機動戦士ガンダムSEEDMSV閃光のサイ第二章

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1通常の名無しさんの3倍:2005/06/07(火) 21:36:14 ID:???
2新生ロシア帝国:2005/06/07(火) 21:37:05 ID:???
新スレ
3閃光の‥‥‥:2005/06/07(火) 21:41:16 ID:NUuquAun
ム‥‥‥ムサイ・アーガイル(゚Д゚)
4新生ロシア帝国:2005/06/07(火) 21:49:19 ID:???
前スレネタ貼ってくれ
5通常の名無しさんの3倍:2005/06/08(水) 00:02:43 ID:WwH4GHWT
空気を読まずに書き込んでみる。

TVシリーズ  機動戦士ガンダムSEEDDESTINY MSV〜閃光のサイ〜
第23話「癒えぬ傷跡」中盤


「オイッ!サイ!止まるな!死ぬぞ!おいっ!」
ψガンダムのバックアップがなくなり、ゲルズゲーの攻撃にさらされている浜田から通信が入るが、
サイはコクピットの中で震えていた。
動きを止めたψガンダムに気づいたゲルズゲーがビームライフルを射掛ける。
「お前の相手は俺や言うてるやろ!」
浜田は牽制のビームをゲルズゲーに放つが、ゲルズゲーのψガンダムへの攻撃は止まらない。

着弾の衝撃がコクピットを激しく揺らす。

―怖い

脳裏に華子のレイアースが散っていく様子がフラッシュバックする。
今まで、あの戦争の時も近いようで遠かった存在。
恐怖がサイの内側を支配していく。心拍数がどんどん上がっていく。
「はぁっはぁっ・・・」
とてつもなく息苦しい。コクピットの壁が迫ってくるような圧迫感。今すぐハッチをあけて外に出たい。
そして、いまサイを守っている唯一のものの、シールドが保持している腕ごと消失した。





6tmp:2005/06/08(水) 00:03:35 ID:WwH4GHWT
続き。



「サイさんっ!」
ψガンダムの戦闘をモニタリングしていた雪見が悲鳴をあげる。
「ちょっとまずいな・・・」
松本もψガンダムの現状には眉をひそめることくらいしかできない。
今おとみが出て行けば関東軍のローエングリンの格好の的になってしまう。かといって、直掩のMSをψガンダムの掩護に
さけるほど、余裕もなかった。
「サイさん・・・」
雪見は銃火にさらされるψガンダムを祈るようにみつめた。

浜田の銃撃をたくみにかわし、ついにゲルズゲーは、ψガンダムの目の前にたどり着いた。
グロテスクなフォルムの前足をψガンダムの胸にかけ、ライフルの銃口をψガンダムのコクピットに向ける。

モニターいっぱいにゲルズゲーの虫を思わせる下半身と、腕に保持されたライフルが映る。

―もうだめだ

サイは全てを放棄し、目を閉じた。外に出られると思うと、サイの内の恐怖心はなくなっていた。





お目汚しスマソ。
あまりに続きが気になってやった。今では反省してる。 (´・ω・)
7新生ロシア帝国:2005/06/08(水) 06:19:20 ID:???
>>5>>6
グウゥレイトオ
8通常の名無しさんの3倍:2005/06/08(水) 06:23:04 ID:???
サイ死んでまうのか
9新生ロシア帝国:2005/06/08(水) 22:22:58 ID:???
>>8
死にませんよ
10新生ロシア帝国:2005/06/09(木) 06:38:36 ID:???
がんばれ関西軍、設定、職人様の光臨をお待ちしてます
11通常の名無しさんの3倍:2005/06/09(木) 21:15:26 ID:???
あげ
12通常の名無しさんの3倍:2005/06/09(木) 21:23:35 ID:???
前スレみてました 続きとかできる方たのんます(・ω・)
13通常の名無しさんの3倍:2005/06/09(木) 22:01:35 ID:???
14通常の名無しさんの3倍:2005/06/09(木) 23:34:30 ID:???
人いないね(´・ω・`)
15海賊オルテガ様:2005/06/10(金) 22:59:28 ID:???
あげるぞ
16通常の名無しさんの3倍:2005/06/11(土) 21:32:50 ID:???
このスレ面白
17通常の名無しさんの3倍:2005/06/11(土) 22:06:26 ID:???
サイはMSVでがんばってるな。本編出演はまだ?本編でもMSの世代交代が進みそうだから、サイもそろそろ新型機で出撃しないかな?


orzガンダム

パイロットはサイ・アーガイル。連合の戦車を圧倒するバクゥ対抗機として設計される。
格闘能力強化のため人型から獣型への変形機構を採用したガイアは優秀だが高コストだったため、
量産大量配備を視野に生産性の向上、機体の簡素化、コスト削減が図られる。
人型から土下座するように獣型に変形し、変形機構の簡略化によって獣型の機動性・人型の格闘性能とコストの両立を目指した。
開発コードover rate zetaガンダムを略してorzガンダムと呼称される。開発競争から取り残され、量産は見送られた。
18通常の名無しさんの3倍:2005/06/13(月) 06:40:28 ID:???
ネコ王軍団
19通常の名無しさんの3倍:2005/06/14(火) 07:08:17 ID:???
九鬼海賊団
20通常の名無しさんの3倍:2005/06/15(水) 06:57:55 ID:???
ネコ王イッパイアッテナ

ネコ王軍団の首領自称美少女
猫のきぐるみを常に着ている
21猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2005/06/15(水) 23:29:58 ID:??? BE:161693069-#
第24話「舞い降りし女神は偽りか」
関東軍との睨み合いが続き、以前の激突からは双方小競り合い程度の戦闘しかなく
サイ達にも一旦の平和が訪れていた。
「キラ・・・・・・」
デイリースポーツを広げ裏面の記事にまず目をやるサイ、表面の阪神快勝の記事にはめもくれず写る裏面一面を飾るフリーダム、アークエンジェルの記事に
目をやっていた。
「フリーダム花嫁を略取誘拐、アークエンジェルと共に海の底か・・・」
詳しい中面の記事を読んでいたサイを間の抜けた声が襲う。
「うぁ!美雪ちゃんか・・・なんだよ」
「何だよやあらへんねん!お昼やでお昼!ソーメンがのびるで!」
新聞を奪われサイも渋々下へ降りていった。
「お早うございます、サイさん」
「雪見もうこんにちはの時間や」
雪見の言葉に都美子がすっと突っ込む、この大阪独特の会話にも慣れてしまった。
おとみは定休日なので閑散としている。
茶の間で賄い食以外のものをちゃんと食べるのも週に一度の楽しみだった。
大きなサラダボールに大量のそうめんと氷、徳用の3ℓ濃縮汁に野菜や竹輪の天ぷらを目の前に昼食が始まった。
初夏の風が茶の間を抜けると風鈴をくすぐりおなじみの音色が歌う。
特にこれと言った会話もなく、テレビを見ながらソーメンをすする四人。
テレビではミネルバがスエズを攻略した事を伝えている。
現場からの映像に写るとザフトのガンダムは実にいい動きをしていた。
「サイより強そうやん」
美雪がすっと毒を吐く。
「お前のライオンもこいつにはかなわないだろ」
手なれた返答をするサイ、もうなれていた。
「サイさんもいずれはこれと戦うんですか」
雪見は心配そうな表情を浮かべる。
「服部議長はザフトとは友好的な関係を持っているから敵対する事はまずないだろうと言うがオーブですらあのありさま」
「世の中はワカワンてことですな」
都美子が頷いて代弁する。
「まぁ、そういうことかな、戦いたくはないけどね」
「そうですか」
不安ながらも笑顔を見せる雪見にサイも安堵の表情を見せた。
その時、おとみの看板を思いっきり開けて飛び込んでくるカズィ。
一瞬真昼間からの押し込み強盗だと思い立ちあがる三人。
「何、正規の軍人が皆揃ってビビッテんの」
座って何食わぬ顔でソーメンをすする都美子。
「すみません・・・カズィどうしたんだよ?」
「はぁ、はぁ・・・・あ、ありがとう・・・」
雪見が手渡した麦茶を飲み一呼吸置くカズィ。
「驚くなみんな、実は明日ラクス・クラインがデュランダル議長と関西空港にお付きになるそうだ」
「えー!」
都美子を除く全員が大声を上げた。


一応コピペ
22猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2005/06/16(木) 00:35:43 ID:??? BE:17966232-#
ドムトルーパーとドムハイパーなんかにてる・・・・


まさか、考えすぎか
23通常の名無しさんの3倍:2005/06/16(木) 07:09:48 ID:???
>>22
一緒に盛り上げていきましょう
24猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2005/06/16(木) 13:39:21 ID:??? BE:74858055-#
1945が今メインで執筆ですがね・・・・・

マターリいきますよ
25通常の名無しさんの3倍:2005/06/18(土) 14:05:26 ID:???
age
26猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ
中編
翌日、確かにラクス・クラインはやって来た。
「なぁ言ったとおりだろ」
カズィが得意げな表情で笑っている。
「おいおい、俺たちは警護に来てるんだから真面目にやれよ」
修理中のψガンダムに代わり量産型ドムハイパーに搭乗しているサイがコックピットから身を乗り出して注意する。
「うち・・・ラクス様を生で見てるんやぁ・・・・軍に入ってこんなにハッピーな日は初めてやで・・・・」
ライオン丸のコックピットで美雪が目を潤ませて喜んでいる。
しかし、ラクスと面識のあるサイは疑問に思っていた。
何故キラと行動していないのか、何故プラントに戻ったのか、全てが謎でサイを困惑させていた。
「おい!しっかりしてくれよ、座長さん!」
考え事に夢中だったサイの後方にオレンジ色に塗装された新型MSが立っていた。
「しっかりしてくれよ!一応警備の係りなんだろ」
そのMSのコックピットが開くと青年が身を乗り出し呆れた様子で苦笑いしながら話しかけてきた。
「あの・・・・あなたは?」
「おっと申し遅れた、ザフト軍特務隊ハイネ・ヴェステンフルスだ」