平成ライダーに昭和ライダーが出る話を考えよう!

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1名無しより愛をこめて
せめて妄想だけでも平成と昭和の競演が見たい!っていう人集まれ!
2名無しより愛をこめて:02/10/02 17:04 ID:DA/+z1/K
2get
3名無しより愛をこめて:02/10/02 17:04 ID:lxlYCjky
まずおやっさんスレ行ってみなハゲ
4名無しより愛をこめて:02/10/02 17:13 ID:ysYRuQuk
ミラーワールドを使い世界征服をたくらむショッカー、そのためにカードデッキを奪おうとする、
それを防ぐためにファイナルドアを開く神崎士郎、それを聞き戸惑うライダー達
そこにモンスターの気配が、急いで変身するものの戦闘員と怪人が出現する、
躊躇せずに怪人達を撃破する龍騎、しかし怪人が人間である事実を知り、戦闘不能になる。
5名無しより愛をこめて:02/10/02 17:28 ID:4joXDUA2
最強スレはバトル中心だがそれなりに交流もしてるよ。
そういうSSも望まれてるし。
6名無し募集中。。。:02/10/02 17:31 ID:98etWECl
クウガ放送中に、某サイトで書いたクウガ最終回案。
そこの住人がもしここを見てたら、俺が誰かわかっちゃうが。

*********************************

ついにクウガによって、バラのタトゥの女は倒された。
警視庁ではグロンギ壊滅を知らせる記者会見が行われた。しかし一条は
行方不明のままのゴ・バダー・バのことが気がかりだった。その時、
記者会見の会場へ、もみあいながら壁を突き破って現れた赤いマフラーの
男と紺の背広の男!カメラマンの一人が叫ぶ。「本郷!」
赤いマフラーの男は「(グロンギ語で)バダー、変身!」
会見場は大混乱となる。
紺の背広の男は「ライダー…変身!」拮抗しながらも徐々に押されるのを
見てカメラマンも飛び出す。「変身!」しかし強烈な強さのゴ・バダー・バ。
クウガが駆けつけたときには2人は深手を負い、ゴ・バダー・バは
姿を消してしまった。
翌日、病院へ2人を見舞いにきた五代。
五代 「あなたがたはいったい…?」
本郷 「君があの4号か?」
五代 「4号…いえ、『クウガ』です!」
一文字「俺たちは歳をとりすぎた…しかし、君ならできる。」
本郷 「君が俺たちの後を継いで、仮面ライダーとなれ!」
一文字「そうだ、『仮面ライダークウガ』だ!!」
そして五代は決意を新たに、最終決戦へ赴く…。


*********************************

当時はまだバダーが生きていて、最終回まで生き延びるライバルキャラだと
思いこんじゃってこんなの書いた。
いかが?
7名無しより愛をこめて:02/10/02 17:33 ID:H95HXYhI
最強スレも好きだけど、なるべく平成の物の中で競演する話がいいんです。
昔のライダーみたいな
8名無しより愛をこめて:02/10/02 17:36 ID:4A0NaD4L
>>6
いいね。
バダーはいいキャラだよね。
前に他の板でもバダーがらみのSS見たことあるよ。
確かバダーのクローン=一号ライダーになるみたいな話。
9名無し募集中。。。:02/10/02 17:44 ID:98etWECl
>>8
グロンギで最強っぽい怪人なら誰でもよかったんだけど、
変身ポーズ対決にするためにバダーを選んでみたよ。
10名無しより愛をこめて:02/10/02 17:48 ID:X+pOCyjM
>>4
>>6
早速の書き込みどうもです。
11名無しより愛をこめて:02/10/02 17:49 ID:21F2Ne4j
平成のストーリーの中で遊園地に行くとライダーショーをやっている。
で1号〜ブラックまで登場。てこのへんか?
競演はその程度しか思い浮かばない、設定上。
12岩のような瓦斯:02/10/02 17:51 ID:S2bM+703
>>6
ディ・モールト!(サムズアップ)
13名無しより愛をこめて:02/10/02 17:58 ID:w7TyX7sg
つまり、ストロンガー最終回あたりのノリを平成ライダーで展開するとか?
おやっさんスレの9氏のSSが正にそれだったな。
アギトとZXという限定された組合せだったが。
あんまりキャラ多過ぎても大変だろうからむしろOKなんだけど。
14名無しより愛をこめて:02/10/02 18:10 ID:4A0NaD4L
>>13
限定された組み合わせというのは返っていいかもね。
個人的にはライダーマン+G3が見てみたい。
アギト本編で木野が登場したあたりの話で、
氷川がアギト(人間以上の存在)になろうと苦心するというのがあったけど
そんな氷川に生身で戦う結城が人間の強さを説く、みたいな展開が見たい。
15名無しより愛をこめて:02/10/02 18:22 ID:L+QcV8CA
未確認生命体とクウガとの戦いが終結し一年が経とうとしていた、
人々は平和だった・・・それ故に気付かなかったのだ、悪の種を・・・
本郷「ここで行き止まり・・か・・・」
暗い洞窟を歩く一人の男がいた、その名も本郷猛
本郷「・・・ここらへんにスイッチが・・・!あった。」
本郷は壁を触るといとも簡単にスイッチを見つけた、
押したと同時にモーターの音が響き、壁の一部が崩れ基地が現れた
本郷「ショッカーの考えそうなことだ・・・。」
声「警告!後十秒以内にナンバーを言ってください、9.8.7.6」
本郷「!」
声「3.2.1、侵入者発見!改造人間機動、侵入者発見!改造人間機動・・」
本郷「ちぃっ、しまった!!」
戦闘員「いたぞ、ここだぁあ!」
本郷「くっ・・ライダー・・・変身っ!!!」
本郷が叫ぶと同時に、こしの風車ダイナモが稼動し、本郷の体が変化した
ライダー「こい!ショッカー!!」
戦闘員「イー、イー。」
妖しい覆面をつけた男達は腰から電磁ナイフを取り出し、ライダーに襲いかかった
ライダー「ナイフ一本でっ・・・。」
戦闘員「!!!」
ライダー「敵うと思うなぁぁぁぁぁ!!!」
そう叫ぶとライダーは戦闘員の腕をつかみ潰し、投げ飛ばした
ライダー「ライダァァァキック!!!」
戦闘員「!!!」
タンッとライダーは戦闘員達に向って跳躍し、蹴りを放った
その威力は凄まじく、一気に3体の戦闘員を全滅させた
16名無しより愛をこめて:02/10/02 18:23 ID:L+QcV8CA
ライダー「!!」
かまきり男「ほう・・・俺の鎖鎌を避けるとは・・・。」
ライダー「・・・ここにいる怪人は・・お前一人か?」
かまきり男「いや、俺を入れて6体いる。」
ライダー「そうか・・・。」
かまきり男「勝ち目はないぞ・・本郷猛。」
2人はお互いを睨み、構えた
戦闘員「ぐ、げぁぁ!!」
ライダー「!」
かまきり男「なんだ?!」
ライダー「体が・・・浮いてる!!!」
?「・・・。」
ライダー「ショッカーの新しい改造人間か?」
かまきり男「あのようなタイプはいない、何ものだっ!!」
?「お前達はアギトではない、しかし人でもない・・・・人でないものは亡べばいい。」
かまきり男「ちぃっ、かかれぇぇ!!」
戦闘員「イィー!!!」

続く・・・
17名無しより愛をこめて:02/10/02 18:26 ID:v/LGF00r
>>15-16
またおもしろいのが。
感謝感謝。

18名無しより愛をこめて:02/10/02 18:29 ID:w7TyX7sg
>>6氏の話は良いんだけど、やっぱり昭和は年寄り扱いされちゃうか。
ライスピで特撮に引き戻された者としては寂しい事だが。
それに仮面ライダーの名を受継ぐ形よりも共闘・・・
ジョジョ第3部みたいに老いて尚盛んな1号2号も見たい。
つーか、改造人間はそうそう年取らないはずだしね。
以上、>>6氏のそれがクウガの結末補完だというのは
了解した上での愚痴めいた意見、願望でした。長々とスマソ。
19名無しより愛をこめて:02/10/02 18:32 ID:4A0NaD4L
>>15-16
おもしろいです。
期待大。
20名無し募集中。。。:02/10/02 18:37 ID:JfXVcXbW
>>12
サンクス!
>>18
藤岡氏と佐々木氏を画面に出すことを前提としているので…。
単に願望を言うだけでなく実現の可能性も考慮したとでも言うか。
極論すれば、昔のライダーの活躍を見たいのならビデオでいいわけだから、
クウガなり平成と共演させるからにはカタルシスとリアリティが
互いに限界まで歩み寄った内容にすべきかなーなんて…製作者でもないのに
ナマイキだけど(笑)。

もうひとつは、クウガが「仮面ライダー」を名乗らないことが当時話題になったけど
(今はもう慣れちゃったし)、BLACKのように脈絡もなく突然「ライダー」を
名乗ればいいかというとそうでもないなー…ということで、
「名乗りシーン」ならぬ「命名シーン」を考えてみたわけなんだけども。
21名無し募集中。。。:02/10/02 18:39 ID:JfXVcXbW
>>15-16
俺も面白いとは思う。でも
「平成ライダーに昭和ライダーが出る話」じゃなく
「昭和ライダーに平成ライダーが出る話」っぽいような。
ショッカーが平然と存在しているあたり。
22名無しより愛をこめて:02/10/02 19:16 ID:7fwzkKxj
Xスレで展開されてたアギトとXの共闘物の続きが激しく見たいなぁ。
アポロガイストと一時手を組む奴。
23名無しより愛をこめて:02/10/02 19:21 ID:uwOFKMjk
やはり、基本は平成の世界観で昭和が出てくるってのが正道だよなぁ。
歴代ライダーは後輩に見せ場を作ってあげるのが伝統だ(w
24名無しより愛をこめて:02/10/02 19:29 ID:SJoqggGw
ミラーワールドの極悪系ライダーを
歴代に叩きのめして貰いたい(w
SP見ているとき激しく思った。
25名無しより愛をこめて:02/10/02 22:41 ID:NDDpNNf4
かまきり男「何故だ?何故銃が効かない?!」
ライダー「・・・・・・どうするか。」
?「・・・・・・・。」
ライダー「うおぉぉぉぉぉぉぉおお!!!!!」
?「・・・・・・?」
ライダー「ライダァーキィィーックッ!!」
?「!!!!!」
ライダーは雄叫びをあげると、
謎の敵の顔にめがけてライダーキックを放った
?「グ・・ガッ・・」
ライダー「くっ・・直撃すれば倒せた・・のに・・。」
ライダーキックは止められなかった、それを察知した謎の敵は
当たる寸前に避けたのである、しかし敵の顔からは血が吹き出た
?「グ・・グ・・・。」
ライダー「ハァ・・はぁ・・(どうする・・逃げるか・・な)」
?「!」
ライダー「な、なんだ?」
?「ァアァギィィトォォォォ・・・」
謎の敵が見つめる先には、全身を金色に包んだ謎の戦士が現れた
アギト「・・・・・・・・。」
?「ガァアァァァァ。」
謎の敵は大きく吼えると、アギトなる存在に襲いかかった
アギト「ふっ!はぁっ!!」
アギトは、その敵の動きを読むように身体を動かし、
全身を打ちのめした
26名無しより愛をこめて:02/10/02 22:43 ID:NDDpNNf4
?「ガッァァァ!!」
アギト「ふうぅぅぅ・・・・・!」
ライダー「!・・足元に紋章が。」
アギト「はっ!!」
?「グアァァァァ!!」
アギトは軽く跳び蹴りを放つと、その身体は弾丸のように加速し、
謎の敵を撃ち抜いき、爆発させた
ライダー「い、今のうちに逃げるか・・・。」
ゲバコンドルα「グ・・・待・・て・・ギルル。」
ゲバコンドルβ「ガ・・ァァァア。」
コブラ男改「ヴヴヴヴヴヴ。」
ライダー「ふっ、急に覚醒したのが仇になったな・・・。」
仮面ライダーの言うとおりだった、三体の怪人は急に覚醒した為に未完全なのだ
アギト「・・・・・・・・・・・・。」
ライダー「!助けてくれるのか!!!」
アギトは仮面ライダーの顔を掴み、壁に叩きつけた
ライダー「がはっ!」
ゲバコンドルβ「ワレワレの仲間ナノカ?」
コブラ男改「データには無い・・新型カ?」
アギト「・・・・・。」
アギトは何も言わず、ベルトのドラゴンズアイ(赤)を押し、
フレイムフォームにチェンジして、フレイムセイバーを引き抜いた
ゲバコンドルα「敵ィィ!!」
コブラ男「三対同時に仕掛けるぞォォ!!」
三体は身体を重ね、一気に襲いかかった、しかしアギトはそれを一気に叩き斬った、
アギト「・・・・・・・・・。」
アギトは何も言わず基地を後にした
27名無しより愛をこめて:02/10/02 22:59 ID:4A0NaD4L
>>25-26
いいですねー。
敵三体をまとめて叩き斬るアギト。
かっこいいです。
アギトはこんな風に初期みたく喋らない方が好きです。

28名無しより愛をこめて:02/10/02 23:12 ID:cR7djpzE
なんか余裕の無い1号だな。
あれほど苦戦しないライダーは他にいないんだが。
噛ませ犬役にならない事を望みます。
2927:02/10/02 23:15 ID:4A0NaD4L
sageちゃいました。スマソ。
30名無しより愛をこめて:02/10/02 23:47 ID:G1uIZu98
1号はゲルショッカー戦で苦戦しまくりでしたが
31名無しより愛をこめて:02/10/02 23:48 ID:2fxvNi6z
クウガにおける科警研の未確認生命体のデータと、対未確認用兵器の数々、
アギトのシリーズ初期に秘密裏に解散されたオーパーツ研究施設や
龍騎の清明院大学の江島研究室の同じく封印された記録から
盗み出されたデータがオカルトを内包した兵器として悪用されていく
というのはどうだろ。その中核になるのがシンの財団で
やがて被検体を国家機関の一部の協力を得て拉致し始める。
結局、優秀な生物兵器としては超常能力を持つ「アギト」が適当とされて
超能力者が狩り出されていく(ここら辺アギト終盤に登場した
G3ユニットにアンノウン保護をさせようとした一派にするか?)
そしてついに財団は古代の技術を得るために遺跡の発掘に手を出した挙句
眠りについていたシャドームーンを甦らせるに至る・・・・・・。

10人ライダーまでは、割とどの事件に介入してきても違和感ないので
ショッカー等が同時並行に存在する必要は、あんまりなさげと
個人的には思う。以上、妄想長文スマソ。
32名無しより愛をこめて:02/10/03 00:23 ID:RoxWo61V
>31
凄いっすね!
興奮しました。そんな話実現しないかな〜
3331:02/10/03 00:28 ID:OiBJKeqg
せっかくだから今思いついたことを>>31に補足。
財団が回収するデータにはドラスの開発記録や
フォッグマザーの破片なんかも入れとこう。
科警研のゴウラムや廃棄されたG4の強奪もありかも。
あと被検体の拉致はミラーワールドを使って行う(w
これなら足はなかなかつくまい。
最後に、財団のトップに宇宙から来た脳だけの
知的生命体を置いておくと10人ライダーとも
確実な因縁が出来るかな?
34名無しより愛をこめて:02/10/03 00:30 ID:moREdNUU
絡ませすぎじゃねーのか?
35名無しより愛をこめて:02/10/03 00:30 ID:OiBJKeqg
>>34
実は俺もそう思ったり。スマソ。
36名無しより愛をこめて:02/10/03 00:35 ID:b/FL5xVe
>>35
じゃあ悪いけど真とZOとJは端折りましょう。
知名度から言って(w
3737:02/10/03 00:36 ID:b/FL5xVe
あ、しまった。真は端折ったら駄目ですね。スマソ
38名無しより愛をこめて:02/10/03 00:57 ID:moREdNUU
というか、一応放送中の龍騎を中心にしないとマズイんじゃないかと。
今までの東映系共演作品は全部そうだし。
>>37だと、一体なにがメインなのかさっぱりわからん。
39名無しより愛をこめて:02/10/03 00:59 ID:LEUPUlwC
龍騎中心なら以前にこんなレスありました。

龍騎が怪人に倒される
その時、太い声&太い眉&真っ黒の髪の正統派主人公が現れ、2代目龍騎となる。
それに伴い番組タイトルも「仮面ライダーリューキ」に変更。
パワーアップしたリューキに対し、
宇宙からかって1号〜ストロンガーと戦った大首領が再び降臨。
ミラーワールドの怪人を率いて「ミラー帝国」を作る。
強大な怪人軍団に敗れそうになるリューキ・・・
だが世界各国で戦いを続けていた歴代ライダーが帰国!
リューキに厳しい特訓を課すが、その結果彼はパワーアップ!
面が外れ、アンテナも復活。強くなった分特殊能力(守護獣呼ぶとか)の設定は消える。
最終回では真〜アギト以外の全ライダーと共演し、大首領を倒す。
そして夕日の中を新主題歌「斗え!!仮面ライダーリューキ」をバックに走り去る。

40名無しより愛をこめて:02/10/03 01:04 ID:tnxW3O6k
ちょっと いや。
41名無しより愛をこめて:02/10/03 01:09 ID:moREdNUU
まぁ、下らん与太話は置いといて、と。

連続行方不明事件の謎を追っている北條。
上層部(勿論、広瀬匠)からやめるように命令が下るが、北條はそれを無視して行動を続ける。
協力する小沢や一条たち。
それを黙認して見守る警視総監。
事件を追っていた北條は玲子と真司に出会い…。

う〜ん、自分で言っておいてなんだが、これだと主役は北條だね(w
42名無しより愛をこめて:02/10/03 01:29 ID:g3h+lX6G
後楽園で神崎士郎が一号ライダーのコスチュームで子供たちにカードデッキを配る
「ほーら、人気者の仮面ライダーでしゅよ〜」
43名無しより愛をこめて:02/10/03 09:51 ID:yrHCK/Fd
実は、ショッカーの首領の正体が神崎士郎。
44名無しより愛をこめて:02/10/03 10:16 ID:E7JNUkur
>>43
逆だろ。
45名無し募集中。。。:02/10/03 11:03 ID:4RctFP2f
だんだんただのネタスレになってきて鬱
46名無しより愛をこめて:02/10/03 11:39 ID:TENYMuFr
>>41は結構真面目に考えていると思うんだがなぁ
47名無しより愛をこめて:02/10/03 11:47 ID:WSQjunnj
悲惨なまでにキモイ中年特撮オタクの妄想
48名無しより愛をこめて:02/10/03 12:32 ID:aZOV3EUy
むしろクウガ〜隆起オンリーの繋げた話が見てみたい…。
クウガ〜アギトは最初の「4号」発言などで微妙に繋げているし、
アギト〜龍騎は劇場版のアレを捻ればなんとかなるかな、と。
49超特撮ファン:02/10/03 16:47 ID:f0dKLDyy
1号〜Jまでといった改造人間系の仮面ライダーが共演する話は見てみたい。
内容は、いままでライダー達に倒された悪の組織達が復活し、シン・ZO・Jの3人が歴代ライダーと協力し合いながら、悪の組織を倒していくと言う内容

例えば、ZO、J&1号、2号 VS ショッカー
    V3、ライダーマン&ZO、J VS デストロン 
    J&X VS ゴッド
    アマゾン&シン VS ゲドン、ガランダー
    ZO&ストロンガ− VS ブラックサタン、デルザー軍団
    J&スカイライダー VS ネオショッカー
    ZO&スーパー1 VS ドグマ王国
    ZO、J&ZX VS バダン帝国
    シン、ZO、J&RX VS ゴルゴム、クライシス
    1号〜J VS 財団、ネオ生命体、フォッグ
    という順番
50名無しより愛をこめて:02/10/03 18:17 ID:DSeZCflS
まあ気持ちはわかるがスレタイに合った話をしようや。
つーか、SS前提なのか、設定を語るだけでもOKなのか。
SS前提っぽくてみんな身構えてるんじゃないか?
51名無しより愛をこめて:02/10/03 18:26 ID:DQ4yerbb
実際映像で見てみたい願望もある。
ただそうなったら絶対出てきるであろう藤岡や宮内が本郷、風見として大丈夫かどうかが心配
速水、村上は結構渋くていいと思う。筑波洋のイメージには合わないかもしれんが
52名無しより愛をこめて:02/10/03 19:22 ID:iHZ2Fc6q
1号〜ストロンガーの流れを確認してみると、X以降は以外に作品同士のつながりが少ない。
放送期間が連続している、おやっさんが連続出演している…という条件があるために
ひとかたまりで考えたくなるが、ストーリー的にしっかりつながっているのは
無印とV3のみ。
Xに2号やV3が、ストロンガーに6人ライダーがゲスト出演する会はあるが、
単に現役番組に旧ヒーローが出演しただけ、の域を出ない(それが悪いわけではない)。

そう考えると、それ以降〜平成まで全部ひっくるめるのはかなり苦しい。
もりだくさんにしようとして、シッチャカメッチャカになりそう。

「逆襲のシャア」が「Z」「ZZ」なしでも成り立つように、
無印(または、特定の一作品)から平成に直結した方がわかりやすくなると思うんだな。

そんな考えの俺は実は>>6
53名無しより愛をこめて:02/10/03 22:18 ID:nBU13jHf
ミラーライダーたちをどうやって現実世界に呼び込むか、の問題を解決するのが、まず第一。
それさえできれば、あとは本郷警視総監と風見本部長がどうにかしてくれる。
54名無しより愛をこめて:02/10/03 22:31 ID:b/FL5xVe
>>53
やはりEFラストの展開に繋げるのが良いのでは?
本郷警視総監と風見本部長が出てくる話は俺も好きです。
55名無しより愛をこめて:02/10/03 22:37 ID:cvpoiEQ4
ちょっと質問だけど、歴代ライダーで最後が大々的に世界的な被害となった作品ってある?
EFがなんかそれっぽいような。
コミックのZXみたいな感じの。
56名無しより愛をこめて:02/10/03 22:46 ID:K3RMTXsJ
本郷「・・・・・・た、ただいま・・・。」
立花「猛ぃ!!だっ、大丈夫か?」
本郷「だ、大丈夫ですよおやっさん・・・あれ、滝は?」
立花「ああ、お前を探しに言ったんだが、会わなかったか?」
本郷「ええ、何か大ニュースがあるらしいですけど・・・。」
立花「う〜む・・・。」
滝「本郷ぉ!!」
本郷「滝ぃ!!」
滝「!、お前大丈夫か?」
本郷「ああ、俺は大丈夫だが・・何かあったんじゃないのか?」
滝「ああ、それなんだが・・・。」
本郷「なんだ?」
滝「う、うむ実は・・・。」
立花「実は?」
滝「実は、ショッカーとは別組織の怪人が現れたんだ・・。」
立花「なんだって!!!」
滝「しかも、その怪人は・・・。」
本郷「超能力を使う・・・。」
滝「!何でそれを・・・まさかお前!!」
本郷「ああ、実はショッカーの基地でな。」
立花「じ、じゃあそのケガは!」
本郷「いえ、これはショッカーと・・・・アギトって怪人に。」
滝「アギトだって!」
立花「なんだ滝?いきなり大声出して・・・。」
滝「い、いえ実はもう一つのニュースが・・・そいつだ。」
立花「う、う〜む。」
滝「じゃぁそいつの能力は知ってるんだな?」
本郷「ああ、ベルトのスイッチを押して未確認の4号のように。
57名無しより愛をこめて:02/10/03 22:47 ID:K3RMTXsJ
本郷「ああ、ベルトのスイッチを押して未確認の4号のように。」
滝「そう、姿を変える・・・・・。」
立花「しかし・・・ライダーをここまで叩きのめすとは・・・。」
本郷「ええ・・・ですが、倒せない相手じゃありません、大丈夫です。」
立花「そうか・・。」
滝「後もう一つ、悪いニュースが。」
本郷「なんだ?」
滝「都内で謎の死亡事件があった。」
本郷「ショッカーか・・・。」
滝「ああ、だが重要なのはここからだ。」
本郷「なんだ?」
滝「現場で見つかった胞子が、未確認生命体26号のと酷使していた。」
本郷「まさか!」
滝「そう、数ヶ月前に起こった警察のトレーラー襲撃事件。」
本郷「中には26号の胞子と細胞と・・・。」
滝「謎の石の欠片があった。」
立花「それもショッカーの・・・。」
滝「ええ・・・。」
本郷「・・・・・・・・・・。」
滝「それで城南大学にサンプルを送っといたんだが・・・本郷。」
本郷「なんだ?」
滝「悪いが、受け取ってきてくれないか?」
本郷「ああ解った、名前は?」
滝「田川和人教授だ。」
本郷「そうか、じゃあ行ってくる。」
立花「猛、気をつけろよ。」
本郷「はい、じゃあ行ってきます。」
58名無しより愛をこめて:02/10/03 22:49 ID:K3RMTXsJ
ここは城南大学・・・
本郷「え〜と、田川教授はどこに?」
受付嬢「二階の実験室にいます。」
本郷「ありがとう。」
謎の男「ハァ、ハァ・・す、すいませ〜ん!!!」
本郷「うおっ!!」
謎の男「すいません、美杉教授はどこにいますか?」
受付嬢「一階の資料室に。」
謎の男「ありがとうございます。」
本郷「ち、ちょっと君!」
謎の男「へ?」
本郷「君、名前は?」
謎の男「つ、津上翔一です。」
本郷「そうか、俺は本郷猛だ・・・津上君。」
津上「は、はい。」
本郷「いくら急いでいても、気を付けたまえ!」
津上「す、すいません」
本郷「うむ、それじゃあ行きなさい。」
津上「は、はい。」
本郷「さて、俺も行こう・・・・・。」
資料室
津上「先生!」
美杉「翔一くん。」
津上「頼まれていた本です。」
美杉「いつもすまないね、翔一くん。」
津上「いえいえ・・・・・ところで先生。」
美杉「?」
津上「本郷猛さんって人・・・知ってます?」
美杉「知ってるも何もIQ600の頭脳を持つ超天才だよ。」
津上「そ、そうだったんですか。」
59名無しより愛をこめて:02/10/03 22:51 ID:K3RMTXsJ
本郷「失礼します。」
津上「あ、さっきの。」
本郷「おお、津上君。」
美杉「本郷君!」
本郷「お久しぶりです、美杉教授。」
津上「ふ、二人とも知り合いなんですか?」
本郷「ああ、美杉教授には御世話になった。」
美杉「ところで本郷君、今日はどうしたんだい?」
本郷「「ええ、田川教授に調べ物をしてもらって。」
美杉「その時のデータがここに?」
本郷「ええ・・・・・あった!」
美杉「ほぉ・・・細菌かね?」
本郷「はい、胞子を・・・あっ!すいません、時間がもう・・・。」
美杉「ああ、すまないね。」
本郷「はい、失礼します。」
60名無しより愛をこめて:02/10/03 22:52 ID:K3RMTXsJ
城南大学一階廊下
本郷「さ〜てと、帰るか・・・。」
謎の男「ちょっと待ってよ桜子さん。」
沢渡「もう、五代君が誘ったんじゃない・・きゃっ!」
本郷「うわっ!」
五代「あっ!」
ゴン!!
本郷「・・・(今日は厄日だな・・・)。」
沢渡「いった〜い・・・・・。」
五代「大丈夫?二人とも。」
本郷「ああ、俺は大丈夫だが・・・。」
沢渡「私もだいじょ・・・・・・あっ!!」
五代「あっ!!!」
本郷「?」
五代「ほ、本郷さんですよね?あ、あの。」
本郷「・・・2002の技を持つ男、五代雄介。」
五代「はい、こちら沢渡桜子さんです。」
本郷「・・・・・・・・・・・・・。」
沢渡「あ、あの・・・・・・?」
本郷「君が・・・未確認生命体4号?」
61名無しより愛をこめて:02/10/03 22:53 ID:K3RMTXsJ
五代「!」
沢渡「え!」
本郷「あ!」
五代・沢渡「何で知ってるんですか?!?!」
本郷「あ、いや・・・・・。」
謎の男「悪いがどいてくれないか?」
五代「す、すいません。」
謎の男「・・・・・・・・・。」
沢渡「と、ところで。」
本郷「?」
沢渡「何で五代君がクウガだってことを・・・。」
本郷「いやぁ、その・・・・・。」
本郷の携帯「ピリリリリリリ。」
本郷「はい・・滝か!・・・・・・わかった!!」
沢渡「あ、あの・・・。」
本郷「・・・・・・五代君、悪いが手伝ってくれないか?」
五代「へ?」
本郷「もう一度クウガになってもらいたいんだ。」
五代「ク、クウガに?」
沢渡「だめです!!!」
本郷「!」
沢渡「五代君は・・・五代君はもうクウガじゃありません!!!」
五代「桜子さん・・・。」
本郷「だが、このままでは罪の無い人々の命が消えるんだ!頼む・・・。」
沢渡「そんな・・・・・・。」
五代「桜子さん、俺、行くよ。」
沢渡「五代君?」
五代「なんだかよく解らないけど、俺も行ったほうがいいんですよね?」
本郷「ああ、頼む。」
五代「それじゃ行ってきます。」
沢渡「五代君!!!」
62名無しより愛をこめて:02/10/03 22:56 ID:K3RMTXsJ
人気の無い廃工場
五代「ここですか?」
本郷「ああ・・・・・・。」
蝙蝠男改「よく来たな本郷猛・・・。」
本郷・五代「!」
蠍男改「余計なのもいる様だが・・・・・。」
サラセニアン改「エケエケケケッ。」
本郷「行くぞ五代君、ライダー・・・変身!!!」
五代「・・・変身!」
ライダー「来い!!!」
クウガ白「・・・・・(し、白い・・・)。」
蝙蝠男改「キキィーッ!」
クウガ白「うあっ!」
ライダー「!五代君!!」
蠍男改「よそみをっ・・・!!」
ライダー「!!」
蠍男改「するなぁぁぁぁ!!!」
蠍男改の針がライダーをかすめた
ライダー「溶けたっ?」
サラセ二アン改「53人の人体実験の末に生み出された妖怪液だ・・・。」
クウガ白「(人体実験!?)」
サラセ二アン改のツタがライダーの首を絞めた
ライダー「がっ・・・!」
クウガ白「ほ、本郷さんっ!」
蝙蝠男改「キィーッ!!」
クウガ白「うあっ!」
蠍男改「止めを・・・さすか?」
蝙蝠男改「4号は捕獲しろ・・・。」
サラセニアン改「こっちはもう駄目だぁ、エケケケッ。」
63名無しより愛をこめて:02/10/03 22:58 ID:K3RMTXsJ
沢渡「五代君っ!!」
クウガ白「さ、桜子さ・・・ん。」
沢渡「戦って五代君!みんなの、みんなの笑顔の為に!!!」
蠍男改「・・・・・・・・・・?」
蝙蝠男改「キィーッ!死ねぇぇぇぇぇ!!!」
沢渡「!」
クウガ白「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!」
クウガが叫んだ瞬間、蝙蝠男改の身体が炎に包まれた
蝙蝠男改「ギアァァァァ!!!」
クウガ黒[俺は・・・・・・・。」
蠍男改「!」
クウガ黒「俺は戦う!!!」
ライダー「・・・よく言ったぞ、五代君。」
サラセニアン改「!キ、貴様っ!!」
ライダーは、サラセニアンのツタを引きちぎった
サラセニアン改「・・・・・ッ!」
ライダー「ライダー錐揉み落とし!!」
ライダーはサラセニアンの体を掴みながら空を跳び、
数回転した後に地面へ叩きつけた、
サラセニアンの体は玩具の様に砕け散り、爆発した
ライダー「ふっ、お前一人になったなぁ・・・。」
蠍男改「ギッ・・・。」
クウガ黒「本郷さん、ここは俺が。」
ライダー「・・・・・ああ。」
64名無しより愛をこめて:02/10/03 22:59 ID:K3RMTXsJ
クウガ黒「・・・・・・・・・。」
クウガが構えると、両足に黒い炎が現れた
蠍男改「シュシュゥゥー!!!」
蠍男はハサミを構えクウガへ突撃した
クウガ黒「!おりゃぁぁぁぁぁあぁ!!!」
クウガは30メートル以上垂直に跳び、蠍男と頭へ向って蹴りを放った、
蠍男は叫ぶ暇も無く消し飛んだ
ライダー「これが・・未確認、いやクウガの力か・・・。」
沢渡「五代君!」
五代「・・・・・・。」
五代は変身をとき、サムズアップをした
続く
65名無しより愛をこめて:02/10/03 23:00 ID:nBU13jHf
もう一度スレタイ読め。
本郷を主役にしてどうするか。
66名無しより愛をこめて:02/10/03 23:01 ID:iHZ2Fc6q
>>56-64
悪いとは言わんが長すぎる。
もうちょっと簡潔に。
67名無しより愛をこめて:02/10/03 23:15 ID:34Kt+QBL
全会話文は長くなるが、描写の多過ぎる地の文もかなり長くなる罠。
まあ、バランスやね。話自体は続きが気になるので頑張ってくれ〜
68名無しより愛をこめて:02/10/03 23:41 ID:jZWpUzzN
盛り上がっているところに水を刺すようで悪いが、
熱さのない無味乾燥は平成ライダーの世界に、熱き
昭和ライダーの魂を同居させるなんて、昭和ライダー
にあまりに失礼な話。
平成のエセライダーは、ヒーローなんてどーでもいい
と思っている若奥様たちと、ライダーらしさやヒーロー
らしさなんて糞食らえと思っているシリアスドラマ好き
だけを対象に、未来永劫やってりゃいい。
69名無しより愛をこめて:02/10/03 23:51 ID:lFmBWWDb
>>68

    だったらこのスレ見なきゃいいだけじゃん。
70名無しより愛をこめて:02/10/03 23:52 ID:pqLSqWWR
放置。
71名無しより愛をこめて:02/10/03 23:57 ID:tBbtglDq
ま、>>68はスーパー1でも見て、せいぜい熱いジンドグマ論でも
語ってくれってこった。
72名無しより愛をこめて:02/10/04 17:50 ID:bchfnsPN
そういえばオレも「仮面ライダーアギトVS歴代ライダー」なんてものをどっかのスレに書いていたな。
そのスレが荒れてたんで途中でやめちゃったけど
なんてスレだったかな?

73名無しより愛をこめて:02/10/04 20:08 ID:SfOiSuyx
V3位までは、もうベルトが腐って回らないと思われ・・・・
74名無しより愛をこめて:02/10/04 21:16 ID:O48iknTO
マジレスすると、改造人間はそう簡単に老いないそうで。
実際、ショッカーとかとグロンギの活動がどう絡んでくるかとかは
気になるテーマだね。
7541:02/10/04 22:31 ID:ANKC2JAF
>>41を元に、もう少し妄想を膨らませてみました。
連続失踪事件を追い続ける北條。
だが、鏡には彼に狙いをつけるカマキリ型モンスターの影があった。
危ういところを幇助は真司に救われ、逃げるように促される。
北條を逃がした真司は龍騎に変身してミラーワールドに入り、これを撃破したが、鏡から出てくるところを北條に目撃されてしまう。
警察の裏情報も流してもらえるという下心もあって、真司はミラーワールドのことを北條に明かしてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
カマキリ型モンスターを倒したとき、その卵が現実世界に飛び出していたことを。
現実世界で誕生したモンスターたちは、ミラーワールドに入れず、また真司たちの感知能力も通用しない。
未確認生命体、アンノウンに続く新たな脅威となったモンスターに対し、警察はG5ユニットを出動させるが、あえなく撃破される。
小沢を通じて翔一、一条を通じて五代の元にもモンスターの情報はもたらされる。
そして、警視総監もまた、かつての仲間たちに連絡を取っていた…。

まぁ『特別編』ということで、多少の設定無視はご愛嬌。
だいたい、モンスターが卵産むかなんてわからんし(w
7641:02/10/04 22:33 ID:ANKC2JAF
「幇助(ほうじょ)」→「北條」

です。
我ながら微妙なミスだな…。
77名無しより愛をこめて:02/10/05 00:17 ID:GzlWT0df
>>31=33です。前に書いたことを、発端を龍騎メインにして書いてみますた。
プロローグ部分だけですが・・・・・・以下駄長文スマソ。

取材に向かう途中、モンスターの存在を感知してその場へ走る真司。
「変身!」
しかしミラーワールドに突入してみると、そこにいた謎の影は
ライドシューターによく似たマシンに引きずり込んだ人を乗せて走り去ろうとしている。
状況は分からないものの、龍騎はそれを止めようとする。
「お前も仮面ライダーなのか?」
が、謎の存在は龍騎に攻撃をはじめ、龍騎もやむなく応戦する。
龍騎はライダーかもしれない敵を倒すことに躊躇を覚えたため、
隙をついて気絶した一般人を抱えてミラーワールドの外へ一度逃れるが
敵もそれを追って鏡の外へ出てくる。ミラーワールドの外では
モンスターの力を充分に使えず苦戦する龍騎だが
さらにそこに半獣半人の怪人が乱入してくる。
謎の敵は銃を抜いて応戦するが、怪人は弾丸を眼前で制止させ、あっさりと敵を倒してしまう。
「なんてことを!」
といかる龍騎を怪人は一瞥するも、何かを納得したように頷くと
その場を去ろうとする。そこにバイクの停止する音。
「変身!」
駆けつけた青年は、龍騎の目の前で金の角を持つ「仮面ライダー」に変身した。
突如敵意をあらわにして飛び掛かる怪人にカウンターでキックが決まると、
あえなく怪人は爆発四散する。変身を解いた龍騎の前に、これまた元の姿に戻った青年が立つ。
しばしの沈黙の後、二人の言葉が重なる。
「えっと、俺、沢木哲也っていいます。津上翔一って呼ぶ人もいますけど。あなたもアギトなんですか?」
「俺、OREジャーナルの記者の城戸真司っていうものなんですけど、
 あ、いやそれは関係なくて・・・・・・あなた、仮面ライダーなんですか!?」
二人は今度は同時に首を傾げるが、「仮面ライダー」という言葉を聞いた
翔一(哲也)は、自分が経営しているというレストランに真司を連れて行くと
どこかに電話をかける。ほどなくしてやってきた、警察のものらしい制服に身を固めた
二人の貫禄ある男たち。二人は本郷猛、風見士郎と名乗り、真司に自分たちの素性と
今おきていることの説明をはじめた。
78名無しより愛をこめて:02/10/05 00:18 ID:GzlWT0df
(続き)
時を同じくして、科警研では未確認生命体事件の解決と共に厳重に封印されていた
「ゴウラム」と呼ばれる古代の機械生命が強奪されかけた事件捜査のため
警視庁捜査一課から氷川誠がやってきていた。彼はそこで「ゴウラム」について
説明できる数少ない人物である一条薫という長野県警の刑事と出会うことになる。
また、喫茶店・花鶏から出てきた秋山蓮の前には、突然神崎士郎が現れて告げる。
「ミラーワールドを本来の目的以外に使うものがいる。
 それを排除しろ。それが終わるまで、ライダー同士の戦いは中止だ。
 それと、お前たちが敵と戦いやすいように一時期だけ扉を開くことにする」
言うことだけを言って反問を許さず消えた士郎に苛立つ蓮だが、
その後すぐに、ライダーの力がミラーワールドの外でも使えるようになっていることに気づく。

この他、葦原涼はバイト先がバイク店なので、そこの店長から
自分の大先輩に当たるという、立花藤兵衛なる老人を紹介されるという展開も
考えたんだが、実写だと出演不能なんだよな・・・・・・(泣
あと五代雄介は南米のジャングルを冒険中にアマゾンに出会うとかかな?
79名無しより愛をこめて:02/10/05 00:52 ID:wdpWSFwd
いやおもしろい!
本郷と風見は警察にいるって言うのもよく考えるすごいことだがw
80名無しより愛をこめて:02/10/05 01:18 ID:1x9y/5dd
Xの神話怪人とアギトの白黒神様アンノウンを絡めたネタが
ちょっと思いついたが、眠くてまとまらんのでとりあえず口に出しときます(藁
81名無しより愛をこめて:02/10/05 02:34 ID:MWFx9pzA
神崎士郎がライダーバトルを辞めて、悪の首領にカードデッキを渡して争わせた
りして・・、なんでも願いが適うならアンノウン以外は乗って来るだろう。
神崎の本当の狙いは悪の組織を倒したあとのライダーの力だという事で。
82名無しより愛をこめて:02/10/05 03:35 ID:vUgtCu0e
>>68
いいたいことはわかる。
が、このスレはこのスレで面白い。
83名無しより愛をこめて:02/10/05 07:40 ID:u992kgks
神崎士郎がデッキの製作技術をグロンギに流す。
ザジオ作のカードデッキで変身するグロンギ達。そして新たなゲーム。
84蜘蛛男:02/10/05 07:48 ID:awsUlDGQ
ボクの出番は無いのかなー
最初の怪人なんだけどなー
イジけちゃおうかなー
85名無しより愛をこめて:02/10/05 14:37 ID:pinHXh2U
神崎兄妹は幼少時にTVで仮面ライダーを熱中してみていた。
だから、兄はあの13人に仮面ライダーの名を与え、妹はライダーの絵を沢山描いた。

・・つーような劇中劇設定だと、ミラーワールドの中にいくらでも昭和ライダーを出せるね。
モンスター扱いなのはヒドイのでユイの想いが強く込められた絵だった分、
性格などもそのまま(正義系)ということにすればミラーワールド限定の援軍として出せるか。

--
真司「あ!あ〜、おれ、アレ知ってる!あれ。ほら、なんだっけ、あの・・!」
蓮「・・・・ストロンガーだ。」
真司「そう!そうだよ!ストロンガー!あ〜、俺好きだったんだよなぁ・・って、蓮、詳しいじゃん」
連「・・・・・・・」
86名無しより愛をこめて:02/10/05 15:06 ID:i+EpHOUw
age
87名無しより愛をこめて:02/10/05 15:15 ID:9BsUAhLA
士郎「おっ優衣!がんがんじぃ、すごい良く描けたなあ!本物そっくりだ」
優衣「えへへ」

……そして15年後。
88名無しより愛をこめて:02/10/05 17:28 ID:vIaS0q2Z
怪人特集の雑誌切りぬきページが混ざってて、昔の怪人がウジャウジャでてくるとかもいいかも。
89名無しより愛をこめて:02/10/05 18:35 ID:v751i5Qg
龍騎世界の依存度を考えると、
41氏(>>75)は、従来の東映VSシリーズのノリ。
31氏(>>77-78)は、特撮大戦のような混載モノのノリ。
って感じか。
どっちもアギトを接着剤に使っているけど、かたや北條、かたや翔一本人を使っているなど、個性が見えるね。
それにしても偉大なるは本郷警視総監…(w
90名無しより愛をこめて:02/10/05 18:46 ID:mP1a4lQY
>>89
いや、あれは「特捜最前線」の櫻井刑事なんだ。そうに決まってる!
本郷が警察の犬に成り下がるはずがない!
91名無しより愛をこめて:02/10/05 19:54 ID:nbSV0+dk
本郷なら圧力かけてくる政治家も一喝してくれそうだな。
犯罪組織とかも自ら赴いて撃滅とかw
92名無しより愛をこめて:02/10/05 20:45 ID:IAS1drMA
RXを接着剤に使えば難なく共演も可能。

十人ライダーとは共演済みだし、ZO、Jとはシャドームーンが共演してる。

クウガはゴルゴムが古代の文明を滅ぼしてるから、それをリントの文明にしたら良いし
アマダムはキングストーンの劣化版だろ
創世王は神らしいので、アギトに出てくる神とも関係あるすれば良いし
ライドロンは異次元を移動できるから、ミラーワールドに行けるだろ。
93名無しより愛をこめて:02/10/05 20:54 ID:foU4FHDE
アマダムはキングストーンの劣化?
同種じゃなくて?
942時間くらいの映画で:02/10/05 21:33 ID:MOhQC/tF
子供に分かりやすい展開
ミラーワールドが壊れてモンスターが現実世界にあらわれる。城戸や秋山はモンスターから
みんなを守るために変身。さらに見たことも無い怪人(旧シリーズ怪人)がたくさんあらわれる。
ピンチの2人の前に全ライダーが助けに来た。そして協力しながら敵を倒していく。
最後に謎の大首領(いろいろなボスが合体した姿)があらわれる。

あくまで子供向け。深く考えるな。
95名無しより愛をこめて:02/10/05 21:41 ID:UaGcG/bq
>>92-93
すごかがスレ向きの話題かもしれないけど
俺はアマダムの技術が進歩して究極の霊石キングストーンになったと思う。
で、そもそものオリジナルはアギトの中に生じる賢者の石。
しかしこの設定の問題はグロンギがいた時代が数十万年前になること(w
ゴルゴムは5万年に1度・・・・・という設定があるからなぁ。
96名無しより愛をこめて:02/10/05 22:44 ID:nbSV0+dk
実写でやるとしたらZXみたいに歴代は少数でいいと思う。
こういうとき南光太郎は必須。
一番若いから他の何人かが老けていてもバランスが取れると思う。
でも正直本郷、風見は限界だと思うから無理だろうな。
97名無しより愛をこめて:02/10/06 19:29 ID:FjQURwSM
南光太郎より五代出したほうがいいかも
98名無しより愛をこめて:02/10/06 19:56 ID:kvoFS7tI
平成メンバーは出なきゃウソでしょ。
実際に作品作ったとしても、結構集客力あるし。
オダギリ、葛山、賀集、要。
…友井は…まぁ…ゴニョゴニョ…。
藤岡と宮内は出ても大丈夫でしょ。
当時のようなさわやかさはもう若い連中に任せて、いぶし銀担当で。
それをつなぐのは倉田の役目。
佐々木はさすがにツライので、ちょっと出るだけ(w
速水、荒木、菅生も依頼すれば出てくれそう。
村上はムリかな…。
ライダーマンとアマゾンは、もう無理はしないで変身後のみ登場。
こればっかはどうしようもないもんなぁ。
99名無しより愛をこめて:02/10/06 19:57 ID:G3Qs7soc
>>97
それじゃ、平成は平成だけでよろしくやってくれって事で。
まずスレタイをよく見てくれ。
100名無しより愛をこめて:02/10/06 19:59 ID:bXVXzVAB
うんこ
101名無しより愛をこめて:02/10/06 20:11 ID:FjQURwSM
渋い神敬介、筑波洋見たい。
今の荒木さんがやったら城茂ってどんな感じになるんだろ?
本郷、風見は出てくると、おいしいとこばっか取っちゃって宝の持ち腐れになりそうだからな・・・

102名無しより愛をこめて:02/10/06 20:16 ID:kvoFS7tI
>本郷、風見は出てくると、おいしいとこばっか取っちゃって宝の持ち腐れ

よくわからんのだが…。
おいしいところを持っていくと、なんで宝の持ち腐れなんだ?
全然おいしくないってんならともかく。

まぁ、本郷を出すとすれば警視総監だろうし、氷川や一条がいるのなら必然的に絡むシーンも多くなるだろう。
個人的には、中盤までは素面のまま、後半の「いざ!」という場面でようやく登場、という展開を希望。
103名無しより愛をこめて:02/10/06 20:32 ID:FjQURwSM
他のライダーが目立たなくなるってことさ
こういうのがあったら絶対1号やV3がおいしいとこ持ってきそうな感じがするんだよね。
X以降は絡むだけ。
まあそれはそれでうれしいけどね。
104名無しより愛をこめて:02/10/06 20:36 ID:2KpbwGmB
始祖藤岡氏、苦労人佐々木氏、ダンディ速水氏
レナパパ荒木氏、今が旬の菅田氏、
2年ライダーやった倉田氏、
ここら辺のゲスト登場はぜひ見たいけど

あの宮内だけは考えたくもない
事ある毎に
「本物のライダーは自分だけ」
「今のはライダーなんて思えない」
あれだけ陰口叩いてる人非人が
しゃあしゃあと登場してくるなんて
想像するだけで怒りがこみ上げてくる
105名無しより愛をこめて:02/10/06 20:41 ID:gahwVqF2
映画『仮面ライダー龍騎・エピソードファイナル』のラストシーン
破れたミラーワールドから飛び立つ無数の敵影に向かい肩を並べ挑む龍騎とナイト。
だが、闘っていたのは彼等二人だけではなかった。
南米で、ギリシアで、スペインで、そして日本で闘う男たちがいた。
敵の攻撃にバランスを崩し、地面へと叩き付けられる龍騎・真司。
とっさにナイト・蓮が庇おうとするが間に合わない。
そのとき、一陣の風が舞った。
『ライダーきりもみシュート!!』
激風に舞い上がり、ぶつかり自滅してゆく蚊蜻蛉たち。
真司と蓮の前には、ひとりの男の背中があった。
『あ、あなたは・・・?』
真司の言葉に、漢の背中は応えた。
『・・・仮面ライダー』
『じゃあ俺は、俺たちは、あんたとも闘わなけりゃならないのか・・・』
蓮がそう呟いた。
『どうしてそんな事を言う?』
『俺たちは・・・今までそうして来なければならなかったから・・・』
いつも後ろを振り向かない真司が、今日に限って何故か愚痴を漏らした。
『仮面ライダーとは、どんな時にでも、独りで、そして時には肩を並べて
共に闘う漢達に与えられた称号だ』
『しかし俺たちは!』
『今までの君たちがどうであったかは知らぬ。だが、今の君たちは、ともに
肩を並べて、世界にもたらされた理不尽と闘っているじゃないか』
振り向いた男の仮面は無表情であったが、何故かその赤い眼の光は優しかった。
『名を聞こう』
静かに問う男の声に、真司と蓮は応えた。
『龍騎』『ナイト』
『では行こうか、『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダーナイト』
・・・敵は多いな・・・いや・・・たいしたことはないか・・・』
106名無しより愛をこめて:02/10/06 20:47 ID:kvoFS7tI
>>104
作品と役者の人格は別じゃないの?
「宮内洋」は確かに許せんが、「風見志郎」と「仮面ライダーV3」に罪はない。
俺が見たいのはあくまで「風見志郎」と「仮面ライダーV3」であって、「宮内洋」はどうでもいい。
107名無しより愛をこめて:02/10/06 20:51 ID:gahwVqF2
>>106
仮に宮内氏より風見志郎を演じられる役者がいれば代演でもいいと
いうことなのだろうが、SPIRITSの(漫画の)風見くらいしかなぁ・・・
108名無しより愛をこめて:02/10/06 20:55 ID:CeIlDmED
>>106
激しく同意。
「風見志郎」と「仮面ライダーV3」をキチンと演じきってくれるなら、
宮内氏の所業など知ったことではない。

この板の宮内氏叩きはもうお腹いっぱいだよ。
109名無しより愛をこめて:02/10/06 20:57 ID:sKr69Xsy
>>105
それって、龍騎映画のネタスレのやつ?
凄くイイ!
110名無しより愛をこめて:02/10/06 21:00 ID:gahwVqF2
>>109さん
ホンマに?おおきに!
111名無しより愛をこめて:02/10/06 21:04 ID:2KpbwGmB
>>106
確かにそうなんだけどさ〜
頭の片隅というか気持ちの方にしこりが残るんだよな
ジャンボーグA見てると「そういえばナオキって麻薬に・・」
コスモス見てたら「杉浦本当にシロなのか」
ヤモゲラス見ると「こいつが菊先生を・・」
こういう感じで。
この前ZXのVTR見てて、
風見が良に説教垂れるシーンじゃ
「このバカどの面下げてこんなセリフ言えるんだ」
やっぱ感情的なもんはぬぐいきれませんわ。
112名無しより愛をこめて:02/10/06 21:08 ID:PPvGvpDx
>>111
そうやって、深津ちゃんや柴崎コウなんかと絡むキムタクにむかって、
『おのれ、静香というものがありながら・・・』か?(w

・・・いいかげんにしなよ。
113名無しより愛をこめて:02/10/06 21:12 ID:H4PwyKq1
>111
シャアよ、ジオンで落ち延びた挙げ句電柱組で「地方から日本征服」か?
とかか?(w
114名無しより愛をこめて:02/10/06 21:13 ID:0W9P4qsa
>>111
・・・・・・・・プッ
115名無しより愛をこめて:02/10/06 21:22 ID:H4PwyKq1
またぁりすべし
116名無しより愛をこめて:02/10/06 21:22 ID:dSiTO4Tj
宮内の言動はどうでもいい。
あの稚拙な演技を二度とライダーの世界に持ち込んで欲しくない。
嫌悪感持ってる人がいるならなおさら。
V3だけ変身後シーンのみでいい。
117名無しより愛をこめて:02/10/06 21:25 ID:H4PwyKq1
>>116
あいたぺあぺあ
118109:02/10/06 21:26 ID:sKr69Xsy
せっかく>>105>>110のネタスレで激しく感動したのに・・・。
>>111め!











でも、杉浦太陽はチト同意(藁
119名無しより愛をこめて:02/10/06 21:28 ID:DSiyZcJR
>>105
いや、イイよ、カコイイ!
村枝氏に描いてもらいたいよね。
120109:02/10/06 21:38 ID:sKr69Xsy
誤 ネタスレ
正 ネタレス
121名無しより愛をこめて:02/10/06 21:39 ID:JhvYviZU
妄想。

ストロンガーとクウガは敵怪人に苦戦。
二人共にボロボロになって絶体絶命、変身も解けてしまった。
そんな中、城茂が五代雄介に言う。
「五代・・・・・・あのビリビリっての、まだ出せるか?」
「いえ、さっき使い切っちゃったから・・・・・・変身するだけで精一杯です」
「なら俺のエネルギーを全部くれてやる。もう一回いくぞ」
「城さん・・・・・・・」
立ち上がる二人。
「変身・・・・・・ストロンガー!」
「変身!」
フラフラになりながらも城と五大は再び変身する。
「行け! クウガ!」
「はい! おぉぉぉぉっ!」
敵怪人へとマイティフォームで突っ込むクウガ。
その後姿へストロンガーが一撃を繰り出す。
「エレクトロ・・・・・・ファイヤー!!」
閃光に包まれるクウガ。やがて爆炎の中からアルティメットフォームが飛び出す。
その黒い体に走る金のラインからは、眩いばかりの光が放たれている。
一瞬目がくらんで怯む怪人の前で、クウガは大きく跳躍して空中で一回転。
背後でがっくりと膝をつきながらもストロンガーが叫ぶ。
「やれぇぇぇっ!」
クウガは両足を勢いよく突き出しつつ空中で身体を捻る。
「うおりゃあぁぁぁぁっ!!」
二人の渾身の力を込めたキックをくらった怪人は、ついに爆発して果てる。
炎が収まると、クウガは変身を解いてストロンガーの元に歩み寄る。
手を差し出した五代に、城茂はサムズアップを返した。
122名無しより愛をこめて:02/10/06 21:42 ID:DSiyZcJR
>>121
ストロンガーとクウガのビリビリ繋がりは、何度読んでも泣ける。
お互いに、命を削っての『与』と『受』であるからこその所以だね。
123名無しより愛をこめて:02/10/06 21:52 ID:oemAdn0D
ガオレンジャーVSスーパー戦隊見た人に聞きたいんだけど
宮内の番場壮吉はどうでしたか?
風見志郎としても出れると思いますか?
124名無しより愛をこめて:02/10/06 21:54 ID:wgQ4ANv2
龍騎サバイブが謎の「ストレンジベント」カードを発動!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「目がさめたか、城戸」
「・・・あ、本郷先輩、俺夢を見てたんですよ」「夢?」
「ええ、その夢の世界ではライダー同士が戦っているんです」
「はっはっは、夢とはいえそんな世界はごめんだな。
よし、ゆっくり休んだことだしいよいよみんなで
クライシスとの最終決戦にむかうぞ。RXを助けるんだ」
「おう!!」「あとからクウガとアギトも合流する。いくぞみんな!!」
そして世界はひとつになる・・・
いやだぁぁ、そんなのはいやだぁぁぁぁぁ!!
125名無しより愛をこめて:02/10/06 21:56 ID:H0XvCult
『おい、一条くんよ、人は判定者がいなけりゃゲームをしないのかい?
自分で自分を一定のルールで縛りながら、何かを達成することはないのかい?』
『滝さん、まさか!』
『ああ、一連の連続殺人事件・・・』
『滝さん!まだ被害者の発見、保護はなされていません!』
『・・・連続『誘拐』事件・・・の犯人は、グロンギと呼ばれる者達の犯行だと俺は
思っている。
・・・もしくは、『翼』『牙』『鎧』などと、己の特性を名に冠した、彼等より
マイナーな戦闘部族の仕業かとも・・・』
『滝さん・・・』
『俺の推理では、奴等は来歴を同じ源とする者たちだ・・・ 後に彼等を基にして
生態改造をしたものが・・・ ショッカーなのだろう・・・ なんの根拠も無い話だが・・・』
滝と呼ばれたサングラスの男は、自らがパートナーとして指名した、グロンギを
最も知る男を前にしてそう呟いた。
126そのころ・・・:02/10/06 22:19 ID:H0XvCult
『君は・・・独りで闘っていたのか・・・』
自らに課したルールに忠実に『狩り』を続けていたグロンギを倒した独りの
漢に、今尚闘いつづける漢は問い掛けた。
『まさか。一条さんや警察の皆さん・・・みんなと一緒じゃなきゃ、闘ってこれ
なかったですよ』
そう言った若者は、右手の親指を立ててその漢に応じた。
『ローマでの・・・すべき事を成した漢への称号・・・サムズ・アップか…』
日本の武士だけではなく、世界中の武士(もののふ)の精神を知る漢は
静かに微笑った。
そうして、仮面の漢は自らの赤いマフラーを解いた。
『五代くんだったな…そら、首のところから血が出ている…』
『ありがとうございます』
五代雄介、未確認生命体4号、そして『クウガ』は、自らの首に『仮面ライダー』
の証を巻いた。
127名無しより愛をこめて:02/10/06 22:30 ID:TxBZBBXv
アギトはある意味、「仮面ライダーである男」と「仮面ライダーになってしまった男」
と「仮面ライダーになろうとしている男」と「仮面ライダーになれなかった男」と
「仮面ライダーになるには死を背負いすぎた男」と「仮面ライダーにはなろうと
しなかった男」の話だから、これ以上語ることは無いかも。
128名無しより愛をこめて:02/10/06 22:32 ID:yWfcQCIm
昭和シリーズと平成シリーズどっちが好きですか?
ちなみに俺は平成派
129名無しより愛をこめて:02/10/06 22:33 ID:oemAdn0D
>>128
スレ違いじゃない?
130名無しより愛をこめて:02/10/06 22:33 ID:TxBZBBXv
>>129
うん、同意。
131@:02/10/06 23:09 ID:cquEZ2JG
レストラン経営も軌道に乗り、自分がアギトである事さえ忘れてしまう充実した
日々を送る翔一。
その日もいつも通り閉店後の後始末を終え、眠気覚ましのコーヒーが飲みたくなる
時間だった。
突然、不気味な気配を感じる翔一、「アンノウン!?」
だが、翔一が目にしたのは店内の鏡に映るコート姿の男だった。
「ミラーワールドのライダーと同じ力を持つ戦士・・・お前の力が必要になった・・・」
唖然とする翔一を尻目に男は語り続ける。
「何者かが扉を破壊した・・・悪夢はこの世界に流れ出す・・・闘う覚悟を・・・しておけ・・・」
そう言い残すと男は姿を消した。
「ミラーワールド?、扉?一体何のことだ?!あんた一体何者だっ!?」
鏡は何も答えなかったが、テレビが緊急ニュースで迫り来る脅威を伝えた。

【今夜未明、都内にて連続して発生した惨殺事件で新たな情報が入りました。
 監視カメラが捕らえた衝撃の映像です。】

ブラウン管に写った映像は、人とも獣ともつかない生物が人間を襲う姿だった。
「またこんな事がッ!全部終ったんじゃなかったのかッ!!」
握り締めた拳が震えるのと同時に眠りについていた「アギトの力」が全身を走った。
132名無しより愛をこめて:02/10/06 23:32 ID:eXUXslWC
だから、平成は平成だけで勝手にやってくれっての。
すばらしき昭和ライダーの世界に、平成の妙なリアル
主義は不似合い。
133名無しより愛をこめて:02/10/06 23:39 ID:ujEjGAlV
>>132
そういうこと書き込む時間があったら「すばらしき昭和ライダー」の
ビデオでも見てて下さい。
134名無しより愛をこめて:02/10/06 23:43 ID:JhvYviZU
>>132
スレ違いです。
135名無しより愛をこめて:02/10/06 23:55 ID:eXUXslWC
>133

・・しかし、毎回毎回計ったように誘導に引っかかるねぇ。
期待通りのレスを返してくれて、余は満足じゃ(w
136名無しより愛をこめて:02/10/06 23:57 ID:NH9fsre2
>>135
いや、自動的に処理されてる事に気付けよ。
ゴミはくずかごに。そんな感覚。
137A:02/10/07 00:01 ID:rqhvK3Oa
とある海沿いの町。
「ギルス!飯の時間だ!」
涼は戦いの後、この海沿いの町に流れて来た。
今は小さいながらこの町でバイクショップを経営していた。
夕刻、いったん仕事の手を止め、愛犬「ギルス」に餌を与えるのが日課だが
何処をほっつき歩いてるか分らない放し飼いのギルスを探すのに、涼はこの時間
いつも少々不機嫌気味だ。
「(!)ったく、ギルスの野郎いつもいつも・・・」

子犬は凛々しい成犬へと成長していた。
飼い主に似たのかどこか人見知りのクセはあるが正義感だけは強いようだ。
そんなギルスが珍しく浜辺で誰かとじゃれ合っている。
浜辺へ下りていく道路の路側帯にはスマートなスタイルのモトクロス風の
バイクが停まっていた。
「ギルス!」涼が呼ぶと嬉しそうに駆け寄ってきた。
「へぇ〜、おまえギルスって名前なんだァ〜、人懐っこい犬ですねェ〜」
男が犬の頭をナデながら笑顔で話し掛ける。
「普段はそうでもないんだがな。あのバイク・・・アンタのか?」
男はバイクをしげしげと遠目に眺めながら
「ここ走ってたら急に調子悪くなちゃって・・・そしたらギルスがいて・・・」
また笑顔だ。
「よかったら俺が見てやるよ。すぐそこでバイク屋やってるんだ。ギルスと
遊んでくれた礼だ。」
「ホントですか?良かったァ〜、あっ、申し遅れました、俺、五代雄介って
言います!宜しくお願いします!」またまた笑顔だ。
「俺は・・・涼・・・葦原涼だ・・・よろしくな。」
雄介の笑顔で涼の不機嫌が少し治まったようだ。



138名無しより愛をこめて:02/10/07 00:02 ID:R39tSs7m
自動?ならこれも自動的に処理してもらうか。

平成ライダーのような無味乾燥・熱い思いのないヒーロー
が昭和ライダーワールドの敷居を跨ぐなど言語道断。
正義の戦士・本郷猛の横に、ふやけた表情でサムズアップ
している五代雄介がいる場面など、想像しただけで虫唾が
走る。
139名無しより愛をこめて:02/10/07 00:03 ID:lAFUabVo
>>138
スレ違いです。
140名無しより愛をこめて:02/10/07 00:05 ID:YkmuuPkM
>>138
必死ですね
141名無しより愛をこめて:02/10/07 00:13 ID:B7l5TCsk
せっかくSSを書いてくれているんだから煽りはやめろ
142名無しより愛をこめて:02/10/07 02:08 ID:J2Zhb7CP
荒らしは以後放置でいきましょう。SS職人の方々、期待してますよ。
143名無しより愛をこめて:02/10/07 02:21 ID:C9cy/jKy
中屋敷スレの9さんをなんとか呼び寄せてみたら?でもあの人ももうモチベーション無いっぽい。
144名無しより愛をこめて:02/10/07 02:24 ID:U2P3UWsG
街は戦場と化していた。秋の冷たい雨が降りしきる中、おそるべきゲームを
開始した第48号の残した爪跡は、38名の死者と、クウガ〜五代雄介の戦線離脱という
ひどく大きいものだった。
パトカーから降りた杉田がうめき声を上げる。
「なんてぇこった。一条!五代君の怪我はひどいのか?」
「いえ、まだ分かりません。意識を失ったまま関東医大に運ばれて
いきましたから・・・。今すぐと言う訳には」
沈痛な一条の表情に桜井が唇を噛む。
「あの五代さんが、手も足も出ないなんて・・・。」
混乱する現場で、警察官たちの悲痛な叫びが響く。
「ともかく、我々だけでも頑張りましょう!早急に住民の避難を!」
「怪我人の搬送を!」
緊迫した現場を、長身の男がじっと見つめていた。厳しいが整った顔立ち。
すんだ瞳の男は、犠牲となった人々に、押し殺した哀しみの目をむけると
バイクに飛び乗り、無言で現場を去っていった。
その頃、関東医大では、五代雄介の担当の監察医、椿の指示の元、看護士
たちが懸命な治療を続けていた。
「椿さん!五代君は!?」
肩までの髪を揺らしながら息せきって駆けてきたのは城南大学の沢渡桜子だった。
145名無しより愛をこめて:02/10/07 02:43 ID:U2P3UWsG
「危険な状態です。先ほども一度心停止が・・・」
「そんな!」
「ですが、今は少し落ち着いています。あいつの体は我々の理解の幅をこえています。
私の出来る手立ては限られる」
「・・・椿さん」
「でも、心配要りませんよ。あいつはクウガですから」
椿の言葉にかすかに桜子の表情が和らいだ。
「それにしても、ずいぶん早かったですね。連絡をしてから30分と過ぎてない」
「ちょうど城南大学に見えてたお客様にバイクで送っていただいたんです」
「ほお、バイクで」
桜子は肯くと、微笑んだ。
「すごく素敵な方なんです。五代君が怪我したって聞いて驚いた私に、彼なら大丈夫
だろうって励ましてくれて・・・。何だか不思議な人でした」

そこはいずことも知れぬ南国の植物に満ちた不思議な場所だった。美しいが感情や温かみを
全く感じさせない美女が、冷ややかななまなざしを体格の良い男に向けていた。
「2日で372人。すべて子供か。お前にとっては容易いゲゲルだ」
第48号と呼ばれる男は余裕の笑みを浮かべて見せた。
「まぁ、な。余力を残してゲゲルを終え、クウガを殺す」
「まだ、128人だ。間に合うのか」
全身を黒で包み白いショールを身にまとったブウロが低い声でささやくように言った。
「黙って見ている事だ」48号が男の姿から、野獣のそれへと変わっていった。
146名無しより愛をこめて:02/10/07 03:13 ID:oA3Gi9t+
設定をつなげるのも楽しいが、激しいバトルもキボンヌ。
147名無しより愛をこめて:02/10/07 06:03 ID:mjo4TEuq
>>138
はっきり言って、何も解ってないよね。
これだけ物語から何も組めない奴も珍しい。
148名無しより愛をこめて:02/10/07 07:55 ID:ZG4U378N
>>147

仕方が無い、ご希望なら。

一文字ライダー「てぃおーーーうう!!ライダァーーーパーーーンチ!!!」
一文字ライダーの鉄拳がクウガのアマダムに炸裂!
クウガは爆発炎上し、ただのアフォ兄ちゃんに戻った。

149名無しより愛をこめて:02/10/07 08:40 ID:lAFUabVo
>>148
人間に危害を加えるなんて一文字じゃない!
150名無しより愛をこめて:02/10/07 09:25 ID:qEkqsRDM
>>149
これで本質がハッキリしたよね。
語るに落ちたとはこういうことだよ>>148
151名無しより愛をこめて:02/10/07 09:31 ID:qEkqsRDM
ところでSSってナニ?
ショートストーリー?

俺は>>105>>126が好き。
読みやすい長さで、設定もいい。
小道具や台詞の使い方がいいよね。
152名無しより愛をこめて:02/10/07 09:49 ID:pwGd2vaj
「おやっさんスレ」ってなに?
なんかあちこちで話題に出るみたいだけど
153名無しより愛をこめて:02/10/07 09:56 ID:jbKCpgRz
>>151
サイドストーリーでも、ショートストーリーでも通じるね。

>>151
「おやっさん」で検索を。
アギトのラストに納得が行かないそのスレの>>9氏が
バイク屋のおやっさん=ZXのライバル、タイガーロイドである事を
絡めて、共同戦線を張って戦うSSを書き上げた。
ここの9氏と、今SS書いてる人、あと某最強スレの二人のSSは
読んで損は無いかと。
154名無しより愛をこめて:02/10/07 10:07 ID:pwGd2vaj
>153
さんくす
面白そう。
今からじっくり読んでみます。
155名無しより愛をこめて:02/10/07 10:15 ID:qEkqsRDM
ここのSS書いてる人は、特定できないのかな?
探してでも読みたいぞ。
おやっさんの人や最強スレの人みたいに、固定スレかコテハンで書いてくれるといいのに。
156名無しより愛をこめて:02/10/07 11:02 ID:iKS8HyUM
わしゃむしろ平成オンリーが読みたいと思っていたので、>137さんのはすごくイイ!!んだけど、
現状ではスレタイからは外れてしまっているのでは?
続きは切望するけど、荒れそうなんで別にスレ立てて続けてほすぃ…とも思うです。
157名無しより愛をこめて:02/10/07 11:20 ID:Qxa6DTr7
ライダーSS総合スレとかあればいいのか?
スレタイの問題はあるけど乱立もちょっとと思う。
158名無しより愛をこめて:02/10/07 11:49 ID:lAFUabVo
>>157
むしろ総合の方が荒れそうなヨカーン
159名無しより愛をこめて:02/10/07 14:55 ID:/hoEAIFs
ここの人間が誰も反対しなければ、ここで書き続けてもよいのでは?
スレタイ外れるなんてよくある現象だが。

>137
いい!続きキボンヌ
160名無しより愛をこめて:02/10/07 15:49 ID:P5MPTD9/
>>149
>>150

仕方が無い、これならいいだろう。

アポロガイスト「ガイストカッターーーーッ!!!」
アポロガイストの炎の盾がアギトの腹部に炸裂!
アギトは爆発炎上し、ただの女々しい兄ちゃんに戻った。


161名無しより愛をこめて:02/10/07 15:53 ID:q79iH08X
皆さん、必死な荒らしは

  放 置 ( ほ う ち)

でお願いします。
162名無しより愛をこめて:02/10/07 16:22 ID:DHO5fVCD
とにかくもっとバトルを!!
戦闘シーンはライダーの華でしょ。
163超特撮ファン:02/10/07 16:44 ID:h2TjYPGF
新世紀ウルトラマン伝説みたいに、仮面ライダーも全員集合すればいいのに・・・。(1号〜ゾルダまでの21人ライダー)
敵は、悪のライダー軍団か過去の怪人軍団か幹部軍団。(ショッカーからモンスターまで)
164名無しより愛をこめて:02/10/07 16:46 ID:P5MPTD9/
>>162

仕様が無いな〜〜

隆起「はーーーーーーーっ!!!」
ショッカーライダー1号「いまだっ!!ライダーーーキーーーック!!」
ジュオン!!!
ショッカーライダー1号のキックが隆起の鉄仮面に炸裂!
鉄仮面はこなごなになり、隆起はただのチャラオに戻った。

ショッカーライダー1号「エセライダーは死んだ!!
仮面ライダーは・・俺だっ!!ハーーッハッハッハッ!!!」




165名無しより愛をこめて:02/10/07 18:45 ID:luAJ6hlV
隆起ならやりかねないね。
でも、それなら隆起を振り返るスレに書いたほうが良くない(藁
16641 「AGITΩ」:02/10/07 20:24 ID:7hQrorpv
なんか、SS書いてる人が他にもいるようなので、ライバル心を燃やして書いてみました(w

自然食レストラン「AGITΩ」には、翔一にとって懐かしい面々が顔を揃えていた。
氷川 誠。
葦原 涼
小沢澄子。
尾室隆之。
そして、風谷真魚。
一年前、世間を騒がせた「アンノウン事件」を解決へと導いた者たちである。
「本日定休日」の札がかけられた扉が開き、熟年の紳士が店内に入ってきた。
その姿を見るや、氷川、小沢、尾室は立ち上がって敬礼をする。
席に腰を下ろす紳士を見ながら、真魚は小声で翔一に尋ねた。
「翔一くん、あの人、誰?」
「警視総監だよ。警察で一番エライ人。前に一度だけ会ったことがある」
その声が聞こえたのだろう、紳士は軽く微笑みながら切り出した。
「今日のわたしは警視総監として来たのではない。きみたちの仲間、きみたちの同志として来たんだ」
「同志…ですか?」
小沢の言葉に頷くと、総監は話を続けた。
モンスターに対抗するためにG3ユニットを再結成すること、翔一たちにはその協力を頼むということだった。
しばしの沈黙の後、小沢が口を開いた。
「…お話はわかりました。しかし、肝心のG3、G3−Xの両システムは、G5システムが配備された時点で既に解体されています」
総監は、微笑を浮かべたまま、小沢を見た。
「心配はいらない。わたしの仲間に、そういうのが得意な人間がいてね。彼が既に修復しているはずだ。陸上自衛隊、厚木基地でね」
16741 「空牙」:02/10/07 20:25 ID:7hQrorpv
陸上自衛隊、厚木基地には、既に北條、一条、そして五代雄介が到着していた。
彼らと並んで歩いているのは、ここ厚木基地の参謀長である。
「なんです、これ?」
雄介が北條に訊ねる。
「警視庁G3ユニットの司令基地『Gトレーラー』です」
Gトレーラーのドアが開き、中から一人の白衣を着た男が出てきた。
「おう、来たか。ちょうどたった今終わったところだ」
白衣の男の言葉に、参謀長が頷いた。
「間に合ったか。こんなに早く仕上げてくれるとは、さすがだな」
「いや、久しぶりに機械いじりが出来て楽しかったよ。いい機械だな、G3システムというのは」
一条には、この何気ない2人の会話から、長年に渡って築かれてきた信頼があるように感じられた。
北條が2人の会話に割って入る。
「では、もう使えるのですか、G3−Xは?」
「ああ、もちろんだ。きみがあれを装着するのか?」
北條は、首を横に振った。
「いえ。G3−Xを装着できるのは、この世に一人だけです。彼以外には使うことは出来ません」
格納庫の中に、非常警報が響く。モンスターが再び現れたのだ。
「一条さん、北條さん、俺、先に行ってます!」
声を聞いて一条が振り向いたときには、雄介の乗ったビートチェイサーはもう見えなくなっていた。
参謀長の顔つきが変わる。
「Gトレーラー、発進!」
16841 「龍騎士」:02/10/07 20:25 ID:7hQrorpv
モンスター出現の報は、北條から真司に伝えられた。
「スゲェ! あのG3ユニットまで俺たちの仲間になってくれるんだってよ!」
真司の興奮をよそに、横にいる蓮と前に座っている北岡は興味なさそうな顔を崩さなかった。
「なんだよ、G3だぞ!? アンノウン事件を解決したG3だぞ!?」
「3でも4でもどうでもいいよ。神崎士郎がわざわざライダーの戦いを休止させるから何事かと思えばさぁ…」
「聞けば、イレギュラーモンスターが生まれたのは、おまえのせいだそうだな。尻拭いをさせられる俺たちの身にもなれ」
「そこまで言わなくても…あ、その角を右ね」
真司に言われるまま、五郎がハンドルを右に切る。
「北條さんの話だと、G3ユニットの他にも味方になってくれる人たちがいるみたいだし、ライダー同士の戦いが休止なら、他のライダーたちも一緒に戦ってくれるかも…」
「…浅倉がタマか」
「そんなの、わかんないだろ!?」
真司と蓮が言い合っていると、車が急停止した。
「着いたぞ。だが…なんだ、ありゃ?」
彼らの前では、既に一人の戦士がモンスターの集団を相手に戦っていた。
16941 「そして…」:02/10/07 20:26 ID:7hQrorpv
白衣の男がモニターの前のキーボードを叩きながら言った。
「なんか、懐かしい感じのする奴らだったな」
「そうだな。あいつらは、昔の俺たちに似ているのかもな」
キーボードを叩く手が止まる。
「…で、他の連中はどうしてる?」
「無論、日本に帰ってきているさ。今回の事件、ただモンスターが暴れているだけではないような気がする。もっとデカいなにかが潜んでいるような…そんな嫌な予感がしやがる…」

「今回、きみたちに動いてもらうのは、わたしの独断だ。無論、報酬は出ない。それでも、やってくれるか…?」
総監は、一人一人の顔をジッと見据えた。
「…昔、そんな人がいるって話がありましたよね。誰にも知られず、無償で悪と戦う仮面の戦士がいるって話」
一同が押し黙った中、翔一が声を出した。
「ああ、あったわね、そんな都市伝説。あの話、不思議と何年かおきに流れるのよね。それも微妙に形を変えて。最初は、緑の仮面に白いマシンで、次は赤い仮面に青いマシン…」
「ぼくの頃は、黒い仮面に青いマシンでした。…いや…緑のマシンだったかな」
「きみたちにも、そんな戦士になってもらいたい」
総監の顔に、もう先程の微笑みはなかった。
「恐怖という牢獄から人々を救い出すため…人類の自由のために戦う戦士…仮面ライダー」

戦士が、一体のモンスターの腹に光の剣を突き刺す。
エネルギーが溢れ、モンスターの背中から火花が飛び散った。
大爆発が起こり、その爆炎の中から、漆黒の戦士が再び姿を現す。
「俺は太陽の子! 仮面ライダーBLACK RX!!」
170名無しより愛をこめて:02/10/07 20:39 ID:HQIUyLZp
うんこ
171B:02/10/07 22:08 ID:zFMtWxc2
警視庁内の留置房
「不気味な男ですね・・・」
「まったくです。それに前回、ヤツを護送中に失踪した警官4人は未だに手がかりは
おろか、髪の毛1本発見されていない。まさにアンノウンですよ、ヤツは。不可能犯罪
を可能とする・・・」
久々に厄介な事件を抱えた北条にいつものクールさは見られない。
「しかし犯人護送にG3−Xまで使用することになるとは・・・」
かつてアンノウン事件解決の立役者となったG3システムが、たった一人の犯人を護送する為に
使用されようとしている事実に、氷川は納得がいかないというより、現実感が沸かない様子だ。
「ヤツを普通の囚人とは解釈しない方が懸命ですよ、氷川さん。前回同様、不測の事態が
発生することは十分過ぎるほど考えられます。その為のG3−X出動要請ですから。
それにこの男、昨晩の惨殺事件とも何か関連性があるような気がしてなりません・・・」

マジックミラー越しに両手両足を束縛され猿ぐつわをはめられた男が見える。
男の不気味な眼差しは真っ直ぐにこちらを凝視している。
「浅倉 威・・・」
氷川の全身に言い様のない緊張が走った。
172名無しより愛をこめて:02/10/07 22:12 ID:p2JbjWcf
すごいスレだぜ、ここは

>>170
おもしろい。
続きがんばって!
他の皆も
173名無しより愛をこめて:02/10/07 22:14 ID:p2JbjWcf
>>170じゃないってw
>>169だった
>>171もがんばれ


174ザンジオー ◆rZazbjZMtI :02/10/07 22:35 ID:rn8HuoOW
>>163
それはぜひ見たい。っていうか書きたい。
175名無しより愛をこめて:02/10/07 22:46 ID:MzWre1tm
なかなかいいっすね、ここのSS。
「うんこ」とか「チャラオ」くらいしか書けない奴らよりはずっと人を楽しませてくれる
176名無しより愛をこめて:02/10/07 23:03 ID:CzTiCgfm
>>163
一号〜アギト(木野アギ除く)vs過去の怪人・幹部軍団なら前最強スレの時に書かれてる
ttp://maskedrider.tripod.co.jp/1st/guest15.html

今だに語り継がれる名作、惜しまれつつ未完を迎えた名作
仮面ライダーナナシ(全10話収録)、 仮面ライダーアラシ(4話まで収録)
そして、前最強ライダーは誰だ?!の全試合、IF、SSの全てを収録したサイト
ttp://maskedrider.tripod.co.jp/
177名無しより愛をこめて:02/10/07 23:06 ID:Bd3CHwVA
傷ついた五代に手の施しようがないと呟く椿。
そこに一人の男が来た。
男はサングラスを取り呟いた。
「アギトは俺一人でいいw」
178C:02/10/07 23:30 ID:zFMtWxc2
「なんで俺がそんなことにつき合わされなきゃならないんだ。」
なかば呆れ顔の蓮が真司を冷たく突き放す。
「まあ、そう言うなって。俺がライダーになってから仕事が疎かになったのはオマエに
だって少しは責任あんだぞ!チョットくらい協力してくれたっていいじゃんかよ!それに
こうゆうのって俺なんか苦手で〜・・・まあ、取材費ってことで美味いもん食わせて
やっから黙って手伝え!」

【女子高生・噂の食い処】
OREジャーナルの新しい企画だ。
普段仕事をしない真司に遂に編集長の怒りが爆発した。
立派なジャーナリストを目指すなら地味な仕事も一からこなせという訳だ。
編集長からの愛のムチと言うよりは・・・真司の普段の行いへの「罰」らしい・・・
只今2人は街で「インタビュー」中なのだ。

「まあいい。その代わりオマエの借金に足しとくからな。オマエはこっちでやれ。
俺は向こうでやるから。」
そう言い残すと蓮はさっさと行ってしまった。
「チョ、チョット待てよ!蓮!」真司の呼び止めは蓮の耳には届かないようだ。
179D:02/10/07 23:32 ID:zFMtWxc2
10分後、早くも公園のベンチで頭を掻き毟る真司の姿があった。

「あぁー!もーなんでこんな仕事回ってくんだよ!ったく!」・・・惨敗。
「そんなことだろうと思ったが・・・図星すぎて言葉もないな。」
蓮が戻って来た。女の子を連れている。
「ちょっと・・・休憩してただけだ!」悔しさと動揺で真司が口を尖らせる。
「どうだかな・・・この娘が美味い店を知ってるらしい。名前は・・・」

「風谷真魚です。友達が美味しいレストランやってるんです。【アギト】ってお店
なんですけどぉ・・・知りません?」

真司に俄然ヤル気が漲った。・・・早くこの仕事を終らせよう・・・
「【アギト】!いやぁ〜、聞いたことないけど、真魚ちゃんだっけ?君が言うお店
なら間違いない!もーバッチリ取材しちゃうから。あっ、俺、城戸真司!ジャーナリストね!
OREジャーナルの!」
「ジャーナリストってこうゆう仕事もやるんですかぁ・・・」
キョトンとした目で真魚がつぶやく。
「・・・まあ、何てゆうかその・・・不景気だからいろいろあってね・・・」
真司の顔が一瞬引きつった。
「・・・」蓮は相変わらず呆れた様子だ。

3人はレストラン【アギト】へ向った。

180名無しより愛をこめて:02/10/07 23:50 ID:0m8e+O8u
とりあえず、うんこ
181名無しより愛をこめて:02/10/08 00:30 ID:ILTv8SrZ
>>176
現最強スレのHPも欲しいな。
つか、だれか特撮板のSSをまとめたHP作らない?
SS職人さんに許可もらって。
182名無しより愛をこめて:02/10/08 00:42 ID:BBdbN/WY
>>105はあいこだろ?>>155
あの大阪弁は隠しても・・・隠してんのか?(w
183名無しより愛をこめて:02/10/08 00:54 ID:BBdbN/WY
>115 :名無しより愛をこめて :02/05/22 19:55 ID:pvagZFB1
>『いけませんよ滝さんっ!』
>滝の後ろからすがり付くようにしてまでも、彼を止めようとした尾室は、
>その甲斐も無く滝に振り切られた。
>『そこに封印されているのはっ、過去に痛ましい事故を起こした・・・』
>『知ってるよ!G4ってンだろっ!!だがなぁっ、死ぬような想いをして
>まで闘ってるひよっコどもを見殺しにするわけにゃあいかねぇンだよ!!
>そこに使える『力』があるんなら、それが『心』の無い『力』だってぇんなら、
>この俺が、『心』にも『魂』にもなってやるゼ!!』
>尾室を振り切って、G4をその身に纏おうとしている滝に声をかけたのは
>ひとりの少女であった。
>『滝さんがG4の『魂』になるのなら、私が『心』を受け持ちます。
>私だって、翔一くんに生きていてほしいから』
>滝は、ひとりの少女の視線を、真っ直ぐに受け止めた。

こういうのもある・・・
184名無しより愛をこめて:02/10/08 12:48 ID:bqmmeHid
>>109>>105
これ↓な?
345 :名無しより愛をこめて :02/08/21 21:38 ID:F6jYQxW5
俺よう、マジ龍騎のラストで、●●の群れに悲壮な決意で突入して行く
ふたりのシーンのあとで、そこへ合流するかのように集うクウガ、アギト、
G3−X、ギルス、(そしてアナザー)や、世界各地で闘う1号、2号、V3、
ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイ、スーパー1、ZX、
真、ZO、Jらを幻視してしまったよ。
ミラーワールドを突き破って、『現実の』ライダー世界とやっとリンクして
くれたかと言う気分と、劇場版のアンニュイなラストの向こうに待っている、
もうひとつの力強い結末を観た気がした。


185名無しより愛をこめて:02/10/08 12:58 ID:utYkavzy
真には幻の強化服とマシン、必殺技も付けてやってくれ・・・(涙
186名無しより愛をこめて:02/10/08 13:13 ID:4gxMl+Ql
BLACKもRXもいませんが・・・
187名無しより愛をこめて:02/10/08 13:14 ID:bWPSnNLf
これって本当か?

↓ ↓ ↓
http://www.dream-express-web.com/space-trust.htm
188名無しより愛をこめて:02/10/08 14:12 ID:bqmmeHid
>>186
入れ忘れたんだろう(w
189名無しより愛をこめて:02/10/08 17:03 ID:Awg0OyA4
>>185
真は本郷、沖一也、南光太郎、五代雄介の好意により使わなくなった改造サイクロン、Vジェット、ロードセクター、トライチェイサーを譲ってもらい、初の4つのバイクを持つライダーになります。
190名無しより愛をこめて:02/10/08 17:13 ID:sqVaQ/o+
>>189
俳優KMが泣いて地団太踏みそうだな(w
191名無しより愛をこめて:02/10/08 17:51 ID:OaR6FKSo
>>189
改造サイクロン :怪人追跡用
Vジェット   :常用(Vマシーンで)
ロードセクター :体当たり用
トライチェイサー:アクション用

なんて贅沢なライダーなんだ!
192名無しより愛をこめて:02/10/08 18:01 ID:bqmmeHid
>>191
なんだか弁当忘れて、クラスの奴からちょっとずつおかず分けてもらってる奴のようだな。(w
193名無しより愛をこめて:02/10/08 18:04 ID:LAmnTDm8
>192
スレ違いだが、オコジョ番長のようだ(w
194名無しより愛をこめて:02/10/08 18:05 ID:xbJIiXYv
スーツはヘルメットを被る事によって装着される形でも十分かもしない。
ライダーマン方式でも素が強いのだから相当のパワーアップが見込める筈(笑
というか、何時から真を完成させるスレになったと言うんだここは。
195名無しより愛をこめて:02/10/08 18:07 ID:OaR6FKSo
>>194
>>31ですが漏れは平成ライダーに昭和ライダーを出す話を通して
真を完結させようと最初からもくろんでましたが何か?
196名無しより愛をこめて:02/10/08 18:51 ID:xbJIiXYv
>>195
うむ。ならば頑張って完結させてくれ。
いや、煽りでなく真面目に期待している。それにここのSSはどれも続きを楽しみにしているし。
正直な所、楽しみにしている側としては物語が完結しないで待たされるのが一番辛い。
おやっさんスレ>>9氏のSSも再開を待ち望んでいるのだが・・・
197箸休めにこんな話:02/10/08 23:49 ID:cfI8km6C
第一話「怪奇!椿姫」
世界征服をたくらむ悪の秘密結社「オンディーヌ」は
天才的な両親の遺伝子を持つ少女「姫川亜弓」を誘拐
「ガラスの仮面」に改造した。エネルギーは大福。
だが亜弓は脳改造寸前に脱走、改造人間「椿姫」を倒す。
そして、つきかげのおふくろさん、FBIの桜小路とともに
「オンディーヌ」と戦う決意を固くするのであった。

第二話「魔人、こじき王子の襲来」
「ガラスの仮面」を倒すために「オンディーヌ」が選んだ第2の少女
わずかな時間で出前300件をこなす怪力、厳冬の海を泳ぎ切る
強靱な体力の持ち主「北島マヤ」
だが彼女も脳改造の寸前に亜弓に救われる。
そして「ガラスの仮面2号」を名乗り、
1号亜弓、新しい仲間「つきかげガールズ」とともに「オンディーヌ」と戦う。
技の1号、力の2号。2人の「ガラスの仮面」が誕生したのだ!

第三話「死闘!Wたけくらべ」
「オンディーヌ」ヨーロッパ支部の小野寺博士が生み出した協力な改造人間
その能力の前に、亜弓は一敗地にまみれる。そしてマヤも。
だが2人は合体技「Wたけくらべ」でからくも勝利を得るのだった。
処刑される小野寺、そして動き出す紫の影・・・・
この回から「少年一角獣隊」が桜小路を隊長に結成される。
198箸休めにこんな話:02/10/08 23:50 ID:cfI8km6C
第四話「ダイト・オンディ−ヌ出現!ガラスの仮面最期の日」
「オンディーヌ」に見切りをつけた首領は
アフリカの暗黒組織「ダイト」を招へい、「ダイト・オンディ−ヌ」を結成。
指揮官のバイオレット将軍は冷酷非情な男だ。
苦戦をしいられる2人のガラスの仮面。
だが敵はさらに恐ろしい怪人を誕生させようとしていた。

第五話「凶悪!にせガラスの仮面」
「ダイト・オンディーヌ」はついに「ガラスの仮面」と同じ能力を持つ
「にせガラスの仮面」乙部のりえを完成させた。
ついに敗れる2号、マヤ。
だが1号の新技「吸血カーミラシュート」で逆転する。
しかしその時、6人の乙部のりえが2人を囲んでいた。

第六話「8人のガラスの仮面」
「にせガラスの仮面」6人の包囲を破って脱出する2人。
つきかげのおふくろさんは2人を厳しく鍛え上げる。
特訓の末、「W奇跡の人」を会得し、ついに3倍もの敵に勝利する。
勝利をかみしめる1号亜弓。
だが、2号マヤには敵のはずのバイオレット将軍に恋心が芽生えていた。
199名無しより愛をこめて:02/10/09 00:17 ID:MbonfZjA
うっ
200名無しより愛をこめて:02/10/09 00:17 ID:MbonfZjA
うんこ 
201名無しより愛をこめて:02/10/09 13:47 ID:9z/bYKt3
昭和ライダー登場とはちょっと違うかもしれないけど・・・。

例えば、速水氏が神と言う名の海洋学者でゲスト出演する。
で、怪人に襲われるけど、相手を倒すまでは行かないまでも
自分の身は守ってしまう。
そして驚く平成ライダーに
「これでも若い頃は少しは腕っ節で鳴らした」なんて言う。
でも変身はしないし、フルネームも出て来ない。
話の中で彼が神敬介=Xライダーかと言及される事もない。
つまりストーリー上では彼の正体は特に意味のある事ではないけど
観る側の解釈に任せると言うか、
分ってる人にはお楽しみになると言う、そんな感じのはどうでしょか。
202名無しより愛をこめて:02/10/09 14:40 ID:cclN1W9U
>>201
『仮面ライダー誕生1971』の、本郷猛にたいするハヤトみたいなもんだな?

…ハヤトは変身するけど。
203名無し募集中。。。:02/10/09 15:58 ID:/98XWuvy
>>201
結構いいと思う。
最後のセリフがなくてもいいくらい。

ちょっと似た感じで、ティガに荒木茂氏が出た時に
手袋をはずす場面があったらよかったのに
と未だに思ってる。
204名無しより愛をこめて:02/10/09 16:18 ID:cclN1W9U
>>203
あと、ザボーガーの大門豊が、「ヤー!」という掛け声とともにヘルメットかぶったりとか?
205名無しより愛をこめて:02/10/09 19:22 ID:h+8kvd6Y
クウガの「生物学教室の本郷教授」や、劇場版アギトで警視総監が言った「今のわたしにできないことをやってほしい(=過去の彼ならできたのか?)」みたいな奴か。
206名無しより愛をこめて:02/10/09 23:00 ID:VUnEyVIZ
仮面ライダー列伝発売決定
京本「宮内さんもこの作品にもちろん風見志郎として出られるとのことですが、意気込みは何かありますか?」
宮内「最近のライダーには魂が無い!平成以前も武器を使ったり、空を飛び、果ては巨大化までするライダーたちがいました。今それ見てもやはりこの結論にたどり着いてしまうんです」
京本「その結論とは?」
宮内「真の仮面ライダーは1号、2号、そしてV3なのです。だから今回はいいチャンスだと思っています。龍騎だけでなくクウガやアギトら後輩にあたる全てのライダーに真のライダー魂を伝授したい。そして真のライダーになって欲しい。
それが先輩としての役目だと思っています」
京本「・・・バカいってんじゃねえよ・・・」
宮内「京本さん?」
京本「ふざけるな!あんた、何様だ!
宮内「落ち着いてください」
京本「何が宮内洋はヒーローだ!言っとくが俺は宮内洋なんてヤツを見てきたんじゃない!風見志郎を、V3を見てきたんだ!
それに俺はな、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、そしてその後ライダーたち全ての生き様をこの目に焼き付けてきたんだ!俺にとっちゃみんなライダーなんだよ!」
宮内「バカ言うな!あんなものを俺はライダーとは認めんぞ!1号やV3のおかげで今のライダーがあるんだ!」
京本「それを言ったら1号からストロンガーの7人ライダーだ!あの7人がライダーの最初の歴史を築いたんだろ!あんたはライダーマンまでライダーじゃないって言うのか?」
こうして2人の言い合いはスタッフにとめられるまで続きましたとさ。
207名無しより愛をこめて:02/10/09 23:04 ID:GXr48RVc
>>206
・・・・・・本当に凶元がそんなことをしたら微妙に誉めたくなったり(w
208名無しより愛をこめて:02/10/10 00:13 ID:yE8e9kBt
>>201
弾超七みたいだ、それ。
209名無しより愛をこめて:02/10/10 00:16 ID:di+gxzpd
>>208
そういえば帰りマンにはハヤタという青年を出そうという案もあったっていうしね。
別段、あのハヤタであるとは一言も言わずに。結局実現しなかったけど。
やっぱりアギトの藤岡弘くらいのが、さりげなくていいのかな?
210名無しより愛をこめて:02/10/10 00:30 ID:PKR4pIob
SSまだ?
211名無しより愛をこめて:02/10/10 00:47 ID:yE8e9kBt
4〜5日前のRXスレにあったぞ
212骸骨男:02/10/10 13:44 ID:Um14+3Wd
MASKED LEGEND

序章「崩壊」

その日,一つの世界が消滅した。
ミラーワールド。
ありとあらゆる鏡の中から出現した怪物(モンスター)の群れは、まるでこの世の終わりを
告げるがごとく人々を襲った。
誰もが心に「絶望」の二文字を浮かべた。
おのを守る爪を、牙を持たない彼らに出来る事は、ただ地べたを当てもなく逃げ回ることだ
けであった・・・・・・
213名無しより愛をこめて:02/10/10 14:05 ID:UpbKtg6J
ざぁ〜っと見てみたけど、まともなSSの中で、歴代共演をちゃんと描いているのは今のところ41氏だけか…。
いきなりRXが出てくるのには笑ったが(w
本郷以外のライダーを描いている人も少ないし、ちょっと寂しいかな。
2142チャンネルで超有名:02/10/10 14:06 ID:7ElgSrqD
http://mona.2ch.net/546/qwertyuiop.html

http://jumper.jp/yyyu/ 携帯用

中高生とHな出会い
  即アポ即H出来る
  超最高なH&Hが・・ 
215名無しより愛をこめて:02/10/10 17:30 ID:TR8hoxJa
小説は結構ある
荒らさないでね
仮面ライダーLEGEND
ttp://homepage2.nifty.com/hitorizaki/legend.htm
仮面ライダーXU
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~guilty_/31596438/
ここはいろいろ
ttp://www.hpmix.com/home/pazoo/CI11.htm
216名無しより愛をこめて:02/10/10 17:43 ID:zRvqAFpc
>>64の続き

本郷猛、五代雄介、沢渡桜子は「ポレポレ」への道を歩いていた
本郷「そうか・・・すまないね、会いに行く途中だったのに・・・。」
五代「いえ、いいんです、おやっさんの所ならいつでも行けますから。」
本郷「そうか・・・そう行ってもらえると助かる・・・・・・・・あ!」
沢渡「?、なんですか?」
本郷「いや、どうでもいいことなんだが・・・君達はなぜ俺の事を知ってたんだ?」
五代「本郷さんを知らない人なんて、城南大学には居ませんよぉ。」
沢渡「IQ600、スポーツ万能、バイクの技術は超一流。」
本郷「そうか・・・有名なんだな、俺は・・・・・。」
五代「はい・・・・・あ、ここです。」
三人はポレポレについた、五代雄介はポレポレの扉を開いた
そこには飾玉三郎と五代みのりがコーヒーを飲んでいた
飾「雄介ぇ!!」
みのり「お兄ちゃん!」
五代「久しぶり・・・二人とも・・・。」
沢渡「お久しぶりです。」
飾「おお、桜子ちゃんも一緒か、まぁ座って座って・・・・・ん?
  おい雄介、こちらの方は?」
本郷「はじめまして、本郷猛です。」
飾「あ、これはご丁寧にどうも、飾玉三郎です。」
みのり「五代みのりです、兄がお世話になってます。」
本郷「いえいえ、こちらこそ。」
飾「まぁ、とりあえず座ってください、今コーヒーいれますんで。」
三人は椅子に座り、飾はコーヒーを作り始めた
飾「おい雄介!」
五代「は、はい。」
飾「帰ってきたんなら電話ぐらいかけろよ〜。」
五代「すいません、みんなを驚かせようと思って・・・。」
飾「なに〜、こいつ生意気なことしやがってぇ〜。」
217名無しより愛をこめて:02/10/10 17:44 ID:zRvqAFpc
そういうと飾は五代の肩を軽く叩いた
五代「いっ・・・つぅ〜・・・・。」
みのり「お兄ちゃん!?」
飾「雄介?!?」
五代「だ、大丈夫!何でもないから・・・。」
雄介の身体はショッカーとの戦いで発動した「黒」の力の反動で身体を痛めていた
しかし雄介は、二人の心配を掻き消すように笑顔とサムズアップをした
飾「そ、そうか。」
飾は雄介を心配そうに見たが、雄介の笑顔とサムズアップを見て、
それに応え、コーヒーを入れた
飾「さあ、どうぞぉ〜♪」
五代・沢渡・本郷「いただきます。」
沢渡「うん!おいし〜い♪」
五代「やっぱおやっさんのコーヒーは世界一だよ。」
飾「そうかぁ〜?嬉しいなぁ〜。」
本郷「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
飾「あ、あの本郷・・さん?」
本郷「・・・(おやっさんの入れるコーヒーに似ている・・・・・)。」
飾「お、美味しくなかったですか?」
本郷「へ?あ、いや・・・知人の入れるコーヒーに似ているんで・・・。」
飾「あ、そうですかぁ・・・。」
本郷「・・・・・・ふぅ〜っ・・・・・落ち着きますねぇ〜・・・・・至高の一杯ですよ。」
飾「そ、そうですか?うれしいな、ハハ。」
五代「あれ、そういえば奈々ちゃんは?」
飾「ああ、今ドラマの撮影で京都のほうに行ってる。」
五代「き、京都ぉ?!」
飾「うん、京都の一家って言う今秋からのドラマで、兄貴と喧嘩した妹役で出るんだって。」
本郷「あ、知ってます、それ、結構有名な小説ですよね、妹役ってことは、ヒロインの杉川綾香役ですか?」
飾「け、結構ミーハーなんだねぇ・・・。」
本郷「そ、そうですか?」
5人はそんな世間話や雄介の冒険の話に花を咲かせていた
218名無しより愛をこめて:02/10/10 17:46 ID:zRvqAFpc
その時、沢渡が口を開いた
沢渡「あの、本郷さん・・・。」
本郷「ん?」
沢渡「ショッカーのことなんですけど・・・・・。」
五代「あ!」
みのり「何なの?お兄ちゃん、ショッカーって?」
五代「いや〜俺も良くわかんないんだけど・・・・・。」
本郷「俺が説明しよう、簡単に言えばショッカーは世界征服を企む悪の秘密結社です。」
飾「世界制服?セーラー服でも集めてるんですか?」
本郷「・・・・・・・・・・・・いえ・・・あの・・・・・・。」
飾「あ、すいません。」
飾は苦笑いを浮かべると、持っていたコーヒーで口を塞いだ
本郷「ゴホン・・・話を元に戻します、ええと、ショッカーは現代科学とは比べられないほどの科学技術を持ち、
   強力な化学兵器や生物兵器、更には人間を強化改造し、通常の人間の数十倍の力を持つ
    改造人間も作ってます、常識では考えられないような話ですが真実です。」
飾「改造人間・・・・・・。」
みのり「じゃあお兄ちゃんは、そのショッカーって組織と戦ってるの?」
五代「うん、そうだよ。」
みのり「・・・・・・・・・。」
五代「みのり?」
219名無しより愛をこめて:02/10/10 17:46 ID:zRvqAFpc
みのり「またお兄ちゃん、戦うんだね。」
沢渡「みのりちゃん・・・・・・・。」
本郷「すまない、俺がもっと強ければ・・・・・・・。」
五代「みのり・・・。」
みのり「ううん、解ってる、お兄ちゃんが戦わないとまた沢山の笑顔が消えるんでしょ?」
飾「みのりっち・・・・・。」
みのり「本郷さん、兄のこと、宜しくお願いします。」
飾「私からもお願いします、こいつのこと面倒見てやってください。」
五代みのりと飾り玉三郎は席を立つと、本郷猛に頭を下げた
本郷「はい、任しといて下さい、五代君の安全は俺が保障します!」
本郷は頼もしく言うと、二人に笑顔とサムズアップをした、
二人もそれに答え、本郷にサムズアップをした
220名無しより愛をこめて:02/10/10 17:47 ID:zRvqAFpc
五代「あ、そうだおやっさん、俺警察行ってくる。」
沢渡「私も五代君と一緒に警察に・・・。」
飾「えっ、二人とも何かしたの?」
五代「ちがうよ、一条さんに会ってくるんだ。」
飾「ああそうか、行ってらっしゃい。」
本郷「それじゃあ、俺も失礼します。」
三人はポレポレを出て、バイクに乗り、
それぞれの道を走り出した

〜続く〜
221名無しより愛をこめて:02/10/10 17:50 ID:RmMmh1hw
新作キター!!
222名無しより愛をこめて:02/10/10 22:11 ID:4Q93dLbz
雄介ブレンドをアポロガイストに飲んで( ゚д゚)ホスィ・・・
223名無しより愛をこめて:02/10/11 00:46 ID:P75OA6PI
久しぶりの良スレ
失礼だけど文が下手な人多いけど乗りとか燃えで押し切ってるから面白い
っていうか最高
224名無しより愛をこめて:02/10/11 01:25 ID:vm1lARFL
LEGENDおもしろい。
7話早く見たい
225名無しより愛をこめて:02/10/11 18:22 ID:Ldyztjgd
いいスレだ。
でも東映も何でこういうのをやらないんだろ?
戦隊ばっかりでカブタックとかもあったのに
226220:02/10/11 19:11 ID:ev2gAUg8
>>223
文・・・下手っすか・・・。
227名無しより愛をこめて:02/10/11 19:21 ID:Ldyztjgd
>>226
気にするな
228名無しより愛をこめて:02/10/11 19:52 ID:SRiSIxUV
気にする人は上手くなると思います。
潰れちゃったら意味無いからほどほどが肝心だけど。
やっぱ小説のつもりで読んでると地の文が欲しくなるんじゃないかな?
アギトとか龍騎はキャラの会話でも妙味が出せると思いますが。
229名無しより愛をこめて:02/10/11 20:02 ID:O9ZWsZzN
うっ
230名無しより愛をこめて:02/10/11 20:02 ID:O9ZWsZzN
うんこ
23131:02/10/11 20:41 ID:roqCRB1s
(随分時間がかかったけど、ようやく>>77-78の続きが書けたので載せます。
 文章力ないけど、まあよろしければ読んでやって下さい)

本郷と風見となのる二人の男から何者かによる大量誘拐事件のこと、
そして「仮面ライダー」の話を聞いた真司は、いずれ更に仲間を紹介すると言われて
「じゃあ俺もまず一人紹介します! とっつきにくい奴だけど本当はいい奴なんですよ!」
と、感激しながら花鶏に向かう。蓮にその事を伝えようと思ったのだったが
帰ってみると優衣から、連は焦った様子で出かけていったと聞かされる。
「どこに行ったんだよ、この大事な時に・・・・・・!」
とりあえず花鶏を飛び出し、北岡のところに向かおうとした真司だが、
OREジャーナルの編集長から突然電話がかかってきて呼び出される。
「お前、一文字隼人ってカメラマン知ってるよな?」
「一文字? 誰です、それ?」
「バカかお前は! ジャーナリストの端くれならそのくらい知っとけ!
 フリーだけど有名な凄腕のカメラマンだぞ! 世界中を旅して回って
 雄大な自然から悲惨な戦争の記録まで、とにかくすごい写真を沢山とってる人だよ!」
頭を小突かれながら応接室に行くと、一文字という男が人の良さそうな笑みで迎える。
「一文字さんはOREジャーナルと一時提携して仕事をして下さるそうだ。
 若い小回りの利く男手が欲しいって仰るからお前をつけることにした。
 いいな、絶対に失礼なことしたり、ご迷惑をかけたりするなよ!」
さんざん口うるさく言い聞かせて応接室を出て行く編集長。
辟易した様子の真司に、一文字が声をかけた。
「本郷から聞いたよ。仮面ライダー龍騎、だっけか?」
232G4:02/10/11 20:42 ID:B8LJfhaj
>>189
Vジェットかロードセクターを片方俺に譲ってください
23331:02/10/11 20:42 ID:roqCRB1s
ライダーの戦いが一時中止になると神崎士郎に告げられた連は
慌てて恵理のいる病院へと向かった。恵理の状態は今のところ安定していると言われ
ひとまず安堵するが、それでも望みが叶う日が明らかに遠くなったことで苛立つ。
と、そんな時、モンスターの気配を感じて鏡のある場所へ向かうと、
鏡の向こう側からモンスターと、あと一体、人型をして人の知性を感じられるものの
ライダーとは明らかに異なる(カードデッキを持っていない)姿の何者かが現れた。
「何だ・・・・・・これが扉を開いた結果か!?」
とにかくモンスターを倒そうと、蓮はカードデッキを取り出す。
「変身!」
ナイトとなってミラーワールドに飛び込まぬままでモンスターにかかっていくナイト。
そのモンスターはライダーならぬ何者かを襲っていたようだったが
二人がかりになったのを知ると慌てて逃げ去った。追おうとするナイト。
だが、そこに襲われていた何者かが攻撃をしかけてくる。
不意をつかれたナイトは咄嗟にナスティベントを使って応戦する。
ダークウィングの発する音波に苦しんだ謎の存在は、なんと背中から羽を生やして
空へと舞い上がった。ダークウィングに一撃を与えて逃げていく姿を見て
ナイトはあらためてアドベントし、己のモンスターと一体となってそれを追った。
「あいつは何なんだ・・・・・・ライダーなのか? 戦うべき相手なのか・・・・・・・?」
23431:02/10/11 20:44 ID:roqCRB1s
敵に追いすがろうとするナイト。だが敵も意外に素早く空を駆けるため、
なかなか空中戦にもちこめない。と、その時、眼下のビルから声が響いた。
「セイリングジャンプ!」
声と共に二人の戦場へと駆け上ってきたのは、バッタのような外見をした見知らぬライダー。
「お前も・・・・・・仮面ライダーなのか?」
「そうだが・・・・・・君もか? 俺は、スカイライダー!」
そこに隙を見出したのか、襲い掛かってくる敵。ナイトはファイナルベントを
ダークバイザーにベントインして、カウンター気味に飛翔斬を放った。
身体を貫かれ、大穴を開けられて落下していく敵。
だがなんと、完全に地面にぶつかる前に、フラフラと再び飛び上がってきた。
その目は憎しみにギラついており、口から血を吐きながら上昇してくる。
ウィングランサーを構えなおすナイトを、スカイライダーが制した。
「今度は俺の番だ・・・・・・スカイキィーーーーーック!」
さすがに今度こそ爆発四散する敵。
そしてスカイライダーと仮面ライダーナイトは、空の下でお互いを見やった。

(今回はここまでです。反応があるようなら、また続きを考えます。
 しかし今回もシンだせなかった・・・・・・けっこう難しい・・・・・・)
235名無しより愛をこめて:02/10/11 21:07 ID:tfx9Xfu+
謎のモンスターの正体が気になる・・・
あと、空中戦にスカイが出てきたのが
素直に嬉しかったです。
共闘はこうでないと!
23641:02/10/11 22:09 ID:Bv6nZwgE
>>41>>75>>166-169の続きです。
ご要望のあったバトル編。
難しいったらありゃしない…。

「仮面ライダー…あいつもそうなのか」
北岡は、鬼神の如き戦いを展開する黒い戦士の姿に息を飲む。
三人はしばしその姿に見入っていた。
「………あ! なにやってんだよ、2人とも! オレ達も加勢しないと!」
真司は2人の後頭部を引っ叩くと、乗ってきた車の方を向き、Vバックルを手にした。
「おまえだって動いてなかったろうが」
「生意気なんだよ」
今度は反対に2人が真司の頭をドつく。
「いってぇ〜! 2人同時に叩くことないだろ!?」
真司の苦情を無視して、蓮と北岡もVバックルを構えた。
「変身!!」
真司、蓮、北岡の姿が変わる。
「よっしゃあ!」
龍騎がミラーワールドに入ろうと構えた。
「ちょっと待て」
またもや2人同時に龍騎の頭を叩く。
「なんだよ、もう!」
「どこへ行く気だ、おまえは?」
「………………………あ」
改めて深呼吸。
「よっしゃあ!」
気合を入れ、龍騎はRXとモンスターの戦っている中に突っ込んでいった。
「…あいつはあれでキメてるつもりなのか?」
「前からああだ。気にするな」
23741:02/10/11 22:10 ID:Bv6nZwgE
さしものRXといえど、多勢に無勢の戦いに苦戦を強いられていた。
背後からの攻撃にバランスを崩してしまった。
その隙を見逃さず、一体のカマキリ型モンスターが鎌を振りかざす。
「くっ…!」
ダメージを覚悟するRX。
だが、両者の間に龍騎が立ちはだかった。
その左腕には、ドラグシールドが構えられていた。
突然に乱入者に動揺し、ついでとばかりに腹部へのキックを食らったモンスターは、そのまま後方へ吹っ飛んでいった。
「大丈夫ですか、BLACK RXさん!?」
「…ああ…きみは?」
「オレ、龍騎です。仮面ライダー龍騎」
龍騎が自己紹介している間に、別のモンスターが2人に襲い掛かる。
そのモンスターを、今度はゾルダのマグナバイザーから放たれた銃弾が一蹴した。
「戦いの最中になにやってんだが」
「呑気な奴は一人でいいんだがな」
「どういう意味だよ、それ?」
気が付くと、互いに文句を言い合っている3人はRXを守るような形で円陣を組んでいた。
23841:02/10/11 22:10 ID:Bv6nZwgE
一方、「AGITΩ」を出た翔一たちも、戦場に駆けつけてきた。
少し遅れて、ビートチェイサーに跨った雄介もやってくる。
「危険です! 早く避難してください!」
雄介は、ビートチェイサーを止めると、翔一に近づいてきた。
「ちょ、ちょっと、なんですか、あなた?」
「見てわかんないんですか? 危険ですって!」
そこへ、Gトレーラーが到着した。
運転席のドアが開き、北條が飛び降りる。
「氷川さん、小沢さん、G3−Xを持ってきました!」
その声を聞いて、氷川、小沢、そして呼ばれなかった尾室が乗り込む。
氷川らを目で追っていた雄介が、Gトレーラーから降りてきた一条に声をかけた。
「一条さん、もしかして、この人たち…」
「そうだ。『アンノウン事件』の関係者だ」
「じゃあ…!」
「そうだ。五代、おまえの仲間たちだ」
一条の言葉に、翔一と涼のほうを向く五代。
その2人も、五代が北條と一緒に来たことで事態を悟ったようだ。
自己紹介もそこそこに、3人が並ぶ。
雄介が腰に手を当てると、その中央に変身ベルトが現れる。
「変身!!」
翔一は、右手を前面にかざし、構える。
「変身!!」
交差された涼の腕が勢いよく振り下ろされた。
「変身!!」
3人の姿が、戦士に変わった。
23941:02/10/11 22:12 ID:Bv6nZwgE
クウガの拳が唸り、アギトの蹴りが決まる。
ギルスフィーラーが空を裂き、GM−01がモンスターの動きを止める。
形勢は一気に逆転した。
「スッゲェ!! こうなったらもうノリノリだぜ!」

『ストライクベント』

気合と共に放たれた炎は、モンスターたちを飲み込み、吹き飛ばす。
その中を逃れるように飛び出してきたモンスターの肩口に、ギルスヒールクロウがヒットする。
「ウワアオォォォッ!!」
怒声とも雄たけびとも取れるギルスの咆哮がこだまし、モンスターは四散していった。

『シュートベント』

ゾルダはギガランチャーを構え、その横ではG3−XがGX−05ケルベロスを構えていた。
まるで心が繋がっているかのように、両者は同時にトリガーを引く。
2つの弾丸が、その着弾点にいたモンスターを跡形もなく吹き飛ばした。

『ソードベント』

ナイトの手にウィングランサーが握られ、モンスターを突き飛ばした。
モンスターの腹に、RXのリボルケインを一気に突き刺され、その体内で光のエネルギーが拡散されていく。
そして、それに耐え切れなくなったモンスターの体は、爆発と共に消滅していった。

2体のモンスターが、クウガとアギトに狙いを定めて突進してきた。
クウガの右足が炎をまとう。
アギトの足下には紋章が姿を現した。
2人がほぼ同時に地を蹴り、空を舞う。
一瞬姿を見失ったモンスターたちの動きが止まった。
その胸を目掛け、クウガのマイティキックとアギトのライダーキックが放たれる。
そして、着地したクウガとアギトの背後で、轟音と共に紅蓮の炎が空に向かって伸びていった。
240名無しより愛をこめて:02/10/11 22:20 ID:gfWN5jBo
うんこ
241E:02/10/11 22:23 ID:bLAvzML9
涼のバイクショップ

「スゲーバイクだな、コイツは・・・白バイの・・・プロトタイプか何かか?」
プラグの真を擦りながら涼がつぶやく。
「ビートチェイサーって言うんです。ちょっと知り合いの刑事さんから【ご褒美】
で貰ったんですよ。もう一台スゴイのがあったんですけど、さすがにそっちは貰えなくて。」
謙遜しながらもどこか誇らしげな表情の雄介。
「フッ、ご褒美ねぇ・・・だが修理には少々時間かかるぜ。全治2日ってとこだな。
急ぎじゃなきゃウチに泊まってってもいいぜ。どーせ泊まるとこ無いんだろ?ギルスも喜ぶ。」
「いやぁ〜、悪いですよ。バイクまで面倒みてもらってるのに〜・・・」
と言いながらも自分の荷物を運ぶ雄介を見て、涼は久しぶりに【仲間】の事を思い出した・・・
「似てるな・・・アイツに・・・」
「エッ?」
「何でもない、独り言だ。それよりギルスに飯食わしてやってくれないか。」
「あっ、ハイ!もう腕によりをかけて、ハイ!」
「ははは・・そこにある缶詰めでいいよ。」

涼は久しぶりに「人」に触れた気がした。
だが同時に二人から笑顔が消えた。

【この時間は放送を中断して緊急ニュースをお伝えします。昨夜2時35分、新宿区で発生した
謎の生物による惨殺事件において「犯行声明」が出されました。秘密結社、えぇ〜・・・正確な
な名称はまだ発表されていないようです。「過去の敗北を消し去る時が来た」などや「我々は東方より
侵攻を開始する」などの抽象的内容の声明文で、詳細は現段階では発表されていないとの事です。
新たな情報が届き次第・・・】

二人にそれぞれの過去の記憶が蘇る・・・

242名無しより愛をこめて:02/10/11 22:32 ID:evLISsCL
>>220の続き

五代雄介と沢渡桜子は警視庁へ着き、一条薫を探していた、
携帯電話も番号が変わっていた為、繋がらないのだ、
2人が探していると、そこに一人の刑事風の男が歩いてきた
沢渡「あ、すいません。」
男「はい、なんでしょうか?」
五代「一条薫刑事が何処にいるか教えてほしいんですけど。」
男「・・・・・すいませんが貴方は?」
五代「あ、俺は・・・・・。」 
五代雄介は名刺を取り出し、男に渡した
男「!・・・貴方が五代雄介さんなんですか?」
五代「は、はい・・・知ってるんですか?」
男「勿論です!五代雄介、未確認生命体四号・・・。」
沢渡「へえ〜・・・五代君って結構有名なんだ〜。」
五代は照れて笑った、男は五代を見つめると、自分の名刺を渡した
五代「須藤雅史さんですね、それで一条さんは何処に?」
須藤「ええと・・・・・・・!すいませんちょっと急用が!!!」
沢渡「あ、ちょっと!」
須藤は何かに気付き、辺りを見回し始め、2人を置いて走り去った
五代「行っちゃった・・・。」
沢渡「どうするの五代君?」
五代「う〜ん・・・・・。」
二人が悩んでいると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた
一条「五代!」
五代・沢渡「一条さん。」
一条「久しぶりだな、五代。」
五代「はい。」
243名無しより愛をこめて:02/10/11 22:33 ID:evLISsCL
2人は笑顔とサムズアップを交わした、
しかし一条は、笑顔を消すと険しい顔をした
一条「五代、お前・・・・・戦わなかったか?」
五代「!何で知ってるんですか?」
一条「ああ・・・実はゴウラムが再生したんだ・・・。」
沢渡「ゴウラムが!?!」
一条「ええ、それでもしやと思ったんでが・・・五代、お前まさかアンノウンと・・・。」
五代「アンノウン?い、いえ俺が戦ったのは・・・。」
そのとき、五代の携帯が鳴った
携帯「ピリリリリ ピリリリリ」
五代「はい、本郷さん!・・ええ!!・・・はい・・・はい、わかりました、屋上ですね?・・はい!」
五代は携帯をポケットに入れると、屋上に向って走り出した。」
一条「五代!!」
沢渡「五代君!」
警視庁の屋上、五代は空を見ていた、本郷からの電話で、
「ショッカーの怪人が未確認生命体二十六号の胞子を培養・強化し、
空中から散布する」と聞いたのだ、
五代「本郷さん。」
本郷「すまない五代君、遅れたな・・・。」
本郷は懐からエアガンを取り出すと五代に渡した、
五代はそれを受け取ると、ライジングペガサスフォームに変身し、ライジングペガサスボウガンを構えた、
その先には、サッカーボールくらいの大きさのカプセルを所持した巡航型ゲバコンドルが飛んでいる
クウガ金緑「・・・・・・今だ!!」
ゲバコンドルが上空を通過しようとした瞬間に、クウガはライジングブラストペガサスを放った、
弾丸は怪人の両腕と頭部を破壊し、爆発させた、手に持っていたカプセルは屋上に落ちると、
床を砕き、そのままめり込んだ
五代「ふぅーっ・・・。」
本郷「勝ったな・・・。」
五代「はいっ!」
五代は変身を解き、サムズアップをした
244名無しより愛をこめて:02/10/11 22:34 ID:evLISsCL
続く
245F:02/10/11 23:30 ID:lTX3KN76
【急ぎの用で出かけます。店主】

3人を待っていたのは【アギト】の扉に張られた張り紙だった。
「・・・定休日?・・・はぁ〜・・・」
真司に落胆ため息。
「どうか・・・したか?」
蓮は真魚の表情の変化を見逃さなかった。
「おかしいよ・・・?翔一君お店初めて一回も休んだことなかったのに・・・」
確かに張り紙はしてあるものの、扉から覗く店内は「たった今」まで人がいた気配がする。
「急ぎの用・・・?あっ、ほら、銀行とか!入金3時までだし!」
しゃべる真司を尻目に真魚は張り紙に手を当て、目を閉じた。
不安な気持ち・・・
真司と蓮が困惑の表情を浮かべる・・・

「工場・・・大きな銀色のタンク・・・使ってない工場、ここのすぐ近く!」

「何か見えるのか?!」
困惑と驚きの二人。・・・この娘は一体・・・
「銀色のタンク・・・この近く・・・あっ!それって先月経営者が失踪後、倒産した
となり町の化学薬品工場のことじゃない!俺、取材行ったもん!」
「失踪?!」
蓮は瞬時にミラーワールドとの関連性を感じ取った。
「そこ連れて行って!何か分んないけど翔一君が!」
普通じゃない真魚の様子に真司と蓮も何かを感じ、目が合ったと同時に無言でうなずく。
「急ごう!」
246名無しより愛をこめて:02/10/11 23:49 ID:9tRFtrWS
う〜む…
盛況なのは喜ばしいことなんだけど、SSが入り乱れてて混乱するな
名前のトコにタイトルを入れるとか、時間ズラしてまとめて投稿とかしてくれると
読む方としてはありがたい
247G:02/10/12 00:14 ID:St+O8JxH
浅倉はマジックミラーに写る拘束された己の姿に苛立ちを覚えていた。
(クッソたれが・・・イライラさせやがる・・・)

「そうイライラするものじゃない・・・」

どこからともなく声が聞こえた。誰も居るはずのない部屋・・・
許される範囲の首の動きで周囲を見回すが誰もいない・・・
それどころか「猿ぐつわ」の状態でじゃべることすら出来ないのに。

浅倉が不適な笑みを浮かべる。
(面白い・・・俺の心の声と話ができるのか・・・姿をみせろ!)

マジックミラーに写る死人の様な白髪の老紳士・・・

(しばらく見ないウチに随分老け込んだな・・・神崎。・・・って訳ねーよな。
誰だ・・・オマエは?)

「浅倉威・・・否、仮面ライダー王蛇と呼ばせてもらおうか・・・見せてもらおう・・・
オマエの力を・・・」

そう言い残すと老人は鏡の中から姿を消した。
同時に浅倉は指先に「カードデッキ」の感触を感じた。
浅倉の不適な笑みは徐々に笑いへと変わっていく。

(面白い・・・見せてやるよ・・・俺の力を。だが今じゃない・・・俺には見えていた・・・
さっき鏡(マジックミラー)の向こうから俺を見ていたヤツだ!・・・ヤツなら俺を
楽しませてくれるはずだ・・・!)



248名無しより愛をこめて:02/10/12 01:15 ID:HbZXPD21
来る時は大量に来るなぁ。贅沢なスレだ。
249名無しより愛をこめて:02/10/12 09:05 ID:QP2iKMXk
とりあえず特オタは
250名無しより愛をこめて:02/10/12 09:05 ID:QP2iKMXk
うんこ
251名無しより愛をこめて :02/10/13 02:08 ID:L4/6KA7u
age
252名無しより愛をこめて:02/10/13 06:18 ID:rmQR0ItI
なんか叩かれてると思ってる人とかいるっぽいね。
本当につまらなきゃ何も言わないで立ち去るわけで。
絶賛だと思うんだ。このスレは。
最初誉められすぎて自滅する事も有るから
むしろキツイ意見も受けとめる度量が欲しい。
あと、どうしてもおやっさんスレとかのSSと
比べられるからね。それは覚悟しないと。
俺的には上手い人もいるし、下手な人もいるけどみんな熱心だし
平成、昭和ライダーの競演が見れて嬉しい。
あとは作品タイトル付けて、レス番でもいいからSS職人が
コテハン名乗ってくれたら文句無し。
253名無しより愛をこめて:02/10/13 18:30 ID:+7ttxkLR
北岡と歴代の絡みはおもしろそう。
25441:02/10/13 23:00 ID:lSFdi2IT
タイトルか。
そういや、考えたこともなかったな(w
う〜ん、ありきたりだと思うけど、こんなんどうでしょ。

「仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜」
>>41 企画書(w
>>75 第1話「イレギュラー」
>>166-169 第2話「トライアングル」
>>236-239 第3話「マスクドライダーズ」

こんな感じで。
255名無しより愛をこめて:02/10/13 23:36 ID:I12G177k
タイトルいいね!
どんな話なんだか想像したり出来るし
シリーズものとしての色もはっきり出てくるだろうし。
>>41さん、タイトルの意味考えながら続き期待してます。
256名無しより愛をこめて:02/10/14 21:32 ID:9q/PKHQI
>>243
>>244
の続き

題名「仮面と力」

本郷猛と五代雄介は会議室にいた、窓には分厚いカーテンがひかれ、
完全防音に成っている、2人はO型テーブルに座った、
向には3人の中年男性が座っている、警察のトップの3人である
男1「それでは本郷猛君、君がFBIの報告に会った飛蝗男かね?」
本郷「ええそうです、知っているんですか?」
男2「君たちのことはある程度報告されている。」
左側の男が手元にあった資料を読み出した
男3「本郷猛、ショッカーの作った最新型の改造人間、ショッカーの最新技術の粋と、
   飛蝗の遺伝子が組み込まれている、五代雄介、九郎ヶ岳から見つかった謎の零石、
   アマダムを装着し、古代の戦士クウガになる、その場の状況に合わせて、
   自らの身体を変えることができる。」
五代「うっわ〜、凄いですねぇ!♪!」
本郷「・・・・・・・・・・・・・はぁ。」
五代はその情報量に感動し歓喜した、本郷はそんな五代を見つめ、溜息を吐いた
男1「無論、我々はショッカーにの情報も所持している、
   未確認のデータやアマダムの破片などが彼らに奪われたことも。」
本郷「・・・それで?用件が済んだなら帰ってもいいですか?」
男2「まぁ待ちたまえ、我々がここに君達を呼んだのは、ある任務を頼む為だ。」
五代「に、任務・・・ですか?」
男3「うむ、実は君達にショッカー、及びアンノウンに対して我々の戦力になって欲しいのだ。」
本郷はコーヒーを一口飲んだ
本郷「・・・・・アンノウン?」
257名無しより愛をこめて:02/10/14 21:34 ID:9q/PKHQI
男2「うむ、実は数ヶ月前から謎の生物が現れ、人類に対し攻撃を仕掛けた、
  その目的はわかって・・。」
本郷「超能力を使う奴らでしょう?戦いましたよ、そいつ等なら。」
男1「む!・・・・・そうか、流石だな、なら説明は不要だろう、用件だけを言おう、
   我々にはG3システムというパーワードスーツを使い、アンノウンと戦っている、
   しかし、それでもアンノウンに対しては充分とはいえず、何度も敗退している、
   それなのにショッカーのような組織が現れば我々では対応しきれない。
本郷「そこで俺たちの出番って訳ですか・・・俺は良いですよ、五代君きみはどうする?」
五代「俺も・・・・・人々の笑顔が守れるなら・・・O.Kです。」
五代は前の3人にサムズアップをした
男2「すまない、感謝する。」
3人は席を立ち、頭を深く下げた
五代「いえ、そんな・・・(ショッカーにアンノウンか・・・戦いたくなかったのに)。」
本郷「ところで・・・・・アギトについて教えて欲しいのですが。」
本郷が「アギト」という言葉を口にした瞬間、3人の顔色が変わった
男3「!!・・・知っていましたか・・・解りました、ですがこれは極秘事項ですので・・・。」
本郷「解ってます、言いませんよ、なあ五代君。」
五代「ええ、解りました、言いません。」
男2「申し訳ない、それでは説明しましょう、アギトというのはアンノウンと同時期に出現した
   謎の存在です、アンノウンが出現する所に必ずと言って良いほど現れ、正体は不明、
   ただ一つハッキリしているのは、奴がアンノウンと敵対しているという事だけ、
   最初はG3システムにも牙をむいていたが、現在はなんの関係も無い。」
本郷「そうですか・・・ああ、そうそう、話をだいぶ前に戻すんですが、
   我々が警察の戦力になるは良いとして、行動が管理、制限されることは?」
男1「それについては我々は何もしないつもりだ、君たちは我々指令を受け、それに従えば良い
  それ以外の行動は自由だ。」
本郷「ふーっ・・・そうですか、それじゃあこれで失礼しても?」
男2「ああ構わない。」
五代「それじゃあ俺も。」
二人は席を立つと、出口に向かった
258名無しより愛をこめて:02/10/14 21:35 ID:9q/PKHQI
本郷「ああ、そうそう。」
男3人「?」
本郷「コーヒー、美味しかったですよ。」

続く
259名無しより愛をこめて:02/10/14 23:09 ID:MKrdCKQn
書いた人間は、責任を持ってageろ。
ageる度胸がないなら、いっそ書くな。
260名無しより愛をこめて:02/10/14 23:13 ID:brFEkt25
>>259
何でそんなに偉そうなの?
261名無しより愛をこめて:02/10/14 23:14 ID:TKzgpOr1
書かない人間は、責任持ってsageろ。
sageる度胸がないなら、いっそ書け。
262名無しより愛をこめて:02/10/15 00:59 ID:VXKm0Py+
真面目な話、何度もageられるとウザがられるかも。
sageで付けて、ラストでageるのが
スマートではないかと思います。
あと、煽りっぽい発言に過剰に反応しない事。
「仮面と力」書いてる方、新旧初代の活躍期待してます。
263名無しより愛をこめて:02/10/16 17:44 ID:nTijP2Qi
あげ
264名無しより愛をこめて:02/10/16 17:56 ID:KTwThvBY
おやっさんが出る というのが一番見てみたい
生きてるかどうか知らないけど
265名無しより愛をこめて:02/10/16 18:11 ID:aX/UUXSy
このスレ>>31>>41さんのSSが面白いな
でも待ちきれないから話が完結してるか1話完結ってどっかに無い?
ちなみにおやっさんスレはもう読んだ
266名無しより愛をこめて:02/10/16 23:19 ID:MXzj6vzD
>>265
帰って来た最強ライダースレは見た?新旧入り混じりのSS多いよ
267265:02/10/17 18:27 ID:xcThfqXk
>>266
今見てるけどスゲェ濃度だ
過去ログ読めば当分ヒマしないですみそう
あんがとさん
268名無しより愛をこめて:02/10/19 12:50 ID:sNL6MW15
面白いですね。堪能させてもらいました。
実際にライスピあたりで実現しそうな感じがイイです。
個人的には>>217氏の
本郷「・・・(おやっさんの入れるコーヒーに似ている・・・・・)。」
がちょっとホロリときました(w
あと、>>242に何げに出ている蟹にワラタ。

そういえばライスピスレで一条が赤いG3−Xを装着して参戦するという
ネタがあったんですが、それを妄想して燃えました。
269名無しより愛をこめて:02/10/20 15:04 ID:QbtTmXUS
最高ですね。このスレ。
270名無しより愛をこめて:02/10/20 15:21 ID:AyPkrbpU
>>268
あの話、良かったよね。
立体物も公開されてたんだよ、何点か>一条G3
271名無しより愛をこめて:02/10/20 15:22 ID:lPeGKj6p
ライダー≠ヒーロー
272以上、自作自演でした。:02/10/20 15:23 ID:oUJF/2Zs
そろそろ新作キボン
273名無しより愛をこめて:02/10/20 18:28 ID:PfqITchO
仮面と力

>>15  1話「いつも通りの侵入」
>>25  2話「謎の2体」
>>56  3話「空我参上」
>>216 4話「久しぶり」
>>256 5話「会議」
274名無しより愛をこめて:02/10/20 18:30 ID:PfqITchO
仮面と力
6話「模擬戦」

本郷猛と五代雄介は溜まった疲れを吐き出すように身体を伸ばし、息を吐いた
五代・本郷「うんっ・・・・・・・・・はぁ〜ぁぁぁあ・・・・・。」
五代「結構長かったですねぇ〜。」
本郷「ああ、1時間位かかってたからねぇ・・・。」
五代「本郷さん、何か話し合いのときに急いでましたけど、これから何か用事が?」
本郷「うん、ちょっとショッカーに・・・ね。」
五代「え!じ、じゃあ俺も。」
本郷「いや、君はもしもの為に残ってくれ、2人とも出払ってる時に
   アンノウンなりショッカーなりが現れたら・・・・ね?」
五代「あ、はい、わかりました。」
本郷「じゃ、頼んだよ。」
上手に釘を刺しておくと、本郷は五代を残し警察を後にした、
五代は何もする事が無く、ボ〜ッとしていた、
空ろになって天井を見上げてる時に、後ろから一条が声をかけた
一条「五代!」
五代「は、はいっ!・・・一条さ〜ん。」
一条「すまんな、驚かせて、実はこいつを渡そうと思ってな。」
五代「あ、それってビートチェイサーの・・・。」
一条の手にはビートチェイサーの「鍵」が握られていた、
それを渡すと一条は何かを思い出したように口を開いた
一条「暗証番号はこれまでと同じだ、あと・・・・・。」
五代「なんですか?」
一条「ああ、実はG3ユニットの小沢澄子警部補がお前と会いたがってるそうだ、
   至急一階の演習室へ向かってくれ。」
五代「はい、わかりました。」
一条「ああ、それじゃあ頼んだぞ、俺はちょっと用事があるから・・・。」
僅かな疑問を抱きつつ、五代は一条の後姿を見送った、
そして、G3ユニットへの期待を抱き、演習室へ向かった
275名無しより愛をこめて:02/10/20 18:32 ID:PfqITchO
〜演習室〜

五代「すいませ〜ん・・・誰か居ませんか〜?」
演習室についたものの、そこに人影は無く、
五代の声は空しく響いた
五代「すいませ〜ん・・・誰か〜・・・・・誰も居ないのかな?・・・・。」
五代は帰ろうと出口に向った、だがその時
声「ちょっと貴方!!!」
五代「っ!!!!!」
五代が帰ろうとした瞬間、女性の声が部屋に響いた、
そして、モーター音と共に壁の一部が開いた
そこには一人の女性と二人の青年、そしてG3があった
五代「あ、あのぉ〜。」
女「貴方が五代君ね、とりあえず上がってきて、右の階段から来れるはずよ。」
突然の出来事に驚きつつも、五代は気を取り直し、階段を上がり、向こうの部屋へ向かった
五代「え、えっと、あの・・・。」
女「貴方の事は知ってるわ、五代雄介またの名を未確認生命体4号。」
五代「はぁそうですか、あっ、一応これ・・・。」
五代は懐から自分の名刺を取り出し、女性に渡した
女「これはご丁寧にどうも・・・え〜と、2002の技を持つ男、五代雄介・・・?」
五代「はい、宜しくお願いします♪」
いつも通り笑顔とサムズアップを行うと、五代の興味は後ろのG3に注がれた
女はそれに気付き、自分の自己紹介と共にG3の説明を始めた
小沢「え〜と、私は小沢澄子、後ろがG3よ、あれの設計を担当したわ。」
五代「え!じゃああれは小沢さんが作ったんですか?」
小沢「ええ一応ね、で、G3を装着するのがこちらの氷川誠君よ。」
氷川「どうも、始めまして、会えて光栄です。」
2人は握手をした
276名無しより愛をこめて:02/10/20 18:34 ID:PfqITchO
小沢「さて、それじゃあやってもらおうかしら?」
五代「やってもらうって・・・何をですか?」
小沢「決まってるじゃない、模擬戦よ、も・ぎ・せ・ん。」
五代「ええぇーっ!!!た、戦うんですかぁ〜!??」
小沢「そうよ、時間は10分、お互いに気絶するまでね♪さあ早く行って。」
五代「は、はい・・・(戦うなんて・・・聞いてない無かったなぁ・・・)・・。」
まさか戦うとは思ってなかった五代は、かなり動揺しながらも、演習室へ向かった
五代が部屋に入ると、次にG3が入ってきた、右腕にGS-03、左手にGM-01を装備して
五代「これがG3・・・クウガにそっくりですね。」
小沢「まぁ貴方を参考にデザインしたから・・・・・それじゃあ始めるわよ。」
五代「はい・・変身!」
小沢はマイクのスイッチを切り、G3との通信を開いた
小沢「良い?氷川君、落ち着いて戦うのよ。」
G3「はい、了解です。」
小沢「うん、じゃあ尾室君、システム作動。」
尾室「はい・・・あのぉ・・・・・。」
小沢「なに?」
尾室「さっきなんで僕のことを・・・・・。」
小沢「ああ、忘れてたわ。」
尾室「そ、そんなぁ・・・・・。」
G3「あ、あの小沢さん、まだですか?」
小沢「ごめんごめん、尾室君?」
尾室「は、はい。」
小沢の返答にショックを受けながらも、尾室はコンピュータを操作した、
すると、モーター音と共に床の一部が浮き上がり、壁が2枚出てきた、
小沢はマイクをつけ、
小沢「戦闘開始!」
と叫ぶと、再びスイッチを切り、G3との通信を開いた、
277名無しより愛をこめて:02/10/20 18:36 ID:PfqITchO
クウガとG3は壁に隠れ、お互いに警戒していた、
クウガはドラゴンフォームにチェンジし、右手に力を込めた、
その瞬間クウガの右手にはドラゴンロッドが現れた、
小沢「!・・物体も無しに!?氷川君、注意して!」
G3「はい!」
クウガ青「「・・・よし!」
意を決してクウガはバッとG3に突っ込んだ
小沢「氷川くん!!」
G3「くっ!」
突っ込んできたクウガに向かってG3はGM-01を発砲した、
しかし弾丸は全て避けられた、
G3は驚きながらもGSー03を振りかざしたが、それすら避けられた
クウガはそれをを見て金の青の力を発動させた
G3「くっ!・・・はっ!・・・。」
小沢「G3の反応速度を0.7秒も上回ってる、これが未確認生命体4号・・・。」
クウガ金青「このまま10分持たせれば・・・。」
このままではまともに戦えない、そう悩んだ小沢は、ある決断をした
小沢「氷川君、リミッタ−を解除するわ、良いわね?」
G3「は、はい、お願いします。」
尾室「そんなぁ無茶っすよぉ。」
小沢「五月蝿いわねぇ、黙ってなさい!!」
小沢は凄まじい形相で尾室に一喝し、パスを打ち込んだ、
するとG3の目が妖しく光り、G3の動きが桁違いに良くなった
それに戸惑ったクウガはその隙を突かれ、G3の前蹴りをくらい、吹っ飛んだ
そのクウガにG3はGM-01を発砲した
クウガ青金「うおああっ!!」

〜続く〜
278名無しより愛をこめて:02/10/20 18:37 ID:PfqITchO
忘れてました、age
279名無しより愛をこめて:02/10/20 18:57 ID:hvuKlbZO
いいね、仮面と力。
作者さんがんばって
280名無しより愛をこめて:02/10/20 19:48 ID:a4DURlY/
面白い!
でも続きが気になるのがどうしてもな〜
上でも出てたけど、一話完結誰か書かない?
28131:02/10/20 21:17 ID:C5dl8Bb2
皆さん、書くの早いですな。
俺もようやく続きをキリのいいところまで書けたんですが
今回やたら長いので、平にご容赦。

あとタイトル考えることができずにいます。
そこら辺のセンスも他の方々がうらやましい・・・・・・
28231:02/10/20 21:17 ID:C5dl8Bb2
城戸真司は一文字に連れられて、とある発掘現場へと来ていた。
「・・・・・・でもなんで、こんな風に隠れてるんですか?」
「見つかったらヤバイからだよ。あそこを発掘させてる連中は遺跡が出たなんて
 言ってるらしいが、もう半年以上になるのに何かが出てきたという報告は出てない。
 それどころか学者もロクに立ち入らせてない。にも関わらず発掘は続いている。
 普通、企業は遺跡が出たなんてことは嫌がって、報告せずに潰しちまったり
 嫌がらせをして適当に発掘を切り上げさせたりするもんなんだが」
説明しながらも、一文字は写真を撮り続ける。
「本当は、こんな面白くもないもの撮りたくないんだけどな」
と、その時、背後から下草を踏み分ける微かな音が聞こえた。
28331:02/10/20 21:18 ID:C5dl8Bb2
慌てて木の影に隠れようとする二人だが、時既に遅く、一人の青年と鉢合わせしてしまう。
身構える一文字と、カメラを咄嗟に後ろ手に隠す真司。
だが青年は、苦笑して頭をかきながら名乗ってきた。
「すいません。俺、瀬川耕司というフリーのカメラマンなんですが、
 あなた達もご同業ですか?」
一瞬の沈黙の後、緊張を解いて見せる一文字。だが半歩後ろにいる真司には
彼の脚がいつでも飛び出せるように踏ん張られているのが分かった。
「・・・・・・ああ。ここの遺跡発掘に興味があるんだが、取材をさせてくれないんでね」
「やっぱりそうでしたか。俺も同じですよ。ここはどうにも胡散臭い。
 いったい何を掘り出しているのやら・・・・・・・いや、そもそも本当に発掘なんてしているのか?」
瀬川耕司と名乗った青年の顔が厳しくなる。
それを見て、一文字は完全に身体の緊張を解いた。
「一文字さん、この人・・・・・・」
「俺たちと同じ目的・・・・・・いや、他の何かも知っているかもな」
小声で会話し頷き合いながら、二人は耕司と共に監視を続けることにした。
「ん? あ! あいつ・・・・・・」
双眼鏡を覗いた真司が、声を上げる。
その視線の先には、発掘現場近くに止まっていた車に戻ってくる北岡秀一の姿があった。
28431:02/10/20 21:19 ID:C5dl8Bb2
由良吾郎の待っていた車に戻ってきた北岡秀一。
ドアを開けて中に乗り込むと、吾郎が車を発進させつつ様子を尋ねてくる。
「どうでしたか、先生」
「どうもこうもないよ、ゴローちゃんが調べたとおり、胡散臭いことこの上ない。
 確かにこの辺りの土地は、今では依頼主の企業のものになってるけど
 相当悪どい地上げをやったのは確かだね。こんな山奥の土地、どうして欲しいんだか」
「では断りますか?」
「いや、いいんじゃない。ギャラは破格だし、それにこんな真っ黒な一件を
 白にしてやればオレのスーパー弁護士としての株も上がるってもんでしょ」
平然と答える北岡に吾郎が心配げな視線をちらりと向ける。
と、前を向いていた北岡の眉がひそめられた。それを見た吾郎が視線を前に戻すと
砂利道を走っている車の前に、一人の男が立ちふさがっている。
「なによあいつ? ひょっとして訴えようとしてる連中もヤバい筋に手を出してるってわけ?」
「・・・・・・先生は車の中にいて下さい」
吾郎は車を男の眼前で止めると、北岡にそういい残して車外に出た。
28531:02/10/20 21:19 ID:C5dl8Bb2
男は厳しい表情で北岡の方を見つめている。見方によっては睨みつけているようにも思える。
「誰っすか、あんた」
それに負けないくらいに鋭い視線を向け、ドスのきいた低い声で吾郎が質問する。
「先生に何か用っすか」
そこでようやく男は吾郎の方に目を転じた。
「・・・・・・ああ。弁護士の北岡さんに一つ忠告があってね」
その言葉に吾郎は激しく反応した。腰を落として腕を前に突き出し独特の構えをとる。
男の台詞を恫喝と受け取ったのだった。だが男は軽く苦笑してそれを制した。
「いや、そういう意味じゃない。脅しにきたんじゃなくて、北岡さんが受けようとしている依頼は
 本当に迂闊に手を出してはマズイ領域のものなんだ」
そう言われても吾郎は構えをとことしない。もう一度誰何の声をかけようとしたところで
背後から車の扉が開く音がした。
「先生!」
「いいよ、ゴローちゃん。一応お話、伺おうじゃないの」
それに吾郎が反論する前に男が頭を下げた。
「感謝します、北岡さん。申し送れましたが、俺は風祭真というものです。
 単刀直入にいいます。あなたに今回の仕事を依頼してきた企業、
 いや、正確にはさらにその上にある、とある財団。連中に関わるのは良くない」
28631:02/10/20 21:20 ID:C5dl8Bb2
「・・・・・・何言ってるのか分からないね」
「分からなくても聞き入れて欲しい。いや、分かったらその時点で
 あなたを巻き込むことになる。黙って俺の言うとおりにして下さい」
北岡、吾郎、そして風祭真と名乗った男の間に緊張が満ちる。
「・・・・・・あんた、あの胡散臭い連中が何してるのか、知ってるみたいだね。
 連中を訴えようとしてる土地の元所有者でもなさそうだし」
「聞かないでいただきたい」
真は頑としてそれ以上口を割らない。
根負けしたように北岡は追求の手を収めた。
「じゃいいよ。もう聞かないから。でもあんたの言うことも聞けないね。行こ、ゴローちゃん」
「北岡さん!」
詰め寄ろうとする真の前に、吾郎が巧みに立ち塞がった。
「これでも基本は信用商売なんでね。一回受けた依頼を断ったりしたら評判ガタ落ちだよ。
 こういう裏がありそうな仕事を上手く処理するのがスーパー弁護士の仕事なの」
振り返りもせずに言ってのける北岡。だがそこに横合いから声がかけられた。
「ちょっと、少しは話聞いてやれよ」
「は?」
驚いて北岡がそちらを向くと、下草をかきわけながら林の中から見知った顔が現れた。
28731:02/10/20 21:20 ID:C5dl8Bb2
「お前・・・・・・」
「・・・・・・こんちは」
勢いで飛び出してきた城戸真司が、バツ悪げに挨拶する。
しかし北岡をさらに驚かせ、吾郎をさらに警戒させたのは、その後ろから現れた
二人の男たちだった。彼らもジャーナリストか何かなのか首からカメラを下げている。
「城戸くんは意外な人と知り合いなんだな」
「北岡秀一、か。確かにその筋じゃ有名な弁護士ですからね」
一文字と瀬川が真司を追うように林から出てくる。
「あんたら何? まさかオレの仕事を一々チェックしてるわけでもないでしょ?」
「別にそんなことしてないって! それより、こっちの人の言うことも少しは・・・・・・・」
「だから何でそんな必要があるんだよ。それともオレの評判が落ちて仕事なくなったら
 お前が補償してくれるわけ?」
詰め寄る真司にいささかムキになって北岡も答える。
「それこそ何でそうなるんだよ。だいたいあんた、いつもいつも人の話聞かなすぎるんだよ」
「お前な・・・・・・」
北岡がさらに反論しようとしたとき、一文字が素早く手を上げて全員を制した。
28831:02/10/20 21:21 ID:C5dl8Bb2
「誰が目的なのかは分からんが・・・・・・敵だな」
その言葉を聞いて、真と瀬川が真っ先に身構える。
「敵だ?」
北岡が小首をかしげたとき、真司たちが出てきたのとは逆側の林の中から
複数の異形の影が飛び出してきた。
「出たか!」
一文字が叫んで、その内の一体にとび蹴りを食らわせた。
地に落ちたそれは、オオトカゲのような姿をしている。
さらに頭上にはハチの姿をかたどった怪人が浮遊しており
林からはコブラのような怪人も悠然と歩み出てくる。
「改造兵士・・・・・・ではないのか?」
真が呟く。
「やはりフォッグマザーと関係があったか!」
瀬川が叫ぶ。
「・・・・・・どうやら君たちも、俺達と同じ力に立ち向かっているみたいだな」
一文字が真と瀬川、二人の肩に手を置いた。
「お互い説明は後だ。いくぞ、変身! トォッ!!」
28931:02/10/20 21:22 ID:C5dl8Bb2
一文字は仮面ライダー2号の姿に変身すると、そのままジャンプし
頭上から襲い掛かろうとしていたハチ怪人にカウンターの拳を突き出す。
「ライダアアア・・・・・・パァンチッ!」
奇声を上げてハチ怪人が吹っ飛ばされる。
それを見た真と瀬川もまた、眼前の敵に向き直った。
風祭真がやおら苦しげに身体を強張らせると、皮膚を破るようにして異形の姿が現れ出ていく。
一瞬のうちに真はバッタのような風貌の仮面ライダーシンへと変貌を遂げた。
瀬川耕司が右手にJの文字を表して叫ぶ。
「変身・・・・・・仮面ライダー・・・・・・J!」
身体が緑の光に包まれたかと思うと、そこには大自然の力を身につけた戦士の姿があった。
シンとJはそれぞれオオトカゲ怪人とコブラ怪人に立ち向かっていく。
「おいおい何なのよ、あいつら。ライダーみたいなのもいるけど・・・・・・」
「ええと、仮面ライダーなんだけど、俺達の知ってるライダーじゃないっていうか」
必死に説明しようとする真司。だが唐突に北岡は何かを飲み込んだような顔つきになった。
「なるほどね、神崎士郎が言ってたのはこういうことか」
「え? 神崎士郎が何か言ってたのかよ」
「お前、聞いてないの? まあいいや
 ・・・・・・ゴローちゃん、危ないからちょっと車の中にいてくれる?」
「先生・・・・・・」
「大丈夫だって」
吾郎を車の中に押し込めると、北岡は己のカードデッキを取り出した。
29031:02/10/20 21:23 ID:C5dl8Bb2
「一緒に戦ってくれるのか?」
「そうしないとライダー同士の戦い、というかミラーワールドの危機なんだってさ。
 オレも約束がフイになるのはイヤだからね」
「あ、でもミラーワールドでもないのに」
「お前、本当に何も聞いてないんだな。オレ達があいつらを何とかするまで
 ライダーの力はこっち側でも使えるってさ。もう説明はいいな。じゃ、変身!」
吾郎を押し込めた車の窓に向かって仮面ライダーゾルダとなる北岡。
その姿を由良吾郎は、どこか誇らしげに、頼もしげに見つめている。
「お前も早く来いよ」
言い捨てるとゾルダはマグナバイザーを乱射しながら戦列に加わっていく。
「何だか分からないけど・・・・・・いいじゃんこういうの! よしッ、変身!」
真司もまた己のカードデッキを車のウィンドウにかざし、仮面ライダー龍騎となった。
「っしゃぁぁっ!」
気合を込めて叫ぶと龍騎も戦線に突入していく。
29131:02/10/20 21:23 ID:C5dl8Bb2
ハチ怪人を持ち前のパワーで圧倒する2号ではあったが、空を飛べる敵に対して
致命打を与えることができないでいた。だがそこに、銃声が立て続けに響く。
「君は・・・・・・・」
「こういうゴチャゴチャしたの、嫌いなんだよね。
 手助けするから、早くやっつけちゃってよ」
言いながらゾルダはマグナバイザーにカードをベントインした。
《シュートベント》
ギガキャノンが装備される。ゾルダはそれをハチ怪人に向けて一定の間隔で
打ち始めた。怪人は巧みに身体を捻って攻撃をかわすが、一向に気にした様子がない。
その闇雲な攻撃を制しようとした2号は、ゾルダが一瞬こちらを見て
顎をしゃくったのを確かに見た。その仕草で2号はゾルダの考えを察した。
ギガキャノンの攻撃は一定のパターンをもって、その方向を決められている。
それを読みきれば、敵の移動する位置が分かる。それから数度後の射撃ののち
2号は空高く跳躍した。ゾルダの攻撃を避けたハチ怪人が予想通りにその位置へと
やってくると、驚きの悲鳴を上げた。
「ライダアアアア・・・・・・キイィィィック!」
真正面からライダーキックをくらって怪人の胴体には大穴が空き、一瞬送れて爆発した。
29231:02/10/20 21:24 ID:C5dl8Bb2
巨大な顎と爪をふるうオオトカゲ怪人に対して、シンは腕と脚のスパインカッターを
巧みに駆使して相手を追い詰めていく。しかし不意をつかれて長い尻尾に
手痛い一撃をくらい、地面に叩きつけられた。
「大丈夫ですか!」
そこに龍騎が駆けつけてくる。既にその肩にはドラグシールドが装備されていた。
オオトカゲ怪人の爪をシールドで防ぎながら、その巨大な顎にパンチをきめる。
その隙に立ち上がったシンは、再びスパインカッターをふるい、
ひるんだ敵の爪を相次いで叩き折り、さらにハイバイブネイルで首筋を引き裂いた。
たまらず倒れたオオトカゲ怪人を見て、龍騎がベントインする。
《ファイナルベント》
「ハァッ、ウオオオォォォッ!」
現実世界の空に出現した赤龍が吹き出した炎に包まれて
龍騎がドラゴンライダーキックをきめた。
29331:02/10/20 21:25 ID:C5dl8Bb2
「お前ともう一度戦うなんてな。いや、言ってもお前自身は知らないか・・・・・・」
おそらくは自分の仇敵だったものの複製体にJは呟きかける。
コブラ怪人は感情の動きを見せぬままに発光する剣を抜いて襲い掛かってくる。
それを紙一重でかわしながら、Jはチョップやパンチで反撃していく。
だが敵の剣が鞭のように伸びるのがJを苦戦させた。
剣の間合いから抜け出たところに鞭の一撃をくらって倒れると、
脚をからめとられて樹木に叩きつけられる。
「ぐぅ・・・・・・っ」
呻きながらも何とか起き上がったが、既に敵は目の前に剣を構えて迫っている。
それが突き降ろされようちした瞬間、コブラ怪人は爆音とともに吹き飛ばされた。
2号がハチ怪人を葬ったのを見たゾルダが、今度はギガランチャーで狙撃したのだった。
だがコブラ怪人は痛みなど知らぬげに、剣を構えなおして迫り来る。
そこに龍騎の叫びが聞こえた。
「瀬川さん! これを使って下さい!」
《ソードベント》
Jの前に龍の尾をかたどった剣が空から降ってきて突き立った。
「・・・・・・よし!」
Jはそれを抜くと、襲い掛かる敵の剣を一撃で弾き飛ばし、すれ違いざまに
胴体に刃を走らせた。たまらず膝を折るコブラ怪人。
それを見てJは龍騎のドラグセイバーを再び地面に突き立てると
右手でJサインをきめて跳躍する。
「はあああああっ!」
よろめいて立ち上がったところにJキックが炸裂し、今度こそコブラ怪人は爆発した。
29431:02/10/20 21:25 ID:C5dl8Bb2
3体の敵を葬った5人の仮面ライダーは、変身を解いた後も、そのまましばし
お互いを見詰め合う。戦いの後の静寂を破ったのは、結局北岡だった。
「はぁ、あんたたちさ、納得のいく説明をして貰えるよね。
 特にそっちのお祭りだかなんだかいう人、これでオレも巻き込まれたワケだし」
「・・・・・・風祭真、だ」
変身したためにボロボロになってしまった服のかわりに
真司と瀬川からジャケットを借りて体にまとっていた真が答える。
「風祭ね。ま、覚えるように努力するよ。とりあえず4人とも
 オレの車に乗りなよ。事務所でゆっくり話を聞こうじゃないの」
一文字隼人、風祭真、瀬川耕司、城戸真司の4人は、ほぼ同時に頷き
由良吾郎が待つ北岡秀一の車に向かった。
29531:02/10/20 21:27 ID:C5dl8Bb2
というわけで一応今回はこれで終了です。
長々とカキコしてスマソでした。一応最後にageときます。
296名無しより愛をこめて:02/10/20 22:24 ID:wli2h1ED
これまたおもしろいのがもう1つ。
297名無しより愛をこめて:02/10/21 13:01 ID:zdwG14n0
>>268
アレ書いたの、たしかあいこって女の子だよ。
298名無しより愛をこめて:02/10/22 01:47 ID:belqZeOD
>>297
ホントかよ?
299名無しより愛をこめて:02/10/22 14:09 ID:I19sRj9c
実際東映でこういう企画無いんだろうか?
新旧ライダーの競演なんて話題になると思うんだけどなあ
300名無しより愛をこめて:02/10/22 20:32 ID:t+yLl3xw
>>299
一番近いのでZOとJが競演する3D映画かな。
一応シャドームーンも出てるし。
戦隊VSみたいに年に一度のお楽しみにしてほしいな。
301名無しより愛をこめて:02/10/22 20:47 ID:c7CGu63u
>>298
普通の中学生の男子です
302名無しより愛をこめて:02/10/22 20:54 ID:H6OmcnkW
仮面と力
7話「戦いの後」

小沢「氷川君!」
GS-03を投げ捨て、G3はクウガに向かって格闘戦を仕掛けた
クウガは金赤の力を発動させ、G3と殴りあった
G3「ぐぼあっ!」
クウガ「くっ!」
小沢「G3では通用しない・・・か、氷川君GM-01を!」
クウガの拳を受けたG3の腹部の装甲は大きく歪曲した、
幸い氷川に怪我は無いがこのままでは負けることは解っていた、
G3はクウガから距離をとり、GM-01を拾って銃口を向けた
それとほぼ同じ瞬間にクウガは金緑になり、ペガサスボウガンでGM-01を撃った
クウガ「・・・・・・・俺の勝ち・・・ですね。」
G3「・・・はい、流石です。」
小沢「ふぅーっ・・・お疲れ様二人とも、上がって良いわよ。」
クウガ・G3「はい!」
303名無しより愛をこめて:02/10/22 20:55 ID:H6OmcnkW
〜廊下〜

小沢「しっかし驚いたわね、物体も無しに武器を出すなんて、報告には無かったわよ?」
五代「はい、冒険してた時に色々あって・・・特訓したんです。」
氷川「でも流石です、想像以上の強さでした、完敗です。」
五代「いえ・・あ、でも大丈夫ですか?G3・・・。」
小沢「ん?ああ、大丈夫よ気にしないで・・・それよりも本郷猛だったかしら?」
五代「ええ、本郷さんが何か?」
小沢「うん、彼の力も見たかったんだけどね・・・。」
五代「はぁ・・まぁ忙しい人ですから・・・。」
氷川「本郷猛、仮面ライダ−1号・・・たった一人でショッカーと戦ってきた男・・・。」
五代「ひ、氷川さん?」
氷川「やはり素晴らしい人なんでしょうね〜、高潔で純粋で頭脳明晰で・・・。」
小沢「ま、まぁ氷川君の言ってることも当たってるわね、IQ600でスポーツ万能で・・・。」
氷川「ですよね!ああ〜早く会ってみたいです♪」
3人が廊下で楽しく話していた、尾室は話を切り出せずにいた
尾室「あ、あのぅ〜・・・・・。」
小沢「あぁ?なに?」
尾室「い、いやあのレポート・・・。」
小沢「ああ・・・・・尾室君、出しといて。」
尾室「ええ〜!!!」
小沢「よし、んじゃあ〜焼肉行くわよ。」
五代・氷川「は〜い♪」
尾室「あ・・・・・・・。」
3人がいなくなった廊下で尾室はただ立ち尽くしていた

〜続く〜
304名無しより愛をこめて:02/10/22 21:06 ID:t89jWNfs
オムロン・・・(w
305名無しより愛をこめて:02/10/22 21:22 ID:lmzDJEFK
5大ライダー、鼻血噴きそうにイイ!
306名無しより愛をこめて:02/10/23 00:05 ID:Qm8vies4
307名無しより愛をこめて:02/10/23 00:27 ID:5akZfsm5
>>299
「RX」の時の大失敗で懲りたからじゃないの?
308名無しより愛をこめて:02/10/23 00:43 ID:Qm8vies4
失敗じゃないでしょ>>307
すくなくとも、あれでBlackまで世界が繋がった。
30941(『仮面戦記』作者):02/10/23 00:58 ID:MxRtnpPr
現在、ストーリープロット作成中。
アマゾンとスカイをどうやって出すか、思いつきません(w
他のは大体決まったんだけど。
どちらかがものすごい後半(というか、ほとんど最終決戦直前)になってもいですか、両ライダーのファンの方々?
310名無しより愛をこめて:02/10/23 00:59 ID:vqAgP36o
とりあえず、うんこ
31141(『仮面戦記』作者):02/10/23 01:03 ID:MxRtnpPr
Σ(○д○ )イキナリ ソレカヨ…
312名無しより愛をこめて:02/10/23 01:18 ID:E50lBq9Q
自分はどんなんでもいいっス。
41さんの書きたいものを書いてください。
313名無しより愛をこめて:02/10/23 01:22 ID:OFYfMOQG
昭和ライダーが出るのは大歓迎だが、ライダーマンとアマゾン以外はちゃんと、
本人を起用してほしい。顔出しがムリなら、声だけでも。
314名無しより愛をこめて:02/10/23 01:26 ID:n+/yMTKL
スカイにもぜひ出番を作っておくれ。
アマゾンもペットみたいな描き方(けっこうありがちで泣…)は勘弁な。
31541(『仮面戦記』作者):02/10/23 01:59 ID:MxRtnpPr
>>314
実は、アマゾン登場も「候補」は考えてあるんだ。
ただ、そのシーンをスカイにしても説得力はあるんで、どうしようかと。

1号「行け! アマゾン!」
アマ「ケケェーッ!」

は俺も嫌だったんで、それはやらない。
安心してくれ(w
316 ◆M1qdh652/w :02/10/23 05:03 ID:5v28+TNw
龍騎の分岐最終回を勝手に仮定して話を進めます。
「崩壊したミラーワールド」第一話
OREジャーナル編集部内
「やれやれ、真司のやつもようやく仕事に精を出し始めたか…」
ライダー達の戦いが終わってから早1ヶ月。生き残っていたのは真司であった。
ミラーワールドに最強最悪のモンスターが龍騎以外のライダーを殺してしまったのだった。
自分が戦いに出遅れたことを後悔していた。
戦友と呼べた秋山蓮の捨て身の戦いにより、ミラーワールドを封印することで、
蓮と共にミラーワールドは閉じられていった。
皮肉にもライダー同士の戦いを止めるという真司の願いは叶ったのだった。
真司は今まで以上に仕事に熱心になり玲子も認めるほどの成長振りを見せ始めた、
おそらく、人のエゴを一年を通して嫌と言うほど見せ付けられたからであろう。
カードデッキは何故かそのまま残っていた、何度も鏡に向かい変身しようと試みたが、
鏡には何もおこらなかった、ただ自分の姿しか…デッキがそのままであるのと同時に、
そして、神崎ユイは兄と蓮を失ったことと自分が生き残るためだけに、
沢山の人が死んだこと現実を受け入れられず自殺をしてしまった。
『一人の犠牲者も出さないか…俺が生き残っちゃったな…』
真司は仕事に打ち込むことでこの事件のことを忘れようとしているのであろうか?
こんな思考を一ヶ月毎日繰り返していた。
そんなある日の午後、真司は警視庁に訪れていた。
ここ数年間で行方不明事件が多発していることに対しての総合記者会見だというのだ、
「全員行方不明扱いか…」
真司はやり場の無さにうなだれていた、自分に起きた事を記事にしたくなかったのか
そんなこんなで記者会見が始まった。随分と威厳のある警視総監が代表者のようだ。
「この三年間で起こった行方不明事件はすべて迷宮入りとします。」
317 ◆M1qdh652/w :02/10/23 05:04 ID:5v28+TNw
警察の見解はどうやらこういうことらしい、ミラーワールドはもちろん気付かないであろうが、
二年前や一年前に現れたモンスターみたいな奴等はごっちゃにして闇の中と言うわけか。
納得はいかなかったが黙ってこの記者会見を聞いていた。
「未確認と言う情報は嘘情報なのですか?!」
「もしかしたら自衛隊が新たな生物兵器を作り出していると言う話もありますが本当なのですか?」
などと、記者から質問が飛び交ったが、警視総監はそそくさと相手にせず退場していった。
慌しい様子で記者会見も強制的に終わり、真司は編集部に帰ろうとしていた。
「君!」
聞き覚えのある声が真司の後ろから聞こえた。
なんとそこにいたのはさっきまで記者会見を行っていた警視総監であった。
「貴方は、俺はOREジャーナルという記者…」
真司は慌しく財布の中から名詞を取り出そうとしたが…
「少し話がしたい。付き合ってもらえるかな」
と取材してもいいよと言わんばかりの表情を浮かべて真司を誘った。
二人は警視庁のとある会議室へと入っていった。
そこには見慣れない男達の姿があった。全員警察官とは思えない人物ばかりが、
真司はそう第一印象で思いつつ部屋の扉を閉めようとした瞬間、
「!!!」
物陰から黒い影が真司を遅い真司は身体の自由を奪われてしまった。
318 ◆M1qdh652/w :02/10/23 05:05 ID:5v28+TNw
「離せ!!離せよ!!アンタ一体何なんだ?」
突然のことに動揺して、言葉を荒げる真司、そんな真司をよそに警視総監は笑顔を浮かべている。
取り押さえていた男が、真司の左のズボンのポケットからデッキをとりだした。
「あっ!!」
すると同時に取り押さえていた男は真司を解放した。
「君もライダーのようだね」
警視総監はさっきとは別に神妙な面持ちで真司に話し掛けた。
「もしかしてアンタもか?!」
真司は半信半疑のまま、警視総監の周りを見回した。
「ああ、君たちのとは少し違うがね…」
そういうと、警視総監は変身ポーズを決めて
「ライダー…変身!!!」
眩い光とともにそこにはライダーが現れた。
ただ、デッキ無く自分達に比べてシンプルなデザインだと真司は思った。
それよりも何よりもライダーがそこに現れたことに真司は驚愕した。
「驚いたかね?」
319 ◆M1qdh652/w :02/10/23 05:05 ID:5v28+TNw
変身しているため表情は見えないがその様子はまるで穏やかである。
「こんなライダーがいたなんて、でもアンタは一体何処でその力を?」
真司はあまり思慮せず、思うがままに口走った。
「説明すると長くなるが、私はかつて巨大な悪と戦っていたことがあった。
 そして、今ここにいる彼らも、巨大な悪と闘ってきた勇者たちだ」
すると彼らは各々変身ポーズを決めて、変身をして自分達がライダーであることを明かした。
「何か、信じられないけど。嬉しいな、こういう人たちがライダーになったなんて」
真司は自分が人々を守るためにライダーとなったことが嘘じゃなかったのだと、
革新した、今そこにいるライダー達ならすべて信じられる気がしていた。
「何故貴方達は姿をあらわしたんですか?」
真司はふと思った、ミラーワールドが閉じて世界は平和になったはずだ。
「実は…ミラーワールドは閉じてないんだよ…」
真司はその言葉に耳を疑った、まさか自分達以外にミラーワールドの存在に気付いていたとは。
それ以上にミラーワールドが閉じていないことに真司は驚きと動揺の嵐が胸にうずいていた。

(続く)
320 ◆M1qdh652/w :02/10/23 05:06 ID:5v28+TNw
調子に乗ってかいてたら長くなっちゃいました。
感想キボンします。
好評ならば続きを書きたいと思います。
321飛び入り:02/10/23 07:10 ID:Oha1HS2s
「この場所にこの面々が集まるのは実に一年ぶりだが・・・今日、集まってもらったのは他でもない」
  上席に座った男の一言から議は始まった。
  現在この部屋に、席に着いているのは30名弱の刑事達だ。
「知ってのとおり、現在関東各地で起こっている爆発事件についてだ。詳細は各自、管轄で報告されている通りだ。
 あるときは一軒、あるときは無人の家屋が広範囲にわたり破壊されるという無差別的な犯行が行われている。
 現場証拠は皆無である」
「松倉本部長」
  うちの一人が挙手し、発言する。
  20代半ばか、少々長めの髪がそれより上に見させている青年だ。
  一条薫。未確認生命体事件において常にその中枢にいた、数少ない人物の一人である。
「その事件と・・・この、元未確認生命体対策班が、何の関係があるのですか?」
「それは今から説明する。資料を」
「はい」
  松倉に促され、婦警がそれぞれに厚い資料を配る。
「お久しぶりです、一条さん」
「笹山君か。久しぶり」
「お話は後でまたゆっくりとしましょうね☆」
  笹山望見。元未確認生命体事件対策室付きの婦警であり、今回の召集にも加えられた。
  一条の大ファンというミーハー娘であり、密かに結成したファンクラブはまだ水面下で活動を続けている。
「さて、資料に目を通してもらいたい
 先程、目撃者はいないと言ったが、実はつい最近の事件で数人、目撃者らしき人物がいたのだ」
「・・・らしき人物?」
「どういう事ですか?」
  質問したのは30も半ばをを超えた中年刑事。
  杉田守道。同じく、未確認事件の中枢にいた一人。
「目撃者らしい、にもかかわらずそれを断定できない要素がある、ということですか」
「そうだ。それについて今から説明する」
322飛び入り:02/10/23 07:13 ID:Oha1HS2s
その2
  バン!!
「どういうことですかッ!!」
「・・・落ち着きたまえ」
  説明を聞くなり、一条が立ち上がり長机に己の感情をぶちまけた。
「まだ未確認の情報なのだ。物的証拠もない、あるのは目撃者の証言だけだ」
「しかしッ!!」
「座りたまえ、一条刑事」
  そう促され、一条はしぶしぶながらも自分の席についた。
  まだ、表情は険しい。
「・・・出来れば、信じたくないことだがな・・・」
  一週間前より、各所で奇妙な事件が起こるようになった。
  一切の前ぶれなく、建物が崩壊したり、街路樹が倒され、ひどい所では地面に大穴があいていることもあった。
  しかも、それを行われた現場を見たものがほとんどいない。
  だが、目撃者は少数だが確かにいた。
  その全員が口をそろえて証言する。


黒い体をして紅い目をした怪人と、白い体で緑の目の怪人が戦っていた、と。
323飛び入り:02/10/23 07:14 ID:Oha1HS2s
その3
  一条はその2体の怪人について、心当たりがあった。
  いや、ありすぎた。
  白い体、緑の眼。
  即ち、未確認生命体第0号。
  そして。
「・・・一条君、君の意見を聞きたい」
「はい」
「この件に関して、君はどう思う?」
  やはり、そうきたか。
  無理もない。
「・・・警察官としては、たったこれだけの情報でこの事件が未確認生命体第0号および第4号の仕業であると断定できません」
「うむ・・・・・・では、君の私的な意見では?」
  しばしの沈黙。
「・・・五代が、五代雄介が、まだ戦っているなどとは、信じたくはありません」
324飛び入り:02/10/23 07:15 ID:Oha1HS2s
その4
  それはそうだ。
  松倉自身も五大雄介のことは知っているし、実際にあったこともある。
  ・・・気持ちのいい青年だった。
「しかし、こういった情報が出てきた以上、我々が再び召集され対処せねばならない。
 なお、今回の召集については極秘とし、マスコミにも公表しない。
 これはこの事件が未確認生命体によるものと断定されていないからであり、市民の不安をむやみに煽ることを避けるためである。
 今回の捜査には場合により特殊班G3チームの協力も予定されており・・・」
  その後、松倉が今後の捜査方針を告げ、会議は終了した。
  一条は苦々しげに書類をまとめながら、天井を見つめていた。
  まさか。
  その思いだけが胸をよぎる。
「一条」
「杉田さん」
「まあ、お前も苦しいだろうな」
「ええ、ですがもし本当に五代なら、見捨てておくわけには行きません」
「まあな。で、お前どうするつもりだ?」
「五代が帰ってきていないか、いろいろと当たってみるつもりです」
325飛び入り:02/10/23 07:16 ID:Oha1HS2s
その5
  上野公園。
  桜の名所として有名な場所だが、この時期にはすっかり花も落ちてしまい、時間帯もあって静かなものだ。
「ウ・・・ィ〜〜〜」
  その中をやたら気持ちよさそうな中年の男が一人、並木道をゆらゆら歩いている。
  ふと、用をたすために公衆トイレのほうへ向かう。
  そして粗相を済ませてトイレをでると、

  ガシャーーーーン!!

  轟音を聞き振り返ると、今の今まで自分が用を足していたトイレが全壊していた。
  そして・・・。
  ガレキの上にたち、月を見上げる一つの横顔。
  その横顔に光るのは・・・緑の目!?
「ひ、ひぃぃおああああああっぁぁぁぁああああ、ひああああああ!!!」
  酔いが覚めた。
  男は一目散で逃げる。
  死にたくない。
  そんな中年の男を横目で見ながら、人影は静かに呟いていた。
「早く来い・・・・・・早く来い!・・・・・・」
326飛び入り:02/10/23 07:18 ID:Oha1HS2s
その6
  結局、一つも情報をえることは出来なかった。
  ということは五代ではないかもしれないのか。
  杉田と合流し、情報交換を行う。
  その時、
  ピーーーっっ!
「関係車両に連絡、名古屋市内において、謎の白い生命体が現れました!すぐに現場へ急行してください!」
「・・・おいでなすったか」
  杉田がリクライニングを戻し、一条に告げる。
「このまま無線を聞きながら現場へ向かうぞ!」
「了解」
  パトカーを急発進させる杉田。
  無線に神経を集中させながら思いをめぐらせる一条。
  第0号が生きていたら・・・五代のやったことが無駄になる。
  また、戦いが始まる。
  それはだめだ。
  五代雄介には・・・ずっと、笑顔でいてもらいたい。
  だが、もしか、もしかしたら・・・。
「五代・・・お前は・・・今も戦っているのか・・・?」


俺達の力も借りずに・・・・・・

327飛び入り:02/10/23 07:21 ID:Oha1HS2s
その7
  回転灯を回し、車を走らせる杉田。
  やがて、パトカーが集結し始める。
  現場に着くと、すでに警戒網が張られていた。
  ガレキと白い生命体を中心に、数十メートルの距離をおき張られた黄色い警戒線。
  無遠慮にそれをくぐる杉田と一条。
  制服警官に止められるが、警察手帳で黙らせる。
  現場責任者らしき中年警官にも同じ事をし、情報をゲットする。
  その時、照明の用意が出来たのか、白い生命体の姿が一気にライトアップされた。
「何・・・!?」
  白いと言うよりは、銀に近い身体。
  いまだ、月を見上げたまま動かない。
  月の光を浴びて、さらに白く見えてはいるが・・・・・・。
  間違いない、第0号ではない。では、何者だ?

  騒ぎは突如として起こった。
  一条たちの背後から、バイクの音がしたと思うと、こちらへ突っ込んできた!!
「止まれ!」
  目の前の巡査が銃を構える。
  が、それに臆する様子もなく、逆に、スピードを上げた!!
「わ、わあああ!!」
328飛び入り:02/10/23 07:22 ID:Oha1HS2s
その8
  パンパン!
  思わず2発上空へ向けての威嚇射撃。
  そのバイクは右に大きく傾き進路を変える。
  そして体制を立て直し・・・。

  跳んだ!!

  警戒線はおろか、パトカー、警官、その他諸々。
  すべてを飛び越し、着地する。
  バイクから降りた男が、フルフェイスのヘルメットをはずす。
  視線の先には、白い生命体。
「き、君!危ないぞ、戻りたまえ!」
「何を考えている! 早く戻れ!」
  中年警官と一条がほぼ同時に叫ぶ。
  だがその男は聞く耳をもたず、逆に白い生命体に向かっていった。
「未確認生命体用の特殊ライフル弾は!?」
「あと5分で到着します!」
  その5分はあまりにも長すぎた。
  だが、一条が懐の銃を抜くよりも早くに、動きがあった。
329飛び入り:02/10/23 07:23 ID:Oha1HS2s
その9

「・・・来たな」
  「・・・もうやめろ! いつまでこんなことを続けるつもりだ!!」
「俺は、お前と戦えればそれでいいのだ・・・決着がつくまで、続く」
  「・・・俺はお前とは戦いたく」
「くどい。わからんのか!? もう俺達は過去の友ではない!! 運命に握られた存在なのだ!」
  「そんな運命など、いらない!」
「わからんな、ブラックサン!俺達のうちどちらかが創世王となり世を支配する・・・ゴルゴムが滅びた今、それはもう果たされん」
  「だったら!!」
「だからこそ! おれはお前を倒す! それこそ、俺の生きる道なのだ!!」
  「信彦ォ!!」
「お前の知っている秋月信彦は死んだ!! 俺は・・・月の王、シャドームーンだ!!」
  「・・・・・・」
「さあ、変身しろブラックサン! そして戦え!! お前が戦わぬ限り、俺は破壊を続ける!!」


  「・・・くっ・・・・・・・・・・・・・・・・変身!」
330飛び入り:02/10/23 07:25 ID:Oha1HS2s
その10
  目の前の会話を・・・一条は呆然と聞くしかなかった。
  理解できない単語が多すぎる。
  だが、一つだけわかった。
  変身。
  そして、自分の目の前で。
  男が、握りこぶしを作って、身体の右側へ持っていき、身構える。
  力がこもるのがここからでもわかる。
『見ててください・・・俺の、変身』
  既視感
  腕を大きく振り上げ・・・
  頭の上を大きく回し・・・
  力の限り、振る!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・変身!」
  確かに言った。
  ベルトから、猛烈なエネルギーがあふれ、男の体を包む。
  そして現れたのは・・・
  黒い身体の戦士。
  紅い目の戦士。
「ごだ・・・!」
  言いかけて思い直す。
  違う。五代じゃない。別人だ。
  しかし、目からは離れない。
「ブラックサンじゃない・・・」


「仮面ライダーBLACKだ!!」
331飛び入り:02/10/23 07:27 ID:Oha1HS2s
スレの面白さと、昔会た小説の懐かしさとで、
ついついリライトして書いてしまいました。

ときはアギトと同軸、既にゴルゴムは滅びてます
RXにはまだなれません
続きがどうなるかなんてまだわかりません
332名無しより愛をこめて:02/10/23 11:41 ID:8MmaNKaB
飛び入り大歓迎です
333名無しより愛をこめて:02/10/23 12:06 ID:HlO40wuZ
こんな時間軸のずらしかたもアリだなあ…いや、素直に感服しますた。
たしかに同じ対照のカラーリングだわ。
334名無しより愛をこめて:02/10/23 22:31 ID:uDTLHB9S
仮面と力
8話「本郷と滝がアメリカへ行った」

五代と立花は「喫茶アミーゴ」で立花の入れたコーヒーと安らいだ空気を味わっていた、
今日のアミーゴは定休日だ、それに加えて滝はFBI本部へ出頭命令、
本郷はショッカーに侵入したきり戻ってこないのだ
しかし本郷が2,3日戻って来なかった事は何度もあったので、立花は特に心配する様子は無かった、
五代もそんな立花を見て、リラックスしながら話をしていた
立花「へぇ〜、じゃあそんなに似てるのかい?俺のコーヒーは?」
五代「ええ、もうそっくりなんですよ、全部。」
立花「ふ〜ん、で何て名前なんだい?」
五代「飾玉三郎です。」
立花「え゛えぇぇ〜!?!」
五代「うわっ!何ですかびっくりしたなぁ〜もう・・・・・知ってるんですか?」
立花「ん、うん俺の弟子・・って訳でもないんだけど、昔ここ(アミーゴ)で働いてたんだ。」
五代「へ〜。」
二人がそんな話をしている時、一人の青年が入ってきた
青年「邪魔します。」
立花「あ、今日は定休日なんですが・・・。」
青年「本郷猛の使い・・・それでもですか?立花さん?」
五代・立花「!」
青年「失礼・・・・しますよ?」
立花「どうぞ・・・・・。」
青年の言葉に驚きつつも、立花はコーヒーを入れた
青年はコーヒーを飲みながら一つの書類を渡した
立花「?これは?」
青年「まぁ読んで見て下さい。」
立花「・・・・・え〜と、『おやっさん、五代君、突然だが俺は今アメリカへ飛んでいる(か着いている)』。」
五代「ア、アメリカぁ!?!?」
335名無しより愛をこめて:02/10/23 22:35 ID:uDTLHB9S
立花「ど、どういう事だ?・・・・『実はアメリカで、ショッカーとは別の組織が動いているという情報を得たんだ、
    次の写真を見てくれ』。」
立花は動揺しながら書類に書いてある通りに次のページの写真を見てみた、
そこには真っ黒な身体をした飛蝗男が写っていた
立花「『俺はこの怪人とその組織について調べようとニューヨークへ渡ろうと思う、
    こいつについてはその真っ黒な姿以外何もわからない、このまま後手に回る前に滝と合流し、
    組織の全貌をいち早くつかみたいと思う、まぁ何かあったら電話するので、待っていてほしい』。」
五代「はぁ〜・・・・・・・・・。」
青年「ま、そうゆうことです、コーヒーごちそうさま。」
立花「あ、ちょっと!」
コーヒーを飲み終えると、青年は足早にアミーゴを後にした、
立花と五代は青年の後追ったが、その姿は無かった
五代「どうします?立花さん。」
立花「どうするも何も・・・待つしかないだろ・・・。」
溜息を吐くと、二人はアミーゴの中へ戻り、椅子に座った
そこへ一本の電話がかかってきた
立花「はいもしもし、こちらアミーゴ・・・滝ぃ!どうしたんだ!?!」
滝「ああ!おやっさん、時間が無いから手短に話すぜ、じつは日本にサボテグロンって怪人が行った。」
立花「サボテグロン?なんだそのふざけた名前の怪人は?」
滝「名前はふざけてるけどメキシコ支部を一人で仕切って大打撃を与えた化け物だ、
  今から基地のデータを送るから後頼んだよ、じゃ。」
立花「あ、おい、ちょっ・・・切れた・・・。」
滝が電話を切って間もなく奥のコンピュータにデータが転送された
それを見た五代は急いでバイクに乗り、基地へ向かった
五代「ここの近くですね・・・・・俺、行ってきます。」
立花「あ、おい五代くーん、お〜い!・・・・・・全く、これだから若いもんは。」
336名無しより愛をこめて:02/10/23 22:36 ID:uDTLHB9S
〜とある森〜

基地のあるポイントへ五代は着いた、そこには深い森林が広がっていた
五代はビートチェイサ−を置き、森の中へ入ろうとした、そこに一人の男が現れた
アミーゴで出会った青年だった
五代「あ、あなたは・・・・・。」
青年「よう。」
五代「よう、じゃないですよ、何やってんですか?ここで。」
青年「ふっ、おれはカメラマンでね、面白そうな所があるとどうしても写真に撮りたくなるんだ。」
五代「い、いやでもここは本当に危ないんですけど・・・・・。」
青年「な〜に、俺はこれでも空手五段、柔道六段、その他にも色々な格闘技を経験しててね、
   自分の体くらい自分で守れるさ♪」
五代「で、でも〜・・・・・。」
青年「大丈夫、大丈夫、なんてったって・・未確認生命体四号がいるんだから・・・・・ね♪」
五代「!」
その青年は五代の耳にそう囁くと、驚く五代を置いて先に行った、五代もその青年の後を追った、
1分位走ると、青年はいきなり立ち止まった
青年「ここら辺かな?(上手く木にカモフラージュしているが・・・・)。」
五代「ち、ちょっと・・・・・どうしたんですか?」
青年「ふっ、まぁ見てな。」
妖しく微笑むと、その青年は目の前の一本の大木を触り、スイッチを見つけ、押した
ガガガガガと言う音と共に地面の一部が開き、通路ができた、
二人が中に入ると、扉が閉まりライトがついた、
五代「あの〜、名前なんて言うです?」
青年「一文字、一文字隼人だよろしくな。」
五代「は、はい。」

〜続く〜
337名無しより愛をこめて:02/10/23 22:37 ID:uDTLHB9S
ageます
33831:02/10/24 04:16 ID:joO7XZgT
5人のライダー達が争ったのとは別の、しかし同じ企業が管理する発掘現場。
何も分からぬままそこに連れてこられた人々が洞穴のなかで愚痴をこぼしている。
「ったく、何なんだよ。ここって昔は海の底だったっていうじゃねーか。
 だったら遺跡なんかあるわけないだろ?」
「いや、俺達を雇った連中、どうも遺跡に興味があるってわけじゃないみたいだぜ」
「何ぃ? じゃ何で穴掘りなんかさせんだよ。バイト代は確かにいいけどさ」
「だから、他の目的があるんないかって言う人も・・・・・・」
そこで発掘員の一人は口をつぐんだ。足音が聞こえたのだ。
こんな噂話を雇用側の人間に聞かれたら、何かまずいことが起こりそうな気がした。
だが彼は、ふとおかしなことに気づく。足音の主が企業の人間なら、洞窟の外から
聞こえてくるはずなのに、その音は、穴の奥から響いてきている。
「なあ・・・・・・この先に行ってるやつは、まだいないんだよな・・・・・・」
相方に小声で話しかける。が、彼もまた顔面を蒼白にして頷くことしかできない。
音が共鳴して違う方向から聞こえてくるなどというのではない。
明らかにその足音の主は、洞窟の奥から彼らの方へと、いや、外へと向かって
歩みを進めてきている。
「に、逃げた方が良くないか? 俺、気味悪いよ・・・・・・」
ようやく相方が震え声でそう言ったのを気に、彼ら二人はその場から全速力で走って逃げ出した。
それでも足音は、一つも乱れること無く続く。
そしてその主は、やがて外からの光がわずかに見えるところまで来ると、ぽつりと呟いた。
「俺は・・・・・・やはり眠れなかったのか・・・・・・ならば・・・・・・勝負だ、ブラックサン・・・・・・!」
33931:02/10/24 04:16 ID:joO7XZgT
未確認生命体との戦いが終わったあと、再び冒険の日々へと戻った五代雄介は
南米のとある町へとやって来ていた。普通のガイドでは立ち入ることも出来ないような密林を
簡単に行き来できる野生児と知り合いの男がいる、と小耳に挟んだのだ。
「ええと、この大学にいるって話だったけど・・・・・・」
雄介は気軽にキャンパスへと入っていくと、手元のメモを頼りに
彼が助手をやっているという研究室を探した。
「なんだか懐かしい感じだな・・・・・・桜子さん、元気かな」
そんなことを呟いているうちに、目的の部屋を発見した。
ノックすると、入室を許可する声が返ってくる。遠慮なく扉を開くと、
どうやら目的の日本人らしい男が資料の整理をしていた。
「あの、俺、五代雄介っていうものです。これ、どうぞ」
雄介は「2000の技を持つ男」と書かれた名刺を差し出した。
「失礼ですけど、村雨良さん、ですよね?」
男は名刺を受け取ると、日焼けした顔に人好きのする笑みを浮かべて答えた。
「ああ。五代さん、か。普通の日本人に会うのも久しぶりだな・・・・・・よろしく」
「よろしくお願いします。で、早速なんですけど、ジャングルの名ガイドさんと
村雨さんが知り合いだって聞いて来たんですが、紹介していただけませんか?」
「ガイド? ・・・・・・ああ、大介さんのことか」
村雨は納得したように頷くと、五代を尋ね人のところまで送ると言ってくれた。
34031:02/10/24 04:17 ID:joO7XZgT
雄介は目的の密林の入り口までやってきていた。
側には村雨と、もう一人。彼の親友であるという、山本大介なる青年がいる。
日本人ではあるが、野生児という言葉の見本のように逞しく無邪気な男だった。
「じゃ、いきますか。村雨さん、アマゾンさん」
大介は自分のことをアマゾンと名乗った。考えてみれば奇妙なあだ名なのだが
あまりの違和感のなさに、雄介はつい納得してしまっていた。
「いやー、久しぶりですよ、こんなスゴイところに冒険に来るの」
「冒険家、ね。随分色々な物を見て歩いたんだろうな」
村雨がどこか羨ましげに言う。
「そうですね・・・・・面白いものもいっぱい見ました。イヤなことも時々あるけど
俺単純ですから、楽しいことがあって笑顔になれれば大体忘れちゃうんですよ」
「それ、いいことだ」
先を行くアマゾンが代わって答えた。振り返って輝くような笑顔を見せる。
「いつまでも泣いてるの、良くない。笑ってた方がいい」
そう言われて雄介は一瞬目を丸くして驚き、ついで満面の笑顔を浮かべた。
「そうですよね! だから俺、笑います!」
サムズアップをすると、アマゾンはそれを珍しそうに眺めた。
「これ、どういう意味だ?」
「ああ、俺の先生が教えてくれたんです。古代ローマの戦士が、自分が満足な働きを
したときに許された仕草だって。だから俺、自分が満足したときに、こうするんです」
「へえ、そういう意味があったのか」
村雨も感心したように頷いた。
「そうか。それならオレも、いいこと教える」
アマゾンは両手指を組み合わせて独特の形を作った。
「これは?」
「これ、トモダチいう意味だ。オレも村雨も、お前もトモダチ」
「へえー、トモダチ、か・・・・・・いいですね、これ」
「気にいったか?」
「気に入りました!」
五代も同じように手を組み合わせて、アマゾンと村雨に見せる。
そして3人は声をあげて心底楽しそうに笑った。
34131:02/10/24 04:17 ID:joO7XZgT
と、笑い声が途絶えた。
アマゾンと村雨が、厳しい表情になって辺りを見回し始める。
雄介も、冒険家としての勘が、何か悪いことが近づいているのを感じていた。
「なんだか嫌な感じがしませんか・・・・・・?」
「五代さん、少しの間、隠れていた方がいいかもしれない。これは・・・・・・」
「敵だ!」
ほとんど唸るようにしてアマゾンが断言した。
「敵? 敵って・・・・・・」
五代がさらに問おうとしたとき、足元で銃弾が弾けた。
驚いて弾の飛んできた方を見ると、ボロ布に身を包んだ男達が、こちらに照準を合わせている。
「ここから先は私有地になった。さっさと帰れ」
高圧的でありながら、どこか冷たい口調で、先頭に立った男が言う。
その声は、身なりとあいまって、非常に気味が悪く響く。
「この森、誰のものでもない!」
「もう一度だけ言う。立ち去れ」
アマゾンの抗議も意に介した様子は無く男は銃口をそちらに向けた。
「イヤだ!」
アマゾンが吼えた瞬間、男は銃を発射した。しかしアマゾンもまた
人間離れした速さで銃弾を避け、男へ飛び掛っていく。
「大介さん!」
村雨がさすがに止めようとしたが、追いつけない。
しかしアマゾンは、男に飛び掛ることを許されなかった。
男の後ろからボロ布を脱ぎ捨てた者達が次々と襲い掛かってきたのだ。
その姿は、明らかに人間のものではない「怪人」と呼ぶに相応しいものだった。
「! 未確認・・・・・・生命体じゃあ、ない・・・・・・よな?」
驚いて雄介が声を漏らしたが、アマゾンも村雨も、既にそれを聞く余裕はない。
二人は雄介を守るように怪人たちと対峙すると、それぞれの構えをとった。
「アァーーーーマァーーーーーゾオォォーーーーン!」
「変身・・・・・・ZX!」
34231:02/10/24 04:17 ID:joO7XZgT
雄介の目の前で、アマゾンとZXとが怪人たちをなぎ倒していく。
だが敵の数は圧倒的に多く、さらにそれを後方であの男が見守っている。
状況は決していいとはいえなかった。
五代は時折自分の方に飛び掛ってくる敵を避けながら、腹部に手を当てて考え込む。
自分はあの0号との戦いが最後の戦いだと思っていた。そうなって欲しいと考えていた。
だが今、自分の前では、トモダチが自分を守るために戦ってくれている。
それに応えるにはどうすればいいのか・・・・・・結論は一つだった。
「アマゾンさん! 村雨さん! 俺も戦います!」
雄介は戦いの真っ只中へと飛び込んでいった。
「五代さん!? 危険だ! 下がって!」
ZXが雄介をかばうように立ちふさがる。だが雄介はそれを制して前に出た。
「俺、トモダチだけが自分のために傷つくのは嫌です!
トモダチには笑顔でいて欲しいんです! だから・・・・・・見てて下さい! 俺の、変身!」
驚いたようにアマゾンとZXが雄介を見つめる。
その視線の先で、五代雄介は赤い戦士の姿へと再び変わっていった。
マイティフォームの鋭い拳が怪人を打ち倒す。クウガが戦場へと戻った瞬間だった。
34331:02/10/24 04:18 ID:joO7XZgT
アマゾンの爪が敵を引き裂く。
ZXのマイクロチェーンが敵を絡めとり、高圧電流で敵を爆裂させる。
そしてクウガは、今は青いドラゴンフォームとなって、ロッドで次々と敵をなぎ倒していた。
「便利なもんだな。枝を武器に変えちまうなんて!」
戦いの中でZXがクウガに声をかける。クウガはただサムズアップを返してきた。
ZXも同じようにサムズアップを返すと、両肘から十字手裏剣を取り
未だ動かないままでいた指揮官らしき男に、それぞれを違う角度から投げつけた。
「いつまでそうしている気だ!」
男はそれを、何の苦も無くそれらを指で受け止める
だが、両手が塞がったその隙を突いて、アマゾンが叫びを上げて襲い掛かった。
さすがにどうすることもできず、男がアマゾンと共に密林の大地を転がる。
アマゾンが男の上に馬乗りになって銃をもぎとると、爪をふるおうとする。
しかしその腕は、男の信じ難いほどの力で止められてしまった。
驚く暇もなく、男の姿が異形へと変貌していく。
骸骨のような風貌に、剣になった右手を持った、明らかに戦闘を意識した姿だ。
男の右手の剣がふるわれ、アマゾンは仕方なく飛び退って体勢を整える。
ZXが援護しようと、マイクロチェーンを放ったが、それも空中で両断されてしまった。
そのまま剣をかざして男が突っ込んでくる。
それを防いだのはドラゴンフォームからタイタンフォームへと超変身したクウガだった。
タイタンソードが、がっちりと敵の剣を受け止め、弾き返す。
だが男は余裕の様子で、じりじりと近づこうとしているアマゾンに
牽制の拳を向けすらしている。それにクウガが気をとられた瞬間、蹴りを入れられて
隙を伺っていたZXの方へと吹っ飛ばされた。
「うわぁっ!」
「ぐぅっ!」
思いもよらない攻撃を受けて、折り重なって倒れる二人。
そしてアマゾンも男の右手の剣を避けきれず、脇腹を刺し貫かれた。
「あぁっ!」
「大介さん!」
二人の声が重なる。だがアマゾンは、自分を貫いた剣をがっしりと掴むと
痛みなど気にしないかのように勢いよく引き抜いてへし折った。
344名無しより愛をこめて:02/10/24 04:26 ID:joO7XZgT
血飛沫が男の視界を赤く染めた。それが丁度目隠しになる。
咄嗟にZXは膝の衝撃集中爆弾を外して投げつけた。
すぐ側で爆弾が爆発した衝撃に、男の首が捻じ曲がる。
「やったか!?」
快哉の声を上げるZXだったが、その目の前で、男は自分の捩れた首を
自ら元に戻して見せると、目に付着した血糊をぬぐい、再び攻撃の姿勢をとった。
「何て奴だ・・・・・・」
ZXが呆然と呟き、アマゾンもさすがにがっくりと膝をつく。
だが、クウガはそんなZXの肩に手を置いて囁きかけた。
「村雨さん、今の爆弾、まだありますか?」
「衝撃集中爆弾か? ああ、もう一つだけならあるが・・・・・・しかし効果が無いのは
今の攻撃で分かった。他の手を考えないと・・・・・・」
「いいえ、やれます。完全に不意をついて、もっと至近距離で爆発させれば・・・・・・」
クウガは早口で自分の作戦を伝えた。
「そんなことができるのか?」
「やってみせます!」
「分かった・・・・・・」
ZXはちらりとアマゾンに視線で合図を送る。アマゾンは低く唸って了解の意を伝えてきた。
それを見たクウガが大きく跳躍する。目標は、先ほどアマゾンが男から奪って投げ捨てた銃。
そしてそれを援護するようにアマゾンが男に飛び掛り、ZXが衝撃集中爆弾を手にとる。
クウガは銃を拾い上げると、ペガサスフォームへ超変身してボウガンを構えた。
ZXが爆弾を投げつけた。それを見てアマゾンが後ろへ一歩下がる。
しかし男はそれを追って前へ出た。結果としてZXの爆弾は男の頭上を越えることになった。
そこにクウガがペガサスボウガンの一撃を打ち込む!
真後ろで衝撃集中爆弾が爆裂し、その衝撃をまともにくらった男は
びくりと痙攣すると、ニ、三歩ふらふらと歩むと、今度こそ口から
粘液状の液体を吐き出し、その場に倒れ伏した。
34531:02/10/24 04:30 ID:joO7XZgT
男が二度と立ち上がらないのを確認して、3人は変身を解いた。
「しかし驚いたな。五代さんも仮面ライダーだったとは」
「仮面ライダー? 何です、それ?」
雄介が首をかしげた。
「仮面ライダー、オレたちの名前。オレは仮面ライダーアマゾン。
ムラサメは仮面ライダーZX。ゴダイはどうする?」
「あ、それなら俺にも名前あります! クウガっていうんですよ!」
「ならゴダイ、仮面ライダークウガ!」
「仮面ライダークウガ、か。いいですね!」
雄介がサムズアップをした。アマゾンも笑ってそれを返す。
「・・・・・・しかし、前に一文字さんが来たときに『何か起こるかもしれん』とは
言っていたが・・・・・・本当になってしまったな」
倒れている敵を見下ろしながら、苦い顔になった村雨が呟く。
「一文字さん? その人も、ひょっとして?」
「ああ。俺たちの大先輩だよ。仮面ライダー2号だ。
君は・・・・・・何番目になるのかな・・・・・・ま、そこら辺の話は後だ。
さて、俺は日本に一旦戻るが、大介さんと五代さんはどうする?」
「こいつらと戦うなら、オレも行く」
アマゾンがいつになく真剣な表情で言った。
「トモダチ、助けるものだ」
「俺も行きます」
五代も力強く頷いた。
「そうか・・・・・・それなら、NASA経由で行ってみるかな」
「NASA? 村雨さん、NASAに知り合いでもいるんですか?」
「NASAにはオキがいる」
アマゾンが代わって答えた。
「沖さんも仮面ライダーだ。仮面ライダースーパー1」
「へえ・・・・・・本当にいっぱいいるんですね」
「ああ。世界中で戦っている。君もその一人だ」
「トモダチ、多い方がいい!」
村雨とアマゾンの言葉に、また五代は頷き、そしてまだ見ぬもう一人のライダーの元へと旅立った。
34631:02/10/24 04:34 ID:joO7XZgT
というわけで、変な時間ですが
今度はシャドームーン復活編と
アマゾン、ZX、クウガ編をお届けしますた。
途中連続書き込みの規制にあったり
それで名前書き忘れたりしてますが、平にご容赦。

さて、このシリーズ、タイトルですが
皆さんとかぶるのは承知で「仮面の系譜」にしようと思います。
構成はまた次回にでも。次回は多分、王蛇VSストロンガーです。
347名無しより愛をこめて:02/10/24 22:04 ID:6tjL2lqN
うう・・・
348名無しより愛をこめて:02/10/24 22:04 ID:6tjL2lqN
うおおおお
349名無しより愛をこめて:02/10/24 22:04 ID:6tjL2lqN
うっ
350名無しより愛をこめて:02/10/24 22:04 ID:6tjL2lqN
うんこ
351名無しより愛をこめて:02/10/24 22:05 ID:6tjL2lqN
ぶりぶり
352名無しより愛をこめて:02/10/24 22:58 ID:CUlkPqGp
アマゾン、ZX,クウガ
珍しい組み合わせだけどおもしろかったよ。
353名無しより愛をこめて:02/10/25 03:20 ID:Met7qlQN
古代の神秘ライダー二人とメカニックライダーの組み合わせに興奮しちゃった
354名無しより愛をこめて:02/10/25 13:55 ID:CPQ1pdhq
>>353
特撮系某誌で菅田(ZX)氏が「中年ライダーってのもやってみたい」
なんてこと言ってたからやってみると面白いと思う。
自分的には速水(X)氏や高杉(スーパー1)氏もいけると思う。
355名無しより愛をこめて:02/10/26 12:47 ID:CkoLK4yw
>>316-320
アンタ、長く書きすぎだよ。
おかげで誰も見向きもしないじゃないか(藁
この人の読んだの俺だけ?
356名無しより愛をこめて:02/10/26 13:17 ID:EyxDypqr
いや、普通に読んでるがなにか?
つーかここはそう言うスレだろ?違うのか?
357名無しより愛をこめて:02/10/26 13:18 ID:EyxDypqr
あ、すまん。煽るような事を書いたがあんたキッチリ読んでるんだな。
まあSS書いてる人は意見を真摯に受けとめてがんがれって事で。
358名無しより愛をこめて:02/10/26 13:30 ID:rozkjl/2
そいえば中屋敷スレの9さんもかなりの人にレス返してたね。
現在の中屋敷スレの職人さんの425さんもマメにレスしてるし。
359名無しより愛をこめて:02/10/26 13:59 ID:EyxDypqr
なんか、言い捨ても悪いので自分の意見も。
あんまり人に意見できる立場でもないんだが。

設定は面白い。ラスト付近をなんとなく予測できるけど、それに
どう持って行くか、とか、どう蹴りを付けるのか、とか色々と想像が広がる。
文章はちょっと脈絡が無い気がする、が、この辺は慣れだと思うので精進。
あとは何人ライダーを出すかが問題。
会議室に集まっていたのは昭和ライダーのみ?それともアギトまで全員?
正直、過去のライダーを全員を出し、話を纏めるのは大変かな、と。
更に、おそらくはミラーワールドに取り残されたライダーも加わるだろうとなると…
まあ、物語はきちんと閉じてこそと個人的に思ってるので、自分に出来ると
思った範囲に、登場人物や舞台を限定した方が良いかもしれない。
或いは、最初に顔見せだけして、一話に一人出すようにして行き
徐々にキャラクターを描き、自分なりに把握して行くのも良いかな、と。
とにかく、最後まで楽しませてもらえるよう期待してますわ。ガンガレ!!

なんか猛烈に偉そうだ…スマソ
汲める意見だけ汲んでくれれば良いので。
それから、自分は長くても面白ければ読む人なんだが
このスレの他の住人的にはどうなんだろう?
360名無しより愛をこめて:02/10/26 14:48 ID:CYgHGB1+
うんこ
361名無しより愛をこめて:02/10/26 21:29 ID:mCb2iAqu
作者さん達がんばれアゲ
362名無しより愛をこめて:02/10/27 10:55 ID:yL5NPKRR
一文字と五代がトンネルを抜けた先には何も無かった、
正確に言えば荒野が広がり、サボテンが生えているだけで、
西部劇に出てきそうな空間が広がっていた
五代「こ、ここが基地ですか?」
一文字「ん〜、基地にしちゃあずいぶん洒落てるなぁ・・・。」
五代はその荒野を見渡し、足元にサボテンを見つけ、掴もうとした
五代「所でこのサボテン・・・・。」
一文字「触るな!!!」
五代「え?あ!」
何気なく五代が触ろうとしたサボテンを一文字は思い切り蹴り飛ばした、
吹っ飛んだサボテンは空中で大爆発を起こした
五代「・・・・ば、爆弾?!」
一文字「どうやらね・・・・・・・来るぞ。」
サボテンの爆発と共に地面の一部が開き、戦闘員の入ったカプセルが現れた
戦闘員「ギ・・・ギギ・・・。」
五代「一文字さん逃げて!・・・・・変身!」
一文字「こ・・・これがクウガかっ・・・!」
目の前で鮮やかに変身する五代に一文字は目を奪われた
クウガは現れたカプセルを睨み、構えた、
だが戦闘員は腕をダラリと垂らし、動く様子は無かった
戦闘員「・・・・・・・・・。」
クウガ赤「?まだ覚醒していないのか、今のうちに逃げてください一文字さん!」
クウガの呼びかけに対し一文字は笑顔を浮かべ、前に進んだ
一文字「そういう訳には行かないよ・・・俺はショッカーの敵、そして人類の味方だからさ♪」
クウガ赤「な、なにを・・・・・!」
横を通り過ぎる一文字の顔には醜い傷が浮かび、眼は深紅に輝いていた
3歩あるいた所で一文字は腰の風車を露出させ、変身ポーズをとった
クウガ「一文字さん・・・・・。」
一文字「・・・・・・変身っ・・・!!!」
363名無しより愛をこめて:02/10/27 10:56 ID:yL5NPKRR
変身ポーズをとった一文字の身体は数瞬で飛蝗男へ変わった、
それと同時に戦闘員達も目に輝きを灯し、カプセルを打ち破り、中から出てきた
2人が戦闘員に身構えた瞬間、ギギ―という雄叫びと共に上空からサボテグロンが降りてきた、
サボテグロンはその妖しく輝く瞳で驚く2人を凝視した、
サボテグロン「・・・未確認生命体四号と完成型飛蝗男二号機・・・・か。」
2号「飛蝗男ぉ?仮面ライダ−2号と仮面ライダ−クウガだ訂正しとけ。」
クウガ「か、仮面ライダークウガ?」
2号「あれ?クウガって名前じゃなかったっけ?」
クウガ「そ、そうですけど・・・(何で知ってるんだろう?)。」
2号「まぁ気にするな・・・・・・行くぜ!」
あっけに取られたクウガをよそに、仮面ライダー2号はサボテグロンに向かって突進した、
その2号に対しサボテグロンはサボテン型の棍棒を取り出し、振りかぶった
2号「!!」
サボテ「うおぉぉおおぉぉ!!!」
棍棒は確実に2号を捉えていた、しかし、次の瞬間クウガのボウガンが棍棒を砕いた
サボテ「!」
2号「今だ、ライダァァァアパンチ!!!」
サボテグロンが怯んだ瞬間を狙って、2号はライダーパンチを5発叩き込んだ、
顔に3発、下腹部に1発、そして最後の一発は胴体に当たり、サボテグロンを吹っ飛ばした
2号「ナイスサポート、五代君。」
クウガ「い、いえ・・・・・。」
サボテ「グ、ググ・・・ええい行けぇ!!!」
軋む身体を押えながら、サボテグロンは戦闘員達を指揮した
戦闘員「イィー!!!」
2号「五代君、戦闘員を頼むぞ。」
クウガ「あ、はい。」
2号はクウガに一声かけると、その跳躍力で戦闘員達を飛び越え、サボテグロンに向かった
クウガは金青の力を発動させ、ドラゴンロッドで戦闘員達を蹴散らした、
364名無しより愛をこめて:02/10/27 10:57 ID:yL5NPKRR
2号「無理をしない方が良いんじゃないのか?」
サボテ「・・・・・・ふ・・・ふっ。」
2号が構えるのと同時にサボテグロンは不適に笑った、
そして両手を広げると地面から棍棒とバルカンが出てきた、
2号「なにっ!?」
サボテ「ここはショッカーの基地だ、スペアぐらい幾らでもある・・・死ね。」
サボテグロンは手にしたバルカンを2号とクウガに向け、一気に発砲した、
凄まじい轟音と砂煙が広がった

〜続く〜
365名無しより愛をこめて:02/10/27 10:59 ID:yL5NPKRR
仮面と力
9話「2号機」


順序が逆になってしまいました、すいません
366名無しより愛をこめて:02/10/27 19:04 ID:QcU3l03k
おし来た!
>俺はショッカーの敵、そして人類の味方だからさ♪
この♪の部分が一文字だなぁ、と読んでてニヤニヤしてました(w
毎回楽しみにしてますんで、頑張ってください。
367名無しより愛をこめて:02/10/28 01:57 ID:EWIf9oNa
ま、悪いことは言わん。
「仮面ライダー誕生1971」(和智正喜)読んどけ。
368名無しより愛をこめて:02/10/28 17:14 ID:y/FkGtnF
>>367
あれはあれで面白いけど、誰かWライダーの出会いを書いてくれないか。
TVでは描かれなかっただけに、これは興味をそそるんだよねえ。
平山さんの小説は自分的には今ひとつなんで。
誰か書いてくれないか。
369368:02/10/28 20:20 ID:xbXHgNLy
あ、ごめん、ここは平成ライダー&昭和ライダースレだったな。
おやっさんスレに行って来ます(^^;)
370名無しより愛をこめて:02/10/28 20:49 ID:TDrQkcrS
やっぱおやっさんスレは特撮板SSスレの聖地なのかな?
371名無しより愛をこめて:02/10/28 21:09 ID:XKvPPdk7
ンなこと言うな!あちこち追い越す気迫でここのSS作家さん達応援汁!
372名無しより愛をこめて:02/10/29 00:16 ID:vZCbaZMm
新番組『ライダージェネレーション』プロローグ 


 鏡に囲まれた空間にその男はいた。
 男の名は、神崎士郎。ある目的を達成する為に13個のカードデッキを作り出し、終わりのないバトルを仕組んだ張本人である。
「…何の用だ……」
 突然、神崎は自分以外誰もいない筈の空間にそう呟いた。すると―
「貴方に…頼みがあります」
 何もない筈の空間が光輝き、そこから1人の青年が姿を現した。
「頼みだと…」
「はい…」
 神崎の睨みつけるような視線を受け流しながら、青年は話し始めた。
「今、滅びの力を持つ者達が現れようとしています」
「………」
「その者達は既に、この世界と共に存在する幾つもの世界を…滅ぼしています」
「………」
「その力に対抗できるのは…貴方が生み出した鏡の世界の戦士達を含め、ほんの僅かな者達だけ…」
「…それで?」
「私はこの世界に住む者達を守りたい…例え、私が望まない進化を遂げようとしている者達であっても……」
 そう言うと青年は言葉を切り、そっと虚空を見上げた。
「……協力しろ…そう言いたいのか」
「…強要はしません。ですが、このままでは貴方の望みが叶わなくなるかも……しれません」
 青年の言葉の後、暫しの沈黙がその場を支配した。そして―
「……いいだろう」
 神崎は青年の頼みを承諾した。
「ありがとう…」
「勘違いするな…俺は目的が達成されないのが、困るだけだ…」
 そう言うと神崎はその空間から姿を消した。恐らくライダー達へバトルの一時中止を告げに向ったのだろう。
「私も…消えるとしましょう」
 神崎が消えた事を確認した青年は、そう呟き、自らもまた姿を消した。
 鏡の世界の戦士=ミラーワールドライダーに匹敵する力を持つ戦士達を召還する為に…
373名無しより愛をこめて:02/10/29 00:21 ID:Kdxa1LCt
またおもしろそうな新作が!
作者さんがんばってね!
>>41 企画書(w
>>75 第1話「イレギュラー」
>>166-169 第2話「トライアングル」
>>236-239 第3話「マスクドライダーズ」

第4話「エネミー」

警視総監室に、2人の客が来ていた。
一人は、温厚そうな目をした年長の男。
いま一人は、やや険しい目をした強面の男だった。
総監の前には、年長の男が撮ったという数枚の写真が並べられていた。
手にとって見ていた総監の眼が、そのうちの一枚で止まった。
それを見ていた年長の男が口を開いた。
「実際に見た俺自身ですら信じられんよ。まさか、奴らがまた現れるとはな…」
「これは、同じ個体なのか?」
総監は、写真から視線を外さずに聞いてきた。
「わからん。しかし、少なくとも同じ姿をしていることは間違いないようだ。…そういうことは、警察のほうが資料を持っているんじゃないのか?」
「…俺には、それほど多くの権限を与えられているわけじゃない。キャリアでも国立大卒でもない俺に与えられたのは、警視総監という『肩書き』だけさ」
総監は、静かに立ち上がると、窓の近くに行って外を眺めた。
「G5ユニットが本格的に稼動している今、俺の役目はもう終わったのかもしれんな…」
年長の男には、友人の背中に寂しさを感じていた。
そのとき、総監室の電話が鳴った。
受話器をとった総監の顔色が変わる。
それまで2人の会話に口を挟まなかった強面の男が言った。
「俺が行きます」
総監は、男の顔を見返した。
「行ってくれるか、『良』」
男は力強く頷くと、そのまま総監室を出て行った。
オリエンタルな味と香りが自慢の喫茶店『ポレポレ』。
五代雄介が働くその店に、南光太郎は現れた。
「今日のオススメは『BLACK RXカレー』ですよ」
「『BLACK RXカレー』?」
「元々、ウチには『ブラックカレー』ってメニューがあったんですよ。スッゲェ〜辛いカレー。で、それをさらにパワーアップさせたのが『BLACK RXカレー』なんです。一口食べれば、もぉ〜お、口の中には灼熱の太陽! ってくらい」
「そんなの売れるの?」
「もちろん、光太郎さんのため『だけ』に作りました!」
サムズアップをさせながら、雄介はにこやかに答えた。
光太郎が途方にくれていると、ウェイトレスが注文を聞きに来た。
「あ、いいよ。光太郎さんには、俺の『BLACK RXカレー』を出すから」
一瞬、ウェイトレスの表情が硬くなった。
「…光太郎…さん…?」
彼女は、雄介から光太郎に視線を移した。
「…光太郎…お兄ちゃん…? …光太郎お兄ちゃん!!」
ウェイトレスの突然の大声に、店内にいた(さほど多くない)客の視線が一斉に彼女に集まった。
しかし、彼女はそれをまったく意に介さない様子で光太郎の顔を見つめていた。
逆に、慌てふためいたのは雄介だ。
「…『お兄ちゃん』って…まさか、佐原ひとみちゃん…!?」
「はい! そうです! 久しぶり、お兄ちゃん!」
暗黒結社ゴルゴムとの戦いの果て、家族も親友も失って心身ともに傷つき果てていた光太郎が再び得た新しい『家族』。
その佐原家の長女が彼女、佐原ひとみだった。
光太郎を『お兄ちゃん』と慕っていた7歳の少女も、今では21歳の大学生になっていた。
大声で迷惑をかけた他の客に、雄介が平謝りしている間に、ひとみはクライシス帝国との戦いが終わってからのことを光太郎に話していた。
「じゃあ、茂くんも元気なんだね」
「はい。警察官になって、最初の頃は北海道の夕張市勤務でしたけど、そろそろ、警視庁の方に転勤で帰ってくるはずです」
店内で流していたテレビに臨時ニュースのテロップが流れた。
と同時に、光太郎の携帯電話と店の電話が鳴る。
電話に出た雄介と光太郎の顔つきが『戦士』のそれに変わった。
4体のカマキリモンスターを相手に戦うクウガとRX。
だが、劣勢だったモンスターたちが、急に一ヶ所に集まった。
とまどう2人に背を向け、モンスターたちは片膝をつき、その前に、1人の女性が現れた。
白い服をまとい、その細い右手には明らかに不釣合いな巨大な鎌が握られていた。
「…36号…」
RXは、クウガの呟きに思わず振り向く。
未確認生命体第36号。
クウガは知らないが、本名はメ・ガリマ・バ。
跪いているモンスターと同じカマキリ種怪人である。
「ピガギ・グビ…久しぶりだな、クウガ」
モンスターの間を、36号が悠然と進んでくる。
そして、一瞬にして怪人の姿に変わり、クウガ目掛けて突進してきた。
クウガはタイタンフォームに『超変身』。その攻撃を堅牢な鎧で防ぐ。
RXはロボライダーへと変身し、ボルティックシューターでガリマに攻撃を加えてクウガから離れるように仕向けた。
だが、意識がガリマに向けられている隙をついて、2人は4体のモンスターたちに動きを封じられてしまった。
動けないクウガとRXに対し、鎌をゆっくり上段に構えるガリマ。
「…ギベ」
その鎌が一気に振り下ろされた。
『天が呼ぶ』
後ろからクウガの首を掴んでいたモンスターの顔面にパンチが飛んだ。
『地が呼ぶ』
今度はRXに右腕を封じていたモンスターが吹き飛ばされる。
『人が呼ぶ』
残り2人がまとめて弾き飛ばされた。
『悪を倒せと俺を呼ぶ』
突然のことに明らかな動揺を見せるガリマを前に、悠然と対峙する。
『聞け、悪人ども。俺は正義の戦士…』
そして、自らを鼓舞するように構えを取った。
「仮面ライダーストロンガー!!」
クウガは、モンスターをタイタンソードで刺し貫いた。
RXのハードショットが別のモンスターに直撃する。
2本の火柱が同時に巻き起こった。
一体のモンスターがストロンガーに襲い掛かる。
だが、ストロンガーは地を蹴ってその攻撃をかわし、敵に狙いをつけた。
「ストロンガー…電キック!!」
必殺技が胸に決まり、新たな火柱が立ち上った。
仲間を倒され、唯一残ったモンスターが後ずさった。
「ゾゾビ・ギブ…?」
3人が断末魔に振り向いたとき、そこに残されていたのは、首をはねられたモンスターの死骸だけで、ガリマの姿は消えていた。

とある倉庫の中。照明は点いておらず、壁や天井の隙間から差し込んでくる光だけが、中にいる者たちを浮かび上がらせていた。
その中に、人間体に姿を変えたガリマが入って来た。
「ゴゴ・バダダバ」
ニヤついた笑いを浮かべながら言う男にガリマは一瞥もくれない。
「…ここではリントの言葉を使え」
男が大きな音を立てて椅子から立ち上がった。
「静かにしろ」
制しながら、暗闇の中から女が現れた。
「我らの目的、わかっているだろうな」
周囲には、数人の男女がいる。
ある者の表情は険しく、ある者は笑いを浮かべいた。
「邪魔な奴らがいる。まずはそれを片付けてからだ」
「…クウガ…」
「ゲゲルを邪魔してくれた礼もしなければな」
「リントを守ろうとするやつは他にもいる。…邪魔だ」
次第に、彼らはクウガらに対する憎悪の言葉を口にする。
その中から、やがて一際大きい声が上がった。
「…ゴソグゾ・バレン・サギザザ…!」
1人の口から洩れた呪文のようなその言葉を、全員が声を揃えた。
「ゴソグゾ・バレン・サギザザ!!」
その光景を、女は満足げな顔で見つめていた…。
378仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜:02/10/29 20:40 ID:fMvgJbwT
ようやくストーリープロットが(一応)完成。
新作を書くことができました。
なんか、結構長くなってしまいそう(w
楽しみにしてくださっている方もいるようなので、それを励みにがんばっていこうと思います。
仮面ライダー大図鑑を片手に書いたグロンギ語、合ってるかどうかが非常に心配だ…。
379名無しより愛をこめて:02/10/29 20:47 ID:RleYq+wr
うーむ、熱い展開だ!
ストロンガーが敵を倒しながら登場するシーンは
絵や声が脳裏に浮かんでくるほどですわ。
仮面戦記の方、続きも期待してます!
380名無しより愛をこめて:02/10/29 21:02 ID:edhuEaDI
まさかひとみちゃんが出てくるなんて驚いた。
ストロンガーの登場シーンはオレも脳裏に浮かぶ
ここはいいスレだな。
381仮面の系譜(31作):02/10/29 22:25 ID:Ot7MduCD
企画書+プロローグ〜第一話(ネタバレあり)「邂逅の時」>>31 >>33 >>77-78
第二話「開かれた扉」 >>231-234(232除く)
第三話・第四話「交錯する運命」前・後編 >>282-294 >>338
第五話「伝説再起」 >>339-345

とりあえずこれが今までの構成です。
んで次が第六話「ありえざる死闘」、予告していた王蛇VSストロンガー
なのですが・・・・・・『仮面戦記』の方がストロンガーカコイイなあ。脱帽しますた。
でもまあ、ようやく書けたんで見てやってください。
382仮面の系譜(31作):02/10/29 22:26 ID:Ot7MduCD
不気味な唸り声が聞こえたような気がして、城茂はカブトローを止めた。
面倒な渋滞を避けようと、人気のない河沿いの道なき道をマシンの力に任せて
走り抜けていたのだが、その静寂の中、確かに人のものとは思えない声が響いてきたのだ。
「まさかとは思うが・・・・・・こんなところに怪人共が?」
カブトローを降りて、声のした方へと歩みを進める。すぐに草原は終わって
既に使われなくなって長いことを思わせる廃工場が現れた。
その、おそらくは資材置き場であったろう開けた場所に
一人の男を取り囲んで異形の影が三体。
「当たりか」
茂は呟いて、恐れ気も無くその場へと飛び込んでいった。
「逃げろ! 人間のかなう相手じゃねえ!」
そう叫んで男の前に立ちふさがる。だが意外なことに
その男には全く怯えた様子がなかった。それどころか
どこか凄みのある笑みを浮かべて、この状態を楽しんでいるようにすら思えた。
男が気だるそうな口調で茂に言葉を発した。
「何だ? 邪魔をするな。俺はこいつらと戦いたいんだよ」
「あぁ? バカかお前は! とっとと逃げろと言ってるだろ!」
男を押しのけようと伸ばした手が、あっさりと払われる。
驚く茂を尻目に、男はポケットから紫色の小さな箱のようなものを取り出した。
それを前に突き出すと、にやりと笑う。
「変身」
男が、どこか蛇を思わせる紫色を基調とした姿に変わる。
待ち受ける戦いに快感を覚えているかのような吐息を漏らし
その身体が痙攣するほどの力がみなぎった。
<<ソードベント>>
その手にねじくれた剣のような武器が握られる。
そしてその男、仮面ライダー王蛇・浅倉威はモンスターたちへと飛び掛った。
383仮面の系譜(31作):02/10/29 22:27 ID:Ot7MduCD
1対3だというのに全く引けをとらないその戦いぶりに内心茂は舌を巻いた。
だがそうしていたのは一瞬の内で、すぐに戦うための姿へと変わるポーズをとる。
「変身・・・・・・ストロンガー!!」
電光を迸らせて城茂は仮面ライダーストロンガーとなった。
「電パァァァァァンチ!」
その拳が一体のモンスターをまともにとらえ、吹き飛ばした。
地面を転がるモンスターを見て、残りの2体を相手取っていた王蛇がようやくこちらを見る。
「なんだ・・・・・・? お前もライダーか?」
「お前も、だと。そういうからには、お前も仮面ライダーなのかよ」
相手に自分の背中をつけ、心ならずも背後を預けるかたちになったストロンガーが問う。
「決まってるだろうが・・・・・・ふん、面白くなってきたな。だが、そうなるとこいつらが邪魔だ」
王蛇はデッキから一枚のカードを引き抜いてベノバイザーにベントインする。
<<ファイナルベント>>
宙を裂いて紅い体色のエイのようなモンスターが飛んでくる。
王蛇はそれに飛び乗ると、自分に向かって突っ込んでくるモンスターに
カウンターを決める形で激突した。爆発が起こる。そして炎が収まった後には
全くダメージを負った気配もなく、悠然と佇む王蛇の姿があった。
「やるじゃねえか、あいつ・・・・・・」
ストロンガーはモンスターと組み合いながら横目でその様子をとらえていた。
「俺もちんたらやるのは止めだ・・・・・・!」
敵の首筋に電ショックをくらわせて怯ませると、その間に間合いをとって叫ぶ。
「エレクトロ・ファイヤーーーーッ!」
その叫びに、さらに音声が被さった。
<<ファイナルベント>>
王蛇が銀色のサイ、メタルゲラスを召還し、残った一体のモンスターに突撃する。
一体仲間を倒されて動揺していたモンスターは、なす術もなく
それぞれエレクトロファイヤーとヘビープレッシャーを受けて爆死した。
384仮面の系譜(31作):02/10/29 22:27 ID:Ot7MduCD
爆煙の未だ収まらない廃墟でストロンガーと王蛇が向き合う。
「お前、仮面ライダーだって言ったな。本当か?」
ストロンガーが問う。
「そうだ・・・・・・だから、戦え!」
答えとともに王蛇が襲い掛かってくる。
咄嗟に身を引いてベノサーベルの一撃を避けたストロンガーだったが
全く型を予想させない喧嘩じみた王蛇の攻撃に舌打ちすると
一度大きく後ろにジャンプして、廃工場の屋根に飛び上がった。
「なんだ・・・・・・今度はそこで遊ぶのか・・・・・・?」
陶酔したような口調で王蛇が言ってくる。
それにはあえて答えずストロンガーは堂々と名乗りを上げた。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ。
俺は正義の戦士! 仮面ライダーストロンガー!!」
だが王蛇はそれを聞くそぶりも見せずに、大地を蹴って身体を捻りながら
屋根の上へと跳躍し、攻撃を仕掛けてくる。ストロンガーはその一撃を受け止め、
逆に腕を捉えて勢いを殺さぬまま投げ、王蛇を背中から屋根に叩きつけた。
「俺は名乗ったんだ。お前も名乗れ。倒した奴の名前を知らないままってのも気分が悪い」
「は・・・・・・お前、いいぞ。面白い奴だ・・・・・・」
大して答えた様子もなく王蛇が立ち上がる。
「そうか、ストロンガーか。とりあえず殺すまでは覚えておいてやるよ。
お前もそれまでは覚えとけ。俺は・・・・・・王蛇とかいうらしい」
<<アドベント>>
名乗りと共に王蛇がベントインする。その背後にベノスネーカーが召還された。
「仮面ライダー王蛇、か。名前だけは立派だな」
紫の大蛇に睨み付けられながらも、全く余裕のそぶりでストロンガーは構えをとる。
そして、そこにベノスネーカーが強力な酸を吐きかけるのと同時に高く宙に舞った。
「ストロンガーーー! 電キィィィィィィック!!」
<<ファイナルベント>>
ストロンガーに一瞬遅れて、王蛇もベノクラッシュを繰り出した。
空中で二人のライダーがぶつかり合う。だが跳ね飛ばされたのは、
やはり技の発動の遅れた王蛇の方だった。王蛇が屋根から落下していく。
385仮面の系譜(31作):02/10/29 22:28 ID:Ot7MduCD
「分かったか? お前じゃ俺には勝てねえよ。戦いを楽しむような下衆野郎、
いや、お前の場合は蛇野郎か? そんな奴に、俺は絶対に負けねえ」
大地に転がった王蛇を見下ろして、堂々とストロンガーが言い放つ。
しかしその視線の先で、信じられないことに王蛇はまたも立ち上がった。
「おもしろい・・・・・・戦いってのは、こうでなくちゃな・・・・・・本当にいいぞ、お前」
<<ユナイトベント>>
ストロンガーが静止する間もなく、王蛇がまたもベントインする。
今度はその周りに3体のモンスターが同時に召還されたかと思うと、
それらが光を放って融合した。獣帝ジェノサイダーが咆哮を上げる。
「あくまでやるつもりか・・・・・・それがお前の奥の手ってわけだ。
いいぜ、最後まで叩きのめしてやる・・・・・・チャージアップ!」
胸のS字が回転し、ストロンガーの全身が閃光に包まれた。
「こいよ。お前からかかってきてみな」
限界があることなど全く気にもとめず、ストロンガーはあえて地面に飛び降り
ゆっくりと歩み寄りながら挑発する。
それを受けて王蛇は、文字通り最後の切り札をベントインした。
<<ファイナルベント>>
そしてストロンガーの頭上を大きく飛び越えると、ジェノサイダーと挟み撃ちにするかの
ような陣形をとる。ジェノサイダーの腹部は今や大きく開かれ、全てを飲み込もうとしている。
それを視界の隅で確認しながらも、まだストロンガーは動かない。
そしてついに王蛇が跳躍した。それを見てからストロンガーも宙に舞う。
「ああああァァァァッ!」
王蛇が身体を捻りながら両足を突き出し、ドゥームズデイをきめようとする。
「超電子・・・・・・ドリルキィィィィィック!」
同じように激しく回転しながらストロンガーも必殺の技を繰り出す。
二人は再び空中でぶつかり合った。文字通りの火花が散る。
一瞬後、二人はお互いに大きく弾き飛ばされていた。
386仮面の系譜(31作):02/10/29 22:29 ID:Ot7MduCD
王蛇が勢いよく吹っ飛び、廃工場の壁に叩きつけられる。もろくなっていたその壁が
いとも簡単にひしゃげて破れ、王蛇は中に放置されたままの機材に突っ込んでいった。
一方でストロンガーは、王蛇のキックとは互角に終わったものの
背後に控えるジェノサイダーの腹部に開いたマイクロブラックホールの脅威に晒されていた。
「うお・・・・・・くぅっ」
咄嗟に空中で体勢を整えることもできず、ジェノサイダーとの距離が虚しく縮まっていく。
「ちっ、仕方ねえ・・・・・・イチかバチかだっ!」
ストロンガーは残ったエネルギーを全て雷撃として放出した。
眩いばかりの電撃が辺りをなぎ払う。その雷はジェノサイダーをもとらえた。
苦痛の雄叫びと共にジェノサイダーは倒れ、そして元の3体に分離すると、そのまま消えた。
何とか危地を脱したストロンガーは、城茂の姿に戻ると、時折よろけながらも
工場の中の様子を伺いに行く。内部を覗き込むと、機材に叩きつけられた状態で
人間の姿に戻った仮面ライダー王蛇、浅倉威がこちらを睨み付けてきた。
「やっぱり生きてやがったか、お前。悪運の強い奴だ」
「・・・・・・お前、気に入ったぜ。俺をこんなに楽しませて苛つかせる奴ってのも、
なかなかいない・・・・・・次は、必ず、殺す・・・・・・」
そこでようやく浅倉はがっくりと頭を落として気を失う。
「タフな奴だぜ。ま、それならそれで介抱してやる必要もねえからいいけどな」
そう呟いて茂は自分の愛車、カブトローの所に戻って行った。
「しかし、ライダーの力を悪に使う奴もいるってわけだな・・・・・・いや、当然か。
俺のこの身体を作った奴らも、本当はそうさせるつもりだったんだからな・・・・・・」
そろそろ日の落ちかける河岸で、ストロンガーは己の銀のコイルアームを見つめた。
38731:02/10/29 22:34 ID:Ot7MduCD
今回の第六話「ありえざる死闘」は以上>>382-386となります。
大分ライダー総登場の目処も立ってきたので
これからはもう少し早く書けるようになりたいところです。

ちなみに龍騎ライダースは龍騎、ナイト、ゾルダの他は王蛇で
止めておこうと思っているので、蟹様ファンを筆頭とする(w
他のライダーファンの方には申し訳ありません。
388372:02/10/30 00:14 ID:oMtnBx+p
『ライダージェネレーション』第1話 『集結』パート1 


「ここは……どこだ?」
 そんな事を呟きながら、城戸真司は周囲を見渡した。だが、自分の周囲全てが白い光に包まれており、周囲の状況を知る事は出来ない。「確か…モンスターが出たんで、変身して、モンスターと戦って……」
 状況を知る事が出来ないと悟った真司はここに至るまでの記憶を辿りはじめた。
「モンスターを倒して……そしたら、浅倉と北岡さんが出てきて乱戦になって…暫くしたら……神崎士郎が―」
 『神崎士郎』このキーワードによって、真司は何かを思い出した。 
「そうだよ! 神崎士郎が出てきて、『ライダーバトルは一時中止する』って言って、そしたら光に包まれてここに来たんだ」
「『来た』と言うよりも『連れて来られた』の方が正しいんじゃないの?」
「どちらにせよ、神崎士郎がまた何か企んでいるんだろう…迷惑な話だがな…」
「たくっ…戦いの途中で邪魔しやがって…イライラするぜ……」
 真司の言葉に三者三様の反応を返す北岡秀一、秋山蓮、そして…浅倉威。
「どうだ? ここで第2ラウンドを始めるか…」
 そう言うが早いか、カードデッキを見せる浅倉。どうやら今、彼のイライラは相当な物らしい。
「ちょっと待てよ!」
 すかさず真司は浅倉に異を唱え、そのまま強い口調で話を続けた。
「何で俺たちが、こんな所へ連れてこられたのか。それ以前に神崎士郎の目的って奴を知るのがせんけ―」
「そんな事はどうでもいい」
「な、なんだと!」 
「俺は戦えればそれでいい…やるのか、やらねえのか……」
 そう言いながらカードデッキを構える浅倉。   
389372:02/10/30 00:18 ID:oMtnBx+p
「だから! そういう場合―」
「いいだろう」
「蓮!?」
「いい加減、決着をつけなくちゃね」
「北岡さん!?」 
 真司を押しのけるように前に出る蓮と北岡。2人とも完全に戦う気だ。
「2人ともま―」
「こいつを黙らせない事には、話が進まん」
「そういう事、珍しく意見が合うじゃない。なんちゃら山君」
「…秋山だ」
 次の瞬間、3人はそれぞれの変身ポーズを決め―
「「「変身!!」」」
 自分達のもう1つの姿、『仮面ライダー』に姿を変えた。
 秋山蓮が変身した『仮面ライダーナイト』
 北岡秀一が変身した『仮面ライダーゾルダ』
 そして、浅倉威が変身した『仮面ライダー王蛇』
 3人のライダーを互いに睨み合い…そして―
「戦っている時だけ、イライラが収まる」
 浅倉の言葉と共に3人は同時に飛び出した。
390名無しより愛をこめて:02/10/30 07:47 ID:5rTCZJ8N
「BLACK RXカレー」へのツッコミはないのか?(w
個人的にかなり笑ったんだが。
391名無しより愛をこめて:02/10/30 20:38 ID:TfHwy80y
>仮面戦記
ストロンガーの登場シーンがいい。

>仮面の系譜
ストロンガーVS王蛇に燃えた

>388-389
これからどうなるか楽しみ
392372:02/10/31 01:39 ID:BaCHn9qq
『ライダージェネレーション』第1話 『集結』パート2 

 
「戦っている時だけ、イライラが収まる」
 浅倉の言葉と共に仮面ライダーナイト、ゾルダ、王蛇は同時に飛び出した。
 3人の手にはそれぞれ『翼召剣ダークバイザー』、『機召銃マグナバイザー』、『ベノサーベル』が握られている。
 そして、ナイトの剣と、ゾルダの放つ弾丸が王蛇に襲い掛かった次の瞬間!
「ライダーの戦いは…中止すると言った筈だ」
 周囲に黄金の羽を撒き散らしながら、神崎士郎が姿を現した。それによって中断される3人の戦い。
「もう一度言う…ライダーの戦いは一時中断する」
「理由を聞きたいんだけど…まさか、単なる気まぐれって事はないよね?」
 元の姿に戻り、神崎士郎に問う北岡。真司と蓮も言葉にこそ出さないものの、その顔からは同じ思いが感じられる。だが―
「……お前達が知る必要はない…」
 神崎の口から出た台詞は真司達の予想通りだった。
「あのなぁ…」
 神崎の言動に怒り心頭の真司。今にも、食って掛かりそうな雰囲気だ。その時―
「その質問には…私が答えましょう」
 虚空から声が響き、そこから光と共に青年が姿を現した。
393372:02/10/31 01:40 ID:BaCHn9qq
「だ、誰だよ…アンタ!」
 青年の登場に少々怯みながらもその正体を問う真司。しかし、青年の答えは意外なものだった。
「私は……この星の行く末を見守る者…」
「星の…行く末? あ、アンタ一体…何者なんだ」
 青年の放つ威圧感に圧倒されつつも、なんとか言葉を搾り出す真司。
「貴方達に…頼みたい事があります」
 だが、青年は真司の言葉を受け流し、話を始めた。
「今、滅びの力を持つ者達が現れようとしています」
「滅びの…力?」
「その者達は既に、この世界と共に存在する幾つもの世界を…滅ぼしています。そして―」
 そこで青年は一旦言葉を切り、真司達4人を見渡すと
「その力に対抗できるのは…貴方達、鏡の世界の戦士達を含め、ほんの僅かな者達だけなのです」
 と、告げた。
「ちょ、ちょっと待った! 『鏡の世界の戦士達を含め』って事は…俺達以外にもこういう力を持った人がいるって言う事なのか?」
 真司の言葉に青年は暫し、虚空を見上げ、そして― 
「……はい、戦士は全部で4人」
 そう言うと、青年は右手を虚空にかざした。すると、そこに4つの光が出現した。
「1人は…古代の霊石の力を宿した戦士…クウガ」
 声援の言葉と共に右端の光の中から現れたのは仮面ライダークウガ、五代雄介!
「もう1人は…限りない進化を続ける存在…アギト」  
 続いて、右から2番目の光から現れたのは仮面ライダーアギト、津上翔一!
「3人目は…アギトと同様の力を持つ存在…ギルス」
 左から2番目の光からは仮面ライダーギルス、葦原涼が!
「最後の1人は…人でありながらアギトと同等の力を持つ勇者」
 そして、左端の光からは仮面ライダーG3−X、氷川誠が姿を現した!!
394名無しより愛をこめて:02/10/31 14:29 ID:zHezxXQW
「ジェネレーション」、昔のアメコミっぽい雰囲気でいいネ。
395名無しより愛をこめて:02/10/31 15:56 ID:zcx2+s3E
昭和は?ってか、もうスレタイにこだわらないでライダーSS
総合スレとして機能すればOKかな?
396名無しより愛をこめて:02/10/31 22:17 ID:u7g76pj/
「ジェネレーション」って昭和でないの?
まあ他の作品でちゃんと競演やってくれているんで平成オンリーがあっても面白そうだからがんばって
397372:02/11/01 00:08 ID:oIkGFVpB
『ライダージェネレーション』第1話 『集結』パート3 


「では、貴方達を戦いの場へと誘いましょう」
 『召還』された五代達と真司達が一通りの挨拶を済ませたのを確認した青年は、8人を連れ、空間転移を行った。
「……言い忘れていたが、今回は特例の措置として現実世界でもモンスターの力を使えるようにしてある」
 揺らぐ風景の中で真司達は神崎の声を聞いた。

 
「なんだよ…これ……」
 小高い丘の上に降り立った真司達は眼下に広がる光景に言葉を失った。廃墟と化した街並み、希望を…光を失い、恐怖に怯える人々。
 まさに『暗黒世界』と言う響きが、ピッタリの光景だった。
「何処なんですか? ここは…何処なんですか?」
 いつもより幾分強い口調で青年に詰め寄る翔一。その目からは強い怒りが感じられる。
「ここは…貴方達がいる世界と壁1枚を隔てた世界……」
「壁1枚を…隔てた世界?」
「そう…この世界は言わば『葉』。…『世界樹』という大木に存在する、無数の世界の1つなのです…」 
 そこから、青年の話が暫く続いた。だが、その内容は余りに複雑な為―
「仕方ない。俺が内容を要約してあげるから聞いとくように…」
 理解できたのは北岡ただ1人だった。
「要するに、この世界は俺達がもといた世界と平行に存在する世界…要するにパラレルワールドって事」
「ああ、SFなんかでよくあるアレですか」
「それで、パラレルワールドは無限といっても良いほど、無数に存在するんだけど…」
 ここで北岡は一旦言葉を切り、言葉を選ぶようにして、話を再開した。
「…ある日、1つのパラレルワールドで…『滅びの力』、要するに樹木を食い荒らす害虫が生まれた」
「害虫…」
「それで、その害虫は生まれた世界を食い尽くしただけじゃ飽き足らず他の『葉』…即ち他の世界に侵食を開始した」
 北岡の要約の後、暫しの沈黙がその場を支配し―
「それじゃ、僕達が呼ばれた理由って…」
 翔一が搾り出すように声を発した。
398372:02/11/01 00:10 ID:oIkGFVpB
「…そう。害虫達に好き勝手させない為の『殺虫剤』として俺達が呼ばれたって事」 
「私が直接、手を下す事も出来ます。ですが、それは……この世界の秩序を…乱す事になります」
「なるほど、だから俺達に白羽の矢を立てたという訳か。それなりに力を持ち、アンタよりも世界に与える影響が少ない俺達を…」
 蓮の言葉に青年は頷き、真司達8人を見つめた。 
「引き受けて…もらえますか?」
 暫しの沈黙、そして―
「俺の力で、皆が笑顔になるなら…」 
「俺…戦います」
「…いいだろう」
「人々を守るのは警察官の義務です」
「俺がライダーに変身するのは、人を守る為だから…」
「他に選択権は無いようだしな…」
「仕方ない、やりますよ」
 雄介、翔一、涼、氷川、真司、蓮、北岡が次々と承諾し―
「俺は戦えるなら…それでいい……だが、勘違いするな…この戦いが終わったらお前らと戦う」
 最後に浅倉も了承した。
「ありがとう…私は、貴方達がこの世界で本来の力を発揮できるように力を尽くします…」
 青年は8人にそう言うと、空間転移によって姿を消した。
「この世界にも…『滅びの力』に立ち向かう戦士達がいます。叶うならばその者達と、力を…あわせて下さい」
 8人にこう言い残して…
399372:02/11/01 00:11 ID:oIkGFVpB
「それじゃあ、皆さん! 一緒に頑張りましょう!!」
「はい!!」
「俺、頑張ります!!」
 出会ったばかりだというのに、雄介、翔一、真司の3人はもう意気投合していた。そして―
「単純な奴が増えたな…」
「今日はやけに意見が合うね…なんちゃら山君」
「…秋山だ」
 と、北岡と蓮も毎度のやり取りをかわしていた。その時!!
「逃げろ! 『ヴァルド』の人間狩りだぞ!!」
 この一声で周囲は瞬く間にパニック状態となり、人々は怯えた顔で逃げ惑い始めた。
「な、なんだ!?」
「どうやら…『滅びの力』とやらのお出ましみたいだよ…」
「行きましょう! 皆さん!!」 
 氷川の声と共に8人は街へと駆け出した。
400名無しより愛をこめて:02/11/01 00:14 ID:JGxToP8p
┏━━┓
┃掠疾┃   400番制圧!
┃如如┃  
┃火風┃   御旗楯無、御照覧あれ!!
┃不徐┃
┃動如┃
┃如林┃
┃山侵┃
┣━━┛

┃ 三国志・戦国時代板
http://hobby.2ch.net/warhis/
401名無しより愛をこめて:02/11/01 00:43 ID:Oj2vKgr0
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1035449699/l50

 みなさんの力を貸してくだされ!
402名無しより愛をこめて:02/11/01 18:23 ID:wVc6azHe
作品期待アゲ
403名無しより愛をこめて:02/11/01 22:36 ID:1avWaAHU
ま、三連休だし、皆さん頑張ってくれるでしょ。
404名無しより愛をこめて:02/11/02 01:29 ID:aloMc3Fn
パラレルワールドには別のライダーが存在するんだろうね。
なるほど。
昭和ライダーの出番だ。
405新連載!!THE OTHER WORLD:02/11/02 14:09 ID:p1fY4ivo
〜プロローグ〜
「おはようございます。」城戸真司は勢いよく編集室のドアをあけた。
「遅い!クビにするわよ。」桃井令子は遅刻した慎二を一喝した。
真司「す、すいません。令子さ・・い、いや編集長。」
礼子「まったく、少しは吾郎君を見習いなさい。」
由良吾郎は無言で席を立つとボソリといった。「自分、取材いってくるっす。」
そう呟くと無言で編集室を出ていった。
真司「編集長。吾郎さんは何の取材をしてるんですか?」
令子「よく分からないけど、例の連続失踪事件と鏡の関係性らしいわよ。」
真司「え!?そ、そうですか・・・。」
令子「それより、あなたも取材に行ってきて。四丁目の交差点で事故が起きたの。」
真司「わかりました。いってきます。」
真司は編集室をでると何かがおかしいと思いながら首をかしげた。「編集長?」

同じ頃、狭い道を走る一台の車。助手席に座る北岡秀一と運転をする島田奈々子。
北岡「急いで、島田ちゃん。クライアントとの約束の時間に遅れそうだ。」
島田「ふわぃ。この天才ドライバー島田におまかせを。」
突然、北岡達の車の前を男が立ちふさがった。
「きゃ〜〜〜〜ぁぁぁ。」島田は思いきりブレーキを踏んだ。
車は男の目の前で止まった。助手席の北岡は冷静に男を見つめこう言った。
「島田ちゃん。悪いけど、クライアントに遅れるって連絡しておいてくれる?」
そう言うとシートベルトをはずし車から降りた。
北岡「今日は忙しかったんだけどなぁ。浅倉。」

406THE OTHER WORLD:02/11/02 14:10 ID:p1fY4ivo
浅倉威は無気味な笑みを浮かべて呟いた。「戦え・・・。」
北岡「もちろんそのつもりだ。」
北岡と浅倉はカードデッキを出し、車の鏡面に向けた。
「変身!!」
仮面ライダーゾルダと仮面ライダー王蛇が現れ、車の鏡面に消えていった。
島田「ほえ〜。」

ミラーワールドではゾルダと王蛇の一進一退の攻防が繰り広げられていた。
『ソードベント』『シュートベント』距離を取ろうとするソルダ。
ギガランチャーを連射した。しかし、爆風をかわし王蛇が懐に飛び込んできた。
王蛇は異形の剣でギガランチャーを弾き飛ばした。
王蛇「はぁ。終わりだ。」
王蛇がベノサーベルを振り上げた瞬間、ゾルダはマグナバイザーを連射した。
王蛇が一瞬ひるんだ隙にゾルダは再び距離をとり一枚のカードをデッキから抜いた。
王蛇「ふん・・・。」
ほぼ同時に王蛇もカードを抜いていた。『ファイナルベント』
ゾルダの前にマグナギガが現れ、王蛇のもとにエビルダイバーが飛来する。
互いのファイナルベントがぶつかる瞬間、ミラーワールドの空間が歪んだ。
「うわ〜ぁ。」2人のライダーは空間の歪みに弾き飛ばされた。
そして、北岡と浅倉は車の横の路面に叩き付けられた。
北岡「なんだ?」
浅倉「もう一度だ・・・。」
浅倉はデッキを鏡面に向けた。しかし、ベルトが現れない。
北岡は車に乗り込むと「出して。島田ちゃん。」と島田に告げた。
島田はアクセルを踏むと浅倉を残し車は走り去った。
407THE OTHER WORLD:02/11/02 14:11 ID:p1fY4ivo
また同じ頃。カフェ花鶏では、秋山蓮と神崎優衣が開店の準備に追われていた。
優衣「でね、真司君がね・・・」
手を動かしながら楽しそうに話す優衣。うっすらと微笑みながら聴く蓮。
突然、優衣は手を止め不安そうに辺りを見回し始めた。
蓮「どうした?優衣?」
『キーンキーン』モンスターの共鳴音が店内を包む。
蓮「!!!!」
蓮は優衣に駆け寄り辺りを見回した。すると、窓ガラスの中に異形の者が現れ飛び出した。
その姿は鳥の様だ。次の瞬間、それが手のひらを差し出すと蓮は不思議な力で吹き飛ばされた。
蓮はカードデッキを出そうとしたが体が動かない。
優衣「いや!!」
優衣に近付く異形の者が口を開いた。「我が名は朱雀。神崎優衣、おまえのコアを貰い受ける。」
蓮「!!モンスターが喋った・・・。」
朱雀は今度は優衣に手のひらをかざすと、優衣の体から結晶の様なものが現れた。
朱雀がコアと呼ぶ何かの結晶のような物を手にすると、優衣は床に崩れ落ちた。
蓮「優衣〜!!」
朱雀が消えるとともに、蓮の体が動いた。蓮は優衣のもとに駆け寄った。
しかし、優衣は完全に気を失っている。
蓮は確信した。あのコアと呼ばれていたものを取りかえさない限り、優衣の意識は戻らないと。
かすかに残るモンスターの気配を追って蓮は花鶏を飛び出した。
408THE OTHER WORLD:02/11/02 14:16 ID:p1fY4ivo
age
409THE OTHER WORLD:02/11/03 11:01 ID:75Lv4ia5
「優衣〜!!」人気の無い豪邸の中の部屋で、神崎士郎は予想だにしない出来事に叫んだ。
士郎以外に人がいるはずが無い鏡ばりの部屋の中でもう一つの気配が現れた。
士郎が振り向くと、全身黒い服で身を包んだ謎めいた美しい青年が立っていた。
士郎「おまえは!?」
謎の青年「私はあなたがたを作り、世界を作った者の一人です。」
謎の青年「あなたも気付いているでしょう。この世の、そして、あなたがミラーワールドと呼ぶ世界の異変に。」
謎の青年「このままでは人間は、いえ、全ての世界は確実に滅びます。」
謎の青年「私は人間の可能性に賭けてみようと思います。」
謎の青年「ですから一度だけ、あなた方に私の力を貸しましょう。」
そう話すと謎の青年は胸の辺りで両手のひらを互いにかざし合わせた。
するとその中央に光が現れ、やがて一枚のカードが現れた。

あれからどれ位の時がたっただろう。
秋山蓮は、もう消えてしまったモンスターの気配を必死に捜して走りまわった。
蓮が角を曲がると出会い頭に人とぶつかった。
真司「いて〜。気をつけろ・・・って蓮!?何してるんだ?」
蓮「城戸か。優衣が大変なんだ。説明は後だ。モンスターを捜せ。」
真司「優衣ちゃんが!?」
『キーンキーン』2人が一斉に振り向いた。
真司「こいつか?」
2人はビルの窓ガラスにデッキを向けた「変身!!」
410THE OTHER WORLD:02/11/03 11:02 ID:75Lv4ia5
仮面ライダー龍騎と仮面ライダーナイトはミラーワールドに降り立った。
ナイト「あいつだ!!」
ナイト『城戸、あいつが持っているものを奪い返す。ファイナルベントは使うなよ。」
龍騎「ああ、わかった。・・・何を持ってるんだ?」
『ソードベント』ウィングランサー、ドラグセイバーを装備し、朱雀に切りかかった。
朱雀は龍騎、ナイトの波状攻撃を何なくかわし、ナイトを蹴り飛ばした。
ナイト「うぐぅ!!」
ナイトは物凄い勢いで飛ばされ、ビルの壁を破り消えていった。
龍騎「蓮〜!!」
朱雀「お前らと遊んでいる暇はない。」
そう言うと空間が裂け朱雀は消えてしまった。
瓦礫の中からナイトが現れるとひざま付き、両手を地面に打ちつけた。
ナイト「畜生!!」
龍騎「蓮・・・・。」
顔を伏せたままのナイトをだまって見つめる龍騎。
「今のは何なのよ。」ソルダがビルの影から現れた。
ゾルダ「浅倉のせいで大事な仕事がオジャンよ。」
ゾルダ「そしたら『キーン』でしょ。気配をたどったらあんたらが入ってくのを見たから追って来って訳。」
ゾルダ「せっかくだから、殺る?」
「お前らだけで祭りか・・・・。」物陰から王蛇が現れた。
龍騎「こんな時に浅倉まで・・・。」
411THE OTHER WORLD:02/11/03 11:03 ID:75Lv4ia5
王蛇「今日は最高にイライラするぜ・・・・。」
ナイトは力なく立ち上がると、「今日はそんな気分じゃない。」と言いフラフラと出口に歩き始めた。
龍騎「おい!まてよ蓮。」
龍騎も後を追い始めた。
王蛇「はぁ。お前に戦う意志が無くとも、俺にはある・・・。」
『ファイナルベント』ベノスネーカーが召還され王蛇が宙に舞う。
龍騎、ナイトの背後に向けてベノクラッシュが襲い掛かる。
突然、光が現れモンスターが召還された。モンスターは王蛇のベノクラッシュを阻止した。
ゴルドフェニックス。仮面ライダーオーディーンの契約モンスターだ。
ライダー達の目の前にオーディーンが現れた。龍騎、ナイトも振り返る。
オーディーン「緊急事態だ。ライダーバトルは中止する。」
ゾルダ「あーいいところで・・・・。」
オーディーン「お前たちも分かっているはずだ。世界の異変に・・・・。」
「!!!」ライダー達は今朝の出来事を思いだしていた。
龍騎「そうだよ。編集長!!」
ゾルダ「ミラーワールドの事と、吾郎ちゃんが島田さんに入れ代わってた事に関係があるのか!?」
ナイト「優衣を襲ったあのモンスターも関係してるのか?」
王蛇「・・・・・・・。」
オーディーン「お前たちにはこの世界を正常にもどすために働いてもらう。」
オーディーンは一枚のカードを取り出した。
『トリップベント』警戒をするライダー達の周囲の空間が裂け始めた。
「!!!うわ〜!!」四人のライダー達は空間の亀裂に飲み込まれていった。
412THE OTHER WORLD:02/11/03 11:04 ID:75Lv4ia5
城戸真司は闇に包まれ空間の中を落ちていった。
そして光が見えたかと思うと、気が付いた時には見知らぬ町の中に立っていた。
真司「ここはどこだ?蓮は?他の奴は?」
真司は町の中を歩き始めた。
真司「いったいどこなんだ?俺にどうしろってんだ?わかんねーよ。」
真司はブツブツとボヤキながら歩くと一軒のレストランの前に出た。
真司「ここで場所を聞いてみるか・・・・。」
真司がそのレストランに入ると、「いっらしゃいませ。あ、でも今準備中なんですけど。」
目の前に笑顔の爽やかな青年が現れた。
真司「いや、ち違います。あのここって何処ですか?」
青年「は?」
真司「い、いやその、ちょっと頭を打ちゃって記憶がなんてアハハ。」
青年の顔から笑顔が消えた。『まずい』真司は思った。
青年「とにかく中へ。」
真司はなかば強引に店の中に入れられ椅子に座らされた。
青年「ちょっと待ってて下さい。」
そう言うと青年は店の奥に消えた。
真司は不安な気持ちで待っていると、青年はまた笑顔で戻ってきた。
青年「どうぞ。」
青年は真司の目の前にできたてのスープを差し出した。
真司「え!?あの俺、金が無いんですけど・・・。」
そういう真司に青年は笑顔で答えた。「いやだなぁ。お金なんていりませんよ。どうぞ。」
真司はそれを聞いて安心し、スープを口にした。「うまい!!」
青年「実は俺も昔、記憶喪失だったんです。俺、沢木・・いや津上翔一っていいます。」
翔一「あなた、名前憶えてますか?」
真司「あ、大丈夫です。俺は城戸真司です。津上さんスープ最高にうまいです。」
真司と翔一は笑顔浮かべた。
413名無しより愛をこめて:02/11/03 11:59 ID:u8QTJ7HO
新作歓迎あげ
414名無しより愛をこめて:02/11/03 17:14 ID:LAwBC3MK
続編希望あげ
415名無しより愛をこめて:02/11/03 17:40 ID:jG99VDh5
空しいと思わねーか?
妄想オナニー虫よ

他人の作ったキャラで遊んでる暇あったら仕事するか勉強しろ
416名無しより愛をこめて:02/11/03 17:45 ID:UVA0Jmri
つまんねぇさげ
417名無しより愛をこめて:02/11/03 18:09 ID:MiNQ5Ps4
>>415
煽りはやめてください。
空しくないんですか?
418名無しより愛をこめて:02/11/03 22:40 ID:tsJXXMCP
>>417
ほっとけよ。オナニーすら出来ないカタワが羨ましがってるだけなんだから。
他人のフンドシだろうが自前のフンドシだろうが横綱相撲とれば世間は認めてくれるってことに気付いてすらいないんだから。

吉川英司や柴田錬三郎や井上靖も>>415にかかれば他人の作ったキャラで遊んでる妄想オナニー虫になっちまうんだから。
少なくとも>>415は上に挙げた3名より社会的に評価が高い作品を作ったか仕事や勉強で彼らを非難できる位の実績あげたんだろ。
419つーか:02/11/03 22:43 ID:yn0QSq0O
アトラクショーではみんな共演しているぞ。
少なくとも、オナニーストーリーより面白いシナリオで。
420名無しより愛をこめて:02/11/03 23:28 ID:NaYvnT06
まあ、この手のスレは出来不出来とか好みによって、すぐ極度の
批判厨が来るからな。「オナニー」以外に言葉を知らないタイプの。
まあ、煽る程度のショボいオナニーしか出来ないのも可哀想だが。

気にせずに執筆&拝読しましょうや。
421名無しより愛をこめて:02/11/04 00:25 ID:HuXCuUF1
官能小説の巨匠・団鬼六は執筆中にのってくると、
自分のペニスをしごきながら執筆していたと言う。

自分自身に快楽を与えることが出来ずして、
他人に快楽を与えることなど出来よう筈も無い。

娯楽は妄想が創り上げてきた。
亡き女を想うと書いて妄想と読む。
娯楽は感受性豊かな者、
亡き女を想うことが出来る者のみが
創り上げられる物である。
422名無しより愛をこめて:02/11/04 05:45 ID:O6VH15uL
いや、まあ、何でもいいんだが
ここに書いてる人たち、ちゃんと最後までの構想持ってるんだろうか
思いついた端から勢いで書いてないか
構想といっても適当なモノでいいから、話の落としどころを先に考えた方がいい
423THE OTHER WORLD:02/11/04 15:34 ID:hbTXHZei
>>412の続き
真司「すいません。津上さん。俺、実は記憶喪失じゃないんです。」
突然、真司が切り出した。
真司「訳は言えないんですけど、気がついたら知らない町にいたのは本当です。」
翔一「なんだ。城戸さん。記憶喪失じゃないんですか。よかったー。」
翔一は笑顔で答えた。
翔一「話したくないなら話す必要はありませんよ。」
翔一「城戸さん行くあてがないなら、暫くここにいませんか?」
真司は少し考えるとこういった。「すみません。少しの間ここにいさせてください。」
翔一「じゃあ、城戸さん。今から買い出しに行くんで付き合ってください。」
2人は外に出て、買い出し用の小型ワゴン車に乗り込んだ。
車の中で真司は自分がかけ出しの記者であると告げ、仕事の失敗談などで盛り上がった。
暫くすると、車は人通りのない狭い道を走っていた。
突然、異形の怪物が車を遮った。
翔一「アンノウン!?」
『キーンキーン』共鳴音が真司の周りで鳴り響いた。
翔一「城戸さん。逃げて下さい。」
そう言うと翔一は車から降り、怪物の前に立ちはだかると右腕を垂直にのばした。「変身!!」真司の目の前にアギトが現れた。
真司「!!!津上さんもライダー?」
『キーンキーン』共鳴は増々激しくなると真司とアギトを囲むガラスや鏡などに9
体のモンスターが浮かび上がった。
モンスターが現実世界に飛び出てくると、真司も車から降りた。
モンスター達はアギトに襲いかかった。アギトも怯む事無く応戦している。
真司「あいつらモンスターだろ?なんで現実世界に?」
考えても仕方が無い。真司はデッキを車の窓に向けた。
しかしベルトが現れない。アギトも10体のモンスターに防戦一方だ。
424THE OTHER WORLD:02/11/04 15:35 ID:hbTXHZei
モンスターの鋭い爪がアギトの腕をかすめる。
アギト「うっ!!」
別のモンスターの拳がアギトを捕らえた。
アギトは地面にうつ伏せに倒れると、今度は鋭い剣の様な腕のモンスターが腕を振り上げた。
真司「津上さ〜ん!!」
その時、光が現れ謎の青年が現れた。
2体のモンスターが謎の青年に飛びかかると、青年はモンスター達を睨み付けた。
「ぎゃ〜。」断末魔を上げ2体のモンスターは消滅した。
アギト「お、おまえは!!」
アギトは立ち上がり、謎の青年にファイティングポーズを取った。
謎の青年「あなたとは、もう戦う理由がありません。」
アギトにむかってこう言うと、こんどは真司の方を向いた。
謎の青年「城戸真司。いえ、仮面ライダー龍騎。あなたに力を与えましょう。」
そう言うと青年の手の甲の凡字が輝いた。
真司のポケットの中のデッキが激しい光を放つ。真司はそれに気付きデッキを取り出した。
謎の青年「さあ、変身しなさい。」
そう言うと謎の青年は姿を消した。
真司はデッキを握り変身の意志を示すと何も無い空間からベルトが現れた。
真司「変身!!」
真司は龍騎に変身すると、「おお」と声を上げ自分の両手をマジマジと見た。
龍騎「よっしゃ!!」
アギトは驚きの声を上げた「城戸さんもアギト?」
龍騎はモンスターの中に飛び込んでいった。「うりゃ〜ぁ!!」
425THE OTHER WORLD:02/11/04 15:37 ID:hbTXHZei
アギトはストームフォームにチェンジすると、ストームハルバードを振りかざした。
モンスター達が一瞬怯む。
『ソードベント』龍騎がドラグセイバーを振りモンスターの間を駆け抜け、三体のモンスターにダメージをあたえた。
アギト「やりますね。城戸さん。」
龍騎「いや、津上さんが隙を作ってくれたからですよ。」
龍騎の参戦で形勢を逆転できるかと思われた。しかし8対2の大差で次第に戦況は不利に展開していった。

翔一と真司が出会う少し前、秋山蓮は見知らぬ川沿いの土手の上にいた。
蓮「・・・・・。」
蓮は無言のまま土手沿いの鋪装された狭い道の上を歩き始めた。
すると一台のオフロードバイクが止まり、1人の青年が懸命にバイクのエンジン部をいじっていた。
蓮はその青年を見ながら、通り過ぎようとした。いつもの蓮であれば、知らぬ顔で通り過ぎたであろう。
しかし、その時は何故か立ち止まり声をかけた。「どうした?」
自分の行動に驚いた蓮であったが、顔は平静を装っていた。
青年は顔を上げるとこう言った。「いや、ただのエンジントラブルだ。」
蓮「ちゃんと手入れはしてるのか?」
青年「もちろんだ。」
蓮はバイクを覗きこんだ。パーツの隅々まで手入れされ大切に乗っているのが一目で分かった。
青年「すまんがそこのレンチを取ってくれ。」
426THE OTHER WORLD:02/11/04 15:42 ID:hbTXHZei
蓮はレンチを拾い青年に手渡した。
青年「ところで、お前はこんな所でなにしてる。」
蓮「分からん。気がついたらここにいたって言ったら信じるか?」
青年「ああ。信じる。お前は冗談をいえる様に見えない。」
2人は顔を見合わせ「フッ」と笑った。
青年「俺の名前は葦原涼だ。」

すみません。コピペミスです。
427名無しより愛をこめて:02/11/04 15:42 ID:7B23CJRa
明治ライダーや大正ライダーも出して!
428名無しより愛をこめて:02/11/04 16:13 ID:z+/0fblU
>>427
なんだそれ?
429名無しより愛をこめて:02/11/04 16:48 ID:lCAHk5r1
で、昭和ライダーはいつでるの?
430てれびさん:02/11/04 16:57 ID:xYy5XJvT
しんれんさい「かめんライダーリュウキ たい 10にんライダー」

おたのしみに!
431てれびさん:02/11/04 17:03 ID:xYy5XJvT
ミラーワールドが崩壊したぞ。
モンスターが街にあふれて、大変だ。
ナイトも王蛇もゾルダも、みんな食べられちゃった。
生き残ったのは、リュウキだけだ。

リュウキ「石森先生、助けてえ!」

その時、10人のライダーが地平線のかなたから
バイクに乗ってやってきたぞ。
432THE OTHER WORLD:02/11/04 17:04 ID:YYPmAJmP
>>429さん
ごめんなさい。もっと先になりますが必ず出します。
でも、余り詳しくないので満足していただけるかはとても心配ですが・・・。
長い目で見てやってください。
433てれびさん:02/11/04 17:07 ID:xYy5XJvT
リュウキ「助かったぞ。おおい!」
リュウキは一生懸命手を振った。その時、

一号「ライダーキック!」
一号の必殺技が、リュウキの腹に食い込んだ。

一号「おのれか!ライダーの名を騙るパチモンは!」
434てれびさん:02/11/04 17:10 ID:xYy5XJvT
ドカーン!リュウキの最期だ!
                      おわり

今まで応援してくれてありがとう。
              リュウキ

435仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜:02/11/04 17:47 ID:rRFtV2l6
次回予告
ZXの前に現れた緑の戦士は何者なのか?
謎の復活を遂げた未確認生命体がライダーたちを窮地に追い込むとき、
沈黙を破って、ついにあの男が戦場に帰ってくる!
次回「仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜」
『ハリケーン』
どうぞお楽しみに。

中江真司氏の声でお読み下さい(w
436仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜:02/11/04 17:47 ID:rRFtV2l6
>>422
以前も言いましたけど、一応プロットは作っていますよ。
ラストも、おおよそですけど考えています。
といっても、物語を書いている途中で展開が予定と変わってくる事もしばしばですけど…。
今はまだ「集結編」ですので、それぞれ大した活躍の場面は書けないでいます。
これが結構苦しくて…。
前回ストロンガー出たのに(好評だったので嬉しいっス!)、また違う奴出すのかよ!
とか思われそうですけど(w

しかし…決戦時には、こいつら一人一人に見せ場を作ってやらにゃあいかんだろうなぁ。
我ながら、恐ろしいことに足を突っ込んじまったもんだ。どうしてくれようか…。
それはそれとして、早く出てくれ、インペラー。
おまえの設定がわからんことには、こっちもどう扱っていいものかわからんわい。
437名無しより愛をこめて:02/11/04 18:53 ID:cf5KqjBQ
仮面戦記次が楽しみだわい
438名無しより愛をこめて:02/11/04 21:32 ID:FyuQcDST
>>437
つまらんのに?
439名無しより愛をこめて:02/11/04 21:51 ID:RUxXprn5
インペラー出す気かい(w
440名無しより愛をこめて:02/11/04 22:08 ID:b+H421yb
hage
441名無しより愛をこめて:02/11/04 23:11 ID:aP9wg6X9
>>432
了解。待ちましょう。
442名無しより愛をこめて:02/11/04 23:29 ID:lqxnJgxg
>>てれびさん
名前が妙にツボに入っちまった
息抜きに良かったっす。
443ななしよしあいをこめて:02/11/05 00:42 ID:6no0NlMH
テレビさん連載きぼん
444名無しより愛をこめて:02/11/05 14:35 ID:3nPysY+i
あげるぞ!
445てれびさん:02/11/05 21:27 ID:fk2tvAah
しんれんさい「かめんライダーリュウキ 1号ライダーのおくりもの」

おたのしみに!
446てれびさん:02/11/05 21:35 ID:fk2tvAah
リュウキに1号ライダーからプレゼントが届いたぞ。
1号の声「すばらしいカードだ。きっと役に立つ。」

モンスターとの戦いの中、リュウキはカードをドラグバイザーにセットした。
声「無効です。」
リュウキはカードを確かめてみた。

リュウキ「ラッキーカード。このカードを下の住所に送ると
     かっこいいアルバムがもらえます…。
     締め切りは、昭和48年12月…。昭和48年?」
447名無しより愛をこめて:02/11/05 21:38 ID:5Minxc83
こういうほのぼの系もいいね。
448てれびさん:02/11/05 21:41 ID:fk2tvAah
ドカーン!リュウキの最期だ!
                      おわり

今まで応援してくれてありがとう。
              リュウキ
449名無しより愛をこめて:02/11/05 21:44 ID:Qxc9vMTJ
アルバムが貰えて爆発するカード・・・?
450名無しより愛をこめて:02/11/05 22:02 ID:3nPysY+i
このスレで細かい事を気にするのはだめですよね・・・。
(共演話で・・。)
451名無しより愛をこめて:02/11/05 22:10 ID:3nPysY+i
このスレでの共演話でのこまかいことにつっこみをいれるのは
駄目ですよね・・・。ぐすん。
452THE OTHER WORLD:02/11/05 23:02 ID:jzTFwSa5
>>426の続き
一時間後、蓮は葦原涼の部屋にいた。
蓮と涼はお互いに余り多くを語らなかったが、どこか居心地の良さを感じていた。
お互いに似た者どうしある事を感じとっていたのだ。
突然、涼の部屋に別の気配が現れた。
蓮「!!おまえは?」
涼は蓮の見つめる方向を見ると驚いて声を荒げた。「お、おまえは!!」
2人の前に現れたのは、またもや謎の青年だった。
謎の青年「警戒する必要はありません。戦いに来たのではありませんから。」
謎の青年「今、津上翔一と城戸真司が人類の敵と戦っています。」
謎の青年「しかし、このままでは2人は確実に命を落とすでしょう。」
蓮「城戸!!城戸はどこにいる?」
涼「津上の戦っている場所を教えろ!!」
謎の青年「私がその場所までお連れしましょう。」
青年の手の甲の凡字が輝くと、蓮と涼の周りの風景が変化し始めた。
気が付くと2人は狭い路地の横の大きな倉庫の前におり、謎の青年は姿を消していた。
「!!!!!」蓮と涼の目の前に8体のモンスターと龍騎、アギトストームフォームが激しく格闘していた。
アギト嵐「あれは!!」
モンスター達も2人に気が付き一瞬動きが止まった。
その隙に蓮と涼は龍騎達に駆け寄った。
アギト嵐「葦原さんじゃないですか!!久しぶりだなぁ〜。」
涼「挨拶は後だ。いくぞ!!」
龍騎「蓮!!俺達、現実世界でも変身できるぞ!!」
蓮「そうか・・・。」
蓮&涼「変身!!」
453THE OTHER WORLD:02/11/05 23:03 ID:jzTFwSa5
大苦戦を強いられていたアギトと龍騎の前に頼もしい援軍が現れた。
ナイトに変身した蓮、ギルスに変身した涼をお互いに見て内心衝撃を受けた2人ではあるが、冷静さを装って問いかけた。
ギルス「秋山、お前もアギトなのか?」
ナイト「アギト?俺はライダーだ。お前はライダーじゃ無いのか?」
ギルスとナイトにモンスターが襲いかかってきた。
ナイト「どうやら話している暇は無さそうだな。」
『トリックベント』ナイトは5体に分身した。これで数の不利は無くなった。
『アドベント』龍騎はドラグレッダーを召還した。赤龍は炎を吐きモンスター達を炎の海に包んだ。
アギト嵐はストームハルバードを大きく回し始めると、旋風が巻き起こり炎は勢いを増した。
炎の中からモンスターが飛び出した。アギト嵐は狙いすました様にストームハルバードを一閃した。
モンスターの体が真っ二つになると、爆発し消滅した。残り7体。
ギルスもまた炎から飛び出すモンスターを見逃さなかった。
モンスターが飛び出すとギルスもジャンプ。両手を組むと頭上に振り上げモンスターめがけ、一気に振り抜いた。
モンスターは地面に打ち付けられると、ギルスは落下しながらギルスクロウを出した。
ギルスは引力にまかせモンスターめがけギルスクロウを付き立てる。
ギルスがモンスターから離れると、暫くしてモンスターはよろめきながら爆発し消滅した。残り6体。
既に炎は消えていた。龍騎は一枚のカードを抜いた。『ストライクベント』
ドラグクロウを装備し、龍騎はモンスターを追い詰めた。
「はあ!!」龍騎はドラグクロウを振り抜いた。
ドラグクロウは炎を上げ、炎は龍へと姿を変えモンスターを貫いた。
爆風を上げモンスターは消滅した。残り5体。
454THE OTHER WORLD:02/11/05 23:09 ID:jzTFwSa5
>>450さん
お手柔らかにお願いします。

てれびさんイイですね。次回も楽しみにしてます。
455名無しより愛をこめて:02/11/05 23:15 ID:3MjTQnzD
仮面ライダーリュウガはミラーワールドに残ったモンスターの力を吸収し、巨大なデビル仮面ライダーになった。
最後に残った龍騎とナイトはあまりに巨大な敵に諦めそうになっていた。
だがその時、聞き覚えの有るBGMと共にビルの上から男の声が。
龍騎「あなたは一体?」
ナイト「他に仮面ライダーがいるのか?」
ビルの上には18人の人影が。
以下略
456名無しより愛をこめて:02/11/05 23:27 ID:yh5inASv
>THE OTHER WORLD
何か燃える展開だな
457名無しより愛をこめて:02/11/06 01:12 ID:47L8yGs6
東京ドーム
 
 そこの天井には初代からアギトまでの活躍していた映像が、記録
されていた!神崎士朗がその封印を解いたぞ!

 真司「これはえいがではないのですか!!!!!!!」
  
     終
458名無しより愛をこめて:02/11/06 13:12 ID:47L8yGs6
忍風戦隊ハリケンジャー〜巻き起こせアギトのハリケーン〜

 屋台から2人の背広をきた男が出てくる。一人は温和そうな中年で、
もう一人は長身でいかにも性格が生真面目そうな男だ。
 
 河野「すまんな、氷川。GDXの装着義務もあるのに、パトロール
にも参加してもらって・・。なんせ人手が足りんのでな・・・・。」
 氷川「構いませんよ。こうして河野さんと仕事できるのも久しぶり
ですからね・・・。あとGDXじゃなくてG3−Xです。GDXは
ガンダムダブルエックスです。」河野「あ、すまんすまん。そうい
えば氷川、お前この間俺に何か聞こうとしてなかったか?」
 氷川「あ、ああ、あれはもう解決しました・・。
(まさかアギトの正体が津上さんだったなんて・。)」
459名無しより愛をこめて:02/11/06 13:17 ID:47L8yGs6
河野「そうか、まあ聞く事があれば遠慮なく聞いてくれ」
氷川「ええ、これからもお願いします。」

 温かい空気が二人を包んでいった。そして氷川と河野が歩き
ながら、前を見ていると一人の背広をきた少し太っていかにも
人の良さそうな男が、いかにもなヤクザ風の男に絡まれている。
 
 七海のマネージャー「な、なんですか、あなた達は?」
チンピラ「やかましい、誰に断ってここで営業し取るんじゃ?」
 チンピラ風の2人の男が地面へその背広をきた男を突き倒す。

 飛び出す氷川と河野

氷川「やめろ!警察だ!この人への暴行で、お前達には任意同行
してもらう!」河野「そこの人大丈夫ですか?」

 氷川と河野さんにとり抑えられるチンピラたち。
460名無しより愛をこめて:02/11/06 13:20 ID:47L8yGs6
5分後、無事にチンピラたちを取り押さえた氷川達の前に着物
を着た10代に見える女の子が、息を切らしながら走ってや
ってきた。
 
 七海「なんとか遅刻せずにすんだ・・。あれ、マ、マネージ
ャー服が乱れてるけど大丈夫ですか?それにこの人たちは?」

 女の子に状況を説明する氷川。

七海「そうですか、すいません・・。ありがとうございました。」
氷川「いえ、これが仕事ですから。あなたも気をつけてください。」

 その時、氷川の携帯が鳴る。

 
461名無しより愛をこめて:02/11/06 13:23 ID:47L8yGs6
氷川「はい、氷川ですが・・・。」
小沢「氷川君、X地区にアンノウン出現!G3−X出動よ!(実
はアンノウンと小沢番長に勘違いされたジャカンジャ)」
氷川「分かりました!すぐ急行します!(携帯を切る)河野さ
ん、近くにアンノウンが出現しました。この辺りの避難をお願い
します!」河野「わかった。ここは任せてくれ!」

間もなく七海のシノビジャイロにも通信が来る。
おぼろ「七海、ジャカンジャ出現や!急遽、X地区に出動して
や!」七海「分かりました!急行します!」

 逃げるようにして、さりげなくX地区へ急行する七海。
462名無しより愛をこめて:02/11/06 13:37 ID:47L8yGs6
 七海「シノビチェンジ!」忍者装束が七海の身体を包む。

 ハリケンブルー 野乃七海である。

 ハリケンウィンガ−を使い、X地区に到着する七海。
そこには新手のジャカンジャとマゲラッパ6人がいた。
 ジャカンジャ「なんだあ?貴様一人かア?」
 ハリケンブルー「一人だと思って甘く見たら痛い目にあう
わよ!」ジャカンジャ「おもしれえ!」

 ハリケンブルー「ハヤテ丸!ガンモード!」ガンモードで、
マゲラッパを簡単に倒していく七海。

七海「残りはあんただけよ!ソニックメガホン!」ジャカン
ジャ「その手は喰わねえよ!」七海「あっ!」電気触手で七
海の手からソニックメガホンを弾き飛ばす怪人。七海「じゃ
あ、直接攻撃で!」ハヤテ丸を刀形態に変形させ、斬りかか
ろうとする七海。ジャカンジャ「甘いわ!」そう言って、
飛び掛ろうとする七海に高圧電気を喰らわせるジャカンジャ。

 


463名無しより愛をこめて:02/11/06 13:49 ID:47L8yGs6
 ハリケンブルー「うわあぁ!」地面に転がり落ちる七海。
その衝撃で顔のマスクの部分がオープンしてしまう!さらに
さっき撃ち倒したマゲラッパが立ち上がってくる。(いざ
という時の為にやられた振りをしていたのだ。)

 ジャカンジャ「くくく・。ハリケンブルーの最後だな!」
七海「そ、そんな・・。」そう言いながら、七海に近づいて
くるジャカンジャとマゲラッパ。

 全てが終わったと思われたその時、弾丸の雨がジャカンジャ
とマゲラッパを襲う。そこには右手にGX−05を持った青い
強化装甲服を装着した男が立っていた。

 G3−X=特殊装甲強化服を装着した氷川誠である。

 氷川「あ、あなたは?」氷川は驚かずにいられなかった。
そこに倒れていた少女はさっき自分が会った「野乃ナナ」と
いう少女だったからである。(マスクオフの状態で判った)
464名無しより愛をこめて:02/11/06 14:03 ID:47L8yGs6
 氷川「(とにかくこの人を助けないと・・。)」氷川はハリケン
ブルーに駆け寄った。氷川「大丈夫ですか?」七海「え、ええ(マ
スクを閉めた)」ジャカンジャ「なんだ、貴様もハリケンジャーか?」

 氷川が撃ったGX−05でマゲラッパは完全沈黙した。だがジャカン
ジャには致命傷を与えられなかったのだ!2人がかりでジャカンジャ
に攻撃を仕掛ける七海と氷川。だがなかなか倒れない。ふと氷川は
前回、翔一と共にとった共同作戦を思い出す。

 氷川は隙をついてガードチェイサ−に乗った。そして、氷川「僕が
これを動かします!あなたは後ろに乗って、これで攻撃を「してくだ
さい!」そう言って七海にGX−05とGMー01を渡す。
七海「わかりました。」

 氷川が前でガードチェイサ−を運転し、七海が後ろに乗り、
GX−05とGM−01で怪人に向かい、撃ちまくる!
それで隙ができた!

 

465名無しより愛をこめて:02/11/06 14:21 ID:47L8yGs6
その隙を見て、ジャカンジャに攻撃を仕掛ける七海。
氷川「これを使ってください!」そう言ってGM−06
を七海に渡す氷川。七海「ありがとう!」

 ハリケンブルー「乱舞三重衝!2刀切り!」
GM−06とハヤテ丸の両方で技を繰り出した七海。
 すかさずG3−Xが、GXーランチャーを撃つ。
そしてジャカンジャ怪人が爆発した・・・。再生も
出来ないほど・・。

 戦いが終わり、去ろうとするハリケンブルーを慌て
て呼び止める氷川。氷川「待って、待ってください!
あなたは野乃ナナさんですよね?」

 観念したように変身を解く七海。氷川がマスクを
脱いで言う。今度は七海が驚いた。さっき一緒に闘
っていたのは、さっきマネージャーと一緒にいた刑
事だったから、無理もない。「あなたも・・・アギ
トなんですか?それとさっきのアンノウンはいったい?」

  その時、氷川も七海も「?」という表情だったと
言う。七海「アンノウンって何ですか?}


 
466458と同時期:02/11/06 14:38 ID:47L8yGs6
 同じ頃一人の少年が手に紙地図を持ちながらある家を探していた。
「今日のバイトはケーキ教室の手伝いかぁ・。七海が喜びそうな
仕事だな。」

 その頃その少年が探していた家の中では、一人の青年
が一人の女子高生と楽しそうにおしゃべりをしていた。
真魚「どうしたの、翔一君?またケーキ教室に行きたい
だなんて?」
翔一「うん、もうそろそろ先生の誕生日が近いじゃない
?その日にはおいしいケーキを作ろうと思ってさ、
今度はかぼちゃを使ったケーキを考えているんだ。先生、
喜んでくれるかなあ?」

 真魚はそのケーキを想像して、少し変な気分になった。
真魚「じゃ翔一君、私用事があるから・・」
翔一「うん、ここまで手伝ってくれて有難う」

 翔一は今日、このケーキ教室主催者から少し留守番を
頼まれていたのだ。
 
 ピンポーン。翔一「はーい。」
鷹介「どうも、今日ここを手伝う事になった椎名鷹介ですけ
ど・・」
翔一「あ、今日ここを手伝ってくれる事になった人ですね。
まあ、上がってください。」
鷹介「おじゃましまーす。」
翔一「俺の名は津上翔一です。ヨロシク!」

 
467458と同時期:02/11/06 14:48 ID:47L8yGs6
 その時、翔一の頭の中でまたいつものあの感覚がすり抜けた。
 アンノウン出現である!

翔一「すいません、椎名さん!少し俺出てきます。鍵はこれです
から!」そう言ってすぐにバイクでY地区に向かう翔一。
それから間もなく、シノビジャイロからおぼろの声が聞こえてき
た。おぼろ「鷹介、ジャカンジャ出現!急遽、Y地区に向かって
や!(実はアンノウンをジャカンジャと勘違いした)」

 鷹介「了解!おぼろさん」
鷹介は鍵を閉め、すぐにY地区に出動した!

468458と同時期:02/11/06 15:20 ID:47L8yGs6
 橋の上を2人の男女が仲良さげに歩いている。男は黄色のジャケットを
まとい、女の子はまだ小学校を卒業したての女の子らしかった。

 そしてそんな風景をふと目にした男がいた。彼ら2人を見つめる目は、
まるで自分が昔失ったかつての光景を見ているようで、どこか悲しげに
微笑んでいた。

 吼太「いや〜良かったよ。Aちゃんの足が治って。」
 A子「吼太さんが介護してくれたから・・。おがけで今
私は陸上部なんですよ!」
 吼太「本当に良かったよ・・。」

 その時、その後ろで一人の怪物が息を潜めながら、その
少女を狙っていた!(その少女、アギト化のおそれあり) 
 アンノウン「フ〜!」吼太「ジャカンジャ?なんでこんな所に!」
 
469458と同時期:02/11/06 15:21 ID:47L8yGs6

 その時、1台のバイクが2人とアンノウンの間に割り込んできた!
さっきの2人の光景を見ていた男である!涼「逃げろ!早く!」そう
言って、その男はこう言った。
    涼「変身!!」
 涼の体が緑になってゆき、緑の戦士に身を変える!

 仮面ライダーギルス、葦原涼である!

 吼太「す、すいません。(何なんだこの人は、敵じゃ無さそう
だけど、とにかく俺も闘わなきゃ!)」吼太はA子を安全な場所
に避難させると、自分も変身した!
 吼太「シノビチェンジ!」
 黄色の忍者装束が吼太の身体を包んでいく

 ハリケンイエロー=尾藤吼太である。

 「行くぜ!」吼太はアンノウンに突撃していった。
470名無しより愛をこめて:02/11/06 15:30 ID:47L8yGs6
とりあえず話の設定では、「アギト」では「エクシードギルスが
初登場し、氷川がアギトの正体を知る話」の後で、「ハリケン」
では「兄者がマンマルバを倒し、体内からサソリンが消え、
リボルバーマンモス」が出た辺りを考えてるんですけどね。

なお同時に別の場所にアンノウン2人、ジャカンジャ1人が出
たから、ライダー3人とハリケン3人が1緒に戦うと言うことは
ありません。

霞兄弟と木野さんはどのように絡めてみようか?SS
を書くのは難しいですね・・。(アギト3人をカラクリ
巨人に乗せたら、マシントルネイダー化しそうですな。)

 シュリケンジャーと謎の青年をどう絡めようか?

471仮面ライダーさん:02/11/06 15:33 ID:47L8yGs6
 龍騎の大ピンチだ!その時Jが巨大化してミラーわーるどを
ふんずけたぞ!ばんざーい!せいぎはかつんだ!!!!!

 ざまーみろー
472470=469=471:02/11/06 15:41 ID:47L8yGs6
 今更思うんだけど、ハリケンジャーはむしろ龍騎との方が
共演させやすかったと思う。
473名無しより愛をこめて:02/11/06 16:55 ID:IaA2nTRB
とりあえず471との愉快な落差にナゴンダ。
474てれびさん:02/11/06 18:12 ID:zXa+Z3Ss
しんれんさい「ぼくのライダーマン たい おまわりさん」

おたのしみに!
475名無しより愛をこめて:02/11/06 18:15 ID:pdKv6E9y
ファミマで仮面ライダーのテレカ?売ってるって
聞いたんだけど知ってる人いる?
476てれびさん:02/11/06 18:17 ID:zXa+Z3Ss
岩石大首領を倒すために、疾走する7人ライダー。
その時、別の方向からもライダーがやってきたぞ。
仮面ライダーG3Xだ!
心強い味方だぞ!

G3X「そこの不法改造バイクたち。停車しなさい!」

ライダーたちは違反キップを切られたぞ。
…ライダーマンを除いてね。
                         つづく

477てれびさん:02/11/06 18:20 ID:zXa+Z3Ss
翌日。
岩石大首領を倒すために、疾走する7人ライダー。
でも乗っているのは、市販のバイク。

その時、別の方向からもライダーがやってきたぞ。
仮面ライダーG3Xだ!
心強い味方だぞ!

G3X「そこのノーヘルたち。停車しなさい!」

ライダーたちはまた、違反キップを切られたぞ。
…また、ライダーマンを除いてね。
                        おしまい
478名無しより愛をこめて:02/11/06 18:25 ID:47L8yGs6
逮捕したのがG3マイルドなら笑えたのに。
479名無しより愛をこめて:02/11/06 18:41 ID:/ZB6NqwG
G3マイルドじゃ「心強い味方」とは言えない罠。
ドリルアームのバッテリーが切れたら役に立つかも知れんが。
480名無しより愛をこめて:02/11/06 20:18 ID:mM8QaK9I
しかしオムロンなら最終回前に白バイ警官やってたときの
長ったらしい説教を7人ライダーにかましてくれるかもしれん。
481名無しより愛をこめて:02/11/06 22:31 ID:BdUaHGFN
アゲ
482THE OTHER WORLD:02/11/07 00:03 ID:x9cc5aRu
5体に分身したナイトは5体のモンスター達と互角の戦いをしていた。
ギルス「秋山、分身するとは凄い能力だな。」
アギト嵐「あなたと葦原さんのおかげで助かりました。」
龍騎「待たせたな、蓮。」
ギルス、アギト嵐、龍騎はナイトの援護に回ると、ナイトはトリックベントを解除した。
『ナスティーベント』ダークウィングが飛来し怪音波を発生、モンスター達が苦しみだした。
ギルス&アギト嵐&龍騎「いまだ!!」
ギルスのかかとからヒールクロウが飛び出す。
アギトは再びグランドフォームにチェンジすると額の角が6枚に割れ、足下に紋章を浮かび上がらせた。
龍騎とナイトはカードをバイザーに装填した。『ファイナルベント』
ドラグレッダーとダークウィングが飛来する。
龍騎が宙に舞い、ナイトが飛翔した。
「ぐげげぇ!!」モンスター達は驚きの声をあげた。
次の瞬間、4人の必殺技が炸裂した。爆音と共にモンスター達は全滅した。
ナイトの飛翔斬が2体のモンスターを葬ったのだ。

変身を解くと翔一と真司は蓮と涼の姿を見て笑った。
翔一「あなた達、靴は?」
部屋から飛ばされて来た蓮と涼は、当然靴をはいていなかった。
蓮と涼はお互いに顔を見合わせ笑った。
483THE OTHER WORLD:02/11/07 00:04 ID:x9cc5aRu
氷川誠は車を運転し、レストランアギトに向かっていた。
氷川は最近Gユニットに戻されていた。謎の怪事件が増加しているためだ。
氷川はフロントガラスから見覚えある姿を見た。
氷川は車を止め、パワーウィンドーを下げ声をかけた。「真魚さん。」
風谷真魚は声の方を振り向くと笑顔で答えた「あっ氷川さん。」
氷川「真魚さんアルバイトですか?」
真魚「はい。」
真魚は翔一の店でウエイトレスのバイトしていた。
氷川「丁度よかった。乗ってください。僕も今、津上さんの所に行く所です。」
氷川も時間があると、レストランアギトに顔を出していたのだ。
真魚を乗せると氷川はアクセルを踏み車を発進させた。
真魚は翔一の所に顔だすのは珍しく無い氷川に対し何かを感じ切り出した。
「事件ですか?」
氷川「さすがですね。最近、何かを感じますか?」
真魚「ええ・・・。何かとてつもない力が世界を包む様な・・・・。」
氷川「大丈夫。アギトがいますから。」
氷川は真魚に語りかけたが、真魚は氷川の話を聞いていない感じで宙を見つめていた。
氷川「・・・真魚さん?」
真魚「来る!!」
突然、氷川の車はもちろん周囲の車やビルなどのガラスが粉々に割れはじめた。
「きゃ〜!!」街の中はパニックになった。
氷川は急ブレーキで車を止めた。
氷川「真魚さん大丈夫ですか?」
氷川が真魚の方を見ると怪我は無い様であったが、じっと一点を直視していた。
氷川が真魚の視線に合わせると、そこには龍の様な怪物が立っていた。
氷川「アンノウンか!?」
謎の生命体「我が名は青龍。風谷真魚。お前のコアを貰い受ける。」


484てれびさん以外のストーリーは:02/11/07 00:08 ID:JSUvNtlt
長いわりには、メリハリがないな。
もう少し、推敲してから書いてくれ。
485THE OTHER WORLD:02/11/07 00:09 ID:x9cc5aRu
>>456さん
レスどうもです。
まだ序盤の戦闘シーンなんで、あっさりめな味付けにしてみました。
456さんはこってりの方がお好みでしたか?

なんか下がってると書き込めないですね。
上げてくれた人、感謝します。
486THE OTHER WORLD:02/11/07 00:12 ID:x9cc5aRu
すいません。正直、てれびさんにはかないません・・・・。
487名無しより愛をこめて:02/11/07 00:14 ID:H1DEzp9H
てれびさんってそんなに面白いのか?
488名無しより愛をこめて:02/11/07 00:17 ID:GA16eQD7
ライダーカードの話は短くとも話に起承転結がしっかりついてた。
オチもかなりいいと思う。
でもそれ以外はあまり・・・ね。
489名無しより愛をこめて:02/11/07 11:04 ID:DYxPfyIM
あれは、一発芸みたいなものだからな。
間が空くのならともかく、こうも立て続けにやられると真面目にストーリーを考えるのを小馬鹿にしているようでムカつくな。
490名無しより愛をこめて:02/11/07 12:09 ID:AvnTIFRT
>真面目にストーリーを考えるのを

こんなことを真面目に考えているほうが
どうかしているぞ。
491bloom:02/11/07 12:14 ID:TDAZRduj
492名無しより愛をこめて:02/11/07 13:32 ID:6LiDpTT2
遊びなればこそ真面目に遊ぶんだろうが
493名無しより愛をこめて:02/11/07 14:51 ID:LuSix+r4
数が2桁にも及ぶヒーロー出して、かつそれぞれに見せ場作ろうとしたら
どうしても間延びした感じになる上破綻の可能性がつきまとうよな…某ロボットゲーのごとく
おやっさんスレのタイガーロイド話みたく登場人物は思いっきり絞り込むのもありだと思う
494名無しより愛をこめて:02/11/07 17:37 ID:BCncDiVp
>>493
胴衣。どれかの作者さん本人も言ってるけど、作品ごとの愛情や
知識の差も出てくるしな。そんなわけで今短編書いてまつ。
495名無しより愛をこめて:02/11/07 18:22 ID:dc4m8xzM
俺も書きたいが文が・・・
496名無しより愛をこめて:02/11/07 18:49 ID:QYCjaJL1
ageruzo
497THE OTHER WORLD:02/11/07 22:14 ID:3bay1rfJ
>>483の続き
氷川「真魚さん、しっかりつかまってください!!」
氷川はギアをバックに入れると急発進し、車体を180度回転させた。
『あの生命体の狙いは真魚さんだ・・・でもコアって?』
氷川は無線のマイクを取った「緊急事態発生。G-Forceの出動を要請します。」
氷川はパトライトを点灯させると、外部スピーカーで叫んだ「警察です。全ての車両は停車して下さい。」
氷川はバックミラーを覗きこむと、そこには飛行し後を追ってくる青龍の姿があった。
真魚「きゃ〜」
目前に迫る車を氷川は寸前でかわした。

氷川と真魚は既に20分近く逃げ回っていたが、2人には何時間にも感じられた。
青龍「そろそろ終わりにさせてもらう・・・。」
青龍の周りに巨大な氷の塊が現れ、それが割れると氷の槍になり氷川の車めがけて飛んで来た。
氷川&真魚「うわ〜!!」
氷はトランク部、天井の後部、後輪に突き刺さり、車はスピンして停車した。
氷川「真魚さん降りて!!」
2人は車を捨て逃げようとした。しかし、青龍が行く手を阻んだ。
青龍が真魚に迫る!!
『ズダダダダ!!』銃声が響いた。
氷川が振り向くとそこにはG-Forceの姿があった。
G-Forceは尾室隆弘の指揮の下、対未確認生命体に対抗する特殊部隊である。
2機のG5はGM-01を青龍に構え、最新鋭機G6はGX-05を構えていた。
G6「氷川隊長。ここは我々におまかせを。」
G5A「隊長のG3-XもGトレーラーにお持ちしました。」
G5B「日頃の訓練の成果を見せてやりますよ。」
氷川「お前達、気をつけろよ。さあ、行きましょう真魚さん」
氷川と真魚は間一髪、青龍から逃げる事ができた。

>>41 企画書(w
>>75 第1話「イレギュラー」
>>166-169 第2話「トライアングル」
>>236-239 第3話「マスクドライダーズ」
>>374-377 第4話「エネミー」
第5話「ハリケーン」

参謀長は、ラボにかかってきた電話を受けた。
彼の大学時代の先輩でもある警視総監からだった。
「もともと、一つ所にジッとしていられる性分じゃないですからね」
そう言うと、彼は無造作に受話器を置き、白衣の男に「ちょっと出てくる」とだけ言って外に出て行った。
電話の内容を横で聞いていた白衣の男は、やれやれ、というように軽くため息をつき、また仕事に戻った。
友人がどこへ向かうか、彼にはよくわかっていた。
普段はクールを装いながらも、仲間になにかがあれば、何を置いても真っ先に飛び出していく熱き男。
それが彼、『風見志郎』という男だった。
通報のあった場所に到着したZXの足下には、黒い物体が転がっていた。
彼には、それに見覚えがあった。
共に警視総監の元を訪れた年長の男が撮った写真の中に、その物体…アンノウン──アントロード=フォルミカ・ペデス──が写っていたものがあったのだ。
断末魔の如き叫びが聞こえた。
ZXが足下から視線を移すと、数体のアントロードを相手に緑色の戦士が戦っているのが見えた。
加勢に加わろうと駆け寄ったZXを見つけると、緑の戦士は突然、爪で襲いかかってきた。
ZXは素早く身を捩じらせてそれをかわし、一瞬見えた背中に蹴りを入れると、その勢いで空へ飛び、右手のマイクロチェーンを放って相手の右腕に絡みつかせた。
着地と同時に、膝の衝撃集中爆弾を外し、振り向きざまに投げつける。
耳をつんざく爆音と共に煙が昇るが、敵を倒した手ごたえはない。
チェーンを力の限り引っ張り、空中へ逃れた相手の体勢を崩しつつ、放り投げた。
だが、緑の戦士はそれでも空中でバランスを取り戻して見事に着地した。
そして、ZXが再び構えるよりも早く、間合いを詰めて挑みかかってきた。
勢いよくぶつかり合う音が鳴り響き、力比べのように両者は組み合った。
「…俺は死なない…」
「!?」
ZXは、緑の戦士の呟きを聞いた。
「…俺は死なない…『財団』に殺されて…たまるか…!」
肩にあった緑の戦士の手が、ZXの首に食い込み締め上げる。
そのときである。
一台の大型トレーラーが、アンノウンを突き飛ばしながら二人目掛けて突進してきた。
お互いに集中していたZXたちは避けることもできず、そのまま壁に激突したトレーラーの陰に、二人の姿は消えていった…。
トレーラーから男が出てきた。
男は、勝ち誇ったように意味不明の声を挙げながら笑っていた。
3体のアンノウンが、男の周りに集まってきた。
しかし、何故か襲うようなことはせずに彼を見ているだけだ。
それを見下したような目で見ると、男は再び大声で笑い出した。
「…あまり俺達を侮らない方がいい…」
声を聞いて、男が振り向く。
「変身…V3ッ!!」
赤い仮面に白いマフラー。
仮面ライダーV3が、壁にめり込んだトレーラーの上に仁王立ちしていたのである。
男は飛び掛かった。
その姿が、怪人に変わる。グロンギ族ヤドカリ種怪人メ・ギャリド・ギだ。
両手のカギ爪で切りかかる攻撃を、V3は大きくジャンプしてかわした。
その動きをギャリドは目で追ったが、眼前には下から突き上げられたトレーラーが迫っていた。
勢いよく飛ばされたトレーラーは、その軌道にいたギャリドごと、大きく放物線を描いて地面に激突した。
今はもうもうと煙を上げているトレーラーが元にあった場所には、二人の戦士がいた。
「…あんたは『財団』の刺客じゃなかったのか…?」
「さっきも言っていたな。『財団』とはなんなんだ?」
「知らなければ、そのほうがいい。知ってしまえば俺のようにされる」
それだけ言うと、緑の戦士は立ち去ろうとした。
「復讐の戦いを続けるのか、風祭真くん」
後ろからかけられた声に、彼、風祭真が足を止める。
V3は知っていた。
『財団』と呼ばれる謎の組織にその身を改造され、今はCIAからさえ付け狙われる孤独の男…『MASKED RIDER』というコードネームで呼ばれる男のことを。
「彼も俺達と同じ『仮面ライダー』。俺達の仲間なんだ」
真はZXとV3の顔を見た。
「俺が…仲間?」
その言葉に、V3は力強く頷いた。
ZXは、真の肩に手を置く。
彼の戦闘力を一番よく知っているのは、つい先程まで戦っていたZXだ。
仲間になってくれれば、心強い存在になってくれる事は疑いないことだった。
だが、真はその手を受け帰すことはせず、歩を進めてその場を去っていった。
「ゴソグ…!」
後ろから声が聞こえた。
「ゴソグ…ゴソグ…ゴソグゥゥァァアアッ!!」
ダメージを追い、怒りに燃えたギャリドが、V3とZXに向かってきた。
その前を、三体のアントロードが行く。
ZXは肘の手裏剣を投げつけ、それが二体のアントロードに命中して爆発した。
唯一生き残った一体がさらにZXに挑みかかるが、ZXはそれを巴投げの要領で空高く投げ飛ばした。
そして、自身もそれを追撃して空に舞う。
「ZXキック!!」
必殺技の直撃を食らったアントロードは、そのまま空中で爆発した。
ギャリドのカギ爪が再びV3を襲う。
だが、V3はそれを払いのけ、ギャリドの顔面にパンチを食らわせた。
怯んだギャリドの腕を取り、大きく空に放る。
受身を取れずに地面に激突したギャリドに、更にV3が狙いを定める。
「V3キック!!」
突然、トレーラーが大爆発を起こし、吹き上がった爆炎が吹き飛ばされたギャリドを飲み込んでいった。

炎は立ち上っていた。
それは、さながら、真の『財団』に対する怒りを象徴しているかのようでもあった。
「彼の心には、自分のすべてを奪ったものに対する復讐しかない。しかし、いずれ気づいてくれるさ。復讐の向こうにある大切なものに。…かつての俺たちがそうであったようにな」
V3の言葉に、ZXは頷いた。
503仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜:02/11/07 23:25 ID:E771hjY0
予告編まで出しておいて、ようやく書き上げました、第5話。
ちょっと煽られたので、今回はそれに対抗すべく真面目に戦闘を書いています(w
『SS』ではなく、普通の『小説』として書いてみたのですが…やっぱ本を読まないとダメか…。
とりあえず、前回よりはストーリーは進展しましたので、良しとしてください。
504名無しより愛をこめて:02/11/07 23:57 ID:Om5eG0z7
なんとなくクウガやシンに仲間ができるのを見てると正直ほっとする。
この二人は原作だったら孤独すぎてかわいそうというか・・・
505名無しより愛をこめて:02/11/08 00:30 ID:jAUfA/UX
>>504
シンは孤独だったけどクウガは違うんじゃない?
仲間もたくさんいたし
506名無しより愛をこめて:02/11/08 01:07 ID:C7xPBCv9
自分と同じように人間を越えた能力を持った仲間、という意味なら
判らなくもないかな。それでも五代雄介は耐えそうだけど。

ともあれ、5話乙〜。しかし弱いなアントロード!(爆)
507名無しより愛をこめて:02/11/08 01:27 ID:FBVSzmXB
非常に忠実な弱さやな(藁
508 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:08 ID:fCedRPqA
それでは練習代わりに、ちょっとした短編など書かせていただきます。
ていうか、平成ライダーも昭和ライダーもある意味出てきませんが。
カット数は、最大文字数制限次第で……
509『獅子の最期』 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:09 ID:fCedRPqA
「此処は……何処だ?」
彼の意識は、混濁していた。
それが思考を司る電子回路の摩耗によるものか、それとも彼の脳を支配している「蟲」が衰弱している
ためなのかは定かでなかった。ただ、想像を絶する体験がこの混乱をもたらした事だけは確かだった。

彼はこれまで、いずことも知れない次元の狭間を彷徨い続けていた。
身体に組み込まれた瞬間移動装置は、まったく反応を示さない。
それは、あまりにも怖ろしい事実を物語っていた。
大首領の危機を救うため、彼が最終決戦の場に向かったまさにその時。瞬間移動装置を管理していた
マザーコンピュータが停止したのだ。そして、それはすなわち大首領の死−−彼が属していた組織が
地上から永遠に消滅した事を意味する。
(俺は、敗れたのだ−−戦わずして敗れ去ったのだ)

彼がこの歪んだ牢獄に囚われていた間にも、地上では幾度もの激しい戦いが繰りひろげられていた。
平和を脅かす侵略と破壊、それに立ち向かう仮面の戦士達。
尽きることのない死闘によって次元は軋み、やがて綻びが生じた。
そして−−彼は再び、この地上に帰還したのだった。
510『獅子の最期』 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:10 ID:fCedRPqA
洞窟を徘徊するうちに、彼はやがて奇妙な場所へと辿りついた。
狭い部屋に鎮座している、円柱状の電子頭脳。大首領が操っていたマザーコンピュータの残骸である。
崩壊した基盤の隙間から、彼は小さな円盤を摘みあげた。
組織の紋章が刻まれたペンダント。
彼は、吸い寄せられるようにペンダントを眺め続けた。
最高幹部の証……裏切者の処刑……ペンダント奪回の指令……そして、組織の命運を賭けた最終決戦。
やがて、彼の記憶はひとつに繋がった。
「そうだ、此処は……俺の城だ」
時の流れは、あまりにも残酷な現実を彼に見せつけた。
蔦や苔に侵食され、完全に廃墟と化した秘密基地。再生手術を施される予定だった同胞達の屍体は
そのまま無惨な鉄屑となって朽ち果て、無言のまま最高幹部の帰還を出迎えていた。
呼び声に応える戦闘員の一人すらいない無人の洞窟で、彼は吼えた。
「俺は、この屈辱……決して忘れぬぞ!」
鋼鉄の鋏が打ち震え、真紅の瞳が妖しく燃えあがる。
「俺は……ブラックサタンの最高幹部、デッドライオンだ!」
511『獅子の最期』 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:11 ID:fCedRPqA
ギィィアァァァ……ギィィアァァァ……。
邪悪な唸り声をあげて迫りくる鋼鉄の獅子。応戦する警官隊の銃弾は特殊合金の皮膚にことごとく阻
まれ、血塗られた鋏が振りあげられるたびに一人、また一人と警官が倒れていく。
「…こちら栃木県警…未確認生命体事件発生……至急応援願う! 繰り返す…こちら…うわぁぁっ!」
無線にしがみついた刑事ごとパトカーを放り投げ、デッドライオンは悠然とバリケードを突破した。
(人間どもは、あまりにも弱すぎる)
かつての彼は、脆弱な人間を踏みにじるのが堪らなく愉快だと思っていた。
しかし、すべてを失った孤独な獅子にとっては警官隊相手の戦いなど退屈な遊戯でしかなかった。
戦闘員の相手すらつとまらないただの人間どもと戦うことに、何の価値があるだろう。
(地上では、どれほどの時間が流れ去ったのだろうか?)
(ライダーストロンガー、ジェネラルシャドウ−−奴等、好敵手はいまだ世に在るだろうか?)
(もし、もはや大首領の復讐も叶わず、人類征服の野望も潰えたとすれば−−)
(俺はいったい何のために生きていけばよいのか?)
サタンのペンダントを握りしめ、デッドライオンは自問自答を繰り返す。
(俺は−−戦わずして敗れ去った)
次元の狭間で噛みしめていた悔しさが、いつしか強敵を求める気持ちへと変わっていた。

戦闘に対する餓えを満たすことも出来ぬまま、さすらい続けるデッドライオン。
(そろそろ、東京だな……エネルギーを補充しなければなるまい)
黄金のたてがみを揺らして獅子が向かった場所は、関東一円に電力を供給する変電施設であった。
512『獅子の最期』 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:12 ID:fCedRPqA
(妙だな?人間どもの抵抗がまるでないとは)
デッドライオンは首をかしげた。これほどの重要施設に侵入したにも関わらず、警備員の一人にも
出逢わないというのは不自然すぎる。周囲を警戒しつつ、変電室へと向かう。
やがて、彼の瞳に奇妙な物が映る。
細く開いた変電室の扉、その隙間から覗いているのは−−横たわる人間の脚だ。
数えきれぬ屍体の山を築いてきた彼は、一目でそれが既に息絶えた警備員であることを理解した。

そっと扉を開いたデッドライオンが、思わず息を飲む。
異様な男が、其処にいた。変電器の高圧ケーブルで自らの肉体を縛り、凄まじいまでの電流に耐え
抜いている男。纏っている軍服を焦がし身体を震わせるほどの高圧電流を浴びながら、彼の表情は
苦悶を超越した不敵な笑みを浮かべていた。
「貴様……人間ではないなァッ!?」
自分たち奇っ械人ならばともかく、普通の人間になせる所業ではない。恐怖にも似た感情を抱きつ
つも、声を荒げて詰問するデッドライオン。男はゆっくりと視線をあげ、その姿を視界に捉える。
「リントの戦士か……ギジャ、ダザンビンギョグバ?」
未知の言語で呟く軍服の男に、デッドライオンは奇襲を仕掛けた。
ケーブルを引きちぎり、振りおろされた巨大な鋏を素手で受け止める謎の男。
「やるな! ……俺はデッドライオン、ブラックサタン最高幹部!」
「ゴセパ、ザバギンバシグラ…ゴ・ガドル・バ!」
男の身体が、漆黒の外骨格に包まれていく。
513『獅子の最期』 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:15 ID:vJcSb9ey
漆黒の怪人は、ゆったりとした構えをとった。
「俺の実力を、推し量ろうというのか?」
面白い。鋼鉄の獅子が襲いかかる。素早い動きで繰り出される鋏。ガドルの甲殻化した腕が殴りつけ
られるたびに、激しく火花が散った。グロンギ族最強の戦士は、この猛攻を最小限の動作だけで捌い
ていた。間合いを支配され、デッドライオンは必殺の一撃を与えることができない。
だが、彼の内心にはその苛立ちよりも、強敵を獲たことに対する悦びが強く沸き上がっていた。
攻撃を叩き込みながら、一瞬の隙を窺う。
そして−−ガドルが、わずかに体勢を崩した。
無敵を誇る肉体といえども、変電室での荒行で蓄積されていたダメージは少なくなかったのだ。
その好機を逃さず、デッドライオンは一気に攻勢に出る。
「ゆけぃ!デッドハンドよ!」
掛け声とともに右手首が離脱し、宙を舞う。巨大な鋏はガドルの喉元を捕え、ぎりぎりと締めあげた。
しかし次の瞬間−−ガドルの瞳が紫に輝き、裂帛の気合とともにデッドハンドを引き剥がす。
慌てて腕を回収したデッドライオンの眼前に、ボウガンのような武具を構えたガドルの姿があった。
瞳の色は、鮮やかな碧。ボウガンから疾風の弾丸が射出された。
「ふん…甘いわァッ!」
右腕を振るい、空気弾を払い落とすデッドライオン。間合いを詰め、拳を叩きこむ橙の瞳のガドル。
制御盤に吹き飛ばされたデッドライオンの口から呻きが漏れる。
「これまでか? 異種族の戦士。」
大剣を構えたガドルが、悠然と歩を詰めていった。
514『獅子の最期』 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:16 ID:vJcSb9ey
制御盤にめり込んだデッドライオンが、よろめきながら上体を起こす。
その時、胸にさげたペンダントが微かに振動した。キィィィィン−−次第に高まる振動音とともに、
ペンダントが発する妖光がデッドライオンの姿を鮮血の色に染めていく。
(デェッドライオン!)
聴こえるはずもない大首領の声を耳に、手負いの獅子は立ちあがった。ノイズ混じりの歪んだ視界に
浮かぶのは、漆黒の甲冑を纏った戦士。機械の頭脳はその姿に仇敵の幻を見たのだろうか。
「……ライダァァァッ!」
絞り出すような雄叫びをあげ、デッドハンドを放つ。
大剣の一振りで巨大な鋏を弾き返したガドルはそのまま高々と振るった剣を地に突き立てた。
その衝撃波は地疾りと化し、コンクリートの床を噛み砕きながら獲物目掛けて突き進んでいく。
同時に、デッドライオンも切り札を放った。たてがみが頭部から離脱し、宙を舞う。
特殊金属の繊維で編まれたたてがみは、無数の鋼線となってガドルの五体を縛りあげた。
そして−−地疾りが炸裂した。
515『獅子の最期』 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:17 ID:vJcSb9ey
ギィィアァァァ……
爆煙の中から立ちあがったデッドライオンは、無惨な姿を呈していた。
装甲は剥がれ、露出した電子回路は火花を噴いている。自慢の牙は何処かに吹き飛んでいた。
それでも、ぎこちない歩調で進むデッドライオン。その身体を支えるものはペンダントの妖光に喚び
覚まされた妄執か、それとも勝利を求める本能なのか。
粉砕されたデッドハンドを左手で掴み、狂気の獅子はただひたすらに敵を殴り続ける。
身動きのとれぬまま、ガドルはただ黙してデッドライオンの殴打を受けていた。
闇雲なその打撃は、もはやガドルにとって児戯に等しかった。重量こそあれ、熟練の闘士に致命傷を
与えうる攻撃ではなかった。それでもなお、憑かれたように殴り続ける姿は哀しくすらあった。

ガドルはゆっくりと息を吸い、精神を集中した。

鋼糸に包まれた身体に、かすかな燐光が浮きあがる。ちりちり、と特殊金属の繊維が焦げていく。
そして−−すべては一瞬だった。
ガドルが凄まじい気合を込めて息吹を発する。蒼白い雷撃の炎が全身を駆け巡り、呪縛の糸を跡形
もなく灼き尽くす。カッと見開かれた両瞳が黄金に輝き−−
電光を纏ったガドルの拳は、獅子の胴体に深々と突き刺さっていた。
両断されたペンダントが床に墜ち、乾いた音をたてる。

獅子は、頽れた。忠誠を誓った組織への万歳を叫ぶこともなく、ただ静かに倒れた。
すべてから解き放たれた戦士の亡骸が其処にあった。ガドルは黙したまま、その姿を一瞥した。
やがて起きた爆発を背に、ガドルは再び振り返ることなく去っていくのだった。 

                                     (了)
516 ◆TiDEAD3eoA :02/11/08 02:21 ID:vJcSb9ey
とりあえず、こんな感じで。以上、デッドライオン供養でした。

※どなたかデッドライオンスレの行方を御存知の方、御一報くだたい。
517名無しより愛をこめて:02/11/08 02:47 ID:4+vXOrJe
518名無しより愛をこめて:02/11/08 02:48 ID:iIK2LgyQ
519名無しより愛をこめて:02/11/08 02:49 ID:VwBMgjLn
520名無しより愛をこめて:02/11/08 02:54 ID:AxVM4c5y
ヴニョ
521仮面の系譜(31作):02/11/08 03:05 ID:H40t09LS
また随分ブランクが開いてしまいました。スイマセン。
まだ読んでくれる人がいれば幸いです。
とりあえずこれまでの構成を。

「仮面の系譜」
企画書+プロローグ〜第一話(ネタバレあり)「邂逅の時」>>31 >>33 >>77-78
第二話「開かれた扉」 >>231-234(232除く)
第三話・第四話「交錯する運命」前・後編 >>282-294 >>338
第五話「伝説再起」 >>339-345
第六話「ありえざる死闘」 >>382-386

そして今回はこれ。
第七話「戦いの理由(わけ)」
522仮面の系譜(31作):02/11/08 03:07 ID:H40t09LS
城茂は仮面ライダー王蛇との戦いの後、今夜泊まる場所を探して街へと向かった。
だがその途中、急にカブトローの様子がおかしくなり、ついに止まってしまった。
茂自身もバイクを見る目はあるから、これは部品を交換しなくてはならない類の
故障であることが一目で分かった。
「ちっ、参ったぜ・・・・・・」
バイクを引きずりながらそろそろ日が暮れかける下町を歩く。
と、その視線の先に、少し薄汚れてはいるが
バイクの修理を行っているらしい店舗が入ってきた。
「よし、あそこで適当にパーツを分けてもらうとするか」
茂はその店へと歩みを速めた。
その店では、ガレージで目つきの鋭い一人の青年がバイクを何やらいじくっていた。
「よお、こいつが調子悪くなってな。ちょっとパーツと工具を回してもらえないか。
それだけあれば、後は自分でやる」
声をかけると、その男は茂とカブトローとを見て言った。
「派手なバイクだな。それにお前も真っ当な奴じゃない。喧嘩でもして壊したのか?」
「あ? 別に関係ねえだろ。ま、確かに喧嘩のようなことはあったが
それで壊したわけじゃねえよ・・・・・・真っ当じゃないってのは完璧に当たりだがな」
最後の一言だけは誰にも聞こえないような小声だった。
「・・・・・・まあいい。勝手にやってくれ。だがパーツ代だけはきちんと払ってもらうぞ」
男はそう言うと、興味を失ったかのように、またバイクの修理に戻った。
「ちっ、無愛想な奴だぜ。こんなんで店が儲かるのかよ・・・・・・」
愚痴りながらもジャンクパーツを漁りに行くと、奥から出てきた初老の男と鉢合わせになる。
523仮面の系譜(31作):02/11/08 03:07 ID:H40t09LS
「おや、いらっしゃい」
初老の男が張りのある声で挨拶をする。
「ああ、邪魔してるぜ」
茂が軽く挨拶を返すと、背後から先ほどの男の声が聞こえてきた。
「おやっさん、まだ休憩してて大丈夫だ。客が来てるわけでもないしな」
「おい涼、この人がいるだろう。そりゃ失礼ってもんだぞ。
いや、すいませんね。こいつ無礼だし無愛想で・・・・・・」
おやっさんと呼ばれた男が苦笑しながら頭を下げる。
茂はその呼び方に懐かしさを覚えて、つい頷いてしまった。
「ああ・・・・・別に気にしねえよ」
「そうだ、おやっさん。そいつは勝手にパーツと工具を使って
バイクを直して、それで終わりだからな。気にする必要はない」
涼と呼ばれた方の男が茂を見て軽く笑ってみせた。
少なくとも嫌な笑い方ではなかった。
茂はそれが意外で、また舌打ちをしてパーツ漁りに戻った。
524仮面の系譜(31作):02/11/08 03:10 ID:H40t09LS
茂が修理をしている間も、おやっさんは涼に何やら説教をしていた。
その口うるさそうに聞こえて温かみのある言葉は、茂に心地よさを与えていた。
が、その言葉が突然途切れる。何が起こったのかと振り返ると
涼が何かに驚いたような顔つきで、呆然と立ちすくんでいる。
「おい、涼?」
「・・・・・・すまない、おやっさん。しばらく店を頼む!」
涼は手近にあった自分のものらしいバイクに飛び乗ると
慌てた様子で店を飛び出していった。
「あいつ・・・・・・」
「何をしにいったんだい?」
茂がおやっさんに尋ねる。
「随分慌ててたみたいだが」
「・・・・・・あいつ、戦いにいったんですよ」
「戦い?」
「ええ・・・・・・あいつはずっとそうなんです。何かと戦ってる。相手がいるときもあったし
最近はひょっとしたら自分自身と戦ってるのかもなあ・・・・・・」
バイクの音が聞こえたのか、奥から小さな子犬が出てきておやっさんの足元に擦り寄る。
「こんなちっこい奴を拾ってくるくらいには余裕ができたと思ったんだが
やっぱりそう簡単には人間生き方を変えられないもんだな」
独白じみたおやっさんの言葉に、茂は何か、むずむずとするものを感じた。
525仮面の系譜(31作):02/11/08 03:11 ID:H40t09LS
「・・・・・・おやっさん、代わりのバイク、貸してもらえないか」
「代わり? どっか行くのかい」
おやっさんの言葉は何処か気安いものになっていた。
だが悪い気分はしない。むしろさらに心地いいものを感じる。
「あいつの戦い、見てみたくなってね」
「・・・・・・そうか。けど、約束できるかい?」
「約束? バイクならちゃんと返しにくるさ。俺の相棒も置き去りにはできねえしな」
「そういうことじゃない。お客さんが自分のバイクを捨てられるような人じゃないのは
俺にも分かる。そうじゃなくて、あいつの戦いを見ても、あいつを嫌わないで欲しい。
悔しいが俺は、それを見ちまうのが不安で、それであいつを助けてやれないでいるんだ。
それをあんたは見に行くという。だが頼むよ。見た後も、あいつを・・・・・・・」
顔を覆って弱い声でしゃべり続けるおやっさんを、茂は手で制した。
「大丈夫だ。俺はそんなにヤワじゃねえよ」
おやっさんの顔を覗き込んで笑ってみせる。
「じゃ、バイク借りるぜ・・・・・・ああそれからな」
バイクにまたがりながら茂はもう一度おやっさんに笑いかける。
「おやっさん、あんたは充分あいつの助けになってると思うぜ。俺が保証する」
そう言うと茂はヘルメットを被って勢いよくバイクを発車させた。
「・・・・・・ありがとう」
茂が去った後のガレージで、おやっさんは深々と頭を下げた。
526仮面の系譜(31作):02/11/08 03:11 ID:H40t09LS
涼はバイクを人気のない橋の近くで止めた。
夕暮れの薄闇の中、その橋の上ではいくつかの影が交わっては離れるのを繰り返している。
「アンノウン・・・・・・? だが今になって何故?」
涼は小さく呟くと、そちらに向かってゆっくりと歩き始めた。
彼の姿を見止めたのか、影の内の一体がこちらを向いた。
その瞬間に涼は手を交差させて叫ぶ。
「変身・・・・・・!」
涼の姿が変わる。緑色の異形、ギルスとなった彼は
アンノウンらしき狼に似た影に雄雄しく飛び掛っていった。
影は全部で5つ。だがその内の1体は既に倒れてピクリとも動かない。
そしてそれはアンノウンとは明らかに違う、どこか醜さを伴う姿をしていた。
さらにその同種らしき1体がギルスの参戦した隙を見て
橋下の川へと飛び込んだ。だが何故か波は全く立たず、その影はすうっと
水面に溶け込むように消えてしまった。残されたもう1体もそれに続こうとする。
しかしそちらは、ギルスが相手をしているのとは別のアンノウンが手にした槍に
勢いよく刺し貫かれ、身体を痙攣させて倒れこんだ。
「!」
明らかに絶命したその様子を見て、ギルスは組み合っていたアンノウンを
力を込めて突き飛ばすと、その場で夕暮れの空に向かって大きく咆哮した。
「ヴワァァァァァァァッ!」
ギルスの踵にある棘が大きく伸びる。そしてギルスは高く跳躍すると、
それを勢いよくアンノウンの首筋に叩き込んだ。再び咆哮があがる。
もう片方の脚で敵を蹴って飛び離れると同時にアンノウンは爆発した。
しかし肩で息をするギルスに、もう一体のアンノウンが襲い掛かってきた。
527仮面の系譜(31作):02/11/08 03:13 ID:H40t09LS
アンノウンの手にはいつの間にか手斧が握られていた。
二本のそれを縦横自在に使いながら巧妙にギルスを追い詰めていく。
手すりに背中がぶつかり、もう退けない焦りがギルスを苛み始めたとき
横合いから声がかけられた。
「おい! お前、さっきの無愛想な兄ちゃんか!?」
ギルスがそちらを向くと、そこには胸にS字の描かれた派手なシャツの、
先ほどバイクを店に持ち込んできた男が立っていた。
「そうなんだな!? 答えろ!」
ギルスの中で迷いが生じる。この男に真実を知られていいものなのか。
それを読み取ったように、アンノウンが攻撃を再開させた。
手斧を振るうと同時に脚払いをかける。
見事にそれにやられたギルスは、勢いよく橋下の川へと転落していった。
今度は大きな水柱があがる。先ほどの影とは違ってどんどんと水底へ沈降していくようだった。
「くそっ、しまった!」
自分がやって来たことで逆に危機を招いてしまったことを悔やんで
茂は欄干へと走り寄る。しかし敵はそんな茂を一瞥すると
戦意を無くしたかのように背を向けた。
「おい! お前、どういうつもり・・・・・・」
と、茂が叫びかけた時、水面で再び水柱が高く上がった。
その中からスクリューを付けたバイクが飛び出してくる。
「・・・・・・クルーザー!?」
茂が驚いたように叫ぶ。そのバイク、クルーザーの上には
ギルスがしっかりとしがみついていた。
「すると・・・・・・!」
敵が去りかけた方に目をやると、そこには銀の仮面をつけた戦士の姿があった。
528仮面の系譜(31作):02/11/08 03:15 ID:H40t09LS
「神・・・・・・敬介さんか!?」
茂のその問いには答えず、銀の仮面の戦士はX字の記されたマフラーを翻して
敵へと挑んでいく。狼の姿をしたアンノウンはその敵意を感じ取ったのか
手斧を構えなおすと迎撃の姿勢をとった。すれ違いざまに銀の光が閃く。
銀の仮面の戦士、仮面ライダーXがその足を止めたとき、右手には
抜き放たれた万能武器ライドルがしっかりと握られていた。
アンノウンががっくりと膝を落とし、一拍遅れて爆発する。
それを確認すると、Xは変身を解いて神敬介の姿へと戻り
自動操縦で走りよってきたクルーザーからギルスを助け起こした。
そのギルスの姿もまた、葦原涼へと戻る。
「やっぱりお前だったか」
城茂はクルーザーへと歩み寄った。
「・・・・・・見られてしまったな。だが、あんたは?」
不審そうな目を涼が敬介へと向ける。
「俺は神敬介。仮面ライダーXだ」
「仮面ライダー?」
「そうだ。そんで俺が城茂、仮面ライダーストロンガー。・・・・・お前もライダー、だな」
「・・・・・・何を言ってるんだ、あんたたちは」
ようやく一人で立てるようになった涼は、まだ警戒を解こうとしない。
しかし敬介はそんな涼に一つの言葉を発した。
「アギト」
「っ!」
涼が驚いたように目を丸くする。
「聞き覚えがあるだろう? 俺はこの言葉を本郷猛という人から聞いた。
その人は津上翔一、という人から聞いたそうだ」
「津上? 奴を知っているのか、あんた」
「いや。しかしこれから会うことになる。君と一緒に」
529仮面の系譜(31作):02/11/08 03:17 ID:H40t09LS
「・・・・・・どういうことだ?」
「それは俺も聞きたいぜ、敬介さん」
茂が二人の会話に割って入った。
「話せば長くなる。だがライダーがまたこの日本に集まってきていることは
知っておいていい。近々召集がかかるよ。それに先立って以前に聞いていた
葦原涼、君の様子を見に来たってわけだ。そうしたらこいつもいたんで驚いたが」
敬介は茂を親指で示して笑った。
「君の知っている津上翔一も、これからの戦いには参加するそうだ。
そして氷川誠も。どうだ? 君も協力してくれないか」
「・・・・・・協力してどうなる」
「少なくとも戦う目的ができる。ただ戦うだけでは、何も得られないだろう?
守るものも、大切なものも、自分の行くべき道も」
涼は絶句して、そしてしばらく考え込む。
そして、やがて答えぬままに二人に背を向けた。
「おい!」
茂が少し慌てたように声をかける。
「・・・・・・考えておくさ。もしも用があったら、またあの店へ来てくれ」
「ああ。そうする」
敬介が頷いた。それを見て茂がため息をつく。
「やれやれ・・・・・なら返事はいい。その代わり、お前も名乗っていけ」
「葦原涼、だ」
振り返りもせず涼が答えてきた。
「変身した後の名前は?」
今度は敬介が問う。涼はしばらく考え、そしてあの黒服の青年に言われたことを思い出した。
「・・・・・・ギルス、とかいうらしい」
「なら仮面ライダーギルス、というわけか。
忘れないでいて欲しい。仲間は、いつでも君を待っている」
そう言うと敬介はクルーザーにまたがり、茂に手で別れを告げると早々と去っていった。
530仮面の系譜(31作):02/11/08 03:19 ID:H40t09LS
涼もまた、躊躇うことなく、むしろ吹っ切れた様子でその場を去っていく。
茂はしばし、一人取り残された戦場だった場所で、水面を見つめていたが
ふと涼のいた店にカブトローを置きっぱなしだったことを思い出した。
「やれやれ・・・・・・仕方ねえ、戻るか。しかし格好つかねえな・・・・・・」
ぶつぶつと愚痴りながら、茂は新たにできた仲間の後を追った。
(つづく)


以上です。もう少しで全員出せるかな・・・・・・
例によって次はいつになるか分かりませんが。ではまたいつか。
531名無しより愛をこめて:02/11/08 04:10 ID:QAT2vEhp
OTHER、戦記、系譜の揃い踏みに加えて新作短編か、なんか今夜は豊作だな。
532名無しより愛をこめて:02/11/08 14:33 ID:9zkevLQ/
何で、クウガだけ映画にならないの?
一番好きなのに・・・
一条さんも、オダギリも、最近メジャーになってきたから、
そろそろ、キャスティングできなくなっちゃうぞ・・・
533名無しより愛をこめて:02/11/08 19:18 ID:tHj5Hs+S
>>532
ていうか、すでに手遅れだろ。
534名無しより愛をこめて:02/11/08 21:19 ID:Ap6GOqRS
かっこいいよ、デッドライオン。
ガドルとの戦いで息も絶え絶えのデッドライオンを虎のおやっさんが助け、
その後はライオンと虎の怪人コンビ結成の続編キボンヌ。
535名無しより愛をこめて:02/11/08 21:52 ID:XCEMzhqB
>>534
せっかくだからこのまま逝かせてやれよ(笑

ほんと、何となくフェイドアウトして哀れだったもんな原作デッドライオン。
もっとも登場自体何となくだった気もするけど(w
536THE OTHER WORLD:02/11/08 22:54 ID:jAsHExLL
待ってました。いや〜いきなり続編が2つも来るとは。
それに短編もカッコ良いです。
Ange〜は真が今後、どの様にライダーに心を開くのか気になります。
仮面の系譜はバイク屋のおやじが良かったです。勉強になりました。
みなさんに刺激を受けながら、俺もがんばります。
537THE OTHER WORLD:02/11/08 22:55 ID:jAsHExLL
>>497の続き
氷川と真魚はGトレーラーに辿り着いた。
Gトレーラーの中には指揮官の尾室を始め、Gシステムをサポートするための数人のオペレーター達がいた。
「氷川さん、無事で良かったです。」尾室が出迎えた。
尾室「いや〜G-Force設立以来、初の対未確認戦ですよ。腕が鳴ります。」
氷川「尾室さん、おしゃべりをしている暇はありません。G3-Xで私も出ます。」
氷川「それと戦闘が終わるまで、真魚さんをここで保護してあげてください。」
氷川「真魚さん。ここなら安全です。暫くここにいて下さい。」
真魚「分かりました。でも気をつけてください。あの怪物から何か恐ろしい力を感じます。」
オペレーターA「G5斉藤機、胸部損傷。」
オペレーターB「G6松島機、脚部ダンパー損傷。戦闘に支障はありません。」
オペレーターC「G5秋山機、バッテリー残量35%」
G-Forceは謎の敵に苦戦している様だ。氷川はG3-Xを装着し、出撃の体制に入った。
G3-X「真魚さん。すぐ戻ります。安心してください。」
出撃する氷川を真魚は不安な気持ちで見送った。

G3-Xが応援に到着すると氷川は自分の目を疑った。周りの景色が全て凍てついているのだ。
「!!!!!」さらに氷川の目に信じがたい光景が飛び込んで来た。
そこには凍てつき、無惨に破壊された2機のG5の姿があった。
G3-X「斉藤!!秋山!!」
しかし、惨たらしいまでに破壊された機体からは応答は無かった。
G3-X「!!松島!!」
G3-Xの目前に青龍と、青龍に首を捕まれ持ち上げられているボロボロのG6の姿があった。
G6「た・・・隊長・・逃げて・・・・ぐぼっ!!」
青龍はG6の胸部を貫いた。
538THE OTHER WORLD:02/11/08 22:56 ID:jAsHExLL
G3-X「松島!!」
青龍は人形の様にダランとなったG6を投げ捨てた。
G3-Xの内部スピーカーからオペレーターが震えた声で告げた「G6から生命反応が消えました。」
「あ〜〜〜〜〜!!!!!」G3-Xは狂ったようにGX-05を乱射した。
しかし弾丸は青龍に近付くにつれ失速し、やがて凍つき落ちた。
「うわ〜!!」G3-Xは青龍に向かい駆け出し拳を振り上げた。
青龍「ただの人間がこの四聖獣の力を授かりし私に、傷を付ける事ができると思っているのか?」
G3-Xの拳が青龍の顔面を捕らえた。
青龍「!!!!」
青龍の体は衝撃に耐えられずに2歩後ろに後退した。
青龍「人間が調子に乗るなぁ〜!!」
青龍はそう叫ぶと、全身から蒼き闘気を充満させた。
真魚「!!いけない!!氷川さん逃げて〜!!」
Gトレーラーの中で、突然、真魚が叫んだ。
青龍が両腕を開くとG3-Xに水流が襲いかかった。
それは超高水圧で、まるで一気に何万発もの銃弾が襲いかかったようなダメージをG3-Xに与えた。
G3-Xの機体はきしみ、装甲に無数のヒビが入った。
オペレーター「G3-X、各部に損傷。出力50%にダウン。なおも降下中。」
尾室「氷川さん。離脱してください!!」
水流が止むっと、青龍はG3-Xの目の前にいた。
青龍は鋭い爪でG3-Xの頭部をえぐった。装甲が飛び、氷川の顔の一部が見えた。
氷川「くっ!!」
青龍はさらに鋭い爪でG3-Xの装甲をえぐる。
氷川は距離を取り態勢を立て直そうとしたが、両足が凍り付いており機動力を封じられていた。
青龍は一瞬タメを作ると、一気にG3-Xの胸部に拳を打ち付けた。
胸部装甲は粉々に砕け、G3-Xは吹き飛び地面に打ち付けられると動かなくなった。
オペレーター「G3-Xの機能停止・・・・。回線切れました・・・・。」
539名無しより愛をこめて:02/11/09 03:40 ID:c/guPU3F
なぜだろう、敗北するG-Force部隊が石川賢の絵で浮かぶのは(笑
ともあれ次回の展開に期待age
540名無しより愛をこめて:02/11/09 04:05 ID:OR464GdV
>>458>>471

できれば感想が欲しいんですけど・・。「ハリケン」と
「アギト」は「混ぜるな!危険!」な存在だとか・・。
541540=458=471:02/11/09 04:07 ID:OR464GdV
スマソ!
542名無しより愛をこめて:02/11/09 04:19 ID:n9ITbqU1
473に尽きる、と言いたいとこではあるけど。<感想

なぜ、せっかくまともなSSを書いたあとに、てれびさんモドキの471で煽るのか。
なぜ、わざわざ=471を何度も喧伝するのか。なぜ、それでまともな感想を期待できるのか。
なぜ、戦隊SSスレとマルチポスト気味なのか。

そんな些末なことはとりあえずさておいて。
改行とか、(じつは〜だったのだ)の説明方式とか、もう少し
気を配ってくれると読みやすくて助かる。
543名無しより愛をこめて:02/11/09 05:24 ID:YdSUyDtC
>>542
まあ、マターリやろうや。

それと、「THE OTHER WORLD」の作者氏へ。
まさに「連載」のペースで楽しませてもらってるけど、そのぶん
書込みが分散して捜しづらくなってしまっているのが勿体ない。
何回かに一度、「仮面の系譜」のように目次をいれたらどうか。
>>405-411
>>412 >>423-426 >>452-453 >>482
>>483 >>497 >>537-538
展開でわけるとこんな感じかな?デシャバリスマソ。 
544名無しより愛をこめて:02/11/09 07:07 ID:OR464GdV
>>542

感想、有難うございました。
545名無しより愛をこめて:02/11/09 13:57 ID:qk7ah6on
ぼくわそろそろてれびさんのしんれんさいおよみたいです
ぼくわスパー1がいちばんすきです
りゅうきたいスパー1おねがいします
546てれびさん:02/11/09 14:39 ID:aWnmGCJJ
げんざい ひろしまにりょこうちゅうなので にちようびのよるまで まってね りゅうき たい スーパーわん
547名無しより愛をこめて:02/11/09 16:32 ID:UvrSsy/x
わぁいてれびさんありがとううれしいな
ぼくわてれびさんおいつもたのしみにしています
548名無しより愛をこめて:02/11/09 17:21 ID:TOiKuGza
よかったな、ボウズ (ポン)
549名無しより愛をこめて:02/11/09 17:28 ID:FTLNpguI
ぼくわてれびさんにりゆうきがれきだいらいだあをこてんぱんにやつけるおはなしおかいてもらいたいです。
ものすごくつよいりゆうきがほかのらいだあにまけるところなんてみたくないです。
550てれびさんっ子:02/11/09 17:58 ID:UvrSsy/x
548おじさん
ぼくはとってもうれしかったです、えへへ
ぼくはてれびさんはきっとあくのそしきひろしましぶお
はかいしにいったとおもいます

548ちゃん
ままはりゅうきがだいすきですまえはひかわくんがすきだったです
でもぼくはスパー1がいちばんです
551名無しより愛をこめて:02/11/09 17:59 ID:dSSy0bT7
遅ればせながら「獅子の最期」めちゃくちゃイイです。
戦いに賭ける「鋼鉄の獅子」デッドライオンの執念が物凄く伝わってきました。
それにガドルの圧倒的強さもカッコイイ!
「デッドライオンはどこに行ってしまったのか?」
というのはストロンガ―を見ていた人にとっては永遠の疑問だと思います。
もしも実際にこんな戦いが繰り広げられていのだとしたらと思うと、
何となく心の底が熱くなってきます。
素晴らしいSSを読ませて頂いて大感謝です。ありがとうございました。
552THE OTHER WORLD:02/11/09 21:51 ID:9TAB3f+f
>>539さん
レスありがとうございます。青龍の強さを表現するために駿殺したG-Force
ですが、G-Forceのオリジナルストーリーなんてのも面白そうですね。
なんか、また妄想しちゃいそうです。(w
>>540さん
俺は個人的に戦隊ロボとライダーの絡みが見てみたいです。
でもハリケンは見てないので良く分からんのです。すいません。
>>542さん
ありがとうございます。出しゃばりなんてどんでも無い。
まとめていただいて大変感謝しています。
今回から必ず見出しを付けさせていただきます。
本当にありがとうございました。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
553THE OTHER WORLD:02/11/09 21:52 ID:9TAB3f+f
第三章前編「名刺」
北岡秀一は1人見知らぬ街の雑踏の中に紛れていた。
北岡「ったく・・・・。」
北岡は見知らぬ街に飛ばされてすぐに、携帯を取り出し由良吾郎に連絡を試みた。
しかし、北岡の携帯はまったく通じなかった。
「どういう事よ?・・・。」北岡は独り言を呟くと、首を横に振り携帯をスーツのポケットにしまいこんだ。
諦めた北岡は宛ても無く気怠そうに歩き始めたのだった。

30分以上歩いた北岡は喉の乾きを癒そうと、財布を取り出し自動販売機に向かった。
すると物陰から1人の男が北岡をめがけ走って来たかと思うと、北岡の財布を奪い走り去った。
北岡「!!!お、おい!!」
周りの人間が北岡の方に振り向いた。
北岡が男を追い掛けようとした、その時・・・。
ひったくりの足に青年が足をかけた。ひったくりは転倒し財布を落とした。
ひったくりは直ぐに起き上がり、一度後ろを振り向くと猛スピードで逃げていった。
青年は財布を拾い北岡に差し出した。「はい。これ。」
「あ、ああ・・ありがとう。」北岡はぎこちなく礼をいうと、青年は笑顔で親指を突き立てた。
そして、そのまま青年は去っていった。
北岡「ふう・・・・。今日は厄日だ。」
周りの視線を感じながら、照れ隠しの言葉を吐き何食わぬ顔でやや足早にその場を離れた。
北岡は暫く歩くと一軒の喫茶店を見つけた。「ここにするか・・・・。」
北岡は喫茶店『ポレポレ』に入っていった。
554THE OTHER WORLD:02/11/09 21:53 ID:9TAB3f+f
「いらっしゃいませ。」マスター飾玉三郎の声が店内に響いた。
飾「お1人様でいらっしゃいますか?どうぞこちらに。」
北岡「コーヒーをくれる?」
飾「はい、かしこまりました。暫くお待ちを。」
コーヒーを待つ北岡を、カウンターの青年がジッと見ているのに気付いた。
北岡「あ、アンタはさっきの・・・・。」
青年「あ、やっぱりそうだ。」
そう言うと青年は北岡に近寄り、一枚の名刺を差し出した。
北岡「何よ。これ?」
青年「これも何かの縁ですから。どうぞ。」
『2000の技を持つ男 五代雄介』
雄介はあの戦いの後、世界中を旅して周り、3か月程前に帰国していた。
北岡「これは、ご丁寧にどうも。」
北岡は感情無く答えると、自分も名刺を差し出した。
『北岡弁護士事務所 所長 北岡秀一』
北岡「何かお困りの事がありましたらどうぞ。もっとも、お宅に俺を雇えればの話だけど。」
北岡のイヤミを別に気にもとめず、雄介は「へ〜弁護士さんですか〜。」と笑顔で答えた。
飾「当店のスペシャルブレンドコーヒーお待ちどうさまでした。」
飾「いや〜弁護士先生ですか。このブレンドコーヒーの特許を取ろうかと思ってましてね。」
北岡「悪いけど、相談は30分2万円からだけど。」
飾「失礼しました。・・・・。」
飾はカウンターへと戻っていった。
その時、1人の男が店の中に入って来た。
飾「はい。いらっしゃ・・・。あっ!!」
雄介「あっ!!一条さん。」
555THE OTHER WORLD:02/11/09 21:54 ID:9TAB3f+f
一条薫が入ってきた。
一条「ひさしぶりだな。五代雄介。」
雄介は満面の笑みで一条を迎えた。
雄介「一条さん。手紙を見てわざわざ会いに来てくれたんですか?」
一条「本当はすぐにでも会いに来たかったんだが、手が離せない仕事があってな・・。」
一条はそう言うと気まずそうに続けた。「すまん。五代。今日、お前に会い来たのも実は仕事なんだ。」
雄介は笑顔でサイズアップをした。「仕事でも何でも、一条さんが来てくれただけで、俺、うれしいです。」
雄介「でも、仕事で俺に用事って・・・・まさか、未確認生命体が?」
一条「まだ、はっきりした事は言えないが、もしかしたら一緒に戦ってもらう事になるかもしれん。」

北岡は別に2人の事などどうでも良かったが、自然に2人のやり取りが耳に入ってきた。
『未確認生命体?・・・・モンスターの事か?戦うって事は奴はライダーか?』

一条「五代。悪いが今からいっしょに来てもらえないか?見せたい物があるんだ。」
雄介「俺はかまいませんよ。」
雄介「すみません。おやっさん、ちょっと行ってきます。」
飾「ああ。雄介、あまり無理はするんじゃないぞ。」
2人は店の外に出ていった。
一条が車に乗り込み車を発進させた。
雄介もバイクに股がり発進させようとクラッチに指をかけたその時・・・・
「待てよ。」北岡が呼び止めた。
556名無しより愛をこめて:02/11/09 22:14 ID:IfI0ttzI
デッドライオンの御供養、御見事でした。
そして仮面の系譜、ジ・アザー・ワールド、完結に向けて頑張って下さい。
なんかイイっすね、こういうの。
もっともっと読ませて下さいね、よろしゅう頼んます!
おおきアリガトウ!
557THE OTHER WORLD:02/11/10 00:53 ID:rlQ0elEL
あっ!字を間違えました。
駿殺→瞬殺でしたね。すいません。

>>556さん
ありがとうございます。必ず最後までかきますよ。
558509 ◆TiDEAD3eoA :02/11/10 05:58 ID:YsX0X6tW
感想をくださった皆さん、ありがとうございました。
どうやら無事デッドライオンを供養することができたようで、ほっとしてます。
今度はG3絡みで少し長めのものを…と思いつつ設定の検証に追われている段階
ですが、好調のジ・アザー氏はじめSS連載の皆さんの後に続けるよう頑張って
みますので、またそのうちお逢いできたら。
559540:02/11/10 07:32 ID:kNlGdd+y
>>552
すいません、戦隊ロボとライダーの絡みは、国語の偏差値が
低い私には思いつけません。ゴメンなさい。

 個人的には「ハリケン」の霞兄弟と「アギト」の木野さんを
絡ませたいと思うんですが・・。どおように絡ませるか、
アイデアが思いつきません。だれかからアイデアを頂けたら
いいんですが・・・。

560名無しより愛をこめて:02/11/10 13:20 ID:iUMGCLSB
>>559
正直ムチャかも・・・
その頃の木野さんはまだ過去を引きずってたからそこを上手く絡めていけば・・・って全然アイデアになってないなw
まあゴウライの2人は兄弟の絆が強いから、弟を失った木野さんをほうってはおけずとかともに戦おうとするとか考えようによってはあるけど




561名無しより愛をこめて:02/11/10 16:54 ID:JycZ9Gq/
久々に覗いたら新作沢山で嬉しいこってす。
職人さん方頑張ってください!
562名無しより愛をこめて:02/11/10 18:07 ID:/TPelhtw
>>559
39-40話の木野さん、かなり不安定な時期だしなぁ。
年齢的には木野さんが霞弟に助言する・導く役割なんだろうけど
逆に木野さんが霞兄に諭されそうでちょっとヤだ(笑)

霞弟のほうはいつ今日の魔剣話みたいな精神状態になってても不思議はないから、
「アギトは俺だけでいい/弟を救えなかったトラウマ」の木野さんが
「迅雷流だけでいい/父を越えられなかったトラウマ」の霞弟と対峙すれば、
互いに排除しようと対決→ジャカンジャの策略で霞弟、危機→霞弟に
「弟」を感じて救出しようとする木野、でも木野に「父」を感じるので(酷ェ)
素直に救いの手を受け入れられない霞弟→なんやかんやで和解、勝利
というパターンには持ち込めるかもしれない。
……兄の出番がないけどな。
563名無しより愛をこめて:02/11/10 18:10 ID:i3/T5v5C
今夜はいくつ投稿があるのか(ワクワク
564THE OTHER WORLD:02/11/10 19:42 ID:LiZV9QF7
こんばんは。

>>509さん
次の作品、楽しみにまってます。
俺の首が余り長くならないうちに投稿おねがいします。(w

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。

次回予告「クウガ」

565THE OTHER WORLD:02/11/10 19:44 ID:LiZV9QF7
第三章中編「予言書」
北岡はカードデッキを出し、雄介に近付いてきた。
北岡「アンタ、ライダーなんだろ?殺るか?」
雄介は何の事か分からず、キョトンとした顔をした。
雄介「すいません。俺、余りゲームの事は分からないんです。今度、教えて下さい。」
雄介「急ぎますんで、じゃあ。」
そう言うと雄介はバイクを発進させた。
『あいつ・・・何かある。』北岡は通りに出るとタクシーを止めた。
北岡「運転手さん。今、前を走っていったバイクを追ってくれる?」

暫くすると、一条と雄介は警視庁に入っていった。
『警視庁!?』北岡は警視庁の前でタクシーを降りた。

一条は雄介を5階にある会議室に案内した。部屋の中には数人の刑事と幹部らしき人物もいた。
『あれ!?』雄介はその中に見覚えのある姿を見つけた。
雄介「さ、桜子さん!!」
なんとそこに沢渡桜子の姿があった。
一条「すまんな。五代。沢渡さんにも協力してもらいたい事があってな。」
桜子「ごめんね。五代君。1か月程前から一条さんに頼まれてたの。でも極秘だって言うから・・・・。」
一条「まあ、その話は後だ。始めるぞ。」
会議が始まった。
一条は写真をスライドで投影しながら説明を始めた。
写真の中には、未確認らしき生物の写真が数点あり、姿は無く建物の窓の中にのみ写っている奇妙な物もあった。
一条「問題なのは次の写真です。これは考古学の研究をされてる沢渡桜子さんにも協力していただきます。」
566THE OTHER WORLD:02/11/10 19:45 ID:LiZV9QF7
一条は一枚の写真をスライドで投影した。
一条「この写真はおよそ3か月前に、偶然撮影されたものです。」
会議室は異様な空気に包まれた。
その写真は青空が裂け、その裂け目から異空間が覗くとても奇妙な写真だった。
一条「御覧のとうりです。この写真を気象や映像の専門家に見せましたが、原因は不明との事でした。」
幹部「たしかに無気味な写真だが、それと考古学と何の関係があるのかね?」
一条「はい。では、次の写真を御覧ください。」
次に一条が投影した写真は、古びた石版の写真だった。
一条「この写真の石版は半年程前に和歌山県の遺跡から出土した物です。」
刑事「それならニュースで見たよ。たしか四聖獣の絵が描かれた物だろ?」
幹部「四聖獣?」
一条「朱雀、青龍、白虎、玄武、東西南北を守護するという、想像上の生き物です。」
幹部「それで?」
一条「この石版、実は予言書のようなんです。」
一条「そこで、こちらの沢渡さんに文字の解読を御願した訳です。」
『空が割れし時、世界の終わりが訪れる。』「これは石版に書かれていた文章です。」桜子が切出した。
桜子「残念ながら石版の風化が酷く、全文は解読不可能ですが解読できたのは次のとうりです。」
『世界と世界を繋ぐ空間。』『空間を守護する聖なる獣。』『世界の破片。』
『破片を宿し生まれる者。』『闇の翼を持つ魔人。』
桜子「断片すぎて意味は分かりませんが・・・・。」

その後、会議は1時間程度、続いた。
567THE OTHER WORLD:02/11/10 19:46 ID:LiZV9QF7
雄介はようやく長い会議から解放された。
「疲れたか?」一条が問いかけた。
雄介「い、いえ、大丈夫です。」
雄介たちは廊下に出た。「五代君。」桜子が後ろから声をかけた。
桜子「また、戦うの?・・・・。」
雄介「まだ、そうと決まった訳じゃないよ。でも、もしその時が来たら俺は戦う。」
雄介「みんなの笑顔のために。」
桜子「・・・・そうね。だって五代君はクウガだもんね。」
桜子は一瞬の沈黙から笑顔で答えた。
一条「・・・・・・・・・。」

北岡は既に一時間以上、外から警視庁の様子を伺っていた。
北岡「何をやってるのよ。俺・・・・。」
自分のやっている行為に空しさを覚えた北岡が、その場を離れようとしたその時。
「北岡秀一・・・・。」突然、誰かに呼び止められた。
北岡が振り向くと謎の青年が立っていた。
北岡「誰よ。アンタ?何で俺の名を?」
謎の青年「もうすぐ此処に強大な力を持つ敵が現れます。」
謎の青年「私はあなたのカードデッキに力を与え、現実世界でも変身ができるようにしておきました。」
北岡「カードデッキを?」
謎の青年「人間の可能性を見せてもらいます・・・・・。」
「お、おい。」唖然とする北岡の前で青年は姿をけした。

『キーンキーン』モンスターの共鳴音が鳴り響いた。
北岡が振り向くと警視庁のエントランスから、一条、雄介、桜子が出て来た。
すると、一階ロビーのガラス窓から虎の様なモンスターが実体化してきた。
謎の生命体「我が名は白虎。一条薫。お前のコアを貰い受ける。」
568名無しより愛をこめて:02/11/10 22:01 ID:co9s3zjX
なんか、似たような展開を見たことがあると思えば…

セ ー ラ ー ム ー ン ! ?
569名無しより愛をこめて:02/11/10 23:51 ID:4EWG0g2f
>>568
あれも結局、いろんなもの埋まってましたな鏡とか結晶とか種とか(笑

最後に狙われる1人が誰か、気になるところ。。。
570てれびさんっ子:02/11/11 00:03 ID:SS1zq6mn
てれびさんこない
あしたわくるといいな
おやすみなさい
571540:02/11/11 01:24 ID:1ItclZQD
>>560>>562

アイデア有難うございました。実は、私は木野さんのその辺りの
話は未見なんで、とりあえずまだ木野さんと霞兄弟の絡みを書ける
段階じゃないんですよ・・・。(まだ書かないほうがイイよな)

 しかもハリケンはうちの地方じゃ、1ヶ月半遅れで放送
されてますしね。もう少し、構想を練るか・・。
572THE OTHER WORLD:02/11/11 23:07 ID:eGvYEK7M
>>568-569さん
えっ!セーラームーンですか?
SS書くときに、いつか誰かに○○みたいとか言われちゃうかなぁと
思ってたんですが、セーラームーンかぁ、盲点でした。
まともに見た事がないもんで。まいったな・・・・。
正確にはコアは埋まってるんじゃ無いんですけどね。
その辺は、後ほど。
ちなみに4人目はあの人です。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?

次回予告「クウガ」part2
573THE OTHER WORLD:02/11/11 23:08 ID:eGvYEK7M
第三章後編「クウガ」
『白虎!?四聖獣の名だ。』雄介が2人を守る様に前にでた。
雄介「へんし・・・!!」
白虎は突風を発生させ雄介を吹き飛ばした。
宙を舞いながら雄介はクウガ・マイティーフォームへと変身した。
クウガは体を反転させ見事に着地し白虎に駆け寄った。
クウガ「ん!?」
白虎は一条の体から結晶の様な物を抜き出すと、一条は崩れ落ちた。
クウガ&桜子「一条さん!!」
桜子は一条に駆け寄り、クウガは白虎の動きを見ていた。
すると警視庁の中から警官隊が現れ、白虎を囲み始めた。
クウガ「一条さんと桜子さんを安全な場所に。それと、此処は俺に任せて下さい。」
桜子「五代君。気をつけて。」
警官に連れられ、意識を無くした一条と桜子は避難した。
白虎「虫けら共が・・・・。」
白虎は残った起動隊員に突風を放った。
警官隊は吹き飛ばされ、ある者は地面にある者は壁に打ち付けられて動かなくなった。
クウガ「やめろ〜!!」
クウガは白虎に立ち向かっていった。
クウガが放つ拳も蹴りも、白虎はいとも簡単にかわした。
白虎はクウガに足払いをかけると、転倒したクウガに鋭い爪を振り上げた。
白虎「弱い!!」

『ズキューン!!ズキューン!!』
白虎は不意を突かれよろけた。
クウガは白虎に蹴りを入れピンチを切り抜けると、マグナバイザーを構えたゾルダが立っていた。
クウガ「!!あなたはいったい?」
ゾルダ「今のは財布の礼だ。」
574THE OTHER WORLD:02/11/11 23:09 ID:eGvYEK7M
クウガ「財布って・・・あなたはさっきの弁護士さん!?」
ゾルダ「で、アンタいったい何?ライダーとは違うみたいだけど?」
クウガ「俺はクウガです。」
ゾルダ「クウガ?」
「!!!」白虎がゾルダとクウガに迫って来た。
ゾルダ「速い!!」
気が付いた時には、ゾルダは地面に倒れていた。
それを見たクウガが白虎に飛びかかるも、白虎のスピードに翻弄されている。
ゾルダは立ち上がり、マグナバイザーを連射した。
しかし、白虎はゾルダの攻撃を全てかわしてしまった。
ゾルダ「こいつ・・・強い。」

『キーンキーン』共鳴音が響いた。
ゾルダ「こんな時にまたモンスターか?」
しかしガラス窓に現れたのは、サングラスをした男だった。
『人間!?』ゾルダがその男を見ていると、男はガラス窓から出て来た。
クウガもそれに気付き、戦闘は中断した。
男は割とガッチリした体型で、男くさい感じの印象を与えた。
サングラスの男「何を遊んでいる?」
白虎「お前か。何しに来た。まさかこの虫けら相手にお前まで戦うつもりか?」
サングラスの男「戦いに来たのでは無い。早くコアを持ってこい。あのお方がお待ちだ。」
白虎「ではコアはお前に渡し、私はあいつらを殺す。」
白虎は一条のコアを男に手渡した。
サングラスの男「では、好きにしろ。だがあいつらを甘く見るなよ。」
再びサングラスの男はガラスの中へと消えていった。
クウガ「それを返せ!!」
「まて!!」ゾルダが後を追おうとしたが、ガラスの中には入れなかった。
白虎「これで心置きなく戦える・・・・・。」
575名無しより愛をこめて:02/11/11 23:38 ID:/6xmgmnH
>割とガッチリした体型で、男くさい印象のサングラスの男

三影?木野?信彦?タイタン?
576名無しより愛をこめて:02/11/12 19:14 ID:9vXbJrbc
白虎VSタイガが見たいかも。
いや、読みたいかも。
577名無しより愛をこめて:02/11/12 21:56 ID:/EecsW/p
>>575
と見せかけておいてドクバリグモというのはどうか(w
578THE OTHER WORLD:02/11/12 22:23 ID:v8/qK+RC
>>575さん
そうやって予想しながら読んでもらえるのは、すごく嬉しいです。
サングラスの男は次章に登場します。おたのしみに。
タイタンは読みながら、爆笑田中ばりに突っ込み入れちゃいました。(w

>>576さん
すいません。タイガは出ません。
自分もちょっと思ったのですが、ストーリー上厳しいです。
でも外伝的なショートストーリーなら可能かもしれませんね。
まあ、タイガは全ての能力を出していないので何とも言えませんが・・・。

>>577さん
まあ、いろいろ考えてみてください。(w

>>573に起動隊と警官隊と2つの表現で書いてしまいました。
最初、起動隊と書いていたんですが、起動隊はそんなに早く来ないのでは?
と思い、警官隊と変更したのですが、修正をミスりました。
この他にも誤字脱字が多く、読んでくださる皆さんに大変ご迷惑をおかけしております。
ごめんなさい。
579THE OTHER WORLD:02/11/12 22:24 ID:v8/qK+RC
>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574第三章後編「クウガ」part1クウガとゾルダの前に謎の男が。

次回予告「クウガ」part3
580THE OTHER WORLD:02/11/12 22:25 ID:v8/qK+RC
『シュートベント』ゾルダはギガランチャーを構えた。
クウガ「こんな所で、そんな物は使わないで下さい。」
クウガ「俺に考えがあります。」
クウガは白虎に立ち向かうと、ドラゴンフォームにチェンジした。
クウガ青と白虎のスピードはほぼ互角だったが、パワーで白虎が圧倒していた。
白虎がエントランスの手すりを破壊すると、クウガ青は飛び込みそれを拾い上げた。
白虎の鋭い爪がクウガを襲った。『ガキーン』ドラゴンロッドが白虎の攻撃を防いだ。
クウガ青は白虎の腹部に蹴りを入れ離れた。
クウガ青「弁護士さん。もっと被害が少ない場所に奴を誘導します。」
ゾルダ「俺はアンタらみたいに早く移動はできないけど?それに俺は北岡だ。」
クウガ青「北岡さん、それは大丈夫です。あれを使って下さい。」
クウガ達の上空にゴウラムが飛来した。
ゾルダ「あれは?」
クウガ青「心配はいりません。あれはゴウラムといって味方です。」
クウガ青「さあ、いきますよ。」
「ったく。」ゾルダはギガランチャーを捨て跳躍するとゴウラムに掴まった。
クウガ青も挑発する様に白虎に一撃を加えると、高く跳躍した。
白虎「逃しはせん。」
ビルの谷間を青と白の影が疾走した。

ゾルダは上空からクウガと白虎が移動する様を眺めていた。
『とうに10分は過ぎている。やはり、現実世界では時間制限は無いようだな。』
『それにカードも一定の時間で元に戻るようだ。』
『しかし、あいつもあのモンスターもいったい何だ?』
ゴウラムは広い空き地へと、降下していった。
581THE OTHER WORLD:02/11/12 22:26 ID:v8/qK+RC
ゾルダが空き地に立つと、すぐさまクウガ青と白虎が現れた。
白虎「此処でいいのか?お前達の墓場は?」
ゾルダ「ふん。此処なら思いっきりやれる。」
『シュートベント』ゾルダはギガランチャーを装備した。
ギガランチャーが火を吹いた。クウガ青が飛翔しドラゴンロッドを振り上げる。
誰もいない広大な空き地に爆音が響き渡る。
『キュイーン』耳をつんざく高音が響き渡ると、白虎は周囲の空気を高速で回転させ始めた。
突然、大地がえぐられたかと思うと、その後、大爆音が駆け抜けた。
ゾルダ「衝撃波か!!」
ゾルダとクウガはギリギリで衝撃波をかわした。
『キュイーン』また無気味な音が響きわたる。
ゾルダ「くっ!!」
『ガードベント』『ドゴーン!!!』ベントインの直後、爆音が駆け抜けた。
マグナシールドでガードしたゾルダの後ろからクウガ青が飛び出した。
白虎の爪が迎撃する。『バキ!!』鈍い音がしてドラゴンロッドが折れた。
クウガ青「何!!」
とどめの爪がクウガを襲う!!
ゾルダはカードをバイザーに装填しようとしたが、先ほどの衝撃で腕が思うように動かない。
『ドーン!!』激しく何かが衝突した音が響いた。
白虎「くっ!!」
白虎は弾き飛んだ。ゴウラムが体当たりをしたのだ。
ゴウラムは鋭い角を突き立てようと、旋回し白虎に向かっていった。
白虎「グゥ〜・・・五月蝿いガラクタが。消えよ!!」
白虎が手のひらをゴウラムにかざすと、空間が歪みゴウラムは空間の裂け目に飲まれた。
クウガ青「ゴウラムが!!」
白虎は20m程先のゾルダに向け爪を振り抜くと、かまいたちを発生させた。
ゾルダはとっさにマグナシールドを構えた。
かまいたちが大気と大地を切り裂くとマグナシールドは4つに割れた。
「ハァハァ。なんて奴だ。」ゾルダは度重なる攻撃にフラフラだった。
582名無しより愛をこめて:02/11/12 23:25 ID:R7885mHx
×マグナシールド→○ギガアーマーだと思ふ
あの盾、よく名前間違われるよね…
583THE OTHER WORLD:02/11/13 00:10 ID:Qw2Hv9Ss
あっ!!すいません。
確認しました。俺の記憶違いでした。
次回はギガアーマーで(でるかな?)
読者の皆様、脳内変換を御願します。

582さん、ありがとうございます。
584てれびさんっ子:02/11/13 15:33 ID:fKIu6D9s
てれびさんきょうはきてね
585名無しより愛をこめて:02/11/13 18:57 ID:CatyHyWD
起動隊は機動隊の間違いでは?
586THE OTHER WORLD:02/11/13 23:28 ID:okg+Ickz
申し訳ない。またやってしまった。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581第三章後編「クウガ」part1-2白虎VSクウガ&ゾルダ。

次回予告「The Legend of Hero」
587THE OTHER WORLD:02/11/13 23:29 ID:okg+Ickz
クウガは木の枝を拾い上げると、再びドラゴンロッドに変化させた。
『シュートベント』ゾルダはギガキャノンを装備した。
肩の双砲は白虎の足下を狙い爆風が巻き起こる。
爆風の中からクウガ青が飛び込み、ドラゴンロッドを振り抜いた。
見事にドラゴンロッドがヒットすると、白虎の体にクウガの紋章が現れた。
ゾルダはギガキャノンを白虎に放った。
『ズドーン!!!』大爆発が起きた。
クウガ青「やったか!?」
しかし爆風の中から平然と白虎は現れ、クウガの紋章も消えた。
「うおぉぉぉぉ〜!!」白虎が雄叫びを上げると竜巻きが巻き起こった。
ゾルダ「面倒臭い奴だ。ハァハァ・・・・。」
『ファイナルベント』マグナギガを召還。バイザーをセットした。
ゾルダはエンドオブワールドを発動させた。
全弾が白虎に襲いかかり、激しい爆発が起こる!!
だが爆風が収まると、またしても白虎の姿が・・・・・・・・・・。
愕然として膝をおとすゾルダの横をクウガが走り抜けた。
クウガはライジング・マイティーフォームにチェンジした。
金の脛あてに電撃が走り、ライジング・マイティーキックが炸裂した!!
再び激しい爆発に包まれる。
しかし三度、白虎は爆風の中から現れた。
ゾルダ&クウガ赤R「!!!!!!」
クウガ赤R「ハァハァ。あいつ不死身か?」
588THE OTHER WORLD:02/11/13 23:30 ID:okg+Ickz
しかし、白虎も度重なる攻撃に大ダメージを受けていた。
白虎「ぐはっ・・・この私にこれほどのダメージを・・・・。」
白虎「おのれぇ〜。次は必ず殺す。」
白虎は逃げ出すと、空間を歪ませ空間の亀裂に逃げ込もうとした。
「逃がすか!!」クウガはペガサスフォームにチェンジすると・・・
「ちょっと借ります。」クウガ緑はゾルダからマグナバイザーを奪った。
ゾルダ「お、おい!!」
マグナバイザーはペガサスボーガンに変化する。はずだった・・・・・。
バイザーの力とクウガの力が同調し驚くべき変化を遂げ、マグナ・ペガサスボーガンが誕生した。
クウガ緑&ゾルダ「!!これは!!」
クウガ緑はマグナ・ペガサスボーガンを発射!!全身にいつもはない衝撃が走った。
眩い閃光が大気を貫き、白虎を直撃した。
白虎「ぐはっ!!私が人間に・・・・・。」
白虎は激しい閃光を放ち消滅した。
「ハァハァ。やりましたよ。」クウガはサイズアップをした。
ゾルダ「ハァハァ。さすがにシンドイな。」
ゾルダ「ん!?」
白虎の消滅の影響で、空間の亀裂が不安定になり亀裂が広がり周囲の物を吸い込みだした。
ゾルダ「おい!まずいぞ!!」
遂にはゾルダとクウガを飲み込み亀裂は消えた。
589岩のような瓦斯:02/11/14 01:36 ID:DlEGewKD
小沢達とともに去っていく青年を見送りながら、桜井警視総監はふと思った――

『猛、彼もお前と同じ、仮面ライダーだよ……』

桜井には生まれてすぐに養子に出された双子の弟がいた。
文型に進んだ自分と違い、弟は理系の大学に進み頭角をあらわす一方でオートバイにもその才能を見せていた。

だが、30年前のあの日、彼は生まれ変わった――――そう、『仮面ライダー』へと――――

アメリカへの留学を追え日本に戻った桜井は弟と出会い、そして悪の存在を知った。さらには弟と同じ『仮面ライダー』と出会った。

『私には悪と戦える力は無い。だが、悪を憎む心は消して負けてはいない』

警視総監=本郷と言うのが何か嫌だったのでこうしてみました。でも、仮面ライダーがもう一人増えた気がしないでも……
590名無しより愛をこめて:02/11/14 12:25 ID:/790Asud
>>589
なんかいいかも
591名無しより愛をこめて:02/11/14 22:18 ID:OX6c8WP6
age
592名無しより愛をこめて:02/11/15 00:49 ID:jC5B+UyO
今日はまったり
593名無しより愛をこめて:02/11/15 01:53 ID:Ii/qmZYa
>>589
実はもう一人、さらに別の家に養子にいっていて、
刑事→事件屋を経て約二十年前に当時の政財界のある黒幕を刺殺、
服役していたが『財団』の内偵および壊滅の為に極秘に仮釈放されていた
白いコートの弟というのもいて…
594名無しより愛をこめて:02/11/15 02:01 ID:EVFBwigA
>>593
有光洋介ですか(w

近い将来、沈没する日本列島で人命救助に駆け回る藤岡四兄弟…とか(w
595名無しより愛をこめて:02/11/15 02:06 ID:OHiHGbak
リアルゴールドマンセー
596名無しより愛をこめて:02/11/15 02:07 ID:OHiHGbak
あ、あとキリンのICEもマンセー(苦笑)
597594:02/11/15 02:10 ID:EVFBwigA
お、さらにカナダ(だったっけ?)の流氷から発見された
藤岡家の先祖のサムライが、『財団』の力で秘密裏に蘇生して…

スパークする役者バカマンセー
598名無しより愛をこめて:02/11/15 02:18 ID:8p1vJqfL
>>597
氷漬けになってたのは日本国内。
海外に持ち出されて蘇生。
599名無しより愛をこめて:02/11/15 02:21 ID:EVFBwigA
>>598
arigato!
600名無しより愛をこめて:02/11/15 03:13 ID:snNISltz
なんだ、「すご科学スレ」にでも迷いこんだかと思ったじゃないか(藁
601名無しより愛をこめて:02/11/15 03:53 ID:z4d2dRul
ライダー競演といえば先輩・後輩の関係が必要以上にきっちりしてる
イメージがあったんだけど、久々に劇場版ライダーをいくつか見たら
意外なほど最新ライダーが先輩にタメ口叩いてて笑った。
「5人ライダー対キングダーク」のXは1号達に指示飛ばして仕切っ
てるし、スカイに至っては「ライダーの諸君!」とか、なんか偉そう
なこと言ってるし。
602名無しより愛をこめて:02/11/15 04:05 ID:q8/IUy5A
現役ヒーローを退いてライダーOB会にはいってから先輩後輩の序列を
叩き込まれるシステムになってたりしてな(w
本郷−風見の関係は本編で最初から先輩、後輩だったからいいんだけど
結城丈二が「風見さん」はやめてほしかったなあれ。
603名無しより愛をこめて:02/11/15 06:45 ID:WRnRvqu7

mage

604岩のような瓦斯:02/11/15 08:44 ID:b6f/OkwP
>>589
実は二人は時々入れ替わっているんだけど、誰も気付かないw

…………頬って置くとどんどん増えるので、最後のネタ。

藤岡一族を模した最強の人造人間『せがた三四郎』…………すんまそん
605名無しより愛をこめて:02/11/15 11:35 ID:MkFfkMOs
ICEの季節だ
606THE OTHER WORLD:02/11/16 00:24 ID:27vOqoq2
>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
607THE OTHER WORLD:02/11/16 00:25 ID:27vOqoq2
第四章前編「The Legend of Hero」
「イライラするぜ・・・・・。」
浅倉威は1人、見知らぬ住宅地を彷徨っていた。
住宅地といっても、浅倉の幼少の頃を彷彿とさせる懐かしい町並みだった。
浅倉「何処だ・・・?此処は・・・。」
浅倉のイライラは頂点に達していた。
『ドゴッドゴッ!!』浅倉は民家のブロック塀を殴りはじめた。
『ドゴッドゴッドゴッ!!パスッ・・・・・。』何者かが浅倉の腕を掴んだ。
浅倉「誰だ。俺の邪魔をするのは。」
浅倉は相手を確認もせず、いきなり殴りかかった。
が、その人物はいとも簡単に浅倉の拳をかわした。

浅倉の前に男が立っていった。
その男は革ジャンに赤いスカーフの余りセンスがいいとは言えない男だった。
浅倉は無言で男に殴りかかっていった。
男「フッ・・・。元気な奴だ。」
男は浅倉の攻撃を全て寸前の所でかわした。
「せい!!」男は浅倉の胸ぐらを掴むと背負い投げを放った。
「ぐっ!!」浅倉は地面に打ち付けられた。
608THE OTHER WORLD:02/11/16 00:26 ID:27vOqoq2
地面に横たわる浅倉に男は手を差し伸べた。
浅倉はその手を取り立ち上がると、いきなり男に殴りかかる。
しかし、男は浅倉の拳を受け止めた。
男は浅倉の拳を握る力強い手とは裏腹に穏やかな表情だった。
常に怒りに満ちた浅倉だが、その時は何故か怒りが収まってきた。
男「それにしても奇抜な格好だな。外国の帰りか?」
浅倉「あ?・・・何を言ってやがる。」
男「何をそんなに苛つく?腹でも減ってるんじゃないのか?」
男「来いよ。飯でも食わせてやる。」
浅倉「はぁ。・・・・・俺に飯を?何故だ?」
男「さあな。君とは何か運命的なものを感じる。とでも言っておくか。」
浅倉「変わった奴だ。・・・俺は何時お前を襲うかわからんぞ・・・。」
男「フッ。何時でもどうぞ。」
男「俺の名前は本郷猛だ。よろしくな。」
609THE OTHER WORLD:02/11/16 00:27 ID:27vOqoq2
本郷猛は浅倉を一軒の喫茶店に連れていった。
喫茶『アミーゴ』その店もまた一時代前のような懐かしい雰囲気を放っていた。
「ここだ。」浅倉に告げると2人は店に入っていった。
本郷「おやっさ〜ん。」
「おお。猛ぃ。」マスター立花藤兵衛がカウンターから答えた。
本郷「おやっさん、カレーを2つ御願します。」
立花「おや、猛?お客さんか?・・・・。」
立花「ハ、ハロー。」
本郷「ハハッおやっさん。彼は日本人ですよ。」
本郷「そういえば君、名前は?」
浅倉「・・・・俺は・・・浅倉だ・・・。」
本郷「で、浅倉君はこの町で何を?」
浅倉「俺にも分からん。・・・・気が付いたら此処にいた。」
本郷「気が付いたら?・・・・・・・。」
立花「はい。カレーお待ち!!」
立花「それにしても奇抜な格好だなぁ、外人かと思ったよ。」
浅倉「・・・そうか?・・・俺にはこの男の方が奇抜だ・・・。」
本郷「ハハハハッ。いや、参ったな。まあ遠慮なく食ってくれ。」
浅倉は無言でカレーをガッツキ始めた。

浅倉はカレーを喰い終わると無言で席をたった。
本郷「浅倉君?」
「・・・・・飯は食った。」浅倉は出口の方に歩いていった。
本郷「おい!何処に行く気だ?」
浅倉「・・さあ?・・・・宛てが無いのは慣れている。」
浅倉はアミーゴを出ていくと、本郷と立花は顔を見合わせた。
本郷「ちょっと様子を見てきます。」
本郷もアミーゴを後にした。
610THE OTHER WORLD:02/11/16 00:28 ID:27vOqoq2
本郷が外に出ると、そこには既に浅倉の姿はなかった。
「どっちに行ったんだ?」本郷は西に向かって走り出した。
しかし浅倉の姿は無く、本郷は諦めた。

本郷が店を出た直後、独り立花は洗い物をしていた。
すると、アミーゴの窓に妖しい影が蠢き出した。
立花は気付かずに洗い物に精を出していると影は消え、立花の背後の鏡に姿を現した。
鏡から異形の手が実体となり延び、立花に迫る。
「はっ!!」立花は妙な気配に気付き、後ろを振り向いた。
その瞬間、異形の大きな手が立花に襲いかかった。

『バキッ』鈍い音がしてカウンターが砕けた。
謎の生命体「咄嗟にかわすとはさすがだな。」
立花「は!!ショッカーの怪人!?」
立花の前に岩石の様な皮膚に大きな甲羅を持った、亀の様な怪物が現れた。
謎の生命体「我が名は玄武。立花藤兵衛、お前のコアを貰い受ける。」

本郷が店を出て約10分が経過した頃、本郷は再びアミーゴに戻って来た。
「おやっさん。彼はいませ・・・。」本郷の目に荒らされた店内と、倒れている立花が飛び込んで来た。
「おやっさん!!」本郷は立花に駆け寄った。
本郷「大丈夫だ、生きている。」
しかし立花の意識は無かった。
本郷「おのれ、ショッカーの仕業か!?」
本郷は立花をソファーに寝かせ再び店を飛び出した。
611名無しより愛をこめて:02/11/16 04:20 ID:VH2GE7ag
ついに昭和登場か、期待〜
612名無しより愛をこめて:02/11/16 11:28 ID:JSCdajdl
昭和登場はいいけどショッカーの時代だから1号と2号しか出ないの?
613オールドファンのツッコミ:02/11/16 14:02 ID:erxQ8Ynj
>>609
 浅倉と本郷という組み合わせになりそうにない組み合わせの会話が楽しくて良いです。

 浅倉の格好を見た’70年代人の反応もGOOD。

 ただ、惜しむらくは、本郷が立花を「立花のおやじさん」と呼ぶのはヨーロッパから帰国後で、
しかも「おやっさん」という独特のイントネーションが定着したのはかなり後だったはず。
「アミーゴ」のマスターはあくまでも「立花さん」と呼ばれていたので、そこがちょっと引っかかりました。

 うるさいジジイのツッコミでごめんなさい。続きが楽しみです。
614名無しより愛をこめて:02/11/16 14:35 ID:MNM6KIJa
でも「立花さんっ」て呼んでたら逆に違和感感じてしまう、
そんな昔の記憶だけの俺はやっぱオヤジ?
615613:02/11/16 15:02 ID:jFQEQ9UG
>>614
「おやっさん」と聞くと藤兵衛さんより玉三郎さんになるのが若者。
「おやっさん」に反応するのがオヤジ。
「おやっさん」より「立花さん」の方がしっくり来るのはジジイ。

 ってなところでいかがでしょうか。

>>612
「アミーゴ」は2号登場時にレーシングクラブに商売替えしたから、
この話に2号は出ないと思います・・・って、そこまでオリジナルに
忠実にって要求したらかえって面白くないでしょうか?
616  :02/11/16 15:09 ID:maYjEkXp
>>613
おれも正式名称と思い込んでるみたいな「おやっさん」という使い方が
嫌いで嫌いで仕方がなかった。
「おやっさん」が「おやじさん」の訛ったものだということに
マジで気づかない人がいることを知ったときは本気であきれた。

「立花さん」時代を知らない人がいるのは仕方ないかとも思うけど、
パロディ以外の場合に大真面目に「おやっさん」と表記・呼称してるのって、
自分を藤岡弘演じる本郷猛の区別がついてない人みたいに見えてキモい。


>>614
それは「昔の記憶」ではなく「思い込み」でしょ。
617614:02/11/16 15:43 ID:MNM6KIJa
>>615
いい表現ですね、オヤジ認定されてしまった(苦笑)

>>616
あはは痛い指摘だー,そうなんだよね、昔の記憶って、
多分に思い込みや勘違いを含んじゃってたりしちゃっててさ(^-^;
618名無しより愛をこめて:02/11/16 15:53 ID:U6bBhkfh
>>615
谷源次郎のヒゲが最初に浮かぶ中途半端な世代は何処へいったらよかとでしょうか(笑
619名無しより愛をこめて:02/11/16 15:56 ID:FWNz/1gL
>>616が誤字を抜きにしても理解しがたくてキモい。
620名無しより愛をこめて:02/11/16 16:07 ID:9nht+1rt
>>619
おれも正式歌詞と思い込んでるみたいな「あの頃はハッ」という
使い方が嫌いで嫌いで仕方がなかった。
「あの頃はハッ」が「あの頃は」の訛ったものだということに
マジで気づかない人がいることを知ったときは本気であきれた。

カラオケで歌ったことがない人がいるのは仕方ないかとも思うけど、
パロディ以外の場合に大真面目に「あの頃はハッ」と歌ってるのって、
自分と和田アキ子の区別がついてない人みたいに見えてキモい。

。。。。ヤパリヨクワカラナイヨ。
621613:02/11/16 16:16 ID:ojUWz/gQ
>>614-617
 だんだんスレ違いになって、作者の方へのプレッシャーになってもあれなので、
事実関係を整理して区切りということで。

 1〜13話   本郷→立花 「立花さん」 
          稼業はスナックアミーゴのマスター

 14話でいきなり一文字登場。彼も「立花さん」と呼ぶ。
 稼業はレーシングクラブ会長になり、他のメンバーからは「会長」と呼ばれる。
 一文字が「会長」と呼んだことがあったかどうかは不明。誰か調べてください。

 31話で一文字がいきなり立花を「おやじさん」と呼ぶ。以後定着。
 40話で再登場した本郷が41話ラストで「立花のおやじさん」と発言。以後、本郷も
「おやじさん」が定着。

 本郷の独特のイントネーションのため「おやっさん」という言葉が定着するが、これが
「訛り」ではなく立花の愛称として文字なったのは、V3期にTVマガジンに掲載された
「ダブルライダーからの手紙」が初出(らしい)。
 他のライダーは明確に「おやじさん」と発音していたり、「立花さん」と呼称したりまちまち。
少年仮面ライダー隊では会長だったため、結城丈二は「会長」と呼んでいた。

「おやっさん」が定着したのは’80年代以降、オールドファンの活動が顕著になってから
だが、何故この愛称が定着したのかはさっぱり判っていない。

 個人的には「おやっさん」には馴染めないけど、好みの問題もあると思いますので、
創作上は作者の方にお任せすべきと思います。
 ただ、それぞれのライダーが立花さんをどう呼んでいるかで、オリジナル作品の時代性を
表現できると思いますので、ご参考になさってください。
622名無しより愛をこめて:02/11/16 16:21 ID:kucoSYHE
>621
乙です。
こういう、叩きにならない程度の愛のある考証っていいですね、なんとなく。
623613:02/11/16 16:37 ID:pWFwR12v
>>618
 忘れていたわけじゃないんですが、洋は「先輩」、一也は「谷さん」で
谷さんを「おやじさん」または「おやっさん」と呼んではいなかったと思
います。

「隊長」と呼んだら番組が違ってしまいますが(w
624名無しより愛をこめて:02/11/16 17:07 ID:Mr+I+dFY
>623
なるほど、言われてみれば。
これも一種のイメージというか思い込みかもしれませんね(笑

ただ、洋は確実に「先輩」だと思いますけど
今ちょうど手元にある劇場版ではなにげなく一也が「おやじさん」と
呼んでたりします。TV本編を再確認してみないとなんとも言えませんが。
625THE OTHER WORLD:02/11/16 17:44 ID:FvfBekhX
うわっ!!なんかレスがいっぱい付いてると思ったら原因は俺でしたか。
皆さんにレスを返したいのですが、長くなるのでまとめて書かせていただきます。
強者が多いこの板で、昭和ライダーを出すのはドキドキものでした。
正直、本作より某パロディーのほうが記憶に残る自分にとっては、ずっと立花藤兵衛
=『おやっさん』だと思ってました。
615さんの指摘は『おやっさん』は文学的表現として誤っているとの事ですか?
自分としては台詞から人物の感情や状況を読者に読み取ってほしいので、こういう感じ
の表現を使ってます。漫画ジョジョの奇妙な冒険の「わがぁぁぁ〜ナチスのぉぉぉ」(w
みたいな感じです。まあアホな俺にはこの程度が限界なのでご勘弁を。

でも本当に勉強になりました。特に613さん、優しいレスありがとうございます。
ご指摘のとうり『アミーゴ』時代なので一文字は登場しません。
しかし本郷は変身のポーズをとり、パワーも龍騎達に劣らない矛盾。(w
府に落ちない所も多々あると思いますが、そのへんはどうかお許しを。

『おやっさん』は書いてしまったので、以降も継続させていただきます。
また、何かあった時は教えてください。その方が自分も勉強になりますので。
626城 茂:02/11/16 17:53 ID:awOD0awT

オッサン、ケガするぞーッ!
627名無しより愛をこめて:02/11/16 18:50 ID:X3ov+yH6
ワッダバダバ、ワッダバダバ、ワッダバダバダー
628613:02/11/16 19:56 ID:Z5ZIxubz
>>624
 あ、谷さんも「おやじさん」と呼ばれてましたか。
 自分の方も偉そうなこと言いながら「思いこみ」があったようですみませんでした。
 以後、気を付けます。

>>625
 恐縮です。
 オールドマニアからのツッコミはイヤミと紙一重なので、気を付けて書いたつもりでしたが
受け取っていただけて幸いでした。
 今後の展開を楽しみにしていますので、無理のないところでがんばってください。


629THE OTHER WORLD:02/11/16 22:21 ID:MchrcGUL
613さん
紳士な態度、こちらこそ恐縮です。
さすが、ライダー達から学んだ正義の心ですね。(w
昭和絡みのスレだけあって大人な人が多いので、自分も多々、感謝しております。
また、為になるレスを御願します。
630名無しより愛をこめて:02/11/17 02:07 ID:y66/q86q
てれびさんキボーン
631名無しより愛をこめて:02/11/17 13:00 ID:KzY2IUZ1
あげ
632名無しより愛をこめて:02/11/17 14:27 ID:b1uYWBDn
>>427
太正ライダーなら見たいぞ!
633名無しより愛をこめて:02/11/17 14:49 ID:13TkzfEL
太くて正しいライダー……
634名無しより愛をこめて:02/11/17 17:17 ID:m6Btd2t5
>>632
蒸気エネルギーのライダー?
635名無しより愛をこめて:02/11/17 17:42 ID:PNK3kFPf
>>634
なんとなく真っぽい。
いや、ナマモノって言うか。湯気だし。
636THE OTHER WORLD:02/11/17 21:19 ID:/4NXDTH2
>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
>>607-610第四章前編 「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。

次回予告「Unite Space」
作品中に出てくるオリジナルライダーの説明書きを作りました。
637THE OTHER WORLD:02/11/17 21:20 ID:/4NXDTH2
第四章中編「追跡者」
浅倉威は宛てもなく彷徨い歩いた。
暫く歩くと一台の帆付きのトラックが横を通り過ぎた。
しかし程なくして、そのトラックが停車した。
浅倉「・・・何だ?」

「イイー!!」「イイー!!」トラックの中から、黒い戦闘服にベレー帽の男達が降りて来た。
その数10人の男達が浅倉を囲んだ。
浅倉「何だ?お前らは?・・・・でも、嫌いじゃ無いぜこういうの。」
浅倉は男達に向かっていった。

数分の時が流れた。
浅倉は地面に横たわる男達を見下ろしていた。
浅倉「ハァハァ・・・もう終わりか?」
『キーンキーン』モンスターの共鳴音が響き渡る。
「生身の人間にここまでやられるとは不甲斐無い。」トラックのミラーから玄武が実体化してきた。
「はん。」浅倉はニヤリと笑い、カーブミラーにデッキをかざした。
「!!何?」しかしベルトが現れる事は無かった。
浅倉「・・・・イライラさせやがる・・・・。」
浅倉は素手で玄武に向かっていった。
『ドゴッ』鈍い音がして浅倉の視界が暗くなっていった。
『お前は必ず俺が殺す・・・・・。』浅倉は気を失った。

その頃、本郷はショッカーの痕跡を捜しバイクを走らせていた。
本郷「!!あれはショッカー!!ん!?あれは浅倉君か?」
本郷は遥か前方でショッカーに連れ去られる浅倉を見た。
走り去るトラックを追い、本郷はアクセルを開けた。
638THE OTHER WORLD:02/11/17 21:21 ID:/4NXDTH2
『此処は何処なんだ・・・・。』
朦朧とする意識中で浅倉は闇の中を彷徨っていた。
すると一筋の光が見えた。そして光が広がると浅倉は目を覚した。
浅倉「此処は・・・・。」
『カツッ』浅倉は起き上がろうとしたが、体が動かない。
浅倉の両腕と両足は台に縛られ、十の字に拘束されていた。

「気が付いたか?」男の声がした。
浅倉が声の方を見ると、白いマスクと帽子を被った白衣の男が立っていた。
男は浅黒い肌をし、マスクと帽子の間から覗くその目を見ただけで美形と分かった。
『誰だこいつは?医者なのか?』浅倉は辺りを見渡した。そこは正しく手術室だった。
白衣の男「ようこそ。ショッカーの秘密基地へ。」
浅倉「・・・ショッカー?」
白衣の男「浅倉猛。いや、仮面ライダー王蛇。君は素体としては申し分ない。」
白衣の男「君なら、すばらしい融合モンスターになれるだろう。」
浅倉「・・・・素体?・・・融合モンスター?」
白衣の男「そう。亜空間にしか存在できないモンスターと改造人間を融合させる事により誕生する生物兵器だ。」
白衣の男「君も合っただろう?玄武に。彼は最強を誇る四聖獣と融合させた。」
浅倉「玄武?・・あの亀野郎か。だが、そんな事はさせん・・・・。」
白衣の男「それと、カードデッキ。あれは実にすばらしい物だったよ。」
男の視線の先にはガラスケースに入った浅倉のデッキがあった。
「おわぁぁぁぁ〜!!」浅倉は狂ったように体を振るった。
白衣の男「フッ。無駄だよ。心配しなくても改造手術はすぐに終わる。」

『ドゴ〜ン』爆発音がしたかと思うと、警報を伝えるサイレンが響いた。
白衣の男「チッ。侵入者か!?」
すると手術室の窓にサングラスの男が現れた。雄介達の前に現れたあの男だ。
サングラスの男「コアが全て揃いました。」
「ハハハハハ。遂にこの時が来た。」白衣の男は満面の笑みで高らかに笑った。
サングラスの男「侵入者の方は私におまかせを。」
白衣の男「頼んだぞ。木野。」
639THE OTHER WORLD:02/11/17 21:21 ID:/4NXDTH2
THE OTHER WORLD ORIGINAL RIDERS DATA

NO.1 GENERATION 5
G3ユニット解散後、未知の敵に対する防衛の為に開発された特殊強化装甲服。
G3の設計をベースに各種のアシストシステムを強化し、装着者の負担を軽減。
ある程度の訓練を重ねた者なら、G3と同等以上の動作が可能。
ユニット総重量:100kg   最大視力10km   最大聴力10km      防御力8   跳躍力10m   パンチ力1.5t   キック力3.5t
100m走破力9.5秒
装備 GM-01 GG-02 GS-03 GA-04 スピーダーアクセラー

NO.2 GENERATION 6 PROTOTYPE
G-Force発足後、更なる強化を目的とし開発された時期主力戦闘装甲服。
G5とは違い、まったくの新設計で開発された。
G6は全てにおいてG5の能力を上回り、機動力やセンサーなどはG3ーXをも凌ぐ。
まだ開発の段階であり、操作が困難なため一部の人間のみ装着可能。
ユニット総重量95kg   最大視力20km   最大聴力20km
防御力9   跳躍力25m   パンチ力2t   キック力7t
100m走破力7秒
装備 GM-01 GA-04 GX-05 GK-06 スピーダーアクセラー

ガードスピーダー(作品中、登場なし。)
1000cc水素エンジンを搭載したG-Force専用特殊二輪車。
ガードチェイサーより小型で軽量であり、走破性を重視して開発された。
道を選ばず何処にでも行けるオールラウンダーバイクである。
最高時速300km

NO.3 マグナ・ペガサスボーガン
クウガの力とゾルダの力が融合する事により、偶然に誕生した合体武器。
クウガ・ペガサスフォームがマグナバイザーを持つ事で発動する。
その威力はライジング・ペガサスボーガンを凌ぐ。
640名無しより愛をこめて:02/11/17 21:31 ID:IbtuILec
木野さんがショッカーにいるのかよ!
>>41 企画書(w
>>75 第1話「イレギュラー」
>>166-169 第2話「トライアングル」
>>236-239 第3話「マスクドライダーズ」
>>374-377 第4話「エネミー」
>>499-502 第5話「ハリケーン」
オリエンタルな味と香りの…いや、このパターンは以前にもやったか。
とにかく、喫茶店「ポレポレ」で沢木哲也は料理の腕を振るっていた。
出来上がった料理の乗った皿を、風谷真魚がテーブルに運ぶ。
喫茶店「ポレポレ」、今日は定休日である。
「いやぁ、『アギトの会』も賑やかになってきたなあ」
哲也は、テーブルに並んだ皿の数を見ながらつくづく思っていた。
「翔一くん、風見さんたちは別に『アギト』ってわけじゃないでしょ」
後ろから新たな皿を持ってきた真魚が言った。
哲也は、「アンノウン事件」のとき、記憶を失っていた。
最初に発見されたときに持っていた封筒と書かれていた名前から、便宜上「津上翔一」を名乗り、そのため真魚を始め、この頃に出会った人々の多くは今でも彼をその名で呼ぶ。
「あ、そうか。う〜ん、だったら、『ライダーの会』てのはどうかな? 俺や五代さんや葦原さんや城戸くんたちは新人。氷川さんは補欠ってことで」
「ちょっと待って下さいよ、なんでぼくだけ補欠なんですか!?」
「だって、氷川さん不器用だし」
「関係ないでしょう!!」
氷川の横に座っていた小沢が、氷川の首根っこを無造作に掴み、力ずくで席に座らせた。
翔一と氷川の漫才は強引に幕引きとなり、いよいよ、今日の『本題』が話し合われることになった。
志郎や良らもアンノウンの復活は知っていた。
問題は、彼らも知らなかった『未確認生命体』のほうだ。
高位クラス以外は自我を持っているかも疑わしいアンノウンと違い、高度な知能と明確な意思を持つ未確認生命体には、必ずなんらかの目的があるはず。
ならば、それはなんなのか…?
「以前の奴らは、人間を殺すゲームをやっていました。俺と戦うのなんて、二の次って感じでしたね。…あ、これ美味い」
五代は、記憶を辿りつつ、目の前の野菜炒めを口に入れた。
「それはね、キャベツを少し小さめに切るのがコツなんですよ。大きいと油と絡まりすぎて、こんなにサッパリしません」
「アンノウンの目的も、人間を殺すことだったわね。『アギト』になる可能性のある超能力者とその血族を殺すのが目的だった」
翔一から野菜炒めの乗った皿を受け取りながら、小沢が言った。
「しかし、俺達が戦った未確認生命体第24号は、有無を言わせずにトレーラーで突っ込んできた。36号も五代くんや茂との接触前後に人を殺した形跡はない」
風見の言葉に、一同は考え込んだ。
全員が押し黙った沈黙を、翔一が破った。
「そういえば、今日は光太郎さん来ないんですね?」
「『ひとみっち』のご両親のお墓参りだってさ。昔、いろいろ世話になったからって」
翔一の質問に答えたのは、カウンターからコーヒーをもってきた『おやっさん』こと飾玉三郎だった。
「せっかく『BLACK RXカレー』用意してたのに」
………それが理由なんじゃないのか?
前日、試食をした(させられた)葦原涼はそう思っていた。
南光太郎は、佐原夫妻の墓前にいた。
その隣では、夫妻の二人の子供、茂とひとみも両手を合わせている。
「こうして三人揃うのも、久しぶりだよな」
墓前から寺の門へと向かう道すがら、茂は言った。
「三人というより、わたしは茂お兄ちゃんと会うのも久しぶりのような気がするわよ」
ひとみが口を尖がらせる。
三人の前から、一人の女性が歩いてきた。
瞳の奥に、不思議な光を湛え、その額にはタトゥだろうか白いバラが描かれていた。
不意に光太郎は歩みを止め、それを見た茂とひとみも足を止める。
「…おまえたちは、他のリントの戦士とは違うようだな。我々と同じ臭いがする。戦いの果てに血を求める、我々と同じ臭いだ」
「俺がおまえたちと同じだというのか?」
「違うのか…?」
バラのタトゥの女=ラ・バルバ・デの背後から、二人の未確認生命体が姿を現す。
未確認生命体第1号=クモ種怪人ズ・グムン・バ。
未確認生命体第5号=ヒョウ種怪人ズ・メビオ・ダ。
「その女を渡してもらおう」
バルバの声を受けたグムンの口から白い糸が伸びる。
いや、伸びなかった。
どこからか放り込まれた木の枝がグムンの顔面に当たり、攻撃を封じたのだ。
「ザセザ!?」
枝を投げた男は、光太郎とともに、ひとみと茂を守るようにバルバらの前に立ち塞がった。
「久しぶりだな、光太郎」
男は、光太郎に声をかけると、両腕を腰に当て身構えた。
それを見た光太郎も、腕を前方に構える。
「大変身!!」
「変身!!」
二人の姿が変わる。
「仮面ライダーX!!」
「俺は太陽の子! 仮面ライダーBLACK RX!!」
獲物の姿を確認すると、メビオは素早くXに襲いかかってきた。
RXはロボライダーに変身し、その攻撃からXを守る壁になる。
いかに鋭いメビオの爪でも、ロボライダーの装甲・ロボフォームには傷を付けることができない。反対に、強烈なロボパンチを腹部に受けて吹っ飛ばされた。
受身もとれずに落下していくメビオに、ロボライダーはボルティックシューターの狙いをつける。
そのメビオが、突然ロボライダーの視界から消えた。
グムンが糸を吐き出し、飛ばされたメビオの脚に絡ませてボルティックシューターの狙いから外していたのだ。
グムンがメビオを助けている隙をついて、今度はXがライドルスティックで踊りかかる。
着地したばかりのメビオが素早く態勢を立て直してそれを受け止めた。
グムンがメビオに加勢しようとするのを、ロボライダーが間に入ってそれをけん制した。
ロボライダー対グムン、X対メビオという構図が作られ、一進一退の攻防が繰り広げられていた。
その戦いの中である。

『ファイナルベント』

声が聞こえると、突然大量の怪人たちがグムンとメビオを吹き飛ばし、その中に現れた一人の戦士がメビオの顔面に膝蹴りを食らわせ、メビオは爆発四散していった。
群れをなした怪人たちはどこへともなく消えていき、戦士が残った。
仲間を倒され、激昂したグムンが戦士に挑みかかる。

『スピンベント』

右手に角状の武器を携え、グムンの攻撃を受け流すと、Xのほうに放り投げた。
「あとは任せましたよ、X先輩!」
Xは空中高くジャンプすると、ライドルを軸にして回転し遠心力を付ける。
「Xキック!!」
一気に降下して放つ必殺技に、グムンは炎の中に消えていった。
「どうです、俺、強いでしょう?」
戦士は、腰のベルトから名刺を取り出すと、それをロボライダーとXに渡した。
「仮面ライダーインペラー 佐野満?」
横から名刺を覗いた茂が、名刺に書かれた字を読む。
「あんたも仮面ライダーなのか?」
Xが訝しげに相手…インペラーを見る。
「先輩方のお噂は聞いてますよ」
馴れ馴れしい口調で二人に話しかけるインペラー。
「巨大ロボット・キングダークを倒した仮面ライダーX! 日本を支配した暗黒結社ゴルゴムを壊滅させた仮面ライダーBLACK RX! 尊敬しちゃうなぁ、憧れるなぁ!」
インペラーは、二人の顔をまじまじと見た。
「スゲェ、本物だよ! ね、俺も仲間に入れて下さいよ。あの仮面ライダーと一緒に正義のために戦えるなんて、スゴイよなぁ、憧れるなぁ!」
相手の話を聞かないで勝手にまくし立てるインペラー。
だが、その口を、突然聞こえた悲鳴が制した。
ひとみを抱えた怪人が、上空へ跳んでいた。
未確認生命体第6号バッタ種怪人『驚異のジャンパー』ズ・バヅー・バだ。
茂が銃を抜き、バヅーが背中を見せた一瞬を狙って引き金を引いた。
その弾丸──神経断裂弾がバヅーの肩口に命中し、血が噴き出す。
激痛に怯んだバヅーはバランスを崩し、力の抜けた両腕からはひとみが離れていった。
落下していくひとみを、ゲル状に変化したバイオライダーが救った。
駆け寄る茂とX、そしてインペラー。
ひとみの無事を確認したXが辺りを見回すと、既にバヅーもバルバもその姿を消していた。
彼らの目標はわかった。

佐原ひとみ。

何故、彼女を狙うのか。
何故、彼らは突然復活を遂げたのか。
そして、彼らの目的は何か。
依然、謎は多い…。
648仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜:02/11/18 12:23 ID:rpABG7E7
というわけで、またも新キャラ登場と相成りました、第6話です。
まだどういう奴かも良くわかっていないインペラーを出してしまった…。
こういう欲求に弱いなぁ、オレ(w
おかげでXは見せ場を少し削られてしまいましたが…。
まぁ、ラストもちゃんと締められたので、個人的にはヨシ、って感じです。
649名無しより愛をこめて:02/11/18 16:39 ID:DtC3atHU
とりあえず、思うんだが
650名無しより愛をこめて:02/11/18 16:41 ID:DtC3atHU
 共演話に出てくる敵は、番組内の敵じゃないと駄目?
それとも作者オリジナルの敵でも可?
651名無しより愛をこめて:02/11/18 16:42 ID:Uu4txNNl
インペラーも出んのかあ
でもなかなかイイです。
652名無しより愛をこめて:02/11/18 23:44 ID:0J4y7J5L
>>650
オリジナルでも可だと思うが、その道は茨の道だぞ。
既存でないぶん、自分の自由にできるというメリットは確かにあるが、よほど上手く描かないと単なるオナニーキャラで終わる可能性も高い諸刃の剣だ。
ましてや、普通の小説と違って、SSでは使える文字数も限られているし。
キャラ紹介に文字数を取られればライダーたちの活躍が減り、ライダーに文字数を割けばオリキャラの魅力が減る。
よほど上手くやり繰りしないとストレスは溜まる一方だと思うよ。
それをやるだけの覚悟と技量があるならおやりなさい。
最終的にどうするか、決めるのはあなただ。
653名無しより愛をこめて:02/11/18 23:46 ID:0J4y7J5L
「仮面戦記」…本気だ…本気でライダー集結やる気だ、この人…(w
インペラーはいい感じだし。
今後はどう絡めていくのか、非常に興味があるところだな。
654名無しより愛をこめて:02/11/19 00:25 ID:k83E6Mi2
仮面戦記の作者さん、面白いです。がんばってください。
655名無しより愛をこめて:02/11/19 01:49 ID:fDY+MlNL
>>650
某ライダースレの同人女は漏れはイタイと思う
656名無しより愛をこめて:02/11/19 03:56 ID:jQryeHCQ
インペラー即登場……無謀だ!だが、それがいい!(笑)
657名無しより愛をこめて:02/11/19 11:01 ID:sy1oh9mM
でも次か次々の回でインペラーが死んじゃったら・・・
658名無しより愛をこめて:02/11/19 21:15 ID:Y+p+Hn/h
あげ
659名無しより愛をこめて:02/11/19 21:19 ID:xMSK6eYb
インペラーのFVで昭和ライダーが飛び回るてのは?
660名無しより愛をこめて:02/11/19 22:37 ID:RxpVbeYQ
インぺラー・・・確かに分かり易い&使い易そうなキャラですな
でもあれと昭和の共演はどーも違和感がぬぐえないなぁ
661名無しより愛をこめて:02/11/19 22:41 ID:QHD5BRdN
昭和との共演ではないが,雄介が高見沢あたりの行状つぶさに見たら
ジャラジ戦並みのブチ切れモードでタコ殴りにするのでは…
662名無しより愛をこめて:02/11/20 01:04 ID:5MlFY7/C
ところで、ちょっと質問なんですけど
並行世界とか時間移動のネタを使わずに「昭和の頃活躍してたライダーが
そのまま生き続けて平成に登場」という話をつくった場合、人間としての
姿は年相応に老けてるか改造人間なので若者のままか、どちらが好みですか?

個人的には、本郷猛は藤岡弘の実年齢の貫禄で出てきたほうがカコイイけど、
沖一也とか南光太郎は永遠の若者であって欲しい…ような。
663467訂正後:02/11/20 14:17 ID:XgeSw/Py
>>466>>467
その時、翔一の頭の中でまたいつものあの感覚がすり抜けた。
 アンノウン出現である!

翔一「すいません、椎名さん!少し俺出てきます。鍵はこれです
から!」そう言って、鷹介が止める間もなくすぐにバイクでY
地区に向かう翔一。
鷹介「どうしたんだ、津上さん。いきなり・・。」
 鷹介はあっという間の出来事に驚いていた。

それから間もなく、シノビジャイロからおぼろの声が聞こえてき
た。おぼろ「鷹介、ジャカンジャ出現!急遽、Y地区に向かって
や!(実はアンノウンをジャカンジャと勘違いした)」

 鷹介「こんなときに?わかった。了解!おぼろさん」
鷹介は鍵を閉め、すぐにY地区に出動した!
664名無しより愛をこめて:02/11/20 14:35 ID:XgeSw/Py
鷹介「津上さん、どこに行っちゃたんだろうな・・。でも今は
ジャカンジャのほうが先か!」
 そういう事を思いながら鷹介は変身した。
「シノビチェンジ!」忍者装束が鷹介の体を包んでいく。

椎名鷹介ーハリケンレッドである!
「行くぜ!ハリケンウィンガ−!」鷹介はハリケンウィンガ−で
Y地区に急行した。

 そのころ鷹介より少し前に家を出た翔一は、Y地区の手前まで来ていた。
そこでアンノウンが一人の若者を襲っている。
アンノウン「ギギギ・・・。」若者「う、うわあああ!」
その時、翔一がバイクでアンノウンに体当たりした!
 翔一「逃げてください!早く!」若者が逃げ出す。
ヘルメットを脱ぎ、翔一がアンノウンを険しい目つきで見る。
そして翔一の腰に、ベルトオルタリングが出現し、そこから発生される
オルタフォースが翔一の身体を包んでいく・・。
   「変身!!!」

 津上翔一が「人間の可能性」の象徴に変身した姿ー仮面
ライダーアギトである!

 神にとって本来発生するはずの無いイレギュラープログラム
アギトと人間の可能性への障害物アンノウンが対峙する。
 アギトとアンノウンが戦いを始める。なかなかアンノウンの
身体は強靭だ。ややアギトが圧されている。そこへ空から
一人の戦士が落下してきた。


665名無しより愛をこめて:02/11/20 14:50 ID:XgeSw/Py
その隙を見て、アギトは「フレイムフォーム」にチェンジした。
 ハリケンレッド「ハリケンレッド参上!って先客が
いるのか、ん?・・・」
 鷹介はその場所にさっき家の前で見たバイクを見つけた。
鷹介「なんで、さっきのバイクがこんな所に?まあいいや、
あんたもあいつと戦うんだろ?助太刀するぜ!」アギト「(椎名
さん?)・・はい!」翔一はうなずいた。

 アギトとハリケンレッドがフレイムソードとハヤテ丸で
同時に斬りかかる。強靭な体とはいえ、アンノウンがひるむ。
アンノウン「グァァァァ!」そこで翔一は前回の氷川との
連携プレイを思い出した。アギトがバイクに乗り、それがオルタフォース
をまとい、マシントルネイダーに変形する。さらにアギトは、それを
スライダーモ−ドに変形させた。
 
666名無しより愛をこめて:02/11/20 15:01 ID:XgeSw/Py
 アギト「乗ってください!一緒に攻撃しましょう!」アギトが
スライダーモードのマシントルネイダーの上から、ハリケンレッド
に叫ぶ。ハリケンレッド「OK!]スライダーモードに2人が乗る。
 そしてアギトがマシントルネイダーの上から、ライダーブレイクを
アンノウンに向けて放つ。アンノウン「グォォォォ!!!!」
 アンノウンが怯んだ所へ、レッドがマシントルネイダーの上から
ハヤテ丸で切り込む。ハリケンレッド「超忍法、疾風斬!!!!!」
 アンノウン「ギャァァァァ!!!」2回の連続攻撃を受けて
アンノウンが爆発する。アンノウンの最後だ!

 そのまま立ち去ろうとするアギト。ハリケンレッドは慌てて
変身を解き、叫ぶ。鷹介「待って、待ってくれ、津上さん!」
 翔一が変身を解く。鷹介「やっぱり津上さんだったんすね・・。
驚いたなあ・・・。津上さんも伝説の後継者だったなんて・・・。」
 翔一「伝説の後継者?何です、それ?」

 翔一がきょとんとした顔で答えた。
667名無しより愛をこめて:02/11/20 15:20 ID:XgeSw/Py
 >>458に付け出しを加えます。(河野さんの「なんせ人手が足りんのでな
・・。」のすぐ後です。

「S.A.U.L」は不規則な時間帯の仕事である。いつアンノウンが
発生するかわからないからだ・・。そういう意味では「SAUL」は
常勤でもあり、非常勤でもある。それゆえ「SAUL」のメンバーは
、定期トレーニング、定時体力チェック、を怠っていなければ、
ある程度の自由な行動が認められているのだ。だが今は、そういう
事を言ってられる状況でも無かった・・。(殉職者が多いので)

>>463
 「GX−05」じゃなくて「GM−01」でした。すいません。

感想いただけたら嬉しいです。
 
668名無しより愛をこめて:02/11/20 22:50 ID:B4GVCHZH
んー正直ちょっと読みづらい・・・
669THE OTHER WORLD:02/11/20 23:01 ID:CBWxiEpa
>>667
ごめんなさい。前にも書きましたが、ハリケンジャーは分からないのでコメント
のしようがありません。でも、がんばってくださいね。
作者さんは学生さんですか?意味は無いんですが、文が若い気がしたもので。


>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
>>607-610第四章前編 「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編 「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン

次回予告「Unite Space」part2
670THE OTHER WORLD:02/11/20 23:02 ID:CBWxiEpa
第四章後編「Unite Space」
浅倉の後を追って来た本郷猛は、ショッカーの秘密基地に侵入した。
そして、見事に動力部の一部の破壊に成功し、混乱に乗じて浅倉を探し出そうとしていた。

本郷は通路を警戒しながら移動していた。
『おかしい・・・。誰もいないのはどういう事だ?』
すると、本郷の目の前に人陰が現れた。
「!!ん!?」本郷は立ち止まった。
警戒する本郷の前に、通路の角から木野薫が現れた。
本郷「君は?」
木野は無言で本郷の前に立ちふさがると、構えを取り両腕を下向きに交差させた。
木野「変身・・・。」
本郷の前にアナザーアギトが現れた。
本郷「!!君は!?」
アナザーは無言のまま本郷に襲いかかった。
本郷「君は改造人間なのか?人間の姿がある君には心があるはずだ!!」
しかし、アナザーは無言で攻め続け,拳を構えた。
『ダン!!』大きな音が響いた・・・・

木野が行ってすぐに、白衣の男はマスクと帽子を投げ捨てると、長く美しい金髪が舞った。
白衣の男「残念だが時間が無くなった。」
そう言い残すと、浅倉を置いてそのまま部屋から出ていった。
浅倉はなんとか脱出しようと、必死にもがいた。
その時、不思議な力で浅倉を拘束するベルトがはずれた。
浅倉が起き上がると、そこには謎の青年の姿が。
謎の青年「浅倉威。仮面ライダー王蛇よ。あなたのデッキに私が力を与えました。」
「さあ、戦いなさい・・・・・・。」そう言うと謎の青年は消えた。
671THE OTHER WORLD:02/11/20 23:03 ID:CBWxiEpa
「なんだ?・・・アイツは・・・。」浅倉はガラスケースを拳で割ると、デッキを掴んだ。
浅倉は無気味な笑顔を浮かべると「変身!!」王蛇に変身した。
「はぁ。」王蛇は自分の腕をみると満足そうに歩きだし、手術室のドアを蹴り破った。

本郷はアナザーアギトが放った拳をギリギリの所でかわしていた。
アナザーの腕が壁にめり込むと、本郷は体を反した。
本郷「仕方が無い・・・。」
本郷「ライダァ〜変身!!」
本郷が跳躍し宙を舞うと、ベルトの風車に風力を集め仮面ライダーに変身した。
アナザーアギトが振り向き、仮面ライダー1号と対峙する。
しばしの沈黙を破り先に動いたのはアナザーだった。
アナザーの手と足からバイオクロウが飛び出し、1号を切り刻もうと襲い掛かる。
「ライダァーチョップ!!」『カキーン』バイオクロウと手刀がぶつかり、火花を散らした。
アナザーと1号は一度距離を取ると、またしてもアナザーが仕掛けて来た。
「ライダァーパンチ!!」1号は迎撃の拳を放つと、空中で互いの拳が激突!!
『ドゴッ!!』激しい衝撃と共に、周りの壁に亀裂が生じた。
アナザー「フッ・・・。さすがだな。仮面ライダー。」
アナザーは静かに構えると『シャキン』金属的な音と共に口が開いた。
1号「いいだろう。決着を付けよう。」
アナザーは足下に紋章を浮かび上がらせ、それを吸収し飛んだ。
「とう!!」1号も体を反転させ宙を舞う!!
「ライダァーキィ〜ック!!」凄まじい衝撃が一帯を駆け抜けた。
柱は折れ、天井が崩れる。
衝撃により半壊した通路の中で睨み合う2つの影があった。
1号「くっ、互角か・・・・・。」
672THE OTHER WORLD:02/11/20 23:04 ID:CBWxiEpa
1号のライダーキックとアナザーのアサルトキックはまったくの互角だった。
巻き上がる塵の中で相手の動向を伺う2人。
すると『ドーンドーン』基地内の彼方此方で小さな爆発音が聞こえた。
アナザー「時間か・・・・・。」
突然、アナザーは1号に背を向け走り出した。
「まてっ!!」1号も後を追い始める。
暫く追跡すると、アナザーはある部屋に入っていった。

1号「この部屋は?ん!!」
1号は咄嗟に後ろに飛ぶと、目の前を何かが通過した。
1号「!!お前は!?」
そこにはベノサーベルを持った王蛇が立っていた。
王蛇は構える事なくただダランと剣を持ち、気怠そうに首を振った。
『このタイプの改造人間は見た事が無い。いったいコレは・・・・。』
いきなり、王蛇が怒濤の如く1号に斬りかかった。
その激しい攻撃を1号は紙一重でかわし、隙を見つけ王蛇の腕を掴むと体を潜り込ませた。
「せい!!」1号は王蛇に背負い投げをした。
その瞬間、浅倉の脳裏に数時間前の出来事が鮮明に蘇った。
「ぐっ!!」王蛇は床に打ち付けられた。
王蛇「・・本郷・・・・猛・・・。」
1号「!!!!!その声は!!き、君は浅倉君か!?」
王蛇「はぁ。・・・やはりそうか・・・。」
仮面に覆われた王蛇だが、1号にはニヤリと笑う浅倉の姿が見えた。
王蛇は立ち上がり1号に問う。「お前はライダーか?」
1号「俺の名前を知ってるとは、君もショッカーに!?」
王蛇「お前もライダー・・・・。俺はツイている。」
王蛇は1号に向かい、1枚のカードを抜いた。
673667:02/11/21 01:17 ID:a4wMIbXm
>>668
 確かにそうですね。失礼しました。

>>669
 返事を頂けるだけでもありがたいですよ!実は自分は学生(21)
です(ワラ。669さんの作品のほうは、シリーズ構成がきちんと出
来ているようで自分的には羨ましいです。
674667:02/11/21 01:41 ID:a4wMIbXm
 話は変わるけど、私は荒川稔久さん、井上敏樹さんの脚本、
アギトの出演者、ハリケンの出演者が大好きだ!
675名無しより愛をこめて:02/11/21 02:34 ID:LafpqPSH
>>672
いいところで終わるな〜
続きが激しく気になる
676岩のような瓦斯:02/11/21 08:49 ID:meziK6Bu
>>639
もし、クウガがアギトのフレイムソードやストームハルバードを装備したら……
『フレイムタイタンソード』『ストームドラゴンロッド』ですか!?コイツはすごいぜ!
677名無しより愛をこめて:02/11/21 09:39 ID:lxnnaFP0
>>662
年相応に老けたアマゾンだけは御免蒙る(w
678THE OTHER WORLD:02/11/22 14:55 ID:QcuzeVb4
>>667さん
やはり、学生さんでしたか。いいなぁ、俺も戻りたい。(w
好きな事は良い事ですよ。まずはそこから始めましょう。
がんばってください。

>>675さん
レスありがとうございます。続きは明日、アップします。
1人でも気にかけてくれる人がいるだけで、やる気がでますよ。(w

>>岩のような瓦斯さん
まぁ、そういう事になりますかねぇ。(w
ライダーの連係技などは、今後も登場予定です。
処で、岩のような瓦斯さんは、続きの方は?
まさか本当に、せがた三四郎で終わりですか?
679名無しより愛をこめて:02/11/22 14:59 ID:arSYjPk5
おじさん体型のアマゾン
680名無しより愛をこめて:02/11/22 16:29 ID:RzcCbrP0
スレ違いなんだが、「歴代ヒーローの、新作へのゲスト出演」についてコメントをひとつ。

例えばスカイに7人ライダーが順番に登場した時は俳優本人も使ってかなりいい感じだったが、
おやっさん(立花藤兵衛)はどうしたのか?ショッカー〜デルザーは大首領が共通してた
わけだが、ネオショッカーはそれと関係あるのか?
要するに、「本人が出てくる」以外で世界観のつながりが少ないわけだ。

おやっさんのことは俳優の都合?いやいやそれは知ってるんだけども、じゃあなぜ
俳優の都合が発生してしまうのか?これはひとえに、スカイが3年のブランク後の
新作であることが理由であろう。継続した作品なら、小林氏は自然と出てきたのでは
ないだろうか。
主役俳優も、年をとってしまうとヒーローとしてはなかなか出づらいのではないか。
それは設定を継続することについても同じと言える。

逆に言えば、ブランク後の新作である以上ある程度の違和感が発生するのはやむをえない
ものであり、RXの10人ライダーがその究極であろう。オールドファンへのサービス
程度の意味しかない。
もう一度いうが、それはやむを得ないことであって、製作側を責めるつもりはない。

俺たちがチビッ子の頃、
V3にダブルライダーが出てきたように。01にキカイダーが出てきたように。
そういう「ごく自然な先代ヒーローの登場」というカタルシスを、
今の子供たちにも味わわせてやりたい。
だから俺は、アギトにはクウガを登場させてほしかった。
特に初期は「未確認生命体」「第4号」という言葉が出ていただけに、実に惜しい。

「ビーファイターカブト」には旧ビーファイターが出てきた(らしい。
見てないんで知らない。スマソ)ことは多いに評価できると思うんだが。


スレ違いの話を長々として悪かったが、俺も一応このスレには参加してるんで。
その正体は>>6
681名無しより愛をこめて:02/11/22 17:36 ID:cyat7q6a
かいつまんで言うと「出来るうちにやっとけ」ってことスな。

個人的には、本編に気兼ねなく前作キャラが出すぎて新作のレギュラー陣を
喰ってしまうと萎えるというか新作側が気の毒になってしまう性格なので
重要な展開のたびに要所を占めてたダイナのGUTSメンバーとかは微妙。
(それだけに、ティガ劇場での逆客演はスカッとしましたが:笑)

スーパー1劇場や戦隊VSビデオのように本編は本編、お祭りはあくまで
お祭りとして割りきって大暴れしてくれるか、オタスケマンinイッパツマン
や山地学inジバンのような物凄ぇさりげない不意討ちが好きですね。

BFカブトの後半は…もう旧BFが出てくるのが大事件にならない雰囲気
だった気がする、いろんな意味で。
682THE OTHER WORLD:02/11/22 22:35 ID:2TfpXp2O
ドラゴンボールにアラレちゃん、なんてのもありましたなぁ。
自分としては、平成の本編にはどうかな?と思うので、変なスペシャルやるよりは
前作との共演物をやってほしいと思います。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
>>607-610第四章前編 「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編 「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。
>>670-672第四章後編 「Unite Space」part1 1号VSアナザーアギト

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン

次回予告 「それから」
683THE OTHER WORLD:02/11/22 22:36 ID:2TfpXp2O
その時、王蛇の背後に2つの影が迫った。
王蛇は気配に気付き振り返ると、そこには2体のモンスターの姿があった。
王蛇「フッ・・・。嬉しさの余り本来の目的を忘れる処だった。」
王蛇「・・・だが、お前らではない・・・・。」
王蛇は手にしていたカードをベノバイザーに装填した。
『ファイナルベント』メタルゲラスが召還され、ヘビープレッシャーを発動!!
爆発と共に2体のモンスターを葬った。
『あの様な怪物の力を使うとは、明らかに俺達とはタイプが違う。』
1号は爆風と共に崩れた部屋の壁に飛び込んだ。
「何だこれは!?」アナザーが入った部屋には誰も居らず、ただ空間に穴がポッカリと開いていた。
「これは・・・何だ・・・・?」王蛇も部屋の中に入って来た。

『ドドドドドドーン!!』先ほどから続く小さな爆発が本格的に大きくなってきた。
1号「ショッカーの奴ら、基地を自爆させるつもりだな。」
1号「浅倉君。もう道は無いぞ。この穴に飛び込む。」
王蛇「・・・・ああ。此処には亀野郎がいないみたいだからな・・・。」
1号と王蛇は空間に無気味に開く穴に飛び込んだ。
684THE OTHER WORLD:02/11/22 22:36 ID:2TfpXp2O
穴の中はどちらが上とも下ともつかない空間が広がっていた。
1号「ここは!?」
王蛇「・・・・ミラーワールドなのか?」
「ここはエーテル界だよ。」1号達の前に白衣の男と木野が現れた。
木野「もっともショッカーではユナイトスペースと呼んでいたがな。」
木野「ミラーワールドなど、そのほんの一部に形成された世界に過ぎない。」
1号「ユナイトスペース・・・・・。」
白衣の男「良く此処まで来た。と言いたい処だが、お前達はラグナロクには辿り着く事はできない。」
1号「ラグナロクだと?何の事だ?」
白衣の男「全てが終わり、全てが始まる場所だ。」
1号「それがショッカーの計画か!!」
白衣の男「フッ。ショッカーは関係無い。ただ私が利用したに過ぎない。」
1号「何が目的だ?」
白衣の男「・・・・個人的な事だ。」
王蛇「はぁ。ゴチャゴチャと・・・・いいから戦え・・・。」
白衣の男「時間が無くなったと言ったはずだ。お前達は、ただ世界が滅んでゆく様を見ているがいい。」
白衣の男が1号達に手の甲をかざすと、そこに凡字が浮かび輝いた。
「うわぁぁぁ〜!!」1号と王蛇は空間の彼方に飛ばされていった。

「!!!!白虎が倒された。」白衣の男が呟いた。
木野「あいつめ、甘く見るなと言っておいたのに・・・・。」
白衣の男「私は、あの者達を少々甘く見ていたかもしれない。・・・・・・・」
685名無しより愛をこめて:02/11/22 22:43 ID:jcdnjdZw
どうでもいいけどツマラソ
686名無しより愛をこめて:02/11/22 23:11 ID:tO2maLlC
そう?結構おもろいけどな
687名無しより愛をこめて:02/11/22 23:24 ID:FKGmGY/d
まだ途中までしか読んでないけど、面白いぞ!

ガンガン書いてくだされ!
688名無しより愛をこめて:02/11/22 23:39 ID:STSBSzXn
んだんだ!がんがれ!職人さんたち!
689名無しより愛をこめて:02/11/23 00:11 ID:p1kvmd4V
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
690名無しより愛をこめて:02/11/23 18:45 ID:HU4SOltd
age
691名無しより愛をこめて:02/11/24 15:23 ID:VZp+wZ3X
続き期待アゲ
692名無しより愛をこめて:02/11/24 16:19 ID:wDvT+7iO
>>677
まあ、実年齢で老けてったら、
キャラ的にはクロコダイルダンィーみたいな
トンパチ(notトンチキ)な爺さんなんだろうな。
693ぺペロンちーの:02/11/24 16:57 ID:q4Y/Q/tJ
南光太郎がゴルゴムの怪人にタイムスリップさせられる。
⇒現代=龍騎の世界へ。そこでは変身した姿も変わり、
 あちこちにアタッチメントが。契約モンスターが「バトルホッパー」。
 神崎が作った物と酷似したデッキ。サバイブ体がRX。
 もちろんホイールベントでバイク出現。影月もこっちに来る。

そーりぃー。我ながら阿呆案
694THE OTHER WORLD:02/11/24 18:05 ID:mQ7UorUX
フォローしてくれた方々に感謝。(涙

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
>>607-610第四章前編 「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編 「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。
>>670-672 >>683-684第四章後編 「Unite Space」1号VSアナザーアギト。白衣の男の謎。

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン

次回予告 「NEW GENERATION]
695THE OTHER WORLD:02/11/24 18:06 ID:mQ7UorUX
第五章前編「それから」
氷川誠は朦朧とする意識の中で、何人もの人の声を聞いていた。
「早く回収しろ!!」「そっちはどうだ!!」「そんな事よりこっちが先だろ!!」
氷川は意識を取り戻し、うっすらと目を開けると、ぼんやりと数人の人間の姿が見えてきた。
氷川は破壊されたユニットをはずされ、担架で運ばれるところだった。
氷川「・・・・これは・・・・。」
氷川の周囲には救護班、回収班、鑑識など何十人もの人間が入り乱れていた。
救護隊員「あっ!!気がつかれましたか。」
救護隊員「凄いですね、G3-Xは。あれだけの攻撃を受けても、氷川さんは目立った外傷はありませんよ。」
氷川は暫くの間、自分に起こった事が理解できずに虚ろに宙を眺めていた。
「そうだ・・・・。」氷川は次第にあの忌わしい記憶を取り戻し始めた。
「気が付いたようですね。」氷川のもとに北條透がやってきた。
氷川「北條さん・・・・・。」
北條「いやぁ。ずいぶんと大変な事になってますねぇ。」
氷川「そうだ。北條さん、真魚さんは?Gトレラーの皆は?」
北條「フッ・・・。皆さんは怪我をしていますが無事ですよ。」
北條「ただ、風谷さんは外傷は無いものの、意識がありません・・・・。」
北條「まるで生ながらにして、死んでいるようだ。」
『やはり、あの未確認が言っていたコアとか言う奴が関係を・・・。』氷川は悔しそうに唇を噛んだ。
北條「それにしても、天下のG-Forceがこうもあっさりと破れるとはねぇ。」
氷川「北條さん!!」
「でも、あなたが無事で本当によかった。」北條は背中を向け呟いた。
氷川「北條さん・・・・。」

氷川は立ち上がると全身が痛んだ。
「無理はしないほうがいいですよ。」止めようとする救護隊員を氷川は制した。
氷川「北條さん。車をお借りします。」
氷川は回収班から自分の服を受け取ると、車に乗り込んだ。
696THE OTHER WORLD:02/11/24 18:07 ID:mQ7UorUX
レストラン・アギトの入り口には『本日臨時休業』の札が掛けられていた。
その後、翔一、真司、涼、蓮の4人はレストラン・アギトに集合し、それぞれ自分達の事を話していた。
翔一「いや〜。うまいなぁ。城戸さんの餃子。」
真司「ハハッ。津上さんのフレンチにはかないませんよ。」
真司「フランス料理なんて、ましてや、こんな旨いもの喰った事ないですよ。なあ、蓮。」
蓮「お前と一緒にするな。だが、フレンチに餃子はどうなんだ?」
涼「まぁ、そう言うな。俺は久しぶりに、飯らしい飯を喰った。」
蓮「葦原・・・・お前の食生活はどうなてるんだ?」
「・・・・・・・・・・・。」

『ドン』入り口のドアが勢いよく開くと氷川が入ってきた。
氷川「津上さん、大変です。真魚さんが・・・。」
翔一「あっ氷川さん。真魚ちゃんが?」
翔一「!!そういえばバイトの日だった。真魚ちゃんがどうしたんですか?」
氷川は説明を始めた。真司達は翔一達の話で、氷川が彼等の戦友である事を知っていた。
蓮「今、コアって言ったな?そのモンスターは鳥みたいな奴か?」
氷川「いえ、龍みたいでした。処であなた達は?それに葦原さんまで。」
翔一「詳しくは後で。でも、この人達もアギトみたいな力を持ってるんですよ。」
翔一「それで、ちょっと前に謎の怪物達と戦ったんです。」
氷川「この人達も・・・。とにかく一緒に来て下さい。」

翔一、真司、蓮は氷川の車に乗り、涼は自宅から乗って来たバイクに股がった。
氷川は車を発進させ暫く走ると、突然、目の前に2人の人間が現れた。
現れたというより、空から落ちて来たという方が正しいだろう。
『キキィ〜』氷川は急ブレーキを踏み、2人は路面に尻餅をついた。
「大丈夫ですか?」氷川は慌てて車を降り、蓮が窓から顔を出した。
蓮「北岡・・・・・・。」
北岡「よっ!!」
697THE OTHER WORLD:02/11/24 18:07 ID:mQ7UorUX
氷川の運転する車の前に現れたのは、北岡秀一と五代雄介であった。
こうして氷川の車に、翔一、真司、北岡、雄介が乗る事になり、蓮が涼のバイクに乗った。
翔一「えーと、北岡さんでしたよね?」
北岡「そうだけど?」
「そうですか。じゃあ、あなたがゾルダですね。」笑顔で翔一が言った。
北岡「何故それを!?城戸、お前!?」
真司「大丈夫だって。この人はライダーじゃ無い。変身はするけど・・・。」
北岡「なんだって?変身!?」
翔一「はい。俺、アギトなんですよ。ハハハッ。処でそちらの人は?」
北岡「あぎと?・・・ええと、彼は・・・」
「五代雄介っていいます。俺はクウガに変身します。よろしく。」
北岡が言いかけると、雄介は自己紹介を始め、例の名刺を配った。
真司「2000の技?」
翔一「2000の技かぁ。すごいなぁ。」
真司「今、変身するっていいましたよね?」
「はい。」雄介はニコやかに答えた。
北岡「五代は変身する。俺と一緒にモンスターと戦ったしね。でも五代もライダーじゃないぜ。」
翔一「すごいなぁ。此処にいる人は皆、変身するなんて。」
翔一「あっ!!」
翔一は見た。先ほどから無言でハンドルを握り、悔しそうに唇を噛み締める凄い形相の男を・・・・・。

その後、今までの事を話しながら、車は警察病院へと辿り着いた。
翔一と涼は氷川に連れられ、真魚の病室に向かった。
そこで翔一達が見たのは、やはり意識の無い人形の様な真魚の姿だった。
医師にも掛け合ったが、原因は不明であり、意識の回復を待つしか無いとの回答しか得られなかった。
698名無しより愛をこめて:02/11/24 18:08 ID:60rh0wjX
>>693
じゃあアマゾンは契約ジャングラー(笑
699THE OTHER WORLD:02/11/24 18:08 ID:mQ7UorUX
真司、蓮、北岡、雄介は1階のロービーで翔一達を待っていた。
蓮「北岡、気付いたか?この世界は俺達がいる世界とは違う。」
北岡「ああ。おそらく俺が最初にいた所とも違うな。」
真司「え!?お前らナニ言ってるんだよ。」
蓮「お前・・・気付いて無かったのか?」
北岡「ホント、気楽な奴だ。何の疑問も持たないのか?記者のくせに。」
真司「あー。悪かったな。」
雄介「へぇ。違う世界かぁ。冒険してみたいなぁ。」
「お待たせしました。」翔一と涼が戻って来た。
蓮「どうだった?」
「やっぱり、意識がありません。」翔一は沈んだ声で答えた。
蓮「そうか。・・・・優衣も・・・・。」
真司「大丈夫だよ。優衣ちゃんも真魚ちゃんも、一条さんて人も俺達が何とかできるよ。」
真司「処で氷川さんは?」
涼「氷川なら、ちょと寄る所があるらしい。」

氷川は尾室達の様子を見に顔を出し、地下の霊安室に降りて行った。
霊安室には殉職したG-Forceの3人の遺体がある。
氷川は白い遺体の入った袋を前に拳を握りしめた。
「すまない。俺の所為で・・・・・。だが、お前達の無念は、俺が命に代えても晴して見せる。」
そう言うと霊安室を後にした。

「お待たせしました。」氷川が戻って来た。
氷川「さて、これからどうしますか?」
『ピロリロリロ』その時、氷川の携帯がなった。
氷川「はい。氷川です。・・・・・・あっ!!小沢さん。」
700THE OTHER WORLD:02/11/24 18:09 ID:mQ7UorUX
おまけ」
普段は誰も立ち入る事のないであろう広大な原野に、激しく戦う4つの影があった。
津上翔一と五代雄介の前に突如として現れた謎の生命体。
その、剣を構えた謎の異形との戦闘に突入していた。

敵は剣を武器に接近戦を仕掛けて来た為、アギトはフレイムにクウガはタイタンに変身した。
アギト炎「五代さん、大丈夫ですか?」
クウガ紫「ええ、何とか。でも、こいつら強い・・・・。」
敵の1体が斬りかかる。クウガ紫はタイタンソードで応戦した。
『キンキンカキ〜ン』激しく剣がぶつかり合う。
クウガ紫は大きく振りかぶり、敵めがけ剣を一閃。
クウガ紫「何!?」
その瞬間、敵の剣の前にタイタンソードが折れた。
敵の剣がクウガに迫る!!
「五代さん!!これを!!」アギト炎がフレイムセイバーを投げた。
次の瞬間、敵は燃え尽きた。

そこには、大地の如く力強く、炎の剣を振りかざした戦士の姿があった。
フレームセイバーは違う形に変形し、銀と紫の鎧は真紅に染まった。
アギト炎「!!五代さん!?」
クウガの驚くべき変化にアギトが気を取られていると、残りの一体が襲いかかって来た。
クウガ紫炎「津上さん!!危ない!!」
クウガの鎧が剣を受け止め、その灼熱のマグマの様な鎧が敵の剣を溶かした。
敵が怯むとフレイムタイタンソードが両断し、敵を焼き尽くした。

以上、岩のような瓦斯さんのレスを元に妄想。クウガ・タイタンフォーム-フレイムモードの話でした。
701名無しより愛をこめて:02/11/24 18:14 ID:60rh0wjX
>>697
氷川君かわいそうで萌えー
702名無しより愛をこめて:02/11/24 19:43 ID:NC8zfLeW
>696
食生活はどうなてるんだワラタw
703岩のような瓦斯:02/11/24 22:18 ID:u4U7TY96
>>700
余り調子に乗らないで下さい。

そんな素晴らしい物を与えると瓦斯が「ライドルやリボルケインだったら……」などとあらぬ妄想をしますw
704ZX:02/11/24 22:42 ID:9AGf1yd/
歴代ライダーと平成ライダーの夢の共演、という事ですが、僕がTVシリーズを見てて
一番心踊ったシーンと言うのは、お互いがお互いを知らないシーンから入る所でしたね。
ブラウン管の前で僕らは「気づけよー!そいつはおまえと同じ仮面ライダーなんだよー!!」
というシーン、わかるかな〜!?
アギトではそれが番組進行時中盤から3人が出逢うというシチュエーションで番組製作陣は
昭和ライダーの夢の共演の雰囲気を今の子供達に味あわせてやろうとしたのではないでしょうか?
705THE OTHER WORLD:02/11/25 00:01 ID:BHPsNSgQ
すみません。瓦斯さんが面白そうな玩具を与えてくれたのでつい出来心で。
ほう、なるほどライドリルかぁ・・・・・。
もう止めときます。(w
706THE OTHER WORLD:02/11/25 00:44 ID:xxqwnHJ4
あはは。ライドルですね。ドリルって。自分で書いて普通に恥ずかしい。
すみません。逝ってきます・・・・・。
707名無しより愛をこめて:02/11/25 08:45 ID:6r2dPR2a
どこまでも補欠の氷川くんワラタ。
そのあとでシリアス場面までこなすあたりがタチ悪いよなぁ(褒め言葉)
708岩のような瓦斯:02/11/25 16:32 ID:FImDqBwS
>>678
続きとか言われても、双子はあれ以上発展させようがないし(むしろ他の人たちのための素材)、せがた三四郎に至っては一発ねただし……
それはそれとして氷川君、頑張れよ……
709THE OTHER WORLD:02/11/25 23:48 ID:7+yLSo9T
あら、以外に人気者なんですね氷川君。
全国の氷川君ファンの為にカッコ良く書いてみますか。
書けるかなぁ?
710701:02/11/26 00:00 ID:HZVrKc4v
>>THE OTHER WORLDさん
ぜひぜひ氷川君をどうかひとつm(_ _)m
初期のG3出動時の
ピットクルー「ダメージ70%戦闘不能!」
小沢監督  「氷川君、立ちなさい!!」(かなりテキトー)
ここからもう漏れはかわいそうな氷川君萌えーなんでよろしくです。
711名無しより愛をこめて:02/11/26 04:45 ID:smXcn8dc
ところで、最近ほかの作者さん達見掛けないけどお元気でつか?
せかすわけじゃないけど、たまに進行報告とかなんでもいいから
書き込みしていただけると嬉しいかな、みたいな。
712名無しより愛をこめて:02/11/26 15:25 ID:y4Jl8ub/
新作もそろそろ欲しいなあ
713THE OTHER WORLD ファン:02/11/26 23:57 ID:tNzyGbY3
THE OTHER WORLD さんのが終了しなくても
話をスタートしていいんですか?
714名無しより愛をこめて:02/11/27 00:02 ID:6asDJCcu
>>713
いいのよ〜思いついたら書いていいのよ〜
レス番など他の人のを参考にして読み易くしてね〜
715名無しより愛をこめて:02/11/27 09:52 ID:f1MGsKcf
THE OTHER WORLD
打ち切れや
716名無しより愛をこめて:02/11/27 12:35 ID:FHRrAvda
>>715
1,このスレ見るのやめれば?
2,あぼ〜ん導入しろよ
3,じゃあageるな。
お好きなのをどうぞ。
717名無しより愛をこめて:02/11/27 15:50 ID:bLr3db0T
>>468を訂正

橋の上を2人の男女が仲良さげに歩いている。男は黄色のジャケットを
まとい、女の子はまだ小学校を卒業したての女の子らしかった。

 そしてそんな風景をふと目にした男がいた。彼はたまたま自動販売機
でジュースを飲んでいたのだ。彼ら2人を見つめる目は、まるで自分が
昔失ったかつての光景を見ているようで、どこか悲しげに微笑んでいた。
 だが、彼は「俺には関係の無い事だ・・。」とつぶやくと、バイクに
またがりさっきの2人の別方向へバイクを走らせた。

 吼太「いや〜良かったよ。Aちゃんの足が治って。」
 A子「吼太さんが介護してくれたから・・。おかげで今
私は陸上部なんですよ!」
 吼太「本当に良かったよ・・。」
 その少女は吼太が看護士の仕事で初めて担当した患者の
女の子だったのだ。
718名無しより愛をこめて:02/11/27 15:54 ID:bLr3db0T
その時、その後ろで一人の怪物が息を潜めながら、その
少女を狙っていた!(その少女、アギト化のおそれあり) 
 アンノウン「フ〜!」吼太「ジャカンジャ?なんでこんな所に!」

 その時、1台のバイクが2人とアンノウンの間に割り込んできた!
さっきの2人の光景を見ていた男である!涼「逃げろ!早く!」そう
言って、ヘルメットを脱ぎながらその男はこう言った。すかさず
アンノウンが顔面へパンチを繰り出してくる!そしてその男は
右手の手のひらを額の前へかざした。
 涼「変身!!」アンノウンのパンチが涼の顔面の手前で止まる。
 涼の体が緑になってゆき、緑の戦士に身を変える!

 仮面ライダーギルス、葦原涼である!

 吼太「す、すいません。(何なんだこの男は、敵じゃ無さそう
だけど、とにかく俺も闘わなきゃ!)」吼太はA子を安全な場所
に避難させると、自分も変身した!
 吼太「シノビチェンジ!」
 黄色の忍者装束が吼太の身体を包んでいく

 ハリケンイエロー=尾藤吼太である。

 「行くぜ!」吼太はアンノウンに突撃していった。



719名無しより愛をこめて:02/11/27 16:08 ID:bLr3db0T
ギルス「ウォォォォ!!」ギルスがギルスヒールクロウでアンノウンに
斬りかかる。
 そしてイエローがハヤテ丸でアンノウンに斬りかかる。
だがアンノウンは隙を突いてギルスの左手に傷を負わせる。
イエロー「大丈夫か?これを使え!」とイエローがギルスに
ハヤテ丸を差し出す。ギルス「これは?だが、お前は?」
イエロー「大丈夫だ!俺にはこれがある」とクエイクハンマーを
見せる。

 ギルスはギルススティガーでアンノウンの動きを止め、ハヤテ丸
で斬りかかる。そしてギルスヒールクロウをかけた!
 ギルス「ウォォォ!!!!!!」
そこへハリケンイエローがとどめの一撃、乱れ切りをかけた。
 アンノウン「グォォォォ!」爆発するアンノウン。

 ギルスが変身を解く。かなり体力を消耗しているようだった。
涼「まだ慣れていないのか・・。」
 そう葦原涼は、前回木野薫との死闘の際に、死の淵から脱出する為
に、真島浩二のアギトの力を受け継いだのだが、本来ならば2人分の
アギトの力に慣れるにはもう少し、時間がかかりそうだった・・。

 涼が倒れる。吼太「お、おいおい大丈夫か?」
720名無しより愛をこめて:02/11/27 16:12 ID:bLr3db0T
 おぼろ「鷹介、吼太、七海、その人達を連れてきてや。」
 3人「了解!」

 吼太「このまま、放っておくわけにもいかないからな・・。」
吼太がつぶやいた。

 ―終了― 
 
 今まで有難うございました。
721名無しより愛をこめて:02/11/27 16:26 ID:KxuYvp94
終了って・・・ずいぶん中途半端な
722岩のような瓦斯:02/11/27 21:35 ID:s6eB3Bw/
>>720
せがた三四郎「終るな――!セガサターンしろ!指が折れるまで!!」
723THE OTHER WORLD:02/11/27 21:44 ID:XPtilQHc
>>701さん
いきなりとは行きませんが、徐々に氷川君の男前度を上げていきますので
暫くお待ち下さい。でも、その書き方だと701さんの望みって・・・・・・

>>713さん
ファン一号、心より感謝いたします。
自分としても、いろいろな人の作品が読みたいので参加してくれる人は多い方が
良いと思っています。
アザーワールドだけだと、これを嫌いな人や、つまらないと思っている人達が
スレから離れてしまうので、できるだけ多くのバラエティーに富んだ作品が
あるといいですね。

>>720さん
え!?終わりですか!?せっかく始めたのに・・・・。
まぁ、学生さんですからね。いろいろあると思いますが、残念。

自分はこのスレのファンなので、戦記さん、系譜さんを始め短編を書かれた方など
の続編を心待ちにしています。
自分のペースというものがあるので、急かす訳には行きませんがお待ちしております。
724THE OTHER WORLD:02/11/27 22:12 ID:XPtilQHc
瓦斯さん、思わず笑ってしまった・・・・・。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
725THE OTHER WORLD:02/11/27 22:13 ID:XPtilQHc
>>607-610第四章前編「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。
>>670-672 >>683-684第四章後編「Unite Space」1号VSアナザーアギト。白衣の男の謎。
>>695-697 >>699第五章前編「それから」真司達に氷川、北岡、雄介が合流。

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン
>>700 おまけ 

次回予告「Heaven's Gate」
726THE OTHER WORLD:02/11/27 22:14 ID:XPtilQHc
第五章中編「NEW GENERATION]
氷川の携帯に、電話してきたのは小沢澄子であった。
小沢は約半年前にロンドンから帰国、警視庁特殊機器開発研究所の所長になっていた。
小沢「久しぶりね。氷川君。」
氷川「お久しぶりです。小沢さん。実は・・・。」
小沢「ええ。知っているわ。回収班から報告を受けてるから。それと、あの北條透からもね。」
氷川「すみません。G3-Xをあんな風に・・・・。」
小沢「仕方無いわ。報告書のデータを見たけど、今回の敵は今までとは比較にならないもの。」
小沢「それで、あなたに見せたい物があるんだけど、ちょっと来てくれないかしら?」
「ええ。いいですけど・・・・。」氷川は真司達をチラっと見ると、小沢に今までの話をおおまかに話した。
小沢「だいたい分かったわ。私も彼等の話が聞きたいから一緒に来て。」
氷川は携帯を切ると、真司達に小沢の所に向かうと伝えた。

北岡「いったい何時まで走る気だよ?」
氷川「すみません。もう着きます。」
氷川の車と涼のバイクは寂しい山の中を走っていた。
すると、山の中腹辺りに近代的な建物が見え、2台はその建物の中に入って行った。

その頃、本郷猛と浅倉威は鬱蒼と生い茂る木々に囲まれていた。
本郷「此処は?」
浅倉「・・・どうやら、また訳の分から無い場所に飛ばされたか・・・・。」
本郷「やはり、君は違う場所から来たみたいだな。」
浅倉「フッ・・・。違う場所?・・・て事はお前は違うライダーって事か?」
浅倉「はぁ。・・・だが、どうでもいい。亀野郎を殺ったら、お前と戦ってもらう。」
本郷「フウ・・・・。君はよく理解が出来ない奴だな。」
2人は木々の間を抜けると、遥か下に大きな建物を発見した。
727THE OTHER WORLD:02/11/27 22:15 ID:XPtilQHc
警視庁特殊機器開発研究所は、東京の外れの山の中腹に建てられていた。
山を切り崩した広大な土地に、不釣り合いなほど近代的な建物。
そして、外部から遮断するかの様に高いフェンスで囲まれていた。
真司「うわぁ。すげぇ〜。」
雄介「こんな山奥に、こんな凄い施設があるなんて。」
氷川「ここは警察の中でもトップシークレットなんですよ。」
氷川「ですから警察の中でも、ごく限られた人間しか場所を知りません。」
7人が入り口まで来ると、小沢が立っていた。
「待ってたわ。さあ、中に入って。」小沢は研究者らしく白衣姿だった。
小沢はIDカードを入り口のリーダーに通すと、重厚なドアが開いた。

小沢は7人をある部屋に案内した。長テーブルにパイプ椅子があるだけの殺風景な部屋だ。
小沢「で、早速だけど、あなた達の話が聞きたいの。」
真司達や雄介がこれまでの事を話した。
小沢「それで、あなた達は他の世界から来たと?」
北岡「ああ。間違い無いね。この世界には俺達の存在を示す物が何も無い。」
蓮「役所にでも行けば、はっきりする筈だ。」
小沢「分かったわ。信じる。」
涼「だが、これからどうする?敵が来るまで待つしか無いのか?」
小沢「敵の目的が分からない現状では、どうにもでき無いわね。」
雄介「一条さんのコアって奴を取り戻さないと・・・・。」
翔一「あぁ。何とかならないかなぁ・・・・・・。」
手づまり感が皆の顔を曇らせた。
「多分、大丈夫だと思いますよ。」その場の空気を変える様に真司が話し始めた。
真司は自分のカードデッキを出すと、そこから一枚のカードを抜いた。
氷川「何ですか?そのカードは?」
真司が皆に見せたカードは何も描かれていない、真っ白なカードだった。
真司「俺のデッキに、このカードが入っていたんです。」
真司「これを始めて見つけた時、あの謎の青年の声が聞こえてきたんです。」
『すべての戦士が揃い、その時が来たら扉は開かれる。』
728THE OTHER WORLD:02/11/27 22:15 ID:XPtilQHc
小沢「全ての戦士ね・・・・。」
北岡「だとすると、あの時飛ばされたのは俺達の他は・・・・。」
蓮「浅倉か・・・・。」
北岡「ハッ。浅倉が世界の為に戦うと思うか?バカバカしい。」
小沢「まあ、その時がくればわかるんでしょ?それまで待つしかないわ。」
小沢「それより、氷川君に見て貰いたい物があるの。」
小沢「本当は極秘中の極秘なんだけど、あなた達にもお見せするわ。」

小沢は7人をエレベターに乗せ、地下に降りた。
そしてエレベターのドアが開くと、これまた重厚な扉があった。
小沢がIDカードをリーダーに通し中に入った。
通路の両側はガラス張りになり、それぞれの部屋には研究員が作業をしていた。
7人は物珍しそうにキョロキョロしながら奥へ進んだ。
小沢は通路奥のドアにパスワード入力し、さらに進むと一段と重厚なドアの前に出た。
小沢はドアの横にあるセンサーに顔を近付け、眼球のアイリスをスキャンした。
すると『ゴウォン』重低音と共に、分厚い扉が開いた。

扉の奥にはコンテナがあり、小沢がコンテナのスイッチを押した。
『プシュ〜』コンテナの扉が開くと中からメタリックブルーに輝くユニットが現れた。
氷川「これは!?」
小沢「G7。あなたの新しい力よ。」
氷川「・・・・・G7。」
翔一「すごい・・・・。」
氷川は、その真新しいユニットから発せられる神秘的な雰囲気に包まれた。
そして、まるで会話でもするかの様に見つめていた。
「!!!!」その時、雄介が何かに気付いた。「ゴウラム!?」
729THE OTHER WORLD:02/11/27 22:16 ID:XPtilQHc
「あなた、何故それを!?」小沢が驚いた表情で雄介を見た。
G7のバックル部分に緑の霊石が輝いていた。
小沢「あれは今から30年程前に、空から落ちて来た物らしいわ。」
小沢「そして警察機関に補完され、あの石から膨大なエネルギーが発生しているのが分かったの。」
小沢「その後、様々な研究がなされ、石からある一定の電波を検出した。」
小沢「それを解析して50音に当てはめたところ『ゴ・ウ・ラ・ム』の文字が当てはまったの。」
小沢「私がロンドンに行ったのは、ゴウラムをGシステムに組み込む理論を完成させる為よ。」
小沢「何故、あなたはゴウラムの事を?」
雄介はゴウラムの事を小沢に話した。白虎の攻撃で空間の亀裂に飲み込まれた事も。
北岡「って事はゴウラムは空間だけじゃなく、時間も越えたって事か。」
小沢「なるほどね。それであの石の秘密が分かったわ。」
小沢「でも今、あなたにゴウラムを返す訳には行かないの。」
雄介「かまいませんよ。俺、思うんです。ゴウラムは自分の意志で此処に来たんじゃないかって。」
雄介「ゴウラムは今度の敵の強さを知った。だから自分自身も強くなる必要があったんですよ。」
G7を見つめていた雄介は小沢と氷川に笑顔でサイズアップをした。
氷川「五代さん、ゴウラムの力をお借りします。」

その時『キーンキーン』「!!!!!」真司、蓮、北岡が一斉に反応した。
涼「おい!!どうした?」
真司「敵が来ました。」
蓮「外にでる出口は!?」
小沢「奥のエレベーターから外に出れるわ。」
小沢と氷川を残し6人は走りだし、エレベーターに乗り込んだ。
このエレベーターは開発中の機器をテスト場に運ぶ為の物だ。
6人が外に出ると、空間が歪み始めた。
730名無しより愛をこめて:02/11/27 23:53 ID:MDagN0Ge
G7のGはゴウラムのGでもあるのか。
まさか氷川くんごと変形してバイクになったりはしないよね…
731名無しより愛をこめて:02/11/28 00:29 ID:VrFCxru8
氷川君と合体して氷川君が念願かなって「仮面ライダーゴウラム」になるとか。
そうなったら変身ポーズをとるところを是非見たいw。
732名無しより愛をこめて:02/11/28 02:10 ID:Kn7WSsAT
>>721>>722>>733

すいません、返事有難うございました。忍風とアギトが同じ世界にいる
ことでの矛盾を解決するアイデアが思いつけませんでした。(謎の青年
は宇宙忍軍をどうしてマンモス登場まで放っておくのか?、とか・・。)

 すなおにこれからは読者として読ませてもらいたいと思います。(所で
>>316さんの続編はないんでしょうか?結講、燃えるんですけど・・。)
共演小説を書く人には、ユイには幸せな結末を希望したいです。
(せっかくの共演話だしね・・。)
 
起承転結がなってなくてすいません。
733名無しより愛をこめて:02/11/28 12:45 ID:9kiERqEU
>謎の青年は宇宙忍軍をどうして…
競演モノの抱える伝統的な問題ではありますよな、まあ。
どうしてヒーローは自分の作品以外の悪組織と鉢合わせないのか、とか。
普段活動してる地区が違うから(マジンガーとゲッター)、
OBは皆、やたらと海外に出掛けてしまうから(東映-石森作品)、
悪の組織のほうがヒーロー個人狙いに執着しすぎてるから(笑)、
いろいろケースはあるわけだけど。
謎の青年様は結構アバウトだから、一個人の殺人にわざわざツッコミ
いれてみたりする一方で、宇宙忍者と地球忍者がドンパチしてても案外
破滅ギリギリまで「見守ってみましょう」だけでスルーしてしまう可能性
も棄てきれず。
734THE OTHER WORLD:02/11/28 22:29 ID:R6flJUj0
>>730さん
変形してバイクになると・・・・・・・・・
『ファイナルベント』G7がバイクに変形した。
そこにアギトが飛び乗る。
G7「津上さん、降りてください。」
アギト「いいじゃないですか。さあ、早く敵に突っ込んで。」
などという展開になりかねません。(w

>>731さん
氷川君が、もし変身できるようになったら・・・・・・・・
・嬉しさの余り、関係ないのに変身してしまう氷川君。
・独り部屋で変身し、鏡の前で回転しながら自分に見とれる氷川君。
・嬉しくて、変身したまま寝る氷川君。
このような氷川君の姿が浮かびました。

>>732さん
矛盾ですか。
でも733さんが言われたとうり、多少の矛盾は付きものではないでしょうか?
732さんが書く以上、作品上は神なのですから強引に押し通すのも手かと。
もう、遅いですか?
735名無しより愛をこめて:02/11/28 22:57 ID:a41EGhGH
サイズアップって何?
736名無しより愛をこめて:02/11/29 21:48 ID:idPZis15
age
737名無しより愛をこめて:02/11/30 00:35 ID:x09oz7d/
あげ
738名無しより愛をこめて:02/11/30 02:13 ID:QXNGhK/R
とりあえず、ここらで1回全部の小説の整理をしてみませんか?
 
あと、自分は
 新番組『ライダージェネレーション』プロローグ>>372
>>316さんの小説の続きが見たいです。
739名無しより愛をこめて:02/11/30 05:13 ID:zvGuy24q
372ってTHE OTHER WORLDの予告編じゃない?
740THE OTHER WORLD:02/11/30 21:53 ID:euc32UaS
>>735さん
手のひらを握り、親指を上に突き立てる五代雄介おなじみのポーズです。
自分もこの板で知りました。

>>738さん
整理するってどのようにするのですか?
ちなみに他の作者さん達はこのスレを見てるのでしょうか?
返事だけでもしてもらえると嬉しいのですが。

>>739さん
違いますよ。(w
ライダージェネレーションさんは途中まで書かれています。
この作品は自分がまだ構想中に、どなたかが書かれたものです。
出だしが同じ感じなので、自分も暫く掲載を控えてましたが展開が違うので
書かせてもらいました。
自分としても、この後の展開が気になる作品の1つです。
741名無しより愛をこめて:02/11/30 23:18 ID:M4ClwIoy
>>740
それはサイズアップではなくサムズアップでは…
ちなみにサムとは親指のこと。
742THE OTHER WORLD:02/11/30 23:33 ID:euc32UaS
ああ、そうなんですかぁ。(恥
間違えて使ってました。735さんも人が悪いなぁ。(w
教えてもらって良かったです。
なんか、いろいろとボロが出て読みにくくして申し訳ないです。
743名無しより愛をこめて:02/11/30 23:45 ID:X1W0dqF1
サイズアップ・・・巨大化?(w
744738:02/12/01 01:43 ID:McQF9+Gv
>>740
ああ、説明不足ですいません。整理するとは、「小説の数」が
そろそろ多くなってきたと思うので、750のキリ番辺りで
小説郡の目次を作ったほうがええんじゃないかということです。
745名無しより愛をこめて:02/12/01 10:09 ID:uBdrDBGO
それはいいんだけど、それって凄く大変なんじゃ・・・・・
746名無しより愛をこめて:02/12/01 11:32 ID:McQF9+Gv
【勝手に】仮面ライダー龍騎EPSODEFONAL【補完】
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1031794396/l50
うわあああん、このスレかなりイイです。流派超越したい・・。
747名無しより愛をこめて:02/12/01 14:22 ID:3KQG9rcO
    Λ_Λ  / ̄ ̄ ̄ ̄
  Λ( ・∀・)< あげ♪
 ( ⊂    ⊃ \____
 ( つ ノ ノ
 |(__)_)
 (__)_)
748THE OTHER WORLD:02/12/01 20:38 ID:DWQJi3nO
一応目次っぽいものを作ってみました。
まぁ、俺がザッと作ったので、穴だらけだと思います。
皆さんでこれを改良してみてください。
749名無しより愛をこめて:02/12/01 20:43 ID:DWQJi3nO
平成ライダーに昭和ライダーが出る話を考えよう!ーSS目次集(sample)

>>6 クウガ最終回

>>15 仮面と力
>>15-16 >>25-26 >>56-64 >>216-220 >>242-243 >>256-258 >>274-277
>>302-303 >>334-336 >>362-364

>>31 仮面の系譜
>>521を参照 >>522-530

>>41 仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜
>>641を参照 >>642-647

>>105 龍騎EP.F

>>121 ストロンガー&クウガss

>>125-126 クウガss
750名無しより愛をこめて:02/12/01 20:44 ID:DWQJi3nO
>>131 長篇ss
>>137 >>171 >>178-179 >>241 >>245 >>247

>>144-145 クウガss

>>197-198 箸休めにこんな話

>>316-319 龍騎最終回からのss

>>321-330 飛び入り

>>372 ライダージェネレーション
>>388-389 >>392-393 >>397-399

>>405 THE OTHER WORLD
>>724-725を参照 >>726-729
751名無しより愛をこめて:02/12/01 20:53 ID:DWQJi3nO
>>431てれびさん
>>433-434 >>446 >>448 >>476-477

>>458-469ハリケンジャー&アギトss
>>663-667 >>717-720

>>509-515 獅子の最後

>>589 岩のような瓦斯
752735:02/12/02 00:19 ID:jyiluF5p
>>742 :THE OTHER WORLDさん
ごめんなさい、ずっと気になってたんだけど言い出せなくて・・・
でも一愛読者ですんでf(^-^; ポリポリ
753738=744:02/12/02 00:22 ID:QYaMzBRK
>>748

お、お疲れ様です。無茶をさせてしまって、申し訳ありま
せんでした(謝)。
754753:02/12/02 00:48 ID:QYaMzBRK
関係ないけど、IDがバトルロワイヤルだよ・・、おい(笑)。
755THE OTHER WORLD:02/12/02 23:35 ID:/OMqvyae
>>735&738さん
気にせんでください。それより、目次は俺に気兼ねせずに自由に改良してください。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
756THE OTHER WORLD:02/12/02 23:40 ID:/OMqvyae
>>607-610第四章前編「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。
>>670-672 >>683-684第四章後編「Unite Space」1号VSアナザーアギト。白衣の男の謎。
>>695-697 >>699第五章前編「それから」真司達に氷川、北岡、雄介が合流。
>>726-729「NEW GENERATION」G7登場。

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン
>>700 おまけ

次回予告「因果」
757THE OTHER WORLD:02/12/02 23:41 ID:/OMqvyae
第五章後編「Heaven's Gate」
すでに日は落ち始め、空は紅く染まっていた。
歪み始めた空間はやがて亀裂となり、中から3体のモンスターが現れた。
「!!!!!」雄介と北岡が驚いた表情をした。
雄介「何で・・・!?」
北岡「確かに倒したはずだ・・・・。」
そこに現れたのは白虎と、その姿から同族と思われる風牙と雷牙であった。
白虎「グフフフッ。私はあの方から新しい命を授かった。」
白虎「お前達に受けた屈辱は、お前達を八つ裂きにして返させて貰うぞ。」
雄介「皆さん、気を付けてください。こいつ、信じられ無いくらい強いです。」
6人は一斉に構えを取った。「変身!!」

6人が戦士の姿になると、白虎がカマイタチを放った。
戦士達は四方に飛びかわすと、白虎がクウガに襲い掛かって来た。
白虎「お前とあの緑は許さん!!」
『シュートベント』ギガランチャーが火を吹き、白虎に命中した。
ゾルダ「妬みはカッコ悪いゼ。」
「おのれ・・・。」『キュイーン』白虎が空気を高速で回転させ始めた。
ゾルダ「くっ!!また衝撃波か。」
『ドゴーン!!』しかし衝撃波は、あさっての方向に反れた。
ゾルダ「五代。」
クウガはライジングドラゴンになり、白虎に飛び蹴りを喰らわせていた。

一方、龍騎とアギトは風牙と、ギルスとナイトは雷牙と激しい戦闘を繰り広げていた。
『ソードベント』龍騎はドラグセイバーで風牙に斬り掛かった。
「くっ!!速い!!」風牙は龍騎の攻撃を、素早い身のこなしでかわした。
風牙の爪が剣の様に延び、龍騎に襲い掛かる。
龍騎「うわっ!!」
『バキッ』アギトの回し蹴りが風牙を捕らえ、風牙は飛んだ。
アギト「城戸さん。あいつ速いですから気をつけて下さい。」
758THE OTHER WORLD:02/12/02 23:42 ID:/OMqvyae
ギルスのギルスフィラーが雷牙を捕らえた。
『ソードベント』ナイトはウィングランサーで雷牙に突き掛かった。
ギルス「ぐぅぅっ!!」
雷牙は電撃を発生しギルスフィラーに通電させ逃れ、ナイトの攻撃をかわした。
ナイト「葦原!!大丈夫か?」
ギルス「ああ、大丈夫だ。あいつ、電気を操るぞ。」
「!!!!」ナイトとギルスが咄嗟にかわすと、雷撃が2人の間を走った。
ナイトとギルスは雷撃の合間を抜け、雷牙との距離を詰めていった。

風牙も雷牙も白虎には戦闘力は劣るものの、それぞれ2人の戦士を相手に互角の戦いをしていた。
そして白虎は圧倒的な戦闘力でクウガとゾルダを苦戦させていた。
『ガキーン』ライジング・ドラゴンロッドと白虎の爪が火花を散らす。
「ぐっ!!」クウガ青Rは白虎の蹴りを受けた。
「野郎。」ゾルダがギガランチャーを構えると、白虎はカマイタチを放った。
「うわっ!!」ゾルダは横に飛び、何とかかわす。
「こいつ、何て破壊力だ。」ゾルダは引き裂かれた大地を見ると、思わず漏した。
クウガ青R「北岡さん、こいつ本気で来てる所為で隙がありません。」
ゾルダ「ああ、まいったねコリャ。」

風牙の爪が龍騎に襲い掛かる。『カキーン』フレイムセイバーがそれを阻んだ。
アギトはフレイムフォームにチェンジしていた。
「このぉ〜!!」龍騎がドラグセイバーを振り降ろす。
風牙の爪が剣を受け止めると、アギト炎が斬り掛かった。
風牙は龍騎の剣を払うと、アギトの攻撃をかわし突風を放つ。
「うわっ!!」龍騎とアギト炎は吹き飛ばされた。
アギト炎「何とかアイツを倒さないと、北岡さん達が危ない。」
759THE OTHER WORLD:02/12/02 23:42 ID:/OMqvyae
ナイトは雷牙を射程距離内に捕らえ、ウイングランサーで斬り掛かった。
『ガキン』雷牙の爪が槍を受け止めると、「うぐっ!!」ナイトが突然、膝を落とした。
それを見たギルスが雷牙に飛び掛かり、蹴りを入れた。
ギルス「どうした?秋山。」
ナイト「あいつの爪も気をつけろ。奴の爪に触れると、感電するぞ。」
「!!!!」2人が左右に散ると間を雷撃が走った。
ナイト「あいつの爪を何とかしないと。」
ギルス「ああ。だが距離を取るのはマズイ。もう一度、奴の懐に飛び込むぞ。」
『アドベント』ナイトはダークウィングと一体となり、飛翔した。

時間の経過に伴って、ゾルダとクウガは白虎の圧倒的な力の前に窮地に立たされていた。
ゾルダ「ハァハァ・・・直撃をさけてもこのダメージか。長くは持たないぞ。」
クウガ青R「ハァハァ・・・でも、戦うしかありません。もう一度、俺が飛び込みます。」
クウガ青Rが白虎の懐に飛び込み、ライジング・ドラゴンロッドを振り上げる。
『カーン』「しまった!!」白虎が爪を振払うと、ロッドは弾き飛ばされた。
ゾルダ「五代!!」
白虎はクウガの首を掴むと激しく地面に打ち付け、倒れたクウガに鋭い爪を振り上げた。
「させるかよ。」ゾルダがマグナバイザーを構える。
白虎がそれに気付くと、ゾルダに向かい腕を振り上げた。
すると、ゾルダの前につむじ風が起こり、視界を遮った。
「ん!?」視界が晴れると、そこに白虎の姿は無かった。
クウガ青R「き、北岡さん、・・後ろです。」
ゾルダが振り向こうとすると、ゾルダの後頭部に白虎の手刀が入り、ゾルダは地面に崩れた。
白虎「まずは、お前だ。」
760THE OTHER WORLD:02/12/02 23:43 ID:/OMqvyae
白虎が鋭い爪を構える。
『バスッ』その時、誰もいないであろう方向から、ゴルフボール大の塊が高速で飛んで来た。
それが白虎に当たると爆発し、白虎は飛んだ。
それを見たクウガは起き上がり、ゾルダの元に行くと、ゾルダを抱え白虎との距離を取った。

龍騎とアギトは、風牙のスピードに翻弄されていた。
アギト炎の剣が風牙の行く手を遮ると、龍騎が剣を振る。
『ガキン』しかし、またしても風牙の長い爪に阻まれた。
『ズダダダダ』誰もいない方向から銃声が響くと、風牙に命中。
風牙が怯むと、龍騎が剣を一閃し、風牙にダメージを与えた。

ナイトは空から、ギルスは地上と、雷牙の雷撃をかわし距離を詰めていた。
雷牙はギルスに雷撃を放つと、ギルスはそれをかわす。
それを見たナイトが急降下し、雷牙の懐に飛び込もうとした。
しかし、雷牙は一瞬早くそれに気付き、爪を振り上げる。
『ズダダダダ』またしても銃声が響くと、雷牙の振り上げた腕に命中した。
ナイトが飛び込みダークバイザーで斬り掛かり、雷牙にダメージを与えた。

白虎達はその見えない存在に警戒をした。
『ズダダダダ』銃撃が風牙に命中。
しかし、五感を研ぎ澄ませていた雷牙はこの時を見逃さ無かった。
雷撃が見えない存在に直撃すると、光学迷彩が解けG7が現れた。
「ぐっ・・・。」G7は少しよろけるとすぐに立て直し、GG-07を構えた。
G7「皆さん、私が援護します。」
アギト炎「氷川さん、さっきの大丈夫ですか?」
G7「これくらい平気です。G7は伊達じゃありません。」
761THE OTHER WORLD:02/12/03 00:04 ID:8LOYN/qg
G7「炸裂弾。」
『バーストモード』GG-07からボイスサウンドが流れた。
『ズダダダダダ』弾丸が風牙に命中すると、小さな爆発が起こった。
「グゥッ!!」風牙は堪らずよろけると、龍騎がドラグブレードを風牙の足に突き刺した。
龍騎「津上さん、チャンスです。」
アギト炎は両腕をクロスさせると、オルタリングにドラゴンクロウが現れ、バーニングフォームにチェンジした。
『ストライクベント』龍騎はドラグクロウを構え、アギトに並んだ。
アギト燃は拳を握り、胸の前に構える。
アギト燃の胸が高熱を発すると、拳が燃え上がり、龍騎のドラグクロウからも炎が巻き起こる。
次の瞬間、2人の拳が振り抜かれると、炎が風牙に襲い掛かった。
そして2つの炎が合わさると、巨大な炎の龍となり風牙を貫いた。
「グワァァァァ。」風牙は燃え尽き消滅した。

攻撃の糸口を見つけたナイトとギルスは、激しく雷牙を責め立てていた。
『トリックベント』ナイトは分身すると、雷牙に次々と斬り掛かっていった。
雷牙は爪を振り回し分身達を感電させると、分身はガラスが割れる様に次々と消えていく。
最後の分身が割れると、その影からギルスが飛び込んだ。
「ウオォォォォ!!」ギルスは雄叫びを上げ、ギルスクロウで雷牙の左の爪の根元を狙った。
『バッキ』鈍い音と共に雷牙の爪が折れた。
しかし雷牙は怯む事無く、右の爪でギルスに襲い掛かろうと腕を振り上げる。
『ズダダダ』G7が放った炸裂弾が雷牙の右の爪に命中すると、爆裂し爪が折れた。
「氷川、ナイスだ!!」ギルスはヒールクロウを出し身を低く構えた。
『ファイナルベント』ダークウイングが飛来すると、ナイトは飛翔した。
ギルスは低い位置から体を反転させると、後ろ回し蹴りを雷牙に放つ。
ヒールクロウが雷牙の首元に突き刺さると、その勢いのまま足を振り抜き、雷牙を宙に振り上げる。
次の瞬間、宙に飛ばされた雷牙をナイトの飛翔斬が襲った。
雷牙は爆発と共に消滅した。
762THE OTHER WORLD:02/12/03 00:05 ID:8LOYN/qg
クウガ青R「大丈夫ですか?北岡さん。」
ゾルダ「ああ。ちょっと油断しただけだ。」
『キュイーン』白虎は衝撃波を放つべく、空気を高速回転させ始めた。
『ドゴーン』ゾルダとクウガは左右に飛び、これをかわす。
『シュートベント』ゾルダはギガキャノンを装備した。
ゾルダ「ハァハァ・・・。そろそろケリを付けようぜ。」
「五代!!」ゾルダはマグナバイザーをクウガに投げた。
ゾルダのギガキャノンが火を吹くと、白虎はそれをかわしゾルダに接近してきた。
『ズダダダダダ』白虎の足下をG7の炸裂弾が駆け抜けた。
G7「援護します。早くアイツを。」
クウガはペガサスフォームにチェンジし、バイザーを変化させた。
G7「グレネード弾。」
『ランチャーモード』GG-07からグレネード弾が発射されると、白虎の足下で爆裂し動きを封じた。
ゾルダ「五代、今だ!!」
「はい!!」クウガ緑はマグナ・ペガサスボーガンを発射した。
閃光が走ると、白虎は両腕を前に出し構え、光の矢を受け止める。
「グォォォォ!!」激しく燻る光と白虎が押し合う。
空かさずゾルダとG7が構え、弾丸を発射した。
「ガッ・・・・。」激しい光が周囲を包むと大爆発が起きた。

ギルス「やったか!?」
戦士達がクウガとゾルダを囲んだ。
ゾルダ「チィ。化け物め!!」
「ハァハァ・・・・。許さんぞお前ら〜!!」白虎が巻き上がる塵の中から現れた。
「ウオォォォォ!!」白虎の周りに竜巻きが巻き起こる。
ギルス「マズイ!!皆、防御しろ!!」
ギルスはいち早く竜巻きの恐ろしさに気付いた。
『ガードベント』龍騎、ナイト、ゾルダは防御の態勢に入り、龍騎はアギトのナイトはギルスをかばう様に前に出た。
「超変身!!」クウガはタイタンフォームになり構える。
ゾルダはチラリと後ろを見ると、さり気なくG7の前に出た。
次の瞬間、爆風と雷撃が戦士達を襲った。
辺りが静まり返ると、そこには倒れ込む7人の戦士の姿があった。
763THE OTHER WORLD:02/12/03 00:05 ID:8LOYN/qg
「うっ・・・・。」立ち上がる事のできない戦士達。
白虎はフラツキながら、戦士達に近寄る。
白虎「ハァハァ・・・・グフフフ。私の勝ちだ。」
白虎の爪が妖しく光る。

『ファイナルベント』ボイスサウンドが静まり返る原野に響き渡る。
龍騎「・・・・こ、これは・・・?」
白虎がキョロキョロと辺りを警戒し見回す。
突然、草影からエビルダイバーが高速で白虎に突っ込んで来た。
「グオオオオオ!!」白虎はエビルダイバーと共に爆風に包まれた。
龍騎「あ、浅倉・・・・。」
龍騎達はフラフラと立ち上がると、彼等の前に王蛇が現れた。
王蛇「はぁ。面白そうな奴らが揃ってるな・・・。だが、何だその様は・・・?」
王蛇「!!・・・・しぶとい奴だ・・・・。」
王蛇の後ろから白虎が立ち上がった。
白虎が爪を構えると、「とう!!」1号が現れ白虎に飛び蹴りを喰らわせた。
G7「また・・新しい戦士が・・・。」
『ファイナルベント』王蛇はベノスネーカーを召還し跳躍した。
「なるほど。借りるぞ浅倉君。」1号も同時に跳躍する。
1号「浅倉君、俺の手を取れ!!」
王蛇「何?ふざけるな。」
「いいから。」1号は強引に浅倉の手を取ると、ベノスネカーに弾き飛ばされた。
1号と王蛇はコマの様に高速回転しながら白虎に向かって行った。
「ぐはっ!!」1号の経験と頭脳が生んだ必殺技、ベノ・ライダーズ・クラッシュを受け白虎は爆風と共に消滅した。

「驚いた。この様な戦士達がこれほど存在するとは。」1号は変身を解き本郷猛に戻った。
G7はフェイスガードを外し、他の戦士達も次々に変身を解いていった。
764THE OTHER WORLD:02/12/03 00:06 ID:8LOYN/qg
翔一「危ない処をありがとうございました。」
浅倉「フッ。別にお前らを助ける為じゃない・・・いずれお前らとも戦ってもらう・・・。」
「なんか恐い感じの人ですね。」翔一はヒソヒソと真司に告げた。
涼「処でアンタは?」
本郷「俺は本郷猛。仮面ライダーだ。」
「!!!!!」真司、蓮、北岡が反応した。
蓮「お前も!!」
本郷「ん!?君達も仮面ライダーを名乗るのか。だが、何をそんなに警戒する?」
北岡「何を言っている?ライダーなら当然だろ。」
浅倉「はぁ。・・・騒ぐな。この男は俺達とは違うライダーだ・・・。」
北岡「違う・・・?」
本郷「良く分からんが、俺は君達とは違う場所から来たようだ。」
真司「じゃあ、ライダーバトルとは無関係なんですね?良かった〜。」
本郷「バトル?・・・・君達の事を聞かせてくれないか?」
真司は自分達の事を話した。

本郷「なるほど・・・・ライダーの力をその様に使うのは悲しい事だな・・・。」
本郷「自分の正義を貫く為に戦うという点では、俺と変らんのか・・・・。」
蓮、北岡、浅倉は無言でそれぞれ違う方向を向いていた。
辺りはすっかり暗くなり、研究所の外灯が9人を照す。
「また新しい戦士の登場ね。」小沢澄子が9人の元にやって来た。
小沢「あなた達の話も聞かせてちょうだい。」

小沢を交え10人は情報交換をした。
しかし、正確には9人で浅倉は興味無さそうにソッポを向いていた。
『ゴゴゴゴゴゴ!!』突然、大地が激しく揺れると、夜空に無数のヒビが入った。
10人は唖然として空を見つめていた。
雄介「空が割れし時、世界の終わりが訪れる。この事なのか?」
その時、真司は自分のカードデッキの異変に気付き、デッキを取り出した。
すると、例の真っ白なカードが光を放ち、真司がカードを抜くとそれが変化した。
白いカードに絵が浮かび上がると、ヘブンズ・ゲートのカードが現れた。
765THE OTHER WORLD ORIGINAL RIDERS DATA:02/12/03 00:08 ID:8LOYN/qg
NO.4 GENERATION 7ーGOHRAM
30年程前、天から落ちて来た霊石(ゴウラム)を、天才、小沢澄子がGユニットへの応用に成功。
歴代のGユニットの最大の弱点とも言えるバッテリーの問題を、霊石から発するエネルギーを流用する事で克服。
これにより、G7は半永久的に活動が可能になり、霊石のエネルギーを利用した武器や戦闘システムを装備した。
また、全ての面においても従来より強化されており、文字どうりの歴代最強ユニットである。
ユニット総重量95kg   最大視力40km   最大聴力40km
防御力12   跳躍力40m   パンチ力5t   キック力10t
100m走破力6秒

装備
GG-07ハーデス
G7専用に開発された中型の銃。戦闘時に音声に反応し攻撃モードを変更。
通常弾、炸裂弾、グレネード弾、火炎放射、ワイヤーアーム、照明弾など幅広い攻撃に適用する。
しかし、やや大型の為、狭所での戦闘に不向きなのが難点である。

GG-08アルティマ
G7専用に開発された全長1mを越える大型の粒子砲。
使用時はGG-08からコードを延ばし、バックル部のコネクターに接続。
そこから霊石のエネルギーをチャージする事でエネルギー弾を射出する。
なお、チャージ時間により威力が変化し、MAXチャージ時は恐ろしい程の威力を発揮する。
通常時はG7の背中に折り畳まれて装備されている。

GGS-09ゴウラムブレード
G7の手首の付け根辺りから伸びるエネルギーの剣。
触れただけで、鋼鉄さえも切り裂くことが可能。

フォースフィールド
霊石のエネルギーをG7の周囲に展開する事でできる防御の壁。
膨大なエネルギーを必要とする為、30秒しか維持ができない。

光学迷彩
霊石のエネルギーをG7の周囲に展開し、光を屈折させる事で姿を消す。
766名無しより愛をこめて:02/12/03 00:21 ID:nt0qlDK4
これで全員集合ですか
767名無しより愛をこめて:02/12/03 01:33 ID:wnY0X1Qp
>>316-319 龍騎最終回からのss

>>372 ライダージェネレーション
>>388-389 >>392-393 >>397-399の続きが見たいです・・・。
768名無しより愛をこめて:02/12/03 10:26 ID:I12xOJhv
「仮面の系譜」、続き気になって仕方ないです。
復活宜しくお願いしますよ〜。
769701:02/12/03 12:53 ID:oniDF4XU
>>THE OTHER WORLD ORIGINALさん
これですよ!カッコいい氷川君に萌えー!
うーん、カタルシス(^-^)

1号にも燃えー
脳内変換で本郷ヴォイスでしゃべりまくってます。
セリフがみんないかにもなのが素晴らしいです
770名無しより愛をこめて:02/12/03 19:21 ID:0GB+1IcJ
THE OTHER WORLDおもしろいよ!
他の作者さんもがんばって!
771名無しより愛をこめて:02/12/03 20:14 ID:aWLTY0BC
>>THE OTHER WORLD さん
初めて読ませてもらいました。夢の競演すぎて涙出そうでした。
続き期待しているので頑張ってください。クウガはやっぱり最後は
凄まじき戦士になるんですよね?
772THE OTHER WORLD :02/12/03 22:41 ID:W/upncOT
ありがとうございます。こんなにレスをいただけるとは(涙
>>766さん
余りライダーを出しちゃうとキリがない上に、自分の力ではまとめる事が難しい
ので、平成+1号にしました。

>>701さん
では、701さんが失神するくらいの氷川君を目指してみます。(w
自分も役者さんの声で台詞を考えてます。やっぱり読む時はなっちゃいますね。

>>770さん
ありがとうございます。自分も続きが読みたい作品が幾つかあるので、
がんばってほしいです。でも、これで結構大変なんですよ。話を作るのって。

>>771さん
ありがとうございます。この調子でいくと、凄まじき戦士が凄まじすぎる戦士
になってしまうかもしれません。(w
他にも沢山の作品があるので、ぜひ読んでみてください。

自分としては続編はもとより、てれびさんみたいなギャグものも読みたいです。
773名無しより愛をこめて:02/12/04 20:18 ID:yn2qQyHu
 戦隊シリーズ(もしくは宇宙刑事)と仮面ライダーシリーズの
共演小説はやっぱり無理なんでしょうか?

 きちんとやれたら凄腕と言わねばならないですよね・・・・。

 
774701:02/12/04 23:09 ID:Njp0JJ+Q
>>THE OTHER WORLDさん
カッコ良すぎる位の氷川君期待します(苦笑)
「ライダーになろうとする男」というコピーを正直になぞる氷川君が好きなんですよ。
(3人のなった男、なろうとする男、なってしまった男を描くでしたっけ?)
それと735は私です、すまんです。言い出せなくて。

てれびさんは私も大好きです、また読みたいですね。
てれびさんっ子も私です(苦笑)
775THE OTHER WORLD :02/12/05 00:08 ID:rIWPsivK
>>773さん
別に無理では無いと思いますよ。
でも戦隊は巨大化があるので、その辺が難しいと思います。
ウルトラマンとは無理でしょうね。(w

>>701さん
分かりました。でも氷川君の性格が豹変する様な事はしないので、安心してください。(w
735も701さんだったんですか。ホント気にしないでください。(汗
間違えてたのは俺ですから。
でも今まで気が付かないなんて、思い込みは恐いです。(W
てれびさん、イイですよね。エピソードフォナル?スレにあった龍騎の最終回
ものもニヤリとしてしまいました。
誰かチャレンジしてくれないですかねぇ。
776773:02/12/05 02:01 ID:Y1Ljh9+G
>>775
確かに巨大メカ出されたら、ライダーは終わりですよね(笑)
777701:02/12/05 03:14 ID:n/abbAPM
>>776
大自然の力で巨大化…しないで欲しい(苦笑)
778名無しより愛をこめて:02/12/06 18:26 ID:eRgwXFcb
スーパー1とか、意外と互角に巨大メカ戦こなしてますけどね(笑
779名無しより愛をこめて:02/12/06 20:13 ID:voLCFmcE
7人ライダー、キカイダー兄弟、宇宙刑事3人の競演を考えたことがある
780名無しより愛をこめて:02/12/06 21:08 ID:rSgPPV+h
ダイゴと五代の「ティガ&クウガ」を考えた事ある
781THE OTHER WORLD :02/12/06 23:17 ID:ivUGr36d
他のヒーローとの共演を考えた人はどう絡めるのか、さわりだけでも知りたいです。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
782THE OTHER WORLD :02/12/06 23:18 ID:ivUGr36d
>>607-610第四章前編「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。
>>670-672 >>683-684第四章後編「Unite Space」1号VSアナザーアギト。白衣の男の謎。
>>695-697 >>699第五章前編「それから」真司達に氷川、北岡、雄介が合流。
>>726-729第五章中編「NEW GENERATION」G7登場。
>>757-764第五章後編 「Heaven's Gate」 白虎再び。浅倉、本郷が合流。

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン
>>765 ORIGINAL RIDERS DATA G7
>>700 おまけ

次回予告「因果」part2
783THE OTHER WORLD :02/12/06 23:19 ID:ivUGr36d
第六章前編「因果」
「これは!!」光を放ち変化を遂げたカード見て、真司は驚きの声を上げた。
小沢「どうやら、その時が来たようね。」
雄介「予言書のとうりなら、世界の破滅の時が来た事になります。もう余り時間がありません。」
浅倉「はぁ。・・・なんでもいいから、早く戦わせろ・・・・。」
「城戸。」蓮が真司を見ると、真司は黙って頷いた。
真司は静かにカードデッキを前に出し叫ぶ。「変身!!」
龍騎はその変化したカードをバイザーに装填した。
『ゲートベント』龍騎達の目の前に、突然、巨大な光の壁が現れた。
光の壁は優しい光を放ち、不思議な力で戦士達の傷を癒した。
そして光が消えると、それは巨大な門になった。

本郷「では、行くとするか。」
7人は一斉に構えた。「変身!!」次々に体が変化していく戦士達。
「氷川くん。生きて戻るのよ。」小沢はフェイスガードを氷川に手渡した。
「はい。」氷川はフェイスガードを装着すると、巨大な門の方へ歩き出した。
9人の戦士達が門の前で横一列に並ぶと、『ゴウゥゥゥ』大地を振動させながら扉が開いた。
眩い光が扉の向こうから溢れてくる。
小沢は腕で顔を隠しながら隙間から覗くが、光の向こうを見る事はできなかった。
そして9人の戦士達は光の中へと消えていった。

9人の戦士達が光を潜ると、その先は万里の長城の様に長い通路が延びていた。
アギト「この先にそのラグナロクとか言う所があるんですか?」
1号「おそらく・・・だが、進んでみないと分からんがな。」
ギルス「とにかく急いだ方がよさそうだ。世界の崩壊は始まっている。」
9人の戦士達は道の遥か彼方に向かい走りだした。

永遠と続く同じ風景。ゾルダと王蛇がダルそうに走る。
その時、目の前に何か動く物が見えた。戦士達は次第に近付いてゆく。
ナイト「!!!アイツは!!」
784THE OTHER WORLD :02/12/06 23:20 ID:ivUGr36d
戦士達は立ち止まると、道を塞ぐ様に一体のモンスターが立っていた。
龍騎「!!蓮、アイツ!!」
ナイト「ああ。」
そこにいたのはまぎれも無く、優衣のコアを奪った朱雀だった。
王蛇「・・・やっと楽しめそうだ・・・・。」
「!!!」前に出る王蛇を横からバイザーを出し、ナイトが制した。
王蛇「お前・・・・。」
「浅倉、奴は俺にヤラせろ。」ナイトは朱雀を睨み付けたまま言った。
ナイト「他の奴も先に行け。此処は俺1人でやる。」
龍騎「何言ってんだよ、蓮。アイツの強さを知ってるだろ?」
「行けっ!!」ナイトの気迫に押され、龍騎はそれ以上何も言えなかった。
「死ぬなよ。秋山。」ギルスが駆け出すと、残りの戦士も後に続いた。
戦士達が横をすり抜けるも、朱雀は微動だにしなかった。

暫くの間、睨み合いが続くと「何故、黙って行かせた?」ナイトが朱雀に尋ねる。
朱雀「私との戦いを望むお前への礼儀だ。それに、どのみちあの者達はこの先で死ぬ。」
ナイト「アイツらを甘く見ない事だな。さぁ、優衣のコアを返せ!!」
朱雀「フッ。もう私の元には無い。」
ナイト「では、お前を倒すしかないな。」
ナイトは一枚のカードを抜いた。ナイトと朱雀の周りに旋風が舞う。
そしてダークバイザーが形状を変えた。
『サバイブ』ナイトはナイトサバイブへと姿を変えた。

朱雀「フッ・・・。少しは楽しめそうだな。」
朱雀の手のひらから火柱が上がり、それが長い槍に変化する。
ナイトサバイブもダークバイザーツヴァイからダークブレードを抜いた。
『ガギャーン』朱雀の槍とナイトSの剣が交差し火花を散らした。
785THE OTHER WORLD :02/12/06 23:20 ID:ivUGr36d
8人の戦士達は走り続けた。龍騎は戦友(とも)の無事を祈り、ギルスは異界の親友(とも)の勝利を信じながら。
暫くすると、通路が円形に広がり、その先に通路が続く舞台の様な場所に出た。
戦士達が円の中央辺りに来た時、突然、気温が急激に下がり始め氷の柱が戦士達を囲んだ。
辺りを見回し、警戒をする戦士達。
「朱雀め。素通りさせるとは甘い奴だ。」柱の上にモンスターが現れた。
「!!!アイツ・・・・。」G7は、そのモンスターを見ると拳を握りしめた。
そこに現れたのは、G-Forceを滅ぼした青龍だった。
G7「皆さん、御願があります。アイツは私に任せてください。」
アギト「氷川さん、俺もやりますよ。」
G7「津上さん、これは私の問題なんです。御願します。」
アギト「何言ってるんですか。俺も一緒に・・・・」
G7「津上さん!!」
アギトはそれ以上、何も言えなかった。
1号「氷川君の言うとうりだ。俺達には時間がない。例え最後の1人になっても、ラグナロクに行かねばならない。」
ギルス「そうだ。俺達しか世界は救えないんだ。」
1号「此処は任せたぞ。氷川くん。」
G7「はい。」
「はぁ。・・おい、此処には亀野郎はいないのか?」王蛇が青龍に尋ねる。
青龍「亀?・・・玄武の事か。もちろんいる。だが、玄武の所までは私が行かせん。」
青龍が腕を振ると、無数の氷の槍が戦士達に襲い掛かった。
戦士達は氷の柱に阻まれ、逃げ場が無い!!
G7「火炎放射。」
『ファイヤーモード』GG-07から放たれる炎が氷の槍を消し、柱を水に変えてゆく。
その隙に戦士達が走りだした。「あいつはお前にくれてやる。」王蛇も続くs。
青龍が咄嗟に反応するが、GG-07の炎が注意をこちらに向けさせた。
786THE OTHER WORLD :02/12/06 23:22 ID:ivUGr36d
睨み合うG7と青龍。
青龍「お前、1人で本当に良かったのか?」
G7「無論だ。死んで行った仲間の為にも、私はお前を倒す!!」
青龍「!!お前は、あの時の青い奴か!?・・・生きていたとは・・・・。」
青龍「フン。バカな奴だ。今度は確実にトドメを刺してやろう。」
G7がGG-07を構えると、青龍の周囲に幾つもの水球が現れた。

戦士達はさらに奥へと進む。
ギルス「津上。氷川の事が心配か?」
アギト「いえ。氷川さんはアギトじゃないけど、心はアギトですから大丈夫です。」
ギルス「フッ。そうだな。」
戦士達の進む前に祠の様な建物が現れた。
ゾルダ「なんか、いかにもって感じだな。」
龍騎「だけど、罠でもなんでもあそこを抜けないと。」
1号「そうだな。だが、用心にこした事は無い。嫌な予感がする。」
「お前ら、行くのか?行かないのか・・・・?」王蛇が祠の中に入っていってしまった。
「おい、浅倉〜!!」龍騎が後を追う。
ギルス「どのみち、此処を抜けるしかない。行こう。」
戦士達は祠の中に入った。そこは何も無い空間が広がり、高い天井に覆われていた。
戦士達が前方の出口を目指し走り始めると、突然、高い天井から大きな石の四角柱が幾つも落ちて来た。
「!!!!皆、上だ〜!!」1号がそれに気付く。
『ドンドンドン』地響きを上げ、石の塊は床に落ちた。
クウガ「大丈夫ですか?皆さん。」
クウガの呼び掛けに、戦士達は答え石柱の影から現れた。
『ソードベント』王蛇が突然、ベノサーベルを構えた。
龍騎「浅倉!!何をする気だ!?」
787THE OTHER WORLD :02/12/06 23:22 ID:ivUGr36d
王蛇はゆっくりと前に出ると、龍騎を押し退け石柱の前に立った。
そしてベノサーベルを一閃。石柱が砕けた。
「フッ・・・・やっと会えたぜ。」王蛇が破壊した石柱の先に玄武が現れた。
王蛇「コイツは俺の獲物だ。お前らは手を出すな・・・・。」
玄武「そういう訳にはいかん。お前達は此処で死んでもらう。」
『シュートベント』『ストライクベント』ゾルダはギガキャノンを龍騎はドラグクロウを装備した。
王蛇「お前ら、手を出すなと言っている。」
ゾルダ「フン。勘違いをするな。俺がお前を助けると思うか?」

次の瞬間、また石柱が落ちて来た。
ゾルダはギガキャノンを乱射し落下してくる塊を粉砕してゆく。
龍騎は右腕に力を込め思いきり振り抜き、出口までの落下物を一掃した。
そして王蛇は狂ったように、玄武に斬り掛った。
『ガシィーン』玄武の岩の様な皮膚が、王蛇の剣を受け止る。
「何!?」玄武は王蛇の首を掴み締め上げると、壁に思いきり放り投げた。
1号「浅倉君!!」
玄武がゆっくりと戦士達に近付いて来た。戦士達は身構える。
すると、玄武の後ろからユラリと王蛇が立ち上がり、怒濤の如く斬り掛かった。
玄武「バカめ。無駄だと言う事が分からんの・・か!!」
ベノサーベルが玄武の目に突き刺さった。
王蛇「はあ。・・・こいつは俺が殺す。・・・お前らは手を出すな。」
ゾルダ「浅倉がヤルっていてるんだ。先に行こうぜ。」

「おのれぇぇぇ!!」玄武がベノサーベルを引き抜き投げ捨てる。
「フン。」『ストライクベント』王蛇はメタルボーンを構えた。
1号「生きて会うぞ、浅倉君。」
戦士達は出口に向かい走り出す。
怒り狂った玄武には、もはや王蛇しか見えていなかった。
戦士達は王蛇を残し、祠を抜けた。
788名無しより愛をこめて:02/12/06 23:40 ID:2qT6MwFa
面白くなってきた!
789THE OTHER WORLD :02/12/06 23:44 ID:ivUGr36d
タイプミスです。
メタルホーンでした。
あと、どっかに小文字sが付いてしまいました。すいません。
790THE OTHER WORLD ファン:02/12/06 23:57 ID:JGq1ItIH
いい!!
いいシチュエーションだよ!
さすがだね!

続き、早くキボーン!

PS 自作はなかなか生まれません。もうちょっと頑張ってみます
>>41 企画書(w
>>75 第1話「イレギュラー」
>>166-169 第2話「トライアングル」
>>236-239 第3話「マスクドライダーズ」
>>374-377 第4話「エネミー」
>>499-502 第5話「ハリケーン」
>>642-647 第6話「ターゲット」


第7話「バーサス」
オリエn(略)。
店内では、翔一が『キャロットケーキ』を振舞っていた。
もちろん、ニンジンは無農薬有機肥料農法によって作られたもの。
ビタミンAたっぷり繊維質も豊富、ニンジン嫌いな子供たちにも人気のメニューで、一つ115円(税別)と非常にリーズナブル。
三杉家の家庭菜園はいまだ健在である。
『アギトの会』改め『ライダーの会』は宴もたけなわ。実になごやかなムードが周囲を包んでいた。
(これは作戦会議だったはずでは…)
城茂がそんなことを思い始めていた頃、扉が開いて新たな『ライダーの会』会員がやってきた。
「遅いぞ、城戸。…一人か?」
一番最初に声をかけたのは、秋山蓮だ。
彼の前には、既に空になった皿が置かれていた。
真司が蓮よりも遅れたのは、仮面ライダーゾルダ=北岡秀一を連れくることになっていたからだった。
しかし、彼は一人で来た。
「いや…それがさ…北岡…留守でさ…」
言葉の歯切りが悪く、しきりに後ろを気にする真司。
「……旨そうなにおいがするな」
真司の後ろから出てきた人物を見た蓮は、思わず席から立ち上がった。
そして、氷川や小沢といった警察関係者も驚愕する。
「よぉ」
それに気づいたのか、真司の後ろの人物、浅倉威が不適な笑みを浮かべつつ、あいさつをした。
蓮や氷川らは、厳しい視線を浅倉に浴びせる。
「あ…あのさ…北岡の事務所に行ったら留守でさ…だけど、ドアの前に浅倉がいて…」
浅倉は、必死に言い訳をする真司を置き去りにして店内へ入っていくと、氷川の前にあったケーキを鷲づかみにし、そのまま口の中に放り込んだ。
呆気に取られ何も言えない氷川を尻目に、浅倉はその隣の椅子に腰を下ろすと、目の前に並べられている皿を片っ端から手に取り、食べ始める。
「浅倉!」
黙々と食べ物(といっても、ほとんど残り物だが)を平らげていく浅倉は、次々に皿を重ねていく。
「いい加減にしろ、浅倉!!」
大声を出した氷川の眼前に、一枚のステーキ皿が突き出された。
その上には、パセリが一つ。
「食うか?」
「…なんの真似だ?」
「…食わんのか」
言うと、浅倉は皿を引っ込め、パセリをつまんで口の中に入れた。
「…氷川くん、好き嫌いはいけないわ」
小沢の声が届いているのかいないのか、氷川は、また手当たり次第に皿を手に取る浅倉を呆然と見続けていた。
食べながらも忙しくあたりの様子を窺っていた浅倉の眼が、突然止まった。
その視線の先にいるのは、風見本部長である。
皿を持ったまま、浅倉は風見のほうを睨み、風見も身じろぎすることなく視線を返していた。
794名無しより愛をこめて:02/12/07 00:31 ID:VBqW6ysk
THE OTHER WORLDってストーリー展開や単語がゲームみたいだね。
ちょっと遊んでみたいかも。
一瞬とも数分ともとれる沈黙の後、風見がフッと軽い笑みを浅倉に向けた。
その動きに、明らかな同様を見せる浅倉。
「…さすがだな、浅倉威」
目の前にあった皿を浅倉の方に動かす。
「確かに、俺はカボチャコロッケにまだ手をつけていない。まだ少し温かいぞ」
黙ったまま、浅倉はその皿を受け取り、箸でコロッケを切り欠くと口に入れた。
「…これを作ったのは誰だ?」
声を聞いた翔一が奥から出てきた。
「これを作ったのはお前か?」
頷く翔一。
「美味いな、これは」
また一口ほお張る。
「カボチャもいいが、パン粉がいい。うまくカボチャに絡み味を引き立てている。それにほどよい焦げがほのかな苦味を生み出している」
カボチャは、言うまでもなく三杉家の家庭菜園で取れたもの。
パン粉は、翔一が自分で焼いたパンを挽いたものだった。
「…カボチャではなく、パンの方まで見抜くとは…やるわね、浅倉威…」
小沢は、先程とはうって変わってカボチャコロッケを味わいながら静かに食べている浅倉を見つめながらそう思った。
「美味かったぞ」
コロッケを食べ終わると、浅倉はそう言い残して『ポレポレ』を後にした。
「何故、浅倉をあのまま帰したんですか!?」
氷川はそれを追おうとしたが、風見や上司の小沢が動かなかったので追うに追えず、歯がゆい思いをして見送るしかなかった。
その悔しさは、当然のごとく風見と小沢に向けられた。
「…氷川くん、あなたでは浅倉に勝てないわ」
小沢の口から出た意外な言葉に、氷川は驚愕した。
「勝てない? 僕が!?」
小沢は、氷川の横を抜け、先程まで浅倉と氷川が使っていた箸をそれぞれ手に取ると、二組を揃えて氷川に向けた。
「これが、あなたが浅倉に勝てないという決定的な証拠よ!!」
それを手にし、目を剥く氷川。
「そう。あなたの箸は、先端から5cm近くも濡れているわ。それに比べ、浅倉の箸は、1cmほどしか濡れていない。いかに彼が器用に、そして正確に箸を使っていたかを示すものよ!!」
衝撃の事実に、ガックリと膝を落とし、うなだれる氷川。
その肩に、小沢は優しく手を置いて慰めた。
「…勝てますか、浅倉威に…?」
氷川の問いに、小沢は答える。
「勝てるわよ。あなたは氷川誠よ。今まで一度も逃げたことのない男よ。あなたがあなたである限り、きっと勝てるわ」
小沢の力強い言葉に、氷川は箸を握る手に力を込めた。
「僕は…あの人に勝ちたい…!」
そんな二人を、風見は見守っていた。
それは、数多くの戦いを経験し、強くなった者だけが持つ、優しく温かい目だった。
そして、城茂は。
(…今回のSSはこんなのでいいのだろうか…?)
ふと、作者の代弁とも思えることを心の中で呟いていた。
797仮面戦記〜Angel in the MIRROR〜:02/12/07 00:36 ID:U/GiB505
仕事が忙しいことを理由に、他の人たちよりも明らかに執筆ペースの遅い本作。
…いや、どうにかしようとは思っているんだが…。
前回までバトルが続いていた反動か、書いているうちにこんなものが出来上がってしまいました…。
自分で言うのもなんだけど、これの前には前回のインペラーなんて前座ですな(w
まぁ、番外編(浅倉を使ったクセに!?)ということでご容赦を<(__)>
次回はもう少しまともなものになる予定…(?)。
798名無しより愛をこめて:02/12/07 00:42 ID:E0hUsRuv
何か浅倉が妙に馴染んでるのに藁た
799名無しより愛をこめて:02/12/07 00:53 ID:zPVWSXTf
毎回毎回アンタって人は(w
どこからそういう発想が出てくるんだ?
素晴らしすぎるぜ!
800名無しより愛をこめて:02/12/07 01:19 ID:faWRPUWQ
井上臭いっす(w

いや、SSで井上臭い分には歓迎です
他のSSと毛色が変わるからね!
801名無しより愛をこめて:02/12/07 02:10 ID:iBHIh0pl
このスレ最高!
802名無しより愛をこめて:02/12/07 02:51 ID:rT6rQVgy
>>796
最近の再放送のごちゃまぜですか
803名無しより愛をこめて:02/12/07 12:37 ID:63OXUzrZ
>>802
元ネタ何?
箸は美味しんぼかな?
804THE OTHER WORLD :02/12/07 15:38 ID:yvHIMueX
キタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
戦記さん、待ってました。(T_T)
相変わらずの細かい描写にニヤニヤしながら読ませてもらいました。
続きも楽しみにしてます。

続きはなるべく早く書きます。でも、最近忙しいのでどうなるか分かりませんが、
がんばってみます。
アザーはファンタジーをテーマにしてるのでRPGっぽい作りになってます。
エニックススクエア?からは発売しません。(w
805岩のような瓦斯:02/12/07 22:59 ID:YhOlnwg5
>>796
うわははは!昔聞いた作法の先生の話だよ。この場合、見抜いた小沢も賞賛されるべきだって落ちだっけ。
806名無しより愛をこめて:02/12/08 20:44 ID:9WahQXVh
仮面戦記の作者さんはインペラーをどう料理するんだろうか
807名無しより愛をこめて:02/12/08 20:54 ID:EnCvHjeS
1,2号はコンビニ経営
V3は珍走団入り
ライダーマンは失踪
Xは新興宗教の教祖に
アマゾンはアマゾンに
ストロンガーはNHKの体操お兄さんに
そんな設定で平成ライダーに仲間入りしてほしいなぁ・・・
絶対見る
808名無しより愛をこめて:02/12/08 21:18 ID:3DM83By1
不可能犯罪が相次いで起きだした。それに伴い、警視庁はG3ユニットを強化することに決定した。氷川(G3X)、小沢、尾室、捜査一課から北条、須藤(シザース)そして元未確認対策班の一条が合流した。その時科警研からゴウラムが突然消えた。
809名無しより愛をこめて:02/12/08 21:20 ID:yjNg5/LP
クモ型アンノウンが現れた時、ゴウラムにつかまり未確認生命体四号(クウガ)があらわれ撃破した。五代は一条との再会を喜ぶのも束の間、力を貸してほしいと頼まれる。そして津上(アギト)も氷川の要請により警視庁に向かっていた。
810名無しより愛をこめて:02/12/08 21:22 ID:v4uXa1kM
時を同じくしてジャーナリストの城戸(龍騎)はOREジャーナルにアンノウンの写真を売り込みにきた、
811名無しより愛をこめて:02/12/08 21:23 ID:70EsYsNb
フリーカメラマンの一文字(2号)と出会う。城戸は一文字をジャーナリストととして尊敬しはじめるが、同時にモンスターに狙われていることを知る。アンノウンの存在に気づき始めていた南(RX)は独自に調査を開始する。
812名無しより愛をこめて:02/12/08 21:23 ID:ixSCXkPj
氷川は須藤から自分がライダーでライダーは自分以外にいるということを聞く。そして須藤はアンノウンを全滅させるにはある人物の力が必要だという。
813名無しより愛をこめて:02/12/08 21:25 ID:v4uXa1kM
芦原(ギルス)は家に帰ると自分の部屋が荒らされていることに気付く犯人はあっさり捕まったその男は自分の名をアマゾンと名乗った。
814名無しより愛をこめて:02/12/08 21:26 ID:bcZGbY9e
五代はかつての大学のゼミの先生である本郷(1号)を空港に迎えにいっていた。
815名無しより愛をこめて:02/12/08 21:27 ID:70EsYsNb
須藤、そして氷川はアンノウンを全滅させるほどの力を持つライダーがいるというある場所に向かっていた。鏡の中から出てきた傷だらけの秋山(ナイト)の前に神(X)が現れる。
816名無しより愛をこめて:02/12/08 21:29 ID:3DM83By1
秋山は自分がライダーであることを告げるが、神もまたライダーで自分はかつて恋人を守れなかったと語る。
817名無しより愛をこめて:02/12/08 21:34 ID:bcZGbY9e
木野(アナザーアギト)に力を貸してほしいと義手の男。彼の名前は結城(ライダーマン)かつて木野が医者の助手時代、
818名無しより愛をこめて:02/12/08 21:37 ID:yjNg5/LP
医学会に結城丈二という天才外科医がいたという話を聞いたことがあった。
819名無しより愛をこめて:02/12/08 21:38 ID:bcZGbY9e
芦原はアンノウンに狙われそうになった山本を助けるが
820名無しより愛をこめて:02/12/08 21:39 ID:yjNg5/LP
その瞬間、山本の体が自分と同じ獣のような体になっていく。芦原は山本もライダーであると気づく。
821名無しより愛をこめて:02/12/08 21:40 ID:70EsYsNb
五代は本郷の乗った飛行機の機内にアンノウンが出現したことを知る。ゴウラムにつかまり、急いでむかう五代。
822名無しより愛をこめて:02/12/08 21:41 ID:bcZGbY9e
が、飛行機の羽のうえで、コウモリ型アンノウンと初代ライダーの戦いがすでに始まっていた。
823 :02/12/08 21:42 ID:C2RAzDmU
824名無しより愛をこめて:02/12/08 21:42 ID:v4uXa1kM
氷川は、関東拘置所についていた。須藤の話していた男、浅倉(王蛇)に会う為に。つづく
825名無しより愛をこめて:02/12/08 22:10 ID:HqOPAzeU
改行を知らないのか!?
826名無しより愛をこめて:02/12/08 23:14 ID:9WahQXVh
おもしろいよ。
でも・・・見づらい
827名無しより愛をこめて:02/12/09 00:03 ID:LLOVRCpF
彼は携帯から送っているのでは!?
828名無しより愛をこめて:02/12/09 00:13 ID:FavKV1/T
携帯か…それでIDが数種類行ったり来たりするのね。

このペースだと、そろそろ一度次スレの話をしといたほうが無難かもな。
未完のSSも数あるからこのスレ何処かに保管しとく必要もあるし、
次スレのタイトルどうするのか結構微妙な悩みどころ……。
829仮面戦記の作者:02/12/09 00:28 ID:xs2SI9wY
>>806
…あ〜…とりあえず、当作品の中では生きていてくれないと困るんで(ライダーバトル一時休業状態)、まだ元気です。
以前の銭ゲバのままで出すつもり。
でも、今回で彼のバックボーンがわかったので、それを生かすことはやろうと思ってるけど。
やはり高見沢と絡めるのが一番いいかな。
片や「会社なんてのは屁みてぇなもんだ!」と言い放ち、
片や「幸せになるには金だ!」と固く信じる。
これに企業の顧問弁護士もやっている北岡を絡ませれば、話(妄想?)は膨らんでいきそうだ。
というわけで、次回はこいつらを中心にして話を書きます。
元々、北岡と高見沢については、ある程度は話ができてたんだけど、佐野を絡めるぶん調整は必要だな。
しばらくはミラーライダー連中の話が続きそう。
昭和派の方々はしばし辛抱してくだされ。
830名無しより愛をこめて:02/12/09 10:44 ID:KJkGihAT
>828
以前からチラホラ出てた意見だと、別に平成昭和競演だけに限定する必要は
ないしSS総合的なタイトルで…というのがあるけど、ライダー系のSS
はおやっさんとかEFみたいに他にも独自色の強い良スレが幾つかある
からあまり偉そうな(笑)タイトルはつけにくいしね…。
831名無しより愛をこめて:02/12/09 15:28 ID:XevLrESl
そういえばガキの頃はビデオ借りる時も歴代ライダーが登場するやつばっか借りてたなあ
832名無しより愛をこめて:02/12/09 16:18 ID:OfxUnOPH
素朴な疑問なんだけどZO、J、真はどこに分類されるの?
ZXはモロ昭和でいいとして…RXは平成初頭もやってたし。
ま、豪華ゲスト多数だったんで昭和でいいか。

平成ライダーという呼び方はいかがなものか?
2000年代ライダーとかさ…日曜ライダーとか(あ、ダメか)
意味は分かるんだけど何かこう、いい呼び名は無いもんかねぇ?
833名無しより愛をこめて:02/12/09 17:39 ID:elk4TLkS
>>832
一号〜RX=昭和TV放映ライダー
     =略して「昭和ライダー」
(RXは平成元年もやっていたが始まったのは昭和なので昭和に入れる)

真、ZO、J=ビデオや劇場版等単発作品ライダー
      =略して「単発ライダー」

クウガ〜龍騎=平成TV放映ライダー
      =略して「平成ライダー」

と考えましょう
834名無しより愛をこめて:02/12/09 18:11 ID:zWQ0nZrR
真、ZO、J=ビデオや劇場版等単発作品ライダー

これって「ネオライダー」とかいう呼び方が無かったっけ?
835832:02/12/09 18:50 ID:OfxUnOPH
>>833
やっぱしそういう風に思っとくしかないかねぇ

じゃあここには「単発ライダー」は出てはいかんのかと小一時間…(苦笑)
可哀想な3人・゚・(ノД`)・゚・
836名無しより愛をこめて:02/12/10 12:42 ID:eXjrrF2a
実際映像化してくんないかな。
昭和平成の競演無理かもしれんが平成同士は出来ると思うが
837名無しより愛をこめて:02/12/10 13:04 ID:er/iRcqu
そういえば、1号VS平成ライダーって作品あったな。2次物だけど。
しかもラブひなSSだけどね。
 まあ、正しくは仮面ライダーに変身した景太郎が1号と戦う話があ
るってだけどね。
838名無しより愛をこめて:02/12/10 13:07 ID:0/WONplf
>>836
そうそう戦隊のVSシリーズみたいに
でもそれをやると変身直前とラストシーンしかオダジョーは
出ないだろう
戦隊シリーズでもそういうことあったし(さとう珠緒)
839838:02/12/10 13:09 ID:0/WONplf
>>837
URLとか教えてもらえますか?
840名無しより愛をこめて:02/12/10 14:11 ID:d2R890LD
>>833
ZXまでとBLACK・RXは別物だし、纏めて昭和ライダーには括れないと思う。

1号〜ZX:平山ライダー
BLACK〜J:吉川ライダー

こう考えた方がよろしいかと思うのだが。
841名無しより愛をこめて:02/12/10 16:15 ID:er/iRcqu
>>839
http://www9.plala.or.jp/syouryuki/のアンギットゥて奴の作品ですだ
彼の作品は二つあるけど名前の付いてなくて話数の多いほうね。まあ、最
初はつまらんけど途中からどんどん面白くなっていくね。
 ちなみに、昭和のライダーが出るのは7話からね。
842名無しより愛をこめて:02/12/11 08:25 ID:ejEsnK9/
>>840
普通はそういう分け方だよな。
843名無しより愛をこめて:02/12/11 14:55 ID:nbkwA20/
RXは最終回あたりの総登場無きゃなぁ
844名無しより愛をこめて:02/12/11 15:01 ID:M5dIwgzm
>>843
風見や沖が出てたらどうだったよ?
本郷や筑波洋は無理でも
845名無しより愛をこめて:02/12/11 16:24 ID:nbkwA20/
>>844
そしたら完全に昭和ライダーとして認定せざるを得ないね
846833=838:02/12/11 16:49 ID:xXaUQDbB
>>840
>>842
>>843
RXの終盤の十人ライダーさえなければそう分けるのが一番と思いましたが
あれがありましたから・・・・
でもやだったなあ・・・アクションが大野剣遊会じゃないから違和感バリバリ
あったし出番少ないし扱い悪いしバイクないし・・・ハァ・・・
>>841
教えていただきありがとうございます。
ただ内容の方は自分には合わないようです。いくらなんでもラブひなキャラ
強すぎでしょ。性格変わりすぎでオリキャラと化してますし・・・
それとこのSSを書いてる方は(多分まだ相当若いかと思います・・15歳くらい?)
もっと文章力をつけた方がいいと思います。
このSSを書いてる方がこう↓ならないことを望みます。
ttp://plaza6.mbn.or.jp/~Nate/index.html
ライダー好きの私には耐えられませんでした・・・
847841:02/12/11 17:35 ID:SajaWoge
 >ラブひなキャラ強すぎでしょ。性格変わりすぎでオリキャラと化してますし・・・
 いえ、原作通りですよ。後半から結構みんな性格変わってましたからね。
846あなたは最後まで原作読まれました? あれ原作終了後の作品だとか聞きまし
たよ。
 あと、アンギットさんは19歳だとか。
848841:02/12/11 17:57 ID:SajaWoge
>>846あなたね。アンギットゥはそんなひどい作品書かないぞ。奴はそんなに
腐ってません。まあ、確かに文章力はないだろうけど。でも、結構ストーリーは
良いと思いますよ。私的に。
 あと、物書き初めて3週間だからあれが限界じゃないんですかね? 今の所。 
849名無しより愛をこめて:02/12/11 20:32 ID:T62lkpCQ
アンギットとやらはどうでもいいがとりあえず841の文章力はかなりヤバいことになってるな。
850名無しより愛をこめて:02/12/11 23:02 ID:IXKublUn
>>841
俺も微妙・・・
851名無しより愛をこめて:02/12/12 08:35 ID:KASYyYQy
841=アンギットゥ
852841:02/12/12 11:34 ID:P0hJyD/Q
いや、俺は奴の友人なんだけど(汗)
853名無しより愛をこめて:02/12/12 22:15 ID:t7mjtTMM
……さて。


話題転換に、この辺で誰か新作or続編きぼん。 と言ってみる。
854THE OTHER WORLD:02/12/12 23:02 ID:e/tP1AEt
何やらお取り込み中の様でしたので、掲載を控えてました。
次スレのタイトルの方は、よろしいのですか?
自分としては限定するよりも、仮面ライダーの話を考えよう!位の窓口の広い
感じのタイトルの方が良い様な気がします。
でも、最終的にはこのスレを立てた方か、初期から参加している方が決めるのが
よろしいのではないでしょうか?

少しですが「因果」の続きです。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
855THE OTHER WORLD:02/12/12 23:03 ID:e/tP1AEt
>>607-610第四章前編「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。
>>670-672 >>683-684第四章後編「Unite Space」1号VSアナザーアギト。白衣の男の謎。
>>695-697 >>699第五章前編「それから」真司達に氷川、北岡、雄介が合流。
>>726-729第五章中編「NEW GENERATION」G7登場。
>>757-764第五章後編 「Heaven's Gate」 白虎再び。浅倉、本郷が合流。
>>783-787第六章前「因果」part1 9戦士、エーテル界に突入。

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン
>>765 ORIGINAL RIDERS DATA G7
>>700 おまけ

次回予告「激闘」
856THE OTHER WORLD:02/12/12 23:03 ID:e/tP1AEt
クウガ「!!あれ何ですか!?」
祠を抜けた戦士達の遥か前方に宮殿の様な物が見え、上空に巨大な水晶の塊の様な物が浮かんでいた。
1号「どうやらゴールが見えてきたな。」
アギト「そうと分かれば、急ぎましょう。」
戦士達は遥か先の宮殿を目指し、再び走り出した。

『カンカンガキーン』ナイトSの剣と朱雀の槍が激しくぶつかり合う。
朱雀「フッ。なかなかやるな。」
朱雀は炎を吐いた。「!!!」ナイトSは咄嗟にダークシールドで炎を防ぐ。
一旦離れ、距離を取る両者。朱雀が両腕を頭上にかざすと、巨大な火の玉を作りだした。
『ブラストベント』ダークウィングが飛来すると、サバイブの影響を受けダークレイダーに進化した。
朱雀が火球を投げ付けると、ダークレイダーが旋風を巻き起こす。
旋風の勢いに火球が失速すると、火球を押し戻し朱雀は自らの劫火に身を包まれた。
ナイトS「やったか?」
「ククククッ。残念だが、炎で私を倒す事は不可能だ。」朱雀は炎を振払った。
「チィッ。」ナイトSは剣を振り上げ、朱雀との距離を詰める。
朱雀の槍が迎撃するとナイトSの剣が受け止め、朱雀が蹴りを放つとナイトSの盾が受け止めた。
朱雀は炎を吐く。「くっ!!」ナイトSが体制を崩すと朱雀の膝がナイトSの腹部に直撃した。
「うぐっ!!」ナイトSはその衝撃で飛んだ。
朱雀が槍を構えナイトSに近付く。『ナスティーベント』ダークレイダーが怪音波を発生した。
すると「ウゥッ。」朱雀の動きが止まった。
ナイトSは起き上がり朱雀の懐に飛び込むと、ダークブレードで朱雀の槍を払い顔面に蹴りを叩き込んだ。
朱雀は衝撃で2歩程後ろに下がるも、たいしたダメージは見せない。
「面白い。そろそろ本気で行くか。」朱雀の腕が翼に変化すると、朱雀は天高く飛翔した。
857THE OTHER WORLD:02/12/12 23:04 ID:e/tP1AEt
GG-07を構えたG7の前に、青龍を囲む様に現れた水球。
その水球が音もなく静かに回転を始めた。
やがてそれは速度を上げ球体は円盤状に変化すると、超高速で回転しながらG7に飛んで来た。
咄嗟に側方転回し、かわすG7。円盤が衝突した床には、鋭い刃物で切り裂かれた様な傷跡が残っていた。
『ボゥゥー』火炎放射で青龍に反撃すると、水の壁が炎を防いだ。
G7「炸裂弾。」
『バーストモード』『ズダダダダダ』弾丸が水の壁を突き抜ける。
しかし、やはりと言うべきか、弾丸は失速すると凍てつき落ちた。
G7「やはり、弾丸は通用しないか。・・・何!!」
G7の足下には氷が溶けた水たまりがあり、それがG7に集まると周囲を包み一瞬のうちに氷になった。
「フッ。所詮はただの人間。たあいもない。」青龍の手のひらから水柱が上がると、それが青龍刀に変った。
ゆっくりと氷付けになったG7に近付く青龍。

青龍は氷の前に立つと、幅広の刀を振り上げる。
『ピシッ』青龍が刀を振り降ろす。『バリバリバリ』G7が氷を砕き左の手首から伸びる光の剣で刀を防いだ。
「何!!」驚く青龍にGG-07が火を吹く。
さすがの青龍も至近距離からの銃撃に防御できず、炸裂弾が着弾し爆裂した。
怯んだ青龍にゴウラムブレードを振りかざす。
『ガシュッブォォォ』青龍刀が光の剣を受け止めた。
青龍「ここまでやる人間が存在するとはな。」
G7「言った筈だ。私はお前を倒すと。」
青龍は光の剣を振払うと距離をとった。
青龍は静かに構えると、全身を蒼い闘気で満たし始めた。
858THE OTHER WORLD:02/12/12 23:05 ID:e/tP1AEt
怒り狂った玄武が重戦車の様な巨体を揺らしながら、王蛇に向かい走ってくる。
王蛇はメタルホーンを構え、玄武の胸部をめがけ腕を振り抜いた。
『ガシッ』しかし、玄武の強固な皮膚がそれを阻む。
玄武は巨大な右手を横に拡げると、王蛇をめがけ一気に振り抜いた。
咄嗟に王蛇は後方回転し、蹴りを玄武の顎に放ちながら逃れた。
案の定と言うべきか、玄武にはダメージが見られない。
なおも玄武は攻撃を加えようと、王蛇に迫って来た。
『アドベント』王蛇はメタルゲラスを召還する。

メタルゲラスは玄武に向かい一直線に突進していった。
『ガシン』玄武とメタルゲラスは激しくぶつかり合うと、互いの両腕を掴み力比べを始めた。
しかし、玄武の力はメタルゲラスの力を大きく上回り、メタルゲラスが膝を着かされると蹴りを入れメタルゲラスは吹き飛んだ。
間髪いれず、王蛇がメタルホーンで突き掛かった。
『ガンガン』玄武の皮膚が王蛇の攻撃を受け止める。
玄武の拳が王蛇を捕らえると『ボゴッ』王蛇は床に叩き付けられた。
玄武の拳は王蛇がこれまでに戦ったどの敵よりも重いものだった。
玄武が王蛇を踏みつぶそうと足を上げると、王蛇が飛び上がり頭突きを喰らわせた。
相変わらず攻撃の効果は見られ無いが、王蛇は構わずに蹴りをくり出し、左の拳を打ち付けた。
そしてメタルホーンが玄武の顔面を捕らえると、初めて玄武がよろけた。
王蛇「フッ・・・・お前も無敵って訳でもなさそうだな・・・・。」
『ガラガラ』瓦礫の中からメタルゲラスが現れた。
『ファイナルベント』王蛇はヘビープレッシャーを発動した。
瓦礫を吹き飛ばしながら王蛇は突進する!!
次の瞬間、玄武と衝突すると、爆風を上げ石柱や祠の壁が吹き飛んだ。
859名無しより愛をこめて:02/12/12 23:18 ID:9xvDIxix
「ロボコップ」第一作で、ロボコップが小学校か何かを訪問する場面が
あったと記憶している。
G3も警察の装備だし、学校を訪問しなくてもいいが子供たちに人気が
出てもいいと思うんだよな。パトカーや消防車が人気が出るように。

で、G3っていうのは型式番号みたいなもんなので、存在を市民にアピール
するために愛称を考えて、それが「仮面ライダー」になる、ってのは
どうだろう?
真の意味で「仮面」だし。

そしてアギトが翔一だと知った氷川が、自分と同じくアンノウンと戦う者として
「仮面ライダーアギト」と名づけるとか。
劇場版で、総監が「君が仮面ライダーの氷川君か!これからもがんばってくれ!」
と氷川を激励して立ち去るとか。

はたまた、現場視察に来てG3を見守る総監に突然アンノウンが襲いかかり
転落。総監を探すスタッフの前に立ちはだかるアンノウン、しかしふと見上げると
がけの上に旧1号ライダーが…というのはやりすぎか(w
860名無しより愛をこめて:02/12/12 23:59 ID:rAu4BCKl
……ドシャアッ……

白き甲虫の魔王…だったはずの者は全身を朱に染めて崩れ落ちた。
見る間にその姿は人間のそれに変わってゆく。いかな死闘においても
常に満面の笑みを絶やす事の無かったその顔は極限の恐怖と永遠の苦痛に
固まったまま永久に動きを止めてしまっていた。
「これは…あなたは一体何者なのです」黒の青年が誰何する。
「俺の邪魔をすると言うのなら…容赦はせんぞ」神崎士郎が言い放つ。
だが二人とも信じがたい事ながら、みずからとは無縁であるはずの感情…
即ち動揺を自覚せずにはいられなかった。
やがて、瞬時にダグバを屠った『それ』の思惟が響き渡った。
「フハハハ…愚か者どもよ、それぞれに世界を統べる者のつもりだったようだが、
  所詮お前達はこの私の掌の上で踊ったサルに過ぎないのだ」
「何を馬鹿な事を!私はヒトをうみだし、そして見守って…」
「まだ気付かぬか、それも私が与えた記憶、この惑星で最初に生まれた生命に
  戯れに能力とともに植付けてみただけのものよ。」
「ではミラーワールドも貴様が創り出したとでも言うのか!?」
「その通りだ、言うなれば使い捨てた実験室の一つとでも言う所だな
  自らを支配者や創造主と思い込むその姿は余興として見物であったが…
  この私が再び戻った今、お前達はもはや用済みだ。ご苦労であった!!」
言うや否や、黒の青年と神崎士郎の体は硬直し、徐々に崩れ始めた!
「ば、馬鹿な…俺はまだ優衣を…ユ…イ……」
「私の…子供たち…を…アギ…ト……」
既に息絶えたダグバの骸ともども灰となって消え、虚無の空間に
『それ』だけが残った。
「フフフ鳥なき里の蝙蝠どもは片付いた。この宇宙を制覇する者が誰か、
  改めて知らしめてくれようぞ、フッハッハッハッ……」
…もし『それ』の姿を見た者達がいたとすれば、その形容は何故かそれぞれ違った
ものとなったであろう。
ある者は大鷲、ある者は蛇と絡み合った大鷲、またある者は蠍、あるいは巨大な
頭脳、巨龍、そして禍禍しい髑髏のようであったとも…
861THE OTHER WORLD:02/12/13 00:43 ID:Kpin+P85
860さん、凄くいい感じなのに、そのメル欄って。(w
8621:02/12/13 12:28 ID:HD0AA3oZ
THE OTHER WORLD作者さん
いつもこのスレにSSを書いてもらってどうもです。
他の作者さんもありがとうございます。

>自分としては限定するよりも、仮面ライダーの話を考えよう!位の窓口の広い感じのタイトルの方が良い様な気がします。

元々このスレは映像化する気配も可能性もない昭和と平成の競演を見たいっていうので立てた。
ストロンガーやZX見たらそう思ったわけ。
クウガVSアギトとか映像化すると思ってた平成競演がなぜか全くやらないんんで平成の同士の競演もありで俺はいいよ。
といってももう俺だけで決めれることじゃないからみんなの意見聞きたいです。
スレタイはこんな感じだろうか?
仮面ライダー共闘SSスレ
仮面ライダーSS総合スレ
【昭和】ライダー全員集合!【平成】
【手を取り】ライダー共闘SSスレ【戦え】
仮面ライダーの競演話を考えよう!
正直自信ないんでいいのなかったら誰か考えて
863 :02/12/13 12:30 ID:zZgNvjZx
864名無しより愛をこめて:02/12/13 15:12 ID:hEsa/1d+
>>1
3番目に1票入れたいけど、昭和、平成って入れるのは
漏れの好きなZOが無視されそうだから勘弁してホスイ

【1号から】ライダー全員集合!【龍騎まで】

でどうです?
865名無しより愛をこめて:02/12/13 15:20 ID:8ab2r4H2
>>864
でもファイズとかいう新ライダーは!?
866名無しより愛をこめて:02/12/13 22:19 ID:G6CNI00o
【クロス】ライダー共演SSスレ【オーバー】
とか
867名無しより愛をこめて:02/12/13 22:23 ID:ZVJn9E30
実際映像化するとして昭和ライダーでは演じられる人はどれくらいいるのかな?
平成も役者が売れてるやつもいるし、メンバーを集めるのは難しくないか?
868THE OTHER WORLD:02/12/13 23:48 ID://pBwxZb
>>1さん
1さんの考えは分かりました。どれも悪くないと思いますよ。
別に自分が書こうとしてる訳じゃないんですが、単品物はどうですか?
例えば『爆走!!仮面ライダーG3・・・・マイルド。』とか。
869名無しより愛をこめて:02/12/14 00:15 ID:P/2d+JHy
次スレタイ案 【歴代ライダーが共演する話を考えよう!】
870864:02/12/14 00:54 ID:5DQfbi4b
>>869
それイイ!(・∀・)のった!!!
871720:02/12/14 02:08 ID:xalJ2iZl

>>458-469ハリケンジャー&アギトss
>>663-667 >>717-720

 ようやくハリケンとアギトが絡む話を何とか終わりまで構想できたので、
時間があったら小説を書こうと思います。少々無茶苦茶なパターンで、
アギトと巨大メカを絡ませますけど・・。(キモかったら辞めますが・・。)


 THE OTHER WORLD の方、有難う御座いました。

872720:02/12/14 12:35 ID:xalJ2iZl
少々じゃなくてかなり無茶苦茶です(笑)

手塚「お前、無茶苦茶だ・・。」
873名無しより愛をこめて:02/12/14 13:54 ID:RZ3zExeZ
>>867
1号・・・否でも出てくれる。雰囲気的にも多分大丈夫。
2号・・・微妙。
V3・・・この人も否でも出てくれる。番場壮吉を見ても多分違和感は無いと思う。
X・・・出てくれると思う。演じても違和感は無いだろう。
ストロンガー・・・この人も出てくれるだろう。見た目も大丈夫。
スカイ・・・出てはくれそうだけどギャラが・・・。かなり渋い筑波洋になると思う。
スーパー1・・・出てくれるだろう。見た目は多分大丈夫。
ZX・・・出てくれそうだが微妙。
RX・・・問題なし!
真・・・微妙
J・・・多分出てくれる。演じても大丈夫だと思う。
クウガ・・・出てくれるかな。
アギト、G3−X、ギルス・・・出てくれそう。
龍騎・・・大丈夫だと思う。

874名無しより愛をこめて:02/12/14 19:33 ID:yYBzB9Hr
>>873
確か、倉田てつを(RX)は経歴からBlackとRXを抹消してると聞いた事が。
875名無しより愛をこめて:02/12/15 04:33 ID:op6lTt+I
スレの趣旨的には歴代ライダーの設定を尊重しなければいかんのでしょうか?
以前、オリキャラの世界観にあわせた設定で歴代ライダーを登場させるという話を考えたことがあるんですが。
簡単に言うと、新しくライダーになったばかりの青年が、師匠である1号ライダーや先輩にあたる歴代ライダー達からいろんなことを学び成長していくというようなお話で。
他所にそういうのOKなスレあればそちらでやるんですが。
876THE OTHER WORLD:02/12/15 23:52 ID:OOWnVvlS
>>720さん
お!!再開ですか。しかもメカとライダーの絡みが。(w
メカ戦を楽しみにしてます。がんばってください。

>>875さん
オリジナルのライダーって事ですよね?
自分的にはそういうSSも面白そうなので読んでみたい気がしますが、このスレ的には
どうなのでしょう?
他の方々の意見を聞いてみないと何とも言えませんが、自分的には歓迎です。
もしダメであればオリジナルSSスレを立ててみてはどうでしょう?
それなりに参加者もいそうな気がしますけど。
877名無しより愛をこめて:02/12/16 01:54 ID:ru2ibuVT
>>875
どっちかというと新スレ向きじゃないかな?
基本的にこちらは平成の世界に昭和のキャラクターが加わってるという
設定が多いしどんなSSでもオリキャラは人によって好き嫌いがあるからね。
新スレタイトルは
【歴代競演】ライダーのSSを考えよう!【オリジナル参戦】
ではどうかな?
878名無しより愛をこめて:02/12/16 10:03 ID:JgLcqQkJ
あげ
879名無しより愛をこめて:02/12/16 11:21 ID:GiL0EQA+
>>836
自分は、村枝版かMEIMU版の漫画で共演話を見たいです。
(優衣が可愛かったんで・・。)

 時間があったら、まず霞兄弟と木野さんの共演話を書こうと思います。
880名無しより愛をこめて:02/12/16 19:12 ID:GiL0EQA+
防止させていただく!
881THE OTHER WORLD:02/12/16 22:43 ID:lR4icEpR
>>877さん
うまく皆の意見を取り入れた良いタイトルだと思います。
自分は支持します。
でも『オリジナル参戦』より『オリジナルOK』のほうが誤解が
無いのではないでしょうか?
どうですかね?他の方の意見も聞きたいので宜しくです。

>>405-407第一章前編「はじまり」現実世界、ミラーワールドに異変が。
>>409-411第一章後編「旅立ち」ナイト、朱雀に敗北。トリップベント発動。
>>412 >>423-426第二章前編「出会い」真司、翔一に出会う。
>>452-453 >>482第二章中編「再会」龍騎、ナイト、アギト、ギルスが集結。
>>483 >>497 >>537-538第二章後編「G-Force解滅」青龍登場。G3-X敗北。
>>553-555第三章前編「名刺」北岡、五代雄介に出会う。
>>565-567第三章中編「予言書」世界の異変と古代の石版の関係は?
>>573-574 >>580-581>>587-588第三章後編「クウガ」白虎VSクウガ&ゾルダ。
>>607-610第四章前編「The Legend of Hero」浅倉、本郷猛に出会う。
>>637-638第四章中編「追跡者」浅倉、ショッカーに捕らえられる。
>>670-672 >>683-684第四章後編「Unite Space」1号VSアナザーアギト。白衣の男の謎。
882THE OTHER WORLD:02/12/16 22:44 ID:lR4icEpR
>>695-697 >>699第五章前編「それから」真司達に氷川、北岡、雄介が合流。
>>726-729第五章中編「NEW GENERATION」G7登場。
>>757-764第五章後編 「Heaven's Gate」 白虎再び。浅倉、本郷が合流。
>>783-787 >>856-858第六章前編「因果」9戦士、エーテル界に突入。ナイト、G7、王蛇、因縁の対決。

>>639 ORIGINAL RIDERS DATA G5 G6 マグナ・ペガサスボーガン
>>765 ORIGINAL RIDERS DATA G7
>>700 おまけ

次回予告「激闘」part2
883THE OTHER WORLD:02/12/16 22:45 ID:lR4icEpR
第六章中編「激闘」
朱雀は上空から火炎弾を投下してきた。
それが地上に落下すると、幾つもの爆発がナイトSを包む。
『ダークレイダー』塵で煙る地上からナイトSが跳躍すると、ダークレイダーに飛び乗った。
朱雀はダークレイダーに真っ直ぐに突っ込んでくる。
『カーン』ナイトSの剣と、朱雀の鋭い足の爪が空中で激しく激突した。
『シュートベント』ナイトSは旋回する朱雀に狙いを定め、ダークアローを放つ。
だが朱雀はそれをかわすと、火炎弾を吐いた。
「くっ!!」ダークレイダーは身をひねりながら、これをかわす。
ダークレイダーは急旋回し、朱雀の後ろに回り込んだ。

長く延びる通路以外は上とも下ともつかない世界で、高速で飛行する2つの影。
ダークレイダーが朱雀の後ろに回り込むと、朱雀は高度を下げ通路を沿う様に飛行した。
ナイトSは狙いを定めダークアローを連射する。
通路に幾つもの穴が開いたが、朱雀には当たらない。
ダークレイダーも高度を下げ、朱雀を追走する。
すると朱雀は急激に高度を上げたかと思うと、何時の間にかダークレイダーの後ろに回り込んでいた。
何発もの火炎弾が後方から迫ってくが、ダークレイダーは高度を上げやり過ごす。
そしてダークレイダーは急旋回し、再び向かい合う両者。
ダークアローと火炎弾が空中でぶつかり、すれ違う。
『ボン!!』「うわっ!!」火炎弾がナイトSに直撃した。
ナイトSはダークレイダーから落ちると、通路の床に打ち付けられた。
「うぅ・・・・。」ナイトSがフラつきながら立ち上がると、朱雀が迫ってきた。
『ファイナルベント』ダークレイダーが飛来しナイトSが飛び乗ると、ダークレイダーはバイクに変形した。
「フッ。面白い。」朱雀の体が燃え上がり、炎に包まれた。
ダークレイダーはナイトSのマントに包まれ、漆黒の弾丸と化すと機首を上げた。
朱雀を包んだ炎はさらに燃え上がると、炎は鳥の形になった。
猛スピードで突っ込んでくる両者。『ブワァァァドゴーン!!』空中で漆黒の弾丸と火の鳥が激突した。
884THE OTHER WORLD:02/12/16 22:45 ID:lR4icEpR
青龍は全身を闘気で満たすと、G7に向かい超高圧水流を放った。
G3-Xの装甲を破壊した水流がG7に迫る。
そして超高圧水流はG7に直撃した。
『ブォォォォ』「何!!」青龍は驚きの声を上げた。
G7の全身を光の壁が包んでいた。

光の壁が消えると、G7は背中からGG-08を取り外した。
二つ折りになった砲身を伸ばしリード線を引き伸すと、バックル部のコネクターに接続した。
青龍もその大掛かりな武器に警戒し、身構える。
G7の内部ディスプレーが、GG-08のエネルギーチャージを知らせる8つゲージを表示した。
青龍が氷の槍を放つと、G7は引き金を引いた。
ゲージは3つめを埋めていた。GG-08から放たれた光は、氷の槍を消し青龍に迫る。
しかし、寸前の所で青龍にかわされてしまった。
再び霊石のエネルギーを粒子砲に流し込む。
青龍は氷の槍を投げ、刀をかざしG7に迫ってきた。
G7はGG-08を左脇で抱え、右腕のゴウラムブレードで青龍の攻撃を受け止める。
なおも激しく斬り掛かってくる青龍に、光の剣で応戦するが片手しか使う事ができない。
G7は後ろに飛ぶ。さらに追い討ちを掛ける青龍。
「くっ!!もう限界か!!」ゲージは5つめを埋めていた。G7は引き金を引く。
閃光が青龍に迫ると、青龍は身をかわす。
光の砲弾は空間を漂うビルの様な巨大な岩に当たると、眩い光を放ち衝撃と共に岩を消した。
「生意気な人間めぇ!!」青龍の肩の辺りが焼けている。
『MAXチャージならアイツを倒せる。』G7の内部ディスプレーがチャージ再開を告げる。
青龍はこれまで以上に激しく攻撃を仕掛けてきた。
水のカッターをかわし、氷の槍をかわすと、青龍が斬り掛かってくる。
反射的にGG-08を構えると、砲身の先に青龍の顔があった。
885THE OTHER WORLD:02/12/16 22:46 ID:lR4icEpR
祠の中は爆風により塵が舞っていた。
そして徐々に明るくなる室内で、睨み合う2つの影。
玄武「どうした?お前の力はその程度なのか?」
王蛇「ハン。・・・・頑丈だけが取り柄って訳か・・・・。」
「ほざけ!!虫けら!!」玄武の岩石の様な皮膚が捲れると、水晶の塊を機関銃の様に打ち出してきた。
「!!!」王蛇は咄嗟に身をかわし、石柱の影に隠れる。
しかし高速で無数に打ち出される水晶が、石柱を粉砕してゆく。
次々と破壊される石柱。だが、王蛇の姿は見えない。

『ファイナルベント』エビルダイバーが飛来し辺りを旋回する。
すると粉砕された石柱の瓦礫の中から王蛇が飛び出し、エビルダイバーに飛び乗った。
エビルダイバーは水晶の雨をかわし、玄武に突っ込んでいった。
大爆発が起こり、爆風で瓦礫が飛び塵が舞う。
爆風の中から王蛇が姿を現すと、煙りの中から玄武の手が延び王蛇は首を掴まれた。
首を締められ持ち上げられる王蛇。闇雲に蹴りを繰り出すが効果の程は無い。
玄武「クククククッ。このまま絞め殺してやる。」

「ギャ〜!!」突然、玄武が悲鳴を上げた。
王蛇はベノサーベルで潰した、玄武の目につま先をねじ込んでいた。
激痛に玄武の握力が弱まると、王蛇は玄武の手から逃れた。
王蛇「ハァハァ・・・・。フフッ・・・・面白い、もっと俺を楽しませろ。」
王蛇は一枚のカードを抜いた。『ファイナルベント』
ベノスネカーが召還され、王蛇は宙に舞った。
886THE OTHER WORLD:02/12/16 22:47 ID:lR4icEpR
祠を抜けた6人の戦士達は、遥か遠くに見えていた宮殿の目前まで迫っていた。
龍騎「いよいよだな。あの中にラスボスがいるのか!!ギタギタにしてやる!!」
ゾルダ「はしゃぐな。まだあそこに辿り着けると決まった訳じゃないぜ。」
「!!!!!」
ゾルダ「ほらな・・・・・。」
戦士達の前に銀色の怪人達が現れた。その数20体。
1号「何だコイツらは!?」
怪人達は銀色のマネキンのようなシンプルな体に、目も口も無いノッペリとした顔をしていた。
唯一、特徴があるとすれば、腰の辺りにベルトの様な物があった。
実は、この怪人達は融合モンスターを製造する際にベースとなる改造人間なのだが、そんな事を戦士達は知る由もなかった。
龍騎「ん!?あの腰にあるのって・・・・。」

次の瞬間、怪人達は規律正しい動作で、手に何かを持ち構えた。
ゾルダ「おい!!いったいどうなっている?」
龍騎「・・・カードデッキが!!」
そして怪人達がベルトにデッキをセットすると、次々と姿を変えていった。
ゾルダ「バカな・・・あの姿は!!」
龍騎「浅倉・・・・王蛇に似ている。」
銀色の怪人達は、銀色の王蛇に似た戦士の姿に変った。
887THE OTHER WORLD:02/12/16 22:47 ID:lR4icEpR
1号「そうか・・・浅倉君は一度ショッカーに捕まった。おそらく、その時に・・・・。」
ギルス「とにかくコイツらをどうにかしなくては・・・・よし!俺が残ろう。」
アギト「葦原さん、あの数ですよ。皆で戦った方が・・・・。」
ギルス「ダメだ。俺達には時間が無いんだ。」
ゾルダ「そのとうりだ。無駄な時間を掛けてる暇は無い。だから俺も残るぜ。対多数なら俺の出番だ。」
クウガ「俺もやります。」
ギルス「決まったな。此処は3人でやる。お前達は先に行くんだ。」
アギト「・・・・・・・・。」
龍騎「たった3人でって、そんな無茶な!!」
1号「仕方が無いんだ、城戸君。この先も何があるか分からない。その為に秋山君達は1人で戦っているんだ。」
龍騎「・・・・そうだけど・・・。」
クウガ「心配しないでください。俺達は必ず後から行きますよ!!」
クウガのサムズアップに緊迫した戦場の空気が少し和らいだ。

「そういう訳だ。行くぞ皆!!ウォォォォォ!!」ギルスは雄叫びと共にメキメキと音を立て体を変化させると、エクシードギルスに変身した。
敵のライダー、オウジャ・オルタナティブは一斉に戦闘の態勢に入る。
『ソードベント』オルタナティブ達は胸のスリットにカードを差し込んだ。
このオルタナティブ達には、契約モンスターの類いは見られ無い。
剣の形状も至ってシンプルで、ベノサーベルのそれとは異なっていた。
EXギルス「皆、走れ〜!!」
ギルススティンガーが真っ直ぐ伸び道を造り、1号、アギト、龍騎が駆け出した。
飛び込んでくるオルタナティブを、ゾルダが次々に撃ち落とす。
クウガもオルタナティブ達と戦闘を開始した。
そして1号、アギト、龍騎は無気味な宮殿の中に突入して行った。
888名無しより愛をこめて:02/12/16 23:45 ID:c/biP6oG
THE OTHER WORLD さん相変わらず面白いッス!
個人的にはギルスが一番すきなので
ギルスの出番キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
って感じです。

ところで新スレってまだですよね?そろそろやばくないですか?
889THE OTHER WORLD:02/12/17 00:07 ID:qfQYY6Wr
>>888さん
レスありがとうございます。
そうですね。(汗
まさか容量オーバーになるとは。もう次スレまでSSはやばいですね。
タイトルが決まってないので早く決めないと・・・。
これまでの案で良いのありますか?
890名無しより愛をこめて:02/12/17 00:17 ID:lUci/30q
 待ち焦がれたグウガの出番に興奮したー。EXギルスの触手と
ゾルダのエンドオブワールドでエセ王蛇をブチコロシテー!!
891名無しより愛をこめて:02/12/17 02:04 ID:7HsWif4P
王蛇カコイイ!!
892888:02/12/17 13:03 ID:qlcdu7Jv
>>889
次スレの候補としては1さんの

仮面ライダー共闘SSスレ
仮面ライダーSS総合スレ
【昭和】ライダー全員集合!【平成】
【手を取り】ライダー共闘SSスレ【戦え】
仮面ライダーの競演話を考えよう!

が挙がっています。自分は

【全映像作品】平成&昭和ライダーSSスレPart2【参加OK!】

というのを考えましたがどうでしょう?
893名無しより愛をこめて:02/12/17 13:44 ID:WubJOHmi
もうこの中から決めちゃおうか?
仮面ライダー共闘SSスレ
仮面ライダーSS総合スレ
【昭和】ライダー全員集合!【平成】
【手を取り】ライダー共闘SSスレ【戦え】
仮面ライダーの競演話を考えよう!
【1号から】ライダー全員集合!【龍騎まで】
【クロス】ライダー共演SSスレ【オーバー】
【歴代競演】ライダーのSSを考えよう!【オリジナル参戦】
【全映像作品】平成&昭和ライダーSSスレPart2【参加OK!】



894名無しより愛をこめて:02/12/17 14:44 ID:08LY//kQ
ちょっと質問。
龍騎系は現実空間だと力を発揮できないみたいな設定があったけど、原作の王蛇VSタイガの第三ラウンドは現実空間で闘ってなかった?
変身してから鏡の中に入らずに闘ってたし。
895名無しより愛をこめて:02/12/17 15:11 ID:WDnuICGT
29話か30話かわすれたけど井上脚本の回で龍騎が現実空間でモンスターと戦ってたよ。

896名無しより愛をこめて
なかなかライダーマン出ないですね。やっぱり腕以外生身だから?
14さんのアイデアをちょっとお借りしてネタ振ってみます。

他の改造人間と違って肉体的にどんどん衰えていく結城は第一線を退き、
自分の持てる技術を使い、G3などの強化服や機器の開発に携わってきた。
かつてのライダー達のように改造人間にならずとも、人間が人間のまま
悪に立ち向かう力を持てるようにと・・・。
しかし、未曾有の危機に立たされた今、体に鞭打ち結城は再びライダーマン
となり戦場に舞い戻る。
牙無き人々を守るために鋼鉄の義手(カセットアーム)は有るのだから!

とまあ、こんなもんでどうでしょう。戦力的にはG3並でしょうけど、
敵の弱点を見破ったり、意表をつく戦法で仲間を助けるのが似合うかと思います。

話変わりますけど、このスレ的には長谷川裕一の「すごかが」はどうなんでしょう?