>>901 「ターミナル」が(略
まぁ、要するに、既存の社会システムをいつでもフリーライドできちゃうんでしょう。
本来なら犯罪だが、司法も行政も彼らにフリーライドされちゃって機能を果たしえない、と。
その傍証となるのが虎ガイア。ZAFT内だけでなくプラントの報道・行政・情報機関etcetc、
おおよそありとあらゆる社会システムが「ターミナル」に牛耳られていないと
虎ガイアは議長に気取られずにエターナルに運び込まれるという事態にはなりません。
そこまでザフトふぬけに出来るのに、何で証拠はノートのキレッパシとか、
戦闘前にザフト側に裏切り・内通の呼応者いっぱい作って、
既に始まる前から勝利は決まったも同然、とかが出来ないんですかねえ・・・。
ラクシズの変わりに種世界に、ヤン艦隊幹部がいたらで妄想でもしようぜ
「ラクス・クラインとその一派が戦場で好き勝手に振る舞えるのも、全てはターミナルとファクトリーのおかげ、か」
「補給がなければ戦争はできない……ですよね、ヤン提督。その点だけは連中もわかっているということですか」
「……補給というものは、戦争の中で最もしっかりとした計画が必要なんだ」
「はい」
「ユリアン、問題はね、ラクス・クラインがそれを理解しているかということなのさ」
「彼女が、ですか?」
「ただ黙って与えてくれるのは補給とは言わない。
ラクス・クラインがターミナルとファクトリーの恩恵に預かっているだけだとしたら……」
「ラクス・クラインがあぐらをかいている、ということですか」
「さあ、そこまではわからないね。彼女がきちんとした戦略・政略眼を持っていることを今は祈るだけさ」
「もし、ラクスがそれらを有してなければ?」
「……その場合は、帝国の門閥貴族や同盟の政治屋どもと同じ運命をたどるだろうね、彼女も」
「キルヒアイス、あらためて問うのも奇妙だが、ラクス・クラインの一派をどう思う?」
「敵に回しても大事無いかと思いますが・・・」
「うむ?」
「味方にすれば、一番始末が悪いでしょう」
偉大な敵より無能な味方の方が憎たらしいってぼやきの人の格言があったな。
「おいユリアン、ラクス一派の最も良い『使い方』を思いついたぜ」
「拝聴しましょう」
「戦闘の最も激しいところに突っ込ませるんだ、そしたら後は勝手にやってもらったらいいのさ」
「そんな、無茶苦茶ですよ」
「いやいや、ポプランの案にしては結構冴えたもんだぞ、ユリアン」
「アッテンボロー提督まで賛同なさるんですか?」
「どのみち連中はこっちのいうことをきかんだろう。コントロールできんのなら、いっそ敵中突撃してもらったほうが足を引っ張られなくていい」
「だけど、それだと見殺しですよ。下手をすると味方の砲撃にやられることもあるかもしれないじゃないですか」
「なあに、あの嬢ちゃんたちが簡単に死ぬようなタマかってんだ」
「そうそう、殺しても死なないってのは連中みたいな奴らのことを言うんだよ」
「……お二人がおっしゃられると説得力がありますね、すごく」
「へっくし!」
「どうしたのラクス、風邪?」
アルスラーンが聖人に思えてくるここ最近の流れ。
「おいユリアン、ラクス・クラインの演説は聞いたよな」
「はい、ソリビジョンでたっぷりと」
「で、お前さんはあのピンクの髪のお嬢ちゃんが何を言いたいかわかったか?」
「いえ、さっぱりです。ポプラン中佐はいかがです?」
「俺もチンプンカンプンだ。
綺麗な女の子の話ってのは、理解出来なくても真摯に聞いてやるってのが俺の主義なんだが、
それでも途中で耳がその気を起こさなくなった。せめて、もう少し要点を絞ってから喋ってほしかったぜ」
「奇遇ですね、アッテンボロー中将も似たようなことをおっしゃっておられましたよ」
「へえ、『それがどうした』が口癖のお方でも匙を投げたか。他の面子は何か言ってたか?」
「シェーンコップ中将は『歌姫なら歌だけ唄ってればいいものを、無理せんでもよかろうに』とか何とか」
「ほうほう、あの皮肉屋のおっさんの言いそうなことだが、多分あの人も理解出来なかった口だな。で、他は?」
「ムライ中将は語句の間違いがあるたびに顔を左右に振っておられました。
パトリチェフ少将は腕を組んで聞いておられましたが、一言も発せられてません。
フィッシャー中将は艦隊運動の訓練中でその場にいなかったのでちょっとわからないですね。
キャゼルヌ中将は『政治家の演説としては20点くらいだな』とおっしゃって帰宅されました」
「何だ何だ、銀河に冠たるヤン艦隊の首脳部がそれでいいのか。
誰かひとりくらい、あの電波を受信する奴がいても良かろうに。
おっと、当のヤン提督自体はどうだった?」
「……最初の一分くらいは聞いておられましたけど、そのうち居眠りを始めてしまいました」
いいな!この流れ!
「この船は至って普通の商船です。デュランダル議長に与する者など一人も乗っておりません」
「あらあら(ニコニコ)」
「何なら、隅から隅まで調べてもらってもよろしゅうございます」
「まあまあ、その必要はございませんわ(ニコニコ)」
「恐れいります」
「不足していらっしゃる物はおありになりませんか? 何でしたら軍事物資からお分けいたしますわ(ニコニコ)」
「いえ、特には……」
「あらそうですか、では良い航海をお祈りしています(ニコニコ)」
「親切な人ですな……表面上は」
「かわいそうにな」
「はい?」
「彼女の周りにいる人間は長生きせんよ、あの威圧感じゃあな」
まったく流れに関係ないが
今、銀英伝のDVDを見てたんだが、アイゼナッハって・・・・・・笑うんだな
以前見たときにはまったく気付かんかったよ
たった一言のために津賀山正種を使う贅沢ぶり
幼年兵が間違って持ってきた飲み物もちゃんと飲み干すやさしいおじさんだよな。
なんせローエングラム陣営で数少ない所帯持ちだぜ
ミッタマでなくともどうやってプロポーズしたのか気になるわ
>>909 >パトリチェフ少将は腕を組んで聞いておられましたが、一言も発せられてません。
流石のパトリチェフも「なるほど」とは言えんかったかw
>>917 実はアイゼナッハの奥さんはあのジェスチャーを読める数少ない人なんだよ
アイゼナッハの副官になるには、奥さんのジェスチャー講座が必修なんだよ
チェックメイト…
アイゼナッハ家は奥さんも子どもも使用人も全員ジェスチャーで会話してると思う
アイゼ「……サッサッ(ただいま)」
嫁さん「……サッササッ(おかえりなさい、ご飯にさます、それともお風呂?)」
子ども「……サササッサ(パパ、おみやげは?)」
アイゼ「……サッサッサササ(すまんすまん、父さんはヤン・ウェンリーという強敵と戦っていて暇がなかったんだ)」
使用人「……サササのサッサッサ(ご主人様、軍務尚書様からテレビ電話がかかっております)」
アイゼ「……(ちっ、あのオーベルシュタインからか←さすがにこれは思うだけ)」
みたいな
愉快な家族だなw
第一期OPで帝国軍の提督が首をあげたりしてこっちむくじゃん
その時に種パリーンを重ねて
いや、つまらなそうだからやめとくわ
「子ども」って言うな。
「子供」か「こども」に汁。
今アルスラーンの新刊読んだ
ガイエ、文章下手になってない?
ふと思いついた。ラインハルトとヤンのキラ評価
二人は別の星系にいるにもかかわらず、似たような皮肉気な笑みを浮かべて言った
「是非とも、ルドルフ大帝のコメントを聞きたい存在だな」
と。
将官「というわけで、連合軍の援軍として参戦したラインハルト少将殿だ。
以後、少将の指示に従い、今回の作戦を成功させよ。では、ラインハルト殿」
ラインハルト「うむ。さて、今回我々が攻略することとなる要塞は、敵艦五百艦程度が逃げ込み、
現在は篭城状態となっている。一見は通例通りの兵糧戦の様相だが、正面から挑めば、対空射撃で大打撃を負うだろう。
だが、我々にも強みがある。既にあの要塞では、物資絡みで数度問題が発生していることが確認されている。既に補給ラインも断たれた。
よいか、ここが今回の作戦の肝だ。余の作戦通りにいけば、戦わずして要塞を落とすこともできよう。
キルヒアイス」
キルヒアイス「はっ」
ラインハルト「これが要塞周辺の見取り図である。敵防衛艦隊は、情報では常にこのローテーションで防衛戦を張っている。
そして、これらの防衛陣の内、それぞれこのエリアが手薄になっている」
連合士官「そこを攻めるわけですね」
ラインハルト「焦るな。よいか、対空攻撃の限界射程はここだ。防衛艦隊はここに配置している。
これより貴官達をそれぞれ十部隊に分ける。この十部隊により、間隙を与えず、このラインより攻め入り陽動を行う」
連合士官「そして叩くわけですな。複雑な作戦だ」
ラインハルト「焦るな、と言っている。陽動を行い、要塞からの対空防御を誘いつつ、敵艦隊を引き付ける。
ここが今回の作戦の主旨だ。我々にとって一部隊の攻撃であっても、敵は要塞全てで防御せねばならんのだ。一度の作戦の価値が我々と敵で大幅に離れている。
我々は最小の陽動を行うだけでいい。それは敵にとって最大の防御活動となる。最小の攻撃で、敵は最大の浪費を行うわけだ。
この作戦を繰り返し行うことで、敵は少しずつ疲弊していく。物資の面ではない、彼奴等の雑兵共のメンタリティの方だ。
既に敗勢状態の彼奴等だ。恐らく、一週間以内に暴動が発生するだろう。あわよくば、無血開城。たとえそれができずとも、その瞬間、完全に彼奴等の防衛能力は半分以下に落ち込む。
そこを狙って、伏せていた全艦隊で叩き潰し、占領する。作戦は以上だ。異論は?」
「……」
キルヒアイス「では、これより部隊の割り振りを…」
連合士官「お待ちください」
ラインハルト「なんだ?作戦に志願でもするか?」
連合士官「いいえ、はっきり申し上げます。作戦が複雑すぎます。実行できません」
ラインハルト「…………は?」
連合士官「そうそう、とても覚えきれねえよ」
連合士官「まともに遂行できるとは思えません」
ラインハルト「何を言っている!たったこれだけの作戦だぞ!一体…」
連合士官「閣下ァ。我々は軍にパズルをやりに来たのではありません。戦争しに来たのです」
ブチ
ラインハルト「そうか!ならば構わん!頼まれてきてみればこのザマか!相手はしてられん!帰るぞ!キルヒアイス!」
キルヒアイス「は、はい、ラインハルト様」
ラインハルト「ええい、愚昧な者どもだ!とても相手にはできん!キルヒアイス!あの無作法な奴らは、今までどんな作戦をやってきたのだ!」
キルヒアイス「はっ。これが世界樹攻防戦の資料です。こちらが第一次ビクトリア攻防戦。
こちらが第一次ヤキン・ドゥーエ攻防戦、そしてこれがグリマルディ戦線の資料です。どうぞお目通しを」
ラインハルト「………」
バシッ
ラインハルト「なんだこれは!どれも正面決戦か何の思案もなしの包囲戦ではないか!何故、陣形を作らない!
マシな作戦といったら…グリマルディ戦線後のプロパガンダ程度だろうが!彼奴等は戦争を積み木の戦車の進軍とでも思っているのか!」
キルヒアイス「どうも…そのようです」
ラインハルト「……
…キルヒアイス、余は姉上の元に帰るぞ」
キルヒアイス「わかりました。アンネローゼ様もラインハルト様の帰還をお喜びになると思います」
ラインハルト「我ら二人の、だ」
キルヒアイス「はい…?連合より通信です」
ラインハルト「まわせ。今更何の用だ」
連合士官「あ、どうも、ラインハルト殿。例の要塞への侵攻戦の発動が決定されたのですが、
せめてこの陣形に対して少々意見を承りたく…」
ラインハルト「…結局無形の陣により正面突破か…防衛陣が薄い方向から攻撃するという算段か」
連合士官「は、はぁ」
ラインハルト「…このラインは、ただ防衛陣が薄いのではなく、最も要塞からの対空砲火が濃いエリアだ。
だから、防衛艦隊を薄くできる。ここから攻めれば、対空砲火で録に進軍もできず、反対側よりまわってきた防衛艦隊に包囲されるだろう。
ここは、逆に最も防衛艦隊が多く配置されているラインより攻めるべきだ。この地点は、敵にとって不安要素でもある、ということだ。
火線も集中できる。余からの意見はこれだけだ」
連合士官「つ、つまりこのラインから攻めればいい、と…」
ラインハルト「だからそう言っているであろう!今、機嫌が悪いのだ!キルヒアイス!」
キルヒアイス「はい」
プツッ
ラインハルト「くそ…阿呆でもに真面目に意見してやることなどなかったか…?…勝手にすればいい」
アンネローゼ「まあ、それは災難だったわね、ジーク。それに貴方も」
ラインハルト「はは、全くです」
キルヒアイス「ん…ラインハルト様、通信です」
ラインハルト「なんだ?吉報か」
キルヒアイス「はあ…世間一般では…」
ラインハルト「もったいぶるな、早く言え」
キルヒアイス「例の作戦…開戦以来の高い戦果を上げたそうです…」
ラインハルト「……阿呆の敵はみな阿呆か…」
>>927-928 ちょっと長かったけど面白かったです
本編だか外伝にあった「キルヒアイス、これならあと数年で宇宙を手に入れてしまいそうだ」
というラインハルトのセリフを思い出しました。
次はラインハルトとカガリ、議長などの政治的な会話なんか見てみたいですね。
しかしカガリ相手だと、カイザーもさそ苦労しそうではありますがw
「運命計画だと? 何だそれは、オーベルシュタイン」
「は、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルが先程全宇宙に向けて発表しました。詳細はこのファイルに」
「……ふむ、遺伝子に基づいた適材適所による安定の獲得と争乱の排除、か。実にくだらんな」
「いかが対処なされますか」
「ほうっておけ、このような荒唐無稽な代物、まともに相手をする意味など無い」
「では帝国としては無視いたしますか」
「当たり前だ。このようなものはルドルフの劣悪遺伝子排除法のまた従兄弟に過ぎん」
「ですが、内容はともかく、これを利用しようと企む者がいるやもしれません」
「これを喜ぶ者は、地球教の陰謀家どもか門閥貴族の生き残り程度であろう。
人の遺伝子には地球に対する恩義が刻まれているとか、貴族は遺伝子が優れているから貴族なのだとか、都合の良い解釈を百万通りでも考えつきそうだな」
「ありえますな」
「このデュランダルとやらが何者か知らぬが、
脳味噌が砂糖漬けの馬鹿どもにいいように解釈されかねんような計画を大袈裟に発表する時点で、低能と言わざるをえん」
「では……」
「ああ、さっき言ったように無視しておけ。よしんば追従者があったとしても、いくらでも手はうてる」
「御意」
>>927-928 面白かったですが、ちょっとだけ
ラインハルトは兵士たちのことを敵であっても雑兵共とは言わないのでは?
後、少将の時には自分のことを「余」と呼ぶのもちょっと・・・
>>931 正直うら覚えだったんだい。
細かい部分は目を瞑ってくださいませ。
GJ!
いいじゃないか!
特に
>ラインハルト「……阿呆の敵はみな阿呆か…」
まさに、至言です!w
>>930 乙
オーベルシュタインを持ってくるところがナイス!
「私がオーブ首長国連邦代表首長カガリ・ユラ・アスハだ。会見の時間を割いてくれたことを感謝する」
「ふむ、時間も惜しいのでな、早速本題に入っていただきたいものだが」
「カイザーラインハルト、我がオーブは帝国軍との交戦の意思を持たないことをまず明言しておきたい」
「ほう、では戦う前に降伏すると言われるのか」
「そんなことは言っていない! 帝国のオーブに対する侵攻をやめていただきたいと言っているのだ!」
「成る程、オーブに対する侵攻を、な」
「そもそも、帝国との間に問題を起こしたのは地球連合だろう。オーブは関係ない」
「おや、先だってオーブは地球連合の一員に加わったと聞いたが?」
「だとしてもだ! 月軌道上で帝国の船を襲ったのは地球連合軍だ! オーブは預かり知らぬ!」
「失礼だが連合首長、それはあまりに勝手な言い草だな」
「どこが勝手だ、報復行為として突如地球全土に侵攻してくる帝国こそが勝手ではないか!
オーブがそれに巻き込まれるのは御免こうむる!」
「いい加減にしてもらおうか」
「何だと!?」
「どれほど自国が大切か知らんが、それほど大切なら何故地球連合の暴挙を諌めなかった」
「それは……」
「オーブは地球連合の一員、ならば連合首長はオーブの代表ではなく地球連合の代表としてここにあるべきだろう。
それを、オーブがオーブがと自分の国のことしか主張しない。
連合首長が取るべきは、自国の安全の前に連合と帝国の調整ではないか。違うか?」
「う……」
「話にならんな。出直してくるがいい。いや、その必要もないか。地球で最も開明的と言われているオーブの代表がこれでは交渉の余地はない」
「ま、待ってくれ! オーブは」
「まだオーブはなどと言うか! キスリング!」
「はっ」
「代表首長はお帰りだ。丁重にお送りしろ」
「御意!」
「待て、待ってくれカイザーラインハルト!」
「あれでよろしかったのですか、陛下」
「無礼なだけならいくらでも許せるが、外交の何たるかを理解していない者と話す舌を余は持ってはおらぬ」
ホントにしゃべってるみてぇだYO!
乙Jだ!
>「キルヒアイス、これならあと数年で宇宙を手に入れてしまいそうだ」
種世界でなら、数時間で成し遂げてしまいかねないな
いつの間にか、神が降臨してるじゃないか!?
連載じゃなく短編形式の方が合ってるな。
>>935 ミッターマイヤーあたりに言われそうだな
「あの竜頭蛇尾のお喋りはどうした?」
便乗してみる
「オーブの主張を貴女はどう見る? フロイライン・マリーンドルフ」
「共和主義者とはいえ、必ずしも代表の主張と国民全ての意志が一致するわけではないと思いますが・・・」
「確かにバーミリオン会戦の後、その顕著な例があったな」
「ですが、オーブにおいてその代表を選んだのは間違いなく彼らの意志です。
平和な時代であれば、彼女にもプロパガンダとしての責務なら果たす事はできたのでしょうけれど」
「王子や王女は生まれついて有能で清廉なものだ、と信じる夢想家がどこにでもいるからな。
そのうち彼女の擁立者達は『地球連合正統政府』の樹立でも宣言するのではないのか。二番煎じも立て続けでは興が削がれるというものだ」
「ですから、今回は陛下自らが果実に手を伸ばす必要はないと存じます。
わずかな風で隣の樹木と枝をぶつけ合い、自ら果実を落とし始めるでしょうから」
「・・・残念なことだな、フロイライン」
「はい?」
「オーブの代表にフロイラインの指先ほどでも見識があれば、予はこの銀河に評価すべき陣営を見出したのだが。
もっとも、貴女ほど智謀に優れた女性が他にいるとも思えぬが」
(・・・私は今、どんな言葉を期待したのだろう。陛下は私の意見に満足して下さったと言うのに・・・)
>>935 「くそっ! 諦めてたまるか! カイザーラインハルトが私と話をしてくれないというのなら、
カイザーの部下に間に入って取り次いでもらうしかない! オーブの未来のために諦めるわけにはいかないんだ!」
対オーベルシュタイン
「小官は軍務省官房長官アントン・フェルナー准将です。オーベルシュタイン閣下は只今所用につき……」
対ファーレンハイト
「ここは外交窓口ではない。私に話を持ってくるのは筋違いというものだ」
対レンネンカンプ
「軍人として来たのならともかく、政治家としてここに来て何とする。管轄外だ」
対メックリンガー
「失礼ながら連合首長、正式な手続きを踏まねばそもそも外交の意味がありますまい」
対ミュラー
「お話はわかりました。ですが、小官ではお力になれそうにもありません。申し訳ない」
対ビッテンフェルト
「カイザーがお決めになったことに、俺が口を挟めるとでも思っているのか! それは俺だけでなくカイザーをも侮辱することだ!」
対アイゼナッハ
「……(首を左右に振る)」
対ワーレン
「私は軍人だ。その私に頼るのがそもそも間違っているのではありませんかな」
対ケスラー
「カイザーがお決めになられたのであれば、部下たる私はそれに従うのみです。お引取り願いたい」
対ルッツ
「小官などより適任がおりましょう。そう、あのオーベルシュタイン軍務尚書あたりですかな」
対シュタインメッツ
「私ごときがカイザーのお決めになられたことに口を挟めるわけがない。いずれ戦場でお会いいたしましょう」
対ミッターマイヤー
「連合首長は勘違いをなされているようですな。事は地球連合と帝国の問題であり、この私が口を出していいことではない。
それに、私は軍人としてカイザーがお決めあそばしたことに従うのみ。お引取りいただきたい。
……ふぅ。心から和平を望まれるのでしたら、フロイライン・マリーンドルフをお訪ねなさい。
あの人なら、お力になってくれるやもしれません。
カイザーは無用な流血を好むお方にあらず。連合首長が自らの非をお認めになれば、いずれ道も開けましょう」
対ロイエンタール
「ふむ、お話はわかった連合首長。だが、私が力になれることはないと思いますな。
……連合首長、いっそ諸手を挙げて降伏なされたらどうか。
カイザーは寛大なお方だ、抵抗の意思の無い者を虐げるようなことはなさらぬ。
オーブは理念である非戦を貫いたことになるし、国土も戦火を免れる。
下手に意地を張らねばこれで解決、万々歳ではありませんかな……」
>>941-942 それくらい「まっとうな」(?)行動力がカガリにあればずいぶん原作も展開違っていただろーにねぇ。
なんだかんだ言ってベターな手を教えてくれる面倒見のよい双璧ワロス。
自由惑星同盟に似た奴がいなかったっけ?
あとになって、ロイエンタールの近辺に火種作った奴。
アドバイスに皮肉のスパイスをたっぷりかけるロイエンワロス
オーベルシュタインの場合だったらあまりのウザさに南斗水鳥拳をカガリにしてしまうかも試練。
銀英の毒舌バリバリキャラにかかったら種世界のキャラなんぞけちょんけちょんだな
その逆だったら…………3秒で返り討ちだな
「衛星軌道上でエターナルがザフトの攻撃を受けたそうだ」
「そいつはまずいでしょう。あの歌姫の船には機動兵器がひとつしかない」
「多数に囲まれたらひとたまりもありませんな」
「それで提督、エターナルは沈んでしまったんですか?」
「……いや、無事だ」
「おお、では救援があったのですか」
「ない。エターナルに積まれていた機動兵器が三十機近い敵を一瞬で片付けた」
「おいおいヤンよ、冗談にしては出来が悪いぞ」
「確かストライクフリーダムでしたっけ、エターナルの機動兵器は。そんなに高性能なんでしょうか?」
「おいおいユリアン、馬鹿言うもんじゃねえぜ。どんだけ強かろうと三十機に囲まれちゃオシマイだ」
「ポプランの言うとおりだ。相手が動かない的でもない限りはな」
「えーと、映像があるんだ。グリーンヒル少佐、頼む」
「はい、わかりました」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……本当に動かない的だったとはな」
>>950 「……本当に動かない的だったとはな」
この一言におもいっきり笑ってしまった
ユリアン「ではヤン提督。もし提督が連合の大将だったとして、
ヤキン=ドゥーエ戦ではどんな采配をしましたか?」
ヤン「そういう仮定はナンセンスだが、面白いものではあるかな。そうだな…」
ユリアン「……」
ヤン「そもそも、私は非武装地域に戦闘を仕掛けたりはしない」
ユリアン「失礼しました」
>ユリアン「失礼しました」
テラワロタwwwwwww
自称空戦の天才であるポプランに対抗出来るMSパイロットは存在するのかね?
「おいユリアン、何を見てるんだ?」
「ストライクフリーダムの戦闘VTRですよ」
「何だ何だ、また不動の的を狙い撃ちしてるあれか。
しかし何だな、ザフトってのはよっぽどの脳足りんか。
回避運動って言葉を知らないんじゃないか?」
「ひどいですよポプラン中佐」
「かまうもんか、事実だろうが。
……っておい、このVTRはこの前皆で見た奴だろう。映像が同じだぞ」
「と、思うでしょう。これが違うんですよ。ほら、日付を見て下さい」
「マジか!?」
「他のもありますよ、ほとんど同じですが」
「……これは本当の戦争か? 立体TVの三文アニメか何かじゃないのか?」
「まさか」
「はぁ、世も末だな、おい」
「これは特殊な事例でしょう。それに……」
「ん? それに?」
「今時は三文アニメだってもっとしっかりした作りですよ」
>>955 上手いw
ヤンが死ぬまではユリアンも毒舌だったからなあ
ポプラン「おおい、ユリアン」
ユリアン「なんですか?」
ポプラン「今度から、お前の機体のコードネーム、『ストライクフリーダム』でいいか?」
ユリアン「絶対イヤです」
ポプラン「『デスティニー』は?」
ユリアン「だからいやですってば」
ポプラン「『レジェンド』は?」
ユリアン「それなら、前に出してくれた案の『ドブロク』の方がいいです」
ポプラン「俺もだ」
ドブロク>>>>>>>CE厨機体
何たる毒舌www
959 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 16:39:11 ID:d+xvwe/o
あ
オーベルシュタイン「シン・アスカがなぜ自分の手でオーブを討とうとしたかわかるか?」
フェルナー「さあ、小官にはいっこうにわかりませんが軍務尚書はいかがお考えですか?」
オーベルシュタイン「仲間のルナマリアやレイの手によって故郷のオーブが討たれればシンはどうしても
仲間に対して恨みの感情を抱いてしまう。そうなると、仲間内の間に隙が生じ、ひいては
取り返しのつかぬことになるかもしれん。だが、自分の手でオーブを討てば故郷の仇は
すなわち自分自身、仲間を恨む理由はなくなる。シンはそう考えたにちがいない。彼は
そういう男だ」
フェルナー「軍務尚書がそうお考えになった根拠はございますか?」
オーベルシュタイン「いや、ない。それにしても私も口数が多くなったものだ」
フェルナー「軍務尚書が昔のアニメにそれほど詳しいとは思いもよりませんでしたな」
>>960 フェルナーの最後の台詞を見てネタを理解した
禿ワロタww
私室でアニメを視聴し、くつろぐオーベルシュタイン。
…シュールだな。
オーベルシュタインの人物像
・冷徹
・無私
・効率主義で感情論を嫌う
・ナンバー2不要論
・義眼
・執事はラーベナルト
・柔らかく煮た鶏肉しか食わない老犬を飼っている
・同僚からはおおいに嫌われている
このスレで追加された人物像
・妙に多弁
・昔のアニメに詳しい
実はガンダムとかなのはがお気に入り、とか?
「皇帝への忠誠の誓約書とは何か。
自由惑星同盟には市民によって選ばれた元首はいても皇帝など存在しない。
存在しないものから命令を受けるいわれはない。」
「国有財産のリストを閲覧する権利は、納税義務を果たしている同盟市民にのみ帰するものだ。
また、政府公務員は同盟の法律及び自己の良心に基づいて、職務を行うことになっている。
私とて命は惜しいが、一度公僕となった以上ささやかな義務を果たさないわけにはいかない。」
↑こういう人たちは種・種死には出なかったのか?
>>965 ちゃんとラインハルトも認めているよな、
「立派な男たちだ、同盟は彼らのような人間を重用しなかったからダメになったのだ」みたいなこと言ってたし
ジブリやデュランダル、ラクスたちを見たらラインハルトは
「あきれた者たちだ、あのような人間が堂々と権力を握っているからあの世界はダメなのだ」くらい言いそうだ
>>963 対抗してみる
カガリの人物像
・熱血
・お父さま
・感情主義でコックピットで泣く
・オーブの理念
・双子
・下僕はキサカ
・親から得たビームでも跳ね返すMSを持っている
・仲間からは大いに甘やかされている
あまり上手く出来なかった
キサカはトダカ達と違ってイエスマンではないだろ
門閥貴族的ポジションなキャラを狙ったのがユウナだったんだろうけど
皮肉にもフレーゲルとかよりは…ずっとまともなキャラになったよなあw
最後は無理矢理錯乱気味にしたためにキャラ造形が破綻(まあ彼に限った話じゃ無いけど)
種のキャラは風船(中身無し・安定性ゼロ)だからなぁ。
ヒルダとラインハルトの運命の夜の後、ヒルダが自邸でシャワー浴びている時の色っぽさは尋常じゃねえ
エロが目的じゃないのはわかっているが、こういった「思わずハッとする見せ方」はアニメ銀英伝は本当にわかってる
回廊戦の時の「本艦は最後尾にあって……」のファーレンハイトの鬼気迫る顔とか、
八月新政府樹立時のベレー乱舞とか、ユリアンが過去の歴史を調べる時のグロ作画とか
最初アニ英伝を見た時はキャラデザの泥臭さと口パクのズレに笑ったもんだ(何か単独録音や作画事情のせいらしいな)
しかし慣れてくるから不思議だ、声優もアホみたいに豪華だしな
ラングに石田太郎、アイゼナッハに津嘉山正種、シュタイメッツとビッテンでマジンガーコンビとか信じられんわ
>971
でもせっかくの心理描写が至らん画面でパアになってたシーンもやっぱり
あるから全面的にアニメ銀英伝イイって訳でもない。
2作目映画版のヤンとジェシカのダンスシーンなぞその筆頭。ヤンが足を
ふみふみするだけギャグにしかなってなかった。本当はジェシカ(ラップ)
との感情がいっぱい含まれていた故のいつにも増しての不器用なんだが。
絵と文の表現力と方法の違いでもあるね
ガイエが種・種死をノベライズしてたらどうなっただろう?
断固拒否する!!!
完結まで十年単位の時間が要ります
>>976 ならばリメイク
監督をガイエにさせて脚本に佐藤大輔www
古本屋で銀英伝見つけた
手にとって読んでみたら即買った
だって田中芳樹&道原かつみのサイン入りだったから
ちょっっ、おま!
ころしてでもうばいとる。
今日って、アッシュビー提督の命日だね
∧_∧
/) ´∀`)
\ )
| | |
(__)_)
では哀悼の意を表して敬礼!
歴史に残る大敗北と言ってもいい。
>>972 あの登場人物数でありながら「同じ声優を(ほとんど)使いまわさない」という果断が
「銀河声優伝説」と異名をとる作品を完成させた・・・と。 男性限定だけど。
次スレどうする?
>>990が立てるか?
神が降臨しだしたから、このまま終らせるには惜しいと思うんだが。
「ふん! あのカガリ・ユラ・アスハと協力して地球の治安を守らなければならないとは、何と腹立たしい!」
「提督、お声が高すぎますぞ」
「声が大きいだと!? いいか、ビッテンフェルト家の家訓にある。
人を誉める時は大きな声で、人の悪口を言う時はより大きな声で、というのがな!
俺は家訓を遵守しているに過ぎん!」
「……聞こえているぞ、ビッテンフェルト提督」
「おう!? これはこれはアスハ代表首長、なかなかお耳が良いようですな」
「あれだけ大きい声ならば、誰だって気づく!」
「ほう、そうでしたか。
代表首長は都合の良いことしか見えない、聞こえない、喋らないという、兵士の間ではもっぱらの噂でしてな」
「な……! ぶ、無礼な! ビッテンフェルト提督は人の噂をもってこの私を侮辱するか!
なるほど、猪突猛進しか芸のない戦争屋らしく短絡的な思考だな!」
「何だと!? 俺が猪なら貴様は猿山の大将だ! まつり上げられていい気になって、国を傾けた愚か者が!」
「なななな、こ、この私に文句があるのなら、ただちに帰ってもらってもいいんだぞ!」
「俺だってカイザーのご命令が無ければ地球なんぞという星に降りてくるか!
大体何だその態度は! カイザーのご寛容あって今があるのに、それに楯突く気か!」
「楯突く気を起こさせているのは誰だ!」
「自分の性格をかえりみろ! オーブ国内ではその態度で通用するだろうが、
一歩国外に出れば傲慢で尊大以外の何物でもないわ! 代表首長自身に問題があると何故気づかんか!」
「貴様に言われたくなーい!」
「提督、もうおやめ下さい……」
「カガリ、そこら辺にしておけ、皆が見てるぞ……」
仲の良い(?)カガリとビッテンフェルトの図
>>985 そんだけ堂々と他人を罵倒できるってのは、
ある意味相手を信頼してるから……とも言えるしなぁ。
その後のツンデレ展開が容易に想像できるw
>>985を見て
ミッターマイヤー
「さてさて、誰が1番損な役回りだろうか」
バイエルライン
「難しいところです。ビッテンフェルト提督と協力する立場の代表首長も楽ではないでしょうな。」
ミュラー
「……間違いなく、一番損をするのは私だろうな」
>>985 OVAのそのシーンの後で地上車乗ってるミュラーの表情が可愛いと思った
あの場面は表情が三者三様で面白いな
あくまで冷然たるオベ 不機嫌丸出しのビッテン ひたすら困り顔のミュラー
十代の少年のキモ可愛さよりも大の男の可愛げ出す方が作家の技量が問われるよな
とあるジュール隊の作戦行動
遺 作「いいかディアッカ、今度の戦闘は全体の作戦にとって重要だ。気をぬくな」
痔悪化「任せとけって!」
隊員A「イザーク隊長! 10時の方向に敵影! 多数!」
痔悪化「ヒュウ♪ 数だけは多いってやつ? グゥレイト!」
遺 作「詳しい数を確認しろ!」
隊員A「了解。……?」
遺 作「どうした」
隊員A「か、数……艦艇で一万五千!」
遺 作「……」
隊員B「……」
隊員C「……」
隊員D「……」
シ ホ「……い、一万五千!?」
痔悪化「グ、グゥレイトゥ……」
>>991 缶コーヒー吹いたww
vsスレで無いからこその俺ツボ大ヒット!
設立当時の第13艦隊だって、艦艇数7500だからな
とあるジュール隊の作戦行動・2
遺 作「いいかディアッカ、後方待機だからって気をぬくな」
痔悪化「準備はオッケーだぜ! イゼルローンだか何だか知らないが、大きな玉っころだろ?」
遺 作「甘く見るな、トゥールハンマーという決戦兵器があるそうだ」
痔悪化「なあに、ジェネシスで慣れっこだって!」
隊員A「イザーク隊長! イゼルローンの表面に高エネルギー反応! トゥールハンマーです!」
痔悪化「ヒュウ♪ 派手さだけは一丁前ってやつ? グゥレイト!」
隊員A「発射されました!」
遺 作「味方の被害を確認しろ!」
隊員A「了解。……?」
遺 作「どうした」
隊員A「い……一撃で味方が全滅!」
遺 作「……」
隊員B「……」
隊員C「……」
隊員D「……」
シ ホ「……ザフト全軍が一撃で?」
痔悪化「グ、グゥレイトゥ……」
よっぽど密集してたんだな。
というか、ジェネシスの教訓が生かされていないw
いや、トールハンマーの威力も効果範囲も重々知ってるはずの銀英世界ですら
一射撃で数千隻を消し飛ばすだけの威力&効果範囲持ってるわけだからな……
全軍あげても百隻いるかどーかのザフト全軍じゃあ、とても、とてもw
トールハンマー
トゥールハンマー
トオル ハンマー ……
スカイグラスパーについてたry
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