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名無しより愛をこめて:2006/08/21(月) 14:30:55 ID:W49Y1xSIO
もうダメだなこのスレ
>>294 カラミティがグルジェフを始末している時、高倉長官の指示でTAC、MACの両航空部隊が怪獣達の迎撃の為に出動した。
次々とタックファルコンから主力のレーザー砲、シルバーシャークが放たれ、次々とブローズとバランガスを倒していく。
マッキー1号からは次々とガンヘッド隊が降下し怪獣達への攻撃を繰り広げていく。
その時、どこからかレーザーやロケット弾での攻撃で次々とタックファルコンとマッキー1号が堕ちていく。
攻撃が止むとその方向から鉄面党ロボ達が姿を現した。
「ギャァァァオ!」
一匹のブローズがマーズサターンに光線を放つがマーズサターンも光線を放って相殺する。
「あのロボットはメルカの戦力なのか…。」
ガンヘッドのパイロットの一人が鉄面党ロボ達を見て驚愕する。
そのガンヘッド隊もスカイシャークの左手から爆弾で一網打尽されてしまう。
ガンヘッド隊が全滅すると同時にグルジェフを始末したカラミティが降り立つ。
それと同時に鉄面党ロボ達後ろにいたキングマグマーは特殊能力である日食を起こす。
日食の影響でメルカの町は暗闇に包まれ、世界各地でも日食の影響で闇に包まれていく。
・カラミティ、キングマグマー、キングデビラー、宇宙鉄面党ロボ(スカイシャーク〜ドラキバット)VSユニタング、コオクス、ブローズ、バランガス
キングマグマーの力で世界中で日食が起こりました。日食はキングマグマーが倒されるまで続きます。
避難所のテストスレに書いてないのにいいの?
>>312 ちゃんと整合性合わせてあればいいんだよ。
318
まとめサイトに下書きとか言った仕切り房のバカのせいで過疎化に
拍車がかかったなw
>>310 日食の闇に包まれたメルカの空に一機の輸送機が飛んでいた。
その輸送機の貨物質にはガンヘッドとは違う三機のロボットが並んでいた。
そして、その横にはかって超獣戦隊ライブマンであった大原丈、矢野鉄也、相川純一の三人と彼ら協力者、ドロテ博士の四人がいた。
「みんな、いくらライブマンとしての経験があるとは言え、このロボットは勝手が違うわ。」
「わかってるって、油断はしないさ!」
ドロテ博士が作戦要項を話すと鉄也が興奮気味になる。
「それが不安なんだって。」
「おい、何か言ったか?」
「そ、そんな事は無いよ。」
それを聞いた純一が鉄也と口論になりそうになる。
「おい、二人とも止めろ!」
二人を丈が止める。
「そこまでよ、鉄人も戦いに入っているから早く発進準備に入って。」
ドロテ博士の指示で三人はロボットに入る。
「カーゴドア、開きます。」
オペレーターの指示で輸送機のカーゴドアが開きそ三機のロボットが外に姿を現した。
「ガンゲリオン、発進準備完了しました。」
「ガンゲリオンはあなた達にかかっているわ。」
「了解!」
丈がドロテ博士に発進準備が整った事を伝える。
「このコントローラーで大丈夫なのか?」
鉄也がまるでテレビゲームの様なコントローラーに戸惑う。
ガンゲリオンとはかって未来から来たロボット、「テトラ」によって建造され地球の水を狙い侵略した異星人「ボイド人」と戦ったロボットであった。
ボイド人との戦いが終わった後、そのデータは科学アカデミアに託されドロテ博士や真美の手により再び建造されたのであった。
そして丈達の操縦する3機のガンゲリオンは輸送機から地に降り立った。
ガンゲリオン隊が発進準備をしている時、鉄面党ロボと怪獣達との戦いは更に激しくなっていた。
「ギャァァァオ!」
ユニタングが角からのレーザーでキングデビラーを攻撃し、キングデビラーが粉砕される。
「グギャァァァ!」
それに続きコオクスのミサイル攻撃で3機のベムパンサーとドラキバット、スパイダーロボを破壊して行く。
二匹の超獣はゴーデス細胞で操られているだけでなくハイトロンの恩恵で驚異的な能力に跳ね上がっていた。
そこにガンゲリオン隊が降り立った。
「怪獣だけじゃ無いみたいだね。」
「ああ、あのロボットも手ごわそうだな。」
丈と純一が鉄面党ロボを見てその強さを確信する。
メルカでの戦いはメルカ共和国との戦いではなくゴーデスとカイロン、二つの破壊者との戦いへと変わっていた。
・ガンゲリオン隊(イエローライオン/大原丈、ブラックバイソン/矢野鉄也、グリーンサイ/相川純一)VSカラミティ、キングマグマー、宇宙鉄面党ロボ(スカイシャーク〜ゴールドフィンガー)
VSユニタング、コオクス、ブローズ、バランガス
○ドロテ博士→ガンゲリオン隊の指揮に入る。
●キングデビラー→ユニタングに倒される。
●ベムパンサー1号、2号、3号、スパイダーロボ、ドラキバット→コオクスに倒される。
ガンゲリオンは映画「ジュブナイル」に登場した巨大ロボです。
>>324-326を書き直します。
>>310 日食の闇に覆われたメルカの上空にXIGのファイターEXが飛んでた。
「正太郎君と真美ちゃんはどこにいるんだ。」
『鉄人の反応が近づきました。』
ファイターEXのコックピットでは高山我夢がPALに鉄人の居場所を聞いていた。
彼はパンゲア・システムで高倉長官よりゴーデス怪獣出現の報を聞かされ、メルカ共和国へと出撃した。
そして彼と同じくアルケミスターズ所属である真美に合流する事も目的であった。
「鉄人が見えたようだね。」
『我夢、右側を見てください。」
「怪獣、それに巨大ロボットか!?」
我夢がPALに言われるまま右側を向くとそこは鉄面党ロボとゴーデス怪獣達の戦いが繰り広げられていた。
「ギャァァァオ!」
ユニタングが角からのレーザーでキングデビラーを攻撃し、キングデビラーが粉砕される。
「グギャァァァ!」
それに続きコオクスのミサイル攻撃で3機のベムパンサーとドラキバット、スパイダーロボを破壊して行く。
二匹の超獣はゴーデス細胞で操られているだけでなくハイトロンの恩恵で驚異的な能力に跳ね上がっていた。
「このままじゃ街が危ない…PAL、頼むよ。」
『分かりました』
「ガイアーッ!」
我夢はファイターEXの操縦を任せるとエスプレンダーを掲げ光となった。
鉄面党ロボと怪獣達の間にウルトラマンガイアV2が降り立った。
その体はアースパワー強化装置直に受け光り輝いていた。
メルカでの戦いはメルカ共和国との戦いではなくゴーデスとカイロン、二つの破壊者との戦いへと変わっていた。
・ウルトラマンガイアV2/高山我夢VSカラミティ、キングマグマー、宇宙鉄面党ロボ(スカイシャーク〜ゴールドフィンガー)
VSユニタング、コオクス、ブローズ、バランガス
333
>>329 鉄人とブラックオックスの戦いは日食の影響もあってかブラックオックスの有利に働いた。
「鉄人、ブラックオックスを探すんだ!」
正太郎が鉄人を見ながら叫ぶが、ブラックオックスが鉄人の後ろから攻め込む。
ブラックオックスに殴られ今度は鉄人は吹き飛ばされてしまう。
「鉄人、立ち上がるんだ!」
正太郎の声に答えるかのように鉄人が立ち上がろうとするがブラックオックスが鉄人を再び殴り付ける。
「どうすればいいんだ…。」
『少年よ、あきらめるな…。』
驚愕する正太郎にガンバス大王が声をかけてきた。
「あなたは…。」
『ワシはフェアリーランドの王、ガンバス大王じゃ。』
「ガンバス大王…。」
『鉄人は地球の力を背負っている。』
「地球の力…。」
『地球の力は大いなる意思を倒す為の力を持つ、ここで負けてはいかん!」
「はい!」
正太郎はガンバス大王に強く頷いた。
「鉄人、動くんだ!」
正太郎がリモコンを操作しながら叫ぶと再び鉄人は立ち上がった。
鉄人が空へと飛び立つとブラックオックスも飛ぶ。
そして、日食の闇で鉄人とブラックオックスの戦いが再び繰り広げられた。
「鉄人の体の輝きが強くなっている。」
ジローが鉄人の輝きを感じ取る。
その輝きはアースパワーそのものであった。
「行け、鉄人!」
正太郎の叫びと共に鉄人がブラックオックスに猛スピードで向かってくる。
対するブラックオックスも鉄人を目掛け猛ダッシュする。
鉄人はアースパワーを拳に集めるが、ブラックオックスがいち早く鉄人に拳を向けた。
しかし、アースパワーを集めた鉄人の拳がブラックオックスの拳を砕きブラックオックスは爆発と共に砕け散った。
「鉄人の勝ちみたいだな。」
イチローが鉄人を見上げ確信する。
鉄人は一同の前に降り立つ。
「正太郎君、やったじゃない!」
「真美さん、僕に声を掛けた人がいたんだ。」
「声を?」
正太郎が真美にガンバス大王の事を話すが彼女は不思議がっていた。
「おい、みんな、見てくれ。」
ハンペンが指をさした所ではゴーデス怪獣達と鉄面党ロボとの戦いが繰り広げられていた。
「それにウルトラマンもいるか。」
バラバラマンがウルトラマンガイアを見つける。
「よし、あの怪獣達を倒すぞ!」
正太郎は再び鉄人の操作を始めガイア達のいる場所へと向かって行った。
○キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、高円寺寅彦、光明寺ミツコ、服部半平、鉄腕アトム、
バラバラマン、バラバラギャル、金田正太郎、鉄人28号、立花真美→ウルトラマンガイアの援護に向かう。
●ブラックオックス→鉄人28号に倒される。
345
バダムの大本部では1号達5人ライダーとバダムライダーとの戦いが繰り広げられていた。
数の差もありバダムライダーの優勢になっていた。
なにそれ
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350
>>340 首相官邸ではミスターKが何やら怪しげな動きを始めた。
「首相…。」
「副首相、どうしたのだ?」
「もうあんたの国も終わりだ、そして黄色い豚共を始末するのでな。」
「何…!?」
ミスターKは左腕の仕込み銃でデビラーの眉間を撃ちぬいた。
「さあ、観念するんだな…。」
そこにハカイダーとカオルが入ってくる。
「ガッテーム!まだ邪魔者がいたとでもいうのか?」
二人を見たミスターKは首相室を出た。
「あ、逃げる気かよ!」
「それなら追うぞ!」
二人はミスターKの後を追う。
ミスターKは転送装置のある部屋までたどり着いた。
そこにハカイダーとカオルも追いつく。
「ハーッハッハ!私はバダムアメリカ本部へ向かう!」
「アメリカ本部だと!?」
ミスターKがアメリカ本部へ向かう事をハカイダーに告げる。
ハカイダーはその事に驚く。
「黄色い豚共が泣き喚く姿をここで見物しているがいい、フハハハ!」
ミスターKは転送装置の中へと入っていった。
「あの野郎、逃げやがったか。」
転送装置に消えるミスターKを見てカオルが叫ぶ。
「ああ、だがメルカももう終わりだな。」
ハカイダーはリョウの姿に戻りながらメルカの終わりを確信する。
デビラーが殺害された事に加えその犯人であったミスターKが逃亡したした事によりメルカ共和国は事実上、崩壊したのであった。
○ハカイダー/リョウ、カオル→メルカ崩壊を見届ける。
●デビラー将軍→ミスターKに倒される。
●ミスターK→バダムアメリカ支部に逃亡。
ミスターKはフリーです。
バルカンベースでバラノイアとの激戦が繰り広げられている頃、ジュウレンジャー達は他のビーロボ達と合流していた。
「では、本田警部、譲君達をお願いします。」
「分かったわ、私達が守るから。」
ゲキが本田警部に子供達を保護する事を頼む。
「うおっ、凄く可愛いね!」
「は、はい…。」
「ちょっとダン、下がってなさい。」
ダンが中野巡査を口説こうとするがメイに止められる。
「へぇ、僕も君達と仲よくなれるかな?」
「結論から言おう、それは当然の事だ。」
ボーイの質問にゲロタンが答える。
「良かった、みんな可愛いしね。」
「可愛いって…照れるな。」
モモコに可愛いと言われるとシャークラーが照れる。
そこに白魔道士バーザが来る。
「バーザ、どうしたのですか?」
「実は大獣神から与えられた物で正しき者に奇跡を起こすというそうじゃ。」
バーザがブライにスターピースを見せる。
「これってスターピースじゃないですか!」
「スターピース、そういう名前じゃったのか。」
ユウコがスターピースの名前を出し、バーザが確信する。
「そこにあったのか…。」
突如として建物の影から声が聞こえてきた。
「何物でござるか!」
ダンゴロンが影に向かい叫ぶ。
「俺はペガッサ星人、おとなしくスターピースを渡してもらおう。」
ペガッサ星人はスターピースに銃を向ける。
「みんな、変身だ!」
「おう!」
「ダイノバックラー!」
ゲキの掛け声で6人はジュウレンジャーに変身した。
「ザコール兵、かかれ!」
ペガッサ星人の一声でザコール兵達が現れた。
・ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)
VSペガッサ星人、ザゴール兵
○美少女仮面ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ、高円寺譲、吉祥寺蔵之助、三鷹小百合、本田律子警部、中野美樹巡査、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、バーザ
→ペガッサ星人にスターピースを狙われる。
忘れていましたがペガッサが別にいて彼は石堀に会わせて下さい。
俺も照れる
ワケワカラン。
「別のペガッサは石堀に会わせて下さい。」だった。
もともと探索しいてるペガッサ星人は大勢いる設定だから
大丈夫ですよ
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370 :
名無しより愛をこめて:2006/09/06(水) 03:28:39 ID:SH1BYTb00
372
ファイヤースクワットとウオノメ・マナコとの激戦が繰り広げられていた。
ザコール兵がバズーカから閃光弾を放つ。
「うおっ、まぶしっ!」
ギョク・ロウは思わずそのまぶしさで叫んでしまう。
死ねボケ
>>360 その時、謎の爆発が起こりザコール兵を吹き飛ばす。
「な…何物だ!?」
ペガッサ星人が爆発を方向を向く。
そこには何とジャカンジャの四本槍が立っていた。
「ねーねー、その石をちょーだいよー。」
フラビージョがスターピースをよこせと迫る。
「何を言う、お前達には渡さん!」
バーザが四本槍に杖を向ける。
「あ〜ら、渡さないとおしおきしちゃうから。」
ウェンディーヌが一同を挑発する。
「あいつらもスターピースを狙っているのかよ!」
「正解〜っ!ピンポーン!」
クワジーロが叫ぶとサタラクラが答える。
その表情はふざけているとしか言えなかった。
「おしゃべりはここまでだ、さあ、スターピースを我々ジャカンジャに渡せ!」
サンダールが一同に残忍な目を向ける。
「貴様達の様な奴らにスターピースは渡すか!」
ティラノレンジャーもジャカンジャ達に向かい叫ぶ。
「何っ、ジャカンジャだと!?」
ペガッサ星人がそのジャカンジャと言う名前を聞いて驚き恐れる。
「その通りだ。まずは貴様から始末してやろう、鮫手裏剣!」
「ぐわぁぁぁぁぁ!」
サンダールが鮫手裏剣を投げペガッサ星人を倒す。
「なんて強さだ…。」
シャークラーがジャカンジャの強さに圧倒される。
「イヒヒ、今度はお前達の番だよ〜。」
サタラクラが笑いながら一同を挑発する。
「みんな行くカブ、スーパーチェンジ!」
カブタックが声を掛けるとビーロボ達はスーパーチェンジを始めた。
「コスモマジック、メタモルフォーゼ!」
村上姉妹もポワトリン姉妹へと変身する。
「みんな、危ないから下がって。」
中野警部に言われ譲達は後方に下がった。
「ティラノレンジャー、ゲキ!」
「マンモスレンジャー、ゴウキ!」
「トリケラレンジャー、ダン!」
「タイガーレンジャー、ボーイ!」
「プテラレンジャー、メイ!」
「ドラゴンレンジャー、ブライ!」
「恐竜戦隊…。」
「ジュウレンジャー!」
「愛ある限り戦いましょう、命燃え尽きるまで。美少女仮面ポワトリン!」
一同が名乗りを上げていく。
「おのれぇ、デビラ兵ども、出て来い!」
「デビラ!」
サンダールがデーモン族の戦闘員、デビラ兵を数十人も呼び出す。
かくして、スターピースを賭けた戦いが始まりを告げた。
・ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ
VSジャカンジャ四本槍(サンダール、フラビージョ、ウェンディーヌ、サタラクラ)、デビラ兵
○高円寺譲、吉祥寺蔵之助、三鷹小百合、本田律子警部、中野美樹巡査、バーザ→スターピースを狙われている。
●ペガッサ星人→サンダールに倒される。
9スレ目
>>662あたりから
武「そうか、明君か」
明「…ところで、俺は、そしてあなた達はどうしてここへ?」
剛「ああ、実は…」
その問いかけに剛が答える。
剛がここを通りかかった時、たまたま海辺で倒れていた武を見つけ、助けたこと。
その後、近くで倒れていた明も見つけたこと。
それらを明に話した。
剛「俺は修行中の身でね。今はあちこちを回って修行しているんだ」
明「修行…というと、格闘家か何かで?」
剛「ああ。拳王流という流派の格闘技をやっている」
武「拳王流?どんな流派なんだ?」
剛「五行−木火土金水−と風、星に分類された七つの自然の"気"を使って戦う格闘技さ。
そういえば、君達は変わった気を持っているみたいだな。ひょっとして君達は…」
剛がそう言いかけたところで…
う わ ぁ ー !
外から人の悲鳴が聞こえてきた。
武「な、なんだ!?」
剛「とにかく行ってみよう!」
「ケーッ!」
忍者のように黒ずくめの格好をして、狐のような面をつけた一団が、人を捕らえようと追い回している。
早朝とはいえ、いやむしろ早朝であるせいで、釣りに来ていた人はそれなりにいて、捕らえる人には欠いていないようだ。
黒ずくめの者達はは「魔化魍忍群」と呼ばれる者達である。
本来、戦国時代にオロチの怪童子と妖姫に従っていた魔化魍忍群であるが、大いなる意志の力の所以であろうか。指揮官不在のまま手当たり次第に人を襲っている。
明「人が、襲われている…!」
明(あいつらも、デーモンなのか?…いや、俺を蘇らせたあの青年は、ここが俺のいた世界とは違う、と言っていた。じゃあ…?)
剛「襲われた人を助ける!あんた達は隠れていてくれ!」
武「おおっと!俺も戦うぜ!」
明「!俺も!」
魔化魍忍群に突っ込んでいく3人。
拳王流格闘術とガイボーグボディ、寄生生物ファラーによって得られた力、"声"を力として引き出す体内のボイストーンの力、
そして、デーモンと融合したことにより備わった力…
それぞれ違う力を秘めた3人の若者が、邪気によって産まれた雑兵を薙ぎ倒してゆく。
剛「早く逃げろ!」
「は、はいっ!」
障害となる者達を片付け、襲われていた一般人に逃げるように促す。そこに…
武「後ろだっ!」
剛「うおっ!?」
魔化魍忍群の一員が、手にした刀でで襲いかかって来た。
武の助言により、間一髪それをかわす剛。
剛に当たるはずだったそれは、目標が動いたことにより岩盤を切り取る結果となった。
明「岩を切り裂く力なんて…!」
明(やはり、デーモン?)
武「よーし、こうなったら…ボイスラッガー!」
武の掛け声と共に、彼の頭が白いヘルメットと、青い宝石で出来たような四角錐のバイザー(?)に覆われてゆく。
天馬武のもう一つの姿、ボイスラッガーサファイアだ。
明「!?」
剛「変身した!?」
サファイア「まだ言ってなかったっけか。俺はこれでも地球を護る戦士達の一人なんだぜ。行くぞ!」
そう言って、忍群の残りに突撃して行く。
剛「ならば俺も!…鎧気装!」
剛の身体に自然の"気"が集まり、彼もまた、その身体を変えてゆく。
風間剛のもう一つの姿、ガイファードへと。
明「姿が…変わった…。まさかあの人達も、デーモンに融合されて…?」
確かに風間剛は、別の生物に融合されているが、それは宇宙から来た寄生生物ファラーとである。
ガイファード「…明君、君は隠れて居るんだ。はあっ!」
駆けだしてゆくガイファード。彼も忍群の残りへと向かっていく。
明(あの人達も、デーモンに融合された?けど、人を守るために戦っている。
俺も、もう一度、戦う、べき、なのか…?人を、守るために…)
黒青年によって蘇させられ、大いなる意志と戦う運命を課せられた不動明−デビルマン。
だが、彼は迷っていた。
「デーモンの力を使い」「人を守るために」戦うことに。
───お前が、デーモンだな?
牧村家の人々は受け入れてくれたとはいえ、彼等が殺されるきっかけになってしまった、自らに融合させられたデーモンの力。
───デーモンは殺せぇ!
───違う!俺はデーモンじゃない!
───ここの家、家族からデーモンが出たんだって…
自分達を滅ぼす異質な者達を排除しようとするだけならまだしも、それを利用して気に入らない他人を陥れる事すら平気で行う、人間の、醜さ。
黒青年との会話の中で一度は決意を固めたとはいえ、それらの出来事をまざまざと見せつけられていた不動明は、すぐには行動できずにいた。
「うわぁぁ!」
「なんだ、ありゃあ!?」
明・ガイファード・サファイア「!」
剛達に助けられて逃げる途中の釣り人達の目の前に、突如海から出てきた影。
現れたのは、巨大な、甲羅に覆われた生物であった。…魔化魍バケガニである。
そしてすぐさま、バケガニは人々を捕らえて食べるために、そのハサミを振り上げた。
ただの一般人である人々に、それから逃げる手段は、無い。
ガイファード「ダメだ!ここからじゃ間に合わない!」
サファイア「くそっ!」
明「…っ!」
ハサミが人々に振るわれ…上空に振り上げられた。何かに跳ね上げられたのだ。
バケガニと人々の間には、異形の男が人々を庇うようにして立っていた。
バケガニのハサミが振るわれようとするその一瞬のうちに、不動明がその身体をデーモン族の勇者アモンの物へと変化させて、
その異形の男─デビルマンとなり、バケガニのハサミから人々を守ったのだ。
そして、バケガニに見舞われる、鋭い一撃。
デビルマンの拳が叩き込まれ、バケガニが大きく吹き飛び、少し離れた岩場に激突する。
デビルマン「…早く逃げろ!」
「あ、あぁ…」
その言葉を受けて釣り人達が一目散に逃げてゆく。
「…あの人達、いきなり変身したぞ?あれが噂のオル平だかフェルビナクだか言う奴か?」
「…馬鹿かおめえ、オルフェノクは全身灰色だって話だぞ?むしろあれはアギトだろ」
「…あれ?あの青い三角形の人はTVで長野にいたのを見たことあるような…確かボイスなんとかって言う…」
デビルマン(…やはり、デーモンは異質な存在として、人々に受け入れられないのか…?)
釣り人達にとっては何気ない逃げながらの会話であったが、明はそれを、異質な者に対する恐怖・嫌悪・そして侮蔑と受け取ってしまった。
今までの明の経験を考えれば、仕方ないかもしれない。
ガイファード「変身した!?」
サファイア「あいつも戦士だったのか…!」
魔化魍忍群との戦いのさなかにある2人は、突然の出来事に驚いていた。とはいえ、他にも変身を行う者が身近にいた彼等のこと、
その驚きは長くはなかった。
サファイア「よーし、君まで変身できるとなれば百人力だ!明君、こっち来て手伝ってくれ!」
だがデビルマンは、その場から動かない。
先程の釣り人達の言葉を深刻に受け止めすぎたことにより生じた、自分が人々にとってやはり異質な者であるという孤独感、
無意識のうちに変身して、人を助けに向かったという自らの行為に対する驚き、それらが明をさらに深い迷いへと引きずり込んでいた。
サファイア「おーい!聞こえてるだろー?」
ガイファード(あの様子、もしかして…)
ガイファード「たあっ!…すまん、ここを頼む!」
サファイア「え、ちょっ!」
相手をしていた忍群の一員を引き離し、その場をサファイアに預けて、ガイファードはデビルマンの方へと向かった。
ガイファード「明君!」
デビルマン「…剛…さん?」
ガイファード「やはり、君は人とは少々違っていたんだね」
"気"を使う拳王流格闘術の使い手であるが故に、既に剛は明の気を読み、明が人と異質な気を身につけていることを悟っていた。
デビルマン「…そうです。俺は、デーモンの身体と、人の心を持つ存在─デビルマン。人とは違う存在…」
ガイファード「そうか。…君は、自分が人と異なる存在であることに悩んでいるのか」
デビルマン「…人間は、自分達と異なる存在を排除したがる。確かにデーモン達は人を排除しようとした」
あいつ──親友だった飛鳥了ことサタンに率いられて。
デビルマン「けど、そうでない、デーモンとなっても人の心を残した者だっていた。…人間はその者達すらも始末しようとした」
ガイファード「…。確かに、人間は自分達と異なる者を恐れ、忌み嫌う」
───たとえ弱くても、かっこ悪くても人間のほうがいい。
風間剛もまた、自分が人間でなくなったことに悩んだ経験を持つ者である。
ガイファード「だが、例え人間でなくなったとしても、受け入れてくれる者はいる」
───剛は、剛でしょ?
あの時、自分がガイファードであると知られてしまった時、今まで共に戦ってきた仲間は、
まるでそんなことは全然問題にならないとばかりに、そのまま受け入れてくれた。
デビルマン「…!」
───俺は、変わらんよ。今日は昨日と同じだ。
───違う!明君は、デーモンじゃない!人間なの!
デビルマン(小父さん、小母さん…美樹ちゃん…)
○ボイスラッガーサファイア/天馬武、ガイファード/風間剛、不動明/デビルマン→新潟で戦闘中
>>393 ガイファード「でも、受け入れてくれる人が他にいたとしても、それだけでは進めない」
デビルマン「…?」
ガイファード「まず、自分自身が『人間でなくなった自分』を受け入れなければならないんだ」
デビルマン「自分自身が…受け入れる…」
自分自身が『人間でなくなった自分』を受け入れる…。
明も、かつてはそうできていた。しかし今は、彼が元いた世界での残酷な出来事が、明にそれをすることを拒むよう働きかけている。
ガイファード「望まずして与えられた力・身体だとしても、それには必ず、何か意味がある。
降りかかった事をただ憎むだけでは、何も産まれない…いや、それどころか全てを失ってしまうことにすらなってしまうんだ」
今、ガイファードは一人の女性のことを思い出しながらそう話していた。
自分と敵対したあの女性。
理不尽な薬害事故で母親を失って以来、世間を、人を憎み、クラウンの下に下ったあの女性。
そのせいで、人の身体を失っただけでなく、何も満たされることなく命を失ってしまったあの女性──紫苑。
ガイファード「自分自身を受け入れるんだ。それから、君がその力を授かった意味を考えるんだ。
そして、その力をどうするか、君が、正しいと思う使い方を考えるんだ」
デビルマン「…」
ドオーン!!
その時突然辺りに響く大きな音。
サファイア「おーい!そろそろ戻ってきてくれぇ!」
見ると、サファイアが忍群相手に一人奮戦している後ろで、デビルマンに吹っ飛ばされて倒れていたバケガニが立ち上がっている。
ガイファード「わかった、今行く!」
顔を落としたままのデビルマンにもう一度顔を向け、ガイファードは言った。
ガイファード「俺は、君の判断を信じる。自分の信じる道を行くんだ!」
そして、ガイファードもバケガニの方へと駆けて行く。
デビルマン「俺の…信じる道…」
ガイファード「ハアッ!すまない、待たせたな」
サファイアに刀を降りおろそうとしていた忍群の一人を蹴飛ばしつつ、ガイファードが戦線に復帰した。
サファイア「遅いよ!…明君は大丈夫なのか?」
ガイファード「彼の心から、強い気を感じた。大丈夫だろう」
サファイア「よーし、あのデカブツが来る前に一気に倒すぞ!ソニックウェーブ!シュババババーン!!」
ガイファード「王気!砕撃蹴!」
ボイストーンの力を秘めた声の一撃と、気を纏った前二段蹴りが残りの魔化魍忍群に炸裂、そのまま爆散。これでここに出た魔化魍忍群は全滅した。
サファイア「これで後はあのカニだけだ!」
気を吐き、バケガニに向かっていく2人。さらに、それに続く翼。
ガイファード「…明君」
デビルマン「俺も…戦います!」
サファイア「よし!3人で行くぞ!」
だが、なかなかにバケガニは手強かった。
サファイア「うわっ、このっ、ハサミめっ!」
真っ正面から向き合っているサファイアは、ハサミによる連続攻撃をかわすのが精一杯で、攻撃を放つタイミングが取れない。
デビルマン「真上からなら…!」
デビルマンが上空からアプローチをかけ、そのまま甲羅を突き破ろうとするが…
デビルマン「うわっ!」
バケガニは甲羅から溶解液を噴き出させて、その進行を妨害。デビルマンの攻撃を不発に終わらせた。
ガイファード「王気、撃龍衝!」
背後に回ったガイファードが、手刀から風の気を放つが、硬い甲羅の前に弾かれてしまう。
ガイファード「くっ、なんて硬い甲羅だ…」
サファイア「後ろからじゃ駄目か…うわっと!そうだ!こういうときは腹から破るんだ!」
ハサミを捌きながらサファイアが叫ぶ。彼が打開策を思いついたのは、以前に明子──ボイスラッガー・ルビーあたりに『ヒーロー番組のお約束』でも聞かされたためであろうか。
ガイファード「よし、俺もそっちに行く!」
サファイア「その前にこのハサミ何とかしないと!」
そうサファイアが叫んだ時、上空のデビルマンが弾かれたかのように動いた。
するとたちまちサファイアとバケガニの間に割り込み、両のハサミを下から持ち上げる形で押さえ込む。
デビルマン「俺が…抑えている間に、早く!」
サファイア「わかった!俺達の力を合わせるぞ!」
ガイファード「狙いは一点…あそこだ!」
ガイファードが示したのは、先程バケガニがデビルマンの一撃を喰らった際にできた僅かな傷。
デビルマンがハサミを持ち上げるにつれてバケガニの身体も持ち上がり、腹を2人に向ける形になった今、それははっきりと見て取れた。
サファイア「うおおお!絶叫!シュババババーーン!!」
ガイファード「ふん!はあ!…王気!極星拳!!」
2人の必殺技が合わさり、重なって行き、一つになって、小さな傷口に伸びていく。
その一つになった光の矢が、バケガニを貫き…
3人が離れた途端、バケガニが爆散した。
武「…倒した、みたいだな」
剛「あたりに邪悪な気は感じられない。そうみたいだ」
邪気の塊のような存在であるところの魔化魍を倒しても、その邪気は清められずに残る。
それが感じられないのは、ガイファードの"気"の力と、サファイアの"声"の力…2つが合わさり、擬似的"清めの音撃"とでもなったためであろうか。
剛「あいつら、一体何だったんだ?」
武「多分、『大いなる意志』によって蘇った化けモン、ってとこじゃないかな」
明「『大いなる意志』…」
───今、『大いなる意志』なる者が複数の世界を一つにして、混乱を招いています。
───あなたには『大いなる意思』を倒す為に再び生きてもらいます。
自分が蘇らせられた時の黒の青年の言葉を反芻する明。一方、剛はそれとは対照的だった。
剛「『大いなる意志』?何だそりゃ?」
武「…。マジで知らないの?」
剛「いやー、俺はしばらくこの辺で修行してたんだけど、その間ほとんどテレビもラジオも見たり聞いたりしなかったしなぁ」
そこから3人の話は、武による『大いなる意志』についての話から、互いに持っている情報を交換し合う方向へと向かった。
3人とも変身して戦う戦士であるがために、互いの情報を共有することで何か新しい情報が得られるのではないかと考えたためだ。
武「まず、改めて自己紹介しとこうか。俺は天馬武。ボイスラッガー・サファイアだ」
剛「俺は風間剛。ガイファードだ」
明「不動明。デビルマンです」
武「改めてよろしくな。剛、明君」
明「…"明"でいいですよ」
その中で、剛は秘密結社クラウンと戦った時のことを、明は自分のいた世界で起こった人間とデーモン族との争い・その終結を、
武はムーオン帝国と戦った時のこと、そして大いなる意志によって、かつて自分らと戦ったムーオン帝国帝王ゲンバーなど、
悪の下に身を置く者達が蘇ったこと、それだけでなく自分の命をかけて悪魔獣ハーデスを封印したはずのボイスラッガー・ゴールドなど
正義の下に戦う者の中で命を散らしたはずの者達まで蘇っていることを話した。
明「それで、俺まで蘇させられて、戦うことになった、ってことですか…」
剛「俺はしばらくこの辺りにいたからなぁ。テレビとか見てなけりゃ気付かないわけだ」
確かに北陸のあたりではあまり大きな戦いは起こっていない。(妙高山の戦いはこれから起こる)
武「はあ、なんか新しい情報が手に入るかと思ったんだがなぁ。バルカンベースはどうなったんだろうか…」
剛「…そういう情報なら、情報源に心当たりが無いわけでもないが…」
武「え!」
剛「…よし、やってみよう。誰か、携帯電話持ってたら貸してくれないか?」
○ボイスラッガーサファイア/天馬武、ガイファード/風間剛、不動明/デビルマン→戦闘を終え、相談中
まだ続きます。
>>401 武「このご時世に持ってないのかよ。じゃあ俺のを…あーだめだ。こりゃ完全に壊れてるな」
武がズボンのポケットから取り出した彼の携帯電話は、見るも無惨な状況にあった。おそらくゲンバーの攻撃を受けて
ボイスラッガーがちりぢりにさせられた時の余波だろう。
それを見て、ふと明は自分のズボンのポケットを探ってみた。──あった。自分の携帯だ。
あの時、牧村美樹に送ったはずの、怪物を模したストラップまでついている。黒の青年のはからいだろうか。
明「これ使って下さい」
剛「ありがとう。…えっと、確か優の番号は…」
剛はしばし記憶を掘り返しながら、ある番号にかけた。…つながった。相手が出る。
???『…はい、もしもし…誰?こんな朝早くにさ…』
剛「優、聞こえるか?」
???『え、その声…もしかして!』
剛「そうだ。剛だよ」
剛の掛けた相手は九条優、九条財閥の御曹司にして、姉の麗と共にクラウンとの戦いに協力してくれたガイファードの仲間の少年である。
優『剛さん!生きてたんだね!…待てよ、本当に剛さんだよね』
剛「え、何言ってるんだ?俺だよ。風間剛。ガイファードだよ」
優『どうかな〜、最近そういう詐欺多いからなぁ。…ねえ剛さん、北辰文書の解読を頼んだ先生って、とっても強いおじさんだったよね』
剛「何言ってんだ?俺達が頼んだ悦子先生はきれいな女の人だったじゃないか」
優『そうそう。で、剛さん、クラウンとの戦いの最中でも、剛さんの誕生日はみんなで祝ったよね。楽しかったなぁ』
剛「おいおい、お前達が準備してる最中にガイアソルジャーが来たんじゃないか。攫われたのは優、お前だったろ?」
優『…そこまで知ってるってことは…やっぱり、本物の剛さんなんだね!?』
剛「そう言ってるだろ?やっと信用してくれたか」
優『剛さん!どうしてあの後何も言わないでいなくなっちゃったのさ?』
剛「…戦いは終わった。だけど、これ以上お前達を巻き込みたくない、と思ったから、さ」
優『前にクラウンの基地を壊滅させてからいなくなっちゃった後だって、だからって黙ってどっか行くなんてやめてって言ったじゃないか』
剛「それでも、それがいいと思ってな。…まあそれはともかく、早速で悪いがちょっと調べて欲しいことがあるんだ」
剛は、かいつまんで事情を話し、『大いなる意志』との戦いについての情報を求めた。…答えはすぐに返ってきた。
優は008や月面など、地球圏各地で起こった戦いについて、防衛隊などによってプロテクトされている情報まで、ある程度把握していた。
実は優は結構な腕のハッカーでもあり、今回の戦いが起こってから、クラウン、そしてガイファードについても何か情報があるのではないか
と思って、様々な所からこっそりと情報を集めていたのだった。
武と明も携帯電話に耳を近づけて、優の知っている限りの情報を聞いた。
蛇足であるが、ゲンバーが既に倒されていたという情報を知った時に武が少々黄昏れていたことも付け加えておこう。
剛「そうか…。ありがとう、だいぶわかってきたよ」
優『ところで、剛さんはこれからどうするの?他のヒーローみたいに大いなる意志と戦うの?』
剛「そのつもりだ。とりあえずバルカンベースに行こうかと思うんだけど…」
優『…ねえ、ちょっとドクターに相談してみたらどう?』
ドクター──ファラーの研究をしていたために、クラウンに利用されそうになった科学者、城石丈雄のことである。
剛がクラウンから脱出する際に一緒に脱出し、その後も常にガイファードを支えてくれた人物だ。
剛「ドクターに?そうか、それがいいな。…でも、ドクターの連絡先がわからないぞ」
優『大丈夫、今から教えるから。ドクター、驚くだろうなぁ。ええっと、確か…』
そのまま口頭で、ある電話番号を伝える。復唱して確認する剛。
剛「よし、わかった。優、ありがとう」
優『…剛さん、また、会えるよね?』
剛「…戦いになるからな、保証はできないかもしれない。けど、多分また会えるはずさ」
優『わかった。がんばってね!』
優との電話を切り、剛は教えられた番号に掛けた。…つながった。
???『はい、もしもし』
剛「ドクター、久し振り。俺だ、風間剛だよ」
ドクター『剛…?剛、剛なのか!?やっぱり生きてたのか!』
ひとしきり再会(電話だが)を喜んだところで、剛は先程の優とのやりとりも含めて事情を話した。
剛「ドクター、どうすればいいと思う?」
ドクター『そうだなぁ…よし、こうしよう。国防省で落ち合おう!』
武「国防省?バルカンベースじゃなくてか?」
携帯に耳を近づけて話を聞いていた武が話に割り込む。ちなみに明も携帯に耳を近づけて聞いている。
ドクター『ん?君は…』
剛「彼はさっき説明したうちの一人、天馬武だよ。それで、国防省ってどういうことだ?」
ドクター『確かに、剛達でバルカンベースに行くのもいい手だろう。だけど、大いなる意志と戦う戦士…私にも心当たりがあるんでね。
彼等と合流してからでも、行くのは遅くはないだろう?』
剛「なるほど…ってドクター、そもそも国防省になんか入れるのか?」
ドクター『まあな。私にもちょっとしたコネがあってな。ふふふ…』
その話を聞きながら、明が武にふと尋ねていた。
明「国防省?公の防衛組織ですか?」
武「そうだよ」
明「…信用できるんですか?」
明の脳裏には、彼が元いた世界で猛威を振るった"デーモンバスターズ"が浮かんでいた。彼等もまた、政府機関であった。
武「大丈夫さ。バトルフィーバー隊とか、平和のために戦ってる戦士達が集ってるはずさ」
そう言ってるうちにドクターとの話も終わりに近づいていた。
剛「そうか…。よし、ドクター、国防省で会おう!」
ドクター『ああ、剛も道中気を付けてな』
その言葉を聞いた後、電話が切れた。剛は礼を言いつつ、明に携帯を返す。
明「方針はこれで決まったんですね?」
剛「ああ、国防省に向かおう」
武「それはいいけど、足がないぞ?大いなる意志による騒ぎのせいで、電車とかが使えるかどうかもわからないし…」
剛「俺にはバイクがあるけどな。1台で3人というのはさすがに…」
その時、ふと予感がした明はあたりを見回した。するとそこには
明「俺の、バイク…」
元いた世界で明が使っていたバイクが、そこに停められていた。これもまた、黒の青年の気遣いであろうか。
剛「これで2台か。ま、1台よりはマシかな」
武「俺はどっちかの後ろに乗れ、ってことか?…まあ贅沢言ってる場合じゃないしなあ」
ともあれ、足は揃った。
3人の戦士はこれからの戦いへの決意を胸に、互いに見つめあう。
武「よし、それじゃあ…」
ぐう〜(←誰かの腹の虫)
武「…腹ごしらえするか」
自然に起こる笑い声。そういえばまだ朝飯も食べていなかった。
○風間剛/ガイファード、天馬武/ボイスラッガーサファイア、不動明/デビルマン→国防省へ向かう(朝食後w)
この面子での新潟での戦いはこれで終わりです。
まだ続けてこの面子で書かせてもらいます。
現在の容量は248KB
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>>353 ハラッパ国のとある工場から一機の輸送機がメルカ共和国へ向け飛んでいた。
そこに一人の青年が整備士と共にあるロボットの目の前にいた。
「ガンゲリオン、これが俺の乗るロボットか?」
「そうです、あなたなら乗りこなせます。」
そこにいた青年、赤間健一は整備士にそのロボット、ガンゲリオン・改の操縦を託される。
彼はかって大戦隊ゴーグルファイブのリーダー、ゴーグルレッドとして暗黒科学帝国デスダークとの戦いを繰り広げ、勝利を収めた。
その後、本郷博士の勧めでハラッパ国でガンゲリオン・改のテストパイロットになる。
ガンゲリオン…かって未来から来たロボット、「テトラ」によって建造され地球の水を狙い侵略した異星人「ボイド人」と戦ったロボットであった。
テトラこそボイド人によって破壊されたもののこのガンゲリオンはハラッパ国に預けられ、ガンヘッドをはじめとするロボット達を元に密かに改造されていたのであった。
「赤間さん、期待してします!」
「ああ、本郷博士から託されたこの使命を果たして見せるよ。」
赤間はガンゲリオン・改のコックピットに乗り込む。
「ふう、流石に実戦となると久々だから不安だな。」
赤間はガンゲリオン・改のコックピットで発進準備を行いながら決意を固める。
ガンゲリオンのコックピットはテトラがテレビやカーナビといった家電製品で作った物であったが、ガンヘッドの操縦系統が組まれていた。
「カーゴドア、開きます。」
オペレーターの指示で輸送機のカーゴドアが開きガンゲリオン・改が外に姿を現した。
「ガンゲリオン・改、発進!」
赤間の叫びと共にガンゲリオン・改はメルカの地に降り立った。
ガイアV2と鉄面党ロボ、そしてゴーデス怪獣と超獣の戦いは熾烈を極めていた。
「ウッ…(くっ、なんて攻撃だ)。」
両者の激しい攻撃に防戦一方であるガイアV2。
その時、青い光が突撃し、マーズサターンとゴールドフィンガーを粉砕する。
(あれは…鉄人28号、正太郎君と真美ちゃんは来ているのか!)
ガイアV2がその青い光を鉄人28号だと確信する。
光が地に降りると鉄人となった。
「鉄人、ウルトラマンと一緒に戦うんだ!」
正太郎が鉄人に叫ぶ。
「あのロボットは残り少ないとは言え怪獣はかなりの数だぞ。」
イチローがその戦いを見て不安がる。
「みんな、空を見てみろ!」
高円寺博士が空を指さす。
その方向にはある影が地へ降りようとしていた。
「あれはガンゲリオン!」
真美がその影をガンゲリオン・改だという事に気づく。
「ギャァァァオ!」
ブローズの一匹がガンゲリオン・改に光線を放つ。
「くっ、早速攻撃か!」
ガンゲリオン・改はブースターを避けると、ホバーで着陸を始めた。
「あのロボットを知っているのかい?」
「ええ、ガンゲリオンは私達の心強い味方です。」
イチローに聞かれ、真美は心強く答える。
「くらえっ!」
ガンゲリオン・改が地に降り立つと、一気にレーザー砲でスカイシャークを攻撃、スカイシャークは爆発した。
・ウルトラマンガイアV2/高山我夢、鉄人28号、金田正太郎、ガンゲリオン・改(ゴーグルレッド/赤間健一)VSカラミティ、キングマグマー
VSユニタング、コオクス、ブローズ、バランガス
○キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、高円寺寅彦、光明寺ミツコ、服部半平、鉄腕アトム、
バラバラマン、バラバラギャル、立花真美→鉄人達の戦いを見守る。
●マーズサターン、ゴールドフィンガー→鉄人28号に倒される。
●スカイシャーク→ガンゲリオン・改に倒される。
>>422 カラミティが鉄人とガンゲリオン・改に向かいレーザーを放つ。
「くっ!」
「鉄人、避けるんだ!」
間一髪、鉄人とガンゲリオン・改はレーザーを避ける。
「今度はこっちの番だ!」
ガンゲリオン・改はカラミティの横側へ向かうとレーザーで攻撃、カラミティを粉砕した。
「鉄人、あとはあのロボットだけだ!」
鉄人は正太郎の声と共にキングマグマーに向かって飛ぶ。
アースパワーを帯びた鉄人のタックルは協力でキングマグマーの杖もろとも一気に吹き飛ばす。
「わぁい、あのロボット達も終りね。」
真美が鉄面党ロボットを倒した事を喜ぶ。
その時、キングマグマーが倒された事により日食が収まり青空に戻った。
一方のガイアV2は二匹の超獣とゴーデス怪獣達の猛攻で苦戦を強いられていた。
(うっ…いくらアースパワーを受けたとは言えこれだけの怪獣を倒せるか…。)
ガイアV2はアースパワー発生装置により通常異常のパワーを得たが10数匹もの怪獣を相手にするのは不利な状態であった。
(あ…あれは!)
その時、別のTACの航空機部隊が合流し、怪獣を攻撃していく。
(助けが来てくれたか、今だ!)
「ジュワァァァァ!」
ガイアV2は必殺技、フォトンストリームでユニタングとコオクスを攻撃、二匹の超獣は爆発と共に倒れた。
タックファルコンも次々とシルバーシャークで怪獣達を倒していく。
「ふう…終わったか。」
怪獣達が倒された事を確認すると赤間は安堵の表情を浮かべる。
その時、カイロン・ユニットを乗せたデーモンカーから赤い光球が飛び出してきて鉄人達の目の前に現れた。
「あ、あの赤い球は何だ?」
バラバラマンが赤い球を指さす。
赤い球に鉄面党ロボットの残骸が集まって行き巨大な影を現す。
「そんな…ロボットにでもなると言うの…。」
真美があの球を見て何かを見抜く。
残骸は100メートルにも及ぶ巨大なエアロボットの姿へと変えて地に降り立った。
「我が名はカイロン…。」
あの赤い光球こそカイロン・ユニット、いやカイロンそのものであった。
カイロンの用心棒であるエアロボットの姿を借りカイロン・エアロボットへと化したのであった。
「カイロンってあのロボット工場の管理コンピューターじゃ…。」
真美がそのカイロンという名を聞いて驚愕する。
「管理コンピューター、あのロボットがそうなのかい?」
「ええ、カイロンは外宇宙の隕石なのです。」
ハンペンに聞かれると真美はカイロンの説明をする。
カイロン・エアロボットは周辺に次々とミサイルを撃ち込む。
「くっ、どんだけミサイルがあるんだよ!」
ガンゲリオン・改が機銃でミサイルを撃つが、赤間はその数に圧倒される。
「よーし、今度は僕の番だ!」
正太郎が鉄人に攻撃の支持を出す。
鉄人はパンチをカイロン・エアロボットに繰り出すが、カイロン・エアロボットは放電で逆に鉄人を吹き飛ばす。
「鉄人!」
それを見た正太郎は思わず叫ぶ。
メルカ共和国での最後の戦いが始められた。
・ウルトラマンガイアV2/高山我夢、鉄人28号、金田正太郎、ガンゲリオン・改(ゴーグルレッド/赤間健一)、TAC航空機隊VSカイロン・エアロボット
●カラミティ→ガンゲリオン・改に倒される。
●キングマグマー→鉄人28号に倒される。
●ユニタング、コオクス、ブローズ、バランガス→ウルトラマンガイアV2とTAC航空機隊に倒される。
444
>>146 鉄人がメルカでキングマグマーを倒す数分前…。
ユリ「兄さん達、昼なのに空が暗くなっているわ…!」
勇二「日食?!NASAから予報があったか?」
哲夫「いや、こいつは人工的な奴だな…。ルチ将軍が太陽フレアを人工的に作り出した
事があったが、それと同じ事を皆既日食って形で何処かの奴らが作り出しているみたい
だ…。」
科学者でもある早瀬3兄弟の長男…哲夫が、008の上空が突如暗くなった事を推察す
る。事実それはメルカ共和国で起きている現象が地球規模で展開されている事を示して
いた。
哲夫「それと、巨大エアロボットの被害も甚大だ…。」
勇二「そしたら、適当なガンヘッドに乗り込むか?」
ユリ「それがいいわ!」
そう言いながら早瀬3兄弟は、哲夫、勇二、ユリの順に「380」「381」「382」とナンバリング
されている無人のガンヘッドに飛び乗った。全てのガンヘッド達はブルックリンの乗るガン
ヘッド507の記憶の中にあるエアロボットの恐怖からか、全機の士気は殆ど最低レベルに
達していたのであった。ジャンヌのマルハチやダンのマルキューも例外ではなく、3連ビー
ムアイから発射される加粒子ビームと、両側面の電磁砲を避けるのが精一杯であった。
上空からはブルースワットのスターフォートレスと、スターウルフ・ケンのデカウイングロボが
必死に攻撃を行っていたが、元型であるブルガリオから流用した空間歪曲フィールドでレー
ザーやビーム、果てはミサイルまでもが明後日の方向に曲げられ、味方のガンヘッドやワン
セブンに命中する始末である。ワンセブンが接近しようとしても、両腕の放電攻撃でワンセ
ブンが吹き飛ばされ、容易にグレート・エアロボットに接近を許してはくれなかった。
哲夫「しっかりするんだ、ガンヘッド!あれはブルックリン君と507が戦ったエアロボット
じゃ無い!」
勇二「あくまでもガワだけだ!」
ユリ「そうよ、カイロンってコンピューターが、貴方達にトラウマを植えつけるためにわざ
とエアロボットに似せただけよ…。確かに元よりは強力になっているかもしれないけど…。」
必死に乗り込んだガンヘッド達をなだめる早瀬3兄弟。
哲夫「それに、こうは考えられないか?あれがエアロボットに似せているって事は、弱点
もコピーしてしまっている事を…。」
ブルックリン「弱点をコピー?!」
その詞を聞いたブルックリンは、早速データベースにアクセスして元型のある怪獣や怪人
が弱点までコピーしている例を検索する。すると瞬時に、GOD神話怪人の一人であった
マッハアキレスのデータが出てきたのであった…。
ガンヘッド507『これは、GODのマッハアキレス…。』
ブルックリン「ああ、GOD神話怪人の一人だ。ギリシャ神話の不死身の英雄アキレスを元
にした怪人…。だが、元になったアキレスの弱点は何処だったか判るか?」
ガンヘッド507『確か、神話ではアキレスは踵を毒蠍に刺されて、それが致命傷になって
死んだと伝えられて…。まさか?!』
ブルックリン「そのまさかだよ…。GODの連中は、アキレスを忠実にコピーし過ぎたのさ…。
それがそのまま致命傷になって、マッハアキレスの奴は文字通りのアキレス腱を狙われて、
それでXライダーに倒された…。」
ガンヘッド507『すると、奴の弱点も…。』
ブルックリン「あの時と同じ、奴の目玉だ!!」
叫ぶブルックリン。すると、ガンヘッド達が後退を止め攻撃態勢に移ろうとする。
ブルックリン「そう言えばアルケミースターズの議長が、ジャンボーのバリアを破る方法
があるって、そのデータを送っていたな…。」
哲夫「確か、バリアの振動数と同じ波長の振動波をぶつければ、それでバリアの効力が
相殺されるって、データにありましたね…。」
思い出したように哲夫が言う。
『その役目は、俺達に任せてくれ!』
その時、闇を切り裂くサーチライトとパトライトが、一同を突き刺した。
それはデカバイクロボに跨がって駆けつけた、地球署のデカレンジャーロボであった。
ケン「お前達、いいのか?!」
バン「スワンさんからお墨付きです!」
ホージー「例のシステムを何とか押さえ込んで…。」
セン「今までのデカレンジャーロボよりパワーアップしています…!」
テツ「格好はナンセンスですけど…。」
ジャスミン「と言うよりは趣味最悪…。」
ウメコ「見ても笑わないでね〜。」
そう言いながらデカレンジャー達が、早速の新形態のお披露目を開始する。
『マッスルモード、セット!超特捜合体、スーパーマッスルデカレンジャーロボ!!』
その叫びと共に、デカレンジャー達のデカスーツが筋肉を模した装甲に覆われたので
あった。同時にデカレンジャーロボとデカバイクロボが合体し、デカレンジャー達の
ように筋肉を模した装甲に覆われる…。
『ビルドアップ!デカレンジャーマッスル&スーパーマッスルデカレンジャーロボ!』
それとともにボディビルダーのポージングを構えながら、まるで怪重機の如き姿になっ
たデカレンジャーロボが姿を現したのであった。それを背にデカレンジャー達も、筋肉
隆々な姿を見せつけるようなグラフィックを全員に映し出してる…。
ケン「こいつは…、完全にアブレラの趣味だな…。」
すっかり頭を抱えているスターウルフ・ケン。
デカレンジャー達の新形態の正体は、アブレラ商会が宇宙警察に配備した新製品「デカ
マッスルギア」の制御システムにリミッターを追加してスペック変更を施した「マッスル
モード」と呼ばれる戦闘形態であった。スワンの調査で5分間ならデカレンジャー達の
精神が変調しない事が判ったので、装着者を殺人鬼に変えるジェノサイドシステムを
純粋に強化戦闘モードにする事がやっとの事で可能になったのだ。
が、その姿はデカレンジャーの面影を残していたが、最早広域宇宙犯罪者…アリエナイ
ザーと殆ど変わらなかった。スーパーマッスルデカレンジャーロボに至っては、怪重機
そのものの凶悪な姿である…。
ジャスミン&ウメコ「こうなったら自棄糞よ!」
テツ&ホージー&セン「早い所このバケモノを片づけて…!」
バン「鬱陶しい鎧を外そうぜ!!」
そう言ってバンは、スーパーマッスルデカレンジャーロボのスラスターを全開にした。
アブレラ商会の神同然の科学力で飛躍的にパワーアップしたそのスピードは、まさに
光速の動きも同然であった。瞬時にグレート・エアロボットの左脇に接近するデカレン
ジャーロボ…。
『スーパーマッスル・ガトリングパンチ!!』
マッスルモードのキモい姿の恥ずかしさを振り切るように、自棄糞な喚き声でデカレン
ジャー達が必殺のパンチを繰り出す。その速度は1秒間に6万発のパンチが繰り出され
ると言う、通常のスーパーデカレンジャーロボではあり得ない凄まじいパンチであった。
そのパンチが空間歪曲フィールドの振動数とシンクロしたのか、グレート・エアロボットの
バリアが瞬時に消滅する…。
勇二「バリアが、消えた?」
ユリ「本当だわ…。」
哲夫「ダニエル君の言った通りだ…。」
ブルックリン「ガンヘッド、今だ!!」
ガンヘッド507『全機、シルバーシャーク・カノンでエアロボットの眼を狙え!』
全ガンヘッド『了解!』
三郎「ワンセブン、ミサイル全弾発射だ!」
ワンセブン『イエス!』
ショウ「こっちも応援するぜ!!」
一斉攻撃をかけるガンヘッド部隊とブルースワット、そしてワンセブン。
高倉長官がガンヘッド部隊に提供した戦車用のシルバーシャーク砲とワンセブンのミサ
イル、地上と上空からのブルースワットとスターウルフ・ケンの攻撃で3連ビームアイを
中心に蜂の巣となっていくグレート・エアロボット…。
そして、エアロボットを模したブルガリオの成れの果ては眼を失った事で戦闘続行は不
可能と判断し、動力システムを全停止し自爆したのであった。
丁度その時、不意に暗闇だったのが一気に晴天に変わったのであった。
鉄人がキングマグマーを倒したので、人工日食が消滅したのだ。
同時に、スーパーデカレンジャーロボとデカレンジャー達がマッスルモードを解除し、
元のデカレンジャー&スーパーデカレンジャーロボが雄姿を現したのであった…。
それはまるで、彼らの勝利を祝すかのような太陽の輝きであった…。
●グレート・エアロボット→マッスルモードのスーパーデカレンジャーロボとガンヘッ
ド部隊、ワンセブンとブルースワットらによって倒される。
二次元ではすさまじい激闘が繰り広げられていた。
「ミラーナイフ!!」
ミラーナイフが宙をきるも、ケンダウルスの反射板によって防がれる。
その直後、デッドキングとエレキザウルスの光線がミラーマンを襲った。
とっさに防御するもミラーマンは吹き飛ばされてしまった。
「ハンターQ、ミサイルで怪獣の反射板を攻撃。
ジェットコンドルは、怪獣の後ろに回って動きを止めるんだ!」
「了解!」
村上隊長の指揮により、各機攻撃が開始した。
だが反射板はハンターQのミサイル攻撃でも傷一つ付かず、
ジェットコンドルが回りこもうとすると激しい攻撃に会い思うようならなかった。
「隊長、怪獣たちは連携が取れていて回りこめません!」
「せめて、あの反射板さえ取り除けたら・・・」
活路が見出せない状況の中、村上にある考えが浮かんだ。
「一つ方法がある。だがその作戦は全員の命が危うくなる。」
「村上さん。いまさら我々は命が惜しくはありません。」
「覚悟はできています。やりましょう!」
ムラマツキャップとヒウラキャップの言葉を聞いた村上は語り始めた。
まずジャンボフェニックスとハンターQが分離して二匹の注意を引く。
その間にジェットコンドルが反射板の接合部分をミサイルで
破壊するという作戦である。
「藤本、フブキ君。君達に我々の命運を託す。頼んだぞ!」
「了解!」
「作戦開始!」
一か八かの作戦が決行された。
分離したジャンボフェニックスとハンターQが高空から攻撃を開始した。
それを見たデッドキングが攻撃を始めた。
「やはりもう一匹はこっち警戒しているな。」
「藤本さん。仕損じないでくださいよ。失敗したら全員あの世行きです。」
「わかってる。フブキ君も操縦を頼む!」
ジェットコンドルはケンダウルス目掛けて突っ込んだ。
直後エレキザウルスが攻撃してきた。その攻撃を低空飛行でかわしつつ、
ジェットコンドルは飛び込んだ。
「いまだ!藤本さん!」
「もらった!」
藤本はミサイルを発射した。弧を描くように飛ぶミサイルは
見事反射板の接合部分を直撃して破壊した。
ジェットコンドルは一気に旋回してエレキザウルスの攻撃から逃れた。
その直後ミラーマンが三匹目掛けて突っ込んできた。
それを見てエレキザウルスはすばやく光線を発射した。
とっさにミラーマンは反射板を蹴り上げた。
するとエレキザウルスの光線は反射板に当たり、反射してデッドキングに直撃した。
デッドキングは炎上して果てた。
「全機、怪獣に一斉攻撃開始!」
体制を整えたジャンボフェニックスとハンターQ、ジェットコンドルの
一斉射撃が開始され、全弾ケンダウルスに命中した。
ケンダウルスは爆死した。
ミラーマン目掛けてエレキザウルスのチェーンハンドが発射された。
ミラーマンは冷静な判断で避けると、チェーンハンドを掴み、
そのままエレキザウルスをジャイアントスウィングで投げ飛ばした。
そしてそのまま間髪入れずに構えを取った。
「シルバークロス!!」
銀色に輝く光の手裏剣がエレキザウルスに命中すると、
エレキザウルスは緑色の炎が燃え上がり果てた。
●ケンダウルス、エレキザウルス、デッドキング→ミラーマンらによって倒される。
>>443 「シルバーシャーク、一斉発射!」
タックファルコン全機がシルバーシャークの準備に入る。
しかし、それを見ぬかの様にカイロン・エアロボットはタックファルコンを全機をミサイルで沈める。
「なんてこった、TACの戦闘機が全滅だ。」
それを見たハンペンが慌てる。
「こんな奴、ウルトラマンでも倒せるのかよ。」
イチローも驚きを隠せない。
首相官邸を出たリョウとカオルはカイロン・エアロボットを見つける。
「あれってさっきの奴じゃなかいか!」
カオルが驚きの声を出す。
「カオル、あのロボットを倒しに行くぞ。」
「倒すって正気なのかよ…。」
「いいから行くぞ!」
二人はカイロン・エアロボットへと向かって行った。
「テトラ、奴の弱点を調べるんだ!」
「分かった。」
赤間がガンゲリオン・改に内装された人工知能「テトラ・システム」でカイロン・エアロボットの弱点を調べようとする。
その隙も逃がさずカイロン・エアロボットはミサイルをガンゲリオン・改に撃つ。
「弱点を調べるのも許されないのか…。」
赤間はカイロン・エアロボットに唖然とした
「みんな、見てよ。」
マリが指をさした所にはハカイダーとカオルがいた。
「あれは…ハカイダー!?」
ジローが二人を見て驚く。
「待って、あれは私達の知っているハカイダーじゃないわ。」
ミツコが別のハカイダーだという事に気づいていた。
「何をする気なんだよ!?」
「離れていろ!」
ハカイダーはカオルをつき離すと何とガイアV2に破壊砲を放った。
「な、何しているんだよ!」
カオルの静止に構わずリョウは鉄人とガンゲリオンにも破壊砲を放つ。
「て、鉄人…!?」
正太郎が鉄人を見て叫ぶ。
破壊砲を直撃したガイアV2達が強い光に包まれた。
「テトラ、エネルギーが上昇しているがどうしたんだ?」
「テトラ、分からない。」
赤間がテトラ・システムに聞くが理由が分からなかった。
「鉄人、動けるのか!?」
正太郎が鉄人のエネルギーが上昇したのを確信した。
(力がみなぎっていく…。)
「ジュワァァァァ!」
ガイアV2がその力を受け、スプリームバージョンへと二段変身した。
「テトラ、奴にとどめをさすぞ!」
「わかった、レーザー砲、最大エネルギー。」
赤間はテトラ・システムにレーザー砲発射の指示を出す。
「鉄人、フルパワーだ!」
正太郎の声と共に鉄人が立ち上がりポーズを決める。
「リョウ、そういう事だったんだな。」
カオルはハカイダーの行動の意味を理解したようだった。
「やっと気づいたみたいだな。」
破壊砲を撃ち終えたハカイダーはカオルの方を向き変身を解く。
変身を解いたリョウとカオルが高円寺博士達の前に近寄る。
「君、一体何をやったんだ。」
「地球の力を分けただけだ。」
高円寺博士に聞かれるとリョウは答えた。
「これであのロボットもお陀仏だろうな。」
カオルは大喜びだ。
「鉄人、そのまま突っ込め!」
鉄人が空へ飛ぶとカイロン・エアロボットの3連ビームアイに体当たりする。
鉄人がエアロボットを貫き空へと姿を現した。
「ジュワァァァァ!」
「これでとどめだ!」
ガイアV2のフォトンストリームとガンゲリオン・改のレーザー砲が同時に放たれカイロン・エアロボットに直撃する。
そしてカイロン・エアロボットは大爆発を起こした。
爆炎が消えるとガイアV2と鉄人、ガンゲリオン・改が姿を現した。
「勝ったのね…。」
真美が勝利を確信しほっとする。
「勝ったぜ!」
カオルもオーバーリアクションで喜ぶ。
メルカ共和国での戦いは遂に終わりを告げた。
○キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、高円寺寅彦、光明寺ミツコ、服部半平、鉄腕アトム、ウルトラマンガイアV2/高山我夢、
バラバラマン、バラバラギャル、鉄人28号、立花真美、ゴーグルレッド/赤間健一、ガンゲリオン・改、ハカイダー/リョウ、カオル→メルカでの戦いを終わらせる。
●カイロン・エアロボット→ガイアV2、鉄人28号、ガンゲリオン・改に倒される。
どっかのバカが、避難所に最初に書込めとか言って敷居を高くして
過疎化に拍車をかけたな
468
メルカ編のラスト行きます。
>>462 「おーい!」
ファイターEXが着陸すると一同の前に我夢が駆け寄って来る。
「我夢さん!」
「真美ちゃん、やっぱりここにいたのか。」
真美が喜んだ表情で叫ぶ。
「真美ちゃん、この人と知り合いなの?」
ハンペンが真美に聞く。
「ええ、私と同じアルケミスターズの人なの」
「高山我夢です、よろしくお願いいたします。」
我夢は一同に挨拶する。
「ああ、こちらこそ。」
イチローと我夢が握手をかわす。
「この国も終わりだな。」
リョウが首相官邸を向いて物思いにふける。
「終わり、何かあったのかい?」
「大統領のデビラーが副大統領のミスターKに殺された。その後、ミスターKの奴は転送装置で逃げたけどな。」
赤間に聞かれるとリョウが一同にメルカ共和国の最後を話す。
「そんな内輪もめがあったのか、滅びるのも無理は無いか…。」
バラバラマンがリョウの話を聞いて納得する。
「博士達はこれからどうするのです?」
「これからアトムの修理とスターピースを届ける為にもバルカンベースに寄らなくてはな。」
正太郎に聞かれ、高円寺博士がバルカンベースに向かう事を言う。
バルカンベースにはお茶ノ水博士がいるだけでなく既にスターピースが三つもあった。
鉄人やガンゲリオン・改もある事を考えるとヒーロー側の戦力も整いつつあった。
「君達もバルカンベースへ行くかい?」
「いや、俺には向かうところがある。
ジローがリョウに聞くとリョウは即座に答えた。
「この戦いが終わったら戻って欲しいって言われた場所があるんだ。」
カオルが理由を話す。
向かう場所がアンチ・バダム同盟という事は言えなかった。
「それならばまた会えるのも楽しみにしているよ。」
「ああ…。」
ジローの言葉にリョウが頷く。
「それなら輸送機で送っていくよ。」
バラバラマンがリョウとカオルを輸送機で日本まで送る事を伝える。
「僕はコマンダーへの報告の為、XIGの基地に戻りますのでお元気で。」
「ええ、まあ会いましょう。」
「こちらこそ、お元気で。」
我夢は正太郎と真美に見送られながらファイターEXに乗り込みエリアルベースUへと戻って行った。
「では、我々もバルカンベースへ向かおう!」
高円寺博士の一言で一同はガンゲリオン・改を輸送機に乗り込み、一路バルカンベースへと向かう。
メルカ共和国はその後、ハラッパ王国の長老の提案で新たなる空中都市00Xとして生まれ変わったのであった。
○キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、高円寺寅彦、光明寺ミツコ、服部半平、鉄腕アトム、
バラバラマン、バラバラギャル、鉄人28号、立花真美、ゴーグルレッド/赤間健一、ガンゲリオン・改→アトムの修理とスターピースを渡す為、バルカンベースへ向かう。
○ハカイダー/リョウ、カオル→アンチ・バダム同盟に戻る。
○ウルトラマンガイアV2/高山我夢→エリアルベースUへ戻る。
メルカ編の一同はフリーとします。
478 :
名無しより愛をこめて:2006/09/26(火) 08:17:31 ID:aAmUKQAa0
保全age
480
484
ここはダダロイドのアジト。
ゴッドマンが正義のヒーローだとわかり撤退したレーダーバットンとデスギャットが作戦を練っていた。
「なあ、ゴッドマンで俺達の声に答えてくれるのか…。」
「そんな事で弱気になるな、これでも食え!」
些細な事で弱きになるレーダーバットンにデスギャットが何故かプリンを出してきた。
「これはアグ○スプリン!」
レーダーバットンがそのプリンを見て驚きの声を上げる。
「これを取りに行くのは大変だったんだぞ。」
「この一日10個限定のプリンを、お前はホントいい奴だ。」
ア○ネスプリンを食べながら感激するレーダーバットン。
「って事でゴッドマン生け捕りの作戦だけど…。」
「そんな事いいよ…。」
デスギャットが作戦の趣旨を話そうとするがレーダーバットンはすっかりアグ○スプリンに夢中だった。
壁を破ってサイの姿の怪人が現れた。
「ちょ、ちょっと最後の一口だったのに。」
その反動でア○ネスプリンが落ちる。
「おー、サイクルマン、来てくれたか。」
「おうよ、お前達の頼みとあって駆けつけたんだ。」
デスギャットがその怪人、サイクルマンの名を呼ぶ。
打倒ゴッドマンの為に呼ばれたサイクルマンは意気揚々のようだ。
「ってプリン…。」
それを尻目にレーダーバットンはプリンの事で相当ショックだった。
●デスギャット→打倒ゴッドマンの為にサイクルマンを呼ぶ。
●サイクルマン→打倒ゴッドマンの為に地球に来る。
●レーダーバットン→プリンを食べ切れずショックにw
ダダロイド一味はフリーです。
メルカ共和国内では、ハラッパ国による支配統治のもと、一方的な
空中都市宣言をされた事に90%以上の国民が反発をし各地で
テロが勃発し始めた。
>>493 いや、生きてたはずだが。
(話の最後でボロボロになりながら「次こそは〜」とか言ってる。その後も出てきていて死んでない)
497 :
名無しより愛をこめて:2006/10/10(火) 20:24:19 ID:9GYZfwFt0
バルカンベース動かします。
京太郎達が二次元に突入した頃、バルカンベースではメカの修理、戦士達が治療や仮眠をしていた。
指令室に嵐山長官を始め夢野博士ら科学者陣がいた。
「室井教官、あなた方が来なければバラノイアに負けていたかもしれません。」
「そんな、嵐山長官に言われると恥ずかしいです。」
嵐山長官が室井教官に礼を言う。
「バラノイアが緯度ゼロに…。」
「はい、僕と昌平さんがバラノイアに捕らわれた時に奴ら緯度ゼロに基地を移していました。」
リキが嵐山長官にバラノイアに捕らわれた時の経緯を話す。
「そんな、緯度ゼロまでバラノイアの手に堕ちていただなんて。」
三神博士がそれを聞いて驚く。
「しかし、バラノイアにはまだ物凄い数のジャンボーがあります。」
ドロシー博士がジャンボーの名前を出す。
「アルケミスターズのダニエル君からのデータをまとめましたが、バリアと同じ波長の振動波をぶつければバリアを破れるそうですね。」
夢野博士がダニエル議長からのデータをまとめる。
「今の所は二隻の轟天のドリルが有力ですね。」
岩本博士が轟天のドリルが有利な事をあげる。
「問題は数のジャンボーを相手に出来るかどうかですね。」
ドロシー博士がジャンボーの数について聞いてくる。
「あれだけの数を相手にするのであれば隙を付かれてしまうじゃろうな。」
お茶ノ水博士が真剣な話す。
「長官、バラノイアだけでなくゴーデスもいます。」
村野博士が手を上げて言う。
「ゴーデスは高倉長官がTACの戦力を総動員で喰い止めていますがそれでも難しいでしょう。」
「困ったのう、せめてアトムがいてくれれば…。」
嵐山長官が状況を告げるとお茶ノ水博士が頭を抱える。
「皆さ〜ん、お困りのようですね。」
ドアが開き、そこから高円寺博士とキカイダー兄弟が入ってきた。
「高円寺博士!」
「イチロー、それにジロー!」
それぞれ嵐山長官と光明寺博士が声を上げる。
「スターピースもしっかりと持って来たよ。」
高円寺博士がスターピースを一同に見せる。
「これで4つ目ですね。」
嵐山長官がスターピースを見て頷く。
「二人とも、高円寺博士を守ってくれてありがとう。」
高円寺博士がキカイダー兄弟に礼を言う。
「ワルダーやミツコさんも来ていますよ。」
ジローがミツコ達も来ている事を言う。
「ミツコもか、元気だったようだな。」
光明寺博士が娘であるミツコが来ている事で喜ぶ。
「お茶ノ水、実はアトムも連れてきましたよ〜。」
「なんじゃと!」
高円寺博士がアトムの事を話すとお茶の水博士が驚きながら席を立つ。
「はい、実はアトムは誰かに操られていましたが、何とか止める事は出来ました。今は格納庫で修理をしています。」
ジローがアトムが修理中だと言う事を知らせる。
「よし、それならワシがアトムを直してやろう。」
お茶ノ水は意気揚々と格納庫へと向かって行った。
高円寺博士の帰還でバラノイアとゴーデス、双方の決戦への戦力が整おうとしていた。
○キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、高円寺寅彦、光明寺ミツコ、服部半平、
バラバラマン、バラバラギャル、鉄人28号、立花真美、ゴーグルレッド/赤間健一、ガンゲリオン・改→バルカンベースに到着。
○鉄腕アトム→バルカンベースにて修理中。
○お茶ノ水博士→アトムの修理に向かう
バルカンベースメンバー…嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、岩本博士、村野博士、岸田技術主任、
光明寺博士、光明寺ミツコ、お茶の水博士、高円寺寅彦、三神博士、滝川博士、御手洗博士、大河内参謀、小中井副参謀、小野寺参謀、伴野大作、
バトルフィーバーJ(バトルジャパン/伝正夫、バトルフランス/志田京介、バトルコサック/神誠、バトルケニア/曙四郎、ミスアメリカ/汀マリア)
サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
マスクマン(レッドマスク/タケル、ブラックマスク/ケンタ、ブルーマスク/アキラ、イエローマスク/ハルカ、ピンクマスク/モモコ) 、
オーレンジャー(オーレッド/星野吾郎、オーグリーン/四日市昌平、オーブルー/三田祐司、オーイエロー/二条樹里、キングレンジャー/リキ )、
メガレンジャー(メガレッド/伊達健太、メガブラック/遠藤耕一郎、メガブルー/並木瞬、メガイエロー/城ヶ崎千里、メガピンク/今村みく、メガシルバー/早川雄作)、
バンドーラ、トットバット、ブックバック、プリプリカン、
スパイダーマン/山城拓也、イナズマン/渡五郎、ゴーグルレッド/赤間健一、ガンゲリオン・改、ダイナレッド/弾北斗、
宇宙刑事(ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、アニー、マリーン) 、スピルバン/城洋介、
ジャイアントロボ、U7(草間大作)、紅健、レッドバロン、嵐田陽、マッハバロン、
MYDO(ウルトラセブン/薩摩萬、ウルトラマンゼアス/朝日勝人、数学、星見透、武村岩太)、
ウルトラマンレオ/おおとりゲン、ウルトラマンパワード/ケンイチカイ、ウルトラマンナイス/夢野銀河、
白バラ仮面/嵐山美佐、セーラームーン/月野うさぎ、ナイルなトトメス/中島サナエ、アラーの使者/鳴海五郎、
宇宙防衛艦轟天(三好考次、室井礼次、滝川マリ、ジミー、冬木和夫、三笠忠)、
グリッドマン/翔直人、グリッドマンシグマ/藤堂武史、
キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、服部半平、鉄腕アトム、バラバラマン、バラバラギャル、鉄人28号、金田正太郎、立花真美
バルカンベースの現行メンバーはこれでよろしいでしょうか?
避難所の指摘は無視か。
避難所に書込む意味ねーな
避難所でアク禁食らったからってすねるなよ殺し厨
なんでも殺し厨扱いか。
低能の屑虫ばっか巣くうスレだな。
>>498の訂正版UPします。
京太郎達が二次元に突入した頃、バルカンベースではメカの修理、戦士達が治療や仮眠をしていた。
指令室に嵐山長官を始め夢野博士ら科学者陣がいた。
「三好さん、あなた方が来なければバラノイアに負けていたかもしれません。」
「そんな、嵐山長官に言われると恥ずかしいです。」
嵐山長官が三好に礼を言う。
「バラノイアの居場所はスーパー轟天のコンピューターで調べていますがまだ掴めていません。」
「かなり難航しそうですね。」
三神博士がバラノイアの本拠地を追跡している事を話すと嵐山長官が苦渋の表情を浮かべる。
「しかし、バラノイアにはまだ物凄い数のジャンボーがあります。」
ドロシー博士がジャンボーの名前を出す。
「アルケミスターズのダニエル君からのデータをまとめましたが、バリアと同じ波長の振動波をぶつければバリアを破れるそうですね。」
夢野博士がダニエル議長からのデータをまとめる。
「今の所は二隻の轟天のドリルが有力ですね。」
岩本博士が轟天のドリルが有利な事をあげる。
「問題は数のジャンボーを相手に出来るかどうかですね。」
ドロシー博士がジャンボーの数について聞いてくる。
「あれだけの数を相手にするのであれば隙を付かれてしまうじゃろうな。」
お茶ノ水博士が真剣な話す。
>お茶ノ水博士が真剣な話す。
>お茶ノ水博士が真剣に話す。
大門はSRIに合流するとともに自分の素性を伝え、SRIとともに百窓へ入っていった。
中は驚くほど静まり返っていた。
「チェンジ、ザボーガー」
大門は不安を覚えザボーガーを呼び寄せた。
「せんぱ〜い」「牧く〜ん」SRIの面々が呼びかけても返ってくる言葉は無かった。
どれくらいの時間がたっただろうか、宇宙人が相手の為に全員は一塊になり屋敷内を探索していた。
その時、大門はある部屋から人の気配を感じた。
「開けます」大門が合図を送る。瞬間全員に緊張が走り、頷いた
扉を開けるとそこには何食わぬ顔で牧達がいた。
SRIは牧達に駆け寄り、無事だったことに喜び合っていた。
しかし、大門だけは喜べずにいた。それは牧から尋常ではない殺気を感じていた。
509 :
名無しより愛をこめて:2006/10/17(火) 23:27:13 ID:M/vOLBWKO
バダム大本部で五人ライダーはチェ・ホンマンを迎え討っていた。
しね
ここは国防省。ここもまた、バルカンベースや地球守備隊本部などと同じく、地球を護らんとする者達の砦である。
その一室。そこには地球を護るために戦ったかつての星の戦士達が揃っていた。
蘭「ウォフ・マナフとも和解して、やっと平和になったと思ってたのに…」
涼子「今度は『大いなる意志』なんてものが出てきたとはね」
辰平「そこで俺達グランセイザーの再結集、ってわけだ」
仁「ま、俺は涼子さんと一緒にいられればそれだけで嬉しいけどね♪」
豪「仁、既婚者に手を出すのは良くないぞ?」
かつてグランセイザーと呼ばれ、宇宙連合ウォフ・マナフと戦い、宇宙意志を説得した者達…の一部。
雨宮涼子/セイザーヴェルソー、秤谷仁/セイザーダイル、早乙女蘭/セイザーヴィジュエル、神谷豪/セイザートラゴス、そして三上辰平/セイザーギャンズ。
翔太「しかしまさかあの松坂直人もグランセイザーだったなんて、驚きだよな」
麗香「聞けば澪さんを診察してくれたお医者さん(※伝通院洸)もそうだったらしいですよ」
ユカ「ボスキートとの戦いの時(※セイザーX劇場版)に現れたグランセイザーとは違うのかしら」
かつてジャスティライザーと呼ばれ、カイザーハデス、そして魔神ダルガと戦い、地球を護った者達…のこれまた一部。
伊達翔太/元ジャスティライザーグレン、真田ユカ/元ジャスティライザーカゲリ、そしてジャスティライザー達の中心的立場にいる天堂澪のお付きである本宮麗香。
麗「剛にまた会えるなんて…」
優「う〜ん、思ったより早く剛さんと会えるのもビックリだけど、ドクターが古代史の研究に移ってたのもビックリだな〜。
ドクター、前に古代史なんかわけわかんないって言ってなかったっけ?」
堀口「いや、私もあの後古代史の面白さに気付いてな。それに…」
優「それに?」
堀口「古代史を研究すれば、ガイアネットの記録から、ガイアネットと一緒に行方不明になった剛や将人の手がかりも
つかめるかもしれないと思ってだな」
ガイファードこと風間剛をサポートしてクラウンと戦った九条麗、九条優の姉弟。
そして彼等をここに呼んだ張本人、グランセイザーを支えて戦い、現在では国防省宇宙監視班特別顧問となっている堀口一郎博士
──以前の名は城石丈雄、ガイファードの良き理解者『ドクター』として彼をサポートした人物──である。
さらには国防省の特命課課長でありグランセイザーとも親交の深い御園木篤史、その部下で戦闘部隊『月光』の隊長である沖田宗一郎も同席している。
豪「…そういえば、なんか中途半端な集合だな。まあ長野に救助活動に行ってる洸と愛はしょうがないとしても」
辰平「誠は連絡がつかなかったんだ。ナックライザー使おうとも思ったんだけど…緊急時とはいえいきなりそれで呼び出すのもどうかと思ったし」
仁「炎のトライブは月面旅行中らしいからなぁ。この状況じゃ地球に戻ってくるのは難しいだろうね」
実際はロギアと共に、既に地球に戻っている。が、ここにいる誰もがまだそれを知らない。
豪「未加がそこにいるじゃないか」
辰平「いや、さっき違うって言ってただろ?確かによく似てるかもしれないけど、あっちは九条麗さん。そういや拳王流の使い手でもあるってさっき言ってたな」
蘭「拳王流といえば…直人もぜんぜん連絡つかないし…ってそうだ!直人って道場開いてるハズじゃない!…涼子さん、何か知らない?夫婦でしょ?」
セイザータウロンこと松坂直人もまた、拳王流格闘術の使い手である。
涼子「…それがね、あの人道場開いた後でもたまにふらっといなくなっちゃうのよ」
ひょっとしたらガンシーサーが必要になった時にいきなり戻ってくるかもしれない。
翔太「直人さん、いないのか」
かつて松坂直人によって励まされた経験のある翔太は、その話を横で聞いていて内心少しガッカリしていた。
ユカ「いないっていえば、澪さん大丈夫かなぁ」
麗香「真也さんがついていってるはずだから多分大丈夫だと思うけど…」
ジャスティライザーの一員である平賀真也こと元ライザーガントと、ジャスティライザーの中心的人物である天堂澪もこの場にいない。
堀口博士による協力要請が、いまや国防省宇宙監視班特別顧問となっている澪からもジャスティライザーに届く予定であったが、
澪は真也をつれて、お付きである麗香の知らぬ間にどこかへと出かけてしまっていたのだ。
代わりに麗香が連絡を受け取り、翔太とユカに呼びかけたのであった。
翔太「ところで、拓人達はどこに行ったんだ?」
ボスキート事件(※セイザーX劇場板)で知り合った超星艦隊セイザーX…のやっぱり一部、
安藤拓人/元ライオセイザーとレミー・フリーデの2人もここに呼ばれている。
ユカ「それなら、さっき用事があるからって出ていったけど」
麗香「なんでも、別件で先にここに来てるおじいさんに届ける物があるそうよ」
国防省地下ドック。国防省の戦士達の盾となり矛となる兵器が収められているべき場所。
ただ、今は閑散として、わずかな兵器しか残っていない。
大いなる意志の引き起こした戦乱に対処すべく、バトルシャークなど、その多くが出撃中であるためだ。
そこに、安藤拓人、レミー・フリーデは来ていた。
拓人「ほらじいちゃん、忘れ物。母さんの作った弁当だぜ」
宗二郎「ん?拓人、お前もここに来てたのか」
拓人「お前も来てたのかって、そりゃないだろ?俺だって前にここの人達と一緒にボスキートと戦ったんだぜ?」
宗二郎「…だが、今は装着できないんだろう?」
セイザーXが戦い抜いた、コスモカプセルを巡る長い戦い。
その結果、宇宙海賊による支配の歴史は改変され、セイザーXの仲間達は各々散り散りに別れ、その装備は消滅した。
拓人「それでも、俺は戦う。アドやみんなが変えたこの世界を、もう闇に浸蝕はさせない」
宗二郎「…」
レミー「ところで、ここで何をしていたんですか?」
宗二郎「ああ、これの修理に協力してくれとたのまれてな。古い友人の頼みだから断れもしなくてな」
レミー「これって確か、ボスキートとの戦いの時に出てきた…」
迎撃戦艦轟天。国防省の所有する轟天号の1隻である。
拓人「へえ、ボスキートとの戦いに出てきたこれがまた出てくるのか」
宗二郎「大体の修復は終わっているから、あとは最終調整だけだ。もう間もなく使える状態に…」
そこまで言った時、地下ドックにかすかな振動が伝わってきた。
堀口「な、何だ?」
御園木「何が起こった?」
突然の振動に、談笑していた戦士達の間に緊張が走る。
沖田「…どうやら、この近くに何かが落ちてきたらしいです。映像出ます」
内線で連絡をとり、状況の確認を行った沖田が説明する。そして、部屋に備え付けられていたモニターに外の様子が映し出された。
そこには円筒形に近い巨大な機械の様子が映し出されていた。周辺の建造物の崩れ方を見ると、突然降ってきたようだ。
ユカ「…あれはソニッククラッシャー!」
堀口「何?」
翔太「俺達が戦ったカイザーハデスって奴の使った破壊兵器だ!」
ユカ「あれは下半分、まだ出てきている様子はないけど、別にある上半分と合わさったら地球が破壊されてしまいます!」
麗「じゃあその前に早く壊さないと!」
涼子「…とはいえ、こっちは超星神は出せないのよ?」
超星神は、1つのトライブを構成している3人が全て揃っていないと召喚できない。
翔太「俺達もまだ装着できないから、幻星神も出せないし…」
麗香「澪さんがいてくれたら…」
ボスキートとの戦いで一度はジャスティパワーを取り戻したが、再び返してしまった今となっては翔太もユカも装着できない。
せめて天堂澪がいれば、彼女の持つジャスティクリスタルを使ってジャスティパワーを取り戻すことができるが…。
豪「グランビークルで行くしかないか?」
御園木「いや、それには及ばん。沖田、ユウヒ起動だ!」
沖田「了解!」
地下ドックから赤い巨人が現れる。国防省の誇るロボット兵器、五式支援機士ユウヒだ。
沖田「目標、国防省より東約5`の地点」
会議室からヘリに移った沖田が指示を出す。それと共に、ユウヒがその専用輸送機「流星」に吊されて運ばれていく。
その様子を会議室から眺める戦士達。
堀口「…さっき、そのソニッククラッシャーというのはカイザーハデスの兵器だと言ったね?」
翔太「ああ、俺達が戦った奴さ」
堀口「そうか…」
優「どしたのドクター?」
豪「大いなる意志によって、かつて倒れた者達が復活してると言うんです。そのハデスという奴も蘇っていても何の不思議も…」
蘭「…ちょっと待って。それってまさかひょっとして」
涼子「ハデスの兵器が現れた。ならばその近くにハデスって奴が…」
堀口「現れて…来る!」
その言葉を言い終わった直後。国防省は、何体もの巨大な影に取り囲まれた。
○堀口一郎、九条麗、九条優、雨宮涼子/セイザーヴェルソー、秤谷仁/セイザーダイル、早乙女蘭/セイザーヴィジュエル、
神谷豪/セイザートラゴス、三上辰平/セイザーギャンズ、伊達翔太、真田ユカ、本宮麗香、御園木篤史
→国防省にて、巨獣軍団の襲撃を受ける。
○安藤拓人、レミー・フリーデ、安藤宗二郎→国防省地下ドックにいる。
○沖田宗一郎→ユウヒと共に、ソニッククラッシャー破壊に行く。
●巨獣軍団(トロイドン、バグリアン、スカラベレス、キングゼロ、レオガイアス、量産型メガリオン数体)→国防省に襲来
516 :
名無しより愛をこめて:2006/10/27(金) 21:04:51 ID:Xdh5dSwa0
>>500 スーパー轟天のブリッジでは大河内参謀らMYDOのメンバーとオーレンジャーがバラノイアの居場所を解析してた。
「緯度零度、海底2万メートル…。」
スーパー轟天がバラノイアに強奪された際のデータがMISAKOちゃんに残されていたが、その答えに小中井副参謀が驚きを隠せ無い。
「そこにバラノイアがいるというのであれば行ってみるしかありませんね。」
吾郎がその場所に向かう決意を固める。
「それならば嵐山長官に伝えよう。」
大河内参謀が嵐山長官に伝える為、ブリッジを出た。
一方、バルカンベースの道場では飛羽が真剣を振っていた。
(イナズマギンガー…奴はまた俺を狙ってくる。)
かの強敵、イナズマギンガーが襲ってきた事に、予想はしていたものの動揺を隠せないでいた。
「飛羽君、やっぱりいたか。」
「伝さん…。」
そこに朝と同じく伝が道場に入ってきた。
「あのイナズマギンガーって奴の事を考えていたのか?」
「な、何故分かるのですか?」
伝がイナズマギンガーの名前を出した事に飛羽が驚く。
「今朝もそうだったけどイナズマギンガーの事をずっと考えていたのか。」
「は、はい…。」
伝は昨日から飛羽がイナズマギンガーの事を考えていた事を見抜いていた。
「だが、君一人で戦っているわけではない、それは君が一番わかっている事だ。」
「はい!」
伝は飛羽に諭す。
格納庫では赤間にとって意外な人物との再会があった。
「青山、黄島!」
その意外な人物は元ゴーグルファイブのメンバー、ゴーグルブルー・青山三郎とゴーグルイエロー・黄島太であった。
「お前がメルカに行っている間に黒田と一緒に本郷博士の手伝いをしていたんだからさ。」
黄島が今までの経緯を話す。
「ところで黒田とミキは?」
「黒田なら本郷博士が会議に出るっていうからそのエスコートを、ミキは休暇を取って旅行に行っているよ。」
赤間が他の二人の事を聞くと、青山が答える。
本郷博士が内藤に捕らわれている事を三人は知る由も無かった。
「ゴーグルシーザーもゴーグルロボもしっかりと整備が済んでいるぞ!」
「でもガンゲリオンがあるからな。」
黄島がゴーグルファイブの各メカも健在な事を言うと赤間は目の前のガンゲリオン・改を見ながら思い詰める。
「その必要は無いぞ。」
「バラバラマン!」
一同の前にバラバラマンとバラバラギャルがやって来て、赤間が驚きで声をあげる。
「ガンゲリオンを見せて貰ったけど私にも動かせそうだ。」
バラバラマンが意気揚々となっている。
「テトラのサポートがあるとは言え、ロボの操縦は大丈夫なのですか?」
「私達はロボット管理庁でロボット操縦の訓練を受けているので大丈夫です。」
赤間に聞かれるとバラバラギャルはロボット操縦の訓練を受けている事を話す。
「それにガンゲリオン・改はもう一機とあったぞ。」
「あれはテトラ・システムが付いていない量産タイプです。」
バラバラマンがガンゲリオン・改がもう一つあった事に気づく。
赤間はそれを量産型だという事を二人に教える。
「量産型が私が、赤間さんが使っていたのは課長が乗りますがよろしいでしょうか?」
バラバラギャルがそれぞれのガンゲリオンを操縦する事を提案する。
「ならば、ガンゲリオンはお二人に譲ります。」
赤間は二人にガンゲリオンの操縦を二人に任せる。
二機のガンゲリオンはバラバラマンとバラバラギャルが操縦する事になった。
○大河内参謀→バラノイアの居場所を付きとめ、嵐山長官に伝える。
○青山三郎/ゴーグルブルー、黄島太/ゴーグルイエロー→バルカンベースに到着。
○バラバラマン→ガンゲリオン・改の操縦を任される。
○バラバラギャル→量産型ガンゲリオンに乗り込む。
520 :
名無しより愛をこめて:2006/11/07(火) 21:05:07 ID:mGCLRUSl0
保守
二次元で繰り広げれている戦いもいよいよ最終局面を迎えようとしていた。
ジャンボーグ9とアンチゴーネの戦いは、始めのうちは互角だったものの
次第にアンチゴーネが、優勢になってきた。
Aからエネルギーを分け与えられたものの、満足に戦える程ではなかったのだ。
「やはり、エネルギーが不足しているようだな!ならば押し切るまでよ!」
アンチゴーネはステッキからレーザーを連続発射してきた。
もはやバリヤーを張ることができないジャンボーグ9は必死に避けるも
努力も虚しく直撃してしまった。
(どうする・・・このエネルギーではミラクルフラッシャーも撃てない。
こうなったら全エネルギーをジャンカッターに一点集中させてぶつける他ない。
しかしヤツがそんな隙を与えるとは思えん。)
嵐のような猛攻の中ナオキは必死に思考をめぐらせた。
(よおし・・・分の悪い賭けだがこの方法を使うしかない!)
ナオキはある方法を思いつき決心した。
ジャンボーグ9は猛攻の合間を縫うようにジャンカッターを放った。
「そんな見え見えの攻撃が当たるか!」
アンチゴーネはいとも簡単に避けてしまった。
「よし今だ!」
ジャンボーグ9はその隙を見逃さずアンチゴーネに突進した。
「真っ向から来るか!受けて立ってやる!」
アンチゴーネもステッキを剣に変えて突進した。
そのアンチゴーネの後ろからジャンカッターが襲ってきた。
「馬鹿め!挟み撃ちにしようとすることなんぞ、お見通しだ!」
アンチゴーネはジャンカッターをかわしてそのまま突進した。
「挟み撃ちをするなんて気は最初からないぜ!アンチゴーネ!」
「何だと!」
「お前の負けだ!」
ジャンボーグ9は戻ってきたジャンカッターを右手に持ちエネルギーを集中させた。
ジャンボーグ9とアンチゴーネはそのまますれ違いざまお互いの武器を振りぬいた。
しばらく沈黙が流れた。
その直後アンチゴーネが崩れ落ちた。一瞬早くジャンボーグ9の攻撃が当たったのだ。
「見事だ・・・ジャンボーグ9!これで満足してあの世に行ける・・・
デモンゴーネ閣下・・・我が同胞たちを頼み・・・ます・・・」
そう言うとアンチゴーネは大爆発を起こした。
「アンチゴーネ・・・お前・・・」
アンチゴーネの最後の言葉にナオキは何か空しさを感じた。
何とも言えない奇妙な感情であった。
○立花ナオキ/ジャンボーグ9→アンチゴーネを倒す。
●アンチゴーネ→ジャンボーグ9に破る。
>>519 指令室には大河内参謀が嵐山長官にバラノイアの居場所を伝えていた。
「深海2万メートル…緯度0、そんな所に基地があるのですか?」
夢野博士がその事を聞いて驚く。
「よくは分かりませんがスーパー轟天のデータによれば、その場所にバラノイアの反応がありました。」
大河内参謀が事情を説明する。
「それは僕から説明させてください!」
「リキ君…。」
リキが指令室に入って来て、嵐山長官が彼の名前を呼ぶ。
「僕と昌平さんがバラノイアに捕らわれていた時、奴らは緯度0と呼ばれる基地にいました。」
リキがバラノイアに捕らわれた時の状況を話す。
「よし、まずはその緯度0の基地に轟天とスーパー轟天を向かわせます。」
嵐山長官が緯度0に戦力を向かわせる事を決意する。
○嵐山長官→リキからの情報をもとに緯度0に戦力を向かわせる。
緯度0に向かう向かうメンバーは次の人に任せます。
バルカンベースメンバー…嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、岩本博士、村野博士、岸田技術主任、
光明寺博士、光明寺ミツコ、お茶の水博士、高円寺寅彦、三神博士、滝川博士、御手洗博士、大河内参謀、小中井副参謀、小野寺参謀、伴野大作、
バトルフィーバーJ(バトルジャパン/伝正夫、バトルフランス/志田京介、バトルコサック/神誠、バトルケニア/曙四郎、ミスアメリカ/汀マリア)
サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
ゴーグルV(ゴーグルレッド/赤間健一、ゴーグルブルー/青山三郎、ゴーグルブルー/黄島太)、
マスクマン(レッドマスク/タケル、ブラックマスク/ケンタ、ブルーマスク/アキラ、イエローマスク/ハルカ、ピンクマスク/モモコ) 、
オーレンジャー(オーレッド/星野吾郎、オーグリーン/四日市昌平、オーブルー/三田祐司、オーイエロー/二条樹里、キングレンジャー/リキ )、
メガレンジャー(メガレッド/伊達健太、メガブラック/遠藤耕一郎、メガブルー/並木瞬、メガイエロー/城ヶ崎千里、メガピンク/今村みく、メガシルバー/早川雄作)、
バンドーラ、トットバット、ブックバック、プリプリカン、
スパイダーマン/山城拓也、イナズマン/渡五郎、ダイナレッド/弾北斗、
宇宙刑事(ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、アニー、マリーン) 、スピルバン/城洋介、
ジャイアントロボ、U7(草間大作)、紅健、レッドバロン、嵐田陽、マッハバロン、
MYDO(ウルトラセブン/薩摩萬、ウルトラマンゼアス/朝日勝人、数学、星見透、武村岩太)、
ウルトラマンレオ/おおとりゲン、ウルトラマンパワード/ケンイチカイ、ウルトラマンナイス/夢野銀河、
白バラ仮面/嵐山美佐、セーラームーン/月野うさぎ、ナイルなトトメス/中島サナエ、アラーの使者/鳴海五郎、
宇宙防衛艦轟天(三好考次、室井礼次、滝川マリ、ジミー、冬木和夫、三笠忠)、
グリッドマン/翔直人、グリッドマンシグマ/藤堂武史、
キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、ワルダー、服部半平、鉄腕アトム、バラバラマン、バラバラギャル、鉄人28号、金田正太郎、立花真美
バルカンベース配備のメカ…鉄面党ロボ(ブリザード7、ディモスZ、改造 ブレ−キング、ノリシロン12、増刊、最終、カノンメガス)、
スーパー轟天(MYDOの隊員が乗艦)、ガンゲリオン・改(バラバラマンが搭乗)、量産型ガンゲリオン(バラバラギャルが搭乗)
ここで現時点のバルカンベースのメンバーと戦力です。緯度0突入組はこれを参考にして下さい。
ガキン!と鈍い音がしたかと思うと折れた刀身が地に落ちた。
ジャンボーグAとマッドゴーネの戦いはマッドゴーネが有利であった。
ジャンボーグ9に比べて今ひとつ破壊力に欠けている分ジャンボーグAは
劣勢に陥ってしまったのだ。
そして逆転を狙ってジャンサーベルをマッドゴーネの角に斬りつけるも
逆にジャンサーベルを折られてしまったのだ。
「どうやらここまでのようだな!そろそろ終りにさせてもらうぞ!」
マッドゴーネはステッキから糸状の光線をAに発射したするとAはチェーンで
縛り付けられてしまった。
「くっ!しまった!」
「止めは全エネルギーを集中した光線で木っ端微塵にしてくれるわ!」
マッドゴーネはステッキの先にエネルギーを集中させ始めた。
(あんなものをくらってしまったら助からない!
このチェーンは簡単に切断できるが、切断した直後に光線をくらってしまう。
だがあの攻撃をうまく利用できれば・・・いや迷っている暇はない!
一か八か!この作戦に賭ける!)
「うおおおお!」
ジャンボーグAはチェーンは一気に切断した。
しかしもうマッドゴーネは攻撃の準備は完了していた。
「死ね!ジャンボーグA!」
マッドゴーネはステッキから一気に光線を発射した。
「頼む!うまくいってくれ!」
ジャンボーグAは一点に凝縮したバリヤーで光線を防いだ。
バリヤーにじょじょに亀裂が走り始めた。
「こざかしい!だがそれも無駄な抵抗よ!」
「無駄ではない!これで良いんだ!お前のこの攻撃が良いんだ!」
「何をたわけたことを!どんな意味があると言うんだ!その抵抗に!」
「こういうことだ!」
ジャンボーグAはバリヤーの角度を少しずらした。すると光線が反射して
マッドゴーネの角に直撃し、角を粉砕した。
「しっしまった!」
「残った全エネルギーだ!くらえ!」
角を破壊され弱ったマッドゴーネにジャンボーグAは
残りの全エネルギーをこめたゴールデンレザーを発射した。
ゴールデンレザーがマッドゴーネを直撃した。
「しくじったというわけか・・・だがこれで満足だ。これで良いんだ。
デモンゴーネ閣下・・・後は・・・頼みます・・・」
マッドゴーネは大爆発を起こして散った。
「マッドゴーネ。お前は望んでいなかったのだな。自分の復活を・・・」
京一郎はマッドゴーネの気持ちを知り、同情の気持ちを抱いた。
こうして二次元の戦いは幕を閉じたが、安心はできない。
どこかに消えたデモンゴーネやインベーダーたちがいつ現れるのか?
わからないからである。
○岸京一郎/ジャンボーグA→マッドゴーネを撃破する。
●マッドゴーネ→ジャンボーグAに敗れる。
アポロガイストによって、バダム大本部へと転送された5人ライダーは大本部の中を歩いていた。
「不気味なほど静かですね。」
「先輩、それは俺もです。」
風見と敬介が思った以上に静かだった事に不安が隠せない。
「アポロガイストの奴、俺達を騙したのか?」
「城、あの男がそんな事をする事は無いと思うが。」
茂が頭を抱えると、猛が自らの考えを話す。
「多分、一文字先輩達がどこかにいると思いますから探しましょう。」
「ああ…。」
風見が皆に他の5人を探す事を促すと、猛が頷いた。
5人は先へと進んで行った。
「誰か…いる!」
「アマゾン、どこにいるんだ!?」
その時、アマゾンが殺気を感じ、猛がアマゾンに問いかける。
「あっち…。」
アマゾンが指をさした場所では仮面ライダーファーストとセカンドが8人のバダムライダー相手に特訓を行っていた。
「こ、このライダー達は!?」
それを見た猛が驚く。
「まるで俺達じゃないか…!」
茂がバダムライダーを見て絶句する。
「む、ネズミが入り込んだみたいだな…。」
バダムライダーがNo8が猛達を見つける。
「見つかったか。」
風見がバダムライダーに見つかった事に気づく。
「あれはもしかすると大首領様の言っていたライダー達だな。」
ファーストが猛達をライダーだと見抜く。
「やむおえん、戦うしかない。変身!」
猛達はそれぞれ変身する。
「やっと姿を現したか、大首領様に逆らう奴らめ。」
セカンドが5人ライダーを見て思いがけない言葉を発っする。
かくして5人ライダーと別世界のダブルライダー、8人のバダムライダーとの戦いが始まった。
・仮面ライダー(1号/本郷猛、V3/風見志郎、X/神敬介、アマゾン/山本大介、ストロンガー/城茂) VS 仮面ライダーFIRST、SECOND、バダムライダーNo1〜No8
532 :
名無しより愛をこめて:2006/11/17(金) 11:54:03 ID:Uf4wJQni0
ほしゅ
第2の護国聖獣を復活させるためダイレオンは池田湖へ急いでいたが、ダイレオンにもゴーデスの放った光が包み込んだ。
「何か光ったわ!」
美都がその光を見て叫ぶ。
光が収まるとダイレオンの目の前にゲルカドンが姿を現した。
「怪獣かよ!」
アンリが目を丸くして驚く。
「ギャァァァオ!」
ゲルカドンがダイレオンに火炎弾を放つ。
「うおっ!」
ダイレオンは何とか火炎弾を避けるが精一杯だった。
そしてダイレオンは着陸する。
「大魔神、あの怪獣を…。」
綾奈は大魔神にゲルカドンと戦う事を指示する。
「待つんだ、君達は池田湖に向かうんだ。」
「蒲生さん。」
譲二がそんな綾奈を止める池田湖へ向かう事を促す。
綾奈は思わず彼の名を出す。
「それなら俺もあの怪獣を喰い止めよう。」
「秀一君…。」
秀一もゲルカドンと戦う事を決意する。
「黙っちゃいられねぇよ、俺も行くぜ!」
天馬も立ち上がり拳を握り決意を固める。
「剣、私達も天馬の手助けをするよ。」
「う、うん…。」
美加と剣も譲二達の手助けをする事にした。
「五国聖獣を復活させられるのは君しかいない、急ぐんだ。」
「はい!」
綾奈は譲二に頷いた。
「あんた達も無事でいてくれよな。」
「ああ、また会おうぜ。」
ジャスピオンと天馬がそれぞれを称えあう。
そして譲二達5人は外へと出た。
飛び立とうとするダイレオンにゲルカドンが火炎弾を撃とうとする。
「ギャァァァオ!」
その時、光線や機銃がゲルカドンに命中、ゲルカドンはその攻撃の方向を向く。
そこにはスペクトルマン、超星神ガルーダ、ダイロギアン、フレイムドライバーが並んでいた。
「ダイレオンには指一本触れさせないぜ!」
タリアスが意気揚々とゲルカドンに指をさす。
「もう天馬ったら…。」
そんなタリアスにミトラスが呆れている。
しかし、ゲルカドンは高度を上げ、上空から火炎弾で一同を攻撃する。
「くっ、容赦無しか…。」
ロギアが必死で避けるながら、たじろいでしまう。
「こうなりゃ突っ込んでやるぜ!」
ガルーダはライブモードに変形してゲルカドン目掛けて飛び立つ。
「うわっ、無茶だよ!」
それを見るリオンが驚く。
「くらえ、ダイブブレイザー!」
「ギャァァァァオ!」
ガルーダの必殺技、ダイブブレイザーでゲルカドンは地面へと落ち、そのまま大爆発を起こした。
ゲルカドンを倒した一同は変身を解いて集まっていた。
「あの光で怪獣が出現したというのか?」
「そうみたいだな、もしかすると世界各地に怪獣が現れたようだな。」
譲二の憶測に秀一が答える。
二人の憶測の通り、世界各地にゴーデス怪獣が出没しており、防衛軍やTACが迎撃していた。
「それなら早く池田湖へ行こうぜ。」
「天馬、いまは連戦でかなり消耗しているから無理は出来ないわ。」
焦る天馬を美加が押さえる。
「やはりさっきの怪獣や護国聖獣の事をどこかに伝えないといけないね。」
剣が提案を出す。
「それなら国防省へ向かった方がいいわね。御園木さんなら力になってくれそうよ。」
美加が国防省へ行く案を出す。
「それなら国防省へ行く事にしよう。」
譲二も国防省に向かう事を賛成する。
そして一同は国防省へ向かう事になった。
しかし、国防省がソニッククラッシャーと巨獣軍団に襲われている事を知る由も無かった。
○大魔神、比良坂綾奈、朝倉美都、ベルベラ、ガルガル3、ジャスピオン、アンリ→護国聖獣モスラを蘇らせるため、池田湖へ。
○スペクトルマン/蒲生譲二、インパクター・ロギア/星山秀一、セイザータリアス/弓道天馬、
セイザーミトラス/獅堂未加、セイザーリオン/獅堂剣、護国聖獣バラゴン→国防省へ向かう。
以後フリーです。
「ロケットランチャー、発射!」
沖田がユウヒに指令を出す。
しかし巨獣達の進行はとまらない。
「くっそう!装着さえできれば!」
憤る翔太たち。
「黙って見てるわけにはいかん!グランビークルで行こう!」
トラゴスに従い、6セイザーはグランビークルへ。
「き…恐獣!?」
拓人が驚く。
「拓人さん、あれはハデスが使っていた宇宙巨獣です!」
「ユウヒ、防戦機能低下!」
「こんなに多かったら勝てないよ〜」
「仁!やめなさい!」
ユウヒはレオガイアスのスピード戦法に翻弄され、思うように戦えない。グランビークルも
強固なボディのメガリオン相手に苦戦してしまう。残る巨獣は国防省へ向かってくる。
「こっちにくるわ!!」
「やっべぇ!」
「たっくん!?どこ行くの!?」
駆け出したタクトを制止するレミー。
「俺だって!前は愛と勇気と正義のためにこの星を救った戦士の一人なんだ!!装着できなくても!
何度だって行ってやる!」
車を緊急発進させ、巨獣へ走る拓人。
「拓人、よせ!闇雲にやるだけじゃダメだ!」
「宗二郎さん…」
「あぁっ!!あいつ、なんて無茶を!」
拓人の車を見つけるギャンズ。
「着いて来い!巨獣ども!」
巨獣達を誘導しようとする拓人。しかしメガリオンが光弾を放つ。
「うわぁーっ!!」
「拓人!!」
車は爆発し、炎上した。
「くそっっ!ビームバルカン!!」
「辰平!無茶よ!」
ギャンズの捨て身の至近距離からのアクアフリッパーで、なんとかメガリオン一体を倒す。
しかし、残る巨獣達は国防省へと迫っていた。
「くっそ、ジャスティパワーさえあれば!」
「こっちにくる!うわーっ!」
「ライザーキャノン!!」
「って、あれっ?」
攻撃寸前の所だったスカレベレスが姿を消した。
「あれを見て!!」
レミーが指差した方を見ると、そこには幻星神ジュウライザーの姿があった。
「ジュウライザーよ!」
「真也が帰ってきたんだ!!」
「澪さん!!!」
そして、天堂澪が翔太達の所へ駆け込んできた。
「翔太君、ユカちゃん。ジャスティパワーを!」
「よっしゃ!」「うん!」
「「装着!!」」
「ジャスティライザー!」
「グレン見参!」「カゲリ参上!」
「「星神獣! 幻星獣ライゼロス召喚!」」
「はっ!ケンライザー!」「ニンライザー!」
「3大幻星神が揃った!」堀口が叫んだ。
「翔太!ユカ!行くぞ!」「まかせとけ!」「わかったわ!」
真也の声に答える2人。
「あれが幻星神…」「くそぅ!直人さえいれば…」
「蘭!豪!前を見て!」
涼子が叫ぶが時既に遅く、トロイドンは目の前に来ていた。
「うわーっ!!」「豪さん!あれを!」
間一髪のところでタウロンのアーストライバーの一撃が炸裂した!
「直人さん!」「くっそ〜、おいしいとこ持ってきやがって。」
直人はすぐに言った。
「豪!蘭!ガンシーサーを呼ぶぞ!」
「はい!」「待っていたぞ!」
「「「超星神!ガンシーサー!!」」」
「ダイブ!イン!」直人が乗り込んだ。
「ライガーライアット!」
「すっげえ!あの時の超星神だ!」喜ぶ翔太。
「翔太!よそ見している暇はないぞ!マグナグラスパー!」
スカラベレスを吹っ飛ばすジュウライザー。
「解ってるって。はっ!ライザーセイバー!」
「うっ!」メガリオンの集団戦法に苦戦するライブモードのガンシーサー。
「あっ!直人さん!そうだ!」体制を立て直したガンシーサーに跨るケンライザー。
「翔太、何してるんだ?」「おいっ!オマエ」
「直人さん!行きますよ!」「あっ、ああ!燃えてきたぜ!」ケンライザーを乗せて
駆け出すガンシーサー。
「はぁっ!!ライディングライザーセイバー!」メガリオンの大群を切りつけた。
「直人さん!あの時の借り、返しましたよ!」
「おうっ! よーし!ウォーリアーモード!」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」直人得意の重く、そして素早い格闘技で
メガリオンの数をどんどん減らしていくガンシーサー。
「メガヒートスラッシュ!」「サンダーバースト!」「タイフーンスライサー!」
幻星神の必殺技が巨獣達を蹴散らした!
「ユウヒ、第2動力炉ダウン!」
「構うな!攻撃開始!」
この隙を逃さず攻撃するレオガイアス。だが、ユウヒの
捨て身の超重量級のメガトンパンチにレオガイアスは倒れた。
「セイザーギア!」
ガンシーサーモードに変化した。
「マタドールッ!バァーストッ!」
ガンシーサーの一撃に、キングゼロは一撃で倒された。
「拓人!」「たっくん!」
拓人がいたはずの所に駆けつけた2人。生きているとは流石に予想していなかったが、
拓人はコスモカプセル・ライオン1の放つ光に包まれ一命を取り留めていた。
○堀口一郎、九条麗、九条優、雨宮涼子/セイザーヴェルソー、秤谷仁/セイザーダイル、早乙女蘭/セイザーヴィジュエル、
神谷豪/セイザートラゴス、三上辰平/セイザーギャンズ、伊達翔太/ライザーグレン、真田ユカ/ライザーカゲリ、本宮麗香、
御園木篤史 安藤拓人、レミー・フリーデ、安藤宗二郎、沖田宗一郎 →巨獣軍団を倒す
○平賀真也/ライザーガント、松坂直人/セイザータウロン、天堂澪→国防省に到着し、上のメンバーと共に巨獣を倒す
(真也たちと行動していた桂木達は別チームと合流した為、今は行動していない(どこの
チームかは書く人が自由に決めて結構です)
>542
じゃあ、自分が考えてたネタを>537-541に繋がるように書き直したら?
544 :
542:2006/11/25(土) 18:33:11 ID:MG8Wz2aq0
>>543 今考えてるやつじゃどう考えてもつながらないんです。ガントもタウロンも出てこないし…。巨獣全滅する前にまだ出す奴いるし…。
じゃあ諦めるんだね。
「続きます」と書かなかった自分が悪い。
>>118 続き
楠木「あの…渋谷であって渋谷でないって、どういうことですか?」
渡来「それは口で話すより…彼等に聞いた方がいいと思うよ」
渡来が目線をやった先には、数人の少年少女達がいた。
ファラ「何だあいつら?」
イチコ「あたいには分かる…あいつらはここをシマにしてるんだ」
林田「なるほど…じゃあ、あいつらをシメちまえば暗闇指令の居場所がわかるって事だな…」
海堂「ちゅーことは…」
ナイ・メア「「やっちゃおうか♪」」
身構えるファラ達。それを合図として、少年少女達が襲いかかる。
阿藤「うわぁっ!ちょ、ちょっとちょっとヤバいんじゃないのぉ?」
イチコ「心配すんな!あたいらがコテンパンにしてやるぜ!」
桃子「正当防衛だから大丈夫ですよね」
αフォン、βフォン、γフォンを取り出し、仮面ライダーα、β、γに変身する三人。
それに続き海堂と長田もオルフェノクに、ナイとメアもバンキュリアに変身する。
神山「僕達も手伝いましょう!」
林田「よし、応援だ!」
マスクド「任せろ!」
前田「こういう時は大人しく避難した方がいいんじゃないか…?」
林田「馬鹿野郎!クロ高が舐められてもいいのか!」
坂本「そうだ!」
楠木「って、あたし達関係ないでしょ!」
坂本「いや…俺は今、猛烈に感動している!母校の為に闘う姿…これこそ青春だ!」
楠木「…そんなもんなのかなぁ?」
坂本「そうそう!」
楠木「(キャラ変わっちゃってるよ…)」
α「あのぉ…ちょっといいですか?」
林田「どうした?」
α「すいません…ピンチになっちゃいました」
地球防衛軍「何ぃぃぃぃぃっ!」
謎のチームの足元には、無惨にもβやγ、バンキュリアやオルフェノクの姿が転がっている。
γ「な、何だこいつら…」
クレインオルフェノク「強い…何でなの…」
ミキオ「なーんだ…強そうなのは見た目だけかよ!」
パルハンズの一員、ミキオがクレインオルフェノクの頭を蹴り上げる。
クレインオルフェノク「ああうっ!」
スネークオルフェノク「由佳!」
ショータ「でも…こんなに多くの奴らシメちまって大丈夫かな?ロックオンされちまったら…」
北斗の子分「おい…あいつら何言ってるんだ?」
フレディ「…?(首を傾げる)」
阿藤「いやぁ…最近の若い子の会話はちょっとわかんないなぁ…何だかなぁ…」
渡来「どうやら『ロックオン』という言葉に何か意味があるらしいね…」
楠木「それより、みんなを助けなきゃ!」
坂本「だけど、どうすりゃいいんだよ…」
楠木「あ、元に戻った」
坂本「何のことだ?」
楠木「別に」
マスクド「考えても仕方ない、まずは行動だ!」
パルハンズに突進するマスクド竹野内。ゴリラとフレディがそれに続く。
メカ沢「助太刀するぜ…メカ沢…ビーム!」
メカ沢が変形し、辺り構わずビームを放つ。その威力に、周りが大パニックになる。
ミキオ「何だよこれ!話が違うぞ!」
リュウゴ「ちっ…何やってんだ、逃げるぞ!」
一網打尽に逃げていくパルハンズ。後には傷だらけのライダー達と、エネルギーを使い果たしたメカ沢が残った…
前田「逃げたか…」
楠木「でも、みんなが…」
β「クソっ…ライダーに変身してんのに、何で勝てねぇんだ…」
悔しそうに地面を殴りつけるイチコ。ナイやメア、ファラも無言のままうつむいている。
だが桃子だけは…
桃子「負けは負けです。素直に認めましょう」
ファラ「ハァ?おめぇ…悔しくねぇのかよ?」
桃子「全然。むしろ清々しいくらいです」
イチコ「てめぇ…それでもライダーか!」
イチコが桃子の胸ぐらを掴む。だが、桃子もひるまなかった。
桃子「私だって…好きでライダーになったんじゃない!」
由佳「桃子ちゃん…」
桃子「本当はこんな所、来たくなかった…磯部さんのお店でMoi-meme-MoitieとかBODY LINEとかの服を買って、バカ親父からお金をちょろまかして、ゴスロリらしく生きたかった…もうライダーになって戦うのはイヤなの!」
イチコ「…そうかよ。だったら勝手にしな」
桃子を叩きつけ、背を向けるイチコ。
そのイチコが言った一言は、あまりにも非情だった。
桃子「言われなくたって…こんなベルトなんかいらない!」
αフォンとベルトを叩きつけ、一人走り去る桃子。
神山「桃子ちゃん!」
ファラ「ほっとけ。あいつが決めた事だ…それより、教授。これからどうする?」
渡来「うーん…」
渡来が考え込んでいるその時である。とある少年が声をかけてきた。
ツヨシ「お前ら、こんな所で何やってんだ?」
阿藤「え?いや、実はおじさん達この辺初めてでさぁ…ご飯食べて休める所探してるんだよねぇ」
ツヨシ「だったら、俺についてきなよ。うまい店紹介するぜ」
由佳「でも…」
渡来「今はメカ沢君をメンテして、君達の傷を癒やす事が先だ」
由佳「…わかりました」
イチコ「じゃあ、行こうぜ。ぐずぐずしててもしょうがねぇ。」
さっきの対立が嘘のように元気な声でツヨシについていくイチコ。その様子が逆に、一同に辛さを伝えていた…
〇仮面ライダーβ/白百合いちご、仮面ライダーγ/スローブ星人ファラ、
クレインオルフェノク/長田由佳、スネークオルフェノク/海堂直也、バンキュリア/ナイ+メア、
地球防衛軍(神山、林田、前田、フレディ、ゴリラ、マスクド竹野内、竹野内、阿東快、北斗、北斗の子分)、渡来角之進、
楠木涼、坂本剛一→ツヨシに美味い飯をごちそうになる。
〇メカ沢新一→エネルギー切れ
〇竜ヶ崎桃子→仮面ライダーαのベルトを捨て、一人どこかへ走り去る
●パルハンズ→敗走
550 :
542:2006/11/26(日) 09:34:27 ID:zuBflAnU0
>>545 確かに「続きます」と書いたつもりで書いてなかった俺に続きを独占する権利は無いですが、
>>537-541のガントやタウロンの出し方はいいんですか?
今まで他の話に出てたキャラは、フリーになるまで待つか、出さないで展開させてきてたんで、
こっちとしてもそうして解決させるつもりだったのに、こう事後承諾みたいな形でやられたんじゃあ
「こういう状況で王手決められてる。どうする?」という問いに「将棋盤ひっくり返せばいい」なんて
言われたような気がするんですが。
ふざけるな 糞野郎
553 :
542:2006/11/29(水) 20:40:07 ID:4/U7r76X0
554 :
名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 20:43:52 ID:4y+LEoCy0
しねしね
555 :
名無しより愛をこめて:2006/11/29(水) 21:43:35 ID:F3nK5aUl0
〃// ト,_ノ / /|ミ|
/ / ,-''") ,..-| .|,,...,,,, `"''ヽ
/ / / / .;/~|i^| `"、 ヽ,, 人,_,人,_,人,_,人,_,人,_,_,人,
,ノ..-!、 (_ノ ,.l' i'U| ヽ 'l < 仮面ライダー555アクセルフォームが >
『(o■ )ロ[][i { |「:i| } } < マッハスピードで!!555ゲットだ!! >
i。|ミ|。にニコ 'l.. |V| i i Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
/| | | |ヽ || 'l. '|| | l' /\
| |  ̄.| |.| ヽ、"iヘ ,〃l" / 〉、
|「 o ~i 「| ヘ...,ゞヽ三彡''"ヽ>' /
、L __ 」 |」 ヾ/^|^\〃、__,./」_ノ.,,
ヽヘ V | 77 ー―ァ ヾニニ/ ム∠´__ノ、
ヾT~''Tミヽ _ノ オ ノ オオオオォォォォ!!!!
556 :
名無しより愛をこめて:2006/11/30(木) 00:01:06 ID:xtUlej7H0
::::::::::::::::::::::::...... ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
γ ⌒ ⌒ `ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ ドガァァァァァァァァン.....
/ ( ⌒ ヽ )ヽ
( 、 , ヾ )
................... .......ゞ (. . ノ. .ノ .ノ........... ........
:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、、ゝ.....| |..., , ノソ::::::::::::::.......::::::
_ _i=n_ ._ [l_ .._....,,. .-ー;''! i;;;〜−ヽ_ii_i=n_ [l h__
/==H=ロロ-.γ ,〜ー'''l ! |'''ーヾ ヾ 「!=FH=ロロ
¶:::-幵-冂::( ( |l | ) )=HロΠ=_Π
Π=_Π「Uヾ、 ⌒〜"""''''''⌒〜'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....
Д日lTl,,..:''''" ""'''ー-┬ーr--〜''"" :::Д日lT::::
FH=n.:::::' | | :::FL日l」:::::
ロΠ=:::::.:. ノ 从 ゝ
口=Π田:::. .::::Γ| ‡∩:::::
Γ| ‡∩Π::.... ...:::Eヨ::日lTlロ::::
Д日lTlロ_Π::::....... ...::::::::田:凵Π_=H:::
=Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ:::.................:::::::::::口ロロH「l.FFl
557 :
ウルトラシリーズ防衛組織SS:2006/12/01(金) 19:28:25 ID:oc+vie+J0
>>360 「ザコは僕達に任せるカブ!」
「プティット、目の前の敵を喰いとめましょう。」
「ええ、お姉ちゃん。」
カブタック達がビーロボとポワトリン姉妹デビラー兵を喰い止める。
「スターピースは渡すか!」
「ほう、剣で戦うのか、ならば私が相手だ!」
ティラノレンジャーが龍撃剣を構えると、サンダールも赦悪彗星刀を構える。
「これでもくらいなさい!」
「どかん!」
ドラゴンレンジャー達、他のジュウレンジャーはサンダール達と戦うが三人の光線攻撃に歯が立たない。
「冗談じゃねえよ!」
「イッヒッヒ、ボキ達を侮っちゃうとこうなるんだよ〜。」
トリケラレンジャーが三人の強さにたじろぐが、サタラクラは挑発するように笑う。
ティラノレンジャーはサンダールに押されていた。
「くっ、なんて強さだ…。」
「ほう、地球のヒーローとはそれ程なのか?」
サンダールはティラノレンジャーを剣の間から睨み付ける。
「ふざけた風貌とは思えない位強い…。」
ドラゴンレンジャーが呆然とする。
「強いも何もこれがあるからね♪」
フラビージョはスターピースを取り出す。
「スターピースを持っとたんかいな!」
スパイドンがそのスターピースを見て驚く。
「あんた達が持っているのもお見通しよぉ〜。」
ウンディーヌがジュウレンジャー達の持つスターピースを取とろうとする。
このまま、スターピースは四本槍の手に渡ってしまうのか!?
・ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ
VSジャカンジャ四本槍(サンダール、フラビージョ、ウェンディーヌ、サタラクラ)、デビラ兵
宇宙の果てにある墓場。
そこで、かつてウルトラの父に破れたエンペラー星人が封じられていた。
そこに集まる無数の光。
激しい衝撃と共に空間が裂け、エンペラー星人が復活を果たした。
●エンペラー星人復活 (タロウに出てきたので無問題です)
>>549続き
「ここだよ」
ツヨシがビルの一室に案内する。
ファラ「おいおい…またビルの一室かよ」
ツヨシ「また?」
ファラ「あたし達、一回こうやって騙されてさぁ…あの時は酷い目にあったぜ。な?」
ファラがイチコに問いかける。が、イチコは返事をしない。
前田「おい…聞いてんのか?」
イチコ「あ、ああ…何の話だっけ?」
呆然と答えるイチコ。明らかに気力がない。
坂本「…さっきの事、堪えてるみたいだな」
怪堂「ああ…でも、俺達にはどうしょうもねえよ」
話し続ける坂本らをよそに、ツヨシが扉を開ける。
ツヨシ「ケンゴさん、いますか?」
ケンゴ「おう…って何だ何だ、お前シブヤ慣れしてねぇとか言ってもうそんなに仲間ができたのかよ」
イチコ「…仲間じゃねえ。偶々そこで会っただけだ…」
トゲのある言い方に、一瞬空気が凍りつく。
だが、ケンゴはそれくらいでは動じなかった。
ケンゴ「ま、いいや…とりあえず…ひの、ふの…よし、何とか作れるな」
渡来「?」
562 :
シブヤ編:2006/12/04(月) 18:44:08 ID:MI1rAt210
ケンゴ「よし…出来た。特製ソースカツ丼だ」
ファラ「おっ、旨そうじゃねえか!いっただきまーす!!」
ナイ+メア「「いただきまーす!!」」
ご馳走にありつき、ファラ達の顔が緩む。
だがその中で、まだ表情を曇らせていた者がいた。
イチコ「…」
阿藤「あれぇ?イチコちゃん食べないのぉ?なんで?」
イチコ「…いらねぇ…」
阿藤「えーっ!!勿体無いなぁ…なんだかなぁ…」
ツヨシ「せっかく作ってくれたんだ、ちょっとくらい食べてやれよ」
イチコ「いらねぇっつってんだろ!!」
ケンゴ「ああ、いい…無理に食うな。これは俺が夜食にするよ」
長田「ところで…ケンゴさん、でしたね。実は私達、この世界の住人じゃなくて…」
ケンゴ「見りゃわかるよ。シブヤにゴリラやロボがいるかよ」
海堂「なら話がはええ。この世界ってのはよ…一体どうなってんだ?ロックオンって何だよ?」
ツヨシ「…それは、俺から話すよ。もっとも、俺もこの世界の事良く知らねえけど…」
渡来「うん、分かる範囲で頼むよ」
ツヨシ「ああ、実は…」
状況を聞いて、渡来たちの顔が険しくなる。
ツヨシ「ごめん…あんまり説明上手くなくて…」
神山「いや…教授、この世界を脱出する方法はないのでしょうか?」
渡来「うーん…手探りで探してくしかないねぇ…」
ケンゴ「そうだツヨシ…悪いがエマを探してきてくれねぇか」
ツヨシ「あっ…わかりました」
楠木「エマ?」
ケンゴ「ああ。うちで働いてる子なんだが…いつまでたっても連絡が取れねぇんだ」
ツヨシ「分かりました、探してきます」
海堂「俺も行くぜ。戦力は多い方がいいだろうしな」
長田「じゃあ…私も行きます」
メア「私達はどうしよ?」
ナイ「うーん…行っちゃおうか☆」
ファラ「よし!あたしらも行くぜ!」
イチコ「…いい…」
ファラ「ああん?」
イチコ「いいって言ったんだよ!!行きてぇなら勝手に行きな!!」
前田「おい、そんな言い方…」
ファラ「…わかったよ。そうやっていつまでもウジウジしてろよ」
イチコ「何だと…」
ファラ「今のお前…最高にかっこ悪いぜ」
イチコ「…てめぇ!!」
ファラに飛び掛ろうとするイチコ。それをケンゴが制した。
ケンゴ「…ここじゃ揉め事はご法度だ。やるなら外でやれ」
ファラ「…ちっ。わかったよ…」
渡来「じゃあ、僕はメカ沢君の様子を見るとするよ。フレディ君はどうする?」
フレディ「…(テレビを指差す)」
ケンゴ「ああ、テレビか…?好きに見ていいぜ」
フレディがテレビをつけると、そこには…
「プ ー タ ン」の四文字が写されていた。
結局、エマを探すのはファラ・バンキュリア・長田・海堂・そしてツヨシの六人になった。
ナイ「ねぇねぇ、エマちゃんってどんな人?」
メア「もしかして…ツヨシ君の彼氏?」
ツヨシ「そ、そんなんじゃねえよ…////」
海堂「いいってことよ。青年負い易く、学ナントカって言うじゃねえか」
ツヨシ「だからそんなんじゃねぇって…エマは、パルハンズでパシリになってた俺を助けてくれたんだ」
長田「パルハンズって…さっき私達を襲った人たちですね」
ファラ「あいつらマジうぜぇよなぁ…今度会ったら厚底キックでギッタギタにしてやるぜ!」
そんな話をしていた時である。
「キャーッ!!」
長田「悲鳴!?」
ツヨシ「あっちだ、行ってみよう!!」
ツヨシ達が向かった先には、パルハンズが…そしてエマがいた。
リュウゴ「だりぃな…今更悲劇のヒロイン気取りかよ…」
金網に叩きつけられたまま、体を起こすエマ…その目線の先には、アサギがいた。
アサギ「…」
ミキオ「リュウゴさん…さっさとやっちまいましょうよ。俺達までロックオンされちゃたまんないっすよ」
リュウゴ「そうだなぁ…俺もヨジレになんざなりたくねぇしな!!」
アサギ「…っ!!!」
リュウゴ「そんじゃそろそろ行きますか…」
鉄パイプを手にエマに殴りかかろうとするリュウゴ。そのときである。
海堂「待てっ!!」
リュウゴ「あん?」
ファラ「てめぇら…よってたかって何やってんだよ!」
リュウゴ「これはこれは…さっき俺達にボコられたザコどもじゃん」
長田「今度は負けません!!」
クレインオルフェノクに変身する長田。海堂もスネークオルフェノクに変わる。
メア「ナイ、私達もいこ☆」
ナイ「うん…やっちゃおうか!!」
ナイとメア、二人の体が融合してバンキュリアになる。
ファラ「てめぇら…今度こそギッタギタにしてやるぜ!」
γフォンを取り出し、ファラも仮面ライダーγに変身する。
ツヨシ「あ、アサギ…お前…」
スネークオルフェノク「なんだ、知り合いか?」
ツヨシ「あいつは攻撃しないでくれ!俺の仲間なんだ!」
ファラ「わかったよ…みんな行くぜ!!」
Sオルフェノク、Cオルフェノク、バンキュリア「おうっ!!」
・仮面ライダーγ/スローブ星人ファラ、クレインオルフェノク/長田由佳、スネークオルフェノク/海堂直也、
バンキュリア/ナイ+メア VS パルハンズ
○地球防衛軍(神山、林田、前田、フレディ、ゴリラ、マスクド竹野内、竹野内、阿東快、北斗、北斗の子分)、
楠木涼、坂本剛一→タトゥーショップ「KOYA」に残る。
○渡来角之進→メカ沢を修理。
○仮面ライダーβ/白百合いちご→出動せず
>>515 ゾラ「巨獣軍団、全て転送致しました」
ハデス「うむ。いよいよだな」
バッカス「ここ国防省は、バルカンベースとやらに勝るとも劣らぬ地球防衛の拠点。ここを我等が落としたともなれば、
ウオノメ・マナコにおけるハデス様の株も上がるというもの」
ハデス「わかっておるわ!ゾラ!バッカス!サイバーナイト、デストコマンドの準備はいいか!」
ゾラ「もちろん、すでに準備完了しております」
バッカス「こちらもです。ただ、デモンナイトはともかく、ダン・ハウザーの行方が知れぬ為、総員と言うわけにはいきませんが…」
アドロクス「こちらからも腕利きのレジェンダーを2名、クロガネ様より借り受けております」
ハデス「よし、出撃!」
翔太「あれは、俺達が倒してきた巨獣じゃないか!」
御園木「馬鹿な、何故ここのレーダーにひっからずに来ることができた?」
堀口「いや、今はそれよりもあいつらを倒すことの方が先です」
突如現れた巨獣達の対策に焦る戦士達。彼等に今出撃させられる巨大戦力は、無い。
涼子「…グランビークルで行くしかないわね」
御園木「こちらからもメーサータンク部隊他、出撃できるものは出そう。…く、ユウヒを出撃させていなければ…」
豪「なら行くぞ!装着!」蘭「装着!」
豪と蘭の2人の姿が、山羊座と乙女座の戦士であるセイザートラゴスとセイザーヴィジュエルのそれに変わってゆく。
豪・蘭「「ダイブ、イン!」」
どこからか召喚された大地のトライブ専用グランビークル「アーストライバー」2機に、それぞれ2人が吸い込まれてゆく。
辰平「俺達も!装…」
「大変です!」
そこへ慌てて入ってくる「月光」の隊員。
御園木「どうした!」
「あの怪獣(※巨獣)達以外にも別の一団が現れました!」
全員「なんだって!?」
「ここももうじき危険になります。早く避難を…」
翔太「…あ、あれは!ハデスの戦艦じゃないか!」
窓の外には、ゆっくりと近づいてくるハデスの戦艦が近づいていた。
カイザーハデスは、自身の戦艦から国防省全域に対して一方的な通信を送りつけていた。
ハデス「聞けい!国防省とやらにいる者達よ!我々は、カイザーハデス軍改めウオノメ・マナコ特別遊撃隊!」
ウオノメ・マナコ特別遊撃隊。
それは、兄クロガネと共に蘇ったハデスが、兄と当時の会長ベンゼン星人に頼みこんで結成した、旧ハデス軍を中心に構成されたハデスの私兵集団である。
その結成を待ってようやく活動を開始したハデスは、「ウオノメにカイザーハデス有り」と言わしめるだけの成果を立て、自分がウオノメ・マナコ内で
のしあがるため、手始めに地球防衛の首脳の一つを倒そうと考えついた。
そのためにどこを攻めるべきか悩んだのだが、当時まだウオノメにいたX星人により国防省の襲撃を勧められ、それにのったため、今ここにいるのである。
ちなみにハデスの行動を危惧したクロガネが、その行動を監視させるために自分の腹心であるアドロクスをハデスの下につけており、
そのアドロクスはウオノメの方針を考えて襲撃に反対したが、ハデスはその言葉に聞く耳を持たず、加えてアドロクス自身も国防省に個人的な恨みがあった
ため、この攻撃に、少なくとも表向きには積極的に参加しているのだ。
アドロクス(馬鹿!ウオノメ・マナコの名前を出すなんて…ちょっとは考えってものがないのかしら?)
ハデスが発った時点のウオノメ・マナコの、地球破壊のみを目的とし、争いはあまり起こさない、という方針を是と考えていたアドロクスは、
いきなりのハデスの発言に絶句した。しかし、言ってしまった以上、今更止める訳にもいかず、内心でハデスを罵るしかできなかった。
ハデス「我々の目的は地球の破壊。そのため、邪魔になりそうな奴等の一員であるお前達を手始めに潰しに来たのだ!
だが、お前達が武装を放棄し、私に従うならばお前達の命は保証しよう!さあ、返答は…」
「ふざけるな!」
ハデス「!?」
突如、国防省内のスピーカーから聞こえてきた拒絶の言葉に、今度はハデスが絶句する番であった。
???「今俺達がこうしている間にも、バルカンベースや008では理不尽な暴力に対して必死に立ち向かってる者達がいるんだ!
ここで俺達だけ貴様などに屈してしまう訳にはいかない!」
いきなりの声に、内容はともかくそのタイミングには戦士達も驚いた。加えて、発言者がわからないことも驚きの理由の一つにもなっている。
拓人「誰が喋ってるんだ?」
宗二郎「…あいつか。無茶はあいかわらずだな」
???「これは俺だけの発言ではない!ここに集っている者達はみな同じ考えでいる、と俺は思っている!」
スピーカーを通して、発言者の周りにいるらしい者達からも「そうだ!」などと同意を示す声が多数挙がってくる。
???「繰り返す。ハデスとやら、俺達は貴様などに屈したりはしない!」
ハデス「貴様…よくもそこまで言えたものだな…!何者だ!」
???「国防省総司令官、神宮司 翼だ…!」
ハデス「ほざきおって…その言葉が何を意味するかわかっているだろうな!全軍、攻撃開始!国防省を瓦礫の塊に変えてやるのだ!」
ゾラ「少しは迷うこともあると思いましたが…」
バッカス「神宮司、とか言いましたな。地球人ながらたいした男です」
ハデス「…少々時間が早まったが、こうなることは予想できていた。巨獣達とサイバーナイト、デストコマンドに攻撃を開始させよ!我々も出るぞ!」
御園木「総司令官…」
翔太「俺達の言いたいことを言ってくれるなんて、凄い人だな!」
『月光』隊員「御園木課長、奴等の仲間と思われる一団が侵攻し始めました!怪獣達も攻撃を開始してきます!」
涼子「聞いたわね。装着!」
仁・辰平「装着!」
涼子の合図をきっかけに、3人がそれぞれ水瓶座・天秤座・蟹座の戦士へと装着してゆく。
ヴェルソー「私達は小さい奴等を相手にする。そっちは怪獣を頼むわ」
グランセイザー共通の変身アイテムでもあるナックライザーを通して、既にグランビークルに乗り込んでいる2人に連絡を入れる。
トラゴス「わかった!」
御園木「頼む、ユウヒが戻るまでだけでも耐えてくれ…!」
そのまま御園木は部屋の通信端末から、国防省の地上戦力の出撃要請を発信する。
ユカ「私達も…」
麗香「待って。今のままじゃ装着できないんでしょ?」
翔太「だからって、あの総司令官とかの言葉を聞いて黙って見てるなんかできないぜ!それに、相手はあのハデスなんだ!」
ユカ「そうよ。第一、以前は麗香さんだって装着しないでも戦ってたでしょ?私達にだってそれくらいはできる!」
麗香「あ…」
言葉につまる麗香。どうやらジャスティライザー達の士気も高いようだ。
堀口「麗、優、お前達は今のうちに避難するんだ」
麗「それはないでしょドクター。私達だって剛と一緒にクラウンと戦ってきたのよ?」
優「そうだよ!僕達も戦うよ!ほら、念のためにと思ってパワーアクセレーターも持ってきてあるんだ!」
パワーアクセレーター。麗と優のためにかつてドクターが作ったプロテクターである。
麗は脚に、優は腕に、と装着箇所こそ違うが、どちらも装着した人間の能力を何十倍にも増幅することができる。
堀口「…わかった。じゃあ、せめてこれを使ってくれ」
麗「これって…これもパワーアクセレーター?」
堀口「万が一、と思って作っておいたんだ。麗用の腕パーツと優用の脚パーツだ」
これで、2人とも腕と脚にパワーアクセレーターを装着して戦うことができる。
堀口「本当なら役に立たなければよかったんだがな…。麗、優、気をつけろよ」
優「大丈夫!任せてよ!」
麗「後で剛がここにくるんだから。それまでにやっつけるわ!」
拓人「俺も負けてられない!奴等と戦うぜ!」
グランセイザーら星の戦士達が会議室から戦いに出た頃、地下ドックでは拓人も士気を高めていた。
宗二郎「…止めても無駄だろうな。なら、ここを守っていてくれ」
拓人「ここを?」
宗二郎「轟天の最終調整がこれからなんだ。これを終わらせればこいつも出撃できる。そうすれば少しは外の戦いの助けになるだろう。
それに、神宮司の奴がいるのもここなんだ」
そう言って轟天の方を示す。どうやら神宮司司令は轟天の中にいるようだ。
拓人「そうか、わかった!…レミー、お前は?」
レミー「戦うわ。私だって、シャーク隊長に散々鍛えられたんだから」
○堀口一郎、九条麗、九条優、雨宮涼子/セイザーヴェルソー、秤谷仁/セイザーダイル、早乙女蘭/セイザーヴィジュエル、
神谷豪/セイザートラゴス、三上辰平/セイザーギャンズ、伊達翔太、真田ユカ、本宮麗香、御園木篤史
→ウオノメ・マナコ特別遊撃隊を迎撃に向かう
○安藤拓人、レミー・フリーデ→国防省地下ドックを守る。
○安藤宗二郎、神宮司翼→迎撃戦艦轟天の最終調整を急ぐ
●巨獣軍団(トロイドン、バグリアン、スカラベレス、キングゼロ、レオガイアス、量産型メガリオン数体)→国防省に攻撃開始
●カイザーハデス、ドクターゾラ、ゼネラルバッカス、コマンダーアドロクス、サイバーナイト(全員)、
デストコマンド(デモンナイトとダン・ハウザー以外全員)、レジェンダー(ヴァルカン、ギャメリオン)→国防省に攻撃開始
まだ続きます
>566続き
ファラ達が戦っているころ…桃子は一人、町を歩いていた。
そんな桃子に、声をかける男…ブンカムのリーダー・DJである。
DJ「YO!なあ、どこ行くんだよ」
桃子「…別にどこだっていいじゃないですか」
DJ「そんな怖い顔するなよ。YO、あんた…ブンカムに入らねぇか?」
桃子「ブンカム?」
DJ「俺たちのグループだよ。YO、頼む…お願いだよ…今俺たちすっげぇやべぇんだ」
桃子「生憎、私は泡沫候補に興味はありませんから」
DJ「そんな事いわないでさ…」
桃子を追うDJ。その時である。
DJ「危ない、上!!」
桃子「えっ!?」
桃子が空を見上げると、人が…まるで落ちることが快楽であるかのように降ってきた。
桃子「きゃっ!!」
慌ててよける桃子。だが、落ちてきた男は微動だにせず…地面にたたきつけられた。
桃子「きゃあああああああああああっ!!!」
DJ「な、分かったろ…このままじゃ俺までやべぇんだよ…頼むよ」
ぐちゃぐちゃになった死体を見ながらDJが焦った様子で詰め寄る。
桃子「お断りします!!!私は…決めたんです。もう戦わないって…」
DJ「…わかったよ。だけどな…次に死ぬのはお前かもしれねぇぞ!」
桃子「お構いなく。自分の体は自分で守りますから…」
そう言って歩き出そうとする桃子。だが…彼女の周りを複数の女達が囲む。
ナミ「らしくないじゃんDJ…ソトの人間に頼るなんてさ」
桃子「貴女達は…?」
ナミ「うちらはラブゲン…ま、ブンカムとは腐れ縁みたいなもんかな?」
桃子「ラブゲンってことは…もしかして、この子を知ってますか?」
カバンからアサギの写真を取り出し、ナミに見せる桃子。
写真を手にした瞬間、ナミの顔が醜く歪む。
ナミ「なぁんだ…あんた、ヨジレの仲間なんだね」
桃子「ヨジレ…?」
ナミ「知らないなら知らなくてもいいよ…ぶっつぶすまでだからさ!!」
ナミの合図とともに、ラブゲンのメンバーが桃子に襲い掛かる。
桃子「キャッ…」
慌てて公衆トイレに逃げる桃子。
個室に鍵をかけ、一人閉じこもる桃子。周りはラブゲンだらけである。
桃子「何で…どうして追ってくるのよ?」
「知りたいかえ?」
聞き覚えのある声に振り向く桃子。そこには…ベルトを渡したババァがいた。
桃子「あなたは…」
ババァ「イーッヒッヒッヒ、お困りのようじゃねぇ」
桃子「別に…」
ババァ「隠さなくてもいいよ…あの腐れ外道どもに追われてるんじゃろ?」
桃子「…はい…」
ババァ「ならばどうしてライダーに変身せんのじゃ?ベルト渡したじゃろうが?」
桃子「私は…もうライダーにはなりません。ベルトはどこかに捨てました」
ババァ「何じゃと?バカめ…ベルトがなくてどうやって戦うんじゃ」
桃子「もう戦いたくないんです…」
ババァ「この腐れマ○コめが。いいかい、あんたが望む望まないにかかわらず、
今世界中…いや、全銀河、全次元が戦いに巻き込まれとるんじゃ」
桃子「えっ…」
ババァ「あんたが戦いたくないならそれでもええ。だけどな、どこに逃げても…
戦いは続くんじゃ。逃げきれんほどにな…」
桃子「…」
桃子の体が震える。
逃げる事ができないとすれば、どうすればいいのか…
答えは分かっていたが、その結果にたどり着くのを脳が拒否している。
その様子を知ってか知らずか、ババァがズタ袋から何か取り出す。
ババァ「ホレ、ベルトじゃ。ババァが拾っておいたぞえ」
桃子「これは…」
ババァ「ちょっとだけ細工をしといたわ…まあ、どう使うかはお前次第じゃな…」
そういうと、ババァは振り向き…鏡の中へ消えていった。
桃子「あのババァはいったい…」
考える間もなく、扉が叩き壊される。エマを中心としたラブゲンの奴等だ。
エマ「やれーーーーーーーーーー!!」
襲い掛かるラブゲン達。それを避けるかのように、桃子がαフォンを押す。
1、1、1…
standing by...
桃子「変身!!」
comprete...
仮面ライダーαに変身する桃子。その目に迷いはなかった。
エマ「な、何よあのカッコ…」
DJ「あいつがいれば、パルハンズやピースだって…
YO、頼むぜ!俺たちのために戦ってくれよ!!」
α「…嫌です…私が戦うのは…誰のためでもない…私のためだぁっ!!」
一方…オルフェノク達は、パルハンズ達を一人、また一人と倒していく。
クレインオルフェノク「覚悟しなさい…あとはあなただけです!!」
リュウゴ「フン…フハハハハハ…マジだりぃなぁ、おめぇら…」
スネークオルフェノク「な、何だ…こいつ、いかれちまったか?」
リュウゴ「イカレてなかいねぇよ…俺には…これがあるんだよっ!!」
おもむろに服を脱ぎだすリュウゴ。そこには…マッスルギアを着込んだボディがあらわになった。
バンキュリア「なっ、何だよあいつ…」
リュウゴ「この体さえあればおめぇらなんか怖くねぇ…行くぜ!!」
スネークオルフェノクとクレインオルフェノクに手を伸ばし、地面にたたきつけるリュウゴ。
そのまま右手でスネークオルフェノクを、バンキュリアに向けて放り投げる。
バンキュリア「ああっ!!」
γ「ど、どうすりゃいいんだよ…」
リュウゴ「おめぇも死ね!!」
焦るγにもリュウゴの鉄拳が飛ぶ。まるで紙のように、γが跳ね飛ばされた。
γ「う、うーん…」
クレインオルフェノク「ファラ!!」
ババァ「…あんたもそろそろ潮時だねぇ…」
ファラ「…えっ?」
ババァの声に目を覚ますファラ。
すると、今まで戦っていた場所は消え…代わりにどこまでも闇が広がっていた。
ババァ「イーッヒッヒッヒ…どうやら、大ピンチみたいじゃね…」
ファラ「あんた確か…頼むよ!!このままじゃあたい達全滅だ!!」
ババァ「よぉし…取って置きの手を使うとするかね。ただし…これを使うと、あんたの体が持たなくなるよ…」
ファラ「何だっていい!早く!!」
ババァ「分かったわかった…そんなにせかすんじゃないよ…次に目を覚ましたとき、γは最大の力を発揮する」
ファラ「よし!!」
ババァ「だけど…あんたは確実に死ぬよ。それでもいいのかい?」
ファラ「…っ…」
一瞬躊躇するファラ。だが、覚悟を決める。
ファラ「いいよ…どうせあたしはいつも一人だ。死ぬときだって一緒さ」
ババァ「そうか…ならば…」
ババァの体が光に包まれ…神崎士郎へと変わっていく。
士郎「戦え!!!」
気を失っているγを尻目に、リュウゴがクレインオルフェノクらを痛めつけていく。
リュウゴ「ヒャハハハハ!だりぃな…みんな死ねよ!!」
γ「…死ぬのはてめぇだ!!」
リュウゴ「何だと…?」
リュウゴが振り向くと、そこには真っ赤に染まったγの姿があった。
スネークオルフェノク「おい…あれは…」
クレインオルフェノク「…γにあんな機能があるなんて…」
γ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
γがリュウゴに向かってキックを放つ。リュウゴが勢い良く吹き飛ばされ、建物をなぎ倒していく。
その様子を、アサギとエマを連れて逃げていたツヨシが呆然と眺めている。
ツヨシ「何だあの力…」
エマ「わかんない…でも…あれは『使ってはいけないもの』だ…」
ツヨシ「何だって…?」
エマ「あんな事をしたら…多分…」
崩れ落ち、変身を解くγ。そこにナイ達が駆け寄る。
ナイ「大丈夫、ファラちゃん!?」
メア「さっきの力は…」
ファラ「ああ…あれか…へへっ、悪いな…ちょっと無茶しちまった…」
海堂「おい…大丈夫かよ!!」
ファラ「…ダメだと…思う…」
長田「そんな事言わないで下さい!!」
ファラ「いや…分かるんだよ…あのな…イチコと桃子に…伝えてくれ…
あんた達は…本当は…すっげぇいいコンビなのに…どうしちまったんだ…
今までみたいに…仲良くやって…」
海堂「おい…おい!!マジかよ!!!」
ファラ「…それから…イチコの事…責めねぇでやってくれ。
多分…あいつは道を見失ってる…だけだから…」
ナイ「…ファラちゃん!!」
メア「ファラちゃん!!」
ファラ「…必ず…伝えてくれよ…頼んだ…ぜ…」
ファラの腕から力が抜け、腕にタトゥーが浮かぶ…
ファラ「…『いってきます』…」
海堂「おい…ファラ…ファラああああああああああああああああ!!」
○スネークオルフェノク/海堂直也、クレインオルフェノク/長田由佳、
バンキュリア/ナイ+メア、アサギ、エマ、ツヨシ→パルハンズを撃退
○仮面ライダーγ/スローブ星人ファラウェイ→死亡
●リュウゴ→吹き飛ばされる
580 :
名無しより愛をこめて:2006/12/10(日) 23:00:29 ID:n6xDs6RL0
保守age
581 :
名無しより愛をこめて:2006/12/12(火) 15:01:01 ID:2j1pXNoO0
???「死ね」
リュウゴ「うわあああああああああ」
●リュウゴ→何者かに殺される
△???→リュウゴを殺害する
ファラを失った事で悲しみにくれる海堂達。
その悲しみは深く彼らはこの場から一歩も動こうとはしなかった。
「バサッ…。」
一同の前に何かが投げつけられてきた。
「リュウゴ…!?」
エマがそれを見てリュウゴだという事に気づく。
リュウゴはマッスルギアを装着したままであった。
「こいつ、さっきの…。」
海堂もリュウゴの死体を見て驚く。
その時、どこからとも無く鎖鎌が一同に振りかざされる。
「一体誰なのよ!」
「もーっ!」
ナイとメアの二人が声をあげる。
「…。」
その鎖鎌を投げつけた男は静かに一同の前に姿を現した。
「サンタクロース…?」
由佳がその姿を見て唖然とする。
あのサンタクロースそのものであった。
「こいつがリュウゴを殺したのかよ。」
ツヨシがリュウゴを殺したのをそのサンタクロースだと確信する。
サンタクロースは鎖鎌を振り回しながら不気味に迫ってきた。
・スネークオルフェノク/海堂直也、クレインオルフェノク/長田由佳、
バンキュリア/ナイ+メア、アサギ、エマ、ツヨシVSサンタクロース
サンタクロースは映画「楳図かずお恐怖劇場」に登場します。
ttp://www.umezu-movie.com/
>>559 「ビュッ…!」
「きゃっ!」
その時、何処からか鞭が飛んできてウンディーヌの手元に命中する。
その反動で彼女はスターピースを落としてしまう。
「あっ、スターピースが!?」
譲がその落ちていくスターピースを受け止める。
「もう〜、誰なのよ。」
フラビージョが鞭の方向を向く。
「げっ、あいつは昨日の!」
サタラクラが鞭の主を見て驚く。
「私は弱き者、正しき者の味方…レッドタイガー!」
その鞭を振るったのは、レッドタイガーであった。
「さあ、ここまでだ!」
「ぐっ…。」
サンダールがティラノレンジャーに剣を振るう。
「あれは…!」
レッドタイガーがサンダールに気づくとサンダールに鞭を振るう。
鞭がサンダールに当たりティラノレンジャーと距離が離れる。
「あの敵は私に任せて、仲間の元に行くんだ!」
「あ…ああ。」
ティラノレンジャーはレッドタイガーに促され、カブタック達の方に向かって行った。
「昨日のヒーローか、相手にとって不足は無い!」
「行くぞ、正義に敗北は無い!」
レッドタイガーとサンダールは互いをにらみ合う。
「ならば…バルシオン発進!」
サンダールはランカー商会から与えられたバルシオンを呼ぶ。
「あ、何か来たぜ。」
シャークラーが空を見ると4機のバルシオンが空から降り立つのを見つける。
そして、そのバルシオンはそれぞれ赤、青、緑、ピンクの四色で彩られていた。
「みんな、バルシオンに乗り込むぞ。」
サンダールに促され四本槍はバルシオンに乗り込む。
サタラクラ「グフフフフ、踏んじゃうよ〜。」
ウンディーヌ「もう逃げられないわよ。」
フラビージョ「ピンクのロボット、かわいい〜。」
サタラクラは緑、ウンディーヌは青、フラビージョがピンクと、それぞれのバルシオンに乗り込む。
「あれだけのロボットを、冗談じゃねぇよ!」
トリケラレンジャーがバルシオンを見て驚く。
「よし、反バイオ粒子砲、発射だ!」
サンダールの指示で四機のバルシオンは一斉に反バイオ粒子砲を放つ。
一同は何とか避けるが、その破壊力は凄まじかった。
・ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、
ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ、レッドタイガー
VSバルシオン(ジャカンジャ四本槍)
●ジャカンジャ四本槍(サンダール、フラビージョ、ウェンディーヌ、サタラクラ)→バルシオンに乗り込む。
てすと
>>586 反バイオ粒子砲の爆炎が消えるとレッドタイガーが前へと出た。
「ならば…ランボールジャイアンート!」
レッドタイガーは巨大ロボ、ランボルジャイアントを呼び出した。
すると空から100メートルにも及ぶ巨大ロボが降り立った。
それこそがランボルジャイアントであった。
「す、凄いデカイけど…」
サタラクラが驚く。
「奴らの仲間なのか!?」
コブランダーがランボルジャイアントを四本槍のメカだと思ってしまう。
「トゥ!」
レッドタイガーがランボルジャイアントに乗り込んだ。
「あいつ、あのロボットに乗り込んだぞ」
シャークラーがそのレッドタイガーに気づく。
「この通常の3倍のバルジオンに勝てると思っているのか!」
サンダールのバルジオンがランボルジャイアントに反バイオ粒子砲を撃つ。
反バイオ粒子砲が命中するとランボルジャイアントが爆炎の中に消えた。
「デカい癖に歯ごたえ無いじゃん」
フラビージョが意外な結果に呆れる。
爆炎が消えるとランボルジャイアントが再び姿を現した。
「何よ、ビクともしないの!?」
ウエンディーヌがランボルジャイアントに驚く。
「こうなったら一斉に反バイオ粒子砲を撃つぞ!」
「ねー、最初からそうした方が良かったんじゃない?」
サンダールが反バイオ粒子砲の一斉発射を促すとサタラクラが横から茶々を入れる。
そして四機のバルジオンから同時に反バイオ粒子砲が放たれるがランボルジャイアントは何と空へ飛び上がった。
「な、なんちゅーロボットなの!?」
サタラクラが思わず驚く。
「悪の巨大ロボよ、行くぞ!」
ランボルジャイアントの砲門が開き、一斉にミサイルが発射された。
ランボルジャイアントのミサイルは次々とバルジオンに命中、次々と爆破していく。
「きゃ〜、脱出!」
「もぅ〜何で〜」
「うひゃぁ、ボキでも勝てないの!」
三人はバルジオンから脱出した。
「何、なんて破壊力だ…」
サンダールが絶句する。
「僕達もいるカブ!」
バルジオンの目の前にはドテカブッタクを中心にトンデモジョーズ、6匹の守護獣が並んでいた。
「うぬぬ…私のバルジオンに勝てると思っているのか」
サンダールは内心では焦っていた。
バルジオンは専用剣バルジオンメーザーを抜き、ティラノザウルスに向かっていく。
「うっ、なんて速さだ!?」
ティラノレンジャーはバルジオンのスピードに驚く。
バルジオンメーザーがティラノザウルスに振り下ろされるその時…。
『ガキィィィィン!!』
「ゲキ、大丈夫か?」
「兄さん…」
剛龍神がドラゴンアントラーでバルジオンを受け止めた。
ドラゴンレンジャーが弟であるティラノレンジャーに声をかける。
「も〜、何やってるのよ〜」
戦いを見ていたフラビージョがサンダールの思わぬ苦戦を見てじれったく思う。
「俺達がいる事を忘れるなー!」
コブランダーをはじめとする他のビーロボとポワトリン姉妹が三人の目の前に並ぶ。
「様々な星を滅ぼしあまつスターピースを力ずくで奪うなんて…例え宇宙刑事ギャバンが許してもこの美少女仮面ポワトリンが許しません」
ポワトリンがお馴染みの台詞を決める。
「なんて生意気な小娘…デビラ兵、やってしまいなさい!」
「デビラ!」
ウエンディーヌの合図でデビラ兵がゾロリとやってくる。
・剛龍神、守護獣ティラノザウルス、守護獣プテラノドン、ドテカブタック、トンデモジョーズ、ランボルジャイアント
VSバルジオン(サンダール)
・ビーロボ(クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、テントリーナ)、
ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ
VSフラビージョ、ウェンディーヌ、サタラクラ、デビラ兵
●バルジオン(サンダール以外)→ランボルジャイアントに倒される。
592 :
名無しより愛をこめて:2006/12/26(火) 02:30:23 ID:zhZ6k1U5O
あまつスターピースって何だよ…
「あまつさえ」だろ…
>>592 チーフ「天津スターピース・・・。天津甕星の力が封じられていると云う
伝説のプレシャスか」
姐さん「・・・ハザードレベル350。間違いありません、強力なプレシャスです」
594 :
名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 15:57:32 ID:pjYrWNKp0
sage忘れ・・・;
ボウケンジャーもOKなら、カブトもだすぞー
いや、ただのネタだろw
普通に待ってくれよ。
599 :
名無しより愛をこめて:2006/12/29(金) 19:00:55 ID:XOwCn+zf0
600
魔弾戦記リュウケンドー
>>591 「さあ、一気にとどめを刺すんだ!」
「ああ!」
レッドタイガーにバルジオンへのとどめを刺す事を促され、ティラノレンジャーが頷く。
「うぬぬ…まとめて葬ってやる」
サンダールは再び反バイオ粒子砲の発射準備に入った。
「そうは行くか、ティラノソニック!」
「電撃爆走シュート!」
「フィンブレード竜巻斬り!」
チャージ中のバルジオンにティラノザウルス、ドテカブタック、トンデモジョーズの必殺技が次々と決まる。
「超爆裂龍神突き!」
最後に剛龍神の超爆裂龍神突きでバルジオンは大きな穴を開けられ、そこから爆発を起こした。
「う、うおぉぉぉぉ!」
バルジオンの中からサンダールが命からがら脱出した。
サンダールはビーロボ達とデビラ兵達との戦っている場所に落ちていった。
「う…うう」
「あっ、サンちゃん!」
サタラクラがサンダールに気づく。
「くっ、サタラクラ、お前も奴らに苦戦していたのか?」
「そーなんだよ、デビラ兵がコテンパンにされてるよ」
サンダールがサタラクラに事情を聞く。
「ならば…ここで奴らを始末してしまおう」
サンダールが赦悪彗星刀を抜きビーロボ達を睨み付ける。
「結論から言おう…あれだけの実力者がでたからやばい!」
「おい、何言っているんだよ!」
ゲロタンがいつもの様に結論を言うがコブランダーに突っ込まれる。
「宇宙忍法、縄頭蓋!」
サンダールの必殺技、縄頭蓋がビーロボ達を吹き飛ばしていく。
「なんて強さなの!?」
ポワトリンが立ち上がりながらサンダールの方向を向く。
「フハハハ…おとなしくスターピースを渡して貰おう」
四本槍が一列に並ぶとサンダールが高笑する。
「レンジャーガン!」
その時、声と共に5本のレーザーが四本槍を狙う。
「ってやっぱり…」
フラビージョその方向を向くとジュウレンジャー達がいた。
「僕達が来たからにはスターピースは渡さないカブ!」
カブタックが四本槍に見得を切る。
・ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、
ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ、レッドタイガー
VSジャカンジャ四本槍(サンダール、フラビージョ、ウェンディーヌ、サタラクラ)、デビラ兵
>>133 >>450 トリプルファイターとガンヘッド部隊と同時刻の008市街…。
ギン「日食?」
ケン「ネットでチェックし忘れたのか?」
マシンマン「いや、感じからして高度な科学力を持った何者かの仕業だ…。」
兄弟拳バイクロッサーと星雲仮面マシンマンも、メルカ共和国でカイロン5が
引き起こした人工日食に右往左往していた。折角アースパワー発生衛星の
アースの光でパワーアップしたと言うのに、拍子抜けの展開であった。
一方、ランカー商会の刺客達はイレギュラーの人工日食に狂喜していた。
シルバ「カイロンめ、味な事をしてくれるな…。」
アンカー男「あの隕石生命体のCPUか?」
カッチュウナイト「そうだ…。ついでに言えばカイロンはルチ将軍閣下の弟君
におらせられる…。ある意味これはゴーラゾンガー様の救いの日食だ…!」
怪盗ウルフ「ならば、一気に決着を付けてやる!」
そう言うと犯罪ヘルメットで暴走中の怪盗ウルフが、マントの下から秘密兵器
…オギャー銃を取り出した。
怪盗ウルフ「こいつでマシンマンとバイクロッサーの奴らを赤ん坊にして、無
抵抗になった所で一気にブッ殺してやる!!」
犯罪ヘルメットのゴーグルの下で、血走った目の怪盗ウルフが喚く。
アンカー男「赤ん坊なら一切抵抗できないからな…。」
カッチュウナイト「オギャー銃を撃ったと同時に…。」
シルバ「一気に破壊してやる!」
一斉に狙いをつけるランカー商会刺客一同&デビラ兵。
その時であった。
マシンマンとバイクロッサーの後方から、ランカー商会御一行様一同に向けて
無数のレーザー光線が降り注いだ。
直後、脳が剥き出しになったような帽子を被った黒タイツの不気味な雰囲気の
兵士達がランカー商会刺客一同とデビラ兵一同に襲い掛かったのであった…。
『間に合ったか…!』
マシンマンとバイクロッサーの後方に、威厳を湛えた声が響いた。
振り向くとそこには、ローブによく似た軍服姿の人物が、黒タイツ兵士を指揮
しながら彼らの目の前に立っていた。
マシンマン「貴方は?」
『私の名はグザレ指令…。バンキッドの少年少女諸君の知らせを受けて君たち
を助けに来た…。』
ケン「グザレ指令?」
ギン「聴いた事がある…!かつてのブキミ星人の地球侵略部隊司令官…。」
グザレ指令「それは昔の話だよ,バイクロッサーの諸君…。現在は宇宙連合
ウォフ・マナフのブキミ星代表でもある…、言わば君達の友人だよ…。」
そういった人物の名はグザレ指令と言った。かつて、ブキミ星人は20年後の大人
になる子供たちを狙った地球侵略計画を展開していたのだが、バンキッドの少年
少女達の活躍でブキミ星人は地球侵略を諦め、今では完全に和解していたので
あった。恐らくバンキッドの一同が、マシンマンとバイクロッサーに何かがあった時
に備えて知らせておいたのであろう…。
グザレ指令「それと不思議な事に、私が処刑した士官達が無事な姿で現れた事
だよ…。Sガル少尉の話では、黒服の人物に助けられたとか…。」
『!』
その詞にマシンマンとバイクロッサーはピンと来たのであった。
ケン&ギン「それでは…。」
グザレ指令「我等ブキミ星人も、君達と共に『大いなる意思』と戦おう…!」
マシンマン「有り難うございます、グザレ指令!」
こうして、マシンマンとバイクロッサーは意外な友達の輪に救われたのであった。
新たな異星からの友人を迎えて…。
○グザレ指令、ブキミ星人士官&兵士一同→バンキッド隊の知らせを受け合流
星雲仮面マシンマン、兄弟拳バイクロッサー、グザレ指令、ブキミ兵
vsアンカー男、カッチュウナイト、バイオハンター・シルバ、怪盗ウルフ、デビラ兵
マシンマンがバンキッドの少年少女達と焼き肉パーティしていた事を生かして、
ブキミ星人御一行様方をヒーロー側に合流させてみました…。
>>604 「あ…スターピースが!」
譲が手の平を開くと、彼の手の上のスターピースが輝き始める。
「あの光は何よ!?」
ウェンディーヌが光を見て声をあげる。
同時バーザが持っていたスターピースも輝き、二つの輝きはジュウレンジャーの六人を包んでいく。
「この光は…」
マンモスレンジャーが、その光に不思議な力がみなぎっている事を感じ取る。
「力がみなぎって行くぜ」
トリケラレンジャーが意気揚々となる。
「一気にとどめを刺すぞ!」
「おおぅ!」
ドラゴンレンジャーがとどめを刺す事を促すと、五人はそれに答える。
「龍撃剣!」
「モスブレイカー!」
「トリケランス!」
「サーベルダガー!」
「プテラダガー!」
そして、ジュウレンジャーはそれぞれの武器を取り出す。
その武器を合体させ必殺武器ハウリングキャノンを完成させた。
「な…何をしようっての!?」
フラビージョがたまげる。
「うぬぬ…」
サンダールもジュウレンジャーの力に圧倒される。
「ハウリングキャノン・スターピーススペシャル!」
ハウリングキャノンからスターピースの光が四本槍に放たれた。
「もーなんでよ〜」
「いや〜ん」
「ぎゃー、どーしてーこーなんの〜」
「馬鹿な…」
四本槍が断末魔をあげ爆発の中へ消えていく。
「勝ったか」
ティラノレンジャーが爆発を見て勝利を確信する。
「やったカブー!」
カブタックや他の一同も大喜びだ。
「まだだ…まだ終わらんよ…」
炎の中からサンダールが姿を現した。
「あいつ、しぶといで!」
スパイドンが慌てる。
よろつきながらサンダールはジュウレンジャー達に向かっていた。
その時、無数の蝙蝠が一同の前を飛びかう。
「蝙蝠だと!?」
クワジーロが驚く。
その蝙蝠は一つに集まり、何とデーモン・アボロスの姿になった。
「アボロス…何故貴様が!?」
「あなた方を助けてスターピース探しに使おうと考えたのは私にとって最大の抜かりでしたね」
サンダールがアボロスを見て驚く。
アボロスはサンダールに静かに向かっていく。
○ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、
ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ、レッドタイガー→サンダール以外の四本槍を倒す。
●サンダール→スターピースを狙う。
●デーモン・アボロス→サンダールを不要と見抜く。
●フラビージョ、ウェンディーヌ、サタラクラ→ジュウレンジャーに倒される。
611 :
名無しより愛をこめて:2007/01/15(月) 23:56:31 ID:lqm3uDaY0
保全age
カブト参戦可能
613 :
名無しより愛をこめて:2007/01/21(日) 23:02:15 ID:Zg8frhO/0
警視庁の長官は藤岡弘だから、設定上無理
>>613 加賀美父は前警視総監で現在は警察庁長官とかにすればよくね?
で、藤岡弘、現警視総監は元特命捜査課刑事で現在は「銭形」性を名乗り
孫娘が沢山いるとか。
>>614 そうだね。丁度グロンギとアンデッドが4年前に同時に暴れている事になっているから、
ZECTの不祥事も1年前の出来事にすれば良いと思う。
>>610 「冗談ではない」
「ぎゃあ」
サンダールはアボロスを刀で刺殺した。
●サンダール→アボロスを返り討ち。
●デーモン・アボロス→サンダールに返り討ちにされる。
>>615 それはそれとして、何故、藤岡弘が銭型になるのだね?w
618 :
名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 20:16:35 ID:N/YQg7HoO
せっかくルパンが参戦してるんだからとっつぁんの娘じゃだめかい?
いや普通に銭型がでればいいんじゃないかと
それに映画の銭型は伊東四郎だぞw
>616は殺し厨だろ
>>617 「ケータイ刑事」ネタなんだが・・・。
あのシリーズでは銭形姉妹(と従姉妹)の「ケータイ刑事」の祖父が
「銭形警視総監」で警察を牛耳ってる「銭形一族」の長なんだが、
「太陽にほえろ」のスニーカー刑事とか、「華麗なる刑事」のバーボン刑事とか、
「トミーとマツ」のトミーとマツがそれぞれ歴代のケータイ刑事の「相棒」として
世代を超えて活躍してるんだ。以上の事から、
藤岡弘、警視総監=正体はかつての特命捜査課刑事
すなわち「特捜最前線」の桜井刑事で
現在は故あって「銭形」警視総監を襲名してるとか。
スケバン刑事が同じ名前を受け継いできたみたいに。
そんな、ほとんどの人が分らんネタは却下w
ケータイ刑事はまだしも、それ以外は出さないどこ?
沖田「これか。近くで見ないとわからないが、随分壊れてるな」
国防省より東5`ほどの地点。ハデス軍の落としたソニッククラッシャーはここに落ちてきた。
沖田の言うとおり、所々装甲が剥がれたり、ヒビが入ったりしている。
実は、これは地球破壊のためではなくハデス軍が地球に侵入するために使った物である。
この時点で地球はまだデスギドラ死亡の影響により起こった衛星の破壊でできたデブリに覆われた状態であり、
ハデス軍はこれを地球に落としてデブリの層の中に侵入できるだけの通路を開け、そこより超高々度から国防省上空に入ってきたのだ。
もちろん、ユウヒのような巨大戦力を国防省からしばらくの間離しておく陽動の役割も兼ねている。
沖田「こいつを壊す…か」
「ユウヒの力ならそのくらい…ん、通信?」
同行していた月光の隊員が国防省からの通信を受け取る。
「…!隊長!国防省が攻撃を受けているとの報告です!」
沖田「なんだって!?よし、早くこいつを破壊して戻るぞ!滑空砲発射!」
国防省。省内に殴り込んできたハデス軍と、そこを守る星の戦士達の戦いはは既に始まっていた。
ヴェルソー「セルクロス!」
ダイル「アックスタッガー!」
ギャンズ「カルニコス!とおあっ!」
個人武器を手元に呼び、サイバーナイト軍団との戦いに乗り込んでいくグランセイザー達。
装着しない(orできない)者達も、ハデス軍戦闘員ザコールを相手に渡り合っていた。
巨獣軍団はというと、やはり守る者達と戦っていた。
大地のグランビークル───アーストライバーに乗った2人のグランセイザー、そして国防省の誇るメーサータンク部隊ほか地上部隊。
それらが巨獣達に、備え付けられた砲を放つ。だが
トラゴス「くそ、あまり効いてないみたいだな…」
彼我戦力差のせいか、戦力それ自体の戦闘力の差か、いかんせん国防省側不利の状況のまま、せいぜい注意を引きつけるくらいしかできていなかった。
そして、最初は勢いのあった地上のセイザー達も、すぐに数に押されて苦戦気味になっていた。
ギャンズ「大海嘯、切だ…うわっ!」
ゼッカードに必殺技を決めようとしたギャンズが、背後からガンデロンの銃撃を喰らい、技を不発に終わらせられる。
アーマーガンナー、ライノスレイブ、ザウラスらの攻勢を一人で支えきる形に持ち込まれてしまい、防戦一方のヴェルソー。
ダイルがラジメウスの分身に惑わされている隙に、ガーディアスの念動力で振り回される。
変身できない者達も、とにかく数の多いザコール達に翻弄されていた。
そして次第に敵の数に押されて分断させれていく星の戦士達。分断しての各個撃破─これもまたハデス軍の狙いだったのかもしれない。
ユカ「いくらザコールとはいえ、こう数が多くちゃ…!翔太、あれ!」
翔太「え?あっ!」
ジャスティライザーの2人が気付いたのは、敵戦艦より降りてくる者。
この部隊の総大将であるカイザーハデスと、その幹部であるところのゾラ、バッカス、アドロクスらである。
ハデス「フハハハハ!大きな事を言っておった割には戦力は大したことはないな」
そこにザコールの1体が駆けつけ、なにやらアドロクスに耳打ちする。
アドロクス「ふむ…。ハデス様、どうやら特に守りの堅い場所があるようです。そこに奴等の切り札が隠されているらしいとか」
ハデス「なるほどな…。お前達!デストコマンド共を率いてそこへ向かうぞ!」
ゾラ・バッカス・アドロクス「ハッ!」
それを見ていたジャスティライザーの2人。
翔太「あいつらどこへ行く気だ?ユカ、とにかく追いかけるぞ!」
その頃、堀口、九条兄弟、麗香の4人はセイザーやライザーとも分断され、他と同様敵の数に押されつつも戦っていた。
だが、いくらヒーローと共に戦ってきた彼等とは言えただの人間。限界はある。徐々に疲れが現れ始めた。
しかしその時、いきなりザコールの一角が何者かによって崩された。
麗香「あれは、神野…」
その「何者か」とは、神野司郎ことライザー星人リゲル。クラストオンした今の姿はデモンナイト。そのデモンナイトがいきなり現れた。
麗香「神野、駆けつけて来てくれたの…?」
ライザー星の復興のため星に帰った彼が何時の間にやら来てくれたか。それはどうでも良かった。
ただ、彼が助けに来てくれた。その事が心強く、疲れもあって麗香は安心した。…その頭に振り下ろされんとするナイトシュバートにも気付かなかった。
麗「危ない!」
それに気付いた麗がすかさず間に割って入り、麗香を庇う。
振り下ろされたナイトシュバート─デモンナイトの持つ青龍刀─はその腕のパワーアクセレーターを切り裂くのみに終わった。
優「…どういうこと?操られてるの?」
堀口「…それとも、こいつは麗香君の言う神野とやらではなく、偽物であるのかもしれん。いかん、これはいかんぞぉ〜!」
かつて九条麗などに化けてガイファードを攪乱したクラウンのガイアソルジャー・ワルキューレ。
その前例を思い出して堀口は「偽物」の可能性を示した。…そして、麗香はその「偽物」に心当たりがあった。
麗香「あんた、まさかあの時のダルガ帝国軍の!」
デモンナイト?「…よく見破ったなぁ〜」
正体を見破られてか、偽デモンナイトの姿が徐々に、似てもにつかない怪人の姿へと変わってゆく。
デモンナイト?「そう、俺はダルガ帝国軍のレジェンダー・ギャメリオン!」
以前デモンナイトに化けて、ジャスティライザーとデモンナイトの心理的な分断を謀ったレジェンダー・ギャメリオン。それがこいつの正体であった。
「ったく、すぐに見破られおって。辛抱が足りないんじゃないか?」
さらに突然の物陰からの声。その声の方向を見ると、赤っぽい色の岩で作られたような怪人が出てきた。
赤岩怪人の名はレジェンダー・ヴァルカン。ジャスティライザーが初めて戦ったダルガ帝国軍の構成員である。
ヴァルカン「アドロクス様からここの内情を探るよう言われていたことを忘れたか?」
堀口(アドロクスとは誰だ?ハデスではなく?…この事は覚えていた方が良さそうだな)
ギャメリオン「ならさっさとこいつ等を倒して行くとすればいい」
かつてと違い、やや直情的になっている趣のあるギャメリオン。大いなる意志の力の影響だろうか。
ヴァルカン「ふん。仕方ない」
そう言って自らの獲物である大鎌を構えるヴァルカン。ギャメリオンも戦闘態勢に構え直す。
一方、巨獣軍団。国防省地上戦力が次々と倒され、形勢は完全にハデス軍に傾いていた。
残った戦力が果敢に反撃を仕掛けるも、それを物ともせず向かってくる巨獣達にかなわず撃破される。
ヴィジュエル「せめてガンシーサーが出せれば…直人がいれば…!」
トラゴス「俺達だけじゃ駄目なのかっ!」
無念の叫びを上げ、量産型メガリオンの光弾を避けながら、少しでも効いてくれと思いつつバグリアンに砲火を向ける。
しかしその思いも虚しく、バリアーの役目を果たすバグリアンのガスに遮られる。
だがその刹那、突然横から砲撃が来て、それを喰らったバグリアンがよろめく。
沖田「ミサイル発射!」
輸送用ヘリ「流星」に吊るされて戻ってきたユウヒがそのままミサイルを巨獣軍団に発射する。
そのままワイヤーをパージして国防省内に降り立つユウヒ。
沖田「これ以上好きやらせるか!」
優「うわあ!」
ギャメリオンの舌にはね飛ばされた優が叫ぶ。麗香達は2人のレジェンダーに追いつめられていた。
ギャメリオン「ここまでのようだなぁ〜」
ヴァルカンが銃にもなっているその鎌を構え、4人に照準を合わせる。
麗(剛…)
ヴァルカン「覚悟しろ」
ヴァルカンの鎌から銃弾が放たれ、それが4人に…否、その間に入った黒い翼に遮られた。
ヴァルカン「何!?何者だお前は!」
黒い翼が開かれ、その中から翼の所有者である人物が現れた。
「…」
「シュババババーン!!」
ヴァルカン「ぬおうっ!」
その後ろから放たれた音、というか衝撃波を受けてヴァルカンが吹き飛ぶ。
ギャメリオン「ヴァルカン?ぐあっ!」
更にギャメリオンも、乱入してきたバイクにはね飛ばされる。
ギャメリオン「な、なんだお前ら!」
翼を開いた悪魔、駆けつけてきた青いバイザーのヘルメットの男、そしてバイクから降りた3人目の男。
堀口「まさか、まさか!」
麗「剛!」
剛「麗、優、ドクター。遅くなってすまなかった」
サファイア「随分大変なことになってるみたいだな。なんだこの変な怪人共は」
デビルマン「…これ以上、理不尽に誰かを傷つけさせない!」
デビルマン、ボイスラッガーサファイア、そして風間剛。新潟から駆けつけてきた3人である。
剛「行くぞ、鎧気装!」
剛が気を纏い、その姿をガイファードへと変えていく。第2ラウンドは始まった。
国防省地下格納庫。
「月光」らが特に集中的に守り、なんとか整備中の轟天及びその中の神宮司司令にザコール達を近づけないでいた。
だが、新たな闖入者達はザコールほどヤワではなかった。
「うわぁぁ!」
格納庫に侵入してきた9つの影。彼等によって「月光」の敷いた防御が崩れ、格納庫のパワーバランスもまた大きく傾いた。
拓人「何だ、あいつらは!」
格納庫内で必死に、防衛網をくぐってきたザコールと戦っていた安藤拓人とレミー・フリーデにも衝撃が走る。
バッカス「奴等、こんなところに巨大戦艦を隠していたのか!」
ハデス「奴等が必死に守っているこの戦艦。これを破壊して奴等にさらに絶望を味あわせてくれるわ!」
翔太「そうはさせるか!」
ザコール達の集団をなんとか振り切って、なんとか格納庫に駆けつけた翔太達がハデスらの前に立ちふさがる。
翔太「ハデス!お前達の好きにはさせないぜ!」
ゾラ「ライザーグレンに、ライザーカゲリか?」
アドロクス「なぜ装着しない?…ほほう、ハデス様、どうやらジャスティパワーを失っているようです」
翔太・ユカ「「!」」
ハデス「ふふん、堕ちた物だなジャスティライザー!シロガネにもなれないどころかましてや装着もできないお前達など怖くもないわ」
ユカ「装着できなくても…」
翔太「お前達になんか負けない!」
そこへ、拓人達2人もハデスの前に立ちはだかった。
拓人「俺達も一緒に戦う!」
翔太「拓人君…」
ハデス「ただの人間風情が…。デストコマンド!相手をしてやれ!」
ガイファード、ボイスラッガーサファイア、デビルマン、堀口一郎、九条麗、九条優、本宮麗香VSレジェンダーヴァルカン、レジェンダーギャメリオン
セイザーヴェルソー、セイザーダイル、セイザーギャンズ、御園木篤史、"月光"部隊VSサイバーナイト軍団(全員)
沖田宗一郎(五色支援機士ユウヒ)、セイザーヴィジュエル(アーストライバー)、セイザートラゴス(アーストライバー)VS巨獣軍団(トロイドン、バグリアン、スカラベレス、キングゼロ、レオガイアス、量産型メガリオン数体)
○伊達翔太、真田ユカ、安藤拓人、レミー・フリーデVSカイザーハデス、ドクターゾラ、ゼネラルバッカス、コマンダーアドロクス、デストコマンド(デモンナイトとダン・ハウザー以外全員)
○安藤宗二郎、神宮司翼→迎撃戦艦轟天の最終調整を急ぐ
続きます
631 :
名無しより愛をこめて:2007/01/30(火) 23:13:13 ID:Qx7O40Fi0
632 :
名無しより愛をこめて:2007/02/04(日) 09:34:44 ID:mRqbd5dL0
633 :
名無しより愛をこめて:2007/02/11(日) 08:31:17 ID:oLycxz9MO
ボウゼンラー…じゃないや、ボウケンジャー解禁
だけどVSシリーズは待ってね
>>616は別人です。
では、カブタック編ラスト行きます。
>>610 「抜かり…?」
サンダールがアボロスの一言にショックを隠せ無い。
「フハハハ…その通りです」
アボロスが不気味に笑い始め、それと同時に空が闇に包まれる。
「日食か!?」
空を見ながらマンモスレンジャーが驚く。
その闇はメルカ共和国のキングマグマーが起こした日食とは誰も知る由も無かった。
「ならば我々を助けたのも…」
「あなた方にスターピースを探してもらう為です」
アボロスはサンダールに彼らを助けた理由を話す。
「もう用済みという事なのか?」
「その通りです…!」
アボロスは剣を抜きサンダールを無残にも斬りつけた。
「何故だ…」
「現実は厳しいのですよ、良く憶えておきなさい」
サンダールはサンダールはそのままガクリと倒れ、それを見ながらアボロスが呟く。
「こ、こいつ仲間を斬ったんか!?」
スパイドンがアボロスの行為に驚く。
「その通りです、もうあの男は役立たずなので始末しただけです」
アボロスがその理由を話す。
「それだけで仲間を斬ったというのか!?」
「仲間、奴はスターピース探しの為の道具にしか過ぎませんから…」
ドラゴンレンジャーが聞くとアボロスが咄嗟に答える。
「一体貴様は何者だ!?」
「自己紹介が遅れましたが私はデーモン・アボロスと申します。実際はエージェントXとして知られていますが」
ティラノレンジャーに聞かれるとアボロスは自らを名乗る。
「エージェントX…」
ポワトリンがその名前を驚きながら呟く。
「では皆様、スターピース探しに頑張ってください」
アボロスは再び無数の蝙蝠となり何処かへと消えていった。
それと同じく日食が収まり再び青空が広がった。
一同は変身を解き戦いの終わりを確信する。
「エージェントX、奴は一体何者なんだ?」
ゴウシがアボロスのいた場所を見回す。
「どうやらスターピースを狙っているようですけど…」
ユウコが不安がる。
「これからの戦いは危ないから君達は本田警部達にかくまってもらうんだ」
「僕達にはそれは出来ません、カブタック達と一緒にスターピースを探すから!」
ゲキは譲達に残る事を促すが、譲はそれを断る。
「私も譲君と同じです」
「俺達がいれば心強いから」
小百合と蔵之助も決意を固めていた。
「小百合ちゃん、ミスター…」
譲は二人の決意に大喜びであった。
「私と中野巡査は町の人々を守る為に署に戻るわ」
「それでは頼みます」
本田警部中野巡査と共にがブライに署に戻る事を伝える。
「あれ、あのアメフトみたいな格好のヒーローは?」
「どっか行ったみたいカブね」
譲とカブタックがレッドタイガーがまた何処かへ去った事に気づく。
「じゃあバルカンベースへ戻ろう!」
ゲキが一同にバルカンベースに戻る事を促す。
(そいやぁバルカンベースにパンドーラがいるんだよな、バーザ様が知ったらどうしよ…)
ダンはパンドーラがバルカンベースにいる事を思い出し不安がる。
そして一同はバルカンベースへ戻って行った。
○ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
美少女仮面ポワトリン/村上ユウコ、ポワトリンプティット/村上モモコ、高円寺譲、吉祥寺蔵之助、三鷹小百合、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、トビマスカイ、ガニラン、スパイドン、ダンゴロン、ゲロタン、コブランダー、シャークラー、テントリーナ)、バーザ
→バルカンベースに戻る。
○本田律子警部、中野美樹巡査→市民を守る為、署に戻る。
○レッドタイガー→またも何処かへと去って行く。
●デーモン・アボロス→ランカー商会に戻る。
●サンダール→アボロスに倒される。
以後フリーです。
638 :
名無しより愛をこめて:2007/02/20(火) 22:10:09 ID:fo8TTCye0
保守あげ
639 :
名無しより愛をこめて:2007/02/23(金) 23:58:33 ID:i/C3xP690
避難所が規制かかっているorz
008編の方も、エースvsヤプールサイド逝きますです。
>>607 同時刻、所変わって008港湾地区…。
エース「ムッ?」
SJK『日食だと?』
突然の日食に右往左往するウルトラマンAとスーパージャンボキング。
ナマハゲ「お天道様が、どうなっちまったんだ?」
天田「奈美、天文台かNASAから連絡は無かったか?」
奈美「ありません…。」
アプラサ「これは、人為的なものだわ…。」
ブラッドレー博士『可能性は十分あり得る…。ルチ将軍が太陽フレアを人工的に起こ
したんだ、何処かのバカが人工日食を作り出している…。気をつけ給え…!』
天田「SMJ!」
マイティ号のブリッジも、TAC南太平洋国際本部派遣軍も周囲を警戒し始める。
すると、キングカッパーらヤプール超獣軍団の後方に雷鳴が轟き、そのエリアの空間
が割れたのであった。そこから出てくる1隻の宇宙船と、3匹の超獣…。
『フハハハハハハハ!まだくたばっていなかったか?』
『貴様は…、改造巨大ヤプールか?』
スーパージャンボキングの中のヤプールは、目の前の宇宙船の主の声に聞き覚えが
あった。テンペラー星人如き三下の手下に成り下がった、ヤプール一族の恥さらしが
ノコノコと出てきた事に、ヤプールは怒りを覚えていたのだ。
改ヤプール『私が手を下さなくとも貴様は勝手にくたばるだろうが、それでは面白み
が無いのでな…。』
SJK『それで、ベロクロン二世とサボテンダーの改造型超獣と、超獣化したベムスター
を連れて来たのか?』
改ヤプール『それだけではない…。こちらには完全生命体イフと言う切り札が…。?!』
その時、改造巨大ヤプールはイフの姿が見当たらない事に気付いたのであった。
余りの唐突さに混乱する改造巨大ヤプール。
すると、スーパージャンボキングの中のヤプールが、自嘲気味に笑ったのであった。
SJK『フフフフフフフ…、ハハハハハハハ!全く、どいつもこいつも身の丈以上の
事を行おうとして自ら墓穴を掘っている…!バラノイアのゴーデス然り、ルチ将軍の
超時空ネットワーク作戦、ウオノメ・マナコのジスプ、そして貴様もだ…。
最も私も、かつてブラックピジョンを制御できなかった事から何も学んでいなかった
かもしれないがな…。』
そんな中でキングカッパー、キングクラブ、アイスロンの3体が、改造巨大ヤプール
の放った超獣軍団と戦闘を開始する…。
SJK『ウルトラマンA!私を改造ベムスターの腹目掛けて投げつけろ!!そして、
私がベムスターに取り付いたらすぐにエースバリアで私とベムスターを包み込め!!
今の貴様に溜め込まれているアースの力なら、1000分の1も消耗しないはずだ…!!』
エース『何を考えている、ヤプール?!』
すると、スーパージャンボキングの中のヤプールが切り出す。
SJK『ウルトラマンAよ…、マイナス宇宙を覚えているか?』
エース『忘れもしない…。私と兄さん達がゴルゴダ星で処刑されそうになったからな…。
だが、ゴルゴダ星は貴様が爆破したのでは…?』
SJK『その通りだ…。だが、ゴルゴダエリアに続くゲートはまだ残っている…。』
エース『残っているだと…?!』
SJK『それも、あのゴーデスの真上に被っているのだよ…。』
エース『まさか貴様?!』
ウルトラマンAはヤプールが何を考えているのかが判ったのであった…。ゴーデスの
真上で自爆し、その時に生じるブラックホールの力でゴーデスをマイナス宇宙に葬り
去ろうと言うのだ。
SJK『急げ!私の身体はそう長くは持たぬ…。ハイトロンとブラックホールのエネルギー
で自爆する前に、私の身体を奴の腹に叩き込め!!』
頷くエース。言われるままにエースリフターでスーパージャンボキングを持ち上げる
と、狙いを定めたかのようにベムスター目掛けて投げつける。
エース『テェェェェッ!』
叫び声と共にスーパージャンボキングの身体がベムスターの腹に命中する。
それを見届けるとエースは、握り拳で両腕をクロスして高速回転を始めた。エースの
身体が高速回転する摩擦で空間に一瞬の亀裂が生じ、その亀裂がバリアの膜となって
スーパージャンボキングと改造ベムスターを包み込む。そして、球形のバリアに両者
が完全に包み込まれると、エースはそれを持ち上げて空に飛び上がった。
エース『シュワッ!』
空高く飛び上がるウルトラマンAと2体の超獣。その速度は瞬時に音速を飛び越え、
それを示すかのようにソニック・ブームの白い輪が広がっていく…。
改ヤプール『逃がすか…!』
ベロクロン二世にエースを撃ち落とすように指示する改造巨大ヤプール。ベロクロン
の眼がエースをロックオンし、身体中にミサイルが顔を出す。
しかしその時、ベロクロン二世が前方からのミサイルと、後方からのレーザー攻撃で
その巨体が怯み、照準のロックを外してしまったのであった…。
改ヤプール『何だと?!』
天田「ジャッカーのスカイエースと…。」
ブラッドレー博士「スペースコマンドのバッカス3世か…?」
そして不意に日食が解けて太陽が顔をのぞかせる…。
そこには、太陽に向かって飛ぶスカイエースと、太陽を背にして飛ぶバッカス3世の
姿があった。その両者に狼狽するベロクロン二世…。
しかし、反撃もままならぬ内にベロクロン二世は頭上からのレーザーの雨に撃ち抜か
れ、大爆発を起こしたのであった。それに巻き込まれるキングクラブとアイスロン。
その爆心地点に噴水の如き水しぶきを上げて降り立ったのは、スターウルフ・ケンと
コン8のコンビが操るデカウイングロボであった。
番場「間に合った!」
ケン「滑り込みセーフだぜ!」
ジョウ「ケン、やっぱり貴様だったのか?」
ケン「そう言うキャプテンこそ、月守っているんじゃ無かったのか?」
ヒメ「ケン!実はね、ブキミ星人のグザレ指令って人が月は任せてくれって…。」
リュウ「『お前達の友達を救って来い』って言うんで、来たって訳さ…。」
ケン「全く、お前ら…。」
泣き笑いのスターウルフ・ケン。狼の目に涙と言う所だろう…。
SJK『ジャンボーのデビラ達に告げる!これよりお前達は艦をジャッカー電撃隊に
引き渡した後、原隊に復帰せよ!これは私の至上命令である、直ちに明け渡して
原隊に復帰せよ!以上だ!!』
デビラ兵一同『デビラッ!!』
そう言うとデビラ達はジャンボーを自動制御に切り換えて、割れた空間を通って退
艦を始めたのであった。ジャッカーはそれをモニターで見届けると、ジャンボーの格
納庫にスカイエースを着艦させたのであった…。
ハートクイン「艦内にデビラの反応はありません…。」
スペードエース「桂さん、ジャンボーのシステムをこちらの仕様に変更し,ロックを
お願いします…。」
SS-17/桂『了解です。ジャンボーの制御コンピューターのOSを変更、全システム
をジャッカー仕様にロック致します…。』
SS-17/桂が、ジャンボーのコンピューターのOSを瞬時に書き換える。そして、バ
ラノイアに乗っ取られないようにバラノイア製のシステムを全て閉鎖する。
ブラッドレー博士「準備は整ったみたいですな…。」
天田「こちらも、準備完了です…。」
番場「よし、これより我々はウルトラマンAを援護し、ゴーデスとその下僕達を地球
から一掃する…。全機発進、GO!」
番場の掛け声と共に一斉発進するマイティ号とTAC南太平洋国際本部派遣軍、
そしてバッカス3世とデカウイングロボとジャンボー…。
それをキングカッパーが見送ると、目の前にいる改造サボテンダーを見据えた。
改ヤプール『ええい!改造サボテンダーよ、貴様はキングカッパーを始末しろ!
こちらは一時撤退する…!!』
そう言いながら改造巨大ヤプールの宇宙船は、空を割って008から姿を消したので
あった…。
△改造ベロクロン二世→スカイエースとバッカス3世、デカウイングロボの連携で倒される。
●キングクラブ、アイスロン→改造ベロクロン二世の爆発に巻き込まれて倒される。
●デビラ兵(ジャンボークルー)→総員退艦し、ダマスクセのデーモン怪人本隊へ。
△完全生命体イフ→行方不明に
△改造巨大ヤプール→一時撤退
○ウルトラマンA/北斗星司&南夕子→スーパージャンボキングと改造ベムスターをエース
バリアで包み込み、ゴーデスの上空へ
○ジャッカー電撃隊→ジャンボーを入手し、ウルトラマンAの援護に。
○マイティジャック隊、TAC南太平洋国際本部派遣軍→ウルトラマンAの援護に。
○新星拳/スターウルフ・ケン、コン8、バッカス3世クルー→合流し、ウルトラマンAの援護に。
キングカッパーvs改造サボテンダー
尚、改造巨大ヤプールとイフはフリーと致します。
こちらもゴーデスネタで行きます。
パンゲアシステムを通じて高倉長官からゴーデス出現の報を受けたUMAもキラウエア火山へと駆けつけた。
「なんて大きさなの…」
ハマーの機内からゴーデスの姿を見たジーンが驚愕する。
過去に彼女自身もゴーデス細胞に侵された事のある為にその衝撃は大きかった。
「ジーン、あの頃とは違って今の君ならゴーデスに勝てる」
「ジャック…」
ハマーを操縦していたジャックがジーンを励ます。
「ギャァァァオ!」
ハマーの目の前にゲルカドンが姿を現しハマーに火球を撃った。
「くっ…」
ジャックは何とか火球を避けようとするがハマーのエンジン部に火球が当ってしまう。
「ジャック!」
「ジーン!」
もう一機のハマーを操縦していたワイルダーとキムが二人の名前を叫ぶ。
「よし、こうなったら…」
そのままハマーは地面へ落ちようとした時、ジャックへデルタプラズマーを取り出す。
その頃、UMA基地ではアーサー隊長とモルガンが戦いを見守っていた。
「隊長、ゴーデスも例の大いなる意思なのでしょうか?」
「いや、私の推測だが誰かがゴーデス細胞を隠し持っていたと」
モルガンの質問にアーサー隊長が自分なりの推測を出す。
「隠し持っていた…って事は!?」
モルガンが、その推測で何かに気づく。
「何を隠し持っていたというのかね?」
作戦室にアーミーの最高指揮官であるブリューワー将軍が入ってい来た。
「これはブリューワー将軍」
モルガンが恐る恐る敬礼する。
「将軍、あなたはゴーデスに関して何かご存知だとでしょうね」
「何を言うかね、アーサー君」
アーサー隊長がブリューワー将軍に問い詰める。
「それにゴーデス細胞を隠しているとでも…」
「さすがはUMAの隊長だ、その通りだ」
アーサー隊長が更に問い詰めるとブリューワー将軍は信じられない事を話す。
「へー、こっちはもう落葉してんのか…。ヘーックショイ!
それにしても寒いったらありゃしねえ」
震えながら校内を見学して回るおれに一人の女子大生が声をかけた。
「あらアナタ見学の方?」
「えぇ、まぁ…やっぱ東京はでっかいですね」
と、お愛想で感想を述べると女子大生は突然大声で笑い出した。
「あはは!あ〜おかしい。キミちょっと田舎ものすぎだヨ〜」
国の言葉が無意識に出てたのかもしれない。赤面してうつむくおれを気遣うように
おれが片手にしていた文庫を取り上げて言葉を続けた。
「あら?その文庫本、ちょっと見せて。萩原朔太郎…。『群集の中の孤独』…か。
この町にぴったりの言葉ね」
「そんな、やっぱりアーミーがゴーデス細胞が送り込んでいただなんて」
モルガンが、アーミーの行動に怯えてしまう。
「やはりな…」
アーサー隊長は冷静に対応するが怒りを隠しきれなかった。
「あの時ゴーデスが倒された後、調査隊を派遣したが、彼らがでゴーデス細胞の一片を見つけたのだよ。
それを知った私は、その細胞からゴーデスを育ててアーミーの兵器として使おうと思ったけどな」
ブリューワー将軍は思いがけない事実を話し始める。
「ゴーデスを兵器に?真舟博士が研究していた生態コントロール装置でも完成しない限り無理なのではないでしょうか?」
「実は科学アカデミアで、それの開発が進んでおりテスト段階まで行っているがな…」
科学アカデミアの天宮副学長が開発していたMBS-004は既にアーミーにも情報が掴まれていた。
「あなたはどこまで汚い男なのですか!」
遂にアーサー隊長の怒りが爆発した。
「ほう…君も異を唱えるのか、科学アカデミアの上部も反対だったけどな」
ブリューワー将軍は平然とした対応を取る。
落下するハマーが光に包まれると、その光はウルトラマングレートになった。
「ウルトラマンか!」
グレートを見たワイルダーが喜ぶ。
グレートが地上に降り立つとハマーを安全な場所に置く。
「ウルトラマン…頼むわ」
ハマーから降りたジーンはグレートを見上げる。
「ギャァァァオ!」
「ムッ…!」
ゲルカドンがグレートに向け火球を撃った。
「デヤァァァ!」
グレートはマグナムシュートで火球を跳ね返す。
「グギャァァァ!」
ゲルカドンは自らの火球の直撃で落下し爆発を起こした。
グレートはゴーデスの方を向く。
(ゴーデス、僕は君ともう一度戦わなければならないのか…それならば容赦はしない)
ジャックはゴーデスと再び戦う事を決意する。
そしてグレートの体にアースパワーが漲り輝いていく。
・ウルトラマングレート/ジャック・シンドー、UMA(ジーン・エコー、ロイド・ワイルダー、キム・シャオミン)VSゴーデス
○アーサー・グランド、チャールズ・モルガン→ブリューワー将軍から真実を聞かされる。
●ブリューワー将軍→UMA基地に乗り込む。
保全age
653 :
名無しより愛をこめて:2007/03/01(木) 22:12:06 ID:jlt571lF0
バラノイアにアーミーの秘密研究所が襲われゴーデス細胞が
奪われた時にアーサーが将軍を問いつめて、アーミーがゴーデス細胞を持っていた事を白状させたのも、今は遠い昔。
>>654 フォローありがとうございます。
過去ログ読み直したら将軍に問い詰めていたので
>>648-650はスルーにします。
また、UMAとグレートはフリーです。
書き直せばOK
hosyu
>>648と
>>650の訂正Verです。
一方、UMA基地ではアーサー隊長とモルガンがゴーデスとの戦いを見守っていた。
「ブリューワーの奴め、まさかゴーデスを兵器をしようとしたなんて」
アーサー隊長が怒りに震えていた。
アーサー隊長は昨日、ブリューワー将軍を問い詰めた時に思いがけない事実を聞かされた。
将軍は過去にゴーデスが倒された後、現地に調査隊を派遣しゴーデス細胞の破片を発見したという。
将軍は既に科学アカデミアの開発するMBS-004システムの情報を掴んでおりゴーデスを思いのままに操ろうとしていたのであった。
○アーサー・グランド、チャールズ・モルガン→UMA基地で戦いを見守る。
hoshu
660 :
名無しより愛をこめて:2007/03/11(日) 07:33:38 ID:fCmGEEIX0
「一気に邪神を攻撃するんだ!」
「了解!」
ヒビキの指示にコウダ達ZEROの面々が答える。
ガッツイーグル各機は散開しガタノゾーアを攻撃する。
「くっ、なんて奴なの!?」
ガタノゾーアはガッツイーグルの攻撃を物ともせず、それを見たリョウが驚く。
続いてガッツウイング各機、機龍が次々とガタノゾーアに攻撃するが全く歯が立たなかった。
「思った以上の化け物ね」
茜がガタノゾーアの強さに愕然とする。
「ギャァァァオ!」
ガタノゾーアは電流をガッツウイング1号に放ち、翼を破壊する。
「きゃぁぁぁぁ!」
「くっ…」
ダイゴはスパークレンスを取り出し天に掲げる。
海へ落ちようとした時、ガッツウイング1号は光に包まれ、その光はウルトラマンティガとなった。
「ダイゴ…」
レナがティガを眺める。
彼女の表情には不安がよぎっていた。それは戦いの始まりの時に変身を止めたイルマをはじめとするGUTSの隊員達も同じであった。
「ダァァァァ!」
ガッツウイング1号を陸地に置くとティガはスカイタイプとなりガタノゾーアへと飛び立つ。
「ギャァァァオ!」
ガタノゾーアはティガに電流を撃つも、ティガは避けながらガタノゾーアへと近づく。
「ダァァァァ!」
ティガはガタノゾーアにスカイキックを放つが、ガタノゾーアは触手でティガの足を撒きつけ海へ叩き付ける。
「やばい、ウルトラマンが!」
それを見た茜が驚きの声をあげる。
海へ叩きつけられたティガはパワータイプに変身して触手から抜け出す。
「ダァァァァ!」
ティガの必殺技、デラシウム光線をガタノゾーアに向ける。
しかし、ガタノゾーアには通用しなかった。
「グッ…」
ティガはマルチタイプに戻りゼペリウム光線を発射しようとする。
しかし、ガタノゾーアの方が早くティガに電流を放った。
「グワァァァァ…」
電流を浴びたティガの体は元の石像へと戻り海へ沈んで行った。
「ダイゴー!」
レナが海へ沈むティガを見ながら悲痛の叫びをあげる。
・GUTS(イルマ、ムナカタ、シンジョウ、ホリイ、ヤズミ、レナ)、ZERO(ヒビキ、コウダ、カリヤ、リョウ)、機龍隊(富樫、家城茜、葉山)VSガタノゾーア
○ダイゴ/ウルトラマンティガ→石像へと戻り海へ沈む。
以後フリーですが、まだアースパワー発生装置を発動前です。
また、ギャオスや轟天号は次の人に任せます。
えっと、細かいこと言うとデラシウム光線やなくてデラシウム光流やでー
>>646 グザレ指令「デビラどもは我々に任せて、君たちは存分に奴らと戦い給え…!」
その詞に頷くマシンマンとバイクロッサー。
マシンマン「行くぞ!」
ケン&ギン「おう!」
デビラ兵とブキミ兵の取っ組み合いを横に、マシンマンとバイクロッサーの逆襲が
始まった。それぞれワープスロットルとクロスブレード、スリングフラッシャーを構えて
ランカー商会刺客一同に飛び掛かる3戦士。
「スロットルガン!」
「クロスブレード!」
「スリングフラッシャー!」
マシンマンのワープスロットルが怪盗ウルフのオギャー銃を破壊する。続いてバイ
クロッサー・ケンがアンカー男の巨大錨を切り倒し、バイクロッサー・ギンがスリング
フラッシャー2連射でカッチュウナイトとシルバを牽制する…。
怪盗ウルフ「クソッ!」
完全に頭に血が上った怪盗ウルフは、壊されたオギャー銃を投げ捨てると腰に下げた
サーベルを取り出した。
マシンマン「レーザーサーベル!」
対するマシンマンも、レーザーサーベルを取り出す。グリップからレーザーの光が伸び、
伸びきるとともにサーベルの刃が実体化する。
怪盗ウルフ「覚悟しろ、マシンマン!!」
素早い速さでマシンマンに向かってダッシュする怪盗ウルフ。犯罪ヘルメットは装着者の
悪の心だけでなく、肉体の方も強化する機能もあるようであった。人間業とは思えない
ハイジャンプでマシンマン目掛けてサーベルを振り下ろす怪盗ウルフ…。
が、マシンマンは無言でジャンプすると、怪盗ウルフの犯罪ヘルメットにサーベルの刃を
振り下ろし、同時に胸に「M」の字を書くように怪盗ウルフを切り付けた。
そのショックで気絶し、そのまま人工地盤に叩きつけられる怪盗ウルフ。
同時に、犯罪ヘルメットも縦に割れて怪盗ウルフの素顔が露になる…。
シルバ「戦闘不能か?!」
怪盗ウルフが気絶しているだけなのを生体センサーでチェックし、愕然とするシルバ。
シルバの楯になるようにマシンマンとバイクロッサーに立ちはだかるアンカー男と
カッチュウナイト。
マシンマン「止めだ!」
ケン「ギン、ブレーザーカノンだ!」
ギン「おう!」
マシンマンのヘルメットのゴーグルの下から眼が光った。同時に背中のマントが展
開され、周囲の空間からエネルギーを集積させる。そのエネルギーと、身体に漲る
アースの力がレーザーサーベルの刃を眩く発光させる…。
そしてバイクロッサーの方も、ギンがギンクロンに飛び乗って兄のケンに向かって
ギンクロンを走らせる。飛び上がるギンクロン。受け止めるケン…。
『反バイオ粒子バリア、始動!』
ランカー商会の刺客である3体のロボットが、切り札の反バイオ粒子バリアを始動
させる。反バイオ粒子の膜が3体を覆い尽くす…。
ギン「ブレーザーカノン砲、発射準備完了!」
その声とともにギンクロンの照準スコープがケンの目の前に飛び出す。狙いは反バ
イオ粒子バリアを張り巡らせた3体の犯罪ロボットたちだ。
それを見たマシンマンは、光り輝くレーザーサーベルを構えながら3体の方向に向
かってジャンプした。その輝く瞳は真っ直ぐにバリアに向かっていた。
『マシン・サンダー!!』
マシンマンのレーザーサーベルが「Z」の字を描くようにバリアを切り付けた。その
エネルギーで反バイオ粒子バリアを突破すると同時に「*」のマークを書くように
アンカー男とカッチュウナイトを切り付け、瞬時に離脱する。
その瞬間を、バイクロッサーは逃がさなかった。
ケン「OK!」
『シューティング!!』
ギンクロンのライトから、電光を交えたビームが迸る。そのビームが3体の犯罪ロボットを
直撃し、貫いた!
『グワァァァァッ!』
ブレーザーカノンの直撃方向から、敵の断末魔の声が響いた。同時に人工日食も解けて、
太陽の光が3人の子供たちの守護者を迎えるように射し込む…。
「へー、こっちはもう落葉してんのか…。ヘーックショイ!
それにしても寒いったらありゃしねえ」
震えながら校内を見学して回るおれに一人の女子大生が声をかけた。
「あらアナタ見学の方?」
「えぇ、まぁ…やっぱ東京はでっかいですね」
と、お愛想で感想を述べると女子大生は突然大声で笑い出した。
「あはは!あ〜おかしい。キミちょっと田舎ものすぎだヨ〜」
国の言葉が無意識に出てたのかもしれない。赤面してうつむくおれを気遣うように
おれが片手にしていた文庫を取り上げて言葉を続けた。
「あら?その文庫本、ちょっと見せて。萩原朔太郎…。『群集の中の孤独』…か。
この町にぴったりの言葉ね」
しかし、その中から3人の戦士とグザレ指令は信じられないものを見つけたのであ
った…。
シルバ「アースの力の前には…、反バイオ粒子バリアも無力と言う事か…。」
マシンマン「マシンサンダーと…。」
ケン「ブレーザーカノンに…。」
ギン「耐えた…?!」
マシンマンとバイクロッサーは、マシンサンダーとブレーザーカノンの2段攻撃で
シルバが殆ど軽傷なのを見て驚きを隠せなかった。
シルバ「ドクターQ殿の断熱吸収コーティングが無かったら、貴様達の餌食になって
いた所だな…。」
マシンマン「断熱吸収コーティング?」
ケン「ブルースワットのシルバニック・ギアと同じなのかもしれない…。」
ギン「それにしても、何て奴だ…。」
呆然となる3戦士。
シルバ「だが今は、貴様達と遊んでいる暇は無い…。今回は私がプロフェッサーKの
用心棒となった挨拶代わりだ!今度来る時は、我が愛機バルジオンで貴様達を踏み
潰してやる!!」
そう吐き捨てるように言うと、シルバは左腰に有るスイッチを入れた。すると、シルバが
光の柱の中に消えていく。そしてデビラ兵一同も、ブキミ兵に追われるように次々と
デーモンカーで退散していく…。
グザレ指令「転送機で逃げられたな…。」
ケン「それにしても、厄介な奴に狙われたな…。」
ギン「相手が何者であるかを特定する事が出来る暗殺ロボットか…。」
グザレ指令「使い方によっては、あのシルバとか言う奴は危険な存在だぞ…?」
核心を漬く詞を言うグザレ指令。相手を特定する能力があると言う事は、プログラム
次第で特定の人種だけを選んで抹殺出来る、究極の民族浄化兵器になるという事
なのだ。
グザレ指令「それより、ランカー商会から来たと言うこの男…。どうするつもりだ?」
マシンマン「任せてください…。」
そう言ってマシンマンはゆっくりと、気絶している怪盗ウルフに近付いて行った…。
『カタルシス・ウェーブ!』
マシンマンの右腕から、虹色の光が放出されて怪盗ウルフに降り注いだ。吸いよせ
られるように起き上がっていく怪盗ウルフの身体。
そして、マシンマンが右手の指をパチンと鳴らすと、ビックリしたように怪盗ウルフは
目を覚ましたのであった…。
怪盗ウルフ「ここは、何処だ…?」
マシンマン「この街で大勢の人を殺した凶悪犯を脱獄させるとは、何て事を!」
怪盗ウルフ「す、全て話しますから許してください…!警察は何処だ…?」
すっかりしどろもどろな怪盗ウルフ。カタルシス・ウェーブが効き過ぎたらしい…。
思わず笑みがこぼれる3人の戦士とグザレ指令。その横でケンローダーから飛び出し
てくる真紀の姿があった…。
「この町にぴったりの言葉ね」
彼女はそう言いながらもう一度笑ってみせた。
その笑顔はどこか儚げで、まるで「今の自分がそうだから」と呟いているように見えた。
「……」
足元を走り抜ける木枯らしに、再度身を振るわせる。
すっかり葉も枯れ落ちてしまった桜の木が彼女の横顔と被って見えた。
「寒っ……」
無意識に漏れた呟きに我に返ったのか、彼女は俺の手に文庫本を戻すと親指で構内を指ししめす。
「あーっとゴメン。こんな所で立ち話もなんだね、中に入らない?」
「えっ?」
「まだ構内見てないんでしょ? ヒマなお姉さんが案内してあげるよ」
「えっ、良いんですか?」
「良いの良いの。ヒマしてんだからさー」
「げほっ」
バンバンと背中を叩かれると、寒さでやられていた肺が悲鳴を上げる。
「あ、ゴメンゴメン。でも少し大げさだなーキミ」
演技のつもりは微塵も無い。むせ返りながらも俺は半ば強引に構内へと導かれていった。
真紀「終わったみたいね…!」
マシンマン「真紀さん…。カメラ、解像度低いですよ?」
ケン「それに、フォーカスがマニュアルになっていてピンボケかもしれませんよ?」
ギン「余程慌てていたようだったし…。」
真紀「ええぇぇぇぇっ?!」
慌ててデジカメを見る真紀。案の定、低解像度のマニュアルモードになっていた。
真紀「これじゃ編集長に怒られちゃう…。」
グザレ指令「大丈夫だ…、これならいいだろう…。」
そう言ってグザレ指令はデジカメを「高解像度」「オートフォーカス」に切り換えて
真紀に手渡す。
真紀「有り難うございます!」
笑顔で答える真紀。ファインダーにはマシンマンとグザレ指令を中心に、左側に
バイクロッサー・ケン、右側にバイクロッサー・ギンが身構える構図が出来上がっ
ている。
真紀はその構図を逃さずにシャッターを切った。3人の子供たちの守護者と、
異星からの友人達の姿が、デジカメのメモリーに記憶される。
一通り各教室を見終えた俺たちは、ロビーに置かれた椅子にもたれかかり一息ついていた。
彼女はとても流暢に、そして笑い話を織り交ぜながら、一つ一つの部屋を丁寧に紹介して回ってくれた。
喋り方のおかしな名物教授とか、この部屋の何番目の席に座ると必ず問題を解かされるとか。
寮で起こった事件の話。仲の良い友達の話。
大げさな身振り手振りを交えた、大方受験とは無関係な話ばかりの独演会が、楽しくて楽しくて仕方が無い。
お陰でかなりの長時間を費やしてしまったことに気が付いたのは、最後の一部屋を回り終えた後だった。
「なんかごめんねー無理に付き合せちゃったみたいで。はい、コーヒーで良かった?」
「あ、有難うございます」
差し出された紙コップを受け取ると、一口啜る。
「ほうっ……」
と白い息が口から昇る。
大きめに作られた通路を外からの冷たい風が吹き抜けていて、屋外ほど寒くはないにせよ若干このロビーは寒かった。
「はー暖けー……あちっ」
続けてもう一口。慌てて飲んだため舌を軽く火傷してしまう。
「あははっ、慌てないの」
彼女はそんな俺の田舎者っぷりを隣でココアを啜りながら楽しそうに眺めていた。
視線が重なり気恥ずかしさで少し頬が赤くなっているのが自分でも解る。
赤面してうつむく俺を気遣うように俺が片手にしていたコーヒーを手に取ると彼女は言葉を続けた。
「ところで良い壷があるんだけど」
その時、マシンマンとバイクロッサーが何かを感じ取った様子であった。彼らの頭の中
に、市街地に入っている「383」のナンバーのガンヘッドと、アギトとオルフェノクらしき
者達が、大勢のデビラ兵と交戦中の様子だった…。
マシンマン「グザレ指令、僕達はこれから市街地のガンヘッドを支援に行きます!」
ケン「商店街の人達が、一致協力して『ある物』を作るために必死なんです…!」
ギン「指令は怪盗ウルフをAPPLEの地下司令部に連行しておいて下さい…!」
グザレ指令「よかろう…、この男の身柄は無事ゼネラル藤井と言う人物に送り届けよう…。」
そう言って3人の子供たちの守護者と異星からの来訪者は、それぞれの場所にへと向
かったのであった。
真紀「私も連れて行って!危険は覚悟しているわ…!」
ケン「判りました…、ケンローダーに乗って!」
そして真紀も、008の住民達が総出で戦っている姿を見届けにケンローダーに飛び
乗ったのであった…。
●アンカー男、カッチュウナイト→マシンマンとバイクロッサーに倒される。
●バイオハンター・シルバ→プロフェッサーKとレディMのいる御多良市へ脱出。
●怪盗ウルフ→カタルシスウェーブで改心し、グザレ指令の手でAPPLE地下司令部へ。
●デビラ兵一同→ダマスクセに撤退。
○星雲仮面マシンマン、兄弟拳バイクロッサー、葉山真紀→市街地の一般人アギトと
オルフェノク、ガンヘッド383の支援(&取材)に。
○グザレ指令、ブキミ兵→怪盗ウルフを連行してAPPLE地下司令部へ。
マシンマンとバイクロッサーは、前に書いた「一般市民の戦い」の面子と、
ネムリン&マコwith空飛ぶ火の車と合流させますです…。
675 :
名無しより愛をこめて:2007/03/16(金) 12:24:01 ID:irRUGped0
676 :
名無しより愛をこめて:2007/03/27(火) 15:48:30 ID:SW3XSYheO
保守
二次元での戦いはひとまず終結した。
話し合いの結果、TACの治療とAと9の改修のため留まることになった。
「申し訳ありません。我々のためにバルカンベースの戦力を削いでしまい。」
「竜隊長、気にしないで下さい。」
「私の方からも礼を言わして下さい。あなた方のおかげで鏡の国は
壊滅の危機を免れました。」
「しかし、我々の到着が遅れたせいでこれだけの被害を出してしまいました。
感謝はいりません。」
そんな会話をしていると二次元人の一人が入ってきた。
「鏡さん!ドクターが到着しました!」
「そうか・・・来てくれたか。至急連れてきてくれ。」
「わかりました。」
「ドクターとは、いったい誰ですか?」
「ドクターはこことは違う次元の住人で、その人のおかげで
京太郎のエネルギー時限爆弾が取り出せたのです。」
「お連れしました!」
そのドクターが部屋に入ってきた。その人物を見て一番驚いたのは
ヒウラであった。
「あなたは!ドクター!」
「ヒウラさん!どうしてここに!?」
その人物とはギギ・ドクターのことであった。
何故彼女がここにいるのか?
知っての通りギギ人たちが別の次元に移住したのだが、物資の不足に苦しんでいた。
そこに物資を援助してくれたのが、鏡の国の住人であった。
以来ギギ人と二次元人は親しい仲となり、国交が結ばれた。
二次元に帰ったのはいいもの、エネルギー時限爆弾の恐怖に苦しんでいた
京太郎はギギ・ドクターの助けを借りてエネルギー時限爆弾を体内から
取り出すことに成功したのであった。
「そんなことがあったのですか。」
「ええ、以来我々とギギ人は助け合う仲になったんです。」
「ヒウラさん。また会えてうれしいです。」
「いえ、こちらこそまた会えてうれしいかぎりです。」
その再会に皆は心から喜んだ。
「鏡さん。私を呼んだのは援助だけではありませんね?」
「ええ、実はある物をお見せしたいと思ったのです。」
そう言って、父ミラーマンが差し出した物。
それは遺跡から持ち出されたノートのことであった。
「このノートの文字に見覚えはないでしょうか?」
「この文字は・・・今まで見たことのない字ね。
今まで見たどの文献の中にも出てきてないわ。」
「そうですか。解読は無理か・・・」
父ミラーマンがノートを机に置いて腕を組んで悩んでいると、
ナオキがノートを取って見てみた。
「おい!ナオキ!勝手まねは・・・」
「この書を手に取りし者たちへ。この書を読めること、
すなわち遥か昔に災いをもたらせし者が復活した証なり。」
いきなりナオキがノートを読み始めたので一同は凄然とした。
「ナオキ!お前どうしてそのノートが読める?」
「実はその・・・」
ナオキは昨晩見た夢の話を一同に話した。
「信じがたい話だが、この際信じよう。ノートの内容はどうなんだ。」
「それが・・・ノートの大部分が字の損傷が激しくて読むことができないんです。
かろうじて最初の方と最後の方だけが読めるんです。」
「安田、お前はナオキ君が解読した内容をまとめてくれ。」
「私も手伝います。」
「わかりました。ナオキ君は引き続き解読してくれ。」
村上の指示で解読が始まった。
「鏡さん。もしかしたらこれは何か重大な情報が得られるのでは?」
「私もそう思っています。」
こうしてノートの解読が始まった。
○鏡京太郎/ミラーマン、立花ナオキ/ジャンボーグ9、岸京一郎/ジャンボーグA
科特隊(ムラマツ、アラシ)、PAT(村上浩、藤本武、安田秀彦、野村由紀、
野村せつこ、熊井五郎)、チームEYES(ヒウラ、フブキ)、ギギ・ドクター
、父ミラーマン→ノートの解読を始める。
デスノート参戦か!?
メビウス参戦可能
バダム大本部動かします。
5人ライダー達がバダムライダーとの戦いを始めた頃、
ヒマラヤ山脈の上空にはグランギズモ2、マシンバッファロー、そしてキングギドラがバダム大本部へ突入しようとしていた。
マシンバッファローの艦内では決戦を前に勇介は008にいる番場に九州での報告の後、おぼろからカラクリマシンの整備状況が伝えられた。
「トライコンドルとマンモスはまだやけど他のカラクリマシンバッチリ使えるで」
「サンキュー、おぼろさん」
おぼろからの通信を聞いて鷹介がガッツポーズを執る。
「ほな、頑張ってなー」
おぼろは通信を終わらせる。
「あれ、シュリケンジャーは?」
「あいつなら突入隊に参加すると言ってグランギズモの方にいるが」
辺りを見回しながらシュリケンジャーを探す七海に吼太が答える。
「まさか、七海はシュリケンジャーにも気があったのか…」
一鍬は何か勘違いしているようであった。
一方、グランギズモの指令室ではメキドがイガムから突入作戦の概要を聞かされていた。
「以上が突入作戦のです」
「よし、それで頼むぞ(イガム王子って良く見るとホント綺麗だ…)」
思わずメキドはイガムの顔を見て思わず見とれてしまった。
「メキド、何ボサッとしてるのよ!」
「キメラ…イガム殿が余りにも綺麗で」
キメラの一言でメキドが我に帰るが、もうキメラの怒りは誰にも止められなかった。
「綺麗ってなによ!」
キメラはメキドに更に問い詰める。
「イガム様、準備が整いました」
フーミンが入ってくる。
「うむ、すまむな。私は転送装置に向かいます」
「で、では、ご武運を…」
イガムとフーミンが指令室を出る。
しかしメキドの顔は明らかに赤かった。
「メキドったら…もう知らない!」
「おい、待てよ、キメラ」
メキドは指令室を出ようとするキメラを止める。
転送装置の前にはシュリケンジャーを始めとする突入作戦のメンバーが集まっていた。
そのメンバーはイガム王子を筆頭に地底忍フーミン、静弦太郎、霧島五郎、ファラキャット、雷甲太郎、星川竜、
霧島美穂、一文字隼人、結城丈二、筑波弘、沖一也、村雨良、そしてシュリケンジャーといった面々だった。
「ご主人様〜、一緒に戦いましょうね〜」
「わかったから、よしてくれよ」
ファラキャットが五郎を後ろから抱きつく。
「もー、五郎さん、なんであのロボットを直せと言ったのよ!」
美穂もキメラと同じく頭にきていた。
それはファラキャットが五郎にべたついていたからであった。
「ははは、朝からにぎやかなもんじゃねぇか」
「もう、ライコウさんまで」
ライコウが美穂をどやす。
「大本部か、あの時の決着を付ける時が来たな…」
隼人がかって追い詰めた謎の男を思いだしながら決意を固める。
「ええ、先輩達の手がかりも得られそうですね」
「ああ」
それに答える弘に隼人は強く頷く。
○静弦太郎、アイアンキング/霧島五郎、ダイナブラック/星川竜、イガム、フーミン、仮面ライダーファム/霧島美穂、雷甲太郎、ファラキャット、
ハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャー、メキド王子、キメラ王女、ウルトラマンアグル/藤宮博也、レッドファルコン/天宮竜介、
仮面ライダー(2号 ライダーマン スカイライダー ゼクロス スーパー1) 、キングギドラ→バダム大本部へ突入。
兵力として ヒーロー達のマシンの他にグランギズモ2 ジャシンカの戦闘機ギズモスキートメカシンカ・シンカ獣の数やキャラはお任せで
あと、倉庫に残っているメガスとカンスも適度に混ぜて下さい。
バダムとの決戦始めます。
>>685 「もの凄いエネルギー反応があります!」
通信員が焦った表情で叫ぶ。
「遂に奴等のお出ましか、モニターに映せ!」
「了解」
勇介の指示でモニターに外の状況が映る。
ヒマラヤ山脈の火山の一つの火口から無数のマドー戦闘機が次々と飛び立ち、最後にマドーの戦闘母艦が姿を現した。
「よし、カラクリマシン発進だ!」
「了解、着陸いたします」
勇介のカラクリマシン発進の指示を出す。
「行くぜ、忍風、シノビチェンジ!」
「シノビチェンジ!」
鷹介の一言で三人はハリケンジャーに変身する。
「一鍬、行くぞ」
「あ、ああ…」
「轟雷、シノビチェンジ!」
続いてゴウライジャーも変身する。
「ハリケンジャー、ゴウライジャー、頼むぞ」
「はい、任せて下さい」
ハリケンイエローが勇介に頷く。
そして五人はブリッジを後にした。
「来たか…ギズモキートを出せるだけ出せ!」
「はっ」
メキドの指揮でグランギズモから戦闘機ギズモキートが次々と発進していく。
マシンバッファローが着陸すると上部のハッチが開きハリケンホークが姿を現す。
「ハリケンホーク、行くぜぇ!」
ハリケンレッドの叫びと共にハリケンホークが大空へと飛び立つ。
「ハリケンレオン、発進!」
「ハリケンドルフィン、行くわよ!」
「ゴウライビートル、出る」
「ゴウライスタッグ、出る」
その後、機首が開き他のカラクリマシンが次々と発進する。
「準備は出来ています、MBF-004作動!」
「ギャァァァァオ!」
藤宮はMBF-O04を作動させる。
キングギドラは雄叫びを上げ、ギズモキートに続きマドー戦闘機の大群へと向かって行った。
「奴等も出撃したか…量産型メカゴジラを出せ!」
「はっ」
マドー母艦では指揮を執るガイラー将軍がバラノイアから提供された量産型メカゴジラ発進の指示を出す。
マドー母艦から地上に10体もの量産型メカゴジラが降り立った。
「あれはメカゴジラ、しかも何て数だ!?」
カブトライジャーが量産型メカゴジラに驚く。
「メカゴジラってブラックホール第3惑星人の作ったロボット怪獣の?」
「ああ、あれだけのロボットを量産出来るとはバダムの科学力は恐ろしいな」
ハリケンイエローの通信にカブトライジャーが答える。
「こうなりゃ合体して一気に片付けようぜ」
ハリケンレッドが皆に合体を促す。
「忍風合体、旋風神!」
「轟雷合体、轟雷神!」
2体のカラクリ巨人が量産型メカゴジラの前に姿を現した。
突入部隊も外部での戦いに気づいていた。
「始まりましたね」
「ああ…」
隼人が結城に頷く。
「ここいらでボヤボヤしている訳にはいかねぇ、ここでこの戦いを終わらせようぜ」
「ええ、我々は死ぬ為にここへ来た訳ではありません。大いなる意思を打つ為に来たのです」
弦太郎とイガムが決意を固めあう。
「弦の字、それはここにいるみんなもそうだぜ」
「五郎…」
五郎が弦太郎に言う。
五郎の通りここにいる全員の答えは同じであった。
「ユー達、そろそろ行くヨ」
シュリケンジャーを先頭に転送装置へと入っていく。
「おやっさん…風見…本郷、待っいてくれよ」
最後に隼人が一言残し転送装置へ入っていった。
そして、転送装置はバダム大本部へ彼らを送った。
・旋風神、轟雷神、マシンバッファロー(ウルトラマンアグル/藤宮博也、レッドファルコン/天宮竜介)、グランギズモU(メキド王子、キメラ王女)
キングギドラ、ギズモキートVSマドー母艦(ガイラー将軍)、マドー戦闘機、量産型メカゴジラ×10
○静弦太郎、アイアンキング/霧島五郎、ダイナブラック/星川竜、イガム、フーミン、
仮面ライダーファム/霧島美穂、雷甲太郎、ファラキャット、シュリケンジャー、
仮面ライダー(2号 ライダーマン スカイライダー ゼクロス スーパー1) →バダム大本部へたどり着く。
690 :
名無しより愛をこめて:2007/04/11(水) 00:08:45 ID:xtNpoG5P0
age
691 :
名無しより愛をこめて:2007/04/12(木) 18:06:15 ID:gL7UUuHf0
>>689 「カッ…」という音と共に部屋に灯りがともり、思いがけない光景が広がっていた。
「本郷…!」
「風見、何故ここに!?」
隼人と結城が思いもよらず叫ぶ。
それは十字架に磔にされた猛達、5人の仮面ライダーであった。
「結城、みんな…無事に戻れたのか」
風見が隼人達を見て驚くが、無事だった事への喜びの方が大きかった。
「俺達に構うな、頼む!」
「何を言うんだ、お前達を見殺しに出来るか!」
猛が弱気になるが隼人が言い返す。
「あの人たちって…」
「あれは俺達と同じ仮面ライダーだ」
美穂に聞かれ、弘が答える。
「ほう、ようやく餌が食いついて来たようだな…」
その声と共に一同の前にFIRSTとSECOND、そして8人のバダムライダーが姿を現した。
「バダムライダーか…」
敬介がその名を呼ぶ。
「ここにいる俺と同じ名を持つ仮面ライダーの処刑を始めようとしていた所なのさ…」
FIRSTが話し始める。
「貴様…正気か!?」
悪のライダー達にイガムの怒りが爆発する。
「騒いでも無駄だ、既に準備も整っているのでな」
SECONDが準備が整っている事を話す。
「野郎…許せねぇ、アイよ…」
ライコウがアイを呼び出そうとする。
「させるか!」
「ぐっ、何しやがる!」
バダムライダーNo8がライコウの足元に十字手裏剣を投げる。
「フハハハハ、少しでも手を出してみろ。そしたら貴様達も死ぬ事になるぞ」
バダムライダーNo1がライコウを指さしながら笑う。
「おかしいな、部屋に入った時からシュリケンジャーさんがいないが…」
「ええ、一体何があったのでしょうか?」
星川とフーミンがシュリケンジャーがいない事に気づく。
「俺も混ぜてくれないか?」
突然、一同の前に星川に瓜二つの男が現れた。
「星川さん…?」
美穂がその男を見て星川と勘違いする。
「あの男、何者なんだ?」
星川本人が驚きを隠せなかった。
「俺の名はマッドギャラン、お前達バダムに力を貸しに来た」
その男はかって宇宙を巨獣で支配しようとしたサタンゴースの息子、マッドギャランを名乗った。
「ほう、俺達に力を貸すのか。面白い奴だ」
「ああ、よろしく頼む」
マッドギャランとFIRSTが睨みあう。
猛達との再会を果たしたものの、突如として現れた二人の仮面ライダーとバダムライダー。
そして、マッドギャランの登場により戦いは不利な状況に傾いていった。
○静弦太郎、アイアンキング/霧島五郎、ダイナブラック/星川竜、イガム、フーミン、
仮面ライダーファム/霧島美穂、雷甲太郎、ファラキャット、
仮面ライダー(2号 ライダーマン スカイライダー ゼクロス スーパー1) →バダム大本部へたどり着く。
○シュリケンジャー→どこかへ消える。
○仮面ライダー(1号/本郷猛、V3/風見志郎、X/神敬介、アマゾン/山本大介、ストロンガー/城茂)
→バダムライダーに破れ、処刑寸前となる。
●仮面ライダーFIRST、SECOND、バダムライダーNo1〜No8→猛達を処刑する。
●マッドギャラン(?)→バダムライダーに協力を求める。
マッドギャランの正体に関してワクテカしてる人がいますが、少し待ってくださいね。
とりあえずノートの内容の前半部分を書きます。
>>155 数時間後ノートの内容が解読され皆の前に出された。
その内容は皆を驚愕させた。
「こんなことが起きていたのか・・・」
「天才だ・・・このノートを書いた人は・・・」
最初世界は「光」に満ちていた。世界のすみずみまで「光」が溢れていた。
しかしやがて、「光」は全生命の敵になった。
「光」を支配に使うものたちが現れたのだ。キリエルとン・マである。
彼らはこの世界の神という存在から光を統べる者として選ばれた。
しかし奴らは、己の欲望のために光を使い始めたのだ。
生きるものたちは抵抗したが「光」の前では無力であった。
キリエルとン・マは生命を弄んだ。
やがて生きるものたちの「光」に対する憎悪が光の反存在を生み出した。
「闇」の誕生である。
その「闇」の中でも特異な存在だったのが、大いなる意思である。
普通「闇」は強大な力を持って誕生してくるケースが多かったが、
大いなる意思は違っていた。
奴は強大な力ではなく心を持って生まれてきたのだ。
これは、今では当たり前のことだと多くのものたちは思うだろうが、
昔は特異なケースであった。
その頃の生命には「心」というものが存在していなかった。
キリエルとン・マが生命から「心」を奪い取っていたのだ。
そのため、「闇」のものたちは「光」を見つければ無差別に本能のままに力を振るった。
だが大いなる意思は違った。奴は生まれた時から「心」を持っていたのだ。
何故強大な力ではなく「心」を持って生まれたきたのか?今となって知る術はない。
結局「光」を過信したキリエルとン・マは「光」から見限られてしまい
天から地に堕ちた。
「光」は生命と一部の「闇」のものたちに宿った。
ここから新たなる戦いが始まるのだが、多くのものたちはその重要性に気付かなかった。
「闇」の中でたった一人だけ、「心」を持って生まれてきた大いなる意思の存在を。
前半部分は終了です。後半部分は後日書き込みます。
>>688 >>694 その時、旋風神を掴んでいた二機のメカゴジラに次々とミサイルが打ち込まれ、その反動で倒れる。
「あの攻撃は一体?」
ハリケンイエローがミサイルの方を向くと5機の巨大ロボットが立っていた。
その顔ぶはゴリラカンス、サイカンス、カメレオンカンス、サメカンス、カマキリカンスであった。
『お前達、地上にはメカジャイガンを送ったぞ』
「ありがたい、これで百人力だ!」
旋風神と轟轟神にメキドから通信が入り、カブトライジャーがその通信に答える。
「よっしゃぁ、これで形勢逆転だぜ!」
ハリケンレッドが勢いに乗り叫ぶ。
「こうなったらソードスラッシャーを使おう」
「ああ、カラクリボール1号、ソードスラッシャー!」
イエローに促され、ソードスラッシャーを出す。
「究極奥義、分身幻斬り!」
そして3体に分身した旋風神により3機のメカゴジラが切り裂かれ、そのまま倒れこみ大爆発を起こす。
「我々も行くぞ、カラクリボール4号、プラントアックス!」
轟雷神がプラントアックスを構える。
「究極奥義、大回転轟斬り!」
轟雷神が回転して2機のメカゴジラを倒す。
「おのれ…一気に5機もメカゴジラが沈められるとは!?」
ガイラー将軍が量産型メカゴジラが5体も倒された事に驚愕する。
『ガイラー将軍、苦戦しているようですね』
「ポーか」
そんなガイラー将軍に神官ポーから通信が入る。
『我々フーマも力を貸しましょう」
「それはありがたい、頼むぞ!」
ポーの通信にガイラーが喜びの表情を浮かべる。
「副学長、3時方向から別の反応があります」
「バダムの援軍か!?」
マシンバッファローのレーダーが敵の反応を捉える。
そこには神官ポーの指揮するフーマの戦闘母艦と無数のフーマ戦闘機が姿を現した。
・旋風神、轟雷神、マシンバッファロー(ウルトラマンアグル/藤宮博也、レッドファルコン/天宮竜介)、グランギズモU(メキド王子、キメラ王女)
キングギドラ、メカジャイガン(ギズモキート、ゴリラカンス、サイカンス、カメレオンカンス、サメカンス、カマキリカンス)、
VSマドー母艦(ガイラー将軍)、マドー戦闘機、量産型メカゴジラ×5、フーマ母艦(神官ポー)、フーマ戦闘機
700 :
名無しより愛をこめて:2007/04/18(水) 07:29:16 ID:JaaIV4Vs0
700
このスレもそろそろなので少し動かしてみます。
>>583 サンタクロースは無言で鎖鎌を振りかざすと、その鎖鎌はエマへと伸びていく。
「エマっ!」
ツヨシがエマを横へ押すが、鎖鎌に縛り付けられる。
「ツヨシっ!」
「こいつ、エマに手を出すな…」
縛られながらもツヨシはサンタクロースに叫ぶ。
「野郎、もう許せねぇ!」
海堂がスネークオルフェノクに変身しサンタクロースに殴りかかる。
「ぐっ…」
殴られた反動でサンタクロースは鎖鎌を放してしまい、そのまま倒れる。
「ツヨシ、大丈夫?」
「ああ」
エマがツヨシを縛っていた鎖鎌を解く。
「み、見てよ」
由佳がサンタクロースを指さす。
「うっそー!?」
「変身するのー!?」
サンタクロースを見たナイとメアが驚きの声を上げる。
サンタクロースは黒い長髪の男へと姿を変えて立ち上がった。
「ピース…!」
エマがその男を見て叫ぶ。
サンタクロースの正体は"壊れた"15歳の少年少女を始末するピースと呼ばれた男だった。
「石橋をぉ…叩いてぇ…渡るぅ…」
ピースは刀を構え不気味に呟きだした。
・スネークオルフェノク/海堂直也、クレインオルフェノク/長田由佳、
バンキュリア/ナイ+メア、アサギ、エマ、ツヨシVSピース
提案のあったサンタ=ピースの展開をやってみました。
703 :
名無しさん:2007/04/24(火) 14:48:15 ID:krRoOBN30
保守
お待たせいたしました。ライダー再集結です。
>>699 「おのれ、気に食わん!」
「俺もだ!」
バダムライダーNo4とNo5がマッドギャランに対しての不満を露にする。
「ほう、俺に歯向かうというのか?」
マッドギャランは宇宙刑事のコンバットスーツの様な姿に変身する。
「あいつも変身するのかよ!?」
それを見た五郎が驚く。
「喰らえ、電キック!」
バダムライダーNo5が必殺技の電キックをマッドギャランに向ける。
「当たるかっ」
マッドギャランは電キックを余裕で避ける。
「今度は俺が相手だ、ライドルホイップ!」
バダムライダーNo3がライドルホイップを振るうが、マッドギャランは剣で軽々と受け止める。
「それだけか…」
「奴め、何て強さだ…」
マッドギャランがバダムライダーNo3を睨む。
「次は貴様達だ…」
「何っ!?」
「お前…ゆるさない!」
マッドギャランは剣を構えながら磔にされている猛達を睨む。
それを見た城とアマゾンが声をあげる。
「今度こそ、終わりか…」
風見が覚悟を決める。
「我々と組む為に邪魔者を始末するのか」
「その通りだ、こいつらをお前等に代わって始末してやろう」
FIRSTの聞かれ、マッドギャランが答える。
マッドギャランは猛達の手足を抑えていた輪を切った。
「貴様、何のつもりだ!?」
バダムライダーNo1がマッドギャランの思わぬ行動に慌てる。
「何様のつもり…それはこっちの台詞だ!」
マッドギャランは変身を解き、バダムライダーに見栄を切る。
「き、貴様は一体!?」
バダムライダーNo8がマッドギャランの変貌に驚く。
「今からそれを教えてやる」
マッドギャランは野球ボール大の球を取り出す。
「まさか、あいつは…!?」
弦太郎が何かを確信する。
「天空、シノビチェンジ!」
マッドギャランがポーズを執り叫ぶと、マッドギャランの体が光に包まれる。
「シュリケンジャー、見参!」
マッドギャランの正体はシュリケンジャーであった。
「ありがとう、君のお陰で俺達は助かったよ」
「ユー達が無事でミーも嬉しかったヨ」
猛がシュリケンジャーに礼を言うと、シュリケンジャーがそれに頷いた。
「本郷…」
「ああ、再び10人が揃ったな」
駆け寄ってきた隼人が猛と再会を喜びあう。
「おのれ、貴様らまとめて始末してやる!」
バダムライダーNo1がシュリケンジャー達を見て怒りに拳を握る。
「みんな、準備はいいな」
「ああ…」
「行きましょう」
本郷の合図に隼人と風見が答える。
「10人揃ったんだ」
「絶対に俺達は勝てる」
「アマゾン、みんな揃って嬉しい」
「今度は俺達の番だぜ」
「お前達偽者には負けはしない」
「本物のライダーの力を見せてやる!」
「さあ、行くぜ」
結城、敬介、アマゾン、茂、弘、沖、良が次々とバダムライダー達に見栄を切る。
「変身!」
10人は同時に変身した。
「遂に仮面ライダーが揃ったのか!」
星川がライダー達を見て声をあげる。
「ほう、どっちが本当のライダーか教えてやる」
「仮面ライダーの力はお前達、悪の心を持つ奴等に負ける訳にはいかない」
FIRSTが仮面ライダー達に向かい指をさしながら挑発する。
それに対し、1号はバダムライダー達に見得を切る。
遂に正義と悪のライダーの戦いのゴングが今、鳴らされた。
・静弦太郎、アイアンキング/霧島五郎、ダイナブラック/星川竜、イガム、フーミン、
仮面ライダーファム/霧島美穂、雷甲太郎、ファラキャット、シュリケンジャー
仮面ライダー(1号/本郷猛、2号/一文字隼人、V3/風見志郎、ライダーマン/結城丈二、X/神敬介、アマゾン/山本大介、ストロンガー/城茂、スカイライダー/筑波弘、スーパー1、沖一也、ZX、村雨良)
VS仮面ライダーFIRST、SECOND、バダムライダーNo1〜No8
ww
「ライダー・・・・・・・・・変身!!!」
「変身!!」
「変身・・・っV3ァア!!!」
「ライダー、マンッッ!!」
「大、変、身!!!」
「アァー、マァー、ゾォォーーーーーン!!!」
「変、身っ、ストロンガー!!!!」
「スカイ・・・・変身っ!!」
「変身!!」
「変んんん身っっっ!!!」
711 :
名無しより愛をこめて:2007/04/28(土) 12:30:52 ID:6G/0dPLUO
下がりすぎあげ
ティガの復活編です。
>>662 ガタノゾーアに破れ、石像に戻ったティガはそのまま更に海の深くへと沈んでいった。
「マドカ・ダイゴよ…」
「誰だ…」
ティガの意識の中ではダイゴに黒い服の青年が語り掛ける。
「君はかって邪神に勝利出来たのか憶えているかい?」
「あの時は世界中の人々の光でガタノゾーアを倒せたんだ」
「その通りだ、まさに人々の、いや、地球の光が君を蘇らせる」
ダイゴに答えると黒い服の青年は思わぬ事を言った。
「まさか…!?」
ダイゴは何かを感じ取りスパークレンズを取り出すと、スパークレンズが輝いていた。
「この力は地球の声に答えたドリームボールの光だ」
「ドリームボール?」
「ドリームボール、それは君が光を導く者の証」
黒い服の青年はダイゴを光を導く者の一人である事を告げる。
「光を導く者?」
「それは闇の力を、そして大いなる意思を倒せる唯一の力」
「その力が僕に…」
ダイゴは黒い服の青年の話に驚きを隠せなかった。
「そう、スパークレンズにはドリームボールが埋め込まれている、そして更なる光が今から溢れる!」
黒い服の青年の叫びと共にスパークレンズに光が強くなった。
「この光は…」
「これこそが地球の光、これは地球人の手によって作られた光だ」
黒い服の青年の言う「地球の光」とはアースパワー発生装置からの光であった。
「この力を使って再び世界を守る!」
「頼むぞ」
ダイゴは黒い服の青年に頷くとアースパワーが漲るスパークレンズを天にかざした。
そして辺り一面は光に包まれた。
○ダイゴ/ウルトラマンティガ→地球の力で復活
714 :
名無しより愛をこめて:2007/05/09(水) 10:56:28 ID:6wCPryhn0
age
ミレニアムライダーの続きです。
真魚と天音を連れ去ったジョッカーのロケバスは番句市の工場跡地へと到着した。
「さあ、降りろ!」
「きゃぁ」
戦闘員の一人が二人をバスから強引に降ろす。
「ラッコ、ラッコ〜、よくやったぞ」
そこにラッコ男を先頭に怪人軍団が姿を現した。
「また、あの化け物なの!?」
天音が怪人達を見て声をあげる。
「クエッ、クエッ、クエッ、チョコ玉男〜」
更にチョコ玉男を中心に先のレンタルビデオ男とカメラ男の三怪人が現れた。
「パシャパシャ、お嬢さん、写真撮らせてもらよ」
「きゃあ!」
「何撮っているのよ!?」
カメラ男が二人を撮影する。
「ふっふっふ、カメラ男に撮られるとは余程気に入られたな」
レンタルビデオ男がそれを見て笑う。
その頃、アンチバダム同盟のロビーでは一同が集まっていた。
「まさか、ジョッカーがあれだけ強くなっていたとは…」
藤兵衛はデルサー軍団をも凌ぐジョッカー怪人軍団に驚きと恐怖を隠しきれなかった。
「あのレンタルビデオ男もいました。まだ怪人がいるでしょう」
猛は他にも怪人がいる事を推測する。
「せめて真魚ちゃんと天音ちゃんだけでも助けられれば」
雄介が二人の事を思い嘆く。
「あんなふざけた奴らを野放しにしといていいのかよ!」
「凱、落ち着け。闇雲に突っ込んでも返り討ちにあうだけだ」
凱はその悔しさから壁を殴るが、竜に止められる。
「竜…凱…」
その二人を見た香は不安で心が一杯だった。
「ジェラ様を見なかったか?」
バーラが息を切らせながらロビーに入る。
「ジェラならシャドーに呼ばれて外に出たぞ」
「そうか、すまなかったな」
ミカにジェラの場所を教えられるとバーラはロビーを出た。
そのジェラとシャドーの二人はジョッカーとの戦いの繰り広げられた場所にいた。
「何故私を呼んだ?」
「ジェラ、俺と組め」
シャドーはジェラを指さしながら告げる。
「貴様、まだ憎しみなどに駆り立てられているのか!?」
「その通りだ、あの仮面ライダーをな…」
ジェラはシャドーの言葉に怒りに震えるが、シャドーは表情を変えずに答える。
シャドーには人格が変わったものの、打倒浅倉の熱意は変わっていなかった。
「貴様ぁ!」
ジェラは鞭を振るうが、シャドーは軽々と避ける。
「俺に歯向かうつもりか、邪甲…」
シャドーは着地するとブラックビートへと変身した。
「もう貴様だけは許すわけにはいけない!」
ジェラは鞭を構えながらブラックビートを睨む。
「そんな丸腰で勝てると思っているのか!」
ブラックビートはジャミングマグナムを次々と撃つ。
「奴め、あの時とは違うぞ!?」
「そうだ、今の俺は千年の邪気とあの男への憎しみのみだ!」
「あの男…ブルービートとは違う!?」
ジェラはブラックビートの憎しみをブルービートでは無いと気づいた。
「それに気づく事は無い、喰らえ!」
ブラックビートはスティンガービュートでジェラを斬りつけようとする。
「ジェラ様…」
「バーラ!」
ジェラの目の前にバーラが飛び出すが、スティンガービュートで斬られてしまう。
「くっ、邪魔が入ったか」
ブラックビートは倒れたバーラを見て悔しがる。
「バーラ、しっかりしろ!」
「ジェラ様…私達の無念を晴らしてください」
ジェラはバーラを抱き上げるも、バーラは立ち上がる力も無かった。
「何を言うんだ?」
「そして、大いなる意思を倒して平和を取り戻してください…」
「バーラ、バーラぁ!」
既に意識の無いバーラを抱えながらジェラが叫ぶ。
「ブラックビート…貴様」
「今回は余計な邪魔が入ったが次こそは仮面ライダー王蛇、いや、アンチバダム同盟を倒してみせる!」
ジェラはブラックビートの方を向くが、ブラックビートは思いがけない事を告げる。
「まさか、アンチバダム同盟もか!?」
ブラックビートの言葉にジェラはショックを隠し切れない。
しかし、ブラックビートの姿は砂埃と共に消えていた。
「ジェラ、何かあったのかよ?」
「ミカ、シャドーの奴が…」
後からバーラを追ったミカが来る。
「そんな!?」
「ああ、あの男は憎しみの塊だ」
ジェラはミカに今までの事情を話す。
チョコ玉男らを加えたジョッカー超再生怪人軍団、そして、アンチバダム同盟打倒を企むブラックビート。
ミレニアムライダーはこれらの強敵に勝つ事は出来るのだろうか?
○風谷真魚、栗原天音→番句市の工場跡地で捕らわれる。
○バーラ→ブラックビートに倒される。
●ジョッカー超再生怪人軍団(ラッコ男、コアラ男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男、チョコ玉男、レンタルビデオ男、カメラ男)
→番句市の工場跡地でミレニアムライダーを待つ。
●ブラックビート→何処かえ消える。
720 :
名無しより愛をこめて:2007/05/15(火) 01:20:45 ID:pdBl1ebGO
下がりすぎあげ
>>719 ジェラとブラックビートが戦っていた頃、アンチバダム同盟本部では動きがあった。
「お前達、それだけの根性だったとは見損なったぜ」
早川が一同を軽蔑する。
「早川さん…」
それを聞いた翔一が早川の名を出しながら絶句する。
「二人を助け出せる手立ても見つけられないんじゃ終わりだな。俺一人で行かせてもらうぜ」
早川はそのままロビーを出た。
「早川さん、一人じゃ無理ですよ!」
「城戸、今は早川さんを信じるんだ」
真司が早川を止めようするが、蓮に抑えられる。
ロビーにミカとジェラが入る。
「ったく、早川はどっか行こうとしているのか?」
「なんか一人でジョッカーの所へ向かったみたいだよ」
ミカが早川の事を聞くとゴハットが答える。
「いや、早川さんの言う通り、俺達は甘かったかも知れない」
雄介が口を開く。
「そうだな、ここで俺達がへたばる訳にはいかねぇからな」
「ここでジョッカーとの決着もつけないとな」
凱と竜も決意を固める。
「わかった、メンバーは決まったな」
藤兵衛が指示を出す。
「メンバーを言います。まず五代さん、津上さん、氷川さん、葦原涼さん、真司さん、蓮さん、北岡先生、手塚さん、
佐野さん、浅倉さん、のミレニアムライダーズ、ジェットマンの五人、そして猛さんです」
尾室がメンバーを読み上げる。
「みんな、準備が出来たらGトレーラーに乗り込んで」
小沢がGトレーラーで向かう事を促す。
「では、僕もサポートで向かいますよ」
「あんたは足手まといになるだけでしょ!」
ゴハットも名乗り出るが小沢にどやされる。
それでもGトレーラーにちゃっかりゴハットが乗り込む事になった。
そして、ミレニアムライダーズとジョッカー超再生怪人軍団との決戦が始まろうとしていた。
○ミレニアムライダーズ(仮面ライダークウガ/五代雄介、仮面ライダーアギト/津上翔一、 仮面ライダーG3-X/氷川誠、仮面ライダーギルス/葦原涼、
仮面ライダー龍騎/城戸真司、仮面ライダーナイト/秋山蓮、仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、仮面ライダー王蛇/浅倉威、仮面ライダーライア/手塚海之、仮面ライダーインペラー/佐野満)、
鳥人戦隊ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ)、
仮面ノリダー/木梨猛、G3マイルド/尾室隆弘、小沢澄子、ゴハット→ジョッカーとの決戦と真魚と天音の救出へ。
○怪傑ズバット/早川健→一足先にジョッカーとの決戦へ。
そろそろ次スレ立てるか?
>>722 「私達、どうなっちゃうの…」
「翔一君…」
ジョッカーに捕らわれている真魚と天音は不安で心が一杯だった。
その時、辺り一面にギターの音が鳴り響く。
「だ、誰だ?」
ラッコ男をはじめとする怪人が周りを見回す。
「ジョッカーのみなさん、お嬢さん方を返しに来たぜ」
入り口からギターを弾きながら早川が現れた。
「早川さん!」
天音が早川を見て喜びの声をあげる。
「ええーい、超スーパー戦闘員のみなさん、奴を倒せ!」
「イー!」
チョコ玉男の一声で数人の戦闘員が早川に襲い掛かる。
「早川さん!」
真魚の叫びも空しく早川は戦闘員になす術も無かった。
「何?」
「消えた?」
突如、早川が姿を消し、戦闘員達が辺りを見回す。
その時、ズバットが愛車ズバッカーで次々と戦闘員達を吹き飛ばす。
「ズバッと参上、ズバッと解決、人呼んでさすらいのヒーロー…快傑ズッバァァッット!」
ズバッカーから降り、ズバットが高らかに名乗りを上げる。
「俺たちもいるぜ!」
龍騎の威勢の良い声と共にミレニアムライダーズ、ジェットマン、そしてノリダーが姿を現した。
「翔一君!」
「浅倉さん!」
二人がライダー達を見て喜びの声をあげる。
「うぬぬ、戦闘員のみなさん、やっていまえ!」
「イー!」
チョコ玉男の指示で次々と戦闘員がライダー達に向かっていく。
「ジョッカー、正義の力がある限りいくらお前達が強化されても屈しない!」
ノリダーは怪人達を指さしながら見得を切る。
「ジョッカー超再生怪人軍団…バダムに手を貸し多くの人々を苦しめようとする貴様らを許さん!」
ノリダーに続きズバットも派手に見得を切る。
・ミレニアムライダーズ(仮面ライダークウガ/五代雄介、仮面ライダーアギト/津上翔一、 仮面ライダーG3-X/氷川誠、仮面ライダーギルス/葦原涼、
仮面ライダー龍騎/城戸真司、仮面ライダーナイト/秋山蓮、仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、仮面ライダー王蛇/浅倉威、仮面ライダーライア/手塚海之、仮面ライダーインペラー/佐野満)、
鳥人戦隊ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ)、
仮面ノリダー/木梨猛、怪傑ズバット/早川健
VSジョッカー超再生怪人軍団(ラッコ男、コアラ男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男、チョコ玉男、レンタルビデオ男、カメラ男)
>>726 「散々いたぶってくれた落とし前はつけてやるぜ!」
ブラックコンドルはジェットウイングを開くと戦闘員達に向かって飛ぶ。
「どこだ?」
「あ、真上だ」
戦闘員達がブラックコンドルを見失うが、戦闘員の一人が真上にいるのを見つける。
「気づいても遅いぜ、コンドルフィニッシュ!」
「イー!」
ブラックコンドルはブリンガーソードを構え、必殺のコンドルフィニッシュで一気に戦闘員を斬りつける。
「ノリダーカーニバール&フェスティバール!」
別方向から来た戦闘員達はノリダーが次々と倒していく。
「さあ、雑魚は倒した。残りはあんた達だぜ…」
ズバットはZ剣を構えながら再び見得を切る。
「ラッコ、ラッコ〜、それはどうかな」
ラッコ男が高笑いをする。
「きゃぁ!」
「何するのよ!?」
ラッコ男の目の前では二人の戦闘員が真魚と天音を押さえつけていた。
「真魚ちゃん!」
「天音ちゃん、そんな!?」
アギトと王蛇が二人を見て絶句する。
「これで手も足も出せまい。くらえ!」
「うわぁぁぁぁ!」
チョコ玉男がライダー達にチョコ玉爆弾を次々と投げる。
このまま手立ては無いままなのか!?
・ミレニアムライダーズ(仮面ライダークウガ/五代雄介、仮面ライダーアギト/津上翔一、 仮面ライダーG3-X/氷川誠、仮面ライダーギルス/葦原涼、
仮面ライダー龍騎/城戸真司、仮面ライダーナイト/秋山蓮、仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、仮面ライダー王蛇/浅倉威、仮面ライダーライア/手塚海之、仮面ライダーインペラー/佐野満)、
鳥人戦隊ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ)、
仮面ノリダー/木梨猛、怪傑ズバット/早川健
VSジョッカー超再生怪人軍団(ラッコ男、コアラ男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男、チョコ玉男、レンタルビデオ男、カメラ男)
○風谷真魚、栗原天音→人質にされる。
729 :
名無しより愛をこめて:2007/05/27(日) 23:10:48 ID:SIeNQTBiO
あげ
天道「俺の名は・・・天道総司。天の道を往き・・・」
M良太郎「うるせーってんだよ!!俺、参上!!・・・てめぇは黙ってろ!!
時の運行をゴチャゴチャ変えやがってナンなんだよお前は!!」
天道「なんだお前は・・・煩い奴だな。俺は総てを司る男。
俺を止められるものなどいない。」
ヒビキ「まぁまぁ、お二人さんとも。仲良くいこうぜ?な?」
天道&M良太郎「はいはい。」
3人の戦士の周囲を囲む、ワーム・魔化網・イマジンの大群。
そしてそれを指揮するのは・・・
ドクトルG「仮面ラァーイダッ!!の諸君。貴様らを皆殺しにしてやろう。」
乃木怜治「カァァァブトと愉快な仲間達。俺たちが今すぐ・・・殺してあげるよ?」
迫り来る怪物の群れ。時間を司る砂丘の中で、今最大の戦いが始まろうとしている。
対するは、3人の仮面ライダー。
天の道を往き、総てを司る。俺が、正義。
その名は仮面ライダーカブト。
天道「いくら数がいようと関係ない・・・一番強いのは、俺だからな。
・・・変身。」
優しさと強さを持った、2つの魂が共鳴するとき奇跡が起こる。
その名は、仮面ライダー電王。
良太郎「いくよ・・・モモタロス」
モモタロス「わーかってるよ!!いくぜぇ!!」
良太郎&モモタロス「変身!!」
人はいつだって変われる。心を鍛え、体を鍛え、技を鍛える。
自分だけの道を行け。それが君の響き。
ヒビキ「やれやれ・・・そんじゃ、一仕事しますか。」
その名、仮面ライダー響鬼。
3人のライダーが時空を超え、悪を討つ為に集う。
いよいよ決戦は始まる・・・
陣内恭介「変な電車を追ってここまで来たのはいいけど・・・なんなんだよ、ここ」
上杉実「うわぁぁぁ!!!なんやここぉ!!」
それを遠巻きに見守る?2人の戦士。
彼らは一体・・・
・仮面ライダーカブト/天道総司 ・仮面ライダー電王/野上良太郎 ・仮面ライダー響鬼/ヒビキ
・レッドレーサー/陣内恭介 ・グリーンレーサー/上杉実
カブト勢はまだ未参戦?なら参加させたいんだが。
もう参戦してるよ
天道はまだ出てないんじゃない。矢車とかも。
襲い掛かる圧倒的数の宇宙傭兵団。
その数の前にさすがのエジンも限界が来ていた。
「ぐは」
一瞬の隙をつかれ、膝を切られ膝まずくエジン。
そこへ、無数の刃が降り注いだ。
「ぐは」
血まみれになり倒れるエジン。
「こっこの石板をジャッ、ジャスピオンに・・・・」
最後の力を振り絞り銀河バイブルの書かれた石板を届けようとするも
目の前で石板は砕け散った。
「ふっ、お前の希望も砕け散った。さぁ、とどめだエジンの首を切り落とせ!
そしてジャスピオンに送り届けるのだ」
「はっ」
「ジャッジャスピオーーーーーン、ぎゃっああああああ」
地獄の苦しみの中、エジンは生きたまま首を切り落とされた。
○ エジン死亡
銀河バイブルの一節は破壊される
>>736はどうなの?
闇雲にキャラ殺したいだけにしか見えない
>>728 その時、ラッコ男の投げたチョコ爆弾が瞬時に空中へと舞い上がり爆発していく。
それは一瞬の出来事であった。
ラッコ男が捕まえていたはずの人質の2人さえも、何処かへと消えている。
酷く狼狽し、焦り始める怪人軍団。一体ナニが起きたのか?
「CLOCK OVER」
同時に、何処からともなく聞こえてくる声。
この声の主は・・・一体何者か。ライダーの敵か味方か。
―おばあちゃんは言っていた。この世で覚えておかなければならない名前はただ1つ。
爆弾が発した煙の中、1つの足音が聞こえる。
その両手には、気絶してる風谷真魚、栗原天音の姿。
紅き装甲を纏った、蒼眼の戦士が姿を現す。
―天の道を往き、総てを司る男・・・仮面ライダーカブト。
静かに、そして力強く敵を前に宣言する戦士。
時空を超え、傲岸不遜の仮面ライダーが駆けつけた。
「おばあちゃんは言っていた。この世でやってはならないことは2つ。
食べ物を大切にしないことと・・・女の子を傷付けることだ。
お前たち、その娘は気絶しているだけだ。安心しろ。」
カブトと名乗った蒼眼の戦士は、ライダー達に不遜に言い放つと再び怪人軍団へと向き直った。
「さぁ、反撃開始だ。」
・ミレニアムライダーズ(仮面ライダークウガ/五代雄介、仮面ライダーアギト/津上翔一、 仮面ライダーG3-X/氷川誠、仮面ライダーギルス/葦原涼、
仮面ライダー龍騎/城戸真司、仮面ライダーナイト/秋山蓮、仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、仮面ライダー王蛇/浅倉威、仮面ライダーライア/手塚海之、仮面ライダーインペラー/佐野満)、
鳥人戦隊ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ)、
仮面ノリダー/木梨猛、怪傑ズバット/早川健
VSジョッカー超再生怪人軍団(ラッコ男、コアラ男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男、チョコ玉男、レンタルビデオ男、カメラ男)
・所属不明 仮面ライダーカブト/天道総司
○風谷真魚、栗原天音→突如現れたカブトにより救出
740 :
名無しより愛をこめて:2007/06/15(金) 19:47:55 ID:tgqV2937O
あげへん
>>739 「ありがとうございます、二人は安全な場所に避難させます」
G-3マイルドを装備した尾室が真魚と天音をGトレーラーに運んでいく。
「おのれぇ、邪魔をしおってぇ!」
カブトの後ろからユーカリの葉を降りながらコアラ男が迫る。
「ライダーキック」
『ライダーキック』
カブトゼクターから発した電子音と共にカブトの強烈な回し蹴りが決まる。
「うぎゃぁぁぁぁぁ!」
コアラ男は叫びと共に爆発した。
「あのライダー、何者なんだ?」
ライアがカブトを見て驚く。
「お前たちの味方だ…」
爆煙からカブトが姿を現しライダー達の方に歩いていく。
「うわー、あのライダー、すっごく強いよ!」
いつの間にかGトレーラーを出てたゴハットが大興奮している。
「お前さん、そんな所にいたのか」
「って早川さん、いつの間に?」
「訳は聞かないでくれ…」
ゴハットの前にいきなり早川が現れた。
ゴハットに理由を聞かれるがズバットスーツのタイムリミットが来た事を言えなかった。
○風谷真魚、栗原天音→尾室にGトレーラーへ運ばれる。
○怪傑ズバット/早川健、闇生物ゴハット→戦いの解説役に?
●コアラ男→カブトに倒される。
743 :
名無しより愛をこめて:2007/06/20(水) 23:04:40 ID:NH/UGHk00
>>742 「もう我慢できないわ!」
「私達が相手ですわよ!」
ホワイトスワンとブルースワローがレンタルビデオ男向かう。
「おっと、巻き戻しぃ!」
突如、立ちはだかるレンタルビデオがリモコンで二人を巻き戻す。
「キャッ、何なのよ!?」
落ちて尻餅をついたブルースワローがレンタルビデオ男に驚く。
「時間を操る…ならば!」
『コピーベント』
ライアが何かに気づくとエビルバイザーにカードを装填する。
ライアの手のひらにレンタルビデオ男と同じリモコンが姿を現した。
「何、俺のリモコンだと!?」
「その通りだ!」
驚くレンタルビデオ男にリモコンで一時停止させる。
「とどめだ!」
『ファイナルベント』
身動きの取れないレンタルビデオ男にライアの必殺技、ハイドベノンが決まる。
一方、アギトはフレイムフォームに姿を変えてペンギン男と対峙していた。
「ぐっ、俺は熱さに弱いんだ…」
アギトの渾身のパンチを喰らい、たじろぐペンギン男。
「ハァァァァァ!」
アギトはフレイムカリバーを構え必殺技のセイバースラッシュでペンギン男を切り裂く。
「ぐぎゃぁぁぁぁ!」
ペンギン男は倒れながら爆発した。
クウガはサメ男と対峙するが、サメ男の攻撃に圧倒される。
「サメサメ〜、ライダーの力はこんなものか」
嘲笑するサメ男に対し、クウガはドラゴンフォームへと変身した。
目の前の鉄パイプを構えドラゴンロッドに変える。
「いくぞ!」
ドラゴンロッドをサメ男に突き立てると、スプラッシュドラゴンを放つ。
「サメサメぇ…!」
スプラッシュドラゴンのエネルギーを受けきれずサメ男は爆発してしまう。
クウガとアギトは爆発をバックにポーズを執る。
●レンタルビデオ男→ライアに倒される。
●ペンギン男→アギトに倒される。
●サメ男→クウガに倒される。
>>744 ゴキブリ男は素早い動きでインペラーに迫る。
「ゴキゴキぃ、勝てると思っているのかぁ!」
インペラーはガゼルスタッブで立ち向かうが、力の差は歴然であった。
「こうなったらゼール達、頼むよ!」
『ファイナルベント』
インペラーがガゼルバイザーにカードに装填すると、多くのガゼル系モンスターが現れゴキブリ男に向かっていく。
「ゴキゴキ、そんなの聞いていないぞぉ!」
ガゼル系モンスターが次々とゴキブリ男を攻撃し、最後にインペラーの一撃が決まる。
「おのれ、遠くから攻撃しおって…」
一方、カメラ男はゾルダの砲撃によりレンズを破壊され立ちすくんでいた。
「さあ、これで決めさせてもらうよ」
「北岡さん、ファイナルベント使ったら僕達まで吹き飛ばされます」
「わかったよ。じゃ、こっち使うか」
ゾルダはマグナバイザーにカードを装填しようとするがG-3Xに止められる。
『シュートベント』
「それじゃ僕も!」
ゾルダのギガランチャーとG-3XのGXランチャーによりカメラ男は爆発した。
チョコ玉男はナイトに次々とチョコ玉を投げる。
ナイトはチョコ玉の攻撃を受け倒れてしまう。
「ハッハッハ、ライダーの力もこれ程なのか…何っ!?」
倒れたナイトが消えていくのを見てチョコ玉男が驚く。
「俺はここだ!」
「まさか、分身だと!?」
チョコ玉男が後ろを向くと、そこには本物のナイトがいた。
「とどめだ!」
『ファイナルベント』
ナイトの必殺技、飛翔斬の一撃でチョコ玉男は倒された。
●ゴキブリ男→インペラーに倒される。
●カメラ男→G3-Xとゾルダに倒される。
●チョコ玉男→ナイトに倒される。
747 :
名無しより愛をこめて:2007/06/23(土) 20:06:36 ID:OsDupWzE0
ノリダーとラッコ男との決着は「高いところ」でお願いいたします。
748 :
名無しより愛をこめて:2007/06/25(月) 21:10:31 ID:bnnfG5RF0
ミレニアムライダーVSジョッカーのクライマックスです。
>>746 「くぬぬ…まさか超再生怪人が敗れるとは」
最後の一人となったラッコ男は驚愕する。
「ラッコ男、高いところで勝負だ。トゥー!」
「木梨さん、俺も行きます!」
ノリダーが高らかにジャンプすると龍騎も続いてジャンプした。
「ラッコー!」
ラッコ男も二人に続きジャンプする。
三人が降り立ったのは工場の屋根の上でまさに「高いところ」だった。
「ラッコ男、とどめだ!」
「二人まとめて始末してやるぅ」
ノリダーとラッコ男が互いをにらみ合う。
「っしゃぁ、行くぜ!」
『ファイナルベント』
龍騎がドラグバイザーに装填するとドラグレッダーが龍騎の後ろで大空に舞う。
「トゥ!」
ノリダーと龍騎が大空高くジャンプする。
「ノリダー、本家本元とダブルキック!」
「ギャァァァ!」
ラッコ男にノリダーキックとドラゴンライダーキックが決まり、ラッコ男は地面へと落ちる。
ラッコ男が落下した場所に岩石が次々と落ちる。
「何故…パワーアップしたのに…」
岩石の下敷きになったラッコ男は苦言を残しそのまま意識を失った。
「総出演でも大活躍。かめーんノリダー、ニン」
「やったぜ!」
着地したノリダーと龍騎が高らかに名乗り上げる。
工場地帯の高台でデルザーの改造魔人がライダー達とジョッカーとの戦いを見ていた。
「ジョッカーめが、大口を叩いておいてこのざまとはな…」
ドクロ少佐がジョッカーを嘲笑する。
「いや、あのライダーどもが強くなった。それだけだ」
狼長官が自らの論を出す。
「まあいい、答えはどちらもだ。戻るぞ」
マジーン大元帥に促され改造魔人はバダム日本本部へと戻っていった。
●ラッコ男→ノリダーに倒される。
●デルザー軍団→バダム日本本部に戻る。
751 :
名無しより愛をこめて:2007/06/26(火) 16:56:49 ID:Qprb+yJA0
>>750 戦いが終わり一同はGトレーラーの前に集まっていた。
「君も仮面ライダーのようだけど?」
「俺か?俺は天道総司、天の道を往き、総てを司る男」
雄介に聞かれる天道は咄嗟にお馴染みの台詞をはいた。
「天の道?ふざけているのか」
凱が天道にとっかかる。
「おばあちゃんが言っていた。人を疑うのではなく受け入れろ」
天道は見事に言葉を返す。
「んだとぉ!」
「凱、よすんだ!」
「けっ」
凱はまだ天道に突っかかろうとするが竜に止められる。
「俺はゼクトの指示でお前達アンチバダム同盟に協力する」
「ゼクト?」
天道の言葉にゴハットが聞いてくる。
「ゼクトって一年前にワームと戦った組織ですね」
氷川がゼクトについて答える。
ゼクトはワームとの戦いが終わった後、解散となったが、
バダムの出現により元警視総監で現在は監査役である加賀美陸により再編されたのであった。
「あらためて君のお陰でジョッカーを倒せたよ。ありがとう」
「ああ、これからも頼む」
猛と天道を握手をする。
そして、天道を加えたミレニアムライダーズはアンチバダム同盟へと戻る事になった。
○ミレニアムライダーズ(仮面ライダークウガ/五代雄介、仮面ライダーアギト/津上翔一、 仮面ライダーG3-X/氷川誠、仮面ライダーギルス/葦原涼、
仮面ライダー龍騎/城戸真司、仮面ライダーナイト/秋山蓮、仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、仮面ライダー王蛇/浅倉威、仮面ライダーライア/手塚海之、仮面ライダーインペラー/佐野満)、
鳥人戦隊ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ)、
仮面ノリダー/木梨猛、怪傑ズバット/早川健、闇生物ゴハット、風谷真魚、栗原天音、G3マイルド/尾室隆弘、小沢澄子、
天道総司/仮面ライダーカブト→アンチバダム同盟本部に戻る。
やっとこさジョッカーとの決着を付ける事が出来ました。
他のゼクトライダーも上手く使えたら良いなと思う今日このごろです。
リュウケンドーとギンガマン、
コスモスとガタックって
どうなってる?
このメンバーでヒトネタ考えてんだけど・・・
よし、やってみせよ
756 :
名無しより愛をこめて:2007/06/30(土) 22:34:02 ID:Lnu2+GaE0
756
>>754 その質問に答えます。
リュウケンドー、ガッタク=未登場
ギンガマン=エリアルベースにいる。
コスモス=チームEYES基地に戻る。なお、ヒウラとフブキはTACらと二次元に。
>>753 ミレニアムライダーズの面々が戻ったアンチバダム同盟本部はにぎやかさが戻っていた。
「ねーねー、新しく入った人ってイケメンなんでしょ」
「どんな人?」
厨房の前に礼子とミカ以外のドールハウスメンバーをはじめとするアンチバダム同盟の女性陣が集まる。
本部に戻るなり早速昼食を作り始めた天道を見るためであった。
「そんなにこられても困りますよ」
尾室が一同を止めようとするが、そんな物は彼女らにはお構い無しだった。
「出来たぞ…」
厨房のドアが開いて天道が出てくる。
「キャー!」
「かっこいいー!」
「やっぱりイケメンね!」
天道を見るや否や女性陣の黄色い歓声がわきあがる。
「トホホ…僕どうするんだよ」
尾室の事はどうやら忘れられていたようだ。
一方、入り口では源次郎がメルカから帰ってきたリョウとカオルを迎えていた。
「おおっ、戻ってくると信じていたよ」
「そりゃそうだ。私とリョウが戻ってこないと思ったのか」
再会を喜ぶ源次郎にカオルがおだてる。
「源次郎、メルカの方はデビラーもグルジェフも倒された」
「それなら平和に近づいたんだな」
リョウからメルカでの結果を聞かされると源次郎は大喜びする。
「立花さん、ありがとうございます。我々はバルカンベースに向かいます」
竜がバルカンベースに向かう事を藤兵衛に話していた。
「天堂君、こちらこそありがとう。君たちがいなければジョッカーも倒せなかったかもしれない」
藤兵衛が竜に例を言う。
「竜、準備はできたわよ」
ドアをあけると香達が入ってきた。
「では、我々はこれで」
「元気でな」
藤兵衛はジェットマンの五人を見送る。
ジェットマンと入れ替わりで滝川博士が藤兵衛の部屋に入ってくる。
「立花さん、今まで判明したバダムのデータを他の組織に預けたいのですが」
「それが安全でしょう。ならば地球平和守備隊がいいですね」
藤兵衛が平和守備隊に預ける事を提案する。
「平和守備隊基地へ向かうメンバーは少人数で動いた方がいいでしょう」
滝川博士が提案を出す。
しばらくして藤兵衛の部屋に水原、ひかる、山吹三姉妹が入ってくる。
「このディスクを地球平和守備隊に渡して欲しい」
「では、お任せください」
ひかるが藤兵衛から今までの戦いのデータの入ったディスクを受け取る。
「守備隊にはウルトラマン様がいたりして…」
「ウルトラマン様?」
月子が妙な妄想を抱くと、水原が不思議がる。
ちなみに平和守備隊の基地にはウルトラマンに変身する者はいないが。
そしてその五人で平和守備隊基地へと向かう事になった。
ロビーでは早川を中心に今後の事を話していた。
「当面の敵はデルザーの改造魔人どもだな」
「ええ、デルザーはまた俺達を狙ってくるかもしれません」
早川がデルザーの名前を出すと光太郎が答える。
「でも、みんなの笑顔を守る為には屈してはいられません」
雄介は自らの決意を話す。
「五代、強くなったな」
「一条さん、その為にアマダムが託されたかもしれません」
雄介が一条に強く頷く。
来るべきデルザー、そしてバダムとの決戦に向けて一同の心は一つに繋がれた。
○ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ)
→バルカンベースに向かう。
○仮面ライダーグレイブ/水原、アンドロ仮面/月ひかる、シュシュトリアン(山吹月子、雪子、花子)→地球平和守備隊に向かう。
現在のアンチ・バダム同盟メンバー…立花藤兵衛、谷源次郎、珠純子、珠シゲル、
滝和也、滝竜介、電波人間タックル/岬ユリ子、がんがんじい/矢田頑二、海堂博士、
仮面ライダーBLACK RX/南光太郎、仮面ライダーZO/麻生勝、
瀬川耕二/仮面ライダーJ、ベリー、仮面ライダークウガ/五代雄介、一条薫、
仮面ライダーアギト/津上翔一、 仮面ライダーG3-X/氷川誠、G3マイルド/尾室隆弘、
小沢澄子、仮面ライダーギルス/葦原涼、アナザーアギト/木野薫、
仮面ライダーG4/水城史朗、深見里沙、風谷真魚、美杉義彦、美杉太一、
仮面ライダー龍騎/城戸真司、仮面ライダーナイト/秋山蓮、
仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、仮面ライダー王蛇/浅倉威、
仮面ライダーライア/手塚海之、仮面ライダーインペラー/佐野満、仮面ライダーカブト/天道総司、
栗原天音、栗原遥香、快傑ズバット/早川健、闇生物ゴハット、
ジェラ、バーラ、ブラックビート/シャドー、仮面ノリダー/木梨猛、
ドールハウス(神崎礼子、綾小路ミカ、夏希、あゆみ、薫、由香里、リサ)
アンチバダム編は以後フリーといたします。
岩石を掻き分けてラッコ男が這い出てきた。なんとラッコ男は生きていたのだ。
「あいつら絶対に・・・」
しかし
「フリーズ」
ラッコ男は動きが止まったかと思うとその刹那吹き飛ばされた。
「ギャアア」
本当に絶命したラッコ男の前に立った者は1年前天道達に倒されたカッシスワーム=乃木だった。
乃木はラッコ男の遺骸を一瞥すると何処かへ歩き去って行った。
●ラッコ男:乃木にとどめをさされる。
△乃木:ラッコ男を殺害して何処かへ去る。
ありがとうございます。
>>757さん
一応流れだけ
1あけぼの町
2集結
3パワースポット
4復活!!魔弾戦士!!
で考えてるんですが・・・。
コスモス、移動させて大丈夫でしょうか?
OKだったら水曜にテストスレに書いてみます。
たびたび申し訳ありません。
765 :
名無しより愛をこめて:2007/07/02(月) 07:12:47 ID:3SjwjhTy0
765
光の国へ急いでいたマックスとゼノンの目の前に1体の無双鉄神インペライザーが空間転移で現れた。
インペライザーはマックスに向いビームで攻撃する。
「ぐっ」
マックスはそのビーム攻撃をかわすとマクシウムカノンを放つ。
マキシウムカノンでインペライザーは頭を吹き飛ばされ動きを止めた。
「やったか…」
ゼノンが動きの止まったインペライザーを見て安心する。
「あ、頭が!?」
インペライザーの頭が即座に修復され、それを見たマックスが驚く。
その間にも無数のインペライザーが次々と空間転移で現れる。
「こうなったら分身して…」
「マックス、よすんだ」
マックスが分身しようとするがゼノンに止められる。
「ゼノン、どうして?」
「君だけでも光の国へ向かえ。ここは私が喰い止める」
「ゼノン…」
ゼノンはマックスだけでも光の国へ向かわせようとしていた。
「私も後から向かう。だから急ぐんだ!」
「はい、光の国は絶対に爆破させません!」
マックスは光の国へ向けて飛び立った。
・ウルトラマンゼノンVSインペライザー
○ウルトラマンマックス→光の国へ向かう
768 :
名無しより愛をこめて:2007/07/05(木) 00:33:30 ID:fTvjoA+D0
768
と思ったらもう479KB。
そろそろ次スレの準備に入ろうか。
メフィスト「時は来た、悪魔くんよ、究極魔法で世界中の悪の怪人、怪獣達を
消しさるぞ」
悪魔くん「えっ、そんなことできるの」
メフィスト「できるとも、みよこの力!魔力デスノート!」
そう叫ぶと、1冊のノートがでてきた。
悪魔くん「このノートは?」
メフィスト「死神共が持っているデスノートじゃ、このノートに顔を知っている
者の名前を書く事で殺す事ができるのじゃ。これで「大いなる意志」で蘇った
奴らを一掃できるぞ」
悪魔くん「でも、全ての連中の顔なんてしらないぞ」
メフィスト「大丈夫、この全宇宙怪獣怪人悪党図鑑に書いてある連中の
名前を書いて行けば、大丈夫」
悪魔くん「さすがメフィスト」
メフイスト「そうと決まれば、早速作業開始じゃ」
○悪魔くん デスノートを使用
これで今、総出演にでてきている敵キャラはほぼ全て死ぬ事になります
はいはいまた死亡厨
アアー、何いってんだ屑虫?
正義側は1人も死んでないだろ。
いちいち難癖つけるな、引き蘢りの糞野郎
じゃあ
敵は全て死にました
完
774 :
名無しより愛をこめて:2007/07/07(土) 16:47:49 ID:hCcCdVIp0
775 :
名無しより愛をこめて:2007/07/07(土) 22:46:26 ID:hCcCdVIp0
776 :
HONEY PUNCH:2007/07/08(日) 23:04:56 ID:5z5eO/Bu0
778 :
名無しより愛をこめて:2007/07/08(日) 23:56:39 ID:CrhA9Q8t0
779 :
名無しより愛をこめて:2007/07/09(月) 00:29:03 ID:iqc8cRGP0
次スレ立てようと思ったら立てられず。
避難所にテンプレ貼るので代わりをお願いいたします。
782 :
名無しより愛をこめて:2007/07/09(月) 19:16:20 ID:q/e6C2d/0
783 :
STAR SOLDIER:2007/07/09(月) 22:36:16 ID:4Sy+ceUF0
784 :
Gimme Gimme Gimme:2007/07/09(月) 22:42:12 ID:4Sy+ceUF0
786 :
名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 00:02:09 ID:Rf7KXcOA0
786
787 :
名無しより愛をこめて:2007/07/10(火) 03:23:39 ID:mQ5PA8sT0
789
790 :
IDにNervが出たら神!176th 【060426】:2007/07/10(火) 16:00:15 ID:4j9oS1UO0
791 :
フタコイ オルタナティブOP:2007/07/10(火) 16:08:36 ID:4j9oS1UO0
797 :
PASSING BREEZE:2007/07/11(水) 22:30:58 ID:Dq202EEh0
800
810
816
819 :
飛翔鮫:2007/07/15(日) 23:14:22 ID:BT/EKckP0
820
824
825 :
テラクレスタ:2007/07/16(月) 22:23:48 ID:44cdvS620
828
832
835 :
夢使い:2007/07/17(火) 20:56:13 ID:fU4JTgpm0
840
842
848
852
856
864
867
868 :
大道寺知世:2007/07/21(土) 21:59:46 ID:dd7NhqOr0
869 :
苺鈴:2007/07/21(土) 22:08:22 ID:dd7NhqOr0
870 :
苺鈴:2007/07/21(土) 22:17:06 ID:dd7NhqOr0
872
873
875 :
苺鈴:2007/07/22(日) 07:57:34 ID:vwJ+UP080
876
879
880
884
887 :
碧川れたす:2007/07/24(火) 17:16:24 ID:AoteuTwq0
888 :
名無しより愛をこめて:2007/07/24(火) 17:17:46 ID:AoteuTwq0
888
889 :
BYE BYE BABY BALLOON:2007/07/24(火) 17:19:58 ID:AoteuTwq0
890 :
セーラームーン:2007/07/24(火) 21:30:14 ID:pMziMRhe0
895 :
SLAP FIGHT:2007/07/25(水) 16:43:42 ID:rfuGK9Pd0
896 :
ミュウミント VS ミュウザクロ:2007/07/25(水) 17:02:50 ID:rfuGK9Pd0
897
898 :
ミュウミント VS ミュウザクロ:2007/07/25(水) 22:14:16 ID:rfuGK9Pd0
899 :
アキハバラ電脳組:2007/07/25(水) 22:31:37 ID:rfuGK9Pd0
900
903
904 :
名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 13:37:13 ID:LH7CLtmJO
904
905 :
名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 17:45:11 ID:LH7CLtmJO
905
906 :
名無しより愛をこめて:2007/07/26(木) 18:05:08 ID:7rKXpEUn0
907 :
SURRENDER 〜YOUR LOVE〜:2007/07/26(木) 23:23:02 ID:3Cyj4PBh0
909
911 :
名無しより愛をこめて:2007/07/27(金) 11:38:16 ID:1Yrc8JAnO
9・11
912
913 :
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア最終回:2007/07/27(金) 20:16:39 ID:YJuyo2P20
914 :
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア最終回:2007/07/27(金) 20:24:19 ID:YJuyo2P20
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920 :
魔法先生ネギま!:2007/07/28(土) 17:09:38 ID:BuuYCAJ40
921
924
925
927 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 15:29:46 ID:xxu/LdxeO
927
928 :
ウルトラマンガイア:2007/07/29(日) 22:54:25 ID:SCiPeqQq0
929 :
亡霊怪獣シーボーズ:2007/07/29(日) 22:56:31 ID:SCiPeqQq0
930
934 :
名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 10:23:02 ID:dBmh1QiCO
934
935
936 :
名無しより愛をこめて:2007/07/30(月) 22:22:28 ID:dBmh1QiCO
936
936
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945
946 :
Pink Rose:2007/07/31(火) 17:00:50 ID:cg7CRAlZ0
950
951
954 :
名無しより愛をこめて:2007/08/01(水) 15:45:56 ID:DUzqlGK9O
.
955 :
PITFALL II:2007/08/01(水) 22:06:29 ID:vGhNqCkK0
956 :
BIG TIME:2007/08/01(水) 22:24:36 ID:vGhNqCkK0
957
960
962 :
名無しより愛をこめて:2007/08/02(木) 10:42:32 ID:U3bAFN8QO
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964 :
名無しより愛をこめて:2007/08/02(木) 17:49:51 ID:6nnznZG10
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このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
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成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
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ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
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名無しより愛をこめて:2007/08/03(金) 00:21:35 ID:r3ouqjOSO
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KING KONG 1976:2007/08/03(金) 22:59:39 ID:rf0p5doL0
972 :
名無しより愛をこめて:2007/08/03(金) 23:02:45 ID:r3ouqjOSO
972
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名無しより愛をこめて:
975