特撮キャラ総出演!第6章

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1カオル
…あたしはカオル。人造人間ハカイダーことリョウの仲間だ。
ここは特撮キャラによるSSを書くスレ。だけど、決まりがあるんだ。
基本的なルール
●特撮キャラオールスターのショートシナリオを皆で書こう!ただし、話はきちんと繋がるように。
●現行作品・海外の作品は基本的に不許可!
●あまりに突飛だと思われる作品のキャラを入れる場合は、予め許可の書き込みをしておこう!
●書き込まれたストーリーはちゃんと全部読んでから続きを創作しよう!
●書き込む際、自分が手掛けたシナリオを終わらせる際はきちんと終了宣言をしよう!
 もし誰も続きを書いてくれそうになかったら責任もって自分でキリが良いところまで書こう。
●使用するキャラは基本的に早いもの勝ち。
 もしどうしてもそのキャラを使いたかったら、そのシナリオが終わってから上手く話を繋げよう!
●公式サイトやファンサイトで原作をしっかり把握するのは大前提だ!
 間違っている部分を見つけたら、指摘してあげよう。
●SSの中で一度死んだキャラは、原則として復活させてはダメ。
●現在放送中の作品…デカレンジャー、ブレイド、ジャスティライザーは放送が終了するまで参戦不可。
 セーラームーンについては、主要五人…ミュージカル版 裏ネププルサタ…もちろんミュージカル版
 ルナ…テレビ版 クインベリル…テレビ版
 劇場作品は上映開始から二ヶ月待ってから出演させてくれよ!
<過去ログ>
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/3989/sousyutsuen.html
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/3989/2s/sousyutuen2.html
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/5071/0003.htm
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/5071/0004.html
ttp://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1076553553/l50

避難所
ttp://jbbs.shitaraba.com/movie/2487/tokusatsu.html
キャラ保管庫
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/5071/index.html
まとめサイト
ttp://www.geocities.jp/atuistory/
2カオル:04/10/16 13:44:30 ID:znAx2pf0
上記ルールに●コテハンでの書き込みは非推奨 を追加
〜現時点での登場作品〜
○仮面ライダー系
仮面ライダー
仮面ライダーV3
仮面ライダーX
仮面ライダーアマゾン
仮面ライダーストロンガー
仮面ライダー(新)
仮面ライダースーパー1
10号誕生!仮面ライダー全員集合!!
仮面ライダーBLACK
仮面ライダーBLACK RX
真・仮面ライダー 序章
仮面ライダーZO
仮面ライダークウガ
仮面ライダーアギト
仮面ライダー龍騎
仮面ライダー555
3カオル:04/10/16 13:46:01 ID:znAx2pf0
○ウルトラマンシリーズ
ウルトラQ
ウルトラマン
ウルトラセブン
帰ってきたウルトラマン
ウルトラマンA
ウルトラマンタロウ
ウルトラ6兄弟対怪獣軍団
ウルトラマンレオ
ウルトラマン80
ウルトラマングレート
ウルトラマンパワード
ウルトラマンゼアス
ウルトラマンネオス
ウルトラマンナイス
ウルトラマンティガ
ウルトラマンダイナ
ウルトラマンガイア
ウルトラマンコスモス
4カオル:04/10/16 13:49:00 ID:znAx2pf0
○スーパー戦隊シリーズ
秘密戦隊ゴレンジャー
ジャッカー電撃隊
バトルフィーバーJ
電子戦隊デンジマン
太陽戦隊サンバルカン
大戦隊ゴーグルファイブ
科学戦隊ダイナマン
超電子バイオマン
電撃戦隊チェンジマン
光戦隊マスクマン
超獣戦隊ライブマン
高速戦隊ターボレンジャー
地球戦隊ファイブマン
鳥人戦隊ジェットマン
恐竜戦隊ジュウレンジャー
五星戦隊ダイレンジャー
忍者戦隊カクレンジャー
超力戦隊オーレンジャー
激走戦隊カーレンジャー
電磁戦隊メガレンジャー
星獣戦隊ギンガマン
救急戦隊ゴーゴーファイブ
未来戦隊タイムレンジャー
百獣戦隊ガオレンジャー
忍風戦隊ハリケンジャー
爆竜戦隊アバレンジャー
5カオル:04/10/16 13:57:27 ID:znAx2pf0
○ゴジラシリーズ・他東宝怪獣映画
ゴジラシリーズ
モスラシリーズ
ゴジラの逆襲
三大怪獣 地球最大の決戦
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
怪獣総進撃
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
ゴジラ対メガロ
ゴジラ対メカゴジラ
メカゴジラの逆襲
ゴジラ(1984)
ゴジラVSメカゴジラ
ゴジラVSスペースゴジラ
GODZILLA
ゴジラ×メカゴジラ
モスラ2海底の大決戦
モスラ3 キングギドラ襲来
6カオル:04/10/16 14:00:09 ID:znAx2pf0
ガンヘッド

○ガメラシリーズ・他大映怪獣映画
大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
ガメラ対宇宙怪獣バイラス
ガメラ対大悪獣ギロン
ガメラ対大魔獣ジャイガー
ガメラ対深海怪獣ジグラ
ガメラ 大怪獣空中決戦
ガメラ2 レギオン襲来
ガメラ3 邪神(イリス)覚醒
大魔神
7カオル:04/10/16 14:02:19 ID:znAx2pf0
○メタルヒーローシリーズ
宇宙刑事ギャバン
宇宙刑事シャリバン
宇宙刑事シャイダー
巨獣特捜ジャスピオン
時空戦士スピルバン
超人機メタルダー
世界忍者戦ジライヤ
機動刑事ジバン
特急指令ソルブレイン
特捜エクシードラフト
特捜ロボ ジャンパーソン
ブルースワット
重甲ビーファイター
ビーファイターカブト
ビーロボ カブタック
8カオル:04/10/16 14:05:18 ID:znAx2pf0
○不思議コメディシリーズ
ロボット8ちゃん
どきんちょ!ネムリン
魔法少女ちゅうかなぱいぱい!
魔法少女ちゅうかないぱねま!
美少女仮面ポワトリン
不思議少女ナイルなトトメス
うたう!大竜宮城
有言実行三姉妹シュシュトリアン
9カオル:04/10/16 14:12:07 ID:znAx2pf0
○その他単体ヒーロー/1950年代〜60年代
月光仮面
遊星王子
少年ジェット
まぼろし探偵
七色仮面
海底人8823
アラーの使者
ナショナルキッド
マグマ大使
宇宙快速船 アイアンシャープ
鋼鉄の巨人シリーズ
黄金バット
10カオル:04/10/16 14:17:36 ID:znAx2pf0
○その他単体ヒーロー/1970年代〜
好き!すき!!魔女先生
ミラーマン
超人バロム・1
レッドマン
人造人間キカイダー
サンダーマスク
行け!ゴッドマン
愛の戦士レインボーマン
アイアンキング
ファイヤーマン
ジャンボーグA
流星人間ゾーン
ロボット刑事
キカイダー01
スーパーロボット レッドバロン
イナズマンF
光の戦士 ダイヤモンドアイ
行け!グリーンマン
電人ザボーガー
スーパーロボット マッハバロン
正義のシンボル コンドールマン
快傑ズバット
大鉄人17
透明ドリちゃん
スパイダーマン
恐竜戦隊コセイドン 戦え!人間大砲コセイダー

11カオル:04/10/16 14:20:34 ID:znAx2pf0
○その他単体ヒーロー/1980年代〜
星雲仮面マシンマン
スケバン刑事
スケバン刑事U 少女鉄仮面伝説
スケバン刑事V 少女忍法帖伝奇
セーラー服反逆同盟
おもいっきり探偵団覇亜怒組
少女コマンドーいづみ
花のあすか組!
12カオル:04/10/16 14:30:05 ID:znAx2pf0
○その他単体ヒーロー/1990年代〜
電光超人グリッドマン
人造人間ハカイダー
超光戦士シャンゼリオン
エコエコアザラク(加藤夏希版)

○その他作品(集団ヒーロー、特殊ドラマなど)
鉄腕アトム
鉄人28号
少年ケニヤ
宇宙Gメン
忍者ハットリくん
コメットさん(大場久美子版)
戦え!マイティジャック
怪奇大作戦
がんばれ!ロボコン
クレクレタコラ
宇宙鉄人キョーダイン
円盤戦争バンキッド
怪人二十面相
銀河大戦 宇宙からのメッセージ
アンドロメロス
ボイスラッガー
燃えろ!ロボコン
時空警察ヴェッカー D-02
TOKYO BABYLON 1999
聖龍伝説
学校の怪談より〜サイボーグ〜
学校の怪談より〜ゴーストハンター早紀〜
ドールハウス
13カオル:04/10/16 14:33:40 ID:znAx2pf0
美少女戦士セーラームーン(ミュージカル版)
空中都市008

(補足、訂正あればお願いします)
14カオル:04/10/16 14:45:38 ID:znAx2pf0
(現在進行中の戦い)
・ショウ、サラ、シグ、ザジ、岩山鉄五郎 VS ゴールデンモンス、ハスラー教授、ドクトルオーバー
・ゴッドマン、ダイレンジャー(リュウレンジャー/亮、シシレンジャー/大五、テンマレンジャー/将児、キリンレンジャー/知、
 ホウオウレンジャー/リン、キバレンジャー/コウ、ダイムゲン/亀夫) VS 巨大ドルゲ
・大門豊 VS シンナーマン
・ギャオス VS 大魔神&比良坂綾奈、ダイレオン
・ジャイガー VS ジェットジャガー
・レギオン VS レオパルドン、RVロボ(御茶ノ水博士、三上博士、石室コマンダー)
・ティグリスVSギロン
・ギールVSゴロザウルス&バラゴン
・ゾンネルVSラドン
・ゴメノスVSマンダ
・ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、
 ブルースワロー/早坂アコ) VS ラディゲ、トランザ
・皇昴流 VS マスク
・バンキッド隊(ペガサス、ドラゴン、オックス、スワン、ラビット)、クレクレタイガ、デストチョンボ、
 星雲仮面マシンマン/高瀬健、ボールボーイ、レッドマン VS 暗黒七本槍
・帰ってきたウルトラマン、タロウ/東光太郎、コスモス/春野ムサシ、アンドロメロス、ゾフィー、アンドロウルフ
 VS ヤプール、ヒッポリト星人、バキシム、アリブンタ、ガマス、ルナチクス
・マシンバッファロー、キングギドラ、轟雷神、天空神 VS フーマ、マドーの両母艦
・ダイナブラック/星川竜、仮面ライダーファム/霧島美穂、イガム、フーミン、雷甲太郎 
 VS ショッカー首領に体を乗っ取られた 10人ライダー
・ジャンパーソン、ガンギブソン VS メタルゼール軍団
15カオル:04/10/16 14:46:14 ID:znAx2pf0
・ギンガイオー、ゴウタウラス、ギガバイタス、ギガフェニックス、ギガライノス 
VS 地球魔獣(ゼイハブ、シェリンダ)、邪帝イリエス
・黒騎士ヒュウガ、仮面ライダーライア、仮面ライダーZO VS バットバス、バマース、ゴビース
・ヤミマル、キリカ、ビー球お京、雪乃 VS 改造人間レベル1
・メガレッド/伊達健太、メガブラック/遠藤耕一郎、メガブルー/並木瞬、メガイエロー/城ヶ崎千里、
 セーラームーン/月野うさぎ、ナイルなトトメス/中島サナエ、グリッドマン/翔直人、
 グリッドマンシグマ/藤堂武史、メガシルバー/早川雄作、アラーの使者、ココナツ王子、ちゅうかまぱいぱい、
 ちゅうかまいぱねま  VS 魔女キバ
・ウルトラマンナイス/夢野銀河、U7(草間大作)、チームEYES (シノブ、アヤノ、ドイガキ)
VS ガバラ、クモンガ、チタノザウルス、ザゴン星人
・真・仮面ライダー/風祭真 VS ライノセラスビートルオルフェノク、スタッグビートルオルフェノク、
バーナクルオルフェノク
・アストラVSマグマ星人
・ジェットジャガー、ギャラクシアンイグレック/海野八郎VSジャイガー
・仮面ライダー王蛇VSヤバイバ・ダンディ板野・オルゲット
16カオル:04/10/16 14:48:36 ID:znAx2pf0
○タイムレンジャー、ガオレンジャー、アバレンジャー→デズモゾーリャ、ウラ、ボッファ、ミケラを逃してしまう
○ハヤタ、イデ、葉山真紀→踊り狂っている。
○マスクマン(レッド/タケル、ブラック/ケンタ、ブルー/アキラ、イエロー/ハルカ、ピンク/モモコ)→グレートファイブにて就寝。
アキラのみ戒堂邸で就寝。
○北斗星司→南夕子と再会。負傷中。
○南夕子、梅津ダン、加代子、ミーン、モチロン→アンチラ星人の攻撃から逃げきる。一路008へ。
○モスラ&小美人→キズを癒すためインファント島へ帰る
○高山我夢、巽ブラザーズ→エリアルベースIIでゴーゴーブレスの修理
○ハヤテ、キシナガ→ウルトラ戦士の援護に向かう。
○ウルトラマン80/矢的猛→ウルトラの星へ。
○ウルトラマン→先にウルトラの星へいくが、ガバナスを見つける。
○ウルトラマンネオス→地球へ
○MAT(坂田次郎、金城、上原、佐々木、藤川)→MAT基地へ戻る
○UGM、MAC、Gフォース、平成ウルトラ警備隊→防衛軍基地で待機
○ミジー星人(ドルチェンコ、ウドチェンコ、カマチェンコ)→辛切のラーメン屋で昼食
○機動刑事ジバン/田村直人→メタルダーとトップガンダーをスパイラスに乗せ、正木総監の下へ。
○サワイ、ヨシオカ、ナハラ、イルマらダイブハンガーメンバー→スターピースを手に入れ科学研究局へ持って行く
○速水克彦、片平真由美→シグナルマンに送られて東京へ
○マスクマンと昴流、佐伯聖羅・ゴーストハンター早紀・あすか組、黒井ミサ→
スマートブレイン外で待機中
○少女コマンドーいづみ、セーラー服反逆同盟、晃の家族→バダム本部にさらわれる
○美少女仮面ポワトリン/村上ユウコ、ジュウレンジャー、芝警部、新条警部、K→マザーの体内へ
○ゾフィー→ウルトラの星へと向かう。
○帰ってきたウルトラマン/郷秀樹、タロウ/東光太郎、コスモス/春野ムサシ、ネオス/カグラゲンキ→一路地球へ
○アンドロメロス、アンドロウルフ→アンドロベースへ戻る
17カオル:04/10/16 14:49:13 ID:znAx2pf0
○ハヤテ、キシナガ→月の防衛を引き続き行う
○ドールハウス(神崎礼子、綾小路ミカ、夏希、あゆみ、薫、由香里、リサ)→アンチ・バダム同盟と合流
○佐伯慎二、津川健太郎→警視庁へ辞令。
○平田→店を守るため、ドールハウスに残る。
○桜内雅子→警視総監と会談。
○マスクマン、スケバン刑事、ゴーストハンター早紀、冴木聖羅、あすか組、鶴姫→バルカンベースへ帰還
○ストレッチマン→地球へ
○三浦長官→フルハシとソガに見守られ長野県の病院で治療中。
○バトルフィーバー隊(バトルジャパン/伝正夫、バトルフランス/志田京介、バトルコサック/神誠、
 バトルケニア/曙四郎、ミスアメリカ/汀マリア)、U7(草間大作)→バイラスを倒す
○桃園ミキ、松原真理→黒川温泉に向かっている?
○ギンガマン(レッド/リョウマ、ブルー/ゴウキ、グリーン/ハヤテ、イエロー/ヒカル、ピンク/サヤ、ヒュウガ)
 →エリアルベースUで怪我の治療中
○アイアンシャープ、ナショナルキッド、まぼろし探偵、鉄人28号、金田正太郎、少年ジェット
 スーパージャイアンツ、祝十郎、ワクさん、海底人8823、黄金バット→散り散りに
○ガオレンジャー(レッド/獅子走、イエロー/鷲尾岳、ブルー/鮫津海、ブラック/牛込草太郎、ホワイト/大河冴、
 シルバー/大神月麿)→大いなる意志の後を追う
○マグマ大使、マモル→アースに会いに行く
〇馬場一平、井上ゆか→引き続きアジトに残る
○ザ・ブレイダー/速水克彦、南エリ→S.A.I.D.O.Cに帰還
18カオル:04/10/16 14:49:57 ID:znAx2pf0
○宇津見星夫、南三郎、大原博士、都市管理センター所長、大原月子、ジュリー・ワイズマン→ブルースワット達を援護
○南夕子、梅津ダン、梅津加代子、ミーン→008に向けて月を脱出
○ダップ&VRVマスター、ゾーンファイター、エンジェル、ジュニア→長野へ
○ヴェッカー(カナ、メイ、サキ、ハル、アム、エリー)、コセイドン隊(バンノ・チカラ、 モリ・モリィ、
 ハルナ・マリ、トキ・ゴウ、ヒムガシ・テツ、アルタシア)、宇宙刑事ギャバン/一条寺烈、
 サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
 シンクレッダー/叶隼人、ブルース/村岡耕作、キース/大熊拳、
 イナズマン/渡五郎、スピルバン/城洋介、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、ゴールドプラチナム
→大龍海を倒し現代へと向かう。
○ブルースワット(ショウ、シグ、サラ、サジ、南三郎、岩山鉄五郎)、
バイクロッサー(バイクロッサー・ケン、バイクロッサー・ギン)、ジャッカー電撃隊(スペードエース、ダイヤジャック、
 ハートクイン、クローパーキング)、青山ミドリ→
○ビッグワン/番場壮吉、大岩マコ、ネムリン、スカイ考古学研究所所長→スカイ考古学研究所に残る
○ニンジャレッド/サスケは戸隠白雲に会いに、ニンジャブルー/サイゾウは黒田官平に会いに
○ニンジャマン、百地三太夫→ネコマルの整備に
○静弦太郎→ジャシンカ本拠地へ向かう
○ハリケンジャー、霧島五郎→星川達の後を追う。
○霧島美佳、源蘭花→一般人を避難させる
○巽世界博士、巽律子、シグナルマン、カラオケオルグ、沢野公平、亀山→カラオケ大会中
○村上ワタル、ロンダ、ゼガ→ケニアに残る
○椿秀一→病院に残る
○TAC、ウルトラマンレオ/お々とりゲン、パワード/カイ・ケンイチ、Mydo、科学特捜隊(ムラマツ、アラシ)
チームEYES(ヒウラ、フブキ)→TAC基地で待機
○涼村暁→ダイレンジャーの戦ってる所へ向かって移動中
○浅見渡=太宰博士→ターボレンジャーを送り込む。記者会見を開き、防衛組織との協力を宣言。
○町田警部、牧史郎→白血球減少事件,脳波変調機設計図盗難事件の容疑者が潜むと見られる建物に突入
19カオル:04/10/16 14:51:27 ID:znAx2pf0
○サンダーマスク/命光一→まゆみ、勝也に見送られ、マシンザボーガーを渡すため、大門を探しに
○ハットリ君、本田律子警部→譲、蔵之助、小百合、ビーロボ達を避難させる
○キャプテントンボーグ→出そびれ、交番の周りをウロウロ…
○ミレニアムライダース(南光太郎・五代雄介・津上翔一・葦原涼・城戸真司・秋山蓮・佐野満)
→アンチバダム本部へ帰還
○仮面ライダーゾルダ/北岡秀一、風谷真魚、美杉父子→車でアンチ・バダム同盟へと向かう
○木野薫・神様・立花藤兵衛 アンチバダム同盟へ
○ズバット/早川健、仮面ライダーG4/水城史郎、深海理沙、ハカイダー/リョウ、カオル、ジェラ、バーラ、
 アンドロ仮面/月ひかる、山吹三姉妹→アンチバダム本部へ。彼らが戻った時に目にするものは?
○沢渡桜子→遺跡でおきた事を伝えに警視庁へ。
○バーザ、守護獣たち→キングブラキオンを目覚めさせにいく
○美少女仮面ポワトリン/村上ユウコ、ジュウレンジャー、芝警部、新条警部、
カブタックたちビーロボ、譲、蔵之助、小百合、ハットリ君、
 ニンジャブラック/ジライヤ、ポワトリンプティット/村上モモコ、
 セーラーマーズ/火野レイ、セーラージュピター/木野まこと、セーラーヴィーナス/愛野美奈子、
 セーラーちびムーン/ちびうさ、本田律子警部→バルカンベースへ
○ロボット刑事K→機能停止
○神崎士郎→シアゴーストを『無限』のカードを持つ者(今はベルデ)に差し向ける。
○神崎優衣→ミラーワールドから出られないまま。
○白い服の青年(残留思念)→光を放って消滅。
○ファイブマン(ファイブレッド、ファイブブルー、ファイブブラック、ファイブピンク、ファイブイエロー)
 →瀕死状態のデンジマンをつれ、マグマベースに帰還。
20カオル:04/10/16 14:53:06 ID:znAx2pf0
○覚羅、オルタナティブ・ゼロ/香川英行、日向無限斎、明智小五郎、山地闘破、ニンジャイエロー/セイカイ、藤村典子、
 カメラオルグ、シバカリオルグ、タイムファイヤー/滝沢直人、馬風破、牢忍ハブラム、聖忍アラムーサ、
 多羅尾伴内、爆忍ロケットマン、城忍フクロウ男爵、雷忍ワイルド→ゴメス、キルト、魔鈴と会談
○バンドーラ、トットパット、プリプリカン、ブックバック、バトルフィーバー隊(バトルジャパン/伝正夫、バトルフランス/志田京介、バトルコサック/神誠、
 バトルケニア/曙四郎、ミスアメリカ/汀マリア)→管理センター内に進入。バンドーラは人質の救出、BFJはメインルームへ。
○ラミイ、グリフォーザー→赤ちゃん(悪魔っ子)の世話
○ミラーマン/鏡京太郎、ジャンボーグA/立花ナオキ、ジャイアント、PAT→グランドキングを倒すもPAT基地は壊滅
○ゴレンジャー(アカ/海城剛、アオ/新命明、キ/大岩大太、ミド/明日香健二)、
 ターボレンジャー(レッド/炎力、ブラック/山形大地、ブルー/浜洋平、イエロー/日野俊介、ピンク/森川はるな)
 ガイナモ、ゼルモダ、グラッチ→逃げたズ・ゴオマ・グ、メ・バチズ・バを追って西へ
○キリヤマ、サツマ・ジロウ/ウルトラセブン21→長野県警中央署でメ・ガドラ・ダを倒した後、中央署で待機。
○BFカブト・テントウ・ヤンマ・ゲンジ・ミン・アゲハ→ジャンパーソン、ガンギブソンと合流し再び出動
○BFクワガー/橘健吾→意識不明の重体で鳥羽ゆいに看病されている
○小山内博士→狼鬼に破壊されたネオビートマシンの修復
○朝倉美都 → 遠くから自衛隊機で援護
○アトム→メルカ共和国にてコールドスリープ中。
○オーブルー/三田祐司、ベルベラとガルガル3→隊長の安否を確認したあと、護国聖獣達を蘇らせにいく。
○光明寺ミツコ→ジーザスタウン内のホテルで休息
21カオル:04/10/16 14:53:42 ID:znAx2pf0
○デンセンマン、与太八左衛門→マミィ王女を王宮で護衛
○マイティジャック隊/天田一平、源田 明、今井 進、江村奈美
ブルックリン、宝忍ジャンヌ、ガンヘッド507号機、808号機、809号機→ウルトラHST救出に
○カーレンジャー(陣内恭介、土門直樹、上杉実、志乃原菜摘、 八神洋子)、ガイナモ、ゼルモダ、グラッチ
 オーディン/尾藤あやめ、リュウガ/尾藤鳴子、モモレンジャー/ペギー松山→ターボレンジャーたちの援護へ
○ナンゴウ長官→地球防衛軍統合会議のためにスイスに
○ギャラクシアン・イグレック/海野八郎、岬めぐみ、水野亜美、寺子屋塾の子供達→仙台いる
○ウルフオルフェノク/乾巧、ホースオルフェノク/仮面ライダーオーガ/木場勇治、ミナ→共に行動
○草加 雅人→スマートブレインに追われているが、真に助けられる。
○仮面ライダーデルタ/三原修二、仮面ライダーカイザ/澤田亜希→草加を見つける。
○オーブルー:三田祐司、ベルベラ、ガルガル3→ダッシュレオンに乗って日本へ
○光明寺ミツコ→ジーザスタウン内のホテルで休息
○メガレッド/伊達健太、メガブラック/遠藤耕一郎、メガブルー/並木瞬、メガイエロー/城ヶ崎千里、
 セーラームーン/月野うさぎ、ナイルなトトメス/中島サナエ、グリッドマン/翔直人、
 グリッドマンシグマ/藤堂武史、メガシルバー/早川雄作→国境沿いの洞窟にみくと桃を奪還しに
○デンセンマン、与太八左衛門→マミィ王女を王宮で護衛
○ウルトラマン、ウルトラマン80、UGM、新ウルトラ警備隊、MAC、Gフォース→ナックル星人とその円盤、マーゴドンを撃破
○マイティジャック隊/天田一平、源田 明、今井 進、江村奈美、ブルックリン、宝忍ジャンヌ、ガンヘッド507号機、808号機、809号機→
  ウルトラHST救出に
22カオル:04/10/16 14:55:16 ID:znAx2pf0
△ゴジラ→海へ帰る。
△アンギラス→バトルフィーバーロボと海に沈む
●アークオルフェノク→ハグルマンを始末し、どこかへ消えていく。
●2人のオルフェノク(誰かは任せます) キリカ・ヤミマル抹殺に向う
●メ・ガルメ・レ 三浦参謀長の入院する病院へ
●ヤプール→異次元に撤退、超獣軍団による008襲撃を画策。高倉長官は捨て駒にしか思っていないらしい。
●スマートレディ→スマートブレイン本社へ消える
●デビラー、ミスターK→メルカ共和国大統領、副大統領就任。
●デルザー軍団→鋼鉄参謀・荒ワシ師団長・ドクターケイトを失い敗走
●シャドームーン、アポロガイスト→ジェネラルシャドウと同盟を組む。ライダー達の洗脳を解きたいようだ。
●マシーン大元帥、ヨロイ騎士、磁石団長→戦略的撤退後、アンチ同盟本部へ襲撃に
●仮面ライダー王蛇/朝倉威→ゾルダにも、デルザー軍団にも逃げられ、イライラ中?
●Dr.ヒネラー→宇宙ステーションデルタで時空破断装置を開発中
●ユガンデ→メガレンジャーを追う
●仮面ライダーガイ/芝浦淳→退屈しのぎに、遅れてどくろ団へ
●ビルゴルディ/帯刀龍三郎→高見沢を待ちつつメタルゼール軍団の戦いを観戦中。
●源海龍、首領L→日本の食料を減らす作戦へ。また晃をメルカ共和国に売る相談。
●仮面ライダーベルデ/高見沢逸郎→サバイブカード・無限を手に入れる
●ガロア艦長→マックスマグマに攻め込む準備。
●レディベンゼン星人、モンスター教授→怪獣ランドで怪獣コントローラーを使用。
●4人のグロンギ族→ゲゲルの最中
●キバ男爵、ツバサ大僧正、ヨロイ元帥、十面鬼、ゼネラルモンスター、テラーマクロ→ライダー改造で勝利を確信。ゼネラルモンスターは少し懐疑心あり?
●大神官バラオム、大神官ビシュム→ゴルゴム基地でダロムの結果を待つ。シャドームーンは今回の戦いに不満をもち、三神官を信用していないようだ
●王女キメラ→司令室に
23カオル:04/10/16 14:55:54 ID:znAx2pf0
●ゼイハブ、シェリンダ、バットバス、イリエス→地球魔獣を率いてギンガの森へ。
●サンドルバ、ベンジャミン伊東→今村みく、丸尾桃の洗脳に成功する。ココナツ国王はさらわれたまま。
●カー将軍、ドクターマン、ビックスリー&ジューノイド5獣士→地底で巨大要塞を建設中
●シュテン、ラセツ→マトリックスでオルグ達を送り込む
●マリア→妖怪達の封印を解き、妖怪大魔王と密約。
●大教授ビアス→ギガボルト2に続いて建造中だったメカニコングとマリンコングとマンモスコングの建造を急ぐ。
●タイガー→奥の部屋で一人怪しげな儀式へ。たぶんこれにより各地でいきなり怪獣が暴れだすと思われる。
●マリバロン→ダイモニウムを探しにいく。
●ブレイン→再び建造中。
●ガデゾーン、ゲドリアン→村野博士、岩本博士、岸田技術主任らをこき使う。
●10人ライダー、ゾル大佐、死神博士、地獄大使、ブラック指令→九州へ
●星王バズー、バット星人、テンペラ−星人、ガバナス帝国→ウルトラの星へ侵攻
●ギルーク→シーマを始末するためにアマンガ星へ侵攻
●グルジェフ、ミカエル→ミツコを監視
●綾小路麗子→次の行動に移る
●桜塚星史郎→帯刀コンツェルンへ戻る。
●グレゴリ、ゲルマディクス→ギンガの森へ向かう
●桐原剛三・ゴットネロス スマートブレイン社へ
●バルスキー、ローテール→バダムアジトへ帰還
●ライオトルーパー/徳本恭輔、新井賢→何処かへ逃走
●ライオトルーパー部隊⇒オーガストラッシュで一人残らず倒されるが・・・・
●ブルドントとマルチーワ→ショーの続きを楽しむ
24カオル:04/10/16 14:57:22 ID:znAx2pf0
●ゴールデンモンス、ハスラー教授、ドクトルオーバー、
侵略ロボット軍団 / アリンガム将軍、アトミック魔女、キャプテンゴースト→万能戦艦「ジャンボー」で脱出。
●ゴラス→マリヤ3号で破壊される。
●グルジェフ、ミカエル→ミツコを監視
●帯刀龍三郎、高見沢逸郎→新ベルデ計画発動まであと少し! デモンストレーションの標的は…?
●高倉長官→バダムに寝返りTAC、TPC、地球防衛軍を殆ど掌握する
●天海山3兄弟→高倉長官の用心棒兼監視役?
●ギルハカイダー、ハスラー教授→ジャイアント・デビル完成まで後一歩
●ゴーラゾンガー/ブライゾンガー→ドクターQと合流、新型デスターロボ(カッチュウナイト〜コブラミサイル)も一緒らしい。
●プロフェッサーK、ドクターQ、アイアンクロー→008再襲撃画策中

消息不明なもの)
○オーレンジャー(レッド/星野吾郎、グリーン/四日市昌平、キング/リキ)→バラクティカに特攻後不明
○ボイスラッガー(ゴールド、エメラルド、サファイア、ローズ、ルビー)→ゲンバーの攻撃を受け散り散りに
○王蛇/浅倉威→デルザー軍団との戦いの後行方不明
○風のエル、地のエル、水のエル→謎の青年に送り込まれる。木野を助けた後、どこかへ消えてしまう
○田端健二、井上倫文、吉井玲子→ハヤタ達を追う
○ウルトラマンエース→北斗星司を分離後、消滅。
○ジェットジャガー→ジャイガーを倒した後、どこかへ飛ぶ。
○的場 陣→充てもなく何処へ…
○アンドロマルス、アンドロフロル→Mydoを助けるた後、どこかへ。
○ウルトラマンタロウ/東光太郎→ギロンを倒したあと、どこかへ
○ティグリス→地上へ戻る。
●朱玉→玄海龍と高見沢を会わせる
●ライジャ→ガイストアックスを持ったまま失踪
●アンチラ星人→北斗星司の妨害とSS−17の攻撃で撤退
●レオ/仮面ライダーサイガ→ジェットスライガーでどこかへと去っていく。
25名無しより愛をこめて:04/10/16 20:27:51 ID:Cw60ZXsP
抜けてるよん
○大河内参謀・小中井副参謀 宇宙防衛艦スーパー轟天建造中
26名無しより愛をこめて:04/10/16 20:55:19 ID:Cw60ZXsP
>>1
後、MAT作者さんがゴラスを、あっさりと破壊したから夢オチにされたり、
荒れたりして、マグマを書くのをやめたり、それを受けて続きを書く人が
現れたりしたんだから、全部を丸く治めるために、ゴラス破壊をなかった事に
して

○TAC、MYDO、げん、カイン マリア3号の完成を急ぐ
○チームEYES(ヒウラ、フブキ)→TAC基地で待機
○ウルトラマンネオス、アストラ→マグマ星人に助けられ地球へ向かう
●マグマ星人→地球へ
●ゴドラ星人→マグマ星人に倒される。
●ベンゼン星人・エグゾス「破壊する会」本部で地球の最後を待つ
●メトロン星人Jr.武上参謀に化け、食料に「狂暴化結晶」を混ぜる
メフィラス星人2代目 右田参謀に化けて貯水庫にマンダリン毒を混ぜ
基地を内部から崩壊させようとする

にしとけばいいんじゃない?
そうすれば、マグマ対アストラを書いても煽られないだろうし、(変に
ゴラスを破壊しようとしたりしたら分からんが)メフィラスとかベンゼン
をだした人の後をうけて続きを書きたい人もかけるだろうし

あっ、あとこれも抜けてた
○三田・ベルベラ・ガルガ 牡蠣を食いに象潟の道の駅へ
27沢近愛理:04/10/17 02:33:35 ID:nI/urYAB
>>1
ところでルール読んだけど現行番組にウルトラマンネクサスが抜けているわ。

あと、もうこれらはもう終わったんじゃない?
・ショウ、サラ、シグ、ザジ、岩山鉄五郎 VS ゴールデンモンス、ハスラー教授、ドクトルオーバー
・ティグリスVSギロン
・帰ってきたウルトラマン、タロウ/東光太郎、コスモス/春野ムサシ、アンドロメロス、ゾフィー、アンドロウルフ
 VS ヤプール、ヒッポリト星人、バキシム、アリブンタ、ガマス、ルナチクス
・ジェットジャガー、ギャラクシアンイグレック/海野八郎VSジャイガー
○マスクマン(レッド/タケル、ブラック/ケンタ、ブルー/アキラ、イエロー/ハルカ、ピンク/モモコ)→グレートファイブにて就寝。
○ハヤテ、キシナガ→ウルトラ戦士の援護に向かう。
○マスクマンと昴流、佐伯聖羅・ゴーストハンター早紀・あすか組、黒井ミサ→スマートブレイン外で待機中
○バトルフィーバー隊(バトルジャパン/伝正夫、バトルフランス/志田京介、バトルコサック/神誠、
 バトルケニア/曙四郎、ミスアメリカ/汀マリア)、U7(草間大作)→バイラスを倒す
○ギンガマン(レッド/リョウマ、ブルー/ゴウキ、グリーン/ハヤテ、イエロー/ヒカル、ピンク/サヤ、ヒュウガ)
 →エリアルベースUで怪我の治療中
○ウルトラマン、ウルトラマン80、UGM、新ウルトラ警備隊、MAC、Gフォース→ナックル星人とその円盤、マーゴドンを撃破
●ゼイハブ、シェリンダ、バットバス、イリエス→地球魔獣を率いてギンガの森へ。

あと、総合まとめサイトも貼っておくわ。
ttp://f20.aaacafe.ne.jp/~kiriup/
私もSS書こうっと!
28名無しより愛をこめて:04/10/17 04:02:04 ID:zm8yfJt7
訂正してくれた皆さんありがとうございます♪
近日中に私も話を書きますね
ちなみに、登場作品には
・ジャンボーグA対ジャイアント
・ストレッチマン
・平成ウルトラセブンシリーズ
・見ごろ!食べごろ!笑いごろ

も入ります
29名無しより愛をこめて:04/10/17 20:16:08 ID:x6wL3SVz
後、訂正ですが「大原星夫」君が未だに「宇津見星夫」君になっています・・・。
それと作品に

・兄弟拳バイクロッサー

も入りますです・・・。
30沢近愛理:04/10/18 03:49:22 ID:opOrm35A
では、私から。

宇宙防衛艦スーパー轟天を建造している孤島の上空にバラノイアの戦艦、バラクティカが浮遊していた。

「工作班が工場に入りました。」
「よし、バラミクロンの用意に入れ。」
バラクティカの艦内にはカイザーブルドントがバルカンベース爆破に失敗した後、別行動をとっていた
ボンバーザ・グレートが部下のバーロ兵にマシン獣バラミクロンの用意を指示していた。
「ハッ、かしこまりました。」
バーロ兵がバラミクロンの準備にかかるとボンバーザ・グレートは工作班の一人の事を考えだした。
(あの男、本当に使えるのか?銀河警察連邦やポリス星が追っていたお尋ね者とはいえ、
様々な星を滅ぼした男だ。これで人間どもの戦艦も俺達の物だ・・・・。)


31沢近愛理:04/10/18 03:50:26 ID:opOrm35A
地下工場の中では警報が鳴り響いていた。
「何があったんだ!」
大河内参謀が叫ぶとさらに爆発音が聞こえた。
「爆発・・・一体何が現れたんだ!?」
小中井副参謀が爆発した方向を向くと爆煙から顔に星をつけたような怪人が姿を現した。

「ハハハハハ・・・貴様らの作っている戦艦は頂いていく。」
「な、何者なんだ!」
小中井副参謀がたずねると怪人が口を開いた。
「俺の名は銀河無敵の電気男、宇宙海賊イナズマギンガー。」
「宇宙海賊・・・。」
「イナズマギンガー・・・。」
その怪人はかって自らの野心のため、機械帝国ブラックマグマを乗っ取ったもののブラックマグマの真の支配者、全能の神に
より謀殺された宇宙海賊イナズマギンガーであった。
「さあ、自己紹介はここまでだ。」
イナズマギンガーが銃を抜き大河内参謀に向けると・・・。
「そこまでだ!」
「誰だ!」
イナズマギンガーは叫び声の方を向くと人影が立っていた。
32沢近愛理:04/10/18 03:51:06 ID:opOrm35A
「星野君!」
その青年は超力戦隊オーレンジャーの隊長、星野吾郎であった。
彼は日本アルプスでの戦いで吹き飛ばされたが運良くこの島へたどり着いたのであった。
「大河内参謀、小中井副参謀こいつは自分が食い止めます!ここから逃げてください。」
「わかった、君も無事でいてくれよ。」
「はい、スーパー轟天は悪の手には渡しはしません。」
大河内参謀達はその場から出るのを見計らいイナズマギンガーに向かって行った。

「俺の邪魔をする気か、ならば貴様から血祭りにしてくれるわ!」
「そうは行くか!超力変身!」
吾郎の体は赤い光に包まれ真紅の戦士オーレッドへと変身した。

オーレッドの剣、スターライザーを構えるとイナズマギンガーも剣を出してきた。
「ほう、剣と剣の勝負か・・・。」
「俺はスーパー轟天には一歩たりとも触れさせない!」
勝負は互いの剣のぶつかり合いとなった。
33沢近愛理:04/10/18 03:52:23 ID:opOrm35A
オーレッドとイナズマギンガーの剣がぶつかり合っている時、壁が崩れ、
そこから巨大な芋虫に足をつけたような怪物が現れた。
「あれはバラミクロン、まさか!」
「そのまさかだ、オーレッド。ここからはこいつがお前の遊び相手になってやる。」
その場から瞬時にイナズマギンガーは去っていった。
「待て!」
しかし、イナズマギンガーの姿は無かった。

その時、バラミクロンが光線をスーパー轟天に放った。
「まさか、暗黒素粒子か!」
その暗黒素粒子によりスーパー轟天は意思を持ったかの様動き出し大空へ向かっていった。
「間に合わなかったか・・・・。」
すでにバラミクロンの姿も無くスーパー轟天のドックはもぬけの殻だった。
34沢近愛理:04/10/18 03:55:10 ID:opOrm35A
オーレッドの変身を解き外へ出た吾郎は大河内参謀達と合流した。
「星野君、大丈夫だったか。」
「すみません、あれだけの強敵が蘇っていたとは思いもよりませんでした。」
「それよりも、あれを見てくれ!」
小中井副参謀が指を指している方向を見るとスーパー轟天が姿を変えていった。

「あれは・・・・。」
「まるで怪獣だ・・・。」
それはゴジラの様な二本足の怪獣の姿で全身に砲身を付けた姿の変わり果てたスーパー轟天であった。

「愚かな人間どもよ!このバラ轟天で破壊の限りを尽くす!」
バラクティカからボンバー・ザ・グレートの放送が聞こえてきた。
「あの声は、ボンバー・ザ・グレート!」
「なんて事をしてくれたんだ!」
それでもボンバー・ザ・グレートは放送を続けた。
「まずは俺達が破壊しそこなったバルカンベースを木っ端微塵にしてくれる!」
そして放送を終え、バラクティカとバラ轟天は島から去っていった。

○オーレッド/星野吾郎、大河内参謀、小中井副参謀→スーパー轟天を奪われる
●ボンバー・ザ・グレート、イナズマギンガー、バラ轟天→バルカンベースへ向かう。
ふぅ、前スレ読んで「これだ!」と思って書いてみたけどどう?
バラ轟天は300メートルのメカゴジラって考えるといいかも(w
35名無しより愛をこめて:04/10/18 20:42:23 ID:wQ+F29V9
2番手いきまする
「お前達、何やってんだい!」
子供達を助けるために研究室に突入したバンドーラは、目の前の
光景を目にするや怒りの声を上げだ。
研究室の中央に置かれた巨大な機械の周りに、椅子に固定された多くの子供達が、頭にヘルメットの
ような装置をかぶせられ苦悶の表情を浮かべていたのであった。

そう、この機械こそが怪獣をコントロールするためのコントロール波を子供達の脳波から
抽出する機械なのであった。
脳波を抽出するためには、子供達に多大な負担をかけるため、脳波を抽出されている子供達は
、苦悶の表情を浮かべ、衰弱しきっていたのであった。
そして、部屋の片隅には、体力を消耗して、虫の息同然の使えなくなった子供達が、ボロキレのように
無造作に放置されていたのであった。
「侵入者だ、殺せ!」
当然のごとく気付かれたバンドーラ達に、部屋にいたニンダー達が襲い掛かった。

「デュアッチチ」ガク。
ガバラに投げ飛ばされ、岩山に激突したナイスは、その衝撃で落ちてきた岩石を
頭にぶつけて気を失ってしまった。
「ククク、これで最後だな」
気を失ったナイスにゆっくりと近付いて行くザゴン星人。
「んっ?」
突然、背後から攻撃を受けた。
墜落した機から脱出してきたシノブと共に、ドイガキ、アヤノが銃でザゴン星人に攻撃を開始し
ていたのであった。
「星人をウルトラマンから引き離すのよ!」
「了解!」
ウルトラマンか注意をそらさうと攻撃を続けるシノブ達。
だが、
「クワワワワワーーー」
「リッ、リーダー!」
そこへ、ガバラが襲い掛かってきた。
36名無しより愛をこめて:04/10/18 20:43:10 ID:wQ+F29V9
指令室を目指すバトルフィーバー達。
突然、彼等の前に壁が降りてきた。
「くっ、戻れ」
戻ろうとするも、背後からも壁が降りてきて、バトルフィーバー達は閉じ込められてしまった。
そして、そこへ、天井から電撃が彼等を襲った。
「バカめ、気付かなかったと思うのか」
モニターに映るフィーバー隊を見てモンスター教授は笑った。

「さぁ、機械の止め方をいいな!」
襲い掛かってきた、ニンダー達を倒したバンドーラ達。
バンドーラは、その内の一人の締め上げていた。
「くっ、止め方を知っているのはモンスター教授だけだ」
「バンドーラ様、危機に行く時間はありゃしませんぞ」
苦しんでいる子供達の様子を見てプリプリカンは言った。
「えーい、めんどくさい。たたき壊しちまいな!」
「バカめ、そんな事をしたら子供達も死ぬぞ」
「そうですよ、機械と繋がってるんですから、下手に壊すと子供達もどうなるか分かりませんよ」
トットバットも、ニンダーに同意した。
「クーー、魔法さえ使えれば」
バンドーラは、今程、魔法が使えなくなった自分を恨めしく思った事はなかった。

○バンドーラ達 苦しむ子供達の前で困り果てる
○ウルトラマンナイス 気絶中 ザゴン星人が迫る
シノブと、ドイガキ、アヤノ ガバラが迫る
○バトルフィーバー 閉じ込められ電撃を浴びせられる
37008編:04/10/18 22:20:13 ID:eHRlJ8g5
お待たせしました、008編も再開です

星司「クソッ!身体にこたえるぜ…!!」
夕子「無理しないで、星司さん…!」
星司「馬鹿野郎!こうしている間にも何処かで誰かが『大いなる意思』と戦っているんだ!これ位は許容範囲だ!!」
モチロン「(頑張れ兄さん!地球は、008はもう少しだぜ!!)」

今、北斗星司と南夕子、梅津ダン、加代子の姉弟、ムーンタウンの少年ミーン、石臼怪獣モチロンの5人と1匹は、
月からの脱出に使ったウルトラHSTを大気圏突入させている最中であった。
怪我人である星司が乗っているのと、星司以外が地球の6分の1しかない重力に馴れていた為か、
機体にしがみついているモチロンを含む乗員全員が自分の体重の6倍の重力と戦っていたのであった。
月と地球を往復する事の多い夕子はそうでも無かったが、生粋のムーンタウンっ子であるミーンは、
目眩のするような重さに必死に耐えていたのであった。普通だったら気絶しているところであったのだが、
地球の008にいる友達=大原星夫に合うまではと言う執念が、ミーンを6倍の重力プレスから守っていたのであった。

星司「夕子、ナビゲートは任せる!俺は何とか機体を安定させる!!」
夕子「わかったわ!!」

そうしている間にも夕子は、地球と交信できないかと通信機を操作していたが、
バラノイアのジャミングと大気圏突入のブラックアウト現象で、未だに通信は不可能であった。
38008編:04/10/18 22:21:13 ID:eHRlJ8g5

星司「速度、マッハ15…、14…、13…、12…、11…、10…、9…、8…、7…!夕子、外の様子は?!」
夕子「何とかブラックアウトを抜けたわ…!!」
同時に、大気圏突入の際に生じた震動も何とか消えて、ウルトラHST内部はエンジンの駆動音が機内をを包んでいた…。

通信の声『こちらマイティジャック隊、月からの脱出機応答せよ…!』
その時、不意に通信機に男性の声が飛び込んできた。
この時点で星司たちは知らなかったのだが、バラノイアのジャミングが消えて通信回線が復活していたのだ。

ミーン「マイティ…、ジャック…?」
ダン「APPLEの特務部隊さ…。TACと同じくらいかっこいいんだぜ…!」
地球の「重たい」重力でヘトヘトになっているダンとミーンが安堵する。

星司「夕子、通信を開いてくれ!」
夕子「了解!こちらは月から脱出してきたウルトラHST808号です…。マイティジャック隊のみなさんですか?
直ちにランデブー願います…。」




39008編:04/10/18 22:22:01 ID:eHRlJ8g5

宝忍ジャンヌ「こちらはマイティジャック…。808号…、同じ『マルハチ』ですね?!私のガンヘッドのAIも808号です…!」
ガンヘッド808『私は「ガンヘッド」、UHED808HSR型です。月からの「マルハチ」さん、こちらこそよろしくお願いします…。』

マイティジャック隊の戦闘機「コンクルーダー」に乗り込んだ宝忍ジャンヌは、
操縦のサポートをしている戦車型ロボット兵器「ガンヘッド」の自機AIのシリアルと同ナンバーのウルトラHSTを見て、
思わず喜びの声を上げた。彼女と、ガンヘッド部隊のチーフであるブルックリンの乗るコンクルーダーは、
機体に密着する形で取り付けられた4基のスクラムジェット・ブースターで、星司と夕子のウルトラHSTにランデブーしたのであった。
設計を担当したマイティジャック隊の「源さん」こと源田明隊員の詞では、通常の3倍の速度が出せると言う、
何処かで聞いたようなキャッチフレーズを連発していたのだが、それはあながち嘘ではなかったようであった。

ガンヘッド507『良かったですね、ミスターブルックリン…。月からの脱出者が無事で…。』
ブルックリン「喜ぶのは早いぞガンヘッド…。とりあえずランデブーはOKだが、
次はマキシマ・オーバードライブ・ブースターも一緒に、無事008に下ろさなきゃならないんだからな…。」
ジャンヌ「ブルックリンさん、マキシマ・オーバードライブ・ブースターは『マルキュー』に下ろさせます…!」
ガンヘッド809『僕に任せてください、ブルックリン隊長!』
ブルックリン「よし、ジャンヌさんもガンヘッドたちも用意はいいか?作戦、プレイボールだ!」
ジャンヌ&ガンヘッド一同『SMJ!!』

○北斗星司、南夕子、梅津ダン、梅津加代子、ミーン、モチロン⇒無事、大気圏突入完了
○マイティジャック隊
 /ブルックリン、宝忍ジャンヌ、ガンヘッド507、808、809⇒ウルトラHSTとランデブー成功、着陸誘導ミッションに入る
40名無しより愛をこめて:04/10/19 21:26:55 ID:1iUWyL97

孤島から、スーパー轟天を追って一機のスペースファイターが飛び立った。
その機内には、オーレッドこと星野吾郎、滝川博士、そしてMYDOの
隊員服に身を包んだ大河内参謀、小中井副参謀の姿があった。
「んー、星野君急いでくれ!何としてもスーパー轟天を取り戻すんだ!!」
「分かってます、参謀。しかし、博士、コスモスクリンFは効くんでしょうか?」
「放射能や化学兵器等の諸々の物から艦内汚染を除去するために取り付けてある
コスモスクリンなら、多分暗黒素粒子も除去できるはず」
「ん〜、なんか微妙な名前ですね〜」
小中井が、その名前を聞いて呟いた。
「多分って・・・」
「星野君!だが、今はそれに賭けるしかないんだ!」
「ハイ。しかし、参謀達は危険ですから島に残っていた方がよかったのでは?」
「何を言う!奪われた轟天を自らが取り戻すのが、最高責任者である私の役目!
星野君に任せっきりするわけにはいかない。それに、私も、最近まで前線で
怪獣や宇宙人と戦ってきたんだ!君に遅れをとることはない」
「しかし、この服を着ると昔を思い出してワクワクしますね〜」
着ているMYDOの服をみながら、小中井は少し嬉しそうに言った。
「とにかく、なんとしてでも艦内に潜入してコスモスクリンFを作動させるんだ!」

○オーレッド/星野吾郎、滝川博士、大河内参謀、小中井副参謀 スーパー轟天を追う
41沢近愛理:04/10/23 03:31:56 ID:hUIbWpdd
ここはバラノイアの巨大要塞のある緯度0の上空。
怪獣形態から戦艦形態に変形したバラ轟天が浮遊していた。
そのバラ轟天のブリッジでは皇帝カイザーブルドントをはじめとするバラノイアの幹部と
スーパー轟天強奪の功労者ともいうべきイナズマギンガーが一同に揃っていた。

「ボンバー・ザ・グレートよ、すばらしい贈り物をありがとう。」
「やはりこの艦長席には皇帝であるあんたにふさわしいぜ。」
艦長席に座っているカイザーブルドントをボンバー・ザ・グレートがおだてていた。
「何か褒美はいるか?」
「褒美?それなら俺ではなくあの男にくれたらどうだ?」
ボンバー・ザ・グレートが指を指した所にはイナズマギンガーがギターを引いていた。
「さっきからそんな所にいたの?」
イナズマギンガーにマルチ−ワが今時気づいた。
イナズマギンガーはギターの演奏をやめ、静かに語り始めた。
「バルカンベースを襲うといったな、そこは一度、俺がブラックマグマにいた時に行った。
あの中には太陽戦隊サンバルカンと呼ばれる三人の戦士がいた。
俺は一度奴等を追い詰めたが、それでも手ごわい相手だ。」
そのイナズマギンガーの忠告に対しカイザーブルドントは強気で言葉返した。
「何を言う、バルカンベースはそのサンバルカンは不在だが今すぐには襲わない。」
「ブルピー、どういう事?」
「何か策でもあるのか?」
マルチ−ワたちがカイザーブルドントに問いかけてくる。
42沢近愛理:04/10/23 03:32:42 ID:hUIbWpdd
カイザーブルドントはその質問に答え始めた。
「ジャンボーを譲渡した時、ルチ将軍って人を教えられただろ。
そのルチ将軍が明日、全世界において演説を行う。その演説と同じタイミングでバルカンベースを襲うのさ。」
「あの高倉というジジイから教わった奴か。」
ボンバー・ザ・グレートの言うとおりバラノイアは高倉からルチ将軍の事を聞かされていたのであった。
「すごーい、ブルピー、そんな作戦を考えていたのとはやるじゃなーい!」
マルチ−ワはその作戦に興奮するが、
カイザーブルドントの提案した作戦は折りしも高倉が考えていた008襲撃作戦と同じような内容であった。
とは言え、高倉にはヤプールという協力者がいるがバラノイアには霧吹山基地が破壊され、バルカンベース爆破も
失敗に終わり、殆んど戦力が残されていなかった。
そしてカイザーブルドントは一同に再び話し始める。
「聞いてくれ、我々は今までの戦いで戦力を失ってきた。
そして、緯度0基地が見つかるのも時間の問題だ。だからこそ奴等の拠点ともいえるバルカンベースを破壊して
なんとしてでも亡き父上に勝利を授けなければならない。
この戦いは総力戦だ、そしてバラノイアの誇りをかけた戦いになるだろう。」
「ブルピー・・・・。」
「なんて決意だ・・・・。」
イナズマギンガーもその決意に圧倒されていた。

「皇帝、準備が終わりました。」
その時、一人の女性がブリッジに入ってきた。
43沢近愛理:04/10/23 03:33:32 ID:hUIbWpdd
「ケリスか、入ってくれ。」
「はっ!」
その女性は地獄谷基地から呼ばれたマシン獣使いケリスだった。
彼女の後ろにはバーロ兵に掴まれている二人の青年がいた。
青い服を着た青年がカイザーブルドントに怒りを込めて叫ぶ。
「ブルドント、貴様、俺達に何をする気だ!」
その叫びにカイザーブルドントが答える。
「人質だよ、私に散々泥を塗ってくれたその礼だよ。」
今度は黒い鎧を着た青年がカイザーブルドントに叫ぶ。
「そんな事をして何が楽しいんだ、僕は絶対に許せない!」
二人に対しカイザーブルドントが作戦の内容の語り始める。
「四日市昌平とリキ、君達には我々のバルカンベース破壊に協力してもらいたい。」
人質の二人とは何とオーレンジャーの四日市昌平とリキであった。
「協力・・・・!?」
「そんな事、死んでも御免だ!」
「そう、ただ君達にはこのスーパー轟天のブリッジにいるだけでいい。そこでもしバルカンベースの奴等が抵抗したら
君達には死んでもらおう。」
二人はバラノイアの人を人と思わない行為に怒りを隠せなかった。
「よし、ケリス、二人を明日まで牢にぶち込んでおけ。」
「はっ!」
ケリスは昌平とリキを連れブリッジから出て行った。
44沢近愛理:04/10/23 03:34:23 ID:hUIbWpdd
再び四人になったバラ轟天のブリッジではカイザーブルドントが作戦の内容を再び語り始めた。
「バルカンベースへの侵入はイナズマギンガー、また君にやって欲しい。バーロ兵も可能な限り出そう。」
「いいぜ、バルカンベースの内部構造は一度行ったからわかっている。だがサンバルカンがいたらを倒させてくれ。」
イナズマギンガーは未だサンバルカンとの再戦を求めていた。
「マルピーとボンバーはイナズマギンガーが侵入したのを見計らいバラミクロンを出してくれ。
そして私はブリッジで陣頭指揮だ!」

「もう、ブルピーったら頼もしい!」
「照れるなぁ・・・。」
熱々な二人を横目で見ていたイナズマギンガーは明日の事を考えていた。
(何てやつらだ・・・・。
まあいい、今度こそ俺の手でサンバルカン、特にバルイーグルだけは倒す。待っていろよ。)
そして、バラ轟天はバルカンベースへ向けて飛び立っていった。


○オーグリーン/四日市昌平、キングレンジャー/リキ→バラノイアの人質になっている。
●カイザーブルドント、マルチーワ、ボンバー・ザ・グレート、マシン獣使いケリス、イナズマギンガー
→バラ轟天でバルカンベースに向かう。破壊活動はルチ将軍の演説時間に合わせるようだ。
イナズマギンガーはサンバルカン(特にバルイーグル)と戦いたがっている。
これでいいわね。オーレンジャーはうまく全員あつまるかしら?
45名無しより愛をこめて:04/10/23 20:32:21 ID:+i0oYD0m
「緯度0」はね、赤道と日付変更線の交差する地点、海底二万メートルに存在するバリヤーに守られ、
人工太陽の照らす誰にも知られる事はない海底都市なの。忘れないでね
46008編:04/10/23 20:55:37 ID:4xWDvmUi
ブルックリン『天田キャプテン、月からのウルトラHSTと無事ランデブー成功しました!』

万能戦艦「マイティ号」のブリッジの大型スクリーンの左上に、コンクルーダーに乗るブルックリンの顔が映し出される。
そしてその右上には忍者スーツ姿の宝忍ジャンヌが素顔を見せていた。
残りの下側はマイティ号に設置されたカメラからの前方の映像であった。
マイティ号は何度かに渡って改装が行われていたため,ブリッジのレイアウトもその度に大きく変更されていた。
試験航海当時は海上船舶並みに広いブリッジであったが、APPLEが正式受領した時は、
潜水艦のような感じのコンパクトなレイアウトに変更されていた。
そして現在は、現行のブリッジレイアウトをベースに、大型のスクリーンを持った物へと変更されていた。
これは、APPLEがマイティ号に改良型マキシマ・オーバードライブエンジン=ネオ・マキシマエンジンを搭載し、
宇宙対応型に改装するための準備でもあった。
本来ならアクタ王国でのPKO活動終了後に008の地下ドックで大改装する予定であったのだが、
大いなる意思の引き起こした騒ぎの関係もあって、スケジュールがどのようになるかは判らない状態であった。
47008編:04/10/23 20:56:45 ID:4xWDvmUi

天田「ブルックリン、何か策はあるのか?」
ブルックリン『ウルトラHSTのマキシマ・オーバードライブ・ブースターは、
ジャンヌさんのマルキューがリモートコントロールで誘導します…。
その後は、尾部コンテナを投棄して機体のバランスを保ち、そのまま008海上国際空港に着陸させます…。』
ジャンヌ『後、マルハチとマルキューがスキャンしたのですが、ウルトラHSTが攻撃を受けた跡があるみたいなんです…。』
奈美「それはSS−17から情報が入っているらしいわ。
何でも、ヤプールの手先のスナイパーが静止軌道から狙撃したみたいなのよ…。」
ジャンヌ『もし何かありましたら、私のコンクルーダーの消火剤を使ってみます…。』
天田「それに、もしもの場合に備えてマイティ号からウルトラHSTを誘導する準備も進めておく…。
君たちはベストを尽くして、作業に取りかかってくれ!」
ブルックリン&ジャンヌ『SMJ!!』
天田「奈美、ウルトラHSTに回線を回してくれ!」
奈美「SMJ!」

天田隊長が江村隊員に指示する。するとブルックリンとジャンヌの画像が消え、
入れ代わるようにウルトラHSTからの映像に切り替わる。
48008編:04/10/23 20:57:43 ID:4xWDvmUi

天田「元TACの北斗星司君と、南夕子さんですね?私はマイティジャックの天田一平です…。」
星司『こちら北斗、感度良好です…。』
夕子『何故、今まで地球との通信が途絶えてしまったんですか?』
天田「実は…、バラノイアと言う連中が広域ジャミングを掛けていたせいで、
我々APPLEとブルースワットの使っている特殊通信回線以外の無線通信が使えなくなっていたんです…。」

そう言いながら天田隊長は、地球で起きた一大事件の一部始終を星司と夕子に話した、
そして星司の方も、ウルトラマンエースが命と引き換えに自分を脱出させた事を、
夕子は月がヤプールの襲撃を受けて地獄絵図になってしまった事をマイティジャック隊の一同に話した…。



49008編:04/10/23 20:58:14 ID:4xWDvmUi
天田「そうか…、今の北斗君はもうエースに変身できないのか…。」
源田「何てこった!」
今井「月にはヤプール、地上にはバダムとバラノイア…!今の俺達は目の前で起きている事に、ただ振り回されるだけなのか?!」
奈美「落ち着いて、今井さんに源田さん…。」
天田「今は、我々が出来る限りの事をベストを尽くしてこなしていくしかないんだ…!」
星司『エースも死に際に言っていました…、出来る限りの事をしろと…。』
夕子『だから私たちも、意地でも008に辿り着きます…!』
天田「判りました…。ではこれから隊長特権で、星司君と夕子さんは私の指揮下に入ってもらいます、
今からあなたたちは、マイティジャックの一員として無事008の地面を踏んでください!よろしいですか?!」
星司&夕子『SMJ!!』

こうして北斗星司と南夕子の二人は、マイティジャック隊の臨時隊員として戦線復帰する事になったのであった…。

○マイティジャック隊/天田一平⇒北斗星司と南夕子をマイティジャック隊員に任命
○北斗星司、南夕子⇒マイティジャック隊に臨時編入

とりあえず008編は星司&夕子とマイティジャック隊を中心に1日目ラストまで持っていこうと思います。

沢近愛理様
ストーリーの方は楽しく読まさせて頂いています。
ルチ将軍登場は008編2日目からになりますので、まだかかるかもしれませんです
50前スレ:04/10/23 22:26:41 ID:gtlWeyxp
51名無しより愛をこめて:04/10/23 23:52:25 ID:sdtl9TzM
>>26を受けて続きを
TAC壊滅 参謀は宇宙人だった!
バルタン星人Jr.の攻撃を撃破した後、MYDOのメンバー達は吉村隊員に連れられて
地下にあるマリア3号の建設現場に来ていた。
梶「御苦労様です、3号建設の責任者梶です」
薩摩「MYDOの隊長の薩摩です。そして、彼等が私の部下とMACのおおとりくんと
W.I.N.Rのカイ隊員です」
薩摩に紹介され、挨拶する一同。
薩摩「ところで、梶さん。マリア3号の建造はどうですか?」
梶「予定通り進んでいます。なんと言ってもこの地下工場は水爆5発に耐えられる
ようになっていますから、あれ位の攻撃ではビクともしませんよ」
梶が、そう胸を這って言ったときであった。
武村「危ない!」
武村が叫びながら、梶を突き飛ばした。
梶「うわっ?」
そして、梶が突き飛ばされた瞬間、彼の立っていた場所に鉄材が落ちて来た。
梶「うわわわ」
思わず腰を抜かす梶。
「大丈夫ですか」
慌てて薩摩達や作業員達が駆け寄った。
武村「バカヤロウ!危ないじゃねーか!」
「スイマセン。オペレーターが突然倒れてしまって」
薩摩「突然?」
と、突然、大きな衝突音が聞こえた。
数「何だ、今のは?」
「大変だ作業車がぶつかったぞ!」
「消火器早く持ってこい!」
音のした方から、作業員達の叫び声が聞こえて来た。
「ウガァァァァァ!!」
と、今度は鉄パイプを持った作業員が薩摩達の所へ襲い掛かって来た。
武村「何なんだ!こりゃ!
52名無しより愛をこめて:04/10/23 23:55:52 ID:sdtl9TzM
その頃、指令室でも異変が起きていた。
山中「よし、取り押さえろ」
突然、暴れ出した通信員を今野とアラシが背後からつかみ掛かった。
「ウガァァァァァァァァ」
山中「少し寝てな」
そう言いながら、押さえ付けられた通信員のみぞおちに山中がパンチを入れた。
山中「おい、こいつを連れていけ」
山中「ったく、なんだったんだって、おいおい、どうしたんだ?」
気を失った隊員が、連れて行かれるのを見届け山中が振り返ると、室内では
数人の通信兵達が倒れ込んでいた。
ムラマツ「竜隊長。これはただ事ではありませんよ」
竜「ええ、参謀に報告しましょう」
53名無しより愛をこめて:04/10/23 23:56:28 ID:sdtl9TzM
竜「何ですって?」
参謀室に報告に行った滝、ムラマツ、ヒウラは耳を疑った。
武上「だから、倒れた者たちは治療室や空いている部屋に寝かせておいて
作業を続けろと言ったんだ」
ムラマツ「基地内で倒れる隊員や暴れ出す者が続出している原因を調べないでですか?」
武上「そうだ、倒れたりする者たちは、ここ連日の作業の疲れや、マリア3号が
地球の命運がかかっている事のプレッシャーが原因だ。調べるまでもない」
竜「しかし、これだけの人数が倒れたり暴れだしたりするのが、疲労やプレッシャー
だとは到底、考えられません」
武上「考えられなかろうが、医局の報告もそうだと来ている」
そう言うと、武上は報告書を3人に見せた。
竜「あれが、疲労やストレスだなんて」
3人は医局からの報告書を見ても、そうだとはとても信じられなかった。
右田「分かったかね、分かったなら持ち場に戻りたまえ」
ヒウラ「しかし、参謀、構わないと言っても、人が倒れ続けるとマリア3号の建造にも
支障が・・・」
右田「代わりの人員なら、他からいくらでも補充できる。話は終わりだ。戻りたまえ」
武上「我々の目的はマリア3号を一秒でも早く完成させゴラスを破壊する事だ。敵の
襲撃がまた、いつくるとも分からないのだ。君達は自分達の任務にだけに集中していたまえ」
竜「・・・分かりました」
釈然としないながらも3人は戻るよりなかった。
54名無しより愛をこめて:04/10/23 23:57:36 ID:sdtl9TzM
武上(メトロン)「フフフ、これでこの基地も終わりだな」
右田(メフィラス)「ああ、やつらも医局の連中が我々のコントロール化にあるとは
夢にも思うまい」
武上「たとえ、彼等が真実に気が付いたとしても、その頃には、この基地は機能不能に
なりマリア3号の建造は間に合わん」
右田「地球もこれで終わりだ」
マグマ「内部崩壊を狙うとは考えたな」
竜ら3人が去った後の参謀室でメトロンとメフィラスが話をしているとマグマ星人の
声が聞こえて来た。
武上「マグマか・・・」
右田「フッ、力技で攻略しようなんて愚か者のすることだ。やはり、頭を使わねばな」
武上「それはそうと、捕らえていたネオスとアストラを逃がしたそうだな。何を
考えているんだ?」
マグマ「卑怯な手は嫌いなだけだ。どうせ、俺が他のウルトラ戦士共々仕留めるのだから
なんの問題もない」
右田「卑怯なって・・・。ギラス兄弟でセブンが弱ったところで現れて痛めつけたり
ギラス兄弟がレオにやられるや、さっさと逃げた者の言う台詞とは思えんな。キャラが
変わってないか?」
マグマ「そう言う、お前も微妙にキャラが変わっていると思うぞ」
「・・・・・」
「・・・・・」
武上「まぁ、いい。ウルトラ戦士の事はお前に任せる。俺達の邪魔はするなよ」
マグマ「分かっている。この基地にいるレオ達もお前達の計画の邪魔にならない様
始末しておいてやる」
右田「そうか、では任せたぞ」
マグマ「任せろ」
そう言うと、マグマの声は消えた。

●メフィラス・メトロンの計画、着々と進行中
●マグマ星人 ウルトラ戦士抹殺のために活動を開始する
55名無しより愛をこめて:04/10/23 23:58:12 ID:sdtl9TzM
スペースファイターで轟天を追跡していた星野達は轟天を見失ってしまった。
星野「スイマセン。轟天を見失ってしまいました」
小中井「バルカンベースへそのまま向かうと思ったのに消えちゃいましたねー」
大河内「よし、星野君、このままバルカンベースへ向かおう!」
星野「バルカンベースですか?」
大河内「そうだ、奴らはバルカンベースを襲うと言ったんだ。一度どこかへ戻り戦力を整え
バルカンベースへ向かうはずだ。我々はバルカンベースへ行き嵐山長官達と対策をねろう!」
星野「分かりました」

○星野/オーレッド 大河内・小中井・滝川 バルカンベースへ向かう
56名無しより愛をこめて:04/10/23 23:59:01 ID:sdtl9TzM
オーストラリア陸軍第3研究所
さしたる研究等も行われていない軍の中でも地味な存在の、この施設がバラノイアの
襲撃を受けていた。
カボチャパンプキン「やはり、この施設にあれがあるようだな」
ロッカーナイト「うむ、そのようだな」
たいした研究も行われていない施設を警備するには不必要な数の兵士達が、重装備でバーロ兵
と交戦しているの様子を見ながら、カボチャンプキン、ロッカーナイト、ネコシグナル、ジャグチャックの4人は自分達の探している物が、ここにあるのを確信した。
バーロ兵「軍のヘリ部隊が向かって来ます」
ジャグチャック「さっさと打ち落しな」
バーロ兵「了解」
ジャンボーから放たれた誘導ミサイルが迎撃に出撃して来たヘリ部隊を瞬時に打ち落した。

ネコシグナル「それじゃあ、我々もいきますか」
ロッカーナイト「そうだな」
「合体タイタイ!」
そう言うと、4人はスチームパンクスに合体変身した。
スチームパンクス「んじやあ、行ってくるから留守よろしく〜」
そう言うと、スチームパンクスは地上に降り立った。
57名無しより愛をこめて:04/10/23 23:59:32 ID:sdtl9TzM
チャールズ「それにしても、バラノイアの連中、何であんな何もない施設を
襲撃してるんだ?」
キム「さあね。アーミーの事だ、なんか変な物の研究でもしてたんじゃないか?」
応援の要請を受けたUMAから4機のハマーが現場へ向かっていた。
ロイド「それは十分ありえるな」
ジーン「変な物って?」
アーサー「変な物どころではない」
そこへアーサーから各機に通信が入って来た
ロイド「隊長、分かったんですか?」
アーサー「ああ、将軍を問いつめてやっと口を割らせた。アーミーのバカ共め
最悪の物を隠していた」
キム「最悪の物って・・・・」
ジーン「まさか!」
アーサー「そう、そのまさかだ」
58名無しより愛をこめて:04/10/24 00:00:08 ID:ZDpYc7gk
スチームパンクス「ゴーデス細胞はっけーん」
研究所の地下にある厚さ1メートルの扉で閉じられていた保管室の中でスチームパンクス
が手にある小さなカプセルを手にしていた。
そう、このカプセルの中でオレンジ色に光る破片こそが、全宇宙の生物を滅ぼそうとし
ウルトラマングレートに破れ去ったゴーデスの細胞のはへんであった。
バーロ兵「パンクス様、UMAが接近しています」
保管庫にいるスチームパンクスにバーロ兵がそう告げた。
スチームパンクス「よ〜し、撤退よ〜ん」
59名無しより愛をこめて:04/10/24 00:01:31 ID:ZDpYc7gk
ジーン「敵の母艦補足」
ロイド「いいか、逃がすなよ」
「了解」
研究所上空に静止しているジャンボーに向かってハマーが一斉に攻撃を開始した。
だが、その攻撃はジャンボーの電磁シールドによって、全てが弾かれた。
キム「くそっ、シールドか」

バーロ兵「撃ち落としますか?」
スチームパンクス「いや、用事はすんだから長居は無用。もどるわよ」
バーロ兵「了解」
戻ってきたスチームパンクスに命じられジャンボーは機首を反転させると
猛スピードで飛び去って行った。

チャールズ「あっ、逃げるぞ!」
ロイド「クッ、ハマーでは追いつけん」
キム「なんてこったい」

アーサー「最悪の事態になってしまったか・・・」
去って行くジャンボーの姿を見ながらアーサーは呻くように言った。

●スチームパンクス(カボチャンプキン、ロッカーナイト、ネコシグナル、ジャグチャック)
ゴーデス細胞を奪う

>>41-44と整合性を後でつけまする
60沢近愛理:04/10/24 04:19:19 ID:iDL4WQo0
>>45
フォローサンキュー!
でももうバラノイアは緯度0には戻らないつもりでいて。

>008作者様
こちらこそ、楽しく読ませてもらっているわ。
MJに入った北斗と夕子の活躍と
ウルトラマンAの復活劇楽しみにしているから。

>>51-59
なら後で、スチームパンクスをバラ轟天に向かわせるから。

次はオーグリーンとキングレンジャーの視点でバラ轟天の続き書くから。
61名無しより愛をこめて:04/10/24 21:47:31 ID:AA5Tco4c
ブルドント「どうだったマルピー、僕の決意表明」
マルチ「最高だったわ! みんな感動して士気も最高潮に高まったわ!」
ブル「だろだろ」
艦長室で、マルチーワに先ほどの決意表明が上手くいったと言われブルドントは
上機嫌だった。
マルチ「しかし、ブルピー、私達の戦力ってそんなになかったかしら?」
ブル「あれは、みんなの士気を高めるために、そう言っただけさ。もともと
僕達が緯度ゼロに戻ったのは戦力を整えるためだったろ。バラクティカはまだ
四機残っているし、タコンパスも緯度ゼロで増産したのを合わせて数千機はあるし
量産型ジャンボーも造られているし、戦闘ロボットも何台か完成して。これらとスーパー
バラ轟天を合わせれば、戦力は十二分にある。僕らの勝利は間違いないさ」
マルチ「すごーい。そんなに戦力があったんだ」
ブル「全戦力でヒーロー達の砦であるバルカンベースと防衛軍の極東基地を叩き潰す!
マルチ「両面作戦ね」
ブル「そうだ、この2つを潰せば、後ろ楯のなくなったヒーロー共等赤子をひねり潰す
のと同じさ。・・・でも、その必要はないだろうけどな」
マルチ「それって、どう言う意味?」
ブル「ロッカーナイト達から、ゴーデス細胞を入手したと連絡があった」
マルチ「ほんと?」
ブル「ああ、ゴーデスが復活すれば、地球、いや全宇宙の生物は奴に滅ぼさせれる!
そうすれば、全宇宙は自ずと機会生命体である僕達の物だ! 今度こそバラノイアの完全勝利だ!!」
マルチ「ステキーー」
62名無しより愛をこめて:04/10/24 21:48:19 ID:AA5Tco4c
世界最大の活火山キラウエア火山。
この上空に、ゴーデス細胞を奪って来たジャンボーがやって来ていた。
バーロ兵「キラウエア上空に着きました」
ロッカーナイト「よし、撃ち込め」
バーロ兵「了解」
ジャンボーから、火口の中に向かって、ゴーデス細胞の入ったカプセルが
打ち込まれた。
ネコシグナル「これで、全宇宙はバラノイアのものだ」
ロッカーナイト「よし、ブルドント様のもとに戻るぞ」
「おー」
ブルドントと合流するためにジャンボーは飛び去り、
キラウエア火山の奥深く、マグマの中でゴーデスは静かに目覚めようとしていた。
●バラノイア 決戦へむけて始動
●ゴーデス 復活へ
63名無しより愛をこめて:04/10/24 21:48:58 ID:AA5Tco4c
その頃のバルカンベース。
海上で、ジュウレンジャー達が爆弾の摘出手術を受けている頃、
彼等の乗っていたロボットは回収され格納庫で夢野、ドロシー、
佐原、光明寺博士達によって修理改造を受けていた。
嵐山「夢野博士、作業はどうですか」
夢野「順調です。まぁ、基本的に壊された動力炉の修理と敵さんに操られないように
コントロール装置を取り外すだけですから明日までに終わりますよ」
現場で作業を指揮している夢野が応えた。
佐原「しかし、一度にこんなに我々の戦力が増えるなんて夢にも思いませんでしたね」
ドロシー「バラノイア様様ってとこですかね」
そう言いながら、作業を続けた


ブリザード7、ベドウィンG 、ディモスZ、ベスビオスY、マグマウルフ、
改造ブレーキング、ノリシロン12、増刊、最終、カノンメガス
ヒーロー側の戦力となる
ロボットの武器は
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/5071/0004.html
の291を見てね。

スーパー轟天は、無事取り戻せる事を祈ってるわ。
ところで、リキ達をどうして洗脳しないのかしら?
64名無しより愛をこめて:04/10/26 16:29:43 ID:s5XCz8RC
あらすじまだなの〜(AA略)
65名無しより愛をこめて:04/10/26 21:07:40 ID:eMvwGHsw
あらすじ
「大いなる意志」ってのが怪獣やら悪の組織を蘇らせて
大騒ぎさ
66名無しより愛をこめて:04/10/28 22:52:15 ID:cY18+3D5
忘れてるじゃん
○キカイダー、01、ビジンダー 何者かに破壊され海に捨てられる
67名無しより愛をこめて:04/10/28 23:00:07 ID:gEGVnOLH
>66はヒーロー殺したい厨です。
無視しましょう。
68沢近愛理:04/10/29 03:40:30 ID:EmwR/LMA
バラスーパー轟天の牢獄の中にぶち込まれた昌平とリキはバーロ兵の厳重な監視に見舞われていた。
「くそぅ、一体どうすりゃいいんだよ!」
「昌平さん、落ち着いてください。何か手立てを考えましょう。」
「手立て・・・・そうか、その手があったか!」
昌平はリキの「手立て」という言葉に何かをひらめいた様だ。
「おいリキ、耳貸せ。」
「はい・・・。」
昌平はリキに耳打ちした。

そしてしばらくして・・・。
「何かあったのか?」
見張りのバーロ兵が牢のドアを開けると昌平を腹を痛そうに押さえていた
「う、うおー、腹いてぇ!」
「すみません、急に腹痛に襲われて。」
リキは昌平の状況をバーロ兵に話す。
「何を言っているんだ、そんな子供だましは効かんぞ。」
バーロ兵が牢から出ようとすると昌平はニヤリと笑いバーロ兵を殴りつけた。
頭を殴られたバーロ兵はそのまま倒れこんだ。
「いくらロボットでも古典的なてに引っかかるんだな。リキ、行くぞ!」
「はい!」
二人はそのままは牢獄を後にした。
69沢近愛理:04/10/29 03:42:48 ID:EmwR/LMA
二人は何とか追手のバーロ兵を倒して行きながら戦闘機タコンパスの格納庫へとたどり着いた。
「昌平さん、何をする気なの?」
「決まっているだろ・・・しめしめ。」
昌平がタコンパスに忍び寄ろうとすると・・・・。

「そこまでだ!」
その時、二人の目の前にマシン獣使いケリスが無数のバーロ兵と共に現れた。
「見つかったか・・・。」
「ちっ、ここまで来てやられるかっての、行くぞ、リキ!」
「はい!」
「超力変身!」
二人はそれぞれオーグリーンとキングレンジャーに変身した。
「バーロ兵、かかれ!」
ケリスの指示によりバーロ兵が二人に迫る!
70沢近愛理:04/10/29 03:43:24 ID:EmwR/LMA
「爆裂ミラージュナックル!」
オーグリーンの必殺技である猛スピードで無数の拳を打ち込むミラージュナックルがバーロ兵を一気に倒した。
「どうだ!」
そしてオーグリーンはタコンパスの一機に向かっていった。

一方のキングレンジャーはキングスティックを構えケリスの鞭と対峙した。
「強い、前とは大違いだ!」
「キングレンジャーめ、大いなる意思の力で蘇った私の力を見たか。」
ケリスの鞭攻撃に防戦一方のキングレンジャー、遂にキングは壁際まで追い詰められる。

「喰らえ!」
その叫び声と共にケリスにレーザー光線が放たれる。
ケリスはそのレーザー光線をかわしレーザー光線が放たれた方向を見ると・・・。
「何!?」
「昌平さん!」
何とオーグリーンがタコンパスに操縦していた。
「リキ、タコンパスに乗れ!」
「はい!」
と、キングレンジャーはタコンパスの複座に乗り込んだ。
「よし、しっかりつかまっていろよ!」
タコンパスはそのまま壁を突き破り外へ出た。
「おのれ、ここから逃げ出すとは・・・・。」
飛び去っていったタコンパスを見ながらケリスは叫んだ。
71沢近愛理:04/10/29 03:44:08 ID:EmwR/LMA
二人を逃してしまったケリスはブリッジへと来ていた。
「申し訳ございません、みずみず人質を逃してしまって。」
ケリスはカイザーブルドントに二人を逃した事を報告したが・・・。
「何を言っているんだ、もう人質は必要ない。」
カイザーブルドントの返答は意外なものであった。
「皇帝!?」
「ブルピー、どういう事?」
カイザーブルドントは一同に語り始めた。
「僕達にはさっきも言った通りジャンボーをはじめ物凄い数の戦力があるだろ。それにゴーデスも復活すれば
もう人質作戦なんて馬鹿らしくなってきたのさ。ケリス、君に次の指令を与える。」
「ハッ!」
カイザーブルドントはケリスに作戦を与えた。
「君には地獄谷基地でマシン獣を作れるだけ作って欲しい。出来るか。」
「ハッ!では早速向かいます。」
「頼むぞ、ケリス。」
ケリスはその場でブリッジから去りタコンパスで地獄谷基地へと向かっていった。
72沢近愛理:04/10/29 03:45:36 ID:EmwR/LMA
一方、バラスーパー轟天から脱出したタコンパスでは順調とは言えぬ物の日本へ向けて飛んでいた。
「昌平さん、どこへ向かうのですか。」
リキは昌平に聞く。
「奴等、バルカンベースを襲うっていっていたな、ならば俺達がバルカンベースに先回りするんだよ。」
昌平はスラリと答えた。
「すぐ行けるのかな・・・。」
「だから飛んでるんだろ、しっかり捕まっていろよ!」
二人のタコンパスはバルカンベースへ向けて一気に飛ばして行った。

○オーグリーン/四日市昌平、キングレンジャー/リキ→バルカンベースへ先回りする。
●カイザーブルドント、マルチーワ、ボンバー・ザ・グレート、イナズマギンガー→決戦へむけて始動
●マシン獣使いケリス→地獄谷基地でマシン獣を大量生産。
●ゴーデス→
>>61-63
ゴーデスの復活は三日目にして。
スチームパンクスの方はバルカンベースで轟天と合流させるから。

>>67
ならキカイダーチームはバルカンベースにいる事にすればいいじゃない。
あれ、スターピースの捜索はどうなったの?
73沢近愛理:04/10/29 03:47:03 ID:EmwR/LMA
●ゴーデス→復活へ。
私としたことが不覚・・・・。
74名無しより愛をこめて:04/10/29 21:00:40 ID:Vymiiuem
ゴーデスはルチ将軍の演説後、しばらくしてから
復活しようと考えてたから、いくらでも延ばせるわよ
75名無しより愛をこめて:04/10/30 23:38:06 ID:Fa7KoVmX
保守
76名無しより愛をこめて:04/10/31 08:59:50 ID:PAFym9ra
他の人も書きなさいよ。
書かないならキリカとヤミマルが壮絶な最後を遂げる話を書いちゃうわよ
77名無しより愛をこめて:04/10/31 09:10:49 ID:BzOuVEOT
ちょっと待って
78名無しより愛をこめて:04/10/31 19:30:01 ID:p/8Kkw34
晒し上げ
79名無しより愛をこめて:04/10/31 19:31:13 ID:p/8Kkw34
と言いつつsageでした。
俺こそ晒し上げだな。
80名無しより愛をこめて:04/11/01 20:19:15 ID:KLp3VIO/
ほしゅ
81沢近愛理:04/11/02 03:52:15 ID:O6RNQHoX
昌平とリキが操縦するタコンパスはバラノイアからの追手のタコンパスに追われていた。
「ったく、きりがねぇな・・・。」
「昌平さん、どうするの?」
「どうすっていわれても・・・うゎ!」
昌平が必死で敵のタコンパスのレーザーをかわそうとするが、後ろ側に被弾してしまう。
「昌平さん!」
「ちぃ・・・リキ、しっかり掴まってろ!」
「掴まってろって言われても・・・!」
二人のタコンパスは黒煙を上げながら海の方へと落ちていった。
82沢近愛理:04/11/02 03:52:52 ID:O6RNQHoX
昌平は必死でタコンパスの角度を平行に保ちながら岸を目指していた。
「リキ、岸が見えてきたぞ!」
「よかった、でもタコンパスは大丈夫かな?」
「俺を誰だと思ってるんだよ、元々戦闘機のパイロットだぜ!」
「理由にもなっていない・・・・・。」
リキは昌平の変な自信に少々あきれ気味だった。
その時、タコンパスは既に海上すれすれで今にも沈みそうであった。

「しっかりもってくれよ・・・!」
昌平はあせる気持ちで操縦桿を握り目の前の砂浜を目指した。
「あと一息だ・・・!」
「昌平さん・・・。」
何とかタコンパスは砂浜で止まった。
「リキ、降りるぞ。」
「無人島ってことはありませんよね。」
「何不吉な事いうんだよ、わぁ!」
昌平な前を向くと巨大な女性の姿をした巨大な像を見た。
「昌平さん、どうしたんですか?」
「リキ、見ろよ、海にでっかい観音様がいるぞ・・・!」
昌平はその像を見て焦り気味になっていた。
その像はロボット刑事Kの母親、マザーであった。
83沢近愛理:04/11/02 03:54:46 ID:O6RNQHoX
その像から人影が見えたので、二人はその人影に近づいた。
「おーい、ここは何処なんだ?」
昌平は場所を聞こうとすると緑の服を着た男が昌平に気づいた。
「昌平じゃないか!昨日バラノイアとの戦いで行方不明になったって聞いたが。」
彼らはバラノイアによって体内に爆弾を仕組まれたが、マザーにより
「ブライか、俺はリキと一緒にバラノイアに捕らえられていたけど何とか脱出できたんだ。」
昨日まで三浦参謀長の下で共に戦ってきたドラゴンレンジャー・ブライと再会していた。
「兄さん、この人と知り合いなのかい?」
と、ブライの弟であるティラノレンジャー・ゲキが聞いていた。
「俺が大いなる意思の力で蘇ったあとにしばらく一緒に戦っていたオーレンジャーの人だ。」
と、ブライは答えた。
「そんな事はいいから早くバルカンベースへ戻ろうぜ。」
と、芝警部が一言挟んだ。
そして、一同はバルカンベースへ戻っていった。

その頃、バルカンベースに、スーパー轟天奪回の為に来た大河内参謀達のスターファイターと
過去の世界から戻って来た宇宙刑事の母艦バビロスも向かっていた。
明日のバラノイアの総攻撃の役者が揃いつつあった。

○オーグリーン/四日市昌平、キングレンジャー/リキ、ジュウレンジャー(ゲキ、ゴウシ、ダン、ボーイ、メイ、ブライ)、村上ユウコ/美少女仮面ポワトリン、
 ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事→バルカンベースへ戻る。
○オーレッド/星野吾郎、滝川博士、大河内参謀、小中井副参謀、宇宙刑事ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、
 サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
 シンクレッダー/叶隼人、ブルース/村岡耕作、キース/大熊拳、イナズマン/渡五郎、スピルバン/城洋介、ゴールドプラチナム→バルカンベースへ
84沢近愛理:04/11/02 03:56:11 ID:O6RNQHoX
現時点でのバルカンベースにいるメンバーも書いておくわ。
○嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、光明寺博士、
カブタックたちビーロボ、譲、蔵之助、小百合、ハットリ君、ニンジャブラック/ジライヤ、
ポワトリンプティット/村上モモコ、
セーラーマーズ/火野レイ、セーラージュピター/木野まこと、セーラーヴィーナス/愛野美奈子、
セーラーちびムーン/ちびうさ、本田律子警部、ウルトラ警備隊(アマギ、アニー)
 
ここでチーム分けも兼ねてまた作戦会議と行きたいけどいいかしら?
85名無しより愛をこめて:04/11/02 08:54:27 ID:iEsJfNjn
三神博士とお茶の水博士は?
86名無しより愛をこめて:04/11/02 10:16:40 ID:3WFVU8W7
晒しage
87名無しより愛をこめて:04/11/02 15:19:14 ID:WAsI8OYf
>>85
過去ログ嫁。
両博士は横浜でレギオンと戦っているだろ。
88名無しより愛をこめて:04/11/02 18:58:29 ID:8EeJcYgi
チーム分けはしないで、この面子で戦わせた方がいいと思うわよ。
あと、会議は他の書き手も参加できるようにしとくが方がいいわよ。

それと、他の人もなんかの話を書きなさい。書かないなら私が・・・(略

89名無しより愛をこめて:04/11/02 19:14:39 ID:ISYruGpt
じゃ、久しぶりに書いてみるかな
90008編:04/11/02 20:50:42 ID:CaBnNp+m
>>49

夕子「ガンヘッドAIシステム、メインコンピューターに連動開始!」
星司「マキシマ・オーバードライブ・ブースター、パージ開始30秒前!」
夕子「(モチロン、これからブースターを離脱させるから、後ろに気をつけて!)」
モチロン「(ガッテンです、姐さん!)」

星司と夕子の2人は、早速ウルトラHSTからマキシマ・オーバードライブ・ブースターを
パージ=離脱させる準備に入った。操縦系の一部をブルックリンと宝忍ジャンヌのガン
ヘッドたちにリンクさせると、ブースター離脱のカウントダウンをひたすら待った。
本来、マキシマ・オーバードライブ・ブースターは物が非常に高価な代物であるため、
使用後は機体から切り離して遠隔操作で最寄りの空港に着陸させて再使用するよう
になっていた。だが、バダムとバラノイアが引き起こした騒乱で無線系は近距離以外
は不可能だったため、マイティジャック隊がランデブーしての遠隔操作で008国際空港
に誘導する形になったのである。

ブルックリン「ガンヘッド!カウントダウン開始だ!!」
ガンヘッド507『了解、ミスターブルックリン。第1ブースター離脱10秒前!!』
宝忍ジャンヌ「9、8、7、6、5、4、3、2、1、マルキュー!」
ガンヘッド809『了解ですジャンヌさん、第1ブースターパージ!』

ガンヘッド809の電子音声がこだました。少年のような電子音声とともに、
ウルトラHSTの機体上部にドッキングしていたブースターの一つが離脱を開始した。
すると、モチロンの体重で前のめりになっていたウルトラHSTの機体が、
上向き姿勢での降下滑空に変わった。
91008編:04/11/02 20:51:23 ID:CaBnNp+m
ガンヘッド809『第1ブースターパージ成功!補助動力異常無し!!」
ガンヘッド507『第1関門は突破ですね、ミスターブルックリン…。』
ブルックリン「だが、難問は次だ…。今度はウルトラHSTとも連動させてパージするんだからな…。」
ガンヘッド808『でも、僕の「弟」なら大丈夫です、ミスターブルックリン…。』

ジャンヌのコンクルーダーをコントロールしているガンヘッド808=マルハチが、
若い青年の声で答える。
マルハチとマルキューは、ガンヘッド再評価のきっかけを作った8JO島消滅事件以後に
同時建造されたガンヘッドであるため、いわば兄弟AIと言える存在であった。外面の機体
こそ、マルハチが高速高機動型、マルキューが重武装型と言う違いはあるものの、
「彼ら」はオリジナル・ガンヘッドであるガンヘッド507から生まれた「兄弟」であった。
しかもそのリンク=絆は人間の兄弟並みに固かったのだ。

星司「第1シークェンス終了、第2シークェンスに移行…!」
夕子「こちらウルトラHST808号、尾部コンテナユニットパージ準備整いました。いつでもOKです…。」
天田「了解した、南隊員!こっちも緊急時の遠隔操作の準備は整った!追って指示を待ってくれ…!」
夕子「SMJ!」

夕子が答える。その顔は星司と同様、既にマイティジャック隊の物となっていた。

ダン「もう少しだ…。」
加代子「もう少しね…。」
ミーン「もう少しで、星夫君に会える…。」

操縦席の後ろでも、ダン、加代子、ミーンの3人が安堵の表情を迎えていた…。

92名無しより愛をこめて:04/11/03 07:19:00 ID:gwYkw5LM
MAT作者氏ね
93名無しより愛をこめて:04/11/03 10:37:41 ID:MpbmkTAZ
こいつらきもい・・・
94名無しより愛をこめて:04/11/03 10:39:16 ID:mHziunf9
作戦会議はもう少し人数集まってからの方がイインジャネーノ。
まだレギオン倒してないし。
95名無しより愛をこめて:04/11/03 16:05:37 ID:How8I6QN
ギャオスモナー
96名無しより愛をこめて:04/11/03 20:00:10 ID:MpbmkTAZ
晒しage
97名無しより愛をこめて:04/11/03 20:21:48 ID:iu8D4JIk
いい子だから、これ位で許しとてあげなさい
98沢近愛理:04/11/04 03:19:03 ID:E7RpSeyQ
彼らはバラノイアによって体内に爆弾を仕組まれたが、マザーにより
のところは

彼らはバラノイアによって体内に爆弾を仕組まれたが、マザーにより爆弾を摘出されていた。

って書き直すわ。私としたことがこれまた不覚・・・。
99名無しより愛をこめて:04/11/04 21:16:39 ID:aD8sOl5I
>>76
早く書いてー
100名無しより愛をこめて:04/11/05 17:22:18 ID:7/jGchr7
ミレニアムライダーやUGMの様に動きの無い所は二日目終了でイインジャネーノ?
ルチ将軍など美味しいくだりが三日目に集中してきたし。
101名無しより愛をこめて:04/11/05 19:00:52 ID:0V6f3V6z
「うなれ、ギンガの光!超装甲、ギンガイオー!」
ギンガイオーは、ギンガの光を纏い1億2500万馬力のパワーを持つ超装光ギンガイオーとなった。

「リョウマ、魔獣は炎のアースで燃やし尽くすしか倒す方法がないぞ!」
「分かっている、ハヤテ。だが…」

「魔獣」は完全に消滅させなければ倒したことにはならない。
たとえかけらが1つでも残っていたとしたら、そこから復活することが出来るのだ。

「よし、ギガフェニックス、ギガライノス、ギガバイタス!
 みんなの力を合わせて、もう1度ギンガ大火炎を放つぞ!」
リョウマが叫んだ。
ギンガ大火炎とは、かつて地球魔獣を完全に焼き尽くした技である。
3体の鋼星獣がギンガイオーの背後へと回る。

「なにか企んでいるわね…そうはさせないわよ!」
邪帝イリエスが触手を伸ばして超装光ギンガイオーを攻撃する。
地球魔獣はギガライノスに酸の息を浴びせた。

「グアアアァァッ!」
叫び声をあげ倒れるギガライノス。
「ギガライノス!」
助けるため動こうとする超装光ギンガイオーだが、触手に絡まれて動けない。

「ホッホッホ…もう終わりかしら?それっ!」
邪帝イリエスは、絡み付けた触手で超装光ギンガイオーを放り投げた。
102名無しより愛をこめて:04/11/05 21:42:43 ID:MmF9xO/S
ゼブラーマンやキューティーハニーはまだ出さない方がいい?
10376:04/11/05 22:22:50 ID:x99VdYrH
本当に書いていいの?
104名無しより愛をこめて:04/11/05 22:46:16 ID:MmF9xO/S
うーん…ヒーローは殺すとやばいかもしれないけど、サブキャラは別にいい気がする。
いや、線引きが難しくなるのは解ってるが
105名無しより愛をこめて:04/11/05 22:56:14 ID:x99VdYrH
やっぱ、凄惨すぎて(キリカとヤミマルの頭が切り落とされ、お京の
頭が吹き飛ぶような内容だから)「お前ヒーロー殺したい房だろ」と言われて顰蹙
買いそうだから止めとくわね。
代わりに誰も死なないレギオン戦でも書くわね。
106名無しより愛をこめて:04/11/05 23:03:14 ID:MmF9xO/S
あ、それは止めたほうがいい。
俺も何か書かないとな…デンジマンでも書くかな?
107名無しより愛をこめて:04/11/06 07:33:18 ID:BkQDvDBi
>>104
信じれん、よくそんな無責任なこと言えるな
108一の谷博士:04/11/06 18:28:33 ID:ILCWCZNN
儂一人で天国にいるのは寂しいぞい。
みんなも早く来てくれ、待っとるぞ!
109名無しより愛をこめて:04/11/08 00:47:46 ID:SMcmerKX
キャシャーン出していい?
110名無しより愛をこめて:04/11/08 05:56:43 ID:za8nsFMJ
「うりゃぁぁぁぁ!」
大門の回し蹴りを喰らったシンナーマンはそのまま吹き飛ばされるがなんとか立ち上がった。
「ここまで俺をて手こずらせるとは褒めてやろう、だが貴様もそこまでだ!」
シンナーマンは大門に向かい発狂ガスを噴射した。
「まさか・・・発狂ガス!」
いくら強靭な肉体を持つ大門でも発狂ガスを喰らえばひとたまりもない。
「くっ!」
大門は即座に発狂ガスをかわす。
「すばしっこい奴め、これでもどうだ!」
シンナーマンのムチが大門を捕らえようとしたとき・・・・。

一台のバイクがシンナーマンを横切りシンナーマンが吹き飛ばされた。
そのバイクを見て大門は呟いた。
「マシンザボーガー・・・。」
そう、そのバイクは大門の相棒ともいえるスーパーバイク、マシンザボーガーだった。
「あなたが大門豊さんですね。」
そのバイクを運転してた青年は大門に声をかける。
「ああ、そうだが。」
大門が答えるとその青年はヘルメットを取りシンナーマンの方を向く。
「貴様は、命光一!」
「シンナーマン・・・貴様も生き返ったのか!しかし俺が来たからにはもうここまでだ!
サンダー!!」
光一はサンダーマスクへ変身した!

・サンダーマスク/命光一、大門豊、ザボーガーVSシンナーマン
111名無しより愛をこめて:04/11/08 17:10:06 ID:1kL492Tl
デモンストレーションの続き、書いていいディスカ。
112名無しより愛をこめて:04/11/08 20:25:46 ID:8BKEGaqz
ベルデのつづき?
書きなされ 
113名無しより愛をこめて:04/11/08 20:44:50 ID:89gMLUrT
ベルデサバイブ?
114111:04/11/11 02:47:29 ID:dX/z0iaD
ギレールを倒した高見沢は電話で誰かと連絡を取っていた。
「よう、帯刀さん、ブツは手に入ったぜ。」
電話の相手は帯刀グループ総裁、帯刀又三郎であった。
「そんなあっさりと手に入ったのか。」
「先客をいてよ、そいつが先にブツを奪ってたんだけど俺がそいつ始末してやったんだよ。」
「それよりも高見沢さんよぉ、早くしないとショー終わっちまうぞ。」
帯刀のいうショーとはジャンパーソンとガンギブソンの行く手を阻むメタルゼール軍団のデモンストレーションであった。
「ショーの主役はこの俺だから楽しみは取っといてくれよ。」
「わかってるとも、うちの技術力とライダーの力をあわせたあんたならショーを盛り上げてくれるぜ。」
高見沢は携帯を切ると車のドアミラーの方を向いた。

高見沢の後ろ側にあった車のドアミラーに無数の怪物の姿が映っていた。
「あのモンスター、俺を狙っているのか。」
そのモンスターは神崎士郎が無限のカードを奪回するために送り込まれたヤゴのモンスター、シアゴーストであった。
「なら相手になってやるぜ、変身!」
高見沢はドアミラーにカードデッキをかざすとメタルベルデに変身し、ミラーワールドへと入っていった。
115名無しより愛をこめて:04/11/11 02:49:00 ID:dX/z0iaD
「おもしれぇ・・・こんだけの数がいるなら帯刀さんにはやばいがブツを使うか。」
シアゴースト軍団はベルデに向かってくるがベルデはバイオワインダーに「無限」のサバイブカードを装填した。

「サバイブ」という機械的な音と共にベルデの姿はベルデサバイブへと変わっていった。
「さぁ、こいや、相手になってやるぜ!」
ベルデサバイブは右腕からカメレオンの舌の様なムチを出しシアゴースト達に向かい振るい始めた。
「おりゃぁぁぁぁぁぁ!」
シアゴースト達はベルデサバイブのムチで一気に吹き飛ばされ爆発していった。
「他愛の無い奴らめ・・・・。」
ベルデサバイブの周りにはもう既にシアゴーストは一匹もいなかった。
「さぁ、ショーへ戻るか!」
そして高見沢はミラーワールドから出ると帯刀コンツェルンへと戻っていった。

●高見沢逸郎/メタルベルデ→帯刀コンツェルンへと戻る。
116名無しより愛をこめて:04/11/11 11:26:50 ID:nCDSthBu
117名無しより愛をこめて:04/11/12 14:27:54 ID:ozyf3q6u
>>110
「もう一度発狂させてやる、喰らえ!」
シンナーマンはサンダーマスクに発狂ガスを放った。
「しまった、このままじゃまた・・・。」
サンダーマスクは発狂ガスを吸うのかと思いきや彼の前に赤いロボットが発狂ガスを遮っていた。
「ザボーガー!」
その赤いロボットを見て大門は叫んだ。
ガスを遮ったのは大門の怒りに感応しマシンザボーガーが変形したロボット、電人ザボーガーだった。

「一気にとどめだ!サンダーシュート!」
サンダーマスクの必殺光線サンダーシュートとザボーガーの速射破壊銃が同時にシンナーマンに命中した。
「おのれ、サンダーマスクめ・・・何!」
「うぉりゃぁぁぁぁぁ!」
よろめきながらも立ち上がるシンナーマンに大門のとび蹴りシンナーマンを蹴り上げる。
「飛竜三段蹴り!」
「うぎゃぁぁぁぁぁ!」
そしてキックがもう二発あたりわめき声をあげながらシンナーマンは吹き飛び爆発していった。
118名無しより愛をこめて:04/11/12 14:29:13 ID:ozyf3q6u
シンナーマンを倒し後、大門は光一にザボーガーの事を聞いていた。
「何故君がザボーガーを?」
光一は大門に答えた。
「僕は一度、戦いで命を落としましたが神崎と名乗っていた男からザボーガーを託され、生き返りました。
そして彼は「このバイクの持ち主である大門豊という男に渡して欲しい」と言われ探していました。」
「神崎・・・あの失踪した天才科学者の神崎士郎か!」
「という事はあなたも神崎と関係あるのですか?」
大門は神崎について答えた。
「神崎の失踪事件にはΣ団という犯罪組織が関わっていて俺はそのΣ団を追っている。
ところで君はこれから何処へ行くのかい?」
光一は大門に答えた。
「僕の命がけで倒した敵、大魔王ベムキングも一緒に生き返りました。
だから僕はべムキングを追います。」
「俺はこの間から追っている脳波変調機事件の犯人のアジトである百窓へ行く、又どこかであえるといいな。」
「では、大門さん、必ずべムキングを倒します。」

○大門豊、ザボーガー→SRIの支援の為、百窓へ
○サンダーマスク/命光一→大魔王ベムキングを追う
119名無しより愛をこめて:04/11/13 23:42:45 ID:JXTkbVTy
あげっち
120名無しより愛をこめて:04/11/13 23:54:11 ID:SFAOLYpQ
キカイダー達の残骸が投げ捨てられた海に怪光線が降り注いだ。
すると、海面が泡立ち醜悪な怪物が姿を表わした。
その怪物は頭に6本の腕をつけた、キカイダー、01、ビジンダーの顔を
持っていた。
そう、謎の力によりキカイダー達は怪物として蘇ったのであった。
「ギシェシェギシェ、コロス、コロスニンげんどもミナゴシ ギシャ シャー」
陸に上がった怪物は、殺戮をするために街に向かって行った。

●キカイダー・01・ビジダンダー、怪物として蘇る
121名無しより愛をこめて:04/11/14 23:21:59 ID:QBmMkmdb
キカイダーチームが倒されたのはスルーしただろ。
122名無しより愛をこめて:04/11/15 13:46:36 ID:468C00un
>120はその話を書いたヒーロー殺したい厨本人だろ。無視しれ。
123名無しより愛をこめて:04/11/15 21:47:58 ID:EvSABJjl
ならば、キカイダー達の所在をはっきりさせるか、どこかに行ってる
話を作りたまえ
124名無しより愛をこめて:04/11/17 03:11:46 ID:+penqhTa
秋田へ着いた祐司達は道の駅のドライブインで牡蠣の天丼を食べていた。
「やっぱ牡蠣ってうまいな。」
「ベルベラ、落ち着いて食えよ!」
楽しく会話が弾んでいる時、テレビからニュースが流れてきた。
「昨日から長野に現れたグロンキ族による被害者は300人を超え、県内での病院では収まらず、
浅見グループの総合病院にも被害者が収容されました。
また、県内の病院には昨日より国際空軍の三浦参謀長が入院しております。」

「なんだって!参謀長が!」
ニュースを聞いた祐司が急に椅子から立ち上がった。
「どうしたんだよ!」
ベルベラはあわてながら聞いてきた。
「参謀長は生きていたのか、ベルベラ、長野へ行くぞ!」
「行くって、ちょっと待て・・・まだ食い終わってないだろ。」
「そうだった・・・。」
再び二人は食事に戻った。
125名無しより愛をこめて:04/11/17 03:12:55 ID:+penqhTa
「ベルベラ、飛ばしていくから付いて来いよ。」
「ああ、こっちも遅れるなよ!」
祐司は自分専用のバイク、ブルージェッターで、ベルベラはガルガルで長野への道を急いでいた。

しかし、三浦参謀長の入院している病院にグロンキの一人、メ・ガルメ・レの魔の手が迫っている事を二人は知らなかった。

○オーブルー/三田祐司、ベルベラとガルガル3→長野へ、メ・ガルメ・レが病院を襲っていることを知らない。
126名無しより愛をこめて:04/11/17 23:49:05 ID:a5xS1s+w
さて、所変わってここは数日前、まだ日本に大いなる意思の影響が出始める前のフランス。
インターポール所属のウィンスペクター隊長香川竜馬は今まさに出勤して、司令部の所定の席に着いたところだった。
ここのところ、幸いに出動回数の少ないウィンスペクターであったから、自然、竜馬の顔も穏やかだった。
「隊長、アールグレイをお持ちしました。」
竜馬が顔を上げると、緑色のアンドロイド、ウォルターが湯気の立ったカップをトレーに載せて立っていた。
ほんのりと良い香りが周囲を包む。
「おはようウォルター。いつもすまないな。」
「いいえ。10年以上一緒に居るのです。隊長の嗜好は大体分かっています。」
竜馬が言うと、ウォルターは固い言葉で返した。竜馬はカップを手に取り、アールグレイを少し口に含んだ。
「ところで、バイクルのオーバーホールの件だが、最新の進行状況はどうなっているかわかるか。」
「はい、先程東京から連絡が入りまして、88パーセントまで完了。あと数日以内にチェックが完了し、帰還可能だそうです。」
「そうか。それは良かった。」
127名無しより愛をこめて:04/11/17 23:59:02 ID:a5xS1s+w
竜馬の顔が綻ぶ。
名古屋弁の陽気な声が聞かれなくなってから、今日で実に2週間になる。
バイクルの居ない基地内は、やはりどこか活気がなく、改めてメンバー達は彼のもつ力の強さを知ったのだった。
「さて、性に合わんが報告書作りでもするか。」
そう言って竜馬が自分用の特殊ノートPCの画面を見た瞬間、竜馬の顔が凍りついた。
「どうしました、隊長。」
ウォルターが訪ねる。
竜馬は何も言わずに、ウォルターにPCの画面を見せた。そこにはこう表示されていた。

「特警ウィンスペクター隊長、香川竜馬殿。本日午後2時、日本大使館前に来られたし。 メサイヤ」
128名無しより愛をこめて:04/11/18 01:08:12 ID:lBNMq90v
フランス パリ 午後2時

街角のカフェではフランス人のカップルや外国人観光客が午後のひとときを過ごしていた。
竜馬もそうした人々に混じってカフェの椅子に座っている。向かいに座っているのはフランス人女性。だが、どこか仕草が男くさい。
「改めて、来てくれたことに礼を言うわ。」
女は竜馬に向かってフランス語でそう言った。
「そんなことはどうでも良い。それよりも…」
「分かってるわ。何故破壊されたはずの私がここに居るのか。目的は何か、でしょ。」
女が竜馬の言葉を遮って言う。
「そうだ。単刀直入に言って欲しい。お前は何故ここに居る。」
竜馬は強い目で女を見つめた。女はそれにまったく動じなかった。そして、淡々と語り始めた。
「確かに、あの時私はあなた方に破壊された。だが、大いなる意思の元に蘇った。」
「大いなる…意思。一体何者だ。」
竜馬が訳が分からないという顔になる。
「私にも詳細は不明だ。だが、あなた方に破壊された次の瞬間、内容はよく覚えていないが大いなる意思と名乗る不思議な声に導かれ、気が付いた時には自爆装置が解除され、2004年のフランスに居た。」
129名無しより愛をこめて:04/11/18 01:12:13 ID:lBNMq90v
スマソ。
破壊ではなくて自爆だったな。
あなた方に破壊されたを自爆したに読み直してくだされ。
スレ汚しスマソ。
130名無しより愛をこめて:04/11/18 01:45:11 ID:lBNMq90v
竜馬は最初、信じられなかった。だが、メサイヤは人間の脳を利用したサイボーグであり、世界に1体しか存在しないことはすでに知っていた。仮に複数体存在したとしても、
メサイヤ事件でその存在がウィンスペクターレベルの階級まで知れ渡ってしまった以上、破棄されていると考えるのが論理的である。
また、当時の記憶を竜馬以上に詳細に覚えていたことから、結局竜馬は彼女が本物であると結論付けた。
「疑っているのでしょう。確かにでき過ぎた話だとは思うわ。だが、私がここに居ることは事実よ。」
女が竜馬の表情を見て言う。竜馬は紅茶を少し口に含んだ。
「わかった、信じられないが、まあ百歩譲って信じよう。それで、目的は何だ。」
「大いなる意思から家族を守ることだ。」
女の口調が次第に男っぽくなってきた。
「何だって。大いなる意思というのはお前を復活させた、いわば恩人ではないのか。それから家族を守ると言うのは一体。」
竜馬が理解できないといった表情をする。女は表情ひとつ乱さずに言った。
「大いなる意思は私の知る限り、多くの危険な存在をこの世界に復活させてしまった。大いなる意思が何を企んでいるのか私にはわからないが、
この危険な存在に私の家族が脅かされる可能性も否定はできない。」
「危険な存在だと。」
竜馬が驚いた表情で声を荒げる。
「そうだ。それもあなた方が知っているものだけではない。あなた方も私も知らないような様々な存在が復活し、野望を成し遂げる機会を伺っている。」
「そんなことが…。」
「私はそれを伝えるためにあなたをここへ呼んだ。私はこれから日本へ行くが、近いうちにあなた方かそれ以外の組織に、NATOから私の破壊命令が下るだろう。
自爆装置自体もいつ再起動するか分からない。あるいは大いなる意思によって破壊されるかもしれない。もし、そうなった場合、頼れるのはあなた方だけなのです。」
131名無しより愛をこめて:04/11/18 01:53:39 ID:lBNMq90v
それだけ言うと、女は何も言わずに立ち去った。
竜馬はただ、深く考え込んでいた。
その時、通信機の音が鳴った。竜馬はパトロールと称してメサイヤのことは隠してウォルター以外には街に出ていたことを思い出した。
通信機に応答する。そこから聞こえてきたのは、彼の上官であるロバート=ピカード司令官の声だった。
「竜馬か。たった今、緊急指令が下った。メサイヤが復活して日本へ向かったらしい。それを破壊せよとのことだ。至急帰還しウォルターと日本へ向かって欲しい。」

○ナイトファイヤー/竜馬、ウォルター、メサイヤ→日本へ バイクル→日本でオーバーホール中(完了まであと数日)
132名無しより愛をこめて:04/11/18 01:56:23 ID:lBNMq90v
メサイヤのことは隠してウォルター以外には→ウォルター以外にはメサイヤのことは隠して
の間違いです。何度も訂正、スレ汚しスマソ。
133名無しより愛をこめて:04/11/18 23:25:56 ID:8QMv6gSK
ウインスペクターキター!
是非本部長との再会が見たいな。
134名無しより愛をこめて:04/11/19 23:34:28 ID:MzEjAnGS
どくろ団のつづきかいてー
135名無しより愛をこめて:04/11/20 20:41:37 ID:boKNBb3M
さて、再び時間は現在に戻る。
バルカンベース内のとある部屋で、TVに齧りついている一人の男が居た。
男はTVのチャンネルをほんの一瞬見ただけで次々に変えていく。
男の名はジライヤ。いわずと知れたアメリカン忍者、ニンジャブラックである。
彼はこの10年で元々得意だった情報探索の技術を更に磨き、こうして一瞬TVの画面を見ただけで画面上に映っている全ての人物及び物体を把握し、
特定のものを探し出すことができるようになっていた。
今彼が探しているのは、まだ敵、味方どちらにも付いていないヒーローと敵側密かな動き。
独自の情報網からヒーローの中には神崎と接触していない者も多いことが分かったからだ。
現在の圧倒的に不利な状況を打開するためには、まだ目覚めていないヒーローを大いなる意思側に持っていかれる前にこちらへスカウトする必要があるからだ。

探索開始から半日が経過、深夜に探索を始めたので時計の針はもうすぐ8時を指そうとしていた。
ふと、ジライヤの目に留まった番組。
TVの中では若い女性とぬいぐるみがジライヤには良く分からない過激なトークを繰り広げている。
何か感じるものがあり少し長めに見ていたが、何も有益な情報は得られなかった。
無駄なことをしてしまった。そう思ってジライヤがチャンネルを変えようとしたその時、突然TVの中から声が聞こえた。
「変身!!」
136名無しより愛をこめて:04/11/20 20:57:17 ID:boKNBb3M
「Whats?」
ジライヤが声に反応しTVに釘付けになる。TVの向こうからは続いてこう聞こえてきた。
「ホンゴウタケシは腹痛に襲われると仮面ハライターに変身するのだ。」
TVの向こうでは仮面をかぶったぬいぐるみがすき放題トークを繰り広げている。
ぬいぐるみは変身を解除したあとも口からビームを放つなどかなり強そうだ。おまけにロボットや謎の鳥型生命体まで出てきた。
ここで普通の人間であれば、これはブルーバック合成だということぐらい容易に分かるのだが、ここのところ徹夜が多く疲れており、さらに日本人ではない彼は何かひどく勘違いをしてしまったらしい。
「コノ人すかうとシニイコウ。」
そう呟くと彼は新聞でそのTV局の場所を調べ、ネコマルを呼び出した。
「レッルゴーねこまる。イキサキはカンナイだ。」
「みゃ〜ご」
ネコマルは大きく鳴くと空高く、横浜へ向け飛び立った。


丁度その頃、横浜港ではアメリカから到着した貨物船からジライヤに良く似た体つきの男が日本の大地に降り立ったところだった。

○ニンジャブラック/ジライヤ、ネコマル→横浜へ
137名無しより愛をこめて:04/11/20 23:18:31 ID:B0yGCw3B
文句を言う前に、怪物になったところから(夢オチ無し)で
救う方に持っていくのが職人だろ
138名無しより愛をこめて:04/11/20 23:32:25 ID:gzaQdmIF
横浜はまだレギオンがいるだろ。
139名無しより愛をこめて:04/11/21 02:47:31 ID:synvxa4c
「ギシェシェギシェ、コロス、コロスニンげんどもミナゴシ ギシャ シャー」
怪物と化したキカイダー達三人は揚々市街地へと向かう。
と、その時真後ろから物凄い水しぶきの音が聞こえた。
「ギシェ・・・・。」
怪物はその方をみると巨大な女性の姿をした像が海から現れたのだ!
「ギシェェェェェェ!!!」
像を見て怪物は驚いた!

その像は怪物に穏やかな光線を放つと怪物は元の三人の姿に戻った!
140名無しより愛をこめて:04/11/21 02:48:06 ID:synvxa4c
「・・・ん」
イチローが目を覚ますと目の前に広がる巨大な女性像に気づいた。
他の二人も目をさますがやはり女性像には驚く。
「あなたは一体・・・。」
マリは像に話しかける。
「私はマザー、あなた方が何者かに倒され、恐ろしい怪物にされてしまったので元に戻しました。」
その像、マザーは三人に語りかける。
「マザー、という事はあの霧島博士の作ったロボットですね。」
と、ジローがマザーに問いかける。
「その通りです、今、バルカンベースに危機が訪れようとしています。」
「ならばここでぐずぐずしていられない!マザー、俺達はバルカンベースへ向かいます!」
イチローはバルカンベースへ戻る決意をした。
「では、あなた達のご武運を祈ります。」
そしてマザーは海へ戻ると、三人も専用のサイドカー、サイドマシーン、ダブルマシーンでバルカンベースへ向かった。

○キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリバルカンベースへ
141名無しより愛をこめて:04/11/21 14:50:23 ID:zCo5Hx9B
太平洋上空 公海上 現地時間午前2時

南米のある国で熱帯地域対応訓練を行っていたソルブレイン隊員達は東京から緊急帰還命令を受け、迎えに来たSS−Tに乗って東京へ向かっているところであった。
大樹はあてがわれた自室でじっと考え込んでいる。
脳裏に浮かぶのはギガストリーマーを初めて己の武器として装着した日の記憶。
竜馬との対立、和解、メサイヤの家族のこと、彼の家族を思う気持ち。
本当に彼を救う手段は全くなかったのか。彼はあの日から10年以上、そのことをずっと考えていた。
考えて答えの出る問題ではない。だが、忘れることはできなかった。考えないこともできなかった。
ソルブレインになどならなければ良かったなどと思ったこともある。それでも彼がやめずに済んだのは、救助された人々の「ありがとう」の一言だった。

「西尾さん、東京から通信が入りました。至急ブリッジへ。」
艦内に呼び出し放送が響く。大樹はおもむろに立ち上がると、部屋を出てブリッジへと歩いていった。
142名無しより愛をこめて:04/11/21 15:15:08 ID:zCo5Hx9B
「あれ、どうしたんですか西尾さん。」
大樹がブリッジに入ってくると、艦長が不思議そうに声をかける。
「え、だって通信が入ったって呼び出しが…。」
大樹が驚いてそう答えた次の瞬間、ブリッジに警報が響いた。
「何事だ。」
艦長が声を上げる。ある仕官がそれに答える。
「機関室に有毒ガスを探知。」
「何だと。」
ブリッジに居た全員に緊張が走る。
「機関室に通信を繋げ。こちらブリッジ。機関室応答せよ。」
スピーカーの向こうから雑音に紛れて人間の声が聞こえる。
「機関室よりブリッジ…有毒ガスが発生…黄色い毒ガス…ブツン」
「おい、どうした。機関室応答せよ。機関室応答せ…」
「駄目です。通信が途絶えました。」
通信担当の乗組員が艦長の声を遮る。
「よし、では後部ブリッジの乗組員を緊急退避させて機関室を封鎖しろ。」
艦長は冷静に指示を出す。
「機関室の乗組員は?」
とある乗組員が問えば
「大丈夫だ。シャッターには人一人が通れるドアが付いているだろう。問題はない。」
と答える。その姿は大樹顔負けである。

 
143名無しより愛をこめて:04/11/21 15:33:09 ID:zCo5Hx9B
「だが、一体何なんだこれは。」
艦長はこの場に居る誰もが抱いていた疑問を口に出す。だが、事態は急激に変化していた。
「艦長、閉鎖した機関室周辺の温度が急激に上昇しています。」
「どの程度だ。」
「1分あたり2度のペースで上昇中。このままで行けば20分以内に人間が活動できない温度帯に突入します。」
艦長が乗組員と一緒にモニターを見ている。その顔には何故こうした事態になっているのか全く想像がつかないという色がありありと出ていた。
その場の空気を変容させたのは通信担当乗組員の一声だった。
「艦長、機関室との回線が復旧。こちらへ呼びかけています。」
「出してくれ。」
そう言うと艦長は通信士の席の隣に立った。
「こちらはブリッジだ。機関室主任、状況を報告してくれ。」
だが、何故か答えは返ってこない。通信に雑音は認められず、それは不気味なほど静かだった。
「どうした。ブリッジより機関室、応答せよ。」
その時、スピーカーの向こうでがさり小さな、だが明らかに人為的思われると音が立った。
だが、続けて聞こえてきたのは機関主任の声ではなく、見知らぬ女の声だった。そして、こう言った。
「私達はキラアク星人。これよりこの船を大いなる意思の元に接収します。直ちに、封鎖を解除して降伏しなさい。」
144名無しより愛をこめて:04/11/21 15:45:37 ID:zCo5Hx9B
「キラアク星人だと。」
艦長が声を上げる。大樹たちはそれが一体何者なのか分からなかったので、ただ立ち尽くしている他なかった。
女の声は続く。
「そうです。私達の文明に比べればあなた方の科学など原始的で勝ち目はない。抵抗は無意味です。」
「我々がはいそうですかと降伏すると思うか。」
艦長が声を荒げる。女の声は冷静だった。
「ならば、私達も実力行使に踏み切るしかありませんね。」
その声の直後、レーダー担当の乗組員が驚きの声を上げた。
「艦長、2時の方角に2機の円盤状飛行物体を探知。」
「分かりましたか。今から2時間だけ時間をあげます。その間に良く話し合って身の振り方を決めることです。では、2時間後にまた。」
「おいっ、待て。」
「通信が途絶えました。こちらの呼び出しにも応じません。」
通信士が沈んだ声で言う。
「一体どうしたら良いんだ。」
艦長は通信士の席を離れると、小さくそう呟いた。
145名無しより愛をこめて:04/11/21 16:17:04 ID:zCo5Hx9B
「艦長、ソルギャロップの格納庫は無事ですか。」
ブリッジの重苦しい空気を破って、大樹が艦長に声をかける。
「ああ、あそこなら前部デッキだから、まだ封鎖していませんが、まさか。」
「ええ、ソルギャロップまで行き、プラスアップして機関室に乗り込み奪還するつもりです。」
大樹が決意のこもった声で言う。
「無茶だ。ブレイバーのソリッドスーツは10年以上前に設計された最初期型ではないですか。いくらこの10年で細かい改造がなされているとは言っても、
プラスアップ時間はたったの5分間だ。短すぎます。」
「ですが、このままでは降伏する以外に道はない。それに決断を遅らせていては連中にソルギャロップを抑えられてしまうかもしれません。だったら、動くのは速い方が良い。」
「しかし…」
「大丈夫です。私が隊長をサポートします。」
心配そうな艦長の声に、ブリッジに入ってきたソルドーザーが言った。
「玲子さんは今、負傷者の救護で手が離せませんので3人で行くには無理ですが、私が一緒に行くだけでも成功率が少しは上がるはずです。」
「ドーザー。」
大樹が感謝に満ちた目でドーザーを見る。ドーザーはさらに続けた。
「大丈夫です。我々をこの10年引っ張ってきたのは隊長です。きっと上手く行きます。」
艦長はまだ決断に踏み切れないようだった。
「私からもお願いします。」
今度は純が入ってきて言った。
「大丈夫です。俺がギャロップまで隊長を護衛します。」
艦長はまだ少し悩んでいたが、少しして顔を上げ、強い目で大樹を見て言った。
「分かりました。ですが決して無茶をなさらないで下さい。この船も、もう古い。恐らく今回の任務がSS-Tと私の最後の任務になるでしょう。
最後の最後でこの船を血に染めたくはない。」
それを受けて大樹たちは、力強く答えた。
「了解。」
艦長は彼らがブリッジから出て行くのを見送った。
「頼む、無事に任務を終えてくれ。」
艦長が小さく呟いたその言葉に気付いたものは、ブリッジにはだれも居なかった。

○ソリッドステイツワン(SS-T)→東京へ向け飛行中 ソルブレイバー/西尾大樹、ソルドーザー、純→ソルギャロップ格納庫へ
ソルジャンヌ/樋口玲子→船内で傷病者の手当て中
●キラアク星人→SS-Tの機関室を占拠、更に円盤でSS-Tを威嚇
146名無しより愛をこめて:04/11/22 15:13:46 ID:tCIF2anR
バルカンベースにいる面子
○嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、光明寺博士、
カブタックたちビーロボ、譲、蔵之助、小百合、ハットリ君
村上ユウコ/美少女仮面ポワトリン、ポワトリンプティット/村上モモコ、
セーラーマーズ/火野レイ、セーラージュピター/木野まこと、セーラーヴィーナス/愛野美奈子、
セーラーちびムーン/ちびうさ、本田律子警部、ウルトラ警備隊(アマギ、アニー)
オーグリーン/四日市昌平、キングレンジャー/リキ、ジュウレンジャー(ゲキ、ゴウシ、ダン、ボーイ、メイ、ブライ)
ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事
オーレッド/星野吾郎、滝川博士、大河内参謀、小中井副参謀、宇宙刑事ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、
 サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
 シンクレッダー/叶隼人、ブルース/村岡耕作、キース/大熊拳、イナズマン/渡五郎、スピルバン/城洋介、ゴールドプラチナム

アンチバダム同盟にいるる面子
○ミレニアムライダース(南光太郎・五代雄介・津上翔一・葦原涼・木野薫・城戸真司・秋山蓮・北岡秀一・佐野満)
立花藤兵衛ズバット/早川健、仮面ライダーG4/水城史郎、深海理沙、ハカイダー/リョウ、カオル、ジェラ、バーラ、
アンドロ仮面/月ひかる、山吹三姉妹、風谷真魚、美杉父子
147146:04/11/23 01:39:40 ID:qyiasnGx
>>146を確認したらわかりづらかったり抜けていたの面子がいたので書き直し

アンチバダム同盟
○立花藤兵衛、谷源次郎、神様
ミレニアムライダーズ(RX/南光太郎、クウガ/五代雄介、アギト/津上翔一、G3-X/氷川誠、ギルス/葦原涼、アナザーアギト/木野薫、G4/水城史郎、龍騎/城戸真司、ナイト/秋山蓮、ゾルダ/北岡秀一、インペラー/佐野満 )
タックル/岬ユリ子、がんがんじい
ズバット/早川健、ハカイダー/リョウ、カオル、ジェラ、バーラアンドロ仮面/月ひかる、闇生物ゴハット、シュシュトリアン(山吹雪子、花子、月子)
一条薫、小沢澄子、尾室隆弘、深海理沙、由良吾郎、海堂博士、滝和也、滝竜介、霞のジョー、球純子、球シゲル、風谷真魚、美杉義彦、美杉太一

バルカンベース
○嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、光明寺博士、
カブタックたちビーロボ、譲、蔵之助、小百合、ハットリ君
村上ユウコ/美少女仮面ポワトリン、ポワトリンプティット/村上モモコ、
セーラー戦士(セーラーマーズ/火野レイ、セーラージュピター/木野まこと、セーラーヴィーナス/愛野美奈子、セーラーちびムーン/ちびうさ)、
本田律子警部、ウルトラ警備隊(アマギ、アニー)
ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事滝川博士、大河内参謀、小中井副参謀、
宇宙刑事ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、
 サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、マンモスレンジャー/ダン、トリケラレンジャー/ゴウシ、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)、
エクシードラフト(シンクレッダー/叶隼人、ブルース/村岡耕作、キース/大熊拳)、
オーレンジャー(オーレッド/星野吾郎、オーグリーン/四日市昌平、キングレンジャー/リキ)、
イナズマン/渡五郎、スピルバン/城洋介、ゴールドプラチナム
148名無しより愛をこめて:04/11/23 02:36:37 ID:LKL1VEGC
>>147
あれ?北岡先生と真魚ちゃんたちってもう着いてたの?
149名無しより愛をこめて:04/11/23 07:45:26 ID:gMuWJksa
木野さんも北岡もついてないぞ、ゴルァ!!!!!
150名無しより愛をこめて:04/11/23 15:51:30 ID:cnOEm+pz
>>147
勝手に作って仕切るな、腐れ厨房!!
151名無しより愛をこめて:04/11/23 18:39:52 ID:PPIyjBb2
向かっているのは…木野マナ北岡、ドールハウス…あとは?
152名無しより愛をこめて:04/11/23 19:15:35 ID:3s3He/AA
とりあえず、東京(バルカンベース?)に向かっているのが、ウィンスペクターとソルブレインだな。
153名無しより愛をこめて:04/11/23 21:41:34 ID:PPIyjBb2
バルカンベースに向かっているならマスクマンと鶴姫とスケバン刑事らもだよな
154名無しより愛をこめて:04/11/23 23:56:39 ID:4/67tKrx
あとは横浜のお茶の水博士達とニンジャブラックとジゴロウくらいか。
155名無しより愛をこめて:04/11/24 15:54:16 ID:NG5j3Udp
そういえば、横浜に船で降り立った謎の人物ってのも居たな。
156名無しより愛をこめて:04/11/24 23:42:18 ID:i2Vy/xK+
バルカン組はキカイダーチームもいるか。
157名無しより愛をこめて:04/11/25 22:55:02 ID:7PCNtFey
なんだか訳がわからなくなってきた。
158名無しより愛をこめて:04/11/25 23:29:41 ID:mpdjgEiz
そろそろ新しいSS書くか。
159名無しより愛をこめて:04/11/27 23:14:38 ID:EPESIf/U
保守
160名無しより愛をこめて:04/11/27 23:38:47 ID:IOFYM08X
話のアイデアはいっぱいあるけど、忙しくて書けない・・・
161名無しより愛をこめて:04/11/28 01:54:50 ID:Prmpo/hP
月面軌道上を周回する一隻の宇宙船、コスミックレスキュー(以下CR)第89師団、通称「南條チーム」の宇宙船であった。
彼らは一年前、月面基地日本区開発庁長官、冴島達郎の乗った連絡船を大量のスペースデブリから
冴島をはじめとする連絡船の乗員を救出し、一躍時の人となった。
彼らの宇宙船のブリッジではリーダーの南條俊の元に一人の青年が突っかかっていた。

「南條さん、何遍言えば信じてもらえるんだよ!」
「沢田、またお前の好きな漫画の話か、もう大いなる意思なんてのは聞き飽きたぞ。」
南條は青年に少々あきれ気味だった。
南條に沢田と呼ばれた青年は南條に憧れCRに入隊した沢田東であった。
彼は先の冴島救出の際に一人残り仲間達を脱出させて、連絡船と運命を共にしたと思われていたが、
一ヶ月前、南條達の前に突然あらわれ、奇跡の生還劇としてマスコミにも取りざたされていた。
沢田本人の証言によると「大いなる意思」に「お前はまだやるべき事がある」と言われ、気が付けばCR宇宙船にいたという。

(大いなる意思・・・こいつの言っている事が本当なら創介も生きているとでもいうのか・・・・?)
南條は三年前の宇宙船事故で命を落としたかっての相棒、千葉創介を思い出していた。
162名無しより愛をこめて:04/11/28 01:55:32 ID:Prmpo/hP
「なんだよ、まだ二人とも大いなる意思ってのでもめてたのかよ。」
ブリッジにもう一人別の青年がやってきた。
南條チームのメカニックを務める江口亮だ。

「江口さん、あんたなら俺のいっている事を信じてくれるよな!」
沢田は江口に駆け寄る。
「っつたく、俺が言っているのはな、その大いなる意思が色々と怪獣や宇宙人なんかを操ってるって聞いただけで
まだお前が助かったのは大いなる意思のせいってのは決まってないんだからな!」
江口は沢田に冷静に説明した。
「お前達、そんなんでいいのか?地球にはゴラスっていう巨大隕石も迫っていて防衛軍なんかもそれに対処で精一杯だし、
まだ怪獣なんかも出てくるかもしれない。俺達がいなければ他に誰が救助活動するんだ?」
と南條が二人を説得し、二人は静まり返った、その時、通信が入った。
「誰からの通信だ!」
江口は急いで回線を開く。
163名無しより愛をこめて:04/11/28 01:56:22 ID:Prmpo/hP
「橘管理官か!」
沢田はモニターに移った女性を見て叫んだ。
通信の主は元月面基地管理官で現在はムーンタウン市長の筆頭秘書である橘明子であった。
「南條君たちね、沢田君、私は今は管理間じゃないっていうのは何回言っているの?
あなた達にガロワ基地のハヤテ隊長から救助の依頼が来ているの。」
「依頼・・・?」
「月で何かあったのですか!?」
と、南條は浮かない表情をしており、沢田は橘に問いかける。
「月に現れた超獣はウルトラ戦士が倒したけれどもまだムーンタウンには逃げ遅れた人達がまだいるの。」
「じゃあ、ガロワ基地やI-NETも。」
橘の説明に江口が聞きつける。
「そうなの、江波さんたち他のCRも救助に当たっているけどそれでも人不足なの。ただちにムーンタウンに向かって。」

月には3年前から計画されていた第二次ノア・プロジェクトに基づいて月面基地が設立されたものの基地の責任者であった冴島達郎が
産業宇宙ステーション事故を隠蔽していた事が一年前に連絡船事故のあと、判明し、彼は失脚した。
月面基地開発は頓挫すると思われたが大原博士やTPC、I-NETなどの提携により平和な月面都市、ムーンタウンに変わったのである。
164名無しより愛をこめて:04/11/28 01:57:00 ID:Prmpo/hP
「どうするの、一刻を争うのよ!」
橘はあせりを見せるような口調で三人に問いかける。
「何言ってるんですか、俺は嫌と言われて行きますから、それが俺達CRですから!」
沢田のいつものヒーロー気取りだが、彼の純粋な人を守りたいという心からくる前向きな言葉であった。
「こら沢田・・・って船の整備は終わっていますのでいつでも発進できます!」
「江口君、また違法パーツ使っていないよね。」
「って月でも忙しくて新品揃えられませんよ!」
「なら今回の仕事が終わればいくらでも新品のパーツをあなた達に廻すから。」
江口は正直に答えたが連続の怪獣騒ぎと江口の生粋の職人癖のせいでパーツは中古パーツばかりだったりする。
「はい、これより南條チームはムーンタウンに向かいます。」
南條はモニター越しの橘に向かい冷静な口調で答えた。
「では、待ってるわ。」
通信が終わると南條たち三人はそれぞれの持ち場に付いた。
それでも南條は創介の事を考えていた。
(創介・・・お前が愛した宇宙を俺の手で守る!)

○コスミックレスキュー第89師団南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)→月へ救助活動へ向かう。
○橘明子→ムーンタウン管理センターで南條たちを待っている。
○江波香織→月のムーンタウンで救助活動に当たっている。
って事でV6カミセン主演のSF映画「COSMIC RESCUE 」を出してみますた。
結構面白かった映画なのでDVDで見てくれると光栄ディス。

詳しくはここみて
ttp://www.cri.co.jp/cap/shinsuke/cosmic.html
165名無しより愛をこめて:04/11/28 22:00:45 ID:Amktmswu
太平洋上空 公海上 現地時間午前2時15分

東京へ向けて飛行中のソリッドステイツTの格納庫に、大樹、ソルドーザー、純の三人が居た。
彼らは警戒に警戒を重ね、15分もかけてソルギャロップがある、この格納庫までやって来た。
だが、あれだけ警戒していたにも関わらずキラアク星人は何ら手出しも偵察さえもしてこなかった。
「あれだけ警戒したのに、何か損した気分ですね。」
純が大樹に声をかける。
「いや、油断していれば襲われていたかもしれない。やはり損ではないよ。」
大樹はいつも以上に落ち着いた声でそれに答えると、ソルギャロップのドアに手をかけた。
ドアが羽のように軽く持ち上がる。彼は中に入ると、言った。
「プラスアップ」
大樹の体を蒼のソリッドスーツヘビータイプが包む。
10年以上前に設計されたそれは、この10年で大小様々な改造を施してきた。
だが、その設計思想は今も変わらない。正木初代本部長とウィンスペクターが残した問いのひとつの答えでもある。
装着を終えると、大樹改めソルブレイバーはドアを開け外に出た。
「急ごう。プラスアップの制限時間は5分しかない。」
「了解しました、隊長。」
ドーザーが言う。
「純、ここまで有難う。気を付けてブリッジまで戻ってくれ。」
「了解。」
純は急ぎ機関室へ向けて走っていくブレイバーとドーザーを敬礼で見送った。
「無事に戻ってきて下さい。」
純は小さな声でそう言うと、ソルギャロップのドアを閉め急いでブリッジへと戻っていった。
166名無しより愛をこめて:04/11/28 22:02:43 ID:Amktmswu
○西尾大樹/ソルブレイバー、ソルドーザー→SS-I機関室へ 純→ブリッジへ
167名無しより愛をこめて:04/11/30 22:18:21 ID:MZ/aIEg3
CRに期待しよう。
168名無しより愛をこめて:04/12/01 23:24:41 ID:DPo6pESf
作戦会議のタイミングはどうする。
169名無しより愛をこめて:04/12/01 23:27:09 ID:uXdWmNGH
通信という手も
170名無しより愛をこめて:04/12/03 00:20:14 ID:zQ5QBEUU
あげっちリターン
171名無しより愛をこめて:04/12/04 14:06:45 ID:l1wZGyuX
>>161-164
一方の月面都市ムーンタウン。
「江波さん、あそこの瓦礫に逃げ遅れた人が押し潰されています。」
「そう、ならばあの人を救わなきゃ!」
CR江波チームのリーダー、江波香織は他のCRの隊員と一緒に瓦礫に潰された女性の元へと向かった。

「CRです、いまから瓦礫を持ち上げますので。」
香織は女性に話しかけた。
「CR・・・助けが来たのね・・・!」
女性は香織たちを見て歓喜の表情を浮かべた。
「せーの、ちゃんと腰入れてよね!」
香織は他の隊員達に檄を飛ばしながら瓦礫を他の隊員と一緒に持ち上げた。
「動けますか!」
「大丈夫です・・・動けます。」
「みんな、抑えていて!」
他の隊員が瓦礫を抑えると香織は女性を瓦礫から担ぎ上げた。
「ありがとうございます、娘は無事でしょうか?」
「娘?はぐれたのですか?」
「一緒に逃げている時にはぐれてしまって、はやく娘にあいたいです。」
「じゃあまずは避難所へ行ってみましょう。」
香織は女性を連れてムーンタウンの避難所へと向かった。
172名無しより愛をこめて:04/12/04 14:07:42 ID:l1wZGyuX
ムーンタウンの一角にあるスポーツ施設の体育館が市民達の避難所になっていた。
「つきましたよ。」
二人が避難所に入ると大勢の人々で一杯になっていた。
「どうしたのですか!」
「あそこにいるのは!」
女性が幼い女の子を指さした。
「ママー、ママー!」
「大丈夫だからね、お母さんはきっとくるわ。」
そこで母親を探しているように泣き崩れる幼い女の子をCR隊員のベストを着た若い女性がなだめていた。

「理奈ちゃん!」
「ママ!」
母親と女の子は互いに駆け寄っていき、抱き合った。
「よかった・・・あれ、弥生さん!」
女の子と一緒にいたCRの隊員、江波チームの一員である中島弥生であった。
「江波リーダー!」
弥生も香織を見て驚く。
「弥生さん、あの女の子と一緒だったの。」
「そうです、避難所のはずれで泣いていた女の子がいたから一緒にお母さんを探していたのです。」
「なんか子供好きの弥生さんらしいね。」
香織は弥生におだてた。
「そんな、おだてないでくださいよ!」
「そんな、おだててなんていないわよ、って弥生さん!?」
と、香織はうつろな表情に変わった弥生を見た
173名無しより愛をこめて:04/12/04 14:10:38 ID:l1wZGyuX
弥生の表情は物思いにふけたように再会した親子を見て昔の自分を思い出していた。
彼女は実は月の先住民族、月星人の王女であったがルナチクスの攻撃の際、まだ赤ん坊であった彼女は地球に避難させられた。
そして中島夫妻に拾われ育てられ、城南スポーツクラブのインストラクターとして有意義な毎日を送っていた。
しかし、彼女はある日、月からの迎えである月光怪獣キララの出現で彼女は真実を知る。
彼女が月へ戻ることを阻止するウルトラマンレオや宇宙パトロール隊MACとキララの戦いを見ていて、生まれた地である月の人々が
自分を待っている事に気づき月へ戻る決心をした。
その後はムーンタウンで暮らしていたが、育った地である地球人の恩を返したいという一心でCRの入隊を志願した。
最初は月星人の王女であることから反対の声も上がっていたが地球人と月星人の仲介役である南夕子の推薦もあり彼女は晴れてCRの一員となった。

「弥生さん・・・。」
香織は思いつめた表情の弥生に声をかける。
「江波リーダー、さっ、行きましょう、まだ私達を待っている人がいますから。」
弥生は香織の方を向くと表情を変え、香織に微笑みかけた。
174名無しより愛をこめて:04/12/04 14:11:17 ID:l1wZGyuX
一方、ムーンタウン管理センターでは・・・。
橘は書類の整理の為、秘書室にて仕事用のパソコンに向かっていた。
「し、市長・・・・。」
「どうしたのだね、橘君。」
市長は橘に言われるままパソコンのモニターを見ると思いもかけない人物の名を見つける。
「こ、この男は・・・!」
モニターを見た市長は凍りついたような表情になった。
「ええ、私も驚いてしまいました、彼は三年前の宇宙船事故の隠蔽工作で失脚して拘置所に居るはずです。」
「冴島達郎・・・地球防衛軍月面支部長官・・・これは一体何事だ・・・・。」
そのモニターに映っていたいた人物は元月面基地日本区開発庁長官の冴島達郎であった。
何故彼が防衛軍月面支部の長官になったのか?
ムーンタウンに恐怖が迫り来る。
175名無しより愛をこめて:04/12/04 14:12:11 ID:l1wZGyuX
その恐怖はそれだけではなかった。
機銃で武装した野戦服姿の数十名の男達がムーンタウンの広場に集まっていた。
その隊長である男が作戦説明を始めた。
「そろそろ避難所だ、我々の邪魔者であるCR、そして月星人の王女がいる、見つけたら即刻で銃殺せよ。」
「はっ!」
「いいか、我々は冴島長官に選ばれたエリート兵士達だ、冴島長官の為に命を捨てる覚悟を持て、以上だ!」
隊長が作戦説明を終わらせると一同は避難所へと向かい始めた。
その男達の野戦服の胸元には「UNDA」と表記されていた。
そう、彼らは冴島の指揮する防衛軍の特殊部隊だったのだ!

○CR江波チーム(江波香織、中島弥生)→ムーンタウン避難所にいる
○ムーンタウン市長、橘明子→管理センターで南条たちを待つ。
●冴島達郎→防衛軍月面支部の長官に就任。
●月面支部特殊部隊→江波チームのいる避難所に向かう。
弥生に関しては設定をオリジナルにしています。
あと、防衛軍の略称はこのスレでは「80」の防衛軍が母体となっているため「TDF」ではなく「UNDA」にしました。
176名無しより愛をこめて:04/12/05 22:18:46 ID:gHxvwjSC
「まずいな星川殿」
「ええ、これは思っていたよりやっかいですね」
背を合わせたイガムの問いかけにダイナブラック・星川竜は
頷くより他になかった。

地上でアイアンキング達がキングギドラの圧倒的な力の前に苦しい戦いを
繰り広げているその頃。
カー将軍達のいる指令室を目指していたダイナブラック達もまた苦しい
戦いを強いられていた。

10対5。
その上、精神を乗っ取られているとはいえ、相手は、あの仮面ライダー達。
武は悪すぎであった。

「くらえ!」
ライコウはスーパー1に向けて、五郎から借りたキュロット銃の引き金を引いた。
「エレキハンド!」
スーパー1は、青いハンド、エレキハンドを装着すると、ライコウに向けエレキ光線を
放った。
激しい光と共に二つの光線がぶつかり、キュロット光線は相殺された。
「くそっ!」
「ライコウ、後ろ!」
「!」
フーミンの叫びに振り向くと、背後からスカイライダーのケリが飛んできた。
「ぐは」
フーミンの声で、とっさに防御するもケリを受けたライコウは吹き飛ばされ壁に激突した。
「ライコウさん!」
「ライコウ」
「ロープアーム」
慌てて駆け寄ろうとするフーミンの背後からライダーマンの飛ばしたロープが
フーミンの首に巻き付いた。
177名無しより愛をこめて:04/12/05 22:19:22 ID:gHxvwjSC
「グッ」
「グガァァァァァ」
そして、苦しむフーミンにアマゾンライダーが飛びかかった。

「フーミン!」
「バカめ、他人を助ける余裕があると思っているのか?」
Xライダーを剣で振払い、フーミンの助けに向かおうとするイガムの前に
ストロンガーが立ちふさがり襲い掛かった。

「グガーーーー」
苦しむフーミンにアマゾンが飛びかかった、瞬間。
ダイナブラックの放った、クロスカッターが、自由を奪っていたロープを
切り飛ばした。
ロープが切られ、間一髪の所でアマゾンの攻撃を避ける事ができた。
「星川、すまない」

「余所見をしているとは余裕だな」
ダイナブラックにゼクロスが襲い掛かった。
178名無しより愛をこめて:04/12/05 22:22:19 ID:gHxvwjSC
「クェーーーーーー!!」
それぞれが戦っている間にブラストウイングが割って入り、ライダー達を
ダイナブラック達から引き離した。
「みんな、私のとこに集まって!」
そして、ファムは、戦っているダイナブラック達を集めさせた。
「これで、一気に片をつけるわ」
『ファイナル・ベント』

「キェェェェェェェ」
カードをデッキに通すと、ブラウンウイングはライダー達に向かって
翼で突風を巻き起こした。
「これで、吹き飛ばしてあげるわよ」

「フッ、そんなもので我らが屈すると思っているのか。V3!」
「うむ。V3ダブルタイフーン!」
ライダー達の前に立ったV3は、ベルトの風車を逆回転させ巨大な竜巻きを起こした。
「そんな!」
V3が巨大な竜巻きを起こすのを見て驚くファム。

V3の起こした竜巻きは、ブラウンウイングの突風を吹き消し、逆にダイナブラック達を吹き飛ばした。
「ぐわ」
「グハッ」
「キャアア」
竜巻きに巻き込まれ吹き飛ばされたダイナブラック達は、天井に叩き付けられ地面へと落ちていった

○ダイナブラック・ライコウ・イガム・フーミン・雷光太郎VS10人ライダー
つづくので、生暖かい目で見守って下さい (´・ω・`)
179名無しより愛をこめて:04/12/05 23:31:42 ID:n7hRerO7
黒川温泉編再開キター!
果たして10人ライダーは元に戻るのか?
180名無しより愛をこめて:04/12/06 06:34:12 ID:IICc2SB8
>>179

そこで未だ触れられてすらいないJが登場なワケですよ!!


・・・え?違うの?
181名無しより愛をこめて:04/12/07 22:21:08 ID:2F0zGMRz
ドクターマンがダイヤモンドアイを警戒してライダーに腕輪を渡したのを忘れていないか?
182黒川人:04/12/07 23:07:30 ID:j1apvpWw
ちゃんと憶えてますんで安心しとくれやす。

ちなみにJはでません(w
183名無しより愛をこめて:04/12/08 10:54:48 ID:ONaRpDWP
歴代ライダーはJ以外出てるんだっけ?
ウルトラの方はどうあがいてもダイナが出せないんだよな…
184名無しより愛をこめて:04/12/08 12:50:01 ID:REZxeEQw
ダイナはアスカ達が出てる。
Jは魔拳士ジンが会ったらしい
185名無しより愛をこめて:04/12/08 15:36:29 ID:q1jziEin
ジゴロウはレギオン倒してから出した方がよいのでは?
186名無しより愛をこめて:04/12/08 16:58:08 ID:AfsE0tkE
>>185
そうだな。俺もそう思う。
187名無しより愛をこめて:04/12/09 03:12:44 ID:4muNYfpt
ムシキラーZによってバッタバッタと落ちていく郡体レギオン達、一見RVロボとレオパルドンの勝利かと思えたが・・・。

「アークターン!」
レオパルドンが頭部のブーメラン、アークターンを投げ一気にレギオンの干渉波クローを切り裂いた。
「よし、ここで一気にとどめをさしましょう。」
三神博士は他の三人にとどめをさす事を促すと2大ロボはレギオンに向かい見得を切った。

「ギロロロロ・・・・。」
その時、レギオンが体中から無数の赤い光の触手を伸ばしていくといきなり瞬時に触手を体に収束していった。
「一体何をする気じゃ!」
お茶の水博士が叫ぶのと同時にその触手は高速でレオパルドンを貫く!
「ぐわっ!!」

「スパイダーマン!」
石室コマンダーが叫ぶのも空しく、触手はレオパルドンから一気にレギオンの方へと収束した。
188名無しより愛をこめて:04/12/09 03:13:16 ID:4muNYfpt
「博士達、俺は大丈夫です。だからレギオンを倒しましょう。」
スパイダーマンはRVロボに通信を送った。
「スパイダーマン、君の方は大丈夫なのか?」
と、石室コマンダーは聞き返す。
「はい、この程度でやられるレオパルドンじゃありません。」
スパイダーマンが言うがそれでもあと一発触手を喰らえば堅牢な装甲のレオパルドンでもひとたまりはない。
「ところでスパイダーマン、アークターンはもう一発使えるかね?」
「え?」
お茶の水博士は突拍子の無いことをスパイダーマンに聞いた。
それを聞いていた三神博士と石室コマンダーは驚きの表情を隠せなかった。
「は、はい、使えますよ・・・って何するつもりなのですか?」
と、スパイダーマンも驚きを隠せなかった。

「ギロロロロ・・・!」
その時、もう一度レギオンは触手を収束しはじめた、今度はRVロボを狙ってきた。
「博士!」
スパイダーマンが叫ぶがRVロボが危ない!
「理由は後じゃ、スパイダーマン、アークターンをこいつに当ててくれ!」
お茶の水博士はスパイダーマンにアークターンを放つよう促すと何とムシキラーZをレギオンに投げつけた。
「そういうことか、よし!」
スパイダーマンもお茶の水博士の考えに気づいたようだ。
189名無しより愛をこめて:04/12/09 03:14:11 ID:4muNYfpt
「アークターン!」
レオパルドンはアークターンを放つと、見事ムシキラーZに命中し、爆発を起こした。
「ギロロロロー!」
そして、目の前のレギオンはその爆発に巻き込まれ、断末魔を上げながら炎の中へと消えていき、大爆発した。

「見たか、ムシキラーZも薬、それを活かしたわしの考え、どうじゃ!」
唖然とする一同を横目にお茶の水博士は自慢げになっていた。
「博士、レギオンは倒されましたが、バルカンベースが気になります、一刻も早く戻りましょう。」
と、三神博士がお茶の水博士に声をかける。
「そうじゃったな、三神君、では、バルカンベースへ戻ろう!」
三神博士の一声でお茶ノ水博士は我に帰り一同に言い放った。
「では、博士達、私はバルカンベースへ戻ったら先程の会議の事を千葉参謀達に報告したいのでエリアルベースに戻りますので。」
石室コマンダーが二人にエリアルベースへ戻ることを告げる。
「ええ、また一緒に戦える日を待っていますよ。」
と、三神博士は石室コマンダーに言う。
「じゃ、レオパルドンの方をバルカンベースまでの距離なら航行できますので。チェンジ、マーベラー!」
レオパルドンはマーベラーに変形し、RVロボは防衛軍の輸送機に格納され、バルカンベースへ戻っていった。

○お茶ノ水博士、、三上博士、石室コマンダー、スパイダーマン/山城拓也→バルカンベースに戻る。
なお、石室コマンダーはバルカンベースへ戻った後、エリアルベースUに戻る。
>>135-136と前後しますが、やっとレギオン片付きました。
190名無しより愛をこめて:04/12/09 21:10:57 ID:kr5osuv+
MAT作者氏ね
191名無しより愛をこめて:04/12/09 22:42:41 ID:v9adIwjB
そろそろ星座出してよいのでは。
192187-189:04/12/10 03:01:46 ID:X5hEpOxR
最後の二行は

レオパルドンの方を→レオパルドンの方は

の間違いですた、スマソ。
193前スレ476の続き:04/12/11 01:34:34 ID:/+nqS6oQ
草加『三原…澤田…。』

突然現れた二人を複雑な心境で見据える草加
それぞれの乗るマシンから降り立つ三原、そして澤田
三原はそのまま草加に駆け寄る、笑みを含みながら
三原『草加ぁー!!』
その三原を手で払い、澤田の下へ近づく草加
草加『何故オマエが生きている…澤田ァ』
憎しみと疑念が合わさった言葉を澤田にぶつける
澤田『…知らないね、こっちが聞きたいぐらいだ』
草加『何ィ?』
三原『二人とも、それよりも今は―!!』

三原が指差す方向には3体のオルフェノクの猛攻で押され始めた真の姿…。
人間と程遠く真の姿を視界に入れる澤田
澤田『…アレもオルフェノクなのか?』
草加『さぁな…ただ奴と戦うスマートブレインの刺客はオレを狙っている』
三原『という事は…彼も味方なのか?』
澤田『どちらにせよ、倒す敵がいる。』
その言葉と共に澤田がカイザギアを草加に手渡す
澤田『何があったかは知らないけど…それはキミが使いなよ』
194前スレ476の続き:04/12/11 01:43:24 ID:/+nqS6oQ
草加『カイザ…ギア…。』

手元に感じる久々のカイザギアの感触
だが、死ぬ直前に花形から聞いた言葉

「オルフェノクの因子が消えかけているオマエはもう変身してはならない」

草加『オレは…。』
三原『草加?』
澤田『?』

ここで再び変身すれば依然と同じく死ぬかもしれない…たが―!!

草加『奴等は敵…オレの命と引き換えてでも倒すべき敵だ!!』
決意を秘めカイザドライバーを装着しカイザフォンを手に持つ草加

草加『オレは…。オレはっ―!!』


爆発音が響く...真の胸部にバーナクルオルフェノクのガス爆弾が炸裂した音が…。
直撃をうけたのか苦しそうにその場にうずくまる真
胸からは大量の緑色の血が滴り落ち地面を濡らしていく
その真に2体の甲虫型オルフェノクがトドメを刺しにゆっくりと歩み寄る

その刹那、真の後方から真っ直ぐに伸びる黄の閃光弾、白の閃光弾
閃光をヒラリと避け距離を置くオルフェノクの視界、傷ついた真の視界に映る者
仮面ライダーカイザ、仮面ライダーデルダ…その身体を奔るそれぞれの閃光が眩く光る
カイザ『行くぞ!!三原!!』
デルタ『あぁっ!!草加っ!!』
掛け声と共に3体のオルフェノクに向かい突き進む二体の仮面ライダー…。
195193、194の人:04/12/11 01:49:56 ID:/+nqS6oQ
いつも書くの遅くてスマソです...

デルタなのかデルダなのか呼び方ハッキリしてねーし(汗

個人的に三原が草加にスルーされるトコは良かったかと(藁
196名無しより愛をこめて:04/12/11 01:52:38 ID:spwwzSzY
>>171-175

「警報・・・!?」
「一体何が起こったんだ?」
その時、管理センターの警報が鳴り響くと同時に入り口にいた警備兵から橘に通信が入った。

「何があったの!?」
その警備兵は左肩を凶弾で撃たれたかのように負傷していた。
橘が焦った口調で警備兵に問い詰める。
「た・・橘さん・・いきなり防衛軍が来て銃を突きつけられたと思ったら「管理センターは我々防衛軍が占拠した。」と言ってきました・・・。」
「防衛軍?何故いきなりセンターを襲ったのか!?」
と、市長も問い詰める。
「そ、それがその後、いきなり我々やセンターの職員に対して銃を撃ってきて上の階へと向かっていっています・・・気をつけてください。」
「と、いうことは・・・!?」
橘が何かに気づいたようにしゃべり始めた時、秘書室のシャッターが開いた。

「その通りですよ、市長、そして・・・橘君!」
シャッターが開くとともにスーツ姿の男が姿を現した。
「冴島・・・・。」
市長がその男の名を呟いた。
そう、地球防衛軍月面支部長官の冴島達郎であった。
197名無しより愛をこめて:04/12/11 01:53:25 ID:spwwzSzY
一方のムーンタウンの避難所でも防衛軍の特殊部隊が来ていた。
「動くな!動くと貴様らの命が無いと思え!」
隊長が住民達に罵声を浴びせかけており、それに対しては怯えるしかなかった。
「ウェェェン、怖いよぉぉぉ!」
先程、弥生が助けた女の子、理奈が恐怖に泣き崩れて母親に抱きついていた。
「動くなというのが聞こえないのか!やれ!」
理奈に気づいた隊長は隊員の一人に指示を送ると、その隊員が理奈と母親の方に近寄った。
「ヘッヘッヘ、アンタも運が無かったなぁ・・・・。」
隊員はニヤつきながら残忍に声をかけた。
「この子だけは助けてください、私は構いません。」
母親が理奈を抱きながら隊員に叫ぶ。
「ならお望みどおりにしてやるぜぇ!」
隊員は母親の眉間に機銃を突きつけるとその機銃を発砲した。

「ウェェェン、ママァァァァ!」
その銃声の後に母親は倒れこみそのまま息を引き取った。
住民達はその光景に怯えて、何もする事は出来なかった。
「さぁ、この馬鹿の様に殺されたいか、殺されたければ騒ぎわめけ!そしたら殺してやる!ハハハハハ!」
隊長の住民達を罵るような笑いが避難所中に響き渡った。
198名無しより愛をこめて:04/12/11 01:54:03 ID:spwwzSzY
「あなた達、本当に防衛軍なの!」
怒りをこらえきれず弥生は立ち上がり、隊長に叫ぶ。
「弥生さん・・・。」
弥生を見て香織は呟いた。
「ほう、やっと姿を現したなCR。」
隊長が弥生の方を睨みつける。
「じゃあ何故、超獣が現れた時に駆けつけなかったの、それが防衛軍の仕事じゃない!」
弥生の防衛軍に対する怒りは止まらなかった。
「何をいうか、超獣共はウルトラ戦士が倒したじゃないか、それに我々は後の地ならしの為に来たんだよ、ありがたく思え。」

「なんて奴らだ!」
「もうお前達は防衛軍じゃない、悪魔だ!」
隊長の言葉に対し住民達の怒りが爆発した。
「黙れ!防衛軍は我々だけではない、さらに強大な協力者がいる、そう・・・・。」
隊長が住民達に協力者がいる事を言い放った。
199名無しより愛をこめて:04/12/11 01:54:45 ID:spwwzSzY
「冴島さん、防衛軍の長官って、どういう事なの?」
橘は突如現れた男に聞きつける。
「そう、私は第一審を行う予定だった日にとある人物に助けられたのだよ。」
冴島は淡々と答え始めた。
「とある人物・・・・。」
市長は愕然とした表情で呟いた。
「彼は私に「あなたは宇宙にとって最も必要とされている人物です、我々はあなたの力を求めています」といってきた。
そして私は彼の所属する組織の力を借りて月面支部の長官になったわけだ。」
冴島はさらに答える。
「その組織って一体?」
と、橘が聞く。
「そう・・・・・。」
と、冴島が答える。
200名無しより愛をこめて:04/12/11 01:58:30 ID:spwwzSzY
「その組織とは君達もご存知だろう、秘密結社バダム!」
そう、冴島はバダムによって拘置所から助け出されていたのだ。
「バダム・・・!」
「ここ数日各地で起こった怪獣や秘密結社を操るあのバダムか!」
二人は冴島がバダムに助けられた事を知り愕然とする。

「秘密結社バダム!」
特殊部隊の隊長もバダムの名を出すと住民達にも更なる恐怖が走った。

月はどうなってしまうのか、このまま冴島の手に落ちてしまうのか?
南條チームは間に合うのか?

○CR江波チーム(江波香織、中島弥生)→避難所で特殊部隊に襲われている。
○ムーンタウン市長、橘明子→管理センターで冴島と出くわす。
●冴島達郎→管理センターを占拠。
●月面支部特殊部隊→避難所を占拠。
次は南條チームディス。
201名無しより愛をこめて:04/12/11 23:49:12 ID:fnBkr/QD
そろそろ我々も出してほしいパマン。
202名無しより愛をこめて:04/12/12 00:20:47 ID:BI+tJORC
>>178
「つまらん、もう少し楽しませてくれると思ったが、この程度か」
床に叩き付けられ、動かなくなったダイナブラック達を見ながら、1号ライダーはつまらなそうに言った。
「そう言うな、人間風情が、ここまで我らの相手をしたのだ、立派なものではないか」
「ククク、そうだとも、少しは敬意を払ってやろうではないか」
「フハハ。2号、V3の言う通りだ。敬意を払ってやらんといかんな。それじゃあ、一つ
立派な墓でも建ててやるか」
「クハハ、それは言い」
「『我らに無謀にも戦いを挑んだ愚か者ここに眠る』と墓標に刻んでやるか」
「フハハハハハ。それは名案だ」
「ふざけるんじゃねぇ!!」
動かなくなったダイナブラック達を見ながら、ライダー達が笑い声を上げ好き勝手な事を
言っていると、怒鳴り声と共にライコウが立ち上がった。
「てめーら、何、勝ったつもりでいるんだ。俺達はまだ、ピンピンしてるぞ」
「そうよ。こんなのカスリ傷、これからが本番よ」
そして、続いてファムが立ち上がった。
「全くだ。嘗めてもらっては困るな」
「まったくです、イガム様!」
そして、イガム、フーミン、ダイナブラックも立ち上がった。
「さぁ、みなさん、さっさと倒して指令室に行きますよ」
203名無しより愛をこめて:04/12/12 00:21:22 ID:BI+tJORC
「ほほう、逆ダブルタイフーンを受けて生きているとは大したものだ」
その姿を見て、Xライダーは少し感心したように言った
「ふっ、だが、立っているだけでフラフラではないか。我らも忙しい身だ。これ以上
貴様らの相手はしてられん。スーパー1」
「うむ」
2号ライダーに促され、ファイアーアームを装着したスーパー1が、他のライダー達の
前に進みでた。
「これで、全員火葬にしてくれる」
そう言い、ファイヤーアームの腕をライコウ達に向けたその時であった。

「待てい」

どこからとももなく、声がしたかと思うと、突然、ホール全体を眩い光が包み込んだ。

「グハッ」
「なッ何だ、この光は!」
その光を浴びてライダー達は、突然苦しみはじめた。
204名無しより愛をこめて:04/12/12 00:24:01 ID:BI+tJORC
「この光は一体?」
「イガム様、これは?」
「私にも分からん」
「あっ、あれは、何?」
ダイナブラック達にも、何が起きているのか分からないでいる中、
ファムは、光の中心に何かが浮かんでいるのを見つけた。
「ダイヤの指輪・・・?」
「あっ、あれは、アイリング! アイ来てくれたのか!!」
ライコウは、宙に浮かぶダイヤの指輪を見て、喜び声と共に手を差し出すと、ダイヤの指輪は
意志があるかのように、ライコウの元へと飛んでいき、彼の指へと収まった。
「うむ」
そして、ライコウは、指に収まった指輪を見て力強く頷くと、指輪を天にかざして叫んだ。
「アイ、アイよーー!!」
すると、ライコウの叫びに応え、ダイヤの指輪の光り輝くと、ダイヤの中からダイヤの瞳を持った
蒼き戦士が光と共に姿を現しライコウ達の前に降り立った。

そう、彼こそが、かつてライコウと共に正義のために献身した、全能の神が遣わした
アラビア王の精霊・ダイヤモンド・アイ、その人であった。

「ダイヤモンド・アイ 参上!」

205名無しより愛をこめて:04/12/12 00:25:50 ID:BI+tJORC
○ダイナブラック・ライコウ・イガム・フーミン・雷光太郎VS10人ライダー
○ダイヤモンド・アイ 参上

なんか、漢字が少なくて頭悪く見えるね (´・ω・`)
「全く嘆かわしい!!日本の、いや世界の平和を守るべき英雄たるものが、一時の劣情に負け覗きなどという下等な行為に及ぶとは!!」
前スレ>>379にて深水理沙の風呂を覗いたかどで、城戸真司は説教をくっていた。実際には真司に覗きをする気などは勿論なかった。
デルザー軍団との死闘を終えた真司と尾室は、汗ばんだ体をさっぱりさせようと我先にシャワールームに飛び込んだ。
疲労困憊の彼らにシャワールームの使用中表示を確認する余裕などはない。結果、この有様だ。
(ちなみに直撃の真司より巻き添えを食った尾室のほうが重症だったらしく、医務室に運ばれ説教は逃れている)

「大体、市民に安心を与えるべき側の人間が、市民に与えられた平穏に甘んじてこのザマとは何事か!!」
深水がまるで怠け者を罵るかのように真司に詰め寄る。あまりもあまりな言い草だがそれもそのはず
彼女をはじめブラックサタンと戦っていたメンバー、そしてアンチバダム同盟本部内の人間のほとんどは
2000ライダーズがデルザー軍団と戦っていたということを知らない。真っ先に突っ込んでいった光太郎も、あとを追ったメンバーも
いらぬ心配をかけまいと誰知らず出撃したのだ。ならばそのことを説明すべきだろうと人は言うだろう。
しかしそれでは自分たちの戦う意味が無い。
『みんなに迫る不安とかをさ、『なかったことにする』のが俺達の使命なんじゃないかな?』
行きがけのGトレーラーで真司が五代に自らの使命とはなにかを問うた時帰ってきた言葉、これを自らの指標と決めていたのだ。

しかし
「…そもそもこの国が外敵からの侵略に対し逃げ腰となったのは今を去ること1917年…」
深水の説教はいつしか彼女自身の憂国論にシフトしていきつつあった。彼女のテンションはどんどん上昇、反比例して真司はどんどん萎えていく。
拷問にも似たかったるい演説を前に、真司は今すぐ信念を捨てようかと考えるのだった…。
(でも話しても聞き入れてもらえないんだろーなー…)

「なーんか騒がしいと思ったら…まったくオマエは何かやらかさないと気が済まないみたいさねえ。」
そう真司に皮肉を投げかけつつあらわれたのは、北岡秀一だった。
「おまっ北岡!!いつの間に!!」
突然すぎる北岡の登場に、思わず立ち上がり驚く真司。
「いや、ここを目指してるってゆー親切な家族連れにヒッチハイクさせてもらってさあ…。つーかオマエさあ、覗きはないだろよ。
俺が必死こいてオマエラ追いかけてる最中に、覗きって、なあ…。オマエ俺がここに来るまでどんだけ山あり谷ありの大冒険
したかなんて及びもつかないだろ?」
実際は山奥の自販機で万札が使えず空腹でぶっ倒れただけだが。
「って、お前こそ俺たちがあのあとどんだけ苦労したか知らないだろうがよ!!」
「うん、知らない。あ、ゴロちゃんおかわり。」
北岡のあまりにも人を食った態度に真司がキレそうになったその時!!
「貴様ーーー!!まだ話の途中だろうがーーー!!」
理不尽にも先にブチ切れていた深水の往復ビンタが見舞われた。薄れ行く意識の中で、真司は
(こんな人と一緒に仕事してる水城さんってすげーなー…)と思った。人は今わの際にはどうでもいいことを思い出すものだ。

「翔一くん…やっぱりついて来ちゃった…」
「真魚ちゃん…」
北岡を乗せてきた風谷一家も当然、アンチバダム同盟本部に着いていた。翔一は「危険だから」と残してきたはずの真魚が
戦いの渦中にあるここにきたことに戸惑いを隠せない。
「翔一くんのいいたいことも分かるし、やっぱり自分でも怖いと思ってる。でも、それでも力になりたいって…」
「だからって!!…こういう言い方もアレだけど、真魚ちゃんくらいの超能力じゃあ…」
翔一が言い終えるかのタイミングで、真魚は背伸びをし彼の頬にそっと手を当てた。フッという暖かな光とともに
翔一の頬にあった擦り傷が消えていく。
「…どう?頑張れば今よりももっとすごい力が出せるよ。って言っても、コレ『鏡の中のお姉さん』の受け売りなんだけどね。」

「どうやら客人がどんどん増えてきたみたいだな」
奥の部屋から黒ずくめの男が姿をあらわす。サービスステーションでドラスを迎え撃って以降、離れ離れになっていた木野薫だ。
「…! 木野さん!」
すの存在にいち早く気付いた翔一が声を発する。
「ああ、なんとか無事に戻って来られた…といいたいところだが、以前の狼男に痛めつけられた右腕がまだ自由にはならん。
暫くは医者としての俺の腕はあてにならないだろう。だからこそ、彼女の治癒の力はどうしても必要になる。津上、認めてやれ。」
嘘である。木野の傷はドラス戦後、失った右足とともに全快している。彼は真魚の気持ちを汲み取ろうとしていた。
「…わかった。でも、危なくなったら治癒とかどうでもいいから無理しないですぐに逃げて。絶対、ぜーーーったいだよ。」
「…うん!!」
ぱあっと晴れやかな笑顔で真魚が答える。

この爽やかな会話をいぶかしげな表情で見つめるものが二人いた。一人は秋山蓮。
「『鏡の中のお姉さん』か…。やはりこの事態の中心には…優衣…そして、神崎士郎…」
そしてもう一人は薄暗いモニター室でこの部屋の様子を観察していた。全身を覆い隠すような襤褸切れを纏った女性
―アンチバダム同盟が「水の巫女」と呼ぶその人であった。
「彼女が、光の巫女…我らが力を授けるべき者…そして、世界の鍵となる少女…」
「覗きとは、またいい趣味だな。」
水の巫女がはっとして後ろを振り返ると、そこには葦川涼が闇に紛れ立っていた。
「あの戦いのあとからな、ずっとアンタの動きを張ってたんだよ。予言だの、水を操ったりだの、ちょっと気にかかる力なんでな…」
「…エルの…水のエルロードの力と似ている、ということですか?安心してください。彼らは今は我々に力を貸してくれます。
アギトの側として戦ったあなたにはにわかに信じられない事でしょうが…」
何もかも見透かしたような毅然な態度で水の巫女は答えた。問い詰めている側の葦川が逆にたじろいでしまっている。
「…そこまで知っているのが逆に怪しいんだ!!大体、信じてほしいならまずその格好から…!!」
言葉が止まった。被るフードを剥ぎ取ったあとに見えた少女の顔に、葦川は驚きを隠せないでいた。
てなわけで2000ライダー編、誰も書かないので再開させちゃいました。
平成ライダーみたいな書きやすいキャラ独り占めってのはやっぱり気が引けますんで、
このあと作戦会議やったあと振り分けたいんで、希望があったら避難所の「こんな展開」スレにおながいします。
(でもギルスと水の巫女と真魚ちゃんは自分が使いたいんで(笑)

あと逆に黒川編作者さん、ワンカットだけそっちのシーンっつーか展開書いてもいいですか?
破綻するようだったら止めますんで。
210CRの中の人:04/12/12 02:59:35 ID:rsMa4T2A
実は前スレの>379のギャグは俺が保守カキコで書いたネタディス。
金属バットに関しては役者ネタディスので。
211黒川:04/12/12 17:49:13 ID:CNtt0QW3
>>209
すいません、このまま一気に話は終わりまで進んじゃうんで
ちょっと勘弁して下さい。
アポロチョコやトランプおじさん達の伏線はちゃんと生かせるように
しとくんで (´・ω・`)
212名無しより愛をこめて:04/12/12 18:49:49 ID:CNtt0QW3
「デルザー魔人軍団、フッ、名前倒れもいい所だな・・・」
バダム本部にある一室で、ワインの入ったグラスを片手に、モニターに映る遁走するデルザー軍団の姿を見ながら嘲りの笑みを浮かべる一人の男の姿があった。
白い軍服を華麗に着こなした、グレーの髪の隻眼のその男にはもバダンを初めとする
『大いなる意志』によって蘇った悪の戦士達とは一線を画す優雅かつダンディな雰囲気を漂わせていた。

ガチン、ガチン。

その一室に、何かを叩きながら一人の男が入ってきた。
「ラッコ、ラッコ〜。ファンファン大佐!」
「ラッコ男か。準備はどうだ?」
「はっ、超スーパー再生怪人軍団、全て揃いました!怪人達の実力は当社比、一人当たりデルザー魔人10倍です!」
「そうか」
ファンファン大佐と呼ばれた男は、ラッコ男の方に椅子を向けると立ち上がった。
「よし、明朝に奴らを襲撃し全員を皆殺しだ!」
「ハハ!」
「フフフ、バダン、いやバダムの頂点に立つのは我々ジョッカー。フハハハハハ」
「ラッコラッコー」
二人の勝利を確信した高笑いが部屋の中に響き渡った。

ついに最強、最悪の組織がミレニアムライダー殲滅のために活動を開始した。
この恐るべき敵を前にミレニアムライダー達に勝機はあるのか?!
そして、ゴハットの出番はあるのか!?
あの男はやって来るのか?
色々な謎?を絡めつつ、ドラマは風雲急を告げる!!

●ジョッカー超再生怪人軍団、ミレニアムライダーを明朝襲撃
ジョッカー怪人はこちらで
ttp://noridar.obi.ne.jp/page009.html
213名無しより愛をこめて:04/12/12 21:20:05 ID:UiEVWUvg
ノリダー登場伏線キター(・∀・)

期待age
214008編:04/12/12 22:17:02 ID:++brpHgn
>>91

しかしその時、ウルトラHSTに震動が走った…。

モチロン「(兄さん、姐さん!大変ですぜ!!)」
星司「(どうしたんだ、モチロン!)」
モチロン「(ウルトラHSTに、煙が上がっていますぜ!!)」
夕子「(何ですって?!)」
星司と夕子は、突如の出来事に目を丸くした。そして、思い当たる節を考えた…。

星司「夕子、もしかすると静止軌道上でのダメージが今頃になって…!」
夕子「そうかもしれないわ、星司さん…!」
夕子は思い出していた。アンチラ星人の狙撃で受けたダメージが、今頃になってウルトラHSTに襲いかかったのだ。
ただでさえ大気圏突入で機体にストレスが掛かっていたのだから、今まで何のトラブルも無かったのが奇跡とも言えた…。

ブルックリン「こちらブルックリン、どうしたんです?北斗隊員!南隊員!」
星司「こちら北斗、今頃になって静止軌道上での傷が疼いた!早めに頼む!!」
ブルックリン「聴いています?ジャンヌさん!パージを急いでください!!」
ジャンヌ「判りました!マルキュー!!」
ガンヘッド809『了解しましたジャンヌさん!速やかにカウント無しでパージします!!』
ジャンヌとマルキューが急いでパージ指令をウルトラHSTに送信する。
しかし、何の反応も無かった…。

ジャンヌ「どうしたの?マルキュー…!」
ガンヘッド809『今の爆発で、ウルトラHSTとのリンクが切断された模様です!』
ジャンヌ「何ですって?!」
ブルックリン「マキシマ・オーバードライブ・ブースターは?!」
ガンヘッド809『ブースターとのリンクは無事です、ブルックリン隊長!』
ガンヘッド507『しかし、ウルトラHSTとのリンクが切れた以上、マニュアルでのパージは難しいかと…。』
ガンヘッド507号が渋い感情でブルックリンに呟く。
215008編:04/12/12 22:17:37 ID:++brpHgn
星司「いや、一か八かだがマニュアルで切り離す!」
その時、星司が思いもかけない事を口にした。

ブルックリン「無茶だ!ガンヘッドの支援無しでマニュアルで切り離すのは!!」
夕子「無茶は百も承知です!でも、ブルックリンさんとジャンヌさんとガンヘッドたちなら、必ず出来ます!!」
ジャンヌ「夕子さん…。」
ブルックリンとジャンヌは、すっかり星司と夕子に押し切られるような感じになっていた。
そして、暫くするとガンヘッド507号が口を開いた。

ガンヘッド507『やりましょう、ブルックリン!』
ブルックリン「本気か?」
ガンヘッド507『ええ、かつて貴方とともにカイロンを倒した時もそうでした…。』
ブルックリン「『確率なんかクソ食らえ』か…。」
ガンヘッド507『そう言う事です…。』
216008編:04/12/12 22:18:08 ID:++brpHgn
そして、ブルックリンは決断した…。

ブルックリン「判った!北斗隊員、ウルトラHSTの尾部コンテナのパージを直ちにお願い致します!」
ガンヘッド507『その後で私とマルキューで補整をかけながら、尾部コンテナを乗せたブースターを降ろします!!』
星司「有り難う、ブルックリン!」
ジャンヌ「その前に、消火作業に入ります!」
ジャンヌはそう言うと、コンクルーダーの操縦桿にあるスイッチを操作した。
すると、コンクルーダーの下部から消火剤が噴出し始める。そして機体をゆっくりとウルトラHSTにランデブーさせ、煙の上がっている箇所に消火剤を吹き付ける。

モチロン「(ゴホッ、ゴホッ…!コイツはたまりませんぜ…!)」
夕子「(我慢して、モチロン!もう少しの辛抱よ!!)」
星司「ダン!加代子さん!ミーン君!後もう少しだ、頑張れ!!」
ダン「任せて北斗さん!」
星司「そうだ、お前はエースの弟なんだ!ここで負けちゃいけないんだ!!」
ダンに言った詞を自分に言い聞かせながら、星司はウルトラHSTの尾部コンテナのマニュアルパージに神経を集中させた。
217008編:04/12/12 22:18:42 ID:++brpHgn
星司「こちら北斗、パージの準備は完了した!」
夕子「パージ終了後は、ガンヘッドたちの方でよろしくお願いします!」
ブルックリン「判った!」
星司「聞こえますか?天田キャプテン!」
天田「こちら天田、感度良好だ!」
夕子「これより私たちは、008国際空港に緊急着陸いたします!」
天田「こちらの方も008国際空港の救急管理部に手配をかけた!受け入れはいつでもOKだ!!」
星司「判りました!それでは、空港で会いましょう!!」
天田「SMJ!!」
天田隊長はウルトラHSTとの交信を終了すると江村隊員に声をかける。

天田「奈美、008にいる番場君に繋いでくれ!」
奈美「SMJ!!」
そう言うと江村隊員は、特殊通信回線を始動させた。ジャッカー電撃隊行動隊長、番場壮吉にコンタクトを取るためである。

天田「聞こえますか?番場隊長!」
番場『聞こえてますよ、天田キャプテン…。』
天田「そちらの方はどうです?」
番場『考古学研究所の空飛ぶ火の車は何とか守ったが…、RS装置の設計データが奴らにコピーされた…。』
天田「何ですって?!」
番場『しかも奴らは、君たちマイティジャックを苦しめた「ジャンボー」を持ち出してきた…。』
「ジャンボー」の単語を聴いた天田隊長以下マイティジャック隊の正規隊員の4名は、背筋が一瞬凍った。
218008編:04/12/12 22:19:13 ID:++brpHgn
天田「まさか、Qの残党が生きていたと…?!」
番場『それは判らない…。だが、Qの残党ではない事は確かだ…。』
天田「すると、まさかバダムが何かしらのルートで『ジャンボー』を入手したとか?」
番場『それは後で話す。こちらの方も、奴らとの戦いで一応の収穫はあった…。』
天田「収穫?」
番場『ハスラー教授が残していった、通信機だ…。』
天田「通信機?」
モニター越しに番場が、ハスラー教授が捨てていった通信機を見せた。

天田「これは?」
番場『奴らの使っていた通信機だ…。今、大原博士に鑑定してもらっている…。』
天田「確か、バダムに参加している連中は、バラノイアのジャミングの中でも頻繁にコンタクトしていたようでしたが…。」
番場『そいつの謎が解るかもしれない。そうすれば、奴らとの戦いに突破口が開けるかもしれないんだ…。』
天田「反撃のチャンスって訳ですね…。」
番場『そう言う事だ、後は008に帰還してからAPPLE基地で話そう…。』
天田「こちらも、アクタ王国でのリポートがありますので、その時にでも…。」
そう言うと天田隊長は、特殊通信回線をオフにした。
219008編:04/12/12 22:22:31 ID:++brpHgn

一同「キャプテン…。」
天田隊長は一同を見据えると、改めて話をする。

天田「諸君、番場隊長の話から推測すると事態は極めて切迫している…。
そのためにも、月からの北斗隊員と南隊員とともに、我々はバダムとの危険な戦いに望まなければならない…。
奴らの戦力は増大する一方で我々に勝ち目は無いかもしれない。だが、わずか一割でも勝利する事が出来る
可能性があるのなら、それに賭けるのが我々マイティジャックであると俺は思う…。」
その話を聞き、他の隊員達も頷く。

源田「判ってますよ、キャプテン…。」
今井「死ぬも生きるも、僕らは一緒だって事です。」
奈美「それに、ここで死んじゃったら、Qとの戦いで死んだ小川さんに申し訳ないわ。」
天田「そうだな…。」
源田「そう言う事です…。」
天田「判った…。暫く、俺に命を預けてくれ…。」
一同「SMJ!」

○番場壮吉/ビッグワン⇒マイティジャック隊に008での戦いを伝える
220名無しより愛をこめて:04/12/13 11:09:58 ID:zmEwipKd
ムーンタウンの宇宙港では南條チームの宇宙船が無事に入港した。

「橘秘書官、こちらCR南條チーム入港いたしました。」
江口は管理センターの橘に通信を入れていたが、なかなか繋がらない。
「橘秘書官、応答してください・・・・そんな!?」
それでも江口が通信を続けると、モニターに誰もおらず、防衛軍の隊員達が包囲していた。
「江口さん、どうしたんだ!」
と、沢田がモニターに駆け出し、モニターに目を向ける。
「何なんだよ、おい、橘秘書官はどこいったんだよ!答えてくれよ!」
沢田が絶叫しながらモニターを揺らす。
「沢田、落ち着けよ、俺にも何があったか分からないんだから!」
と、江口は沢田を止める。

そのとき、ブリッジの奥のドアが開き、野戦服姿の男が数名現れた。
「動くな!この宇宙船は我々が抑えた。」
その男の一人が南條たちに叫ぶ。
「お前ら、誰なんだよ!」
沢田がその男達に叫びつける。
「何を言うんだ、小僧、我々は防衛軍なんだぞ。」
「防衛軍・・・。」
その人物に南條は唖然として呟いた。
「さあ、分かればお前達、南條チームを管理センターへ連行する、分かったか!」
防衛軍の隊員に抑えられ三人は船外へと出て行った。
221名無しより愛をこめて:04/12/13 11:10:33 ID:zmEwipKd
防衛軍に身柄を拘束された南條たちが船外へと出た。
「モタモタするな、しっかり歩け!」
隊員の一人が沢田の背中に銃を突きつける。
「俺達があんたら防衛軍に何かしたっていうのかよ!」
と、沢田が隊員に叫ぶ。
「沢田、落ち着け、今は転機を待つしか無い。」
と、南條が沢田に落ち着くことを促す。

その時、バキィ!という音と共に隊員が倒れこんだ。
倒れた隊員の後ろから端整な顔立ちの男が立っていた。
「き、貴様は・・・!」
その男を見て隊長が驚愕する。
「CR、無事だったか!」
その男は南條を見ると声をかける。
「あなたは!」
沢田がその男を見て嬉しい表情になる。
「おのれ、ガロワ基地のハヤテか、撤退するぞ!」
隊長は隊員達と共にその場を去っていった。

その男はTPCのガロワ基地を指揮するハヤテ隊長であった
222名無しより愛をこめて:04/12/13 11:11:05 ID:zmEwipKd
「ハヤテ隊長!」
と、沢田がハヤテ隊長に駆け寄る。
「おい、沢田、みっともないぞ。」
そんな南條の一言など沢田は耳にしていなかった。
「君が沢田東君か、去年の事故からよく生還できたな。」
ハヤテ隊長が沢田に聞きつける。
「はい、そりゃぁもう俺は今やヒーローですから。」
沢田が軽い口調でしゃべるが・・・。
「沢田君!今の調子じゃまた命を落としかねないぞ、気をつけろ!」
と、慢心する沢田をハヤテ隊長が叱責した。
「も、申し訳ありません・・・・。」
沢田はハヤテ隊長に頭を下げた。
「まあいい、それより本題に入ろう、君達を連行しようとしたのはもう防衛軍ではない。」
ハヤテ隊長は南條たちに淡々を話し始める。
「じゃあ一体あれは?」
と、江口が聞く。
「あれは防衛軍を乗っ取った秘密結社バダムだ。」
223名無しより愛をこめて:04/12/13 11:11:36 ID:zmEwipKd
「バダム・・・!?」
その言葉に三人は凍りついたような表情になった。
「今、管理センターがバダムによって占拠されている。我々はこれからその管理センターに向かい人質を開放する。」
ハヤテ隊長は管理センターの現状を話した。
「と、いう事は管理センターの通信が繋がらなかったのもバダムのせいという事ですね。」
江口がハヤテ隊長に先程の事を話す。
「遅かったか・・・だが外の方の防衛軍は我々が抑えた。だから君達は住民達の救助を頼む!」
ハヤテ隊長は南條たちに救助活動を頼んだ!
「俺達を待っている人がいるから急いでいきます!」
沢田がハヤテに決意を顕わに、彼らはそれぞれの目的に向かっていった。

○CR南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)→レスキュー活動に
○ハヤテ隊長→キシナガ副隊長らと共に管理センターに橘たちの救出へ。
224名無しより愛をこめて:04/12/13 23:07:25 ID:dJ4CNus5
月で、行われた激しい戦いの影響で、月に住む怪獣
ムーンサンダー達が目覚めようとしていた。
225名無しより愛をこめて:04/12/14 01:42:38 ID:e4/YhqJZ
>>220-223
怪獣たちの目覚めによりムーンタウン全土に巨大な揺れが起こった。
それはレスキュー中の南條達も例外ではなかった。

「うわっ!地震かよ!」
沢田は地震で滑ってしまい、尻餅をついてしまう。
「今のはすごい揺れだったな・・・。」
南條が冷静な態度で呟く。
「南條さん、何言ってんだよ、あんだけ凄い地震があったんだからまた被害者が増えるだろ!」
と、沢田が南條に突っかかる。
「沢田、お前な、またいつもの・・・。」
と、南條がいつもどおり沢田に説教をかまそうとするが・・・・。
「南條さん、今は沢田の言うとおりだ、そんな事ばかり言っていたら千葉隊員に笑われるぞ。」
以外にも江口が創介の名を出してきて、さすがの南條ですらもこれにはかなわなかったようだ。

「そうだったな、まずは周辺で地震の被害にあっている人がいるかどうか調べよう。」
南條の一言で一同は再びレスキュー活動を開始した。
(創介、安心してくれ、沢田をお前の元に預けるのも少し伸びたけど、その分、俺がしごいてやるから見ていてくれよ・・・。)
南條はやはり創介の事を考えていた。
226名無しより愛をこめて:04/12/14 01:44:29 ID:e4/YhqJZ
一方の避難所でも地震の被害にあっていた。
「キャ!」
「ちょっと弥生さん!」
弥生が同じ女性である香織の胸元にぶつかってしまう。

「地震が起こったって位で騒ぐなよなぁ、あれは大いなる意思からの贈り物だからよぉ!」
と、隊長が住民達を脅した。
「大いなる意思・・・・。」
既に香織も地震には疑問を浮かべていた。

果たして、避難所にいる香織たちは助かるのか?
227名無しより愛をこめて:04/12/14 01:45:03 ID:e4/YhqJZ
そして、管理センターでも地震に見舞われていた。

「はっはっは、この地震は怪獣たちが目覚めたのだな。」
冴島が高笑いをする。
「何故それが分かるの?」
橘が冴島に聞きつける。
「橘君、かっての部下だった君に教えよう、今の地震は大いなる意思で復活した怪獣たちが起こしたものなのだよ。」
冴島が淡々と橘の質問に答え始める。
「怪獣だと、君は正気かね!」
その冴島に対し市長が怒りをあらわにする。
「市長、正気も何も、私はこの月において第3次ノア・プロジェクトを発足する為の足がかりとして行った事ですよ。」
冴島が答えるが最早誰もが正気だと思わなかった。
「冴島君・・・君は一体・・・。」
冴島の言葉に市長は驚愕してまう。
228名無しより愛をこめて:04/12/14 01:46:01 ID:e4/YhqJZ
「市長、最初は防衛軍を使ってムーンタウンを占拠しようと思いましたが、その作業も一気に省けました。
そう、大いなる意思が蘇らせる怪獣たちで一気にムーンタウンを破壊して、その後、この地を防衛軍の一大基地を設立する、
それが第3次ノア・プロジェクトなのです!」
冴島の正気ではない返答に二人は怒りを隠せなかった。
「冴島長官、もうあなたを信用する者は一人もいません、だから兵を引いてこの月から出て行ってください!」
橘は冴島に宣告するが既に無駄であった。
「橘君、私がこの宇宙を支配者になる為の準備段階なのだよ、だからこそこの月が必要なのでな・・・。」
冴島が橘の顎を触りながらしゃべり始めたが、橘は右手で冴島の手を払う。
「きっと彼らが、そうCR、そして様々なヒーロー達があなたの野望を打ち砕きます。」
「橘君・・・。」
市長も思わず橘の強固な態度に呟くしかなかった。
「まあよい、早くても明日に怪獣達が現れる、これで私は宇宙の王になるのでな・・・。」

○ムーンタウン市長、橘明子→冴島の人質になっている。
●冴島達郎→管理センターで怪獣の復活を待つ。
●月面怪獣軍団→明日には復活する。
>>224読んで一気に書きました。
ムーンサンダー達はルチ将軍の演説に合わせて復活させますので、続きを書きたい人はもう少しお待ちを。
229名無しより愛をこめて:04/12/14 20:50:10 ID:FYtc8rnS
ムーンサンダー達は、ムーンサンダーが複数いるということで
お願いします。(スペクトルマン見てないとわからんね (´・ω・`))
230CRの中の人:04/12/15 02:10:04 ID:5ZVdB3p6
いいディスよ。
冴島がムーンサンダーを操るわけは無く、それ自身で暴れさせますので。
231名無しより愛をこめて:04/12/15 21:15:27 ID:/Zr27uSC
避難所にムーンサンダーの設定書いといたんで、参考にして下さい
232名無しより愛をこめて:04/12/17 02:43:24 ID:kJlAiK9u
>>225-228

ムーンタウンの人気の無い区域、そこは先の超獣の襲撃で廃墟と化していた。
そこに異形の怪物と蛇の鱗をまとったかの様な女性がいた。

「兄貴、終わったぜ。」
黒い筋肉質っぽい怪物が金色で胸にも顔の付いた怪物に話しかける。
「流石だな、コボルダ。あれだけの地震を起こせるとはな。」
地震を起こしたのははムーンサンダーたちでは無くこの怪物達であった。
彼らは災魔一族、宇宙全土に災いを招く恐怖の一族である。
金色の怪物は冥王ジルフィーザ、黒い怪物の名前は獣男爵コボルダそして女性は邪霊姫(じゃれいき) ディーナス、
彼らは兄弟で末弟である龍皇子サラマンデスがいるが東京湾岸で鎧モスラとカブテリオスの同時攻撃で倒されれしまった。

「兄さん、あのムーンサンダーという怪獣、自分から暴れる事は無いと聞くが。」
と、ディーナスがジルフィーザに聞きつける。
「かってあの怪獣は卵だった時に地球人共が月の石と勘違いして持ち帰ったが為に、親のムーンサンダーが世界各地で暴れまわった。」
ジルフィーザがムーンサンダーの説明を始めた。
「って事はその親怪獣は卵を持ち去られたから地球に来たって訳か。」
コボルダが口を挟む。
「その通りだ、その親怪獣は結果地球の火山に落ちて死んだが、卵は月へと戻された。」
ジルフィーザがコボルダに答える。
233名無しより愛をこめて:04/12/17 02:45:29 ID:kJlAiK9u
「と、いうと・・・。」
ディーナスはムーンサンダーに関して何か気づいた様だ。
「ディーナス、ムーンサンダーは数匹もいる、そのうちの一匹を人質にとるという作戦だ。」

その時、白い眼鏡をかけた怪物が現れた。
「ジルフィーザ様、マグマゴレムが復活しました。」
「よくやった、ピエール、ムーンサンダーはマグマゴレムのいい餌になるだろう。」
ジルフィーザはその怪物、ピエールにねぎらいの言葉をかける。
「はっ、ムーンサンダーのエネルギーを全て吸収すればマグマゴレムが最大にして最強の災魔獣になるでしょう、では早速準備に取り掛かります。」
ピエールは自信満々に告げると準備の為、意気揚々と去っていった。

「さて、俺は冴島の所へ向かう、ディーナスとコボルダは管理センターを防衛軍の奴らと見張っていてくれ。」
ジルフィーザが二人に今後の説明をする。
「いいぜ、邪魔者は一人たりとも入れないぜ。」
「ふふふ、明日が楽しみだわ・・・兄さん、待っているからね。」
そして一同はそれぞれの場所へと向かっていった。

●ジルフィーザ→冴島の元に向かう。
●コボルダ、ディーナス→管理センターの警護にあたる。
●ピエール→マグマゴレムの準備にかかる。
△ムーンサンダー→翌日に目覚める。
234名無しより愛をこめて:04/12/17 21:07:11 ID:tTVtCQol
ピエールは、サラマンデスを蘇らせるために、命をあげて
死んだはずでは?
235名無しより愛をこめて:04/12/17 23:14:10 ID:uwDRYFDN
そろそろジャスピオンでも殺すか。
あいつも、誰も書かないし、いなくても困らないキャラの一人だからな
236名無しより愛をこめて:04/12/17 23:41:54 ID:sqRUZVV5
札幌は比較的楽に書けると思うが。
237名無しより愛をこめて:04/12/18 00:18:04 ID:WJcvcAeL
個人的にナショナルキッドたちがどうなったのか非常に気になるのだが。
238名無しより愛をこめて:04/12/18 00:48:45 ID:h3kb1IbP
>>235
ヒーロー殺すのはやめとけ。
キカイダーの時みたいにまた荒れるし。
239名無しより愛をこめて:04/12/18 00:49:59 ID:WJcvcAeL
>>238
同意。
無益な殺生はやめとけ。
240名無しより愛をこめて:04/12/18 05:54:50 ID:bK+/ctlI
>>233書き直し
「と、いうと・・・。」
ディーナスはムーンサンダーに関して何か気づいた様だ。
「ディーナス、ムーンサンダーは数匹もいる、そのうちの一匹を人質にとるという作戦だ。」

「兄貴、怪獣を人質にするって誰かいるのか?既にピエールもサラマンデス復活の生贄にされたじゃないか?」
と、コボルダがジルフィーザに聞きつける。
「既に大いなる意思がマグマゴレムを復活させている、マグマゴレムで人質にとるどころかムーンサンダーを吸収してマグマゴレムもパワーアップする事も出来る。
と、ジルフィーザがコボルダの質問に答えた。

「ディーナス、お前は冴島の所へ行ってくれ、コボルダは俺と一緒に管理センターを防衛軍の奴らと見張っていてくれ。」
ジルフィーザが二人に今後何をすればいいかを二人に語る。
「いいぜ、邪魔者は一人たりとも入れないぜ。」
「ふふふ、明日が楽しみだわ・・・兄さん、待っているからね。」
そして一同はそれぞれの場所へと向かっていった。

●ジルフィーザ、コボルダ→管理センターの警護にあたる。
●ディーナス→冴島の元に向かう。
●マグマゴレム→ムーンサンダーの出現にあわせ月へ送り込む。
△ムーンサンダー→翌日に目覚める。
241CRの中の人:04/12/18 06:08:45 ID:bK+/ctlI
>>234さん、フォローありがとうございます。
何か突っ込み所があれば本スレなり避難所なりで書き込んでください。
その度直していきますので。
242235:04/12/19 00:39:44 ID:kehYna/0
んじゃあ、殺さないで書くか

「ダイレオンビーム」
ダイレオンは空を飛ぶギャオスに向けてダイレオンビームを放った。
「ギャオース」
だが、ギャオスは余裕で、ダイレオンビームを躱すとダイレオンに向かって
超音波メスを放った。
「うぉっ」
紙一重で、ギャオスの放った超音波メスをかわすダイレオン。
超音波メスは、近くにあったビルを切り裂いた。
「まッ」
ダイレオンと入れ代わるように前に出た大魔神が手をギャオスに向けると
炎がギャオスに向かって放った。
だが、これもギャオスは余裕でかわした。
そして、二人?をあざ笑うかのように空で旋回していた。
「やろー、バカにしくさって」
「どうするジャスピオン?地上だと勝ち目がないぞ」
「よーし、相手が空なら、こっちも空中戦だ。チェンジダイレオン!」

ジャスピオンはダイレオンを戦闘母艦に変型させた。
「これで、奴を叩き落としてやる」
そう言い、ジャスピオンがダイレオンを浮上させようとすると、ダイレオンの前に
大魔神が立った。
「何だ。お前も行きたいのか」
頷く大魔神。
「よし、大魔神乗れ」
大魔神は頷くとダイレオンの上に乗った。
「ダイレオンテイクオフ!」
そして、ダイレオンは大魔神を乗せ空へと浮上した。
243235:04/12/19 00:40:36 ID:kehYna/0
飛び立ったダイレオンを見たギャオスはダイレオンに向かったきた。
「これでもくらえ!」
ダイレオンはレーザーをギャオスに向けて放った。
「ギャオーーーース」
ギャオスはレーザーをかわしつつ、超音波メスを放った。
「マッ」
大魔神は、剣を鞘から抜くと、超音波メスを剣に当て跳ね返した。
「ギャッ」
跳ね返された超音波メスを避けきれず、右の翼の一部が自分の放った超音波メスで
切り落とされた。
翼の一部が切り落とされ、バランスがとれなくなり上手く飛べなくなったギャオスは
慌てて逃げ出した。
「逃がすか!エンジン全開!」
上手く飛べずスピードも落ちたギャオスをダイレオンは猛スピードで追撃した。
「よしとどめだ!」
244235:04/12/19 00:41:06 ID:kehYna/0
ダイレオンがギャオスの目前に迫った時であった。
ギャオスがダイレオンの方を向くと胸から黄色い霧状のガスを吹き出した。
あっという間に、そのガスに包まれるダイレオン。
「ダメだ、ジャスピオン。何も見えないし、レーダーが効かない」
「くそっ、このガスのせいか」
「このままだと逃げられるぞ」
その時、大魔神が目を見開くと突風が巻き起こり、ダイレオンを包んでいた霧状のガスが吹き飛ばされた。
「ダイレオン、霧状のガスが吹き飛んだ。ギャオスはあそこだ!」
ダイレオンはギャオスに向かって突進した。
「ギャギャ」
ガスに包まれて身動きできなくったと思い安心して飛んでいたギャオスは、猛スピードで向かってくる
ダイレオンに気付き驚いた。
ギャオスは、真正面から迫ってくるダイレオンの方を向くと、超音波メスを放とうとした。
そのギャオスを睨み付ける大魔神。
ギャオスは、そのまま金縛りにあったかのように動かなくなった。
大魔神の念動力によって動きを封じられたのだ。
そして、動けなくなったギャオスをすれ違い様に横一文字に切り裂いた。

○大魔神、ダイレオン、ギャオスを撃破。
245名無しより愛をこめて:04/12/19 01:22:49 ID:3XmxoI1b
って事はザノン号が送り込んだ怪獣は全て倒したのか。
そろそろ怪獣ランドも方もそろそろケリ付けたいいのでは?
246名無しより愛をこめて:04/12/19 10:49:42 ID:qgNIr+e8
地球防衛軍の宇宙からの侵略に対する防衛システムは、要所に配された
宇宙ステーションで察知・迎撃、それが出来ない時には月面基地及び地球
軌道上に設置された5つの衛星基地MACステーションからすみやかに部隊を
出撃させ迎撃するシステムとなっていた。
だが、月面基地は超獣の攻撃によりほぼ壊滅した上、冴島に掌握され、全て
のMACステーションもバラノイアの攻撃により破壊され、防衛システムは事
実上崩壊していた。

「地球に向かう戦艦の数10、形状からバルタン星人のものです!」
そんな状況の中、冥王星付近にある宇宙ステーションUN-CHIは地球に向かう
バルタン星人の船団を発見していた。

「何、バルタン星人の船団だと?!くそっ、よりによって、こんな時に・・・」
その知らせを聞いた隊長は口を噛んだ。
「隊長、出撃命令を」
「ダメだ。我々が出ていった勝てる相手ではない。無駄死にするだけだ」
「そんな、ミスミス見過ごせと言うのですか!」
「我々以外に。誰が阻止しろと言うのですが!」
「・・・」
隊員達の反論に隊長は返す言葉がなかった。
だが、MACは壊滅(冴島に諸悪されたこと知らない)月面基地は超獣の攻撃により、
地球ともバラノイアのジャミングや様々な混乱の影響で連絡が上手くとれなくな
った今、UN-CHIの部隊だけではどうすることも出来ないのも事実であった。
247名無しより愛をこめて:04/12/19 10:51:00 ID:qgNIr+e8
「バルタン船団通過します!」
「くそっ、俺達は眼中になしかよ」
「隊長、行きましよう。たとえ勝てなくても多少でも戦力を減らすことはできるはずです」
「隊長」
「隊長行きましよう」
「ダメだ!お前達を無駄死にさせるわけにはいかない!」
と、その時であった。
「隊長! 船団に向かっていく物があります。全長約300メートル!」
通信兵が、船団に向かって行く物があるのを発見した。
「何だと!?」
それを聞き、慌ててレーダーを見に行く隊長。他の隊員達も後に続いた。
「これは一体?」
「スペースマミーでしょうか?」
「いや、こんなに早く来れるはずはない。それに極東基地も襲撃されて出撃できる状態ではないはずだ」
「それじゃあ・・・」
「俺にも分からん」
「・・・もしかして」
皆が困惑している中、一人の隊員が口を開いた。
「昔からNASAに伝わる伝説で、『地球軌道上に竜が住んでいて地球を見守っている』というのがあるんだが
もしかしたら、その竜では・・・」
「まさか」

だが、そのまさかであった。
「グガァァァ」
咆哮を上げ、一匹の竜がバルタン船団に向かっていた。
そう、この竜こそ超古代人が作り上げた移動基地、クラウドドラゴンであった。

○クラウドドラゴンVSバルタン船団
このバルタンは、混乱に乗じて地球を侵略しようとしているということで


248名無しより愛をこめて:04/12/20 05:55:57 ID:ttuOT7Tf
セイザーキター!
249名無しより愛をこめて:04/12/20 21:12:07 ID:ttuOT7Tf
イマイさんも出せるか?
250名無しより愛をこめて:04/12/20 23:10:38 ID:piv85FAR
今井さんって誰よ?
251名無しより愛をこめて:04/12/20 23:55:40 ID:q1Q5oEb1
>>250
架空請求業者とかに電話してるテレビ番組のスタッフだろ。
252名無しより愛をこめて:04/12/21 03:00:16 ID:13lIJ058
>>124-125
「あっ、参謀長の心拍数が!」
ソガが三浦参謀長のベッドの横の心電図を見ると心拍数が大幅に上がっていた。
「すごい、流石はオーレンジャーの長官ですね。」
薩摩は心電図を見てほっとする。

その時、外の方からすさまじい音が聞こえてくる。
「何があったんだ!」
ソガがあわてて外を見ると緑色の怪人が周辺の人々を長い舌で襲っていた。
「グロンギか!?」
薩摩のいうとおりその怪人はグロンギ族のカメレオン種怪人、メ・ガルメ・レであった。
「ソガ隊員、行きましょう!」
薩摩があわてて飛び出そうとするがソガに止められる。
「ここで飛び出したら参謀長が危ない、だから救援を待つんだ。」
「ソガ隊員・・・。」
ソガは薩摩に促すが、彼の本意は変身しないで欲しかったという気持ちであった。
今日も長野に現れた二大怪獣と中央署を襲ったメ・ガドラ・ダと二連続で変身した事により薩摩が変身しても既に戦える体力ではない、
と思ったからだ。
253名無しより愛をこめて:04/12/21 03:06:18 ID:13lIJ058
「よし、病院の中へ入るか・・・。」
メ・ガルメ・レが病院へ入ろうとすると、ガルメの背中に火の玉が命中し、吹き飛ばされた。

「だ、誰だ!」
ガルメが立ち上がると、目の前に青いバイクが止まり、横には黒い竜に乗った妖精がいた。
「このベルベラ様が来たらもうここまでだよ!」
黒い竜、ガルガルに乗った妖精ベルベラが啖呵をきる。

「参謀長には指一本触れさせない、超力変身!」
バイクを運転していた青年はバイクから降りると、左腕のブレスレットを掲げると青年の姿が青いヒーローに変わっていた。
「オーブルー!」
そう、彼は超力戦隊オーレンジャーのオーブルーであった!

・オーブルー/三田祐司、ベルベラ、ガルガル3VSメ・ガルメ・レ
バルカンベースにいるアマギ隊員とアニーを長野に戻したいのですけどよろしいでしょうか。
254名無しより愛をこめて:04/12/21 20:02:35 ID:3GMA0sT5
「いくぞ!」
と、言った途端
「うっ」
突然、オーブルーは腹を押さえながら蹲った。
「どうした、三田!」
それを見てベルバラは驚いた。
「はっ、腹が痛い。どうやら、道の駅で毒を盛られたようだ」
「何だって!一体誰が・・・ちょっと待て。お前、生牡牡蠣何個食った?」
「4・・45個」
「それだ!牡蠣にあたったんだ。ボケ!そんなに食うからだ!!」
「くっ、苦しい」
牡蠣を食い過ぎで牡蠣に当たったオーブルーにメ・ガルメ・レが襲いかかろうと
していた。

・オーブルー/三田祐司、ベルベラ、ガルガル3VSメ・ガルメ・レ
255名無しより愛をこめて:04/12/22 13:42:38 ID:R/4vBYNY
歌声喫茶「ともしび」での巽モンドとカラオケオルグとの勝負は五分であった。
客たちの歓声が響いていく。
「現在のポイントは19対19、同点です、この最後の勝負で決まります!」
煽られながらも軽妙な司会を進めていく亀山。

と、その時凄い勢いで入り口のドアが開き、そこからモンドと同じくらいの年の男が現れた。
「こぉら!巽ぃ!」
その男はモンドに向かい怒鳴り始めた。
「おぉっと!ここで飛び入り参加者が現れたぁ!」
亀山が飛び入り参加者だと思い込みこんでいた。

「おおっ、乾じゃないか、お前さんもカラオケ勝負に参加したいのか?」
モンドはその男を見ると、男が彼のライバルでもある首都消防局の総監、乾謙二であった。
256名無しより愛をこめて:04/12/22 13:44:43 ID:R/4vBYNY
「巽ぃ、お前な、二日連続で東京にゴジラが現れたというのに呑気にカラオケなんぞに現を抜かされて・・・。」
と、乾がモンドに説教を始めた。
「本官の許可なく世紀のカラオケ勝負の邪魔してはいかーん!」
シグナルマンが乾に近寄ってきた。
「なんだ、お前は、わしはなぁ、こんな非常時にカラオケしておる奴を引き返してきたのだぞ。」
乾がシグナルマンに向かい怒鳴りつける。
「総監、いいんじゃないですの、こんな時だからこそ歌で人の心を癒す、最高ですよ。」
律子が総監をなだめようとするが乾には聞こえていないようだ。

「巽、お前の息子達はゴーブレスを災魔に壊されて、今はG.U.A.R.Dの基地、エリアルベースで修理していると連絡が入ったのだぞ!」
乾がマトイ達の現状を話すと・・・・。
「まったくマトイ達もかわっとらんの、ではわしが出張ってくるか・・・。」
乾の言葉にモンドが我に返ったようだ。
257名無しより愛をこめて:04/12/22 13:48:22 ID:R/4vBYNY
「おおっ、巽その気になったか。」
我に返ったモンドを見て乾がほっとする。
「おい、巽、俺との勝負を逃げる気か!」
カラオケオルグがモンドが逃げようとしていると思っていた。
「カラオケオルグ、お前さんとの勝負は平和になるまでお預けだ、それまで歌声を鍛えていろ。」
モンドはカラオケオルグに向かい再戦を誓った。
「あなた、マトイ達に私からもよろしく言っておいて。」
律子がモンドに向かって言う。
「ああ、いっておくよ、それじゃあ、律子、みんな、次の勝負を楽しみに待ってろな。」
と、モンドは「ともしび」から去っていた。

カラオケ勝負は亀山の一言で閉められた。
「さぁ、この勝負、次はバダムが倒され平和が戻った日までお預けになりました、次会う日までごきげんよう!」

○巽モンド→ゴーブレス修理の為、エリアルベースIIへ
3スレ目から放置されていたカラオケ勝負の続き書きました。
あと、シグナルマン達他のメンバーもフリーですので出したい人はどうぞ。
258名無しより愛をこめて:04/12/22 22:19:37 ID:GDMBf6fq
 放置しといたままのほうが面白かったのに (´・ω・`)
259名無しより愛をこめて:04/12/22 23:50:11 ID:/M7/Vdvx
あれ?対戦相手はレコーラーじゃないの?
260名無しより愛をこめて:04/12/22 23:52:33 ID:DgBrscSt
レコーラーは審査員(w
261名無しより愛をこめて:04/12/23 16:03:05 ID:aCj0JHGL
伊吹「これは私でも救い様が無いな」
MATの活動実績の資料を読み、あまりの失敗の多さに一度は
かばった伊吹であったが、改めて解散を決定した。

MAT解散
262名無しより愛をこめて:04/12/23 22:48:11 ID:QCJUTz3Q
怪獣ランドにコスモスを向かわせたいのディスが。
263名無しより愛をこめて:04/12/23 22:55:53 ID:RDCVwqeb
あの流れから、どうすればいいか分かるだろ
264262:04/12/24 10:30:54 ID:qknmn6Lk
突如、バトルフィーバーを襲った電撃は消え、背後の壁も元の位置に戻った。
「な、何があったんだ・・・。」
突然の事に慌てふためく一同。
「訳を探るのは後だ、一刻も早く指令室へ向かおう!」
「おおぅ!」
バトルジャパンの一言で一同は再び指令室へ向かった。

電撃トラップの電源の前には倒れこんだ二人のニンダーの前に防護服とヘルメットに身を包んだ青年が立っていた。
「よし、後は外の怪獣の洗脳を解くだけだ。」
そしてその青年は外へと出た。
265名無しより愛をこめて:04/12/24 10:31:34 ID:qknmn6Lk
大作達を踏みつけようとするガバラ。
「ロボ・・・・。」
大作は地底深くへ沈んでしまったロボの事を考えていた。
「このまま私達はどうなるの。」
ガバラにラウンダーショットを向けるシノブ達であったが洗脳されているためうまく攻撃することが出来ない。

一方のナイスの方もザゴン星人が迫りかかっていた。
「クモンガ、糸で動きを止めろ。」
ザゴンがクモンガに指示を出すとクモンガはナイスに向かい糸を吐き出した。
266名無しより愛をこめて:04/12/24 10:32:18 ID:qknmn6Lk
先程の青年が基地から出るとナイスに襲い掛かるクモンガを見た。
「はっ、あの巨人が危ない!」
青年がナイスに気づくと防護服からステッキを出した。
「コスモスー!」
青年がそのステッキ、コスモブラックを天にかざすと青年が光に包まれた。

その後、光の玉がクモンガに突撃し、クモンガが吹き飛ばされた。
光が着地するとナイスに似たような青い巨人になった。
「馬鹿な、ナイスの他にもいたのか!」
その巨人にザゴン星人が驚きを隠せない。

「コスモスだ!」
ドイガキがその巨人を見るとその巨人をコスモスと呼んだ。
そう、心優しきウルトラ戦士、ウルトラマンコスモスの登場だ!
267名無しより愛をこめて:04/12/24 10:32:50 ID:qknmn6Lk
「リーダー、怪獣がもう一匹います!」
アヤノが後ろから現れるチタノザウルスに気づいた。
「そんな、コスモスが来たっていうのに・・・。」
既にシノブも絶望を隠しきれなかった。
チタノザウルスが後ろを向いたと思うと今度は尻尾のヒレで強風を起こし四人を吹き飛ばした。

「ハッ!?」
「馬鹿め、行かせるか!」
それに気づくコスモスであったがザゴン星人がビーム鞭でコスモスを縛り付ける。
もうこのまま勝ち目は無いのか!?

「ロボ・・・ロボー!」
吹き飛ばされた大作が渾身の一声でロボの名を叫び続ける。
その時!
268名無しより愛をこめて:04/12/24 10:33:53 ID:qknmn6Lk
突如、地割れから巨大な影が出てきてチタノザウルスを吹き飛ばす。

「あれは!」
「何があったの!」
その巨大な影を見て一同は驚く。
「ま゛っ!」
その巨大な影は担いでいた何かを地に下ろすとポーズを取り雄たけびを挙げた。

「ロボ!」
大作の言うとおりその巨大な影はジャイアントロボとバトルフィーバーの母艦、バトルシャークであった。


・ウルトラマンナイス/夢野銀河、ウルトラマンコスモス/春野ムサシ、ジャイアントロボ、U7(草間大作)、チームEYES(シノブ、ドイガキ、アヤノ)VSザゴン星人、ガバラ、クモンガ、チタノザウルス
○バトルフィーバー→司令室へ向かう。
269名無しより愛をこめて:04/12/24 23:47:28 ID:GTVNyVvU
>>254
未確認生命体グロンギ族の襲来で長野市ではTPC、長野県警の応戦空しく、
死傷者が3000人を超え、犠牲者はさらに増え続けていた。
そして、対策本部の置かれている県警本部中央署もゴ・ガドル・バにより
全滅し事態は悪化の一途を辿っていた。

「坊や、よく我慢したな偉いぞ」
そう言いながら、その青年医師はテントの中で治療した少年の頭を撫でた。
三浦参謀長の入院する長野県立中央病院 、ここにも未確認生命体の被害者が
次々と搬送されてきたが、院内には収まりきらず、庭の至る所に仮設テントを
設けて医師、看護士総出で治療にあたっていた。

「それじゃあ、次の患者をいれてくれ」
「先生。少しは休まれた方が・・・」
「何を言っているんだ。治療を待っている人は大勢待っているんだ
休んでなんかはいられない。さっ、次の患者を呼んでくれ」
心配する看護婦に笑顔を見せそう言うと
「相変わらずだな洸」
そう言いながら、この医師と同じ年令の医師がテントの中に入ってきた。
「おい、何やってんだ。俺は患者を呼んだんだぞ。お前も早く持ち場に戻れ」
「まっ、そう言わず、これでも飲んで一息いれろ。」
そう言い、彼にコーヒーを手渡した。
270名無しより愛をこめて:04/12/24 23:48:58 ID:GTVNyVvU
「三浦参謀長の手術が終わってから、すぐこの有り様だ。少しは休まないとお前も
参っちまうぞ」
「う、うむ、じやあ、コーヒーを飲む間だけだ」
「そうそう」
そう言われ、医師はコーヒー受取り口にした。
コーヒーを手渡すと、その青年は隣に座った。
「三浦参謀長の手術は、お前がいたおかげで助かったよ。あれを成功させられるのは、
俺はお前くらいしか知らんからな」
「何を言ってるんだ。おだて立って何もでないぞ」
「ハハハ、それは残念。しかし、すまんな。学会で長野に来たばっかりに、
参謀長の手術を助けてもらったばかりでなく、治療の手伝いまでしてもらって」
「何、医師として当然の事しているだけだ。それに東京にいたとしても、状況は
同じだ」
「それもそうか」
「しかし、未確認生命体はどうなっているんだ?」
「それがだ、県警本部も襲われて情報が全く伝わらなくなっている」
「何だって。それは」
「ああ、状況は悪くなるばかりだ」
「(やはり俺がいくしか・・・・しかし、患者達を放っておく訳にも・・・)」
「んっ洸。何を考えてる?」
「んっ、いや」
と、その時、外で悲鳴と叫び声が響き渡った。
271名無しより愛をこめて:04/12/24 23:51:13 ID:GTVNyVvU
「!」
「どうした?」
二人がそれを聞き、外に顔をだすと、患者達が騒ぎ立ててパニック寸前になっていた
そして、二人を見た看護士が青くなって叫んだ。
「先生、みっ未確認生命体が外に!」
「何だって!ここにも来やがったの!」
「お前は、ここを頼む!」
「おい洸!どこへ行く」
それを聞いた、青年医師は外へと駆け出して行った。

「ふっ、なんか分からんが、バカな君は死にな」
病院の表玄関では、牡蠣の食あたりに苦しむオーブルーに止めをさそうと
メ・ガルメ・レ が近付いいた、その時であった。
「待て、未確認生命体!!」
メ・ガルメ・レを呼び止める者があった。
「んっ?」
メ・ガルメ・レが、その声に振り返ると、そこには洸と呼ばれていた医師が
立っていた。
「罪もない数多の人達を傷つけ、命を奪ったお前達を許さん」
「プッ、リントごときが何を言ってるんだ?」
あざ笑うメ・ガルメ・レを睨み付ける青年の拳に紋章が浮かぶと同時に叫んだ。
「装着!!」
そう叫び、彼は戦士へと変身した。
そう彼こそが、超古代人より受け継がれた力を持つ戦士、グランセイザーの1人
風のトライブ・セイザーレムルズこと伝通院洸なのであった

○セイザーレムルズ/伝通院洸
パイシーズもだせそうだね
272名無しより愛をこめて:04/12/24 23:52:53 ID:GTVNyVvU
○セイザーレムルズ/伝通院洸登場だ
273名無しより愛をこめて:04/12/25 23:47:37 ID:3eVu94cN
はたして「しまったあ!」を聞けるか!?
274名無しより愛をこめて:04/12/26 17:47:50 ID:dX5bgP2j
「クワクワーーー」
「うわぁぁぁーーー」
ガバラはドイガキを掴むと飲み込んだ
「あっ、ドイガキ隊員が食われた!」


○ドイガキ ガバラに食われる 享年32才(適当)
275名無しより愛をこめて:04/12/26 23:12:35 ID:muVlK8N8
また殺し厨房か。
276名無しより愛をこめて:04/12/27 00:06:16 ID:/QXV2PiZ
>>275
冬だからな。
277名無しより愛をこめて:04/12/27 00:23:50 ID:/QXV2PiZ
太平洋上空 公海上 現地時間午前2時18分 プラスアップから3分が経過

ソルブレイバー(西尾大樹)はSS-Tの機関室入口に立っていた。
ドアは閉まっている。スキャンすると、表面温度が高いことがわかる。
周囲は不気味なほど静かだ。
ブレイバーはパイルトルネードを構える。
足でしっかりと床を踏みしめ、引き金を引く。
次の瞬間、パイルトルネードがフルパワーで一気にエネルギーを爆発させる。
轟音と埃が周囲を支配する。一瞬の静寂。
ブレイバーは襲ってくるであろうキラアク星人を警戒した。襲ってくる気配は全くない。
その時、突然ブレイバーの頭上から水が大量に噴出した。どうやら、スプリンクラーが作動したらしい。
周囲の埃が一気に消え去る。
身を引き締めるブレイバー。
この埃が消え去ったとき、その向こうにキラアク星人が見えるはず―
だが、そこに居たのは―もう一人のソルブレイバー、プロトスーツだった。

○ソルブレイバー(西尾大樹)→SS-T機関室に到着
●ソルブレイバープロトスーツ→ソルブレイバーと対峙
278名無しより愛をこめて:04/12/27 15:08:40 ID:fNjQp2mB
>>240
ハヤテ隊長達、ガロワ基地のメンバーは今まさに冴島達のいる都市管理センターへ侵入しようしているが、
災魔の使い魔、インプスに行く手を阻まれていた。

「チキチキチキ・・・・。」
「くっこの数では管理センターには入れそうに無いな・・・。」
ハヤテ隊長達は銃で応戦していたが中々減る余地も無い。

「ふっふっふっ、ここまで粘るとはな・・・。」
「愚か者共が、だがここまでだ・・・。」
その時、一同の前にジルフィーザとコボルダが現れた。
「隊長、このままでは勝ち目がありません。」
キシナガが二人を見て慌てふためく。
279名無しより愛をこめて:04/12/27 15:09:47 ID:fNjQp2mB
「待てぇ!」
威勢の良い声と共に三人の若者が現れた。

「君達は?」
ハヤテ隊長が三人に聞く。
「ハヤテ隊長、ここは私達に任せて管理センターに向かってください。」
女性がハヤテ隊長に管理センターに向かうように促す。

「まずは貴様らから始末してやろう・・・・。」
コボルダが三人に近寄ってきた。
「そうはいくか!行くぞ!」
真ん中にいた男の合図で3人は手の甲をかざした。
「装着!」
その叫び声と共に三人の姿が真紅の戦士へと変わっていった。
280名無しより愛をこめて:04/12/27 15:11:14 ID:fNjQp2mB
「あれは・・・!」
ハヤテ隊長が三人を見て何かに気づいたようだ。

「貴様ら、何者だぁ!?」
コボルダが三人を見て驚く。
「教えてやるぜ、俺達は炎のドライブ!」
炎のドライブの一人、セイザータリアスがコボルダに指をさしながら叫ぶ。

「頼むぞ、炎のドライブ、我々は管理センターに向かう!」
ハヤテ隊長が三人に告げるとミトラスがうなずいた。
そしてガロワ基地のメンバーは管理センターに入っていった。

・セイザータリアス/弓道天馬、セイザーミトラス/獅堂未加、セイザーリオン/獅堂剣VSジルフィーザ、コボルダ
○ハヤテ、キシナガ→管理センターへ
281名無しより愛をこめて:04/12/27 18:50:59 ID:I8QSk5Xi
>>275
おいおい、ネタとして書いたんだよ
282名無しより愛をこめて:04/12/27 22:25:33 ID:+aSExygQ
そろそろテンプレ書いた方がいいのでは。
283名無しより愛をこめて:04/12/27 22:27:53 ID:+aSExygQ
IDがSEX...orz
284名無しより愛をこめて:04/12/27 22:49:29 ID:cHItlfeO
つていうよりセクシー うふーん
285名無しより愛をこめて:04/12/28 13:44:32 ID:PcuXnliq
(現在進行中の戦い)
・ゴッドマン、ダイレンジャー(リュウレンジャー/亮、シシレンジャー/大五、テンマレンジャー/将児、キリンレンジャー/知、
 ホウオウレンジャー/リン、キバレンジャー/コウ、ダイムゲン/亀夫) VS 巨大ドルゲ
・ギールVSゴロザウルス&バラゴン
・ゾンネルVSラドン
・ゴメノスVSマンダ
・ジェットマン(レッドホーク/天堂竜、ブラックコンドル/結城凱、イエローオウル/大石雷太、ホワイトスワン/鹿鳴館香、ブルースワロー/早坂アコ) VS ラディゲ、トランザ
・バンキッド隊(ペガサス、ドラゴン、オックス、スワン、ラビット)、クレクレタイガ、デストチョンボ、星雲仮面マシンマン/高瀬健、ボールボーイ、レッドマン VS 暗黒七本槍
・マシンバッファロー、キングギドラ、轟雷神、天空神 VS フーマ、マドーの両母艦
・ダイヤモンド・アイ、ダイナブラック/星川竜、仮面ライダーファム/霧島美穂、イガム、フーミン、雷甲太郎 VS ショッカー首領に体を乗っ取られた 10人ライダー
・ジャンパーソン、ガンギブソン VS メタルゼール軍団(遅れて高見沢も合流)
・ギンガイオー、ゴウタウラス、ギガバイタス、ギガフェニックス、ギガライノス VS地球魔獣(ゼイハブ、シェリンダ)、邪帝イリエス
・黒騎士ヒュウガ、仮面ライダーライア、仮面ライダーZO VS バットバス、バマース、ゴビース
286名無しより愛をこめて:04/12/28 13:45:25 ID:PcuXnliq
・メガレッド/伊達健太、メガブラック/遠藤耕一郎、メガブルー/並木瞬、メガイエロー/城ヶ崎千里、
 セーラームーン/月野うさぎ、ナイルなトトメス/中島サナエ、グリッドマン/翔直人、
 グリッドマンシグマ/藤堂武史、メガシルバー/早川雄作、アラーの使者、ココナツ王子、ちゅうかまぱいぱい、
 ちゅうかまいぱねま  VS 魔女キバ
・ウルトラマンナイス/夢野銀河、ウルトラマンコスモス/春野ムサシ、ジャイアントロボ、U7(草間大作)、チームEYES(シノブ、ドイガキ、アヤノ)VSザゴン星人、ガバラ、クモンガ、チタノザウルス
・真・仮面ライダー/風祭真、仮面ライダーカイザ/草加雅人、三原修介/仮面ライダーデルダVS ライノセラスビートルオルフェノク、スタッグビートルオルフェノク、バーナクルオルフェノク
・仮面ライダー王蛇VSヤバイバ・ダンディ板野・オルゲット
・オーブルー/三田祐司、ベルベラ、ガルガル3、セイザーレムルズ/伝通院洸VSメ・ガルメ・レ
・ソルブレイバー(西尾大樹)VSソルブレイバープロトスーツ
・セイザータリアス/弓道天馬、セイザーミトラス/獅堂未加、セイザーリオン/獅堂剣VSジルフィーザ、コボルダ
・クラウドドラゴンVSバルタン船団
287名無しより愛をこめて:04/12/28 13:46:39 ID:PcuXnliq
味方現状
○タイムレンジャー、ガオレンジャー、アバレンジャー→デズモゾーリャ、ウラ、ボッファ、ミケラを逃してしまう
○ハヤタ、イデ、葉山真紀→踊り狂っている。
○北斗星司、南夕子、梅津ダン、加代子、ミーン、モチロン→MJ隊と一路008へ。
○モスラ&小美人→キズを癒すためインファント島へ帰る
○高山我夢、巽ブラザーズ→エリアルベースIIでゴーゴーブレスの修理
○巽モンド→ゴーブレス修理の為、エリアルベースIIへ
○ウルトラマン80/矢的猛→ウルトラの星へ。
○ウルトラマン→先にウルトラの星へいくが、ガバナスを見つける。
○MAT(坂田次郎、金城、上原、佐々木、藤川)→MAT基地へ戻る
○UGM、MAC、Gフォース、平成ウルトラ警備隊→防衛軍基地で待機
○ミジー星人(ドルチェンコ、ウドチェンコ、カマチェンコ)→辛切のラーメン屋で昼食
○機動刑事ジバン/田村直人→メタルダーとトップガンダーをスパイラスに乗せ、正木総監の下へ。
○サワイ、ヨシオカ、ナハラ、イルマらダイブハンガーメンバー→スターピースを手に入れ科学研究局へ持って行く
○少女コマンドーいづみ、セーラー服反逆同盟、晃の家族→バダム本部にさらわれる
○ヤミマル、キリカ、ビー球お京、雪乃→いづみ達の救出へ
○ゾフィー→ウルトラの星へと向かう。
○帰ってきたウルトラマン/郷秀樹、ネオス/カグラゲンキ→一路地球へ
○アンドロメロス、アンドロウルフ→アンドロベースへ戻る
○TAC、MYDO、ウルトラマンレオ/おおとりゲン、ウルトラマンパワード/ケンイチ・カイ→マリア3号の完成を急ぐ
○チームEYES(ヒウラ、フブキ)→TAC基地で待機
○アストラ→マグマ星人に助けられ地球へ向かう
○宇津見星夫、南三郎、大原博士、都市管理センター所長、大原月子、ジュリー・ワイズマン→ブルースワット達を援護
○マイティジャック隊/天田一平、源田 明、今井 進、江村奈美、ブルックリン、宝忍ジャンヌ、ガンヘッド507号機、808号機、809号機→ウルトラHSTを救出。
○北斗星司、南夕子⇒マイティジャック隊に臨時編入
288名無しより愛をこめて:04/12/28 13:49:08 ID:PcuXnliq
○ダップ&VRVマスター、ゾーンファイター、エンジェル、ジュニア→長野へ
○ヴェッカー(カナ、メイ、サキ、ハル、アム、エリー)、
コセイドン隊(バンノ・チカラ、 モリ・モリィ、ハルナ・マリ、トキ・ゴウ、ヒムガシ・テツ、アルタシア)→時空破断装置の捜索
○ビッグワン/番場壮吉、ブルースワット(ショウ、シグ、サラ、サジ、南三郎、岩山鉄五郎)、
バイクロッサー(バイクロッサー・ケン、バイクロッサー・ギン)、ジャッカー電撃隊(スペードエース、ダイヤジャック、ハートクイン、クローパーキング)、青山ミドリ→MJにジャンボー出現を伝える。
○大岩マコ、ネムリン、スカイ考古学研究所所長→スカイ考古学研究所に残る
○ニンジャレッド/サスケは戸隠白雲に会いに、ニンジャブルー/サイゾウは黒田官平に会いに
○ニンジャブラック/ジライヤ、ニンジャマン、百地三太夫、ネコマル→仮面ハライターに会うため横浜へ
○静弦太郎→ジャシンカ本拠地へ向かう
○ハリケンジャー、霧島五郎→星川達の後を追う。
○霧島美佳、源蘭花→一般人を避難させる
○村上ワタル、ロンダ、ゼガ→ケニアに残る
○椿秀一→病院に残る
○TAC、ウルトラマンレオ/お々とりゲン、パワード/カイ・ケンイチ、Mydo、科学特捜隊(ムラマツ、アラシ)チームEYES(ヒウラ、フブキ)→TAC基地で待機
○涼村暁→ダイレンジャーの戦ってる所へ向かって移動中
○浅見渡=太宰博士→ターボレンジャーを送り込む。記者会見を開き、防衛組織との協力を宣言。
○町田警部、牧史郎→白血球減少事件,脳波変調機設計図盗難事件の容疑者が潜むと見られる建物に突入
○大門豊、ザボーガー→SRIの支援の為、百窓へ
○サンダーマスク/命光一→大魔王ベムキングを追う
○ジャスピオン、アンリ、大魔神、比良坂綾奈→ギャオスを撃破
○ドールハウス(神崎礼子、綾小路ミカ、夏希、あゆみ、薫、由香里、リサ)→アンチ・バダム同盟と合流
○佐伯慎二、津川健太郎→警視庁へ辞令。
○平田→店を守るため、ドールハウスに残る。
○桜内雅子→警視総監と会談。
289名無しより愛をこめて:04/12/28 13:50:11 ID:PcuXnliq
○マスクマン、スケバン刑事、ゴーストハンター早紀、冴木聖羅、あすか組、鶴姫→バルカンベースへ帰還
○ストレッチマン→地球へ
○三浦長官→フルハシとソガに見守られ長野県の病院で治療中。
○桃園ミキ、松原真理→黒川温泉に向かっている?
○アイアンシャープ、ナショナルキッド、まぼろし探偵、鉄人28号、金田正太郎、少年ジェットスーパージャイアンツ、
祝十郎、ワクさん、海底人8823、黄金バット→散り散りに
○マグマ大使、マモル→アースに会いに行く
〇馬場一平、井上ゆか→引き続きアジトに残る
○ザ・ブレイダー/速水克彦、南エリ→S.A.I.D.O.Cに帰還
○バトルフィーバー→司令室へ向かう。
○バンドーラ達→さらわれた子供達を救出するも苦しむ子供達の前で困り果てる
○ラミイ、グリフォーザー→赤ちゃん(悪魔っ子)の世話
○ナイトファイヤー/竜馬、ウォルター、メサイヤ→日本へ 
○バイクル→日本でオーバーホール中(完了まであと数日)
○ソリッドステイツワン(SS-T)→東京へ向け飛行中
○沢渡桜子→遺跡でおきた事を伝えに警視庁へ。
○バーザ、守護獣たち→キングブラキオンを目覚めさせにいく
○神崎優衣→ミラーワールドから出られないまま。
○白い服の青年(残留思念)→光を放って消滅。
○ファイブマン(ファイブレッド、ファイブブルー、ファイブブラック、ファイブピンク、ファイブイエロー)→瀕死状態のデンジマンをつれ、マグマベースに帰還。
○覚羅、オルタナティブ・ゼロ/香川英行、日向無限斎、明智小五郎、山地闘破、ニンジャイエロー/セイカイ、藤村典子、
カメラオルグ、シバカリオルグ、タイムファイヤー/滝沢直人、馬風破、牢忍ハブラム、聖忍アラムーサ、多羅尾伴内、爆忍ロケットマン、城忍フクロウ男爵、雷忍ワイルド→ゴメス、キルト、魔鈴と会談
○ミラーマン/鏡京太郎、ジャンボーグA/立花ナオキ、ジャイアント、PAT→グランドキングを倒すもPAT基地は壊滅
290名無しより愛をこめて:04/12/28 13:51:35 ID:PcuXnliq
○ゴレンジャー(アカ/海城剛、アオ/新命明、キ/大岩大太、ミド/明日香健二)、
 ターボレンジャー(レッド/炎力、ブラック/山形大地、ブルー/浜洋平、イエロー/日野俊介、ピンク/森川はるな)
 ガイナモ、ゼルモダ、グラッチ→逃げたズ・ゴオマ・グ、メ・バチズ・バを追って西へ
○キリヤマ、サツマ・ジロウ/ウルトラセブン21→長野県警中央署でメ・ガドラ・ダを倒した後、中央署で待機。
○BFカブト・テントウ・ヤンマ・ゲンジ・ミン・アゲハ→ジャンパーソン、ガンギブソンと合流し再び出動
○BFクワガー/橘健吾→意識不明の重体で鳥羽ゆいに看病されている
○小山内博士→狼鬼に破壊されたネオビートマシンの修復
○朝倉美都 → 遠くから自衛隊機で援護
○アトム→メルカ共和国にてコールドスリープ中。
○オーブルー/三田祐司、ベルベラとガルガル3→隊長の安否を確認したあと、護国聖獣達を蘇らせにいく。
○デンセンマン、与太八左衛門→マミィ王女を王宮で護衛
○カーレンジャー(陣内恭介、土門直樹、上杉実、志乃原菜摘、 八神洋子)、ガイナモ、ゼルモダ、グラッチ、オーディン/尾藤あやめ、リュウガ/尾藤鳴子、モモレンジャー/ペギー松山→ターボレンジャーたちの援護へ
○ナンゴウ長官→地球防衛軍統合会議のためにスイスに
○ギャラクシアン・イグレック/海野八郎、岬めぐみ、水野亜美、寺子屋塾の子供達→仙台いる
○ウルフオルフェノク/乾巧、ホースオルフェノク/仮面ライダーオーガ/木場勇治、ミナ→共に行動
○仮面ライダーデルタ/三原修二、仮面ライダーカイザ/澤田亜希→草加を見つける。
○光明寺ミツコ→ジーザスタウン内のホテルで休息
291名無しより愛をこめて:04/12/28 13:52:28 ID:PcuXnliq
○メガレッド/伊達健太、メガブラック/遠藤耕一郎、メガブルー/並木瞬、メガイエロー/城ヶ崎千里、
 セーラームーン/月野うさぎ、ナイルなトトメス/中島サナエ、グリッドマン/翔直人、
 グリッドマンシグマ/藤堂武史、メガシルバー/早川雄作→国境沿いの洞窟にみくと桃を奪還しに
○デンセンマン、与太八左衛門→マミィ王女を王宮で護衛
○CR南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)→レスキュー活動に
○CR江波チーム(江波香織、中島弥生)→避難所で特殊部隊に襲われている。
○ムーンタウン市長、橘明子→冴島の人質になっている。
○ハヤテ、キシナガ→管理センターへ
○キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、お茶ノ水博士、、三上博士、石室コマンダー、スパイダーマン/山城拓也
→バルカンベースへ、石室コマンダーは現状を伝えた後、エリアルベースUへ戻る。
292名無しより愛をこめて:04/12/28 13:53:16 ID:PcuXnliq
○嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、光明寺博士、
カブタックたちビーロボ、譲、蔵之助、小百合、ニンジャブラック/ジライヤ、ハットリ君
村上ユウコ/美少女仮面ポワトリン、ポワトリンプティット/村上モモコ、
セーラーマーズ/火野レイ、セーラージュピター/木野まこと、セーラーヴィーナス/愛野美奈子、
セーラーちびムーン/ちびうさ、本田律子警部、ウルトラ警備隊(アマギ、アニー)
オーグリーン/四日市昌平、キングレンジャー/リキ、ジュウレンジャー(ゲキ、ゴウシ、ダン、ボーイ、メイ、ブライ)
ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事
オーレッド/星野吾郎、滝川博士、大河内参謀、小中井副参謀、宇宙刑事ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、
 サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
 シンクレッダー/叶隼人、ブルース/村岡耕作、キース/大熊拳、イナズマン/渡五郎、スピルバン/城洋介、ゴールドプラチナム
→バルカンベースで待機、なおジライヤは翌日横浜へ
○立花藤兵衛、谷源次郎、神様
ミレニアムライダーズ(RX/南光太郎、クウガ/五代雄介、アギト/津上翔一、G3-X/氷川誠、ギルス/葦原涼、アナザーアギト/木野薫、G4/水城史郎、
龍騎/城戸真司、ナイト/秋山蓮、ゾルダ/北岡秀一、インペラー/佐野満 )
タックル/岬ユリ子、がんがんじい
ズバット/早川健、ハカイダー/リョウ、カオル、ジェラ、バーラアンドロ仮面/月ひかる、闇生物ゴハット、シュシュトリアン(山吹雪子、花子、月子)
一条薫、小沢澄子、尾室隆弘、深海理沙、由良吾郎、海堂博士、滝和也、滝竜介、霞のジョー、球純子、球シゲル、風谷真魚、美杉義彦、美杉太一→アンチバダム本部で待機。
293名無しより愛をこめて:04/12/28 13:55:04 ID:PcuXnliq
敵現状
●アークオルフェノク→ハグルマンを始末し、どこかへ消えていく。
●2人のオルフェノク(誰かは任せます) キリカ・ヤミマル抹殺に向う
●ヤプール→異次元に撤退、超獣軍団による008襲撃を画策。高倉長官は捨て駒にしか思っていないらしい。
●スマートレディ→スマートブレイン本社へ消える
●デビラー、ミスターK→メルカ共和国大統領、副大統領就任。
●デルザー軍団→鋼鉄参謀・荒ワシ師団長・ドクターケイトを失い敗走
●シャドームーン、アポロガイスト→ジェネラルシャドウと同盟を組む。ライダー達の洗脳を解きたいようだ。
●マシーン大元帥、ヨロイ騎士、磁石団長→戦略的撤退後、アンチ同盟本部へ襲撃に
●Dr.ヒネラー→宇宙ステーションデルタで時空破断装置を開発中
●ユガンデ→メガレンジャーを追う
●仮面ライダーガイ/芝浦淳→退屈しのぎに、遅れてどくろ団へ
●ビルゴルディ/帯刀龍三郎→高見沢を待ちつつメタルゼール軍団の戦いを観戦中。
●高見沢逸郎/メタルベルデ→「無限」のサバイブカードを入手。帯刀コンツェルンへと戻る。
●源海龍、首領L→日本の食料を減らす作戦へ。また晃をメルカ共和国に売る相談。
●仮面ライダーベルデ/高見沢逸郎→サバイブカード・無限を手に入れる
●ガロア艦長→マックスマグマに攻め込む準備。
●レディベンゼン星人、モンスター教授→怪獣ランドで怪獣コントローラーを使用。
●4人のグロンギ族→ゲゲルの最中
●キバ男爵、ツバサ大僧正、ヨロイ元帥、十面鬼、ゼネラルモンスター、テラーマクロ→ライダー改造で勝利を確信。ゼネラルモンスターは少し懐疑心あり?
●大神官バラオム、大神官ビシュム→ゴルゴム基地でダロムの結果を待つ。シャドームーンは今回の戦いに不満をもち、三神官を信用していないようだ
●王子メキド、王女キメラ→司令室に
●ゼイハブ、シェリンダ、バットバス、イリエス→地球魔獣を率いてギンガの森へ。
●サンドルバ、ベンジャミン伊東→今村みく、丸尾桃の洗脳に成功する。ココナツ国王はさらわれたまま。
●カー将軍、ドクターマン、ビックスリー&ジューノイド5獣士→地底で巨大要塞を建設中
●シュテン、ラセツ→マトリックスでオルグ達を送り込む
●マリア→妖怪達の封印を解き、妖怪大魔王と密約。
294名無しより愛をこめて:04/12/28 13:55:34 ID:PcuXnliq
●大教授ビアス→ギガボルト2に続いて建造中だったメカニコングとマリンコングとマンモスコングの建造を急ぐ。
●タイガー→奥の部屋で一人怪しげな儀式へ。たぶんこれにより各地でいきなり怪獣が暴れだすと思われる。
●マリバロン→ダイモニウムを探しにいく。
●ブレイン→再び建造中。
●ガデゾーン、ゲドリアン→村野博士、岩本博士、岸田技術主任らをこき使う。
●10人ライダー、ゾル大佐、死神博士、地獄大使、ブラック指令→九州へ
●星王バズー、バット星人、テンペラ−星人、ガバナス帝国→ウルトラの星へ侵攻
●ギルーク→シーマを始末するためにアマンガ星へ侵攻
●グルジェフ、ミカエル→ミツコを監視
●綾小路麗子→次の行動に移る
●桜塚星史郎→帯刀コンツェルンへ戻る。
●グレゴリ、ゲルマディクス→ギンガの森へ向かう
●桐原剛三・ゴットネロス スマートブレイン社へ
●バルスキー、ローテール→バダムアジトへ帰還
●ライオトルーパー/徳本恭輔、新井賢→何処かへ逃走
●ライオトルーパー部隊⇒オーガストラッシュで一人残らず倒されるが・・・・
●ジョッカー超再生怪人軍団→ミレニアムライダーを明朝襲撃
●グルジェフ、ミカエル→ミツコを監視
●高倉長官→バダムに寝返りTAC、TPC、地球防衛軍を殆ど掌握する
●天海山3兄弟→高倉長官の用心棒兼監視役?
●ギルハカイダー、ハスラー教授→ジャイアント・デビル完成まで後一歩
●ゴーラゾンガー/ブライゾンガー→ドクターQと合流、新型デスターロボ(カッチュウナイト〜コブラミサイル)も一緒らしい。
●プロフェッサーK、ドクターQ、アイアンクロー→008再襲撃画策中
295名無しより愛をこめて:04/12/28 13:56:45 ID:PcuXnliq
●カイザーブルドント、マルチーワ、ボンバー・ザ・グレート、イナズマギンガー→バラスーパー轟天でバルカンベースをルチ将軍の演説時間に合わせて攻撃
●マシン獣使いケリス→地獄谷基地でマシン獣を大量生産。
●ベンゼン星人・エグゾス「破壊する会」本部で地球の最後を待つ
●メフィラス・メトロンの計画、着々と進行中
●ゴーデス→ルチ将軍の演説に合わせ復活
●マグマ星人 ウルトラ戦士抹殺のために活動を開始する
●冴島達郎→管理センターで怪獣の復活を待つ。
●月面支部特殊部隊→避難所を占拠。
●ディーナス→冴島の元に向かう。
●マグマゴレム→ムーンサンダーの出現にあわせ月へ送り込む。
●キラアク星人→SS-Tの機関室を占拠、更に円盤でSS-Tを威嚇
296名無しより愛をこめて:04/12/28 13:57:35 ID:PcuXnliq
消息不明なもの
○ボイスラッガー(ゴールド、エメラルド、サファイア、ローズ、ルビー)→ゲンバーの攻撃を受け散り散りに
○風のエル、地のエル、水のエル→謎の青年に送り込まれる。木野を助けた後、どこかへ消えてしまう
○田端健二、井上倫文、吉井玲子→ハヤタ達を追う
○ウルトラマンエース→北斗星司を分離後、消滅。
○ジェットジャガー→ジャイガーを倒した後、どこかへ飛ぶ。
○的場 陣→充てもなく何処へ…
○アンドロマルス、アンドロフロル→Mydoを助けるた後、どこかへ。
○ウルトラマンタロウ/東光太郎→ギロンを倒したあと、どこかへ
○ティグリス→地上へ戻る。
●朱玉→玄海龍と高見沢を会わせる
●ライジャ→ガイストアックスを持ったまま失踪
●アンチラ星人→北斗星司の妨害とSS−17の攻撃で撤退
●レオ/仮面ライダーサイガ→ジェットスライガーでどこかへと去っていく。

中立現状
△ゴジラ→海へ帰る。
△アンギラス→バトルフィーバーロボと海に沈む
△ムーンサンダー→翌日に目覚める。
297名無しより愛をこめて:04/12/28 16:37:30 ID:IuZvKWjx
テンプレ乙です。
298名無しより愛をこめて:04/12/28 17:01:13 ID:IuZvKWjx
ニンジャブラックことジライヤは横浜のあるテレビ局に居た。
彼と向かい合っているのは、サイコロ頭のぬいぐるみ増田ジゴロウと黒幕と名乗るなぞの男だ。
「俺に地球を救えってか?」
ジゴロウが独特の変声機をかませたような声で喋る。黒幕の口も動いているように見えるが、恐らく気のせいだろう。
「ソウデス。仮面はらいたーサンノチカラが必要ナンデス。」
少しは上手くなった日本語でジライヤが一生懸命に説得する。
「でも、俺なんかでいいの?」
「モチロンデス。」
ジライヤは即座に答える。そんな彼にジゴロウと黒幕はじっと考え込んでいたが、少しして決意の籠った声で呟いた。
「よし、分かった。俺も偽ハマっ子の一人として、横浜の街を壊されるのをただ見ているわけにもいかねえだろ。」
「ホントウデスカ!?アリガトウゴザイマス。」
ジライヤに笑顔が戻る。
「じゃあ、早速行くか!!」
そう言ってジゴロウと黒幕が立ち上がったその時だった。
「ジゴロウさん待ってください。私達も一緒に行きます。」
声の方にジライヤが振り向くと、そこには赤い顔の鳥人間―米子・オブ・ジョイトイ、銀色の箱型ロボット―ミスターロボット(製造番号0003)、東京月島から来た女戦士−シーマームーン、
が居た。
「お、お前ら…」
ジゴロウと黒幕が呟く。
「ワタシタチハジゴロウサントウンメイキョウドウタイデス。」
ミスターロボットが言う。そんな彼らの顔を一人ひとり丁寧に確かめた後、ジゴロウは力強く叫んだ。
「よ〜し!!行くぞお前ら〜」
「おーーーーーーー」
仲間たちが答える。ジライヤはその光景に頼もしい自分の仲間たちのことを思い出した。
サスケやサイゾウは無事に目的地にたどり着いただろうか。だが、他人の心配をしている暇はない。
「デハコチラヘドウゾ。」
ジライヤは一行を先導して玄関前に停車しているネコマルへと向かう。
299名無しより愛をこめて:04/12/28 17:10:29 ID:IuZvKWjx
廊下を走っている途中でジゴロウがふと呟く。
「そういえばゴイゴイは?」
「あ、ゴイゴイさんならゲーム会社の取材に行きましたよ。」
シーマームーンが答える。
「ご意見あの野郎、こんな時に暢気に取材なんか行きやがって。」
すると、突然、丁度玄関前に近づいた所で先頭を走っていたジライヤが立ち止まった。一行はそれに合わせて急ブレーキ。
「ど、どうしたんだ?」
ジゴロウが言う。
「ね、ねこまるガ…」
「ネコマル?」
ジゴロウがジライヤの後ろから玄関の方を覗き込むと、そこにはボロボロになったクレープ屋の車―ネコマルがあった。
「一体誰が…、はっ」
ジライヤが突然背後に手裏剣を投げる。その先には一人の男が立っており、ジライヤの手裏剣を素手で受け止めた。
「久しぶりだな、ジライヤ。」
「お、オマエハ!?」

○ニンジャブラック/ジライヤ、仮面ハライター/増田ジゴロウ、米子・オブ・ジョイトイ、ミスターロボット(製造番号0003)、シーマームーン→テレビ局玄関前に到着
●謎の男→ネコマルに大ダメージを与える
300名無しより愛をこめて:04/12/28 17:18:05 ID:I4vTN7Zy
ホワイトストーンズマダー
301名無しより愛をこめて:04/12/28 22:59:04 ID:OOkW6+qD
怪獣ランド編、ダイゴロウ出せないですかね?
302名無しより愛をこめて:04/12/29 15:07:21 ID:i8m9iPEc
ダイゴロウはザゴン星人倒してから出した方がいいのでは?
303名無しより愛をこめて:04/12/30 03:52:04 ID:Ekk0rJ2X
ここはバルカンベースのはずれの林、ジュウレンジャーたちが爆弾の摘出手術を行っていた時・・・。
「せ、センセイ・・・・。」
アメリカン忍者、ジライヤが木の上に乗るハットリ君を見上げていた。
「ジライヤ殿、先程の戦いでお主が一人前の忍者になったという事が分かったでござるよ。
もう拙者が何も教えることは無いでござる。」
ハットリ君はジライヤに静かに語り始めた。
「センセイ、デモ僕ハマダ・・・・。」
「ジライヤ殿、拙者はこれから大いなる意思とやらを追うでござる、お主は大いなる意思と戦うヒーローを探して欲しいでござる。」
「センセイ、コレカラヒーローを探シマス、ソシテコノ戦イニ勝利シマス!」
「では、さらばでござる、又会える日を楽しみにしているでござる。」
と、ハットリ君は目にも留まらぬ速さで去っていった。
そして翌日に仮面ハライター=増田ジゴロウに会うことになる。

○ハットリ君→大いなる意思を独自に追跡。
304名無しより愛をこめて:04/12/31 01:00:25 ID:seaIujpT
神男やマシンマンはどうする?
305名無しより愛をこめて:04/12/31 15:39:46 ID:seaIujpT
特捜刑事マンや電エースはだせるか?
306名無しより愛をこめて:05/01/01 04:00:27 ID:PYvgGTFD
あけましておめでとうございます、今年一発目です。

>>268
「パンドーラ様、あそこにまだ一人います!」
トットパットがコントロール装置の端を指差すと、パンドーラ達はその方向を向いた。
「ふふふ・・・・。」
そこには一人の少年が立っていた。
彼は他の子供達とは違い顔色も変わっておらず元気なままだった。

「あんた、何故ピンピンしているのだ。」
パンドーラが少年に歩み寄る。
「おばあちゃん、僕がこの子供達を助けてあげるよ・・・・。」
その少年はパンドーラに語りかける。
「テトム、頼むよ・・・・。」
少年は上を向き何かを呟き始めた。
307名無しより愛をこめて:05/01/01 04:01:18 ID:PYvgGTFD
「もう、荒神様ったら。」
ガオズロックでガオレンジャーの戦いを見守っていたテトムに少年の声が届いたようだ。
そう、この少年の正体はガオゴッドの化身、風太郎であった。

「テトム、怪獣ランドにいる子供達をいまから元気にして欲しい。」
風太郎の指示によりオカリナを出すテトム。
そのオカリナを吹くと穏やかな光が放たれ、コントロールルームに光が届いた。

「何があったのだ?」
慌てふためく指令室のモンスター教授。
テトムのオカリナの力でコントロール装置が停止したのだ!

「おおっ!」
「子供達が元気になってゆく!」
一方の子供達も皆、元の元気を取り戻した。
「一体何があったのでしょうか?」
ブックバックがいつものマイペースさで聞いてくる。
「あたしに聞かれても分からないよ、でも子供達が元気になったなら長居は無用、さあ、みんな脱出するよ!」
パンドーラは子供達を連れ脱出を始めた。
308名無しより愛をこめて:05/01/01 04:03:10 ID:PYvgGTFD
「おい、あんたもついてこい。」
パンドーラは風太郎を呼ぶが彼はその場を動かない。
「おばあちゃん、魔法が使えなくても出来ることはあるよ、それを成し遂げてこそ魔法になるんだ。」
風太郎がパンドーラに語りかける。
「どういうことだ、教えてくれよ!」
パンドーラが風太郎に叫ぶ。
「それはいずれわかる事だから・・・・。」
風太郎は風と共に消えていった。

「そういうことか、あたしに出来ることはただ一つ、子供達を避難させる事、ならばみんな、あたしについてきな!」
そしてパンドーラ達は管理センターから脱出した。

○バンドーラ、トットパット、ブックバック 、プリプリカン →子供達を連れ、管理センターから脱出。
309名無しより愛をこめて:05/01/01 22:18:28 ID:f2RdCchF
保守しておこう
310名無しより愛をこめて:05/01/02 04:02:39 ID:g4AzWkc0
「ロボ、あの宇宙人を攻撃しろ!」
「ま゛っ!」
ジャイアントロボが指からのロケット砲がザゴン星人に放たれた。
「ぐぉっ・・・!」
ロケット砲はザゴン星人に命中し、ザゴン星人は転げた。
それにより、コスモスを縛っていたビーム鞭は消え、コスモスは自由になった。

コスモスはナイスの糸を取り払うため近づくが、ザゴン星人に気づかれた。
「おい、クモンガ、お前の糸でコスモスの動きを止めろ。」
ザゴン星人の指示で糸を出そうとするクモンガ、しかし、クモンガはザゴン星人の方を向いた。
「何をする気だ、クモンガ?」
クモンガはザゴン星人に糸を吐き出した。
「おい、相手は俺じゃなくてコスモスだろ・・・!」
そう、パンドーラ達が子供達を救出した為、コントローラーのエネルギー源がなくなって怪獣たちが正気を取り戻した!

「ナー!」
「シューァッ!」
完全に糸を取り払われてたナイスとコスモスの二人のウルトラ戦士が立っていた。
311名無しより愛をこめて:05/01/02 04:03:28 ID:g4AzWkc0
「一体何があったのじゃ!」
「私に聞かれても知らないわよ!」
指令室のモンスター教授とレディベンゼン星人が怪獣たちのコントロールが解除された事で慌てふためく。

二人にニンダーが報告する。
「教授、世界各国の怪獣たちがコントールが解除されたことにより暴れるのを止め、別方向に向かいました。」
「何じゃと!」
世界各地の怪獣も既に元に戻っており怪獣ランドに向かっていた。
そして足止めをしていた怪地底獣も地底に戻っていった。
「ここはザゴンに任せて宇宙ステーションまで撤退じゃ!」
「もう、結局逃げるのね。」
モンスター教授はモニターの右側のボタンを押すと脱出船の隠し通路が開いた。
そしてモンスター教授達はそのまま脱出船へと向かった。
312名無しより愛をこめて:05/01/02 04:06:30 ID:g4AzWkc0
「誰もいない・・・。」
バトルフィーバーが指令室へたどり着いたが既にモンスター教授達は撤退した後であった。
「また何か罠でもあるのか。」
コサックが警戒するが何も起きない。
「見て、あれって。」
「どうした、アメリカ。」
ミスアメリカが指をさした画面を見ると海から巨大な影が迫っていた。
「あれは・・・・!」
画面に映ったのはバトルフィーバーロボを担いだアンギラスだった。
「バトルフィーバーロボだ!」
それを見たケニアが飛び跳ねる。
「よし、ここには長居は無用だ、外へ出よう!」
ジャパンの一言で一同は指令室を後にした。
313名無しより愛をこめて:05/01/02 04:08:28 ID:g4AzWkc0
「ナッ!」
ザゴン星人にとどめのベリーナイス光線を決めようとするが中々でない。
「ナッ…ナッ!?」
慌てふためくが相手は動きが止まっているので大丈夫だが・・・。
「ナッ?」
ナイスが首を傾げた瞬間、光線はやっと放たれた!
「おのれぇぇぇ・・・ナイスに二度も敗れるとはぁ・・・!」
ザゴン星人はそのまま大爆発と共に砕け散った。


「あああ〜ん、ザゴンがやられちゃったよ〜。」
宇宙へ向かう脱出船からレディベンゼン星人がザゴンの倒されたところを見ていた。
「な、何じゃ!」
モンスター教授が外を見るとそこにはバトルフィーバーロボがいた。
「行くぞ、ソードフィーバー!」
バトルジャパンの掛け声と共に、二本の短剣、ソードフィーバーが脱出船に投げつけられた。
その一撃で脱出船は爆発を起こし、粉々になった。

●ザゴン星人→ウルトラマンナイスに倒される。
●モンスター教授、レディベンゼン星人→BFロボに脱出船と共に倒される。
△アンギラス→怪獣ランドにBFロボを届ける。
△ラドン、マンダ、ゴロザウルス、バラゴン→怪獣ランドに戻る。
△ギール、ゾンネル、ゴメノス→地底に戻る。
314混沌の復活:05/01/03 02:13:34 ID:XRJosf1R
『大いなる意思』により様々な現象が引き起こされるなか、
ゴラスとキングジョーの爆破エネルギーにより時限の歪みができていた。
そこから金色に光る鳳凰が地球に向かっていた。自分を抹消するために。
同時刻地球では、何者かに覗かれるような感覚を訴える者。
または、殺気を感じる者達がいた。
その現象は一部の者達に起こったが、気にとめる者は誰もいなかった。
315混沌の復活:05/01/03 02:16:47 ID:XRJosf1R
しかし、この現象が起こった者達の体からは、
一筋の光が天に向けられていた。
光は一箇所に集まり増殖し、
何重にも輪を描きながら空中に滞留し始めた。
やがて、光は寄生していた者達の
「感情」「精神」といったモノを学習し、
遂には、共通の自我を取り戻した。
316混沌の復活:05/01/03 02:21:05 ID:XRJosf1R
れは、負のエネルギー、負の感情を理解し、
以前より賢く残忍に生まれ変わり、復活を遂げたのだ。
光はうなり声とも雄叫びともいえない声を発した。
「ウルトラマンコスモス」
カオスヘッダーの復讐が始まったのだ。


○カオスヘッダー(善)→地球へ向かう。
○カオスヘッダー(悪)→コスモスへの復讐
317名無しより愛をこめて:05/01/03 02:25:03 ID:XRJosf1R
すみません。ものすごくカオスヘッダーを
出したかったので書きました。
カオスは好き勝手に使ってくださいお願いします。
後、付け足しでカオスヘッダー(悪)は
『残留思念カオスヘッダー』でお願いします。
318名無しより愛をこめて:05/01/03 13:34:57 ID:aHaMYOZb
>>313
「おーい!」
管理センターに銀河とムサシの二人が手を振りながら近づいてくる。
「銀河!」
「ムサシ隊員!」
「たくぅ、またあんた消えたんだってぇ。」
パンドーラが銀河をおだてる。
「パンドーラさん、すみません、でもウルトラマンナイスはかこいいですね。」
と、銀河が切り返す。

「ムサシ隊員、昨日から心配していましたよぉ。」
と、アヤノがムサシに近寄る。
「お二人さんとも、熱いなぁ。」
京介が二人をおだてる声と共に変身を解いたバトルフィーバーも管理センターにやってきた。
「パンドーラさん、子供達は我々のバトルシャークで送りますのでご安心を。」
「ああ、頼んだよ、子供達も喜ぶと思うから。」
正夫の申しつけにパンドーラも喜んで答えた。
319名無しより愛をこめて:05/01/03 13:35:57 ID:aHaMYOZb
管理センターのドックの中ではテックスピナー一号の修理が進んでいた。
「ありがとうございます、わざわざ修理なんてしてもらって・・・・。」
シノブが真鍋に修理の礼を言っていた。
「それは当然の事ですから、怪獣たちを守ってくれた恩返しをしているだけですので。」
真鍋は含み笑いをしながらシノブ副隊長に言う。
「では、私達、チームEYESはテックスピナーの修理が終わり次第基地に戻ります。」
シノブが今後について真鍋に説明した。

「リーダー!」
「修理が終わりましたよー!」
と、ムサシ達がシノブに手を振る。
「では、私はこれで出発しますので。」
「ええ、これからも怪獣たちを守ってください。」
テックスピナー1号が怪獣ランドを発った。
320名無しより愛をこめて:05/01/03 13:36:30 ID:aHaMYOZb
一方の管理センターの外では・・・。
「おい、子供達を送ったらあたし達も戦うよ!」
突然、パンドーラが言い始めた。
「そ、そんな突然、何を言うんですか。」
トットパットがあわてる。
「お前達ねぇ、地球上にいるのは今、怪獣ランドを襲った奴らだけじゃないの、
それに「大いなる意思」って奴が動いているからあたし達が子供達を守るためにも戦わなけりゃならないんだよ!」
パンドーラが力説する。
「でも、パンドーラさん、戦いは厳しいです、それでも覚悟できていますか?」
正夫が不安な表情でパンドーラに聞きつける。
「何いってんだ、あたしに出来る事があればじゃんじゃんいってよ!」
パンドーラな自信満々な表情で叫んだ。
「パンドーラさん達だけでは不安なので僕もついて行きます。」
「銀河・・・。」
銀河がパンドーラについていく事を決めた。
321名無しより愛をこめて:05/01/03 13:37:24 ID:aHaMYOZb
「では、パンドーラさん、我々は子供達を送ったら、
我々の様に大いなる意思と戦っている同志のいるバルカンベースまで招待します、それでいいでしょうか?」
正夫がパンドーラたちにバルカンベースに来て欲しいという。
「よし、ならば子供達をバトルシャークに乗せよう、お前達、ぐずぐずするんじゃないよ!」
パンドーラが即座に答えた。
「も〜人使い荒いなぁ。」
ブックバックがのんびりとした口調でいう。

バトルシャークにパンドーラ達が乗るとバトルシャークとジャイアントロボが日本へ向けて飛び立った。


○ウルトラマンコスモス/春野ムサシ、ームEYES(シノブ、ドイガキ、アヤノ)→チームEYES基地へ戻る。
○バトルフィーバー、バンドーラ、トットバット、フックバック、プリプリカン、ジャイアントロボ、U7(草間大作)、ウルトラマンナイス/夢野銀河
→子供達を送った後、バルカンベースへ。
322誰か拾ってね:05/01/03 21:20:25 ID:BdcauAaI
時間軸は適当に解釈 よろぴく
『大いなる意志』により蘇った悪の組織、怪人、怪獣達による
被害は日本国内に留まらず世界各地及び月面にも及び、被害は
増大の一途を辿っていた。
そんな中、地球防衛軍極東エリアの最高責任者、ナンゴウ長官を
乗せた特別機ムーンライトSYー17は統合会議が開かれるエロマンガ島
を目指して飛んでいた。

「長官、どうやら当初の予定通りに到着できそうです」
「そうか、それは良かった」
ナックル星人の襲撃により出発が遅れていたので、それを聞いたナンゴウは
少し安堵の表情を浮かべた。
出発してからもナンゴウの元に入ってくる情報は良い知らせよりも悪い知ら
せの方が多いのであった。
確かに平和守備隊・嵐山長官がヒーロー達を取りまとめ、各所で敵を撃破してはいるが、
それは、あくまでも防戦であって、大局的には状態は良くはなっていないのであった。
だからこそ、地球防衛軍も各エリア毎に対処するのではなく、全エリアが一体となり
『大いなる意志』に対抗しなければならないのであり、そのためにも早く会議を開かなけ
れぱならないのであった。
「大河内君のスーパー轟天もあと僅かで完成する。そうすれば壊滅した防衛システムに
代わって外宇宙からの侵略もなんとか阻止できる。そうすれば。『大いなる意志』に対して防衛軍全体で対処できる・・・」
『大いなる意志』の正体探査、各国と連係した救済活動、敵撃破等、防衛軍としてやらねばならない事は山積みであった。
それらの今後について思案するナンゴウであったが、
防衛軍は既に高倉の手に落ち(当然、会議に出席するはずだった上官や各エリアの長官は軟禁されている)、マリア三号建造基地
ではメトロン・メフィラスにより侵略が侵攻し、スーパー轟天もバラノイアの襲撃を受けているとは思いもよらなかった。
323名無しより愛をこめて:05/01/03 21:21:17 ID:BdcauAaI
「長官、大変です。この機に向かってくる物があります。その数3!」
様々な考えを巡らせていたナンゴウの耳に操縦士から声が聞こえた。
「何だと!正体は!」
「分かりません!」
「構わうな、振り切れ!SY-17なら振り切れるはずだ」
その報告を聞き慌てる命ずる副官達
「ダメです。振り切れません」
「何だと!」
「SY-17で振り切れないと言うのか?」
それを聞き、驚きと共に立ち上がるナンゴウ。
次の瞬間、ナンゴウ長官を乗せたムーンライトSYー17は空中で大爆発を起こした。

○ナンゴウ長官を乗せたムーンライトSYー17は空中で大爆発(生死不明)
324名無しより愛をこめて:05/01/04 08:15:21 ID:89xGLu4t
>>278-280
「はぁ!!」
「うわぁぁぁ!」
ジルフィーザのデビルストームで吹き飛ばされるタリアスとミトラス。

「ふんぬぅ!!」
コボルダに持ち上げられ、そのまま管理センターの壁に投げ飛ばされるリオン。

そのまま一つの場所に叩きつけられてしまったタリアス達をジルフィーザとコボルダが見下ろしていた。
「ハッハッハ、偉そうな事を言ってここまでか?」
ジルフィーザがタリアスの頭を足蹴りながら見下したように話しかける。
「てめぇ・・・・・。」
タリアスがジルフィーザの足を払い、立ち上がった。
「まだ立ち上がれるが俺達の敵ではないな・・・。」
ジルフィーザがそれを見ながら冷酷な言葉を放った。
「それはどうかな・・・。」
「私達もいるのよ・・・!」
他の二人も立ち上がった。

「まだそんな根性があるのか、気に入ったぜ。」
コボルダが三人を見ながら意気揚々になった。
325名無しより愛をこめて:05/01/04 08:16:05 ID:89xGLu4t
「ウォッ!」
「ぐわぁぁ!」
その時、どこからともなくジルフィーザとコボルダに銃弾が放たれる。
「あれは・・・。」
「何があったの・・・。」
タリアス達も突然の事に驚きを隠せない。

「何者だ、姿を現せ!」
「何処にいやがる!」
必死で探す二人の前にその銃弾の主が現れた。
「ここだ・・・。」
銃弾の主はタリアス達に良く似ているが、その色は黒い。
「あいつは・・・・!」
タリアスがその人物に見覚えがあるようだ。
「久しぶりだな・・・・セイザータリアス。」
「インパクター・ロギア!生きていたのか!?」
その人物はかってグランセイザーを何度も苦戦させたインパクター星人の大幹部、インパクター・ロギアであった。
326名無しより愛をこめて:05/01/04 08:17:04 ID:89xGLu4t
「俺の邪魔をする気か!」
ロギアでの怒りで一杯になったコボルダがロギアに近寄ってくる。
「グランセイザーは俺の獲物だ、貴様には倒させん・・・・。」
ロギアは愛銃ホロスナイパーの銃口をコボルダに向ける。
「喰らえ・・・・マックススティンガー!」
ホロスナイパーから緑色の光線、マックススティンガーが発射された。
「グォォォ!!兄貴ィィィィ!!」
マックススティンガーを真正面に喰らったコボルダはそのまま大爆発を起こした。

「おのれぇ!!よくもコボルダをぉ!!」
目の前で弟を殺されたジルフィーザの怒りは頂点に達した。
「俺の獲物を横取りしたあいつの方が悪い、それに貴様はマグマゴレムを送り出すのだろ。」
「くっ、覚えていろ、弟の敵は必ずとるからな・・・・。」
ジルフィーザはロギア達の前から消えた。


●ジルフィーザ→コボルダを倒され撤退。
●コボルダ→インパクター・ロギアに倒される。
327名無しより愛をこめて:05/01/04 09:12:41 ID:Ricc7rKv
一応、つっこんでおくとロギアは幹部じゃなくて一士官だし、
ベルなんとかのおっさんを連れて帰ったんだから
「インパクター・ロギア!生きていたのか!?」と言う台詞はでないはすせだし
なによりも、もうグラン達と戦う間柄じゃないんだ0な
328名無しより愛をこめて:05/01/04 09:55:34 ID:89xGLu4t
>>327
フォロートンクスです。
>>325の最後の二行書き直します。

「インパクター・ロギア!何故ここに!?」
その人物はかってグランセイザーを何度も苦戦させたインパクター星人の士官、インパクター・ロギアであった。
329名無しより愛をこめて:05/01/04 19:54:58 ID:Ricc7rKv
ロギアちゃんが地球に来た理由、つくっちゃっていいですか?
330CRの中の人:05/01/04 22:39:08 ID:lnJQVjyN
いいですよ。
ロギアの出目がわかりずらかったのでお願いしやす。
331名無しより愛をこめて:05/01/05 12:11:39 ID:3kGexn4o
このスレから出てきた作品。

仮面ノリダー(1988年)
COSMIC RESCUE -The Moonlight Generations- (2003年)
超星神グランセイザー(2003年)
仮面ハライター(2003年)
332329:05/01/05 16:57:20 ID:ndbnIfXc
トンソク
2〜4日中位に書き上げますわね
333名無しより愛をこめて:05/01/05 19:42:12 ID:8WiKp9TK
まとめサイトが更新された(^▽^)
ttp://www.geocities.jp/atuistory/
ナンゴウ長官はスイス行くことになってたのね _| ̄|Σ:∴      -=≡○
334名無しより愛をこめて:05/01/05 22:28:14 ID:kvLXIU4n
ゼブラーマンとキューティーハニーとキャシャーンを出したいのですが
335名無しより愛をこめて:05/01/05 23:16:36 ID:nbn7E43K
>>334
ゼブラーマンは是非出してくれ。
336名無しより愛をこめて:05/01/06 20:56:30 ID:4fh5eo0K
ゼブラーマンは世界が違い過ぎるから、職人の腕が問われるね
337名無しより愛をこめて:05/01/06 21:10:12 ID:JUxnYHmc
キャシャーンもね
338名無しより愛をこめて:05/01/06 23:15:32 ID:W7HEsv0X
札幌のジャスピオン達はどうする?
キカイダーの二の舞いにされたくないし。
339名無しより愛をこめて:05/01/07 12:26:14 ID:IcvC4+Nm
ムーンタウンの避難所では、未だ防衛軍の特殊部隊が住民たちを押さえ込んでいた。
「うぅぅぅ・・・・怖いよぉぉぉ!」
幼い子供が泣き崩れ、そこに兵の一人が薄ら笑いしながら近づく。
「おいおい、言ったばかりだよぉ、おとなしくしろってぇ。」
その兵士が銃口を向けようとした時・・・。
「やめてください!相手は子供なのですよ!」
「弥生さん・・・。」
弥生が立ち上がり兵士に顔を向けた。
「かわいい娘だけど、邪魔するんならてめぇからだぜぇ・・・。」
兵士が銃口を子供から弥生の方に変えたその時。

「ぐおっ!」
その兵士から後ろから何者かに襲われ倒れこんだ。
「おおっと、かわいい娘に銃を突きつけて何が防衛軍だ・・・・。」
兵士の後ろから三人の若者が立っていた。
340名無しより愛をこめて:05/01/07 12:26:48 ID:IcvC4+Nm
「南條君!」
香織がその若者たちに気づいた、彼らはCR南條チームの三人だった。
「香織、どうしてここに?」
南條が香織にを見つける。
「あなた方が南條チームですね。」
南條チームとは初対面である弥生が南條たちを見て声をかける。
「江波さん、この人は?」
江口が弥生を見て香織に聞く。

「江波チームに配属になった中島弥生です、よろしくお願いします。」
弥生が自己紹介を始める。
「うわっ、かわいい!」
沢田が弥生に近寄ろうとした時・・・。
341名無しより愛をこめて:05/01/07 12:27:27 ID:IcvC4+Nm
「動くな!」
その声と共にCRの五人を防衛軍の兵士五人が一人ずつ背中に銃を突きつけた。
「やっぱりここにも・・・・。」
南條が冴島の息がかかった兵である事に気づいたようだ。
「そうみたいだな、南條さん。」
頭脳派の江口も南條と同様に気づいていた。

「おい、放せよ!どうして俺たちが捕まんなきゃなんないんだよ!」
やはり沢田が兵士引き離そうとする。
「おとなしくしろ、これからお前達CRを管理センターまで連行する!」
兵士の一人が五人に激しい口調で告げる。
342名無しより愛をこめて:05/01/07 12:31:04 ID:IcvC4+Nm
そして五人を銃を突きつけたまま外へ向かっていった。
「うぇぇぇぇん、お姉ちゃん!」
「理奈ちゃん!」
理奈が連行される弥生を見て泣き叫ぶ。

「くっそぅ、それが防衛軍のする事かよ!」
沢田が怒りを隠せない。
「沢田、よせ、今は我慢しろ。」
南條が沢田をなだめる。

そして、CRは冴島のいる管理センターへと連行された。
最早、防衛軍では無く冴島の野望の為に動く恐怖の集団と化していた。

○CR南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)、CR江波チーム(江波香織、中島弥生)→管理センターに連行される。
343名無しより愛をこめて:05/01/07 23:14:41 ID:AZymZRR3
>>325
「ふっ、他愛のない。腕ならしにもならんな」
そう言いながら、ロギアがホロスナイパーをしまっていると
天馬達が駆けて来た。
「天馬、久しぶりだな」
「ロギア、どうしてここに?」
「ウオナマナフの特命を受けてやって来た」
「ウオナマナフの特命・・・はっ、また地球人を滅ぼすつもりか!」
「んなわけないでしょ! 私達の声は届いたんだから!」
ウオナマナフの特命と聞き、身構えた天馬におねいちゃんは突っ込んだ。
「フッ、天馬は相変わらずとんまだな」
「プッ、アハハハハハ、やだー、天馬はとんまだって。おかしいアハハはハハハハ」
つぼに入ったのか、おねいちゃんは、それを聞いて笑い出した。
一方の天馬は顔を真っ赤にしてロギアにして怒った。
「んだとロギア! また泣きべそかかされてーのか!」
「ふざけるな、俺がいつ泣きべそをかいた?」
「いつかなんて、かんけーねー。お前は俺に負け続けの負け犬なんだよ!」
「なんだと、今ここ決着をつけてやろうか?」
「まぁまぁ、二人とも、落ち着いて。で、特命ってなんなんですか?」
つかみ合いのケンカをしそうな二人の間に、すかさず割って入り剣はロギアに
たずねた。
「んっ、ああスマン。とんまのペースにはまる所だった」
「なろー、またとんまっていいやがったな」
「天馬は黙る!!話し進まないでしょ」
「・・・はい(´・ω・`)」
我に返ったおねいちゃんに言われて天馬は大人しくなった。
「で、特命って?」
「俺達はウオナマナフから『大いなる意志』の所在を突き止め倒すよう命じられてやって来た」
「『大いなる意志』! ! ・・・・って何だ?」
3人はロギアにたずねた。
344名無しより愛をこめて:05/01/07 23:15:40 ID:AZymZRR3
「お前達は『大いなる意志』を知らんのか!?そもそも、どうして月にいるんだ?」
一瞬、呆気にとられながらロギアはたずねた。
「んっ、俺達は商店街の福引きで月旅行が当たったから来てたんだ」
「本当は博士が当てたんだけど学会があって来れないから私達が代わりに来たんだけどね」
「で、月面車をレンタルして月を見て回ってたら怪獣が現れたり(*超獣です)して、色々あった
て、何とか、ここまで戻って来たら怪人達が暴れてたのよ」
「・・・まぁ、お前達一般人が『大いなる意志』について知るはずもないか」
そう言うと、ロギアは3人に『大いなる意志』やバダム、そして月の状況について語って聞かせた。
「なるほど、その『大いなる意志』って奴によって蘇った悪の組織や怪獣とかによって
色々大変な事になってて、月も冴島って奴と配下の連中に占拠されちまってるのか」
「そういうことだ。さっ、俺達も監理センターに向かうぞ」
「えっ、さっきの怪人達は追わなくていいの?」
「あの雑魚共は、いつでも始末できる。それよりも監理センター解放し、他の施設を
占拠している連中を追い払い避難している人達を助ける事が先だ」
「うむ、よし行こう」
ロギアの意見に天馬は頷いた。
「ところでロギア、さっき俺達って言ってたけど仲間が来ているの?」
「おっと、忘れてた。ネヴィラ71、いいな! ?」
おねいちゃに言われて、ロギアは空に向かって叫んだ。
「了解シタ。月ニオケル治安ト秩序ノ回復二協力スル事ヲ許可スル。タダシ、ソノ後、
タダチニ地球ニ向イ合流スルノダゾ」
すると、ロギアにしか聞こえない声が届いた。
「ああ、分かった」
「誰に話してたの」
突然、空に向かって叫んだロギアにおねいちゃんは不思議そうにたずねた。
「んっ、今回の特命で俺がついた上官に許可をとったんだ。なかなかうるさい奴でな・・・さっ、行くぞ」

○セイザータリアス/弓道天馬、セイザーミトラス/獅堂未加、セイザーリオン/獅堂剣
ロギア→監理センターへ
一応監理センターへ行かせましたけど、都合が悪い様でしたら他の所へ向かわせて下さい
あとロギアの上司が、なぜ、あのヒーローの上司だった人なのかは、また後日(w
345CR:05/01/08 01:17:23 ID:rc7QlIoa
では、ロギア達はハヤテ隊長と合流させますので。
ロギアは秀一として出したいですけど・・・。
346名無しより愛をこめて:05/01/08 18:12:23 ID:w+ZMwgLB
ウオフナマフと大神龍とデラシオンを絡めたらおもしろそう
347344:05/01/08 18:44:59 ID:xHcLfrmP
>>345
あとは。ロギアは自由に使って下さっていいですよ。
まぁ、地球で待ってる人がいるんで、そこら辺はネヴィラ71に許可を
もうということで(w
348名無しより愛をこめて:05/01/08 21:09:14 ID:ai4RxMJu
ネビュラ71 宇宙連合・ウオナ・マナフに加盟する
この人工二重衛星は、宇宙連合の意志決定機関・ウオナ・マナフ最高会議に
おいて議決権を持つ選ばれた惑星の一つである。

未開発惑星の保護及び警備を担当し、数多くの未開発惑星の保護、警備を行っ
てきたネビュラ71は、任務の一つとして地球の保護、警備を行いながら地球人
を独自に調査し、地球人は絶滅者ボスキートの末裔ではないと結論を下し、一昨年、
地球人=ボスキートの末裔として地球人を抹殺を主張した最高会議幹部ベルゼウス
に唯一反対した惑星であった。
真っ向から異を唱えるネビュラに対し、ベルゼウスは謀略を用い、最高
会議から追放することに成功。
そして、邪魔者がいなくなったベルゼウスは、アケロン人、インパクター星人等
を派遣し、地球人抹殺計画を行うのであった。

だが、ネビュラ71は議決権を失うも、ベルゼウスの主張に疑問を抱いたアケロン
人に密かに力を貸し、ベルゼウスが 地球人討伐を大儀に軍事権を掌握し、その力
を使い全宇宙支配をしようとしていた事を暴き出し、その野望を打ち砕く事に一
役買ったのであった。

そして、ベルゼウス失脚後、最高会議に復帰したネビュラ71は、『大いなる意志』
殲滅の任につき、インパクターロギアと、もう一人、かつて地球を防衛した一人の
男を再び地球に派遣したのであった。
349名無しより愛をこめて:05/01/08 21:10:13 ID:ai4RxMJu
「遅いなぁ。予定の時間はとっくに過ぎているのに何やってんだ?」
日本の某所で、少し不機嫌そうにしている一人の青年の姿があった。
どうやら、誰かと待ち合わせをしているらしいのだが、その相手がまだ現れてないよ
うであった。
「それにしても、久しぶりにやって来たけど、日本も、すっかり変わったなぁ。
公害も減ったようだし、少しは良くなっているみたいだな」
不機嫌にしていたのもつかの間、街の風景を見て、感慨に浸る彼の耳に、金属音のような
物が聞こえてきた。
「ネビュラ71!」
その音を聞いた青年は、手を上げを空を見た。
すると、空に彼の目でしか確認できない二重衛星の姿があった。
「スペクトルマンヨ。インパクター・ロギア ハ 月二オイテ バダムノ手カラ人々ヲ
救ウタメニ戦ウタメ 地球ニツクノガ遅レルコトトナッタ。オ前ハ 先行シテ 任務二当レ。
ナオ 状況ガ状況ダケニ 特別二 オ前ノ判断デ正体ヲ明カス事ヲ許可スル」
「了解」
「デハ 健闘ヲ祈ッテイル」
そう、彼こそが、かつて地球を様々な怪獣や宇宙人から防衛してきた
蒲生譲二ことスペクトルマンなのであった。
「よーし、それじゃあ行くとするか」
ネビュラとの交信を終えた、蒲生譲二は街の中へと消えて行った。

○ スペクトルマン『大いなる意思』殲滅のために活動開始
ネビュラ71は宇宙連合に所属している設定なので、ウオナ・マナフに絡めて出してみました。フリーですんで、ひとつ宜しく
350名無しより愛をこめて:05/01/09 22:59:54 ID:3IXVDQCF
バルカンベースについた渡五郎は聞き覚えのある不気味な声を聞いた。
「こっ、この声は!?」
五郎はその声が聞こえる方向へと向かって行った。

○渡五郎/イナズマン→謎の声の主を追う。
351名無しより愛をこめて:05/01/10 03:03:39 ID:U9LUUraf
謎の声を追って崖の方までやって来た五郎に突如として雷が落ちてきた。
「うっ!」
すばやい身のこなしで雷をかわした五郎に再び不気味な声が聞こえてきた。
「バ〜ラバラバラ、バンバァ〜、久しぶりだな、渡五郎。」
「その声は!」
崖のそこには黒いマントをまとった怪物がたっていた。
「帝王バンバ、貴様も生き返ったのか!?」
その怪物はかってイナズマンに敗れた新人類帝国の首領、帝王バンバであった。
「そうだ、ワシは大いなる意思の力で貴様を倒す為に蘇った。」
バンバも大いなる意思の力で蘇り五郎のいる場所を嗅ぎ付けていた。
352名無しより愛をこめて:05/01/10 03:16:47 ID:U9LUUraf
「やはり貴様も大いなる意思の配下になったのか!?」
五郎がバンバに叫ぶ。
「何を言うか、大いなる意思はワシを蘇らせただけ、ワシが求めるのは貴様の首だけだ、ハッハッハ。」
バンバが高笑いをする。
「おのれ、貴様だけは・・・・。」
バンバの高笑いに対し五郎の怒りが爆発する。
「ではワシはキャプテン・サラーと少年同盟の奴らを襲うとしよう、バ〜ラバラバラ、バンバァ〜!」
その声と共にバンバは五郎の前から消えた。
「このままじゃサラー達が危ない、GO!ライジンゴー!」
「ガォォォォン!!」
その五郎の呼び声と共にボンネットが犬の様な黄色い車、ライジンゴーが五郎の目の前に現れた。
「ライジンゴー、少年同盟の本部に向かうぞ!」
「ガォォォォン!!」
ライジンゴーは五郎を乗せると雄たけびと共に大空へと飛んでいった。

○渡五郎/イナズマン→少年同盟本部へ。
●帝王バンバ→少年同盟本部の襲撃へ。
>>303に続いてバルカンベースの続きを書きますた。
353名無しより愛をこめて:05/01/10 09:16:00 ID:CUQIQpcP
さーて、ここは平和の戻った怪獣島。
岩場にガバラがやってきたぞ。
「クワクワー」
んっ、お腹を押さえて苦しそうだぞ。どうしたのかな?
「クワクワー」
辺りに誰もいないのを確認して腰を落としたぞ。何をするのかな?

ぶりぶりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

わっ、ガバラがうんちをしたぞ!!
「ふー、すっきりした」そんな顔をしてガバラはもどっていったぞ。
んっ、ウンチの中で何かが動いてるぞ、あれは何かな。
「ぷはーーー、ハァハァ、助かった〜」
あっ、ガバラに食べられたドイガキ隊員だ。
そうか、ドイガキ隊員を食べてガバラはお腹を壊しちゃったんだね。
やれやれ、ドイガキ隊員には困ったものだね。

○ドイガキ助かる
354名無しより愛をこめて:05/01/10 18:56:31 ID:EyqCsrg9
まだ冬休みだったのか。
355名無しより愛をこめて:05/01/10 20:15:04 ID:r2VJ1L5f
なんでだよ。食べられたままだから書いたんじゃん。
厨房扱いは酷いぞ(´・ω・`)
356354:05/01/10 20:32:23 ID:EyqCsrg9
スマソ。
でもドイガキ救われてよかった。
357名無しより愛をこめて:05/01/11 03:27:10 ID:5C9Yws+D
>>339-342
管理センターの市長の元へ向かうハヤテ隊長達は一人の兵士が見張っている部屋を見つけた。
「どうやらここに人質がいるみたいだ。」
ハヤテ隊長はその部屋へと近づいていった。
「ガロワ基地の奴らか!?」
兵士がハヤテ隊長に気づくが、ハヤテ隊長に押さえ込まれてしまう。

「キシナガ、奴の服からカードキーを取れ。」
「隊長、かしこまりました。」
ハヤテ隊長に言われるままにキシナガ副隊長が兵士からカードキーを取り上げる。
「よし、そのまま開けるんだ。」
ハヤテ隊長の指示で即座にカードキーをドアの右脇のスキャナーにスキャンした。
「よし、入るぞ!」
「はい!」
ハヤテ隊長は押さえ込んでいた兵士のみぞおちを狙い気絶させた後、その部屋に入っていった。
358名無しより愛をこめて:05/01/11 03:27:45 ID:5C9Yws+D
二人がその部屋に入ると大勢の人数がいた。
その人々はオレンジ色のベストを着ており管理センターの職員ということが伺える。
彼らは旧月面基地時代の職員もおり、冴島の失脚による第二次ノア・プロジェクトの中止によりそのまま管理センターへと移っていった。
「みなさん、ここに捕らえられていたのですね。」
ハヤテ隊長は職員達を見てほっとした。
「あなたはもしや・・・。」
職員の一人がハヤテ隊長を見て何かに気づく。
「TPCガロワ基地の者です、皆様を助けに来ました。」
ハヤテ隊長が自らの立場を明かした。

「おおっ!」
「これで助かるぞ!」
職員からは歓声が沸きあがるが、その時、防衛軍の兵士が数名入り口に現れた。
「動くな、職員を解放しようとしているが我々がいる限りは無駄だ!」
兵士が銃口を部屋の方に突きつける。
359名無しより愛をこめて:05/01/11 03:28:17 ID:5C9Yws+D
ゴスッ!
という音と共に兵士達が倒れこんだ。

「何があったんだ?」
一同は静まりかえるが後ろから更に四人の人影が現れた。
「君達は炎のドライブ!」
そう、炎のドライブの三人と、もう一人、男がいた。
「ハヤテ隊長、やっと戦いが終わって管理センターの人たちを解放できます。」
未加がハヤテ隊長に災魔一族を退けた事を話した。
「おや、さっきは三人いたのにもう一人いますね。」
キシナガ副隊長がもう一人いることに気づく。
「あ、自己紹介が遅れていましたね。」
剣がキシナガ副隊長を見て自己紹介をしていなかった事に気づく。
360名無しより愛をこめて:05/01/11 03:28:52 ID:5C9Yws+D
「あ、僕、獅堂剣っていいます、よろしくお願いします。」
「俺、弓道天馬っていいます、色々と縁あってこの月に来てます。」
「私は獅堂未加といいます、ここにいる剣の姉です。」
三人がハヤテ隊長に自己紹介をする。
「副隊長のキシナガです、よろしくお願いします。」
キシナガ副隊長も自己紹介を始める。

「ところで、後ろにいる君は?」
ハヤテ隊長が後ろにいる青年に聞く。
「俺は星山秀一、あのトンマがもたもたしているので助けに来ただけです。」
彼はインパクター・ロギアの仮の姿の星山秀一であった。
「てめ、またトンマって言ったな!」
「トンマにトンマと言って何が悪い。」
秀一がトンマ呼ばわりした事で天馬が秀一に突っかかる。
361名無しより愛をこめて:05/01/11 03:29:33 ID:5C9Yws+D
「だいたいなぁ、その減らず口なんとかしろ!」
「お前があの雑魚に苦戦しなければ俺にトンマ呼ばわりされずにすんだ物を。」
言い争っている秀一と天馬を横目に未加がハヤテ隊長と今後の行動を話していた。
「では、私達が職員の皆様を外の避難所まで送ります。」
「ありがとう、我々は市長と秘書の橘さんを探すよ。」
話し合いで秀一たちが職員を非難させ、ハヤテ隊長達が市長の捜索にあたる事になった。

「では、またあえる事を楽しみにしているよ。」
「ハヤテ隊長もお気をつけて。」
未加がハヤテ隊長に挨拶をすると、ハヤテ隊長とキシナガ副隊長は管理センターの秘書室を目指していった。
「おねぇちゃん、あの二人まだ続いているよぉ。」
剣があきれ顔でまだ言い争いをしている二人に指を刺した。
「はぁ・・・・。」
未加は呆れて声も出なかった。

○インパクター・ロギア/星山秀一、セイザータリアス/弓道天馬、セイザーミトラス/獅堂未加、
セイザーリオン/獅堂剣→管理センター職員を避難所へ送る。
○ハヤテ隊長、キシナガ副隊長→市長と橘を捜索する。
避難所の方は南條達を拘束した時点で兵士がいなくなったで大丈夫です。
362名無しより愛をこめて:05/01/11 23:27:45 ID:NLCxSpAX
長野に来ているヒーローってどのくらいいるの。
363名無しより愛をこめて:05/01/11 23:28:42 ID:NLCxSpAX
長野に来ているヒーローってどのくらいいるの。
364名無しより愛をこめて:05/01/11 23:30:39 ID:NLCxSpAX
二重スマソ。
365名無しより愛をこめて:05/01/12 02:20:26 ID:N3kKIiVh
秀一たちは管理センターの職員を避難所へ送り、外へ出た。

「ネビュラ71、月の住民は助け出した、これから地球へ向かう。」
秀一は上空のネビュラ71に向かい報告をする。
「もう行くのですか?」
剣が秀一に聞く。
「ああ、予定の時間よりかなり遅くなったしな、あの男も待ち構えているだろう。」
秀一が三人の方を向き答える。
「おい、ここでおさらばかよ!」
やはり天馬が秀一に突っかかる。

「いいか、俺はお前達とは違ってウォフ・マナフの特命で動いている、お前の様なトンマとは違う!」
秀一はまたもトンマ呼ばわりをしながら天馬に言う。
「二人とも、よしなさい!」
と、未加が二人を止める。

「秀一さん、それなら僕達も地球に連れて行ってください。」
「け、剣・・・。」
その剣の一言に姉である未加も驚いていた。
「お姉ちゃん、博士に月の現状を知らせないとって思ってね。」
「そ、そうね。」
未加は剣にしぶしぶOKをする。
366名無しより愛をこめて:05/01/12 02:21:04 ID:N3kKIiVh
「んじゃ、行こうぜ、待っている人がいるんだろ!」
天馬が秀一の肩を叩きながら軽い口調でしゃべる。
「何を言うんだ、そろそろ太陽フレアが起こる時間だからモタモタしていられないぞ!」
「太陽フレア?」
秀一の言葉にきょとんとする天馬。
「だからトンマって言われるんだよ、太陽フレアってのはな太陽がすごく明るくなって月一帯を太陽の白い光が包み込むんだよ。
その時に電気系統なんかがトラブルを起こすからいまのうちに行くんだよ。」
と、秀一が天馬に説明をはじめた。
「何だかわからんけどやばいって事か。」
天馬は太陽フレアについてはやばいって事だけが分かったようだ。
「まぁ、そういう事だな・・・では、俺の宇宙船まで案内しよう。」
四人はロギアが乗ってきた宇宙船へと向かった。

○インパクター・ロギア/星山秀一、セイザータリアス/弓道天馬、セイザーミトラス/獅堂未加、
セイザーリオン/獅堂剣→スペクトルマンとの合流の為、地球へ。
そろそろ管理センターの続き書いてCR編一日目終了に持ち込みます。
あと、太陽フレアはここを参考にしますた。
ttp://th.nao.ac.jp/openhouse/1998/poster/1997/sun/flare.htm
あと、もう一本、グロンギ語の変換エンジン置いておきます。
ttp://www2.plala.or.jp/haniwarock/gurongi.htm
367名無しより愛をこめて:05/01/12 22:26:16 ID:Fu9BeR0Q
一端保守あげ
368名無しより愛をこめて:05/01/12 22:31:06 ID:YcDfvxKw
ドリルちんちん
369名無しより愛をこめて:05/01/13 01:24:50 ID:O2pGcyDy
ところで、まだ登場していないやつでヒーローものか微妙なのがあるんだが、どう思いますか。

・ヒャックマン(昔炎のチャレンジャーに出てたやつね)
・アミノンジャー
・テレシンヒーロー
・エキセントリック少年ボウイ
・アクション仮面
・カンタムロボ
370名無しより愛をこめて:05/01/13 01:30:34 ID:4rGi8Lyg
ドリルちんちん
371名無しより愛をこめて:05/01/13 02:14:29 ID:s+JCnHMm
>369
避難所いけ
あとアクション仮面やカンタムはアニメだから無理
372沢近愛理:05/01/13 02:16:10 ID:DCFrAh6e
>>369
ちょっと最後の二行はアニメじゃない!
シリーズ物では戦隊はフラッシュマンが、仮面ライダーはJが出ていないよね。
あとはガメラシリーズはガメラ自体出ていないし。
373名無しより愛をこめて:05/01/13 02:20:32 ID:s+JCnHMm
ゴーグルはミキだけ、
チェンジとバイオは味方勢がいないな
374沢近愛理:05/01/13 03:59:23 ID:DCFrAh6e
久々なのでひとつ・・・。

ジュウレンジャー達が爆弾の摘出手術を行っていた頃、バルカンベースではキカイダー達が戻ってきた。
彼らは丁度、帝王ゲンバーと戦っていた頃、バダムによって怪物化されたが、マザーの力によって元に戻った。
「そんな事があったのですか・・・・。」
「でも、また味方が増えたとはいえ、焼け石に水だったよ。」
三人が嵐山長官からゲンバーやバラノイアがバルカンベースを襲撃したことを聞かされ驚きを隠せなかった。

「長官、高円寺という人物から通信が入っています。」
と、その時オペレーターから通信が入った事を伝えられる。
「高円寺・・・今すぐつないでくれ!」
「かしこまりました!」
嵐山長官の指示で即座に回線を開いた。
何と、そこには派手な服装のかなり年のいった男が映っていた。
375沢近愛理:05/01/13 04:00:41 ID:DCFrAh6e
「は〜い、嵐山長官、こんばんは〜!」
と、男が軽い口調で嵐山長官に話しかける。
「高円寺博士、スターピースが見つかったのですか?」
嵐山長官がその男、高円寺博士に話しかける。
「メルカ共和国にスターピースがあるって聞いてね、来たんだけど、そこであるロボットに出会ってね。」
高円寺博士がすばやく答える。
「ロボット・・・?」
一同が疑問に思う。
「ささ、みなさん入ってきて。」
と、高円寺博士が手招きするとロボットと二人の若者がやってきた。
「ワルダー!」
「ミツコさん、それにハンペン!」
イチロー達が入ってきた三人を見て喜ぶ。
「イチロー殿、マリ殿、久しぶりでござる。」
入ってきたワルダー達も喜んだような表情だった。
「ワルダー、あなたも大いなる意思の力で蘇ったの?」
と、マリが聞く。
「偶然、高円寺殿がメルカで拙者の残骸を見つけて修理してくれたのでござる。」
と、ワルダーが答える。
376沢近愛理:05/01/13 04:05:42 ID:DCFrAh6e
「ジロー、お父様は元気なの?」
ミツコがジローに聞いてくる。
「博士なら僕と同じバルカンベースにいるけどメカの修理で急がしいけど、元気だよ。」
ジローの言うとおり光明寺博士は洗脳されたジュウレンジャー達が操縦した鉄面党ロボットを修理していた。
「いや、ジロー君も元気で何よりだ!」
ハンペンが安堵の表情を浮かべる。

「ところで博士、スターピースは見つかりましたか?」
「スターピースならここにあるよ!」
博士はポケットからスターピースを出してきた。
「手に入れるまで色々大変だったけどワルダーがいたから助かったよ。」
博士はスターピースをしまいながら話している。
「では、我々からイチロー君達を明日メルカに送ります、待っていてください。」
嵐山長官が博士と合流する事を即座に提案した。
「じゃ、楽しみにしているよ〜じゃぁねぇ〜。」
と、通信は切れた。


○高円寺寅彦、ワルダー、光明寺ミツコ、服部半平(ハンペン)→メルカでイチロー達を待つ。
377名無しより愛をこめて:05/01/13 23:06:54 ID:ICvGaQxZ
どくろ団のつづきはー?
378名無しより愛をこめて:05/01/13 23:27:47 ID:ymCkz/ha
ダイレンジャーのつづきはー?
379名無しより愛をこめて:05/01/14 01:00:49 ID:cdLbus1d
マシンマンの続きはー?
380名無しより愛をこめて:05/01/14 04:09:31 ID:JzMaRxKE
>>374-375
「長官、僕達にメルカに行って欲しいのですね。」
ジローが嵐山長官に問いかける。
「ああ、どうやらメルカでは君達の戦ったダークロボットが高値で流れているという情報があるので君達に調べて欲しいのでな。」
嵐山長官の言うとおり、メルカ共和国ではダークロボットの設計図が何者かによって多数発見され、再生産されていた。
「きっと俺達が来てくれればワルダーも喜んでくれます。」
イチローが嬉しい表情になる。
「よし、スターピースと高円寺博士の護衛も忘れるなよ。」
嵐山長官が博士の護衛を促す。

「長官、防衛軍の統合会議に向かったナンゴウ長官が行方不明という連絡が入りました!」
その時、あまりにも悪い知らせが入ってきたとは誰一人とも考えていなかった。
「何、長官が誰かに襲われたのか!?」
嵐山長官が通信兵に聞く。
「はい、ナンゴウ長官の乗ったムーンライトSY-17号が何者かの攻撃で破壊されたそうです。」
「ナンゴウ長官・・・我々はどうすればいいんだ・・・・。」
嵐山長官は余りにも多すぎる問題に対処できるかという不満で心がいっぱいだった。

○嵐山長官→会議の準備を始めようとするが・・・。
ハットリ君とイナズマンは既にバルカンベースを後にしているのでそろそろ会議に入っていいのでは?
381久々のドールハウス編:05/01/14 17:08:03 ID:yDyUHKQu
アンチ・バダム同盟へ向かう一台のワゴン…
普段ならとうの昔に目的地についているはずだが、一向に進まない…
カーナビゲーションにインプットした通路の通りに進んでいるのだが、行けば行くほど深い森の中に進んでいく。

薫「礼子さん…やっぱりこっちじゃありません」
夏希「こっちじゃありませんじゃないわよ!!…貸して、あたしが運転変わるわ」
あゆみ「でも夏希が運転したときもこの道だったよ…」
リサ「…そんな…どういうことなの…」
礼子「とりあえず、降りて周りの様子を見てみましょう。なにか目印になるものを探すわよ」

「無駄だぁ!!」

森の中から声がする。驚いて車から降り、あたりを見回す礼子たち。
由香里「誰…?」
「ホーウホウホウホウ!!」
木の上から鳥が…いや、怪人が舞い降りる。
元ショッカー怪人・現バダム怪人のフクロウ男だ。
ミカ「なっ…なんだよアイツ!」
礼子「なんでもいいわ…そこをどきなさい」
フクロウ男「そうはいかん。お前たちをアンチバダム同盟にあわせるわけにはいかんのでな。
      改造殺人レントゲンで、貴様らのカーナビを狂わせてもらったぞ」
あゆみ「何ですって!」
夏希「…どおりでいつまでたっても目的地に着かないわけよね…」
ミカ「礼子さん、こんなやつさっさと倒しちゃおうよ」
礼子「ええ…みんな、スクランブルよ!」
382久々のドールハウス編:05/01/14 17:30:00 ID:yDyUHKQu
対怪人用特殊装備に身を包んだドールハウス達…その姿を見て、フクロウ男は目を細めた。
フクロウ男「ホウ…仮面ライダーと同じスーツのようだな」
彼女らが桜内から受けとった特殊装備…それは警視庁がG3計画の一端として作り上げた、G3マイルドの改造版…
女性用に改造を加えた戦闘スーツ、「G3’」だった。
由香里「そっくりなのは見た目だけじゃないわ!」
あゆみ、薫、リサ、由香里がGM−01改を構え…一斉にフクロウ男に向かって弾丸を放つ。
爆音とともに煙が立ちこめ、後には何も残っていない。
倒したのか…?四人がそう思っていたときだった。
「ホーウホーホーホー!」
直前に飛び上がり攻撃を避けたフクロウ男が、殺人光線を放つ。
フクロウ男「死ねいっ!!」
リサ「きゃああっ!!」
すんでのところで散るゆかり達。
由香里「くっ…強い…」
フクロウ男「当たり前だ。お前達のデータはすでに入手済みだからな」
リサ「何だって!?」
フクロウ男「とある囚人を警察署に返り咲きさせてな…極秘書類を盗ませたのだ」
夏希「まさか…その囚人って」
ミカ「田崎の野郎だ…あいつ…とうとうそこまで…」
礼子「…許せない…」
一足遅れて礼子のG3マイルドが姿を現す。
警視庁の標準色の青とも、G4の黒とも違う真紅のG3…
その瞳には体と同じ真っ赤な闘志が燃えていた。
礼子「夏希、ミカ、いくわよ!!」
夏希「わかりました!」
ミカ「こんなやつギッタギタにしてやろうぜ!」
383久々のドールハウス編:05/01/14 17:32:31 ID:yDyUHKQu
フクロウ男「フン…所詮は貴様らも姿だけ。殺人光線を食らえっ!」
礼子のG3に向けて光線を放つ体勢に入るフクロウ男…だが、その翼を二発の弾丸が打ち抜いた!
ミカ「…フン…同じ手を二度食らうほどあたしらは馬鹿じゃないよ」
夏希「礼子さん、今よ!!」
礼子が銃身から、弾丸を心臓に向けて二度、三度放つ。
落下していくフクロウ男が、その度に一度ずつ羽を散らしていく。
フクロウ男「こ、こんな…馬鹿な…クアアアアアアアアッツ!!」
地面にたたきつけられ、大爆発するフクロウ男。
夏希「…終わりね…」
礼子「まだ終わりじゃないわ…これから先、こんな敵がどんどん現れるのよ…」
ヘルメットをはずした礼子が夏希を見つめる。
その視線に、夏希もミカも言葉を失うのみだった…

○ドールハウス/G3マイルド部隊 (神崎礼子、綾小路ミカ、夏希、あゆみ、薫、由香里、リサ)→少し遅れてアンチ・バダム本部へ合流
384名無しより愛をこめて:05/01/15 02:18:31 ID:kPHamuIS
管理センターの職員を救出したロギア達と別れたハヤテ隊長とキシナガ副隊長は冴島のいる秘書室へ向かっていた。

「あなたがハヤテ隊長ですね!」
スーツ姿のの女性とCRのベストを着た男が左脇の廊下からやってきた。
「ところで君は?」
ハヤテ隊長が女性に聞く。
「私は管理センターで働く望月綾といいます。」
その女性は三年前の宇宙船事故の被害者であった望月綾であった。
彼女はあの事故で最後まで第一級救助信号を出していたが誰にも気づかれず、
その一年後、沢田がその信号をキャッチしたがその事故は冴島によって隠蔽されていたのだ。
彼女は南條チームの活躍したの連絡線事故の直後、隣の男と共に奇跡的に発見され地球でリハビリを行い月へと戻っていった。
そして現在は秘書官として管理センターに赴任してきた。

「隣にいる人は誰ですか?」
キシナガ副隊長が綾の隣にいる男を指を刺す。
「俺か・・・・俺は千葉創介、見ての通りCRの隊員だ。」
そう、彼は南條のパートナーであり三年前の宇宙船事故で行方不明になった千葉創介であった。
385名無しより愛をこめて:05/01/15 02:19:34 ID:kPHamuIS
「と、いうと君は三年前の宇宙船事故で行方不明になっていたCRの隊員だったのか!」
ハヤテ隊長が創介を見て何かに気づいた。
「ハヤテ隊長、あの事故の時、相棒が俺を脱出カプセルに乗せて脱出させたが、結局漂流してしまった。
ところが去年のデブリ事故の後、俺と綾の入っていたカプセルが漂流していた所を防衛軍が見つけたのさ。」
創介が真実を語り始めた。
「そう、私達はその後、地球でリハビリを行ってそれで先週、月に戻ってきたの。」
綾が続きを話す。
「ところで、千葉君はどうして相棒の人に伝えないのかい。」
キシナガ副隊長が創介に問いかける。
「CRの隊員ならそういった口で伝えるより現場で直接会った方がいいからな。」
と創介がにやけながら答えたその時、奥から声が聞こえてきた。

「何で俺達が捕まんなきゃなんないんだよ!」
「黙っていろ、冴島長官の前で恥をかく気か!」
一同が奥の方を見ると防衛軍の特殊部隊に捕らわれたCR南條チームと江波チームであった。
386名無しより愛をこめて:05/01/15 02:20:09 ID:kPHamuIS
「君達はさっきあったCRの隊員達じゃないか。」
キシナガ副隊長が南條たちだと気づく。
「ほら、よそ見するな、とっとと歩け!」
防衛軍の隊員が荒々しいしゃべりで南條たちを歩かせようとしていた。

その時、南條が一人の男に気づいた。
「創介・・・・・・。」
それと同じく創介も南條がいる事に気づく。
「南條・・・・・・。」
創介は現場で直接再会したいと言ってはいたが余りにも不幸な形での再会であった。

○ハヤテ、キシナガ、CR南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)、CR江波チーム(江波香織、中島弥生)、
千葉創介、望月綾→管理センターで合流するが・・・・。
387名無しより愛をこめて:05/01/15 22:14:52 ID:RpdvhEJw
>>204
「アイ、来てくれたのか」
「うむ、ライコウよ。また共に戦おうぞ」
アイは、ライコウの方を向くと頷いて答えた。
「ふっ笑止。一人増えたところで、何ができると言うのだ」
「貴様ごとき、我らの敵ではないわ」
「黙れ外道!」
「なっ、何!?」
「我らを外道だと!?」
アイに外道呼ばわれされ、ライダー達は憤激した。
「貴様らが、自由と正義のために戦う戦士・仮面ライダー達に乗り移っているのはお見通しだ。この私が
貴様らを叩き出し地獄へ送り返してくれる!」
杖をライダー達に向けてアイは言った。
「何だと、儂らの正体を何故!」
「グッ、奴は儂らをライダーの体から出せると言うのか?」
「・・・これは不味いぞ」
「ここは、一旦退くか・・・」
『ライダー達よ』
正体を見破られた上、アイにライダーの体から自分達を出させる能力があると知り
焦るライダー達にドクターマンからの通信が入った。
「むっ、なんだドクターマン」
『お前達に渡したブレスレットをアイに向けて赤いボタンを押せ。そうすれば奴を倒せる』
「何、本当か」
『私の力を信じろ』
「分かった」
「覚悟するがいい、怨霊逃散・・・」
「くらえ!」
アイが聖なる力を放とうとした、その時、アイに向けたブレスレットからロープ状の光が
アイに向かって放たれアイの体に縛りついた
388名無しより愛をこめて:05/01/15 22:16:09 ID:RpdvhEJw
「うっ、ぐあああああ」
「アイ!」
そして、その光に縛り付けられたアイは苦しみの声を上げた。
「どう言う事だ、単なる光にしか見えないが?」
星川は、叫ぶライコウにたずねた。

「光に?」
「左様、奴は強すぎる光に弱いのだ」
ドクターマンは、同じ質問をしたメキドに答えた。
「奴さえ始末すれば、ライダー達を元に戻せる者はいなくなる。
ライダー達よ、出力を最大にしてダイヤモンド・アイを始末するのだ!」

「フッ、これで我らの存在を脅かす者はいなくなる。苦しみ抜いて死ぬがいい!!」
ライダー達は、ブレスレットのボタンを押し、出力を上げて行った。
「アイ!」
ライコウは、アイを助けに行こうとするも、戦いのダメージが大きすぎて
向かう事もままならなかった。
「さぁ、これで終わりだ」
ライダー達が、出力を最大に使用した、その時。

シュッ

空を切り飛んで来たテンガロンハットが一号からXまでのブレスレットを切り落として行った。
「悪い、星川さん、ちっと遅れちまった」
「何奴!?」
「あの声は!」
その場にいた者たちが、声のする方を見ると、そこに戻って来たテンガロンハットを
手にした静弦太郎の姿があった。
389名無しより愛をこめて:05/01/15 22:16:45 ID:RpdvhEJw
「今だ!」
ライダー達が弦太郎の方を見ている隙を付き、ライコウは渾身の力をしぼって
キュロット銃の引き金を引いた。
「ぐ、しまった!」
ライコウの放った光線は、残りのライダー達のブレスレットを破壊した。
「アイ、今だ!」
「うむ。外道共よ、ライダー達の体から立ち去るがいい。怨霊逃散 洗礼光線!!」
自由の体となったアイは、聖なる光線をライダー達に放った。
「!!」
「マズイ!」
それを見て、咄嗟に避ける1号、V3、X、ストロンガー、アマゾンの5人ライダー。
「ぐわぁぁぁぁぁ」
だが、避けきれなかった、2号、ライダーマン、スーパー1、スカイライダー、ゼクロスは
洗礼光線浴びた。
アイの放った洗礼光線を受けて、目から光が消え膝をつく5人。
その体から、赤黒い靄のような物がしみ出てると宙で一つとなった。
これがショッカー首領達の精神体の一部であった。
「外道ども、地獄へ帰るがいい。ロイヤル・パンチ!」
アイの杖から放たれた、火の玉が宙に浮かぶ首領の精神体を吹き飛ばした。
「グァァァ」
精神体といえ、体?の一部を破壊されライダー達は苦しみの声を上げた。
「まっ、マズイ、ここは、ひとまず退くぞ」
「う、うむ」
苦しみながらライダー達は逃げ出した。
「逃がさん、怨霊逃散・・・」
アイは逃げだすライダー達にも洗礼光線を放とうとした。
だが、その時、彼の銃弾が足下に撃ちこまれた。
390名無しより愛をこめて:05/01/15 22:17:26 ID:RpdvhEJw
「むっ」
とっさにマントで身を守るアイ。
「今だ」
「うむ」
ライダー達は、その隙をつき逃げて行った。
「待ちやがれ!」
ライダー達を追おうとする弦太郎。
その彼の目の前に、突然メッツラーが現れると、弦太郎に切り掛かって来た。
すかさず、避ける弦太郎。
「何者だ!」
「ライダー達に代わって、お前達に止めをさしてくれる」
そういいながら、ライダー達と入れ代わるように、メイスン率いるビックスリー、
ジューノイド、ショッカー幹部、レインボーカメレオン、コンピュータードラゴン、
ファイヤースフィンクス達が入ってきた。
391名無しより愛をこめて:05/01/15 22:19:14 ID:RpdvhEJw
「ふっ、団体さんの御登場か」
「どうだ、ダイヤモンドアイ、静弦太郎。残りの連中が使い物にならない今、お前ら二人で
どうする事もできまい」
二人に向かって、勝ち誇るようにメイスンは言った。
「バーカ、お前らなんて二人いれば十分だよ」
ムチを構えながら、弦太郎はメイスンに言い返した。
そして、小声で
「アイさん、俺があいつらを引き受けるからもその隙に、星川さん達を連れてなんとか逃げてくれ」
とアイに言った。
「案ずるな弦太郎。彼ものたちは私が、今元に戻す」
「何だって?そんな事ができるのか」
「任せろ。全知全能の神よ。聖なる力で。愛と正義のために献身する力を!」
アイが叫ぶと聖なる光がライコウ達を包んだ。
「イガム様、傷が治っていきます」
「ああ、力が戻ってくる」
「アイありがとう」
「これで、本当の第二ラウンドができますね」
アイの聖なる光で回復した五人が立ち上がった。
そして

392名無しより愛をこめて:05/01/15 22:19:52 ID:RpdvhEJw
「・・・・うっ、うーん」
目に再び光が宿るとライダー達は、ゆっくりと立ち上がった。
さして、ゆっくりと腕を持ち上げると、顔の前でゆっくりと指をうごかし
「動く、自分達の意思で動くぞ」
「おお、俺達の体だ」
ライダー達は、口々に叫んだ。
そう、アイの放った聖なる光は、死神博士がほどこした改造も治したのであった。
「何だと!?」
それを見て驚くメイスン達。
「アイよ。我々をショッカー首領から解放してくれてありがとう。我々も
共に戦うぞ」
アイの元に駆け寄った二号ライダーはアイに言った。
「どうだ、これで互角だな」
「待ちな、俺達もいるぜ!」
どこかで、叫び声がしたかと思うと、辺り一面が、急に暗くなると
桜の花びらがチラリ、チラリと降って来た。
そして、4つのスポットライトが番傘を背にした四人を照らした。
「えーい、何者だ!」
それを見て叫ぶファラ。
393名無しより愛をこめて:05/01/15 22:20:34 ID:RpdvhEJw
番傘を回しながらメイスン達の方を向く四人
「風が鳴き空が怒る、空忍ハリケンレッド!」
「水が舞い波が踊る、水忍ハリケンブルー !」
「大地が震え花が歌う、陸忍ハリケンイエロー !」
「遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にもみよ。
警備機構のユン様、霧島五郎!」
「人も知らず」「世も知らず」「影となりて悪を討つ!」
「忍風戦隊ハリケンジャー+1!!」
「きゃーーー、五郎さんすてきーーー!!!」
それを見て、ファムは黄色い声を上げた。
「ったく、あの馬鹿」
そして、弦太郎は苦笑いした。

つづくですよ。
394名無しより愛をこめて:05/01/16 03:05:59 ID:6+rrkTLN
>>271
「喰らえ!ファイナルジャッジメント!」
レムルズが愛用の銃、アイアン・ゲイルから青白いエネルギー波が放射される。
必殺のファイナル・ジャッジメントだ!
「馬鹿め、この程度の攻撃をかわせぬと思っていいるの。」
メ・ガルメ・レがファイナル・ジャッジメントを右横によける。

しかし、ガルメの後ろは病院の壁でその壁は轟音と共に崩れ去った。


             し ま っ た ぁ ! ! 


レルムズが悲痛の叫びを上げる。
果たしてガルメを倒せるのか!?
395名無しより愛をこめて:05/01/17 10:20:31 ID:hCW6oSGL
>>394
「先生!」
その時、仮設テントから一人の看護婦がレルムズに駆け寄る。
「愛!」
彼女は洸と同じ京南大学病院に勤める看護婦、魚住愛であった。

「何故君がここに、ついてくることは無いのに。」
「先生、私も看護婦として人々の命を守りたいのです!」
愛は洸に黙って長野に来ていたのだ。

「フン、またリントが一人増えたか・・・・。」
二人にガルメが近寄ってくる。
「やらせない、装着!」
すると愛が右手をかざすと右手の甲のグランテクターが輝き、セイザーパイシーズへ変身した。
396名無しより愛をこめて:05/01/17 10:22:09 ID:hCW6oSGL
「リントごときが変な小細工をするな!」
ガルメは長い舌を二人に向けた。
「くっ!」
二人もすばやい身のこなしでよける。

「ええぃ!」
パイシーズはガルメの攻撃をよけながら愛銃アクアブリッツをガルメに向けて撃つ。
「馬鹿め、同じような事しか出来ないのか。」
やはりガルメはアクアブリッツをよけていく。
「馬鹿はどっちだ・・・。」
ガルメの横にはアイアン・ゲイルを構えたレルムズが立っていた。
「い、いつの間にここにいたのか!」
ガルメはレルムズに驚きを隠せない。
「これが連携というものだ!ファイナルジャッジメント!」
今度こそ必殺のファイナル・ジャッジメントが決まりガルメは爆発と共に砕けた。
397名無しより愛をこめて:05/01/17 10:23:12 ID:hCW6oSGL
「お、俺って忘れられていない?」
オーブルーこと三田祐司は余りの腹痛で変身を解いていた。
「おーい!」
戦いを終えた洸と愛は祐司に近寄る。
「愛、どうやら彼は食べすぎによる腹痛のようだ。」
洸は祐司を見て彼が腹痛だと見破る。
「普通、分かるだろ、誰か胃薬だせよ!」
と、間髪、祐司が突っ込みを入れる。
「分かった、愛、胃薬を出してくれ。」
「はい、どうぞ。」
愛はカーディガンのポケットから胃薬と水の入ったペットボトルを差し出すと、祐司がそれを飲んだ。

「ありがとう、俺はこれから参謀長の所へ向かうよ。」
「そうか、また共に戦えるといいな。」
祐司と洸は握手をかわす。
「よし、祐司、参謀長の所へ向かうぞ!」
「って、そんなに急ぐなよ!」
祐司とベルベラは病院の中へと入っていった。

○オーブルー/三田祐司、ベルベラ、ガルガル3→三浦参謀長のいる病室へ。
○セイザーレルムズ/伝通院洸、セイザーパイシーズ/魚住愛→未確認生命体の被害者の治療を行う。
ここで突っ込み。
中央署を襲ったのはゴ・ガドル・バではなくメ・ガドラ・ダですよ。
398名無しより愛をこめて:05/01/17 21:28:06 ID:ic1YI0Ko
「さんぼうちょーー」
大声を出して、部屋に向かう祐司。
だが、
「参謀長は、集中治療室にいて面会はできません」
「手術は成功したと言え、しゃべれる状態ではありません」
と言われ、面会は出来なかった

○オーブルー/三田祐司 参謀長との面会を断られる
399名無しより愛をこめて:05/01/18 02:52:32 ID:QAtfIUdY
「参謀長・・・・。」
参謀長との面会が出来ず落ち込む祐司。
「何言ってんだよ、戦いが終わったら見舞い行けばいいじゃないか!」
ベルベラが祐司を励ます。
「ベルベラ・・・・そうだな、ありがとう!」
ベルベラの一言で祐司は気を取り戻した。

「おや・・・?」
祐司のパワーブレスに連絡が入る。
「祐司か、俺は今バルカンベースについた所だ、昌平とリキもいるから安心してくれ。」
「隊長!」
通信の主はオーレッドこと星野吾郎であった。
「隊長、今、参謀長の入院している病院にいます。参謀長の手術は終わりましたけど、絶対安静なのでこちらに向かいます。」
「そうか、待っているぞ。」
通信を終わらせると祐司は即座に病院を後にした。

○オーブルー/三田祐司、ベルベラ、ガルガル3→バルカンベースへ。
400名無しより愛をこめて:05/01/18 22:02:37 ID:4q1FBIgX
護国聖獣は蘇らせないの?
401名無しより愛をこめて:05/01/18 22:14:41 ID:u4GgW5ry
同姓同名の怪獣が出て来てややこしくなるからやめた方がいいと思います
402名無しより愛をこめて:05/01/18 23:00:09 ID:8I3AGZe8
>>401が言っている事は新たにルールにしよう。
403名無しより愛をこめて:05/01/19 05:00:37 ID:xrIdOSZa
ハカイダーの例があるから、同姓同名の怪獣はわかるように書けば問題ないのでは?
404名無しより愛をこめて:05/01/19 18:11:23 ID:ZRrtDgKm
>>403
ここで書くべきではないだろうが、大いなる意思の所為で並行宇宙(字、これであってたっけ)から来ちゃった事にするとか。
405名無しより愛をこめて:05/01/19 18:30:46 ID:ha/gC+V2
護国聖獣は漢字表記にすればいいんでないかい
406名無しより愛をこめて:05/01/19 23:13:32 ID:ef1FVB1o
職人待ちあげ
407沢近愛理:05/01/20 03:10:43 ID:HrjUVGRv
>>403の言っている事は
「同姓同名のヒーロー、怪獣、怪人を出すときは分かるように本文中に解説や台詞で説明させよう。」
って新しいルールにした方がいいんじゃない。
408403:05/01/20 08:33:03 ID:1d+47Dvc
>407
えっとですね、
例えばハカイダーは「ハカイダー」「ギルハカイダー」「人造人間ハカイダー(またはハカイダー/リョウ)」という風に一目でわかる名前の分け方をしているので、
護国聖獣達も例えば「護国聖獣モスラ」とするか>405さんがおっしゃる通り漢字表記にするかして分けた方がいいかと思います。
409名無しより愛をこめて:05/01/20 22:26:13 ID:dOIiYr57
期待あげ
410名無しより愛をこめて:05/01/20 23:02:14 ID:giAv3qXH
婆羅護吽(バラゴン)、最珠羅(モスラ)、ギドラ(魏怒羅)か…
411名無しより愛をこめて:05/01/21 11:22:15 ID:WGffHE0X
「創介、どうして言ってくれなかったのよ!」
「お前が生きていただけでも嬉しいぜ。」
南條と香織が兵士を振り切り創介に近寄る。
「香織、それに南條、すまなかったな。あれ以来、地球でリハビリをしていたからな。」
創介は嬉しそうに言う。

「なあ、創介、恭子には会ったのか?」
「いや、あいつとは直接会いたいからまだ知らせていない、この仕事が終わったら会うつもりだ。」
再会の喜びをかみしめながら三人の会話は弾んでいた。
「あ、君が沢田東君か?」
創介が沢田の方を向く。
「そ、そうっすけど・・・!」
「君の事は何度もリハビリ先で聞いた、それにしても南條もいい後輩を持ったな。」
創介は嬉しい表情で沢田を見た。
412名無しより愛をこめて:05/01/21 11:25:59 ID:WGffHE0X
「おおっと、感動の再会もそこまでだ、今から冴島長官の元に向かうぞ!」
兵士が南條たちを押さえつける。

「冴島・・・・・。」
綾がその名前に驚く。
「俺を見殺しにしようとした奴が・・・長官!?」
創介も怒りに震えていた。
「我々もか!?」
ハヤテ隊長が兵士に聞く。
「お前達、ガロワ基地の隊員も同じだ!モタモタするな!」
兵士は一同を押さえつけながら廊下を後にし、冴島の元へと向かっていった。

○ハヤテ、キシナガ、CR南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)、CR江波チーム(江波香織、中島弥生)、
千葉創介、望月綾→防衛軍兵士に拘束される。
413名無しより愛をこめて:05/01/22 01:15:45 ID:hWV+ZsLw
南條達が冴島の元に連行されていたその頃、管理センターの管制室がざわめいていた。
彼らは冴島に監禁されてた旧月面基地メンバーも含めた正規の職員では無く防衛軍の職員であった。
「すごいエネルギー反応だ!」
「どうしたんだ!?」
一人のオペレーターがモニターを見るとレーダーがものすごいエネルギー反応を感知していた。
「50メートルクラスの怪獣が4匹もいるみたいだ・・・・。」
「怪獣が4匹?」
「ああ、モニターをよく見てみろよ。」
「ほ、本当だ!」
そのエネルギー反応の正体は月世界獣ムーンサンダーであった。
それも数は4匹、その能力もかって地球に現れた親と同じくらいのパワーを持っている。
もし、ムーンタウンで暴れたら超獣軍団の比では無い位になるだろう。

『まもなく、太陽フレアが発生します』
「こんな時に太陽フレアか!」
「その時に怪獣が現れたら・・・。」
太陽フレア警報の放送の共に非常灯を残し管制室をはじめ管理センターの内部は真っ暗になった。
414名無しより愛をこめて:05/01/22 03:29:38 ID:hWV+ZsLw
南條達が連れてこられた場所、そこは管理センターの展望室であった。
その展望室には地球が見えており、その星で幾多の戦いがあるとは思えないくらい美しく輝いていた。
そこには防衛軍月面支部長官としてムーンタウンを掌握した冴島と邪霊姫ディーナスがいた。
「長官、CRとTPCのガロワ基地の兵士を連れて行きました。」
「ご苦労だったな、お前達は下がっていろ。」
「はい!」
冴島の一声と共に兵士達が冴島の横に並ぶ。

「ほう、君は確か三年前の宇宙船事故で死んだはずの千葉創介ではないか。」
冴島が創介の方を向く。
「貴様のせいで・・・・・南條がどれだけ苦労したと思っているんだ!」
冴島の挑発的な言葉に創介は怒りを隠せなかった。
「黙れ!」
ディーナスが創介に向かい叫ぶ。
「ディーナス、彼の事はいい、ところで江口亮君、一年前の事件で私の陰謀を見抜いたその頭脳、防衛軍で活かしてみないか?」
「お断りだ、俺はあんたの野望を打ち砕く為にここまで来たんだ、冴島、もうここで終わりだ!」
江口が冴島に怒りを込めて言い返す。
「うわっ、えぐっちゃんカッコイイ〜!」
沢田が江口を見て関心してしまう。
415名無しより愛をこめて:05/01/22 03:30:19 ID:hWV+ZsLw
「確か、あなたは月星人の王女でもあった中島弥生さんだね。」
「どうしてそんな事を・・・・。」
冴島は弥生の方に不気味な顔を向ける。
「王女であるあなたはCRより我々防衛軍の方が向いている、どうかね、我々の元へ来れば兵達も喜ぶ。」
「月星人の王女として、いやCRのメンバーとして言います、あなたの誘いはお断りします!」
弥生も冴島の誘いを断る。
「弥生さん、失礼な事をいってすまなかったな。ところで南條俊君、相棒との再会はどうだったかね・・・・。」
「嬉しかったさ、ただあんたとの再会は本当に嫌だけどな!」
普段クールな南條ですらも冴島への怒りをストレートにぶつける。

「ったく、南條さんの言うとおりだぜ、そんだけ力で押さえ込むだけで防衛軍の長官を名乗ってんだからな。」
南條の横から沢田が口を挟んだ。
「貴様・・・よくそのような口を利けるな、こいつら全員を監禁しろ!」
「はっ!」
冴島の指示により南條たちは先ほどまで管理センター職員の監禁されていた部屋へと連れて行かれた。
416名無しより愛をこめて:05/01/22 03:31:19 ID:hWV+ZsLw
「CRの隊員たちか!」
「市長!」
南条たちが監禁された部屋には何と市長と橘秘書官がいた。
「江口君・・・あなたまで。」
「橘秘書官、冴島は何を考えているのでしょうか?」
江口が橘秘書官に聞く。
「私にも考えがつかないわ、もう、あの男は正気じゃないわ・・・。」
既に橘秘書官ですらも冴島にはついて行けなかった。

その時
『まもなく、太陽フレアが発生します』
太陽フレア警報と共に部屋の照明が消され真っ暗になる。
「こんな時に太陽フレアか!」
ハヤテ隊長が驚く。
「隊長、このままでは冴島の思う壺です!」
キシナガ副隊長があせった口調でハヤテ隊長に言う。

「ちきしょう!どうすればいいんだよ!」
沢田が余りにも自分のふがいなさに床を叩く。
417名無しより愛をこめて:05/01/22 03:32:21 ID:hWV+ZsLw
太陽フレア警報により真っ暗になった展望室では
「長官、明日、護衛の戦艦が来ます。」
ディーナスが冴島に護衛の戦艦が来ることを伝える。
「ジャンボーという戦艦だったね、私に相応しい船だ。」
その護衛の戦艦とはかって秘密結社Qが開発した万能戦艦ジャンボーであった。

(この男、騙されている知らずに・・・・。)
ディーナスは暗闇の中で微笑んだ。

「ハッハッハ、遂に明日、第三次ノア・プロジェクトが開始される、そして私はこのプロジェクトで宇宙の王となるのだ!
フアーハッハッハ!」
冴島の不気味な笑い声と共に太陽フレアの光が展望室を照らしていく。
そこに写ったのは冴島の姿であった。

○ハヤテ、キシナガ、CR南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)、CR江波チーム(江波香織、中島弥生)、
千葉創介、望月綾、ムーンタウン市長、橘明子→管理センターで監禁される。
●冴島達郎→管理センターで怪獣の復活を待つ。
●ディーナス→冴島を利用?
△ムーンサンダー→翌日に目覚める。
これでCR編初日終了です。近々避難所に裏話書きますので。
418名無しより愛をこめて:05/01/22 04:43:40 ID:B1YdGQxI
「えいっ!」
「はあああっ!」
「ふんっ!」
「このっ!」
襲ってくる改造兵士達を次々に倒していくお京、雪乃、ヤミマル、キリカ。
お京「何だよこいつら…倒しても倒してもきりがねぇ!」
ヤミマル「諦めるな!数には限界があるはずだ!」
雪乃「でも…いくらなんでもこんな沢山…」
4人の体力に限界が見え始めていた…その時である。

ドォォォォォン…

改造兵士達の背後で爆発音が発生し、次々と兵士達がなぎ倒されていく。
その爆発の向こうには…いづみと由真、結花の姿があった。
雪乃「いづみさん!」
お京「由真さんに結花さんも…助かったぜ!」
いづみ「すまない、遅くなって」
ヤミマル「いや…無事で良かった」
由真「あとは京子達とセーラー服反逆同盟だけだな」
雪乃「それに晃さんのご家族も…」
結花「そのことなんだけど…実は…」
キリカ「…何かあったの?」
いづみ「…ついてこい」
いづみの後を追うヤミマル達。その先には大きな扉があった。
ヤミマル「ここは?」
ヤミマルの問いに答える代わりに、いづみがそっと扉を開ける。扉の向こうには…数千、いや数万の女性が培養液に漬けられ、怪しく光っていた。
雪乃「これは…」
「時空破断装置の動力源だ。最もまだ目標の25%の出力しかないがな」
419名無しより愛をこめて:05/01/22 04:47:40 ID:B1YdGQxI
ヤミマル「誰だ!」
声の主はライオンオルフェノク…そして横にはムースオルフェノクがいた。
ライオンオルフェノク「まさかこんな所にいるなんてな…」
ムースオルフェノク「まあ、いいさ。どうせここからは出られないんだから」
ヤミマル「そうはいくか!みんな、行くぞ!」

・ヤミマル、キリカ、いづみ、お京、雪乃、由真、結花 VS ライオンオルフェノク、ムースオルフェノク
420名無しより愛をこめて:05/01/22 22:52:43 ID:td5tA5gD
保守あげ
421名無しより愛をこめて:05/01/23 02:34:07 ID:qmqTJ8xh
帯刀コンツェルン本社の正門の前ではジャンパーソンとガンギブソンがメタルゼールを迎え撃っていた。

「けっ、どうやら打ち止めみたいだな。」
ガンギブソンがメタルゼールが出てこなくなることを確認する。
「油断するな、帯刀がまだ何か出してきそうだ。」
ジャンパーソンがジャンデジックを構えならが警戒する。

そのとき、赤いカメレオンの舌の様な鞭がガンギブソン向かってきた。
「なにぃ、うわっ!」
その鞭でガンギブソンは吹き飛ばされ柱に叩きつけられる。
「ガンギブソン!」
ジャンパーソンがガンギブソンに駆け寄る。

「どうやらショーはこれからの様だな・・・・。」
鞭を振りかざした緑色に輝く戦士が現れた。
「貴様がガンギブソンを!」
「へへへ、そいつは失礼、俺は仮面ライダーベルデ、もう二度と会うことはねぇ様だからよく覚えておきな!」
彼は更にはベルデサバイブになっていた。

・ジャンパーソン、ガンギブソンVS高見沢逸郎/メタルベルデ
422名無しより愛をこめて:05/01/23 10:07:05 ID:B/iNBXrQ
仮面ライダーブレイド
423名無しより愛をこめて:05/01/23 21:32:51 ID:gIKHcMov
デカは、絡めづらいから参加は無しだな
424名無しより愛をこめて:05/01/23 21:35:57 ID:1iLur8QC
デカアンチ乙
425名無しより愛をこめて:05/01/23 22:06:00 ID:gIKHcMov
ねぎらいサンクス。
んじゃあ、確定で良いって事だね
426名無しより愛をこめて:05/01/23 22:40:47 ID:ncm6v9/q
デカはまだ先だろ。
427名無しより愛をこめて:05/01/24 00:10:52 ID:CKaxRN9U
>423
世界観が違うとか、絡めづらいなんてのは理由にならない。
そんなに出したくないならここじゃなく避難所に書きな。
まあ、誰もお前の意見に賛同なんてしないだろうがw
428名無しより愛をこめて:05/01/24 00:49:47 ID:NNKBAaoh
まぁ、gIKHcMovの文章能力では絡めづらいのは仕方ないだろうな(w
429名無しより愛をこめて:05/01/24 02:16:09 ID:G1iQjeZZ
「ゲット」「ゲット」「ゲット」「ゲット」「ゲット」
王蛇にバッタバッタに倒されるオルゲット達。
「行くぞ!」

    『ファイナルベント』

王蛇がカードをベノバイザーに装填するとその無機質な声と共に契約モンスター、ベノスネーカーが王蛇に向かってくる。

「喰らえぇぇぇ!ベノクラッシュぅぅぅ!」

「ゲェェェェツゥゥゥ!」
ダンディ板野が王蛇の必殺技、ベノクラッシュを喰らい後ろの山の先まで吹き飛ばされた。
「こ、こいつはぁヤバイバ!」
ダンディ板野を倒され、そそくさと公園から逃げるヤバイバ。
「逃げられたか・・・。」
ヤバイバが逃げたほうを見ながら変身を解く王蛇。
430名無しより愛をこめて:05/01/24 02:17:01 ID:G1iQjeZZ
「わーい、お兄さんありがとう!」
カメラ小僧三人組が浅倉に駆け寄る。
「君達、大丈夫だったかい。」
三人を見てほっとする浅倉。
「これからお兄さんはどこへ行くの?」
と、加納が聞く。
「これから、俺は待っている人の所へ向かうんだ、じゃあな!」
と浅倉はこの場を立ち去る。
「さよーならー、ありがとー!」
と、言いながら三人は浅倉に手を振る。

(北岡、それにライダーのみんなも無事だといいんだけどな・・・・今すぐ向かうから待っていてくれよ。)
浅倉は北岡たちの安否を気にしながらアンチバダム同盟へと向かった。

○仮面ライダー王蛇/浅倉威→アンチバダム同盟へ
431名無しより愛をこめて:05/01/24 19:33:02 ID:Q7udHf+2
場所は知らないはずじゃ(w
432名無しより愛をこめて:05/01/25 23:11:58 ID:wYjLzrJI
場所は神崎が教えてくれるので無問題。
433名無しより愛をこめて:05/01/25 23:21:08 ID:MuPAFujp
ゴメス殺しちゃおうか?
434リトラ:05/01/26 00:24:42 ID:yRXwmnMH
呼んだ?
435名無しより愛をこめて:05/01/26 21:11:32 ID:sVDaWOyP
そういう、ボケ突っ込みはいらないから(w
436名無しより愛をこめて:05/01/26 22:20:11 ID:W281GvnH
ゴメス殺したら情報得られなくなるじゃないか。
437名無しより愛をこめて:05/01/27 03:10:50 ID:qJzctZwp
>>255-257

エリアルベースの一室、そこでは
我夢とナガレがゴーゴーファイブの変身道具、ゴーブレスを修理していたが思ったより進まない。

「思ったよりも損傷が激しいですね。」
我夢がゴーブレスを見ながら頭を抱える。
「こんな時に父さんがいてくれたら・・・・。」
ナガレが落ち込んでいると部屋のドアが開いた。

「おっ、ナガレ、こんなところにおったのか。」
「父さん!」
入ってきたのは巽兄弟の父親、巽モンドであった。
「どれどれ、ゴーブレスを見せてみろ。」
モンドはゴーブレスを手に取るとまじまじと見た。
「よし、ここはの言うとおりにすれば直るぞ。」
「ありがとう、父さん!」
「巽博士、助かります!」
早速三人は修理を再開した。
438名無しより愛をこめて:05/01/27 03:12:40 ID:qJzctZwp
数分後、ゴーブレスの修理が終わり巽兄弟に手渡された。

「父さん、やっぱり僕たちの事がわかったんだね!」
「やっぱ親父は凄いよ!」
「よかった・・・私たち一時はどうなるかと思っていたけど。」
「お前たち、早速いくぞ!着装!」
マトイの合図で一同はゴーゴーファイブへと着装した。

「既にゴーライナーも救急マシンも準備は出来ておる、いつでもいけるぞ!」
「でも父さん、うちは昨日、破壊されたはずじゃ。」
ダイモンが昨日、自宅でもある巽災害研究所が破壊された事を思い出す。
「大丈夫じゃ、実は破壊と見せかけた立体映像だからうちはまだ残っとるぞ。」
モンドが自信満々に言う。
「そうだったのか、父さんは一味違うなぁ。」
ダイモンが興奮しながらいう。
439名無しより愛をこめて:05/01/27 03:14:09 ID:qJzctZwp
「わしはベイエリア55に戻ってミントと共にお前たちをサポートするぞ。」
「ありがとう、これで百人力ね!」
マツリが嬉しそうに言う。

「おや、そういえば我夢は?」
マトイが我夢がいない事に気づく。
「我夢ならなんか渡したい物があるってジオベースから連絡が入って、そこへ行ったよ。」
我夢と一緒に修理をしていたナガレが答える。
「そうか、俺たちが我夢の分まで戦おうぜ、それにリョウマたちも待っている、急ごう!」
「おう!」
「ゴーライナー発進!」
五人は早速、ギンガの森へ向かった。

「マトイ、ナガレ、ショウ、ダイモン、マツリ、地球の平和はお前たちにかかっておるぞ・・・・。」
モンドはそういうと部屋を後にした。


○ゴーゴーファイブ→ギンガの森へ向かう。
○巽モンド、ミント→ベイエリア55でゴーゴーファイブのサポートする。
○高山我夢/ウルトラマンガイア→ジオベースへ。
440名無しより愛をこめて:05/01/27 22:51:10 ID:XUK19BwD
どくろ団とゴメスはどうするの?
441名無しより愛をこめて:05/01/28 23:05:43 ID:NeYPYDmo
>>101
一方、地上での戦いは…。
『ブルライアット!』
ヒュウガとライアの2つのブルライアットから放たれた光弾がバットバスを襲う。
しかしバットバスは手に持った巨大な斧でその攻撃を弾いた。

ライアのコピーベントの能力を見たゴビースはニヤリと笑いながら言った。
「ほぅ、お前もそんなことが出来るのか…」
「何…?」
続いてライアは「スイングベント」のカードをエビルバイザーに装填する
…と同時に、ゴビースが叫んだ。
「ライアモード!」
するとゴビースの額の色が赤紫に変わる。
「エビルウィップ!」
そしていつの間にかゴビースの手に現れたムチが、同じくムチを構えたライアを襲った。
「うわっ!」
「くくく…どうだ自分自身の武器の味は…」

そしてZOもバマースの砲撃に身動きが取れなくなっていた。

「リョウマ、ヒュウガたちもピンチよ!」
起き上がった超装甲ギンガイオーの中にサヤの声が響く。
「分かっている、でもギンガ大火炎が使えない!」
「でもリョウマ…ここままだと…」
「…しかし、今、魔獣を倒しても意味がない!」
442名無しより愛をこめて:05/01/28 23:06:27 ID:NeYPYDmo
『いや、倒すんだ』
その時5人にモークの声が届いた。
『星獣たちがそう言っている』
「え…ギンガレオンたちが…?」
そう言ってリョウマは目を閉じて星獣の声を聞く。
「…ギンガレオン、何か策があるんだな。分かった、やってみる!いくぞ、みんな!」
「おぅっ!」

「いくぞ地球魔獣、イリエス!」
超銀凱剣を2体に向けて構える超装甲ギンガイオー、その後ろに鋼星獣が続く。
「無駄だ!」
地球魔獣の上でゼイハブが声を上げ、同時に地球魔獣が突進を始めた。
だがそれは、ギガバイタスの一斉砲撃によって食い止められる。
続いてギガフェニックスとギガライノスの合体攻撃がイリエス、地球魔獣を襲う。
「トドメだ、銀河獣王無尽斬り!」
飛び上がった超装甲ギンガイオーが放った必殺剣技が2体を切り裂いた。

超銀凱剣によって切り裂かれバラバラの肉片となった地球魔獣…
だが、そのまま放置していたままでは再び蘇ってしまう…
と、その時、魔獣の肉片が飛び上がり超装甲ギンガイオーに張り付いたのだ。
「!?」
これに驚いたのはリョウマたち5人だ。
「まさか…」

かつてバルバンの魔人の吐く毒ガスが街を覆い尽くそうとした時、
星獣たちはその毒ガスを体内に吸い込み、人々を救ったことがあった。
その時と同じことをしようとしているのだ。
「やめるんだ、ギンガレオン、そんなことをしたら…うわぁっ!」
必死に止めようとする5人だが、外に投げ出されてしまった。

そんなことをしたらどうなるかは、リョウマたちだけではなく星獣たちも知っているだろう。
魔獣の瘴気の気配が辺りから完全になくなった時、1つの巨大な石像が出来上がっていた。
443名無しより愛をこめて:05/01/28 23:07:19 ID:NeYPYDmo
「チッ…地球魔獣を失ったが、星獣を倒せたので良しとするか…」
石像となった超装甲ギンガイオーの前で立ち尽くす5人の前に、
倒される前に地球魔獣の要塞から脱出していたゼイハブとシェリンダが立ち塞がった。
「ゼイハブ、許さんっ!」
「フンッ…そんなこと言ってられるのも今のうちだけだ…見ろ!」
…とゼイハブは、空を指差す。
見上げると、赤い光がこちらに向かって飛んで来ている…。
「いい所にやって来てくれるなぁ、義兄弟!」

そう、それは月から地球に向かって飛来するグレゴリとゲルマディクスだった…。
444名無しより愛をこめて:05/01/29 15:18:44 ID:1+Hde25l
「グギャァァァァ!」
ゲルマディクスが地上に降り立つとともに石像と化したギンガイオーを向いて雄たけびをあげた。

「おう、兄弟、やってきたぜ。」
「グレゴリ、ギンガイオーをゆっくり料理してやれ。」
「おう、ギンガイオー、ここで終わりだ。」
ゼイハブの言われるままにゲルマディクスがギンガイオーに炎を放とうとしたとき、

「ライナーキック!」
「グギャァァァ!!」
突如、白いロボットがゲルマディクスにとび蹴りを喰らわせる。
「て、てめぇ邪魔する気か!」
グレゴリがそのロボットを見て叫ぶ。
「さあ、貴様の相手はこのライナーボーイだ!」
そのロボットは救急戦隊の人工知能搭載ロボ、ライナーボーイだ!
445名無しより愛をこめて:05/01/29 15:19:59 ID:1+Hde25l
「まずはてめぇからだ、やっちまえ!」
「グギャァァァ!」
ゲルマディクスはライナーボーイに連続でエネルギー光線を吐く。
「うわぁぁぁ!!」
ライナーボーイはブラスターシールドで防ぐが、エネルギー光線で吹き飛ばされる。
「ここまでかぁ、じゃもう一発お見舞いしてやるぜ!」
ゲルマディクスがライナーボーイに再びエネルギー光線を撃とうとした時・・・。

「ラダーボンバー!」
ゲルマディクスにパンチが打ち込まれる。
「また邪魔が入ったか。」
グレゴリがその方向を見るともう一機の巨大ロボがいた。
「ゴーゴーファイブ、遅かったじゃないか。」
その巨大ロボはゴーゴーファイブの巨大ロボ、ビクトリーロボだ!
446名無しより愛をこめて:05/01/29 15:20:40 ID:1+Hde25l
「リョウマ、助けにきたぜ!」
ゴーレッドがギンガマンを向く。
「マトイ、来てくれると思ったよ。」
リョウマがビクトリーロボを見てほっとした。

「なら俺も行くしかねぇな・・・。」
グレゴリはゲルマディクスの背中から飛び降りると巨大化した。
「よし、俺たちの気合を奴らに見せてやるぜ、フレーバーソード!」
ビクトリーロボは必殺剣、フレーバーソードを構えた。

・ビクトリーロボ、ライナーボーイVSグレゴリ、ゲルマディクス
447名無しより愛をこめて:05/01/30 02:33:42 ID:IZbRJ79G
>>380
バルカンベースに横浜でレギオンを倒したお茶ノ水たちを乗せた輸送機と、
怪獣ランドを開放したバトルフィーバーの母艦、バトルシャークとジャイアントロボが到着した。

「嵐山長官、わしらの戦いどうじゃたか!?」
お茶の水博士が自慢げに高笑いする。
「博士、それは後で聞かせてください。」
嵐山長官が苦笑する。
お茶ノ水博士たちが戦っていたとき、バルカンベースは洗脳されたジュウレンジャーたちに襲われていた。
「長官、先に着替えてよろしいでしょうか?」
三神博士が嵐山長官に聞く。
博士たちはRVロボに操縦した際、地球平和守備隊のパイロットスーツが支給されていたからだ。
「どうぞ、着替えが終わったら会議室に来てください。」

「長官〜ん!」
「何急いでいるんだよ!」
そこに青い服を着た青年と竜に乗った妖精が入ってきた。
「君はオーレンジャーか、既に星野君たちもいるから会ってきたらどうだ?」
嵐山長官は彼をオーレンジャーのオーブルーこと三田祐司だとわかった。
「はい、ありがとうございます!ベルベラ、行くぞ!」
「って急ぐなよ。」
祐司とベルベラは急いで他のメンバー元へ向かった。

○嵐山長官→一同を会議室に集める。
448名無しより愛をこめて:05/01/30 23:59:27 ID:R3WoBXsx
保守あげ
449名無しより愛をこめて:05/01/31 03:53:10 ID:tltNbUDG
祐司は嵐山長官に教えられたとおり、会議室に入った。

「隊長ぅ!」
「祐司、お前も無事だったか。」
祐司が会議室に入るとオーレンジャーの隊長、星野吾郎に加え、四日市昌平とリキもいた。

「よかったぜ、お前が生きていただけでもほっとするぜ!」
昌平が祐司の肩をたたきながら喜ぶ。
「昌平、そんなに喜ばなくてもいいだろ。」
祐司もそうはいっても再開はうれしかった。

「祐司さん、まだ樹里さんと桃さんは・・・。」
リキの方は不安そうな顔だった。
「でも、こう四人がそろえたんだ、だから近いうちに戻ってくるよ。」
祐司がリキを励ます。
450名無しより愛をこめて:05/01/31 03:53:58 ID:tltNbUDG
「君たちがオーレンジャーか。」
いつもの軍服姿に着替えた石室コマンダーが会議室へ入っていった。

「あなたは、XIGの石室コマンダー。」
「ああ、君たちの活躍は常に聞いている。」
「ありがとうございます!」
石室コマンダーと吾郎が握手をする。
「そろそろ嵐山長官が来るから席へつこう。」
石室コマンダーに言われるまま、オーレンジャーたちも席についた。

一同が席へつき終わると最後に嵐山長官が入っていった。
「みんな、そろったか、早速だがミーティングに移ろう。
そして、メンバーが揃い、ミーティングが始まった。
451名無しより愛をこめて:05/01/31 04:01:55 ID:tltNbUDG
○嵐山長官、夢野博士、ドロシー・アンダーソン、佐原博士、光明寺博士、お茶の水博士、三神博士、滝川博士、
大河内参謀、小中井副参謀、石室コマンダー、アマギ隊員、
バトルフィーバーJ(バトルジャパン/伝正夫、バトルフランス/志田京介、バトルコサック/神誠、バトルケニア/曙四郎、ミスアメリカ/汀マリア)
サンバルカン(バルイーグル/飛羽高之、バルシャーク/鮫島欣也、バルパンサー/豹朝夫)、
ジュウレンジャー(ティラノレンジャー/ゲキ、トリケラレンジャー/ゴウシ、マンモスレンジャー/ダン、タイガーレンジャー/ボーイ、プテラレンジャー/メイ、ドラゴンレンジャー/ブライ)
バンドーラ、トットバット、フックバック、プリプリカン、
オーレンジャー(オーレッド/星野吾郎、オーグリーン/四日市昌平、オーブルー/三田祐司、キングレンジャー/リキ)、ベルベラ、ガルガル3、
キカイダー/ジロー、キカイダー01/イチロー、ビジンダー/マリ、
セーラー戦士(セーラーマーズ/火野レイ、セーラージュピター/木野まこと、セーラーヴィーナス/愛野美奈子、セーラーちびムーン/ちびうさ)、
ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事、スパイダーマン/山城拓也
宇宙刑事(ギャバン/一条寺烈、シャリバン/伊賀電、シャイダー/沢村大、アニー)、スピルバン/城洋介、
エクシードラフト(シンクレッダー/叶隼人、ドラフトブルース/村岡耕作、ドラフトキース/大熊拳)、
ビーロボ(カブタック、クワジーロ、テントリーナ、ガニラン、スパイドン、コブランダー、シャークラー、ダンゴロン)、
高円寺譲、吉祥寺蔵之助、三鷹小百合、本田律子警部、
ジャイアントロボ、U7(草間大作)、ウルトラマンナイス/夢野銀河、ゴールドプラチナム、
村上ユウコ/美少女仮面ポワトリン、ポワトリンプティット/村上モモコ、
→会議を始める。

なるべく他の人が書き込める様に努力しましたのでアイディアがあれば会議の方をどんどん進めてください。
あと、ジライヤは既に情報収集しているという形にしました。

避難所に特筆事項も書きましたのでここも参考にしてください。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2487/1047954908/24
452451:05/01/31 04:15:36 ID:LJPX+bHb
ジャイアントロボは抜かしてください。
453名無しより愛をこめて:05/01/31 20:39:32 ID:lPBE9yBp
ビーロボはカブタックとシャークラーだけだよ。
あと、マリーンが抜けている
454名無しより愛をこめて:05/01/31 20:40:06 ID:jD+C4+1m
008編の一部始終は番場壮吉が判る範囲でレポートにまとめたって事にしてください。
455名無しより愛をこめて:05/01/31 21:55:43 ID:w1XeXaUE
あれ?譲やクワジーロ達はまだ交番?
456008編:05/01/31 22:00:45 ID:jD+C4+1m
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
早速ですがネタ投下です。

>>219

星司「こちら北斗、ブルックリンチーフ応答せよ!」
ブルックリン「こちらブルックリン、準備は出来ています?!」
夕子「こちらは準備完了です、手順の方を教えてもらえませんか?」
ガンヘッド507『手順は…。まず、私がカウントダウンを行います…。
そして、それに合わせてあなた方が手動パージ操作を行います…。
なるべく息を合わせてください。そうでないと…。』
星司「姿勢制御が困難になる…。」
ガンヘッド507『そう言う事です…。』
ガンヘッド507の冷徹な声が響く。

星司「だが、今はそれしかない…。」
星司はタッチパネルの「purge」の表示に手をかける。

星司「ガンヘッド、カウントダウンを!」
ガンヘッド507『了解です、北斗隊員!カウント10秒前、9、8、7…!』
ブルックリン「6、5、4、3、2、1…」
星司&夕子「パージ!!」
星司と夕子がタッチパネルを力強く叩く。

すると、まるでタイミングを合わせたかのように尾部コンテナを乗せた
マキシマ・オーバードライブ・ブースターがウルトラHSTから切り離された。
一瞬、機体が不安定な挙動を見せるが、すぐさま星司と夕子が立て直す。
457008編:05/01/31 22:02:39 ID:jD+C4+1m
ジャンヌ「消火作業、終了します!」
ウルトラHSTの火災の鎮火を確認したジャンヌは、消火剤のスイッチをオフにした。
ガンヘッド809『これより、008国際空港に誘導を開始します…!』
そう言うとマルキューは、ジャンヌを乗せたコンクルーダーをブルックリン機にランデブーさせた。
そして、ウルトラHSTの目の前に2機一緒に移動する。

星司「こちら北斗、マイティ号応答せよ!」
天田「こちらマイティ号、どうやら無事成功したみたいだな…!」
夕子「本当に助かりました、天田キャプテン…!」
天田「なぁに、君たちの息が合っているから成功したものさ…!」
星司と夕子、そして天田隊長がお互いの健闘を讃え会う。

ガンヘッド808『008国際空港のガイドビーコン、受信しました!』
天田「いよいよ到着か…。」
すると、マイティ号のレーダーに味方の識別反応が3機確認された。

奈美「レーダーに008国際空港から飛び立った味方機、確認しました!」
今井「種別は?!」
奈美「確認済みの2機はジャッカー電撃隊のスカイエースと、ブルースワットのスターフォートレス…。
もう1機は不明ですが…、味方機です!」
天田「源、スクリーンを!」
源田「SMJ!」
源田隊員がメインスクリーンを拡大モードにする。

天田「こいつは…、バイクロッサーの『スターコア』だ!」
天田隊長の言う通り、スカイエースやスターフォートレスと一緒にランデブー飛行していたのは、
兄弟戦士バイクロッサーの次元移動基地「スターコア」であった。
458008編:05/01/31 22:04:31 ID:jD+C4+1m
その時、通信機から番場の声がマイティ号のブリッジに響いた。
番場「天田キャプテン、聞こえますか?」
天田「聞こえてますよ、番場隊長…!」
番場「任務ご苦労です、天田キャプテン…。そして北斗星司君と南夕子さん…、008へよそうこそ…。」
星司「こちら北斗、貴方がジャッカー電撃隊行動隊長の番場壮吉さんなんですね?」
番場「そうですよ…。よくご存じで…。」
星司「エースから聞かされていました…。ジャッカー電撃隊には、番場壮吉と言う凄い男がいるって…。」
星司が笑顔を見せながら番場と談笑する。

星夫「ミーン君、いるの?!」
その時、ウルトラHSTの通信機に大原星夫の声が響いた。彼は妹の月子やドリちゃんこと青山ミドリ、
そしてジュリー・ワイズマンらとともにバイクロッサーのスターコアに乗り込んでいたのだった。

ミーン「星夫君…、星夫君だね!約束通り来たよ…!」
星夫「ミーン君も無事で…!」
再開を喜び合う星夫とミーン、その横でミドリとジュリー、月子が思わずもらい泣きしていた。

マコ「良かったわね、ネムリン…。」
ネムリン「良かったっちょ!」
スカイエースの中で通信を聞いていたネムリンと大岩マコも喜んでいる。
459008編:05/01/31 22:06:02 ID:jD+C4+1m

ケン「(君がモチロンなのかい?)」
モチロン「(お前、テレパシーが使えるのか?)」
ギン「(僕達はバイクロッサーだから、君と話はちゃんとできるよ…。)」
ミドリ「(私も、妖精とお話しできるから貴方とお話しできるわ…。)」
バイクロッサー・ケンとギンも、テレパシーでモチロンと挨拶を交わす。
そしてその横にミドリも入ってくる。

大原博士「北斗隊員と南隊員ですか?私はブルースワットの顧問である大原雄介です。改めて、008へようこそ…。」
夕子「大原博士ですか?ムーンタウン建設の際はお世話になりました…。」
星司「夕子、知り合いなのか?」
夕子「ええ…。」
大原博士「彼が、北斗星司君かね…?」
夕子「そうです…、元ウルトラマンエースだった星司さんです…。」
大原博士に夕子が星司の事を紹介する。

大原博士「積もる話もあるでしょうけれど、今は後です…。」
番場「詳しい話は、008地下エリアのAPPLE基地で…。」
星司「判りました…。」
夕子「こちらウルトラHST808号…、008国際空港コントロールセンター応答せよ…。」
空港管制官『こちら008コントロール。808号機は35番滑走路へ…。』

今、かつてウルトラマンエースだった2人の男女と仲間達を乗せたウルトラHSTが、無事008の地を踏む事に成功した…。
そして、心を同じくする仲間達と合流を無事果たしたのであった…。

しかし、これはこれから始まる008の一番長い日のプロローグでしかなかった…。

(008編1日目、完)
460008編:05/01/31 22:06:50 ID:jD+C4+1m
008編のヒーロー側の面子です

○ジャッカー電撃隊⇒桜井五郎/スペードエース、東竜/ダイヤジャック、カレン水木/ハートクイン、
大地文太/クローバーキング、番場壮吉/ビッグワン
○ブルースワット⇒ショウ、サラ、シグ、ザジ、南三郎、岩山鉄五郎
○バイクロッサー⇒水野拳/バイクロッサー・ケン 水野銀次郎/バイクロッサー・ギン
○大原雄介、大原星夫、大原月子、ジュリー・ワイズマン、大岩マコ、ネムリン
⇒マイティジャック隊と無事合流

○北斗星司、南夕子、梅津ダン、梅津加代子、ミーン、モチロン⇒008に無事到着
○マイティジャック隊⇒天田一平、源田明、今井進、江村奈美、ブルックリン、宝忍ジャンヌ、ガンヘッド507、
ガンヘッド808、ガンヘッド809⇒救出任務完了

とりあえず、008編の1日目はこれで終了です…。
461名無しより愛をこめて:05/02/01 12:23:12 ID:v/WnDOsi
>>446

ゴビースの強烈な鞭攻撃に立ちすくむライアだったが、その時、何かに気づいたようだ。
「それだ!」
再び立ちあがったライアはカードを装填する。

    『FINAL VENT』

契約モンスター、エビルダイバーが現れ、ライアが飛び乗る。
「馬鹿め、気でも狂ったのか?ライアモード!」
ゴビースもエビルダイバーを出し、それに乗るが、
ライアの向かったのはゴビースでは無かった。
「ど、どこへ向かったんだ?」
コピーエビルダイバーの上で慌てふためくゴビース。
462名無しより愛をこめて:05/02/01 12:24:13 ID:v/WnDOsi
「グォォォォォ・・・・。」
ライアが狙ったのはゴビースではなく、ZOを襲っていたバマースであった。
その一撃でバマースは爆発の中へ消えていった。

「ば、バマース!」
ゴビースが気づいた時には既にバマースは倒されていた。
その爆炎から現れたのはライアではなくZOだった。

「裏をかいたとでもいうのか!?」
「ZOキック!」
「俺のコピー能力を逆に利用するとは・・・グワァァァァ!」
ZOの必殺技、ZOキックによりゴビースはコピーエビルダイバーから落とされ、
落下の衝撃で爆発を起こした。

「ライア、あとはバットバスだけだ。」
「ああ、急ごう。」
二人はブルブラックの元へ急いだ。

●バマース→ライアに倒される
●ゴビース→ZOに倒される
463008編(会議バージョン):05/02/01 23:31:59 ID:56AanoFl
008編、会議バージョン

>>459-460

マイティジャック隊と、月からのウルトラHSTが008に到着して約2時間後…。

008地下エリアのAPPLE日本支部には、ジャッカー電撃隊行動隊長の番場壮吉と
マイティジャック隊の天田隊長、ブルースワットのシグと南三郎とガンテツこと岩山鉄五郎、
バイクロッサーの水野兄弟、そして青山ミドリと宝忍ジャンヌの9名が、大型スクリーン付き
の会議室に集まっていた。
大型スクリーンにはバルカンベースの嵐山長官が映っており、バルカンベースの会議場と
はオンラインで結ばれていた。

勿論、地下と言っても人工地盤の「地下」ではなく、正真正銘の大地の下であった。
そこに、APPLE最大規模を誇る巨大基地が展開されているのだ。言ってみれば空中都市
008と言う街は、APPLE日本支部の上に構築された学術研究都市とも言えた。

その大型スクリーンを背に、眼鏡をかけた一人の老人が会議室にいる一同を見据えてた。
この老人こそが、マイティジャック隊とブルースワットを統括するAPPLE日本支部総司令=
ゼネラル藤井こと藤井泰蔵であった。
464008編(会議バージョン):05/02/01 23:33:14 ID:56AanoFl
ゼネラル藤井「嵐山長官、そちらの報告は一部始終聴かせてもらいました…。」
嵐山長官「そちらの方も色々と報告があるみたいですが、是非我々にもお聞かせ願います…。」
ゼネラル藤井「番場君や天田君のレポート…、ジャンヌさんの件…、それに佐原博士から預かっ
た大鉄人ワンセブンの所在がハスラー教授に漏れた事…。」
大原博士「そして、RS装置の設計データが奴らにコピーされた事…。」
番場「さらに…、008を襲撃した黒幕についてです…。」

○ジャッカー電撃隊⇒番場壮吉/ビッグワン
○ブルースワット⇒シグ、南三郎、岩山鉄五郎
○バイクロッサー⇒水野拳/バイクロッサー・ケン、水野銀次郎/バイクロッサー・ギン
○マイティジャック隊⇒天田一平、宝忍ジャンヌ、藤井泰蔵
○大原雄介、青山ミドリ
⇒テレビ会議にてバルカンベース会議に参加

008編の面子はオンラインと言う形でバルカンベース会議に参加と言う形でよろしいでしょうか?
465名無しより愛をこめて:05/02/01 23:36:55 ID:hOplYyT4
会議期待あげ
466名無しより愛をこめて:05/02/02 02:33:08 ID:5IPqM5Vy
>>464
いいですよ。
うまく進めてください。
467名無しより愛をこめて:05/02/03 02:58:28 ID:2nuEIOrk

セイザーレルムズがメ・ガルメ・レを倒し、平穏が戻った長野県立中央病院に
ウルトラ警備隊のポインターが到着した。

「隊長!」
病院から出たサツマ隊員とソガ隊員がポインターに近づく。
「サツマ、ソガ、グロンギの方はどうなったんだ?」
ポインターからキリヤマ隊長とフルハシ隊員が降りてきた。
「オーレンジャーの一人と見た事ないヒーローが二人が倒しました。」
サツマ隊員が二人に説明する。

「で、この壁はグロンギにやられたんだな、酷い奴らだな。」
フルハシ隊員がレルムズが誤って破壊してしまった壁の方を見る。
(言わないでおこう・・・・。)
二人が真実を言わないほうがいいと思っているのは言うまでも無い。
468名無しより愛をこめて:05/02/03 03:00:57 ID:2nuEIOrk
「参謀長の方はどうなったんだ?」
フルハシ隊員が聞いてくる。
「参謀長は面会謝絶なので不安ですが、心強い見方がいます。」
「心強い見方?」
サツマ隊員の返答にフルハシ隊員が不思議がる。
「でも病院の方は大丈夫だろう、中央署へ戻ろう。
キリヤマ隊長の一言で隊員たちはポインターに乗り、中央署へ戻って行った。

「ウルトラ警備隊か、彼らがいるなら大丈夫だな。」
中央署へ向かうポインターを白衣の男が見ていた。
「先生、そろそろ戻ってください。」
一人の看護婦が男に声をかける。
「愛、今行くよ。」
その男、伝通院洸は看護婦である魚住愛と共に病院の仮設テントへ戻っていった。


○ウルトラ警備隊(キリヤマ、フルハシ、ソガ、サツマ・ジロウ)→中央署へ戻る。
469名無しより愛をこめて:05/02/03 23:07:55 ID:A8bDBdcq
保守
470周防美琴:05/02/05 01:30:44 ID:vpxgtkmn
ったく、愛理の奴、会議書かないのか?
ならあたしが書くぜ。
471周防美琴:05/02/05 01:41:24 ID:vpxgtkmn
>>464
「黒幕・・・やはりバダムでしょうか?」
夢野博士が問いかける。
「今、管理センターの方で奴らが落とした通信機を解析しています。
やはり、あのバラノイアのジャミングがかかった状態で通信が出来るのでバダムだという事が分かりました。」
大原博士が答える。
「やはり、それだけあのジャミングが協力だったわけですね。」
吾郎が大原博士に言う。
「バラノイアの霧吹山基地の破壊でなんとかジャミングを

「あ、博士・・・。」
三郎がモニターを見て、佐原博士がいる事に気づく。
「三郎君か、久しぶりだな、ブルースワットの方はどうだ。」
佐原博士が三郎に話しかける。
「訓練は厳しいですけど、それでもショウさんたちと仲良くやっています。」
三郎が佐原博士に嬉しそうい言う。
「博士、ワシがいる事を忘れないでくださいよ!」
横からガンテツが顔を出す。
「ハハハ、君の事も忘れていないよ、二人ともブルースワットでの活躍は私も何度も聞いている。」
「ありがとうございます!」
佐原博士のねぎらいに三郎が礼をいう。
472周防美琴:05/02/05 02:04:32 ID:vpxgtkmn
「〜ジャミングを
の所は
「バラノイアの霧吹山基地の破壊でなんとかジャミングは消えて通信網も回復しましたが、それでも完全に払いきったとはいえない。」
大原博士が答える。

だった、スマソ。
473周防美琴:05/02/05 02:39:51 ID:vpxgtkmn
あたしはここまでだから
誰でもいいから続きかいてくれよ。
474008編(会議バージョン):05/02/05 18:12:15 ID:rI2K28IC
周防さまサンクスです。
こちらもさらにネタ投下します。

>>471

大原博士「それに、あの通信機のフォーマットですが…。現時点で判る限りで言えば、
あれは時空破断システムの原理を応用した通信システムを内蔵した物です…。」

大原博士の詞に、一同がざわめく。

お茶の水博士「と、言いますと?」
大原博士「あの通信機の通信波は、電波やレーザー、それにブルースワットやAPPLEで使用している
特殊通信回線のタキオン波ではなく、時空震動波そのものを通信波に使っているんです。
既存のジャミングでは、まず彼らの通信を妨害する事は不可能に近いでしょう…。他に…。」
夢野博士「他に、何かあるのですか?」
大原博士「ええ…。あの通信機のシステムですが、あれを応用すれば既存の通信システム全てに
干渉する事が出来るのです…。奴らがその気になれば、私たちの通信システムは勿論の事、テレビ、
ラジオ、各種無線、携帯電話、インターネット…、その全てをジャックする事が可能なのです…。」
光明寺博士「それではまるで、時空破断システムそのものでは…。」
大原博士「ええ…。まさしくその通りです、光明寺博士…。」

475008編(会議バージョン):05/02/05 18:12:57 ID:rI2K28IC
ドロシー「防ぐ手だては無いのですか?」
大原博士「現時点では、私たちが同じようなシステム…。仮に『超時空ネットワーク』とでも言うべき
システムを構築しない限り不可能です…。」
ゼネラル藤井「そこで我々は、現時点で判明した超時空ネットワークの詳細をバルカンベースに転送いたします。
我々の方でも解析作業を続行いたしますが、皆様の方でも独自に解析作業を進めてもらえませんでしょうか…?」
大原博士「それと、気休めですがブルースワットとAPPLEで使用してる特殊通信回線を皆様に開放いたします…。
超時空ネットワーク完成までの繋ぎにはなるでしょう…。」
そう言うと大原博士は、バルカンベースに超時空ネットワークの解析データと、
特殊通信回線のフォーマットを記したデータを転送したのであった…。

○大原博士⇒超時空ネットワーク解析データと特殊通信回線の仕様書を公開。

これで暫くヒーロー側は、敵側が超時空ネットワークを使わない限り通信が可能と言う事でよろしいでしょうか?
476名無しより愛をこめて:05/02/05 23:52:01 ID:2DMYRG/w
またも期待あげ
477名無しより愛をこめて:05/02/06 06:12:50 ID:PO4db8L5
ドリルちんちん
478名無しより愛をこめて:05/02/06 10:30:05 ID:ftwRQP+i
特捜戦隊デカレンジャー
479超古代編 1:05/02/07 17:34:19 ID:aq1+ohBB
では僭越ながらまだ登場していないキャラを使って一本書かせていただきます。

山道を一台のバイクが疾走していた。
それに乗る男の名前は瀬川耕司。かつて、仮面ライダーを名乗り宇宙からの脅威を人知れず倒した男だ。
瀬川には一つ不安なことがあった。彼が今向かう先にその答えがある。
(フォッグマザー……)
各地でかつて自分と同じ力を持つ者たちに倒されたはずの怪物達が蘇っている。
事実、瀬川もすでにその怪物達に襲われ、そしてそれと戦っている。
そして彼は、あのフォッグマザーが、怪人軍団が同じように蘇っているのではないかと思い、その確認に向かっているのだ。
あの日、瀬川が、仮面ライダーJがフォッグマザーと戦った一帯は防衛軍により封鎖区域にされていると聞く。
それならば万が一の場合でも民間人に危害が及ぶことはないだろう。
小高い丘の上に到着した。ここからならあの時の激戦地がよく見える。
「!」
瀬川は目を見張った。そこには恐れていた事態、フォッグマザーの復活という状況はなかった。
しかし、その代わり、巨大な円盤が鎮座していたのである……。
480超古代編 2:05/02/07 17:51:05 ID:aq1+ohBB
その円盤、改造実験基地ラボーの中では、二人の人物が会話をおこなっていた。
異形の体を持つ女に向かって、杖を持った黒装束の男が話しかける。
「レー・ネフェルよ、お前はそろそろ他の者達を連れて彼の地へと向かうがいい」
「はっ、ですがケフレン様……」
ネフェルと呼ばれた女はケフレンと呼ばれた男に何か言いたげな視線を寄越す。
「心配はいらぬ。あの者達の始末はワンダにまかせてある。しくじることはあるまい」
「ですがあのカード、53枚あると聞いております。しかし今手元にあるのは39枚。奴らがもし持っているのだとしたら……」
「ネフェル様!ラボーの周辺に不審人物が!」
狼のような外見の女がネフェルに不審人物発見の報告を行う。
「何!」
「待てネフェルよ、その者はこやつら使ってみよう。力を見る良い機会だ」
そう言ってケフレンは懐から3枚のカードを取り出した。カードは一見トランプのようだが、怪物の絵が描かれている。
「……分かりました。では私達は行きます。ウルク、ラボー戦闘機の準備はできているな!」
「はっ!」
ネフェルとウルクの二人はそのまま格納庫へと向かっていった。
一人残ったリー・ケフレンは、不敵な笑みを浮かべていた。
481超古代編 3:05/02/07 18:14:18 ID:aq1+ohBB
街中から少し離れた位置にある白井牧場。ここの屋敷の広間では四人の男達が暗い表情で座っていた。
一人は作業着を着ている。一人は怪我をしているのか頭や腕などに包帯を巻いている。
残る二人はスーツだが、うち一人のは見るからに高級そうなシロモノだ。
「……すまなかったな」
沈黙を破ったのは怪我をしている男だった。
「気にしないでくださいよ、橘さん」
「そうですよ、剣崎さんの言うとおりですよ」
作業着の男と高くないスーツの男が言う。
彼らの名は剣崎一真、橘朔也、上城睦月、白井虎太郎。かつて仮面ライダーとして戦った者、彼らに協力をした者である。
だが彼らは戦いの場からすでに引退をしていた。4年前の戦い、そしてつい最近起こったアルビノジョーカーによる戦い。
その戦いで彼らは大切な人を失った。もう戦わない、戦うことはない、戦いたくない……。それが彼らの望みだった。
だが。
各地で怪物達が蘇り、三度戦いの場に彼らが出て行かざるを得なかったその時、
ラウズカードを管理していた橘が襲われ、39枚のラウズカードが全て奪われてしまったのだった。
橘は命からがら逃げ延び、かつての仲間達の所に事態を伝えるべくやって来た。
だが追っ手がかかり、その結果彼らは人里離れたここまで逃げてきたのである。
彼らにはどうすることもできなかった。今の彼らは、ただの人である。
「ねえ、やっぱり警察、否、軍に助けを求めようよ」
虎太郎が弱気な声を上げる。彼らのケータイは何故か電波障害によってどこへも連絡できなくなっていたのだ。
「……そうだな、行くか」
剣崎がソファから立ち上がりかけたその時、
「何処へ行くつもりだ?」
窓が割れ、そこから翼の生えた異形の怪物がその姿を現した。
482名無しより愛をこめて:05/02/07 18:34:55 ID:GMIJ1oD7
期待あげ
483超古代編 4:05/02/07 18:40:06 ID:aq1+ohBB
「うわわわわ、また出た〜!」虎太郎が悲鳴を上げる。
「お前達は誰だ!カードを奪って何をするつもりだ!どうして俺達を付け狙う!」
剣崎が怪人に向かって声を上げる。
「知れたこと。お前達はライダーシステムとやらの適合者なのだろう?我々の障害になりそうなものは今の内に全て排除する!」
翼の怪人、レー・ワンダはそう言うと赤い姿の怪物達、ゾローに指示を出した。
「殺れ!」
剣崎達が覚悟を決めたその時、割れた窓から黒い影がゾロー達に躍りかかった!
「貴様!何者!」
「お、お前は……」
剣崎達の前に現れた影、それは自らの命と引き換えに14を封印し、その姿を消した相川始・仮面ライダーカリスであった。
「始、お前どうして……」
「話は後だ剣崎。まずはこいつらを……」
「ううむ、まさか貴様残る14枚のカードの……。この事をケフレン様に報告せねば」
そう言うとワンダはゾロー達を残し、その場から去っていった。
残ったゾロー達はカリスの敵ではなく、あっという間に全て倒されてしまった。
『スピリット』 カリスが相川始の姿へと変わる。それを待っていたかのように剣崎が始に話しかける。
「始!お前どうして。それにあいつらは何なんだ。お前知っているのか?」
「落ち着け。順を追って話す」
始は自分が「大いなる意思」によって再びこの世に呼び戻されたこと、ラウズカードを狙う者達がいること、
その者達、そして剣崎らと会うために一番遭遇できる可能性のあるここ、白井牧場へと向かっていたことを告げた。
「そうだったのか……。でも奴ら何でラウズカードの在り処を……」
「誰かが奴らに教えたとしか思えない。その誰かまでは分からないが……」
その時、
「橘さん、アンデッドサーチャーが……」
橘の持つアンデッドサーチャーがけたたましく音を鳴らし始めた。
「早速出たか。しかもこの感じ、上級がいる」始もまたアンデッドの出現を感じ取ったようだ。
「俺は行く。お前達は……どうする?」
「もちろん行くさ。何が起こっているのか知りたいんだ」
「俺も行きます。また、レンゲルとして戦うのが俺の宿命だとしたら……」
「じゃあ僕も。僕も橘さんもここにいるよりは安全だろうから」
「……そうだな」
こうして5人はアンデッド出現地点へと向かって行った。
484名無しより愛をこめて:05/02/07 18:59:42 ID:PaxCj0n9
デカや剣とかも、終わってから2ヶ月位してからだす決まりじゃ無かったか?
485超古代編 5:05/02/07 19:05:03 ID:aq1+ohBB
その頃、とある洞窟の奥、秘密の隠れ家のような所では一人の少年が妖しい呪文を唱えていた。
「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム……」
その少年、山田真吾こと悪魔くんは、行方不明事件の犯人を捜すべく悪魔メフィストを呼び出そうとしていた。
事件が起きたのは昨日。学校に通う子供達が大量に失踪したのである。そしてついさっき、友人の貧太と情報屋までもが姿を消した。
何かが起こっている。そう悪魔くんは考えたのである。
全ての呪文を唱え終わると同時に、魔方陣の中から煙とともに悪魔メフィスト(弟)が現れた。
「……なんだ、真吾か」
「そんな言い方はないだろう?それよりメフィスト、力を貸しておくれよ。貧太達が行方不明になったんだ」
「こっちは忙しいんだ。今地獄がどんなことになっているのか知らねぇだろ?」
そう言うとメフィストは喋りだした。
「地獄じゃ極悪人どもが何の前触れもなく突然蘇って、おかげで大混乱よ。閻魔大王も頭抱えちまってな。それで俺に原因を調査するよう命令がきたんだ」
まさか地獄がそんな事になっていたなんて。悪魔くんは事の重大さに吃驚してしまった。
「それにだ。……ドクロンの野郎がまた出てきたらしい」
「ドクロン妖怪が!?」
そんな馬鹿な。ドクロンは以前に戦った時宇宙に追放したはずなのに……。
「誰かがあいつを地上に戻しやがったんだ。あいつは長く生きてる分色んな事を知っているしな。使える男には違いない」
「!おいメフィスト、ひょっとしたら今起きている行方不明事件は……」
「ドクロンの仕業だってのか?まあドクロンの件も俺に任されているわけだしな……」
そう言うとメフィストは魔法の水鏡に向かって歩き出した。
「おお!見ろ真吾。ドクロンの野郎の姿が映ったぞ!貧太や情報屋も一緒だ」
やっぱり!行方不明はドクロンの仕業だったんだ。
「しかしこいつ、何処に子供達を連れて行く気だ?随分と山奥に行くな。……よし、真吾、行くぞ!」
こうして悪魔くんとメフィストはドクロンを追って飛び出していった。
486名無しより愛をこめて:05/02/07 19:06:34 ID:aq1+ohBB
すいません。フライングしちゃったorz
これ、二ヵ月後に再開します。どうもご迷惑をおかけ致しました…。
487名無しより愛をこめて:05/02/07 19:06:43 ID:Ij1M/rbE
「死ねいっ!」
魔女キバの放った光線がメガレッドを襲う。
「うわっ!」
間一髪で避けるメガレッド。避けた先は黒こげになっている。
メガレッド「何すんだよ!危ないだろ!」
メガブラック「そんな事言ってる場合か!逃げるぞ!」
メガレッド「わかった!」
メガピンク「早く早く!崩れちゃう!!」
落盤を続ける洞窟からメガピンクが手を延ばし、ギリギリのところでメガレッドが捕まる。
キバ「逃がすか!」
再び光線を放つキバ。だが光線はレッドのメガスナイパーに弾かれる。
メガレッド「へへっ、同じ手は二度食わないぜ!」
キバ「お…おのれぇえええ…口惜しや…」
崩れ落ちる岩に潰されていくキバ。
その隙をついて、メガレンジャー達が脱出していく。
488名無しより愛をこめて:05/02/07 19:09:34 ID:Ij1M/rbE
2ヶ月後の成約があるのは劇場版とビデオ作品だけ。
だから超古代編の話は続けて構わないよん。
489名無しより愛をこめて:05/02/07 19:24:46 ID:Ij1M/rbE
一方、地上ではパゴスとバクタリがグリッドマンとグリッドマンシグマに倒され、
直人と武史が変身を解いていた。
武史「まだかな…もう一時間は経つよ…」
直人「大丈夫だ…みんなを信じよう」
不安そうに見守る二人…と、洞窟から健太達が脱出してくる。
武史「健太!サナエさんやうさぎちゃんも!」
直人「丸尾隊員も…カバヤン王子もいる…良かった…」
カバヤン王子「皆さん…心配をかけました。これもメガレンジャーとナイルなトトメス、セーラームーンのおかげです」
耕一郎「いえ…俺達よりも…この三人にお願いします」
耕一郎が鳴海五郎、ぱいぱい、いぱねまを連れてくる。
ぱいぱい「えっ?私達?」
みく「サンドルバをハムスターにしたじゃん!あれがなかったら私達…」
カバヤン王子「そうですね…一度ならず二度までも、アラーの使者に助けられるなんて」
五郎「さあ…王宮に戻ろう。ココナツ王妃が待ってるよ」
瞬「おう!」
490名無しより愛をこめて:05/02/07 19:36:06 ID:Ij1M/rbE
そして…国王と丸尾隊員の帰国に沸いたカバヤンでは、デンセンマンをリーダーにデンセン音頭祭りが開かれていた。
八左右衛門「いやー、盛況盛況!大成功ですな」
デンセンマン「めでたい時にはデンセン音頭!さ、まだまだ踊りましょう皆さん!」
ベンジャミン伊東「くうっ、嬉しいね…俺の洗脳が解けたお祝いにこんなお祭りを…」
八左右衛門「バカ、違いますよ…あれ?メガレンジャー達がいない!」
マミィ王女「あら…皆さんこんな所に…メガレンジャーさん達なら少し前に日本に帰りましたよ」
八左右衛門「あらあら残念。一緒にデンセン音頭を踊ろうと思ったのに…」
491超古代編 6:05/02/07 19:38:32 ID:aq1+ohBB
>>488
そうでしたか。では続けさせていただきます。すみませんでした。

仮面ライダーJは、突然襲い掛かってきた怪物達と死闘を繰り広げていた。
(何だこいつらは。何かが、違う)
相対する怪物、トリロバイトアンデッドとライオンアンデッドはじりじりとJを追い詰めていた。
「くっ!」
Jは渾身のJパンチをライオンアンデッドに叩き込んだ。パンチはアンデッドの左胸を確実に突き破った。だが……。
ライオンアンデッドは一声吠えるとJを弾き飛ばした。
「馬鹿な……くっ」確実に心臓を貫いたはずなのに。
アンデッドはベルトのバックルが開いただけで、なおもJに攻撃を仕掛けてくる。
「ならば、これで……」
Jキックをトリロバイトアンデッドに叩き込む。キックはアンデッドの頭部を粉砕した。倒れるアンデッド。
「疲れているようだな」
突然声をかけられ、慌ててJが振り返る。そこにはサングラスをかけた男が一人佇んでいた。
「お前は誰だ!」目の前にいるこの男からも異様な気配がする。
「俺か。かつて伊坂と名乗りお前のような奴と戦った者だ」
「貴様達は何者だ!」「不死なる者」「不死だと!?馬鹿な……」
「本当だとも。見たまえ」
そう言って伊坂が指差した方を見る。すると……
「!」
頭を吹き飛ばされたはずのトリロバイトアンデッドが、何事もなかったかのように新しい頭を生やして立っていた。
「これでもまだ信じられないかね……」伊坂が不敵な笑みを見せる。
「くっ!」
一時撤退。その言葉が頭に浮かんだ。それと同時にJクロッサーに跨り駆け出す。
「逃げるか。まあいい。追う必要も無いだろう。あんな奴の一人や二人……」
いつでも殺せる……、そう伊坂は低く、低く呟いた。
492名無しより愛をこめて:05/02/07 19:53:56 ID:Ij1M/rbE
そして…メガシップの中では…
うさぎ「うわあ…みんなお祭りしてる…いいなぁ…」
裕作「次に来た時にたっぷり踊ればいいさ。それより…鳴海さん、すいません。アラーの使者として名高いあなたの力まで借りるなんて…」
鳴海五郎「世界中が大変なのに僕だけが何もしないわけにはいきません。僕でよければ、何なりと…」
裕作「ありがとうございます…健太、丸尾隊員の様子はどうだ?」
健太「ぐっすり寝てるよ。大丈夫」
サナエ「仲間も増えたし…あとは日本に着くだけね♪」
耕一郎「ああ…ぱいぱい、いぱねまもよろしくな」
ぱいぱい「よろしく!」
いぱねま「さあ、日本に帰ろっ!」
○メガレンジャー、セーラームーン、ナイルなトトメス、アラーの使者、ちゅうかなぱいぱい、ちゅうかないぱねま、翔直人、藤堂武史、丸尾桃…日本へ
○ココナツ王子、マミィ王妃(名前間違ってたね)、ベンジャミン伊東、与田八左右衛門、デンセンマン…カバヤンでデンセン音頭祭り
●魔女キバ…メガレッドに倒される
●パゴスとバクタリ…グリッドマンとグリッドマンシグマに倒される
493名無しより愛をこめて:05/02/07 20:02:03 ID:Ij1M/rbE
>491
いえいえ、早速の剣楽しみにしています。
あと、できれば話を書き終えた後に
・オマエモナー 対 ジサクジエーン
○フサギコ…モララーに状況を説明に
●ニダー…シナーに倒される

といったようにすると後でまとめる人が楽ですよ。
494超古代編 7:05/02/07 20:04:49 ID:aq1+ohBB
剣崎達はアンデッドの出現現場に向かう途中、奇妙な一団に遭遇した。
一人はたくさんの子供達を連れた髑髏の姿をした怪人、一人は少年を後ろに控えさせたシルクハットにタキシード、マントにステッキといった格好の男だ。
「……何だありゃ」
と、突然シルクハットの男の方がステッキから炎を出して髑髏の方を攻撃しだした。
「おい!始!」
「……助けろというのか?どっちを」
「え〜と、それは……多分髑髏が悪い奴だ!」
「分かった。……フッ、変わらないな、剣崎。変身」『チェンジ』
始はカリスに変身すると、ドクロンに向かって斬りかかる。
驚いたのはドクロンだ。いきなりメフィストがやって来たかと思ったら、今度は謎の怪人が襲い掛かってきたのである。
もちろん驚いたのはメフィスト、そして悪魔くんも同じである。
「そこの紳士、加勢するぞ」
「お前、味方か?」「メフィスト!今だ!」「お、おう」
「な、なんだお前は。くっ、多勢に無勢か。一旦逃げ……」
逃げようと体勢を変えたドクロンの目に、つい今しがたアンデッドの猛攻から逃げ切ってきたばかりのJの姿が映る。
「な、なんだあいつは。ケフレンの部下どもとは違う。くっ、かくなるうえは……」
ドクロンは大声を張りあげた。「クラーゲーン!」
その途端、巨大な一つ目のクラゲに似た怪物が空に現れた。そして、絶句する一同をよそに、ドクロンに向けてビームを放った……。
495超古代編 8:05/02/07 20:26:43 ID:aq1+ohBB
クラーゲンのビームを浴び、ドクロンは巨大化、勝ち誇ったかのように笑い出した。
「おいメフィスト!こんな話は聞いてないぞ!」「俺だって聞いてねえよ!」
「貴様ら、踏み潰してやる!」
そう言いながらドクロンが足を高く持ち上げ、地面に叩きつける。
「うわあっ!」
「まずいよ!剣崎君、僕達は子供達を非難させよう」
「ああ。橘さんはここで待っていてください。行くぞ睦月、虎太郎!」
子供達の方へ向かう剣崎達を横目に、カリスは「フロート」のカードをラウズし空中から攻撃を仕掛ける。
「メフィスト!」「分かった。魔力・バズーカ砲」
メフィストは魔力でバズーカ砲を取り出し、地上からカリスを援護する。だが、巨大化したドクロンには効果は薄い。
そしてそれを見ていたJは……
「助けなければ。だが巨大化は自分の意思で簡単に行うことはできない。どうすれば……」
「その心配はない」
「誰だっ!」声のする方に向き直るが姿はない。
「お前に力を与えた。これで自分の意思でその大地の力、Jパワーを自由に使えるようになった……」
「誰だ!姿を見せろ!」「いずれまた会うこともあるだろう。その力、それこそ闇を払う力……」
声は突然聞こえなくなった。
(今のはテレパシーだったのか?しかし本当なのだろうか……)
だが迷っている暇はない。
ドクロンはカリス、メフィストを相手に好き勝手に暴れまわっている。その時!
巨大なジャンボライダーがその姿を現した!
496超古代編 9:05/02/07 21:02:23 ID:aq1+ohBB
ジャンボライダーの出現に、その場にいた誰もが言葉を失った。もちろんドクロンもである。
「あ、あれも仮面ライダーなのかな……」虎太郎が喉の奥から搾り出すようにそう呟く。
「そんな…」「でも似てますよ、外見」
ジャンボライダーのパンチがドクロンに炸裂する。吹っ飛ぶドクロン。
さらに起き上がった所にキックを叩き込むジャンボライダー。なす術も無く倒れるドクロン。
「……弱い」
「そりゃそうだろう。あいつは魔法は得意だが肉弾戦はからっきしなんだ」
カリスの呟きにメフィストが答える。
パンチとキックを一発ずつ喰らっただけで、ドクロンはそのまま等身大に戻ってしまった。
「よっしゃ。……そういや子供達はどうした?」「メフィスト、あれ」
悪魔くんが指差す方には、子供達、そして剣崎、睦月、虎太郎の姿があった。だが子供達の目には精気が無い。
「ドクロン!てめえ子供達に何しやがった!それにあのタコだかクラゲだかの化けもんは何だ!」
「こいつの事か?」
そう言うカリスの手には、エネルギーを出し尽くして縮んだクラーゲンが掴まれていた。
「ふんっ!」そう言うとカリスは力任せにクラーゲンを握り潰す。
497超古代編 10:05/02/07 21:03:51 ID:aq1+ohBB
「さあ言ってもらおうか」
詰め寄るメフィストにドクロンがしぶしぶ答える。その脇には等身大に戻ったJも控えている。
「……子供達を攫ったのはケフレンという男に頼まれたからだ」
「そのケフレンっていうのがお前を地上に戻したのか?」「……そうだ」「目的は何だ」
「子供を材料にして不死の兵士を作るとか言っていたな……」
「不死!?」その言葉にカリス、Jが反応する。
「そいつは今何処にいる!」「この先に奴らの円盤がある。そこがアジトだ」
「剣崎!どうやら俺達の行くべき場所が分かったようだぞ!」カリスが剣崎達に向かって叫ぶ。
「隙ありっ!」その瞬間、ドクロンがメフィストに飛び掛った。だが、Jがそれを阻止、さらに
『スピニングドリル』
カリスが2枚のカードをラウズしドクロンを粉砕した。
「ウギャァァァァァァ」爆発四散するドクロン。それと同時に子供達も正気に戻る。
「悪魔くん!」「情報屋、貧太!無事で良かった」
「さて、行くか。子供達も連れて行ったほうが……いいよな?」剣崎が虎太郎に尋ねる。
「これぐらいの人数ならなんとか車に乗せられるしね」虎太郎も同意のようだ。
「メフィスト!そのアジトに攫われた他の人達もいるはずだ。行こう!」「確かに、他に調査の手掛かりは無いしな」
「じゃあ俺が案内しよう。君達のことは道すがら教えてくれ」Jが言う。
こうして一向はラボーへと向かって山道を進んで行った。
○剣ライダーズ、虎太郎、悪魔くん、メフィスト(弟)、仮面ライダーJ…子供達と共にラボーへ
●ドクロン妖怪…カリスに倒される
498超古代編 11:05/02/07 22:07:17 ID:aq1+ohBB
一行は敵のアジト、ラボーへとやって来た。そして難なく内部へと侵入することができた。
「あまりにも簡単に進入することができたな。おそらく罠だろう」
カリスの言葉に一同が頷く。
「橘さん達は大丈夫でしょうか……」
「心配するな睦月。あの瀬川って人が残ってくれているんだから」
虎太郎、そして怪我をしている橘は足手纏いになるのを危惧して、子供達とともに外に残っている。瀬川も一緒だ。
「外にアンデッドの気配は無い。大丈夫だろう」カリスが答える。
「じゃあ僕とメフィストは攫われた人達の救出に向かいます」
そう言うと悪魔くんとメフィストは剣崎達から離れていった。後には剣崎、睦月、カリスの三人が残った。
「奥へ進もう。それと剣崎、無茶はするな」カリスが釘を刺す。
「大丈夫だ。心配するな。な、睦月」
ある程度進むと、広い場所に出た。何か装置のようなものが置かれている。
その装置を興味深く眺めていると、突然背後から声がした。
「それが気になるかね」
慌てて振り向く三人。そこにはケフレンが立っていた。
「私は大博士リー・ケフレン。その装置は遺伝子シンセサイザー。
それとこのカードを使って、素材となる子供達を不死の兵士にする。それが私の目的だ」
そう言いながらケフレンは懐からラウズカードの束を取り出した。
「お喋りが過ぎたようだな。お前を倒し、カードを全て返してもらう」
「お前の相手はこいつらだ」
臨戦態勢を取るカリスに向かって、トリロバイトアンデッドとライオンアンデッドが飛び掛った。
(2体?確か上級の気配がしたが……)「この程度の連中で止められると思うな」
その言葉通り、戦況はカリスに圧倒的有利だった。Jとの戦いのダメージがまだ完全に回復していなかったせいもあるだろう。
『スピニングダンス』
3枚のカードをラウズして放つカリスの必殺技で、2体のアンデッドは粉砕された。すかさずカードを投げて封印する。
「いいぞ始!」「まずは2枚。残りも全て返してもらう」
「そこまでだ!」
声とともにレー・ワンダが姿を現した。
「お前はさっきの!」
「ケフレン様、ここは私が。行くぞ!」
絶叫とともにワンダの姿は妖獣士ワンダーラへと変貌していった……。
499超古代編 12:05/02/07 22:27:29 ID:aq1+ohBB
「何」「あいつ、変身した!?」
「タイムストップ3秒殺し!」
ワンダーラがそう言い終えたと同時に、剣崎達の目の前で全身を切り刻まれたカリスが音を立てて床に倒れた。
「始!」「何が起こったんだ?」
「くっ……」傷付いた体を押さえながらカリスが立ち上がる。
「俺は3秒だけ時間を止めることができる。3秒もあれば貴様は別としても後ろの二人は簡単に始末できる」
「くっ」
「このカードがあれば少しは抵抗できるかもしれんが、それも無駄なようだな。はははは……」
高笑いするケフレン。その時、
「?」
ケフレンの手からラウズカードが、まるで意思を持っているかのように飛び出し、剣崎と睦月の手元に舞い降りる。
「こ、これは一体……」
「間に合ったようだな!」
見るとメフィストと悪魔くんが立っていた。メフィストはステッキをこちらに向けて構えている。
「見たか、このメフィスト様の魔力を!ははあ、さては貴様がドクロンを連れ戻したケフレンとかいう奴だな」
「攫われていた人達はみんな外に逃がしました!」
「馬鹿な、獣戦士を送り込んでいたはず……」
「あんな奴、適当に目くらましをかけておいたわい!」勝ち誇ったようにメフィストが言う。
「剣崎!」
「ああ。睦月、ちゃんと持っているな」「はい!」
二人は懐からベルトを取り出し、「チェンジ」のカードを差し込んだ。それぞれのベルトが二人の腰に巻きついていく。
「「変身!」」『ターンアップ』『オープンアップ』
光の壁に身を通した二人は、仮面ライダーブレイド、仮面ライダーレンゲルへとその姿を変えた。
500超古代編 13:05/02/07 23:01:44 ID:aq1+ohBB
三人の仮面ライダーを前にし、流石にワンダーラも、そしてケフレンも怯んでいた。
三人がその一瞬を逃すことはなかった。
掛け声とともに三人のライダーがワンダーラへと斬りかかる。
と、その時、攻撃を仕掛けるレンゲルに向かって獣戦士ザ・アルゴスが跳びかかった!
「あいつ、さっきの奴か!」
メフィストが叫ぶ。
ラボー内ではブレイド・カリスvsワンダーラ、レンゲルvsアルゴスの死闘が繰り広げられることとなった。
「こんな奴!」レンゲルが3枚のカードをラウズする。
『ブリザードベノム』
猛吹雪がアルゴスの体を凍らせ、レンゲルラウザーで貫く!爆発!
「おのれ貴様ら!」
「!また時間を止めるつもりか」
「そうはさせない!」そう言うとブレイドは「タイム」のカードをラウズした。その瞬間、その場の時が止まる。
そしてブレイドはトドメを刺すべく、JとQのカードをアブゾーバーにラウズした。
『フュージョンジャック』
ジャックフォームへと変身したブレイドは、さらにラウザーに「スラッシュ」のカードをラウズする。
「ウェェェェェイ!」
空を舞い、猛スピードで急降下したブレイドJフォームがワンダーラの体を切り裂いた!
時間が戻った時、ケフレンの目の前にはワンダーラの亡骸と、ブレイドJフォームの姿があった。
●獣戦士ザ・アルゴス…レンゲルに倒される
●レー・ワンダ/妖獣士ワンダーラ…ブレイドJフォームに倒される
501008編(会議バージョン):05/02/07 23:49:59 ID:9mQcNxig
こちらも負けていられません…。
会議続けます。


>>475

吾朗「話は変わりますがゼネラル、先程大鉄人ワンセブンが008にいるとおっしゃいましたが…?」
星野吾朗=オーレッドがゼネラル藤井に質問をかける。
すると、割り込むように佐原博士が立ち上がる。

佐原博士「それは私から説明いたします…。ゼネラルのおっしゃる通り、大鉄人ワンセブンは008にて修復中です…。」
佐原博士の詞に、バルカンベースの一同がざわめく。

三郎「どう言う事なんですか、博士?」
三郎が佐原博士に尋ねる。

佐原博士「実は、ワンセブンとブレインが相討ちになった現場を、あれから大原博士やAPPLEとで調査していたのだ、三郎君…。」
大原博士「当時、未来科学研究所に所属していた私は、本郷博士やAPPLEの調査班と合同で、ワンセブンとブレインが爆発した
現場を調査していて『ある物』を見つけました…。」
三郎「『ある物』って、まさか?」
佐原博士「その通りだよ、三郎君…。」
大原博士「私が見つけたそれは、ワンセブンの電子頭脳ユニットでした…。しかもそれは自己再生していたのです…。」
光明寺博士「自己再生…、と言う事は?」
佐原博士「ワンセブンが本来、ブレインの分身として作られたのは皆様もご承知でしょう…。つまり、ワンセブンの電子頭脳ユニットは、
超生産能力で自己再生を始めていたのです…。それを見た私は何か良からぬ事が起こるかもしれないと予測し、未来科学研究所や
APPLEと合同でプロジェクトチームを作り、ワンセブン再生計画を秘密裏に行ったのです…。」
大原博士「そして、008が建設されたと同時に、ワンセブンは008地下エリアのAPPLE日本支部の管理下に置かれて、現在に至っ
ています…。」
ゼネラル藤井「三郎君…、君をブルースワットに呼んだのも、この時に備えての為だったのだ…。勿論、君の護衛も兼ねてガンテツ君
にも一緒に来てもらったのも同じ理由なのだ…。」
三郎はそれを聞いて納得し始めた。その横でガンテツが目を丸くして驚いている。
502008編(会議バージョン):05/02/07 23:50:41 ID:9mQcNxig
三郎「所でゼネラル…、ワンセブンの様子はどうなっているのでしょうか?」
三郎がゼネラル藤井に質問する。

ゼネラル藤井「ワンセブンの様子か…。」
大原博士「それは私が答えます…。ワンセブンの修復状況は99%までが完了…、動力源は従来のプラズモイド型核融合炉に変えま
してRS装置を主駆動源にしています…。それによりワンセブンの能力は従来に比べて大幅にパワーアップしているのですが…。」
大原博士が口ごもる。

お茶の水博士「何か問題でもあるのですか?大原博士…。」
大原博士「実はそうなんです、お茶の水博士…。」
夢野博士「RS装置に問題があるとか?」
大原博士「それはありません…。」
三神博士「すると、何が…?」

そして、間を置いて大原博士が答えた。

大原博士「ワンセブンの電子頭脳ユニットが、再起動しないのです…。」
その詞に一同がざわめいた。
503008編(会議バージョン):05/02/07 23:51:23 ID:9mQcNxig
お茶の水博士「電子頭脳が、再起動しないですと…?」
佐原博士「問題はそこなのです、お茶の水博士…。」
大原博士「私も、佐原博士と連絡を取り合い、何度も何度もチェックしてみたのです…。しかし、どこにも異常箇所は見られなかったの
です…。」
ドロシー「異常箇所が無いのに、どうして再起動しないのでしょうか?」
疑問げにドロシーが言う。
するとマリが、思いもかけない事を言った。

マリ「もしかしたら、ワンセブンの電子頭脳は何らかの理由で冬眠状態に入っているのかしら…?」
イチロー「冬眠状態?」
マリ「イチローさん、貴方も作られてから冬眠状態だった事、覚えているでしょう?」
イチロー「ああ、僕は光明寺博士に作られてからすぐ、仁王像の中に冬眠状態になっていたんだ…。」
マリ「もしかしたらワンセブンは、仁王像の中に眠っていた時のイチローさんと同じで何かが来るのに備えて冬眠しているのかもしれ
ない…。」
同じロボットであるマリが、ワンセブンの電子頭脳の中を見透かすように語る。

大原博士「マリさん、恐らく貴女の言う通りでしょう…。恐らくワンセブンは、最大の危機に直面した時にならないと覚醒しないのかも
しれません…。」
お茶の水博士「それがいつ何どきなのかが、判らないと言うのですね…?」
大原博士「その通りです…。」
うつむきながら大原博士が一同に言った…。

○大原雄介、佐原博士、ゼネラル藤井⇒ワンセブンの修復状況を一同に報告
○大鉄人ワンセブン⇒008にて修復中、現在冬眠状態

504超古代編 14:05/02/08 00:05:37 ID:L980C4kK
「それがライダーシステムとやらか。噂以上だな……」
リー・ケフレンは悔しそうにそう呟いた。
「残るはお前だけだ!」
ブレイドJフォームがブレイラウザーをケフレンに対して突きつける。
「ふふ、ふははははは」
だが、ケフレンは突然笑い出した。
「何が可笑しい!」
「今回は私の負けだ。だが私にはまだもう一つの計画がある。そしてお前達はここで死ぬのだ!」
「何だって!?」
その途端、円盤内のあちこちが小爆発を始めた。振動が一同を襲う。
「お前、ここはお前の基地だろう!」
「最早必要は無い。私はこれからルルイエに向かう。さらばだ!」
そう言うとケフレンは身を翻し、奥へと去っていった。
「脱出だ!急げ!」
カリスの叫びも、少しずつ大きくなってくる爆発音に掻き消されていった。

一方、外で待っていた瀬川達は突然爆発を始めたラボーから離れ、成り行きを見守っていた。
そんな中、一台の戦闘機が円盤から飛び立っていく。乗っているのはケフレンだ。
そして、激しい爆発が起こりラボーが粉々に吹き飛んだ。
「剣崎〜〜〜!」橘が絶叫する。と、
「呼びましたか、橘さん」声が返ってくる。
炎の中から、ブレイド、レンゲル、カリス、そして悪魔くんとメフィストが歩いてきた。
505超古代編 15:05/02/08 00:35:32 ID:L980C4kK
「ルルイエ、奴は確かにそう言ったんだな」
「知っているんですか橘さん!」
剣崎の問いに橘が答える。「すまない、詳しくは俺も知らないんだ」
「とにかく、そのルルイエって所に行ってみるべきなんじゃないかな」虎太郎が提案する。
「よし、じゃあ俺と始が行く。睦月は橘さん達の傍に付いていてやってくれ」
「分かりました。でも、どうやって行くんです?」
「それは俺にまかせろ」メフィストはそう答えると魔力で小型飛行機を出した。
「メフィスト!」「なんだ真吾。俺らしくないってか?但し俺も行くぜ。……ルルイエってのにちょっと聞き覚えがあってな」
「俺も手伝おう」瀬川が言う。
「ところで剣崎。俺のラウズカードなんだが、一枚足りないんだ。……ダイヤのJが」
橘が顔を顰めながらそう言った。そのカードに封印されているピーコックアンデッドこと伊坂には並々ならぬ因縁が橘にはあった。
「あの男か。ひょっとしたら奴もルルイエとやらに向かっているのかもしれないな」瀬川の言葉に橘が顔色を変える。
「剣崎……」「分かってます。そういう橘さんこそ気をつけてください。伊坂が来るかもしれない」「……ああ」
橘は怪我をし、戦えない己自身が恨めしかった。
「悪魔くん、気をつけてな」「ああ、二人もちゃんと家に送り届けてもらえよ」
「なんだ、やっぱり真吾も来るのか」メフィストが呆れたように言う。
こうして一行はルルイエへと向かって飛び立った。

○剣崎一真/仮面ライダーブレイド、相川始/仮面ライダーカリス、瀬川耕司/仮面ライダーJ、悪魔くん、メフィスト(弟)…ルルイエへ
○橘朔也/仮面ライダーギャレン、上城睦月/仮面ライダーレンゲル、白井虎太郎…子供達を送りに町へ
●大博士リー・ケフレン他メスの幹部達…ルルイエへ
●伊坂/ピーコックアンデッド…行方不明
506超古代編 16:05/02/08 01:24:38 ID:L980C4kK
南緯47度9分、西経126度43分。南太平洋ニュージーランドの沖合にそれは姿を現していた。
その都市の名はルルイエ。かつて、光の巨人と闇の巨人達が死闘を繰り広げた地である。
再び人類の前にその姿を現した超古代の遺産。そこを今、地球守備隊日本支部電撃戦隊の面々が調査のために訪れていた。
「しっかし、日本も今大変だってのに何でわざわざ俺達がこんな南太平洋くんだりまで調査しに来なきゃならないのかね」
そうぼやく疾風翔にリーダーの剣飛竜が答える。
「そう言うな。ここはいわくつきの場所なんだ。それ相応の戦力を持った部隊でないと調査はできないから俺達が来たんじゃないか」
それでも疾風は納得できなかったようだ。まだ渋い顔をしている。
「じゃあ早く調査しようぜ。みんなも見ただろ、あれを」
ついさっき、彼らの目の前を数台の戦闘機、明らかに地球のものではない機体が通り過ぎ、ルルイエに降り立ったのだ。
「よしみんな、行くぞ。レッツチェンジ!」
5人はチェンジマンへと変身すると、オートチェンジャーに跨りシャトルベースから飛び降りていった。

「なにこの雰囲気。お化けとか出そう」翼麻衣・チェンジフェニックスがそう言うと、渚さやか・チェンジマーメイドが答えた。
「あら、お化け苦手だったっけ?」「違うわよ、そんな雰囲気だなぁって言っただけ!」
「二人とも、どうやらお化けより厄介な連中が来たみたいだぜ」大空勇馬・チェンジペガサスが指差す方から、大量のゾローが現れた。
「何よこいつら。宇宙人?」「さあな、だが敵には間違いないだろう」疾風・チェンジグリフォンはすでに臨戦態勢をとっている。
「みんないくぞ!」剣・チェンジドラゴンの掛け声に全員が答える。「OK!」
かくして、太平洋上での戦いの火蓋が切って落とされた。
○電撃戦隊チェンジマン…ゾローの大群とルルイエにて交戦
507超古代編 17:05/02/08 01:54:11 ID:L980C4kK
「チェンジソード!」
5人が持つチェンジソード・銃タイプが群がるゾローを粉砕していく。
「なんだこいつら、弱いじゃないか」
「油断は禁物よ、ほら来た!」マーメイドが指差す方向には大柄な体の異形の怪物、レー・ガルスが立っていた。
さらにその横には獣戦士ザ・ズコンダが立っている。
「なんか凄いのが出てきたな」「!来るぞ、避けろ」ドラゴンが叫び、全員が左右に散らばる。
ズコンダが金属製のリングを投げつけてきたのだ。リングはチェンジマン達に避けられ、その後ろで倒れていたゾローの死体に嵌った。
と、ゾローの体がみるみるうちに小さくなり、リングが変形したカプセルの中に閉じ込められたのだ!
「嘘」「何だよありゃあ」「みんな気をつけろ!当たったら終わりだぞ!」
ズコンダが投げるリングをかわしながら、チェンジソードで射撃を行うチェンジマン。だが、ガルス達にはあまり効いていないようだ。
「くそっ!これじゃ埒があかないぞ。どうする?」ペガサスがドラゴンに尋ねる。
ほんの僅かの沈黙の後、ドラゴンが仲間達に告げた。
「俺が切り込んで活路を開く。みんなは援護を頼む」
「そんな」「無茶よ」「本気か?」「もし失敗しようものなら……」
「俺を信じろ!」
誰もがドラゴンの決意に口を閉ざした。と、そこへ……
爆発。吹き飛ばされるチェンジマン。そして聞こえる笑い声。
「はははは、無様だな」
遺跡の陰から、ウルクとキルトを従えたレー・ネフェルが現れた。
「新手か!」「こりゃまた綺麗な女性で。敵として会いたくなかったぜ」こんな時でもグリフォンはいつもの調子だ。
絶対絶命。そこへさらに一台のラボー戦闘機がやって来た。リー・ケフレンだ。
「ケフレン様、お待ちしておりました。さあこちらへ。ウルク!キルト!奴らの相手はまかせたぞ」
そう言ってネフェルはケフレンとともに遺跡の奥へと入っていった。
508超古代編 18:05/02/08 02:20:38 ID:L980C4kK
ウルクとキルトのスピード殺法の前に、チェンジマンは苦戦を強いられていた。
ズコンダは相変わらずリングを投げつけてくる。
さらにガルスも火を吹いてチェンジマンに攻撃を仕掛けてきた。
「くっ、このままじゃ……」
と、そこへ一台の小型飛行機が突っ込んできた。半ば墜落するかのような形で胴体着陸を行う。
敵に隙ができた。
「今だ!ドラゴンサンダー!」ドラゴンの攻撃でウルクとキルトが吹き飛ばされる。
「よし、パワーバズーカだ!」さらにドラゴンの号令で各人が一斉にズーカと呼ばれる個人武器を取り出し、合体させた。
「セット」ドラゴンが弾丸を込める。「パワーバズーカ!」
「マーク!」マーメイドがズコンダをロックした旨をドラゴンに告げる。そして……
「ファイア!」轟音とともに聖獣のパワーが込められた弾丸がズコンダへ向けて発射された!
爆発!砕け散るズコンダ。
「よし、まずは一体」
「おのれ!あの飛行機が邪魔をしなければ……」ウルクが悔しげに叫ぶ。
そして件の小型飛行機の中から、剣崎一真、相川始、瀬川耕司、悪魔くん、メフィストがルルイエへと降り立った。
●獣戦士ザ・ズコンダ…チェンジマンに倒される
509超古代編 19:05/02/08 02:48:32 ID:L980C4kK
形勢はヒーロー側へと逆転した。じりじりと追い詰められるレー・ガルス、ウルク、キルト。
「あんたら味方なのか?」「ああ、そうだ!」ペガサスの問いに剣崎が答える。
「だったら遺跡の中へ!敵が入り込んだんだ!」
「分かった!始!」ドラゴンに言われて剣崎と始が変身し遺跡の中へと向かう。
「よし、次は俺が相手だ。……変身!」ポーズとともに変身ベルトが現れ、そして瀬川の体を緑の光が包み込んでいく。
「仮面ライダー……J!」
変身完了、右手の親指と人差し指、中指を合わせてJの形を作りながら、仮面ライダーJが雄々しく名乗りを上げる。
「メフィスト、援護だ!」「分かってる。しかしルルイエ……何かあったような気がするんだがなぁ」

遺跡の奥は洞窟のようになっていた。
「何なんだここは……」
「分からない。だが油断するな。奥の方から気配が……」
途端にカリスが喋るのを止めた。
「どうした?」「……まさか、くっ!」
そして奥へ向かって駆け出していく。「おい、始!」ブレイドも慌てて後を追う。
二人は広い祭壇のような場所へとやって来た。
「よく来たな、仮面ライダーども」
そこにはリー・ケフレン、レー・ネフェル、そして……
「マスター……」
カリスの視線の先には、捻れたモノリスがそびえ立っていた……。

・電撃戦隊チェンジマン、仮面ライダーJ、悪魔くん、メフィスト(弟) VS レー・ガルス、ウルク、キルト
○仮面ライダーブレイド、仮面ライダーカリス…遺跡内部へ
●大博士リー・ケフレン、レー・ネフェル…遺跡内部へ
510超古代編 20:05/02/08 03:41:46 ID:L980C4kK
そこにそびえ立っていたのは、紛れも無くバトルファイトの調停者であった。
「始、知っているのか?あの捻れたのを」
「あれは……バトルファイトの調停者だ。53体のアンデッドの中から勝利者が出た場合、あれが現れることになっていた」
「え?でも……」
そう、4年前の戦いにモノリスは現れなかったのだ。最後の一人、ジョーカーが生き残っても……。
「まさかこんな所にいたとは。だが何故……」
「出られなかったのだよ。さらなる大事のために、な」ケフレンが事も無げにそう告げる。
「どういう意味だ!」
「このモノリスは元々ルルイエを守護する目的で旧支配者が造り上げたもの。あのバトルファイトは旧支配者が蘇った際、彼らの奴隷となる生物を決めるために仕組まれたもの」
「馬鹿な!」カリスが言い返す。だがケフレンの話は止まらない。
「似たような伝説は宇宙中にある。そしてその伝説の地が地球だったのだよ。素晴らしいとは思わんかね!私はこれから宇宙最高の生命体を復活させる神官となるのだよ!」
「何だかよく分からないけど……させるかぁ!」
ブレイドがケフレンに向かって駆け出すが、その前にネフェルが立ちはだかる。
「ケフレン様の邪魔はさせない!」
「ここに古代文字でこう書かれている。『ルルイエの棲み家にて、死せるクトゥルーは夢見つつ待つ』と。今こそ、邪神クトゥルー復活の時!」
ケフレンが呪文のようなものを唱えだした。途端に遺跡内部が大きく揺れ始めた……。

「そうか、クトゥルーだ!」戦闘中にもかかわらずメフィストが素っ頓狂な声を上げる。
「どうしたんだメフィスト」
「おい真吾、ここはやばいぞ。ここにはかつて旧神に逆らった旧支配者のうちの一柱が幽閉されて……」
言い終わらないうちに、ルルイエ全体が大きく揺れだした。
「何、地震?」「うわ、石柱が崩れてくる!」
「今だ!」
足元を掬われたレー・ガルスに向けてJがJキックを叩き込む!爆発!
そして、揺れが治まり体勢を立て直した彼らの前に、巨大な怪物がその姿を現した……。
●レー・ガルス…仮面ライダーJに倒される
511超古代編 21:05/02/08 14:07:25 ID:L980C4kK
ケフレンが呪文を唱える度、振動はますます大きくなっていった。
祭壇内が崩れはじめる。
「うわっ」崩れた天井の一部がネフェルに当たり、彼女の動きが止まる。
その一瞬をブレイドは見逃さなかった。
「もらった!」3枚のカードを立て続けにラウズする。
『ライトニングソニック』
電撃を纏った必殺のキックを超高速でネフェルに向けて叩き込む!炸裂!
「おのれっ!ネフェルーラになればお前ごとき……」だが彼女は全てを言い終える前に絶命した。
「残るは一人!始!」
ブレイドの声にしばらく呆けていたカリスが反応する。
雄叫びとともにカリスはカリスアローを手にケフレンへと突撃していった。だが、
「もう遅い」そう言うとケフレンは、五芒星に似た紋様の描かれたプレートをモノリスに向かって投げつけた。そして……
振動はますます激しくなった。見ると、モノリスが地中深くへと埋まっていく。
「始!脱出だ!」「分かった!」
「ふはははははは、ネクロノミコンに書かれていたことは真実だった!これで、クトゥルーが蘇り、永遠の闇が訪れる!」
ケフレンの絶叫を背に、ブレイドとカリスは落盤の中を出口へ向かって駆け抜けていった。
●レー・ネフェル…ブレイドに倒される
512超古代編 22:05/02/08 14:35:39 ID:L980C4kK
遺跡内からズドォーンという崩壊音が上がり、大量の土塊が舞い上がる中、ブレイドとカリスは命からがら地上へと辿り着いていた。
だが二人の目の前にあったものは……
「何だあれは!」「あれが、クトゥルー……」
海上に、巨大な怪物がその姿を現していた。そしてその前にはジャンボライダーとチェンジロボが立っている。
クトゥルーの頭部(と思しき場所)には、いつの間にかリー・ケフレンが埋め込まれていた。
「ふははははは!私は今、宇宙最高の生命体と一つになった!素晴らしい、力が溢れてくる!ふはははは!」
一方、ルルイエ上では今なおメフィスト、そしてウルクとキルトが死闘を繰り広げていた。
「メフィスト!やっつけるんだ!」「おおよ、魔力・槍!」
メフィストのステッキが掛け声とともに鋭い槍に変化する。不意を衝かれたウルクは心臓を貫かれて絶命する。
「おのれぇ!」キルトがウルクの仇と言わんばかりに飛び掛ってきた。
「お前にはこいつだ。ほれ!」そう言うとメフィストは被っていたシルクハットをキルト目がけて投げつける。
高速で回転したシルクハットは、キルトの体に当たった瞬間、それを真っ二つに切り裂いた。
「やったなメフィスト!残るはあのでかいのだ!」
「無茶を言うなよ真吾。あいつは邪神だぞ。悪魔や妖怪とはわけが違うんだ。俺達は……終わりだ」メフィストは力無くそう呟いた。
●ウルク、キルト…メフィスト(弟)に倒される
513超古代編 23:05/02/08 14:56:33 ID:L980C4kK
邪神クトゥルー、その姿はかつてウルトラマンティガと戦った海邪神ガタノゾーアに似てなくもなかった。
巨大な蛸を思わせる風貌、体中を覆う無数に蠢く触手、一際太く長い9本の触手の先端には凶悪な龍の顔が付いていた。
さらに、飛べるのかどうかは別として、長い翼が背面に生えている。そして、二つの赤い目玉が、凍てつくような視線を投げかけていた。
「あんなグロテスクな化けもん、さっさと倒しちまおうぜ!」
コクピット内でグリフォンがドラゴンに向かって言う。
「そうだな。だがまずは様子を見るんだ。チェンジロボミサイル!」
チェンジロボの腹部から2発のミサイルがクトゥルー目がけて放たれる。爆発。だが……
「びくともしてないのか……」
クトゥルーは全くの無傷であった。それどころか9本の龍の触手のうちの1本をチェンジロボに向けて伸ばしてくる。
「こいつ!電撃剣!」
チェンジロボはシールドから電撃剣を抜き、襲ってくる触手に切りかかるが、難なくかわされ逆に龍の口から出た超高火炎をまともに受けてしまった。
「うわああああ!」
ジャンボライダーの方も龍の触手に阻まれて接近戦に持ち込めないでいる。
「メフィスト!なんとかならないのか!?」
悪魔くんがメフィストに懇願する。
「……仕方ねえ。閻魔大王にクトゥルー復活の責任を取らされちゃたまんねえからな。魔力・ツイン・メーサー・タンク!」
そう言うとメフィストの目の前に1台のツイン・メーサー・タンクが現れた。早速乗り込んで攻撃を開始するがやはり効果はない。
「くそっ!やっぱり駄目だ」苛立ち、計器類を拳で強く叩くメフィスト。
「ふはははははは!」ケフレンの笑い声が、南太平洋上にこだました。

・ジャンボライダー、チェンジロボ、メフィスト(弟) VS 邪神クトゥルー(大博士リー・ケフレン)
514超古代編 24:05/02/08 15:36:13 ID:L980C4kK
クトゥルーとチェンジマン達の戦いを、ブレイドとカリスはただ眺めているだけしかなかった。
「くそっ」「待て、どうするつもりだ」「キングフォームで加勢するんだ!」
今にも飛びださんばかりのブレイドをカリスが押さえる。
「あれはキングフォームで倒せるレベルの敵ではない」「じゃあどうすれば……」
と、その時、海面から何かが現れルルイエの上に這い上がってきた。
「な、何だあいつらは……」
それは、海外のホラー映画に出てくる半魚人のような姿をした怪物どもだった。
「メフィスト!何だあいつらは!」悪魔くんが悲鳴を上げる。
「あいつらは……『ディープ・ワンズ』か」
ツイン・メーサー・タンクから降りてきたメフィストが、怪物どもの姿を見て呻く。
「ディープ・ワンズ?」
「クトゥルーの眷属どもだ。親玉が蘇ったんで出てきやがったな。そういやこいつらの仲間が以前地上に現れたことがあると聞いたな。確かその時はラゴンって呼ばれていたとか……」
海中から無数に姿を現すディープ・ワンズ=ラゴンの群れは、4人をじりじりと追い詰めていった。
「数が多いな、だがここでやられるわけにはいかない」
カリスはそう言うと「エヴォリューション」のカードを使ってワイルドカリスへと変身、ラゴンの群れに切りかかっていった。
「俺だって!ウェェェェェイ!」 ブレイドが後に続く。
「真吾!お前は下がっていろ!」「ああ、頼んだよメフィスト」メフィストもまた、槍を片手に突撃をかける。
かくして、地上と海上の両方でヒーロー達と邪神達の死闘が行われることになった。

・仮面ライダーブレイド、ワイルドカリス、メフィスト(弟) VS ラゴンの大群
・ジャンボライダー、チェンジロボ VS 邪神クトゥルー(大博士リー・ケフレン)
515超古代編 25:05/02/08 21:13:55 ID:L980C4kK
死闘は長時間に渡って続けられた。一見、一進一退のように見える。
だが、神であるクトゥルーと違いジャンボライダーには疲れが、チェンジロボにはエネルギー切れが見えてきた。さらに……
「くっ、電撃剣スーパーサンダーボルト!」
チェンジロボの必殺技がクトゥルーの触手をなぎ倒し、本体に炸裂する。
しかし、次の瞬間には再生してしまうのだ。
「無駄だ、お前達の力では神には勝てん」ケフレンが冷たく言い放つ。
「ならば、これで!」ジャンボライダーが大空高く跳び上がる。
「上空からの攻撃か。愚かな」
空中でキックの体勢を整え、クトゥルー目がけて急降下するジャンボライダー。その体は大気との摩擦熱で灼熱に燃え上がる!
だがしかし……
龍の口から放たれた幾条もの破壊光線がジャンボライダーの体を包み込んだ。
「うわあああ!」海上に墜落するジャンボライダー。
「大丈夫か!」チェンジロボが慌てて駆け寄る。

一方、ルルイエ上ではブレイド、ワイルドカリス、メフィストがラゴンの大群を相手に戦いを繰り広げていた。
『ワイルド』
ワイルドカリスがワイルドサイクロンで群がるラゴンを複数体まとめて吹き飛ばす。
だが新たなラゴンが次々と海中からその姿を現し、一同を取り囲んでいく。
「一体こいつら何匹いやがるんだ」
メフィストがヘトヘトになりながらそうぼやいた。
「くっ!」「よせ。キングフォームは消耗が激しい。今ここで使っても意味が無いぞ」
「だからってこのままじゃ」ブレイドが言い返す。
と、その時……
物凄い勢いでチェンジロボが遺跡へと吹き飛ばされてきた。
よく見るとジャンボライダーもいつの間にか等身大に戻り、ルルイエ上から肩で息をしながらクトゥルーを凝視している。
「ふはははは、もうお終いのようだな。ディープ・ワンズよ、奴らにトドメを刺せ!」
じりじりと取り囲む輪を狭めてくるラゴン達。と、その時、
無数の光の矢がラゴン達に降り注いだ!
516超古代編 26:05/02/08 21:59:34 ID:L980C4kK
光の矢は群がるラゴン達を貫いていった。慌てて矢の飛んできた方を見る一同。そこには……
3体の異形の怪物達が立っていた。
「……誰なんだあんた達」ブレイドが尋ねる。
「我らはエルロード……」鯨の頭を持つ異形がそう答えた。
「その声、まさかあの時の……」Jが尋ねるが返ってきたのは全く違う返事であった。
「汝が持つ大地の力、そしてあの者達が持つ母なる惑星の力。それこそがこの闇を払う唯一無二の手段」
「Jパワーのことか?」
横からラゴン達の悲鳴が聞こえる。見ると、チェンジロボから降りてきたチェンジマンがチェンジソードでラゴン達を切り倒していた。
「その話、つまり俺達のアースフォースと彼のJパワーとやらであの怪物を倒せるということか!?」
ドラゴンの問いに3体のエルロードは無言のまま頷く。
「しかしどうやって!俺達は実際に戦って勝てなかったんだぞ!」ペガサスが少し苛立たしげに叫ぶ。
「力を一点に集めるのだ」「そして核となる部分を討つ」
風のエルと地のエルが続けて言う。
「力を一点に?」
「我らが力を貸そう。これで汝らは力を一点に集中させることができる」水のエルがそう告げた。
「ならば……剣崎!」「ああ!」
『アブゾーブクイーン』『エヴォリューションキング』
眩い光に包まれ、ブレイドがキングフォームへと姿を変える。ブレイドは手に持つキングラウザーを天高く掲げた。
「さあみんな!これに力を!」
「おお!」J、そしてチェンジマンが全身に力を込める。すると、彼らの持つエネルギーが光となってキングラウザーに降り注いだ。
517超古代編 27:05/02/08 22:00:28 ID:L980C4kK
「やらせん!」
だが、クトゥルーが龍の口から破壊光線を放ち、ブレイド達を吹き飛ばした。
「うわああああ!」さらに衝撃でチェンジマン達の変身も解ける。
さらに第2波が来るが、これは3体のエルロードが協力して張ったバリアによって塞がれた。
「小賢しい。ならば少し威力を上げてやろう」
その言葉通り、クトゥルーの破壊光線の威力が上がった。必死で堪えるエルロード達。
「俺も手伝うぞ!」メフィストが3体のエルロードに自分の魔力を注ぎ込む。
「剣崎、しっかりしろ!剣崎!」だが直撃を受け、変身が解けた剣崎は気を失ったままだ。
「その剣にはすでに核を砕くだけの力が溜まっている。さあ行くがいい」水のエルがそう告げる。
「しかし……」そう、剣崎は気を失い、近くにいたカリス達もかなりのダメージを受けている。メフィストは動けない。
今、空を飛びクトゥルーの核に近寄れる人間はこの場にいないのだ。否、一人だけいた……。
「真吾!お前がやれ!」「ええっ僕が!?」メフィストに自分の名を呼ばれ、悪魔くんが驚きの声を上げる。
「みんなさっきの攻撃でかなりのダメージを負っている!無事なのはお前しかいないんだ!行けぇ!」
その言葉が終わると同時に、悪魔くんの背に空飛ぶマントが現れた。
「早くしろ真吾ぉ!」
「分かったよメフィスト!」悪魔くんは近くに転がっていた、今なお刃に光を湛えるキングラウザーを手に取った。
518名無しより愛をこめて:05/02/08 22:31:05 ID:9vERtEBJ
多くの人に読んでほしいのであげ
519超古代編 28:05/02/09 01:24:12 ID:U8eYXLMz
事態に気付いたラゴンの群れが、悪魔くんに襲い掛かろうとする。
だが、それを食い止めるべく変身が解けたチェンジマンの面々や瀬川が果敢にもラゴンの群れに跳びかかっていく。
「行けぇ、真吾ぉ!」
メフィストの声に背中を押され、悪魔くんはキングラウザーを手に、空へと飛び上がった。
「おのれ!子供とはいえ容赦はせんぞ」
エルロード達を攻撃しているのとは別の龍の口から破壊光線が放たれる。それを絶妙のタイミングでかわし、接近していく悪魔くん。
「ええいチョコマカと!」
その時、悪魔くんに攻撃を仕掛けていた龍の頭に地上からの攻撃が当たり、その動きを一瞬だが止める。
カリスだ。カリスが援護射撃を行ったのだ。
「核はその男だ。討て!」水のエルがテレパシーで悪魔くんに告げる。
「うわああああああああ!」叫び声を上げながら、悪魔くんはケフレンへと突撃していく。
次の瞬間、キングラウザーはケフレンの胸に深々と突き刺さっていた。
「ば、馬鹿な……」己が胸に突き刺さったキングラウザーを凝視し、ケフレンが搾り出すように声を上げた。
クトゥルーの動きが止まる。そして……
眩い光がクトゥルーの体のあちこちから漏れだした。光が、内部から邪神を滅ぼしはじめたのだ。
「真吾ぉ!すぐにそいつから離れろ!」
メフィストの声を聞いて、悪魔くんはすぐさまその場から離脱した。
光は、禍々しき邪神の巨体を全て包み込み、溢れ出した光がルルイエを、南太平洋一帯を黄金色に染めていく。
光が収束し消え去った時、クトゥルーもまたその巨体を全て消滅させていた。ラゴン達も同様に全て消え去っている。
そして、空から悪魔くんがルルイエの地へと降り立ち、さらにその後を追うようにキングラウザーが空から落ちてきた。
「終わった……のか?」瀬川が誰にともなく言う。
「終わったんだ!はっはー、真吾め、やりおったわい!」メフィストが大声でそう言いながら悪魔くんに抱きつく。
「わっ、よせよメフィスト」
「何言ってやがる!お前はどえらい事を成し遂げたんだぞ!伝説の邪神を退治したんだ!」
「僕だけの力じゃないよ。ここにいるみんなの……あれ?エルロードは?」
悪魔くんに言われて全員がはっとなった。3体のエルロードは忽然とその姿を消してしまっていたのだ。
520超古代編 29:05/02/09 01:52:27 ID:U8eYXLMz
「さて、これからどうするかだな」瀬川がその場にいる全員に向けて言った。
「俺達は一旦基地へ戻るよ。今回の任務の報告と、あとチェンジロボの修理も必要だからね」
剣が答える。
「瀬川さんはどうするつもりなの?」今度は渚が瀬川に尋ねた。
「もし行く当てが無いのならアンチ・バダム同盟に行ってみたらどうかしら」
「アンチ・バダム同盟?」
「ええ、あなたと同じ仮面ライダーが何人もいるって聞いたことがあるんだけど……」
「そうか。よし、行ってみよう。俺のこの力が少しでも役に立つのなら……」
「じゃあ決まりね。あなた達はどうするの?」今度は剣崎達に尋ねる。
「俺達は……とりあえず街に戻ります。橘さん達と合流して……後の事はそれから考えます」
「それに、伊坂の奴を見つけなければならないしな」剣崎と始はそう答えた。
「そう、じゃあ念のために私達の連絡先を後で渡すから。何かあったら連絡してね」
「やけに贔屓するな。まさかこの二人、タイプだったりするのか?」
疾風が茶化すが、すぐ渚に足を踏んづけられて黙らされる。
「メフィスト、僕達も行こう」
「行こうって何処へ。まさかこれ以上何か事件に首を突っ込めと?絶対嫌だね。大好物のチョコレートをくれたって駄目だ。大体俺は重労働で体がボロボロなんだぞ」
文句ばっかり言うメフィストに対して、悪魔くんは無言でソロモンの笛を吹き鳴らした。
途端にメフィストの頭から煙が昇り始める。
「あいたたた!やめろ、やめてくれ!分かった、分かったから」
「分かればいいんだ。これから人々のために戦うな?」そう言うと悪魔くんは笛を吹くのを止めた。
「まったく、末恐ろしいガキだ。分かったよ。じゃあ封印されていた妖怪どもが逃げ出したって話を耳にしたからな、そいつを調べてみるか」
「じゃあ行こう。俺達のシャトルベースで送っていくよ」剣がみんなに向かってそう言った。

一行がシャトルベースに乗って離陸した直後、ルルイエは音を立てて海中へと沈んでいった。
もう二度と、この忌まわしき地が人々の前にその姿を見せることは無いだろう。
だが、沈み行くルルイエと飛び去っていくシャトルベースを伺う怪しい円盤の存在に気付く者は誰もいなかった……。
521超古代編 完結:05/02/09 02:24:55 ID:U8eYXLMz
円盤の中では、柄の悪そうな男達が今後について話し合っていた。
「これからどうするつもりかね、サー・カウラー」
「バダムの連中に取り入る前に幾つか手土産を用意していったほうがいいかもしれんな」
「ほお、では仮面ライダーブレイド、ギャレン、カリス、そしてレンゲルを倒してみてはどうだ?」
「成る程、ケフレンがお前達の封印を解いた装置、あれを使えば面白くなりそうだな……」
そう言ってカウラーは小さな機械を手に取った。リー・ケフレンが開発したアンデッド解放装置だ。
「お前がブレイド達の相手をしてくれている間にこちらも動くことができる」
その伊坂のセリフにカウラーは俄然興味を持った。
「何をするつもりだ?」
「アンチ・バダム同盟という厄介な組織がある。そこを潰す。そしてそこに所属する仮面ライダーどもを全て支配下に置く」
「ほお、大きく出たな」
「この不死身の体を持ってすれば勝てない相手など無い。……ブレイド達以外はな」
「ふふふ、いいだろう。……これより我々は日本へ向かう。進路を取れ!」
カウラー達を乗せた円盤は一路日本へ向けて飛び立っていった……。
○電撃戦隊チェンジマン…チェンジロボの修理のため基地へ帰還
○瀬川耕司/仮面ライダーJ…アンチ・バダム同盟へ
○剣崎一真/仮面ライダーブレイド、相川始/仮面ライダーカリス…橘達と合流するべく街へ
○悪魔くん、メフィスト(弟)…妖怪軍団を追って各地へ
●邪神クトゥルー(大博士リー・ケフレン)…悪魔くんに倒される
●ラゴンの大群…クトゥルーとともに消滅
●サー・カウラー一味…ブレイド達を襲撃に向かう
●伊坂/ピーコックアンデッド…アンチ・バダム同盟襲撃に向かう
522名無しより愛をこめて:05/02/09 19:28:40 ID:U8eYXLMz
追加
○風のエル、地のエル、水のエル…ルルイエでの戦いの後、その場から消え去る

駆け足で書き上げてしまいました。長々とありがとうございます。
とりあえずブレイド達vsサー・カウラー一味の話を現在構想中です。
他のキャラ(J、チェンジマン、悪魔くん&メフィスト、伊坂)に関しては他のSSで使用してくださって結構です。
特にメフィストは「魔力・○○」で何でも出すことができる、ある意味反則的なキャラなので困った際の助け舟として出してやってください。
523黒川温泉編(温泉もう関係ないじゃん):05/02/09 23:16:26 ID:ZkijSOIZ
>>393
ちょっと書き込み

5人のライダー達は、ダイヤモンド・アイから逃れ長い通路を走っていた。
だが、その足取りはおぼつかなかった。
「おのれ、ダイヤモンド・アイ。貴様は断じて許さぬ」
1号ライダーは、苦しみに耐えながら怨嗟の言葉を吐いた。
「彼奴らなら、メイスン達が始末してくれる。捨てておけ」
1号にV3は言った。
「それよりも1号よ。問題は今の我々だ。奴のせいで、我々はまともに動く事はできん。
これでは、戦う事すらできぬ」
ダイヤモンド・アイにより、2号を始めとする5人のライダー達を元に戻された上、
精神体とはいえ、体?の半分を失った今、こうして走ってるののでさえ苦しいのであった。
「致し方ない、口惜しいが、ここは一旦、退くしかあるまい」
「戻るか、我らが蘇りし深淵なる闇に?」
「ああ」
ストロンガーに1号は答えた。
「深淵なる闇の中で、力を回復させるよりあるまい。だが、力を回復させた
暁には、必ずや世界を我が掌中に収めてくれるぞ」
彼等は、力を回復させるために深淵なる闇に戻るべく転送室に向かって走っていった。

●5人ライダー(1号、V3、X、ストロンガー、アマゾン)力を回復させるために
深淵なる闇に向かう。
バダム本部に戻ってから、闇に向かうと言う事で
524白黒つけるぜ!:05/02/10 15:01:20 ID:JbR3mVIr
横浜市、八千代区…
何の変哲も無い小さな都市であるこの町に、何の変哲も無い男がいた。
「…おはようございます…」
疲れているのか、それとも何も考えていないのか、どこか気の抜けた声が小学校の教室から聞こえる。
教師の声に耳を傾ける生徒は少ない。いや、まったくいないわけではないのだが、たいていは一瞥して終わりである。
生徒達からも家族からも空気のように扱われている男…市川新市は、今日も何事も無く、無難に仕事をしていた。
かつてゼブラーマンとしてこの町を救い、この国を救い…ひいては地球全体を救ったことが、まるで夢物語であったかのように。

「ふう…」

市川は深いため息をつき、数少ない話し相手…同じ趣味を持つ生徒、浅野と寂しく昼食をとっていた。
「…先生」
「…はい?」
「今日やってるニュース、見ました?」
「…ああ…すいません。あんまりニュースとかは…」
「裏山に隕石が落ちて、防衛隊が調査してるって…」
「…へぇ…」
「…先生!!!」
少し声を荒げ、浅野が市川の目をじっと見つめる。
「はっ…はい…」
「…先生はゼブラーマンになって調査しないんですか?」
「…ボクは…もう……………やめたんです」
「…やめた?」
「はい…せっかく宇宙人を倒したのに…なんか、みんな僕のことを…ゼブラーマンを忘れてしまってて…
 僕は所詮、その程度の人間なんだなって…わかったんです」
市川の言葉は嘘ではなかった。
謎の宇宙人による地球侵略計画を阻止したゼブラーマンは、最初は八千代区のヒーローであった。
連日のようにマスメディアがゼブラーマンを取り上げ、狂ったように紙面を賑わせた。
「新たなるヒーロー・ゼブラーマン!!」「正体は誰?謎のニューヒーロー」といったオーソドックスなものから、
「今年の流行語確実!」「ゼブラーマンに学ぶファッションチェック」などわけのわからないものまで…
コンビニや書店の棚にはゼブラーマンがところ狭しと並び、バッタモンの店やいかがわしい屋台までできて社会問題になった。
だが…
525白黒つけるぜ!:05/02/10 15:12:38 ID:JbR3mVIr
「この八千代区にはもうインベーダーは来ない。
 それに最近はバダムも怪獣も出ない…平和だと言う事が分かって、誰も騒がなくなって…」
…そう。
 マスメディアにとって、大衆にとって、ゼブラーマンは一種のブームでしかなかった。
新たなヒーローが登場し、新たな事件が勃発するにつれ…ゼブラーマンを特集した雑誌は一つ減り、二つ減り…
そして、ついに誰もがその名を口にすることは無くなった。

「試しに、妻に聞いてみたんです…『最近、ゼブラーマンを見なくなりましたね』って…」
「なんて言ったんですか?」
深い沈黙の後、重い口から出た言葉は…あまりにも冷酷で、無味乾燥なものだった。
「『ゼブラーマン?あんたまだそんな話してるの?』って…」
市川の目頭に熱い物がこみ上げる。
年下の浅野のほうが、まるで保護者のようだ。
「先生…」
「…すいません。だけど…ボクはもうゼブラーマンには…」
ならない、と言おうとしたそのときである。
「あーっ、よかったよかった。ここにいたんですね先生!」
妙に明るい声が響き渡る。
声の主は一本木先生。名前のとおり明るくまじめな男である。
「あ…一本木先生…」
「お客様が見えてるんですよ。それでどこにいるのかなぁと思って探したんですが…いやーまいったまいった…」
「ボクに…ですか?」
「はい!あ、職員室に待たせてますんで…早く言ったほうがいいですよ!!」
親指を立ててサムズアップのポーズをとる一本木。まるで一昔前の青春ドラマのようだ。
誰だろう…そう思いながら重い腰を上げ、市川は職員室へ向かった…
526白黒つけるぜ!:05/02/10 15:22:49 ID:JbR3mVIr
「失礼します…」
恐る恐る職員室に入る市川…そこには見慣れない女性がいた。
モデルのようなスタイルの良さ、小動物のような愛くるしい顔…
どこかとぼけた雰囲気のその女性は、ある意味市川の波長に近いものがあった。
「あ、こんにちは…あの、市川先生ですか?」
「はい…ボクが…市川ですが…」
「よかったぁ♪あの、私如月ハニーって言います!」
「きさらぎ…?…えっと…どういったご用件でしょうか?」
「実は…あの…隕石が落ちましたよね?裏の山に」
「隕石…あ、ああ…ハイハイハイハイ…なんか、ニュースでやっていたそうで…」
「そうですそうです!!その隕石が、実は…」
「防衛軍が処理してるんですよね」
「あ。…それを言おうと思ってたのに…」
「っ…!!すいません!すいません!」
「あ、違うんです、そういうつもりじゃ…」
「でも、その、あの…」
…話が進まないのでかいつまんで説明するが、
 要するに市川は隕石の調査に協力してほしい、ということをとある人物から頼まれたそうである。
「そのとある人っていうのは…」
「よくわかりません…ごめんなさい…」
「そうですか…で、ボクは何をすれば…」
「…あの…その……に…」
「えっ?」
「ゼブラーマンになってください!!」
527白黒つけるぜ!:05/02/10 15:28:06 ID:JbR3mVIr
「ゼブラーマンに…?」
思わず目をぱちくりさせる市川。
「やっぱり…ダメですか…?」
「い…いいえ!!是非!是非!!お願いします!!」
「良かった…じゃあ行きましょ?」
「はい!あっ…でも、授業は…」
「大丈夫です、あの元気な先生がやってくれるって」
「元気な…ああ、一本木先生ですか?」
「はい!!だから、早く行きましょう!」
 予想外だった。
再びゼブラーマンになれる…あのコスチュームを着て…
それだけでいてもたってもいられなくなった市川は、廊下で小さくガッツポーズをとり…
「やったあああああああああああああああああああああああ!!」
力の限り叫んだ…まあ、もっともその声は、何も知らない生徒達にはただの騒音なのだが。
それでも、その叫びの意味を理解している一人の生徒がいた。
「先生…がんばって…」
小さく浅野が呟く。その声が、市川に聞こえた気がした。
528白黒つけるぜ!:05/02/10 15:39:16 ID:JbR3mVIr
数十分後…
家に戻り、カバンを取り出し、ハニーと二人で裏山へ向かう市川。
防衛軍の物々しい警備に一瞬たじろぐが、ハニーの「行きましょ?」という声であわててついていく。
「あの…隕石っていったいどんなものなんでしょうか?」
「私も良く分からないんですけど…隕石っていうか…カプセルみたいな感じみたいですよ」
「カプセル…?じゃあ宇宙船かもしれませんね」
「はい…だから防衛軍は、このことをトップシークレット扱いにしてるんですよ。
 下手に公表すると、また宇宙人が攻めてきたんじゃないかって勘違いするかもしれないから…」
「なるほど…あっ…もしかしてあれですか?」
 市川が指差した先には…人が一人入れるほどの白いカプセルがあった。
表面は卵のようにすべすべで、大気圏を突入したにもかかわらず傷一つついていない。
「うわぁ…確かにこれは…ちょっと公表しないほうがよさそうですね…」
「はい…それにしても一体何なのかな…」
試しに近寄り、二、三度ノックをするハニー。
「あっ…うかつに触ると危ない…」
「…キャッ!!」
ノックをした場所から、水蒸気のような煙が噴出す。
驚いて尻もちをつくハニーを尻目に、カプセルがゆっくりと開き始めた…
「「あっ…」」
ほぼ同時に声を上げる二人。その中には…ボロボロの人間がいた。
だが、普通の人間と何かが違う…まるで宇宙服のスーツのような服を着込んでいるのだ。

「宇宙船に乗ってきたのかな…?」
「かもしれませんね…でも一体なんのために…」
今度は市川が手を伸ばそうとする。とそのとき、藪の中から足音がした。
「二人ともご苦労さまです…」
529白黒つけるぜ!:05/02/10 15:49:30 ID:JbR3mVIr
声の主は内藤。若くして政府の要職に就いているエリート中のエリートだ。
「内藤さん…」
「あっ…ど、どうも…」
「ご苦労様でした。二人とも」
「ありがとうございます…あの…ちょっとお聞きしたいんですけど…」
「どうしました?ハニーさん」
「この人…一体誰なんですか…?どうしてここに…」
「それはトップシークレットということで…お答えできません」
「あ…そ、そうですよね…あともう一つ質問があるんですけど…」
「手短にお願いします」
「ハイ…あの…どうして市川さんも一緒なんですか?
 このカプセルを開けるだけなら、私一人で…」
「彼がゼブラーマンだから…」
「それは分かります。だけど、ゼブラーマンを呼んだ理由は…?」
「理由…理由ね…クスクスクスクス…」
不気味な笑みを浮かべる内藤。顔を見合わせ、眉をひそめる二人。
「あの…ボクが呼ばれたのは…いったい…」
「…邪魔だからですよ」
「えっ?」
「あなたたちは、我がバダムの計画にとって邪魔だ…だから三人を一つの場所にまとめる必要があったんです」
「内藤さん…あなた一体…」
「愚かな奴…一度戦った相手の顔を忘れたか」
内藤の体が闇に包まれ、次第に本性を現していく。
その姿を見て、ハニーは驚愕した。
「まさか…お前は…」
「そう…我が名はブラック・クロー!シスター・ジル様、バダムのために戦う究極の戦士!!」
530白黒つけるぜ!:05/02/10 15:59:57 ID:JbR3mVIr
「ブラック・クロー…生きていたなんて」
「フン…大いなる力を得た我々の前では、貴様等など所詮ただのクズだ」
「何度よみがえっても同じよ…市川さん!」
「…はいっ!!」
「ハニー…フラァッシュ!!!」
光に包まれ、艶やかにキューティーハニーに変身するハニー。それに対して…
「わっ…ちょ、ちょっと待って…」
カバンからゼブラーマンの衣装を取り出し、着替えだす市川。実に好対照である。
「ある時はナースハニー…ある時はストリートシンガーハニー…そしてまたある時は女教師ハニー…
 しかしてその実態は…愛の戦士!キューティーハニーさ!!」
「おおっ…かっこいいなぁ…よし、ボクも…」
ゼブラーマンが名乗りを上げようとしたその時…ブラック・クローがキザに指を鳴らす。
「お前たちの相手は私ではない…こいつだ!!」
そう言って杖を振るブラック・クロー。その先からは、同じ四天王のゴールド・クローが現れた。
「ゴールド・クロー!」
「フハハハハハ…久しぶりだなキューティーハニー。ゼブラーマンともども片付けてくれるわ」
「後は任せたぞゴールド・クロー」
「待てブラック・クロー…あのカプセルは良いのか?」
「あれは所詮ただのガラクタ…おそらくもはや動くことはあるまい」
「フム…それもそうだな…いずれにしてもこやつらを始末し、シスター・ジル様への生贄にしてくれるわ!」
「頼んだぞ…」
笑みをこぼし、消え去るブラック・クロー。
「待てっ!!」
追いかけようとするゼブラーマン。しかし…
「お前たちの相手は私だと言ったはずだ!」
辮髪を振り乱し、ゼブラーマンに立ちふさがるゴールド・クロー。
「くっ…」
531白黒つけるぜ!:05/02/10 16:07:40 ID:JbR3mVIr
「ゼブラー・キーック!」
「ハニー・ブーメラン!!」
二人が同時に攻撃を放つ…が、ゴールド・クローにはまったく利いていない。
「フン…なんだそれは。蚊でも止まったかと思ったぞ」
「何だって!?」
「そんな…私たちの攻撃がきかない…」
「今度はこちらの番だ!せえええええええいっ!!」
鉄の爪を振り乱し、二人につかみかかるゴールド・クロー。
両腕で必死に受け止める二人だが、こらえているのがやっとである。
「うぐっ…つ、強い…」
「なんなの…これが大いなる意思の力?」
「フン…無様だな、キューティーハニーにゼブラーマン。あのガラクタともども、葬り去ってくれるわ!!」
とどめをさそうと辮髪を再び振り回すゴールド・クロー。しかし…彼女は気づいていなかった。
カプセルの中の人間が、ゆっくりと動いていることに…
532白黒つけるぜ!:05/02/10 16:17:13 ID:JbR3mVIr
「ぐわあああっ!!」
「きゃあっ!」
二人の体に少しずつ辮髪が近づいていく…
「楽には殺さんぞ…フフフフ…さぁて、どちらから始末しようかな?」
勝利を確信したゴールド・クロー。だが、その余裕が破滅を招いた。
「あれっ…?」
「とどめをささない…」
驚く二人。ゴールド・クローの顔を見ると、目を見開き断末魔の表情を浮かべている。
「うううううっ…」
「どうして…きゃあっ!!」
何気なくゴールド・クローの腹に目をやるハニー。すると、胴体を何者かの腕が突き抜けていた。
「これは…」
「なっ…なんだと…貴様…ぐうっ…何者だ…」
「…キャシャーン…」
男はそれだけ言うと、腕を引き抜く。
「ぬうううっ…おのれキャシャーン…だがこれで済むと思うな!!」
「無駄だ…あんたの体はもうボロボロだ…」
「なにっ!!」
キャシャーンが腕を引き抜くと、がくりとゴールド・クローが崩れ落ちる。
「フフフ…見事だキャシャーン…そしてゼブラーマンにキューティーハニー…
 だが貴様たちはまだ知らぬ…シスタージル様の大いなる計画を…」
「大いなる計画だと!?」
「どういうこと?説明しなさい!!」
「フフフフフ…もうすぐだ…もうすぐ日本は…いや、世界は終わる…
 ふふふふふふふ…ふはははははははは!!」
笑いながら血を吐き、息絶えていくゴールド・クロー。
その術を、三人はただ黙って見ているだけだった…
533白黒つけるぜ!:05/02/10 16:38:00 ID:JbR3mVIr
「フン…役立たずめ」
ゴールド・クローが死ぬ様を、ジルタワーで見つめる内藤。
その後ろにはコバルト・クローとスカーレット・クローがいた。
「所詮はただの力馬鹿…あの程度の者だったという事ね♪」
「しょのとおり。それにしても…あのキャシャーンとか言う者は…ただのガラクタではないかもしれぬぞ」
「まあ、楽しみ♪」
「気にすることは無い。それより…私は次の作戦に移らせてもらうぞ」
一人ジルタワーを後にする内藤。向かった先は…東京都庁だった。

東京都庁の地下深く。陽の光も届かぬほどの地下室に、政府の要人や著名な博士たちが囚われていた…
将軍と呼ばれ、自らも前線に立ったBF隊司令官、倉馬鉄山。
一切の経歴は不明ながら、日本の警察に太いパイプを持つ男、通称暗闇指令。
暗黒科学に対抗すべくゴーグルファイブを結成、縁の下で彼らを支え続けた本郷博士。
ヒース星人ユイ・イブキとして電撃戦隊を指揮した伊吹長官。
オーラの力を持った若者たちを光戦隊へといざなった姿長官。
そして…非凡かつ柔軟な発想で数々の事件に挑んだ渡来角之進教授。

文武に長けた者もおり、脱出しようと思えばいつでも出来る場所である。
だが、誰一人としてここから抜け出そうとはしなかった…いや、出来なかったと書くほうが正しいのかもしれない。

534白黒つけるぜ!:05/02/10 16:57:31 ID:JbR3mVIr
「やあ、人質の皆さん…ここの暮らしには慣れましたか?」
皮肉めいた口調で内藤が尋ねる。が、誰一人として答えるものはいない。
「…都庁の地下でありながら皆様が逃げられない理由…忘れてはいないでしょうね?」
「…もちろんだ」
最初に口を開いたのは、暗闇指令だった。
「中性子爆弾を我々に埋め込むなど…古臭い手だ」
「確かに。ですがその古臭い手を、どうすることも出来ないのは事実でしょう?」
「くっ…」
「こうでもしなければ、たちまちこの場所から逃げられてしまいますからね…
 取り外そうとすればどうなるか…本郷博士や渡来教授はお分かりでしょう」
「爆弾が反応してドカン…そうなりゃ都内全域がおじゃんだね」
 とぼけた口調で渡来が答える。
「対した余裕ですね…まあ、ここでの生活ももうすぐ終わりますが」
「どういう意味だ!」
 姿長官が尋ねる。その問いに、醜く唇を歪める内藤。
「あなたたちは日本中に散らばっていただきます…文字通り人間爆弾としてね」
「なにっ!!」
「この東京もか…」
さすがの倉馬将軍の顔にも動揺が走る。そして、姿長官が誰もが思っていることを口にした。
「いいえ。さすがにこの東京は…我々の前線基地になりますしね」
「前線基地?」
「その通りですよ伊吹長官。この東京都を…独立させます」
全員の顔に戦慄が走る。
「馬鹿な!!!」
「厳密に言えば、東京23区以外の日本が独立するというべきでしょうか…
 いずれにしても、これだけ多くの防衛基地が存在する場所を失うのは、我々バダムとしても惜しいですからね。
 では、また後ほど…」
部屋を後にする内藤。その後を、日本の指導者たちはただ黙って見るだけだった…
「なんということだ…このことを誰かに知らせなくては」
 将軍の顔に怒りの炎が宿る…が、今はもどかしい思いでただ立ちすくむのみだった。

535白黒つけるぜ!:05/02/10 16:59:19 ID:JbR3mVIr
○ゼブラーマン/市川新市、キューティーハニー/如月ハニー、キャシャーン→ゴールド・クローを倒す
○倉馬鉄山将軍、暗闇指令、本郷博士、伊吹長官、姿長官、渡来角之進教授→中性子爆弾を埋め込まれ、都庁の地下に幽閉される。

●ブラック・クロー/内藤→東京独立の準備。
●コバルト・クロー、スカーレット・クロー/ジルタワーに。

全員フリーです。長官たちの中には科学者が二人いますんで、何とか英知を働かせてw
脱出してください。
536名無しより愛をこめて:05/02/10 20:47:33 ID:YLlmPok9
>>208以来の2000ライダー編です。あんまり進まないけど

「しかし木野さん、ここまでどうやって来られたんですか?バイクも故障していたみたいですし…」
氷川の問いかけに木野が答える。
「ああ、途中まではバイクを押して行ったんだが、途中からこのご老人の車に同乗させてもらってな」
木野が紹介した先にはみすぼらしげな老人が座っていた
「これはどうもありがとうございます。ところでこのご老人のお名前は?」
「ああ、神様だ」

一瞬、空気が凍りついた

「なんか僕ガッカリしましたよ…」
「木野さんがそんなこと言うなんて…」
「木野さんだけは真面目だと思ってたのに…」
翔一、真魚、氷川が遠い目をしながらつぶやく
「いやオマエラ、別にそういう意味じゃなくてな・・・」
「ふぉふぉふぉ、まあこんなジジイが神様と言うても信じてはもらえないのは当然じゃて。
そもそもこの多重次元世界においては、わしとて世界の数だけ存在する神のうちの一人にすぎん。
それどころか、この世界の中心にいる『光の巫女』をはじめ、神の力すら及びつかぬ存在もようけおるわい。」
「神以上の存在!?俺たちそんなのを相手にしなくちゃなんないんすか!?」
神様の発言にはみな一様に衝撃を覚えた。そのなかでも佐野は素直にそのショックを口にした。
「ふぉふぉふぉ、まあそう強張りなさんな。奴等がどうでるかまではワシにもわからん。
今はまだ成り行きに身を任せなされ。ただな・・・

『空っぽの神』には重々気をつけなされ。アレを悪用されれば大変なことになるゆえのう・・・」

「さて、わしはこのへんでおいとまさせてもらうかのう。頑張りなされよ、ライダーの諸君・・・」
神様はそういうと光に包まれながら消えていった。ちなみにちゃんとポルシェも消えていて、佐野はたいそうガッカリしていた。
537名無しより愛をこめて:05/02/10 21:19:08 ID:YLlmPok9
所変わり、ここは屋久島。悠久の時を過ごしてきた木々生い茂る森の中を奇妙な五人組が歩いていた。
大男が2人、森を散策するにはあまりにも不釣合いな格好をした三人―スーツの男、黒ずくめのライダースーツの男、
忍者装束のような着物の女―特にスーツの男などは森をなめているとしか思いようがない。しかもそのスーツたるや
相当なブランドもののようであり、まさに「上の上」の高級品である。

「さあ目的地はもうすぐですよ皆さん。気張っていきましょう。」
皆相当歩かされて不満そうな顔をしている中、スーツの男がのんきな声を上げる。その物言いが気に障ったらしく
ライダースーツの男が不機嫌に問いかけ返した。
「おい、本当にここに大首領が必要とする『空虚なる神の器』があるんだろうな?」
「何度も言わせないでくださいよ三影さん。世界を形作る際に神崎がここに隠したのを見たっていっているでしょう。」
「さあてどうだかな。お前は元は俺たちの組織の者じゃない。それどころかスマートブレイン社の長、そして『王』の復活のときまで
オルフェノクを率いる長でもあったはずだが。一体何を企んでいる、村上峡児…」
「全く、そのことに関しても何度も言ったはずですよ。スマートブレインもオルフェノクどもも『王』もロナウド桐原とかいう
どこぞの馬の骨にくれてやりますと。そもそも今は人類とかオルフェノクとかの種がどうこう言えるような状況ではない。
いち個人が生き残るのがやっとですから。私は自分が生き残れるであろう側についただけのことです。まあ、あなたが
どう思おうが大首領は私のことを信用してくれているみたいですがね。なにせあなた方のような上の上の親衛隊―
ニューラッキークローバー―を与えてくれたのですから」
スーツ男―村上はまたもやのんきに答えた。その様子はライダースーツの男―三影をさらに苛立たせる。
「(親衛隊じゃなくて監視だ、ボケが。)」

ふと、何かに気付いたらしく、村上の表情がきりっと戻った。
「今正に大首領の半身が失われたようです。急ぎましょう。」
そう、そのとき丁度ダイアモンド・アイと10人ライダーとの戦いの最中だった…
538名無しより愛をこめて:05/02/10 21:48:27 ID:YLlmPok9
村上の言う目的地には、巨大な屋久杉がそびえていた。樹齢千年どころではきかないような巨大さと神秘性にあふれた樹である。
「ここです。この樹の中に『空虚なる神の器』が眠っています。」
「成程、これを切り倒せばいいのだな」
忍者装束の女が右手に鉄の爪を装着し構えたが、大男のひとりがそれを止めた。
「おいおい鷹爪よ。この馬鹿でかい樹をそんな爪でちまちま削っていく気かよ。それこそラチがあかねえや。
ここは俺に任せとけや。」
そう言うと大男のアメフト選手もかくやという広い両肩からにょっきりと二門の大砲が現れた。
「吹き飛べ!!」
肩の大砲が火を噴いた。弾丸は屋久杉に命中、大爆風を巻き起こし回りを火の海にしてしまった。
しかし肝心の屋久杉は皮一枚が焦げた程度だった。
「あーあ、天然記念物の森が…これは重罪ですよー。見つかったら懲役じゃあすまないかも。」
「悪の秘密結社がそんなもん気にすんなや。つーか一体どういうことだよこれは…」
村上の相変わらずの調子に苛立ちながら三影が尋ねる。
「神崎士郎の結界でしょう。『空虚なる神の器』が何らかの形で利用されないように封じている。
それだけここの隠されたものが重大だってことは分かってもらえましたか?」
「チッ!おい牛島!どうやら本気出さないときけないらしいぜ!富良野!鷹爪!お前らもだ!!」
「分かった。」
「…(頷く)」
そう言うと五人の体が怪人としての真の姿をあらわした。

三影の腰と背中に計5門の大砲が現れ、虎の姿へと変化していく―タイガーロイド
忍者装束の女・鷹爪の姿が真紅の鷹と化す―サタンホーク
アメフト男・牛島が、肩の大砲をそうのままに、鋼の猛牛の姿へと変わる―ダイホウバッファロー
もうひとりの大男・富良野の顔がさらにゴツゴツしたものになり、脇から手先にかけて翼が生える―コウモリフランケン
そして村上がバラの花弁に包まれながら、灰色の悪魔となる―ローズオルフェノク
539名無しより愛をこめて:05/02/10 22:11:55 ID:YLlmPok9
タイガーロイドの5門、タイホウバッファローの2門、そしてコウモリフランケンの背中の巨砲1門の計8門が火を噴いた。
さらにローズオルフェノクの手から衝撃波、サタンホークの口から火炎も一斉に屋久杉に放たれた。
島全体を揺るがす衝撃が走る。さしもの結界もこの衝撃の前にはなすすべもなかったらしく、かつて巨大な屋久杉が
あった場所には切り株だけが残されていた。
「おいおい何もねえぞ。まさかお宝ごとふっとばしちまったんじゃねえだろうな?」
「いえ、そんなことは無いようですよ。」
ローズオルフェノクの指先から薔薇の蔦のような触手が伸び、切り株から頭半分出ている銀色の何かに絡みつく。
しかしまだまだ深く埋まっているらしく持ち上げることはできない。見かねてサタンホークがその爪でザクッと
一瞬で削りだした。十字をくみあわせたような幾何学的な銀のオブジェが姿を現す。
「すみませんね鷹爪さん」
「いや、そんなことよりそれは何だ?大首領に必要なものとは聞いていたが。」
「ああ、まだちゃんとした説明をしてませんでしたね。この中にはある重要なDNAのモデルが入っています。
それをもとに『ある肉体』を作り出します。もっとも、それだけではそれこそ只の肉にすぎませんが」
「相変わらず回りくどい野郎だなあ。結局それをどうすりゃいいんだよ。」
「ああすみません三影さん。ようはとある事情で別の肉体に寄生している大首領の魂を、こちらに呼び返すというだけの話です」
「んなもんなら科学班に頼みゃいくらでもできるだろうが。グランショッカーの科学力を舐めてるわけじゃねえだろうな?」
「いえ、コレは本当に特別製ですから。その出来は上の上、まさに『神懸かって』ますから。フフフフ…」

悪の手により神々の島屋久島は失われた。そしてそれは邪神の胎動、悪魔の復活を意味していた…

○神様・・・どこへともなく消える
●村上峡児、ニューラッキークローバー・・・オーパーツを入手

ニューラッキークローバーの説明と人選は避難所で
540名無しより愛をこめて:05/02/10 22:36:14 ID:THjripsu
>>353
「センター、センター」
ガバラから排泄されたドイガキはうんちまみれのまま、
ジャングルの中を彷徨っていた。
本当は、ウンチまみれになった服を脱ぎ捨てたいのだが、ジャングルの中
、危険があるので、服を脱ぐ事ができないのであった。
ガサガサ
「んっ?人か?」
草の動く音がしたのでそちらの方を向くと
「わっ、カマキラス!」
草むらの中から、2メートルのカマキラス(実験で巨大化する前の
通常の大きさ)が現れた。

○ドイガキVSカマキラス
541008編(会議バージョン):05/02/10 22:48:53 ID:RFP8BrRI
>>503

バンドーラ「そういや行動隊長さん?」
番場「何でしょうか?バンドーラさん…。」
大原博士のワンセブンに関する報告が終わった時、バンドーラが番場に質問する。

バンドーラ「そこにいるジャンヌって娘の事さ…。」
彼女が言っていたのは、生還に「大いなる意思」が関わっていないと言う宝忍ジャンヌの事であった。

番場「彼女ですか…。確かに、彼女を助けたのは『大いなる意思』とやらじゃ無いですねぇ…。」
天田「その件については私から話します…。彼女の証言によれば、かつて宇宙忍デモストの奸計で自爆
@した時に…。と言うよりは自爆寸前に爆弾を残してアクタ王国にテレポートさせられていたって所が事実
です…。信じられない事ですが…。」
ベルベラ「それを行ったのが、ガンバスの親父と…?」
天田「ここに在籍してる水野兄弟にバイクロッサーの力を授けた、海蛇座の守護神ペガサス…。そして、
我々がアンノウンと呼称している未確認生命体の主と言う訳です…。」
天田隊長が言う。さらにベルベラも茶々を入れている。

番場「実は、それに関してですが自分の方もその3名に会っていたんです…。夢の中で、ですが…。」
バンドーラ「夢の中?」
すると今度は番場が、自分の体験した不思議な出来事を語った。
542008編(会議バージョン):05/02/10 22:49:35 ID:RFP8BrRI
番場「それは自分が…、友人である皆様もご存じの私立探偵の依頼でダッカーの動向を内偵していた時
の夜でした…。その夢の中で自分は彼らに出会い、大いなる意思を打ち砕く『光を導く者』の内2人を護っ
てほしいと依頼されたのです…。」
石室コマンダー「『光を導く者』ですか…?」
番場「ええ…。それで彼らから、その『光を導く者』が一人は砂漠の国に、そしてもう一人は大地に浮かぶ
街に現れると…、黒服の男が言っていたのです…。」
譲「砂漠の国?」
カブタック「大地に浮かぶ街カブ?」
番場の詞に、譲とカブタックが何かを考えている…。

カブタック「もしかして…?」
譲「砂漠の国が、アクタ王国で…。」
コブランダー「大地に浮かぶ街は008って事なのか?!」
蔵之助「そう言われてみればそうだね…。」
小百合「008って、知らない人が見たら大地に浮かぶ街って言うでしょうし…。」
譲、蔵之助、小百合の仲良しトリオと、カブタックとコブランダーが妙に納得する。
543008編(会議バージョン):05/02/10 22:50:17 ID:RFP8BrRI
天田「そして、その『光を導く者』の内2人と言うのが、ここにいるジャンヌさんと青山ミドリさんと言う訳らし
いんです…。」
天田隊長の詞と共に、ジャンヌとミドリの顔がスクリーンに大写しにされる。

伊賀電「みゆき…?!」
シャリバンこと伊賀電が、スクリーンに映ったジャンヌとミドリが自分の知っている少女に余りにもよく似て
いた事から、一瞬驚きを見せた。
烈「どうした、電…?!」
電「ギャバン先輩…。」
沢村大「あの2人の女性が、みゆきさんに似ているって事ですか…?」
電「え、ええ…。」
烈「そんな事言ったら俺だって、番場って人がアランの知り合いだったって事でビックリしている位さ…。」
3人の宇宙刑事が、自分たちの知り合いにそっくりな人物がスクリーンの向こう側にいる事に驚きを
見せていた…。
544名無しより愛をこめて:05/02/10 22:56:18 ID:THjripsu
バルカンベースにいる、ビーロボは、カブタックとシャークラーだけだよ。
545008編作者:05/02/10 23:03:01 ID:RFP8BrRI
スマソ
シャークラーに直しておきます…。
546008編(会議バージョン):05/02/10 23:07:49 ID:RFP8BrRI
>>542-543訂正版です

番場「それは自分が…、友人である皆様もご存じの私立探偵の依頼でダッカーの動向を内偵していた時
の夜でした…。その夢の中で自分は彼らに出会い、大いなる意思を打ち砕く『光を導く者』の内2人を護っ
てほしいと依頼されたのです…。」
石室コマンダー「『光を導く者』ですか…?」
番場「ええ…。それで彼らから、その『光を導く者』が一人は砂漠の国に、そしてもう一人は大地に浮かぶ
街に現れると…、黒服の男が言っていたのです…。」
譲「砂漠の国?」
カブタック「大地に浮かぶ街カブ?」
番場の詞に、譲とカブタックが何かを考えている…。

カブタック「もしかして…?」
譲「砂漠の国が、アクタ王国で…。」
シャークラー「大地に浮かぶ街は008って事なのか?!」
蔵之助「そう言われてみればそうだね…。」
小百合「008って、知らない人が見たら大地に浮かぶ街って言うでしょうし…。」
譲、蔵之助、小百合の仲良しトリオと、カブタックとシャークラーが妙に納得する。
547008編(会議バージョン):05/02/10 23:08:30 ID:RFP8BrRI
天田「そして、その『光を導く者』の内2人と言うのが、ここにいるジャンヌさんと青山ミドリさんと言う訳らしい
んです…。」
天田隊長の詞と共に、ジャンヌとミドリの顔がスクリーンに大写しにされる。

伊賀電「みゆき…?!」
シャリバンこと伊賀電が、スクリーンに映ったジャンヌとミドリが自分の知っている少女に余りにもよく似てい
た事から、一瞬驚きを見せた。
烈「どうした、電…?!」
電「ギャバン先輩…。」
沢村大「あの2人の女性が、みゆきさんに似ているって事ですか…?」
電「え、ええ…。」
烈「そんな事言ったら俺だって、番場って人を見て『アランか?』ってビックリしている位さ…。」
3人の宇宙刑事が、自分たちの知り合いにそっくりな人物がスクリーンの向こう側にいる事に
驚きを見せていた…。

>>544
指摘サンクスです…。
548名無しより愛をこめて:05/02/10 23:26:09 ID:YW52isLz
>>535
ゼブラーマン編キター
期待してます。
549名無しより愛をこめて:05/02/10 23:27:45 ID:MhPJYyoC
そろそろデカレン登場してほしい
550名無しより愛をこめて:05/02/10 23:32:38 ID:Lvo7mCC7
ドリルちんちん
551名無しより愛をこめて:05/02/10 23:53:27 ID:YW52isLz
神奈川県横浜市某所
ジライヤは黒ずくめの男と対峙していた。
男は服を天高く放り投げると、天井に逆さまに立った。
「が、ガイ先生…。」
男の名はガイ。ジライヤの師匠にして、彼の父を殺した張本人である。
「イキテイタのカ。」
だが、ガイは答えずに突然ジライヤを攻撃してきた。防戦するジライヤ。
ガイは無言で次々と攻撃を仕掛けていく。
「く…ツヨイ…」
この10年で成長したジライヤでも、防戦に徹するほかない。
「どうしたジライヤ。この程度か。ならばお前達の仲間には死んでもらうことになるな。」
そう言うと彼は1枚の写真を放り投げた。ジライヤが受け取ったその写真には、彼の4人の仲間達の捕らえられた姿が映っていた。
「まさか…ミンナ…」
「ふ、容易いものよ。罠をかけたら引っかかったわ。」
「ソンナハズハ・・・クソっ!!」
激昂したジライヤは怒りに任せてガイに突進する。
ガイは避けるどころか、真正面からそれを受け止めた。余裕の表情だ。
「感情的だな。」
ガイは冷たい声で言い放つ。ジライヤは尚も力押しの攻撃をやめようとしない。
その時だった。
「フライング猛禽類アタ〜ック!!」
変声機をかませたような独特の声とともに、ジゴロウが飛び上がり体当たりする。
だが、体当たりした先はジライヤだった。攻撃が命中する紙一重で避けたガイは、距離をとって伺っている。
「ぐ・・・じごろうサン・・・ドウシテ・・・」
「お前馬鹿か。空気読めよ。俺達仲間じゃないのか?」
ジゴロウの説教が始まる。
「俺達仲間なんだろ。だったら、なんであんた一人で戦ってんだよ。こんな写真も合成に決まってんだろ。IT社会なめんなよ。」
「ジゴロウサン・・・。」
ジライヤの目の色が変わった。かつて仲間と戦ったときと同じ目だ。それを見たガイが戦闘態勢をとる。
「イイデスカ、ミンナ。」
「おう、お前ら行くぞ〜!!」
552名無しより愛をこめて:05/02/11 00:06:48 ID:WmK/LSwM
その掛け声と共に、全員が一斉にガイに向かって突進する。
まずジライヤが手裏剣を飛ばす。
避けるガイ。続いてシーマームーンの必殺技、月に代わって突きと米子・オブ・ジョイトイの必殺技、大山〜が炸裂する。
大きな爆発音とともに立った砂埃が、一瞬の静寂を作る。
だが、埃が晴れると、そこにはこの必殺技を余裕の表情で受け止めるガイの姿があった。
「ぬるいな。」
そう言って、二人を跳ね除けようとする。だが。
「ぐ、何故だ・・・、体が・・・。」
ガイの表情が固まる。彼の体をインビジブルギター男とその兄、インビジブルベース男が取り押さえていたのだ。
だが、彼らは肉眼では見えない。だから、ガイには一体何が起こったか分からないのだ。
その様子を見て、シーマームーンがぼそっと呟く。
「腐ってやがる・・・」
次の瞬間、ガイの正面に10m程の距離をとっていたジゴロウが口を大きく開いた。
「巨神兵が・・・ド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!」
その声と共に、彼の口から放たれた赤い光線がガイの体を吹き飛ばす。
「ぐ・・・」
ガラスを突き破り、外へ出た彼の体はバランスを取る暇も力もなく、地面に叩きつけられた。
ジライヤが一気に接近して、のど元にクナイを突きつける。
だが、彼はその手を途中で緩めた。どうやら、ガイに戦う気はないらしい。
553名無しより愛をこめて:05/02/11 00:26:37 ID:WmK/LSwM
その数分後、地面に座るガイをジライヤ達が囲んでいた。
「見事なチーム戦だった。これなら心配なさそうだな。」
ジライヤを見て、そう呟くガイ。
「私は大いなる意思の元に蘇った。だが、俺はやつらに付く気もさらさらなかった。だから、お前の様子を見に来たのだ。」
「では、何故・・・」
攻撃してきたのか、そう言おうとするジライヤをジゴロウが遮った。
それを見て、ガイが話を続ける。
「私が復活したのはアメリカだった。だが、同じ様に蘇った者から話を聞いて、奴等に付く振りをして日本へ来た。
 だが、来てみたらどうだ。お前達の側は圧倒的に苦戦しているじゃないか。おまけに、お前達の仲間は、皆離散している。
 お前はチームを離れると、途端に周りが見えなくなるからな。私の言いたいことがわかるか。」
「Yes,センセイ。」
ジライヤはじっと聞いている。
「お前達は、大いなる意思側とは個人の能力では負ける。だが、お前達には仲間が居る。そのことを決して忘れるな。ぐ・・・」
「センセイ!!」
「私のことは構わん。それよりも・・・。」
ガイはジライヤに1枚のメモを渡す。そこにはなにやら住所が書かれていた。
「そこへ行け。きっとお前達を助けてくれる。」
「でも、センセイハ?」
心配そうな顔をするジライヤ。ガイはそんな弟子の顔を見ると、言った。
「なに、私は心配ない。大いなる意思のおかげで回復力は強くなっている。すぐに追いつけるさ。」
「シカシ・・・」
「お前、空気読めって言ったろ。師匠の気持ちも考えてやれ。」
ジゴロウがジライヤに優しく言う。ジライヤは、すっと立ち上がった。
「オーケイ。レッツゴー!!」
「おう、行くぞー!!」
ジゴロウ一行がそれに続く。
そして、彼らが出発しようとした時、ガイが言った。
「ミスタージゴロウ、あの術は一体何だったんだ。」
ジゴロウは立ち止まると言った。
「あれか?あれは企業秘密だ。」
「そうか。では、弟子を頼みます。グットラック。」
「おうっ!!」
554名無しより愛をこめて:05/02/11 00:32:23 ID:WmK/LSwM
こうして、ジライヤとジゴロウ一行は、何故か修理されて新品同様になっていたネコマルに乗って、メモに書かれた場所に向かって出発した。

その数時間後。
「あれ、一体なんだこりゃ。あの、すいません。これ、何かあったんですか。」
一人の男が、先程の戦いの後を指差し、準備を整えていたガイに話しかけてきた。
その男は、灰色の電柱のような形をした体で、腹にPという字がかかれていた。

○ジライヤ/ニンジャブラック、増田ジゴロウ/仮面ハライター、シーマームーン、米子・オブ・ジョイトイ、ミスターロボット、浪人生、カーリー田中→ネコマルで指定された場所へ
○ガイ→謎の男に話しかけられる。
△謎の男→ガイに話しかける

という訳で、ジゴロウ編第一部は完結です。
555名無しより愛をこめて:05/02/11 00:33:42 ID:WmK/LSwM
スマソ、追加です。
○インビジブルギター男、インビジブルベース男→ジゴロウ一行と一緒に指定された場所へ

スレ汚しソマソ。
556名無しより愛をこめて:05/02/11 01:06:25 ID:WmK/LSwM
警視庁のとある一室。
古ぼけたコンピューターの前に、一人の男が立っている。
彼の名は、正木。かつてウィンスペクターとソルブレインの初代本部長を任された人物である。
ここはかつて彼が指揮を執った司令室である。
ソルブレインの創設から既に10年以上が経過し、司令室が別の部屋に移転したため、この司令室は使われなくなって久しかった。
正木は、埃をかぶったかつての自分の椅子に座ると、目の前にあるモニターの埃を払い、そっと言った。
「マドックス。」
その声に反応して、壊れかけたスピーカーから声がする。
「マドックス・・・起動しま・・・す。」
少しのタイムラグを置いて、再び声がする。
「マドックス、正常に起動しました。命令をどうぞ。」
「そうだな。まずは日付のデータを修正してくれ。」
正木がかつてと同じ声で言う。
「了解・・・修正完了。」
「では次に、重要な命令を下す。都庁のコンピューターにアクセスできるか。」
「可能ですが、第一級の命令コードが必要です。」
「正木、WSP、α1。」
「命令コード、声紋、共に正常に認識しました。アクセスしますか。」
「いや、待ってくれ。状況を説明する。」
「了解しました。どうぞ。」
正木は、軽く息を吐いて呼吸を整えると、咳払いをしてマドックスに話しはじめた。
「良いか、良く聞いてくれ。現在、大いなる意志と名乗る謎の集団によって日本中がパニックになっている。そして、都庁に対策会議の為に招集されたメンバーがもう一晩も連絡を寄越さない。
 攻撃を受けた可能性もある。よって、彼らが今どこに居るか調べたいのだ。」
「了解しました。作業を開始しますか。」
「まだだ。今、警視庁をはじめ色々な場所のコンピューターが都庁に探りを入れようとしている。彼らの動きをくれぐれも妨害しないでくれ。では始めてくれ。」
「了解。アクセスを開始します。」
その声と共に、マドックスがフル稼働状態になる。
正木は、机の上の埃を払うと、ドアの外に立っている1体のロボットに気が付いた。
「入ってくれ。君をここに呼んだ理由は、わかるな。」
「ええ、わかりますわ本部長。」
ロボットは頷くと、テーブルを挟んで正木の前に立った。
557名無しより愛をこめて:05/02/11 01:10:45 ID:WmK/LSwM
○正木本部長→旧司令室でマドックスを起動させ、都庁へのアクセスを試みる
○ロボット(分かると思うけど、まだ内緒)→本部長に呼ばれる

と言う訳で、ジゴロウ編を強引に終了させて、WSP編を再開しました。
ついでに>>535氏の都庁ネタに少しリンクさせてみました。
文中で触れているように、都庁に行ったメンバーを探しているのは正木本部長だけではないので、そこら辺はご自由にどうぞ。
558名無しより愛をこめて:05/02/11 03:18:26 ID:O7WW4mnK
鉄山将軍たちが捕らえれられている東京都庁に二人の青年が向かっていた。

「待ってくださいよ、そんなに急がなくてもいいじゃないですか!」
青いの青年が息を切らせながら銀色のジャンパーを着た青年の後ろを追いかける。
「サイゾウ君、君は本当に忍者の子孫なのか、それくらいの事でへこたれるな。」
銀色のジャンパーの青年、黒田官平は青い服の服の青年、サイゾウに喝を入れる。

都庁には官平の上司でもある本郷博士も捕らえられていたからだ。
官平はゴーグルファイブ解散後は東都大学の未来科学研究チームに所属しながら本郷博士の研究の手伝いをしていた。
その本郷博士が都庁に捕らえられていると聞いて、
官平に弟子入りを志願したニンジャブルー、サイゾウと共に救出に向かうことになった。


○ゴーグルブラック/黒田官平、ニンジャブルー/サイゾウ→都庁へ向かう。
559名無しより愛をこめて:05/02/11 06:42:59 ID:74w8I/6i
正木本部長はジバンに会ってる&メタルダー修理中ことも忘れずに
560黒い特凶:05/02/11 10:10:44 ID:p2bp9Q+d
それではお待たせしました…。
デカレンネタ投下いたします。


宇宙警察。
それは、バード星の銀河警察やポリス星、ウォフマナフと並び称される宇宙の正義の象徴である…。
宇宙警察が史上最大の危機を乗り切ってから数週間後…。彼らもまた「大いなる意思」と戦うために
戦力を投入開始しようとしていた…。

そしてここ宇宙警察本部では、ヌマ・O長官の元に4人の刑事達が集まっていたのだが…。

ヌマ・O「君達を呼んだのは他でもない…、出動の辞令が出た…。」
宇宙忍デモスト「フフフフ…。やっと思い腰を上げましたか、長官…。」
アブレラ「私にとっても、宇宙警察での初仕事になりますな…。」

そこにいた「刑事」にはなんという事だろうか、宇宙警察最大の危機を招いた張本人である宇宙の死
の商人=エージェント・アブレラの姿と、戸隠流忍者ジライヤを含む正義の世界忍者たちの宿敵だった
宇宙忍デモストの姿があったのだ。しかも彼らは、宇宙警察のバッジを付けていたのであった…。その
バッジは黒いプレートに血の色の赤で「S.P.D」と書かれており、彼らが只の刑事でない事を記していた。

ヌマ・O「本来なら貴様達のような重罪人どもを、宇宙警察に招き入れるのは反対なのだがな…。」
キリエル人「ですが我等は『宇宙正義』が選んだ大いなる意思の討伐者…。」
ハルカン「我等を拒否する事はすなわち…。『正義』への反逆…!」

もう2人のS.P.Dは、かつて闇の巨人ウルトラマンティガに破れ、奴隷であった地球人に「悪魔」の烙印
を押されたキリエル人と、ハルカンと呼ばれる白塗りの人相の悪い男であった。ハルカンはヴァルナ星
の出身で、かつては「ヴァルナ軍団」と呼ばれる宇宙略奪集団のリーダーだった男である。しかしその
ヴァルナ軍団は、軍団の裏切り者と宇宙外人部隊スペースコマンドによって壊滅させられ、今は跡形も
無くなっていた…。

が、彼らもまた宇宙警察の一員になっていたのだ…。
561黒い特凶:05/02/11 10:11:26 ID:p2bp9Q+d
ヌマ・O「何故、ウルトラマンジャスティスが貴様達を『宇宙正義の代行人』に選んだのかが、理解に
苦しむが…。」
デモスト「それは我等こそが、大いなる意思を抹殺する『光』だからだ…!」
ハルカン「そして我等は、目的達成にいかなる手段を用いても罪に問われない…。」
アブレラ「謀略、テロ、暗殺、買収、洗脳、惑星規模の大量殺戮…。」
キリエル人「そのための我等…、黒い特凶『ブラックシープ』なのですよ…。」

ブラックシープ。
それは、宇宙正義の代行者であるウルトラマンジャスティスが提案した、宇宙規模の危機に対抗する
「影」の特凶と呼ばれる部隊である。
しかしその彼らの行動は、一切の超法規的行動が許されると言う恐ろしいものであった。目的遂行の
ためなら味方である宇宙警察ですら裏切る事も許され、ありとあらゆる悪事を用いてでも宇宙規模の
敵を抹殺する、いわば宇宙警察の汚れ役である。

そして、そのメンバーに選ばれたのがアブレラでありハルカンであり、デモストやキリエル人であった。

デモスト「我等にとって大いなる意思は不倶戴天の敵…。」
アブレラ「そのバケモノに大手を振って歩かれては、商売の邪魔になりますからな…。」
ハルカン「元はといえば、宇宙に住む人間どもの招いた災厄…。」
キリエル人「そしてそれを排除し、人間どもを再び我等キリエルの奴隷にする…。それが宇宙正義の決
定であり、願いなのですよ…。」

キリエル人は薄ら笑いを浮かべながらそう言うと、デモストやハルカンと共に長官室を後にした。
562黒い特凶:05/02/11 10:12:07 ID:p2bp9Q+d
アブレラ「長官殿…。」
ヌマ・O「何かね?アブレラ君…。」
アブレラ「宇宙刑務所に収監されているアリエナイザーを、私の傭兵として出所させてもよろしいかね…?」
ヌマ・O「君は黒い特凶だ…。君たちは神に等しい権限を持っている…。」
アブレラ「ならば、彼らを出所させます…。私の開発した新製品のテストもありますしね…。」

そしてアブレラも、マントを翻しながら長官室を後にする。

ヌマ・O「この宇宙に『神』がいるとしたら、何で奴らのような輩を『救世主』に選ぶのだ…。」

ヌマ・O長官は溜め息をつきながら頭を抱えた…。

○ヌマ・O長官→黒い特凶「ブラックシープ」に出動命令を下す。
○ブラックシープ(キリエル人、ハルカン、宇宙忍デモスト、エージェント・アブレラ)→大いなる意思殲滅に出動。

ブラックシープは一応ヒーロー側ですが、かなり凶悪な面子ですので取り扱いには注意してください。
彼らはフリーと致します。
563557:05/02/11 15:11:27 ID:WmK/LSwM
>>559
ご指摘どうもです。
少し強引ですが、ジバンに会う直前か直後ってことでお願いします。(時間軸がないので分かりづらい)
564名無しより愛をこめて:05/02/11 20:44:47 ID:74w8I/6i
ジライヤの師匠は「ガリ」な。
565名無しより愛をこめて:05/02/11 21:47:19 ID:zufKuT8B
>>562
テレビの最終回から数週間後ってのは、違和感というか、変な感じがするね
566名無しより愛をこめて:05/02/11 22:07:17 ID:sWB2QAMf
>>540
もういいから。空気嫁や。
567557:05/02/11 23:05:21 ID:WmK/LSwM
>>564
ネットで下調べした時に見間違えてました。
ご指摘どうもです。
568名無しより愛をこめて:05/02/12 22:28:57 ID:sXHjQ3xn
相変わらずな?真司達の隣で、立花藤兵衛が純子をはじめとする
ライダー隊の少年少女達に取り囲まれていた。
純子「藤兵衛さん、よく御無事で・・・」
藤兵衛の姿をみて涙ぐむ純子。
藤兵衛「純子ちゃん。それに、みんな心配をかけてすまなかった・・・」
藤兵衛は純子をはじめてする、ライダー隊のみんなに笑顔で応えていた
谷「長官」
海堂「藤兵衛さん」
そこへ、藤兵衛が戻ってきたと知った、谷と海堂博士がやってきた
藤兵衛「おお、谷君!心配をかけてすまなかった」
藤兵衛は谷と力強く手を握りあった。
海堂「藤兵衛さん、よく御無事で」
藤兵衛「海堂博士。すまない、私がいたらないばかりにSR装置の設計図を奴らに
奪われたばかりか、猛達も・・・」
海堂「大丈夫ですよ藤兵衛さん。SR装置も、ライダー達もなんとかなります!
『水の巫女』の予言通り、彼等がやって来てくれたのですから」
海堂は真司達ミレニアムライダー達を見て言った。
藤兵衛「あぁ、そうだな。そうだとも猛達もきっと助けだせるな」
谷「そうですよ」
谷も力強く頷いてみせた。
569名無しより愛をこめて:05/02/12 22:29:42 ID:sXHjQ3xn
ゴハット「みんな、それでは取りあえず席に座ってくれ」
感動の再会や自己紹介を行っているとゴハットがみんなを中央にある大テーブルに
呼び集めた。
小沢「何よゴハット。みんなを集めて」
尾室「なんか、言葉遣いが普通ですよ」
ゴハット「さて、アンチバダム同盟に集った人たちが多くなったので、今までの整理
や今後の事等も含め、会議を行いたいと思う」
秋山「そうだな。後から来た者達は状況等が分からないから、話をしておいた方が
いいな」
小沢「そうね」
海堂「そうですね、藤兵衛さんや早川さんにも色々話を聞きたいですし」
ゴハット「賛同ありがとう。では、まず一番はじめに決めておきたいのだが、
今晩の夕食は何を食べたいか・・・」
尾室「はい!焼肉は飽きたので、ジンギスカン・・かべらっちゃ!!」
尾室は全てを言い終わらぬ内に小沢の放ったブローで沈黙した。
570名無しより愛をこめて:05/02/12 22:30:48 ID:sXHjQ3xn
小沢「ちょっとゴハット、大事な会議の議題が夕食の事なの!」
ゴハット「では、夕食は城戸真司君が差し入れとして持って来た餃子になります」
小沢「「では」って何よ?「では」って?」
深海「・・・人の話を全く聞いて無いな」
秋山「っていうか、餃子持って来てたのか?」
憮然とした表情で真司の方を向いて言った。
真司「いやぁ。どうせなら、みんなにも食べてもらおうと思って」
秋山「お前なぁ・・・」
吾郎「夕食でも、また、あの餃子を食べれるなんて・・・」
ゴロちゃんは、また真司の餃子を食べれると知り、満面の笑みを浮かべた。
純子「城戸さんの作った餃子って、そんなに美味しいんですか?」
吾郎「最高ッスよ。あれを食べたら他の餃子は食べられなくなるッス」
純子「わぁ、それは楽しみね」
吾郎「期待していいッスよ」
北岡「ちょっと、待ってよ。朝に餃子食ったのに、どうして夜も
餃子食べなきゃなんないのよ!?」
餃子と聞いて、北岡は抗議の声を上げた。
571名無しより愛をこめて:05/02/12 22:32:19 ID:sXHjQ3xn
真司「っていうか、さっき食ってたのに、また食うのかよ!?」
北岡「当たり前でしょ。あれは夕食までのつなぎなんだから。とにかく、人生の
楽しみの一つである食事を俺は大切にしてるの。生きている間に限られている貴重な
食事を1日のうちに、2回も同じ物を食べるだなんて絶対嫌だからね」
佐野「北岡さんは、真のグルメなんですね」
北岡の演説に佐野は感心して言った。
葦原「単に食い意地がはってるだけだろ」
小沢「あんた達、いい加減しなさいよ!それにゴハット!!」
ゴハット「まぁ、小沢さん落ち着きなさい。これは、会議に参加する必要の
ある者達、待つための間の場つなぎなんですから」
小沢「会議に参加する必要がある者たち?まだ誰か来るの?」
ゴハット「そう、僕の闇生物としての予知能力がそう告げてるんだな。
と、そうこうしているうちに、どうやら来たみたいですよ」
ゴハットが言う通り、アンチバダム本部こと立花レーシングの前にドールハウスの
メンバーを乗せた車が到着した。

○立花藤兵衛、谷源次郎、
ミレニアムライダーズ(RX/南光太郎、クウガ/五代雄介、アギト/津上翔一、G3-X/氷川誠、ギルス/葦原涼、アナザーアギト/木野薫、G4/水城史郎、
龍騎/城戸真司、ナイト/秋山蓮、ゾルダ/北岡秀一、インペラー/佐野満 )
タックル/岬ユリ子、がんがんじい
ズバット/早川健、ハカイダー/リョウ、カオル、ジェラ、バーラアンドロ仮面/月ひかる、闇生物ゴハット、シュシュトリアン(山吹雪子、花子、月子)
一条薫、小沢澄子、尾室隆弘、深海理沙、由良吾郎、海堂博士、滝和也、滝竜介、霞のジョー、球純子、球シゲル、風谷真魚、美杉義彦、美杉太
今後のことについて話し合う。

○ドールハウスメンバーアンチバダム同盟本部に到着
572名無しより愛をこめて:05/02/12 22:48:04 ID:sXHjQ3xn
剣は遠くにいるから、三日めでもいかなと思われ。
っていうか、アンチバダム本部の所在については、外部では
総監とドールハウスを向かわせた人だけだと思うんだけど。

あとエルメスの出番はあるかな?(w
573名無しより愛をこめて:05/02/13 00:45:04 ID:9SU8sMhw
アンチバダムの所在はチェンジマンと椿さんも知っているよ。
574名無しより愛をこめて:05/02/13 06:14:21 ID:6eFqxvIJ
最初のスレから読めば分かるんだが、同盟は警視庁としか接触にかんする
コンタクトをとってないし、嵐山長官、アンチ同盟にライダー達が
向かっているとしか知らず。場所に関する連絡の報告も警視庁から
届いて無いから、そこからしておかしくなってるんだがな(w
まぁ、椿は伍代が喋ったとも考えられるが(w
575名無しより愛をこめて:05/02/13 12:40:03 ID:WwgKftoa
「人質の皆様、こんにちは。」
鉄山将軍たちが捕らえられている都庁の地下室に眼鏡をかけた長身の男が現れた。
「あの男は・・・・。」
暗闇指令がその男が誰か気づく。
「これは暗闇指令、あなたも内藤さんの人質になっていましたか。」
「田崎、貴様はドールハウスに始末されたはずだか!?」
暗闇指令が田崎に叫ぶ。
「私はあの時、私の邪魔をするドールハウスによって投獄されましたが、
内藤さんの仕事を手伝うのを条件に釈放されました。」
「内藤め、そこまでしていたのか!」
鉄山将軍が怒りをあげながら叫ぶ。
「他にも元月面基地の冴島長官も内藤さんの手ほどきで防衛軍の月面支部の長官となりましたし、
地球は内藤さんに委ねられました。」
「こ、こいつ・・・・。」
一同は内藤と田崎に怒りを隠せなかった。

「では、おしゃべりはここまでです、あなた方に紹介したい人を呼びましょう。よし、入れ!」
田崎の合図でパンサークローの戦闘員に取り押さえられた軍服姿の初老の男が入ってきた。
576橘の正義 1:05/02/13 12:40:30 ID:eDCkUhgT
お待ちかね、みんな大好きw橘さんのお話です。

「剣崎さん達、大丈夫なんでしょうか……」
上城睦月が不安そうに尋ねた。
「大丈夫だよ。剣崎君達だけじゃないんだ。すぐに帰ってくるよ」
白井虎太郎はそう言いながら牛乳を飲んでいる。すでにスーツを脱ぎ、ラフな格好にくつろいでいる。
睦月、虎太郎、そして橘朔也の三人は、攫われていた子供達を無事家まで送り届けた後、再び白井牧場に集まっていた。
「そうだ睦月。あの二人を信じよう」
橘の言葉に睦月もしぶしぶ頷いた。
と、その時。誰かがドアを開けて家の中に入ってくる気配がした。
「誰だっ!まさか敵!?」
「あ、来た来た」そう言うと虎太郎は席を立ち上がった。
「待て!鍵を掛けてなかったのか」
「うん。だってもう鍵は持ってないから開けておかなきゃ……」
「誰が来たんです?」
一同が話している間に、その人物は部屋の中に入ってきていた。
「あっ」「お前は……」
「久しぶり〜」
入ってきたのは、かつて彼らと共にアンデッドと戦った女性、広瀬栞だった。
「広瀬、お前……」
「驚いた?人手が必要だと思って連絡しておいたんだ」虎太郎が二人に告げる。
「しかしお前、家庭は……」
「旦那は長期出張で海外。だから別に気にしなくていいわよ」
広瀬は軽くそう告げる。
「そうか……、だが広瀬が来てくれたのは丁度いい。悪いがすぐ手伝ってほしいものがある」
「何です?」
橘はその疑問に対し、ある物を懐から取り出した。
その場にいた全員がそれを凝視する。それは、一つのベルトと一枚のカードだった。
577名無しより愛をこめて:05/02/13 12:42:23 ID:WwgKftoa
「ナンゴウ長官!」
伊吹長官がその人物の名前を叫ぶ。
地球防衛軍極東ゾーンのナンゴウ長官であった。
「すまなかった、私はスイスの統合会議に向かう途中にバダムに襲われてそのまま捕らえられてしまった。」
「まぁ、これで地球防衛の要であるメンバーはここに集いました、
既にナンゴウ長官にも中性子爆弾を埋め込みましたのでこれであなた方も逃げ場はありません。」
「おのれ・・・チェンジマンが戻ってきてくれれば・・・。」
伊吹長官の言うとおり、彼らが束ねるヒーローたちも各地でそれぞれの戦いを行っていた。
このまま、中性子爆弾は爆発してしまうのか?

地下室の天井の上ではナンゴウ長官たちを救出するため、
ゴーグルブラック、黒田官平とニンジャブルー、サイゾウが地下室へ向かっていた。

○ゴーグルブラック/黒田官平、ニンジャブルー/サイゾウ→ナンゴウ長官救出へ向かう。
○倉馬鉄山将軍、暗闇指令、本郷博士、伊吹長官、姿長官、渡来角之進教授、ナンゴウ長官
→中性子爆弾を埋め込まれ、都庁の地下に幽閉される。
●田崎→パンサークローに協力。
578橘の正義 2:05/02/13 13:15:04 ID:eDCkUhgT
「それって……」
橘が出したベルト。それは紛れも無く、ニュージェネレーションの一人、仮面ライダーグレイブのものだった。
「そう、これは志村が使っていたものだ。あの後回収しておいたんだが……」
「でも橘さん。これってやっぱり適合者じゃないと変身できないんじゃ……」
虎太郎の疑問に橘が答える。
「出力を落とす。そうすれば適合者じゃなくても変身は可能だ」
そしてAのカードを見ながらこう続けた。
「この人造アンデッド・ケルベロスのカードは元々高い戦闘能力を持っている。多少出力を落としても充分戦闘には対応できる」
だからその作業のために広瀬、手を貸してくれ。そう橘は広瀬に向かって言った。
「事情は分かったけど……でもそれ相応の設備のある場所じゃないと無理よ」
「旧BOARD施設跡に行ってみよう。あそこなら……」
二人が話し合っている間、一人虎太郎がニヤニヤしている。自分が仮面ライダーに変身した姿を夢想しているのだ。
その時、割れた窓の外から仮面ライダーの名を呼ぶ声がした。
広瀬と虎太郎を家の中に残し、外へ出る橘と睦月。彼らの目の前には、怪人を引き連れた異様な風体の男が立っていた。
「誰だ、あんた達は!」
睦月の質問に男が答える。
「俺の名はサー・カウラー。お前達仮面ライダーの首を頂きに来た」
「敵か!」「橘さんは下がっていて下さい!変身!」『オープンアップ』
レンゲルに変身した睦月がカウラーに向かって突撃する。
「お前達は下がっていろ」
エイリアンハンターを下がらせたカウラーは、レンゲルの戦力を測るべく自ら鞭を手に前へと出た。
レンゲルラウザーでカウラーに襲い掛かるレンゲル。だがカウラーはそれを全て紙一重でかわした。
「パワーはあるようだ。だがキャリアが違う。戦い方を見せてやろう、小僧」
「誰が小僧だあ!」
だがカウラーが振るう鞭で迂闊に接近できなくなってしまう。さらに鞭は的確にレンゲルの体を打ち据えていった。
「睦月!」
「この程度か。エイリアンハンターよ、奴らを皆殺しにしろ」
カウラーの号令に従い4人のエイリアンハンターが動き始めた。

・仮面ライダーレンゲル VS サー・カウラー、エイリアンハンター
579名無しより愛をこめて:05/02/13 15:52:02 ID:20VoiGBL
伊吹長官は、最終回で宇宙に旅立っていったのにどうして地球にいるの?
580橘の正義 3:05/02/13 19:40:10 ID:eDCkUhgT
「やめろ!変身!」『ターンアップ』
橘はギャレンへと変身した。
「変身したか……仮面ライダーギャレン」
「橘さん!無茶です!」
そう、確かにレンゲルの言うとおりだ。今の傷を負った橘ではギャレンとしてまともに戦うことはできない。
だが……。
(やるしかない!)早期決着をつけるべく、ギャレンは2枚のカードを引き抜いた。QとK。
「見せてやる。俺の、キングフォームを!」
しかし、アブゾーバーにラウズするよりも早く、カウラーが持つ何かの装置から光線が放たれカードを直撃した。
その瞬間……。
「馬鹿なっ!」
それぞれのカードに封印されていたギラファアンデッドとサーペントアンデッドが復活したのだ!
「そんな!リモートのカードは間違いなくここにあるのに……」
レンゲルが慌てて自分のカードを確認する。
「ふふふ……。この装置はリー・ケフレンが開発したものだ。この大きさでこの性能、大したものだよ」
そう言いながらカウラーは手の中の、テレビのリモコンサイズの装置を弄んだ。
「あははははは!久しぶりの外の世界はいいわぁ!」
「久しぶりだな橘。一つ言っておこう。三度目は無いと思え」
復活した2体のアンデッドがレンゲル達の方を見ながら言う。
「どうした?形勢逆転のつもりがますます不利になったな」
カウラーが冷たく言い放つ。返す言葉も無い。
そして、2体のアンデッドと4人のエイリアンハンターが一斉に2人のライダーへと襲い掛かった。

・仮面ライダーギャレン、仮面ライダーレンゲル VS サー・カウラー、エイリアンハンター、ギラファアンデッド、サーペントアンデッド
581橘の正義 4:05/02/13 21:47:52 ID:eDCkUhgT
「くっ!」
サーペントアンデッドの攻撃をかわすレンゲル。だが、いざ反撃に転じようとしたところをケラオとハグの射撃に阻まれる。
一方、ギャレンもギャレンラウザーで攻撃を行うがギラファアンデッドのバリアで防がれ、さらにその背後から飛び出してきたバウラとホウの攻撃を食らってしまう。
そこへ追い討ちをかけるように急接近してきたギラファが、2本の刀、へルター&スケルターで斬りつけてきた。
エイリアンハンターの援護を受けた2体のアンデッドの猛攻によって、ギャレンとレンゲルは劣勢に立たされていた。
(何故だ。この強さ、4年前の時と同じ……)
アンデッドは封印が解かれてからしばらくの間は全ての能力を出しきる事はできない。アルビノジョーカーの一件でそれは橘も知っていた。例外だったのはジョーカーぐらいである。それなのに……。
(あの装置のせいだとしたら……あれを作ったリー・ケフレンという男、紛れも無い天才だ)
「ふふふ……。さて、一ついい事を教えてやろう。今お前達が戦っている姿はリアルタイムで日本中のテレビ画面に映っている」
「何だと!?」
あまりにも意外なカウラーの発言にギャレンもレンゲルも面食らってしまった。
「出鱈目を言うな!どこにもカメラなんて無いじゃないか!」
「た、橘さん!そいつの言ってる事はホントだよ〜!」
家の中から虎太郎が大声で橘に知らせる。どうやら今の話を聞いて慌ててテレビを点けたらしい。テレビ画面には、ボロボロになったギャレンとレンゲル、そして対峙するアンデッド達の姿が映っていた。
582008編(会議バージョン):05/02/13 21:51:26 ID:LRR122z9

>>547

バンドーラ「それにしても何でだろうね…?」
再びバンドーラが一同を見回す。

バンドーラ「この中にも、大いなる意思って奴のおかげで生き返った奴がいると言うのにさ、
何でジャンヌって娘は大いなる意思が介在していないって事だよ…。」
改めて一同が考え込む。

すると大原博士が切り出す。

大原博士「これは私のあくまでも個人的な推論ですが、この戦いは大いなる意思を統制者とする、
一種のバトルファイトなのでは無いのでしょうか?」
一同「バトル…、ファイト…?」
大原博士の突拍子のない言い回しに、一同が驚く。

大原博士「ええ…。恐らくこの戦いは、大いなる意思がこの世界を統べる唯一にして絶対なる存在…。
すなわち『唯一神』を決めるバトルファイトではないのかと思うのです。つまり我々は…、言い方が悪い
ですが大いなる意思のゲームの駒なのでは無いのでしょうか?」
ブライ「ゲームの…、駒…。」
ドラゴンレンジャー=ブライが愕然とした表情で絶句した。その顔に弟であるティラノレンジャー=ゲキの
顔が曇る。
583008編(会議バージョン):05/02/13 21:52:13 ID:LRR122z9
しかし、大原博士の詞は続く。

大原博士「考えても見てみてください…。大いなる意思は、かつて幾人ものヒーロー達が倒してきた怪
獣や怪人もそうですが、我々の側の殉職者までも蘇らせています…。その事を疑問に思った私は、み
なさんもご存じの本からヒントを得て、この戦いが一種のバトルファイトだと推論したのです…。」

ユウコ「『仮面ライダーと言う名の仮面』…。」
村上ユウコが呟いた。4年前、未確認生命体グロンギ族と並んで世間をパニックに陥れた不死生命体
「アンデッド」と戦った、仮面ライダーブレイド、ギャレン、レンゲル、カリスの4人のライダー達の戦いの
記録を綴った、現在でもベストセラーを誇るノンフィクション本に、1万年前のアンデッド同士のバトルフ
ァイトがあった事を思い出したのだ。

それによると、1万年前に54体のアンデッドが己の覇権を争って、「統制者」と呼ばれる存在をゲーム
マスターとしてバトルファイトを行い、その結果人類代表のアンデッド=ヒューマンアンデッドが勝利して
残りの53体のアンデッドと、自分自身を封印したと言う物であった…。

584008編(会議バージョン):05/02/13 21:53:20 ID:LRR122z9
大原博士「これは元々、4年前に不慮の死を遂げた人類史基盤研究所=BOARDの烏丸所長の理論
ですが、現在の状況が余りにもよく似ていたので、改めて調べ直したら上記のような恐ろしい推論に至
った次第です…。実際、似たような古代のバトルファイトを綴った伝説は各地にありますし、現実にこの
地球上でも宗教が絡んだ紛争もあります…。宗教紛争が『唯一神』を決めるバトルファイトであるように、
この戦いもその延長線上にある物なのです…。」
アマギ「宇宙規模の…、バトルファイト…。」
絶句するアマギ隊員。

大原博士「しかし、中にはその狂ったバトルファイトを良しとしない者もいたのも事実です。神崎士郎と言
う人物もその一人ですし、守護神ペガサスやガンバス大王、それに白服と黒服の人物、そしてユウコさ
んとモモコちゃんの『神様』も恐らくそうです…。彼らは…。いえ、我々の信ずるべき『神々』は、それを止
めるために『光を導く者』の種を撒いたのだと思うのです…。」
嵐山長官「それがアナザースターピースであり、ジャンヌさんやミドリさん、と言うわけですか?」
大原博士「恐らくは…。ですが、アナザースターピースは12個ですが、光を導く者もジャンヌさんやミドリ
さんだけでは無いと思うのです…。皆様の中にいるのかもしれませんし…、あるいは別の場所で…。」
番場「その…、光を導く者を見つけ出すのを手伝ってはもらえないでしょうか?」

改めて、番場が一同に提案した。



585008編作者:05/02/13 21:55:53 ID:LRR122z9
ageて申し訳ありませんm(__)m
現在の状況です

○大原雄介⇒現在の戦いを烏丸仮説に当てはめる
○ビッグワン/番場壮吉⇒「光を導く者」の探索を提案
586橘の正義 5:05/02/13 22:09:40 ID:eDCkUhgT
その時、カウラーの言葉通り日本中のあらゆるテレビ画面には彼らの戦う姿が映し出されていた。
今重要なのは電波をジャックしているその方法についてではない。仮面ライダーの負け姿が日本中に流れているという事実である。
虎太郎が書いた大ベストセラー「仮面ライダーという名の仮面」、それは老若男女全てが読んでいた。テレビや雑誌でも取り上げられ、読んでいない人間でもある程度の知識はあった。
当然仮面ライダーの名前や姿についても記述があり、そのため誰もが会った事はなくても知っていた。その彼らがテレビの中で、今巷を騒がせている怪物達の仲間と思しき連中にやられているのである。
「仮面ライダーが助けてくれる」、そう信じていた人達の希望を打ち砕くには充分過ぎる演出だった。そしてそれは各地で戦っているヒーロー達の士気を下げ、バダム側の士気を上げる事をも意味する。
これこそがサー・カウラーの狙いだったのだ。
「さて。一つ提案がある。我々エイリアンハンターの仲間になるつもりはないか?」
「な、何を……」
「それともここで戦って無駄死にをするつもりか?勝ち目の無い戦いをして死ぬよりは賢い選択だと思うがね」
カウラーがさらに仕掛けてくる。ここで拒否すれば彼ら二人は間違いなく死ぬ。解放される危険性を考慮して、ラウズカードを使った戦いができないからだ。
そして申し入れを受け入れた場合。それは仮面ライダーという名のシンボルが悪に屈したことを意味するのだ。
どちらを選んでも人々に絶望が訪れることは必至である。
カウラーはさらなる駄目押しをしてきた。
「お前達は何のために戦っている。正義のためとでも言うかね。そのような形骸化した概念のために戦うつもりか?正義とはお前達が思っているほど……」
綺麗なものではない。そうカウラーは強く、はっきりと言い切った。
その一部始終はテレビで流された。誰もがテレビの前で固唾を飲んで成り行きを見守った。中には、すでに絶望しかけている者達もいた。
「……そうだな。貴様の言うとおりかもしれん」
「た、橘さん!?」
ギャレンの発言にレンゲルが声を上げる。だがギャレンは、橘はそのまま話し続けた。
587008編(将軍登場):05/02/13 22:49:08 ID:LRR122z9
一方その時、地球の某所でサー・カウラー一味の電波ジャックをモニターしていた人物がいた…。

「将軍、サー・カウラー殿が超時空ネットワークを始動させた模様です…。」
「ほぉー、とうとう『あの機能』を使ったか…。」
 将軍と呼ばれた男は、ジャングルの如く蓄えた顎鬚をいじりながら、サー・カウラー一味vs仮面ライダー
ギャレン&レンゲルの実況生中継を、薄ら笑いを浮かべながら見ていた。将軍と呼ばれた人物は、派手
な黒い軍服にコブラのリストバンドを身に付けており、その地位が高い事を伺わせていた。中でも特徴的
なのはその頭部で、後頭部が異様に長く伸びた独特の顔を持ち、一度見ただけでトラウマ同然のインパ
クトを残す物であった…。

「貴様達、よく見ておけ…。明日この私が行う作戦はこんな物ではない…、世界中のテレビ、ラジオ、無線、
携帯電話、インターネットがこの私の掌に握られるのだ…!」
「その時こそルチ将軍、貴方がバダムのNO.1に君臨する時です…!」
「その通りだ!この私ルチ将軍がぁ〜、知能指数1300の頭脳で世界を…、そして全宇宙を支配する時な
のだぁ〜!弟カイロンが行えなかった全世界同時通信ジャックをこの私が行い、そして愚かな人間どもに
鉄槌を下すのだぁ〜!ホッホッホッホッ…!!」

その人物の名はルチ将軍と言った…。
ドクターQやプロフェッサーK、果てはアイアンクローやギルハカイダーを操り、高倉長官をも抱き込んでTA
C、TPC、地球防衛軍を乗っ取った黒幕であった。

その黒幕がついに、蠢動を始めようとしていた…。

●ルチ将軍⇒某所でサー・カウラー一味の電波ジャックを観戦

サー・カウラー一味の電波ジャックが出ましたので、顔見せですが予定より早くルチ将軍を登場させました…。

588名無しより愛をこめて:05/02/14 00:09:04 ID:FqRA7rL4
>571
少し離れた距離から、黒いワゴン車のドアがゆっくりと開く…
尾室「あれがドールハウス…どんな人達なんでしょう?」
一条「警視庁でもその名前を知ってるのはごく一部…だから人数も装備も分からないとしかいいようがないな」
小沢「いずれにしても戦闘のプロ達よ。氷川君に尾室君、貴方達も見習う点が多そうね」
深海「あっ…来たわ」
中からは6人が次々に出て来る。
北岡「うわあ…こりゃ驚いたなぁ…こんな美女達にお会い出来るなんて」
吾郎「先生…あんな遠くからでも分かるんですか?」
北岡「もちろん♪美女ってのはオーラで分かるんだよ」
佐野「へぇ…さすが北岡さん。憧れちゃうなぁ…」
蓮「お前等…はしゃぐな!」
一方、ドールハウス達も…
リサ「あは♪見て見て…みんなかなりかっこいいかも」
由香里「うんうん…アンチバダム同盟って女の子と年寄りばかりって聞いてたから不安だったけど、来て良かったね」
薫「ねぇねぇあゆみ、あゆみは誰が好み?」
あゆみ「私はあのカウボーイみたいな人かな…」
夏希「ちょっとみんな!遊びに来たんじゃないのよ」
ミカ「夏希の言うとおりだよ。あたしらは戦闘のプロって見られてるんだから、なめられないようにしないと…あああああっ!」
薫「ど、どうしたのミカ?」
589名無しより愛をこめて:05/02/14 00:19:08 ID:FqRA7rL4
ミカが翔一の姿を見つけ、慌てて駆け寄る。
ミカ「お前…何やってんだよこんな所で!」
翔一「えっ?…えっ?」
ミカ「若葉署にいたんじゃないのかよ!」
真司「津上さん…知り合いですか?」
佐野「いいなぁ津上さんモテモテで…憧れちゃうなぁ♪」
太一「あ〜あ、真魚姉ちゃんに言ってやろ」
ミカ「おい、誰だよ真魚って!」
翔一「真魚ちゃんは関係ないだろ…」
薫「あっ…ミカずるぅい♪」
由香里「私達もアタックしちゃお」
リサ「ほらほらあゆみも早く♪」
あゆみ「えっ…う、うん…」
夏希「ちょっとみんな!待ちなさい!」
真司「うわっ…ちょ、ちょっと…」
もみくちゃにされるミレニアムライダー達。その様子を見て慌てて礼子が出てくる。
礼子「止めなさい、みんな何してるの!」
590名無しより愛をこめて:05/02/14 00:35:40 ID:FqRA7rL4
数分後…横一列に正座させられ、アンチバダム同盟のメンバーの前で礼子に説教されるドールハウスのメンバー達。
礼子「全く、着任そうそうなんて事をしてくれたの!」
あゆみ「すいません…」
真司「あ、あの…俺ら、気にしてないんで」
北岡「そうそう。こんな美女達に相手してもらうなんて、迷惑どころか大歓迎ですよ♪」
尾室「小沢さん…もしかして俺達が見習うのって…」
小沢「アレなわけないでしょ?全く…とんだ役立たず達が来たわね」
ミカ「何だと!」
小沢につかみかかろうとするミカ。だが薫とリサに制される。
薫「止めなよミカ…元はといえばこっちが悪いんだから」
蓮「まあ、小沢の言う事にも一理あるな」
真司「蓮…お前、どういう意味だよ!」
蓮「戦いは遊びじゃない。こんなミーハーな女達が来ても邪魔なだけだ」
リョウ「俺も同感だ…戦場でも気を緩めていると、命の保証は出来ない」
真司「リョウさんまで…」
藤兵衛「おい、みんなどうした…何の騒ぎだ?」
テントから藤兵衛が姿を見せる。
雪子「実は…」
591橘の正義 6:05/02/14 00:43:03 ID:VYoSEvHP
「確かに正義のための戦いは綺麗なものなんかじゃない。犠牲の出ない戦いなんか無い。4年前も、沢山の血が流れた。沢山の人を救えなかった……」
「橘さん……」
ギャレンの、橘の脳裏には4年前の戦いの時、救えなかった人達の顔が浮かんでいた。BOARD職員、連日のようにニュースで流れた被害者達、桐生さん、そして……。
小夜子……。
「だからこそ!力を持つ俺達は戦わなければならない!貴様らのような連中がいる限り!」
語気がどんどんと荒くなる。
「全ての命を救えるなんて思い上がっちゃいない!それでも、少しでも犠牲を少なくするために戦い続けるんだ!この力はそのためのものだ!これが……」
最後の一言を、ギャレンは、橘は一層大きな声で叫んだ。
「これが俺の正義だ!!!」
そのギャレンの、橘の魂の叫びは、テレビを介して全ての人へと届けられた。
「言いたいことはそれだけかね」
カウラーが一歩前へ出る。
「つまり我々の仲間になるつもりは無いということか。ならば……死ぬがいい」
「俺は死なない!人を守るために!この命に代えても貴様らを倒す!」
そう言うとギャレンはギャレンラウザーをカウラー目がけて発砲した。だが、その弾は前に割り込んできたギラファによって全て防がれてしまう。
「お前の相手はこの俺だ」

その時、ギャレンの魂の叫びを聞いていたテレビの前の人々がある行動を取り出した。
最初にその行動を取ったのはまだ無邪気な子供達であった。
「頑張れ……」どこかのテレビの前で一人の子供がそう言った。ほとんど呟きのようなものでしかなかった。
だが、まるで示し合わせたかのように、日本中の子供達が、場所を選ばず「頑張れ」のコールをテレビに向かって行なった。
それは大人達にも伝播していった。一人、二人と。徐々に、徐々に。
「頑張れ……」「そうだ負けるな!」「頑張れ仮面ライダー!」
その声はどんどん大きくなっていった。街で、家庭で、全ての場所で、叫び声のような応援が行なわれた。
誰もが二人の仮面ライダーの勝利を祈った。そして信じた。
絶望は今、希望へと変わった。
592名無しより愛をこめて:05/02/14 00:51:59 ID:FqRA7rL4
藤兵衛「フム…役立たずは確かに酷いな」
ミカ「だろ?」
藤兵衛「だが…秋山やリョウの言う事も分からなくはない」
蓮「…当然だ」
夏希「んもう…どっちなのよ!」
藤兵衛「まあまあ…ここは一つ実力比べと行こうじゃないか」
礼子「実力比べ…ですか?」
藤兵衛「ああ。二手に分かれて先鋒、次峰、中堅、副将、大将で戦えば、どっちの言い分が正しいか分かるだろ」
ゴハット「なるほど!味方同士の熱き戦いに生まれる優勝…いいなぁ…」
リサ「でも、私達のG3'は複数での戦いが基本だから…」
由香里「一対一だと不利かも…」
深海「では仕方ないですね…本当はG4用に開発してたんですが」
深海里沙が、何やらアタッシュケースを用意する。
小沢「ちょっと…それまだ試作品…」
ミカ「何だっていいじゃん。貸してくれるんだろ?」
深海「いいえ、丸ごと差し上げますわ」
夏希「やった!何だろこれ…」
593名無しより愛をこめて:05/02/14 01:10:59 ID:FqRA7rL4
さらに数分後…
ゴハット「大将戦出場者…入場っ!」
闇生物ゴハットが、まるで格闘漫画のように大げさな声をはり上げる。
しかも解説席には、何故か深海里沙が座っていた。
ゴハット「まずは、ミレニアムライダーチーム先鋒、氷川誠変身…カァメンルルルァイダァー…ジィーースリィイイイイ…エエックス!」
G3-X「ハア…あんまり自信ないなぁ」
ゴハット「おっと、G3-X早くも戦意が見られないぞ!」
深海「性能ではG3-Xの方が上のはず…でも相手の出方次第では不利になるかもしれません」
ゴハット「なるほど。続いて次峰…佐野満変身…カァメンルルルァイダァー…インペラアアアアアー!」
インペラー「ま、見てて下さいって、俺強いっすから」
深海「インペラーは武装が少ないのが難点…得意のスピードでどれだけカバーできるかが鍵になっています」
ゴハット「中堅…秋山蓮変身…カァメンルルルァイダァー…ナイトォ!」
ナイト「フン…」
深海「これはなかなか強敵ですね…相手はトリックベントを使われると厄介です」
594名無しより愛をこめて:05/02/14 01:25:21 ID:FqRA7rL4
ゴハット「さあ、ミレニアムライダーチームも残すところ副将と大将のみ…深海さん、一体誰が来るのでしょうか?」
深海「ミレニアムライダーズはG4を始め様々な戦力がいますから…誰が来てもおかしくないですね」
ゴハット「さて…おっと次は、ライダーではありません」
深海「?誰?」
ゴハット「元ジャマール傭兵軍団団長…ジェーラーッ!!」
その声に、観客席からブーイングが出る。
太一「なんだよ!ジェラはライダーじゃないじゃん」
ゴハット「この件をコミッショナーの立花藤兵衛さんにおうかがいしましょう。立花さん!」
立花藤兵衛「えっ…わ、ワシか… まあいいんじゃないか?あくまで『ミレニアムライダーチーム』っていうのはチーム名なんだし」
ゴハット「コミッショナーからOKサインが出ました!ありがとうございます!」
深海「大将は?やっぱりG4?」
ゴハット「いえ…大将はもっと強いですよ!リョウが変身…人造人間…ハァカイダァアアアアアアアアアアアアア!」
人造人間ハカイダー「…俺が大将か…ならば容赦はしない」
その声に、セコンドのカオルが冷や汗を かく。
カオル「リョウ…頼むから本気出すなよ…」
595橘の正義 7:05/02/14 01:51:15 ID:VYoSEvHP
日本中の声援がギャレンとレンゲルに届くはずはない。だが、それでも二人は持てる力を振り絞ってその戦いに臨んだ。
「どけぇぇぇぇぇぇ!」
ギャレンが気合でギラファを押しのけ、カウラーを狙って撃つ。
「睦月、今だ!」
ギャレンの合図とともにレンゲルが2枚のカードを取り出し、さらに「リモート」のカードをラウズする。
「手を貸して下さい、嶋さん……そして姐さん」
リモート能力によってそれぞれのカードに封印されていたカテゴリーKとQ、タランチュラアンデッドとタイガーアンデッドが復活する。
「久しぶりだね、睦月君」
「嶋さん……僕の事が分かるんですか」
「当然だ。それより行くぞ、睦月」
答えたのはタイガーアンデッドだった。
「……はい!」
ライダー側の戦力が増え、4vs7のバトルとなった。まずタイガーがサーペントに飛び掛っていく。
「あなた、人間に味方するの?同じカテゴリーQとして情けないわ」
「黙れ。私にとってお前は敵、ただそれだけだ」
一方タランチュラはギラファへと挑んでいく。
「何故戦う。君も気付いているだろう。すでに統制者はこの世から消えた。我々が戦う意味は無い」
「仲間のクワガタと森で静かに暮らすことはできん、ただそれだけだ」
そしてギャレン・レンゲルはそれぞれ2人のエイリアンハンターと戦っていた。だが、ただでさえ怪我をしているギャレンにとって状況はそう芳しくない。
「くっ、だが、ここで負けるわけには!」
「その通りです、橘さん!」
ギャレンははっとして声のする方を見やった。大空に、急降下してくるブレイドJフォームの姿があった。
596名無しより愛をこめて:05/02/14 01:58:16 ID:FqRA7rL4
ゴハット「ミレニアムライダーチームは以上の五人!それでは、続いてドールハウスチーム…入場っ!」
先鋒役は薫のG3'。深海に渡されたマリンブルーの特殊装備は、フクロウ男との戦いよりも強そうに見える。
深海「薫さんの装備は、水面用パーツ。主に海での戦いを想定したものよ」
ゴハット「なるほど…というと装備は?」
深海「熱に反応し、相手を追跡するトーピードガンに、捕獲用の電磁ネット。脚部には水上でも動けるスラスター付きよ」
続いては次峰、あゆみ専用G3'。こちらは灰色のボディが印象的だ。
ゴハット「これは…?」
深海「電子戦用パーツ(試作型)。スキャニング機能とジャミング機能がついてるわ」
あゆみ「す、スキャ…何ですかそれ?」
深海「敵の様子をサーチしたり、実弾式のミサイルの進路を変えたりできるわ」
ゴハット「ほう…弱点は?」
深海「あえて言うなら…弾丸以外の攻撃に弱いわね」
三番手、夏希専用緑のG3'。
深海「夏希さんのパーツは『対Gシリーズ用重火器装備(試作型)』よ」
ゴハット「おおっ…何だかG4を彷彿とさせますなぁ」
深海「G4の装備を量産化するために新たに開発したの。肩口に取り付けられた二門の実弾式キャノンがギガントの代わり。背中からのスラスター式によるビーム式キャノンはケルベロスの役割を担ってるの」
G3-X「ちょ、ちょっと!何すかそれ!厨設定過ぎませんか?」
深海「大丈夫よ、試作型だからギガントやケルベロスよりも火力は劣るわ」
ゴハット「まだまだ続くぜ!」
597橘の正義 8:05/02/14 02:04:48 ID:VYoSEvHP
「奴らめ、もう戻ってきたか!」カウラーが苦々しげに言う。
「剣崎ぃ!飛び道具を持っている奴から倒すんだ!」
「はい、橘さん!」
ブレイドJフォームは空中で「スラッシュ」のカードをラウズした。
それに気付いたケラオが銃を乱射してくるが、ブレイドJフォームは素早い動きでそれらを全て回避し、目にも止まらぬ速さでケラオの体を切り裂いた。
ハグが慌てて弓矢で撃ち落とそうとするが、その瞬間背後から狙撃され弓を落としてしまう。
振り返って見ると、シャドーチェイサーに跨ったカリスがカリスアローを構えながら突撃してきていた。
カリスはそのまま「トルネード」のカードをマシンにラウズすると、トルネードチェイサーでハグを撥ね飛ばした。
「懐かしい顔ぶれが揃っているようだな」
そう言いながらカリスがマシンから降りてくる。
起き上がったハグがカリスへと襲い掛かるが、今度は「チョップ」のカードをラウズしたカリスによって息の根を止められてしまった。
その間、ギャレンはずっとカウラーに向けて威嚇射撃を行なっていた。
形勢を逆転するには充分な面子が揃った。
●ケラオ…ブレイドJフォームに倒される
●ハグ…カリスに倒される
・仮面ライダーブレイドJフォーム、仮面ライダーギャレン、仮面ライダーカリス、仮面ライダーレンゲル、タランチュラアンデッド、タイガーアンデッド
 VS
 サー・カウラー、バウラ、ホウ、ギラファアンデッド、サーペントアンデッド
598名無しより愛をこめて:05/02/14 02:19:18 ID:FqRA7rL4
ゴハット「副将と大将は…?深海さん」
深海「副将のミカちゃん専用G3'は、奇襲用。もっと言うと、切り込み隊長用ね」
ミカ「切り込み隊長?」
深海「両手には収納式のクロー、腰にはダガー。なんか昔の暗殺者みたいでしょ?」
深海の言うとおり、フォルムがどこか忍者をイメージさせるような細さである。
どぎついショッキングピンクの色が、なおさらまがまがしさを際だたせている。
ミカ「へぇ…気に入ったよ」
深海「フフッ…ありがとう♪最後は大将の礼子さんね」
深紅のG3スーツに身を包んだ礼子が、ゆっくり入って来る。
まるでその姿は、紅の女神のようだ。
ゴハット「レフェリー…早川!健!」
ゴハットの紹介に、キザに投げキスをする早川。
藤兵衛の一言と、ゴハットの悪のりで始まったこの対決…はたして勝負の行方は?

・ハカイダー VS 礼子専用G3'
・ジェラ VS ミカ専用G3'
・仮面ライダーナイト VS 夏希専用G3'
・仮面ライダーインペラー VS あゆみ専用G3'
・仮面ライダーG3-X VS 薫専用G3'

○ゴハット→練習試合の実況。
○深海里沙→同じく解説。
○早川健/快傑ズバット→レフェリー役。
○立花藤兵衛→大会コミッショナーに選ばれる?
599名無しより愛をこめて:05/02/14 02:28:31 ID:FqRA7rL4
○その他(RX/南光太郎、滝和也、滝竜介、霞のジョー、珠シゲル、珠純子、
クウガ/五代雄介、一条薫、アギト/津上翔一、風谷真魚、美杉義彦、美杉太一、谷源次郎、ギルス/葦原涼、G3マイルド/尾室隆弘、アナザーアギト/木野薫、G4/水城史朗、
龍騎/城戸真司、ゾルダ/北岡秀一、由良吾郎、バーラ、カオル、アンドロ仮面/月ひかる、海堂博士、シュシュトリアン(月子、花子、雪子)、タックル/岬ユリ子、がんがんじい)→観客席で応援

今気づいたけど、このメンバー「かおる」が4人もいる…(ドールハウスの薫、一条さん、木野さん、人造人間ハカイダーのカオル)
600橘の正義 9:05/02/14 14:54:14 ID:VYoSEvHP
雨が降り出した。強くもなく弱くもなく、だが地面をぬかるませるには丁度良い雨だった。
「あの黒い男に気をつけろ!奴はアンデッドを解放することができる!」
ギャレンがブレイドとカリスに向かって叫んだ。
「成る程。なら……」
カリスがカウラーに向かっていく。カウラーは鞭を巧みに操り攻撃を仕掛けてくるが、カリスは一瞬の隙を衝きカリスアローで泥を掬ってカウラーの顔面にぶちまけた。
カウラーに隙が生じるが、流石は数多の修羅場を潜っているだけあって、すぐに間合いを取りカリスの追撃から逃れた。
「今だ!」
カリスの合図にまずブレイドJフォームが動く。タイガーとサーペントの戦いに割って入ると、サーペントに切りつけた。
それをホウがブーメランを投げて阻止しようとしたが、一足早くカリスがラウズした「バイオ」のカードによって現れた触手に動きを止められてしまう。
そこへすかさずレンゲルが「スタッブ」のカードで強化した突きを叩き込んだ。腹部を貫かれ絶命するホウ。
さらにカリスは「エヴォリューション」のカードでワイルドカリスに変身すると、すかさず「ワイルド」のカードをラウズし、サーペントを狙い撃ちにする。
放たれたワイルドサイクロンがサーペントアンデッドを粉砕した。
「馬鹿な。私が、また封印される……」
バックルを開き、動かなくなったサーペントアンデッドにカードを投げつけ封印するブレイドJフォーム。
そしてギャレンはバウラと戦っていた。怪我を負った体のためか動きも鈍く、バウラの大鎌攻撃に苦戦するギャレン。見る間にボディが切り裂かれていく。
(くっ、こうなったら……)
ギャレンは「ラピッド」のカードをラウズするとぬかるんだ地面に向けて一斉に発射した。泥が舞い上がり目の前に迫っていたバウラの視界を塞ぐ。
バウラが動きを止めた瞬間……。
「俺はここだ!」3枚のカードを一気にラウズしたギャレンが、側面からバウラに向けてバーニングショットを撃ち込む。絶叫とともに爆発四散するバウラ。
「残るはカテゴリーKと……お前だけだ!」
ギャレンがカウラーを指しながら叫んだ。
●サーペントアンデッド…ワイルドカリスに倒され、ブレイドJフォームに封印される
●ホウ…レンゲルに倒される
●バウラ…ギャレンに倒される
601黒川温泉編:05/02/14 22:44:45 ID:mVmeKNt7
>>523
仮面ライダー達が逃げ出し後のホールでは
ダイヤモンド・アイ、ダイナブラック、仮面ライダーファム、イガム、フーミン、雷甲太郎、
仮面ライダー(2号、ライダーマン、スーパー1、スカイライダー、ゼクロス)、静弦太郎、ハリケンジャー、霧島五郎とビックスリー、ジューノイド五銃士、ショッカー幹部、レインボーカメレオン、コンピュータードラゴン、ファイヤースフィンクス 達が対峙していた。

死神「仮面ライダー、貴様達を我らの手駒として使おうと考えたのは、
やはり甘かったわ!」
地獄「今、この場で儂等が地獄へ送りこんでやる。覚悟するがいい!」
そう言うと、4幹部は怪人体に変身した。
アイ「黙れ外道!貴様らがいくら、厳正で己の肉体を改造しようと、前世の醜い姿は
変えられぬ。今、そのおぞましい姿を暴いてくれる。外道照身霊波光線!」
アイの目から聖なる光線が、ショッカー4幹部に向かって放たれた。
「グアーーー」
そして、外道照身霊波光線を浴びたショッカー4幹部は、皆の前に、そのおぞましい
姿を晒けだした。
ライダーマン「なんという姿」
2号「これが、ショッカー幹部達の正体だったのか・・・」
アイ「汝の正体見たり、前世魔人ケラリン!」
死神「ばれたか〜」
アイ「同じく、モージンガー!」
ゾル「おのれ、はっ、ばれたか〜」
アイ「同じく、サタンバット!」
ブラック「ばれたか〜」
アイ「ヒトデツボ!」
地獄「むむむむむむむむ、ばっばれたっかぁーーーー」
602名無しより愛をこめて:05/02/14 22:47:07 ID:mVmeKNt7
メイスン「えーい、皆かかれ!奴等を始末するのだ!」
弦太郎「よーし、さっさと片付けて指令室へいくぞ!」
ブラック「ええ」
1号「いや、ここは私達に任せて、弦太郎さん達は指令室に行ってくれ」
メイスン達に向かって行こうとする弦太郎を制して2号ライダーは言った。
五郎「敵はあんだけいるんだぜ、大丈夫なのかい?」
スーパー1「なぁに、肩ならしにはちょうどいい人数だ」
ハリケンレッド「それに、俺達もいるんだぜ!」
ブルー「よゆよゆぽんぽんよ、五郎さん♪」
ファラ「バカめ、行かせると思っているのか?」
レッド「させるさっ、トリプルガジェット!」
イエロー「成敗バイバイ!」
ブルー「シュート!」
そう言うと、ハリケンジャーはトリプルガジェットをセットしてメイスン達に
向かって一気に放った。
メイスン「バカめ!そんな物が効くと思っているのか!」
そう言うや、メイスン達はトリプルガジェットから放たれてエネルギー弾
に向かっ光線を放った。
そして、両者から放たれた光線が相殺して大爆発がおき、一瞬、部屋全体が
光に包まれた。
603名無しより愛をこめて:05/02/14 22:47:53 ID:mVmeKNt7
メイスン「思い知ったか!貴様らの必殺技など、我らの前では無力だ」
レッド「ヘヘン、よーく見てみな」
メイスン「何?」
モンスター「あー、弦太郎達がいないぞ!」
そう、そこには、いるべきはずの弦太郎、アイら6人の姿がなかったのであった。
ファラ「おのれ、追え、奴等を追うんだ!」
2号「行かせはしない!」

○ダイヤモンド・アイ、ダイナブラック、仮面ライダーファム、イガム、フーミン、雷甲太郎、 霧島五郎 指令室へ
○仮面ライダー(2号、ライダーマン、スーパー1、スカイライダー、ゼクロス)、静弦太郎、ハリケンジャーVSビックスリー、ジューノイド五銃士、ショッカー幹部(前世魔人)、レインボーカメレオン、コンピュータードラゴン、ファイヤースフィンクス

避難所に外道照身霊波光線を4幹部に使って欲しいとあったので使用しました。(えっ使い方が違う?)
後、ライダー達の戦いは、語られることはないと思うので、書きたい方がいらしたら
どうぞ、お書きになってください。
その時は、幹部クラスの連中を何人か生き残らせといて下さい。お願いします。
604名無しより愛をこめて:05/02/14 23:04:33 ID:sUx876U/
ミレニアムライダーとドールハウスとの模擬戦を恐るべき怪人たちが見ていた。

「ラッコ、ラッコ〜、あれがミレニアムライダーかぁ。」
その先頭に立つラッコの姿をした怪人が模擬戦を見ながら高笑いしていた。
怪人たちはジョッカーの超スーパー再生怪人軍団であった。
リーダー格のラッコ男の後ろには、
カルガモ男、コアラ男、ゾウ男、カニ男、月の輪熊男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男が並んでいた。

「ラッコ男、そろそろ行くのか?」
コアラ男をした怪人がラッコ男にたずねる。
「ああ、模擬戦なんてこれほどのチャンスはない。
それにいざとなればヒゲゴジラ男もいるので奴らを踏み潰せばよい。」
「ヒゲゴジラ男もいるとは心強い!これでライダーたちも終わりだ!」
ゾウ男がおおはしゃぎで叫ぶ。
「ラッコ、ラッコ〜、お前たち行くぞ〜!」
一同は模擬戦の会場へと向かっていった。

●ジョッカー超再生怪人軍団(ラッコ男、カルガモ男、コアラ男、ゾウ男、カニ男、月の輪熊男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男)
→ミレニアムライダーの模擬戦を襲う。
●ヒゲゴジラ男→遅れて模擬戦へ向かう。
ノリダーは何気にゴジラや加藤保憲とも絡んでいるんだよな・・・。
605橘の正義 10:05/02/15 00:31:33 ID:F6SsSMn+
雨は、ひとしきり降った後ぱったりと止んでしまった。まるで人々の祈りが天に届き、ライダー達を救うために降ったかのように……。
そんな中泥まみれになりながら2体のアンデッドが戦っている。タランチュラとギラファだ。
タランチュラが糸を放ち動きを止めようとするが、ギラファはへルター&スケルターでこれを裁ち切った。さらにタランチュラにも一撃を加える。
「嶋さん!」
慌てて駆け寄るレンゲルにタランチュラは一言「大丈夫だ」と言うと再びギラファに向かっていった。
そしてカウラーの前には、ブレイドJフォーム、ギャレン、ワイルドカリス、タイガーアンデッドが戦闘態勢のまま立っていた。
それはカウラーにとってあまりにも分が悪い状況だった。
「おのれライダーども。今回は引き上げるが、次は必ず貴様らのその首、貰い受ける!」
そう言うとカウラーは踵を返し撤退した。
「待て!逃げるのか!」
「よせ剣崎。まだギラファがいる。それにアンデッド解放能力がある以上、下手に戦いを仕掛けるわけにはいかない」
逸るブレイドをカリスが止めた。
「そうだ、ギラファは!?」
ギャレンの声に皆一斉にギラファの方へと向く。いつの間にかギラファは戦闘を止め、人間の姿になっていた。
「どうしたんだ、戦え!」
「悪いが遠慮しておこう。さっきの彼同様、このままではあまりにも分が悪い」
レンゲルに対し、ギラファ=金居は冷静にそう答えた。
「では大人しく封印されたまえ」
タランチュラもまた、嶋昇の姿となり金居にそう告げる。だが金居は静かに首を横に振った。
「確かに、この戦いに勝利したところで意味は無い。しかし人間どもへの敵意は消えることはない」
「お前っ!」
掴みかかってくるレンゲルを軽やかな身のこなしでかわすと、金居はカウラーと同じ方向へと走り去っていった。
「俺はこれから人間狩りを行う。いずれまた会うことになるだろう」
「待て!」
だが金居の姿はあっという間に見えなくなってしまった。
戦いが終わり、変身を解く4人のライダー。タイガーアンデッドもまた、人間態である城光の姿へと変わった。
しかし次の瞬間……。
「橘さん!」
ボロボロに傷付いた橘が音を立ててぬかるんだ地面へと倒れこんだ。
606橘の正義 11:05/02/15 01:21:57 ID:F6SsSMn+
虎太郎と広瀬の手を借りて橘を家の中へと運び込んだ後、一同は今後について話し合うことにした。
「…そうか、橘さんはあのベルトを改良するつもりなのか」
そう言うと剣崎は机の上に置かれたグレイブのベルトとケルベロスのカードを見やった。
「その前に橘さんを病院に運ばないと。ここじゃ応急手当しかできないわ」
広瀬が深刻な顔で全員に告げる。
「でもさ、普通の病院じゃまたあんな奴らが襲ってきた時まずいんじゃないかなぁ」
「それなんだよなぁ……あっ!」
虎太郎の疑問に対し考え込んでいた剣崎がふいに声を上げた。
「そうだ、ルルイエで会ったあの人達。彼らなら手を貸してくれるかもしれない」
そう言うと剣崎は部屋の中にある電話を手に取り、メモを見ながらダイヤルを押した。
待つこと数秒で電話は相手へと繋がった。電話口に出たのは渚さやかだった。ひょっとしたら彼女のプライベートな番号だったのかもしれない。
「もしもし、剣崎です。すいません実は……」
剣崎は自分達の今の状況を事細かに伝えた。
「それで、そのアンチ・バダム同盟って所へ俺達も行ってみようかなと思って……」
「それなんだけど、ここの諜報部が警視庁経由で得た情報だと詳しい所在地までは分からないの。瀬川さんにもそう伝えて詳しい場所が分かるまでここで待つよう言ったんだけど……」
どうやら瀬川は、警視庁から出発したヒーロー達が向かった方角から大体の場所を予想して一人で出発したらしい。
「それに同盟は組織と言っても小さいものだと聞いているわ。怪我人の治療やそのベルトの改良に必要なだけの施設は無いはずよ」
剣崎は落胆した。しかし渚の次の言葉に再び希望は湧いた。
「……もし良かったらバルカンベースに行ってみない?そこには今、優れた科学者が会議のためにたくさん集まっているはずよ」
「バルカンベースですか?」
「ええ。本当なら私達も行くべきなんだろうけど、今ちょっと立て込んでいて……」
そういえばさっきからずっと後ろの方が騒がしい。何かあったのだろうか。
剣崎はバルカンベースの詳しい場所を渚から聞き、丁寧に礼を述べた。最後に渚はこう言った。
「その橘って人に言っておいて。あの魂の叫び、胸を打たれたって」
どうやら彼女達も中継を見ていたらしい。電波ジャックは、カウラーの撤退とともに終了したという。
607橘の正義 12:05/02/15 01:46:58 ID:F6SsSMn+
これで行く先は決まった。一同が移動のための準備をしようとする中、嶋が口を開いた。
「その前に一つだけ聞いておきたい。君達は今いるこの世界が我々の住む世界であってそうではないという事に気付いているかね」
「どういう事です?」
「ジョーカー、君も気付いているのではないかね」
そう言われ、始もまた喋りだした。
「ああ。ここはおそらく幾つもの並行世界が合わさりあった世界。そうでなければ説明できない部分がある」
「そうなのか……?俺には実感できないけど、でも始や嶋さんがそう言うのなら……」
正直剣崎には、否、他の者達もまたその言葉の意味が上手く理解できなかった。
「まあでもさぁ、そのバルカンベースって所には偉い科学者がいっぱいいるんだよね?だったらその人達に説明してもらえばいいじゃない」
虎太郎が楽観的な事を言う。顔がにやけている。虎太郎は今、バルカンベースに着いた自分がサイン攻めに遭う姿を想像していた。
「さて、では私達はカードに戻ろう。また何かあったら呼んでおくれ」
嶋はそう言うと、光とともに席から立ち上がった。
「え、そんな……」
「私達が一緒だと移動に手間がかかるだろう?それに、元々私達の今の復活はイレギュラーなものだからね」
さあ早く、そう嶋は睦月に言った。睦月は意を決し、カードを手に嶋へと近づいていった。そしてカードを嶋の体に翳す。
「カテゴリーK、最後に一つだけ言っておく。俺はもうジョーカーじゃない。相川始だ」
始のその言葉に嶋はにっこり微笑むとカードの中へと再封印された。
「次は私だな」
言われるがままに睦月は光の前に立つと、彼女の体にカードを翳した。
「睦月」「はい……」「立派な男の顔になったな」「……はい!」
そう言うと光もまたカードの中へと再封印された。
608橘の正義 13:05/02/15 02:24:10 ID:F6SsSMn+
出発の準備は意外と早く終わった。気を失ったままの橘をそっと車の後部座席に乗せる。
橘のレッドランバスは広瀬が乗っていくことになった。
車のトランクに色々と荷物を積み込んでいる間、虎太郎は剣崎を呼び出しある相談をしていた。
「実はさ、剣崎君。これから先、僕が君達に付いていって迷惑をかけるんじゃないか心配でたまらないんだ」
「どうしたんだ虎太郎。いつものお前らしくないぞ」
「うん。でもさ、広瀬さんみたいに研究の手伝いができるわけじゃないし、剣崎君達みたいに戦えるわけでもないだろ?だからさ……」
「だったらさ、俺が後で橘さんに頼んでやるよ。虎太郎をグレイブにしてくださいってな」
剣崎の言葉に虎太郎は吃驚した。
「え、でも、そりゃあ僕だって仮面ライダーに変身してみたいけど、でも訓練も何もしていない僕が変身したって……」
「いいか虎太郎」
剣崎は虎太郎の肩に手を置くと、話しを続けた。
「人はな、誰でも心に剣を持っているんだ。それを輝く勇気に変えられるか、そのまま放っておくかはその人次第なんだ」
「心に剣……輝く勇気……」
臭いこと言っちゃったな、そう言うと剣崎は頭を掻きながら照れ笑いをした。
「つまりだ。戦うための勇気があればそれだけで充分なんだ。何も恐れる事はない」
戦うための勇気。虎太郎の頭の中では、剣崎のその言葉と、先ほどの橘の魂の叫びが繰り返されていた。
「二人とも何してるのぉ?早くしてよ」
広瀬が呼んでいる。剣崎と虎太郎は車とバイクに向かって歩き出した。
ブルースペイダーに跨る前に、剣崎は始に尋ねた。
「始、……天音ちゃんには会わなくていいのか?」
「今はその時ではない。だが、全てが終わったその時には必ず……」
「そうか」剣崎は笑顔で始の肩を軽く叩くと、ブルースペイダーに跨った。
609橘の正義 14:05/02/15 03:08:18 ID:F6SsSMn+
サー・カウラーは円盤を着陸させてある雑木林の中を歩いていた。その後ろからは金居が付いてきている。
「どこまで付いてくるつもりだ?」
カウラーが後ろを見ずに金居に向かって言う。金居はさも当たり前のように答えた。
「しばらくの間あんたと手を組みたい。それがお互いのためだと思うが」
「……勝手にしろ」
表情にこそ出していないが、内心カウラーは焦っていた。電波ジャック作戦は結局茶番に終わった。自分はいい笑いものだ。
(これではバダムへの手土産どころではない。今連中と接触してもいいように扱われるのがオチだ)
一度に部下を4人も失ってしまっている。この苛立ちはブレイド達を倒さないことには治まらないだろう。
(あれを使うか。このままではあれもバダムの連中にいいように使われるだけだ)
洗脳作業さえ終わればあれは自分にとって最高の部下となるだろう。そうなればブレイド達とて倒せるはずだ。
「これからどうする?」
金居が尋ねてきた。
「本来ならばバダムを構成する組織の一つと接触する予定だった。だが今はブレイド達を倒す方が先決だ」
「このままだと返り討ちに遭う可能性が高いと思うが?流石の俺も奴らを一度に相手にするのは避けたいな」
確かに。こちらにはあれがあるとはいえ油断は禁物だ。そういえばルルイエで誰かがクトゥルーを旧支配者の一柱だと言っていた。
(つまりあんなのがまだこの惑星の何処かに封印されているということか……)
それを探すという手もある。しかしケフレンのように何か手掛かりを持っているわけでもない。骨が折れる仕事になるだろう。
(やはりここはバダムと接触を……。しかしそれでは俺のプライドが……)
悩んでいるうちに円盤へと着いた。金居とともに中へ入ろうとする。と、そこへ……。
「ガルダン!」
傷付き、息も絶え絶えのボー・ガルダンが木陰から歩み寄ってきた。
610橘の正義 完結:05/02/15 03:26:52 ID:F6SsSMn+
「誰だ、こいつは?」
「ボー・ガルダン。俺の片腕だ。しかし一体何が……まさか!」
カウラーは慌てて円盤内へ駆け込むと、とある場所へと向かった。そこは牢獄のような狭い部屋だった。しかし今は扉が無残にも破壊されている。
「やはり!まさかあの麻酔がもう切れるとは……。迂闊だった」
後ろからガルダンに肩を貸した金居がやって来て尋ねる。
「何事だ。一体そこには何がいたというのだ」
カウラーは苦々しげにこう言った。
「ユニットシリアル04……ゼイラム」

切り札であったゼイラムの逃亡、これはカウラーにとって最大の痛手であった。最早カウラーに残された道は一つしかない。
「……ガルダンの怪我が治り次第、バルカンベースとやらに襲撃をかける」
ケフレンが調べた我々にとって敵となる地球側の勢力。その中にバルカンベースの名があった。なんでも高名な科学者達が集まっている最中だという。
そこから科学者を攫い、各地に眠る邪神どもを調査・復活させ手駒にする。それがカウラーの次なる狙いだった。
「貴様にも働いてもらうぞ。その不死身の体が勝利の鍵だ。……それと、変な気は起こすなよ。こっちはいつでも貴様をカードにすることができるのだからな」
そう言ってカウラーは例の装置を取り出し、見せた。
「分かった。俺としても人間狩りができるのならそれでいい」(あの装置、解放だけでなく封印もできるのか。厄介だな……)
善と悪、2つの勢力がこれからバルカンベースへと向かおうとしていた……。
611名無しより愛をこめて:05/02/15 03:55:49 ID:F6SsSMn+
○剣崎一真/仮面ライダーブレイド、相川始/仮面ライダーカリス、橘朔也/仮面ライダーギャレン、上城睦月/仮面ライダーレンゲル、白井虎太郎、広瀬栞…バルカンベースへ
○嶋昇/タランチュラアンデッド、城光/タイガーアンデッド…カードに再封印される
●サー・カウラー、ボー・ガルダン、金居/ギラファアンデッド…バルカンベースへ
△ゼイラム…消息不明

随分悩んだのですが、結局こんな展開にしてしまいました。上記の通り剣チームとカウラー一味はバルカンベースへと向かいます。
彼らがバルカンベースに登場するタイミングは008編作者様におまかせしてもかまわないでしょうか。
ちなみに上記の彼らも以降はフリーにしておきます。アンデッド解放装置も必要に応じてお使いください。
それとゼイラムは中立です。ヒーロー側だろうがバダム側だろうが一般人だろうが見境無く攻撃してきます。
黒い特凶同様、物語を掻き回すキャラとしてお使いください。というか黒い特凶への唯一の対抗策がこいつかもしれませんね。
なお、橘さんの魂の叫びは日本中の人の心を打ちました。ヒーロー側、バダム側、一般人、それら全てに何らかの影響を与えたはずであることを追記しておきます。
612黒川:05/02/15 18:28:48 ID:ZIkLL+FD
>>603
あっ、書く人がいられたら、弦太郎も指令室に行った事にしといて下さい
613名無しより愛をこめて:05/02/15 20:15:50 ID:+NzV+4Xc
>>604
「ラッコ、ラッコ〜。」
ライダー達の元に向かう、ラッコ男達。
プルルルルル
と、そこで、ラッコ男の携帯が鳴った。
「何だ、この大事な時に。」
そう言いつつ、電話をとると
「もしもし?どちら様ですか?」
「こら!明日の朝、寝ている時を襲う計画なのに、なに勝手なことを
してるんだ クェッ、クェッ。」
別班のチョコ玉男の怒鳴り声が耳に飛び込んできた。
「んっ、チョコ玉男か。奴等が油断している今が絶好のチャンスだ、明日まで
待つことはあるまい。」
「ダメだ。我々、一人一人が奴等の力を凌駕していると言え、『万が一』の事が
ある。ちゃんと計画通りに動け クェクェツ。それに、ヒゲゴジラ男は明日にならんと
来ないぞ。」
「うむむ、分かった。」
「よろしく頼むぞ。」
そう言うと、電話は切れた。
「どうした?」
コアラ男がたずねた。
「チョコ玉男に怒られた。しょうがない、当初の計画通り明朝に攻撃だ。」

●ジョッカー超スーパー再生怪人軍団(ラッコ男、カルガモ男、コアラ男、ゾウ男、カニ男、月の輪熊男、ペンギン男、サメ男、ゴキブリ男)
チョコ玉男に怒られ、計画通り明朝攻撃に変更
614008編(将軍決起):05/02/15 21:08:30 ID:yHXNz9GN
橘さん物語作者様…。
008編の中の人です。

了解しました、こちらも出来る限りの事を尽くしてサー・カウラーショックの顛末と同時に
新章突入させていただきます…。


サー・カウラー一味の電波ジャックの顛末は、日本全国に様々な波紋を及ぼした…。
暗黒秘密結社連合であるバダムと戦う者達にとっては、4人の仮面ライダーの戦いに
勇気づけられた形になり、バダム側にとっては脳天に水爆を叩き落とされたようなショ
ックを与えるのには十分過ぎる結末であった。こと、バダム側は超時空ネットワークで
各組織が繋がっているため、そのショックの度合いは凄まじいものがあった…。
当然、サー・カウラー一味の醜態は超時空ネットワークを通じて地球各地、果ては月を
含む太陽系は勿論の事、太陽系外の各惑星に散らばるバダムの同志に広まっていた…。

「全く…、何と言うザマだ…!所詮は知能指数100未満の戦バカと言う事か…!!」
今まで、TAC南太平洋国際本部のある人工島でサー・カウラー一味の実況生中継の
一部始終を観戦していたルチ将軍は、割れんばかりの声を上げながら座っていた椅子
を叩き壊した。しかも、自分の提供した超時空ネットワークで日本全国のお茶の間と、
バダムの同志達に自分たちバダムの醜態を晒したと言う、これまでに無い屈辱であっ
たから当然ともいえた…。最も、サー・カウラーが知能指数100未満と言うのは詞の綾
だが、これがルチ将軍をしてそこまでの暴言を吐かせるほどの精神的ショックだったと
言う事である。

勿論、地球各地で…。さらには月や太陽系外で活動しているバダムの同志、そしてこ
れからバダムに参加しようとする者達もルチ将軍と同じ思いを抱いているに違いなかった。
615008編(将軍決起):05/02/15 21:09:11 ID:yHXNz9GN
「どうやら決起を早める時が来たようだな…。」
ルチ将軍は眼をギラつかせながら呟いた。

確かに、現在の戦局はバダムに有利である。各地では超時空ネットワークと大いなる
意思の呼びかけで同志達は増えつつあり、地球各国でもメルカ共和国のように国家ぐ
るみでバダムに参加を表明するものまであった…。バラノイアからは緯度0で量産され
ているジャンボー級の万能戦艦を含む超兵器が量産体制を整え、高倉長官とヤプール
の手引きでTAC、TPC、地球防衛軍の各組織は傘下に入り、それらの武器はアクタ王
国でテロ活動を行っているシンパ達やメルカ共和国等に流れており、バダムの地球制
圧は時間の問題とも言えた…。

が、それもサー・カウラー一味のミスと言うアリの穴を通じて、バダムと言う名の巨大な
ダムが崩れようとしているのである…。
このまま放置すれば、いずれバダムが崩壊する…。否、自分の描く地球征服が台無し
になる…。ルチ将軍の頭脳は…、仮面ライダー1号こと本郷猛の2倍強の知能指数の
頭脳はそう判断したのであった…。

「緯度0にいるブルドントと、月の冴島を呼び出せ!」
「イエッサー!」
オペレーターが超時空ネットワークを起動させ、緯度0とムーンタウンを呼び出した。す
ると、緯度0からはカイザーブルドントが、ムーンタウンからは冴島がスクリーンに映し
出される。
616008編(将軍決起):05/02/15 21:09:55 ID:yHXNz9GN
ルチ将軍「貴様達も例の放送は見ているだろうな?」
冴島「ええ、全くなんて茶番です…?」
ブルドント「これじゃあいい恥さらしだよ〜。」
冴島もブルドントも、顔をしかめっ面にしている。彼らもまた、例の放送で気分を害した
クチであった。

ルチ将軍「良いか?これより私はあの目障りな砂上の楼閣…。空中都市008に総攻
撃をかける!!」
ブルドント「殺っちゃうの?!」
ルチ将軍「その通りだ!!貴様の方もバルカンベース総攻撃の準備は整っているの
だろうな?」
ブルドント「もっちろ〜ん!キラウエア火山に落としたゴーデス細胞もそろそろ成長して
いるし〜。」
冴島「こちらの方も、将軍の送ったジャンボーが到着次第作戦を開始いたします…。」
ルチ将軍「そうか、後は太陽フレアの方だな…。冴島…、私の送ったジャンボーには
太陽フレア増幅装置が積んである…。場合によってはこれを使っても良いぞ…。」
冴島「有り難うございます、ルチ将軍…。」
そう言うと冴島とブルドントの姿がスクリーンから消えた…。

「008の沖に待機している高倉の奴に暗号文を送れ…!『リンゴハオチタ』とな!!」
「イエッサー!」

●ルチ将軍⇒008並びにバルカンベース総攻撃を指示。
●カイザーブルドント⇒バルカンベース総攻撃へ。
●冴島⇒ジャンボーの到着と共に行動開始。

会議の隙を付いてバルカンベース&008に総攻撃開始にしようと思います…。
よろしいでしょうか?

617名無しより愛をこめて:05/02/15 21:17:06 ID:+NzV+4Xc
バルカンベース攻撃とゴーデス復活は予定通り3日にしてもらいたんいん
ですけど。
それと、バラノイアは、放送に便乗するだけで
ルチ将軍とは手を組んでないはずでは?
618008編(将軍決起):05/02/15 21:43:06 ID:yHXNz9GN

>>617
済みませんでしたm(__)m。
>>614-617をスルーして、将軍単独で008総攻撃に切り換えます…。
よろしいでしょうか?


サー・カウラー一味の電波ジャックの顛末は、日本全国に様々な波紋を及ぼした…。
暗黒秘密結社連合であるバダムと戦う者達にとっては、4人の仮面ライダーの戦いに
勇気づけられた形になり、バダム側にとっては脳天に水爆を叩き落とされたようなショ
ックを与えるのには十分過ぎる結末であった。こと、バダム側は超時空ネットワークで
各組織が繋がっているため、そのショックの度合いは凄まじいものがあった…。
当然、サー・カウラー一味の醜態は超時空ネットワークを通じて地球各地、果ては月を
含む太陽系は勿論の事、太陽系外の各惑星に散らばるバダムの同志に広まっていた…。

「全く…、何と言うザマだ…!所詮は知能指数100未満の戦バカと言う事か…!!」
今まで、TAC南太平洋国際本部のある人工島でサー・カウラー一味の実況生中継の
一部始終を観戦していたルチ将軍は、割れんばかりの声を上げながら座っていた椅子
を叩き壊した。しかも、自分の提供した超時空ネットワークで日本全国のお茶の間と、
バダムの同志達に自分たちバダムの醜態を晒したと言う、これまでに無い屈辱であっ
たから当然ともいえた…。最も、サー・カウラーが知能指数100未満と言うのは詞の綾
だが、これがルチ将軍をしてそこまでの暴言を吐かせるほどの精神的ショックだったと
言う事である。

勿論、地球各地で…。さらには月や太陽系外で活動しているバダムの同志、そしてこ
れからバダムに参加しようとする者達もルチ将軍と同じ思いを抱いているに違いなかっ
た。

「どうやら決起を早める時が来たようだな…。」
ルチ将軍は眼をギラつかせながら呟いた。
619008編(将軍決起):05/02/15 21:43:49 ID:yHXNz9GN
確かに、現在の戦局はバダムに有利である。各地では超時空ネットワークと大いなる
意思の呼びかけで同志達は増えつつあり、地球各国でもメルカ共和国のように国家ぐ
るみでバダムに参加を表明するものまであった…。バラノイアからは緯度0で量産され
ているジャンボー級の万能戦艦を含む超兵器が量産体制を整え、高倉長官とヤプール
の手引きでTAC、TPC、地球防衛軍の各組織は傘下に入り、それらの武器はアクタ王
国でテロ活動を行っているシンパ達やメルカ共和国等に流れており、バダムの地球制
圧は時間の問題とも言えた…。

が、それもサー・カウラー一味のミスと言うアリの穴を通じて、バダムと言う名の巨大な
ダムが崩れようとしているのである…。
このまま放置すれば、いずれバダムが崩壊する…。否、自分の描く地球征服が台無し
になる…。ルチ将軍の頭脳は…、仮面ライダー1号こと本郷猛の2倍強の知能指数の
頭脳はそう判断したのであった…。
620008編(将軍決起):05/02/15 21:44:43 ID:yHXNz9GN
「月の冴島を呼び出せ!」
「イエッサー!」
オペレーターが超時空ネットワークを起動させ、ムーンタウンに待機している冴島を呼
び出した。すると、冴島の姿がスクリーンに映し出される。

ルチ将軍「貴様も例の放送は見ているだろうな?」
冴島「ええ、全くなんて茶番です…?」
冴島も顔をしかめっ面にしている。彼もまた、例の放送で気分を害したクチであった。

ルチ将軍「良いか?これより私はあの目障りな砂上の楼閣…。空中都市008に総攻
撃をかける!!」
冴島「総攻撃ですか?」
ルチ将軍「その通りだ!!奴らが静かにしている内に宣戦布告を行い、世界中の面
前であの街を消滅させてくれる…!!!」
冴島「こちらの方も、将軍の送ったジャンボーが到着次第作戦を開始いたします…。」
ルチ将軍「そうか、後は太陽フレアの方だな…。冴島…、私の送ったジャンボーには
太陽フレア増幅装置が積んである…。場合によってはこれを使っても良いぞ…。」
冴島「有り難うございます、ルチ将軍…。」
そう言うと冴島の姿がスクリーンから消えた…。

「008の沖に待機している高倉の奴に暗号文を送れ…!『リンゴハオチタ』とな!!」
「イエッサー!」
オペレーターが暗号を、高倉長官のジャンボーに送る。
決起の時来れりと…。

●ルチ将軍⇒008総攻撃を高倉&冴島に指示。
●冴島⇒ジャンボーの到着と共に行動開始。

混乱させてスマソです…。
621617:05/02/15 21:47:33 ID:Z2DQMyi3
はい、こちらの我がままを聞いていただき有り難うございました。m(__)m
622008編の中の人:05/02/15 23:19:57 ID:yHXNz9GN
CR編作者様。

ルチ将軍が冴島に太陽フレア増幅装置を送りましたので、
良かったら是非使ってやってください。
623CRの中の人:05/02/15 23:43:22 ID:2FRnP4Hv
では冴島は月でムーンサンダーの復活を待ち構えながら
ジャンボーにいますので。
早ければ明日から復帰できますので楽しみにしてください。
624邪悪な意思を追って〜爆竜再び:05/02/16 00:18:46 ID:B9GDyqdn
前スレ 520の続き

デズモゾーリャに逃げられてしまった戦士たちが自分たちの事とこれからの事を話し合っていた・・・

お互いの自己紹介がすみ、一段落ついたところで竜也の携帯電話が鳴り出した。
竜也「ん、親父から?何だろう?」
浅見渡「竜也か?今何処に居る?」
竜也「いま出先だけど・・・何の用?」
渡「うむ、バルカンベースでバダムに対抗する為の会議が開かれるのだが、残念だが私はまだ動ける状態じゃない・・・
   だから私の代理として、バルカンベースに行ってもらえないか?」
竜也「親父の代行で、会議に出ろって?」
渡「シティガーディアンズ内部が混乱していて、建て直しにはまだ時間がかかる。
   情報が錯綜しているから、状況をまとめなければならん。
   お前たちタイムレンジャーにとっても、情報は必要だろう・・・そしてこの話は浅見家云々の話とは別次元の問題だ」
竜也「わかったよ・・・親父、あんまり無理すんなよ」

会話が終わり、竜也が電話を切る

竜也「俺たちは現状を知るために、バルカンベースでの会議に出席します。
     できれば、皆さんも一緒に来てもらいたいんですが・・・」
幸人「そうだな、一度情報をまとめないと動きにくいだろうしな」
走「じゃ、俺たちも着いて行きます」

●タイムレンジャー、ガオレンジャー、アバレンジャー(キラー含む) ⇒ バルカンベースへ向かう
625邪悪な意思を追って〜爆竜再び:05/02/16 00:30:55 ID:B9GDyqdn
やっつけ仕事気味ですいませんが、タイム・ガオ・アバレの面々に関しては以後フリーです
バルカンベースにそのまま合流もよし、寄り道もよしですw

でも、バルカンベースの話を書く方は動かすキャラが多くて大変そうですね(汗


しばらくはROM専になりますが、タイミング次第でまた執筆できればいいな・・・
他のSSの作者様方、どうもお疲れ様です。
626008編(将軍決起):05/02/16 23:37:00 ID:ec/jGkMH
オペレーター「長官、南太平洋国際本部のルチ将軍から暗号電文です!」
高倉「内容は?」
オペレーター「『リンゴハオチタ』です…!」

その内容を聞いた高倉長官は、悪意のこもった薄ら笑いを浮かべた。

高倉「サー・カウラーとやらめ…。奴もバカな事をしてくれたが、こちらにとっては好都合だ…。」
勿論高倉長官も、サー・カウラー一味の放送を視聴していた一人である。

高倉「仮面ライダーギャレンとか言ったな…。奴はまるでTAC時代の北斗星司そっくりだな…。
だからこそ奴のほざいた台詞を、今ここで帳消しにしてくれる!奴の語る正義なぞ、ワシの味わ
った屈辱の怨念で粉砕してくれるわ!!」
高倉長官が吠える。あの時、超光速ミサイルによるゴルゴダ星爆破計画に反対した北斗星司が、
自ら志願したのでミサイルに乗せたのは正しかった。しかし竜隊長は司令官である自分に反抗し、
あまつさえ殴り飛ばすと言う上官侮辱罪を犯した…。
が、結果は超光速ミサイル計画の失敗は高倉長官の責任とされ、竜隊長の上官侮辱罪は不問
に付されたのであった。当然高倉長官は南太平洋国際本部司令長官の役職を首にされ、南極
基地の警備隊長に降格と言うかつてない屈辱を味わったのだ。
627008編(将軍決起):05/02/16 23:37:43 ID:ec/jGkMH
そんな彼に手をさしのべたのが、ダッカーの首領Lと異次元人ヤプールであった。

首領L「(貴様…、幸せそうな奴らに復讐したいか?)」
ヤプール「(竜隊長に…、北斗星司と南夕子に復讐したいのだろう?)」

首領Lとヤプールの誘いは、まさに高倉長官にとって天の声であった。たとえ彼らが悪魔だったに
せよ、ダッカーとヤプールは高倉長官の救いの神となったのだ。
そして、晴れてダッカーのバックアップで高倉長官はTAC南太平洋国際本部長官に返り咲き、ヤ
プールが紹介したルチ将軍の協力もあってTPCや地球防衛軍の司令長官の座も得たのであった。
その後は反対勢力の粛清と軟禁で足場を固め、バダムの決起と共に自分をないがしろにした者達
への復讐を遂げようとしていた…。

今、決起の時は来た。
サー・カウラー一味のフライングと言うハプニングはあったにしよ、ついに高倉長官の待ち望んだ戦
いが始まるのだ…。

「艦内に伝えよ!ルチ将軍の宣戦布告放送と共にTAC…。いや、我等『バダム帝国軍』は008公
開虐殺作戦を開始する!いいか?008の連中は何も知らぬ幸せな奴らだ!
幸せそうな奴らは全て皆殺しにし、大いなる意思に選ばれた強者である我等がこの世界を…、そし
てこの宇宙を思いのままにするのだ!!」
「イエッサー!」
高倉長官の吠えまくる姿に、ジャンボーのブリッジクルー達は歓喜の声を上げる。

「ジャンボー浮上準備!放送開始と共に浮上する!!」
「イエッサー!」
オペレーター達がジャンボーの浮上準備を始める。
後は、ルチ将軍の放送を待つだけである…。
628008編(将軍決起):05/02/16 23:38:30 ID:ec/jGkMH
一方待機室では、ドクターQと助手のシルビア、孫娘のリタ、ハスラー教授とドクトルオーバー、鉄の
爪ことアイアンクローが008への御礼参りの準備を整えていた。
が、何故かプロフェッサーKとレディMは、その様子を見守っていたのであった…。

ドクターQ「やはり、行かないのか…?」
プロフェッサーK「ああ、余りにも事が大きくなりすぎたのでな…。」
ハスラー教授「いまさら、逃げ出すと言うんじゃないだろうな?!」
ドクターQ「言うな、ハスラー!」
ハスラー教授の暴言をドクターQが諫める。

あくまでもプロフェッサーKとレディMがバダムに参加したのは、星雲仮面マシンマンへの復讐のた
めである。決して世界征服ではない。第一プロフェッサーKとレディMは、世界征服には全く関心が
無いのだ。肝心のマシンマンが008に現れない以上、長居は無用と判断したのだ…。

ドクターQ「それで、これから戦闘アンドロイドを連れて、何処に隠れる?」
プロフェッサーK「とりあえずは、ロボット学校のある御多良市の秘密のアジトに身を潜めようと思う…。
あそこにはワシの嫌いな、いじめ甲斐のある子供たちが大勢おるし、それにアンドロイドの製造と改造
に必要な部品も容易に手に入る…。」
ドクトルオーバー「また、子供いじめか…?あきない奴だな…。」
あきれ返るドクトルオーバー。

プロフェッサーK「じゃが、死人の出るような子供いじめは最早ワシの望むものではない!ドクターQ、
貴様ならワシの気持ちは判るじゃろう?」
ドクターQ「判っている…、貴様はそういう男だからな…。」
レディM「それと、これを持って行って…。」
そう言うとレディMは、ドクターQとハスラー教授、アイアンクローにシャープペンシル状の物を渡した。
629008編(将軍決起):05/02/16 23:39:12 ID:ec/jGkMH
鉄の爪「これは…?」
レディM「叔父様が作った物体転送機…。いざという時はこれを使って脱出するといいわ…。」
ドクトルオーバー「物体転送機?」
プロフェッサーK「ワシとレディMがマシンマンから逃れる時に使った物の改良型だ…。ここまで小型化
するには苦労したワイ…。」
苦笑いしながらプロフェッサーKが言う。
すると、ハスラー教授が切り返した。

ハスラー教授「貴様は気に入らない奴だったが…、死ぬんじゃないぞ…。」
そう悪態をつきながらも受け取るハスラー教授。その眼に何故か涙が浮かんでいた。
鉄の爪「確かに受け取ったぞ、プロフェッサーK!」
プロフェッサーK「達者でな…、番場壮吉との決着がつくのを祈っている…。」
そして次はドクターQであった。

プロフェッサーK「ドクターQ…。」
ドクターQ「なんじゃ?」
プロフェッサーK「ゴールデンモンスの奴を、宜しく頼む…。」
そう言いながらプロフェッサーKは、ドクターQと固い握手を交わす。

プロフェッサーK「死ぬんじゃないぞ…。」
ドクターQ「貴様もな…。」
何故か友情の芽生えた2人の老人が、お互いに別れの手を振る。

そして、プロフェッサーKとレディMは小型物体転送機を使ってジャンボーを後にした。
同時にオニ男を除く残存戦闘アンドロイドも、物体転送機でジャンボーを後にする。
630008編(将軍決起):05/02/16 23:39:54 ID:ec/jGkMH
すると、入れ違いにブライゾンガーが入ってくる。

ブライゾンガー「ドクターQ…、別れは済ませたのか?」
ドクターQ「ああ、もう既に済ませておる…。」
ブライゾンガー「こちらの方も…。アイアンクローの侵略ロボット共々一切の準備は完了済みだ…。」
鉄の爪「そうか…、ブライゾンガー殿の新型デスターロボも準備は出来ていると言う事か?」
ブライゾンガー「その通りだ…。」
シルビア「ギルハカイダーの方も、ジャイアント・デビルの出撃準備が整っているし…。」
リタ「後はあたし達が突入するだけよね?おじいちゃま…!」
ドクターQ「ドンと呼びなさい!ドンと…!!」
リタの相変わらずなおじいちゃんっ子ぶりに、ドクターQが怒鳴りつける。

「全艦、浮上準備!突入要員は転送室にて待機…!」
オペレーターの艦内放送が響き渡る。

ドクターQ「よし、ワシ等は転送室に向かうぞ!008へ御礼参りじゃ!!」
そう言うとドクターQは、一同を率いて物体転送室に向かって行った。

●高倉長官⇒008攻撃準備完了、ルチ将軍の放送待ち。
●プロフェッサーK、レディM、戦闘アンドロイド軍団(オニ男を除くアンカー男〜ショットガン男)
⇒御多良市に脱出。
●ドクターQ、シルビア、リタ、ハスラー教授、ドクトルオーバー、ゴーラゾンガー/ブライゾンガー
⇒008突入準備完了
●ギルハカイダー⇒ジャイアント・デビルにて待機中?
●新型デスターロボ軍団(カッチュウナイト〜コブラミサイル)
●侵略ロボット軍団(アトミック魔女〜イカルス大王)⇒転送室にて待機中

尚、プロフェッサーKとレディM一味は以後フリーになります
631復活の仮面 1:05/02/17 01:25:32 ID:85iJsyaE
>>603
それでは折角なので書いてみようと思います。5人ライダー&ハリケンジャーvsギア、メカシンカ、ショッカー幹部ですよね?
では……。

両陣営ともに睨み合いが続く中、真っ先に動いたのは前世魔人と化したショッカー幹部達であった。
但し、戦うためではない。逃げるためである。
「何処へ行く!」
「わしらは逃げる!こんな奇妙な姿になってしまって戦闘もへったくれもあるか!」
メイスンの問いに答えたのは地獄大使(だったもの)だ。
……彼らの変身する怪人体だって奇妙といえば奇妙なのだろうが、そんなことおかまいなしである。そのまま4人はその場から撤退してしまった。
「ふん、元々サイボーグごときには期待しておらんわ!」
そうメイスンが毒吐く。
「さてと、そこのカラフルな3人組。悪いがあの連中は俺達に任せてもらえないかな」
2号ライダーの言葉にハリケンジャーは面食らってしまう。
それもそうだろう。4人撤退したとはいえ敵の数は11。それをたった5人で倒そうというのだ。
「でも……」
「心配するな。仮面ライダーは強いんだ。それに……奴らバダムに対する怒りがこのままじゃ引っ込みそうもないんでな」
その言葉の裏に強い気迫を感じ取ったハリケンジャーの3人には何も言えなかった。
「愚かな。たった5人で戦いを挑むとは……。殺れ!」
メイスンが号令をかける。ビッグスリーは戦いをジューノイド達に任せてとりあえず傍観に徹するつもりのようだ。ハリケンジャー達が控えている以上、賢明な策とも言える。
だが彼らは甘く見ていた。今自分達が相手にしているのが、今まで何度も不可能を可能にしてきた剛の者、仮面ライダーであるということを。
まず2号がレインボーカメレオンに向かって速攻を仕掛けた。迎え撃つべく2号へと突撃するレインボーカメレオン。だが……。
「ロープアーム!」
ライダーマンのロープアームがレインボーカメレオンの動きを封じ込めた。そこをすかさず2号が攻撃する。
「ライダァァァァ、パァンチ!」
2号の渾身の一撃がレインボーカメレオンの胴体を貫いた。爆発。
炎と煙の中から2号がその姿を現した。
「まずは、一人」
●レインボーカメレオン…ライダー2号に倒される
632復活の仮面 2:05/02/17 02:00:42 ID:85iJsyaE
「は、速い……」
「嘘……」
「強い……」
ハリケンジャーの3人が口々に感想を述べる。それは本当に一瞬のことだった。
「これで残るは10人。2人ずつ倒せば均等だが、こればかりは早い者勝ちだな」
2号がその漲る闘志をライダーファイトで表現しながら言う。
「やれやれ、このままじゃ全部2号に取られてしまうな。苦汁を舐めていたのはみんな同じなのに」
スカイライダーがぼやく。
コンピュータードラゴンが炎を吹き攻撃してきた。2号との間にスーパー1が割って入る。
「チェーンジ、冷熱ハンド。超低温冷凍ガス!」
スーパー1の緑の腕から放たれた冷凍ガスが、コンピュータードラゴンの炎を相殺する。その隙に2号がコンピュータードラゴンへと跳びかかっていった。
だが、2号の狙いはコンピュータードラゴンではなかった。コンピュータードラゴンの肩を踏み、その後方にいたファイヤースフィンクスの前に着地する。
「油断してただろ。……喰らえ!」
2号はファイヤースフィンクスの両肩に手を置くと同時に、体内も風力エネルギーを全開にした。それとともに彼らを中心に竜巻が巻き起こる。
ファイヤースフィンクスを掴んだまま、その渦に沿うようにして空中へと跳び上がる2号。そして空中でファイヤースフィンクスの体を高速で振り回す。
「ライダァァァァ、錐揉みぃシュゥゥゥトッ!」
高速で回転するファイヤースフィンクスの体を、2号は力一杯地上目がけて投げ捨てた。轟音。後には、巨大な穴とその中で絶命するファイヤースフィンクスの骸だけが残った。
コンピュータードラゴンが着地した2号に向かって炎を吹きつけようとしたが、再びライダーマンがロープアームを使い、今度はコンピュータードラゴンの口を封じる。
不意を衝かれパニックに陥るコンピュータードラゴンに、今度はスーパー1が技をお見舞いした。
「スーパーライダー!閃光キーック!」
その名の通り猛スピードで繰り出されたキックが、コンピュータードラゴンの体を貫いた。爆発。
「もう3人目だぞ。だが今日の我々は今更お前達を許そうとは思わんがな」
2号がビッグスリーに向かって毅然と言い放った。
●ファイヤースフィンクス…ライダー2号に倒される
●コンピュータードラゴン…スーパー1に倒される
633名無しより愛をこめて:05/02/17 10:37:22 ID:sYVjC6I0
CR編復帰ですけど、>>162を少し書き直させてください。

月面軌道上を周回する一隻の宇宙船、コスミックレスキュー(以下CR)第89師団、通称「南條チーム」の宇宙船であった。
彼らは一年前、月面基地日本区開発庁長官、冴島達郎の乗った連絡船を大量のスペースデブリから
冴島をはじめとする連絡船の乗員を救出し、一躍時の人となった。
彼らの宇宙船のブリッジではリーダーの南條俊の元に一人の青年が突っかかっていた。

「南條さん、何遍言えば信じてもらえるんだよ!」
「沢田、またお前の好きな漫画の話か、もう大いなる意思なんてのは聞き飽きたぞ。」
「この沢田東さまが無事生還できたのは大いなる意思の力だっていうのに!」
南條は青年に少々あきれ気味だった。
南條に沢田と呼ばれた青年は南條に憧れCRに入隊した沢田東であった。
彼は先の冴島救出の際に一人残り仲間達を脱出させて、連絡船と運命を共にしたと思われていたが、
見事に帰還し、CRたちのエース格となった。
沢田本人の証言によると意識を失っているとき、
「大いなる意思」に「お前はまだやるべき事がある」と言われ、意識を取り戻したという。

(大いなる意思・・・こいつの言っている事が本当なら創介も生きているとでもいうのか・・・・?)
南條は三年前の宇宙船事故で命を落としたかっての相棒、千葉創介を思い出していた。
634名無しより愛をこめて:05/02/17 11:14:50 ID:sYVjC6I0
>>161だったorz
635名無しより愛をこめて:05/02/17 11:32:18 ID:ROJhHfDd
バイオマンのヒーロー側で使われたキャラって居ますか?
636名無しより愛をこめて:05/02/17 12:16:31 ID:dM6xwOW7
いない
637復活の仮面 3:05/02/17 13:40:52 ID:85iJsyaE
3体のメカ進化獣を倒すのに3分もかからなかった。しかも5人の仮面ライダーは皆無傷だった。
これには流石のビッグスリーも驚きの色を隠せなかった。
「おのれぇぇぇ!」
メッサージュウが空へと舞い上がり攻撃を仕掛けてくる。だが……。
「セイリング、ジャンプ!」
掛け声とともにベルトの重力低減装置を作動させたスカイライダーが同じく空へと舞い上がった。
「貴様っ、飛べるのか!?」
「そうだ。覚えておくがいい、俺の名は……スカイライダー!」
一方、地上ではジュウオーがライダー達に向けて胸のバリバリロケットを発射しようとしていた。
「これでも食らえぇぇ!」
発射されるバリバリロケット。だがライダー達は避けようともしない。それどころかスーパー1が一歩前に出た。
「赤心少林拳、梅花!」
スーパー1が目にも留まらぬ速さで、飛んできたバリバリロケットを全て掴み取った。
「な!」
さらにそれを全てジューノイド目がけて投げ返す。大爆発。
「お、おのれぇぇぇぇ」
その隙を衝くかのように、ZXがジュウオー目がけて突撃してきた。
「馬鹿め!正攻法で俺に挑むつもりか!?」
迎え撃つべく同じように突撃をかけるジュウオー。しかし……。
「よせ、ジュウオー!」
異常に気付いたサイゴーンが叫ぶが、すでに遅かった。
「そりゃ、捕まえたぞ。……って、あれ?」
確かにZXを捕らえたはずなのにすり抜けてそのまま消えてしまった。
「馬鹿め、それは立体映像だ」
上空から声がする。見るとZXがジュウオーの真上から電磁ナイフ片手に急降下してきた。
着地と同時に斬りつける。さらに一撃、二撃とジュウオーのボディを斬りつけていく。
「貴様ら、純粋な機械だな」
「そ、それがどうした!」
「ならばほんの僅かな良心の呵責も感じずに貴様らを倒すことができる!」
ZXはさらに複数の立体映像を展開し、ジュウオーの周囲を取り囲む。そして一斉に跳びかかっていった!
638復活の仮面 4:05/02/17 16:34:56 ID:85iJsyaE
「凄い……、まさか分身の術が使えるなんて……」
ZXの戦いぶりを目にしたハリケンレッドが感嘆の声を上げる。
「思った通り頑丈な体だな。だが……」
ZXの本体がジュウオーのボディに衝撃集中爆弾をセットしていく。
「な、何だ、何をした!」
「今に分かる……」
爆発!その衝撃で吹き飛ぶジュウオー。ジュウオーの頑丈なボディに一箇所だけヒビが入った。
「ZXキック!」
その一箇所目がけて、灼熱に燃え上がったZXのキックが寸分の狂いもなく炸裂する!
「ば、馬鹿な!」絶叫とともにジュウオーの体は爆発四散した。
「ジュ……ジュウオー!」
モンスターが子分の死に絶叫する。
その最中、ライダーマンはアクアイガーと戦っていた。元々水中戦用ということもあってかアクアイガーの方が分が悪い。
パワーアームの一撃がとうとうアクアイガーを吹き飛ばした。
「ネットアーム!」
さらにネットアームでアクアイガーの動きを完全に封じるライダーマン。そこへ……。
「マシンガンアーム!」
ライダーマンがマシンガンアームの銃口をアクアイガーの口の中へと突っ込んだ。そして弾丸を発射する。
体内での激しい跳弾により、内部メカを完膚なきまでに破壊されたアクアイガーが地面へと倒れこみ、その直後爆発した。
●ジュウオー…ZXに倒される
●アクアイガー…ライダーマンに倒される
639復活の仮面 5:05/02/17 17:23:02 ID:85iJsyaE
空中ではスカイライダーとメッサージュウが死闘を繰り広げていた。だが、スカイライダーの高度が徐々に下がっていく。
「ははぁ、貴様本当に空を飛べるわけじゃないな?おそらくそのベルトの装置を使って擬似飛行をしているだけにすぎないんだろ」
メッサージュウが勝ち誇ったように言う。
「この勝負、空を征する俺の勝ちだ!」
「おっと、本当に飛べる奴がここにいるぜ」
「何!?」
声のする方を見ると、ZXがジェット噴射で空を猛スピードで飛んでくる。
「ZXパンチ!」
ZXの一撃がメッサージュウの飛行装置を粉砕した。
「ゲェッ!」
「今だ!三点ドロップ!」
体勢を崩したメッサージュウの背にスカイライダーが飛び乗る。そしてメッサージュウの腕を捕らえ、そのまま地面へと降下した。
激しい振動と轟音が起こる。地面に叩きつけられたメッサージュウの体は、その衝撃とスカイライダーの引っ張る力によって両腕はもげ、胴体は真っ二つに千切れてしまった。
「おのれ!ジュウオー、アクアイガーに続いてメッサージュウまで!」
メッツラーがミラージュビームを放ち5人のライダーを攻撃する。さらに腕を伸ばしスカイライダーに?みかかった。だが……。
「マイクロチェーン!」
ZXの手の甲から放たれた鎖が、伸ばされたメッツラーの腕に絡みつく。さらに高圧電流を流し攻撃するZX。そこへスカイライダーが接近し、水平回転チョップをメッツラーに叩き込んだ。
スカイライダーの攻撃を受け、頭部から火を噴くメッツラー。
そしてその背後からスーパー1が跳びかかる!
「スーパーライダー!旋風キーック!」
体を独楽のように高速回転させたスーパー1の必殺キックがメッツラーを打ち砕いた!爆発。
成り行きをポカーンと見守っていたハリケンジャーの3人に、2号が告げる。
「なっ、強いだろ?」
残る敵の数は4。
●メッサージュウ…スカイライダーに倒される
●メッツラー…スーパー1に倒される
640復活の仮面 6:05/02/17 17:48:49 ID:85iJsyaE
訂正
スカイライダーに?みかかった→スカイライダーに掴みかかった

「これでジューノイド五獣士も残るは俺だけとなった。こうなれば俺一人で貴様らを倒す!」
「意地張ってないで後ろの3人に助けを求めたらどうだ?」
「黙れ!サイゴーンフレア!」
サイゴーンが顔面を変えて、口から火炎弾を連続発射してきた。その爆発の中を掻い潜り、5人のライダーが接近してくる。
「サイゴーン駆動念力!」
「何だとっ!」
サイゴーンの強力な念力によって、5人の体は吹き飛ばされてしまった。そこへ再びサイゴーンフレアを放ち攻撃してくる。
「見たか!貴様らはある程度接近しなければ攻撃できないのだろう?近づく前に片付けてやる!」
「ならばこちらも遠くから攻撃すればいいだけのこと。チェーンジ、エレキハンド」
スーパー1の腕が青い腕に換装された。
「何をする気だ?」
「エレキ光線、発射!」
スーパー1の腕から放たれた高圧電流がサイゴーンに直撃する。さらにそこへライダーマンがマシンガンアーム、ZXが十字手裏剣で攻撃を仕掛けた。
「グワァァァァァ!」
「どうだ。仮面ライダーを甘く見たお前の負けだ」
2号とスカイライダーが怯むサイゴーンへと一気に駆け寄る。
「とうっ!」
両者とも高く空へと舞い上がった。そして空中で体を高速回転させる。
「大回転!スカーイキーック!」「ライダァァァァ、回転キィィィック!」
2人のライダーのキックがサイゴーンの体を貫いた!爆発し、砕け散るサイゴーン。
「残るは3人!」
●サイゴーン…ライダー2号、スカイライダーに倒される
641復活の仮面 7:05/02/17 18:20:31 ID:85iJsyaE
立て続けにメカ進化獣、ジューノイド五獣士と倒され、ビッグスリーは機械であるにも係わらず顔色を失った。
「ぬうう……」
メイスンが悔しそうな声を上げる。
「何故俺達が強いか分かるか?」
2号がビッグスリーに向かって言う。
「それはな、正義の二文字を背負っているからだ。お前達悪と違って、こっちは失うものや守るものの重さが違うんだ」
その違いだ、そう2号は強く言い放った。
「おのれぇぇぇ、よくも、よくもジュウオーを!」
今までずっと黙っていたモンスターが、とうとうブチ切れて2号に掴みかかっていった。
「頭に血が上った状態で勝てると思っているのか?」
2号は必要最小限の動きでモンスターの攻撃を全てかわすと、その腕を掴み取った。
「柔よく剛を制す、ってな。ライダァァァァ返し!」
2号がモンスターの巨体をいとも簡単に投げ捨てる。
さらに起き上がったモンスター目がけて怒涛のラッシュを仕掛ける。モンスターも右手を換装して反撃に転じようとするが……、
「ライダァァァァチョォォップ!」
2号の手刀がモンスターの右腕を叩き落した!腕をもがれ悲鳴を上げるモンスター。
そして2号はある程度下がって間合いを取り、トドメの大技を使用した。
「とうっ!ライダァァァァ、卍キィィィック!」
体をまるでドリルのように錐揉み回転させた2号が、モンスターの巨体に穴を開けた。大爆発が起こる。
「ぬうう、モンスターの馬鹿め。ファラ、ここは一旦引くぞ!」
メイスンが吐き捨てるようにそう言った。
「逃がすか!」
「メイスンバルカン!」
メイスンが右腕を換装したメイスンバルカンで攻撃を行う。だが、敵を倒すためではなくあくまで撤退するためだ。
爆発によって起こった炎と煙が消えると、そこにはもうメイスンとファラの姿はなかった。
●モンスター…ライダー2号に倒される
642復活の仮面 完結:05/02/17 18:33:30 ID:85iJsyaE
「逃がしたか。だがわざわざ追いかける必要もないだろう」
2号達5人のライダーは改めてハリケンジャーの方に向き直った。
「凄い。本当に5人だけで倒しちゃった……」
「我々は自己紹介がまだだったね。私は仮面ライダー2号」
「ライダーマン」
「俺はスカイライダー」
「仮面ライダースーパー1。よろしく」
「仮面ライダーZXだ」
一通り名乗り終わった後、一同はこれからについて話し合った。
「やはり我々も司令室へ向かった方がいいだろうな」
「よっしゃ、そうと決まれば先を急ごうぜ!」
こうして8人は司令室へと向かって行った。
○忍風戦隊ハリケンジャー、仮面ライダー2号、ライダーマン、スカイライダー、仮面ライダースーパー1、仮面ライダーZX…司令室へ
●ショッカー幹部(前世魔人)、メイスン、ファラ…撤退

黒川温泉編作者様、こんなもんでよろしいでしょうか?
643008編=絶望の中の「光」:05/02/17 21:55:56 ID:/jg/5Mt+
>>630

一方、所変わって空中都市008…。

月から無事008に脱出に成功した北斗星司と南夕子、梅津ダンと加代子の姉弟、ムーンタウンの少年ミーンは、
到着するや否や008最大の総合病院である「スカイ総合病院」に入院していた。
星司の場合は異次元脱出時の怪我の治療、夕子以下ムーンタウン組は身体を地球重力に馴らすために、008
で開発された新治療法=ナノマシン新陳代謝制御治療を受けていた。これは、ナノマシンと呼ばれる細胞サイズ
の分子機械を打ち込んで、新陳代謝機能をコントロールすると言う新しい治療法であった。これを使えば異なる重
力環境に慣れた人間が新陳代謝を狂わせないようにコントロールできるため、宇宙を行き来する者にとって朗報
ともいえる治療法と言えた。

そして、病室には星司&夕子の2人を含む計5人が、見舞いに来ていた大原星夫、月子の兄弟とジュリー・ワイズ
マン、そして大岩マコとネムリンと世間話に興じていた所であった。

「そう…、大変だったのねお二人とも…。」
そしてもう一人、008の街ではごく普通の…。未来風のワンピースを身にまとった主婦が星司と夕子に話をしてした。
彼女の名前は大原冴子、星夫と月子の母であり、大原雄介博士の夫でもある人物であった。星夫と月子が自慢し
てたように、手料理の得意な優しそうな雰囲気の女性であった。自動調理マシンの普及している008では、手料理
の作れる女性はある意味ステイタスシンボル的な存在であり、最近では手料理づくりがブームであるためジュリーも
時たま彼女から手料理のイロハを習っているのだ。

「でも、あそこで寝ている人の方がもっと大変だよ…。」
星夫が向こう側のベッドに顔を向ける。向こう側のベッドには梅津ダンと加代子の姉弟、そしてもう一人の患者が4人
の男女に囲まれるようにしてうなされていた。
644008編=絶望の中の「光」:05/02/17 21:57:02 ID:/jg/5Mt+
「たっくん…、死んじゃダメだ!!」
「巧…!」
「隆…。」
「乾君…。」
加代子の隣の患者の名は乾巧…ウルフオルフェノクであった。
彼は、地の帝王のベルトを入手したホースオルフェノクこと木場勇治とミナと共に、命からがらの思いで008に辿り着
いたのであった。しかも巧の身体は灰化進行が酷くなっており、スマートブレインの目が届きにくく、そしてスマートブ
レイン以上の医療技術を持つ008のスカイ総合病院に木場が入院させたのだ。そしてその事を一番信頼できる2人
の人物…菊地啓太郎と園田真理に知らせたのであった。彼らもまた、スマートブレインの追手を何とか振り切って、
やっとの思いで008に辿り着いたのだ…。

「済みません…、よろしいですか?」
冴子が巧の横たわるベッドに近づいた。

真理「貴女は?」
冴子「私は大原冴子…、ここにいる子供たちの親です。」
啓太郎「北斗星司さんと南夕子さんの知り合い…、です?」
冴子「そう言う事みたいですね…。」
微笑みながら冴子が言う。
645008編=絶望の中の「光」:05/02/17 21:57:42 ID:/jg/5Mt+
冴子「そこの人は…、オルフェノクですね?」
木場「怖く…、無いんですか?」
冴子「この街には人間以外にも、異星人の人やサイボーグ、ロボットやアギト、ギルス、オルフェノクの人達が暮らし
てます…。ですから、安心してください…。」
その詞に木場はホッとする。

冴子「この人も、仮面ライダーだったんですね?」
真理「ええ…。人間とオルフェノク、その双方の橋渡しになるために戦った人です…。」ミナ「でも隆…、巧は…。」
冴子「灰化…、現象ですね?」
科学者である夫からオルフェノクの事を聞いていた冴子は答えた。オルフェノクはその進化が、同じ突然変異進化体
であるアギトやギルスに比べ急激すぎるため、細胞の灰化現象と言う形で身体機能の破壊が急激に進んでしまうの
である。それに関してはスマートブレインでも現在の所どうする事も出来ず、そして008でも同じであった。ナノマシン
治療でも灰化現象は食い止められず、遅らせるだけが精一杯だったのだ。
646008編=絶望の中の「光」:05/02/17 21:58:26 ID:/jg/5Mt+
その時、巧の視線が冴子に向いた。

巧「あんたは…?」
冴子「大原冴子ですわ…。」
真理「この人はね巧…、巧と同じように人々の平和を守るために戦っている人の奥さんなのよ…。」
冴子「夫をご存じですの?」
真理「義父さんが話していました…。出来ればスマートブレインに、大原博士のような人を招きたかったと…。」
冴子「お父さん?」
真理「義理の父です…。スマートブレインの先々代の社長でした…。」
真理が義理の父の事を冴子に話す。

巧「あんたの旦那さんも…、知り合いに仮面ライダーがいるのか?」
冴子「いいえ…。でも、仮面ライダーを導いた人とは知り合いがいるみたいですわ…。」

巧「そうか…、そしたら聴いてくれないか…?」
冴子の顔を見て、苦しそうな声で巧が言う。
647008編=絶望の中の「光」:05/02/17 21:59:22 ID:/jg/5Mt+
巧「俺はあの時…、テレビに映ったギャレンと言う仮面ライダーの詞を聴いた時…。ライダーを応援する奴らの声が聞
こえたんだ…。」
冴子「テレビを見ている人達の声…、ですか?」
巧「ああ、子供や大人の声で『頑張れ』『負けるな』『僕達を護って』と…。」

それを聴いて、星司と夕子もピンと来ていた。そして星司の向かい側にいるダンも同じようであった。

ダン「北斗さん…。」
星司「ダン…、あの時俺も心の中に響く子供たちの声を聴いた…。」
夕子「私もよ…、星司さん…。」
星司も夕子も、そしてダンも、巧と同じように子供たちの声を聴いていた。側に居た星夫たちの声以外の「声」を、彼ら
も聴いていたようだったのだ…。

星司「もしかして…?」
ふと星司は、ウルトラマンエースの遺言を思い出した。

『(君が夕子と再び出会い、そして志を同じくする仲間たちと出会い、この世界の生きとし生ける者たちの『声』を君が
再び聴く事が出来た時……、本当の『大いなる力』が復活する…。)』

夕子「大いなる…、力…?」
ネムリン「何の事っちょ?」
それが何なのであろうかと、夕子は思いを巡らしていた…。
648008編の中の人:05/02/17 22:00:04 ID:/jg/5Mt+
現在の状況

○北斗星司、南夕子、梅津ダン、梅津加代子、ミーン、ウルフオルフェノク/乾巧
⇒スカイ総合病院に入院中。
○ホースオルフェノク/仮面ライダーオーガ/木場勇治、菊地啓太郎、園田真理、ミナ
⇒巧の付き添い。
○大原冴子、大原星夫、大原月子、ジュリー・ワイズマン、大岩マコ、ネムリン
⇒星司と夕子の見舞い。

555組(イヌタク、木場、ケータロー、真理、ミナ)が放置状態でしたので、敢えて使わさせていただきました…m(__)m

649黒川の人:05/02/17 22:13:20 ID:ygmr4wWU
>>642
どうも、書いて下さって有り難うございます。
文章もうまいし、とっても面白かったです。
自分も、もっとがんばんなきゃだめですね。(´・ω・`)
650名無しより愛をこめて:05/02/17 22:51:12 ID:cfi88btu
>>642>>649
2000ライダー編つーか前にニューラッキークローバーとか出した者です。
誠に勝手な話ですが、自分もちょっとこの件に絡んでもいいすか?
イロイロ書きたい展開が思い浮かんだんで・・・
651黒川の人:05/02/17 23:04:38 ID:ygmr4wWU
>>650
黒川温泉編が終わった後の5人ライダーの行き先は決めているので
それ以外でしたら、どうぞ自由に絡めて下さってけっこうです。
できれば、4幹部は前世魔人のままでお願いします(w
652名無しより愛をこめて:05/02/17 23:17:15 ID:ygmr4wWU
それと、そろそろ容量オーバーになるので誰か新スレをおねがい
653名無しより愛をこめて:05/02/17 23:31:33 ID:85iJsyaE
>>650
ミレニアムライダー編の作者様ですか?
でしたら同盟に向かっている伊坂とライダーJのこともどうかひとつよろしくお願いしますm(__)m
行き当たりばったりのJと違い、伊坂は確実に場所を知ったうえで動いてますので……。
654名無しより愛をこめて:05/02/18 05:08:13 ID:8wC0a+uA
ミレニアムライダー編を書いてる人はいっぱいいるんだがな(w
655名無しより愛をこめて:05/02/18 09:58:20 ID:1lWBXmPl
お待たせいたしました、CR編二日目スタートです。

>>417
「ムニャ・・・ムニャ・・・見たか、沢田東様の伝説だぞぉ・・・・うわぁ!」
寝ていた沢田が壁に大きく頭をぶつけ目を覚ます。
「うるさいぞ、沢田、また伝説とかっていってんのか!」
「ってって・・・南條さん、いきなりうるさいは無いでしょ!」
「見てみろよ、お前がグーグー寝てる間に江口が扉を開けようとしていたんだぞ。」
南條が指を刺しのはドアの前で寝ていた江口だった。
「え、えぐっちゃん、俺たちの為に寝る間も押しでいたのかよ。」

「それだけじゃないみたいだな。」
「創介さん!」
「創介、いつの間にいたのか!」
二人の後ろにいきなり創介が現れた。
「見てみろよ、江口君が羽織っているの、あれ橘さんの上着だろ。」
「いい関係じゃないですかぁ!」
「相変わらず変な所に目がつくな。」
創介が見ていたのは江口が羽織っていた橘の上着だった。
その横には橘が昨日からのイザコザで疲れていた眠っていた。
656名無しより愛をこめて:05/02/18 11:18:05 ID:1lWBXmPl
「ん・・・ま、まだドアが開いていなかったのか!」
「江口君・・・・。」
江口と橘が同時に目覚めた。
「お二人さん、もうお目覚めかい、それにしてもお二人さん、どんな関係なんだ。」
「そ、創介さん、茶化さないでくださいよ!」
「わ、私たちはそんか関係じゃないわ!」
二人が創介の冗談にあわてる。

「フフフ、創介君も変わっていないようね。」
「創介さん、そんなに茶化さなくてもいいじゃないですか。」
横から香織と弥生が近づいてきた。
「香織、こうやって南條やあいつの仲間と一緒にいられるのは嬉しいが、嫌な事もある。」
「嫌な事?まさか!?」
南條が創介の言葉の意味に気づく。
「あの冴島が我が物顔で帰ってきたって事だ。」
創介の言う嫌な事とは冴島が防衛軍月面支部の長官として表舞台に戻ってきた事であった。
657名無しより愛をこめて:05/02/18 12:06:14 ID:1lWBXmPl
「やはりあの男だけは黙らせるわけにはいかない、何とかして脱出しよう。」
ハヤテ隊長が創介に続いて話す。
「でも、どうやって脱出するのですか?」
キシナガ副隊長がハヤテ隊長に問いかける。
「ああ、その事ですがあの扉は色々と手を尽くしましたが開きません。」
江口が悔しがりながらハヤテ隊長に話す。

その時、ガチャとドアが開いた。
「やはり、管理センターにまだ人がいましたか。」
部屋へ入ってきたのは端正な顔立ちの青年が入ってきた。
「君は!」
市長がその青年が誰か分かった。
「市長!お久しぶりです。」
「郷君、地球に帰ってきていたのか!」
「はい、伊吹長官も無事、地球に戻ってこれました。」
その青年はかって超電子バイオマンのレッドワンであり
現在は防衛軍の外宇宙探査隊に所属している郷史郎だった。
658名無しより愛をこめて:05/02/18 12:22:39 ID:1lWBXmPl
「ところで伊吹長官は会議には間に合ったのかい?」
「はい、会議には無事、間に合いました。
そのあと、俺は昔の仲間たちと一緒に月へ来ました。」
「仲間?」
「はい、心強い奴らです、入っていいぞ!」

郷の合図で4人の若者が現れた。
「君たちは?」
「俺と一緒に悪と戦いました。」
「高杉信吾です、それにしてもかわいい子もいるな。」
高杉の目は綾たち女性陣の方に向いていた。
「僕、南原竜太っていいます!」
「あたしは矢吹ジュン。よろしくお願いします。」
「桂木ひかるです、いい男が多いですね。」
「いい男って俺の事!ねぇ!」
沢田が自分を指差しながらはしゃぐ。
「沢田、よせ。」
結局南條に止められる。
659名無しより愛をこめて
「ここに長居は無用だ、急いで出よう。」
ハヤテ隊長が出ようと促す。
「よし、冴島が何をするか分からない、市民たちを助ける為にも急ごう!」
「OK!」
郷の合図に他の四人も答えた。
そして、一同は部屋を後にした。

○ハヤテ、キシナガ、CR南條チーム(南條俊、江口亮、沢田東)、CR江波チーム(江波香織、中島弥生)、
千葉創介、望月綾、ムーンタウン市長、橘明子、
バイオマン(郷史郎、高杉信吾、南原竜太、矢吹ジュン、桂木ひかる)
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