常夏三人組と俺の関係3〜頑張れニコル〜

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1通常の名無しさんの3倍
常夏三人組と俺の関係3〜頑張れニコル〜

引越ししてから一週間後、バイトを終えて家に帰ったら、何故か玄関にクロトがいた。
クロトは、いきなり俺に向って
「おか!えり!」と大声で俺を出迎えてくれた。
俺は、なぜ俺の家の玄関にこいつがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」とぎこちなく微笑みかえした。
家の奥にはシャニがいた。
「腹減った、うざ〜い」などとほざきながら人の家で堂々と大の字になって寝ている。
まさかと思ってでかい本棚が置いてある部屋に行くとオルガがいた、奴もまた図々しく「遅ぇ〜んだよ、お前!」といわれた。
困惑する俺にいきなりクロトは。
「支度!!!」とかほざいてきた、何のだよと聞くと。
「夕! 食!」なんていってきた。
誰が作るんだと聞いたら横からシャニがさ。
「お前ぇ、お前ぇ、お前ぇぇぇっ!」なんて俺を指名してきた
「今は夕飯作るんだよ、また苦しい思いをしたいのか!」・・・とりあえず俺は指示に従った
こうしてコイツラとの奇妙な生活が始まった
夜、寝室は無茶苦茶狭く、奴等のシナプス・シンドロームに苦しむ声が聞こえた
眠れなかった
あれから一年が過ぎ、俺達の生活も二年目に突入していた

・・・・頑張れニコル!俺はお前を応援してるぞ!

2通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:37 ID:MmUPfxPc
前スレ 常夏三人組と俺の関係2〜イザークの逆襲〜
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1063600766/l50
前スレ 常夏三人組と俺の関係〜ディアッカに会いたい〜
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1061014848/l50
関連スレ ディアッカと俺の関係 8杯目
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1065144686/l50
関連スレ ムル太のおでん3号店
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1065717236/l50
保管庫 常夏三人組と俺の関係〜まとめサイト〜
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/2694/
避難所 常夏三人組と俺の関係〜直ちに非難せよ〜
http://jbbs.shitaraba.com/anime/bbs/read.cgi?
3通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:38 ID:???
1乙
4通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:39 ID:???
うらうらうらぁぁあああ!!!乙!!
5ニコル:03/10/12 20:41 ID:???
いやったぁ!!
僕が主役?なんですね!!

6通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:42 ID:???
今日はニコルと、ニコルママに松茸狩りに誘われたので、おっさんにばれないようにシャニ、オルガ、クロト、イザーク、ディアッカの三人を連れて一緒に行くことになった。
待ち合わせ場所で二人と合流して、松茸狩りが出来るという山に行ってみると、もう、視界の中には松茸がいっぱいだった。

「おひょー!」
「すげー!」
「まぶしー!」
「ニコル、お前ってイイ奴だな…」
「いえ、そんなことはありませんよ。それに大勢の方が楽しいですから」
「ニコル、グレィトゥ!」

こんな会話の様子を見て、ニコルママはとってもうれしそうにニコニコしている。
とにかく松茸を狩り始める事にした。もうみんな気合いが入ってすごく多い量の松茸をとっている。
「勝負だ腰抜けぇ!」
「お前には負けねえよ、ヴァーカ!」
イザークといえばクロトに喧嘩をふっかけている。まあ、松茸を狩る競争なら別に危なくないのでほっとくことにした。
「あはーー!目移りしちまうぜ!」
「松茸、松茸、松茸ぇぇぇっ!」
おお、珍しく問題を起こさずに一生懸命狩ってるじゃないか。よし、俺もやるかな。そして三時間ぐらいたった所で、丁度昼ご飯の時間になった。
7通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:43 ID:???
「みなさん、私たちの持ってきた七輪で松茸を食べませんか?」
おお!ニコルママは準備がいいな。と、いうわけで焼いて食ってみた。そしたら、
「うまい!」
「うまいぞ腰抜けぇ!」
「超グレィトォ!」
「苦しい思いをしなくてよかった!」
「激!旨!」
「うま〜い!」
みんな、このうまさに興奮していた。もう、残りの松茸は半分をきっていた。そのときニコルママが俺を呼び出した。
俺は何のようかな?と思いつつ付いていった。
8通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:44 ID:???
「実は、ニコルは軍に入るまで友達が一人もいなかったの。」
「…」
「でも、軍に入って戦争が終わったらあなた達のような立派なお友達が出来て私はとてもうれしかった。お礼を言わせてほしいの。」
「いえ、俺たちはそんなお礼をされるほどの事はしてません。ただ、ニコルと一緒にいて楽しい。それだけなんです。それは他のみんなにも同じ事が言えるんです。」
「ありがとう…。これからもニコルの友達でいてくださいます?」
「もちろんです。いつまでもニコルは僕たちの友達ですよ。」

話もおわり、みんなの所に戻った。が、

「ディアッカ、そいつをよこせぇ!」
「非グレィトォ!」
何か二人で松茸の奪い合いしてるし、
「誰だよ、俺の松茸をとろうなんて奴は。」
「また苦しい思いをしたいのか?」
「僕はね、僕はね…。」
三人も奪い合いしてるし。
とりあえず俺は全員にゴミ箱をかぶせて家に帰った。
家にはいると、おっさんが俺のソファに座ってて、俺たち気づくと
「松茸はもってりゃうれしいただのコレクションじゃあない。激旨な食べ物なんですよ。食べ物は食べなきゃ。高い金使って買ったのは食べる為でしょ?さあ、さっさと受け取ってさっさと食べて下さい、この高級な松茸は。」
どうやら、話を聞いてみるとおっさんは俺たちのためにとっても高級な松茸を持ってきてくれたらしい、だが俺たちが留守でずっと待っていてくれたようだ。
俺はおっさんにお礼をいって、床についた。今日はいい夢を見れそうだ。

いや、それだけなんだけどさ
9通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:45 ID:???
>>1
    乙 彼 !

いや、それだけなんだけどさ
10通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:46 ID:???
グッジョブ!
11通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:53 ID:???
>>1
一つ言わせてもらえば
一行目の
「常夏三人組と俺の関係3〜頑張れニコル〜」
はいらないんじゃないかな・・・

いや、ごめん
121:03/10/12 20:55 ID:???
>>11
ホントだ。気づかなかった…。スマソ
13通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:57 ID:???
>>12
お前・・・めっちゃいい人そう
14通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:59 ID:???
>>12 でもこれからはもっと落ち着いて行動しろよな。
151:03/10/12 21:01 ID:???
>>OK
実はフラ板に依頼しにいったのも俺だったりする。やっぱり俺は落ち着きないかも…。

いや、それだけなんだけおどさ
16通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:03 ID:???
>>12
ドンマイ!
17通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:07 ID:???
なんか、ニコルがイザークに映画に誘われたらしい、何か出番の少ないニコルを慰めようとおもったらしい。
俺らも松茸の事とかで、お礼をしたいな。まあ、考えとこう

いや、それだけなんだけどさ
18通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:09 ID:???
>>15
ホントに落ち着き無いなぁ。俺達の決めセリフをまちがえるなよ。

いや、それだけなんだけどさ
19通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:11 ID:???
新スレおめ
松茸か・・・何年も食ってないな
リアルの俺・・・
20通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:14 ID:???
>>1
乙。
ついでにいうと、二年経過で三年目だ…

くじけるなよ…がんばれ…

いや、それだけなんだけどさ…
21通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:19 ID:???
このスレにフラッシュ職人居ないかな?前スレのフラッシュを作るっていうアイディアはかなりよかったんだけど

いや、それだけなんだけどさ
22通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:28 ID:???
今日、家のドアを開けたらゴミ箱が落ちてきた

いや、それだけなんだけどさ
23通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:34 ID:???
このスレは別の事に使って
スレ建て直しってやっぱだめなんだよな・・・?

いや、それだけなんだけどさ
24通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:38 ID:???
今日、ニコルが公園の鉄棒の前にいた
声をかけたら逃げ出そうとしたので俺は全速力で走ってそれを止めた
「あはは、見つかっちゃいましたね」
ニコルが苦笑いする
「実は僕、昔から逆上がりができなくて・・・それで今練習してたんです」
そうだったのか・・・俺もあんまり鉄棒は得意じゃなかった
「それで、久しぶりにその事をおもいだしたらなんだか悔しくなっちゃって、それで」
そうか、なら俺が手伝ってやろうか、というと
「え、本当ですか!」
と嬉しそうにニコルが飛び跳ねた
なんか癒される・・・
逆上がりの練習を手伝っていると間の悪いことにうちの三人組がやってきた
「何必死にやってんだよ!お前達は!」
とりあえずクロトでかい石を投げつけてやった
そして、事情を話すと
「そんなの自分達だけでやってよね、僕は知らないよ!!」
といってクロトは家へ帰ってしまった
「面倒くさ〜い」
そういってシャニも帰ってしまった
残ったオルガは
「ったく、しょうがねえなあ」
といいながら俺達を手伝ってくれた
やっぱいい奴だよな、お前
25通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:49 ID:???
しばらく練習していて、一息ついているとき、俺はある事に気づいた
目の前にあった木陰の群れから何やら人の気配を感じる
風がなびいてなんかワカメのようなものが木の影から一瞬見えた
・・・・・
試しに、なぜかもっていた百夜のCDを投げてみるとその木陰からシャニが飛び出してきた
それに続いて「ヴァカ!なにやってんだよ!」とクロトも飛び出してきた
お前ら・・・・・・
見つかった二人は俺としばらく対峙した後
「仕方ない、付き合うぜ、練習!!!」
「やろ〜」
二人とも・・・なんで初めから手伝わなかったんだよ、と思った途端、
ニコルがいきなり号泣しはじめた
「みんな僕のために・・・・ありがとうございます」
いや、泣かなくても・・・・
とりあえずみんなで日が暮れるまで付き合い、ニコルは逆上がりを習得した
「やった、やった!」
みんなで手を繋ぎながら喜んだ
そこに・・・
「くそぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」という怒鳴り声が聞こえてきた
見ると、横には鉢巻をつけてシャツを着て、ズボンはジャージという
すごい庶民的な格好のアズラエルが鉄棒と闘っていた
俺は気づかれないうちに帰ろうと思ったが
「お手伝いしましょう、次はアズラエルさんの番です」
えっ!?ま、まだ飯も食ってないのに・・・
・・・・しかし、ニコルの真っ直ぐな目を見ていたら断れなかった
その日、夜も深くなったころ・・・・
「い・・いやったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」アズラエルも逆上がりを習得した
もう俺は泣くしかなかった

いや、それだけなんだけどさ
26通常の名無しさんの3倍:03/10/12 21:57 ID:???
気が早いが、次のスレタイはミゲルかな
シャニとの夢も叶えてほしいし。結構登場してるしな

なんて考えてたらアスランが白夜を歌うハロを持って来た。
スレタイに名前入れて欲しいのかお前。ミゲルは一応先輩だろ。

いや、それだけなんだけどさ
27通常の名無しさんの3倍:03/10/12 22:00 ID:???
>>26
雑談板でスレ立てしとけ

いや、それだけなんだけどさ
28通常の名無しさんの3倍:03/10/12 22:26 ID:???
新スレ乙です〜。

>>24-25
逆上がり出来ないおっさんにワロタよ。テニスはあんなにすごいのにな.....。

いや、それだけなんだけどさ。
29第3セクター:03/10/12 22:34 ID:???
>>24-25の日の夜。
シャニが寝言で

「大車輪かめぇぇぇぇぇぇぇん……う〜ん…う〜ん……。」

と苦しそうに呟いていた。
後で話を聞くと、夢の中で何故か逆上がりが出来なくなったシャニを、クルーゼが精神的に追い詰めてきたらしい。
仮面…シャニが何をしたんだ……よしよし、怖かっただろうに。

いや、それだけなんだけどさ。
>>1さんお疲れです。
301/2:03/10/12 22:40 ID:???
今日ニコルがチワワァを連れてやって来た。ん、どうしたニコル?

「あの・・・暫くこちらに泊めていただけませんか?」
は?別にいいけど・・・一体どうしたんだ?
「実は・・・・・あの、これ見ていただけますか?」
ニコルはそう言って一冊の雑誌を取りだした。それは ワンワン・キングダム という犬好きの為のペット雑誌だった。
こんなものを買う余裕があるとは・・・さすがだな、ニコル。
表紙には 「11月号  チワワ特集〜チワワにくびったけ!!〜」 と書かれていた。
めくって見てみるとニコルとチワワァの写真がでかでかと載っていた。
他にもチワワとその飼い主達の写真が沢山載っていたが、ニコルの写真が一番でかい。
インタビューなんかもされていた。へぇ、凄いじゃないかニコル。

「なんだこりゃ、増えてる!!」
「激・萌!!」
「かわい〜い」
3人はそう言って雑誌を読んでいる。でも、これがどうかしたのか?
「あの、チワワ特集って事で投稿したら選ばれて、取材とかされたんですけど・・・・
 その・・・・この雑誌を見たクルーゼって人が・・・・僕に・・・・アイドルにならないかって・・・・・」
312/2:03/10/12 22:40 ID:???
な、何だって!?俺はもう一度その雑誌を見てみた。
・・・・うん。確かに男の俺から見ても可愛く撮れている・・・
そうなんだよな。身近にいすぎて忘れてたけど、ニコルってなかなかにイケメンなんだよな。品もあるし・・・・
クルーゼ事務所っていえば超有名なアイドル事務所だ。いいんじゃないのか別に?
「いやですよ!!僕はそんな・・・やりたい事もありますし・・・。だから僕きっぱり断ったんです。
 それなのにクルーゼさん毎日毎日僕の家にやってきて・・・・
 世界を狙おうとか、みんなが君になりたがるとか言って・・・僕本当に困ってて・・・」
ニコルはそう言ってうつむいてしまった。わかった、ニコル。もう何も言うな!!
好きなだけうちにいていいぞ!!3人も
「お前・・・・」
「もう苦しい思いはしなくていいぞ!!」
「お前もチワワァも絶対、保・護!!」
と言っている。幸い今、隣が空いてるんだ。お前が好きに使っていいぞ。

「本当ですか?ありがとうございます!!」
ニコルはそう言って嬉しそうな顔をした。ああ、いいことをしたな・・・・

俺はニコルをおっさんの部屋に案内すると内側からチェーンをかけ、外にまわり鍵穴にハンダを溶かし込んでおいた。
幸いおっさんの窓もこの間TPガラスに変えたばかりだ。

おい、なにがあってもこのドアを開けちゃだめだぞ。クルーゼかもしれないからな。
俺がそう言うとニコルは
「はい。分かりました。」
と返事をした。素直ないい子だなあ・・・・まったく癒されるよ。

いや、それだけなんだけどさ
32通常の名無しさんの3倍:03/10/12 22:42 ID:???

ニコルがその晩俺たちにハンバーグを作ってくれた。う、うまい!!
「へぇ、おいしいじゃん!!」
「ありがたい事で。」
「うま〜い。」
「そうですか?よかった。」

そばではパピィとチワワァがじゃれている。
こういう日もいいよな・・・・・

廊下では
「どういうことだ!!?おい!!くっそぉおおおおお!!」
という声がしていたが、俺たちは無視しておいた。
ニコル気にするな。あれもクルーゼの罠だ。

いや、それだけなんだけどさ
33通常の名無しさんの3倍:03/10/12 22:43 ID:???

翌日、突然
「ゴルディオンハンマー!!!!!」
という叫び声が聞こえたかと思うと俺たちの部屋の窓ガラスが割れ、おっさんが飛び込んできた。
や、やばい、もう割れてる!!
「僕にこんな事をして・・・・どうなるか分かってるんだろうなあっ!!!!」
い、いや待て、とりあえず俺の話を聞いてくれ・・・・聞いてください!!

俺は一生懸命おっさんに事情を説明した。するとおっさんは
「なんですって・・・・クルーゼ事務所が?あそこはうちにとっていまいましいライバル事務所でもあるんですよ。
 ニコル君にはうちの事務所から映画デビューしてもらおうと思っていますし・・・
 あの薄汚いクルーゼ事務所にニコル君を持っていかれては困る・・・
 分かりました。ニコル君、しばらく私の部屋にいていいですよ。君となら暮らせそうですしね。」

いや、どうしてそうなるんだよ!!それじゃニコルが可愛そうだろうが!!
俺がそう言うとニコルは

「いえ、いいんです僕。アズラエルさん、ありがとうございます。しばらくの間、よろしくおねがいします。」
と言った。おい・・・いいのかよ、ニコル・・・・
おっさんは
「ほう、なかなか君は行儀がいいですね。うまくやっていけそうだ。」

などと言っている。
そういうわけで俺の隣の部屋ではおっさんとニコルの生活が始まってしまったようだ。
クルーゼ、早くニコルをあきらめてくれ・・・・

いや、それだけなんだけどさ・・・・・
34通常の名無しさんの3倍:03/10/12 22:44 ID:???
アズラエルとニコルの関係

どうなることやら

いや、それだけなんだけどさ
35第3セクター:03/10/12 22:47 ID:???
「腰抜けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
という叫び声が聞こえ、ドアをたたきまくる音が聞こえた。
とりあえず、「もう3年目だぞ。」というと、帰っていった。

ふふふ、時間切れか。
いや、それだけなんだけどさ
36通常の名無しさんの3倍:03/10/12 22:50 ID:???
>>35
の後、これで一つ心配事が減った・・・・と思っていると
「激痛!!」
クロトが叫びだした
玄関に戻ってみるとクロトの靴の中に画鋲がびっしりと接着剤でご丁寧につけられていた
・・・撤去していけよ

いや、それだけなんだけどさ
37通常の名無しさんの3倍:03/10/12 23:55 ID:???
「これからは逆襲はしない、その代わり暇になったらいつでもお前らの所に行くぞ腰抜けぇ!」
とイザークが俺にゴミステーションでゴミを出してるときに言ってきた。はは〜ん、コイツ俺たちに嫌がらせはもうしないから、代わりに俺たちの家に来たいって言ってるんだな。まあ、俺たちもイザークがいい奴だって知ってるから、快く受け入れてやるか。

いや、それだけなんだけどさ
38通常の名無しさんの3倍:03/10/12 23:59 ID:???
家に帰ってくると隣の部屋からピアノの音が聞こえてきた。
なんだと思っておっさんの部屋に行ってみると、ニコルがグランドピアノを弾いていた。
ど、どうしたんだよこれ・・・するとわきにいたおっさんが

「ニコル君がピアノが得意だというのでね。家に使ってないのがあったのでヘリで運んできたんですよ。」

と言った。
いや、それはいいけど・・・一体どうやってこの部屋に入れたんだ?

いや、それだけなんだけどさ
39通常の名無しさんの3倍:03/10/13 00:05 ID:???
家に帰ってくると隣の部屋からピアノの音とシャニの歌声が聞こえてきた。
なんだと思っておっさんの部屋に行ってみると、ニコルの伴奏に合わせシャニが気持ちよさそうに歌っていた。。
へえ、なかなかいいじゃん・・・するとシャニが

「お前すごいな。今度ミゲルも連れてきていいか?」

と言った。
ニコルが来てからなんだか俺達の生活がどんどん文化的になってきた気がする。

いや、それだけなんだけどさ
40通常の名無しさんの3倍:03/10/13 00:14 ID:???
ニコルがピアノのコンサートのチケットをくれたので
三人組を引き連れて行くことにした。

ニコルの演奏中、ふと三人組の方に目をやると・・・

オルガは本を読んでいた。
(読みながら聴いているようなので、特に注意はしなかった。)

クロトは携帯ゲームをやっていた。
(ゲームの音とボタンを叩く音が煩いので、没収した。)

そしてシャニは・・・
(MDを聴きながら、ご丁寧にアイマスクまでつけて爆睡していた。)


コンサート終了後、楽屋に行ってみるとアスランとニコルが居た。
アスランがニコルに「寝てませんでした ?」と尋ねられているのを
聞いて、俺は少し気まずくなった。
とりあえず、楽屋にあったゴミ箱をシャニに被せておいた。

いや、それだけなんだけどさ
41通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:08 ID:???
>>1
乙・・・・といえないな
避難所 常夏三人組と俺の関係〜直ちに非難せよ〜
http://jbbs.shitaraba.com/anime/bbs/read.cgi?BBS=277&KEY=1063592954&LAST=100

42通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:22 ID:???
いろいろ抜けているがどうするよ
こっちで出されたネタをみんなで協力してちゃんとした新スレにもっていけば
さして問題ないと思われ

別に>>1のことは攻めない
だが、やはり立派な形にしたいよな・・・
どうするよ
43通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:26 ID:???
「慌てる乞食は貰いが少ない」を地でいく>>1に乾杯


いや、それだけなんだけどさ

44通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:30 ID:???
>>42
立て直す気なら却下   
わざわざあれを封印したのに
なんで荒らしに餌わ与えるまねしなきゃ成らんのよ

いや、それだけなんだけどさ

45通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:36 ID:???
>>44 いまいち意味がわからないから、避難所にもっと詳しくかきこんでくれる?
46通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:39 ID:???
とりあえずスレ落ちしないように32KBまでがんがろうぜ
47通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:40 ID:???
>>45
つーか、避難所みろよ 
48通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:40 ID:???
>>45
なにがわからんのだ?
4945:03/10/13 02:43 ID:???
避難所にかいてくれればいいのに・・・

>あれを封印したのに

の あれ の意味が・・・・
50通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:43 ID:???
議論は避難所・雑談板で

いや、それだけなんだけどさ
51通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:44 ID:???
>>49
避難所見ればわかる
52通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:45 ID:???
>>49
避難所にかいてあるよ?
読んだの?
53通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:47 ID:???
>>49
過去レスね
54通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:48 ID:???
だから議論はいいからネタをな・・・・
まあいいか、埋まるなら
5545:03/10/13 02:52 ID:???
わざわざ過去レスを封印したのに

って意味?
きちんと新スレを建て直そうっていうのとどう関係があるの?
56通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:53 ID:???
>>55
新着しか読んでないだろW
57通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:54 ID:???
厨だの乱立だの荒らしがうざいから

じゃないかな
5845:03/10/13 02:56 ID:???
避難所でいいからはっきり書いてよ・・・・
馬鹿な俺の為に
59通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:56 ID:???
俺の周りも最近なんか殺伐としてきた。
ヒマだからか?
アイツらはいつものように好き勝手にしている

気分転換に散歩に行くことにした。
公園でイザークとニコルがなにか真剣に話をしている。
悪いとは思ったが気になったので隠れて見ていることにした。

「・・・何だと、腰抜けえぇぇ!!」
「・・だから僕には逆らうなって言ったでしょ、いいんですか?アレをバラしても・・・」
「・・うぐぐ・・・」
イザークは悔しげにうなっているだけだった

ニコル、お前イザークの何を知っているんだ?
すげぇ高圧的になってるし・・・

とにかく俺はその場をそそくさと逃げ出した。
おっとこの事はアイツ等3人には秘密な。

あとマターリしろな、おまいらも
いや、それだけなんだけどさ
60通常の名無しさんの3倍:03/10/13 02:57 ID:???
>>58
読めよ!!避難所
6145:03/10/13 02:59 ID:???
>>60 いや、読んだよ。しかも避難所で待ってるよ。
    でもわかんないんだよ・・・・
62通常の名無しさんの3倍:03/10/13 03:01 ID:???
>>61
むこうで7uodzmkEサンに聞きなさい

疲れるなw

いや、それだけなんだけどさ
63通常の名無しさんの3倍:03/10/13 03:17 ID:???
まだ容量たんね
64通常の名無しさんの3倍:03/10/13 03:23 ID:???
      r'⌒⌒ヽ,   ∬
      ( (,,(`"),,,,,)  ζ∫
 ,.-ーーー、ヽd `∀´)っ旦~ ζ   ,ゝ⌒〜,'
 i "((`"^)\ ̄(<ミ彡田>)\  ( ソ~~ヾミ
 (ニ7゚Д゚)7 \ゝ二二ノ  \ (`∀´*b  マターリな!
 (    つ ※\_____\※\ヽ
 .( ( \※ ※   r'⌒`ヽ  ̄ \ | │
   \ \ ※  ※ ,'((ヾ、ヽ〉  ※ヽ 
     \ `ー──'〉( ゚∀Y i─‐'  \
      ゝ、,___○__○____〉
65通常の名無しさんの3倍:03/10/13 03:25 ID:???
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   '、 ',、 ヾ'、´`ニ゙`''`´   ´ `ニ゙.` ,') 〃 君達、争いはやめましょう
    ヾ、'-;、ミ-_     |::        .,'_'ノ   おでん、食べますか?
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_,.  -‐´,.'  .lヾ'.、   ‐---   //l.  ヾー,-.、_
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  ,' /       , -´'"´  ´ ̄ `"!', ,     i
  ! !        , '          ,!' l     ,'
  !'l   !  ,' /         _, ' ノ  , '  ,.'
   ', l   l,l`"ニ-_、_  , i-‐''.ニ;ニ;‐二..,_;=ri´
   '、 ',、 ヾ'、´`ニ゙`''`´   ´ `ニ゙.` ,') 〃 あと幾つくらいで即死回避できるんでしょうね…
    ヾ、'-;、ミ-_     |::        .,'_'ノ  
     `ー,'、`"'       !::      /
     ,.-,.' l'、   ,____,  ,.イヽ、
_,.  -‐´,.'  .lヾ'.、   ‐---   //l.  ヾー,-.、_
  /, './   .',:::ゝ'ヽ、 __,,... -、, './::!   .l ヽ ` '‐ 、
  / .,'     '、:`ヽ /´ _,,..、_ `';:::::,'    l  '、
 ,'  ,'     / ',::; ' ',.. -'‐'ヾ、`":::::l     !
.   l      /  '、!  ー--‐ヾ'i:::::i '、.    ',
.  ,'     /   !    、...,,,,,、';::;'  '、    ',
.  ,'    ./    |     ,.、_ ',;'   ヽ.   ',
67通常の名無しさんの3倍:03/10/13 03:37 ID:???
      ,.r''"          ヽ,.     ヽ  ,/: : : : : : : : : : : : :
   ,.r'.___   __,,... --──一’゙、  _,......-`r': : : : : : : : : : : : : : : :
  ,.r'_,.-''" `フ´: : : : : :_;:.:..:..:..:..:..:._''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
r''-'"   /: : : : ,.r '',"r‐'''''¬=;ー-ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : :/
`ー‐-、._ `ヽ、 /,/''`゙ ': :,r 一-、゙ヽ,  ゙ヾヾ: : : : : : : : : : : : /
: : : : : : :`ヽ、_<ヽ/{:::  、::ヽ. @ ゙、. !、   ゙:, `ヽ、: : : : : : : : :|
: : : : : : : : : : :゙ヽ'、::     ミ=、;;;;jェ,::`-, ,ノ_,ィ,ノ゙ヾ、 : : : : : |
|: : : : : : : : : : : : `:、       ̄""´ ニ、r、,ノ,.._゙、 ゙、 : : : : |
`7¬ヽ、: : : : :|\: :\           ゙、:f"eヽ`゙; }| : : : /
/    ,>、: :.|  ヽ、゙、     ,. _    ,/::ヽ_,..!リ'ノリ: : : :/
__/,..,-ヽ:|    ゙、゙、 ,.:,.r-'"-`ヽ、      /'"/: : : :/
,イ  Y゙、゙、  ゙!     ゙; /  `ヽ、. `ヽヽ   ,/ /: : : :/
. !   ゙、`、ヽ.|!     ゙ヽ     }  7'  ./ ,ノ`ヾ、/
 ゙、   ゙、`、 |       `ヽ、  /), '  ,.-',.-''´  _,/
  :゙、  ゙、ヽヽ、        /ヾヾ'、_/,/  ,..ィ''/
、   `、  ゙、\\      /  ``ーYf-,..-''",.イ\
.`、  ヽ.  `、 ``ヽ    /     //´  ,;イ: : ゙、 ゙ヽ、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  俺は寝るからなああぁぁぁ就!寝!
\____________________________
68通常の名無しさんの3倍:03/10/13 04:04 ID:???
ってー!!
回避ー!!
ってー!!
回避ー!!
ってー!!
回避ー!!

・・・シャニ、その歌売れないと思うぜ。

いや、それだけなんだけどさ
69通常の名無しさんの3倍:03/10/13 04:08 ID:???
おっさんとニコルの会話

「ニコル君、夜眠れないからって声に出してチワワの数を数えるのやめてもらえませんか?」
「あ、ごめんなさい。」

いや、それだけなんだけどさ
70通常の名無しさんの3倍:03/10/13 04:11 ID:???
プリンを食べてから寝ようと思っておっさんの部屋に行くと
おっさんとニコルが二人ともバスローブ姿で談笑していた。

まさかこの二人意外とうまくやってるのか?
ニコルがみえない・・・・

いや、それだけなんだけどさ
71通常の名無しさんの3倍:03/10/13 04:32 ID:???
ってー!!
回避ー!!
ってー!!
回避ー!!
ってー!!
回避ー!!

艦長の仕事はこれだけ   
反応が遅いと怒るけど  どれだけ早く反応すれば レーザーを回避できるのか
問い詰めたいー  問い詰めたいー
小一時間問い詰めたーいー

「君は僕の言うことを聞いてればいいんだよ!!」

ってー!!
回避ー!!
ってー!!
回避ー!!
ってー!!
回避ー!!

艦長の仕事はこれだけ
パイロットと恋に落ち  そいつが死ねばところかまわず 戦闘中でも泣いてるよ
使えねんだよー 使えねんだよー
女の艦長まじうざーいー

「核を撃ちましょうみなさん!!青き清浄なる世界の為に!!」

続きがあったのかよその歌・・・・お前らほんとにこの町で5本の指に入る人気なのか?

いや、それだけなんだけどさ
72通常の名無しさんの3倍:03/10/13 04:59 ID:???
ナチュ、ナチュ、ナチュ、ナチュラルー
天然、無添加ナチュラルー

そうさ俺はナチュラル  いつだってありのまま

ある日 俺は MSに乗って プラントに核を撃ちに行った
それが俺の仕事だ  出ろって言われたら 出るだけ
俺たちのMSは最強  レーザーだって跳ね返す
とにかく (アドバンス〜) 凄い科学技術だー (ウー、サーイエンスー)

それなのに ああ それなのに そんな俺たちのー
最終兵器と言えばー  聞いて驚け  核兵器ー!!!!! 

なーんでだよー   なーんでだよー  ありえないーよー
どういうアンバランスな進歩だよ  無駄死にはしたくないー
俺は先帰るから  だって  ジェネシス  まじ 怖い〜

ナチュ、ナチュ、ナチュ、ナチュラルー
純粋、ピュアなナチュラルー

そうさ俺はナチュラル  いつだってありのまま

ある日 俺は 気がつくと 病院のベッドの上だった
やけに頭が痛いぜ  なんだよこの包帯、まじウザ
それからの俺の生活  薬が切れたらおしまい
とにかく  (アドバンス〜) 凄い科学技術だー (ウー、サーイエンスー)

俺はそこでシャニの事を殴って黙らせた。前はもっといいバンドだったと思ったんだが・・・

いや、それだけなんだけどさ
73通常の名無しさんの3倍:03/10/13 05:04 ID:???
板の保守に協力。
それでは。

いや、それだけなんだけどさ
741/10:03/10/13 05:06 ID:???
屋台の帰りにいつも通るナイトカフェ「アークエンジェル」。
カフェとは名前だけで、実際はバーに近い。
席数は30席とあまり多くなく、坪数も広くはないのだが、
独特の雰囲気のあるいい店だ。
それに一席が広く取ってあるのでゆったりと座れて居心地がいい。
マスター兼オーナーのマリューさんは美人で「巨乳」。とても優しい人だ。
うちの家の管理人のナタルさんとは旧知の仲らしい。
ホールの女の子は・・・ディアッカの彼女らしい例の外はねだ。
あいかわらず落ち着きがない。
752/10:03/10/13 05:08 ID:???
そんな店だが、その一方で、ラウンジ系のDJには通な渋めの小箱として有名らしい。
以前Gilles ○etersonとか須○辰夫とかもPlayしに来たことがあるそうだ。
俺も詳しくは知らないのだが相当な大物だそうだ。
おっさん曰く
「君達のようにまだ青い人達にはジャズやボッサなんかわからないかもしれません
ねぇ」
だ、そうだ。
763/10:03/10/13 05:11 ID:???
ある日、仕事の帰りにアークエンジェルに寄ってみた。
その日は週末で、
外からでもわかるくらいたくさん人が入っていた。
どうやら今日はゲストDJが来ているらしい。
フライヤーを見たいが、あいにく全部出ている。
マリューさんはオーダーがたてこんでて忙しそうだから聞くわけにもいかない。
仕方なく俺はカウンターでバランタインのロックを頼むと、一人用のソファー席で
ぼーっと音楽に浸っていた。
774/10:03/10/13 05:14 ID:???
DJはブースの中でうつむいてPlayしているため顔を見ることはできない。
しかし、Playは素人の俺にも瞬時にわかるくらいうまい。
曲間のつなぎはもちろんのこと、全体的な選曲の構成がとてもよくまとまっている。
ジャズを中心に、ボッサやクラブジャズ、ハウス、ドラムンベースなど、
ジャンルは違えどどれもメロウな曲調だ。
しばしの間、俺は日常の喧騒を忘れて音楽に没頭していた・・・。
785/10:03/10/13 05:17 ID:???
彼のPlayが終わった。次のDJがブースに入って続きを始める。
彼の服装はダークスーツに白のシャツと、いかにもジャズの人だ。
彼はカウンターに座ると、飲み物を頼んでマリューさんと話を始めた。
いったいどんな人なんだろう、俺は興味津々でカウンターへ近づいた。すると・・・

「あれ、めずらしいですね、こんなところにいらっしゃるなんて。」
ニ、ニ コ ル ゥ!?
「あら、お知り合いだったの?意外ねえ」
「ええ、アズラエルさんの息子さんたちの友達で、僕やアスラン達ともよく遊んでく
れるんです。」
おい、お前ニコルだよな?
796/10:03/10/13 05:20 ID:???
「彼はNicole Conte(ニコル・コンテ)っていって世界的に有名なジャズDJの一人よ。
(まさかこの町に住んでるとは思わなかったけど。)これも何かの縁ね。よくここに
来てやってもらってるの。」
いや、こいつは本当はニコル・アマ・・・
「ちょっと、それはここでは言わない約束です。他のお客さんに聞こえちゃいます
よ?」
「それにこれはアスランくらいしか知らない秘密なんですから・・・」
・・・・・そうか、わかった。しかし・・・・・
俺はもう驚きで手にもっていたグラスを落としそうになった。
807/10:03/10/13 05:23 ID:???
それから俺はニコルからDJを始めたきっかけを聞いた。
「ほら、僕ってちょっと引っ込み思案だし、運動もできないし、
いつも誰かについていってるみたいじゃないですか。特技といえばピアノとハンバー
グを作ることぐらいで。」
「だから、こんな僕でも何か、人にも負けないすごいことができないかな、って思っ
てたんです。」
「で、小学校のころ、たまたまお父さんがレコードを買ってきてくれて、それをきい
ていたら、世の中にはDJっていう
レコードとかを使ってかっこいいことをしてる人たちがいるって知ったんです。」
818/10:03/10/13 05:25 ID:???
「ピアノがちょっとできる僕はとても幸運だったんでしょう。ジャズとかは僕もとっ
つきやすかったです。」
「それから、何度も何度もバカにされたりしたけど、だんだんいろんなところでやら
せてもらえるようになって、
今じゃ自分で作曲までするようになっちゃいました、ハハハ……」
に、ニコル……お前、やっぱり苦労してきたんだな……
「最初はハウスとかはやらなかったんですけど、やっぱりクラブとかに出入りして
ると
少しずつ趣味が変わっていくらしくて、今じゃ大好きですよ。
もちろんクラシックも好きだけど。」
829/10:03/10/13 05:27 ID:???
そんな話をしていると、またニコルのPlayの番がまわってきた。
前のDJがかなりアッパーな選曲をしたおかげで、
店内は大分あがっている。
ニコル、今度はどんな選曲するんだ?
「そうですね、お客さんも大分ノッてきてるし、少しアゲていきましょうか、
どうですマリューさん?」
「ええ、いいわよ、ここを渋谷の大箱だと思ってPlayすれば?」
に、ニコルがアゲていく!?考えられない・・・
8310/10:03/10/13 05:30 ID:???
そのあと、ニコルはハウスを中心に派手なPlayでフロアを大いに沸かせた。
か、かっこいいぜニコル・・・・・

・・・その日以来、俺はニコルの見方が前より少し変わった。

補足:Nicole Conteではありませんが、
Nicola Conte(ニコラ・コンテ)というDJは実在します。
   よかったらぐぐってみてください。
くれぐれもDJ板に行かないように

いや、それだけなんだけどさ
84通常の名無しさんの3倍:03/10/13 07:06 ID:???
>>74-83
保守兼長編乙!
ニコルっていったい・・・

さて、俺は三人をたたき起こしてラジオ体操にでも行って来るよ

いや、それだけなんだけどさ
85通常の名無しさんの3倍:03/10/13 10:59 ID:???
今日はたまたま全員、家に居たので昼食を四人で一緒にとっていたら、
隣のおっさん宅から怒鳴り声が聞こえてきた。
「酷いじゃないですか、アズラエルさん!!」
普段あんなに穏やかなニコルを怒鳴らせるとは、またあのおっさん、何しでかしやがったんだ!?
「祭りだ!祭りだっ!!」
「喧嘩!」
「おもしろ〜い」
何が祭りなのか俺にはさっぱりわからんが、まあいいか。
俺が壁に寄って聞き耳を立てると、常夏連中も茶碗を置いて壁沿いに集まってきた。
「だから何度も言ってるではないですか!!それをやったのは僕ではないと」
「でもじゃあ、誰がこんなことするって言うんですか!?」
「知りませんよ、そんなことぉ!
でもこのままじゃ、僕が犯人だと言われなき罪を背負わされそうですね。ここは一つ……」
声が途切れたかと思うと、いきなり本棚がスライドし、おっさんが乱入してきた。
「おや、みなさん、お揃いで。」
お揃いで、じゃねー!!
人の家のランチタイムにゴタゴタ持ち込んでくんじゃねーよ。
「はぁ〜、君は冷たい人ですね。ここに濡れ衣を着せられた可哀想な人間が居るというのに…」
知るかよ。つーか、何やったんだよ、あんた。
「何もやってませんよ。とりあえず、これ見てみてください」
おっさんの手には無残に破られた紙切れがあった。
86通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:01 ID:???
「それ、僕がコツコツと書き溜めていた楽譜です」
ニコルが泣きそうな顔で訴える。
おっさん、あんた、いくら本当はコーディが嫌いだからって、
そこまで陰湿なことする奴だったとは見損なったぞ!
「違う! 断じて違う! 僕は潔白だぁぁ!!
ええい、こうなったら身の潔白を証明するために出るとこ出て決着をつけようじゃないですか!!
ということでオルガ、弁護頼みましたよ。」
「俺は弁護士じゃねーー!」
否定しながらも久しぶりに弁護士に間違えられて心なしか嬉しそうなオルガ。
俺の気のせいか?
「とにかく、濡れ衣を着せられたままにしておく訳にはいかないんだよぉぉ!
無茶でもなんでも、絶対に勝訴してもらう。楽譜と紙切れ…罪人扱いされる前に」
おっさんが訳のわからんセリフを吐いてる間に、キッチンの方からビリビリと紙を裂く音が聞こえてきた。
何事かと、皆で一斉にキッチンへ視線を走らせる。
と、そこには今朝読んだ折込チラシの残骸が。
犯人はおまえだったのかよ、チワワァ……
「勝訴、ぃやったあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
おっさんは裸足で外へ駆けていった。
何も知らないチワワァがやったのでは責める訳にもいかず、結局この事件はお開きとなった。
後日、クロトが「パズルゲームするぞ!!」と言ってバラバラの楽譜を床に置くと、
一つ一つセロハンテープで繋ぎ合わせ始めた。
それを見たオルガとシャニも読書と音楽鑑賞をやめて黙って手伝いに加わった。
お前らいい奴らだな。
俺もニコルの喜ぶ顔が早く見たいので輪に加わることにした。


いや、それだけなんだけどさ
87通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:11 ID:???
うんこー
88通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:12 ID:???
うんこー
89うんこー:03/10/13 11:12 ID:???
うんこー
90うんこー:03/10/13 11:13 ID:???
 うんこー
91うんこー:03/10/13 11:13 ID:???
  うんこー
92うんこー:03/10/13 11:13 ID:???
   うんこー
93通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:41 ID:???
誰だ!?俺の家の前に糞しやがったヤシはぁぁ!!
「なんだありゃ、増えてる」
「悪臭!」
「くさ〜い」
突然、管理人のナタルさんが猛烈な勢いでホウキとチリトリを持って現れたかと思うと、
約2.03秒後には汚物ともども姿を消していた。
は、速い!!
一体なんだったんだろうか…?

いや、それだけなんだけどさ
94通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:43 ID:???
コンビニへ行くと、おっさんがうろうろしていた。
なにしてんだ、おっさん?探しもんか?
「いやぁ、今日の僕の優雅なティータイムに食べるお菓子を買おうと思って。
でも困ったことになかなか決まらないんですよ。」
…おっさん、あんたも暇だな…
俺はさっさと買い物を済ませて店を出た。

後日聞いたところによると、一時間悩んだ末に
おっさんが買ったものは、
チロルチョコ一個だったらしい、ミルク味の。

…おっさん、俺はある意味あんたがうらやましい…

いや、それだけなんだけどさ
95うんこー:03/10/13 11:44 ID:???
うんこー
96んこー:03/10/13 11:44 ID:???
んこー
97こー:03/10/13 11:45 ID:???
こー
98:03/10/13 11:46 ID:???
99通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:46 ID:a5e1lsRn
100通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:47 ID:a5e1lsRn

101通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:48 ID:???

















102通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:50 ID:???
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
クロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺すクロト殺す
103通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:51 ID:???
オルガ=シャニ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>クロト
104通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:53 ID:???
クロト=サザーランド>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>アズラエル
105通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:55 ID:???
∠A=クロト
106通常の名無しさんの3倍:03/10/13 11:56 ID:???
∠C=サザーランド
∠A=∠C
よって
クロト=サザーランド
107通常の名無しさんの3倍:03/10/13 12:35 ID:???
という図式が成り立つ。」

と、どっかの教授が言ってる夢を見た。
あいつらって……数学用語だったのか?

いや、それだけなんだけどさ
108ニコル ◆ytxdessIxY :03/10/13 12:40 ID:???
何か荒れてますね・・・・。

いや、それだけなんですが・・・。
109通常の名無しさんの3倍:03/10/13 12:56 ID:???
>>102を見て俺は又イザークが脅迫状を出したのかと思ったが、>>37で、二度と逆襲はしないと誓ってたのを思い出した。
誰だ?ほんとに…。

いや、それだけなんだけどさ
110通常の名無しさんの3倍:03/10/13 12:58 ID:???
>>95->>106の時間を見てる限り同一人物が荒らしてると思う。
と、アズラエルのおっさんが言っていた。おっさんの右手にはコナンドイルの本が握られていた。

いや、それだけなんだけどさ
111通常の名無しさんの3倍:03/10/13 13:25 ID:???
隣から
「うわ・・・どうしたんですかアズラエルさん!!」

という声がしたので行ってみると、心配そうにしているニコルと
顔にいくつかのあざを作り、ぼろぼろのスーツを着て悔しそうな顔をしたおっさんがいた。
おっさんは「くっそぉおっ!!」と叫ぶとベッドに突っ伏してしまった。

おい、何があったんだよおっさん・・・・

「今日薄汚いクルーゼの所へ行って・・・ニコル君の事をあきらめるよう話したんです・・・
 暫く話し合ってたんですけど、そのうち議題が『荒らしはナチュラルかコーディか』になってしまって・・・・
 そしたら殴り合いの喧嘩に・・・・」

あんたは正真正銘のアホだな。
しかし、ニコルの為にがんばったのも事実だし、そうとう悔しいのか泣きそうなのでごみ箱は勘弁してやった。

いや、それだけなんだけどさ
112通常の名無しさんの3倍:03/10/13 14:16 ID:???
おいおい待てよ藻前ら
何か大事なものを忘れていないか?

・・・・・わからないのなら俺がやる
113通常の名無しさんの3倍:03/10/13 14:18 ID:???
>>1は責任持って>>1000までスレを伸ばせよ








がんばれよ。

114通常の名無しさんの3倍:03/10/13 14:23 ID:???
そういえば裏テンプレまだだったな
>>112

いや、それだけなんだけどさ
115通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:01 ID:???
>>114
裏テンプレ?

いや、それだけなんだけどさ
116通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:02 ID:???
>>1は責任持って>>1000までスレを伸ばす必要は無し!










117通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:02 ID:???
>>1は責任持って>>1000までスレを伸ばす必要は無し!





皆で伸ばせばいいじゃん
118通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:03 ID:???
>>115
伝統をしらないの?ださ
119通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:04 ID:???
>>116-117
は前スレを全部見ていない
120通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:06 ID:???
>>119
関連スレもな
121ひみつの検疫さん:2024/06/14(金) 01:34:34 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
122通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:11 ID:???
気にサワチャッタ?
123通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:15 ID:???
ウイルスコード…今度はここかよ。
ノートンが反応するけど無害だよ、ウザイけど。
124通常の名無しさんの3倍:03/10/13 15:18 ID:???
>>123
>>115-117の仕業
125通常の名無しさんの3倍:03/10/13 16:32 ID:???
ところで、ここのニコルもハンバーグが得意だそうだが何の肉を使ってるんだ?
某スレ住人だった俺は激しく気になる…
おい!オルガ!「封神演義」持ってるか?持ってたらじっくり見てみろ!

や・それだけなんだけどさ
126通常の名無しさんの3倍:03/10/13 16:47 ID:???
>125を見て
ニコルが「夕ご飯はハンバーグにしようと材料を買ってきたんですけど、別のにしますね」
と言ったので俺は何故だか妙に気になって何を作るのか聞いてみた。
「ミートパイです。パイ屋さんのラベット夫人からレシピを教えてもらったんですよ」
と明るい笑顔を>125に向けた・・・


や、それだけなんだけどさ
127通常の名無しさんの3倍:03/10/13 16:51 ID:???
231 名前: ◆8JLJxdP8CQ 投稿日:03/10/13 16:29 HOST:p9107-ipadfx01aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
削除対象アドレス:
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1065958660/87-92
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1065958660/95-106
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1065958660/121
削除理由・詳細・その他:
5.掲示板・スレッドの趣旨とは違う投稿 故意にスレッドの運営・成長を妨害している

お願いします


232 名前: ◆POSEIDONgg @削除海王 ★ 投稿日:03/10/13 16:46 ID:???
>>231
住人の方が構っているように見えます。徹底放置を行ってください。

わかったか?
128通常の名無しさんの3倍:03/10/13 16:52 ID:???
105 名前: 名無しさん@ザフトのために! 投稿日: 2003/10/13(月) 13:16 [ 7uodzmkE ]

荒らしにアンカー打つと削除依頼が通らない場合があるぞ
>>本すれの109-110

見てないだろうけどw


106 名前: 名無しさん@ザフトのために! 投稿日: 2003/10/13(月) 13:34 [ MsVdMMe. ]

どういう理由があって荒らすんでしょう?


107 名前: 名無しさん@ザフトのために! 投稿日: 2003/10/13(月) 13:39 [ 7uodzmkE ]

住人の反応が面白いとゆうのが一番だろうね

荒らしをネタにするのいいけどアンカー打つのやめとこう
129通常の名無しさんの3倍:03/10/13 17:14 ID:???
もう荒らしは放置しる

せっかくの良スレがだいなしじゃねえか
130109-110 :03/10/13 17:59 ID:???
これからはアンカー打たないように気を付けます

いや、それだけなんだけどさ
131めぐみ:03/10/13 19:26 ID:YesLcIge
132現在の状況1/3:03/10/13 21:20 ID:???
今までの「俺」と常夏達をまとめてみました。引き継ぐも良し、無視するも良し。
参考までにお読みください。

俺:
コーディでもブーステッドでもない一般人。ゴミ箱被せるのが得意技。
学生のようだがほとんど行っている場面がない。常夏達のおかげで貧乏だが、最近少しマシになってきた。
涙もろい。
おでん屋ムルタの従業員(バイト)。
搭乗MS:ロングダガー・レイダールージュ(フルヒトは「 大 破 」)

オルガ:
現在バイト先不明。何かやっているようだ。行き付けの本屋の女性と仲がいいらしい。

クロト:
宅配便・ビルの解体工事。イザークと事あるごとに喧嘩している。時々スマブラで対決。

シャニ:
ビラ配り・草刈り。ミゲルとバンドを組んでいる。路上ライブをたまにやる。プロになりたい。

ナタル:
アパート「ドミニオン」の管理人。ムウが好きらしい。

アズラエル:
金持ち。隣にすんでいる。身体能力の高さからサイボーグの疑い有。でも逆上がりはできなかった。おでん屋ムルタのおやじ。
搭乗MS(?):○○ガイガー

ディアッカ:
炒飯が得意。詳しくは痔俺スレを参照。

イザーク:
常夏が嫌い。フリーター?
133現在の状況2/3:03/10/13 21:21 ID:???
ニコル:
金持ちの息子。現在アズラエル宅に居候。引っ込み思案。ピアノとハンバーグが得意。夜はラウンジDJ「Nicole Conte」。

アスラン:
ニコルと友達。メカスズメェを開発。

クルーゼ:
ヤク中。会社課長→タレント事務所社長。

キラ:
アスランと友達。最初アズラエルに洗脳されて登場。

アデス:
リストラされた。ミリオネアで100万。↑の元部下。

マリュー:
マンション「アークエンジェル」管理人。ナイトカフェ「アークエンジェル」マスター。ムウが好き。

ムウ:
ホスト。

ミゲル:
シャニとバンドを組んでいる。
134通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:22 ID:???
房設定、晒すなヨ 荒させれるぞ

いや、それだけなんだけどさ
135現在の状況3/3:03/10/13 21:24 ID:???
ミリアリア:
「クイズ・ミリアリア」司会。ナイトカフェ「アークエンジェル」ホールスタッフ。ディアッカの彼女。すぐヒステリーを起こす。

マルコ:
「俺」のアパートの上に住んでいる。怒ると怖い。MSトーナメントのとき「俺」にゴルディオンハンマーを食らい以後消息不明。

ペット:
スズメェ・メカスズメェ・パピィ・ムル太


背景:
戦後らしい。
「俺」の自宅は現在TPガラスとTPボードに守られているが、アズラエルの「ゴルディオンハンマー」によってガラスは割られる。
アズラエルの部屋と自宅はドアで直結。鍵は向こうにしかない。本棚を置いたが電動スライド式になった。
現在MSコロシアムが建設中。トーナメントは無期延期状態。

以上、もし間違っている箇所があれば避難所にて教えてください。避難所↓
http://jbbs.shitaraba.com/anime/bbs/read.cgi?BBS=277&KEY=1063592954&LAST=100

※一部訂正:
アデス:
リストラされた。ミリオネアで100万。↑(クルーゼ)の元部下。
136通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:26 ID:???
房臭いからフル・・を封印したのに無駄になるようなことをしないでくれ

張りたいなら避難所で

いや、それだけなんだけどさ
137132:03/10/13 21:37 ID:???
>>134 >>136
過去スレが話を通して見にくいので、
皆さんの参考になればと思い書き込んでしまいました。
浅慮で申し訳ありません。
138通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:38 ID:???
いいじゃん、せっかく作ってくれたんだし。作ってくれた人、乙。
確かにこういうのあったほうが便利だと思うけど。

新しい荒らしを生み出すような発言こそやめようよ。

ただ、次スレからは避難所かまとめサイトに乗せるほうが確かにいいかもね。

いや、それだけなんだけどさ
139通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:40 ID:???
>>138
あってもいいさでも住人以外あまり目の届かない方に置けば荒らしを避けられる
わかるか?
140通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:42 ID:???
>>139
わからんだろ種がなんで荒らされやすいのか
解っていないだろうし

いや、それだけなんだけどさ
141通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:43 ID:???
だから避難所に置いたほうがいいのはわかってるけど
苦労してつくったものにそう釘さされるだけだったら
来る気もなくなるし、荒らしたくもなるかもしれない。

もっと、言い方があるでしょうってこと。

142通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:45 ID:???
>>140
いいたいことはわかるがとりあえずその議論は避難所で
これ以上このスレを住人自身で汚すのはまずい
143通常の名無しさんの3倍:03/10/13 21:45 ID:???
流れを読むそれができなきゃ2ch向きじゃないな
144通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:14 ID:???
流れつーか何でもめてるのか解りそうなものだけど

いや、それだけなんだけどさ
145通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:16 ID:???
この一連のやり取りが荒てんだよ ぼけ!!
146通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:17 ID:???
住人じゃないけど凄い雰囲気悪いとオモタ。
さっさと避難所いけばいいのに…。
147通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:18 ID:???
そういえば俺、三人組の性格とかよく把握していなかったな。
と思い、三人にちょっとした心理テストみたいなことをしてみた。
もし本を読んでいて途中でその場を離れなければならないときに
どうゆう行動を取るか、というものだ。前にTVでやってたのだが。

まずはオルガからだ。ジュブナイル小説を与えて数分後、
「おい、オルガ。ちょっと手伝ってくれ」
と俺はオルガを呼んだ。
するとオルガは襟から愛用品らしきしおりを取り出し
読みかけのページに挟んだ。わかっていたが律儀なやつだな。

続いてシャニ。コイツには音楽雑誌を与えた。
そしてさっきと同じ手口でシャニを呼んだ。
「手伝い?うざぁい…」
シャニはそう言いつつも身を起こし、
読んでいた本をひっくり返して床に伏せた。面倒臭がりのコイツらしい。

最後に、クロトにはゲーム雑誌を与えて同じように呼んだ。
「おーいクロト、ちょっと来てくれないか?」
「はぁい?」
クロトは立ち上がると部屋をきょろきょろと見回し始めた。
ああ、しおりになりそうな物を探しているんだな?
クロトの目が留まった。視線の先は…ん?あれは…
シャニが机に置きっぱなしの白夜のCD… ちょ、ちょっと待てクロト。
あっ…

その後俺はサンドイッチ状態の白夜を
表面に傷が付かないように慎重に取り出した後、
クロトにゴミ箱を被せてやった。
いや、それだけなんだけどさ
148通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:19 ID:???
>>141
ネタ書かなくていいよ 君はちょと傲慢だからw
149147:03/10/13 22:22 ID:???
たしかそういう行動を取った人は云々って結果があったんだが、
あんまり覚えていない…スマン…

いや、それだけなんだけどさ
150通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:25 ID:???
>>148
こうゆう人がいるから荒れるんでしょう。もう少し大人になれないものか…
151通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:27 ID:???
厨房が多いが良くわかるな


いや、それだけなんだけどさ
152第3セクター:03/10/13 22:28 ID:???
ちょいと長くなるものを書くと予告します。

いや、それだけなんだけどさ
153第3セクター:03/10/13 22:33 ID:???
俺はある日、シャニにあるCDを渡された。
珍しくキラキラした目で「聴いて〜」といわれた。
どうやらオルガ達も一枚かんでいるらしい。
そうやって言ってるとミゲルがやってきて
「生意気なんだよ!ナチュラルがコンパクトディスクなど!」
とか言っていたが、バリバリ聴いて欲しい気満々だった。
というわけで聴くことにした。

CDセット完了。
すると、シャニにメモを渡された。
「読みながら聴いて〜」
といっていたが……歌詞か?
よし、聴こう。

いや、それだけなんだけどさ
154第3セクター:03/10/13 22:36 ID:???
SEEDメドレー〜ヘリオポリスから連合まで〜

作詞・作曲:ミゲル・アイマン シャニ・アンドラス
編曲:オルガ・サブナック クロト・ブエル
※カギカッコ内はシャニのパート。かっこの中は台詞


(よう皆!今日はナチュラルのてめぇらにも特別に聴かせてやる!)
(「ウザーいけど発表ー。曲名は"SEEDメドレー"…!)

へいへいへいへいへいへへい!
「へいへいへいへいへいへへい」
へいへいへいへいへいへへい!
「へいへいヘリオポリス〜」

ヘリオポリスといえーば〜やっぱり特徴は〜
滅茶苦茶似ている建造物!さ〜(「きれーなんだぜ〜あれ」)
でもこれは
「どうみても〜」(どうみても!)
どうみても!(「どうみてもー」)
「どうみても〜」(どうみても!)
どうにもどうにも(「どうみても〜」)

コロニーに酷似
155第3セクター:03/10/13 22:36 ID:???
しかし壊れてしまったー中立コロニー
一気にポッドが宙を舞うのさ〜(「きれーなんだぜ〜あれ」)
でもこれは
「どうみても〜」(どうみても!)
どうみても!(「どうみてもー」)
「どうみても〜」(どうみても!)
どうにもどうにも(「どうみても〜」)

大量の米粒



ナチュ!ナチュ!ナチュ!(ウザーい)
「コーディコーディコーディ〜」(生意気なんだよ!)
ナチュ!ナチュ!ナチュ!(ウザーい)
「コーディコーディコーディ〜」(生意気なんだよ!)
ナチュ!ナチュ!ナチュ!(ウザーい)
「コーディコーディコーディ〜」(生意気なんだよ!)
ナチュ!ナチュ!ナチュ!(ウザーい)
「コーディコーディコーディ〜」(生意気なんだよ!)
156第3セクター:03/10/13 22:37 ID:???
そして終わった〜俺達の戦争
最後はキラ達が〜宇宙で大健闘〜(「きれーなんだぜ〜あれ」)
でもこれは
「どうみても〜」(どうみても!)
どうみても!(「どうみてもー」)
「どうみても〜」(どうみても!)
どうにもどうにも(「どうみても〜」)

全てご都合主義


☆繰り返し

☆繰り返し

☆繰り返し←ここでフェードアウトしていく
157通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:39 ID:???
>>147
ワロタ

いや、それだけなんだけどさ
158第3セクター:03/10/13 22:39 ID:???
>>154-156
という歌だった。
正直長かったんだが……もう良いだろうよお前等……。
そう言ってると、またシャニがキラキラした目で「感想〜」と言った。

そして俺は、そのシャニの真っ直ぐ過ぎる瞳にやられ、
小一時間感想を考えるのであった……。

終わり。
いや、それだけなんだけどさ
159通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:40 ID:???
第3セクターよ
作詞こそオルガに任せればよかったのにw
160第3セクター:03/10/13 22:43 ID:???
>>159

しまった!あいつ等に任せるからこんな事にっ!!(笑)
良かったじゃないかオルガ!お前、専属作詞者になれ!
そして俺をこの不思議なメロディーと瞳から解放してくれ!!

いや、それだけなんだけどさ!
161通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:47 ID:???
>>153-156
乙!しかしいくら読んでもメロディが想像つかないw
>159
禿同。したためてるからな。
162第3セクター:03/10/13 22:51 ID:???
>>161

想像力に任せてみるテスト(笑)。
個人的にははなわのイメージだけどな〜。
でもよく読んでみると違って見えてくるんだよな〜……。

いや、それだけなんだけどさ
163通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:54 ID:???
>161
とりあえず歌詞がところどころ塙っぽいので
さいたまバージョンで歌ってみたが合わなかった・・・
164通常の名無しさんの3倍:03/10/13 22:56 ID:???
>>153-156
乙!ワロタ

はじめは学○天国ぽいけど最後ははなわ入ってないか?

いや、それだけなんだけどさ
165第3セクター:03/10/13 23:05 ID:???
>>163-164

何も考えずに作った罠。
最初のへいへいの所も、無心で(笑)。
たしかにはなわっぽくしてる箇所もありますな。

いや、それだけなんだけどさ
166通常の名無しさんの3倍:03/10/13 23:07 ID:???
ちなみに
盟主王アズラエルはオルガ作詞

いや、それだけなんだけどさ
167通常の名無しさんの3倍:03/10/13 23:09 ID:???
>>160

そんなことをオルガに話したら書くより歌う方がイイ!などと言い出し、
どこからともなく「消えない虹」を取り出しセットした。
や、やめろ!俺らが苦しい思いするから!
とりあえずゴミ箱を被せたがくぐもった歌声が聞こえてくる…。
あ、クロトが早くも中毒起こしてる…

いや、それだけなんだけどさ
便乗スマン
168通常の名無しさんの3倍:03/10/13 23:09 ID:???
ニコルが
「僕もタバコをすってみたい」
といいだした。
いけません!
こどもはニコレットでもかんでなさい
と、いってやった。

いや、それだけなんだけどさ
169通常の名無しさんの3倍:03/10/13 23:23 ID:???
「最近切ない思いをしてないな」
と、オルガがぼそりとつぶやいた。
「哀!愁!」
「せつな〜い」
いや、いいんじゃないか?それで。
お前らしたいのか?まあ、そんな風に黄昏るときも必要だとは思うが。

って、お前ら、また家に火をつけようとしてんじゃねぇよ
そんな微妙なことしてたら命がいくつあっても足りねえだろうが

いや、それだけなんだけどさ

・・・だれか切ない話してください・・・
170通常の名無しさんの3倍:03/10/13 23:31 ID:???
171通常の名無しさんの3倍:03/10/13 23:34 ID:???
>170
誤爆した…切ねぇよ…
ゴミ箱被って流れてくる。

いや、それだけなんだけどさ…
172通常の名無しさんの3倍:03/10/14 00:03 ID:???
あれからしばらく経った…

俺は以前の生活に戻っていた。
一人家路につき、駅のホームで電車が来るのを待っていると
向いのホームから聞き覚えのある甲高い声が聞こえた気がした。
(クロト…?)
俺は向いのホームを凝視した。
見えたのは赤髪でも、つり目でもない顔。
金髪オールバックも、緑のワカメ頭も、当然見当たらなかった。
俺は溜め息をひとつ吐くと、丁度到着した電車に乗り込んだ。

(なぁ、お前等…どうしていっちまったんだ?)


そして俺は家に着いた。
「おか!えり!」と久々にクロトが大声で出迎えた。
キレイにこんがりと焼けているじゃないか。
「ああ…お前も、お帰り」
部屋に行くとシャニが大の字になってて、
「長旅疲れた、うざ〜い」
などとほざいてた。そして奥からアロハシャツのオルガがやってきて
「遅ぇ〜んだよ、お前!それとこれ土産な」
と、あっちの民芸品を渡してくれた。

なぁ、どうして俺を置いて…
ハワイ三泊二日旅行なんていっちまうんだ…
三人一組だから必然的に留守番は俺なわけだが。切ない…

いや、それだけなんだけどさ…
173通常の名無しさんの3倍:03/10/14 00:07 ID:???
>>172
その旅費の出所が気になるんだが・・・
ああ、おっさんか

いや、それだけなんだけどさ
174通常の名無しさんの3倍:03/10/14 00:32 ID:???
>>172
ワロタ
無茶苦茶ワロタ

いや、それだけなんだけどさ
175通常の名無しさんの3倍:03/10/14 00:42 ID:???
今日、庭にある桜の木が撤去されることが決まったらしい
するとクロトが
「反対!!」
とずっと木に掴まっていた
その理由はというと・・・・・・
チチチッ・・・チチチッ
「おお、きたかおまえらー」
クロトが木に掴まりながら小鳥と遊んでいた
「大丈夫だ、ここは俺が死守!!!」
とさらにギュッと木に掴まった
その数時間後、クロトに麻酔弾が打ち込まれ、木はそのまま切られてしまった
次の日クロトは部屋から出ようとはしなかった
オルガの説得によって翌日は元気な姿を見せたが、それは愛想笑いでしかなかった

いや、それだけなんだけどさ
176通常の名無しさんの3倍:03/10/14 01:39 ID:???
>>175
・・・切ねぇな・・・・・
ギャグもいいけど、たまにはこういうのもいいよな・・・

話は変わるんだが、ここの住人はいったいいつまで起きてるんだ?
午前4時くらいに盛り上がっているときがある
謎だ。

いや、それだけなんだけどさ
177ゼル ◆XkXPMdugFc :03/10/14 06:23 ID:???
ニコルが俺の部屋の隣に住んでいることが変体仮面にばれたらしい。
ニコルは、ここに住んでいたいらしいので、俺と3人組でニコル防衛隊
を結成した。
だが、防衛しようにもいい武器がないのでオッサンに何かないか聞いてみる
「ふーん、ニコル防衛隊ですか、あの変体仮面からニコル君を守ってくれる
のですか、いいでしょうこれを使いなさい。」
するとオッサンからもらったものは、水鉄砲だった
「その水鉄砲は、射程距離が50mです。あ、そうそうエアー式なので、
ちゃんとためといてください」
その後俺達は、階段前に集合した
178ムルタさん@お腹いっぱい:03/10/14 10:06 ID:???
>>176
どうせ朝まで起きてるんでしょう。
ネタ職人なんて学費も生活費も親に援助してもらっているヒマな学生に決まっていますからね。
不景気で仕事も見つからなければいつまでも卒業しない・・・・時間だけはある連中ですからね。
生活は不規則を極めるわけです。
逆にいやでしょう?学生じゃないネタ職人なんて・・・・

お、おい、こら!!僕の本を返せ!!コナンドイルだぞ!!
・・・・・・・!!!・・・・・何も破らなくっても、あなた・・・・・
179通常の名無しさんの3倍:03/10/14 14:21 ID:???
>>178
30歳独身、ガノタでメーカー営業のネタ職人ですが、何か?

さすがに12時には寝るけどね。

ちなみに今は…すみません、勤務時間でした…。
いや、それだけなんだけどさ。
180通常の名無しさんの3倍:03/10/14 14:30 ID:???
>>178
一昨日は夜勤あけ
今日は夜勤あけの休み
いや、それだけなんだけどさ。

181176:03/10/14 14:36 ID:???
>>178-180
dクス。
ちなみに俺は派遣業の事務です。
休日出勤のため今日は休みだったりする。

・・・さて、そろそろネタを何か書かないとな。

いや、それだけなんだけどさ
182176:03/10/14 15:43 ID:???
これからちょっとだけ長いのをいきます。
よろしければどうぞ。

いや、それだけなんだけどさ
1831/3:03/10/14 15:43 ID:???
今日はオルガの帰りが遅い。
どこかで立ち読みでもしているんだろうか?
それともまた例の女性と話でもしているのか?
・・・・・イケメンはいいよな。
俺達は3人で先に夕食を済ませた。

深夜遅くになって、オルガが帰ってきた。
クロトとシャニを起こさないようにそ〜っと玄関のドアをあけて家に入ると、一つ大きなため息をついた。
「・・・・・はぁ・・・・・」
オルガが少し心配だった俺は、台所の食卓のテーブルに座ってオルガの本を読みながら待っていた。
おうオルガ、お帰り。遅かったな。
「ただいま。お前まだ起きてたのか?」
ああ、ちょっと寝られなくてな。俺はそう嘘をついた。
そういやお前メシ食ってきたのか?
「いや、まだだ。俺は今日買ってきた本をちょっと読んでから寝る。」
じゃあまずメシでも食え。そういうと俺はオルガの分の味噌汁を火にかけた。

味噌汁を温めている間、オルガは買ってきた本を読んでいる。
だが、目が動いていない。字を追っていない。
・・・・・なあオルガ、今日何かあったのか?
「・・・・・今日、彼女から、今度引っ越すって聞いたんだ。」
1842/3:03/10/14 15:44 ID:???
オルガは続けた。
「なんでも就職が決まったらしくて、それの関係でそこの近くに引っ越すんだそうだ。」
「それで、今日は最後にいいものを食べにいこうって、食事に行ったんだ。
でも、俺は食事どころじゃなくて、ほとんど食べれなかった。」
「帰りに公園で、他愛もない話をしてた。すごく長かった気がした。
その時に出た話なんだが、彼女も俺達と同じように、昔の記憶がないって、聞いたんだ。」
「もちろん俺達みたいに薬漬けのせいじゃなくて、昔交通事故にあって、そのとき頭をうったんだと。
おかげで2年前までの日常の記憶がないらしい。つまり、「思い出」がないんだ。」
「気がついたらベッドの上で、何がなんだかわからなかったそうだ。文字も読めるし話もできる。
でもまわりの人は誰だかわからない。そういう感覚だ。」
「あとで医者から教えてもらった話では、両親は同じ事故で死亡してしまい、祖父母はすでに他界、
親戚とはもう何年も連絡がないらしくて、彼女は一人で生きてきたんだそうだ。」
「ああ、俺達と同じだな、って思った。俺達も、家族も何もいないし、かまってくれるのはおっさんと
おまえくらいだしな。」
「・・・・・それから最後に分かれるときに彼女がぽつりと、
『あたしが本を読むのは、失った思い出を取り戻したいせいかもしれない。』
って、いったんだ。」
1853/3:03/10/14 15:46 ID:???
「・・・俺ははっとした。俺が本を読んでいるのも、無意識にそういう願望があるんじゃないかって。
本の中の話に、失った思い出を見つけたいのかもしれない。そう思った。」
「・・・彼女はそうつぶやくと、いっちまった。それだけだ。」
オルガは泣きたいのを必死でこらえている。
味噌汁が大分煮立ってしまった。お椀にそそぐ。ちょっと熱いぞ、気をつけろ。
「・・・ああ、悪いな。」
オルガはそういうと、味噌汁に息を吹きかけながらすすった。
おかずの野菜炒めを皿に盛る。オルガはなんともいえない顔でそれをついばんだ。
・・・・・オルガ、彼女はきっと、お前の中に自分を見つけたんだ。
そして、お前を新たな思い出にしたんだ。本では得られない、生の思い出に。
そうやって、人は前に進んでいくんだと思うよ。
・・・言葉にするとえらく陳腐な台詞だな。
「・・・ふん、えらそうなことをいって、苦しい思いをしたいのか?」
オルガはそういうと、目をこすって少し笑った。

・・・・・・いや、それだけなんだけどさ。
186通常の名無しさんの3倍:03/10/14 17:18 ID:???
あいかわらず、常夏には、泣かされるな…乙でした。
187通常の名無しさんの3倍:03/10/14 17:25 ID:???
>>183-185
せつなすぎる・・・
オルガ、ガンガレ!

いや、それだけなんだけどさ
188通常の名無しさんの3倍:03/10/14 17:35 ID:???
オルガは彼女にここの住所を教えたらしい。
君さえ良ければいつでも手紙をくれって言って。
引っ越しと新しい仕事が落ち着いて、気持ちの余裕ができたらでいいからって。
文通なんて手段を選ぶところがオルガらしい。

手紙、来るといいな、オルガ。
いや、それだけなんだけどさ。
189通常の名無しさんの3倍:03/10/14 17:51 ID:???
翌日
「い・・・いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
という歓喜の雄叫びで目が覚めた
明らかにおっさんの声じゃない
起きていってみると玄関が開きっ放しだ
外を見てみたらオルガが物凄い笑顔で飛び跳ねていた
その手には手紙が握られていた

・・・・よかったな、オルガ・・・・
ちょっと目が染みてきた俺は今日は休みな事だし、こっそり布団に戻ろうと思い
引き返した俺の目の前に
「うっ・・・ぐっ・・・感動・・・」
「うあああ〜ん」
鼻水を流しながらおいおい泣いている二人がいた

その後、三人組は三人で輪になって羽ながらくるくる回っていた
幸せそうだな、と再び引き返そうとおもったら今度は
バシャッ!
という水がかけられたような音が聞こえてきた
とりあえず放っておいた

翌日、三人そろって風邪を引いたとさ
めでたしめでたし

いや、それだけなんだけどさ
190通常の名なしさんの4倍:03/10/14 20:25 ID:???
ある朝、起きてみるとオッサンが光になっていた。
どうしたんだ?と聞くと
「もう、ダメダメです。ゴルディオンハンマー、自分に当てちゃったんですよ。」
何をどうしてハンマーが自分に当たったんだ?と聞こうとしたが、やめた
俺に言えることはただひとつだ

未練がましくこの世にいるんじゃねぇ!!さっさと逝っちまえぇぇぇ!!!

あっ、オッサン、嘘だって嘘。だからローエングリン撃とうとするの止めてくれ!
陽電子だからシールドで防御できないんだって、ってうわぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!

これからは口の利き方に気をつけよう。
いや、それだけなんだけどさ
191通常の名無しさんの3倍:03/10/14 22:10 ID:???
ある日の朝
三人組が珍しく早起きして庭の花壇に水巻きをしていた
「珍しいな、どうしたんだ」
俺は尋ねたが三人は黙ったまま
しばらくして、ナタルさんが突然やってきて
「偉いぞ、感心感心」
といって立ち去っていった
そしてオルガが一言
「ま、かけられるよりかけるほうがマシってね」

いや、それだけなんだけどさ

よし、三分麺出来上がり
192通常の名無しさんの3倍:03/10/14 23:12 ID:???
>>191
上手いな・・・。
193通常の名無しさんの3倍:03/10/14 23:18 ID:???
>>192
まさかそんなレスが返ってくるとは夢にも思わなかった
ここの住人って本当にいい連中ばかりだな・・・・
漏れの糞ネタにも「上手い」っていってくれるとは・・・

ちょっと外で泣いてくる

いや、それだけなんだけどさ

・・・コートありがとう、オルガ
194通常の名無しさんの3倍:03/10/14 23:45 ID:???
「ムルタさん@お腹いっぱい」に笑わせて貰ってる俺。

いや、それだけなんだけどさ。
195通常の名無しさんの3倍:03/10/15 00:21 ID:???
ガチャッ
「いやったぁぁぁぁぁあああああ!!!!」
今日も今日とておっさんが例のドアから入ってきた。
おいムルタ、いいかげんそのくせ直せよ、そのうち知障だと思われるぞ、マジで。
「何を失礼な。これを喜ばずにいられますか。とうとう完成したんですよ、例のコロシアムが。」
ふーん。良かったな。さて、俺は今日休みだからもう一眠りする。
「これだから貧乏人は・・・・・まあいいでしょう、君に用はありませんし。
ところでクロト君、ちょっといい話を持ってきたんですが。」
「何!用!」
「君にコロシアムのオープンまでにシミュレーターのテストプレイを
やってほしいのです。もちろんタダでとはいいません。お金ははずみます。
ゲームをやって金を稼げる。これほど君にとって喜ばしいことはないでしょう?」
クロトは目を輝かせている。・・・あちゃぁ、ひっかかっちまった。
「受!諾!おっさん!早くそこへ連れて行け!!」
そういうとクロトはおっさんの手をつかんですごい勢いで壁のドアに穴をあけて出ていった。
・・・これはあとでおっさんに直させよう。

その日からクロトは(おっさんの店への圧力もあって)他のバイトに一時休暇を出して
毎日コロシアム通いだ。
家にはすごい勢いでゲームソフトの山ができていく・・・。
「狭いのは苦しいな」
「ゲームうざーい」
・・・・・頼むからこれらを全ておっさんの部屋へ持っていってくれ、頼む。

いや、それだけなんだけどさ。
196通常の名無しさんの3倍:03/10/15 01:56 ID:???
いま家の外を見たらちょうどクロトとニコルがチワワァの散歩から帰ってくるところだった
やっとスレタイになったってのに出番も無いしお稲荷に付け回されてるニコルが俺はすこし
、いやかなり可哀想になったが嬉しそうにチワワァと遊んでるのを見たら何だかほっとした。
そういえばアズラエルともまだ同居してるんだよな…よく耐えられるもんだ。頑張
れニコル、俺はお前を応援してるぞ…!
だんだんやるせない気分になってきた俺はなぜか部屋でスマブラやってるイザークとディアッカを
けりとばした。「非グゥレイトォ!!いきなりなにすんだよ!」いやお前らこそ人ん家で
なにしてんだよ。もう夕飯時だぞ。「飯を食いに来たに決まってるだろうが腰抜けぇぇえ!」「違う
だろ!いや、最近ニコルが落ち込み気味だってオルガに聞いたからさ、俺のグゥレイトな餡か
け炒飯で励ましてやろうと思って」「憶病者が落ち込んでたんじゃ使い物にならんからな。」…お前ら…
どうやら今日はニコルを囲んでの食卓になりそうだ。台所からはほんのりと甘栗と炒飯の香りが漂ってきた

さっき俺痔スレで見たネタのパクリ
197通常の名無しさんの3倍:03/10/15 14:27 ID:???
>>196
おい、196のいうとおりでニコルがいつもどおり影が薄いぞ!
何か活躍させてやるんだ!
ガンガレ、ニコル!

いや、それだけなんだけどさ
198七氏 ◆ytxdessIxY :03/10/15 15:16 ID:???
「俺の出番がいきなり少なくなったぞ腑抜けぇー!!!。」
と、結構出ているくせにイザークが窓を突き破って出てきた。
強化防弾ガラスじゃなかったのか?

「あ、イザークこんにちわー。」それに動じない二コル、慣れてきたな・・。
「で、何しに来たんだ?お前。」
「五月蝿い!、ここの住人が前スレのように俺を大活躍させてくれないから直訴しに来たんだよ!!!!。」
それと俺の家に何が関係が・・・と言おうと思ったがやめた。

「直訴も何も、お前は前スレで大活躍してたじゃねぇか・・・。」
「アレではまだ物足りんのだ!、と言うわけで俺のシナリオを書け!今すぐ書け!マッハで書け!光速で書けぇ!!!。」
イザークはかなり増徴しているようだ
「あのう、一応僕の「ンなこと言われても俺が書けるわけないだろうが・・・。」
「あのう・・・、ぼk「そんなこと知ったことか!、俺が書けるといったらお前はかけるんだよぉ!!?。」
「僕のばn「だから無理だって、大体そんなことしたらお前はこのスレの住人全てを敵に回すぞ?。」
「・・僕n「俺は不死身だ!そんなこと知るか!!!」
「・・・僕の・・・#「何だ、イザーク、お前また苦しい思いをしたいのか?。」
「・・・・・#「イザークうざーい。」「お前なんか撃滅瞬殺抹殺爆殺なんだよ!」
「いいかげんにしろ・・・・」・・・へ?
「せっかく僕の出番が来たのに、またイザークは僕の邪魔をする・・・」
もしかして・・・
「これは少々・・・・、鹿金にするしかないようですね・・・」(鹿金=皆殺し)
二コルがキレた・・・?




その後、俺の家跡で、泣き叫ぶ二コルがいたとかいないとか・・・。



いや、それだけなんだけどさ・・・・・それだけなことか?
199通常の名無しさんの3倍:03/10/15 18:02 ID:???
イザークが今日もトランスフェイズに弾かれていく
・・・・あ、もしかして出番激減の原因はこれかな?

よかよk・・・
バキィィィィィッ!
「言い訳ねーだろ腰抜けぇぇっ!」
「またここのいえの人に迷惑かけたわね、腑抜けぇぇぇぇっ!」
「藻前ら、餅つけぇぇぇぇぇっ!」
ってか
ジュール一家ってこうやっていつも叫んでいないと死んじゃうのか

いや、それだけなんだけど・・・・・・さ

それから目が覚めたのは3日後
なぜかアマルフィー家のベッドだった

いや、それだけなんだけどさ
200通常の名無しさんの3倍:03/10/15 18:13 ID:???
200ゲットォォッ・・・・・ぐはぁっ!
ゲットしようとしたらアズラエルにドロップキックをかまされた

「200ゲット、いやったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
反撃にゴミ箱をくらわせてやった

いや、それだけなんだけどさ
201ニコル:03/10/15 19:14 ID:???
今日、アズラエルさんが僕に一枚のレコードをくれた。
さすがに一緒に暮らしてると僕がDJやっているのがばれてしまったみたいだ。
レコードをくれるときにアズラエルさんが、
「これをフロアが盛り上がっているときに必ずかけるんですよ。わかりましたか?」
と、いっていた。
あとで包装をとってタイトルを見ると、

YATTA!(Multa Azrael REMIX)

って、書いてあったんだ。ジャケはアズラエルさんの顔面アップだった。

・・・・・こ、こんなのかけたら僕、もうどこにも呼ばれなくなっちゃうよ・・・・・・・

仕方なく、僕はこのレコードを「ダメレコード」の箱に入れた。

こ、これでいいのかな・・・・・
202ムルタ:03/10/15 19:43 ID:???
最近ニコル君がそわそわしてますねぇ、僕に何か隠し事をしているのでしょうか?
ニコル君にもそろそろ監視員を付けた方が良いのかもしれませんね。

いや、それだけなんですけどねぇ…
203通常の名無しさんの3倍:03/10/15 20:10 ID:???
ちょっと長編書いていいですきゃ?
ニコルネタですけど。

どうですきゃ?

いや、それだけなんだけどシャア。
204通常の名無しさんの3倍:03/10/15 20:11 ID:???
>>203
どうぞ!!!
2051/7:03/10/15 20:13 ID:???
おでん屋のバイトに行こうと町を歩いていると、ニコルが重そうなダンボールをキャリアーに乗せて歩いていた。
しかも二つある。かなりの重量に見える。
ようニコル、重そうだな。一個持ってやろうか?どこまで行くのか知らないが。
「あ、こんにちは。これですか?いいですよ、もうすぐバスに乗りますし。」
ふうん、でもこれなんだ?こんなの持ってどこへ行くんだ?
「実はですね、今日隣町のクラブに呼ばれているんですよ。それで今から行こうかと。
・・・・・僕、そこでやるのはじめてなんで、早めに行って少し機材を確かめようかって。」
なるほどな。それでこれの中身はレコードか・・・。
でもこれ何枚くらい入ってるんだ?
「二つあわせて150枚くらいでしょうか。今回はハウス系のイベントらしくて、
普段僕はそんなにやらないんですけど、まぁこれも経験かと思って、ハウスばっかり持ってきてます。」
この前お前が「アークエンジェル」でアゲてた時はいったいどういうことだと思ったが、
今度はずっとあれか・・・・・いつものとギャップがすごいな。
「まあずっとアゲていくのもお客さんがしんどいんで、ほどほどに緩急をつけますけどね。
それにDJのときは僕は『Nicole Conte』ですから。」
そうだったな。あの時はかっこ良かったぜ?やるじゃんか?
「えへへ・・・・・そんなこといわないでくださいよ・・・・・」
ニコルはちょっと顔を赤くした。
話によると、今日はそのイベントにアスランも来るらしい。
久しくクラブにも行ってないしな、仕事が終わったらたまには俺も行ってみるか。
常夏達には黙っておこう、連れていったら何をしでかすかわからん。
おっさんは・・・・・まあ、知らん、来たければ来るだろ。
さすがにあの歳でクラブに一度も行ったことがないなんて事はないはずだし、一緒に生活してれば今日のことは知ってるはずだ。
俺はそんなことを考えながらバイトに向かった。
2062/7:03/10/15 20:14 ID:???
・・・店も閉店の時間になった。今日も大入りだったな。
店にはまだディアッカとイザークが残っている。おい、今日はもうカンバンだ、閉まるぞ。
「もっと飲ませろぉ腰抜けぇっ!!」「酔グゥレイトォッ!!」
ったく、この酔っ払いどもがァ!!
俺は二人にゴミ箱いっぱいにためてあった水を被せてやった。
おいイザーク、それにお前まだツケが残ってんだろ?片付け少しは手伝えよ。
「ちっ、仕方ないな腰抜けぇ。」
イザークはぶつくさ言いながらイスを仕舞い始めた。
路上ではディアッカが水をかぶったまま寝ている。ほっとけばいいか、そのうち起きるだろ。
レジを閉めながら、俺はおっさんに聞いた。おっさん、今日ニコルの出てるイベント行くのかよ?
「ええ行きますよ。僕もニコル君のプレイを見たいですからねぇ。・・・もちろんヘリで行きます。もうすぐ来るころでしょう。」
・・・・・おい、ヘリはやめろ、お前この前言われたばっかりだろ?
そういうのを「普通の人ならやらないはずのこと」っていうんだよ。少しは学習しろよ。
それにクラブへ行ったら女の子たくさんいるけど、それじゃお前引かれるぞ?
「・・・・・しかたないですねぇ、車で行きますか。」
そうだ、それでいいんだ。それが常識ってもんだ。
「おい、なんだその話は?」
ゲッ、まずい。イザークは何も知らないんだった。でももう全部聞かれているな・・・。
仕方なく、俺はイザークに事情を説明した。
「なんだそれは!?おもしろそうじゃないか腰抜け!!俺も行くぞ!お前もだ腰抜けぇ!!」
そう叫んで、イザークは寝ているディアッカを蹴り上げた。
「!?痛グレイトォッ!!・・・は?何?」
イザークが事の次第を説明する。すると、どうもディアッカも行く気になったようだ。
・・・・・ニコルすまん、土下座して詫びる。うまいものもおごってやる。本当にすまん。
2073/7:03/10/15 20:15 ID:???
俺達はおっさんの車で向かった。そのクラブはけっこう大箱らしいのだが、
そんなジャケット着用の堅苦しいところじゃなくて、普通のカジュアルなクラブらしい。
それなのに、それなのにおっさん、この車はなんだ?お前何もわかってないだろ?
「何ですか、何がいけないんですか?普通の車でしょ、これは。」
これが?この車が?あのなあ、20mあるリムジンは普通の車って言わないんだよ(怒)
「リムジンは持っててうれしいただのコレクションじゃない。高級な『車』なんです。高い金払って買ったのは乗るためでしょ?」
いや、時と場所を考えろよ。どう考えても場違いだろ、これは。

そうこうしているうちにクラブに着いた。おっさんはスーツの襟を正して堂々と車から降りた。
最悪のカン違い野郎だ。俺達3人は恥ずかしくてとてもそんなことできない。
外では店に出入りする客から注目の視線を浴びている。
俺達は顔を真っ赤にして車から降りた。

「おい、おっさん!」
ん?聞き覚えのある声だ。まさか・・・・・
「おおマイサン達、よく来ました。じゃあ行きましょうか。」
!?お前ら、来たのか!?
「ああ、おっさんがおごってくれるっつったから来た。」「興!奮!」「たのしみ〜」
おいおっさん、どういう事だ!ここのイベントをめちゃくちゃにする気か!?
「いやあ、マイサン達にも少し社会勉強をさせようかと思いましてね。話をしてみたら
とても喜んでくれて。たまには父親らしいこともしないといけませんしねぇ。」
お前ニコルがこのこと隠してるの知ってんだろ!!何やってるんだよまったく!!
あまりの無神経にキレた俺は四人に近くにあったゴミ箱を被せて廃棄物入れに放り込んだ。
・・・・・ああニコル、もう土下座どころではすまなくなった。あとで俺を煮るなり焼くなり好きにしてくれ。
2084/7:03/10/15 20:16 ID:???
チケットを買って中に入ると、ちょうどニコルのプレイが始まったところだった。
店内は暗いが所々ライトがついていて見えないほどではない。VJによるビジュアルがスクリーンに大きく映っている。
客の入りもいい。
「おひょー!」「すげー!」「まぶしー!」
3人は初めてのクラブで興奮している。
ニコルが俺達に気づいたようだ。・・・案の定、顔に手を当てて天を仰いでいる。
「あの腰抜け、なかなかいい選曲するじゃないか。」
「曲グゥレイトォ!!」
イザークとディアッカはそんなことをいいながら踊り始めた。
おっさんはというと、もうどこかへ消えたみたいだ。どこへいったんだ?
そうこうしているとアスランが近づいてきた。
「なあ、彼らはいったいどうしたんだ?なんで君と一緒なんだ?」
いや、それがかくかくしかじかで・・・口を滑らしたり嗅ぎ付けられたりで・・・本当にすまん。
「・・・まあ客が多いにこしたことはないだろうしな。いいんじゃないか、何もしなければ。」
ああ、何もしなければな・・・・・
そんなことを話していると、3人がどこかへ消えた。何もやらなければいいが・・・
2095/7:03/10/15 20:17 ID:???
オルガを見つけた。大量のフライヤーを一心不乱に読んでいる。
「おいお前、このDJ E○MAって誰だ?ずいぶんでかく書いてあるぞ?」
知るか。ここのスタッフにでも聞け。
今度はクロトを見つけた。・・・・・女の子をナンパしている。
「・・・・・いや、それでさ、僕が・・・・」
おいクロト、お前はどうして女の前では二字熟語が出ないんだ?お前は二重人格なのか?
シャニはと・・・・・いた。踊っている。
かなりトランスしている。薬でも持ってきたんだろうか?まあ、少しイッてるけど普通の楽しみ方だよな。
アスランとイザークとディアッカは普通に踊っている。
こいつらはわかっているようだ。
ああ、一番心配なやつを忘れていた。おっさんはと・・・・・
!?ステージの上にいる!!ゲストダンサーと一緒に!!スーツの上着を脱いでネクタイを取ってシャツの格好になっているが。
しかも、すげえうまい!相当なテクニックとリズム感だ。フロアがどんどん盛り上がる。ニコルもそれにあわせてアゲていく。
おっさんはもう完全にゲストダンサーとシンクロしている。
毎回毎回驚かされるが、いったいこの人は何者なんだろうか?
「ふむ、敵ながらなかなかやるじゃないか。私ほどじゃないがね。」
ク、クルーゼ!?なんでここにいるんだよ!?
「ニコル君を追ってきたらここに来てしまってね。あのマスクにくわえてDJとは恐れ入ったよ。ますます気にいった。」
お前いいかげんにしとけよ、本人はものすごく迷惑がってんだぞ?
・・・ん?その手に持っている袋はなんだ?
「ああこれかね、クラブといえばドラッグと相場が決まっているものだろう?これを飲めば誰だってハッピーに・・・
フウウウウウウゥゥゥゥゥゥんんんんんんんあハアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ
最ッ高に『ハイ!』ってやつだアアアアアハハハハハハハハハハーッ」
・・・・・・おい、それ違う。作品違う。ガンダムでさえない。
2106/7:03/10/15 20:18 ID:???
とりあえずトリップしていてアブない変態仮面は放っておいて、俺はニコルのプレイを楽しんだ。
しばらくするとニコルがプレイを終え、フロアに下りてきた。
「あのう、皆さん来ちゃったんですか・・・・・?」
ああ、すまん、俺のせいだ。煮るなり焼くなり好きにしてくれ。
「いや、いいですよ。いつだったかのコンサートのときよりいいですし。
やっぱり彼らにはこういう場所のほうが合っているのかもしれないですね。」
ありがとう、そういってもらえると助かる。
そこへ常夏達がやってきた。
「おいお前、なかなか楽しい思いをさせてもらったぞ。」「爆!音!快!感!」「DJうま〜い」
常夏達が口口に誉める。
「はは・・・ありがとうございます。」
ちょっと引き気味だが、ニコルは素直に喜んでくれた。すまん、ニコル。
まあこいつらが騒動を起こさなかったのがせめてもの救いだ。
あれ、おっさんがステージから消えてるぞ?どこへいったんだあの金持ちの金髪は。
フロアにはどうもいないようだ。トイレだろうか?
ん?VIPルームが何やら騒がしい。ここか?
中を覗くと、おっさんが女の子に囲まれてバカ騒ぎしていた。
「君達ィ、そんなに僕に抱きつかないでくれたまえェ、苦しいじゃないかハハハハハ!
おいそこの君ィ、ヘネシーをもう一本持ってきてくれたまえ。
さあみんなまだまだジャンジャン飲むぞォッ!!」
そんなことをいいながら、おっさんは金を宙にばらまいている。
・・・・・おっさん、よかったな、夢がかなって。
2117/7:03/10/15 20:19 ID:???
ニコルがプレイが終わったので帰るといいだしたので、帰りに(おっさんと変態仮面以外の)みんなでアデスさんのラーメンを食べた。
寒い夜風の吹く秋の夜食べたラーメンは格別にうまかった。

翌日、おっさんは二日酔いでトイレと寝室をいったり来たりしていた。
自慢のベルサーチは口紅としわだらけだ。どうせ替えがあるんだろうが。
変態仮面は麻薬取締法違反で任意の事情聴取を受けていた。

みんな、ドラッグはやめておけ。変態仮面のようになるぞ。捕まるとか捕まらないとかいう以前にだ。

いや、それだけなんだけどさ。
212通常の名無しさんの3倍:03/10/15 20:30 ID:???
>>211
長編乙です。それにしてもテニスにダンス、とおっさんはどんどん常人離れしてくな…
上手いのは結構だが見たくは無いな、夢に出そうだ… ガクガク((((;゚д゚))))ブルブル゙
>>196
何パクったか知らんがパクりはいかんぞ

いや、それだけなんだけどさ
213通常の名無しさんの3倍:03/10/15 20:32 ID:???
>>212
でもな、よく見ると痔俺からコピペしてきたネタがちらほら・・・

いや、それだけなんだけどさ
214通常の名無しさんの3倍:03/10/15 20:35 ID:???
>>212
一番左をたて読み
215通常の名無しさんの3倍:03/10/15 21:22 ID:???
そういえば保管庫の更新はどうなったんだろうか?
管理人さんからアナウンスがないが・・・

ど う な り ま し た か ?

いや、それだけなんだけどさ。
216通常の名無しさんの3倍:03/10/15 22:49 ID:???
オルガが「ビギナー」っていうドラマのエキストラするんだってさ。
見かけたら宜しくいっといてやれ。

いや、それだけなんだけどさ
217hey:03/10/15 23:04 ID:???
すまん、こんなものを見つけた。

http://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1066226209/

おっさん…しゃれにならねぇよ。
ちなみに俺はそこの>1というわけじゃないぞ。

いや、それだけなんだけどさ
218第3セクター:03/10/15 23:09 ID:???
>>217

いいのか?それは……。
と、ふと気になってみる。
ガクガクブルブル

いや、それだけなんだけどさ
219通常の名無しさんの3倍:03/10/15 23:11 ID:???
なりきりは臭いからヤだな
いや、それだけなんだけどさ
220通常の名無しさんの3倍:03/10/16 04:45 ID:???
>>217
なりきりは放置で。
では次の方、スレの進行をお願いしますm(__)m

いや、それだけなんだけどさ。
221通常の名無しさんの3倍:03/10/16 17:00 ID:???
ニコルが常夏達の声をサンプリングして曲を作ったそうだ。
テクノなんだと。
聞いてみると・・・

「うざーい」「撃滅!」「うざーい」「滅殺!」「うざーい」「瞬殺!」「うざーい」「爆殺!」
「うざーい」「抹殺!」「うざーい」「必殺!」「苦しい思いをしたいのか?」

「うざーい」「撃滅!」「うざーい」「滅殺!」「うざーい」「瞬殺!」「うざーい」「爆殺!」
「うざーい」「抹殺!」「うざーい」「必殺!」「苦しい思いをしたいのか?」

・・・・・

「ね?ね?いい出来だと思いませんか?そうでしょ?ね?」
俺は初めてニコルにゴミ箱を被せた。

い や 、 そ れ だ け な ん だ け ど さ 。

222通常の名無しさんの3倍:03/10/16 17:08 ID:???
>>221 さっさウプしろ!!!!
223通常の名無しさんの3倍:03/10/16 17:09 ID:???
>>222  さっさとウプしる!!!が正解。
     あと、222げっと。
  
       いや、それだけなんだけどさ
    
224221:03/10/16 17:12 ID:???
>>222
え?マジですか?
ネタのつもりだったんですが・・・

・・・わかりました、ちょっとがんばってみます。

いや、それだけなんだけどさ。
225通常の名無しさんの3倍:03/10/16 17:28 ID:???
>>224
うん。頑張れ。いつまでも待っている。
しっているとは思うが、連中の声は常夏第二格納庫にウプされているからな。

いや、それだけなんだけどさ
226第3セクター:03/10/16 17:57 ID:???
>>255
>常夏第二格納庫

なんだそりゃ…増えてる(違)。
第二格納庫とは一体?URLキボン。

「クレクレ厨ウザーい」

いや、それだけなんだけどさ
227通常の名無しさんの3倍:03/10/16 17:58 ID:???
>>224
俺も待ってる。

ニコルも遂にごみ箱を被ったか。以降その方面で開眼してくれることを祈ろう…

いや、それだけなんだけどさ
228通常の名無しさんの3倍:03/10/16 18:04 ID:???
>>255
ttp://omnienforcer.hp.infoseek.co.jp/
で行けるはず。
ムルタ、オルガ、シャニ、クロト 音声集がある。はず。

いや、それだけなんだけどさ
229通常の名無しさんの3倍:03/10/16 18:05 ID:???
>>226 だ・・・

いや、それだけなんだけどさ
230通常の名無しさんの3倍:03/10/16 18:08 ID:???
マジでクレ厨に答えるに答えなくてもいいぞ
イザークOPやディアッカOPを欲しがるクレ厨に本スレ荒らされたんだから
231通常の名無しさんの3倍:03/10/16 18:10 ID:???
>>230 修正
マジでクレ厨に答えなくてもいいぞ
イザークOPやディアッカOPを欲しがるクレ厨に本スレ荒らされたんだから
>>228
クレ厨を誘導しないでくれ雲隠れされたらたまらん

いや、それだけなんだけどさ

232221:03/10/16 18:18 ID:???
>>225-230
ありがとうございます。
今から作りますが、くれぐれもこれでネタも書かずに進行させないでください。
あんまりクレ厨がうるさいようだったら作るのやめます。
わかったかクレ厨、書くんじゃねえぞ、黙って待て。
ご協力お願いします。

それではマターリネタを書いていきましょう、皆さん。
いや、それだけなんだけどさ。
233第3セクター:03/10/16 18:34 ID:???
>>228-231

「ほら、やっぱり言われたー。」
全くだな……皆、すまない。

すみませんでした。
いや、それだけなんだけどさ
234第3セクター:03/10/16 18:35 ID:???
ニコルのハンバーグが美味い。
しかしディアッカの炒飯も美味い。

まぁそんな感じのことを言うと、ディアッカがニコルにライバル宣言をしやがった。
待て、落ち着け。作られた国も調理方法も違うだろうが。
いや、寧ろライバル宣言がどうかと思うぞディアッカ。

いや、それだけなんだけどさ
235通常の名無しさんの3倍:03/10/16 18:38 ID:???
>>234
成り切りに行くなよ
236第3セクター:03/10/16 19:22 ID:???
>>235

いや、本当申し訳ない。
侘びのつもりでネタを書き続けたいと思う。

いや、それだけなんだけどさ
237通常の名無しさんの3倍:03/10/16 20:44 ID:???

「視聴!」
クロトがはしゃぎながら俺の前にきて言った。
聞いてくれ、と言いたいらしい。なんだ…?
「せぇの…絶体絶命!奇想天外!千差万別!五里霧中!
一刀両断!大同小異!以心伝心!支離滅裂!」
そう叫び終わったあと、クロトは得意そうに手を腰に当てた。
ああ、前に四字熟語が出来なかったから、わざわざ練習したのな。
偉い偉い、などと適当にクロトを褒めていると
どこからか「支離滅裂!支離滅裂!」と声が聞こえてきた。
声の主は…メカスズメェ…!?
「おひょー!メカスズメェ、利口!!」
クロトが叫んだ言葉を覚えてしまったのか。
しかしそんな機能があったとは…アスランも芸が細かいというか。
それにしても嬉しそうだな、クロト。

いや、それだけなんだけどさ
238通常の名無しさんの3倍:03/10/16 21:06 ID:???
>>237
頑張れクロト、ギッター艦長を越えるその日まで…
ただクロトよりメカスズメェの方が覚えるの早かったりしてな

いや、それだけなんだけどさ
239通常の名無しさんの3倍:03/10/16 21:33 ID:???
>>237の続き
「明鏡止水を忘れンな!腰抜け!!」
「てめ━━━!!勝負!!!」
またスマブラかよ。ってかTP窓を壊すなよ。本当にオマエは人間なのか?イザーク。
「勝利!!」
「何故…何故俺は勝てないぃぃぃ!!」
早っ!もう終わったの


いや、それだけなんだけどさ
240通常の名無しさんの3倍:03/10/16 22:01 ID:???
>>237さらに続き

「撃滅!抹殺!瞬殺!必殺!」
「コシヌケェ!コシヌケェ!」
「グゥレイトゥ!!」
「ウザーイ、ウザーイ」
「うっせーよ、おまえら!」
「母さん…僕のピアノ…」

皆がメカスズメェを囲んで必死に各自の台詞を叫んでいる。
ニコル…お前はそれでいいのか…。

いや、それだけなんだけどさ
241通常の名無しさんの3倍:03/10/16 22:59 ID:???
最近かなり寒くなってきたな、と思い炬燵(こたつ)を出すことにした。
三人も炬燵が出るのはうれしいのか、潔く手伝ってくれる。そして、炬燵を出し終わり、スイッチをON!
「良い思いをしたな」
「温暖!」
「あったか〜い」
おお、なんて良い気持ちなんだ…。今までの辛い出来事が忘れられそうだ…

「いやったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「腰抜けぇぇぇぇぇぇっ!!!」

そうか、こいつらが居たんだったな。まあいい、俺の炬燵は通常の三倍の大きさだからな。

「みかん、どうですか?」

おっ、ニコルも来たな。さあ、入れ入れ。って、インターホンぐらい鳴らせよなニコル。
「なんか、こういうのって良いですよね…」
「気持ちいいぞ腰抜けぇ…」
「私もそろそろ炬燵で食事がしたいですしねぇ…」
「快、楽…」
「苦しくない思いだな…」

なんでお前ら「…」口調になってるんだ?まあ、気持ちいいから分かるけどな。ん?でも誰か忘れているような気もするな

「非グレィトゥ…」

う、スマンなディアッカ。ついつい気持ちよすぎてお前を忘れる所だった。
ずっとこんな日が続けばいいのにな。と、俺は一人思っていた。いや、きっとみんなも思っているだろう。

いや、それだけなんだけどさ


242通常の名無しさんの3倍:03/10/17 00:07 ID:???
>>241
これ読んでるとき、
たまたまFINDTHEWAY聞いてて…すごく切なくなってしまった…
俺たちで続けてやろう。

いや、それだけなんだけどさ
243ムルタさん@お腹いっぱい:03/10/17 00:20 ID:???
>>242 あれな。最初は好きだったけど、今はあの最終回(というより話の終わらせ方)を
    肯定してしまうような気になるから聞いてない。

いや、それだけなんだけどさ
244ムルタさん@お腹いっぱい:03/10/17 00:27 ID:???
おや?僕の偽者が出まわっているようですね・・・・
私の権力で削除しておきましょう・・・
245Nicole Conte:03/10/17 15:00 ID:???
皆さん、お待たせしました!
完成いたしました、へたっぴですけど。
第2格納庫へUPしてあります。

曲は超大ネタ「Underworld/Dinosaur Adventure 3D」を使っています。
彼らの声は本編の音楽や効果音に混じっていて使いにくかったです。
僕はテクノはあまり得意じゃないんで・・・ジャズの人間ですから。
そういうわけで商用利用はやめてください。
捕まりますよ。

あと、感想をいただけるのはありがたいのですが、5レスくらいにしてください。
スレの進行を妨げます。
僕がDJとして活躍するネタなら大歓迎ですけどね!!

それでは皆さん、よろしければ御試聴ください。
これでいいのかな?
246通常の名無しさんの3倍:03/10/17 15:28 ID:rW/jAKuF
>>245
激乙でしたー!ありがd!スゴいですって!ビックリ!

彼らの台詞も聞き方かえると面白い(w
曲に合わせてあって凄いと思いましたよ!
247通常の名無しさんの3倍:03/10/17 15:29 ID:???
すいません、下げ忘れました・・・・ゴメンナサイ・・・
248通常の名無しさんの3倍:03/10/17 17:32 ID:???
そういえば俺
前々スレの時、5000万貯金してたよな?

いや、それだけなんだけどさ・・・。
249通常の名無しさんの3倍:03/10/17 17:35 ID:???
みんな、245を避難所でたたえようぜ!!

いや、それだけなんだけどさ
250通常の名無しさんの3倍:03/10/17 20:05 ID:???
>>248
あ、あれか
イザークがあんまりにTPガラス壊したりするからすぐなくなったよ・・・ははは

この間のこたつで最後だ
寂しいな

いや、それだけなんだけどさ

TPガラス高ぇよ
251通常の名無しさんの3倍:03/10/17 20:18 ID:orIDCfLP
ある日こんなものをイザークの家に送ってみた。


「あなたの息子さんが、私の家の窓ガラスを幾度となく割っていきました。もう我慢なりません。謝罪と賠償を(ry」

どんな反応が来るか楽しみだ。

いや、それだけなんだけどさ
252351:03/10/17 20:19 ID:orIDCfLP
うあ、ageちまった・・・吊ってくる
253251:03/10/17 20:20 ID:???
またかYO・・・フォビドゥン、レイダー、カラミティに撃たれたり斬られたり頭部砕かれたりしてくる・・・
あ、上のも俺な。

いや、それだけなんだけどさ
254通常の名無しさんの3倍:03/10/17 20:46 ID:???
>>250-253
とりあえずみそいでこい。
今度娑婆に戻ったら、二度と上げんじゃねーぞ。
250の着眼点はナイスだった。
砕かれてまた帰ってこい。
いや、それだけなんだけどさ。
255通常の名無しさんの3倍:03/10/17 20:53 ID:???
「貴様どういうつもりだぁっ!?」
今日はどうしたんだ?イザーク。と、俺が聞くと、
「また母上に激怒されたぞ!俺の家に送るんじゃない腰抜けぇっ!」
「また苦しい思いをしたのか?」
「ママンに怒られてやんの、だっせぇーぞヴァーカ」
「ださ〜い」
おいおい、挑発するなよな。あれ、お前涙目になってないか?
と、俺が言うと、イザークは激怒されたときの事を語り始めた。

次の俺頼む

いや、それだけなんだけどさ
256251:03/10/17 20:59 ID:???
>>254
俺≠250 だぞ?
とりあえず正直スマンカッタ。
257通常の名無しさんの3倍:03/10/17 21:24 ID:???
>>255続き
イザークが家に帰ると・・・・・
「お前はどれだけ人に迷惑をかければ気がすむの腑抜けぇー!!」
「ママン、これには深ーいわけがあって・・・・・」
「問答無用だ腑抜けぇぇぇぇぇえええええ!!!!」
イザークの話によると、お父さんはその日出張のため家を空けていて、止める人がいなかったらしい。
おかげでイザークは
ジャンプ強K→強P→弱竜巻→強P→強灼熱波動拳→瞬獄殺
という凶悪なコンボを食らって撃沈したそうだ。
「今度こんなことをしたらこの程度ではすまないぞ腑抜けぇ!!」
血ヘドを吐き地べたを這いずり回りながら悶え苦しむイザークがそこにはいた。

・・・・・というか、今イザークが生きているのが不思議なんだが・・・・・やはりコーディだからだろうか?

そんなこんなでイザークが代えのTPガラス代を持ってきてくれた。
ふう、これで何とかこのガラスは代えられる。

ガラッ
「じゃあな腰抜けぇぇぇぇ!!!!」

おい、だから窓から出て行くのをやめろ、たとえ開いていたとしてもだ。
・・・まあ、自分で窓を開くようになっただけマシか。

いや、それだけなんだけどさ。
258通常の名無しさんの3倍:03/10/17 21:31 ID:???
「さむーい」
確かに、どこからか冷たい風が入ってくるな・・・と思ったら、窓が開けっ放しだった。

・・・イザーク、窓開けたら閉めてくれよ。

いや、それだけなんだけどさ
259通常の名無しさんの3倍:03/10/17 21:41 ID:???
ゲーム機をおっさんの部屋に置けば、イザークの着弾点をおっさんの部屋にできないだろうか?
そうクロトに言ったが、
「そんなことしたら、おっさんが鍵かけたら、僕がゲームできないじゃないかぁ?」
と言われた。

いや、それだけなんだけどさ
260通常の名無しさんの3倍:03/10/17 21:43 ID:???
イザークが手紙を送ってきた。
これからは俺のアパート「ヴェサリウス」に手紙を送ってこい腰抜けぇっ!
とのことだった。そういえばイザークのアパートは一度も言ったこと無かったな。
今度四人で行ってみるか。と、思った。

いや、それだけなんだけどさ
261254:03/10/17 22:47 ID:???
>>256
ごめん、俺も早とちりだったよ…。
俺も正直スマンカッタ。
今度の衆院選でみそいでくる…。
いや、それだけなんだけどさ。
262通常の名無しさんの3倍:03/10/17 22:51 ID:???
     ,r'⌒`ヽ,
     ,' ((ヾ、ヽ〉
     〉( ゚∀Y i
    / ∨ ∨\
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/
  __(__コつ/  禁断  /_____
      \/____/


また2chを見てるなシャニは、いい加減やめとけ。と、「半角板」言っておいた。あ、ブラクラ踏んでやがんの。

AA駄目だと思ったら言って下さい。

いや、それだけなんだけどさ
263262:03/10/17 22:56 ID:???
訂正
と、「半角板」言っておいた→と、「半角板」に行っているシャニに言っておいた
2641/3:03/10/17 23:25 ID:???
今日シャニとニコルといっしょにレコード屋へ行くことになった。
やはり音楽の話題となると二人は気が合うようで、シャニは
「俺DJやってみようかな・・・」といいだすし、ニコルはニコルで
「僕声楽はじめようかな・・・」とか言い出す始末だ。
まあ仲がいいに越したことはない。
俺も久しくCDなんか買ってないので久しぶりに付き合うことにした。

行く前にATMへ寄った。二人が金をおろしていくらしい。
「だってレジまで来て金がないなんてウザいじゃん。」
「たくさん買うでしょうしね・・・・・」

レコード屋に着くとさっそく二人はお目当てのCD・レコードを探し始めた。
シャニは珍しく白夜以外のCDを見ている。というかこの店には白夜は置いていないw。
ニコルは最初にクラシックのコーナーへ向かったようだ。
最近DJの面が際立ってるが元はピアニストだしな。
俺は普通に邦楽のコーナーへ行き、ヒットチャートなんかを眺めながら視聴台のを聞いていく。
最近はこんなの流行ってんのか・・・とか思いながら曲のタイトルなんかを眺めてみる。
目の前をニコルが通り過ぎていく。買い物かごをさげているが、すでにかなりのCD・レコードが入っている。
さすが金持ち、いやDJ、量が違う。
あ、クラブジャズのコーナーへ行った。
シャニのやつは相変わらずハードロックのコーナーで止まっている。こいつもこいつでかなりの量のCDをかごに入れている。
あとで金が足りねぇって泣きついてきても知らんぞ。その辺でやめておけよ・・・あ、ATMでおろしたのか。
2652/3:03/10/17 23:26 ID:???
そのあと俺達はレジで支払いを済ませ、帰路へと着いた。
結局ニコルはCD4枚、レコード18枚を買い、シャニはCD12枚を買った。
「今日はいいのがたくさんありましたね。」
「自己満足うざーい。」
「君はいいのがあったんですか?」
「俺はいいの。ちゃんとあったからー。」
「じゃあいいじゃないですか。めでたしめでたしで。」
「へっ・・・・・そういうことにしとくか。」
「よかったら帰ってお互いの買ってきた曲見せませんか?僕もハードロックとかネタを広げたいし。」
「ん〜、いいぜ、おっぴろげるか?ハハハ。」
「やだなぁ、下品なこと言わないでくださいよ、ハハハ。」
今日はいつもと違ってほのぼのとした買い物が出来たな。毎日こうありたいものだ。
なあ、先に帰っていてくれ、俺はこのままおっさんの屋台のバイトへ行く。
そう言って、俺は二人と別れた。
2663/3:03/10/17 23:27 ID:???
深夜家へ帰ると、シャニが帰ってきていない。あのあとニコルと一緒だったということは、おっさんの家か?
おーいおっさん、開けてくれ、まだ寝てないだろ?シャニがそっち来てないか?
「ん、ああ、来てますよ、ほら。」
見ると、居間のテーブルにCDやレコードを広げて机に突っ伏して寝ている二人がいた。
「いやぁ、僕もニコル君と一緒にいると音楽に困らなくていいわけですが、マイサンにもいい刺激になるみたいですねぇ。」
こいつら、きっといい夢見てんだろうな。ステージで歌ったり大箱でDJやったり。
そうだな、このまま起こすのも悪いから寝かしといてやるか。いいか?おっさん。
「ええ、かまいませんよ。このままだと風邪を引きますから毛布でもかけておいてやりますか。」
お、意外と親らしいとこがあるじゃないか、見直したよ。
「・・・巷ではバカ親って呼ばれてるらしいですよ、僕。」
ふん、笑わせるな。
俺は帰って他二人を起こさないようにそーっと布団に入って寝た。

希望を胸に未来へと邁進する少年たちに幸あれ。
いや、それだけなんだけどさ。
267通常の名無しさんの3倍:03/10/18 00:46 ID:???
オルガが唸りながら何かを書いていた。
チラッと見たが・・・意外と達筆じゃないか。
何書いてんだ?と聞いたが、秘密だと言われた。まぁいいかと思った。
と、よく見たら国語辞典や漢字辞典も総動員して書いていた。
そろそろ本気で気になった十数分後、便箋の出し方をオルガが聞いてきた。
ここで気がついた。
例の彼女への手紙だということに。

野暮なことは言わない。頑張れよ、オルガ

いや、それだけなんだけどさ。
268通常の名無しさんの3倍:03/10/18 01:14 ID:???
俺たちが夜4人で晩飯のあと片付けをしていると、隣の部屋からニコルがやってきた。

「あの、すいません・・・」
ん?どうしたニコル?
「実はまだちょっと先のことなんですけど、今度の29日はアスランの誕生日なんです。
 それで・・・できれば皆でパーティーを開ければと思って・・・・」

え、そうなんだ。いいんじゃないか?あ、でもうちじゃ狭すぎるんじゃないか?
「それなんですけど、あのドアを開けっ放しにしてしまえばいいと思うんです。
 アズラエルさんもいいって言ってくださいましたし。」

なるほどね。確かにこっちと向こうの部屋をつなげてしまえば広くはなるな。
でも何したらいいんだろう・・・

「僕はピアノを弾こうと思うんです。
 ケーキはアズラエルさんが用意してくださるって言ってました。」
へえ、おっさんいいとこあるじゃん。でも、問題はプレゼントだよな。俺金ねえし。
「それは気持ちがこもってれば何だって大丈夫ですよ。」

うーん、そうかもな・・・
おい、お前ら聞いてるのかよ?もっと会話に参加しろよな。
「分かってるよ・・・」
「はいはい、参・加。」
「きいてるよ。」
なんだよ?変な奴らだな。
2692/3:03/10/18 01:15 ID:???
あ、そういえばニコル、お前は誕生日いつなんだ?
「え?僕ですか?3月1日です。因みにディアッカは3月29日、イザークは8月8日です。」

う・・・イザークって誕生日まで暑苦しいんだな・・・
って俺の誕生日と近いじゃねーか!! 俺が8月28日だからな・・・なんかなぁ・・・

ところでニコル、お前って友達の誕生日を全部覚えてるのか?
「ええ。大事な事ですから。あ、そういえばクロト君たちのってまだ聞いてませんでした。
 教えてもらえます?」

俺はそう言われてはっとした。まさかこいつら・・・・
見ると三人は暗い顔をしている。しまった・・・・


「また苦しい思いを・・・・」
「僕は知らないよ・・・」
「はんっ・・・・」

ああ・・・・ごめんな・・・俺・・・・・・
なんとかしなければと思った俺は思わず

「あのな、ニコル。こいつらの誕生日な、
 オルガが5月3日、クロトが6月3日、シャニが7月3日だよ。」

と言ってしまった。
いや、もちろん根拠はない。
なんとなく別の連中の誕生日やクリスマス、正月を避けて、連中の3を足しただけだ。
ちょっと適当過ぎたか?でもいいじゃないか。
誕生日ってのは、日付よりももっと別の事が大切なんだから。
2703/3:03/10/18 01:17 ID:???
「な、そうだよな。」

と俺が3人に言うと3人は
「まあな。」
「ですね。」
「だけど。」

と答えた。ニコルはといえば、
「本当ですか!?すごい!!じゃあ、僕達ほとんど毎月誕生会できますね!!」
などと言っている。単純でよかった。

まぁ、結果オーライ・・・だよな?

いや、それだけなんだけどさ

あ、ニコル、おっさんには誕生日がいつか聞かなくていいからな。
てか、絶対聞くなよ。
271通常の名無しさんの3倍:03/10/18 01:49 ID:???
最近ミゲルがこないからシャニが人生の道を外れていっているぞw
いや、それだけなんだけどさ
長文乙、な
272通常の名無しさんの3倍:03/10/18 02:02 ID:???
すまん、今から今晩2回目の長文いく。
>>260の書いてたイザークのアパートネタだ。
よかったら読んでくれ。

いや、それだけなんだけどさ。
2731/7:03/10/18 02:04 ID:???
「おい!大変だ!」
ディアッカが血相を変えて家に飛び込んできた。なんだ朝っぱらから騒々しい。
「いや、イザークが倒れたらしいんだ!今朝アスランから連絡があった。」
は?イザークが?「あの・・・」イザークが!?
「ふん、きっと俺達にいつも苦しい思いをさせたせいだな、天罰だ。」
「今のうちに!必殺!」
「病人うざーい」
おいおいお前達空恐ろしいことをいうなよ。で、今どこにいるんだ?
「アスランが病院に連れていった。とにかく診察してもらってくるそうだ。」
そうか、大事にならなければいいが・・・・・

昼前にアスランから電話がかかってきた。もしもし、俺だけど。イザークのことだろ?
「ああ、それなんだけど、ただの風邪だったそうだ。今は家に帰って寝ている。」
そりゃよかった、ひと安心だな。お前はどうするんだ?
「今日は予定があいてるからこのままイザークの面倒を見ておくつもりだ。」
そうか、相変わらずお前いいやつだな・・・・・お、そうだ!俺もちょっとお見舞いに行っていいか?
「ん?かまわないと思うけど。なんなら他の3人もつれてきてかまわないぞ?」
・・・マジか?それはやめたほうがいいと思うが・・・
「いや、いいっていいって、病は気からっていうし、あいつらを見たらイザークも元気(?)が沸くだろ。」
そうか・・・・・そういうんなら、連れて行くか。
「じゃあ、駅で待ってるから、そこでまたあとで。」
そう言って電話は切れた。おいお前ら、今からイザークのところへ行くぞ!見舞いだ。
「あぁ?わざわざ苦しい思いをしてるやつを元気付けに行くのか?」
「行ったら!瞬殺!」
「病原菌うざーい(ニヤリ)」
・・・・・おまえら、くれぐれも言っておくが見舞いだからな。容態を悪くするのは見舞いとは言わないんだからな。
2742/7:03/10/18 02:05 ID:???
昼飯を食った後俺達は隣町(10分)の駅に行き、アスランと合流した。
今はディアッカが付き添っているらしい。なんでも熱が39度からあるそうだ。
肺炎ではないらしいがずいぶんと高い熱だ。コーディネーターでも風邪を引くことがあるんだな。
ニコルがあとでフルーツの盛り合わせを買ってくるといっていた。
俺達は適当なものを買ってお見舞いに行くことにした。俺は栄養ドリンクとかなんだが、他の3人は頑として教えない。
時限爆弾とかおっかないものじゃないだろうな、お前ら。

イザークのすむアパート「ヴェサリウス」は、建って間もない新築のアパートだ。
それもそのはず、あのアデスさんが管理人兼オーナーだ。
なんでもミリオネアで当てた100万円を全て宝くじにつぎ込んだところ、見事3億円を当選、
その金でアパート経営をはじめたらしい。
ちなみにあの変態仮面の芸能事務所もここの一階にある。・・・・・よかったなアデスさん、今度は取り立てる番だぞ、家賃を。
しかし脱サラした人のいい例と悪い例を見ているみたいだ。だいたいあのシャブ中の変態仮面が芸能事務所などやれるわけ(ry
2753/7:03/10/18 02:06 ID:???
ピンポーン
「お、来たな、まあ上がれ上がれ。」
まるで自分の家みたいだなディアッカ。
室内に入ると、わりと広い部屋だ。2DKの普通の部屋だ。
奥の部屋へ行くと、イザークが起きあがって中華粥を食べている。
「おう、見舞いに来てくれたのか、悪いな。」
ああ、気にするな。いつも世話になってるしな。
「どうも心配かけたみたいだな、すまん。」
いいっていいって。ところで、結構こぎれいな部屋だな。
「まあ毎日掃除くらいはしてるからな。ママンがたまにやってきてうるさいしな。」
まあ何にせよ掃除する癖があるってのはいいことだ。あ、栄養ドリンク買ってきたから飲んでくれ。
「何から何まで悪いな。すまないが冷蔵庫に入れといてくれ。」
ん、わかった。そういわれて俺はキッチンへ向かった。すると・・・・・
「あぁー辛み茶うめぇ!!」
「三ツ矢レイダー最!高!」
「ふぉび丼うま〜い」
お前ら何やってんだよ!!人様の冷蔵庫勝手にあさってんじゃねえよ!!
「え〜でもうまいよ、これ。」
バカ、うまいよじゃねえ!・・・・・まったく、食った分はあとで俺が補充しておこう。
そうこうしているうちに常夏達は今度はスマブラを始めた。
「おいそこの金髪色黒!!お前も混じれ!!」
「おう、グゥレイト!!」
おいディアッカ、そこでホイホイ混じるなよ、病人がいるんだぞ、うるさいだろ。
「くそ、あの腰抜けども、俺が風邪で寝こんでるからっていい気になりやがって。」
・・・・・まあ、ああしているうちは何もしなくて平和だろ、ドアを閉めておけば大分静かだ。
俺はそう慰めてイザークに少し寝るよう勧めた。
2764/7:03/10/18 02:07 ID:???
そういやお前ら、なんか持ってきたんだろ?お見舞いに。渡してこいよ。
「ああ、そうだったな。んじゃ、行ってくるか。おいお前ら、適当にやっといてくれ、それ。」
オルガがそう言い残すと、俺とアスランにコントローラーを渡してクロトとシャニと共に隣の部屋へ入っていった。

しばらくして、三人が部屋から出てきた。お、どうだった?喜んでもらえたか?
「あぁ、すっげぇ喜んでるよきっと。なんたって僕達のベストチョイスだからね!!」
「結構悩んだんだぜ、あれ・・・・・」
ふぅん。本当か?俺はイザークを見に隣の部屋へ戻った。
「あ、あの腰抜けどもがぁぁぁぁ・・・・!!」
!!イザークは怒り心頭だ。何を渡したんだ、あいつら。
それは、本とゲームボーイアドバンスのソフトとCDだった。
だが・・・・
本:「安らかに潔く死ねる法/上○○雄」
ゲーム:「かまいたちの夜/チュンソフト」
CD:「葬送行進曲/モーツァルト」
こ、こいつら・・・・・特にオルガとシャニは致命的だ。露骨過ぎる。
「くそ、これはどっかに捨てておいてくれ、俺は寝る!」
す、すまんイザーク・・・・・あいつら、帰ったらどうしてくれよう。
2775/7:03/10/18 02:08 ID:???
・・・・・バァン!
「・・・・・あっくそってめえっシャニッ・・・・・」
・・・・・ガッ・・・・・
「・・・・・うざーい・・・・・」
・・・・・ザクッ・・・・・
「・・・・・−−−ッ、滅殺・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
「う る さ −−−−−−−−−−−−−−−−−− い ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! 」
ゲッ、イザークがキレた!?
寝室からイザークが飛び出してきた。目は血走っていて、わなわな震えている。
「今日という今日は我慢ならんぞ腰抜け!叩き切ってやるッ!!!!」
手には2本のダマスカスナイフを持っている。本気だ!
「なんだよてめえ、やんのかよ?やるんなら相手してやってもいいぜ?」ジャキッ
デ、デザートイーグル!?なんでそんなもんもってんだよ!?
「ねぇ、ちゃちゃっとやっちゃおうよ、こんな奴。」ゴロン
て、鉄球!しかもとげ付!!どこからだしてきたんだ!!
「・・・・・イザークうざーい・・・・・」ガシャン
お、大鎌!お前まで!!
部屋は一触即発状態だ。互いににらみ合っている。俺もアスランもディアッカもあまりの突然の出来事に固まってしまった。
「いくぞおらァ!!」
「お前らなんかにィィィ!!」
2786/7:03/10/18 02:09 ID:???
・・・と、そのとき、
ピキーーーーーーーーーーーーーーン
「・・・・・ぐはァッ!!」
「・・・・・く、くゥゥゥゥゥゥッ、こ、こんな時に・・・・・」
「ハッ、ハァァァァ・・・・」
どうも3人は薬が切れたようだ。床に倒れてのた打ち回っている。
・・・・・俺は予備に持っていた薬をイザークに渡した。イザークはニヤリと笑った。
「なあおい、俺をちゃちゃっとやってしまうんじゃなかったのかクロト君?どうしちゃったのかな?」
イザークがアンプルの小瓶をクロトの目の前で振りながら言う。
「く、くそッ、こんなはずじゃ・・・・」
「こんなはずじゃなかったよなァ、でもこんなはずになったんだよ、薬が欲しかったら謝れ、他の二人もだ!」
三人はのた打ち回っているが、さすがに意を決したらしく、小さく小声で
「「「・・・・ごめんなさい・・・・」」」
と、言った。
イザークはそれを聞くと、俺に薬を返した。
「ふん、これを機に人様にろくでもないことをするんじゃないぞ、腰抜け。後はお前に任せる。俺は寝るぞ。」
そういうと、イザークは寝室に戻っていった。
おい、お前ら今回はやりすぎだ、ちゃんと反省しろよ?
「「「・・・・はい・・・・」」」
あともう一つ質問だ、そんな武器どこから持ってきたんだよ?
「・・・・し、下の事務所・・・・」
オルガがそう答えた。下の事務所?まさか・・・・
そうか、わかった。ほれ、薬だ。
「あ、ありがたいことで・・・・・」
3人は薬を飲んだあと、ひどく落ち込んでいた。
2797/7:03/10/18 02:10 ID:???
翌日イザークは見違えるほど元気になった。アスランの言うとおり病は気から、とでもいうのだろうか?
まあ、結果オーライ、ということで。
それと、例の武器の件は、やはり例の変態仮面の芸能事務所がそうだった。
事務所は家宅捜索を受け、変態仮面は警察で事情聴取を受けている。
「私には人類をさばく権利があるのだよッ!!」
などと意味不明のことを話しているそうだ。

平和万歳。Love&Peace。
いや、それだけなんだけどさ。
280通常の名無しさんの3倍:03/10/18 02:10 ID:???
連投援護sage
281通常の名無しさんの3倍:03/10/18 02:12 ID:???
終わってた・・・_| ̄|○
>>279乙!リアルで読ましてもらいますた
2827/7+1:03/10/18 02:16 ID:???
なお、知ってのとおりアデスさんはラーメン屋も開いて
2足のわらじをはいて毎日大忙しだそうだ。
よくやるよな、アデスさんといいマリューさんといい。

そう言えば、我らがナタルさんは何か別に仕事をしているのだろうか?

いや、それだけなんだけどさ。
283279:03/10/18 02:18 ID:???
>>281
サンクス!!
心遣いだけでもうれしいです。
ちなみに俺が書いた長文はレコード屋の方ですよ。

いや、それだけなんだけどさ
284通常の名無しさんの3倍:03/10/18 02:27 ID:???
>>279 乙!!!          でも278がチョトエロく見えてしまった俺は逝ってきます・・・・
                       薬切れってやっぱ最高のSMプレ(ry

285284:03/10/18 02:38 ID:???
ちょっと興奮して決めのセリフを忘れてしまいました。
あと、板違いスマソでした。

いや、それだけなんだけどさ×2
286通常の名無しさんの3倍:03/10/18 13:49 ID:???
最近インフルエンザが流行ってるな。
…なんて他人事みたいに言ってられなくなった…。
どうやらシャニが風邪を引いたらしい。ブーステッドマンも病気にかかるんだな。

「また苦しい思いをしてんのかよっ」
「うざぁい…看病しなくていい…」
それでもオルガはリーダーらしく献身的にシャニの看病をしている。
それに引き換え、
「風邪引くなんて貧・弱!僕は知らないよ!」
なんて言って看病なんてそっちのけで普段通りゲームするクロト。
と思いきや密かに音量を最小にしてゲームをしていた。
わかってるって、お前が本当はいいやつだってこと。
「…な、なぁに言ってんだb」
「勝負だ腰抜けぇぇぇ!!!」
うわ、イザークが来た。ってかわざわざ窓開けてまでそこから入ろうとするなよ。
シャニの風邪に響くとあれなので、俺はイザークにゴミ箱を被せ窓を閉めた。
「…なに、風邪だと!?ふん、馬鹿はナンとかって言うけどな!」
おいおい、そんなことあいつ等が聞いたら…
「はぁ〜ん?そういやお前もこの間風邪引いてたよなぁ?」
…もう遅かったらしい。ヤバイ、オルガの目が据わってる。
「病原菌…滅・殺!!!」
オルガとクロト、二人のクロスアタックが見事ヒットし、
イザークはディアッカに担がれて病人戻りになった。
さて、俺はお粥でも作ってやるか。

いや、それだけなんだけどさ
287通常の名無しさんの3倍:03/10/18 14:08 ID:???
乙、皆。最近長文が多いな。
しかもどれもいい出来だし…

いや、それだけなんだけどさ
288通常の名無しさんの3倍:03/10/18 14:19 ID:???
オルガは良い人路線だったのに
最近暴れてばっかだよな
何があったんだ・・・

そんなある日、棚を整理していると手紙がヒラリと落ちてきた
オルガ宛てだ
・・・そうか、彼女からの手紙かこれは
・・・だめだ見ては
プライバシーの侵害になるぞ、だめだ・・・だめだ・・・
しかし、俺は欲に負けた
内容は・・・

他に好きな人ができたという内容だった
俺は物凄く悲しい気持ちになった・・・ん?
この住所・・・俺の近所だぞ
ふと思い出した俺は去年の年賀状を探った
・・・
イザークの住所じゃねえか

奴の逆襲の余波はここまできていた
っつかオルガが何をしたっていうんだよ

いや、それだけなんだけどさ
289通常の名無しさんの3倍:03/10/18 17:39 ID:???
   / ̄,, ̄\           / ̄,, ̄\            / ̄,, ̄\
   i |,_i_/|__|        .   i |,_i_/|__|            i |,_i_/|__|
   L.」 ¨∀¨)」           L.」 ¨∀¨)」         .   L.」 ¨∀¨)」
  (≧)_7~~ー~゙i) rt       (≧)_7~~ー~゙i) rt      .  (≧)_7~~ー~゙i) rt    
 <(,_(88)〈」1叉二〉llllllllt‐  <(,_(88)〈」1叉二〉llllllllt‐   <(,_(88)〈」1叉二〉llllllllt‐ 
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   d_几ノ \o_>.7        d_几ノ \o_>.7         d_几ノ \o_>.7         
  /冫tヘ /^7フi        /冫tヘ /^7フi         /冫tヘ /^7フi      
  77=!ヘ'' i―'^-<^)      77=!ヘ'' i―'^-<^)        77=!ヘ'' i―'^-<^)    
  ヽ‐-‐'    ̄ ̄    .  ヽ‐-‐'    ̄ ̄      .  ヽ‐-‐'   
腰抜けぇぇぇ!!
290通常の名無しさんの3倍:03/10/18 18:06 ID:???
そういえば最近の話なんだけど。
イザークがフラガの兄いとチームを作って、結構峠とか
攻めに行ってるみたいなんです。

こないだご自慢の黄色いRX−7で家にやってきたんですが、
帰り際、いきなり家のブロック塀を、
「クソックソックソッ…!」
と蹴り始めたので、
「おい、落ち着けよ!何があったんだ?」
と聞くと、
「タイヤの空気抜かれた!腰抜けェ!」
と涙目で俺に詰め寄ってきました。
「これからハチロクとやりあうってのにぃ!」
しょうがないので、JAFを呼んであげて、何とか
イザークも無事帰っていきました。

それにしてもおかしいなあと思って、3人に、
「誰かイザークの車に近づいた不審者見てない?」と聞くと、
オルガ「俺はずっと本読んでたから知らねーよ、オラァ!」
シャニ「寝てた。へっ(脱力感たっぷりの笑み)」
クロト「僕は知らないよ♪」

もう一発で、クロトがやったとわかりました。だってすっごい
喜色満面なんだもん。これはお仕置きが必要だと思ったので、
俺はレイダーのミョルニルの空気を抜いておきました。
邪悪な武器の面影はなく、もうただのしぼんだ紙風船みたいになりました。
自分が何をやったか自分で感じてごらん、クロト。
やることが大人気ないんだから、もう。
いや、それだけなんだけどさ。
291第3セクター:03/10/18 20:25 ID:???
皆が集合していたある日。
シャニがイヤホンを装備したまま歌を口ずさんでいた。
その歌は、川村隆一だった。

う……上手いっ!!
絡み付くようなあの歌い方が忠実に再現されているっ!!
すると、周りの動作が変わってきた。

オルガは絡み付くように首を大げさに曲げて本を読んでいた。
クロトは絡み付くように大げさにボタンを押しながらゲームをしていた。
ニコルは絡み付くように体中を動かしてピアノを弾いていた。
おっさんは絡み付くように「いやったあぁ〜あ〜ぁ〜〜ぁぁぁあ〜!!」と変則的に叫んでいた。
アスランは絡み付くように髪を振り乱しながらハロを製造していた。
イザークは絡み付くように窓を開けて侵入してきた。
ディアッカは絡み付くように体を振って炒飯を作っていた。

正直ウザかったので、シャニ以外のヤツにゴミ箱をまとめてかぶせてやった。
絡み付くように、だが。

いや、それだけなんだけどさ
個々の動きは他の人の想像に任せとく。
292通常の名無しさんの3倍:03/10/18 20:25 ID:???
イニDかよ!(笑)

いや、それだけなんだけどさ
293通常の名無しさんの3倍:03/10/18 20:31 ID:???
>>290
ミョルニルって空気でふくらんでいたのか…。

いや、それだけなんだけどさ。
294通常の名無しさんの3倍:03/10/18 21:28 ID:???
>>293
そうか
これでこの間デパートの上にレイダーがいたのもうなづけるな
295通常の名無しさんの3倍:03/10/18 21:35 ID:???
>>291
腹いたくなるくらい笑った、乙!
296通常の名無しさんの3倍:03/10/18 22:04 ID:LPNNlKs7
うちの近くの公園は妙なのだ

なぜか公園に飛び箱がある
そんなある日、ふと見るとニコルが体育着の姿で練習していた
・・・・・
「ばらぐみ、にこる・あまるふぃー」
ってかいてある

無視して逃げようとおもったらオルガが突然公園の木陰から出てきて俺を捕まえた
何するんだ、離せ
俺は夕飯の買い物があるんだ
「また苦しい思いをしたいのか!」
いや、手伝ったほうが苦しい思いを・・・・

わあああああああああああああ!

いや、それだけなんだけどさ
297通常の名無しさんの3倍:03/10/18 22:04 ID:???
ageちまった・・・・

吊ってくる、、被ってくる、そして逝ってくる
298通常の名無しさんの3倍:03/10/18 22:16 ID:???
『PAPUWA』を読んでてて思った。
俺の立場(保護者?)とリキッドの立場(家政婦)、どっちが幸せかなぁ…って。

いや、それだけなんだけどさ
299ジャイ子様と婚約(予定:03/10/18 23:20 ID:???
糞とは?うんこのことである
300通常の名無しさんの3倍:03/10/19 00:05 ID:???
>>298を読んだ俺は考えた
言われてみると例の家政婦には変な親近感を覚えるが
あいつらも家事はほとんどしないがたまに手伝ってくれたりするから家政婦ほど大変でもない。
こっちはごみ箱での反撃も出来るしな。
うちも来る奴は男ばっかで変な奴も多いがマッチョな刺客やら得体の知れないナマモノよりはいいだろ。
それにUMA子が来るよりは壁やら窓ガラス割られる方が命の危険が無いだけましだ。

「勝負だ腰抜けぇぇぇえっ!」パリーン

でもそれとこれとは別問題だよな、うん。イザーク、お前TP装甲のガラスがいくらするか知ってるか?
俺はごみ箱を被せて簀巻にしたイザークを請求書と一緒にエザリアさんのところに送った

いや、それだけなんだけどさ
301通常の名無しさんの3倍:03/10/19 00:42 ID:???
「貴様ぁっ、殺されたいのかぁっ!?」
あれ?イザークいつ戻ってきたんだ?
「郵便局が人を送ってくれるはず無いだろ、腰抜けぇっ!!!」
そうだったな、じゃあ手紙だけでも送っといてやるか
「貴様、卑怯だぞ腰抜ぇっ!」
俺はイザークを無視し、ポストへ向かった。

いや、それだけなんだけどさ
302通常の名無しさんの3倍:03/10/19 01:29 ID:???
今日他の俺に臨時のバイトを頼まれた俺は、
もらった地図を見ながらバイト先に向った
ついた場所は放送室のようだった。
どうやら置いてある原稿を読めばいいらしい
え〜と?

〜ピンポンパンポ〜ン〜♪(上がり調子で)

 これから避難所にて『俺会議』を行います
 議題は「MSファイトを行うか否か」「行うならルールはどうするか」他 です
 参加の意思のある俺は至急避難所までお越しください

〜ピンポンパンポ〜ン〜♪(下がり調子で)

・・・なるほど
俺は家に電話すると三人に先に飯を食うように言って
そのまま会場に向った。


とりあえずちょっとでも書こうかなと思う奴は行てみてくれ。
このネタは話し合いに参加しないで勝手に書くとスレが荒れる原因になったりするからさ。


いや、それだけなんだけどさ
303通常の名無しさんの3倍:03/10/19 01:39 ID:???
なぜか避難所に行けない。どうやら、道に迷ったらしい。

いや、それだけなんだけどさ
304通常の名無しさんの3倍:03/10/19 01:56 ID:???
>>303続き
どうやら、避難所へ行くには、
保管所リンク→避難所
という道筋をたどると行けるらしい

いや、それだけなんだけどさ
305290続き:03/10/19 12:55 ID:???
ある朝、イザークが俺ん家に例の如く黄色のRX−7デュエル号を乗り付けてきた。でまた例の如く窓から入ってくると、
「むかつくぞ!腰抜けェ!」と涙目で俺に詰め寄ってくるので、
「何があったの?俺に話してみいな。」と聞いてみた。
どうやら、昨夜峠で負けたらしく、見ていたフラガの兄いがブチキレて、ボコボコにされたらしい。
フラガの兄いはリベンジするべく、白のRX−7ストライク号でその日も峠へ練習に行っているらしい。

そう言えばおっさんも峠で面白いハチロクがいるとかって黒のスカイライン
ピースメーカー号GT−Rで出て行ったなあ…。

「まあイザークも落ち着きぃな。うちで茶でも飲んでいけへん?」
イザークをキッチンに連れて行って、オルガのいれたアールグレイを一緒に飲んでいると、
クロトが気を使ってるのか、ちょこっと顔をのぞかせて、
「グランツーリスモやろうぜ!」とイザークを誘いにきた。
「望むところだ!腰抜けェ!」
はあ、これで少しは気分転換になるといいが…。

とは言いながら、結局二人はヒートアップ、最後は例の如く、取っ組み合い…。
横でシャニが鼻で笑ってた。
「貴様ぁ!たかがゲームでいい気になるなぁ!本物の走りを見せてやるぅ!」
イザークはクロトを引っ立てると、RX−7の助手席に押し込み、一晩中帰ってこなかった。
翌朝、クロトが帰ってきたが…
「恐怖ゥ!失禁ィン!」と言うなり、玄関口で気絶していた。うっ!ションベン臭ェ…。
いや、それだけなんだけどさ。
306通常の名無しさんの3倍:03/10/19 13:03 ID:???
ある休日、ニコルがこっそりと俺に電車の切符を渡してきた。
「じつは、よくしてくれるお客さんからもらったんですが、僕はちょっと旅行とか
苦手なので、よかったら行ってきてください」とのこと。
俺は好意に甘えて、土日の連休を使ってとある温泉街までいくことになった。
三人組は、おいていった。バレると面倒なので朝早くに出てきたんだけど、
運悪くラジオ体操をしていたおっさんに見つかっちまってさ。
「おや?そんな夜逃げみたいに荷物をもってどこへいくんです?」
って訊かれたんだけど、とりあえず「あいつらには言わないでくれ」とだけ言ってきた。
今日のおっさんは物分りが良くて、「まあせいぜい楽しんでくるんですねアッハッハ」と返事をしてきた。
 そんなわけで、俺は紅葉し始めた山の中を電車で移動している。
・・・なんだか落ち着かない。いや、景色はきれいなんだけどさ。
赤くなったもみじをみて、クロトの髪の毛を思い出す。
黄色くなった葉を見ると、オルガとおっさんの髪の毛を思い出す。
紅葉しない落葉樹を見ると…シャニ(とニコル)を、思い出す。
結局旅の間、俺はずっと奴らの事を思い浮かべていた。
 金がないので、土産物を買うつもりはなかったのだが、三色饅頭というものを見つけたので
それをお土産として持って買えることにした。
307通常の名無しさんの3倍:03/10/19 13:06 ID:???
306の続き
「お前ばっかりいい思いをしたんだな・・・」
「幻滅!」
「うざーい、うざーい、うざうざうざーい」
家に帰るなり罵声をあびせてきた奴らに三色饅頭を差し出した。
「なんだこりゃ?俺たちの髪の毛の色だ」
「美味!」
「かってに旅行うざーいけどこれで帳消しにしてやってもいいよー」
なんだか、ほっとする自分がいた。
その日の夜は、とてもよく眠れた。

いや、それだけなんだけどさ。


308通常の名無しさんの3倍:03/10/19 18:55 ID:???
近所にゲーセンが新しく出来たらしいので、クロトを連れて遊びに行ってみた。
いつも、ゲームばかりやっているだけあってクロトはさすがに上手かった。
・・・俺だって・・・と思ってゲームをやるがスコアが弾まない。
得意のガンゲームでさえ中々上手くいかない。
ガックリしていると、一つのゲーム機が目に止まった。
小さい頃よくやった、チロルチョコを取るゲームだ。
しかもテーブルには大量のチョコが乗っている。
俺は、迷わず100円を入れた。
よし!取れそうだ!・・・と思ったが、チョコは一個しか落ちてこない。
もう一度!・・・ダメだ。でも、後ほんの少しで落ちそうだ。
もう一回だ!・・・ダメだった。
しかし何回やってもあと少しというところで取れない。
「君こういうものはこうやるんですよ。」
っておいおっさん!人ががんばってここまでやったのに割り込むなよ。
おっさんはタイミングを計ってボタンを押す。
テーブルからは、大量のチョコが落ちてきた。
「やったぁぁぁぁぁ!」
悔し紛れに、俺はおっさんにゴミ箱を被せておいた。

いや、それだけなんだけどさ
309通常の名無しさんの3倍:03/10/19 21:31 ID:???
近所に大きな本屋が出来たのでオルガと一緒に出かけた
いつも本を読んでいるオルガはこの見せにある四分の三の本の内容が言える
すげえな・・・
俺、そんな本読んでないからな・・・・・
すると、ここは本屋だというのに、とんでもなくうるさい叫びが響いてきた
「い・・・いやったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
・・・・おっさんかよ

慌てて見に行ってみると
「オールキャラクターガイドに僕が載っている!いやったぁぁぁぁぁぁぁっ!」
俺はとりあえず本屋の窓からおっさんを投げ捨てた

いや、それだけなんだけどさ

あっ、ゴミ箱に入れちまった
310通常の名無しさんの3倍:03/10/19 21:40 ID:???
ある日、町に出かけた
すると、シャニが一人で街頭ライブをやっていた
そういやミゲルは風邪ひいて寝てたんだっけか
「しーろーくそーまるーシャニつきぬけてー」
という歌声があたりに響いた
それがなんと好評で、お金を入れている人がいっぱいいた
お前、こんなことしてまで俺のために稼いでくれているんだな・・・
「いやったあぁぁぁーっ!」
おっさんも喜んでる・・・・・ってなんかおっさん臭いな
よく見たらおっさんの体はゴミまみれだった
・・・おい、ゴミ箱に突っ込んだの2日前だよな
そのまんまずっと町の中ふらついていたのか
どおりでいつもおっさんが帰ってくると吠えるパピィも吠えなかったり
ニコルも独り言で「アズラエルさん、遅いなー・・・」なんて言ってたのか
ってかおっさん、近寄るな、臭い
やめろって、やめろってば
そんなことしてたらお客さんがおっさんを気味悪がってどんどん離れていってしまった
一人取り残されたシャニは
「・・・うざーい」
と泣きそうな顔をしていた
俺はおっさんを力一杯蹴っ飛ばしてあげた

いや、それだけなんだけどさ

よく飛ぶな、おっさん
お、ごーる
311通常の名無しさんの3倍:03/10/20 01:43 ID:???
初めて読ませてもらったが・・・、ほんと・・・、心の温まるスレだな・・・。
どうしてこうもムル太や常夏スレはほんわかな感じのが多いんだ。

と、読んでるうちに長文書きたくなったので書かせてもらいますた。
3121/4:03/10/20 02:11 ID:???
俺はいつものごとく、郵便受けから沢山溜まった手紙を取り出した。
NTT、ピンクビラ、業者からの広告...とその中に一つ目に止まった手紙があった。
宛先を見てみると・・・、オルガ宛だ。
どうやら、例の子からの手紙みたいだな。渡しといてやるか・・・。

オルガが帰って来た。
例の子から手紙来たぞ
すると猛ダッシュでオルガは手紙に飛びつき手紙を何度も読み返していた。
どうやら来週末、暇が出来たのでこっちに遊びに来るとの事だ。
オルガは珍しく、俺や他の二人に思いを打ち開けた。
「・・・もう苦しい思いはしたくない・・・。お前らだけで会ってくれ・・・」
いつになく弱気な発言だな。でもこのままじゃ駄目だろ、ちゃんと思いを伝えろよ。
「オルガ弱・気・駄・目!!」
「ちゃんと会って思いを伝える〜」
「お前ら・・・。分かったよ、俺ももう苦しい思いはしたくないしな・・・」
3132/4:03/10/20 02:12 ID:???
そして待ちに待った週末。
朝起きるとオルガは既にいなかった。もう駅に行ったのだろうか。
俺と残った二人は待ち合わせ時刻に間に合うように駅へ向かった。
駅に着いたが、オルガが見当たらない。
彼女が到着したようだ。でも肝心のオルガは見当たらなかった。

俺達は近くのファミレスで昼食を取る事にした。
「ハンバーグ!一・人・前!!」
「俺もそれ〜」
お前ら気楽でいいな、彼女は俺にオルガの事を聞いて来た。
あいつ、朝早く出て行ったみたいなんだけど・・・、どうしたんだろうな。
「きっと勇・気・喪・失!!!」
「オルガなさけな〜い」
バカ、オルガに限ってそんな事あるか。
俺達はファミレスを出て適当に街を回った。
しかし、彼女の顔からは愛想笑いしか見られなかった。
3143/4:03/10/20 02:13 ID:???
そして夕暮―もうすぐ電車の発車時刻だ。
結局オルガは一度も顔を見せはしなかった。
そして彼女が電車に乗ろうとした―その時だった。
「ちょっと待ってくれ!!!」
何やってたんだ、お前!
「そんな事はどうでもいい!!それより、時間はまだあるか・・・!?」
彼女に本当の笑みが戻った。彼女は頷くと、オルガと向き合った。
俺達はそそくさと立ち去った―

俺達は家に戻った。
ニコルが丁度夕食の支度をしてくれていたようだ。
今日はニコル特製のハンバーグだった。相変わらず美味い。
「昼・食もハンバーグ!夕・食もハンバーグ!!最・高!!!」
「ハンバーグうま〜い」
夕食も食べ、風呂にも入り、他の二人は眠ってしまった。
オルガはまだ帰って来ない―
3153/4:03/10/20 02:13 ID:???
朝が来た―
俺は気づくと眠ってしまっていたようだ。
その時、オルガが帰って来た。
俺はオルガに一部始終を聞いた。

どうやら彼女が思いを寄せていた相手には既に婚約者がいたらしい。
しかし、オルガは結局思いを伝える事が出来なかったらしい。
彼女には悪いが、本当に良かったと思う。
これでオルガもまた元気を取り戻しそうだ―

ってやばい!!遅刻だ!!!
いや、それだけなんだけどさ。
316315:03/10/20 02:15 ID:???
スマソ・・・、「3/4」じゃなくて「4/4」だった・・・。
吊ってくる。
317通常の名無しさんの3倍:03/10/20 08:04 ID:???
>>315
長文乙!
318通常の七氏の三倍 祖の1:03/10/20 15:40 ID:???
今日は普通な日・・・・・・・・・のはずだった。

今日はオサーンが窓(壁)を突き破って参上してこない、(つまりいつも修理代は俺が払うわけ
それどころか普通にノックして、挨 拶 し て き た 。

今日は厄日なのかと思った、それは、何故かアズラエルが尋常じゃないほど普通だったからだ。
訂正、普通じゃなかった(普通だったら電波が入ってるはず、窓突き破ったりとか奇声を発したりとか)
そのせいか、常夏たちは借りてきた猫のように部屋でアズラエルにおびえている。
怯えるのも無理はないな・・・、だってアズラエル紳士だし。

いつも私が迷惑をかけていてすみませんねぇ、と言いつつ、超高級菓子を差し出すアズラエルは俺でもおかしすぎて吹きかけたほどだ。
というか、なぜか自分のことを他人行儀だなと思いつつ、お菓子を受け取った。
罠ではなさそうだ

というか、怖い、紳士過ぎて怖い、もしかして今までのアズラエルの行動は全て嘘で本当の姿は紳士なのかとおもった。
っは!?

何考えているんだ俺は!?
319通常の七氏の三倍 祖の2:03/10/20 15:48 ID:???
と、談笑しているうちに二コルがやってきた。

「こんにちわー・・・・ってあれ?、ムルツー先生じゃないですか!?」
・・・・・・え?
「やぁ、二コル君、久しぶりだねぇ、学校のみんなは元気かい?」学校!?
「あの後みんな泣いてましたよ・・・、特にナタル先生なんか・・・」・・・ナタル先生!?
ここで俺は恐る恐る「ちょっとマテ、その人は誰だ二コル」と、ツッコミをいれてみる事にした。
「あぁ、紹介します、3年B組の元担任、ムルツー先生ですよ」

・・・・・パラレルか!!?

「あ、そういえば思い出した名・・・」とオルガが
「寂しすぎて激!泣いたよな・・・アレ・・・」クロトまで!?
「グレートブースターウザーイ・・・」シャニもかよ!?
あっという間に懐かしい談笑会になった、俺を除いて。
320通常の名無しさんの3倍:03/10/20 15:55 ID:???
今日は俺だけバイトが休みだ。開放感が心地良い。
折角なので今日一日またりと過ごす事にした。
先ず試しにいつもはクロトが占拠してるテレビを点けた。
CMに悠久長屋に棲んでるおっさんが出ていた。長いなぁこのシリーズ。
ディアッカがパクった決め台詞も健在で。
あ、コーンフレーク(コーヒー味)食いたくなったな。買ってこよう。
それくらい買えるだろう。
いや、それだけなんだけどさ。
321通常の七氏の三倍 祖の3:03/10/20 15:58 ID:???
何かこの人はアズラエルのクローンで、ライトサイドらしい(逆でダークサイド≠元祖ムルタ)

どうりでいい人過ぎるかと・・・

何か俺だけ仲間はずれだな・・・・・、学校なんて金の問題で中退せざるをえなかったしな・・・
友達もあまり出来なくてな・・・、バイトしてアパート借りて、ある日家に帰ったら
常夏がいて、そこから俺たちの思い出が出来たんだけど、
俺は常夏の過去の学校行っている姿なんて知らないし、思いでも無い。

「俺も混ぜろ腰抜けぇ!」と、イザークがガンダリウム合金製の壁をぶち破って現れた・・・いくらすると思ってんだよ!!!
「何かグレイトゥな話になってきたな・・・」ディアッカまで・・・ていうか何処から来た
どうやらクロトが片っ端から電話掛け捲っていたみたいだ・・・、来月までゲーム禁止な、クロト・・・

何か俺だけ仲間外れだナァ・・・、
普段出ないキラまで出てるしさ・・・。
322通常の七氏の三倍 祖の4:03/10/20 16:09 ID:???
人が人を呼び、タダでさえ狭い俺の部屋には、かれこれ40人位いた、

いくらなんでも人多すぎじゃねぇのか?
あまりの狭さにキレたシャニが、クロトのミョルニルで隣の二コルの部屋の壁を破壊して大きくしたそうだ
シャニ、白夜のCD没収な。

何か学校の懐かしい雑談会からかくし芸大会にまで発展していた。
しかし、俺の居場所はそこには無かった・・・。
なんだか悲しくなってきたな・・・・、

俺は生まれてから親の顔を見たことが無い、
おじさんの家に預けられ、小学校に行く暇も無く、働いた。
という記憶しかない、そこからは飛び飛びでアパートを借りて、常夏たちが来た・・・という所は覚えている

俺は思う。俺は悩む。俺は結論を出す。俺は俺。お前は俺。

この記憶は、

作り物なんじゃないかって、

そして俺という存在は、

実際には存在しないのかもしれない。    と思った・・・・
一人で暇をもてあましている俺にムルツー先生が、「あぁ、何やってるんですか?貴方もこっちに来て話しましょう。」

その言葉、俺にとって、何よりも甘く、残酷で儚くとも
323通常の七氏の三倍 祖の5:03/10/20 16:21 ID:???
俺はムルツー先生に呼ばれて、

「早くこっち来いよ」と、後ろからどつかれた。オルガだ、いくらなんでもバズーカでどつくなよ
後で本没収な、オルガ

「で、どうしました?そんなくらい顔して・・・」ムルツー先生が語りかけてくる、
何か俺にとってこの先生はウザイ、
癪に障る、何でそんなこと聞いて来るんだよ
俺は学校の思い出なんて無いのに、そんな顔して俺の心に入ってくるなよ・・・
五月蝿い・・・

五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い
邪魔だ
五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い
コロシタイ
五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い
ソノムカツクカオニナイフヲサシテヤッタラドンナカオデユルシヲコウノカ
ミテミタイ、ヘイフクシコンガンシテクルノカ



突如ムルツーさんが、思いっきり頭を殴った。
「貴方はそっちに行ってはなりません!」
324通常の七氏の三倍 祖の6:03/10/20 16:34 ID:???
「いきなり何するんだよ!?」
「貴方今、あっちの世界に行こうとしてましたね?」と、ムルツー先生が憤怒の形相で俺をにらんでくる

もうひとつの世界の俺、その世界の俺は常夏三人のプロトタイプで、情緒不安定であるきっかけで、
暴走するらしく、廃棄処分になされたようだ。

しかしこれは誰も知らないもう一人の俺・・・。
話を元に戻す

「五月蝿い!いきなり来てなんなんだお前は!!?」
ムルツー先生は慈愛の目で俺を見つめてくる、
「自分の過去に捕らわれないで下さい・・・」
「ふざけんな!、俺はみんなとは違う!、俺に過去の記憶なんて無いのにそんな馴れ馴れしくすんな!」
「思い出はこれから作っていけばよいのでしょう?」
「だからって、そんなこといわれる筋合いなんてないんだよ!!?」
「そんな憎しみに捕らわれてなんになるというのですか!!?、彼らを見なさい!彼らはは君と同じく過去がない!」
と、ムルツー先生は常夏たちを指差す。
「彼らも過去が無い!、しかし過去が無くても何とか楽しく生きようとしているじゃないですか!?」
常夏たちは思わず下に俯く・・・。
「無論私も作られた存在です、そんなことが自分だけだと思ってるんですか!!?」
「だったらどうしろって言うんだよ!?」
325通常の七氏の三倍 祖の7:03/10/20 16:48 ID:???
「そんなこといわれとも俺には何も無いんだよ!?」
「自分だけが不幸と思ったら大間違いなんですよ・・・」

「私はクローンである限り、トロメアの数は常人よりもはるかに少ないんです、
それでも私は生まれてきて自分のやってきたことには後悔はしていません・・・」
「・・・・・・・・・」場の空気が静まり返る・・・。
「私と彼らに出来て、君だけが出来ないなんてことは無いんですよ・・・・・」
「・・・・・・・・」
「過去は過去、そう割り切ることは到底出来ません、しかし、それこそが人なのです」
「俺はそんなに器用じゃない!」
「確かに、でもたとえ生まれた時の記憶が無くても君には大事な思い出があるでしょう?」
「・・・・・・・・」確かに思い出はある、
常夏がやってきた日、ディアッカが金欠の時にチャーハンつくりに来てくれた時、
イザークが扉があるのに何故窓突き破ってやってくるのか激しくこ一時間問いてみたり、
オサーンのアフォな話、アスランの種割れ、道頓堀ダイヴ食い止め作戦、
思い出すだけでも、俺にはかけがえの無い思い出がたくさんある・・・。
「その思い出を大事にしていけばどんな苦労だって乗り越えられます・・・。」
「俺はそんなに強くないよ・・・」
「誰もそんなにも強くは無いんです・・・弱くてもいいじゃないですか・・・。」
326通常の七氏の三倍 祖の8:03/10/20 16:58 ID:???
「・・・それでは私から宿題です」マジ!?
「私の出す宿題は・・・・」

・・・・・・・・

「貴方の一番面白かったことを10文字で言いなさい。」

えぇ〜

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
言うことは決まっている
それは・・・
「今が一番楽しい」

「・・・・ふーむ、一文字多いですがそれでいいでしょう・・・。」
「ムルツーさん,ごめん、俺、感情的になってしまって・・・」
「いいんですよ、よくあることですし(w)  さて、すっかりしらけちゃいましたね・・・
仕方ありません、ここは一つ私が究極のかくし芸を!」
沈黙を保っていた後ろから、いよっ!待ってましたとか変な芸だったら投げるぞコシヌケェーとか
かくし芸ウザーイ・・・でもいいか・・・とか、何言ってるんだムルツー先生、昔それやって苦しい思いをしただろうが!、とか
瞬 間 移 動!、とか


あぁ、俺は今幸せなのかな・・・・・・・             訂正
不幸だと思う 
327通常の七氏の三倍 後日談:03/10/20 17:09 ID:???
その後、ムルツーさんが凄まじいかくし芸をした後、
俺も俺もと、かくし芸大会再勃発、
挙句の果てにはラクス達が脱ぎだす始末(ぇ
そのどんちゃん騒ぎは夜夜中まで続いたそうな

何故か俺のアパートは全焼していた?

・・・・・・夢か!?
朝起きると、いつもの風景が目の前に広がっていた。
「夢だったのか?」
と思いつつ窓を開ける、流石に寒いが、心地よい風が吹き抜けていた・・・
「かくし芸ウザーイ・・・・」え!?

なんだか知らなかったけど変な夢だった、それは夢なのか現実なのか、
生きているのか死んでいるのか、よくわからない。ただ一つ、
少し心が軽くなった・・・・

そんな話                           了

あの後・・・*実は家はあの後全焼しており、元の戻すのが大変でしたよ・・・
まぁ彼らにはそれ相応の対価を払っていただきますがね・・・(ムルタ談)なんて言っていたが、これも夢?
328通常の七氏の三倍 :03/10/20 17:13 ID:???
すまんみんな、何か重い話になってしまった・・・

ほんとは軽くジャブ的にムルタとムルツーの対決物しようと思ってたんだけど

だんだん重くなってしまった・・・

ちょっと吊ってくるよ・・・

いや、それだけの話なんだけどさ・・・・・
(ムルツー先生は3年B組の話の中の登場人物より抜粋いたしました。)
329320:03/10/20 17:59 ID:???
し、しまった!分断しちった。
主砲で散ります。
いや、それだけなんだけどさ。
330通常の名無しさんの3倍:03/10/20 18:03 ID:???

乙!
『俺』の過去に触れらたのは初めてでは?
331通常の名無しさんの3倍:03/10/20 18:24 ID:???
七氏さんへ
ごめんね。あんまり言いたくないんだけどさ、
もうちょっと国語と理科の授業、真面目に受けたほうがいいよ

いや、そんだけなんだけどさ
332通常の名無しさんの3倍:03/10/20 18:54 ID:???
設定がないのが俺では?
333通常の名無しさんの3倍:03/10/20 19:17 ID:???
>>七氏さん
>>332がこう言ってることですし、とりあえず避難所で俺の設定を作るか作らないかを決めましょう。
334通常の七氏の三倍:03/10/20 19:32 ID:???
すまん、ほとんど勢いで書いたから・・・

字はわざとだ、つっこまれると気にする・・・。

というか避難所何処だ?
いや、それだけなんだけどね・・・
335通常の名無しさんの3倍:03/10/20 19:33 ID:???
336335:03/10/20 19:34 ID:???
いや、それだけなんだけどさ
を忘れた、ごめん。
いや、それだけなんだけどさ
337通常の名無しさんの3倍:03/10/21 12:32 ID:???
ttp://www11.plala.or.jp/gocya/g_seed27.htm

この4コマ目って……俺?
俺なのか!?俺…っ!?(落ち着け)

いや、それだけなんだけどさ
338通常の名無しさんの3倍:03/10/21 16:17 ID:???
   / ̄,, ̄\           / ̄,, ̄\            / ̄,, ̄\
   i |,_i_/|__|        .   i |,_i_/|__|            i |,_i_/|__|
   L.」 ¨∀¨)」           L.」 ¨∀¨)」         .   L.」 ¨∀¨)」
  (≧)_7~~ー~゙i) rt       (≧)_7~~ー~゙i) rt      .  (≧)_7~~ー~゙i) rt    
 <(,_(88)〈」1叉二〉llllllllt‐  <(,_(88)〈」1叉二〉llllllllt‐   <(,_(88)〈」1叉二〉llllllllt‐ 
 -=;/____|_|_〉       -=;/____|_|_〉        -=;/____|_|_〉        
   d_几ノ \o_>.7        d_几ノ \o_>.7         d_几ノ \o_>.7         
  /冫tヘ /^7フi        /冫tヘ /^7フi         /冫tヘ /^7フi      
  77=!ヘ'' i―'^-<^)      77=!ヘ'' i―'^-<^)        77=!ヘ'' i―'^-<^)    
  ヽ‐-‐'    ̄ ̄    .  ヽ‐-‐'    ̄ ̄      .  ヽ‐-‐'   
腰抜けぇぇぇ!!
3391/4:03/10/21 16:21 ID:???
今日、町内会で町の大掃除がある。早朝1時間ほどのゴミ拾いなんだが。
自由参加なのでだるいから参加するのをやめようと思ったが、オルガが
「これから拾うんだよ!苦しい思いをしたいのか!」
と、すごい剣幕で詰め寄るので、仕方なしに参加することにした。
クロトは例のごとく、
「僕は知らないよ、ヴァーーーーカ!」
と言い放ち、シャにはといえばいつものように
「うざーい」
の一言で片付けられた。
だが、
「チッ、使えねえ奴らだな。」
とオルガがぼそりとつぶやくと、
「変更!参加!」
「文句うざーい」
とかいって行く事にしたらしい。
そんなにバカにされるのが嫌か?お前ら。
3402/4:03/10/21 16:22 ID:???
そんなこんなでゴミ袋を手に俺達は出かけた。
なにげに町のみんなは律儀らしく、参加者は大勢いる。
路上のゴミを拾う人もいれば、水路のゴミを網ですくう人、
ゴミの収集をする人、空き缶なんかをつぶしている人など、いろいろだ。
ん、アズラエルのおっさんはどうしてるかって?
昨日屋台でイザークに散々付き合わされて今ごろは二日酔いで苦しんでるだろうさ。
「あーあ、きったねえもんだよなぁ。ちょっと多過ぎなんじゃねえか?これ。」
まあ、この町はあんまり治安もよくないからな、必然的に汚くもなるさ。
「収集!廃棄!」
「ごみうざーい」
そんなことを言いながら、俺達はゴミを集めていく。
3413/4:03/10/21 16:22 ID:???
集めて歩いていくうちに、コンビニの横まで来た。・・・・・イザーク!?
なにやら、イザークがコンビニのゴミに埋もれてすやすやと眠っている。
「なんだこりゃ?こいつ何してんだ?」
「きっと昨日の帰りに酔ってここで寝ちゃったんだよ。とりあえず廃棄!決定!」
いや、さすがにそれはまずいだろ、でも何かしてやりたいよなぁ・・・・・
「くさーい、こいつに落書きしたーい。」
まあなんだか知らんが、酔っ払ってゴミに埋もれて寝るなんて高度なスキルを
この歳で披露してくれるとは、イザークもなかなかやるなw。
とりあえず俺達はコンビニで油性のマジックを買って、イザークの顔の傷を左右対称にしたり、
お決まりの「肉」を書いたり、ほっぺになるとを書いたり、ヒゲを付けておいたりした。
ついでに携帯電話のカメラで写真に収めた。
バカめイザーク、いい気味だw。
3424/4:03/10/21 16:24 ID:???
ゴミを集めて集積場へ持ってくると、ナタルさんとマリューさんに会った。
「なんだ、お前達も参加していたのか、なかなかいい心がけだな。」
「そうねぇ、10代の子はあんまり見かけなかったわね。」
いや、もとはといえばオルガが言い出したんで俺達はむりや・・・ぐふっ!
オルガから強烈なパンチをみぞおちにもらった。余計なことを言うな、ということらしい。
「・・・ま、まあなんにせよ、感心なことだな。」
「ほら、早くゴミを置いてきなさいよ。」
・・・そ、そうですね、くそオルガ、何も本気でやらなくてもいいじゃないか、内蔵が破裂するかと思ったぞ。
ゴミの集積場はゴミ袋が重なって大変な高さになっている。うちの町がいかに汚いかがよくわかった。
そのあと参加者におしるこがふるまわれた。さらにナタルさんが俺達にジュースをおごってくれた。
マリューさんは今月の「アークエンジェル」のイベント予定の書いてあるフライヤーをくれた。
早起きは三文の得、か。

その日の午後、ディアッカが腹を抱えて笑いながら遊びに来た。
「笑グゥレイトォッ!!イザ、イザークが、アハ、アハハハハハハァッ!!」
どうやらイザークはあの後何も気づかず町を歩いて帰ったらしい。
「なんだこれは腰抜けぇっ!!」と叫んでいる顔が目に浮かぶようだ。
バカでー。

いや、それだけなんだけどさ。
343通常の名無しさんの3倍:03/10/21 17:04 ID:dbwcuxE7
・д・サブタイなのに・・・・・。
344通常の名無しさんの3倍:03/10/21 17:15 ID:???
             ,. -‐ '"´ ̄ ̄ ̄`` ' - 、
             /              `' 、
           , '                    ヽ
          ,.'                      '.,
         ,'                        ',
           !  l          l         l! l
            !  |!  l        !!      i  |'| |
         l   `'‐i-';;-_、_l!   l|| !l   .|!_,,.. l!r‐'   !  >>339-342 乙!
         |    |='‐r;;=,、ニ‐.、!/' '=_,=;;;r‐ッ .l ,   |
         |    ', ┴ー'‐' _,.-'   ┴ー'‐' ./イ   l   
         ll    |iヽ. __ri_'"  :: !l      /i´!   l
         !|    !', i´r;;i`|  :: !l      /'´!   !
         ' ', i  .!'`i,!_ _ _! _,,._,.__   /、_,'   l
      ,.. ----'ー!、_ |=l ! '--'.|   ―  ,.r'   !l  ,.'
   ,. ,'´'-',. - 'ニ ==`,ゝ'、ニ,"i`ー; ._ ,._'´-!'ー- 、,','./'´
  ,.'´/,.' /,. '´ ,. -r'"´(  | .| ̄.i l`"i'i''''''ー'; ̄`'`il
 ,' .// //,. '",.,,., ,'i  _,,..l !ー' _! .!l   |   !|
 l. i_! ,',' ,.'  ,','!l.,';'     ー'  ̄`! ,!l    !.  ,!.lー-、   
 ',  '',.'   .l.l.l.l.!.ヽ  =--― ''".i .,','    '-、/ ヽ  \    
  ',  ,'    l.l !.!', '、      _,,..ノ ,','      `i  ',   '、
  '、 l    ',',.',',', i   ̄ ̄  ,.! ''        !     l ヾ',
   `!、    ',',ヾヽ,.ー- 、,..-‐''i´            ',    ! `!
.    l `ー'ー-、' `' `ニ=`ーr''゙              ',    .',lヾ
    !     `ー'"´    |               ',   
345通常の名無しさんの3倍:03/10/21 17:17 ID:???
ニコルがいねえぞ!かわいそうだ!
346342:03/10/21 17:22 ID:???
>>345
すまん、俺も上げてから気づいた、ニコルがいないことに。
今日中にニコル主役を一つ書くから勘弁してくれ。

いや、それだけなんだけどさ
347342:03/10/21 17:24 ID:???
やばい・・・あげちまった・・・
吊ってくる・・・
348342:03/10/21 17:25 ID:???

俺じゃないのか、良かった・・・・のか?

いや、それだけなんだけどさ
349通常の名無しさんの3倍:03/10/21 18:08 ID:???
朝起きたらみんなの顔に落書きが施されていた
くそ、報復か、と四人で悔しがっているとノック音がした
出てみるとそこにはニコルがいた・・・・
顔に落書きをされた

イザーク、お前には人情というものがないのか
両方の頬に「影薄」とか書くな

いや、それだけなんだけどさ
350通常の名なしさんの4倍:03/10/21 19:47 ID:???
「僕・・・・やっぱり影が薄いんでしょうか・・・・・・」
いや、二コル、そんなことないって(汗
ホラ、サブタイにも名前が載ってんじゃん!自信持てよ!
「でも・・・やっぱり出番が無いし・・・・うっうぅぅうっっぅうううぅ」
・・・・あ!分かった!!お前、皆のように特徴が少ないんだよ!
だからあんまりネタを作ってもらえないんだ。
例えば、ディアッカは「グゥレイトォ!」とか炒飯とかだろ?
イザークは「腰抜けェ!」だろ?あと窓を割ってみたり・・・・迷惑だけど

まあ、二コルももっと個性を発揮しなよ!ってことさ!!
「分かりました!僕、もっと自分をさらけ出してみようと思います!!」
二コル・・・ガンバレよ・・・・・

―――――数日後―――――
俺は金髪おかっぱの二コルを街中で見かけた。どうしたのかと思い声をかけると
「ブリリアントォ!どうだ?元気にしていますか歯抜けェ!」と、ピラフを炒めながら風船を割っていた

俺は二コルを家に連れて帰り、ゴミ箱を3つ被せてから小一時間説教した

いや、それだけなんだけどさ
351通常の名無しさんの3倍:03/10/21 19:52 ID:???
>>350
は、歯抜け・・・w

いや、それだけなんだけどさ
352元営業部長の場合:03/10/21 20:34 ID:???
ニコル君が余りにも自分に特徴がないと、落ち込んでいるので、
もっと自信をもってもらうきっかけをどこかでつかみたくて、
3人に留守番をさせて出かけた。

出かけた先は、地元の自治会だ。
「お!いやあんた元気だったかね。」
70歳を超えた自治会長が話しかけてきたので、
「いやあ、孫を連れてきたよ。」
「お孫さんかね!あんたに全然似てないな。まあおあがり」
俺は孫と偽ったニコル君を座らせて、自治会長と他愛もない話になった。
「こないだ会社を定年になったばかりだから体力がありあまって
 しょうがないよ…。会長、何か再就職の口はないもんかね?」
「そう言ってられるのも今のうちだぞ。ワシが今でも元気なのは…」
自治会長の口が高速で動き出した。いかに自分が健康に注意して元気か、
という自慢話なんだが、ある意味勉強にはなる。年金が受給できるまで
まだ間がある。俺も体力を維持しなくては…。
会長の話が終わるのを待って、俺はニコル君に話しかけた。
「ニコル君、会長さんの話を聞いてどう思う?どんな年になっても
 自分らしく生きること、これがその人の味になる。わかるかい?
 炒飯作ったり、二字熟語で絶叫したり、窓ガラスを割ることだけが
 個性じゃないんだ」
ニコル君は愛くるしい笑顔で「はい」とうなづいた。
それからニコル君は少し元気を取り戻したような気がする。
いや、それだけなんだけどさ。
353通常の名無しさんの3倍:03/10/21 20:57 ID:???
>>352
元営業部長・・・いい人だなぁ
このシリーズ結構好きだ。

いや、それだけなんだけどさ
3541/5:03/10/21 22:24 ID:???
家が隣ということもあって、おっさんとニコルにはほぼ毎日(とくにおっさんは職場の上司?だし)
顔を合わせるわけだが、普段ニコルは何をやっているのだろうか?
バイトもいまいち不明、毎日DJやっているわけでもない。ピアノに四六時中向かっているわけでもない。
当然ハンバーグの研究ばかりしているわけでもない。
今まで全くの謎とされていた。
そして今回我々は、この「ニコル・アマルフィー」という生物を徹底的に調査することにした。
調査員は私と、オルガ・ザブナック、クロト・ブエル、シャニ・アンドラスの4名が調査にあたった。
なお、調査には同居人のムルタ・アズラエル氏の惜しみない協力があったことも忘れてはならない。
と、いうわけで、今日は貴重な絶滅危惧種コーディネーター「ニコル・アマルフィー」の生態をお届けする。

ニコルの朝は早い。6時には起きている。朝起きてシャワーを浴びた後、新聞を読みながら朝食を取る。
ハンバーグばかり作っていると思われがちだが、ちゃんと普通の料理も出来るようだ。
今日はサンドイッチを食べている。卵サラダとハムチーズレタス、ツナマヨネーズの三種類だ。
牛乳も飲む。運動の得意でない彼なりの心がけであろうか?
また、しっかり同居人のアズラエル氏の分も作り置きしてある。氏は深夜まで仕事が続くため、朝は遅い。
それを気遣って、氏がいつ起きてきても食事が取れるよう、サンドイッチを皿に乗せ、ラップをかけて戸棚に入れる。
彼の優しい性格の片鱗が垣間見える。
3552/5:03/10/21 22:25 ID:???
朝食が終わって歯を磨くと、ニコルはトレーニングに出かける。ジョギングと鉄棒(逆上がり)のようだ。
3kmほどジョギングした後、公園の鉄棒を使って練習をする。
少しで運動音痴を克服したいようだ。
以前我々は彼に逆上がりを教授したことがあるが、すっかり上達している。
しかし、たまに勢いが足りなくて上がりきれないときもあるので、まだまだ練習が必要のだ。
彼は努力の人である。

帰ってきてまたシャワーを浴びる。当たり前のことかもしれないが、彼は大変きれい好きである。
シャワーからあがって髪を整えると、部屋の掃除などを始める。
アズラエル氏がまだ就寝中ということを気遣って、掃除機などは使わない。
いくら静音設計だからといってもうるさいものはうるさいのだ。
ほうきで部屋を隅々まで掃いた後、テーブルや棚などを雑巾で拭く。
かなり念が入っている。
テーブルをきれいに磨いた後、指で一こすりして指にほこりがついてないか確かめるという念の入りようだ。
彼と結婚した女性は掃除に苦しむであろう事は間違いない。
3563/5:03/10/21 22:25 ID:???
アズラエル氏が起き出してきた。
「ん〜ん、やぁニコル君、おはよう。」
「おはようございます、今日もいい天気ですよ。」
「そうだなぁ、今日の朝食は何かな?」
「ツナとハムと卵のサンドイッチです。」
「ふーむ、いつも気が利くね君は。ではシャワーを浴びてからいただくとしようか。」
氏がシャワーを浴びている間、食事の準備をする。
氏は朝はコーヒーを飲むので、豆を引ききちんとドリップしてからモーニングを入れる。
氏が食卓に着くころにはちょうどいい熱さになっている。とても飲みやすいようだ。
「君が入れるモーニングはいつも格別だね、職人だよ君は。」
「そんなことないですよ、普通ですよ、これくらい(笑)」
謙虚なところも彼の魅力の一つだ。

アズラエル氏が食事を終えて食器を片付けた後、ニコルはピアノの練習を始める。
氏の部屋においてあるピアノは時価3億円はするべーゼンドルファーだ。音の響きがそこらのものとはわけが違う。
好んで練習するのはソルフェージュのようだ。練習曲だがトレモロの多い曲できちんと弾くにはかなりの技巧を要する。
音楽にも造詣の深い氏の話によると、彼は「パリの国立音楽院にいかせれば連中は度肝を抜く」そうだ。
それほど彼のピアノはすばらしいということなのであろう。一方でDJとしてもその世界に身を置くもので
その名を知らぬものはいない、というほどの真のプロフェッショナルであるわけで、彼の音楽的才能は全く持って
驚異というほかない。
しかし、いくら才能があっても練習をしなければ意味がないわけで、その点は彼の謙虚な性格と努力する姿勢が
才能を引き出しているといえよう。
3574/5:03/10/21 22:27 ID:???
ピアノの練習をしているうちにあっという間に昼になった。昼食の時間だ。
今日はラーメンを作っている。当然我々が普段食べている3分麺などではない。普通のラーメンだ。
ねぎやメンマを刻み、もやしを炒め、作り置きしてあった煮卵とチャーシューを入れる。
鮮やかな手さばきだ。ディアッカほどではないが包丁の使い方もうまい。
15分くらいして出来あがる。テレビを見ている氏を呼んで、食卓へ来た後二人でラーメンをすすりながらたわいもない話をする。
話の内容は近所のだれそれがどうしたという世間話から、世界情勢や経済の話まで多岐に渡る。
特にアズラエルグループのゼネラルマネージャーである氏の会話の中には難解な経済用語が含まれることもあるが、彼はそれらに
大分慣れてきているようである。これだけ毎日共に生活していれば身につくだろうが、まるで大学の経済学部のようだ。

昼食の後、ニコルは作曲を始めた。今まで2枚のアルバムをメジャーリリースしているが、そろそろ3枚目の製作に取りかかるらしい。
・・・・・我々はこのときあることに気づいた。そうだ、ニコルはCDやレコードを出しているからそれの印税が入ってくるんだった!!
これでなぜニコルがバイトをしていないかがわかった。
シンセサイザーやシーケンサー・ミキサーに囲まれながら作業をしているが、モニタリングは全てヘッドホンのみだ。
防音室とはいえ隣でPC片手に会社の運営をしている氏の邪魔にならないよう配慮しているのだろう。

しばらくすると、今度はDJの練習を始めた。今日はジャズを多めにチェックしている。聞いては戻し、聞いては戻しの
フェードタイミングのチェックを行っている。このあたりは普通のDJの作業となんら変わりはない。
3585/5:03/10/21 22:27 ID:???
作曲うんぬんをしているうちに日が暮れる。アズラエル氏は夜の仕事に出かけていない。
夕食の時間になった。何を作るのだろうか?と思いきや、彼は意外にも宅配ピザを注文した。
どうも一人で食事をするのにわざわざ作るのがめんどくさいらしい。
ピザをつまみながらテレビを見ている。ニュースは毎日必ずチェックするようだ。ニュースが終わった後、バラエティ番組を見ている。
今日は「笑う犬の太陽」を見て笑い転げている。・・・・・ものすごい大笑いをしているんだが、笑いすぎで死なないだろうか?彼は。

そして、12時前には床につく。シャワーを浴びて歯を磨き、パジャマに着替えて寝る。
こうしてニコル・アマルフィーの一日は終わる。


・・・・・・・と、いう結果だったんだが、これ読んでどう思う?お前ら。
「すげえお利口さんでまじめな奴っぽいよな。」
「謙虚!実直!」
「まじめすぎてつまんな〜い。」
・・・・・俺も同じ感想なんだが、なんかこう、ギャグがかませねぇよな、こいつには。
でもイカれたニコルも見たくないしな・・・・・まあキラみたいにキャラが薄い奴よりはマシだが。
う〜ん、困った。
とりあえず「運動音痴ニコル」と「DJ Nicole Conte」と「金持ちニコル」に期待しよう。

いや、それだけなんだけどさ。
359358:03/10/21 22:31 ID:???
>>355訂正
少しで運動音痴→少しでも運動音痴
必要のだ→必要だ

スマソ・・・

いや、それだけなんだけどさ
360通常の名無しさんの3倍:03/10/21 22:34 ID:???
気にスンナ!ニコル観察乙!
361通常の名無しさんの3倍:03/10/21 22:35 ID:???
ニコルのピアノにあわせてシャニが歌うことになった

いや、それだけなんだけどさ
362通常の名無しさんの3倍:03/10/21 23:33 ID:???
今日俺の実家から大量のみかんが送られて来た。
「蜜柑!大!好・物!!」
「みかんうま〜い」
「健康にも欠かせねーぞ、お前ら」
俺達は四人で仲良くみかんを食べていた。
これだけの量、食べ切れないから後でおっさんやイザークやディアッカ達にも分けてやろう。
するとクロトがシャニの眼の前でみかん汁を出した。
「お前!お前!お前〜ぇっ!!!」
涙顔で、今度はシャニがみかんを投げた。見事オルガに命中。
「みかんで遊ぶんじゃねーよ!お前ら!!」
やばい・・・、こいつらみかん投げをし出しやがった。
「撃・滅!!!!」
クロトはみかんの入ったダンボールを丸ごと投げた。
「皆さん、晩御飯の支度が・・・ぶっ!!?」
・・・ニコルにクリティカルヒット・・・。ニコルは見事にみかん汁まみれ。

俺は三人にみかんの皮が大量に入ったごみ箱を被せてニコルに土下座して謝った。

いや、それだけなんだけどさ
363通常の名無しさんの3倍:03/10/21 23:35 ID:???
最近、常夏房と称される厨房がキャラスレやネタスレで暴れているので注意
住人の方々は節度を持った行動を
364通常の名無しさんの3倍:03/10/21 23:43 ID:???
この前、俺が交番の横を通ったら

「常夏房に注意!下手に近づかず、無視する事!」

と、かかれてあった。俺はもちろん気を付けるが、オルガ、シャニ、クロトは手を出したりしないだろうな…?

いや、それだけなんだけどさ
365通常の名無しさんの3倍:03/10/22 00:38 ID:???
>>363-364
そうやって煽るなよ
だから荒れるんだぞ
366通常の名無しさんの3倍:03/10/22 09:12 ID:???
ニコルがまた俺のところに相談に来た。影の薄さを何とかしたいらしい…いいかげん吹っ切れよ。

「無理をしても僕には似合わないことは分かってるんです…でも…」

あー。まぁ本編じゃピアノを除けば何度も死ぬくらいしか個性なかったもんなぁ…

「ミラージュコロイドじゃますます目立たなくなるだけですし…」

…おお、それがあったじゃないか。ふしぎガスも使いようだぞ?


こうしてニコルは俺のアドバイスに従い、ミラコロを体の一部にだけかけるようになった。
全身を消すからいけないのであって、一部分だけ消せばとっても斬新でちょっと他にはいない感じだぞ。

それ以来町では「首無しニコル」「ニコルの生霊」「フライングニコル」などの噂が囁かれるようになった。
そして俺は今グランドピアノの下敷きになっている。なぁニコル、息が出来なくてちょっと苦しいんだが。
え? 死んでも回想シーンで出られるから気にするなって? お前も冗談が好きだなぁHAHAHAHA。

タスケテー
367通常の名無しさんの3倍:03/10/22 12:46 ID:???
>>366
ハゲワラw
368通常の名無しさんの3倍:03/10/22 14:31 ID:???
>>366
タスケテーに藁た。
369通常の名無しさんの3倍:03/10/22 15:17 ID:???
>>366
ワラタ
370通常の名無しさんの3倍:03/10/22 19:51 ID:???
>>269

凄い遅い反応だが……。
星座別の性格を見ると……

オルガ
5/3生まれ おうし座
おうし座のあなたはとても穏やかな性格で、人と争うことを好みません。
審美眼に優れ、自分なりの美意識で生活を楽しみます。
心地よい安定した環境を作り上げるため、こつこつ努力して下積み生活も厭いません。
行動は慎重で決断に時間がかかりますが、責任感と忍耐力が強く、決めたことは最後まで貫きます。
決めたことは簡単には曲げないため、融通が利かない頑固者と見られることもあります。
所有欲が旺盛で、経済観念に優れているため、お金も貯まるでしょう。
371通常の名無しさんの3倍:03/10/22 19:53 ID:???
クロト
6/3生まれ ふたご座
双子座のあなたは、好奇心が強く呑み込みの早い多芸多才な人です。
流行に敏感で優れた直観力と知性を持ち、情報収集能力に長けて表現力にも優れているので、
情報発信基地となる可能性があります。
熱しやすくさめやすい性格で、一つのことを深く追求するといったことは苦手です。
機知に富み弁舌爽やかで一度に二つのことをこなす器用なところがありますが、
半面優柔不断で不誠実、お調子者と見られることがあります。
さまざまな人とのコミュニケーションの中で、世の中を広く浅く刺激的に生きるのがあなたらしいといえます。
372通常の名無しさんの3倍:03/10/22 19:55 ID:???
シャニ
7/3生まれ かに座
蟹座のあなたはとても感受性豊かで、
直感的に物事を把握し、それに従って行動します。
どんな環境でもたちまち順応し、自分のテリトリーを作り上げる強い適応力を持っています。
母性愛とテリトリー意識が強いので、家族や友人・仲間などを大切に守るやさしい人です。

とでた。
まぁ当たるも八卦当たらぬも八卦だけども。
ttp://www.bonz.co.jp/gallery/gad/seiza/seikaku.htm
ここから抜粋させてもらった。

いや、それだけなんだけどさ
373通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:01 ID:???
ほぼ当たってんな・・・。
374通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:02 ID:???
全然関係ないんだが・・・・

ディアッカと誕生日が一緒だった俺は常俺職人やめて痔俺職人になるべきなのか?

いやそれだけなんだけどさ
375通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:09 ID:???
調子に乗ってもういっちょ。
もうここからは気に入らない人はマジでスルー宜しく。

ニコル
3/1生まれ うお座
うお座のあなたは同情心が深く、不幸な人やかわいそうな場面に出会うとほうって置けません。
周囲の感情を察する能力があるばかりに、
影響を受けやすく流されやすいため、情緒不安定で頼りなく見られることがあるようです。
感情表現が下手で、幻想的なものを好み、芸術や音楽、宗教的なものに惹かれ、その才能があります。
美しい幻想世界に惹かれ現実逃避する傾向があります。
376通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:10 ID:???
ディアッカ >374さん
3/29生まれ おひつじ座
おひつじ座のあなたは、非常にアクティブな性格で、負けず嫌いです。
自分の考えをとても大切にし、正しいと思ったことは主張し、実行します。
勇気と決断の早さが最大の武器ですが、周囲には高圧的な印象を与えてしまうかもしれません。
目標に向って全力で取り組み、必ず勝ち取るという信念があります。
中途半端な妥協はあなたには似合いません。
377通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:11 ID:???
イザーク
8/8生まれ しし座
獅子座のあなたは大変プライドが高く、
人よりも優れていたい、人々に認めてもらいたいという欲求が強く、そのための努力を惜しみません。
面倒見がよく親分肌で、頼られると期待にこたえるために全力を尽くします。
自信家で権力志向が強く、自己中心的な面をもちますが、自分の評判などは案外気にするほうです。
楽天的で寛大な心を持ち、賑やかな場所で本領を発揮します。
寂しがりやで一人でいることは苦手。
378通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:13 ID:???
>269の俺
8/28生まれ おとめ座
おとめ座のあなたは几帳面で秩序を重んじます。
潔癖で正義感が強いので不正を嫌い、中途半端を許しません。
優れた分析力と細やかな神経で何事もきちんと管理しますが、
批判的で神経質な印象を与えてしまうかもしれません。
誠実でまじめなあなたは、人の不幸を見逃せない思いやりのある人です。


読んでくれた人、お疲れ様です。
では皆さん、ネタ投下頑張ってください〜。

いや、それだけなんだけどさ
379374:03/10/22 20:14 ID:???
なんか励まされた・・・・。

俺、絶対第一志望受かるよ。
380第3セクター:03/10/22 20:17 ID:???
>>379

応援します。
頑張ってくださいっ。

いや、それだけなんだけどさ
俺、うお座だけどさ。
381通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:24 ID:???
俺は痔と誕生日が6日違い。

どーでもいいね。ゴミ箱かぶってくる。


いや、それだけなんだけどさ
382通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:48 ID:???
俺、ニコルと誕生日一緒で、しかもピアノを十年間習ってる…。

いや、それだけなんだけどさ
383通常の名無しさんの3倍:03/10/22 20:52 ID:???
痔の誕生花をしってるか?







ゴボウの花だw
いや、それだけなんだけどさ
384通常の名無しさんの3倍:03/10/22 21:10 ID:???
キャラと同じ誕生日の人っていいな。
俺中途半端にイベントの日だから
今まで同じ誕生日のやついたことないぞ。せいぜい近くて大佐か。
385269:03/10/22 21:47 ID:???
種書いた奴(まあ、負債なわけだが)が372の出したサイトを見てキャラの誕生日決めたって確信したよ。
まあ、それ位は叩かないでやるか・・・・・他は最低だがな。

ザフト3人組は公式だからともかく、
俺は初代スレで誕生会ネタが投下された日、常夏なんて自分が勝手に決めてしまった日(スマソ)なのに
結構当てはまってるびっくりした・・・・・・

もう一度言う。勝手に決めてしまってすまなかった。
ただ、ネタ切れしたとき逃げ場になれば・・・・などと思い書いてしまった。
毎月誕生会やってる生活なんてなんだけどな・・・・・

いや、それだけなんだけどさ
386372:03/10/22 22:01 ID:???
>385

いやね、実はコピペしまくって叩かれないか冷や冷やしてた俺がいる(笑)。
でも結構好評でよかった……。
アナタのも好評だったし、良かったのでは?強くイ`。

いや、それだけなんだけどさ
さてと、またコテに戻るか……。
387通常の名無しさんの3倍:03/10/22 22:22 ID:???
クロトとシャニが喧嘩をしている。
「お前〜!お前〜!お前〜!」
「へっ、ヴァ〜カ!!」
あぁもう、いい加減うるさい。すまんオルガ、ちょっと止めてきてくれないか?
「まったく、苦しい思いはしたくないってのに…」
とか言いつつ、止めに行ってくれるオルガ。やっぱりいいやつだ…。

「こらっお前ら! いい加減にしろよな!」
「だって…、あいつが、あいつが!」
「シャニの方がお兄ちゃんなんだから、我慢しなさい!!」
ブフーーーーーっ!!
思わず茶ぁ噴いちまったじゃねえかっ!!
いきなり何言い出すんだよオルガ!?
「だってぇ、兄ちゃん。クロトがぁ〜」
「や〜い、ヴァ〜カ、ヴァ〜カ、ヴァカ兄貴〜!」
「こらっ! クロト、お前も悪い。
 それにいつも「お兄ちゃん」って呼べって言ってるだろ!」
いや、言ってない言ってない。
ってか、いい加減にしよお前ら、すっごく変だぞ!

「おや〜? どうしましたか〜?」
おぉ! おっさん、いいとこに…。
「あ、パパー!」
「親・父! 帰・宅!」
「あ、父さんお帰り」
あぁまたっ! おっさんだって変な顔して…
「パパ感激っ!!」

…駄目だコリャ
いや、それだけなんだけどさ
388通常の名無しさんの3倍:03/10/22 23:01 ID:???
>>387
微笑ましいの半分、ワラタ半分。
いい味でてるよ。
389通常の名無しさんの3倍:03/10/22 23:03 ID:???
>>387
また変な薬を・・・・・・?

390通常の名無しさんの3倍:03/10/22 23:13 ID:???
>>389
く、くすりか?
そのうち「俺」をお母さんとか呼び出したら…あわあわ…。
オルガ「母ちゃん!」
シャニ「ママンママンママン…」
クロト「母ォ乳ゥ!」
みたいな…。
391通常の名無しさんの3倍:03/10/22 23:19 ID:???
>>388-391
四人分まとめて。
いや、それだけなんだけどさ。
392通常の名無しさんの3倍:03/10/22 23:33 ID:???
今日、ニコルが俺に相談にやってきた。

「あの…、僕いつの間にアズラエルさんの甥っ子(という事は常夏の従兄弟?)になったんですか?」

あいつら…。
いや、それだけなんだけどさ。
393通常の名無しさんの3倍:03/10/22 23:45 ID:???
最近、三人が「この部屋に幽霊が出る」とか言い出した。
そんなバカげた事あるわけないと俺は思ったので三人にゴミ箱を被せてやった。

そしてその晩―
俺は尿意に目を覚ましトイレに向かった。
で、そして再び布団に戻ろうとした時の事だった。
・・・ん!?・・・鏡に何か変なのが映ってる・・・!
ま・・・!!まさか・・・!!!あの三人が言ってた事は・・・!!!!
俺が振り帰ると、そこには窓の外で、みのむしみたいに寝ているおっさんがいた。

俺はおっさんを突き落として再び自分の布団に戻った。
それにしても何であんな格好で寝てたんだろう・・・。何かの仕打ちか?
いや、それだけなんだけどさ。
3941/2の極み:03/10/22 23:53 ID:???
昼飯を食っていた時、おっさんが「いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と壁を突き破って来た。
その時に机もひっくり返して三分麺が全部こぼれてしまったので四人で同時にゴミ箱を被せてやった。

何でいつも以上に嬉しそうなんだよ・・・おっさん。何かあったのか?
「ふふふふ・・・。はっはっはっは!まぁ、これを見てみなさい!!!」
そう言うとおっさんは俺にケータイを突き出した。なになに・・・?

どうも、はじめまして〜☆
私、○○市に住んでる高校生のくるりんっていいます!17歳です!
よく友達から「後藤真希に似てる」ってよく言われます(えへ☆
もしよかったら、お友達になりませんかぁ?
お返事まってま〜す☆

俺はまだこんなものに騙される奴がいたのか・・・と悲しくなったので、
おっさんにゴミ箱をまた被せてやった。
3952/2の極み:03/10/23 00:02 ID:???
おっさんは俺の忠告を聞き入れずにそのままメールを返信した。
すると「明日の正午に○○駅で会いましょう」というメールが帰ってきた。

そして次の日の正午―
今時こんなバカみたいなメールを送る奴なんてどんな野郎だと気になったので、
四人でおっさんの後を着けた。
そして○○駅をよく見張らせるファミレスに入った。あ、全員コーヒーで。
俺達は持って来た双眼鏡でおっさんを探した。
すぐ見つかった、一目で分かるよ、あんな人。
―おっさんはメールで「白い花束を持っているのが私です」と送ったらしい。
すると向こうは「赤い花束を持っているのが私です」と送り返して来た。
見事におっさん、白い花束持ってるよ。恥ずかしくねぇーのかよ。・・・はぁ。

そして待つ事20分、まだ相手はやって来ない。
三人も待ちくたびれたのでもう自分の世界に入っている。
騙されたんだな・・・、と思い、俺達はファミレスを出ようとした時だった。
・・・あれ?・・・おっさん、何処いった?帰ったのか?
俺は双眼鏡で当たりを見まわしてみた。
・・・いたよ、なんでおっさん場所移動してんだ・・・、・・・!
き、来やがった、赤い花束を持ってる野郎が。
でもあいつ、どっかで見た事あるような・・・と思ったらお稲荷だった。
てかメールの差出人の名前で気づくべきだったな・・・。

その後、俺達はおっさんを尾行せずにそのまま家に帰った。
無論、おっさんがどうなったのかは知らない。

いや、それだけなんだけどさ
396通常の名無しさんの3倍:03/10/23 00:14 ID:???
ゴノレゴか。ワラタ
397通常の名無しさんの3倍:03/10/23 00:32 ID:???
ま、何かを売りつける詐欺とかじゃなくて良かったよな。

いや、それだけなんだけどさ
398恥でも晒してみるか。:03/10/23 07:24 ID:???
テスト勉強の合間に、実力も無いのにフルヒトをデザインして見た。
既にフルヒトがデザインされていたらすまん。

ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1066861044.png

見苦しい白四角は脳内設定をけした後。
スレ汚し申し訳ない。
399通常の名無しさんの3倍:03/10/23 07:26 ID:???
さて、吊ってくる
400通常の名無しさんの3倍:03/10/23 08:20 ID:???
>>398
・д・僕みたいに浪人しちゃいますよ?
401通常の名無しさんの3倍:03/10/23 10:55 ID:???
今日の夜中、オルガが

「大人なんて自分達のことばっかりー!!!」
「クェス!よさないか!また苦しい思いをしたいのか!?」
って言うかそのセリフ似てるけど

クェスって誰さ?

て言うかなんでア○ロ?

まぁ、それだけなんだけど・・・

昨日見たガンダムイヴォルヴ5を見た影響か?
402通常の名無しさんの3倍:03/10/23 14:43 ID:???
今朝、窓から外を見るとアズラエルのおっさんとフラガのおっさんが暴走していた。
アズラエルはドリルの付いた列車(?)で、フラガのおっさんは何故か新幹線『のぞみ』で…。
しかものぞみにはなぜかターボエンジンが付いている。
あまりのことにポカーンとしていると、今度は虎さんがクレーン車でそれを追いかけていった。
「何なんだ一体…」
すると、家の奥から起きて来たクロトが、新幹線『つばさ』でさらにそれを追走していった。
わけがわからないので、俺は「これは夢だ」と思うことにして布団に戻った。
再び目が覚めると、クロトはいつものようにオルガとシャニと一緒に寝ていた。

その日の朝、隣町で数体のでっかいロボットが暴れていたことなんて知ったことじゃない。

いや、それだけなんだけどさ
403通常の名無しさんの3倍:03/10/23 14:53 ID:???
>>402
虎のおっさんがクレーン車…
「ブチ切○金剛」か?

…ガクガクブルブル。

いや、それだけなんだけどさ。
404通常の名無しさんの3倍:03/10/23 16:23 ID:???
俺達が最近三分麺ばっかで栄養をちゃんと取っていないと聞いたナタルさんが、
親切にナタルさん自家製の里芋の煮物を作って来てくれた。
ありがとう、ナタルさん。ほら、ちゃんとお前らも礼を言えよ。
「え〜、管理人さんの料理ウザ〜イ」
「激!不・味!!断・固!拒・否!!」
「今は礼を言っとくんだよ!また苦しい思いをしたいのか!!」

俺は三人にゴミ箱を被せてナタルさんに土下座して謝った。
ナタルさんは怒りながら帰って行った。
あぁ、「ローエングリーン照準!撃てェー!!」なんて言われなくて良かった。

いや、それだけなんだけどさ
405通常の名無しさんの3倍:03/10/23 19:08 ID:???
そろそろハロウィンの時期だな
三人もところどころでお菓子もらう準備してるいようだな

・・ん?何だよ
俺もやるのか?いいよ、お菓子なんていらないから
何?俺のもらって来た菓子をみんな俺達で食うって?
ふさけんな、だったら俺が自分でいくよ

俺に用意された衣装は
耳が二つある
尻尾がギザギザ
背中には二本の線
まるで木の実のように赤い頬っぺた
麗しい瞳
そして黄色い体
これでハロウィンをばっちりだな!

・・・・・帰りたい
いや、それだけなんだけどさ
406通常の名無しさんの3倍:03/10/23 19:16 ID:???
>>405
ピ○チュウかよ!
いや、それだけなんだけどさ
407通常の名無しさんの3倍:03/10/23 19:31 ID:???
>384
でもあんまり嬉しくないよ。
408通常の名無しさんの3倍:03/10/23 21:41 ID:???
メカスズメェが新たな言葉を覚えた。
それはというと…

「イヤ、ソレダケナンダケドサ」

これは一応俺の台詞に入るのかな?
「ずるいぞ、オラぁ!」
「抜け駆けうざぁい」
まぁ、そう言うなよ。このスレじゃ一番使用回数が多いんだし仕方ないさ。
これからは決め台詞を言い忘れた俺に代わって
このメカスズメェが言ってくれるだろう。

いや、そ「イヤ、ソレダケナンダケドサ」
409通常の名無しさんの3倍:03/10/23 21:48 ID:???
>408

面白い。
やはり先に覚えるのは俺の言葉だったか。

い「イヤ、ソレダケナンダケドサ」
410通常の名なしさんの4倍:03/10/23 23:01 ID:???
メカスズメェがまた新しい言葉を覚えた。
「ワタシニハアルノダヨ!コノセカイデタダヒトリ!!ジンルイヲサバクケンリガナァ!!!」

・・・・メカスズメェ、一体そんな長く傲慢な台詞を何処で覚えた?
まさか仮面が毎晩仕込みに来てるんじゃないだろうな・・・

いy「イヤ、ソレダケナンダケドサ」
411通常の名無しさんの3倍:03/10/23 23:39 ID:???
メカスズメェに影響されて
スズメェがなんだか最近へんだ

「チュチュ、チュチュチュチュチュンチュチュチュチュ」

意味わからん

いや、それだけなんだけどさ
4121/3:03/10/24 01:01 ID:???
今日も今日とて俺はおっさんのおでん屋でバイトしている。
今夜は冷えるのでおでんや熱燗がよく出る。
会社帰りのサラリーマンやOL、呑んだ帰りのおっさん、塾帰りの学生、みんなここで身体を温めて帰っていく。
いつも手伝いに来てくれる常夏達がいなかったら店が回らないところだ。
今はカウンターにはイザークとディアッカ、そして珍しくニコルが来ている。
常夏達は出前がラストになったのでもう帰った。
時間はもう遅く、もうすぐ店じまいだ。
それにしてもおっさん、今日はよく冷えるな。
「そうですねぇ、はやいとこ屋台戦艦でも作ったほうがいいんでしょうかw。
冗談はおいて、そろそろストーブでも出しましょうか。」
へぇ、やっぱ屋台にはストーブかよ。わかってるな、あんた。
「もちろん石油ストーブですよ。今では入手困難ですけど、この前ジャンク屋で見つけましてね。
これは買いだな、と思って買ってきたわけですよ。例によってただのコレクションじゃないですからねぇ。」
まったくそうだな、ああいうものは使ってすすけてきて初めて味が出るってもんだ。
「おい腰抜け、その石油ストーブってなんだ?化石燃料を使ってんのか?」
ああ、お前らは知らないかもしれないな。科学の発達した今じゃ環境破壊だなんだと言われるからな。
灯油を燃やしてそれで暖を取るっていう、まあ昔ながらのシロモンだ。
・・・って、俺もお前らからいくつも離れてないはずなのに、なんで知ってんだ?こんなこと。
「へえ、でも火で暖を取るのって、暖炉でもストーブでも焚き火でもなんでも、なんだかロマンチックですね。
ゆらゆら燃えてる火を見てると昔のこととか思い出しちゃったりして。」
「お、ニコルいいこというな。今じゃ火を燃やして暖房かけてるところなんか見たことないもんな。
はやくそのグレイトォな石油ストーブってのを見てみたいぜ。」
俺も出来れば早く出して欲しい。おっさんも寒いだろ?
「ふむ、それじゃあさっそく明日持ってくるとしましょうか。じゃあ今日はこの辺でお開きにしましょう。
君達、もうお帰りなさい。」
よし、これで明日から寒い思いをしなくてすむぞ。お、俺もオルガの癖がうつったか?
4132/3:03/10/24 01:02 ID:???
翌日、おっさんが屋台に石油ストーブを持ってきた。
もちろんヘリのスカイフックでだ。いいかげんやめろよ、それ。
おっさんが持ってきたそれはすでにかなり使い込まれていた。
白地のストーブのてっぺんは茶色く焦げていて、各部のペンキが所々剥げ落ちている。
しかも、極めつけに、電気着火式ではなく、直接ライターか何かで火をつけるんだそうだ。
おいおっさん、なんか火を付けるもの持ってんのかよ?
「ええ、ホラ。」
そういうと、おっさんはマッチを取り出した。一体どこからマッチなんか出してきたのだろうか?
生産されていること自体信じがたい、この世の中で。
「君ィ、わかってないですね、こういう世の中だからこそこういうローテクなものが必要なんですよ。
電気もガスも水道も止まったら君は明日からどうやって生きていくんですかぁ?」
・・・・・なるほどな。いわれてみればそんなものかもしれない。
そんなことをいいながらおっさんはストーブに点火する。
ストーブに火がついた。小窓に火が揺らめきはじめる。ふうん、俺も実物は初めてだが、こういうものだったんだ。
なかなか渋くていいもんだな。
「さて、火もついたことだし、おでんも温め始めますか。」
そうだな、俺はテーブルとかを出してくる。
4142/3:03/10/24 01:03 ID:???
7時くらいになって、常夏達がやってきた。
「おひょー!」「すげー!」「まぶしー!」
・・・いやシャニ、まぶしくはないだろ。とにかく三人は初めて見るストーブに興奮しているようだ。
「おっさん、これって石油ストーブってやつだろ?以前本で読んだ。」
「オルガ君、よく知ってますねぇ。そうですよ。」
「でも火を燃やして暖房かけるなんて、わかりやすすぎるよね。燃焼!」
「でもいいじゃん、俺これ気に入ったよ。」
ふぅん、他の二人はどうだ?こういうのってよくないか?味があって。
「そうだな、つまんねえ普通のエアコンよりおもしれぇよな。」
「暖房!火炎!」
・・・クロトの反応はいまいちわからんが、まあ気に入ってくれたんだろう。
「じゃ、君達はオーダーが入るまで夕食でも食べて待ってなさい。」
今日の夕食はカレーとサラダだった。おっさんの作るカレーは店に出すだけあってさすがにうまい。俺も手早く食べて仕事に戻った。

食後、三人はぼーっとストーブの火を眺めている。
三人とも何かを考えているようだ。
・・・あいつらは、きっと考えることには事欠かないだろうな。過去とか、今とか、未来とか。
火は古代から人間の知性の象徴だが、あいつらにとっては、さらに「戦火」っていうのも加わるんだろう。
いつの日かまた、あいつらも俺もおっさんも、ディアッカやイザークやニコルやアスランやその他のみんなも、
また戦火の中に戻る日が来るのだろうか?殺し合いをするあの日々に。
それともこの火のように、ゆらゆらと静かに揺らめく安らぎの日々が続くのだろうか?
・・・・・考えても仕方がない。とりあえず今日の仕事をがんばろう。
街に霜が降りてきた。今夜も寒くなりそうだ。ストーブは正解だったな。

俺のまわりが平和でありますように。とりあえずまず俺のまわりでいいから。
いや、それだけなんだけどさ。
415414:03/10/24 01:04 ID:???
>>414訂正
2/3→3/3
吊ってきます・・・
416通常の名無しさんの3倍:03/10/24 01:42 ID:???
あるーひ(あるーひ)
もりのーなーか(もりのーなーか)
おっさんが(おっさんが)

いやったぁぁぁぁぁぁぁ!!

「というわけで、おみやげです」
そう言っておっさんがマツタケをくれた。
どういうわけだ。


いや、それだけなんだけどさ
417通常の名無しさんの3倍:03/10/24 06:56 ID:???
801じゃないニコルとアスランお願いします
418通常の名無しさんの3倍:03/10/24 10:02 ID:???
>417
誤爆?

い「チュチュ、チュチュチュチュチュンチュチュチュチュ」
419通常の名無しさんの3倍:03/10/24 10:26 ID:???
>412-414
うん、いい話だったな。
いや、それだけなんだけどさ。
420通常の名無しさんの3倍:03/10/24 16:31 ID:???
常夏がゲームに出るらしい
・・・通りで最近三人が家に帰ってくるのが遅いと思った
そして撮ってきた音声を聞かせてもらった
「とりゃぁぁぁぁぁぁっ!跳躍!!」
これが回避した時のセリフだそうだ



とりあえず今日はクロトご飯抜きな

いや、それだけなんだけどさ
421通常の名無しさんの3倍:03/10/24 18:09 ID:???
ちなみにシャニはビーム系の攻撃は全て回避出来るらしく
その時の台詞は「ハン」
ダメージ少だと「うざーい」、大だと「お前、お前、お前ぇぇ!」

オルガは・・・何だ、この必殺技の欄の「ファイナルベント」って
そこまで読んだ時、誰かが後ろに立つ気配がした後、頭に衝撃が来た
オルガ・・・どうして

そんだけ
422通常の名無しさんの3倍:03/10/24 18:13 ID:???
「頭を殴られたとはいえ締めを間違えるとはダメダメですねぇ」
今回ばかりはおっさんに何も出来なかった、そういやあんたは出るのか?

いや、それだけなんだけどさ
423通常の名無しさんの3倍:03/10/24 18:57 ID:???
>>421
違和感を感じなかった俺って…

いや、それだけなんだけどさ
424通常の名無しさんの3倍:03/10/24 19:13 ID:???
>>421
「ファイナルベント」ワラウヨ
425通常の名無しさんの3倍:03/10/24 19:48 ID:???
今日は実に平和な日曜日・・・・・・なわけない。
俺の部屋の中には『平和』という雰囲気は絶対存在しない。
だが今日はなぜか少し雰囲気が違う・・・・・・・
オルガは本を読んでるようであたりをそわそわと見ている。
クロトは何度やっても一面でゲームオーバー。
シャニは・・・・・別に普通だ。いつもと同じようにCDを聞きながら寝てる。
おかしい・・・・シャニ以外なぜかおかしい。
疑問に思っていると誰かがドアをノックしてきた。
ドアを開けてみたらどうやら新聞の集金の人のようだ。
黒髪のかわいい人だ。俺はすこし時が止まった。
だが、次の瞬間オルガとクロトが・・・・・
『マンドラゴルァァァァ――ッ!!』
『ぎゃぁぁぁぁ――っ!!貞子 降・臨!!』
時が再始動した。そして同時に二人にゴミ箱をかぶせた。
とりあえず集金の人には謝った。女の人はちょっと怒っていた。
俺は二人に何故貞子なんだ?と聞くと、
『昨日シャニの奴がリングなんか借りてきやがて・・・』
『夜中に一緒に見てたんだ・・・・恐・怖!!』
おまえら、正直言って馬鹿だなぁ・・・・・っていうか
【マンドラゴルァ】って・・・・・・とにかく今日は二人とも昼飯抜き。

いや、そ『いや、それだけなんだよね。うざ〜い』
シャニ、お前も昼飯抜き。
426通常の名無しさんの3倍:03/10/24 21:24 ID:???
>>425
ワロタ
427通常の名無しさんの3倍:03/10/24 21:41 ID:???
給料も入ったので今日は寿司を食いに行く事にした。
もちろん、近所の「か○ぱ寿司」で。

俺達が入った時はもう既に混んでいた。
「なんか前より(人が)いっぱいいそうだね」
「どうでもいいよ。食えって言われりゃひたすら食うだけさ」
「うっせーよ、お前ら」

などと言いつつも俺達は少し待っただけで座る事ができた。
さて、何から食べようかな・・・。
「オラオラオラァ!!!」
オルガ、食えもしないのに流れて来た皿を全部取るのはやめろ。
とりあえず俺はオルガに持参のごみ箱を被せた。
「完食!!!」
クロト、わざわざ遠くまで自分の好きなネタを取りに行くな。
とりあえず俺はクロトに持参のごみ箱を被せた。
「はぁ〜うざいッ!!!」
シャニ、自分の食った皿をベルコンに戻すな。
とりあえず俺はシャニに持参のごみ箱を被せた。
428通常の名無しさんの3倍:03/10/24 21:42 ID:???
俺が三人にゴミ箱を被せていると、
隣の席から聞いた事のある声が聞こえた。

「おい、ふざけたことを言うな!アガリだぁ!なんでこの僕がそんなことすんだよ!」
「アズラエル理事!しかし」
「君はすぐにも再度の寿司の注文をするんだ!そんなことより夕張メロンアイスを急げよ!」
「そんな…無茶です!現在か○ぱ寿司がどれだけの注文に追われているか、
理事にだっておわかりでしょう!」
「販売業者から、すぐに増援も補給も来る!
君こそ何を言っているんだ!状況がわかってないのは君の方だろうが!
あそこにあんなもの(寿司)を流すわけには行かないんだよ!
何が寿司には不適な野蛮なデザートだ!
あそこ(ベルコン)からでも流れて来る寿司の方がはるかに野蛮じゃないか。
そしてもう、いつその夕張メロンアイスが売り切れになるかわからないんだぞ!
売り切れからじゃ遅い!
奴らにそんなことやらせる時間を与えたのはお前達軍とか○ぱ寿司なんだからな!
無茶でもなんでも、絶対に阻止してもらう。あれの販売を…。
夕張メロンアイスが売り切れる前にぃ!」

向こうも向こうで大変だな、と思いつつも俺はねぎとろの注文を頼んだ。
いや、それだけなんだけどさ。
429第3セクター:03/10/24 22:45 ID:???
>428

と……殿?
殿ですか?戦国レアルマドリードな殿ですかっ!?

いや、それだけなんだけどさ
430通常の名無しさんの3倍:03/10/24 22:47 ID:???
>>429
違うと思います。
431通常の名無しさんの3倍:03/10/24 22:52 ID:???
>>425
マンドラゴルァってひょっとして.hack//の・・・・・

いや、それだけなんだけどさ
4321/2:03/10/24 23:01 ID:???
ウィーーーン ガタッ ガチャリ
「ぃやった」ガシャン!!
ムルタ捕獲成功、密封、窓から廃棄。以上。
ガチャッ
「『以上』じゃないでしょ君ィ。せっかくいいものを持ってきてあげたのに。」
・・・なんだ、復活早いな。チッ。・・・なんだよムルタ、どうせまたろくでもないものなんだろうが。
「ろくでもあるものですよ、ほら。」
ん?カードか。残高無限のクレジットカードじゃないだろうな、さすがに。
「それがMSコロシアムのIDカードです。ようやくプレオープンまでこぎつけましてね。
明日から限定500名で試験営業を開始する予定です。それは君の分で、この2枚はオルガくんと
シャニ君の分です。クロト君のはもう大分前に渡してあります。」
ああ、そういやあいつコロシアムでバイトしてたな。どうなんだよ、あいつ。
「いやぁ、さすがに歴戦の勇士は違いますねえ、面白いように調整が進みましたよ。
おかげで予定よりずいぶん早く仕上がりました。全く彼のおかげですねぇ。」
・・・よし、今日はクロトにたかろう。
4332/2:03/10/24 23:02 ID:???
その夜、俺達はクロトにファミレスでおごってもらった。
「・・・でさあ、これがすげえよくできてるんだよ。お前らも行ってみろよ、すごいよ、ホント。」
ふうん、お前がそれだけ言うんだから本当にすごいもんなんだろうな。
「・・・・・なあ、俺カラミティの新しい必殺技っていうか、決め技みたいな攻撃考えたんだけど。」
なんだよオルガ、言ってみ。
「シュラークとトーデスブロックとスキュラとケーフーツヴァイ全部敵に撃ちこんで、砲撃するときに、
『エンドオブワールドッ!!』
って、叫ぶんだ・・・・・」
「・・・・・ネーミング最!悪!」
「・・・・・うざーい。」
ああ、うざい。いろいろな意味でうざい。
   や  め  れ
・・・いや、わかった、俺達が悪かったからカラミティで砲撃しようとするのは止めろ
マジで死ぬ、死ぬから
おい、やめろ、やめろって、やめ
「・・・エンドオブワールドッ!!」ズドォッ!!
うわっ、ホントにこいつ言いや(ry

(いや、それだけなんだけどさ)
434通常の名無しさんの3倍:03/10/24 23:05 ID:???
珍しくこのスレが痔俺とレス数が並んできた

このスレの住人達ガンガレ!
ってことは俺もガンガレ!
いや、それだけなんだけどさ
435通常の名無しさんの3倍:03/10/24 23:09 ID:???
家に帰るとシャニが珍しく本を読んでいた。
オルガから借りたのか?
何を読んでいるのか気になったので、後ろからのぞいてみた

「ふらんだーすのふぉびどぅん  絵・クロト ブエル 文・オルガ サブナック」

絵本かよ!いつ作ったんだよこれ。
それにしてもクロト意外に絵が上手いな・・・

いや、それだけなんだけどさ
436通常の名無しさんの3倍:03/10/24 23:11 ID:???
シャニが絵本を読み終わったようだ。
俺は内容が気になっていたので、頼んでみせてもらった

・ ・・・・・・・
シャニという名の貧乏な少年が町の子供たちから「ワカメ頭」とからかわれた仕返しに
「いやったぁぁぁぁぁああ!!」と叫ぶ怪しげなおっさんからもらった薬と、
フォビドゥンという名前のロボットで、フランダースの町を火の海に変える、
という物語だった。
オルガが書いた文の生々しい心理描写と、クロトの書いた絵のリアルすぎる
死体の絵のせいで、もはや絵本といった感じがしない。
俺はごみ箱を掴むと隣の部屋に居るであろうオルガとクロトのもとに向った

・・・こんなお子様に悪影響与えそうなもん書いてんじゃねぇぇぇえええ!!

いや、それだけなんだけどさ
437通常の名無しさんの3倍:03/10/24 23:15 ID:???
前スレの埋めるための一発ネタが無茶苦茶面白かったんだが

このスレの埋めはニコルだよな
今度はどう笑わせてくれるんだろうか

楽しみにしてるぜ
そのためにはまずネタを書かないとな、俺よ
いや、それだけなんだけどさ
438通常の名無しさんの3倍:03/10/24 23:19 ID:???
>>432
ワロタよ。
それをやるんだったらいっそマグナギガンダムと改名してしま・・・
ってうわっ、オルガ!
すまん俺が悪かった、だからエンドオブワールドは勘弁してくだs(ry

いや、それだけなんだ・・けど・・・・さ
439通常の名無しさんの3倍:03/10/24 23:36 ID:???
おいおいオルガがそんな事言うから、他の奴等も
「へぇシャイニングフィンガーってのはこういうモンか!」
「ふざけるなぁ、腰抜けぇぇ!これがシャイニングフィンガーだ!」
「馬鹿弟子がぁ!ダークネスフィンガー!」
「銃身が焼き付くまで撃ち続けるんですよ!」
まだ一部の奴だけだってのにこの騒々しさだぞ、どうやって収拾付けるんだよ

「ATフィールドの出力は!?」
「グラビティブラストってー!」

聞こえない、俺には何も聞こえない
今日は一日中ずっと耳を塞ぎゴミ箱を被って部屋の隅に座っていた
いや、それだけなんだけどさ
440通常の名無しさんの3倍:03/10/24 23:54 ID:???
あるーひ(あるーひ)
もりのーなーか(もりのーなーか)
おっさんと(おっさんと)
ディアッカ(ディアッカァァァァァ!?)

「というわけで、マツタケ炒飯です(だぜ)」
そう言っておっさんとディアッカが差し入れをくれた。
どういうわけだ。


いや、それだけなんだけどさ
441通常の名無しさんの3倍:03/10/25 00:30 ID:???
痔俺スレとの差
大体24くらい

いや、それだけなんだけどさ
442通常の名無しさんの3倍:03/10/25 01:40 ID:???
          ,,―‐.                  r-、    _,--,、
     ,―-、 .| ./''i、│  r-,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,―ー.    ゙l, `"゙゙゙゙゙ ̄^   \
    /   \ ヽ,゙'゙_,/   .゙l、         `i、   \ _,,―ー'''/  .,r'"
.,,,、.,,i´ .,/^'i、 `'i、``     `--‐'''''''''''''''"'''''''''''゙     `゛   .丿  .,/
{ ""  ,/`  ヽ、 `'i、                        丿  .,/`
.ヽ、 丿    \  .\                      ,/′ 、ヽ,,、
  ゙'ー'"      ゙'i、  ‘i、.r-、      __,,,,,,,,--、     / .,/\ `'-,、
           ヽ  .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄     `'i、  ,/ .,,/   .ヽ  \
            ゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′     ゙l   ,"
           /巛 》ヽ,   .;.';:;.:.: ;;;;;;:.;.;...
   -、_     ヾノ"~^ヽ,^ ,、;;;:.:;.:;...:.:...'''''''''''
     `‐-、_  ( ´∀)f、 `''、:..:.:. .:
         `-,ノ   つ; /
         (    〈-`'"
         (_,ゝ  ) `‐-、_
           (__)     `'‐-、,_..
                        `‐-、.
443通常の名無しさんの3倍:03/10/25 02:04 ID:???
新聞取りに行こうとしたらディアッカがドミニオン荘の壁に
落書き(>>442)していた
俺は気づかれない様に落書きを含めて奴の姿を携帯のカメラで撮影し
奴の同居人の痔俺、隣人のミリアリア・そしてこのアパートの大家ナタルさんの
携帯に送信した後、電話で通報した

いや、それだけなんだけどさ
444通常の名無しさんの3倍:03/10/25 02:15 ID:???
>>443
荒らしは放置しる

いや、それだけなんだけどさ
445ムルタさん@お腹いっぱい:03/10/25 02:57 ID:???
だから荒らしにアンカー打つと削除依頼が通らないって言ってるでしょう?
もう、だめだめです。

たまには僕の方からごみ箱をかぶせに行ってみましょうかねえ。
ごみ箱は持ってて嬉しいコレクションじゃあ、ない。使わなければ意味が・・・ふごぉっ!!!




・・・・・・・・・ふいうちはいくらなんでもひどくないですか?
・・・え?・・・いや、なんでもないです、すいません・・・・・・・
446443:03/10/25 03:53 ID:???
>442って荒らしだったのか?
俺が前行ってた他板のネタスレでは落書きしてるキャラが違ったけど
同じAAがネタとして扱われてたから>443のネタを書いたんだが
マズイ事したなぁ・・・

いや、それだけなんだけどさ
447通常の名無しさんの3倍:03/10/25 09:47 ID:???
それを荒らしと取るか、かっこうのネタ提供ととれるかで
そのスレの住人の度量の大きさがわかるだろ

俺はお前の方が正しいと思うぞ>443
アンカーはイランかもしれんが
448ニコル ◇ytxdessIxY:03/10/25 11:30 ID:???
まぁ皆さん、まったりしましょうよ。
449通常の名無しさんの3倍:03/10/25 13:02 ID:???
まあまあ
あとスレの差も丁度20だ
またーりネタ書こうぜ

・・・・・
ってニコルネタが全然無いぞ!最近

いや、それだけなんだけどさ
450通常の名無しさんの3倍:03/10/25 13:05 ID:???
今日、ニコルとサイが一緒に川辺で泣いていた

いや、それだけなんだけどさ
451通常の名無しさんの3倍:03/10/25 13:07 ID:???
今日、ニコルがアパート入り口でコケた

いや、それだけなんだけどさ
452通常の名なしさんの4倍:03/10/25 14:14 ID:???
今日、二コルが・・・・・・いや、なんでもない
あんなことをする奴が二コルの筈ないしな

いや、それだけなんだけどさ
453通常の名無しさんの3倍:03/10/25 16:45 ID:???
ニコルとカラオケへいった

メンバーはあとうちの三人組みとイザークとディアッカだ
いや、それだけなんだけどさ

「本当にそれだけか!腰抜けぇぇぇっ!」
454通常の名無しさんの3倍:03/10/25 18:41 ID:???
別に痔俺のレス数と、常俺のレス数の差を気にする必要は無いのでは無いのだろうか?
と、三人に聞いてみた所

「競争うざーい」
「何必死に張り合ってんだよ、ヴァーカ」
「あっちはあっち、こっちはこっちですよ。全くそんな事を気にするなんてダメダメですねぇ」

おお、三人の意見も俺と一致してたな。って、あれ?何でおっさんが居るんだよ。

「サブナック少尉が本を読んでいて、こっちを気にしないから私が意見をしてあげたんですよ」

そうか、まあ別にいいけど…。とりあえず何か、こう、競い合ってる様な空気はやめよう。
スレを埋めることばっかり考えていたら、中身がないレスが増えるからな。おっさんの言うとおり、俺は俺、痔俺は痔俺だ。

いや、それだけなんだけどさ
455通常の名無しさんの3倍:03/10/25 20:58 ID:???
今日、公園を散歩しているとニコルがジョギングをしていた。
あいつもあいつなりに頑張っているんだなぁ・・・・と思っていると、
《グラサンをかけた金髪の怪しいおっさん》がニコルをストーキングしていた。
あぁ・・・・ニコルはジョギングしてるんじゃなくて逃げてるんだ・・・・。
とりあえず俺は散歩を続けた。今日も平和だなぁ。

いや、それだけな・・・『それだけじゃないですよ!!はやく助けてくださいぃっ!!』
『待ちたまえニコル君!!是非我々のクルーゼ事務所に!!』
・・・・・・・とりあえず俺は警察を呼んだ。
《グラサンをかけた金髪の怪しいおっさん》もといクルーゼは連行された・・・
いや、そ・・・・『待っていたまえニコル君!!君はかならず私が・・・・・・・!!』
・・・・今度からクロトのミョルニルでも持ちながら散歩にいくか。

いや、それだけなんだけどさ
456通常の名無しさんの3倍:03/10/25 21:19 ID:???
>>455
お前が銃刀法違反で捕まりかねない諸刃の剣。
457通常の名無しさんの3倍:03/10/25 21:20 ID:???
玄人にもお勧めできない。

いや、それだけなんだけどさ
458通常の名無しさんの3倍:03/10/25 21:20 ID:???
>>456
銃でも刀でもない。
4591/4:03/10/25 21:38 ID:???
バイト帰りに家の近くで高校生にリンチされているニコルを見かけた。
俺はすかさずそいつらをロングダガーで追い払ってやった。
ニコルは大事そうに何かを抱えている―子犬のようだ。
とりあえずこのままじゃラチがあかないので俺はニコルを家に連れて帰った。

まだ三人は帰って来ていないようだった。
とりあえず子犬は腹を空かせていたようだったので、
たまたま冷蔵庫にあったミルクを飲ませてやった。
・・・かわいい。
「・・・名前、何にしましょうか?」
おいおいニコル、話が早過ぎるぞ。
まだ飼うとは言ってないだろ?・・確かに可愛いけどさ。
「・・・そうですよね・・・、すみません・・・」
ニコルがどことなく悲しげな目をした。
俺はこのニコルの誘惑に勝つ事はできなかった。
460通常の名無しさんの3倍:03/10/25 21:38 ID:???
>>458
銃でも刀でもないが、あんな物を持って街にいたらサツに連れて行かれそうだ

いや、それだけなんだけどさ
4612/4:03/10/25 21:38 ID:???
三人が帰ってきた。
「何だぁ、コイツゥ?」
「子・犬!!激・萌!!!」
「子犬かわい〜」
どうやら三人も子犬の事を受け入れてくれたようだ、よかった。
「・・・で、名前、何にしましょうか?」
そういや、まだ決めてなかったな。
その時三人が何かを言おうとしたが俺はあえて無視した。
「・・・チェリーというのはどうでしょうか?」
ニコル、まともな案だ。
これ以上悩んでも良い名前は浮かびそうになかったので、
子犬の名前は「チェリー」になった。
その次の日から俺達はチェリーを可愛がった。
あの日が来るまでは―

「ケン坊!あそこだぜ!あいつらが住んでるのは!!」
「ケン坊っつぅなヴァカ!!!」
俺達のマンションの前に現れたのは、先日俺のロングダガーにボコられた不良達だった。
4623/4:03/10/25 21:39 ID:???
その時たまたま家にはニコルしかいなかった。
「どうしましょう、あの不良達・・・。きっとし返しに・・・」
とその時、異変に気づいた管理人さんが出て来た。
「何だお前達は!!一体何のつもりだ!!」
「へへ・・・、見ろよ、女だぜ。」
「随分と強気だが・・・、それが何処まで続くかな・・・」
ああやばい、管理人さん、本気だ。
「バリアント、てェー!!」
やっぱり凄いや・・・、管理人さん。
一気に不良グループの三分の二をぶっ飛ばした。
「・・・やってくれるじゃねぇか、面白ぇ!!」
不良達も本気だ、ん・・・、あれは!?
「・・・へへへ、どうだ。これが俺のMS、『ザウート』よ!」
「くっ・・・、バリアント、てェー!!」
「当たらないな!ヒャハハハハハ!!」
やばい・・・、管理人さんがピンチだ・・・。助けないと・・・。
「とどめだ!!!」
「待て!!!」
「お前はこないだの・・・、へっ、丁度いい。片付けてやる!!」
僕はブリッツに乗り込み対抗した。
しかし、平和鈍りしているせいか思うようにブリッツを動かせなかった。
「はっはっは・・・、どうした!さっきまでの威勢は!!」
くそっ・・・!・・・やられる・・・!!
「くたばれ小僧・・・!!」
4634/4:03/10/25 21:40 ID:???
その時だった。
「キャウン!!」
チェリーが飛び出し、ザウートの攻撃をくらった。
「チェリー!!!」
「ちっ・・・!チビが!余計な真似を・・・」

その後、僕は何が起こったのかは覚えていない。
ただ唯一確認できたのは、目の前に散らばるザウートの残骸と、
辛うじて一命を取りとめた不良達が泡を吹いて気絶している事だけだった。

僕らはあれから数日間何も口にしなかった。
いや、できなかったと言った方が正しいのかもしれない・・・。
中途半端な愛情は、かえって人を傷つけるだけだ・・・。

と、落ち着いたニコルは語った。
戦争では学べなかった事を、改めて思い知らされたような気がする。
464通常の名無しさんの3倍:03/10/25 21:56 ID:???
>>463
泣かせるんじゃないよ!ヴァーーーーカ!!
465通常の名無しさんの3倍:03/10/25 22:03 ID:???
>>463
いい話だが…
俺視点とニコル視点の間に行間とか入れるなり、
レス分けるなりした方がもっともっと良い文なるよ
内容はいいんだから、がんがれ

いや、それだけなんだけどさ
466通常の名無しさんの3倍:03/10/25 22:16 ID:???
>>459
ニコルはザフトのアカデミーで、ナイフ、射撃、等々の成績が三位だったので、子犬を護りなから不良をボコボコにするのは簡単です。

いや、きっとニコルも平和になれていて、戦いが嫌になってたんだな。
いや、それだけなんだけどさ
467463:03/10/25 22:18 ID:???
>>465
スマソ・・・、次からは気をつける。
いや、それだけなんだけどさ
468460:03/10/25 22:26 ID:???
あいだに入ってスマソ

いや、それだけなんだけどさ
4691/2:03/10/25 22:33 ID:???
俺は今日福引きですき焼きの材料を当てた。というわけで今日の夜はすき焼きにする事になった。
四人で食べるのも何なので、おっさん、ニコル、ディアッカ、イザーク、イザークママン、ナタルさんを
呼ぶことにした。とりあえず電話をかけた。

「いいですねぇ、私もそろそろ炬燵で食事がしたいと思ってましたよ」
「ありがとうこざいます。では、アズラエルさんと一緒にそっちに行って手伝いますよ」
「すき焼きグゥレイトゥ!」
「俺が行くまで待ってろよ腰抜けぇっ!」
「お言葉に甘えて私も行かせてもらいましょう。イザークの監視も必要ですからね」
「なかなか粋なはからいだな、私も行くとしよう。アズラエル理事が問題を起こさない様に監視する必要がある」

どうやらみんな来る様だな。さて、おっさんとニコルも来た事だし準備しておくか。
おっ、ナタルさんも来たな。おいクロト、ゲームしてないでお前も手伝え。

三十分ぐらい経って、すき焼きがグツグツと鳴ってきた所で、イザーク、イザークママン、ディアッカ
が来た。

「よお、待たせたな腰抜けぇっ!」

よしよし、また楽しくなりそうだな。さて、食い始めるか!
4702/2:03/10/25 22:33 ID:???
おっさんは「いやっっったぁぁぁぁっ!!!」とか言いながら肉しか食っていない。
おっさん、金持ちなんだから、肉ぐらいいくらでも食えるだろうが。
ナタルさん、そんなおっさんが腹立つのは分かるけど、おっさんの皿に野菜ばっかり入れるのはちょっと酷くないか?

「くっそぉっ!何だこのしたらきは!?コシがないぞ腰抜けっ!!!」
「何でこの鍋には「ふ」が入っていない!?この腑抜けぇっ!!!」

あんたら、不満があるのは分かるがダジャレは言わなくていいだろ。まあ、この二人の事だからダジャレのつもりは無いだろうけど。

「肉取りすぎうざーい」
「何必死に肉取ってるんだよ?ヴァーカ!」
「また野菜ばかりの思いをしたいのか?」

お前らも肉取り合戦してないで、野菜食えよ。ったく、俺とディアッカは野菜ばっかり食っているっていうのに。

なんだかんだで、お前らはこんな時間が大好きなんだよな。俺も好きだ。こんな生活がずっと続けばいいと思う。
まあ、いつもの事だけどね。

いや、それだけなんだけどさ
471通常の名無しさんの3倍:03/10/25 22:58 ID:???
>>469-470
あえて突っ込みを入れよう

ア  ス  ラ  ン  は  ど  う  し  た
いや、それだけなんだけどさ
472通常の名無しさんの3倍:03/10/25 23:06 ID:???
吉良と仲良く二人でスキヤキやってます
473通常の名無しさんの3倍:03/10/25 23:16 ID:???
>>471
いや、アスランはちょっと書きにくかったからさ…。書いて欲しかった?
474通常の名無しさんの3倍:03/10/25 23:28 ID:???
>>473
友達なんだから誘ってやるくらいしろよ・・・

いや、それだけなんだけどさ
4751/3:03/10/25 23:32 ID:???
おっさんがクラシックコンサートのチケットをくれた。
「君達には縁のない高尚な古典音楽ですけどね。」
だそうだ。オルガ、クロト、シャニ、そして、俺の分だ。
ニコルはおっさんから直接貰ったらしい。
中々有名なオーケストラの公演で、SS席だったので売ってしまおうかと思ったのだが、結局行くことにした。
「でも、これ、おかしいですね。バイオリン協奏曲なのにソリストの名前がないんです。」
ニコルの言うとおりだ。このオーケストラは大抵ソリストを呼んで公演しているんだが。
「まあ、行ってみれば解るでしょう。」
そうだな・・・

「古典!!音楽!!」
「クラシックうざーい。」
「興味ねぇな。」
お前らは、行かないんだな、よし、三枚売ってくるか。
「公演!!鑑賞!!」
「コンサート行きたーい。」
「今は行くんだよ。また苦しい思いをしたいのか!」
結局行きたいんだな。解ったよ。せっかくおっさんがくれたんだし連れて行くか。
4762/3:03/10/25 23:35 ID:???
コンサートの当日になった。
座席はSS席、それも一番前だ。
まったく、おっさんは何に金を使ってるんだ?と考えている間に開演時間が来たようだ。
会場に静けさが広まり、演奏が始まる。
ニコルはさすがピアニストだけあって、瞳を輝かせて聞いている。
っておい!クロト!ゲーム取り出すなよ!問答無用で没収!黙って聞いとけ!
オルガもプログラムを読むな。演奏者に失礼だぞ。
シャニは・・・真面目に聞いている。意外だ。
音楽に聞き入っていると数曲終わり、次は協奏曲のようだ。
一体誰が出てくるのだろうか?それとも、ソリストはいないのか?
と、思っていると、舞台袖から燕尾服の男が姿を現した。
おっさん!?
おっさんは、バイオリンを小脇に抱えて颯爽と舞台を歩いてくる。
驚いているこっちを一瞥すると、指揮者の隣に立ち、普通に演奏を始めた。
・・・上手い。見事な腕だ。
切れ味のいいテクニックで曲のスケール感を描き出す。
何より、おっさんが楽しそうに弾いている。
・・・まあ、こんなコンサートもいいだろう。
コンサートが終わり、拍手がホールに響き渡った。

「アズラエルさん・・・」
ニコルは呆然としている。
「驚愕!!」
「おっさんすごーい。」
確かに驚いたな、おっさんにあんな演奏が出来るなんて。
「知らなかったのか?お前等。」
オルガは以前おっさんの部屋に進入した時に、部屋の隅でバイオリンを見つけたらしい。
4773/3:03/10/25 23:36 ID:???
それから、おっさんの部屋からピアノとバイオリンの音が聞こえてくるようになった。
ほら、今も・・・
「アズラエルさん!ここはもっと音を溜めた方が効果的です!」
「あーもうっ、どうしていちいち五月蝿いんですか!君は!ピアノがついてこれないだけでしょう!」
「酷いです!アズラエルさん!」
おっさんとニコルの共演は遠そうだ。

いや、それだけなんだけどさ
478通常の名無しさんの3倍:03/10/26 00:07 ID:???
最近シャニが奮起している

どうやらニコルとアズラエルのおっさんに負けじとミゲルと路上ライブやりにいったらしい
大変だな
俺が見に行ってやったら商店街に人だかりができていた
お、シャニか、と思ったらラクスだった

その3m先に二人はいた
客はパピィとスズメェとメカスズメェだけだった

いや、それだけなんだけどさ
479通常の名無しさんの3倍:03/10/26 00:56 ID:???
>>475
アズラエルはますます超人化していくな。(藁
しかしせっかく天からニ物も三物も与えられているのに、
性格がアレなせいで台無しうわなにをするやめl(ry

いや、それ・・だけなんだ・・けど・・・さ
480通常の名無しさんの3倍:03/10/26 00:57 ID:???
>>478
まあ>71とか>154みたいな歌ばっか歌ってるようじゃ
そうもなるわな・・・頑張れよ、シャニ

いや、それだけなんだけどさ
481通常の名無しさんの3倍:03/10/26 01:19 ID:???
俺もおっさんはヴァイオリンでも弾きそうだな・・・・と思っていたらこのネタ。
みんな考える事は同じか。

いや、それだけなんだけどさ
482通常の名無しさんの3倍:03/10/26 01:32 ID:???
それじゃあ俺達で新しい歌詞考えてやろうか・・・
ん?オルガがやるって?

・・・心配だけど、任せた

いや、それだけなんだけどさ
4831/2:03/10/26 01:57 ID:???
今日はニコルが遊びに来た
皆でスマブラをやりながら最近の気候だとか、おっさんの奇行とかの話をした(ニコルは意外と強かった)
「そういえば、もうすぐハロウィンですね。楽しみだなぁ」
ああそういやそろそろだな。でも俺どんなのかよく知らないんだよな
「ハロウィン?なんだそりゃ、行事が増えてる」
「そんなの知らねーよ、ヴァーカ!」
「はっ」
「あれ、皆さん知らないんですか?ハロウィンというのはですね、・・・」

その後ニコルはハロウィンの起源やら風習について丁寧に説明してくれた。
しかし三人はよく解っていないようだった。
俺もよく解らなかったが、とりあえずカボチャをくりぬいて作った顔型提灯を飾ってある家に
お化けの格好をした子供たちがお菓子を貰って回る日らしい。
そのとき子供たちは"Trick or treat"と言うそうだが
意味は「お菓子をくれないと悪戯するぞ」。悪戯されるのか。どんな行事だよ。
その後ニコルは一生懸命三人にハロウィンが何たるかを理解させようとしていた
4842/2:03/10/26 01:57 ID:???
帰り際にニコルが、31日はアパートの皆でハロウィンをしようといいだした。
面白そうだから賛成すると、
「じゃあ管理人さんにやっていいか聞いてきますね」
と、とても嬉しそうだった。


夜になると三人がお菓子を作れといい出した

「いいから作るんだよ!また苦しい思いをしたいのか!」
「製・菓!」
「駄目だよ、作らなきゃ。美味いんだぜ、あれ」
なんでか聞くとハロウィンの用意だという。悪戯されるのは嫌らしい。
しかしいくら何でも早過ぎだろ。しかもシャニ、お前食う気かよ!
その後なおも作れ作れと騒ぐので、ごみ箱を被せて黙らせた。
お前ら腹が減ってるだけだろ・・・


ネタを振るだけ振って落ちないまま終わってみる
いや、それだけなんだけどさ
485通常の名無しさんの3倍:03/10/26 02:01 ID:???
ハロウィンで思い出した
俺の衣装は・・・

耳が二つあって
尻尾がぎざg(ry

いや、ソレダケナンダケドサ
486通常の名無しさんの3倍:03/10/26 02:17 ID:???
>>485
すまん、ハロウィンネタは既出だったな。すっかり忘れてた・・・
俺は三人に頼んでごみ箱を被せてもらった。
そのあとそのまま眠ってしまい、気がついたら
耳が二つあって尻尾がぎ(ryのきぐるみを着ていた。

いや、それだけなんだけどさ
487通常の名無しさんの3倍:03/10/26 11:59 ID:???
「いいかコシヌケどもーーー!
 ハロウィンと言うのはだな、まず…」
いいよイザーク、その辺の話は全部もうニコルが教えてくれたから。

いや、それだけなんだけどさ
488通常の名無しさんの3倍:03/10/26 12:15 ID:???
「だ、誰だお前は!腰抜けぇっ!」
いや、俺だよ、俺
「何?貴様、とうとう金目当てに怪人に成り下がったか!」
悪かったな、今の俺はどうせ怪人電気ネズミ男だよ

いや、それだけなんだけどさ
489通常の名無しさんの3倍:03/10/26 12:28 ID:???
>>488
後ろのほうで声が聞こえた。

「出たなモンスター、変身!」

は?オルガ?なんですと?

フ ァ イ ナ ル ベ ン ト

え?まさか?

「 エ ン ド オ ブ ワ ー ル ド ッ ! ! ! 」

いや、だからちが(ry

い・・・や・・・それ・・・だ・・・(ガクッ
4901/2:03/10/26 16:54 ID:???
「いやったああああああっ!!」
唐突におっさんが入ってきた。こんどはなんなんだよ。
「僕の本部にカラオケルームを作りました。
>>154のカラオケが歌えるんですよ〜
唄はただ聴くだけのコレクションじゃあない、歌ってこそ意味があるものでしょうが〜!!」
わかったわかった。とりあえずいってやるからその本部って何処だよ
「しょうがないですねぇ、教えてあげましょう・・・えっちてぃーてぃーぴーすらっしゅすらっ
しゅえふあーるわいどっとてぃ・・・・」
わかり難いんだよ、てかどっかで見たぞそのネタ!!
とりあえずおっさんにゴミ箱を被せて避難所まで投げ飛ばした。

いや、それだけなんだけどさ
4912/2:03/10/26 16:58 ID:???
・・・数時間後
「まった苦しい思いをしてしまった・・・」
「人格!崩壊!」
ヤク切れしてそうな顔でオルガとクロトがカラオケから飛び出してきた。
ていうかお前等が編曲したんじゃなかったのか?
シャニは・・・なんか満足そうだ。
まあ、お前とミゲルが作ったんだったんだな。
でもお前等ホントにメジャーデビューする気あるのか?
あんなはな○のパクリ調で・・・

俺はひきつけを起こして倒れているニコルを抱えて家に帰った。

いや、それだけなんだけどさ
492通常の名無しさんの3倍:03/10/26 17:08 ID:???
>>490
おっさーん、コロン「:」忘れてるぞー

http//fry.t
493通常の名無しさんの3倍:03/10/26 17:14 ID:???
>>492
「あ"〜もういちいち細かいですね、アンタは!
そんなもの勝手につければいいでしょうが〜!」

逆ギレすんなよ、おっさん。悪いのアンタなんだからさ
とりあえずおっさんにゴルディオンゴミ箱を被せて光になってもらった。

いや、それだけなんだけどさ
494通常の名無しさんの3倍:03/10/26 18:50 ID:???
そういえばこのスレキラが全然でてないね?
いや、それだけなんだけどさ
495あぼーん:あぼーん
あぼーん
496通常の名無しさんの3倍:03/10/26 18:51 ID:???
わりぃ揚げちゃったすまそ・・・
497通常の名無しさんの3倍:03/10/26 19:41 ID:???
>>494
前スレにちょっとでただけでキラはでないぞ、このスレ

たぶんこのスレのサブタイにキラがはいる日はないと思う
498通常の名なしさんの4倍:03/10/26 19:44 ID:???
という訳でキラを呼んでみた
「そういう訳ってどういう訳だよ、また苦しい思いをしたいのか?」
「僕は知らないよ、ただ呼ぶって言ってたから呼んだだけさ」
「はぁぁぁぁぁぁぁ・・・・うざーーーーーい!!!!」

どうやらキラは歓迎されて無いらしい。
「いや、いいんですよ。僕はあってはならない存在なんですから・・・」
そう言ってキラは帰っていった。なんか寂しげだった。
「俺達・・・・あいつに苦しい思いをさせたのかもな・・・・」
「僕はね・・・・僕は・・・・僕もそう思うよ・・・・」
「でも終わった事言っても仕方ないしうざーい・・・・」

3人も少しは反省したようだ。
いや、それだけなんだけどさ
499通常の名無しさんの3倍:03/10/26 19:46 ID:???
「W」のDVDを三人と見ていた。
オルガがヘビーアームズを見て「カラミティの方が火力が上だぜ」
シャニがデスサイズを見て「へっ。フォビドゥンの鎌の方がよく切れるよ」
クロトがシェンロンを見て「竜より鉄球の方がリーチが長いよ、ヴァーカ!」
と言っている。そこへニコルが現れたのだが、俺は思わず
「カトル…」と呼んでしまった。
ご、ごめん…だって雰囲気似てるんだもん…。
ニコルが泣きそうになったので必死に謝ったが、ニコルはミラコロを
使いながら押入れに入ってわんわん泣き出した。二時間出てこなかった。
押入れからニコルが出てきたとき、俺は参勤交代を見送る農民の
ようにはいつくばって許しを請うた。
ニコルから「次に言ったら…殺しますよ…」と満面の笑みで言われたので
ぞっとしながらも「はあ、誠に申し訳ございません」と謝りたおした。
いや、それだけなんだけどさ。
500通常の名無しさんの3倍:03/10/26 19:54 ID:???
>>498
勝手に続けます。
キラの後姿が余りにも寂しげだったので、キラと一番仲のいい
アスランと二人でキラを焼肉屋に誘った。
ただすっげー気になったのが、キラがアスランに対して素っ気無いと
言うか、態度が冷たいんです。もしかしてキラって実はアスランあんまり
好きじゃないの?ねえ、アスラン、お前ほんとはキラに嫌われてないか?
お前何かキラにしただろ?…そういえばトリイが時々シャッター音を
発していたな…。アスラン、カズイの真似はよくないぞ。
いや、それだけなんだけどさ。
501通常の名無しさんの3倍:03/10/26 20:04 ID:???
>>500ゲトおめ
後きずいたけどここ連合がでてないね・・・

いや、それだけなんだけどさ
502通常の名無しさんの3倍:03/10/26 20:10 ID:???
このネタわかった人マニア
ここれは・・神を滅ぼすギア・・・
503通常の名無しさんの3倍:03/10/26 20:23 ID:???
>>499
無茶苦茶ワロタ

いや、それだけなんだけどさ
504通常の名無しさんの3倍:03/10/26 21:35 ID:???
先日「TRICK」を見逃してしまったので、ディアッカに録画したビデオテープを借りた。

ニコル、先に見てていいぞ。
俺達四人は全員バイトでニコルだけ家に残る事になった。
俺達はニコルを一人残しそれぞれのバイト先へ向かった。

数時間後、俺が一番先に帰ってきた。
部屋に入って一番最初に見た光景は・・・血まみれで倒れているニコルだった。
おい!!ニコル!!?返事しろ!どうした!!ニコル!!ニコル!!!
と、ニコルに呼びかけたが返事がない。・・・何があったんだ。
とその時、俺はテレビの方を見やった。
・・・俺が見た光景はまぁ、そんなこんなで18禁的な映像だった。
ニコルをよく見ると、ニコルの血はすべて鼻から出ている事に気づいた。
とりあえず俺は汚れてしまったニコルにごみ箱を被せておいた。

その翌日。
俺はディアッカの家にビデオテープを返しに行くついでに、
大量のゴミ袋を持って行って投げつけてやった。
505通常の名無しさんの3倍:03/10/26 21:38 ID:???
その後日の事―
俺はニコルを問い詰めた。
何で俺が出てからかなりの時間が経ってるのにビデオがまだ再生されてるんだ。
「・・・いや・・・、その・・・、ま、巻き戻しをして・・・」
とりあえずニコルにごみ箱を被せた。

後で気づいた事なんだが、あのビデオのラベル、
「TRICK」とは書いてあったが実は下にもう一枚のラベルが隠れていて、
そこには「あぶない家庭教師」と書いてあった。
ディアッカ・・・。

いや、それだけなんだけどさ
506通常の名なしさんの4倍:03/10/26 21:39 ID:???
今日二コルとシャニが一緒に音楽を聞いていた。
最初はクラシックを聞いていたが、シャニが飽きたらしく、
「今度は白夜聞こーよ。良いんだぜ、これ。」
「ええ、いいですよ。」
と、二コルがクラシックのCDを取り、白夜のCDをセットしようとした瞬間
「ディバイディング・ドライバーァァァァァァァァァァ!!!」
という声が大きな衝撃と主に隣から聞こえ、その振動で二コルはCDを落とし、割ってしまった。
「あっ!す、すみませんっ!!」 と二コルは謝ったのだが
「白夜、白夜、白夜ァァァァァァァァァァ!!!!」と、シャニは叫んでいた。
やめろよ、シャニ。悪いのは二コルじゃない、あのアホーなおっさんだろ!!
シャニはおっさんのとこに復讐に行った。
「え?あ、いや、地球の危機だったんですよ!?僕は敵を倒したんだ!!」
ガオガイガーのビデオをつけてなにやらテレビの前で動いていた奴が言っても説得力がない。
とりあえずおっさんにはディバイディングゴミ箱を被せといた。
シャニ、そんなに落ち込むなよ。あと300枚くらいあるんだろ?

いや、それだけなんだけどさ
507ダーク元営業部長の場合:03/10/26 21:52 ID:???
フフフ、ニコル君もまだまだ青いな。俺は鼻血を出しているニコル君を
見て、そんなことではいかんだろう、男はもっとそういうことに
慣れているべきだと思ったので、かって接待に使っていた
キャバクラに連れて行くことにした。たかがAVで鼻血を出すほどだ、
それ以上の店は刺激が強すぎるしな。
定年退職になってから時間も経っているし、定年間際に接待の機会も
なかったので、その店自体は一年ほど行っていなかった。
「あ、部長お久しぶり!いらっしゃいませ。ご指名は?」
「あ、いや、久しぶりだし…」
「それでしたら、最近入店したばかりの新人をおつけしますよ!」
俺とニコル君は席についた。
「どうも♪なっちゃんでえす」
「えっちゃんでえす♪」
「はうあっ!」俺はたまげた。なっちゃんはいきなり俺の胸倉をつかんだ!
「貴様、何でこんなところにいる!」…ナタルでなっちゃんかよ…
あんたこそ何でこんなところにいるんだよ…。
ニコル君を見ると、えっちゃんに正座させられて説教されていた。
「ちょっとニコル君…うちのイザークとはいいお友達だと思っていたけど…
 こんなお店に来る子だなんて思ってませんでした!」
エザリアさんでえっちゃんかい…あんたこそ子持ちでこんなお店に来てちゃ
いかんだろ…。

もうどうでもいいや、と投げやりになりながら、払ったお金に見合う分
酒は飲んだ。チェンジもしたのはもちろんだ。もうこの店には二度と来ない。
いや、それだけなんだけどさ。
5081/2:03/10/26 21:59 ID:???
うちの三人がアストレイ三人娘に誘われたらしい
どうせ俺は・・・・と思っていたらオルガが
「おい、お前も行けるぞ、あとニコルも」
ま、まじっすか
俺は期待していこうとした
いやまてよ、まさかエリカさんが来るんじゃないだろうな
「そうだよ、また会いたいって」
か、勘弁してくれ
エリカさんのあの瞳には邪念が込められている
「まああの人だけじゃないしな」
おい、それって侍女の・・・
「いや、もう合コンしないらしい」
よかった、じゃあ誰が来るんだろうな、楽しみ・・・と思ったら
「あの人がこないんだな!いやったぁぁぁぁぁっ!!!」
げ、おっさん・・・やべ、聞かれていたか
仕方なく向こうに事情を話したら人数合わせは任せておけ、だそうだ

5092/2:03/10/26 22:06 ID:???
そして合コン当日
俺達は各自の機体にのって会場に向った
えっ?そんなもので行くのは非常識だって?
大丈夫、みんなやってるって

さて、到着した俺達は適当な駐車場を制圧して機体をとめた
おい、おっさんさっきっからさ
「で、新しい人って誰?」
ってうるさい、俺が知るわけ無いだろう
おっさんの声にイライラしながらも俺達は合コンの会場へ


合いも変わらずエリカさんの目は怖い
そしてその横にいるのは見覚えのある・・・
ジャンク屋のプロフェッサーさんじゃないか・・・
もうおっさんメロメロだよ
ってかその薔薇どっから出した
お前はどこぞの寒い手品師か
さて、残りの一人は・・・
「アタシは正式にムラクモ・ガイの代理としてここに来た風花・アジャーです」
・・・・あれ?

いや、それだけなんだけどさ
無責任だが時間が無くなった
合コンの内容は誰かが続けて書いてくれ
510通常の名無しさんの3倍:03/10/26 23:17 ID:???
常俺「おい、おまいら!!バイトの時間がきますた。集合しる!」
クロト「詳!細!キボンヌ」
アズラエル「僕のおでん屋ですが、何か?」
痔「グゥレイト!ムル太のおでんキターーーーーーーーー」
痔俺「キターーーーーーーーーー」
遺作「ムル太のおでんごときで騒ぐ腰抜けェは逝ってヨシ」
ミリィ「オマエモナー」
アスラン --------終了-------
ニコル --------再開-------
オルガ「再開すなDQNが!それより辛味茶うpキボンヌ」
仮面「お稲荷うp」
フラガ「↑この感じ(ry」
サイ「眼鏡age」
常俺「ほらよ辛味茶>オルガ」
ナタル「神降臨!!」
サイ「眼鏡age」
魔乳「糞眼鏡ageんな!sageろ」
サイ「眼鏡age」
シャニ「眼鏡age厨uzaaaaaaaaaaai!!」
アズラエル「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」
キラ「イタイ三人組がいるのはこの家ですか?」
オルガ「氏ね」
ニコル「むしろゐ`」
サイ「眼鏡age」
サイ俺「サ イ 、 必 死 だ な ( 藁 」

いや、それだけなんだけどさ
511第3セクター:03/10/26 23:44 ID:???
今日は滅茶苦茶嬉しいことがあったから、ぐっすり眠れそうだ♪

とか思っちゃったりしたけど、
こんな時に限って薬切れになるんだよな〜こいつ等。
あ、こいつ等目にクマできてら。

眠れねぇ(汗)。

いや、それだけなんだけどさ
512通常の名無しさんの3倍:03/10/26 23:49 ID:???
合コンをしばらくやっていた俺達だが
風花は流石に六歳、眠くて仕方ないようで
こっくりこっくり・・・・となっていた
するとシャニがどこからともなく椅子を持ってきた
そして風花の前においた
ガンッ!
「!?・・・・?!」
「あは、あはははは」
ひでーな、お前

いや、それだけなんだけどさ
513通常の名無しさんの3倍:03/10/26 23:56 ID:???
あずまんがかよ!

いや、それだけなんだけどさ
514通常の名無しさんの3倍:03/10/27 00:01 ID:???
「プロフェッサーさん!大人の付き合いはやっぱエ・ロ!!エ・ロ!!ですか?」
クロトが突然叫んだ
顔が赤いぞ、って酒飲んだんかこいつ
するとプロフェッサーさん、机をバンと叩いて
「エロエロよー!」
「おお、例・え!!は?」

・・・・・・・・
風花が頭の上に?マークを作っている
「え、今のは・・・」
「・・・大人になればわかる」
オルガがつぶやいた

いや、それだけなんだけどさ
515通常の名無しさんの3倍:03/10/27 00:10 ID:???
「そういやさ」
ん、なんだ
「こういう時に殺人事件って起こるよな」
ああ、そういうシチュエーションあるよな
「まずクロトが死んで、次にエリカさん、そしてアサギ・・・」
ふむふむ
「犯人は俺!」
お前かい

いや、それだけなんだけどさ
516通常の名無しさんの3倍:03/10/27 00:20 ID:???
>>510
ワロタ。「〜と俺の関係」スレに出てくるキャラで
チャットしたらこんな感じに・・・なったらいやだな、うん。

>>509
>「アタシは正式にムラクモ・ガイの代理としてここに来た風花・アジャーです」
ち ょ っ と ま て
ってことは来るのは劾の予定だったのか!?奴はガイではなくゲイだったのか!?
そもそもいくらしっかりしてても6才の子供を飲み屋に向わせるなよ!!
そんな事を考えながら窓の外をみると、M1アストレイに似た青いMSが
ビームライフルでこっちを狙っているのが見えた。
ま、待て!話せばわk(ry

チュドーン

劾「任務完了確認・・・行くぞ風花」
風花「ガクガク((((;゚д゚))))ブルブル」
(いや、それだけなんだけどさ)
517通常の名無しさんの3倍:03/10/27 00:31 ID:???
>>516
そこで笑いを取ろうとした俺がバカだった
吊ってくる
ついでに撃たれてく

チュドーン

劾「任務完了確認・・・行くぞ風花」
風花「ガクガク((((;゚д゚))))ブルブル」
(いや、それだけなんだけどさ)
518通常の名無しさんの3倍:03/10/27 00:34 ID:???
ニコルが王様ゲームをやろうといい始めた
その瞬間、何かが通ったのかニコルの髪が少し揺れた
そしてニコルの髪の毛の先端がいくつかハラリと落ちた

ガクガク((((;゚д゚))))ブルブル

いや、それだけなんだけどさ
519通常の名無しさんの3倍:03/10/27 01:41 ID:???
今日は何故かアソパソマソについて話していた。
「俺らってアソパソマソのキャラに例えると誰が当てはまるかな」
俺がふとそんな事をもらすと
「オルガは食パソ!地・味!」
「ぺらぺら〜」
おい泣くなオルガ。食パソにはドキソちゃんとのメロドラマがあるんだぞ。
「シャニはメロンパンのやつだば」
「なんで〜?」
「頭がメ・ロン!」
いじけるなシャニ。わかめって言われなかっただけマシだろ?
「クロトは…」
クロトはアレだろ。カレーパソマソ。
ほら、レイダーもゲロビーム出してんじゃねぇか。
俺?俺は勿論主役のアソパ……
うわぁクロト何でお前、銃なんか構えてんだYoちょと待て話せばわかr


いや、それだけなんだけどさ
520519:03/10/27 01:44 ID:???
× やつだば
○ やつだな

いや、それだけなんだけどさ。
521通常の名無しさんの3倍:03/10/27 05:46 ID:???
>519
誤字のところで一瞬マサルさんが浮かんだよw

いや、それだけなんだけどさ。
522通常の名無しさんの3倍:03/10/27 18:50 ID:???
なあ、クロト、レイダーのミョルニュルってさあ・・・・・
「?」
シティー○ンターの香のコンペイトウみたいじゃん?
・・・・・
「ハンマー。」
は?
「100tハンマーも装!備!」
いや、そんな無茶な・・・
って、おい、それはどこから持ってきたんだ
そんなものでなぐろうとするな
おい、やめろ、やめ・・・ぶべらっ

いや、それだけなんだけどさ
523通常の名無しさんの3倍:03/10/27 21:19 ID:???
>>522
懐かしいwワロタ
524通常の名無しさんの3倍:03/10/27 21:26 ID:???
先日、ニコルと共に「キル・ビル」を見て来た。
ニコルは映画が終わった後、すっかりユマ・サーマンに影響されて、
刀を振り回す真似をしていた。子供だなぁ、ニコルも。

と、ニコルがそんな事をしていると、ニコルの手がヤーサンにぶつかった。
・・・やばい・・・。俺は一目散に逃げ出した。

許してくれニコル・・・!!無力な俺を・・・!!

数時間後、ぼろぼろになって来たニコルに日本刀で斬りつけられた。
何故日本刀を・・・?そんな事を考える間もなく俺の意識は遠のいていった。

いや、それだけなんだけどさ
5251/3:03/10/27 21:47 ID:???
今日、屋台からの帰りがけにアークエンジェルに寄ってみた。
週始めという事もあってお客さんは少ない。
店内にはマリューさんと新しいバイトの子が入っている。
例の外はねは「ディアッカの世話に専念する」とかいって辞めたそうだ。
世話?・・・監視の間違いじゃないのか?
で、今度の新しいバイトは・・・・・

「いらっしゃいませぇ〜」

・・・・・ラクスかよ。こいつ客商売出来るのかよ?
「今日はお仕事の帰りだったんですかぁ〜?」
あ、ああ、そうなんだけどさ。マリューさんも奇特な人だな、例の外はねといいこいつといい。
・・・・・ガッシャーン
あ、さっそく滑って転んでる。
5262/3:03/10/27 21:48 ID:???
今日のDJは例によってニコル、もといNicole Conteだった。今日は客も多くないので
テンション低めのスロージャズ中心らしい。
もうここはニコルの巣と化しているな。
そんなことを考えながら、俺はマリューさんと世間話を始めた。
「最近アズラエルさんのお店はどうなのよ?うちはこんなものだけど。」
ええ、似たり寄ったりですよ。10月ですしね、人の動かない月ですし。
「どこも同じねぇ。まぁ、いつも猫の手も借りたいほど忙しいのも考え物よね(笑)。」
まったくです。俺の店なんか出前までやってますから、毎日忙しかったらまた病院送りですよ、ハハ。
そんなことを話していると、ニコルがプレイを終えた。
ブースから出ようとすると、誰かが話しかけてきた。
女の子のようだ。ショートカットのかわいい子だ。ベージュのノースリーブの上に黒のジャケットを着ている。ファンだろうか?
ニコルはレコードを出して説明しているみたいだ。
しばらくして二人は話しながらテーブル席に座った。
ふぅん、DJってお得だな、やっぱ。
「あの子ね、ニコル君がプレイする時いつも来るのよ。ニコル君もまあ、まんざらでもないみたい。」
へぇ、やるじゃんかニコル。シャニにもあんなファンが一人くらいいてやってもいいのになぁ・・・
5273/3:03/10/27 21:48 ID:???
次の日の夜、屋台にニコルが一人で来た。あれ?アスラン達はどうしたんだよ?
「たまには一人で食べに来るのもいいかな、って思って。それにここには皆さんがいますし。」
クロトとシャニは出前に出かけていてまだ帰ってこない。多分サボっている。オルガは店の隅でまた本を読んでいる。
「今日も冷えますからね、僕のおでんが食べたくなったんでしょ?」
「・・・・・実はお二人に相談があってきたんですけど。」
ん?この人はあまり相談の対象にはならないかもしれないけど、まあ聞くだけ聞くよ。
「それが・・・・・今朝起きたら・・・・・その・・・・・・ホテルにいて・・・・・ベッドの隣りには女の子がいて・・・・・
それで『昨日の夜は楽しかったね』なんて言ってきたんですけど・・・・・これって・・・・・」

・・・・・・・・・・・ハァ?

おい、おまえそれって・・・・・ヤっちゃったのか?・・・・・お前いつからそんなイヤミな奴になったんだ?    
「君ィ、今朝帰ってこないから何をしているかと思えば、ちょっとそれはあまり感心しませんねぇ、一人だけ抜け駆けはいけませんよ?(怒)」
「お前だけいい思いをしようったってそうはいかないぞ」ジャキッ(弾丸装填音)
「ま、ままま待ってください、待ってください!僕も何がなんだかわかんなくて、朝起きたらそういう状態で、
隣りには裸で女の子が寝てて、僕も裸で、昨晩DJやっててブースから出たところまでは覚えてるんですけど、
そこから朝までがさっぱりで・・・・・」
ふん、で、起きてからお前はどうしたんだ?
「・・・・・・・それがその・・・・・・その子が・・・・・・後腐れないようにって・・・・・・もう一回とかいって・・・・・・・・昼過ぎまで・・・・・・・」
ほお、お盛んなことですな・・・・・・・・おいおっさん、オルガ、どうするよ?
「・・・・・・俺なんか何もしてないのに・・・・・・」
「そうですねぇ、君の得意のゴミ箱を活用してこんなのはどうです?(ボソボソ)」

その後俺達3人はニコルにゴミ箱を被せ首だけ出して、実剣で「黒ヒゲ危機一髪」をやった。あ、「ニコル危機一髪」か。
ニコル、別にそういう事態になってもいいが俺達にそういうことを
 言 っ て く る な 

いや、それだけなんだけどさ
528通常の名無しさんの3倍:03/10/27 21:52 ID:???
>>525-527
ニコルっていったい・・・・
何者ナンダ?

このスレで隠された素性が暴かれるの・・・か
529通常の名無しさんの3倍:03/10/27 22:14 ID:???
わざわざ相談に来るところがニコルらしいかも。グッジョブおつかれ
530第3セクター:03/10/27 22:15 ID:???
なぁ……もしかしてさ、もしかして……。
やけくそになったアンディさんが道頓堀にエターナルを落とそうなんて企てたりは……

しないよな?
いや、それだけなんだけどさ
531通常の名無しさんの3倍:03/10/27 22:17 ID:???
これでニコルは童卒したわけだな・・・・

いや、それだけなんだけどさ
532通常の名無しさんの3倍:03/10/27 22:31 ID:???
大変だ!エターナルんとこのバルトフェルドさんが
腹いせに福岡ドームに戦艦突貫かけるとか聞いたぞ!!

いや、それだけなんだけどじゃねぇよ!
「イヤ、ソレサケナンダケドナ」
そこで特技を出しますかお前さん……
5333/3:03/10/27 22:33 ID:???
3/3+1
その後ニコル危機一髪で奴を締め上げた俺達は、さらなる余罪を知った。
今までそういう前後不覚の事態が十数回に渡ってあったらしい。
もうこれは童卒どころの話ではない。
なにより、そう、なにより、
 童 貞 の シ ャ ニ が か わ い そ う じ ゃ な い か ぁ ! !
ニコル、今度お前常夏連れて合コン開いてやれ。
そう言いつつ、俺はもう一本剣を刺した。

いや、それだけなんだけどさ。
ブスッ あ、ひっと
534通常の名無しさんの3倍:03/10/27 22:33 ID:???
寅さんなら兄貴と一緒にオレんちで飲んでる
535533:03/10/27 22:34 ID:???
>>533訂正
名前:533→527
スマソ
536通常の名無しさんの3倍:03/10/27 22:38 ID:???
最近、クロトが俺の手伝いをするようになった。
『仕事なら俺にまかせな!!家・事!!』
・・・・・あやしい・・・・なんか怪しい。
とりあえず俺はクロトにわけを聞いてみた。
そしたら、案の定・・・
『実は・・・・欲しいゲームがあって・・・でも・・金・欠』
なるほど、だから一生懸命俺の手伝いをしてたのか・・・・
俺はとりあえずクロトの欲しいゲームを聞いてみた。
『・・・・にき・・・・』
は?もっと大きい声で。
『・・・うあにき・・・・』
へ?うあ・・・・?
『超兄貴!!俺はあのシューティングゲームが欲しい!!筋・肉!!』
・・・・・俺はとりあえずゴミ箱をクロトにかぶせた。
2日後、クロトのテンションが低い、極端に低い。
仕方なく俺は超兄貴とやらを買ってやった。
『感・謝!!感・激!!感・動!!』
『クロトずる〜い、うざ〜い。』
『なんだありゃ?カセットが増えてる。』
仕方ないから俺は二人にも好きなものを買ってやった。
さて、バイト頑張るか・・・・・

いや、それだけなんだけどさ
537通常の名無しさんの3倍:03/10/27 23:45 ID:???
昼も過ぎた頃、庭に誰かがやってきた
・・・・オルガだ
するとオルガは突然
「ああ、空よ、君はなんで白いんだ?!」
とヤケにキザっぽいセリフを吐いた
俺がふざけて
「それは私の心が美しいからです」
と裏声でいってあげた

その夜
「おい、知ってるか?!空が青いのは空の心が美しいからなんだぜ!」
と真顔で話していた
クロトもシャニも大爆笑だった
ついでに俺も大爆笑だった

・・・・・おいオルガ
俺が悪かった、騙して悪かった
だから自分の部屋で遺書とかかくのやめれ

いや、それだけなんだけどさ
538通常の名無しさんの3倍:03/10/28 00:05 ID:???
今日シャニがミゲルとのストリートバンドから沈んで帰って来た
また、客が入らなかったのかと聞いてみると首をゆっくりと振って話し始めた
「今日はさ、聞いてくれる人が結構来てて俺も凄く嬉しかったんだ
 でも終わったらミゲルの所に前に合コンした女達が来て・・・・・・」
それからシャニは泣き出してしまったが要約するとこういう事らしい
あの三人組の中のアサギって人が前々からミゲルのファンだった
そして今日、他の二人に応援されながら勇気を振り絞ってミゲルに告白
ミゲルはOKして楽器を片付けると、アサギと夜の町に消えて行った、シャニを残して

それから俺とオルガは大泣きするシャニを慰め、ようやくシャニが落ち着いた頃に
ゲーセンに行っていたクロトが帰って来るなり
「てめぇぇぇぇ!報・告!ミゲルの奴が部屋に女を連れ込んでたぞ!破廉恥!」
これを聞いたシャニは更に大泣きしてしまい、俺達は朝までシャニを励ます集いを
するはめになった。
さて、一眠りしたら黒髭危機一髪の準備に取り掛からないとな

いや、それだけなんだけどさ
539通常の名無しさんの3倍:03/10/28 00:17 ID:???
>>538続き
「・・・おい、お前恋愛してる奴を張り倒す連中のことをなんていうか知ってるか・・・?」
ん?オルガ、なんだそれ?
「死ね死ね団っていうらしいぜ・・・・しかもパンダの乗り物乗って、変なかぶりものしてさ・・・」
・・・・あれか・・・・あんなにはなりたくないな・・・・
「・・・・俺、もういいよ、きっとあんなはねっ返りよりいい女見つけてやるよ・・・」
そうだなシャニ、がんばろうな、うん。きっとニコルがいい女紹介してくれるさ。

・・・・・くそ、やっぱりミゲルは許せん、黒ヒゲ準備だ。

いや、それだけなんだけどさ。
540通常の名無しさんの3倍:03/10/28 00:24 ID:???
いつのまに
ゴミ箱から黒ヒゲに摩り替わってるなw
541通常の名無しさんの3倍:03/10/28 00:26 ID:???
樽の代わりにゴミ箱活用黒ヒゲ、ということらしい

いや、それだけなんだけどさ
542通常の名無しさんの3倍:03/10/28 10:18 ID:???
ガリガリガリ
何か硬いものを砕く音で目が覚めた
「ブレイクブレイク!オラオラァー!」
「破・砕!」
「クゥェミカル・アンカァァァ!!」
オルガとクロトとおっさんが奇声を上げながら家を破壊していたので急いでゴミ箱を被せた
・・・あとでキッチリ部屋を直してもらうからな、お前ら

で?どうしてこうなったのか聞かせてもらおうか?

「ネットしてたら変な歌を聴いたんだよ」
「あれはきっと特殊な脳波コントロール音波が流れているのでしょうね」
「洗・脳!」
なんだそりゃ?そういやシャニは?
「シャニは朝からライブに行ってますよ」
そうか
シャニは洗脳されなかったのか
その時窓の外から

ガン!ガン!

という音が聞こえてきた
見ると

「ブレイク〜♪」

シャニがつるはしを持ってアパートの壁を壊していた

お 前 も か

いや、それだけなんだけどさ
543542:03/10/28 10:19 ID:???
改行大杉スマソ・・・
544通常の名無しさんの3倍:03/10/28 10:57 ID:???
542じゃないけど一応フォロー

日本ブレイク工業のガイドライン Part2
http://that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1067260658/
545通常の名無しさんの3倍:03/10/28 18:15 ID:???
こんなところまでブレイク工業の影響が及んできたか・・・

いや、それだけなんだけどさ
5461/5:03/10/28 18:45 ID:???
今日は隣町でフリーマーケットがあった。
もちろん俺たちも参加した。いや、フリマには興味はないんだ。
俺等の目的はただひとつ…それは午後からのビンゴ大会
ってコラ、オルガ、古本に見惚れるな。
ビンゴ大会の賞品は3等ビール、2等デジカメ、そして1等のコシヒカリ10s。
その他にはポケットティッシュや商品券、そしてお菓子の詰め合わせなどだ。
狙うはなんといっても米だろう。
ってコラ、クロト、中古ゲームに気を取られるな。
ビンゴに参加するのは近所の一世帯家庭ばかりでざっと100組くらいか。
ジュール親子やエルスマン親子の姿も見られる。
ってコラ、シャニ、安いからって食卓テーブルを買おうとするな。
ビンゴのルールは知っての通り、
縦横斜め一列に五つ並んだ時点でBINGOで賞品のくじを引くことができる。
そんなわけで、おいお前等!とにかくビンゴ出さなきゃどうしようもないからな。
なんでもいいから当てまくれよ!
「ティッシュは回避だ。また苦しい思いをしたいのか?」
「他はいくら当ててもいいんだろ?」
「どうでもいいよ。出ろって言われれば出て獲るだけさ」
5472/5:03/10/28 18:51 ID:???
とうとうビンゴ大会が始まった。
「お集まりの皆さん、グゥレイトゥですか〜?」
「司会・進行は私たち、エルスマン一家が務めますぜエクセレントゥ!!」
「ビンゴルーレットは俺が回しマース」
エルスマン一家、さっきから姿が見えないと思っていたら司会だったのか。
「じゃあ、回すぜ、…でぇえい!!」
ガラガラガラガラ…カラン
「…B-13番!!」
「B-13番です!」

それから数ターン経過し、俺のカードはたった穴2つ、
しかもB-2行目とG-3行目。てんでバラバラ。
そろそろ誰かがリーチでも出してそうだな…と思ったときだった。
「ぃやったぁぁぁぁああぁあぁぁぁ!!!!!」
初めてのビンゴ者が出た。
こ、この雄叫びはおっさんか?おっさんも参加してるとは。
「いやねぇ、こういう庶民のゲームもたまには良い息抜きになるかと思いましてね」
見てみるとおっさんの隣にニコルも居る。おっさんに誘われたそうだ。
ニコルは特に目当ての賞品はなく、皆でわいわい楽しくやることが目的らしい。
おっさんは檀上に上がり皆の見守る中ルンルン気分でくじを引いた。
そしてタッド・エルスマンがそのくじを開く。

「…えー、49番、ティッシュです」

やっぱこういうオチだな…おっさん、そんなに気を落とすなよ。
所詮庶民のゲーム、なんだろ?
5483/5:03/10/28 18:56 ID:???
その後も続々とビンゴ者がくじを引いていったが
なかなか上等の品は当てられないようだった。
「どうして俺のカードは全然穴が空かないんだ腰抜けぇ!」
「タッド!貴様何か仕掛けいるのではないか!?腑抜けぇ!」
なんか後ろの方でギャンギャン煩いと思ったらジュール親子だった。
ジュール親子のカードを見てみるとリーチどころか、穴がひとつもなかった。
悪運はいいがくじ運は最悪だな。
ガラガラガラガラ…カラン
「G-49番!!」
「おひょ〜!!整・列!ビンゴ!!」
本当か?よくやったクロト!
これで米が当たれば万々歳なんだが…。
クロトが檀上に上がりくじを引き、エルスマンに渡した。
「…これは!エクセレントゥ!!2等、デジカメでました〜!!!」
な、なんだってー!?すげぇ…まさか2等とは。
しかし檀上から降りてくるクロトに会場中からブーイングが飛んだ。
あいつはあいつで「ぶぁ〜か」とか言い返している。やめろ荒れるから…。
とりあえずゴミ箱、と思ったが戦利品を持ってきたことだしやめといた。
…なんかクロトを物陰から鋭い眼つきで見てた青髪が見えたが…。
5494/5:03/10/28 19:01 ID:???
そろそろ残りの賞品の数がやばくなってきた。
あと残ったのは米と粗品になってしまった。
「お、ビンゴ」
オルガが声を上げた。
けっこう運いいじゃないかお前等!俺は未だにリーチもなく最悪だが。
オルガのビンゴカードをちらっと見てみると
なんと奇麗に”O”の列だけ穴が空いてた。
「オルガの”O”!だからな」
「無!関・係!」
「はぁぁぁ…強運うざ〜い…」
シャニ、まだビンゴがこないからっていじけるな。
オルガもナナコの7!みたいなこと言ってないでくじ引きにいけ。
1等の米、頼んだぞ。

そしてオルガはお菓子袋を持って帰ってきた。…そんなにいじけるなよ。
「落ち込んでてうざーいおっさんにあげれば?」
「名・案!あとナタルさんにでもあげりゃいいじゃん!」
そうだな。おっさんポケットティッシュだけで可哀相だしな。
ナタルさんも日頃お世話になってるし、お菓子なら喜ぶだろう。
オルガ、お前はすごく役に立ってるって。
だから地面にのの字を書くのはやめてくれ。
と、そうオルガを皆で励ます集いをしていると…

「グゥレイトゥ!!!ついに1等がでました〜!!!」
「いやぁ、強運ですな。1等を当てた感想をどうぞ」

「まさか軽い気持ちで参加して当たっちゃうなんて…すごく驚いています」

その緑髪はまさしく ニ コ ル だ っ た 。
5505/5:03/10/28 19:05 ID:???
俺たちがこの大会で学んだことは”欲の無い者が勝つ”っていうことだ。
ちなみにシャニのビンゴカードはフレスベルグの如く
うまく直線に揃わずトリプルリーチをかましていた。
その後ナタルさんも誘い、ムル太のおでん屋でお菓子とおでんをつまんだ。
ポケットティッシュはシャニとオルガの役に立った。
そしてデジカメで記念撮影。皆けっこう清々しい顔だった。

いや、それだけなんだけどさ
551通常の名無しさんの3倍:03/10/28 19:55 ID:???
>>545-550

長文乙です。
ワロタ。

いや、それだけなんだけどさ
552通常の名無しさんの3倍:03/10/28 19:58 ID:???
ビンゴ長文乙。
お菓子はいいぞ。俺もそれしかあてたことないし。

いや、それだけなんだけどさ。
5531/2:03/10/28 21:51 ID:???
今日俺はテレビを見ていた。内容は「サンデープロジェクト」だった。
俺もそろそろ政治に興味を持つべきだと考えたので、三人に「演説を見に行かないか?」と言った所、

「はぁ〜?選挙〜?うざ〜い」
「選!挙! 激!暇!」
「また退屈な思いをするのかよ」

ったくお前らもう十八だろ?ちょっとは世の中を知っといた方がいいぞ。
何だよその目は、「仕方ないから行ってやるよ」って言いたいのか?行きたくないんなら来なくていいぞ。
と言うと、

「インドアうざ〜い」
「どうでもいいよ、行けと言われりゃ行って聞くだけさ」
「また、退屈な思いはしたくないからな」

何だ、結局興味あるんじゃないか。それにオルガ、さっきと言ってる事違うぞ。
まあいい、とにかく駅前に行くか。え?MSで行こうって?今、ほとんどの政治家は第九条について演説してるのに、水を差す気か?
5542/2:03/10/28 21:51 ID:???
とりあえず、駅前に着き演説してる奴を捜していたら、一人見つけた。ん?何か見たことのある青いスーツだな。

「皆さん、今日本は滅亡の危機にあっています。そう、隣国の【北朝s(ry 】が弾道ミサイル【ジェネシス】
の発射実験を何度も行っています。近いうちに日本に打ち込まれてもおかしくありません。我が「ブルコス党」
は何度もコーディ党に言いました。『ああそう、そうだよ。全く冗談じゃない、これは今までのたくたやってた
あんた達トップの怠慢だよ』と言ってやりましたが、それでも動こうとしないので『おい!ふざけた事を
言うな!話し合いだぁ?何でこの国がそんな事すんだよ!?この国はすぐにも北朝鮮の総攻撃に出るんだ。
そんな事より、補給と整備を急げよ!アメリカから、すぐに補給も増援も来る!』と言った所、『アズラエルさん
は一体何を言っているのですか!状況が分かっていないでしょう!?』と言われました。そこで、
『君こそ何を言っているんだ!状況が分かって無いのは君の方だろうが!あの国に、あんな物を残しておく訳には
いかないんだよ!何がアメリカの野蛮な政治だ。あそこからでも、この日本を撃てるとんでも無い兵器の方が
はるかに野蛮じゃないか!!そしてもう、いつその照準が何時日本に向けられるか分からないんだぞ。奴らに
あんな物作る時間を与えたのは、お前達コーディ党なんだからな。無茶でも何でも絶対に破壊してもらう、あれと
【北朝s(ry 】を。日本が撃たれる前にぃっ!!!核攻撃隊を出せ、目標は朝鮮軍だ!』と、力説したのです
が、聞いてくれませんでした。そこでみなさん!無能なコーディ党を潰し、ブルコス党を応援して下さい!必ず、
必ずあの国を世界地図から抹消します!!!!!」

おい、お前らあれは政治家じゃなくて右翼だからな。あいつの言うことは気にするなよ。全く、後でゴミ箱を腐るほどおっさんにかぶせなきゃな。

いや、それだけなんだけどさ。

読みにくくてスマソ。
555通常の名無しさんの3倍:03/10/28 22:25 ID:???
>>553-554
ワロタ!時事ネタ乙!
おさーんってなんか政治家似あうよなマジで
しかしあのセリフ便利だよなw
556通常の名無しさんの3倍:03/10/28 22:34 ID:???
>554 ワロタ!おっさん、背後に気をつけろよ…

>548 今更だが誤り発見

×仕掛けいるのではないか
○仕掛けているのではないか

スーパー脱字チェッカー様よ、今度から頼むわ
いや、それだけなんだけどさ
5571/3:03/10/28 22:54 ID:???
最近、オルガが熱心にMSコロシアムに通っている。
何だろうか?いまさら訓練することなんかあるんだろうか?
それとも来るべきMSトーナメントへの特訓か?
俺は休日に暇つぶしにオルガに同行した。

コロシアムのシミュレーターは大抵のMSが登録されているため、実戦での搭乗記録があれば
その機体のデータの使用が認められている。
使用したことがない機体は無理なんだと。
なぜかって?データの漏洩を防ぐためだとさ。
オルガはやる前からやけにニヤニヤしている。気持ち悪い。
「おい、お前ちょっと相手しろ。レイダールージュでやれ。」
ん?ああ、いいけど。何させんだ?
5582/3:03/10/28 22:55 ID:???
シミュレーションが始まった。
場所は夜の市街だ。
敵は一機、オルガだけだ。って、オイ!
お前、何ソードカラミティなんか乗ってんだ!
しかもしっかり緑だし!俺なんか相変わらずショッキングピンクだぞ!
「いちいちうるさいんだよお前は!」
ソードカラミティが対艦刀を抜いて突撃してきた。すかさず俺は空に逃げる。
さすがに地上では分が悪い。
「逃がすかオラァ!!」
瞬時にソードカラミティはジャンプして俺と同高度まで上がってきた。どうやら武装がないと軽いらしい。
ガッ!
うまくよけたつもりだったが、安定翼にかすったようだ。くそ、こいつ乱射が得意じゃないのかよ!
俺は奴と間合いを取って、ミョルニルを発射する。
地上に降りた奴は、うまくビルを縫ってこっちに近づいてくる。これではあたらない。
いらいらした俺は奴をうまく狙うため公園へ移動した。ここなら狙いやすいはずだ。
上空でオルガを待つ。しかしなかなか現れない。
くそ、何をしてるんだ、奴は!
市街へ飛ぼうとしたとき、俺の目の前にソードカラミティが現れた!
「ふん、あっけなかったな!」
チッ、あのビルからジャンプしてきやがったのか!
ドガッ ガッ ガシャァッ!!
!?次の瞬間、俺の機体に三度の衝撃が襲った。・・・そこでゲームオーバーとなった。
5593/3:03/10/28 22:56 ID:???
結局俺は両腕をもがれ最後にコクピットをやられたらしい。
しかし、一瞬で三度の攻撃を食らった。しかも剣でだ。
わけがわからん。そんなことが可能なんだろうか?
だいたい、あの時ソードカラミティは対艦刀を一本しか持ってなかった。
「ふん、お前にはわかんないだろうさ。なんたってブシドーだからな。」
ブシドー?ますますわからん。

家に帰って、居間でテレビを見ようとすると、本が2冊転がっていた。
あん?オルガのか。なんだ?
『新撰組血風録』
・・・・・
なるほど、じゃあさっきのは沖田総士のアレか・・・・・恐ろしいことをやるな、あいつは・・・・
キル・ビルどころじゃないぞ、あれは。
でも、ちょっとオルガがうらやましかった。
ああ、俺も刀振り回してぇ・・・・・

いや、それだけなんだけどさ。
560通常の名無しさんの3倍:03/10/28 23:26 ID:???
俺も対艦刀が欲しいとおっさんに相談してみた・・・
「そうですね。じゃあ、これでいいですね?」
おっさんが見せてきた、一枚の設計図。
それは、ショッキングピンクに染まったソードカラミティだった。
「ソードカラミティルージュですよ。まだ企画段階なんですけどね。あと、こんなのもありますよ?」
おっさんがファイルを差し出す。
そのファイルには、ショッキングピンクのカラミティやフォビドゥンさらにはストライクダガーまでが書かれていた。
「企画途中のカラミティルージュ、フォビドゥンルージュ、ストライクダガールージュです。我ながらいい色だと・・・」
俺はおっさんにゴミ箱を被せておいた。

いや、それだけなんだけどさ
561通常の名無しさんの3倍:03/10/29 00:05 ID:???
>>560
ルージュ増やすなよw
こないだバスターR作って、1/144HGレイダーが出たら
レイダーR作ろうと思ってたのに…。この上カラミティに
フォビドゥンまで…勘弁してください。

いや、それだけなんだけどさ。
562通常の名無しさんの3倍:03/10/29 00:18 ID:???
おっさんの仕事の手伝いで、京都府K市を車で走っていた。
「だめだめですねえ。新規事業に結びつくような話は
 何もありませんでしたね、運転手さん」
「運転手さん」という一語に、悪意はないのだろうが、いちいち
むかつく物言いをするな、アズ公は。
車を走らせていくと、一面の花畑が見えてきた。
「K夢コスモス園」とある。
「あれ、コスモスですよ」
俺はおっさんに話しかけた。
「なかなかすごいですねえ」
さすがのおっさんも見とれている。
一面白、黄色、濃いピンク、淡いピンクのコスモスが広がっていた。
「秋の風物詩ですねえ」
おっさんも珍しく詩的なことを言うな。だが次の一言がまずかった。
「でもやはりコスモスは青ですよ、青。青いコスモスが見たいですねえ」
この馬鹿、しょーもないこと言ってやがる。てめーの過激思想と
おんなじ名前のコスモスなんて、コスモスがかわいそうじゃないか。
ひとまず俺は相槌をうっておき、帰り道の途中、
サービスエリアでおっさんを置き去りにして帰った。
いや、それだけなんだけどさ。
5631/4:03/10/29 03:08 ID:???
今日、おっさんが出張でバイトが急遽休みになったため、暇だからシャニの路上ライブについていった。
アコギを持ってふらふらと二人で道を歩いていく。
ん?そういえば今日はソロなのか?ミゲルはどうした?
「あんな奴もう知らない、うざい。」
・・・・・そうか、音楽を忘れ女に魂を売った奴は必要ないということか。

例によって商店街の片隅で始めた。
俺は缶コーヒーを飲みながら淵石に腰掛けて聞いていた。
いつも白夜やオルガ作詞の嘉門○夫のパクリみたいなのばかり歌っていると思っていたが、
普通のポップスやロックも歌っているんだな。
今日はブリティッシュ・ロックが中心だった。
レッドツェッ○リンやオ○シス、キング○リムゾンなんからしい。
もともとプログレやメタルやハードコアやメロコアが好きなはずのシャニが白夜ばかり歌っているのが謎だ。
本当はエレキで超絶早弾きとかやりたいんじゃないのか?ほら、イング○ェイ・マ○○ティーンみたいに。
でもあんなデブにはなるなよ。
そんなことを考えながらシャニの歌声に耳を傾けた。
普通にうまい。そりゃあれだけ毎日練習していて報われなかったら悲惨だ。
メジャーデビューも遠い日のことではないかもしれない。
もっとレーベルにデモテープとか送ればいいのにな。
あー、白夜みたいに味のない曲ばかり送ってるから悪いんだよ、なんかこう、もうちょっとセンスのある曲をさ。
あんなのだったら変な夢見るヤヴァい女かキモオタかアニオタしか買ってくれないぞ。
いっそニコルに頼んで打ち込みメインでなんか作ってもらったらいいのにな。デジロックかハードハウスみたいなのを。
あいつそういうの得意そうだ。
・・・・・などと勝手なことばかり考えながらも、シャニは一生懸命歌っている。
がんばれ。
5642/4:03/10/29 03:09 ID:???
相変わらずお客さんはまばらだ。
まあ、平日にそんなにいてもらっても困るというものだが、学校帰りの高校生とか、フリーター、
営業途中の会社員の人なんかが時々足を止めて聞いていってくれる。
たまにギターケースに百円をいくつか入れてくれる人がいたり、「差し入れだよ」といって
近所の肉屋のおばちゃんがコロッケをくれたりした。
「あのおばちゃん、いつもこのコロッケくれるんだぜ。ほら、ちょっとお得じゃん。うまいし。」
揚げたてのあつあつのコロッケがうまい。特にこの秋風吹きすさぶ寒い季節には格別だ。
おでんもいいが、こういうのもいいかもしれない。
6時くらいになって、男子高校生のグループが「ちーっす。」とかいいながらやってきた。
どうやら時々やってきてはメロコア話をしていく友達らしい。みんなでバンドを組んでいるんだそうだ。
「・・・・いやぁ、やっぱシャニさんすごいっすよ。俺達と違ってマジで音楽やってるしさぁ、プロ目指すんだったら
これくらい気合入れてやんなきゃだめなんスかねェ。」
「そんなことねぇよ。ほら、あんまりギャラリーも集まんないしさ、うざいだけじゃん。」
「いや、それでも毎日やってるってとこがすごいんスよ。継続はなんとかっていうでしょう、あれっスよ。」
シャニが顔をちょっと赤くしている。やっぱり誉められるとうれしいよな。
高校生たちはワイワイ話して、シャニと一曲合わせてから帰っていった。
5653/4:03/10/29 03:09 ID:???
夜の11時も過ぎた。酔っ払いがよたよたしながら目の前を通りすぎていく。
たまにその酔っ払いがリクエストしていく。だがそのリクエストっていうのが、
「なぁにいちゃん、きよし歌ってくれよ、氷川き・よ・しィ〜」
という内容であったり、
「あ〜あ〜、川の流れのよ〜にィ〜、・・・ほら君も、ゆ〜る〜や〜かに〜」
であったりするのがほとんどなので、シャニは無視している。
あんまりしつこいと、
「うざいんだよお前ェ!」
といって殴りつけている。
そんなふうに適当に酔っ払いの相手をしていると、女性のお客さんがやってきた。
黒のスーツにメガネをかけたかっこいい人だ。
「ん〜、じゃあ今日はスティービー・ワンダーをお願いできるかしら?知っている曲でいいよ。」
今日は?よく聞きに来られるんですか?
「ええ、仕事の帰り道なもので。いつも帰りに寄っちゃ無茶なお願いしてるんですよ。」
「この人いつも俺に歌いにくい人ばっかリクエストしてくるんだぜ、いい迷惑だよ。」
そういいながら、シャニの顔は笑っている。
「文句言ってないで早く歌ってよぉ、お客さんを楽しませるのが歌手の仕事でしょ?」
そう言われて、ブツブツ言いながらシャニは「アナザー・スター」を歌った。
うまい。こいつソウルもできるんだな。ていうかこっちの路線でいったほうがいいんじゃないか?
「・・・ふ〜む、60点ね、もうちょっとスキャットを力強く歌ったほうがいいわね。それに声量がサビのときにまだ足りないわ。
もっとボイストレーニングを積むことね。」
「あのさぁ、だいたい俺がソウルなんて歌うこと自体無理なんだよ、俺どう見てもハードコアじゃん。」
「泣き言言わないの。ソウルは歌の基本よ。これがうまく歌えればハードコアだろうがデスメタルだろうがなんでも歌えるわ。」
「ちぇっ、いつになったら俺はあんたから100点取れるんだよ?」
「さあ?デビューできたときじゃないの?(笑)ここにお金入れとくわ、じゃ、またね。」
そういって彼女はギターケースに600円入れて去っていった。
5664/4:03/10/29 03:10 ID:???
シャニ、誰なんだ、あの人。
「知らないよ、いつもこの時間くらいに来ちゃ俺にリクエストして、それで勝手に点数つけていくんだ。お金くれるからいいけど。」
ふぅん、でもあの人かなり耳いいぞ、ありゃ本物だ。
「・・・・・まあうざいけど、結構言ってること正しいから、練習と思っていつもやってる。レッスン料もいらないし。」
・・・・・まさかお前、あの女の人に惚れてるとかじゃないだろうなw?
「うざいこといってくんなよ。そんなんじゃねえよ。でも、なんでいつもいろいろいってくるんだろ?」
さあな、もしかするとどこかのレーベルの人で、お前を鍛えてデビューさせようとしてんのかもよw?
「んなわけないじゃん。どうせただの物好きかなんかだろ。さあ、帰ろうぜ。寒いし。」
ああ、そうだな。ちょっとアデスさんとこでラーメン食って帰ろうぜ、今日はもう帰って夕飯作るのがめんどい。
オルガとクロトも電話で呼んどく。

それから、俺達4人でラーメンを食った。オルガが
「おいシャニ、今度のお前の新しい曲の歌詞ができたぞ!」
とかいってきたが、シャニは
「うざいからいいよ。」
といっていた。オルガに歌詞を見せてもらったが、また嘉門○夫ばりのアホな歌詞だ。
お前も少しはシャニを見習って文章表現を磨け!
「くそ、苦しい思いをしながら書いたのに、今度はまじめに書くからな。」
ああそうだ、まじめに書け。

シャニ、がんばれよ、きっとそのうち、何かいいことがあるような気がする。
いや、それだけなんだけどさ。
567通常の名無しさんの3倍:03/10/29 05:15 ID:???
>563-566

・・・ぐっジョブですぞー。
568通常の名無しさんの3倍:03/10/29 07:25 ID:???
>563-566
乙かれ。頑張れシャニ。
569通常の名無しさんの3倍:03/10/29 11:09 ID:???
>563-566
乙彼ー。何か平和でいいな。
特に感動する点は無いのにじーんと来たぞ。
570通常の名無しさんの3倍:03/10/29 15:34 ID:???
徒然なるままに書いていたら、すごい長文になってしまいました。
でも、せっかくなんで書き込みます。なんか、すいません。
5711/18:03/10/29 15:35 ID:???
さあ。来たな、今日が。
今日は29日。アスランの誕生日だ。
実は自分の家で誰かの誕生会をするなんて初めてで、俺は結構緊張していた。
バイトを3時頃切り上げ、頼まれた買出しをすませた俺は急ぎ足で家に向かった。
家に帰ってみると壁がなかった。
壁が・・・・・壁が・・・・・・壁がねぇええええ!!!!!!

正確に言うと俺の部屋とおっさんの部屋の間にあるはずの壁がなかった。
「ないっ!!ないっ!!!!どこにもなぃいっ!!!!!」
俺が錯乱しているとニコルが顔を出し、
「あ、おかえりなさい。」
と言った。

い、いやおかえりなさいってお前これ、だれんちだよ!!
これじゃニコルとムルタと常夏三人組と俺の関係になっちまうじゃねーか!!!背負いきれねーよ!!!!
俺が更にそう叫ぶとおっさんが顔を出し、
「なんですか?君はあいかわらず騒がしいですねぇ・・・」
と言った。

ま、またあんたのしわざか・・・・・
「な、なんですかそんな怖い顔して。だって今日は人がいっぱい集まるんですよ。
 壁なんてない方が広くていいじゃないですか。」
なんでそんな勝手なことばかりするんだよ!!困るんだよ!!なんだよ、俺が泣けば許してくれるのかよ!!
「き、君、落ち着きなさい!!何も泣かなくても・・・・
 明日になれば直してあげますよ・・・・・」
本当だな・・・・
「本当ですって。とりあえず今日だけです。まったく・・・・
 もう少し柔軟性をつけたらどうなんです?」
あんたなあ・・・・俺は今日この時点で既に疲れてしまった。
5722/18:03/10/29 15:36 ID:???
「大丈夫ですか?」
ニコルがそう言い紅茶をポットに入れ、ティーカップに注いでくれた。
俺はお茶を飲み少し落ち着いた。ニコル・・・さっきは怒鳴ってすまなかった。
うちで誕生会なんて初めてでちょっと神経質になってるんだ。
「いえ、もういいですよ。それよりそんなに深く考えなくても。
 もっと気楽にしてればいいんですよ。」
「そうですよ、君ぃ。ただ人が集まって、食事をして、話をする。それだけのことじゃないですか。」

う・・・・なんか二人ともとても慣れた様子だ。
これが上流社会、社交界にすんでる連中と一般人の差だろうか・・・・
するとそこに3人が帰ってきた。

「ただい・・・なんだこりゃ、減ってる!!壁が。」
「ぼ、ぼ、ぼ、僕は知らないよ!?あ、ただいま。」
「ひろ〜い。」
ふ、社交界にデビューできそうなのはシャニだけのようだな。

俺はそこで初めて部屋を見まわしてみた。うん・・・・・・確かに広くていい。
おっさん側の部屋にはニコルのピアノがあり、その脇には何故かドラムとシンセサイザーが置いてあった。
こちらには大きめのテーブルに花が飾ってあり、スナック、シャンパンなどが用意されていた。
ニコル・・・これ全部お前が用意してくれたのか?
「ええ。今、他にも料理してる所なんです。あとピザも宅配のを頼みましたから。」
そうか・・・・ありがとな。
「いいえ。なんてったって11人集まりますからね。」
そうか・・・・・・・・って・・・・全部男?
「そうなりますね。」
そうか・・・・・・。・・・・・男が11人か・・・・そうか・・・・・
5733/18:03/10/29 15:36 ID:???
「ニコル、手伝うぜ。」
「僕も。」
「俺、マイクとかチェックするから。」
「僕はケーキを取りに行ってきますね。ヘリで。」
う・・・俺は・・・・俺は・・・・
「いいですよ。座って休んでてください。買い物もして来てもらったし。」
はぁ・・・情けない。でも確かに少し落ち着くのが皆にとってもいいのかもな。
俺は少し座っている事にした。せめてこの紅茶を飲む間は・・・・
「腰抜けぇぇえっ!!!」 ビタァーンッ!!
・・・もう一杯貰おうかな・・・・てか、イザーク・・・・玄関から入ってくれよ・・・

暫くするとイザークが玄関から入ってきた。
「ごくろうだな!!・・・・・・ん?紅茶か。一杯貰うぞ。」
イザークはそう言うと、俺の隣に座り紅茶をすすり始めた。
クソ・・・なんて余裕だ・・・・こいつも上流社会のほうか・・・・く・・・
くっそぉ・・・僕だって!!!!こうなったらイザークより長い時間紅茶を飲んでてやる!!

紅茶を飲んでいる俺とイザークの周りで誕生会の準備はちゃくちゃくと進んでいった。
オルガがテーブルにグラスを並べ、サラダ、果物を運んでくる。それを見たイザークは
「おう、手伝うぞ。」
と言い、台所へ行ってしまった。え・・・?そんなあっさり・・・・
・・・・つまらん意地を張ってしまった・・・・
気づけば俺が手伝えそうな事は何もなかった。と、そこで

ピンポ〜ン「こんにちはー、ピザをお届に参りましたー。」
と声がした。お!!これは俺の仕事だ!!急いで玄関に向かった。
「えーと、ピザ4枚で15,600円になりますね。」
・・・・え?
しかたがないので俺はピザ代を払った。手が震えていた。
5744/18:03/10/29 15:37 ID:???
ニコル・・・ピザ来たよ・・・・
「え?速いんですね。あとで温めなおしましょうか。」
・・・・・それだけ?俺は思わずニコルを見つめてしまった。
「あの、何か?」
い、いや、何でもないんだ。俺は何を考えてるんだ!!今日は楽しい誕生会じゃないか。

するとヘリの音が近づいて来た。おっさんか・・・・早いな。
アスランは何時頃来るんだ?
「六時です。ディアッカが連れて来てくれるんですけど。」
そうか。もう五時半を過ぎたから、もうすぐだな。
「シャニ君、ミゲルさんは来れるんですよね?」
「うん。でもちょっと遅れるって言ってた。」
ミゲルも来るのか・・・・てことは参加者は俺達4人とおっさん、コーディ5人・・・・
ん?11人っていってたよな。あと誰がくるんだ?
「あ、キラさんが来るんですけど・・・ごめんなさい、言ってませんでしたっけ?」
ああ。でもいいよ。アスランの親友なんだろ?
「ええ。ちょっといろいろあったみたいですけど、やっぱりおさななじみですから。」
そうか。ま、愛より友情だよな・・・・男だらけの誕生会サイコー!!ははは・・・はは・・・

「僕はいつだって完璧だ・・・・」
そういいながらおっさんがでかい箱を抱えて帰ってきた。なんですかそれ?
「ケーキスタンドですよ。君ちょっとテーブルにセットしておいてくれますか? オルガ、ケーキ運ぶの手伝ってくれます?」
「はーい。」
二人は部屋を出て行った。俺は箱を開けてみた。なんだこりゃ、始めて見た。
三つの円盤が立体的に立つしくみだ。どうやらケーキを三段に置けるものらしい。
俺がなんとか組み立て終わったころ二人が帰ってきた。オルガが2つ、おっさんが1つケーキの入った箱を持っている。
3つも買ったのかよ。
「いやあ、中々一つに選べなくて。まあ、人数も多いですしね。 もう6時でしょう?時間もぴったり完璧です。」
おっさんはそういいながら、3つのケーキをケーキスタンドに置いた。
5755/18:03/10/29 15:38 ID:???
おぉおお!!それは俺がいまだかつて、テレビですら見たことのないようなケーキだった。
とにかく3段なのが凄い。ケーキを立体的に飾るんなんて、なんて上流社会チックな。うっかりしてたら今日は結婚式かと思ってしまいそうだ。
一番下はミルフィーユ、2段目は・・・これが噂のオペラ・・・・
一番上は生クリームでコーティングしてあるスポンジに果物がたくさん飾り付けられていて、「happy birthday Athuran」と書かれたプレートがのっていた。

「すっげぇじゃん!!目移りしちまうぜ・・・」
「おっさん完・璧!!」
「うまそ〜」
「ふふふ、そうでしょう?なんてったってこれは最近、巷で大人気の「ラ・オーヴ」のケーキなんですよ。」
「うわぁ、僕もあそこのケーキ大好きなんですよ!!嬉しいな。」
「よく母上もそこのを買ってくるな・・・・」
う・・・・ここでも上流と下流の差がでたか・・・・

そこでニコルの携帯が鳴った。
「あ・・・・ディアッカからメールです。あと10分位で着くって。」
「よし、料理を運んじまおうぜ、腰抜けぇ。」
「お前はいちいち腰抜け腰抜けうるさいんだよ!!」
「なあ、あれ買ってきた? 爆・発!!するやつ。」
ああ、クラッカーな。爆発ってお前・・・

準備が終わったころ、ピンポ〜ンとチャイムがなった。
「開いてるぞ、腰抜けぇ!!」
とイザークが叫んだ。おい・・・・鍵ぐらい閉めろや。
ドアが開きディアッカとキラに挟まれアスランが入ってきた。

「「「「アスラン、誕生日おめでと〜!!!」」」」
俺たちはそう言ってクラッカーをならした。
「ありがとう。・・・うわぁ、すごいな!!」
アスランがそう言い、嬉しそうな顔をした。ああ・・・いいな、こういうの。
5766/18:03/10/29 15:38 ID:???
「アスラン君、さっそくローソクを吹き消していただきましょうかね。」
「うわぁ!!3つも用意してくださったんですか、ケーキ!?ありがとうございます。」
「おっさんが食べたかっただけだろ。」
「オルガ、余計な事を言うんじゃありません!!」
「じゃあ、ローソクに火をつけましょうか。僕ピアノひきます。」

俺たちがケーキに16本ローソクを立て火をつけると、ニコルの伴奏が始まった。
定番のあの曲だ。

ハッピバースデー トゥーユー   ハッピバースデー トゥーユー 
ハッピバースデー  ディア  アスラン〜
ハッピバースデー トゥーユー

歌い終わるとアスランがロウソクを吹き消し、皆が拍手をした。
俺はなんだか知らないが、平和ってこういう事なんだなぁなどと考えていた。
なんか無性に嬉しい気分だ。いいよな、男だらけの誕生会でも。

「それじゃあ、乾杯しましょうか。皆さん、グラスをとって。」
おっさんがそう言い、シャンパンを開け皆に注いでまわった。お、これが上流社会・・・・・
「それではアスラン君の誕生日を祝って。乾杯!!」
「「「「  かんぱ〜い!!!  」」」」

「さ、みなさん料理も召し上がってください。」「いただきまーす!!」
「目移り「グレィ「それは俺んだ腰抜けぇ!!!」「うまそ〜!!」「ありがたいことで。」
やっぱ、男10人はうるさい・・・・
5777/18:03/10/29 15:39 ID:???
「アスラン、これ僕たちから。皆で買ったんだけど。」
ニコルがそういい大きな包みを持ってきた。
それはコーディ4人にキラ、おっさん、俺がお金を出し合って買ったものだ。まあ、半分以上はおっさんの金だが・・・
何を買ったらいいか悩んだ俺がニコルに相談したところ、皆で一つのものを買おうということになった。
ただ何を買うかはコーディ達に任せた。何を買ったんだろう?
「みんな、ありがとう。」
そういい、アスランが包装紙をはがし始めた。出てきたのは工具一式の様だった。
「うわぁ、すごいな!!これ、最近出たばっかりのやつで凄く欲しかったんだ。ずっと大事にするよ・・・・」
「一生ものだぞ、腰抜けぇ!!」
「アスラン、トリィに何かあったらこれで直してよね。」
「俺の中華鍋もな!!」
「いつか僕にも何か作ってくださいね。」
中華鍋は無理だろディアッカ・・・・あ、アスラン、うちのスズメェもよろしくな。

うん、なかなかいいプレゼントだったんじゃないだろうか。アスランも本当に喜んでくれたようだ。
それにしてもあの3人は何か用意しているんだろうか?俺がそう思っているとシャニがアスランに近寄ってきた。
「おい・・・・これ。」
それは妙にうすっぺらい物だった。大きさはちょうどCD位の・・・
シャ、シャニそれはまさか・・・・いや、まさかじゃなくて確実に・・・
「白夜か。ありがとう、シャニ・・・・」
アスランは包装紙も開けずにそう言った。いいやつだな・・・・アスラン・・・・
5788/18:03/10/29 15:40 ID:???
「おい。これをお前に、贈・呈!!」
「あ、ありがとう、クロト。もしかしてゲームかな?」
「まあな。お前がどんな機種持ってるか知らねえからPCで遊べるのにしといたぜ。」
「へぇ・・・・何かな?」
「あ、今は開けない方がいいぜ。18禁だから。」
おい、クロト・・・・
「ほらよ。これ。」
「オルガ、ありがとう。あ・・・これ・・本?」
「ああ。雑誌なんだけどな。」
「そう?なんだろう・・・・」
「あ、今は開けない方がいいぜ。18禁だから。」
オルガ・・・・お前もか!!どうやらまた苦しい思いをしたいようだな!!
「そ、そっか・・・・ありがとう、二人とも。18になったら見るよ。」
俺は二人にごみ箱をかぶせた方がいいだろうと思ったが、アスランに免じて許してやった。
まったくしょうもない・・・・

と、そこへ

ピンポ〜ン、ガチャッ!!「いよ〜ぅ、スマン、遅れてもうた!!待ったやろ、みんな!!」

とギターをさげたミゲルが飛び込んできた。でも・・・・あれ・・・・?
「遅いよ。」
「シャニ、そんな怖い顔せんといてよ。いよ、アスラン、誕生日おめでとう。」
い、いや、あの・・・・ミゲルさん出身、西の方でしたっけ・・・?
「そうや。あれ?知らんかったっけ?さすがに職場じゃこっちの言葉しゃべっとるけどな。
 プライベートまでなんでわざわざ共通弁話さなあかんねん、アホらしい!!」
う・・・・この人もっとクールなイメージだったんだけどな・・・・
5799/18:03/10/29 15:41 ID:???
「さて、さっそく始めようか!!俺の単独ライブ!!」
「何をいうとんねん!!」
「おっと、シャニ、つっこみうまくなってきたやんか〜。」
な、シャニ・・・・シャニがつっこみを・・・・馬鹿なぁ!!
「ちょっと、君!!シャニにあまり変な事教えないでくださいよ!!」
「おっさん、何ごちゃごちゃいうとんねん。あんた別にシャニの保護者ちゃうやろ!!」
「そ、それは・・・・」
「ささ、ニコル、ディアッカ。さっさと用意してや。」
「はい。」
ニコルがそう言ってシンセサイザーの方へ向かった。あれ、ディアッカ、お前も何かやるのか?
「ああ、俺はドラム。今日の為に特訓したんだぜ。俺のグゥレイトゥな演奏を聞け!!」
「な、俺は何も聞いてないぞ、腰抜けぇ・・・・・」
どうやらイザークはハブにされたらしい。なんか悲しそうだ。
いつも俺たちへ嫌がらせするのに忙しかったから誘われなかったんだろ。まあ、そう落ち込むな。

しかしこんな所でライブまがいの事をやってご近所迷惑じゃないだろうか・・・
俺がそうつぶやくと、おっさんが
「それは心配ご無用です。近所には前もって私がごあいさつにいっときましたから。
 今ごろ皆さん私のお金でどっかに食事にでも行ってるでしょう。僕は完璧でしょ?」
と言った。
う・・・壁といいそんな金といい・・・どうせならどっか別に場所借りたほうが安くすんだんじゃないんですか・・・?
「君ぃ。誕生会は家でやるからいいんでしょう?僕にとっては金など紙切れ同然なのを忘れたんですか?」

はいはい、そうですか・・・・援助してくれよ・・・・・

「では、アスラン・ザラ誕生16周年記念ライブ!!始めようか!!」

ミゲル達の演奏が始まった。最初の曲はTMRの「INVOKE」だ。
ミゲルの歌は・・・・いや、正直めっちゃうまかった。なにこれ、プロ?っていうくらいにうまかった。
その後もいくつかTMRの曲が続き、盛り上がってきたところでシャニがマイクをとった。
580通常の名無しさんの3倍:03/10/29 15:42 ID:???
すいません、ここからはビートルズネタになってしまいます・・・・・
嫌いな人は14/18までスルーするとかしてください。
いいわけは後で避難所でさせてください・・・・
58110/18:03/10/29 15:42 ID:???
「ビートルズの「Lady Madonna」俺ヴァージョン、いくぜ!!」
は?何故ビートルズ・・・・しかも替え歌・・・・・などと思ってるうちに曲ははじまった。

Lady Madonna, children at your feet.  Wonder how you manage to make ends meet.

Who finds the money? When you pay the rent?
「私ですが何か?」おっさん、うるさい!!

Did you think that money was heaven sent?
Friday night 、スーツケースも持たずにオーヴへ
Sunday morning 、薬切れでやばい
Monday's child は結構なブルーレース

「See how they learn.......」
いや、おっさんそこ learn じゃないから!! run だから!!
ていうか、あなたがそんな風に言うと怖いからやめて!!

Lady Madonna, lying on the bed,
Listen to the music playing in your head.
Tuesday afternoon は一日中戦闘
Wednesday morning 、あの2機は来ない・・・・・
Thursday night はフォビドゥンのメンテよろしく
See how they run.
Lady Madonna, children at your feet.Wonder how you manage to make ends meet・・・・・・・・

くっだらねぇ替え歌だな・・・・と俺は思ったが、場は結構盛り上がった。
「そういや、あの曲、そう聞こえねえ事もねえな・・・・」
そうかぁ、オルガ?俺は英語苦手だからな・・・・わからん。
「ビートルズですか、久しぶりですがやはりいいですねえ。では私も一曲。」
おっさんがそう言いマイクをとり、シャニたちに何やら指示している。何を歌う気なんだ・・・・・?
58211/18:03/10/29 15:43 ID:???
「では、聞いてください!!私の心の叫び!!」
おっさんがそう言い始まったのはやはりビートルズの曲で Bad Boy だった。って・・・

A bad little kid moved into my neighborhood !!!!
おい、後からこしてきたのはあんたの方だろうが!!

He don't want to go to school and learn to read and write!!
「おいおい、俺は字なんて読めるぜ!?」
「僕だって字くらい書けるよ、ヴァーカ!!」

Just sits around the house and plays the rock and roll music all night
「「それはシャニだけだろうが!!」」
なんていいぐさだよおっさ・・・
Hey, junior, behave yourself 、AHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!

う、うるさ!!俺たちはおっさんの歌に不満だらけだったがおっさんは
はしばし「AAAHHHHHHH!!!」とうるさかったので文句をつける気力がうせた。

おっさんが歌い終わり、じゃあ俺もという事で「Help」と「with a little help from my friends」を歌った。
まあ、俺の気持ちに近い曲だ。

そのあとキラが「I'll get you」を歌い、アスランが何故か異様に嬉しそうだった。
俺は一発食らわせるべきかと悩んだが、今日はアスランの誕生日だし、とりあえずもう少し様子を見る事にした
58312/18:03/10/29 15:45 ID:???
と、そこでオルガが
「あ、悪いけどこの場を借りて、俺達がおっさんの為に歌いたい曲があるんだけど・・・」
と言い出した。ん?どういう事だ?
「いいか、アスラン?」
「もちろん。」
「悪いな。」
「おっさんの為に歌うから、清・聴!!」

そう言い、オルガとクロトがシャニの横に並んだ。一体何を歌う気なんだろう?
「嬉しいですねぇ・・・・僕の為になんて。何でしょう。 あ、Baby you're a rich man かな・・・?」
おっさん、あんたはめでたい人だなあ・・・・と、演奏が始まり,シャニが歌い始めた。二人はコーラスの様だ。

When I get older losing my hair, many years from now......

え・・?この曲って・・・・・

Will you still need me, will you still feed me, when I'm sixty-four !?

「When I'm 64」か・・・・ふ、この連中にはぴったりだな。
「こ、この子達・・・・・」
見るとおっさんの顔は引きつっていた。
58413/18:03/10/29 15:46 ID:???
You'll be older too.......
「「ア〜ア〜ア〜ア、ア〜ア〜ア〜ア・・・・」」

そう歌っている三人は不適な笑みを浮かべていた。
「この子達・・・・・怖い!!」
おっさんはそう言っていたが、その後シャニが

And if you say the word, I could stay with you.

と、ちょっと可愛く歌うと
「マイサン達・・・・」
とすぐご機嫌になった。単純な人だ・・・・

Every summer we can rent a cottage,In the Isle of Wight, if it's not too dear.

「まだ考えた事ありませんでしたが、老後はそうありたいものですねえ・・・・」
はぁ・・・・そうですか・・・・

We shall scrimp and save grandchildren on your knee ,Vera Chuck & Dave....

「孫か・・・でも僕にはまだ早いですね。子供さえまだなのに・・・・」
はぁ、のんきなもんだな。あんたは結婚が一番難しいっての。
58514/18:03/10/29 15:46 ID:???
と、そこへクロトがやってきて
「おっさん、この申請、無事通ったから。」
とおっさんへ紙切れを一枚手渡した。ん?なんだ?
俺はその紙をのぞき込んでみた。3人とおっさんの写真がまず目に飛び込んでくる。
よくよく見ると、一番上に「養子縁組申請許可証」と書いてあった。何々・・・・・?

父親   ムルタ・アズラエル

養子   オルガ・アズラエル
      クロト・アズラエル
      シャニ・アズラエル

これって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

養子詐欺の予感!!!!!

見るとおっさんはかなり青ざめていた。かなりパニックなのか
「な、ん、な、な、あ・・・・いや、待て、まさか、いや、でも、そんな・・・・」
等と呟いていた。正直笑った。その間もシャニは歌い続けていた。

Give me your answer, fill in a form........

「Give me your answer って、おい!!歌ってる場合か!!」
ファイナルアンサー?
「うるさい!!君、光にされたいのか!!」
なんてぶっそうな・・・とそこへ3人がおっさんの前へたち、

「「「 Will you still need me, will you still feed me, When I'm sixty-four!!!??? 」」」

と凄んで歌い、曲が終わった。おっさんは3人の気迫に負けたのか、あまりのできごとのせいか、動く事ができないでいた。

58615/18:03/10/29 15:47 ID:???
様子がおかしいのに気付いたのか、皆が4人の周りに集まってきた。
「あ、アズラエルさん達、養子縁組したんですか?おめでとうございます!!」
「そんなわけないでしょう!!?この子達が勝手に申請して、どういうことか許可が下りてしまったんですよ!!まったく冗談じゃない!!」
「なんだよ、この間俺たちに親父とか父さんとか言われた時、パパ感激!!とかって喜んでたじゃん!!」
「さっきも僕たちの事をマイサン達って・・・・・」
「何を言っているんだ!!それとこれとは話が別じゃないか!!これは立派な詐欺行為だよ!!」

おっさんはそう叫ぶと部屋を出て行こうとした。おい、どこ行くんだよ!!
「そんなの役所に決まってるだろうが!!」
もうそんなのとっくにしまってるよ!!

「じゃあ、弁護士のところだ!!!!この歳でこんな子供が3人もいたら聞こえも悪いし、結婚だってできませんよ!!
 僕の人生、もうダメダメです!!!」
そう叫ぶおっさんをキラとアスランが押さえつけた。
「ちょっと待ってください!!弁護士さんだってもううちでくつろいでる頃でしょう!?」
「とにかく、皆で話し合いましょう!!」
58716/18:03/10/29 15:48 ID:???
俺たちは取り合えずおっさんを座らせた。とにかく、俺もごみ箱だけは用意しておいた。
「僕はいいことだとだと思いますけど・・・・」
「俺もグゥレイトだと思うぜ!!だいたいおっさんもともと結婚なんてできないんだからいいじゃねえか。天涯孤独より。」
「金持ちなんだから3人くらい養ってやったらどうだ腰抜けぇ!!」
「そうやで。何みみっちい事いうとんねん。」
「ところでゲイって結婚の代わりに養子縁組するらしいよ、キラタン・・・」
「アスラン、君、何でそんな事知ってるの!?ていうかなんかキモイよ、君!!」
アスラン、これでも喰らえ!!!
「ゲフゥッ!!・・・・・・・・・・あれ?ごめん。俺、なんかまた混線してたみたいで・・・・・・」
わかりゃいいんだよ。と、そこで

「んあぁぁあああああぁぁあああぁーーーーーっっ!!!もうっ!!!!
 僕がこんな詐欺被害にあったっていうのに、どうしてそうごちゃごちゃうるさいんだよ、あんたたちは!!!!」

とおっさんが切れた。この切れ方はまずいぞ・・・・下手したら種がはじけるかも・・・・・・
と俺が思っていたところで

「もういいよ!!・・・・・・・・・・悪かったな・・・・おっさん・・・・・」
と、後ろのほうからオルガの声がした。
皆がそちらに振り返ると、3人が暗い顔でうつむいていた。

「また苦しい思いを・・・・・・・・・・・」
「・・・・僕は・・・・・僕はね・・・・・・」
「家族なんて・・・・・ウザ〜い・・・・・だけ・・・・・」

58817/18:03/10/29 15:49 ID:???
俺は思わず泣きそうになってしまった。一瞬その場は静まり返った。たぶんみな同じ気持ちなのだろう。
おい、おっさん、どうにかしてやれよ!!
「アズラエルさん!!僕、クロト君たちには父親が必要だと思います!!」
「これで断るなんて、非グゥレイトゥ!!!!」
「おい、父親になってやれよ、腰抜けぇ!!!」
「なんてけなげな子達や・・・・・それをあんた・・・・・あんた人やない!!鬼や!!!」
「正常な金持ちの人間だったら、これを拒絶できるはずないんだけどな・・・・・・」
「うあ゛ぁあ ・・・・・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ・・・・・」

俺たち7人に迫られ、おっさんは観念したのか、ため息をつき、

「わかりましたよ・・・・・・・ただし、これを無効にする申請が通るまでですからね。
 それまでだったら別に・・・・僕を「父上」と呼ぶくらいは許しましょう。親孝行も忘れないでくださいよ。」

と言った。おい、よかったな。
「よろしくな、父さん!!」
「よろしく、親・父!!」
「よろしく、パパ。」
3人も嬉しそうだ。それにしても、アスラン、こんな時にすまなかったな。お前の誕生会なのに。
「いや。なんだか、思い出に残る誕生日になったよ。」
「うん。よかったね、アスラン。」
いい奴らでよかった・・・・

「ほな、ビートルズはこの一曲で閉めよか!!」
そう言ったミゲルが演奏を始めたのは   All together now  だった。
皆で歌い、場はまた盛り上がった。俺達のためにあるような曲だな。

そのあともライブは続き、夜はふけていった。締めの曲はやはりシャニの白夜だった。
そんなこんなでアスランの誕生会は終わった。
58918/18:03/10/29 15:50 ID:???
次の日俺が目を覚ますと、壁は直っていた。
「あ、おはようございます。食事、用意してありますよ。」

ニコル・・・何故ここに?
「ちょっと向こうが狭いもので。」

嫌な予感がした俺はおっさんの部屋に行ってみた。3人は案の定そこにいて、おっさんを取り囲みぎゃーぎゃー言っていた。

「父さん、父兄参観したい。」
「今晩一緒に風呂はいろうぜ、親・父!!」
「パパ〜、かたぐるま〜。」

こいつら・・・・そんなことしてみたかったのかよ・・・・
おっさんはといえばベッドに横たわり、布団に包まっていた。何やってんだよいい歳して。

「ああ、君か!!ちょっと、この3人をどうにかしてください!!」
役所には行ったのかよ?
「とにかく弁護士に電話したんですが、いったん役所で許可された申請を無効にするのは時間がかかるらしくて・・・・・
 まったく、何をやっているんだ!!こんなとんでもない申請が簡単に通ってしまうのに、それを取り消すのには時間がかかるなんて!!
 これはのたくたやっているトップの怠慢だよ!!
 こうなったら、僕が国家議員になって法律を・・・・」

長くなりそうなので俺は3人にごみ箱をかぶせ、うちに連れて帰った。

いや、それだけなんだけどさ
590通常の名無しさんの3倍:03/10/29 15:51 ID:???
激しく乙!!

いや、それだけなんだけどさ
591通常の名無しさんの3倍:03/10/29 15:53 ID:???
長々と駄文スマソ。
言い訳が長くなりそうなので避難所に書きます。

いや、それだけ・・・なんだけどさ
  

592通常の名無しさんの3倍:03/10/29 16:26 ID:???
今日帰ったらミゲルが土下座していた
もう一回一緒に夢を目指させてくれ、と泣きながらいっている
シャニはツーンとした顔を決め込んでいたが、しまいに泣き顔になってきて
「・・・もう抜け駆けすんなよ、うざ〜い」
とちょっと震えた声でいっていた
やっぱなんだかんだいっていい奴だな・・・

オルガ、このままだといい人路線がシャニに持っていかれるぞ

いや、それだけなんだけどさ
・・・・・なんていってたらニコルが突然土下座して入ってきた
「突然ですみませんが、僕をメンバーに入れてください!」

こりゃ夕飯が遅くなりそうだ
593通常の名無しさんの3倍:03/10/29 20:31 ID:???
今、俺は花屋にいる。別に花は好きではないがなんとなく来てみた。
いろんなものを見ているうちにコスモスを見つけた。
あぁ・・・・・俺の頭の中では
『コスモス』=『ブルーコスモス』=『ムルタのおっさん』
という図式がすでにインプットされてる・・・・・
・・・・別のところにいこう。

数分歩き回っていると俺は、以前にニコルと『ヤ』ったというショートカットの女の子を見つけた。
こいつにも黒ヒゲ危機一髪をやってやろうかと思った・・直後にニコルが隣からやってきた。
どうやら一緒に花を買うらしい。この野郎・・・・なんて羨ましい・・・・・。
今度あったら不意にゴミ箱を被せてやろう。

次に俺は喫茶店にやってきた。
そこで俺は外を見ながらコーヒーを飲んでるバルトフェルドを見つけた。
なんでそんなに寂しそうな顔してるんだ?
あぁ・・・・阪神タイガースが負けたからか・・・・
ということは今ごろムウは最高に『ハイ』ってやつだな・・・・・

いや、それだけなんだけどさ
594通常の名無しさんの3倍:03/10/29 21:57 ID:???
エロネタうざい
5951/8:03/10/30 04:43 ID:???
今日はおでん屋がヒマだ。
お客さんは12時を過ぎてからぱったりだ。
おっさんと二人で世間話をしながらお客さんを待つ。
常夏達は相変わらず各自の趣味をやっている。
しばらくして、おっさんと俺が話しているところへクロトがやってきた。
「なあ、ちょっと話があるんだけど、たいしたことじゃないんだけどさ。」
ん?なんだ?
「僕の趣味ってゲームだろ、で、オルガは読書、シャニは音楽。これって、決定的に違うところがない?」
んん、まああるといえばあるな。なんかゲームが趣味ってのはガキっぽい。
「そう、それなんだよ。僕もいつまでもガキのままじゃやだからさ、なんかいい趣味始めたいんだけど、なんかないかな。」
・・・ふーん。おっさん、なんかいい考えあるか?俺も自慢できるほど多趣味じゃないから。
「そうですねぇ、じゃあドライブなんかどうです?ゲームが好きな君ならとっつきやすいんじゃないですか?」
ドライブか、つまりは車運転するってことだよな。案外いいかもしれない。
「うーん、じゃあ取り合えずそれ、やってみるよ。運転!」
それはそうとしておっさん、車はどうするんだよ、あんたの貸してやったらどうだ?
「ええ、うちのガレージに何台かあるんでそれをとりあえずサーキットまで持っていきましょうか。
明日にでも行って走らせてみましょう。」
そういうことで明日はおっさんの会社の所有するテストコースへ行くことになった。
5962/8:03/10/30 04:44 ID:???
次の日、朝からアズラエル自動車工場のテストコースへやってきた。
オルガとシャニは
「朝から眠い思いはしたくない。」
「うざい。」
ということでパス。
かわりにニコルとアスランがやってきた。単なる暇つぶしらしい。
ところでクロト、お前車の運転できるのか?
「楽!勝!」
そういえばお前以前イザークに乗せられて峠行ったとき、さんざん吐いてたよな、大丈夫か?
「余裕!」
・・・・・まあ、レイダーなんていう高機動MS乗ってるくらいだから大丈夫なんだろう。
で、おっさん、用意してくれた車ってのは?
「ええ、こっちですよ。何台か用意したんで好きなのを使ってください。」
俺達はガレージに向かった。シャッターが開く。
ジーーーーー、ガシャン
・・・・・・・あ?
「えーと、じゃあ説明しますよ、この赤いのがフェラーリF-Xエンツォ、黄色いのはランボルギーニ・ムルシエラゴ、
そこのもう一つの黄色いのはマクラーレンF1、そこのシルバーのはポルシェ911カレラGT、もう一つのシルバーはメルセデスSLR、
それから・・・・・」
もういい、わかった。あんたはきっと自分の車だけで博物館ができるぞ。
「しかしすごいな、俺もどれか乗ってみたくなってきたな。」
「後でアズラエルさんに頼んでみようよ、きっと聞いてくれるよ。」
?そういえばあんた前に黒のR32のスカイライン乗ってなかったか?あれはどうしたんだ?
「ああ、あの『ゴミ』のような車ですか。あれはまあ、峠にいる連中がそれくらいの車しか乗ってないって聞いたんで、あんまり
性能差をつけすぎても悪いかと思って。」
・・・・『ゴミ』か。まぁ、これらの前ではゴミといわれても仕方のないことかもしれない・・・・・。
5973/8:03/10/30 04:45 ID:???
で、お前はどれに乗りたいんだ?クロト。
「うーん、じゃあ僕これに乗る。他のはちょっとごつそうだし。」
ランボルギーニ・ガヤルドか。ちょうどいい具合に塗装も黒だな。でも十分ごついと思うぞ、それ。
「じゃあちょっと試しに乗ってみましょうか。クロト君、ちょっと行ってきなさい。」
「了解!」
にこにこしながらクロトは車に乗りこむ。
ヘルメットをかぶり、シートベルトを締め、キーをいれ、イグニッションボタンを押す。
ウウォオオオオオオオン!!
いきなりとんでもないエンジン音がする。ふかし過ぎだ!
「こりゃ無茶苦茶だな。」
「・・・・・なんか怖いよ・・・・・。」
「ん〜ん♪いつ聞いてもいい音ですねぇ、さあクロト君、いってきなさい!」
クロトは爆音を響かせながらサーキットへ疾走していった。
5984/8:03/10/30 04:45 ID:???
テストコースは全長3kmのオーバルコースだ。単なるだ円形の特徴のないコースだ。
だが、タイヤバリアをどかせば内側に複雑なサーキットゾーンがある。
今回は慣らし運転ということでテストコースの方へ行った。
快調にクロトはガヤルドを飛ばしている。
最高速度は300km/hを突破したようだ。F1の世界だな。
と、そこへ・・・・・
「勝負だ腰抜けぇ!!」
イザークがコースへ乱入してきた。無論例の黄色いRX-7だ。
あちゃあ、やめときゃいいのに。
「あいつ、あんなので大丈夫なのかな?」
「やらせてあげようよ、イザークなんだし。」
『イザークなんだし』。この言葉ほど奴の理由を認めることのできる言葉はないと思う。
「まったく、また無粋な車でやってきてくれたものですねぇ。じゃあ、かわいそうだからハンデをあげましょう。10周レースで2分のハンデです。
コースはレース用のコースで。いいですね?」
「上等だ、ハンデなんてなくてもブッちぎってやる!」
気合十分、性能不充分。2分なんてあっという間に詰められると思う。
5995/8:03/10/30 04:46 ID:???
スタートランプが青になり、RX-7がスタートした。いきなりRX-7のエンジンが凄い唸りを上げて疾走していく。
だが、哀しいかな所詮はRX-7、眠い。
2分経過した。ガヤルドがスタートする。こっちはもう、ヤバい。
いきなり最初のバンクへ250km/hで突っ込んでいったかと思ったら、抜けて2秒で150km/hまで加速する。
段違いだ。
ものすごい勢いでRX-7との差を縮めていく。
そもそもエンジンが違うのだ。V10の500馬力のバケモノエンジンと、せいぜい320馬力がいいとこのロータリーエンジンでは話にならない。
クロトがイザークを捕らえた。もうすぐ直線に入る。
「おそいんだよヴァーーーーーーーーカァ!!!」
「こっ、腰抜けぇ!!」
・・・・・あっさりパスされた。まだ開始5周目だ。あーあ、だからやめときゃいいのに。
「ふーん、クロト君もやるじゃないですか。じゃあちょっと・・・・」
ん?おっさん、どこへ行くんだ?
「ええ、ちょっとクロト君をもんであげようかと思いましてね。」
6006/8:03/10/30 04:47 ID:???
7周の時点で、おっさんから無線で連絡が入った。
「クロト君、よく聞きなさい。今から僕が出ます。ハンデは今の周回分でいいでしょう。代わりに30周までやりますよ。
燃料は十分のはずです。いいですね?」
「上等!」
「勝ったらプリンでもあげますよ。勝てればの話ですがね・・・・」
そういっておっさんが乗って出てきたのは、例のフェラーリF-Xエンツォだ。いわゆる市販車最強マシン。
フルカーボンモノコックボディに660馬力のV12エンジンを積んだバブリーなクルマ。
そんなことを考えているうちにエンツォの車体が通りすぎていく。
これはもう、バケモノとしか言いようがない。
こんなものが市販されているというのがおかしくてしょうがない。
おっさんもおっさんで、相当乗りつぶしているらしく、速い。
あっというまにイザークを追いぬき、クロトを追い詰める。
クロトがあと3周というところで、半周差まで詰めてきた。
「どうしたんですかクロト君、そんなんじゃプリンにありつけませんよ?」
「くっそォォォオオオオ!!」
クロトも必死で逃げるが、次第に詰められていく。
最終ラップでとうとうエンツォがガヤルドを捕らえた。
ガヤルドの後ろにエンツォがぴったりとつく。
第1シケインを抜け、エンツォがしかけるが、何とかここはクロトが押さえた。
「やられないもんねー♪」
「やりますねぇ、そうでなくては楽しみがいがないというものです。」
601通常の名無しさんの3倍:03/10/30 04:52 ID:???
連投sage
6027/8:03/10/30 07:40 ID:???
ヘアピン、S字を抜け、最終コーナーまで来た。ここを抜ければクロトの勝ちだ。がんばれ!
「クロト、もう少しだぞ!」
「最後の直線気をつけてくださいよー!」
もうすぐ最終コーナーを抜ける。まだクロトが前にいる。やったか!
「さぁて、そろそろ遊びは終わりにしましょうか。」
次の瞬間、エンツォが凄まじい勢いで加速した。コーナーを抜けたときは120km/hくらいだったのに、一気に320km/hオーバーだ。
しかもインコースからガヤルドに襲い掛かる。
あっというまにガヤルドを追いぬいてしまった。
「ハハハハハハハハハッ、ぃやったぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!」
例によっておっさんが馬鹿笑いしながらチェッカーフラッグを受けた。
わずかに遅れてクロトがチェッカーフラッグを受けた。
クロトがガレージに戻ってきた。
「ちぇっ、あんなのありかよ。おっさん速過ぎだよ。」
「まあ、惜しかったしいいじゃないか。よくやったよ、お前。」
「ご苦労様でした、かっこよかったですよ!」
そんなことをいっていると、おっさんが帰ってきた。
「いやあ、なかなかいい勝負でしたよ。なかなかやりますね、君も。」
「汚えよおっさん、最後にあんなのさぁ。勝てるわけないじゃん。」
「まあ、年季の差って奴ですかね。でも君は才能があるようですし、もっと走りこめばよくなると思いますよ。」
そういうと、ガレージの隅へいって冷蔵庫からプリンを取り出してきた。
「これは僕を楽しませてくれたご褒美です。プリン程度じゃ何なんで、ガヤルドは君にしばらく貸しときましょう。
そしてそのマシンでエンディミオンの鷹(ホスト)を抜き去るのです。あんな下衆の車が闊歩しているようでは、街が荒れますからねぇ。」
「えっ・・・・・マジ!感謝!感激!!」
クロトが飛び跳ねて喜んでいる。よほどうれしいらしい。・・・・・って、1000万円マシンじゃ誰でも喜ぶか。
6038/8:03/10/30 07:42 ID:???
そのあと、アスランとニコルと一緒に頼んでどれでも試乗させてもらえることになった。
車を選びにガレージに下りた。ん?そういえばイザークはどうしたんだ?
無線でイザークに話し掛けてみる。おーい、イザークくーん、どうされてますかー?
「・・・・腰抜けぇ、腰抜けぇ(泣)」
どうやらまだ27周目らしい。哀れな・・・・・。
後悔先に立たず。よく覚えとけよ、イザーク。

教訓:「いくらチューンしたところで国産市販車では外車のスーパースポーツには絶対に勝てない」
そうか、イニDにそういう車が出てこないのはそういうことだったのか!
いや、それだけなんだけどさ。
604通常の名無しさんの3倍:03/10/30 17:29 ID:???
イニDオチ藁た。
605通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:05 ID:???
おっさんステータス

金持ち・盟主・社長
テニスが上手い
踊りも上手い
車何台も持ってる
しかも速い

これだけそろってるのに、未だに独身なのは中身のせいだな、うん。
いや、それだけ・・っておっさんその銃は一体なんのいや待て話せば解r(ry

パーン パーン パーン

「ああまったく、スーツに染みが付いてしまったじゃないですか。
まあせめてもの情けです。あなたが言いたかった事は言っておいてあげますよ。

いえ、それだけなんですけどねえ」
606通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:18 ID:???
実はインポ…うわよせなにw(ry

………そ
607通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:24 ID:???
おっさん実はもう三十代後半。

いや、それだけなんだけどさ
608通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:28 ID:???
エロネタはうざい

とりあえず、後半になってそろそろ次スレタイトル案を保管庫雑談板で考える時期になったよな
609通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:39 ID:???
ネタ貼らないくせに文句をつける>>608はうざい
610通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:40 ID:???
>>608
藻前もうざい
611通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:52 ID:???
>>609
は?貼ってるよ俺は

そうやってスレが荒れていくんだから、無駄な叩きは辞めろよ、アフォ
6121/5:03/10/30 18:54 ID:???
今日は全員バイトが休みだったので朝からごろごろしていた。
朝飯は二つの三分麺をみんなで分けて食べた。…金がない
いくら給料日前にしてもこの金の無さは異常だぞ。
最近はイザークも(前よりも)ガラスを割らなくなったのに・・・なんでだ?
「また苦しい思いをしてしまった・・・」
「てめぇぇ・・・空腹」
「腹の虫うざ〜い…」
腹が減っているせいか三人にも覇気が無い。
しょうがないので俺は天袋に入れてある防災袋の中の乾パンを出そうと踏み台に乗った。
後ろでクロトが「あ」と焦ったような声を出したが気にせず戸を開ける。
と、何かが落ちてきた
・・・本?
見ると天袋にはおびただしい数の本、ゲームソフト、CDがぎっしり詰まっている
どれもつい最近出たばかりの物だ。
・・・・そうか、そういうことだったのか
振り返ると三人が真っ青な顔をして下を向いているのが見えた。
怒りのあまり声も出ない俺はゆっくりとごみ箱を構えた。
覚悟を決めたらしい三人は一言も喋らずにガタガタ震えている。
俺は力の限りごみ箱を振り下ろそうとした。が、
「いやったぁぁぁあああああ!!!」
轟音と共に壁がブチ破られ、アズラエが入ってきた。
ちょうど壁際にいたシャニは巻き添えを食らって瓦礫の下敷きになっていた。

・・・おいおっさん、いつも いつも いいかげんにしろよ?

俺はおっさんに勢い良くごみ箱を被せた。底と頭骸骨の当たる音がした

いや、それだけなんだけどさ
613通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:54 ID:???
>>611お前みたいなやつが来るとつまんないから去れよ マジで
エロネタいいじゃね〜かよ 本当 真面目君が来るとつまんね〜
6142/5:03/10/30 18:55 ID:???
ごみ箱をおっさんから引き抜いて振り返るとオルガが土下座をしていた。
「待て、俺はまだ死にたくない!
ここは、ここは助けてくれ、頼む!」
それを見たクロトも
「反・省!」
とオルガに続いた。
どうでもいいがオルガの土下座は妙にはまってるな。サイといい勝負だ。
・・・なれてるのか?

俺はおっさんに怒りをぶつけたせいか、怒りも幾分収まったので、
買ったもの全部を売り払う事を条件に許すことにした
「ありがたい事で…」
いいからまとめるのを手伝え。明日ブッ○クオフに取りに来てもらうから。

しばらくして、シャニがまだ瓦礫に埋もれて気絶しているのに気がついた俺は、
慌てて瓦礫の下から引っ張り出した。おっさんは壁の向こうに放り込んだ。
「うわ、アズラエルさん?一体何が有ったんですか!?
ってチワワァ、まだ死んでないから埋めなくてもいいんですよ!」
どうやら近くにニコルがいたらしい。
すまん、ニコル。
そしてありがとう、チワワァ。
615通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:55 ID:???
>>613
よし、避難所こい
ぶっ飛ばしてやる
6163/5:03/10/30 18:57 ID:???
大量の本とCD、ゲームソフトを黙々と段ボールに詰めていると、
隣でおっさんが目を覚ましたらしく、壁の穴からこっちに入ってきた
「いきなり何をするんですか君は!」
いや、あんたに言われたくないって。誰がこの壁修理すると思ってるんだよ
「そんな事、いちいち気にするなんて駄目駄目ですねぇ。
ちゃんと私が修理代を出してあげますよ。
それよりも今日はいい報せを持ってきたんですよ」
いい報せ?それにしても修理費出すってどういう風の吹き回しだよ。いや、助かるけど
「・・・君はたまに一言多いんですよ。実は私の部下のサザーランドが
近々家を建て替える事になりましてね、
これを機に趣味で買いそろえたカラオケ用の機材一式を
買い替える事にしたらしいんです。」
サザーランドさんか。このあいだアデスさんのラーメン屋に行った時に隣に座ってたけど、
今にも胃に穴が開きそうな顔で醤油ラーメン頼んでたな・・・まあこのおっさんが上司じゃそうもなるか。
「何か言いましたか?」
いえ何も。
「・・・・・・ま、いいでしょう。それで少し古くなったとは言っても、
まだ使えるし捨てるのは忍びない、と引き取り手を探していたので、
シャニにでもあげようと思って私が譲り受けたんですよ。僕は本部にカラオケルームがありますしね。」
おお!珍しく親らしいことしてるよ、この人。
「おっさん、たまにはやるじゃねえか!」
「僕は…僕はね…歌が歌いたいんだ!」
「おっさんはうざ〜いけど歌えるのは嬉し〜。」
・・・シャニ、お前さっきの事微妙に根に持ってるだろ
617通常の名無しさんの3倍:03/10/30 18:57 ID:???
真面目君がくるとつまんない?
じゃあ厨設定として消えていったフルヒトはどうなんだ
真面目に、そして純粋にこのスレを楽しみたい連中が「荒らし対策」として消えたんだろ

エロだって荒らしの格好のネタだ
6184/5:03/10/30 18:57 ID:???
まあ、こいつらも喜んでるし、
貰えるんだったらありがたいことだな。
「それがですねぇ・・・・よく考えてみたらここ、防音使用じゃないでしょう?」

「この部屋で歌ったりしたら、周りの部屋に筒抜けになって苦情が来てしまいます。
管理人さんも怒りそうですし。」
た、たしかに。それじゃあ結局どうするんだよ。捨てるのか?
「そんなもったいないことしませんよ。
僕の部屋はニコル君のピアノのために、すでに防音処理を施して有ります。
ですから歌いたい時は僕の家に来ればいいんですよ。もう使えるようにしてありますから。」
ああなるほど、よかったなお前r
「ぅおらいくぞぉぉぉぉぉぉお!!」
「唱・歌!」
「し〜ろ〜く〜染〜まる〜♪」
三人はさっさと壁の穴からおっさんの部屋に入っていった。
よっぽど歌いたいんだな・・・
619七誌名無し子:03/10/30 18:58 ID:???
>>615お前みたいなやつのことを言うんだよ 真面目なやつはどっかに逝け
6205/5:03/10/30 18:58 ID:???
あれから1時間が経ち、俺は後悔していた。
甘かった。俺もおっさんもあまりにも甘すぎた。
こうなる事は予想出来たろうに。もう取り返しがつかない・・・



「あっかっねっいろっのっ♪」

「ってー! 回避―!
 ってー! 回避―!」

「へいへいへいh(ry」

俺は本棚の裏から漏れてくる歌声を聞くまいと、
ごみ箱を被って押し入れに避難した。


いや、それだけなんだけどさ
621七誌名無し子:03/10/30 18:59 ID:???
真面目君は他の版に逝くよろし
622通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:00 ID:???
真面目で何が悪い?
むしろ馬鹿みたいに振舞っているお前らの方がずっと損してる

とりあえず馬鹿ども(俺含む)のために割り込みごめ
とりあえず避難所使えないから喧嘩できねえ
623通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:03 ID:???
>>622君歓迎 コテ叩き大好き
624通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:03 ID:???
避難所使用不可のため、雑談板にスレたてておいた
もうそこで喧嘩しる
625通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:04 ID:???
どう見ても馬鹿っぽいのは真面目叩きどもなんだが・・・
626通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:05 ID:???
ちゅうううううううううううううううううううう
627通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:06 ID:???
朝、俺の手と足が機械鎧に変わっていた

いや、それだけなんだけどさ・・・ってそれだけじゃねええええええ!
628通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:09 ID:???
機械鎧になってからの俺はいろいろ便利になった
なんか自分のなんかの力で鉄のゴミ箱が練成できるようになった

おかげで三人組は俺に逆らわなくなった
・・・・でもなんか違う気がする
・・・・

取り戻せ、全てを

「・・・・なんて小説どうよ」
俺はオルガに鉄のゴミ箱を練成して被せてやった
・・・・持ってきただけなんだけどさ

いや、それだけなんだけどさ
629通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:11 ID:???
「くそぉ〜もっていかれた〜」
イザークに空き巣にあって取られたと思われる百夜のCDをせつなそうに見つめるシャニ
・・・・わかった、買ってやるよ

いや、それだけなんだけどさ
630通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:19 ID:???
それじゃこのスレは終了ってことで
631通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:31 ID:???
・・・・・・削除依頼ダシマスヨ?
632通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:34 ID:???
やめて下さい。
いや、それだけなんだけどさ。
633Nicole Conte(食事中):03/10/30 19:35 ID:???
おい、もう勘弁してくれよ。
これじゃネタあげらんねえよ。
避難所なり雑談板なりで叩き合ってくれ、頼む。

いや、それだけなんだけどさ。
634通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:38 ID:???
>>614
>明日ブッ○クオフに取りに来てもらうから。
伏せ字になってないぞ
635通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:39 ID:???
このスレはもう終わりだよ
エロネタだの真面目君叩きだの、つまんない、というよりうざったい
もう消えてもいいだろ?

いや、それだけなんだけどさ
636634:03/10/30 19:39 ID:???
すまん、忘れてた…
いや、それだけなんだけどさ×2
637635:03/10/30 19:50 ID:???
・・・・・なんてこといったが
最近このスレが俺の心の癒しとなっていたんだよな(結構ヤヴァイが

でもなんか叩きだのエロやめろだの、それで最後は「ちゅううううう」だぜ
見ていられなくなる

そしてこっちも書きづらい
とりあえず皆落ち着け
落ち着いたらネタをかく!
最低でもアスランネタまではいこうぜ?

いや、それだけなんだけどさ
638通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:54 ID:???
ネタ書いていいんだよな?
大丈夫だよな?

じゃあ↓再開↓

いや、それだけなんだけどさ
639通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:55 ID:???
ハガレンネタ見て思いついた・・・・・

「練成!!!」
クロトがうちに妙な絵をかいてそこに手をあてていた
「くそぉぉぉぉぉっ!」
何もおこらなかったようだ
「練成!練成!練成!練成!練成ぇぇぇぇぇっ!!」
何もおこらなかったようだ

それから三日、クロトは部屋でスズメェ達とスネていた
・・・・ってかスズメェ達はクロトに何期待してたんだ

いや、それだけなんだけどさ
640通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:59 ID:???
>>639
スズメェ=兄者
メカスズメェ=弟者

…か?
いy「イヤ、ソレダケナンダケドサ」
641通常の名無しさんの3倍:03/10/30 20:02 ID:???
今日、窓を見ながら小便をしていた
終わって便器の中を見るとなんと便器が赤かった
・・・・・血尿・・・・・
の一言が俺の脳裏をよぎった
どうしよう
みんなに話すべきか・・・・
でもみんな心配するよな・・・・
俺の体なんて、みんなの平和な時間にくらべたら・・・・
と思いながらトイレに出た瞬間、アズラエルが気持ち悪そうな顔をしてやってきた
「げぇ〜、マズイですね、このトマトジュースは、マズすぎてトイレに捨てちゃったじゃないですか」
・・・・と手には大量的にトマトジュースが握られていた

俺はオッサンをまず便器の中に突っ込み、その中にありったけのトマトジュースを流してあげた
そして最後にゴミ箱の蓋を被せて出来上がり
はい、いってらっしゃいませー

ジャーーーーーー・・・・・・

それからおっさんが帰ってきたのは4日後だったという

いや、それだけなんだけどさ
642通常の名無しさんの3倍:03/10/30 20:11 ID:???
そういえばこの前(>>550)に撮った写真を現像してなかったな。
…って、よく考えてみたらデジカメじゃないか。
俺もアナログだな…
それはさておき、早速デジカメを引っ張り出して撮った画像を確認した。

慌てて無理矢理顔を斜め45度にしたのかブレまくりなオルガ

転倒するクロトとイザークと思しき影

思い切り目を閉じてしかも口が半開きのシャニ

お菓子頬張り過ぎて元の面影がないナタルさん

おでんから上がる湯気で全然顔が映っていない俺とおっさん


カメラ写り悪すぎ。

いや、それだけなんだけどさ
643通常の名無しさんの3倍:03/10/30 20:13 ID:???
>>642
無茶苦茶ワロタ

いや、それだけなんだけどさ
644通常の名無しさんの3倍:03/10/30 20:16 ID:???
>>642
そしてカメラにすら映ってないディアッカ

さらにそこに存在すらしていないニコル

いや、それだけなんだけどさ
645通常の名無しさんの3倍:03/10/30 20:20 ID:???
突然ナタルさんがうちを尋ねてきた
「この間撮った写真、現像はまだか?」
・・・・・・

とりあえずまだといっておいた
俺の余命はあと数日となった

いや、それだけなんだけどさ
646通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:03 ID:???
明日がハロウィンなんだよな?
いや、それだけなんだけどさ
647通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:11 ID:???
・・・・・
>>646をみて思い出した
俺の衣装は
体がき(ry

イヤ、ソレダケナンダケドサ
648通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:12 ID:???
いまさらだけどネタ職人乙!!
後このスレの戦闘行為はやめてくれ・・・頼む・・
649通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:15 ID:???
まあマターリいこうよ

いや、それだけなんだけどさ

あと、常俺の>>1が雑談板で新スレサブタイ案スレ出してたから強力シル
・・・・・え、俺?
・・・・・ネタがまだ・・・
650通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:21 ID:???
おっさんと一緒に明日の衣装作りをしている

カボチャに死神に狼男

・・・おっさん、包帯で何を作ってんだ?
「ミイラ男ですよ」
なるほど、おっさんは何に仮装するんだ?
「ハリウッドのメイクアップスタッフを呼んで吸血鬼ですかね」
・・むだに金が懸かてるな
それだけなんだけど
651通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:24 ID:???
後日、この三人組+二人が町内を恐怖のどん底に叩き込むことに



なるかもしれない
652通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:43 ID:???
俺が一番恐怖を与えられそうだ・・・

・・・・・なんていったらニコルに殴られた
なんでだ・・・ぐはぁ
653通常の名無しさんの3倍:03/10/30 23:55 ID:???
パピィ達にも何かやらせようということになった

とりあえずメカスズメェは目が光るからそれだけで充分怖い

いや、それだけなんだけどさ
654通常の名無しさんの3倍:03/10/31 00:03 ID:???
バイトから帰ると三人がカボチャを切り刻んでいた
・・・なにやってんだよおまえら
「おいおい、もう忘れたのかよ。このあいだニコルが言ってたろ?」
「南瓜!提灯!」
「はっ、もう忘れたの?痴呆うざ〜い」
よく見るとカボチャは中が刳り貫かれ、人の顔のような穴が開いていた。
ああ、そういやハロウィンの日はこれを飾るんだったな。
「彫・刻!」
「おらおらおらあぁー!!」
お、おいオルガ、そんなメッタ刺しにしたら煮物にも出来ないぞ!もったいない・・・

床に南瓜の中身を飛び散らせながらできあがった
ジャック・オ・ランタンは三人三様だった。
オルガが作ったのは、“あんないい加減なやり方でどうやって?”というくらい、
まるで絵に描いたかのようによく出来ていた。もともと手先が器用なんだろうか。
少々目が鋭いのと、側面にシュラークの絵が彫ってあるのを除けば理想的な南瓜提灯だ。
クロトのは…なんというか、こう、微妙だった。
全体的に大ざっぱな作りなのもさる事ながら
口がなんか四角くて、鋭い歯が中央に向ってる。
後ろから見ると『霊 堕 亜 上 等』と書かれていた。・・・何も言うまい
シャニが作ったのは他の二つと一線を画していた。
まず赤い。正面から見える部分は白、他はすべて赤いペンキがぬってある。
次に、穴が開いておらず、目や口は墨で描いてある。しかもなぜか白目だ。
・・・おいシャニ、これどう見ても  ダ ル マ  じゃないか。
俺はシャニにごみ箱を被せた

しばらくして他の奴に配るお菓子を作る準備をしていると、三人がそれぞれの
ジャック・オ・ランタンを持って外に出ていった。あの達磨も飾るつもりらしい。
勘弁してくれ・・・・・

いや、それだけなんだけどさ
655通常の名無しさんの3倍:03/10/31 00:08 ID:???
明日はハロウィン祭デスカ?

ヤフーイ
656通常の名無しさんの3倍:03/10/31 00:12 ID:???
>>655
ヤフーイではない

い・・いやったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!

いや、それだけなんだけどさ
657通常の名無しさんの3倍:03/10/31 00:16 ID:???
おっさんに忠告だ
よーくきけよ
菓子もらったからって
「いやったぁぁぁぁぁぁぁっ!」
とか叫ぶなよ
何、自信ない?
じゃあくるな

・・・・・わかった
わかったから俺の足に引っ付くのはやめろ
気持ち悪い
何?靴なめるから?
余計気持ち悪いわ
・・・・・・ごめん、言い過ぎた
言い過ぎたからローエングリスをアパートにうつのはやめような
ニコルもいるんだぞ?うん

いや、それだけなんだけどさ
658通常の名無しさんの3倍:03/10/31 12:21 ID:???
よく考えたらおっさん、金あるんだからお菓子なんて自分で買えばいいじゃねえか。
「君ぃ、人からもらうお菓子だから嬉しいんじゃないですか。」

それにもう子供じゃないんだし・・・・どちらかというと俺たちにお菓子をくれる方だろ。
「・・・・・・・・・・僕はまだまだ子供ですよ・・・・・」

もういいや。
いや、それだけなんだけどさ
659通常の名無しさんの3倍:03/10/31 15:08 ID:???
これから長いのを一発行きます。少し過激です、エロ路線ではないですが。
6601/9:03/10/31 15:08 ID:???
今日はハロウィンだ。
日本ではそういう風習は薄いと思っていたら、この街は違ったようだ。
街には「Trick or Treat!」って叫んでる子供たちでいっぱいだ。
例によってうちの常夏+おっさんがうるさいのでポッキーを一箱ずつくれてやった。感謝しろ。
てえかおっさん、お前は一体いくつだ。いい大人が「Trick or Treat!」なんていってんじゃねえよ。アホか。
ご丁寧にかぼちゃのかぶりものまで作りやがって。

おっさんの屋台はハロウィンだとかいうことで休みになった。くれぐれも言っておくがここは日本だ。
ハロウィンなんかで休む店はない。
そうこうしている内にもう夕方の6時だ。外が薄暗くなってきた。
飯の準備でもしなくちゃな・・・。
そんなことで、夕食の材料を買いに街へ出かけた。
クロトとシャニはそれぞれゲーセンと路上ライブに出かけていなかったので、オルガを連れていった。
この前のレースでせしめたクロトのガヤルドのおかげで最近買い物が楽チンだ。多少目立つが。
さて、何食うかな、今日は。ローストチキンなんてどう考えても無理だから鳥のから揚げでもするか。
オルガ、お前食べたいものあるか?
そんなことを考えながら駐車場に車を止める。
「・・・・・なあ、あれなんだ?」
駐車場の隣りにある公園に見なれないワゴン車が止まっている。どうせ違法駐車かなんかだろ。
でもアホな奴だな、どうせ止めるならここに止めればいいのにな。
さて、バカはほっておいていくぞ・・・・・
6612/9:03/10/31 15:09 ID:???
ッーーーーーーーーーーー!!!

車を降りた瞬間、悲鳴が聞こえた。一体なんだ?
辺りを見まわすと、三人組の目だし帽をかぶった連中が、女子高生らしい子を連れ去ろうとしている。
おいおい、とうとうこの街でもかよ。
「バカかお前は!とっとと助けに行くんだよ!」
ああ、そうだ。さすがにこんな状況を見逃すほど俺は人間腐っちゃいない。
俺は連中を追いかけたが、さっきのアヤしいワゴンに乗って発車した。くそ、やられたか!
「おいお前、乗れよ!」
オルガが手早く車を回してきた。ナイスだオルガ!
俺達は連中の追跡を開始した。
「こういうときのために準備はしておくもんだな、やっぱ俺って頭い〜い。」ジャキッ
・・・・・おい、それはなんだ、それは。考えてみればこの前ニコルを詰めるときも持ってたな、お前。
「見りゃわかるだろ、ベレッタだよ、ベレッタ。しかもちゃんとフルオートだぜ。」
フルオートだぜ、って、お前そんなもの携帯してていいのか、おい。
「知らねえよ、おっさんが持っとけっていったから。」
なんて保護者だ・・・。ともあれ今役に立つことは確かだ。
6623/9:03/10/31 15:10 ID:???
連中は小道をすりぬけながら逃走していく。どうやらこの辺りの土地感はがあるようだ。地元の奴らか?
だが、俺達も伊達にこの街に何年も住み着いてるわけじゃない。
それに、こっちはV10/500psでアクティブサスペンション付のガヤルドだ、追いつけないはずはない。
まして運転してるのは連合随一のブーステッドマンだからな。覚悟しろよ。
連中が2車線の広い道に出たところで並んだ。
「ふん、バカが、止まれってんだよ。」
さっそくオルガが窓から身を乗り出す。
ダダダダダッ!
ベレッタを連射する。うまく命中したようだ。ワゴンの右前輪がぐしゃぐしゃになり、バランスを失った。
「じゃあおまけで。」
バン
今度は右後輪を狙った。こっちもうまく命中したようだ。タイヤがへこんでいく。
バランスを失ったワゴンは、ゆっくり回転しながら大きな音をたててガードレールへと衝突した。
6634/9:03/10/31 15:10 ID:???
「よし、行くぞ!」
オルガが車を止め、ワゴンのところへ駆け寄る。
正面を見ると、運転席と助手席にいる男が気絶している。
後部座席はスモークで見えない。俺はドアを開けようとした。
「おい、待て。」
ん?なんでだオルガ、早くあの子を助けようぜ。
ジャキッ バン、バン
オルガはガラスに向かって拳銃をニ発撃った。おい、中の女の子に当たったらどうする気だ!
「うるせえな、いいから開けるぞ。」
そういってオルガはドアを開けた。
「痛ぇぇぇぇぇぇええええええ!!!!」
!?
目だし帽の男が足と肩をを押さえて苦しんでいる。・・・・そういうことか。
人質を取られてややこしいことになる前に無力化したわけか。
しかし、よくあのスモークの先であんな精密射撃ができるな・・・・。お前はヴァッ○ュ・ザ・ス○○ピードか。
最後部の席に女子高生が手首を縛られ口をガムテープで塞がれて倒れていた。どうやらこっちも気絶しているようだ。
外傷や襲われた形跡はない。一安心というところか。
二人で女の子を運び出す。ちらっとパンチラが見えた・・・・いかん、何を考えているんだ俺は!
おい、どうするよ、もうすぐ警察が来るぞ。
「とりあえずそこに座らせておけばいいだろ。こいつらはもう何もできやしねえよ。」
そうだな、そうするか。・・・・ん?さっきお前が撃った奴がいないぞ!
「チッ、逃がしたか。まあいいや。そのうち捕まるだろ。」
・・・・まあ、そうだな。あの怪我でそう遠くまで逃げられるとは思えない。
じゃあ、さっさとずらかるか、隠蔽もおっさんに頼まないといけないしな。
6645/9:03/10/31 15:11 ID:???
その日の夜のニュースで事件のことをやっていた。
『映画のような夕方のカーチェイス、犯人を捕まえた後忽然と消える』
だと。
「激!渋!」
「かっこい〜い」
「オルガ君やるじゃないですか、さすが正義の味方仮○○イダーゾ○ダですねぇ、あっはっは。」
「オルガさん凄いんですねぇ、僕もオルガさんみたいになりたいなぁ・・・・。」
「うるせえなお前ら、とっとと食えよ、俺が全部食ってもいいのか?」
食卓を囲んでそんな話をしている。結局俺は何も活躍しないまま終わったな・・・。
『・・・・なお、犯人のうち一人は現在も逃亡中で、警察で行方を追っています・・・・』
ふうん、まだ捕まってないのかあいつ、なかなかしぶといな・・・・。
そんなことを考えながらから揚げをつまんだ。

ピンポーン 「Trick or Treat!!」

・・・・ったく、どこのバカだこんな時間に、うちのハロウィンは身内だけなんだよ。
そんなことを考えながら玄関に向かった。
ガチャッ
はあいどちらさんですかぁ、うちはハロウィンなんてバカなアレはやってないですよ・・・・・
6656/9:03/10/31 15:12 ID:???
バン!バンバン!

・・・事態の把握までしばらく時間がかかった。
俺はドアのベルに反応して玄関を開け、ハロウィンの子供だと思って断ろうとした。
そうしたら、そうしたら・・・・・撃たれた?
腹が燃えるように熱い。と、いうか、痛い。思わずその場にうずくまる。
自分の手を見る。赤い色でべとべとだ。・・・・なんだ、血か?これ。
そして次の瞬間に聞こえてきたのは、また銃声だ。
バンバンバンバン!
ダダダダダダダッ!!
ドムッ!!
ダンダンダンダンダン!!
もうわけのわからないくらいいろんな銃声が聞こえた。後ろを向くと、5人が玄関にいた人間に銃を向けている。
再び前を見ると、血の海が広がり蜂の巣になった男が倒れていた。
「・・・い、大丈夫か、起立!」
「救急車です、早く救急車を・・・しょう!・・・」
「そん・・・ヘリを呼べ!・・・くたやってるんじゃ・・・・」
ああ、意識が遠くなってきた。・・・死ぬのか、俺・・・・・
まだ、まだやりたいことがたくさんあるのに・・・・・・
そこで俺の意識はストップした。
6667/9:03/10/31 15:12 ID:???
・・・・・気がつくと、俺は病院のベッドの上だった。
横には、ニコルが心配そうに見つめている。
腹が痛い、だが何とか生きているようだ。
酸素吸入器が口についている。ちょっと邪魔だ。
「ああ!気がつきましたか!!よかった・・・・」
・・・おい、俺はどうなったんだ?今いつだ?
「あんまりしゃべらないでください、傷に響きます。今はあなたが撃たれてから6時間ほど経った、午前4時です。
腹部に銃弾を3発ほど受けていましたが、幸い全て急所を外れていました。出血がひどかったようですけど、アズラエルさんの
紹介の病院でこの通り大丈夫です。やっぱりヘリで搬送したのが功を奏したんでしょうね。
あなたを撃ったのはこの街に事務所を構える広域指定暴力団○○組の構成員でした。アズラエルさんが警察からむりやり聞き出しましてね。
そりゃもうすごい形相で、蜂の巣になった死体をもって警察署まで行って、
『今すぐこいつが誰かを調べるんだ!これは今までのたくたやってたあんた達警察のタイマンだよ!
奴等にこんなことをさせる時間与えたのは、お前達警察なんだからな!
返答次第ではお前達もこいつと同じ運命だぞ!!』
とか言って急がせたそうです。
でもすぐわかったらしくて。その後四人でその事務所に向かったそうです。『仕事』が終わったら帰ってくるって言ってましたけど。」
・・・・・・・。
相変わらず、過激な奴らだ。
6678/9:03/10/31 15:13 ID:???
ガチャリ
「ただいま。」
クロトが病室に入ってきた。続いて、シャニ、オルガ、おっさんと続いてきた。全身血まみれだ。
所々包帯を巻いていたりするが、全部返り血のようだ。致命傷は負っていない。
手には折れた日本刀や、撃ち尽くしてブローバックが下がっている銃が握られている。どうやら相当激戦をやってきたらしい。
「・・・・・すごいですね・・・・。で、どうなったんですか?」
「・・・ふう、ええ、もちろん皆殺しにしてきましたよ、軽く60人くらいですか。女子供は殺ってないですよ。まあ、そんなのいませんでしたけどね。
あの組は我が社にも前からカスリがどうとかって言ってきて目障りでしたからね、いい機会でした。」
そうおっさんが冷たく答えた。アレはいつものおっさんじゃない、獣の眼をしてる。
「それより君ィ、意識が戻ったようですね。いや、よかった、うちの従業員がいなくなったらまた一から教えなきゃいけないところでしたw。」
今度はいつものおっさんだ。・・・・・やっぱりこの人は本当はこういう人なんだな。
ああ、おっさん、なんとか無事だよ、ありがとうな。
そう答えたつもりだったが、かすれて声が出ない。
三人がベッドに近寄ってきた。
「・・・お前、また苦しい思いをしやがって!」
「俺達、お前の敵をうってきてやったよ、感謝!」
「怪我人うざ〜い」
そういいながらも三人とも目にいっぱい涙をためている。
そうか、ご苦労だったな、心配かけた、すまん。ありがとう、(でも殺し過ぎだ)。
6689/9:03/10/31 15:14 ID:???
俺の怪我は三日ほどで歩けるようになった。いったいどういう治療をしたんだろうか?
まさか気づかないうちにブーステッドにされてないだろうな、俺。
俺の家を襲ってきた連中は、やはりあの誘拐グループの所属していた組で、一部の暴走した組員が引き起こした事件だったらしいが
一般人にやられたんじゃ示しがつかないということで鉄砲玉を送り込んできたらしい。
報道では暴力団同士の抗争ということで発表されていた。どうせおっさんの情報操作だ。
ふん、世界最強のコングロマリットの方が遥かに恐ろしいということがよくわかっただろう、ヤクザの諸君。

しかしとんだハロウィンだ。二度とこんな行事参加するか。
やるんだったらお前達だけでやってくれ、来年から俺は知らん。

いや、それだけなんだけどさ。
669668:03/10/31 15:17 ID:???
長々とすいません。
ちなみにこの話はおっさんと常夏達の殺戮シーンが省かれています。
ご希望があればアップします

いや、それだけなんだけどさ
670通常の名無しさんの3倍:03/10/31 15:28 ID:???
いい感じ!乙!
671通常の名無しさんの3倍:03/10/31 16:56 ID:???
超良作乙!!
殺戮シーン・・・・見たい!!
672通常の名無しさんの3倍:03/10/31 18:04 ID:???
長編乙!カコイイゾ!!
殺戮シーンできれば読みたいです。

上の二人ぶんで
いや、それだけなんだけどさ×3
673通常の名無しさんの3倍:03/10/31 18:36 ID:???
殺戮か・・・・
ごめんよ、俺グロ駄目なんだ・・・・
避難所か雑談板・・・・はだめだよな
674通常の名無しさんの3倍:03/10/31 18:51 ID:???
そういや
もうこいつらと暮らして三年になるんだな
思いだしてみれば、なぜこいつらが三年前、俺の家にいたんだろう
675通常の名無しさんの3倍:03/10/31 18:56 ID:???
昔を俺は思い出してみた
俺が砂場で遊んでいる時、三人だけ浮いている子供がいた
一人は金髪、また一人は夕焼け色、もう一人は緑色のワカメみたいな頭をしていた
俺はその三人におどおどしながら近づいた
三人が見ていたのはアリの巣だった
「ありさん、くるしいおもいをしているな」
「きゅうしゅつ!」
「えんごする〜」
といいながらアリの運んでいるものをつかんで巣の近くにおいていた

数日後、三人から妙な声が聞こえるのでいってみた
三人は泣いていた
見たらアリの巣が水をかけられて沈んでいた
向こうのほうでホースを使って遊んでいる奴等がいる・・・・たぶんあいつらだろう

三人はそれ以来外で遊ばなくなったようだ
・・・
まさかあの時の三人は・・・・・

いや、それだけなんだけどさ
676通常の名無しさんの3倍:03/10/31 19:45 ID:Kr6yxPaL
    ,. '"´ ̄ ̄`ー─‐‐‐‐- 、
       /              \
       ノ                  ``ヽ、
.    /´                       i
    /                         ヾ ヽ.
.  ;' イ! ,/                    丶. !  ,!
.  '、ヾ/ 、    { l、            、il/ ;'
   ゙、   i   |! ヾ、iヾ、   lい       !   '、
    j.   ||  !  i、 ヽ ヽ、 !i             ヽ
   (   'ト、 ゙、 l-、     ヾ|!,         U
.    ヽ   kit`‐'t;テミ''‐-、   l           /
    /  、゙、 "'' '' ''"   !         :l  ,'
     l N!、`'i'ー       |'、    |! }v!   :| :! :!
    ヽ.ヾ|!lヾi        i: ヽ、! ハ, ノ´  ./!∧|
       ,> 、  ゙:、   、.,,___ __,,.!l/ !  ! /!|ノ ヽ
     / __ `ヽ,ドヽ、    --  リ ,イ ,'/ /-、 /
     Y/゙iヾ、 '|ヾ-i`ヽ、     /ノイ /,.ヘ! /
      ||. |  ゙:、  |ノ   `ー-‐'゛ '´  Y゙/! //
      l! l   ゙;、 ヽ.            /// 〃
       \  ヾ、 l        /'゙/   |!
         \  lソ        ∨
          \|
誰だぁーアリさんを殺したのは・・・・・・・。
677通常の名無しさんの3倍:03/10/31 19:47 ID:???
>>676
ageるな
6781/3:03/10/31 20:07 ID:???
小学校の・・・・・えーっと、あれは確か五年生の時だったな
ある日見覚えのある三人組を見かけた
彼らは例によってまた三人で一緒に行動していた
あいつら三人で一つなんだな・・・・
そしたらいきなり花壇の前に座り込んだ
なんだろうと物陰から見ていると
「蝶が苦しんでるぞ」
「すごい怪我!!」
「たすけよ〜」
あいつら昆虫にも優しくできる優しい奴等なんだな・・・
6792/3:03/10/31 20:07 ID:???
ほほえましく見ていると日本人が突然三人の方に走ってきた
誰かと追いかけっこしているのか
そして突然三人組の前を日本人と見られる子供は通った
「「「ああっ!」」」
三人の声は重なった
まさかと思って俺は気づかれないように近づいた
・・・・・・
蝶は無残にも潰されていた
原型をようやっと留めている・・・
6803/3:03/10/31 20:08 ID:???
「畜生!!あの野郎!!」
クロトがさっきの子に詰め寄っていった
それに続いてシャニも追った
オルガはただ蝶を見つめ、少し震えた後二人の後に続いた
四人はしばらく口論になり、最後には殴り合いの大喧嘩になった
しかし、その少年は強かった
三人はあっという間にやられてしまった
「やめてよね、君たちが僕に勝てる訳無いだろ」
その後先生がやってきて何事かと問いただした
「こいつらがわるいんですぅー、せんせー」
そして三人は一時間正座という何年前の教育だと突っ込みたくなるような方法で裁かれていた
少年はニタニタ笑っていた

俺はその日、ベッドを殴り続けて泣いた
こんな利不屈なことがあるのか・・・・あっていいのか、と
いや、それだけなんだけどさ
681通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:14 ID:???
あとがき
昆虫ネタは自分で書いていてすごいせつなくなった
よく道を歩いているとどこぞの子供達がアリを踏み潰したり蝶を虐殺しているのをよく見る
虫だって生きているんだ
それを気持ち悪いだの邪魔だのなんだのという理由で無残に殺されていく様は見ていられない
だから俺は、ゴキブリや蚊の命を止む終えず奪ってしまった代わりに他の虫達にもっと生きてもらおうとしている
それが罪滅ぼしだとは思わない
だが、人間の身勝手によって殺され、金で売り買いされていく虫、そして動物
そろそろ人間は自分自身を見直すべきなもかもしれない

意味不明なあとがき失礼
いや、それだけなんだけどさ
682通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:21 ID:???
ある日、茶髪の日本人を見つけた。
あの髪型には見覚えがあるような・・・
! ヤツだ!アリの巣に放水した上、蝶を踏みつぶしたヤツだ!間違いない!
とりあえず尾行することにした。
・・・なにやらデート中のようだ。
男として悔しいが、それでも尾行を続ける。
・・・おや、相手の赤髪の子と別の道を行った。デート終了のようだな。そろそろ家に帰るのだろうか・・・
・・・って、アレ?今度はピンク色の髪の子・・・?
今度はその子とホテルへ・・・
・・・なんだか殺意が沸いてくると同時に、常夏達が不憫に思えてきた・・・

いや、それだけなんだけどさ
683通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:23 ID:???
ある日、オルガがおっさんの部屋のパソコンで一心不乱に何かを書いてた。
また何か始めるのか?と思ったら、机の上に手紙が置いてあった。
例の彼女からの手紙らしい。
許可無く見るのはプライバシーというものがあるので、詳しくは見なかったが、
チラッと見えた場所に書いてあった文字は・・
「小説」「挑戦」「ルガさんも」
・・・
オルガのほうから「違う・・」「こうじゃない」「変換あってんのか・・?」
といった声が聞こえてくる。

読み手から書き手に回るのか・・・かんばれよ

いや、それだけなんだけどさ
684通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:25 ID:???
>>682
それはいつの話だ?
685682:03/10/31 20:28 ID:???
>>684
678から数年後。つまり現在だ。

いや、それだけなんだけどさ
686通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:30 ID:9gWVCjnU
:.:./       ( !__;,;yi       ,/     `ーノ      l-'r'":.;r''´
.(         ヽ"  .|: ,,r''゙´⌒>'′    /´.       ゙、.|:.:.l′
ー\    `゙ヽ  _ヽ,,_,,.У      ゝ-‐-、,.-<^'、、_       `ト、`= 彡丿
.  ヽ     _,,r'                 ヽ`ヽ`   ,..._,.ノ  ̄ ̄
、___ン,.-‐'''"~,r'       ゙、,'               ゙、 ‐-‐'´(=ニ‐'i⌒ヽ   
   ̄   , '        ,'               i      ヽ  |   l 
      ,,'         i               'i ‐- 、,,,__し'゙    |
    /,'           ',               'i_         ノ
. ^i/' ,'            :.               l `ヽ、    ,rイ
 `′   l            ,'ヽヽ、,...             | 、  `'''‐、_,レシ
    ,. ',         ゝ / ⌒ヽ::  ズボッ    |、 \    /ー- 、_,,,,、、、....__
   /  ',        ::::::゙| |   |          | ヽ  >‐-<‐=ニ''"´    r''"7
ヽ、/‐i   ',         :::∪ / ⌒ヽ  ズボッ   | _,ィ'´ ,〃^i゙、  `ヽ、  r゙ /
    ヽ、 ヘ          :| | |   |           | , l |.1、 ゙、゙、    \ Y
   ,/ `‐ヘ.         ∪:∪ / ⌒ヽ  ズボッ | / .| .| | ゙、,〉 〉  γ⌒`′
. r-=ニ二`'<^゙、            :| | |   |        |′ ,レ',リ.  ,' ∧ ,i′
. ト、ヾ 、,,_lヽ、ヾ、          ∪:∪ / ⌒ヽ ズボッl  ,/ /  ,l l ゙ (
  ヾ,ヽ. (._ `ー゙、          ', | | |   |     ,' ,/ ./r'⌒フ ハー'´
   \`ヽ_`⌒ーヽ.          ',∪∪ / ⌒ヽ ズボッ ,/┘//
     ヽ \    ヽ、        ',  | | |   |  _/" |'''''´ r゙
        ヽ、 `ー-、,,_ヽ、.      ', ∪∪ / ノ '''ア´  .|  _/
687通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:33 ID:???

荒らし放置な
688通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:36 ID:6mSYC53E
689通常の名無しさんの3倍:03/10/31 20:46 ID:???
                       _ノ″  ¨アly_   , .∴
                   _,yr!!^゙″      .゙\,  ', ・,
             ___,,,,yvrr!^″           ゙\_/
       - =  .'^^^¨ ̄′       y   .,,     .゙`,。∃)←>>686
            -            .l|______,il′._,,,,  .|.∴:;、:。:、・
  〃⌒`⌒ヽ    _ ='     ,,,__  《 ̄⌒゙アlll|厂  .{∵:;:,:;
  i |,_i_/|__|              ⌒^冖レy,_   .″ .,il「,∴,:;,。,:.
  L.」*゚/Д゚_|つ                  ¨アluyy,,,,yzll},・, ,;..
  (つ  ノ’           y               アl,,,.∵
  人 ヽ/   - .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,》lly                ,.〉,.
  し(__)  −   ≡  . ̄ . ̄フ=vy,,___   ,、,、,、,、,、,、,_,i| , ,
              ̄          ゙゙゙゙゙゙゙̄^;:;,:.:,:;.:・″, ・,  ‘
ふぃすとふぁぁーっくだ!腰抜けぇ!
690通常の名無しさんの3倍:03/10/31 21:05 ID:???
>>682勝手に続き。

茶髪の日本人らしき少年だが、数日後、青い髪の少年に
おっかけられていた。「キ、キモイよ…た、助けてえ…」
助けてやるものか。いい気味だ、と思って追跡していると
そのまま青い髪の少年に捕まり…後は…すみません、
見ていられずに逃げ出しました。トイレでゲエゲエはきました。
俺のような健全な男の子にはきつい世界でした…。

口直しに、最近知り合った金髪の痔黒もとい地黒の少年の家に
行って裏ビデオを借りて帰りました。

いや、それだけ、それだけだと信じたいんだけどさ…。
691通常の名無しさんの3倍:03/10/31 22:39 ID:???
久々に長文に挑みますた。
ちょっと実際にあったようなネタを使ってますがご了承下さい。

あ、俺の身近の出来事じゃないから。
6921/7:03/10/31 22:39 ID:???
昨日、バイトでコンビニで働いていた時の事だった。

あれは・・・夕方の5時ぐらいの事だったろうか?
近くの中学校の男子生徒達が数人入店して来た。
適当にウロウロしながら時間を潰している。
・・・ん?・・・あいつら、万引してやがる・・・。
ちょっと、そこの君達。今、万引しなかった?
「え?そんな事してませんよ」
「気のせいじゃないですか?それじゃ僕らそろそろ帰るんで・・・」
と言った時だった。
ボトリ。
一人の生徒のブレザーから雑誌が落ちた。
おい・・・!!
「やべっ!逃げろ!!」
「ったく!何やってんだよ!!!」
俺は後輩に店番を頼み、そいつらを追いかけた。
6932/7:03/10/31 22:40 ID:???
ったく・・・!
最近のガキはあんなに足が早いのか・・・!?
まぁ、俺の運動不足もあるのかもな。
と、本屋の前を通りかかろうとした時だった。
おっ!オルガ!!そいつらを捕まえろ!!万引しやがった!
「なに!?あいつら!苦しい思いをしたいのか!!」
そんなこんなでオルガも中学生のガキ共を追うのを手伝ってくれた。

あいつらを追いかけて何分が経っただろうか。
未だ追いつけない。
と、奴らの目の前には明らかに目の不自由そうなおばあさんがいた。
「どけよババァ!!」
おい・・・!あいつら、おばあさんをぶっ飛ばしやがった。
くそったれ・・・!許せねぇ・・・!!

おばあさんの事はオルガに任せて俺は奴らを再び追いかけ始めた。
6943/7:03/10/31 22:41 ID:???
「おい・・・、あの店員、まだついて来るぜ・・・」
「しつこい野郎だな。現役陸上部に追いつこうなんて無理に決まってるのにな」

ちくしょう・・・!
俺と奴らとの差は離れて行くばかりだ。
このままじゃ逃げられる・・・、と、ゲーム屋の前を通りかかろうとした時だった。
ゲーム屋のショウウィンドウに顔をくっつけたクロトがいた。
「ちくしょう・・・、あのゲーム・・・、なんとか購入・・・」
おっ、おいクロト!そんな事してる場合じゃねぇ!!
あそこにいるガキ共が、俺の店の商品を万引しやがった!!
「何ぃ!?万・引!犯・罪!!犯・罪!!撲・滅!!」
そんなこんなでクロトも中学生のガキ共を追うのを手伝ってくれた。

あいつらを追いかけて何分が経っただろうか。
未だ追いつけない。
と、奴らの一人が俺の方に気を取られて看板に激突して転倒した。
「おい!何やってんだよ!!」
「このままじゃ俺らもやばいぜ・・・!放っとけ!自分の事ぐらいどうにかしろ!!」
あいつら、仲間まで見捨てやがるのか。
くそったれ・・・!許せねぇ・・・!!

転んだ奴を警察に連れて行くのはクロトに任せて俺は奴らを再び追いかけ始めた。
6954/7:03/10/31 22:41 ID:???
「はぁはぁ・・・、あいつ・・・しつこいな・・・」
「まぁ・・・、向こうもバテて来てるだろ・・・。もう少しだ・・・」

・・・ッ!やばい・・・、やっぱ久々に無茶な運動すると体にこたえる・・・!!
ますます俺と奴らとの差は離れて行く一方だった。
どうにかならないのか・・・!!・・・ディアッカに会いたい・・・!!
と、CDショップを通りかかろうとした時だった。
「白夜のCD・・・、売り切れうざーい・・・」
おっ、おいシャニ!んなこたぁどうでもいい!!
あそこにいるガキ共が、俺の店の商品を万引しやがった!!
「何!?お前!お前!お前ぇ〜!!!!」
そんなこんなでシャニも中学生のガキ共を追うのを手伝ってくれた。

あいつらを追いかけて何分が経っただろうか。
未だ追いつけない。
と、奴らの目の前に数台のパトカーがやって来た。
乗っていたのは・・・オルガ!クロト!そうか、お前ら警察を連れて来たんだな!!
「お前ら!苦しい思いをしたくないなら大人しくしろ!!」
「反・省!!大・事!!!」
奴らも観念したのか、パトカーの中に入って行く。
と、そのうちの一人がスキを見て逃げ出しやがった・・・!
くそったれ・・・!

俺達はそいつを再び追い始めた。
6965/7:03/10/31 22:42 ID:???
「くそっ・・・!こんな所で捕まってたまるかよ!!」

くそったれ・・・!あいつ、往生際が悪いぞ!!
「あいつ!この後に及んでまだ苦しい思いをする気か!!」
「仲間を見捨てるなんて最低な奴だぜヴァーカ!!」
「お前!お前!お前ぇー!!!」
と、スーパーを通りかかろうとした時だった。
「いやったぁぁぁぁぁ!!今日は大根が特価だぁぁぁぁ!!」
「アズラエルさん!タイムサービスですから急がないと!!」
おっ、おいおっさん!ニコル!材料の買い込みなんて後だ!
あそこにいるガキが、俺の店の商品を万引しやがった。
「だめだめですねぇ・・・、あの少年・・・」
「分かりました!早く追いかけましょう!!」
そんなこんなでおっさんもニコルも中学生のガキを追うのを手伝ってくれた。

万引されてから早一時間・・・。
向こうも流石にバテて来たのかペースが落ちている。
「苦しい思いもここまでだ!!」
「大人しく観念!!」
「あきらめわる〜い」
「罪を認めないとは・・・、だめだめですねぇ」
「大人しく投降して下さい!!」

しかし、奴は止まる事はなかった。
6976/7:03/10/31 22:43 ID:???
そして奴もついに追い詰められた。
そこはちょうど踏切で遮断機も降りていた。
大人しく諦めろ!!
「くそっ・・・!くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
おっ・・・!おい!もうすぐ電車が・・・!!
と、俺は叫ぼうとしたが、走って来た電車の音によって掻き消された。

数分後、その少年を引き取りに救急車がやって来た。
しかし、少年はもう2度と俺達の前で目を開ける事はなかった。

くそったれ・・・!バカな真似しやがって・・・!
「また苦しい思いをしたいのか・・・!!!」
「飛・出!禁・止!!」
「お前っ!お前っ!お前ぇ〜!」
三人の目にも涙が浮かんでいる。
そして俺達に見守られる中、救急車に乗り病院へと向かって行った・・・。
6987/7:03/10/31 22:44 ID:???
あれから数日・・・。
俺達にとって最も悲しい知らせが来た。
電車に跳ねられた―最後まで逃走し続けた少年が死んでしまったとの事だった。
三人とも目にたくさん涙を浮かべている。俺も涙が止まらなかった。

そして、俺はあのバイトを辞めた。
その数日後、俺達の家に女性がやって来た。
どうやら死亡してしまった少年の母親のようだ。
「本当に御迷惑をおかけしました。何と謝ればよいのか・・・」
いえ・・・、僕らこそ・・・彼を救ってやる事ができなくて・・・。
「私と夫は・・・、あの子の将来に期待し過ぎていたのかもしれません。
それであの子はストレスから開放されようと・・・」

その後、俺達は頻繁に彼の眠る墓に顔を出すようになった。
699通常の名無しさんの3倍:03/10/31 23:03 ID:???
>>691-698
長文乙。ちょっと社会派のにおいがする良作でした。
マジレスだがまあ、自業自得だわな。やっぱ盗みはいかんぜよ。
本屋の経営を傾けてるのは万引きだって言うしな。
俺に言わしてみれば、この「俺」は何も責められることもなし、
逆に後ろめたい気持ちを持つな、と励ましてやりたいな。
700通常の名無しさんの3倍:03/10/31 23:18 ID:???
感動!!!!

いや、それだけなんだけどさ
701通常の名無しさんの3倍:03/10/31 23:21 ID:???
今の長文
途中すごい笑い所満載だったのに最後の最後で泣かせてくれた
こういう作品を待っていたぁぁぁぁぁっ!

いや、それだけなんだけどさ
702通常の名無しさんの3倍:03/11/01 00:20 ID:???
三人組が自分達のガンダムを三段合体変形式にしてくれないか、と頼みにいったらしい

その話を聞いた後、俺は足に何がぶつかったので取ってみた
「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」
ゴミ箱を被せたい気持ちだったが、おっさんが承諾していたのでどんな
ガンダムになるか楽しみだったので放っておいた

いや、それだけなんだけどさ
703通常の名無しさんの3倍:03/11/01 00:28 ID:???
>>702
「フォビドゥーン!」
「カラミティー!」
「レイダァー!」

ダイアポロンみたいになっちまったりして…。
すまん。若い人らにはわからぬな…。
逝ってくる。
いや、それだけなんだけどさ。
704通常の名無しさんの3倍:03/11/01 00:33 ID:???
>>703
工房の俺がそれを知ってるってどう思うよ
・・・・そうか、被ってこい、か


いや、それだけなんだけどさ
705通常の名無しさんの3倍:03/11/01 00:42 ID:???
今日はナタルさんが現像を取りにくる日だ

現像をとりにくるまで、あと15時間
クロト、オルガ、シャニいままでありがとな・・・・

いや、それだけなんだけどさ
706703:03/11/01 01:06 ID:???
>>704
被るナ。
工房にもなかなか…
俺もいつ逝ってもよいな…
老兵は去り行くのみ…
707通常の名無しさんの3倍:03/11/01 01:12 ID:???
やばい。とてつもなくやばい。
このままでは間違いなくローエングリンの餌食に・・・
俺が頭を抱えていると、部屋に誰かが入ってきた。
顔を上げると、目の前にオルガとサイがいた。
「今はまず謝るんだよ。まッた苦しい思いをしたいのか!?」
「黙ってやってくる未来は明日には繋がらない。」
相○昂治!?
い、いや、そうか!ナタルさんだって鬼じゃないんだ。
ちゃんと事情を説明して謝りさえすればきっと・・・
そうと決まればサイ、オルガ、俺に土下座の極意を伝授してくれ!頼む!!

「土下座ってのは、許してもらえると思った時点で失格なんだよ」

「おしえてあげません」

俺は泣きながら2人にゴミ箱を被せた

いや、それだけなんだけどさ・・・・
708通常の名無しさんの3倍:03/11/01 07:01 ID:???
今朝のニュースで、変な話が出ていた。
昨夜、うちの近所で、ハロウィンのイベントで街を歩いていた子供たちの列に、
飲酒運転のダンプが突っ込みそうになったらしい。
しかし、間一髪、変な格好の人が子供たちを助けたという話だ。
・・・ダンプをけり壊して。
「なお、その人物は現在放映中の仮面ライダーファイズの主人公のような姿だったそうです。
現在県警では、その人物の行方を追っています」
・・・オルガ、昨夜はそんなことやってたのか。
「俺じゃない!んな事言って、また苦しい思いをしたいのか?」
じゃ、おっさん。
「駄目駄目ですねぇ。いくら僕が完璧な人間だからって、そこまで人間離れはしてないですよ」
いままでのアレが人間離れしてないと思ってたのか、この人。
その後、やりかねない知り合いに聞いてみても、それらしい話は出なかった。
嫌だなぁ。こいつらやイザークたちの他に、まだ変態が近所にいるのか・・・

「「「「オマエモナー」」」」

お、おれはいたってナチュラルだ!!

いや、それだけなんだけどさ。

7091/2:03/11/01 10:30 ID:???
…言いにくいんだが…どうゆうわけかニコルが豚になってる。
なんというか体形は普通なんだが、
「え、なんのことですブー?…あれ?」
ニコル、その語尾のブーはなんなんだ。俺をからかってるのか?
「い、いえ、そんなことはブー」
ニコルもわけがわからず困惑しているようだった。
そこへアズラエルのおっさんが「ぃやったぁぁ!」と叫びつつ
何かドリンクらしきボトルを持って壁から沸いて出てきた。
「ふふふ…これが気になりますか?そうですか」
いや、何も言ってない。
「これはですねぇ。”前世甦り薬”と言って、
飲めば自分の前世のキャラの性格に変化してしまうという薬です」
!そうか、それでニコルが実験台として知らぬ間に飲まされて
あんな豚口調になってしまったのか!ってか、ニコルは前世が豚なのか。
おい、おっさん。ニコルは一体どうやったら元に…
って、うわ!おっさん”前世甦り薬”飲んでるし!
「くっ…落ち着け…落ち着くんだムルタ!」
いや、俺が言いたいよ。
「僕は…僕は生きる!生きてアイナと添い遂げる!!!」
誰だそれは。
おっさんは超人的パワーでTP窓を突き破って飛び出しって行った。
「なんだこれ」
部屋の奥から三人組がやってきて、薬に手を伸ばした。
俺は訊かれても厄介だし中身については答えないからな。
ってラベルにはしっかり”前世甦り薬”と書いてあるよ…ネーミングセンスのないおっさんめ。
「なになに?前世!?試食!!」
「へぇ、また苦しい思いをしそうだな」
とか言って飲むなよオルガ!
「いいじゃないか。シャニにもやるよ」
「うざーいけど、美味しい〜」
しかしいくら飲んだところでお前等に前世なんてあるのか?
7102/2:03/11/01 10:50 ID:???
俺とニコルは暫く三人を見守っていたが、とうとう変化が現れた。
「ふふふ…アハハハハ、ハーハハハ!!スバラシィィ!!」
クロトが突然発狂したと思ったら、くねくねとキモい動きをし始めた。
「貴方はズバリ!!僕の 息 子 ですね!?」
その言葉を聞いた途端、俺の中で何かが疼いて
俺はクロトを起き上がれなくなるまでボコしていた。
「ふふふ…さすが僕の息子…ガクッ」
なんなんだこの時代を一世紀ほど先取りしたようなギャグは。
「全く、あなたって人は…」
気がつくと車椅子に乗ったキラ・ヤマトがクロトを見下していた。
そしてその車椅子を押しながらアスランが
「僕が作ったんだけど、食べる?」
と男とは思えないほどの甲高い声とにっこりスマイルで
お手製のサンドイッチを薦めてくれた。
どうやら二人もおっさんの実験台にされたらしいな。
そういえばオルガは…鏡の前で一体なにしているんだ。
「うーんやっぱ、斜め45度…ねぇ、どうよゴローちゃーん」
いや、俺はゴローじゃねぇよ。誰だよそれは。

結局シャニだけは前世というものがないのか普段どおりだった。
「そうだ、貴方も飲んでみてはどうですかブー?」
ん、俺?いや遠慮しておくよ。
どうせ前世占いで石ころだったし。

いや、それだけなんだけどさ
711通常の名無しさんの3倍:03/11/01 11:49 ID:???
予定より早くナタルさんがやってきた
俺は覚悟を決めてそれを渡した
・・・・・・・
「・・・・・・・」
・・・・・・・
「よく撮れてるじゃないか」
ナタルさんの感性に疑問をもった

いや、それだけなんだけどさ
712通常の名無しさんの3倍:03/11/01 13:18 ID:???
クロトに
「ダサいヤツ。」
と言われた。

なんか台詞がはまっててむかついた。

いや、それだけなんだけどさ
713通常の名無しさんの3倍:03/11/01 13:30 ID:???
シャニが料理に挑戦した
結果は・・・・察してくれ
ってか無駄に食材使いすぎだ
とりあえずゴミ箱で叩いてやった
「今度失敗したらまた怒られる?」
被せてやった

いや、それだけなんだけどさ
714668:03/11/01 19:11 ID:???
一部でご希望があったため、限定付きですが例のシーンをアップいたします。
下記のURLから圧縮wordファイルをDLしてください

ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1067680731.zip

なお、終わったネタなので感想などは避難所で。

いや、それだけなんだけどさ。
715通常の名無しさんの3倍:03/11/01 21:16 ID:???
「クロト、しっかりしろ、クロトォォォォッ!」
「クロトォォォォッ!」
「すまねえ、ナタルさん、やはり海にはいけないようだぜ・・・・」

三人組にゴミ箱を被せてやった

いや、それだけなんだけどさ
716第3セクター:03/11/01 23:17 ID:???
また調子乗って歌ネタ投下は……だめかな。
ダメなら即効でやめるけども。

いや、それだけなんだけどさ
717通常の名無しさんの3倍:03/11/01 23:34 ID:???
>>716
気が引けるのなら避難所か雑談板で投下しる
718第3セクター:03/11/02 00:05 ID:???
ムルタ・アズラエル……俺はアイツのことを考えていた。
壁を粉砕し、アドレナリンを出し続ける男……。
ああ、むかつく。

そう思っていると、シャニのメモ帳を見つけた。
ん?俺に歌って欲しい歌のページがあるぞ……?なんじゃそりゃ。
とりあえず俺はソレを見ることにした。

ttp//:uploda.net/anonymous/etc/upload997.zip

とりあえず、機会があれば歌おうと思った。
いや、それだけなんだけどさ
719通常の名無しさんの3倍:03/11/02 10:01 ID:???
7201/2:03/11/02 11:53 ID:???
今日三人が「実際に新幹線を見たい!」とか言い出した。
なんでこんな急なんだ。という事で近隣にある新幹線が通る線路の近くへ行く事にした。

そんなこんなで着いた。
それはいいんだが…、おっさん、なんであんたまでいるんだよ。
「いや…、いいじゃないですか。少し気になる事がありましてね。」
なんなんだよ、まったく。おいお前ら、もうそろそろ来るぞ。
「おっ!お前ら!そろそろ構えとけ!!」
「任せろ!!準備!!」
「OK〜」
は?構えろってどーゆー事だ?と俺が言おうとしたら来た、「のぞみ」だ。
と同時に三人+おっさんが走り出した。おい!どうしたんだよ!!
俺は仕方なく三人の後を追った。

四人は必死で新幹線を追いかけるがなかなか追いつけない。
「くそっ…!なんでアイツらにできて俺達にできないんだよォォォォ!!」
「新幹線激・速!!俺もう限・界!!!」
「うざ〜い!」
「どうして彼らにできて我々にできないんでしょうか…!!?」
何の事なんだよ。…あ、そういや思い出した。
7212/2:03/11/02 11:54 ID:???
あれはつい先日テレビを見てた時の事だったかな。
「あれ…?新幹線と同じ早さで走る事って可能なのか…?」
そう言ったのはオルガだった。そんなの無理に決まってるだろ。
「でもこいつら走ってるよ!!きっと僕らでも可・能!!」
と、クロトが指を指したのは…、新幹線のCMでTOKIOが走ってるヤツだった。
おいおい…、これは合s
「きっとできますよ。彼らとてブーステッドなんですから。」
と、出て来たのはおっさんだった。何であんたいるんだよ。
まぁ、どうでも良かったので放っておいたら…、この有り様か。

俺は近くにあったポリバケツを四人を向かって投げた。


後にメカスズメェがこの様子を撮っていたようなので確認してみた。
そこに映っていたのは、CMとは似ても似つかない、
新幹線を必死で追いかける哀れな四人とそれを追いかける俺の姿だった。

いや、それだけなんだけどさ。
722通常の名無しさんの3倍:03/11/02 13:06 ID:???
メカスズメェの機能って日に日に増えているな
この間なんてバイト帰りに雨降ってきて困ったなあと思ったら頭から傘を展開した
メカスズメェが迎えにきてくれたし

アスラン、ありがとう

いや、それだけなんだけどさ
723通常の名無しさんの3倍:03/11/02 17:33 ID:jrfWDrLO
このスレ和む・・・・

いや、それだけなんだけどさ
724通常の名無しさんの3倍:03/11/02 17:35 ID:???
>>723それがどうしたんだよ!?
725通常の名無しさんの3倍:03/11/02 17:41 ID:???
>>724
いや・・・それだけなんだけどさ

ってかageちまってごめそ
726Nicole Conte(ネタ考え中):03/11/02 17:57 ID:???
えー、以前告知しておりましたMSトーナメントの概要が決定致しました。
参加希望の職人は避難所までお越しください。URL↓
ttp://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/anime/277/1063592954/l100
なお、試合間の閑話休題を書いていただく職人も同時募集します。
よろしくお願い致します。

いや、それだけなんだけどさ
727常俺の>>1:03/11/02 18:05 ID:???
>>726

俺のできることは休話だけ、ゴメソ

それじゃこちらも
保管所の雑談板にてサブタイ案の出し合いが行われています
是非住人の皆様にご参加していただきたい

いや、それだけなんだけどさ
728第3セクター:03/11/02 18:13 ID:???
>>727

通知乙です。
こちらからもぜひとも両方(トーナ&サブタイ)のご協力をお願いします。
まぁ、俺はサブタイだけしかやってねぇけども(苦笑)。

いや、それだけなんだけどさ
729通常の名無しさんの3倍:03/11/02 19:05 ID:???
>>726
乙!
俺もここで短いネタ出すことしかできないけど。
戦闘に疲れたらちょっと休んでいってください。

ほら、メカスズメェお茶だして。
俺がそう言うとメカスズメェのくちばしからあったか〜いお茶が出た。
まさか…冗談で言ったのになぁ…。

いや、それだけなんだけどさ
730通常の名無しさんの3倍:03/11/02 19:42 ID:???
そういや
あれは夏の暑い時だった
あー、熱い、誰か扇風機もってないかなあ
といった途端
メカスズメェの顔が変形して扇風機になった
結構涼しかったが、俺はなんともいえない気持ちになった

いや、それだけなんだけどさ
731通常の名無しさんの3倍:03/11/02 20:02 ID:???
ふと、俺は最近メカスズメェとばかり話していることに気付いた。
殺気を感じて振り向くとクロトが寂しそうにメカスズメェを見ていた。
「わ、わるかったなクロト。俺ばっかりメカスズメェと…」
「どーでもいいよ!」
「そんなこというな、ほらメカスズメェ!」
俺はメカスズメェを掴むとクロトに押し付けた。
クロトはうつむいたまま受け取ったが、メカスズメェが手の中で鳴くと嬉しそうに笑っていた。

い「チュチュ、チュチュチュチュチュチュチュチュチュチュ」
…向こうからメカスズメェの鳴き声が響いてきた。

いや、それだけなんだけどさ。
732通常の名無しさんの3倍:03/11/02 23:33 ID:???
メカスズメェを見ていたら
・・・ボンバーマンジェッターズのガングを・・・・・

「イヤ、ソレダケナンダケドサ」
733通常の名無しさんの3倍:03/11/03 00:01 ID:???
>>720
TOKIOって昔DASHで新幹線と競争をしてなかったっけ?
734通常の名無しさんの3倍:03/11/03 00:50 ID:???
>>733
そう言われてみればやってたな。
確かリレー形式でやってたんだっけ?
735通常の名無しさんの3倍:03/11/03 08:01 ID:???
あれは駅を出てすぐ、しかも100m勝負だったからなぁ。
一番スピードに乗ってるときに勝負するのはバカのやることだってw

あ、あれ?オルガ、シャニ、クロト?
どうしたんだ、完全武装で。
(以下略)

い、いや……そr…d……「イヤ、ソレダケナンダケドサ」
7361/3:03/11/03 08:40 ID:???
俺が道を歩いていると、向こうにイザークの銀髪おかっぱ頭が見えた
ようイザーク、買い物か?
「すいません、ちょっと買い物に行きますよ腰抜け」
なんだよそのセリフは
っておい?!何だその姿?!
滅茶苦茶背が縮んでるし!手が無いし!
な、何が起こったんだ?
俺は不気味な変貌を遂げたイザークに恐怖しつつ歩いていくと
「すいませんミリィから逃げていますよ非グゥレイト」
ま、まさか・・・
振り返るとイザークと同じように背が縮んで手の無いディアッカが包丁もった女に追いかけられてた
・・・一体何が起こっているんだ?
7372/3:03/11/03 09:02 ID:???
その後も
「すいませんキラタソを探していますよ・・・」
とか
「すいませんアスラソから逃げていますよ・・・」
とかを見た
こうして見るとコーディばっかり変な姿になってるな
「ついにこの時が来てしまいましたか・・・」
・・・おっさん、一体どこから湧いた?
「失礼な、人をぼうふらみたいに」
はいはい、悪かったね。で?この時って何だよ?
「じつは新型のウイルスが見つかりましてね」
ハァ?どう言う事だよ?
「いいですか。貴方のゴキブリ並のオツムにもわかるように優しく言うと」
・・・かなりムカついたが、今は我慢しておこう。オッサンめ、覚えてろ
「貴方が見たような姿になるウイルスがあるんですよ。で、この町はほぼ全員感染してると」
・・・見たところコーディ以外はああなって無いけど?
「ホントバカですねぇ。コーディでさえ発病するんですよ?ナチュラルが無事で済む訳無いでしょう?」
そんな?!じゃあ俺やあいつ等やおっさん達も・・・?
「おそらく、今は普通でも数日後には・・・」
そんな!いったいどうすれば・・・
「別に困らないんじゃないんですか?普通に会話できますしね」
そうか?
「ま、そういう事ですよ。それじゃ私は用事が有りますからちょっと通りますよ・・・」
おっさん!言ってるそばから変身してるし!
ああ、俺達はこのままあんな変な姿になってしまうのだろうか・・・
7383/3:03/11/03 09:25 ID:???
「・・・まだ途中だがどうだ?面白いか?!」
オルガが自作の小説を読ませてくれたのだが・・・
悪いけどはっきり言ってつまんない
「くだ・らん!」
「つまんな〜い」
「・・・またつらい思いしたのかよ・・・」
オルガが落ち込んでしまった
なんとかフォローしないと・・・
いやさ、まだ途中だしね?これからよくなるって!お前等もそう思うよな?
「絶対!無理!」
「どうにもならな〜い」
お前等・・・人がフォローしてる傍から・・・
とりあえず二人にゴミ箱を被せておいて・・・
「・・・もういいよ。こんなつらい思いするならもう書かねぇよ・・・」
そんな事無いって!これから良くなるって!
「・・・もうほっといてくれよ・・・」
だめだ、完全にネガティブになってる・・・
「その程度でくじけるようじゃダメダメですねぇ!」
おっさん!ガラスを割ってるのはこの際置いといてやるからおっさんも励ましてやってくれ!
「いいですかぁ?確かに今回の話はクソです!蛆虫でさえ避けて通るゴミ以下です!」
なに言いやがんだ!ますますヘコんでるじゃねぇか!
「ですが!これを上回る作品を書きなさい!そして今馬鹿にしている奴らを見返してやるのです!」
「・・・わかった!俺もっともっと書くぜ!」
おお!オルガがやる気を取り戻した!
「ま、今回はダメダメですけどね」

な ん で 蒸 し 返 す か な コ イ ツ は !

おっさんにゴミ箱を被せて窓から外へ捨てといた
オルガ、元気出せ?次があるさ?頑張れよ
いや、それだけなんだけどさ
7391:03/11/03 10:44 ID:???
クロトに彼女ができた。

話によると、一週間前ゲーセンで遊んでいるところ二人は出会い、
そのまま恋に落ちたそうだ。
「クロトォ!またお前だけいい思いしやがって!!」
「お前!お前っ!お前ぇー!!」
二人はブチ切れだ。そりゃそうだよな。お前ら彼女いないもんな。

その数日後。
俺達の家にクロトの彼女が遊びに来た。
近頃の若い子は何が好きなのか分からず、菓子とジュースを出した。
彼女は一礼するとクロトが、
「さぁ、一緒に遊ぼうか」
とゲームを取り出した。二人は仲が良さそうだったので俺達は二人きりにしてやった。
「なんであいつだけいい思いをするんだ・・・!」
「はぁ・・・、うざ〜い」
んな事言うなよ。お前らもちゃんと好きな子ぐらいいるだろ?
「・・・でも・・・、遠距離だし・・・」
「怖い目って言われたし・・・」
あまりにもうだうだ言ってるので俺はゴミ箱を被せてやった。
7402:03/11/03 10:44 ID:???
更にそれから数日後。
俺がスーパーで買い物を済ませて家路に着く時だった。
クロトの彼女が、何か不良っぽい男達と仲良く歩いている。
・・・どういうことだ?
俺は気になったので気づかれぬように彼らの後を着けた。

「・・・でさあ、そいつ、買ってって言ったら何でも買ってくれるのよ」
「はははは!そいつは極限のヴァカだな!」
・・・おいちょっと待て。そいつはクロトの事か?
「で、いつ捨てんの?そいつ」
「そうねぇ・・・。もうちょっと遊んでからね」
俺は驚愕した。この事はクロトに言ってはいけない。
俺はあまりにも酷い現実に直面してしまったのだ。
そのまま俺は何も聞かなかった事にしようと思い、帰ろうとした。

しかし、運悪くそいつらに見つかってしまったのだ。
「あれ?こいつ・・・」
「知ってるのか?」
「・・・あのオモチャと一緒にいた奴だわ。どうやら今の話を聞いてた・・・みたいね」
くそっ、こんなところでヘマをするなんて・・・。
「兄ちゃん、分かってんだろ?世の中には聞いていい事といけない事があるんだよ」
俺が買い物袋を放り投げ、構えようとした時だった。
―ヤツらの一人の拳が俺の水下に入り、そのまま意識が薄れたのは―
7413:03/11/03 10:45 ID:???
・・・ん?あれ?ここは・・・?
「気がつきましたか」
あれ?おっさん?何で・・・。ってここは俺の家だ。
「お前、スーパーの近くの路地でおっ倒れてたんだよ」
「まったく・・・、心配かけないでよね〜」
「ここまで運ぶの面倒臭かった〜」
そうか・・・。お前らがここまで俺を連れて来てくれたんだな。
「でも、どうしてお前あんなところで倒れてたんだ?」
「誰かにやられたとか〜?」
・・・いや、別にそういうわけじゃないさ。ただ・・・、昼寝もいいかなぁ、と。
「分かってるよ・・・。お前が誰にやられたかぐらい」
そう言ったのはクロトだった。
「彼女の・・・彼氏達だろ?」
クロト・・・!お前、知ってたのか!!
「僕はお前みたいに鈍・感じゃないからね」
・・・でもなんで・・・。
「だって、彼女は何も悪いことしてないしね」
だからって・・・!お前、辛くないのか!!
「そりゃ辛いさ・・・。僕だって・・・」
だったらなんで黙ってんだよ!お前男だろ!はっきり言えよ!
「だって・・・、その・・・さ・・・」
「クロト、さっきから聞いてるとどうやらまたヤバイ話っぽいな」
「良かったら加勢しようか?」
お前ら・・・。クロト、彼女に一回話しを・・・。
「うっさいな!これは僕のことだろ!!放っといてくれよ!!」
そう言うとクロトは飛び出して行った。
7424:03/11/03 10:46 ID:???
俺達はクロトが心配なのでクロトの後を追った。
クロトが向かったのは事件現場のスーパーから少し離れたところにある建設中のビルだった。
「・・・そういや・・・ここ・・・」
ん?どうしたオルガ?ここに何かあるのか?
「聞いたんだけどさ、ここはこの町で一番悪名高い不良グループの溜まり場らしいぜ」
・・・!もしかして、クロトの奴・・・!

クロトはビルの中に入っていった。
「・・・・・・・あいつ・・・・!」
クロトに気づいた不良達が一斉にクロトの方へ目をやる。
「・・・あら、どうしたのクロト君。こんな所に来て・・・」
「それは僕のセリフだよ・・・。どうしてさ・・・」
「どうしてって?」
「もう分かってるんだよ・・・、君が僕を騙してたことぐらい・・・」
「・・・あいつから聞いたのね」
「・・・いや、ずっと前から知ってたよ。僕が騙されてたことぐらい・・・」

俺達はクロトを見かけた。
「おっ、乱闘か?何なら俺達も混ぜてくれよな!」
しかし、俺は飛び出したオルガを止めた。
・・・待て。これはクロトの問題だ・・・。
7435:03/11/03 10:46 ID:???
「知ってたのか・・・。じゃあ仕方ないか・・・。悪いけど、帰ってくれる?」
「・・・駄目だよ。僕は帰れないね」
「・・・何で?まだ未練でもあんの?あんたもしつこいねぇ」
「・・・お前らは僕の友達を傷つけた・・・。僕はそれを制裁に来ただけだよ」

・・・!!あいつ・・・!!!
と、不良共が一斉にクロトに襲いかかる。
しかし、クロトは奴らの攻撃を軽く避け、カウンターで蹴りをかましていった。
「・・・何だよ・・・、この町一の不良のくせに、大した事ないね」
しかし、クロトは油断していた。後ろからスタンガンでやられてしまったのだ。
ひるんだクロトに不良達の攻撃が振りかかる。

クロトはもうボコボコだった。
「おい・・・!あいつにこれ以上苦しい思いをさせる気かよ!俺は我慢できねぇ!」
「悪いけど、行かせてもらうよ」
お前ら・・・。分かってる、行こう。

待て!お前ら!!
「あれ・・・、こいつら・・・!」
「っ・・・なんで・・・、来たんだよ・・・」
決まってんだろ・・・。俺達皆お前の事が心配なんだよ。
「ったく、一人でいいカッコするからだぜ!!」
「こういう時は俺らにも頼れって〜」
7446:03/11/03 10:47 ID:???
「ははは!友情ごっこは外でやってくれよ!!」
不良達が一斉に俺達に襲いかかる。しかし、俺は反射的に催涙スプレーをかけてやった。
下っ端の不良達が一斉に悶絶しつつ倒れる。
「オラオラオラオラァ!!」
オルガが不良の持っていた鉄パイプで下っ端をボコボコにする。
もう下っ端の連中は気絶している。

「ほぅ・・・、やるな、お前ら」
と動いたのはさっきまで後ろで観戦していた幹部三人だった。
ここは一人ずつ相手をした方がいいな・・・。

「だったら俺が真ん中の奴を殺ってやるよ」
「じゃあ俺はあの左の奴ね」
じゃあ俺は右の奴だな。へっ、大して強くなさそうだな。
「そう言ってるのも今のうちさ。くらえっ!」
幹部がパイプで斬りつけて来た。俺は軽く避け、鉄パイプを頭に振り落とす。
「・・・、悪いが効かないな。俺は石頭なんでね」
幹部はそう言うとすかさず拳を下腹部に入れようとした。
俺は辛うじて回避し、何とか難を逃れた。
ちくしょう・・・、頭は駄目か・・・。となると・・・。
「ははは!さっきから引け腰だな!!どうした!!」
こいつは典型的な単細胞タイプだな。ただ突っ込んで行く事しか知らないみたいだ。
「これで終わりだ・・・!!」
再びその幹部は下腹部に拳を加えようとした。
―今だ!
俺はすかさず催涙スプレーを奴の目に吹きかける。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!痛ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
悪いが、勝負あったな。
俺はパイプで奴の腹を一突きしてやると、一瞬にして崩れ落ちた。
7457:03/11/03 10:48 ID:???
「はぁ〜、ゥザイッ!!」
シャニは尖ったパイプを曲げて相手に投げつけた。
そのパイプは見事ブーメランのように飛んで行ったが当たる事はなかった。
「確かに良い案だが、当たらなきゃ意味が無いよなぁ!」
幹部がパイプで殴り掛かってくる。
シャニは何とか持っていたパイプで応戦した。
「くそっ・・・、こいつうぜぇ・・・」
「うざいのはどっちだ!」
男は鉄パイプでシャニの腹を突いて来たがシャニは辛うじて避けた。
「・・・はぁ、危ねぇ・・・」
「・・・ちっ、しつこいな」
シャニは再び先ほどの鉄パイプを投げた。しかしやはり当たらない。
「へっ、さっきも言ったはずだ!当たらなきゃ意味が無い、ってな!」
男は再びパイプで殴り掛かってきた。しかも今度は二本でだ。
さすがにシャニもこればかりは辛い。
鉄パイプ一本だけじゃ相手の攻撃をガードするのには無理があった。
「どうした!さっきの威勢は!!」
「・・・へっ、こっちにだって考えってもんがあるんだよ」
「ほざけ!青二才がぁ!!」
・・・お前だって十分青二才だろ。と突っ込んでやりたかったが、
今は真剣勝負なのであえて黙っておいた。
「ははは!鉄パイプ一本じゃさすがに辛かろう!だが安心しろ!
俺がもうすぐお前をラクにしてやるからよ!!」
男は猛攻撃でシャニに攻撃をしかける。
シャニは運悪く、その一突きを浴びてしまった。ガードががら空きだ。
「へへ・・・、とどめ・・・、うぐっ!!?」
男は奇声を上げて倒れこんだ。背中には先ほどの曲がった鉄パイプが刺さっている。
「・・・さっきお前が猛攻撃している間に投げておいたんだよ」
シャニはそう言うと、倒れ込んでしまった。
7468:03/11/03 10:48 ID:???
「ただ乱暴に振り回してるだけじゃ駄目なんだよ!」
オルガは相手の二刀流のパイプを一本のパイプで軽やかにガードしていた。
「ちっ、ガキだと思って甘く見てたが・・・ただのガキじゃないらしいな」
「少しは噂に聞いてるだろ?俺がオルガ・サブナックさ」
「へっ!そんな名前聞いたことねぇなぁ!」
「俺も結構人気者だと思っていたけど、案外そうでもないらしいな」
などと会話を交わしながらも二人の争いはヒートアップして行く。
オルガの鉄パイプが男の頬に切り傷をつける。
「てめぇ・・・!俺の大事な顔を!!!」
男の攻撃が更に荒荒しくなった。
「おいおい・・・、てめぇの汚い顔が汚れようがどうだっていいだろ?」
オルガはそう言いつつも苦しそうだ。流石に今の攻撃が効いたらしい。
一本目のパイプはガードしたが、二本目でパイプが弾かれてしまった。
「へっ!勝負あったな!!」
男がパイプを振りかざす。
「へっ、せめてやられる前にこいつを返しておくよ」
オルガはいつの間にかその男がくわえていたタバコを奴の鼻頭につける。
まだ火もついているのでかなり熱いに違いないだろう。
「―熱ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
オルガはすかさず男のパイプをひったくり、
「未成年はタバコ禁止だぜ!苦しい思いをしたくないなら止めときな!」
と鉄パイプで男の頭を殴った。
ゴーン、と良い音が響き男は崩れ落ちた。
7479:03/11/03 10:52 ID:???
「お前ら・・・、少しお遊びが過ぎたようだな・・・」
ついにボスのお出ましか。さすがにさっきのやつらとは威厳が違う。
シャニは先ほどの男の攻撃で崩れているし、
クロトはボコボコにされたので動くこともままならないため、
俺とオルガの二人で闘り合う事になった。

男は鉄パイプで殴り掛かってくる。
―隙が無い。俺達は攻撃を仕掛ける事はできなかった。
「ふっ、さっきまでの勢いはどこへ行ったのやら・・・」
男は軽やかにパイプを振り回す。
さすがの俺達も引け腰でただ避けることしかできない。
と、オルガが初っ端にやられた下っ端に足をひっかけ隙ができてしまった。
「残念だったな」
男はパイプをオルガの頭上に降り落とした。
「・・・くっ・・・、またこれかよ・・・」
オルガはそう言うと倒れてしまった。

残るは俺一人―
多分、こいつに勝つ事は無理だろう。
―とその時だった。例の女の子が俺目掛けてパイプを投げて来た。
そのせいで俺も隙ができてしまった。
「へっ。終わったな」
―やばい・・・!殺られる・・・・!!
「テメェー!抹・殺!!!」
という叫び声が聞こえた瞬間、バチバチっという音がして男は気絶した。
そこにいたのはまぎれもなくクロトだった。スタンガンを持っている。
「へっ、お前らやっぱり僕がいないと駄目だね」
74810:03/11/03 10:53 ID:???
まぁ・・・、とりあえず終わったな。で、クロト。あの子どうするんだ?
「どうでもいいよ。僕はこいつらに制裁しに来ただけさ。
それにおっさんに女子供には手を出すなって言われてるしね」
そうか・・・。それならいいんだが・・・。
「ふざけないで!」
女の子が怒った。そりゃ無理もないよな。
「殺るなら殺りなさいよ!」
「だから言ってるだろ?僕は女子供に手を出さないって。
きっちり落とし前をつけたいなら、警察にでも自首する事だね」

と、そこに現れたのはおっさんとニコルだった。
「うわぁ、派手にやりましたね!」
おっさん!ニコル!何でこんなところにいるんだよ!
「あぁ。ただ僕らはこいつらの後片付けですよ」
と言うとおっさんは持って来たトラックに不良達を乗せて行く。
またおっさんの手柄かよ・・・。
「で、この女の子はどうするんですか?クロト」
「放っておけばいいよ。これからどうするかは彼女が決めることさ」
おっさんは承諾し、不良達をトラックに乗せてニコルと共に消えて行った。

・・・さてと、俺達も帰るか。
俺達はオルガとシャニを連れて家に帰った。
74911:03/11/03 10:55 ID:???
それから数日が過ぎた―
と共にクロトが荒荒しい声をかかげて帰ってきた。
「また新しい恋・発見!!」
クロトは今のバイト先の常連客の女の子に惚れ込んでしまったらしい。

「またお前だけいい思いしやがって!!」
「お前!お前!!お前ぇー!!!」

こうやってまた一日が過ぎて行く。
いや、それだけなんだけどさ
750通常の名無しさんの3倍:03/11/03 13:03 ID:???
長文乙

いや、それだけなんだけどさ
751通常の名無しさんの3倍:03/11/03 14:13 ID:???
最近は面白いのが多くていいな。

いや、それだけなんだけどさ
752通常の名無しさんの3倍:03/11/03 14:19 ID:???
サブタイ案集まりませんね・・・・
「よし、それじゃあこうしましょう」
『常夏三人組と俺の関係4〜ムル太最強伝説〜』
どうですか?

俺はスルーした
いや、それだけなんだけどさ
753通常の名無しさんの3倍:03/11/03 14:58 ID:???
>>752がそう言うと、何処からともなくアスランが現れた。
「アズラエルさん!何を言ってるんですか!次のスレタイは、
『常夏三人組と俺の関係4〜キラタンに会いたい〜』ですよ!」

俺はアスランにお札を貼って成仏させてやった。

いや、それだけなんだけどさ
754通常の名無しさんの3倍:03/11/03 15:07 ID:???
>>739-749
おもろかった乙!
>>752
いいねそれ・・・・
いや、それだけなんだけどさ
755通常の名無しさんの3倍:03/11/03 15:23 ID:???
>>754
一応いっておくが
自スレは流れ的にアスランです

いや、それだけなんだけどさ
756通常の名無しさんの3倍:03/11/03 17:17 ID:???
>>755がそんな事を言うと、アスランの生霊が現れた。
「やはり、次スレのサブタイは『キラタンに会いたい』にするべきだ!」

俺はアスランを鬼の手で退治してやった。

いや、それだけなんだけどさ
757通常の名無しさんの3倍:03/11/03 17:25 ID:???
サブタイ案は雑談板で
・・・・・アスランが後ろでうるさいなあ
仕方ない、耳栓して寝よ

い「イヤ、ソレダケナンダケドサ、キラタンニアイタイ」
758通常の名無しさんの3倍:03/11/03 17:33 ID:???
最近、メカスズメェの声が目覚し時計だ
「キラタンラアイタイ、キラタンニアイタイ」

俺はアスランをゴミ箱に閉じ込めてあげた

い「イヤ、ソレダケナンダケドサ、キラタンハアハア」
759通常の名無しさんの3倍:03/11/03 19:29 ID:???
「ラスティーは何処へ」
ってのはどうだ?・・・とミゲルが言ってきた。

とりあえずゴミ箱を投げつけておいた。

いや、それだけだけだけどさ
760通常の名無しさんの3倍:03/11/03 21:20 ID:???
テレビでIQテストをやっていたので、三人と一緒にやった。
散々悩みながらやる俺を尻目に、奴等はすらすら解いていく
「こんなので苦しい思いする奴はいないぜ。」
「楽・勝!」
「ハッ。」
「こんなのも解けないなんて、ダメダメですね。」
うわおっさん、いつの間にっ!?
お、遅くたってあってりゃいいんだよ!!

結果、オルガは言語と論理が、
クロトは知覚が、
シャニは記憶と数が、
それぞれ全問正解で、他もまんべんなく出来ていた。
おっさんは恐ろしい事に全問正解だった

俺?俺は・・・・聞かないでくれ。


ちっくしょぉぉぉぉっ!!
うう、いや、s「イヤ、ソレダケナンダケドサ」
7611/2:03/11/03 21:21 ID:???
最近、気になることがある・・・・・
【シャニの左眼】
かなり気になる、以前おっさんに聞いたんだが・・・
『さぁ?見たことありませんねぇ・・・』
・・・とあっさり言われた。
見たい。どんなふうになっているのか見たい。
片目だけ色が違うのか・・・それとも千年眼がついてるのか・・・
いや、ひょっとしたら親父(ムルタ)が住んでいるのかも・・
とりあえず、今日の夜こっそり見ることにした。

―――――夜中1:00―――――
俺は、シャニが寝てるところをこっそり近づいた。
寝顔【だけ】は可愛い奴め・・・・・
よし、早速見てみよう。その瞬間・・・・
『おい!!なにしてんだよ!!』
クロトが起きてしまった。
『お前、ひょっとしてそんな趣味だったのか?変・態!!』
いや、それはない。いくら彼女がいないからってそれはありえない。
俺はクロトに理由を話した。

『・・・・な〜るほど、そういうことか。どうせならオルガも起こそうぜ!!
たぶん奴も見たこと無いと思うからな。協・力!!』
というわけでオルガを起こして目的を話した。だが・・
『やめておけ、また苦しい思いをするだけだぞ・・・』
と言ってまた布団の中にもぐってしまった。
どういうことだ?・・・・まぁ、いいか。
俺は、またシャニの布団に近づいた。
用意はいいか、クロト?
『いいよ・・・・それでは』

3 ・ 2 ・ 1・・・・・・・・・・・
7622/2:03/11/03 21:22 ID:???
『『オープン!!・・・・ん?』』
次の瞬間、半径500mぐらいに聞こえる叫び声が聞こえた・・・・
『うわ・・うわああぁぁああぁあぁあああ!!!!!!
WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!』
一気におっさん、ニコル、ナタルさん、他の住民が俺の部屋に入ってきた。
『一体なにがあったんですかぁ?近所迷惑ですよぉ・・・』
『どうかしたんですか!?まさかまた事故!?』
『どうしたんだ、みんな!?とにかく落ち着け!!』
がやがや・・・ざわ・・・ざわ・・・・ドドドドドド・・・・
・・・・大変なことになってしまった。
とりあえず俺とクロトは『ドロボウが入ってきたので大声をあげた』
とその場しのぎの嘘をついた。
『泥棒ですか?今度から警備員を配置しましょうかねぇ?』
『大変でしたね・・・・お怪我はないですか?』
『そんなことがあったのか、怖かっただろう?』
いや、俺とクロトは泥棒なんかよりも怖いものを見たんです・・・・
オルガ、お前の忠告を聞いとけば良かったよ・・・・・・・・
そしてしばらくの間、アパートの周りにおっさんが配置した自衛隊が見張ることになった。

翌日、俺とクロトは一日中テンションが低かった・・・・・
だって、シャニの左眼が・・・・・左眼が・・・・・・・
あぁ、思い出すだけで恐怖がよみがえる。
もう、あんなマネはよそう、そして平和に暮らそう。

いや、それだけなんだけどさ・・・・・・
763通常の名無しさんの3倍:03/11/03 21:45 ID:???
>>762
うまい具合に…w
正体を言わずに笑わせましたね…。

一応本編で映ったことは指摘しておきます。
「だってあいつが…」
とかいったときに映ったような…。

いや、ほんとにそれだけなんだけどさ。
764通常の名無しさんの3倍:03/11/03 21:49 ID:???
まえ、証拠画像持ってたんだけどな〜…
どっかいった。
公式の人物紹介のところにも載ってるはずだけど。

いや、それだけなんだけどさ。
765通常の名無しさんの3倍:03/11/03 21:51 ID:???
>>760
おっさん怖っ!
766通常の名無しさんの3倍:03/11/03 22:04 ID:???
いや、左目は>>763
の時には出てなかった

・・・まあいいじゃん、面白ければ
いや、それだけなんだけどさ
767常俺の>>1:03/11/03 22:14 ID:???
なんかサブタイ案が届きませんねえ・・・・
どうも決定打にどれも欠ける気がするんですよ
もっとシンプルでいいものはありませんかねえ
768通常の名無しさんの3倍:03/11/03 22:16 ID:???
>>767
しゃべり方がムル太っぽくなってきてるな、藻前さん
769通常の名無しさんの3倍:03/11/03 22:21 ID:???
>>768
わざとだろ
770通常の名無しさんの3倍:03/11/03 22:21 ID:???
>>767-769
いや、それだけなんだけどさ

いや、それだけなんだけどさ
771常俺の>>1:03/11/03 22:23 ID:???
なんだかムル太のエキスが染み付いたようですね
というわけで今後もできればサブタイの案をよろしくお願いします

いや、それだけなんだけどさ
772通常の名無しさんの3倍:03/11/03 22:29 ID:???
>>765
三十代後半で全問正解ってことは153か・・・
773772:03/11/03 22:30 ID:???
忘れてた

いや、それだけなんだけどさ
774通常の名無しさんの3倍:03/11/03 22:33 ID:???
「駄目だよ、俺の機体はカラミティじゃなきゃあ苦しい思いするぞ!」
「あのパピィ・・・どうしてるかな・・・心配・・・・」
「ふはははははーっ、これだー、これだよー、うざーい」

なんか誰かの影響をうけて帰ってきたのでゴミ箱を被せて正気に戻しておいた
奴等の機体を見てみたら
真っ白で骨だけのカラミティ
バズーカがとても重そうだ

ハンマーがワイヤーに切り替わっているレイダー
というか右手の機銃までワイヤーになってる

そしていつもより2.5割増になり、武器が一切外されているフォビドゥン
・・・なんか頼もしいけど鈍そう、これじゃ某ロシア国の代表ガンダムだ

とりあえずその三機の前に例のジャンク屋達とどこぞの狂った三人組がいたのでゴミ箱を被せておいた

いや、それだけなんだけどさ
775通常の名無しさんの3倍:03/11/03 23:15 ID:???
今日はちょっと帰りが遅くなってしまった。
鍵を開けて、明かりのついていないくらい玄関へと上がる。
(おか!えり!)
まるで誰もいないように、部屋の中は静まり返っていた。
「ただいま」
暗い部屋の中に微笑む。
(帰りが遅いのうざ〜い)
奥の部屋に入ると、そこで静かに寝ている人物を見つけた。
安らかな寝息を立てている。
俺はその人を起こさないように、そっと台所へと向かう。
(遅ぇ〜んだよ、お前…)
テーブルの上には、俺の分の夕食がラップをかけられて並んでいた。
すまない気持ちになりながら、俺は一人で夕食を済ませた。
きっと一緒に食べようと思ってたんだろうな…。
(まったく、ダメダメですね)
ここのところ忙しくて、なかなかかまってやれていない。
夕食を済ませて、もう一度奥の部屋に行き、
愛しい天使の寝顔を見つめた。
「ごめんな、忙しくて…、今度ゆっくり遊びに行こうな…」
(そうですね、きっとそれがいいですよ!)
…?
なんだか、耳元で懐かしい声が聞こえたような気がした…。


なぁ、ばすたぁ、知ってるか?
おまえの事を、いつも見守ってくれている人たちがいること…。
これからも、頑張って大きくなろうな…、ばすたぁ…、おやすみ…。

以上、『赤ちゃんを拾いました』ネタで「守護天使と俺の関係」でした!
776通常の名無しさんの3倍:03/11/03 23:16 ID:???
シャニが、目覚まし機能付きCDラジカセをおっさんからもらってきた。
好きなCDを何枚かセットしておくと、その中からランダムで、設定した時間に曲が流れてくるらしい。


翌日、朝7時のアパートに、大音量で
http://dprk.ii2.cc/c013.mp3
が響き渡った。

ちなみにソロはおっさんが歌っていた。
とりあえずシャニとおっさんにゴミ箱を被せておいた。

いや、それだけなんだけどさ
777775:03/11/03 23:39 ID:???
忘れてた。

いや、それだけなんだけどさ×2
778通常の名無しさんの3倍:03/11/04 00:16 ID:???
>>777
君が今日パチンコ屋ででてくれば・・・・!!
今日はオールナイト日本西川だよー!!
いや、それだけなんだけどさ
779通常の名無しさんの3倍:03/11/04 00:18 ID:???
AGEEEEEEEEEE

ごめん いまマジンガZ特集やってるよ!
いや、それだけなんだけどさ
780通常の名無しさんの3倍:03/11/04 00:26 ID:???
な、な、な、なんでageるんだ?

いや、それだけなんだけどさ
7811/2:03/11/04 01:03 ID:???
朝から3人が作業服を着ていた。白いつなぎの。
どうしたんだ、お前ら?

「なんか、おっさんがヘリ白く塗ってくれっていうから。」
「塗・装!!」
「かなりうざ〜い。」

あ、そう?まあがんばれ。
休みなので俺はゆっくり過ごした。屋上からぎゃーぎゃーと騒ぐ声が時々聞こえてきた。
いつもの事だ。気にしない。
日も暮れるころ3人が帰ってきた。3人とも薄汚れて、体のあちこちに白い塗料をつけている。

「はぁ〜、つかれたぜ・・・」
「とにかく入・浴!!」
「だる〜い。」
まあ、とにかく風呂入れ。そのあと、おっさんのおでんや行こうぜ。
7822/2:03/11/04 01:04 ID:???

3人が風呂に入った後、俺達はおっさんのおでんやに向かった。今日はさすがに客が少ない。

「おや、君達。ご苦労様です。塗装は終わりましたか?」
「ああ、真っ白だよ。」
「親父、バイト代くれるんだろうな?」
「何言ってるんですか。あれはお手伝いですよ、お手伝い。
 戸籍上は僕達は親子なんですからね。当然です。」
「おいおい、なんだそりゃ!!」
「詐・欺!!」
「詐欺師は君達でしょ。」
「・・・・・ひど〜い。」
「まあ、今日のおでんはタダにしてあげますよ。せいぜいたくさん食べてください。」
「よし、そういうことなら!!」
「完・食!!」
「おで〜ん。」

結局客も他に来ず、5人で全てのおでんを食べ、屋台を皆で片付け、一緒に家へ帰った。
家へ着くと4人とも倒れ込むように寝た。

いや、それだけなんだけどさ
783通常の名無しさんの3倍:03/11/04 14:12 ID:???
>>781-782
いいねぇ親子愛?
次スレのサブタイは
常夏三人組と俺の関係3〜アスラン炎の友情〜
はどう?
784通常の名無しさんの3倍:03/11/04 14:50 ID:???
エイジョリアーン!!のかわりにキラヤマトー!か…。
785通常の名無しさんの3倍:03/11/04 17:03 ID:???
>>783-784
雑談板で提案しような

いや、それだけなんだけどさ
786通常の名無しさんの3倍:03/11/04 23:48 ID:???
>>774の元ネタがわからん・・・

いや、それだけなんだけどさ
7871/9:03/11/05 00:11 ID:???
夕食の材料を買いにスーパーへ来てみると、近くの大学の学園祭のポスターを見かけた。
今週末にあるそうだ。
芸能人もいくらか呼んであるらしい。
まあ、客寄せパンダなんてそんなモンだよな。
でも学生たちにとっては学外との貴重な交流の場なんだろう。
どうせそれに乗じてやってくるナンパ目的の奴や保護者たちもいるんだろうが、この際どうでもいい。
まあ俺には関係のないことだが。

家に帰って食事の用意をした。3人はもう家に帰ってきているようだ。
みな自分の部屋に入って何かしている。
三人とも恐ろしく静かだ。何をやっているんだろうか?
しばらくしてメシができあがる。今日は麻婆豆腐だ。
おーい、お前ら、メシができたぞー。
・・・・・。
返事がない。メシの声も聞こえないほど何をしているんだろうか?
不思議に思って俺は連中の部屋へいってみた。
オルガの部屋を開ける。一心不乱に机に向かって何かを書いている。
クロトの部屋を開ける。一心不乱にテレビに向かって「怒首領蜂 大往生」をやっている。
シャニの部屋を開ける。ヘッドホンをかけて音楽を聴いている。こいつはまだ話がわかりそうだ。
シャニの肩を叩く。おい、メシだぞ。
「ん〜、ああ、メシか。今行く。」
シャニはヘッドホンを外して部屋から出てきた。
ご飯をおわんに盛る。俺のを盛った後、麻婆豆腐をすくいながらシャニに聞いてみた。
おい、オルガとクロトは何やってるんだ?なんかあるのか?
「あー、あれね。オルガは今週末の学園祭で文芸部に頼まれたらしくて、なんか出品するんだって。
とっくに〆切過ぎてるはずなんだけど、大丈夫なのかな。
クロトはゲームのスコアアタックコンテストとかで、商品目指してがんばるんだと。」
ふーん、ご苦労なことだな。ところでお前はなんかやるのか?
「んー?(モゴモゴ)・・・なんか軽音楽部の連中に呼ばれてミゲルと一緒にライブやることになった。
ヒマなら見にきなよ。」
へぇー、じゃあ俺もいってみようかな。おもしろうそうだ。
7882/9:03/11/05 00:12 ID:???
当日はすがすがしい秋晴れとなった。
会場へ行くと、まだ10時にもかかわらずたくさん来場者が入っている。
三人は準備があるとかいって早朝から出かけていった。
会場をふらふらしていると、ニコルとアスランが前からやってきた。ニコルはキャリアにダンボールを二つ乗せている。アスランは背中に重そうなバッグを背負っている。
「ああ、おはようございます。いらっしゃってたんですね。」
うん、三人がいろいろやってるらしいから見に来たんだ。君らもそういうクチか?
「ああ、俺達もちょっとイベントで来たんだ。ニコルがここのクラブイベントのゲストで呼ばれたんで、俺はそのサポートにね。」
「今日はすごいんですよ、なんたってMon○o○rossoの○沢さんとSle○p○alkerがゲストで来るとかで、前売りなんかもう完売ですからね。今日は僕も飛ばしていきますよ。」
そりゃすごいな。何時くらいからやるんだ?
「2時からです。ぜひ来てくださいよ、これチケットです。皆さんの分も渡しておきますね。」
そういってニコルはチケットを4枚くれた。これは行くしかないな。
7893/9:03/11/05 00:16 ID:???
俺はニコルと別れ、シャニの出てるライブ会場へ向かった。会場は音楽室に暗幕を張っただけのたいしたことないものだが、広さは割とあるらしい。
会場の前まで来た。チケットを買って入ろうとしたが、ドア前には誰もいない。無料なんだろうか?
ちょっと得したな。
・・・・・ッ!・・・・・ァ!
ドアの外からも中の声が聞こえてくる。おお、もう盛りあがってるじゃないか!どれどれ・・・ガチャリ

!?アブねえッ!!

中に入ったとたん、目の前にパイプイスが飛んできた。間一髪でかわした俺は、場内を見て愕然とした。
飛び交うビール瓶、飛び蹴り、スティック。繰り返される悲鳴と絶叫。フロアには折れたギターとベース、そしてスピーカーが転がっている。バスドラムには穴が開いていた。
呆然として見ていると、乱闘騒ぎを抜けてシャニがこっちへやってきた。
おい、どういうことなんだこれは!?
「・・・・・うっざい話なんだけどさぁ、うちの街ですげえ仲悪ィバンド同士が口論始めてさ。そのうち取っ組み合いになって、加えてファンとかも乱闘始めてさ、最後にはみんなとばっちり食らってこのざまだよ。うざいったらありゃしないよ。」
シャニの説明を聞いている間にも一人殴りかかってきた。シャニはそれをビール瓶で殴り倒す。
「ほら、こんな調子だよ。はぁぁぁぁ、うざっ。」
かなりシャニはキレ気味だ。
「なあ、こんなうざいところ早く出ようよ。どっか他のところ行こうぜー。」
ああ、そうだな。こんなところに長居は無用だ。
ん、そういえばミゲルはどうした?一緒じゃなかったのか?
「・・・・それがさ、アレ。」
そういって指差した先には、ギターを振り回し大ハッスルしているミゲルがいた。
「・・・なんやねんお前らァ!!ワイのストラトの餌食にしたろかァッ!!」
・・・・・。バカはほっといて行くぞ。バカがうつる。
7904/9:03/11/05 00:17 ID:???
ライブ会場を出た俺達は、とりあえず行く当てもなくふらふらとしていた。
しばらく歩くと、「怒首領蜂 大往生 スコアアタック会場→」というカンバンを見つけた。
お、クロトの参加してるやつだな。行ってみようぜ。
俺達はその会場へ向かった。

会場にはたくさんのモニターの前にPS2が並んでいる。入り口横には現在の暫定ランキングが張り出されていた。クロトは入っているだろうか・・・?

1位 Croto 1,865,997,220
2位 ・・・・・・・・・

じ、じゅうはちおくろくせんごひゃくきゅうじゅうきゅうまんななせんにひゃくにじゅってん!!??

こんな数字見たことない。ワケがわからん。
クロトはどこだ?どうやってこんな点数出したんだ?
・・・クロトはまだモニターに向かってプレイを続けていた。おい、すごいじゃないかお前!
「うるさい!気が散る!!退散!!」
クロトが怒鳴り声を上げる。ゲームは既に2周目で点数は10億点を超えていた。
クロトが怖いので離れて他のプレイヤーを見てまわっていると、見たことある頭を見つけた。
「くそォォォォォオオオオ、腰抜けぇぇぇぇええええッ!!」
おかっぱが必死になってプレイしている。この前クロトにレースで負けて相当悔しがっていたから仕返しにでも来たか?
遠目に画面を見てみると、まだ一周目のようだ。しかもボム使いまくり。ありゃダメだな。
しかし商品は何なんだろう?すいません、この大会の商品はなんですか?とスタッフに聞いてみた。
「ああ、あれですよ、あれ。」といって、スタッフはテントの奥にある机の上を指差した。
!?な、なんだアレは・・・・・!?
指差す先には、業務用の筐体と「怒首領蜂 大往生」と書かれたROMが置かれていた。かなりでかい。
「・・・なあ、あんなのうちにいれたら床抜けるじゃん。」
ああ、そうだ。だがあんな点数を出された後ではもう遅い。誰か神が降臨してあの点数を抜くことを祈るだけだ。
7915/9:03/11/05 00:18 ID:???
うんざりしながら会場を後にした。とりあえずオルガが出品した文芸部の部屋を見に行った。
会場は少し歳のいった人が多かった。といってもそもそもそんなに多いわけじゃないが。
机の上に活字に起こされた作品が置かれてあり、席が設けられている。
入り口横にオルガが座っていた。おう、どうだ、読んでもらっているか?
「お、来たのかよ。それがあんまりみんな手をつけないんだよ。まあ読んでくれよ。」
あ、ああ。俺はオルガの作品を手にとって目を通した。

!?潜水艦?密林?ロケット?

典型的なジュブナイル小説だ。しかもダサい。

「な?結構がんばったんだぜ俺。よくできてるだろ?」
・・・いや、まあ、よくできてるとは思うが(本当は思わないが)、こんなところに出品するモンじゃないんじゃないか?せっかく学外のお前にも声がかかったんだから、ほら、もうちょっと本格的な文学作品をさ・・・

っておい、また部屋の隅で地面に文字を書くな、そこまですねなくてもいいだろ。もうすぐ昼だからなんかおごってやるよ、それで元気出せよ。
7926/9:03/11/05 00:19 ID:???
それから俺達3人は出店のほうへ向かった。ん?中華飯店?やけにいいにおいがするな。
って、ディアッカかよ!!
そういえばディアッカはここの学生だったな。ここはお前らの出し物か。
「おう、来店グゥレイトォ!!まあたくさん食っていってくれよ!サービスしといてやるよ!」
お、そりゃありがたいな。じゃあお前に任せる。当然炒飯は外すなよ。
「わかってるぜグゥレイトォ!」
とりあえず俺達は席についた。

昼から何をしようか?ニコルにクラブのチケットもらったんだけど、すぐにそこに行くのも疲れるしな。
「そういえば今日、野外特設会場とかいうところでモー○ング娘。さくら組がライブやるらしいぜ。」
ふーん、俺はあんまり興味ないけど。行きたいか?お前ら。
「矢口みた〜い」
「なっちとよっすぃーがちょっと見たい。」
・・・そうか、お前らにもそういうミーハーなところがあったんだな。
テーブルにチラシが置いてあったので見てみると、隅のほうに「今回はシークレットゲストも来場の予定!」と書かれていた。
シークレットゲスト?松○あやか後藤真紀でも来るのか?まあ、多少楽しみが増えるかもな。
話をしているうちに料理がやってきた。
!!・・・・・。
「どうだ!がんばって作ってやったぜグゥレイトォ!!」
おい、昼間っから満漢全席なんて誰が食うんだよ。作りすぎなんだよお前は。

そんなこんなで会場へ来た。来たには来たんだが・・・・・
やけにデブとメガネとその両方が多い。
なんというか、そう、暑苦しい。
大学生がほとんどらしいが、いわゆるこいつらは「キモオタ」という分類に入る連中なんだろう。
こんなファンをもつあいつらも哀れだ。
7937/9:03/11/05 00:19 ID:???
ライブが終わった。結構な盛りあがりだ。
「矢口かわい〜い」
「やっぱなっちとよっすぃーはいいな。いい思いをした。」
俺はどうでもいいんだが、まあたまにはこういうのもいいかもな。わりと連中かわいかったし。
そうこうしている内にシークレットゲストのお出ましだ。会場が再度盛り上がる。
音玉がなり、スモークが立ちあがる。奥のほうから人影が現れ、ステージの中央に向かってくる。
ん?どこかでみたような・・・・・・・・・・・・・・・・あ?

「は〜い、皆さんお元気ですかぁ〜?」

・・・ラクスかよ。ったく、一体何考えてやがるんだよ主催者(及び筆者)は。イカレてやがんのかよ。大体なんでこいつなんだよ。誰か他にいるだろうが誰か!
「はああぁぁぁ、うざっ!」
「なんであいつが出て来るんだよ、せっかくのいい思いが台無しじゃないか!」
三人で文句をたれていると、ラクスがクネクネ踊りながら歌い始めた。
場内は意外なことに大変な盛りあがりだ。
ああ、さ○ら組が形無しじゃないか、チクショウ。
お前らは知らないんだ、あいつのアホさ加減、そしてドス黒さを・・・・・。
おい、お前ら、外へ出るぞ、こんなところもうかなわん。
「キモオタうざーい」
「結局苦しい思いをしたか・・・」
俺は帰る途中にゴミ箱を見つけた。そうだな、天誅を食らわしておいてやるか。
俺は渾身の力をこめてゴミ箱をブン投げた。それからまた出口に歩き始めた。
は?入ったかどうか見ないのかって?神様が本当に公平なら、結果は自ずとついてくるはずだ。

「・・・あら〜、どなたですか〜電気を消したのは〜?」

よし、ナイッシュ、俺。
7948/9:03/11/05 00:20 ID:???
会場を出た後、体育館へ向かった。もちろん、ニコルの出てるイベントへ行くためだ。
チケットをきって中へ入ると、既に始まっていて○沢伸一がまわしているところだった。
いや、さすが世界のMon○oG○osso、すげえ。
昼真っからアガるアガる。
馬鹿でかいプロジェクタースクリーンには派手な映像が映されている。
お!ステージの上にはおっさんもいるぞ!相変わらずすげえテクニックだ!
その調子でフロアを盛り上げてくれ!!
シャニとオルガも楽しそうだ。
ニコルがフロアに下りてきた。
「いらっしゃい、クロト君はどうしたんですか?」
ああ、あいつならゲームで必死だよ。そういやアスランはどこだよ?
「それがアスランはね・・・あそこですよ!」
そういってニコルはDJブースの方向を指差した。
なんとそこには、PowerBookに向かってカチャカチャやってるアスランがいた!
「今回アスランはVJやってもらっているんです。結構やるでしょ、彼も。」
ああ、すげえよアスラン!お前そんなこともできたのか!
いいもん映すじゃないかお前!
その調子でいい方向に向かってくれ!!
7959/9:03/11/05 00:21 ID:???
結局、閉場時間を無視して翌朝5時まで盛りあがった俺達は、家に帰って愕然とした。

「注目!戦果!」

そういってクロトの指差す先には、例の「怒首領蜂 大往生」の筐体があった。
床はミシミシとおっかない音を立てている。
「これでいつでも大迫力で弾幕避けできるよ!感謝!」
ナメたことを言いやがるので、クロトにゴミ箱を被せ窓から放り投げた。
とりあえず、危険なので3人でなんとか玄関から外に出し、一階に降ろした。
ああ、そうだ。一回50円くらいでここで営業しよう。そうしよう。
こうして俺達は新たな収入源を得た。

いや、それだけなんだけどさ。
796通常の名無しさんの3倍:03/11/05 00:45 ID:???
学園祭ネタ、乙。
じゅうはちおくろくせんごひゃくきゅうじゅうきゅうまんななせんにひゃくにじゅってん
ワロタ。一ポイントに一円だったらエライ稼げるな。

いや、それだけなんだけどさ
797通常の名無しさんの3倍:03/11/05 01:01 ID:???
クロトが聖なるプロテインで強くなりたいといい始めた
・・・・わかったよ
俺はその後、超兄貴のゲームプレイに付き合ってあげた
こいつがこういうこというってことは「寂しい」ってことだからな
・・・・・最近イザーク達スマブラやりにこないしな

いや、それだけなんだけどさ
798通常の名無しさんの3倍:03/11/05 02:51 ID:???
バイトから帰るとミゲルが遊びに来ていた
シャニとバンドの打ち合わせをし、今はポップンミュージックで対戦しながら世間話をしている
「お前、あの彼女と上手くやってる?」
「ああ、今んとこ順調」
「抜け駆けうざ〜い」
「大丈夫だよ、お前だって顔良い方だし近い内に絶対出来るさ、なぁ?」
俺は急に話を振られて「あ、ああ・・・」と答える事しか出来無かった
ミゲルは知らないんだ、シャニの目の事を・・・・
それから数時間が経ち、ミゲルは大量のチロルチョコを置いて帰って行き
夕飯後ミゲルがくれたチロルチョコを皆で食べた、シャニはいつもより嬉しそうだった

いや、それだけなんだけどさ
799通常の名無しさんの3倍:03/11/05 12:03 ID:???
なんだか最近一気にテンション下がったな
長文は確かにどれも面白い
でもサブタイ議論は今見たけど全然進んでいないし

・・・・・そろそろ潮時ではないですか?
800通常の名無しさんの3倍:03/11/05 12:09 ID:???
>>799
また荒らしかな?
気にせず次スレまでネタかこうぜ
801通常の名無しさんの3倍:03/11/05 14:22 ID:hQ5MmUYI
暇だなあ・・・
といいつつ寝転がっていると横にシャニが寝ていた
シャニはふいに寝返りをうった
するとシャニの左・・・・・・・

・・・・・・という嫌な夢を見た

いや、それだけなんだけどさ
802通常の名無しさんの3倍:03/11/05 15:47 ID:???
>>801ゲトおめ
803常俺の>>1:03/11/05 16:00 ID:???
サブタイ案を勝手ながら二つに絞らせていただきましたよ
雑談板で投票スレをたてましたんで
住人さんもROMさんも投票をお願いしますよ・・・

これでまたスレが活気づくと嬉しいですねぇ

いや、それだけなんだけどさ

雑談板とここでの口調が違う理由は突っ込まないでくださいよ
804通常の名無しさんの3倍:03/11/05 18:28 ID:???
>>803
雑スレどこ?
805通常の名無しさんの3倍:03/11/05 20:08 ID:???
806通常の名無しさんの3倍:03/11/05 20:27 ID:???
>>786機動新世紀ガンダムXの新連邦のNT候補四天王のうち、
エスタルド編に出てきた3人組が元ネタだよ。
807通常の名無しさんの3倍:03/11/05 22:23 ID:hQ5MmUYI
暇だった俺はMSコロシアムのシュミレーションで遊ぶことにした
そしてデータを挿入した、いれたデータとは

「スカルカラミティ(勝手に命名)」(>>774のあれ)
バズーカやら背部の砲台のせいで本来の俊敏性は生かされず
挙句の果てに武器の重さで倒れてゲームオーバーになった

いや、それだけなんだけどさ
808>>807勝手に続き:03/11/05 22:30 ID:???
次に俺は「ワイヤーレイダー(またもや勝手に命名)」(例によって>>774のあれ)
を使用した

すごい!
こいつはすごい!
戦場を駆け抜けていく最中、雑魚がワイヤーで一掃できる
よし、変形だ
変形して俺はさらに戦場を突き進む
気持ちよいくらい敵がスパスパ切れていく
いける、これはいける・・・・と思った瞬間だった
突然何かがきれた音がしたかと思うと、レイダーは墜落した

何かと思ってみてみたら翼が切断されていた
・・・自分のワイヤーで
これもボツな

いや、それだけなんだけどさ
809807:03/11/05 22:42 ID:???
とりあえず次いってみるか
最後に俺は・・・・一応「ジャイアントフォビドゥン」とでもいっておこう
さて、どんなものかな、今度こそ期待に添える出来なんだろうな




「どうだった〜」
「鈍い、でかい、弱い」
ボロクソいったらシャニに左目を見せられ・・・・・うっ・・・・

次見せられたらブーステッドマンみたいになっちまいそう

いや、それだけなんだけどさ
810通常の名無しさんの3倍:03/11/06 00:58 ID:???
>>806
あーなるほど。dクス
言われてみれば確かに

いや、それだけなんだけどさ
811通常の名無しさんの3倍:03/11/06 07:15 ID:???
結構長いの書いたけど、載せても平気ですか?
812通常の名無しさんの3倍:03/11/06 07:47 ID:???
>>811
イイヨイイヨー(・∀・)
813通常の名無しさんの3倍:03/11/06 12:18 ID:???
俺のロングダガーが何者かによって改造されていた
なんかフ○ッシュシステムとやらが搭載されて、俺が無人のストライクダガーを
動かすらしい
よし、そうと決まったらいざシュミレーション開始だ!



「元気だせよ、な?」
「ヴァーーーカ、お前ニュータイプじゃないだろ!」
「仕方な〜い」
慰めはよしてくれ
不甲斐無いんだよ、ストライクダガーはピクリとも動かず、命の危険が迫ろうが開花すらしない
「だめだめですね」
おっさんに抉りこむようにして拳をたたきつけてやった


いや、それだけなんだけどさ
814通常の名無しさんの3倍:03/11/06 18:23 ID:???
811じゃないんだけど、長い話載せていいかな…
ちょっと毛色が違うかもしんないんだが…
815通常の名無しさんの3倍:03/11/06 18:29 ID:???
>>814
長編ネタ 歓・迎!!
8161/8:03/11/06 18:40 ID:???
俺は独りぽっちで生きてきた。
思い出せない位小さい頃からずっと。
そしてそれはこれからも変わる事は無いんだ。

そう、思ってた。
あの時までは。



その日は朝からずっと雨が降っていた。
いや、正しくはもう四日は降り続いてる。
雨は、嫌いだ。

体は濡れて冷えきっているし、腹だってぺこぺこだ。
俺は店先の軒下で雨を凌ぎながら、恨めしい思いで灰色の天を仰ぐ。

バシャバシャ…
「雨降るなんて聞いてないよ!最・悪!」
突然水溜まりを蹴り上げながら、誰かが隣に駆け込んできた。
ぶっ!なんだこのやろう、俺様に泥水を掛けるとは良い度胸してんじゃねぇか!
殺気を込めて見上げると、そいつは俺と同じ様に濡れ鼠な姿で横に立っていた。
8172/8:03/11/06 18:41 ID:???
「折角新しいゲーム買えたのに、気分台無しだぜ」
ぶつぶつ呟きながら、さっきの俺と同じ様に雨が落ちてくる空を見上げ、ふと俺に視線を落として眉を潜めた。
「…………」
なんだよ、文句でもあんのか?
俺様がここにいちゃ悪いのかっつうの。
俺の気持ちを知ってか知らずか、奴は何やらポケットをごそごそとあさり、何かを取り出した。
…あ、パンだ。
袋を破り、奴はそれにかぶりつく。
くそ、俺はおまえらと違って繊細な鼻を持ってんだぞ。
ますます空っぽ腹が情無く鳴く。
パンの匂いから逃げだしたい気持ちに駆られるが、いかんせんこの雨だ。
これ以上濡れるのも嫌だし…。
ちくしょう、当て付けならヨソでやれってんだよ全く!
8183/8:03/11/06 18:42 ID:???
俺が腹の虫と格闘を繰り広げていると、ふいに目の前に、匂いの元凶が現れた。

な、何だ!?
俺は驚いて見上げると、奴が半分のパンを俺に向かって差し出していた。
餌付けのつもりか!?
冗談じゃねぇぞ、俺は施し受ける程落ちちゃいねぇんだ!
「…ほら、やるよ」
俺の気も察っさずに、奴はパンを俺の鼻先へ近付けた。
……。
……………。
し、しかたねぇな、そんなに俺に食って欲しいなら、望み通り頂いてやる。
俺は、差し出された食べ物を一気に平らげた。
奴は俺を撫でようとしたのか、手を伸ばしてきたが、俺はそれを受け入れなかった。
飯は頂いてやったが、撫でていいなんて許可してないからな!
距離を空けて座りなおした俺を、奴は少し残念そうに見ていた。
8194/8:03/11/06 18:43 ID:???
ぱしゃぱしゃ…

軽い水しぶきを上げながら、また誰かが通りかかった。
おいおい、だから水掛けんなって言ってんだろが!
「あれ、クロトじゃないですか!どうしたんですか、ずぶぬれですよー?」
通りかかった緑の髪の奴が、俺の隣に居たオレンジ色の奴に声をかけている。
なんだ、知り合いか?
やつらは何か言葉を交した後、緑色の奴の傘に二人で入り、雨の街に消えていった。
オレンジのあいつが、雨の霧の向こうに見えなくなる瞬間、俺を振り返ったのが見えた。

俺は、また独りになった。
雨の音が大きくなった気がするのも、急に寒くなった気がするのも、きっと気のせいだ。

8205/8:03/11/06 18:45 ID:???


数日後。
俺はまた、奴にばったりと出会った。
今日は晴れていて、俺はぽかぽかの太陽で日向ぼっこをしてる最中だったのだけれど。
「あ!発・見!おまえ元気だった?」
奴はなれなれしくも、俺の横に走り寄って来た。
「なんだそいつ?」
「野良ネコ〜?」
…野良ネコで悪かったな。
今日は仲間も一緒の様だ。
金髪のやつと、緑のやつ…こないだのやつとは違う緑だけど。
オレンジは、また同じ様にポケットからパンを出して、俺の前に置いた。
いつも持ち歩いてんのか、こいつ…?
俺がパンとオレンジを交互に見ていると、奴は口を開いた。
「だから食っていいって」
…うるさいな、今食ってやるって。


それから、俺たちは何度かそんな出会いを繰り返した。
奴はいつも何かうまいものをそのポケットに隠していて、俺にくれたんだ。
俺も、少しだけど、オレンジの奴が嫌いじゃ無くなっていた。

なんだか、ぽかぽかする。
さんさんと降り注ぐ太陽の光のせいだけじゃないかもしれない。
こんな気持ちは、始めてだ。


8216/8:03/11/06 18:46 ID:???
その日は、夕焼けが痛いくらい眩しい日だった。

オレンジはいつも通り飯を平らげる俺の横で、変な機械(ゲームというものらしい)を黙々としていた。
「僕ねぇ、あそこに行くんだ。」
食後の毛繕いに勤む俺の隣で、奴は手を止めて空を指差した。
…何言ってんだ、こいつ?
あんなとこ、鳥でもないお前が行けるわけないだろーよ?
そんな不審の目を向ける俺に気付くわけもなく、奴は喋り続けた。
「だから僕、暫くおまえの飯、持ってきてやれないんだよ」
…それは少し残念だ。
「まぁ、ちゃっちゃと終らせて帰ってきたら、また僕が持ってきてあげるからさ」
………じゃあ、早く帰ってこいよな。
別におまえを待ってる訳じゃねぇぞ、飯を持ってくる奴が居ないのは困る、それだけだからな。
8227/8:03/11/06 18:48 ID:???
「じゃ、帰る。遅くなるとおっさんが煩いんだよね」
腰を上げて、土をぱたぱたと払うと、奴は俺に手をのばした。

俺はとっさに、またもその手から逃げてしまった。
しまった、と奴を見上げると、奴は膨れてこう言った。
「なんでいつまでたっても撫でさせてくれないんだよー!」
くるりと俺に背を向けて、2歩、3歩と歩いた後、オレンジは振り返って、笑った。
「戻って来たら、もっと美味いもの持ってきてやるから、そしたら撫でさせてよね!」
そう言って、奴は走って行った。

……よし、じゃあ美味いもの持って、早く戻ってこいよな。
そしたら、……一度位なら、撫でさせてやってもいい。
後ろ姿を見ながら、俺は呟やいた。

8238/8:03/11/06 18:50 ID:???
あれからどれ位経っただろう。

戦争というものが、あの高い空の上でもあったと、街の人間が話しているのを聞いた。
戦争って何かは俺には分からないんだけれど。
なぁ、おまえは知ってるか?

今日の夕日は、あの時の様に眩しいオレンジ色。
あいつの髪の毛みたいな色だ、なんてほんやり思った。

俺は、ずっと待ってる。
お前が戻って来るのを、待ってるんだ。

誰か、あいつに会ったら伝えて欲しい。
俺は相変わらず元気に気ままに暮らしてると。
だから、はやく戻って来い、でないと、撫でさせてなんてやらないと。

あのオレンジの、―――クロトという奴に、伝えて欲しい。



いや…それだけなんだけどさ…
824通常の名無しさんの3倍:03/11/06 18:51 ID:???
長編ネタ乙!!
感動しますた。
825通常の名無しさんの3倍:03/11/06 18:52 ID:???
>>816-823
乙、切ないな…

いや、それだけなんだけどさ
826814:03/11/06 18:53 ID:???
以上。
長い上に、スレと微妙にズレた話ですまん。

いや、それだけなんだけどさ。
827通常の名無しさんの3倍:03/11/06 19:00 ID:???
>>814
イイヨーイイヨー
最・高!!感・動!!

いや、それだけなんだけどさ
828通常の名無しさんの3倍:03/11/06 19:01 ID:???
>>816ー823
長編乙!!・゚・(ノД`)・゚・
猫俺、なんかいいなぁ・・・

いや、それだけなんだけどさ
829常俺の>>1:03/11/06 19:03 ID:???
スレタイ投票について再度カキコしようと思ったらなんと素晴らしい長編が・・・
なるほど、猫俺とは盲点でしたね
俺の数だけ俺はいる
素晴らしい名台詞だ

さて、本題の投票なんですが、なかなか投票がきません
新板の過疎の影響もあるんでしょうけどちょっとあまりにも・・・・・・
というわけで再度宣伝させていただきます、ゴメソ
場所は保管庫の雑談板です

それではみなさん、再度よろしくお願いします

いや、それだけなんだけどさ
・・・・ヘタしたらこのスレで最後かも
8301/2:03/11/06 19:13 ID:???
今日、俺の父親が死んだという連絡がはいった
話を聞いた時の俺は頭が真っ白だった
思わず俺は受話器を落としてしまった
それに只ならぬ雰囲気を感じた三人が急に俺のほうに近寄ってきた
あ、シャニ、受話器ありがとう
俺は正確な事情を聞いてすぐさま実家へ向った
三人組は仕方ないので留守番だ、留守中変なことしないでくれよ・・・

実家についた
父親の死因は脳梗塞だった
俺は父親の遺体の前に立った
・・・・顔には白い布がしっかりとかけられていた
・・・・俺はその布を取ることを決意するのに数十分を要した

そして通夜を終えての翌日、葬式の日
親戚一同で父親の思い出話で盛り上がった
そして俺は一つ親父に言われた言葉を思い出した
「何になりたいかではなくて、どうなりたいかで人生は決まる」
それを思い出した途端、俺は涙が止まらなかった
後はずっと葬式が終わるまで泣きっぱなしだった
父親の火葬のとき、俺は再び号泣した
さようなら、親父・・・・親不孝な俺を許してくれ
8312/3(長くなったので):03/11/06 19:27 ID:???
翌日の帰宅の日、母親が俺に渡したい物があると言い出した
それは何かの手紙だった
・・・・親父からだ
その手紙の内容は俺と親父が別れるキッカケとなったある喧嘩についてだった
俺が十六歳の頃、将来芸能人になりたいと親父に告げた
すると突然俺は親父に殴られた
親父はそして俺に馬鹿なこといってないで実家の農業を継げ、といわれた
ふざけるな!と俺も殴り返した
その結果、俺は家を出て現在にいたっていたのだ
そのことに関する詫び、農業を継いでもらいたかった理由、昔話
最後に「夢、いつか叶えろよ」と一言書かれていた
俺は枯れ果てたはずの涙が一気に流れ出した
俺はその手紙を大事に持ち帰った
電車の中で、故郷の畑をじっと見ていた
・・・・なんとなくそこで親父が手を振っているように見えた
ありがとう、親父
8323/3(長くなったので):03/11/06 19:30 ID:???
家についた
あの三人になんていったらいいのか、俺は考えた
しかし、何も思いつかなかった
ただいま・・・・・、俺はしんみりとした声で帰ってきた
「帰宅!!」
「遅かったじゃねえか」
「うざ〜い」
三人はいつもと何も変わらない
溜息をつきながら俺は家の中にはいった
入ってみて俺は驚いた、家の中が綺麗さっぱり片付いている
そして机には笑顔のおっさんとニコルいて、そしてちょっと不味そうな食事がそろえてあった
「この食事、オルガさん達が作ったんですよ」
俺のために・・・・俺は三人に振り返った、三人は照れくさそうだった
「早く食えよ」
「元気だせよな、ヴァーカ!」
「泣き顔うざ〜い」
その言葉に、俺はどうしても我慢できなくて泣いた、おいおい泣いた、よくも飽きずに泣いた
親父、俺幸せだよ
こんな言い奴等にかこまれて生活できるんだから
もしかしたらこいつらがずっと支えてくれていたら、夢が叶えられる気がしてきた
だから、安心してずっと見守っていてくれよ
いや、それだけなんだけどさ
833通常の名無しさんの3倍:03/11/06 19:31 ID:???
一個長くなった、ゴメソ
というかつまらんネタだったな、すまない

いや、それだけなんだけどさ
834通常の名無しさんの3倍:03/11/06 19:58 ID:???
>>833
「何故お前が謝る必要があるんだ?」
「長編感・動!これからも提!供!夜!露!死!苦!」
「マジでうま〜い」

・・・とのことだ。
いい作品をありがとう、>>833

いや、それだけなんだけどさ
835833:03/11/06 20:05 ID:???
>>834
すりヴとか
やっぱこのスレの住人っていい奴等ばっかりだな
泣きたくなってきた

ついでにいうとこれは実話には基づいていないということだけ言っておく
いや、それだけなんだけどさ
836833:03/11/06 20:13 ID:???
「すりヴとか」
は自分でもなぜはいっていたかわからない文字なので無いと思ってくれ

いや、それだけなんだけどさ
837通常の名無しさんの3倍:03/11/06 20:37 ID:???
>>836
それはあれだ、お稲荷の陰謀だ。

あと、読んでて親孝行は出来るうちにしよう、と思ったよ。乙。

いや、それだけなんだけどさ
838通常の名無しさんの3倍:03/11/06 21:02 ID:???
お稲荷といえば
最近クルーゼこないな
あのままムショで暮らしているんだろうな、うんうん

そう思いながら飯を作っていると
・・・・・・ミシミシ
屋根から埃が落ちてきた
それは見事におれの作っていた夕飯に・・・・
頭にきたので物干し竿で埃を撒き散らす諸悪の権現に突き刺した
すると、割れた屋根からクルーゼ・・・・そしてマルコさんが落ちてきた

おかげで盗撮行為をしていたクルーゼはあえなく御用となった
そしてその代償は、マルコさんの袋叩きであった
ニコル・・これでお前の平和は守られ・・・た・・・・

いや、それだけなんだけどさ
839通常の名無しさんの3倍:03/11/06 21:12 ID:???
知り合いから映画のチケットをもらった
しかし、俺はその日用事があったのでこの間のお詫びもかねてマルコさんに
チケットをあげることにした
コンコン
・・・・返事がない
まさかいつぞやの時のように殴られて倒れているんじゃ
俺は扉を勢い良くあけた
そこには・・・・・!

「おお、どうした」
「君も私達とお茶でも飲まんかね」
そこには正座をしながらニコっと微笑むマルコさん・・・・とクルーゼ
俺は警察に通報して捕まえにきてもらった
やっぱり脱走してやがった

ふう、いいことをした、と思ったらマルコさんに「気の良い茶のみ友達をよくも!」
と窓の外へぶん投げられてしまった
ニコル・・・これでよかったんだよな・・・・・

ドサッ



それから俺が目を覚ましたのは三日後だったという

いや、それだけなんだけどさ
840通常の名無しさんの3倍:03/11/06 21:28 ID:???
最近伸びが悪い
そこで、何か飛びつきやすい長編なんてどうよ
みながやってる*/*じゃなくて
前やってた旅行編みたいな
841通常の名無しさんの3倍:03/11/06 21:58 ID:???
>>840
賛・成!
てなわけで俺が初っ端書かせてもらっていいかな?
842通常の名無しさんの3倍:03/11/06 21:59 ID:???
>>841
どう・ぞ!!!!


いや、それだけなんだけどさ
いや、それだけなんだけどさ
いや、それだけなんだけどさ
843通常の名無しさんの3倍:03/11/06 22:07 ID:???
>>841
いいんじゃない?
早く執・筆!!

いや、それだけなんだけどさ
844未婚の母0/4:03/11/06 22:18 ID:???
すみません。

>>841じゃないですが、小ネタ投下します。
845未婚の母0.5/4:03/11/06 22:19 ID:???
仕事を終えて家に帰ったら、何故か玄関にオレンジ色の髪の少年がいた。
その子は、いきなりウチに向って「おか!えり!」と大声で出迎えてくれた。
ウチは、きっとあの男(ひと)がこれから預かって欲しいと言っていた
3人の息子達がとうとう我が家へやってきたのだと気づいた。

ウチは「た、ただいま」とぎこちなく微笑みかえして、奥の部屋にいくと、
緑の髪の少年がいた。「腹減った、うざ〜い」などとほざきながら人の家で
堂々と大の字になって寝ている。着替えをしようと思って、ウチの
寝室にいくと、本棚の前に金髪の少年がいた。その子もまた図々しく
「遅ぇ〜んだよ、お前!」といわれた。困惑するウチにいきなり
オレンジ色の髪の少年は、「支度!!!」とかほざきよった。
何のことやねんと聞くと、「夕! 食!」なんて言いよった。

ウチはちょっとむかっ腹が立ったので、
「あんたたち、そこにお座り!」
「ええか。ウチは、ウチの大事な人から、3人の息子を
 母親代わりに育てて欲しいと言われたんえ。それを一体
 あんたらは、初対面のウチに、それもこれからあんたらの
 母親になるウチに、そんな口の利き方、絶対許さへんで!ええか!」

846未婚の母1/4:03/11/06 22:19 ID:???
するとおずおずと金髪の少年が口を開いた。
「お母さん、ゴメンなさい。俺達、今まで母親ってものを知らなくて…
 俺、オルガって言います。長男です。」
すると緑の髪の少年が
「俺はシャニって言います。次男です。俺達が小さいときに母さんが
 死んで、父さんは仕事でいつもいなくて…ばあやが俺達を育てて
 くれたんだけど、こないだばあやも死んで…これから
 母さんって呼んでもいいですか…?」
と言うので、ウチはこう言った。
「ええで。ウチはあの人にあんたらを預かって、と言われた時から
 ずっとその気や。ウチをこれから母さんって呼びや。そんで…
 そこのあんたの名前な何て言うんや?」
ウチはオレンジ色の髪の少年を向くと、
「ぼ、僕の名前はクロト。末っ子ォ!よろしくね!」
と屈託のない笑顔を見せた。

こうしてウチと三人の息子の生活が始まった。
847未婚の母1.5/4:03/11/06 22:20 ID:???
三人の息子達は、みな容姿も性格も似ていなかった。
優しいあの男(ひと)のことや。もしかしたら孤児を
引き取って育てていたのかも知れへん。ウチと息子達の
生活が続いたある朝のこと…。

一番早起きのクロトは支度をすませ工事現場の仕事に行こうとしていた。
この子は勉強は性に合わないと、ずっと働いていた。
レイダーという建設機械をうまく扱って、ビルの解体工事
などを手がけているらしい。末っ子ながら世間なれしとる。
「母さん!夕べ俺のミョルニルに空気入れといてくれるって
 言ったじゃないか!何で入ってないんだよ!ヴァーカ!」
「クロトごめんな!母さんすっかり忘れててん。悪いけど
 母さんのミョルニル持ってってくれへん?」
「しゃーねーな。わかったよ。じゃ出ッ勤ィン!行ってきます!」

848未婚の母2/4:03/11/06 22:20 ID:???
次に起きてきたのはオルガだった。この子は法律関係の仕事に
つきたいと、大学の法学部を目指して予備校で勉強していた。
毎日半端じゃない読書量と勉強をこなす、頑張り屋さんや。
「お母さんおはよう。じゃ俺予備校行ってくるわ…ふぁああ」
「ちょっとオルガ!朝ごはん食べへんかったらで勉強なんて
 出来へんで!パン一枚だけでも食べてきや!」
「いいよ…もう…間に合わないし…行ってきまあす」
「んもう…」
ウチはしゃあないなあ、と思ってオルガを送り出した。

昼近くになって、次男のシャニが起きてきた。
「朝うざーい…ふぁあ」
「ちょっとシャニ!あんたええ加減自分の人生考えなあかんで!
 音楽で生きていくって言ったって、そうそう簡単に
 食べていける世界じゃないんやで!いっつも夜更かしばかり
 して…働くか勉強するかせえへんと…。」
「説教うざーい…行ってくる…」
「ちょっと、シャニ!…もう…。ほんまにぃ…。」
今のウチは、この子に真っ当な道を歩かせることに躍起に
なっている。あとの二人は何も心配ないのに…。もっとも、
出来のいい二人の兄弟にはさまれて、何か屈折しているものが
あるのかも知れへん。
849未婚の母3/4:03/11/06 22:20 ID:???
三人の息子を送り出すと、ウチはふと空虚な感覚に襲われた。
最近よくこういう感覚を感じることがある。
あの子達はやがて巣立ちしていく。その時ウチはまた
一人ぼっちになってしまう。涙までこみあげてくる…。
「あんた…ウチは寂しいんや…あんたは時々しか会われへん。
 あんたに息子を預かってくれ、と言われたけれど、
 あの子らはやがていーひんようになる。ウチは寂しいんや…
 ムルタ、お願いやからウチのところに帰ってきて…
 ウチと一緒に暮らしてほしいんや…」

ウチの大事なひと、ムルタはんは、名門の御曹司。ウチを
誰よりも愛してくれてる。ウチを大事な恋女房や言うてくれる。
せやけど、籍は入れてくれへん。
「すまん、それはでけんのや…すまん…お前は大事な
 女房や思うてる。お前しか俺にはおらん。せやけどな…」
あのひとはいつもそう言うて逃げはるんや…。せやかて
確かにウチはどこの馬の骨ともわかれへん。まして
夜の女や…。ムルタはんが逃げはるのも仕方ないんや…。

ウチはひとしきり涙に暮れたあと、そろそろ仕事に出かける
時間だと気づいた。
「泣いててもしゃあない。ほな行こか…」
ウチは仕事にでかけた。

そうそう、ウチの職場はゲイバーすみれいいます。
ウチはそこでママやってますねん。よかったら一度ウチのお店に
来ておくれやす。
850未婚の母4/4:03/11/06 22:20 ID:???
ある日、ウチはウチで働いている若い娘を家へ連れて帰った。
ウチの息子らと同じような年やから、ちょっと息子達には
刺激が強いかも知れへんけど、まあこれも社会勉強や。

「ただいま。帰ったで!ちょっとオルガ!今日は
 お客さん連れてきたんや!悪いけどお茶入れてくれる?」
するとオルガ以外の2人も玄関に姿を出した。
「紹介するわ。こっちの娘が明日香ちゃん、で、こっちがイザベルちゃん」

すると3人の息子達は目を丸くして

「お、お前らなんで苦しい思いをしてるんだ!」
「驚ゥ愕ゥ!」
「お前お前お前!」
「何や、あんたら。この娘ら知ってんの?」
ウチはこの娘らと知り合いやったんや、世間は狭いなぁと思った。

すると明日香ちゃんが
「き、キラには絶対言わないで…」
と泣き始め、イザベルちゃんが
「クソックソックソッ!腰抜けェ!」
と逆ギレして壁を蹴り始めた。

いや、それだけなんどすえ。
851第3セクター:03/11/06 22:26 ID:???
最近俺の本棚に収納されている本が、異常に多くなってきている。
と、オルガが困った様子で俺に相談してきた。

とりあえず、本棚を見る。
つか、多いな〜オイ。
と思いつつ探してみると……。

おおお、あるじゃないですか〜、オルガのNot所有物な本が〜。
とりあえず俺はクロトにゴミ箱をかぶせた。
どおりで最近アイツ、RPGとかの進め具合が早くなったと思ったら……。
オルガの棚を使うなよ、お前。

いや、それだけなんだけどさ
852通常の名無しさんの3倍:03/11/06 22:27 ID:???
AM 8:00
朝早く轟音が響いた。何なんだ、一体。
と、俺が窓を開けて下を見てみたら、ご自慢の愛車でアパートに突っ込んだおっさんだった。
とりあえず俺は窓から溜まったゴミをポリバケツに詰め込んで落としてやった。

AM 8:30
おっさんは一通りナタルさんの説教を受けて俺の部屋に来た。
何なんだよおっさん。こんな朝早くから。
「君こそ何を言っているんだ!今日は朝8:00にオーブ空港に集合だと言ったはずだ!」
…何のことだ?……、…思い出した!
853通常の名無しさんの3倍:03/11/06 22:27 ID:???
昨日 PM5:20
「はっはっは!ぃやったぁぁぁぁぁぁぁ!!」
おっさんが相も変わらず俺の部屋に無断で入って来た。
近所迷惑なのでゴミ箱を被せて落ち着かせた。
…どうしたんだよおっさん。何かあったのか…。
「ふふふ、聞いて驚きなさい。知り合いのコネでラスベガスの旅5泊6日の旅を譲ってもらったんですよ。」
ふ〜ん、ラスベガス…。ってラスベガス!?マジかよ、おっさん!
「本当に決まっているでしょう。さぁ、早く君も準備をしなさい。オルガ達やニコル君達は明日のために買い物にでかけましたよ。」
そうか、分かった!と、俺も家を出た。
…でも、ラスベガスの旅を気前良く譲ってくれる人なんているのか?

同時刻
「署長!なんでラスベガスの旅行が急に中止になったんですか!」
「そうですよ!私なんてもう準備万全なのに!」
「いや…、それは…ね…。(アズラエル理事には…弱みを握られてしまったからなぁ…)」

AM 8:35
「思い出していただけましたか?」
あぁ、思い出した。って早く準備しないと!!
「早くしなさい!9:00には飛行機が出ますよ!」
分かってるよ!!
と、俺は荷物を持っておっさんの愛車に乗り空港へ向かった。
854852-853:03/11/06 22:30 ID:???
なんか変な形になってしまった、スマソ
もし駄目なら他の人、最初から書いて下さい
855第3セクター:03/11/06 22:33 ID:???
>>851
上手い具合に挟まったな、俺。

>>854
いいんじゃないスか?それ。
頑張ってくださ〜い。

いや、それだけなんだけどさ×2
>854の分もさ。
856通常の名無しさんの3倍:03/11/06 22:46 ID:???
>>845-850
何か色々とワロタ
てか、『ゲイバーすみれ』……。
えーと、ムルタはそこの常連さんだったのか?

いや、それだけなんだけどさ
857通常の名無しさんの3倍:03/11/06 22:47 ID:???
メンバー定例の五人
ニコル・痔・遺作・明日
でいいよな

いや、それだけなんだけどさ
あ、ペット達も連れて行かないとな
・・・・・え、メカスズメが面倒見てくれる?
俺はメカスズメェの尻尾を引っ張れと言われたので引っ張ってみた
・・・・・・

これで6日は安心だな
・・にしてもアスランよ、ペットフードをケツから出させるのは止めたほうがよくないか?
いや、それだけなんだけどさ
858通常の名無しさんの3倍:03/11/06 22:53 ID:???
>>857
アスランとメカスズメェを連れてってもいいんじゃないか?
859通常の名無しさんの3倍:03/11/06 22:57 ID:???
>>858
アスランはメンバーに入ってる
問題はうちのペット達だ

・・・・・ん?気のせいかな
メカスズメェがパピィとスズメェを食ってる気がするんだけど
・・・・・っておいおいおいおいおいおい
メカスズメェって肉食だったのか!?
俺が止めようとしたらアスランが
「これでこの子達も連れて行けるぞ」
といった
・・・・・ああなるほど
ちなみにメカスズメェの腹の中は
四次元で
飯が一杯
だそうだ
・・・・太らないといいな

いや、それだけなんだけどさ
860通常の名無しさんの3倍:03/11/06 23:25 ID:???
いやー、ついたねー、ラスベガス
なあなあ、みんな、ラスベガスといったら?

   カ   ジ   ノ
よっしゃあ!繰り出すぜぇ!

いや、それだけなんだけどさ
861通常の名無しさんの3倍:03/11/07 00:09 ID:???
よし、荷物置いたら早速カジノに・・
「なあ、おい」
なんだオルガ、せっかくラスベガスまで来たんだからもうちょっと嬉しそうな顔しろよ。
「いや、そりゃそうなんだが


 俺達、遊ぶほど金持ってないだろ?」

俺はアスランとニコルに頼み込んで金を貸してもらった。
3人はおっさんにたかって、ついでに財布を抜いていた。
・・・せめて借りた分は返さないとな

いや、それだけなんだけどさ
862通常の名無しさんの3倍:03/11/07 01:56 ID:???
猫俺を書いた814なんだが、実は続きっつーか、シメの話があったんだが、
面白そうな長文が始まったし、載せたら折角のテンションさげちまうかな…とタイミングを逃したw
遅レスになったが、読んでくれた奴に感謝。
話ぶったぎってスマソ…。
863通常の名無しさんの3倍:03/11/07 09:45 ID:???
>>862
話ぶったぎってもいい!是非読ませてくれ!
864猫俺1/4:03/11/07 11:40 ID:???
あれから随分と年月が流れた。

俺はよたよたとおぼつかない足取りで、空が見える場所へと移動する。
歳なんて取るもんじゃないな、体がもう、情けないくらい言うことを聞かないんだ。
あの日と同じ様に見上げた空は、ちかちかするくらい、満点の星空だった。

なぁ、あんなに無知だった俺も、今は若憎達に『物知り爺さん』なんて呼ばれてるんだぜ?
俺は、歳を取り、もう何もかも分かっていた。
戦争という物も。
おまえが、その戦争に行ったのだと言う事も。
…そして、恐らくはもう二度と、俺の前に戻る事はないのだという事も。
865猫俺2/4:03/11/07 11:41 ID:???
なぁ、空の上ってのはどんなところだ?
おまえは、そこで最後に何を思った?

俺のこと、すこしは思い出してくれたか?
……ごめんなぁ、クロト。
俺は、おまえに何一つ、恩返し出来なかったよな。
俺は、何も知らなかったあの頃を悔やんだ。
つまらない意地を張って、おまえの何気ない優しさを拒んだあの日の俺。
今なら、いくらだって撫でさせてやるのに。
何もかもが、遅すぎたんだ。

なぁ、そこから俺が見えるか?
今なら言えるよ。
独りぽっちだった俺に、手を差し出してくれて、ありがとな。
ほんとうは、嬉しかったんだ。
黒猫ってだけで、街のやつらにはやっかいもの扱いされてきた。
だから、おまえみたいな奴始めてで、どうしたらいいか分からなかったんだ。
866猫俺3/4:03/11/07 11:45 ID:???
なんだか、酷く眠い。
目を閉じて、次に目を空けたら、おまえに会えるだろうか。
ばかばかしい考えだけど、そんな気がするんだよ。

『僕ねぇ、あそこに行くんだ。』
俺は、あの日を昨日の事みたいに思い出せる。
『戻って来たら、もっと美味いもの持ってきてやるから、そしたら撫でさせてよね!』
約束破ったのはそっちだぞ?俺は、ずっと待ってたのに。
俺は自分の体をしげしげと見つめ、苦笑いを溢す。
…おかげでこんなにジジイになっちまったじゃねぇか。
あの頃いくらやっかい者扱いされても、俺の自慢だったぴかぴかの黒い毛並は、今じゃ見る陰も無い。
次におまえに会えたら、撫でられる前に飛び付いて、毛だらけにしてやる。
覚悟しとけってんだ。

決して短くはない年月は満ちた。
俺は、重くなった瞼を静かに閉じる。
星空はあいかわらず、ぴかぴかと瞬いていた。

867猫俺4/4:03/11/07 11:47 ID:???


霞んでいく意識の中で、聞き覚えのある、懐かしくも騒々しい声が聞こえる。
『おまえ、久・々!』
うるせぇな、ちっとも変わってねぇなおまえ………
『随分歳取ったな!驚・愕!』
しょうがねぇだろ、あれからどんだけ経ったと思ってんだ。
何だか、目の辺りが無性に熱くなったけれど、気付かない振りを決め込んだ。
『あぁ、いつかのネコじゃねぇか』
『毛がぼさぼさ〜』
野良なんだ、文句言うな…って、金髪と緑髪も居やがるのか。
へっ、3人まとめて毛だらけにしてやるか…。
俺は光の中を、声に向かって走り出した。
待ち望んだ、あの手に向かって。


(いや、それだけなんだけどさ…)
868814:03/11/07 11:50 ID:???
人がいないうちにコソーリ投下。
微妙だが俺なりの結末なんで、気に入らない奴はスルーしてくれ…。
最後にもう一度、話ブッタギってほんとすまんかった!!_| ̄|〇
大人しく名無しにもどります…
いや、それだけなんだけどさ。
869通常の名無しさんの3倍:03/11/07 12:33 ID:???
>>814
感・動!乙・彼!
ええもん見させてもらいました。

いや、それだけなんだけどさ
870通常の名無しさんの3倍:03/11/07 17:47 ID:???
ええもん見せてもらったわ・・・・・・
泣いた泣いた・・・・・・
光の中の声に向って走り出したってところにすごい身震いした

泣いたところで・・・・
次スレのタイトル案のカキコがまた止まっている
>>1でもないのに言うのは何かもしれないが、強力しる

いや、それだけなんだけどさ
871通常の名無しさんの3倍:03/11/07 19:05 ID:???
84 :心得をよく読みましょう :03/11/06 21:55 ID:u/E4t+K4
【板名】新シャア板
【スレのURL】 http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1065958660/
【名前】 (書かなくていいです)
【メール欄】sage
【本文】
>>840
避難所に来なさい。

いや、それだけなんだけどさ

まあ、今俺しか避難所にいないけど…。
872通常の名無しさんの3倍:03/11/07 19:27 ID:???
さて、カジノといえば、やっぱりスロットマシンだと思った俺は真っ先に向った
とにかく借りた分の金は返さないとかいけないので必死だ
十分後、どうも辺りが悪かったので場所を変えようとしたその時だった
「ええい、なぜ揃わないんだ、腰抜けぇぇぇぇっ!」
右足で椅子を踏みつけながらイライラしている銀髪と遭遇した
またスロットが回りだす・・・・
はずれ
「この腰抜けスロットがあああああ!」
や、やめろぉぉぉぉっ!
俺はイザークを止めようとした・・・・

遅かった
イザークの鉄拳によって・・・・
スロットを庇ったニコルがカジノを舞った
血のアーチを描きながら・・・・

その後、ニコルは病院に搬送
イザークはつまみ出された
ニコル・・・・ラスベガスでもお前のうだつは上がらないな・・・・

いや、それだけなんだけどさ
873通常の名無しさんの3倍:03/11/07 19:31 ID:???
ちなみに、カジノへ行く前にホテルに荷物を置きにいった。
へっ、どうせ俺達は金がねぇから素泊りの安宿しか泊まれねえよ・・・・・

とか思っていたら、
「君達の宿泊先はここですよ。」
と、おっさんが案内した先は、一泊$10000はしようかという超高級ホテルだった!!
「いやあ、君達にもたまには上流階級の生活というものを味わってもらおうかと思いましてねえ。」
もう一人の上流階級のニコルもさすがに目を丸くしている。
「うひょー!」
「すげー!」
「まぶしー!」
トイレやバスタブは純金製、ベランダにはプール、部屋には50型の大画面テレビが置かれている。
部屋なんかいくつあるかわからん。何しろ丸ごとワンフロア使っているのだから。
しかも最上階。ベランダからは100億$の夜景が一望できる。
おっさん、俺は生まれて初めてあんたに心の底から感謝するぞ!!

そんなこんなで部屋の心配はなくなったが、金を返すという重大な命題が残っている。
目指せギャンブル王!!
874通常の名無しさんの3倍:03/11/07 22:13 ID:???
クロト、お前スロットの目押しとかできねえのかよ?
「楽勝!!」
ジャッ ジャッ ジャッ チーン!

「「「おおおおおおおおお!!」」」

とりあえず元手は手に入れた。次はでかくカードといこう。

いや、それだけなんだけどさ。
875通常の名無しさんの3倍:03/11/07 22:24 ID:???
「悲グゥレイトゥ!」
去り際に悲鳴が聞こえた
・・・・・俺はお前を応援しているぞ
ってこりゃニコルか

いや、それだけなんだけどさ
8761/2:03/11/07 22:59 ID:???
さて、いよいよカードゲームのエリアだ
俺は無難にポーカーを選んだ
さて、一回戦目
・・・・・・・・・・一個も揃ってない
絵柄も滅茶苦茶だ、・・・・やっぱり俺って運が悪いな
俺はできるだけの少数金額をかけた
・・・なんか聞き覚えのあるような声が他の席からしたが気のせいとしよう
チェンジの時、俺は適当なカードをチェンジしようとしたが・・・俺も男だ、全部チェンジだ!
・・・・・・・・・・・・・ダメだ
俺に男なんて文字は似合わない、ペケばっかじゃないか
そして俺はそこでダウンすることにした
そこで俺は始めて改めてメンバーを見てみた
8772/2:03/11/07 23:00 ID:???
「スリーカード完・成!!!!」とヤケに嬉しそうなクロト
「ツーペアうざーい」と低めのペアだったためやる気のないシャニ
カード適当に投げつけてるし
「ワンペアだ腰抜けぇぇぇぇ!」となぜかここにいるイザーク
・・・・・そして
「いやったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!フルハウスだぁぁぁ!ははははははは!」
歓喜に踊るおっさん
フルハウスか、うーん、かなりいい札だな、勝ちはこれでおっさんのもの・・・・・ん?
「チュチュチュチュ」
・・・・スズメェ?
うお、フォーカード!?
最後のスズメェがなんとフォーカードだった
結局おっさん達の大量的にかけた金額は全てスズメェのものになった
コインはすべてメカスズメェに預けているらしい、便利だな
ペット集団はそれ以降も勝ち続け、俺達はただただ金を吸い取られた
ああ、ニコルとアスランに返すための金までもが・・・・
ちなみに
「くそぉぉぉぉぉぉっ!」ドカァッ!
ちゃぶ台返しをしたイザークはまたつまみ出された

いや、それだけなんだけどさ
878通常の名無しさんの3倍:03/11/07 23:20 ID:???
カードゲームがアレなんで今度はダーツを始めた。

・・・・・

ニコルとアスランが圧倒的に強い。
ちくしょう、俺だって・・・

ブスッ

「やったぞ腰抜けぇぇぇ!!」
久しぶりに俺は殺意を覚えた。

いや、それだけなんだけどさ
879通常の名無しさんの3倍:03/11/07 23:24 ID:???
>>878
ニコル、退院おめでとう

いや、それだけなんだけどさ
880通常の名無しさんの3倍:03/11/07 23:39 ID:???
「ブラックジャックはそちらのテーブルでやっております」

係員が指さした方向のテーブルを見ると、人がそれなりに集まっていた。
よーし、ブラックジャックなら自信があるからな。バリバリ儲けてやるぜ。

とりあえずさっきクロトが作った元手の半分を賭ける。
ルールは簡単。勝てば二倍になり、負けたら無くなる、只それだけだ。
極意は、儲かった分しか賭けない。これで損はしない!

さて、俺、おっさん、アスラン、ニコル、ディアッカ、三人、…なぜかイザーク。
ディーラーがみんなに二枚ずつカードを分け、皆自分のカードを見る。

おっさんとニコルは馴れているのか、完璧なポーカーフェイスだ。
アスランは何か形容しがたい表情をしている。
三人はニヤニヤしている。
イザークとディアッカは小さく「腰抜け、腰抜け…。」「グゥレィト、グゥレィト」呟いている。

ニコルとシャニとイザークはカードを一枚ずつ要求。
ニコルはあいかわらずポーカーフェイス
イザークは「くっそぉぉぉっ!」と思わず叫ぶ。分かりやすい奴だな。
シャニはニヤッと笑っている。不気味だ。

さて、勝負開始だ。

オッサンは十九、ニコルは二十、アスランも二十、ディアッカは二十二だ。ったく何が「グゥレィト」だよ。イザークは二十五、あいつら三人は全員十九だった。
俺?俺は二十一だ。これでかなり儲かったな。だが、今からが勝負さ。

それから三十分後、クロトからもらったちょっとの元手が、数百倍に膨れあがっていた。

いや、それだけなんだけどさ
881通常の名無しさんの3倍:03/11/07 23:53 ID:???
いやったあぁぁぁぁ!
と、ホテルの部屋で一人おっさん状態になっていると、オルガが横で本を読んでいた。
ラスベガスまで来ても、本か・・・つくづくお前らしいな。
で、何の本を読んでるんだ?
オルガが見せてきたのは、ラスベガスに関するガイドブックだった。
「後で苦しい思いはしたくないからな。」
確かに、後悔はしたくないな。
それで、何か情報はあったか?
「カジノとショーとスポーツがメインらしいな。」
カジノで儲かったらショーでも行くか。スポーツってのは何があるんだ?
「ゴルフとテニスが一般的だが、射撃場からスケートリンクまで何でもあるみてぇだ。」
流石、ラスベガスだ・・・この街では、遊んだもの勝ちだな。
よし!そうと決まればカジノで稼ぐしかない!
儲かったら、ショーでもゴルフでもどこでも連れてってやるぞ!

いや、それだけなんだけどさ
882通常の名無しさんの3倍:03/11/08 00:08 ID:???
翌日、再びカジノへと出向いた俺はまずビリヤードを始めた
・・・・・これが始めてだ
緊張するな

「グゥレイトゥ!」
ってボールをスティックで跳ねさせるなディアッカ
炒飯じゃないんだ
「腰抜けぇ!」
・・・・・イザーク、それは絶対に違うと思うぞ
いくらビリヤード知らない俺でもさすがにスティックを穴の中にいれたりはしない
「モグラはでてこないのか腰抜けぇ!」
俺はとりあえずイザークの鼻にビリヤードのスティックをつめてやった
ふう、静かになった
しかし、流石はおっさんとニコル、上手いなあ
俺の入れる領域じゃないけど・・・・よし頑張ろう!
・・・・・・よーく狙いを定めて
おりゃあ!

スカッ

なんだかすごい「死ねばいいな、俺」と思った

いや、それだけなんだけどさ

883通常の名無しさんの3倍:03/11/08 00:34 ID:???
ビリヤードの棒はスティックとは言わない。キューと言う。
どうでもいいか。
いや、それだけなんだけどさ
884通常の名無しさんの3倍:03/11/08 00:36 ID:???
無知でゴメソ
吊って来る、被ってくる

いや、それだけなんだけどさ
885通常の名無しさんの3倍:03/11/08 00:40 ID:???
悪い、気にすんな。イ`。

いや、それだけなんだけどさ
886Nicole Conte(眠い):03/11/08 03:43 ID:???
これから一発いきます。ではどうぞ。
8871/2:03/11/08 03:43 ID:???
深夜になってニコルとおっさん、そしてシャニと一緒にカジノからクラブへ移動した。
他の連中は「疲れたぞ腰抜けぇ」「ジャックポットグレイトォ」「もう俺は寝るよ」「楽しい思いをした」「就寝!」といってホテルへ帰った。
連中、結構淡白なんだな。せっかくハウスとヒップホップの本場に来てんのに。
まあ、まだ何日かあるから後日行けばいいか。

そのクラブは珍しくビルの最上階にあった。
ビル自体はいろんなお店がテナントしているショッピングビルみたいなものだ。
5階から上はホテルで、最上階がクラブになっている。
客がトランスし過ぎて落ちないように張られた強化ガラスの窓からはラスベガスの夜景が一望できる。
ボディチェックを受け、場内へ入る。
いい時間に行ったせいでフロアはすごい盛りあがりだった。
今日はハウスのパーティーらしい。
四つ打ちの図太い音が腹の底に響いてくる。
客も相当入っている。
とりあえず踊ってナンボだな。
みんなして適当に踊り始めた。
8882/2:03/11/08 03:48 ID:???
シャニは相変わらずトランス気味だ。
おっさんはというと、相変わらずすごいテクニックなんだが、さすがはアメリカ、ここではそんなに目立たない。
・・・とかいってたらフロアで踊っていた黒人の人とデュエットを始めた。
初見なのにすごく息が合っている。
「HAHAHA!You are so crazy!」
「Ah Hah? You too! HAHAHA!」
いきなり意気投合だ。あの人はあんなに社交的な人間だったろうか?よくわからん。
俺とニコルはフロアのほとりで地味に楽しく踊っている。

しばらくフロアがアガったあと、曲調が落ち着いたので俺達はカウンターに着いてドリンクを頼んだ。
おっさんと例の黒人は肩を組んでビール瓶を掲げて何か叫んでいる。もちろんギャラリーの輪の中で。
「さすがに違いますね、ラスベガスは。ちょっとHですけど。」
ん〜、まあ売春やったりクスリ売ってるやつがいたりするのは世界共通だけど、ここはおおっぴらだもんな。
「ステージのダンサーなんかすごいんだぜ、なにしろトップレスだったもん。」
ああ、確かに日本の普通のクラブではなかなかお目にはかからないな。ストリップショーみたいだ。
ドリンクが出てきた。バカラを一気に飲み下す。
そういやお前らは今日の戦果はどうだったんだ?
「僕はまあ、トントンですね。一応投資分は取り戻しました。」
「俺はちょっと負けた。明日は勝つ〜」
そうか、俺もちょっと負けだ。なかなか運が向かないもんだな。カモられるよりマシだが。

【WARNING】ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1068230474.lzh【危険ネタ】

そんなこんなでちょっとドタバタしたけどなんとか落ち着いたな。
あしたもがんばって稼ぐぞ!!

いや、それだけなんだけどさ。
8891/2:03/11/08 08:24 ID:???
さてと、今日もカジノに繰り出すか。
でも、昨夜の一件があったからまだ警備員もうろついてるだろうけどな。

しかし、他のメンバーはいなかった。
大方、俺が起きるのが遅かったから先に行ったんだろう。
俺はそそくさとホテルを出た。

町は朝早くだが既に込んでいた。
くそっ、アメリカってのは全部こうなのか?
・・・あれ?
自分の腰にかけていた鞄がない。ない。本当にない。
まさか・・・、スリにやられたのか・・・?
全財産というわけでもないが、昨日手に入れた金はあの鞄の中に全部入れてあった。
しまった・・・、うかつだった・・・!

俺は思い足取りでおっさんに電話をかけた。
『あぁ、もしもし。どうしましたか・・・?』
いや・・・、実は・・・昨日稼いだ金が入った鞄を盗まれちまった。
『・・・!分かりました、すぐそちらへ向かいます』
そして数分後、おっさんが一人で現れた。
8902/2:03/11/08 08:25 ID:???
すまん、おっさん・・・!
「まったく、君は何をやってもだめだめですねぇ」
パァン!
おっさんの手に握られていたのはまぎれもなく拳銃だった。
・・・ど・・・、どういうことだよ・・・、おっさん・・・。
「君に会計を任せたのが誤算でしたね」
パァン!パァン!
おっさんの撃つ弾の一発一発が俺の身体に炸裂する。
俺は血みどろになり倒れた。
「愚かな人間はそこでのたれ死んでいなさい」
・・・く・・・、駄目だ・・・、意識が・・・・。
.
.
.
.
.
というところで目が覚めた。
本当に怖い夢だな。とりあえず鞄から金は抜いておいて保管しとかないと。
・・・あれ?金がない。ない。本当にない。
俺は部屋の中を探しまわったが全然見つからない。
「はっはっは!ぃぃやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
と、風呂場から聞こえるおっさんの声・・・。
・・・まさか。
と、俺が風呂場のドアを開けて見たものは、
おっさんが札束風呂に入っているところだった。
「おや、君も入りませんか?」
俺はおっさんを電気スタンドで殴り気絶させておいた。

いや、それだけなんだけどさ
891通常の名無しさんの3倍:03/11/08 10:55 ID:???
>>890
やべ、すげえワロタ
いや、それだけなんだけどさ

ベガスネタいいな、継続継続!
892Nicole Conte(大反省):03/11/08 11:33 ID:???
読み返したらあまりおもしろくなかったな、今回は…
キャラを立てるのは難しいです。
駄文すいません、次は頑張りまつ

いや、それだけなんだけどさ
893通常の名無しさんの3倍:03/11/08 11:42 ID:???
>>892
そんなコトナイヨー
面白いよ

継続キボン
いや、それだけなんだけどさ
894通常の名無しさんの3倍:03/11/08 13:25 ID:???
さて、何処にこの金を・・・
「チュチュチュンチュ、チュチュッ」
なんだメカスズメェ、預かってくれるのか。
よし、それじゃあちょっと待ってろ、詰めやすいように今まとめるから。
そういって邪魔なおっさんをバスタブから引きずり出そうと
縁にメカズズメェが留まった。
「チュチュン」
次の瞬間、メカスズメェの口が風呂敷のように広がり、バスタブを包んだ。
札束はおっさん諸共飲み込まれていった。
・・・・・・俺は見なかったことにした。

いや、それだけなんだけどさ
895通常の名無しさんの3倍:03/11/08 13:33 ID:???
>そういって邪魔なおっさんをバスタブから引きずり出そうと
→そういって邪魔なおっさんをバスタブから引きずり出そうとすると、

だった・・・逝ってくる

いや、それだけなんだけどさ
896通常の名無しさんの3倍:03/11/08 14:32 ID:???
あれ、おっさん・・・・あれ?
・・・・これで世界が平和になってくれればいいよな
>>895
ドンマイ
いや、それだけなんだけどさ
897通常の名無しさんの3倍:03/11/08 15:00 ID:???
AGENAIYO
898通常の名無しさんの3倍:03/11/08 16:05 ID:???
イザークが、コインをスロットの台の下に落として泣いていた。

いや、それだけなんだけどさ
899通常の名無しさんの3倍:03/11/08 17:47 ID:???
ニコルがカジノにいた貴婦人達に連れて行かれたようだ

いや、それだけなんだけどさ
900通常の名無しさんの3倍:03/11/08 20:57 ID:???
ふっと後ろを振り返ると
メカスズメェの口からおっさんが顔だけ出していた

俺は満身の力を込めて中に押し戻した

いや、それだけなんだけどさ
901通常の名無しさんの3倍:03/11/08 21:39 ID:???
「だめだめですねぇ、僕がいないとツアーが進行しないじゃないですか」

俺は力の限り、おっさんの髪の毛をわしづかみにして
メカスズメェの中から出してやった

え?俺の手にある金色の糸は何かって?気にすると体に毒だぞ?
いや、それだけなんだけどさ
902通常の名無しさんの3倍:03/11/08 21:40 ID:???
誤>金色の糸
姓>金色の糸の束

おっさんに毟り返されてくる
いや、それだけなんだけどさ
903第3セクター:03/11/08 21:53 ID:???
話ぶった切るようで申し訳ないけど、ネタ書いていいかな。
ちょっと長いけど。
904通常の名無しさんの3倍:03/11/08 21:58 ID:???
ドゾー
9051/?:03/11/08 21:58 ID:???
一人暮らししてから一週間後、塾での勉強を終えて家に帰ったら、何故か玄関にクロトがいた。
クロトは、いきなり俺に向って
「おか!えり!」と大声で俺を出迎えてくれた。
俺は、なぜ俺の家の玄関にこいつがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」とぎこちなく微笑みかえした。
家の奥にはシャニがいた。
「腹減った、うざ〜い」などとほざきながら人の家で堂々と大の字になって寝ている。
まさかと思ってでかい本棚が置いてある部屋に行くとオルガがいた、奴もまた図々しく「遅ぇ〜んだよ、お前!」といわれた。
困惑する俺にいきなりクロトは。
「支度!!!」とかほざいてきた、何のだよと聞くと。
「夕! 食!」なんていってきた。
誰が作るんだと聞いたら横からシャニがさ。
「お前ぇ、お前ぇ、お前ぇぇぇっ!」なんて俺を指名してきた
「今は夕飯作るんだよ、また苦しい思いをしたいのか!」・・・とりあえず俺は指示に従った
こうしてコイツラとの奇妙な生活が始まった
夜、寝室は無茶苦茶狭く、奴等のシナプス・シンドロームに苦しむ声が聞こえた
眠れなかった

畜生、明日も学校なのに。
9062/?:03/11/08 22:04 ID:???
翌朝。
目覚めるとまたあの三人がいた。
さっさと飯食って学校へ行こう、と思っていると
「朝・食!!」
と、クロトが叫んできた。
………え?ちょっと待てよ、お前等の分も?
仕方なく俺は朝食を4人分製造。久しぶりに遅刻をする羽目になってしまった。

そしてまた学校が終わり、塾に行く。
その塾も終わってやっと家に帰った。
すると……。

「ひもじい思いをしてしまった……。」
「腹の虫ウザーい……。」
「餓・死…寸・前………っ!」

ほぉーう、皆さん思い思いの言葉を呟いて。
俺はまた4人分の夕食を作った。

頼むから自炊してくれ。
9073/?:03/11/08 22:14 ID:???
今日は休み。
だけど、暇だ……とはいえないのが受験生の切ないところだ。
しかも更に4人分の飯を作る苦しみ……畜生、俺は年端も行かない華の15才だぜ?

そして昼。
俺が机に向かっていつものように勉強していると、オルガが横から覗き込んできた。
あ〜っ、ウザいっ!…って、シャニじゃねぇんだから俺。ったく…何考えてんだ!集中集中集中!!
今やってるのは苦手かつ大嫌いな国語だっ!更に古文だから間違えやすいんだろ?だから集中したいのにっ!集中集中!!
俺がかなり混乱し、心の中で自問自答しながら問題集を解いていくと、横からこんな声が聞こえた。

「ここは"矛盾"だろ?苦しい思いをしたいのか?」

俺は反応して解答欄を見る。見ると確かに間違っていた。混乱していたせいか奇妙な間違え方をしていた。
いや…それよりも……。

「お前……古文とか得意なの?」

つい俺はストレートに訪ねた。するとあいつは黙って首を縦に振る。
そういえば……小説を読んでいたな、あいつ。てことは……。
俺は率直に訪ねた。

「あのさ……俺国語苦手なんだけど……教えてくれたりは……しないかな?」

するとアイツは、快く了承してくれた。
なんだ?コイツ。目的がわからない。でもそんな事は抜きにして、俺はこいつの特別授業を受けたのだった。
9084/7:03/11/08 22:24 ID:???
こうして、俺はこいつの特別授業のおかげで古文が少し得意になった気がした。
凄く楽に解ける。すげぇよオルガ。

でも、実はまだ危険地帯がある。
その中の一つが「漢字」だ。
特に書き取りがダメだ。読むのならいいんだけど。
そう考えながら勉強していると、また横から視線が来た。
みると今度はあのゲーム野郎……クロトだ。

「こんな問題もわからないのかよヴァァァァァァァカ!!」

なんかいきなり叫ばれた。
見ると、やっぱ答えが間違っていた。「完璧」を「完壁」って書いてる。
あれ?もしかしてコイツも……と思って、また訊くことに……。
……いや、やっぱり止めた。なんかずうずうしいしな。
と思っていると、クロトが喋りだした。それは……。

「しょうがないな。回・答!!が見苦しいから指・南!!決・定!!」

という言葉だった。
結局俺はコイツの特別授業も受けることになった。
だけどもう一つ、バミューダ海域が存在する。

それは「詩」だ。
でも俺がそれで悩んでいると……え?言わなくて良い?
まぁ予想している通り、シャニが教えてくれたんだ。
コイツも音楽をずっと聴いてるから、感性ってヤツが何かいいほうにあるんだろな。

こうして唯一苦手だった国語は…こんな奇妙な形で「得意」になっていった……。
9095/9(スマソ増えた;):03/11/08 22:34 ID:???
月日が経つのは早いモンで、もう高校入試の本番の日がやってきた。
俺はいつもどおり4人分の食事を作って、試験場所の学校へと急いだ。
俺が玄関で靴をはいてるときに、あの3人は「頑張れよ」と言ってくれた。
それを思い出すと、なんか敵はいなくなった気がした。合格できる気がした。
ペダルをこぐ脚が軽い。制服の襟が変な形になっちゃったけど、気にせず風を感じた。

試験はやっぱり侮れなかったけど、国語はすんなりとパスできた。
って、まだわからないけどさ。
でも全力を出したんだ。落ちるなんてことはない。

が、嬉々として家に帰ると……ひどいことになっていた。
壁に掛けていた時計とポスター、そしてさらにクロトがPCの前で呆然としてこう呟いていた。

「強・制……終・了………。」

クロト、それは「オチた」って事か?
周りの状況を見ると、滅茶苦茶不安になった。
9106/9:03/11/08 22:42 ID:???
そして、来た。合格発表の日が。
流石に不安だ。あんなこと(>909)があったし……。
もう緊張してガチガチだ。愚痴よりも先にご飯をこぼしてしまう。
そんな俺を見て3人は笑っていた。ったく…人の気も知らないで……。
俺はさっさと片付けて、制服に袖を通し、靴を履いて玄関に立った。
……足が重い。畜生、俺って結構ゲンかつぐタイプだったんだなぁ。
そう思っていると、3人組が声を掛けてくれた。

「そう緊張するな。苦しい思いをしたいのか?」
「緊張しすぎウザーい。」
「走・行!!発・進!!」

クロト、最後のは違う。
でも俺は気にせずに微笑んだ。そして言った。ありがとう、って。

で、掲示板には勿論…俺の名前は書かれていた。
第一志望の高校に合格。入院してる母や単身赴任で会っていない父に電話をかけようと携帯を持った。
…でも、持っただけで特に何もしなかった。ったく、家族より伝えたい相手が出来たなんてどうなんだよ、正味な話。

こうして俺の受験生活は終わったのだった。
9117/9:03/11/08 22:51 ID:???
俺は家の玄関を勢い良く空けて、合格したことを3人に伝えた。
3人は、自分のことのように喜んでくれた。いつもはそんな表情はしなかったのに…。
本当に、これで終わったんだ。これからはこいつ等とゆっくり出来るのか。
そう思っていた。そう思いたかった。


だけどそれは、ショセンゲンソウダッタノカ?


翌朝。
あの3人は俺の隣にはいなかった。
寝ぼけ眼で探すも、どこにもいない。
俺があいつらを必死に探していると、置手紙を見つけた。
見るとオルガの筆跡で、こう書かれていた。

「よう、お前がコレを読む頃には俺達はもうここにはいないんだろうな。
 ずっと言ってなかったが、俺達はアズラエルに頼まれた家庭教師みたいな感じの人間なんだ。
 最初はさっさと終わらせてさっさと退散する予定だったんだが、
 お前の頑張ってる姿見てると、なんか終わらせたくなかったんだよな。
 でも、もう用済みだ。これでもう高校生の仲間入りか。よかったじゃないか。
 俺も良い夢見させてもらったぜ。ありがとよ。
                       オルガ・シャニ・クロト」

こう…書かれていた。

俺は、心が空になった感覚を覚えた。
何もない、3人もいない、食事も作る必要がない。
手間がかからなくていいはずなのに、なんでだろう……違う気がする。
そう考えながら……俺は卒業した。
9128/10(また長くなったスマソ):03/11/08 23:10 ID:???
で、卒業式が終わった。そしてぼーっとしながら俺は帰り着いた家のドアを開けた。
すると、何故か玄関にクロトがいた。
クロトは、いきなり俺に向って
「おか!えり!」と大声で俺を出迎えてくれた。
俺は、なぜこいつがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」とぎこちなく微笑みかえした。
家の奥にはシャニがいた。
「腹減った、うざ〜い」などとほざきながら人の家で堂々と大の字になって寝ている。
まさかと思ってでかい本棚が置いてある部屋に行くとオルガがいた、奴もまた図々しく「遅ぇ〜んだよ、お前!」といわれた。

……あれ?
なんで……お前等?

「お前が泣いてないかと心配でな。」
「なんか前よりぼーっとしてるねー。」
「どうでもいいよ、来いと言われりゃ来て住むだけさ。」

え?ひょっとして……。

「名・答!!」
「ウザいけど住んでやるよー。」
「苦しい思いはしたくないんだろ?」

俺はその言葉に嬉々とした。
またこいつ等と暮らせるんだ!そう思いながら俺は布団にダイブをした。
が、

「ただ、条件がある。」

というオルガの言葉に、そのまま固まってしまった。
まさか、遊んで暮らす金をよこせとか言うんじゃないだろな。
そう思っていると、答えはすぐ帰ってきた。
9139/10:03/11/08 23:10 ID:???
「条・件!!は簡・単!!」
「まぁ早い話〜、俺達を買って欲しいわけ。」
「そういうことだ。」

ああ、やっぱり。
要は金なんだろ?俺は泣く泣く貯金箱を取りに行こうとした。
すると、シャニに呼び止められた。なんなんだ?

「フライングウザ〜い。」
「最後まで傍・聴!!」
「じゃ、一度しか言わないからよく聞けよ。」

そう言うと、オルガはいきなりぺらぺらと語りだした。

「え〜っと、まずは俺達のこのIQだな。お前に勉強を教えられる分の知能が3つもある。
 そしてMSも動かせるから、俺達の巧みな職人技でトラブルだって簡単に解決だ。
 んで、最後に俺達の趣味の経費を考えると………。」

うわぁ……搾り取られそうだ。
そう思っていた。俺はそう思っていた。
そしてそれは現実のものになった。

「俺達がここで生活するための衣食住の保障と食費分の代金を一生分割払い……でどうだ?」

は……ははは。
高いなぁ…高いよ。高すぎる。
衣食住の保障の金?あはは…こりゃあ高い。
じゃあ、言わせて貰わないとな!
俺は高々と叫んだ。


「よしっ!買った!!」
91410/10:03/11/08 23:15 ID:???
こうして俺は、楽しい高校生活をingで満喫している。
俺はもう色々な無敵だ。国語だって教えてもらえるし、仲もかなりよくなっている。
結構喧嘩もするけど、楽しい生活が続いている。

ありがとう、オルガ、シャニ、クロト。あと……アズロエル…だっけ?忘れた。まぁいいか。
これから俺は、何にも負けない。
ありがとう、ほんとうにありがとう。
そして、これからもよろしく。


いや、それだけなんだけどさ
915常俺の>>1:03/11/08 23:15 ID:???
さて、面白いネタもたまり、900になったところで

そろそろサブタイに決着つけたいと思います
しつこいようですが、ご協力お願いしますよ
場所は「保管庫の雑談・要望板」です

いや、それだけなんだけどさ
916第3セクター:03/11/08 23:17 ID:???
終わりました。
すんません、色々と制限してしまって。
実は猫俺とかおばちゃん俺(!?)とか見て、凄い書きたくなったんですよね。
学生俺、無駄に長くしてしまって申し訳ありませんでした。
まぁ気に入らない場合はスルーよろ。
ではまた暫くベガスで笑わせていただきます。
第3セクターでした。

いや、それだけなんだけどさ
917通常の名無しさんの3倍:03/11/08 23:18 ID:???
続いてもう一つ。

MSトーナメントの職人を募集しています。今のところ俺を合わせて三人です。
避難所にも来て下さい
918通常の名無しさんの3倍:03/11/09 12:53 ID:???
キラフレ厨いい加減氏ね!!!公式はキララクなんだよ!!!!
勘違いしてんじゃねぇよ!!!カプで一番人気ないくせに!!!
キラはラクスを選んだんだっつの!!!フレイなんて恐怖&トラウマなんだっつの!!!!
この精神異常者の集まりめ!!!キラフレ厨は世界で一番迷惑!!!氏ね!!とっとと刑務所行けや!!!
公式はキララク、雑誌・グッズ・本編・小説・OP・ED・主題歌、何を取ってもキララクなんだよ!!!
キラフレ厨はいい加減滅亡しやがれ!!!!キモイからさっさと氏ね!!!!
キラフレ布教活動うっとうしいんだよ!!!とっとと氏ね!!!消えろ!!無くなれ!!!散れ!!去れ!!!氏ね!!!
シャア板から消えろ!!!みんな迷惑してんだよ、キチガイ軍団ははよ失せろやぁぁぁああああ!!!!
919通常の名無しさんの3倍:03/11/09 12:54 ID:???
学生俺、オモシロカッタヨー
泣けるね

>>917
MS戦闘がかけない俺を許してくれ・・・・
920通常の名無しさんの3倍:03/11/09 12:58 ID:???
>>918
こんな良スレに荒らしとは
精神科いけ
921通常の名無しさんの3倍
>>920
アンカー打つな!!

いや、それだけなんだけどさ