銀河英雄伝説に関する素朴な疑問について語りましょう。
質問と雑談を明確に区別するために次の形式でお願いします。
○質問をする場合
【質問】
「イゼルローンを攻撃する目的は、イゼルローン回廊を制圧して帝国・同盟間の航路の制宙権を確保すること、それ以外にない」って言葉が作中出てきます(新書版3巻 P203上段〜下段)。
この「制宙権」って何ですか?
○回答をする場合
>>レス番
「制海権」「制空権」「航空優勢」と言う言葉が参考になるかと思います。
この物語においては、具体的には、特定の宇宙空間の宙域で、以下の要件に該当すれば、そこでは「制宙権」を確保していると言えると思われます。
1.味方側による、敵勢力(敵国や宇宙海賊など)の機動戦力(戦闘・補給・偵察の各艦艇やその部隊)への、哨戒・索敵の為の人工衛星や、味方側の機動戦力への補給等の為の基地や通信衛星等が、必要なだけ設置出来ている。
2.味方の艦艇・民間船舶等の通行の安全が確保されている。
3.敵勢力側の1・2を、減少・根絶出来ている。
基本的にスレ違いネタでも銀英伝の話題から派生してこのスレの住人を対象としたものであればかまいません。軍板・三戦板ネタ歓迎。
アニメ・ゲームなど、小説以外の他のメディアの作品のネタ・話題についても、多少の言及は可ですが、度が過ぎる物は、それぞれの該当の板のスレへどうぞ。
ここはSF板です。
必要以上にカッカせず、冷静に議論・質疑応答・雑談をしましょう。
前スレ
銀河英雄伝説 素朴な疑問Vol_47
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1231935896/l50
大義である。
FAQ
Q.「イゼルローン要塞ってワープで飛び越えればいいんじゃねーの?」
A.「ヤンのイゼルローン要塞攻略と、その折のシェーンコップの偽装巡航艦の事例から見ても、
それは決して不可能ではないと思われます(偽装巡航艦は、要塞に近付いた際は、帝都方面からだったようです)。
また、回廊内でワープ航法が出来ないなら、通常航行で通るしか無くなりますが、
通常航行使用が前提であるなら、常識的な時間内には、ごく短距離しか進めないことになります。
その様な短距離なら、通常のワープ(長距離ワープで、1回に付き200光年以上は跳躍可能な筈です)で、
一気に飛び越えられます。
また、要塞から6、7光年の距離に有ると書いてある惑星カプチェランカは、
作中の記述から見て、ティアマト星系に属しますが、この星系は、
「回廊内の最重要戦略ポイント」とも書いてあります。
たとえ数光年程度でも、ワープ以外では絶望的な長距離ですから、
短期間での踏破をするには、ワープを使用していない訳は有りません。
よって、これらの点から見ても、回廊内では、ワープ航法が使えない訳は有りません。
ですが、たとえ、侵攻側の戦闘部隊がワープ航法による敵領侵入を強行しても、
後続の、より脆弱な補給船団が、
回廊内の制宙権を確保している要塞駐留機動艦隊に補足され撃滅されて、
補給線が断たれますので、戦闘部隊はすぐに戦えなくなります。
敵地の惑星を占領し根拠地にしようにも、或る程度時間を掛けてそれを試みている間に、
敵の迎撃部隊に捕捉されてしまうでしょう。
よって、侵攻側は、まず回廊の制宙権を確保する必要が有り、
その為にという意図で、何度も要塞攻略(奪取前提)が為されたのです。
尚、ケンプらが率いた移動要塞は、運用次第で、この問題を解決し得る、
画期的な戦略要素に成り得たかもしれません」
FAQ
Q.「○○と××どっちが強い?」
A.「作中に材料が有れば判定可能です。無ければ、水掛け論になりますので、
そういう議論は、遊び程度に留めるよう自重しましょう」
Q.「モデルって(三国志とか戦国とかマケドニアとかフランス革命etcの内のどれか)でしょ?」
A.「人物のモデルは色々な所から引っ張ってきていると、
作者の田中芳樹氏が言明しておいでです。
物語全体についても同様と思われます」
FAQ
Q.「アムリッツァの同盟と帝国の兵力っておかしくね?明らかに帝国のほうが…」
A.「前提として、同盟軍遠征部隊は20万隻(中央の8個艦隊の他、
地方警備兵力から引き抜いたと思われます)、
帝国軍のラインハルト指揮下の部隊は、帝国軍中央の18個艦隊の半数と言う事ですから9個艦隊、
隻数は10万隻から12万隻と思われます(新書版では同盟軍の6割程度、文庫版では半数程度と有るようです)。
まず、前哨戦において、帝国軍の方が同盟軍より多いと書かれているのは、
あの折の同盟軍は、広大な占領地を維持するため、兵力を分散していたからと思われます。
例えば、同盟軍のウランフ艦隊に対して、帝国軍のビッテンフェルト艦隊は、数的にも優勢と言う事でした。
ウランフは、あの折、本来の1個艦隊ではなく自分直属の少将級分艦隊(3000〜4000隻程度)のみを
手元において指揮していたと推察されます。
また、アムリッツァ星域での決戦時においては、同盟軍は、前哨戦での被害が甚大で、
その為、その兵力は、当初より半減していたと思われます」
FAQ
Q.「単座式戦闘艇の存在意義は?」
A.「艦隊戦は、まず長距離砲撃戦が行われ、それから接近格闘戦の段階に移行します。
単座式戦闘艇部隊の出番は、この接近格闘戦です。
接近格闘戦では、敵味方が入り乱れた乱戦状態となり、同士討ちが怖いので、
大きな威力の兵器は使い辛くなります。よって、艦艇の主な武器はミサイルとなると思われます。
単座式戦闘艇の兵装は、大型艦に対して、そのままでは通用しなくても、
ミサイル発射孔を狙えば撃沈も可能であり、大型艦としては、その周辺が、
敵の単座式部隊によって制圧されていては、迂闊にミサイルが撃てない状況となり、
攻撃力が激減することになります。
また、対艦攻撃に有意な大型ミサイルを搭載していると思われる宙雷艇や、
艦隊指揮に必要不可欠な連絡用シャトルにとっても、
単座式戦闘艇は脅威であり、またそれらの護衛にも有意であると思われます。
以下は、艦艇各種の性能についての推定です。
・攻撃力・防御力、及び長距離砲撃戦での費用対効果
戦艦>巡航艦>駆逐艦>宙雷艇>単座式戦闘艇
・加速力・旋回性能・隠密性、及び接近格闘戦での費用対効果
単座式戦闘艇>宙雷艇>駆逐艦>巡航艦>戦艦
・破壊力
大型艦搭載のミサイル>単座式戦闘艇搭載の兵装
・賢さ、状況への即応性
単座式戦闘艇の操縦士>ミサイルのコンピュータ
続き
それと、艦隊戦は当然集団戦なので、戦艦1隻VS単座式戦闘艇1機とか、
そのような単純な構図にはなりにくいです。
例えば、戦艦1隻&単座式戦闘艇部隊VS駆逐艦2隻&単座式戦闘艇部隊
ということも、幾らでも有り得ます。
戦艦が単独だと、作中有った様に、俊敏な駆逐艦2隻に翻弄され撃沈
されるということも有り得ます。
戦艦1隻が戦闘艇部隊を伴っているのに、駆逐艦2隻がそうでないと、
逆に、駆逐艦がより俊敏さにおいて勝る戦闘艇部隊に翻弄され沈められたり、
或いは、沈められないまでも、戦闘艇部隊に牽制され、
折角の戦艦に対する俊敏さの優位を活かしきれない状況で、
戦艦の火力を叩きつけられ沈められることも有り得るのです。
双方が単座式戦闘艇部隊を伴っているならば、
戦力及び各操縦士や部隊指揮官の技量が同等なら、相殺されると思われます。
単座式戦闘艇部隊は、艦隊戦の、接近格闘戦の段階における、
各大型艦の周辺での、狭義での「制宙権」確立に有意であると言えます。
FAQ
Q.「危険宙域(サルガッソー)は、何故通行できないの?」
A.「危険宙域は、赤色巨星、変光星、重力異常地帯が密集していると、
作中に書かれています。
おそらく、銀河中心の核恒星系ではないかと思われますが、
ここは、1立方光年に恒星が100万個有るそうです。
そして、恒星風の乱流で、物凄い状態になって居るらしいです。
こういう状況では、まず、大重力の近くでは使えないことになっている
ワープ航法が使用不可能となります。
また、通常航行も、まず、真っ直ぐ進むこと自体が困難であると思われ、
そしてレーダーも使えず、計器も狂うのではないかと推察されますので、
周辺の情報収集も光学観測以外に頼れなくなります。
僚艦や後方との通信も、まず不可能でしょう。
これでは、通常、危険宙域に進入すること自体が、自殺行為に近くなる筈です」
FAQ
Q.「バーミリオン星域会戦の際、ヤンは何故、勝利(さもなくば同盟の敗亡)を目前にしながら、政府による停戦命令を受け入れたの?」
A.「建前は、同盟政府による命令故であり、ヤンは、民主国家の公僕であり、軍人であり、政府の指揮下に有るからです。
本音としては、ヤンがラインハルトとの会談で語った、【人民を害する権利は人民のみに有る】という彼の考えに拠ると思われます。
これは、言い換えると、【人民の運命の自己決定権】ということです。
ヨブ・トリューニヒトを元首に選んだのは同盟市民であり、
その結果の責任を、正であれ負であれ、同盟市民は負わなければなりません。
たとえ負の結果であっても、それを引き受けるのが尊厳です。
その尊厳は、何者も否定してはならないのです。
それを、現場の軍人に過ぎないヤンが阻害してしまっては、
【完璧な名君による善政】を否定する理由が無くなるのです。
卑近な例で例えると、自分で作った借金は、自分で始末をつけるのが大人です。
子供なら、親に頼って良いでしょうし、子供を助けてやるのが親の責務です。
ですが、大人でありながら、その責任も尊厳も放棄し、
親に尻拭いを頼るような人間は、大人を名乗る資格が有りません。
ヤンは、あの折、同盟市民に対し、【大人】足るべく望んだのです」
FAQ
Q.「イゼルローン要塞に艦艇を2万隻も収容したり、
人間を500万人も住まわせたり、
回廊を封鎖されてもイゼルローンだけで独立して生けていけたりとか、
無理が無い?」
A.「イゼルローン要塞の直径は60kmですから、半径30kmです。
球体の体積Vは、V=3分の4×円周率π×半径の3乗。
=113039.9999。
イゼルローン要塞の総体積、約113040立方kmと割り出せます。
球体の表面積Sは、S=4×円周率π×半径の2乗です。
イゼルローン要塞の表面積は、11304平方kmと割り出せます。
外殻(及び、主砲などの砲座やその管制系、通行や通気用の空間)を、
厚さ3kmと仮定して、それに表面積を掛けると、
外殻の体積は、33912立方kmと仮定出来ます。
要塞の総体積から、外殻の体積の仮定を差し引いて求めた、
イゼルローン要塞の外殻の中身の容積は、79127.9999立方kmと仮定出来ます。
これを、厚さ100mの巨大で平べったい直方体に置き換えると仮定しますと、
その面積は、日本列島全土のおよそ2倍になります。
日本全土を、地上100m地下100m(+外壁の厚さ)の寸法を持った、
超巨大構築物が覆い尽くしていると考えれば
(勿論、内部は然るべく細分されるでしょうから、
総床面積は、更に広大な物になることでしょう)、
イゼルローン要塞のキャパシティの巨大さが想像出来ると思います。
また、核融合や、現代からは想像も出来ない高効率の太陽熱発電や、
バーサード・ラムジェットを短時間に亜光速に到達させ得るほどに
効率の良い星間物質(水素ガス)収集が可能になっている点や、
或いは任意に成形出来る炭素クリスタルなどの新素材が実現していることも、
現代の常識では有り得ない巨大構築物と巨大人工生態系の建設・維持を
可能にしていると思われます」
乙
13 :
1:2009/02/21(土) 18:49:24
新スレ立てただけで、テンプレ貼るのを忘れていた。
>>4-11 感謝。
銀英伝の食事でよく出てくる人造タンパク。
どういった代物なんだろうか。
超高度なガンモドキ
ゼリーパームはおいしそうだ
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/21(土) 21:28:05
超濃密な納豆
やっぱり無機物からの化学合成なんだろうか。と言うか、そんなのが普通に
ある割に天然食材も少なくないから、位置付けとしては今で言うカップ麺とか
カロリーメイトみたいな扱いなのかな。
出遅れた。
>>前スレ999
>何で突然調べる対象を天体から宇宙空間に漂う固体に変えるのですか?
レスを遡ればすぐ判るが、対象が突然変わったのではなく、元々それが対象だ。
元々の645では、「宇宙船」と「隕石」が区別できる、という話をしている。
で、固体の組成を反射光のスペクトル分析(分類ではなく)で調べた具体例はあるか?
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/21(土) 22:58:43
カロリーメイトの栄養をさらに強化させたやつではないかな。
ついでに食物繊維たっぷりで満腹感も得られる
そう言えば具体的なメニューに「合成グルテンのカツレツ」ってのがあったな。
グルテンそのものの合成はともかく、グルテンに風味をつけて肉っぽく加工した
グルテンミート自体は現在でも存在するからそれでカツを作るとどんなものか
イメージとして判りそうな気が
帝国も農奴に鋤鍬持たせて畑を耕させるより、人造蛋白工場作って働かせた方が効率いいんじゃね?
貴族達は経済効率なんて考えてないんだろうけど。
>>20 それはハイカロリービスケットというのが別にあった。
グルテンのカツレツって、どうも俺の脳内では魚ロッケみたいなものに変換されてしまっていたが、
これ魚だから激しく違うよな…
重し乗せて水切りした豆腐のカツレツみたいなもんでいいんかな?
>22
無農薬露地栽培の方がプレミアが付く。
”帝国で最も優れた〜”を産するって方が貴族にとっては価値があるんだろ。
>>23 ソイミート(豆腐肉)はどうも鶏肉っぽい感じらしい
ちょっとぐぐってみたがなんかもう普通の食品扱いだったんで
ちょっとびっくりした
>>22 >帝国も農奴に鋤鍬持たせて畑を耕させるより、人造蛋白工場作って働かせた方が効率いいんじゃね?
それやっちまうと帝国・自由惑星の両国家が合わせた人口が500億人所か、
銀河連邦最盛期の3000億と言う設定が余りにも少なすぎる様な気がする。
そもそも銀英伝の時代の有人惑星の数と惑星一つ辺りの平均人口密度は一体何人なんだろう?
たった一個の地球ですら60億人が養えるのに、惑星所か恒星系レベルで人類の支配が及び
宇宙コロニーも作り放題な世界なら努力次第でたった一つの恒星系だけで軽く百億は行ける筈。
しかも数千家の門閥貴族がそれぞれ一つずつ有人惑星を持っていたのなら
帝国だけでも十兆単位あっても可笑しくない。
太陽系内ですら地球は見捨てられたとしても金星や火星等、
投入する技術レベル次第では地球に取って代わりうる有人惑星になりうる
候補がゴロゴロあるのに...
銀英伝の世界は実はテラフォーミング技術はそれ程発達しておらず、
地球にそっくりの(それも99%以上)惑星にしか移り住めない世界なのか?
帝国や自由惑星同盟は国家の体質や建国の経緯からしてテラフォーミングをやる気や
余裕が無かったと一万歩譲ったとしても、地球統一政府時代や銀河連邦時代の連中は
1000年近くの間何をやってたんだ?
ワープと言う玩具を使って遠くを飛び回る事に現を抜かして惑星や恒星系レベルでの
開発を疎かにしていたにしてはあまりにも時間が長すぎるぞ!
きっと宇宙人に止められたんだよ
>26
熱核兵器でおなじみのヴェスターラントは200万しかいなかった。そしてそれは辺境の星の中では多い方だと。
ハイネセンですら10億しかいない。まさに「ワープと言う玩具を使って遠くを飛び回る事に現を抜かして」いたんだろう。
そういう意味ではラインハルトも同じだ。版図を広げるばっかりで内政面では「貴族から分捕ればいいだろ」といった山賊並のセンスしかなかった。
帝国に白人しかいないのってなんか説明されてたっけ?
>>26 諸説あるけど、適性人口を考えると地球が養える最大人口は50億人。
しかもそれはアフリカや発展途上国のような生活をする人がいたと仮定した場合で、
もし地球の人全員がアメリカ人のような生活をした場合、地球が五つ欲しいとされている。
もちろんその場合でも再生が可能というだけで、様々な自然破壊、公害、汚染は進んでおり、
それを復活させるには何より時間がかかる。
よって自然と調和し生態系を維持した環境を効率的に運用するには、
地球型惑星一個あたり限界よりも少ない人口が求められるが未来社会の予想としては適当だ。
おまえさんの予想をそのまま実行すれば、
今現在抱えている地球の問題をそのまま宇宙規模で拡大したものとなり、
宇宙は貧困と格差と自然破壊と汚染にまみれた社会となるだろう。
>>28 とりあえず、内政面でどんなことをして、その結果どんなになったか勉強してからカキコしてね。
>>28 とりあえず、読解力がない奴ということはわかった。
銀英伝に喫煙者はいないよね。煙草が無くなった世界なのかねぇ。
>>33 確かタバコと酒はとうとう根絶出来なかったと言う一文が何処かにあった気が。
うろ覚えなのでスマソ。
それ風邪じゃなかったか?
誰だったか人造タバコ吸ってなかったっけ?
>>30 ...まあそりゃ判るんだけど、
やっぱ少し疑問だなあ...
仮に惑星一つ辺り1億人をとし、一つの恒星系に一つだけ有人惑星だったとしても
銀河帝国だけで2000近くの有人惑星が存在する恒星系を抱えていたと仮定しただけで
それだけで2000億を超える。
(幾ら惑星の環境を配慮して人口を抑えたとしても地球サイズで
一億人以下だと今度は逆に少な過ぎて一部地域に人を極端に密集させて
住まわせないと社会基盤が希薄になる)
おまけに1000年近く宇宙開発が続いたのだから時代や地域、技術によっては
惑星に何十億も増やそうとした社会が一つ位あっても良い筈。
木星や土製、天王星や海王星みたいに地球よりデカい惑星から
適当に資源をくすねて地球型惑星とまで行かなくても
コロニーを作って補えるだろう。
>>37 あんたの言いたいことはわかるし、計算上は正しい。
銀河には1000億とも2000億とも言われる恒星系がある。
かりに人類が進出してるのがその2割で、さらに可住惑星の存在確率が1パーセントとしても、
可住惑星は2億個以上あるわけで……
だがそれに応じて軍も巨大化するだろうから、
艦隊の数も提督の数もに膨れ上がり、物語が作れなくなる。
田中芳樹には二つの選択肢しかなかった。
少ない人口に妥当性を与えるため、せいぜい恒星系10個程度の国家にする。
「銀河」を舞台にするが、可住惑星の数や人口については大嘘をつく。
後者を選んで正解だったと思う。「星系英雄伝説」読みたいか?
そもそも、可住惑星を持つ確立が1%という時点で多く見積もりすぎな気がするが。
それに可住惑星であることと快適で数億単位の人口を養えることともイコールじゃないし。
自分は、帝国も同盟もウラル以東はスカスカなロシアとか東西両岸に巨大都市が
集中するアメリカみたいに人口の大多数はオーディーン、ハイネセンとその周辺に
集中していて、それ以外の惑星はヴェスターランドみたいに多くて数百万程度の
辺境星系なんじゃないかと考えてる。
大体、ヤンが脱出させたエル・ファシルの民間人が300万人しかいないし。
ヴェスターラントの200万人と言い、この世界の辺境惑星ってこれぐらいの人口なんじゃないか?
>>38 >物語が作れなくなる。
>田中芳樹には二つの選択肢しかなかった。
うむ、やっぱ其処に行き着くしかないのかも知れないな。
リアルに兆単位なんかにすると収集が付かなくなり、
SF技術で収集を付けたら惑星住人と恒星を支配する住人が
別種族に分かれてる某星界シリーズの世界なっちまう。
星界シリーズもそれなりの良さはあり、否定する訳では無いのだが
SFよりも歴史群像劇に物語の面白さの本質を求めているの銀英伝では
其処までのSF要素は却って有害になる。
>「星系英雄伝説」読みたいか?
太陽系みたいな一つの恒星系で終始する物語…
それはそれでアリかも知れんが、もはや銀英伝では無い…
そんなショボイ舞台でせせこましくチョコマカ動き回るだけの
ラインハルトとヤンなんか見たくない!
「艦隊」という単位が説得力を持って闘えるとなると太陽系でも広すぎる気はするけどな。
43 :
30:2009/02/22(日) 22:41:58
>>37 その仮定の建て方が最初から間違っているんだよ。
一億人住むから社会基盤が作られるのではなく、
一億人住む社会基盤を作れる要件がそろっているから惑星が開発されるんだ。
地球上で考えてみればいい。
居住可能でもなんのメリットもない土地に人が集まるか?
ゴールドラッシュや炭鉱町などの例をあげるまでもなく、
人類が住むところには必ずそれなりの理由がなくちゃいけない。
そして集まったところでも、景気や社会情勢の変化によっては、
街ひとつが消失したり、開発が放棄されるなんてこともたくさんある。
26のレス見て思ったけど、
おまえさんの計算は間違った仮定や、自分の思い込みによる設定を前提に計算しているから、
いつも変になっているんじゃないのか?
まあ、そういう考えもあるかもしれない。
「銀河は広いのになんで3000億人(連邦時)しかいないの? 惑星はたくさんあるから増えられるじゃん、
じゃなくて、
げんに3000億人までしか増えなかったんだから仕方ないじゃん、
3000億人しかいないんだから惑星を改造して殖民する必要とかないよね、みたいな。
人間はどんどん増えるのが当たり前、というのは今の常識に過ぎないのかも
>>44 今の日本だって現に人口が減っているじゃないか(w)
>>37 >仮に惑星一つ辺り1億人をとし、
だから、既に、200万人でも辺境の星の中では多い方だと指摘されているだろ。
>一つの恒星系に一つだけ有人惑星だったとしても
例えば太陽系において、生命が発生し得る惑星は地球と火星の2惑星だけだそうだ。
金星は太陽に近過ぎて、仮にテラフォーミングしたとしても、居住環境を維持するため
大量のエネルギーを投入し続けなければならない。なら、居住しない方がましだ。
そしてもっと重要なことが、重力の強さだ。火星は重力が小さいので、結局のところ
太陽系内で人類の居住に適した惑星は地球1つだけということになる。
この「重力が地球と極端に違わない」という条件を入れると、有人惑星の候補はぐっと減る。
>銀河帝国だけで2000近くの有人惑星が存在する恒星系を抱えていたと仮定しただけで
>それだけで2000億を超える。
惑星一つ辺りの平均が1250万人なら、ちょうど250億人になるだろ。
>(幾ら惑星の環境を配慮して人口を抑えたとしても地球サイズで
>一億人以下だと今度は逆に少な過ぎて一部地域に人を極端に密集させて
>住まわせないと社会基盤が希薄になる)
ならば、一部地域に人を密集させれば済むことだ。ヴェスターラントが実際そうだったわけだが。
惑星上に数十万人ずつが集中しているコロニーがいくつか点在しており、だからこそコロニーを
核兵器で狙い撃ちするだけで200万人の虐殺が容易に実現できる、という設定だった。
>コロニーを作って補えるだろう。
何のためにコロニーを作るんだ? それ以前に、何のために人口を何十億も増やすんだ?
SFでよくある設定では、人口が増えすぎて1惑星では足りないから、というものだが。
人口が少ないのに、コロニーまで作って(当然、コロニーの維持には莫大なコストがかかる)
人口を増やす理由がまるで理解できない。
>木星や土製、天王星や海王星みたいに地球よりデカい惑星から適当に資源をくすねて
ガス惑星からは、水素とかはよく採れるが、肝心の金属が採れないな。
>>38 確かに、我々の住む銀河には1000億とも2000億とも言われる恒星系があるが、
その大半の恒星系が存在するバルジ(核恒星系)は星があまりに密集していて、
どこも居住不可能と言われている。
逆に、銀河中心から離れ過ぎていても、(理由は忘れたが)居住困難だそうだ。
結局、銀河系内で人類が居住可能な領域は、円盤部の中心からの距離が太陽と
同程度の狭いリンク状の領域だけであると言われている。
さらに、銀英伝の場合、舞台となっているのは、銀河系の何本もある渦状腕の内の
2本、オリオン腕(帝国)と射手腕(同盟)だけであるらしい。恒星系は多くて数十億か。
さらに、近年の観測で、惑星を有する恒星系でも、その惑星は灼熱巨大惑星が1つだけ
だったり、地球型惑星があってもその軌道が極端な楕円を描いていたりということが多く、
太陽系のように適度な数の惑星が安定した円軌道を描いている恒星系は極めて少ない
ということが判ってきている。
加えて、
>>46でも指摘したような重力の問題がある。
地球は微惑星10個が合体して出来た(金星の場合は9個)と言われているが、
そこまで微惑星が合体できる環境は稀である可能性もある。もし仮にそうだとすれば、
地球型惑星があっても、微惑星1,2個が合体してできた小さな惑星(水星や火星のような)
ばかりで、地球と同程度の重力の惑星は殆どないということになる。
人口重力技術があるとはいえ、エネルギーは必要だから、結局は採算が合わなくなる。
上で述べたようなことは仮説も含んでおり、確実にこうだと断定できるものではないとも言える。
だがそれは逆に言えば、パラメータ次第で可住惑星数も人口も自由に設定できるということだ。
>>41 星界シリーズでは、アーヴ帝国以外の国家は、数千億人の人口からなる国家を成り立たせる
こと自体に四苦八苦してるね。人類統合体も結局は、星系市民と統合体市民という2重体制だ。
>>46 いっこだけ
>>一つの恒星系に一つだけ有人惑星だったとしても
>例えば太陽系において、生命が発生し得る惑星は地球と火星の2惑星だけだそうだ
ゴールディ帯に2惑星もあってそのうちひとつが重力すら条件に合うなら
それは居住可能惑星の数の多さの可能性を示すのではないかねw
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/22(日) 23:50:45
人類が銀河の五分の一に進出してるってのは
原作に書いてあるんだがな(笑)
>>47 >さらに、銀英伝の場合、舞台となっているのは、銀河系の何本もある渦状腕の内の
>2本、オリオン腕(帝国)と射手腕(同盟)だけであるらしい。恒星系は多くて数十億か
すまんがね、それは原作の設定にはないんだ
もういっぺん読み直したほうがいいよ
>>47 >星界シリーズでは、アーヴ帝国以外の国家は、数千億人の人口からなる国家を成り立たせる
>こと自体に四苦八苦してるね。
嘘つき
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/23(月) 00:43:32
ウルヴァシーで、ラインハルトがブリュンヒルトで脱出しますが、
そのときに、ブリュンヒルトからピンポイントで砲撃して、
(または随伴艦からワルキューレ発進して反乱兵を攻撃して)
(ブリュンヒルト単独っぽかったけどな〜〜〜)
ルッツを攻撃している反乱兵たちを倒して、
ルッツを救出できなかったのでしょうか?
そりゃ当然、巨艦から人間単位の攻撃は難しいとは思いますが…
>>52 まずどうやってルッツおよび反乱軍の兵士を個別に--レーダーなり光学観測なり
赤外線でもいいけど--捉え区別するかを考える
(森の中であることも忘れてはいけない)
次にどのような武器で攻撃するかを考える
(さすがに主砲で撃つわけにもいくまい?)
そのあと成功の可能性を考える
マジレスすると死んでもらわないと話の構成上ちょっと作者が困るのではないか
というより死ぬことを前提でその先のプロットを進めたのではないかと
>49
五分の一を体積比ととるなら特に問題はない。
作中で言及されているのは総人口であって、入植惑星やその平均人口の数値は特になかったはず。
>>48-49 銀河英雄伝説において、
居住可能な惑星が豊かな可能性と諸施設を残して見捨てられたという設定は、
既に銀河連邦時代から紹介されているので、
居住可能惑星が少ないから発展や人口増加が止まったわけではないし、
その理由が説明されていないわけではない。
>>46 そっちもそっちで不可能な仮説をあまりにも立て過ぎているな。
それに小説の設定を引用し過ぎ。
「200万人はも多い方」と言う設定自体に疑問を突き付けているのだから、
200万の話で全否定するのはお門違いだ。
それに
>>48-49 の話は
自然によって生まれる居住可能な惑星の発生率であって、
HB(ハビタルゾーン)に任意に人工的に居住区を作る人間の手(技術)
による人工惑星の可能性と言う要素が全く抜けている。
ガンダムに出て来るオニールのスペースコロニーだって
あれ一基で100万は住めると算出されている。
(数十年前のシミュレーションだから本当なのか正直微妙だが)
百歩譲ったとしても直径60キロ、500万人が居住可能なイゼルローン要塞が
作れる技術があるのだから居住可能な惑星の無い恒星系でも住む事は
全く無い訳じゃない。
>56
居住圏は人口抑制の理由とはならないってだけの話だね。
だが、だからといって人口が増えないのはおかしいという疑問は成立しない。
貴方はまず「銀英伝世界で人口が増大する理由」を提示するべきであり、
人口増大の必然がないのであるなら、最盛期で2500億という前提には一定の妥当性が存在する。
失礼、3000億だったっけ。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/23(月) 08:09:22
そうそう
資源や空間が足りている限り人口は増えるものだ、
というのは現代の常識に過ぎないのかも。
ところで木星っぽい惑星に核融合弾ぶちこんでも誘爆はしないよな。衝撃波でひでえことになるのはわかるがw
>>60 酸素がないと燃焼しないだろう。
外伝一巻でも、核融合ミサイルの集中斉射とそれに伴う爆発によって、
大気層を叩きつける戦法であって、大気を誘爆させた描写ではない。
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/23(月) 22:43:55
え?
作中では、大気が核融合爆発したって描写だろ?
酸素は関係無い。
実際にはそんな簡単に核爆発しないが。
シューメーカー彗星がぶつかっても木星は核爆発しなかったんだし。
>>62 もし仮に誘爆で大気が核融合爆発したとしたら、
なんで惑星表面だけで核融合爆発の誘爆が終わるんだよw
>>62 核融合は核分裂みたいに連鎖的な反応は起こらないよ。
物質をお互いの原子核同士が衝突するぐらい超高密度に爆縮させる必要がある。
この時密度の急激な上昇から自然と超高温高圧状態にもなる。高温が核融合の条件ではない。
よって大気をどれだけ加熱したところで爆発によって核融合は起こらない。
加熱された大気は電離してプラズマになるだけ。この時大気は逆に密度が低下し爆発的に体積が膨張する。
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/24(火) 03:28:25
>木星型惑星レグニッツァの大気圏内において、双方全く予期しない嵐の中の遭遇戦という形で
>砲撃戦が開始され、当初は第2艦隊が優勢だった。
>しかし、ラインハルトは惑星レグニッツァの水素とヘリウムの大気に核融合ミサイルを
>一発撃ち込んで大規模な核融合反応による爆発を起こして第2艦隊を誘爆させ、
>わずかミサイル一発で同盟軍を敗走に追い込んだ
これさあwikiから引っ張ってきたんだけど本編1巻とアニメ(劇場)は
たしかこんなんで外伝1巻だと核融合ミサイルを集中させて衝撃波を発生させて・・・
って食い違っていたと思うんだが本編の発掘がままならないんで
手元に本編1巻ある人チェックしてもらえないだろうか
本編にレグニッツァがあるわけないだろ。
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/24(火) 13:26:37
【質問】
「僕の好きなパエッタ中将の扱いがひどいのはどうしてですか。
本伝後半では、クブルスリーの第一艦隊を引き継いだり、ビュコックと共に帝国軍を迎え撃ったりそこそこ良い描写があったのに、劇場版ではひどいありさまでした。
ケンプがガイエスブルク要塞で攻めてきた時、同盟政府が余計なことを言わなければ援軍としてパエッタがヤンと共に駆けつけて、ヤン艦隊とパエッタ艦隊の共同作戦が見れたのに残念です。」
活躍はしていないけど、取り立てて酷い扱いはされてないだろ>パエッタ
出世したヤンとパエ太が再開するエピソードとか見たかったな。
パエッタの第一艦隊がイゼルローンに援軍にって話が出たときは、「借りが返せる」張り切ってたね。
「借りが返せる」張り切ってたね。
文字足らずだったスマソ
「借りが返せる」って言って張り切ってたね
ふと思ったがパエッタ対ルグランジュっていい勝負になりそう。
パエッタはバランスが取れていて、ルグランジュの方は攻勢に強そうな感じだな。
ルグも、劣勢なのにあそこまで粘れたんだから、
守勢でもいけるぞ。
その才能について、糞無駄な表現をしてくれたが。
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/24(火) 18:27:05
>>69 パエッタに限らず、同盟軍のほとんどの提督達はヤンやラインハルトの噛ませ犬みたいな存在だから、扱いが悪いのはしかたないでしょ
パエッタって、敵に体当たりすれば数にまさる我々が勝つ、みたいなこと言ってた人だよね。
パエッタ「全艦、敵艦と刺し違えてでも倒せ。無茶な物か奴等は2万隻、我等はファーレンハイト艦隊を合わせれば3万隻。一隻が一隻を倒して行けば敵軍悉く葬ってなお我等が1万隻残るでは無いかっ!」
ビッテンフェルト「いまどき体当たりなんてするヤツがいるか?」
味方を砲撃しようとする奴はいるがな。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/24(火) 23:45:49
パエッタは刑務所の暴動で死んだんだよね。可哀そう。
彼は決して無能でもなかったと思う。ヤンの副官の助言を聞かなかった
というのはあるけど、あの時のパエッタは
「そんな事は分かってる!けどなぁ・・・」
みたいな苦悩の顔してた。
少なくてもラップの情感よりはマシだった。
グルテンミートって何かと思ったら美味しんぼガムかよ!練った小麦粉を水で洗って弾力を持たせた超まずそうなやつ。
両国とも宇宙戦争よりマシな食物作りに精を出したほうがいいのにな。
グルテンミート植物性たんぱく質
ちゃんと作ればほとんど鳥のから揚げに近くなる
アレルギーやベジタリアン限定向けだったけど
最近はマクロビブームなどで食べられる機会も増えてきた
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/26(木) 10:47:33
もしも、キルヒアイスが生きていたら、
皇帝:ラインハルト
宰相:キルヒアイス
三長官:オーベル、ロイ、ミッタ
となることは、たぶんほぼ間違いないから、ラインハルトVSオーベルシュタイン、キルヒアイスVSオーベルシュタイン、の対立が激化するのでしょうか?
それとも、キルヒアイスが宰相とならずに、「帝国軍最高司令官」とでもなり3長官の上に立つことになるのでしょうか?
どう歴史が変わろうとラインハルトが病気で死ぬのは天命の決定事項だから
アレクサンドロス大王の時みたいに残った幕僚で群雄割拠でねーの
あのオーベルシュタインの飼い犬が最強。
>>85 バーミリオンの折の独り言が本来の構想だったとするなら、あの時点で軍はキルヒアイスにほぼ
全権委任するつもりだったのでは?
ラインハルトは政治方面にシフトするつもりで(そんなに素直に戦場から離れるとは、性格的に考
えにくいってのは置いておいてw)、そのまま皇帝になったとするなら、キルヒアイスもそのまま―
キルヒアイスが宰相とならずに、「帝国軍最高司令官」とでもなり3長官の上に立つことになるので
しょうか? ―じゃないの? 宰相兼任もあるかもしれない。
そう決まるまでにひと悶着ありそうだが、決まってしまえば、オーベルシュタインはキルヒアイスの
下になり、ラインハルトに持論を説くようなマネも封じざる得ないだろう。無闇にケンカ売るような愚行
はしないタイプだ(ただ、ロイエンタールの時のようにラングを使ってキルヒアイスの落ち度を探すく
らいはやるかも)。
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/26(木) 15:18:00
>>88 仮に新帝国成立時に生きてたら、同盟駐在の弁務官(もしくは総督)になったんじゃないかな?
どちらにしろ義眼vs色眼の対立は無かっただろう。
赤毛vs義眼はあったかもだがもっと穏やかなものになってたのでは?
>>89 もしもを言うなら、赤毛は、無駄な戦争には反対したんじゃないかね。
>>89 総督はあっても、弁務官程度の仕事はさせないだろう。「失敗したらその程度」とレンネンが
あてがわれたんだぜ(本音で言えば、何か起こってくれんかなだったろうし)。
半身であるキルヒアイスと分け合うものは、やはり帝国全体の軍政という表裏一体のもの
の方が相応しいと思う。新領土総督ってのも、いずれはなくなる一時的な地位だし。そんなの
に出向させるくらいなら、身近において軍をまとめさせる方がラインハルトの本来の望みにも
合致する(アンネローゼも隠遁してないだろうし)。
>>91 少なくともラグナロクまであったろう。そうでないと、ローエングラム朝誕生もない。
キルヒアイスが講和を説いても、フェザーン・地球教のコントロールされている同盟側はそうでは
ないしな。
>>93 同盟との講和をもって戦乱を終結させ、新王朝樹立でも格好は付くだろ。
てか、帝国の人民にとっては、金髪が善政を敷いてくれれば文句は無い訳で。
>フェザーン・地球教のコントロールされている同盟側
完全なものじゃないからな。
例えば、同盟はフェに、国債関係で圧力を掛けられていたが、
改革成功後の帝国なら、フェの買った同盟の国債、
丸ごと肩代わりするのだって出来るだろうし。
それに、移動要塞が2、3個ずつも両回廊に送り込まれて、
その上で、ごく丁寧に対等の講和を金髪から申し出られたら、
同盟としても、呑むしかないだろ。
「宇宙を手にお入れください」だからねえ
キルヒアイスが生きていても講和じゃすまんだろうねえ
戦争の前に無条件降伏を求めるかもしれんが
>「宇宙を手にお入れください」
ラインハルトの理想を全人類社会で滞りなく達成できる状況になれば、
それが「宇宙を手に入れる」じゃあないかね。
勿論、同盟に対しては、単に講和では済まないだろう。
国交を結び、交易を行い、経済ボロボロの同盟に出資してやり、建て直し、
腐敗した同盟政界を浄化するべく仕向け、フェの影響力を削いでいき
(無論、中継交易国家のフェは、徐々に衰弱するように仕向ける)、
そして帝国がくしゃみをすれば同盟は肺炎になる、故に同盟は帝国に逆らえず、
そして帝国の態度と政策は、公正且つ効率的である故に逆らう理由も無い、
そういう状況を時間を掛けて構築していかねばならない。
そして、人類社会は平和になり、繁栄する。
「覇道」でなく、「王道」というものだ。
赤毛なら、そういう志向を持つであろう。
ただ、問題は、金髪が、武断的なやり方がダイスキなことときたら、
多分、ハムスターがヒマワリの種がダイスキなことに匹敵するものが有るって事なんだな。
赤毛が生きていれば、金髪と対立したであろうことは、
豊臣秀吉が史実の時点で死ななけりゃ、
徳川家康を遮二無二始末したであろうことに並ぶ位に明らかだ。
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/26(木) 17:59:18
>>97 秀吉と家康は幼馴染でも、無二の親友の関係でもないぞ。
それに赤毛と金髪が決定的な対立(内乱)をしそうになったら、アンネローゼが
出てきて両者の仲裁をすると思うが?
>>98 バカだなあ。
女が、自分の弟と自分の男と、どっちに味方すると思うんだね?
まあ、真面目な話、作中でも、姉上は、
「弟が、貴方の忠告も聞かなくなったら、弟はもう終わりです。
その折は、見限って下さい」
とか言ってるものな。
赤毛が金髪と敵対するとすれば、それは赤毛にとって苦渋の決断だと言うのは
姉上は誰よりも承知だろうし、てか、2人の対立は、公務絡みだ。
金髪の姉というだけの立場の姉上が介入するのは、筋が違う。
干渉は、すまいよ。
俺が金髪なら、赤毛と対立したら、軍籍から外して、
国務尚書にでもして、内政・改革関係の仕事を丸投げするね。
トップとはいえ文官なら、叛乱など起こせんしな。
皇帝誘拐事件はしない。
そして、とりあえず、フェの自治権廃止を通告。
粛々と進駐(航路データは消されても問題無いので、
侵攻を目撃した民間人殺しなどはしない)。
イゼルローン回廊には、双璧を移動要塞付きで派遣して、
ヤンの足留めをさせる。
そして同盟には、とりあえず講和勧告。
同盟がそれを蹴り、ビュコック率いる同盟軍主力が攻めてきたら、
フェ回廊で会戦。
ランテマリオよりは梃子摺るだろうけど、まあ、相手はヤンじゃないし、
勝てるだろ。
で、「バーラトの和約」だな。
これなら、赤毛もあまり文句は有るまい。
>>97 秀吉は最初から家康を始末したいと考えていたよ
逆に家康も反秀吉包囲網を作って秀吉を倒そうと考えていたし
実際に秀吉と直接戦ってもいる
ただ家康が秀吉の想像以上に強くて結局倒すことかなわず
家康が秀吉に臣従した後も何か口実があれば
領地を改易減封して勢力を削ぎたいと画策していたが
家康が隙を見せず願いかなわず
最後には秀吉はボケ老人になって最大の敵の家康に
「お願いですから息子のことを頼みます」
と言って死亡
ラインハルトとキルヒアイスの場合、立場が立場なだけに
対立すると周囲への影響は計り知れないものがあるが
本人達にとっては子供の喧嘩感覚なんじゃないかと思ったりもする
ヴェスターラントについてもラインハルトは
「いつもみたくキルヒアイスならそのうち許してくれるだろう」
みたいなことを言ってたしな
>>101 その「隙」を造る目的で、朝鮮侵略は企図されたと思うのよ。
家康は、あれにはおよそ非協力的だったろ?
秀吉は、死ななけりゃ、家康の怠戦を口実に、江戸征伐を起こした筈だ。
尚、家康がもし朝鮮に出て行けば、それはそれで、徹底的に使い潰そうとした筈。
って、スレ違いだね。
>>102 >ヴェスターラントについてもラインハルトは
「いつもみたくキルヒアイスならそのうち許してくれるだろう」
みたいなことを言ってたしな
あれは、現実逃避。
あの問題と、状況の深刻さを、直視しようとしていなかった。
>>104 確かに、あの時のラインハルトは我を忘れてた感じやね
キルヒアイスに正論を言われて混乱し、言い訳を考えてる時に
つい傍に居たオーベルシュタインの言葉に流さた
つーか、おハルさんが同盟領征服にシャカリキになったのって赤毛を失った上に姉上にも隠遁されて
身内と言うべき相手がいなくなった喪失感もあるからなぁ。赤毛健在の状態でゴールデンバウム朝の
打倒を達成したら、なんとなく満足してあとはマターリと三人でのんびりとか考え出しそうにも思えるんだが。
のんびりはできんだろ。
改革で大忙しだ。
>>103 スレ違いだが…おまいもっと勉強しろよ…
家康攻める口実作るために朝鮮出兵してたんじゃ割に合わんだろ…
つか天下統一したのにまた天下を二分しかねない戦争画策してどうすんだ?
家康は朝鮮出兵には反対の立場だったいう説はあるが
直接朝鮮に出兵する役目をそもそも秀吉から与えられていない
名護屋城での後方支援が仕事でやることはやっていた
これでは怠戦の名目は立たないし使い潰しもできんだろう
また配下大名の筆頭の家康が出張ってしまってはいざという時にまとめる人間がいなくなる
実際朝鮮出兵中に秀吉が死んで、そのときの処理は家康と利家を中心に行っている
ちなみに朝鮮出兵の時には秀吉はすでボケていたという説がある
少なくとも天下統一した頃の精彩を欠いていたのは間違いないとされている
>>107 まぁ、確かにゴールデンバウム後の銀河帝国の改革で忙しくなるのはその通りだと思う。でも、
劇中で改革と並行していた対同盟戦は劇中ほど徹底しない(か、下手すれば一時的にでも
講和するかもしれん)で、その分は三人水入らずのプライベートを求めていくんじゃないかなぁ、と。
>>108 >家康攻める口実作るために朝鮮出兵してたんじゃ割に合わんだろ…
無論、家康だけが標的ではないよ。
豊臣以外の大名勢力全体の勢力削減が大目的であり、
徳川退治はその一環だ。
>これでは怠戦の名目は立たないし使い潰しもできんだろう
名目など、幾らでも立つわな。
信長なんぞ、やり口が物凄いぞ。
>いざという時にまとめる人間がいなくなる
家康以外にも人材が居るんだから、居なくなってくれていいじゃん。
>110
板違いは他にいってくれんか?
仮にラインハルトと「家康が」対立するとしても、朝鮮出兵の意図は無関係。
そもそも秀吉と家康と朝鮮出兵の話を持ち出したのは、
「〜していれば、必ずそうなったであろう」という点に比重を置いた、
単純な例えであって、
別に、秀吉と家康の関係が、金髪と赤毛の関係に擬えられるとか言いたい訳ではないのだよ。
まあ、どうでもいか。
それにしてもラインハルトの政治改革はどんな物でどんな(具体的な)効果が
存命中に出たのだろう?
そもそも国家の建て直しって法律や組織を変えても
その改革による効果は早くて1〜2年、平均で3〜4年
長い時では10年位掛かってようやく出てくるケースが多い。
オバマのやろうとしている米国の危機克服の改革も
100%成功する物だとしても、それが現れるのは退任後かもしれない
とまで言われ様に、社会の改革と変化は時間を要する。
リップシュタット戦役に勝利して事実上権力を握ってから崩御するまで
わずか5年、その最中で王朝は変わるわ、別の国家が融合して新領土は
出来るわと90年代の社会主義陣営崩壊もビックリの世の中の劇的変化が
立て続けに起こり、どんなに劇的且つ効果的な改革を断行しても
それに民衆が即座に付いて行けるかどうか...
物語を完結させる為に急いで物事が進んだのが理由なんだろうけど、
ヤンが感嘆する程の政治改革とその結果をリアルに実現するには
せめて20〜30年、いや10年位の流れであって欲しかった気がする。
...最もそんなに長くかったらラインハルトとヤンには子供が生まれ、
物語後半になるにつれどちらが白髪と禿になるかと言う
チキンレースの展開になっちゃうけど。
変わるときには物凄い勢いでガラっとひっくり返るのも世の中だけどな。それに、
「90年代の社会主義陣営崩壊もビックリの世の中の劇的変化」が起きてる時こそ
図太く付いて行って日常化するのが民衆だし。近代日本史だけでも明治維新と
終戦直後の2回にわたってド派手な変化が現実に起きているし。
>>113 >オバマのやろうとしている米国の危機克服の改革も
「名君による独裁は効率が良い」ってことを書きたいのだから、
民主主義体制と同列に論じ得る訳は無いぞ。
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/26(木) 22:45:14
>>115極論言えば礼状無しや
裁判無し
弁護人無しで
死刑に出来るのが専制国家だからな。
改革のスピードは民主主義と比べものにならない。
ただ、暴君が生まれてくると、日本に近い暴国みたいに
悲惨な状況になる。
なんか明らかにヘンな奴がいる気がするが…
>>114 ベルリンの壁崩壊もソ連崩壊も世界の多くの国(特に西側)には直接関係なかったからなぁ。
東側はかなり長く―21世紀になってもゴタゴタしていたな。
>近代日本史だけでも明治維新と
>終戦直後の2回にわたってド派手な変化が現実に起きているし。
明治維新は黒船から考えれば、10年以上掛かっている変革だし、庶民レベルにはさして意識
改革を求められるものでもなかったろうし、終戦は、あれだけボロボロになれば、かえってすっき
りと再出発できたろう(それでも、1956年の経済白書で「もはや戦後ではない」だから、ざっと10年
掛かったわけだ)。
10年を長いと見るかは人それぞれだろうけど、ラインハルト改革の場合、結果を云々言われる
には10年でも短いだろうとは思えるな。
>117
来週は啓蟄だし、気のせいじゃないよ。
かなりひどい状態からの改革だが、使える予算がふんだんにあるからな。
そして上からの改革だから、明治維新や戦後よりは早い、しかも初期は目覚ましい成果もみられると思う。
ロイエンタールももうちょっと我慢してれば
ラインハルトが死んでうまくいったんじゃないかと思うんだが・・・
>>121 反乱時は状況的に追い込まれていたってのもあるがね
もっともロイエンタールにとって皇帝という地位はオマケみたいなもので
一番の目的はラインハルトと戦うことだったと思うが?
ラインハルトの病死後に反乱ってのは
ロイエンタールの武人としての誇りが許さないと思うぜ
>>118 明治維新、明治政府より強力な革命を行えるのは確実だけどな。
絶対的権力と強大な軍事力、構想とそれを実行に移せるだけの資金、
どれも当時の日本には不足していた。
戦争物だから仕方ないけど
文官の活躍が描かれていないので、
戦争が終わって新国家樹立とか法整備とか教育をやるとなると
果たして人材足りるのかな、という不安はある。
やっぱり明治政府と同じで、かつて敵だった連中を重用する、しかないね。
銀河榎本武揚(笑)が大勢でてくるわけだ。
>>124 銀河帝国では実際に社会を支えていたのは貴族ではなく、平民たちだったわけで、
ローエングラム体制のもとで新国家建設といっても、
少数の貴族が没落したからといって、人材不足になるものかね?
かえって社会システムや基盤を支えていた平民や下級貴族といった人材が有効に活用されるようになって、
人材面でも不足ということはないだろう。
実際にブラッケといった旧体制では冷遇されていた人を厚遇したし、
シルヴァーベルヒなんかも下級貴族出身でゴールデンバウム王朝時代には埋もれていた人材だ。
同盟については、
政府高官や軍人が次々と恭順の意を示したとあるし、
少なくとも新領土においても順調に帝国領に組み込まれつつあるようだ。
キャゼルヌ過労死?
>シルヴァーベルヒなんかも下級貴族出身でゴールデンバウム王朝時代には埋もれていた人材だ。
あれ?汁ちゃんはゴ王朝時代から既にその道で望み得る地位と名声を獲得していて、
フェザーンの遷都計画で更に未踏の領域まで名声を高め、行く末は元帥にと言う話じゃなかったっけ?
正直、人材登用に関してゴ朝がそれほどグダグダというか不公正だったとは思えない
げんに平民が将官になってるじゃないか
なにか凄い裏技を使った、などと書かれているわけでもないし
戦前の日本みたいに、軍を利用すれば生まれの悪い人間でも出世は可能なのでは?
>>129 原作にも書かれているが貴族出身の将官が多数戦死したので
埋め合わせというような状況で平民出身の将官が珍しくなくなったようだ。
それまでも佐官クラスまでは平民でも普通に昇進できたんだろうと思う。
将官だと貴族出身者が優遇というか不文律みたいな伝統じゃなかったのかね。
よほど優秀なという例外はあるとしても。
それと貴族出身者が最前線にあまり出なくなったということもあるだろうと。
貴族の子弟が逃げ帰りとかいう記述もあるし。
結局は、上司次第じゃないのかねえ。
>>129 今は文官の話をしており、
ローエングラム体制下の改革の中心となったリヒターやブラッケが、
ゴールデンバウム王朝時代に冷遇されたのは事実だし、
軍関係でも将官といっても少将くらいなら大貴族の気分次第でどうにでもなる。
実際、ミッターマイヤーが暗殺されそうになったではないか?
>132
モデルの一つであるドイツ第二帝国-ワイマール共和国-第三帝国の例でも調べてみたら?
帝政下であっても、官僚組織は平民出身者が多数を占める。
貴族ってのは自領の経営をする必要があるから、国家運営までやる暇はないんだよ。
>>128 実力は認められていただろうし(性格的に貴族連中と折り合い悪そうだが)
まあ実際に中堅くらいの地位にはいただろうけど
登場前の地位は書かれていないはず
あと行く末はたしか帝国宰相だ
文官が元帥になれるわけねーよ
>>133 うろ覚えですまぬが、確かアニメではラインハルトとの会見シーン
での紹介ナレに「評判高いシル・・」みたいなのがあったような。
自分は128ではないです。
>>134 どうせ下っ端の話だろ
>貴族ってのは自領の経営をする必要があるから、国家運営までやる暇はないんだよ
その割りには尚書はほとんど(すべて?)貴族だったな
>>134 トップは貴族が独占したも同然だろうし、出世が平民と同じということはないだろう。
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/28(土) 08:09:25
>>134 帝国のモデルは帝政ロシアじゃなかったっけ?
>>139 軍の階級(例えば上級大将とか)はドイツをモデルにしているが、
ゴールデンバウム王朝のモデルはロシアをイメージしたと作者が言っていたね。
>137
尚書=国務大臣だって理解しているかな?
官僚組織の実態ってのは事務次官以下が運営しているんだよ。
で、こういった次官以下ってのは表に名前が出てきにくい役職なんだな
貴方は現代日本の国務大臣や政務・事務次官の名前程度は知っているだろうが、
次の事務次官候補の名前をどれだけ知っている?
そういった役職の人物が登場しないからと言って、文官がいないというのは短絡的すぎる。
>>141 >そういった役職の人物が登場しないからと言って、文官がいないというのは短絡的すぎる
誰も文官がいないなどといってはいないと思うが?
文官でも貴族のほうが出世する--大本のレスは>>129--という話のはず
もし登場しないからといって文官(に平民が)がいないというのは短絡的過ぎると
いいたいのであれば、同じ理由で平民がいるというのも短絡的な話だろうw
平民出で一番出世した文官はラングだな。
>>141 >貴族ってのは自領の経営をする必要があるから、国家運営までやる暇はないんだよ
暇のない貴族がよく国務大臣やってられるな
>144
尚書やるような大貴族は家臣がたくさんいるんだよ。
現代でも大企業の社長会長は経団連だの諮問会議だのに参加するが
中小企業の社長はそんな余裕無いだろ。
無知がつっこむと恥をさらすよ?
>>145 そろそろ言い訳が苦しくなってきていないかw
自領を経営するほどの貴族が家臣もいないというのも変な話だな
>>145 >尚書やるような大貴族は家臣がたくさんいるんだよ。
内務省警察総局次長の要職にあったエーリッヒ・フォン・ハイテンベルグ伯爵は
尚書やるような大貴族ではなさそうですが、要職にありながら仕事もせずに
自領の経営をしていたんでしょうか?
例として適切かどうかわからないが、江戸時代の官僚層は譜代・旗本か調整心に疑問のない中小の外様だった。
たま〜に親藩大名がトップに立つこともあったが。(松平定信とか)
ゴールデンバウム王朝で、尚書などの高級官僚のトップを占める閣僚であれば、
超大貴族より中小の仕事がそこそこできる貴族を使うのではなかろうか。
この際の大小とは、家系のことではなく現実の財政的な力ね。
リヒテンラーデ侯は、家柄は悪くないが門閥といえるほど大貴族でもなかったよね。
役職やりながら領地経営もしているに決まってるだろう
貴族にとってどちらも名誉と権力と金のために必要なものなんだからおろそかにはできん
つか役職+領地をもっていた人間が歴史上どれだけいたと思ってんだ?
151 :
148:2009/02/28(土) 14:54:47
>>150 >貴族ってのは自領の経営をする必要があるから、国家運営までやる暇はないんだよ
だそうなんですが
>>151 両方やるのが普通だろ?
領地経営に関しては家臣団に権限を与えてやらせることが多いだろうが責任は領主が持つ
社長と同じで最終的な決済はやらないといけない
戦国武将が年単位で戦争に行くことは珍しくはないが
その間、領地は誰が経営してると思ってるんだ?
武将や騎士、貴族が戦争に出るのは公務だから
その間は配下の人間が領地経営を代行しているんだぜ
まあとりあえず、四巻をみると、
「門閥貴族勢力がほぼ一掃され、下級貴族や平民階級の人材が登用されたことで、
人事の新陳代謝が促進され、心理的閉塞感も解消しつつある」とあるから、
ゴールデンバウム王朝時代は門閥貴族たちに人事権を握られ、
下級貴族や平民がなかなか出世できない、有能でもそれを生かせない社会だったのは確実みたいだよ?
>>149 侯爵の位にいる人物が大貴族じゃない??
上はもう公爵しかいないんだが。
財力とか勢力のことでそ
>>154 149ではないが一言。
あの世界では爵位よりも階級よりも血筋が幅を利かせていた。
フレーゲルなんて男爵の癖にあんなに偉そうだし。
ここからは推測だが、大貴族とは言われない位の非門閥の貴族が、栄達のために官職についてるような気がする。
リヒテンラーデもそんなもんだと思う。
で、栄達を望まなければ、マリーンドルフ伯のようにのほほんと生きると。
>>156 ルドルフは血を盲信した、とかどっかに原作で述べられてなかったっけ
あのルドルフの血が現皇帝にながれていると信じられるか、とかいう文章思い出した
血筋優先のあげくの劣悪遺伝子排除だったのだろ
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/01(日) 03:07:17
Q.地球教って本当にあるのですか?
A.モデルになった宗教は実在します
地球教のモデルは創価学会
地球教のモデルは創価学会
地球教のモデルは創価学会
地球教のモデルは創価学会
地球教のモデルは創価学会
地球教のモデルは創価学会
地球教のモデルは創価学会
地球教のモデルは創価学会
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/01(日) 07:38:41
学会とはぜんぜん似てないが
まだしもオウムのほうが似ている
執筆当時オウムあったか?
>>160 84年頃に前身の団体がムーに紹介されてオウム真理教として動き出したのが
87年らしいからちょっときついかも(新書版4巻が84年初版だから可能性はある)
とはいえ地球教の教義からすると既存の宗教団体とかぶらないように
設定したようにみえるがね
キャラクターと同じで、
地球教も複数の宗教とその歴史をところどころくっつけたんじゃないかねえ?
地球教の場合は宗教の黒歴史の集大成みたいな気もする。
サティアンに入っていく機動隊をテレビで見て、帝国兵を巻き添えに自決していく
地球教徒を連想して、ガクブルした記憶があります。
ウィスキーボンボンは果たして1500年後の未来にも残るお菓子なのか。
今現代既にほとんど見かけなくなってるが。
>>164 製法さえ伝わっていれば残ってるんじゃないかな
酒とチョコが好きな奴はいつの時代もいるだろうし
てか高級菓子だからもともとそんな見るもんでもないだろう
デパートとかちょっと気の利いたところにいけば普通に売ってる
あと子供が食わないしな
フレーゲルが偉そうにしているのは、
将来的ブラウンシュヴァイク公爵位を襲爵できる可能性があるからと妄想してみる。
ブラウンシュヴァイク公には、娘のエリザベートしかいなかったし、
エリザベートが皇帝になったとしたら、公爵位は余るだろうし。
そこで一番近い親類である男爵に公爵の地位が回ってくるとか。
>>164>>164 日本じゃ殆ど見かけないが、欧米(特にヨーロッパ)なんか
日常茶飯事にあるもんだぞ(汗)
日本のコンビニやスーパーに売っているポッキーやカール
ほどじゃないにしても、ドラ焼きやみたらし団子くらい
そこかしこにある代物。
その上あっちの国じゃ子供にも食わせる。
ガキの頃フランスに住んでいて散々食わされたんだよ...orz
>>166 公爵どころか女帝の夫を狙ってたんじゃないかと
思ったが欧米圏じゃいとこ婚はやばいんだっけか。
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/01(日) 18:52:01
>>167 さすがフランス育ち、日本語が怪しいな(笑)
>>168 欧米て言っても時代と地域によって違うはず。
ドイツ圏で言うと、オーストリアのフランツ・ヨーゼフ1世は、いとこのエリーザベトと結婚している。
神聖ローマ帝国の皇帝でも、いとこと結婚させているのがちらほら。
>>166 その可能性は否定せんが、「ブラウンシュバイク家を継ぐ可能性がある」では今威張る理由にはならんと思う。
というか、フレーゲルは、「ブラウンシュバイク公の甥」として威張ってる。
典型的な「虎の威を借る狐」だからなフレーゲル
父親のいとこの威を借るヤツすらいるからな。
>>164 この前もらったよ>ウィスキーボンボン
なんか最近は「芋焼酎」が入ったのもあるんだね!
旨いのかそれ
ウィスキーボンボンも食ったことあっけど、
あんま変わらんかねえ?
一口目は「お、焼酎」と思ったけど、チョコの甘さでよくわからなくなった。
焼酎ボンボンはアルコール度は四パーセントだったかな?
先日のぐるナイで、泡盛ボンボンってのが出てきたぞ。
ちなみにアルコール度数43度らしい。
ウィスキーボンボンは未だに結構食べられてるものなのか。
20年ぐらい前はよく見かけたが、最近見ないから廃れたんだと思い込んでた。
米食は銀英伝に出てこないな。調理法は違えど世界中で食べられてる食材だと思うんだが。
でもSF感がゼロだ。
179 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/01(日) 23:58:31
結局のところ四半世紀前のライトな読者が
感情移入できるよう気を配った結果なんだよな。
無理して揚げ足取るようなネタじゃないさ。
確かにご飯に味噌汁ではSF感はないなあ、しかし・・・
旧日本海軍の戦闘食は握り飯だったが(海上自衛隊もそうらしいが漫画で見たんで真偽不明)
仮に重力制御装置がこわれて無重力状態になった場合を考えるとパン食と比べて米食のほうが
宇宙空間では優れているのではないだろうか
握り飯なら主食と副食を片手で同時に食することができるし(サンドイッチやハンバーガーでは
粉やはさんだものが飛び散りかねない)チューブに入ったゲル状の何かでは兵員の士気に
よくないだろう
なにより、戦闘照明の赤色灯の下でディスプレイの明かりに照らされながら
握り飯をほおばるというのはなかなかシュールでSFがかもし出されるのではないだろうかw
>>178 米なら外伝2ででてる。
ユリアンがごった煮にしてた。
個人的には、チョコボンボンより月餅があることの方が…
>>180 >ご飯に味噌汁ではSF感
つ『銀河乞食軍団』(特に外伝)
>握り飯
つ『さよならジュピター』
月餅はうまいじゃん。何より人口の多数を占める中国人の料理は残るだろう。
>>184 その割には、中華な名前の方、ヤン父入れて4人くらいしか出てなくね?
黄色いのは粛清…?
帝国初期欧米人以外に断種政策
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/02(月) 03:51:00
作中にはレーダー衛星みたいなものがでてきますが、銀英伝世界での艦隊索敵能力は
どれほどのものだったのでしょうか?
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/02(月) 08:15:25
>>180 登場人物のほとんどが西洋風の名前だし、帝国も同盟も文化は日本よりも欧米に近いんじゃない?
仮に銀英伝の世界が欧米文化だとしたら、米食がほとんど出て来ないのはおかしなことではない。
あいつら米を野菜感覚でとらえてるからな
>>186 レーダーが索敵装置として役に立たなくなっているという設定ではありますが
数光秒離れた艦隊が砲撃戦を行っている描写あったのでその程度の
索敵能力はいろいろな魔法を駆使して備えているのではないかと
偵察艇などを使った戦域における偵察行動ということであれば
2400光秒先の敵艦隊の位置をおおむね把握していた描写もあります
光速の壁を越えるなんて滅茶苦茶な事出来るなら
他に不可能な事は無さそうな気がするんだが・・・
絶対零度を超えたSFってあった?
いろいろ掟破りはあるが、絶対零度だけは破られたことはなかったような気がする
>>191 「凍月」 グレッグ・ベア
まあ絶対零度に到達するって話だけど
>温度は、物質の熱振動をもとにして規定されているので、下限が存在する。
>それは、熱振動(原子の振動)が小さくなり、エネルギーが最低になった状態である。
>この時に決まる下限温度が絶対零度である。(WIKIより引用)
なので超えようがない
もしくは量子力学風味で零点振動を不確定性原理を無視して止めるという話になるだろうけど
ネタになるかな・・・
レーダーより望遠鏡のほうがいいかもしれんぞ。レーダーで2400光秒ってことは1時間30分前の情報ってことだしな・・・っていうか木星軌道まで届くレーダーって近くだと多分戦艦焼けるんじゃないかw
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/02(月) 18:06:21
ラインハルトは、法的には「ローエングラム家の養子」ということになるのでしょうか?
>>187 ピラフやリゾット等、欧米でも米食は普通にあると思うが。
食関係で言えば、チシャなんて言葉知らんかったわ
誰が使うんや、それとも連載当時はレタスって言わへんかんたんか
>>196を読んで初めて「チシャ」がレタスの、しかも和語なのを知った。てっきり欧米の野菜に
「チシャ」と呼ばれる癖の強いのがあるのかと思ってたけど、ラインハルトはレタス嫌いだったのか(w
たぶん日本人が想像する「レタス」じゃないと思う
どちらかというと、焼き肉の時に巻くような種類では?
歯にはさまるんだし
>>197 「チシャ」ってなんだ? と思って友人と調べたよ。もう二十年近く前w
「タマチシャ」がレタスで、「チシャ」だけだと違う野菜だったと思う。
>>193 望遠鏡で見える光も同じく昔の映像なんだが???
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/02(月) 21:18:32
回廊決戦の後にヤンが皇帝ラインハルトに会いに行くのにレダ2号じゃなくて
ユリシーズに乗っていたらそれだけで歴史が変わったのでは?
最悪のケースでもユリアン達の救援は間に合うし、
ロムスキー医師は残念ながら殺られるという具合で万事好都合なのでは?
>>201 撃沈されたのでは無く、接舷して乗り込んで来たテロリストに殺されたのだから
レダUとユリシーズのどちらでも大差無いと思うが?
>>194 絶えて久しい家門だから、養子ということはないんじゃないかな。
いくらなんでも「家」の養子にはなれないと思うし。
考え方としては、襲名みたいなものでいいと思う。
>197
シソやパクチーとか癖が強いものが苦手なのは分かるが、レタス嫌いとなると野菜全般駄目そうだな、ラインハルト。
銀英伝の世界ではサプリで全部すみそうだが。
>198
それはサニーレタスだろう。普通に日本人も食べてるよ。
あじもレタスと変わらん。
>>203 単純な話ででかい戦艦なら
制圧されるのに時間がかかろうということなんだが。
戦闘員も自ずと多いだろうし。
207 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/02(月) 23:09:24
ユリシーズ云々より先に護衛を一隻もつけなかったっていうのはヤンの人生で最大の失敗だろうね。
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/02(月) 23:11:45
>>195 確かに米料理はあるけど、日本人が米を食うような頻度では食わないだろう
チシャって、レタスより水っぽくない葉先が細かくて、
いかにも挟まりそうな野菜だよ。
レタスよりくせあるよ。
>>206 仮に、入り込まれてから自爆でもされていたら、
どんな巨艦だろうが意味が無い。
>>207 巡航艦一隻というあの軽装備は、金髪と帝国への信頼の証だ。
「失敗」と言うなら、事前の入念な下準備をしなかったことだな。
その意味では、ユリアンの進言を退けたのが痛かった。
最低限、事前に、「要塞主砲の射程圏内を少し出た辺り、
○○ポイントで落ち合いましょう。
帝国側のお出迎え部隊の指揮官は、ミュラー提督を指名させて戴きます。
こちらは、巡航艦1隻で伺いますよ。
あと、合言葉も設定しておきましょうか」
とでも、伝えておけばな。
生存率で一番高そうなのはやっぱりヒューベリオンかな。
旗艦だから並の戦艦以上にでかくて、制圧すべき体積も巨大だろうし、兵員も多い。
しかも、ヤンもユリアンも艦内の勝手を知り尽くしているから合流もしやすい。
>210
その発想自体がことが起きた後でないと出てこない発想。
ついさっきまで両軍がひしめき合って戦闘していた場所に第3者が入ってきているという可能性自体が
両軍の想像を超えていただろう。
強いて気がつく可能性があるとするならば帝国軍側だった。かつて自軍に地球教徒が侵入してテロ行為を
仕掛けられた経験があるから。同盟側はそもそもこの事件まで地球教との絡みがほとんど無く、可能性
を論じる事すら出来なかった。
しかし、どっちかというと「よく成功したものだ」という大ざっぱな暗殺計画だよな。
シェーンコップとブルームハルトが気まぐれ起こしてレダに乗り込んでただけでも、
成功率が1割以下になりそうだ。
>>212 じゃあ、いずれにせよ回避できなかったってコトだな
帝国軍はワーレンが地球教を壊滅したと思ってたしな
それにしても、フォークがあの宙域に侵入できたコトが奇跡だな
>>214 簡単に思いつくのは本部壊滅後も存在した帝国軍内の地球教徒が
回廊の戦い遠征軍にいて、彼らの手引きだろうな。後のウルバシー事件でも
軍内に大量の地球教徒がいたから、さすがの義眼も地球教徒対策には案外後手に
回ったかな
>>213 狂信者のラリパッパッパに緻密な作戦に基づく行動なんて出来るわけないだろ。
>>214 帝国軍内にも信者が浸透しているってわかっていたのになぁ。本拠つぶすよりも、そいつらは炙り
だして始末することの方が重要で急務だったろうに……。
>>216 >帝国軍内にも信者が浸透しているってわかっていたのになぁ。
ウルヴァシー事件のとき、帝国軍の高官が地球教徒&麻薬患者であることが判明したが、
その時、なぜそうなったのか? と驚かれているのでそれはない。
もしくは既に地球教対策を行っていたが、それを抜けたものもいたのだろう。
もしヒルダが不細工だったらラインハルトは主席秘書官に採用したでしょうか?
能力があれば登用したんじゃない?
その地球教対策ってのが気になるなぁ
少なくとも、柊炎上の時点まで軍に内通する教徒が居たのは確実っぽいし
あまり真面目に取り組んで無いやろと思ったからな、すべて後手に回ってる印象
対策をケスラーがやったのか、オーベルシュタインもしくはラングなのか分からんが
踏み絵でもやらせりゃ結果が違ったかもな
>>217 キュンメル事件で既に帝国軍内の信徒がいることは判明していたじゃん。
新王朝皇帝暗殺なんて、いきなり王手飛車取りみたいなテロやってくる集団が、末端とは言え、
軍内にいるとわかったら、掃除は徹底しなきゃダメだろ。
宗教が事実上なくななっている世界だから、影響力がわからんかったんかねぇ。
フレーゲルが公爵の甥なのに爵位が低いのはもっと爵位の高い家柄の
次男あたりで、自分で家を興して男爵号をもらったからかな?
ブラウンシュヴァイクの側近となり政治的に功をあげて爵位が上がっていく
予定だったのかも。
>>212 >ついさっきまで両軍がひしめき合って戦闘していた場所に
>第3者が入ってきているという可能性自体が
>両軍の想像を超えていただろう。
>>215氏の言うように、あの地球教徒たちと、彼らが使っていた帝国軍の軍艦は、
帝国軍兵士・艦艇としては、本物だったんじゃないかと思うよ。
それと、地球教については、ヤンたちには予想外だったろうけど、
帝国軍における「忠誠心過剰、判断力過小」の連中への危惧は、
作中でも言われていたしな。
>>222 貴族にも、爵位ごとに、一応は家の定数が有った様だし、
無闇に上級の爵位の家を増やす訳にもいかんだろう
(金髪が、新たに「ミューゼル伯爵」とかにならずに、
ロ伯爵家を継ぐ形で伯爵様になったのも、一つにはそういう事情)。
生まれは公爵〜伯爵家辺りで、男爵位は新たに興したか
(爵位的には下っ端だから数は多くて良いだろうし)、
それとも空いている男爵家の家名を取り合えず継いだかは不明だが、
まあそのうち、親戚の、爵位の高い家で、跡目が居ない家とかに、
養子か婿入りして、爵位を上げる予定だったんでないかね。
イギリスだと、一つの家で何個か爵位持ってるよね。
公爵の跡取りが、まずは伯爵だとか子爵になって、という形。
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/03(火) 21:01:36
>>213 勝敗を決める要素は相対的なものだぜ。
神様の気まぐれでオフレッサー・リューネブルク級が襲撃側に加わっていれば
シェーンコップとブルームハルトでもバリケードを支えきれず
レダUが制圧されてしまう道理だ。
>>220 地球教対策って信者と組織に対する徹底的な弾圧だろ。
地球にある地球教本部を宇宙艦隊で制圧、支部も武装憲兵隊で制圧、
生き残った信者も拷問じみた尋問、
それが皇帝暗殺が発覚してすぐ発動されている。
帝国軍の地球教に対する報復は強烈なものだと思うのだが?
これが後手後手というのなら、
現実にこれだけのことができる国家が今あると思うか?
>>221 完璧を求めすぎじゃないか?
帝国軍の報復のレベルは、徹底を欠いたと非難されるほど、甘いものではなかったぞ。
>>226 そうじゃなくて、その後の事を言ってんだよ
ヤンが暗殺された時に帝国軍内に教徒がいたのに
その後にまたウルヴァシーやら柊館炎上事件を起こされてるやろ
武器やら薬やら沢山持ってるし、なにより怪しいし
徹底的に調べてたら尻尾ぐらい出したと思うんやけどな
地球教徒の浸透力が半端でなかった可能性があるが。
例えばラインハルト以下首脳陣が直々に探すなら見つけることも可能だろうが、数百万単位で存在する
帝国軍人を調べきるにはMPだけでは不可能だろう。
当然調べる側に地球教徒が混じっていることも多い。おそらく軍だけでなく帝国全体にかなり以前から
蔓延していたんじゃないのかな。
ゴールデンバウム王朝の圧政と絡めて考えると意外と普通に信仰している層も多そうだ。
>>228 地球教徒は本部さえ潰せば後の枝葉はたいしたことない。
とオーベルは思っていたんじゃないか。
彼の仕事パターンは万事、問題の中心を一気に切り取り、後は皆さんにお任せします
だと思うが、その枝葉がウルヴァシーや柊と一歩間違えたら大変な危機を起こして
いる結果を見ると、地球教徒対策はオーベルにしては処置の反動が大きい。
>>228 シェーンコップが「こいつらは帝国軍ではなくて・・・」と言っているから、
ヤンを暗殺したのは帝国軍の軍人じゃないでしょ。
>>228 ヤン暗殺に帝国軍が加わっていたなんて書いてないぜ?
同盟の過激分子と地球教徒のしわざとしてユリアンたちは処理している。
>>228 ウルヴァシー事件はルビンスキーが企んだもので、ルビンスキーは地球教中枢とは手を切っていたから、
地球教徒を利用していても、まったく別の組織の陰謀。
そして帝国内にもラングという協力者がいたことをお忘れなく。
ヤンを暗殺したのは地球教の残党だが、その時、人的資源のほとんどをこの陰謀につぎ込んだとあり、
結局ここでほとんどの戦力を失い、結果、アンネローゼ、ヒルダの暗殺にも成功せず、
最後にはオーベルシュタインによってわずか二年で抹殺されている。
>>233 >人的資源のほとんどをこの陰謀につぎ込んだとあり
そんだけ成功させなきゃならなかったってことなんだろうが、鉄砲玉で無駄に消費しすぎだろ。地球教
それでジリ貧どころかドカ貧に陥って、肝心のラインハルト周辺目標に十分な戦力投入できないって、
先考えなさすぎというか優先順位間違えているんじゃないの?というか……。
後半の地球教陰謀は最高権力者ラインハルトに集中するから帝国軍への浸透が目立つが、同盟軍
にはどれくらい浸透していたんだろうか。査問会の件とか地球教よりフェザーンからの圧力でやってる
し、トリューニヒト関連でも協力したのは「軍内の地球教徒」ではなかったよね。
235 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/04(水) 14:29:22
●理数系の教育なんて受けてない文系脳で無理矢理考えた
ニセ科学まみれの宝塚歌劇風アニメなんてどこまで行っても矛盾の固まりw
●理数系の教育なんて受けてない文系脳で無理矢理考えた
ニセ科学まみれの宝塚歌劇風アニメなんてどこまで行っても矛盾の固まりw
●理数系の教育なんて受けてない文系脳で無理矢理考えた
ニセ科学まみれの宝塚歌劇風アニメなんてどこまで行っても矛盾の固まりw
同盟軍よりも帝国軍のほうが民度が低くて地球教が浸透できたのかね。
浸透というほどのものか?
ウルヴァシー以外は将官どころか士官ですらない、せいぜい下士官くらいだろ>地球教
しかもウルヴァシーは地球教徒というより、近年になって麻薬で洗脳されたっぽい描写があるし、
部隊の兵士も偽の情報で叛乱したようで、地球教徒の尖兵となったわけではない。
ヤン暗殺犯も帝国軍ではなく、帝国の軍船や服を奪った地球教徒だろ。
「帝国軍の服を着た」とか、「帝国軍じゃない」とか言われているんだから。
>>234 もともと力がないから「テロリズム」に走るしかないんだろうよ。
失敗することが多く、成功しても被害甚大なのがテロリズム。
そもそもそんな簡単にテロの目的が達成できるなら、
どこの国も戦争じゃなくてテロを行っているよ。
>>235 批判している奴も、
何百億光年先の恒星が観測できるのに、星系内の艦艇が探せないのは変だ?
とか言っている馬鹿だからな。
電波望遠鏡で偵察ができるかwww
光量から考えるとせいぜい火星軌道相当までかな、光学観察できるのは?・・・すこし後ろでスネークしてたほうがいいなw
まあ現代の科学力だからね。
>何百億光年先の恒星が観測できるのに、星系内の艦艇が探せないのは変だ?
>とか言っている馬鹿だからな。
それ以前に何百億光年先の恒星なんて物理的に観測できないから
ビックバンからまだ何百億年もたってないから
あ〜銀英世界は定常宇宙論でできている可能性は捨てきれないけどさあ
多分その違いもわかっていないだろうし
って書くと何百というのは100超えれば何百なんだよって言う人がいるんだろうなあw
>>235 アニメのことを喋っている様だが、ここは原作の小説について語る場なので、
アニメ板で存分にやってくれんかな。
>>237 >ヤン暗殺犯も帝国軍ではなく、帝国の軍船や服を奪った地球教徒だろ。
「帝国軍の服を着た」とか、「帝国軍じゃない」とか言われているんだから。
最低限、軍内部に、手引きした隠れ信徒くらいは居ただろうよ。
暗殺犯の過半以上が外部から入り込んだ奴らとしても
(艦艇一隻、予め全部地球教徒にしておくのは、
艦隊司令官か、軍務省の人事部長級の要職が地球教の手先で無い限りは、
不可能に近いだろうし)、
艦艇は、準戦時下の宙域に外部から入り込むより、
最初からそこに居る帝国軍のそれを、手引きに乗じて乗っ取った方が、
成功率は高そうだ。
ワーレンを刺したのもそういう奴だろうし、
他にも、確かどこかの記述で、軍内部の地球教徒が十数名、
捜査の結果発見されたが自殺したとか、無かったかな。
外伝の汚名という話にも、帝国軍の一部はサイオキシン漬けだってあった
だからアレは正規の帝国軍を脱走したものだろう
麻薬を嗜みながら日常業務は普通にやってた連中も居るんじゃないかね。
普通に狂信者も居たろうけどさ。
サイオキシンではないと思うが、オフレッサーの部下達が薬物を使って云々のあたりや、
タンクベッドの解説みたいなところで
少し薬物を汚染について語られていた気がする。
>>243 (艦艇一隻、予め全部地球教徒にしておくのは、
艦隊司令官か、軍務省の人事部長級の要職が地球教の手先で無い限りは、
不可能に近いだろうし)
フェザーンに亡命なり、同盟に降伏して拿捕してあった帝国軍の駆逐艦を用意して、
それに地球教徒を乗り込ませたほうが、
制圧や乗っ取り、人事を操作する必要なんて無いのではるかにてっとり早いし、確実。
戦域外から来るより、戦域内で帝国軍を離脱させたほうが良いと思っているようだが、
武装商船はもともとハイネセン方面から来ていて、少なくとも戦域内の帝国軍に同行していないのだから、
帝国軍を離れ、それでハイネセン方向から来る武装商船と秘密裏に落ち合うと考えるのはちょっと難しいのでは?
むしろハイネセン方面から武装商船と駆逐艦が同行したほうが、
帝国軍に発見されてもまだ言い訳ができるような気がします。
武装商船って武器をどうやって調達するのかね。
一発5帝国マルクの中古ミサイルとか売ってる個人業者があるんだろうか。
>>248 武装商船というものが公式に(法的に)認められている場合
商船向けの武器商人がいないほうが不思議
免許や売る相手の審査とかいろいろ細かい話も出てくるだろうが
非合法だが黙認されている場合
当然いるだろう、かなりいおいしい商売になる
仕入れは軍の横流し品とか、フェザーンとか
非合法で武器の搭載がばれたら重罪の場合
フェザーンに買いに行けば問題なし
きっと仲介業者もいるだろう
しかしだな・・・中古のミサイルってそれ何だ?発射はしたけど
起爆しなかったのを回収したとか、発射すらできなかったのを売るって話か?
マッコイよりあくどいやつだな
パッケージを開けたら使ってなくても中古の扱いになるとか、1箱20本入りで15本使ってその残りとか
中古ミサイルねぇ
考えてみると、この世界の戦闘は大規模な物が多いし
破壊された戦艦の残骸から色々な部品が取れそうだなぁ
中には機密情報とか新兵器の情報とかも拾われてそうだなフェザーンに
壊れたトイレとかティーセットなんか拾われてないですかね
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/06(金) 22:35:07
無理して「中古」という単語にこだわらず
普通に「払い下げ」の武器について論じたほうが
しっくりくると思う
>>248 合法的に武装できるんじゃないか?
核輸送船なんかも武装しているのが普通みたいだし。
まあアルテミスの首飾りをフェザーン経由で買えたり
シューマッハが戦艦売り飛ばしたりしてるからな
ミサイルやビーム砲くらい簡単に手に入るんじゃね?
>>255 一式手に入っても、それを船につけるのが大変だろうな。
軍艦と言うのは元々それらを運用するために専用に設計されているが、まず商船であることが前提
だと、詰めても使いにくい、システムが無駄に複雑になって、信頼性の低下やコスト増を招くだけかもな。
ビームなんかパワーユニットが民間用は貧弱で所定の出力でなかったりね。
旧式でも払い下げ軍艦買って、それをベースにした方がよさそうだ。
257 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/07(土) 02:13:10
許可をとれば民間宇宙船でも、ある程度の武装をすることが認められているんじゃない?
宇宙海賊なんかに襲われるかもしれない危険な航路を通る船には自衛の為の武器が必要だろうし。
ちょっとしたデプリ消すのにも便利だしなw
>>257 海賊って別名は武装商船のことなんだぜ
普通に交易している連中が回りに人が居ないのをいいことに突如海賊に変化するってのが常道なんだけど
だから?
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/07(土) 17:22:49
>>259 そこを通る船に自衛の必要があることには変わりがないと思うが
帝国と同盟それぞれの私掠船もいると思うなー
正規軍が出来ない汚れ仕事も兼業してるような。
>260-261
日本語が不自由なのかな?
「商船といえども襲われた時に危険だから武装を認める」→「海賊は実は武装商船だったりする」
つまり武装を認めることが海賊が増える原因になるってこと。身を守るために銃を持つ権利を与えたら
ギャングが一番に武装した、みたいな話だ。
>>259でそういうことが言いたかったんだとしたら、
日本語が不自由と言われるのはそいつらじゃないと思うな。
>>247 そんな真似が可能なくらいに警備が緩いなら、
いっそ戦艦を仕立ててブリュンヒルトと金髪を狙うべきだと思う。
哨戒任務に就いている(就きそうな)駆逐艦を乗っ取る方が
(これなら単独行動が出来るし、複数乗っ取れば成功率も高くなる)、
まだ成功率は高そうだ。
>>255 >首飾り
アニメネタは、アニメ板でな。
>武装商船
まあ、門閥貴族の持ち舟で、帝国領内なら、アリかもね。
門閥貴族が海賊の黒幕ってのも、有るかもなあ。
或いは同盟軍情報部と繋がっている隠れ開明派とか。
テンプレできたんだね。ところで
vol35あたりで俺が質問したことがテンプレにのってる気がするんだが
それ以前から質問があったことなのかな?
イゼルローンをワープ飛び越えるとかサルガッソーはなぜ通行できないとかさ
>>265 >哨戒任務に就いている(就きそうな)駆逐艦を乗っ取る方が
>(これなら単独行動が出来るし、複数乗っ取れば成功率も高くなる)、
>まだ成功率は高そうだ。
哨戒任務じゃなくて、宇宙母艦護衛とかに回されたり、
小艦隊で行動とかだったらどうすんだよ(笑)
駆逐艦の仕事がローテーションで哨戒任務なのか?
>>266 帆船が海上運送の主役だったころに私掠船というものがありまして
これは国家を後ろ盾にした海賊(まあ大雑把な表現なんで厳密な話は調べてみてください)
だったわけです。たとえば
>>259はその辺の知識というか帆船小説をネタに
知識を自慢したら叩かれてしまったかわいそうな人です
>或いは同盟軍情報部と繋がっている隠れ開明派とか
もう一歩踏み込んで同盟とも帝国とも無関係な自主独立な海賊とかいたら
面白かったかもしれない・・・
>>265 普通に制圧するほうが難易度が高いだろう。
常識で考えて。
>>270 海賊と言えども、補給や休息は必要だろう。となれば、港が必要なわけで。どこかの勢力下の星を
拠点にしてなきゃやってられないだろう。奪った物資の売買もあるしな。そんなブラックマーケットが
どこの勢力にも関係なく成立するとは考えにくい。
また、歴史上の海賊のほとんどは限られた狭い海域に存在し、拠点もそこにあったことを考えると、
宇宙海賊が成立するには、輸送ルートが集中するフェザーン回廊やそれなりの星系の近傍に限ら
れる(いくら航路が限られるとは言え、外宇宙の真ん中で早々獲物と遭遇できるわけでもないからな)。
しかし、それらの場所は当然警備も厳しく、仕事がしやすい場所とは言い難い……
そんなこんなで、「あの世界で宇宙海賊は成立するか?」という議論が何度がなされているな。
>>270 別にヴァイキング辺りの事くらいで知識自慢も無いだろうに。
レスしてきた相手に「日本語が不自由なのかな?」とか書くから反感買うんだろうに。
>>272 >そんなブラックマーケットが どこの勢力にも関係なく成立するとは考えにくい。
とはいえ、本文中に海賊がいると書かれている以上(警備だけで実は存在しておらず
軍の予算確保のために警備行動だけしているのかもしれないがw)
そのようなマーケットが存在していると仮定して話を進めたほうが面白くないかね?
存在に無理があるなら無理やりにでも存在を認める方向に理屈を探すほうが
私は面白いと思うがね。アラを探すだけならいくらでもあることだしw
「ヤン提督の一番の作戦は何か?」
「決まってる、次の作戦さ」
というやりとり、実際の歴史上に何かモデルになるような逸話ってありませんでしたっけ?
ナポレオンあたりだったような気もするのですが、ご存じの方がいらしたら教えて頂けると助かります。
>275
ショーン・コネリーがインタビューで
「アナタの出演作で一番の傑作は?」
「ネクスト・ワン」
って答えたらしいが、彼も同じ出展からパロッたのかもしれん。
>>274 いるというだけで、実際には出てきてないモノだからなぁ。
宇宙の海はオレの海♪なんて自主独立な海賊てシロモノは存在せず、いずれも帝国・同盟・
フェザーンのヒモ付きな可能性はあるわけだ。歴史上の海賊は、大国の尖兵だったりしたか
らな(用がなくなったら、始末されたが)。
大昔のように奪ったものがほぼそのまま自分らの食料他になるわけでもないのだから、どんな
形態でアレ、背後に故買市場があり、闇社会を通じて、表の市場と繋がってないければ、やって
いけない。表と繋がっていて、それが公権力の何らかの庇護がなければ、遅かれ早かれ潰され
るだろ。JK
潰されない程度に小さいのがいくつかある可能性はあるが、それでフリーの海賊稼業がどれほ
どできるか……。軍や政府の飼い犬になって汚れ仕事として海賊や周辺稼業やってた方がマシ
だろう。旧帝国では貴族同士の暗闘の鉄砲玉とかやっていたりしてな(ヨーロッパの上流階級や
政界―ヴァチカンまで! はマフィアのような闇社会の組織とズブズブって話しだしなぁ)。
ローエングラム朝では、大掃除されたんだろうなぁ。そういう人たち……
>>277 >いるというだけで、実際には出てきてないモノだからなぁ。
確かシューマッハが、本編後の話として海賊との戦闘中に行方不明になったと有る。
一応、存在はしている様だ。
宇宙海賊との戦いで名をあげた人物。
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム
成り立ちから序章に書かれてるぞ。
>>277 >(用がなくなったら、始末されたが)。
ドレークとかモーガンとか無視して変な断定するのはやめてほしいな
エドワード・サッチが用がなくなったから始末されたって主張したいなら
・・・まいっか、それはそれで笑えるかもしれない
ルドルフのキャリアのスタートが海賊退治である以上、帝国では海賊がカッコいいようなドラマなどは
禁止されてたんだろうな。ハーロック的な奴。
じゃあ逆に同盟じゃ海賊ものが人気あそうだな。
>>277 外伝のイゼルローン日記でも、伝聞だが、出てたな。何隻か捜索に動員されていた。
>乗っ取りが困難
押さえる場所(艦橋とか)と、内通する奴の職務によるな。
実際、ウルヴァシー事件とかでも、明確に、相当なことが出来ていた訳で。
あと、哨戒任務の艦艇でなくとも、特に艦長クラスが内通者なら、艦の制圧後、「不調につき、後方部隊の工作艦の所へ行く」でも、所属の部隊から抜け出せるかも知れない。
>>282 同盟でも被害が出ているなら、英雄扱いはしないだろ…と思い掛けたが、腐敗した権力者だの、帝国の門閥貴族の船だけ狙うって設定なら、幾らでもアリか。
連邦時代、そういうのが居て、後年、ドラマのネタになったとか、作中(確か序章)に書いて有ったな。
まあ、個人の泥棒とか外国人窃盗団とかなレベルものは、先進国でもトップレベルの治安を誇る
日本でも割りと普通に存在するわけだし、現在でも東南アジア海域等で海賊が実在し、問題になっ
ているわけだから、銀英伝世界の「海賊」もそんなのに毛が生えたものと考えれば、いるのも不思
議ではない罠(逆に言えば、その程度、と。間違っても、ハーロックやワンピみたいなのはいないだ
ろうな、と)。
う〜ん、道具的にはせいぜいポケットマネーで買える小物、極論準備無しで実行可能な窃盗の類や
国家情勢の不安定さからくる無法地帯や地域紛争絡みの武器流通がある東南アジア&アフリカ他の
海賊活動と、専門技術者と充分な設備が必要な宇宙船の運用を前提とする宇宙海賊はあんまり
同一視出来ないように思えた。でも「長征一万光年」みたいに帝国の目をかいくぐって恒星間宇宙船を
建造した実例があることを考えると、やっぱ海賊を支える闇経済ってのはあるものなのかねぇ・・・・・・
>275-276
チャップリンじゃなかったっけ
帝国もグダグダ、同盟もグダグダだった本編の展開では、ラインハルトが居なかったら群雄割拠の
時代が来て海賊大活躍だったかもな。
政治的にも軍事的にも野心に乏しいヤンはせいぜい海賊退治のエキスパートで終わってただろう。
それでもひょっとしたら大戦続きで帝国同盟問わず数十万の兵が消滅を繰り返す本編より
あるいは「平和」な時代だったという見方も出来るかもしれない。
ただ一般市民にはいい迷惑な時代ではある。
歴史家スキルを発揮して心理歴史学を作ってイゼルローンで百科事典編纂をですね……
数学出来ないからダメか。
>>286 その場合、同盟については地球教主導の宗教国家になっているかのうせいもあるから、
グダグダというより恐怖政治かも。
>>286 個人レベルで恒星間宇宙船が所有できる世界だぜ。ハード的なハードルはかなり低くなっている
だろう。
要は、海賊稼業が成り立つ「狩場」と故売ルートと真っ黒い市場や顧客層があるかどうかだ。
あの世界、宇宙船の値段が数千万円から数億円って感じに思えるもんな…
>>283 それならわざわざ乗っ取りなんかせず、
合法的に駆逐艦を廃棄処理したことにして、手に入れたほうが簡単じゃないか。
294 :
286:2009/03/08(日) 21:07:52
>>291 まぁ、確かにねぇ。確かに個人レベル、と言うか今で言う漁船感覚で小型交易船を運用出来てるな。
その意味ではやっぱり海賊が活動する技術的ハードルは無いと見ていいのか。
>>283 ウルヴァシー事件はルビンスキーの仕業。
ヤン暗殺をした地球教とは袂をわかっているので別の組織だ。
同盟滅亡後も、ヤンとは別に艦単位で帝国に抵抗する
軍人はいるだろうし、それを密かに支援する旧同盟の
諸惑星もあるかもしれん。 そいつらが、海賊と呼ばれるん
じゃないかな。
そう思えば、宇宙海賊が存在してもおかしくはない。
海賊についてだけど、戦時下の輸送船団を艦隊規模で
奇襲できるような状況が本編でもままあるわけで
完全に平和な状況ならともかく多数の艦隊を海賊退治
に割り当てられない状況では主要航路の安全確保でさえ
難しい可能性が高いだろう。
後売却ルートなんて国交がない状態なんだし
他国まで行けばいかようにでもなるんじゃね
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/08(日) 22:28:26
アニメ版で、オーベルシュタインが自宅で食事をするシーンがあるけれど
ドアの前で出迎えた犬に、オーベルシュタインが腰を屈めてなでようとしてない?
一瞬過ぎてよく分からないけれど、少し腰をかがめてるように見える。
小説版のスレで、ここまでストレートにアニメの話をされても答えようがない。
ここは小説は読んでてもアニメ未見のスレ住人だって多いんだから。
>>293 「軍艦を入手する」のが趣旨ではない。
ヤン一行暗殺の折、実行犯の艦艇について、警戒厳重な筈の宙域にどの部隊にも属さない部外者が外部から入り込むのと、艦隊に所属する艦艇をその内部に居る内通者の手引きで乗っ取ってから動くのと、どちらがより可能そうであったかという話だ。
>>295 まず、ウルヴァシー事件は、「内通者が居れば相当な事が出来る」という例えだ。
それと、黒狐は、地球教と手を切るとか言ってはいたが、ド・ヴィリエとは繋がっていた(ヨブも含めた「協商」)。
そして、ウルヴァシー事件を含む色目叛乱事件は、背後で地球教が関与していたと、作中に明記されている(「子供がたまたま評価される絵を描いた様なもの」とか、「色目で上手くいかなかったら疾風か義眼で試みるつもりだった」とか)。
この件での黒狐の主な役は、ラングを煽った辺りでないか。
帝国、同盟ともに巨大な恒星間国家だからな。
統治権力がスカスカな星域がいっぱいあるだろうな。
地球も帝国領のはずだが帝国から星知事なり弁務官なりの官僚も派遣されていなかったようだし、
辺境には同盟の規模を小さくしたような独立した星系国家がひっそり存在しているかもしれないな。
ひょっとしてその一つがタイタニアの世界だったりして。
>>300 警戒厳重な宙域っていうけど、
そこをボリス・コーネフは突破してイゼルローンに着いてるけど?(笑)
そしてヤン暗殺犯は武装商船も仲間なんだけど、
帝国軍の哨戒グループの船なんですか?(笑)
どちらがより可能そうであったかの話なら、
そんな警戒厳重なところで艦艇を「二隻」も、制圧するほうが危険だろ(笑)
>>302 >>1 >必要以上にカッカせず、冷静に議論・質疑応答・雑談をしましょう。
>>302 どちらの可能性が高いか、と言う話だ。
フォークの脱走やその武装商船は、その情報自体が囮であり、
油断を誘う布石であって、そういうのが出て、退治されたと、
ヤンらに情報が届けば良い。
だから、地球教でなく、本物の帝国軍が、普通に発見し、
始末したって構わない。
もっとも、帝国軍内部に内通者が居たと言う仮定なら、
帝国軍の哨戒網の穴を教えてやれるかもしれないから、
もしそうなら、武装商船の哨戒網突破は、
ボリスらよりは楽だった筈ではある。
まあ、この考えだと、内通者はこの件では主に情報面だけで動いていて、
あの駆逐艦も、外部から回廊内に入り込んだと言う可能性も出てくるが。
けど、回廊に辿り着く前に、同盟領内、
乃至は帝国領内の警備を担当している帝国軍に見つかったら、
終わるよなあ。
>>296 作中のこれからの話は、趣旨が違うのでないかね。
あと、海賊になるとしたら、同盟軍の残党よりは、
門閥貴族や地球教の残党の方が有りそうだ。
同盟系は、バーラトの立場を悪くするようなことは、自粛するのでないか。
帝国への屈服を拒否する連中は、大半は、
マル・アデッタ会戦や回廊の戦いに参加し、
その後はイゼルローン共和政府に残ったと思うし。
例外も居るかもしれないが、問題になるような数では無いと思う。
ごく小規模な「同盟」的な存在が、宇宙海賊、
乃至は海賊達への後方支援を生業とするとか、有りそうな気がするな。
根拠地には、後方要員や戦闘員の家族などが数万人以上は居るとか。
昔の中国の「賊」みたいな感じで。
ダヤン・ハン浮遊基地みたいなのが根拠地なら、
尚且つワープエンジンまで取り付けてあったりしたら、
警備側も、見つけるのが難しいかもしれない。
ポプランが、宇宙海賊もいいかもみたいなことを言っていたが、もしなったとしたら…
イメージ的にコブラが浮かんだんだが、舞台の違いはさておいて、あんな風になれると思う?
タートル号の維持が大変だと思います
なんか面白いことやってるね。
>>305 俺様が思うに、ヤン暗殺の成功の可能性うんぬんの前に、
地球教がヤンを暗殺する必要が生じた時期と、
その時に可能な方法かどうかを論じたほうが良いと思うなー。
帝国軍の艦艇を奪うやりかたはあの時の状況をみればその方が成功率が高いかもしれないが、
その下準備をする段階でこのような状況になるかどうかを予測できたか疑問だね。
ヤンの状況も、同盟、帝国の状況も半年にならない間に激変しているし、
ヤンとラインハルトの戦い自体、どうなるかわからない。
そんな未来予測で地球教徒の人的資源のほとんどを帝国軍に潜入させるとは考えにくいっさ。
310 :
275:2009/03/11(水) 00:15:38
>>276 >>287 ありがとうございます。すっきりしました。
てっきり戦争の話だと思い込んでいたので…。
311 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/11(水) 12:15:29
ラインハルト そうそう
キルヒアイス じゅんいく
銀河帝国の貴族は名字を省略するのかな?
正式には「ラインハルト・フォン・ミューゼル・ローエングラム伯爵」だろうし、名字を変えたいから養子に入ると、
「ラインハルト・フォン・ローエングラム・ローエングラム伯爵」のようになると思うのだが。
>>312 ラインハルトはミューゼルの姓を棄て、ローエングラム家を継いだので、
ラインハルト・フォン・ローエングラムが正しい。
そして同時に伯爵号を受けたので、ラインハルト・フォン・ローエングラム伯爵となる。
外伝3巻で名前が省略された貴族がいたような。
そんな非礼を耳にしてもミュッケンベルガーは部下を叱責しなかった、とか。
たしかラインハルトの上官で。
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/11(水) 22:35:18
>>314
確かグリンメルスハウゼン提督。ミュッケンベルガー自身も邪魔者扱いしていたし、
いらついていたから気にならなかったという感じだった気がする。
きっとあれだな。
312氏はローエングラム伯爵というのは
ローエングラム(地名)の領主である伯爵という認識なんだろうな。
317 :
312:2009/03/11(水) 23:14:42
>>313 いや、公の場でも「名・フォン・門跡名(爵位)」と呼ばれて「姓」が省略されるのか、
それとも爵位を継承する者は「姓を門跡名に変える」ルールなのかと。
318 :
312:2009/03/11(水) 23:28:00
>>316 そうです。
ルドルフに爵位を賜った時点ではおそらく門跡名=姓だったと思いますが、数百年間に他家の門跡を継承したり、次男以降に余った爵位を与えて分家させたりで、門跡名≠姓の貴族は多いと思います。
カーディガンを発明したジェームズ・トーマス・ブランデルは、
姓がカーディガンなのではなく領地の名がカーディガンだってのと同じだな。
日本なら逆に、美濃に領地がなくても美濃守とか
>>309 >そんな未来予測で地球教徒の人的資源のほとんどを
帝国軍に潜入させるとは考えにくいっさ。
軍に潜入していた地球教徒については、
地球教上層部としては、事を起こす前に泥縄的に入隊させたわけではなく、
何年も、或いは十何年も前から、
「草」よろしく入り込ませていた筈であるよ。
組織内で、少しでも偉くなっていた方が、都合が良いしな。
>>320 武家官位ってやつだっけ?
なぜ領地じゃない場所の名前がもらえるのかよくわかんないんだよね あれ
>>322 朝廷の権威づけのために乱発するから、なし崩しにいい加減になったんじゃないの?
ちなみに、江戸時代は、「武蔵守」という官位だけは出なかった。
武蔵の領主は将軍家だから。
>>322 朝廷の為に、ぎっこんばったん機織してるわけでもないゲヒ殿が、
「織部」になるがごとし
帝国の貴族に国替えや移封はあるんだろうか。
カストロプ動乱のきっかけは、先代カストロプ侯の、
目にあまる不正な蓄財への課税適用だ。
場合によっちゃ、領地没収とかも有るだろう。
幾ら門閥貴族でも、その領地内で流血帝みたいな事している奴が出たら、
中央も、流石に普通は放置しない。
貴族の領地内で希少金属鉱山が発見されたので、そこは皇帝領に召し上げ・・・とか
どこそこ公の領地はイゼルローンへの航路の重要拠点だから辺境にあった皇帝領と交換
という事はできないのかな。
ゴ朝初期ならともかく、腐敗していた末期は、
中央の統制も緩み、門閥貴族の権勢が肥大化してきていたろうから、
まあ、その家が、どれほどの権力や影響力を持つかにもよるのでないかね。
クロプシュトック領とかはブラ公とその仲間達で山分け
にでもしたのかな。
財産も領地も中央直轄だろJK
フレデリカは俺の嫁の筈なのに
何故ヤンの嫁になったのですか?
とりあえず、長生きしてフレデリカにプロポーズw
>>332 作者が、もてないと思っていたヤンに対する救済策
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/12(木) 21:54:19
ケンプが、イゼルローン攻略の手柄で昇進すれば
母方の祖母への仕送りが増やせるとか言って喜んでいたけど
そんなに安いの大将の給料って?
ババアの浪費が半端ないほどだった、と思いねぇ
>>335 軍隊で言うと大将にあたる日本の陸海空幕僚長は、月給100万円ちょっとらしい。
年収にすると、夏冬のボーナスもあるから2000万円くらいか?
自分の家族ともう一家族養うくらいは余裕だと思う。
まして、銀河帝国の大将ともなれば、給料はこんなもんじゃないだろうし、
ケンプ家が致命的なまでにやくりく下手か、実は養っている親族がもっとたくさんいるか、
あるいはケンプの妻の両親が異様に浪費家だとか、そういう特殊事情しか思いうかばん。
ケンプ祖母の趣味は、戦争孤児の養育です。
当時、彼女の家には40人くらい居ました。
幾ら有っても足りません。
まあぶっちゃけ、ただの死亡フラグだわな。
イマイチ合ってなかっただけで。
340 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/12(木) 23:09:33
銀英伝って死亡フラグが多いよな。
>>335 2、3人病人抱えていると、速攻で貧乏になれるぞ
俺はユリアンとカリンがくっつくシーンは
ユリアンの死亡フラグと思ったね
343 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/13(金) 01:05:25
>>335 何か重い病気で治療費にすごい金がかかるとかじゃない?
薬とか手術とか
あー、銀河帝国は医療費は無茶苦茶高そうだ。国民皆保険なんかないだろうし。
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/13(金) 07:28:50
自由惑星同盟の政府 = 日本政府
自由が行き過ぎて社会が腐り、衆愚政治の末に宗教政党 「公明党」 の支配を許し
裏で 「公明党」 の本体の 「創価学会(地球教)」 が社会全体を影から支配する。
と言う所がそっくりだな。
>>335 三巻みると仕送りを増やせるのは「おまえ(奥さん)の実家」ということになっているんだけど、
「母方の祖母」なんてどこに書いてあったんだい?
>>344 ルドルフの思想は「小さな政府」だったのかね。
彼の思想は元来は実力重視なんだから、それっぽいが。
この場合、国民皆保険は有り得ない。
物語の時代において、中央政府の支配力が強いのは、
「大きな政府」とも思えるが、
その場合、国民皆保険とかはやっていそうだ。
それに伴い、全国民のDNA強制登録とかもやらかす。
>>345 宗主国たるアメリカ様をお忘れだぜ
>>347 「小さな政府」だから、「大きな政府」だから社会保障制度が整っているわけではなく、
ゴールデンバウム王朝の場合、
さまざまな特権を与えられた支配者階級と、一方的に搾取される被支配者階級に分かれた社会なので、
平等に社会保障が受けられないだけだろう。
少なくとも、初期は、ルドルフは「無能な豚は死ね」って思想なので、
貴族はその高貴な義務を果たすことを強いられていた筈だし、
庶民も、単に搾取されるだけの存在ではなかった筈なのよ。
何だかんだで500年続いた体制なんだから、相応の合理性は有った筈だ。
それにガタが来たから、金髪の仕事の必要性が出たのだが。
ゴ朝は、「パンとサーカス」(食事情と娯楽)は上手く機能していたそうだが、
医療・保険も「パン」に含むなら、意外と整っていたのではという気もするな。
税収の名目という側面も有ったろうけど。
>>349 >>350 逆に初期のほうが酷いでしょ?
劣悪遺伝子排除法をはじめ、社会保障制度の多くが打ち切られたとあるし、
それに反対した議会を永久解散、反対者の弾圧・粛清があったようだし。
ルドルフが死んだときには、反対した何億人もの人々が殺され、農奴階級に落とされているし。
中興の祖とされるマクシミリアン・ヨーゼフ帝が、
劣悪遺伝子排除法を事実上廃止したり、不完全ながら民政につくしたとあるから、
中期以降のほうがある程度保障はあったんじゃないかね?
外伝3巻の菅浩江の解説はどういうギャグなんですか?
大帝が打ち切った(晴眼帝が整えた)社会保障制度は、
身障者や、老人や、職業を選んで失業した連中とかについてではないかね。
小さな政府の機能は軍事力と警察力に特化しがちになるっていってた評論家がいたな。
>>354 安全保障は国にしかできない仕事だしね。
つーか、それが本来の仕事だろう。社会保障とかが、大きくなった社会に出来た不具合への
パッチとしてとして後から生まれたもんだし。
>>349 ルドルフの理想とする社会は、
「強力な指導者の下に整然と統制され管理された、統一性の高い社会」だから、
「小さな政府」ってことはないだろうよ。
ルドルフの軍人としての能力ってどれくらいなんだろう。
個人的にはヤン、金髪よりはちょっと劣ると勝手に思ってるが。
>>349 カール・ブラッケが「一方的に搾取するだけだった」と言っているから、
平民の社会保障はほとんどなかったと思われる。
>>357 不明。
無能には程遠かった人物ではあるが、軍人としての最終階級は少将であり、
大艦隊を指揮したことはない。
>>358 ブラッケの話に偏りがあったりして。
収奪するだけというのはごく一部のレアケースで、
大半の貴族領ではそれぞれの地域事情に合わせた社会保障制度があったが、
あまりにも一般すぎて表面にはでてこなかっただけかも。
貴族領でもマリーンドルフ領とブラウンシュバイク領
じゃえらい違いがありそうだ。
実はマリーンドルフ伯のような貴族が多数派で、
「平民から収奪する特権階級」という貴族像は、
社会的待遇が限りなく平民に近づいたために不満を持った
下級貴族・帝国騎士層が構成員だったローエングラム王朝が作り出したものだった。
つまりは江戸時代暗黒史観と似たようなもの。
>>358 創建時と滅亡時では、同列には論じ得まいよ。
創建時 大帝の治世。反対者への虐殺、開拓の停止など以外は、それなりに効率的。
初期 大帝の娘婿の摂政(事実上の2代目)・2代目・3代目などの治世。皆、それなりに有能。
中期 暗君・名君が繰り返し出ながら、腐敗していく。
後期 同盟の出現による緊張感付与、晴眼帝の改革などで、かなり持ち直す。
末期 暗君・名君が繰り返し出ながら、腐敗していく。
滅亡時の少し前、アッシュビーの仕事で、軍部では下級貴族・平民勢力が地位向上。
後年、金髪の勢力基盤となる。
滅亡時 政治腐敗は更に悪化し、門閥貴族の軍閥化は進行、フェザーンの経済支配は少しずつ進む、
平民・農奴にとっては生き地獄に近い状況になりかけた所で金髪出現。
でも外伝で出てきたキルヒアイスの友人が国立大学の文学部に進学したり、
家具職人の息子が大学に進学したがったりしているのを見ると、
平民もそれなりに豊かになっている印象を受けるが、オーディンと辺境貴族領では
状況が全く違うのかな。
貴族の出来にもよる。マ伯のような名君ならいい感じだったろう。
江戸時代、天領は、結構年貢が安くて暮らし易かったらしい。
都市部の町人も、結構楽だったそうな。
地方の大名の領地の、悪政に見舞われた百姓は、そりゃもう
むーざんむーざん
赤毛の家とか下級とはいえ官吏なら平民の中では上の方
だろうに「いざとなればランを売れば」とか結構苦しそに見えたが。
「いざとなればランを売れば」
原作にそういう台詞が有ったかどうか記憶に無いが、
「いざとなれば」だろう。
俺だって、コレクションの数々について、
「いざとなれば」と思うことが無いではない。
>>365 反対に貴族でも特権に恵まれても没落する奴らや、
貴族とは名ばかりみたいなミューゼル家やファーレンハイトみたいな例があるのだから、
特権のない平民はどういう扱いなのか、それ以下の扱いを受けると思っていいんじゃないの?
そりゃあ、貴族と比べれば。
門閥貴族(大貴族>そうでない貴族)>羽振りのいい下級貴族≒羽振りのいい平民
(「羽振りのいい」とは、商売で成功している他、軍人や官僚として出世している事例など)
>普通の下級貴族>普通の平民>零落した下級貴族>貧乏な平民>農奴
て感じだったろうさ。
>>369 でも第三皇位継承者が土下座して飲み屋のツケをチャラにしてもらうんだぜ。
平民の立場の強さは江戸時代後期ぐらいだと思っていいんじゃないの?
>>371 契約は相当重視されてるみたいだな。
自由主義経済がかなり発達していることを伺わせる。
それを背景としたブルジョワ市民も、金髪の支持基盤になったのだろうな。
ロ王朝における下級貴族代表がオーベルシュタイン、ブルジョワ市民代表がミッターマイヤー、両者の中間がロイエンタールといったところか
ゴ朝では、ロイエンタールの場合、母親は、零落しているとは言え、
門閥貴族の家柄の令嬢だったようだし。
どっちかと言うと、「門閥貴族」と「富裕な下級貴族」の中間でないかね。
尚、新王朝では、「貴族」など名ばかりだから、関係無い。
中産階級を増やして基盤にする政策であったろうし。
色目の母方の家の本家って、
シェーンコップ家のご本家だったりしてなあ。
>>366 江戸だと月に10日も働けば1月食えたって話もあるくらいだからなぁ
都市部の生活は楽だったんだろうな
>>371 逆らっただけで、核攻撃されたり、鞭で打たれる平民もいるのをお忘れなく。
「平民」と「農奴」では所有している権利がだいぶ違いそうだな。
>>375 「宵越しの銭はもたねえ」って言葉が江戸っ子気質を表していると有名だが、
江戸時代の研究家がNHKで言っていたけど、
「これはお金があっても使っちゃう」という意味ではなく、
「貯金できるほど現金収入がない」という意味だそうだ。
だから庶民の暮らしは貧しく、家財道具などは個人が布団でくるんで歩けるくらいしかなかったそうな。
>>378 >「宵越しの銭はもたねえ」
「インフレが有り得るので、損をする前に使って居たという趣旨ではないか」って話を
以前俺は読んだ。
>>378 それは庶民が貯金できる金融機関がなかっただけじゃないのか?
あと、火事が頻繁に起きるので土蔵を持っていないレベルの人間は家財道具を持っていないほうが良いだろう。
>>380 うんにゃ。
収入はちっぽけなもので、使ったらすぐ無くなってしまうから、
「宵越しの銭は持たねえ」って強がったのが真相だそうだ。
あと家財を持っている人は大八車に載せて運ぶ。
庶民にとって家財道具といえば布団とそれにくるめる小さな箱くらいのもの。
時代劇をみれば出てくると思うがね?
>庶民が貯金できる金融機関
「講」とか、それに近くないかなあ。
商人への投資とかも、少なくとも安土桃山時代当時から有ったようだし。
>土蔵
貧乏長屋でも、火事でも平気な地下の物置は有った様だ。
ボチボチ、該当の板に行ってくれんかね?
地方星系の貴族統治という行き過ぎた地方分権化によって
帝国内人口の多数を占める平民・農奴の状況が全く異なるようになってしまった。
この地域格差を中央集権化によって是正したのがローエングラム朝であった。という説明でOK?
>>378 日銭収入が多かったてことだろ、都市生活ってそんなもの
農村じゃ蓄えがないとやってられん、収入は年一回の収穫のみって
>>384 ローエングラム王朝が発展したのは、
貴族が独占していた富の再分配、それに伴う投資の増大によって、経済が活性化した。
とある。
「富」というのは、土地も有ったろうし(ばらして、中規模自作農を大勢作る)、
農奴・平民による「労働力」も有ったろうね。
>>367 年収4万帝国マルクというから、生活は楽じゃなかっただろうが、
厳しいというほどでもないと思う。
物価がどういう感じかわかんねえから、
年収4万帝国マルクがどういう感じかわかんねえな。
ええと、帝国軍の曹長の月給が2千数百帝国マルクだったか。
年収だと、2万数千になるな。
上級の下士官が、平均的サラリーマンと比べて薄給とも思えんから
(軍人は衣食住が支給されるのだろうが)、
司法省下級官吏は、それなりに高給取りでないか。
しかし、赤毛父は、金髪の改革後、出世したのかしら。
>>389 あと、ユリアンの初任給が約1400ディナール。
おおむね、1ディナール≒1帝国マルク≒100円って感じに見える。
キルヒ父が出世したかどうかは分からないが、
仕事する必要がないくらいの年金が支給されるのは確実だろうな。
ケンプの場合も、「家族が生活に困ることは絶対にない」と記述があったし。
>キルヒ父
>年金
「自分達の稼ぎも、蓄えも、自分達で積み立てた年金も有りますので、
不要です。
よろしければ、戦災孤児育英基金にでも回して下さい。
あの子も生前、少なからぬ金額を寄付していたようです。
はあ。墓碑銘?
宰 相 閣 下 の お 好 き に ど う ぞ 」
>>392 多分、そういうことを言えば息子が悲しむと思って、
キルヒアイス父・母は言わないと思う。
>>393 同感だな。キルヒアイスの両親は外伝で少しだけしか記述
されていないが、温和で良識ある人物だと思いたい。
だからといって、ラインハルトを恨まないとは言えないが、
少なくとも礼儀は守るだろうよ。
えー?
完璧に礼儀正しいじゃん?
年金を固辞するのは、普通に慎ましいし。
ちゃあんと、出世したお隣の坊やを、「閣下」って呼んでるしさ?wwww
こういうのはどうだ。
「昔、或る家の娘が、皇帝に娘を召し上げられました。
抵抗など出来る訳も無いのに、その家の息子は、父を、
姉さんを皇帝に売ったんだと罵ったそうです。
気の毒なことです。好きで、子供を失う親など居ない筈ですのに。
彼のように曲解されて、罵倒されては堪りません。
お気持ちだけ、頂戴致します。
その年金、私どもの名誉の為に、頂戴出来かねます」
ムライ「春休みになると、395や396みたいな奴ばっかり増えて・・・」
それがどうした
いやいや、金髪様の所業が下種なんだよ。
それについて正確に評したら、
自動的に下種なことを言うことになってしまう道理じゃないか?
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。
ラインハルトも清廉潔白とは言えないが
下種に下種呼ばわりされるほど落ちぶれちゃいないな
>>395 キルヒアイスの父親なんだからそんな事は言わないんじゃね?
おまえの父親はオフレッサーかフレーゲルあたりだろうが。
俺は権力を持っていない下種。
金髪様は権力を振りかざす下種さね。
ちなみにお前らは、差し詰め、
権力者をマンセーして自分もそうなったと錯覚して
いい気分になる、下種以下の蛆虫だな。
自分の言ってる事が下種だと理解しているなら、書かなければ良いのに。
405 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/13(金) 22:50:54
ぶっちゃけキルヒアイス父母がラインハルトを恨むなってのは無理な話。
あんたの姉がたらし込んだんだろ?くらい言ってもいい。
それはそうとロイエンタールの部下のヒゲモジャが、自殺間際に言ってた台詞はラインハルトに
ちゃんと伝えられたのだろうかね?あの台詞こそラインハルトに叩き付けたいんだけどね。
キルヒアイス父・母がそんなことを言わないと思ったから、金髪マンセーになるとは思えないが?
日本語も理解できないんだね、カワイソス
>>405 ベルゲングリューンのああ言いたい気持ちはわかるが、
キルヒアイスはともかく、ロイエンタールには本人の方に落ち度があると思うけどなあ。
SF板のスルー能力の低さは特筆に値する。
多分ボロ船に「敵艦隊」って書いて太陽に突っ込ませたら追いかけて燃え尽きるんだろうな。
いやいや、きっと、
「自分こそは孤独なラインハルト様の理解者なんだ」って
自認してるんだよ。
>>407 義眼と童顔を色目の所に使節に使わしたら、
叛乱は阻止できたんじゃないの?
>>407 自分に落ち度があっても認められないのがラインハルトとロイエンタールだろ
そのせいでキルヒアイスやウルヴァシーの叛乱で大事なものを失うはめになったのだから
そういう二人の性格につけこんだ義眼が上手いといえばそうだが
そうか…もう春なんだな…
>>410 ?
ロイエンタールは臣下なんだから、叛乱など起こさず事態を説明し釈明するのが筋じゃないかい?
ヒゲモジャが言ってた通り、下手したら次はミッタマイヤーも排除されたんだろか?
No.2不要論のオーベルシュタインが黙ってなさそうなんだけど?
実際、ラインハルト亡き後、ミッタマイヤーがその気になれば軍部掌握できないか?
>>414 ここでミッターマイヤーまで粛清する状況になったら、諸将が激しく動揺して、下手すりゃ王朝崩壊だろう。
オーベルシュタインがナンバー2を嫌うのは「組織のためにならない」からであって、
「組織と引き換えにしてでもナンバー2を潰す」という考えになったら本末転倒だし。
ん?帝国のvonつけられる基準ってどういうのだろ?独逸風だったら貴族インフレになってそうだがw
公・・・皇帝の一族+姻戚・・・片手未満くらいの家数
候・・・皇帝一族の血縁者+姻戚・・・両手未満くらいの家数
伯・・・帝国創世記の功労者・・・両手両足未満くらいの家数
子・・・帝国創世記以後の功労者+公の一族・・・50未満くらいの家数
男・・・公+候+伯の一族と帝国騎士出身の功労者・・・100未満の家数
帝国騎士・・・下級貴族の一族+その時代の皇帝より功労を認められた者・・・1万未満程度の家数
>>417 マジレスすると、リップシュタット盟約に参加した家(門閥貴族)が、
確かおよそ3000家。
ロー‐リヒ枢軸に加担した家の数は不明だが、それ以上と言う事は無い筈。
兵力差・財力だと賊軍有利だったので、
まあ、爵位は高くても、大した領地(つまり、その警備隊、私兵)を持たない家が主で、
およそ1000家としておこうか。
よって門閥貴族が合計4000家。
大した財力・勢力を持たない男爵家・子爵家が、4万家位とする。
下級貴族(帝国騎士)は、40万家。
各家平均10人居るとして、貴族総数500万人。
人口250億の国ですよ?
貴族階級は、最低限、それくらいは居るざんしょ。
>>413 一応、建前では、色目は、皇帝の為に、「君側の奸」を除く為に挙兵したのだけどね。
そして実際、少なくとも童顔は、紛れも無い「君側の奸」ではあったし。
あの叛乱において、色目に責任が絶無と言いたい訳ではない。
あの叛乱を積極的に阻止しようとしなかった、金髪の主体的な責任について言っているのだ。
ヴェスターラントの虐殺とその見殺しの件と、或る意味同じだな。
ドイツだと貴族と離婚した女と結婚した椰子でもvon付になるらしいから貴族インフレらしいがwそこまでひどくねえと思うけど
日本だって大昔の政府での役職の名字でも、
現代では一般人として全然関係ない職に就いてる人が沢山いるじゃない。
>>419 ラインハルトとロイエンタールは主従であり、何か問題あった場合、まず引くべきなのは従であるロイ
エンタールの方。ましてや、決定的になったウルヴァシーの一件は、新領土というロイエンタールの
管理する領域で起きた。これだけでも、まず頭を下げて、衝突回避に努めるのはどちらか明白だろう。
この時点で、ラインハルトには何の落ち度もない話なのだからラインハルトが引く理由はどこにもない。
ここまでならロイエンタールが「ハメられただけで、叛意はないんですぅ」と泣いて謝りにこれば済ん
だことだ。しかし、ルッツの死という取り返しのつかない事態になり、弁明どころか理由はどうあれ反旗
を翻したのだから、ロイエンタールに義も理もない。
覇者ラインハルト的には、まず自ら引くという選択肢はない。
要するに、信頼していた相手に突然、見に覚えのない理由でケンカ売られ、殴られたから、「上等じゃ
ねぇか」とケンカを買っただけの話。
これで、ラインハルトの叛乱回避責任を問うのは……ましてやヴェスターラントと同一視するなんて
キチガイ沙汰だ。なんでも偉い方が謝ればいいって中二病的な腐った甘ったれ思考だな。
お前の意見は「ボクは理由もなく殴られても、ボクが悪いから謝ります」と言っているのと同じだ。
障害者を洗面室に引っ込んで泣くまで2人掛かりでいじめるような人間には
そんな最後が待っているんですワン。
投稿者:いぬ
>>422 >ラインハルトが引く理由はどこにもない
>お前の意見は「ボクは理由もなく殴られても、ボクが悪いから謝ります」と言っているのと同じだ。
>>410は、「義眼と童顔を色目の所に使節に使わしたら」と言っている。
>>419は、「あの叛乱を積極的に阻止しようとしなかった」と言っている。
それが何で、お前が言うようになるやら、だな。
皇帝と、その代理人たる勅使ともあろう者が、
この場合、別に下手に出なくても宜しい。
「卿は、少なくともルッツ提督の死について、責任の一端が有る筈だ。
帝都に赴き、然るべく釈明せよ」とでも、堂々と伝えれば良い。
慰撫などは必要無い。
だが、実際問題として、2人が色目の所に出向くだけで、
色目の大義名分である「君側の奸を除く」、
或いは色目の不安要素だった「もし出向いても、あの2人に陥れられる」は、
いずれも成立し得なくなるのだ。
色目としては、2人に茶でも出してから、金髪のところに出向けば良い。
それで概ね、大事にはならずに済むな。
425 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/14(土) 18:37:54
ウルヴァシーの事件で、「帝国マルクで賞金」もらったら、
ラインハルトを暗殺すると、帝国中が大混乱で帝国マルクも大暴落する可能性がありだな〜〜
つまり、金髪暗殺成功→帝国マルクの賞金もらい→即座にゴールドなどを買う→帝国マルク暴落→資産保全可能
とでもなるのかな〜〜〜〜
>>424 それは違うでしょ?
ロイエンタールがまず皇帝の身辺に危険が及ぶ事態を防ぐことができなかったことを謝罪し、
ルッツが死んでしまったことを詫びた上で、
身の潔白を主張し、今回の襲撃が陰謀によるもの、その陰謀が自分と皇帝の仲を裂く策謀であること、
自分が謝罪に参上できないのはオーベルシュタイン、ラング両名に粛清されることを恐れたから・・・と伝えたのなら、
ラインハルトにも今回の事態を収拾する責任が生じると思うよ。
ただ実際問題として、
ロイエンタールはラインハルトに謝罪することも、身の潔白を主張することも一切せず、
一気に兵をあげて君側の奸を討つと称して叛乱への道を駆け上がったんだぜ?
むしろ、ラインハルトが平和裏におさめる方法をロイエンタールの方から閉ざしたのだから、
非は完全にロイエンタールにあるだろう。
>非は完全にロイエンタールにあるだろう
杓子定規な筋論を言ってんじゃねえって、いい加減、判れ。
政治や外交てのは、結果だ。
手段に筋が通っていようが、駄目な結果が出たら評価されない。
たとええげつない手段でも、マシな結果が出るなら評価される。
ラインハルトは、筋として間違っていなくても、
政治家として、そして取れる手段に幅が広い筈の独裁者として、
万全を尽くさなかった。
結果、功臣中の功臣を死なせることになり、不毛な内戦を阻止できず、
身内同士の殺し合いを発生させ、大勢の犠牲者を出した。
「効率」をもって独裁を正当化し、
「結果」を持ってその権謀術数の数々を正当化する、
ラインハルトの取っていた筈の姿勢としては、明らかに矛盾破綻する。
政治家としてのみならず、
新体制の創始者としてそうで在らねばならない政治思想家として、
これは、もはや自殺行為にも等しい。
内戦後、自殺した彼は、いっそ、こう叫んでも良かったな。
「あんた、完璧じゃないじゃないか!! 何が名君だ!! 何が善政だ!!
筋を通していたら出来ない正義と繁栄を達成するのがあんたの金看板じゃないか!!
あんたを信じて戦って死んだ皆は、何の為に死んだんだ!!
この、裏切り者!!!」
>たとええげつない手段でも、マシな結果が出るなら評価される。
それを言っちまうと、ヴェスターラントの件は正しかったと判断されて仕舞うが。
430 :
俺リマーソ:2009/03/14(土) 20:47:18
ヴェスの件は、結果的にも損してるよ?
だって、赤毛と仲違いしちゃって、挙句、失うことになったじゃない?
現実論で言えば、それだけで、充分アレを否定出来る。
432 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/14(土) 20:52:22
ロイエンタールは追い込まれたから反乱を起こしたわけだけど、それ以前から反乱願望があったんじゃない。
実際、それらしい台詞をなんども吐いてる。
ルッツの死を聞いた時も追い詰められたっていう考えと同時に、これで反乱を起こすことができるという考えになったんじゃないかな。
>>429 まあそれと、ヴェスの件は、あの内戦のあの時点では、
戦争は、ガ要塞近辺でのみの物になっていて、
それ以外では帝国全土、ラインハルト派が制圧していたから、
もう、市民とはほぼ関係無くなっている。
見殺しと、それによって賊軍の崩壊を早めると言う話は、
賊軍の兵力を殲滅せずに接取し、
来るべき同盟との戦争を有利にするという一点において正当化出来る
(仮に同盟軍が来ても、所詮は振り絞って2個艦隊程度、
赤毛の別働隊だけで阻止出来たろうしな)。
だが、「賊軍の兵士より、当然、民間人の方が大事」
「同盟とは講和すれば良い」と言う考えなら、上記は成立し得ない。
>>432 そいつは、基本、神視点でないと判らないことだ。
ラインハルトの落ち度とは無関係な話だな。
434 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/14(土) 21:07:30
>>433 大半の領土を制圧してたなんて書いてあった?
核攻撃をさかいに急速に人心が離れていったんじゃないっけ?
>>434 >大半の領土を制圧してた
1.「貴族連合軍はガイエスブルク要塞に追い詰められたのだ。
あわてる必要は少しも無かった」と作中、地の文で明記された件。
2.キルヒアイスの辺境計略が成功した件。
>核攻撃をさかいに急速に人心が離れていった
その具体的効果としての、賊軍の焦燥と自殺者や脱走者の多発、
そして終局での自己崩壊だ。
>>434 ヴェスターランドが連合の手中にあった時点で
領土の大半を制圧したといえるか?
ラインハルトは、やろうと思えば虐殺を阻止できた。
ヴェスターラントもまた、ラインハルト派の制宙権下に有ったと言う事だ。
>>428 なにを言っているだい?
ゴールデンバウム王朝だろうとローエングラム王朝だろうと、
専制でも君主が定めた法や決まりがあり、
それを臣下に守らせることで国の統一と統制がなるんだ。
ロイエンタールが行ったことは自分の主張を武力で訴えることで、
これは専制国家でも邪道。
臣下としての守るべき、国家を維持するために支配者が定めた法や決まりごとを破ったのさ。
だから、決まりごとを守らせる立場のラインハルトからすれば、
決まりごとを破ったロイエンタールを討つことは、政治的にも、専制国家の君主としても当然であり、
国家を統制する立場の者からすれば正当な手段なんだな。
なぜならこれを放置すれば、専制君主が定めた法や決まりごとを臣下が勝手に破っても良い、
不当なら武力で訴えることも認めるということになり、統制や秩序が保てなくなるからなんだ。
わかったかな?
>>428 表向き、非は完全にロイエンタールにある(ハメられたとかは関係ない)。
率先して出向いて頭下げるのが筋で、丸くおさめるための最低限の「誠意」だ。
そもそも、ラインハルトがウルヴァシーから生還するまでの約一ヶ月の間、ロイエンタールはどれだ
け謝罪と釈明の機会があったろうねぇ。
調査の結果待ち? まず、陰謀を阻止できなかった不手際の謝罪と、自分は関係ないと釈明するの
には、そんなのはいらない。
「オーベルシュタイン怖い」も理由にならない。そんな寝言いうヒマに不始末の責任とは別に「我に
叛意なし」と堂々と正面から出向くべきだ。オーベルシュタインも、ラインハルト帰還前に謀殺するよう
なマネもしまい(追い落とすには、もう十分だし、もし何かあれば、確実に自分が疑われるのだからな)。
ミッターマイヤーもその点は事前に釘を刺すだろう(実際のところ、これで戦う理由ができたロイエンター
ルの言い訳でしかないだろう「オーベルシュタイン怖い」は。ヘタレすぎる)。大体、ロイエンタールが
オーベルシュタインの謀略を警戒している発言、本国の連中はしらんだろう。ならば、その不安を排除
するために先にこちらから使者を送るという発想はないし、反逆者認定寸前な人物に、気を使ってや
る理由も当然ない。
やはり筋論として、通信でも使者でもいいからロイエンタールから謝意と誠意を示すのが先なのだ。
しかし、彼は「不毛な内戦を阻止する万全の努力」を放棄し、反旗を翻したのだよ。
ならば、ラインハルトは
>>439のように国家秩序の体現者である君主として、ロイエンタールを討つ
義務がある。
>内戦後、自殺した彼は、いっそ、こう叫んでも良かったな。
詰まるところ、ロイエンタールは状況を利用して、最大の忠誠と敬意を捧げているマインカイザーと
ガチ勝負をやりたかった本心を解き放ち、十分「楽しんだ」わけだから、間違ってもそんな戯言は言わ
んだろうな。ラインハルトを否定したら、そんな自分が惨めになるだけだ。
>>440 後半の部分、それはロイエンタールでは無くベルゲングリューンのつもりで書いていると思う。
>>440の内容自体には同意するが。
442 :
440:2009/03/14(土) 22:40:28
そうすっね。おや?とも思ったんだけど、ついロイエンタールと解釈してしまったよ。
下段はナシということで。
しかし、ラインハルトも「完璧じゃないじゃないか!」と言われても困ると思うが。
「だから、どうした。陛下は自らを完璧と言ったことは一度もない。勝手に決め付けて、勝手に幻滅
するとは愚かな―だから、ロイエンタール元帥の無謀を止めることが出来なかったのだ。無能な
忠義者というのは見苦しいな」と、オーベルシュタインはフェルナーに言うだろうなw
結局ベルゲングリューンだってロイエンタールの叛乱に乗ってるわけだからな。
ロイエンタールが引く姿勢を見せない時点でふん縛ってでもフェザーンに連れて行く
という選択肢も可能だったはずだ。
あのロイエンタールなら誤解も解けるだろうと誰もが思うのに、
こんな簡単?に死んで、自分はここが作中で妙にひっかかる。
ラインハルトと戦いたいのは分かるけど・・・チンケな反乱の誘いうけに乗るし、
逆にそんなんで死んでいいんだとか思ったけどな。
ロイエンみたいな頭良い奴の考えることはわかんないな。
ようは色目が
「自分がしたことを謝れと言うなら、なんぼでも頭下げに行きますが、
してないことを釈明に来いと言われても、死んだっていやだ」
だったんだろ。
ラグナロック作戦のヤン艦隊大活躍の巻で帝国はヤンに頭を悩ませてたけど
帝国側は艦隊を一個に固めたらよかったんじゃないの?
>>446 そうすると、侵攻ルート周辺の制圧や偵察ができない。また、あれだけの艦隊が固まっていると、
移動するだけでも大変だし、侵攻ルートが一本になってしまって、迎撃する側も対処しやすい(分散
包囲が望ましい)。
ひとつにまとめれば、確かに各個撃破されることはないが、↑のように柔軟性、機動性に欠ける。
大部隊は、地の利のある小部隊による神出鬼没なゲリラ戦術には、どうやっても対処しにくい―
ならば、作戦計画上便利な布陣でやり通した方がマシ。
一旦引いて、兵站を確保した後、時間をかけて狩り出すのが上策だと思うけど(ダブルヘッダーで
連敗したが、さらに連戦を強いれば、必ず勝ち目が回ってくる)、まだいくつかの艦隊の損耗を覚
悟する必要があるし、遠征作戦だからそう長々とはやってられない。痛い目にあわせられるだ
けならいいが、提督クラスに戦死が出ては士気の維持的に困るし、何よりラインハルトの性格的
にも「のんびり根気よくやる」はない。
となると、やはりバーミリオンみたいにおびき出すしかないか……。
結果論で言えば、ビッテンの言うように首都を一直線に目指せば良かったんじゃないの。
却下された理由って、ヤンが首都陥落後もゲリラ戦に徹すれば対処に困るってことだったが
ヤンの性格的に同盟政府が降伏して停戦命令を出せば従うってのはヒルダも分析してたところだし。
全軍一直線じゃアルテミスの首飾りのときみたいな奇策で全滅させられるかもわからんでしょ。
>>447 一番楽なのは、ヒルダの献策どおり、とりあえずハイネセンを陥落させて
ヤンに降伏を命じるという方法だろうなあ。
ただ、ラインハルトはそれを潔しとしなかったし、
首都を落としても主力部隊が無傷なら、史実の自由フランス軍みたいに戦い続けるだろうと思うのが
幕僚たちの普通の感覚だろう。
>>448 仮にヤンが戦い続ける気満々だったとしても、
ハイネセンが帝国の手中にあると行政システムが崩壊するので、
補給がスムーズにいかなくなって戦力は劣化していくと思う。
各補給基地にしてみれば、首都と決別したうえで独立してヤンを支援しなきゃいけなくなるわけで、
そのストレスはそうとうにでかい。
てことは、ヤンにはハイネセンの早期解放が要求される。
ハイネセンを確保した上でヤンに決戦を強要するというのが無難な線だったようにも思えるな。
しかし同盟も領内に侵攻された時点で政府機能を別の所に移転させるとか
普通考えそうなものなのだが。
政治システムは各星系の自治もあるから軍事的指揮系統と政府中枢の移転だけで
も短い期間で可能じゃないかと。
>>452 領内に入られたぐらいで、それは弱気すぎるだろう。ビュコックが敗れた後くらいからだな。
フェザーン方面からの侵攻をまったく予想していなかったから、第二本営はフェザーン方面
にあって、移動したくてもできなかったとかねw
454 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/15(日) 21:22:51
●「地球教」 は 「創価学会」 にそっくりだなwww
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ああ、守銭奴豚を拝んで自分が社会の役に立ってるという
勘違いしないと生きていけない負け犬が入信するポルノ仏教ゲキョリータね。
>>448 ヒルダ自身も、ヤンが同盟政府の停戦命令に従うか賭けだったって言ってたからなあ。
ラインハルトのピンチで賭けに出るしかない状況で結果として賭けに勝ったってだけで、
ピンチになる前から賭けの作戦に出るわけにはいかなかったのだろう。
>>450 >ただ、ラインハルトはそれを潔しとしなかったし、
突き詰めると、結局のところ理由はこれ↑だw
>>457 戦時なら現実にも政治軍事の中枢機能の移転はありうるが。住民は別として。
>>458 松代大本営みたく事前に準備しておくならまだしも、
あの状況では亡命政府程度のことしかできないのでは?
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/16(月) 10:10:56
そもそも、同盟を生きながらえさせることを
トリューニヒト(フェザーン)が望まないのであれば
移転案が出たとしても否決させるだろうな。
>>459 ぶっちゃけ、ヤンに発破かけることしかできないだろうね。逃げないでも同じだが、座したまま政府
機能を殺されるよりはマシだ。本編どおりの展開で、双璧が来た時に首脳が誰もいなければ、それ
だけでラインハルトは終わってた可能性高いし、逃げたのが察知されていても、逃げ回ってりゃあ
首都を落として政府から停戦命令出させるというヒルダ案は根本から成立しない。
だからと言って、ホイホイ逃げていいわけでもないがね。
理由はどうあれ、ハイネセン市民を見捨てて逃げるという形には違いない。国民も理ではわかっ
ても感情的には納得しかねるだろう。政府不信になっては生き延びても意味がない(それどころか、
裏切り者として帝国に売られる可能性すらある)。
I shall return と言って信用される程度に、先の見通しとか浸透させておかないとね。けど、戦力
ないし、支援国ないでは……。
>>461 ハイネセンは降伏しといて、ヤン艦隊に国防委員長代理でも
いて政権たてとけばよかったのにねー
463 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/16(月) 22:58:13
確か作品中にトリューニヒトが「戦争を止めることを決定するのは議長の権限」みたいなことを言ってた気がする。
だとすると首都移転をしようが、国防委員長代理がヤン艦隊にいようがトリューニヒトが降伏する、と言ったらそれまでじゃないのかな?
>463
それは神の視点だな。
トリューニヒトの思惑はべつとして、
ハイネセンが制圧されたってのが降伏理由だったのだから、
首都移転していたなら降伏理由にならないんじゃないか?
ってのが、現在のお題だろ
>>463 議長の権限でできるらしいけど、
原作だと軍や政府の高官を集めて会議を開いていたから、
なにかしら条件があるんじゃないかい?
>>29 全部ルドルフが悪い。
まず貴族には白人しかなれなかった。
貴族以外は農奴・平民だが、そのことを不満に反乱すると
強制収容所行き。
銀河連邦時代の人口が三千億で、
帝国時代の人口が四百億。
このものすごい人口減少を考えれば、
貴族以外は徐々に淘汰されていったと
考えるのが妥当。
今の平民や農奴も、貴族の子孫しかいなかったりして。
>>462 政府・軍部のお偉方は「スペースフォースワン」にでも乗って、
ヤン艦隊後方の補給部隊の中にでも居れば良かったのだ
(惑星ハイネセンは「無防備宣言」)。
そこに居れば、「民間人を見捨てて逃げた」呼ばわりもされまい。
>>463 確か作品中にトリューニヒトが「戦争を止めることを決定するのは議長の権限」みたいなことを言ってた気がする。
だとすると首都移転をしようが、国防委員長代理がヤン艦隊にいようがトリューニヒトが降伏する、と言ったらそれまでじゃないのかな?
俺の記憶にそういう台詞は無いが、
アムリッツァの遠征決定時には、単なる多数決ではない煩雑な手続きが有った。
ああいう状況での停戦・講和なら尚のことだろう。
てか、議長の独断で停戦できるなら、150年の間に、
誰かが和平を為し遂げているのではないかな。
>>466 >貴族以外は徐々に淘汰されていったと
考えるのが妥当。
人類と言う種全体が、活力を失った、と見るべきでないか
(少なくとも帝国では。同盟では、10万から始めて、100年後には1億は居そうになっているし)。
あと、アーレ・ハイネセンら以外にも、500年の間に、
数億数十億数百億単位で、逃げ出している連中が居ると思う。
>>460 >同盟を生きながらえさせることを
トリューニヒト(フェザーン)が望まないのであれば
当時は、フェザーンはもう壊滅状態だ。黒狐も潜伏中。
ヨブの背景に居たのは地球教。
そして、フェザーン=地球教ではないし、
ヨブ=地球教でもない。
ヨブにしたら、ヤンが金髪を倒す状況も胸算用していた筈だ。
負けるつもりなら、ランテマリオ会戦の敗戦で降伏したって良い。
あの時点での停戦は、多分、地球教の強要だ。
あそこで金髪を倒しても、同盟や地球教としては、
双璧らの残存帝国軍は、基本はどうしようもない。
同盟は、とりあえずは助かるだろうが、弱いのは変わらない。
ヨブへの影響力で同盟を或る程度操れても、メリットが低い。
それより、一旦は帝国に勝たせた上で、どうにかして、
その支配権を横取りする算段だったのだろうな
勿論、キュンメル事件も準備済みだったのだろう。
>>467 あのトリューニヒトが、後方とはいえ
最前線の艦隊の近くなんて危ない所に行くわけないと思う
俺は、あの当時の同盟では、ヤン艦隊の側が、実質一番安全だったと思うけどね。
少なくとも、丸裸のハイネセンよりマシだろ。
>>470 トリューニヒトは能力についていろいろ言われたことがあるが、
おまい程バカじゃないwww
>>470 ハイネセンの地下シェルターに隠れていたほうがマシだろ。
>>470 そこまでヤンの能力を評価し信頼していたのなら、
あそこで降伏なんかしなかったんじゃないかねー?
>>472 その場合、元首としての声価が地に堕ちるし、現に堕ちたし。
帝国軍が形振り構わず、地殻津波を起こす様な
巨大隕石でも落っことしてくる可能性も有ったんでないかね。
>>473 あの降伏について、ヤンの能力への信頼はあまり関係無いとは思うが
(回線は繋がっていたのだから、報告は入っていたろうし、
それを積極的に否定する理由も無いし、
「信頼」以前に、同盟軍勝利目前って把握出来ていた筈だ)。
まあそもそも、俺は、ヨブのあの降伏は、
地球教の強要によるものだと思っているよ。
>>468 トリューニヒトは地球教と組んで帝国を乗っ取る予定だったから
同盟なんてどうでもよかった、ということ
ラインハルト暗殺とそれに付随するマリーンドルフ一族の追放は地球教にまかせておけばよかった
あとは帝国三長官始末すればあとはどうとでも
>>476 それが本当に「予定」だったとしたらどんだけスイーツなwww
「負けるつもりなら、ランテマリオ会戦の敗戦で降伏したって良い」を、
100回ほど声を出して復唱しろや。
>>475 強要ではないねえ。
あいつは「いつも利用する側」なんだから、利用されることはないよ。
「起爆装置、キュンメルに持たせる奴以外にもう一個作っておくべきじゃね?」
と誰かが言い出しさえすれば大体上手く行ったはず
>>474 トリューニヒト的には、命あっての物種だろ。
元首としての声価など、2の次、3の次。
で、ヤン艦隊の側より、地下シェルターの方が
安全であることに変わりはない。
>>475 状況的に強要じゃあり得ないだろ、JK
あの状況でのトリューニヒトにとって、ヤンを信頼できようができまいが
同盟軍が勝利目前だろうが敗北目前だろうが関係ない。
現に危機に瀕している自分の身の安全こそが、最優先だったろ。
そのための降伏だ。
483 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/18(水) 03:55:38
ヤンは年金で暮らすとか給料分の仕事とか慎ましく暮らすとか言ってたけど
どれくらいの収入や年金が貰えたの?
現実の軍人ならどんなもん?
あとこの作品はいろんな歴史の人物、出来事を参考にしてるらしいけど
誰のモデルは誰とか、この戦いはあの戦いを元にしてるとかあるの?
個人的にはラインハルトとアッテンボローが気になる
聞くより自分で調べた方が面白いよ
どうせ春休みで暇なんだろ
自衛隊だと30才くらいの定年から65才までの定年が合って、退官金が10倍以上差があったような年金も数倍違うし
ヤンとビュコックの年金が同額なのかは気になるな。
同額とは思いたくないところだ。
給料は、役職とか勤務地とかで違いあるんかな?
こちらはヤンのほうがビュコックより高いとかはありそうだが。
>>477 ランテマリオ敗戦時はヤン艦隊が健在でハイネセンに差し迫った危機があったわけじゃない。と言うか
ビュコック艦隊の生き残りと合流したヤンがハイネセンでアイランズと会談する程度の余裕すらある。
そんな状況であっさり降伏なんてどれだけ反発招くんだよ。バーミリオン会戦時の「帝国軍主力と
交戦に入ったヤン艦隊の状況は不明(とでも言い逃れられるかと)、ハイネセンは眼前の帝国艦隊に
政府施設を攻撃されている」と言う作中の降伏状況とはまるっきり違うんだぞ。
勤続年数とか考えるとビュコックの方が高そう
てか、ビュコックの方が高くないとおかしくね?
>>487 最前線の後方で、帝国軍がハイネセンあたりまで侵攻してくるのは当分ないという
楽観的な見通しだったんだろうと。それで退避せずに政府機能がハイネセンに残ってたということもあるか。
ヤンも首都を急襲されるとは予想もしてなかったようだし。
>>489 ヤンはラインハルトの性格から「決戦の間に首都を攻撃することはないだろう」と読んでいたから
あの作戦に打って出たんだと思う。ラインハルトから見てもある意味ヒルダにしてやられた、と言うか
ヤン、ラインハルトの両者にとって予定外の出来事だったし。
バーミリオン会戦の勝敗を決したのは、ヤンとラインハルトの力量差じゃなくてヒルダみたいなのが
同盟にいなかったことなのかも知れないと思った。トリューニヒトが雲隠れしたところでトリューニヒト抜きの
同盟政府をまとめた覚醒アイランズは確かに頑張ったんだけど、覚醒ついでにもう一頑張りするか
ホワン・ルイ辺りが気を回して、「決戦の結果が見えるまで政府を一時避難させよう。ハイネセンで
コソコソ隠れてる奴は探すの面倒だしほっとけば」とやったらトリューニヒトとかどうなっただろう・・・・・・
>>487 もともとは、トリューニヒトが負けるつもりでいろいろやったという反論であって、
別に降伏の時期の是非についての話じゃなかったと思うが?
>>490 トリューニヒトがあの場面でアイランズ達を邪魔をするとは思っていなかったんだよ
ヒルダがヤンとラインハルトの決戦の邪魔するとは思ってなかったのと同じで
そういう意味ではヒルダとトリューニヒトは政治家そのもの
>>490 ヒルダの個人プレイばかりが目立った形になっているが、
結局は組織力の差でしょう。
本来一兵も指揮することのない女性の献策に、
ミッターマイヤー、ロイエンタールのような一流の将帥から、
結局巡洋艦を貸し出すことになった高級士官、
人間の作ったものの中で最高の速度で移動した高速巡洋艦の乗組員など、
上から下まで全てラインハルトを救うために行動したんだ。
同盟には人材的にも組織的にも、これに適わない。
バーミリオンの話が盛り上がってるな。
もしあそこで理由はともあれラインハルトが討ち取られていたらその後の帝国と同盟はどうなっていっただろう。
トップ一人に軍事的にも人事的にも依存した体制で、そのトップが死んだとき帝国軍は無事にオーディンに
帰りつくことができるのだろうか。
同盟軍と呉越同舟して政権を奪取を図る帝国独立勢力だって現れるよな
そこら辺はルビンスキーやボルテックあたりが上手く動くだろう
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/18(水) 23:50:00
>>495 たぶん、双璧が中心となって撤退していくんじゃないかな。
その後はヤンの予測した通りに内乱が起きる可能性もある。
結局、双璧が相打つ流れになったりして
で結局、地味な「え? 誰?」というようなヤツが総取りして以後数百年続く政体を築くんですね。わかります。
アイゼナッハですねわかります
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/19(木) 12:36:13
ラインハルトの戦死後の帝国でありえそうなこと
@内乱が長引き、各地に小国家が乱立
A双璧+義眼が協力し合い、なんとか他の提督たちを押さえ込みながら支配
Bフェザーンや門閥貴族残党がチャンスとばかりに各地でテロを実行
C怒ったビッテンあたりがハイネセンを無差別攻撃→ハイネセンは焦土に
D内乱が続いた挙句、
>>499のようなことが起きる
>>495 とりあえず、双璧を中心にまとまって早期撤収に努めるだろう。一気に瓦解したら、ヤバすぎるから
他も協力する。
ラインハルト死亡、帝国軍敗走の報が広まったら、フェザーン回廊はヤバすぎるから、ちょっと無理
しても確保してあるイゼルローン回廊から帝国領に戻る方が安全かな(ここらで意見が分かれて、離
脱するヤツが出るかもしれない)。
帰還後は……。
とりあえず、提督連中にはラインハルトの後を継ごうという突出した野心家はいない。なんだかんだ
で、ラインハルトに惹かれてまとまってた一党だしな。
とは言っても、自衛のためにも何らかの体制を確立して、治めないと話にならない。高位の文官系
の人物―たとえばマリンドルフ伯辺りを担ぐか、ラインハルトの血縁だからとアンネローゼを担ぐか、
あと誰がいるかな? 提督連中から押されるなら、ミッターマイヤーかな。ロイエンタールが立つ事は
ないような気がする。彼はラインハルトの覇気に刺激されてきたから、それがなくなると逆に「もうどー
にでもなれ」と腐抜けてしまいそうな気がする。自ら覇を唱えるより、親友を支える方にやりがいを見出
しそうだ(最後にはやっぱり叛乱起こす、とw)。
ミッターマイヤー自身、特に政治的野心も構想もないから帝政の維持にはこだわらず、一気に
共和化を進めてしまったりして。
政治的野心も構想もないんだったら生まれ育った政治体系を
劇的に変えるなんてありえない
>>495 同盟側はトリューニヒトが民衆の支持を失ってアイランズが昇格。
それれとともに軍、政府内のトリューニヒト閥を排除。
同盟軍はヤンのもとに残存戦力をまとめて帝国の内乱に対して
防備に専念し戦力の回復を図るというところか。
あの後の処理が上手く行ったとして。
地球教も健在だし、黒狐も陰でどう絡んでくるか。
同盟側としては自由惑星同盟への亡命を求めるのでなく、共和思想の伝播に努めれば意外と帝国人にも
馴染むのではないだろうか。
いくつもの共和国が乱立する世界を狙えば同盟としては「打倒ルドルフ」を果たしたといえるのではなかろうか。
帝国ではロイエンタールがアンネローゼをむりやりものにしてラインハルトの後継者を狙う。
オーベルシュタインは沈むブリュンヒルトからちゃっかりシャトルで脱出。カサリン・ケートヘン一世を擁して正当性を主張。
どちらにも反発する諸将が一団をつくり三巴が続く。
同盟では、ビュコック統合本部長、ヤンが司令長官、チュン・ウー・チェン総参謀長。
フェザーンはルビンスキーが復活しボルテックを放逐。
この先どうなるかはお好み次第だなあ。
508 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/20(金) 00:58:12
私はむしろ、バーラトの和約後、レンネンカンプが暴走しなかった場合を考えてみたいなあ。
つまり、2年後のラインハルトの病死まで、大きな波乱が無かった場合の話だ。
同盟がまだ存続しており、ヤンも健在である状況でラインハルトが死病に冒されてしまったら、
帝国側はどんな選択をしただろう?
ラインハルト「余が死した後三年伏せよ」
>>508 それは確かに気になるな。まず、同盟側は国家としては存続してるとしても軍備縮小は完了してしまっているだろうから
帝国と再戦するにしろ作中みたいにヤン・イレギュラーズ(に相当する反帝国勢力)に合流させるにしろ、まともな戦力は
捻出出来そうもないだろ。「動くシャーウッドの森」も数年単位での潜伏を想定していたとは言え、実際に数年間潜伏
することで士気がどうなったか不明だし、作中と比べて相当不利な状況になるかと思われ。
で、帝国側。レンネンの暴走が無く同盟領が完全征服されて新領土になることもない、と言うことはロイエンタールの
叛乱も起きようがない、はず。ただ、オーベルシュタインはロイエンタールを危険視しているしロイエンタール側も色々と
くすぶり続けそう。その辺を上手く処理して一枚岩になれているか、ラインハルトが死病に冒された事で引火するような
火種が残るか。そこが最大の問題だろうな。
ここで地球教、トリューニヒト、ルビンスキー辺りの地下勢力。トリューニヒトは帝国亡命しているから憂国騎士団は瓦解するだろ。
フェザーンを押えられたルビンスキーも含めて地下勢力の活動は帝国側に移行するのは確実な気がする。となると、上の問題は
「地下勢力の暗躍に帝国首脳部がどう対処するか」にかかってくるだろうな。
>>495 ヒルダの判断、色目賛同で疾風は反対するが2対1で、ハイネセン完全焦土化。追撃されない状況にして、同盟領から全面撤退。
帝国は(義眼は金髪と一緒に死亡で)3人中心に立憲君主制へ。
同盟は混乱が収拾してからヤンが大統領?になり、地球教はつぶしてくれる。
>>508 最終的にヤン勢力がイゼルローンにこもり、帝国は回廊の両側を封鎖してそのまま放置。
>>510 >レンネンの暴走が無く同盟領が完全征服されて新領土になることもない、
完全併合は時期尚早と段階的に行う予定だったのが、レンネンの失敗と死をダシに一気に
併合に踏み切ったんだから、レンネンが失敗しなければ、武力併合ではなく、平和的に併合
されただけだろう。その後、旧同盟領がどういう位置づけになるかは、その時の情勢次第だが、
当面新領土扱いにはなるだろう。
総督を置くことになれば、順当にいってレンネン横滑りで総督就任か(併合への環境を整え
たのはレンネンの功績だし、旧同盟側にも信頼されているということだから、ここで代える
意味・メリットはない)。
>オーベルシュタインはロイエンタールを危険視しているしロイエンタール側も色々と くすぶり続けそう。
↑のようになったとすると、レンネン躍進で双璧のカウンターになるので、オーベル的にも
好ましい権力バランスになり、特にロイエンタールを危惧する必要もなくなる。むしろ、臣下の
ひとりとしては最大の力を持つことになるレンネンへのカウンターとして双璧を中心に固める
必要が増すので、矛先を収めなければなるまい。無論、感情的しこりは残るだろうが、それで
揉めるほど双方子供でもない。
そのままラインハルト崩御となれば、本編どおりヒルダ摂政体制になるんでは?
>>510 平和的に併合と言うが、ラインハルトなき帝国にそれが可能かな? むしろ、自国内を
まとめるのに精一杯で、同盟側に手を出す余裕が無くなる可能性が十分に有る。
一方の同盟としては、この隙を突いて一気に帝国の実効支配から脱しようとするはずで、
そのためにヤンがかつぎ出されるのは必然だろう。そしてヤン自身は、やはり、その時点
では、同盟の滅亡は許容し得ないだろう。
ふたたび全面戦争になる可能性は低い(双方ともにその余力が無い)と思うが、回廊二つ
を鋏んで再度にらみ合いになる可能性が高いと思う。
実は、それらの問題すべてを一気に解決できる方法が、一つだけ有るのだが、それが何
なのかわかるかな?
女はな〜
知性もカリスマ性も戦略センスも世界史に残る傑物レベルを持って男を支えてても、
その男が死んだ途端にgdgdになって自滅するのもいるからな〜
クレオパトラとか。
言いだしっぺの
>>508はラインハルトが原作通りの寿命しかないこと前提で問題提起してるけど、
同盟との戦争がなければラインハルトが戦陣に立つ事も無いから、その分体力面や治療体制に余裕が出来て数年は長生きするんじゃないかな
同盟サイドの主戦級の提督はヤン、ビュコック、アッテンボローはハイネセンいるわけだし、ビュコック相手でラインハルトが周囲の制止押し切って出陣するとも考え辛い
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/20(金) 16:55:21
>>511 ハイネセンには艦隊がいなかったわけで、わざわざ焦土にする必要はない。むしろ、負けた腹いせに民衆を大量虐殺したとか言われて評判を落とすだけ。
>>515 例え赤毛が生きてたとしても、
自分でどんどん仕事作って結局同じぐらい働くわよ。
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/20(金) 17:01:00
金髪が戦死した後に双璧+ヒルダが実権を握ることはない気がする。
あのハイネセン奇襲作戦は成功したから三人が称賛されたのであって、金髪が戦死してしまったら、双璧は自分達の武勲をたてる為に主君を見殺しにした、ヒルダは救援に向かおうとした双璧を唆したとか言われて失脚していく気がする。
>>518 ミッターマイヤーはヒルダの実力を認めているけどロイエンタールはヒルダを良く思ってない
なんだかんだで最終的にヒルダは自然に失脚しそう
結局ヒルダの一番の理解者はラインハルトだから原作通り皇妃にならない限りは中心には残らなそう
>>519 悪く思っているのはヒルダのほうであってロイエンタールじゃないな
そもそも他人のお気に入りの女にアレコレ悪口いうのは
ロイエンタールだって酒飲まないとまずやらないだろうし
>>513 再度睨み合いにもならんと思うよ。
弁務官レンネンの仕事次第の面もあるが、ラインハルト崩御で旧同盟が蜂起しようとしても
戦力が事実上ないだろ。
解体された艦隊の残存戦力、メルカッツに託したイレギュラーズと警備隊+α……いいとこ1,2個
艦隊だな。
それでなんとかしようと思えば、本編どおりにイゼルローン再奪取して、立て篭もるしかないが、
それはハイネセン他をまとめて放棄するに等しい。ヤンはラインハルトの性格をアテにして、自治
領として小さな共和政体の存続を認めさせるのが戦略目標だったから、それでもよかったが、
ラインハルトなし状況で、同盟の復活を目標にしたら、さすがにサジ投げるだろう。
帝国側がしばらく混乱していてもいずれ何らかの形でまとまるのは明白。最悪、帝国全戦力と
一個艦隊でガチンコ。ラインハルトみたいにいらんプライドでヤンとの一騎打ちにこだわるみたいな
ことしないだろうから、全軍で正面から押しつぶそうとしてくるだろうな―スチームハンマーで来ら
れたら、もう策でどうにかなる次元じゃあ……地の利があり、粛清で人材最低のソ連軍が相手の
フィンランド以下では、軍事的には手の打ちようがない。
帝国側が長い内戦状態になるのを期待して、どちらかが同盟言い出してくるのを待つか……。
>>516 その心配はない。
なぜならあの当時、同盟は帝国の亡命政府を認めてしまっていたため、
帝国の軍民・民衆から憎まれている。
解放者であり圧倒的支持を受けたローエングラム体制を崩壊させたとして、
未来永劫恨まれるだろうよ。
>>520 そのヒルダを気に入ってる人が死んでしまってるんだから、
悪口言っても大丈夫じゃね。
レンネンって、うまく仕事をやり通せてたら新領土総督就任できて、
双璧越えしてたのかぁ
>>524 新領土総督はロイエンタール級の器量がないと難しいんじゃないかな?
みんなの予想はそれぞれ説得力があってなるほどと思うが、
>>511のだけはあり得ないと思う。
>>522 論外だな。帝国が体勢を立て直すにしろ内紛に陥るにしろ、
同盟の帝国に対する敵意を煽ることによるメリットは皆無だよ。
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/21(土) 01:10:45
>>521 ラインハルト無き後誰かが新帝国を掌握したとして、
政治的なしがらみも無いのにわざわざ巨費を投じて
同盟領併呑を企てたりするものだろうか?
それこそラインハルト級の器量でもないかぎり混乱によって
軍事・経済的に疲弊した旧帝国領を治めるので手一杯となり、
当面は帝国側が優位を確保したまま膠着状態になると思うな。
>>527 信長の後を継ぐみたいに秀吉が統一したように、ラインハルトの「後継者」として認められ、権威を
確立するために、不完全で終わった同盟併合とヤン打倒を成し遂げる必要はあるかもしれない。
まあ、帝国まとめてからだなぁ。
>併合
間接支配の方がエレガントだぜ?
馬 鹿
が多いなあ
カバは引っ込んでろ
>>526 >同盟の帝国に対する敵意を煽ることによるメリットは皆無だよ。
論外だな。
すでに戦闘状態に入っていて敵意を煽らないからといって、
同盟が停戦に応じるか?
攻撃して停戦、もしくは受け入れられなかったときは焦土として、
戦後復興、政治的混乱を起こして時間をかせぐのが帝国としてはベストだ。
金髪が倒されたからって、
同盟の復興をしやすい状態で帰るほうがありえねーよ。
ラインハルトが戦死した場合はともかく、病死だったら当然、次の皇帝を指名しているはず。
すぐに内乱ということにはならないだろう。
と言っても、当分は自国内のことだけで精一杯になるのは同じだろうが。
>>532 「陛下、恐れ多きことながら、陛下亡き後、我らは誰に仕えればよいか、お教えくだされ」と問われて、
ヤンを自分の手で屈服させることのできなかった皇帝陛下が、なぜかうわ言で、
「ヤン・ウェンリー、ヤン・ウェンリー」と2回繰り返したために、
死後大混乱する帝国&同盟とか。
まぁ、史実どおりの時期に病死なら、
史実どおりに、カイザーリンが摂政でアレク皇太子が継ぐということになるだろうね。
ただ、同盟との再戦の可能性があるので、
この時に、「ローエングラム朝の皇帝は常に前線に出る」という文言を
史実どおりに発していたら、アレク皇太子は大変なことになるだろうけど。
>>533 いや、実際問題として、ラインハルトがヤンを次の皇帝に指名した可能性は、冗談抜きで
充分あると思うよ。能力で選べば間違いなく最善の選択なのだし。
それに、原作のストーリーで見る限り、アレクの誕生はかなりの偶然の産物で、生まれ
なかった可能性のほうがむしろ高い。
>533
病床にヤンを呼んで
「我が息子アレクを宜しく頼む。だが、皇帝の器でないならばお前が代わって皇帝に成れ」
とかw
その人のように奮闘するヤンを想像することが出来ない
>>534 ヤンに皇帝(=政治)ができたかなぁ? やる気面でも経験・資質の面でも。
ヤンの希望としては、現実の政治とは少し離れた位置で(政治を含む)歴史の
学問することだし、実際にヤンがしてたのは政治とは少し離れた位置での
戦争の指揮だし。
ヤンに皇帝になる資格があるかどうかといえば
やっぱりラインハルトを目前にして撃てなかった時点で無いと考えた方がいい。
歴史をを分岐させ得た人間としての責任から民主政体の一軍人を理由に逃げるようでは無理。
ヤンという人は「崇高な使命感」などクスリにもしたくない、設定された状況の中で自分の頭の中を
こねくり回して考案した作戦が、実際に上手くいくかどうかに一番興味がある人だと思う。
人材発掘マニアのラインハルトならそこまで見抜いて、ただユニークな才能を持っているだけだと
笑って放置していたんだと思うよ。本当に危険なら自ら率先して葬るはず。
現在日本の皇室のような皇帝ならヤンに似合ってる気がするが。
>>537 確か原作の設定では、ヤンは性格的にまったく政治家向きではないが、政治的才能は有るということになっていた筈だが。
>>538 それじゃヤンは、なぜあそこまで「民主共和主義の存続」にこだわったんだ? 使命感が無ければ、ハイネセン脱出の時点で投げ出していたと思うが。
>>540 今度は「現在の状況でどうすれば民主共和主義を残せるか」という戦略の立案に夢中になったんでないの?
印象が「軍人よりも学者に見える」タイプって命題が難しければ難しいほど燃える人だと思う。
>>540 >確か原作の設定では、ヤンは性格的にまったく政治家向きではないが、
政治的才能は有るということになっていた筈だが。
「政治的才能」ではなくて、「陰謀家の資質」じゃなかったか。
「陰謀が成功することに価値を見出していない」とも有ったが。
>別の箇所
どこだか教えてくれんかな。
判定しようが無い。
政治家の資質とやらをどう定義しいるかわからんけど、将官、司令官職なんて実際のところ、
軍官僚であり、ちょっとした執政官だからな。
実務レベルはキャゼルヌに丸投げで、議会の相手なんか気にしなくてもいいお気楽役職でも、
小国ぐらいはゆうにあるイゼルローン要塞の司令官が務まっていたんだから、お御輿が務まる
程度には政治家の資質はあったんだろう。カリスマの根源が軍事的才能というだけで。
優秀なフレデリカがいたから大丈夫だったんだろ
人事関係では、上手い人だったと思う。
それもこれも、自分が楽をするため、だな。
>>531 同盟領侵攻後にも丸裸の状態の有人惑星に対しても攻撃してないようだし
帝国側としては非戦闘地域に対する攻撃は控えているようだ。
やはり占領後の統治なんかを考えてのものだろう。いたずらに敵意や憎悪を煽るのも
得策ではない。
焦土作戦は愚策だと思うよ。
やるとしても軍事施設と関連施設に限定すべきだろうと思う。
それに政治的な中心のハイネセンを焦土化しても同盟の国力自体はそんなに削がれないだろう。
各星系が健在なら首星を別に定めるだけ。
>>547 「有能な怠け者は司令官に
有能な働き者は参謀に
無能な怠け者は連絡将校に
無能な働き者は銃殺にせよ」
と言う言葉の、典型的な「有能な怠け者」ではあるな、ヤンは。その点、ラインハルトは
「有能な働き者」ではあるけど参謀に向くタイプじゃないんだよな(w
向き不向きは別として、参謀しなければならない状況なら完璧にこなすだろ。
ヤン司令官とミューゼル参謀長とか、名コンビじゃないか?www
>>549 >>550 そう言えば、こんなifもあるんだよな。「ラインハルトの父親に、もう少し甲斐性が有ったら、アンネ
ローゼが後宮に納められようとした時に、2人を伴って自由惑星同盟に亡命していただろう」という。
その場合、銀河の歴史はどう変わっただろう? まあ基本的に、アスターテ会戦直前までは(戦略的に)
大差ないか。最も大きく変わった場合で、第6次イゼルローン攻防戦にてホーランドの作戦が成功し、イゼル
ローンが同盟軍の手に落ちていた、というケースだろう。
アスターテと同じ年にラインハルトが同盟の士官学校を卒業するはずだから、ヤンの部下になることは充分
有り得るな。その場合、フリードリヒ4世の死後に帝国は四分五裂になって、同盟の滅亡は有り得ない。
ただし、国家としての空洞化はほぼ確実なので、帝国の実質滅亡と同時に同盟も内部崩壊、というのは充分
起こり得る。
ミューゼル家が同盟に亡命したなら
ローゼンリッターに入るラインハルトは見てみたい
背も高くないし、すぐ熱出して倒れるんじゃ無理だろ。
ラインハルト坊やは、軍に入るなら、
士官学校に首席で入学し、
戦略研究科で首席の卒業をするだろうから、
陸戦畑には行かないのではと思われる。
まあ、少佐か中佐の頃に、「経験値上げろ」って上の意向で配属されるとかかね。
もっとも、ラインハルトが佐官になる頃には、
シェーンコップ辺りは、幾らなんでも、とうに将官に出世していると思うが。
姉が(例え望まなくても)後宮にいる作中と比べて「後ろ盾のない貧乏貴族でしかも亡命者」と言う立場だから
出世は思いっきり遅くなるだろうな。出世のスピードで同盟最速クラスのアッテンボローが27歳で准将じゃ、
作中で死去した25歳までに将官になれるかどうかも微妙かも。でも時期的にはヤンやキャゼルヌが同盟軍
幹部になった時期にアッテンボロー、マリノ辺りと一緒に主力部隊指揮官として名前を連ねてそうでかえって
面白いかな? キルヒアイスも一緒だと帝国vs同盟の「双璧」対決なんてシチュエーションも起こるかも。
>>555 仮に24〜25歳で准将なら、有り得ないくらいの超スピード出世だなwww
まあ、参謀としてなら、尉官程度であっても、
司令官に評価されれば活躍できる筈。
フレデリカの代わりに、ラインハルトが副官になるとか。
セバスティアン氏が亡命後、軍に志願して、3年くらいで戦死。
遺族年金が充分でなく、アンネローゼは菓子職人の修行の為に製菓学校に。
ラインハルト(13歳)は、トラバース法を利用することにし、
軍人の養子になることになった。
ラインハルト「おはようございます。
今日からお世話になるラインハルト・フォン・ミューゼルです」
ヤン少佐「ふあ?」(歯ブラシをくわえながら)
>>558 ラインハルトは掃除するタイプじゃないし、ヤン少佐、次の日にはさくっと見限られてそうだwwwwwwwwwwwww
マジレスすると、アンネローゼが18歳だから弟だけ養子にするよりも奨学金とか生活補助貰って
二人暮らしの方が現実的かと。元々親父がダメダメだった(まぁ、「もう少し甲斐性があったら」と言う
仮定だが)から一定の金さえ保証されれば生活力に問題ないだろうし。
>>550 >>556 参謀としても極めて有能だろうけど、ヤンかビュコック級の度量のある司令官でないと
とても使いこなせず、宝の持ち腐れになってしまうだろうな。
>>555 能力からいったら、3年くらいで戦艦の艦長か、どこかの艦隊の参謀くらいにはなれる
だろうな。ただし、ラインハルトが軍人になる目的は帝国への、正確にはゴールデンバウム
王朝への復讐だろうから、たとえ病死しなかったとしても、軍内部である程度の実権を握る
頃には、とっくに意味が無くなっているだろう。
といっても、それで虚無に陥るような人間ではないから、その後は『より良い社会を造る
ために』奔走するだろうが……。やはり、同盟政府の腐敗ぶりには絶望せざるを得ない。
結果的に、ヤンやキャゼルヌ、アッテンボロー、ビュコック達と共謀して、合法的に政権を
握るんじゃないかな。
>>558 以前どこかで有った話の丸写しじゃないか。こういうことはそう前置きした上でやってくれ。
同盟って徴兵制だっけ?
姉さんがいるのなら軍人にはならない可能性があるかも。
軍人以外のラインハルトは想像できんがw
帝国、同盟とも徴兵制。
ラインハルトなら徴兵されるのならと士官学校に行くだろうと思う。
そもそもなんでラインハルトは子供の頃から気位が高いわけ?
姉上は優しいのに。
やっぱセバスティアン氏が育児放棄しちゃったから?
564 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/21(土) 23:32:59
>>562 ランハイルトが同盟に亡命した場合
ヤン→相変わらずパエッタの幕僚(アスターテの敗北が無いため)
ラインハルト→士官学校を優秀な成績で卒業し、若手のホープとして期待。
しかし、上官受けがあまりにも悪すぎて閑職に左遷。
ビュコック→宇宙艦隊司令長官にならず、平和に退役
イゼルローン→相変わらず帝国の支配下にあり、両国はイゼルローン近辺での小競り合い
亡命者が士官学校なんて行ってもky扱いされて出世できないだろ。
不良中年は空気を読んでローゼンリッター入りしたから将官になれた。
ラインハルト自身がkyだからねぇ。赤毛も一緒に亡命してれば
緩衝材になったでしょうけど
キルヒアイスはあのひどい帝国に平民の立場で一人ぼっちか。
しかしヤンの帝国軍軍服以上に、ラインハルトの同盟軍軍服はひどく似合わんな。
金髪をリーゼント風に立てればアメリカの空軍パイロット風になるか。
>>563 ラインハルトの性格は欠点が多いように思えるが、
それはキルヒアイスという性格的にまったく欠点のない完璧善人がいるからで、
天才にありがちな凡人とまったくコミュニケーションがとれず、
社会になじめず、世捨て人になるような孤独とはちょっと意味合いが違う。
どちらかというと、
古い漫画にありがちな崇拝される天才。
>>565 亡命者の子孫は普通に将官になってるようだし。誰だっけか。
というか同盟市民の割と多くが亡命者の子孫と記述があったと。
つーか、極論しちゃえば同盟自体が帝国からの亡命者の作った国だからねー
>>567 ラインハルト一家の亡命であらぬことを勘繰られたり変にやさぐれてしまったりしなければ
結構上手くやっていけそうな気もするが。ひどい帝国、と言っても帝国の平民皆が
抑圧されたひどい環境だったわけでも無さそうだし。
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 10:54:49
>>571 ロボスは親が帝国からの亡命者。
亡命者の息子が軍のNo.2になれる国なんだから、亡命者だって軍隊でそれなりの出世はできるだろ。
573 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 10:56:16
帰化(?)一世と、同盟領で生まれた二世では扱いが違うんじゃないか?
現実でも、アメリカ大統領はアメリカ生まれのアメリカ人でなければ被選挙権がなかったりする。
心情的に差別されるかどうかはまた別問題であろう
もしロボスが非差別的な身分なら、宇宙艦隊司令長官に上り詰めたのってかなり凄いことなんだよな。
アムリッツァ後のロボスについては描写無かったと思うが…引退後どういう境遇に追いやられたことやら。
ロボスのアムリッツァ時の低迷っぷりは今更だけど、
被差別者的な意味で敗けたらシトレ以上にヤバイ境遇に追いやられる可能性があると思えば、
前哨戦の後で、一発大逆転に僅かな希望をつなぎたがる心理は理解できないでもない。
あとアニメの話で恐縮だが、
同盟軍の将官の人たちが胸部につけてた兵科章だか略章みたいなのの設定ってあるの?
兵科章だとするとヤンがつけてないのは何故?
ロボスの生い立ちの説明のくだりは、
「亡命者やその子弟・末裔など、特に珍しくない」
というニュアンスで書かれていたので、
そう極端な差別が有った訳でもないと思う。
そういうのが有れば、言及されることだろう。
>>576 適当に答えてやるが、多分それは勲章。
そしてヤンは、勲章の着用が嫌い。
で、アニメの描写については、アニメ板の方が、詳しい人が多いと思う。
>>576 >被差別者的な意味で敗けたらシトレ以上にヤバイ境遇に追いやられる可能性があると思えば、
前哨戦の後で、一発大逆転に僅かな希望をつなぎたがる心理は理解できないでもない。
仮にそういう心理状態だったなら、フォークに丸投げしたり、
帝国軍による焦土戦略問題にも無関心だったり、
ましてやお昼寝など、
絶 対
に、無い。
つまり帝国のスパイだと
いや、帝国の女スパイにうつされた性病で、脳が
>>581 ロボス個人が直接買収されていたってことはないだろう。
大侵攻を自分の指揮で失敗させるより、成功させる方がいろいろな意味で彼自身の得が大きい。
歴史に英雄として名が残るチャンスを端金で捨てるとは思えない。損得越えた恨みみたいなもんを
同盟そのものに抱いていたなら別だが……
スパイとしても、帝国がそんな中枢までスリーパーを浸透させられるなら、他にマシな使い方もあ
るだろうつーか、ロボスを送り込んだ人物、組織は当然ラインハルト以前のどちらかと言えば、門閥
貴族に近い立場と思われる。ならば、ラインハルトに手柄を立てさせるようなマネをするとは思えない。
スパイとしたら、帝国のコントロールを離れた、しかも帝国中枢の情勢を知らないというスパイにある
まじき怠け者ということになる。結果的に帝国に利したが、典型的「無能な働き者」だ。そんな人物が
敵中枢でスリーパーをやり通せるとは考えにくい(逆に、中央の政治闘争に関係なく、冷徹に帝国の
ために任務を遂行する優秀なスパイだったというのは……贔屓が過ぎるだろう)。
しかし、ほんの2,3年前の外伝時点では、そこそこ―ミュッケンベルガー並には優秀な指揮官だった
んだろ? それがあの体たらくは下せんなぁ。
まあ、無能じゃないと話が成立しないという都合で、マヌケ時空に引き込まれたんだろうけど。
ラインハルトと合いそうなのって・・・なんかシェーンコップと一緒にクーデター起こしてそうだが
>>583 認知症とかだったり。急速にやる気がなくなってぼけてくるのも。
普通に生活できても高度な判断力が低下してくると。
高度って言うか物覚えと過去の記憶が思い出せなくなってるのかと
シトレといいあの年代の同盟軍はゆとり教育でもしてたのか?
シトレはそこまでパッパラパァでもないと思うが
589 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 16:05:58
シトレは特に問題行動はしてないだろ。
アスターテの大敗は現場レベルでの失敗だし、帝国領への侵攻はそもそも反対していた。
590 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 20:04:34
ゼークトとシュトックハウゼンは超仲悪なのに、
なんでイゼルローンに赴任させる人事を帝国は続けたのでしょう?
ヤンの攻略を許すまでの弊害が出るまでマイナスに気付かなかったのでしょうか?
両者の競争意識が、よりプラスに働いていたから。
もし、自由惑星同盟に亡命したミューゼル家の住所が、ヤンの官舎の近所だったりしたら……。
どうしても、こんなストーリーを考えてしまうな。ヤンが中佐か大佐くらいの時に、父親の戦死がきっ
かけとなって、アンネローゼがヤンと結婚し、ラインハルトがヤンに感化されて、原作のユリアンの
立場になるという。
ifとかは別にスレ建ててやった方がいいと思う
>>590 ミュッケンベルガーは常々そのことに言及していたっぽい
(だから一本化しろと言ったんだとか言ってたし)
ただ、軍務尚書と総帥本部総長にそのつもりがなかったんでしょ。
二人とも貴族の出身だろうし、
仮にブラウンシュバイク、リッテンハイムの二台派閥に絡んでいたとしたら、
どちらかを役職からおろすなりすることで、
片方の顔を潰したと思われると面倒だった…という可能性がある。
>>592 新しい敵役で、ボスコニアかアーヴでも出てこんと、話が締まらなくなるな。
>>593 IFスレは、今は無いんだったか。
華氏やアンスバッハがメルカッツと一緒に同盟に亡命して、
赤毛が死なずに生き残って、移動要塞が同盟に奪取されて、
その後、義眼も同盟に亡命して、
そして同盟の最強布陣が帝国を迎え撃つIF話。
その後、続きは出てないんだったかな。
オーディンにいた頃は「ちょっとそりが合わない」程度で皇帝や他の貴族の手前抑えていたのがイゼルローンに来て噴出したり、
下の対立に引きずられたりしたのかもしれないな
>>593 貴族の派閥は、軍部上層部ではイマイチ関係無いのではないか。
単純に、大将クラスのポストが減るのが忌避されたという、
作中の説明を信用するが良かろう。
でも、上級大将級が勤める、
「イゼルローン方面軍総司令官」職でも置けばいいじゃんって思うけどな。
メルカッツにでも任せればうってつけだ。
>>594 そのIF話、どこにあるのか教えてください。
>>595 その可能性もあるな
>>594 華氏って誰?ファーレンハイト?
あと、最強布陣といっても戦力キッツイ上に内政状態がガタガタなのがなぁ
帝国領侵攻やクーデターが無い状態での同盟軍VS帝国軍の方がまだ望みがありそうだが…
>>596 フレーゲルがミュッケンベルガーに接近してるあたり、関係があるかと思ってた
ポストってのはほんに面倒くさいですなぁ
メルカッツは人望もあって評価されてたんだよなぁ
ポストの人選間違ってるだろ
ミュッケンベルガーの代わりにメルカッツを司令長官にしろなんて陰口もあったくらいだし
帝国領侵攻で思い出した。
同盟の動員数は八個艦隊20万隻(オーベルシュタイン曰く)ということだったが、
一個艦隊の編成ってどういう基準で決まっているんだろう?
ウィキペディアなんかだと約1万5000隻程度とはなっているけど、
20万を8で割ると2万5000になってしまうし。
実は一個艦隊って、不定複数の分艦隊から成り立っている、という考えた方がいいのかな?
601 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/22(日) 22:12:37
日本の教育課程と比べれば、
帝国の幼年学校は、ほぼ「日本の小学校高学年〜中学校の年代」に「防衛大学の教育」を受ける。
同盟の士官学校は、ほぼ「日本の高校の年代」に「防衛大学の教育」を受ける。
と、言うことだが、年代的に早すぎたりしないものか?
それとも、戦時下の特殊事情で、早い年代でもOKということなのか?
>>599 1個艦隊は1万2千から1万5千。
1万5千として、8個で12万。
残りの8〜10万隻(推定)分は、地方の巡視艦隊(パトロール)・警備隊(ガーズ)の
重装備部隊(特に、ワープ機能搭載)から引き抜かれたと考えれば良い。
尚、正規艦隊以外は、輸送船などの後方支援兵力だという意見が根強く有るが、
有り得ない。
基本的には防衛戦争を行っている、つまり帝国軍より補給線が短くて済む同盟軍が、
普段は使う用事の無い輸送船を、実に8万〜10万隻も余分に用意しておくなど、有り得ない。
各部隊それぞれ、普段から、自前の後方支援部隊を備えていない訳も無い
(違う言い方をすると、補給や補修を他所に居る他部隊に頼る訳も無い)。
民間から徴用とか、そんな無茶をする訳も無い。
地方警備兵力を帝国と同等くらいに普段から置いておかないわけも無い。
万一、帝国軍が、中央の艦隊18個を全部遠征に投入してきたら、
それに対抗出来る様に、兵力的に少なくとも互角の戦いが出来る様に、
然るべく実戦兵力を用意しておかない訳も無い(それが、抑止力ともなる)。
12個では足りないから、足りない分は地方に置いているのだという勘定になる。
かき集めれば充分な数となる。
アムの異常さは、本来は防衛用であり、抑止力であった実戦兵力を、
遠征に投入してしまったという辺りにも有る。
国力の差と、「距離の防壁」を考えれば、
普通に遠征する同盟が不利だと、判りそうなものなのに。
>>599 戦闘艦(戦艦、母艦、巡航艦、駆逐艦など)12000-15000
+支援艦(正規の補給艦、工作艦など)数千隻
+民間徴用の輸送船が数千隻
あたりでないかなとか。
遠征だし、補給にはかなりの支援が必要なはず。直接戦闘に参加しない艦と船もかなりの数では。
戦闘艦には各星系警備の小艦隊から幾分引き抜いて各艦隊に臨時に配備して増強というのも含まれてるとか
もありうるかね。。
>>601 現在の日本のカリキュラムが「普通」の教育と、考えないこと。
同盟でも帝国でも、
戦前の日本に例えれば帝大がやっていたような高等教育は、
大学院が担当するのだろう。
軍にも、出てこないが、そういうのが有ったかも知れない。
>>590 『ゼークトとシュトックハウゼンは超仲悪なのに、
なんでイゼルローンに赴任させる人事を帝国は続けたのでしょう?
ヤンの攻略を許すまでの弊害が出るまでマイナスに気付かなかったのでしょうか?』
回答
えーと、まず帝国軍においては、
歴代のイゼルローン要塞の要塞司令官と駐留艦隊司令官は別人が任命されており、
階級も同じものが任命されるので、両者の仲が良かったということはなかったと考えておくれ。
この両者を同一にしたほうが良い・・・という話は帝国軍内の意見としてあったのだが、
イゼルローン要塞司令官・駐留艦隊司令官という重要なポストが減ることを回避したい高級軍人と、
両者を別にすることでそれぞれが立場上奮起して戦局が有利になったという事例が実際にあったため、
見過ごされてきた・・・ということが書いてあったと思うっさ。
>>601 同盟では士官学校に入る年齢で大学にいく。
学制が日本とは全く違うんだろう。
>>599 オーベルシュタインの台詞は「艦艇数20万隻余」で、
八個艦隊20万隻という説明ではなかったはずだよ?
>>598 >華氏って誰?ファーレンハイト?
ぐぐるとよい。
そのまんまだ。
>最強布陣といっても戦力キッツイ上に内政状態がガタガタなのがなぁ
まあ、最強布陣というのは、政治面でなくて、当時の軍部における、ということで。
統合作戦本部長には、シトレが復帰したりしているし、
ランテマリオに相当する会戦は、フェザーン回廊内で行われ、
ヤンも参加している。
>フレーゲルがミュッケンベルガーに接近してるあたり、関係があるかと思ってた
アニメネタ。
原作でそういうのは無い。
尚、エーレンベルクとか、疾風謀殺未遂事件の折、
ブラ公に、およそ無愛想に応対しているな。
>>601 >帝国の幼年学校は、ほぼ「日本の小学校高学年〜中学校の年代」に「防衛大学の教育」を受ける
普通、幼年学校というのは士官学校予備課程で、士官学校受験に必要な知識や軍隊での生活
習慣を身につけるところ(全寮制の中学で、軍隊式生活をすると思えばいい)。
とは言っても、ラインハルトはそこを卒業後、任官してしまっているので、意図的か単なる誤認か
にしても、そういう設定と納得するしかない―だから、帝国の幼年学校は、「日本の小学校高学年〜
中学校の年代に防衛大学の教育を受ける」なんだろう。無理ありすぎにしても。
>同盟の士官学校は、ほぼ「日本の高校の年代」に「防衛大学の教育」を受ける。
旧海軍兵学校の受験資格は幼年学校・旧制中学卒業の16歳〜19歳なので、そう無理はない。
日本での義務教育年齢を過ぎていれば、 士官教育は可能ということだ。
>ラインハルトはそこを卒業後、任官してしまっているので、意図的か単なる誤認か
にしても、そういう設定と納得するしかない―だから、帝国の幼年学校は、「日本の小学校高学年〜
中学校の年代に防衛大学の教育を受ける」なんだろう。無理ありすぎにしても。
本来なら、幼年学校卒業生は准尉任官。
ラインハルト(特例で少尉任官)は特例。
まあ大半は、そのまま士官学校に入ると思われる。
>>610 訂正
誤「ラインハルト(特例で少尉任官)は特例。」
正「ラインハルト(特例で少尉任官)や、
トゥルナイゼン(士官学校を2年で中退、准尉任官)のような事例は、
ごく稀な出来事であろう。余程成績優秀で、
然るべきカリキュラムを、飛び級的に済ませていたのかも知れない」
ロ朝初期には金髪のマネをして幼年学校出てすぐに軍入りする者が大勢いた
が大半が大して出世できずに終わったので一時のブームで終わった。
と妄想。
>>612 >金髪のマネ
>ロ朝初期
同盟が敗れた後だし。
「もう、大した戦争は無い」と看做されてもしょうがない状況だぞ。
そういうブームが発生するなら、金髪のアスタ勝利と元帥就任辺りでないかね。
出来の良い奴が居たら、准尉任官→カストロ鎮圧で活躍して少尉→
アムで活躍して中尉→内乱で活躍して大尉すっ飛ばして少佐→
移動要塞遠征で、敗戦時に、ミュラーを補佐し、
生き残りを出来る限り無事救出する活躍をして中佐→
ラグナロック作戦時、ランテマリオなどで活躍して大佐をすっ飛ばし准将→
第二次ラグナロック作戦(マル・アデッタ、回廊)でも活躍、少将→
色目叛乱鎮圧で活躍、中将→
シヴァで活躍、大将→
金髪崩御後、バイエルラインらと共に上級大将。
そんな奴も居たかも知れん。
>>613 ラインハルト初期のスピード出世は、本人とは関係なく「皇帝の寵姫の弟」という属性が大きく
影響しているから、他人がマネしようと思えば、ぶっちゃけラインハルト以上の才能と運がいる。
将官への道は普通に難関だし、既につまっているのだから、少々の手柄では無理だろ(ラグ
ナロク後では特に)。
ジークフリード・キルヒアイスの再来として注目を浴びるのに十分だなw
>>602 >民間から徴用とか、そんな無茶をする訳も無い。
外伝のイゼルローン攻略時に民間船を輸送に使っているよ。
幼少からの軍隊式詰め込み教育が視野の狭い人間を生み出すのは
旧日本陸軍幼年学校の例を引くまでもなく明らかであって、
ああいう無茶苦茶なカリキュラムを推し進めた両陣営が
無能指揮官を大量に生み出したのもある意味当然だと思う。
帝国の駄目指揮官の多くも、貴族だからというより硬直した教育のせいで
脳味噌が硬くなったケースが多いんじゃないか。
>>616 なんで現代の戦争で海軍の海兵隊が陸上戦闘最強になったのか
もうちっと考えたほうが良い
>>615 >民間船を輸送に使っているよ。
記憶に無いが、その場合、
敵領深くへの遠征に駆り出したわけじゃなかろう。
ローエングラム王朝が宇宙を支配した後、最初に着手するのは軍縮なんだろうな。
しかし人類の歴史で完全な統一国家なんて無かったわけで、どんな治世になるのか想像もつかん。
敵国が存在しない以上全て「警察」になるんだろうか。宇宙戦艦にのった警察官が宇宙海賊を取り締まるような。
>>618 >敵領深くへの遠征に駆り出したわけじゃなかろう。
それでも動員には変わらん(本国→イゼルローンへの物資輸送だけでも
とんでもない量だっただろう)から輸送船(後方支援)がいなかったという
理由にはならんな
>620
未来の架空国家ではなく、モデルとなりうる史実の統一国家がないってことだろ。
623 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/23(月) 08:59:22
大規模な外征は減るとしても、皇帝の権威をしらしめて、不平分子を威圧するためにもある程度の正規艦隊は残しておくはず。
後は、既存の艦隊を幾つかに解体して各星域ごとに配置して、局地的な反乱や航路維持・宇宙海賊の取り締まりなんかを担当させるのではないかな。
>>620 疾風だかが言っていたな。
「これからは帝国軍も治安維持のための組織に性格を変える」とか何とか。
>>621 >輸送船(後方支援)がいなかったという
「居なかった」とは言っていない。
8〜10万隻もの非正規艦隊分が、全部後方支援だとか、
8〜10万隻が、普段は軍艦ではない、
とかが有り得ないという話だ。
>>623 中央と地方の警備兵力は、普通に置き続けるだろうよ。
金髪の死後、中央の十数万隻をばらして、
各要地(新・旧各帝都、ウルヴァ、イゼなど)に、或る程度まとまった数の艦隊を駐留させ、
残りはがら空きになっている旧同盟領各地に配分すれば、丁度良い。
>>624 >「これからは帝国軍も治安維持のための組織に性格を変える」とか何とか。
まあ、同盟との接触以前に先祖がえりするだけだわな。帝国史的に見れば、同盟と戦争してた
頃が例外(それが何世代にも渡っているから、その時代しか知らない人間には劇的変化なんだろ
うけど)。
>8〜10万隻もの非正規艦隊分が、全部後方支援だとか、
横入りだが……
ロジスティクが重視され、本格的に体制が整えられ太平洋戦争時、米海軍の後方支援部隊は
数で言えば、打撃艦隊の数倍いたわけだが(独自の護衛部隊含む)。 その後、補給艦船が専用
に開発されるなどで数は少なくなったが、それでも、艦隊の作戦行動を同じくらいの数の後方支
援部隊が支えている。
同盟軍が基本的に遠征・侵攻しないと言っても、主戦場は辺境のイゼルローン回廊付近なわ
けで、それなりのロジスティクは確立しておかないといけないだろう。
>普段は使う用事の無い輸送船を、実に8万〜10万隻も余分に用意しておくなど、有り得ない。
艦隊も普段遊んでいるわけでもなく、訓練や哨戒等しているだろうから、補給は必要になるし、
工業惑星や補給基地・有人惑星の基地などの間の物流を考えれば、けっこうな数が必要にな
ると思う(輸送部隊自体もローテーションが必要なんだし)。
戦争は補給だよ、アニキ!
>>627 >ロジスティクが重視され、本格的に体制が整えられ太平洋戦争時、米海軍の後方支援部隊は
数で言えば、打撃艦隊の数倍いたわけだが
>太平洋戦争時、
論外。
過去の洋上と、未来の宇宙を一緒にしないように。
中央のナンバーフリートの各1万2千〜1万5千隻、
或いは、地方駐留の巡視艦隊や警備隊の各部隊、各数十〜数百〜数千隻が、
全部が戦闘艦である訳は無い。
それぞれ、必要なだけの後方支援兵力を含んでいたと思われる。
後方支援兵力を含んだ上での「一個艦隊・一万二千〜一万五千隻」なのだな。
よって、ナンバーフリート以外の8万〜10万の全部が、
各部隊に含まれない余剰輸送船であるわけはなく、
そんなものが事前に普段から用意されていた訳が無い、という話だ。
勿論、ナンバーフリート以外で動員された各地方部隊も、
相応に後方支援兵力を含んでいたではあろうがな。
また、普段は国内で動いている、輸送専任の部隊も動員されたかも知れないが。
>>628 >論外。
>過去の洋上と、未来の宇宙を一緒にしないように。
十分かつ安定した補給、後方支援の重要性はどこだろうと、いつだろうと変わりない。
消耗する一方の打撃部隊を支えるには、その消費以上の補給が必要だろJK
>全部が戦闘艦である訳は無い。
>それぞれ、必要なだけの後方支援兵力を含んでいたと思われる。
>後方支援兵力を含んだ上での「一個艦隊・一万二千〜一万五千隻」なのだな。
ソースを
支援部隊を分割して各艦隊専属化必要性はどこにもない。艦隊行動の支障になるし、戦闘に
参加しない後方にいるし、仕事が根本的に違うのだから、独立させてまとめて運用した方が効率
がいい。だから、現実では別の命令系統で動いている。
>ナンバーフリート以外の8万〜10万の全部が、
それは別に否定してない。
けど、↑を踏まえて、同盟軍全体にはそれぐらいの数いるかもよ? と言ったのだ。
大侵攻はいろいろなところから引き抜いているのだから、支援部隊もほぼ総動員されたろうし。
>>629 アスターテの記述からだと一個艦隊あたり戦闘に参加する艦艇が12000-15000くらいととれる。
帝国側が敵艦隊の見積もりをした時からだと。あの時点では非戦闘艦艇は含まれていないと
思われるので。まさか非戦闘艦艇を引き連れたまま戦闘に参加するわけもないし。
意見的には629の人の考え方が妥当と思う。
話生厭世的なイゼルローン攻略を頻繁に行っているので、これに対処するために
補給に関する部隊はかなり常時保持していただろうし、足りない分は民間からということだろう。
イゼルローン攻略時でも同盟内の軍事輸送もあるし。
帝国領侵攻時は艦隊だけでなく同盟の保有する輸送艦艇もほとんど動員し民間船も
動員したと思うが。
>まさか非戦闘艦艇を引き連れたまま戦闘に参加するわけもないし。
ヤン艦隊ではフィッシャーが後方部隊として預かっているな。
イゼルローン要塞の収容限度は2万隻。
イゼルローン要塞駐留機動艦隊はおよそ1万5千隻。
それ以外の余剰分は、5千隻しか収容できない。
「実戦部隊の数倍の輸送部隊が要る」、とかいうご意見は、
これをもってすると、当然、有り得なくなるな。
イゼルローン駐留機動艦隊1万5千隻の何割かが後方支援部隊である、
と見るのが正しかろう。
他部隊についても同様であろう。
イゼルローン駐留部隊はあくまでイゼルローン防衛のための艦隊だが。
行動範囲は広くなく補給はイゼルーローンに依存しているだろう。
同盟領侵攻の際には本国から戦闘用の艦艇以外に補給部隊も別に随伴していることは
外伝等で数個艦隊で同盟領侵攻作戦を行っていることからも明確だと思うが。
>ヤン艦隊ではフィッシャーが後方部隊として預かっているな。
これは緊急時の後方からの支援とか後方の防備などの目的で非戦闘艦艇というわけではないと
思う。軍事的には。
>イゼルローン駐留部隊はあくまでイゼルローン防衛のための艦隊だが。
行動範囲は広くなく補給はイゼルーローンに依存しているだろう。
ドーリア会戦
>>634 それ同盟領内で同盟領内の補給基地等が活用できるが。
>非戦闘艦艇というわけではないと思う。軍事的には。
バーミリオン会戦時の記述でも、
補給線が短い点から、同盟軍の方が、
しいて言うと「不利ではない」と称し得る旨、書いてあったな。
たとえ、遠征ではなく防衛側であっても、会戦時、
輸送艦艇などが、実戦部隊の近くに居たり、
基地から物資を運んだり負傷者を後送したりする為、
然るべく行き来してくれていないと、すぐに戦えなくなるのだな。
しかもハイネセンの近くだし。
>>635 作中、「イゼルローンからの補給線」て明記してあるのよ。
>>637 内戦中、ハイネセンは救国の制圧下。
他の基地にも救国シンパが居る危険性も考えて、
イゼルローンからの補給に頼ったのだろうね。
>>636 帝国内乱時は補給部隊は戦闘部隊の後方にいたが。
補給部隊と戦闘部隊が同一行動しているという記述はないが。
>>638 それだと2万の余裕から一個艦隊あたり補給部隊が数千隻という可能性もある。
12000あまりに対して5000としたら比率的にはかなりのもの。
あと、作中出てくる補給部隊って、
アムリッツァでキルヒアイスが潰したのも、
ラグナロックでヤンが潰したのも、
記述で見る限り、数的には、
そう莫大じゃなかったんだよねえ。
ラグナロックの場合、15万隻が全部実戦部隊で、
その遠征を支えるのが、実戦部隊の数倍の補給船団であるのなら、
仮に2倍としても、30万隻もの輸送部隊が居たのかしら?
それとも、15万隻のうち、実戦用艦艇は5万隻程度で、
残り10万は後方支援艦艇だったのかしら?
>一個艦隊あたり補給部隊が数千隻という可能性もある。
12000あまりに対して5000としたら比率的にはかなりのもの。
各艦隊、結構な隻数の輸送部隊その他後方支援部隊は、
予め含んでいると思うよん。
同盟のアム惨敗で、「未帰還率七割に達しようかという惨状」だそうで、
3割以上は生還できたわけだが、それらのうち、
多分、第13や第5残存などの戦闘部隊生き残り以外は、
各部隊所属の、輸送その他の後方支援部隊だったと思う。
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/23(月) 18:22:23
あらかじめ含んでいるとは考えにくいが。
アスターテで機動戦闘を行ったラインハルト艦隊が鈍足の補給部隊を連れたまま
二艦隊を打ち破ったという記述もない。
どのみち数字に関しては作者があれなので軍事的に妥当で合理的なものを考えるしかないだろう。
トールハンマーの描写にしても変遷してるくらいで。
作者の戦争の考え方の基本は過去の地球の戦闘からの引用だし、それの延長で推察するのが
普通だと思うが。
イゼルローンにしても要塞と機動戦力(駐留部隊)の組み合わせにより交通の要衝をおさえるという
古来普遍的なものだし。
ビッテンフェルトは自艦隊を支えてくれた病院船など支援部隊を評価しているが、
あまりに艦隊から離れていては支援にも大きな差し支えが出るだろう。
モデルになる陸戦では衛生兵は最前線で負傷兵の救助に当たるし、
作者もある程度はその辺をイメージしてるんじゃなかろうか。
>地球の戦闘からの引用だし、それの延長で推察するのが 普通だと思うが。
んじゃ、ナポレオン流に「戦争は戦争を養う」ってことで補給艦隊などは存在しないというオチで
(帝国進行時にキルヒアイスにやられたのはチャーター船でいいだろ、アメリカ軍ならMVとかSSとか)
必要な物資は戦闘用艦艇が自らすべて運び、後方支援の部隊は医療関係のみ
ってのがある意味銀英伝ぽくてよろしいw
>帝国進行時にキルヒアイスにやられたのはチャーター船でいいだろ
あれ、通常の戦闘の為の補給用では無く、占拠した帝国側惑星の住民の為の物だったしな。
>あれ、通常の戦闘の為の補給用では無く、
>占拠した帝国側惑星の住民の為の物だったしな。
両方のため、でしょ?
同盟軍だって飢えていたでしょ?
呼吸する様に嘘をつくねえ。
>>649 そのまま事態が進行すれば飢えるはずだったが
その時点では「まだ」飢えていない
揚げ足取るつもりならもう少し正確に物を言おう
>>628 >過去の洋上と、未来の宇宙を一緒にしないように。
ちょ、お前は未来の宇宙の何を知っているのかとw
なんだか「ちゃんと計算している。角度とか。」と同レベルだな。
残念ながら、この一文で
>>628氏の主張は説得力を喪失した。
まぁ、違うと言えば違う。
歴史的に見れば、時代を下るに従って軍事作戦に必要な補給物資の量は増えている。
この傾向が続いているなら、銀英伝の艦隊はWW2の米海軍より大規模な補給部隊が必要になってる罠。
銀英伝の戦争は大昔の中国の歩兵同士の戦争っぽく見える。
陣がとにかく大切で、まずは陣を崩す事がお互いの目的になってて。
当たり前のことをいわれてもなw
あれは銀河三国志でもあるんだし
>>653 基本的に銀英伝の世界は、戦艦や巡航艦が歩兵1名に対応していて
高速戦艦が騎兵という感じかねえ。作者が宇宙での戦闘がよくわからんので
調べてみたけど、なんかどれも適当だったから自分の好きな昔の戦争を
もとに書いたとかなんとか前に読んだ記憶がある
それなもんで艦の数がやたら多くなっていたりするのかもしれない
アニメで戦艦が密集しているのも意外と作者の意図どうりなのかもしれないw
宇宙船ってめっちゃスピード出てるから
冷静に考えれば密集して戦うとか狂気の沙汰のように思えるww
ルフェーブル提督みたいな死に方した人腐るほどいるんだろうな…
>>656 敵も味方も、大体相対速度合わせているんだから、艦同士で言うなら速すぎて怖いってことは
ないんじゃないかな。予期しない遭遇戦とかは別として(互いに相手を捕捉し辛いから、双方が
んばって速度をあわせるだろう)。
気にしなきゃならないのは、デブリとか小惑星とかだな(それも戦闘宙域を選べば問題ない。
地上の合戦でも大きくなるほど開けた平原で行われていたわけだし)。普通の交戦距離が数光秒
なんだし、星系中でも一個艦隊同士程度なら特に狭くもない。
>>652 生活物品に関しての技術的発展がどこまで適っているかかな。
あとはミサイル・ビームなどの補充がどれくらいとか。
ただ・・・なんとも。
>>656 今の技術といろいろ考えてみればそりゃ相手との間合いを計ってスピードを加減したり位置を安定させる装置くらいはついてるんじゃないかな?
自動車でも今できているんだからいまから数千年後にはちゃんと宇宙船でも実用化されてるでしょ。
>間合いを計ってスピードを加減したり位置を安定させる装置
アスターテ会戦にて
「なにをやっているのだ」
その声はバストーレ中将であり
「なにをやっていやがる」
とつぶやいたのはファーレンハイト少将であった
あんまり性能はよくないみたいだ・・・
>>656 戦闘時に艦隊が加速中に攻撃を受けて推進機を破壊されたら
当然衝突するだろうな、密集してたら。
小さい破片は平気だけどでかい艦の衝突はひとたまりもないようだし。
今の水上戦闘も戦闘時は前の艦がどうこうしてもよけれるくらいの距離は取ってるから
宇宙空間ならなおさらと思うよ。他のSFだと数十kmとかあるし。
アニメは見栄え優先だしね。
銀英の世界ってコンピュータはぜんぜん進歩してないもん。
下手するといまのほうが上なんじゃないかと思う。
1980年代は日常にコンピュータがあんまりなかったし、
作者は技術には疎いし、仕方ないと思うが。
地球教のボスがカタカナで喋る巨大な電子頭脳じゃなくてよかったぜw
それはまぁ、作者の技術に対する知識どうこう以前に現実の進歩が速過ぎるのもあるしなぁ。
ドラえもんの22世紀世界でも電話は据え置き型のテレビ電話なのに自分の電話は手のひらサイズで
テレビ、、カメラ、世界規模のコンピューターネットワークへの接続も出来る携帯複合端末。今の
近未来SFだって20年後に似たようなこと言われずに済む作品が何割あることか・・・・・・
とはいえ定番の核融合やら超光速やら重力制御やらは
いつ実用になるのやら。
下手すれば今の文明自体が地球から出れずに衰退する確率がでかい。
>>661 コンピューターが発達してないのは、作者が意図的に行った設定だよ?
一応家庭内の家具や設備を一括管理できるホームコンピューターなるものがあるな。
スイッチ一つで放水できたり。他に使ってるところ見たこと無いが。
あと先に出てた通信の不備と同じで、現在主流のネットなどは恒星間をまたにかけて闘う世界では
速度が遅すぎて使い物にならないんじゃないか。
スパルタニアンとか、ワルキューレの制御は言うまでもないし、
戦艦がワープするのにも3D的な意味で位置座標の計算しなきゃならんし
見えない部分でスパコン大活躍なんじゃね?
核融合モーターで駆動する計算尺ですね
>>667 おいおい、せめてアナログコンピューターにしておこうぜ
スチームパンク風の歯車がカチカチ回っているデジタルコンピュータも
捨てがたいが、銀英伝にはアナログコンピューターがよく似合うと思う
個人的にはいろいろな形のガラス管と色のついた液体がいいなあw
669 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/26(木) 03:19:19
ガキは騙されるけど
これってただのコスプレ+誇大脳内妄想だよな。
どう考えてもあんな分かりやすい勢力関係とか
国家システムにならないだろ。
いろいろ無理がありすぎw
>>669 んー、そうとも言えないかなと。
もちろん、実際の国家とか人間関係、戦闘などもっと複雑だけど、
これくらいの例示でも十分説明できるし、しているでしょ。
経済の入門書とかでも財が2つしかない場合とかも多いしね。
あと、無理があるとか言い出したらSF自体成り立たなくなるのでは?
と思うが。
そもそも現実と小説を一緒に考えている時点で・・・
>>671 要は、
現実にあてはめることができる部分はあてはめ、
無理があるぶぶんは無視すればいいだけのことだけかなと思うけどね。
単に頭から否定するより何を読み取れるかが重要なんじゃないの?
>>665 >一応家庭内の家具や設備を一括管理できるホームコンピューターなるものがあるな。
懐かしいなあPCエンジンコア構想
>>669 お馬鹿さんなことを言ってはダメだよ(笑)
この物語はラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーという二人の主人公と、
その二人が属する(あるいは象徴する)勢力の闘争なんだから、
物語の主軸となる勢力やキャラの縮図が大きく二つに分けられる、またそれ以外の組織もわかりやすく単純化されるのは、
むしろ小説としては当然の手法だし、作品としても完成度が高くなる。
逆にいえば、あんたの言う「ガキでは通用しない大人向きのリアルな世界」っていうのは、
ラインハルトやヤンのようなキャラクターが活躍する世界としては不向きなんだよね。
様々な勢力や家臣団の争いで政治改革を進められず妥協せざるを得ないラインハルト、
民主共和制の清廉潔白な野党の下に思想強化したヤン・ウェンリーを描きたいのなら、
タイトルを「銀河群雄伝説」にでもして、一からキャラクターと話を作り直したほうが良いと思うよ。
675 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/26(木) 12:23:23
>>669 偉そうなことを言ってるけど、君はこれ以上に緻密な政治体制や軍隊をテーマにわかりやすく、しかもしっかりとしたストーリーの作品を書けるのか?
ハンニバルのアルプス越えとかネタでしょ?
ハンニバルがイタリア中でバカ勝ちしてるのにローマ同盟から一国も脱落しないとかネタでしょ?
アルメデスの超兵器とかネタでしょ?
「ローマの剣」「ローマの盾」とか厨二病でしょ?
執政官になる資格の無いスキピオがノリで法の民ローマの軍司令官になれるなんてネタでしょ?
敵幹部だったヌミディア王がスキピオの仲間になるとか少年ジャンプでしょ?
内情を探りにきたスパイにスキピオが自軍内を全部見せたとかネタでしょ?
大国カルタゴを跡形もなく地上から消し去ったとかネタでしょ?
この世には誇大脳内妄想以下の史実がある。
>>676 そうだな。ルーデルやシモ・ヘイヘなんてネタキャラだよな。あんなバケモノ、実在するわけな……
春休みだな
このスレは年中こんなもんだろ
古代ギリシャの歯車式機械とかアレキサンドリアの大灯台とか
まあラインハルトがあの年齢で途轍もない偉業を成し遂げたのは
歴史上の事例から見て確率は低いものの不可能ではないだろう。
ただこの手の若い覇者は大抵父親や先祖が当人にも勝るとも劣らない
名君や偉人で、自分の代に付いた頃はそれなりに強固な基盤が
出来上がっていたのが殆ど。
だからもうちょっとミューゼル家の一族がラインハルトの登場前に
色々活躍して門閥並みとは言えないまでにしても中々無視し得ない
勢力にまで拡大していたと言う話だったら
よりリアルだったかも知れないな〜とは時々思う。
ベーネミュンデ公爵夫人をスキャンダルで蹴落として替わりにアンネローゼを
渋る皇帝に無理矢理差し出し、皇帝の七光りと類稀な陰謀の才で
ブラウンシュヴァイク公やリッテンハイム公も後一歩で粛清できる所まで
来たものの、志半ばで病没するボルジア家もビックリのセバスチアン。
かのオーベルシュタインを見出し育て上げたのは勿論彼である...
...それはそれで色々怖いかな(汗)
>>681 んー、なにをもってリアルというかは人それぞれだけど、
ラインハルトのモデルの一人は「ナポレオン」だからなあ。
683 :
669:2009/03/27(金) 00:07:02
つうかこれって単なるガンダムのパクリじゃん。
それにウンチク加えてガンダムじゃないように見せてる
だけだろ。
もうちょっといい餌を使ってくれんかのう・・・
669は銀英伝以外のSFはガンダムしか知らないんだろうなw
687 :
669:2009/03/27(金) 01:57:49
まあ、帝国の連中がドイツ名ばかりなのは
なぜなのか説明欲しかったな。
一番の基本だろ。
オーベルシュタインは湯田屋系みたいだけどw
個人的にはなぜ田中の思想がおかしくなったか
のほうが興味あるなw
なんだ、読まずにアニメだけ見てここに来たのか
相手にしちゃいけないよ
691 :
669:2009/03/27(金) 05:49:27
理由ってただ作者が格好いいと思ったからだろ?
撃て「ファイエル」 っていうの何度見ても笑える。
この辺が厨臭いよな。
>>690 確か、BSの春休みアニメ祭りだったかで銀英伝の劇場版が放送されてたはず
それだけしか見てないんじゃないかな
アニメで納得がいかなかったのは、何で帝国は軍事以外の文明レベルが中世ヨーロッパ止まりなのかってところだな
694 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/27(金) 08:11:26
>>693 中世にテレビ電話や車、民間宇宙船がありましたか?
>>691 ドイツ語(の方言)だから仕方がない。
文句はルドルフにでも言え。
荒らしにレスをつけるのも荒らしです。
と荒らしが申しております。
と荒らしておるようです。
と、荒らされているようです。
銀河の歴史がまた一ページ。
>>681 ラインハルトの「先代」は、強いて言うと、
皇帝フリードリヒ4世と、同盟軍の名将ブルース・アッシュビーじゃないかね。
前者は、ラインハルトの後ろ盾となり
(ラインハルトの才能を理解し、そしてその野心を察知して尚)、
ラインハルトの超抜擢を敢行し、そしてそれによって、
自分がトップだった帝国旧体制中枢部を、
ラインハルトが利用し易いようにしてやった。
後者は、帝国軍に大ダメージを与えることによって、
帝国軍において下級貴族や平民を差別をする余裕を消滅させ、
彼らが重用される状況を間接的に導き、
そして結果として、半世紀後、ラインハルトの勢力基盤を用意した。
しかしまだこんなのにハマッてる奴がいるんだな。
それが一番の驚きだわ。
腐敗した民主制と賢人による独裁制のどちらがいいか?
プッw
腐った鯛と新鮮なゴキブリのどっちがおいしいかと同じ
問いで全く意味ねえよ。
勝手に脳内で妄想してろ。
どうせお前ら選挙にも行ってないだろw
2世、3世だらけの今の政治が民主制か?
独裁政治じゃん。
おまけに気持ち悪い朝鮮カルトが与党に入り込んで
日本を乗っ取ろうとしてるしなw
腐敗した民主主義など存在しない。
腐敗した民主主義=民主主義の皮をかぶった独裁体制だ
覚えとけカス。
>>703 あれだよね。
ちゃんと見ている、能力を評価している人がいて、
その人が何かしら便宜を図るって感じかも。
こういっちゃ身も蓋もないけど、
たまたまアンネローゼが皇帝に後宮に入り寵愛を受け、
たまたまキルヒアイスが引っ越してこないだけでも歴史は変わるわけで。
物語の中に出てくる事象が1秒ずれただけでもラインハルトはしんでいる可能性は高い。
逆を言えば現実は小説よりも奇なりとは言うが、
それくらい現実も小説も細い一本の線の上を歩いているようなものなのかもね。
で、その上でいえば、
さらにミュッケンベルガーの性格や外伝に出てくるラインハルトの上官たちも含め、
少なからずラインハルトの栄達に寄与し、支えている。
目に見える強固な基盤はなくともそういった小さな手の積み重ねと、
機会と、ラインハルトの実力が彼を天下人にさせたんじゃない?
そう考えると木下秀吉に近いものを感じたりもする。
706 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/27(金) 19:20:17
やべえ、上の3つのスレがどれも同一人物のように思えてしょうがない
季節がら変なスレが多いのに影響うけて被害妄想状態になってしまったようだ
スレ?
レスじゃねえのか?
くだらん妄想アニメの見すぎは脳によくないようだなw
>>705 さちこ
引っ越してきたのはキルヒアイス家やなくて
ミューゼル家の方や
>>704の内容で無敵口喧嘩番長気取りになれる高校って偏差値30前後だよね〜
すでに人生終わっててカワイソスw
>>710 頭がお花畑でちゅか〜w
きちんと選挙に行ってまともな候補者に投票
してくだちゃいね〜w
妄想アニメに浸ってんじゃねえよカス。
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 。 Λ_Λ
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚ー゚*) キホン。
|| IDなどをNGワードに登録するのが一番です。 ⊂⊂ |
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
さて、ユリアン
はい、提督。
紅茶にウィスキー入れたことがある人にその感想を希望
717 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/27(金) 23:18:48
感想
田中はきっしょい。
>716
ブランデーだろ。
それはともかく、あれはブランデーの”香り”を紅茶に加える物であって、
ブランデーそのものは二の次。
角砂糖にブランデーを染み込ませ火を灯すってのがあるが、
アルコールを燃やしてから紅茶に入れるのであって、
その時点ではブランデーは残っていない。
>>718 そうだったw
小説ではそういった描写あったか?
確かユリアンにアル中を心配されていたような
紅茶ではないが、アイリッシュコーヒーというものがあってな
寒いときにはよく作る、生クリーム抜きの手抜きが多いがw
で、好みにもよるだろうが普通はコーヒーの量のほうがはるかに多い
がぶ飲みするものでもないのでこの手の飲み物は
>アル中を心配されていたような
んな必要は実はない
俺は個人的好みでベースをバーボンにすることが多いけどな
(一応これにも名前があるが忘れた)
>>720 ただ、ヤンの場合はどうもお酒に紅茶を入れてる感じらしい。
ホットパンチをユリアンに作ってもらった際も、
もう一杯作ってもらう時に「ホットワイン・・・いやホットパンチ」と言い換えているくらいだから。
「蜂蜜とレモンとお湯を抜いてくれ」って注文して「それじゃいっそワインを抜きましょうね」とか返されてたな(w
>>720 アイリッシュコーヒーも出てくるよ。
飲んでたのはリンツだったか?
>>721 本当は酒飲みなのに
紅茶好きで偽装しているヤンwwwwwww
の割りに酔っ払った雰囲気はないな…
725 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/28(土) 12:58:07
相当酒に強いんじゃない?
ヤンは酔っぱらって愚痴をこぼすタイプ。
実はいつも泥酔しているんだよ!!!
ヤンは家にいるときはいつもいつも酔っ払っているが
それを副官グリーンヒルとユリアンが文中では隠してしまうんだ…
ありきたりだが
酔えば酔うほど冴えてきて作戦の神様になるが
普段はどうしようもない怠け者なんじゃないだろうか
そういえば、昨日調べた信じるに足りるある資料によると、
ヤン・ウェンリーなる人物はアル中に近かったそうだ。
同盟が存命の時も、さらに革命軍となった後も、
ブランデーないしはワインを飲みながら戦闘を続けており、
片時も手から離すことはなかったそうだ。
当時の軍務義務の医師の診断書ではそこが改竄されていたそうだが、
彼が手記が近年発見され、そこに書かれていたそうだ。
さらに言えばお酒に関しては少々感情・粗野的になることもあったらしく、
ユリアン氏、次にヤン夫人も機嫌を損ねないように必死だったらしい。
一度機嫌を損ねれば手が出ることもあり、かのシェーンコップをしても取り押さえるのに必死だったとか。
ここからは推測だが、周囲にはシェーンコップ、ポプランといった大酒飲みがいたために
13艦隊が増設されてからはその傾向が強くなったと思われ、
常々その自分勝手な姿勢は注意を受けていたそうだ。
酒乱と軍部批判が絶えなかったらしく、とてもじゃないが後世で聞き見るような英雄には程遠かったらしいね。
彼らを含め当時の軍部がそれを嫌い帝国軍に対して油断させるつもりもあり、
イゼルローン方面軍という名ばかりの前線に軍部の規律を乱す連中を追いやったらしい。
そしてここからが未遂に終わったらしいが、当時の経済状況はかなり緊迫しつつあり、
フェザーンの影響力も増していたらしくそれを疎んでいた当時のトリューニヒト閥と軍部は起死回生策として
ヤン・ウェンリーをおとりにしてイゼルローン奪取計画が行われている間にフェザーン回廊を占領、
そこに完成しつつあったイゼルローン級要塞を設置する予定だったらしい。
これはこれまで公表されずにきた初代獅子帝の軍務尚書への報告書から明らかになったことであり、
これらのことから推察するにヤン・ウェンリーはそこまで大人しい人物じゃなかったそうだ。
また、この案が成功していたら銀河の歴史もまた変っていただろうし、最低獅子帝の銀河統一も遅れていただろうね。
>>729 勝手な妄想乙。
次からは他板でやってね。
勝手と問われれば勝手といえるのだろうか?と。
732 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/28(土) 16:27:11
イゼルローン級の要塞を同盟が作って、しかも移動可能なら戦略が全く違っていたろうな
>>732 そこでだ。
フェザーン方面軍・軍司令官をビュコック提督、
知事職としてジョアン・レベロ氏を送り込むつもりだったみたいだ。
そしてイゼルローンとフェザーンの両極を要塞で構え、
帝国側の進撃を防ぎつつの国力回復策を考えていたとの当時の政策案が軍務省に残っていた。
過去のことながら帝国図書館で書類を見たが成功していればなんと見事な案だろうかと感心してしまったよ。
>>733 責任者が自害したほど金食い虫だったイゼルローン要塞と同クラスの要塞(しかも移動?)を
建造して、国力回復もクソもなかろう。財政破綻するぞw
>>734 責任者が自害した ×
ケチの皇帝が責任者を自害させた ○
建造は既に着手していたらしいけどね。
しかし、クーデターなどで失敗となったらしい。
当時の自由惑星同盟の宇宙艦隊の総力や国政を考えたら、
一時の出費となってもそこまで痛くはないということと、なによりフェザーンを抑えるということもあり、
なによりこちらから仕掛けない限り戦乱は遠のくというトリューニヒト議長の思惑だったらしい。
まぁ、計画は国防委員長時代からあったそうだけど。
736 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/28(土) 22:01:40
そう言えば、トリューニヒトは結果的に祖国を帝国に売り渡したわけだけど、少なくとも、最初からそう考えていたわけではないはずだよな。
かと言って、ヴァーミリオンの時点で初めてそう考えたとも思えない。
つまりある時点で、もはや近い将来における祖国の滅亡、もしくは衰亡は避け難いと気づき、見切りをつけてしまっていたわけだが……。いつの時点で、そう考えたのだろう? 少なくとも、帝国領侵攻の時点ではある程度気づいていたようだが。
>>737 何をしようとしていたのか?で変わると思うが。
という意味では黒狐と同じ感じのタイミングなんじゃないかなとは思う。
>>737 トリューニヒトについては、いろいろな意見があると思うが
良く言えば臨機応変の才能の持ち主であり、彼が同盟に
見切りをつけたのは、ハイネセン上空を帝国軍が制圧して
同盟の敗北(自分達の生死が帝国軍に握られた)が確定
した時だと思う。
もし、ヤンがラインハルトを打倒して帝国軍が、同盟領
から撤退したならば政治家として復権したかもしれん。
表向きは病気療養中だったから、病気が治れば実権を
回復できる。ただし、国民や議員が彼を支持するかは不明
腐りきった民主主義国家ならどうなるかことやら。
フェザーンが奇襲占領されたあたりじゃないか?
あの辺からアイランズに任せきりで表に出なくなったし。
貧乏籤は引かない主義のトリューニヒトが、アムリッツァ敗戦後に議長を引き受け、居座り続けたのは、
イゼルローン要塞とフェザーンの中立さえあれば、守りに徹すれば持ちこたえられると考えたからだと思う。
>>739 しかしその為にも「何のために生きているのか」が重要になると思うが。
後述するとおりテーマ通りの人間なら、
保身のための嗅覚も鋭いわけだしランテマリオの前には実は気づいていた可能性もある。
>>740 地球教との係わり、そしてフェザーンとの関係が重要なんじゃないかと思う。
最終的にどこを目指していたのか?がその為には重要なんだけど、
その記述ってあったっけ?
仮に彼が銀英伝のテーマとしての腐敗した民主主義を体現した役柄だったとしたら、
保身、扇動、汚職、一方での権力欲がテーマとなるので、
判断にはフェザーン・地球教とのかかわりが重要とはなるが、
はじめから滅ぼすつもりがなければランテマリオ前後となるのではないかと思う。
742 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/29(日) 01:16:43
大分前にも書いたけど、ラインハルト亡き後の帝国を
我が物顔で蹂躙するトリュニーヒトが見たかったな。
ロイエンタールは確実に歴史をつまらない物にしたよ。
>>742 「ロイエンタールがトリュニーヒトを殺害しなければ、新銀河帝国が立憲体制に移行する時期は、少なくとも十数年早くなったであろう」
有り得るから厄介なんだよな。トリュニーヒトの計画が具現化した場合、それは旧同盟の住民たちにとって、充分に帝国への復讐になる。結果として、あの男が私利私欲からやっていることを承知の上で、旧同盟元首を支持せざるを得なかったろうし。
>>743 >それは旧同盟の住民たちにとって、充分に帝国への復讐になる。
それはないと思う。
なぜなら「優れた専制君主国家と腐敗した民主主義国家」がテーマにあることを念頭に置き、
あの時点では民衆は逆に優れた指導者の下の専制国家に対して復讐する気持ちがあったかどうか疑問だからだ。
もちろん、疑問をもつものは多数いるだろう。しかし、復讐まで思う人間が勢力をもつほどいたかどうか。だ。
>>739 決定的な瞬間はそこでも、「終わりの始まり」を感じたのは大侵攻に反対した時じゃないかな。
避けがたい分岐点だと悟ったのだろう。
>>745 そこで疑問がひとつ沸く。
トリューニヒト氏の権勢をもってすれば反対派を作り出すのは容易じゃなかったのか?と。
>>746 トリューニヒトが権力を取るために「現政権が強行した帝国領侵攻の大失敗」が必要だったんだろ。
だから、トリューニヒト自身は侵攻に反対したが、それで侵攻作戦自体が中止されては現政権を
潰して自分が政権とるには不都合だった、と。
748 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/29(日) 10:07:52
もしも、ラインハルトがブサイクだったら、
やっぱり誰も従わなかったのでしょうか?
ブサイクに命令されると命令される側は不快を禁じえない。
美男子に命令されると命令される側は容認してしまう。
そんな感じになってしまうのでしょうか?
さあ。
田中作品には不細工な英雄は出てこないからなあ。
ただ、歴史上みるかぎり不細工な英雄はいる。
べつにお稚児さん趣味の集まりじゃないんだから、実力があればみんな従う。
ただもしラインハルトがブサメンだったら、北朝鮮並みに美化した肖像画が描かれるかもw
あとラインハルトが不細工だったらたぶん姉もブスだと思うので、皇帝にかっさらわれることもなく、ラインハルトの人生はまったく変わっていたろうな。
不細工だが優しくて料理の上手い姉と、不細工だが頭脳と野心に溢れた弟が、オーディンの下町で貧乏だが幸せに暮らすという。
劇中ミッタマイヤーはロイエンタールを頻繁に自宅に招いて、
エヴァが手料理をごちそうするシーンがあるが、
妻のエヴァは良く文句を言わないなあ...と昔は思っていたが、
過去に起こったクロプシュトック事件で彼女自身なりに
ちょっとやそっとの手料理をもてなすだけでは返しきれない位の
恩義があるのでは、と最近思って来た。
門閥貴族の陰謀で夫が刑務所に入れられ、自分達は平民の身分。
門閥貴族の横暴が吹き荒れ当人の罪が家族にまで被るのが当たり前のゴ王朝、
下手したら門閥貴族の手先が自宅に押し入られ性的暴行される寸前だったのかも。
そんな絶体絶命の危機にそれを予想したロイエンタールが寸前の所で駆け付け撃退、
完全警護の自邸に両親共々匿われ、成す術の無い自分達に対し
ラインハルトの助力を請うと言う救出方法を説明されて励まされ、
最終的にその通りに夫は救出され自分も一家も窮地を脱する...
作中で語られない所でこんな緊迫した流れがあったのかも知れん。
>>747 それはその通りだと思う。
しかし>745のレス(つまり、同盟に見切りをつけたのがアムリッツア前という意見へのレス)として考えてもらうなら、
終わりの始まりを感じながらも、自分が政権を作るために反対するというのは
トリューニヒトの性格からいえば整合性がつかないと思うんだよね。
あなたの言うとおりだとは思うけど、同盟に見切りをつけたのが
>>745ということへの疑問は解決されないんだよね。
>>751 「同盟をなんとか立て直してその中で権力者になるか」
「見棄てて、新しい支配者に擦り寄るか」ってまだ迷いがあったんじゃない?
どちらにも対応できる布石を打っておこう、という考えかもしれないし。
>>746 反対派を作り出したところで何の得になるわけでもない、それに成功失敗関係なく他の反対派の大物に
権力を持っていかれる可能性大だろ、一人だけで反対派なんてできないし
レベロやルイと共闘しなかったのもそこら辺が原因だし
ようするに昨今の日本の医療崩壊と根が一緒
崩壊してこそ金になるから崩壊させる、崩壊しないと患者が幸せになるだけで誰も金を儲けられない
だから企業も政治家も司法も寄ってたかって医療崩壊させたがっている、口ではなんと言おうと
>>752 それはありえない。
第1に、アムリッツア前には依然「立て直す」ほど疲弊しきったわけでもなく、
第2に、叩けば埃がでるような人材や、硬直的な人材登用をしており、
また第3に帝国からの亡命者たるエルウィン・ヨーゼフ2世及び正統政府を嬉々として全宇宙に公表したからだ。
トリューニヒトは自分の権勢を思いのままにしようという目論見はあったと思うし、
そのために軍部や前政権を利用し登りつめたのは確かだろうし、
自己のナルシズムというか、エゴイズムを満たすために同様に銀河帝国でも政治中枢に食い込もうとしたんだろうけど、
肝心の「政治手腕」も「判断能力」もそこまでなかったと思う。
そこまでトリューニヒトを過大評価する必要はないと思うな。
>>753 前提は
>>745の終わりの始まりをつけたのがアムリッツア前だということだよ。
仮に終りの始まりと感じていたなら反対派を作り出し、なんとか同盟崩壊を回避し、
一方で共闘者を作り出し、救国の英雄を作り出し、さらにプロデュースするほうに彼なら回るだろう。
そこまで馬鹿じゃないならね。
しかし実際は違った。
彼は権勢欲とナルシズムの塊であったし、
そのために動いた。
だからアムリッツア前に終りの始まりなどとは感じず、
ただ「チャンス」と思って反対しただけなんじゃないかなと思っている。
>>753 あと気になるんだけど、
>それに成功失敗関係なく他の反対派の大物に権力を持っていかれる可能性大だろ
失敗すれば反対派が力持ちそうだけど、
成功して反対派に力を持っていかれるというのはどういう理屈?
少なくともトリューニヒトは政治屋、また個人として憂国騎士団の首領的存在だったり地球教との係わりがか深いんだから、
トリューニヒトと権勢を争える人物が出て来てない、著されてない以上は(ブラウンシュバイク侯とリッテンハイム侯のような感じ)
国防委員長時代からトリューニヒトを超える議員はあの時点でいなかったんじゃないの?と思うが。
つまりだ、
トリューニヒトなる人物が
アムリッツア前から終わりの始まりと感じることができる政治センスのある人間だったなら同盟はもっと生き延びたんじゃないかなと。、
そうじゃないからあそこで崩壊した。と思っているわけだが。
もちろん、実際のトリューニヒトが銀河英雄伝説に描かれているトリューニヒト像とは違うというならその限りではないと思うが。
ヨブが良い意味で有能なら、
ヤンやビュコックを普通に重用するんじゃねえの?
シトレのことも、多少対立が有ったとしても、
慰留して復帰させるだろ。
だいたい、ドーソンはねえよ、ドーソンはww
「ヤンを警戒するだろうから重用は有り得ない」って意見も有るが、
だとしたら、それは無能者だ。
評価されるほどの政治センスが有れば、
ヤンがどういう人格か分かろうと言うものだ。
政府機関のシンクタンクとか有るだろうし、
そこにプロファイリングさせれば、
「権勢欲は絶無、自分の政敵には成り得ず」って判る筈だしな。
そうだね、トリューニヒトは本当の意味で「有能な悪人」ではなかった。
大局的な判断力が怪しい。
妙なコネをもっているから巨大な悪に見えるだけで、それほどの切れ者ではなかったのかも。
ヒトラーではなく小沢一郎くらいの政治家w
機転は利くし、運は良いが、戦略には欠けるという感じかね。
軍事で言うなら、名戦術家では有っても、名戦略家ではなかった。
>>755 同盟の終わりが遠くないと悟っても、彼がそれを回避するために今すぐ努力する義理はないだ
ろう(いや、同盟の政治家としては義務はあるんだが、彼自身の中にはない)。
遠からず帝国に倒されるなら、今の内に美味い汁を吸い尽くしておこうと考えるのもありだろ。
そのためには、今までの構造をそのまま維持する方が都合がいい。「最悪の時のトップが自分で
なければいいだけの話。いざとなったら、フェザーンに逃げるさ」くらいだったのかもな。
クーデター前、トリューニヒトはヤンへの嫌がらせを除けば、とりたたて同盟の余力を削るような
マネもしてない。軍部に干渉して掌握するのは、ある意味当たり前のことだし。つまり、イゼルロー
ンのヤンを防波堤としてコキ使う前提で、普通に軍の立て直しをやっていたと考えられる―単に
それ以上やらなかっただけで(出来なかったのかもしれんが)。
そこでクーデターが起こり、地球教に助けられたことで、ここが潮目と同盟に見切りをつけ、フェ
ザーン・地球教の方針に従い、幼帝亡命の受け入れ等、同盟自滅への道を突き進んだにすぎな
い(フェザーンか帝国を足がかりにより大きな権力を目指すのが、彼的にはベストだろう)。
>>758 「同盟の政治家として」有能無能で考えるのはちょっと違うんでないかな。
ある意味フリードリヒ四世みたいなもので、「同盟なんてどうでもいい」と腹の底で思っていて、
同盟のためにならないことでも、自分の得になるとなれば躊躇いもなくやる―そういう人物とみる
べきではないかな。
「同盟なんてどうでもいい」から、自分に都合の人間を重用し、有能でも自分と対立する人間は
遠ざける。形だけ上手くいっていれば問題ない。破綻する可能性が現実になれば、自分はさっさと
逃げる―それだけのこと。
>そこにプロファイリングさせれば、
>「権勢欲は絶無、自分の政敵には成り得ず」って判る筈だしな。
人間、まず自分を基準に考えるから、それに反する意見はなかなか受け入れられないよ。
ましてや、権力欲の権化のような人間にとっては、「権勢欲皆無」なんて理解し難いことだし、
本人にその気がなくても誰か(トリューニヒトからみて軽視できない誰かor勢力に)担ぎ上げら
れる可能性は無視できない。
今現在、英雄ヤン・ウェンリーの名声が政治的に無視できない以上、潜在的な政敵と看做す
しかない。
それはある
本人に権力欲がなくとも、「偶像ヤン」には巨大な価値があるし。
本人の性格からして、誰かが担ごうとしても拒否するだろう、だから危険視しなくていいや、
と楽観的に考えるようでは、
むしろ問題かと。
>>763 それこそ、シトレやヤンあたりと組んで侵攻に反対しなかった理由がそれだものな
トリューニヒトは単独で侵攻に反対したことで賛成派のみならず、反対派まで重職から遠ざけることに成功したものね
プロージットは、作品の創作なの?
>>765 ドイツ語では、普通「乾杯」の意味でプロージット(prosit)と言うよ。
>>761 >フェザーンに逃げる
仮に、同盟が帝国に滅ぼされた状態で、
フェザーンは健在で有り得ると考えていたとしたら、
途轍もない無能だなwww
>>762 どのみち、政界に出たヤンが政権に就くとしても、
ヨブさんの任期(多分、議長は2選以上は禁止とか、そういう条項がある筈)
が切れて以降のことでないかね?
ヤンが軍人(トップ)やってる間に、ヨブさんは、
《「帝国を滅ぼした」乃至「帝国との平和共存を成し遂げた」同盟元首》になって、
悠々と引退できると思うのだが。
訂正
誤「議長は2選以上は禁止とか」
正「議長は2選まで、3選以上は禁止とか」
>>764 >それこそ、シトレやヤンあたりと組んで侵攻に反対しなかった理由がそれだものな
トリューニヒトは単独で侵攻に反対したことで賛成派のみならず、反対派まで重職から遠ざけることに成功したものね
意味不明だ。
政治家(閣僚)と軍人を同列に論じ得る訳は無いぞ。
「単独で侵攻に反対した」? レベロやホワンも反対したが。
レベロらがその後の政権から外れたのは、ヨブと別派閥であり、
彼らには軍事関係の支持が無かったからだ。
尚、遠征後、ヤンは軍のNo.3になったな。
自分の妄想の中の銀英伝を前提に語ってないか?
気持ち悪いので勘弁してくれる?
>>767 >仮に、同盟が帝国に滅ぼされた状態で、
>フェザーンは健在で有り得ると考えていたとしたら
彼にしても帝国はイゼルローン回廊からくる。フェザーンは中立な自治領で帝国が潰しに掛
かることなんてないという「常識」に縛られていたろう(客観的にみれば、いくら不合理でもそう
いう前提で考えしまうのが「常識」だ)。
なら、もしもの場合、その先どうするかに関係なく逃亡先の候補はまずフェザーンだろう。
>どのみち、政界に出たヤンが政権に就くとしても、
>ヨブさんの任期(多分、議長は2選以上は禁止とか、そういう条項がある筈)
>が切れて以降のことでないかね?
トリューニヒトの性格なら、まず間違いなくキングメーカーになって院政やりたがるだろうから、
影響力がある限り、ヤンのような反トリューニヒト勢力はありがたくない。
現実的に考えて、大侵攻後の同盟の戦力では、最大限ヤンをアテにして現状維持が精一杯。
トリューニヒトの任期内に帝国打倒は絵空事だし、不利な状況でこちらから和平働きかけも無意
味―従来路線の堅持で戦力回復を待つしかないよ(トリューニヒトの栄達に対してプラスにならな
いけど、一種の公共事業ウハウハ状態だから、彼のような政治業者がひと稼ぎするには打って
つけ)。
まあ、それすらもクーデターで御破算になったがな。だから、完全に見切りをつけて地球教の話に
乗ったのだろう。
>>761 それも反論足りえてない。
簡単に言うなら「アムリッツア前に遠からず同盟は終わるという認識があったかどうか」ということを論じてないからだ。
ここまで多くがそうだったがそういったことについての言及が「あなたがた」にはない。
それなのに、アムリッツア後どうこうということを述べられても一足飛びだと思うが?
>>771は
>>737の質問は、
いつの時点で、トリューニヒトは結果的に祖国を帝国に
売り渡したいと考えたのだろう?
帝国領侵攻の時点ではある程度気づいていたようだが?
について尋ねていると思うが、俺は、アムリッツア前に遠からず
同盟は終わるという認識はトリューニヒトにはなかったと思うぞ。
理由は、イゼルローン要塞の存在と宇宙艦隊はまだ健在であったこと。
過去、100年以上戦争していても同盟は存続していたんだから、
アムリッツア会戦以前に同盟の滅亡を予測はできんだろう。
アムリッツア会戦以後なら、被害の多大さから予測は可能かもしれんが。
>>772 いやぁ、あんな流れで史上最大規模の遠征計画が決まってしまう(案自体もかなりグタグダ)現場に
いたら、普通「ダメだこいつら……早くなんとかしないと……」か「この国、オワタ( ゚д゚)、ペッ」と思うだろ。
トリューニヒトは「オワタ」と思ったから(彼自身、特別なんとかしようとしてないから、前者はない)、
後の行動に繋がるわけだ。
>>772 >
>>771は
>>737の質問は
その質問に関連して
>>745が
「アムリッツア前だったんじゃないか?」ということに「それはないだろ」と思い
>>746を書いたわけだ。
だから自分もアムリッツア前に同盟は終わると認識していたとは思えないわけだが、
なぜかみんなそこを突っ込むことなく反論が来ている。
>>773 んで思うのが
>>746なわけ。
トリューニヒトの権勢をもってすれば遠征計画を止めつつ、さらに自分の勢力をつけることができたんじゃないか?と。
んで思うのが、
実際は遠征計画自体は失敗するだろうが、
大きく失敗することはないと思っていた、
つまりそこまで大敗も予想してなかっただろうし、
同盟が終わるような認識はなかったんじゃないかと思う。
だからアムリッツア前に同盟が終わるような認識はないんじゃないかなということになる。
トリューニヒトが同盟終了の認識をしたのは
ひとえにラインハルトが銀河を統一する力を持っているとどの時点で認識したか。
に尽きるんじゃないかな?
二巻の終わりあたりを読むと、
トリューニヒトはクーデターの後でも同盟の権力が続くと思っていそうだなあ。
地球教を利用できたことで自信を深めたっぽい。
イゼルローンにはヤンがいるし、やばいと思ったのはフェザーンを占領されたあたりじゃないかなあ?
前から疑問だったんだけど、フェザーン(地球教)はガキ帝を亡命させて何がしたかったんでしょう。
ガキ帝が帝国の中心だと思っていたのは、現状を受け入れられない門閥貴族(のなれの果て)だけだってのは、分からないはず無いと思うんだけど。
>>774に説に賛成だ。
どんなに大敗でも7割は帰還するだろうと思ってたら、逆に7割が帰還しなかったとかじゃないかなw
要するに、フォークとロボスがトリューニヒトの予想をはるかに上回る無能だったということだろう。
トリューニヒトが「終わりの始まり」を予感したのはアムリッツァ会戦の大敗の後だと推測する。
それでも、イゼルローン要塞とフェザーン自治領がある限り同盟が滅びることはなく
滅びるとしてもずっと先だからそれまで甘い汁を吸おうと、査問会を開いてヤンを苛めたりしてたが、
ルビンスキーが同盟を見捨てたのと同じ時期に同じ理由でトリューニヒトも同盟を見捨てたと思われる。
トリューニヒトほどの人間なら、幼帝の受け入れが百害あって一理なしなことくらい当然判ったはず。
にもかかわらず受け入れたのは、同盟を見捨てるつもりだったからだろう。
もっとも、帝国がフェザーン回廊から攻めてくるのはトリューニヒトにとっても予想外だったろうし、
結果として同盟が滅ぶのはトリューニヒトの予想よりずっと早まっただろうけどね。
ついでに、ロイエンタールが自分を撃つことも全くの予想外w
>>776 そんなもの、帝国に、同盟へ攻め入る口実を与えるためでしょ。
口実を与えると言うより、帝国が同盟へ攻め入らざるを得ないような状況を作り出したと言った方がいいかな。
>>776 帝国と同盟の闘争を、続けさせるため。そして、自由惑星同盟の
敵が銀河帝国ではなく、ゴールデンバウム王朝であるという事実
を気づかせないため。
ガキ帝でも、500年にもなる圧政の象徴。
>>777 幼帝、受け入れ以外は賛同する。幼帝の受け入れには、一理はある
と思う。やり方しだいで、同盟に政治的な利益を生み出す可能性は
あった。最悪の使い方したトリューニヒト政権の無能はせめられる
べきだが、この時点でトリューニヒが同盟を見捨てるつもりとは、
思えない。見捨てるつもりなら外交交渉をしようとしたり、軍部
への影響力を強めたりはしないだろう。
>>774 >トリューニヒトの権勢をもってすれば遠征計画を止めつつ、さらに自分の勢力をつけることができたんじゃないか?と。
それは大侵攻案に反対する議会勢力がどれくらいいて、トリューニヒトとどういう関係だったかに
よるんでは? ぶっちゃけ、反戦派みたいな連中だけだったら、そんなものは論外だ。
あんなアホな案に議会まで乗せられるようでは、「この国の命運もそろそろ底が見えたかな……」
とペシニズムめいた予感を感じても無理はないと思う。
その時、トリューニヒトひとりが先行きを暗く感じたのに、他の連中はそこへ突っ込んでいこうとして
いる―それを止めてやるほどお人好しじゃないだろ。我らがヨブ様はw
「反対派を集合して止めるより、好きにやらせて自分以外がなるべく多数自滅してくれた方が、私
の評判が上がるし、後々の権力独占にも都合がいいだろJK(  ̄ー ̄)ノ 」
>トリューニヒトが同盟終了の認識をしたのは
>ひとえにラインハルトが銀河を統一する力を持っているとどの時点で認識したか。
クーデターの時、地球教・フェザーンの思惑を知っただろうから、同盟以外はラインハルトが銀河
統一する予定で動いていることを悟ったろう。同盟終了を避けがたい現実と確信したのは、この時
だろうさ(ラインハルトの力量をどう認識するとかはあまり関係ないと思う)。
>>776-778 地球教の目的は地球の復権。
その為の道具としてのフェザーン。
さらに自己の利益のための黒狐。
ということを前提に置けば、
フェザーンの影響力をもたせ、
帝国と同盟を混乱させることを第1義とするだろうね。
そういった目的を達成するための道具として扱おうということだったんだと思う。
>>777 そこは評価が分かれるところだと思うね。
そういう意味では現在の資料しかない中では「アムリッツアの大敗後〜帝国占領時」までの間しか判断しかねるのではないかなと。
その上で、トリューニヒト「無能説」か「有能説」または「普通説?」と絡めて判断するしかないのかな?
自分は設定として「腐敗した民主制の権化」という前提があると思うので、
「多彩な弁舌、権力欲の塊、そして前線に出ず実務より政局」(つまり口だけ)
といったことから政治的に先を読む力は少なかったんじゃないかなと思う。
そういう意味では
>>779の言うとおり幼帝の受け入れは一種の政局として扱っていただけなんじゃないかなとは思うんだ。
>>780 話がちょっとずれてるね。
説明面倒なのでもう一回
>>774を読んでほしい。
なぜ
>>774の説明をしているのか、
これまでいろいろ説明してきたのかを読み取ってほしい。
>クーデターの時、地球教・フェザーンの思惑を知っただろうから
思惑って何?
地球教がどういう集団かはクーデター以前からの付き合いから分かっていたと思うが。
さらに言えば、誰かが銀河を統一しようと動いていてもその実力があるかないかを判断しないと青図に終わってしまう。
その力を認識しない限りは机上の空論でしかないわけだ。
しかし、「ラインハルトが実力があろうと関係ない」とすると、
銀河を統一しようと動いていれば、その統一しようと考えている人間が統一できる力があろうとなかろうと
同盟終了を避けがたい現実と確信できることになってしまうが、
これはあまりにも無茶な理論としか言いようがないだろう。
したがって、ラインハルトが銀河を統一するに足る実力と運?勢い?を持っていると確信する時点で
同盟終了と確信に持って行けないと思うがね。
>あんなアホな案に議会まで乗せられるようでは、
その議会自体のトリューニヒト閥やその影響力がどのようであったかという議論が必要なのではないかな?
それを抜いてその主張はいささか片手落ちというか矛盾というか。
つまり結論とする「予感を感じても無理はない」とするのに無理があると思うってこと。
>>780 >>783に追加
>>トリューニヒトが同盟終了の認識をしたのは
>>ひとえにラインハルトが銀河を統一する力を持っているとどの時点で認識したか。
> クーデターの時、地球教・フェザーンの思惑を知っただろうから、同盟以外はラインハルトが銀河
>統一する予定で動いていることを悟ったろう。同盟終了を避けがたい現実と確信したのは、この時
>だろうさ(ラインハルトの力量をどう認識するとかはあまり関係ないと思う)。
仮にそうだとしても、
一連の流れと主張である
>「アムリッツア前だったんじゃないか?」ということに「それはないだろ」と思い
>>746を書いたわけだ。
ということに対してのなんら反論足りえないわけだが。
だから話がずれていると上で述べた。
>>783 >その議会自体のトリューニヒト閥やその影響力がどのようであったかという議論が必要なのではないかな?
>それを抜いてその主張はいささか片手落ちというか矛盾というか。
それについては、議会のシーンがまったくないので想像するしかない。
しかし、案が議会に上げられ審議されたのは間違いないだろうし、またあの時点ではトリューニヒト
が議会運営に影響を及ぼすほどの派閥を持っていたとは考えにくい(それなら派閥の力を背景に、
国防委員会でフォーク案が検討された時点で潰すこともできた)。
>つまり結論とする「予感を感じても無理はない」とするのに無理があると思うってこと。
つまるところ、「予感」てのは思考の閃きで、それなりのセンス・直感を前提するからね。合理的な
理由は後から来るものだよ。「妖怪」と評されたトリューニヒトのセンスを考えれば―ということだ。
その「予感」をどう活かしたかは別問題。
>>784 それはそれとして、予感、予想を越えて「現実問題として決定的になった」時についてだけの意見だよ。
前段とは分けてくれ。
>>785 >考えにくい(それなら派閥の力を背景に、国防委員会でフォーク案が検討された時点で潰すこともできた)。
つぶすことができた可能性と派閥をもっていたかどうかは両立できるので、
その論理展開は無理がある。
>つまるところ、(以下略
いや、あなたの論理展開として、
アホな案がどうこうという前提があって、その結果予感を感じてはとしていることについての反論であるんだが・・・
なので前提が崩れたら結果が生じえないということを述べていることは理解してほしい。
>前段とは分けてくれ。
と、言われても、ずっと
>>774でも書いたとおり
>「アムリッツア前だったんじゃないか?」ということに「それはないだろ」と思い
>>746を書いたわけだ。
ということの前提を無視することはできないんだが。
そこを前提とした論の反論として書いているわけだし。
そこをすっとばして
>>780のように書かれてもわからない。
まずは
1・「トリューニヒトが同盟の命運はアムリッツア前にこれが終わりの始まりだと思った。」
に疑問を呈したことを前提として進めてほしい。
その上で派生の問題は別問題として、
つまり仮に○○とした場合などと言ってもらわなければ、
さまざまな問題点が混在しこんがらがっていくことは目に見えている。
はじめから連綿として同じ部分での解決を図っているのに、
そこの解決を図らずにいたずらに問題点を増やすのは愚の骨頂だと思うが。
だれかまとめてくれ。
トリューニヒトは嫌われ者
むしろ女の間ではヤンとおなじくらい好かれている
他人がどうなろうが自分だけは生き残るってのは、女の本能と激しく共鳴する
うわ〜ん、帝国軍め
フェザーンから攻めてくるなんてずるいや!
そういやふと思ったんだけど、
イゼルローン要塞やガイエスブルグ要塞って自転、公転はしないんだろうか?
>>792とは別人だが、イゼルローンほどの巨大要塞を、
何故エル・ファシル周辺程度の生産力で支えられたのか気になる。
いくら工廠を抱えた自給自足型の要塞といっても、消耗した武器弾薬分の
天然資源は外から持ってこなきゃならないはずだが。
案外あの手の要塞は建設費だけが膨大で、維持費はそれほどでもなかったのか。
>>792 ガイエは知らんが、イゼの方はしてるぞ。
小説版では恒星アルテナの周囲を回ってて、イゼ自体の自転により要塞の表面付近では
弱いながらも重力圏と呼べるものが発生しているらしい。
人造たんぱく質があるくらいなら、弾薬ぐらい作れそうな気がするが。
もしくはみんなのおしっこを集めて・・・
火薬なの? 水素とかそんなものじゃない?
(現代のロケットの燃料が何かすら知りませんけど)
鉱物資源については周辺の惑星から引っ張ってくるか、
戦場に残骸として浮いてる第六次攻防戦までの残骸を回収するとか…
自転する必要があるのか、と思ったが
考えてみるとアルテナとの距離によっては自転しないとまずいんだな
片面だけ焼けるとまでは行かなくても、熱膨張によるひずみで構造に
無理がかかりそうだ
アニメみたいに液体金属で覆われているなら反射と対流で解決するかもしれないけど
>>794 3巻のはなしだったら、それ自転によろ遠心力の話じゃないと思う
「それは外壁から10キロほどの上空までにおよぶ」 「重力制御技術による
有重力の世界」 だから
俺の持っているのだとその辺だけ印刷が薄いので初版だとトンデモ理論に
なっているかもしれないが
要塞内で鉱石精錬から始めるのはあまりにも非効率。
基本的に武器弾薬は完成品の持ち込みだろ。
補給がままならない状況だったら、周辺域からの屑鉄回収など出来るはずもない。
>>799 >基本的に武器弾薬は完成品の持ち込みだろ。
引用するの面倒になってきたから2巻を読んでくれ
まあ精錬からやっているかどうかは書いてないが
あの世界の弾薬って、基本的に核爆弾でしょう。
レーザー水爆とか。つまり弾薬は重水素だ。簡単に採取できそうだが。
もちろん部品の生産はまた別だけど……
ちょっと話はずれるが、
あれだけの戦闘艦などを作れるだけの資源はあったのだろうか?
>>801 高度な電子機器、精密部品の加工等、宇宙船、兵器に必要なパーツには、それなりの規模の
専門プラントが不可欠なわけで、いくらでかいとは言え、要塞にそれだけのものを詰め込むのは
可能・不可能以前に非常識すぎ―絵空事のレベルだろう。
食料プラントや小規模の工廠ぐらいで、部品、パーツレベルは通常、外からの補給頼りっての
が現実的なところだろうな(空きスペースも多そうだから、山のように備蓄しておけば、一年や二年
はフル稼働でも持ちこたえられるだろうね。どうせ、損耗する艦は小破、中破どころじゃなく、ほと
んどが帰って来ないんだし)。
>>803 二巻に書いてあることが可能で、二巻に書いてないことが不可能だと思うよ。
>>803 イゼルローンは戦略基地としての機能も備えてある。
ちゃんと設定読もうな。
>>802 銀英伝は数字を厳密に検討しても意味ないからねえ
まあ物語の中では「現実」としてあれだけの数の艦船があるのだから
あったんじゃないの
民間人がドライアイスで船殻を作るのと星間エンジンをどっかから手に入れるのと
同じぐらいの難易度らしい世界だしw
ドライアイスはおいといて
あるという前提で必要な資源と惑星の数を試算してみたらどうかな?
地球の鉄鉱石の可採埋蔵量は1兆トンぐらいらしい
小惑星からの採掘が可能なら地球相手とちがって中心まで掘りぬくのも
不可能じゃないから体積あたりの採掘可能な量はもっと増えるだろうけど
>>806 ものすごーく憶測だけで言えばさ、
鉱物資源はあるっちゃあると思うんだよね。
ただ、数百年にわたる戦争で何十万、何百万隻と宇宙の塵と化し、
それを追って生産できるだけの生産力がリアルにできるものなのかな?と思ってね。
can you ?って感じ。
人口が日本の100倍だということを考えないと。
技術が上がれば、巨大なものを作るコストは減るもんだし。
大変な負担だし、たぶん国家予算の3割とか5割とか使ってると思うけど、不可能ではないでしょ。
>>807 物語的にはそっちもCANなんだよ
「妙な表現になりますが、今日まで銀河帝国とわが同盟とは、
財政のかろうじて許容する範囲で戦争を継続してきたのです、しかし・・・」
という財政委員長ジョアン・レベロ氏のお言葉もあるし
で、リアルにっていうか、SF設定として可能かどうかって話になると
銀英伝の場合は特に読んだ人の主観で判断するしかないわけで
(なにせ基礎になる数字がなにもない、艦船の大きさや重さとかすら)
自分で数字推定して(でっち上げて)計算するしかないと思うんだ
150年のあいだ年に1〜2回程度の大規模会戦があって生還率はこれくらいとすると
惑星の数がこれくらいだから1惑星あたり年間何隻作らなきゃいけない・・・とかね
>>808 予算とかってより、それだけ短期間で作れるのか?っていう疑問ね。
>>809 まぁ、それいっちゃおしまいなんだけどね。
そう考えるしかないのかなぁ?
>(なにせ基礎になる数字がなにもない、艦船の大きさや重さとかすら)
そこなんだよね。
年間の艦艇生産量が通常どれくらいで。
1個艦隊(諸説あるけど1万5000前後と考えて)作り上げるのにどれくらいの時間と労力が必要なのかと。
そういったものの資料はないからねぇ。
最初の版と改訂版で輸送船の大きさが5000万トン→10万トンに変化してるしなw
考証するのもあほらしくなってくるw
>>806 >民間人がドライアイスで船殻を作るのと星間エンジンをどっかから手に入れるのと
>同じぐらいの難易度らしい世界だしw
宇宙船の材料が無い・・・ということなので、エンジンは既にあったんだろう。
>>811 ガイエが戦艦用エンジンで動いていたって書いた馬鹿がいたから、
ちゃんと調べてくれよ。
え? あ? ガイエが?
ああ、要塞のほうね!
>>810 >そう考えるしかないのかなぁ?
もうこれは、読書の際の態度というか作品への向き合い方というかw
ぶっちゃけ、作者と知恵比べとをしたいのか作者にだまされることを
喜びたいのか、人によるんだよね
補完という意味での考証と、貶すための粗捜しははまた別物で
個人的には、こんな馬鹿なことはあるわけないと切り捨てるのは
本の代金と読むための時間を無駄に捨てているわけで
そもそもこのシリーズに限れば1,2冊読めばSF考証って何ですか?
っ作品だってのはすぐにわかるし、それでも最後まで読んだのなら
補完の方向でいった方が建設的ではないかとw
同盟はアムリッツァからランテマリオに至るまで、艦隊の再建があまり進んでない
ことを考えると、年間生産能力は1万隻もないんじゃないの。
例えば現在の日本国内ですら毎年自動車が1000万台とか生産されてる。
これだってよく考えたら全然ピンと来ない物凄い数字だが、
同盟の人口は日本の100倍だから、現在とまったく同じ技術水準でも
自動車だと10億台作れることになる。
で、なんだかんだで今の10倍くらいの生産効率が出せるとすると、
車なら年100億台。ゆえに、宇宙艦船一隻建造の手間が自動車一台生産の
100万倍以下なら1万隻作れるよ。
こういうのはSF考証とは言わないか。
>>815 SF考証と、ハードなどの面で数値が明らかにされていないのは全く別問題だと思うんだが?
>>816 人口が100倍であることを考えると、
「ヤン・ウェンリーの自伝は初版300万部を予定しています」とか言われても
「少なくないか、それ? 5000万部くらい刷ってもいいだろ?」って思うよなw
ヤンが選挙に出たら、
300万票は確実の大型新人とか作中で言われているけど、
同盟の人口考えると、300万票は当選するのは微妙だろうと思う。
そこはそれ、同盟はまさしく「同盟」であって、比較的自治権の強い地方の
集合体のようだから、同盟国民が一斉に投票する選挙とか無いんじゃないの。
>>820 おれもその可能性あると思ってた。
政党の概念すらないのはさすがに怪しいがw
とにかく日本なんかとは根本的に政治体制が違う模様
しかし惑星ハイネセンだけでも人口10億だから、ここで300万票とって当選できるかと言われれば、うーん?
有権者7億で投票率が6割として、うーん?
同盟の議員が1000人くらいいるとして、
全部いわゆる「小選挙区」での選出だとすると、
一つの選挙区の人口は1000万人かそこいらで、有権者は数百万人だから、
そこで300万票取れれば楽勝であろう。
ジェシカ当選のことから各星系とか選挙区があって議員割り当て数があるような
制度ぽいな。
アメリカの上院みたいなものかも。人口の少ない星系も多い星系も議員定数は同じとか。
>>816 戦争はハードだけじゃなくて人間の方が大事なのだよ
数千万の軍人を失うってちょっとやそっとじゃ回復できないよ
艦はすぐ作れても人材はそうそう無理
帝国ですら、おもにアッシュビーのせいで
第2次ティアマト会戦で50年くらい尾を引く人的ダメージ食らったって描写あったじゃない
50年はいいすぎか、何十年だったっけ
>>824 貴族の将官クラスが多く戦死したので平民の将官が増える原因になったという
話だっけか。
まあ結果としては帝国は平民の優秀な人材が多く昇進することとなって軍が質の面で強化されたり
した可能性も。
兵役してなきゃ選挙権が無いとか〜?
>>826 損失で言えば、第六次イゼ攻防戦までの同盟側も大概だけどな。
>>826 平民の将官が増えた・・・っていうのは知らないな。
どこに書いてあった?
>>829 外伝のヤンが捕虜収容所に赴任する話の中だったと記憶してる。
アッシュビー関連はあの外伝に。
あと恒星間公衆電話が登場したり。
外伝4巻の第二次ティアマト会戦の章に書いてあったでしょ。
手元に無いから正確な場所は覚えてないが
>>817 うん、まったく別問題だね
確かに、奴隷と呼ばれるような人たちが監視の目をかいくぐって
長さ122q幅40q高さ30qのドライアイスを切り出して
その中に40万人分の居住区画を作り上げて
40万人分の食料と水をを集めて搬入し
どうやったか知らないが燃料と空気を確保して
エンジン取り付けて宇宙船に仕立て上げ
監視の目をかいくぐって40万人を一箇所に集めて搭乗させる
って作業を二酸化炭素が凍りつくような環境で
しかも3ヶ月という短い期間でやってのけるんだから
SF考証以前の問題だったね
>833
ハイネセンの脱出劇に関しては物語中でも伝説扱いになっているのだから
語られたことが全てそのままに真実であると考える必要は全くない。
あれは物語中の史実ではなく「建国神話」だよ?
その程度の区別も付かない思考能力で「考証」なんてできるのかい?
「神話」ならフェザーンとイゼルローンしか無い銀河の反対側へ行ける回廊を
宇宙規模の確率の中一発で発見出来ても仕方ないですよね。
美形で性格のいいヤツは喧嘩や決闘に絶対負けないし、戦場の中でも流れ弾で無意味に死ななくても。
日本語でおk?
837 :
_:2009/04/02(木) 09:21:05
>>835 >「神話」ならフェザーンとイゼルローンしか無い銀河の反対側へ行ける回廊を
>宇宙規模の確率の中一発で発見出来ても仕方ないですよね。
こんな描写あったっけ?
無いけど同盟領と帝国領を行き来できる道はその二つだけしか無いから、
同盟が100年もイゼルローンの攻略で停滞してたり、
フェザーンから来られてビックリしてたんでないの?
>>835 宇宙船ハイネセンは、回廊を通ってないよ。
危険中域を突っ切ったから、多数の仲間を失ったんだよ。
(当時、回廊というものは発見されていなかった)
1巻読め。
危険宙域の間違いでした。
とにかく、ハイネセンは回廊通ってない。
だから、同盟や帝国の艦隊だって、回廊以外のところを通ることは一応可能だったと推測する。
戦う前に8割くらい沈んじゃうから意味が無いけどw
イゼルローン攻略より少ない20000隻で侵攻したとして抜けられるのが4000隻か。
「疑似天才」のホーランドあたりに指揮させれば、ラインハルトの幕僚クラスが出てくるまでは
結構帝国内を引っかき回せるんじゃないかと思ったり。
>>841 補給不可能だから、送り込んだ艦隊はいずれ全滅する。
餓死か、惑星に下りて農奴の仲間になるかw
そんな「事実上の集団特攻」にゴーサインが出るとはとても思えない。
外伝3巻読むと補給可能な基地も出先で設営出来るような。
それか基地がある惑星で門閥貴族の軍を華麗に撃破して「解放にきますた」と居座るとか。
>841
一定割合で損害が出るようなものじゃ無いと思うが?
危険宙域といっても通過可能な領域がないわけではなく(でなければハイネセンが通過できない)
それが極端に狭かったり、安定していなかったりすると推定できる。
であるならば、大部隊であればあるほど損害を受ける割合は多くなり、最終的な残存数は大差なくなる。
また数だけでなく、所要時間も問題。
危険宙域は単に危険というだけではなく、安全宙域が限られ長距離ワープが出来ないため
通過に年単位の時間がかかる。
>>833 原作で書かれてるところではエンジンなどの部品は入手できても船体の調達とかで
帝国側に発覚して脱出計画は失敗、弾圧されたとあったと記憶してるので、それなりの協力者が
帝国内に残存していることは確かだろう。
だからハイネセンたち単独でなくて外部協力者の支援のもとにドライアイス船に必要最低限な装備を
調達し設置して脱出したということだと解釈してる。
帝国の監視の方も何度も失敗してるから時間をかけて念入りに協力者と入れ替えていたのかもしれない。
辺境に行きたがる奴もそうおらんだろうし。
その後の原作にあるドライアイス船から通常の宇宙船を複数建造するあたりについても外部協力者の存在抜きには
考えにくいよね。
>>844 まー、短距離ジャンプを連続すれば・・・という設定は、
アシモフだったかな。
>>833 おまえより、ハイネセンの方が頭よかっただけだろ。
>>833 宇宙船を作る計画の難点は材料の調達ってあったから、
手に入る資源で作れれば宇宙船の建造が可能なだけの技術力を持っていたんじゃない?
ハイネセンの脱出行を「伝説」扱いしちゃうんだったら、
実際には強制労働の監視官をタコ殴りにして宇宙船奪っただけだろ、
で終了だわな
>>833 銀英の世界では、重力制御とか核融合とかは普及してる技術。
燃料は水素だからたくさん手に入る。
極寒の惑星だから生命維持装置はそのへんにたくさんあるはず。
手に入らないのは船体と、あとワープ装置のみ。
ツッコミどころとしては、「船体よりワープ装置のほうが入手が大変だろ?」
「ガイエスブルクだって300年後の技術でやっとワープできたのに、それよりでかいイオンファゼカス号はどうやってワープしたんだ?」
など。
プロパガンダで同盟が創作した話かもしれんね
いささかロマンが無いが
>>850 船体が作れない、エンジンが作れないんじゃなくて、
材料が無い・・・って書いてあるんだが?
実は「イオン・ファゼカス号は恒星間宇宙船じゃなかった」説も成り立たないわけじゃなかったり。イオン・ファゼカス号で脱出した
流刑星はアルタイル第7惑星であって、
すまん、書き込みミスった。
流刑星はアルタイル第7惑星であって、アルタイル恒星系内に潜伏しながら本格的な恒星間宇宙船を・・・・・・流石に
無理があるわな。と言うか原作が手元にないんで恒星系から脱出したか否かの描写が確認できない・・・・・・
855 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/02(木) 22:48:41
銀河英雄伝説COMPLETE GUIDE
みんな買った?
>849
ハイネセンカッコいい!ジャン・クロード・ヴァンダムみたいじゃん。
>>849 まあ、伝説にしておかないと帝国の面子がやばかったんじゃないかな。
>>852 船体の材料集めるより、エンジン作るほうが難しいと思うんだが・・・
かっぱらってくるにしても、戦艦よりイオン・ファゼカス号は質量ありそうだから
戦艦用エンジン一個や二個持ってきてもだめだと思うんだがどうかね?
まあ作るほうが簡単だとかエンジン2,30個かっぱらって取り付けるほうが
簡単だっていいたいならそれでもいいけど
859 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/03(金) 00:40:39
ハイネセンの長征一万光年は単なる建国神話で
実は帝国と同盟は同じ人類ではなかったんだよ
一世紀以上前にアルタイルから逃亡した奴隷がいたなんていうのも
帝国官僚が保身のためについた真っ赤な嘘
神人同形説こそが宇宙の真実、同盟も帝国も起源は違えど
神に作られた別の人類だったのさ
パンスペルミア説?平行進化?馬鹿いっちゃいけない
シェーンコップが困るじゃないかw
>>859 たぶんルドルフ一世もその辺に合わせて創作された
帝国側の建国神話の一部で実際には存在しなかっただろうな
地球の歴史も自分たちの没落を他人のせいにする連中が
でっち上げた神話ってことで解決するし
おまえら大事なことを忘れている。
銀英伝は後世の歴史家が記した建国神話の解説書だぞ。
そもそも神話に整合性を求めることが間違っている。
>>861 つまり、神武天皇のようにラインハルトなる人物もいなかった可能性が高いということだ。
解説書ってのは誤解を招くと思うが、作中に”後世の歴史家”って表現が出てくるから
”正史”や”研究書”ではないね
”後世の歴史家”よりも更に後の時代に書かれた小説。
銀英伝を三國志演義に喩えることもあるけど、(仮想)作者の解説が入るスタイル自体も
横山光輝版三国志に似ている。
司馬遼太郎が時空をこえて記した可能性もw
>>862 いやラインハルト(に相当する複数の人物)はいただろう
やっぱり架空の人物ということならキルヒアイスだな
その辺考えるとラインハルトとロイエンタールの関係も
聖徳太子や蘇我氏、物部氏の影響を受けているように見えてくるから不思議だw
むしろヤンの方にこそ複数人物を合成した可能性を疑う。
敵将はかくも偉大だった→それと互角以上に戦った皇帝ってスゲェ
という英国人式歴史観でw
867 :
810:2009/04/03(金) 02:18:45
>>810 ただ、あのころは既に同盟の人材が危機的状況にあったのは確かだから、
生産能力もおちてるんじゃないかな?とは思う。
しかし、一方でタゴンの前後とかの記述やらなんやらから推測したら、
やはり年間で1個艦隊も建造できるのかも疑問がわく。
>>824 そこでもうひとつの疑問。
まぁわかるんだけど、
艦隊の指揮官クラスってウランフやボロディンとか、
あのメルカッツやビュコックも指揮官レベル高いと思うのだけど、
どうして自殺しようとするのかね。と。
武人として、という記述が多く出てるし、
そういう発想で書かれてるのはわかるんだけど、
自分の死後同レベルの指揮官が少なくなるのはやはり問題、利敵行為に等しいと思わなかったのかな?
ビュコックが(同盟に殉じるのはともかくとしても、
ランテマリオでさえ自殺しようとしていた)しんだらあとでヤンが苦労するだろうし。
ボロディンも自殺したけど、結果帝国に利する行為だったわけだし。
>867
矢鱈と華美な装いを好む帝国軍人ならともかく、同盟人が自殺したがるのは確かに理解しかねるな。
結果的に無駄死にさせた部下達に詫びるという意味はあるんだろうが、せめて撤収を終了させて
自宅に帰ってから死んでほしいよな。普通に戦闘中にブラスターで頭打ち抜くから困る。
同盟側で自殺しようとした人
ビュコック
自殺した人
ボロディン
ルグランジュ
実質的に自殺
アップルトン
能力のある人ほどもうダメポな時に自らの命を絶ちたがる傾向にあるのかね?
ウランフは全くそんなことなかったけど。
エリートは挫折に弱いというやつかもしれん。
ビュコックじいさんには当てはまらんと思うけど。
872 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/03(金) 09:33:34
指向性ゼッフル粒子ですが、
「一方向だけ」なら、普通のゼッフル粒子でも水鉄砲と同じ原理で飛ばす(慣性運動)ことができるのでは?
粒子間の反発力が強くて、すぐ拡散しちゃうんだろ。
>>872 その程度のことなら、すぐ開発されたろうし、「指向性」なんてつけて別物扱いしない。
時々疑問に思うんですが、
アメリカでは一部の貴族が民衆を支配して悪政を強いてますが、
日本では民衆に選ばれた政府が悪政を強いている。
いったいどっちがたちが悪いんでしょうか?
>875
板違いです。
「総論としての政治形態」は銀英伝のネタではありますが、
貴方の疑問は「各論としての現実政治」であり、SF板で扱う内容ではありません。
このネタがどこのパロディかもわからないような人間が銀英伝ファンやってるってのがウケル。
ニュースで政治家を紹介する時に
「あの偉大な政治家のお孫さん」「あのお殿様の子孫」
と嬉しそうに言うこの国で民衆に選ばれた政府とな?
貴族階級の奴ってミドルネームでフォンって入ってるだけどどういう意味?
男爵に付くミドルネームか、
さもなくば音の単位だから声がデカイやつに付く尊称じゃねーの。
ロケットで有名な「ヴェルナー・フォン・ブラウン」の正式な名前は、
「ヴェルンヘア・マグヌス・マクシミリアン・フライヘール・フォン・ブラウン」
であることを知った。
銀英の門閥貴族みたいでカッコイイが、名前を略した理由もよくわかるw
戦争論といえば、
カール・フォン・クラウゼヴィッツ
Carl Phillip Gottlieb von Clausewitz
カール・フィーリプ・ゴットリープ・フォン・クラウゼヴィッツ
ドイツの大統領と言えば、
パウル・フォン・ヒンデンブルク
Paul von Hindenburg
パウル・ルートヴィヒ・フォン・ベネッケンドルフ・ウント・フォン・ヒンデンブルク
鉄血政策といえば
オットー・フォン・ビスマルク
Otto von Bismarck
オットー・エドゥアルト・レオポルト・フォン・ビスマルク=シェーンハウゼン
知らなかった。みんな名前を略していたのか。
ほんとはメチャ長いんだねw
ヒンデンブルクなんて、ビッテンが「嫌がらせか!」って切れそうだw
ところで、なんでヒンデンブルクは
「フォン・ベネッケンドルフ」「フォン・ヒンデンブルク」って苗字が二つあるの?
>>888 日本人と違う名称の付け方があるからね。
クリスチャンネームが入ってたり、
ミドルネームが入ってたり。
で、フォンはまたそれとは違うものだし、
略称用のものでもないわけで。
ぐぐったら簡単にしらべれるよ。
上位2〜3件見るだけでも勉強になるから見ておいで。
891 :
888:2009/04/03(金) 17:00:48
フォンの意味を知りたがったのは俺じゃないw
フォン=爵位ってことくらいはしっとる
>>889 それはフォンの意味がわかれば理解できるはず。
>>891 残念。
35点。
フォン=爵位じゃない。
だから言ってる「ぐぐれ」って。
ぐーぐるで調べても、うぃきで調べてもすぐわかると思うが。
じゃないと
>>892の意味も理解できないだろうね。
894 :
893:2009/04/03(金) 17:20:24
仮にフォン=爵位となれば、
シェーンコップもカリンも爵位持ちとなってしまう。
だが実際どうだろうか?
>>867 例えば、ボロディンが降伏したとするでしょ?
そうすると「同盟軍の勇将ボロディンが降伏した、捕らえた」っていうことで、
帝国軍の士気が上がり、逆に同盟軍の士気が下がる場合だってあるんだよね。
持ち場を死守するっていうのも、武人というか軍人としては当たり前のことで、
ボロディンが自殺しながらも勇戦したとして特進したのは、
命令を守って戦死=軍人として評価できる死に方をしたってことだよ。
作品中で皆、違う戦艦に乗ってんの?
それともムサイのような量産されている戦艦にのってる奴もいんの?
旗艦に関しては任務の性質や提督の好みで
ある程度カスタマイズされてあるみたいだね
機関部強化したり通信装備の追加などなど
○○級戦艦っていう基本的な型があって
それを元にカスタムしてある感じで
帝国のほうがカスタム度合いは強いね
「俺の考えた最強戦艦」って感じに近い
まあ基本型が悪いってことは無いだろうから
あえてカスタムしないということもあるだろう
アニメの方の話題ではあるが
帝国軍のバリエーション豊かな戦艦群はラインハルトが元帥府開く時に
あまっていた試作艦を大量に引き取ったと後付設定があったと思う
大貴族からしてみれば完成された標準戦艦の方が安心感があったんだろうな
アニメだと各司令官は専用の形や能力の異なる旗艦で指揮してその他の艦は量産の同一タイプ。
原作だとラインハルトの艦がノベルの表紙になってて特別な艦のようだが他の艦については
特に言及なしと。まあ他は全て同一の量産艦じゃないかなと。現在の戦闘艦みたいに
同一タイプでも細部は異なるみたいだろうが。
まあ同盟でも、
ヒューべりオンと、トリグラフで旗艦にふさわしい風格とか書いていたから、
それぞれ形が違うかもしれんね。
グエン・バン・ヒューの乗艦カコイイ… 見かけ倒しだけど。
>>872 30万キロメートルの長さにわたって
それなりの濃度と、かなりのスピードで散布しなければならなかったので
(小説の描写だと数時間ぐらい?すくなくとも数日には見えない)
「普通の」ゼッフル粒子をその方法で散布するのは無理があったのでしょう
そもそも銀英伝でその辺の突っ込みいれるのは野暮ってもんでっせ、旦那
905 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/03(金) 23:50:12
この作品のSF要素について真剣に考えてはいけません。なぜなら、作者がそんなものには重点を置いてないからです。
この作品の細かい部分の矛盾や疑問を考察してはいけません。なぜなら、作者は作品を書く上でそんなことは気にしてはいないからです。
906 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/03(金) 23:58:15
>>904 346 : [´・ω・`] P222013016193.ppp.prin.ne.jp :2009/04/03(金) 21:54:39 ID:xK9MiuH3
よろしくお願いします
【*板名】 SF・FT・ホラー
【*スレ名】 銀河英雄伝説 素朴な疑問Vol_48
【*スレのURL】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1235205710/ 【名前欄】
【メール欄】 sage
【*本文:ここから下にコピペして欲しい本文を入れて下さい。この下の行から本文としてコペします。】
>>872 30万キロメートルの長さにわたって
それなりの濃度と、かなりのスピードで散布しなければならなかったので
(小説の描写だと数時間ぐらい?すくなくとも数日には見えない)
「普通の」ゼッフル粒子をその方法で散布するのは無理があったのでしょう
そもそも銀英伝でその辺の突っ込みいれるのは野暮ってもんでっせ、旦那
907 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/04(土) 00:29:35
461 : [´・ω・`] P222013016193.ppp.prin.ne.jp :2009/04/04(土) 00:18:29 ID:r+DNmGcV
よろしくおねがいします
IPアドレス 222.13.16.193
ホスト名 P222013016193.ppp.prin.ne.jp
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市外局番 該当なし
接続回線 PHS
都道府県 該当なし
IPひろば検索ランキング ランキング圏外
908 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/04(土) 01:07:25
461 : [´・ω・`] P222013016193.ppp.prin.ne.jp :2009/04/04(土) 00:18:29 ID:r+DNmGcV
よろしくおねがいします
【*板名】 SF・FT・ホラー
【*スレ名】 銀河英雄伝説 素朴な疑問Vol_48
【*スレのURL】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1235205710/ 【名前欄】 904
【メール欄】 sage
【*本文:ここから下にコピペして欲しい本文を入れて下さい。この下の行から本文としてコペします。】
>>906 このスレに代行で書き込んでもらうことに
何か問題があるのでしょうか?
問題ない
910 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/04(土) 10:04:27
アホ臭い妄想作品を現実に当てはめて語ること
自体が無意味。
だが多くの読者はその罠に嵌って、熱く語る。
「これは現実を映し出しているのだ。」と。
政治制度に対する登場人物たちのウンチク
もまったく現実では役に立たない代物だ。
ただのホラ話、ヨタ話として楽しめばいい。
>>910 最近の流れをみると、
現実の歴史や知識を出して作品を批判する人のほうが多いようだし、
その内容も引用する知識が半端だし、小説の読み込みも足りなくて、
思い込みや勝手な想像がおおすぎ。
もうちょっとレベルを上げてくれないと釣れないよ。
>>911 人が多いってより、一人かもね。
ってか、ふつーに調べればわかることをきく人は数人いたね。
人間的にレベルが下がってるかもね。
こうちゃいりぶらんでーってどうやってつくるの?
紅茶とブランデーを混ぜる
っていうか、どこの誰が現実に当てはめて語っているというのだろう
役に立つかどうか、で物語の良し悪しを判断するのはアホのやることだと思うが
917 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/04(土) 16:37:32
登場人物がやたらとウンチクを語りたがる気持ち悪さ。
まともな人間なら「バカじゃねえの?」と失笑するのだが、
ここにいる連中はオツムが足りないのか、突っ込みすら
入れない。
こんなものが文化とか笑わせないでもらいたい。
ウンチク好きなんてヤンくらいしかいないと思うがなあ。
どこの世界の銀英伝だろ。
>>917 銀英ギャグ説をとなえた方も、このスレの人に相手されなくて、
同じような棄て台詞を吐いていたなあ〜。
まあ、初出からもう20年以上だしね(アニメでも20年か)。アンチネタもやりつくして、大抵のは「何を
今更……」だわな。
ミイラ化した遺体があるのに特定出来ないなんて、いくら昔でも異常過ぎ
DNA鑑定なんて昔っからあるのにさ
>>922 照合するサンプルがなけりゃ、本人確認できねぇべ。
父親の皇太子は死んでるから母親のサンプルと照合せねばならないが、出てきたっけ?
廃立してるんだからそんな事までしないと思う・・・
>>923 サンプルが無いなんてあり得るか?勿論当人のだが
>>924 オーベルシュタインなら調べるだろ?
>>922 DNA鑑定で個人が特定できるという論文が発表されたのは1985年。
犯罪捜査に使われたのはその翌年らしいけど、
日本で捜査に使われたり、
一般に知られるようになったのは1990年代に入ってからだし、
サンプルを採取する技術力も当時は未熟だから、
10巻を書いた当時に書かなかったから常識はずれとはいえないと思うぜい?
オーベルシュタインのことだから、本編で描写されてないところでチェックはしてるだろう。
その結果が本人だったけどこりゃあ拙いってんで別人扱いにした…と俺は脳内補完している。
いや、別人と判明したのはレオポルト・シューマッハの証言からだぞ。そこにオーベルシュタインが
介在出来たかどうか疑問だし、そもそも本人だったのがまずいから別人扱いにするなら最初の時点で
「検査の結果死体は関係ない子供でした。持ってきたランズベルグ伯はちょっと精神的に駄目に
なっちゃってました」と発表すればいいじゃないか。自分は、あの顛末は文中の通り「ランズベルグ伯が
死体と一緒に持っていた日記が見事な出来だったのでわざわざ死体を調べるまでもないと思っていたら
シューマッハの証言で日記が見事な捏造なのが発覚。結局どうすりゃいいねん」だと思うが。
ふと思ったのだが、銀河英雄伝説の艦隊戦が、万単位の艦による集団戦なのは、個々の艦の性能よりも、
数と、司令官や参謀たちの能力で勝敗が決まるような、そんな戦いにしたかったからなのだろうか?、
何を今更…
しかしアニメのパーミリオン会戦のグロさは異常
グロには慣れてるつもりだったが不意打ちだった・・・
>>929 ,ィ´ `ヽ
( <bカ ___ j
ゝ,_ ,ィ´ ̄ ``ヾミ|
// ,ィ ̄`フ´ ̄_ _ `トj
i゙,〃 ,、;/´ '´ `` ー-、 l!
i|レ'´/リ ,、ィニニ゙ミゝ、,, _,,.、、,.l
,! ,ィヾj "´ ,ィモテゝ'´ j,rー-ミj! では、まず君は半年間ROMる事を守ることから
l l こ} ゙ '´; i`゙ー'' l 始めることだ。でなければデビューしたところで
ゞ い( ` , , .:; l 、 ,! 協調を欠くことになるだろうし、君にとっても
`ラゝ-、 ; ' r-、 ノ ! 周囲にとってもそれは不幸なことだ。
_,j/ ゙i ,ィ `´ / 悪いことは言わんから出直しなさい
/ (f ヽ ゝ ー-‐─-、 /
/ \ \  ̄`` /
'´\ `ヽ、 `ヽ、 ,/、
_, 、‐\ `''ー、-、`ー‐'─イ \
\ / j|´ ̄`Y´^ヽ /^i、
933 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 12:51:43
銀河英雄伝説はガンダムと違い
「テメー」とか、
「〜してんじゃねーよ!!!」とか、
「〜なんだよ!!!」みたいな
中卒、高校中退、暴走族、チンピラなどが使う
知性ゼロの低学歴DQN言葉を使わない所がいいな。
>>933 だってガンダムのメインはパイロットだぞ
言葉の使い方は悪いさ
種でも見てたのか
そうか、ポプランが主人公なようなものか
ドイツ語と英語みたいな田舎語を話してる時点で何をかいわんや
937 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 15:00:40
言葉の表現力が豊富で文筆才能のある作家が書いた原作本の無いアニメオリジナル作品は
中卒→アニメ専門学校コースを出た低学歴アニメーターがセリフまで考えるので
どうしてもそいつらの地が出てしまい知性や教養の無い言葉使いになるのだろう
句読点もなしに長い文を書く937とかも作文能力はちょっと…
>>937 お前さんの言う知性や教養ってーのは難しい言葉を使うことだけなのか
アニメの基本的な製作体制も知らないようだしなぁ。
シナリオライターという概念すら知らないようだからなあ
ガンダムのキャラが「卿は〜」とかラインハルト口調で喋りだしたら違和感ありすぎだし
ガンダム詳しくないけど、そういう奴いるか?
942 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 18:11:23
アニメのシナリオライターごときと一般作家を
同じ才能レベルと思い込んでる厨もちょっとなぁ〜w
銀英伝の無駄に難解な喋り方好きだな
ガンダム世界では小難しい言葉で交わされる議論や陰謀は
全部まとめて「ずるい大人の世界」というジャンルに分類されるからな。
ガンダム世界では子供が主人公なんだからそれはそれで当然なんだが。
945 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 18:41:13
アニメによく出てくる貧乏臭い生活シーンって
アニメ作ってる奴らの貧乏臭い生活環境そのものなんだよな。
なぜかって?
アニメ作ってる奴らは年収100万で生活してるから
貧乏臭い生活しかリアルに表現できないんだよ。
だから
ハイソでセレブな世界を表現すると
とたんにリアル感の無いおとぎ話風になってしまうんだよな。
>>946 いや、正しくはこうだ
ふむ、卿が何を言わんとしているのか理解しかねる。
もう少しばかり人間の言葉を勉強してまた来ることだ。
これが銀英伝しゃべり。
学校でやったらハブられる。(実体験)
宇宙世紀の登場人物で卿とか言いだしても違和感ないのって、
ジオン側の上流階級とか、バビロニア系の上層部たちくらいか?
>>948 コスモバビロニアには銀英の帝国軍みたいな文化の連中がいたのかもな。
詳しく描かれなかったけど。
ザビ家とかも貴族的な存在なのかもしれないけど
あれ、ほとんど1代か2代ででなりあがったんだろ?
北朝鮮の特権階級と大差ない、貴族的ぶってもインチキ臭さが漂うな。
ザビ家に「二人称・卿」は似合わない。
>>947 ワロタww それだよそれww
何かメルカッツを思い出した
>>949 富野の時代劇嗜好から主に敵側でそういう時代掛かった描写が多いが、ジオンはやりすぎだよな。
1stだけならまだしも、その後どんどん酷くなっていったのがウンザリだったよ(上手くいっていたのは
時代劇風が似合うダンバインだけだな)。
富野は宮崎駿と高畑勲の演出力にコンプレックス持っているが、貴族とかセレブの描写も宮崎に
及ばんな。
>>949 ザビ家は兎も角、サハリン家とかはどう?
あとあれだ、デラーズあたりも卿とか言いそうだなw
声は黒狐だけど
銀英言葉というより帝国言葉かね?
個人的には八巻の、
「正面から力をもって彼(ヤン)の抵抗を撃砕し、
彼を『ふたたび起つあたわざらしめることこそ』、予と予の軍隊のゆくべき道であろう」
っていう台詞がアニメになってどう話されるのか一番興味があったな。
アクセントやどこで切るかちょっと興味があって、
アニメできいて声優は大変だなと思ったもんだ。
955 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/06(月) 07:33:19
ナポレオン、ベルばら、エリザベス一世、
ジャンヌダルク、日本や中国の戦国時代物、
古今東西の歴史映画なら
あたりまえ過ぎるセリフだけどな。
>>955 やはり閣下の頭脳は明晰・・・・
将官の到底及ぶところではございません・・
こう言ってもらいたかったの?
957 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/06(月) 09:35:06
今のアニメ界には、
て言うか、今の日本には、
サムライは絶滅して一人も残ってない。
今の日本に残っているのは
町人、遊び人、無宿人だけだ。
銀英伝の軍人は簡潔明瞭どころか
やたら飾り立てた言葉を使うな
貴族出ばかりでもないだろうに
>>957 革命でも起こして世直ししたら
どうぞやってください
業務用文書の書体がアレなんだべさ。
ラインハルトだってプライベートじゃ一人称「おれ」で普通にしゃべるし。
軍隊の形式を趣味で自分色に染めるのは君主の特権。
>>958 旧日本海軍のちょっとかわったというか今の感覚で日常語じゃないよなって
言い回しは明治維新の絡みで薩摩言葉の名残らしい
似たようなことが銀英伝の世界でおあったのかも知れん
まあ地の文があれだから、単に作者の趣味なんだろうがw
962 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/07(火) 01:09:16
カンダムの幼稚過ぎるセリフの方が異常。
それを異常と思わない低脳な奴はもっと異常。
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/07(火) 01:24:36
>>962 そこまでは思わないけどね。
異常異常って極端に言うほうが異常に見える。
>>962 彼はキラキラ星のガンダムのことを言ってるんだよ
965 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/07(火) 09:29:50
かなり同意するけどな
>アニメのセリフが幼稚
>>958 言葉どころか、生活様式まで18世紀風になってしまったのは謎。
いくら社会制度が変化したとはいえ、日常から電化製品が
消えてしまったわけではないのに。
>>966 謎でもないかも。
書かれた時代背景とかを抜きにしても、
ゴールデンバウム王朝のような強権専制国家であるなら、
タリバンや北朝鮮のように生活様式を押し付けることは可能だし、
復古主義のような形で不便さを強要される可能性もある。
ゴールデンバウムが数十年かけて、
18世紀のような貴族スタイルが好きで押しつけてきたなら。
だからそこまで謎とも思えない。
古臭いのは見掛けだけで、中身はそれなりにハイテクかもしれんしな。
作品の視点から言えば、庶民生活の細々したことまで描写する必要もないから、イメージ統一で
省いただけだろ。小説はすべてを書く義務はないんだよ。
原作では新無憂宮は
機械使わず人力メインで贅沢だとか皇帝でも自分の足で歩けとかいう話だったからなあ
かなりずれた思想
>>969 変だろうか?
ルドルフはヒトラーと同じで「健全な肉体」にこだわりをもち、身体障害者のたぐいを侮蔑していた。
だったらみんな機械に頼らず体を動かすべし、という思想につながるのは仕方ないかと。
現在の日本でも、エレベーターに乗ることを嫌悪する人とかいるじゃん。
人力でやるとその分雇用が発生するから
全自動よりは民衆のためにはいいんでないかな?
新無憂宮の使用人達って何気に謎だよな
平民風情が雇われるわけは無いし、かといって貴族っぽく見えないし
貴族様だったら仕事できない無能だろうし
>>972 使用人だから平民でいいだろ。直接の世話役とかになれば、下級貴族の子女かもしれんが。
謎とか垂れる前に、現実の例で考えろや。
今現在、皇帝が国を治めてて新無憂宮みたいなのがある国ってあったっけか?
宮○庁
>>975 日本のすぐとなりの半島にあるだろ、銀河帝国を100億倍ショボくしたような国がw
あの国の例で行くと、将軍様のそばで世話をする人間(料理を作ったり、車を運転したり)は労働党幹部(いわゆる貴族階級だな)ではないよ。
ピョンヤン在住というだけで特権階級ではあるけど、「平民の中で恵まれている人たち」だよ。
帝国もたいしてかわらないんじゃない?
公爵とか伯爵が皇帝の使用人やってるとは思えない。
身分そのものは平民で、でも他の平民からは羨ましがられている、みたいな。
がんばって皇帝に気に入られれば、気まぐれで帝国騎士の称号くらいはもらえるかも。
>>981 そこに書いてある内容を見たら使用人がどういう存在かわかると思うけどね。
使用人がどういう形で出てきて、社会の中でどのような地位や身分で構成されていくのか。
そういったことを抜きにしてただ時間の一点を抜き出して、それが正しいとするような書き方は誤解を招くと思う。
つまり
>>980も間違ってはないが、すべてではない。ということ。
北朝鮮の例もいいが、
銀英で語るなら西洋の使用人制度を述べるべきだし、
それも中世前後をメイン考え、そのうえで同時期の日本や中国の差異、
そして古代からの使用人制度を述べなければ意味がないと思うな。
えらそうなこといっちゃったけど、
要は
「使用人たちの身分がよくわからないから謎だ」という
>>972の問いかけに
「ウィキみて、ネットでちょこっと調べれば全然謎じゃないよ」
ということ。
まあ、結局はフィクションの話だしねぇ
新無憂宮のモデルはあるけど、どのような人達が働いていたかなんて解らないし。
(多分、しっかり探せば文献とかあるんだろうけどさ)
985 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/07(火) 20:07:44
皇帝の身辺に近づける→下級貴族の子弟
その他の雑務→裕福な平民
>>972 日本だろうと外国だろうと、
宮廷や宮殿で働く人たちが皆貴族や支配者階級ってのはないと思うぜい?
やっぱり宮廷や宮殿で働く人たちにも役割があるだろうし、
庭師でも給仕でも女官でも執事でも、
上の位の人はそれなりの家や教養が求められ、
下の位の人を使う・・・ってのが普通に考えられるけどなあ
987 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/08(水) 09:31:44
●アニメのセリフの幼稚さは異常。それを異常と感じない奴はもっと異常。
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俺様以外はみんな異常
989 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/08(水) 16:28:36
アッテンボローが1番Hが上手そうだな。
得意技は1点集中攻撃(Gスポット攻撃)と
逃げる振り(入れる振り。チンポの先っちょだけ入れて抜いて、入れて抜いての繰り返し)
愛液が出てきたら、「お客さん、ご案内ー」とでも言うのであろうか?
やっぱ精子を出すとき、同盟軍は「ファイヤー」、帝国軍は「ファイエル」、
アイゼナッハは「チェックメイト」とか言うのかな?
アッテンボローはシャープに見えてシャイ。
春ですね
外に出ずともNET越しに季節を感じられる
まさにSF板のあるべき姿だろう
ボクはオナヌー第一です
>>993 アニメ板のスレでカイザーが
「ユリアン一人も友達いないのかよww」
って笑ってたから対談して来い。