種・種死の世界にXキャラがいたら-コーヒー五杯目-
乙。
ついでに2ゲット
前スレ1000には失望した
1000ならキラ投獄
と書きこめなかったヘタレな俺
とりあえずエアマスターが意外に重武装なのは理解した
自由の頭大丈夫なのか?
どっかのパン工場みたいにその都度、作るの?
ザクの頭を取り付けます
むしろゲイツの頭を取り付けて(ry
>>16 種でラクス率いる3隻愚連隊は、連合やザフトと戦闘を繰り返しながらも、
高い戦闘能力を維持し続けた。
ラクスには補給、MS整備等を引き受けるパトロンがいるんじゃね?
つ実は予備パーツは充(ry
つ他の奴頭取り付けてそれなんて(ry
後なんかあったっけ?
>>17 それ、なんてZZで登場したZザク(360度スクリーンがモノアイで台無し)
今回の場合、MSアカツキはどうなるんだ?
そういや自由のNJCってどこについてたっけ…?
>>22 カガリがアスランの為に開発したMS(オーブを頼むとか…メッセージ付き)
という展開とかw
そういやアカツキの性能ってどんなもんなん?
ビーム反射しまくり。
代わりに実弾に弱いんで、頑丈な盾持ち。
キンキラキン。
子安搭乗で最終回大活躍してたから、
あの時期の主役級MSとタメをはれるレベルにあるんじゃない?
>>今回の場合、MSアカツキはどうなるんだ?
あえてユウナに乗ってもらいアスランのセイバーと轡を並べる
乗り込む際に
「カガリ・・・君の理想を実現するために戦おう。僕とアスランを守ってくれ」
みたいな事を言ってくれたら良いな〜
ユウナは政治的な見せ場で…
議長のDプランの欺瞞を論破する演説を全世界に向けて発信するとか
デザイン見る限り、基本はストライクと同じなので生まれはよろしい機体かと。
ヤタノカガミ装甲と、ドラグーンで戦闘力は底上げされているので後は乗り手
のセンス次第なのでは?
某スレのSSではキラが乗り込んで、今度こそオーブを守るためにあえて敵の
攻撃を受け止めつつ大奮闘。
もしこちらのアスランが乗ったら、敵の大群の中につっこんで、ビームはじき
返しながら大乱闘を繰り広げるのでは…などと考える俺ガイル。
アスランがオーブ所属になったんなら、セイバーはザフトに返還するわな・・・
さらばセイバー
・・・そうなると誰が乗るんだろ?
ルナマリア?
2年前はまだ番組の詳しい情報がなくて、勝手にそんな予測をしてたんだっけ・・・
どこ?
ぜひとも見に行きたい。
んで、ウィッツとロアビィの出番マダァー?
>>28 そんな男前なユウナが出て来たら、明日から俺は
連ザでアカツキにオーブ兵の名前をユウナと変えて
狩りまくるぜw
しかしアスランがフェイスに任命されないところが、こういう展開になるとは思わなかった。
是非ともセイバーで頑張って頂きたい。
DXは今や超有名だからそろそろ何らかのリアクションがあるのでは?
そろそろジャミル・ニートと愉快な仲間達が登場か?
>>19 モルゲンレーテがバックについてそうな気が・・・
>>32 付け加えると、現在は更新止まってるので、その点ご注意を。
41 :
32:2006/07/20(木) 01:31:36 ID:???
サンクス
さっそく見にいってくる
そういや、シャギア兄さんがこっち来てからどのくらい経過したのかわからないが、
ラクスたちがヴァサーゴのデータ調べてる可能性大だよな。
……それがファクトリーとかに流れたとしたら、とんでもない事になると思うんだが。
腹にメガソニック砲のついたスーフリが完成するんだろ
淫者にはストライククロー装備
あの腹黒電波テロリストなら嬉々としてデータパクッて流用するだろうな
ニコルがアビスのパイロットをアウルと呼んだことがひそかにスルーされてる点について……
……議長、悪役決定?
脳だけ取り出されて戦わされるアウル
>43
むしろ背中に遠隔兵器つけたアナザーヴァサーゴ
やっぱアッシュと一緒に動いてたしニコルは議長とつながりがあるのか?
>>45 アウルをそのまま利用してるだけじゃね?
ジブとかマティスなら自前で調整出来る設備有るだろうし。
ニコル=議長のつながりだと、最大の矛盾点があるんだよな
ニコルがデュランダルを殺すと言ったことと、
ブリッツがユニウス落としやったこと
・・・・・ぬがぁ、わからん・・・
アッシュが誰の差し金かは未だ不明じゃなかった?
>>50 プラントの食料自給率もプラント全部を賄える程じゃないだろうし、地球壊滅と一緒共倒れになる可能性が高い。
DXが居なければ、実際壊滅してた物と捉えると議長ではない気がする。
それを言ったらジブリールもマティスもラクスも地球壊滅なんて望みやしないだろうけど。
だが二コルが暴走してやり過ぎた、って考えるのもあの場に派遣する以上そんな危険性の有るヤツを送り込むのか、とも思う。
これはもうストーリーの進行を待つしかあるまい。
>>51 でも普通に考えてアッシュを動かすのはジブとかには無理だろうしやらないだろうから(ジブリール的にラクスをねらう意味が無い)
可能性があるのは議長かラクスだけ。議長がラクスを消そうとしたかラクスがキラを戦わせる為にわざとやったか・・・
>>49 アウルはオルバにとっ捕まってそれっきり。オルバは議長直属だから、
アウルも当然議長の管理下に置かれたはず。
そのアウルがユニウスでニコルが回収したアビスに乗っているなら……
>>50 議長とニコルの黒幕は、共通目的のため提携してるだけで別口というのもありえる。
ニコルは議長が仲間と知らないor知ってても最終的には敵とみなしてるとか?
>>54 アウルはアビスと一緒にニコルにもってかれたんじゃないのか?
アスランはアウルごとアビスを投棄したろ
アから始まる名前ばっかだなw
読み返してみた。
アウル、確かにユニウスでアビスのコクピットに隠れてた。不覚。
(っていうかどうして見落とすかなヲレ)
でもビッグオーのシュワルツなんとかさん状態のニコルが上司なんて、不幸。
そういや今気付いたんだけど、ゾンビニコルって仮面キャラだよな?
まあ実際は包帯なんだけど、グラサンや覆面も仮面に含まれるわけだし。
しかしそうなるとアウルとステラは取られるし、仮面キャラとしての立場も奪われるしで、ネオの重要度が薄くなる一方だなあ。
みんな、一寸待ってほしい
このX運命、一文字でも変態仮面のことに触れただろうか
ひょっとして最初からいないんじゃないの?
>43
んじゃ、デスティニーにはDXみたく2門のカノン砲を追装ってか?(w
>>59 最初のユニウスセブン落下時での戦闘でニコルが名前出してるやん
お前は一体何を言ってルンダ
>>33 連合サイドに拾われて傭兵やってるんじゃないかと予想している俺
種死アヌメだと悪の権化のように描かれていたが、スタゲでは至極まっとうな組織だったし、絶対に相容れないということはないはず
まあ、ぶっちゃけアッシュと議長は実は何の関係も無かったんですよ、と
福田がインタで発言していたわけですが。
まじですかい。じゃああの新型をあんな数ラクス以外に誰が動かせるんだ?
だからラクスが動かしたんだろ。
もうピンクの自作自演でいいじゃん
第十六話 『みんなを守ってみせるから』
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大艦隊が海を行く。それは壮観な光景で、見ているとこの大軍に勝てる軍はないと思ってしまうほどだ
地球連合軍特殊部隊『ファントムペイン』隊長、ネオ・ロアノークは旗艦であるJPジョーンズのブリッジにいる
JPジョーンズは戦艦空母で、MS収納量と、戦闘力を併せ持つ大型艦だった
「それにしても、このところ失態続きだね、俺も
そもそも『ユニウスの悪魔』なんてのが出てきてから、どうもよくない」
ネオは椅子に座った格好で、一人つぶやいた。仮面のせいで表情はわからない
近くにいた副官のイアンが、ネオを見てくる
「ネオ大佐。失態とは、アーモリーワンの強奪のことでしょうか?
それでしたら、不問にされたのでは?」
「だな。建造されたのは新型ガンダム3機と思ってたのに、それが6機もいたんだからな
俺のせいじゃなくて、こりゃどう考えても諜報部の責任だ
ええと、名前は・・・カオス、ガイア、アビス、インパルス、ダブルエックス、アシュタロン・・・だったっけ?」
「ザフトの通信を傍受したところ、その呼称で呼ばれてましたから、間違いないと思われます」
「ま、名前なんぞどうでもいいか。問題はガイアもアビスも手元にないってことだ。・・・それに、
ステラが行方不明で、アウルが捕まったってのが、な・・・・。」
「ネオ大佐、情を移されたのですか? ああいう強化人間に情を移すと、つらいと思いますが」
「おいおい、俺だって人間さ。まぁ、ロゴスの飼い犬だがね・・・・。
ま、暗い話はこれぐらいにして、オーブをさっさと降伏させるか」
この大艦隊の目的は、オーブ首長国連邦を降伏させることにある
オーブの軍事力は低くないが、空母20に、戦艦50、MS600の大部隊に立ち向かえるほどではない
「で、オーブの代表は暗殺されたんだって?」
ネオが思い出したように口を開く。副官のイアンはうなずいた
「はい。カガリ・ユラ・アスハ・・・・でしたか。結婚式の最中に、MSが乱入して暗殺されたそうで」
「いったい、どういうことかねぇ・・・・。カガリってのは、18の小娘だろ?
お飾りにすぎない政治家だと思うが・・・・」
「いえ、カガリは、それなりに国内で人気があったそうです。邪魔だったのでは?
ただ・・・・結婚式に乱入したのは、前大戦で名をはせた、フリーダムだったらしいですが」
「へぇ・・・・・。前大戦の英雄がねぇ・・・。おっと、俺がこんなこと言っちゃいかんか
ま、小娘でも国のトップがいなくなって混乱してるわけだし、俺たちとしちゃ仕事はやりやすいか
カガリさんはオーブがどこと同盟するのも嫌がっていたって言うしな」
「そうですね。さっさと降伏してくれると楽です。これだけの大部隊、
兵站も費用も楽ではありませんから」
イアンの言うとおりだった。できればすみやかに動き、すみやかにオーブを連合に引き寄せるのが、
最上の戦果である
「イアン、孫子とかいうのはいいこというね。直接ドンパチやって戦うのはバカのやることだとさ
俺も願わくば、そうありたいものだね」
「・・・・・ネオ大佐、それはローエングリンゲートのことを考えてらっしゃるので?」
「ま、それもあるな。DXは悪魔とか呼ばれちゃいるが、一切死人を出さずに、
あの要塞を陥落させた。敵ながらあっぱれだな
俺もできたら戦いなんぞせず、敵を倒したいもんだよ」
「大丈夫でしょう。オーブは、親連合派のセイラン家が実権を握ったと聞きますし
すぐに使者がやってくると思いますよ」
「だといいがねぇ・・・・。にしても、天気悪いな・・・・こりゃ、荒れるかな」
ネオはブリッジから、空を見つめた。オーブへと続く海は薄暗く、空は雲に覆われていた
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オーブの宮殿では、ミネルバのクルーやアスラン、
それにオーブの軍人やユウナを集めて作戦会議が行われていた
地球連合との開戦に関してはまだ厳重な緘口令がしかれている
それはアスランが考えた作戦のためだった
「そもそもこの大軍、オーブの戦力でまともにぶつかれば、間違いなく負けます
ですが逆を言えば、その大軍こそが油断を生むのです
敵は我々が降伏してくるものと思い込むでしょう
ですのでまず奇襲を行うべきです」
アスランがオーブ近海の地図を、指で示す
「しかしアスラン、奇襲と言うが、障害物がなにもない海でそれは難しいんじゃないか?」
ユウナが聞く。主席の椅子に座っているが、それに異を唱えるものはいない
「いえ、なにも姿を隠すことだけが奇襲ではありません
武装のない高速艦を一隻だけ派遣するのです
一隻だけなら、敵はそれを同盟の使者と考えるでしょう
その時点で我々は、地球連合に対して宣戦を布告
同時に高速艦一隻で攻撃を仕掛けます
これならば虚をつくのに十分です」
一瞬、会議室がしんとなった。かなり危険な任務であり、高速艦は決死隊になる
「その役目、私にお任せを!」
オーブ軍人の一人が進み出る。しかしアスランは首を振った
「いえ、高速艦は宣戦布告と同時に、放棄します
そして離脱のことも考えれば、高機動MSが必要でしょう
ここは私のセイバーガンダムが隊長をつとめ、先陣を切ります
オーブの最新鋭機ムラサメもいくらか貸していただけますか?
それならば思う存分、やってみせましょう」
アスランは決然とした調子で言う。セイバーもムラサメも可変機構を持つ高機動MSだが、
その奇襲はかなり危険な賭けでもあった
「おまえがやるのか、アスラン。死ぬ気じゃないだろうな。勝手に死ぬのは許さないぞ」
ユウナが聞く
「私は前大戦の英雄ですよ、ユウナ代表。甘く見てもらっては困ります
それにこの奇襲など、作戦のおまけにしか過ぎません。問題は・・・・」
アスランはさらにオーブのオノゴロ島を指差した
そこはオーブの軍事拠点であり、二年前も戦火に見舞われた場所である
「今回においても、やはり二年前と同じく、オノゴロ島の攻防になるでしょう
決戦の場はほぼ間違いなくオノゴロ島です。そしてこのオノゴロ島の中心に・・・・」
アスランが顔を横に向ける。そこにはガロードが、少し退屈そうな顔で立っていた
「ん? なんだよ、アスラン?」
「ガロード。DXをオノゴロ島の中心に配置する」
「え? 俺、戦闘に参加しねぇの? 海戦になるんだろ?」
「おまえには、それ以上に大事な任務があるんだ。・・・・シン、おまえ、この作戦で大事なことはなにかわかるか?」
アスランは作戦室に集った面々を見回し、その中で立っているザフトの赤服、シン・アスカに視線を向けた
「え・・・・あ・・・・。敵を倒すこと、ですか?」
急に質問され、シンはあわてて答える
「はずれだ。皆も聞いてください。はっきり言いますが、
この大艦隊とまともに戦うのは、オーブの戦力では不可能です
そのため我々の最終目的は、あくまでも敵連合艦隊の撤退です
ですので敵の目にも見やすいよう、DXをオノゴロ島の中心部に配置します」
「サテライトキャノンでけん制するのか?」
ガロードがアスランを見つめた。
「そうだ。DXのサテライトキャノンがこちらにあり、その上砲身を向けられているとあっては、
連合の大艦隊もそれが気になってまともにオノゴロ島へ向かうことができなくなる
我々はそれを利用し、オノゴロ島で防衛ラインを引く
こうすれば大艦隊はうかつにオノゴロ島へ近づくこともできず、
大遠征のため補給が続かなくなり、撤退せざるをえなくなります」
「少し待ってちょうだい。もしも敵が攻め寄せてきたらどうするの?」
ミネルバ艦長、タリアが声をあげる。
アスランは少し沈黙すると、再びガロードを見た
「応戦します。可能な限り。ザフトの援軍も期待できますし・・・・。ただし、
もしも敗色濃厚になった場合は・・・・」アスランは再びガロードを見た「サテライトキャノン、撃てるか?」
その言葉には意味がある。サテライトキャノンを『撃て』とは、アスランは言わない
あくまでも『撃てるか?』とガロードに聞いたのである
DXがどういう兵器であるのか、アスランには十分にわかっているということだ
「・・・・・・・十分なバッテリーと、エネルギーさえあれば、できるけどよ・・・・・。
アスラン、撃つかどうかの判断は、全部俺に任せてくれねぇか?」
「わかった。ただ、あくまでも撃たないのが我々オーブの基本方針だ」
アスランは、我々オーブと言った。プラントにあがり、『FAITH』に任命されているため、
立場上はザフト軍人だが、心はすでにオーブの軍人であると宣言したようなものである
「アスランの言うとおりである」ユウナが立ち上がり、周囲を見回す「この戦い、血を流すためでもなければ、
敵を倒すためでもない。あくまでもオーブは独立のために戦うのだ。
例え偽善と呼ばれようと、理想論と呼ばれようと、流す血は少なければ少ないほどよい
各員、それを肝に命じ、戦闘に当たれ」
ユウナの言葉を受け、会議室にいた全員が敬礼する。ガロードだけが、少し遅れた
「作戦は以上である。連合艦隊がオーブまで半日の距離まで近づいた時、作戦開始だ
以上、解散!」
アスランの声が、作戦室に響き渡り、各員は配置につくべく解散していった
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オーブ周辺の偵察を終えたシンのフォースインパルスは、
ミネルバの許可を得て、オノゴロ島に立ち寄った
着陸したのは、港が見える丘の上だった。コクピットハッチを開き、降りる
ステラも一緒だった。彼女は花束を持っている。
同行させたのは、定時の偵察なのでそれほどの危険もないと判断したからだ
「シン、どこ行くの?」
丘へと続く道で、花束を持ったステラが聞いてくる
「父さんと母さん、そして妹のマユのところだよ」
シンは歩いていく。少しだけ、目を閉じた
二年前、この道をあわてて下っていった
オーブは連合軍の攻撃を受け、悲惨な状態となり、シンの家族は避難することになる
しかし避難の最中、シンと少しだけ離れた家族へ、落ちてきた一つの爆弾が、家族の運命を変えた
シンを残し、父も母も妹も死んだ。しかし戦闘中のため、その遺骸を葬ることさえできず、
シンは宇宙へ避難することとなった
そしてシンは軍人になった。あの日、守れなかった自分の無力さが許せなかったから
家族が亡くなった場所につく。焼け焦げた木々はそのままで、しかし新芽がところどころ芽吹いていた
「ステラ、花束を」
「うん」
ステラが花束を渡してくる。シンは静かにそれをささげると、また目を閉じた
「父さん。母さん。マユ・・・・・俺、オーブに帰ってきたよ
ザフトの軍人になったから、父さんや母さんは怒るかもしれないけど・・・・
でも、もう誰も守れないのは嫌なんだ。だから許してくれるよね?」
ふっと、シンは微笑みを浮かべる。それからまた口を開いた
「オーブはまた、独立を守るために戦争をするんだ
それは馬鹿げたことだと思うけど・・・・また、人が死ぬかもしれないけど・・・・・
俺、父さんや母さん、マユを殺したオーブの理念を憎んだりしたけど・・・・・
でも、みんなを殺したのはオーブじゃないんだって、時々思ったりもするんだ
・・・・・・今は、なにが正しいのか、ひどくわかりにくい世の中だけど・・・・
でも、これ以上、シン・アスカを増やさないために」
シンは焼け焦げた木々に触れた。かすかに熱い気がした
ステラはじっと、こちらを見つめてくる
「俺は戦う。手に入れた力で、オーブを、みんなを守ってみせるから・・・・
だから、見守っててよ。俺が正しい道を進めるように
もう二度と、あんな悲劇は繰り返させはしないから」
想いを吐き出す。海風が鳴っている。あの日は昨日のようであり、
しかし遠い昔のようだった。ただ、戦いの足音は近づいている
シンは無意識にステラを抱き寄せた
そのぬくもりがなにより愛しく、そして悲しかった
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アスランは軍服の右袖に、ベールを巻きつけた
カガリの花嫁衣裳に使われていたものである
(カガリ、俺を守ってくれ)
その想いをこめる。戦いはこれまでにないほど大規模で、
一つ間違えれば悲惨なことになりかねない
ただ幸いなのは相手が大艦隊のため移動が遅く、入念な準備ができることだ
今、急ピッチでエネルギーが集められ、サテライトキャノンの調整がオノゴロ島では行われている
「アスラン」
セイバーガンダムでオノゴロ島に舞い降りたアスランを、ユウナが出迎えた
「ユウナ代表。なにか御用で?」
敬礼し、地上に降り立つ。ユウナはうなづいた
「いや、僕も詳しいことはよくわからない。ただ、前大戦のストライクやイージスなどは、
我々オーブが開発に関わったことは知っているね?」
ユウナとアスランが、基地の中を歩いていく。周囲は護衛で固められていた
正式な発表はまだだが、すでにユウナはこの国の代表だった
「ええ。イージスは俺が使っていましたから」
「まぁ、つまり我らオーブはMS開発に関してはエキスパートだ
そこで僕も最近知ったんだが、前大戦の最中や直後に、いろいろMSの開発が行われてたらしい
とりあえず、ここだ」
ユウナが案内したところは、一つのかなり大きなMS工場だった。中では作業員が忙しく動いており、
あちこちにMSのものであろう、赤いパーツが見える
「ユウナ代表、ここは?」
「アスラン、君自身で奇襲作戦を行うと言ったが、危険であることには変わりない
ならばせめて、MSの能力を底上げした方がいいんじゃないか?」
ユウナが笑う。アスランにはよくわからないことだった
「どういうことでしょう?」
「セイバーガンダムの改修を行うのさ。幸い、我々はザフトのノウハウも持っている
それに大艦隊がやってくるまで猶予もある。特に問題はない」
「それは・・・・・・」
「断るなよ。それに本音を言えば、私怨だって、わかってるけど・・・・オーブの血が流れているMSで、
カガリの仇は取って欲しい・・・・・」
ユウナがそう告げると、アスランは頭をぺこりと下げた
「いや、そうかしこまるな。僕はMSを動かせないから、君を代わりに戦わせようというんだ
これぐらいは当然さ。・・・・そうだ、ところで改修後のMSの名前はどうする?」
「名前・・・・ですか」
アスランは足下で忙しく作業している光景を見つめた。赤いMSのパーツ。
ふと、思い浮かんだ名前がある
「インフィニットジャスティス」
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オノゴロ島の高台に、大型のバッテリーが集められていく
ガロードはDXをそこで固定すると、他のオーブ軍人たちと一緒に調整をしていた
まだ大艦隊がやってくるまでは猶予があるが、準備が早く終わるにこしたことはない
「我々がDXの警護につきます」
オーブの軍人五名が、ガロードに敬礼してくる。基本的にDXは固定されたままなので、
ムラサメという可変MSが警護につくらしい
「おう。ま、よろしく頼むぜ」
「はい! かの有名な『ユニウスの悪魔』と戦えるとは、光栄であります」
「あー、もう! 悪魔はやめろっつーの!」
ガロードは苦笑しながら、チェックを続けていった
そんな折、ふと奇妙な人影を見た。オルバがふらふらと歩いているのだ
「おい、オルバ! もう落ち込むのはやめたのかよ?」
「ガロードか・・・・」
オルバの顔色は悪く、まるで病人のようだったが、思ったより声はしっかりとしていた
「なにがあったかしらねぇけどよ。今度の戦いは、一大決戦なんだ
役にたたねぇなら、ミネルバを降りたほうがいいぞ」
「いや、戦うさ。・・・・もう決めたんだ」
「決めた?」
「簡単なことだよ。気づいたんだ。要するにあの女だ・・・・あの魔女が兄さんを狂わせたんだ
あいつさえいなければ・・・・あいつさえいなければ・・・・・・兄さんは・・・・」
またぶつぶつとつぶやきながら、オルバは歩いていく
あまりにも奇妙なその姿に、ガロードはそれ以上声をかけることができなかった
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十日後
オーブ近海へ、連合艦隊が到着したと報告が入る
ついに作戦が開始される時が来たのだ
ミネルバのMSデッキにも緊張感が走る。かなり大規模な戦いになるのは間違いなかった
「おい、シン。本当に奇襲部隊に参加する気か? 無理はしなくてもいいんだぞ」
アスランがシンに声をかける
「俺のフォースインパルスなら、機動力はムラサメにも負けませんし・・・
それにあなたにだけいい格好はさせませんよ」
「そうか。まぁ、覚悟してるなら俺はなにも言わないさ。先に船で待ってる」
アスランはそう告げると、MSデッキから去って行った。彼のMSは別の場所にあるらしい
オーブで大改修を受けたのだと、シンは聞いていた
「あの人も、なんかずいぶん雰囲気変わったわねー」
アスランが去ったのを見て、ルナマリアが声をかけてくる
「それだけ大事な人だったんだろう。カガリ・ユラ・アスハはさ
肩に巻きつけてるベールは、あの人の花嫁衣裳だったっていうし」
「そういうシンはどうなのよ。カガリって人のこと、嫌いだったんでしょ?
それにオーブも嫌いだったのに、危険な奇襲部隊に参加するなんてどういう風の吹き回し?」
「・・・・・死んだ人間に文句言うほど、俺も馬鹿じゃないよ
それに、一応、オーブは俺の故郷だから」
言いつつ、シンはMSデッキを見回した。アシュタロンにオルバが乗り込んでいる
どういう理由かはわからないが、再び戦う気になったようだ
「私もガイアが使えたらいいんだけどね・・・・。
ザクよりも性能がいいって言うし」
ルナマリアはシンの隣で、ハンガーにあるガイアを見つめていた
「ガイアはクセのある機体だからな。それにルナは砲撃戦の方が得意だろ?」
「まぁね。それにしてもシン、少し雰囲気変わった?」
「ん?」
「なんか柔らかくなったっていうか、大人になったっていうか・・・・。まぁ、前までが最悪だったけど」
「おい、最悪はないだろ」
シンが苦笑する。するとMSデッキを走ってくる足音が聞こえた
「シン!」
ステラだった。相変わらず無邪気な感じで、抱きついてくる
「ステラ?」
「行くんでしょ? ステラも行く!」
「行くって・・・・無茶言うなよ。戦場は危ないんだぞ」
「ガイアで行く!」
シンはかすかに頭痛がした。もしもステラがガイアを乗り回してみせれば、
ミネルバの人間から怪しまれるのは必須である
「こら、ステラ。シンが困ってるじゃないか。君はお留守番だ」
どこからかやってきたのか、テクスがステラの肩を叩き、シンから引きはがす
「すいません、ドクター。後はお願いします」
「ああ・・・・。君も死なないようにな。君が死ねば、ステラも死ぬ
比喩でもなんでもなく事実だ。これだけは覚えておいてくれ」
「は・・・・はい」
テクスはそれだけ告げると、ぐずるステラの首根っこをつかまえ、ずるずると引きずっていく
意外と容赦ない
「らぶらぶねぇ。相変わらず」
ルナマリアが冷えた声をあげた
「だから彼女じゃないって・・・!」
「あーあ、私も彼氏ぐらい作ろうかな。アスランさんなんかチャンスかなぁ・・・」
ルナマリアはそんなことを言うと、さっさと自分の赤いザクへ乗り込んでいく
シンは大きくため息をついた
「まったく・・・・」
シンはMSデッキとは別の、専用発進口へ向かう
そこではインパルスの核である戦闘機、コアスプレンダーが待機していた
コクピットに乗り込み、計器をチェックする。問題ない
今日も整備士に感謝だった
「シン・アスカ! コアスプレンダー! 出ます
ミネルバはフォースシルエット射出を」
『了解。コアスプレンダー、発進!』
メイリンの声がする。同時にゲートが開き、コアスプレンダーは大空へと飛び立った
==========================
==========================
ネオ・ロアノークは違和感を感じていた
すでに連合の大艦隊はオーブ近海までやってきている
とっくにオーブからなんらかのリアクションがあってもおかしくない頃だった
「どういうことでしょうか、ネオ大佐」
副官のイアンが聞いてくる。ネオは肩をすくめた
「常識で考えれば、代表が死んだんでオーブが混乱してるってとこだが・・・
なーんか嫌な予感がするんだよな。・・・・ほら、予想通り天気も荒れてきた」
確かにブリッジの外で、ぽつぽつと雨が降り始め、ほとんど間をおかず、
それは豪雨となった
ザーッと、雨が艦を叩きつけてくる
「レーダーに反応! 非武装の高速船のようです!」
通信士が告げる。イアンはうなずいた
「ようやく、オーブが重い腰をあげましたか」
「・・・・・しかし、このタイミング・・・・少し気になるな・・・・」
「は?」
ネオがブリッジの外を見た。やってきたのは中型の高速船で、武装はまったくない
しかしそれがどこか禍々しいもののように思えた
雨のせいだろうか。しかしそれにしてはおかしい・・・・なぜ速度を落とさないのか
「まずい! 取り舵一杯! 回避っ!」
ネオが叫んだ。ほとんど同時に、艦隊の中央で高速船は自爆した
ドォォォォン!
中からMSが数機、さっと散開する。それからひときわ目立つ赤いMSから、
旗艦JPジョーンズへ通信が入った
『こちらはインフィニットジャスティスパイロット、アスラン・ザラである!
オーブ代表、ユウナ・ロマ・アスハの代理として勧告する!
貴官らはオーブの領海を侵犯している
撤収せぬ場合、これを敵対行為とし、オーブ軍はこれを討つ!』
「なっ・・・・!」
思わぬ通信に、イアンがあんぐりと口をあける
「やられた・・・・・。MS隊を発進させろ・・・!
ったく、だからやな予感がするって言ったんだ!」
ネオが叫ぶ。それが戦闘開始の合図だった
雨はひどくなり、嵐が近づいてきていた
つづく
==========================
GJ!!
興奮のし過ぎで鼻血が出そうだw
GJ!!
ガロード、シン、アスラン、ユウナ、テクス…んでネオ、
男どもがそれぞれ良い味出しつつも、
ルナマリアがあ〜だとなんか安心するぜw
GJ!!
んで、セイバー改造にあったって名前を無限正義に改めたってことは、ラクシズ産の無限正義は抹消ですかね?
それとも名前を変えて出てくるか...........そもそもパイロットが居ないや、展開が読めない
面白くなってきた!!
リアルタイム更新ktkr
GJ!
兄弟対決はもはや避けられないかな・・・
あと、今回のネオじゃないが、何かいやな予感がするんだよな。
空気読まないのがしゃしゃり出てきそうな・・・
も り あ が っ て き ま し た よ
>>89 弟さんは兄さんを惑わせた某ピンクの髪の歌姫を執拗に付狙うようになるだろうな。
…あれ!?約一名、整形したばっかりにとばっちり受けそうな人がいないか?
GJ!!
やべえ、セイバー改修で∞ジャスとか・・・・
多分PS装甲は真紅だろうからファクトリー製よりカッコ良さそうだ。
何よりセイバーが元だから形状は違うと予想。
あとヴァサーゴがあるとはいえ確実にキララク陣の力が本編から弱体化してるな。
コレならパワーバランスもある程度取れるかな??
多分後で多少補強はされるだろうけど。
何より音後の展開が気になる。
>>89 確かに空気読めないのが出てきそうだ。
本編に近いならキラだろうけど。
ニコルか??
それとも新たな亡霊キャラ??
ニコルはたぶんどっかでデストロイに乗って出てくると予想
>>94 それいいな!
んでアスランの無限正義と一騎打ち…ユウナは後方で見守るって感じか。
しっかし、ラクス派は完全にいらない子状態だなw
今後、どう逆転を狙うか興味がある。
ネオいらなくね?
…実はおまいら時間見計らって張り付いてないか?
いや俺がそうなだけk(ry
新セイバーが隠者か、どんな形状か気になるw
GJ!
無限正義の見た目は原作通りじゃないか? 動力に関してはわからんが、みためとかは同じだと思う
しかし作中のはセイバーの改修機だからな、
可変機体であるセイバーベースだから、見た目なんかぜんぜん違うと思うんだ。
まあ、プロトセイバーガンダムプラスイレブン見たいにゲテモノかも試練し、
隠者じみたセイバーになってるのかも試練。
それは次回のお楽しみって事でWktkしながら次回更新待つよ
とりあえずお前らルナの射撃得意発言はいいのかw
>>101 ガナーを愛用しているから、本来の設定はそうあるべきだ。
負債が主役機以外の描写をおろそかにした為、あんな役立たずになってしまった・・・
全然当たらんルナの射撃ばかりに目が行くが、実はレイも大した戦果は上げていない・・・
ザクのプラモを売る気があるなら、頼もしい味方として描写しなきゃならない筈なんだが・・・
ニコルもかなりありえない状況から生還したんだしさ、Xキャラでもありえない状況から生き延びた奴がいてもおかしくなくね?
具体的には
ノ モ ア 市 長 とかw
そんでもってニコルと亡霊キャラコンビでも組んでるんじゃないかなぁ? なんてなw
もしノモア市長とニコルが組んでたら
パトゥーリアで上空からオーブを強襲、民間人を虐殺してからオーブ軍を連合軍と挟み撃ち
という展開も可能にw
「ヒャハハハハハ、アスラン、見てますか? この炎に包まれたオーブの姿が!!
どうせ貴方の事です。せめて彼女が愛したオーブは守ろうとか思ってたんでしょう?
その矢先にオーブを火達磨にされた気分はどうですか?
ああ、オーブ兵の皆さんは安心してください。すぐに後を追わせてあげますから。」
そして敵が後方からの強襲で壊滅して行く様をボーゼンと眺める連合軍。
この手の狂気をXに求めるとノモア市長しか残らないんだよなぁ。種だと腐るほどいそうだけど。
負債がガンダムに求められているものを作れるわけないじゃないかw
おまいは何を言っているんだ今さらwww
そういや宇宙に逃げるジブリール(シャトルなんで急激な回避運動は出来ない)
も撃ち漏らしてたなw
まぁ負債はどうでも良いんだ。
とりあえずGJと言いたいんだ。セイバーを∞正義に改造するのに10日で足りたのかな、っても思うが。
次回の展開と描写によっちゃセイバーと新旧正義を買って来て魔改造したくなるかもしれないな。
とりあえず暴走入りだした弟さんや、空気読めなさそうなAA陣&ニコル+アウルとかが次回何をするかと思うともうドキドキだ。
ところで、プロトセイバー+11のリジェネレイト部分をリフターに見立てると微妙にジャスティスっぽくないか?
そうか、思い出したぞ!
旧正義のリフターか!
あれは回収されていても不思議ではない。
>>103 人工ニュータイプの技術者だからな。
つーか、ドーラッド博士にとっちゃ種世界の強化人間程度のこと、
既に過ぎた道だったりするかも知れん。
おいおい、
これ以上鬱展開にしてどうするよw
しかし、連合のオーブ派遣軍がMS600か…
衛星砲が700機分だと書いてあったいから桁違いの出力かよくわかるな…。
MS600機って兵站やる人間的には悪夢だなw
>>111 そのエネルギーを捻り出すGファルコンの大容量もな。
そういえばデストロイの主砲、「アウプフール・ドライツェーン」だっけ?
あれも非常識な威力だったがあれってサテキャと比較してどの程度のものなんだろうか?
絵的には十分の一位はありそうだが・・・
DXのサテキャのエネルギーはどっからもってきるんだろ?
まぁオーブだからそういうことは問題ないか。しかしDX固定って
ことは今回の戦闘はDXは動けないのか。恫喝が役目だし、
撃つのか撃たないのかかなり気になるぜ。
うたないだろ、オルバが鬼神のような活躍するんじゃないか?w
何だかオーブがピンチになったらガイアが割り込んで来そうな希ガス。パイロットは無論・・・
>>114 でもベルリンのデストロイは巨大化してたからなあ。
うう、昨日分読んでセイバーのキット買ってこようと言った者ですが、
今日の展開でどれを買ったものかわからなくなってまいました。
X運命作者さん、ここでの∞ジャスティスはTVと全く同じ姿ですか、
それともセイバー改とでも言うべきオリジナルデザインでしょうか?
…もっとも、キラを追っ払った際の迫力を優先してセイバーそのまま買ってきても
良かった気もしますが。
キャストオフしてセイバーになるよ。
>117
ウィッツ「オララオラオラオラァ!お犬様のお通りだぜー!!!!」
ううむ・・・・インフィニットジャスティスは、原作とまったく同じです
セイバーから原作のインフィニットジャスティスへの改修は、
物理的には無理な話ですけど、そこは目をつぶってくだせぇ
>>116 はぐれZAFT一匹狼になって乱入してきたAAに
『貴様(きーさーまー)!!分かっているのかー!(中略)粉砕するっ!!ぞっ!!』
と通信をうわなにをするきさまー
>>117 オーブがやられそうになったら俺が(ry
>>119 武装とかまだ分からんからなぁ…
個人的にはイージスの話が出てきたからあの四刀ビームサーベルとスキュラ付いてるんじゃないか
と妄想してる
まあ、このアスランじゃラクシズには行かんだろうからな。
129 :
127:2006/07/20(木) 21:57:13 ID:???
リロしろよ俺…orz
試験とレポ終わったらセイバーとイージス探してみるかなぁ…
>124
ごめん・・・適当
このままいくとガロードはオーブにいきそうだし・・・
かといってシャギアいるし(記憶喪失だけど)・・・
まぁオルバはいかないな・・・
ラクスのこと魔女って言ってるくらいだし
132 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/20(木) 22:08:49 ID:ZpjxjLzb
>>125 作者さん早速のレスありがとうございました。
では∞ジャスティスを買ってきて、その上でTVとイメージ変えるために
セイバー用カラーで塗装する事にします。
もしXの他のキャラがきてたら
情報収集→当然ユニウスの悪魔を見つける→ヒャッホゥ!ガロードの奴生きてやがった!→
結婚式の映像見る→なるほど今オーブにいるのか→とりあえずオーブにいくか!
って流れにならないか? 捕まったり記憶喪失になってなければだが
っつーか実際魔女だろあの女は。魔王の間違いかも知れんがw
圧倒的戦力で敵対勢力恫喝しながら「和平交渉」ってオイwww
とばっちりで登場すらしていないのに既に死亡フラグがたったミーアは可哀想だけどな。
チラ裏
魔女+兄さん+酒の入った俺の頭=お兄ちゃんどいてそいt(ry
実は俺さ、Xは全部見て、種死は19話までしかみてないんだけどさ
そんなに終盤の内容ひどくなるのか?
S県月宮はお帰りください。
シンが主役じゃなくなります
それまでやりたい放題に暴れまわっていた連中が、いかにも正しいかのような扱われ方をする。
ラクシズ無傷の大勝利、欲望の未来へレディゴー!
そうなんだ、サンクス('A`)
実は種死ちゃんと見ずにwiki片手に書いてるから、
徹底的なオリジナル展開なんだけど・・・・。
なんでキラやラクスがあんなに嫌われてるかよくわからなかったんだ
>>136 世の中が気に入らなくなったら、武力を行使して主張してもいいんだそうです
>>134 >圧倒的戦力で敵対勢力恫喝しながら「和平交渉」ってオイwww
和平交渉の現実は…そんなもんですw
>>143 国際社会は
現状維持派と現状打破派との戦いだから
世の中が気に入らない現状打破派が武力を行使するのは歴史の必然です。
あの人らが批判されるべきは、前作で現状を打破しておきながら、
責任を放棄して世捨て人と化してた事かなと…。
核の傘・・・だねw
キラ曰く、花が吹き飛んでもまた植えればいいそうです。種をまいて育てる気はないけどね。
>>145 武力を背景にして交渉を進めるのと問答無用の武装集団化するのは違うんじゃねw
ラクソのやってることは鈴木宗男や金正日も真っ青だな、実際。
>圧倒的戦力で敵対勢力恫喝しながら「和平交渉」ってオイwww
ラクシズの場合は恫喝どころじゃありません。
気に入らないヤツは片っ端から消して回ります。
嫁が自分が気に入ったキャラを一方的にひいきにした為、話が完全に破綻してしまった・・・
正気の人間には納得のいかない話だ・・・
しかし腐女子という狂気の人種によって、(キャラが)絶大な支持をうけている・・・
バンダイチェックが怖くて、各誌はこの事を記事にできないようだ・・・
>>148 アレな集団がそのまま国家を樹立する事(イランの現政権とか)も多々ありますんで、
違いといってもヒラメとカレイぐらいの差でありますw
なんか、この勢いだと
一週間で、一スレ消費しそうだなw
ラクシズは遂に最後まで話し合いによる平和的解決は一切行わず、
一方的な武力行使によってプラント議長の座を簒奪した。
酷く偏見の入った解説のようだが、間違っていないのが恐ろしい・・・
本編はこれを主役補正で美化して誤魔化している。
>>150 そもそもあんだけプラントにラクス派が潜伏してるなら戦争以外に幾らでも方法はあるはず。
まあ、深遠を覗くのは良いが、飲み込まれないようにな。
これ以上は荒れそうなんで・・・
0083スレはラクシズの扱いに納得のいかないラクシズ厨によって完膚なまでに叩き潰されて立ち直れないでいる・・・
ラクシズって、なんで自分達が攻撃れるのか疑問に思っていた連中だからな。
前大戦から今まであんだけ散々好き勝手やっておいて、危険視しねーわけがないだろ。
特定キャラを叩くトコは別にあるから…
ここではほどほどにしとこうや。
そういや、DXの盾と自由・正義の盾はどっちが性能上がなんだろ。
DXの盾はけっこう吹き飛んでいるような・・・
ディフェンスプレートって名前だったっけ?
ルナチタニウム製とはいえビームが直撃するとぶっ壊れるからな>DXの盾
強度では自由・正義の盾の方が上なんじゃない
どうもGXのシールドバスターライフルや、ディバイダーのような特別な機能は全くない、ただの装甲板っぽい。
キッドの手製のようだし・・・
それともDXのデータベースから再現したものなのかどうかは不明。
ただ、AWの世界と、CEの世界のビームの威力の違いもあるだろうし・・・
なんとなくCEのビームは弱そうなイメージがある。
Xの演出上、盾は吹っ飛ばされるものだったのかもしれん。
しかし、その盾の装甲でMSを作らないのだろうか
DX本体は驚くほど頑丈だからな
ビームキャノンの直撃受けても大破しない
そういう意味でビームシールドは分かり易い
>>166 バスターダガーが同じラミネート装甲製。
↑種・種死の事ね
>>167 WとXはガンダム系MSが極端に硬かったw
>>164 種世界は核エンジンを付ければいくらでもEN切れ無しで撃ち放題だしな。
DXなら種MSの武器に電力供給できるように改装すれば撃ち放題かも。
>>169 105ダガーもな
しかしMSにも適応できるのになんでストフリやら運命やらは未だにPSなんだろな
VPSもあくまで弱いビームまでしか耐性ないようだし
ビーム兵器って電力だけで撃てるもんなん?
というか今気付いたがDXのビームソードは種世界のそれとまったく理屈が違う
ひょっとするとスゲー武器になる可能性も
>>173 ラミネート装甲は廃熱しないと崩壊するから小さいMSだとあんまり効率が良くないんだろう。
>>175 と言うか、DXのは名称が「ハイパービームソード」で出力がAW世界でもかなりの高出力の設定のはずだから普通にCEのモノより強いはず。
だから斬撃じゃなくてインパルスがやった対艦刀突撃みたいに「突き」の攻撃ならBシールドでも貫通できる気がする。
>>178 ハイパービームソードがXのビームソードの発展型ならエネルギーは本体供給だろうから、
この機構を応用すればDXもこの世界の武器も使用可能にできるかもしれんな。
>>なんとなくCEのビームは弱そうなイメージがある。
CEには陽電子破城砲とか、位相エネルギー砲なんてモノがあるから、
無意識の比較でビーム系が弱く感じてる気がするのは俺だけかな??
まぁ、どう論議しようが結局は別世界の武器だから、優劣なんてつけれない。
つーか種の話がでるととことん「強さ」の話題が出るな…。
「過ちは繰り返さない」ってね〜。
さておいて、ふと思ったがX運命の記憶喪失シャギアおかしくね?
フロスト兄弟のカテゴリーF能力は「兄弟限定のNT的理解」。
記憶が無くてもシャギアはオルバの想いに触れて、「兄」ということが自覚できなくても「分かち合える人物」と認識できる。
現にフォートセバーン編でオルバはシャギアの苦痛まで「理解」したからね。
住人ではなく◆UO9SM5XUx. 氏に返答を求める! …と、言ってみる。
>>180 その陽電子破城砲はストライクの盾で止められちゃうからなあ。
アカツキの盾だとノーダメージ。
>>182 設定屋さんと脚本屋さんのキャッチボールが上手く出来てないとか
それだといくら武器に大層な設定いれても、
絵的にぶっといビームとかにされかねないw
>>180 エネルギーCAPがないから、少なくともUCよりは低出力
>>180 福田曰く「ちょっと強いビーム砲」とかなんとか。
小型核融合炉もエネルギーCAPもミノフスキードライブも…
ヘリウム3とミノさんがあっての話だからなぁ
>>185 福田の云う事は毎回違うので、無意味
そもそも本人が設定を知らない事もしばしば・・・
おまけに設定無視でその場のノリと思いつきだけでシーンを作る事もしばしば・・・フレイはこれで殺された
>>187 CE除くUC以外の世界でも名前が表に出てこないだけで、同様のものを使っているっぽい
監督がアホなのか…
設定屋が1人で悦に入ってる厨なのか…
両方
ただし、いつも設定はキチンと公開されているんだよなぁ・・・
それが辻褄が合わなくなる訳で
本編での現象の理由付けが設定だろうに
辻褄が合わない段階で設定では無いんでないかい?
>>182 ちょい違うぞ
アカツキのボディにはノーダメージ
盾は対実体兵器に特化してアンチBCはしてないらしい
さらに馬鹿らしくなった気がせんでもない
>>189 AC世界にはレーダー妨害物質は無かったような。
まあ、結局のところ核融合なのは間違いなさそうだが。
>>194 アカツキは伊達に金色じゃないんだなぁ
赤い人もZでこれぐらい豪華スペックの機体に乗れたら…
>>195 シーバルチャーのおいちゃんが「なんか変なもんばら撒かれてレーダーの利きが悪い」みたいなこと言ってたじゃんか
>>197 ACはアフターコロニー…つまりW世界でないかい?
Xは公式ページのMS設定みるとミサイルは軒並み赤外線誘導…
レーダーの利きの悪い世界みたいだね。
キッド 「おじさん、水中用のレーダーない?」
シーバルチャー 「レーダーねぇ…。前の戦争で空にも海にも変なモノたくさん撒かれちまって、いまだにマトモに使えねぇからなぁ」
シーバルチャー 「Dナビほどじゃねぇが、そこそこ使えるソナーならあるよ?」
ソナーは使えるらしい
>>199 音波探知機だから…
常に海中で爆発が起こってとか、そんな世界では無い限り使えますよ。
ソーナーんだ!(一同爆笑)
202 :
197:2006/07/21(金) 00:38:31 ID:???
>200
いや、変なものが水に浸かると細かく振動するような物質だったらあるいは
>>203 パッシブソナーに見つけてくれと言ってるようなもんです。
>>203 そんな物質が溢れてる世界ならって事ね。
確かに利きそうにないですな。
>>193 パターンA
@福田がなんかやらかす
A辻褄合わせに設定書く
B福田が設定読まずにまた何かやらかす
C一部媒体扱い
パターンB
@アストレイやMSVの設定が出来る
A福田が(どう考えても)絵面だけ見て本編に出す (生産台数とか無視)
Bまた新しく別物として設定起こす
と言った風にして変になる
MSVのパイロットの設定をみて5分間くらい笑い転げた経験がある。
>>203 そんなのがあったら、アクティブソナー使った瞬間、色々なところから虚探知が起きるのかな。
最悪そのものだな。
今更だが....
>>125◆UO9SM5XUx. 氏
>ううむ・・・・インフィニットジャスティスは、原作とまったく同じです
>セイバーから原作のインフィニットジャスティスへの改修は、
>物理的には無理な話ですけど、そこは目をつぶってくだせぇ
其処は既存のセイバーとインジャの中間的なMSで良いんじゃないか? と思うんだが。
セイバーの手足とバックパックをインジャのモノに変えて、セイバーのキャノンを回収して保管してあった
前正義のリフターに組み込んで改造→隠者風リフター とか、
ミネルバ行き→ブラストシルエット強化案orガイア砲戦対応型等 オーブ逝き→ラクシズorニコル強奪イベント とか。
コレで意表を突いてデストレイに在ったシルエットD(ドラグーン)プロジェクト兼インパ直系として変貌した、
eXデスティニー(仮)のブラストシルエット・Ds(ドラグーン・システム)に組み込まれて〜〜な流れを一機に妄想した俺は壊れてるかも知れん。
.......水割り位しか飲んでないんだがな.,....。
>>184 確かに。CEって、ビーム系が普及しだして間もない世界だし。
てゆーかあの世界は、無節操に何にでも手を出して、どれか一つの
体系を突き詰めるってイメージが無い。
>>182 >>185 福田のその場の思いつきと、嫁の801補正がすべての癌。
設定屋が厨だとしても、ちと気の毒な稀ガス。
オーブ製の隠者はビームシールドはどうするんだろう…
アンカーとビームブーメランの複合シールドはトリケロスの例があるから分かるんだが
つか隠者風セイバー改なら
>>209の言うようにボディはセイバー主体のほうが良いような気もする
職人さん次第だからあくまで希望程度だけど
>>209 なんとなくだが、同意。
ある程度はセイバーらしさを残したほうが改修機っぽくなると思う。
確かに前の正義のリフターにアムフォルティス(だったけ??)とセイバーの翼つければ∞時正義のにも劣らないと思う。もちろん肩はサーベルじゃなくてBブーメラン。
だめだ・・・妄想が加速する。。。
弟さんがかわいそうなフラグたってきたので、
ハッピーエンドを願う…
いや、シンもガロードもいい最後迎えてほしいけど。
つまりは、最後まで応援してます!
>>209 よし、ここはセイバーガンダム突撃突貫仕様に乗ったシンが
デステライを止めるためにベルリン上空で板野サーカスでマクロスゼロ極まりない空中戦をして
「やっぱりシンは、、、鳥の人ね」といこうや。
>>215 >セイバーガンダム突撃突貫仕様
それなんて+11?
種にゴーストブースターのような『基本は変わらずオプションで強化』みたいなのがあれば良かったんだがな…
とりあえずガロードとDXの活躍を望む
ガロードは既に真の無血路線のレールを進んでいる
>>217 同意。
ガルナハンは無血開城だったので、またハンマーでの大暴れを希望。
でもアスランの作戦が上手く事も願っている…複雑。
220 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/21(金) 01:43:29 ID:m/b9nOlD
ここでラクシズが絡むのは無粋かも知れんが・・・
オーブとミネルバの意思が統一されたこのタイミングで出てくれば
キララク全否定の流れが見られると期待している俺ガイル
オルバも別の意味でやる気出してるし
シャギアの善→悪への回帰にもかなり期待している
原作でダメな描写されたキャラにだって改善の可能性が有るのが二次創作。
これまででAA組のやったNGな行為は結婚式強襲(最悪の結果になったが)のみ。
キラは言い訳かましてたが本編ではそれから半月近くたってる訳で、普通なら冷静に物事を考える事が出来る頃。
AA組が己の行為(過去のも含めて)を見直して悔い改める可能性はまだ有るんじゃないかな?
俺も次回で空気読まずに出てきそうだとか思ったりしてるけどさ。
>>220 揚げ足取りのつもりはないけど…
ラクシズにいる状態が「善」かどうか腹割って話し合わんかね?
223 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/21(金) 02:13:21 ID:CSgYPNh/
>>222 >>220ではないがまぁ落ち着いて考えてみよう
ラクシズ=善というよりは『あの』シャギアが誰かのために戦っている現状から元に戻れば
どうなるか、と言いたいんじゃなかろうか
>>220 誤 善→悪への回帰
正 悪→混沌(中庸、どちらかと言えば私悪な感じ?)への復帰
だと思うが。
225 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/21(金) 02:21:04 ID:m/b9nOlD
>>222 >>223が代弁してくれたんでそういう事と解釈してくれ
別に種世界においての正義に絡めて「善悪」と言ったわけじゃない
最終的にガロードと真っ向対立するような立場にあってほしいってだけ
とりあえずアレだ、メール欄にsageと入れつつ茶でも飲んでまったりしようぜ。
227 :
223:2006/07/21(金) 02:47:22 ID:???
>>226 スマソ
念のためID晒しておいた
夏ってのはいろんなのが出てくるから…
228 :
223:2006/07/21(金) 02:49:39 ID:???
と思ったが考えてみりゃageたほうがそういうの寄り易いんだったな
馬鹿な姿晒しちまった…orz
とりあえず吊ってくる
>>229 ちょっと待て、何処のスーパーロボットだよw
>>229 イージスの足クソワラタwwwwwwwwwww
>>229 グ レ ー ト 合 体 じ ゃ ね ぇ か ! ! !
対艦刀ぜって−斬れねーwwwwってか槍じゃねーかw
でも個人的に脚の大型化はいいと思った。あの変形だとどうしても後半分が貧弱になっちまうからな。
ぜひスネ横に羽を。
このスレのヅラ…いやアスランになら似合うかもな、グレート合体正義。
同人アニメと違って1本筋が通った人間にみえるし、ニコルを迷わず殺そうとしたり
自由の頭吹っ飛ばしたりと何気に結構カッコヨス。その分シンの影が最近薄くなってきた木もするけどね。
まずはシンをひっぱるアスランが成長するって状態じゃないかな。
シンの活躍はこれからさ!
シンもゆるやかに成長へのステップを踏んでいるのがいい感じだな
原作通りの無限正義賛成派てどれくらいいるんだ?
俺は賛成派だが 反対派の意見が聞きたい
>>236 一応反対派。
話の流れ上原作ままだと違和感あり。ってかセイバーどこいったんよ?となる。
書いてる人の意見も尊重すると、ぱっと見無限正義、よく見ると細部が違う
位がベストだと思う。
(V2→V2ndみたいなもん?)
たとえば末端が無限正義っぽいけどボディーとか腿がセイバーっぽいとか、
顔がセイバーまんまでアンテナが無限正義とか。リフターは無印の羽が変わった奴で頭からビームスパイク出るとか。
(ナイフ機首は何だかなぁ…)
…出来ればルージュのパーツを見た目だけでいいから使ってくれ、ってのは
女々しいだろうか?
可変機構を省いたセイバーなんてセイバーの意味が無い。
それなら可変フレームの都合上から見ても、改修するより一から作り直したほうが性能が良いはず
俺も一応反対派。
やっぱりセイバーらしさがどっかにほしいな。
ルージュのパーツか…いっそサーベルとかライフルとかの流用はどうだろう。
>>238 ボディーとか腿残すと変形出来るぞ?
無限スネなんかご丁寧にふくらはぎにスラスターまで付いてるし
変形後のポジションがいかにもな感じなんだが。
とりあえずアレだ、、、
変形するならいいんじゃね?
隠者MSフォームとセイバーMAフィームを自在変形
こんなガンダム見たこと無い!!
今空気読めん自由がきたらアスランも流石に愛想が尽きて戦闘になりそうだな
しかし今のアスランはカガリを失い絶賛確変中
自由が達磨になりそうだな
ルージュに関してはユウナが乗るべきだと思う。
暁は隠者のかわりにストフリと一緒に作ってるみたいな感じにして
>>238の言うとおり1から作るほうがいいと思うが、ここは御都合主義でオリジナル隠者にしたほうがいいと思う
戦力的に跳ね上がったりするけど、今のアスランにはそれぐらいの力を与えるべきだと思う
だがユウナにはMSを操縦するだけの腕が無い罠。
そこで賛否両論だろうが複座改修型ルージュ何てどうだろう?
指揮官機としてレーダーや通信系強化して指揮官自ら戦地に赴くってのは、前時代では当たり前で、
更に士気の向上にも効果的だから戦力の劣るオーブには使える手だと思う。
まあ、落とされたり無様な様を見せると士気ガタ落ちと言う諸刃の剣だから使い処が限られるだろうけどね。
>>244 >ユウナにはMSを操縦するだけの腕が無い
つ“ハチ(アストレイ参照)”をデットコピーした操縦支援AI(ルージュに標準装備、公式設定)
ド素人でもある程度以上の戦術行動、戦闘機動が取れる(っつか半分くらい機体制御に介入してオートで避けたりする)
アスラーダ以上に超高性能なAIサポートシステムです。いや、マジにマジにマジに。
おまえら、さりげない要望もほどほどにしとけよ
職人さんにあまりプレッシャーかけるもんじゃないぞ
まあ、実際は職人さんの思うがままなのですがね。
アレだ、今此処で行われている事は、言うなれば、
ストーリーで妄想を膨らまして次回をWKTKするアソビって奴だwwwww
それが正しい予想であるかどうかは問題ではないッ!!
妄想を語り合って次回の更新へと活力を保持する事こそが
真の求めるところなのですッ!!
きたな、プレッシャー!
まぁ、誰一人として
カガリの死とハイパーユウナとスーパーアスランを予想できなかったからな
カガリを亡くしたアスランは某ヘタレクワガタライダーの様に燃え上がってくれるだろう
ガイシュツ著しいが、ミラコロデテクタはいつ出るか…
あるいは他の手段で対応を図るのか
この先のブリッツとの戦いに注目してる。
マジレスすると地上ではミラコロあんま性能良くない。
歩けば対振センサーに 基本的に対熱センサーにひっかかるだろ
>249
まさか死体も残さず蒸発するとはわかんなかったよなぁ…
ユウナは後方で頑張って欲しいなと思う。
今のユウナはユウナ・ロマ・アスハ?
ユウナ・セイラン・アスハ?
>>254 確か会議の席上で自ら「ユウナ・ロマ・アスハ」と名乗ってなかったか?
インフィニットジャスティス(セイバー改)
従来の変形コンセプトを受け継ぎつつ、
背中に前大戦でジャスティスに使われたリフターを再生産し、追加バーニアとして装備
塗装は真紅のまま
セイバーの背中に備え付けられた二門の収束ビーム砲はリフターと合体され、
従来のジャスティスとは違い、分離しての攻撃はできないが、
変形機構を有するため機動性はあがっている
MA形態時はリフターのバーニア性能も加算され、機動はトップクラスの性能を誇る
最大の特徴は、両手、両足に備え付けられた四本のビームサーベルであり、
MS形態の格闘戦では無類の強さを発揮する
二門のプラズマ収束ビーム砲が健在であるため、砲撃戦も可能
ユウナ代表の希望により、シールドはカガリ・ユラ・アスハの愛機、
ストライクルージュのものが強化改良され、高い対ビーム性能を獲得している
赤く塗装されたシールド先端にもビームサーベルを内臓
メインパイロットはアスラン・ザラ
==========================
>>250 同じボロボロ党の一員だからなw
けどこのアスランはこのまま突っ走ってボロボロ党を脱党しそうだw
>>252 対振センサーは単独行動中はともかく、カガリ暗殺の時のようにMSが走り回ってる戦闘中だと効果が薄いんじゃないかな?
対熱センサーは一応ブリッツの後継機?であるNダガーNがミラコロ展開中に冷却剤を噴出する事である程度克服していた気がする。
後者は宇宙空間とは言え、セカンドシリーズやアウトフレームのセンサーさえも欺いていたはず。
>>256 X運命氏、乙です。
皆の要望をごり押しして押し付けてしまったような気もするが……おぉぉ!?
第十七話 『俺を笑ってんのかい』
==========================
ザー・・・・・・
雨がジャスティスの機体を打つ。大艦隊をじっと見つめた
MSの発進準備が行われようとしている
「やはり撤退などしてくれるはずもない・・・・シン、ムラサメ隊、行くぞ!
適当に戦ったら退け!」
アスランが通信を開き、叫ぶ
『了解!』
「起動前のMSを狙え! とにかく相手の戦力を削ぐんだ!」
アスランはジャスティスを起動させた。背中のリフターが追加バーニアとなり、
かなり機動性はあがっている。機動性だけならフリーダムとてひれ伏すだろう
「おぉぉぉぉぉ!!」
両腰に二門のプラズマ収束ビーム砲を固定させ、放つ
バシュゥゥン、ドゥン! ドゥン!
発射前のMSが次々と破壊されていく
他にもムラサメ隊やフォースインパルスも同じように、パイロットがまだ乗り込んでいないMSを
次々と破壊していっている
艦隊に配備されているのはダガーLが多い。連邦の主力量産MSで、フライトユニットをつけての飛行が可能だ
ただ、新型のMSウィンダムも見える
(まったくオーブと戦うことを想定してなかったわけでもないということか・・・・!)
高エネルギービームライフルを放ち、ウィンダムを破壊する。新型だけあって、わずかながら破壊しにくい気がした
ジャスティスが20機ほど破壊したところで、初めて連合戦艦からMSが発進し始めた
潮時だろう。いくらジャスティスとはいえ、囲まれればまずい
「インパルス、ムラサメ、退くぞ!」
アスランは叫ぶと同時に、ジャスティスをMA形態へ変形させた
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>>245 一国の代表がそこまでして戦場に行く理由無し
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戦艦ミネルバは、固唾をのんで奇襲作戦の結果を待っていた
いかにジャスティスやインパルスとはいえ、報告によれば敵はMS600機の大軍である
見破られれば、奇襲部隊は無残に海の藻屑と化す
「ジャスティスから通信! 我、奇襲に成功セリ、損害はゼロ、とのこと!」
通信士のメイリンが歓声をあげる
同じようにミネルバのブリッジでも歓声があがり、
ほっとタリアは安堵の息を吐いた
「さて、問題はこれからね。ザクとアシュタロンを発進させて、ミネルバの守りにつかせなさい
作戦通り、うまくこう着に持ち込めればいいんだけど」
タリアが外を見る。大雨のせいで波が高く、視界は悪い
奇襲には向いているが、MS戦闘はやりにくい状況だろう
(この天候を相手がどう判断するか・・・・)
もちろん、悪天候の影響は、大軍であればあるほど大きい
波も高くなるため、船酔いの影響などもバカにできなくなる
そして補給も困難になるのだ
天はオーブに味方していると考えてもいい
タリアは視線をあげ、モニタに映っているDXを見た。オノゴロ島の高台に固定されたそれは、
雨に打たれてなお、『ユニウスの悪魔』と呼ばれた威容をたもっていた
「ルナマリア機ガナーザクウォーリア! レイ機ブレイズザクファントム!
オルバ機ガンダムアシュタロン! 順次発進! ミネルバの甲板にて守備につきます!
フォースインパルス帰艦しました。ミネルバ守備のため、ブラストシルエットに換装します!」
メイリンが次々と報告を入れてくる
「メイリン、ジャスティスはどうしたの?」
すでにミネルバ所属ではなくなっているが、それでもタリアはアスランが気になった
「オーブ旗艦、大型機動空母『タケミカズチ』の守備につくとのことです!」
「そう・・・・タケミカズチには、ユウナ代表も乗艦してらっしゃるものね・・・・。
それにしてもわからないものだわ。正直、ユウナ代表の悪い評判しか聞かなかったものだから
あっという間にオーブをまとめ、自ら前線に立って兵を鼓舞する姿見てると、
これほど優れた指導者だったのかと思うほどよ」
「やはり、カガリ代表の死があったからでしょうか?」
副官のアーサーがつぶやく ボウトク
「そうね。それにしても皮肉なものね。死者を冒涜する気はないけれど、カガリ代表はお世辞にも
優れた政治家とは言えなかった。ところがその死が、ユウナという指導者を作り上げた・・・・・
オーブにとってあの暗殺は、歴史の分かれ目だったのかしらね」
他国人ゆえの客観的な視線で、タリアは判断する
しかしいまだにブリッツを操っている黒幕はわからない
前大戦の兵士であるニコル・アマルフィがなぜあんなことをやったのか、
誰もわからない
ただ一つわかっているのは、これからわずかな兵力で大軍と向き合わねばならぬということだけだ
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旗艦JPジョーンズは、オノゴロ島近くまで来ると艦隊を停止させた
オノゴロ島を中心に、オーブ軍は防衛ラインを引いている。だが問題はそういうことではない
「おいおい、冗談きついぜ・・・・」
ネオは仮面をかぶった状態で、頭を抱えた
JPジョーンズのモニタには、オノゴロ島の高台にそびえ立つ一機のMS、DXの勇姿を映し出している
「『ユニウスの悪魔』とは・・・!」
副官のイアンも言葉を失っている。ユニウスセブンを貫いた巨光の存在を、もはや地球上で知らぬ者はいない
「ハァ・・・・オーブは敵対するわ、奇襲を受けてMSは40機壊されるわ、その上DXかよ・・・・。
こりゃ俺たちの負けだな」
ネオがそう発言すると、イアンは顔をしかめた
「しかし奇襲を受けたとはいえ、あくまでも損害はMS40だけです
艦隊は無事ですし、いきなり負けとは、いくらなんでも・・・・」
しかしネオは首を振った。やはり仮面のせいで表情はわからない
「DXがあっちにある以上、こっちは無理に攻め込めん。となればこう着状態になる。
そうすればこっちの補給が続かんよ。それにこの悪天候でイカリを下ろしてみろ
MSパイロットの連中は船酔いでノックダウンさ。ところがあっちはいつでも陸地に上がれる
そうなりゃいくら大軍でも意味はない。こりゃ、負けだ負け
損害ないうちに引き上げた方が無難ってもんだよ」
「はぁ・・・・しかし司令部がろくに交戦せずに引き上げること、納得しますか?」
「問題はそれだよな・・・・。これだけの軍を動かした以上、金がアホほどかかってる
誰だって投資した金の元は取りたいもんなぁ・・・・・」
しかしネオは通信士に命じて、司令部に撤退を要請するよう告げた
無論、先ほどネオが述べた撤退理由を添えてだ
それから一時間ほどして、司令部から通信が返ってくる
「なんだと!? 司令部は本気で言ってんのか!」
ネオはまたも頭を抱えた。やってきた命令はこうだ
『撤退は不可能。オノゴロ島の攻略が不可能ならば、他の島を攻略すべし
攻略困難ならば、切り札の使用も許可する』
「そういう問題じゃねーっつーの! DXは固定砲台じゃないぞ、MSだってこと忘れてんじゃねーのか!」
「つまりは、戦って見せろということでしょうな」
イアンが冷静に告げる。ネオはほとんどやけになってうめいた
「どうせロゴスの意向だろ・・・・。これだから商人が戦争なんてやるもんじゃない
俺はもう知らねぇぞ・・・・。全軍、戦闘態勢を取れ! MSは空中戦装備に換装!
空母は後方へ、戦艦前へ、砲撃体勢をとれ! 砲撃開始後、MSで敵艦隊に攻撃を開始する!
DXの動向には気を配れ! 乱戦になっても、絶対にヤツの射線上に立つんじゃねぇぞ!」
こうなれば戦力の逐次投入や、小競り合いは愚かである
大軍の力をもって一斉攻撃するしかない
ネオはブリッジのモニタを見つめた。雨に打たれたDXが、こちらを見つめているような気がした
「俺を笑ってんのかい・・・・悪魔ちゃん・・・・」
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「さすがに壮観だな・・・・・」
ブラストインパルスへの換装を終えたコクピットで、シンはじっと艦隊を見つめた
一口に大艦隊と言うが、こうして見るとひざが震えてくる
艦がぎっしりと海を埋め尽くしている。これとどう戦えと、叫びたくなるほどだ
オーブのMSはさほど多くない。せいぜいが150ほどだった。それでも軍事力としてはかなりのものだが、
確かにアスランの言うとおり、まともにやりあえば勝ち目はないだろう
『ミネルバ所属MSへ。敵艦隊からMSの発進が確認されました。コンディションレッド発令
全機、戦闘態勢をとってください!』
「本当に・・・・本当にやるのか・・・・こんな大軍と・・・・」
あぶら汗が頬をつたっていく。やがて次々と敵艦から飛び立つMSの姿が見えた
それはあっという間に空を埋め尽くし、雨に打たれる死神の集団となる
ドォォォォォ!
いきなり敵の戦艦から砲撃が来た。ビームでミサイルを打ち落とす
ミネルバの迎撃砲も起動し、どうにか無傷でそれは切り抜けた
砲撃後、MS群がこちらへと動き出してくる
『シン、ルナ、オルバ! 射程に入ればMSで一斉砲撃だ。敵の出鼻をくじく』
『ルナ機、了解!』
『オルバ機・・・・了解・・・・』
「わかった・・・インパルス了解!」
レイから通信が入る。シンは恐怖と迷いを吹っ切った
「死ぬわけにもいかない・・・・逃げるわけにもいかない
帰るべき場所があって、守るべき故郷があるんだ
そしてもう二度と、二年前のようなことを繰り返させるもんかッ!」
ブラストインパルスの両腰にある二門の高エネルギービーム砲を構える
瞬間、敵のMS群が射程に入った
「いけぇぇぇ!」
ドシュゥゥゥゥ!
ミネルバの全MSが一斉に砲撃する。敵があまりに密集していたためか、10機ほどが一気に落ちた
(それでも焼け石に水か)
ドゥン! ドゥン! ドゥン!
ミネルバの四機、ザク、アシュタロン、インパルスが各個に砲撃する
射程が遠いせいか、命中率はそれほどよくない。それでもインパルスは3機撃墜した
敵が砲撃にひるまず、ミネルバへと近づいてくる
「ミネルバ、ソードシルエット射出だ! オルバ、おまえと俺で切り込むぞ!」
『フン・・・・・わかったよ』
「いけすかないヤツだけど、俺はおまえの腕は信頼してる!」
『くだらない世辞だ!』
アシュタロンがMAに変形し、飛び立つ。インパルスもブラストシルエットを放棄すると、
ミネルバから射出されたソードシルエットと合体。対艦刀エクスカリバーを構えると、
バーニアを吹かせ、飛び立つ
「帰れよ! おまえらぁぁぁ!!」
ザシュゥゥゥ!
エクスカリバーで、真っ先にやってきたMSダガーLを撃墜する
バシュン! バシュゥン!
瞬間、凄まじいビームの雨が降り注いできた。大軍である。本当に雨だった
「うぉぉぉぉ!!」
二発、被弾する。しかし問題はないッ!
ザン! ザン、ザシュゥゥ!
ビームの雨を潜り抜け、大軍の中へとインパルスは突っ込む
群れの中に入ってしまえば、敵は同士討ちを恐れて飛び道具は使えない
そうなると接近戦に強いソードインパルスやアシュタロンに分があった
次々とダガーLを撃墜していく。しかし一向に減る気配はない
「何機いるんだよこいつら!」
群れの中、空中でインパルスとアシュタロンは背中合わせになる
『600機だ、聞いてなかったのか?』
「そういう問題じゃない、オルバ!」
『だったら余計なこと考えず、黙って戦うんだね』
「愚痴るぐらいいいだろうが・・・・てめぇぇッ!」
エクスカリバーを構え、再び斬りこむ。変幻自在に、斬り、薙ぎ、突いた
アシュタロンもクローで敵の装甲を吹き飛ばし、至近距離のクロービームで撃墜していく
それでもダメージは蓄積していく。思わず荒い息を吐き、インパルスの動きが止まった
「!!」
その隙を突かれ、MSウィンダムがサーベルを構えてやってくる
ドゥン!
しかしそれはインパルスにたどり着く前に撃墜された
『シン、戦闘中になにをボーっとしている!』
アスランのインフィニットジャスティスだった。ライフルを構え、鬼神と見まがうほどの機動で敵を撃墜している
接近すれば両手両足のビームサーベルで、あたかも流星と化したかのように動き回り、それに触れた敵は
みな落ちた
ドゥン、ドゥン、ドゥン、ドゥン、ドゥン!
「す・・・・げぇ・・・・」
落ちていくMSの数を数えるのが追いつかないほどだ。それほどアスランの動きは凄まじかった
ジャスティスは十数機ほど撃墜すると、MAに変形し、旗艦のタケミカズチへと戻っていく
「負けてられるか・・・・オーブは俺の故郷なんだァァァ!!」
再びインパルスはエクスカリバーを構え、MSの群れへ突っ込んでいった
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ミネルバは陽電子砲タンホイザーを起動させた
タリアはブリッジでじっと敵艦隊を見据える。雨がさらに激しくなったのか、視界はおぼろげだ
「タンホイザー照準、目標敵艦隊! 撃てーッ!」
ドシュゥゥゥゥ!
陽電子砲が、敵艦隊を貫いていく。水しぶきがあがり、敵艦が一つ爆発した
それでもたいした戦果ではないと、タリアは思った
「こんな消耗戦・・・敵もなに考えてるのかしら。まったく・・・・」
思わず敵に愚痴る。やはりオーブは全体的に劣勢で、数の差はどうしようもない
ミネルバのMSも、性能差を生かしてうまく立ち回っているが、数に押されていた
「やっぱり、決め手はDXになるのかしらね・・・・」
タリアがつぶやいたその時だった
「た、大変です・・・・艦長! ガイアが起動して、カタパルトに!」
「ガイアが・・・・・? どこの誰が動かしてるの!」
思わずタリアは叫んだ。ガイアの操縦は複雑で、並のパイロットでは動かすのすら難しい
瞬間、ミネルバのブリッジに通信が入る
『ステラ、行く。開けて』
モニタに、コクピットへ座った金髪の少女が映し出された
「ちょ・・・あの子・・・・シンが連れてきた・・・・」
メイリンがぽかんと口を開けている。タリアはまた頭痛を感じた
『シン、守る。行かせないなら、ガイアでこじ開ける・・・・』
「ハァ・・・・いいわ。カタパルトを射出、行かせてあげなさい」
「艦長!? ・・・・・わかりました。ハッチオープン、ガイア発進!」
カタパルトから、ガイアが発進していく。それはブースターを吹かせ、
一気にビームサーベルを抜くと、ミネルバに迫っていたウィンダムを真っ二つにした
ザワ・・・・
ミネルバのクルーは声をあげた。かなりの機動であり、操縦技術である
タリアはやれやれと首を振った
「シンやガロードが連れてきたんだから、なにかワケありだと思っていたけど
こういうことだったのね・・・・・。まぁ、今はありがたいわ」
するとインパルスから緊急通信が入る。無論、シンだ
『ミネルバ、なぜガイアが出てるんです! 誰が乗ってるんですか!』
「あなたの姫君よ」
タリアが冷静に告げる
『民間人を乗せるなんて正気ですか!』
「そんなことザフトがするわけないでしょう・・・! あのステラって子が勝手に乗ったのよ
あなたを守るんですって・・・・。シン、あなたも男なら、そう言ってくれる子のこと、守ってあげなさい」
『うっ・・・・勝手なこと言って・・・・わかりましたよ!』
シンは怒ったように通信を切る。同時にインパルスはガイアと合流して、敵と戦い始めた
なかなかのコンビネーションで、敵を撃墜していく
タリアは少し、まぶしそうにその光景を見つめた
※そのころ医務室では
(んー、んんんんー、んんんんん−!)←猿ぐつわをかまされ、ベッドの上ですまきにされているテクス
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「ハァ、ハァ、ハァ・・・・!」
アスランの全身は汗にまみれていた
改良されたセイバー、インフィニットジャスティスの運動性は想像以上のものである
それを十分に生かし、次々とMSを落とすアスランだったが、体力的に限界が近づいてきた
撃墜スコアはすでに70をこえている。戦艦も2つ落とした
しかし敵の数はほとんど減っていないように思える
そして、味方の数は着実に減っているのだ
(DX・・・・!)
オノゴロ島の高台に配置された、DXにサテライトキャノンの発射を要請するかどうか
アスランは凄まじい操縦技術でジャスティスを操りながら考えていた
ドシュゥゥン!
ビームライフルを放つ。一機のダガーLを落とした。
汗が目に入る。体がもう限界だと叫んでくる。それでもカガリの声が聞こえた
「アスラン」
ぱぁぁぁん
『種』が割れる
だから動く。アスラン・ザラは戦う。生きている限り、負けはしない
「アスラン」
カガリの声が聞こえる。確かにカガリはそばにいる
そっと自分の横に立って、支えてくれている。あの少し素直になれない表情を浮かべて
無垢な理想主義者のままで
だから、自分はオーブを守る。彼女が愛した国を守る
ドォォォン! ドォォォン!
不意に、雨を切り裂いて轟音が聞こえた
アスランが見回すと、敵の艦隊がおかしな動きをしている
同時に、連合側のMSがわずかに止まっていた
カメラで敵艦隊を拡大する。後方から攻撃を受けていた
『よぉ、アスラン! 聞こえるか、来てやったぜ!!』
ディアッカの声。通信が入る
『宇宙で戦い、地球で戦い、まったく貴様のせいでこっちはとんだ便利屋だ!』
イザークの声。モニタが後方から敵艦隊に攻撃をかける、ザフトのMSを映し出している
『よくいうぜ、隊長さん! 自分からこの任務を志願したんじゃねーか』
『な・・・・ディアッカ、貴様! 余計なことを言うな!』
「ディアッカ・・・・イザーク・・・?」
『聞こえるか? こちらは、『FAITH』のハイネ・ヴェステンフルスだ。
ザフト地上軍はこれよりオーブ軍の援護に回る! さぁ、派手に暴れてやりましょうか!』
突如艦隊の後方から出現したザフト軍により、敵は混乱状態におちいっている
押されていたオーブ軍も息を吹き返し、一気に逆転した
「・・・・・・・・すまない!」
アスランは最後の力を振り絞り、この戦場に決着をつけるべく、ジャスティスのサーベルを引き抜いた
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後方の空母は混乱し、どんどん沈んでいく
JPジョーンズのブリッジで、ネオは叫んだ
「だから言わんこっちゃない! だいたい後方からの奇襲を許すなんざ、
空母の連中はどこに目をつけてたんだ! この時代に悪天候は言い訳にならんぞ!
オーブはDXまで温存してるってのに・・・これで全滅の可能性まで出てきた・・・・ええい!」
ドカッ!
普段冷静な彼にしては珍しく、ネオは机を殴りつけた
イアンがやれやれとため息をつく
「切り札を使うしかありませんな・・・・ネオ大佐」
「・・・・・・あれを戦場に投入しろってか?」
ネオがじっとイアンを見つめる。仮面のせいで表情はわからない
「司令部の意向です。我々軍人は、従うしかありません」
「・・・・・ろくな職業じゃねぇな、つくづく。・・・・スティングを呼んでくれ」
ネオが告げると、しばらくしてブリッジにスティングが呼ばれた
彼は強奪したカオスのパイロットであるが、今回は出撃許可を出していない
「スティング、行けるか?」
「・・・・・・はい。アウルも、ステラも・・・・みんないない・・・。敵を殺す・・・・」
過剰な精神操作を行われたのか、スティングの目はどこかうつろだった
ネオはスティングの表情を見て、苦い気持ちになる。こういうとき仮面をかぶっているのは、つくづくありがたい
「わかった。じゃあ、頼むよスティング。敵を倒してきてくれ」
「・・・・・・・・・任せろ」
うつろな瞳のままで、しかししっかりとした足取りでスティングは外に出て行く
すでに彼からは、アーモリーワンで鮮やかに機体を強奪した面影が失われていた
いや、人間らしさすらなくなっている
ドシン・・・・ドシン・・・・
しばらくして、JPジョーンズのブリッジが揺れる。それほど巨大なものが甲板で動いていると言うことだ
ネオは雨に打たれるその巨大なものをじっと見つめた
「デストロイガンダム、か・・・・」
並のMSを圧倒する大きさを誇るその兵器は、スティングを乗せ、しながらゆるやかに飛び立った
つづく
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274 :
260:2006/07/21(金) 16:43:22 ID:???
すまん最悪のタイミングだ書き込んでしまった…
X運命氏、お疲れ様です。今回も面白かったです。
アスラン、シン、それにネオを始めとするメインキャラ陣がやたらと恰好良いですな。
そして優勢だった所で登場した、本来はまだ存在しないはずの機体デストロイで出撃したスティングと、ガイアで出撃したステラの運命は如何に!?
次回も楽しみにさせてもらいます。
それにしてもAA陣とニコルはともかく、アウルの動きが気になる……。
GJデストロイがキター
DXのツインサテキャって最初に撃ったの50%ぐらいだから
100%で撃ったら連邦どうなるだろ・・・
ここでデストロイか…
DXの登場で開発が前倒しされたって感じか。
流石にロゴスも馬鹿じゃないな。
お、今日は早いな。GJ!
…テクスカワイソス
>>276 オノゴロが地図から消えるかも…
あ、でも火山島か
>>278 あくまで医者であるテクスがエクステンドであるステラに勝てるわけないじゃないか、だなw
まだテクスの説得が通じる程回復してないだろうしw
…シン、ガンガレ
何か気のせいかステラの死亡フラグが立っているような
デストロイでナーバスになってるだけだよな
まあこれだけ濃密なストーリー展開と戦闘シーンがあれば、今回はニコルは出てこなくても十分楽しめるな。
出てくれば皿に濃密になって面白くなるかもしれんが、なんでも詰め込めばいいというわけではないからな。
まあこれでダブルエックスVSデストロイの戦いが見れると思えば明日の五時前後が今から楽しみだ。
勝手にこの後の展開を予想。
1.ニコル乱入してヅラ・遺作・痔との戦闘開始。
2.デストロイ発進後AA乱入。オルバが襲い掛かる。
3.ヅラはニコル相手に忙しくてデストロイはシンが相手をする。
4.案の定、攻撃弾かれて苦戦している中にツインサテライトキャノン発射。
5.デストロイのビームバリア破って、連合軍艦隊もろとも消し去る。
6.洋上に浮かぶネオを回収してAA撤退。
なんてなwwwwww
7.サテライトキャノン発射体制に入るDXに襲い掛かるニコルのゾンビブリッツ…
絶対絶命の危機に19発多連装ビーム兵器を装備した謎のガンダムが!?
>>281 「ステラ…この戦いが終わったらシンとケコーンするの!」
アウルも抹殺対象って事は
ニコルとロゴスは関係ないって事か?
それか、暴走しすぎのニコルを始末する気になったのか。
ニコル「フフフ・・・、僕この復讐が終わったら結婚するんですよ・・・」
ディアッカ「この戦いが終わったら、あいつとやり直そうと思ってるんだ。」
なんかますますラクシズいらない子だなwwww
いらない子過ぎてもつまらんがw
ニコル「ディアッカには無理だと思いますよ」
イザーク「貴様のようなウカツなキョシヌケには無理だな!」
アスラン「いや・・・その・・・・。すまない、ディアッカ・・・」
X運命氏相変わらずいい仕事ですね。
初めてネオを格好いいと思ったぜ。
デストロイの登場でステラかハイネがやられそうな悪寒。
でも開発前倒しにした代償で意外な欠陥があって
二人とも生き残れそうな感じもする。
前に
デストロイより小さいGXがサテキャぶっ放すのを見て
(GX氏の)シンはどんな反応を示すかな?
って話が出てたけど、今回のデストロイにも同じ事が言えないかな?
ガロードが以前戦ったパトゥーリアよりずっと小さいのに、攻撃力はパトゥーリアよりずっと上でしょ。
一発で町吹っ飛ばすなんて無茶、パトゥーリアはしてないもの。
それに一度に同時に攻撃できる目標の数もデストロイの方が上。
おまけに接近戦での脆弱性もパトゥーリアの方が深刻。
DXのサテキャの事を棚に上げてかなりびびるんじゃないか?
……つーかガンダムの大型メカの中じゃ悲惨なくらい弱いな、パトゥーリア。
100m越えしてる唯一の機体(Vのドッゴーラは大量のコンテナで水増しして400m。水増し分とっちゃうとクインマンサ位の大きさになる)なんだから、
有線ビーム砲×100門くらいの無茶はやって欲しかったなぁ……
あのガタイでたった30門じゃただの戦艦と大差ないってww ニュータイプ補正で命中率が鬼なのかも知れんが。
ハイネ「俺さ・・・、この任務が終わったらプラントでアーティストデビューが決まってるんだ」
>>286 マティス生存か、ニコルが「一族」を乗っ取ったのかね。
>>298 デストロイを持ち上げすぎだな、ステラ機以外の無様なやられ姿を忘れたのか?
つうか一発で街一つなんてふっとんでたっけ。
議長「この仕事が終わったら、御大に言いつけようと思っているのだが」
>298
>攻撃力はパトゥーリアよりずっと上でしょ。
流石にそれは無いと思うよ
ttp://www.gundam-x.net/library/meca/21.html 展開したパトゥーリアは1km超ある
これの背景見ると、それが全部視界にに収まるくらい離れてこの太さだから、相当ごんぶとなビームなはず
最低でもデストロイの主砲くらいの威力はあるだろう
更に口径5mくらいはありそうな荷粒子砲×4とか装備してたりする
>それに一度に同時に攻撃できる目標の数もデストロイの方が上。
それはない
>おまけに接近戦での脆弱性もパトゥーリアの方が深刻。
そういうのは本来ベルディゴ5機に任せるはずだったわけで
>一発で町吹っ飛ばすなんて無茶、パトゥーリアはしてないもの
起動時にその大質量でフォートセバーンぶっ飛ばしてますが何か?
>あのガタイでたった30門
あれの端末、MS並のサイズだぞ?
>>303 デストロイも近づかれたらあっさりやられていたよな。
>>298 パトゥーリアは本来はもっと有線ビーム砲とかたくさんあったのかも。
ライラック作戦は見事に失敗しちゃってるわけだし、そのときに簡単に直せる被害じゃなくて、
修理するときにパーツが足りない関係で砲の数が激減とか。
まあ、パトゥーリアの有線ビーム砲は全てニュータイプ対応でオールレンジ攻撃できるわけだが。
っていうかさ、一つ言っていいか
パトゥーリアが弱いんじゃなくて、
デストロイがいろいろおかしいだけだと思うんだが・・・
(街一つ破壊、安定しないサイズ、雑魚メカ無敵、主人公機相手だと雑魚)
しかしたった数機のMSに落とされましたとさ
フリーデンのガンダムがすごいのか、パトゥーリアが失敗作だったのか・・・
おい、ラクシズ影薄いとかいらないとか言ってるやつ!
今、隠者に乗って、頭以外も光り輝いている人のことは無視ですか?
>>307 ステラ機以外はただの砲台だったじゃねえかよ。
>309
めでたく脱ラクシズしたから数に入りません
ほぼ1機で落とされたデストロイカワイソス
>>309 凸は脱会したから・・・
カガリも死亡してラクシズも戦力半減だな・・・
・・・シャギアだけが頼みの綱か
>>308 デストロイなんて5機もいたのにシン、レイ、ルナマリアの三人にやられちゃったね。
ダイダロス基地の3機もあっという間にシンとレイにスクラップ。
遅ればせながらGJ!
正直今回の更新見てほっとした。
なんかフリーダムのタンホイザー発射直前襲撃が思い浮かんで、
どちらに理があるかも見ずにDXに襲い掛かるラクシズ一行のイメージが頭から離れなくてさ・・・
>>315 結構トラウマになってるな
俺もだが
何時あの阿呆が乱入してくるか気になって仕方がない
>>315 さすがに今乱入してきたら、無敵状態のアスランに返り討ちにあうぞw
ガンダムの世界ではデカい機体はデクノボウらしい・・・
・・・例外はクィン・マンサか?
つうかさ、ステラ機のアレはいくらなんでもやりすぎだよなぁ・・・
真面目にあれだけの破壊行為ができるの、DXだけだぞ・・・
ニートイラネ
ジャミル「元の世界に戻ったら、新連邦に就職する!」
・・・・ああ、種死っていったいなんだったのかなぁ・・・
>>303 うぃ、把握した。
ってー事は、もしガロードがビビルとしたら
>>103のニコルパトゥーリア乱入か。
オリジナルでドッゴーラモドキにでも乗せるってのもアリかも知れんが。(←ドッゴーラ大好きっ子)
しかし対パトゥーリア戦のガロード達、何発か被弾してなかったか?
そん時のパトゥーリアからのビームが普通の太さだったような気がするんだが。
>>323 負債が作った理想のキャラを遊ばせる箱庭
>>324 カリスが無意識に加減してくれたんだよ、それか整備不良。
ヴァサーゴにもぎ取られたDXの盾は大丈夫なのだろうか。
しかしこれ見て思うがさ、
アスランって、露骨な腐女子向け描写さえなければ、
良キャラだったのかもな
え? 「PS装甲は条約違反」?
まあセカンドシリーズはVPSだけどな
>>329 だけどな、そのければはなかったんだ、なかったんだよ…
条約違反で超法規?
超法規つ〜のは普通、国内法を緊急避難的理由で逸脱した時に使われる言葉じゃね〜の?
ジャンク屋ギルドのPS装甲材製フレームの自動車も条約違反になってしまう。
スピンオフ作品のみの設定?
上が本当なら種死第一話の議長は条約違反のブツを見せようとしてた事になるんだが……。
ていうか記者に取材させてたじゃん。
議長「ははっ、条約は破る為にあるんだよ」
ここにも設定の破綻が・・・
本編の設定が破綻しててスタゲが正道
シン「また戦争がしたいのか!あんたたちは!」
議長にも言ってたわけだな?
今まで出てきた数々の矛盾の中でも致命的なレベルじゃね?
>335
兵器転用がダメってことじゃない?
正しい設定なんて幻想だ
条約には抜け道があって
〜に特化した機体
なら良いんだよw
誰がなんで禁止にしようと言い出したのやら。
VPSだからPS装甲じゃありませ(ry
なんかミラコロデテクターは
「詳細なサーチは出来ずにミラコロ使ってる奴が近くにいるくらいしかわからん」
って今日買ってきたデスアストレイのフォトストーリ纏めた本に書かれてんだが。
つまりあれだな?新しいもの作ったもん勝ちと
ストップ、スレ違いはそれぐらいにしようぜ
それより死亡第一候補の西川について語らないか?
>>350 別に構わないだろ。
他の話ならばともかくここにはDXがある。
他の連中である程度範囲を絞ってやれば、
後はツインサテライトキャノンで有無を言わせず跡形もなく消し飛ばしてしまえばいい。
・・・たとえそれにラクシズやら連合艦隊やらが巻き添えになってもそれは事故さw
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了 逆に考えるんだ
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;) 「PS装甲が危険なのではなく通常装甲の方が
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~ 優秀だと」
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ と考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
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__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
両陣営もよくそんな条文通したな。
>>355 ジョースター卿、むしろスタゲのスタッフがラクシズの罪を一個増やそうというのはどうだろう?
>>354 力ですべてを解決しようなんてのは種死のラクシズと変わらんぞ?
>>360 だが、力は必要だ。抑止力としてのな。
あー、ごめん。抑止力とかいう概念がねーんだっけ?
強大な力は心を蝕む……
架空の存在でありながらものの見事に
>>354の心を蝕んでいるDXオソロシス……
そのDXをリアルで所持しているにもかかわらず、己を律する事ができているガロードの方が凄いんだろうけどな。
改めて種世界の人間にDXを渡す訳にはいかないと思える流れだなぁ。
奴ら、ぜってえ撃ちまくるぞ。それも通常火器に近いノリで。
しかもあれだろ?不可能を可能にする人に盾で防がれるんだろ?
ラクシズなんてまさに私欲の権化ダカラナ
366 :
354:2006/07/21(金) 23:31:34 ID:???
>>357、
>>360、
>>363 イカン、イカン。
ミラコロ相手にするなら広範囲攻撃が一番有効だよなーとか考えてたら思考がえらい方向に捻じ曲がってた・・・
自分で思ってたよりカガリ暗殺のあのシーンにショックを受けてたみたいだ。
コーヒー飲んで落ち着かないと・・・
まあ一番まともな対処法で言うとブリッツカスタムの天敵はやはりレオパルドだろうな。
深遠を覗く者は、また、深遠から覗き返されている…
結局、赤外線センサーや振動センサーも捕捉出来んの?
>364
流石に規模が違いすぎて防ぎきれんだろ
>>368 赤外線はブリッツがミラコロ吹き飛ばすぐらいバーニア吹かさないと感知できない。
ハイネファンの俺は何とか彼には生き延びて欲しいよ。
原作じゃあっさり死にすぎorzグフと、共に戦場を駆け抜けてくれぃ。
タイマンならともかく集団戦になったら振動センサーは難しいな。
>>364 ツインサテキャは計算するとビーム直径が1kmを超えるそうだ。
でもって射程は30万kmになるとか。地球から月のレクイエムをNERAIUTI!
>>370 最近のパッシブタイプは周囲との温度差で形まで丸分かりなのに?
(フレアに欺瞞され難い)
どんな技術で赤外線放射を抑えてるんだろう…
>>373 原作では普通に地球を挟んで向こう側のコロニーレーザーを長距離射撃で狙い打っていたので
「いくらなんでも地球からじゃ_」と声を大きくしていえないあたり恐ろしいと思う。
まあ、たぶん大気で減衰するとは思うのだが、、、、、
377 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/21(金) 23:51:45 ID:m/b9nOlD
結構ストーリーも進んできたが、Xキャラで登場してるのはまだ
ガロード、フロスト兄弟、テクス、ティファ(声のみ)だけなんだよな
ニート率いるフリーター組はどこで関わってくるのか・・・
>>376 その距離でコロニーレーザーにギリギリかすらせるとかどういう射撃能力してんだよw
>>377 ニートって言うなw
一応中小企業の社長レベルだ!
奴 は オ ー ル ド タ イ プ だ !!
つかガロードがNTや特殊能力者だったら何もかもが台無しになるぞw
ごめんジャミルと勘違いしてた
SSの感想はともかく、展開予想とか
SSの内容から逸脱した設定話とかがそろそろウザい
特に展開予想は書き手にプレッシャーになるだけだと思うが
>>381-382 確かにそうなんだがビット迎撃や超長距離精密射撃とか見てると、
努力と学習、実戦による経験の蓄積とセンスによって似た様な事が出来るようになった、というのは考えすぎだろうか?
>>378 射撃に関してはティファのサポートとDXのずば抜けた能力だろ
>>387 ティファはいない。
変な粒子のせいでAW世界はセンサーが利かない。
ティファが捕まってたときに大体の場所教えてたんじゃね?
あとセンサーに頼らなくても直線だからスコープみたいなのが優秀なら問題ないだろ
>>389 ティファが教えたなんて描写はないし、どこまでDXの能力かなんて分からんだろ。
そもそも
>>378にはガロードの射撃能力スゲーとは一言も書いていないぞ。
あの距離だったら少し機体が動いただけでもめちゃくちゃ射線がずれるな。
あぁ、そうかすまん。そういうふううにとってたか。
ティファの件は俺テキトーなこと言ってたっぽいから今から見直しててくるわ。
後半に関しては
>>376とあわせてDXの射撃スペックが高いなぁって話。
俺自身はガロードは射撃うまいとは思ってない
>>389 そもそもガロードNTじゃないからティファの電波受信出来ないよ。
実際はGファルコンから何かしらの(多分座標)情報を受けていたので
それで狙っていたモノと思われる。
それでも射角を0.001度単位(30万km先で500mのズレ)で制動可能ってのは
化け物以外の何者でも無いと思う。
因みにサテキャの反動制動を考えるともう一桁小さくなります。
ずば抜けすぎです。
パーラが感心してたろ
てかいくら戦後の機体だからってそこまで照準システムが発達してるとは思えん
あのシーンで既にガロードに連絡済みでしたじゃ感動が半減だよ。
超長距離からの精密射撃、GXとほぼ同規格とはいえ初めて乗ったDXで
新連邦の新型MSであるバリエント部隊をビームソードのみで全滅、
ガロードってなんだかんだで相当強いよなw
397 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/22(土) 00:47:12 ID:eIYwn+9/
>>397 展開予想の類ならともかく機体性能の話がスレ違いとは思わないけどなぁ。
つーかsageろよ。
>>397 じゃあ君もageないでくれよ。沈静化しろという意見には賛成だけどさ。
>>385 ガロードは第7次宇宙戦争の前ならカテゴリーF扱いは確実だな。
勝手に「こいつはニュータイプじゃないか」とか言い出して、勝手に「騙された、こいつはカテゴリーFだ」、
と言われるという誰かの来た道だが、それなりに数が多そうな気がする。
>>397 展開の予想や押し付けよりはましじゃね。
>>400 結局何一つ超能力的なモノが結局使えませんでしたで
オールドタイプの天才って事で終るんじゃね?
種世界で言えば、ロウとかの馬鹿と紙一重の天才とか
蘊奥やバリー見たいな常識を超えたガンダムファイターとかみたいなモンだべ?
後、乱れ桜教官みたいなナチュの癖にコーディ以上の反応反射速度たたき出す規格外みたいな奴等。
もう書き込み内容wktkだけでよくね?
さ、エレガントにコーヒー飲みながらログでも読んでこよう
神の降臨まで書込み禁止
自治厨ウザス
それにしても大艦隊と決戦、デストロイ発進と、まるでクライマックスみたいな展開だ。
そういえば本編でのロゴス糾弾はデストロイ撃破直後だったが・・・
この流れ・・・ココも駄目だな...
Destiny in A.W.0015が読みたいな…Destiny in A.W.0015が...
>>410 そうみたいだな...
・・・吊ってくる
流れを豚切って
某スレでうpされているセイバージャスティスガンダムの件についてどう?
え、マジ?
何処?
どうでもいいからソース寄越せソースを
>>418 SEEDガンダムとトゥルージャスティスじゃねーかよ
>>418 ほい
某スレより
698 :通常の名無しさんの3倍 :2006/07/22(土) 14:29:01 ID:???
>>687 上の画像って種死放送当時、模型板の種プラスレで
1/144コレクションとHGUCGP01などを組み合わせて作った
グレートデスティニーガンダムじゃねーかw
懐かしすぎるwww
某絵板にここの絵とかあがってんな
こういうのはどんどん増えて欲しいな
>>423 dクス。
それにしてもずいぶんと気合入ってるな。
それだけあの結末に納得行かなかった人間が多いということか・・・
二次創作何本か読んでみて、アスランの扱いは手の加え甲斐があるものだなとオモタ
ここの話ではネオやキラの今後の描写に期待してる。
ここのキラはまさにラクソの操り人形ダカラナ
なんつ〜か種とは逆ベクトルなだけな感じだなw
>>428 多分、まとめサイトの絵板の、赤服ガロードだろう
俺もここのスレの絵とかがもっと見てみたいぜ
>ここのキラはまさにラクソの操り人形ダカラナ
本編のキラとどこが違うのかな?
第十八話 『ガロード・ランですね?』
==========================
「おまえぇぇ!」
普段とはかけ離れた形相で、ステラが叫ぶ
ドゥン!
ガイアはダガーLをビームライフルで打ち落とすと、甲板の上に乗った
ゴゥンゴゥン・・・・
不意になにかがやってくる音がする。ステラは空を見上げた
ひときわ巨大なMSが、ゆったりと空を飛んでいる
『なんだ・・・・あのデカブツ。ステラ、動きを止めるな! 危ないぞ』
シンの声。同時にインパルスもミネルバの甲板に着地する
「泣いてる・・・・」
『え・・・・?』
「スティング、泣いてる・・・・・。」
『スティング・・・・誰だよ?』
「シン、あそこに行かせて?」
『あそこって・・・・まさか・・・・あのでかいMSのことか!?』
「うん。ガイア、飛べないから・・・・」
==========================
==========================
シンは戸惑った。この状況で投入されると言うことは、あの巨大MSは敵の切り札である
(ステラの申し出はともかく・・・・)
倒さなければならない敵だろう、あれは
『解析完了。敵MSは試作名デストロイガンダム! 極めて強力な火力、防御力を誇る殲滅戦用の巨大重MSです!』
ミネルバから全MSに向けての通信が入る
「デストロイか・・・・。ミネルバ、フォースシルエット射出! あれだけでかけりゃ、空中戦がメインだ!」
『了解、ミネルバ、フォースシルエット射出!
空中戦可能なアシュタロン、インパルスはデストロイの迎撃に当たってください』
ミネルバからフォースシルエットが射出される。これで今日、インパルスは三度目の換装であり、
いかに激戦かを物語っていた。機体各部の損傷も小さくなく、出力は二割落ちている
ソードシルエットを放棄し、フォースインパルスに換装する。その瞬間
ゴォォォォォォォ! ドォォォォォォン!
デストロイから全方向にビーム砲が放たれた。それはあっという間に味方の艦船を撃沈していく
巻き添えになったオーブのMSも数知れない
「な・・・・・んだ・・・・今の?」
一撃で戦艦が沈み、ついでのようにMSが巻き添えとなった
海面には今の一撃でスクラップになったMSや戦艦の残骸が浮かんでいる
叩きつけられる雨が、その無残さを余計際立たせていた
『いや・・・・いやぁ・・・・スティング・・・・ダメ・・・・死ぬよ・・・・死んじゃうよ・・・・
そんなことしたらぁぁぁぁ!!!!』
「ステラ!?」
また、耳をつんざくようなステラの声。どういうわけかステラは、時折パニックにおちいる
直接的な原因はわからないが、精神操作のせいだというのは知っていた
ガイアが犬に変形し、なにを思ったか突然ミネルバの甲板から海へと飛び込んだ
ブースターを吹かせて前へ進もうとしているが、わずかずつ海に沈んでいる
『死ぬのはいやぁ・・・・死ぬのはいやぁぁぁ!! やめぇぇぇぇぇッ!』
「マジかよ・・・・バカッ!」
ガイアにはホバー能力もなければ、水中用でもない。沈むのは当たり前だった
インパルスはあわててそれを追いかけ、沈みかけのガイアを抱きとめる
「ダメだ、ステラ! 行くな!」
『シン・・・・シン!』
「ミネルバに帰ろう? 戻ろう? あれは俺がどうにかするから・・・・・ね?」
『うん・・・・うん・・・・・うん・・・・』
どうにかおとなしくなったガイアを、ミネルバのカタパルトデッキに戻す
その時だった
バシュゥゥゥゥン!
凄まじい勢いでデストロイから放たれた巨大なエネルギー砲が、ガイアへと迫っていく
思わずシンはインパルスの盾を展開し、ガイアの前に立っていた
ドゴォォォン!
盾で受け止める。かろうじてエネルギー波はそらせた
(よかった、ステラは無事だ。守れた・・・・)
そう思った次の瞬間、光に包まれた
==========================
==========================
インパルスが爆発する。高エネルギー波の直撃を、まともに受けた
それを目の当たりにしたステラの脳裏に、ただ一つの文字が思い浮かぶ
死
「いやぁ・・・・・死んじゃったの・・・・シン・・・・死んじゃったの・・・・?」
目からとめどなく涙があふれる。頭を抱え、息ができなくなる
胸がつまる。生きていくことさえ、できなくなりそうになる
『勝手に殺すな、バカステラ!』
ヒュン!
ガイアの目の前を蒼い戦闘機がかすめていく。ステラにはそれに乗っている人間が誰だかすぐわかった
「シン!」
『脱出機構のおかげで、なんとか生きてるよ・・・・でも、インパルスがやられた・・・・
ステラ、はやくミネルバに戻れ! あれは危険だ!』
「でも、あれを止めないと・・・・」
『泳げない、飛行距離も短い、ガイアでどうするんだよ!』
そんなやりとりをしていた時だ。緑色の機体が、空を飛んでやってくる
キィィィィィン・・・・
不意にステラの頭が痛みをうったえた。割れそうに痛い。耐えがたい
『やっと見つけたぜ、子猫ちゃん!』
緑色の機体、カオスに乗っている人間から通信が入る
聞き覚えのある、懐かしい声だった
「ネオ・・・・? うっ・・・・頭が・・・・」
頭が痛い。痛い。痛い。割れる
『そうだ、ネオだよ。さぁ、ステラ、いい子だ・・・・帰ろうか
こんな怖い人たちのところにいると、殺されちゃうぞ』
自分の中に誰かが入ってくる。自分でない誰かがやってくる
つかつかと足音をたてて、そっと背中を叩く
それが自分の中に入ってくる
「ああ・・・・シン・・・・ネオ? ・・・・シン・・・ネオ・・・・守る・・・死ぬ・・・・あぐぅ・・・うぐぐ・・・・」
ステラがステラでなくなる。ステラがステラになる
わからない。頭が痛い。吐き気がする。死にそう
死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう
死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう
死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう死にそう
ステラの意識は、ぷつりと途絶えた
==========================
つC
==========================
ジャスティスを駆っていたアスランは、デストロイの破壊力に思わず息を呑んだ
艦船を一撃で破壊し、MSとしてはトップクラスの防御力を誇るインパルスさえ粉砕した
あれはとてもMSと呼べる代物ではない
「シン・・・・? 無事か・・・・!」
『なんとか生きてますよ! それよりガイアが・・・!』
蒼い戦闘機、コアスプレンダーから通信が入る
アスランがミネルバの方を見ると、カオスがガイアを捕獲していた
パイロットはどうしたのか、ガイアはまったく動く気配を見せない
「ガイアが・・・・・・チッ!」
ドシュゥゥン、バシュゥゥゥン!
ジャスティスめがけ、デストロイがその両腕から数本のビーム砲を放ってくる
一つ一つでも凄まじい威力で、いかにジャスティスでも直撃を受ければひとたまりもない
「今は・・・・ガイアどころじゃないか!」
巨大なMS、デストロイに近づく。大きい。全長100メートル以上はあるのではないか
諜報部からもたらされたミネルバの検索データによると、本来は56メートルだというが、
試作型なのか、とんでもない大きさだ
バシュゥゥン、バシュゥゥゥン!
ビームライフルを放つが、バリアのようなものではじかれた
「チッ!」
舌打ちをして、両腰のプラズマ収束ビーム砲を構え、放つ
ドシュゥゥゥン!
しかしそれもデストロイにはじかれた。まるで蚊に刺されたかのように、それは平然と反撃してくる
「ジャスティスの最大火力が通じないというのか・・・! ええい!」
ビームサーベルを抜き、デストロイの周りを飛び回る。しかし全周囲に放たれるビームのおかげで、
うかつに近づけない。しかもそのビームは、連合のMSも巻き添えにしていた
見境なしだ
『オーブ軍、ならびにザフトの全MSに通達! DXが起動します!
全軍、射線上より退避!』
不意にミネルバから全MSへ向けての回線が入る。アスランが振り返ると、
確かにオノゴロ島の高台から、DXが飛び立とうとしていた
==========================
==========================
ガロードには他に方法が思いつかなかった
ただ、今も無遠慮に破壊をまき散らすデストロイには、腹が立っている
サテライトキャノンのエネルギーは30パーセントと表示されていた
『DXのチャージ量はこれでよろしいので!? フルではありませんが・・・・』
整備班から通信が入る
「ああ。100で撃ったら、味方を巻き込んじまうかもしれねぇからな・・・・」
DXは巨大バッテリーと連結したケーブルを外し、空へと飛び立つ
それを見たオーブやザフトのMSは、次々とオノゴロ島へ退いていく
艦船も港へと避難して行った
連合のMSたちが、飛び立つDXを見ると、まるでおびえたように距離を取る
そのためかオノゴロ島に避難するオーブやザフトのMSを追撃していない
「そんなにDXが怖いかよ・・・・おまえら・・・・」
DXの飛翔をはばむものはなく、ガロードは空中に静止すると、じっとデストロイを見た
ドォォォン! バシュゥゥゥン!
デストロイだけは例外で、次々とこちらにビームを放ってくる
命中精度はあまりよくなく、軽く避けられた
「また撃つのか・・・・また撃つのかよ、俺は・・・・。俺は・・・・ッ!」
シュォォォォン・・・
リフレクターが展開し、放熱する。ツインサテライトキャノンが両肩に乗せられ、光を放つ
(・・・・・・!)
ガロードは瞬間、DXを空へと急上昇させた。そしてデストロイめがけ、引き金を引く
「ツインサテライトキャノン、いっけぇぇぇぇッ!!」
ドシュゥゥゥゥン・・・・・!!
光がデストロイを包み、そしてエネルギーは海面へと叩きつけられた
その結果、どうなるか。デストロイを破壊したエネルギーは、海をえぐり、大津波を引き起こす
ザァァァァァァ・・・・・!
それは連合艦隊を襲う、大津波だった
==========================
==========================
サテライトキャノンが放たれ、デストロイは破壊された
大津波をかぶった連合艦隊は混乱し、やがてMSを収納すると、あわてて引き上げていく
タケミカズチのブリッジで、ユウナは息を呑んだ
「これが『ユニウスの悪魔』か・・・・・」
「・・・・我々はその悪魔という認識を改めるべきかもしれませんな」
タケミカズチの艦長、トダカも目の前の光景に驚いている
なんとDXは、海面に45度の射角でエネルギーを叩きつけることで、デストロイ以外の破壊を禁じたばかりか、
大津波というやり方で連合艦隊を撤退させたのだ。最低限の人死にを避けたやり方だった
「やれやれ、なにはともあれ勝った・・・・・」
どさりとユウナが崩れ落ちそうになる。あわててトダカがそれを支えた
「大丈夫ですか?」
「なに・・・・前線の兵士に比べたら・・・。それでも疲れたよ、さすがに・・・・。
今回は被害も大きいだろうな・・・・カガリも含めて、人がたくさん死んだ・・・・」
「しかしオーブの理念は守られました、ユウナ様」
「いや、問題はこれからだろう。本当に難しいのは独立を宣言することじゃなくて、
独立を保ち続けることだ・・・・」
ふらついた足取りで、しかしどうにかユウナは自分の力で立った。
ジャスティスがタケミカズチへと帰艦してくる
「オーブは、ギルバート・デュランダルと一度話し合わなければならないだろうな・・・・」
ユウナは帰艦するジャスティスを見つめながら、つぶやいた
==========================
==========================
ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・
自分の息づかいが、まるで他人のもののように聞こえる
ガロードはまだ、勝ったという実感が持てなかった
敵艦隊は撤退していく。デストロイは跡形もなく破壊した
それでも心がすっきりしない
それは今回の戦いで、かなり味方側に被害が出たことだった
『くそぅ・・・・ガイアが・・・・ステラが・・・!』
シンの声が聞こえる。戦いのどさくさで、ガイアが敵にまたさらわれた
それも含めて、もっと上手な方法があったのではないかと思う
例えば、敵艦隊が見えた途端、威嚇でサテライトキャノンを撃って撤退するように言う
そんなやり方もあったんじゃないかと思う
「ティファ・・・・俺、俺・・・・・DXをもっとちゃんと使えてたら・・・・」
眼下に広がるオーブのMSの残骸が、自分を責め立てているような気がした
『聞こえますか、そこのパイロット・・・・聞こえますか?』
不意に声がした。女の声だ。通信元は不明。ガロードは周囲を見回す
オーブやザフトのMSはほとんどオノゴロ島に撤退していて、姿は見えない
いや、一機だけこちらへと近づいてくる白い機体がある
「なんだ・・・・あれ・・・・確か、結婚式を襲ったフリーダムとかいう・・・・!」
間違いなかった。あれはカガリの結婚式を襲った、フリーダムというMSである
それは凄まじい速さでこちらへと向かってくる
「野郎・・・・!」
ガロードは応戦すべく、DXのバスターライフルを引き抜いた
『やめなさい! こちらに交戦の意思はありません!』
「なんだと・・・・!?」
また、女の声。ガロードは戸惑った。確かにフリーダムは、ライフルもサーベルも構えていない
『わたくしはラクス・クラインと申します。ガンダムDXのパイロット、ガロード・ランですね?』
「ラクスだって・・・? 誰だよ、アンタ・・・?」
『この戦争を止めたいと願っている者ですわ』
「戦争を・・・・?」
フリーダムは、DXの目の前で静止するとコクピットハッチを開けた
人影が出てくる
DXのモニタに、雨に打たれる女性の姿と、操縦するパイロットが映し出された
「ラクス・・・クライン・・・?」
「聞いてください、ガロード・ラン。わたくしは、あなたと話をするためにやって来たのです」
雨に打たれてなお、彼女の瞳は凛として、強い意志を感じさせた
つづく
==========================
GJ!!
ニコルーチャンスだぞー
GJ!
しかしヤバス!
空気読まないのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!!
スティング…|ω・`)
ゲーッ、よりにもよってラクスかよ!空気読めてねえー。
AWの戦後育ちなガロードよ、ピンクの悪魔にガツンと言ってやってくれ!
ユウナが人間臭くていいなぁw
GJ
>試作型なのか、とんでもない大きさだ
ちょwwwwww実際にでかいのかよwwwww
GJ!
しかしこの状況はオルバにとってもチャンスだな
うお、全然先が読めねぇぇぇぇ!
GJ!
そして今こそニコル、お前が必要とされるときだ!w
次回は「飛べ、ガロード!」ならぬ「行け、シン!」って感じか?
行くんだオルバ! 魔女を打倒する千載一遇のチャンスだ!
ビーム兵器で大型艦が転覆するような大津波か…
サテライトキャノンってとんでもない兵器なんだな。
GJ!
兄弟対峙第二幕の予感
ガロード「質問を質問でかえすなぁーーーー」
457 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/22(土) 18:15:07 ID:t+GHIl60
ラクスは戦闘が終わるのを見計らって出てきたんだよな? な?
DXとそのパイロットと接触するチャンスを窺っていたと?
でも、この流れだと、ガロードが電波に毒される予感が…
>>458 ×⇒DXとそのパイロットと接触するチャンスを窺っていたと?
○⇒DXとそのパイロットを引き抜くチャンスを窺っていた(断定)
凄ぇタイミングでのご登場だな
戦いでオーブ、連合共に疲弊した後とは相変わらず空気は読めないが自分たちに都合のいい時期は理解しているようだ
>>454 ガンダムX本編でも、マイクロウェーブを湖面にあてることで、
水蒸気爆発を起こさせて、バルチャーの船を転覆させたしな。
>464
安心しろ!ティファでも連れて来ない限り
ガロードは桃色毒電波などに屈することは無い!!
ニコル(よく考えれば海上近辺でミラコロ使えないなら上からダイヴすりゃ良いじゃないか、ディンレイヴンなんてのもあるし)、
オルバ(兄さんを奪った魔女が憎くて憎くて仕方が有りません)が居るし、
もしラクスが毒電波送信しても途中でシャットダウンされる可能性が高いから大丈夫だろ。
後処理もテクス(言わずもがな)、アスラン(一応元被害者)、シン(被害者)と3人居るから安心さ。
>>460 現実のシビアさを身をもって知っているガロードにそんなわけありえないだろ、
所詮ラクスの毒電波なんて嫁世界のコーディネーターにしか通用せん。
ラクス 「ティファという少女は私が預かっています!ガロード・ラン、そのMSとともに私の所に来なさい!」
・・・・・とかな。てへ♪
まぁ関係ない癖に戦場に乱入して引っ掻き回し
犠牲だけ大きくするやり方が非難されまくったわけだから
こういう形で登場したからと言って責めるわけにもいかない
え?そもそも顔出すなって?
シーッ!
>>465 ティファはラクスなんぞに賛同しないよ。
そういやこのままだとステラが正式デストロイに乗せられそうで怖いな。
守れなかったらシンのトラウマが原作通りまた一つ、けどこのシンはそれを乗り越えて成長していきそうだ。
後、ネオとカオスって案外イメージに合うな。
エクステンデッド組の中にカリス含まれてたりしてな・・・
>>454 しかもそれで30%だってんだからな・・・
まあ50%にも満たずにユニウスセブンを砕くどころか貫いたことを考えると、
20、いや15%でもデストロイを吹き飛ばすのに事足りたかも。
30%というのはおそらくデストロイを破壊し、
なおかつ人死にを極力減らして連合艦隊を壊滅させ得るとガロードが判断した適正な値なんだろう。
・・・つくづくとんでもねー、兵器という存在が破壊をその本義とするならガロードはDXにとって最高のパイロットとは言えんだろうが、
人と人の争いを収める為の道具として見たならガロードはDXにとって十分最良のパイロットと言えるのではないだろうか?
>>472 人口とはいえNT能力持ってる以上、相手の心を読めるから
そんな下心が相手にあればホイホイついていかないとオモ。
だから過剰なラクシズアンチはやめとけって、スレが殺伐とする
黙ってガロードを信じようぜ
だな、ガンダムシリーズでトップクラスの苛酷な環境で育った男を信じよう
>>443 >『この戦争を止めたいと願っている者ですわ』
今まで最高のギャグだな。
まぁシンもまだ辺りうろついてるし帰還したアスランが自由見て黙ってるとも思えないしな
>>478 オルバなんか殺る気マンマンだしな
まさに身一つで敵陣に飛び込んできた形だが・・・
操縦してるのはキラだよな
いざというときの為に
ていうかカガリ暗殺の援護に結婚式を襲撃した(と思われてそうな)重武装の自由に乗ってきておいて、
交戦の意思はないだの話し合いに来ただの言っても全く説得力がないわけだが…
>>481 作者はそれをちゃんと計算して書いてるんだよ!
っていうかさ・・・
インパルスぶっ壊れちゃったよ・・・('A`)
>>483 コアさえ無事なら代わりは幾らでもあるっすよ。
>>483 ブーツとハンガー壊された初代やVみたいなもんだからな。
予備がある限り復活できる。
所謂コアブロックシステムって奴だ。
……ダブルゼータだと、そーはいかなそうだけど。
ラクスのセリフが妙に偉そうに感じたのは俺だけかね?
「やめなさい」じゃなくて「やめてください」だろうがよ普通は。
>>475 同意しとく
…ところでテクスはまだ縛られたままじゃないのか?
そういえばこの作品ではGXはどうなってるんだったけ? ジャミルやらフリーデン組が登場してないが、テクスがいるんだからこの世界に来てそう
GXが敵に回ってサテライトキャノンvsサテライトキャノンとか原作Xのラストみたいな展開があるのだろうか
>>486 そうそう。
ラクスなら「おやめなさい」だよな。
>>488 スパロボと違ってXのサテライトキャノンはカリスにぶっ壊されて直せなかったので使えませんよ。
>>487 アッー!
き、きっと今頃医務室てんやわんやで発見されてるよ!!
テクス「危うく目覚めてしまうところだった…」
因縁のあるメインキャラ一同はもとより、他のオーブ住民・将兵にとっても
カガリ暗殺⇒数倍以上規模の連合相手にして負けてもともとのガチンコ戦闘と
地獄のロードをなんとか生き延びた所へ、事実上暗殺の片棒担いだフリーダムが
お花畑なピンクの毒電波をばら撒きにきたりしたら、これはもう神経の逆撫でにしか
ならん気がする。
(例・小説版『ZZ』のジュドーとマシュマーの決着)
仮に本来平時は人気があったとしても、場合によっては一気に反ラクス感情が
爆発する可能性も…?
ムラサメシルエットの出番だな
>>492 ミネルバ医療班(・・・へ、・・・変態・・・?)
カガリを誘拐するために自由で結婚式場に乱入したことも、
戦争を止めるためにしたなんて言わないよな……?
俺はニコル襲撃があるならラクス殺害させるのは反対。
それは無印でフレイのときとおんなじだ。
繰り返しパターンなら最後には結果を変えないと作劇上意味ない。
最終回でティファかステラが狙撃されてシンがそれを阻む、
とか言う展開が待っているなら、ここでラクス殺しちゃってもいいけど(w
(要は繰り返しの最後でパターン破りが入ればいいのよ)
>497
カガリが泣いてるから・・・
しかしこれは難しいな
なにしろラクスの性格が種死じゃ支離滅裂の上、
各人のラクス像が一貫してないから、
どんな風に書いても文句言われそうな気がする
種死というか種の頃から支離滅裂では?
>>487 テクス「人間の肉体をどの部分で切断すれば無事でいられるか よーく観察できて知ったからな」
・・・といって脱出。
>>500 早くも正面きってラクスを投入とは作者さんはチャレンジブルだぜ。
どうとでもなるだろ。今までアスランだって散々叩いてたのにこの展開になったとたん手の平を返したように良いって言ってるんだから
まあ確かにあそこまで男前になったアスランを否定できるような奴はまずいないだろうからな。
・・・なら仮に、ラクスを全肯定できるようになるような変化ってどういったものだろう?
いや、そもそもそんなもの有り得るんだろうか?
頼むから0083スレの二の舞だけは勘弁してくれよ
ラクスが支離滅裂なのは今に始まったことじゃないんだから
皆クールにな
>>506 そうだ! ラクスを平和の歌姫にすればいいんじゃないか!?
>>506 明日までにレポート一千枚。タイトルは「木工用ボンドと登校拒否について」。
奪った自由をひそかに修理した時点でラクソが平和の歌姫なわけないだろw
そこで、議長がミーアの正体を白状して新たな「平和の歌姫」が誕生します!!
・・・・・と、妄想してみる
自由の修理でふと思ったんだが、よく考えたらこの時点でストフリは存在してるはずなんだよな(完成未完成は置いといて)
自由が壊れたからってそんなにおいそれと作れるわけないしさ
シャギアが乗ったりして・・・
まぁなんだ
カガリが死んだのはストフリが原因でもあるシナw
0083の二の舞になる前にラクソの扱いに関しては、
あまりにおかしい場合を除いては文句付けない、ということにしないか?
>>513 それはつまりヴァサーゴがファクトリーによってチェストブレイクにパワーアップということだな。
二の舞二の舞ってウザス
…ここはX関連だぞ?荒らしが来ても静かに乗っ取り返すのがマナーだろ?
ターミナルは絶対に
復活した「一族」のネットワークだと
固く信じている俺がきましたよ
それだと合体攻撃サテライトランチャーが出来ないよママン!!
まーはなからマイクロウェーブ送信施設が存在しない種世界じゃそんなに重要じゃないかも知れんが……
あと
>>514、カガリが死んだのはキラ@フリーダムのせいでストフリは関係ないぞ、一応。
>>517 ハゲドウ、他スレのことを気にしすぎだよな。
フリーダム→自由
ストフリ→和田
と言う感じに呼び名を使い分けた方がいいんだろうか…。
そうそう、作中で隠者を「ジャスティス」って呼んでる所があったけど
「∞ジャスティス」を「いんじゃ」で単語登録したら楽そうだなとか考えてた。
前にも上がったが、ラクソについては、あまりの基地外電波のせいで、
ラクソのイメージが人それぞれになっているからな。
共通認識になっているのは基地外電波と攻撃を無差別にばらまくことと、
権力欲の権化であること、洗脳が得意なこと、といった感じだな。
>>519 ヴァサーゴCBとストフリが合体してサテライトランチャー、という想像をした。
ストフリの腹部からサテライトランチャーw
>>524 素直にトリプルメガソニック砲撃っとけやw
想像するとホモっぽくてきめぇwwww
あのゲテモノガンダムがストフリの後からドッキングしてるのかよw
シャギアがキラブリッジ兄さんになってしまうwww
>524
それはあれか?
その必要ない仕様の発案はシャギアで合体中にクロービーム砲でストフリを撃ち抜くのか?
>506
実はミーアは本当にラクスで
自由辺りから登場してたラクスは偽者で
議長は無力な本物を庇ってたとかそういう展開で。
DX in C.E.73のガロード達の時系列は
エスタルド編なんだよね?
ちゃんと「私を見て」に繋がる展開に
なるんだよな……?
とりあえずここでのミーアには幸せに…というか努力が報われて欲しい…
本編のCEの人間は度し難いバカだからなぁ
平和の為に歌い続けてきたミーアと、暴れ回りながら戦争の準備を進めてきたラクスとどちらを本物と認識するか・・・
>>534 ちょっとそこら辺は言い出すときりがないので…
メイリン「どっちが本物のラクス様かわからないの?!」
ルナ停止w
即座に「自分が信じるに値するほうが本物」と頭の中で切り返した俺
>>536 姉の身の安全の方を心配しろよw>メイリン
>>536 「なんでそこでそんな話が出るんだ?」と突っ込んだ俺
自分らのラクスが本物だと証明することもできないし
このメイリンの言い方だとザフトはラクスの命令で動いてるように聞こえるし
種死見終わったよ〜 ノシ
なにこれ・・・・('A`)
ラクスっていったいなんなの?
本編においてはデウスエクスマキナっぽい位置…というか影響力が発揮されてるからなぁ
CEのヒエラルキーの頂点とでも言おうか…
友人が今、運命後のシンの活躍を描く小説を執筆しているが、
その中で彼が書いたラクスについての表現。
「神無き教祖、思想無き革命家、祖国無きスパイ…ラクス=クライン」
まあ本編での扱いは、単に負債の贔屓だからで済んでしまうけど…
それで納得は出来ない。
>>539 あの世界での神(負債)の化身
絶対的存在として崇められ、何をしても責められることもなく、ラクスを否定した人物は皆悲惨な目(主に死)に遭う
キラとアスランが途中から変わってしまったのも精神的に不安定だった頃にラクスと接触したから、という見方もされている
ざっと挙げるとこんな感じ
というか今のキラは2人目か3人目というのが通説
>>539 種初期での天然女っぷりは演じていたもの、と福田も後に明言している
自分にとって利用価値のある人間を選別していたらしい
結局キラの方が優れていると知ったラクスはアスランをあっさりと捨て
キラに自由を与えて恋人(手駒)としたのだった…
ラクスの場合は種の行動から通して理由付けを考察しだすとわけが分からんようになる。
>>545 キラの方が優れていると知ったからじゃなくて
自分の主張が希薄で思い通りに動くと判断したからジャマイカ?
>>546 言動から考察しようにも、解析不可能な『クライン語』だからなぁ…。
某遺作風に言えば
ど の 面 さ げ て 来 や が っ た ! >ラクス
一人目(普通):イージスの自爆で死亡
二人目(感情が希薄・自我有り):プロヴィデンスとの死闘で倒れる
三人目(なんか悟ってる):シンに敗れた際に死亡説があるが、普通に生き残った可能性も。
四人目(ラクスのロボット)
キラといえば、こんな感じ。
まぁ結論を出すなら『二次創作でラクスを再現するのはほぼ不可能』ってことなんだよな
職人さんも好きなように書くといい
>>539 ラクスの母親が幼い頃のラクスに言っていた言葉、
『世界はあなたのモノ』
そういうことです。
>>539 ついでに言うと、今までのガンダムシリーズにはいなかった、全く新しい
かたちの『敵』。
この事を意識して作ったなら、負債達も少しは見直せるんだが。
>>552 その後に『あなたも世界のモノ』と言って濁してるあたり、間違いなく母親似>ラクス
何となく覗いてみたが
今日スレの流れHAEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
コーヒー飲む暇NEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了 逆に考えるんだ
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;) 「早いからコーヒー飲めないのではなく
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~ コーヒー熱くて飲めないだけ」
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ と考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
,/´{ ミ l /゙,:-…-〜、 ) |
,r{ \ ミ \ `' '≡≡' " ノ
__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
これ以降、登場の線が濃いXキャラって誰だろうな
濃→ジャミル、ウィッツ、ロアビィ
中→サラ、シンゴ、トニヤ、キッド他フリーデンクルー
薄→カリス、エニル、パーラ
こんな感じか?
時系列がエスタルド周辺なら、ニュータイプ候補生とか出てこないかな・・・
最強のおっさんは?
ピンクと話し合うよりステラを救う方が先決じゃなかろうか?
>>562 ラスヴェートに乗ってたアベル・バウアーじゃね?
>>563 YES。この時点では少なくともアベルやミルラ(死んじゃうよの人)は
生きてるわけで
エスタルド戦時なら、ドゥエートも生きてない?
考えすぎかもしれんがラクスが『ガロード・ラン』の名前を知っていた事にとんでもなく嫌な予感がしてたまらないんだが
フリーデンの皆…頼むからラクシズにだけは…
>>566 ローエングリンゲート無血攻略がニュースになって
その際ザフト側の広報が広告したか内通者が情報流したかじゃね?
連合側が「ユニウスの悪魔」のパイロットに対しての敵意をも煽る為にメディアを通して流した可能性もあるな。
ラクシズにシャギア以外のXキャラが接触してもシャギアとつるんでる時点でXキャラは信用せんだろ。
シャギアを知らないけどガロードは知っているというような微妙な立ち位置のキャラを持ち出されても困るしw
ああ、しかし確かにアスラン成長したなぁ
アビス壊しだの、フェイスになれないだの、ミネルバに必要ないだの
さんざん言われてたのに・・・
ふと、エスタルド編のあの三人がドムトルーパーのパイロットになっているという光景が思い浮かんだ。
まあ三人組ってだけならムラサメパイロット’sでもいいんだけどさ。
そこで赤い二連星+1ですよw
三人にはラクシズに潜入して主力MSを奪取してもらおう
デマー→ストフリ
ドゥエート→隠者(ラクシズ製)
ミルラ→アカツキ(ラクシズ製)
ちょうど速・攻・防と分けられるよ
ドゥエートの二重人格は、むしろ今のシャギアの立場
になれば活かせたな
お前らがどれだけラクシズが嫌いなのかは分かったから
そういう毒はきは専用スレにでも行ってやれ
一部が毒を吐く、俺が和ませようとくだらないレスをつける、俺のレスをスルーして毒反対意見が出る。
つまり・・・、挟みうちのかたちになるな?
自分が正しいことをしてるって思い込んでる奴は始末に終えないねえ
>>570 キャラの成長ってのはそれが普通
いかに序盤から中盤でへタレようとそうなれば立派に『成長』したと言える
…こんな当たり前のことが出来なかったってのが異常
つーかもうなんのスレかわからん。
種キャラの生長云々なんて所詮はこのスレのSS内の連中。
それをどうこう言ったり強弱をつけたり、馬鹿馬鹿しくない?
初期のノリが懐かしい…
582 :
576:2006/07/23(日) 09:59:27 ID:???
すれちがいでも嘘でもいいから・・・
/:: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r' '"__ 、`、::::::::::::::::::
,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::r- ;;;;;;;;;;、:::::l `,:.:.:.:.:l ',:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::'、 ヽ::::l``‐‐、l l:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::l `、 l' ',::,、l ' ´/---、__、,,
::::::::::::::::::::::::::::::::::l 〉l´ l/:'' '、
::,;'l:::::::::::::::::l ハl、l l '' '、
ノ 'i:::,、:::ハ:::ll\ `' 'l ,/ ,,; ', , 僕に優しくしてよ!
l:ハ::l ',l `' 、 ,l; l ,;;'' ',
' `' ` `''''l_;'' '
l:. . ,r,‐‐ッ、 ,:. :.
.,':.:,; :. l l´ `l::::l l_:. /
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そういえば、ニコルってクルーゼの怨念とか短命だとか裏事情を全部知ってたんだよな。
コレ知ってる奴は限られてるから黒幕絞れるんじゃね。
それを言ったら友人であった議長、世界中の情報を制する“一族”、後は直接やり合って聞かされたキラ、これぐらいしか居ないぞ。
で、ラクス襲撃時の言葉を信じれば議長とラクスの線は薄い。
今はコントロールから離れてるのか知らんがやっぱり“一族”の支配下にあったのかね……真相が暴かれる時に期待だな。
>>585 あ、アンタは真坂、賦麗の姐さん!?
今度はシンの夢枕にでも立って狂化するのか、はたまたステラを乗っ取って出番を得るのか、
どっちにしても恐ろしいお人だ.....。
第十九話 『新しく、そして恐ろしい能力だ』
==========================
まっすぐな瞳が、じっとこちらを見つめてくる
迷いのない、信念に満ち溢れた瞳
ラクス・クライン
雨が降っていた。嵐はまだ終わらず、続いている
しかし彼女はひるむことはない
「失礼ながら、調べさせてもらいましたわ。DXのこと」
拡声器を使っているのか、コクピット越しにもよく響く声だ
ガロードもスピーカーで応対する
さすがにコクピットハッチを開けるのは危険だった
「なんだよ・・・だからなんだってんだ・・・?」
「なぜそれほどの力をお持ちにも関わらず、このようなことをなさっているのでしょうか?」
「は?」
「DXは戦争を終わらせることのできる力です。やり方次第で、平和をもたらすことができるでしょう
あなたはなぜそうなさらないのですか?」
「はぁ・・・?」
わけがわからなかった。しかし彼女は真剣に言っているようだ
「力だけではダメなのです。それと同時に、正しい想いがなければ
そうでなくてはまた血が流れ、悲しい想いがあふれてしまいます
あなたのDXは、なにより強い剣です
それをザフトに所属して戦争などに使わず、
どうかそれを平和のために役立ててください」
「わけわかんねぇ・・・・いったいなにを言ってるんだ、あんたは!」
「わたくしたちと共に来てください。共に平和な世界を築きに・・・・」
「ふざけるな! カガリさんを殺した、あんたたちが言うことかよ、それが!」
DXがバスターライフルを引き抜く。しかしフリーダムは動かない
「撃ちたくばどうぞ。確かに、わたくしたちにはカガリさんを殺したという罪がありますわ
それは認めます。ですが、それにいつまでもとらわれているわけにはいかないのです」
「な・・・・・! 開き直りかよ・・・!」
「カガリさんのためでもあります・・・。これ以上の血を流さぬため、どうか・・・どうかわたくしたちと共に・・・・!」
「な・・・・・・・なんだ・・・・・・・・なんなんだ・・・・・・こいつ・・・・」
ガロードの頭が、ふいにぽぉっとなった
なにか、ラクスの言っていることが体の中に流れ込んでくるような感じがする
平和のために、DXを使う
それが正しいのではないかと、心の中で誰かが言う
(ガロード・・・・ガロード・・・)
「う・・・・ティファ!?」
頭の中で声が響く。
(ちゃんと、心を強く持って・・・・。彼女には力があります)
「どういうことなんだ!? 力って・・・・!」
(ラクス・クラインは・・・私たちが知っているものとは違う、
まったく別の新しい力・・・・ううっ・・・・ダメ・・・・)
「ティファ!?」
(早く・・・・・ロドニアへ・・・・・ステラという人も・・・・・・ガロード・・・・。私は・・・・)
ドゥン! ドゥン!
瞬間、フリーダムが攻撃を受けていた。オルバのアシュタロンが、猛スピードでやってくる
ガロードはそれで我にかえった
==========================
==========================
「魔女め、よくもぉぉぉぉぉッ!」
オルバはアシュタロンを凄まじい勢いでフリーダムに接近させると、クローを放った
フリーダムはそれをかわす
コクピットハッチがしまる。確かにあの女は、兄シャギアをたぶらかした魔女である
いかなる手段を使っても殺すべきだと、オルバは思っていた
「死ねぇ・・・・死ねぇぇぇぇッ!」
闇雲にクローを繰り出す。フリーダム。避ける。かと思う瞬間、背を向けて逃げ出した
「逃がすか・・・・逃がすかァァァッ!」
MA形態に変形し、追撃に入る
『オルバ、どこへ行く気だよ!』
ガロードの声など耳に入るはずもない。オルバはひたすらフリーダムを追いかけた
==========================
==========================
激戦から、十日がたった
ガロードは休暇をもらって、ホテルでごろんと寝転んでいた
あてがわれたホテルはひどく豪華で、正直なところ落ち着かない
オルバは結局、あれから帰ってこなかった
ステラも同様で、さらわれたままだ
シンはインパルスの撃墜とあわせ、ひどくそれで落ち込んでいるらしく、
元気がない
「部屋でじっとしてても仕方ねぇか・・・・」
ガロードは、荒廃したあの世界にいた
環境は苛烈で、餓えたり凍えたりしたことも一度や二度ではない
それに比べたらここは天国のはずなのだが、なにか物足りなさも感じる
(ティファ・・・ロドニアって言ってたよな・・・・)
それがなにを意味するのか。そこに行けばティファに会えるのか
ホテルの玄関を抜けながら、そんなことを考えた
ホテルのボーイが、車を用意しようかと言う
とんでもないと、それは断った
あの戦いからガロード・ランは英雄として扱われており、
それがどうにもむずがゆい感じがした
「・・・・まったく嬉しくねぇってわけじゃねぇんだけどさ・・・」
豪華なホテルから出て、街を歩く。オーブの街はほとんど被害を受けず、それは幸いだった
「あ、ガロードさん!」
「ガロードさんだ! ダブルエックスのパイロットだよ!」
「へー、あの人が連合を追っ払ってくれた人かい・・・・若いのに立派だねぇ・・・!」
「サインしてよ!」
ガロードはいつもの私服姿だったが、それでもいつの間にか顔はオーブ中に知られわたっており、
街中だと声をかけてくる人や、サインを求める人までいる
「ちょ、待ってって・・・さよなら!」
ガロードはあわてて逃げ出した。街を抜けて、人気のない公園までやってくる
ぜぇぜぇと息を吐いて、ベンチにへたりこんだ
「やれやれ・・・・おちおち散歩もできねぇや・・・・」
ため息をついて、ベンチにもたれかかる。サングラスの一つも買った方がいいかなと考えた
(なんかなぁ・・・・・・・)
英雄扱いされるのが、嬉しくないわけじゃない。しかしガロード・ランという名前が一人歩きしてるようで、
かすかな薄気味悪さも感じる。かつて、英雄と呼ばれた人間たちもそう感じたのだろうか
ごろんとベンチに寝転び、空を見る。決戦の日は嵐だったが、今日はよく晴れていた
「やりすぎたのかなぁ、俺・・・・。もっとおとなしくしてりゃよかったかも・・・・」
目を閉じて思い出す。アーモリーワンはまだよかった
しかしユニウスセブン破壊や、ローエングリンゲート制圧、それに今回のオーブ防衛戦・・・・
どれ一つとっても、かなりの戦果である。ガロードはDXのおかげだと思ってるが、人は人を英雄にしたがる
それに戦意高揚のため、今の自分はザフトのシンボルのようになっていると聞いていた
いつの間に撮られたのか、プラントではガロード・ランのポスターや映像が流されたりしてるらしい
「いっそ逃げ出しちまおっかな・・・?」
にやっと笑う。もしも自分が逃げ出したら、ミネルバの人間はもちろん、ザフトの人間も大慌てだろう
なにしろスーパーエースと祭り上げられた人間が、脱走したのだから
そんなことを考えるとなんとなく愉快な気分になった
あのデュランダルのおっさんの、慌てる顔も見られるかもしれない
「・・・・・ロドニアだな」
ガロードはベンチから起き上がった。すでに男の顔に戻っている
とにかくティファを探す。この戦争のことはどうでもいい
なによりティファが先決だった。迷ってる場合じゃない
ざっぱー
不意に、頭から水をかけられた
「ぶっ、つめた・・・・誰だよ!」
「あーら、誰だよとはご挨拶ねぇ、『ユニウスの悪魔』さん・・・・」
「へ・・・・? トニヤ・・・・?」
聞き覚えのある声。思わず目を見張った。バケツを持った、浅黒い肌の女性がいたずらっぽく笑っている
ベンチの前に人影がある。そのうちの一つが、こっちに飛び込んできて胸倉をつかんできた
「この野郎・・・・探したぜぇ! こっちは苦労してるってのに、おまえは英雄かよ!」
「キッド・・・・キッドか!? おい、マジかよ・・・!」
そばかすのある少年、キッドはガロードの胸倉をつかんだまま安堵とも怒りともつかない表情をうかべ、
ぶんぶんと揺さぶってくる
「俺も忘れんなよ!」
「シンゴ・・・! 相変わらず地味だな!」
「地味は余計だ!」
ぽかりとシンゴに頭を殴られる。そういうコミュニケーションも懐かしかった
「トニヤ、シンゴ、キッド・・・・。他のみんなは!? フリーデンのみんなは!?」
ガロードが慌てて聞く。するとキッドは、微妙な表情を浮かべた
「わかんねぇ。正直、俺らもいきなりこの世界に飛ばされて・・・どうにか俺のメカニックで
MSの修理とかしながら食いつないできたんだ
「そ。それで、今、ガロードはこっちですっごく有名でしょ? だからオーブにいるってわかったとき、
必死にお金稼いで、こっちにやってきたんだから。まったく、大変だったんだからね」
トニヤが肩をすくめてくる
(ということは、フリーデンのクルーは・・・)
通信士のトニヤ・マーム、操舵手のモリ・シンゴ、メカニックのキッド・サルサミル・・・・
それに医者のテクス以外は行方不明ということだ
「それにしてもどうしたんだ、ガロードが軍人なんて?」
シンゴが聞いてくる。ガロードは微妙な表情になった
確かに昔の自分を知っている人間からしたら、おかしなことに違いない
「いや・・・それは後で話すけどよ・・・・。とりあえずみんな、ミネルバに来ないか?
テクスもいるし・・・・・」
「あら、ドクターまで来ちゃってるの? じゃあ、フリーデンのクルーはみーんな飛ばされたのかしらねぇ・・・」
「わかんねぇ。俺もティファ探してんだけど・・・・・。いつの間にかこんなことなっちまって・・・」
ガロードはふと地面を見た。少し泣きたくなる。確かに自分は、ティファを探したいだけだった
彼女を護りたいだけだった。なのに、こんなバカをやっている
英雄だのなんだのと言われて、どこかで浮かれていた自分はバカそのものだ
「ま、そう暗い顔すんなって。俺らが来たんだ。なんとかなるさ」
キッドが肩を叩いてくる
「うっせ。俺よりチビのキッドに慰められたくねぇや」
「なんだとこいつ! いつも誰がMS修理してやってると思ってるんだ!」
キッドがつかみかかってくる。トニヤとシンゴが笑い声をあげている
こういうやり取りのすべてが、懐かしかった
==========================
==========================
トニヤ、シンゴ、キッドを連れて、港に停泊中のミネルバに入る
衛兵はガロードの顔を見ると、丁重に敬礼してきた
「へぇ、ガロードずいぶん偉いのねぇ・・・・」
トニヤが感心したように声をあげる
「俺が偉いんじゃねぇよ。DXが偉いんだ」
「フフッ、そういうのって、ガロードのいいとこよね」
「い・・・いや」
少し照れる
廊下を抜けて、医務室へ行った
中へ入ると、テクスがなにか書類のようなものに目を通している
「ガロード、なにか用・・・・む・・・」
「「「ドクター!」」」
トニヤ、シンゴ、キッドが一斉に声をあげる
同じようにテクスも、大きく目を見開いて言葉を失っていた
「これは・・・・驚いたな・・・・。こっちに来ていたのか・・・! よく無事で・・・・」
テクスが、三人の手を取る。表情は変わらないが、感激しているのは手つきでわかった
しばらく、フリーデンの五人だけで話し合った。言葉は次から次へ出てきて、懐かしい気分になる
ガロードはなぜか、帰ってきたのだと思った
「ああ、もうこんな時間か。そろそろ夕飯時だな。せっかくだから、外で食べにでも行こうか」
テクスが告げる
「よっしゃ! 当然、ガロードのおごりだよな?」
シンゴがじっと、ガロードを見た
「げ、なんでだよ?」
「おまえ、安くない給料もらってんだろ? それぐらいおごれよ」
「ちぇ、わかったよ・・・」
ガロードはしぶしぶといった表情でうなずく。確かに軍から支給される給料は、一般兵のと比べて多い
X運命氏 GJ!
ついに"天才"メカニックのキッド様登場か〜
コレでキッドの十八番の改修MSとかオリジナル装備もCEの世界で日の目を見るのか??
あとティファがロドニアのラボに関連にしてると言うことはガロードは急がないとまずいんじゃ?
って、まだ本文終わってなかったのね・・・
すみません
「あ、そうだ。みんな先に行っててくれよ。ドクターに相談したいことがあってよ」
ふと、思い出したことがある。ガロードの脳裏に、十日前の戦闘が思い出されたのだ
医務室を出て、シンゴ、キッド、トニヤはガロードが示したレストランへ、先に向かっていく
「どうしたんだ、ガロード。私に相談とは?」
医務室に残されたテクスは、こちらをじっと見てくる
「いや、ほら・・・・ティファの声が聞こえたって言ったろ? こないだの戦いでさ」
「ああ。ロドニアと言ったかな。なにか連合軍の基地があるらしいが」
「うん。多分、そこにティファがいると思うんだ。どうにかして行く方法はないかなと思ってさ」
するとテクスは、微笑を浮かべた
「それは簡単なことだ。ガロード、『FAITH』というのは、かなりの権限を持っている
ザフトの戦艦を一つぐらい貸せと言って、勝手に向かえばいいだけの話だ」
「あ・・・・・そうなのか? そんなのやっていいのかよ」
「問題はないはずだ。軍にしては、おかしな制度とは思うがな。それよりも私が気になるのは・・・・」
テクスがまた書類を見つめる。なにかはよくわからないが、人物の経歴みたいなものが書かれていた
「なんだよ、テクス?」
「いや、ティファは、ラクス・クラインが、私たちの知るものとは別の力を持っていると言ったらしいな?
それが事実なら、ラクス・クラインはニュータイプだということになる・・・・。
だから、私なりに彼女の経歴を調べてみたのだ」
「へぇ・・・・・。なにかわかったのか?」
「推測だ。あくまでも推測を私は述べる」
真剣な表情で、テクスはそう前置きをした
「わかった。推測でもいいよ」
「うむ。我々がニュータイプと言えば、ビットを操っての戦闘や、
あるいはティファのような感応、予知能力を思い浮かべるな?
しかしティファは我々が知るものとまったく違う新しい力だと言った」
「ああ・・・・。だから、あのラクスとかいう人は、ティファやカリス、ジャミルとかとは違うってことだよな」
「そこで私が注目したのは、彼女のカリスマ性だ。前大戦では彼女は平和の歌姫として支持されている
しかしその行動には矛盾も多く、非難される点も見受けられる
まぁ、戦争終結のための非常手段と世間の人々が納得するのならそれもいいが・・・・
それでも、現実に彼女がほとんど非難されていないのは、不自然だ」
「ふーん・・・・・それとニュータイプとなんの関係が?」
「うむ。ガロード、サキュバスやヴァンパイアといった想像上の怪物は、
人を魅了する能力に優れていることを知っているか?」
「あー、なんか聞いたことあるぜ。ものすげぇ美人だったり、女の人がメロメロになったりするんだろ?」
「そうだ。しかしそもそも、容姿が優れているだけで人はその人のためにすべてを投げ出したりするかね?」
言われて、ガロードは首をかしげた
確かにそれはないと思う。どんな美人だとしても、それだけで無条件に従うほど、人は馬鹿じゃない
「いや・・・・美人だからって・・・そこまではしねぇと思う」
「そうだ。だからそういった怪物は、人を魅了する魔力を持っている
私はラクス・クラインはこの能力を持っているのではないかと思うのだよ」
「へ・・・・?」
「魔力だよ。自分を好きにならせる力。自分のために人を働かせる力。自分のために人を戦わせる力
テンプテーション、あるいはチャームと呼ばれるような、魔法と言ってもいい。
彼女は、意識してか無意識かはしらないが、そういう力を持っている」
「えっと・・・・よくわかんねぇけど、ラクスっつー人を見たり話したりしたら、
その人を無意識に好きになっちまうってことか?」
「簡単に言えばそうだな。これをニュータイプ能力と考えるなら、まったく新しく、そして恐ろしい能力だ
なにしろほとんど無条件で人に好かれるのだからな。世界を手に入れることさえ、不可能ではない」
テクスはそこで言葉を切った。ガロードも確かに思い当たるふしがある
ラクスと話したとき、なにか彼女の言葉が胸に入ってくるようで、頭がぽぅっとなったのだ
「テクス・・・・そうかもしれねぇ。あのラクスって人、そういう能力持ってると思う・・・」
「ガロード、あくまでも推測だ。まぁ、興味深い話ではあるが・・・・」
「うーん。でもなんかニュータイプって感じのする能力じゃねぇなぁ・・・・」
ガロードは腕を組んで、天井を見つめた
「そうだな。だがニュータイプと言うものは、本来定義があいまいなものだ・・・・・・
いや、それより夕飯にしよう。キッドたちが待ちくたびれているぞ」
テクスはぽんぽんとガロードの肩を叩き、医務室から出て行った
ガロードもその後を追って行く
==========================
==========================
オーブの宇宙空港に、シャトルが着陸する
プラントからの船だった。この戦時中である。地球へ移動するのも一苦労だ
プラント議長ギルバート・デュランダルは、オーブとの首脳会談のため、その地に降り立った
ザフトの軍人やオーブの要人が出迎える
二人のザフト軍人が、デュランダルの前に進み出た
敬礼してくる
「ジュール隊隊長、イザーク・ジュールであります」
「『FAITH』、ハイネ・ヴェステンフルスです。地上では我々が警護にあたります」
それを見て、デュランダルはこくりとうなずく。それからすぐに歩き出した
イザークとハイネも送れずに続く
「うむ・・・・。ハイネ、オーブ防衛戦はどうだった? かなりの激戦だったと聞いているが」
「はい。幸い、と言っていいのかわかりませんが、ザフトの損害はそれほどではありません
ただ、オーブのMSや艦隊はかなりやられました。なにしろ途方もない大軍でしたので」
「そうか。そうだな・・・・・正直、数で考えれば抵抗することなど無意味と思えるほどの大軍だ
オーブがよく勝てたものだと、私も感心しているよ」
「それにしても議長、DXというのは凄いものです。最後はあれ一機で地球連合を退けたようなものですから」
「うむ。私もガロードの活躍は聞いている。おかげでザフトの士気もあがっているよ
ただ・・・・この戦争、ただ勝てばいいというものでもなさそうだ」
「議長、なにかお考えで?」
「平和をもたらすための方法を、な。それも含めて、今日の会談は実のあるものにしたい
それよりハイネ、兵たちに伝えてやってくれ。ラクス・クラインが歌うことをな」
「慰問にいらっしゃってるのですか。わかりました、兵も喜びます」
イザークやハイネをともない、迎えの車に乗り込んだ。デュランダルは、少しオーブは暑いと思ったが
車の中は冷房がよくきいていた
「イザーク・ジュール。不機嫌そうだな」
さきほどからあまりしゃべらないイザークに、デュランダルは話しかける
「いえ・・・・議長、そういうわけではありませんが」
「新型のグフが、ジュール隊に配属されていないのが不満なのかね?
しかしあれは最初からハイネが乗る予定だったのでね・・・・」
「まさか。子供じゃありませんよ、俺は。ただ、
いつまでもザフトはDXに頼っているわけにはいかないと 思うだけです」
「うむ。君の言う通りだ。本来ならばDXも、前大戦で使われたジェネシスも、核も、
抑止力として使われるべきなのだよ。ところがこの世界の人間の引き金は、驚くほど軽い
これはどういうことなのだろうね」
「・・・・・・・・・。」
イザークは押し黙った。デュランダルは構わず続ける
「もっと我々は人の命の大切さを考えるべきなのだよ
人命を極端に重く考えるのもよくないが、今のように軽く考えすぎるのはおかしい
勝つためならば、何人殺してもいいなどと、考えてはいけないのだ」
「しかし・・・・議長、我々は軍人です」
「そうだな、イザーク。戦争を起こした責任は、我々政治家にある
だから政治家が平和のための努力をするべきだ
その上で、私は人命を重くさせるためのプランを考えている」
「プランですか?」
「うむ。例えば、人の命は尊い。人を殺してはいけない。そういう風に教育するだけでは、
人の命の重さは本当にわからない。理由がないからね
では、どうするべきか。人を殺さない、理由があればいい」
「軍人には・・・・いささかわからぬ話です」
「うむ。簡単に言えば、ナチュラルとコーディネイターが互いに支えあえばいいのだよ
例えばナチュラルにできないことをコーディネイターがやり、
コーディネイターにできないことをナチュラルがやる。そうすれば、お互いが殺しあうことは、
お互いにとって不利益になる。そうすればそこに、人の命を奪い合うことの無意味さが発生する
そういう利益に支えられることで、人は本当に命の大切さがわかるのだと、私は思う」
「なるほど・・・・。それは、よいお考えだと思います
しかしうまくいくでしょうか? ナチュラルとコーディネイターの溝は深いと思いますが・・・」
「うまくいくいかぬはわからぬよ。しかしやりもせずに諦めるのは、よくないのではないかね?
こういう形でお互いが支えあい、プラントと地球の交易や交流、留学、
あるいは結婚などが活発になることで、平和をもたらす
今はまだ、構想の段階だが、これを私は『ディスティニープラン』と呼んでいる
いつかこれが、平和をもたらすと信じているよ」
デュランダルの言葉に、イザークもハイネも、こくりとうなずい
デュランダルの言葉に、イザークもハイネも、こくりとうなずいた
やがてオーブの宮殿が見えてくる。
車が止まり、デュランダルはオーブの地を踏んだ
オーブの将兵たちが敬礼している。その中央から、まだ若い男が一歩進み出てくる
その隣には、アスラン・ザラがいた
「お初にお目にかかります。プラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダルです
ユウナ・ロマ・セイラン代表ですね? 今回の事件において、深く哀悼の意を表すと共に、
貴国との強い友好を感じております」
デュランダルが手を差し伸べる。ユウナはそれを握り返してきた
「お会いできて光栄です。デュランダル議長。ただ、私はユウナ・ロマ・アスハです」
「いや・・・・これは失礼した」
「いえ、今回の件に関しては、我々オーブはプラントに対し感謝の念にたえません
願わくばこれが、平和の第一歩となることを望みます」
ユウナが微笑する。若いが、悪い男ではないと、デュランダルは思った
==========================
==========================
小さなプラントである。忘れられたプラントと言ってもいい
地図にもない場所だった
そこには小さな屋敷がある。そこで一人の男がチェスをしていた
相手もおらず、一人で黙々と駒を動かしている
屋敷の中へ人影が入ってきた
「ニコルか・・・・・。地球はどうだった?」
「くだらないことばかりでしたよ。ブリッツはやられるし、殺せたのはカガリだけですし、
さんざんでした」
全身を包帯で包んだ男、ニコルが苦々しく吐き捨てる
きちんと歩行できないのか、松葉杖をついていた
「しかしこれは思わぬ局面だな。カガリが死に、オーブが連合と敵対するとはな
まぁ、それも面白い。世界が混迷すればするほど、人が死ねば死ぬほど、
人は平和を求め始める」
チェスを見つめながら、男がつぶやく
「フン・・・・そうなればアナタの『ディスティニープラン』が、受け入れられやすくなるわけですか?
人類に・・・・」
「そうだ。遺伝子の絶対統制によってのみ、人は幸福になれる」
「それは別に構いませんけどね。手駒が足りませんよ。もっと兵士とMSを補充してください
アウルはまだ使える方ですけどね。旧ザラ派の連中じゃ、フリーダム相手に歯が立ちませんよ」
「それはキラ・ヤマトのパイロット能力が優れすぎているだけだ
それよりもギルバート・デュランダルの暗殺を急げ、ニコル」
「わかりましたよ・・・・・。それでアナタがギルバート・デュランダルになるわけですね?」
ニコルがじっとチェスをしている男を見つめる
男の顔は、ギルバート・デュランダルそのものだった
つづく
==========================
リアルタイムキタ━(゚∀゚)━┥東│東│東│ │ │ │発│発│発│中│中│中│北┝┥北┝━(゚∀゚)━ッ!!!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
ラクスの力オソロシス
淫魔や吸血鬼の類の魔眼持ちならなんか納得
さり気無く議長もDXがやりすぎた感を持ち始めてんナ
>595 出すぎだぞ!!自重しろ!!
な、なななんか凄い事になってるんだが!?
GJ
…もう1人のギルバート・デュランダルか、
あの世界だからもう1人存在してもおかしく無いというのがなんともw
でも、ティファは大丈夫なんだろうか?
議長が二人!!?
なんにせよ明日が待ち遠しいぞ!!!
早く明日になれー!?
>>602リアルタイムGJ!
ラクスがサッキュバス扱いですか… なんか納得しちまったじゃねぇか!!
今日はGX氏のほうも更新されていたのでお腹いっぱいです…
GJ言い忘れた……相変わらず予想の範疇を飛び越えてくれるぜ、GJ!
X運命のラクスはロックブーケ(女にも対応版)なのか。そりゃ耐性や見切りがなきゃ洗われるわな。
そしてティファ、ロドニアのラボに居るんだとしたらやたらピンチっぽいな。
>>600でX運命版デスティニープランは原作と違うのかと思ったら
>>602で度肝を抜かれたよ。
それにしてもニコルのクロマクは明らかになったけど、この黒っぽい議長は一体何者なんだろうな。
洗脳とかあからさまじゃなくても、
カリスマという力は危険極まりない。
ラクスの持つ力がそういうモノなら、
種世界の出来事もある程度説明が付くよなぁ
>>608 まあしかし大筋では似た様な感じ。
「人殺しが損だと思わせる」というのは
「人間の行動原理は損得、物欲に支配されている」とした唯物論…共産主義と同じだからね。
人間はそう単純なもんじゃないから現実世界の混乱は今も続いている。
ガロード、危うく洗脳されかけるの巻
gj!
でもラクスヒドス&オソロシス。
事態が事態だけにまず謝罪くらいはするかと
思ったんだがなぁ。まさかアスランとかユウナと
逆方向にパワーアップするとは・・・偽議長にも驚いたが。
>>608 Xアストレイのラウだか議長っぽい人じゃね?
GJ!
今日は早いなw
やはり世界のためにもラクスはヌッコロスべきか。
それとガロード、ティファが大事なのは分かるがステラのことが出たんだからちゃんとシンも誘えよw
>>608 いや、「ロドニアに来てほしい」とは取れるが、
「ティファがロドニアにいる」かどうかは微妙じゃないか?
それだけ急がせるナニカがあることを考えると地中海は本編同様血に染まりそうだな・・・
>>610 なるほど。納得した。
けどそれ聞いて「ロジックじゃないのよ」みたいな事言ってた金髪黒眉猫好きの科学者思い出す俺って……。
>>613 ニコルが生きてたんなら前者が生きててもおかしくないけど言動がラウっぽくないよな。
どちらかというと後者?
悪者っぽい人ばかりでガロードも前途多難だな…
ユウナが頑張らないと、戦争は終わりましたが、
その後はもっとクソッタレな世界がまってますって事になりかねんw
議長が入れ替わられた場合、それを暴くのはきっとレイだと思う俺がここに。
考えてる事はともかく中身の温度がかなり違いそうだし議長萌えのレイならきっと見破ってくれると信じてる。
もう俺の中じゃクローンネタはいいだろって感じだけど
だってフラガにラウにレイ。こいつらが原作で出て活躍してたんだし
ミーアだって顔はラクスなわけだし…。もうそういったネタは個人的に勘弁かなぁ…
>>615 まあ、唯物論は頭の良い人が嵌りやすい思想的罠(日本共産党の上層部は東大閥w)とも言えるから、
決して馬鹿じゃない議長がそういう方向に行ってしまうのも仕方無い事かも…
と思ったりする。
しかし金髪黒眉猫好きの科学者とは懐かしいw
うーん、これってもしかして、
種死本編で議長が豹変したことへのフォローなのか?
うはwww
このラクス怖すぎ
でも実際こんな能力でもなければあの超展開はありえないよな…
しかし、追っかけてったオルバは大丈夫なのか?
兄さんに執着してるトコをつかれて兄弟仲良くラクスの私兵になりかねん
能力はあっても限定的なモノだろうな
そうじゃないとみんなラクスに洗脳されて種死の展開とかが無くなる
>>キッド「どうにか俺のメカニックで
MSの修理とかしながら食いつないできたんだ 」
キッドが修理したMSのパイロットって、性能が前より上がったカンジだって
大喜びしてそうな希ガス。
>>620 そうなんじゃないか。
本編では話の都合で突然発狂したわけだから
別人が成り代わったとでもしないと説明がつかない。
うはw
2人目の議長かよw
もしうっかりキッド達がミネルバに居座るようになったら
何人か存在感が消えそうだなぁ…
GJ!
でもふと思ったんだがガロードは自由と羅貢棲の出現を報告してない?
DXの警護に就いてたムラサメ隊は落とされて報告されなかった?
それともそのまま捕獲された?
とかなり気になるんだ。
だって敵性機体と出てくる様な女が慰問に訪れられる訳無いからミーアが不自然になっちまう。
オーブ・プラント同時生中継ライブ中に正体バラシ+本物の所行バラシやったりするんかな?
GJ!
確かにこれなら、イージス自爆以降のキラの豹変も納得できるし
何よりラクスを倒せば、アスランと同じく、綺麗なキラとの共闘の可能性も。
GJ!!
しっかしティファがいってる別の力って
種割れのことじゃないのか?
とりあえず
GJ!!
ガロードがティファに会える日が今から楽しみです!
ラクスの種割れの効果が他の連中の<パイロット能力向上>と違って<テンプテーション>だって事かもよ?
実際、この女本人はMSの操縦桿なんか握らんわけで。
……しかしラクスがガチで魔女だったとは。
こりゃあオルバ……洗脳されずに逃げ延びろよ…………
ノウミソだけとかにされてなきゃいいが>ティファ
あとオルバは追跡してその後ちゃんと帰還したのかな?
ガロードは洗脳されないと思う
むしろガロードはA.W.の時代をすごしているから
ラクスたちをいい方向にかえそう・・・と思っているオレがいる。
ラクスとか下の人たちのこと考えていないもんな・・・
>>635 一応、考えてる事になってんじゃね?
負債や某プロデューサーが○○○○だから考えて無いように見えるだけで…
>>631 オルバは密かにシャギアを救うチャンスを伺っているのさ。
だってあの自己中変態兄弟なんだぜ、シャギアの記憶さえ戻れば大丈夫。
しかしアレだ・・・
種死の理不尽なところを、必死にフォローしなきゃいけない作者さんは大変だな('A`)
いやいや、逆に理不尽だからこそ
好きなように解釈できるから職人にとってはありがたいんじゃないか?
俺は文を書くのは苦手だが種死は二次創作のやりがいがありそうだな
>>635 SFとかでよく管理プログラムが
私の使命は人類全体を守る事で、個人の問題はどうでもいいってのがあるだろ。
多分あのノリ。
まさにラクスたちがデスティニープランを否定した感情そのものが
ラクスたちにも適用されるという矛盾ですね!!
>>635 しょうがないよ、お嬢様育ちで魅了能力持ってる上に、厳しい現実に直面してないんだから。
>>637 しかしお兄ちゃんは洗脳電波にドップリ漬かってるんだぞ。
しかもガロードにも通用しかけ、オルバとティファの妨害が無かったら危なかったほど強烈な代物だ。
記憶が戻った所で洗脳されっぱなしだったら意味無い。
それこそ「お兄ちゃんどいて! そいつ殺せない!」の世界になるのでは?
いくらシャギアの記憶が戻った所で、あからさまに以前とは違う人格のシャギアなんぞ見せられたら、
オルバのラクスに対する殺意もヒートアップするだろうし。
ラクスって誰にも叱られた事ないんだろうな。
むしろ、叱られたら叱り返すくらいしてたんじゃないか。
ガンダムパクッタ事をアスランに問い詰められた時みたいに。
ああ・・・しかしガンダム世界でテンプテーションなんか、
トンデモ設定なんだけど・・・・
まったく違和感ねぇのはどういうわけだ('A`)
野比玉子vsラクスはおもしろかったな…
洗脳はガンダムじゃ珍しくない事だし
精神感応もよくやってるからな。
ハイパー化とか波動拳とかもやったことあるんだし
X−MENばりの超能力バトルにならん限り、ガンダムってのは意外と
なんでも有りな世界だぞ。
ティファたん無事だよね……?
ラクスの言っていることがよく分からないのですが……
>>648 この場合の類似をしいて上げるとすればハマーン・カーンだな。
そういえばジュドーも仲間になれと誘われたことがあったか。
最もあっちはカリスマ性に加え高い実務、政治、加えて戦闘能力があってのもだし、
グレミーに反乱起こされているあたり良くも悪くも人の心を完全に縛り上げてるわけでもないが。
肉体を失い、脳だけになったファーストコーディネーターと
肉体を失い、データ(魂?)だけとなったファーストニュータイプの出会いはあるだろうか。
GGの方がDOMEに「もっとお気楽に行こうよ〜」みたいなこと言いそうで
あんまりシリアスになりそうもないがw
暗殺されたってのになんであんなにお気楽極楽なんだろうな、
ポテンシャルを引き出す為に究極の楽観主義者に性格もコーディネートされているのだろうか?ww
>>653 奴は天然だったんだろう。
そして生前極められなかった笑いというジャンルを極める事にチャレンジしているからこそ
あそこまで極楽になったと推察してみる。
テンプテーション=洗脳
>>646 ああ、まったくだな。テクスの説明聞いていて
「あぁ、そういうことだったのか」と素直に受け入れてしまった俺ガイル。
あとキッドの魔改造には期待している。奴はディバイダーを作った男だからな。
インパルスもきっと強くしてくれるんじゃないかと思うぜ。
しかしマジでキッドが来ているとなるとロウとの出会いが欲しいな。
ジャンクパーツからありえない性能の機械を作り出すことにかけちゃお互い天才的だしw
アストレイ系の話とか他のスレに書きこまね?
正直いらん
そうは言っても組み合わせとしてアストレイキャラとXキャラって相性良過ぎるんだよ。
ま、とりあえずアストレイ系は、出てきてから話題にしようじゃないか
今のところは、出てきてないんだからさ
出てもないのに過剰反応するのは恥ずかしいことだ。
「種・種死のアニメにXキャラがでていたら」ならスレ違いだが
「種・種死の世界にXキャラがいたら」なんだから
アストレイも立派に種世界の一部である以上、スレ違いではないだろう。
ただ勘違いしちゃいけないのは作者にアストレイキャラの登場を強制するような真似は絶対駄目ってことだな。
またアストレイか…
いいんだよ外伝キャラなんて、都合のいいときに都合よく登場させて都合よく動かせば。
キラワープみたいに。
>664
ダメか?アストレイ
初の外伝はスタゲって事になってるらしいぞ
アストレイ…黒歴史になったりしてw
>>667 違うよー、アストレイの初の外伝がスタゲで、
アニメの方が黒歴史なんだよ〜w
>>667 陰険だな、アストレイアンチだからってもっと言葉選べよ。
今日の話を読んでいて思い出したのがエンドレスワルツ。
平和は与えられるものではなく、『皆で』勝ち取るもの(たぶんこんな感じ)ってやつ。
ラクソの場合自分が好き勝手やった結果が平和だとぬかしているが、これって正に、
与える平和モドキだよな。洗脳能力と併せて自分の正義を押し付けて、
ハイ戦争は終わり平和になりました、この平和を維持するために私に従え、
直接的に上のようには言っていないが、ほぼイコール。
他方で特殊な能力を持ったばかりに多くの人間の野望の道具にされそうになったティファの
静かな、平和な日々のために戦ってきたガロード。
そんなガロードらには、「平和」というもののあり方、平和とはどういうものなのかについて
ラクソを説き伏せてもらいたいものだ。
>>666 俺的にはあのジャンク屋さん達の設定が納得いかんw
種世界のおかしさを助長してる感じ。
まあ、MSVの設定をみたらある程度許せるようになりますた。
>>672 そんなん言っても基本的に本編で使われなかった設定使いまわしてるだけだし。
>>671 すまんがガロード達には逆に「平和」というものを
体験したことがない人が多いからそれは無理だと思う。
ただ前の半分には同意。
だから「平和とは何か」を叫ぶんじゃなくて
「それが平和だとしたらそんなものは願い下げだ」みたいな方が
混乱と闘争を日常として生きてきたXキャラには似合うんじゃないだろうか。
>>672 その本編のムチャクチャさに振り回された面もあることについて、
理解を求めたい。
オレは好きだけどね、アストレイ。
気楽に読める痛快物語って意味でさ。
つまり種本編は、
議長の共産主義かラクスの主体(チェチェ)思想のどちらかを選べって話なんだな?
…救えねぇ
>>676 しかもチュチェ思想が勝っちまうし。
…どこの半東北部の国家だよ。
スレ違いだが、議長が協賛主義なのか自体がそもそも明確でない。
運命計画自体、内容がよくわからんもんなんだから、内容もよく分からず、
身勝手な解釈でテロ仕掛けた半島人を、無能脚本家が勝たせたというのが種死
・・・頼みがあるんだが・・・
悪いけど予想とかそういうのは他にスレ立ててやってくれないか?
その予想でもめたりアンチわいたりとか嫌だし、何回か言われてるが作者のプレッシャーになるのが一番嫌だし
まぁ、それなら見るなって言われたらそれでしまいだが、俺以外にもそう思ってる奴がいると思うんだ。
その辺を考慮してもらえるとありがたい
>>679 顰蹙を買う可能性も充分に理解したうえであえて言おう。
そういったものも含めて楽しめないのなら2ちゃんでやる意味ないんじゃない?
そういったものをシャットダウン出来る投稿掲示板の類なんぞ探せば腐るほどネットには転がってる。
でもあえて2ちゃんねるで作者が投稿してるのはそういったものも含めて楽しもうと作者が考えている、
と思うのは間違いか?
>>679 まずは言いだしっぺの人がスレ立てしようぜ。
何と言うか、職人さんを養護しすぎている感じがする。
確かに先日某SS主体スレが荒れに荒れて今じゃ見る影もなくなったけど
もともと人気の無かったXと種死のクロスをやってるんだからさ
GX氏にしろX運命氏にしろそれなりにタフだと思うぞ?
ネタの話なんか出ていてもしかしたら煮詰まった職人さんがつかう可能性だって無きにしも非ずだし(使うの禁止ってわけでも無いし)
"皆で作っていく"って意識をもっても良いんじゃね?
そりゃ投下されたネタに対して頭ごなしにむちゃくちゃな理論で反発するのは論外だけどさ
「遺伝子レベルで個々の人間の適正な職業とか社会的役割を決定し、
割り振り、貧富の差を無くせば、妬など争いを生む感情も無くなるだろう。」
(個人的解釈なんで間違ってたらごめんね。)
これって共産主義の根底にある「唯物論」(人間は給与や食料といった「モノ」で動く存在だと規定している)と極めて似ている。
あと、資本家が利潤を生むタメに戦争を影で操ってるという設定も、
今も生き残ってるレーニンの帝国主義論っぽいw
落ち着け。とりあえずおかしな方向に向かうのはよそうぜ
まぁ、議論が活発なことは、それだけスレが栄えてるってことだ
どっちもあまり興奮するなって
>>649 以前立ってたのび太vsキラスレの中で
「ラクスの母親が野比玉子だったらどうなってただろう」って話が出て、
ラクスの飛ばす電波をことごとく跳ね除けて叱り倒すってネタがあったの。
母親がのび太ママならきっとラクスもあんなキャラにはならなかったろうね、と。
スレ違いなのでこれ以上はやめとく。
689 :
685:2006/07/23(日) 22:04:21 ID:???
>>678へのレスね。
スレ違いっぽいのでこれで消えます。
>>682 マジでやるとは。もっとも使う人がいるかどうかは別問題だが。
>>682スレ立て乙
だが厨とか馬鹿は自覚無いからいかなさそうだな
ハニワスレになりました
>692
バカ!徹甲弾だろ!
ティファやジャミルって案外X世界に居残りだったりしてね。
昏睡状態のティファ、必死こいてるテクス以外の医療スタッフ、
困惑しながらも残ったクルーとフリーデンの武装だけでなんとか
対応してるジャミル。
なんてな。
C.E転移組が転移して何日後のX世界に帰って来るのかも分からん状態だが。
695 :
682:2006/07/23(日) 22:34:05 ID:???
過ちは繰り返さない!
なんて名
ジーグスレになってるw
もしかしたら次でX本編に先駆けて今いるクルー+シン他数人で
第二のフリーデン結成か!?
ガロードの台詞だと自由がカガリ暗殺の片棒担いだことに完全になってるな。
実際そうだしな
ってか当事者の主観でも、第三者の客観的視点から見てもそれ以外にどう捉えればいいのか…
なら、いいわけさせてみる
ガロード「カガリさんを殺したあんたたちが言うことかよ!」
キラ「違う! 僕たちはカガリを拉致したかっただけなんだ!」
・・・どちらにしろ重罪です。本当に(ry
>>702 だって北の人たちですから…
ラクジョンイル>オーブの人間拉致>洗脳>洗脳した拉致った人間を首相に祀り上げ都合の良いように弄繰り回し影でコントロール>ラクジョンイルウマー
な、人らだし
>>702 >>ガロード「カガリさんを殺したあんたたちが言うことかよ!」
>>キラ「違う! 僕たちはカガリを拉致したかっただけなんだ!」
コーヒー吹いた
>>602 色々と感想はあるんだが・・・。
まず、キッド達Xのキャラが出てきた瞬間、すげえ嬉しかった。
やっぱXのキャラがいないとガロードも光らないよなあというかさ。
にしても読めない展開だなあ。ラクス、第三勢力、こいつらとフリーデンはどうかかわり
どう戦っていくのか。わくわくしてしょうがない
超GJ!!
本編の議長はいつからニセ者に代わったんだろうな?
AA追撃?
オーブ侵攻?
クローンだろ? アストレイのカナードみたいな感じの
カナードにキラの存在を教えた人物、あれがニセ議長じゃなかろうか?
>>688 これだな。
342 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2005/11/13(日) 21:25:16 ID:???
ラクスvsママ
「わたくしたち、人は、おそらくは、戦わなくても良かったはずの存在……」
「それで?」
「なのに、戦ってしまった者たち。何のために? 守るために? 何を? 自らを? 未来を?」
「そんなこと知りません! 大体何を言いたいのあなたは!?
はっきりおっしゃいなさい!!」
「いえ、その…誰かを撃たねば守れない未来、自分、それは――」
「要するに、何でみんな仲良く出来ないのかって言いたいんでしょ!?
それなのになんですか、回りくどい言い方して! ちゃんとわかる言葉で、まず話し合いからはじめなさい!」
「でもそれは――」
「でもじゃありません! お父様がダメだったら、貴女が頑張らないでどうするの!」
「そこはザラ派の――」
「言い訳は聞きたくありません。そもそも自分の蒔いた種を自分で刈り取れないでどうしますか!」
「種…ですか?」
「そうです。民衆に働きかける力がありながら姿を隠して、あまつさえ事が起こったら実力行使?
貴女みたいな無責任な人たちが世界を腐らせるんです」
「でもキラが――」
「言い訳は聞きたくないと言ったはずです!
隠居するなら、簡単に表舞台に立たないか、自分に出来ることをやってからになさい!
迷惑するのは民衆って、ちゃんとわかってるの!?」
「……」
「わかりましたか?」
「はい…それでもわたくしたちは――!」
「わかってないじゃないの!
――いいでしょう。今日はみっちりお小言といきます。そこに正座なさい!」
「……」
「返事は!?」
「わ、わかりましたわ!」
「よろしい。それでは、まず貴女の態度から――(くどくど)」
それから一時間半。身動き一つ許されなかったという。
こんなのも。
339 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2005/11/13(日) 20:58:10 ID:???
ラクス「私はあなたの操り人形じゃありませんわ!」
ジャイアン母「そんなセリフは操り人形みたいに忠実に動いてから言いな!」
ラクス「いたた、や、やめてくだs」
ジャイアン母「いいから黙って店番しな!」
ラクス「はい……」
ラクス母はスネちゃまのママタイプだったわけだな
>712
スネ茶魔のママだって叱るときはちゃんと叱るぞ
やはり「カーチャン」は偉大だということかw
お前らレスしすぎ。しかもスレタイと関係ないことばっか
少し黙れや
ラクスって親に叱られたこととかあるんだろうか?
種世界の親はどいつもこいつも優しすぎる(甘すぎる)からなあ。
息子(娘)叱り飛ばしそうなのはパト議長くらいしか思い浮かばん。
「叱りましたわね・・・・・・」
「叱って何が悪い!」
「親にも叱られた事がございませんのに!」
「叱られずに一人前になった奴がどこにいるか!」
つ【キラ・ヤマト】
なってない!一人前になってないよ!
だよなぁ?w
一人前のテロリストにはなったかな。
それか一人前のニートか。
>685
竹Pはマルクス主義者だからな
種死においては被害者であるはずの連合を強引に悪者にし
それ以外は一切描写が無いのは
資本主義の否定がそこにあるわけだがな
戦前戦後問わず日本のマルクスマニアは脳内ファンタジー以外の認めないし
それ以外の否定は正しいものであるという前提という思考が遺伝子レベルに定着してる
類人猿モドキ
種をあまり見た事はない上、Xも年代的にほとんど覚えておらず知ってるのは概要だけ。
関心の割になんか見る機会が来なかったXだが、このスレ見て借りて来ることに決めたよ。
X運命氏超乙。こんなに燃えたのは久し振りだ……。
>>724 Xを年代的に覚えてないってことは高校生くらい?
とりあえずXはやっとDVDがレンタル始まった(ビデオだともう再生回数とかでのテープの劣化がひどくなってる場合がある)のでDVD画質で存分に楽しむと良いと思う。
>>725 いや、もうちょっと上。>年代
元々アニメとかは兄が見てた近くにいただけだから、兄が見てないXはやはり見なかった。
(耳に残ってたDREAMSなど好印象はあった)それとビデオしか頭になかった自分に衝撃。
オールドタイプにも程がある……DVD優先して探してみます、thx!
流れ豚切り失礼しました。
第二十話 『俺は変わったか?』
==========================
「うわー、すっごいお風呂ねぇ・・・・後で使っちゃお!」
トニヤがバスルームをのぞいている
「けー、なんだよこのベッド。体が沈むぞ・・・!」
キッドがベッドに身を投げ出している
「うわ、すげぇ高級ワインとか、ウイスキーとか・・・・
しかも勝手に開けても料金いらないのかよ!」
シンゴが冷蔵庫をあさっている
「なにやってんだよおまえらー!」
ガロードは思わず叫んだ。
休暇中の、高級ホテル内である。確かにAW世界の人間に、
この高級ホテルのスィートルームは珍しすぎる代物だろう
「だって俺たち、泊まるところねぇもん。金もねぇし」
キッドがベッドで腕枕をしながら、偉そうに言う
「いばることかよ、それ。つーか、どんだけ無計画なんだよ
もしオーブに俺がいなかったら、どうするつもりだったんだ?」
「そりゃ、また流しのメカニックに後戻りさ。俺たちゃ戦後世界の人間だぜ?
しぶとさにかけちゃ、この世界の人間に負けやしねぇよ」
「ったく・・・・。まぁ、みんな無事に会えたし、別にいいけどよ。これからどうするんだ?」
ガロードは、部屋で思い思いにくつろいでいる三人を見回す
「そりゃあなぁ・・・・ガロード。なんか仕事世話してくれよ」
いつの間にかウィスキーを開け、勝手に水割りを作っているシンゴが言う
「そうそう。艦の仕事とかなら、あたしたちもできるしさ」
トニヤは、勝手にバスへお湯をためている
「んなこと言われたってなぁ・・・・いや、いいかもしんねぇな
でも、ちょっと荒っぽいことになるかもしれねぇぜ?」
ガロードの頭にひらめいたのは、新しい戦艦を調達してのロドニア行きである
『FAITH』権限でそれをやり、キッドたちをクルーにすればいいだけの話だ
「いいねー。荒っぽいこと大歓迎だぜ。ここのMSも目新しくておもしれーしな」
がしっとキッドが、自分の両手を握る
「よし、決まりだな・・・・おっと?」
ピピピピピピ、ピピピピピ・・・
軍から支給された、携帯電話にコールがかかる。ガロードはそれを取った
アスランからのようだ
「はい? なんだよ、俺は休暇中だって・・・・」
『ガロード、なにやってる! 今日は首脳会談だって言ったろう!』
「は・・・? だって俺、関係ねぇだろ。あんなの、お偉いさんが話し合うだけじゃん」
『・・・・・ハァ。ガロード、おまえは自分がその『お偉いさん』の一人だという自覚がないのか?』
「え・・・・・?」
『『FAITH』は全員出席だ! いますぐオーブ宮殿に来い!』
「げ、うそ、マジ!?」
あわてて携帯を切り、クローゼットを開けてザフトの赤服を引っ張り出す
「おい、ガロード、どうした?」
シンゴが水割りを口に運びながら聞いてくる
「急用ができたんだよ、クソッ、軍人なんてろくなもんじゃねぇや、やっぱり!」
私服を脱ぎ散らかして、ズボンをはく。それから上着に袖を通すと、
ガロードはそのままホテルの部屋を飛び出した
「大変ねぇ、英雄さんも」
トニヤがやれやれという感じで、つぶやいた
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ザフト・オーブ首脳会談における、ほとんどのメンバーはそろっていた
静粛な会議室に、ガロードが飛び込んでくる
「げ・・・・お、遅れてすいません・・・・」
「ガロード、いいから席につけ」
オーブの軍服を着て、右腕に絹を巻きつけているアスランは不機嫌そうにそれをにらみ、
テーブルの端にある空席を目で指した。小さくなりながらガロードは、そこに座る
デュランダルは微笑した
それから出席者を確認する
ザフトからは、アスラン、タリア、ハイネ、イザーク、そしてガロードが出席している
オーブは代表のユウナの他に、宰相であるユウナの父ウナト、
それからタケミカズチ艦長のトダカなどの他に数名の閣僚が、主な出席者だ
「さて、ひとまず先のオーブ防衛戦においてのザフト軍の協力に、改めて我々オーブは感謝したい」
ユウナが、それを会議の挨拶とした。デュランダルは視線をそちらに移す
「いえ、こちらとしてもオーブとの友好は願ってもないこと・・・・・。ただ、カガリ代表が暗殺された件に関しては、
深く哀悼の意を表します。特に主犯が元ザフトのニコル・アマルフィであることは、我々にとっても遺憾であります」
「はい、デュランダル議長。我々オーブとしても、ニコル・アマルフィやキラ・ヤマトといった暗殺犯の逮捕を、
プラントと協力して行いたいと願っております」
「それは当然のこと。ところでユウナ代表、ザフトはオーブに援軍を派遣したわけですが、どうです・・・・
これを機に、プラントと軍事同盟を結ぶわけには参りませんか?」
デュランダルは早めに主題へ入った。結局は、今日の会議の目的はこれである
あくまでも宇宙が本拠であるプラントは、オーブという地球の国家と軍事的に協力し合うことができれば、
戦局を優位に進めることができるのだ
ただ、ユウナは少し表情を曇らせた。その理由もデュランダルは見当がついている
「軍事同盟、ですか・・・・。しかし議長・・・・」
「いえ、わかっております。オーブは他国を侵略せず、争いにも介入しないということを理念として掲げておられることは
しかしこの混迷する世界において、それは極めて困難なことでありましょう
時には柔軟な対応も必要かと思いますが・・・・・・」
デュランダルが言うが、かすかにユウナは首を振った
「いえ、議長。あくまでもオーブは他国と戦争をするつもりはありません」
きっぱりと、ユウナは言い切った。思ったよりもはっきりした態度だった
「ほう・・・・。しかしそれではこちらも困ります。援軍を派遣しておいて、
なんの見返りもないというのは・・・・・」
「勘違いしないでいただきたい。あくまでもオーブ軍は、ということです」
「どういうことでしょうか、代表?」
「代案があるということです。アスラン」
ユウナがアスランをうながした。アスランはうなずき、書類を手に立ち上がる
「議長、私はザフト軍籍にありながら、今、こうしてオーブの軍服を着ております」
「うむ。アスラン、それは私も疑問に思っていたことだ」
「つまりオーブでありながら、オーブでなく、
ザフトに協力できる軍を新たに創設するというのが、代案なのです」
「ほう・・・・?」
「皆様。こちらをご覧ください」
アスランが一枚のプリントを配布していく。デュランダルはそれに目を通した
艦船やMSの編成、それにあてがわれる人員まで書かれてある
「ふむ・・・・これは・・・・。オーブ製のMSや艦船を主体とした、軍ですか?」
「そうです。少数精鋭の新たな軍を創設し、ザフトの『FAITH』に近い形で戦場に投入します」
「では、アスラン。君がオーブの軍服を着ているのはそのためかね?」
「はい。新たに創設される軍の名は、『タカマガハラ』
オーブにゆかりのある、旧世紀の日本に伝わる神話で、神々の住む場所のことです
そのタカマガハラは遊軍としてザフトに協力し、独自の判断で
連合と戦う形になります。ザフトから要請があった場合も、無論協力します」
「なるほど。その精鋭部隊、タカマガハラはあくまでもオーブから独立した軍であるため、
タカマガハラがいくら戦闘しようとも、
オーブは他国を攻めていないし、他国の争いにも介入していないというわけか」
デュランダルはユウナを見た。少しくだらない建前のように思えるが、
それがオーブという国の理念なら、仕方ないだろう
「オーブはまず、先行して一部隊を戦場に投入します。それの隊長は、このアスラン・ザラというわけです」
ユウナがアスランを指し示す
「なるほど・・・・・」
「現在、オーブ軍において、前大戦において活躍した高性能艦、アークエンジェル級の建造が完了しました
それがアスラン・ザラ隊の母艦となります」
するとアスランは立ち上がり、軽く頭を下げた
「前大戦において戦争の原因となった、パトリック・ザラの息子である私ですが、
だからこそ本名を名乗り、タカマガハラの一部隊の指揮官として、
両国の友好を示す存在でありたいと思います
『FAITH』権限をこういう形で使う形となりますが、議長、どうかご容赦を」
「いや、もともと『FAITH』とはそういうことを許すためのものだ
それにオーブ軍・・・・いや、タカマガハラの参戦は、ザフトにとってもありがたい」
デュランダルが言うと、ユウナは満足そうにうなずいた
「我々オーブは戦争に動きませんが、ザフト軍の補給やMSの修理などは協力できます
新たなオーブ軍、タカマガハラの創設も含め、
こういう形でプラントと協力し、戦争を終わらせるというのはいかがでしょう」
「ふむ・・・・。そういうことでしたら、ザフトとしてもやぶさかではありません
軍人としてはどう思うかね、ハイネ?」
『FAITH』のハイネに意見を求める
「悪くはないと思います、議長。なにより今は、オーブとプラントが足並みをそろえることが、
大事かと。ただ、ザフトからもタカマガハラへ人員やMSを送るべきかと愚考します」
「ふむ・・・・・確かに、新しい軍の創設となると、オーブの負担も大きい・・・・
我々も協力すべきかもしれないな」
ハイネの発言には裏がある。デュランダルもそれをわかっていた
もしもの時のために・・・・例えば、オーブがなんらかの形でプラントと敵対しようとした場合、
タカマガハラの中にザフトの人間がいた方がなにかとやりやすいのだ
「・・・・・・・・」
じっとユウナがこちらを見つめてくる。こちらの意向を、察しているのだろう
しかしアスランが発言したことで、その場はまとまった
「では、デュランダル議長。私の部隊にミネルバのクルーを回してもらえませんか?」
「ミネルバのクルーをか?」
「はい。ユニウスセブンの折、私は彼らと共に行動しました
どうせならば、顔の知れた人間の方がよいものです」
「・・・・・・アスラン、それはガロードも含めてのことを言っているのかね?」
デュランダルが鋭い目つきでアスランを見た
DXは一機で国家間の軍事バランスを崩しかねない機体である
いかに友軍とはいえ、そんなものを簡単に渡すわけにもいかない
「ガロード・ランは『FAITH』です。彼に関しては、彼自身に決めてもらうのが、
ザフトの軍法というものではないでしょうか?」
「そうだな。それは・・・正論だ」
痛いところを突かれたと、デュランダルは思った
アスランは知らないだろうが、あくまでもガロードはザフトの傭兵なのである
『FAITH』うんぬん以前に、去就の自由はあくまでガロード・ラン本人にある
「なら、ガロード・・・・」
言って、アスランはガロードを見た
「むにゃむにゃ・・・・。ティファ・・・・待ってくれ・・・・あ・・・・そこは・・・ダメ・・・・ん・・・・・アッー・・・!」
ニヤニヤしながら居眠りしてる。アスランは黙って、はいているクツを脱ぐと、思いっきり放り投げた
すぱーん
「いてぇ!?」
クツが命中し、頭を押さえてガロードが起き上がる
「大・事な会談中に居眠りするやつがあるか!! 俺の抜け毛をこれ以上増やすなッ!」
アスランが机をバンバン叩いて、怒りをあらわにしていた
「だからってクツ投げることねぇだろ! だいたい抜け毛は俺のせいじゃねぇ!」
「間違いなく、おまえが来てから、俺の頭頂部は後退してるんだよッ!」
「そりゃ、遺伝じゃねーのか? ・・・・ったく、で、なんだよ?
俺は政治のことなんかわからねぇぞ」
「まったく・・・・部隊編成の話だ! タカマガハラに参加するか、ザフトに残るか決めろと言ってるんだ!」
アスランは顔を真っ赤にして、椅子に座る
会議室の中で、くすくすと笑い声が起こった。イザークだけが、眉間にしわを寄せている
「んなこと言われてもよ・・・・。あ、そうだ。アスラン、あんたロドニアへ行く気ねぇか?」
「ロドニア・・・・・? 連合軍の基地がある場所か?」
アスランが怪訝そうにガロードを見つめる
「いや、ステラって子がそこにいるらしくてよ。まぁ、情報元は明かせねぇんだけど・・・・。
どうせならシンとか連れてさ、そこに行こうぜ。連合軍の基地なら、いつかいかなきゃいけねぇんだろ」
「わかった・・・・。なら、ガロード、おまえはタカマガハラに参加するんだな?」
「ん? おう、まぁ、そうなるのか?」
言って、デュランダルの方をガロードは見た。邪気のない、純粋そのものといった顔だった
(この子は・・・・)
ふっと、デュランダルは微笑む。あれほどのMSを乗り、あれほどの操縦技術を持ち、
あれほどの戦いをくぐり抜けながら、なおガロードには純粋さがある
不思議な話だった。戦争は人の心を汚すのに、まるで子供のようなまっすぐさをガロードはたもっている
心がまっすぐなまま、走り、戦ってきたのだろう。だから、こんな顔ができる
いったいコーディネイターの誰が、ナチュラルの誰が、そういう奇跡を行えるというのだろう
「おい、デュランダルのおっさん?」
「貴様、議長に向かっておっさんとは!」
イザークが怒声を放つが、デュランダルは手をあげて制した
「よいのだ、イザーク。わかった、ではガロード・ランは本日をもってタカマガハラに配属となる
ただ、アスラン・ザラ同様ザフト軍籍のままだ。あくまでも『FAITH』権限において、
ガロード、君はタカマガハラの配属となるのだ」
「おう。難しいことはわかんねぇけど、わかったぜ」
それから、デュランダルはユウナと簡単な外交の調整と、文書の交換を行った
後はいくらか歓談することで、首脳会談は終わりになる
最後に、暗殺されたカガリ・ユラ・アスハ国葬の日取りが、決められた
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アスランは首脳会談が終わると、デュランダルを食事に誘った
「ほう、君からお誘いとはね。いいだろう・・・・」
デュランダルが了承する。その隣には、イザークと『FAITH』のハイネがぴたりとくっついていた
公式行事中は彼ら二人が、デュランダルの警護に当たってるらしい
四人で送迎車に乗り込み、ホテルのレストランへ向かう。アスランは携帯電話であらかじめ予約をいれ、
デュランダルを迎えるにふさわしい形を整えさせた
「なにもそう気を使うことはないのだよ、アスラン」
「いえ。議長は、議長ですから」
「やれやれ、たまには下町の屋台でホットドッグをかじってみたいものだな、私も」
そんなことを言ってデュランダルは笑う。アスランはそれが冗談だったのだと、少したって気づいた
「それにしてもアスラン。貴様、議長になんの用だ」
イザークが車の後部座席から、不機嫌そうな声を投げてくる
「機嫌が悪そうだな、イザーク」
「貴様のその格好を見れば、機嫌も悪くなる。貴様はザフトだろうが、アスラン」
イザークは、アスランが着ているオーブの軍服が気に入らないらしい
「一応、所属はザフトだよ、俺は。インフィニットジャスティスもオーブで改修を受けたが、
あくまで正式名はザフトのセイバーガンダムだ」
「まったく、ややこしい男だ!」
「俺はオーブとプラントの架け橋になれればいいと思ってるだけだよ、イザーク」
あくまでも冷静にアスランは答えていた
「おいおいイザーク、それぐらいにしておけよ。男をなじるよりも、
オーブの綺麗な女性とお近づきになる方が、よほど楽しいぞ」
ハイネがなだめに入っていた
「・・・・・・・いえ。自分はそういうのは・・・・」
イザークの声が小さくなる
「なんだ、おまえ、女の方はダメなのか? もったいないなぁ。
それだけ顔がよくて、ザフトの隊長なら、黙っていても女の方から寄ってくるぞ?」
「・・・・・・・・・」
ハイネがイザークをからかっている。そんなことをしていると、ホテルに着いた
さすがにプラントの議長が来るとあって、従業員などが総出で出迎えてくる。
「こういう大げさなのは、好かないんだがね」
デュランダルは苦笑しながら、ホテルに入っていった
ボーイに案内され、レストランに向かう。すでに特別席がもうけられており、
食前酒などが用意されていた
四人で席に着くと、すぐに前菜などが用意される
注文などする必要はなく、シェフが腕によりをかけて今日のオススメを作ってくれるらしい
ひとまず乾杯し、アスランは右腕に巻きつけたベールを、ポケットにしまった
「アスラン、その腕に巻きつけたものはなにかね?」
デュランダルがそれに気づき、声をかけてくる
「カガリが結婚式で、かぶっていたベールです」
「・・・・・そうか。ひどい事件だったと、私も聞いている」
「そうですね。仕方ないで済ませられる事件じゃありません
防ごうと思えば、防げた事件のはずです。せめてフリーダムが・・・・いや、やめましょう」
アスランは深呼吸をして、気分を落ち着けた。すでに半月以上、あの事件から経過しているが、
毎晩夢に見る
カガリを殺す、ニコルの夢。
目の前でカガリが殺される。銃でカガリが殺される。ナイフでカガリが殺される。ニコルにカガリが殺される
いろんな方法でカガリが殺される
なのに自分は、牢につながれて動けず、目の前で殺されるカガリを見ていることしかできない
そんな夢を見て、夜中に目を覚ましたのは一度や二度ではない。決まって寝汗もひどかった
「ところで、君は話があるのではないか?」
デュランダルが聞いてくる
「ええ。ミーア・キャンベルのことです」
「ふむ・・・・・」
デュランダルは一つ、奇妙なことを行っていた。ラクス・クラインの影武者を作り上げたのである
それがミーア・キャンベルで、彼女は今、ラクスを名乗り、各地で慰問などを行っていた
ザフトではそれが好評で、コンサートでは兵士たちの人だかりができるらしい
「はっきり言います。あのようなことはやめるべきです」
「これは・・・・。やれやれ、君もまたはっきり言うね。だが、兵士たちがアイドルを求めているのも事実だ
心を癒してくれる天使をね。だからこそ、私はラクス・クラインを作り上げたのだがね・・・・」
かなりきわどい話題になっているせいか、ハイネとイザークは黙りこくっている
アスランは首を振った
「アイドルが必要ならば、ミーア・キャンベルとして売り出せばいいはずです
ラクス・クラインである必要はどこにもありません。それに、ラクス・クラインは生きているのですよ
彼女が本物として名乗り出れば、議長はペテン師として糾弾されます」
「・・・・本当にはっきりと言うね」
かすかにデュランダルが目を細めてくる。さすがに威圧感があったが、
アスランはそれをはね返す
「議長のためでもあるのです、これは。ラクスを引っ張り続ければ、
旧クライン派の影響がいつまでもザフトに残ります
デュランダル議長は、新しい時代を作られる方と信じております
ですので、いつまでもクラインなどという過去の遺物にとらわれず、
独自の世界を切り開いていかれるべきです」
一気に言うと、デュランダルは笑みを浮かべた
「ラクス・クラインを・・・君の元婚約者を、過去の遺物とは・・・思い切ったことを言う」
「・・・・事実です。議長はラクス・クラインなど越えていくことのできるお方です」
「ふむ・・・・。そう言ってくれるのはありがたいが、どうするのかね?
ザフトの歌姫は偽者でした。ごめんなさいと言って、私は笑われればいいのかね?」
「それに関しては提案があります」
「・・・・聞こうか」
するとアスランは、ホテルのボーイを呼び、耳打ちした
それからしばらくして、ボーイは小型の液晶テレビを持ってくる
アスランはそこに持っていたディスクを差しこみ、電源を入れた
映像が出てくる。MS戦の映像だった
「ほう・・・・これは、結婚式が襲撃されたときの映像か」
「そうです。カガリ暗殺に際して直接手を下したのは、ブリッツですが、
その直前にフリーダムと赤いMSが乱入してきており、ブリッツはその混乱に乗じたと言えます」
「確かにな。この映像を見る限り、フリーダムとブリッツは共犯のようにしか見えない
おそらくは無関係なのだろうが、オーブはもう、完全にフリーダムを暗殺犯の一味と断定しているようだしな」
「では、次にこれをご覧ください」
アスランはテレビを操作し、映像を切り替えた
今度はDXとフリーダムが向かい合っている映像だ
大雨の中、フリーダムのコクピットから身を乗り出し、なにかを訴えているラクスの姿がある
「これは・・・・ラクス・クラインか・・・・」
かすかにデュランダルは驚愕の表情を浮かべている
「そうです。先のオーブ防衛戦で撮影された映像です
キラ・ヤマトとラクス・クラインは恋人同士であり、その意思は一体となっていると考えていい・・・つまり」
「この二つの映像を流せば、ラクス・クラインがカガリ・ユラ・アスハの暗殺に関わったと、
人々は考えるだろうな」
「そうです。これによってラクス・クラインの人気は失墜し、クライン派の影響力を低下させることができます
なにしろ前大戦で共に戦った、仲間を暗殺したという汚名を着るのですから」
「ふむ。しかしアスラン。君とて、ラクスやキラの仲間であったのだろう?
確かにクライン派の力を削げるのはありがたいが、どういう心境の変化だね?」
「心のどこかで、うらんでいるのかもしれません。キラを、ラクスを
彼らがいなければ、カガリは今も生きていたと・・・」
「・・・・・・・。」
デュランダルは沈黙し、腕を組んだ。デュランダルにしても、プラントに隠然たる影響力を持つ、
クライン派は邪魔なはずだ。そう踏んでアスランはこの提案をした
(俺は変わったか?)
自分に聞いてみる。アスラン・ザラらしくない謀略といえばそれまでだが、
どこかで限りなく非情になっていく自分も感じる
今でも、キラが目の前に現れれば、殺してしまいそうになるかもしれない
「このことを公表した後、ミーア・キャンベル自らが自分の正体を宣言すべきです
これは議長は無関係であり、ミーアが独自に考え、実行した影武者計画であると」
「しかしアスラン。そんなことを彼女が納得するかね? それに、クライン派の怒りを買うことになり、
彼女の身を危険にさらすことになりかねん」
「ミーアは私に惚れています。納得させる自信はあります。それに万が一の場合、私の部隊へ
ミーアを帯同させましょう。それが彼女を守ることにもなります」
「・・・・・責任はすべて自分が負うというのか。わかった、君の計画を受け入れよう
正直に言えば、私もラクス・クラインをどう扱うか、悩んでいたところなのだよ」
デュランダルが笑う。小型のテレビはDXになにかを訴えているラクスの姿を映し出している
アスランは冷徹な瞳で、その電源を落とした
つづく
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ktkr!!
毎日更新お疲れ様です!!!!
つかもう全話完成してたりして・…。
おお、GJ。
非情になりはったなあ凸はん。この状態に種のときになれていれば…
GJ!
冷酷なアスランがかっこいい。
それにしても、お偉いさん揃いの会議で爆睡するとは・・・ガロード、大物だなw
アスランが本格的にラクスたちを切り捨てたな……
だがそれよりも終戦までにアスランの頭が光を反射するようにならないか心配だw
次回からはタケミカズチ+ミネルバがロドニアへ向かう事になるんだろうか。
タカマガハラはやっぱり詭弁臭い気がしないでもないが、それ以外で良い方法ってのがほとんど無いしな。
とりあえずGJ。
ところで、種死世界でもア●ランスは有るんだろうか。
GJ!
非情にも見えるが、それだけの覚悟があるということなんだろうな
裏切りを重ね続けた原作とは大違いだ
クールで冷徹なアスラン良いね
でもガロードと絡むとそんなアスランもギャグキャラ化してしまうのか
激しいギャップに吹いた
これでイザークも種死末期のような
「あれ(エターナル)はザフトの艦だ!」
などと洗脳反逆することもなくなるわけかな。
同盟締結の提案に毅然として「No!」と言えるユウナも密かに高ポイント
彼もまた、男として・・・政治家として・・・大きく成長したね
生え際前線では苦戦を続けるアスランwwww
タカマガハラが設立されることでトニヤ達も合流できますね
次は誰がガロードに再会できるか楽しみです!
X運命氏GJ!
なにこの決断力に富む男、いや漢どもは! そして頭髪に悩むアスランワロス
アークエンジェル級ってことは…
シンゴが操舵士をやるんだよなwwwww
つまりは、あのバレルロールノイマンとの夢のカードが実現スルと言う訳かwwwwwwww
うっは、夢が広がりングwwwwwwwwww
蝶楽しみwwwww
乙ですよ、でっかい乙。
タカマガハラってのはなんだかだけど、連合とは既に戦争しちゃってるから、オーブ国内事情での言葉遊びって事かな。
にしてもユウナとアスランは政治や軍に関わる者として良い漢になってるよ。
ところでアークエンジェル級の3番艦だと!?
もしかして艦名はf……
まさかこんなにも毎日GJを言える日々がこようとは・・・(感涙)
なぜかアスランの姿にZZでジュドー達悪ガキの相手をしてるブライト艦長の姿が重なるww
>>742 タケミカズチはオーブの旗艦同然だから新設軍に移すのはまずいだろ。
とはいえムラサメを運用する上で大型空母の存在は便利だし同型艦でもまわすんジャマイカ?
更新きたね。
X運命氏いつもながらGJです。
いろんな意味で動きやすい独立軍を設立か〜〜アスランもユウナも頑張ってるね。
でガロードをつけることで外部(議長含め)の干渉から遠ざけるってのもよく考えてあると思う
でキッドもヤル気出してるみたいなので、改修MSに機体大です。
ガロード達がいつ自分たちの正体バラすか
それにどんなリアクションが返るか
結構気になる
ステラ「シン…前髪伸びすぎ」
ティファ「ガロード…モミアゲ伸び過ぎ」
ステラ・ティファ「・・・・・・・・・」
アスラン「何故そこで俺を見る!」
アスランの髪とティファの胸は並び賞されるものだし
>>752 あー、そうかも。
という事はトダカさんが死ぬ可能性は低い?
いや、遠征中にシンとトダカさんが話したら間違いなく死にフラグだと思ってさ。
>>757 だがティファはそれが良い。
寧ろあの胸はこれからだ
来年の胸囲の成長をご期待ください
全く持って更新早いな、GJ!
ガロへのツッコミにすかさず靴(恐らくブーツ)を脱いで投げつけるアスランハゲワラタwwwww
おっと、ハゲは禁句だったか?
>>760 寧ろ性長かとw
てーかもう次スレの季節ですか? はええよw
まあ、常識的に考えれば自由の扱いはこうなるわな。
最終話『髪はいつもそこにある 』
チャーハンもな
>>764 不覚にも噴いたw
しかし本当に作者氏の中では物語は完結しているんじゃないかと
言うくらいの更新スピードだ。毎日ここを覗くのがすごく楽しみな自分がいる。
それとアスランはもう男前すぎるな。どう見ても完璧超人です。本当にあ(ry
アスランが太陽拳を使えるようになる日は近い……
確かにミーアの存在は議長の政治生命に致命傷に与えかねん。
公表するなら早いこと越した事は無いが、今でも危険を伴う行為だろうな。
しかし、そんなアスランにも唯一の弱点が・・・
それは!
は・え・ぎ・わw
でも凸の頭に対するツッコミは、ガロードがやった方が良かったのではないかと・・・
ここまで読んだ感想
1・おもしろい。
2・スゲェ。種のキャラがキチガイでなく普通の人間に見える。
特に2が凄い。種死の「あの」本筋を相当変えないとこれはできないことだ。
そしてそれをやってのけている文才に嫉妬。
>>771 同意。
ユウナとか議長、アスランがちゃんと駆け引きをやれてるのがすごいよな。
種死…見てみるか……ダメージでかそうだけど……………
戦後の苛酷な環境で育ったフリーデン組には、ザフト兵が不味いと思って食べてる士官食堂の飯を、
この上ないご馳走の様に喰えるんじゃないかと思ってみる。
>>768 つうか本編のミーアの存在はいらんかったような。
>>774 それどころか喰らい尽くしそうな・・・w
ところで兵士の食事にまず栄養価が重要なのはわかるが、
味も良いほうが士気が上がりそうな気がするのに何で不味い飯出してんだ?
ツイン乙ライトキャノン!
バックヤードが存在していることで、キャラの言っていることに重みを感じるな
種も種死もすぐに、福田負債のせいですぐに過去を忘れる…どれだけ脳みその容量がちっちゃいんだよ
みなさんが言うべき事を言ってくれてるので、違う事を。
あ、もちろん作者様にはGJの二文字ですよ
>「むにゃむにゃ・・・・。ティファ・・・・待ってくれ・・・・あ・・・・そこは・・・ダメ・・・・ん・・・・・アッー・・・!」
何処をどうされたかそして最後のアッーは何だ言ってみろガロードォ!(息継ぎ無しに一気に)
>「間違いなく、おまえが来てから、俺の頭頂部は後退してるんだよッ!」
つ(通夜のような沈痛な面持ち)
そういえばガロードとラクスの会話は録音されてるのかな?
ラクスはこんなこと言っちゃてるのだが、
>確かに、わたくしたちにはカガリさんを殺したという罪がありますわ
>それは認めます。ですが、それにいつまでもとらわれているわけにはいかないのです」
しかしDX、アシュタロン、ヴァサーゴがCEに来てるって事は
エアマスターやレオパルドもパイロットと一緒にCEに来てるんかね?
でも持ち主と一緒にCEに来るとしても、GXディバイダーとフリーデンは微妙な所だが。
一応、ジャミルがディバイダーでサラがフリーデンって事になるんかな?
でも戦艦であるフリーデンの中にサラが一人でポツンと立っててもどうしようもないような……
なんせ、シンゴやトニアが別行動だから、他のクルーでフリーデンに残ってそうなのがな……
もっとも、一番ヤバイのはキッドがいない事だろうが。修理ができねぇ。
でも、フリーデンの資料室にでも種キャラ(個人的には議長(真))を放り込んでAWの歴史を見せてみたい所だが。
確かにキッドのメカマンとしての腕は異常だけど
他のメカマン達だって仕事のできる連中ですよ|ω・`)
よーしそこで壁ってる奴出てこい
隠れる必要ないだろ?
トニヤはマリューの声真似が出来るとう特殊能力が…
ちょwwww一発きりの情報撹乱wwwwwww
現在ではそうでも無いけどね〜w
>>786 え! マジ?
どういう因果関係でそうなるん?
イタリアに油断は禁物だ!
ちょっwww
戦争の真っ最中に砂漠のど真ん中でパスタ茹でる非常識な連中なんて持ち出すなwwww
いくらなんでも特殊例すぎだww
まーそれは置くとしてだ。
戦争中に常日頃から不味い飯を食ってりゃ、いざ食糧事情が悪化した時にも柔軟に対応できる。
美味い飯食ってると、食糧事情が悪化した時、いきなり不味くなった飯の味についてけなくて食えなくなる。
そんな所なんじゃね?
とりあえずこの観点から言って、戦後の連中に勝てそうな奴らはそうはいないだろうけど。
……ところで話は変わるが、ここのガロードにとってラクシズって純粋にカガリの仇なんだよな。
カガリとはちょっと話した位で、あんまし接点無いけど。
前大戦で色々あったアスランなんかとは違うよな。
>>788 飯がまずいと戦争を早く終わらせてやる!って気になるからとか?
敵を倒せば上手い飯にありつけるぞー!と言う思いもあるのかも
>>788 不味い食事で長期間我慢出来る民族(独逸人とかスイス人)は、
保存食関係の技術が進歩するまで強かった。
…何故って美味しい食事を前線で食べようと思うと、
保存の利かない新鮮な食材や大量の水を大量に前線に運ばないといけない。
当然、他の補給(武器弾薬、燃料)に悪影響を与える事になる。
第二次大戦でのイタリア兵なんかはアフリカの砂漠で大量に水を消費するパスタを食ってたw
まあ、日本も大量の水を消費する米を主食としてたんで色々大変だったのだが…
>>790 ラクスのガロードへの会話からはカガリの死を悼む気持ちが感じられんかったからなあ。
これじゃあガロードのラクスへの印象は良くないよ。
>>796 「それがどうした?今はDXを自陣に引き入れる方が先」
って感じだったな
>>790 一番戦争に強いのは総力戦の最中で、
燃料事情も食料事情も悪化しない某国です。
>>799 戦場にはアイスクリームが欠かせないあの国か?
アスラン「ガロードもおっさん臭い声を出せるという特技があるじゃないか!」
>>801 メイリン「隊長、ガロードがラクシズに寝返りました」
ガロードの声優さんは、本当はウィッツの声をやる予定だったんだけど、
急遽変更になったって話、本当なのかね?
>>798 種じゃ会話らしい会話がなかったとはいえ一緒に戦った仲間なのに…
戦後はオーブで匿ったりしてくれた恩人なのに…
まずカガリに対してありがとうとかすまないといった事をなぜ言ってやれないのか?
なぜ涙の一つもくれてやれないのか?
ガロードに限らず聞いていた全員がその場で思っただろうな。
カガリの死という悲しみの感情をあえて押し殺し、なお毅然とした態度を取り兵を鼓舞する事が優秀な指導者としての務め。
・・・・とでも思ってんじゃないの?
>>803 違うルールで動いているからなぁ。
なんつーか、あの世界においても「当然」じゃないことを「当然」と思ってるみたいな?
>>802 ウィッツのオーディションを受けて
主役に抜擢されたってのが正解
そりゃラクシズだもん、自分達の欲望の実現の礎になれたことを喜べ、って感じなんだろw
ア○ロ「いつまでもとらわれてはいけない・・・・それだけなんですか?
自分たちは何もしてくれなかったくせに、「いつまでもとらわれてはいけない」で
たったそれだけなんですか?せめてありが(ry」
そしてキラにビンt(ry
>>808 許せないじゃないって本来はこういう相手に吐くべきだよな。
本編でもキラ以外に対してはあんな感じじゃなかった?
凸相手になんて特に素直に自分曝け出してたじゃん、ラクス様
それじゃアンチも増える罠
「貴方を・・・・・・犯人です」
まるで自分のやることが絶対的に正しいみたいな態度とそれを支持する演出、脚本が不愉快極まりない。
それを支持しているようなアンケート結果が許せない。
データ改ざんと捏造の香りが・・・
AAでミアコン見てる時と凸の隠者受領と
デスティニープラン妄想の時は大分素が出てたな
権力欲の権化でしかない名
つうかジブリいないね
だってゲド戦記でコケたし
魔界天使ジブリールなら次回登場
今気づいたけど、地味にハイネ生き延びてるな・・・
ハイネ「この戦争が片付いたら(以下略」
>>820 まきいづみの演技の幅広さは異常。
―以下元の流れ―
>>818 たんにロゴスよりラクシズの方が危険度高いと判断したらじゃね?
あれだけ派手に暴れてんだし。
>>815 角川以外に目を向けよう。
ファクトファイルの所とか日経とかさ。
遅ればせながら作者氏GJ
今日のアスランはなぜか他人に思えませんでした
ラクスは「それはそれ これはこれ」を天然自然に実行しているだけじゃね?
問題は棚上げした事を完全忘却すること。
ラクソ、ホントにチョンそのものだな…
さて、おまえら
アスランはそんなラクスに、戦いを挑み始めているわけだが
アスランだけだったらふたたび洗脳されるかもしれないが、ユウナという同士がいるし、ガロードたちもいる
敵は恐ろしい魔女だが、きっと悪は打ち倒されると俺は信じているよ
カガリという愛する命が失われている。
さすがのラクス洗脳電波も、越えちゃいけない境界線を越えちまったら届かないだろう。
834 :
828:2006/07/25(火) 02:44:26 ID:???
>>830 島本先生 ゴ メ ン ナ サ イ・・・
>>833 かつてイタケーのオデュッセウス王は、セイレーンの誘惑の歌に打ち勝った。
幾多の苦難を乗り越えてきたガロード達と、今のアスランになら、きっと同じ
事が出来る!!
こういっちゃあなんだが、このSS
種・種死の世界にXキャラがいたら
より
も し ニ コ ル が 生 き 延 び て 種 死 に 出 た ら
のほうが正しいような・・・
ラクスは自分に洗脳能力がある事を知ってるのかな?
もし、自分の言葉に感銘を受けて従ってると信じてたら逆に怖いな。
837 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/25(火) 02:55:51 ID:hAlNfeQ7
まぁ意図的にだと思うが、作者がAA側の描写をほとんどしてないからな
ラクスにしろキラにしろ、本音はどうか分からんわけだ
しかし19話でラクスは事前の交渉も連絡もなく、
飛び込みでガロードを言いくるめようとしてるし
「ザフトに所属してDXを戦争などに使わず、平和の為に役立てろ」
という台詞には、ザフトその物を否定し、かつラクシズの行いは戦争ではない
という一方的な自己の正当化がある
この建設性と譲歩に欠けた態度は、話の流れから見ても支持されるべきものじゃない
ユウナとデュランダルは、今回の話でその二つをきちんと見せたわけだし
最終的にどうなるにしろ、AA組とは一度ガチで衝突する必要ありだろうな
>>835 だが、ガロードたちの介入がなければ本編通りの流れになったと思う。
少なくても、フリーダムが結婚式乱入をかました時、アスランはまだそこに居なかったんじゃないかな?