1 :
52@part1:
2 :
52:02/11/20 15:38 ID:tLtLAIag
最近忙しくてなかなか参加できませんが、
またよろしくお願いします。
前スレで尊称の話をだーまつ氏がしていたので、それへの横レスです。
巷では時々、天皇陛下の事を「テンノー」と呼んだり、「テンチャン」と呼んだり、
その様な方々を見かけますが、だからと言って取り締まられる事はない。
まぁ、マスコミ内での尊称の取決めくらいは有るかもしれませんが、
制度的に尊称が固定されているわけでは無い。
単なる慣習の話と、人々への強制を同一視するのはズレていると思われる。
3 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/20 16:36 ID:rAZcFhAK
>>2 52氏
新レスありがとうございます。尊称についてですか。
皇后陛下の場合、ご結婚後も「美智子さん」という表現が一部あったよう
です。これも見方によれば、当時の皇后の皇太子妃時代は「様」で、美智
子妃殿下の場合「さん」では、平民出身を軽んじているようで、かえって
おかしかろうという議論があったようです。
だーまつ氏は、みなが貴殿のことを「閣下」と呼ぶと、自分の存在意義に
、何か影響でもあるのでしょうか。
ためしに、「だーまつ閣下」で尊称を統一して見ましょうか。
>>52 新スレ、おめでとうございます。
>天皇陛下の事を「テンノー」と呼んだり、「テンチャン」と呼んだり、
>その様な方々を見かけますが、だからと言って取り締まられる事はない。
それもまた、日本のいいところでしょう・・。
5 :
だーまつ閣下:02/11/20 17:00 ID:FFyq7XPK
折れはデーモン小暮か(藁
>>2-3両氏
ちょっと今日は忙しいので、具体的な議論は後でします。
6 :
だーまつ閣下:02/11/20 17:04 ID:FFyq7XPK
おっと忘れてた
\( `.∀´)/新スレおめでとうございまーす♪
あと、前スレがデリられる前に一応最後のやりとりを転載しときます
992 :だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/19 22:46 ID:aahrvrTn
>>979 権力を持っていなくても、「陛下」「殿下」「さま」などとの呼称が
マスコミに限らず一般化しているという実態を踏まえるならば、
仮に国民多数がそれを許容していたとしても、それはやはり
「皇族」を「他の日本国民」との間に厳然たる差別が存在する証左でしょう。
ええ、仮に天皇や皇族が「国民」でないとしましょうか。
しかし、「国民」でなかったら、国民との間に「差別」が存在してもいいのでしょうか?
たとえば日本国民でない外国人全員に、「陛下」「殿下」「さま」などの特別敬称を付けますか?
日本の多くのマスコミの用語規定では、シアヌークとラナリットには「殿下」の敬称を付ける慣習がありますが、
全外国人にそうしてるわけではありますまい。
続き(996は折れではない、念のため)
995 :右や左の名無し様 :02/11/19 23:57 ID:???
また敬称論争?そんなの呼ぶ側の勝手だよ
「様」付けを強制されてるわけでもないし、逆に付けるのを
非難されるいわれもない。「差別」なんてのはこじつけ
(皇族を呼び捨てにして取り締まられたり逮捕されますか?)
自分が気に入らないだけなのを「反革命」「ブルジョア的」と糾弾
して迫害するようなもん。もちっと成長せんと
996 :右や左の名無し様 :02/11/20 00:00 ID:???
呼び捨ても糞も
天皇、皇室、皇族
これらは全て敬語にあたるわけだが。。。
9 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/20 17:26 ID:rAZcFhAK
猫氏から、前スレでご質問をいただいたので、回答する。
>寧ろ、れ氏の身分の定義を聞きたいんだが。
>俺の定義はとりあえず、生まれもった地位に伴うカテゴリカルな社会評
>価。とでもしようか。
生まれもった地位に伴わなくとも、会社の身分証明書における「○○会社
の社員たる身分」も存在するし、戸籍関係における「公的な身分証明書」
では、禁治産者でないという身分を、唯一の証明ができる。
したがって、身分は、「生まれもった地位」とは無関係ではないかと。
しかも、○○会社の社員・禁治産者などの身分は現在でも存在しており、
、社会評価が必ずしも付属するものでもないし、社会評価自体が身分とは
言いがたい。
「人の、一定期間継続する社会的状況での分類」が身分の定義。
身分制となると、少し違う。上下関係や差別が発生するようだ。
10 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/20 17:36 ID:rAZcFhAK
>8
だーまつ閣下にあらせられては、前スレ996を好感を持って再掲載されて
おられるようですが、その意味では、総理も、議長も、夫人も、メンバー
も、敬語に分類されるのであります。
マスコミは、呼び捨てを非常に嫌うというだけでございますゆえ、マスコ
ミの敬語使いをもって、国民が差別されているとは、恐れながら申せない
のであります。
突っ込みどころは他にもあるが、とりあえずこれだけ。
>だーまつ閣下にあらせられては、前スレ996を好感を持って再掲載されて
>おられるようですが、
好感?根拠は?
12 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/20 17:49 ID:rAZcFhAK
>>11 だーまつ閣下
私めの主観にございます。「ようですが」は「ようでがす」と違って、一
定の推測を含んだ表現の場合がございます。持ち違いましたら、伏してお
詫び申し上げます。
すごいんだよ
ダッテ何千年も前に最初に天皇になっている人の子孫なのだから
>>9 まあ、身分の定義を生まれつきに求めるか、継続した社会的状況に求めるかはとりあえずどっちでも良いんだけど(笑
寧ろ、問題は社会的評価の方だわな。
禁治産者−っつー概念は今はあれだけど−は社会的評価が伴うし−独力で法的権能を行使することが出来ない−
会社社員も社会的評価が伴うでしょ。
前スレ979@れ氏
>権力を持たない天皇を、国民の側から見て身分差別と言えるのかどうか、
なんにせよ、身分と権力は直接は関係ないでしょ。禁治産者や会社社員であることと権力は関係がない。
15 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/20 20:13 ID:rAZcFhAK
>>14 禁治産者であっても、一定の法律行為は可能である。(趣旨とは無関係だが念の
ため。今も存在してるんだよ。ただ、新規の禁治産者は被青年後見人の登記制度
になっているので、できないが。)
>禁治産者や会社社員であることと権力は関係がない。
そうだよ。権力と関係ない身分は、差別とならない。
身分と権力は関係ないが、差別と権力は無関係ではないだろう。
身分が存在するから、即、身分制でもなく、身分が存在するから、必ず差別があ
るものでもない。そのことを言いたかった。補強サンクス。
16 :
52:02/11/20 23:08 ID:Tfr7zLXv
>>3,
>>4,
>>6 皆さん、またよろしくお願いします。
だーまつ閣下とは格好良いコテハン尊称でうらやましい。
ある種、カリスマとも呼べるあの醜怪なツラ構えで国民にニヤリと笑いかける姿はまさにオ○ム心理教の麻原彰晃、その人である。
事実、愛子に至っては若干0歳で、その醜悪な麻原の形相でマスメディアを通し、我々に笑いかけてくる。
マインドコントロールされた愚かな崇拝者達はその姿を見て「かわいい」と言う。
愚かな彼等を救う方法があるならば、私は救いたい・・・
天皇制は「税」と称して、国民からカネを巻き上げている
信者じゃない漏れまで払うなんて嫌なんだけどそうすればいい?
19 :
跳ね馬:02/11/20 23:19 ID:???
>>15 Q:権力を持たない天皇を、国民の側から見て身分差別と言えるのかどうか、
A:言える。
正当な理由(当人の能力とは無関係、あるいは当人の能力等に関する選別
を経ること)無く、地位・身分の保証が血統によってなされるという、特定
の血統を理由とした公権力による特定人に対する優遇(または冷遇)措置は
差別と呼んでなんら差し支えない。
この場合、当該の地位に権力が伴わないというのは、差別であるかどうかの
分水嶺にならないというよりも、そもそも差別する者とされる者、その対象
の混乱であってナンセンス。
20 :
52:02/11/20 23:25 ID:Tfr7zLXv
>>19 跳ね馬氏は、皇族が差別されていると言いたいのでしょうか?
21 :
跳ね馬:02/11/20 23:34 ID:???
>>20 そう見えますか?
見方によってはそう見える人もいるでしょうね。
が、政府が特定の血統に対して、身分を制度的に保証することを差別と呼んで
差し支えなく、その身分が権力的な身分である必要はないよ、と申し上げている
だけです。
れ氏のいう「差別」が天皇を主語にしているのに対し、私は政府を主語にしている
だけのことです。
23 :
52:02/11/20 23:48 ID:Tfr7zLXv
>>21 政府が「差別」する主体であり、皇室を優遇することで、
国民全般を「差別」される対象とお考えのようです。
しかし、政府とは国民が任意に選択できるのではないでしょうか。
それならば、国民が自分達を「差別」しようとも何ら問題ないのではないですか。
まぁ、僕はそれを「差別」とは呼ばないと思いますが。
24 :
跳ね馬:02/11/20 23:52 ID:???
正直なところ、れ君がどういう意図で「権力を持たない天皇を、国民の側から見て身分差別と
言えるのかどうか」といってるのか、今ひとつ図りかねてはいますがね。
この論法で言えば、「男女差別」というものの意味が無くなりますから。
ぼちぼち寝ます。
禿ヲタうざい
27 :
跳ね馬:02/11/20 23:59 ID:???
>>23 ・・・まともに反論する気にもならんな。
問題ないか否かは、今は問題ではありません。後の話です。
今は、差別的扱いか否かを問題としているのです。
では貴方はどういうものを差別とお考えか?
もう寝るので続きは明日にでも。
28 :
52:02/11/20 23:59 ID:Tfr7zLXv
>>24 男女「差別」等は、女性を含めた国民の多くが納得し、
社会的にその構造が是認されている場合は、
別にわざわざ「差別」と騒ぎ立てる必要は無いんじゃないでしょうか。
勿論、女性の多くが「平等」を求める中で、
「差別」が放置されるならば、それは文字通り差別ですが、
顕在化しない論点を掘り起こして、「差別」と騒ぎ立てても、
あまり意味は無いと感じますがね。
(フェミニンがイスラムの女性差別を問題にするのは、このケースが多い)
おやすみなさい。
29 :
52:02/11/21 00:03 ID:55v1cEAI
>>27 差別とは、被差別的な立場にある存在が、
そこから逃れたいと渇望して、初めて差別と認識されるでしょう。
外から見て、あれは「差別」だから解放しよう、等というものではない。
さ‐べつ【差別】
差をつけて取りあつかうこ
と。わけへだて。正当な理
由なく劣ったものとして不
当に扱うこと。「―意識」
区別すること。けじめ。
「大小の―がある」
31 :
52:02/11/21 00:15 ID:55v1cEAI
>>30 「差別」されているという対象が、
「劣ったものとして不当に扱われている」という認識が無い場合、
それは単に「区別」でしょう。
顕在化していないというのは、
自己認識(また社会認識)として劣位に置かれていないという事を指す。
国民は競争社会の中に放り出され、将来の安定がない。
皇室は生まれてから死ぬまで保障されている。
差別という言葉以外でこれをどう表現するんですか?
プ、区別ですか、便利な言葉ですね。
差をつけて取りあつかうこと。
わけへだて。
正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと。
これら全て合わせて「差別」ではなく
いずかれかに該当すれば「差別」ですよ。
>男女「差別」等は、女性を含めた国民の多くが納得し、
ここでは民主主義を主張するんですね(藁
35 :
52:02/11/21 00:31 ID:55v1cEAI
>>32 国民だって十分安定していますよ。
社会保障だって、失業保険だって、何ら問題なく整備されている。
今の日本で餓死する方が難しい。
まぁ、自由を手に入れるために、セーフティーネットを拒否する方達はいますが、
それは自己の都合でしょう。
>>33 2点は差別の必要十分条件でしょう。
差をつけて扱うだけで「差別」とは普通は言わない。
例えば英文学では英語が必修だが、国文学では英語が選択のとき、
英文学専攻者が差別されているとは言わない。
36 :
52:02/11/21 00:34 ID:55v1cEAI
>>34 過去レス読まれていないようですね。
民主主義というか、国民の意思が汲み取られない政治体制は、
極めて不安定にならざるを得ませんから、
人々が納得するというのは、極めて重要な事だと前々から主張しています。
>>33 プ、差別ですか、便利な言葉ですね
区別という意味も含むようになったんですか、
北朝鮮語-日本語辞典では。
ちなみに君が挙げた3つの意味は全て
「差別」の意味であって「区別」とは別だがね。
ま、せいぜい日本語を勉強して出直すんだな。
>>28 何回か聞いたような気がするんだが、
>男女「差別」等は、女性を含めた国民の多くが納得し、社会的にその構造が是認されている場合は、
抽象的には上のようなことが言えたとしても、現実的にそう判断するのは難しいよね。
つまり、「納得」って何?選挙でもしないと、納得しているかどうかわからないよね。
差別する側が勝手に「彼らは今の生活に満足しているんだ」とか言い出すのが許されるとは到底思えないし。
それに「納得」すべき主体は、差別する側である国民というよりも、まずは差別されている−とされる−側でしょ。
さもなければ、多くの差別がそうであるが、部落差別なんかは、部落が反対しても国民の多くが納得すれば
許されることとなるよね。しかも、その場合は、52氏の書き込みに従えば、差別などと騒ぎ立ててはいけないこととなる。
>(フェミニンがイスラムの女性差別を問題にするのは、このケースが多い)
西洋先進国のフェミニストがイスラム女性を代弁できる、と思うこむのは問題があるけれど、
52氏がまた、イスラム女性を代弁できる、即ち、彼女たちは満足しているかのように勝手に思いこむのも少なくとも同様に問題だと思うよ。
この辺の52氏の感覚はよくわからないんだよなあ。
差別かどうかは、被差別当事者が決めればいい、という考えは、俺は必ずしも賛同しないけれど
−この辺の問題については、例えば『公共哲学 3 日本に於ける公と私』 168p以下の井上達夫と斉藤純一辺りの議論を参照−
とりあえず理解は出来る。出来るんだけど、そこから、特権的に、例えばイスラムに於ける女性問題はじつは差別問題ではない、と
自分は認識し得るような言説がどこから出てくるのか疑問なんだよね。それはあなたが決めることではないでしょ。
まず、彼女たちに聞かないと。しかも、現実問題として、イスラム女性が、仮に今の自分の立場が嫌だと思っていても
自由に発言できるとは思えないし。そういう権力関係ができあがっているわけだから。
それにもかかわらず、そういう発言が出てくるのは、かなり疑問。
>>35 餓死とはまた極例ですなw
では、皇族として華やかに生活し、丸々と太り続ける愛子と
幼少から劣悪な環境に育ち、中卒、肉体労働の僕の友人と
あなたならどちらを選びますか?
友人には申し訳ないが、僕なら迷わず前者を選びますが。
それと、その例えはどうかと思いますよ。
人間と学問を同一視するなんてあまりに失礼です。
>>37 おいおい(笑
>>33 >正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと。
これは十分差別だろう(笑
君の日本語能力低すぎ。君は恐らく日本人なんだろうが、だとしたら、可哀想なことに、
まともな教育を受けていないんだろう。
てんのういたほうがいいとおもふ
43 :
52:02/11/21 02:03 ID:55v1cEAI
>>38 確かに差別されている状況下で、それを差別であると声を挙げる事が可能かどうか、
それは猫氏の主張されるとおり、論点になり得る話しです。
そして、外部から「差別」を指摘するケースは、往々にして、
内部からは声が挙げられないと認識しているからでしょう。
ですが、言うほどイスラムの女性は虐げられていないし、
虐げられている場合は、反対の声を挙げている、というのが僕の認識です。
あのタリバン制圧下のアフガニスタンでさえ、女性は隠れながらも声を挙げていた。
そう考えると、内部からの不満が無いのに、外部干渉が必要なほど抑圧された世界というのは、
果たしてどれだけ存在するのであろうか、と疑問に思われる。
で、日本の皇室はどうなのか。
反対の声を挙げるのは容易である。声を荒げても抹殺されることもない。
この状態で「差別」だという声は大きくならないのに、
問題があると認識する方が困難だ。
44 :
52:02/11/21 02:07 ID:55v1cEAI
>>39 そもそも選択肢がおかしい。
確かに義務教育は中学までだが、財政的な理由から中卒を選択する人間は、
僕が知る限り周囲にはいないし、例え日本のどこかに存在したとしても、
統計的な誤差の範囲内の話だ。
(勿論無能者なら論ずるに足りないが)
あと、言語の語義に関して議論する際に、
人と物の差異性がどう影響するのか、僕には全く理解できない。
45 :
52:02/11/21 02:12 ID:55v1cEAI
>>41 ちなみに猫氏は、いわゆる「区別」と同質の、
(1)の意味を議論したいわけじゃないでしょ?
(2)の語義に関して「差別」を語っているのだから、
あまりマヤカシをするのは、いかがかと思われる。
>ですが、言うほどイスラムの女性は虐げられていないし、
>虐げられている場合は、反対の声を挙げている、というのが僕の認識です。
>あのタリバン制圧下のアフガニスタンでさえ、女性は隠れながらも声を挙げていた
虐げられているか否かは、本人達に決めさせればいいじゃん、というのが俺の考え。
本人の意思を判断する際に、「隠れながら」声を挙げさせる、というのは適切ではないでしょ。
アメリカ他諸国の介入がなかったら、タリバン政権はどうなっていたか、っつーのは俺にはわからないけど、
少なくとも当分は、あのままであっただろうし。公的に声を挙げさせなければ意味がない。
又、意見表明させる際に、最低限の知識を与えるのは当然といえば当然の話だと思うので、
世界各国で女性がどのように取り扱われているのか、という点も教えた上でね。
そのように判断させた上でも、イスラム教なりタリバンなりの教義にその女性が殉ずる、というのであれば、
その判断は原則として、尊重されるべきであろう。それ以上のフェミニズムの介入はお節介、といわざるを得ないかもしれない。
>日本の皇室はどうなのか。
>反対の声を挙げるのは容易である。声を荒げても抹殺されることもない。
いや、天皇制反対、と天皇が語るのは、政治的発言でしょ。どう考えても憲法違反だと思うが。
48 :
52:02/11/21 02:28 ID:55v1cEAI
>>46 世界の趨勢を伝えるというのは、非常に重要だと思う。
ただ、それは「教育」であってはいけない。
あくまでも客観的な情勢分析としてならば、意義深いと思いますけどね。
その上で、それぞれの人々が、独自に考えることだ。
ただ現在の西欧列強は、それすらも介入する。
反対の声を挙げるのは、国民の方ね。
皇室が自己の立場に反対することは、取り敢えずは想定しない。
>>9 細かいツッコミで申し訳ない。
民法が改正されたもんで、禁治産者、準禁治産者という用語が消滅して、1999年
から成年(被)後見人、(被)補佐人、(被)補助人って分類に変わったんだよ
ね
>>48 >ただ、それは「教育」であってはいけない。
>あくまでも客観的な情勢分析としてならば、意義深いと思いますけどね。
>その上で、それぞれの人々が、独自に考えることだ。
これはその通り。「客観的な情勢分析」と「教育」が切り離して考えられるものか、という点は
問題だけど、とりあえず、事実だけを教える、というのは重要。
個人として判断出来るようになった上で、それでも、前近代とでも言うべき文化に与することは勿論自由。
日本で言えば、男は外で働いて女は家を守る、という価値観は、近代的とは言えないかもしれないが
−まあ、エンゲルス辺りに言わせれば、家父長制は資本主義の産物らしいけど、これは端的に嘘な訳だが−
自分で考えた上で、そのような判断をなすのは全く自由。
>反対の声を挙げるのは、国民の方ね。
>皇室が自己の立場に反対することは、取り敢えずは想定しない。
ああ、成る程。天皇の話の方かと−このスレの今までの話の流れで−思ってた。失礼。
51 :
右や左の名無し様:02/11/21 04:05 ID:sCqRceaq
まぁ、何だぁ〜。
指三本とか、変態とか(首相にはなってないが)、ゲジ眉とかホモじじぃとかが
日本の元首でも平気なら皇室は無くなってもいいと思うが。
52 :
保守を考える:02/11/21 11:49 ID:nmP2CR+o
「差別」について話題になっていますが
私が小学生だったころ、代議士の子息が同級にいまして、
その級友の住む別宅(実家は地方にある)に遊びに行った時に
その豪華さに驚いた(ワクワク?)記憶があります。
そして、しばらくの間それ(子息と私の社会的関係)を「生まれながらの差別」と解釈していました。
さて、このような「心証」の延長線上にあるとした「天皇制の差別」は
議論するに足りるでしょうか?
53 :
52:02/11/21 14:57 ID:vBaHL0lL
>>50 さてその上で、話しを皇室の方に戻すと、
人々は世界の多様な国家形態を知っている。
そして、国民が望めば別の制度へと移行させることも可能だ。
だが日本国民は、自分達の意思で皇室を存続させている。
これらの事情から、皇室の存在が「差別」だから、
そうだから廃止しろという話しには決してならない。
人々がそれを差別だと感じず、極々自然なものと認識しているのですから。
54 :
保守を考える:02/11/21 16:06 ID:yb337HMZ
>>53 >国民が望めば別の制度へと移行させることも可能だ
>だが日本国民は、自分達の意思で皇室を存続させている。
疑問に思うのですが、そもそも「国民の意思」で
国家なり、その政体、統治機構が発生したことがあるのでしょうか?
つまり「日本国民の総意」というのは、言葉上のまやかしであり
ただ、自覚していようが無自覚でいようが、それに従わなければならない
という、ニヒリズムが蔓延しているだけなのではないのでしょうか
>人々がそれを差別だと感じず、極々自然なものと認識しているのですから
「差別」を感じるモノであるとするならば
やはり「差別」はあるということになります。
そして、皇室の存在の由来が不明である現在の学術的限界はさておき
生物学上、同じ「人間」である天皇が存在するという概念(事実判断)が「真」である限り
その存在が「人為的」であると考える方が自然です。
人為的であるが為に、体制の成立過程が問題になります。
「差別」がなぜ良くないと言われるのかを考えると、
差別が発祥する要素として「暴力」が考えられるからです。
国家(体制)の成立はこの「暴力」の行使を除外することが果たして出来るのでしょうか?
55 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/21 18:29 ID:xYiOhsSZ
「身分制による差別だから、皇室存続反対」は論理的でない。
1、たとえ天皇という立場が身分であっても、身分の存在=身分制ではない。
2、身分の存在=差別ではない。
3、差別と呼ぶからには、「不利益をこうむる被害者」の存在が必要である。
国民は天皇に対し、なんら不利益をこうむっていないし、将来も不利益をこうむ
る恐れがない。なぜなら、天皇は国民に対して、何かの権利行使・権力行使が、
まったくできないからである。
またここに「差別感」を感じれば差別ではないか、との議論がある。
これは違う。「天皇に対し、差別されているような印象」を受ける人もいるだろ
うが、印象だけでは何の被害もない。被害もないのに被害者面してはいけない。
>1、たとえ天皇という立場が身分であっても、身分の存在=身分制ではない。
じゃあ、単なる身分の存在と身分制の存在の違いは何?
57 :
右や左の名無し様:02/11/21 20:59 ID:98AFuFeh
58 :
跳ね馬:02/11/21 21:39 ID:???
>>53 国民が望めば制度を変えることが可能である。
その制度は存続している。
存続しているということは、国民は制度の変更を望んでいない。
従って制度の変更に関する議論は無意味である。
理由と結論が循環してますな。
できの悪い詭弁の典型例です。
59 :
保守を考える:02/11/21 22:12 ID:Y0Z1m4HB
>れ氏
>「身分制による差別だから、皇室存続反対」は論理的でない
そのとうりです。
私は「心証」の延長線上にあるとした「天皇制の差別」など議論してどうするのですか?
と、問うています。
ただ、「差別」に実害があるとするのなら、その根源が「暴力」を伴うと云いました。
あまり長々としても仕方がないので、結論を云いますが
好む、好まざるにかかわらず、国家(体制)の成立段階における「暴力」(強制)を
受け入れざるを得ないのです。
天皇制を打倒しても、その体制は「暴力」を伴い、そして「差別」を生むのです。
60 :
右や左の名無し様:02/11/21 22:14 ID:xzN0NMAD
皇室の存在に国民の意思は反映されとらんように思えるが。
61 :
マサカド:02/11/21 22:30 ID:Sa3CCZJt
>>52氏
新スレ乙、アラハバキは気にくわなかったか・・やっぱり、アズマ主義分派活動に
巻き込もうと画策した意図が見え見えの名付けだったか? とにかく強そうな名前が
いいなら、鬼の名前や(ex.酒呑童子)悪〜という名のコテハンなどもいいかもしらんね。
62 :
マサカド:02/11/21 22:33 ID:Sa3CCZJt
>>60 国民が制度の存続を望んでいるかいないか、どうやって判断するつもり?
世論調査も信用できず、国民投票も存続を決するための手段として問題外とするなら。
63 :
右や左の名無し様:02/11/21 22:41 ID:vuwYZt3k
って言うか、天皇いらないでしょ?
景気が悪いとかいってんのに、天皇にいくら使ってんの?アホらしい...
64 :
ぁゃιぃアズマ人:02/11/21 22:42 ID:OLsFwQaA
日本国憲法によると「天皇は、日本国民統合の象徴」とある。
天皇が、明治以降に作られた「統一国家日本」の象徴であるなら、
封建的地方主権を掲げる俺様の立場から言って、断じて天皇も
天皇家の存在も許さない!
日本は、地域主権の集合体であり、天皇の下に統一された単一の
国家と言うのは薩長どもの捏造だ。断固として、日本統一の象徴である
天皇と天皇家を廃絶し、地域連合体としての日本を復権しなければ
ならない。
天皇家は薩長に組し、統一日本を作り伝統的地域社会を破壊した。
日本と地域の伝統的なあり方を破壊した天皇家は廃絶されて当然である!
日本統一の象徴、国民国家日本の象徴「天皇」を廃絶し、伝統的
分権国家を目指そう。天皇は、分権社会の公敵だ!(藁
65 :
ぁゃιぃアズマ人:02/11/21 22:46 ID:OLsFwQaA
>>63 禿げどう(藁
天皇家は金喰い虫だ!ガキのために、税金で象を養わせたかと
思ったら、今度は嫁の家の保存に金を使えと言う。
天皇家を繁殖させてよいことなど何もない。誕生日の象を養わせ
られたり、只の家を無駄に保存させられたりするだけだ!(藁
>>60 根本的な疑問だが。
じゃ、何で天皇制は存在してるんだ?憲法改正論議自体殆ど聞かれない理由は?
金食い虫で、非民主主義的な世襲の身分制で、あとなんだっけ?
君らの言う所の、いらない理由がいくつもあって、
【国民の意思は反映されとらんように思える】ならば。
惰性かよ?それとも誰かの陰謀か?
67 :
跳ね馬:02/11/21 23:15 ID:???
>>66 >惰性かよ?
あの擁護派8割説の根拠となっているかのアンケート結果を見る限り、
その通りだろうな。
68 :
保守を考える:02/11/21 23:31 ID:YDLUcMbX
>>64 面白い発想ですね。
>天皇の下に統一された単一の国家と言うのは薩長どもの捏造だ
もう少し具体的に自説をうかがいたいのですが
>>65 >今度は嫁の家の保存に金を使えと言う
事実誤認に気が付いていて、わざと仰っているのですか?
69 :
ぁゃιぃアズマ人:02/11/21 23:34 ID:OLsFwQaA
>>67 >あの擁護派8割説の根拠となっているかのアンケート結果を見る限り、
>その通りだろうな。
ほほ〜う惰性かね?
じゃ、仮に惰性だとして、なんで国会で憲法改正論議が起きないんだよ(笑?
予算の無駄遣いで差別的制度で象徴天皇制を定めた現憲法が不合理なんだろ?
ぐずぐずしてないで、早く憲法改正させよ。はね馬君。
もうかれこれ50年も【惰性】で続いてるぜ?
71 :
跳ね馬:02/11/22 00:00 ID:???
>>70 何を言っとるんだ?
まさにその通り、そういう状態を惰性と呼んでるんだが、日本語能力大丈夫か?
>>71 日本語能力に問題があるのははね馬君、君だろ?(笑い
【惰性】を50年も放置せずに、
とっとと憲法改正させて、象徴天皇制を廃止させたらどうなんだ、と逝っているのだよ。
もし本当にそれが【惰性】ならさ。
ついでに、どこをどう押したら
>かのアンケート結果を見る限り、その通りだろうな。
になるのか教えてくれよ。
74 :
跳ね馬:02/11/22 00:08 ID:uDzdHB/5
なんで惰性だったら放置しといちゃだめなんだ?
75 :
跳ね馬:02/11/22 00:10 ID:uDzdHB/5
>>73 消極的な現状維持に基づく支持がほとんどでで積極的な維持論を読みとれないから。
天皇=学生時代もらったトロフィー
なんの役にも立たないが、過去の栄光の証を捨てるのは忍びない。
77 :
跳ね馬:02/11/22 00:14 ID:???
おやすみ
78 :
堕亞魔津閣下 ◆XmasLLusH6 :02/11/22 00:16 ID:V2qwfUap
>>2 >単なる慣習の話と、人々への強制を同一視するのはズレていると思われる。
本来の文意に即して言うと、私はれ君が前スレ979で「天皇の存在は身分差別ではない」と言った、
そのことの反証を与えたかったわけです。…という前提で聞いてください。
少なくとも、社会人でない人間に敬語の使用が強制されていないという事実は喜ばしいことです。
ただ社会に出ると、様々な場面で「皇族への特別敬語」を強要される場面があることもまた事実です。
まあ学生や主婦にはあまり関係のない話ですが、仮に「強制」がないとしても、
世間の人々、とりわけ世論に多大なる影響を与えるマスコミにおいて「陛下」などの特別尊称(他の日本人にはつけられることのない尊称)
が使用されるということは、その尊称を与えられる人(皇族)と与えられない人(皇族以外の全日本人)との間に、
明確かつ先天的な(つまり、本人の努力や資質によらず、血統による)「差」を付けられているということです。
そしてここからが重要なんですが、「『陛下』などの尊称を好んで使う人間は、自ら納得してるんだから差別にはあたらない」
という意見は誤りです。彼らは「差別されていない」のではなく、「自ら望んで差別される側に甘んじている」だけです。
繰り返しますが、合意があるから差別ではない、というのは誤りです。
それならば、前世紀の米国で、主人に文句を言わなかった黒人奴隷は「差別されてなかった」と言えるのか、という話になります。
>>74 >なんで惰性だったら放置しといちゃだめなんだ?
じゃ放置すりゃいいじゃないか。
放置せずに廃止論主張してるのは他ならぬ君なのに、その質問はないだろうよ?
80 :
堕亞魔津閣下 ◆XmasLLusH6 :02/11/22 00:19 ID:V2qwfUap
>>3 >だーまつ氏は、みなが貴殿のことを「閣下」と呼ぶと、自分の存在意義に
>、何か影響でもあるのでしょうか。
ネタにマジレスすると、「閣下」という呼称は本来、世襲君主でない高官に対する尊称ですから、
天皇制の論議とは関係なく思います。
>>75 跳ね馬氏(どうも。)なぜ、消極的じゃいかんのだ?
正常に機能している制度に、積極的に賛成しなければならん理由はない
よ。
82 :
保守を考える:02/11/22 00:23 ID:JG3R/aEb
>>69 非常に面白い考え方ですね。
なるほど「皇国史観」にもいろいろあるものですね。
参考になります。
ところで、あなたの尊敬?する以下の人物は
平将門(桓武平氏)・頼朝、尊氏(清和源氏)・徳川家康(自称、新田氏)
と、結局、皇室とゆかりのある方々なのですが。
そういえば、明治新政府の議定職に徳川慶勝(尾張藩主)の名前がありますね。
83 :
右や左の名無し様:02/11/22 00:47 ID:onCMpV09
高円宮憲仁親王殿下ご薨去に際し、衷心より哀悼の意を表します。
We offer our sincere condolences
for His Imperial Highness Prince Takamado.
>>78 役に立ってるんだよ。
恐怖とか畏れってのは人間が抱く最も原始的で強固な感情なんだ。
そして万世一系で神の子孫、災害を及ぼす荒ぶる神を鎮める能力を持つ天皇に、
日本人の多くは畏怖心、畏れを抱いているんだと思う。
敬愛している感情というのも勿論あるだろうが、俺は敬愛が本質ではないと思う。
中近世の権力者が結局天皇制を打破できなかったのも、
祟りや罰を恐れてのことだったのではないかと俺は推測する。
そういった権威には、世の中に対して極めて大きな影響力がある。
しかも外国の王家と違って宗教的権威で無謬なので、飛び道具みたいなものだね。
だから政治の上でも使い道があるんだ。
どういう使い道があるかは、例えば明治維新後に色々な事例があるし、
象徴になった現在でも色々な場面で利用されているよ。
そうすることで国民の多くが安心するんだ。
決して役に立たないんでも、まして惰性で続いてるんでもない。
あとは共感するかしないかだけの話だ。
共感しない奴が国民の80%になれば、そりゃあ廃止されるだろうしね。
85 :
84:02/11/22 01:03 ID:???
>そして万世一系で神の子孫、災害を及ぼす荒ぶる神を鎮める能力を持つ天皇
断っとくけど、これは理性的にはフィクションね。
しかしフィクションであっても、感情的には神秘とか、畏れを感じるかどうかってこと。
このスレで合理主義をぶってる人がいるけど、人間は理性だけで生きてるわけじゃないからね。
理性>感情でもないし。
86 :
84:02/11/22 01:14 ID:???
俺にとって皇室の存在意義は俺がこのスレに書き込んでる事です
ってことでちょっとは存在意義あるんだろうな
皇室あってもいいけど昭和とか平成とかの年号はやめて欲しい
頭悪い俺には西暦とゴチャゴチャして困るよ
88 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/22 16:29 ID:1wZGwHn/
>>78 堕亞魔津(だーまつ)閣下
閣下がご不満であれば、「殿下」ではいかがでしょうか。
殿下のご発言の趣旨は、「陛下などの特別尊称」がつけられること自体、血統に
よる差別である、とのことであろうかと存じますが、尊称をつけなければ、天皇
という存在は容認されるのでありましょうか。殿下の日頃のご発言ではそのよう
な事はないと拝察いたします。本質的な問題ではないかと思われますので、どう
かご理解いただきたく、お願い申し上げます。
なお、奴隷は明らかに差別による被害が発生しておりますし、奴隷に自ら望んで
なったものは皆無と申せましょうから、皇室との比較はいかがなものかと存じま
す。国民の被害が、敬称を強制(私は強制ではなく、要請と思いますが)される
程度であり、皇室の方々も、差別による被害は存在しておりません。
軍人や警察官が、自分達の仕事は命をかける場合もあるから、他の国民から差別
されているなどと思わないことと同じでございます。
「差別」と、単なる「差」を混同なさいませんように・・・。被害者が存在しな
ければ、差別では有りません)
89 :
悪源太(52改め):02/11/22 16:54 ID:F7MTyT/x
>>58 勝手に人の意見に加筆して要約しないで貰いたい。
「差別」を議論することが「意味が無い」などとは一度も言っていない。
どんな場面でも、様々な事態を想定し、様々な事を思索することは非常に有意義だ。
ただ、それが現実の政治過程において、「差別」を理由に皇室廃止を掲げるのは、
国民の支持は得られていないと言っているだけである。
>>61 またよろしくお願いします。
悪は良いですねぇ。悲運の武将源義平に敬意を表して、悪源太と名乗りましょうか。
90 :
悪源太:02/11/22 17:03 ID:F7MTyT/x
>>54 フランスなど、国民の意思で大統領の政治的権限増やしたり、
反対に削って象徴的にしてみたり、いろいろやっていますよ。
勿論暴力的な経過を辿らずにです。
日本の場合になかったということと、現在可能であるということは矛盾しない。
>「差別」を感じるモノであるとするならば
>やはり「差別」はあるということになります。
この部分はいまいち意味がつかめない。
保守考氏が「差別」を感じているということでしょうか?
92 :
悪源太:02/11/22 17:27 ID:F7MTyT/x
>>78 尊称の問題は、いくらマスコミが自己規制しようとも、
それは「自己」のルールであって、法的には全く意味がない。
マスコミなんていう存在は、大きく常識から逸脱している世界なんだから、
その様な非常識世界を取り上げることに意味が感じられない。
別に僕はだーまつ氏がだーまつ閣下と呼ばれることを好むのなら、
喜んでだーまつ閣下とお呼びするし、だーまつ陛下と呼ばれたいのでしたら、
だーまつ陛下とお呼びしますよ。
ただ余談ですが、古典などを読んでいますと、二重敬語等で人物が特定される、
その様な非常に面白い日本語が繰り広げられているのが僕は好きです。
黒人差別に関しては
>>88のれ氏とほぼ同じ意見です。加えるならば、
奴隷とは労働ではなく存在そのものが金銭で売買される存在です。
虐げられるかどうかではなく、本質はその点にある訳ですから、
皇室と類比するにはあまりにも無理がある。
93 :
右や左の名無し様:02/11/22 18:03 ID:LYiPlyxS
>>1 一部の馬鹿どもには伝わってないんだけど、君にだけコッソリ教えるね。
存在意義なんてコレッポッチもないんだよ。わかった?
>>92 「52氏」改め『悪源太』氏・・・いい名前です。改めてよろしく。
皇太子殿下は特別な尊称で、単に殿下であれば「太陽にほえろ」の刑事の
ニックネーム、ダーマツ氏に殿下とつければ、ギャグ。
その程度のコトバで、差別サベツと声高に主張するのは、いやはや、困っ
た風潮です。
95 :
右や左の名無し様:02/11/22 19:05 ID:gg/0rdK4
おれが小学校低学年のときさあ、
日テレでルパン3世の再放送を毎日欠かさずみてたのよ。
で、ある日その再放送も最終回を迎えて、幼かったおれは
テレビの前で正座してみてた。
タイトルは「さらば愛しきルパン」だったかな?
前半パートではルパンはほとんど登場せず、変なロボットが
出てくるわ、銭形警部が大活躍だわでもうおれは手に汗握って
ハラハラドキドキしながら画面に食い付いてた。
で、後半が始まったあたりかな?
いきなり番組が中断されてニュースキャスター登場。
「天皇陛下の容態が急変しました」
は?って感じだったよ。
もしかしてルパンおわり??なに?天皇?別に死んでないんだろ?
あのじじいの容態はルパンの最終回より重要なわけ??
リアル消防だったおれは泣いた。大泣きした。
「天皇なんてはやくしねよ!!」と怒鳴って家族中からスゲー剣幕で
怒られた。そのときの家族のヒステリックさ加減はもう病気みたいだった。
そのときの事がトラウマになって、今でもテレビで皇室関係のニュースが
流れるとムカムカしてくる。もう本能で。
高円宮が亡くなったのも若さとか考えると普通に可哀想だとおもうが、
悲しい悲しい言ってる奴をみるとアホかと思う
天皇=長嶋茂雄
97 :
悪源太:02/11/22 19:12 ID:F7MTyT/x
>>95 小学生時代の思い出話はともかく、
いい年して、人の死(及びそれを悼む人々)に対して、
その様な認識を抱いている自分を、
もう一度見つめ直した方が良いと思われますよ。
思想信条の差異は尊重しますが、
他者の死を侮蔑する人間は、例え僕に近い信条であろうと、
全く異なった信条であろうと関係なく、
ただただ軽蔑するのみです。
98 :
保守を考える:02/11/22 19:34 ID:/p9Omhfv
>悪源太(義平)
私が述べた「差別」については
>>52 >>59に書いてある通りです。
補足しますが、「差別」を感じるだけの人にとっては、
「差別がある」とただ言ってみるだけであり、思想的にはあまり意味がないと考えます。
フランスが第5共和制から第6共和制に移行する時、当然「憲法」を改正しなければなりません。
つまりそこには「新体制」への以降のため、図らずとも強制という「暴力」が発生します。
翻って、天皇制を廃止するときはどうでしょうか。
あなたは
>日本の場合になかったということと、現在可能であるということは矛盾しない
と、仰いますが
確かに理論的に矛盾しないということは判りますが
果たして、現実的に可能なのでしょうか?
>>95 皇室に批判的な人は、若い世代に多いらしいが、結局子供っぽい
「権威に対する反抗心」
であることも多いという事が、よく分る。
公共心教育の必要性も痛感する。
100 :
悪源太:02/11/22 19:41 ID:F7MTyT/x
>>98 いまいち何を仰りたいのかわからない。
憲法改正という手段が、「暴力」であるというのが理解できないのです。
あるルールに則って行われる行為を、一般的には「暴力」とは言わないでしょう。
また民主制下でのルールに則れば、「強制」とすらあまり言わないでしょう。
そして、国民の7・8割が皇室の存在を否定的に捉えれば、
現実問題として容易に制度としての皇室は廃止されます。
勿論国民の多数がそれを望むなどとは、現実的では無いと思いますが。
「差別」と一部感じる人がいるだけである、という主張には同意です。
世の中色んな子と考える人はいるものです。
101 :
右や左の名無し様:02/11/22 19:47 ID:1mnABI/g
>>99 君主制から共和制への流れが(一部逆行はあっても)世界的な
流れだが。
ここ200年で世界は幼稚化してきたのか?
102 :
右や左の名無し様:02/11/22 19:54 ID:LlyMhPmh
>>99 皇室廃止論者は5割を越えていると思うよ。
表面化しないのは、
右翼が怖い。村八にされたくない。親戚にも悪影響、不利益が及ぶかもしれない。
これが精神的な抑止力になっています。
103 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/22 19:58 ID:LdjvoL4k
>>101 日本に手塚治虫がいたから、コミックスは日本では、大人も読む文化とな
った。
同様に、日本には天皇の存在があったから、象徴制が存続する。
なんも、幼稚化していない。世界の君主の中で、一切の権力を放棄した君
主は存在しないから、比較にならない。
国の制度を、世界と比較しながら模索するという時代は、既に過ぎ去った
のではないかな。(もう西欧のマネッコはいいだろう。)
104 :
保守を考える:02/11/22 20:02 ID:/p9Omhfv
>悪源太氏
まずですね、現在の民主主義の解釈として、その大前提にあるものが
「多数決の原理」ですよね。
では、少数者の者にしてみれば、そこには自分の意志と反する「強制」があるわけです。
確かにあなたの仰る「暴力」が一般的ですが、
「暴力」にも諸形態があることも確かです。
多数の民意にそれでも抵抗する人をどうしますか?
そこにも「暴力」が発生します。
105 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/22 20:04 ID:LdjvoL4k
>>102 その割には、皇室に批判的な社民党や共産党の票が伸びませんね。
これも、その抑止力が原因でしょうか。私にはそうは思えませんが・・・。
106 :
右や左の名無し様:02/11/22 20:05 ID:LlyMhPmh
長野みたいに、選挙で市民革命を起こすしかないのかな?
107 :
保守を考える:02/11/22 20:10 ID:/p9Omhfv
>>101 そして、「君主制」に戻るのが「政体循環論」です。
世界の流れとは、地球外の話ですか?
108 :
悪源太:02/11/22 20:14 ID:F7MTyT/x
>>104 「多数の民意にそれでも抵抗する」と言うのが、
そもそもどういう状況か分からない。
民主制を始めに了解しておいて、結果が出てから反対するというのは、
「強制」であろうが、「暴力」的であろうが、制圧されて当然でしょう。
そんな我が儘な愚か者に付き合わなければならない道理はない。
勿論、多数者による少数者の迫害などのケースはこれとは異なりますが。
109 :
右や左の名無し様:02/11/22 20:14 ID:jz3ZI8u4
2600年間近親交配を繰り返してきた天皇家の遺伝子はボロボロ。
良い例⇒大正天皇
110 :
102:02/11/22 20:18 ID:LlyMhPmh
>>105そうです、だって言葉は古いが「左翼政党」なんですもの。
資本主義に立脚した体制を守り、天皇制の廃止を主張する政党が
あれば票は伸びるよ。
でもさっき言ったように言論の自由が保証されていても抑止力が
働くから共和主義を主張して立候補する者もなかなか現れないし
それを報道する機関もマスメディアではできないので現状は
なかなか変わりませんな。
111 :
101:02/11/22 20:20 ID:ZVHCb0iL
>>107 君主制に戻ったのはごく僅かの国ですね。(しかもドキュン国が多い)
少なくとも、アメリカ、ドイツ、フランスあたりが君主制を採用すれば
おれも持論を撤回するよ。
112 :
保守を考える:02/11/22 20:26 ID:/p9Omhfv
>悪源太氏
>民主制を始めに了解しておいて、結果が出てから反対するというのは、
>「強制」であろうが、「暴力」的であろうが、制圧されて当然でしょう
「諫早湾の干拓工事」はどうですか?
反対勢力は制圧されて当然ですか?
113 :
悪源太:02/11/22 20:26 ID:F7MTyT/x
>>102,
>>110 すさまじい妄想ですね。
日本には投票の秘密があり、投票をして迫害されることはない。
共産党ですら、恥ずかしげも無く顔を出せるのですから、
共和制の主張くらい容易にできるでしょう。
5割の支持があるならば、彼彼女らは大量得票で当選ですよ。
114 :
悪源太:02/11/22 20:30 ID:F7MTyT/x
>>112 諫早湾などの場合は、国会の意思が国民の民意とズレているという事が、
問題視されている様に思われます。
というか国会予算論議では、個別の細かい事象は官僚任せになっており、
問題が顕在化した後に始めて、議員たちも自己の過去の決定を見直すのが現状でしょう。
適当な例としては、諫早湾などではなく、成田闘争等が良いと思われます。
115 :
保守を考える:02/11/22 20:34 ID:/p9Omhfv
>>111 >アメリカ、ドイツ、フランスあたりが君主制を採用すれば
少なくともこの3国が同じ形式の政体ではないことは知っていますよね?
200年前でしたら、まずフランスとドイツは一度クリアしていますね。
世界の流れという「根拠」も希薄です。
イギリス・カナダ・オーストラリアの国家元首が誰だか知っていますか?
116 :
101:02/11/22 20:34 ID:ZVHCb0iL
天皇制に関して国民を分類すると
ごく一部の熱心な支持者
ごくごく一部の熱心な反対論者
あとは、あまり関心がない、興味がない、あってもいいか
くらい考えの持ち主でしょう。
117 :
悪源太:02/11/22 20:42 ID:F7MTyT/x
>>111 ベネルクス三国、北欧の国々、イベリア半島、
東南アジア、中東の国々、ヒマラヤの麓も、
こんなに素晴らしい王国が世界に点在しています。
王制か共和制かと、国の優劣は関係ない。
>>116 世の中の制度で、そうそう多数が積極的に指示しているものなど無いですよ。
国会が必要かどうか世論調査したら、必要だという積極的支持よりも、
あった方が良いのではないか、程度の指示の方が多いんじゃないですか?
118 :
保守を考える:02/11/22 20:44 ID:/p9Omhfv
>悪源太氏
「減反法」等の法律は民主制の手続きをふんでいますから、その点は問題はないはずです
もし、民意とのズレがあるのならば「違憲訴訟」に、委ねるのもあります。
適当な例などあげたらキリがありません。
ようするに、民主主義ですら「少数者」に対する「暴力」(強制)ということを
あなたは、お認めにならないということですか?
119 :
右や左の名無し様:02/11/22 20:46 ID:LlyMhPmh
>>悪源太。おまえ馬鹿じゃないの「左」は駄目と110で書いたでしょ。
それに天皇制なんて争点のひとつにしかならないし投票の動機にならない
可能性だってあるでしょ。
それと抑止力。正面きって「天皇制反対」と叫べば右翼に殺されるかもしれない
命がなくなっちゃえばそこで終わっちゃいますしね。
120 :
悪源太:02/11/22 20:50 ID:F7MTyT/x
>>118 少数者が多数者に従うことは、民主主義のルールの下では当然であり、
そのような「強制」は別に何ら問題の無いことです。
(勿論、種々の人権を侵害したり、などの場合は除きますが)
加えてそれと、「暴力」は結びつかないと言っているのです。
ルール対して利己心のみで拒否する者へは、
警察権力等を利用することもあるかもしれませんが、
それは本質的な問題ではない。
自己が是認したはずの民主主義に従わない方に問題があるのですから。
アホか(w
122 :
悪源太:02/11/22 20:54 ID:F7MTyT/x
>>119 天皇制廃止を叫んでいる共産党員が、
右翼に殺されたなど、ついぞ聞いた話はありません。
昔、長崎市長が狙撃される事件がありましたが、
彼はその後警察の手厚い保護により、無事に人生を送っている。
天皇制廃止を述べる権利は、国家が守ってくれるのですよ。
自民党と全く同じ主張で、プラス共和制を唱えれば良いでしょう。
123 :
跳ね馬:02/11/22 20:59 ID:???
>>89 >28 :52 :02/11/20 23:59 ID:Tfr7zLXv
>
>>24 >男女「差別」等は、女性を含めた国民の多くが納得し、
>社会的にその構造が是認されている場合は、
>別にわざわざ「差別」と騒ぎ立てる必要は無いんじゃないでしょうか。
>勿論、女性の多くが「平等」を求める中で、
>「差別」が放置されるならば、それは文字通り差別ですが、
>顕在化しない論点を掘り起こして、「差別」と騒ぎ立てても、
>あまり意味は無いと感じますがね。
52君こそ、論点や主語目的語をすり替えたり自分で書いた内容を忘れたり
しないで下さいね。
>>88 >「差別」と、単なる「差」を混同なさいませんように・・・。被害者が存在しな
>ければ、差別では有りません)
こりゃまた凄まじい恣意的な言葉の解釈、しかも激しい誤解ですな。
差別というのは、合理的(時代や社会背景によって解釈は変わるでしょうが)な
理由なく区別をもうけることです。被害はその結果に過ぎません。原因は結果を
生みますが、結果は原因を拘束しませんね。
52君といいれ君といい、原因と結果をすり替えたり、理論と結論を循環させてみたり、
(あと内容とは関係ないが)文体が不一致だったり、もう少しきちんとした内容と文章を
書き込んで欲しいものです。
124 :
保守を考える:02/11/22 21:05 ID:/p9Omhfv
>悪源太氏
>自己が是認したはずの民主主義
なにを根拠に仰っているのですか?
「天皇制」も同じく、私たちが生まれる遥か前からあるのですよ。
当然、それらを「是認」してから、生まれてきたわけではありません。
>種々の人権を侵害したり、などの場合は除きますが
例外がある以上「問題」なのです。
>警察権力等を利用する
国家権力の行使がその政体の「本質」なのですが
125 :
悪源太:02/11/22 21:07 ID:F7MTyT/x
>>123 >>24の文章は、外部から「お前それは差別されているぞ」と「教え」ることを批判している。
外部の人間が、外部の人間同士で、ある社会を観察し、議論することは重要だ。
左よりの思想の方は、議論と運動が分離できない方が多いが、
僕はその辺は別だと考えていますので。
126 :
右や左の名無し様:02/11/22 21:12 ID:LlyMhPmh
>>122
本当にどうしようもない奴だな、共産党が党の主張として街頭演説で天皇制廃止を叫んだ
ことは一回もありませんよ。一応「今は護憲」と叫んでいますし。
街頭で天皇制反対と毎日叫べば右翼は来ます、殺さないかもしれませんが
殺されるかも知れません。
でも、人垣が増えてくれば鉄砲玉が飛んでくる可能性は高くなります。
それと抑止力のもうひとつ村八になります。経済的に干されます。
餓死するような事はないでしょうが。現状の経済的状態と
天皇制反対を叫んだ時のリスクを考えればやっぱりそう思っていても
黙ってしまいます。
「天皇制廃止を述べる権利」はある程度保証されますが、
守るものは言論の自由だけです。
警察の手厚い保護の下で生活したくはありませんし、逆に警察に
盗聴されちゃったりしますものね。
127 :
悪源太:02/11/22 21:13 ID:F7MTyT/x
>>124 民主主義自体を是認しない場合、民主主義を止めるようまず行動すべきだ。
民主主義に反対する行動をせず、民主主義の中で生き、
そして民主主義的に決まったことにだけ結果を見て反対する。
その様な態度は、アホらし過ぎて議論の対象にもならない存在でしょう。
どこの世の中にもおかしな奴はいるから、
警察などによって強制排除とかの手段は必要ですが、
普通は自分達で決めた、もしくは是認しているルールに基づき、
人は自分の意に添わなくても、しっかりと行動する。
>例外がある以上「問題」なのです
文意が理解できません。
128 :
跳ね馬:02/11/22 21:18 ID:???
>>125 仰る意味がよく分からないんですが、私の読解力と貴方の文章、どちらに
問題があると思いますか?
129 :
悪源太:02/11/22 21:18 ID:F7MTyT/x
>>126 別に街頭演説しなくても、
教義経典に天皇制廃止は載っていた筈です。
十分殺害対象になるんじゃないですかw
100歳過ぎまで天寿を全うされたのは、どこの共産主義者でしたっけ。
共産党が街角で天皇制廃止を主張しないのは、
また最近皇室を是認する方向であるのは、
政権を取るためには、天皇制廃止を訴えていたら、
党勢拡大が困難だと気付いたからですよ。
間違っても暗殺を恐れてではない。
妄想爆発されるのは勝手だが、もうちょっと説得力ある妄想にしてもらいたい。
あ、説得力が無いから妄想なのか。
130 :
悪源太:02/11/22 21:21 ID:F7MTyT/x
131 :
悪源太:02/11/22 21:23 ID:F7MTyT/x
132 :
保守を考える:02/11/22 21:31 ID:/p9Omhfv
>悪源太氏
例えばですよ、あなたが北朝鮮に生を受けたとします。
現実的にどう行動するのですか?
つまり何が言いたいのかといいますと
国民の過半数による「天皇制」の反対を、あなたはその決定が
民主主義という理由で支持するということですよね。
あなたの「思想・信条」は多数の民意により左右されるのですか?
まさか、そんな付和雷同的なわけじゃないと思いたかったのですが・・・
例外が認められるのなら、その制度は100%ではないということですから
改正なり改善の余地があるということですよね。
133 :
跳ね馬:02/11/22 21:32 ID:???
>>130-131 そんなに興奮して二重カキコなんてしなくていいですよ。
それにそんなことは読めば分かりますから訂正してもらうまでもありません。
で、28の文からは、内部だ外部だということが全く読みとれませんよ。
52君の書込によくあるパターンで「日本人は○○である」という文章に共通
の問題点ですが、ある集団の中にも(この場合全体として差別を是認している
女性の中の、差別を是認しないグループ)統一された意思などないということ
を前提にしないと、おかしな内容になりますよ。
皇室ってなんで精悍な顔つきの人間がいないんだろうね
135 :
悪源太:02/11/22 21:41 ID:F7MTyT/x
>>132 僕は皇室は国家の一制度として存在することが望ましいと思います。
ですが、国民の多数がそれを望まないならば、
国家制度からの離脱は当然の如く認めます。
国民に支持されない皇室をトップに頂き続けても、それは双方にとって不幸でしょう。
勿論制度として外れた後も、国家制度に復帰させるように主張するか、
それとも国家制度以外のよりよい皇室のあり方を考えるか、
そのどちらを自分がその時選択するのかは分かりませんが。
136 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/22 21:44 ID:kfmOJn1i
>>132 横レスですまんが、貴殿は民主主義を否定されるのかな?
別に否定する意見もあってもよいが、代案もなく批判しているだけでは、議論と
いえないであろう。
生まれる前から存在している制度によって、少なくとも北朝鮮よりは、言論の自
由が確保され、かつ食糧難による餓死の危険がない世界に生まれたことを、先人
に感謝することのほうが重要ではないか。
自己の思想信条は、また、先人たちの作ってきた環境によって育成されることも
事実に他ならない。
137 :
悪源太:02/11/22 21:49 ID:F7MTyT/x
>>133 PCの調子が悪いだけで、興奮している訳ではないのでご心配無用。
顕在化しない論点を「掘り起こす」という行動は、
外部の人間が行うことであって、
または内部の人間であっても一部の人間がすることであって、
自然に人々の間で沸き起こる物とは異なっている。
フェミニズム一般もこれと同質だと言っているのだ。
そこを議論と運動をゴッチャにするから、訳わからなくなる。
で、それら内部にあって、特殊的考えの一部の人々をどう扱うか。
(この場合は多くの女性が不満を持っていないが、一部自分達の立場に疑問を感じる女性達)
これは彼女らが意見表明する自由を与え、他の女性達にも自己の説を説くことが出来れば、
十分ではないのでしょうかね。
その説に説得力があれば、他の女性達の考え方も変わって行くでしょうから。
何でもかんでも、即時に変革することなど不可能なんですから。
>>133 レスの経緯から十分に読み取れますが・・・。
139 :
右や左の名無し様:02/11/22 21:52 ID:LlyMhPmh
日本国民が言論の自由を獲得したのは先人たちの作ってきた
環境というよりは、アメリカに無条件降伏したおかげで
私たちが享受できたものであります。
結果的にアメリカと一戦交えて大敗したことは良かったのです。
140 :
保守を考える:02/11/22 22:09 ID:/p9Omhfv
>れ氏
私が「民主主義」を否定しているように読めますか?
チャーチルの言葉を借りるまでもなく
それを金科玉条のように心棒するのはいかがなものかと
差別・暴力・政体に絡めてその問題点を提起しているのですが
先人たちに感謝していますし、その問題点も引き継いでいるのも事実です。
それとですね、現在の「民主主義的価値」は先人(米人)の作ってきた環境であれば
保守を考える上で、その問題点を日本人として提起・改善していくことの方が
先人(日本人)の意向に沿うものだと考えますが。
ところで悪源太氏は、多数の民意による転向を認めていますが・・・
思想を語るうえでは非常に残念です
141 :
悪源太:02/11/22 22:18 ID:F7MTyT/x
>>140 別に転向を表明しているつもりは無いんですがねぇ。
どのような思想信条も、しょせん相対的な存在でしかない。
そして、それを無理して他人に押し付ける事は好ましいと思わない。
例えそれが僕の支持する思想信条であろうとも、
僕が反対する思想信条であろうとも同一である。
僕は前スレまでで、散々近代合理主義を他者に押し付けることに反対しているが、
同様に、皇室を大切に感じ、永遠に日本を見守っていて貰いたいという考え方を、
他者に押し付けることも好ましいとは思わない。
それは両者ともに悲劇をもたらすだけですよ。
142 :
保守を考える:02/11/22 22:46 ID:/p9Omhfv
>悪源太氏
>どのような思想信条も、しょせん相対的な存在でしかない
例えば宗教はどうですか?
>〜それは両者ともに悲劇をもたらすだけですよ
民主主義という思想は生まれながらに「押し付け」られていますが
それが悲劇を生むとは考えられませんし、
あなたは、民主主義自体を是認しない場合、民主主義を止めるようまず行動すべきだ
と、私に「押し付けて」いるのに気が付いていますか?
私としては、自我の芽生えた子供たちに
規範価値なり科学的原理を伝えようとした時、
現在の思想判断なり科学的事実判断を「押し付け」ます。
143 :
跳ね馬:02/11/22 23:23 ID:???
>>137 >または内部の人間であっても一部の人間がすることであって、
>自然に人々の間で沸き起こる物とは異なっている。
どのような変革であれ、最初はそういう風にして始まるものです。
そして後段。
どうにも、52君は行動と議論とを混同しているようですね。
皇室制度が差別?廃止派の気分の問題だろ?
「平等謳って出身格差世襲社会」より、偽善的でなくて
全然いいよ(共産国の、党幹部の子弟なんて世襲貴族だからな)
偽善的な社会は子供の教育上良くない
運命論者に成長しないと、自由社会で挫折し易いんだよ
世の中そういうもんだって。ホント
天命を自覚させる存在意義が一番なの。皇室は
皇室こそが偽善的な存在だと思うけどね。
だから普段は右派的な2chネラーも、その辺の空気は嗅ぎ分けてるんだよ。
>>146 それは「偽善」じゃなくて、ただ単に皇室への不信の感情だろ?
偽善ってのは、制度として「平等」を取り決めてるのに現実の
社会はそうでないってこと
148 :
悪源太:02/11/22 23:53 ID:F7MTyT/x
>>142 自分の子供への教育と、
他の思想信条を有する人々への対応を、
そもそも同一の視点で語ることがおかしい。
民主主義のルールに則って一度行動しつつ、
その結果が気にいらないから従わないというのは矛盾でしょう。
それは民主主義自体に従っていないのですよ。
ならばそもそもの時点で、民主主義に反対するというのが自然な行動でしょ。
結果が出てから反対するのは、単なる卑怯者です。
押し付けているのではなく、あなたの矛盾を指摘しているのです。
149 :
悪源太:02/11/22 23:57 ID:F7MTyT/x
>>143 うーん、フェミニズム運動などが、
議論と行動をごちゃ混ぜにしているという話をしていたのですが、
どうすると、僕がその点を混同しているという事になるのでしょうか?
ざっと、このスレ読んできたのだが、
つまるところ、皇室の存在意義は、反共産主義のシンボルということでよろしいか?
>ざっと、このスレ読んできたのだが、
嘘こけ。
>>150 共産党議員も全員一致で「内親王ご誕生祝賀」決議を奉納し、
皇室支持の姿勢を明らかにしました。
天皇陛下はもとより、分け隔て無く日本国民の幸せ祈る神事を
執り行われており、喜ばしいことではありませんか?
何故廃止派は不信や憎悪を煽るのでしょうか?
世界各地で起こってる民族宗教間の紛争の原因が分かる気がします
153 :
差別:02/11/23 07:43 ID:RY3YcwTH
例えば、虐待に心理的虐待と身体的虐待が存在するように、
差別にも、「実利的差別」と「心理的差別」が存在すると考えることは差し支えないだろう。
天皇制の実利的差別は、国の象徴たる身分が特定の血縁で独占され、競争も努力?も必要なく
税金で生活が保障され、端的に言えば「失業の恐れがない」という、今般、最大のメリット(Wである。
天皇制の心理的差別の代表的なものは、敬称の問題である。
敬称は、実利的差別の象徴たる身分から派生的に生ずると考えられるが、
象徴とその予備軍たる皇族に最大限の敬語が使用されることである。
報道の扱いに、国民の代表たる三権の長に対して、あるいは外国元首にすら使用されない、
もちろん一般国民にはけして使用されることのない、最大限の敬称が使用される。
154 :
右や左の名無し様:02/11/23 07:44 ID:RY3YcwTH
ところで、マスコミの用いる皇族に対する敬称は、けして自主的なものとはいえない。
それは、北朝鮮に対してのみ「朝鮮民主主義人民共和国」と必ず呼び換えるのと同様、
実力で抗議する「総連」に匹敵する「右翼団体」、あるいは保守政党が存在するからだ。
本来であれば、新聞社や放送局の2-3社ぐらい、「常体」で報道してもよさそうなものだが、それがない。
ある意味、現代の怪談である。あるいは、それが霊的権威というものか?(W
特定の身分なり職種がある血統で独占されることは、相対的に評価して、差別の不利益に他ならない。
また、「被差別者からの訴え」は要件とならない、例えば、知的障害者は、彼ら自身「被差別」を訴えることがない。
155 :
右や左の名無し様:02/11/23 07:44 ID:RY3YcwTH
国民の任意であれば、差別は許されるかといえば、これもそうではない。
たとえば、精神障害者の収容処遇は、あるいは天皇の行幸に際して彼らは行動制限されたりもした、
ある意味、これは国民の任意の差別ではあったが、いまは見直されつつある。
現時点で、国民の任意とはいえ、常に、見直す姿勢は必要だろう。
それに、間接民主制下では、国民の任意性の問題は微妙でもある。
例えば、拉致問題や道路公団問題など、国民の任意と国家方針は、少なくともこれまでは乖離していたようにも思える。
銀行への行政の対応など、現時点でも、けして国民の任意とはいえないものもある。
やはり、天皇制の差別体質に対しても、反省は常に必要だし、現時点で十分に差別かもしれない。
ま、個人的には「差別」と確信しているが…
>>153 まことに持っておかしな論理を展開なさるものだ。
虐待は、心理的であれ、身体的であれ、実際に被害が存在する。
差別は、心理的差別を原因として、実利的被害が存在しなければ、差別とはいえ
ない。ただ、差をつけられて不満だというのは、心理的差別による被害ではなく
妬みという。敬称は、総理大臣にも国会議員にも警察官にもつけられている。
しかも強制されていない。貴殿がそうしたかったら、ちゃん付けをしても不敬罪
でタイホされない。報道はある意味公的な場所であるから、一定の敬称はつける
が、国に強制されているものではない。
少なくとも、右翼団体の圧力に屈しているとすれば、まことに情けないことであ
り、また、たとえ右翼団体であろうが、オウムであろうが正当な批判をマスコミ
にする事は任意である。右翼だから圧力であるという決め付けは、いかん。
被差別者からの訴えが差別の必須条件とはいえないが、自己がその状況に陥った
とき、その状況を拒否する価値観を持っていれば、必然的にその状況は差別であ
るとの判断が発生する。生涯などにおいては、自分や自分の家族がその状況下に
陥る恐れは、常にあるから、障害者差別は自己のこととして考えるべきものであ
るから、たとえ、現在自分が差別されていないからといって無視すべきものでは
ない。しかし、皇室の一員となることは極めてまれであり、また拒否権もある。
自分達が、障害者となった場合のことを考え、障害者差別を語る事は重要である
が、自分達が皇室の一員となることを想定して、差別の被害者となりうるとの観
点から、差別であるとの主張は意味をなさない。
157 :
保守を考える:02/11/23 10:02 ID:KMvw5lvE
>悪源太氏
>自分の子供への教育と、他の思想信条を有する人々への対応を、そもそも同一の視点で語ることがおかしい
「子供」というのはある種比喩で使っているのですが・・・
あなたの言い方では、北朝鮮の大人や統一教会・オウム等、思想信条が確立している人間に対して
私の思想信条を「押し付けたら」悲劇が生まれるから、駄目ですよ。
としか、聞こえないのですが。
>ならばそもそもの時点で、民主主義に反対するというのが自然な行動でしょえないのですが?
一体「そもそもの時点」とはなんでしょうか?
>民主主義のルールに則って一度行動しつつ
このような言い回しは、もはや、思想ですらないですよ。
>>154 >実力で抗議する「総連」に匹敵する「右翼団体」、あるいは保守政党が存在するからだ。
>本来であれば、新聞社や放送局の2-3社ぐらい、「常体」で報道してもよさそうなものだが、
>それがない
要するに「根拠」はアナタの希望的推測ですね(W
皇族を呼び捨てにしてるサヨ雑誌も昔からあるけど実力で抗議された
なんて聞いたこと無い
159 :
保守を考える:02/11/23 10:15 ID:KMvw5lvE
>悪源太氏
「天皇」の存在が「民主主義」的手続きによって発生したわけではないのに
後代になって、それが「民主主義」的手続きにより否定されることが
理論的にせよ可能と考える思想・信条は
それこそ、「近代的合理主義」の押し付けに他なりません。
>間接民主制下では、国民の任意性の問題は微妙でもある
またまた大統領制論者か(藁
161 :
保守を考える:02/11/23 11:13 ID:KMvw5lvE
>悪源太氏
135 :悪源太 :02/11/22 21:41 ID:F7MTyT/x
>>132 僕は皇室は国家の一制度として存在することが望ましいと思います。
ですが、国民の多数がそれを望まないならば、
国家制度からの離脱は当然の如く認めます。
国民に支持されない皇室をトップに頂き続けても、それは双方にとって不幸でしょう。
勿論制度として外れた後も、国家制度に復帰させるように主張するか、
それとも国家制度以外のよりよい皇室のあり方を考えるか、
そのどちらを自分がその時選択するのかは分かりませんが
あなたと私の決定的な違いがこのレスにあります。
私の主張ですが
1 天皇制は日本国の制度として存在することは「当然」です。
2 いかなる手続きであろうと、その離脱を認めません。
3 国家制度以外のよりよい皇室のあり方などありません。
162 :
右や左の名無し様:02/11/23 11:41 ID:v2jChYEv
大阪共和国独立論者が鳴りを潜め、またまた性懲りも無く
大統領信者登場の予感・・・
>保守を考える氏
天皇制は思想によって保全されるものではない。
現在の憲法は、天皇を国の象徴であり国民統合の象徴と位置付け、国民は皆平等
であり、その国民の総意により天皇は存在している。
政教分離の行き過ぎはあるものの、概ね歴史的な天皇の状況を明文化しているも
のではないですか。
オウム国家が存在している場合、その国からの思想信条の押し付けは拒否します
し、わが国の思想信条の押し付けも出来ない。国という所属は、思想にとっても
線引きをすべき枠ではないのかな。
現在の日本国憲法は、民主的に維持されてきていることは事実ですが。
165 :
悪源太:02/11/23 15:44 ID:e2jOqsNv
>>157 またまた例が極端だ。
統一教会やオウムのように犯罪者集団の場合は、
当然、思想信条を行動に移す事は制限される。
ただ、行動に移さないならば、どのような思想信条を持とうと自由だが、
彼らは他者の思想信用の自由を犯し、犯罪を犯すという点を持って非難される。
北朝鮮の大人達は、どのような思想なのかを僕は情報が不足していて知らない。
イメージとしては、死刑制度反対を国際常識だと他国に押し付けるアムネスティだとか、
女性の「解放」を外からやって来て押し付けるフェミニズム運動だとか、
外国人労働力の移入を他国並に認めろという意見であるとか、
貴族や王族の存在は非民主的だと外国をモデルに叫ぶ、共和制論者などを指している。
国民の意思に適合的でない思想を、外国から取り寄せて日本に当てはめようとするのは、
またそれは世界中のどの国でも同じであるが、その様な方法は摩擦を生じるだけである。
そしてそれと同じ文脈上で、国民が内発的に変革を望む事態になったのならば、
過去の因習こそが、上の文脈で話した「外国」と同じ立場になってしまうのです。
方丈記を持ち出すまでも無く、世の中とは常に移ろい行くものです。
過去というのはあくまで過去であり、現在とも未来とも違う。
もしかしたら未来は過去より好ましくない世界かもしれないが、
移ろい行くものを引き止める事は、何人たりとも不可能であり、
無理に引き止めようとすれば、訳の分からない外来思想を押し付けるのと同じ摩擦が生じる。
166 :
悪源太:02/11/23 15:49 ID:e2jOqsNv
>>159 勿論皇室は1500年以上連綿と続いて来た訳ですが、
国家の元首に位置するとなったのは、明治維新で再びその地位に返り咲いたのであり、
歴史上の多くの時点では、脇役的な立場にしかなかった期間も長い。
その時々の為政者の思惑に反応し、柔軟に変革することこそが、
皇室の最も特徴的な側面でしょう。
そして現在の為政者とは、国民主権により国民な訳ですから、
その国民が望む姿を演じることこそが、皇室の最も理想的な形態でしょう。
そして国民が皇室を、国の象徴としてよりも、
伝統の体現者として別の在り方が望ましいと感じれば、
皇室はそれへも柔軟に対応し、見事なまでにその時代を生き抜くものと感じています。
167 :
保守を考える:02/11/23 16:15 ID:pbeIWpdK
>れ氏
>天皇制は思想によって保全されるものではない
それは違います。天皇制は支配者側の「思想」で保存されてきたのです。
>その国民の総意により天皇は存在している
それは憲法にかいてある「思想」でして、それを信じるか、信じないかの「信条」によるものです。
>概ね歴史的な天皇の状況を明文化しているものではないですか。
「概ね」に明文化していないから議論しているのではないのですか?
>〜わが国の思想信条の押し付けも出来ない
だから「政治」があり「外交」ひいては「戦争」という手段が発生するのです。
>国という所属は、思想にとっても線引きをすべき枠ではないのかな。
いわゆる「戦後民主主義」にしろ「マルクス主義」にしろ
それら「近代主義」は輸入思想であり、前者は「押し付け」であるにせよ
思想に「国境」などありませんよ。
>現在の日本国憲法は、民主的に維持されてきていることは事実ですが
ですからそれが有史始まって以来でもなく、未来永劫といわけではないでしょう
と、私は云っており、また
「天皇制」は有史以来、存続しているのです。と、主張しているのです。
168 :
右や左の名無し様:02/11/23 16:18 ID:ApDVylmz
自粛!!
169 :
保守を考える:02/11/23 16:29 ID:pbeIWpdK
>悪源太氏
>彼らは他者の思想信用の自由を犯し、犯罪を犯すという点を持って非難される
「犯罪」という概念とそれにともなう「価値判断」がすでに「思想」なのですが
私が判らないのは、あなたの言う「国家」だとか「国民」だとかの思想的意味
もしくは、「思想」それ自体の意味の解釈が私と違うのでしょうか?
訳のわからない外来思想と仰いますが「民主主義」って日本固有の「思想」なのですか?
170 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/23 16:35 ID:YltUjUf9
>>167 天皇が、支配者側の思想によって維持されたと、私は考えておりません。
それは、江戸時代や、信長、マッカーサーなどの事例を見ても明らかであ
り、今後も、支配者側が天皇家と言う霊的権威を廃絶しようとしても、国
民の離反がない限り不可能であろう。
輸入思想だから、日本国において、完全に受け入れる必要がないことを、
私は主張しています。良いところを採用するところは、皇室及び日本人の
得意とするところであり、かといって、全てを受け入れていないことは、
律令にしても、仏教にしても、民主主義にしても同様であり、輸入思想で
あるとの理由で、拒否する理由はない。
輸入思想を拒否するのであれば、日本独特の漢字文化、日本独特の仏教や
儒教的価値観、そして天皇という呼称や日本と言う名前まで、歴史的には
諸外国との関係において、出来上がったもの全てを拒否することになりう
る。これは、日本的ではない。
柔軟に変化できることが日本人の特質である。硬質化した思想により、絶
対化した天皇像が、日本をどのような方向に導いたのかは、歴史が証明し
ており、であるからこそ、現在の象徴的存在となって、多くの国民の支持
を受けているのである。
171 :
悪源太:02/11/23 16:39 ID:e2jOqsNv
>>169 勿論、人を殺して良いというのも思想だし、
自分達のために、人を騙して金を巻き上げて良いというのも思想である。
ただし、その思想をもつ人々は、まず最初に所属する社会のルールを変更してから、
自己の思想信条に忠実に行動すべきであり、
自己の所属する社会のルールを無視したまま、思想信条に則り行動するのは単なる犯罪である。
これは、民主主義のルールの枠内で生きながら、
民主主義のルールに則って生じた結果が気に入らないとき、
それに従わないという行動と同じで、卑怯者の行為である。
民主主義はアメリカから押し付けられたものであるが、
今現在人々の多くが納得して、反対運動も起こっていないのであるから、
日本に適合的な制度であったので、都合良く利用させて貰うっていうことで良いでしょう。
172 :
保守を考える:02/11/23 16:45 ID:pbeIWpdK
>悪源太氏
>国家の元首に位置するとなったのは、明治維新で再びその地位に返り咲いたのであり
「元首」論については、思想的に解決していませんし、現行憲法の解釈もまちまちというのが
今の日本の現状です。(思想的にですよ)
歴史的にみましても「天皇の地位」は、例えば、
安政の大獄のきっかけとなった事件として
水戸藩にあてた孝明天皇の勅じょうがありますし
そもそも、征夷大将軍の職は誰から任じられるのですか?
つまり、日本は西洋に先駆けて「立憲君主制」のような政体を維持してきたのでしょう
「君臨すれど統治せず」です。
>皇室はそれへも柔軟に対応し、見事なまでにその時代を生き抜くものと感じています。
「感じています」では話になりません。
「あーそうですか」とあなたの「感性」を尊重します。
173 :
保守を考える:02/11/23 16:59 ID:pbeIWpdK
>れ氏
>江戸時代や、信長、マッカーサーなどの事例を見ても明らかであり
例えば何が自明なのか具体的に、どれでもよろしいですから説明してください。
>国民の離反がない限り不可能であろう。
ですから、悪源太氏は「民主主義手続き」により可能であると云っているのに
反論しているのですが
中段について私とあなたの「差」をみつけられませんが、「思想」に国境がある
と仰ったのはあなたですよ。
硬質化した思想により、絶対化した天皇像が、日本をどのような方向に導いたのかは、歴史が証明しており
何を「証明」したのですか?
174 :
悪源太:02/11/23 17:03 ID:e2jOqsNv
>>172 江戸後期の国学発達以降では、皇室側の認識も、幕藩側の認識も、
江戸初期の頃とは変化している。ましてや江戸末期の安政の頃など。
時代区分認識として、最も早く近代を考える説ですと天保の頃ですからね。
また徳川幕府の「立憲君主」と言うのがいまいち理解できない。
それは普通「政教分離」という表現を使うことが多いとは思いますが。
あと、将来起こるかもしれない事象に対して、
予言者でも預言者でもない僕は、何ら断定的な発現など出来る訳はない。
ただ、過去の歴史を踏まえ、その様な蓋然性は高いのではというだけの話です。
175 :
保守を考える:02/11/23 17:21 ID:pbeIWpdK
>悪源太氏
>江戸後期の国学発達以降では、皇室側の認識も、幕藩側の認識も、江戸初期の頃とは変化している
何の認識ですか?適当な主語がわかりません。
>また徳川幕府の「立憲君主」と言うのがいまいち理解できない。
>それは普通「政教分離」という表現を使うことが多いとは思いますが
全く何が言いたいのか解かりません
>過去の歴史を踏まえ、その様な蓋然性は高いのではというだけの話です
前にも述べている通り、その蓋然性は「0%」です。
一体過去の歴史というのは「世界史」を指しているのですか?
176 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/23 17:29 ID:YltUjUf9
>>173 GHQ(マッカーサー・米国)は本質的には天皇家は廃止したか
った。
これを拒否したのは、結果的に国民である。敗戦によっても、国民の天皇
にたいする敬愛は消えなかった。もし、中華思想のように、有徳者でなく
なった支配者は徹底的に廃棄される国であれば、国民もまた、天皇家への
敬愛を継続する事はなかったであろう。
国民の離反がなければ、民主的に天皇制の廃止は不可能であるから、悪源
太氏と同様の意見である。
思想に国境があるから、洋才和魂が成立するんじゃないの?
先の戦争においての最大の問題点は、天皇の神格化による、神国日本の幻
想。日本人は本来、もっと現実的で、柔軟である。絶対化した天皇崇拝は
言霊の国日本の、悪しき硬直化を招く事を、先の戦争は証明した。
177 :
悪源太:02/11/23 17:34 ID:e2jOqsNv
>>175 主語は皇室側&幕藩側の認識、述語は変化している。
で、
>>172へのレスなのだから、「天皇の地位」がトピックである事は明らか。
保守考氏の「立憲君主」の位置付けが分からないのです。
皇室と幕府という江戸時代の体制は、
しばしば西欧の法王と国王に対比されるから、「政教分離」と述べたのです。
為政者の望むとおりに比較的行動してきたという、
日本の皇室の過去のあり方です。
前スレには書きましたが、時々天皇家の中にも、
時代認識が無い後醍醐帝や後鳥羽帝のような愚帝が登場したりしますがね。
178 :
保守を考える:02/11/23 17:56 ID:pbeIWpdK
>れ氏
>これを拒否したのは、結果的に国民である
何故そう曲解するのですか?
最終的(結果的)に判断するのは、米国大統領含む、マッカーサー(支配者側)です。
>国民の離反がなければ、民主的に天皇制の廃止は不可能であるから、悪源太氏と同様の意見である
悪源太氏は、国民の離反云々はさておき、主権者がわの国民がそう判断すれば、それを支持するといっている事に
同意見なのですね。
>思想に国境があるから、洋才和魂が成立するんじゃないの?
無いから「成立」するのです。あれば、「混交」しないでしょう。
>絶対化した天皇崇拝は言霊の国日本の、悪しき硬直化を招く事を、先の戦争は証明した
そして、>敗戦によっても、国民の天皇にたいする敬愛は消えなかった
云ってることが滅茶苦茶ですよ
179 :
保守を考える:02/11/23 18:06 ID:pbeIWpdK
>悪源太氏
主語が明らかになったので質問しますが、結局なにが云いたいのですか?
「立憲君主制のようなもの」と云ったのは「君臨すれど統治せず」です。(2回目)
私は「皇室の意義」につて考えているのですよ
歴史の結果として今も続く皇室の意義についてです。
その観点から
>時代認識が無い後醍醐帝や後鳥羽帝のような愚帝が登場したりしますがね
これは何に血迷った感覚なのですか?
180 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/23 18:32 ID:YltUjUf9
>>178 曲解?その決断の理由は国民の敬愛にあることは、事実じゃないんですか
ね。結局何が言いたいのですか?
支持すると言う言葉づかいを、悪源太氏がしたかどうかは不明ですが、私
は、致し方ない、そうなら内容にしたいものだ、としか言えませんが。
何がめちゃくちゃかわかりません。相反しないでしょう?
質問に答えたら、「めちゃくちゃ」で終りですか?天皇を思想的に絶対化
したときの弊害はないのかどうか、貴殿の認識を述べて欲しいものです。
181 :
悪源太:02/11/23 18:39 ID:e2jOqsNv
>>178 僕は、国民の多数が皇室廃止を望み、
それがルールに則って決定されれば、それに従うと言っているのです。
支持するわけではありません。
182 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/23 18:47 ID:YltUjUf9
>悪源太氏
曲解は、先方のほうが得意なご様子ですね。
私は、質問と批判を繰り返す御仁に付き合うのは、いつも違和感がありま
すが、もう少しお付き合いされますか?
もう少し、様々な「認識」とか「理由」を書き込んでくれる相手なら良い
のですが・・・。
183 :
悪源太:02/11/23 18:47 ID:e2jOqsNv
>>179 江戸時代なり室町時代なりの皇室とは、
果たして「君臨」している状況なのでしょうか?
幕末の皇室で、再びその「元首」的性格に焦点が当てられたのと、
それ以前の時代全て、皇室が「象徴元首」であったというのは別の話しです。
普通は世界史上の事例との対比から、
将軍を国王とし、天皇を法王と類比し、日本は封建制社会だと考えると思います。
後醍醐帝の話は、一帝が、時代認識も無茶苦茶に、
権力欲で暴走するような時には、日本は混乱し、民衆のためにならないと言っているのです。
そうではなく、時の権力者に任せる事こそが、
日本が安定し、皇室のためにも民衆のためにもなる行動だと言っているのです。
184 :
右や左の名無し様:02/11/23 18:49 ID:e2jOqsNv
>>182 どちらにしろ、今日は7時には出かけるので、この辺りで終わりです。
それでは、良い週末を。
185 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/23 18:52 ID:YltUjUf9
>>184 お疲れ様です。私もそろそろ退散し、保守を考える氏の言説の書き込みを
待つ事にします。
186 :
保守を考える:02/11/23 19:43 ID:V4zoichL
>れ氏
>曲解?その決断の理由は国民の敬愛にあることは、事実じゃないんですかね。結局何が言いたいのですか
>天皇制は思想によって保全されるものではない
それは違います。天皇制は支配者側の「思想」で保存されてきたのです。
もう一度もどりますか?
>絶対化した天皇崇拝は言霊の国日本の、悪しき硬直化を招く事を、先の戦争は証明した
だから何を「証明」したのですか?
>敗戦によっても、国民の天皇にたいする敬愛は消えなかった
であるなら、むしろ、「絶対化」しておいて良かったことになる
>天皇を思想的に絶対化したときの弊害はないのかどうか、貴殿の認識を述べて欲しいものです
天皇の由来を誰も証明できずにいる現在までの状況は、哲学的、思想的にも「絶対的」な存在と認識できますが
であるから、その存在意義について考えているのではないのですか?
むしろ、答えがでているのなら、教えて下さい。
187 :
保守を考える:02/11/23 19:46 ID:V4zoichL
>れ氏
それと、天皇を神格化(絶対者)したことと、先の戦争を結び付けても
議論にならないでしょう。次元の違う話です。
188 :
保守を考える:02/11/23 19:49 ID:V4zoichL
>悪源太氏
>僕は、国民の多数が皇室廃止を望み、
>それがルールに則って決定されれば、それに従うと言っているのです。
>支持するわけではありません
こんな、それこそ「卑怯」な言い回し、あきれました
189 :
保守を考える:02/11/23 20:06 ID:V4zoichL
>悪源太氏
>果たして「君臨」している状況なのでしょうか?
ですから、「君臨すれども統治せず」(3回目)と云ってますが。
要するに、建武の親政を否定するわけですよね
当時の鎌倉幕府の実態として
北条高時の犬公方ぶりと、内管領 長崎高資の専横ぶり
それにともなう守護・地頭の離反と悪党の跋扈を
後醍醐天皇以下の朝廷が憂いて、玄恵に宋学による「大儀名分」を学び
行動したのを
>一帝が、時代認識も無茶苦茶に、権力欲で暴走
とは、閉口しました。
ところで、後鳥羽天皇の起こした「承久の乱」についても
時の関白 九条兼実の「玉葉」に詳しいように
朝幕の権力闘争ですから、一概に後鳥羽上皇だけ責めても詮無きことです
190 :
保守を考える:02/11/23 20:56 ID:V4zoichL
>そうではなく、時の権力者に任せる事こそが、
>日本が安定し、皇室のためにも民衆のためにもなる行動だと言っているのです
馬鹿バカしいかぎりです。
このような「認識」に対して
もう少し、様々な「認識」とか「理由」を書き込んでくれる相手なら良い
のですが・・・。
などと、思われても・・・
それとも私が「歴史」を講義しなければ議論できないというのであれば
焦点を絞って質問して下さればよろしいかと・・・。
191 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/23 21:57 ID:SC5/wNXN
>>190 もう少し、様々な「認識」とか「理由」を書き込んでくれる相手なら良い
のですが・・・。は私の書き込み。悪源太氏ではない。
貴殿は、馬鹿馬鹿しかったり、閉口したり三回言ったり、あきれたり、次元が違
うという発言をなさいますが、その理由を述べません。
それでは、議論にならん。有意義な議論をしたいなら、例示したり理由を説明し
ながら、ご自分の意見を述べられることを、お勧めします。
どれかひとつ、貴殿が上記のような印象を持ったか理由を述べてみませんか?
192 :
保守を考える:02/11/23 22:24 ID:QTNYjKuU
>れ氏
>>190のレスはお二方に申しているものです。
あなたに対しては
>>187において「次元が違う」と云いました。
その根拠として
1 神道を国教としたのは明治初頭であり戦争のためではない。
「神仏分離令」と「大宣教布」の目的が、基督教の排撃を画したものである
2 帝国憲法第3条も戦争の為ではない
3 「戦争」が起きたのは天皇が神格化されていたからではない
4 米・独・伊・ソに天皇はいないのに「戦争」していた
よって先の大戦と天皇を結びつけるのはいかがでしょうか?
193 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/23 22:36 ID:SC5/wNXN
>>192 私は、戦争実行が天皇に起因するとは書いておりません。
戦争遂行、すなわち悪だとは私は考えていませんし、先の戦争に突入したこと自
体は、まったく問題なかったと考えております。
貴殿のレスが、次元が違うのではないですか?
194 :
保守を考える:02/11/23 22:46 ID:QTNYjKuU
>先の戦争においての最大の問題点は、天皇の神格化による、神国日本の幻想。
>日本人は本来、もっと現実的で、柔軟である。絶対化した天皇崇拝は
>言霊の国日本の、悪しき硬直化を招く事を、先の戦争は証明した
において私は
それと、天皇を神格化(絶対者)したことと、先の戦争を結び付けても
議論にならないでしょう。次元の違う話です
と最後はなるわけですが・・・・
確かに
>>193の通りでしたね。
ところで「悪しき硬直化を招く事を、先の戦争は証明した」
具体的に何を「証明」したのですか?
195 :
保守を考える:02/11/23 22:52 ID:QTNYjKuU
>れ氏
実は
>先の戦争においての最大の問題点は、天皇の神格化による、神国日本の幻想。
これも後段は、まあ納得できるのですが
それが「最大の問題点」の趣旨がわかりません?
ある意味天皇の神格化があったから「終戦」できたのです
196 :
保守を考える:02/11/23 23:00 ID:QTNYjKuU
>れ氏
それが「最大の問題点」の趣旨がわかりません?
「?」がよけいでしたね
すみません
197 :
保守を考える:02/11/23 23:21 ID:QTNYjKuU
>>191 あなたが、悪源太氏と同意見であるレスを示して頂けるなら
それについて説明するのもやぶさかではないのですが・・・
申し訳ないが急用が入ったのでしばらく中座させていただきます
あしからず
198 :
堕亞魔津電荷 ◆XmasLLusH6 :02/11/24 02:27 ID:xgk1Q/F6
>>88 これまでの私の論調をご覧になればお分かりの通り、
麻呂は「尊称をつけなければ、天皇という存在は容認される」などとは全く思わないので語JALダニ。
しかし、仮に〜英語やオランダ語ではなく、世界でも3本の指に入る複雑な敬語体系を有する日本語において〜
皇族に対し、特別な敬語を使用しなければ、そもそも皇室の存在意義自体が消滅するでしょう?
だって、仮に貴方が念仏のように唱える「霊的権威」を肯定するならば、
皇室が「平民ども」と対等な言語空間に置かれるわけにはいかないでしょうから。
「皇室敬語」が有する差別性は、日本語という言語が複雑な敬語体系を持ち続ける限り、
消滅する可能性はないものと思われます。
あと、私が奴隷といったのは、モノホンの奴隷というよりは「奴隷根性を持った人間」を指します。
日本国民の一定数が、皇族に対し「陛下」「殿下」「さま」などの一種自虐的とも思える過剰敬語を使用するのは、
奴隷根性或いは使用人根性の発露としか私には思えないので、そう表現したまで。
「実害」の定義はたぶん貴方と私とでは3万光年くらい隔たりがあるのでしょうが、
仮に「実害」がなかったとしても、嬉々として「精神奴隷」の立場に甘んずる愚民どもが跳梁跋扈する限り、
(当人同士の了解があったとしても)そこに差別があるという事実は否定できません。
これは差別の存在を否定するものではなく、寧ろ当事者が差別の存在を肯定することを意味しているのです。
この理屈、分かりませんかねえ。
「差別」と、単なる「差」の違いが分かってないのは貴方でしょう。
被害者がいなくたって差別は差別ですよ、何度も言いますが。
199 :
堕亞魔津電荷 ◆XmasLLusH6 :02/11/24 02:28 ID:xgk1Q/F6
>>92 尊称の問題についてですが。
法的に規定がなくても、実態として「過剰敬語を使用しない」という選択肢が全く排除されている現実はあるわけです。
つまり、法的な差別はなくても、実体としての差別は厳然と存在するわけです。
かの朝日新聞ですら「さま」などという奴隷根性丸出しの呼称を使用しているという事実からも明らかです。
マスコミが非常識と仰るのは自由だが、その「非常識なマスコミ」に世論が動かされているという事実もまた厳然と存在するわけです。
故に、マスコミ界の実態を取り上げることに対し「意味が感じられない」とのたまうのは、世間知らずとしか言いようがない。
200 :
右や左の名無し様:02/11/24 02:30 ID:bEg6q0Fe
おまんこ
10年ほど前だったとおもうが、朝日新聞が、皇室に対する2重敬語を改めるという
方針を打ち出して、すぐにNHKが追随してその後テレビはならった。読売、産経は
抵抗したが、1年後くらいに折れたね。当時の理由としては、2重敬語は日本語として
正しくない(NHK)昭和天皇、平成天皇の意向(朝日)と言った感じだったと思う。
その頃、朝日新聞は皇族に対する敬語自体を改める論議もあったそうだが、時期尚早
と言うことで見送った経緯がある。時期尚早と言うことだから、もしかしたら今後、
皇族に対する敬語報道は改めるかもしれない。自民党が下野したら可能性は高いと思う。
202 :
右や左の名無し様:02/11/24 02:43 ID:m3Z3lQsS
皇室廃止
>>201 だとしたら大歓迎だな。
天皇制廃絶への第一歩だ(藁
204 :
右や左の名無し様:02/11/24 02:47 ID:JyrHwNlw
大賛成。
205 :
右や左の名無し様:02/11/24 03:33 ID:+kjCl/2S
王室制度が有る欧州ではどうなの?<敬語報道
206 :
右や左の名無し様:02/11/24 03:49 ID:LEPmgAR8
さあ、どうだか
207 :
右や左の名無し様:02/11/24 04:00 ID:LEPmgAR8
セックス
208 :
心理的差別と実利的差別について:02/11/24 07:49 ID:HK/6kvmK
天皇制の実利的差別は、国の象徴たる身分が特定の血縁で独占され、競争も努力?も必要なく
税金で生活が保障され、「失業の恐れがない」という固定的で強固なものである。
いっぽう、天皇制の心理的差別は、心理的虐待を受ける児童のように、表面的には傷が見当たらず、
あたかも被害がないかのように見えるが、実は実利的以上の害悪をもたらす。
生まれながらにして、「最大限の敬称」をもって社会に受け入れられる対象を目の当たりにすることによって、
生まれながらにして人の貴賎が厳然と存在することが、幼若に「刷り込まれ」、人を差別する
意識あるいは無意識に合理性を与える。
その結果、彼らがやがては構成する社会において、随所で差別的行動の心理的源泉となる。
これは、ある意味で、実利的差別よりも広汎で深刻な事態といえるかもしれない。
「賤」て?天皇がいるのと対照的に賤民として扱われている人ってのは誰?
天皇が敬われる=自分は賤しいとか?
210 :
悪源太:02/11/24 09:37 ID:C0lKnVc0
>>189 江戸時代なり室町時代の皇室が、
「君臨すれども統治せず」と言う「立憲君主制」であったというのは、
多分、歴史学界にかつて無い新説であると思われますが、
もう少しそれを論理的に体系だって説明してください。
謂わんとすることが、全く理解できないのです。
鎌倉幕府の得宗家における専横ぶりは、御家人の間からも不満は高まり、
別に後醍醐帝が行動を起さずとも、自然と衰微していたでしょう。
それを、皇位の世襲と絡めて、無知蒙昧に跋扈した後醍醐帝がいたからこそ、
南北朝の長期にわたる動乱が生じた。これを愚帝と言わずしてなんと呼ぶ。
また後鳥羽帝の時代も、平家の対等を経て、
貴族の時代から武家の時代に移行しているのが、時の趨勢にも拘らず、
再び昔通りの貴族の世に戻そうという行動は単に滑稽な存在でしょう。
ましてや、旧勢力側の史料である玉葉から、
後鳥羽帝の行動を正当化しても何の意味もない。
もう少し史料批判をして史料をご利用ください。
多分保守考氏よりは、日本史であればどの時代でも詳しいつもりです。
どんな論争を挑まれてもけっこうですよ。
211 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 09:38 ID:Vpc4tA62
>>208 あほらしい。「被害妄想」または「被害捏造」の詭弁。
>>195 終戦については、天皇の影響が大きかったことは事実でしょう。最大の問題点と
言っているのは、神国日本の思想により、負けることを冷静に議論できない状況
と、それと同等に、戦力分析・戦闘の成果分析・戦争の見通しなどが、言霊信仰
により、最終的には封殺された、この部分です。
日本が負けるわけがない。死んでいった英霊に申し訳が立たない。至誠は天に通
ずる。明治維新の頃、不平等条約に甘んじながら、冷静に世界情勢を判断し、国
力の増進を計った頃と比べ、柔軟さや冷静さが欠けていた。天皇神格化の影響で
ある。このことが、「決定的な敗戦」をもたらした最大の原因と、私は考えてい
ます。
213 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 09:58 ID:Vpc4tA62
>>198 そしてまた、「言葉狩り」を行うと言うわけですか。
単にブラインドを意味する「メクラ」という言葉を差別語としてマスコミから抹
殺し、名作「不知火検校」「座頭市」をTV放映できなくしたように。
はっきりいって、それは「言霊信仰」ですよ。平安時代の貴族が「平和・平和」
と歌を詠めば平和がおとずれると信じ、社会党が「非武将中立・平和憲法護持」
と叫べば、平和になると信じたように、天皇に尊称をつけなければ、天皇への敬
愛が薄れ、天皇制廃止の一歩になる・・・。
貴殿の価値観もまさに「言霊を信じる」日本人的ですなぁ。
>多分保守考氏よりは、日本史であればどの時代でも詳しいつもりです。
>どんな論争を挑まれてもけっこうですよ。
ここまで言われたら、保守考氏がんばれ。
両氏の無視作戦が展開されるまで、がんばれ。
無視が展開されたときがあなたの勝ちだ。
前スレの数名も参加されると楽しそう。
>嬉々として「精神奴隷」の立場に甘んずる愚民どもが
他者を見下す精神貴族がいるよ ププ
216 :
保守を考える:02/11/24 11:10 ID:Lf6slJDc
>>210 >「君臨すれども統治せず」と言う「立憲君主制」であったというのは
何を読んでそうなるのですか?
私は「立憲君主制」の「ような」と断っていますよ。
皇室の存在意義を考えるのに多角的な視点が必要なことは理解していただけると
おもいますが、「新説」だから無理というならそれはまた別の議論です。
そしてこの話は、あなたと私の歴史認識のズレを埋めてから論じたいのですが
217 :
保守を考える:02/11/24 11:23 ID:Lf6slJDc
>>210 >無知蒙昧に跋扈した後醍醐帝がいたからこそ、
>南北朝の長期にわたる動乱が生じた。これを愚帝と言わずしてなんと呼ぶ。
南北朝の動乱がなぜ後醍醐天皇のせいなのですか。
あなたの認識では
1 持明院統と大覚寺等の確執
2 五摂家の分立
3 執権政治の衰退
4 神皇正統記の認否
5 足利と新田の因縁
6 足利兄弟の決裂(観応の擾乱等)
7 室町幕府の成立の意義
が、どうなっているのでしょうか?
無知蒙昧はあなただけにして貰いたい。
決して日本人なら「先人」にたいしての言葉づかいではない。
218 :
保守を考える:02/11/24 11:31 ID:Lf6slJDc
>>210 >ましてや、旧勢力側の史料である玉葉から
一体どうしてそんなに「無知」なんですか?
九条兼実は誰の力で太政大臣になり、摂政・関白になったのですか?
そしてその後どうなったのか、あなた知らないから、「史料批判」なんて
いえるのです。
歴史は何次史料でするのですか?
だから、「馬鹿バカしい」と言っているのです。
219 :
保守を考える:02/11/24 11:45 ID:Lf6slJDc
>>211 >神国日本の思想により、負けることを冷静に議論できない状況
>と、それと同等に、戦力分析・戦闘の成果分析・戦争の見通しなどが、言霊信仰
>により、最終的には封殺された、この部分です
多分この議題は容易に話がまとまらないでしょう
と、いうのはこれだけで別スレがたち、それでもまとまらないと考えるからです。
私は「大東亜戦争」肯定派です。もちろん、懐疑的な部分を残していますが。
あなたは、どうでしょうか?
それと、「戦争」そのものの「本質」についてどう認識していますか?
私はクラウゼビッツの「戦争論」が全てとは言いませんが、
概ねそれに傾いています。
最後に、「天皇の神格化」に問題があったにせよ、
それが、「最大の問題」とは認識していません。
理由は上記の通りです。
220 :
右や左の名無し様:02/11/24 11:51 ID:hNSd6SB/
>>217,218
無知蒙昧かどうかはともかく天皇権力復活の為にむしろ混乱を助長したのは
事実では?
221 :
保守を考える:02/11/24 12:12 ID:Lf6slJDc
>>220 私が嫌悪しているのは、先人たちの苦労に対して
「無知蒙昧」だとか「愚帝」という言葉づかいです。
>天皇権力復活の為にむしろ混乱を助長したのは 事実では?
あなたの言うとおり「事実」でしょう。
しかし、その事実の起因が複合的・重層的な状況にあるのも事実です。
それを、上記のように罵る態度は先人にたいして無礼であるし、
そういった日本の歴史に立脚している自分を貶めていることに気が付いていないのが
嘆かわしいのです。しかも皇室存続の賛成派がですよ。
>>221 嫌悪しているぐらいで、連続投稿するのもどうかなあ。
どっちもどっちだと思うけど、瑣末な部分で言い合いしてもスレの浪費だし、
争点がどんどん埋もれるだけだと思うな。あと例えは的確にね。
このスレの何人かの参加者、もう少し客観的定量的に議論した方がいいと思うよ。
【政治思想】だから、ある立場に立って主張するとそうなるのかも知れないけど、
理系の俺から見るとやっぱ客観性を欠く意見多すぎ。
データ無視したり恣意的な解釈混ぜたり、歴史的事実に主観混ぜたり、
そういうの説得力を失わせるだけだよ。
223 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 12:39 ID:hwS63mFT
>>219 別に戦争論をしているのではありません。
天皇の神格化は、先の大戦でもそうだったように、国民に不利益な場合が
あると言うことを申し上げているのです。
現在の象徴の立場こそ、天皇にとっても、そして何より我々にとって、良
い状況ではないかと私は思っており、貴殿の、「絶対日本の国家制度から
除外すべきでない」と言う絶対化の意見に対し、絶対化神格化の弊害を、
どのように考えておられるのかを質問しているのです。
>>221の書き込みにしても、批判は許さないと言う考え方が見え隠れする
貴殿の意見に、私は同意できない。悪源太氏と私では、後醍醐天皇に対す
る考え方は違うようですが、柔軟に変遷してきた皇室の本質は、けして、
「批判を許さない硬質化した存在」ではないでしょう。
私には、批判を許そうとしない貴殿の意見こそ、日本の歴史に立脚しない
意見であり、今日の天皇と、その存在に賛成するものを、貶めているよう
に思えます。
224 :
保守を考える:02/11/24 12:43 ID:Lf6slJDc
>>222 >嫌悪しているぐらいで、連続投稿するのもどうかなあ。
>どっちもどっちだと思うけど、瑣末な部分で言い合いしてもスレの浪費だし、
>争点がどんどん埋もれるだけだと思うな。あと例えは的確にね
これはあなたの「主観」ですよね。
歴史というのは、後代によって紐解かれていくわけですから
厳密にいって、「科学」足りえないということを認識していますか?
>理系の俺から見るとやっぱ客観性を欠く意見多すぎ
「理系」ってなんですか?それこそ恣意的な解釈ですね。
225 :
保守を考える:02/11/24 12:57 ID:Lf6slJDc
>>223 >「絶対日本の国家制度から除外すべきでない」と言う絶対化の意見に対し、絶対化神格化の弊害を、
>どのように考えておられるのかを質問しているのです。
>>186に書いてありますのでそれに対しての質問をお願いします。
>批判は許さないと言う考え方が見え隠れする
ですから、ある価値にたいして批判的スタンスをとることの重要性は
先の「民主主義」についても述べていますが・・・
あなたの「言霊」論は賛同しますよ。
無知蒙昧・愚帝などの無礼な言質を私は看過できないといっているのです
「戦乱」なり「動乱」なり、民衆がまきこまれたこれらの事象を
時の責任者をつかまえて、無知蒙昧・愚者と罵るのは
当人が無知蒙昧・愚者であると云っているのです。
226 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 13:34 ID:9fP5Slqg
>>225 >>186から、貴殿の、その弊害についての認識を類推するのは、私には不
可能です。質問しようがありません。
後半の部分は、無知と言う言葉が入っていますから、事実に則さない非難
であるから看過できないと述べられてるように推測しますが、事実認識の
正誤を是非議論されるべきです。
>>217のように箇条書きを提示し、相手
の認識を問う手法は、相手に主張を委ね、その批判を行うと言う、どちら
かと言えば、アンフェアになりがちな態度です。
知識に自信のあるお二人の議論を、心待ちにしている諸氏も、おられると
思います。ご理解いただければ幸甚です。
227 :
222:02/11/24 13:37 ID:???
>>224 煽っても無駄だよ。
つーかさ、科学を誤解しているよ君。
228 :
保守:02/11/24 14:52 ID:???
>>226 >批判を許そうとしない貴殿の意見こそ、日本の歴史に立脚しない意見であり、今日の天皇と、その存在に賛成するものを、貶めているよう
>に思えます。
あなたも前に言われてましたね。
>箇条書きを提示し、相手の認識を問う手法は、相手に主張を委ね、その批判を行うと言う、どちら
>かと言えば、アンフェアになりがちな態度です。
親切だと思うよ、客観的(理系プラス法学だけど)に。
二人そろって口馬合わせ美味しい所取りして、自分達が怪しくなるとバカ・無視にして退散させ、
他人の意見を同意もせずまま、いかにも自分の意見の如く後々から書き込んでいる方が
アンフェアだと思います。誰とは言いませんが。
>知識に自信のあるお二人の議論を、心待ちにしている諸氏
保守考氏、無視されるまでがんばって下さい。
>>226 >
>>217のように箇条書きを提示し、相手の認識を問う手法
れ氏も52氏もさ、そういうところは保守を考える氏に倣った方がいいよ。
意見を判りやすく整理・提示するのは
>>228氏の言うとおり、周囲に対して親切な方法だし、
結局は自分の意見を理解してもらうために必要な、望ましいことだよ。
それから俺の主観だが、れ氏と52氏は天皇中心主義というか、原理主義って印象がしてたんだけども、
前スレやここの
>>135>>183を見るとそうではないらしいね。
あと分からないのは、前スレのこれだね。
−−−−−−−−−−−−−−
849 :れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/15 15:16 ID:VaAs9rmG
>>848 現在、天皇家を否定する形で、天皇制を廃止すれば、1000年の慰霊鎮
魂の継続が否定される恐れがあることも事実。
−−−−−−−−−−−−−−−
天皇家を否定しない形で、天皇制を廃止方法って具体的にどうよ?つまり廃止派の提案で良いように見えるんだが。
230 :
悪源太:02/11/24 15:48 ID:C0lKnVc0
>>216 新説を述べる事は悪いことではない。
ただし、それを普段良く耳にする通説と同レベルに語られても、
何が語りたいのか全く分からないのです。
ですから、
立憲君主制とは何か
そこで定義付けた立憲君主制と幕府の類似性
それが一時期だけでなく長期に見られる点
を、あなたの脳内以外にも伝わる様に解説してくださいと述べているのです。
全く余談ですが、前スレだか前々スレで、
勝利宣言してご自分の勝利を確信している御仁が、
そこはかとなく顔を出されているようだ。
しかも、わざわざ自分の勝利をまた人に訴えに。いやはや・・・
そもそも、この様な議論に、勝ち負けがあると思っているがある意味スゴイ。
231 :
悪源太:02/11/24 16:00 ID:C0lKnVc0
>>217 鎌倉末期から始まる動乱自体は、鎌倉幕府側の崩壊に要因があるでしょう。
しかし僕が言っているのは、動乱自体ではなく、その長期性にあります。
動乱の趨勢に結果が出た後も、様々な勢力が南朝を利用することで、
さらに動乱を長期化させている。
この原因の大きな部分が、両統迭立を破り、
自分の子孫のみに皇位を継がせようとした後醍醐帝にある事は、明らかな事実でしょう。
全くの余談の続き。
理系における議論というのは、データにおける実証により明確に白黒がつく。
それに対して文系の分野では、全く同じデータを使おうとも、
全く逆の論理を展開する事が可能な場合だってある。
その辺の学問の違いを理解できないというのは、ある意味可哀想なのかもしれない。
232 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 16:00 ID:Whg71tSY
>>228 >>229 お二方は文脈からすると別人のご様子ですね。相当以前からのウォチャ−
が、いづれも私の相当以前の書き込みを、ご記憶いただいているようで
感謝申し上げるとともに、今後も、有意義に議論に参加したいと、改めて
思います。
しかし、議論に参加せず、時折、個人批判を頂くことは、なにやら、スト
ーカー被害者の心持になり、気持ち悪いやら、おかしいやら・・・。
私ってそんなに魅力的かしら?オホホ
233 :
悪源太:02/11/24 16:12 ID:C0lKnVc0
>>218 申し訳ない。僕も少し誤解をしていた。
承久の乱は1221年ですが、
九条兼実が死去し玉葉が終わるのが1207年です。
承久の乱に関して玉葉に書かれているわけはない。
ちなみに九条兼実は1202年に源頼朝との対立から、
執権を追われて出家していますので、
晩年の彼は反幕府的であったと考えて良いでしょう。
普通は承久の乱の基本史料は、慈円が後鳥羽上皇を批判した愚管抄でしょう。
234 :
悪源太:02/11/24 16:14 ID:C0lKnVc0
>>233の訂正です。
九条兼実が追われたのは、執権じゃなく関白ですね^^;
235 :
悪源太:02/11/24 16:24 ID:C0lKnVc0
>>229 普段文章を書いていますので、
単純に箇条書きの文というのが苦手なんですよね^^;;;
箇条書きにするという事は、見やすくなる反面、
述べたいことをスパっと割り切らなければいけなかったりする。
幾つかの点が微妙に関係していたりすると、
それを箇条書きにして真意を伝えるのは、なかなか難しいんですよね。
時々気をつけて努力はしますが、その点お含み置きください。
僕はpart1から述べていますが、皇室を絶対化するつもりは無いです。
ただ、猫氏、だーまつ氏、跳ね馬氏等々の、皇室廃止派の方との議論では、
自然と皇室を重視する部分が強調されますから、
その様なイメージを与えていたのかもしれませんが。
>>235 そうじゃなくて、単純にあなたが何を言いたいのか、わからないってこと。
何が言いたいの?
237 :
悪源太:02/11/24 16:40 ID:C0lKnVc0
>>236 天皇家を絶対化、神格化することに反対です。
ただ象徴として時の権力者に利用される状態こそが、
皇室の昔からの常態であり、それが望ましいと語って来ました。
そんなに、天皇家を絶対化しているように読めましたかね^^;
>全く逆の論理を展開する事が可能な場合だってある。
やっぱ君も科学を誤解してるよ。
つーか、それじゃあななしと同じ穴のムジナだね。
239 :
悪源太:02/11/24 16:49 ID:C0lKnVc0
>>238 人文学が科学かどうかは常々疑問なんですよね。
勿論実証は大切だが、実証をした後の最終判断は、
どうしても自己の主観的評価が入らざるを得ない。
例えば、志賀直哉を読んで、原稿の加筆修正も見たとする。
その時、その加筆修正が文章をより良くさせたのか、文意を不鮮明にしたのか、
また文意を不鮮明にすることで得られるメリットもあったのではないのか、等等々。
これらを語る事は、科学の世界とは全く異なる。
240 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 16:49 ID:Czh0233w
241 :
悪源太:02/11/24 16:59 ID:C0lKnVc0
>>240 どうやら僕とれ氏がつるんでいる様な印象をお持ちのようです。
れ氏とも色々な点で意見が異なっているのですが、
このスレ内では相対的に近い、というだけなんですけどねぇ^^;
(あと、マサカド氏もそれなりに近いのかな)
>>228 僕は自分が反論できない時は、反論出来ないと言いますよ。
少なくとも、即答できない手ごわいレスがつくことはある。
過去にそう言うことも何度かありましたし。
特に猫氏のレスは、本当に考えさせられる。
>どうやら僕とれ氏がつるんでいる様な印象をお持ちのようです
つるんでいないと見る方が難しい罠
むしろ、なれ合いに見える罠
廃止派の人って、ヨーロッパの歴史には詳しいけど日本の歴史には詳しくないみたいだね。
特に前近代。
ここらへんに本質があるように思える。
244 :
悪源太:02/11/24 17:05 ID:C0lKnVc0
>>242 まぁ、保守考氏よりは左ですし、
猫氏、だーまつ氏、跳ね馬氏などよりは右ですから、
位置的にそう成ってしまうんですよね。
自己認識としては馴れ合っているつもりは無いんですがね。
245 :
悪源太:02/11/24 17:09 ID:C0lKnVc0
>>243 文部省の方針で、
世界史を必修としつつ、日本史を選択としてしまいました。
また日本史も前近代のウェイトを低め、近代以降のウェイトを高めています。
近代合理主義が生まれ来る背景や、その経過を教えることに、
今後の日本の歴史教育の主眼は置かれてしまいます。
歴史教科書云々よりも、こちらの方がよっぽど問題だと思いますがね。
次世代の日本人は、日本史を知らず、
フランス革命やアメリカ独立の意義ばかり習う、そういうシステムになりました。
学校教育は自ら学ぶことを阻害しない。
であれば、文部省が日本史を学んではならぬと定めていない以上
「そういうシステム」という批判は全く的はずれである。
247 :
保守を考える:02/11/24 18:00 ID:NjwGeRuQ
>悪源太氏
あなたは後醍醐天皇と後鳥羽天皇(上皇)が
「無知蒙昧」で「愚帝」と何度も言い切ってます。
その理由として
「一帝が、時代認識も無茶苦茶に、
権力欲で暴走するような時には、日本は混乱し、民衆のためにならないと言っているのです。
そうではなく、時の権力者に任せる事こそが、
日本が安定し、皇室のためにも民衆のためにもなる行動だと言っているのです」
と説明しました。
さて今、「僕が言っているのは、動乱自体ではなく、その長期性にあります」
「原因の大きな部分が、両統迭立を破り、
自分の子孫のみに皇位を継がせようとした後醍醐帝にある事は、明らかな事実でしょう。」
つまりこの「論法」では後鳥羽上皇にはあてはまらない
私があなたをこの件で批判しているのは
後醍醐天皇と後鳥羽上皇を並列して「無知蒙昧・愚帝」と罵ってる点であり
この2名を並列して論じようとしたあなたの「衒学的」態度である
248 :
保守を考える:02/11/24 18:21 ID:NjwGeRuQ
>悪源太氏
南北朝の動乱が長期にわたったことについて
1 幕府の上層部の内乱(観応の擾乱等)
2 守護たちが大名化して、その勢力が不均衡であった
3 郷村制を背景とした農民たちの団結、国人層の一揆により、治世が安定しなっかた
4 土豪・悪党・農民層の中には「南朝」を支援するものがあり、これを政治的に利用したこと
があげられます。
それでも、長期にわたった原因を後醍醐天皇に求めるなら
両統迭立にも求められ後嵯峨天皇や北条時頼にも
その怨念(罵詈雑言)を向けなければなりません。
249 :
右や左の名無し様:02/11/24 18:36 ID:NjwGeRuQ
>悪源太氏
>ちなみに九条兼実は1202年に源頼朝との対立から、
>関白を追われて出家していますので、
>晩年の彼は反幕府的であったと考えて良いでしょう
これはどこの国の歴史ですか?
九条兼実は1196年に「政敵」である「土御門通親」によって
「失脚・追放」されたのです。
それとこの時代は、「公武2元支配」という時代ですから
あなたの言う「時の権力者」って誰ですか?
もう一つ
>普通は承久の乱の基本史料は、慈円が後鳥羽上皇を批判した愚管抄でしょう。
普通「史料批判」というものはいくつものの史料をもとにして行うものです。
それにこの時代の正史は「吾妻鏡」ですよ。
後鳥羽上皇の院宣によりつくられた「新古今和歌集」を史料とするのも「普通」です
「時代を認識しなかった愚帝」だなんて、歴史読本みたいだね。>悪源太さん
あなた、さんざん「過去への断罪」について批判してなかったっけ?
どうもあなたの意見からは石母田正・佐藤進一の幕府中心主義の匂いがぷんぷんしてくる。
関東じゃ今でもそうなのかな。
251 :
悪源太:02/11/24 18:57 ID:C0lKnVc0
>>249 正確には、1196年に源頼朝・源通親・藤原範季らとの対立により、
関白を追われ、1202年に出家しています。
そこが議論の争点ではないので、いい加減に書いてしまった事は訂正しておきます。
焦点は、1207年には九条兼実は死去し、
1221年に生じた承久の乱へのコメントなど在るはずが無いという点です。
あと、吾妻鑑は幕府側の作成なので、それが後鳥羽上皇を批判していても一面的です。
そうではなく、旧勢力に属する慈円が、後鳥羽上皇を批判しているからこそ、
愚管抄の史料としての重要性があるのでしょう。
252 :
悪源太:02/11/24 19:08 ID:C0lKnVc0
>>247 確かに後鳥羽帝と後醍醐帝を同一に扱うのは、些か乱暴であるとは感じます。
後鳥羽帝の時代を、未だ武家と公家の関係に最終的に決着がついていない時点、
という認識も当然成り立ちます。
(僕は
>>250で認識されている方がいる如く石母田正・佐藤進一あたり好きなのですが)
僕はその時代には、既に趨勢が決していると考えますので、
後鳥羽帝を愚帝の範疇に入れましたが、そうでない学説も当然存在する。
その点は後醍醐帝の事例と異なるという点は、ご指摘の通りです。
そして勿論
>>248に書かれている通り、
南北朝動乱の遠因は後嵯峨帝と北条時頼にある。
しかしそれは南北朝動乱のあくまでも遠因であって、
直接的には後醍醐帝の皇位に対する執着的態度であったから、
第一に後醍醐帝を愚帝と述べているのです。
253 :
保守を考える:02/11/24 19:11 ID:NjwGeRuQ
>>226 「無知」については照明されました。
私が
>>186に書いた内容について回答してもらえないでしょうか?
あなたは「戦争論」の話をしているわけではないといいました。
よって、「敗戦の理由」について「戦争論」を絡めないでどう話せというのでしょうか?
それとも、私のほうから勝手に話せば宜しいと仰るなら
>>219の回答を下さい。
254 :
悪源太:02/11/24 19:15 ID:C0lKnVc0
>>250 後鳥羽帝への批判は、既出のように慈円の愚管抄による同時代認識です。
後醍醐帝への批判は、太平記・梅松論・難太平記と、
神皇正統記・職原抄など南北双方からの評価がある中で、
僕が北朝側史料により重きをおき、判断しているわけです。
同時代史料が存在せず、単に現代の価値観から歴史の価値判断をする、
左翼の常套手段と同一に扱わないで貰いたい。
255 :
保守を考える:02/11/24 20:14 ID:NjwGeRuQ
>>251 >正確には、1196年に源頼朝・源通親・藤原範季らとの対立により、
>関白を追われ、1202年に出家しています。
>そこが議論の争点ではないので、いい加減に書いてしまった事は訂正しておきます
なにが「正確」にはなんですか?
正確には村上源氏である土御門通親が頼朝と結ぶ兼実を「排斥」し
外孫である土御門天皇を立てて権勢を振るうのです。
>焦点は、1207年には九条兼実は死去し、
>1221年に生じた承久の乱へのコメントなど在るはずが無いという点です
焦点は後鳥羽上皇の時代認識ですよ。
あなたの論理は、勝手に焦点をつくり、歴史を捏造して自己の都合のいいように
解釈しているだけです。
仮に今、小泉なり阿部が死去して
14年後、北朝鮮と国際問題(戦争等)が発生した時
後代にかれらの「日記」はなんの史料的価値がないというのでしょうか?
あなたは、あくまでも「無知蒙昧・愚帝」という
無知蒙昧的言質を撤回しないわけですね。
あなたの言説を聞いていると、
「教団の真理については、私に聞いてください。私は誰よりも詳しいです。」
と、まくし立てた「上祐」を彷彿させます。
>旧勢力に属する慈円が、後鳥羽上皇を批判しているからこそ
だから、「無知蒙昧な愚帝」なのですか・・・・
256 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 20:19 ID:ZWK5C1dG
>>253 私に対するレスのようですが、何を希望されているか意味がわからん。
私の無知が証明されたのですか?私はすでに述べている通り、戦争の話
をしようとしているのではなく、天皇の絶対化を貴殿が主張されている
から、その絶対化による弊害として、戦時中の状況を例示したに過ぎな
い。「敗戦の理由」など、なぜ議論の対象となるか不明。
どこの何に回答してほしいのですか?
257 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 20:22 ID:ZWK5C1dG
もう一つ。後鳥羽か後醍醐か一方を選んでくれないと、ギャラリーとして
は苦しい。両氏お願いを聞いてくれますか?
258 :
悪源太:02/11/24 20:29 ID:C0lKnVc0
>>255 あなたは時代の変化を見て取られない。
確かに九条兼実は最初親幕府的存在であったが、
頼朝と対立し、保護してくれる存在がなくなったために、
通親・範季らに追い落とされたのである。
失脚時の兼実が頼朝と結んでいたとは滑稽な。
また保守考氏が最初に玉葉を例示されたのは、
>>189であるが、
そこでの僕の文章の引用は、後醍醐帝に突いて述べた部分を、
あなたが後鳥羽帝にも勝手に適用されているのですよ。
>>183をもう少しよく見返してもらいたい。
そして、今から14年後に北朝鮮と戦争があっても、
小泉・安倍が今書いている日記というのは、
その14年後の戦乱の原因としては、また戦乱の評価としては、
非常に史料価値は低い。
同時代の14年後の政権に近い史料の方が、史料価値が高いのは明々白々でしょう。
上佑云々の罵倒に対しては、果てさてどう対応してよいものやら。
259 :
250:02/11/24 20:30 ID:???
>>254 慈円だって別に「天皇は象徴として武家に政治を委ねればよい」なんて言ってるわけじゃないでしょ。
単に摂関家と武家が両翼として天皇を支えるべきと考えただけで。
そもそも武家が支配者というのが時代の趨勢なら、なぜ後鳥羽や後醍醐の挙兵につく武士がいたわけ?
幕府に反した武士1人1人にも「時代を認識できない愚武士」と断罪してまわるつもりですか?
それに、皇位に執着するのが愚帝というのなら、前近代の権力者は大部分が愚帝でしょ。
そこに具体的な武力たり得る武士が結びつくから、合戦に発展するわけで。
それともまさか、新勢力たる武家内部では権力争いが起こっていないとでも言うつもり?
武士たちがいったいどれだけの血を流して権力争いを演じてきたか、ご存知ないんですか?
260 :
悪源太:02/11/24 20:31 ID:C0lKnVc0
>>257 僕は後醍醐帝の話でも、後鳥羽帝の話でも、
どちらかに絞っても構いません
261 :
保守を考える:02/11/24 20:32 ID:NjwGeRuQ
>>252 >後鳥羽帝の時代を、未だ武家と公家の関係に最終的に決着がついていない時点、
>という認識も当然成り立ちます。
>僕はその時代には、既に趨勢が決していると考えますので
まず、「最終的な決着」と「趨勢」は明らかに意味が違う
ところで、「武家と公家の関係に最終的に決着」の意味を聞きたいのですが
>しかしそれは南北朝動乱のあくまでも遠因であって
あなたは「無知蒙昧な愚帝」と主張する理由に「動乱の長期化」を指していたのに
舌の乾かぬうちに今度は
「直接的には」などと「動乱の始まり」にあるなどと言う。
こういう仕打ちを受けた私は
「馬鹿バカしい」と言うより仕方ないではありませんか
262 :
悪源太:02/11/24 20:45 ID:C0lKnVc0
>>261 従来の荘園制+知行国制でいくのか、
守護+国地頭+地頭制でいくのかというのが、
武家と公家のどちらの政治体制でいくのかを決定付ける要因でしょう。
そして、当時の経済体制は後者を要求していた。以上が時代の趨勢。
これが全国的に決定する契機となったのが承久の乱であり、
最終的に決着と言っている。
わざわざ説明しなくても、比較的通説に近い意見だと思いますが。
また後醍醐の方の話に戻ってしまいますが、
動乱の始まり…鎌倉幕府の衰微
動乱長期化の遠因…両統迭立
動乱長期化の直接的原因…後醍醐帝
>「直接的には」などと「動乱の始まり」にあるなどと言う。
などとは一言も言っていないことをご認識を。
れ氏が何度も指摘しておられるが、作文して人を批判するのはお止めください。
263 :
悪源太:02/11/24 20:48 ID:C0lKnVc0
262の補足。
勿論将軍家自身が関東御分国と関東御料を持っているわけですから、
そこに、院政期までの政治体制との連続性を持つわけですが、
それは全国の支配体制から見れば附随的な問題でしょう。
例えば江戸幕府の幕藩体制を語る時に、
将軍家の直轄領は重要ですが、それ自体は幕藩体制の本質ではない。
264 :
悪源太:02/11/24 20:56 ID:C0lKnVc0
>>259 旧勢力に擦り寄ることで利益を得る者は、当然の如く武家内部にもいる。
特に武家内部が源平に対立していた状況下では、旧平家方の武家は、
旧勢力に擦り寄ることは間々見られた。
しかしそれはあくまでも、時代の趨勢を見誤った行動でしかなかったでしょう。
ただ、政権中枢部と末端の武士では、情報量も格段に違いますし、
同じように愚かであるという気は全く在りませんが。
後段は、であるからこそ、
皇室は権力闘争に関るのは好ましく無いと言っているのです。
そんな争乱は、時の権力者達に任せておけば良い。
皇室は手を汚すべきでは無いと僕は考える。
265 :
右や左の名無し様:02/11/24 21:26 ID:NjwGeRuQ
>>258 頼朝と兼実の対立を具体的に提示していただきたいのですが
>後醍醐帝に突いて述べた部分を、
>あなたが後鳥羽帝にも勝手に適用されているのですよ
「無知蒙昧な愚帝」と呼ばれる根拠は一緒ではなかったのですか?
>その14年後の戦乱の原因としては、また戦乱の評価としては、非常に史料価値は低い。
今現在、様々な問題が明るみになっているのだから
「原因」を探る意味においても「非常に重要」でしょう
あなたは、歴史が断続的に動いているとの認識ですか?
>上佑云々の罵倒に対しては、果てさてどう対応してよいものやら。
例え話なので無視して結構ですが。
266 :
保守を考える:02/11/24 21:27 ID:NjwGeRuQ
>>262 >当時の経済体制は後者を要求していた。以上が時代の趨勢。
全く説明になっていないのですが・・・
また、あまり関係ないという主観から、適当に書いたのですか?
>これが全国的に決定する契機となったのが承久の乱であり、
>最終的に決着と言っている
で、後鳥羽上皇の何処が「無知蒙昧な愚帝」なのですか?
>動乱長期化の直接的原因…後醍醐帝
>直接的には後醍醐帝の皇位に対する執着的態度であったから、第一に後醍醐帝を愚帝と述べているのです。
>>248にその原因を私はあげましたが、それについては「是認」されるのですか?
そしてその直接的原因を後醍醐天皇に求めて
「無知蒙昧な愚帝」になる「意義」がわからないのです。
というわけで、今日はこれでお開きさせていただきます
267 :
保守を考える:02/11/24 21:30 ID:NjwGeRuQ
>れ氏
私の言っている意味が解からないのでしたら「無視」されても構わないです
268 :
保守を考える:02/11/24 21:36 ID:NjwGeRuQ
269 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 21:41 ID:ZWK5C1dG
>>267 はぁ?
回答を求めた貴殿に、質問内容が「非常に」わかりにくいので質問をした
のですが・・・。
わからない私がいけないのかしら???・・・???
無視していい程度のことなら、質問など、しなければよかろうに。
270 :
右や左の名無し様:02/11/24 21:43 ID:iHb/T5+1
聞かぬは一生の恥、聞いてもいっしょうの恥ですよね!
>>269 分かりにくくても分かりやすくても、答えたくない質問は無視するくせに・・
273 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/24 22:04 ID:ZWK5C1dG
>>272 当たり前だ。答えたくないというより、馬鹿馬鹿しい質問は無視する。
貴殿に文句をいわれる筋合いはない。
答えようと思うと、相手が無視しなさいという。
人生、思うようにならんと常々思う。オヤスミ。
馬鹿馬鹿しいかどうかの基準が(以下略
この質問(
>>229)のどこが馬鹿馬鹿しいと言うんだろうな?
前スレの841氏がしていた質問と同じ趣旨だが、議論の本質にに関わると思うがなあ。
【天皇家を否定する形での天皇制廃止に反対】ということは、
【天皇家を否定せず、制度のみ廃止する】なら問題なしということか?と聞いているのに。
【1000年の慰霊鎮魂の継続が否定される恐れが】なきゃいいんでしょ?違うの?
だから「天皇制」廃止に一体なんのメリットが?
また、「税金の無駄」云々ループに戻す香具師出現の予感
政治制度、文化論、歴史、どの論見ても決着は(以下略
逆に、どうしても認められない理由は被差別妄想?他の理由は?
俺様はPUNKS!
パンクの俺様は天皇認めないぜ!
国家の安定?そんなの知ったこったねーぜ!
俺様はアナーキストっ!
何にも縛られないぜ!
もし愛子の弟が生まれたら松浦亜弥と結婚させてください。
あややみたいなチョーカワイイ子が皇族になれば私も皇室を支持します。
要は、彼等の容姿の醜さが全ての原因なんです。
彼等の容姿が良ければ、天皇制廃止なんて馬鹿げたことを言う
愚民はいなくなります、これは本当だと思います。
>>277 いや、ループしそうになったら飛ばして読めばいいんだよ。税金の話も。
とは言え、愚帝がどうとかの言い合いでスレが浪費されるのは確かに迷惑だな。
そろそろスレタイどおりの議論に戻してほしいよね。
それか、ここらで各人が自分の主張をまとめて示すとか、新たな争点を提出するとか。
迷惑ならいちいち見るなよ、頭ワリィな、君は
273は知障だから
不当な差別を受けてる、と感じる被害妄想が廃止派の根拠なわけだが
284 :
悪源太:02/11/25 00:30 ID:L97aJw6f
>>265 源頼朝と九条兼実が非常に親しく、
頼朝が征夷大将軍になる際も、兼実の役割は非常に大きかった。
しかし一方で、頼朝の娘大姫の入内をめぐり、兼実と頼朝の関係は疎遠になり、
頼朝は通親・丹後局・藤原範季などに接近していく。
ここで、大姫入内は失敗するが、
九条兼実と源通親の双方が後鳥羽帝へ娘を入内させており、
前者に皇女が、後者に皇子が生まれることにより、両者の関係が微妙になった。
そして、頼朝が兼実から通親にスタンスを完全に移動させたところに、
1196年の建久七年の政変が生じる原因があった。
14年前の史料と、同時代的な史料では、
どちらに史料の重要性があるかは明々白々であると言っているでしょう。
それが理解できないようでは、どれだけ議論しても無駄ですね。
あと、後醍醐帝と後鳥羽帝に関して、
あなたが引用された僕のレスの部分では、並列していない。
勿論、スレの流れから、同一であると思われたのなら、
僕の未熟さであるが、よく読んでいただければ、
区別している事は読み取れると思われる。
285 :
右や左の名無し様:02/11/25 00:34 ID:Yc05DFGu
自分の人生で一番大切なものは自分。
自分>家族>地域>天皇制>日本
286 :
悪源太:02/11/25 00:39 ID:L97aJw6f
>>266 その辺、僕は大学入試の頃に予備校で学んでたのを思い出しますが、
かなり基本事項のはずです。もう一度、院世紀から鎌倉初期に関する、
何か通史的な本を読むことをお薦めします。
南北朝の動乱が長期化した原因「全て」を後醍醐帝に押し付けているわけではありません。
>>248にご指摘の如く、様々な要因がかみ合わさり、動乱は長期化しました。
しかし、後醍醐帝が時代の趨勢に抗わなければ、
室町幕府内部の確執も、それぞれ正当性を掲げあう事はないし、
全国各地の守護が二分して戦う必要もなかったし、
あそこまで混乱して皇室が利用される事は無かった。
もっと早く皇室を捕まえた勢力が、大義名分を手に入れる事ができたわけですから。
その意味で、平家の滅亡から源氏の世への以降は、
大義名分である皇室と3種の神器を巡って、相対的には短くケリがついている。
287 :
おまわりさんの味方:02/11/25 00:42 ID:lnjtZsS6
天皇についていろいろと誤解があるようです。
1、中学校の歴史教科書を読み返して見ましょう。
「天皇が、日本の王様」とは、記載がないはず。
ただ「大和朝廷が日本を統一」とあるのでは
2、統一なら「織田信長が天下統一」と同じ
3、天皇の国事行為は、「日本の国益」のみ
4、陛下に「叙勲」をもらいたくて「交通安全」等に
尽力しているひとが、何万人といる。
つまり、「天皇を必要としている人が、日本には、
何万人(少なく見積もって)もいるのです。
外国にも、「天皇」がいるおかげで「ハク」
がついているのは、事実です。
(怪しい人と思われると悪いのでここまで)
>>283 世襲の制度に基づく差別には違いないよ。
天皇と国民と、どっちが差別する側か、差別される側かは別として。
俺が天皇になりたいと思ってもなれないわけだし、
(なるのは御免だ−いつもニコニコしてなきゃならんなんてぞっとする)
天皇は税金払ってないし選挙権も被選挙権もない。戸籍も苗字もない。
問題はそれが、許容される差別かそうでないかと、どういう正当な理由があるかだね。
許容とは、その差別(天皇制)による利益が不利益を上回っているかどうか、
正当な(言い方が変だが)理由があるかどうかだと思うね。
289 :
悪源太:02/11/25 00:44 ID:L97aJw6f
>>280 それならば、ご自分でスレの流れを変えさせるよう、
議論に参加されればよろしい。
僕は別に鎌倉初期の話でも、室町初期の話でも、江戸期の話でも、
明治憲法でも、現在でも、古代ギリシャでも、ルネサンスでも、
何でも楽しいので、スレの流れに興味があれば参加しているだけですので。
290 :
右や左の名無し様:02/11/25 00:59 ID:wWDsLg9Y
>>285 自分を最上位に置くのは、おこちゃまの証拠。
まだ、厨房だろ?
291 :
おまわりさんの味方:02/11/25 01:04 ID:FO9yJ7MR
別の板にもかいたのですが、
1、現在の天皇は、「北朝」です
2、足利幕府の時、後醍醐天皇が「南朝」となりました
3、自称南朝の「三浦天皇」「熊沢天皇」が現れた、
4、南朝以外にもまだ知られていない「・朝」が、
家系図片手に現われる可能性がある。
差別とか言わないで、もっと楽しく、広い視野で語り
合ったらいかがでしょうか。
292 :
右や左の名無し様:02/11/25 01:06 ID:wWDsLg9Y
>>288 「差別」の使い方が違うんじゃない?
一方的な不利益がないのなら、差別ではなく区別だろ。
大人と子供は区別。天皇と日本国民は区別。
293 :
右や左の名無し様:02/11/25 01:13 ID:wWDsLg9Y
歴史的には被差別部落の人々が平等の原理とした天皇制が、
差別されてもいない現代の日本人に(ごく一部ではあるが)差別といわれようとは、
なんとも皮肉なもんだな。
自然科学と社会科学の違いが理解できない人がいるスレ。
まずは「抽象化」について辞書を引くところから始めよう。
>>292 >一方的な不利益がないのなら
廃止派は不利益があると主張しているよ。
例えば、税金の話にしても、天皇及び皇族が税金払ってないのは事実だからね。
その率は数十人/1億2千万人だが、不公平=不利益といえば確かに不公平=不利益でしょ。
あと、自分と違って特別な敬称付けて呼ばれる存在が気に食わないとか、
信仰上の理由で許容できないとかって人もいるかも知れん。
クリスチャンやアイヌや沖縄の人たちがそういう主張をしてもおかしくない。神道は彼らの信仰じゃないからな。
神道と象徴天皇制は一応分離されてるが、そうは言っても両者不可分だからな。
それに、確かに前近代的な身分制の最後の残滓には違いない。
俺はそれでも、現憲法公布までの手続きに問題がないし、多数が支持していて価値があるから、
あっていいという立場だ。
>>264 >特に武家内部が源平に対立していた状況下では、旧平家方の武家は、
>旧勢力に擦り寄ることは間々見られた。
承久の乱で後鳥羽方についた武士の説明には全くなってません。
それに、頼朝の大姫入内工作や摂家将軍も「旧勢力への擦り寄り」じゃないの。
>ただ、政権中枢部と末端の武士では、情報量も格段に違いますし、
「情報量」って、いったい何の情報ですか。 「時代」の情報?
末端の武士だって守護・地頭の存在くらい知っているし、西国の守護も後鳥羽方についてます。
そもそも知行国制や守護・地頭制を「政治体制」とか言ってる時点でどうかと思うけど。
>であるからこそ、 皇室は権力闘争に関るのは好ましく無いと言っているのです。
殺戮を伴う自力救済の世界で権力闘争をしている武家は「新勢力」として免罪され、
公家だけを、権力闘争したら「無知蒙昧で愚か」と罵るのは恣意的すぎ。
黒田俊雄的に言えば、中世は公家も武家も寺社も協調して「時代」を作ったのであって、
旧勢力だとか新勢力だとか勝手に判断して一方的に裁いても意味がない。
そもそも、天皇制廃止派は支持派を「時代の趨勢を読めない愚か者」とか言うわけでしょ。
あなたこそ、そのような見方自体を否定すべきなんじゃないの?
>>280 だったらあなたがまとめてよ。喜んで消えますから。
297 :
だーまつ:02/11/25 03:16 ID:o5l1Kw4w
>>213 はあ?私の
>>198のどこが「言葉狩り」なんですか?
具体的かつ論理的な説明をお願いします。
それとも誤爆かな?
私の198へのレスとしてはあまりにもピントが外れ過ぎるから、誤爆の可能性が高いのだが念のため。
298 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/25 10:56 ID:ZjOJE++H
>>297 >日本国民の一定数が、皇族に対し「陛下」「殿下」「さま」などの一種自虐的とも思える過剰敬語を使用するのは、
>奴隷根性或いは使用人根性の発露としか私には思えないので、そう表現したまで。
過剰敬語を、マスコミにおいて自主規制させるんじゃないの?
それが、天皇制廃止の第一歩とか書いてなかったっけ?(
>>203あたりで)
299 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/25 11:18 ID:ZjOJE++H
>>295 一点だけ指摘させていたいただくが、皇室が税金を払っていないと言う
部分は、理解できない。
所得がなく、固定資産も所有していない皇室に、税金の支払う理由がな
い。(支払っていないのは事実だが、免除されているのでもなく、特典
でもない。)
憲法88条で皇室財産は全て国に属するとしている。皇室経済法で所得
を得る事は出来ないことが規定されている。
我々のお税金でお皇室のおかたがたはとても良いお暮らしがおできなっておられます。
お税金=お小遣いなのでございます。
301 :
右や左の名無し様:02/11/25 11:32 ID:0+BBfwy7
悪源太は、通説・基本事項等の言葉で誤魔化してます。
>皇室は権力闘争に関るのは好ましく無いと言っているのです。
結果を今風の価値観で裁いるような。
>>296 良いこと言った。
れ ◆r0FmiN9ADkも、悪源太との認識の違う点を書き込んで欲しい。
素人的には、分かり易い表現しておられるんだから。
302 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/25 12:05 ID:xEz0y6b/
>>301 悪源太氏との認識の違いですか?
多数ありますが、一致点は、現状の象徴制は望ましいと言うところです。
私は、多少政教分離に関し、行き過ぎの面があると言うことを感じていま
すが、悪源太氏の認識は不明です。
個々の天皇に関する評価については、さほど詳細に論証する知識を持ち合
わせていませんが、一応私の認識を述べます。
大きな流れから見ると、平安時代に、朝廷が国軍を廃棄したところに、そ
もそもの発端がある。武家は農民、商人などの自己防衛組織がその原点だ
が、国の治安は、本来国が担うべきであるのに、それを放棄したため、私
兵が生じ武家となっていった。
国の政治には、3つの側面が存在した。「神事」「行政」「軍事」でその
内、神事を天皇が担い、行政を摂関・上皇が担い、軍事は武家が担った。
幕府の発生により、行政が一本化せず、裁判権(特に土地の所有権)や任
命権(税関系)において、徳川幕府の完成までの間、その管轄をめぐる争
いが続いた。この中で、後醍醐天皇はその管轄を朝廷(上皇)にしようと
画策した。しかし、その争いの戦力は武家であったところに矛盾がある。
権力の集中を目指すにもかかわらず、あくまで国軍を持たず、軍事を穢れ
とみなした。その矛盾は、私兵である武家を征夷大将軍にすれば、権力を
もち、官位を与えなければ、協力を得られないところにある。
天皇の権威の過信でもある。戦乱を招いた責任を問うべきか、それとも、
行政からの朝廷の撤退のための歴史的必然かは、評価できる知識を持って
いないが、印象としては、歴史的必然であったように感じる。
上皇は争うが、天皇は原則(建前として)争っていない。ここに日本の天
皇の不思議さがある。政治(行政)よりも、慰霊鎮魂の重要性が勝っていた
のではないだろうか。私の霊的権威論に続くが、それはおりを見て・・・
303 :
右や左の名無し様:02/11/25 14:09 ID:4dHh58xp
304 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/25 15:25 ID:PqkVdVE+
ついでにちょっと書いておくと
治安の確保を担う国の軍隊を、朝廷が放棄した理由は、神道・陰陽道・仏
教などの、当時の最新の科学であり思想を現実化した平安京には、軍事を
必要とする事態の発生はありえないと考えたからであろう。
これを迷信でありばかげていると、笑い飛ばせる人は、現代においては、
「保守」の部類であり、制度や国のあり方は「理念や思想」に基づけばよ
いと考える人は、この行為を笑うことは出来ない。
ネ谷 イニ 地 獄 逝 け!!
306 :
悪源太:02/11/25 15:43 ID:8oxu4GFc
ちょっと時間が無いので少しだけ。
>>301 通説とか、基本事項って言うのは、だいたい歴史学界での話。
一般的にどのくらい認識されているかは知らないし、
専門(明治〜昭和前期)外の時代は、情報が古いことも間々あります。
そういう意味で、分かり難かったり、
最新の説とのズレが有ったりしたら失礼。
ただ、あまりにも簡単な事項を書くのは面倒なんですよ。
ご存知無い方は、御自分でお調べあれ。
>>296のへ反論はまた後ほど。
307 :
悪源太:02/11/25 15:54 ID:8oxu4GFc
>>301 ちなみに、皇室、というか正確には天皇が権力闘争に関るべきでないという点は、
>>264の後半で述べていますが、
それは、わざわざ僕の考えであると、明確に断わっている。
僕の単なる歴史認識と、そこから導き出した教訓を述べている部分です。
何か誤解されているようですが、後醍醐帝が史上稀に見る愚帝だからと言って、
後醍醐帝を鞭打って罰せよと言っている訳では無い。
単に時代認識が無かったと評価しているだけなんですから。
それと、日本の戦争責任を問う、等の話とは、全く関係が無い。
今から見れば、植民地支配のような採算性の悪い事して、
全く愚かだったという評価は十分あり得るし、僕はそう考える。
しかし、それは戦争責任等を意味しない。
この2者を混同する事は避けて貰いたい。
>>302の訂正
誤字脱字は、「れ」の常なれど、あまりの間違いなので訂正。
×いが続いた。この中で、後醍醐天皇はその管轄を朝廷(上皇)にしようと
○いが続いた。この中で、後醍醐天皇はその管轄を朝廷(親政)にしようと
309 :
右や左の名無し様:02/11/25 18:30 ID:jbwCYu2Y
310 :
右や左の名無し様:02/11/25 21:02 ID:7YzqALy3
>>284 で、どこが「対立」しているのですか?
それでその「建久7年の政変」はどこの国の歴史ですか?
『建久7年の政変』のあらまし
頼朝が自分の娘(大姫)を入内させようとして、土御門通親に接近したのを利用して
通親・梶井宮・丹後局らが共謀し、頼朝と後鳥羽天皇の双方に別々のことを言い立てて
兼実を失脚させ、藤原基通が関白・氏長者に返り咲いた
ということをあなたの好きな?慈円がその著書に記しているのですが・・・・
「大姫、入内の失敗」ってそんな言い方ありですか?
大体、あなたの言う失敗とは翌年(1197年)の話ですが?
原因は大姫の「死亡」です。
ところであなたの言う「滑稽な」ってなんですか?
あなたの「無知さ加減」なら理解しますよ。
で、後鳥羽天皇のどこが「無知蒙昧な愚帝」なのですか?
そして「時の権力者」って誰ですか?
311 :
保守を考える:02/11/25 21:08 ID:7YzqALy3
>>286 ところで、本気にこれにレスされたいと思ってます?
なんだかなあ・・・・
今日はとりあえず時間がないので、また暇ができたらレスします。
312 :
だ〜まつ:02/11/25 23:09 ID:rbPfv8k5
>>298 >過剰敬語を、マスコミにおいて自主規制させるんじゃないの?
はあ?この私がいつ「マスコミにおいて自主規制させる」なんて言いました?
どうやら君は、人が言ってもいないことを勝手にでっち上げた上で、
その「架空の発言」に対して批判を加えるのがお好きなようだが、
今後一切そのような行為はやめなさい(朱鎔基風に)。
議論する上で最低限のマナーでしょう。
そもそも自主規制なんて、私の理想の対極にある発想ですよ。どんな語も、使いたい奴は使えばいい。
私がいいたいのは、「あくまで」現象として、
「陛下」などの用語の使用が、福沢風に言えば「人の上に人をつくる」行為だってこと。
全ての人間に「陛下」と付けるのなら話は別ですが、そうでない以上(いい悪いは別にして)、
人と人との間に先天的な「差」を設けていることを意味する。
これが差別的でないとはいえないだろう。
もちろん、差別的な思想を持つのも、それ自体は「思想・信条の自由」だし、
増してやマスコミの言論に介入しろなんて全然思わない。
仮に、社説で専制君主制を主張する新聞が登場しても、私はその新聞社の営業の自由が守られることに賛成するであろう。
313 :
右や左の名無し様:02/11/25 23:44 ID:8cTBOnwD
>>312 先天的な「差」が、イコール差別ではないよね。
天皇がその差を利用して国民を圧迫したか? 否だよ。
金持ちに生まれてくる人もいれば、身障者として生まれてくる人もいる。
先天的な「差」はあるだろ。
身障者の幸せになる権利を不当に奪えば、そこに差別が生じる。
天皇は、日本国民の幸せを祈願するのが仕事なんだよ。
日本国民の幸せになる権利を不当に奪っているか?
314 :
だーまつ:02/11/25 23:53 ID:rbPfv8k5
>>313 そういう問題ではないでしょ。
身障者と健常者を同等に扱うべきであるのと同様、明仁さんと他の人間を同等に扱え、と言ってるだけなのよ。
身体的な特徴に差があるからといって差別していいわけではないのと同様、血統に差があるからといって差別していいとも思わない。
先天的な「差」と、それを根拠とする「差別」を混同してはいかんよ。
それとこの問題は、「天皇自身が国民を圧迫してるかどうか」「天皇がいい人か悪い人か」などという問題とは無関係だよ。
彼が社会的・政治的にどう扱われるか、という問題なんだから。
315 :
右や左の名無し様:02/11/26 00:07 ID:Z+LOFTMx
>>314 >先天的な「差」と、それを根拠とする「差別」を混同してはいかんよ。
そのとおりだね。先天的な「差」≠差別だ。
だが、身障者と健常者を完全に同等に扱うべきではないだろ。
身障者ができないことは、残念ながらある。身障者専用シートは差別か?
身障者ができることを不当に制限したら差別だろ。
天皇は、日本国民の基本的人権を不当に制限しているか?
否。だから、差別じゃないんだよ。
316 :
右や左の名無し様:02/11/26 00:08 ID:ESH8ZLGU
実害の有無に関係なく「差別」を論じたいのなら、イデオロギーに
よってキリがないと思うな
例えば攻撃的なフェミニズム・オバハンが、幸せな夫婦を指して
「結婚制度という家父長制のもと、女は差別されてる」って
批判するようなもんか(本人は幸せでも自分は不愉快?)
317 :
だーまつ:02/11/26 00:16 ID:vyl2sahU
>>315 >身障者ができないことは、残念ながらある。
そう、その通り。しかしその理屈で逝けば、
「天皇にできて、他の人間にできないことはない。故に天皇と一般国民は同等に扱うべし」って結論になるよ。
それに、上記の「身障者にはできないことがある」という論点と、
後記の「天皇は、日本国民の基本的人権を不当に制限しているか? 」は、基本的に別問題。
故に、前段が証明されたからと逝って後段は証明されてないし、
故に「だから、差別じゃないんだよ」というのは論理的な飛躍だ。
しかもその件については、
>>314の最後の3行ですでに述べている。
318 :
悪源太:02/11/26 00:19 ID:rEX+c9RC
>>310 あなたの言う『建久七年の政変』こそ、どこの国の話なんです?
一応僕は、山川の日本史広辞典を参照に話しているのですが。
大姫入内にかんして頼朝と兼実は対立するが、
それだけで兼実が失脚したわけではない。
また、大姫死去は翌年だが、病で入内が不可能であると判断されたのは1196年だ。
無知な方に無知と言っていただけるとは、最高の誉め言葉ですね。
で、後鳥羽に関しては、前に書いたように、
承久の乱以前において、国地頭・地頭を認める形で、
武家の優位という体制が、時代の趨勢であったと僕は考える。
その理由の一つが慈円の愚管抄。
そこから、僕は彼を時代認識がない愚帝と評価した。
319 :
右や左の名無し様:02/11/26 00:22 ID:Z+LOFTMx
>>317 >天皇にできて、他の人間にできないことはない。
一般の国民が、天皇の代わりになることは出来ないんだ。
それが日本の歴史であり、日本文化だろ。
あなたは、先天的な「差」=差別と考えているんじゃないのか?
完全な平等は前世紀の幻想だよ。
320 :
だーまつ:02/11/26 00:26 ID:vyl2sahU
>>318 そうそう、レスし忘れてたけど、貴方がGODIEGO天皇を批判されるお気持ちは分かります。
象徴天皇制の立場からすると、彼はそれから逸脱してるし、天皇制論議から離れた一般的「指導者論」からもいただけない。
(私が幼少時に読んだ歴史読本には「たいへんりっぱな天皇」と書いてましたが…)
ただ、当時はまだ「天皇=象徴」という観念はまだ定着してなかったのでは?
承久の乱が挫折した記憶もまだ残っており、「皇族が権力を狙う」ことが(少なくとも当時の価値観では)必ずしも否定されてなかったような気もします。
まあ私は保守派ではないから、「現在の価値観で昔の人を裁く」という行為を必ずしも否定しませんし、
尊治はんが指導者としてアレだったこと自体は同意なのれすが。
人物の評価って難しいれすね。
観念論です 観念論
すなわち、実害の有無に関わらず
「天皇制のもと、自分は差別されてる」という観念
世界中で絶えない紛争の根本原因がここにあります
322 :
悪源太:02/11/26 00:31 ID:rEX+c9RC
>>296 ご指摘のレスよりも後段に書きましたが、将軍家自身が関東御分国と関東御料を持ち、
旧時代の遺制に一部根拠を置いていた。
それと同じように、大姫入内や摂家将軍など、旧体制を利用する側面は当然見られる。
武家か公家かという二分法で、全てを語ろうなどとは全く思っていない。
しかし、それは鎌倉幕府の本質ではない。
荘園領主や知行国主の権限を制約し、守護・国地頭・地頭らの権限を法的に認める方向へ向かう、
それこそが、平家ではなく、源氏政権の体制として重要な点である訳ですから。
で、前にも書きましたが、別に僕は後鳥羽帝を裁きたいわけではない。
皇室のあり方として、現在の価値観から、それは決して見習ってはいけない存在である、
その様な意味で、愚帝と言っているのです。
ましてや、同時代的にも時代の趨勢に抗うという指摘がある状況では尚更でしょう。
これは、現皇室も是非とも教訓としていただきたい事象である。
その様な思いで愚帝と呼んでいるのです。
で、現状における皇室廃止が時代の趨勢かどうかという問題。
我々は、歴史を、結果を知った上で教訓を読み取っているのであり、
予言者の様に振る舞う、現在の左翼とは全く異なっている。
用語が同じだからと言って、同じことを意味するというのは、
あまりにも短絡的に過ぎるでしょう。
323 :
だ〜まつ:02/11/26 00:30 ID:vyl2sahU
>一般の国民が、天皇の代わりになることは出来ないんだ。
>それが日本の歴史であり、日本文化だろ。
歴史や文化について貴方がそういう定義をなさるのは勝手ですが、
一般性はありませんよ。
強いて言えば「現行憲法では、一般国民は天皇になれない」ということは可能ですけどね。
ただ、憲法上「できない」ことと、物理的に「できない」こととは別です。
貴方がさっき挙げたのは、「身障者には健常者と同じことが出来ない」ってことでしょ?
そういう「物理的・身体的な違い」と、「社会的な違い」を混同なさらないように。
>あなたは、先天的な「差」=差別と考えているんじゃないのか?
日本語の読める人が私の前レスを読めば、そうは解釈できないハズですが。
324 :
右や左の名無し様:02/11/26 00:40 ID:Z+LOFTMx
>>323 天皇は、一般国民がなれるような単なる役職ではないだろ。
一般国民は大統領にはなれても天皇になれない。
天皇とは、千数百年の日本の歴史・文化を背負った存在なのだから。
天皇と日本国民の関係は、差別ではなく、日本を構成する二つの要素としての区別だよ。
325 :
悪源太:02/11/26 00:40 ID:rEX+c9RC
>>320 皇族という表現は正しくない。
当時権力闘争に関与したのは、一応は天皇は含まれない。
多分権力闘争に積極的に関与した天皇とは、嵯峨天皇が最後だったのでは無いであろうか。
勿論後三条天皇にはその可能性があったし、
後白河天皇も即位当初にはその様な動向が無くもない。
しかし結局は天皇は皆、退位して上皇・法王という地位となった後、
権力闘争に関与するという手段を取っている。
これは天皇位というのが、その象徴性と非政治性によって担保されているからであり、
天皇のままでは権力闘争をしないというのは、ほぼ常態であったと考えて良いでしょう。
だから後鳥羽帝よりも、さらに後醍醐帝を愚帝と呼んでいるのです。
まだ後鳥羽帝は、単に時代認識が無いだけであった。
しかし後醍醐帝は、象徴的な天皇位にすら変更を迫る行動であったのだから。
326 :
だーまつ:02/11/26 00:52 ID:vyl2sahU
>>324 え?そもそもあんたが言いたいのは、「身障者と健常者」のように「天皇と一般国民」に差異がある、
ってことでしょう?それが違うということを私は延々証明してるのだが。
もちろん、日本が共和国になれば、その元首は「天皇」ではなく大統領とか議長とか或いは首相となるだろう。
けど私が問題にしてるのは、そういう呼称の問題じゃない。
天皇が「物理的に」一般国民に不可能なことを出来るわけじゃない、ってことだよ。
故に、天皇と一般国民との違いを、身障者と健常者にたとえたお前は間違っている。
あと、
>>314の最後の3行には納得頂けたと思っていいわけね?
>>325 私が「皇族」って逝ったのは、後醍醐「天皇」と後鳥羽「上皇」を総称していったんだけどね。
ゴダイゴはんは権力闘争に与したし、君自身言うように「上皇、法皇」は権力闘争に関わったんでしょ?
それで「皇族」と表記したんだけど。
ただその意味で、
>後鳥羽帝よりも、さらに後醍醐帝を愚帝と呼んでいるのです
は同意。ただ、ゴダイゴはんも主観的には「名君」のつもりだったような気もする。
327 :
悪源太:02/11/26 01:15 ID:rEX+c9RC
このスレで議論していての感想ですが、
左の方は、歴史を評価することが、即ち裁くという行動に出られる。
これに対しては、常々疑問を呈してきた。
しかし一方で右の方は、歴史を評価すると、それを裁かれたと感じるようだ。
これは結局左の方と同じ認識であり、同じ様に疑問に感じる。
前にも何度か書いたと思うが、
歴史を評価して、そこから現代における教訓を見出すという行為と、
歴史を現代の価値観のみから、善悪で裁く事は異なったことである。
そして今回の議論である後醍醐帝と後鳥羽帝に関して、
後鳥羽帝は旧勢力側ですら認識する時代の趨勢に反した点で愚帝と呼んでいる。
後醍醐帝は建武の新政が武家の要請を無視した政治という点で時代錯誤的であるため愚帝と呼び、
天皇が権力闘争に関らないという慣習を破った点から、更に輪をかけて愚帝と呼んでいる。
つまり、僕が行っているのは、同時代の認識を踏まえた人物評価である。
決して現在の価値観のみから裁いている訳では無い。
歴史の評価とは、史実と歴史認識が加味されて下されるものであると僕は考える。
328 :
右や左の名無し様:02/11/26 01:25 ID:Z+LOFTMx
>>324 「身障者と健常者」を例に挙げたのは、この世には先天的な「差」というものが
如何ともしがたく存在するけれども、それがイコール差別ではないこと。
同様に「天皇と一般国民」にも先天的な「差」があるが、イコール差別ではないという主張だ。
つまり、先天的な「差」≠差別の例としてね。
天皇が「物理的に」一般国民に不可能なことをできるわけじゃないのは当然だし、
だれもそんなことは期待していないだろ。
天皇は「精神的に」一般国民には不可能なことができるんだ。例えば、大使100人分といわれる皇室外交。
日本の歴史と文化を背負った存在である天皇は、一般国民では代替不可能なんだよ。
>それとこの問題は、「天皇自身が国民を圧迫してるかどうか」「天皇がいい人か悪い人か」などという問題とは無関係だよ。
天皇が日本国民の基本的人権を不当に制限していない以上、差別ではないと主張した。
だから、関係おおありだろ。
>これは天皇位というのが、その象徴性と非政治性によって担保されているからであり、
>天皇のままでは権力闘争をしないというのは、ほぼ常態であったと考えて良いでしょう。
そんな珍説、初めて聞いたよ。
330 :
悪源太:02/11/26 02:03 ID:rEX+c9RC
>>329 天皇位のままでは色々と制約があって不便なので、
退位して権力を握るのが院政。
332 :
右や左の名無し様:02/11/26 02:07 ID:lFxZXpjG
皇室は存在そのものに意義がある。
333 :
悪源太:02/11/26 02:10 ID:rEX+c9RC
335 :
296:02/11/26 03:04 ID:6m7dKq6N
>>322 >しかし、それは鎌倉幕府の本質ではない。
だから、どういう基準をもって幕府の施策を区別し、取捨選択できるんです?
守護・地頭制の設置も、大姫入内や摂家将軍・皇族将軍も、共に幕府の本質ですよ。
守護・地頭を設置したからと言って、幕府が国内の政治を担当できるわけがない。
ちなみに、平氏も地頭を置いたし、総官職や総下司職など独自の軍事体制も敷きましたけど、
この場合では、独自の体制は無視されて「旧勢力への擦り寄り」が本質となるわけ?
なぜ、ありのままの歴史を捉えようとしないんです?
>で、前にも書きましたが、別に僕は後鳥羽帝を裁きたいわけではない。
現代人の勝手な理屈で、過去の人間を「無知蒙昧」だとか「時代の趨勢を読めなかった愚帝」とか
恣意的に罵倒して憚らない態度を言っているんです。
そもそも中世と現代とでは天皇家が置かれた状況が全く異なる。近代と現代を比較するのとは訳が違う。
短絡的に中世と現代を結びつけても無意味でしかない。
それから慈円は、摂関家と鎌倉将軍が結びついて天皇を支える体制こそを主張したのであって、
別に「幕府に政治を委ねよ」と言ったわけではない。同時代の評価と言うのは勘違いだよ。
>同じことを意味するというのは、あまりにも短絡的に過ぎるでしょう。
未来から現代は罵倒したら駄目で、現代から過去ならいいんですか。
「未来を知り得ずに行動した過去人を、その意味では神の視点から一方的に罵倒する現代人」
という意味では、結局やっていることは同じだと思いますけど。
で、もし将来、本当に天皇制が廃止されたとしたら、あなたは「時代の趨勢を読めなかった愚か者」
になるんですか?
336 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/26 09:23 ID:D5lHhfvW
>>312 ダーマツ氏
>>過剰敬語を、マスコミにおいて自主規制させるんじゃないの?
>はあ?この私がいつ「マスコミにおいて自主規制させる」なんて言いました?
>どうやら君は、人が言ってもいないことを勝手にでっち上げた上で、
>その「架空の発言」に対して批判を加えるのがお好きなようだが、
貴殿の言葉じゃないから質問しているんであって?マークが見えませんか?
貴殿の発言趣旨から、そう求めているんじゃないのか?と質問してるんだよ。
貴殿は、マスコミの過剰敬語が、よくないといってるんでしょう?
自主規制しない限り、マスコミの過剰敬語はなくならないじゃん。
ん?もしかして、マスコミ自体が、自発的に過剰敬語の不必要性を理解し、使わ
ないようになる事が、求められる言いたいのかな?
しかし、それがすなわち自主規制じゃないか。
自主規制自体は、悪いことではないよね。ただ、ある一方の論理なり思想を元に
差別だ、平等に反する、などと言って特定のことばを、使わないように自主規制
「させる」ことを「言葉狩り」というのではないのか?
337 :
日出づる処の名無し:02/11/26 09:25 ID:MUOkzHO4
338 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/26 09:47 ID:D5lHhfvW
>>329 >>334 院政、治天の君の政治を、
悪源太氏が、「天皇のままでは権力闘争をしないというのは、ほぼ常態で
あったと考えて良いでしょう。」と述べたことに関し、「珍説」とは恐れ
入った。「院政」「治天の君」「上皇による政治」それ以前の「摂関によ
る政治」は、なぜ発生したのか、それ以外の説明が出来るのだろうか。
天皇は最高の神官として神事を担うにおいて清浄が求められたのである。
当然、実務的な政治にかかわらなかった。実務は、摂関や、上皇(治天の
君)が担うことになり、後には武家にこの実務を奪われ、明治に至ったも
のである。明治においても、親政と言うには程遠いものである。
では、なぜ、政治の実務を、朝廷と武家で争ったのか、朝廷内部での権力
闘争があったのかと言えば、まず裁判権である。土地の帰属問題や、相続
問題の決着である。そして、そこに関係する税徴収の問題である。
であるから、深刻であり、権力闘争の原因となった。
土地問題は、古事記において、杭の神が初期の段階で誕生しているように
日本において境界と所属は、神代の昔から現代まで、重要な案件である。
諸外国が国王の座を争うのに対し、日本では政治実務権を争ったのである。
339 :
右や左の名無し様:02/11/26 10:48 ID:+e46oayP
340 :
301:02/11/26 12:10 ID:???
>>302 返答有り難うございます。
なんとなくですが理解できたと思います。
>多少政教分離に関し、行き過ぎの面がある
この内容も、もう少し解説頂けると有りがたいです。
悪源太氏のいわんとする所も、これも何となく見えてきました。
愚帝等の表現は違和感が残りますが。
>>327 >天皇が権力闘争に関らないという慣習を破った点
後醍醐帝のこの行動や両帝はどうしてこのような危険をおかしたのか、
大きな疑問を抱く事となりましたが。
341 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/26 12:55 ID:xQI+XnRf
>>340 政教分離の行き過ぎの部分は、霊的権威論から、歴史的に天皇の行ってい
る神事(現在は私的な立場で)と神道との関係、現在の憲法20条の解釈
など、議論対象が非常に多岐にわたり、また存在意義とは異なるので、こ
のスレではご容赦。
幕府をはじめた目的は、土地所有権の確保と、税徴収。貴族に任せた制度
の破綻と、武家の発生が其の原因。貴族に擦り寄る武家の存在は、ひとつ
には自己の権力の確保であろうが、もう一点、土地に基づく税制の有り方
に、その原因があるのではないかと思っている。武家は、農民からのみ、
発生したものではない。普通に考えると輸送の警護が其の発端であろう。
農民の税としての作物の運搬に関する護衛の勢力が、後に武家となったの
であるが、一方商人、漁民(税としてアワビなども納付されていた記録が
ある)も同様に武家勢力の起源となったであろう。また、僧侶も一定の作
物を作り、また、貴族を寺院の投手に迎えるなどしていたから、当然、警
護の必要性は生じ、僧兵となっている。
しかし、税の基本は土地である。幕府は領地に関する権限をもっているの
だが、領地の作物を財政基盤とした武家のみであったとは言いがたく、特
に、京周辺の武家は、海運や陸運による商業を財政基盤としているものも
多く存在し、東国の武家とでは、守るべきものに差が有ったのではないか
と、考えている。(具体的論証は知識がないからできないが・・・。)
武家による「天下統一」は、その思想をはじめて明確化したのは、信長で
あり、それ以前に、そのような考え方がなかったように、認識している。
商人や漁民からも税を徴収できる体制は、信長以降であり、それまでの武
家は土地税制を原則としていたのであろう。土地(農作物)以外を財政基
盤とした武家の存在は、その原則とは適合せず、武家が全体としてひとつ
の方向に向かうことが出来なかったことが、徳川以外の幕府の失敗の本質
的原因と思う。
342 :
悪源太:02/11/26 14:05 ID:dsfGXEuU
>>335 確認しておきたいのだが、
建久七年の政変で難癖つけておられる方とは別人ですよね?
平氏政権は、外戚政治にその正当性を置いたという点で、
摂関政治と本質的に変わらない。
しかし、頼朝の大姫入内は付随的な問題で、
それが無くても源氏政権の正当性は確保されている。
この違いがあるからこそ、平氏政権は旧体制の残滓であり、源氏政権こそが新体制である。
また慈円は、上皇が幕府に与えられている権限を回収しようとした点を批判している。
単に客観的な評価をしたのではなく、後鳥羽上皇を批判ために愚管抄を書いたのですよ。
現代から近代を見る視点も、中世を見る視点も同一だ。
ともに過去を語っているのであり、過去は現代と異なった価値観で動いている。
そこから、何を読み取るかというのは極めて現代的な問題であり、
近代を教訓にしても良いが、中世は教訓にならない、などという事はありえない。
また、近い将来天皇家が廃されれば、僕は情勢判断が出来ず、
旧制度にしがみついていた愚か者と評価されるでしょう。
ただ、それが何か問題があるのですか?
自分の信念に基づいての行動が、結果として愚かであっても、別に恥じることでも何でも無い。
>武家は、農民からのみ、
>発生したものではない。普通に考えると輸送の警護が其の発端であろう。
>農民の税としての作物の運搬に関する護衛の勢力が、後に武家となったの
>であるが、一方商人、漁民(税としてアワビなども納付されていた記録が
>ある)も同様に武家勢力の起源となったであろう。
どこまで本気で言ってるんだろうね、この人。
>>343 どこかおかしいか? どこがおかしい? 「れ」自身なんて言うなよ。
貴殿はどう思っているか、少しは書けばよろしかろう。
345 :
301:02/11/26 18:16 ID:???
>>341 他にも拝見できるスレがなく、お聞きしたかったのですが残念です。
>>342 最後の一文で、愚帝表現は私は一応収めておきます。
ただそうなると幕末の争いは結果オーライとなってしまうのかな。
346 :
ハムマヨラー:02/11/26 20:37 ID:Vywr9qqT
廃止論者はレトリックだらけだね。あんたらを見ていると、
廃止派がレトリックと屁理屈だらけであることがよくわかるよ。
347 :
保守を考える:02/11/26 21:42 ID:KYY2RxBK
>悪源太氏
>>286 上段について、だから「説明」になってないですよ と云ってるのですが?
中段について、
1 「時代の趨勢」の説明がないのですが
2 それぞれが(具体的に誰が)何の主張をしたの?
下段については、私には、判読できません
全般について、このあたりでレス内の時代統一をしませんか?
つまりこのレスは、後醍醐天皇ということで、どうでしょうか
それと、あなたは少なくとも私より詳しい(自称してましたよね)のですから
適当に書かないで、素人にもわかり易くお願いしますよ
それと、質問に対しても丁寧に教えてください。
あと、この時代の権力者も示してくださいね
348 :
保守を考える:02/11/26 21:50 ID:KYY2RxBK
(347の続き)
あと、動乱の「始まり」と「遠因」と「直接的原因」について
「遠因」については宜しいですが、
始まりという「幕府の衰退」という時代認識をあなたは、述べてませんよ
「直接的原因」と「原因」と「始まり」の差がよく解からないのですが?
349 :
250:02/11/26 22:01 ID:???
>>342 >建久七年の政変で難癖つけておられる方とは別人ですよね?
別人です。
>>250以降が僕です。
で、平氏にとって外戚が重要なのは事実だが、だからと言ってなぜ他が捨象されるの?
幕府も同様。公家的・武家的とか勝手にイメージを決めて取捨選択してるだけじゃない。
それらを総合したのが平氏・朝廷・幕府の本当の姿であり、それらの総合が時代像でしょ。
あなたが拠っている見方は、あなたが信じているほど確かじゃないことに気づいてくれませんか。
だいたい、本質でなければ無視するという発想自体がよくわからないし。
次に慈円だが、三寅の鎌倉下向など摂関家・幕府の関係が前提にあると言ってるんです。
「(旧勢力の人間までが)客観的な評価をした」と見るのはあなたであり、それは違う。
次に教訓云々については、時代による状況の違いをまず捉えよと言ってるんです。
勝手な価値観による時代像に従って都合の良い史実だけ抜き出した評価じゃ意味がない。
それじゃ短絡的に「秀吉に見る部下管理術」とか言ってるのと同じだよ。
最後の一文については、たぶんそう来ると思った。歴史観の違いを確認したかったので。
ただ僕は、歴史を扱う現代人のマナーとして過去人への敬意は必要だと思うし、
「恥ずべきでない、信念に基づいた行動」を「愚か」「滑稽」とか言う気にはなれない。
むしろ、そういう現代人の奢りこそを愚かだと思う。
350 :
保守を考える:02/11/26 22:14 ID:KYY2RxBK
>悪源太氏
>>318 >あなたの言う『建久七年の政変』こそ、どこの国の話なんです?
私が
>>310で示している何処に間違いがあるのか、示せばいいでしょう
>大姫入内にかんして頼朝と兼実は対立するが
だから具体的にどう対立したのですか?
>病で入内が不可能であると判断されたのは1196年だ
だれが判断したのですか? 医者が判断したとは云わんで下さいよ。
あなたは「ここで、失敗した」と言ったのであり、病云々について言及してないですね
素人の私が読んだら惑わされるだろうって、想像できなかったのですか?
>武家の優位という体制が、時代の趨勢であったと僕は考える
もっと解かりやすく述べてくださいよ
「公武二元制」を絡めて、西日本はどうなんですか?
で、時の権力者って誰ですか?
それと、「無知」の話は滑稽でしたよ。
保守考のほうが、はるかに わ か り に く い 。
352 :
保守を考える:02/11/26 22:48 ID:KYY2RxBK
>悪源太氏
>大姫入内や摂家将軍など、旧体制を利用する側面は当然見られる
頼朝が何故、大姫を入内させようとしたのか知ってますか?
>皇室のあり方として、現在の価値観から、それは決して見習ってはいけない存在である
あなたは「新古今和歌集」の意義について全然判ってないね
>その様な思いで愚帝と呼んでいるのです
「泣いて馬しょくを切る」ですか?
余計なお世話ですし、寧ろ時代認識も浅薄なあなたが言うのは、あつかましい
353 :
保守を考える:02/11/26 22:52 ID:KYY2RxBK
>悪源太氏
>これは天皇位というのが、その象徴性と非政治性によって担保されているからであり、
>天皇のままでは権力闘争をしないというのは、ほぼ常態であったと考えて良いでしょう。
>だから後鳥羽帝よりも、さらに後醍醐帝を愚帝と呼んでいるのです。
>まだ後鳥羽帝は、単に時代認識が無いだけであった。
>しかし後醍醐帝は、象徴的な天皇位にすら変更を迫る行動であったのだから
書いてる途中で「後鳥羽天皇」は権力闘争をしてないことに気が付いたのですか?
相変わらず言い回しが「卑怯」ですね
354 :
保守を考える:02/11/26 22:57 ID:KYY2RxBK
>>351 第3者にわかりにくい、その点は申し訳ありません。
あなたが、的を絞って質問してくだされば、説明する用意はあります。
今日は眠いのでお休みなさい。
355 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/26 23:03 ID:go+hQ/ZY
>保守を考える氏
引用はレスナンバーをつけないと、ギャラリーが追えない。
356 :
だ〜まつ ◆XmasLLusH6 :02/11/27 00:10 ID:qX46gYO8
>>328 >天皇は「精神的に」一般国民には不可能なことができるんだ。例えば、大使100人分といわれる皇室外交。
>日本の歴史と文化を背負った存在である天皇は、一般国民では代替不可能なんだよ。
…大使100人分って、何を根拠に言ってるのかな?
もし君の言うことが正しいのなら、世襲王朝を持たない国は、日本より稚拙な外交しかできないということになる。
しかし現実はその逆でしょ。日本ほど国力がありながら、他国に外交力で負けてる国なんて歴史上滅多にあるもんじゃない。
逝っちゃあ何だが、経済力では日本の200分の1に過ぎない北方某国に舐められてる時点で外交力ゼロだと思うし、
同盟国である米国や近隣諸国に対しても存在感を発揮できない。
こういう現実に対し、「外交官100人分」(と君が主張する)の天皇陛下が、何か貢献したためしがあったかね?
逝っちゃあ何だが、共和制国家で外交を担ってきた人物たち〜キッシンジャー、周恩来、グロムイコ、等等〜
と比べると、比較するのもアホらしいんだが。
折れが仮に天皇制を支持するとしても、その存在意義を「外交の能力」などという機能主義に求めたりはしない。
って優香、機能主義に頼ってる時点で、天皇制支持者としては不適格でしょう。それは我々「不支持派」の論理だ。
天皇制に依拠するのなら、「権威」などの非機能主義的な部分を強調すべきだろうに。
>>それとこの問題は、「天皇自身が国民を圧迫してるかどうか」「天皇がいい人か悪い人か」などという問題とは無関係だよ。
>天皇が日本国民の基本的人権を不当に制限していない以上、差別ではないと主張した。
>だから、関係おおありだろ。
…天皇が日本国民の基本的人権を不当に制限していなくても、差別に相当することはすでに説明している。
だから、関係はなし(藁
もう一回過去レスを読め。
357 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/27 00:24 ID:qX46gYO8
>>336のれ君
>>>過剰敬語を、マスコミにおいて自主規制させるんじゃないの?
>貴殿の言葉じゃないから質問しているんであって?マークが見えませんか?
こういうのは、「質問の形式による決め付け」以外の何物でもないだろ(藁
君のレスをどう読んでも、「だーまつは『マスコミに自主規制させたがってる』と主張してる」としか読めないんだが。
現に、君は336でも
>貴殿は、マスコミの過剰敬語が、よくないといってるんでしょう?
>自主規制しない限り、マスコミの過剰敬語はなくならないじゃん。
>ん?もしかして、マスコミ自体が、自発的に過剰敬語の不必要性を理解し、使わ
>ないようになる事が、求められる言いたいのかな?
>しかし、それがすなわち自主規制じゃないか。
…と逝っている。つまり、これこそ君が上記のような「決め付け」をしてる何よりの証拠だ。
「質問している」なんて、すぐバレるような言い訳すんな(藁
で本題だが…
「マスコミの過剰敬語がよくない」と認識することと、
「マスコミは過剰敬語を自主規制すべき」と主張することは同一ではないよ。
大体、自分が「よくない」と認識する用語の不使用を他者に強制するほど、折れは狭い了見を持っていない。
かのヴォルテールは言った。
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がその意見を主張する自由は、全力で守る」とね。
これはかの谷沢永一チェンチェイもその著書で引用なさってるんだが(藁
こういう考え方、つまり「自分と異なる意見であっても、その自由を容認する」という考え方が、君には理解できないのかね?
折れは確かに、皇族への過剰敬語を嫌悪している。
が、実際にマスコミを含むあらゆる団体・個人がそれを使う自由は、当然に保障すべきだろう。
それは過去レスで何回も言っているし、それにも拘わらず君が336のようなことを言うのは、
日本語読解能力が欠如しているとしか言いようがない(藁
358 :
右や左の名無し様:02/11/27 00:26 ID:DHPyzCxN
>だ〜まつ
横レスだけど。
外交ってのは、君の好きな勝ち負けばっかりではないんだよ。
他国との友好親善に皇室が果たす役割ってのは大きいよ。
勝ち負けに果たす役割はそもそも求められてないし。
>…大使100人分って、何を根拠に言ってるのかな?
そういう揚げ足取りはやめときなよ。比喩じゃん。
359 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/27 00:40 ID:qX46gYO8
>>358 >外交ってのは、君の好きな勝ち負けばっかりではないんだよ。
>他国との友好親善に皇室が果たす役割ってのは大きいよ。
>勝ち負けに果たす役割はそもそも求められてないし。
ああ、こういう奴らが日本を平和ボケ国家にしたんだろうな(藁
折れは必ずしも勝ち負けだけに拘る価値観は持っていないのだが、
しかし外交に関して言えば、勝ち負けの要素は大きいだろ。
大体、日本国外で「日本のエンペラー」を有難がる国が幾つあるってんだよ(藁
そりゃ、天皇が立ち寄った観光施設や料理店は、そのことを宣伝するだろうさ。
現に折れ自身、そういう施設や店は幾つか見たことがある。
しかし、日本と密接な政治的経済的文化的関係を持つ国で、
国として天皇の訪問を有難がる国なんかあるのか?
トルコ、フィンランドあたりは親日国として有名だが、天皇はこういう国には滅多に行かないし、
これらの国は実は日本の国益から離れている例が多い。貿易額も小さいし。
>>…大使100人分って、何を根拠に言ってるのかな?
>そういう揚げ足取りはやめときなよ。比喩じゃん。
…都合の悪いことは「比喩」か?
あんた、もしかして菊(以下略
360 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 00:44 ID:wuuf1HHc
『建久七年(1196)の政変』(
>>310)について
禍福はあざなえる縄の如し、平治の乱において父を殺され、謀反人の子で
罪人でありながら殺されなかった頼朝は、奇跡的に、天皇の外戚(妻の祖
父など)として実権を握ッていた平家を滅亡させ鎌倉幕府を作る。
東国の、武家による政治の始まりである。(日本全国ではない)東国武士
が自分たちの土地所有権と、そこから上がる収益をやみくもに中央に収奪
されないための幕府である。1985年この政権は成立し、1192年後白河法皇
の死によって、念願の征夷大将軍になる。
さて、ここから、源頼朝は幕府の発展させるため、何をしようとしたかと
いうと、娘の入内(天皇に嫁がせること)である。なんと、自分が滅ぼし
た平家と同様、天皇の外戚(=次期天皇の祖父)に、なろうとしたのであ
る。まさに、あざなえる縄の如しである。
征夷大将軍となったときの、頼朝の盟友「関白九条兼実(藤原氏)」とは
、入内問題により相反した仲となった。兼実もまた、藤原氏の伝統に従い
娘を入内させていたからである。頼朝は、天皇に近い「丹後局」に接近す
るが、娘の死去によって、入内の夢はついえる。
建久7年(1196)九条兼実は、後鳥羽・源通親(公家)・丹後局ラインに
より、関白を罷免され、弟で僧の慈円は天台宗トップから下ろされ、弟の
娘で天皇の妻、任子は、宮中をおわれた。
この3年後1199、頼朝は、情けない死に方をした。落馬である。
東国の武士のための政治を期待した武士は、結局、貴族出身は朝廷側に立
とうとすることに、落胆したであろう。武家による天下統一がこれよりは
るか先になることは、諸兄承知の通りである。
こんなところでいかがでしょう。
361 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 00:52 ID:wuuf1HHc
>>357 敬語を、マスコミに自主規制させ、言葉狩りをしようという意思がないこ
とは理解した。
だが、ならば、マスコミの敬語使いは、何が問題なんだかなぁ?
ん?、マスコミが敬語を使うような存在である天皇および皇族は、国民に
とって差別である、かな?
あ!、また勝手に作るなと叱られそうだから、ご自分の言葉でお願い。
誤字脱字は「れ」の常なれど、あまりにひどい間違いを訂正
>>360 ×1985年この政権は成立し、・・・・・・んなわけはない
○1185年この政権は成立し、・・・・・・失礼つかまつった。オヤスミ。
363 :
だーまつ:02/11/27 00:59 ID:qX46gYO8
>れ
>ん?、マスコミが敬語を使うような存在である天皇および皇族は、国民に
>とって差別である、かな?
だから、これまでのレスでそう逝ってるでしょ。
次にこのネタでレスする時は、折れの過去レスの該当部分を踏まえてレスしなさい。
正確には「国民にとって差別」なのではなく、「国民と天皇の関係が差別」なんだが。
>だーまつ
>折れは必ずしも勝ち負けだけに拘る価値観は持っていないのだが、
こだわってる様にしか見えなかったもんでね。横レスしたわけよ。
>トルコ、フィンランドあたりは親日国として有名だが、天皇はこういう国には滅多に行かないし、
>これらの国は実は日本の国益から離れている例が多い。貿易額も小さいし。
君はわざと遠い関係の国しかあげないのかな?
イギリスやベネルクス三国、アジアだとタイがあるでしょ。
皇室(宮廷)外交を積極的に行っている国は。
>>363 私でも、たまにギャグも言う。
たとえば、「総理大臣閣下」とか、「英国国王陛下」などの表現があった
場合も、それが日常化していれば、総理や英国国王と国民の関係は差別な
のかな。後者はありえると思うのだが。
366 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/27 01:22 ID:qX46gYO8
>>364 >こだわってる様にしか見えなかったもんでね。横レスしたわけよ。
君がそう思うのは勝手だが、仮にそうだとしても、外交が奇麗事で済まないのは事実でしょ。
>君はわざと遠い関係の国しかあげないのかな?
>イギリスやベネルクス三国、アジアだとタイがあるでしょ。
英国人が、裕仁死亡直後にどういう反応を示したか知ってるの?
「戦争犯罪人が地獄に堕ちた」みたいに逝ってたんだよ、あの連中は。
正直、サヨク(と言っても当時はまだ子ども)の折れですら引いたね。
ベネルックスも似たようなもの。知人のオランダ人も言ってたけど。
あと、タイ人が親日ってのは結構幻想に近いよ。
彼らが敬意を示すのは「円」に対してであって、天皇に対してではない(藁
367 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/27 01:28 ID:qX46gYO8
>>365 これまた過去レスに書いた話だが、「陛下」が世襲君主への敬語であるのに対し、「閣下」はそうではない。
つまり「血統に基づく差別」という意味では、「陛下」はこれに該当するが「閣下」はそうではない。
もっとも、今時首相に対して「閣下」なんていう奴は滅多にいないのだが。
何度でも言うが、「陛下」「殿下」「さま」が血統に由来する呼称である以上、いい悪いは別にして「差別的呼称」には違いない。
逆に言うと、これらが血統と無関係に使われる場合は必ずしも差別とは限らない。
たとえば「神様仏様稲尾様」という時の「様」は、必ずしも差別的呼称とは言えない。
また、SMクラブで「女王様、打って!」と言う時の「様」もこれに準ずる。
>英国人が、裕仁死亡直後にどういう反応を示したか知ってるの?
>「戦争犯罪人が地獄に堕ちた」みたいに逝ってたんだよ、あの連中は。
そんなの当たり前でしょ?お互い戦争してたんだから。
あのね、最初から親日なら、それはそれで関係を維持していけばいいわけよ。
そうじゃなくて、新たな友人を作ったり、平和国家のイメージを相手国に与えたりするのも重要なのよ。
天皇は厳密には国家元首ではないにしても、国際的には元首として丁重に扱われるし、
実際にどう報道されてるのか俺はよく知らないけれども、
先だってのタイ王国からの象のプレゼントだって、タイの国内ではニュースとして報道されてたでしょ。
俺はBSで見たけど。あとルーマニア訪問とかさ。
つーかさ、話を相手国が親日かどうかに摩り替えないでくれる?
俺の主張は外交が君の言うような勝ち負けだけじゃなくて、国際親善も重要だという点にあるんでね。
369 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/27 01:44 ID:qX46gYO8
>>368 >そんなの当たり前でしょ?お互い戦争してたんだから。
>あのね、最初から親日なら、それはそれで関係を維持していけばいいわけよ。
>そうじゃなくて、新たな友人を作ったり、平和国家のイメージを相手国に与えたりするのも重要なのよ。
>天皇は厳密には国家元首ではないにしても、国際的には元首として丁重に扱われるし、
しかし現実に、戦後43年も経った時点の英国に於いてヒロヒトがああいう扱いを受けてたってことは、
天皇による「イメージ戦略」が全く効果ゼロだったことを証明して余りあるんじゃないの?
まあ、折れに言わせれば「皇室外交」なんて所詮「国家規模のおままごと」であって、
最初から戦略も糞もないんだが(藁
>実際にどう報道されてるのか俺はよく知らないけれども、
知らないなら言うな(藁
>先だってのタイ王国からの象のプレゼントだって、タイの国内ではニュースとして報道されてたでしょ。
>俺はBSで見たけど。あとルーマニア訪問とかさ。
って優香さー、君にとっての「天皇の存在意義」って、「象が来てニュースになった」って程度のものなのかよ(藁
そんなんじゃ天皇陛下も立場がないぞ(藁
>つーかさ、話を相手国が親日かどうかに摩り替えないでくれる?
>俺の主張は外交が君の言うような勝ち負けだけじゃなくて、国際親善も重要だという点にあるんでね。
どこがすり替えなんだ?君が
>>364で
>イギリスやベネルクス三国、アジアだとタイがあるでしょ。
>皇室(宮廷)外交を積極的に行っている国は。
とか抜かしたから、それにレスしてやっただけなんだが(藁
>だ〜まつ
あのさあ、藁が5個もあるけど、藁ってもう古いと思うよ?
気に入らないレスがあるといつも君使うけどさ。
つうか、議論したいなら、変な誘導とかよした方がいいよ。
371 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/27 02:03 ID:qX46gYO8
>>370 そんなの、議論の本質とは全く関係ないだろ(藁
折れが「藁」を使ったからって、折れの言い分にお前が何か反論できるのか(藁
悔しかったら何か反論してみろ(藁
>>371 >>370は煽っている訳でもなく、ただ
感情的にならずに冷静な議論を求めているのに、
そういう横柄な態度はいかがなものか。
373 :
右や左の名無し様:02/11/27 03:35 ID:xEpmA+sT
>>372 >>371は冷静な議論など求めず、相手を愚弄することしか考えていないのにマジレスヲするとはいかがなものか?
374 :
右でも左でもある名無し君:02/11/27 04:05 ID:+0RA2N4c
ま、いいじゃん別に皇室あっても。
特に国家財政の負担になってるとは思わないし。
ただ、『天皇』っていう呼び方は、ちょっと誇張が過ぎる気もする。
ニニギ尊が天照大御神に統治するように命じられたのは、豊葦原水穂の国(日本)であって、
高天原ではないのだし(高天原はアマテラス自身が統治してる)。
『天皇』ってのは天の皇なわけで、太陽系の統治者が持つような称号ですよね。
実質は日本国王であるわけですから、埼玉県知事を地球の王と呼んでいるようなものではないのでしょうか?
まあ、とても古い家であることは間違いないわけだし、別に私は天皇マンセーって感じじゃないですけど、
『WINDSOR家なんて王家になってたかが2-3百年でしょ?』とか思えるんで、存在意義はそれなりにありますね。
しかし愛子さまを見るとあの家の遺伝子の強さをつくづく感じますねー(wr
>『天皇』ってのは天の皇なわけで、太陽系の統治者が持つような称号ですよね。
天皇の呼称は北極星に由来するらしいので、まあ間違いでもないけど。
376 :
現代人:02/11/27 04:35 ID:zrS7Bojr
>>342 事実関係について議論しやすいように、
>>349を補足。
面倒でしたら、こちらにのみレスつけてもらって結構です。
あと、ややこしいので名前つけます。
>>250,259,296,335,349が僕です。
>平氏政権は、外戚政治にその正当性を置いた
平氏は藤原氏と異なり武力によって後白河院政を停止し、政権を確立したんですよ。
その意味で、平氏が独自の軍事体制の構築を指向するのも、外戚と同様に本質です。
>それが無くても源氏政権の正当性は確保されている
普通、幕府の正当性は守護・地頭設置以前に「寿永二年十月宣旨」で獲得されたと言われるけど、
そこでは東国の荘園公領の回復が命令され、妨害者の処断を頼朝へ委任してます。
また、そもそも頼朝は、以仁王の令旨を掲げて挙兵したんですよ。
以上から見て、幕府権力は本質的に朝廷への依存抜きに正当性を持ち得ないと言える。
外戚化への指向や摂家・皇族将軍の存在も、結局はその延長線上です。
>慈円は、上皇が幕府に与えられている権限を回収しようとした点を批判している
その「権限」とは具体的にはどんな権限を指すんですか?
それから、後鳥羽・後醍醐に従った武士の「同時代認識」を捨象する理由は?
で、最後に「時代認識」について繰り返しまとめると、
この時代には事実として院・天皇が幕府と軍事衝突することがあり得た以上、
その事実とその背景をも含めた姿が中世(室町以前)という時代なんです。
勝手に朝廷・幕府を旧新に弁別し、どっちの時代だとか言える問題じゃない。
ついでに天皇制の問題と絡めて言うと、たとえ院・天皇が合戦で敗北しても、
天皇制自体は何ら動揺してません。それは当時の感覚では残るべくして残ったものです。
現代でも、天皇が権力争いに加わるという発想(
>>322)自体が理解不能ですが、
もしそうなり天皇制が廃止されたとしたら、それは廃止されるべくして廃止されたんです。
377 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 09:17 ID:wuuf1HHc
>>367 質問と回答に、微妙にずれがあるので、もう一度質問。
1、血統を根拠としない「総理大臣閣下」という敬称
2、血統を根拠とした「英国国王陛下」という敬称
が、現代日本のマスコミにおいて、日常的に、しかもマスコミの自由意志によっ
て使用された場合、「日本国民と、総理大臣」「日本国民と英国国王」の関係は
「差別」であるという認識を、貴殿は示しているのでしょうか?
要請もなく、強制もないのに差別とは、さすが、「植樹祭」まで費用の無駄遣い
で「皇室の存在」に起因すると、特殊な感覚を発表される、貴殿なればこそのご
意見ではあります。
378 :
301:02/11/27 09:34 ID:???
悪源太氏は、皇室(天皇)の理想的な在り方から展開されているのでしょう。
現代人氏は、愚帝表現された両帝の権威擁護ですね。
れ氏は、武士側と朝廷側との権利争いですかね。
私的には、権威>>権利>>愚帝っぽいイメージ(要因は3者とも有る)と
北条氏・その執権を含めた政治への不信感が、大きいと思えるのですが。
379 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 09:51 ID:wuuf1HHc
>>376>現代人氏
総理大臣も天皇から任命されている。しかし、本質的に天皇に正当性を依
存していない。天皇家の内部の存在でもない。
徳川幕府も天皇から、征夷大将軍に任ぜられている。しかし、「本質的」
に天皇に正当性を「依存」していない。朝廷内部の組織でもない。
源氏政権の本質とは、朝廷の外の組織である幕府が、権力を、朝廷側の意
思に反し、奪ったという事ではないか。
ここに、藤原・平家との違いがある。ここを無視し、延長線上という表現
は、納得できないなぁ。
似仁王(後白河法皇の次男・親王ではないから皇位継承の可能性はない)
の令旨は、大義名分の確保であり、きっかけとはなった。しかし、上皇か
らの命令でもなく、朝廷の権威に基づいた正式命令による挙兵とはいえな
い。武力において勝利したあとに、朝廷から荘園回復や守護地頭設置を、
朝廷から勝ち取ったものであり、朝廷側の意思に反して幕府は存在したこ
とは事実であろうと思う。
380 :
愚帝論争?:02/11/27 10:17 ID:8DEJGvfi
悪源太氏と保守考氏のdiscussionは、なかなか読み応えがある。
しかし、前者がいかに、北朝寄りの当時の視点を根拠に「評価」していると主張しても、
当時の資料を”ありてい”に引用して、「愚帝と表記されている」としない以上、
現代の視点からの評価とみなされるのは、いたしかたのないことだろう。
いっぽう、後者は、時代を超越した天皇制の「絶対性」「無謬性」を、現代の視点まで動員して、
皇統に対立する権力の「不正」を指弾することによって、主張しているようである。
彼らの議論は、結局のところ「現代の視点」から、天皇制が「絶対的」か「相対的」か、
を論じているに過ぎないように見える。
それと、れ氏の主張の根拠である「霊的権威」は絶対的なものだろうに、「相対的権威」に与しているのは、
どうもちぐはぐに思える。
381 :
天皇の権威って?:02/11/27 10:19 ID:8DEJGvfi
で、同時進行している、ダ氏と名無し様のdiscussionも、つまるところ、
「相対的権威」というかそれすらも認めない前者の立場と、
「絶対的権威」をもって余人に代えがたいとする後者の思い込み、の争いのようで、
基本的な論争の視点は変わらないようでもある。
まぁ、個人的には「絶対的権威」であろうはずがないし、「相対的権威」の役割もすでに失っている…
と思うが。
382 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 10:26 ID:wuuf1HHc
>>378 結局、今議論されている後鳥羽・後醍醐の話題は、時代の認識と彼らのと
った行動の評価の問題だと思う。
私は、この時代が、武力を穢れと見て、国軍穂廃止し、国としての防衛・
治安維持を放棄した朝廷が、その行為がゆえに、政治的実権を徐々に武家
に奪われながら、それでも政権の正当性認定の根拠という権威が、崩壊し
なかった、いわば現代の象徴性の「出発点」である時代と認識している。
その中で、政治的実権を朝廷側に引き寄せようとした、両帝の行動が、そ
れもまた、歴史的必然であり、失敗に終わったのも必然であったと感じて
いる。(南北朝についてはまた機会を捕らえて)
平安を祈る・不公正な貴族の収奪を拒否する、そのような願いは当然であ
る。国のあちこちで、土地裁判があとをたたず、不公正な収奪と、それを
拒否する争いが頻発する。これは、治安維持が機能していないからこそで
ある。また朝廷が財政逼迫し、一方で、その内部の一族が世の春を謳歌し
ている。結局これを平安な状況に戻すには「絶対的な力」が、必要であり
皇のカリスマを武器に、そして武家は武力により、「平安」の回復を図ろ
うとした時代である。結果として、信長・秀吉・家康に至り、カリスマと
武力の両方を持つ「絶対権力者」の発生を見、「平安」を確保できたので
ある。権力闘争として、武家と朝廷の争いを捕らえているわけではなく、
日本人の根元的希求である「平安(平和)」を求めるための、「絶対的権
力者」発生の過程と、捕らえている。
383 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 10:59 ID:wuuf1HHc
>>380 霊的権威に関する質問に答えるのはパワーが必要なので、簡単に・・・。
絶対的かといえば、違う。
日本人の根元的希求は「平安(平和)・和」である。
米国と比較するとわかりやすいのだが、彼らは「平和」より「正義」を優
先させる。優先順位が異なるのである。この優先順位を、価値観というこ
ともできる。建前は、国民に納得させられてこそ建前といえるが、米国は
正義の戦いという建前が通用する。日本は戦争の建前さえ、東アジアの平
和である。
慰霊鎮魂とは、怨霊を御霊となし、御霊に五穀豊穣と平和を祈る行為であ
り、五穀豊穣と平和こそ平安である。この継続が皇室の存在であり、国民
の支持がある。この霊的権威は、慰霊鎮魂の歴史的継続に依存しているか
ら、排他的と言えるが、これが国民によって支持されているからこその、
権威であるから、相対的ではある。
日本国の象徴的存在として、平安を祈ること、それが日本人の根元的希求
とし現代まで継続している。
先日の質問に政教分離の話も出たが、平安を祈ることさえ、政教分離の原
則に反するのかどうかが、私は非常に疑問である。なおこれは議論対象と
はしない。
384 :
301:02/11/27 11:18 ID:???
>>382 >日本人の根元的希求である「平安(平和)」を求めるため
「後」を名に付している両帝の気持ち(権威とは違うでしょうけど)もそこにあり、鎌倉前後期の北条氏=武家制度への不信もここにあり、だからとて、変わりの権力者に
委任する時代でもなく、理想の時代と思われた復古型(権力)を求められた両帝論は誤りでしょうか。
尚、求めた時代とその当時の時代背景の違いの認識不足やその力不足が愚帝表現の要因と私は解釈致しました。
385 :
301:02/11/27 11:28 ID:???
>>383 >先日の質問に政教分離の話も出たが、平安を祈ることさえ、政教分離の原
>則に反するのかどうかが、私は非常に疑問である。
私も同じ気持ちです。
386 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 12:01 ID:wuuf1HHc
>>384 私は、絶対権力者の発生までの過程として、その両帝が求めた事が、誤り
であったと言うことはせきません。「天命思想」の影響も強かったんでし
ょう。当時は最新の科学を追及する時代でもあり、天命思想も、陰陽道も
科学であったことは、当時としてはそう捕らえていたでしょうから。
しかし、治安維持・国防をまったく無視していたことが、最大の問題点で
あり、実際に、戦闘の勝利原因は、武士の貢献ではなく、自分の正当性だ
と何回も主張しています。これは、有徳者を天が選んだという天命思想に
通じます。悪源太氏が、どのような部分で両帝を評価されているかは、私
には明確には理解できないのですが、そのような行動の部分が歴史認識を
欠く行為であるといえば、少し言い過ぎではあると思います。
しかし、自己中心的な行動により国を戦乱に陥れたという部分もあるよう
ですので、その部分は非難されても仕方がないかと考えます。
はっきり言うと、全体像は捕らえられるのですが、具体的なことまで、き
ちんとは把握していないので、よくわからんというのが、本音です。
政教分離に関して、同意をいただき感謝します。
387 :
悪源太:02/11/27 12:11 ID:JfqJ2ICC
>>376 まずはコテハン設置おめでとうございます。
清盛が後白河を幽閉せざるを得なかったのは、
後白河の側からの平氏政権打倒が原因だ。
その以前の後白河との蜜月時代には、高倉に中宮を入れ、
後白河も高倉に皇位を回している。
そして平家が後白河から高倉にスタンスを移したのが、対立の理由である。
摂関政治の枠内でも、政権闘争として保元の乱などは生じている。
勿論幕府というのは、皇室からの権限を一部委譲を受けるのであり、
その正当性を得ている点で、最終的には皇室にその正当性を置いている。
それは鎌倉でも、室町でも、江戸でも同じである。
しかし、朝廷の価値体系に則って政策を行う摂関政治・平氏政権とは異なり、
朝廷とは別個の政策体系を打ち出し、その枠組みで支配領域を治めるという点で、
幕府という存在は極めて異質なものである。
愚管抄に関しては、これ以上具体的には論じる能力はないが、
巻七附論における、道理を悟ってそれに従えという部分のことを話している。
後鳥羽や後醍醐に従った武士達は、当然個々の利害関係もあったであろうし、
周囲の勢力の均衡関係とか、単純に断じる事は出来ない。
トップの話と末端の話は、やはり分けて語るべきではないでしょうか。
388 :
悪源太:02/11/27 12:12 ID:JfqJ2ICC
387の続き
また中世という時代であるが、
朝廷の側では台頭する武家勢力へ対応する、有効な変革が行えていない。
また行おうという方向性も見られない。
経済的社会的変革の中で、旧制度による政治を続けるのは困難でしょう。
もし朝廷側でも時代の変化に対応する政策があり、
それと武家政権との対立ならば、どちらに決着するか分からない問題であろうが、
史実に見られる朝廷の行動では、遅かれ早かれ朝廷は統治に失敗したとしか言えないであろう。
最後の段落は、意図が読み取れませんでした。
389 :
悪源太:02/11/27 12:14 ID:JfqJ2ICC
保守考氏へレスしている時間が無いので、
申し訳ないですがまたのちほど。
390 :
ジュエル:02/11/27 13:18 ID:1XBLfS+d
天皇家がらみの過去の戦争は、明らかに日本国民の人口に対すると少数の皇族の人達が、
相手を侵略するための、私利私欲のための戦争であると思います。
古代、中世、近代におきた天皇家がらみの戦争は、
全て戦争している本人達の権力、権威、土地、利益のためだけではないのか?
それを悪というのに議論する余地は無いような気がする。
天皇の指名や公布なんて誰も見ていないし聞いてもいないので、
金の無駄だと個人的には思います。
実際に今時代に公布能力を持ってるのは、久米宏、筑紫哲也じゃないかと
>>390 ジュエル厨発見!
本人はここには来ないらしい。(怖いのでw
392 :
右や左の名無し様:02/11/27 15:27 ID:U5KQ1AWY
>>356 >もし君の言うことが正しいのなら、世襲王朝を持たない国は、日本より稚拙な外交しかできないということになる。
短絡的で幼稚な推論だね。命題の裏は必ずしも真じゃないんだがな。
皇室外交で親善ができる日本は、できない国に比べてその分有利だと考えなよ。
外交チャンネルは多いに越したことはないからね。
しかもこの外交カードは、決して小さくはない。
中国が天皇訪問を熱望していたことは知ってるだろ?
>逝っちゃあ何だが、共和制国家で外交を担ってきた人物たち〜キッシンジャー、周恩来、グロムイコ、等等〜
>と比べると、比較するのもアホらしいんだが。
ほんとうにアホらしいな。皇室外交とキッシンジャー、周恩来らを比べるとはね。
皇室外交は、あくまで親善外交だよ。具体的な外交案件とは無関係なんだ。
しかし、日本の象徴である天皇陛下が訪問されるということは、
日本と長期的な友好が約束されたも同然の意義がある。
だから、諸外国は天皇訪問を渇望するわけだよ。お隣の国とかね。
この外交力は、キッシンジャーらにはとうてい真似のできないことだ。
日本の切り札と言ってもいいだろね。
>その存在意義を「外交の能力」などという機能主義に求めたりはしない。
皇室外交は、天皇が「精神的に」一般国民には不可能なことができる一例だよ。
こういう機能を発揮できるのも、天皇の「権威」に裏打ちされているからこそだ。
天皇の「権威」の大きさを示す例ともいえるね。
>…天皇が日本国民の基本的人権を不当に制限していなくても、差別に相当することはすでに説明している。
君は、『先天的な「差」と、それを根拠とする「差別」を混同してはいかんよ。』
と書いてるよね。では、天皇は日本国民をどう差別してるんだい?、
天皇が日本国民の基本的人権を不当に制限していない以上、差別ではなく区別なんだよ。
393 :
右でも左でもない名無し君:02/11/27 16:52 ID:1e/69151
>375
>天皇の呼称は北極星に由来するらしいので、まあ間違いでもないけど。
そのコンセプトって中国の皇帝のパクリのような気がするんですが。。。
北極星の位置ってずれていってるんで、だんだん求心力を失っていくんでしょうか。
大昔はたしか大君って呼ばれてたと思うから、遣隋使・遣唐使を送った後に、
中国のまねをしてつけた呼び名なんでしょうけど。
やっぱ日本人て昔からパクリばっかなんですね。
日本国王または日本国皇帝でいいと思いますけど。もう人間宣言しちゃってるんだし。
394 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 18:37 ID:wuuf1HHc
>>393 北極星と天皇との関係は聞いたことはないが、天皇は、「スメラミコト」とヤマ
ト言葉ではいう。
統べる(統治する)、みこと(尊・命、「み」は御・「ことは」事・言)などと
解釈できる。北極星は「スバル」といい、「統(す)べる」からきているという
ことを、高橋克彦の小説で読んだことがある。(総門谷か、竜の柩シリーズ)。
中国のパクリではないようだ。
国王というのは、柵封体制においては、中国の属国という意味。いまさら、中国
の属国にはなれまい。皇帝という名前は、天命思想からくる、天が選んだ支配者
という意味だから、中国のパクリそのもの。
なお、西洋の国王と皇帝の違いは、カトリックの教皇が、認めたかどうかの違い
である。
天皇という言葉こそ、パクリでない日本独特の名称だよ。もっと自分の国の歴史
を勉強し、自分の国に自信をもとう。
395 :
保守を考える:02/11/27 19:08 ID:KSWJfO3/
>れ氏
>>360 >征夷大将軍となったときの、頼朝の盟友「関白九条兼実(藤原氏)」とは
>、入内問題により相反した仲となった。兼実もまた、藤原氏の伝統に従い
>娘を入内させていたからである
頼朝と兼実は「相反した仲」になったわけではない。
(理由)
1195年(建久6年 3月)
頼朝は東大寺の大仏供養のために、妻の政子と長女大姫を伴い京に赴く。
この時の頼朝の目的は、大姫の入内のために、丹後局(後白河法皇の寵姫)に
会って、贈物や荘園の回復を申し入れ、入内の援助を要請した。
大姫入内の噂を兼実は91年のころから耳にしており、また、入内が同年10月頃であるか
と、「玉葉」(兼実の日記)に記している。
建久6年 5月
参内した頼朝は兼実と政務について議論している
その中で、頼朝は大姫入内の目的を打ち明ける
曰く、将来の東国の安定の為に、大姫の産んだ皇子を東国の主としたい(玉葉)
そうであれば、天皇の外戚としての権力獲得を目指す貴族たちの入内政策とは
目的がことなるから、兼実が妨害した事実もないし、頼朝が積極的に兼実を排斥する
理由がない。
また、後年土御門天皇への譲位が問題になった時、兼実と頼朝の間に連絡があったことを
これも「玉葉」に記されている。
397 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 19:38 ID:wuuf1HHc
>>395 そ、そうですか。
ご教授いたみいります。私の手元の書籍に書いてあったことですので、特
に反論はありません。私は貴殿と知識競争をする意図はございません。
天皇の存在意義を語るるスレで、議論の対象となる重要の部分ではない様
です。
鎌倉幕府という、朝廷に対抗した、東国武士のための組織の長が、入内と
いう方法で、朝廷に擦り寄ったことが重要です。
この時代では、朝廷に変わって、政治を武家が握るという思想がなかった
ということが、重要です。神事と実務の分離は朝廷内でされていたが、後
醍醐は、天皇として政治を行おうとした。分離していたものを合体させよ
うとしたことは、間違いないでしょう。これを歴史の必然と見るか、それ
とも、野心に満ちた行為で非難されるべきなのかがひとつの論点であり、
もう一点は、古い時代に戻そうとしたこと自体は歴史の必然であったかも
しれないが、結果として南北朝時代という混乱を招いたこと自体に関する
事が、どう評価されるかという論点ではないかと思います。
398 :
右でも左でもない名無し君 :02/11/27 19:57 ID:F7q5BzfH
>394
なるほど。
しかし、なぜ『スメラミコト』という日本古来の呼び名があるにもかかわらず、
『天皇』という漢字による称号を採用したのか?という疑問はありますね。
やはり中国は当時の超大国にして先進国だったわけで、中国かぶれしてたわけですよね。
最近、ちまたでは「尊敬」という言葉があるにもかかわらず「リスペクト」といいたがる
人が多いのと同じようなものなのではないのでしょうか。
『天皇』の持つ意味として、とりあえず2つほど推測することができます。
1.天の支配者
これは完全な誇張でしょう。
2.天から選ばれた支配者
これは中国の『皇帝』と同じ意味を違う言葉で表してるだけで、
「パクリ」とまではいわないものの、エアロスミスに対するB'Zのようなものでは。。。
私は古神道的なアプローチで太陽神としての天照大神を信仰しているので、
ニニギの尊の子孫が1番の意味で『天皇』を称しているのであれば、ちょっと気に入りませんね。
ここに書き込んでいる人たちは、神道=国家神道というような認識のひとが多いようですけど、
アミニズムとしての神道が好きな私は、国家神道は正直言ってちょっと迷惑な存在です。
399 :
保守を考える:02/11/27 20:35 ID:KSWJfO3/
>れ氏
>>379 >しかし、「本質的」に天皇に正当性を「依存」していない。
その「正当性」を突き詰めていくと、例えば総理大臣については
国民主権→憲法→日本及び国民→天皇?→?
となるから、今その存在意義について悩んでいるのが私(保守を考える)です。
>似仁王(後白河法皇の次男・親王ではないから皇位継承の可能性はない)
>の令旨は、大義名分の確保であり、きっかけとはなった。しかし、上皇か
>らの命令でもなく、朝廷の権威に基づいた正式命令による挙兵とはいえない。
以仁王の挙兵に始まる全国的内乱をおさえる為に、
81年1月 清盛は後白河法王の幽閉を解く。
同年8月 頼朝は、法王に平氏との和睦を申し入れる。
83年7月 源義仲・行家が京に入ると法王は「平家追討の院宣」を公布
ここで法王はさらに平氏と共にいる安徳天皇を事実上、廃する(後鳥羽天皇の践そ)
ここからまた紆余曲折して・・・・
84年1月 頼朝の派遣した軍勢により義仲は敗死する
ここで、「平家追討の宣旨」が頼朝にだされる
やはり、頼朝も朝廷の権威を必要としていることが事実としてあります
400 :
保守を考える:02/11/27 20:51 ID:KSWJfO3/
>れ氏
>>397 >私は貴殿と知識競争をする意図はございません。
>天皇の存在意義を語るるスレで、議論の対象となる重要の部分ではない様です。
同感です。同様に
>>399 下段もスレの本題では、ないですね。
悪源太先生は、別ですよ。(無知蒙昧な愚帝を撤回しない限り)
>後醍醐は、天皇として政治を行おうとした。分離していたものを合体させよ
>うとしたことは、間違いないでしょう
間違いではないですが
>結果として南北朝時代という混乱を招いたこと自体に関する
>事が、どう評価されるかという論点ではないかと思います
それと、悪源太先生の無知蒙昧発言は別次元であることを、最初から述べています
401 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 20:56 ID:wuuf1HHc
>>398 天皇号が「道教の天皇大帝という神」に基づくということを調べていたら
その神様は「北極星」の神格化だそうだ。無関係ではなかったようだ。
申し訳ない。北極星は、他の星と比べると特異性がある。不動であること
だ。周りを他の星が回るから、神格化されたのであろう。
道教と天皇号の関連性は薄く、これに基づいたものかどうかは不明である
ようだ。
熊谷公男によれば、スメラミコトのスメラは、統べるではなく「澄む」が
その意味であるといっている。また、天武天皇を指す呼称だったものが、
後に、スメラミコト全般をさす言葉になったとしている。
天皇(テンノウ)は音読みであるから、当然中国の影響を受けている。
超大国で先進国の中国に完全に影響されれば、柵封体制に組み込まれ、日
本国国王という、属国の呼称となる。中国かぶれというが、中国に対抗し
たからこそ天皇という呼称であったことは、間違いがない。
スメラミコトが地位をあらわす言葉であった可能性はうすい。概念に関す
る言葉は、ヤマト言葉にないようだ。だから、地位をあらわす言葉が、音
読みのテンノウとなるのは、やむをえない。
国家神道は、よくないという認識の人が、私も含めここには多いので、ご
安心を。
402 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 21:07 ID:wuuf1HHc
>>399 >>400 (似仁王に関する書き込みについて)
>やはり、頼朝も朝廷の権威を必要としていることが事実としてあります
その通りですが、政治実務を朝廷から別組織に移したことが、幕府の本質
でしょう。そのことを言いたかっただけです。朝廷側からの宣命があった
から、頼朝の本質は平家などと同じという意見は理解できますが、幕府の
本質はそれではない。
(論点についての書き込み)
>悪源太先生は、別ですよ。(無知蒙昧な愚帝を撤回しない限り)
人それぞれが様々な価値観によっています。時代認識や、評価手法、評価
基準の議論を期待するとともに、レスにあまりにも遠い部分での、非難合
戦に固執するとしたらは、私は好感が持てません。
403 :
保守を考える:02/11/27 21:15 ID:KSWJfO3/
>れ氏
後醍醐天皇について私見を簡単に述べさせていただきます
同天皇は生前より自ら「後醍醐」と「し号」を決めていたように
「延喜・天暦の治」として名高い(聖代として賛美されていた)
醍醐・村上(後醍醐天皇の次も後村上天皇)両天皇の時代を念頭におき
単なる復古ではなく(温故知新?)理想政治を追求して親政体制を樹立していったのです
ただ、その高邁な理想と現実の矛盾による葛藤は、現在の私たちの生活上でも
少なくなく、この時代に他にどんな方法があったのかを提示するには
今の私には無理ですが、結果論だけで、短絡的に断定する(悪源太先生)のは
小学生にもできますよ。と云いたいのが本音です。
404 :
保守を考える:02/11/27 21:32 ID:KSWJfO3/
>れ氏
>>402 >幕府の 本質はそれではない。
「鎌倉幕府の本質」について、頼朝の突然の死(死因は諸説ある)により
頼朝が果たして幕府をどうしようとしたのかは定かではありません。
この時はまだ「公武二元制」であり、幕府優位に傾いた承久の乱以降の
北条執権政治の本質について論じないとなりませんが・・・・
私はこれから所要のためしばらく留守にしますので、また機会をみて・・・
>非難合戦に固執するとしたらは、私は好感が持てません。
「無知蒙昧な愚帝」この問題は私の良心が譲れないと云っています。
それでは失礼します
405 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/27 21:55 ID:wuuf1HHc
>>403 後醍醐天皇の目指したものとは、天命思想に影響された、朱子学的皇帝
に近いものであったようです。しかも、軍事を穢れとして否定する中で
の・・・。そこには、実力主義の採用など、目新しいことも実施しまし
た。しかし、結果的に南北朝の混乱を招き、天皇の権威を分裂に追い込
んだ当事者であることは、間違いがない。武家側から言わせると、いく
ら親政に協力しても、天命思想の影響で、武家の功績はまったく認めず
「天の功績を、武家の功績と勘違いするナ」などと言っているのである
から、武家全体の反旗は必須でしかなかった。
どうすればよかったかという一つのか結論は、武家を穢れと見ないで、
武家・朝廷協力体制を創ればよかった、となるが、これは不可能。
天皇の権威を危うくしたのであるから、天皇に好意を持つ人たちから、批
判がおきてもやむを得ず、武家から見てもどうしようもないといわれるこ
とはあった。問題は、その親政を目指した動機は、武家による支配の矛盾
であり失政であるにもかかわらず、変えようとして失敗したからといって
非難されるべきことなのかどうかであり、そこも含めて、私は歴史の必然
であると申し上げている。
1つ、ブサヨに尋ねるが、
仮に皇室の方々の容貌が美しければ、
税金で購入したティッシュでオナニーするような人物でも尊敬できるのかな?
いや、別に醜い容姿がどうとか言ってるんじゃないよ。
オレは皇室の方々をやはり尊敬しているし、日本において最大の財産だと思ふ。
ただ、あの顔やスタイルはオレの美的感覚からすると、とても美しいとは言えない、いや、むしろ醜い。
だから、ブサヨはあの醜悪な容姿を指して嫌ってるとしか思えないのだが、どうかね?
廃止房は敗走中。「容姿云々」は苦し紛れの最後っ屁
アラブ産油国は王族が多いから、皇室外交はカナーリ国益に
>>408は皇族を見てると落ち着くようです。
なぜなら似たような容姿をしているからです。
学校のセンセーが言ってますた。
人は自分と似た容姿の人を好きになるって、世界はそうして丸く収まってるって。
モイラはなるほど!って思いますた、だってブスが美男を好きになったってそれは実らぬ恋、逆も然り。
それにみなさんの飼っているペットを見てみてください。
よく散歩をしていると、近所のおばちゃんに
「あらっ飼い主に似てきたわね〜ふふふ」なんて言われちゃいますが、
あれって実は違うくて、飼い主が自分と似た犬を買ってるんですね。
例えば、野村のサッチー。
あの強欲ババアだってブルドック飼ってるしね!
ねっ!そっくりでしょ!?
廃止房、必死だな ププッ
>>406 質問の表現は実にユーモラスですが、内容自体はこのスレにとってかなり
重要な部分を含んでると思われますので回答します。
制度と、その制度によって規定されている地位についた人物の個人的資質との
間には、なんの相関関係もありません。
従って、皇太子が人類史上空前絶後の美形であり、悪魔的な脳の持ち主であり、
神のごとき人格者であるとしても、それは徳仁氏の資質であって、天皇という
制度や皇室に対する評価とは何の関係もありません。
もちろん、彼が一目見ただけで吐瀉物の海を周りに生成するほどのブ男であり、
人類史に残るほどの低脳であり、下劣無比な人格を持っているとしても、同じ
ことです。
>>411は皇族を見てると落ち着くようです。
なぜなら似たような容姿をしているからです。
学校のセンセーが言ってますた。
人は自分と似た容姿の人を好きになるって、世界はそうして丸く収まってるって。
モイラはなるほど!って思いますた、だってブスが美男を好きになったってそれは実らぬ恋、逆も然り。
それにみなさんの飼っているペットを見てみてください。
よく散歩をしていると、近所のおばちゃんに
「あらっ飼い主に似てきたわね〜ふふふ」なんて言われちゃいますが、
あれって実は違うくて、飼い主が自分と似た犬を買ってるんですね。
例えば、野村のサッチー。
あの強欲ババアだってブルドック飼ってるしね!
ねっ!そっくりでしょ!?
廃止房が一人芝居で失笑を買うスレはここですか?
>>414は皇族を見てると落ち着くようです。
なぜなら似たような容姿をしているからです。
学校のセンセーが言ってますた。
人は自分と似た容姿の人を好きになるって、世界はそうして丸く収まってるって。
モイラはなるほど!って思いますた、だってブスが美男を好きになったってそれは実らぬ恋、逆も然り。
それにみなさんの飼っているペットを見てみてください。
よく散歩をしていると、近所のおばちゃんに
「あらっ飼い主に似てきたわね〜ふふふ」なんて言われちゃいますが、
あれって実は違うくて、飼い主が自分と似た犬を買ってるんですね。
例えば、野村のサッチー。
あの強欲ババアだってブルドック飼ってるしね!
ねっ!そっくりでしょ!?
416 :
ぁゃιぃアズマ人:02/11/27 23:45 ID:pUt1D3Av
417 :
現代人:02/11/27 23:47 ID:???
>>379 徳川幕府・総理大臣と鎌倉幕府について。
まず、近世・現代と中世では天皇のあり方が違う訳で、短絡的に比較できない。
僕が
>>349で「時代による状況の違いを捉えよ」と言ったのはその点です。
ただ徳川幕府は、天皇を統制下に置くことで正当性を確保したと思いますけどね。
(現代でも同じことじゃないかとも思ったりするのだが・・・)
鎌倉幕府の本質について。
頼朝の権力はそもそも国家(平氏政権)への反逆者として出発したのであり、
平氏都落ち後の朝廷に認められることで、初めて国家上に位置づけられたんです。
確かに、幕府が次第に朝廷の権力を奪っていったことは事実ですが、
藤原氏だって、国政を牛耳って天皇の権限を奪ってますよ。
そもそも幕府にとって朝廷が無関係なら「権限を奪う」という発想自体があり得ない。
勝手気ままに実力で支配してればいいじゃないですか?
あと以仁王の令旨は、あなたの言う「大義名分」が正当性のことです。
当時の朝廷は平氏政権であり、だからこそ別の天皇家の人間による正当性が必要だったんです。
本質的に頼朝が朝廷を必要としないなら、勝手に挙兵すればいいと思いませんか?
なお十月宣旨ですが、「荘園公領の回復」(
>>376)は貴族・国衙への回復命令のことです。
それを「勝ち取った」というのは変ですよ。むしろ「返還」と言う方が正しい。
誤解のないよう繰り返しますが、
別に守護・地頭とか東国の支配を幕府の本質じゃないと言うつもりはないです。
それと同じくらい、朝廷への依存や相互関係も本質だってことです。
418 :
現代人:02/11/28 00:00 ID:???
>>387 >まずはコテハン設置おめでとうございます。
ありがとうございます。どうぞよろしく。
平氏政権について。
対立の理由が問題なのではなく、軍事クーデターを行ったことが問題なんです。
福原から軍勢を率いて上洛し、武力でもって後白河を幽閉してます。
なお保元の乱は、摂関政治の時代ではなく後白河の親政時代です。
つまり、天皇が実際に権力闘争に加わったことは他にもあるんですよ。
鎌倉幕府について。
「天皇に正当性を置いたのは認めるが、本質的には朝廷とは異質である」ってことですね。
だけど地頭・守護も侍所・政所も将軍でさえも、以前からあったものじゃないですか。
地頭は平氏が置いていたし、守護は各国衙に「諸国守護人」なるものがいたとされます。
侍所・政所は公家の家政をつかさどる機関。将軍は言うまでもないですよね。
>朝廷とは別個の政策体系を打ち出し、その枠組みで支配領域を治める
ちなみに、これは具体的には何を意味するんですか?東国国家のことかな。
慈円・愚管抄について。
その附録に、「サレバ摂ろく家(摂関家)ト武士トヲ一ツニ成シテ、
文武兼行シテ世ヲ守リ、君ヲ後見マイラスベキニ成リヌルカト見ユルナリ」とある。
言うまでもなく慈円は摂関家出身であり、九条道家の子三寅の鎌倉下向を前提に、
摂関家・摂家将軍が結んで天皇を支えるのを道理としたんです。
419 :
現代人:02/11/28 00:02 ID:vNOTgSe1
(つづき)
>>387 後鳥羽・後醍醐方の武士について。
「単純に断じる事は出来ない」のは慈円も同様ですよ。
>トップの話と末端の話は、やはり分けて語るべきではないでしょうか。
あなたが末端に対して言う「個々の利害関係」や「周囲の勢力の均衡関係」を、
そのまま公武関係に敷衍させてみてはどうでしょうか。
なお、あなたの言う「時代の認識」は、トップよりもむしろ武士たちの方が
地方で身近に強く感じていた筈だと思いますよ。
>>388 鎌倉時代では、当初は公武が併存したが、次第に武家の力が強くなっていく。
それに対する揺り戻しで公家側の力が強くなったのが建武政権だと言われてます。
建武政権は通説的な復古反動的なものでなく、封建王政を目指したという説もある。
後醍醐の政権構造には、武士も相当組み込まれているんです。
最終的には室町幕府が公家権力を吸収し、以降は武家の時代となると僕も思います。
だけど建武政権に限界があったのと同様に、鎌倉幕府にも限界があった訳です。
つまり、結果論的にそれ以前も武家の時代であったとは言えない。
>最後の段落は、意図が読み取れませんでした。
あなたが後鳥羽・後醍醐から天皇制へのどんな教訓を引き出したいのか、という話です。
420 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/28 09:56 ID:ttUfVJmq
>>417 貴殿の書き込み、は理解の範囲ですが、ひとつ分って頂かなければならないのは
朝廷と言う言葉と天皇という言葉を、この論議の中では明確に分離しなければな
らないと言うことです。
藤原氏は、朝廷内部の人間として、天皇から権限を移行した。鎌倉幕府は、朝廷
から権限を移行した。この違いが大きいのです。
また、貴殿の認識も同じでしょうが、この時代、あくまで、天皇が統治の中心に
あるわけです。それは、日本と言う国の範囲を示す指標が、天皇の神事の及ぶ範
囲にあると言う認識からくるのです。
ですから、天皇に反逆する事はできない。上皇や摂関(朝廷)・幕府に反逆する
事は出来るが、天皇には反逆できないと言う前提があります。
統一した武力が存在せず、神事(神道・仏教・陰陽道など)が「科学」であると
信じられている時代において、その科学の最高権威に反逆することなど、到底、
不可能であったでしょう。
統一された武力の存在があれば、武力による反逆が有効で、それを目指したのが
、信長の天下布武でしょう。
421 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/28 12:40 ID:FNPJ15vs
つづき
そういった時代認識に立てば、
・「神事」を担う天皇 ・政治を担う朝廷 ・武力を担う武家
の三者のうち、政治を担う朝廷と、武力を担う武家との間の抗争が、鎌倉
幕府のきっかけとなった事は、間違いないことです。
ここに、後醍醐が、神事を担う天皇として、この争いに加わった。
何を争ったかと言えば、政治実務の行使権というべき権限です。
この時代認識がないと、後醍醐の「理想」は理解できない。
そして、どのような理想によって親政をなそうとしたか、なぜ親政なのか
それは天命思想(中国の科学的統治思想)の影響からと、見るのが妥当で
す。天命思想に立脚すると、天が有徳者を正当な支配者と定める。それが
自分だ。有徳者が支配者すれば、全てうまくいく、と考えます。
身分によらず、有能な人材を登用する。臣民は有徳者のために、忠義を尽
くすべきである。まさに、後醍醐の実践しようとしたことではないでしょ
うか。
事実、親政(天皇の直接統治)による身分を越えた人材登用があり、忠臣
が生まれました。しかし、天命思想になかった概念である、「ケガレの思
想」を「継続」し、死や争いに関係する組織(武家)を大切にしなかった
ことは、致命的でもあり、神事をつかさどる天皇の、限界でもあったと言
うことです。
422 :
右や左の名無し様:02/11/28 21:29 ID:Mo5cqjhP
「天皇陛下ご即位十年を祝う記念式典」での、YOSHIKIの心をこめた
演奏を思い起こすにつれ、アーティストやスポーツ選手など才能のある人種
ほど、皇室に敬愛の念を抱いてるように感じます。
逆に、自分の現在の不遇を共同体や権威への不信に転嫁し理論化してる人は
「弱い人間」だからこそ被差別妄想で自らを正当化してるのかも知れません
>>372 >
>>370は煽っている訳でもなく、ただ
>感情的にならずに冷静な議論を求めているのに、
>そういう横柄な態度はいかがなものか。
どこがだよ(藁
370なんて、折れに対して何ら具体的な反論もできないが故に「藁」という表記に泣く泣く噛み付いてるただの厨房だろ(藁
違うと言うなら370よ、具体的な反論をしろ。話はそれからだ。
そもそも、「藁」という表記は非難するに当たらない。
気に入らないのなら、全2chで「藁」を使っている奴全員に対して同じレスをしろ。
>>377 総理大臣閣下は差別ではないが、国王陛下は差別的なる表現と言える。理由は何度も書いたので一々繰り返さない。
>要請もなく、強制もないのに差別とは、さすが、「植樹祭」まで費用の無駄遣い
>で「皇室の存在」に起因すると、特殊な感覚を発表される、貴殿なればこそのご
>意見ではあります。
要請・強制はあるよ。君が社会人か学生さんか知らんが、社会に出ると、様々な場面で皇族への「過剰敬語」を強要される。
元朝日新聞記者の某氏によると、彼が駆け出し記者の時、「天皇が○○した」と過剰敬語抜きの記事を書いたら、
デスクが苦笑しながらその記事に「陛下」と書き加えたそうだ。
マスコミだけではない、皇族が「行幸啓」する各地の関係者にしても同様だ。
こういう現実を知らずに「要請も強制もない」と言うのは、あまりにも世間というものを知らない坊やの発想だな。
…で、国民の目に触れる媒体の大半がそういう状況である以上、国民一般に対してもある意味「要請」が行われているも同然だろう。
424 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/28 23:52 ID:xWhIHycm
>>392 >中国が天皇訪問を熱望していたことは知ってるだろ?
現実に天皇が存在する以上、そういうこともあり得るだろう?
天皇がいなければ、別の人間の「訪問」を熱望するだけのこと。
別に天皇でなくてもいい。
>しかもこの外交カードは、決して小さくはない。
だから、何を根拠に言ってるのだ?
外交音痴のわが大日本帝国の外交に、歴代天皇のアホどもが何か貢献した例があるのか?
戦争やって国を焦土にしただけだろ(藁
>皇室外交は、あくまで親善外交だよ。具体的な外交案件とは無関係なんだ。
だったらますます不要だろ(藁
>しかし、日本の象徴である天皇陛下が訪問されるということは、
>日本と長期的な友好が約束されたも同然の意義がある。
そんなのが約束になるかよ(藁
皇太子時代の裕仁君は、アレで外に出られない(出してもらえない)父帝の代理として、欧州各国を歴訪した。
が、これらの国の多くは、十数年後に日本と砲火を交える運命に…。
>だから、諸外国は天皇訪問を渇望するわけだよ。お隣の国とかね。
韓国のことか?あの国が天皇訪韓を求める心理が分かって言ってるのか?
あの国は、「天皇訪韓=天皇による『ゴメンナサイ』=天皇の屈服」と捉えてる。
だからこそ、天皇訪韓を「渇望」するんだよ。日本側にとっては、国辱的な話だよな。
そんな「天皇訪韓」をさも有難いものであるかのように言うのは、売国・自虐的行為である(藁
>皇室外交は、天皇が「精神的に」一般国民には不可能なことができる一例だよ。
どんなこと?折れにできなくて、天皇にできる「精神的なこと」って、どんなことかい?教えてくれ。
>では、天皇は日本国民をどう差別してるんだい?、
>天皇が日本国民の基本的人権を不当に制限していない以上、差別ではなく区別なんだよ。
過去に何度も書いてるだろ。天皇自身が日本国民の人権を制限してなくても、彼の立場そのものが差別であり、単なる区別ではないんだよ。
理由は過去に何度も書いた。
425 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/29 00:32 ID:/o/KPXUZ
>>423 >総理大臣閣下は差別ではないが、国王陛下は差別的なる表現と言える。
>理由は何度も書いたので一々繰り返さない。
差別的かどうか出なく英国国王陛下とマスコミが常時使えば
「国民と英国国王」の「関係」は「差別(差別的ではなく)」かと、聞い
ておる。繰り返させているのは貴殿である。
貴殿の主張を確認しているのに、なぜ濁す?
>こういう現実を知らずに「要請も強制もない」と言うのは、あまりにも
>世間というものを知らない坊やの発想だな。
>…で、国民の目に触れる媒体の大半がそういう状況である以上、国民一
>般に対してもある意味「要請」が行われているも同然だろう。
国民やマスコミが、「誰から」強制や要請を受けているのだろう。
このようなことは、要請とも強制とも言わない。一般常識だよ。公的な紙
面で、敬語を使うのは。卒業式で、校長に一礼することを怠れば、誰かが
叱るものだ。遅刻する社員や、会議できちんとできない社員は、注意され
る。葬式で、真っ赤なネクタイが非難される。それと同等であり、そんな
ことに難癖をつけていたら、社会では生きていけないことが多いぞ。
(よっぽど才能に恵まれた者以外は・・・な。)
そんなことで、「差別されている」なんて感じる感覚が理解できない。
ぁ!、特殊な感覚の持ち主だったな。失礼した。
426 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/29 00:49 ID:sRhYsE+2
>>425 >差別的かどうか出なく英国国王陛下とマスコミが常時使えば
>「国民と英国国王」の「関係」は「差別(差別的ではなく)」かと、聞いておる。
…だから、サベツだって何度も行ってるじゃん。
なんで見も知らぬ婆さんに「陛下」って言わなきゃならんのよ。
ただ、日本国の皇族に対する過剰敬語に比べれば、社会的プレッシャーが乏しいので、
それに比べれば差別性が少ないのもまた事実ではあるが。
>国民やマスコミが、「誰から」強制や要請を受けているのだろう。
…分からんか?件の元朝日新聞記者にとっては、会社の上層部。
そういう新聞記事やテレビ報道を目にする国民にとっては、そのマスコミ自体。
皇族様方の行幸啓に付き合わされる不幸な地方公務員らにとっては、彼らの上司及び宮内庁。
>このようなことは、要請とも強制とも言わない。一般常識だよ。公的な紙
>面で、敬語を使うのは。卒業式で、校長に一礼することを怠れば、誰かが
>叱るものだ。遅刻する社員や、会議できちんとできない社員は、注意され
>る。葬式で、真っ赤なネクタイが非難される。それと同等であり、そんな
>ことに難癖をつけていたら、社会では生きていけないことが多いぞ。
>(よっぽど才能に恵まれた者以外は・・・な。)
…一般常識だって?百歩譲ってそれが「一般常識」だとしても、
それが同時に「要請」「強制」であることは否定できないよな。
次に、そもそもそれが「一般常識」であるという認識自体にも問題がある。
確かに、敬語そのものは日本語の体系において「常識」だ。
初対面の大人に敬語を使うのは、ね。
しかし、皇族に対して過剰敬語を使うのは、わが国家の最高法規である憲法の理念に反しており、
それを「一般常識」と証する輩の「常識」を疑わざるを得ない。
あんたの方がよっぽど「特殊な感覚の持ち主」だよ(藁
427 :
現代人:02/11/29 00:50 ID:???
>>420 天皇と朝廷について。
あなたの言わんとすることがもう一つわからないんで、
その弁別と僕の議論との関係をもう少し説明いただければ有り難い。
ただ、この時代の天皇と朝廷を、そこまで完全に弁別できますか?
朝廷の公事の中心が天皇であったことは事実だし、その時代、
あなたの言う「神事」は朝廷で貴族が挙行していたと思うんですが。
また、幕府は承久の乱後、後鳥羽だけでなく仲恭天皇も廃立してます。
象徴化が進んでいたのは事実でしょうけど、
必ずしも天皇個人が常に世俗権力と無関係であった訳じゃない。
その理由の一つに、貴族社会という権力母体があったことがあると思う。
その意味で、現代の象徴天皇のあり方とは全く違う。
ついで。
この時代、神仏習合とは言え「神事」と「仏事」は弁別されていたし、
陰陽道まで神事とするのは疑問を感じる。もし理由があれば教えてください。
>>421 上に書いた反論もありますが、あなたの考えはいわゆる「権門体制論」に近く、非常に面白い。
その観点から聞きたいんだけど、南都北嶺などの寺社勢力はどう考えます?
後醍醐について。
後醍醐が中国の思想や絶対官僚制を指向したことはよく言われますね。
ただ「後醍醐がケガレ思想によって武士を冷遇した」というのは、
史料的根拠の問題から何とも言えません。
ケガレ思想があったことは事実ですが、公武関係にまで敷衍できるでしょうか。
428 :
右や左の名無し様:02/11/29 01:26 ID:e0c9trX1
だーまつ氏は、ほとんどkoueiのレベルに達してきたな。
一般常識を共有できなければ、議論も難しい。
429 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/29 01:32 ID:yoGiVZMP
>>428 koueiってのが何物かは知らんが…
君の言う「一般常識」が、真実「一般常識」ではないって折れは行ってるの。
天皇の馬鹿に「陛下」と過剰敬語を使うのが「一般常識」であるならば、
そんな「一般常識」なんぞに従う義務は折れにはない(藁
430 :
右でも左でもない名無し君:02/11/29 05:38 ID:4PNNXISD
ところで、天皇が訪朝または訪中した際には、むこうの新聞には『天皇』という表記でのるのでしょうか?
だとしたら、天皇が単なる日本の国王以上のものであると、暗に認めているような気もするのですが。
英語の場合は皇帝の訳と同じEmperorのようですけど。
431 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/29 12:37 ID:VytlqUVw
>>426 一般常識に外れたものを、常識に従ったほうがいよと、要請する事はままあるが
それを持って、敬語の対象と、国民の間に、差別が「存在している」と感じるの
は、特殊・特別・一般的ではない・別次元・変な・こじつけに近い(追加・お馬
鹿な)、感覚としか言いようがない。被害者が存在せず、国などからの要請でも
なく・・・はぁ、、、貴殿はそう思うのね。はいはい。という感想である。
>>423 国の象徴を【馬鹿】と罵倒するのも、常識に貴殿が従うも従わないも自由だよ。
しかし、貴殿の常識・思想・価値観をマスコミにまで押し付けることは、出来な
い。皇室に好意をもち指示する多くの国民の価値観もまた、大切にしなければな
らない価値観である。
432 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/29 12:55 ID:vpuFYiVj
>>427 確かに、天皇と朝廷の弁別は過渡期であったでしょう。
しかし、藤原・平家の政治は、天皇と朝廷の役割の分化であった事は、間
違いがない。個別の天皇については、後ほど。
申し上げたい事は、武家政権の必然性がどこにあったかであり、この必然
性こそが、武家政権の本質であると言うことです。必然性は、ただひとつ
土地所有権や税制において、その運営を朝廷側に任せられない状況の発生
です。そして、納税者であり、武力勢力である武家が、神事の権威のみに
頼る朝廷に対し、自治権を主張したのが、鎌倉幕府です。
ケガレの思想については、すでに書いていますので、貴殿の、平安京にお
ける、軍事力・武力の廃止の背景に関し、ご意見をいただければと思いま
す。朝廷・天皇の存在の大前提です。武家の発生にもかかわる部分です。
神事と言う言葉に仏教・陰陽道を入れていますがこの分類などは、また別
途。神事ではなく宗教関係といえばよいのでしょうが、神道や皇室の宗教
的なことを「宗教というくくり」にしたくないので、「神事」という言葉
を使ったもので、他に理由はありません。
(霊的というとまた、少し違いますし・・・。)
横スレで申し訳ないのですが、現代人氏とれ氏への質問よろしいでしょうか?
現代人氏がたびたび書かれておられる、中国(宋だと思うのですが)の模倣説
・・・佐藤説だと思うのですがどう思われますか。
また、新古今の精神(=古今の醍醐天皇)についてもお願いできませんか?
何となく、中途半端で素人としては気持ちが悪いので。
れ氏が主張されている、天命思想(仁徳)等が反映しているのは、
たびたび登場する『愚管抄』からも理解できそうですし、
平安からの流れでの武士=ケガレ考も謂わんとするところは、
なんとなく理解できるのですが、後鳥羽帝や後醍醐帝にも当てはめると
どうもしっくりいかないのですが。
>>429 に訂正
×天皇の馬鹿に「陛下」と過剰敬語を使うのが「一般常識」であるならば、
↓
○天皇に「陛下」と過剰敬語を使う馬鹿げた行為が「一般常識」であるならば、
他のレスは後(または後日)やる。今は忙しいのでこれだけ一応書いとく。
「名誉毀損」とか言われると億劫だし。
なお上記(
>>434の内容)は、深酒による打ち損じを訂正したものですので誤解なきよう。
お騒がせしてごめんなさい。
436 :
だーまつ ◆XmasLLusH6 :02/11/29 20:33 ID:Pzy6u40D
ちいと手が空いたのでレスします。
>>426 あんた、人の文章全然読んでねえな。
>被害者が存在せず、
被害者の例は上に何度も書いたでしょうが。
>貴殿の常識・思想・価値観をマスコミにまで押し付けることは、出来な
>い。皇室に好意をもち指示する多くの国民の価値観もまた、大切にしなければな
>らない価値観である。
いつ、私が押し付けましたか?
私は、そういうマスコミの敬語表記が「サベツ的表記である」との事実認識を示しているのであって、
全マスコミにそういう表記をやめろと言っているのではない。
ただ、そういう表現を使いたくない者にまで使用を強制するような風潮が社会には存在するわけで、そのことは何度も言ったから過去レスを読め。
あと「天皇は馬鹿」云々は、上記のように打ち損じです。謹んでお詫びします。
いくら俺でもそこまでの暴言は吐きたくないし、現天皇に何らの恨みがあるわけでもないしね。
437 :
右や左の名無し様:02/11/29 22:59 ID:8KpYunN5
>そういう表現を使いたくない者にまで使用を強制するような風潮が社会には存在するわけで
「風潮」の存在とはまた主観的な・・・
試しに敬語表記を使わないでみたら、「強制」か「自由意志」かはっきり
するのでは?
(マスコミの表現統一は敬語表現に限らない、ので、自主出版物やHPで
強制されるかどうかが問題)
438 :
だーまつ:02/11/29 23:12 ID:2PC1Myh1
>>437 >「風潮」の存在とはまた主観的な・・・
だから、具体例が山ほどあるって言うてるやん。
皇族の行幸啓先とか、報道の現場とか。
過去レス読んでから言え。
何度でも言うが、「強制」は日本社会のあらゆる場所に存在します。
社会に出たら分かるよ。
439 :
右や左の名無し様:02/11/29 23:24 ID:8KpYunN5
ワイドショーの皇室報道は強制されてる・・・
女性週刊誌の皇室記事で、売り上げが左右されるのも、
「強制」・・・
日本のあらゆる場所に存在する「強制」・・・
うーん、主観的だ(見たくないものを見させられてって事か)
440 :
右や左の名無し様:02/11/29 23:26 ID:Z95xRpa3
まあがんばって目をつりあげて必要だって主張して下さい
441 :
だーまつ:02/11/29 23:43 ID:2PC1Myh1
>>439 文章読解力ゼロですか?
いつ折れが記事は売り上げの話をした。
公務員や報道スタッフ、その他各種関係会社社員などがいる「現場」の話だよ、現場。
これだから社会に出たことがない厨は…
442 :
右や左の名無し様:02/11/30 00:10 ID:ph+41PIj
>>441 公務員や報道スタッフ、その他各種関係会社社員などがいる「現場」では、
「公務員や報道スタッフ、その他各種関係会社社員」が自由意志に反し
強制されてるんですか?(税金の使途についての不満は、民主主義が
決めてる事なので「強制」ではないし−選挙に参加してるなら)
443 :
右や左の名無し様:02/11/30 00:47 ID:xTkqaXfB
>>440 そういう捨て台詞吐いても、賛成派80%・廃止派10%の比率は逆転しないと思うがなあ。
444 :
現代人:02/11/30 03:52 ID:???
>>427 天皇・朝廷について。
>藤原・平家の政治は、天皇と朝廷の役割の分化であった事は、間違いがない。
藤原氏と平氏では、権力を奪った対象が違うってこと?
僕が言いたかったのは、藤原氏が天皇から権力を奪っても否定はしていないのと同様、
論理上、幕府が朝廷から権力を奪っても否定したとは言えないってことです(
>>427)。
なお僕が困ったのは、あなたが「幕府は天皇に正当性を依存しない」としてたからです(
>>379)。
幕府との関係に関しては天皇・朝廷とも同一視していると思ってたので。
(
>>427でも「神事の権威のみに頼る朝廷」と書いてますよね)
鎌倉幕府の本質について。
だけど武家の本質は「武士の家」として国家の武力を担当することなのだから、
たとえ領主であったとしても、土地を守ることだけが仕事じゃない。
幕府の正式な仕事は武家として警察や軍事を任されることです。
反逆者である武家の頼朝が朝廷と接合したところに幕府が生まれたわけで、
彼らは単なる土地を持った乱暴者の集まりじゃないんです。
ただ、幕府は最初から全国の武家を一本化して支配してた訳じゃない。
朝廷も、承久の乱・元弘の乱でもわかるように神事の権威のみに頼ってません。
そのあたりはもっと柔軟に考えた方がいいと思います。
ケガレ思想・武士について。
>>302 平安京で軍事力・武力は廃止されていません。
朝廷は国軍を廃止した代わりに、武士を実質的な国軍にした。その延長上が幕府です。
また、武士はむしろケガレから天皇を守る役割を果たしたのであって、
301さんの言う通り(
>>433)、武士を蔑視したとすると説明できないことが多い。
神事について。
わかりました。ただ「神事」より「宗教」の方がまだ誤解を与えにくいと思うんですが・・・
445 :
現代人:02/11/30 03:55 ID:???
446 :
現代人:02/11/30 04:15 ID:???
>>433 それ僕じゃなくて、たぶん「保守を考える」さんじゃないですか?
いちおうわかる範囲で書くと、宋朝の模倣については、後醍醐が君臣名分論だけでなく
絶対官僚制の導入をはかったと考えたのが佐藤進一と理解してます。
また新古今については今いち保守さんの意図が見えないけど、
延喜・天暦の治は中世公家の理想の時代と考えられてたので、そのことかな。
徳川家康が『吾妻鏡』を愛読して頼朝を理想視したようなもんです。
あと『愚管抄』の「道理」は天命思想とはまた違うと思いますよ。たぶん。
「有徳」だと歴史の流れは無視されるが、「道理」は連続性によって生まれるものです。
447 :
右でも左でもなく上だと控えめに主張したい:02/11/30 04:28 ID:4GGuIJmB
『強制』という言葉が適切かどうかは別として、そういう社会的な圧力があるのは事実だと思います。
皇室の存在を否定するつもりはありませんが、皇室に対する忠誠心のようなものはないので、正直言って私も『陛下』や『殿下』という言葉を使用するのには、少々抵抗があります。
よって、「言いたくもないのに言わされてる」と感じて、ストレスがたまってしまうという人がいるのも理解できます。
ただし、この問題の本質は皇室の存在ではなく、少数派の存在や権利を認めようとしない、日本人のメンタリティにあるのではないかと思います。
このテの圧力はどの国、どの社会でも存在すると思いますが、日本ではとりわけ、『日本人だったらこうしろ・あーしろETC』という圧力が強いと思います。
結果として、日本人という民族規模でのまとまりを高めることに成功していますが、その反面、強い個性の持ち主は社会から排除されるため、まともなリーダーは出現せず、民族全体で道に迷ってしまっているのが現状なのではないでしょうか。
448 :
:02/11/30 06:28 ID:11JD6Mu9
449 :
右や左の名無し様:02/11/30 09:28 ID:ph+41PIj
「強制」って自由意志に反して強要されることじゃないの?
心理的なものだったら、それに逆らえないのは個人のふがいなさで
社会のせいにするのはどうかと思う。
9.11テロ後のアメリカ社会を見れば、「日本に限らない」と言うよりむしろ
(多様な意見の存在という面で)日本の方が冷静な社会に見える
450 :
301:02/11/30 10:40 ID:???
少し、れ氏と現代人氏との内容が、わかりづらくなってきました。
れ氏は、たぶん大きな流れ的な意味合いを、武家の本質(鎌倉以前との違い)・天命思想(共通項)
等で表現されていると私は解釈しております。
前者は、御家人による守護・地頭の全国化を含めた朝廷外の組織・・委任はあるが、それまでの官制との違い
それ以前は、あくまで朝廷内での役割分化。
もちろん、現代人氏の警察・軍事は当然であるが、その力を徴税・裁判権にまで及ぼした。
後者は、天命思想等(徳云々等思想としか、私はわかりませんが)による、徳による権威。
違っていますかね?
451 :
301:02/11/30 10:59 ID:???
>>446 現代人氏・保守考氏とも、申し訳ないです。
絶対官僚制の導入が模倣であるのか別にあるのかなのですが、私は後者派なので。
また、佐藤氏の書物自体は読んだことがありませんので、有力な説なのかどうか
お聞き致しました。
それと、思想の詳細は私にはちんぷんかんぷんなのです。
ただ、徳・仁的なものが儒教なのか仏教なのか天命なのか知り得ませんが、
その理想を求めておられた事は、事実だと思います。
『愚管抄』の件ですが、この書物自体の主旨ではなく、記事のなかに
・・・ただ、私は醍醐帝でしたが・・徳・仁的な表現がありましたので。
武の軽視化が、現代の様な平和ぼけ的なのか、それがケガレ(この場合、仏教的解釈だと思うのですが)等、
思想的影響なのかわかりませんが、逆に武士の派生により、朝廷または皇室から縁遠くなる過程ではあるのでしょう。
ただ、こだわったのは後鳥羽・後醍醐両帝はいかがなものか?
この辺りから、悪源太氏の内容を思い出してしまうのですが。
<<< 阪神大震災は大笑いだぜ! >>>>>
あそこらへんって朝鮮人のエタ・非人部落が多いから
そのまま全滅させたかったんだよね。
坂東孝信は朝鮮人の部落民だよな。
坂東孝信の手足をもぎ取って、なぶり殺そうぜ。
登山ナイフで坂東孝信のハラワタ抉リまくろうぜ!
香具師の横浜の家も燃やしてやろうぜ。 ケケッケ
453 :
右や左の名無し様:02/11/30 11:39 ID:4iK+aJSQ
>>441 マスコミも統一的でなく、様々な在り方があってもいいと思います。
協定なんか結ばずに。
ただ、陛下とお呼びする等に決めておられる組織においては、
少数等の価値観を持ち出すのは、認められないのが常識だと思います。
公務員は、官僚側なのですから憲法の主旨を守るのも仕事でしょう。
会社で、社長が嫌いだからと言って無礼な表現は公にはできないと
思うのですが。
敬称表現が「強制」された「差別」ってのは言いがかりというわけか。
気に入らなければ無視すればいいだけの話だし、皇室を敬愛する日本
社会に対する反抗心ってだけだね。
455 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/30 12:48 ID:9zi3hRgn
もっとも肝心な事は、平安京以降、朝廷内部の組織に、軍事に関する部門
が存在していないことである。
それを無視して、実務的に警察力などを議論しても始まらない。
当時の武家とは、今の暴力団の親分が、税務徴収の官位を貰っているよう
な状況である。(警察力が極めて低下し、SP以外存在しない状況で)
ほとんどの国では、国が国防と治安維持の組織を、絶対に手放さない。
日本は手放した。(正式な組織から除外した)
なぜか。当時の兵士は、戦闘の恩賞が目的である。恩賞は何で計られるか
と言うと、首級である。兵士は討ち取った首を腰に下げているのである。
このようなものの所属する組織を、清浄であらねばならないと信じていた
朝廷の、正式な組織に出来なかった。税徴収官と言う建前をとったのであ
る。
令外官と言う言葉は知っていても、その背景はご存じない方が多いのには
、驚いた。
456 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/30 13:04 ID:9zi3hRgn
つづき
征夷大将軍は、元々、暫定的な役職である。武家の棟梁という概念は後に
出来たものであり、国内の政治に関するものではなく、外部制圧のための
組織の長でしかない。陸軍○○方面指揮官と言うようなものである。
武家はそれ以降も、上総の介(上総の国の副長官)などの、現代で言う、
「市長」のような役職にはなるが、陸軍大将、海軍少尉などの軍事的官職
は、付与されていない。
457 :
右や左の名無し様:02/11/30 13:18 ID:Sw33Wo2d
>当時の武家とは、今の暴力団の親分が、税務徴収の官位を貰っているよう
>な状況である。(警察力が極めて低下し、SP以外存在しない状況で)
天皇中心主義だから、そういうトンデモ比喩が飛び出してくる。
物資輸送警護が武士の起源とかね。
458 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/30 14:29 ID:DSHaPi3S
>>457 馬鹿なことを、、、。違うと言うなら、説明しなさればよろしか
ろう。私が天皇中心主義?どこを読むとそういう風になるんだろうね?
(はぁ、、、)
>>441 雑誌や新聞には編集者が存在し、編集権と言うものがあるらしい。
TVのはプロデューサーとか言うのがいる。
貴殿の例示は、その番組なり紙面作成の責任者が、要請らしきものをされたと言
うのではないようだ。責任をとる人が、こうしない際と言ったんだろう。
責任を取れる立場でない人が、「強制だー要請だーサベツだ〜」と叫んでもおか
しいだろう。
学校の生徒会じゃないんだから。
これだから、社会に出ただけで一人前のように勘違いしている奴は、(以下略)
460 :
右や左の名無し様:02/11/30 14:46 ID:Sw33Wo2d
>武家はそれ以降も、上総の介(上総の国の副長官)などの、現代で言う、
>「市長」のような役職にはなるが、陸軍大将、海軍少尉などの軍事的官職
>は、付与されていない。
これもデタラメ。
だいたい、武士=穢れもしくは朝廷の積極的武力放棄などという結論に、
全ての都合をあわせようとするから、主張に無理が生ずる。
尊皇派は皇族を見てると落ち着くようです。
なぜなら似たような容姿をしているからです。
学校のセンセーが言ってますた。
人は自分と似た容姿の人を好きになるって、世界はそうして丸く収まってるって。
モイラはなるほど!って思いますた、だってブスが美男を好きになったってそれは実らぬ恋、逆も然り。
それにみなさんの飼っているペットを見てみてください。
よく散歩をしていると、近所のおばちゃんに
「あらっ飼い主に似てきたわね〜ふふふ」なんて言われちゃいますが、
あれって実は違うくて、飼い主が自分と似た犬を買ってるんですね。
例えば、野村のサッチー。
あの強欲ババアだってブルドック飼ってるしね!
ねっ!そっくりでしょ!?
>>460 ほう、論証も挙げず、ただ、「でたらめ」ですか。
朝廷の積極的武装解除は、私は良くないことと判断しています。
この時代、武力を持たない政府など、クソの役にも立ちません。実際に、
平安時代の政治を、様々な識者(例えば司馬)も、どうしようもない政治
であると、非難しています。皇国史観の人と、私は違いますから、批判は
批判として申し上げた上で、その原因が、個人的な権力欲などの非難され
るべき事由によるものか、そうではなく当時としてはやむをえなかったか
を判断していくべきと、考えます。
武装解除は良いことで、「れ」は誉めていると、勘違いしていませんか?
464 :
右や左の名無し様:02/11/30 18:10 ID:Sw33Wo2d
>武装解除は良いことで、「れ」は誉めていると、勘違いしていませんか?
自分の結論(主張)しか見ていないから、そういう的外れな反論になるんだよ。
ちなみに、これは間違い。
>「市長」のような役職にはなるが、陸軍大将、海軍少尉などの軍事的官職
>は、付与されていない。
武家の官職は文官だけじゃない。国府政庁には検非違所があり、
在庁官人=有力な地方土豪がその職についている。
あるいは、下野の最大の武士団小山氏は、軍事警察司令官である押領使に代々任命されている。
だから君の説はデタラメだよ。
ついでに再度指摘しておくが、これもおかしいよ。
>武家は、農民からのみ、
>発生したものではない。普通に考えると輸送の警護が其の発端であろう。
>農民の税としての作物の運搬に関する護衛の勢力が、後に武家となったの
>であるが、一方商人、漁民(税としてアワビなども納付されていた記録が
>ある)も同様に武家勢力の起源となったであろう。
輸送警護でなく、所領防衛のためでしょ。商人だって武家に転化するような勢力などいたのかね?
当時の東国なんて、殆ど自給自足経済で、商取引なんて大規模に行われてないよ。
465 :
右や左の名無し様:02/11/30 18:14 ID:Sw33Wo2d
>>463 つうことで、新説唱えるのは結構だけど、根拠を示してね。
『であろう。』としているから断定じゃないとかいうかも知れんけどね。
あと、反論する暇があるならこの質問にそろそろ答えてくれよ。
【天皇家を否定せず、制度のみ廃止する】なら、象徴天皇制廃止に賛成なんですか?
466 :
右や左の名無し様:02/11/30 21:40 ID:sM80Xikx
> 天皇家を否定せず、制度のみ廃止する】なら、象徴天皇制廃止に賛成なんですか
なんか意味不明の文だと思う。
天皇家を否定した時点で象徴だろうと絶対だろうと廃止だろ。
467 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/30 21:54 ID:wEZovFgb
>>464 >武家の官職は文官だけじゃない。国府政庁には検非違所があり、
>在庁官人=有力な地方土豪がその職についている。
検非違所は令外官だろう。律令から外れている。=正式な組織の外私が
言っているのは、まさにこの令外官の事をさしているのだが・・・。
商人や漁民の活躍は、猫氏ご推薦の、左翼的歴史家の網野氏の00でも
指摘されていることだが・・・。あほな歴史化が、百章を農民と勘違い
しているが、平安時代でも相当の交易があることを。
ご一読をお奨めする。
468 :
保守を考える:02/11/30 22:36 ID:2bAaOSFg
>れ氏
>>455 >平安京以降、朝廷内部の組織に、軍事に関する部門が存在していないことである
何を仰りたいのか、解釈が難解なのですが
いわゆる「武士団」というのは、武装化した「開発領主」が始まりだとされています
そして彼らは
荘園領主に土地を積極的に寄進して荘官となったり
国衙の在庁官人や、追捕使、押領使、さらに中央にでて
検非違使、宇多天皇が設置した「滝口の武士」、白河上皇が設置した「北面の武士」
になり、貴族たちは武士を「侍」として、自らの兵力にしました。
469 :
301:02/11/30 23:04 ID:???
れ氏・保守考氏・現代人氏共、書かれている内容は大筋ではまちがってないように思われるのに、
何故か話が噛み合っていない。
落ち着いてからで結構ですので、
れ氏・保守考氏へ
>>433(保守考氏は
>>446,
>>451を参考に)もお願いできませんでしょうか?
470 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/11/30 23:21 ID:InJkJTAk
一応抜粋をのせておこう
------日本の歴史00 P279より要約
調・庸の多様な品目で推測できることは、農業以外を営む百姓、
たとえば製塩の民、海民、山民、樹木に関する民、商人、工人が存在して
いた。奈良時代以前に、済州島との交易も確認できている。
百姓=農民ではなく、相当数の、農民以外の民が存在し、海上交易などが
活発であった証拠もある。
--------サヨク歴史家・網野善彦著(猫氏ご推薦)
領土を守るため武家が発生し、商人や漁民が武家にならないわけもなく、
海上運輸での敵は海賊、陸上運輸の敵は山賊、様々な形で、武力勢力が発
生したことは想像に易い。
左翼。右翼に関係なく、学者の本は読んどくべきだと思った。
実はずいぶん以前から不思議だったことがあった。江戸時代の時代劇で、
東海道などの道が出てくる。幅員6mぐらいである。そこには、宿場もあ
る。人口のほとんどが農民であるならば、あの街道は参勤交代と飛脚ぐら
いしか通らない。人の通らない道は、荒れるはずだが、どうもそうなって
いない。参勤交代と、飛脚ぐらいしか通らないなら、宿場も維持できそう
もない、などが不思議だった。この本で、あぁ、百姓は農民ではなく江戸
時代でも、相当の人に行き来(商活動)があったことがわかった。
私も、そう簡単に底の割れることは書かない。わかりやすい言葉を使うの
は、私の信条だが、裏づけもなく書いているのではない。
471 :
保守を考える:02/11/30 23:43 ID:2bAaOSFg
>301氏
>>433 >新古今の精神(=古今の醍醐天皇)についてもお願いできませんか?
古今集の精神とは
「やまと歌は、人の心を種として、よろずの言の葉とぞなれりける。
世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心におもふことを、見るもの聞くものにつけて
言い出せるなり。花に鳴く鶯、水にすむかはづの声を聞けば、生きとし生けるもの
いずれか歌をよまざりける。力をも入れずして、天地(あまつち)を動かし
目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の仲をも和らげ、たけきもののふの心をも
慰むるはうたなり。(序文冒頭より)」
この精神を受け継いで、新たな方向(幽玄や有心)を目指したのが「新古今」です。
472 :
現代人:02/11/30 23:53 ID:44dzlsKV
>>450,451
今いち意図がわからないんですが、僕の議論の根本は中世の時代認識についてであり、
悪源太さんが「後鳥羽・後醍醐は時代錯誤的で滑稽な愚帝」としたのに対し、
僕が、中世を幕府中心に見る時代認識そのものが疑問であり、
なぜ後鳥羽・後醍醐に武士がつき幕府と実際に軍事衝突ができたのか?と聞いたわけです。
今のところ幕府本質論もケガレ論も、その説明にはなりません。
僕の考えは
>>376でまとめてます。
>ただ、こだわったのは後鳥羽・後醍醐両帝はいかがなものか?
後鳥羽・後醍醐ら1人のこだわりで合戦はできませんし、
後醍醐は実際に討幕を成功させ、ひとまず公武統一政権も立てています。
>この辺りから、悪源太氏の内容を思い出してしまうのですが。
悪源太さんへは反論済みですんで、疑問があればお願いします(
>>376で途中まとめてます)。
473 :
保守を考える:02/11/30 23:54 ID:2bAaOSFg
471のつづき
また、醍醐天皇の時に纏めた、「延喜式」(現在につながる皇室の神事等)を
継承して進めた有職故実の学
つまり、後鳥羽上皇の「世俗浅深秘抄」や順徳天皇の「禁秘抄」なども
その精神に関係してきます。
今日・明日と時間がないので申し訳ないですが、
出来ればもう一度、質問内容を列挙して頂けると次回の回答に都合がよいのですが
あさって、ここにきた時レスが伸びていると前のが見れない危険(オンボロPCなので)
ご理解お願いします。
474 :
現代人:02/12/01 00:10 ID:???
>>455 もし僕が怒らせたのなら失礼しました。
>それを無視して、実務的に警察力などを議論しても始まらない。
意味がよくわからないが、実務的な議論をしないと始まらないと思います。
令外官の話もよくわかりません。律令から外れていたらどうなるんですか?
>兵士は討ち取った首を腰に下げているのである。
>このようなものの所属する組織を、清浄であらねばならないと信じていた
>朝廷の、正式な組織に出来なかった。税徴収官と言う建前をとったのである。
それは幕府の本質論で言うと、どうなるんですか。幕府の本質は被差別集団なんですか?
>>456については既に反論が出てるようなので省略します。
(細かいですが、上総介は他国の守と同列扱いですんで「市長」じゃないです)
>>442 >公務員や報道スタッフ、その他各種関係会社社員などがいる「現場」では、
>「公務員や報道スタッフ、その他各種関係会社社員」が自由意志に反し
>強制されてるんですか?
そうです。
>(税金の使途についての不満は、民主主義が
>決めてる事なので「強制」ではないし−選挙に参加してるなら)
多数が決めてても強制は強制ですよ。
ただ、正統な手続きによるものだから、不法なものとも言えない。
強いて言えば「合法的な強制」でしょうか。
>>447 前半はおおむね同意。
後半は、正しいかどうかちょっと分からない。
>>453 >マスコミも統一的でなく、様々な在り方があってもいいと思います。
>協定なんか結ばずに。
これは同意。
>ただ、陛下とお呼びする等に決めておられる組織においては、
>少数等の価値観を持ち出すのは、認められないのが常識だと思います。
少数を排除することが問題というより、「陛下」という差別的呼称それ自体を
問題にしているのです。
それが常識だというのなら、その組織は差別を肯定する組織だということになる。
477 :
だーまつ:02/12/01 00:37 ID:7ZENvPuz
>>459 >貴殿の例示は、その番組なり紙面作成の責任者が、要請らしきものをされたと言
>うのではないようだ。責任をとる人が、こうしない際と言ったんだろう。
両方だよ。編集責任者が現場に強制するということもあるが、
仮に編集責任者が「陛下」などの表現を止めることにしたら、どうなるか。
赤報隊事件も、真相については諸説あるが、建前上は朝日の左翼的論調を問題にしている。
もちろん朝日は皇室への過剰敬語を欠かしたことはないが、それでもテロの対象になるのだから、
仮に天皇を「明仁さん」とか呼び出したらどうなるのか。
>責任を取れる立場でない人が、「強制だー要請だーサベツだ〜」と叫んでもおか
>しいだろう。
>学校の生徒会じゃないんだから。
>これだから、社会に出ただけで一人前のように勘違いしている奴は、(以下略)
フランスのル・モンド紙では、記者が取材したくない件については「取材しない」ことが認められているそうです。
この新聞、世界的に有名ですが、貴方の基準では「学校の生徒会」レベルなんですね(藁
さすが、社会に出てもないくせに一人前のように勘違いしている奴はひと味違うな(藁
478 :
だーまつ:02/12/01 00:39 ID:7ZENvPuz
>>475 そこのモーヲタ、ちょっとしつこいぞ。
なんでこのスレに貼るの?
他に相応しいスレや板があると思うのだが。
479 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/01 01:45 ID:tG5k0h3U
>>474 別に怒ってはいません。私の書き方ですのでご容赦(ニコッ)
少し論点を整理しながら書きます。やや長文ですが(いつも)
この議論のスタートは、後醍醐や後鳥羽に対する評価です。
まぁ、御醍醐に関して言えば、武家から権力を奪還し、天皇親政を行おう
としたことの是非も(それ以外もあるが)ひとつの論点です。
では、武家がなぜ、天皇・朝廷側にあった権力を、武力によって奪ったの
か、これが必然性があるかどうかが問題になります。ということは武家は
なぜ発生したかという認識からスタートしないと、後醍醐が武家からなぜ
権力を奪還しようとしたか、その動機や後醍醐の理想がつかめない。
つかめなければ、評価はできない。
このような流れから、武家の発生および、武家政府の本質をまず、認識と
して、同じにできればなぁと、思ったのです。
480 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/01 02:04 ID:tG5k0h3U
つづき
武家の発生の前に、武家とは何かというところから、話をはじめます。
武家とは、中央官庁の組織に属さない武力集団です。
兵士は国家公務員ではありませんし、その上司は、国防大臣でも、警察庁
長官でもない。要は指摘兵力です。
当時の官職として、国防や治安維持をつかさどるものは存在しますが、そ
こに任命されたものはなく、別途、令外官としての、検非違使が作られま
す。(これは非案今日のみの、しかもSP的組織で、治安維持や国防は、
国の正式な組織として存在しないのです。
なぜこのように、天皇や朝廷は、国の正式な組織としての軍事を放棄して
しまったのか、世界の普通の国では考えられない、不思議な現象です。
徴税にしても、何らかの命令を出すにしても、軍事力なしには、本来その
履行は不可能です。
私は、この理由は、「ケガレの思想」からくる軍事の忌避であると判断し
ています。現代人氏や保守考氏は、軍事を国が保有しないという異常事態
があり、そしてそれを、天皇。朝廷サイドが望んだ事実を、どう理由付け
されますか?。
日本における天皇の継続性の不思議さは、逆を言えば、武家発生の不思議
さでもあるのです。
481 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/01 02:27 ID:tG5k0h3U
つづき
本来、支配者と武力は一体です。というより、武力を持たない支配者は、
継続して存在できない時代です。しかし、日本においては、武力を持たな
い支配者が、外部武力勢力と共闘し、同じ武力勢力である、鎌倉幕府と争
いをする。しかも、両方の武力勢力は共に天皇の権威を必要としている。
この構図からわかることは、武家と天皇は、基本的に対立しないというこ
とです。対立するのは朝廷です。
武家政治とは、朝廷による政治(藤原や平家)の政治に対する反発から
始まります。収奪が厳しく、また土地所有権において貴族を優遇するこ
とに対する不満です。
さて、ここも不思議です。なぜ武家は、藤原・平家に代わって朝廷を支配
しようとせず、幕府を作るのでしょう。(のちに、頼朝は、天皇の外戚に
なろうとしますが、武力による朝廷の制圧を、なぜ企画しなかったか。)
そして、
後醍醐としては、武家の政治にも限界を見ます。では朝廷に政治を任せた
らどうか。朝廷政治に限界があったから、幕府ができた。では、新しい政
治体制を構築しない限りよくならない。ここで天命思想という、当時の最
新科学による理論による政治です。このときも、天皇直轄の軍事力を持と
うとしません。あくまで、外部の武家の戦闘力を頼ります。
天皇直轄の兵とある武家勢力を認定し、錦の御旗を与えればいいことなの
ですが、それをしない。
このすべてに共通するのは、天皇や朝廷は、直轄の武力を保有しようとさ
えしていない。ぶけも、幕府という外部組織を作るが、朝廷を武力で制圧
する意図さえ持たない。「ケガレの思想」以外で説明できるでしょうか。
482 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/01 02:34 ID:tG5k0h3U
つづき(最後)
武家の発生と位置付けに関する、私の意見です。枝葉末節ではなく、基本
に流れる部分の認識です。
「農民から武士は発生した」などで納得する方もいますが、農民から武士
が発生したのに、なぜ中央政府はそれを撲滅するべく、軍隊を送り、治安
の維持を図らなかったのかと、疑問に思うところから、考えてみてくださ
い。中央政府に、元々そのような軍事力はなかったとしたら、そもそも支
配はできません。
特に討論するつもりはありませんので、ご意見を書き込んでいただければ
と思います。
483 :
301:02/12/01 08:35 ID:???
>>471,
>>473(保守考氏)
ご教示有り難うございました。いきなり、新古今の精神が出てきておりましたので
確認させて頂きました。
もう一点は、
>中国(宋だと思うのですが)の模倣説・・・佐藤説だと思うのですがどう思われますか。
なのですが(
>>451も参考)、お待ちしております。
>>472(現代人氏)
>>450ですが、鎌倉以降の武家の本質を勝手にまとめましたが、その理由は、
両帝とも鎌倉期にかかりますですので、大筋、れ氏の
>>479と主旨は同じだと思います。
発生はそうなるのでしょうが、本質も平安〜鎌倉期と混乱して、
接点を見つけにくかったので(私自身だけかも)。
議論の発端は悪源太氏の評価でしたね。
ただ、私自身は、一つの歴史認識として収めましたのでもうどうでもいいんです。
もちろん、愚帝表現は納得はしておりませんが、参加もされておられませんし。
私は、今、れ氏のケガレ考に興味が移っておりますので。
その上での、>こだわったのは後鳥羽・後醍醐両帝はいかがなものか?であり、
これは、れ氏への質問です。
>この辺りから、悪源太氏の内容を思い出してしまうのですが。
は、私がケガレ考から、この両帝につきあたりましたので、愚帝論を思い出しただけの
書き込みです。
486 :
まだつづくか歴史論争:02/12/01 13:52 ID:W8iad6zu
なにやら分かりにくくなっているが、天皇が一貫して絶対的権威たりえていたか、
というのが、今なされている歴史論争の発端のようだ。
大海に守られるという僥倖?のおかげで、ほぼ同族間で「井の中のかわず」のような争いを続けてきた。
そのささいな争いの評価が議論の焦点のようだ。
すなわち天皇というカエルが絶対的権威として頂点にありつづけたか、という議論である。
井の中にあって、絶対性を維持できていたにせよ、「井の中の絶対性」だし、
「相対的権威」に過ぎなかったと主張しても、「井の中の相対性」だ、何ほどのこともなかろう。
歴史的意義にしても、これもまた井の中の意義にすぎず、まぁ、世界史の中のごくわずかな一局面である。
現代にあって、かつてのように大海に守られて恍惚としていられるわけもなく、
さほどありがたいものでもなかろうし、いずれにしてもさほどの意義はなかろう。
一所懸命らしい議論がなにやら、滑稽にも見えてくる。
ま、パンダかタマちゃんのように、愛らしく、嫌われず、じゃまにされないようにするしか、
国家制度として生き残る道はないように思える。
で、末端の皇族の「そうしき」にまで1.9億円も税金を費やすという事態は、じゃまにされ、嫌われる原因になろう。
487 :
マスコミとハダカの王様:02/12/01 13:53 ID:W8iad6zu
1歳に満たない赤ちゃんに「さま」を付して報道するありかたに疑問をもつ「純真」な子供は、
実はたくさんいるし、「さべつ」という子もいる。
いっぽうで、同様にヒトたるのに、皇族にのみ最大限の、こつけいにさえみえる敬語を使用することに
疑問を投げかけるマスコミ人はまったくいない。
これを称して、「ハダカの王様」状態という。
マスコミで、「王様はハダカだ」という大人はいないが、有形・無形の圧力があることは確かだろう。
赤報隊や本島元長崎市長の例を引くまでもなく…
まぁ、皇室に対する報道姿勢の共通性は、北朝鮮やイラクを見るようでもある。
まぁ、類似の「王朝」であってみれば、仕方のないことであろうか(w
488 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/01 15:47 ID:+IZFsqQp
>>407 自分の国の象徴とその一家に敬語を使うことにさえ疑問を持ち、ありもしない(と言う
より対決すべき)圧力の存在を容認し、非常に自由な環境に安住しながら、不自由な国
にと同一化するように揶揄する貴殿に「裸の王様だ!」と言う人はいないのだろうか。
>自分の国の象徴とその一家に敬語を使うことにさえ疑問を持ち
なぜ持っちゃいけないんですか?
>非常に自由な環境に安住しながら
皇室に反感を持ってはいけないなんてこと言っといて
よく、「非常に自由」なんて言えますね。
490 :
右や左の名無し様:02/12/01 16:25 ID:X/4aBsGf
そんなにあのブサイクな皇族が好きならオレの分の皇族に注がれる税金払ってくれよ
年250円だっけ?
口座教えるから毎年250円振り込んでくれよ(藁
廃止房必死だな
諸国1人当り国内総生産GDP米ドル
順位 国名 平成12年
1 ルクセンブルグ 42,922
2 日本 37,556
3 ノルウェー 36,021
4 アメリカ 35,619
5 スイス 33,327
6 デンマーク 30,489
7 アイスランド 30,462
8 スウェーデン 25,818
9 アイルランド 25,174
10 イギリス 23,888
11 フィンランド 23,437
12 オーストリア 23,271
13 オランダ 23,212
14 カナダ 22,783
15 ドイツ 22,711
16 ベルギー 22,313
17 フランス 21,417
18 オーストラリア 20,278
19 イタリア 18,604
20 スペイン 14,047
21 ニュージーランド13,255
22 ギリシャ 10,733
23 ポルトガル 10,614
24 韓国 9,671
25 メキシコ 5,903
492 :
右や左の名無し様:02/12/01 16:30 ID:X/4aBsGf
>>431 そんななげえもん貼って必死なのはお前だろ(藁
>>489 疑問をもつことも自由だと貴殿は認識しておる。
皇室に反感を持つことも、私は禁止していないし、事実、貴殿は公然と反
感を、ここに書いておる。
ほら、北朝鮮やイラクと、ぜんぜん違うじゃないか。
>>493 質問をずらさないで頂きたい
何も私はイラクだの北だのと言ってるのではない、
あなたの書き込みについて言ったのです。
>>494 >あなたの書き込みについて言ったのです。
何を言ったの?
>>487に私に対するレスはなかったし、皇室に反感を持っ
てはならないなどと、書き込んだ覚えもない。
疑問をもてると言う自由な環境がありながら、北だ、イラクだと言ってい
るのは、貴殿だろう?
>>495 何か勘違いされているようだが、
私は489で最初に書き込んだのであって
過去にイラクだ、北だと言ったことはない
そして、あなたの私に対する返答で「北、イラク」という
言葉を出してきた。
あなたが禁止していないというなら、
>自分の国の象徴とその一家に敬語を使うことにさえ疑問を持ち、
このような、まるで反感を持つ奴は非国民のような言い方をやめてもらいたい。
もう少しましな言い方があるでしょう。
497 :
右や左の名無し様:02/12/01 18:16 ID:cNLJ/r4O
>>496 >>487と同一視していた事は申し訳ない。しかし貴殿は
>>487に対するレスに反応
してきた。私は、イラクや北との対比を、批判している。敬語の使用に疑問を持
てる環境にいながら、「北やイラクと同一視」することを批判したのであって、
疑問を持つこと自体を批判していない。
皇室批判を禁止していないし、私が有効に禁止できると思っているなら、「大爆
笑」の認識である。
かってに「非国民のような言い方」などと思うことは自由ですが、それは、事実
と異なり、私の表現でも、趣旨でもありません。貴殿の脳内に構築された幻影で
あろうかと推測いたします。
499 :
右や左の名無し様:02/12/01 19:34 ID:5IV0Q2rS
皇室に存在意義など皆無!
今すぐ一国民として働け!
愛子はブス
500 :
講談社:02/12/01 21:23 ID:OECUvozk
500
501 :
法律素人ですが:02/12/01 22:46 ID:Y4YsrfH/
日 本 国 憲 法
第1章 天 皇
第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、
主権の存する日本国民の総意に基く。
天皇を否定する人は「日本人で無い」と憲法が定めてるように思える
外人が「皇室を敬愛できない」と言うのなら理解出来る
彼らには、祖国の歴史、文化があるからね
日本に生まれても、無理に「日本人である」必然性もないだろうし
502 :
右や左の名無し様:02/12/01 22:57 ID:ZGAxfZ72
>>501 では、9条を否定する人も日本人で無いのか?
503 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/01 23:05 ID:tG5k0h3U
>>501 総理大臣は行政府の長です。国民には基本的人権があります。天皇は国の
象徴で、国民統合の象徴です。全部日本国憲法であり、日本人のための憲
法ですが、所詮、日本国民によって改正できる「法律のひとつ」ですので
、それは少し言いすぎかと・・・。
504 :
右や左の名無し様:02/12/01 23:08 ID:Y4YsrfH/
>>502 9条は「戦力を放棄する」とは書かれてるけど、「日本人の
総意に基く」とまでは書かれてない
自衛権まで放棄してるか、侵略を禁じてるだけかは解釈の問題でしょう
第一条は憲法学者の間でも、解釈論争があるとは聞いた事ありません
505 :
右や左の名無し様:02/12/01 23:21 ID:5UUPC/zX
>>504 て事は9条以外にも「国民の総意に」基づいていない条文も、(てか他は基づいてないんでは?)憲法に続いて並んでいる刑法等も解釈の仕方で論争中でつか?
506 :
右や左の名無し様:02/12/01 23:27 ID:Y4YsrfH/
>>503 >所詮、日本国民によって改正できる「法律のひとつ」ですので
与党に加え最大野党党首までが積極的な9条改正は一向に進みませんがね
(安全保障を論じても票に結びつかないからでしょうけど、法解釈
によっては、日本人は犬コロのように殺されても文句は言えない)
507 :
右や左の名無し様:02/12/01 23:33 ID:Y4YsrfH/
>>505 >て事は9条以外にも「国民の総意に」基づいていない条文も、(てか他は基づいてないんでは?)
>憲法に続いて並んでいる刑法等も解釈の仕方で論争中でつか?
憲法9条以外は、解釈論争があるという話は知りません
509 :
右や左の名無し様:02/12/01 23:51 ID:Y4YsrfH/
510 :
:02/12/01 23:54 ID:s+uzmdPJ
昔、日本で一番偉いのは誰だと思う?と後輩に訊いたら、
天皇でしょ?だといいやがった。
そっこうで、国民だ!と言い返したが、こういう考えは珍しいのか?
513 :
右や左の名無し様:02/12/02 10:17 ID:GIa4VYjI
>>511 大学では、
奴隷<人間<天皇<神様制度であったが、
神様以外、それぞれ大変だった。
神様は、ほとんど引退状態であった。
天皇も逆らえない東條はモット偉かった。
廃止論者に変態が多いのは、既来の価値破壊の衝動が強い故
>>482 >特に討論するつもりはありませんので、ご意見を書き込んでいただければと思います。
討論する気もないのに意見を書かせて、いったい何がしたいんだかよくわかりませんけど、
僕は武家が国軍だと考えてるのだから、そちらの設問自体がナンセンスとしか言いようがない。
あなたは令外官は正式の組織でないと主張しているようですが、明白な間違いです。
令外官は、律令制定以降の状況変化にそって付け足された官職を総称して言うんです。
摂政・関白・内大臣・中納言・参議・修理職・中宮省などなども令外官ですが、どう見ても正式の官職ですよ。
朝廷が公的に認定したものが「正式」であって、律令に記載されているかどうかじゃないんです。
武家や幕府が公的に認定されていることは言うまでもありませんし、
検非違使がSPで治安維持組織じゃないだとか、根拠不明の珍説にいたっては苦笑するしかありません。
では。
519 :
ハダカの王様トリオ:02/12/03 00:35 ID:wV6Fq3sS
イラクは、100%の支持でフセインが再選されたし、「北」で金正日に懐疑的な発言をする人物は100%いない。
いっぽう、わが国のマスコミで、天皇やその家族に懐疑的な発言をする人物は100%いない。
いずれも、不自然で異常なありさまである。
子供の目から見れば、実におかしな光景らしい。
しかし、大人は、分かっていても怖くておおやけにはいえない、なんと「北」やイラクに似ていることか。
ハダカの王様が3人、フセイン大統領、金正日総書記、そして明仁天皇。
520 :
天皇制に差別はない?:02/12/03 00:36 ID:wV6Fq3sS
『民意で改訂可能な憲法で規定されている天皇制の存在は、国民の任意であり、
その存在自体あるいはそれに派生して生ずる「差別」もまた国民の任意である』
この見解は、一見もっともらしいが、民意と政策決定の乖離が、間接民主制では常に生ずる危険が無視されている。
少々むつかしくいうと、ナシオン主権とプープル主権、国家としての利権と人々の素の利権の違い。
ナチスも民意から出て、民を滅ぼした。
天皇制も、国民の任意に拠る憲法で規定されているからといって、不当性の検証を免れられるわけではない。
521 :
右や左の名無し様:02/12/03 00:37 ID:wV6Fq3sS
ところで、その憲法の「国民の総意に基づく」天皇制だが、「総意」を
「すべてのヒトに共通の意見」とするか、「集約的な意見」と解するか、は微妙な問題である。
前者と解釈するなら、「総意」の検証がなされ、「すべて」でなくなれば、天皇制の憲法上の意義を失う。
で、私がいる以上、絶対に「すべて」ではない(w
率直なところ、GHQの素案では、おそらくthe collective will of the nation といった表記で、
本来「集約的意見」とすべきを、訳者の思い入れから「総意」としたことに、
どなたかのようなトンデモの誤解を生ずるもとになったのだろう(w
すなわち、前者の解釈をとるなら、
天皇制を否定する国民がいれば、かれが「国民でない」のではなく、天皇制が「存立基盤を失う」のである。
>「農民から武士は発生した」などで納得する方もいますが、農民から武士
>が発生したのに、なぜ中央政府はそれを撲滅するべく、軍隊を送り、治安
>の維持を図らなかったのかと、疑問に思うところから、考えてみてくださ
>い。中央政府に、元々そのような軍事力はなかったとしたら、そもそも支
>配はできません。
ネタばっかりだな。武士の起こりは開発領主じゃないか。
開発領主が武装したのは、領地防衛のためだし、朝廷としても年貢を納める限り、
わけのわからん犠牲を払ってこれを撲滅する理由などない。
逆に、治安維持のため兵を送らなかったというのも明らかに間違い。
反乱があれば追捕使なり押領使なり送って鎮圧に当たっている。
それどころか、東国の武士団は防人や征討軍などへの兵力の重要な供給源であり、
有力な武士団は国府の在庁官人であり、治安維持や軍馬管理を引き受けている。
律令制度の中にしっかりと組み込まれている。たんなる私兵(れ君の考えで言えばやくざ)じゃない。
ちゅうか、自説の都合でわけわからん説ばかり唱えるなら、根拠出せよ。
とりあえず、商人出身の武士団があるというなら、いくつかあげてみな。
523 :
おまわりさんの味方:02/12/03 00:53 ID:CdGv8qzO
ユダヤ系の方々は、天皇を「ガド族の王様」つまり「ミ、カド」だと考えて
いるようです、居ても居なくても邪魔でなければ、「居たほうが面白い」
のではないでしょうか。
524 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/03 09:18 ID:9W5PizTr
>>522 例を挙げて分りやすく説明しないと、ご理解いただけないようですが
現代の日本にたとえましょう。
憲法ならびに日本国の法律に、「防衛庁長官」や「警察庁長官}という役
職がある。しかるに「国府の在官役人」である、市長や税務署長官が、警
察力や軍事力を所持している。(しかも、公務員でない武力)
一方、警視庁長官も、防衛庁長官も、任命されておらず、その軍事力・武
力も存在していない状況が、平安時代です。
防衛や軍事を担う官職が存在しないのであれば、貴殿の言う事はもっとも
だが、官職はあるのに任命されていないことを、どう理解するかと言う問
題である。
商人がなぜ、武装し得なかったのか、貴殿が理由を挙げていただきたい。
当方は、一応、私が好きでない歴史学者の文献を挙げて、奈良時代には、
交易があり、商人が活発に活動しており、敵対する、海賊も存在したか
ら、自己防衛のための武装組織は存在したであろう事を、説明済みです。
525 :
301:02/12/03 09:54 ID:???
>>519~
>>521 歴史的な日本人と皇室の背景関係も、総意に含まなければ、
単なるアイドル化や時の権力構造に利用されかねない。
象徴とは、歴史的背景を含むと私は思います。
歴史的背景も含め皇室の存在がマイナスとなるのなら、
続いてもいないでしょうし、マスコミも黙っていないと思いますが。
ただ、素晴らしい論点だと思います。
>>519 >いっぽう、わが国のマスコミで、天皇やその家族に懐疑的な発言をする人物は100%いない。
そうでしょうか?また、そういった、法律や罰則がありますでしょうか?
良識が気にくわないなら、別問題ですが。
526 :
301:02/12/03 10:10 ID:???
令外官〜律令の変化〜武士の発生〜武士の権力者(本質論的)化〜両帝の行動の理由
と徐々に私も見えてきました。
527 :
右や左の名無し様:02/12/03 10:44 ID:O6WyHhyO
>>524 てゆうか、海賊ってのも広義の交易商人のひとつの姿じゃないかね?
ちょっと時代は下るが、当時の都市である各地の「宿」や「泊」は、
後の非農業民系都市型被差別民が実質的な管理を行ってて、当然これ
には武力が伴ってたわけだし、彼らに正当な報酬を約束することで
自ら武装するのと同等の効果を得ていたわけだろ?。
都市・交通関係のインフラ周りってのは、金のやりとりで解決できる
側面が大きい(というより通貨が一番早く普及した)という理由で、
農業民・武士とは異なるポジションを確保できたんじゃねぇの?
528 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/03 13:08 ID:iSsUv5lJ
>>527 源平の争いの際も水軍の存在は大きかったわけで、この水軍が、農民から発生し
ているとは、誰も思わない。農民のみが武家になったのではない証拠であると、
思っています。海賊も交易商人の一つの姿と言うのはその通りでしょう。
529 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/03 14:03 ID:9fzzbR9F
平安時代の官職について
八省の説明
中務省(禁中の政務)式部省(儀式と文官を管轄)民部省(人口、田畑、
税務など)治部(雅楽、御稜、姓氏などを管轄)刑部(司法、処刑)
大蔵省、宮内省の7つの省と、兵部省 が律令にある。
兵部省は、武官人事及び軍事を管轄する部署。
かつては、『兵馬〔ひょうめ/ひょうま〕』『造兵〔ぞうひょう/ぞうへ
い〕』『鼓吹〔くすい〕』『主船〔ふね〕』『主鷹〔たか〕』の5司も支
配していましたが、平城天皇の代に『兵馬司』は『左右馬寮』に併合され
、宇多天皇の代に『造兵司』『鼓吹司』が『兵庫寮』に併合され、その後
、『主船司』『主鷹司』は廃止となり、隼人司が残る。
隼人司は、元々、御門府に属している組織で、護衛の部署です。
このように律令において、武官の管轄・軍事の管轄が存在していたが、そ
の部署から護衛の部署以外は姿を消しているのです。
もし朝廷が、武力・軍事を忌避していないのなら、この兵部省の官職を与
えればよいのです。
この役職に、武家が任命されていないことを指して、正規の軍隊ではない
と、表現し、朝廷の軍事忌避の証拠と申し上げています。
530 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/03 14:33 ID:9fzzbR9F
農民以外からの武士の発生(水軍)
「戦国時代から近世初頭の史料に水軍という用語は見いだせない。
水軍という言葉を歴史用語で探し出すとすれば、警固衆(けごしゅう)・
海賊衆(かいぞくしゅう)・船手衆(ふなてしゅう)であろう。
(中略)
はじめ海辺土豪は海上の武力を買われて船の護衛に雇われた。
これが警固衆の語源である。
警固衆を海賊衆ともよぶが、これは海上に武力をもつ集団の意味である。
そして船手衆は完全に大名権力に組み込まれた姿、いわば近代にいう海軍
の意味である」
(宇田川武久「戦国大名水軍研究の現状」より)
531 :
保守を考える:02/12/03 18:47 ID:fQO/5m64
>れ氏
>>480 >現代人氏や保守考氏は、軍事を国が保有しないという異常事態があり、そしてそれを、天皇。朝廷サイドが望んだ事実を、どう理由付け
>されますか?。
いろいろと「認識」の差があって、どのあたりからその「差」を埋めていけばよいのか煩悶するところです。
まず、「平安京以降」なのですが
これが、桓武天皇以降なのか、平安遷都以降なのか、それとも、摂関政治以降なのか判然としません。
次に
律令による「兵役の義務」の廃止の由来について述べますと
平安以前の政府は「白村紅の戦」以来、大陸からの防衛と半島における失地回復の政治目的がありました
760年代の藤原仲麻呂の「対新羅強硬政策」は有名です。
またこの時代(755〜763年)唐における「安碌山の大乱」があり唐朝の動揺が始まります
780年(宝亀 11年2月)
光仁天皇は新羅貢調使に対して、一方的に外交関係の解消を通告し
翌月、大規模兵士削減を決定した
792年(延暦 11年6月)
奥羽・大宰府管内諸国を除き「軍団兵士制」を全廃する(続日本紀及び日本後紀)
また、あなたの仰る「穢れ論」は「阿衝事件」以降なのかどうか、これも判然としません
532 :
保守を考える:02/12/03 19:01 ID:fQO/5m64
>301氏
>>483 >中国(宋だと思うのですが)の模倣説・・・佐藤説だと思うのですがどう思われますか
まず、佐藤真一氏の歴史研究について造詣が深いわけではないのでなんともいえません。
また宋なのですが、1279年に滅亡していますので、それを模倣してもどうかと疑問もあります
朱子の通鑑綱目に至る「大儀名分論」については
後醍醐天皇が玄恵について学んだとされています。
さて、あなたの尋ねたいところは
宋学の意義・朱子学の発展・大儀名分論・それ以外?
ようするに、もう少し的を絞っていただけませんか?
>商人がなぜ、武装し得なかったのか、貴殿が理由を挙げていただきたい。
話を摩り替えるなよ。
商人起源の武士団があるのかないのか?
あるというなら実例出してよ。
東国でなく、西国の武士団でもいいからさ。
>水軍
瀬戸内や熊野の水軍を、武士団とは称さないでしょ。
535 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/03 22:10 ID:iI/Y/ZsX
>>534 別に話を摩り替えていないでしょう。
武士の発生が、公権力以外の武力勢力と考えたとき、商行為や流通が存在し、そ
れを守る国家権力が存在しない以上、当然に自ら警護たる武力を持たない限り、
商行為も流通も交易もなしえない。農民からその領地の警護という武力が発生し
たと貴殿が考えいるようだが、その農民の警護の相手が、農民のみを狙い、流通
の商品や、交易品、税輸送を攻撃の対象にしなかったという思い込みが、理解不
能。
交易船の護衛=運搬の護衛。農民以外(交易=商人)の武力勢力で、後に大名権
力(武家)に組み込まれる。貴殿の質問のすべてに答えている。
ところで、官職については、納得したのか?
>>535 結局、商人出身の武士団の実例はなかったんだよな?
そりゃそうだろうな。
537 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/03 22:26 ID:iI/Y/ZsX
>>531 兵役の廃止等は理解しますが、兵役の廃止と
「兵部省における組織の廃止」は別の問題でしょう。
徴兵制を止めたからといって、自衛組織まで解体する(組織を廃止する)
理由には、なりませんよね。武家が発生したということは、治安維持すべ
き相手がいたということです。(武装勢力は敵も味方もいた。)
組織があり、軍事忌避がなければ、支配者側に立つ武家を、兵部省の役人
に「任命」すればいいわけです。事実武家のトップを、様々な官職に任命
しています。しかし、軍事の官職につけず、組織を廃止している。
>ところで、官職については、納得したのか?
もちろん納得したよ。
>>518氏の説明で。
539 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/03 22:42 ID:iI/Y/ZsX
>>538 そう納得したのなら、それでいいじゃん。別に貴殿を説得しようと試みて
いるわけでもなく、質問するから、答えているのだから。
>>539 あげくに捨て台詞かい。
>その農民の警護の相手が、農民のみを狙い
>商行為も流通も交易
だから、れ君の歴史認識は非常に特殊なんだって。
一体に、当時の東国でどの程度商取引が行われていたのかね?
室町以降ならともかく、平安末期〜鎌倉時代の東国なんて、前に言ったとおりアウタルキーでしょ。
それから農民の警護じゃない。農民でなく開発領主を中心とする開拓団であり、土地と水の警護でしょ。
人間が目的じゃないでしょ。
でないと、何故武士団が頼朝を担いで鎌倉政権を立てたか理解できなくなるでしょ?
彼ら武士団=開拓団の最大の関心は土地の確保であり所領安堵じゃないの。
だから、同じ目的で有力寄贈なり寺社への土地の寄進が行われていたんでしょうが。
541 :
保守を考える:02/12/03 23:10 ID:fQO/5m64
>れ氏
>>537 >組織があり、軍事忌避がなければ、支配者側に立つ武家を、兵部省の役人
>に「任命」すればいいわけです。事実武家のトップを、様々な官職に任命
>しています。しかし、軍事の官職につけず、組織を廃止している
兵部省(役職も官僚である)というのは太政官(左弁官)より下級の官位ですから
誰も(武家の長)納得しないからでしょう
「征夷大将軍」は「天皇の代理の将軍」という意味もふくまれています
頼朝はその「征夷大将軍」さえ辞任しているのですから
>武家が発生したということは、治安維持すべき相手がいたということです
治安維持についてなのですが、
律令制においては「捕亡令」というのがありました
追捕手続きについて記されていますが
内容については次のレスから
>有力寄贈
有力貴族の間違い。
で、れ君の武士=けがれ説のもう一つの問題はだね、
もし仮にそうだとするなら、何故けがれの棟梁たる平氏(源氏)が、
昇殿を許されたのかということだよ。
彼らが貴族層に蔑まれていたのは事実としても、
武力=穢れであるなら、殿上人に何故なれたのか?
543 :
保守を考える:02/12/03 23:19 ID:fQO/5m64
別にれ氏を弁護するつもりではないのですが
西国における富豪たちにおいて
例えば、承平の南海賊とよばれた、
小野氏彦・紀秋茂・津時成らを首領とする30余の小集団がいました
これは、藤原純友の乱を紐解くと出現してきますので参考にしてみて下さい
544 :
保守を考える:02/12/03 23:33 ID:fQO/5m64
(541の続き)
さて、「捕亡令」の内容なのですが
捕亡令は、武装した追捕要員による場合と非武装要員の場合とで
追捕手続きを区別しています
非武装要員による追捕は、事件が発生した時「国司」等は
国解と呼ばれる文書でもって太政官に報告します
太政官は、「追捕官符」を出しそれを受けとった国司は人夫を動員して
犯人等を追捕し、それに成功したならば犯人の身柄を国解とともに太政官に進上します
ただし、国内で完結する逃亡・盗犯の場合、国司は太政官に報告することなく
何人でも人夫を動員することができました
>承平の南海賊とよばれた
参考にはならんね。
546 :
保守を考える:02/12/03 23:51 ID:fQO/5m64
(544の続き)
武装した追捕要員を動員する手続きは、主に「天皇に対する謀反」
朝廷に対する「謀叛」、さらに武力鎮圧を要する殺害犯等に適用されます
諸国でこのような事態が発生した場合、「国司」はただちに事態の規模
鎮圧に要する兵力数などを「飛駅奏言」(早馬による報告)します。
天皇は太政官の審議をふまえて、「発兵勅符」(緊急動員令)を当該国に公布します
それを受けた国司は「兵」を動員して事態を鎮圧し、再び飛駅奏言します
また、国司が「発兵勅符」なしに独自の判断で兵を動員した場合は
刑法である「律」が適用され(せん興律せん発兵条)動員人数に応じて処罰されます
>>542 武士=ケガレ論は別に目新しい話じゃなくて時々言われることなんだけど、確かにあなたが言うように、
彼らが昇殿したことは有力な反証になりますね(天皇に仕える蔵人にもなってるし)。
源頼光が「大内守護」に任じられていることからもわかるように、逆に天皇が武士の武力を重宝したことは明らかです。
ちなみに「貴族層に蔑まれていた」のは位階(身分)が低いからで、これもやはりケガレとは無関係ですね。
548 :
保守を考える:02/12/04 00:37 ID:rCDaj8dZ
>>545 >参考にはならんね
とりあえず、意味不明ですね。
ところで、あなたは「開発領主」にこだわっていると見受けられますが、
「平将門」はなんですか? 私は「武士」だと認識していますが・・・・
そろそろ「悪源太氏」の復活を夢見て・・・おやすみなさい
>現代人氏
そういえばあなたの「天皇」の認識をうかがっていませんでした
このスレはその目的(皇室の意義を考える)という大前提がありますので
よろしかったら、このまま議論に参加して欲しい希望があります
549 :
右や左の名無し様:02/12/04 09:41 ID:CjISnod5
>>525 >単なるアイドル化や時の権力構造に利用されかねない。
パンダやアゴヒゲアザラシは、権力構造にどう利用されるだろう(w
>マスコミも黙っていないと思いますが。
>また、そういった、法律や罰則がありますでしょうか?
罰則であれば、法的に争えるし、マスコミが得意な手法だ。
そうでなくて、銃弾が先に飛んでくるのが怖い、伝統的にマスコミはこれに弱い。
次に恐いのが、放送法などで与党から締め付けられること。
さらには、教育までゆがめて、神話を歴史教育に導入するなどの知的暴力を生ずる。
マスコミは、これら有形・無形の圧力を恐れる。
ま、戦前のマスコミをみたらよかろう。
>良識が気にくわないなら、別問題ですが。
ごじょうだんを、はっはっはっは…
550 :
301:02/12/04 14:08 ID:???
>>549 お返事有り難うございます。無視されなかっただけでも、感動しております。
結局、法律・罰則はないのですね。他国の事はともかく、この点は大きいと思いますよ。
「できない」(戦前はこちらでしょう)のと「しない」のとは、違いますし。
暴力は犯罪ですので、許されない行為である認識は私も同じですし、
非暴力(マスコミの方が得意)での件は、皇室に限らないと思います。
不特定多数を対象としたご商売柄、圧力等色々あることは私も社会人なので同情致します。
神話を教科書に載せる等は、知らないより知っている方が良いのでは?程度です。
しかし、記紀等=全部神話で嘘と勘違いさせる程度の教育(個人的に実例がありました)には、疑問を持ちます。
武士の発生を、一つに固定するのは無理もあり、
だからと言って、亜流を本流と勘違いさせる書き方は、
けがれ考の説明上と拝察致します。
私が困難なのは、議論中のけがれの定義(や程度)がつかみきれていない事です。
551 :
301:02/12/04 14:39 ID:???
>>532 >保守考氏
議論からずれている質問に関わらず、有り難うございます。
絶対官僚制の導入を主として、興味を持ちました。
後醍醐帝が、その希求したものが模倣としてのものであったのか?
目指そうとした体制は、いかなる物だったのだろうかと。
影響は別としてですし、抽象的な質問になっているのも自覚しておりますが。
それと、佐藤説が悪源太氏風に通説なのかどうかをお聞き致しました。
わたしが、彼の書物を読む方が早いのはわかっているのですが、
それに対する反論文もあるのかどうか、知りたかったので。
保守考氏(他者でもいいのですが)は、彼の説をどう思われてるのかで、
とりあえずの指標の一つにさせて頂こうかなと言う、失礼な質問です。
552 :
右や左の名無し様:02/12/04 16:14 ID:jnOYK2B2
>>550 少なくとも、神話を歴史として学ばせるのはどうかね。
その他、意味不明、何を言いたいのやら。
>>549 つーか、別に権力構造に利用されたってさしつかえないでしょ。
553 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/05 10:32 ID:4B5hdUhh
東国武士が、鎌倉に参集したと言うことは、東国に、農民の利益を保護する立場
の武家が多かったからであって、朝廷の税制度の基本が土地を元にしたものであ
るが、現実に上がってくる税は、農産物以外が相当数に上っている事実とともに
考えれば、朝廷の土地を元にした税制が、農民により過酷に働き、結果として東
国武士の朝廷への反発と言う状況を生み出したものである。
逆にいうと、鎌倉に参集し、またはシンパシーを感じていない武士には、農民の
利益を代表しない(重視しない)武士の存在があったからではないのか。武士が
全て農民から発生したとすると、原則的には全ての武士が、鎌倉にシンパシーを
感じるはずだが・・・。
ケガレ論に関しては非常に不思議なのだが、現代の政府においても、当時におい
ても「部下」はいる。確かに、武家の棟梁たるものが兵部省のトップでよいのか
というと、そうではないが、その部下なども一切兵部称の役人としていない。な
ぜ、他の部署や令外官が任命されていて、律令に規定されている本来の役職につ
けず、その兵部省の組織自体が、解体の方向へ向かい、以降も復活していないの
か?国防の重要性は高まっており、必要性はあったはずである。
ケガレでなく言霊信仰による判断と言うのであれば、ひとつの議論となるが、天
皇及び朝廷が軍事を忌避していないとの判断であれば、そもそもオオキミの時代
に存在していた武力勢力が、朝廷内部から、武家に移った理由がなければならな
い。それとも、武力勢力である武家は、正式な役職であり、オオキミ時代から継
続しているものであると判断しているのであろうか。それでは、武家が農民の保
護から発生したと言う議論は、整合性がない。どうお考えであろう。
554 :
保守を考える:02/12/05 22:42 ID:c45+doGi
>れ氏
>>553 >東国武士が、鎌倉に参集したと言うことは、東国に、農民の利益を保護する立場
>の武家が多かったからであって
鎌倉(=頼朝)に参集するのは、「東国武士」なら必然でしょう。
>朝廷の土地を元にした税制が、農民により過酷に働き、結果として
>東国武士の朝廷への反発と言う状況を生み出したものである
これは、なんと申しましょうか、まさか、武士の発生と「百姓一揆」とを
勘違いしているとも思えませんし、当時の「荘園制」を何か取り違えているのでしょうか
具体的な説明をお願いします。
>原則的には全ての武士が、鎌倉にシンパシーを感じるはずだが・・・。
たぶんこの話は「承久の乱」のことを指しているのかと思いますが、
今一度、説明して頂けないでしょうか。
555 :
保守を考える:02/12/05 23:06 ID:c45+doGi
>れ氏
>>553 >その部下なども一切兵部省の役人としていない
まず、「兵部省」の役割というのは、全国の国司が徴兵制に従い
それぞれの国の兵力(軍事に関わる全てのこと)を報告し
それを兵部省がまとめて「日本」の兵力の統計・調整を行っていました。
徴兵制の廃止に伴いこの省自体無くなっていきます。
ところで、源義経は後白河法皇によって
「左衛門少尉」(正7位上)に任官しています。(因みに、省の長官、卿は正4位下)
さて、義経はその後、どうなったのでしょうか?
>天皇及び朝廷が軍事を忌避していないとの判断
の前に、「忌避」していたという根拠にまだ整合性を見出せません。
>れ
>農民の利益を保護する立場の武家が多かったからであって
まるで鎌倉時代に既に、兵農分離が終わっていたかのような言い方だね。
557 :
保守を考える:02/12/05 23:14 ID:c45+doGi
>れ氏
>>553 >国防の重要性は高まっており、必要性はあったはずである
国内の治安維持の制度については
>>546までに示してありますので、それを参考にしてみて下さい
国外については、1019年 刀伊(とい)の入寇にさいして
大宰権師(従3位)の藤原隆家を中心とした、北九州の武士たちが活躍して
これを撃退しています。
558 :
現代人:02/12/05 23:32 ID:???
>>548 >そういえばあなたの「天皇」の認識をうかがっていませんでした
これは現代の象徴天皇制への認識ってことですかね?
存在意義にはいろいろあると思うが、僕としては、国家としての歴史的連続性を端的に象徴している点が大きい。
ただ法律論的にどう解釈されてるかは知らないし、非合理的存在であることは事実でしょう。
ちなみに、天皇制と言うと現代の観点や利益のみから論じられることが多いけど、
やはり日本の歴史を踏まえた上で議論されるべきだと思いますね。
我々は現代の日本に住む我々だけでなく、過去の日本人に対しても責任があると思うので。
ついでに。
「平将門は武士じゃない」という議論はあり得るので、武士の定義抜きに論じても意味がないですよ。
それから、東国武士だから頼朝につくのが必然というわけじゃない。大庭氏とかもいるでしょ。
あと細かいことですが、義経は六位です(途中で五位に昇りますが)。
559 :
保守を考える:02/12/06 00:05 ID:ucJmBKFt
>現代人氏
>>558 >やはり日本の歴史を踏まえた上で議論されるべきだと思いますね。
>我々は現代の日本に住む我々だけでなく、過去の日本人に対しても責任があると思うので
非常に同意するところであります。
しかし、この摩訶不思議のようなと云いましょうか、その存在性に悩むのが私です。
>「平将門は武士じゃない」という議論はあり得るので、武士の定義抜きに論じても意味がないですよ
それは、そうです。ただ、名無しさんが、「開発領主」にこだわっていると判断した為の反論でした。
>大庭氏とかもいるでしょ
私がいいたかったのは、「石橋山の戦い」等ではなく、関東平定後の話です
つまり、れ氏が承久の乱に則して話していると思った上のことでした
>義経は六位です(途中で五位に昇りますが)。
そうでしたか。
ただ、官職一覧表を参考にしたまででしたので・・・・
560 :
現代人:02/12/06 04:30 ID:???
>>559 >しかし、この摩訶不思議のようなと云いましょうか、その存在性に悩むのが私です。
現代の天皇制を完全に合理的に説明しようとしても、たぶん無理でしょうね。
天皇の任命権なんて、古代から連綿と続く「正当性付与権」の残存という以外に説明がつかないと思うし。
しかし国民の大多数が存続に(消極的ではあっても)賛成している現実は否定できないとすれば、
天皇制の存在そのものが、日本人に突きつけられた近代合理主義に対するカウンターの意味を持つのかもしれません。
その他については納得しました。
できれば、中世の天皇や公武関係についての基本認識も聞いてみたいところです。
>>557 活躍し撃退した武家を、朝廷はどのように評価したのでしょうか。
私の記憶では、非常に屈辱的な扱いだったとおもいますが。
562 :
右や左の名無し様:02/12/06 19:10 ID:FY305dln
あげ
564 :
保守を考える:02/12/06 22:16 ID:HpYMtSae
>現代人氏
>>560 >できれば、中世の天皇や公武関係についての基本認識も聞いてみたいところです
私は歴史とは複合的・重複的に生成されていると考えていますので
いわゆる「中世」だとかの時代区分に、いささか抵抗があるのです。
そういった観点からいきますと基本認識を述べるにも難しいものを感じます。
「何か具体的な命題があれば、応え易いという私の知力の限界かもしれません。」
鎌倉時代の公武関係について、例えば、皇位継承問題に幕府の発言力が強かったとか
将軍職に藤原家や皇子を迎えただとか、新補地頭や六波羅探題の設置など・・・・
566 :
保守を考える:02/12/06 22:39 ID:HpYMtSae
>れ氏
>>561 >活躍し撃退した武家を、朝廷はどのように評価したのでしょうか。
>私の記憶では、非常に屈辱的な扱いだったとおもいますが
刀伊(とい)の入寇に際して、朝廷は
「もし、身命を忘れて戦い勲功をあげた者は、その勲功に応じて褒賞を与える」
という観賞文言を含む追討勅符を大宰府に出しました。
それに対して大宰府側は勲功をあげた武士たちを推挙する為に
「勲功者注文」を提出します。(小右記)
注文には、勲功者一人一人について、合戦場所・日時・勲功をあげた状況・捕った首級・生け捕った人数
鹵獲武器等を記しています。
大宰府がこれらの注文を作る資料(戦況報告書)のことを「合戦日記」と呼びます。
朝廷はこれら、勲功者に対して、官職等をあたえています。
例えば、菊地氏の祖である藤原蔵規を対馬守に任じています。
ちなみに、蔵規は皇太子の親衛隊である「帯刀(たちはぎ)」の隊員をしていたこともあります。
569 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/07 14:28 ID:BX9W0h8L
>>566 そうですか、褒章に関し、何の問題もなかったと言うことですね。
>刀伊(とい)の入寇に際して、朝廷は「もし、身命を忘れて戦い勲功をあげた
>者は、その勲功に応じて褒賞を与える」という観賞文言を含む追討勅符を大宰
>府に出しました。
刀伊の入寇などの侵略があることを朝廷が予測し、事前にそのように発表してい
たと言うことでしたら、私の記憶違いかもしれません。
刀伊の入寇以前から、海外からの侵略に備えている朝廷であれば、武力への忌避
は間違いと言えますネ。
570 :
右や左の名無し様:02/12/07 14:36 ID:tThkgTBb
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ヾ ゙、:',゙、:゙'、;;;;::::;;;゙、ヾ;、 ヽ;lrヾ、 .,i, `` l;;::ゞン;::;j ツ;/;;;;;;::::;;
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,'ヽ、;:::l';,、゙、r、;;゙;、. ill!. ';;:'゙'i,,j;::l, 、,. ゞ--一゙- ,//:;;;;;;;;;;;;;;;
i ::::;:::!;;;;;;;l゙'',、.゙、ヽll!. 'i;:: ゙''゙:. l、 ,/'/;;;;;;;;;;;;;;/;;
! :::: :::l;;;;;;;;;! l .゙、. ヾ、. ゙、;;;;:、‐'''''" / /;;;;;;;;;;;;;シツ'
. |.:::;:: :::l;;;;;;;;;l 、〈゙、 、 '´ , ´ ,.';;;;;;、-'" ´
. l::::; ::i:::l;;;;;;;;;ヽ, ヽ、゙、 ;l /''" / 藍より青し 公式ホームページ
l::::;;:::',::',;;;;;;;;;゙、゙ヽ、. ゙、. ゙' ,イ
http://www.aiyoriaoshi.com/index2.html ',:::;;;:::',::',;;;;;;;;;;r'"~゙''ー'、 -‐ '''''" ,.';;;! 2話 - 夕餉 - 画像
゙、:;;;;::;',:゙、'''" ヽ、 、:::' /!;;;i!l
http://wqio6xt.hp.infoseek.co.jp/aiao/idx022.html
571 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/07 15:49 ID:BX9W0h8L
某ホームページの要約
-------------------
朝廷においては、戦功者へ褒賞を与えるか否か、議論があった。追討を命
ずる勅符が到着する「以前」に戦闘が終結していた、勅符を戴いて合戦し
た訳では無かったからである。材は壱岐守に、藤原政則は対馬守に任ぜら
れた。これは、戦功者に防備を命じたということである。権帥藤原隆家に
恩賞が有ったかは定かでない。
別のホームページより
賊襲来2ヶ月後の6月29日には、太宰府からの解文に基づいて、朝廷で
論功行賞が公卿の会議にかけられたが、軍功第一とされた大蔵種材が壱岐
守に任じられた以外は、全くわかっていない。総指揮をとった隆家も、特
に何の賞も与えられなかったようである。
隆家はこれまでも善政を施し、大いに人望を集めていたといい、この度
の戦いにも彼の指揮は最後まで適切であったといえよう。
-------------------------
あれ?
572 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/07 18:40 ID:haXPc9MG
はっきり言わせて貰えば、私の歴史認識が絶対だとも、私が歴史に精通している
とも言いませんが、基本的な流れと言うものがあるでしょう。
天皇は神事(宗教的な事柄)のトップとして、推移していくのだから、清浄が求
められる。
清浄が求められる以上、ケガレを忌避するのは当然の流れですよ。
武家が、農民の守護という方向で発生したにしても、それ以外の武家があったに
せよ、武家は、清浄から最も遠いポジションであることの間違いはなく、武力と
言う政治に欠かせないものを統括している高級武家貴族が、それなりの地位を与
えられるのも当然でしょうが、それを言霊信仰、怨霊信仰のとりことなっていた
時代の朝廷が、積極的に国の正式な機関として認めたかどうか、非常に疑義があ
って当然です。
言霊信仰による影響で、平安を望めば、天皇の権威で平安がおとづれるはずであ
り、武家の努力は直接的には貢献したかもしれないが、それは天皇の権威が、元
に有ってのものだから、評価が低いとか言う議論であれば納得も出来ますが、朝
廷が国防に、武家を正式な機関として、正当に取り入れていたなどの認識は、誤
りであると言うしかありません。
事実、海外からの侵略を撃退した武家が、相応の評価をされていない。
幕府と朝廷が争っていく歴史が、明治まで続くのですが、武家が朝廷側の正式な
機関であれば、天皇の命令で、片がつくはずであり、武家が幕府と言う特殊な機
関(朝廷の外部に)になった理由は何?。
朝廷内部になぜ、武家が存在し続けなかったか。徳川幕府を見ても、朝廷内部の
組織でない事は、理解できるだろうが、いつから、武家は朝廷の外部機関になっ
たのか。
鎌倉幕府そのものが、朝廷の外側の存在であろう。ならば、なぜ正式な律令制度
の外側で、かつ「実態的にも外側」であったか、理由付けがなければならない。
ケガレの思想であるか、言霊信仰の影響か、天皇の清浄性による影響か、はたま
た儒教の忠孝か、天命思想による権威の過信か、何か原因があると思うのが普通
の感覚である。まぁ、これ以上のレスはやめておきます。(スレタイに近づく議
論にならないので)諸々のレス感謝します。
573 :
右や左の名無し様:02/12/07 18:41 ID:Wucodo2m
天皇ハ全日本国民ト共ニ国家改造ノ根基ヲ定メンガタメニ
天皇大権ノ発動ニヨリテ三年間憲法ヲ停止シ両院ヲ解散シ
全国ニ戒厳令ヲ布ク
576 :
保守を考える:02/12/07 21:18 ID:9YzIOmJO
>れ氏
>>569 >刀伊の入寇などの侵略があることを朝廷が予測し、事前にそのように発表してい
>たと言うことでしたら、私の記憶違いかもしれません。
>刀伊の入寇以前から、海外からの侵略に備えている朝廷であれば、武力への忌避は間違いと言えますネ。
摂関期、軍事的緊張をかかえた諸国の受領に「武士」が任命されていきました。
997年(長徳3年 6月)
日本人海賊による高麗沿岸襲撃に対する高麗側の国牒(外交文書)に対して、
その報復を恐れた朝廷は、大宰府に警戒強化を命じています。
その一環として、大宰府の申請を受けて、太宰大監(だいげん)であり
堪能武者と呼ばれた平中方(平維時の子)を、対馬守に任じました。
それと、事前に云々なのですが
当時の上陸作戦というのは、海岸沖に船を集結させるだけでも幾日もかかるわけですから
戦端が開かれるまでに、だいぶ時間的猶予があることを考えてみて下さい。
577 :
保守を考える:02/12/07 21:37 ID:9YzIOmJO
>れ氏
>>571 >朝廷においては、戦功者へ褒賞を与えるか否か、議論があった。追討を命
>ずる勅符が到着する「以前」に戦闘が終結していた、勅符を戴いて合戦し
>た訳では無かったからである
そして
>賊襲来2ヶ月後の6月29日には、太宰府からの解文に基づいて
と引用していますが
入寇がはじまったのはその年の「3月」ですから
戦闘期間が少なくとも2ヶ月近くあった事になります。
「勅符」が届くのになんでそんなにかかるのでしょうか?
それと
>総指揮をとった隆家も、特に何の賞も与えられなかったようである。
藤原隆家は関白道隆の子であり、叔父である「藤原道長」と対立して
中納言から失脚して大宰府に下向したいきさつがあります。
当時の最高権力者である道長が、その功績をやすやすと認めることが出来なかったのも
判らないでもないです。(これは私の推測です。)
578 :
保守を考える:02/12/07 22:09 ID:9YzIOmJO
>れ氏
>>572 >天皇は神事(宗教的な事柄)のトップとして、推移していくのだから、清浄が求められる
あなたが云わんとしていることが漠然とわかるのですが・・・
やはり、具体的な論拠がないと理解したとは云えません。
>時代の朝廷が、積極的に国の正式な機関として認めたかどうか、非常に疑義があって当然です
ですから、なんでそうなるのかを私も含めて幾人かの人が疑問に思っているわけです
721年(養老5年 正月)
文人と武士は国家が重んじるものである。官人の中でとくに学問、武芸に優れている者を選んで
褒賞を与え、後進たちを励ましたい。(元明天皇詔)
一条天皇の時代(摂関期全盛時)、大江まさ房の書いた「続本朝往生伝」には
時の人として、
管弦・文士・和歌・画工・異能・近衛・陰陽・医方・明法・明経などの一流者を列挙したあと
武士には、源満仲・満正・平維衝・致頼・源頼満、みなこれ天下の一物なり
と結んでいます。
また当時朝廷に認められた武士は蔵所の名簿(西宮記)に登録され、
この名簿は、政変時などに内裏への武士の招集に使われました。
それとですが
一条天皇はこの「天下の一物」たちを「朝家の支え」として、
ことのほか重宝したと伝えられています。
579 :
右や左の名無し様:02/12/07 22:19 ID:CdojofZ9
後室なかったら朝鮮なっとらあ
580 :
右や左の名無し様:02/12/07 22:31 ID:CdojofZ9
皇室がなかったら・・・
考えられんのかなあ?
ずっと江戸時代はよかったやん思うけど
ペリー
よんでこい
581 :
保守を考える:02/12/07 22:51 ID:9YzIOmJO
>れ氏
>>572 >朝廷が国防に、武家を正式な機関として、正当に取り入れていたなどの認識は、誤
>りであると言うしかありません。
>事実、海外からの侵略を撃退した武家が、相応の評価をされていない。
一応反論しておきますが
源三位頼政は「昔より朝家に武士をおかかる事は、逆反のものを退け、
違勅のものを滅ぼさんがためなり」(平家物語)と、語り
摂政藤原忠実は「源為義は、ずっと検非違使にしておくべきではない。
かの者は、天下の固めであるから、時には受領に任じるべきである。」(中外抄)
また、源義朝は
「生涯でこのような機会にめぐりあえたことは幸運だ。わたくしの合戦では
朝廷を恐れて思うように振舞えないが、今、宣旨をこうむって朝敵を平らげ
恩賞にあずかるは、家の面目である。武名を後世に残し、恩賞を子孫に伝える為に
思う存分戦うぞ」(保元物語)と叫んだといいます。
つまり、武士たちは自らを国家の軍事力と認識し、
それを認めている朝廷から勲功として貰う、恩賞を最大の栄誉としていたのです。
>>581 少しばっかり言わせてくれっぺか?イヤならそう言え。
れさんが、言ってることと、お前様が言ってることでは、話の筋が違うんでなかっぺか。
なんぜ、幕府が朝廷の外側にあったかということを、れさんは言ってんだっぺ?
ごちゃごちゃしたことは、どうでもよかっぺよ。おめーは、その理由を何も説明しねーべな。
読むの楽しみにしてたが、おめーは全体ちゅうもんを説明しねーから、知識自慢みてーに思えるだ。
人の批判は簡単だっぺよ。
583 :
保守を考える:02/12/08 00:33 ID:LrY/CLE/
>>582 >れさんが、言ってることと、お前様が言ってることでは、話の筋が違うんでなかっぺか。
>なんぜ、幕府が朝廷の外側にあったかということを、れさんは言ってんだっぺ?
れ氏は天皇や朝廷が、武士を忌避(穢れ)としたから、幕府(朝廷外の組織)になった
というようなことを云っていますが
天皇や朝廷が武士を忌避していたという事実をまだ述べていないと思われますが
また、述べていても、私や他の人(現代人氏等)が反論しています。
さて、「幕府」といいますと、鎌倉・室町・江戸とありますが
まずは、鎌倉幕府と天皇(朝廷)について論じて見ましょう。
今日は眠いので、お休みなさい。
584 :
現代人:02/12/08 01:34 ID:???
>>564 時代区分論についてはわかりますが、そういうことじゃなくて、
>>583のようなことを聞きたかったわけです。
(いちおう、
>>376,417-419などで自分の意見を述べているもので)
あなたの考えを読んだうえで聞きたいことがあれば、また書き込ませていただきます。
>>583 勝手に論じればよかっぺ。幕府は、朝廷の外だと思ってんのか内だと思ってんのかどっちなんだか?
それだけ言え。嘘ばっかりこいていてはなんねーぞ。他の人もあきれて出てこねーべ。
586 :
保守を考える:02/12/08 14:53 ID:HCt5JWQG
>>584 『鎌倉幕府と天皇(朝廷)について』
まず、はじめに断っておきたいのですが、なぜ幕府が朝廷とは違う、いわゆる別組織になったのか
なのですが、これは天皇や朝廷が忌避したのではなく、寧ろ幕府側がそれを望んだのであります。
つまり、公家社会と武家社会の分離(公武2元社会)を武家側が主導となって作っていったのです。
そもそも東国というのは中央のための軍事供給源であり、文化的にも東夷と呼ばれていたように
非常に差別的扱いを受けていました。
それを大きく改善していったのが頼朝です。
頼朝は、き下の者に許可無く朝廷への任官を禁止しています。
義経はこれにそむいて、任官しそれが大きな要因となって滅ぼされました。
また、頼朝自身も権大納言、右近衛大将(後白河法皇側が取り込もうとして任命した)を
辞任し、さらに念願だった征夷大将軍も後年辞しています。
だからといって頼朝が天皇や朝廷の権威を否定したわけではありません。
例えば、挙兵以来の宿老である上総介広常を誅殺した事件(広常は東国割拠主義だった)からも
推測されるように、東国といわず日本の武士の棟梁として、それを天皇に認めさせて
民政の安定を図ろうとしたのでしょう。
どうも説明不足が多々ありますが、ご指摘や批判、もしくは質問等がありましたら
忌憚なくお願いします。
587 :
保守を考える:02/12/08 15:12 ID:HCt5JWQG
>>585 >嘘ばっかりこいていてはなんねーぞ。他の人もあきれて出てこねーべ
私が嘘をついているのならそれを指摘すればよいでしょう。
他の人があきれようが、うんざりしようが、
私の責任ではないのですが・・・・
むしろあなたがこのスレに則した論点を展開されることを期待します。
私は存在の意義について考えているのであり
存続だとか、廃止しろだとか、云うのも結構ですが、
廃止論者は特に決定的な論拠を出してもいませんし、
存続派のなかでその存在意義について論じたほうが
自身にとっても有効ではないかと思っております。
>>586 オメー、馬鹿だな。
朝廷が何で差別してたんだ?東夷(アズマエビス)は、なんゼ朝廷から差別されてたんだ?
朝廷が東国の軍事供給源を東夷を差別してた、と、朝廷が東国の武家を忌避していた、は同じだっぺよ。
なら、れさんとオメーは、忌避と言うことでは同じだっぺ。
差別のわけはなんだっぺ?東夷(アズマエビス)は穢れているからじゃね-のか?
590 :
保守を考える:02/12/08 16:26 ID:HCt5JWQG
>>588 >朝廷が東国の軍事供給源を東夷を差別してた、と、朝廷が東国の武家を忌避していた、は同じだっぺよ
なんでそれが武家を忌避していることになるのでしょうか?
東国は古くから「吾妻」とよばれていました。
「吾妻」にかかる枕詞は「鳥が鳴く」があります。
差別的な意味として、東国に育った者の発音は舌が曲がっているのか
鳥が鳴くように、ペチャクチャしゃべっているだけで意味が解からないだそうです。
だから、あなたも自身の方言で西国の人と喋ったら、文化的な差別を受けると思いますが。
ところであなたは「武士」ではないですよね?
そして、京機内の貴族たちが東国の人たちを、未開・野蛮・言語障害と蔑視していても
その軍事的力量を高く評価しています。
例えば、645年の乙巳の変に際して、蘇我入鹿暗殺後わずか二ヶ月足らずという
早い時期に、東国の潜在的軍事能力を恐れて8人の国司を派遣したり
また、その精強な武力ゆえ多くの一般人が防人として徴収されています。
東北の蝦夷(エミシ)と戦う祭にも東国から動員されていますし
・・・・きりがないですね。
で、どこが忌避しているのでしょうか。(私は文化的な差別といったのですが)
>>590みたいな頭悪い、田舎もんとは話してもしょうがなかっぺよ。やっぱり相手にできねーな。
>貴族たちが東国の人たちを、未開・野蛮・言語障害と蔑視していても
>その軍事的力量を高く評価しています。
おらだって、未開・野蛮・言語障害と蔑視されてんのに、命をかけて戦えと言われたら、てめーふざけんなになっぺよ。
朝廷と武士は仲良くなかったんだっぺよ。朝廷は嫌ってんだっぺ、田舎もんの侍を。
未開・野蛮・言語障害と蔑視してることを、忌避といわねーとは、オメーやっぱり馬鹿だっぺよ。
もう出てこねーから一人でやってろ。
これじゃ、悪源太さんも、れさんもいなくなって当然だっぺな。
592 :
右や左の名無し様:02/12/08 17:33 ID:HCt5JWQG
>>591 >朝廷と武士は仲良くなかったんだっぺよ。朝廷は嫌ってんだっぺ、田舎もんの侍を。
>未開・野蛮・言語障害と蔑視してることを、忌避といわねーとは、オメーやっぱり馬鹿だっぺよ
あなたのような百姓は、東国を問わずとも蔑視される対象でしょうが
源頼朝が東国の武士で田舎者の侍ということでしょうか?
>これじゃ、悪源太さんも、れさんもいなくなって当然だっぺな
あなたのような無知な方とお二人を同列に扱うとは
可哀相に・・・・
お二人にお悔やみ申し上げます。
>>592馬鹿第二号だな。軽蔑されていると言ったのは
>>590だっぺ。
頼朝の話なんかしてなかっぺよ。
誰か死んだんだっぺか?お悔やみしてどうするだ。類は友を呼ぶってこったな。
>ゴジラ呼ぶぞ氏
ありがとうございます。死んでもいませんし、参加をしないのでもない。
武家と朝廷の関係の議論には、もうレスは控えると言うことです。
595 :
保守を考える:02/12/08 19:34 ID:qQUmTq90
>>593 >
>>592馬鹿第二号だな。軽蔑されていると言ったのは
>>590だっぺ
だから、592も私だって・・・・
人のことを馬鹿と言うあなたは馬鹿以前の存在ですね・・・・
・・・・・・(IDをよく見てね。まさかメクラさんですか?)
>れ氏
まあ話が専門的過ぎたきらいがありますが(別に私は史学科ではないですが)
理路整然としているれ氏をこれ以上、困らせても仕方ないので・・・・
また新しい論点があれば参加したいとも思いますし、
しばらく傍観します。
>>595 少し大局的すぎる嫌いがありますが、貴殿の詳細の知識とかみ合わなかったようで
すね。
しかし、「めくらさんですか」という表現は控えたほうがいいように思う。
言葉狩りをするつもりはないから、メクラという言葉を使うのは、必要であるなら
ば問題はない。相手が視覚障害者である可能性を覚悟した上で、メクラというのは
自己責任だが、その覚悟なく使用するのは良くない。
他の切り口で非難する方法はあるであろう。
現代は、MSの標準装備として、画面拡大ソフトや、ネガ表示なども搭載されてお
り、スクリーンリーダーなどで、音によるネット利用者も増加している。
実際、視覚障害(障害1級)が運営する掲示板も多数ある。
近親者に、遺伝による視覚障害者がいるものとして、一言申し上げておく。
597 :
保守を考える:02/12/08 21:33 ID:qQUmTq90
>れ氏
>>596 >「めくらさんですか」という表現は控えたほうがいいように思う
新村出編 「広辞苑」第五版より
盲 「めくら」
B 物事の弁別のつかないこと。また、その人。
差別用語だからあなたが嫌悪する、もしくは使用を控えるというのは尊重しますが
れっきとした日本語を使用して訴えられても私の倫理観はかわりません。
「馬鹿」と「盲」にどんな受けて側の差があるというのでしょうか?
親切の安売りならやめて下さい。
それでは、失礼。
599 :
現代人:02/12/08 22:53 ID:???
>>586 議論は打ち止めのようですが、いちおう疑問点だけ書いときます。
1。「朝廷から東国への文化的な差別待遇を改善するために幕府を立てた」わけですか。
それって、幕府を作らなければならないほど重要な問題だったんですか?幕府は「人権擁護団体」なんでしょうか。
それほどの重要な問題なら、東国武士が中央で任官しようとするのもおかしな話だと思います。
あと、幕府成立によって、差別はどういうメカニズムによって実際に改善されたんでしょうか?
2。「日本の武士の棟梁として、それを天皇に認めさせて民政の安定を図ろうとした」とのことですが、
文化的差別の改善とされた幕府の意義と、どう繋がるんでしょうか?
600 :
301:02/12/09 09:26 ID:???
前々から申し上げていましたが、話が噛み合わなかったようですね。
私が聞きたかったのは、
皇室における武力の直接的な行動の回避(=豪族、武士の発生・強権化)の
心理的要因としてけがれ思考に興味を持っておりましたが、
いつの間にか、武士の発生=けがれ=武士への差別云々と議論がすり替わって
しまいましたね。
このけがれについても、差別的な意味合いのものなのか、
人を殺める事の立場上の回避なのかも、噛み合っておられませんでした。
けがれの表現とすると、武の分野のみならず摂政・関白・院政制度を含め、天皇の一権集中から
権力の分散・収奪から起こる争いの世状も大きな意味合いでのけがれた状態とし、
後鳥羽・後醍醐両帝が立ち上がられたと私は思いますし、本題に返りますと両帝は決して愚帝ではなく、
けがれた世状を清められようとした、その理想をもった両帝と評価させて頂きます。
親子・親族、ましてや幼少の子供まで巻き込んでの殺戮・権力者の横暴は、理想とはかけ離れていたと思います。
もちろん、豪族・武士だけの責任ではなく、朝廷の在り方もここに含まれるのでしょうが。
601 :
:02/12/09 09:27 ID:xbv5S2Dz
602 :
;;:02/12/10 20:24 ID:NAL5XdHn
603 :
だーまつ:02/12/11 02:22 ID:79+YxfeN
604 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/11 10:41 ID:GFvIcMjM
>>603 特段の異論はないが、異論はある、というより、理屈になっていない。
フランスの記者の話は、その新聞社が自己責任で、その国の歴史や伝統や価値観
と、現代の価値観やその会社の姿勢とによって総合判断し、選択しているもので
あろうから、どのように判断するかその材料を持ち合わせていない。
前段の、敬語使用の要請は、その新聞社なりマスコミが、テロの影響から敬語を
使っている(記者や社員に要請している)とすれば、テロに屈している言論とし
て、非常に恥ずべきである。
テロに無関係であっても、国や社会からの圧力に屈していれば、これまた、同様
の非難の対象である。
マスコミが、貴殿の思うように機能していないことを、社会の圧力と捉えること
は、多くのマスコミをテロや圧力に屈していると、屈辱していることになる。
屈辱すべき状況であるかといえば、そうではない。常識と自己責任において敬語
を使っており、日本国憲法において、国の象徴と定められた天皇と、皇室典範と
いう法律で定められた皇室について、一定の敬語使用は当然であるという、会社
としての判断、あるいは編集者・番組責任者の判断であることは、明白ではない
のか?
>>604 >フランスの記者の話は、その新聞社が自己責任で、その国の歴史や伝統や価値観
>と、現代の価値観やその会社の姿勢とによって総合判断し、選択しているもので
>あろうから、どのように判断するかその材料を持ち合わせていない。
君が
>>459で
>責任を取れる立場でない人が、「強制だー要請だーサベツだ〜」と叫んでもおか
>しいだろう。
>学校の生徒会じゃないんだから。
>これだから、社会に出ただけで一人前のように勘違いしている奴は、(以下略)
…とたまうから、「責任を取れる立場でない人(注:編集責任者でなくても『責任』は取らされるのだが、
ここでは一応別問題にしておく)に『強要』がなされない」実例としてルモンドの例を挙げたのよ。
君の定義からすれば、「強制」を拒否するルモンドの記者は学校の生徒会レベルってことになるだろ。
>前段の、敬語使用の要請は、その新聞社なりマスコミが、テロの影響から敬語を
>使っている(記者や社員に要請している)とすれば、テロに屈している言論とし
>て、非常に恥ずべきである。
>テロに無関係であっても、国や社会からの圧力に屈していれば、これまた、同様
>の非難の対象である。
全くその通りだよ。折れはこの点も含めて「非難」してたのだが。
606 :
だーまつ:02/12/11 21:29 ID:IW1SI7Do
さっきの続き
>マスコミが、貴殿の思うように機能していないことを、社会の圧力と捉えること
>は、多くのマスコミをテロや圧力に屈していると、屈辱していることになる。
…そうだよ。で、
>屈辱すべき状況であるかといえば、そうではない。
…なんでこうなるの?「屈辱している」と言った直後に「そうではない」…
どっちが君の意見なんだ?
>常識と自己責任において敬語
>を使っており、日本国憲法において、国の象徴と定められた天皇と、皇室典範と
>いう法律で定められた皇室について、一定の敬語使用は当然であるという、会社
>としての判断、あるいは編集者・番組責任者の判断であることは、明白ではない
>のか?
…だから、それを「当然の常識」としない人間の立場はどうなのかと繰り返し言っている。
ピレネーの向こうの常識はこちらの常識とは違う、とはブレーズ・パスカルの言だが、
100人いれば100人の正義、常識があるのだから、特定の常識を「当然だ」と言って
強要するのは押し付けでしょう。
>特段の異論はないが、異論はある、というより、理屈になっていない。
君は、折れの「理屈」に対して反論を試みているのではないのかね?
こういう煽りを入れるのであれば、私の文章のどこがどういう風に
「理屈になっていない」のか、具体的かつ論理的に立証せよ。
でなければ「理屈になっていない」のは君の方だ。
607 :
保守を考える:02/12/11 23:01 ID:K5fLx+Ve
>現代人氏・301氏
私の言説を説明するとしても、穢れ論者のれ氏が態度を留保している以上、
この先の説明は意味がないように思われます。
また、私は常々、歴史とは複合的・重層的と考えていますので、説明するにしても
少なくとも、前9年の役から実朝暗殺までを述べないといけませんし、
どうかお察し下さい。
608 :
保守を考える:02/12/11 23:13 ID:K5fLx+Ve
>>606 >「理屈になっていない」のか、具体的かつ論理的に立証せよ
理屈的(屁理屈)ではありますが
>100人いれば100人の正義、常識があるのだから、特定の常識を「当然だ」と言って強要するのは押し付けでしょう
こんな理屈は「お話になりません」
あなたが社会人であるかどうか知りえませんが
およそ社会にでてそれに適応できない人間ほど
社会人とそうでない人を区別したがる傾向があるそうです。
あなたが差別を認めないのは立派な心がけだと感じますが、
差別を甘んじて認めることの出来ない人間が、「社会人」であるとも思えません。
ところで、「社会人」って何人(何者)ですか?
609 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/11 23:27 ID:GFvIcMjM
>>606 だ氏
貴殿の立場は、貴殿の信じるところにより行動し、必要であればマスコミ
を作るなり、改革する自由は認められておる。
特定の常識は、強制されてはおりません。自由に主張されることを期待し
ます。ただ、現実の社会では、毎日、何かを決定しなければならず、その
決定が現在の敬称なのです。その根拠が常識なのでしょう。
現在のマスコミは、敬称に関し、テロによる脅迫も圧力も受けておりませ
ん。にもかかわらず、貴殿は圧力に屈していると非難し屈辱している。
自分の思うように継承をつけないなどを行わなければ、圧力に屈している
と侮辱する態度こそ、不当な圧力というのではないのでしょうか。
貴殿の意図するところでないことは理解しますが、結果としてそうなって
しまう。よく検討されるべき「貴殿の課題」です。
>>608 >>「理屈になっていない」のか、具体的かつ論理的に立証せよ
>理屈的(屁理屈)ではありますが
>>100人いれば100人の正義、常識があるのだから、特定の常識を「当然だ」と言って強要するのは押し付けでしょう
>こんな理屈は「お話になりません」
どこがどう「お話しにならない」のか、説明を求める。
>あなたが社会人であるかどうか知りえませんが
>およそ社会にでてそれに適応できない人間ほど
>社会人とそうでない人を区別したがる傾向があるそうです。
>あなたが差別を認めないのは立派な心がけだと感じますが、
>差別を甘んじて認めることの出来ない人間が、「社会人」であるとも思えません。
…全く理解不能。
私は十分すぎるほど社会に適応してます。
それ故、詳細をオンラインで公開すると様々なトラブルが予想される為、公開する気は全くないですが。
>ところで、「社会人」って何人(何者)ですか?
…辞書でも引け。
611 :
だーまつ:02/12/12 00:04 ID:BzEThhEV
>>609 >貴殿の立場は、貴殿の信じるところにより行動し、必要であればマスコミ
>を作るなり、改革する自由は認められておる。
実態において、マスコミを作るのにどれだけ経費がかかるか、既存マスコミを改革することがどれだけ可能か、考えたことがありますか?
>特定の常識は、強制されてはおりません。自由に主張されることを期待し
>ます。ただ、現実の社会では、毎日、何かを決定しなければならず、その
>決定が現在の敬称なのです。その根拠が常識なのでしょう。
だから、君の言う「常識」が万人に共有し得るものではないことは何度も述べてるんですが。
「決定」って、いつどこで誰がやったの?
日本国の法律のどこを見ても、天皇に「陛下」と付ける義務は見出せないんだけど。
>現在のマスコミは、敬称に関し、テロによる脅迫も圧力も受けておりませ
>ん。にもかかわらず、貴殿は圧力に屈していると非難し屈辱している。
>自分の思うように継承をつけないなどを行わなければ、圧力に屈している
>と侮辱する態度こそ、不当な圧力というのではないのでしょうか。
…僕がいつ、どのマスコミに「不当な圧力」を加えましたか?
>圧力に屈している と侮辱
…したのは、そもそも
>>604の貴方でしょう?
それを圧力というのなら、貴方も圧力をかけたことになりますが。
>貴殿の意図するところでないことは理解しますが、結果としてそうなって
>しまう。よく検討されるべき「貴殿の課題」です。
何が私の課題なのか意味不明ですが、とりあえず「貴殿の課題」は
>>606 >>屈辱すべき状況であるかといえば、そうではない。
>…なんでこうなるの?「屈辱している」と言った直後に「そうではない」…
>どっちが君の意見なんだ?
…に答えることです(藁
マスコミ論ならよそでやれよ。それは天皇制に関する問題だけじゃないだろ?
差別用語なり自主規制なり、適当なスレタイでマス板にでも立ててやればいいだろうよ。
あ〜あ、皇族に生まれてれば楽な人生なんだろうな。
614 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/12 09:53 ID:MW8XSa9D
>>611 決定しているのが、編集責任者であり、会社です。別に国の決定で、敬称をつけ
ているわけではないでしょう。
屈辱しているのは貴殿であり、現状は屈辱的でない=貴殿の言う圧力による敬称
使用などしていない。貴殿のマスコミ屈辱は実体がないという意味です。
もう一度、お読みいただければ幸いです。
616 :
301:02/12/12 12:34 ID:???
>>607 色々、学ばせて頂きありがとうございます。
>歴史とは複合的・重層的
は、私も含め(たぶんれ氏も)同意だと思いますし、今時二元論の学者は
皆無だとも思います。
皇室自体も、その複合的・重層的であることが網野氏系の研究でそれが証明されたのも、面白い現象ですし。
ただ、れ氏が彼の名前を出してから、そのけがれ考が差別考へと話が流れて
しまったように思われ、残念です。
>>578 >>天皇は神事(宗教的な事柄)のトップとして、推移していくのだから、清浄が求められる
>あなたが云わんとしていることが漠然とわかるのですが・・・
私の理解もこの程度なのですが、複合・重層的に見た場合、けがれ考も一つの
考え方かと、興味を示しました。
それと以前、昇殿の話がありましたね。
昇殿といっても、何処まで許されたのか等も知りたかったです。
僧兵がけがれ的問題で、寺院への昇殿時には特殊であった記憶もありましたので。
617 :
保守を考える:02/12/12 18:15 ID:UCRPlJeR
>>610 >どこがどう「お話しにならない」のか、説明を求める
本当に解からないのですか?
百人が百様の思想を持っているのですから、すべての(百人)の正義なり常識は
特定的になるのに気が付いていないあなたの言い分のことを云っているのですが・・・
>私は十分すぎるほど社会に適応してます
そんなことはどうでもいいことでして・・・・
>全く理解不能
「全く」ですか?
つまり、「日本語」が理解出来ないことも含まれているのですから・・・・
議論しても無駄ですね・・・
>辞書でも引け
思想が辞書で片付けられるとお考えのあなたは、
>>612氏の提言以前にスレ違いの人ですね。
618 :
保守を考える:02/12/12 18:38 ID:UCRPlJeR
>301氏
>>616 >そのけがれ考が差別考へと話が流れてしまったように思われ、残念です
私は日本の武士が差別されていたのではなくて
「東国」が差別されていた事実を述べたまでです
「穢れ考」はれ氏の持論ですから(本人も今は控えると言ってますし)、
私も考える内容だと思って「反論」していました。
私がどのくらい漠然と理解しているのかといいますと、
仁和3年、藤原基経に下した詔、
つまり 「摂政太政大臣に万機を関(あずか)り白(もう)す詔を賜ふ。」
に始まる阿衝事件になにかヒントがあるのではないかと考えました。
この時、天皇の地位・役割は何が残るのかと考察すれば、
神事を司ることがあげられまして、
ようするに、神事に携わるものとして、「清浄」が求められていった
とりあえずこのくらいが私の理解の範囲です。
あと殿上人の話なのですが、
この時代、昇殿を許される身分は、五位以上のもの及び六位の蔵人でした。
正四位下に昇進した源頼光も当然、昇殿しています。
>>614 >決定しているのが、編集責任者であり、会社です。別に国の決定で、敬称をつけ
>ているわけではないでしょう。
その「決定」が、国などの圧力(取材拒否とか)によるものであれば、国の意向も働いているということになるでしょう。
てゆうか、「圧力に屈するマスコミの方が軟弱」みたいに言ったのは貴方の方ですよ。
>>604を見なさい。
>屈辱しているのは貴殿であり、現状は屈辱的でない=貴殿の言う圧力による敬称
>使用などしていない。貴殿のマスコミ屈辱は実体がないという意味です。
>もう一度、お読みいただければ幸いです。
何を根拠に「実体がない」とか言ってるのですか?
赤報隊、朝日新聞某元記者の体験談、その他いろいろ例示したでしょうが。
ところで、貴方の定義では「ルモンド記者は学校の生徒会レベル」ってことでいいんですね?
それと
>>606を繰り返すと、
>>604 >屈辱すべき状況であるかといえば、そうではない。
…なんでこうなるの?「屈辱している」と言った直後に「そうではない」…
どっちが君の意見なんだ?
それと
>>611の繰り返しで、
>>609 >決定が現在の敬称なのです。その根拠が常識なのでしょう。
「決定」って、いつどこで誰がやったの?
日本国の法律のどこを見ても、天皇に「陛下」と付ける義務は見出せないんだけど。
>もう一度、お読みいただければ幸いです。
君のレスは全部返してるつもりだけど。これ以上、どこを読む必要がある?
君こそ上記の再掲質問に返答くだされば幸いです。
>>617 >>どこがどう「お話しにならない」のか、説明を求める
>本当に解からないのですか?
あのねえ、折れは、自分の言説に「お話しにならない」部分なぞ全く存在しない、
という立場なの。だから「お話にならない」なんていわれたら
「ハァ?どこが?」と問い返すに決まってるだろ。
それを敢えて、折れに向かって上記のような口をきくからには、
どこがどう「お話しにならない」のか(=どこに文句があるのか)立証する責任が
お前にあるわけだ。それを放棄しておきながら上記のような口をきくお前は、
ハン厨以下の煽り厨でしかないってこった(藁
>百人が百様の思想を持っているのですから、すべての(百人)の正義なり常識は
>特定的になるのに気が付いていないあなたの言い分のことを云っているのですが・・・
ハァ?「特定的」ってどういうこと?
もしかして君、自分の思想は「多様な言論の一部」として認められるが、折れ(だーまつ)
の「特定的な」言論はそれとして認められない、なんて言い出すのではなかろうな?
仮にそういうDQNな説を唱えるのであれば、折れの言説のどこがどう「特定的」なのか、
具体的に立証せよ(藁
>>私は十分すぎるほど社会に適応してます
>そんなことはどうでもいいことでして・・・・
アホか。お前が
>>608で
>あなたが社会人であるかどうか知りえませんが
>およそ社会にでてそれに適応できない人間ほど
>社会人とそうでない人を区別したがる傾向があるそうです。
…などと、この折れを社会不適応者呼ばわりしたから言い返しただけだろうが。
都合が悪くなると「そんなことはどうでもいい」か。
理屈に弱い奴の典型的な逃げ口上だな(藁
>>617 >>どこがどう「お話しにならない」のか、説明を求める
>本当に解からないのですか?
あのねえ、折れは、自分の言説に「お話しにならない」部分なぞ全く存在しない、
という立場なの。だから「お話にならない」なんていわれたら
「ハァ?どこが?」と問い返すに決まってるだろ。
それを敢えて、折れに向かって上記のような口をきくからには、
どこがどう「お話しにならない」のか(=どこに文句があるのか)立証する責任が
お前にあるわけだ。それを放棄しておきながら上記のような口をきくお前は、
ハン厨以下の煽り厨でしかないってこった(藁
>百人が百様の思想を持っているのですから、すべての(百人)の正義なり常識は
>特定的になるのに気が付いていないあなたの言い分のことを云っているのですが・・・
ハァ?「特定的」ってどういうこと?
もしかして君、自分の思想は「多様な言論の一部」として認められるが、折れ(だーまつ)
の「特定的な」言論はそれとして認められない、なんて言い出すのではなかろうな?
仮にそういうDQNな説を唱えるのであれば、折れの言説のどこがどう「特定的」なのか、
具体的に立証せよ(藁
>>私は十分すぎるほど社会に適応してます
>そんなことはどうでもいいことでして・・・・
アホか。お前が
>>608で
>あなたが社会人であるかどうか知りえませんが
>およそ社会にでてそれに適応できない人間ほど
>社会人とそうでない人を区別したがる傾向があるそうです。
…などと、この折れを社会不適応者呼ばわりしたから言い返しただけだろうが。
都合が悪くなると「そんなことはどうでもいい」か。
理屈に弱い奴の典型的な逃げ口上だな(藁
623 :
だーまつ:02/12/13 01:59 ID:/gRH2s8H
>>617、続き
>>全く理解不能
>「全く」ですか?
>つまり、「日本語」が理解出来ないことも含まれているのですから・・・・
>議論しても無駄ですね・・・
なんで「日本語の理解能力」まで含まれるんだよ。
つうか勝手に定義を作るな。
>>608の
>あなたが差別を認めないのは立派な心がけだと感じますが、
>差別を甘んじて認めることの出来ない人間が、「社会人」であるとも思えません。
…の意味を求めているだけだろうが。
大体、差別を認めない奴がなんで「社会人でない」んだよ。
念のために言うが、差別を「現実として認識する」ことと、
「容認する」こととは別だからな。折れは認識はするが容認はしない。
で、それがなんで社会人としての要件を欠くのだ?
折れの知人には、そういう「社会人」が山ほどいるのだが?
むしろ今の日本では、公然と差別の意を表明する奴の方が、
社会人として不適格の烙印を押される仕組みになってるんだが。
>>辞書でも引け
>思想が辞書で片付けられるとお考えのあなたは、
>
>>612氏の提言以前にスレ違いの人ですね。
いつ折れが「思想が」なんて言ったよ。
>ところで、「社会人」って何人(何者)ですか?
社会人の定義なんて辞書的なものであって、それ以上でも以下でもなかろうが。
624 :
だーまつ:02/12/13 02:00 ID:/gRH2s8H
625 :
右や左の名無し様:02/12/13 08:49 ID:nJSi6h9o
皇室があるのとないので比較するとよいと思います。
私はある方がおもしろいのでそれが存在意義だとおもいます。
共産党はあってもおもしろくないので存在意義はないとおもいます。
あと、
皇室の女性とかもっとアクセサリーとか派手だといいと思います。
存在意義あがります。茶髪の女王様もちょっとジミメ
予算が少ないって話きいたことあります。
皇室、宮内庁になるのかな、の予算
今の10倍にしてください。こいずみさん、よろしくね。
626 :
右や左の名無し様:02/12/13 08:53 ID:nJSi6h9o
追加です。
女王様のお父様、亡くなったばっかりですよね。
この前テレビでみたんですけど
天皇陛下もさびしそうでした。いとこですものね。
で、ジミメとかいってすみません。
お食事とかしっかり召し上がって
早く元気になってください。
こいずみさん。女王様の分は100倍でよろしくね。
>だ氏
再掲載(説明つき)
特段の異論はないが、異論はある、というより、理屈になっていない。
フランスの記者の話は、その新聞社が自己責任で、その国の歴史や伝統や価値観
と、現代の価値観やその会社の姿勢とによって総合判断し、選択しているもので
あろうから、「どのように判断するかその材料を持ち合わせていない。」
(私はその実体を知らないから、生徒会レベルかどうか答えようがない)
前段の、敬語使用の要請は、その新聞社なりマスコミが、テロの影響から敬語を
使っている−記者や社員に要請している−とすれば、テロに屈している言論とし
て、非常に恥ずべきである。
テロに無関係であっても、国や社会からの圧力に屈していれば、これまた、同様
の非難の対象である。
マスコミが、貴殿の思うように機能していないことを、社会の圧力と捉えること
は、多くのマスコミをテロや圧力に屈していると、屈辱していることになる。
(貴殿の考えが正しければ、その屈辱的評価は妥当だから、現状は屈辱的だとい
える。しかし、実際はそのような圧力に屈しているとは言いがたい。)
屈辱すべき状況であるかといえば、そうではない。
(各マスコミが、自己の信じる)常識と自己責任において敬語
を使っており、日本国憲法において、国の象徴と定められた天皇と、皇室典範と
いう法律で定められた皇室について、一定の敬語使用は当然であるという、会社
としての判断、あるいは編集者・番組責任者の判断(を元に、その責任者が決定
したこと)であることは、明白ではないのか?
これでご理解いただけますか?
628 :
:02/12/13 10:22 ID:ok5zAqRE
629 :
保守を考える:02/12/13 18:01 ID:g1DogBPE
>>623 >ピレネーの向こうの常識はこちらの常識とは違う、とはブレーズ・パスカルの言だが、
>100人いれば100人の正義、常識があるのだから、特定の常識を「当然だ」と言って
>強要するのは押し付けでしょう。
これがあなたの理屈のような屁理屈です。
ピレネーのこちら側と向こう側は、フランスとスペインであって、人ではない
つまり、その応用として100人云々は「お話にならない」
意味わかるかなあ?
>なんで「日本語の理解能力」まで含まれるんだよ
「全く」の意味まで教えて欲しいのですか?
私はあなたが最初に使った
「社会人」・「特定」の意味を教えて欲しいのですが
>大体、差別を認めない奴がなんで「社会人でない」んだよ
>それがなんで社会人としての要件を欠くのだ?
読解能力まで低いとは・・・・
いつ私がそれを述べたのですか?
630 :
保守を考える:02/12/13 18:06 ID:g1DogBPE
629のつづき
>社会人の定義なんて辞書的なものであって、それ以上でも以下でもなかろうが
もはや、白痴なみの言説ですね。
「社会人」の定義をするのに、それが少なくとも、
「時間・場所・場合」において弁別しなければならないことを「認識」してないとは・・・
つまり、「思想」の範疇に入るというのが前提にないとのたまうのですから・・・
大前提としてここは「政治思想板」ということも解からないのでしょう。
「板」違いも甚だしいというものです。
ここまで書いてあげないと
あなたの言説が「お話にならない」と解からないのですから・・・・
総じて「お話になりません」。
それと
>ハン厨以下の煽り厨でしかないってこった(藁
あなたの「知力」が小学生並であることをよく表している一文です。
631 :
右や左の名無し様:02/12/13 20:35 ID:ok7icud6
>>630 お話にならない奴とお話している君はアホですか?
>>630 なんか わかりにくいし 高圧的で感じ悪い!
白痴とか知力とか 議論じゃなくて タタキアイなら他でやれよ
お前がきてから このスレ レベルが落ちたな
猫、何とかしろ
633 :
保守を考える:02/12/14 08:30 ID:whRG1i/M
>>631 しょせんスペアタイムのもてあましですから・・・・
あなたがそう感じるのも・・・・
是非もなしですね。
634 :
保守を考える:02/12/14 08:48 ID:whRG1i/M
>>632 >なんか わかりにくいし 高圧的で感じ悪い!
わかりにくい部分を質問すればよいのではないのですか?
高圧的な人(だ氏)にはそれ相応の態度を取らさせて頂いただけですが?
>白痴とか知力とか 議論じゃなくて タタキアイなら他でやれよ
私は最初から議論にならないと云っていますし、
白痴・知力は意図をもって使用しているのですから
それに則した質問なり批判をすればよいのではないのでしょうか?
>お前がきてから このスレ レベルが落ちたな
>猫、何とかしろ
他人に対処を依頼するほど私はあなたにとって手におえない存在なのですね
「レベルが低い」なんて口にするのは簡単ですが
あなたが私より「レベルが低い」ことを認めている状況を
私がわざわざ、あなたに合わせたレスを書き込むことによって
改善できるとのお考えでしょうか?
それを「レベルが高いスレ」とは云いませんが
あなたに解かり易い「レス」をすれば・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・レベルが低いのはどちらでしょうかね?
635 :
保守を考える:02/12/14 09:19 ID:whRG1i/M
>>621 まだ時間があるのでもう一つ
>…などと、この折れを社会不適応者呼ばわりしたから言い返しただけだろうが。
>都合が悪くなると「そんなことはどうでもいい」か。
>理屈に弱い奴の典型的な逃げ口上だな(藁
あなたがいわゆる「社会人」であるかないかを私は別に知りたくもないですし
あなた自身も殊更にそれを証明するつもりもないのは当たり前のことです。
(都合云々は筋違い)
ただあなたが、「社会人」とはこういうモノであると
自説を開陳して貰うための「複線」であることに気が付いていれば・・・・
それと私はあなたを社会不適応者呼ばわりしたのであればあやまりますが、
・・・してませんし、あなたが何者であるかを証明する術もないです
あなたがこだわる理由は何かの心理作用の表れ(例えば「琴線」)なのでしょうか?
>だ氏
とりあえず、保守考氏との論議を一段落させてから、私にレスをくれるようお願
いする。同時に貴殿と論議して、私にまで、感情的になられても困る。
とりあえず貴殿との議論は、保留する。
だから、松田の煽りに乗っかるなって。煽りも彼の戦術のうちなんだからさ。
その意味では???=ななしと同レベルなんだよ?
取りあえず、差別に関するマスコミ論は他所でやってくれ。
638 :
右や左の名無し様:02/12/14 11:47 ID:m5HdOzI9
しばらくぶりで覗いたが、井の中のかわず論議は、一区切りかな?
さすがに、あの粘着の悪源太氏まで逃げ出す、しつこいハナシだった。
ま、個人的には、要するに古代中国のシビリアンコントロールを見習って武力を下位におこうとした
に過ぎないように思う。
要するに、無能な世襲王族の自己保身のために、宰相に権力が集中しないよう決定力たる武力を
切り離したのだろう。
大海に守られて恍惚としていた日本の王朝が、武力を掌握した集団に実質権力を奪われたのは、
中国を表面的に真似ただけでしかなかった無能さの故かもしれない。
それを、後生大事に象徴として祭り上げる滑稽さがこのスレにもあって楽しめる部分もあった。
ま、くだらない論争(失礼)が小休止となっておめでたいことではある。
あらしあおりは ほうちが にちゃんねるの げんそく
ほしゅこうさん だぼはぜみたいに なんにでもくいついての
ばりぞうごんは ろむにとっては めいわくです
かなりのひとがそうおもってますよ
保守のなまえがなきます じぶんを
守ってください
考えてくれませんか
>>638 バカな内容
まあ、個人的に思ってれば・・・
れ対だ、保守対れ・だ、も客観的には変わらんと思うけど。
別に保守の肩入れする気もないけど、悪源太は歴史的にはバカだったし、
れも逃げに入った訳で、保守を追い出して自己満足したいんだろうね。
644 :
右や左の名無し様:02/12/14 20:11 ID:a0Tc9XX0
なにやら保守考氏の評判が悪い。
2ちゃんの常で、適当に弱点がないといじめの対象になるようだ。
多くはjealousyが動機のようだが…
ま、そのスキのない論陣のはりようは、アノ悪源太氏をして逃げ出させしめた。
少々ぬけていて、時に追いつめられる源太氏にはそこはかとない愛嬌があった。
その点、保守考氏は、あまり可愛気がない。
そこで、敵方の猫氏にまで助けを求めることになるようだ。
645 :
右や左の名無し様:02/12/14 20:12 ID:a0Tc9XX0
それにしても、ダ氏と保守考氏の議論では、いっこうに後者の論旨がわからない。
「お話にならない」、「日本語が理解出来ない」、「議論しても無駄ですね・・・」、「意味わかるかなあ?」
などなど煽りに満ち満ちているのだが、ダ氏にたいする反論は見当たらない。
どなたかがいう「煽り」は、ダ氏ではなく、保守考氏のような…
極めつけは、「社会人とも思えない」と煽っておきながら、「社会人とは何人か?」とくる。
まさに、大笑いですな。
646 :
右や左の名無し様:02/12/14 20:13 ID:a0Tc9XX0
れ氏とダ氏の議論は、ここでもスレ違いだ。
マスコミが、こぞって皇族に、赤子にまで過剰な敬語をもって報道する姿、
そして、それを表立って批判するものが100%いない、という「北」や「イラク」でもなければ
ありえないありさまは、やはり、民主国家として異常だろう。
少なくとも、英国のマスコミ程度の同国王室に対する批判記事があってもよさそうなものである。
もっとも、英国王室と比べて、比較にならないほどわが皇室が品行方正であるなら仕方がないが(w
蓋然性としてありえないだろう。
これらの「事実」を「事実」として、れ氏は認めない。
この辺の認識が、両者で真っ向異なるのでは、議論が議論にならない。
この国のマスコミの皇室報道姿勢に「異常」を認めることから、出発して欲しいが…
ななしさんは 自分に助けが求められなかったのでご機嫌ナナメのご様子です
自作自演までして・・・
このバカはほっとこう。
649 :
保守を考える:02/12/14 21:24 ID:S4Y5AGlO
みなさんがいろいろと私の評価をして下さっているようですが、
それを真摯に受け止めるよう努力します。
私の根底にある心理といいましょうか、性格となづけましょうか
私が中学生の時に読んだ本に
林房雄の書いた「天皇の起源」の冒頭に確かこんなことが書いてありました。
「皇廃止論者または無関心派のような者は学者であろうと、政治家であろうと
彼らは、日本を知らない、天皇の本質を知ろうと努力しない、
大衆にウケようとする道化者である。
何故か。
彼ら自身の無知・無学から発しているからである。」
だから暇を見つけて天皇の勉強をしてきたのですが、答えが見つからないのが現状です。
私に対して質問があれば私の知る範囲でお答えしますし、
それが、私自身の利に適うと考えています。
>>649 答えが見つからないやつに、質問するやつはいない。
651 :
保守を考える:02/12/14 22:59 ID:S4Y5AGlO
また「煽り」に釣られるなと怒られてしまいそうですが・・・・
>>650 >答えが見つからないやつに、質問するやつはいない
私に対して何を「とい正そう」と試みているのでしょうか?
もしかして、あなたは「答えを見つけている」と仰りたいのでしょうか?
「皇室の存在意義」は、国家という統治機関がどのようにその国を統治して
いるかということだと思います。
二元論でいえば、君主制の存在する国家と存在しない国家(共和制)があり
ます。この場合、どちらがよいのか叉は正しいのかの議論は的外れです。制度
としてちゃんと機能していればどちらであろうと国家として成立し、統治する
ことができるからです。
日本は現在、立憲君主制です。憲法によって君主(天皇)の存在を認め、そ
のことによって統治している国家です。つまり天皇は制度なのです。
天皇制に関して、歴史や宗教を通じて肯定否定する人がいますが、私に言わ
せたらナンセンスです。
歴史的に見たら、日本は天皇という君主のもと統治されてきました。これは
事実です。しかし、歴史は過去の事実にすぎず、現在存在していることの意義
とは本質的に違う別問題なのです。存在意義とは、天皇の正当性ではなく、制
度として機能しているか、この一点にあると思います。
歴史も正当性も制度も、大事。
>制度として機能しているか、この一点にあると思います。
その通り。
だから、何故制度として機能する(しない)のかについて、
歴史的視点で検討を加えているんだよ。
天皇(制)の大きな特性の一つは、その制度及び血統の継続性にあるからね。
それが意義を見出す大きな根拠のひとつになっているでしょ?
つまり、君の主張はここがおかしいんだよ。↓
>歴史は過去の事実にすぎず
655 :
現代人:02/12/15 00:04 ID:???
>>652 >歴史は過去の事実にすぎず、現在存在していることの意義とは本質的に違う別問題なのです。
過去の蓄積の上に現在が存在するのだから、別問題じゃないでしょ。
天皇は、古代から現代に至るまで継続してきた存在だからこそ意味を持つのであって、
たとえば天皇制支持派が全て、「機能上では全く同等の新しい制度」に代替することにも賛成するとは到底思えない。
まったくゼロの状態から天皇制の意義を云々することこそナンセンスじゃないの。
>>652 >>654 歴史は過去の事実(あるいは事実と考えられていること)なのは事実に
違いない。しかし、その歴史的に継続されてきたことが、現代に与える
影響も、計り知れないほど強い。
歴史から、現代の多くの人が持っている、または自分が持っている価値
観の根拠を見出すという事は試したほうが良い。
また、もし歴史的価値によってのみ存在し、現代で全く機能していないも
のであれば、存在意義がない。
私としては、歴史的継続が存在しそれが、現代でも必要である。また現代
の国において、国民のためにその制度が有効に機能しているから、皇室に
存在意義はあるということを主張している。
657 :
654:02/12/15 00:33 ID:???
>もし歴史的価値によってのみ存在し、現代で全く機能していないも
>のであれば、存在意義がない。
そりゃ間違いだな。
例えば各種遺跡には歴史的価値があり、機能していなくても存在意義がある。
>>653−657
私は、天皇制については、現在の日本の立憲君主制においてちゃんと機能していると思います。
あと念のため、私は共和制主義ではないです。むしろ国民性から見ても、天皇制を廃止してこれに替わる新しい制度を導入するのは不可能だと思います。
でも、「天皇制の意義」ということを考えた時は、制度という点にのみ着目して現在機能しているかにのみに限定すべきと思うのです。
そこに歴史的正当性まして宗教性を加えてしまうと、天皇という存在が先行して制度としての評価ができなくなってしまうのではないかと思うのです。
歴史的正当性は、天皇家=皇室という存在にのみにあるのであって、立憲君主制の中の天皇制には入れるべきじゃないと思います
ゴメンなさい。新参者で、今日はじめて書き込んだので、このスレッドの主旨が今一つ理解できてなくて邪魔してる気もします。
このスレッドは長寿のようで、しかも私のような愚見でも返答をいたただいてありがとうございます。
こういう真面目な議論が好きです。なるたけ多くの意見を自分に組み込みたいと思うので、よろしくです!
659 :
現代人:02/12/15 05:14 ID:???
>>658 >国民性から見ても、天皇制を廃止してこれに替わる新しい制度を導入するのは不可能
どんな国民性なのかわかりませんが、現時点での「制度としての天皇制の機能」のみが問題なのであれば、
必ずしも「天皇」である必要はないし、他の新しい制度で代替することは可能なんじゃないですか。
それが何故、「天皇」制でなければならないのかは、歴史を踏まえなければ説明できませんよ。
>歴史的正当性は、天皇家=皇室という存在にのみにあるのであって
歴史的正当性の意味はともかく、天皇家と天皇制を区別すること自体が無意味だと思う。
そもそも天皇の任免権や外交上での機能は、歴史的存在としての天皇だからこそ果たしうるものです。
あなたが必要だと考える天皇制の機能について、それが歴史と無関係に機能しうることを証明できますか?
僕は、天皇制は本質的に非合理的でいわゆる前近代的な制度だと思うし、いくら頑張っても、
歴史を切り離して現在のみの視点から天皇制の意義を認めることは難しいと思う。
660 :
右や左の名無し様:02/12/15 09:46 ID:WUTft9Yi
政府の公式見解では、「立憲君主制」ではなく、憲法上も「元首規定」がない、
いわば『立憲象徴制』ともいうべき、
天皇制の『歴史的意義』は、どうも支持派の「専売的」根拠になっているようだ。
しかし、その根拠はabstractにすぎない。
大海に守られ、多民族の侵攻のほとんどない中世以前は、しばしば宰相や武力担当者に
実質権力を奪われる、という情けない状態をしばしば呈したきた。
いっぽう、恍惚の眠りから醒まされた近代以降は、破滅戦争へと導く主要因となった。
これらを勘案すれば、けして「象徴」としてふさわしくない、
『無能』と、その背中あわせの『危険性』という「歴史的事実」にほかならない。
まぁ、支持派の論拠は「継続性」と「平和憲法とのだきあわせによる消極的支持」
ということになろうが、そのうちの継続性というのは、濃厚に偶然のたまものである
661 :
右や左の名無し様:02/12/15 10:34 ID:qJ/DFeTy
>>660 >まぁ、支持派の論拠は「継続性」と「平和憲法とのだきあわせによる消極的支持」
>ということになろうが
他の人はどうか知らないけど、政治制度として皇室制度を評価してますが?
>>657 単に無価値に存在しているわけではないだろう?各種遺跡は。
天皇や皇室は遺跡ではなく国の制度であるから、国にとって、機能を果た
していなければ、国の制度としては、国民にとって必要ない。
事実現代において制度的にも有効に機能していることは明白であり、また
国の制度として存在していること自体が、一つの有効な機能を果たしてい
る。伝統や歴史にのみ頼る存在意義論には賛同できない。
天皇および皇室が存在することでの、伝統や歴史の継承は、現代の国民に
とって、極めて良好に影響する部分があることを主張し、であるからこそ
、存在意義があり、継続すべきものであるとの判断を、私はしている。
事実、
>>660のように、日本は他国から侵略されにくいと言う優位性があ
ると書き込んでいるが、他国と日本を分けること自体、日本の範囲を大ま
かではあるが共有しているのである。これが天皇制継続と無関係ではあり
えない。
英国と比較すれば、一目瞭然である。内部の分裂の可能性を、はじめから
除外する思考は、天皇制に批判的な勢力にまで及んでいる。
鹿児島弁と津軽弁の差は、英語とスペイン語より大きいらしい。言語で、
国が分かれるわけでもなく、人種で分かれるわけでもない。
>>660 公式見解はないが、政府見解は立憲君主を採ってます。
憲法上規程はないが、君主とする解釈が法学界でも大勢です。
共産党も、同認識です。
以下コピペ
元首とは、国際法上外部に向かって国家を代表する者で、君主国では
君主、共和国では大統領、日本は立憲君主制を建前にしているので
天皇が行政・司法の長を任命し、立法府の国会を召集・解散・総選挙
の施行の公示と、立法・行政・司法の三権を仕切っている訳ですから
名実共に天皇が国家元首です。
天皇が国内外に日本国及び日本国民統合の象徴として下記の行為を
行うと憲法に明文化しているので日本の国家元首は天皇で憲法上も
何も問題なしです。
665 :
654:02/12/15 11:27 ID:???
>>662 >単に無価値に存在しているわけではないだろう?各種遺跡は。
またわけのわからん反論だな。君が
>もし歴史的価値によってのみ存在し、現代で全く機能していないも
>のであれば
といったから、各種遺跡は歴史的価値のみでも存在意義があると指摘したんでしょうが。
ついでにね、モノでもヒトでもこのような歴史的価値は存在するよ。
いわゆる万世一系(貴種)という考え方がそうだね。
それが、生物学的には一人の人間に過ぎない天皇が、
政治制度の機関として機能する(支持される)一つの裏づけになっているんだよ。
>>665 >それが、生物学的には一人の人間に過ぎない天皇が、
>政治制度の機関として機能する(支持される)一つの裏づけになってい
>るんだよ。
うん、歴史的な意義に基づいて、現代で機能しているから、意義があると
言うことだよね。
歴史的価値だけで、皇室は存在している(意義がある)わけではないとい
うことを、貴殿も言っているんだろう。
全く同じ意見だよ。
667 :
保守を考える:02/12/15 12:33 ID:KjaBpTiD
>>660 >天皇制の『歴史的意義』は、どうも支持派の「専売的」根拠になっているようだ。
>しかし、その根拠はabstractにすぎない
何が云いたいのでしょうか?
こんな言質こそ「abstractly」に過ぎませんが・・・・
>大海に守られ、多民族の侵攻のほとんどない中世以前は、しばしば宰相や武力担当者に
>実質権力を奪われる、という情けない状態をしばしば呈したきた
その根拠をconcrete(具体的に)説明して下さい。
>そのうちの継続性というのは、濃厚に偶然のたまものである
それはあなたの存在が「濃厚に偶然のたまものである」に由来するからですか?
>保守を考える
本当に煽りに弱いな君は。
ななしのレスには内容がないのに、レス返してどうする?
またつけあがって連続投稿で荒らして来るんだぞ。放置しろよ。
669 :
保守を考える:02/12/15 15:06 ID:tYQ8M+Lh
670 :
右や左の名無し様:02/12/15 15:08 ID:m58blR5p
そもそも宇宙絶対の神に在します皇祖天照大神より天津日嗣の御位を
承けさせ給う天皇陛下は、また宇宙絶対の神に在しますこと
今更申すまでもなく、而して天照大神より君民一体たることの御諭を
承け継ぎたる私共臣民は、天皇の大御業が絶対なることを信仰し奉りつつ
各自が与えられたその職分を通して遂行すべき使命もまた絶対であることを
信ずるものであります。この信念に立脚して億兆一心総力を発揮いたします
とき、その結果は宇宙を貫く絶対力となって顕われ、よく天壌無窮の皇運を
扶翼し奉り、戦に臨んでは完全に勝利を獲得して、皇国の前途を悠久磐石の
安きに導き得るものと確信いたします。
即ち大詔のまにまに軍も、官も、民も一切を天皇陛下に捧げ奉って
大和一致し、各々その本分使命の上に絶対力を発揮するとき、
茲に人類最高の道義は確立せられ、戦勝に必要なる物量も神助と相俟って
自ら獲得せられ、敵を挫く雄渾果敢なる作戦も自然にその力を増し、
斯くして初めて大東亜戦争の勝利把握も期待し得るのでありまして、
これを私は必勝信念の本体であると確信いたし、
国民諸君に対しこの信念の把捉を強力に提唱いたすものであります
671 :
右や左の名無し様:02/12/15 15:58 ID:uDpkvgiX
>>649 キミは、井上清さんとかの著書は読まないの?
彼の著書を読むと、
「皇室の存在を国政機能として支持するような者は学者であろうと、政治家であろうと彼らは、日本を知らない、
天皇の本質を知ろうと努力しない、大衆にウケようとする道化者である。何故か。彼ら自身の無知・無学
から発しているからである。」
ということがわかると思うよ。
キミが、いま厨学生かどうかしらないけど、まだ、遅くはないよ。
672 :
極右と左翼の大嫌いな人:02/12/15 16:24 ID:v0MPuNVN
ちょっと待った!
それは一方的過ぎよう。
「日本を知らない」「天皇の本質を知らない」とかいうのは、単に自分の主義を自分の知識だけで裏付けようとする馬鹿者の言葉だよ。
673 :
現代人:02/12/15 19:01 ID:???
>>660 >けして「象徴」としてふさわしくない、『無能』と、その背中あわせの『危険性』という「歴史的事実」
象徴であることに「無能」かどうかは関係がないし、「天皇制」が無能とか言ってる時点で意味不明です。
それに「危険性」なんて利用する側の問題でしょ。
抽象的とか具体的とか以前に、自分の論理自体が成立してないから「内容がない」と言われるんです。
>そのうちの継続性というのは、濃厚に偶然のたまものである
どこらへんが偶然だったのか、具体的な歴史的事実がまったく示されていない。
675 :
ころ:02/12/15 19:11 ID:???
>>659
>必ずしも「天皇」である必要はないし、…
その通りだと私は思います。立憲君主制における君主は、本来誰であっても
かまわないと思います。又、なくてもいいのではとも思います。
個人的見解では、日本の君主は天皇以外なりえないと思います。その根拠は
やはり歴史によるところが大きいです。
でも、それは誰が君主として相応しいかということであって、制度としての
君主とは切り離すべきだと思うのです。
「立憲君主とは」が先であって、「天皇とは」が先になっては制度そのもの
存在意義がなくなってしまいます。制度の中に天皇の存在意義があると思いま
す。
>天皇家と天皇制を区別すること自体が無意味…
逆です。ここが曖昧だから複雑になってしまうと思います。(あなたの意見
を全否定してるのでなく、あなたの意見の内容を理解したいのです。くれぐれ
も誤解は…)
>…歴史的存在と無関係に機能しうることを証明できますか?
ずばり「憲法」です。憲法に規定されてるから、憲法に則って天皇が行為を
してるから機能してるのだと思います。そこには、歴史的存在っていう概念は
ないと思います。
>>660
確かに憲法には元首規定がないのは事実です。でも慣習法上は天皇が元首であ
り君主であるのに異を唱える人は少ないでしょう。そもそも「象徴」という語
彙が曖昧で混乱する元凶なのでしょうが…。
676 :
ころ:02/12/15 19:20 ID:???
>>675訂正
8行目:「立憲君主とは」→「立憲君主制とは」
677 :
保守を考える:02/12/15 21:21 ID:QtlcKrGy
>>675 >ずばり「憲法」です
その憲法の存在意義も、国民性なり文化なり、それら「歴史的価値観」に
照らし会わせなければ、成り立ちません。
憲法は国民にとって永遠不滅の絶対性を持ちえませんし、
逆に「天皇」の連続性は、有史以来です。
これが最大の「謎」なわけです。
つまり、あなたが最初に仰った
>天皇制に関して、歴史や宗教を通じて肯定否定する人がいますが、私に言わ
>せたらナンセンスです
「ナンセンス」などと云われたら真面目に議論する気にならなくなってしまいます。
678 :
保守を考える:02/12/15 21:32 ID:QtlcKrGy
>>675 あなたがこだわる「天皇」と「立憲君主制」について理論を展開してくれるのなら
議論の幅も広がると思います。
それには「立憲君主制」の歴史を踏まえることになってしまいますが・・・・。
679 :
右や左の名無し様:02/12/15 21:37 ID:uuvzLPWD
国力には色んな要素がある
軍事力・政治力・経済力・技術力・文化力のような要素がある
そしてそれらの要素が複雑に絡み合って国力が決定される。
それぞれの要素は相互補完的なものであり、また二つ以上の要素が協力することによって1+1=2以上の効果を生むこともある
そして天皇制というものはとてつもない文化力を持っている
世界唯一の皇帝にして世界最古の王室っていう存在はとてつもない文化力を秘めている
年間数百億程度の予算で維持できるのならとてもコストパフォーマンスが高い存在だ
価値の無いものは死すべし。
>世界唯一の皇帝にして世界最古の王室っていう存在はとてつもない文化力を秘めている
尊皇派はいつもこう言うよね。
なら天皇制がなくなった場合、具体的にどう国にダメージがあるのだ?
戦争でも起きてしまうわけ?
682 :
保守を考える:02/12/15 23:21 ID:QtlcKrGy
>>681 >なら天皇制がなくなった場合、具体的にどう国にダメージがあるのだ?
日本の歴史とともに存在する「天皇制」がなくなることを想像すれば、
それは「日本」という国家の滅亡しかありません。
「天皇制」をなくし、「日本」という一つの国家の存続意義があるのでしょうか?
共産主義による国家否定論に沿うのなら「天皇制」はいらないでしょうし
アメリカの新州になる為にも必要ないでしょう。
「日本」にこだわるのなら、「日本」とは何か?、そのファクターに「天皇制」は含まれるのか?
について考察してみて下さい。
683 :
九弐八:02/12/15 23:25 ID:uuvzLPWD
>>681 国力が低下するんだよ
文化力ってのは確かに存在するのさ。
例えばアメリカだったらハリウッドとか、中国だったら中国4000年の歴史とかね。
そういった文化の力が国力アップに役に立ってるわけだよ。
天皇制に匹敵するような物をあらたに作ってそれを維持しようと思ったらとてつもなくコストがかかっちゃうわけだよ
年間数千億使っても不可能だよ
年間数百億で維持できる天皇制ってのは非常にコストが安いのさ。
684 :
九弐八:02/12/15 23:28 ID:uuvzLPWD
例えば東大寺の大仏殿
無駄にデカイばかりで役にたたんから更地にして工場を建てろなんてバカなことを言うやつはいない。
あれを維持するために国も金を出している
つまり世界最大の歴史的木造建築というものを保持することによって文化国家として認められるんだよ
文化力の強化に繋がるわけだ。
エジプトのピラミッドや万里の長城を無くせっていうバカはいないだろ?
古くからあるものはそれだけで意味があるんだよ
だから、具体的にお願いしますよ。
その滅亡の経緯のとこを具体的に教えてくださいよ。
でも、確かに「日本」こだわるなら必要でしょうね。
別にこだわらない人には「天皇制」なんてどうでもいい、むしろいらないけど。
>>683 で、低下してどうなんの?
タイから像が送られなくなったりするのがそんなに
国によってダメージ?
687 :
保守を考える:02/12/15 23:48 ID:QtlcKrGy
>>685 >その滅亡の経緯のとこを具体的に教えてくださいよ
有史以来存続する「天皇制」がなくなるには、「日本」が滅びる時しかないと申しています。
先例がないわけですから、これ以上は空想の話ですよ。
具体的には限界があります。
>確かに「日本」こだわるなら必要でしょうね
>別にこだわらない人には「天皇制」なんてどうでもいい、むしろいらないけど
でしたら、あなたにとって「天皇制」に関する議論はどんな意味があるのですか?
688 :
九弐八:02/12/16 00:05 ID:4OEakItc
>>686 先に書いたように国力ってのは総合的なものだ
しかも相互補完的なもの
全体的に国力が低下すれば当然経済力だって低下するし政治力だって低下するぜ
日本ってのは欧米からも文化国家と認められているからこそ政治的にも経済的にもある程度のアドバンテージがあるわけだよ。
だから文化財の保護に予算を使っても結果的にはプラスになるのさ。
歌舞伎や寺院のおかげでビジネスでも政治でも日本は利益を得ているわけだよ
そういった様々な文化的な力の中でも皇室ってのは筆頭に値するものだよ。
外務省に1兆の予算を追加しても皇室が行なっている外交能力を補完することはできんよ。
689 :
さんざん議論されたが、元首?君主?:02/12/16 00:24 ID:7dRV1YUj
その天皇制は、いくつかの君主機能の中から「象徴性」のみをabstractした制度という解釈もできるようだ。
一面「君主的」とはいえよう、しかし、事実として天皇は名実伴う「君主」ではなく「象徴」である。
そして、旧総理府の見解では、明確に「立憲君主制ではない」とされている。
ちなみに、報道記事に「日本は立憲君主制」と書くと、校閲でひっかかる。
で、国家元首となると、いやおうなく国政機能を担当することとなり、
憲法における天皇の国政機能の否定と明らかに矛盾することとなる。
ここでも(P-1,2 ? )、さんざん議論されたが、元首的機能を国事行為の範囲内で果たしていることは事実、
逆にいえば、「元首」ではなく「元首的機能をはたす象徴」ということになろう。
天皇の行為は「国事行為」として明文化されており、
行為の範疇にとどまることが「象徴」たる身分を保証している、と考えられる。
690 :
Abstractされた『歴史的意義』:02/12/16 00:25 ID:7dRV1YUj
天皇制支持者らが、しばしば論拠とする『歴史的意義』とは、totalな歴史からabstractされた「継続性」である。
その『継続性』たるや、大海に守られてほとんど異民族からの侵攻がなかったという事実に依拠するところが大きい。
異民族の侵攻がない以上、基本的な政治体制に変化が起こりにくいのは当然で、
マダガスカルのゾウガメやオオトカゲが、大海に守られて進化の洗礼に曝されなかったのと同様ともいえる。
互いに、『濃厚な偶然性のたまもの』といえる。
このような「継続性」が、象徴たるにふさわしいかといえば、そうも思えない。
いっぽう、歴史の別の側面をabstractしてみると、多民族の侵攻に曝されないという幸運を得ながら、
その「無能」ゆえに、宰相や武力担当者に権力を奪われ(
>>638 )、
さらに、その「無能」のゆえに、担がれて(…?かなり主体的に戦争遂行にcommitしたともいわれる…?)
『破滅戦争の旗印』にされた(…になった ? )。
このような歴史からのabstractの仕方を試みれば、『無能』と『危険性』という、
はなはだ象徴にふさわしくない『歴史的事実』が浮かび上がる。
691 :
ころ:02/12/16 00:30 ID:???
>>保守を考えるサン
ゴメンなさい。「ナンセンス」自体に他意はないです。誤解を受けた
のなら謝ります。
>憲法は…絶対性をもちえない
憲法も制度です。制度は完全無欠の絶対性をもったものではありませ
ん。でも、それは外に対して(他と比較して)であって、内においては
絶対性をもつものだと思います。つまり、成立している限りはその憲法
の下にあるもの(国家、国民、法律…)に対しては絶対性があると思い
ます。逆にいえば、内の絶対性を規定するのが法であり、その最高法規
が憲法という制度だと思うのです。
では、憲法の絶対性の根拠(存在意義)はどこにあるのかといえば、
残念ながら、日本にはもともと存在してません。明治以降西洋から移植
したものです。その意味では歴史的価値観はありません。あるのは、理
論的合理性です。
逆に、日本における絶対的なものといえば、「天皇」です。それは有
史以来続く歴史的価値観によるものです。
<続く:今夜中にあげますのでお待ちください>
>>687 滅びるというのは極端だな。
まず、なくなるのは天皇制であって天皇(皇室)じゃない。
日本の文化の基底にある神道が破壊されるわけではなさそうだ。
それなら、アイデンティティを喪失するところまでは逝かないだろう。
だが今は潜在的な所得格差(階級対立)とか、政治・社会の求心力が失われるとか、
民族(外国人)問題など、さまざまな社会矛盾が先鋭化する可能性はあるだろう。
そういうものを抑制する機能が天皇制には求められているわけだし、
機能として果たしているわけだから。
693 :
ころ:02/12/16 02:10 ID:???
>>691つづき
(省略のされ方が最悪だ…もうしわけないです)
この二つの絶対性(憲法と天皇)は本来根拠としているところが異なるため
対立する概念です。しかし、憲法は性質上天皇を規定することで内包すること
ができました。さらに天皇を内包することにより歴史的価値観も補完・正当化
することができました。しかし、突き詰めてゆけば、憲法と天皇は本質が異な
るものです。
西洋ではいわゆる君主と憲法は、歴史的に共通の価値観にあります。二つか
ら共通の理論的合理性を導き出し、現在があります。
しかし、日本の場合、歴史的価値観が異なり、補完関係にあるため、天皇の
歴史的価値観を肯定していけば、天皇は憲法を否定し、しいては天皇が憲法を
超越してしまう可能性があると思うのです。
日本における絶対的なものは、「天皇」です。この「天皇」をなくしてしま
えば、日本には絶対的なものが存在しません。でも、天皇の絶対性を一方的に
肯定してしまっては憲法制度を否定してしまい、バランスを欠くものになって
しまうと思います。私は現行の立憲君主制(立憲象徴制は言い得て妙)のもと
天皇は制度として存在していればよいと思うのです。このバランス感覚が重要
だと思うのです。
>>678
「天皇」…日本という国家の歴史的絶対性。現在はその象徴であるが、概念
が曖昧。君主(元首)である、としたほうがよいと思ってます。
「立憲君主制」…「君臨すれども統治せず」。憲法が君主(天皇)を規定し
又制限することにより国家を統治する方法。
694 :
現代人:02/12/16 02:18 ID:???
>>675 行論上、保守さんとかぶるところもありますが、とりあえず。
1.君主・立憲君主制について。
別に「君主」なるものが必要だから天皇制が継続し存在しているわけじゃないでしょ。
どうも概念先行で議論されてるようだけど、あなたの考える「君主」の定義はどんなものなんですか?
室町時代以降は、主権者は明らかに幕府であって天皇じゃないんだから、
僕は、天皇を特に「君主」とみなす必要はないと思うし、その意味では現在でも「立憲君主制」じゃない。
そもそもあなたの理屈で言えば、まず「立憲君主制の存在意義」を証明する必要があるわけだけど、
あなた自身が「なくてもいい」って言っているんだから、結局は「天皇制もなくてもいい」ってことになりますよね。
2.天皇制と憲法について。
>憲法に規定されてるから、憲法に則って天皇が行為をしてるから機能してる
別に憲法は突然ふってわいたわけじゃないんだから、そこに規定される背景の説明が必要です。
>>691 >成立している限りはその憲法の下にあるもの(国家、国民、法律…)に対しては絶対性がある
あなただって憲法にない「元首」「君主」という概念を勝手に使用しているし、「象徴」の表現も納得がいかないんでしょ。
とすれば、国民であるあなた自身、絶対視してないじゃないですか。
そもそも初めに「立憲君主制」という制度がある上で天皇があるのなら、なぜ憲法に明記されてないんです?
695 :
現代人:02/12/16 03:01 ID:???
>>693 >憲法は性質上天皇を規定することで内包することができました。
>さらに天皇を内包することにより歴史的価値観も補完・正当化することができました。
この点は同感なんですが、「バランス感覚が重要」と言いつつ、「天皇の歴史的価値観」は否定するんでしょ?
とすれば、補完・正当化もなりたたないんじゃないの? で、確認したいんですけど、
>逆に、日本における絶対的なものといえば、「天皇」です。それは有史以来続く歴史的価値観によるものです。
これは、具体的に言うとたとえばどういう意味で「絶対的」なんでしょうか。
歴史的には、たとえば「禁中並公家諸法度」など、天皇が他者によって規定された歴史的事実は存在しますけど。
>天皇の歴史的価値観を肯定していけば、天皇は憲法を否定し、しいては天皇が憲法を
>超越してしまう可能性があると思うのです。
この「天皇の歴史的価値観」とは、具体的には何を指すんでしょうか。
また「歴史的価値観の肯定」による憲法の「否定」「超越」とは、具体的にどんなケースを指すんでしょうか。
>>660 >いっぽう、恍惚の眠りから醒まされた近代以降は、破滅戦争へと導く主要因となった。
まだこんなこと思ってる人がいるのには驚かされる。
対米戦開戦は国民の意思です。
正確に言えばメディアに煽動された国民の意思と言うべきか。
昭和天皇が開戦決議に異論を唱えたのは有名ですが、これは憲法違反であるとさえ言えます。
>>681 >>世界唯一の皇帝にして世界最古の王室っていう存在はとてつもない文化力を秘めている
>尊皇派はいつもこう言うよね。
>なら天皇制がなくなった場合、具体的にどう国にダメージがあるのだ?
>戦争でも起きてしまうわけ?
権威が消失します。
文化力と書かれてますが、「権威」と表現するのが妥当かと。
日本人の意志とは関係なく、世界的権威になってしまっているのは事実です。
天皇の存在意義を語るなら 「権威の存在意義」 を語るべきかと。
まず 「権威」 とは何ぞや、を語るべきかと。
698 :
現代人:02/12/16 03:26 ID:???
>>690 異民族の侵攻がなくても、日本の内部で戦争も権力闘争もあったでしょ。第二次大戦で敗北もしたし。
そのような時になぜ天皇制が廃止されなかったのか、しつれいだがまったく答えになっていないようだ。
現在、天皇制廃止を唱える人々が全て異民族であるというなら話は別だけどね。
後半については同じ話を繰り返してるだけで、しつれいだがまるで意味がない。
↓権威がもたらす外交上の効果とはこういうものです。
>昭和天皇がはじめてアメリカ訪問をされたときは、
>アメリカ史上例を見ない格式に則った儀典を実施している。
>通常考えられない米5軍による観閲儀杖もそのひとつ。
>世界最後のエンペラー、エンペラーヒロヒトと報道された。
>王ではなく世界唯一の皇帝と
>
>【米5軍による観閲儀杖】
>米5軍による空港、ホワイトハウスなどでの儀典制服着用による観閲式
>アメリカとしては歴史が浅い国は儀典も満足にできないと思われたくなかった
>面はあるだろうが、練習も積んで失礼がないような完璧な儀礼を執り行った。
だから何だ? と言われたらおしまいですがね。
700 :
ころ:02/12/16 03:54 ID:???
>>694
>…絶対視してないじゃないですか。
憲法の存在意義において「憲法とは絶対性がある」という意味で、私自身が
現行の憲法に対してどれくらい納得してるか(100%納得できれば絶対視で
すが…)は別問題だと思います。
で、納得してないのは、「曖昧」だからです。天皇の存在意義も憲法では曖
昧で如何ようにも解釈できてしまう現行の憲法は、もう少し考える余地はある
と思います。これは憲法制度が絶対的でない、というのではなく、現行の日本
国憲法が(内容的に)絶対的になってない、という意味です。
701 :
現代人:02/12/16 05:29 ID:???
>>700 あなたの意見にはもちろん同意・納得するところはあるんですが、
かなり観念的な議論をされているので、意図をつかむために質問が多くなってしまいました。
その点は御容赦いただき、お答えいただければ有り難いです。
で、
>天皇の存在意義も憲法では曖昧で如何ようにも解釈できてしまう
のであれば、少なくとも「現行」憲法は、「現在」の天皇制の存在意義を説明しうる根拠とはなりえません。
それを「立憲君主制」として「絶対的」なものに改変したいというのは、あくまであなたの理屈ですよ。
したがって、やはり「歴史的存在としての天皇」が問題とならざるをえないと思います(
>>695)。
702 :
ころ:02/12/16 05:55 ID:???
>>695
>「天皇の歴史的価値観」は否定するんでしょ?
天皇の歴史的価値観は否定してないです。制度(憲法の立憲君主制)の上の
天皇(君主)の存在意義と歴史的価値観から来る天皇の存在意義は別問題とし
て切り離すべきだとはいいましたが。
>「天皇の歴史的価値観」の絶対性とは?
一言でいえば、有史以来天皇が日本という国家の最高位にいたという事実で
す。禁中並公家諸法度は、天皇を規定する法であるという点では憲法と同じで
すが、詳しく知らないので容赦願います。
>最終行:具体的
西洋のように、制度と君主が歴史的にみて同一の価値観に立脚していれば問
題ないのですが(それはまた問題あるのかもしれませんけど)、日本の場合、
天皇(君主)にしか歴史的価値観が存在しません。だから制度は天皇を内包す
ることにより歴史的価値観を補完・正当化しました。逆にいえば、歴史的価値
観は天皇にしかないため、これを一方的に肯定すると、制度と天皇が対立し(
補完関係でなくなる)、制度として成立できなくなってしまうと思うのです。
つまり、それは現行の制度=立憲君主制ではなくなってしまうということで
す。専制君主です。勿論、先制君主制は一概に悪い制度ではありません。でも
それは国民すべてが受け入れられるものでしょうか?
日本における立憲君主制には、論理的に矛盾(歴史的価値観の内包性)を持
っています。だから、天皇自体にはその正当性としての歴史的価値観による所
に止め(君主(象徴)は天皇が相応しい)、立憲君主制の中の君主にはあくま
で制度として機能してるかに重きをおくべきだと思うのです。
「天皇制」とは具体的に何をさすのでしょうか?
703 :
ころ:02/12/16 06:12 ID:???
>>701現代人サンへ
>あなたの理屈
痛いところをつかれました。そして今日はもう疲れました。もう寝ます
天皇制についてなんとなく考えてたことを、なんとなく書いててここ
まできたのが実際です。かなり四苦八苦してますた。もう少し自分の意
見を自分の中で明確にしてから書けばよかったかなとも思ってますが、
書きながら分かってきた部分もあります。つたない文章にわざわざ質問
までいただきまして有り難うございます
このスレ向きな参考書(おすすめ本)なんかがあったら一度読んでみ
たいのですがありますか?
704 :
現代人:02/12/16 06:40 ID:???
>>703 いえ、こっちこそ真夜中に辛抱強くお答えいただき、感謝します。
あなたの意見を読むと、「歴史的価値観を補完・正当化する」ことが天皇制の存在意義とも言えると思いますが、
僕は「主権者への正当性の付与」が天皇制の具体的な歴史的意義だと思うので、その点は異論はないです。
問題は、前近代の天皇も決して「専制君主」だったわけじゃないことだと思います。
おすすめ本は、歴史系でよければ、今谷明の本は面白いと思います。
中公文庫の「室町の王権」のほか、講談社学術文庫や現代社歴史新書で戦国〜江戸の天皇制をまとめてます。
左系の視点では平凡社ライブラリーの、網野善彦の「異形の天皇」「無縁・公界・楽」とか。
このスレ向きなのかはわかりませんが。
705 :
現代人:02/12/16 06:43 ID:???
現代社歴史新書→講談社現代新書 ですね。失礼しました。
706 :
も一度天皇制の継続性について:02/12/16 10:06 ID:9NU8ATrE
大海に守られて、異民族の侵攻がほとんどないということは、同族間の権力争いとなるということ。
現代風に例えれば、M and Aに曝されずに、同族同士、会社の経営権を争うようなものであり、
代表権のない会長に祭り上げておけば支配権は手に入る。
代表権のない会長を辞めさせる必要もない。
すなわち、同族の宰相や武力担当者が実質権力を握れば、廃止する要がなくなる。
取って代わる王朝が、大海を隔てなければないのだから、これ以上の僥倖はない。
すなわち、天皇制の継続は、偶然性のたまものである。
707 :
開戦における旧天皇制の役割について:02/12/16 10:08 ID:9NU8ATrE
軍部も、銃剣におびえたマスコミも国民であってみれば、開戦の責任が国民にあったといえなくもない。
自らあるいは肉親の生命が奪われる戦争を「望む」ことは蓋然性としてどうか。
昭和天皇の戦争責任は議論が微妙であり、スレもふさわしくない。
しかし、統帥権の独立が軍部の暴走を許したことには異論がなかろう。
また、神格化された天皇の絶対性は、憲法による制限(輔弼責任)を凌駕していたという説(井上清)もある。
天皇個人の責任の有無は微妙だが、制度としての天皇制の開戦に果たした役割は計り知れない。
この歴史から「危険性」を学ぶことに異論があろうとも思えないが…
やはり、無能と危険性、そしてそれを孕む継続性、やはり象徴としてふさわしくないような…
>>706 会長にして継続させる必要性は何?
>>707 開戦=危険性なら、共和制もダメとして何制なら安全なのか?
開戦自体の善悪・正誤までの議論になるが・・・。
開戦したこと自体が、良くなかったと言う前提での議論には疑問符がつく。
他で散々やっている話題だから、ここではやめといたほうがいいのでは・・・。
710 :
708:02/12/16 11:47 ID:???
>>709 戦争論でなく、何制度なら安全100%なのかをお聞きしておりますが、
>>707以外の良識のある方は放置して頂いてかまいません
>>701 >…「現行」憲法は、「現在」の天皇制の存在意義を説明できる根拠になら
ない…
それは違うと思います。曖昧だから逆に天皇の存在意義をなんでも説明でき
てしまう、つまりその根拠になってしまうと思うのです。尤も、「なんでも」
というのには語弊があって、憲法の規定とは明らかに本質的に異なるもの(天
皇親政や専制君主)は流石に根拠にはなりませんが…(憲法4条)。
「天皇は…象徴である(1条)」
っていわれても、「象徴」の規定が曖昧だから、なんにでも解釈できてしま
うのです(「君主」「元首」それ以外の独自としての「天皇」…)。例えば、
「象徴」=「君主」であると規定があれば、より範囲が限定され(概念だから
完全にこうだとは規定できませんが…)より天皇の存在意義がはっきりすると
思います。
但し、それは、憲法という制度から見たものであって、いわゆる「天皇」と
いう存在意義の一部でしかありません。
意外に深いですね。「天皇」って何でしょうね?ここまで出ている答えの主
な候補?を挙げていただければ、流れが理解しやすいのですが…(過去スレが
見れない)
追記:「制度に歴史や宗教を入れるのは…」と書いたのは、現行憲法が補完
関係にあるという構造的弱点以外にも、歴史や宗教には主観や排他的傾向が強
いからです。
715 :
ころ:02/12/16 23:20 ID:???
>>714 「ころ」が書きました。名前が抜けてしまった…
天皇って政治できないんじゃないの?
できなくても、戦争の方向に向かってるのに笑顔で手を振ってるだけの天皇なんて
いる意味あるかな?裏からでも食い止めてみろってかんじ。
イラクは悪い国かも知れないけど、アメリカが軍事で押さえつけてそれで平和かな?
日本はそれに手を貸そうとしてるのに、天皇は「国連を通した方が平和的だよ小泉君。アメリカさんに言ってくださいな」くらい
言っちゃってほしいよ。お飾りだけの君主を置いてるほどの余力が日本にあるんかいな?
今の時代なんだからいつまでも平安時代してないでよ!ってかんじだね。携帯とかつかえんのかいな?
サッカーと蹴鞠の区別つくんかいな?
皇族がジャニーズやハロプロのように運動会でもやればまだ感心もあつまるくんの求人案内だYO!
汗かけや!ころんですりむけや!声からして応援団やれや!
>>714 >ここまで出ている答えの主な候補?を挙げていただければ、流れが理解しやす
>いのですが…(過去スレが見れない)
1、霊的権威の継続(私のみが主張)
2、国民の規範となっている。
3、元首的役割
4、元首的役割が、人気投票となって、トンでも大統領が出てくることを避ける。
5、諸外国との皇室外交
6、憲法に規定されている国事行為等の権威付け
7、国の統合の象徴(文字通り憲法の定める意義・・・統合には象徴的なものが必要)
8、日本人の歴史的に継続している、外国とは異なる価値観の継承の象徴
9、国の象徴(元首的役割と、歴史的な王朝としての国際的価値)
概ねこのような点ではないかと思います。他にあったらお願いします。
>1、霊的権威の継続(私のみが主張)
天皇制は税金を行使したカルト宗教なんで漏れも同意
>2、国民の規範となっている。
アンタ等、盲目尊皇派達は随分いい生活してますね(藁
漏れも子供が生まれる度に家を改築するような家柄に生まれたかったですよ(藁
>3、元首的役割
働いてくれれば認めるよ。まあ、今のように年中観光旅行して外遊してるんじゃダメだな
>4、元首的役割が、人気投票となって、トンでも大統領が出てくることを避ける。
随分、皇族に優しいな(藁
>5、諸外国との皇室外交
なら皇族の外遊(外交とも言う)を民営化して、外務省の役割を継承。それに見合った賃金を与えるべき。
当然、外務省も廃止。
>6、憲法に規定されている国事行為等の権威付け
あんな不細工な面々がやっても権威どころか(ry
>7、国の統合の象徴(文字通り憲法の定める意義・・・統合には象徴的なものが必要)
うんうん、同意。ただし、役割に見合った賃金を。過剰な税金投資は皇族共のハングリー精神を退化させるからね。
無条件に学習院に行けると思っちゃったりね。ついでに、愛子もブクブクと太ったのも過剰な税金投資の結果だな。
国民の規範とするなら、税金で毎日いい物喰っちゃいかんよ。
>8、日本人の歴史的に継続している、外国とは異なる価値観の継承の象徴
ほほぅ、皇族共は全員平安時代の書物をすらすらと読めるんですね。
是非一度拝見したいもんだ(藁
>9、国の象徴(元首的役割と、歴史的な王朝としての国際的価値)
歴史を絡めるなら皇族共はまず戦争責任を取ろうね(ハアト
>>720 そんなんだから保守考に馬鹿にされるのだよ
723 :
まとはずれ ?:02/12/17 18:11 ID:3rpQ6K3p
>>708 ,
>>710 >会長にして継続させる必要性は何?
同族だからこその、「お荷物」に対する『憐れみ』と『同情』、会社組織とほぼ共通。
昨今、会長職の「老害」が問題になることがめずらしくない、『廃止』が趨勢なのも共通 ? (w
>開戦=危険性なら、共和制もダメとして何制なら安全なのか?
天皇制の史上存在した神格化と統帥権などの危険性を述べている。
共和制であれ、なんであれ、神格化と統帥権が危険なことは論を待たない。
>戦争論でなく、何制度なら安全100%なのかをお聞きしておりますが、
自然現象、社会現象において、100%はまずありえない、要は蓋然性の問題。
そして、くりかえすが、天皇制の歴史的意義の「継続性」以外のものを評価している。
論点違い、あるいはスレちがい、いずれにしてもまとはずれ。
まともに論旨に反論できないなら、あなたも放置されてはいかが?(w
724 :
右や左の名無し様:02/12/17 18:11 ID:fOnnP60e
725 :
ナカソネ:02/12/17 18:15 ID:Xe7Qf7ah
>1、霊的権威の継続(私のみが主張)
オカルトはとても大事ら。ムーを定期購読してないとダメら。
>2、国民の規範となっている。
責任者としての責任を取らない無責任時代の旗手として不可欠ら。おかげで誰も責任を負わずに済むのら。
>3、元首的役割
元首たる者、何かまともな事を言ってもやってもいかん。ただその辺に転がっていれば良いのら。
>4、元首的役割が、人気投票となって、トンでも大統領が出てくることを避ける。
まともな大統領が出てくる事も阻む。だがそれこそ大事なのら。
>5、諸外国との皇室外交
古い物好きのパープリン外人に家丸ごと進呈するのもオツら。
>6、憲法に規定されている国事行為等の権威付け
そう、権威の根拠など、別に無くても構わんし、破滅の歴史の象徴でも別に構わんわけら。
>7、国の統合の象徴(文字通り憲法の定める意義・・・統合には象徴的なものが必要)
上に同じ。個人的には太陽の塔あたりを強く推したいが、別に脳天陛下でも可。理由は上に同じら。
>8、日本人の歴史的に継続している、外国とは異なる価値観の継承の象徴
それは大事ら。空気で自殺したり、人が殺せてしまう価値観を、豆理科にも教えねばならんのら。
>9、国の象徴(元首的役割と、歴史的な王朝としての国際的価値)
少なくとも豆理科は大いに認めているのら。まあそれでいいのら。
しかるにら。脳天陛下信奉者はその志を全うするべく大東亜戦争の
弔い合戦というか続きを豆理科に仕掛けてアボーンされるべきなのら。
脳天陛下が間違っていないのならそれ位するのが本来正しい道なのら。
726 :
現代人:02/12/17 23:05 ID:???
>>714 >「象徴」の規定が曖昧だから、なんにでも解釈できてしまうのです
だけど、天皇がそこで「君主」とか「元首」と規定されなければならない理由はないでしょ。
憲法で言うなら、「象徴」という記載よりも、むしろ実際の権能の内容が問題となるべきであって、
その背景は天皇が歴史的に果たしてきた役割以外からは説明できないんじゃないか、ってことです。
繰り返しますが、日本に「君主」なるものが必要だから天皇が存在しているわけではないと思います。
>歴史や宗教には主観や排他的傾向が強い
と言うけど、国家としての日本のあり方に、歴史によって築かれた日本の主観を認めないのはおかしいですよ。
無理やり「立憲君主制」なる概念に押し込める必要はなく、日本独自のあり方があるんですから。
もちろん「天皇制はいらない」とする場合でも、日本独自の理由があってしかるべきです。
727 :
現代人:02/12/17 23:06 ID:???
>>706 >M and Aに曝されずに、同族同士、会社の経営権を争う
会社内部の権力闘争において、敗北側が追い出されたり止めさせられることはいくらでもある。
天皇家だけが支配者ではなかった以上、同族経営にたとえるのはしつれいだがまとはずれであり、
日本人同士の争いでも、天皇家以外で家が滅びた例はいくらでもあるよね。
>>707 日本の歴史上、天皇に「統帥権」があった時代がどれくらいあるの?
「統帥権」が天皇の歴史的本質である証明もまったくなされていない。
それに繰り返すけど、家や制度が「無能」とか言ってる時点で意味がわからない。
728 :
右や左の名無し様:02/12/18 00:00 ID:tOqirOIJ
>>707 世界で最も戦争を繰り返してるのは、民主主義お手本の国アメリカという罠
(第2次大戦後8回出兵してる)「共和制」のフランスもアルジェリアや
インドシナで帝国主義的な戦争をやってる
>>728 その通りだ。しかもフランスなんぞ、仏領ギアナなど未だに植民地を手放さない。
その点わが国には現憲法下での50年以上の平和の実績があるな。
730 :
おたずねにこたえて:02/12/18 12:03 ID:gLeOyXLN
>>727 >会社内部の権力闘争において、敗北側が追い出されたり止めさせられることはいくらでもある。
>天皇家だけが支配者ではなかった以上、同族経営にたとえるのはしつれいだがまとはずれであり、
実質支配権を得れば、それ以上苛むを潔しとしないであろう。
支配権に影響がなければ、手間をかけて怨恨を残すこともない。
それほど、的は外れていないだろう。
>日本人同士の争いでも、天皇家以外で家が滅びた例はいくらでもあるよね。
それは、天皇家のように「人畜無害」ではなかったから、
「人畜無害」は、たしかに偶然の産物ではない。
「人畜無害」であった時期が、史上あったことを認めよう。
いま存続を、多数が認めている理由は、この辺にあるのだろうか。
>日本の歴史上、天皇に「統帥権」があった時代がどれくらいあるの?
期間は、『本質的に』関係ない。
>「統帥権」が天皇の歴史的本質である証明もまったくなされていない。
「歴史的本質であるかどうか」というのは、証明するという性質のものではない。
要するに、帝国憲法にかかる機能がって、それが開戦の主要因の一つとなったということ。
>それに繰り返すけど、家や制度が「無能」とか言ってる時点で意味がわからない。
「世襲」は、その機能の中に無能者を排除することはできない、ゆえに『無能』が本質の一つとなる。
731 :
右や左の名無し様:02/12/18 12:18 ID:EmV0VZ72
>>721 天皇制を認めちゃうなんてお前の方がよほど不幸なんじゃないの?(W
>>722 馬鹿にされているのは「保守考」だろ。
>>730 開戦自体が悪であったがごとき表現には同意するものは、少ないのでは。
戦争(争い)を避けるという「和の精神」の信者以外は・・・。
>「世襲」は、その機能の中に無能者を排除することはできない、ゆえに
>『無能』が本質の一つとなる。
無能者を排除できるシステムが存在するなら、その論も一定の評価をされ
ようが、天命思想にしても、武力による政権奪取の正当化以上の意味はな
いし、選挙が無能者排除を担保するかといえば、そうは断定できない。
ないものねだりの空想論ではないのかな?
>現代人
内容のないレスにレス返してる約1名のせいで、スレがつまらなくなってるぞ。
734 :
ころ:02/12/18 17:51 ID:???
>>717 有り難うございます。助かりますた
>>726 >「象徴」という記載よりも、むしろ実際の権能の内容が問題であって、
…歴史的な役割からは説明できない。
その通りです。私も
>>693歴史的価値観を認めてます。
どうやら「立憲君主」とか「君主」とか、自分の理屈を入れてしまったため
誤解を受けたのかと思ってます。その点は反省します。
過去からの歴史的価値観に重きをおくか、現在の制度的価値観に重きをおく
(この中には歴史的価値観が内包されてる)かの違いで考え方には大きな違い
はないように思われます。
>国家としての歴史的主観を認めないのはおかしい。
これもとらえ方の違いかと思われます。私は、天皇が存在することによる歴
史的価値観は「日本の国家の正統性」というか最低限のものであると思います。
それを主観としてみるか、客観としてみるかです。私は、客観とみてます。客
観とみてるから、少なくとも国内的に天皇制は広く認知されてると思います。
宗教が主観であるのは疑うべくもありません。
まぁ観念的だといわれたら反論できませんが…。
>>733 「内容のないレス」「レス返してる約1名」が私だったら申し訳ない。でも
あなたの発言はアオリといいます
735 :
保守を考える:02/12/18 18:08 ID:u9TSpcaM
>>722 >>731 自作自演ですか?
勝手に人のネームで遊ばないでくださいよ。
それとも、
>>720にレスされたいと、ねだっているのかなあ?
アホらしいからパスさせてください。
736 :
保守を考える:02/12/18 18:25 ID:u9TSpcaM
>ころ氏
>>734 >(この中には歴史的価値観が内包されてる)
なら無理に弁別しなくてもいいのではないのでしょうか
>宗教が主観であるのは疑うべくもありません
それは宗教に入信している者の立場であって・・・
あなただって十分、客観的に宗教を考えることが出来ると思いますが
日本と天皇においては、宗教と歴史的価値観も切り離せない要素だと考えています
つまり、古代信仰と天皇と国民の関係や、また日本の宗教に対する寛容など
考察すべき課題であると考えます。
737 :
保守を考える:02/12/18 18:49 ID:u9TSpcaM
>ころ氏
>「象徴」の規定が曖昧だから、なんにでも解釈できてしまうのです
その「象徴」の意義を考えるにしても
日本の根底に流れる「文化」について考察しなければなりません。
くどいようですが
やはり、「歴史」を踏まえなければならないということです。
私が云いたいのは、制度だとかに殊更、こだわることはなく
現在まで続く日本の天皇の謎について考えてみませんか?
と、いうことです。
>>737 このスレは、皇室の存在意義を語るスレッドである。
制度だとか殊更拘らなくても良いが、「天皇の謎」なら、自分でスレッドを
立てたらいかがかな?
現代においての皇室の存在意義について、歴史を持ち出すことには何の異議もな
いが・・・。
>>734 象徴という表現のどこがあいまいとしているのであろうか。国民統合の象徴で、
かつ国の象徴として、一切の権力を持たず、また政治に発言をしないまま、国
の象徴として、憲法に定められた、国事行為等を行い、またそれ以外の儀礼と
いう、国にとって非常に重要な仕事を継続している、天皇および皇室の存在は
現憲法下で、きわめて明確な性格出ると考えるのであるが・・・。
739 :
れ ◆r0FmiN9ADk :02/12/18 22:03 ID:sllfR5B9
そもそも皇室の存在意義は、神官の最高権威として、怨霊の御霊化を行い、御陵
の慰霊鎮魂と五穀豊穣を祈り、もって、日本の平安を祈る行為を、1000年以
上継続していることによる。この行為をもって、国の権力者の正当性を認めるこ
とを、国民が承諾した最大の理由である。そして、現代においても、初詣や地鎮
祭、上棟式などにおける状況、怨霊に対する畏怖は継続しており、そのよりどこ
ろとして、神社および皇室が存在していることは疑うべくもない。
また、一方国民と皇室のあいだにおいては、憲法を遵守し、政教分離を明確に守
りながら、国の象徴および、国民統合の象徴としての責務を果たし、かつ清廉で
誠実な、職務態度および生活態度が国民に受け入れられ、多くの支持を集めてい
る。国民と共に、憲法を遵守する姿勢は大きな規範となっている。
一方、平和を祈り、また先の大戦などでなくなった人を真摯に追悼し、二度と戦
争がないように祈ることや、側室を拒否した昭和天皇の行為、美智子妃殿下の家
庭的でかつ旧来の価値観への抵抗の日々、皇太子の子育てへのかかわりなど、多
くの規範を国民氏示し、それも皇室への支持のひとつの大きな要因でもあろう。
皇室の存在意義はひとつでもなく、複合的で、ある観点からするとあいまいであ
るかも知れない。しかし、あいまいで、複合的であるものは否定されなければな
らないという理由もなく、実社会において、その経験的な継続こそ、必要である
場合も多い。皇室の存在意義とは、複雑で複合的なものでありながら、日々変化
しているものであろう。
740 :
保守を考える:02/12/18 22:15 ID:2oxVn8Eo
>制度だとか殊更拘らなくても良いが、「天皇の謎」なら、自分でスレッドを
>立てたらいかがかな?
あなたは、たまにオカシナこと言い出すけど
何の「揚げ足」でしょうか?
742 :
保守を考える:02/12/18 22:32 ID:2oxVn8Eo
>天皇および皇室の存在は 現憲法下で、きわめて明確な性格出ると考えるのであるが
で、どこが曖昧でない「象徴」の説明なのですか?
憲法だけじゃ「明確」じゃないでしょうに
「皇室典範」等も含めないと・・・・。
>>739 >ある観点からするとあいまいであり
ようするにあなたも「存在意義」について判明していない部分については
認めているわけですよね?
743 :
ころ:02/12/18 23:06 ID:???
>>保守を考えるサン
私の個人的なことで申し訳ないのですが…。私はよく神社やお寺に行って、
お参りします。しかし、そこでお賽銭を入れて願いごとを頭の中で呟く?時、
神社でもお寺でも同じ「神様」にお願いしてて(しかも、その「神様」とは自
分の中でそう思ってるものだったり…)、要は儀式的な違い(手を叩くのか神
社でしないのがお寺くらいの認識)の別はあっても、宗教的な意識まして「神
社が天皇を祀ったもの」なんて深く考えてないです。不謹慎なのでしょうか?
あと、新宿の花園神社って芸能の神様を祀ってるって聞いたのですが、天皇
と関係あるのですか?それとも芸能の神様がデマなのでしょうか?
744 :
現代人:02/12/18 23:09 ID:???
>>730 >支配権に影響がなければ、手間をかけて怨恨を残すこともない。
つまり現代の天皇制についても、手間をかけて怨恨を残すことはないわけだ。そして、
>要するに、帝国憲法にかかる機能がって、それが開戦の主要因の一つとなった
とすると、「危険」なのは「帝国憲法」なわけだ。したがって現在の不安材料はないわけだな。
意外なことにななしさんは、実は天皇制支持派だったようだ。
確かに
>>733が怒るのも無理もない。
745 :
現代人:02/12/18 23:13 ID:???
>>734 こちらも、こだわり過ぎたのかもしれません。基本的に納得する点が多いのは事実です。
ただ、歴史的価値観を認めておられることはわかるのですが、
「過去からの歴史的価値観に重きをおく」ことは決して「専制君主」へ繋がらないし(
>>702)、
また、歴史の蓄積の上になりたつ「現在の制度的価値観」をも内包するわけです。
したがって、どちらを重視するかという違いを見出す必要もないと思います。
また「国家の正統性」云々は、僕に言わせれば「最低限」というより「本質」と言っていい。
ただ、それが本当に「客観的」なのかを内外に証明するのはかなり難しいんじゃないですか?
>国内的に天皇制は広く認知されてる
のは、客観性や合理性を絶対視しない人が多いからだと思います。
746 :
現代人:02/12/18 23:30 ID:???
>>745の補足。
>それが本当に「客観的」なのかを内外に証明するのはかなり難しい
これは「正統性」そのものについてじゃなくて、それが現在必要であることの証明って意味です。
747 :
保守を考える:02/12/18 23:37 ID:2oxVn8Eo
>>743 神道の本質について、本居宣長の有名な言葉があります
「すべて世の常ならず、すぐれたる徳ありてかしこきものを神として崇める」
日本は古来より、たとえ他国の「異教の神」でも、その教えを尊いと思った時には
はばかることなく受け入れてきました。
儒教然り、仏教然り・・・
あなたが何処の神社でお参りしたのかは知りませんが、まつってある「神」は
明治神宮なら「明治天皇」でしょうし、崇道神社なら「早良親王」です。
花園神社については知りませんが、芸能の神が居るのかな?
また「天皇」はいわゆる「神」ではありません。
昭和天皇は「人間宣言」する以前にこう仰られました
「もともと無い神格など捨てようがない。」
それと古代信仰と神道、神仏習合等についての詳細を語るには
難しいものを感じますが、あなたが知りたい範囲で、また私の知る範囲内で
答えたいと思います。
今夜は、お休みなさい。
748 :
ころ:02/12/18 23:53 ID:???
>>736 なぜ歴史・宗教と制度との分別にこだわるかといえば、「政教分離」が重要
だからと考えるからです。明治憲法は、「天皇は神聖にして侵すべからず」と
天皇を制度で絶対視(=宗教)しました。この制度の根拠は天皇の歴史的価値
観が影響してると思います。この部分は影響の程度がどうあれ現行憲法も変わ
らないと思います。歴史を分析し理解するのは有意義なことですが、歴史は少
なかれ主観が入ってるものだと思います。その主観から思想、宗教的になる可
能性は明治憲法をみても皆無ではありません。
歴史的価値観は天皇の存在意義を考える上で不可欠だと思いますが、制度と
して天皇の存在意義を考えたら歴史的価値観は最低限、極力制限されるべきだ
と思います。(制度にこだわった余り、スレ違いのような気もする)
749 :
右や左の名無し様:02/12/19 00:07 ID:GLSHmgOJ
750 :
保守を考える:02/12/19 00:13 ID:q8AV6Eg7
>>748 スレ違いですが
例えば9条は「主観的解釈」のせめぎ合いじゃないですか。
>制度として天皇の存在意義を考えたら歴史的価値観は最低限、極力制限されるべきだ
何度も云うように、その制度(憲法)も歴史的価値観(世界史を含む)にもとづくものです
日本国憲法を裁可・公布したのは誰ですか?
751 :
ころ:02/12/19 03:41 ID:???
>>750 憲法9条の「主観的解釈」は正しいのでしょうか?
>…(世界史を含む)…
あえて反論させていただきますが、日本とヨーロッパが全く同じ歴史的価値
観であるという方がおかしいと思います。
>裁可・公布したのは誰ですか?
…。
保守を守るサンには私が憲法に何故こだわったか説明しないと、誤解された
ままの可能性があると思います。スレ違いを承知で、明日説明(コンセプトは
憲法下の天皇制)したいと思います。
>>745 レスのやり取りで、考え方が近いと感じてます。表現の違いだけで、「似て
るな」とか「分かる分かるその気持ち」ってことがあります。
>「客観性」「合理性」を理解しない…及び
>>746 罠にかかってしまいました。逆に観念的すぎて私には難解です^^;(「主
観」「客観」と言い出した私が理解に苦しむって、オイ…)
752 :
右や左の名無し様:02/12/19 04:57 ID:mbXDnxGA
で、いったいどうなんだよ。
753 :
ころ:02/12/19 16:04 ID:???
てめえらうぜえよバカばっかだな。
天皇が日本作って2000年以上天皇の下で繁栄してきたんだから、
天皇が居るのはとうぜんだろ。
バカジャネーノ (プ
755 :
ころ:02/12/19 17:29 ID:???
<私が憲法にこだわった理由>
近代(明治以降)日本には、二つの絶対性があるように思います。「憲法」
と「天皇」です。言い換えれば「制度」と「歴史」です。本来この二つは本質
(起源、発祥…)が同一であるべきです。というか、そもそも「制度」は「歴
史」に立脚してないと成立しません。「歴史」が「制度」を誕生させる、とい
った方が正しいのかもしれません。
「憲法」発祥の欧州では、「歴史」にあたるのは「キリスト教」です。国王
の存在意義も国民の存在意義も、「制度」である専制君主、立憲君主、共和制
も「キリスト教」に基づいてます。以前「憲法」を「制度」だといったのは、
「憲法」が「キリスト教」=「歴史」が誕生させた「制度」を体系化明文化し
たものという意味です。
※「歴史」に違和感があるなら「歴史的正当性」「国家的アイデンティティ」
などに当てはめていただけますか?
<つづく(脱線してるのは自覚してます。でもこれを語らずに現在の「天皇の
存在意義」は結論でない気がするのです。)>
756 :
おたずねにこたえて2:02/12/19 18:28 ID:EnzwJqAL
>>732 >開戦自体が悪であったがごとき表現には同意するものは、少ないのでは。
そんなこともない。
戦争を「よいこと」と考える人がまずいない、ということを考えれば、
開戦の要因となった事実を「危険視」することはごく自然。
「開戦が不可避であったか否か」なら、別スレで…まぁ、回避可能と思うし、それが少数派だとは思えないが…
757 :
右や左の名無し様:02/12/19 18:29 ID:EnzwJqAL
>無能者を排除できるシステムが存在するなら、
これも蓋然性の問題、「世襲」ほど『無能者』が容易に特定に地位に座る可能性の高いものはない。
たとえば、「北」などは、無能の害の最たるもの。
自然界、あるいは社会現象で100%はまずありえない、無能者を「100%排除する」でなく、
よりよい制度を、ということ。いわずでもがな…ふつうは…
758 :
右や左の名無し様:02/12/19 18:30 ID:EnzwJqAL
>>744 >つまり現代の天皇制についても、手間をかけて怨恨を残すことはないわけだ。
そうそう、民営化すれば、手間はかかっても怨恨は残らない、むしろ感謝されるかも…
>とすると、「危険」なのは「帝国憲法」なわけだ。
そのとうり、だから歴史の一側面と申し上げている。「継続性」ばかりをとりあげるでない…と(w
意外なことに現代人さんは、実は、国家制度としての天皇制に懐疑的だったようだ。
確かに
>>733が怒るのも無理もない。 …つまらないことをかくとおちょくられてしまう(w
>>756 結果として多くの死傷者を出し、破滅的状況となった、先の戦争に関する
反省は必要だが(私も既に何回か述べている)、それと、開戦の善悪は別
の問題である。開戦の事実が、どのように天皇と直結するか、少なくとも
定説はなさそうである。
>>757 より良い制度選択の中で、血統による継承を自動的に排除する理由を、聞
いているのだが。血統継承がよりよいと判断されている場合も、実社会に
おいては、普通に存在するようだが。
北は、金正日が無能だが、血統承継により権力者となったから問題ではな
く、たとえ誰が権力者になったとしても、反対勢力が存在しない、全体主
義的国家(または独裁国家)だから問題なのではないのかな。
761 :
右や左の名無し様:02/12/19 19:53 ID:8rUqJfXc
762 :
ころ:02/12/19 21:28 ID:???
>>755つづき
日本では、もともと「憲法」に対する「キリスト教」にあたるものがありま
せんでした。そこで「憲法」を成立させるために「天皇」を持ってきました。
「キリスト教」の神のかわりに「天皇」を当てはめたのです。
明治憲法は天皇=神(現人神)とする世界でも類をみない憲法です。欧州で
は、絶対王政期でも国王≠神、つまり別物です(王権神授説)。神だったら絶
対です。でも、国王は神(絶対)ではないから、その権力を制限できたのです
(のちの民主主義)。
明治憲法での日本は天皇=神、絶対でした。だから敗戦後GHQは天皇に人
間宣言させ、神格を否定させました。(
>>747では昭和天皇の発言で、天皇=
神説を否定してますが、昭和天皇がどう思ってようと、国民には広く天皇=神
と思われてたわけであって、そのことをGHQは重く見たのだと思います。)
そして、新たに「天皇」は象徴という形で残しました。天皇制を無くすという
選択肢もあったはずです。でも無くさなかったのは、天皇=神以外に(神格は
否定したのですから)何かがあったはずです。私は天皇=神であったがゆえの
落とし所だったと思います。つまり「天皇」制を無くすことは神、つまり「歴
史」を否定することであって、「歴史」を否定しては日本という国家を形成で
きません。だから、日本の「歴史」を最低限正当化するためにのみ「天皇」は
存在してると思っています。天皇制は、日本の「歴史」的正当性を最低限象徴
する憲法の中の「制度」なのです(
>>652。私の最初の投稿)。
そして、何故「制度」としての「天皇」には「歴史」を持ち込むべきでない
かですが…、12時までには上げます。少々お待ちください。
763 :
右や左の名無し様:02/12/19 21:31 ID:VeKgQMdF
764 :
現代人:02/12/19 21:48 ID:???
>>751 主観・客観について。
>天皇が存在することによる歴史的価値観は「日本の国家の正統性」というか最低限のものである(
>>734)
とあなたは言うけど、「その正統性が現代日本に必要である」ことを、普遍的妥当性をもって内外に説明できますか?
僕は難しいと思うし、天皇制は本来そういうものではなく、非合理的でいわゆる前近代的なものだと思う(
>>659)。
それを必要だと思うのは、たとえば僕やあなたの主観であり、「国内的に天皇制は広く認知されてる」(
>>734)のは、
むしろ天皇制に普遍的妥当性を要求しない(つまり、客観性を絶対視しない)人々が多いからだと思います。
天皇と歴史について。
>その主観から思想、宗教的になる可能性は明治憲法をみても皆無ではありません(
>>748)。
だけど、日本の歴史上、明治憲法が存在した時期なんてごく僅かに過ぎないわけですよね。
これまでの議論から見れば、僕とあなたの考え方の最大の違いは「前近代の天皇制をどう見るか」という点です。
前近代(室町以降)の天皇は、幕府に正統性を付与する存在としてあったと思いますが、だからと言って、
決して幕府の上位に君臨していたわけじゃない。このあたりの曖昧さこそ、天皇制の本質だと思う。
765 :
保守を考える:02/12/19 22:21 ID:exVvtZ62
>ころ氏
>12時までには上げます。少々お待ちください
私は特に急いでいませんから、ゆっくり仕上げてください。
あなたのレスに、私の懐疑的質問が続くかもしれませんが、
気を悪くしないで下さい。
私としてはその質疑応答の中に、このスレに則したある判断的価値が「止揚」出来ればと
考えています。
766 :
保守を考える:02/12/19 23:01 ID:exVvtZ62
>憲法9条の「主観的解釈」は正しいのでしょうか?
> あえて反論させていただきますが、日本とヨーロッパが全く同じ歴史的価値
>観であるという方がおかしいと思います
そんなことを主張している訳ではないので、ご安心ください。
ただ、「帝国憲法」を考えるにあたって、世界史的要素も必要であると云っています
つまり、「プロシア憲法」や「ナポレオン法典」などです。
またこれらを考察するにはやはり世界史的な流れといいましょうか、
法制史といいましょうか、「ハムラビ法典・ユスティニアヌス法典」も無視できません
767 :
保守を考える:02/12/19 23:08 ID:exVvtZ62
768 :
現代人:02/12/19 23:23 ID:???
>>758 >民営化すれば、手間はかかっても怨恨は残らない、むしろ感謝されるかも…
代表権のない会長に祭り上げておけば支配権は手に入る。
代表権のない会長を辞めさせる必要もない。
>だから歴史の一側面と申し上げている。「継続性」ばかりをとりあげるでない…と(w
意味がよくわからないけど「天皇制ばかりをとりあげるでない」の間違いでしょ。
769 :
ころ:02/12/19 23:27 ID:???
>>762つづき
ずっと指摘を受け続けて、考えてやっと答えらしいものが出ました。
なぜ「制度」としての「天皇」(天皇制)には「歴史」を持ち込むべきでは
ないのか?
戦後、「天皇」に関して(存在意義も含めて)国民の歴史的主観が形成され
てないからです。
戦後、天皇の人間宣言を天皇の存在意義の否定ととらえ、
>>720>>725みたい
な香具師を生みました。一方で天皇制を肯定すればいわゆる右翼という嬉しく
ないレッテルを貼られる始末です。まだ二元論なら話は楽です。このスレでも
大まかに分けただけで、9つも説があるのです。説同士で近いのもあればそう
でないようなものもあります(かく言う私も個人的意見を持ってます。それが
誰と近くて誰とはそうじゃないという結論は出てませんが…)。これが日本国
民全体となるとどうなるのでしょうか。
その証拠に「戦争責任」「靖国参拝」などに対して国民の主観というべき結
論が出てません。裁判所の判例や政府の見解ではなく、国民の中に概ねこうあ
るべきだろうという建設的な主観は形成されてません。批判的、破壊的な意見
はときどき見受けられます(森前首相の神の国発言騒動など)。でもその人た
ちに「では天皇って何?」って聞いたところで、いいところ「象徴」という答
えで、「ではその象徴って何?」と答えられる人はほとんどいません。しかも
他人がどう思ってるかは知ることすらないのです。これでは主観が形成される
わけがありません。
だから現状では、天皇制に「歴史」を不用意に持ち込むのでなく、最低限に
とどめておく、それしかしかできないと思うのです。
>>748は自分でいうのもなんですが、的外れですね。自分の意見であってこの
質問の答えにはなってません。訂正します。
770 :
ころ:02/12/19 23:35 ID:???
一応終わりです。質問に順次答えていこうと思ってます。ので!
771 :
ころ:02/12/19 23:56 ID:???
>>757 現行憲法において天皇に能力は求められてないと思います。国事行為は、す
べて内閣の助言と承認が必要ですし、責任も内閣が負ってます(憲法3条)。
総理の任命権(6条)にしても権利というよりも、権威付け、形式的行為とい
う説が有力です。つまり、誰がなったって変わらないのが現在の天皇という地
位です。
それを北朝鮮の実権掌握者に当てはめるのは「杞憂」です。歌舞伎や能楽の
世界なら◎ですが。
772 :
保守を考える:02/12/19 23:56 ID:exVvtZ62
>ころ氏
今夜はひどく睡魔が襲ってきます・・・・
明日も予定がありますし・・・
取り合えず一点だけ
>「歴史」を否定しては日本という国家を形成で
>きません。だから、日本の「歴史」を最低限正当化するためにのみ「天皇」は
>存在してると思っています
日本という国家を形成するための重要なファクターである国史を認めておいて
国史を形成する重要なファクターである「天皇」を「最低限」という表現は合点がいきません
私の読解力が不足しているのかもしれませんが
>だから現状では、天皇制に「歴史」を不用意に持ち込むのでなく、最低限に
>とどめておく、それしかしかできないと思うのです
私はその判断を思想なり学問からの逃避であると解釈してしまいます
その他については後日、お尋ねします。
それでは、お休みなさい。
773 :
ころ:02/12/20 01:19 ID:???
>>764 >主観と客観について
天皇制だから難しいのですか?だったら難しいと敬遠するのでなく、逆に真
正面から解決していけばいいと思います。多くの国民は多分天皇制に替わるも
のがあったらそっちに移ると思います。でも、移ったとしても問題が解決でき
るわけじゃないのです。移るなら「天皇制」のどこがまずかったか、検証こそ
大事だと思います(まだ終わると決まったわけではありませんが)。
あと、「歴史」という観点から、戦後50年間象徴として天皇が存在したと
いう事実は、充分存在意義になると思います。根拠となる部分に未解決(戦争
責任論)がありますが。
>天皇と歴史について
私は、前近代の天皇制については「存在した」くらいの認識しかありません。
申し訳ないです。憲法制度という点からアプローチしたため、前近代の天皇制
にはまだ考えが及んでないのが本音です。
774 :
ころ:02/12/20 01:29 ID:???
>>772 現時点では最低限しか認めることはできないのです。「天皇制」に関
する国民の主観が形成されてないからです。ということは、国民の主観
として「天皇制」が語られれば(当然「戦争責任」や「靖国参拝」はあ
れだけ騒がれたのですから解決が勿論ですが)、歴史性は入れても構わ
ないと思います。
では。今日はこのへんで
776 :
おたずねにこたえて3:02/12/20 10:07 ID:AD2uEe9u
>>760 >開戦の善悪は別の問題である。
そのとおり、ハナから善悪は論じていない。
しかし、天皇制が開戦の回避を困難にした主要因であることは異論がなかろう。
>開戦の事実が、どのように天皇と直結するか、少なくとも定説はなさそうである。
統帥権に依拠した軍部の暴走、天皇の神格化に依拠した散華思想にも、異論はなかろう。
定説としてもさしつかえないような…
>血統継承がよりよいと判断されている場合も、実社会においては、普通に存在するようだが。
かかる例を知らない。
会社しかり、家元制度しかり、もちろん宗教団体しかり…批判が圧倒的に多い。
>反対勢力が存在しない、全体主義的国家(または独裁国家)だから問題なのではないのかな。
血統継承が、その事態の継続あるいは固定化、悪質化をしばしばもたらす、「北」のように…
777 :
右や左の名無し様:02/12/20 10:08 ID:AD2uEe9u
>>768 >>民営化すれば、手間はかかっても怨恨は残らない、むしろ感謝されるかも…
>代表権のない会長に祭り上げておけば支配権は手に入る。
>代表権のない会長を辞めさせる必要もない。
代表権のない会長≒民営天皇制 しかし、憲法の制約上、手間はかかる。
これは、継続性に関しての疑問に端を発している、横道にそれないように。
>「天皇制ばかりをとりあげるでない」の間違いでしょ。
Part1,2…をごらんあれ、ダーマツ氏、猫氏がさんざん議論している。
一応、繰り返しておくと、ここでの議論は、道路公団や郵政の民営化スレではない。
>>776 開戦が回避できたと言う前提自体が、一般的でないと指摘している。
天皇制が戦争を積極的にする要因であり、それ以外の制度が戦争を回避す
る方向に働くと言うことはありえない。
軍部の問題を天皇制の問題とするのは、飛躍でしかない。制度の問題はあ
ろうかと思うが、天皇の神格化が最大の原因であって、制度の問題ではな
いと私は考えている。「天皇は神聖にしておかすべからず」を神格化の方
向としたのは、天皇の責任であろうか。またもし、そうであったとしても
、今上天皇との関連はない。
血統継承を排除する論拠は存在しないと言うことかな?
批判が圧倒的に多いというのは、貴殿の主観であり、私の知る限りそのよ
うな批判の多さは、事実ではないようだ。(これも主観)
北との比較が好きなようだが、
日本の、全く権力行使しない天皇と、全ての権力が集中する北の権力者を
、同等に比較することにも、無理がありすぎ。
恣意的であり、非難批判のために無理しているとしか思えない。
779 :
おこたえ と ていせい:02/12/20 18:03 ID:0j6oibe+
>>778 >開戦が回避できたと言う前提自体が、一般的でないと指摘している。
あらゆる人災は回避可能だろう、そしてあらゆる事象で惹起要因と抑制要因はある。
戦争、あるいは天皇制が絡んだ戦争に限って、前者のみというの主張にはかなり「無理」がある。
>それ以外の制度が戦争を回避する方向に働くと言うことはありえない。
>天皇の神格化が最大の原因であって、制度の問題ではないと私は考えている。
天皇制と統帥権の独立が開戦を容易にした。
天皇の名のもとに遂行される戦争は、「天皇は神聖にしておかすべからず」を根拠に制止も困難であった。
惹起要因であることに異論はなかろう。
>日本の、全く権力行使しない天皇と、全ての権力が集中する北の権力者を、同等に比較することにも、無理がありすぎ。
そもそも、「世襲」と「無能」の関連のexplanationであって、制度の比較ではない。
さらに、まとはずれにしても、旧天皇制の機能を論じているところで、
現象徴天皇制と「北」を比較するという「無理」は、ご遠慮いただきたい。
たんなる主観の問題にされてしまったが、宗教団体以外で「世襲」の支持が批判を上回る例は、
はたしてあるのだろうか、はなはだ疑問ではある。
ところで、
>>777 誤:民営天皇制 → 正:象徴天皇制
しつれい。
781 :
保守を考える:02/12/20 22:59 ID:qGgU+YoJ
>ころ氏
>>755 >「憲法」発祥の欧州では、「歴史」にあたるのは「キリスト教」です
>「制度」である専制君主、立憲君主、共和制も「キリスト教」に基づいてます
>「憲法」が「キリスト教」=「歴史」が誕生させた「制度」を体系化明文化したものという意味です
1 キリスト教がローマ帝国によって国教として認められたのは
313年のコンスタンティヌス大帝による「ミラノの勅令」です。
それ以前の西欧の歴史を否定するのですか?
2 「専制」を君主制の堕落した形態として批判したのはアリストテレスであり、「専制」の制度はキリスト教が発生ではありません。
3 2の意味で共和制・立憲君主制もその発祥がキリスト教に基づくというのは誤りです。
4 西欧の歴史において憲法の発祥といいますか、基本的事項として「ローマ法」があります。
勿論キリスト教とは無関係です。
5 西欧の歴史をキリスト教の歴史と同一視することは明確な誤りであり、寧ろキリスト教は
西欧史の「重要な一要素」であり、当然、ないがしろにするわけにはいかないですが・・・・。
>「歴史」が「制度」を誕生させる、といった方が正しいのかもしれません。
であるのなら、当時の日本が帝国憲法を必要とした歴史的背景を考える方が有意義であるということですよね。
782 :
保守を考える:02/12/20 23:18 ID:qGgU+YoJ
>>762 >「キリスト教」の神のかわりに「天皇」を当てはめたのです
天皇をキリスト教でいうところの「ゴット」とするのは、筋違いであり
帝国憲法が古来より続く、「天皇制」の趣旨に反しないと認められたから、公布されたのです。
少しもどりますが、帝国憲法が絶対ではなく、日本の政治思想が絶対と認識されていたのです。
憲法の公布は1889年であり時の総理は黒田清隆というのをお忘れなく。
>昭和天皇がどう思ってようと、国民には広く天皇=神
>と思われてたわけであって、そのことをGHQは重く見たのだと思います。)
GHQが否定した「神」はキリスト教の「神」であって、日本の歴史観に基づく「神」ではありません。
その意味で昭和天皇は否定しているわけです。これも古代信仰からの宗教観を考察しなければなりませんが。
>天皇制を無くすという選択肢もあったはずです
これは仮想世界の話のような気がします。具体的な論拠が必要という意味です。
私としては、あなたもみとめている天皇の連続性が有史以来という絶対性を否定する根拠を
GHQですら見いだせなかったという事実があると考えます。
つまりオーストリア帝国を滅ぼした理屈を日本に対して援用できなかった、GHQ側の思想を考えなければなりません。
783 :
保守を考える:02/12/20 23:34 ID:qGgU+YoJ
>>769 >これが日本国民全体となるとどうなるのでしょうか
それは戦後教育の弊害があると考えます。
つまり、義務教育期間において、日本とは、天皇とはについて、教わっていないということです。
教わっていないわけですから大半の国民は「知らない」わけです。
その意味において、「知らない」事実を彼らのせいにすることは出来ませんが・・・。
>裁判所の判例や政府の見解ではなく、国民の中に概ねこうあるべきだろうという建設的な主観は形成されてません
まずあなたがナショナリズムを肯定する立場であるか否かが問題になります。
それを否定、つまり日本国を否定する立場の日本人(形容矛盾ですが)においては
皇室の存在意義を考える時点で「無意味」ということです。
ですから、「日本」にこだわる人において考察することに意義を与えてくれると言えます。
>批判的、破壊的な意見はときどき見受けられます(森前首相の神の国発言騒動など)。
これは、神道の立場に立っての発言ですから、(選挙等、打算的考えがあってのことでしょうが)
的を得ていると私は判断しています。あなたは日本の「神」について誤解があるようです。
784 :
保守を考える:02/12/20 23:40 ID:qGgU+YoJ
>>774 >現時点では最低限しか認めることはできないのです
この発言はつまり、あなたに限らず
>私は、前近代の天皇制については「存在した」くらいの認識しかありません。
に基づくものですね。
でしたら、研究して下さいとしか云えませんが
あなたが知ろうという好奇心的探究心があるのであれば「質問」に答える用意はありますので
遠慮なく申して下さい。
785 :
現代人:02/12/20 23:51 ID:???
>>777 >代表権のない会長≒象徴天皇制
例によって、理由がまったく書いてないな。
自分から天皇を「代表権のない会長」に例えてるんだから(
>>706)どう違うのか説明してね。
>これは、継続性に関しての疑問に端を発している、横道にそれないように。
おいおい、嬉しそうに食いついてきたのは自分じゃないの。
もっとも「代表権のない会長=天皇」(
>>706)自体、何ら説明もなされていないわけだが。
>Part1,2…をごらんあれ、ダーマツ氏、猫氏がさんざん議論している。
自分の発言くらい責任を持ったほうがいい。
>要するに、帝国憲法にかかる機能がって、それが開戦の主要因の一つとなったということ(
>>730)
とあなた自身が書いてるわけで、危険なのが「帝国憲法」だとするなら、
>だから歴史の一側面と申し上げている。「継続性」ばかりをとりあげるでない…と(w(
>>758)
とか言われても、先の発言自体が「天皇制」とは関係がない、と申し上げている。
横道にそらさないように。
786 :
現代人:02/12/20 23:55 ID:???
もう少し続けてみよう。
>>730 >「歴史的本質であるかどうか」というのは、証明するという性質のものではない。
これも結論だけで説明がないな。どう考えても、証明もできないのに本質であるはずがない。
「統帥権」が天皇の歴史的本質でないなら、現代の象徴天皇が「統帥権」を持たない以上、
天皇制の危険性などありえない。
>「世襲」は、その機能の中に無能者を排除することはできない
そもそも、あなたは他人に権力を奪われ担がれるから「無能」だとするわけだが(
>>660,690)、
なら、むしろ無能の方がいいに決まってる。担ぐ方が有能かどうかが問題でしょ。
787 :
現代人:02/12/21 00:17 ID:???
>>773 1.天皇制をめぐる主観と客観について。
>難しいと敬遠するのでなく、逆に真正面から解決していけばいい
もちろん真正面から天皇制の客観的な必要性を証明したいのは山々です。当然、検証も大事です。
だけど「戦後50年間象徴として天皇が存在した」事実は、必ずしもその必要性を意味しません。
天皇制のどの機能がどういう普遍的理由で今後も必要なのか、論理的に明確でないからです。
もしその点まで考えておられるなら、ぜひ聞いてみたいと思います。
で、憲法の天皇条項が天皇の歴史的役割に依拠し、「国民の主観」も形成されていないとすると、
そのことは図らずも「普遍的な天皇制の必要性は存在しない」ことをも示していると思います。
(「国民の主観」という表現も、少し意図が読み取れないところがあります)
仮に教育で主観が形成しえたとしても、それは客観的な必要性とは直接関係がないものです。
したがって、結局は「天皇の歴史的価値・役割・意義を認め、重んじ、継承する」という、
極めて主観的な判断によらざるを得ないんじゃないでしょうか。
2.天皇と歴史の関係について。
>前近代の天皇制にはまだ考えが及んでない
だけどそうなってくると、論理上なりたたなくなってしまいますよ。
明治時代とか戦後50年だけで歴史的視点は云々できないと思います。
(ちなみに戦争責任に関しては、昭和天皇は少なくとも退位すべきだったと僕は思いますが)
788 :
保守を考える:02/12/21 00:55 ID:44ZgwBSl
>現代人氏
>>787 >(ちなみに戦争責任に関しては、昭和天皇は少なくとも退位すべきだったと僕は思いますが)
これは、よく田原総一郎などが、口にしていることですが、
私にはイマイチ趣旨がわかりません。
1 戦争責任とはなんであるか
2 退位することのメリット(意義)はなんであるか
3 昭和天皇の晩年ですが、病床に臥せっている身であるのに、退位を許されなかったのは何故か
4 3に関して、昭和天皇が積極的に退位しなかったのは皇室典範の趣旨を守ろうとする順法精神に基づくものではないのか
5 昭和天皇の御聖断は正当に評価出来ないのか、またそれは何故か
以上が私の疑問点です。
789 :
右や左の名無し様:02/12/21 00:58 ID:mbCkvnDR
天皇制は封建主義と軍国主義の残りなんで必要ないと思う
790 :
ころ:02/12/21 01:47 ID:???
>>781 確かに、西欧の歴史全てをキリスト教で説明するのは、無理な話です。古代
ギリシャやキリスト教公認前の古代ローマ帝国など、キリスト教によらない歴
史も存在します。しかし、中世以降、特に近代におけるキリスト教の存在は、
絶対王制での「王権神授説」、「フランス人権宣言」など、絶大なのです。
確かに専制君主、共和制などは、語源を辿れば古代ギリシャや古代ローマな
どの制度に由来するものは多いのですが、中身はキリスト教の思想の強い別の
制度です。だから、「近代憲法」とか「近代国家」は他の時代と区分けされて
ると思います。
語ればとまらなくなる可能性が高く、本来スレ違いなので、この話題はこの
へんにしましょう。
>当時の日本が帝国憲法を必要とした歴史的背景
これには、大賛成です。でも、とりあえず次に進みます。
>>682 >天皇をゴッドとするのは筋違い
見方の違いだと思います。帝国憲法が西欧の思想に基づいて起草された以上
は、西欧の思想に日本の思想を当てはめるのは、筋違いだとは思えません。
>GHQが否定した「神」と日本の歴史観からの「神」
GHQにどういった意図があったにせよ、実際の民衆の反応としてはこの二
つの区別がされてないような…。だから「ヒロヒト」とか天皇を小馬鹿にする
発言が許されるのでしょう。悲しいことですが。←私は右翼ではありません
>仮想世界の話
GHQが統治権を持っていたのだから、可能な選択肢だと思ったのです。
>>783 >戦後教育のせい
全く同感です。このツケが今になって出てきているようにも思います。
今は、戦前(戦中)、戦後、のあとの第3世代です。戦争という価値観も変わ
ってきてますから、天皇の価値観も変わってきてるように思います。
>ナショナリズム
スレ違いですが、私の個人的見解としていわゆる自虐史観もナショナリズム
だと思ってます。自分の国を考えること、これがナショナリズムならほとんど
の人がナショナリストです。(観念的ですみません^^;)
791 :
ころ:02/12/21 01:58 ID:???
>>783>>784 >神の国発言
神の国発言自体には、安易に国家神道と結び付けて非難してた人も多
かったはずです。私も発言行為には個人の自由(スレ違いですが公人と
の兼ね合いもあったわけですが)と思っても、発言内容には少し違和感
を感じました。
できれば、「神道」とか神の国の「神」とか教えていただけたら嬉し
いです。
792 :
右や左の名無し様:02/12/21 02:03 ID:WBFE2+/w
初めて書き込むものですが・・・
やはり政治的に中立な天皇を日本の国家元首と明確に規定し、
全国民の代表たる国家元首を、無用な政争から隔絶するのが
一番いいと思います。
日本に限らず古今東西、名家の跡継ぎを血統にて決定しているのは、
やはり内紛による弱体化や外部の干渉を防ぐ合理的なシステムだから
というべきでしょう。
政治的実権は無いので民主主義とも矛盾しませんし。
アメリカ型の民主主義を採用してる親米国はたくさんありますが、
資本主義先発国の「親」が豊かになるだけで、貧富の差の拡大、
米国の軍事支援を受ける軍の影響力、右翼と左翼の内戦文化、等々
お世辞にも国民は幸せには見えません。
794 :
現代人:02/12/21 05:21 ID:???
>>788 最初にお断りしておくと、天皇の戦争責任の客観的な根拠があるというより、
むしろ、退位による近代天皇制のリセット・相対化という視点からの発言です(2)。
つまり、戦後、「戦争責任」という視点だけで、近代天皇制や昭和天皇個人についてのみから
日本の天皇制すべてが語られてしまうことを、退位によってある程度は抑止できたんじゃないかと思ったわけです。
もちろん「積極的な根拠もなく退位するのはおかしい」とか「結果論にすぎない」とかの反論もありえるし、
また皇室典範でも認めていない譲位という行為の弊害も考える必要があるかもしれません。
この件は()付きで述べたように横道なので、あまり自説に固執するつもりはなく、逆にご意見があれば伺いたいです。
たとえば「御聖断」についてですが、天皇の無答責原則との関係はどう思われますか?
795 :
右や左の名無し様:02/12/21 10:04 ID:hv8tHbIT
>>785 >>代表権のない会長≒象徴天皇制
>例によって、理由がまったく書いてないな。
しつれい、いわずでもがな…とはやとちりした。
代表権のない会長→会社の象徴≒国の象徴 で、内心ではみな会長職などいらないと思っている(w
>おいおい、嬉しそうに食いついてきたのは自分じゃないの。
そうともいえない、そもそも継続性だけを意義として天皇制を支持される方々へのメッセージである。
>>Part1,2…をごらんあれ、ダーマツ氏、猫氏がさんざん議論している。
>自分の発言くらい責任を持ったほうがいい。
既出だから、そう申し上げている、それに的外れでもあるし、「せきにんもて」も的外れのような…
>先の発言自体が「天皇制」とは関係がない、と申し上げている。
天皇制にかかわらない、そして継続性への疑問以外のカキコをした覚えはないが…???
796 :
右や左の名無し様:02/12/21 10:05 ID:hv8tHbIT
>>「歴史的本質であるかどうか」というのは、証明するという性質のものではない。
>「統帥権」が天皇の歴史的本質でないなら、現代の象徴天皇が「統帥権」を持たない以上、
天皇制の危険性などありえない。
これは、危険性の有無ではなく、歴史の側面として申し上げた。
象徴天皇制の危険性については、議論が分かれている。
で、論理学ではないから、「証明」はできないという意味だが…「本質らしい」傍証を挙げられるにすぎない。
これも、いわずでもがな…とはやとちりした、しつれい。
>なら、むしろ無能の方がいいに決まってる。担ぐ方が有能かどうかが問題でしょ。
よい、わるいでなく、歴史の側面として申し上げた。
で、同じようなことを「全米ライフル協会」がくりかえし主張している。
銃が悪いわけではなく、つ使用する人間の問題である…と、
あなたの主張は否定しないが、少なくとも、断言できる問題ではない。
797 :
Rightよりのかたがたの発想について:02/12/21 10:33 ID:hv8tHbIT
「ころ氏」の旧天皇制に対する認識には、異論をはさむ部分が少ないように思う。
たとえば、
>>762の
>明治憲法は天皇=神(現人神)とする世界でも類をみない憲法です。欧州で
>は、絶対王政期でも国王≠神、つまり別物です(王権神授説)。神だったら絶
>対です。でも、国王は神(絶対)ではないから、その権力を制限できたのです
>(のちの民主主義)。 明治憲法での日本は天皇=神、絶対でした。
ところが、おなじく
>>762において
>つまり「天皇」制を無くすことは神、つまり「歴史」を否定することであって、「歴史」
>を否定しては日本という国家を形成できません。だから、日本の「歴史」を最低限
>正当化するためにのみ「天皇」は存在してると思っています。
このくだりで、現代に天皇制の形骸を残すこと(象徴天皇制)のみが、歴史を保護することになる、
という、飛躍というか、いわば右翼的思い込みが生ずる。
現代の国政機能として天皇制の形骸を残すことが、必ずしも歴史の保護にあたらない、
という議論が欠落している。
すなわち、過去に天皇制という制度が、多くのnegativeな事実も併せて存在したという事実の記録こそが、
真の意味で歴史の保護という考え方もあることがnegrectされている。
798 :
右や左の名無し様:02/12/21 10:36 ID:hv8tHbIT
この点について、「現代人氏」は、その名のとおりこだわりをみせない。
>>764において
「天皇制の正統性が現代日本に必要である」ことを、普遍的妥当性をもって内外に説明できないことを認めた上で、
非合理的でいわゆる前近代的なものだと考えながら、むしろ天皇制に普遍的妥当性を要求しない人々が多い、
ことこそ存在意義と、一種開き直りを見せる。
ぎゃくに、「保守考氏」にいたっては、
>>782において
>天皇の連続性が有史以来という絶対性を否定する根拠をGHQですら見いだせなかったという事実がある
として、米国以外の極東国際軍事裁判参加国には「天皇を戦犯として処罰し、天皇制を廃止する」という意向が、大勢であったこと、さらに今風に言えば、「カルト的天皇教国家」であった旧日本を統治する上では、
「天皇を利用することが効率的」と米国は判断した、というほぼ通説となっている事実もneglectしている。
かれらに共通なのは「天皇制がなくなれば、日本でなくなる」という、いっしゅカルト的思い込みである。
いわゆる「国体」的発想で、この事項は、現代人氏がいうような不合理だが、ゆるがせない、
カルトらしいdogmaticな信念である。
いずれにしても、「継続性」に象徴天皇の意義を見出すことは困難のようである。
799 :
いまさらながら:02/12/21 11:31 ID:d+rJRc9A
>>791 神の国発言ですが、あくまでも、宗教を否定する国ではいけないですよ的な
発言であり、親鸞・日蓮・キリスト教を含めて神の国との発言のようです。
逆に言えば、神道の大会の発言らしいのですが、他宗教も必要で大事にしましょうと
する発言を受け入れる神道の存在もらしいと言えば、らしいですね。
800 :
一言:02/12/21 11:43 ID:d+rJRc9A
>>798 >「継続性」に象徴天皇の意義を見出すことは困難のようである。
何故、継続したのかという歴史の事実からは、象徴天皇の意義は見出せるでしょう。
801 :
保守を考える:02/12/21 12:03 ID:pelvwH0h
>>798 >米国以外の極東国際軍事裁判参加国には「天皇を戦犯として処罰し、天皇制を廃止する」という意向が、大勢であったこと
具体的に何処の国がまたは誰がどのような理由(思想)で廃止しようとしたのか?
そして、何故廃止できなかったのか?
「大勢」という根拠に則してお願いします。
>「カルト的天皇教国家」であった旧日本を統治する上では、「天皇を利用することが効率的」と米国は判断した
これも、具体例をあげて頂かないと・・・・(つまり内容がない)
>「天皇制がなくなれば、日本でなくなる」という、いっしゅカルト的思い込みである
「天皇制」のない日本について是非語って頂きたい。
無視(neglect)しないでね。
802 :
間違いかな?:02/12/21 12:04 ID:reng1Apk
>国王は神(絶対)ではないから、その権力を制限できたのです
そうでしょうか?
神でないから、宗教的分野も含めて権力を集中させたのであり、
侵略付きのキリストの布教者は、国王の為という目的の時代もあるかと思います。
皇室=神(神に近い存在)とする感覚は、明治憲法以前から存在する価値観でもあり、
その上で実質的な権力はどうであったのか?という歴史検証がこのスレでも
なされていたと思います。
この時の、皇室=神(神に近い存在)とする感覚がどういう感覚であるのかを
検証するにしても、歴史検証が有力方法でしょうし、戦後の価値観の是非も
歴史になりつつあります。
803 :
、:02/12/21 12:14 ID:q8MxIdF1
>「天皇制がなくなれば、日本でなくなる」という、いっしゅカルト的思い込みである。
違う国になる可能性も否定できません。
それこそ、西洋史・近くでは中国史をみれば解る事です。
そこに住む民族や住民が抹消される事とは意味が違います。
804 :
保守を考える:02/12/21 12:34 ID:pelvwH0h
>ころ氏
>>790 日本が帝国憲法を起草するにあたり参考にしたのが「プロシア憲法」です
では「プロシア憲法」の内容について書いておきます
プロシア(ドイツ帝国)は憲法により中央集権政治を行い、4王国・6大公国・5公国・7諸国・3自由都市の
自主権を縮小して相互に密着し、世襲の皇帝はプロシア王が兼ねて軍事行政を統べ、外には国家を代表し、
内では直領(アルザス・ロレーン地方)と帝国植民地とを支配し、帝国議会を召集し、
連邦議会の協賛でこれを解散し得ることを定め、首相は皇帝に任命されたので、皇帝に対してのみ責任があり
議会の不信任でも辞める必要がありませんでした。
簡単にまとめましたが、
日本政府がキリスト教的思想を輸入したとは読みとれません。
805 :
保守を考える:02/12/21 12:48 ID:pelvwH0h
>ころ氏
>GHQが統治権を持っていたのだから、可能な選択肢だと思ったのです
この話は天皇とGHQの関係や当時の国際政治思想に論点が移っていくので、今は保留させて下さい
>いわゆる自虐史観もナショナリズムだと思ってます
そのナショナリズムの定義は間違いです。
ナショナリズムの大前提に「愛国心」があるわけですが、
それをアンビバレンス的(愛憎)による解釈は一種の精神的な病としか思えません。
自虐することが「国を愛する心」と勘違いしている人は、情緒の形成が不十分であると云えます。
>>804 非常におもしろいのだが、
「自由」「平等」などの思想は、帝国憲法において、既に取り入れられてい
る。以前、天皇制が平等に反すると言う廃止派の主張に対して、散々、平等
理念は「キリスト教的」であって、普遍的なものではないと、皇室維持賛成
派は主張してきた。
ここに至り、最も右よりであると思われる人から、キリスト教的思想ではな
いと言う意見が出てきたのかな?。
わたしは、帝国憲法における「自由や平等」も、キリスト教的思想の影響で
あると思う。その思想を、全面的に受け入れたのではないが、影響はある。
その意味での、ころ氏の指摘に、私は同意します。
807 :
保守を考える:02/12/21 13:54 ID:pelvwH0h
>>791 >できれば、「神道」とか神の国の「神」とか教えていただけたら嬉しいです。
神道の「神」については
>>747で示しているので参考にして下さい。
「神道」とは何かですが、あなたが具体的な疑問点を書き込んでくださるのなら
答えやすいですが・・・・。
簡単に云いますと
祖先神や自然神への尊崇を中心とする古来の民間信仰が、外来思想である儒教・仏教の
影響を受けつつ理論化されたものです。
またその理論化される以前の神道を私は古代信仰と呼んでいます。
理論化された後、例えば本地垂じゃく以降は関連する歴史の考察が不可欠です。
808 :
保守を考える:02/12/21 14:11 ID:pelvwH0h
>現代人氏
>>794 >たとえば「御聖断」についてですが、天皇の無答責原則との関係はどう思われますか?
私は憲法等が絶対の価値であるとは信じていませんので、当時、国家の危機に際して
鈴木貫太郎が政府の意見をまとめられなかった限界における判断であったと考えます。
例えば、現行法上の日本において、国家の危機(侵略等)の対処として、自衛隊なり
集団的自衛権をどのように運用するのでしょうか。
現時点において、超法規的にならざるを得ないと考えます。
809 :
保守を考える:02/12/21 14:19 ID:pelvwH0h
>>806 >散々、平等 理念は「キリスト教的」であって
なんで「平等理念」が基督教固有の理念なの?
私は散々、その理念はキリスト教発生以前からのものであるし、
キリスト教伝来以前の日本にもあるといっているのですが・・・・
>その思想を、全面的に受け入れたのではないが、影響はある
だから私は世界史的価値観も含むと断っていますよ・・・・
どのような影響があって「天皇制」という思想に及ぼしたのか
理由なり理念を書き込んで下さい。
>>809 固有の概念なんて書き込みはしておりません。(誤解です)
天皇制と自由平等理念の関連などには言及しておりません。(飛躍です)
帝国憲法の中でも、自由とか平等の理念があり、それが西洋からの影響で
あることは、間違いないことのようです。西洋の平等の理念には、一神教
であるキリスト教の影響があった事も、間違いがないことのようですから
大日本帝国憲法にも、キリスト教「的」な思想の影響があった事は、その
通りであろうかと思います。
まぁ、左翼的な人は、平等を、非常に大切にしますから、一宗教的理念で
あると言うと、非常に反発します。普遍的であるかのごとき表現が多いよ
うです。
しかし、一神教・造物主(全てを髪が作ったと言う)信仰が、神から作ら
れた人間だから平等であると考えることに違和感を持ちにくいことも事実
でしょうし、キリスト教徒はそう考える宗派が非常に多いと、聞いており
ます。その意味でキリスト教「的」「思想」と表現したのですから、間違
いではないでしょう。
813 :
どれも否定しませんが:02/12/21 17:13 ID:tKGP2exq
自由・平等は、
封建的カトリックからの自由・平等理念も必要だろう。
君主からの解放等的解釈に限定すると矛盾も生じる。
あくまでも概念であり、これを叫ぶ輩は時として(多くの場合)、
自分に都合良く解釈する事が問題にもなる。
キリスト教の教会・国が、自由・平等であるとは限らないので、
絶対的価値観であるかどうかは大きく疑問。
自分達の信じるゴットのみが絶対であり、そうでない国や民族を
蔑視する光景も多々見られる。
>>813 その指摘はもっともです。ですから「的」と表現しております。
815 :
いわずでもがな…ですが:02/12/21 18:17 ID:0cutamQC
>>801 >具体的に何処の国がまたは誰がどのような理由(思想)で廃止しようとしたのか?
>そして、何故廃止できなかったのか?
この種の、ほとんど知識階層では常識になっている事実で反論するのも大人気ないが…
で、無条件降伏に際して、事実上天皇制は廃止されている(8月革命説)とも評価できるわけだが、
象徴として新憲法施行後、何故よみがえったか、すなわち裁判で何故処刑されなかったか…という議論になろう。
WB ウエッブ裁判長(オーストラリア代表)が、裁判終結後に「個人的意見」として表明したのは、
天皇には戦争責任があるが、起訴されなかったのは政治的配慮によることを表明している。
ウェッブは、法廷に提示された膨大な検察・弁護両サイドの資料に精通しており、
各国代表の意見をもまとめる立場にあった。
そして、その政治的配慮とは、「政治的に未熟な日本人」を統治するに、あるいは将来の赤化防止をみこしての、
主に米国(米軍)の意向だとしている。
>「カルト的天皇教国家」であった旧日本を統治する上では、「天皇を利用することが効率的」と米国は判断した
たしかに、語源的にカルトは、宗派以下のセクトを意味し、天皇をあらひとがみとして頂く
国家宗教に対して使用するにはためらいがあったが…柄がデカいからカルトでないともいえまい。
これも、例を挙げるまでもないと思われるが、
特攻・玉砕・集団自殺(カルトそのもの?)…散華思想をあげるだけで十分だろう。
>「天皇制」のない日本について是非語って頂きたい。
べつに語るまでもない…ま、いわゆる国事行為を天皇以外が実行する以外何も変わらない。
>>803 >違う国になる可能性も否定できません。それこそ、西洋史・近くでは中国史をみれば解る事です。
保守考さんではないが、内容がなく、具体性にかけるコメントである。
816 :
保守を考える:02/12/21 18:21 ID:jkEG+vQ2
>>812 >固有の概念なんて書き込みはしておりません。(誤解です)
>天皇制と自由平等理念の関連などには言及しておりません。(飛躍です)
でしたら何のためにあなたが意見を書いた
>>804のですか?
ころ氏の云う、キリスト教の替わりに「天皇」を当てはめたに対する
私の反論は、プロシア憲法が、日本固有の「天皇制」に反しないという当時の政治思想だから取り入れた
と述べています。
また当時の時代背景を考えれば、文明開化によってもたらされた思想の輸入について
キリスト教は、新島襄やクラークによるアメリカ的キリスト教であり
帝国憲法は、伊藤博文に影響を与えたシュタインのドイツ国権主義です。
また、ルソー等による天賦人権思想は中江兆民、板垣退助に影響を与えました。
これらが一般的な歴史の流れです。
ところで、「キリスト教的」なるものの「歴史的考察」と「天皇と帝国憲法」について
このスレで議論になったのでしょうか?
いまだに過去スレが見れない(2,3ヶ月かかるそうです)現状をお察し下さい。
>>816 書き込みを「そのまま」お読みくださって、ご判断ください。
818 :
ころ:02/12/21 19:53 ID:???
>>797 「右翼的思い込み」
表現には意図的なものを感じますが、言わんとしてることは分かります。私
は自分では右翼(天皇信奉者)ではないと思ってます。私個人としては、天皇
制を絶対に残そうとは思ってません。天皇制の存在意義に代わる価値観が存在
すれば、それでもいい(つまり共和制となるのでしょうか、他に私は想定でき
ないのです)とも思ってます。
現在の象徴天皇制は戦後、当時の日本が(GHQの影響下にあったという複
雑な事情があったにせよ)存在意義を見い出したから、残ってるのです。この
事実を「右翼的」とみるのには否定はしません。国家として一度崩壊した後に
旧制度を持ち込んだのですから、思想的(左翼がマルキニスト、右翼が天皇信
奉者)ではなく、原義的(左翼が革新、右翼が保守)にみて「右翼的」だった
と思います。
そして、それが戦後50年間変わらず存在した事実も看過できません。これ
も「歴史」です。象徴天皇制が「歴史」である以上、象徴天皇制も歴史的に保護され
なくてはならないと思います。これを「右翼的思い込み」とするのはどうでし
ょうか?
なんか観念的になってきましたが、要は、「右翼」「左翼」というレッテル
を貼るのは、議論する場において邪魔なものこの上ない、ということです。
難しいことかもしれませんが、先入観を取り払わないと、本質は見えてこな
いと思います。
もっとも、そういうレッテルを貼られるような文章を書いている私にも反省
すべき点はありますが…
「皇室の存在意義」か...。
以前に、こういう話を聞いたことが有る。
アメリカは、経済も軍事も世界一の力を得たのに、いくら金を積んでも
手に入れられないことがある。
それが、「歴史」と「ロイヤルファミリー」ということだ。
「歴史」は無理としても、「ロイヤルファミリー」としてケネディー家を
ロイヤルファミリーに仕立てようとしたらしいが、結局あのような事態になり、
無理になったけどな。
「ロイヤルファミリー」って、金や軍事力で手に入るもんじゃないんだよな。
世界一の歴史を持っている「ロイヤルファミリー」を持っている日本は、
幸せな国だと思うよ。
820 :
保守を考える:02/12/21 20:54 ID:sVvvGYia
>>815 >無条件降伏に際して、事実上天皇制は廃止されている(8月革命説)とも評価できるわけだが
降伏文書に調印したのは9月2日であるのに「8月革命」って・・・・・
>象徴として新憲法施行後、何故よみがえったか、すなわち裁判で何故処刑されなかったかという議論になろう
なりません。あなたの認識が間違っています。
1 明治憲法はいつ失効したのか?
2 戦争責任とは何か?
3 無条件降伏は軍部だけであり、治世の改革は日本政府に委ねられている(天皇制は否定されていない)
4 終戦後に組閣した内閣の総理は誰?
>裁判終結後に「個人的意見」として表明したのは
>各国代表の意見をもまとめる立場にあった
大勢の根拠としては極めて希薄ですね。
現実的にどのようにまとめたのかを尋ねているのですが・・・・。
821 :
保守を考える:02/12/21 21:08 ID:sVvvGYia
>>815 >「政治的に未熟な日本人」を統治するに、あるいは将来の赤化防止をみこしての、主に米国(米軍)の意向だとしている。
1 政治的に未熟な日本人の根拠は?
2 赤化防止をみこして共産党員を釈放して、公職追放令によって数多くの有志を追放したのは何故?
3 また追放した者を後に釈放した理由は?
>特攻・玉砕・集団自殺(カルトそのもの?)…散華思想をあげるだけで十分だろう
まず戦争の本質について甚だしい認識の間違いがあります。
でしたらノ、ルマンディー上陸作戦における「特攻・玉砕」もカルトそのもの?ですかね?
散華思想と天皇制の相関性の説明がないですが・・・・
>いわゆる国事行為を天皇以外が実行する以外何も変わらない
(正しくは)言わずもがなですが、思考停止以外のなにものでもありませんね。
822 :
ころ:02/12/21 21:21 ID:???
>>799>>809 ありがとうございます。
今後、時間を見て「神道」については調べていかないと思ってます。今の私
のレベルでは、「神道」を語っても根拠性に乏しいような気もしてます。
>保守を考えるサン
お言葉にお甘えして…
復古神道とは何ですか?なぜ復古神道が最終的に明治維新に繋つながったの
ですか?また国家神道になってゆく過程を教えていただけますか?
垂加神道〜崎門派〜が尊王論に結びついたのなら、垂加神道は明治以降どう
なったのでしょうか?
今日、ちょっと調べてみました。只今混乱してます^^;
823 :
ころ:02/12/21 21:48 ID:???
>>802 間違いじゃありません。でも、前半部分は、微妙に取り違えがあるように思
います。
いわゆる絶対王政期、その根拠になったのが「王権神授説」です。文字どお
り、国王の権力は神が授けたものという意味ならば、国王の行為は神の権限に
基づく行為、ということがいえます。その意味では間違いかな?サンの主張も
間違ってないです。でも、私が言いたかったのは、その後の民主主義や共和制
では、神が全否定されてない、ということです。かの有名なフランス人権宣言
もキリスト教の思想が強く反映されてます。つまり私が「キリスト教」が「歴
史」といったのは、「キリスト教」を通してみると西欧史は一つに繋がるとい
う考えからです。
後半部分には、大賛成です。戦後の思想も含めて多角的にみてゆくことが必
要不可欠だと思います。
824 :
よこれすだが…:02/12/21 22:21 ID:cuKud+Yu
>>805 >>いわゆる自虐史観もナショナリズムだと思ってます
>そのナショナリズムの定義は間違いです。
>ナショナリズムの大前提に「愛国心」があるわけですが、
>それをアンビバレンス的(愛憎)による解釈は一種の精神的な病としか思えません。
>自虐することが「国を愛する心」と勘違いしている人は、情緒の形成が不十分であると云えます。
ころ氏は、自虐史観も国のあるべき姿を反語的に求める「愛国心」に他ならない、と主張しているように思える。
アンビバレンスとは、言い換えれば、「愛しながら憎む」「愛するがゆえに憎む」といった意味で、
おうおうにして健康な心にも存在し、必ずしも病的とはいえない。
そもそも、自虐史観という言葉そのものが、恣意的なものであり、たとえば家永三郎氏は、
自らの史観を自虐史観とは表現していない。
「自虐」の意義を吟味して発言するころ氏と、無批判に決めつける保守考氏…心の健康はいずれにありや(w
825 :
右や左の名無し様:02/12/21 22:22 ID:cuKud+Yu
>>818 >現在の象徴天皇制は戦後、当時の日本が(GHQの影響下にあったという複
>雑な事情があったにせよ)存在意義を見い出したから、残ってるのです。
とりあえず、
>>815 をみていただきたい。奇しくも、8.15であった。
>そして、それが戦後50年間変わらず存在した事実も看過できません。
同じことのくりかえしになるが、たんに継続に意義を見出すのはどうだろう。
Part.1,2 では、継続した理由について、憲法の天皇条項と九条の不戦条項は、両項の支持者と反対者が、
微妙に交錯し、互いに他をけん制する事態が続いてきたことによる、という理由が挙げられている。
すなわち、天皇制そのものの意義が継続をもたらしたわけではなく、また、九条にしても同様、
真に求められて存在したと断言はできないのである。
>象徴天皇制が「歴史」である以上、象徴天皇制も歴史的に保護され
>なくてはならないと思います。
あげあしをとるようで恐縮だが、「封建制が歴史である以上、保護されなくてはならない」とは、
だれもいわない、記録として残されるのみである。
象徴天皇制は、現政治制度であり、それを保護するということは、「歴史的」に、ではなく「政治的」に、となろう。
そこに、天皇制支持支持者・依存者ら(右翼的…訂正)の無意識の思い込みがある。
ま、ご示唆にしたがって、かるがるしく「右翼」を連発しないことにしたい。
826 :
無意味な問い返しばかり:02/12/21 22:50 ID:7+NghD27
>>820 >降伏文書に調印したのは9月2日であるのに「8月革命」って・・・・・
どんな憲法書にも載っている、もちろん、ネット検索でもえられる。
>あなたの認識が間違っています。
1 明治憲法はいつ失効したのか?…上記参照
2 戦争責任とは何か?…狭義には、戦争裁判で訪われること。
3 無条件降伏は軍部だけであり、治世の改革は日本政府に委ねられている(天皇制は否定されていない)…という説もありや?
4 終戦後に組閣した内閣の総理は誰?…ごじょうだんを(w
>大勢の根拠としては極めて希薄ですね。
そうともいえない…裁判長だから。
>「政治的に未熟な日本人」を統治するに、あるいは将来の赤化防止をみこしての、主に米国(米軍)の意向だとしている。
1 政治的に未熟な日本人の根拠は?…マッカーサーのことば、裁判への圧力は彼の意向。
2 赤化防止をみこして共産党員を釈放して、公職追放令によって数多くの有志を追放したのは何故?…本題と関係ありや?
3 また追放した者を後に釈放した理由は?…同上
>でしたらノ、ルマンディー上陸作戦における「特攻・玉砕」もカルトそのもの?ですかね?
それは、特攻とも玉砕とも言わない。背景に散華の思想がない。
>散華思想と天皇制の相関性の説明がないですが・・・・
いわずでもがな…わかっていて相手に手間をかけさせるような問い返しは遠慮していただきたい。
>(正しくは)言わずもがなですが、思考停止以外のなにものでもありませんね。
しかし、かわらないものはかわらない(w
無意味な問い返しが多いような…論旨に反論してほしい。
827 :
保守を考える:02/12/21 23:28 ID:sVvvGYia
>ころ氏
それについては江戸時代の思想関係について調べればわかると思いますが
今日は時間がないので明日以降にお答えします
828 :
保守を考える:02/12/21 23:34 ID:sVvvGYia
>>826 あなたの論旨が希薄だからそういう質問になるのでしょうに・・・・
それを無意味と解釈するのであれば、あなたとの議論は無意味ですよ
という私の論旨にある背景を読みとってもらいたいのですが・・・・
まあ、もともと内容のないレスに無理に内容を求めようとした私自身の不明さを
反省します。
これ以上の議論を望むのであれば
>>820くらいにはしっかりと答えていただきたい
(他の人にも判るように・・・・。)
では
829 :
ころ:02/12/22 00:32 ID:???
>>804〜
>>806>>809>>812>>813>>816>>817 明治憲法下においては、キリスト教からくる民主思想といわゆる天皇という
歴史的価値観の二つの思想が存在することができたということが何よりの証明
になると思います。
>>809 >キリスト教伝来以前の日本に「平等理念」
ズバリ!!具体的に例示の上お教えいただけますか?
>天皇制に影響…
いろいろあると思いますが、近代においては、明治憲法、そして何より分か
りやすいのが、現行憲法つまり象徴天皇制です。
>>805 >GHQ…
私も同感です。多分、収拾がつかなくなると思います。
>自虐史観…
>>824サンに先に言われてしまいました。その通りだと思います。
れサン、
>>824サン、
第三者が自分の意見を支持してくれると心強いです。その意味ではほんとに
感謝です。ですが、馴れ合いはやめましょう。違うと思ったらビシビシ指摘し
てくださいね。よろしくお願いします。
あと保守を考えるサンは、今は議論が対立してるようですが、要は自分の意
見の切磋琢磨であって、「強敵」と書いて「とも」と呼ぶ、そんな関係だと思
ってます^^;現代人サンとは、遠からず近からず今一番いい関係だと思って
ます。
とりあえずよろしくということで、今日は寝ます。では!
830 :
現代人:02/12/22 00:48 ID:???
>>795 >代表権のない会長→会社の象徴≒国の象徴 で、内心ではみな会長職などいらないと思っている(w
あなた自身が、天皇制の継続の「偶然性」を主張するために、
>代表権のない会長に祭り上げておけば支配権は手に入る。
>代表権のない会長を辞めさせる必要もない。(
>>706)
と言ったわけで、だったら過去にすでに天皇制は廃止されていたはず、と申し上げている。
>これは、危険性の有無ではなく、歴史の側面として申し上げた。
言い訳にならないな。ちゃんとあなた自身が、自分の言葉で書いてるでしょ。
>しかし、統帥権の独立が軍部の暴走を許したことには異論がなかろう。
>天皇個人の責任の有無は微妙だが、制度としての天皇制の開戦に果たした役割は計り知れない。
>この歴史から「危険性」を学ぶことに異論があろうとも思えないが…(
>>707)
で、繰り返すが「統帥権」が天皇制の本質であることを説明しない限り、
明治憲法ではなく天皇制に危険性があることにはならない、と申し上げている。
少なくとも、そこがあなたの意見のミソなんだから、責任持って説明してね。
過去ログの他人の論争を見ろ、では話にならない。
ともあれ、あなたは早く「近代」天皇制の呪縛から解き放たれるべきだな。
>論理学ではないから、「証明」はできないという意味だが…「本質らしい」傍証を挙げられるにすぎない。
論理学をするつもりはないので「傍証」でけっこう。というか、傍証すらない。
「統帥権」は天皇制の本質であるという「傍証」にはならない、と申し上げている。
>銃が悪いわけではなく、つ使用する人間の問題である
またまた「傍証」がないな。天皇制のどこがどう「銃」なのか説明してね。
>カルトらしいdogmaticな信念である。(
>>797)
どうもあなたは、自分自身にぴったりあてはまる言葉を連発する傾向にあるようだ。
831 :
現代人:02/12/22 00:50 ID:???
>>798 >非合理的でいわゆる前近代的なものだと考えながら、むしろ天皇制に
>普遍的妥当性を要求しない人々が多い、ことこそ存在意義と、一種開き直りを見せる。
おいおい、天皇制を消極的にせよ認めている人々が多いことを事実として認めてるだけだよ。
それを「開き直り」と断ずることこそ、まさに「カルトらしいdogmaticな信念」でしょ。
>かれらに共通なのは「天皇制がなくなれば、日本でなくなる」という、いっしゅカルト的思い込みである。
そんな議論を今までした覚えはない。個人的に、古代から続く天皇制を大事にしたいとは思うが。
ただ、とりあえず廃止によって主権者の歴史的正統性を認める存在が消えることは確かで、
その必要性が認められなければ、天皇制の廃止もやむをえない。
いっしゅカルト的思い込みだか何だか知らないが、あなたよりはよっぽどまともだと思うよ。
ただ国号について言うと、天皇制の廃止が国号の変更と同時に語られても何ら不都合はないし、
むしろ天皇制の廃止だけ主張して国号は認めることの方が理解できないよね。
というか、こんな余計な話を書く暇があったら、
早く「天皇制は無能で危険である」ことを説明するべきでしょ。あなたは。
832 :
右や左の名無し様:02/12/22 08:00 ID:vbGcNj1m
>>828 >まあ、もともと内容のないレスに無理に内容を求めようとした私自身の不明さを
反省します。
これには、恐れ入った(w
そもそも、独白的カキコに反応されたのは保守考氏で、反論に窮すると、質問の連発で返す、
ま、学会の論争ではよくあるテだが。
>これ以上の議論を望むのであれば
>>820くらいにはしっかりと答えていただきたい
べつにあなたとの議論を望んではいない、あなたが無知でか、意識的にか、neglectされた部分を
指摘させていただいただけである。
そういった指摘は、あなたに限らず、今後もさせていただく、独白的に…
では
833 :
右や左の名無し様:
>>830 >だったら過去にすでに天皇制は廃止されていたはず、と申し上げている。
論理のパラドクスに入られたようだ(w それが議論の発端だが…
>で、繰り返すが「統帥権」が天皇制の本質であることを説明しない限り、明治憲法ではなく天皇制に危険性があることにはならない、と申し上げている。
も一度くりかえす、論理学ではないから「証明」は不可能、傍証をあげて「確からしさ」を示せるにすぎない。
で、ここまで傍証をあげてきている、あなたが反論できないから「傍証」にもならないでは、
議論にならない、保守考さんではないが(w
>またまた「傍証」がないな。天皇制のどこがどう「銃」なのか説明してね。
くりかえしになるが、開戦にいたった主要因となった「統帥権」「神格化」などなど…
>どうもあなたは、自分自身にぴったりあてはまる言葉を連発する傾向にあるようだ。
どうも、あなたはカルトをよくごぞんじないようだ(w
>そんな議論を今までした覚えはない。
これは、わたしのはやとちりのようだ、しつれい。
>早く「天皇制は無能で危険である」ことを説明するべきでしょ。あなたは。
早く、とはいかないが、これからもするつもりである(w