逆　　　襲　　　の　　　シ　　　ャ　　　ア

ガンガン前田版・逆襲のシャアの小説を連載します。
過剰な期待は禁物ですが、少しは期待してください。

またお前か！

前田吟

http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1034224632/

まずここをどうにかしろ！

第１章「戦火、再び」

ブライト「フィフス・ルナの核パルスエンジンが点火しただと！？
　　　　　　制圧部隊のジェガンは何やってんの！！くっ・・・
　　　　　　シャアめ・・・」

連邦軍独立遊撃部隊、ラー・カイラム艦長、ブライト・ノアの怒声が
艦内に響きわたった。かつてのジオン軍の赤い彗星シャア、または
エゥーゴのクワトロ・バジーナと名乗っていた男が、地球連邦政府に
対して反乱し、小隕石フィフス・ルナを強奪して、地球に隕石落としを
しようと試みたのだ。

OP「やってますけど、予想以上にギラ・ドーガの数が多くて・・・」

ブライト「わかってる！だが、何とかするんだよ！！アムロはフィフス
　　　　　　の核パルスエンジンにはたどり着いたのか？」

OP「ミノフスキー粒子が濃くて、通信は一時的に不能です！あっ、
　　　フィフス、加速して速度を増しました！」

ブライト「シャアめ・・・何を考えている・・・これではまるで
　　　　　　テロリストだ・・・えぇい、全砲門開け！ジェガン隊を
　　　　　　援護！！」

「良　　い　　事　　思　　い　　つ　　い　　た」の方を片付けてから
スレ立てろや。削除依頼だしとけよ( ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ!!

http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1034401010/
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1034567347/
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1034224632/

>>1
氏ね

漏れにはお前がシャア板で一番痛いと思える

フィフス・ルナ宙域に、深紅の巨大戦艦が駐留していた。
ネオジオン旗艦、レウルーラである。そして、MSデッキに金色の
パイロットスーツを着た男が、整備士と何やら話している。
シャア・アズナブルである。

シャア「サザビーはもう使えるのだろうな？火は入れてある様だが」

整備士「はい。８６％の確率で動作良好です。実戦に配備しても、何の
　　　　　問題もありません。・・・しかし、流石ですなぁ総帥。
　　　　　チューンナップしたヤクト・ドーガでさえ、反応が鈍いと
　　　　　一蹴されてしまわれたのですからな」

シャア「世辞は良い。ファンネルのテストも兼ねて、サザビーで出る」

深紅の大型ＭＳ、サザビーがシャアを乗せて、発進カタパルトに乗った。
見る物を威圧するようなそのプレッシャーは、赤い彗星がまだ健在だと
言う事を示している。

サザビー「さて、カミーユがうまくやってくれていると良いが・・・
　　　　　　サザビー、出るぞ！」

管制官「サザビー、出撃します。サザビー発進！」

衝撃!!!巨症 ガンガル前田 の「妄想」が今キミの手に!!!
Ｇ.Ｆ.Ｆ.(ガンガル　フィックス　フィギュレーション)発売決定!!!!
第一弾は名作「機動戦隊ガンガル」より『０(ラブ)ガンダム』
http://msaito.ddo.jp/~tanakerd/gun/0gundam.htm

セリフの前に名前を入れるのは厨作小説の典型

>>4
>>6
ちょっと待ってくれ。ここで文章の書き方の感覚掴んで取りかかる。
小説と言うより、映画やアニメ感覚で見て下さい。

>>10
サザビーが喋っちゃったよ、おい！！

わざわざスレ立てて駄文の練習なんかすんなｳﾞｫｹ

>>12
俺は文才無いからな。言い訳すると、セリフ前に名前を入れることに
よって、アニメ感覚で見て欲しい。

カミーユがネオジオンに・・・・！？
これは前田次第で、名作のヨカーン？？

森優スレでやれ

>>14
素でしくじった・・・勘弁してくれ

>>10
サザビーが喋っちゃったよ、おい！！

>>10
サザビーが喋っちゃったよ、おい！！

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早く続き書け

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　　　　.,v─ｰv_　　　　　　　　 〕　　　　　　〕 .|　　.ilﾞ　　　　　　　　　　　　《　._　　 .,,l(ノ^ﾉ
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氏ね

逃げた？

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氏ね

その頃、フィフス・ルナでは、フィフス防衛部隊のギラ・ドーガと
攻略部隊のジェガンが激しく交戦していた。手練れのネオジオン兵に、
ロンドベルは苦戦していた。被弾率も、ジェガンの方が遥かに多い。
ギラ・ドーガ。ザク系ＭＳの集大成とも言えるそのＭＳは、優れた
凡庸制に富む機体性能と、ネオジオン兵の熟練した操縦技術によって、
遺憾なくパワーを発揮していた。

乱戦が続く中、戦場で目を引く一機の戦闘機形態のＭＳがあった。
機体のせいもあるだろうが、動きがジェガンとは格別に違う。
アムロ・レイの駆るリ・ガズィである。大口径のビームキャノンで、
周囲のギラ・ドーガを落としつつ、アムロはフィフスの核パルスエンジン
を探していた。

アムロ「予想はしていたが、これ程ＭＳの抵抗が激しいとは・・・
　　　　　シャアめ・・・本気で地球を潰す気か！ん・・・何だ・・？
　　　　　このプレッシャー・・・危険だが、妙に懐かしい感じがする」

アムロが奇妙なプレッシャーを感じた岩陰から、一機のＭＳが姿を
現した。鷲の様な異様な頭部を持ったＭＳ。ネオジオンＮＴ用ＭＳ、
ヤクト・ドーガである。その異形のＭＳには、かつてのグリプス戦役を
戦い抜いた、一人のパイロットが乗っていた。

カミーユキターーーーーー！！

フィフス・ルナ攻防戦の、およそ３０分前。カミーユ・ビダンは、
レウルーラのブリッジで最後の作戦指示を聞いていた。

シャア「今更だが、本当に良いのか？カミーユ。フィフスには、間違い
　　　　　なくロンド・ベルの連中もやってくる。当然の事ながら、
　　　　　ブライトやアムロ達と戦う事になる。君には、奴らを殺す
　　　　　気概・・・いや、覚悟は出来ているかね？」

カミーユ「・・・その質問は、今日で３度目ですよ総帥。そんなに信用
　　　　　　無いですかね？まぁ、心配なのは分かりますが、俺は俺なり
　　　　　　に答えを見つけます。その答えには、総帥が導いてくれる
　　　　　　と信じていますがね」

シャア「フフッ。それは責任重大だな。別に君を疑っているわけでは
　　　　　ないが、君なりの決心がついているのならば、もはや何も
　　　　　言う事は無い。後は、作戦通りやってくれれば良い」

カミーユ「フィフスの核パルスエンジンを守りつつ、フィフスに
　　　　　　取り付いた連邦のＭＳを撃破する・・・楽な仕事では
　　　　　　無いですね」

シャア「フッ。君だけに楽をさせるつもりはないよ。カミーユ・ビダン」

なんでセリフだけに頼ろうとするかな
情景描写と心理描写もちゃんとしる！

ジュドーはジュドーは？
ﾜｸﾜｸ

アムロのリ・ガズィと交戦したらどうなるのか？

セリフ回しがカミーユっぽくない

ネオジオン大尉、カミーユ・ビダンがレウルーラのブリッジを去った
後、シャアはネオジオンNT研究所所長、または作戦参謀を勤める、
ナナイ＝ミゲルと話をしていた。

ナナイ「今の所、精神的には落ち着いています。カミーユ＝ビダンは。
　　　　　彼が、自ら強化手術を申し出て来た時は、流石に驚きました
　　　　　が。でも、彼は生まれつきのNTなのでしょう？何故、自ら
　　　　　強化申請などを・・・？」

シャア「それだけの覚悟の現れだよ。事実、彼をネオジオンに引き入れる
　　　　　まで、丸々２年かかったのだ。カミーユも相当悩んだに違い
　　　　　無い。強化手術も、決心を鈍らせない為の強烈な自己暗示の
　　　　　様なモノだろう。・・・だが、そこまで決意してのネオジオン
　　　　　入隊だ。彼は、強力な戦力になる。事実、ＭＳのパイロットと
　　　　　してのセンスは、私は彼の足下にも及ばない。作戦指揮能力に
　　　　　関しても、過去の経験から目覚ましい物を持っている」

ナナイ「フフッ・・・大佐も、うかうかしていられませんね」

シャア「あぁ、まったくだ。彼の様な青年が、今後の世界を動かして
　　　　　くれると信じている。もはや、私の様な老人の出る幕では
　　　　　無いのだが、せめて土台だけはきちんと築いてやらねばな」

>>30
スマソ。文才ないから・・・とりあえず「映画＆アニメの台本」感覚で
見て下さい

>>31
出したい気もあるけど、流石にスパロボ風になりそうなので・・・
でも、オリジナルだから何でもありかなとか思ったりもする。
悩み中。

http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1034488312/

「文才ないから」と言えばすべて許されると思ってるのか？

アムロのリ・ガズィはどうなるの？

＞ザビー「さて、カミーユがうまくやってくれていると良いが・・・
＞　　　　　　サザビー、出るぞ！」

会社で声出して笑ってしまったじゃないか・・・
責任とってくれ（ｗ

カミーユが、最初にネオジオンから勧誘を受けたのは、地球で
養生して、ほぼ精神と肉体が回復した時の事だった。時期的に、
ハマーンのアクシズ軍が壊滅した頃である。それは、ある人物の
訪問から始まった。キグナンと名乗る男が、カミーユの元へ訪れて
来たのである。キグナンは、シャアから預かったという手紙を持って
来ていた。その手紙には、こうかかれていた。

「親愛なるカミーユ＝ビダン君へ。かつて君は、私に、リーダーに
　　なる資格があるのに、それをしない貴方は卑怯だ、と言った。
　　今でもあの言葉は心に染みている。そして、その時が来たのだ。
　　グリプス戦役の時、君は多大な戦果を挙げ、歴史を動かした。
　　これは、誇張でもなんでもない。あの時は、まだ私も人間の
　　可能性を信じ、アースノイドとスペースノイドが理解しあえる世界を
　　夢見て、名を偽ってまで戦った。だが、結果は君の知る通りだ。
　　あれから、地球連邦政府は変わったか？否。連邦政府の連中は、
　　重力に魂を縛られた俗物共だ。スペースノイドの反乱という教訓を
　　戦火の中で体験しても、何も変わらなかった。変えようともしなか
　　った。・・・そして、私は決意したのだ。今はこれ以上話せないが、
　　いずれは君と直接会って、話がしたい。君の回復を心から祈って
　　いる」

手紙は、そこで終わっていた。

時系列がめちゃくちゃ

人物像を読者が知っているという前提で書くのはどうか？

。

>>41
小説とかって、そんなもんだろ。

>>37
少なくとも、お前よりは想像力あるとオモウガナ。ガンガルは。
妄想力でも、あの変なパワーは素晴らしい（ｗ

>>40
ついに文章が波状した。

むやみに人物を出すと読者を混乱させる原因となります。
ここでのキグナンは彼である必要はないし、もし後にキーマンと
なるのであれば、手紙をカミーユに渡す際のやり取りをもっと
描写しておかなければならない。

「波状」ねぇ・・・

ガンガルよ。
とりあえず、ちゃんとプロットを考えてから書いているか？
各キャラ象は自分の頭の中で完成しているか？
例えばカミーユは２？歳（年齢失念）になっているはずだが、
グリプスの後、精神崩壊から復帰して、医者としてファと共に
生活していたカミーユが、再び戦火に見を投じる決心をするに
十分な理由もちゃんと語って欲しい。
カミーユが強化？フォウ、ロザミー等の件で、誰がやっても
カミーユだけは強化等しないと思うが、既に書いてしまった
ものは仕方がないな．．．

この話とは関係ないけど。
キグナンとカミーユはZの時に面識ってあったのかな？

>>43
そうか？

断片的な場面しか考えてないんだろうな。

＞リーダーになる資格があるのに、それをしない貴方は卑怯だ
これって確かカイからの手紙にあった台詞では？

手紙を読み終わった後、カミーユは、これは連邦の策略だと思った。
自分が連邦に対して、無害な存在か、そうでないかをシャアの名を騙って
試しているのだと。第一、あのシャアが生きている筈は無いのだ。
カミーユは連邦の汚いやり方に、吐き気さえ催した。すると、キグナンは
全てを見通した様に、こう語った。

「疑うのも無理はありません。ですが、シャア大佐が生きているのは事実
　　なのです。その疑いも、シャア大佐と直接会えば晴れましょう・・・
　　それと、念の為、この手紙は焼却させて頂きます。もちろん、会う
　　会わないはカミーユ様のご自由に。まずは、よくお考えになって
　　下さい。それでは、ご連絡をお待ちしております。では」

キグナンは、連絡先の番号を紙に書き、カミーユに渡して去っていった。
それでもカミーユは、連邦の罠だという思いが、頭から離れなかった。
第一、本物のシャアからだとしても、俺が連邦に密告すればどうするの
か。いや、そんな事はしないと見抜いているのだろうか・・・そうこう
考えてる内に、良い臭いが部屋に漂ってきた。ファ＝ユイリィが夕食を
持って来たのだ。

ファ「誰だったの？さっきの人。身なりからして、政府の高官っぽかった
　　　　けど。まさか、またカミーユに軍に戻れと言ったんじゃ・・・」

カミーユ「違うよ。ファ。ただの見舞い客だ。もう軍には戻らないと
　　　　　　言ったろ？さぁ、冷めない内に食べよう」

カミーユは、暖かいスープを口に運んだが、先ほどの事が頭に
こびり付いて、ほとんど味はしなかった。無表情でスープを飲む
カミーユを見て、ファは、スープの味付けが少し薄かったかしら、
と少し後悔した。

>>47
俺の妄想世界では、カミーユは医者になってない事になっております。
医者エピソードは、ムーンクライシスの設定だったっけ？

>>51
しまった。そうだったか・・・しかし、俺の妄想世界では（以下略

なるほど、プロットもできていない、過去の設定も把握していないどころか
自分の小説の設定も完成していない、キャラもできていない、妄想垂れ流し
でしかも文才もありません。
でも、楽しく読んでね♪
ってことでつか．．．いや、そこまで言うなら見なけりゃいーじゃんって思うでしょうが、
CCAとZ、好きなんですよ。名作が汚されると思うとね．．．

>>52
おっ、最後のスープの描写とかはちょっと富野テイスト入ってるな。
なかなかいいぞ（w

つーか、ガンガルはオリジナル逆シャア作ろうとしてるみたいなので
ある意味何でも０Ｋなんじゃない？？パラレルワールドみたいな。
問題は、最後まで面白く読めるか読めないかだが（ｗ

>>55
そうか？入ってるか？

ファ萌え（w

ギュネイのかわりにカミーユを入れただけの話に見える

まず台本小説はやめれ、
「文才無いから」ていうのは言い訳にはならない
文才がないんなら数をこなすなりなんなりして
文才を磨けばいい。

>>10
ﾜﾛﾀ

カミーユにオリジナルMSキボンヌ

前田先生、こんな所に居たんですか。
がんがってください。

がんがれ！ガンガル前田！あくまでガンダムに対するガンガルとして！！

それから１ヶ月、カミーユは何の連絡もしなかったし、キグナンからも
何の連絡も無かった。だが、カミーユは常にあの手紙の事を考えていた。
あの内容が本当だとすれば、恐らくシャアは地球連邦政府に対して、
反乱を起こそうというのであろう。それが、軍隊規模なのかテロリスト
程度の物なのか、シャアの私設軍隊なのかネオジオン残党軍なのかは、
現時点ではカミーユには想像もつかなかった。そして、転機は突然
訪れた。キグナンが久しぶりに訪ねてきたのだ。シャアが会って食事を
したいのだと言う。カミーユは、連邦の罠だという疑惑が頭から離れ
なかったが、もしシャアが偽物であれば、自分はシャアを知っているので
見れば分かる事だし、とりあえず会ってみる事にした。ファには、友人と
食事に出かけるといっておいた。最後まで、その友人というのが
男か女かをしきりに気にしていたファが、少し愛おしく思えた。

迎えには、キグナンがリムジンに乗ってやって来た。この近辺で一番
美味いフランス料理屋の個室を予約してあるらしい。リムジンは４０分程
市内を走り、やがて店に到着した。

キグナン「尾行される可能性もありますので、ワザと遠回りいたしまし
　　　　　　た。さ、どうぞこちらへ」

カミーユは店内に入った。ゴシック調の内装で、なかなか感じの良い
店だ。２階へ上がるキグナンに誘導され、突き当たりの部屋の前まで
来た。何か懐かしい気配を感じる。この気配は、以前に感じた事がある。
間違いない。シャア＝アズナブルがこの部屋にいる。カミーユは、自ら
扉を開けた。

そこにシャアはいた。ブルーのジャケットに白のシャツを着込み、
軽快な印象を受けた。他にも数人の男が座っていた。中でも、殺気
さえ感じさせる鋭い視線の男が、妙に気になった。黒のレザージャケット
に、黒のレザーパンツを履いていた。年齢は２０〜２３くらいか。恐らく
カミーユと同年代だろう。

「さぁ、とりあえずお座り下さい」
キグナンの取りなしで、カミーユは席に座った。

「よく地球に降りてこられましたね。シャア＝アズナブル」
それがカミーユの第一声だった。

シャア「地球にも私を支持してくれる人々がいるのでね。久しぶりだな。
　　　　　カミーユ＝ビダン君。君がここに到着する前から、懐かしい
　　　　　波動が近づいてくるのを感じたよ。体の方は、もう良いのか
　　　　　ね？」

カミーユ「ええ。何とか大丈夫です。ファも看病してくれましたし・・・
　　　　　　それはそうと、今まで何をしていたのです？てっきり戦死
　　　　　　したと思ってましたよ」

シャア「とあるコロニーで、再起を計っていた・・・いや、自分から逃げ
　　　　　ていたと言うべきか・・・ハマーンの後始末も、結局は自分で
　　　　　処理出来なかったからな。・・・さぁ、とりあえずワインでも
　　　　　飲みながら話そうか」

カミーユは、適度に甘酸っぱい白ワインを飲みながら、シャアの自嘲癖は
相変わらず直ってないな、と思っていた。

＞＞黒のレザージャケット に、黒のレザーパンツを履いていた。

京本政樹ハケーン（ｗ

波動…

カミーユ強化されんの？
トホホ

先生がんがれ〜

四方から電波がくる！

>>65
キャラがしっかりしていたら、
シャア「○△◇・・」とかって必要ないよ。

黒いレザージャケットの男のキャラが薄いから
後で出てきても、またフランス料理屋で見た鋭い視線の男
って説明しないといけなくなるよ

だいぶ中だるみが出てきたな

暫くは、お互いワインを飲みながら談笑しあった。シャアは、カミーユ
にとって尊敬すべき人物であったし、グリプス戦役を共に戦い抜いた
戦友でもあったのだ。そうなると当然、昔話に花が咲き、カミーユも
久々に心の底から笑った。シャアも楽しんでいる様だ。シャアの目的が
何であれ、今日、この場に来て良かったとカミーユは思った。メイン
ディッシュの子羊のソテーを食べ終わった頃、シャアが本題を切り出した。

シャア「所でカミーユ君。あの手紙は読んでくれたと思うが・・・」

カミーユ「ええ、何度も読みましたよ。詰まる所、結局は地球連邦政府に
　　　　　　対して反乱を起こすという事なのですか？」

シャア「地球の連中に天誅を下す、等という様な思い上がった考えは
　　　　　もってはいないがね。ただ、誰かが変えねば、と思っている。
　　　　　その為の下準備もしてきた」

カミーユ「それは、貴方の私兵ですか？それともジオン＝ズム・ダイクン
　　　　　　の遺志を継いだ軍隊ですか？」

シャア「無論、後者だ。私兵ではかつてのティターンズと同じだ。
　　　　　ジャミトフの二の舞を踏むほど、愚かではないよ。あくまでも
　　　　　スペースノイドの自治権と自由を、連邦政府に認めさせる為の
　　　　　軍隊だ。名前だけはネオジオンを継いでいるがね・・・」

カミーユ「しかし、再び戦争を起こせば、沢山の人が苦しみます。
　　　　　　スペースノイドだって死ぬでしょう？それは、貴方が１番
　　　　　　良く解っている筈です」

シャア「戦争は、あくまで最終手段に過ぎんよ。誰が好きこのんで他人の
　　　　　血など見たいものか。一応、政府と交渉するだけの準備は
　　　　　してある。上手くいけばの話だがな」

セリフの羅列から脱却しる

>>71
セリフの後に、「と〜は言った」って付けるのがめんどくさいので
どうしてもキャラ名をつけてしまいます。なるべくそうならないように
やってみる

どうやってシャアがカミーユを説得するのか期待

ガンガレsage

アムロと戦うのか、カミーユ。

シャア専用板の｢オレ逆シャア」は現在３つか？

dennpa

>>78
巨匠ガンガル前田先生が描く逆シャアをいっしょにしないでください。
ある意味ORIGINです。

シャアは、やはり秘密裏に軍隊を組織していたのだ。十分予測していた
事だったが、目の前で事実を聞かされて、カミーユは少し動揺した。
その気になれば、シャアは連邦評議会の議長、果ては大統領にでさえ
なれる男だとカミーユは思っている。ダカールでの演説も、今では
語りぐさだ。それ程の男が、まだ軍隊の力に頼ろうとしている。
所詮は、軍人の域から抜け出せないという事か。それは、危険な事では
ないのか。そして、カミーユが１番恐れている疑問をシャアに問いかけた。

「では、貴方はその軍を暴走させない自信がありますか？第２のハマーン
　　の様にならない確信がありますか？連邦との話し合いが破談になれ
　　ば、ネオジオンは反逆者という事になる」

シャアの両隣に座っていた、ネオジオンの高官らしき人物達の顔に、
かすかな動揺が走った。やはり、ネオジオン自体もそういう問題に
不安はあるらしい。そしてシャアが口を開こうとしたその時、怒声にも
近い声が遮った。

「大佐の苦労が、お前に解るものかよ！！大佐だって、俺達だって、
　　随分苦労して来たんだ！それを、貴様みたいな民間人に、好きに
　　言わせてたまるかよ！！」

例の、黒いレザージャケットの男だった。酔ってはいない様だが、
興奮の為か、顔が紅潮している。

「止めんかギュネイ！！ボディガード無勢の言うセリフではないわ！」
高官に諭されている男の名が、ギュネイであると言う事を、カミーユは
今知った。

なぁ、ガンガルよ。sageで書いてくんねぇ？ウザてたまらんのよ。頼むわ。

>>78
徹　　底　　比　　較　　！(を求む）

現在進行形【オレ逆襲のシャア】

＜パート３＞もしもジュドーがハマーンに…
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1028887357/l50

｢逆襲のシャア｣の本筋の裏ストーリーのように進行
ジュドーとハマーンは恋人。
カミーユやら懐かしい面子が大量に登場。

ｶﾞﾝﾀﾞﾑの男で、女だったらいいなと思うｷｬﾗは２？
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1033220340/l50

シャア･ブライト･ジュドーなどが女性化されたifストーリー
クェスとハサウェイの立場がほぼ入れ替わっている。
こちらも懐かしい面子が何名か登場。

ＵＲＹＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥＥ

シャアは、やれやれといった表情で、ギュネイと呼ばれた男に
目をやった。

「この男はギュネイ＝ガス。私のパイロット兼、ＭＳのパイロットも
　　やっている。腕は確かだが、何分まだ若いのでね・・・気を悪く
　　したのなら許してくれ、カミーユ君。おい、ギュネイ。少し外の
　　空気でも吸ってこい」

「しかし、大佐の警護の任務がありますので・・・」
　ギュネイは不服そうに言った。

「同じ事を２度言わせるな。これは命令だ。ギュネイ＝ガス中尉」
　シャアは突き放す様に言った。

「・・・了解しました」
　ギュネイは納得がいかないといった風な顔をしながら、カミーユを
　一瞥した後、部屋を後にした。

「強化し過ぎではないのか・・・ギュネイの奴・・・」
「実戦で使えれば、問題はないだろう。せいぜい、働いてもらうさ」

高官達の話し声を聞いたカミーユは、まだ強化人間などを作っている
のかと思い、少し気分が悪くなった。そして、フォウ＝ムラサメの事を
思い出していた。

なぁ、ガンガルよ。sageで書いてくんねぇ？ウザてたまらんのよ。頼むわ。

>>83のスレのほうが面白そうなのでそちらに行きます
バイバイ、ガンガル前田(涙)

>>83
今の所、ガンガルはハードボイルドっぽい。
人がガンガン死ぬヨカーン？？

なぁ、ガンガルよ。sageで書いてくんねぇ？ウザてたまらんのよ。頼むわ。

また夜くらいに来ます

ギュネイがシャアのパイロットか……。
シャア「中の人などいない！」

ギュネイ出ないと思ってたのに、出たか。
どうからんでくるか・・・

>>91
また、やっちまった・・・

＞＞私のパイロット兼＝私のボディガード兼

少し寝て、頭を冷やすか。

>>85
>私のパイロット兼、ＭＳのパイロット

激ﾜﾛﾀ。こういう所がガンガル描写の特徴らしいな。

「所でカミーユ君、あの手紙は読んでくれたと思うが…」
　シャアのその一言で、場の和やかな雰囲気に影が差した。シャア
の表情は相変わらず緩んでいたし、カミーユも表面上は平静を保っ
ていたが、二人の間には子羊のソテーの香気と入れ換わるように、
にわかに緊張の靄が漂い始める。
　カミーユは手にしていたグラスをテーブルに置くと、そのままグラ
スを見つめる。
「…ええ、読みましたよ、何度も」
　そして数瞬、沈黙する。手紙の内容を反芻しているのだ。
　やがてグラスから視線を上げ、シャアの表情を伺う。依然、その表
面は柔らかな笑みが覆っていた。
「詰まる所、結局は地球連邦政府に対して反乱を起こす、という事な
のでしょう？」
「反乱…というのは少々抵抗があるな」
「ここで言葉を飾ってもしょうがないでしょう？」
　カミーユの遠慮のない言いように、シャアは苦笑を浮かべる。
「まあ、その通りだな。反乱でも革命でも、呼びようは物事の本質で
はないか…」
　シャアはやや表情を改めると、カミーユの視線を正面から受け止
める。
「地球の連中に天誅を下す、等という様な思い上がった考えは持っ
ているつもりはないが…ただ、誰かが変えねば、と思っている。その
為の下準備もしてきた」
　連邦に対して戦いを挑むという宣言である。シャア・アズナブルが
自らの軍隊を以て蜂起する、と。
　カミーユにとって事実の確認に過ぎなかったが、それは重い確認
であった。お互いに踏み込み始めたことを自覚する。
「それは、貴方の私兵ですか？　それともジオン・ズム・ダイクンの遺
志を継いだ軍隊ですか？」
「無論、後者だ」

　シャアの即答。この質問があるであろうこと、そしてその回答を予め
用意していたことは明白であった。
「私兵では、かつてのティターンズと同じだ。ジャミトフの二の舞を踏
むほど、私は愚かではないつもりだよ…」
　やや饒舌が過ぎると、シャアは自覚していた。しかし、これは語らな
ければならないことなのだ。カミーユ・ビダンという青年を、情理両面
から説得しなければならない。
「あくまでも目的はスペースノイドの自治権と自由。それを連邦政府に
認めさせる為の軍隊だ。立場を明確にする必要から、名前だけは『ネ
オ・ジオン』を継いでいるがね…」
　その言葉に半ば形式上、カミーユは首肯する。だが、完全に納得し
ていないのは表情を見れば明らかだった。
「しかし、再び戦争を起こせば、沢山の人が苦しみます。スペースノ
イドにも犠牲が出るでしょう？　それは、貴方が１番良く解っている筈
です」
　カミーユが本質的に戦いを好まない性格というのはシャアも心得て
いる。グリプス戦役の渦中で苦悩する姿を、シャアは何度も見てきた
のだ。
「戦争は、あくまで最終手段に過ぎんよ。誰が好きこのんで他人の血
など見たいものか」
　やや大仰に、シャアは肩をすくめてみせる。
「開戦に先立ち、連邦政府と交渉するためのチャンネルは準備してあ
る。もちろん、交渉は相手あってのこと。連中が応じてくれればの話だ
がな」
「うまく事が運ぶと思っているのですか？」
「そう、願っているよ」
　──我ながら、言い訳じみている。
　シャアは、内心自嘲していた。

>>83
両方見てるよ
(今のところ)ここより面白いのは確か。
ガンガルも感想にオールレスしろよな。

アムロのリ・ガズィは戦えるのか？

>>10
>>サザビー「さて、カミーユがうまくやってくれていると良いが・・・
　　　　　　サザビー、出るぞ！」

>>85
>>この男はギュネイ＝ガス。私のパイロット兼、ＭＳのパイロットも
　　やっている。

こういうのを確信犯的にやっているのであれば、ガンガルは神。
まぁ、どーせ天然ボケだろうけど（ｗ

100

１００

キグナンが消却した手紙を
何度も読み返せるカミーユは、
やっぱり快復してないんじゃないか。

逆襲のシャア



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガンガノレ

>83のスレの書き手の方がいい意味で妄想力豊かだ

>>102
仕様です。ガンガル作品の醍醐味と御理解下さい。

はっ！しまった！それ以前にこの作品はガンガン作品だったのか！>>1

(ﾟ�听)･･･

>>102
ﾜﾗﾀ

>>95
>>96
うまい。参考ににしまつ

>>102
・燃やす前に何度も読み返した
・カミーユは記憶力抜群なので、頭の中で何度も読み返した

って事で勘弁してつかぁさい

ギュネイが退室した所で、食後のデザートが運ばれてきた。
洋梨のムースだった。早くもガツガツとムースを貪る、太った高官を見て、
シャアは「ギュネイの分も残しておいてやれよ」と苦笑混じりに言った。
「所で、カミーユ君。先程も言った様に、何も我々は武力を行使して連邦
　　政府に、我々ネオジオンの要求を飲ませようとは思っていない。
　　ただ、我々の、つまりはスペースノイドの意志が無視される様な事態が
　　今後も続けば、我々もそれなりの姿勢でのぞまさせてもらうという事だ」
シャアは、残ったワインを飲み干しながら言った。
「じゃあ、俺みたいなパイロット上がりの人員は必要ないんじゃないですか？
　　あくまでも平和的な解決を望むのであればですが」
「確かにそうだが、君の様なこれからの時代を担っていく若者に、連邦政府や
　　アースノイドの実体を知っておいてもらいたいのだよ。何も、無理にＭＳ
　　パイロットをやれとは言わんよ。その為に、ギュネイの様な兵士がいるの
　　だからな」
シャアがそう言った後、側の高官が何やらシャアに耳打ちした。そして、
シャアはチラリと腕時計を見て、口を開いた。
「申し訳ないがカミーユ君。そろそろ時間の様だ・・・本当ならば、後１時間
　　でも２時間でも話していたい所だが、何しろ、ネオジオン総帥という立場
　　上、多忙の身でね。出来れば、また会って話したい。どうかね？」
「ええ、会って話すだけならね。今の所、戦争やる気は更々無いですからね」
そう言って、シャアとカミーユは席を立った。こうして、都合１時間程度の密会
は終了したのである。まだ手が着いていない洋梨のムースを見て、カミーユは
ファに持って帰ってやろうと思っていた。

夢見るガンガル。

http://yahooo.s2.x-beat.com/

>>110
なんとがさつなカミーユ
高級レストランで食べ残しのテイクアウトはまずいっしょ。
同じものを買って帰るとかでないと・・・。
つーか洋ナシのムースに何かこだわりが？ｗ

もしかして、カミーユが死ぬとき、ファと食べた洋ナシのムースが
うまかったなーとかなるのかな？

だんだんムカついてきたんですけど・・。

ごめん

まぁガンガンだしな

ル

いやガンガン

ファンタジー

すんげーつまらねー。
読んで損した。
透明あぼーんするわ、このスレ。
>>1氏ね。

それから３ヶ月の間、カミーユはキグナンと２度、シャアと１度会って話した。
確かにシャアの言い分も解る。結局、いつも痛い目を見るのはスペースノイド
なのだ。戦乱。経済制裁。様々な問題があり、何十年経った今でも解決の道は
遥か遠い。同じ事のくり返しなのだ。シャアが言っていた「誰かが変えねば
ならない」という言葉が、カミーユの心に深く刻み込まれていた。スペース
ノイドの為に、やれる事は何かしてみたいと思っていたものの、やはり
ネオジオンの所属になると言う事が、心の中に引っかかっていた。そして、
ある事件がカミーユの心に影を落とし、ネオジオン入隊を決断させたのである。

「中国の母がね、危ないらしいのよ・・・危篤だって・・・」
　ある日、かかってきた電話を話し終えたファが、いきなりそう切り出した
　のである。もちろん、止める理由はない。カミーユは、自分の事は大丈夫
　だから、実家に帰っておいで、とファに言った。翌日、ファは中国行きの
　飛行機に乗る為に、空港へと足を運んだのである。無論、カミーユも見送り
　に行った。
　「きっと大丈夫だよ。ファの顔見れば、お母さんも元気になるよ。俺もファの
　　看病のお陰で回復した様なものだから・・・ホント、感謝してる」
　「ありがとう、カミーユ。お土産、何が良いかしら？香港に寄って、揚げ団子
　　でも買って来ようか？あっ、もう飛行機出るみたい・・・じゃあ、着いたら
　　また電話する」
　「あぁ、気を付けてファ」

　それが、２人の交わした最後の言葉だったのである。

アムロのリ・ガズィはどんなMSと戦うのか？

ガンガン先生の作品が読めるのはシャア専用板だけ！

！！！

次回は驚きの新展開！
ロンド・ベルに配属されたパイロットは女の子！？

>>121
Zでバスクにつかまったファの両親は生きてたの？
てちょっと待て、まだカミーユ死ぬの確定するのは早すぎないかい？
もしかすてファが死？

洋ナシの次は揚げ団子ｗ

がんばってエースに就職して、オマケページに書け。

岩陰から出てきたヤクトドーガは、ビームライフルをリガズィに
向けた。
ピロロロ　ピロロン
ビームライフルの先端から糸を引くように閃光が走る。
が、アムロは最小限の挙動でビームをかわすと、ヤクトドーガの
正面に機体をつけた。
ドググワーン
大口径ビームキャノンはヤクトドーガの機体を一瞬にして蒸発させた。
「あの懐かしい感覚・・なんだったんだろう。ま、いいか。」
核パルスエンジンを再び目指すリガジィのコックピットの中で
アムロは、数秒前の事を既にわすれていた。

カミーユは、その日の夜、３度悪夢にうなされ、３度絶叫で飛び起きた。
夢の内容は覚えてはいないが、脳味噌の裏側までこびり付く様な不快感が
残った。寝間着は汗で水を被った様になっている。かつて、目の前で母が
ティターンズに殺された時も、暫くは似た様な悪夢にうなされたのだった。
「カミーユ！！」と誰かの呼ぶ声が聞こえた気がしたその時、電話の電子音
が鳴った。嫌な予感がした。出来る事なら、電話に出たくはなかった。
しかし、呼び出し音は鳴り止まない。思い切って受話器を取った瞬間、女性の
金切り声が耳に飛び込んで来た。カミーユは、正直この時の事をあまり覚えて
いない。目の前が真っ暗になり、耳の奥で何かを切り刻む金属音の様な耳障り
な音が鳴っていた。ただ、くり返し聞こえて来た言葉は、

「ファ＝ユイリィの乗っていた民間旅客機（ホライゾンＢ−５６型）が、中国に
　到着する１時間程前に、モンゴル上空で爆発炎上した」という言葉であった。

報道では、テロやジオン残党の仕業だ、いや事故だ、等の憶測が飛び交ったが、
連邦政府の高官等が、民間の航空機に乗る筈も無く、テロやジオン残党の
凶行という説は、自然に消えていった。そして、事の真相が明るみになった時、
カミーユは愕然とした。休暇旅行中の連邦軍准将「サイファ＝ヒルズ」の乗った
小型セスナ機が、ホライゾンＢー５６型に進路妨害する形で激突したというのだ。
サイファ准将が、事故当時友人に無線連絡していたレコーダーの記録によれば、
准将はほぼ泥酔状態だったという。この大惨事で連邦政府叩きが一気に高まり、
各地で起こっていた、反・連邦政府組織の暴動も、以前にも増して頻繁に起こる
様になった。

>ピロロロ　ピロロン

禿藁

「行くかい？」
クェスと入れ替えでカミーユをさらうアムロ。

お寒い展開になってきました

カミーユの感情は、連邦に対する怒り、ファの死、どれを取っても
現実感が沸いてこなかった。涙も出なかった。キグナンがやって来て、何か
話していった様だが、内容はまったく覚えていない。全ては、程度の悪い映画
を見ている様な感覚だった。これは現実なのか。悪夢なのか。約１週間、
カミーユは廃人の様に過ごした。

そしてある日、何かに導かれる様にファの部屋へと入っていった。ファの
使っていた香水の良い匂いがした。ファの育てていた小さなサボテンも変わり
ない。時がそこで止まってしまっているかの様だった。「カミーユ・・・」と
呼ばれた様な気がして、目の前にあった机の引き出しを見ると、半分ほど空い
ている。一瞬、無断で見てはファに悪いと思った。が、直後、ファはこの世には
もういないのだと冷静に思った。好奇心から、空きかけの引き出しを開けた。
カミーユの目に、鮮やかな青い毛糸の様な物が見えた。セーターだ。手編み
らしく、完成まであともう少しといった所だった。ファは、自分の為に編んで
いてくれていたのだろうか。ふと顔を上げると、机の上に写真が立てかけて
あった。カミーユとファが、養生中に訪れたパリの片田舎の草原で、２人で
軽いランチを食べている写真だ。カミーユは車椅子に座り無表情だが、ファは
満面の笑みでサンドイッチを頬張っている。カミーユは、涙が止まらなかった。
あれほど自分に尽くしてくれた、あれほど自分を愛してくれたファは、もう
いないのだ。自分はファに、何かしてあげれただろうか。そう自問すると、
涙が止まらなくなり、その日は夜明けまで泣いた。

「ファの死により、ネオジオンに入隊すると決心したのでは無い、とは
　言いません。でも、スペースノイドの為に何か働きたいというのも事実です。
　俺で良かったら、力を貸しましょう」
　とカミーユ＝ビダンがキグナンの元へ電話したのは、それから１年後の事
　だった。シャア率いるネオジオンは、当然ながら喜んでカミーユを迎え入れ、
　連邦政府との交渉の場にも、カミーユをジオンの士官として連れて行ったりも
　した。だが、交渉は思うように進まず、連邦政府のあこぎなやり方にカミーユ
　は憤慨した。何故だ。何故いつも、スペースノイドだけが疎外される。
　これでは、シャアの言っていた「最終的手段」も止む負えない、とカミーユは
　思うようになっていた。だから、シャアに小惑星フィフス・ルナの強襲を命じ
　られた時も、別に反論はしなかった。暴力や軍事力で自分の意を通すのは、
　最悪だと今でもカミーユは思うが、しかしそれしか通用しない相手だっている
　のだ。カミーユは、与えられたヤクト・ドーガで、既に数機のジェガンを落と
　している。つまり、連邦軍の兵士を殺しているのだ。もう、後戻りは出来ない。
　フィフスルナの制圧にも成功し、核パルスエンジンにも火が入った。
　フィフスは、確実に地球軌道へと落下し始めている。作戦も８割方成功
　しかかった頃、カミーユは前方を旋回する、連邦のMAらしき物を発見したの
　であった。

>>134
なきますた

ええと主人公はだれ？
今のところカミーユ？

「逆上のカミーユ」に変更しる！

不死身のサイファ准将

だめだこりゃ

「何だ？MAにしては小さいが・・・連邦の新型か！？」
　目前を飛び交うリ・ガズィを見てカミーユは言った。
　相手の装備・機動性を見極めるまでは、迂闊に接近するのは危険だ。
　とりえあず間合いを十分に保ったまま、ヤクト・ドーガのアサルト
　ライフルを撃ち込む。リ・ガズィは難なくライフルの射撃を回避し、
　反撃でビームキャノンを撃った。ビームがヤクト・ドーガの左肩
　すれすれを通過した。
「大口径のビームキャノンに、優れた機動性か・・・しかも、何だこの
　プレッシャーは・・・！？妙に懐かしい様な、怖い様な・・・よし、
　ファンネルを使うか」
　ヤクト・ドーガの肩部に装備されていたファンネルが、それぞれの
　意志を持っているかの様にリ・ガズィを襲う。巧みに回避する
　リ・ガズィ。だが、一基のファンネルがウィング部分に命中し、
　機体が揺れた。リ・ガズィはBWS（バック・ウェポン・システム）状態
　から人型へと変形し、フィフスの岩影に隠れた。
「可変型ＭＳか！？しかもＺに似ている・・・Ｚが量産されたなんて
　話は聞いていないが・・・」
　その頃、リ・ガズィを駆るアムロは、敵機のヤクト・ドーガに対して、
　妙な違和感を感じていた。

>>137
とりあえず、１人称がコロコロ変わります
基本的にアムロ・シャア・カミーユの視点で進みます











今の所

おもろいような寒いようなｗ
カミーユのキャラが・・・
逝くとこまで逝ってみるしかないなこりゃ

>>141
妙な違和感がまた出てきたね。
なんか妙な違和感を感ずるのだが。ｗ

ファの死亡事故は純粋な事故だった訳だし、動機としては弱い。
その後の処理において地球連邦の対応の悪さがあったというならまだ解るが
そういった描写はない。

ネオジオン参加後、隕石落とし作戦に踏み切るまでの心理描写も吹っ飛ばしてるし。
何かな〜ってかんじ

しかし、一日で良いこと思いついたスレに追いつきそうな勢いだな

>>138
今のところメインタイトルはそれがいいね。

「やはりこのプレッシャー、前にも感じた事がある・・・何だ！？」
　ファンネルの猛攻をしのぎ、フィフスの岩影にリ・ガズィで身を
　潜めていたアムロが呟いた。
「ファンネルが使えるという事は、ＮＴか強化人間か・・・いずれに
　せよ、厄介な相手だ・・・それに、このプレッシャー、まさかとは
　思うがな・・・」
アムロとブライト率いるロンド・ベルは、数ヶ月前にカミーユ＝ビダン
がネオジオンにいるという噂を耳にしていた。確たる物証はなかった
のだが、ネオジオンと連邦政府の交渉の場に、カミーユらしき人物を
見たという連邦将校がいたのだ。アムロやブライトは、良くカミーユと
いう青年を知っているので、まさかそんなはずは無いと思い、デマの
類だろうと決めつけていた。だが、現にこのネオジオンＭＳのパイロット
のプレッシャーは、かつて感じた事のある波動に酷似している。
アムロは、パイロットに呼びかけてみようと決断した。
リ・ガズィが岩影から飛び出る。そこを狙い澄ましたように、ライフルの
狙撃。フィフスの地形を生かし、アムロは回避運動をしつつ、こちらも
ビームライフルで牽制射撃をする
「ＭＳのパイロット！聞こえているか！こちらはアムロ＝レイ大尉だ！
　もしもカミーユなら返事をしろ！」

逆上のカミーユ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガンガノレ

>>145
かなりネタバレだけど、ファの事故に関してはどす黒い陰謀が隠されて
います。今はまだ言えませんが・・・

ガ先生…できれば原稿はテキストエディタで書いてまとめてからsageで投稿して下さい。

「何だ！？戦闘中に交信だと・・・！？アムロ・・・？アムロ＝レイ・・・」
　ロンド・ベルと戦う以上は、もちろんアムロとの戦闘は予測していたのだが、
　いざ対面してみると、不思議な物で、あまり敵意は沸いてこなかった。
　グリプス戦役で、短い期間だが共に戦った間柄という理由もあるが、
　何よりＮＴ同士の共感の様なモノが働いて、不思議と敵意を和らげてくれる
　のだった。しかし、ここでアムロを落とさねば、隕石落としまでやって
　しまった意味がない。シャアにも約束した。アムロを殺す、と。
「俺がカミーユだとしたら、何だっていうんです？アムロ大尉」
　カミーユは、冷たく言い放った。
「やはりカミーユか！！何故ネオジオンなんかに居るんだ！！何故、何故君が
　隕石落としなんかに協力している！！答えろカミーユ！！」
　予想はしていたが、カミーユがネオジオンに居るという事実に直面し、
　アムロは戦慄した。まさかあのカミーユが・・・といった気持ちもあったが、
　何より彼は優秀なＭＳパイロットなのだ。少しでも気を抜けば、死ぬのは
　自分なのだ。
「話せば長くなりますが・・・自己中心的なアースノイドに、心底嫌気が
　さして、シャア大佐の思想に共感した、とでは理由になりませんか！！」
　カミーユは、ライフルでアムロを威嚇射撃しながら話した。アムロを
　落とす決心はついた筈なのに、正確な射撃が出来ない。まだ躊躇がある。
　アムロも回避運動を取りつつ、反撃のチャンスを伺う。
「だからと言って、何故ネオジオンに！！スペースノイドを救おうとするなら
　ば、他にも方法はあった筈だ！！」

やっと戦闘だ〜！！

ガンガレ先生

>>129　のつづき

「フィフスルナっ（めっけ）」
後方に青白い炎を束ねる巨大な隕石を目視したアムロは、網目状に
交差するビームの隙間を掻い潜りながらも、それ以上加速出来ない
もどかしさに「チッ」と舌を鳴らした。
「時間がない。多少のリスクは仕方がないって事か」
チュゥイン　キュゥイン
BWSを掠める数本のビームに翻弄されることもなく、大きく機体
を翻すと、一気にフィフスルナに向けてリガジィを加速させた。
アムロは奥歯をギリギリと鳴らせて
「我ながら無茶をやるもんだ。辿り着けるか？」
と心の中で呟いた。
目前に迫るフィフスルナ
ラーラーラーラー
「なんだ？この感覚・・ラ・・？いや違う」
その時、時間が止まったような錯覚を覚えるアムロ。
同時に言い知れない悪寒を背筋に感じていた。
「だ、誰だ？」
周囲に全神経を集中させる。
「ぼーくですよー。天才ですよー。100点ですよー。」
アムロは、凍りつくコックピットの中で、息を飲み込みながら振り返った。
そこには見覚えのある暗い青年の姿があった。
「カ、カミーユ？な、なぜここに？（しかも何であずまんが大王のちよ風
の喋り方なんだ？）」
「いやだなーアムロさん。さっきヤクトドーガ落としたでしょ？僕あれに
乗ってたんですよー。死んじゃったじゃないですかー。」
「ヤクト？ヤクトドーガって言うのかあれは？」

「自分に出来る方法は、全てやり尽くしましたよ！！今回の武力
　蜂起だって、その結果です！結局、アースノイド達は自分たちの
　事しか考えていない、重力に魂を縛られた愚かな人類なんですよ！」
　叫びながら、ヤクト・ドーガははリガズィにファンネルを発射した。
「それじゃ、シャアと同じ危険な思想だ！！」
　迫り来るファンネルをサーベルで切り払うアムロ。
「いけませんか！！」
　カミーユの操るファンネルは早さを増していく。徐々にサーベルでの
　対処が間に合わなくなり、遂にリ・ガズィの左足に被弾した。
「ちいっ！！」
　後退して、リ・ガズィの体勢を立て直そうとするアムロ。
　そうはさせじと、ヤクト・ドーガがサーベルを抜いて迫って来た。
　リ・ガズィがダミー・バルーンを打ち出す。
「こんな物！！目眩ましのつもりか！！」
　サーベルでリ・ガズィのダミー・バルーンを切り払おうとしたその時、
　爆音と共に、サーベルごとヤクト・ドーガの右腕が吹き飛んだ。
「ぐぅっ！！機雷が仕掛けてあった・・・！？だが、まだファンネルが
　残っている！！」

こういう妄想垂れ流しの同人小説は、自分のホームページで
やって欲しいんだがな。

　その時、ヤクト・ドーガのコックピットのコンソールパネルに、赤文字が点滅
　した。
「後退のサインだと！？フィフスは、地球軌道に乗ったのか？」
　カミーユが呟いている内にも、ジェガンと交戦していたギラ・ドーガが
　続々とレウルーラに帰投していく。
「ここらが引き際か・・・」
　だが、目の前に左足を失ったアムロのリ・ガズィが立ち塞がった。
「待てカミーユ！！本当にそれで良いのか！？また戦争になれば、何万・
　何十万もの人間が死ぬんだぞ！！君がかつて戦った理由は、戦争を終わらせる
　為に戦っていたんじゃないのか！？」
「・・・確かにそうです。でも、結局は何も変わらなかったでしょう？
　アムロさん・・・俺は貴方を１人の人間として尊敬はしていますが、
　そういう甘い所はハッキリ言って好きじゃないですね」
　ヤクト・ドーガを後退させようとするカミーユ。しかし、アムロがしつこく
　食い下がる。
「確かに・・・確かに何も変わらなかった。だが、俺はシャアほど急ぎすぎて
　はいないし、人類に絶望もしちゃいない！！考え直せカミーユ！！」
「・・・・・・・・」カミーユは答えない。
　リ・ガズィがヤクト・ドーガに近づこうとしたその時、一閃のビームが
　リ・ガズィの右手を破壊した。
「うわっ！！」
　衝撃で後方に飛ばされるリ・ガズィ。リ・ガズィとヤクト・ドーガの間に
　割って入る様に、一機の深紅の大型ＭＳが現れた。

「敵の援護！？赤いＭＳ・・・シャアか！！」
　ライフルで牽制しながら、フィフスの岩影に潜むリ・ガズィ。
「カミーユ。後退信号が見えなかったのか？」
　サザビーを駆るシャアが、カミーユに問い質した。
「すみません大佐。引き際を見誤ってしまって・・・」
「ふむ。それだけロンド・ベルも頑張ったという事だろう。お陰で、フィフス
　を地球軌道に乗せる時間が、十分稼げたがな。さぁ、帰投するぞ」
「ですが、今ならアムロ＝レイを殺せますよ。それが大佐の本懐の一つでも
　あるんじゃないのですか！？」
「フッ・・・あんな情けないＭＳに勝って、何の意味がある。奴の死に場所は
　まだ此処ではない」
「大佐・・・そういう余裕は危険だと思いますがね・・・」
「・・・肝に銘じておこう。さぁ、レウルーラに帰投するぞ」
　その会話の直後、フィフスの岩影に潜んでいたアムロのリ・ガズィが、
　グレネードランチャーをサザビー目掛けて撃った。シャアは難なくライフル
　で弾頭を撃破した。
「シャア！！隕石落としなど・・・これじゃザビ家と同じじゃないか！！」
　サザビー腰部のメガ粒子砲で応戦するシャア。
「８年間も自分の殻に閉じ籠もって、何もしなかった男がよく言う！！」

やっぱり平和シーンより戦闘シーンの方が燃えまする

「カミーユ、お前は先にレウルーラに戻れ」
　メガ粒子砲をリ・ガズィに乱射しながら、シャアが言った。
「しかし大佐・・・」
「私も直に戻る。それに、被弾したヤクト・ドーガでは足手まといだ」
「了解しました・・・帰投します」
　そう言ってカミーユのヤクト・ドーガはバーニアを噴かし、戦線を離脱した。
　アムロのリ・ガズィは、離脱するヤクト・ドーガを無視して、サザビーのみ
　にライフルの標準をつける。２，３発撃ったが、全弾かわされた。
「満身創痍のＭＳで・・・よくやる」
　シャアもライフルで反撃したが、これもアムロのリ・ガズィには当たらない。
「何故カミーユまで巻き込んだ！！」
「巻き込んだとは言い掛かりだな。彼は自分の意志でネオジオンに参加した」
「貴様が誘わなければ、カミーユだって静かに暮らしていただろうに！！」
「有り余る才能を埋もれさせておく事は、ある意味罪な事だ、アムロ。貴様
　自身もも、地獄の８年間の軟禁生活で、身をもって体験しているはずだ」
「勝手な事を！！」
　リ・ガズィとサザビーの同時に撃ったビームライフルが、中間地点で激突
　した。
「これまでだなアムロ。フィフスはもう止められんぞ！」
　そう言い放つと、シャアのサザビーはバーニアを噴かし、離脱していった。
「待てシャア！！くそっ、このままだとフィフスの落下に巻き込まれるか・・」
　間をおかず、アムロのリ・ガズィもラー・カイラムへ帰投した。

また、明日。

ほほぅ

>>163
御大！？

すっかり読み入ってしまった！続きが気になる！age

>>165
IDがV2ですねぇ。

同人の特徴だけど、感情移入ばかりが先走ってちゃちすぎる
おまえらのようなハァハァタイプの人間しか読める代物じゃないね

前田先生、おはようございます。

おはようございます。
そういえば、ニューガンダムの「ニュー」の文字がキーボードに無いのですが

またガンガンに間違えた

どうぞ。

　ν

コピって「ニュー」で辞書登録でもしてください、前田先生。

>>171
感謝いたします

>>172
2chスレの私物化すんなよ。テメエのHPでやりやがれ。他人に汚物のような妄想ばかり
見せやがって。場末のコミケにでも逝きな。

アムロのリ・ガズィが押されているのは、
カミーユのヤクト・ドーガが相手だからか。
しかも、かつての愛機、Zガンダムの量産型、
リ・ガズィと戦うとは、運命の悪戯か？

やっぱり>>83のスレのほうが全然面白いのですが

リ・ガズィは修理できるのか？

>>175=８３のスレ職人か、宣伝マンバレバレ

>>173
んじゃ見なきゃいいのにね。人生に余裕を持て。
気になってる時点でお前の負け。

>>173-178＝ガンガル前田

>>1->>179=ガンガル

ケーラのリ・ガズィは撃破され、戦死してしまうのか？

>>181＝ID:+dmtSj5/
わざわざ間隔をあけて一個一個疑問を書き込むあなたは何者？

＞１８２
ただのり・ガズィ好きです。

ジェガンも好きです、

「くっ・・・フィフスを目前にしながら止められんとは・・・！」
　ラー・カイラム艦長、ブライト＝ノアは、モニターに映っている、
　地球に落下していくフィフス・ルナを見ながら激昂していた。
「本艦戦力の、被害状況知らせ！！」
「ジェガン６機大破。修理の必要性を認めるのが５機。ラー・カイラム
　にはほとんどダメージはありません」
　オペレーターが即座に答える。
「問題はフィフスだが・・・まだこの距離であれば、ラー・カイラムの
　ハイパーメガ粒子砲で狙えるか・・・」
　ブライトが苦み走った顔で言った。
「ダメだ。もし破壊に成功したとしても、破片が世界各地にバラ撒かれ
　る事になる。情けない事だが・・・俺達の負けだ」
　リ・ガズィで帰還したアムロが、ブリッジに上がりながら言った。
「ふむ・・・ラサの連邦基地は消滅するが、まだ大都市に落ちなかった
　だけマシと言うことか」
　ブライトがモニターを見つめながら呟いた。
「それはそうと・・・ネオジオンに彼が居たよ・・・」
　アムロが悲痛な面持ちで言った。
「まさか・・・やはりカミーユが！？・・・噂だとばかり思っていたが」
「だが、事実だった・・・これからの戦い、厳しくなるな」
「あぁ・・・何とか説得出来れば良いのだが・・・間に合えばな」
　アムロとブライトは、ただ落下するフィフス・ルナを、モニターで
　見つめるしかなかった。

アムロのνガンダムの出番が来るな、
ケーラのり・ガズィは戦えるのか？

>>183
ケーラ<<<<<<リ･ガズィかよ！

＞１８７
どういう意味だ？

アムロは、ラー・カイラムのＭＳデッキに足を運んでいた。
「ふっ・・・大分やられたな」
　左足と右腕が欠けたリ・ガズィを見て、アムロは自嘲的に呟いた。
「戦闘記録、見せて貰ったんですけど、ＮＴ用ＭＳ２機とやりあったんです
　って？」
　デッキの階段から、首にタオルを巻いたアストナージが降りてくる。
　ラー・カイラムのＭＳ整備技師長だ。メカニックの知識と整備の腕前は
　群を抜いている。
「あぁ。お陰でこのザマだよ。また君に苦労をかける事になるな」
「仕事ですから。第一、パイロットがアムロ大尉じゃなかったら、落とされて
　ますよ。機体が無事に帰ってきただけでも、儲けもんですよ」
　首をすくめながら、アストナージが言った。
「開発中の新型ガンダム、早く実戦投入出来れば良いんだがな・・・」
　アムロがリ・ガズィを見上げながら言う。
「アナハイムで開発中なんでしょ？アムロ大尉も設計に加わったんですよね？」
「あぁ。あれが完成すれば、対ＮＴ用ＭＳ戦も、少しは楽になる」
　アムロはカミーユの事を思っていた。このままだと、確実にカミーユを
　殺さねばならなくなる。そうなる前に、何とかしなければ。だが、死ぬのは
　自分の方かも知れない。敵に回せば、これ程恐ろしいパイロットはいない。
　カミーユは、「アムロの再来」とまで言われた男なのだ。
「何とかしてみせるさ・・・」
　アムロは、自分に言い聞かせる様に、そう呟いた。

カミーユはZガンガルにのると見た！

　カミーユのヤクト・ドーガは、レウルーラのカタパルトに着艦していた。
　ＭＳリフトに乗って、あとは自動的にデッキに収容される。コックピット
　から降りたとたん、緊張が緩んだせいか、急に目眩がしてきた。
（自分は、あのアムロ＝レイと実戦で戦ったのだ・・・）
　そう思うと、カミーユは冷や汗が出てきた。やはり、エースパイロットとの
　ＭＳ戦は、想像以上に神経を使う。相手が強力なＮＴであれば尚更だ。
　だが、勝てない相手では無い、とカミーユは思った。いや、そう自分に
　言い聞かせた。ナナイに作戦報告をする為、ブリッジに通じる通路を歩いて
　いると、前方に、背中を壁に着け、寄りかかっている男が見えた。ギュネイだ。
　カミーユは、ギュネイが苦手だった。この男を見ていると、かつてグリプス
　戦役で必要にカミーユをつけ回した、あのティターンズのパイロットを思い
　ださせる。ギュネイも、カミーユが気に入らないらしい。相性の問題もある
　だろうが、新参のカミーユが、自分より階級が上の大尉に任命された事が
　気にくわないらしい。だから、ギュネイはカミーユを上官として認めていな
　かったし、またそういう態度もとらなかった。カミーユはギュネイを無視した
　まま、通路を通り過ぎようとしたが、ギュネイが後ろから声をかけてきた。
「ヤクト・ドーガ、被弾してるじゃないか。アムロ＝レイにやられたのか？」
　カミーユはそのまま通り過ぎようとしたが、ギュネイは必要に食いついてきた。
「カミーユ大尉。あのヤクト・ドーガは新型なんだぜ？もう少し大事に乗って
　貰いたいものだな」

もっと日本語勉強したら？
「照準」が「標準」になってたり、「執拗」が「必要」になってたり
意味も考えずに、音だけで言葉を憶えてるでしょ？

無重力で通路を歩いたり壁に寄りかかるのはどうかと思います。

嫌な男だ、とカミーユは思った。昔のカミーユなら、とっくに殴りかかって
いったかも知れない。だが、今は違う。その分ギュネイは、まだ大人になり
きれてないのだと、カミーユは思った。
「ナナイ士官に、作戦報告をしなければいけないんだが、後にしてくれるか？」
カミーユは冷静に言った。
「フン。俺ならもっと上手く立ち回れたのにな。アムロだって落とせたかも」
　ギュネイが自信ありげに言った。今回のフィフス・ルナ降下作戦で、ギュネイ
　はレウルーラの護衛に回されたのだ。旗艦を守るのも重要な任務なのだが、
　ギュネイは攻撃参加出来なかったのが、不満らしい。
「そういう過信は死を招く。だが、もし死ぬときは、ギラ・ドーガに乗って
　死んでくれよ。ヤクト・ドーガは高価な新型ＭＳだからな」
　カミーユは刺々しく言い放った。
「なっ・・・！？・・・貴様ァァァ！！」
　激昂して立ち尽くすギュネイを尻目に、カミーユはブリッジへ通じる
　エレベーターへと歩き出した。こんな痛烈な皮肉を言う様では、自分も
　まだまだ大人になりきれていないんじゃないかと思い、カミーユは苦笑した。

>>192
鬼の首取った様に言うなって（ｗ

>>195
ミスを指摘するのはタブーですか

195は先生ですか？

指摘するのは最もだけど、プロの小説家でも
清書する前の下書きじゃ、誤字・脱字は当たり前と思われ。
ガンガルは自分の書いた文章、ほとんど見直してないんじゃない？
その割には誤字少ないと思うよ。たまにサザビーが喋ったり、
ギュネイがシャアのパイロットだったりするがな（w

そうか！執拗（しつよう）だったか・・・
スマソ

誤字・脱字や誤変換レベルならともかく
明らかに間違えて憶えているフシがあるんだが

毒舌カミーユカコイイ！！

ガンガルは、小説読んだ事あるのか？
小説読んだ事あったら、執拗と必要（ｒｙ

>>1-201＝ガンガル前田 ◆zxp0MsqFoQ

本当は文法的なミスも指摘してあげたいところなんだが
噛みつかれるのでヤメとく

擁護したり噛み付いたりしているのは全てガンガル先生です！

ガンガル前田 ◆zxp0MsqFoQ＝ユウ ◆zvBlPRU/S2

>>204
文法的なミスの無い完璧な小説なんて、読んだ事ないがな。
素人相手に、なに勝ち誇ったようになってんだか（ｗ
批判するのはもちろん自由だが、君みたいな評論家気取りの
一般人が１番ウザいよ

>>204
ガンガル先生の個性を否定するような事はやめてください。

>>195=>>198=>>207
おまえウザイ

そうか。もっと勉強せねばな。
今後は、俺のオナーニについてこれる人だけ読みなさい。

アニメや漫画ばかり読んでるからセリフだけに頼った文章になってしまう罠

>>209
ID違うジャン・・・アフォ？

>>212
いちいち繋ぎなおして書き込みご苦労さん

荒らさないでください。

う〜ん、ガンガルはセリフ構成や、ちょっとした心理描写は
結構センスあると思うんだけどなぁ・・・素人が小説の真似事
してる割には、そこそこ頑張ってるって事で、気長に見れば？

>>212
横レスすまんが全部ＩＤ違うのもかえってアレかと

前田先生に気持ちよく書いてもらうためにも、
なるべく雑音は入れないようにしてください。
おながいします。

ガンガル先生
誤字脱字が無ければ良いのに、
アナタの小説は最高に面白いです。

>>216
だから、何で素直に全部別人と考えられないかと小一時間（以下略

>俺のオナーニについてこれる人だけ読みなさい。

さ　す　が　大　先　生　は　お　っ　し　ゃ　る　こ　と　が　違　う　！

そろそろ続き書いていいっすか。

どうぞ。

>>219
ではなぜ前に出たＩＤが再登場しないのかと小一時間(イカ

お前ら黙れ、先生の気が散るだろ。

荒れる俺ガン小説スレと荒れないスレの違いを一度考えてみてはどうか

>>215
まぁ所々の描写は「オッ」と思うのはあるね。
基本的に青臭いけど

>>225
｢ガンガル前田」という名前に問題があるのではないかと

読み辛くは無いし、読むのを止めたくなる出来ではないし、
そこまで叩かれるモノでも無いと思うが、どちらかと言うと
荒れている最中に平然と小説うｐされて
それでまた荒れる様を見るのが楽しい（藁

>>225
ガンガルにはそんなに問題ないが、
｢先生、先生｣と呼ぶ連中に問題蟻

微妙な雰囲気になってきたな…

でもＣＣＡ見てる人間が改めて読むほどのオリジナリティはないよね

やっぱり>>83のスレが(ry

で、｢良　い　こ　と　思　い　つ　い　た」はどうするの？

>>229
先生を先生と呼んで何が悪いんだよ馬鹿
お前は学校で先生のことをなんて呼んでいるのかと

創作文芸板から来ますた
大先生のおわすスレはここですか？

もう無視して新作読ませてくれ

同人サイトでも立ててそっちでやれ。(;´Д｀)

荒らしは通常の３倍無視！
ささ、先生新作を！

>>237
なんでこのスレだけで言うんだよ！
言うならこの板の他の小説スレにもケチつけろよ！

>>235
廃墟板の住民はカエレ！

ガンガルまだ〜？

カミーユがナナイに作戦報告していると、シャアがブリッジに
上がってきた。フィフス・ルナの降下作戦が成功したのもあってか、
心なしか上機嫌の様にも見える。ブリッジ要員からドリンクを受け
取ると、シャアはストローに口をつけながら、カミーユに話しかけた。
「ご苦労だったな、カミーユ。ヤクト・ドーガにはもう馴れたかね？」
「ええ。今の所問題ありません。実戦の勘を取り戻すには、絶好の
　機体ですよ。ファンネルの調子も良い様ですし」
カミーユも、ドリンクを受け取りながら答えた。
シャアは満足げに頷いている。そこへギュネイが憮然とした表情で、
ブリッジに上がって来た。シャアがそれに気づき、ギュネイも良く
レウルーラを守ってくれた、と労った。
「フィフスは間違いなく、ラサに落ちるな？」
シャアがモニターを見ているOPに訪ねた。
「はい。この降下角度から計算すれば、確実にラサを直撃します。
　・・・最も、連邦の高官共はとっくに逃げ出しているでしょうがね」
OPは苦々しげに呟いた。
「アースノイドに対しての見せしめになれば、それで良い。作戦は成功だ」
とシャアは言った。遅れてブリッジに来たギュネイも、
「サイド１やサイド２の連中も、傍観を決めてましたからね。
　スペースノイドは全員、大佐の味方ですよ」
と満足げに言った。

新作キタ━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━!!
荒らしに負けずガンガレ！

先生と呼ばれるのは正直、気持ちの良いものですが、
こそばゆいので「ガンガルこの野郎！！」でも良いです

リ・ガズィは修理できるのか？

>>245
あんた本当にリ･ガズィ好きだな(藁

カスタムになって復活ｷﾎﾞﾝﾇ

ナイチンゲールは登場しますか？

MGのRGZ-91リ・ガズィを２機買いました、
１機はMS形態、もう１機はBWS形態にしてます。

BWS形態にさらにBWSを装着した
リ・リガズィになって復活します。

アムロとブライト、それに数名のクルーが、ラー・カイラムの会議室で
約３０分前から話し込んでいた。今後のネオジオンの対応に関してである。
「今現在、艦内にあるＭＳでネオジオンを叩くのは難しいな・・・先程の戦闘
　でも、結構ジェガンがやられた。アムロのリ・ガズィも修理中だからな・・・」
煙草を燻らせながらブライトが重々しげに言った。
「今の所、直ぐにでも出撃出来る機体は、ケーラ中尉のリ・ガズィ、ジェガン
　が７機ってとこですかね。小隊規模なら十分対応出来ますが、補充が欲しい
　所ですね」
整備班長のアストナージが言った。
「ブライト、月に行こうと思うのだが・・・」
アムロが片手でオレンジジュースのストローを弄びながら言った。
「月に・・・？アナハイムか。新型ガンダムはまだ完成していないと聞いたが」
ブライトが煙を吐きながら言う。
「機体の調整は８割方終わっていると聞いた。後は俺が直接、コックピットで
　微調整をすれば良いだけさ」とアムロが言った。
「私も賛成です。今は少しでもＭＳが欲しい所ですからね」
とケーラ中尉が発言した。女性ながら、ＭＳの安定した操縦には高い評価を
受けている。優秀なパイロットである事には違いない。
「しかし・・・アムロ大尉が不在の時に、シャアが襲ってきたら・・・」
とアストナージが不安げに言う。それを制す様に、ケーラ中尉が、
「第二波は無いはずだよ。今頃、シャアの奴も補給に勤しんでるはず。それに、
　もし襲ってきたとしても、私がアムロ大尉の分まで働けば良いんだからね」
と言った。アストナージは心配そうだったが、渋々従った。

>>245
修理が間に合わなくても、一応ケーラ機があります

>>248
微妙に迷い中です

乳でたあと胚乳の登場ｷｳﾞｫﾝﾇ

ちょっと文章がマシになってきてる。

＞アストナージが不安げに言う
で
＞アストナージは心配そうだったが
が賄えるので、表現を変えてみたりするのもいいかも。

釈然としないまでも渋々従った。
ケーラにやれやれと言った風に〜
とか

リガジーって2機あることにしたのか

数時間後、アムロの乗った小型宇宙艇ゲタが、月面のアナハイムに到着した。
ＭＳ製造・開発に関しては、世界有数の大企業である。アムロがＭＳ製造
デッキに入ると、
「あ、お待ちしてました！アムロ大尉」
とアムロに駆け寄って来る女性がいた。チェーン・アギ。新型ガンダムの
設計・開発に、アムロと共同して取り組んだパートナーである。そのチェーン
の後ろから、アナハイムの技術士、オクトバーが顔を出す。
「例の新型、調子良いですよ。ジェネレイターや駆動関係も安定してますし。
　何なら、試し乗りも、もう大丈夫ですよ」
オクトバーは人なつっこい笑顔で言った。
「いや、サイコフレームの調整が終わり次第、直ぐにでも持って行く。シャアに
　また先手を取られる訳にはいかないからな」
アムロは早速、新型ガンダム、通称νガンダムのコックピットに取り付きなが
ら言った。
「しかし、ウチの材質開発部も大したモンでしょう？なんせ、フレームの中に
　サイコミュ受信機を内臓しちまうんですからねぇ」
オクトバーが得意げな顔で言う。
「それがサイコフレームって訳か・・・うん・・・モニターも悪くないな・・
　早速調整を行うか」
アムロはνガンダムのコックピットに座り、サイコミュ受信による微調整を
始めた。
「・・・なぁ、アムロ大尉とは個人的にも親しいのかい？」
手持ちぶさたになったオクトバーが、チェーンに尋ねた。
「オクトバーさんには関係ないでしょ！さぁ、さっさと仕事に戻って。
　νガンダムの実戦装備は、まだ終わってないんですからね」
オクトバーは、やれやれと言った表情で苦笑いした。

>>253
HWSは出そうか出すまいか考えてます

>>254
アドバイスありがとん

>>255
原作は２機なかったっけ？

なんと、２機目のリ・ガズィが配備されていたのか、
アニメで見たかった、リ・ガズィが２機の戦闘シーン、
いよいよ、Zガンダムの量産型として運用されるなんて、
夢のようだ、続きが気になるな、

＞２５８
BWSのみで、２機も出ていません。

その頃、レウルーラでは、シャアがフィフス・ルナ降下作戦が成功
したのを評して、ネオジオン兵に向けてのホログラフを使った演説を
終えた所だった。シャアは、疲れた様に、椅子に深く座りこう言った。
「私は余程、道化が似合うらしい。ネオジオンが勝利した暁には、
　役者にでも転職するか」
自嘲気味なシャアの皮肉に、ネオジオン高官が苦笑する。
「総帥としてのイメージは保ちませんとな。兵士の士気に関わります」
「解っているさ。それはそうと、スゥィートウォーターに帰還する為の
　陽動作戦、頼んだぞ」
シャアが、黄土色のスーツに着替えながら言う。
「承知しております。レズン中尉が上手くやりましょう」
ナナイ大尉が横から発言する。
「頼んだぞナナイ。カミーユとギュネイも、コロニーでの連邦の連中
　との交渉に連れていく。少ない戦力での陽動だ。くれぐれも慎重にな」
「はい。お任せを」
スーツを着終わったシャアが、ネオジオン高官数人と共に、部屋を
出ていった。廊下でもシャアは再び呟く。
「さて・・・と。連邦の狸どもの前で、また一芝居打って来るか」
「総帥。自嘲癖も程々になさいませ」
冗談とも本気ともつかない表情で、高官の一人が言った。

>>256
富野風だったら

チェーンはオクトバーの言葉に嫌悪したわけではなかった。
オクトバーがゴシップ的な興味で言っていない事をしっていた。
ただ自分に好意をもつオクトバーが自分との距離を測っていただけであった。
チェーンは、オクトバーに増長ととられたのではないかと少し後悔しながらも、
真剣な面持ちで操作パネルを見つめるアムロをみて、ふと自分との距離は、
自分が思っている程近くないのではないかと感じた。

こんな感じ？ちょっと違うかな？

「良し、これで大丈夫だろう」
アムロはうっすら汗をかきながら、νガンダムのコックピットに搭載
されているサイコミュ受信の調整を終えた。
「お疲れさま」
チェーンが、アムロに冷えたジュースを差し出す。
「ありがとう、チェーン」
喉を鳴らしながら、冷たいジュースを一気に飲み干す。アムロは遠目に
誰かが叫びながら、こっちに走って来るのを見た。オクトバーである。
「ア、アムロさん！」
オクトバーは、肩を上下させながら、荒い息をしている。
「どうしたんだ？」
アムロが苦笑しながら聞く。太っているオクトバーが走ってくる様子は、
遠目から見ると、まるでゴリラが突進してくる様な印象を受けた。
「とんでもないお客が来ましたよ・・・誰だと思います？？」
「？・・・このアナハイムにか？誰だ？」
とアムロが言い終わらない内に、νガンダムの背後で声がした。
「デカいなこりゃ・・・これが新型ガンダムか。この背後に付いてる
　放熱板みたいなのは何？これも武器なの？」
そこには、１０代後半ぐらいに見える青年が、好奇の眼差しでνガンダム
を見上げていた。すぐさま整備員に見つかり、関係者以外はどうのこうの
と、お決まりの注意を受けている。青年の周りには既に、２〜３人の
腕っぷしの強そうな整備士が集まっており、抵抗する青年を取り押さえて
いる。
「なんだよ！何にも触ってないよ！折角、久しぶりに木星から帰って
　きたってのに・・・くっ、放せよ！！」

>>261
うまい

ジュドーｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

うあーマジ面白くなってｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
うるさい煽りに負けずにｶﾞﾝｶﾞﾚｰ

ジュドーがロンドベル入るとしたら何に乗るのか・・・
EX-Sとか？

アムロはその青年を知っていた。短い期間ではあったが、ハマーンのネオジオン
紛争の際に、地上で戦った同志である。
「ジュドー！？・・・ジュドー＝アーシタか！！」
アムロが驚愕の声をあげた。続けざま、
「いつ木星圏から帰って来たんだ！？しかし・・・見違えたな・・・」
と再び、驚きの声をあげた。事実、ジュドーの身長は、アムロと変わらない
程に伸びている。顔こそは、まだ童顔の面影が残り、精悍な面構えとは
言い難いが、人なつっこそうなその顔は、見る物に自然と笑みを浮かばせる。
「たった３０分前にね。ネオジオンが、またドンパチ始めたんでしょ？
　それで、ちょっとリィナの事が気になってさ。地球もだけど・・・
　痛ッ・・！いい加減放せよ！！アムロさん、こいつらに言ってやってよ！！」
ジュドーが、自分の腕を押さえつけてる整備士達を睨む。整備士達は、放して
やって良いのかまだ判断に決めかねている様子だ。
「放してやってくれ。怪しい者じゃない。俺が保証する」
とアムロに言われて、ようやくジュドーはごつい腕から解放された。
「怪しい者じゃない。って・・・せめて元ガンダムのパイロットだった、くらい
　の事は言ってくれても良いんじゃないの？？」
ジュドーがふてくされた様に言う。だが、本心から怒っているのでは無いと
いう事は、誰の目から見ても明らかだ。
「え・・・？この子、ガンダムに乗ってたんですか！？」
とチェーンがアムロに聞く。
「ああ、ハマーン抗争の終焉に一役買った功労者さ。最も、彼は戦後まもなく
　木星圏に飛び立ったから、連邦の人間でもジュドーを知ってる人は
　少ないけどね」
とアムロがチェーンに説明した。
「へぇ・・・そんなに凄い子には見えないですけどね。あ、良い意味で、です」
チェーンは不思議そうに、ジュドーを見つめた。

アムロとジュドーって面識あったっけ？

>>268
逆ギガで共闘したじゃないか！

１０分後、アムロとジュドーは、休憩室でコーヒーを飲みながら談笑
していた。まだ休憩時間では無いので、室内には２人だけしかいない。
「やっぱり地球圏は、飲み物も食い物も違うね！ジュピトリスの食い物って、
　妙に味気ないんだよね。コーヒーとかも、かなり味が薄いしさ」
アムロは、チーズバーガー４つと、コーヒーを交互に飲み食いし、旺盛な食欲
を見せるジュドーを、半ば感心しながら見ていた。
「それは良かったな。で、君の妹・・・リィナだったか？会ったのかい？」
「いや、便の予定もあってさ。月に直通のルートで帰って来たんだ。そこに、
　偶然アムロさんが居たって訳さ。リィナには、これから会いに行こうと
　思ってる。ビーチャやエル達も驚くだろうなぁ」
ジュドーは話しながらも、器用にバーガーを貪っている。が、急にジュドーは
食べるのを止め、真剣な面持ちになった。
「・・・悪いけど、アムロさん。俺、今回の戦いは参加出来ないよ。そりゃ、
　シャアのやってる事は滅茶苦茶だけどさ・・・スペースノイドは敵に回せ
　ないよ。それに、純粋にリィナの事が心配で戻って来たんだし・・・シャア
　なら、コロニーは絶対潰さないと思うしね。・・・自己中心的な言い方だって
　のは自覚してるけどさ・・・ごめん、アムロさん・・・」
ジュドーは沈痛な面もちで言った。
「君が謝る事はない、ジュドー。君はもう軍属じゃないんだし、誰も君に
　命令する事は出来ないよ。大丈夫さ。シャアのネオジオンだって、かつての
　ジオンや、ハマーンのネオジオンの時の様な、大規模な軍じゃないんだ。
　連邦軍とロンド・ベルで、十分対処出来るさ」
自分でそう言いながら、アムロはフィフス・ルナの落下を阻止出来なかった事を
思いだし、情けなくもあり、腹立たしくもあった。

>>266
ZZの変型機構をオミットした
リガズィズィ

>>266
メガゼータの発展型ギガゼータでアムロとコンビ再結成

ジュドーもカミーユに劣らないニュータイプだから
月のアナハイムに向かう途中でアムロが波動を感じるとか
そういう描写が欲しかった。

まさかカミーユと同じで
リィナがネオジオンに殺されてロンドベルに…じゃないだろうな？
燃やしても読める手紙を持ってくるのはカイあたりか？

シャングリラ行きの民間宇宙艇に乗ったジュドー＝アーシタは、
先程アムロから聞かされた、カミーユの事を考えていた。ハマーン抗争の際、
ジュドーとカミーユは、NT同士の共感の様な物で結ばれ、戦いの中で、
ジュドーはカミーユに様々なアドバイスを受けたりもしたのだった。
もちろん、当時、廃人同然だったカミーユが戦闘に参加出来る訳もなく、
精神を通じてである。そんなカミーユが、今はネオジオンにいる。正直、
ジュドーはショックを受けていた。だが、今の自分にはカミーユをどうこう
出来る立場ではない。第一、カミーユは自分の意志でネオジオンに入隊した
のだとアムロは言っていた。だったら尚更だ。アムロの言っていた様に、
ロンドベルや連邦軍に任せるしかない、とジュドーは思った。思案に没頭
している内に、シャングリラに到着したアナウンスが流れた。リィナの顔も
久々に見る。楽しみでもあり、照れくさくもあった。船を降りたジュドーは、
タクシーを拾い、リィナのﾏﾝｼｮﾝの前に着いた。部屋の前に行き、チャイムを
押す。返事が無い。鍵が掛かっているので、外出中なのだろう。リィナが
帰るまで、どう時間を潰そうかと悩んでいたその時、背後で女の声がした。
「誰・・・です？」
ジュドーは振り向いた。リィナだった。買い物帰りらしく、パンやら牛乳やら
が詰まった買い物袋を下げている。
「何だ？兄貴の顔を忘れたのかよ！？」
リィナの顔に、歓喜と驚きが混ざり合った色が見えた。
「・・・！！お兄ちゃん！？ホントに・・・？？」
「当たり前だろ！本物だ。背が伸びて男前が上がったから、解らなかったか？」
「お兄ちゃん！！」
リィナは、買い物袋を投げ出して、ジュドーに飛びついていた。
ジュドーは、帰ってきて良かった、と思った。

>>273
しまったわすれてた

>>274
まさかー

ギガゼータは反則っぽい気がする・・・

>>268
ガンガル設定だろ

その晩は、リィナが作ったローストビーフを２人で食べて、
兄妹の再開を、心から楽しんだ。ジュドーはジュピトリスの飯が
如何に不味いかを力説し、また、恋人ルー＝ルカと別れた事を告げた。
リィナは、学生生活を楽しげに話し、ボーイフレンドも出来た事を
告げた。ジュドーはふざけて、まさかビーチャじゃないだろうな、と
言った。２人は心から笑った。
「所でリィナ。ビーチャやエル達は、元気にしてんのか？」
ローストビーフを食べ過ぎて、少し腹の出たジュドーが言った。
「う、うん・・・ただ、エルさんとイーノさんは、今地球にいるんだ」
リィナが答えた。
「地球！？何で地球に・・・？」
ジュドーが不思議そうな顔で聞いた。
「あ、あの詳しい事は知らないんだけど、エルさんとビーチャさんの
　間でも、何かあったみたい・・・」
「はは〜ん・・・そういう事か。あいつらも大変だな」
ジュドーは悪ガキの様な顔をして笑った。
「じゃあ、ビーチャとモンドはシャングリラにいるんだろ？」
「うん。明日にでも会いにいったら？きっと２人ともビックリするよ」
リィナが楽しそうに言った。
「そうだな。楽しみだ」
久々に会う悪友達の事を思うと、ジュドーは楽しくなってくるのだった。

なかなか面白いな

食い物がついてまわるのがガンガル風なわけだね。ｗ
いや批判しているのではない。
ある意味個性だと言っておく。

コウウラキでないかなぁ
あいつも一応軍属だし

>>282
正規の軍人を捕まえて「軍属」はなかろう

セリフの「・・・」は・・・極力・・・減らしま・・・しょう・・・

翌日、ジュドーはシャングリラのレストランで、悪友２人と再開した。
ビーチャは髪を短く切っており、ジュドーよりも背が高い。女の子に聞けば、
１０人中、４人は「ハンサム」という答えが返ってくるような、中途半端な
優男になっていた。モンドは、基本的に変わっていないが、かなり恰幅が
良くなった様だ。今は２人で、小さなジャンク屋を経営しているらしい。
とにかく、旧友３人は心から再開を喜んだ。
「お前、エルとは別れたのか？」
ジュドーの突然の質問に、ビーチャはコーヒーを吹き出した。通りかかった
ウェイトレスが、怪訝な表情をしている。
「な、なんだよいきなり！・・・誰に聞いたんだ！？リィナか？」
ジュドーが頷くと、ビーチャはやれやれと言った表情で言った。
「ま、色々あってな・・・なんつーか、性格の不一致っつーか、すれ違い？
　とにかく、フッたのは俺の方だけどな」
「ウソばっかり。ビーチャの浮気がバレて、エルに思いっきり平手打ち食らって
　泣いて（別れないでくれ！）って言ったのはどこのどいつだよ」
とモンドが意地悪そうに、笑いながら言った。
「なっ・・・！こっ、このぉ！！モンド裏切ったな！！」
ジュドーは吹き出しながら、危うく喧嘩になりそうな２人をなだめた。
「・・・所でジュドー。お前はルーと上手くいってんのかよ？」
ビーチャが、まだ不機嫌そうな顔で聞いた。
「ん・・・まぁ、こっちも色々あってな。別れちゃったよ」
ジュドーはレモンティーを不味そうに飲みながら言った。
「そうかぁ〜。あいつ気が強いもんなぁ・・・そうかぁ」
何故か、ビーチャは嬉しそうに言うのだった。

・・・

ほぅ・・・

少し間をおいて
ためらったように
考えながら
言葉を選びながら
ゆっくりと
ぽつりぽつりと
面倒臭そうに
迷いながら
ETC

これらを巧く使って「・・・」を減らしてみよう。

>>287
温帯後輪ｗ

しかし、ガンガルも１日で随分成長したと思うよ

>>288
なるほど気をつけてみるよ

>>285
ちょっと書きすぎかな。
そういう状況を読み手に妄想させるようにしたほうがいいのでは？

行間の使い方は難しいよな

「でもさ、何でエルとイーノは地球に行ったんだ？？」
ジュドーは、追加オーダーしたサラダを食べながら、ビーチャに聞いた。
「それがよぉ、聞いたらビックリするぜ？あいつら、俺とエルが別れた
　後、あいつらくっついちゃったんだぜ！」
と、ビーチャが半ば自嘲的に言った。
「なっ！？ホントかよそれ！でも、何でイーノと？？」
ジュドーは、サラダを食べる手を休め、興味津々の様子で聞いた。
「まぁ、ビーチャと別れた後、イーノに色々と相談してたみたいだった
　からな。イーノも優しいじゃん？それでエル、コロッと落ちちゃった
　んじゃないかな。まぁ、地球で何やってるかは分かんないけど」
と、モンドがビーチャの変わりに答えた。
「なるほど、ね。女って、難しいな。ビーチャ」とジュドーが言うと、
「まったくですな」とビーチャも肩を竦めて同意した。
しかし、一瞬ジュドーの表情が曇り、
「でも、地球にいるんだったら危ないよなぁ。シャアは地球潰しを
　しようとしてる訳だし」と、不安を露わにした。
「コロニーだってそうさ。まぁ、大抵のスペースノイドは、シャアの
　味方だけどさ。それでもネオジオンが暴走して、コロニーが攻撃される
　可能性だってあるし、下手にシャアに味方すれば、今度は連邦軍に目を
　付けられるからな。戦争中に、平和な場所なんてないよ」
とビーチャは言った。その通りだ。今まではコロニーは安全だと思い
込んでいたのだが、決してそんな事はないのだ。ジュドーは、深く
悩んでいた。

＠

スープ
ワイン
子羊のソテー
洋梨のムース
揚げ団子
サンドイッチ
ドリンク
オレンジジュース
ジュース
コーヒー（アムロ、三連続でドリンク）
チーズバーガー
ローストビーフ
コーヒー
レモンティー
サラダ

レストランガンガル、次のメニューはなにかね？

ガンガル！やるようになったな！

その頃、月のアナハイムでは不穏な動きが見え隠れしていた。
閉鎖された作業ドッグの中で、１人の太った男が通信をしていた。
「ええ・・・はい。いえ、問題ありません。サイコフレームの出所は、
　上手く誤魔化せましたから。はい・・・大丈夫です。新型ガンダムにも
　既に、細工をしてありますので。作戦当日はは出撃不可能でしょう・・はい。
　了解しました。ナナイ大尉。では」
男は、額から流れる汗を、無造作に手で拭った。オクトバー技師である。
彼は、ナナイから特命を受け、アナハイムに故意にサイコフレームの情報を
流す為の工作員だったのだ。もちろん、強力なガンダムなど存在しない方が
ネオジオンにとっては都合が良いのだが、あくまでもアムロとの対等の条件
での決着を望む、シャア個人のエゴであった。オクトバーは、シャアを潔い
男とも思い、反面、肝の小さい男だとも思った。もうすぐ、ネオジオン本隊は
スウィートウォーターに撤退する。それをカモフラージュする陽動作戦で、
ロンド・ベルに攻撃を仕掛けるＭＳ隊がいるのだ。だが、そこに新型ガンダムが
出撃して、返り討ち、または、もしも陽動作戦と発覚する様な事があれば、
作戦は水泡と化す。「ガンダムに細工をした」というのは、それを恐れての事
だった。この事を、シャアは知らない。ナナイ大尉の独断の命令である。
ナナイは、シャアがあまりにもアムロに拘りすぎる事を嫌っていた。口に出して
注意した事はないが。だから、もちろんシャアには知らせていない。この
工作で、２〜３時間は、新型ガンダムの出撃は遅れる。本当は事故に見せかけて
破壊してしまうのがベストなのだが、それでは流石にシャアにバレてしまう。
こういう難しい駆け引きも、ネオジオンの中にはあったのだった。

>>296
ワラタ

疲れたのでまた明日。

と思ったけど、後ワンエピソード書こう

>>297
ありがとん

面白くなってきやがった！

ジュドーは悩んでいた。もちろん、戦争に参加する気はさらさら
ないのだが、このまま何もしないで良いのか、と。
以前の戦いでジュドーは、当初は、半ば戦争に巻き込まれた様な形になり、
仕方なく戦っていた。リィナの事もあったので。だが、戦争が過激さを
増していくにつれ、自然と自分の意志で闘う様になっていた。
だが、多くの仲間も失った。もう２度とＭＳには乗るまいと誓った。
今度のネオジオンも、また地球にコロニーを落とさないとも言いきれない。
シャングリラにも危機が及ぶかもしれない。シャアの思想も理解出来なく
もないが、あまりにも極端過ぎる。大体、今のシャアとかつてのハマーン
やシロッコのやろうとしている事に、どれだけの差があるというのか。
同じだ。ジュドーは、とりあえずもう１度アムロと話してみる事にした。
戦うか、戦わないかは、それから決めても遅くはないと思った。
もし、再び戦争に身を投じる事になっても、リィナも解ってくれる
だろう。かつて、ガンダムで戦い抜いた自負もある。経験もある。
こんな事を考えている様では、ほとんど戦う事を決めた様な物では
ないかと、ジュドーは自分を客観的に見て、苦笑した。

また明日

先生ガンガレ

やるな、ガンガル！

ジュドーがシャアを説得しにいく展開キボン

ジュドー＆シャアよりも
ジュドー＆カミーユがおもしろそうだな。
ZZをふまえてどうなるかな

>>307
ハマーン→シャア
プル→カミーユ
ってことか！いいなそれ。

ルーがネオジオン側に参戦。
戦場でジュドーと共鳴しあっているところを
強化によって情緒不安定なギュネイに裏切りと勘違いされ
友軍のギュネイに落とされるルー。
それを目撃したカミーユ＆感じ取ったアムロ。
「人は同じ過ちをくり返す、、、、。」

ガンガルよ、セイラさんは絶対にだすように

>>310
そうだね、シャア×アムロを語る上ではセイラは必要だ。マジな話

ジュドーまで、出てくるとは面白くなって来た、
もし、彼がＭＳに乗るなら、リ・ガズィに乗って、
カミ―ユのヤクト・ドーガと戦えるのだろうか？
宿命の戦いはどうなるのか、続きが気になる。

ハマーンとプルも出せ



生きてた事にして

>312
俺もそれ気になる。
ｶﾞﾝｶﾞﾙ先生、実はνを２機作ってたなんてのはナシよ。

リファインZがリ・ガズィでしょ？
ガンガル設定でリファインZZつくちゃえ〜

胚乳→アムロ
HWS→ジュドー

もしも、リ・ガズィ・カスタムが
出てきて、それにジュドーが乗ったりして、
出撃する、それも見てみたいな、

今日はまだ先生来てないんですか

カミーユ専用ヤクトドーガって頭部の形状＆配色はどんなんだろね。

青と白だったりして、
ジュドーのリ・ガズィは
青と白かもしれない。

シローとアイナの子供って逆シャアだと何歳ぐらいだ？
プルぐらいの歳にはなっているような気がする。
そういうキャラを出しても面白いよね。

>>321
ハサウェイ、クェスにぶつけるのか？

「どういう事だ・・・！？駆動系の回線がショートしてるし、モニターにも
　ノイズが・・・サイコミュ受信のメモリーも、ほとんど白紙になってるじゃ
　ないか！！」
アムロ＝レイは、普段の彼からは想像出来ない様な形相で、激昂していた。
νガンダムの心臓部、コックピット周辺の機器が滅茶苦茶になっていたのだ。
「昨日、俺がチェックした時は、すべて正常だったんだぞ・・くそっ！
　チェーン、オクトバーを呼べ！」
「は、はい！直ぐに」
チェーンは半ば怯えた表情を見せて、駆けていった。そして、チェーンと
入れ替わる様に、アナハイムの職員らしき男がやって来た。
「アムロ大尉、ラー・カイラムから電信です」
そう言うと、男は小さな紙の様な物をアムロに差し出した。
「ん？・・・ネオジオンの第二波が、ラー・カイラムに接近中？直ちに帰投
　せよ、か・・・くそっ！こんな時に！」
男は、激昂するアムロを尻目に、用が済んだかの様に去っていった。
アムロは最悪の場合、ジェガンでも出撃する事を決めていた。ラー・カイラムが
落とされる事は無いとしても、こういつもシャアに先手をとられているばかり
では、勝てる戦も勝てなくなる。そうこう思案している内に、チェーンが
オクトバーを連れて来た。
「νガンダム、機器関係がおかしいんですって？」
オクトバーは、まるで他人事の様に、呑気に聞いた。
「どういう事なんだ！！あれだけ精密にチェックした筈なのに、１日でこれだけ
　異常が出る事はありえない！そっちの人為的ミスじゃないのか！？」
アムロはオクトバーに詰め寄った。普段は温厚なアムロが、珍しく激怒している
のを見て、オクトバーは申し訳なさそうに言った。
「いえ・・・昨日、アムロ大尉が調整を終えた後は、コクピット周辺の機器には
　誰も触れておりませんし・・・いや、結局は我々の管理の甘さが招いた結果
　でしょう・・・申し訳ない」
「謝って済む問題か！シャアはそこまで来てるんだぞ！くっ・・・」
アムロは、サイコミュ受信のモニターを、恨めしげに見つめた。

きた

前田先生はこのキャラたちって知ってる？
ユウ・カジマ（ブルーディスティニー）
カール・シュビッツ（シルエットフォーミュラ９１）
ボッシュ（Ｆ９０）

その朝、ジュドーは何か嫌な予感がしていたのだ。かつてネオジオンと戦った
時も、何度も感じた事のある感覚だ。それは決まって、強力な敵が現れる時、
仲間が危険にさらされている時、仲間が死ぬ時等に感じられた。NTはエスパー
ではないが、こういった風な危機を感じ取る第六感の様な物が、異様に優れて
いる。ジュドーはリィナに断って、予定を早めてアムロがまだ滞在している
アナハイム行きの船に乗った。
その頃アムロは、アナハイムのＭＳ格納庫で、チェーンと話していた。
「リ・ガズィは無いのか？」
アムロが苛立たしげに聞く。
「えぇ・・・ラー・カイラムに配備されている２機だけです。変形機構に
　問題があって、量産化は見送られましたからね。νガンダムの量産化も
　結局はコストの関係で白紙になっちゃいましたし・・・後、製造中の
　高機動可変型の新型ＭＳもありますけど、現状では整備が６９％の状態です。
　実戦投入にはとても間に合いません」
チェーンがアムロの顔色を伺いながら、無念そうに言った。
「くそっ・・・！本当にジェガンで出るしかないとはな・・・」
アムロが苦渋に満ちた表情で言うと、チェーンが思い出した様に言った。
「あっ・・・ジェガンと言えば、アムロ大尉には少々物足りないかも知れません
　が、ほぼカスタム機に近いＳＴ（スターク）ジェガンがあります」
「ＳＴジェガン？」
アムロが興味深そうに聞く。
「ええ、外見や操縦系統等は、従来のジェガンとほぼ同じですが、後方支援を
　コンセプトにした機体です。ミサイルランチャー、熱誘導式機雷、２００mm
　キャノン方等を新たに装備していています。バックパックに大型バーニアを
　装備しているので、宇宙空間での機動性も、むしろ向上しているくらいです。
　操縦にクセがあるのが問題ですが、アムロ大尉ならきっと大丈夫ですよ」
チェーンは、まるで自分の作った機体の様に、満足げに説明した。
「なる程な・・・とにかく、使える機体で出るしかないか。よし、火を入れる」
アムロは決心し、ＳＴジェガンのコックピットへ向かった。

>>325
ユウ・カジマ=ジェガンでアクシズ押した人

ボッシュ＝新型ガンダム奪った、ネオジオンのスパイ

カール・シュビッツ・・・この人は誰だっけ

この時代モンシアはなにしてたんだ？

ＳＴガンかと思ったら別物かよ
偵察型で戦うアムロも見てみたいが(w

スタークって核ミサイル搭載型だろ？

>>328
グリプス戦役でカミーユにやられちゃったんじゃないの？

アナハイムに到着したジュドーは、何かに導かれる様に、ＭＳの
格納庫へと向かっていた。途中で何人かの整備士に止められそうになった
が、無理矢理振り切って駆けた。何か嫌な予感がする。アムロに会わな
ければ。ジュドーはようやく格納庫へ到着し、アムロがジェガンタイプの
ＭＳに乗り込もうとするのが見えた。
「アムロさん！！」
とジュドーが叫んだ。アムロがこちらを向く。
「ジュドー・・・会う約束は明後日じゃなかったか？とにかく、出撃
　しなきゃならないんだ。悪いが話している暇は無い」
と言いながら、アムロはＳＴジェガンのコックピットに乗り込んだ。
「ちょ、ちょっと待ってよ！なんて言うか・・・こう上手く言えない
　けどさ、それに乗ったら、アムロさん帰ってこれないよ！！」
ジュドーは自分でも何を言っているのか解らなかったが、ふいにそんな
言葉が口から出てきたのだ。
「何・・・！？どういう事だジュドー？」
アムロも不審そうに聞く。チェーンも心配そうな顔をしていた。
「だから・・・上手く言えないけどさ。ＮＴの直感って言ったら、
　解って貰える？何か、嫌なんだよね・・・その機体」
流石にアムロも躊躇した。ジュドー程のＮＴ能力を持つ者が、そう言う
のであれば、確かに信憑性はある。実際、アムロもジュドーが来る前に
コックピットハッチを触った時、妙な悪寒がしたのだった。この機体で
出撃すれば、落とされるという事か。それとも、機体自体に何か原因が
あると言う事か。しかし、ラー・カイラムにネオジオンが向かっている
以上、出撃しない訳にはいかなかった。

アムロあぼ〜んして
ジュドｰが隕石押しますか？

>>331
せっかくだからモンシアもユウと一緒にアクシズ押させてやろうよ（ｗ

若き日のロメロも参加させてあげて

「俺、やっぱり戦う事にしたんだ、アムロさん」
ジュドーが唐突に口を開いた。アムロは驚いている様子だ。
「本気か・・・？前にも言ったが、強制は出来ない。君は軍属では無いのだから。
　気持ちは確かに嬉しいが、リィナとも良く話し合ったのか？」
「ああ。リィナも解ってくれた。軍属じゃ無いって言われたって、ガンダムの
　パイロットは、ほとんど当初は民間人だったじゃない。アムロだって」
ジュドーが笑いながら言った。それもそうだな、とアムロも苦笑した。
「でも、何で新型ガンダムで出ないの？もう完成してるんでしょ？」
ジュドーが不思議そうに聞く。
「ああ・・・ちょっとトラブルがあってね。サイコミュ受信の再調整だけでも、
　２〜３時間はかかってしまうからな」
アムロが苦々しげに言った。
「じゃあ、アムロさんはその作業続けなよ。俺は、何か適当なＭＳ見つけて
　出るよ。多分、ブライトさん辺りが危険なんでしょ？それに、ジュピトリス
　でも、作業中にＭＳに乗ってたりしたからね。腕は衰えてないはずさ」
とジュドーは言った。
「しかし・・・本当に良いのか！？それに、適当なＭＳと言ってもジェガンや
　旧式のＭＳしか置いてないしな・・・」
とアムロが頭を悩ませている時、チェーンが口を開いた。
「ねぇ、ジュドー君って、ＺＺガンダムに乗ってた事あるんだったわよね？
　それなら、ピッタリの機体が、もしかしたら廃棄ＭＳ用の１６番倉庫に、
　まだ残ってるかも・・・」
「え？もしかしてＺＺがまだ残ってんの！！」
ジュドーが嬉しそうに聞く。
「流石にＺＺは、もう解体されちゃったけどね。でも、その予備パーツや
　試験型の機体が、確かまだ残ってた様な・・・」

コウ、セイラ、ミネバはだすんのよ、ガンガル。
コウはおれっち好きなだけだけど
ミネバセイラは絶対に組み込んでけろ

ついでにファ、フォウ、ロザミィの亡霊も。

逆シャアに出て欲しいキャラをリクエストするスレはここですか？

「アムロさん、そのジェガン、ホントにちゃんと調べた方が良いからね！！」
とジュドーは言い残して、チェーンと共に１６番倉庫へと向かった。
「でも、廃棄用ＭＳの倉庫って・・・本当に使える機体あるの？？」
ジュドーが心配そうにチェーンに聞いた。
「廃棄と言っても、色々あるからね。中には新品同様のＭＳもあったりする
　んだから。さぁ、着いたわ」
１６番倉庫は、最初アムロ達と居たＭＳ製造デッキから、５００ｍ程離れた
寂れた場所にあった。
「もう、何年も人が出入りしてない感じだね」
ジュドーが呟いた。
「あれ・・・？おかしいわね・・・ハッチが開いてるわ」
１６番倉庫の入り口ハッチが開いていた。チェーンは不審に思ったが、この
倉庫に盗む様な物は置いていないので、大して気には止めなかった。
２人は倉庫へと足を踏み入れた。ひんやりとした空気が身を包み、埃臭い。
周囲には、パーツ類や、朽ち果てた巨人の様なＭＳが数機散乱している。
「ジャンク屋が見たら、ヨダレ出して飛びつきそうな場所だけどね」
と笑いながらジュドーは言った。とその時、５０ｍ先くらいに見える、直立して
いるＭＳの影に、１人の人影と、何やら通信している様な話し声が聞こえてきた。
「チェーンさん、ちょっと！誰か居るよ」
ジュドーが小声で話すと、チェーンは
「え？誰だろう。整備士がサボってたりして。お〜・・・」
とチェーンが人影に呼びかけようとした瞬間、ジュドーは慌ててチェーンの
口を塞いだ。直感で、危険を感じ取ったのだった。
「静かにして！何か、あいつ変だよ・・・気付かれない用に、もう少し近づいて
　見よう」
２人は、人影に気付かれない様に、資材に隠れながら進んだ。

だんだんスパロボになってきたな…

軍用のものが
倉庫にたまたま落ちているから使えてしまうだなんて
いくらなんでもあり得ない
廃棄予定でも厳密に管理されていないとおかしくないか

ジュドーとチェーンの絡みは初めてだな、
ジュドーのリ・ガズィは無さそうだし、
今から作っても、間に合いそうにないし、
どうやって戦うのか？他のＭＳはあるのだろうか？

２人は、人影まで１５ｍ程の場所まで進んだ。上手く資材に身を潜めている
ので、向こうからは気付かれないだろう。資材の隙間から、様子を伺う。
人影は、どうやら男の様だ。話し声が聞こえる。
「・・・はい。全ては予定通りに。アムロ＝レイも恐らくは問題ないかと。
　事故に見せかけて消せます。・・・ええ、もし失敗しても、次の手は考えて
　ありますので。ただ、予定外はあのジュドー＝アーシタです。・・・はい。
　少し強引な手を使えば、消せない事もないですが・・・そうなれば、私も
　チェーンも、最早アナハイムには居られませんがね。・・・はい。了解
　しました、オーヴェ＝ザビ准将。ジーク・ジオン」
通信が終わるか終わらないかの瞬間に、ジュドーは男に飛びかかろうとしたが、
後頭部に、何やら冷たい金属の様な物を押し付けられたので、動けなかった。
銃口だった。
「勇ましいものですね。ジュドー・アーシタ」
チェーンは、ジュドーの頭に銃口を突きつけたまま、言った。
「・・・一体、何の冗談だい？チェーンさん・・・」
ジュドーが静止したまま言った。その時、ようやく何者かと通信をしていた男
が、こちらに気付いた様だった。
「！？・・・チェーンか？一体どうし・・・ん？そいつはジュドー＝アーシタ
　・・・バレたのか！？我々の正体が」
太った男が、不安げに言った。オクトバーだった。
「問題ない・・・と言いたい所だけど、ジェガンの細工を見破られたわ。
　ＮＴの直感というものを目の当たりにして、正直驚愕している所よ・・・」
チェーンが、ジュドーの後頭部を見つめながら言った。ジュドーは、混乱して
いた。何なんだ。これは何かの悪い冗談か。だが、その混乱とは裏腹に、
オクトバーとチェーンの命も、もうすぐ終わるのだろうな、と冷静に感じて
いる自分がいるのに驚いた。現に、自分の命も危ないというのにだ。

うーーん・・・。チェーンの扱いがそんなのでいいのか？

「さっきザビって名前が出てきたけど・・・ザビって、あのザビ家かよ！？
　滅びたんじゃないのかよ、ザビ家は！！」
銃口を押し付けられたまま、ジュドーが口を開いた。
「ふん。ネオジオンも一枚岩では無いという事だ。どちらにしろ、死にゆく
　貴様がこれ以上知っても何の意味もない」
と、オクトバーが冷たく言い放った。
「どうなんだよ、チェーンさん！！あんたもネオジオンのスパイだって
　のかよ！？くそっ・・・」
ジュドーが歯ぎしりさせながら聞くと、チェーンは静かに答えた。
「ええ、そうよ。当初はνガンダムを完成させるだけで良かったんだけど、
　こっちにも色々事情があってね。シャアは優れた指揮官だけど、人の上に
　立つには、個人的感情が先走り過ぎるのよ」
「それ以上話しても、何の意味もなかろう？早く消せ」
とオクトバーが遮る様に、冷たく言い放った。
「くっ・・・俺を殺したとしても、逃げ切れるとでも思ってんのか！？」
ジュドーが叫ぶ。
「抜かりはないよ。・・・だが、まさかこんな形でアナハイムを抜けるとは、
　夢にも思わなかったがね。全ては、君というイレギュラー的存在のせいなの
　だよ。ジュドー・アーシタ君」
唇が引きつった様な笑いを見せながら、オクトバーが言った。そして、
チェーンの持つ銃に、力が込められる。こんな所で死ねるか。ジュドーが捨て身
の覚悟で銃をもぎ取ろうと決意した瞬間、銃声が聞こえた。
「止めるんだチェーン！！」
アムロが銃を持ち、こちらに向けて構えている。オクトバーにも、チェーンにも
被弾していない。威嚇射撃の様だった。２〜３秒後、アムロの後ろから、多数の
銃を持った警備兵が現れた。

「おかしいとは思ったんだ・・・ＭＳ廃棄用の倉庫に、いくら何でもすぐ
　動かせるようなＭＳがある訳がない。それに、ＳＴジェガンのシートの
　裏から、爆弾が発見されたよ・・・シートに座ったら、３０分後に自動的に
　爆発する様にセットされていた。チェーン・・・君がやったのか？？」
アムロが、怒りとも悲しみともつかない様な顔をして、チェーンに尋ねた。
チェーンも心なしか、悲しげな表情を浮かべている。口を開こうとした時、
「νガンダムとジェガンに細工したのも、この俺ですよ。アムロ大尉。何せ、
　整備主任ですからねぇ。怪しまれずに・・・ってやつですよ」
とオクトバーが引きつった笑みを見せて言った。
「貴様・・・！！ネオジオンの工作員なのか！？まさか、サイコフレームの
　情報も・・・」
アムロが激昂して聞くと、
「ご名答です。一応、シャア大佐の名誉を傷つけない様に言っておきますけど
　ね、大佐はサイコフレームの情報を故意にアナハイムに流せ、と命令された
　だけです。他のは、別系統の指令でしてね・・・」
と、オクトバーが答えた。続けて、
「・・・たった一機で戦局を左右する。NTとガンダムという、最悪の組み合わせ。
　そんな化け物を無視できる訳ないでしょう？だから、貴方とガンダムを消す
　しかなかったんです。アムロ大尉」
と言った。警備兵が、オクトバーとチェーンに照準をつける。オクトバーが
動き、ジュドーを盾にして、こめかみに銃口を突きつけた。
「むざむざ死ぬつもりは無いんでね。おっと、動かないで下さいよ？」
ジュドーを盾にしながら、倉庫の奥へ向かうオクトバー。チェーンもそれに続く。
「・・・残念だよ、チェーン。君がシャアの地球潰しに力を貸してるなんて」
アムロが銃口を向けたまま、言った。

ナナイ代わりにハマーンを・・・（ナナイはハマーンの変装だったとか）

「貴様に、何が解る！！」
オクトバーが、吠える様にアムロに言った。
「良いか、チェーンの家族はな・・・」
「止めて、オクトバー」
チェーンが言った。
「いいや、聞かせねばなるまい・・・チェーンの家族は、ジオン残党狩りで
　ティターンズに殺されたんだ！！ジオン兵の親戚だから。たったこれだけの
　理由でだ！！チェーンの目の前でな！！しかも、母親は殺される前に・・・」
「止めてオクトバー！！」
チェーンが遮る様に叫ぶ。目には涙が溜まっている。
「チェーン・・・」
アムロが、哀れむ様にチェーンを見る。
「俺の妹だって、ジオン残党狩りでやられたんだ・・・人には、それぞれ戦争
　する理由があるんだよ。だから、あんたにとやかく説教される覚えはないん
　だよアムロ＝レイ！！」
オクトバーが吐き捨てる様に言った。オクトバーも目が赤くなっている。
「だからと言って、シャアに地球潰しをさせる訳にはいかないんだよ！！
　これじゃ、永遠に同じ事のくり返しじゃないか！！」
人質に取られている、ジュドーが言った。
「そうだ。ネオジオンが戦火を広げるのを、これ以上黙って見てはいられない。
　確かに連邦政府のやり口には、俺も憤慨を覚えるが、人は経験を積んで成長
　出来るはずだ。もう一度、その可能性を信じてみてくれないか。チェーン。
　オクトバー・・・」
アムロは、銃口を下ろしながら静かに言った。

＾＾

まさかだけど逆シャアのEDにでてくる赤ん坊の泣き声は
エルとイーノの子供じゃねーだろうなぁ

「・・・もう遅い！！どちらにしろ、あんたは危険なんだよアムロ＝レイ！！」
オクトバーが、銃口をアムロに向けたその瞬間、隙をみたジュドーが、
オクトバーの顎に強烈な頭突きをかます。悲鳴を上げて、オクトバーがのけぞる。
「撃つなよ！！」
アムロがそう叫び、警備兵達と、すかさず駆け寄る。が、体勢を崩したかに
見えたオクトバーの銃口は、確実にアムロの頭部を狙っていた。アムロは銃を
下げたまま駆け出してている。間に合わない。死ぬ。アムロがそう思った瞬間、
チェーンが視界に飛び込んできた。銃声。チェーンが人形の様に、倒れた。
「ば・・・馬鹿な・・・チェーン・・・」
オクトバーの銃を持つ手が震えている。警備兵が、オクトバーに向けて３〜４発
発砲した。数秒後、オクトバーという存在は歴史上から消えた。１人の警備兵
が、倒れているチェーンにも銃口を向けた。アムロが駆け寄る。
「止めろ！！もう彼女に抵抗の意志はない！！」
アムロは、チェーンの上半身を引き起こした。腹部が真っ赤に染まっている。
「チェーン・・・どうして・・・」
アムロは震える声で言った。
「・・・解ってたのよ・・・同じ事のくり返しだってね・・・人類は、いつの
　時代も同じ過ちを繰り返す・・・私たちは、一生、メビウスの輪から抜け出せ
　ないのかもね・・・アムロ・・・今更、信じて貰えないかも知れないけど、
　貴方の事は好きだったわ・・・その・・・優しい目が・・・死んだ兄にそっく
　り・・・ふふっ・・・ゴフッ・・・貴方を殺そうとした女に、こんな事言われ
　たって、信じろという方が無理よね・・・」
チェーンは弱々しい笑みを浮かべながら言った。
「もう、良いんだよ・・・無理して話すなチェーン。もうすぐ救護班が・・・？
　・・・チェーン！？おい、チェーン！チェーン・・・！！」
ジュドーは、泣き崩れるアムロを見ながら、チェーンやオクトバーの魂は、
安らぎの国へとたどり着けるのだろうかと思った。そして、かつて戦場で散って
いった仲間達の事を思い、２人の魂を導いてくれるよう、祈るしか出来なかった。

この数日で急に読める文章になってきたので期待

チェーンがあぼーんで、ベルトーチカが復活ですか？

ガンガル先生マンセー！
ガンガル先生は神！

｢｣一つより複数使った方が間を出せるかと、こんな感じ。

「・・・解ってたのよ・・・同じ事のくり返しだってね・・・｣
｢人類は、いつの時代も同じ過ちを繰り返す・・・｣
｢私たちは、一生、メビウスの輪から抜け出せないのかもね・・・｣
｢アムロ・・・｣
｢今更、信じて貰えないかも知れないけど、貴方の事は好きだったわ・・・｣
｢その・・・優しい目が・・・｣｢死んだ兄にそっくり・・・ふふっ｣
｢・・・ゴフッ｣
｢・・・貴方を殺そうとした女に、こんな事言われたって｣｢信じろという方が無理よね・・・」

ガンガル前田先生新作を！
先生の新作がなければ生きて逝けません！

>>356
いやそれは変だろう。よけい読みにくい

第２部「愚か者（フール）達」

その頃、ネオジオン艦隊と共に行動していたオーヴェ・ザビ准将は、コロニーへ
連邦との調停交渉へ向かうシャアの小型宇宙艇を、大型凡庸戦艦インドラジット
（レウルーラの同型艦）の中から見ていた。オーヴェ准将は、ギレン・ザビの
遠縁に当たる家柄だが、１年戦争を生き延び、ハマーン抗争の際も慎重派を通し、
積極派のハマーン＝カーンと対立していた。結果、慎重派だったオーヴェ准将は、
連邦の目をかいくぐり、生き延びることに成功したのである。そして、何故か
シャアのネオジオン旗揚げに積極的に賛同し、資金援助もした。いわば
スポンサー的な存在であった。一応、シャアを総帥として盛り立てているのでは
あったが、個人的にはシャアと同等の立場にあると考えていた。シャアもザビ家
を嫌っていたのもあって、結局は互いに利用して、利用される、損得勘定だけの
間柄でもあった。
「行ったか・・・奴の小芝居には定評がある。連邦の腑抜け共も、コロリと
　騙されようて」
と皮肉を言い、葉巻を燻らせ静かに笑いながら、
「レウルーラのナナイ大尉に、連絡をとれ」
とOPに命じた。数十秒後、ブリッジのモニターに、ナナイ大尉の顔が映った。
「准将。私からも丁度、報告をしようと思っていた所でして・・・」
とナナイから口を開いた。
「悪い知らせの様だな・・・」
オーヴェ准将は、重々しく言った。
「ご明察、痛み入ります。アナハイムに潜入していた工作員から、連絡が途絶え
　ました。恐らくは・・・」
「・・・まぁ、よい。アナハイム内部のデータは十分取れたのであろう？
　それに、ナイチンゲールの完成も、間近というではないか。あれが実戦配備
　されれば、如何にガンダムとて」
予想外に上機嫌なオーヴェ准将の表情を見て、ナナイはホッと胸をなで下ろした。

なぁ、アムロとジュドーは面識あったっけ？
俺、記憶にないんだけどさぁ
あるなら、いつ頃なのか教えてほしい

やった！新作だ！先生ありがとうございます！
神だ！シャア板に神が降臨された！

>>360
小説版ＺＺも読んだことのないアニメ厨は失せろ！

小説版では地球で会ってるよ

知ったか360を晒し上げ(プ

>>360
ＺＺのアニメで、地球上の戦闘で出てきた様な・・・？？
いや、多分俺の勘違いと思われます・・・
ガンガル設定では、コロニーがダブリンに落ちた時に、少しだけ
ジュドーと共闘しとります

ありがとう。そうか小説はあってたんだ。
ZZは小説読んでないんだよな
今から小説買って出直してくるわ

「ザビ家か・・・まだ生き残りがいたとはな」
アムロは、ぽつりと呟いた。銃撃の惨劇から３０分後、アムロはジュドーはまだ
１６番倉庫にいた。アナハイムの職員が持ってきてくれたコーヒーも、口をつけ
ずにいたので、とっくに冷めていた。
「オクトバーもチェーンさんも、いわば戦争の犠牲者だった・・・善とか悪とか
　関係ないんだよね・・・月並みな言い方だけどさ、これからあんな悲しみを
　繰り返さない為にも、俺は戦うよ。相手がザビ家だろうと、シャアだろうとね」
ジュドーは、座り込んでいるアムロを見下ろして、強く決意する様にいった。
「・・・強いな、ジュドーは」
アムロは弱々しい笑みを浮かべながら呟いた
「しっかりしてよアムロさん！！ほら、こんな所に座ってる暇はないんだから。
　νガンダムの再調整、整備班はもう取りかかってるんでしょ？アムロさんも、
　早くサイコミュ受信の脳波パターンの書き込みにいかないと！」
ジュドーがアムロの肩を叩きながら言った。笑みを浮かべて、アムロが立ち
上がった。
「本当に成長したなジュドー。ブライトに早く会わせてやりたいよ」
微笑みながら、アムロは倉庫を後にした。
「さて・・・と。こんな廃棄倉庫に、使えるＭＳはある訳ないと思うけど・・・
　パーツだけでも探してみるか」
こういう時は、ジュドーは何故かウキウキしてくるのだ。元ジャンク屋の血が
騒ぐのだろうか。鼻歌を歌いながら、散乱したパーツや資材を物色する。と、
あるシーツが被せてあるＭＳらしき物に目が止まった。シーツを外してみる。
「・・・ん？これってまさか・・・あるじゃんか！俺向きのＭＳが！」
チェーンの言っていた事は本当だった、とジュドーは思った。

νにアムロとジュドｰで2人乗りして
ジュドｰが気絶したりはしないの？

あれはカップルがやるからよいのですよ

さすがガンガル先生！
俺たちの求めるものを読ませてくれる仕事っぷりは神の領域！
もしや、名のあるプロの方では？

>>370
初期の下手れっぷりから計算するとそれはない
この頃よくなってきたので好印象

１０分後、ジュドーは近くで作業していた整備士を、無理矢理１６番倉庫
へと連れて来た。５０半ばくらいの整備士は、明らかに迷惑そうな顔をしていた。
「ねぇ、この頭部のヤツ、ハイメガキャノンだよね？でも、機体はＺＺに比べ
　たら一回り小さいし、顔もどっちかっていうとジム系っぽいし・・・
　何なの？このＭＳ」
ジュドーは矢継ぎ早に聞いた。すると、整備士はさも懐かしそうに答えた。
「あぁ・・・コイツかぁ。まだ保存されてたんだ。フム。状態も良いな。とっく
　に鉄クズにされてると思ってたよ。いやぁ、懐かしいなぁ」
「だから、何なのさ！ＺＺと何か関係あるんでしょ？」
ジュドーが待ちきれずに催促した。
「ちょっと、落ち着かんか！ちゃんと説明するから・・・ハマーン抗争の際にな。
　ＺＺ量産計画の案が出てな。まぁ、あんな火力の化け物を量産するなんて、
　土台無理な話だったんだがな。コスト的にも。でも、まぁとりあえず試作機
　だけでも製造してみようって話になってな。１機だけ作られたのがコイツって
　訳だ。テストだけで、実戦データは取っておらんがな」
と整備士はさも懐かしそうに話した。
「じゃあ、こいつは量産型ＺＺって事か・・・」
ジュドーは感慨深げに呟いた。
「でも、こいつにゃ重大な欠陥があってな。だからこそ、こんな廃棄倉庫に
　転がってるんだが・・・頭部の巨大砲門、つまり簡易ハイメガキャノンが
　エネルギーを食い過ぎるんだよ。機体の全機器のエネルギーを集めて、
　やっとこさ一発撃てるってとこかな。ビームライフルとサーベルも大出力を
　前提に設計されてるんで、本体から直接エネルギー供給するシステムに
　なっとる。まぁ、機動性の面では脚部に大型スラスターを付けとるんで、
　宇宙空間の戦闘では、さほど問題はないがな。戦闘後続時間も、良く見積もっ
　ても１〜２分ってとこだろう。完全な失敗作だよ」
整備士の長い説明を聞きながら、ジュドーは目を輝かせていた。
「気に入った！良く言えば、ＺＺと同じ強襲用ＭＳって事だろ？ちょっと、
　俺に良い考えがあるんだ」
生き生きとしているジュドーを、不思議そうに年配の整備士が見つめていた。

>>371
違うよ。
先生は出版社の人に怒鳴られてた時代が懐かしくて
わざと最初はヘタレのフリをしてたんだよ。
そうでなければこの急激な上達は説明できない

厨小説はMSの解説にやたら行数割くんだよな
>>372とかさ
ストーリー中に分散させることもできるのに

>>374
荒らしウゼエよ
俺ガン書いても誰にも認められない自称小説家か？
プロで仕事してるガンガル先生を妬む気持ちもわかるけど
そういうことはするなよな

>359
誤用と思うので一応指摘。
＞大型凡庸戦艦インドラジット
　　　~~~~用途を選ばないで使えるという意味で使っているのなら「汎用」。「はんよう」と読みます。

面白いストーリーなので、続きを楽しみにしてます。ガンガレ。

俺的にガンガル先生は知的な美人作家と想像
お忙しい仕事の合間を縫って俺たちのために
新作を書いてくださるお美しいガンガル先生（；´Д｀）ﾊｧﾊｧ

ガンガル先生いいねー
文才はそりゃ素人（多分）だから無いかもしんないけど
ストーリーがけっこう良い感じだと思う。
早くジュドーとカミーユの絡みが見たい。

>>378
文章崩してるのはわざとだって
仕事上なにかと問題になるんだろ
黙ってガンガル先生の新作を待とうぜ
その間俺はガンガル先生で一発抜くね

「ちょっと調達して欲しい物があるんだけど・・・えっと、おじさん名前は？」
ジュドーが整備士に尋ねた。
「・・・マシューだが」
「じゃあマシューさん、潰しても良いジェガンのジェネレーターを２基用意して
　欲しいんだ。あと、悪いけどこいつをＭＳの整備デッキまで運べるかな？」
ジュドーは喜々として言った。
「おまえさん、まさかこいつに乗る気じゃなかろうね！？ダメダメ。さっきも
　言ったろう。こいつは欠陥品なんだよ。それに、改造しようったって、
　どこをどう・・・」
「良いから！！俺に任せて。とりあえずこいつをデッキに運びたいんだよ」
ジュドーが遮る様に言った。
「・・・デッキに入れたとたん、解体されても知らんぞ・・・」
マシュー整備士は、渋々従った。１時間後、量産型ＺＺは、ＭＳ整備デッキで
ジュドーの提案通りの応急改造を行っていた。アムロの口添えもあってか、
整備士達は、渋々作業を行っていた。
「なるほどな。ジェガンのジェネレーターを２基結合させ、コイツの炉心に
　取り付ける。これでエネルギー供給は効率良くなるだろうな。だが・・・
　おまえさん、自殺願望でもあるのかい？？こんな応急改造じゃ、いつジェネ
　レーターが暴走し、爆発するか分からんぞ？ちょっとした衝撃の被弾でも、
　炉心周りの回線が焼き切れるかも知れん。アイディアは買うが、こりゃ
　動く棺桶だわな・・・」
マシュー整備士が呆れた様にジュドーに言った。
「大丈夫だって。要するに、当たらなきゃ良いんだからね。それにＺＺ系の
　操縦系統なら、俺と相性良いに決まってんだから」
ジュドーはあっけらかんと言う。
「妙な奴だわい。しかし、おまえさんが上手く戦ってみせれば、今後ＺＺの
　量産計画も、見直されるかも知れんなぁ・・・」
と、マシュー整備士がジュドーを見ながら呟いた。

この夢のある展開はガンガル先生ならではだね！
２ちゃんで小説家面してる厨房達に先生の爪の垢でも
煎じて飲ませていね
それはむしろ俺が飲みたいか(藁

いろいろアドバイス参考になります。
ちなみに女ではありまやん。
今日は限界だ。また明日

挿絵ｷﾎﾞﾝ。

ガンガルマンセーのヤツは、ワザとガンガル持ち上げて
逆に陥れようとしてないか！？（ｗ

でもガンガルの文を見ながら、セリフの所を脳内で実際のキャラの声優に
置き換えて読むとなかなか燃えるぞ

女じゃない...ということにしておきましょう！
俺達のような厨房が先生にアドバイスだなんてとんでもない！
雛鳥のように口を開けて新作をお待ちしています
おやすみなさい
ガンガル先生の夢が見れますように

>>384
んな訳ないじゃん
第一厨房が策を弄しても、
いいものはいいんだから陥れなんて無理だよ
声優云々は同意だね
マジでドラマＣＤでもいいからやってくんないかな？

ほぅ・・・

>>387
祭か？祭なのか？

第１章の次が第２部とはこれいかに。

読んでて誤字が気になるけど面白い〜
厨はスルーして最後まで書いておくれ〜
書き終えた頃には文才うんぬんいわせなくなるくらいにはなるんでは?

チェーンが死んだ、お気に入りのキャラだったのに、｛涙｝
ジュドーは量産型ZZガンダムの改修型に乗るのか、やはり、
リ・ガズィに乗ってほしかった、今後のジェガンと
リ・ガズィの活躍に期待する

逆襲のシャアのサントラが聞きたくなってきた、
この小説は、CCAの曲が頭の中で思い浮かべさせる、
アムロのリ・ガズィとカミ−ユのギラ・ドーガと
の交戦に目が釘付けとなった、続きが気になる、

ageときましょ

ガンガン先生、続きを早くおながいします。

人間とは進歩するものなのである

白状します。昨日ガンガル先生で抜きますた！

ブライト達もう死んでんじゃない？

抜くとか冗談でも言うなよキモい・・・
モーホーかおまえは

モーホーって久々に聞いたな（ｗ
ホモ織田ホモ尾を思い出す

シャアの魂が吸い取られて廃人に

ガンガル前田先生は今日はまだネタ出しの最中か？
昨日の今頃にはもう執筆されていたのに。

クエスはハサが出そうも無い展開なのがうれしい
もし、出たとしても「皆？殺しのガンガル先生」ならば即、瞬殺
ですよね？　期待アゲ！　

>>402
こういうのって書き出すと妙にセリフの言い回しや描写が気になったり
文章のつながりが気に食わなくなったりで突然長考に入ってしまう
もんなんだよ。
なにもこだわらないときにはスラスラ書けたりするんだけどね。
連載したり、何冊も作品出して評価されてるプロの作家ってやっぱり
凄いんだよな。変人多いけ（ｒｙ

シャアは逆の後、死刑になったの？

>>405
死刑も何も、死んでるじゃん

死んだの？ 小説か？？

原作見た？

漏れはＴＶと映画onlyなのよ。
セイラとアムロはsexしてない!!

ちょっぴり期待して最初から読もうとしたら序盤でイキナリ・・・

＞サザビー「さて、カミーユがうまくやってくれていると良いが・・・サザビー、出るぞ！」

ＭＳが喋るような妄想小説は読みたくありません。

>>410
誤植を叩くようなクズはここから去れ。
もしガンガル先生が不愉快になって続き書いてくれなかったら
どうしてくれるんだ

ここはガンガル前田作品のメイキングスレってことでいいんじゃない？
完成前の段階にツッコミを入れるのはヤボでしょう。

>>410
まぁまぁ。初代ガンダムも喋った事あるようですし。

>>410
ガンガン作品の特徴です。ご了承下さい。

ガンガルはどうしたんだ！
まさかこのまま終わるんじゃ…

打ち切りですか？

ガンガルにはまだ帰れるところがあるんだ…
こんなに嬉しいことは無い

>>410
漏れは喋ったからこそ読む気になったけど？
心持ちネタマジ９：１の割合だが。

>>410
もう少しレス読んだら
その指摘が思いっきり既出だということが分かります。
そんなあなたにはこのスレに来る資格などありません。

>>419
何様ですか。
資格って。

>>420
え？2ｃｈの資格審査受けてないの？
それってマズイんじゃない？

>>420
おまえか我らとガンガル様の怨敵>>410は

おまいら幼稚な喧嘩すんなよ
ﾏﾀｰﾘいこーぜ

緊急最終回「マサイの心」

その頃、日本のとあるﾏﾝｼｮﾝの一室に、マサイ族の若者が居候していた。
マサお「ナグラ！ナグラ！」
名倉「なんやねんな」
マサお「テレビ！ナグラ！」
ＴＶをつける名倉。すると、ニュースでアクシズが地球圏から離れていく、
という報道が目に入った。
名倉「これで戦争も終いか。お前も早よ帰れや。うざいねん」
マサお「ナグラ！シネ！」
と、マサおは手ヤリを名倉に投げた。
名倉「ぶはっ」
名倉という存在は、抜け殻だけを残し、消え去った。
宇宙性器００９３。また人類は同じ過ちをくり返したのであった。

ガンガル前田版・逆襲のシャア〜未完〜

まじかよ

ワラタ

◆◆◆　いままでご愛読ありがとう御座いました。
　　　　　　　ガンガル前田先生の次回作にご期待ください。

偽ガンガルうぜー

………。結局ネタだったのか

>>429
トリップ同じだから偽ではないと思

>>430
トリップ解析できるから判断保留

本物のガンガルだったら〆

前田先生！あなたはそんな人ではないはずだ！！
せっかくここの住人が少しずつあなたのことを認めはじめて
良スレと認定されつつあるのに
そんなことをする人は本物の前田先生ではない！！！
もし仮に本物だったとしても誰かに操られているんだ！
催眠術か何かで！！きっとそうだ！！！そうにちがいないよ！！！！
本物の前田先生ーーー！このページを見ているなら今すぐでてきてよッッ！！

ガンガル先生…
続きが読みたいです……


あきらめたらそこで連載終了ですよ？

ﾌｧを殺したのはｶﾐｰﾕを引き込みたかったｼｬｱの策略？

>435
私もそんな気がしてた。だったら面白いだろうなーと。
ガンガル先生、私も続き楽しみにしてます。「急いてはことを仕損じる」、
よい作品を、ゆっくりと練り上げて下さい。

〔連載再開〕

「オペレーターはどこを見てる！！・・・第一種戦闘配置！！全砲門開け！！
　これ程迅速に行動してくるとは・・・アムロは間に合わなかったか」
ラー・カイラムのブリッジに、ブライトの怒声が響いた。月とサイド１の中間
地点で、ラー・カイラムはネオジオンの強襲を受けたのだ。
ギラ・ドーガが８機。その中の１機は、コバルトブルーに塗ってあった。
「さぁて・・・陽動作戦とはいえ、ロンド・ベルが相手なら、本気でかからない
　とねぇ。まぁ、せいぜい楽しませてもらうよ」
青いギラ・ドーガのパイロット、レズン・シュナイダー中尉が呟いた。
彼女はハマーン抗争の際、ラカン・ダカラン大尉のスペースウルフ隊に所属して
おり、重ＭＳ、ドーベンウルフを駆り、善戦したベテランパイロットであった。
戦後は、傭兵等をして気ままに暮らしていたが、シャアのネオジオン旗揚げの際
に、ＭＳ操縦の腕を見込まれて登用されたのであった。レズンのギラ・ドーガ
小隊は、ラー・カイラムまでわずか１kmに迫っていた。
「全機、散開して対ＭＳ戦に備えな。死ぬ様な戦じゃないんだからねぇ。下手に
　頑張って、落とされるんじゃないよ！時間を稼げばいいのさ」
レズンがそう命令した直後、ギラ・ドーガ８機が蜘蛛の子を散らす様に散開した。
ラー・カイラムからも、ジェガンが数機発進していた。まずは遠目からライフル
の撃ち合い。そして、頃合いを見計らっての接近戦。大体、ＭＳ戦の一般的な
戦いは、その様にして進む。現に、ギラ・ドーガとジェガンはセオリー通りの
戦い方を開始していた。レズンのギラ・ドーガは、戦闘開始わずか１分で、２機
のジェガンを落としていた。
「以外と不甲斐ないもんだねぇ・・・ん！？あのMA・・・エース機だとでもいう
　のかい？さぁ、撃墜記録を更新させてもらうよ」
レズンはそう呟いて、こちらに急速接近してくる、ケーラ＝スゥ中尉の駆る
リ・ガズィを見ながら舌なめずりをしていた。

ワラタ
何なんだいったい・・・

まってましたー！！
ガンガル先生オカエリナサイ！

姓名の区切りくらいは統一してくだい

ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!

「あの青いギラ・ドーガ・・・隊長機か！？よっぽど落とされない自信が
　あると見えるね。でも、その過信が命取りなんだよ！」
ケーラ中尉は、ＢＷＳ装備のリ・ガズィの機動性を生かし、レズンの青い
ギラ・ドーガに急速接近していた。
「射程内・・・捕らえた！！」
リ・ガズィの機首部分のメガ・ビームキャノンが火を噴く。レズン機が回避する。
２発目。レズンは回避運動のお手本の様な動きを見せ、これも難なく回避する。
「いくら大出力のビーム砲でも、当たらなきゃ何の意味もないんだよ！あたしが
　射撃のお手本を見せてやるよ！！」
レズンはそう言って、ビームマシンガンのトリガーを引く。ケーラのリ・ガズィ
は回避運動を取ったが、レズンの正確な射撃は、徐々にリ・ガズィを追いつめて
いく。だが、ケーラの熟練した操縦技術は、ビームマシンガンの弾幕を何とか
かわしきった。ケーラの頬を冷や汗が伝う。
「そのカラーリングは伊達じゃないって事かい。だが、こっちだって！」
とケーラは言いつつも、敵パイロットの技量に戦慄した。レズンのギラ・ドーガ
がすかさずシュツルム・ファストを射出する。熱感知追尾型の、小型ミサイルだ。
撃破しない限り、どこまでも追ってくる。ケーラは慌てず、機体を旋回させる。
だが、当然の如く、シュツルム・ファストは、リ・ガズィを追尾してくる。
「こんな子供騙しが、通用するとでも思ってんのかい！」
ケーラは自信を持って、ミサイルランチャーを放つ。ミサイルの一つが
シュツルム・ファストに命中し、四散した。ホッとしたのもつかの間、ケーラは
背後に異様な殺気を感じた。
「しまった・・・さっきのは囮・・・！！」
と気付いても回避運動は間に合わず、リ・ガズィのウィング部分が、レズンの
ギラ・ドーガのビームアックスに切り裂かれた。リガズィは安定を失い、宙を
舞う。

ああーケーラが！アムロとジュドーは何やってんだ！

安定を失った所を狙い撃ちにされるのを恐れ、ケーラはＢＷＳ装備を
解除し、リ・ガズィはＭＳ形態へと変形した。
「妙なからくりを・・・落ちろガンダムもどきが！！」
レズンはギラ・ドーガのビームマシンガンを発射させた。ケーラは
シールドを使い、上手く防御する。そして、ケーラが反撃に移ろうと
ビームライフルを構えようとしたその時、１機のギラ・ドーガが後ろから
リ・ガズィを羽交い締めにした。
「なんだ！？・・・くっ、しまった！！」
ケーラの顔に驚愕の表情が浮かぶ。
「はははっ！よーし良くやった！さぁて、どう料理してやろうかねぇ。
　ガンダムもどきちゃん」
レズンが恍惚ともとれる表情で言った。その様子は、ラー・カイラムの
ブリッジからも目視出来た。OPが叫ぶ。
「ケーラ機が、敵機に捕縛されています！ここからじゃ、援護射撃も
　出来ません！！」
「くそっ・・・！ケーラに連絡・・うわっ！！」
ブライトが何かを伝えようとした瞬間、艦内に衝撃が起きた。ブリッジ
周辺に被弾したらしい。
「対空砲火なにやってんの！！ブリッジに敵を近づけさせるな！！」
一機のギラ・ドーガが、ブリッジ前方でビームアックスを振りかぶった
瞬間、ギラ・ドーガが爆発、四散した。味方機のジェガンの攻撃が間に
合ったのだ。
「ふぅ・・・ケーラに機体を捨て、直ぐ脱出するように伝えろ！！」
ブライトが叫んだ。通信を聞いたケーラは、脱出ポットを射出しようと
したが、目の前のモニターを見て戦慄した。レズンのギラ・ドーガが、
リ・ガズィのコックピットに触れるくらいの距離で、ビームアックスを
展開している。
「くっ・・・なぶり殺しにでもしようというのか！？」
ケーラは絶望した。

「本当はもっと遊んであげたいんだけどねぇ・・・こっちにも事情が
　あってね。一思いに潰させてもらうよ」
とレズンが残念そうに言い、リ・ガズィのコックピットを潰そうとした
その時、レズン機の、すぐ右上方でラー・カイラムに攻撃を仕掛けていた
ギラ・ドーガが爆発した。続けざま、左下方のギラ・ドーガに、戦艦の
砲撃とも思える大出力のビームが直撃し、爆散した。
「な・・・どこから攻撃してきた！？戦艦のメガ粒子砲・・・？
　援軍か！！」
冷静を装ってはいるが、レズンの顔に動揺の色が見えた。
この戦場に、何かが急速接近してくる。ビームの破壊力・射程から見て
戦艦か。いや、戦艦にしては小さい。やがてその機体のシルエットが目視
出来るようになった時、レズンは驚愕した。
「・・・！！・・・馬鹿な・・・ジークフリードだと！？」
ジークフリード。ゲルマン神話に登場する英雄の名前である。ハマーン
抗争時、ネオジオンの兵士達は、ＺＺガンダムの圧倒時火力・威圧感を
恐れ、畏怖し、ある時は畏敬まで感じ、ジークフリードと評し、非常に
恐れていたのであった。レズン配下の兵にも、動揺が走る。
「ちっ・・・ここらが潮時かい。まぁいい。十分時間は稼いだからねぇ。
　しかし、何であんな化け物が残ってたんだい・・・気に入らないねぇ」
そう呟くと、レズンは全機に撤退命令をだした。
「あれ・・・？逃げる？？やけに引き際が良いな・・・何だ？」
量産型ＺＺのコックピットの中で、ジュドーは撤退するギラ・ドーガの
小隊を見ていた。
「まぁ、丁度良いか。簡易ハイメガキャノン、２発もブッ放しちまった
　もんで、ジェネレーターが焼き切れそうだぜ・・・くわばらくわばら」
ジュドーはそう言いながら、ラー・カイラムへの着艦許可をとる通信を
始めた。

ｼﾞｭﾄﾞｰｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

やっぱり、多くても１日に４〜５話が限度ですな・・・
毎日書けるともかぎらんので、気長に待ってつかぁさい

>>447
それは別にかまわないけど。>>424はジョーク？
ファンを作ってしまったゆえのプレッシャーからくるものですか？
ねぇ前田先生？

先生、頼むから、イーノとエルは殺さないでください。

>ガンガル先生
正直、この類の作品で次回が気になって楽しみになっている
自分に驚いています。
一日、３話でも構いませんので、ジックリと今後とも
続きをお願い致します

ﾁｪｰﾝもﾌｧも死んでる！？
俺のｶﾞﾝﾀﾞﾑ２大ﾋﾛｲﾝが…。

>>448
一昨日、白木屋に行った時に、梅酒ソーダ割を注文したのに３回くらい
カルピス酎ハイが来たので切れて止めようかと思いました。

カミーユやジュドーのようにガンダムシリーズ他作品のキャラを
ほかにもだす予定はありますか？前田先生。
ついでにage

打ち切り？

こんなスレがあったとは…ガンガル先生降臨ｷﾎﾞﾝﾇ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逆襲の
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,..,,_　　/丶
　　　　　　　　　　　　　　　　 ｒ':::ゞ ^ -丶/...,,,_ ,..,_　　　　　　　　/~^'‐-,,,___
　　　　　　　　　　　　　　,,_　 lヾ　　,i'〇'lヽ＼ /丶i,　　　　　　　~^'‐-,,,___/　　　　／ヽ
　　　　　　　　　　　　　,,,　~^7'‐-..,,,;l,,二--'　,,.。i()'l,　　　　　 /~^'‐-,,,___　　　 ／　／
　　　　　　　　 ヽ∧/l　　￣7~^二＝　　　　　~'~ ''-'l__,,,___　　~^'‐-,,,.___/　　／　／
　　　　　　　 / ):::lヽ7　‐''''''l^~　　　　　 ,,.-'''^ヽ,　 /＝'‐-ニ;;.　　　　　　 ／　／
　　　　　　　/ 　l　　(　　　 l　 」��　　　i/l／l／,‐~　 ~^'‐-,_　　　　　 .／　／
　　　　　　/　 / l　　 'i　　/　 7 l￣　　 l;;;;;;;//'~　　　　　　　　　　　／　／
　　　　　 / 　/　'l　　　'i,/　　　　　　　 l;;;;;//'　　　　　　　　　　　／　／
　　　　　　　/　　'l　　　ヽ　　　　　　　l;;;/ /　　　　　　　　　　　 ヽ.／
　　　　　　 /　　 人　　　　　　　　　　l/ /　　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　 ,/　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　 ＿＿ｌ　l＿＿_
　　　　　　　,／　　　　　　　　　　　　 丶　　　　　　　　　l＿＿ 　＿　／
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　人　　l　　　　　　　　　　　ｌ　ｌ　/／
　　　　　 /　　　　　　　　　　　　/　 ヽ,　 l　　　　　　　　　　.l　l
　　　　　/　　　　　　　　　　　　/　　　7w'　　　　　　　　　　l__l
　　　　 ,l　　　　　　　　　　　　/　　　/　/　　　　　　　　/ヽ
　　　　,il　　　　　　ノ..........::;;／　　　/　/　　　　　　　　/　/
　　　,i'　~i,_　　_,,,-‐'‐;;;;/''^　/　　 /　/ 　　　　　　　 /　/
　　,il,,,／ ｌ ~/~　　　/　/　 /　　 /　/　　　　　　　　/　/
　 ,ilト'　 ,l　i'　　 　/　/　 /　　　　　　　　　　　　　/　/
　il'　　　7w'　　　/　/　 /　　　　　　　　　　　　　/　/
/'　　　/　/　　 /　/　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ/

結局あれだな、
「懐かしのキャラ再登場！」ってだけで読ませようっていう
せこい魂胆だな。そのキャラだって自分で作ったわけじゃないのに。

>>457
プロの作家ならまだしも、素人を叩いてどーするアフォが。
半分本気、半分ネタスレで見るスレだろーがここは。

http://gooo.jp
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リガズィとゼータゎどっちが強いの？

編集長「（・∀・）＜打ち切り！」

>>461
トリップ付けてまで言うことかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！

ガ先生、今日はお休みでしたな。明日からの再開期待してます。

>>460
ΖplusD

ケーラのリ・ガズィがついに、出撃した、
しかも、BWS形態で戦闘に入った、すぐに、
レズンのギラ・ドーガと交戦して、苦戦したが
ジュドーの量産ZZが救援に来た、
アムロのνガンダムがどうなるのか？
一刻も早く、続きが見たい、

>>460
プルトニウス

逆シャアスレ堕ちてんのな…

見えたよ、諸君の魂胆！
最後のアクシズ押しのシーンで、歴代宇宙世紀キャラが
総登場して、皆で星になって散るというパターンだな？
　
成る程、それなら某Ｓプランにリンク出来るな
正直、宇宙世紀舞台の話で、過去のキャラクターを
どう処理したら良いのか、砂糖も踏ん切りがつかなかった
のだよなぁ

もうこれは、商業出版化して、裏歴史として認定したら
どうか？

ついでに、ファースト〜ＺＺの時代の話も登場人物の回想で
処理しちゃえば？　総括して

ガンガル先生！
先生の新作が読めずに禁断症状が表れそうです！
具体的には、糞スレ立て、挙げ荒らし、スレ埋め立てなどの
症状を起こしてしまいます！
一刻も早く新作を！

そろそろ
【ガンガル前田総合スレ】を立てるべき時期がきたか

スレ立てできなくなってた
誰か立てといて

<469
激しく同感する、

２機のリ・ガズィはあれから修理できるのか？
アムロのνガンダムはどうなったのか？
ジュドーの量産型ZZは戦えるのか？
続きが気になる。

>>470-471
前田先生の許可を取れ！

なにげに楽しみになってる
そんな　俺がいる・・・

アレだけ叩かれたのに逃げずに
且つ、腕をageるとは…
やるな！

（・∀・）＜ガンガル先生はただ今うんちの時間です

もう来なくていいよ 1 は
来るんならもすこし本読んでから来てね、
漫画とテレビばっかじゃなく(藁

長いうんちだな…

チェーンが死んで四時間後、νガンダムは完成した。
「チェーン、見ていてくれ。
きっとシャアを止めてみせる！」
と、そこへ新聞が投げ込まれてきた。
「なんだこの新聞は…？
なになに
『ケーラ命拾い』『ジュドーラーカイラム救う』」
ジュドーはさっき出たばかりだから
まだラーカイラムに着くはずがない
なのに何故こんな新聞があるのだろう。…まさか！？
アムロは最悪な想像をした。
そしてアムロが天を仰いだその時、
オクトバーの亡霊が現れた
「お前さえいなければ…。
コノ新聞は読むごとに寿命が1年縮まる!」
恐怖新聞だ！

>>479 トンビがタカを産むってのはウソだな。

ガ先生は極度のプレッシャーにより魂も髪も抜けて精神崩壊してしまいました。
療養生活に入りますので次回作は未定です。

ガンガル前田版「逆襲のシャア」、応援ありがとうございました。

いわゆる「落ちた」ってやつだな

先生は今日もお休み？
ますます荒れてるし・・・。
まあ毎日ってのは無理かもしれないけど
一年たっても終わらないとかそうゆうのはやめてほしい。

誰でもいいから続き書いてyo!

ギ○ン「>>1は何故消えたのか！」
シャ○「坊やだからさ」

デ○オ「氏ぬぜぇ、
>>1の姿を見たやつはみんなしんじまうぞぉ」

第三部「フォウの亡霊」

お楽しみに！！

ガンガル「私は以前、>>1と呼ばれた男だ」
議員「ジオ○の赤い彗星だというのか」

ジェリ○「ガンガル！」
ガンガル「アメリ○ァァァ」
あぼーん

シャ「>>1は私の母になってくれた女性だ！〜。」
アム「お母さん？>>1が！？うわっ」

面白いと思ってやってんのかね？

マリメイア「我々このスレの住民は>>1に
独立を訴えると共に宣戦布告を致します」

ガンガルうんちまだー？

前田先生。期待しております。ここで荒らす厨よりも期待しているROM専門の
奴の方が数では圧倒的ですゾ。

「また老けたんじゃないの？ブライトさん」
と笑いながらジュドーが言った。ラー・カイラムのＭＳデッキで、ブライトと
ジュドーは数年ぶりの再会を果たしていた。横で、アストナージがワザと乱暴に
ジュドーの頭を撫でる。
「こいつ！デカくなりやがって」
アストナージが嬉しそうに言う。
「アムロからは聞いていたが、本当に良いのかジュドー？」
ブライトがジュドーに言った。
「自分で決めた事だしね。前の大戦で一緒に戦った義理で協力する訳じゃない
　けど、やっぱりシャアはほっとけなくてさ。ああいう人が暴走すると、
　何するか分からないからね。いずれは、コロニーにも影響を及ぼすと思うし」
ジュドーがブライトを見つめて言った。
「そうか・・・戦力として君が加わるならば、心強い。だが、その前に１人の
　友人として、再会を喜んでいるよ」
ブライトが微笑みながら言った。
「さっきは助かったよ。あんた、凄い腕してるね。ガンダムのパイロットやって
　たんだって？」
ケーラが興味深そうに聞く。成り行きでね、とジュドーが軽く受け流す。
アストナージは、いつの間にか、ジュドーの乗ってきた量産型ＺＺの
チェックをしている。かなり深刻な表情をして、ジュドーを見て言った。
「おい、ジュドー。お前、自殺願望でもあるのか？あと１０秒でも戦闘続けて
　たら、ジェネレーターがメルトダウンして、機体ごと爆発してたぜ・・・
　まぁ、こんな応急改造じゃ、もうこのＭＳでの戦闘は無理だな」
「ハハッ、アナハイムでも同じ事言われたよ。でも、一応機体の強制冷却だけは
　しといてよ。今は少しでも多くのＭＳが欲しい所なんでしょ？」
と、ジュドーが答えた。

ブライト「無頼とノア」

前田先生久しぶりです。
先生の小説はギレンの野望逆シャア編ってかんじで楽しい。

　全く、展開速い…　えっ、何がって？
だからさぁ、最強にして最後のガンダムは
オメガ・ガンダムだろ？
Ωガンダムと表記するよりは、ωガンダムの方が
格好良いと思うんだよね

前田先生こういう釣りは好きかい？

もうおしまい？

OK　500ゲット

　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　∧＿∧ 　（´<_｀ 　）　
　　　　 （　´_ゝ`）　/　　 ⌒i 　流石だよな俺ら
　　　　／　　　＼　 　　　|　|
　　　 /　　 　/￣￣￣￣/　|
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　 　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃

皆でガンガル先生を呼ぶんだ！

ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガンガン！ガンガル！

よしっ！

ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガンガレ！ガンガル！

逆シャアに、民衆達が電車の中で歌って
最後「ジーク・ジオン！　ジーク・ジオン！」って
叫ぶ場面があったけど、それ風にガンガル先生を
呼べないものか？

ジーク・ガンガル！　ジーク・ガンガル！　とか。

行きつけのレンタルビデオ屋にいってみたら五本ぐらいあった
逆シャアのビデオが全部貸し出されていたよ。
このスレの影響力？

なんか、ジュドーの死に様が見えたような気がした。

ムリをして量産型ΖΖの出力アップ
オーラをまといながらΖΖｱﾎﾞｰﾝ

こうではないことを願って…

機種依存文字…

量産型ZZには調整と改良が必要だな、
2機のリ・ガズィは修理が間に合うのか？
νガンダムは完成するのか？
ジェガンは数が揃っているのか？
続きが気になる、

完全に落ちちゃったね。
結構楽しみにしてたのに…

グッバイガンガル

まあ、平日に余り求めるのも酷というものでしょうよ。
…ガンガル先生が何をしている人か知りませんが…

しがないアマチュアライターだったりしてage

ギュネイ「そうか、分かったよ。化け物ガンダムめ
　こちらの〇〇迷彩の装置をONしなければ、貴様のサイコミュ
　も機能しないんだな？　ファンネルが使えないのならば
　並のMSと　同　じ　こ　と　な　ん　だ　よ　！！」

〇〇〇ー「何？！　ファンネルが失速して行く
　ええい、急しのぎの新型は、これだから…」

〇〇〇「〇〇〇ー、どうした？　目の前の奴を
　何故攻撃出来ないんだ！」

〇ッ〇「マシントラブルなのかよー」

はらら、ガンガルｾﾝｾはアクシズに逃亡中ですか・・・。
まあ、気が向いたら書いてつかーさい。
>>512
お父さんを大切にね！

>>514
早〜
つうことで、三部作で収まると思う。
ロボット・バトルのシーンが足りない
というのならば、
二部で、グラナダが攻め取られる⇒
三部で、奪還　宇宙戦あり
のエピソードを入れる　とか…

それじゃあ　ねっ

ロボットは適当でええから、人物描写をしっかり書いてくり。

全然　進んでないじゃん
『ガンガル！　何やってんのっ』

むしろ
「ガンガル！　描写薄いぞ！　なにやってんのっ!?」
て感じかな。

ロンド・ベルが、先程の戦闘で被弾したＭＳやラー・カイラムの整備・補修を
行っている時、ラー・カイラムに着艦したシャトルがあった。シャアとの和平
交渉を結ぶべく、連邦政府次官、アデナウアー・パラヤが宇宙に上がって来たの
だった。ブライトは、自ら着艦ハッチに出迎えに来ていた。
「任務ご苦労。ブライト＝ノア大佐。早速で悪いのだが、この艦をロンデニオン
　に向けてくれないかね。その為に宇宙に上がって来たのだからね」
と、初老の男がブライトに言った。アデナウアー次官だ。
「ロンデニオン・・・ですか。シャアとの会合、上手くいくとお思いで？」
ブライトが尋ねると、アデナウアーは顔を潜めて囁いた。
「ブライト大佐。一応、今回の会合は非公式なのだからね。あまり声高には
　言わんでくれたまえ。　・・・あぁ、それはそうと、地球の空港で、偶然
　大佐のご子息と会ってね。私も１人娘と同乗して来たのだが、年が近いせいか
　すっかり意気投合した様子だったよ」
と、アデナウアーが言い終わらない内に、彼の背後から１人の少年と少女が
姿を現した。ブライトの息子、ハサウェイ＝ノアとアデナウアー次官の娘、
クェス＝パラヤだった。
「ハサウェイ！母さんとチェーミンはどうした？」
ブライトが心配そうにハサウェイに聞くと、
「フライトの関係で、急に乗れなくなってさ。そこを、アデナウアー次官が
　都合してくださって、僕だけ最終便に乗れたんだ」
と嬉しそうにハサウェイが答えた。
「・・・そうだったのか。それから、此処では私の事は艦長と呼べ。暫く、次官と
　話があるのでお嬢さんと食堂にでも行ってなさい」
とブライトが言うと、
「行こう！ハサウェイ」
とクェスがハサウェイの手を取り、元気に駆けていった。

ちょとはしょり気味？

とりあえず
ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!
個人的にはハサウェイたちと共にもう一人意外なキャラが
でてくるサービスがほしかった。

>>521

カツとか？
　　 _、　_
　（　 ヮ ` ）

ハサウェイ＆カツ＝屁たれ
というくくりで考えてない？
もう少し楽しいｉｆがほしい。

ジュドーは、ブライトに頼まれてハサウェイとクェスを食堂へと案内
していた。ハサウェイが、興味深そうにジュドーの顔を見ている。
「ねぇ、ジュドーさんってガンダムに乗って戦ったんでしょ？父から
　聞いてますよ。凄いですよね。ニュータイプってヤツですか！？」
とハサウェイが聞いた。
「自分が特別な人間だとは思ってないよ。ただ、機械いじりのセンスが
　ちょっとあっただけさ。英雄視されると、かえって迷惑だね」
とジュドーが返した。予想外の刺々しいジュドーの返答に、ハサウェイは
少しとまどって（すみませんでした）と呟いた。ジュドーは、初めて
ハサウェイを見た時、（こいつは英雄になりたがってる）と直感した。
このご時世や年頃から考えて、戦場で活躍する男に憧れるのは無理もない
話かも知れないが、こういうタイプの人間は、絶対に何かやらかす。
ニュータイプの直感かも知れないが、ジュドーはハサウェイから危険な
香りを感じ取っていた。
「ねぇ、人を殺すって、どんな感じがするんですか？」
とクェスがジュドーに聞く。この少女もそうだ。２人とも、決して悪い
人間ではないかも知れない。だが、何か違和感というか、抵抗を感じる
のだった。このマイナスのオーラは、周りの人間まで巻き込んでしまう。
ジュドーが、これ程強く感じると言う事は、２人とも強力なニュータイプ
に成長する可能性だってある。そうなれば、尚更危険だ。自分に出来る
限りの範囲で、この危なげな２人を良い方向に導いていかねばならないと
ジュドーは思っていた。そして、クェスの少し悪意のこもった質問には
答えずに、食堂へと向かって行った。

ギスギスしてきたなぁ。
ガンダムらしいといえばガンダムらしいけど
ジュドーのニュータイプ能力が便利すぎ。

>>512-522

ブライトは、アデナウアーを艦長室まで案内する通路で、背後に不愉快な
気配を感じた。
「だれだっ？」
ブライトは振り返り、本能的に拳銃を構えた。
そこには、リフトグリップににつかまって近づく青年の姿があった。
ブライトは、両手で拳銃のグリップを固定し、息を整えながら
トリガーに指を乗せた。
「ブライトさんっ。僕ですよ。僕、生きていたんですよ」
迫りくる青年は満面に笑みを浮かべて手を振っていた。
自分の名前を呼ぶ者がいても、戦場で気を抜くことは死を
早めることになる。
ましてや今は要人を守る責があるのだ。
「とまれっ。さもないと打つぞ」
通路全体にブライトの怒声が響いた。
青年は、ブライトの勢いに圧倒されて、グリップから手を離したため、
バランスを崩し、天井にぶつかった。
「なんだ？なにかあったのんです？艦長！？」
アストナージが只ならぬ様子を察して、顔を覗かせる。
「アストナージさん？！」
青年がはしゃぎながら甲高い声を出した。

「なんだこいつ？」
アストナージは、反射的に身構えるとブライトに習って拳銃を手に取った。
「ふ、二人とも冗談はやめてくださいよ。もう・・・」
青年は、引きつった愛想笑いをして、二人を交互に見た。
ブライトは、青年の大袈裟な仕草に、眉を顰めて嫌悪を感じた。
ギリッ。
ブライト奥歯が鳴る。
「僕ですってば！カ・・・」
青年の言葉が終わらないうちに、トリガーが引かれ、銃口から叫音が発せられた。
二つの弾丸は、正確に青年の急所を一瞬にして射止めた。
硝煙の臭いが漂う中、水を打ったような静けさが辺りを包み込んでいた。
「ひどい・・僕は・・ツ・・ですよ。」
青年の最後の言葉は誰も聞き取ること出来ないほど小さなものであった。
結局、「暴漢の射殺」として扱われたこの青年は一体何者であったのか。
が・・・。
今となっては、考える者も気にする者もいなかった。

ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガングロ！ガンガル！

>>526-527
これを書いたのは吉田創先生か？
２ちゃんねらーらしいしｗ
>>528
今を先行くガンガル前田先生がいまだにガングロのはずはない。

>不愉快な気配を感じた。
ワロタ。
すっきりしました。

保守

>>527
アストナージの「なんだこいつ？」にウケまくり

ガンガルっ絶筆か！！

このスレ最高！
ガンガルは百人に一人の逸材だ

アストナージ「なんだこいつ？」

次回予告　


その頃、火星の裏には数十機の戦艦と100を越えるモビルスーツ隊が発進していた。
その部隊の中心には血のように深い赤色の戦艦が不気味に陣取っていた。

　　側近「閣下、量産型クイン・マンサ、全機発進完了いたしました。」
閣下と呼ばれたその男は窓際に立ち、凍りつくような鋭い目で宇宙を見つめている。
　　Ｘ　　「うむ。計画通りに進んでおるのだな。」
　　側近「はい。」
　　Ｘ　　「しかし、まさかあの若造が再び現れるとはな。」
　　側近「シャア・アズナブルでございますか。危険な男です。」
　　女　 「閣下、シャア・アズナブルは私の手で葬りとうございます。キュベレイMk�Vでの出撃許可を。」
　　Ｘ　　「かまわん。すぐに出撃準備しろ。」
　　女 　「感謝いたします。それでは失礼いたします。」
女は踵を返し、首から下げているロケットを握り締めてモビルスーツデッキへ向かった。
ロケットの中には女と同じくらいの年の女性が小さな子供と笑顔で映っている写真が入っていた。
　　側近「閣下、何もあの方に出撃をさせなくても・・・」
　　Ｘ　　「よいのだよ。あの娘とシャアには因縁があるのだろう。
　　　　　それにあの女も私と同じく影に隠れていた者。早く歴史の表舞台に立ちたいと見える。」
　　側近「そうで御座いました。閣下とあの方には影武者がおられましたね。」
　　Ｘ　　「フッフッフッフ・・・長かったな・・・地球圏に帰るのは１３年ぶりだ。」
男はゆっくりと椅子に座り、口髭を触りながら野望に満ちた顔で笑う。
その男の髪は若干白くはなっているが、その暗黒の血筋をあらわすかのように不気味な色、紫で染まっていた・・・

ちぃＺの二の舞を踏む気か！

>>536
アストナージ「なんだこいつ？」

良　　い　　事　　思　　い　　つ　　い　　た
が落ちてるじゃねぇか！ヽ(`Д´)ﾉ

石黒賢

>>535
>>538

それ言われるとカツ認定でつか？

>>541
アストナージ「なんだこいつ？」

個人的オナニーのつもりが、
期待され、みんなに見られてるんで、
恥ずかしくなったのかな？

期待してたのに・・・。

νガンガルまだー？

☆ ﾁﾝ　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　 　 　 ☆　ﾁﾝ　　〃　 Λ＿Λ　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　　ヽ　＿＿_＼（＼・∀・）　＜　続きまだー？
　　 　 　 　 　 　 ＼＿／⊂　⊂＿ )　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣ ／|
　　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣|　 |

浮上

マジでバックれかい？
ガンガルさん。

ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガンガル！ガンゲロ！ガンガル！

こうやって、DATA落ちするんですね。。。。

まだだ、まだおわらんよ

もうだめぽ

気がつけば、530だよ。
ガンガルもかちゅとかじゃなきゃ、見つけられないぐらいの
深海まで、潜航してるよ。

ガンガレ！

>>553
終わったスレ上げんな荒らしが
市ね

555ｹﾞﾄｰ

　 _、_
（ ,_ﾉ` ）y━･~~~続きはまだか？

>>556
もうやんないよ

終了か？　このまま・・・
期待外れだな

他スレにも出てこなくなったな
コテハンも放棄してしまったのか

>>558
あげんな低能

雑魚はナニやっても雑魚

ﾂﾂﾞｷﾏﾀﾞ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━??!!

>>560

なんだこいつ

核側スニーカーの逆シャアの小説読んだよ。
感想
キャラの名前が違うのに驚いた。
チェーンがでてこなかった。
アムロに子供ができた。
サザビーがでてこなかった。
リ・ガズィが雑魚と化していた。

ヤクトドーガも出てこないね

ガンガルもうだめだな。

　　　　　　 　　 ___
　　　　　　 　/´,,,._｀ヽ
　　　　　　　（ ﾉ _.ヾ、) 　　　　あきらめなくてよ!!
　　　　　　　　f､ ,_.ﾉゞ´　　　　
　　　　　　　＿| ー,´_
　　　　　　/　/　／__ ヽ
　　　　　　　　｀´ 　 /ﾐ)

文章が上手いとか下手とかはいい

続きを書くんだ

〜第三部〜「幻影」
　フォウの夢をみていた。髪を撫で唇を愛撫しながら見つめあった。
フォウ・・僕は君のこと・・
言わなくても分かるわ・・そういうものでしょ。カミーユ・・
「総員先頭配備！敵艦隊第一次警戒宙域に侵入。繰り返す・・」
「ちいっ」ベットのファスナーを下げ、着替え始めた。
カミーユは自分が夢精していることに気付いた。「なんでいまさら！」

　カミーユ！甲高い声がＭＳデッキに響いた。「クェス・・だったな。」
サイド６で拾った少女。
「大佐はあたしの事好きだって！どう思う？」上目づかいにカミーユを見る。
カミーユは夢精したことを思い出した。
「だから、あたしも大佐のこと愛するの。だって当然でしょ。ＭＳにも乗るわ。」

>>569は前田先生が書いたのか、ただのリレー小説になったのかどっちだ？
まあどっちでもいいけど。

ガソガル前田先生は市にますた

age

蘇ぇ〜る〜 ×３
ガンガルゥ〜

ｶﾞﾝｶﾞﾚｶﾝｶﾞﾙ

ベッドのファスナって何？

「何で今になって連邦と会合なんかするんです！？今更交渉の余地なんかないでしょうに？」
カミーユはレウルーラへの艦橋へ通じる通路でシャアを問いつめた。
「言ったはずだろ？連邦の態度次第では、これ以上地球を傷つけなくて
済むかも知れん。無駄な血は流さない方が良いだろう。」
シャアはカミーユには顔を向けずそのまま艦橋へと歩き続ける。
「ですが、大佐は今更和平条約など結ぶ気など無いのでしょう！？
ここで連邦を叩かなければ、何も変わりはしないのではないのですか？」
「当然和平条約など結ぶ気はないよ。この会合は一種の作戦だ。
戦いとは二手三手先を考えて行うものなのだよ。MS戦に限らずな。」
シャアは歩みを止めずに答える。
「だから僕も連れて行くんですか？僕に学べと？」
シャアの背中にカミーユが訪ねる。
「私より君の方が感じ取れるものが多いだろう？それにロンデニオンには
ロンドベルも来る。戦闘にならんとは限らないだろ？ヤクトドーガの
整備をしておけ。いつでも出られるようにな。」
シャアはそう言って通路にカミーユを残し艦橋へ入っていった。
カミーユは何も言わずにデッキへと足を進めた。デッキへ入って来た
カミーユが、整備士達にはやや不機嫌そうに見えた。
大佐と何かあったのだろうかと整備士達は思ったが直接聞きはしなかった。
カミーユの気持ちが曇っていたのは、シャアが何を意図しているのか
読めなかったこともあるが、それ以上に何か異様な感覚を持つ物を近づいている
のを感じたからだった。一通り整備が終わると、カミーユは、少しは気分が
晴れるだろうと思いシャワーを浴びに自室へと戻った。
クェス＝パラヤがラーカイラムに到着して少し後のことだった。

きたーーー！

トリップで偽物バレバレ。ま、てきとーにやってろや

この際、誰でもいいよ。
ｵﾓﾛｲ話を読ませて下さい。

偽物死ね。終わったスレでオナニーすんな

>>581 お前こそ氏ね。ガンガルに期待して多奴はいっぱい
いるんだよ。お前がガンガルと同じ位の文章書いてから偉そうな
ことほざけ。ということでこのさい偽物でも良いから
☆ ﾁﾝ　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　 　 　 ☆　ﾁﾝ　　〃　 Λ＿Λ　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　　ヽ　＿＿_＼（＼・∀・）　＜　続きまだー？
　　 　 　 　 　 　 ＼＿／⊂　⊂＿ )　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣ ／|
　　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣|　 |

ふっと目を放した隙に隣の少年は連邦の兵士の脇を潜り抜け
奥の仕官の方へと泳がせる。兵士が怒鳴る寸前に士官の方が
声を上げた
「ハサウェイ！？」

彼女はその光景を遠くから見つめる…一目でわかった…わかったと言うより
感じた…あの二人は親子なのだと…
（あたしのお父さんは、こんな時どんな顔をするだろうか？）
横目でちらりと覗いた男に、彼を血の繋がった親であるとは、今の彼女自身の
中には無い。あたしにはもっと違う…ちゃんとした父親がこの世界のどこかに
いる。いつの間にかそう考えるようになっていた。

気がつくと、さっきいたスーツ姿の男は、奥にいる連邦軍の艦長とその子供の
会話に、割って入っていた…
（どうしてあの男は、こうも人の気持ちを察すると言う行為が、出来ないのだろ
うか？）
完全に独りよがりな自分の父に、苛立ちと、怒りを覚えていた。つい先ほどまで
シートの隅で、ガタガタと震えていた男の行為か？

そんな考えを覆いかぶさるかのように、少年がこちらに来た。
後ろ髪引かれるような感じだ…原因は自分の父にある…それはわかっていた
「あの人、おとうさん？」
言わなくてもわかるが、あえて聞いてみる。話すきっかけが無いから。
「そっ、そうだよ」
少年は慌てた様に、気さくに答えてくれた
「ふぅん…」
と相槌を打ちながら、次の会話を考える…が、思いつかない。
何から話そう？
「僕、ハサウェイ」
とっさの言葉に、ドキッとした。そういえば、先のどたばたな状況のおかげで
彼の事何一つ聞いていない。えっと…
「名前だよ、君の名前。さっきから聞く機会が無くってさ」
言葉を詰まらせていると、愛想笑いで彼が話しかけてくる。
根はやさしいのはわかるけど、ちょっと不器用かな…この子…
「あたし、クェス…クェス＝パラヤよ」
「クェスか…」
「ところでハサウェイ…あたし達どこに向かってるの？」
成り行きで彼の後を追っているが、気づけばどこに向かっているのか…
「食堂だよ、父さんがそこにいろって」
「食堂？あぁ…みんなのいるところね？」
そういえば、朝から何一つ口にしていない。唯一の機内食も、さっきの戦争で
オジャンだ。何か口に出来るかもしれない。ちょっとだけ淡い期待を浮かべる少女
であった。

「何も出せないってどういうことですか！？」
彼女の素っ頓狂な声は、動揺の色を隠せない空気で一杯の食堂には、あからさまに
不似合いだった…。そのあまりにも場違いな言動に、コックの眉間にしわが寄る。
「あのねぇ…ここは地球にある「レストラン」とは訳が違うんだよ、軍艦なの
　ぐ・ん・か・ん！！おいそれと民間人に飯を食わせるほど、食料は積んじゃ
　いないの。…ったく」
確かに、食堂と聞いただけで、「レストラン」と勘違いしたのは間違いないが
サンドイッチの一つぐらいは、分ける余裕があるだろうに…
「諦めようよクェス…」
空腹も重なって虫の居所の悪い彼女は、何としてもこの空腹を満たさねば、気が
すまなかった。
「でも、パンの一つくらい良いじゃない？減るもんじゃ無しにっ！？」
「減る物だよ…あっコックさん済みませんけど…とうさ…じゃ無くて艦長に
　連絡とってもらえませんか？」
少年の脈絡も無い頼みにコックは唖然とする
「はぁ？なんで？」
「ブライト＝ノア大佐は僕の父さんなんです。とりあえず許可出ればもらえるでしょ？」
彼女もまた、彼の唐突な提案に、ぽかんと口を開けて見つめる。
その視線に気づいた彼は、さらっとウィンクが返ってくる。この機転の良さは父親譲り
なのだろうか？自分では、思いも寄らない事だった。
何せ自分の父親の権限を行使する事など、一度も無かったし、あの父親に頼るという事が
何物にも変え難い屈辱に思えるからだ。
（おいどうする？）
（いやぁ…あの人怒らせると後が面倒だぞ？）
厨房の片隅ではそんな議論が飛び交っていた数分後、彼女は晴れて今日始めての食事に
ありつける事は容易に想像できた。

「宇宙食って、見た目以上においしい物なのね」
二人は食堂の片隅にある自販機コーナーで、隠れるように食事を堪能していた。
他の民間人に同じ事をされては堪らないから、料理長が食事を与える条件として提示した
ものだ。
「クェスはこういうの初めて？」
「そうよ？宇宙も初めてだし」
「へぇ…僕も実は初めてなんだ」
何故か目の前にいる少年と、自分は同じ境遇にあった。同じ土地に生まれ、同じ空気を感じ
同じ連邦の優秀な父を持ち、同じくして宇宙を体験する…唯一つ違うのは、彼はぬくもりと
いう愛情に包まれていた。彼女に唯一欠けているもの…彼女が唯一手にしていないモノ…
「そういえば…何でハサウェイはシャトルに？」
「宇宙に非難する予定だったんだよ…でも…母さんとチェーミンは地球に」
ハサウェイの悲しい表情で、自分が聞いちゃいけない事を聞いてしまったと感じた。
「ごめん…」
「いいんだよ…おかげでクェスに会えたんだし」
彼はなんとなく、自分に言い聞かせるように言っている気がした…
「心配…だよね？」
「しょうがないよ…シャアが戦争を始めちゃったしね…父さんやアムロさんはそれを
　阻止するために戦ってる」
あたしのお父さんも、きっとそのために働いているんだと思う。でも、ハサウェイのお父さん
や、アムロって人の方が、何倍も何十倍も頑張ってる気がする…
「なんで、シャアは戦争をする気になったんだろ？」
こんなに大勢の他人を不幸にしてまで…
「そんな事、僕らにわかるわけ無いだろ？」

「そうかな？」
ならなんでコロニーの人達はシャアに加担するわけ？
「そうだよ」
そうやって一方的に決め付けるの…良くないと思う…だから人は憎しみ合う訳だ。
「そろそろいこっか？」
そういうと少年はすくっと立ち上がる。
「どこへ？」
「付いて来ればわかるよ」
というか早いか、彼は食堂を後にする
「なにそれ」
言葉では茶化しながらも、彼女はしっかりと彼の後を追っていた。

おほほ。来たね。

偽物が自演必死だな。全然面白くない。ガンガル再臨きぼん

ガンガルが帰って来るまでリレー小説スレとして活用しませう

>>569のつづき
「おいＭＰ！ガキがこんな所にいていいのかよっ」
黒いパイロットスーツを着た男が叫ぶ。出撃前の緊張からくる焦りか。
「うるさい！アンタだって子供じゃん！あたしはシャアの・・」
少女は嫌なヤツだと一瞬思った。男は少女の言葉を無視してカミーユとクェス
のいるＭＳデッキに降りてきた。男はカミーユを睨み言った。
「大尉。今度はお守りですか。ご苦労なことで」カミーユから視線をはずし
少女をみた。「おまえか・・ナナイが言ってたＮＴってのは？俺はギュネイ・ガス。
大佐を越える男だ。ギュネイって呼んでくれ。」
クェスは、アンタなんかお呼びじゃないのよ、と呟き、苛立った様子でカミーユに話しかけた。
「ちっ」ギュネイは手のひらに拳を叩きつけた。

8

ガンガル前田は、貞子に呪い殺されますた