機龍爺さんってば獣姦までやらかしてたのかよ!!
人の道を踏み外してるな。
935 :
いのちゃん:04/12/20 15:49:28 ID:f94aVdLa
>人の道を踏み外してるな。
人じゃないからいいのさ
「がっはっはっは(大笑)。アンギラスのおっさん、いくらなんでも時代遅れすぎだぜ。」
アンギラスを頭から笑い飛ばしたのは地底怪獣バラゴンである。
よせばいいのにアンギラスは、バランから仕入れた新知識をバラゴンに向かって吹聴したのだ。
その結果が冒頭の大笑いだったのだ。
「『わき毛の女王』なんてとっくのとうに過去の人だよ。」
「(がぁ〜ん)そ、そうなのか!?」
「それによ。今はビデオだってもう古い技術なんだぜ!」
「(がぁぁぁぁぁ〜ん!)ビ、ビデオも古いっ!?」
「そうさ。」
カサにかかってたたみかけるバラゴン。
「し、信じられん。ついさっきまで最新技術だと思っていたビデオまで、実は古いとは……。」
バラゴンは「やれやれ、つきあいきれないな」というように両前足を上げた。
「ホントに時代遅れなんだな。おっさん。」
いつもなら「キサマになんぞ言われとうないわ!」と怒鳴り返すところだが……。
それどころかアンギラスはバラゴンに向かってアタマを下げた。
「……すまんバラゴン。恥を忍んで尋ねるが…、そのビデオより新しい技術ってのはなんというんだ?」
鼻の穴を膨らませてバラゴンは答えた。
「アルファベット三文字で呼ばれてるぜ。」
「あ、あるふあべっと?…ああ、西洋文字か…。で、なんて言うんだ??」
「BVDだぜ!」
とんとん。
ここジラース控室のドアを何者かがノックした。
「だれだっ!」刺客と疑い身構えるウルトラマン!
しかし、ドアの向こうから答えてきたのは予想外の相手だった。
「ワシだ。アンギラスだ。実は……ウルトラマン殿にお願いがありやって来たのだ。」
「そうですか…それならどうぞ中へ。」
「いや、他人を交えずウルトラマン殿のだけ話したい。ついては外に出て来てはもらえぬだろうか?」
ジラース(ゴジラ)にも聞かれたくない「お願い」とは?
訝るウルトラマンだったが、ジラースが(行ってやれ)と身振りで促され廊下へと出て行った。
困ったように、恥ずかしそうに、しばらくモジモジしていたアンギラスだったが、3分ほどしてようやく決心がついたらしく口を開いた。
「実は………ワシにBVDを買ってきて欲しいのだ。」
「び、BVD?????????」
きょとんとするウルトラマン。
「うむ、怪獣であるワシは買いに行けん。でも、ウルトラマン殿なら人間の姿になれるから容易くBVDを買うことができよう。」
「……そりゃまあ、科特隊に勤めてたころは制服は貸与だったけど他は自前だったから……。」
「おお!」とアンギラスは嬉しそうに歓声を漏らした。
「BVDを買ったことがあるとは心強い!ぜひ!ぜひ!ぜひ!!ワシにもBVDを買ってくだされ。」
「わかりました。でもワタシはジラースのそばを離れられないので、弟のウルトラマンAに届けさせましょう。それで、形ですけど……ワタシみたいなのがいいですか?それとも弟の新マンみたいなのがいいですか?」
「…………なんだかわかりませんけど、ウルトラマンさんみたいなので結構です。」
どどーーーーーーん!ばりばりばりっ!
轟音とともに鎌倉の邸宅の門がブチ破られ、アンギラスが物凄い形相でとび込んで来た!
「やいっ!クソたれバラゴンのヤツぁ何処行きやがった!?このオレを騙しゃあがって!
BVDってのは!」
そう言って右前足に握り締めていた何かを地面に叩きつけた。
……よくよく見ると、それは赤いトランクスである!?
「…BVDってのは、パンツのことじゃあねえか(怒怒怒怒怒)!」
ブチ切れモードのアンギラスにバランが恐る恐る教えた。
「…バラゴンなら、あんたが帰って来るのを見て裏口から慌てて出てったよ。」
言葉にならない叫びを残し、アンギラスは裏口もブチ壊して出て行った。
そこで教訓。
みんなもDVDとBVDを間違えないようにしよう(そんなヤツいねーよ)!
939 :
いのちゃん:04/12/20 22:20:20 ID:Kkjf36Xm
禿ワロタ
アンギラス面白すぎる・・・・バラゴンもすごい間違い・・・本戦がすすまない・・
おもしろいからいいけど
ざわめく観衆、ギラつく照明、そして中継カメラ…。
(さすがゴジラだ。いままでの試合とは雰囲気がちがう……)
闘場地下よりアタマを出してゴメスはそう感じていた。
闘場全体のテンションの高さが、今日の相手がこれまでとは別格であることを物語っている。
(昭和と…、兄貴と戦うのか……)
実はゴメスはゴジラにエリマキつけたジラースとは闘っているが、でもアレはアレ。
今日はエリマキ無し、掛け値無しにホンモノのゴジラが相手である。
(日陰者で終わるハズだったオレの人生を変えてくれた兄貴とこうして戦えるなんて…)
…いまから40年近くまえのとある産院でのこと。
ベッドにはヒゲとキバのある哺乳類怪獣=マグマ(妖星ゴラス)と生まれたばかりの幼子が横たわっており、
その傍らにはまだ機械の体になっていないゴジラ宗家が立っていた。
「男の子ですわアナタ!全体はアナタにそっくりだけど、キバとヒゲはワタシにそっくり。」
「そうか…。」
ゴジラ宗家は別段嬉しそうではない。
「子供の名前は…そうだな……トンヌラと名づけよう。」
「まあ素敵。勇ましそうで強そうで……。」
ほんとにそう思うのか?かなり適当だと思うぞ!?
「でも…ワタシも考えてありますの。この子の名前は『ゴメス』とさせてください。」
ちゃぁーーーん♪ちゃかちゃんちゃんちゃーーーん♪……
(まてまて!なんかワシの記憶と別の話がごっちゃになっとるぞ!?
ボケたか?ワシ??)
そのとき、雲も突きぬくような叫びとともに、正面の山陰からゴジラが姿を現した!
マグマ雌だったんかー!!!
942 :
いのちゃん:04/12/21 13:36:11 ID:dd825p/Q
マグマの子供ならトドラと思ったが・・・・
943 :
名無しより愛をこめて:04/12/21 17:04:00 ID:aJEnHOeU
944 :
月亭雷蔵:04/12/22 01:30:43 ID:97L72HTs
すごい事になちゃってますね〜
パチモンをただのパクリで終わらせたくなかったもんで…。
パチモンだろうとなんだろうと子供のころを楽しくさせてくれたし。
その代わりお話の方はパチモン大会なのでパクリの集合体で構成しております。
「産院でゴメス誕生」の部分は「ドラゴンクエストX」。
「ゴジラがゴメスをとり立てる」部分は徳川家光と保科正之(秀忠の子)の逸話がベースでござるよ(笑)。
他にもギリシャ神話やホラー小説「地獄の家」などパクリのてんこもり。
剽窃で訴えられたらもう大変です。
ゴメス対ジラースとして実はすでに一回対戦しているゴメスとゴジラだが、前回と違うのはゴジラが抗核バクテリアに侵され著しくパワーダウンしているという点だ。
唸り声を上げながら距離を詰めていく両雄。
(…やはりやつれている。状態はかなり悪いな。)
観客の人間はもちろん、仲間の怪獣にもゴジラが不調とは見えない。
しかし腹違いとはいえ弟であるゴメスの目には兄の絶不調は明らかだった。
ゴメス対ジラースのときは打撃戦に終始したが、今回両雄はガッキと正面から組み合った。
ぐっ!ゴメスが下半身に力を込めるとゴジラは一瞬踏ん張ったが、やがてズルズルっと後退した。
(…闘える状態ではない。やはりウルトラマンの勧めたようにワシが棄権すべきだったか…)
ゴメスがちらっとそう思った瞬間、ゴジラは体を捻りゴメスを放り投げた!
ぶんっ!風斬り音を上げてゴメスの巨体が一瞬宙を舞い、そして大地に叩きつけられた!
ずしーーん!
激しく舞い上がる土埃!
観客の誰かが叫んだ。
「ゴジラ強いっ!」
ゴメスがむくりと立ち上がりかけたところに、ゴジラが走りこんで体当りしてきた。
にぶい轟音を上げ、ゴメスの巨体が再び吹っ飛ばされる!
(さすがだ!兄貴はやっぱり強い!)
こんどはゴメスは間を置かずに素早く立ち上がると、こんども突進してきたゴジラにツメの一撃を叩き込んだ。
カウンターの一撃を受け、朽木倒しに倒れるゴジラ。
ゴメスの逆襲!立ち上がりかけたゴジラにすくい上げるようにアッパー気味の一撃を叩き込んだ。
ゴジラの巨体がバック転を失敗したように猛烈なスピードで後ろむきに落ちる。
……派手に落下したゴジラはそのまま動かない!?
(あ…、兄貴!?)
「……ゴジラやられちゃったのかよ?」という雰囲気が流れかけた瞬間。
唸りを上げてゴジラは立ち上がると、ゴメスにしゃにむに襲いかかった。
ゴジラの前足がなんどもゴメスの顔や首にヒットする。
そのたびゴメスの体に付いた土くれが飛び散って迫力充分なのだが…。
(まるで効かない!それほどに体の具合が……。)
ショックでゴメスは一瞬棒立ちになった。
「ばかっ!ちゃんと本気を出せっ!」
…人間には理解不可能な言葉でゴジラが叫んだ!
「でも兄貴は……。」
「黙れ!大怪獣同士の戦いは火や光線じゃない!ど迫力が全てなんだ!」
そう叫びながらゴジラの右平手が棒立ちのゴメスを襲った!
横転したゴメスを激しく蹴りつけながら、更に荒い息でゴジラは叫んだ!
「ホンモノの迫力は哀れみからは生まれん!兄弟の情は捨てろ!」
アタマであるとクビであるとを問わず、ゴジラの脚が踏み下ろされる!
「兄貴っ!」
ゴメスは丸太のように転がり立ち上がりながら、ゴジラの顎に頭頂をぶちこんだ!
逆襲を受けて芯が抜けたようにぐしゃりと倒れるゴジラ。
それを見たゴメスの動きが止まった…。
「バカ野郎!止まるな!殴れ!」
喉の奥から搾り出すようにそう言いながらゴジラは立ち上がり、ゴメスに殴りかかる!
「キサマそれでもオレの弟か!この腑抜け!殴れ!殴れ!殴れ!」
「……う、うぉぉぉぉぉぉっ!」
突如雷鳴のような咆哮を放ち、ゴメスも反撃に転じた!
大怪獣同士、一歩も退かぬ正面からのど突き合いが始まった!
衝撃と轟音が闘場を満たす。
観客はその大迫力に酔いしれた……。
そのとき、観客の中の子供が父親に尋ねた。
「パパ?あの怪獣なんでびっしょり濡れてるの?」
「きっと汗をいっぱいかいてるからだよ。ゴメスは哺乳類だからね。」
目からびっしょり「汗」をかきながら、ゴメスはゴジラをど突きまくった。
戦いはその後10分あまり続き、ついにゴジラが力尽きて終了となった…。
昭和ー!
「……もう大丈夫でしょう。ただ、しばらく安静を保つ必要がありますね。」
それだけ言い、ウルトラエースはゴジラ控室を出て行った。
しあいのあと、観客の目に触れない場所まで自力で歩きったところでゴジラは意識を失いバッタリ倒れてしまった。
それを控室まで運んだのは、なんとウルトラエースであった。
彼らのプランとしては、ゴジラはガメラ・ファミリーの手で死んでくれねば困るため慌てて助けに来たのである。
エースの手で放射能光線が緊急照射され、ゴジラの容態は小康状態になっていた。
「ありがとう。ありがとう…。」
悪玉の一人とも知らないゴメスになんどもアタマを下げられてエースが出て行くと、入れ代わりに外で警護に当たっていたウルトラマンが入ってきた。
「……アンタの言うとおり、棄権すればよかったよ、ワシ。」
しかし、うなだれるゴメスの肩に手を置いてウルトラマンは言った。
「いいえ。あれでよかったんです。すごい迫力の戦いでしたから。
ワタシの番組で例えるなら、レッドキングとチャンドラーの戦いをロングバージョンでやったみたいです。
観客も興奮して盛り上がりまくってましたよ。」
そしてウルトラマンはゴジラを挟んでゴメスの反対側に腰を降ろした。
「最高の迫力でした。こいつも……ゴジラも満足だと思う。」
ウルトラマンの言葉を聞き、いったんは止まっていた涙がゴメスの両目から再び滝のように流れだした。
「すげえ兄貴だ。ホントにすげえ兄貴だ。…兄貴…、兄貴……(涙)。」
あとはもう言葉にならない。
「あのオジャマします。」「失礼します。」
控室の扉が挨拶とともにいきなり開いた。
事件を知って、同じリーグを闘うアーストロンと弟のゴーストロンが見舞いにきたのだ。
「オジャマします…。あの、ゴジラさんのお加減はいかがでしょうか?」
寝ているゴジラのシッポの側にアーストロンが腰を降ろすと、ゴーストロンもテレビでやっていた「ジャンプしてからのあぐら座り」をやった。
ゴーストロンが着地したショックで寝ていたゴジラがピクリと動いた。
(病人が寝てるんだぞ!)という言葉を飲み込むウルトラマン。
アホが相手では何を言っても始まらない(苦笑)。
するとゴーストロンが辺りを見回し言い出した。
「あれれ?ジラースさんは着てないんですか??……冷たいヤツっすね。顔がそっくりなゴジラさんが大変だっていうのに…。」
(へ?)ゴメスが泣き止んで顔を上げた。
目が点になっている…。
ゴジラの見舞いにジラースが来ないのは……当たりまえだ。
「バカなことは言うな、そう言うな弟よ。」
アーストロンがジラースを避難したゴーストロンを諌めた。
(やっぱり兄は弟よりしっかりしている)ゴメスは思った。ところが……。
「ジラースさんはこれからゴジラさんと勝負するんで、それで来てないんだろ。」
……目が点になるゴメス。
ウルトラマンに向かい、こっそりアーストロン、ゴーストロンの兄弟を指さし、アタマの横でツメをクルクルッと回して見せる。
(ぱあ?)
こっそり頷くウルトラマン。
ゴジラだけでなく、自分たちまで病気になってしまいそうな気がしたウルトラマンとゴメスだった。
相変わらず誤変換、校正ミスが多い文章だな…。
954 :
いのちゃん:04/12/24 17:59:44 ID:BBV7oci9
いいよ。面白いから。しかし1000が近い・・・新スレ立てようか?
昭和…
こんな時こそ、鯨でも食って元気出してくれ!!
ムーン「うわ〜 ガメラ連敗。おまけにゴジラまでKO負けかよ。やっぱどっちも年なのかな。」
ムーン「ご隠居も平成セブンからはお孫さんに家督をゆずられてんですよねえ。」
エレキ「ん?ああ、まあな。つっても、ありゃあ円谷さんの頼みとあっちゃあ断るわけにはいかなくってな。
うちの若ぇもんの修行にもなると思ったんで、やらせてみたんだが、ちとまずかったな。
塩試合させられぇちまったもんで、どうもその後が今ひとつでな。
ワークと割り切って俺がやっときゃよかったってぇ後悔してんだが。」
ムーン「なるほどねえ。そういう理由もあったんですかねぇ。
いやね、あっしはね、ゴジラ家もガメラ家も、栄えある怪獣王の御家柄だ。
そう思ったもんですからね、昭和様たちみたいなマスターズリーガーがお出にならなくったって、
現役バリバリの平ガメ様とか、ミレゴジ様とかがご出場なさって御威光を見せつけりゃあいいと思ったんですがね。
なるほど、一度引退なすった方なら負けたって傷がつくもんじゃあないですよね。
脚らみたいなマイナーと違って、メジャーにはメジャーのご苦労があるんですねぇ。」
エレキ「まままま、まあな。ガマロンとかワニゴンとか、ああいった埋もれた怪獣材を発掘するのもお役目だからな。」
ムーン「あれ?ご隠居。なんか顔色が優れないようですが、なにか心配ごとでも?」
エレキ「あ、いや、なんでもねえ。ちょいとこの後の試合の事が気になったもんでな。」
ムーン「そうですよねえ。ゴジラ様もガメラ様もダメージ深そうですしねえ。」
エレキ(ゴジラ対ジラースなんてどういう意図があって組んだんでぇ?それにあのガマロンって何者だ?)
ル ナ「夕子ちゃん映んなかった・・・・・・・・・・・・・・(´・ω・`)」
957 :
月亭雷蔵:04/12/25 10:58:01 ID:v8BFvVnD
???2行目が抜けてる???やり直し。残り少ないのにムダレス御免。
ムーン「うわ〜 ガメラ連敗。おまけにゴジラまでKO負けかよ。やっぱどっちも年なのかな。」
エレキ「まあ、2人とも引退して随分になるからなぁ。」
ムーン「ご隠居も平成セブンからはお孫さんに家督をゆずられてんですよねえ。」
エレキ「ん?ああ、まあな。つっても、ありゃあ円谷さんの頼みとあっちゃあ断るわけにはいかなくってな。
うちの若ぇもんの修行にもなると思ったんで、やらせてみたんだが、ちとまずかったな。
塩試合させられぇちまったもんで、どうもその後が今ひとつでな。
ワークと割り切って俺がやっときゃよかったってぇ後悔してんだが。」
ムーン「なるほどねえ。そういう理由もあったんですかねぇ。
いやね、あっしはね、ゴジラ家もガメラ家も、栄えある怪獣王の御家柄だ。
そう思ったもんですからね、昭和様たちみたいなマスターズリーガーがお出にならなくったって、
現役バリバリの平ガメ様とか、ミレゴジ様とかがご出場なさって御威光を見せつけりゃあいいと思ったんですがね。
なるほど、一度引退なすった方なら負けたって傷がつくもんじゃあないですよね。
脚らみたいなマイナーと違って、メジャーにはメジャーのご苦労があるんですねぇ。」
エレキ「まままま、まあな。ガマロンとかワニゴンとか、ああいった埋もれた怪獣材を発掘するのもお役目だからな。」
ムーン「あれ?ご隠居。なんか顔色が優れないようですが、なにか心配ごとでも?」
エレキ「あ、いや、なんでもねえ。ちょいとこの後の試合の事が気になったもんでな。」
ムーン「そうですよねえ。ゴジラ様もガメラ様もダメージ深そうですしねえ。」
エレキ(ゴジラ対ジラースなんてどういう意図があって組んだんでぇ?それにあのガマロンって何者だ?)
ル ナ「夕子ちゃん映んなかった・・・・・・・・・・・・・・(´・ω・`)」
958 :
月亭雷蔵:04/12/25 13:09:07 ID:aK6afDhO
主な登場怪獣
ゴジラ一族:鎌倉郊外の豪邸に居を構える、怪獣界きっての名門中の名門
・初代ゴジラ =機龍
一族のグランドファーザー。ゴジラ宗家。一代で『怪獣王』の地位を不動のものとした英傑。
かつては最強にして最恐の暴君として恐れられていた。
とある事件をきっかけに身体のほとんどを機械化している。
今では老衰で隠居中だが、未だにその眼光の威力と発言力は絶大。獣姦愛好者で陰謀が大好き。
・昭和ゴジラ=ジラース
二代目。元ヒッピー世代で大学では言語学を専攻、友人幅は広い。
基本的にファンキーな人だが、長男・次男について悔いることが多い。
マスクマンとしても活躍。親父に頭が上がらない。
・ミニラ
昭和ゴジラの長男。甘やかされて育った事が災いしてか、特技も定職も無い厄介者だったが、
第1回大会『名前に濁点の無い怪獣GP』で優勝し、一躍時の人となる。
しかし、それゆえに 宗家との間に確執を生む事に・・・・・・・
最近、映画のエキストラに出ることに。一族とあまり似ない容姿が第一の悩み。
・平成ゴジラ
昭和ゴジラの次男。ミニラの反省から英才教育を施され、誰もが仰ぎ見る偉丈夫に育つ。
しかし95年、心臓に疾患が見つかり、仕事中に過労で発作を起こす。
それでも最期の職務を遂げ、殉職。多くの怪獣が涙した。
・ゴジラジュニア=ミレニアムゴジラ
平成ゴジラの忘れ形見。95年暴漢に襲われ重傷を負うが、奇跡的に一命は取り留めた。
現在は一族の筆頭として元気に活躍中。しかし周囲の強すぎる期待に葛藤することもあり…
・GMKゴジラ(平成ゴジラの二重人格)
ミレゴジの鬱積した不満が残酷無比な第二の己を生み出してしまった。
凄まじい霊媒体質であり、しかも物理攻撃が無効。
精密長射程の火炎、敵の光線を吸収・反射と恐るべき力を振るう白眼の悪鬼。
・USAゴジラ=ジラ
女性。アメリカ出身でダイエットが趣味。火は吐けないが陸上スポーツの天才。
ミレゴジの姉代わりだが、異文化のギャップにはまだ慣れていない。
最近宗家の養子になり日本に帰化した。スシ・サシミに舌鼓を打つ。
・ビオランテ&スペースゴジラ
平成ゴジラの妾腹の子。
・暴君怪獣アンギラス
ゴジラ家の忠臣で執事頭。何かと陰謀の絶えない御家を陰で支える苦労人。
・モンスターX
通称"もんたX"。両肩の"もんたY&もんたZ"ともんた&ブラザーズとして活躍するお調子者。
ガメラ一族:ゴジラ家と並び証される名門。のはずだがどうも不遇。
・昭和ガメラ
昭和ゴジラ、初代ウルトラマンとは怪獣黄金時代を支えた仲間としてライバルとして、熱い友情で結ばれている。
昭和ゴジラ現役復帰に触発されて出場するものの、パチもん相手に良いとこなしに連敗中。
・冷凍怪獣バルゴン
ワニゴンと対戦。なんとか勝ったものの危うく殺されかけた。
・大悪獣ギロン
どっかの荒野の酒場でマカロニウェスタンに没頭中。
・邪神イリス
ヤメタランスと対戦。手玉に取られて完敗。
961 :
月亭雷蔵:04/12/25 13:16:25 ID:aK6afDhO
月島の蕎麦屋 お品書き
・月見蕎麦 1000ウラー
・月見団子 500ウラー
1ウラーのレートいくらだったっけ?
「アホだけど全力投球のヤツら」というのがウルトラマンによるアーストロン、ゴーストロン評である。
(そのとおり)だとゴメスも思った。
それまでのリーグでの戦いといい、見舞いに来たときの言動といい、呆れるほどの直球全力投球ぶりである。
(でも………、アホなんだよな、こいつら(笑)。とうとうゴジラとジラースが同じ怪獣だと気がつかなかったし…。こんなヤツらいまどき珍しいわい。)
でもゴメス、こういうヤツらは実は嫌いではない。
この対決、実は重要な意味がある。
ゴジ・リーグ参加怪獣のうち…、
ゴメスはゴジラに一勝し、ジラースに一敗、ゴジラはアーストロンに一勝したがゴメスに一敗、アーストロンはジラースに一勝してゴジラに一敗、ジラースはゴメスに一勝してアーストロンに一敗、つまり参加怪獣全員が一勝一敗で並んでいるのである!
(ゴジラとジラースの直接対決はない。だからどちらかが二勝一敗になる。ということは、ワシかアーストロンのどちらか勝った方とで優勝決定戦になるということだ。)
優勝決定戦になったら、ハッキリ言っていまのゴジラ(ジラース)では相手がアーストロンだろうとゴメスだろうと勝負にはならない。
小さなころの自分の前に仁王立ちする初対面のころの昭和、そして病に侵されながら自分と戦った今の昭和が脳裏をよぎった。
(…兄貴が優勝できないなら、せめて弟のこのワシが……。)
ゴメスの上腕に力こぶが大きく盛り上がった!
(弟のワシが、代わりに優勝してやる!)
ごぉぉぉぉっ!
二度!三度!熱線が走る!
森に!野原に!そして岩肌に!立て続けに火柱が立つ!
必殺の熱線を吐き散らしながらアーストロンが登場だ!
闘場に移設された廃屋をマッチの家のように踏み潰し、自動車がミニカーのように蹴り飛ばされる。
そしてまたも熱線放射!
どおんっ!
こんどは自動車が爆発炎上した。
自らが作り出した炎の花道をズシンズシンと踏みしめながら、アーストロンはゴメスに向かい突き進んでいった。
(熱線吐くのは派手でカッコいいが、あんなに乱発しちゃあオレに放射する分なんていくらも残っとらんのと違うか?)
ベテランとしての冷静さでゴメスはそう分析した。
アーストロンとゴメス。
距離が一気に詰まり、両雄はためらうことなくガッキと組み合った。
組み合った瞬間、ゴメスは直感的に悟った。
(こいつ!さっき熱線を惜しげもなく吐き散らしたのは、組み打って闘う方が好きだからだな!?)
アーストロンが一気に押し込む!それを「押されてならじ!」とゴメスが押し返す!
激しく押し合った次の瞬間、ゴメスが不意に体を横に開いた。
どうっ!前に倒れるアーストロン!!…と見えたが、尻尾を巧みに使い体勢を立て直すと、アーストロンは反転し再びゴメスに向かって突っ込んでいった。
アタマを下げて低く突っ込むアーストロンにゴメスのツメが横殴りで襲い掛かる!
ガキッ!
生物というより、金属か鉱物がぶつかったような音とともに、激しく火花が散る!
ゴメスのツメも、アーストロンの皮膚も、生物にもかかわらず戦車の装甲板より硬いのだ!
ぶんっ!
ゴメスのツメが空を斬る。
(おっと危ねえっ!)
ツメが振り回されるたび、あるときはアタマを下げ、あるときは素早く後退して攻撃をかわすアーストロン。
アーストロンの皮膚はゴメスのツメも跳ね返せる。
しかし、猛烈な衝撃力そのものはゼロにできない!
ゴメスの腕力はそれほどなのである。
(このオヤジ、とんでもねえ腕力だぜ!何発ももらったら身が保たねえや!)
一方のゴメスもアーストロンの意外な機動力に苦戦していた。
(コイツ!猪突猛進だけのアホかと思ってたが、意外にできるぞ!?)
仁王立ちで豪腕を構えるゴメスと、機動力でスキを覗うアーストロン。
戦いはまるで、「ゴジラの逆襲」でのゴジラ対アンギラスにそっくりな様相を呈していた。
アーストロンの勇姿が遂に!
でもこのスレもうすぐ落ちるんだよなぁ
「アンギラスさん。ゴメスとアーストロン、結構いい勝負になってるよ。まるであんたとゴジラさんのときみたいだ。」
アンギラスから焼き鳥を受け取りながらガバラが言った。
場所は新宿駅西ロータリー近くの、北風吹き抜ける街角。
「BVD」事件でお屋敷の正門と裏門を木っ端微塵に破壊してしまったアンギラスは、宗家のお仕置きを怖れて鎌倉から逃亡し、いまは街頭の焼き鳥売りに身をやつしていた。
「……あたしゃあ、アンギラスなんて有名怪獣じゃござんせんよ。」
「??誰がどう見たってアンギラスさんだろ?」
ガバラは納得しない。ま、ガバラじゃなくても納得しないだろうな。
「違うったら違うんですっ!焼き鳥買ったらサッサと帰ってくだせえ!」
ほっかむりを低く引き下げながらアンギラスが叫ぶと、怪訝な顔をしながらガバラは帰っていった。
………。
北風が強くなってきた。
……鎌倉が………懐かしい。
(もうこれで帰れない…さすらいの旅路〜だ〜け)
…オマエはデビルマンかよ。
ついさっきガバラが立っていた場所にも木の葉がくるくる渦を巻きながら飛んで来た。
寒空に、アンギラスの張り上げる声だけが冴えて響き渡っていった。
「焼き鳥いかがッスかぁ〜(涙)」
ちわ〜 ウルトラ建設れ〜す
埋立てに来ました〜
鎌倉のお屋敷の正門と裏門の修繕費用を稼ぐべくアンギラスが涙ぐましい努力をしているころ…。
ゴメスとアーストロンの戦いは終盤を迎えようとしていた。
アーストロンの動きにゴメスがついていけなくなりだしたのだ。
(爬虫類系のアーストロンは体温の自律機能が弱いので激しく動けば体温上昇で動けなくなる。)ゴメスはそう考えていた。
そこに大きな誤算があったのだ。
もともと地底怪獣は地熱と地圧に耐えられるようになっている。
おまけにアーストロンの住み処は火山帯だ。
つまり、アーストロンにとって地上は空気の冷却作用があるのでどんなに激しく活動しても動けなくなるほど体温は上昇しないのだ!
(しまった…こいつが火山地帯の出身だってことを忘れてたわい。)
荒くなってきた息の中、ゴメスの頭の中にアセリが走る。
(こうなったら一かバチか、こっちから突っ込むしかないか…。カウンターでヤツのアタマに一発!)
アタマだ。狙うはアタマだけ。ボディにぶち込んでも必倒の一撃にはならないことは、これまでの展開で実証済みである。
ゴメスの腹が決ったことを見て取ったのか、アーストロンはジュラシック・パークに出てくるTレックスのような低い姿勢でとび込んで来た!
カウンター狙いのゴメスに対し、アーストロンが大胆にもとび込んで来た!
(今だ!)
豪腕をバックスイングさせゴメスも飛び出す!
空気摩擦で火がつくか?と思えるほどのゴメスの一撃が繰り出された!
(当たれえっ!)
大きな弧を描き、豪腕はアーストロンの側頭部めがけて唸りをあげる!
一瞬、ゴメスは飛び込んでくるアーストロンと目が合った……、少なくともゴメスはそう感じた。
次の瞬間、ゴメスの目の前でアーストロンの姿勢が四足歩行怪獣のように低く沈んでいくではないか!?
必殺のはずのゴメスの豪腕は、アーストロンの頭上数センチで空を斬る!
(しまった!?)
ゴメスとアーストロンの巨体が交錯する。そして…。
慌ててゴメスが体を翻したときには、アーストロンは既に反転を終えゴメスの目の前まで再突進してきていた!
アーストロンの口がカッと開いた!
(熱線放射かっ!?)
至近距離で喰らってはゴメスといえども耐えられない!
ところが!??
なんとアーストロンは開いた口から絶叫を迸らせ、そのまま突進してきたのだ。
(チャンスかっ!)
ゴメスは豪腕を再びフルスイング。
がしーーーーーーーーーん!
……闘場全体に爆発のような音が轟き渡った。
渾身の一撃がこんどこそアーストロンのアタマを捉えたのだ。
もんどりうって倒れたアーストロンは、そのあとピクリとも動かない。
ゴメス、起死回生の逆転激であった。
「なんであそこで熱線をはかなかったんだ?」
闘場裏でアタマをさするアーストロンにゴメスは尋ねた。
激闘を制したのは老雄ゴメスだ。
しかし最後の瞬間熱線を放ってさえいれば、勝者と敗者は入れ代わっていたはずなのである。
「痛てて……なんでって言われても……ただそうしたくなかったダケっすよ。」
「そうしたくなかっただと?」
「そうッス。だってあそこまで肉弾戦オンリーでノリノリだったじゃないッスか。」
…アタマでは理解できなかったが、ゴメスはアーストロンの返事をハートで理解した。
「そうか……。そうなのか…。」
「そうッス。それだけッスよ。」
こんなストレートなヤツがまだ生きていたのか、とゴメスは変に感心してしまった。
(事実上の優勝決定戦と言えるこの戦いで、勝敗よりも闘い方を選ぶとは…。)
実はアーストロンとゴーストロンの兄弟、アホなので星取りが全然アタマに入ってないダケなのだが……。
そんなことなど露知らぬゴメスは、心の中に暖かいものを感じながら自分の控室へと戻っていった。
(「帰ってきたウルトラマン」の成功も、ああいうヤツを初回に登用したからなんじゃないのかな…)
そんなことを思いながらふとゴメスが自分の足元に視線を落とすと……。
見慣れた自分の影の横に、見慣れぬ影が落ちている。
(なんだ?このカゲは???)
それはまるで「土鍋」のような形の影だった。
(以下、新年以降「新スレ」へと続く。)
アーストロンよ
お 前 は 男 だ !
ゴーストロンよ
お 前 も 男 だ !!
ゴメスよ
悪 に 染 ま る の か !?
とりあえずここ落とそう
あと5つ
うめ
うめ
埋め
生め
この後カキコなければ年何落ちるか
今年はいろいろ楽しませていただきました。
新年は新スレで。みなさん、良いお年を。
保守
保守