『SFマガジン2008年11月号』−特集宇宙SFの現在に
グレッグ・イーガン・山岸真訳「グローリー」掲載。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/06(月) 01:15:32
スレ立て乙あげ
TAPは11/25か
何が収録されるのか気になるある
「グローリー」って、「朝に道を聞かば夕に死すとも可なり」な話でFA?
ビッグクランチが起こると、野蛮人に文明滅ぼされてOKなんでしょ。
順列都市で耐性が付いたと思ったんだけど
本屋でディアスポラを手に取って読んでみたら素晴らしく意味不明だった
時間をかけて読めばなんとか理解出来るだろうか
結構気になる
いけるいける。
頑張れ。
困ったらディアスポラ数理研へGO
最初のほうは指輪物語のホビット荘の説明と同じようなもんで読み飛ばして可
>>8 読み終わった。
「朝に道を聞かば〜」は、確かにそれっぽい科白もあったけど、「死すとも可」
ではないような。
ジョーンや融合世界の人々はニア人寄りの存在で(<ニアの光>)、少しでも長く
研究課程でモラトリアムしていたいよぅ、っていう話なんじゃない?
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/12(日) 01:49:14
>>9 やめとけ
おまえには無理だ
俺も無理だったがw
ひさしぶりにルミナス読み返したけど、あの作品で中国が舞台になってるのって
社会主義を掲げる共産党の体制と事実上の資本主義が同居する彼の国の状況を、
相矛盾する二つの数学がせめぎあう宇宙のイメージに
そこはかとなくオーバーラップさせていたんだろうか?
TAPは初めて文庫以外の本ですね。
どんな表紙になるんだろ。
間違えて買った人がファンになるといいけど
>>14 一昔前の近未来モノにおける日本の立ち位置と同じってだけでは。
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/15(水) 20:51:29
資本主義サイドは科学に対する大規模投資を避けてるからなw
科学研究に採算性を持ち出した時点でw
>>16 俺もそんな感じを受けたな〜
Incandescence読んだ。こんどは力学だ!相対性理論だ!
しかしディアスポラや Schild's Ladder のあとだと、おとなしく感じるな。
別の宇宙に行くわけでもなく、新しい物理法則が生まれるわけでもない。
厳密な意味でのハードSFではある。(すくなくとも半分は。)
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/26(日) 21:33:06
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309622033
発売日 2008.12.17
延期しやがった、山岸はもう退けよ
ほんとだ。ひでぇ
今年中に読めれば……
なんという予想通りの展開だ
翻訳降りちまえ
山岸って別に翻訳うまくないよな
今年度中に読めれば……にならなければ、想定内
山岸って元々はSFファンあがりの評論家っていうかレビュアーであって
翻訳家じゃねえんだよなあ。
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/28(火) 21:51:01
それをなんちゃって翻訳家と呼ぶ
万物理論を読んだけど、理論の説明部分とかがわけわかんなくて困る。
おれがゆとりで高卒だからか?
お前らは理解してるんの?
過去スレ読んでこい
お前がゆとりで高卒だからだ。
俺たちは理解してる。
個人的イーガン長編わかりやすさは
順列都市>宇宙消失>>万物理論>>(267904176383054レベルの壁)>ディアスポラ
順列都市は解りやすいよな。
起きる現象は奇抜だけど、理論自体は単純だから。
ストーリーとしてはディアスポラは単純明快
>>30 それ、理論がわからなくても支障のない度合いでいったら
完全に逆転するな
ディアスポラは第二部から読み始めれば全く問題ない
第一部は付録だから読みたい人だけ読めばいい
ディアスポラは角運動量の保存則だけはきちんと理解してないと
物語の面白さを大幅に損なってしまう気がするけど、別に難しい
法則でもないしね。
とかげ座のあの話?
順列都市でコピーが死にたくなる理由、もやしもんを読んだら分かった気がした。
人間の本質は菌の詰まった肉袋なんだよ!!!!
はあ
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/02(日) 08:29:28
間違っては居ないな・・・
ディアスポラはガウスボンネの定理だけはきちんと理解してないと
物語の面白さを大幅に損なってしまう気がするけど、別に難しい
定理でもないしね。
ディアスポラはヤンミルズ理論だけはきちんと理解してないと
物語の面白さを大幅に損なってしまう気がするけど、別に難しい
理論でもないしね。
『百光年ダイアリー』
結局、あの日以降の日記は全て(時の権力者による)偽造だから、一致しなかったのか?
まぁそんなとこだろうなぁ
ディスコ探偵読んでて百光年ダイアリー思い出した
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/05(水) 21:03:43
ディアスポラに出てくる、アシュトンラバルの蓮のアイコンの信念セットって
仏教のことだよな。
パレスチナの有神論複製子→キリスト教
あらゆるモードでの否定込みの信念セット→仏教
これでおk?
ディアスポラは順列都市や万物理論と比べたら判りやすいよね。
認識論みたいなのが関係して来ない分SFらしいSFだと思う。
「時間封鎖」の訳者あとがきでおもいっきりイーガンの悪口書かれててむかついた。
宇宙消失が陳腐だと。
それを言うなら、ビッグバン支持の有神論者や、
人間の意識を重視するタイプの量子力学者も
全員陳腐ってことになるねwww
陳腐な現代科学wwwwww
草生やすな
>>47 創元スレのほうにも似たようなことが書いてあったな
SFが読みたいからSFを読んでいるんであって、文学的評価とかはどうでもいいんだよなぁ
まぁ万物理論とかディアスポラに比べたら宇宙消失はテーマ薄かったかも
確かに宇宙消失はその二つと比べたらスケールが小さいな。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/10(月) 18:52:42
え?スケールデカイだろ・・・宇宙人死にまくってるんだぜ?
骨人に誓って新作早く読ませろ
語り方がやたら上手い小説で一気に読めたんで傑作だなと思ったのに
あとがきで翻訳者があんな性格の悪い褒め方するもんだから評価する気がなくなっちまったぜ。
「万物理論」改めて読み直したんだが、山岸真か?
この人翻訳へたくそなんじゃないの?一つの文章が長すぎて理解しにくいと思うんだけど・・・
イーガンの他の作品に比べて超絶難しいとは思わんけれど、訳で損してるんじゃないか、と思った。
>>54>>56 糞地獄
イーガンの翻訳は全て山岸です
一文長いよね
普通の日本語の文章がABCD…って流れだとしたら
山岸訳ってBCD・・・Aみたいな感じで最後まで読まないと何のこと言ってるかわからない上に文末が次の次の行だったりしてナニコレみたいな
誇張してるかもしれんけどそれくらいの読みにくさの印象はある
英語の構文をそのまま直訳した感じだ
61 :
58:2008/11/14(金) 23:25:31
>>59 まじでか・・・
とおもって本棚見たら確かに全部山岸・・・
どうやったらこの赤っ恥のコキッ恥を濯ぐ事が出来るのか。
とりあえず俺がエデンの園配置するときはお前ら入れないからな。
チャルマーの岩から山岸訳だった
最初に唾を付けたもん勝ちだな
>英語の構文をそのまま直訳した感じ
俺はそれが結構好きだな
まあ文句があるなら原書読め、ってことだな。
日本語訳でさえついてけないのに英語のまま読むとか鬼
原書の単語がどうなってるのか見比べた時、こういう順序で訳すのかとちょっと感心したことはあったが。
まあ圧倒される内容だから、時々気になる訳はあっても、全体的には特に気にならないな。
このスレに来るくらいのイーガンファンなら(糞訳に頼らず)原書読みが当たり前だと思っていたが、
そうでもないわけか。勘違いしててゴメン。
物語なんだから、わざわざネイティブじゃない言語で読まないわな。
原書って高くね?
英米ではハードカバーはコレクターズアイテムみたいなもんだから値段は高め
読めればいいってのならペーパーバックか電子書籍だな
日本と違ってたいていペーパーバックすぐに出るし
>>67 俺なんかイーガンの脳に接続して読んでるよ。
俺なんか俺の脳の中にイーガンの脳のシミュレーションを走らせてるから接続する必要すらないよ
まっさきに俺が読んで基石となってやる
こんなに苦しいのなら悲しいのなら・・・愛などいらぬ!!
と言ってる友人が自発的自閉症者協会に入りたがってるんですが、誰か連絡先知りません?
1,995円、高いな……
奇想コレの値段だしいつもどおりじゃね
>>76 価格もさることながら、奇想コレクションのつらいところは
やたらかさばるところだな
新刊が出るたび買ってるとあっという間に本棚が埋まる…
まだ予約できないの?
12/3といったら水曜じゃん。
うち帰った瞬間に届いていて
速攻で読めるのが理想!
順列都市を30行ぐらいでネタバレありで要約してくれ。
880 名前:順列都市(第一部) :03/09/26 00:32
我が囲碁部では画期的な碁盤を開発しました。
マス目 ∞×∞、部員無制限、永遠にゲームを楽しめます。
881 名前:順列都市(第二部) :03/09/26 00:33
コラ!将棋すんな!!
これだけじゃわからん
とりあえず塵理論でググれ
こういうのって、訳者の手を離れてから発売日とか出すもんじゃないのかねえ。
bk1では予約できるな
特価書籍で1割引で買うから予約しない
小倉百人一首はワンのタイル。って話は既出だっけ。
ふむ、詳しく。
>>80 ∞×∞の碁盤作って囲碁を始めたよ。
そしたら一部で勝手に五目並べしてる奴等が出て来たよ。
「そんなの囲碁じゃねぇ、ほんとの囲碁はこうだ!」と教えに行くことにしたよ。
そしたら五目並べのほうが人気でちゃって
囲碁部は閉鎖の危機と
なるほど百人一首も一種のセルオートマトンなんだね。
あるルールに従って隣りの枡目が埋まって行く。
エッセイみたいな表紙だな
奇想コレクションだからな。大体似たような表紙だ。
amazonでコンビニ受け取りにすると拒否られるのは何故?
12/3だったら、当初の予定から1週間くらいしかかわってない。
原稿の遅れと言うよりも、単に商売上の理由だろうな。
そもそも、出る出ると言われてから3年くらい経っているようなきがするが。
無限の碁盤というのはあれだが、上下左右がつながった碁盤ならゲームは成立するな。
ただし実際の碁盤じゃ上下左右がわかりにくいから、
ソフト上で再現して、いつでもスクロールしてみられるようにする
隅は囲えないから、1手目はどこにおいても全く同じになる。
となると後手番有利になるのかな?
>永遠にゲームを楽しめます。
だから決着つかない
だから有利も不利もないんじゃないか
全然新刊が出ないので
オージーつながりでチャーマーズの意識する心を買った
字がみっちりでお徳感はある
明日新刊出るぞ
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/02(火) 22:03:59
東京だと今日出てるよ
うそまじかよ。アマゾンはやくとどけろ
どのバージョンの世界?
アマゾンで予約してたけど、発送予定が12/3になってるなぁ。
ところが今見ると、普通に在庫有りになってる。
アマゾンによくある、予約より発売日に注文した方が早いパターン?
横浜には売ってたよ>TAP
ちなみに裏表紙見返しの所の「次回配本」は、
フリッツ・ライバーの「跳躍者の時空」。
2009年夏刊行予定、だってさ。
ライバーね。来年あたりバケツの復刊きたらいいのに
うおっ、TAP出てるのか。
ひとっぱしりしてくる。
きたぜきたぜアマゾンから
今から読むぜ
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/04(木) 01:20:46
本当に欲しいものはamazonで予約するな
これ常識
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/04(木) 14:34:29
河出書房からイーガンとは珍しい。
\1995とは…万物理論が\1470だっけか。
「要塞」でレイチェルが言ってたネタ、何処かでも見た覚えがあるんだが、思いつく人いない?
ヒャッハー!
TAPゲット!!
あんまり話題になってないのは何故なんだぜ?
たぶん皆週末に読む
読み終わっちまた。
なんか新しいイーガン像が見えてきた。ホラーとか。
でもやっぱりSFがいいよSFが。
「TAP」「森の奥」「銀炎」「ユージーン」が面白かった。
今までの短編集と比べると……どうだろう。
奇想コレクションのカラーには合ってるかもしれないけど。
えっ SFじゃないのか!
割と条件反射で買ってしまったぜ
べつにいいけど
自警団、散骨はSFじゃないな。
確かに今までの短編集とは違った毛色だ。
ユージーンはテッド・チャンの理解を連想した。
え、もう発売したのか。
完売しました。
「ユージーン」は俺の理解を超えている
なんで生まれなかった子が…
誰か説明しておくれ
優秀すぎて生まれる必要がなかった>ユージーン
むしろ星新一を感じたなぁ。
123 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/06(土) 10:36:05
アマゾンからTAPの宣伝が届いたが、ハードカバーなの? 高すぎです。
時間封鎖の方が面白そうなんだが
ソフトカバー、単行本。
短編集と長編とでは面白さの比べ方が違うから比較したくないな。
文庫じゃない。
表紙はペラペラだけど、こういうのはハードカバーっていうのかな。
じゃあ買わなければいいじゃん。誰も強制なんてしてないし。
好きな人はハードカバーでも買う。高いと言って躊躇するなら買わない。
簡単な話。
個人的にこういうソフトカバーって結構好きだ。
ハードカバーほど重くないし、文庫より読みやすい。
きらいじゃないんだけど、紙と、表紙の高さが違う上、表紙が柔らかい材質だから、すぐ痛めそうだなぁ。
それならいっそほんとのハードがバーみたいに、表紙が頑丈な紙で、すり減ったら味が出てくるようなのがいい
>>129 ……一度ググってからタイトル付ければ良かったのにね。
これじゃ子供に海月や心太と名付けるDQN親と変わらん。
TAPかいました
「新・口笛テスト」がアーサー・C・クラークの
「白鹿亭なんとか」短編集の
「天上の音楽」みたいな一編の、
インスパイアどころでない何かなのですが...。
どうなってんの???????
似てる話はあるし似てるJポップもあるし
似てる漫画もあるだろうさ。しかしへこむ。
失礼ながら、R・A・ラファティの
アイデアを「泉でなく、不衛生な共同井戸から
くみ出しているのだ。」みたいな一節を
思い出したよ。
132 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/06(土) 14:21:54
収録作品 †
* 「新・口笛テスト」Beyond the Whistle Test
* 「視覚」Seeing
* 「ユージーン」Eugene
* 「悪魔の移住」The Demon's Passage
* 「散骨」Scatter My Ashes
* 「銀炎」Shilver Fire
* 「自警団」Neighbourhood Watch
* 「要塞」The Moat
* 「森の奥」The Walk
* 「TAP」TAP
ユージーンが「数学的表現」で説明するあたりがまったくもって意味不明だった
完璧にシミュレーションできるから未来も過去もないってことなのか?
…まぁ、何より驚いたのは、アンジェラとビルがそこをさらっと流してるところだが…
キャンキャンと文句だけ一人前の人って…いるよねー★
ヤバイ。ユージーン、ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
ユージーンヤバイ。
まず、天才。もう天才なんてもんじゃない。超天才。
天才とかっても
「アインシュタイン、3カートンぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ 。スゲェ!まだ生れてないの。生死を超越してる。存在してないにも関わらず超天才。
しかも、これからも存在しないらしい。ヤバイよ。過去も現在も未来も関係ないよ。
だって、普通は生れてないと何も出来ないじゃん。だって、生れてもいないのに親のスネをかじれないじゃん。生れてもいない子供がニートとか困るっしょ。
子供が欲しいなと思って医者に相談しただけで、生んでもいない子供に、貯金全額使い込まれてるとか泣くっしょ。
だから普通のニートは生きて金をせびる。話のわかるニートだ。
けどユージーンはヤバイ。そんなの気にしない。親の金使い込みまくり。しかも、金の使い道が自分の存在可能性を排除するため。ヤバすぎ。
存在しないって言ったけど、存在しなくても自らの意思で過去に影響を与える、そんで自分が決して生れないように操作する。
「じゃあ、一体、どこが起点なのよ?」
って事になるけど、それは多分作者にもわからない。ヤバイ。イーガンにもわからないなんて凄すぎる。
それに超引き篭もり。超空気。超涅槃。実存しなくちゃならない理由が見つからないとか平気で言い出す。
実存から引き篭もるって。どんだけヒッキーなんだよ。
なんつってもユージーンは、やる気が無い、存在しなくても平気だし。
うちらなんて、ダルくなったらネットとか見たり、おやつ食べたりするのに、
ユージーンは全然平気。そもそも永劫に存在しない。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、ユージーンのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイユージーンを生み出したクック先生とか超偉い。
無かったことにされてるけどがんばれ。超がんばれ。
よくできとる。
いつも思うんだけど、
イーガンの小説内に出てくるバンド名とかゲーム名のテキトーっぷりはなんなの
オーストラリアじゃかっこいい名前なんだよ
なんとも苦しいツッコミだな^^;
他に文句のつけようなかったのか?w
TAPの値段が高いとか言ってるやつは普段SF買わないやつなんだろうなぁ
普段文庫本以外買わない奴かと。
自分はイーガンだから、高いなあデカいなあと思いつつも買うけど。
「銀炎」ってよく解らなかったんだが、バカの壁の話し?
「悪魔の移住」のお母さんラットのところで思わず涙ぐんだ…
イーガンに動物もので感動させられる日が来るとは…
実はイーガンの正体って脳腫瘍らしいよ
イマかよ
最近ハマッた初心者ですが
さっき宇宙消失読了したんですがなんか量子論酔いwで気持ち悪い
イーガンsugeee!
次万物理論いきます
ミステリ味のイーガンも結構いいな。
イーガンのミステリにはある程度の傾向が見えるな
人間の倫理観を覆すような技術が発明される
↓
それが商品化され一般化し普及する
↓
不可解な事件や社会現象が発生する
↓
主人公が調査に乗り出す
↓
その技術の驚くべき副作用が発覚する
ただこれって、実際の社会現象そのものなんだよね。この世のどの法律も会計制度も、現実の後追いで生まれたに過ぎない。法が想定できない事態が起きたり、ずるやインチキをする人たちが目立ってきて初めて、法が作られ改訂される。
技術が人間の社会や倫理観を変えるって小説書く人イーガンの他に知らない?
>>148 ざっと思いつく限りで
アジモフ、クラーク、ハインライン、クレメント、ベスター、
ニーヴン、ホーガン、シェフィールド、バクスター、ソウヤー、
石川英輔
ギブスン、スターリング、野尻抱介……っつーか名作と呼ばれるSFはもれなくそういう要素含んでるぞ>技術が人間の社会や倫理観を変える
>>137 『死霊』の青服=虚体 かよw
ユージーンったらザ・プラクティスだおなw
>>148 その図式、ドラえもんと一緒じゃん。
SFの基本の一つじゃね
「視覚」読んでたら「しあわせの理由」思い出してしまった・・・
不自由な身体能力を持ってしまったゆえに逆に世界がよく見えてしまったという悲劇が。
成る程、「視覚」のテーマはそこにあるのかな
なんかイマイチ腑に落ちないラストだと思っていた
視覚では悲劇でもないよね。
「視覚」は、視野が変わることで自分と他者を同じレベルで見れるようになった、ということかな?
自分の価値が下がったというよりは、他者を自分と同じ重要度まで引き上げたというような
でそれがラストの外套渡すシーンに繋がる、と
自警団の設定はホットファズを思い出した
しかしあの怪物さんは結局どうやって作られたのか気になって仕方ない
自警団のアレ、幽霊創作タイプの降霊会でもやったんじゃないかな。
「覚醒するアダム」とかでもやってたけど。
要塞のDNA改造人間は、思想の隔絶の暗喩なんだろうけど
SF的にはネタ振っただけで終わってしまった感じがする。え、これで終わりかよって。
まあ、どこにもSFとは書いてないからしょうがないけどな。
イーガンだったら改造DNA人間の描写までできると思ったんだけど、放置されたのは残念
でも、改造DNA人間って、DNAが変なだけで単なる人間じゃないの?
英語の文を「A→あ、B→い、C→う…」と変換しただけで、文法自体は英語のままって感じ
DNAレベルまで隔離するほどの他との拒絶を行う心理
(親とその心理的影響化にある子供の)は、ねちっこく書いて欲しかったな。
まぁ広義では万物理論がそれに当たるのかな?
万物理論で使ったネタのパイロット版みたいだったな。
>>143 「単なる病気にいちいち意味なんか求めるんじゃねえよ、アホ」って話。
>>165 万物理論が使い回しでしょ。
こっちが初出
問題ない。167がアホの子なだけ
万物理論ってそんな話だっけ?
俺は、主人公が恋人にフラれるシーンしか覚えてない。
あのシーン大好き。
メインテーマを表現するためのネタのひとつってこと。
おれも万物理論がどんな話だったか全然覚えてねぇや
宇宙消失は覚えてるんだが
あと、「森の奥」もなんだかいまいちよくわからん
森の奥は塵理論
万物理論は皆自閉症になろうぜ!っていうビックリな終わり方だったことしか覚えてない
万物理論はちょっと萩尾望都思い出したな
『TAP』読んだ(まだ途中だけど) 「要塞」のところで『万物理論』のネッド・ランダーズを
思い出した。というか、「要塞」のアイデアを『万物理論』のサバイバリストに活かした、という
感じなんだけど。
それはともかく、
>>137 に噴いた。
>>137 の才能に脱帽。
「森の奥」ようわからんな
カーターはあのインプラントで人類補完計画的なことを企んでるのか
奇想コレクションのシリーズって文庫化したりするの?
しないだろ今のところは
「新・口笛テスト」を読んで、“崖の上のポニョ”は ANMメロディ に入ってるのだろうか、
何番目ぐらいだろうか、と思った
個人的に今年は質の高いSFにいくつかめぐりあえて最高だった。
イーガンで締めでもう言うことなしでした。
ノーベル賞とる人たちは、SFネタになりそうな妄想とか抱いてないのかな?
「サイエンス・イマジネーション」で創発の研究者が言ってたんだけど
2050年位にはかなりイーガンっぽいことが実現しそうらしい。
んで「おれがびっくりするようなSFネタってぶっちゃけあるの?」って言ってた。
しかもそれに対してSF作家がSF書いて答えるって企画だったからかなり面白かったよ。
「視覚」の作中で言及されてたじゃん
盲視なら他の短編でも言及されてたろ。
むしろ「視覚」は少し違う話。
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/13(土) 11:51:27
文庫で揃ってるのに他所からこういうふうに出ると本棚の並びでいらいらすうよう
奇想コレクションを集めればおk
今イーガンは出せば売れる状況なのに。
未訳もいっぱいあるのに。なんで山岸にしか頼まないの?
出版社バカなの?
ある種、専属とか専門みたいな形でこの人の訳はこの人みたいに固まってくると
他の訳者も仕事請けにくくなるんじゃないかなあ
特に固有名詞や人名の訳とかで前に訳した人の文章をある程度引き継がないといけないから
そういうのが嫌だって訳者はいそうな気がするけど・・・まあこれは俺の妄想、
内情知っているとかそういうわけじゃない
山岸気を遣ってるんじゃないかと思ってたが。
気を遣う相手かは知らんが。
長編:順列都市>万物理論≧ディアスポラ>宇宙消失
短編集:祈りの海>しあわせの理由>ひとりっ子
(しあわせの理由と宇宙消失が同率くらい)
な人なんだけど、この選好で考えるとTAPはどのくらいになりそう?
教えて偉い人。まだかおうかどうか迷ってる
TAPは今までの短編集とはかなり毛色が違うからねえ……
短編集としてはナントモ。
だがTAPとユージーンだけで今までの短編集の面白さには匹敵してると思う。特にTAPはいい。
ハードSFなガジェットに社会描写、陰謀論めいた世界観、相変わらずアイデンティティにも悩んでるし、実にイーガン的要素満載。
195だけど、ありがとう。
やっぱ買っておこう。この1冊は小さな一歩だがテラネシア発売に向けての大きな一歩である・・・と信じたい。
テラネシアは……
TAP読了したけど、期待してたワリにはちょっと出がらし寄せ集め感が否めなかったです。
TAPと他何篇かは、よかったけど。値段含めハヤカワSF文庫で出してもよかったのでは。
しかしイーガンも執筆再開したことだし、山岸真が訳を専任するならもっと速いペースでお願いしたいです。
訳者だって売れるかわかんないより作品より、ある程度予測できる方がいいから、訳したい人はいるだろうに
TAP読了。 やっとこのスレを読めるぜ。
出がらしというか、イーガン初期作品集的な側面があるね。
まぁすげぇ面白かったですが。
後書きにもあったけど、入門編としても悪くなさそう。
ユージーンの
・結果の選択権という幻想
・真の選択権を手に入れた超越者
っていう要素は、ひとりっ子、オラクルの
「多世界解釈の憂鬱」作品を連想させられたな。
選択権を持たない"迷える子羊"を導くのが使命。
という西洋的存在・オラクルと
それぞれが真の選択権を得るべきなんだ。
という東洋的存在・ユージーン。みたいな。
ユージーンにジェノサイドも困難じゃないと言わせるイーガンに悪ノリを感じたw
なぜ書き込みがない…?
みんな涅槃に行ってしまったのか?
ユージーンの仕業か…!
Rainbows End 読んでるんだが、途中でいきなりイーガンが出て来たのでわらった
やっと読了した
銀塩ってちょっとブルース・スターリングっぽかった
「視覚」だったと思うけど
<名作フィルム映画・続編シリーズ>に爆笑してしまった。
怒られるよそりゃ
正月休みを利用して『万物理論』を読んだんだけど、
最後がいまいち腑に落ちなかったんで、みんなの解釈を教えて。
アレフ後の世界は、ラマント野を持たない人間が増えてきているようだけど
そうなった理由が良く分からない。
他人の行動を理解する手助けとしてモデルを構築することと、
そのモデルが完全だと過信することは、まったく別のことだよね。
他人を理解することは出来ない、と悟ったからって
ラマント野の機能が不要になることはないと思うんだけど。
ラマント野はモデル構築そのものではなくモデル構築に対する報酬系の役割を担ってるんじゃないの?
手元に万物理論ないから適当に言ってるけど。
グレッグ・イーガンでハードSFにどはまりしてしまいました
おかわりのお勧めをお願いできませんか?
本屋で買った時間封鎖に今また、どはまりしております
よろしくお願いします
とりあえずチャンを読めば
正直イーガンに比肩するハードSF作家ってあんまりいないんだよな
方向性が違うが、フォワードの「竜の卵」、「スタークエイク」、「ロッシュワールド」とかどうだろ
入手は難しいかもしれないけど
あとはバクスターかなー。
イーガンの思弁的な部分が好きならレムとかもいいと思う。
SFとは違うけど、イーガンがよく参考にあげてたデネットつながりで読んだ
『マインズ・アイ』がなかなか面白かった
心の哲学関連の小説短編+その解説形式ですすむんで、すごく読みやすかったし
ジータの暗い雰囲気は似てるかもと個人的に思ってる
イーガンのスレってのびわるいよなぁ
日本だとイーガンっぽいのって誰かしら?
全部読んだわけではないが、神林はときどきイーガンっぽいハードSFを書いてる気がする
うーん……円城塔とか?違うか?
イーガンというよりチャンだけど、森岡浩之「夢の樹が接げたなら」とか。
飛ナントカのハヤカワ文庫の帯で
イーガン云々書いてあったと思うが、実際どうなん?
飛浩隆は廃園の天使の執筆中、引っ張られないためにイーガンは読まなかったってインタビューで読んだ
象られた力はけっこうイーガンぽいかも
>215
『マインズ・アイ』たしかレムも収録してたよね。積読でどこいったのやら・・・
>>213 ハードSFの「ハードさ」という点では、フォワードはイーガンを上回るかも。
フォワード > イーガン > バクスター って印象。
フォワードのは優れたSF考証って言うより優れた科学考証の域に達してる。
本職の科学者だからこそだろうけど。
>>214 バクスター作品はスケールのでかさが好きだ。現実の科学的な発見を取り込む
のも早い。グレートアトラクターが注目されたら「虚空のリング」を書くみたいに。
でも、一番好きなのはイーガンだな。SF設定の使い方が断トツに上手いと思う
224 :
209:2009/01/15(木) 00:16:00
亀でごめん。
>ラマント野はモデル構築そのものではなくモデル構築に対する報酬系の役割を担ってるんじゃないの?
p87のロークの台詞から、モデル構築がラマント野の担当であることは間違いない。
どうもモデル構築と報酬の両方を担当してる模様。
読み返してみたら、p901で「それは人々に〜理解することとが可能だと考えさせていた──実際に可能な限度をはるかに超えて」って台詞があった。
相互理解の幻想を捨てるためには、モデル構築能力そのものを捨てるしかなかったのかな?
>218
SF自体を最近読み出したにわかだけど、
北野勇作の作品はイーガンに似てると思う。
雰囲気はまったく異なるけど、
現実と仮想と記憶と操作された記憶が
こんがらがってぐしゃぐしゃになってるあたりが。
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/17(土) 17:36:01
そんなことよりテラネシアはまだですか?
数学的概念を把握する唯一の手段は、それをいくつもの異なるコンテクストの中で見、
何ダースもの具体例について考え抜き、直感的な結論を強化するメタファーを
最低二つか三つ見つけることだ。
俺の座右の銘です
高校までの似たような練習問題を沢山解く方法は実際大変有効だよな。
大学でそれを怠って後悔した。
>>218 小林泰三の酔歩する男
角川ホラーの短編賞とってデビューするときに
併録する作品何でも書いていいよって言われたから
量子SF風のホラーを書いたらそういう意味じゃないって怒られたという
書かれたのはイーガン邦訳前だけどかなりイーガンあるいはディック臭がする
小林泰三ってハードSFグロウルトラマンしか読んだことなかったんだけど
興味が沸いてきたな
酔歩する男は確かに塵理論的だが、あのぐんにゃり感はディックに近い
神林はよくアイデンティティをテーマにしているという点でイーガン似だと思ふ
>『酔歩する男』のネタは『宇宙消失』と同じだが話の小ささで前者が勝っている。
って作者が言ってるから間違いない
そういや塵理論てみんな素直に受け入れられた?
読んだときは、いくらなんでもそりゃねーべって、まあそういう設定ならしょうがないか
って感じで読んでいたんだけど(つまらなかったという意味ではない、念のため)
1. LD A,1
2. LD B,5
3.. ADD A,B
4. LD C,A
これ順番変えたらCの内容は6とは限らんしねえ、並列処理とかもあるしさあ
>>232 時間を入れ替えてシミュレートの所は何度読んでもわからん。
たとえコピーでも一度は時間順に計算しないと行けないと思うのだが。
俺はそのあたりは、よく分からんが「計算をまとめ上げて『ある仮想世界として描画する瞬間』を前後させたらどうなるか」、
みたいなことか、というイメージで読んでた。
計算自体は(ざっくりとであれ、ルーチン別にであれ)時系列順に進めてくしかないわけだが、
その計算結果をまとめて「仮想空間として描画するプロセス」をこまめに実行しないと
現実世界からはそのシミュレーション世界を見れないわけで、
んじゃその「描画」の時系列を前後させたらどうなるだろう、みたいな。
・・・言ってて自分でもよく分からんが。
>>232 塵理論で言う所の順番を変えるって、こういうことじゃね?
4. LD C,A
2. LD B,5
1. LD A,1
3.. ADD A,B
計算の順番は変わらない。ただ、結果を認識する順番がランダムだと。
宇宙は広くて歴史も長いから、どこかのいつかには「LD A,1」を実行した結果のパターンとか
「LD A,1」の次に「LD B,5」を実行した結果のパターンとか(ry があるというわけさ。
個人的な塵理論の解釈。
・あらゆる計算は、宇宙の一部(塵)によって必ず実現される。
→世界が内的ルールに従っているなら、これも自動的に計算される。
→これを利用して、主観的にはルールの異なる世界間を移動できる。これが作中での「発進」。
(実際は「世界五分前仮説」のように、「前の世界の記憶を植えつけられて」新しい世界に生まれる状態。)
>>233 それが塵理論のごまかしの部分だよね。
ごまかしでないなら、イーガンであれば当然説明を追加しているであろう部分。
シミュレートされた世界内部の人間の認識の話と、シミュレートされた世界自体の話を、
わざとごっちゃにしてる。
認識については、まあそんなこともあるかという感じだけど、物理的なハードウェアと
切り離された世界を発進させることは現実世界では不可能で、つじつまの合う説明を
つけるためには現実世界とは異なる物語世界の設定を考える必要がある(w
素直に受け入れられたなあ。
面の数が無限大なダイスを延々と振ったときに、
ぱっと見たところだと数値はランダムだけど、
必ず100の次の101はどこかに出てくるし、
必ず100の前の99もどこかにある、ということなんだよね?
認識と世界をごっちゃにしてるから後半のあの展開が起こるわけで・・・
それにしても、「『世界のルール』を決めるルール」がよくわからない
「より整合性が取れてる」というのは「より計算のプロセスが少ない」ということなのかな
>>239 ランダムでいいならそれでもいいが
お腹がすいた→ご飯を食べる→お腹がいっぱいになる、が
お腹がすいた→お腹がいっぱいになる→お腹がいっぱいなので何も食べない
になったらやっぱりまずいだろうし
お腹がすいた→お腹がいっぱいになる→ご飯を食べる
にするなら、先にすべてを計算しつくしてから、ばらばらに並べないと
>>232 パターン自体によって連続性が決まるだけで、
時系列なんてものははなから付属品という話じゃないのか?
論点がよくわからないが・・・
「塵が計算を行っている時間」と「計算の順序」は関係ないでしょ
t=0で「ご飯を食べる→お腹がいっぱいになる」を計算して
t=1で「お腹がすいた→ご飯を食べる」を計算すれば、
「計算されているもの」の主観としては、実際にはtが1→0と逆行しているものの、
「お腹がすいた→ご飯を食べる→お腹がいっぱいになる」が実現されていることになる
後編の塵での話はそうなんだけど、前半のコピーを使って時間逆転実験をどうやったのかという話。
シミュレートするためには一旦は絶対に時間順に計算する必要がある。
それを逆順に再生したところで意識がどの段階(計算時か再生時)で発生したのかは分からない。
だから時間的にバラバラになったパターンの中で意識が発生しているかどうかも分からない。
まあ、物語中でも何の証明にもなってないって言われてた気がするが。
一度小説として書かれた原稿を物理的にバラバラにしても
作品世界の中では何の影響もない、みたいな程度の理解でいいんだろうか。
>>244 たとえば放物線でボールを投げる、といった単純な物理シミュレーションを思い浮かべてみると、
初期値と物理計算式さえ手に入っていれば、その式にt=10と代入するだけで
いきなり10秒後のボールの状態を描画することもできるだろう。
でもこの場合、1〜9秒間の状態はシミュレーションとして「存在していた」と言えるんだろうか?
あるいはt=5,t=3,t=6.... とランダムに代入して描画していったら?
・・・みたいな状況を想像した。
>>246 極単純な物理現象や円周率みたいな現象なら兎も角、意識では無理っしょ、イーガン的には。
移相夢? とかで解説してたと思うけど。
>>246 セルオートマトンの初期状態から任意の世代経過後のパターンをはじき出す
アルゴリズムをでっち上げたらそれでもいけるかもしれないと思った
(実際に世代ごとに計算するより手間がかかるとかの落ちはおいといて)
物語前半のコピーでの実験はセルオートマトン使っていないから、これじゃだめだろうけど
一連の議論はイーガンのサイトのFAQにだいたい書いてあった気がする
>>247 意識だって、当人はともかく他者からみれば純然たる物理現象でしかないんだから(コピーの
意識ならなおさらだ)、それだけ特別視するのはおかしくないか?
少なくともイーガンはそういう世界観で小説を書いてはいないと思う。
>>251 いやいや、一般に不可能ってこと。そもそも放物線運動なんて現象ただの近似に過ぎなくて、
実際にtの陽関数として解ける現象なんて条件よほど厳しくしなきゃ無理じゃん?
>>252 放物運動の式が現実の近似に過ぎないのは確かだけど、それを言ったら
シミュレーション中のコピーの意識、なんてものも所詮は現実世界の近似でしかないわけだから、
式の複雑さが違うだけで、やっぱり現象としては同じことのように思えるんだが・・・
マジレスすると仮に塵理論が正しかったとしても
宇宙の塵の絶対量が足りないんじゃないかな。
上位宇宙でのパターンの枯渇。
究極の意味でのハードウェア的限界はいつか訪れる。
>>254 だから時間的にもくり返すんだろ。
究極的には全宇宙に塵は一つで良くて、それがあるか無いかを1ビットにしておけば良い。
後は時間を行ったり来たりすればあらゆる情報が表せる。
>>254 足らなくなったら新たな解釈の仕方をすればいいって話じゃなかったっけ
塵の集合の集合を取るんですねわかります
SFマガジンにイーガン載ってた
暗黒整数ってそのまんまの訳すぎてダサいな
暗黒星雲のほうがいいよね
>>258 内容から言って暗黒整数としか訳しようがないと思うのだが。
暗黒整数おもしろすぎ
TAPより10倍面白かった
ダークインテジャーっていうとカッコよすぎる
ダークロングロングインテジャー
ハロルド・バッドのアルジェブラオブダークネス…って元ネタあるのかな
そういえば学生の時はよくインテジャーのことを「インテギャー」っつってた
プログラミングする時、関数を適当なローマ字読みしてタイプすることってよくしない?
stdlibは皆心の中ではストゥッドゥリブと読んでいるはず
エスティーディーリブ
すっとどりぶ
ぬるぽ
ぐれっぐ・いーがっ!
暗黒整数読んだ。
ルミナスも大好きだったが、まさかその続編とは。
あきらかに期待過剰な程wktkしつつ読んだが、期待は裏切られなかった。
いやあ、面白かったわ。
計算可能性全土を股にかけてのキューバ危機、ってところの話だね。
え、スタンダードリブじゃね?
長すぎだろ
ストドリブだな
潮健児の著者「星を喰った男」という本があったんだがな
ハヤカワに版権が移ったら、
なぜか唐沢俊一が著者にかわってたんだよ
唐沢スレを見たら「盗作じゃねーか!」って話題になってるよ
その本をハヤカワのHPで見たら載ってないんだ
ハヤカワは唐沢とグルになったことを隠そうとしたのだろうか?
ハヤカワと唐沢とどっちが悪いんだ?
マルチうざ
唐沢が星を食った事まではわかった
>>279 君の読解力は優秀だ。
宿題。
ハヤカーがカラサーとぐるだってところまでを
来週までに読むこと
イーガンの作品を読むと時々、
君達いったい何(の材質)で出来てるの?とマザーグース的な気分になるし
いったい誰がコスト負担してるの?と思う……
数学スキーなかなり不思議話で大好きなのですが、
変なところが気になって眠れない
長編しか読んでいないからピント外れなこといっているかもしれないが
ディアスポラのボリスの維持費は事実上0なんだろうなと思う
土の中に埋まっている以上エネルギー馬鹿食いなら廃熱で溶けちまうだろうしw
マイクロマシンが自在に使えるとある意味何でもありになってしまうね
生産性が向上しまくって(エネルギー効率の向上・生のコスト低下など)、
共産主義的ユートピアが実現したのでは?
マルクスにイーガン読ませたかったぜ
スティーブンスンのダイヤモンド・エイジみたいだな
シンギュラリティスカイ思い出すな
地熱とか太陽電池とか潮力とか、エネルギーは少なくてすみそうだけど、
動力部分のメンテは誰がしているのかな?
だれって、ドローン。
全部ナノマシンとかフェムトマシンとかでなんとかなるんじゃないの
久しぶりに万物理論を読んだんだけど
主人公がキョドり彼女がヒスるのがハァ?な感じだった。
他の連中も、どうにも電波だった……。
ストーリーは、もっともらしいことは言ってるが
ホラの吹き具合が、なにやらセカイ系ラノベのような。
まあでもあの内臓メモリは欲しいな
イーガンが電波だから仕方が無い
Amalgam世界の話って、 Glory, Incandescence, Rinding the Crocodile の3つ?
>>285 スレチになるがアイアンサンライズの主人公が家の小ささを嘆いていたときは
ぶん殴ってやりたくなったw
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/06(金) 14:28:18
「イーガンが自主的に退職したらしいよ」
「マジで」
「これがホントの依願退職ってな」
「うまい!フェムトマシン3枚あげちゃう」
イーガンの作品の人物って、なんかこう…、考えすぎだよな。
主人公が楽天家バージョンも読んでみたい。
え、スイッチ?みんなやってるし不死になるんだろ。いいことずくめじゃん。
白い歯がキラリと光る、タフで陽気な頼れるアニキ。
ここはひとつ、そんな主人公で。
そんなんイーガンじゃないやい
でもアッー!な人が主人公になることはあるよな
繭以外にあるっけ?
オラクル
万物理論も怪しい感じだった気が
オーストラリアが大火事なのに誰もイーガンの心配をしてないな
パース出身だけど、今はどこに住んでるのだっけ??
英語版wikipediaに「現在パースに住んでいる」って書いてあったよ
「暗黒整数」感想文。
「暗黒整数」という「ルミナス(光輝)」と対になるタイトルが暗示するように、前作とは
正反対の雰囲気の話だった。前作が、サイバーパンク風味な活力溢れる上海を舞台に、「彼岸」
なる別宇宙の存在が明かされてクライマックスを迎える、エネルギッシュで開放的なストーリー
だったのに対し、「暗黒整数」の舞台は読者の日常とほとんど変わらない世界で、結末では「彼岸」との
完全な断絶へと至る、地味で閉塞的な物語となっていたように思う。
その理由というか、そもそも今更続編を発表した動機だが、多分世相の変化とか、作者自身の心境の変化を
反映した部分もあるだろう。が、そればかりでなく、テーマ自体が、「奇抜なアイデアの提示→そこからの演繹」
でなく、「既に出したアイデアの不備を補う」ことになっていたせいではなかろうか。イーガンのSF的要素の扱い方
には、普通の作家なら適当にごまかすであろうややこしい部分を、あえて真っ向から議論してアイデアの源とする
パターンがよくあって、今回のも前作でぼかされた部分をはっきりさせておこう、という動機が多分あった。が、
そこからの発展が(いつものイーガンに比べれば)いささか小さく、前作ほどの衝撃がなかったのが残念。
核となるアイデアが完全に決着して終わる話ってイーガンにしては珍しいと思った>暗黒整数
そうかな?
アイディアに決着つけて終わらせる話の方が多いと思うけど
TAP読んだけど、イーガンは作家としては最優秀だけど
ゲームに関してはあまりお近づきになりたくないタイプの人間かもしれない。
完全に正気のままゲーム脳の恐怖とかいいだしそうだ。
その一点に関しては「おっさんだなあ」とおもってしまう
「ゲーム脳などといった似非科学については論ずる価値もないが、
テレビゲームのプレイ時間とプレイヤーの知能指数の間に有意な相関があるのは否定できない」
とか、そういうことなら書きそう
「ゲームに関してはあまりお近づきになりたくないタイプの人間」
すまん。この文の意味がわからない。
ゲームに関しては、っていっしょにゲームをしたくないという意味?
たとえば多人数のゲームでプレイヤーとして遭遇したくないとかそういう意味?
「銀炎」を読んだならイーガンが似非科学を受容するタイプじゃないとわかるはずだけどな
>>310 言葉が足りませんでした。
物理法則や数学、という上位のルール>>>超えられない壁>>TVゲームやVR、(順列都市でのオートヴァースおたくの扱いとか、TAPでのVRは一日一時間とか)
という描かれ方がされているなあ、と。
方程式の美しさを語ったそばから子供の遊んでいるゲームは下等な特例ルールの寄せ集めのごみだ。という空気というか。
この人プログラマーのわりにコンピューターゲームに恨みでもあるのかなあ。
そう言うスタンスなだけじゃね?
上位のルールで遊ぶのが楽しいんだろ
深読みしすぎ。イーガンは単にゲームに関心がないだけで恨みも何もないでしょう。
私もそうですが、大部分の人間はゲームに何の関心もないのですよ。
たとえばネイルアートにはまっている女性がたくさんいて、
テレビや雑誌で特集が組まれ、一大産業を築いているとする。
だけど、関心も知識もない層が大多数で、
小説に取り上げられることもほとんどないでしょう。
それだけのはなし。
単に時代背景を限定してるだけじゃねーかなぁ。
一言で仮想現実って言っても
・ディアスポラのポリス並の*完璧*な仮想現実
・順列都市のような、見分けが付きづらいほどの仮想現実
・SecondLifeみたいな、まだまだな仮想現実
と再現精度と、社会に対する影響が違うわけで、
この作品の仮想現実はこのくらいのレベルですよ。ってのを
示してるだけだと思うわ。
実際のとこ、話の流れとしては、上位ルールと下位ルールの境界線は
思ったよりハッキリしてなくて…みたいなのも多いような。
>>312 TAPのは、普通の親子の会話だと思うし
そのゲームに夢中な子供も、
つまらない人間として描かれているわけでもない。
TAPでの仏教徒なんかより、かなり好意的に描かれてさえいる。
「ボーダー・ガード」の量子サッカーなんかTVゲーム的だと思う。
TAPのはファミコンばっかやってる子供にうるさい母ちゃんってぐらいにしか思わなかった
そういやイーガンのサイトでボーダーガードが遊べるんだよな
ゲームにだってそれなりの価値を認めている証だろう
どーでもいいけど、血を分けた姉妹、にエロゲの描写があった気がする
>>318 自分もそう思った。母ちゃんが言うファミコンレベルだよな。
というかオーストラリアでも「ゲームは一日一時間!」なのかw
イーガンは「論理では解決できないことがある」
というようにしたり顔な一派が心底嫌いな感じがする。「オラクル」でも不完全性定理はAIについて
ネガティブには働かないみたいなこといってるし。
政治的には結構ラディカルというかアツイ人みたいなんでナチュラルにリベラルと呼べるタイプなのかも。
そうかなぁ
俺は逆だと思う。
というか、そのあたりはかなり柔軟なんじゃないかなぁ
というか作品から思想がわかるなんておこがましすぎる
イーガンは、ゲームならルールの少ないものを好みそうなイメージ。
ディアスポラ途中で読めなくなった。
他のはほぼ全部読んだけど。
最初が越せたんなら…と思ったが
コズチ理論、五次元とまだまだ挫折ポイントあったな
理解する必要はないけどね
翻訳が酷いだけのところもあるし
ディアスポラ読破して傑作だと思ったけれども、
理解が不十分なことはヒシヒシと感じる。
再読したいけれど今の知識では1回目と同程度しか理解できない予感。
解説書みたいなのが欲しいなぁ…
ディアスポラとそれ関係のWikipedia読みふけってて数学の単位落とした。
ミイラ取りがミイラにとはこういうことを言うのだろうか。
>330
おおぉ…素晴らしい…
読む気が湧いてきたよ。
しかしこのサイトでもわからない部分が結構あるw
なんとも調べ甲斐がありそうだ
数学は好きだが、儚い実体もなかなかいいものだぞ
と思う俺は、化学と工学の真ん中あたりに棲息している
イーガンは生物系SFもしっかり書けるから素晴らしい…自分の専攻のことが出てくるとテンションあがる
理系になって幸せなことのひとつはイーガンが理解できることかもしれない
文系でも理解できるんじゃないのか
苦手ならそこの部分だけスルーでオケ。
数学全般に詳しいとさらに楽しめるかも、程度だと思う。
ネタによっては大学の一般教養程度じゃ足らんのだし。
あと心の哲学関係の知識があると色々面白いな
そのものズバリなのもあるし
>>334 教科書で読んだ様なのが出てくると嬉しいよなww
科学の読み物も似た理由で好き
最近読んだのではワープする宇宙が面白かった
逆に、イーガンで読んだ分野の知識を講義とかゼミで聞いても嬉しくなる
ディアスポラのワンの絨毯の発想に鳥肌が立った
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/11(水) 20:26:56
ホフスタッターの「メタマジックゲーム」という本の中に、ワンの絨毯とよく似た概念が出てくる。
人工知能を研究している人の間では、人間が知覚できない知能の存在という予測があって、
イーガンオリジナルの発送というわけではない。
それを小説という形で昇華させられるのはイーガンしかいないけど。
344 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/13(金) 23:33:09
ディアスポラ読了!ぶっちゃけコズチ理論とか細かい理屈は意味不明。でも、世の中にはこんなことを考えられる人が言うことが分かった。
俺にも5次元で夢を見させてくれえええええ!それからテラネシアまだぁぁぁあああ?
もう長編は駄作しかないぞ
期待するな
イーガン祭りは終わったんだよ
ディアスポラは4次元はまだしも5次元はもうマジで想像できなくて、3次元に戻ってきてくれて心底ホッとしたなあ。
先日アスペルガーだということが判明した知人にイーガンを薦めようか真剣に悩む。
何をためらう?
>>348 なんというんだろう。
自衛隊の人に「フルメタルジャケット」を薦めるような感覚というか。
それこそ傲慢な偏見なのかもしれんけど。
海自が沈黙戦艦読んでたり皇宮警察が皇国守護者読んでても気にすんな
てかイーガンにそんな話あるか?
統一理論の話の、他者を理解できな人の脳手術を云々関連か
別に問題ないけど、
なにか反応を期待しているなら、やめとけば。
本人がSF好きで「おすすめ教えて」っつってるならどうぞって渡せばいいけど
それこそ
>>352の言う通り、何か語り合ったりしたいならやめたほうがいいだろうなー。
相手がアスペだと知ったことがイーガン薦めようと思ったきっかけならいい加減にしろって思う
そんなことよりモッドの話しようぜ
低血圧に悩まされる身としては「ボス」が本当に欲しい
万物理論の「目撃者」ってモッドの一種?
本体は腹の中みたいだけど
よくかんがえたらディアスポラ船の大きさってはやぶさとおなじくらいなんだよな。
それで反物質推進はすげえ。フェムトテク万歳。
>>359 そんな小さかったの???
ワームホールとか言ってたから超巨大な宇宙戦艦か何かだと思ってたよ。。。
なんか異常に読みにくいよね、この人。
訳が下手くそなのか、そもそもストーリーテラーじゃないのか。ガジェットばっかでごまかしてるようにも思えるが、なんか異能さも感じる。
つまり訳者が下手と言いたいのか
363 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/01(水) 22:48:04
イーガンってそんなたいした作家じゃないよ
物語はつまらんし、アイデアも、
順列都市とか意味不明なトンデモ理論だし
おれはバクスターのほうが面白いと思う
イーガンてパース在住だね。あれは本当に綺麗な街だ。
イーガンスレにも春が来たんだなあ
イーガンと同時進行でソウヤー読んでるけど、こっちはものすごく読みやすい。
もちろん、比較する作者じゃないと思うんだけど、SFのストーリーテリングという観点でみると興味深い。
ソウヤーは読みやすいけど肉体描くのにに無自覚無神経だなあと思うところがある。
イーガンは読みにくさを楽しむもの
ところどころ入る文学気取りの難解な比喩を理解してはニヤニヤする
でもイーガンで読みにくかったって、いったいどの作品だったんだろう
ディアスポラの知性発生の部分や5次元の描写はさすがに頭の中に
イメージ組むのに苦労したけど(いや、いまだにできてないけどw)
ほかは読みにくいとは思ったことないなあ
ガジェットいっぱいの宇宙消失なんてさくさく読めたし
こんな時間にイーガンのスレに人がいるとは…w
そういや浅学で申し訳ないんだが、ユージーンのビル母の台詞「賭博は愚かさに対する税金だ」って誰からの引用だっけ?
ボードレール…ではないよね。いや、妙に気になってしまってw
(((( ゙、 ___ /))))
〉〉〉(ヽ / / /)〈〈〈
i rヽ 〉 / 〈 ' ヽ i
ヽ イ 〉 ノ
ヽ ゙ヽ / / /
.ヽ ヽ / / / ___
ヽ ヽ、 、v、w、,w,v, / / / /
ヽ /\ ,',-――‐-、', /ヽヽ / /
〉' \ ,'/三ニ-ニ三ヘ', / ....:::! !
.//:::::..... \ r〈 ⊆・(,, )・⊇ 〉、 / ....::::::::::i i /
//::::::::::::::.... \ ヒl|,,_二(,,'')二 ,,|lン / ....:::::::::::::::i i /
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,'::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::..../ lヽ二.三.二ノlヽ .....::::::::::::::::::::::::::::::}
i:::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::i::::lヾ'' ,, '' ,, /l::::i::..:::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::i
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ヽ:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::i::::lヽ .\/ / l::::i:::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::ノ
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372 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/02(木) 14:31:56
チャールズ・ストロスもおもろいで
いや、読みにくいというかさ、世界観設定の細かいとこは、飛ばして読んでも筋の理解に何も影響しないってことは無駄ってことじゃね?
自分の理解の外には世界は存在しないとでも思っているのかね?
ごはんだけ食べてもとりあえずはお腹いっぱいになるからねぇ。
だけど、俺は癖のあるおかずも一緒に食いたいわけさ。
世界設定の細かいところが理解できれば、筋の理解とあわせて二度おいしい
…というか読者へのサービスでもあると思うんだが
(もちろん作者の趣味というもの否定しないw)
どれを指して無駄といっているのは知らんが(やっぱディアスポラか?)
別にSFに限らず世界設定をきっちり決めてそれに沿って書いてくれると
「御都合主義!」って叫ばなくてすむから読者としてはかなり楽なんだぜw
飛ばせる部分は無駄という考え方が新しすぎて俺には理解できない…
どんなSFでも世界観設定描写はあるが、イーガンの場合過剰というか、ペダンティックすぎて、筋の流れを阻害してる。
ていうかむしろそっちがメインでしょ。
泳げないからといって海を否定することはないと思うのよ
世界設定理解しなきゃ、意味なくね?
そもそも筋って世界設定から導出されるもので、
例えば、順列都市のプロットって塵理論がわからないと
誰が何の目的で何をしているのか分からないでしょ。
ただ、肝心の塵理論がトンデモだからなあ。
まあ、法螺としてはまあまあ。
宇宙消失のアレは肩すかしでそれに比べればという条件で。
イーガンってシリアスなだけで、SFのアイデアやプロット、妄想
などは世評より下では、と個人的に判断している。
>>371 ククク・・・
見事なまでにスルーされてるな、兵藤!!
塵理論がトンデモだと?w
間違いを証明する方法があるのか?w
あらゆる因果を取る宇宙が無数に存在するのに、因果が破綻するような現象が一般に認知されてないという事実が不自然すぎる故に
というかほかはトンデモじゃないのか…
程度が違うだけだと思うんだが。
トンデモ的なものを読みたくてSF読んでるからなあ。
SFは基本アイデアだけ知りたい。基本アイデアを生かした面白いストーリーであればベスト。作者のオナニー的なディティールなんかどうでもいい。
んじゃもっと簡単なの読んだ方がいいんじゃない…?
イーガンは無理だと思う。
俺、星新一も好きなんだ。
君も、読んだらきっと気に入るよ。
星新一はSFじゃないよ。あれは。
世間的にはSFだろうけど。
SFは愉しむのに知識が要るジャンル。科学をベースとした虚構だから。
定義から語りだしたら荒れるから止めようぜ…
イーガンはペダンティックな部分もSFアイデアの部分もどっちも及第点だと思うけどねぇ
ゆくゆくはレムみたいに文学扱いされるはず…
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/03(金) 22:57:18
>>387 だよね・・・でも簡単のだと基本アイデアすら・・・w
作品世界こそ重要だからな・・・
>>389 定義論から始めないとSFスレとはいえないからな・・・
昔からSFの議論を始めるときは定義から
ヤマトはSFか?イエス
>>382 間違いを証明できる方法(反証可能性)がないものは
科学と呼べないとする立場もあるでな
それなら超ひも理論も……
宇宙論は・・・
ヤマトは見てないから分からないけど、個人的には富野ガンダムはSF。
たしかにトンデモな点も多いけど、重要なレベルはSFの精神、と判定している。
対して、エヴァは、SFに限りなく近いけど重要な点でSFじゃない。
たしかにポジトロンライフルのあたりの描写は例外的に優れたSFだけど、
世界観をほじくっていくと結局ムー的なオカルトになるからなあ。
ありがちな宗教がテーマにとどまらずその世界観や世界設定のベースにある作品は、
どんなに細部がSFでもSFではないと思っている。
おっとイーガンからかけ離れてしまった。
イーガンに強引に戻すと、イーガンの作品はレムみたいに文学扱いされるという意見が上にあるが、
文学が何を指しているのかにもよるが、SF外の文脈に関係づけられて論じられるという意味では、
すでに東浩紀あたりでそうなっている。
個人的には、イーガンとレムってSF的状況をシリアスに描いたという点で共通している。
実はSFって意外とシリアスに見えてもエンタメの範囲のシリアスさなんだけど、レムやイーガンは、
きちんと丁寧に書いている。書かれていることはSFだけど書かれ方がエンタメではない。まあ、
あるいはエンタメを書けないだけなのかもしれない。
ストーリーテラーとしての才能はないでしょう。
以下の単語を使って、SFの精神について自由に論述しなさい (15点)
ヤマトは見てないから分からないけど
富野ガンダム
東浩紀
エンタメ
すべての物理法則が完全に正しく働き
それを背景とした事象が複雑に絡まる。
さらにその世界で生きる人々の描写が
様々なエピソードで語られていく。
さらに、読み手自身がそこに参加できる。
現実こそが最高のSF。
>>397 俺はまさにそういう感じで、ある時期過ぎてからノンフィクションや専門書や、あるいは歴史物なんかの
読書量のほうが、SFを含めたフィクションよりも圧倒的に増え始めた。
さらには読書するよりも、現実に働きかけて活動したり事を為したりする方が楽しくなってきた。
いやー現実面白いよ現実。
そんな俺でもイーガンだけは今も楽しく読んでいられるという不思議。いや不思議でもないか。
ただ翻って現状の多くのSFやSFファンを思い返してみると、
>>395が言うような、とにかく現実を
忘れて空想に遊べるひとときを提供してくれるような「エンタメ」としての需要が強いんだろうなあ、
というのもわからんでもない。
で、実はイーガンの面白みがそこから微妙に外れてるっぽい、ってことも。
>>395 そうですね
じゃあ幼年期の終わりもオカルトですよね
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/04(土) 12:23:56
>>397 それは違うな、明確に違う
だったらロケット開発しでも読んで過去の偉人たちの体験談と呼ばれるものでも追体験してたら良い
それで済む話(著者の編集が入ってるけどねw)
>>398 現実にどんな活動してるのか気になるんだぜ?
>ある時期過ぎてからノンフィクションや専門書や、あるいは歴史物なんかの
>読書量のほうが、SFを含めたフィクションよりも圧倒的に増え始めた。
これは流が有るから別にどうとも思わないな〜
現実に働きかける重要性はあるけど、フィクションの可能性を見れなくなってるのは可哀想だな〜
まあオーバーマインドのくだりは言われてもしかたないなぁ
科学を極め、超光速すら可能にしたオーバーロード達ですらかなわない、
なんかよくわからん統合精神体の僕にすぎないってか
はいはい
幼年期はオカルトで決定ね
じゃあ「リスの檻」は?
個人的にSFってなにかといえば、もっともらしい法螺話って感じだな
世界の仕組みはこうだから、ひょっとしたらこんなことも可能かもしれないぞ、とか
こんなことができちゃうんだぜ、なぜかというとこれこれこういう理屈で、とか
現実と地続きであることを匂わせながら、おおそんなことが、と奇想でわくわくさせてくれるのが自分にとってのSF
ま、わくわくさせてくれるならどんな奇想でもいいんですが、科学に立脚しなくても
イーガンよくわかんないからつまらないとか言う話ならいくらでもしていいから
SFの定義は専用スレでやらないか?w
>>401 つうかそれを言い出したら超高速を可能にしたオーバーロードですらw
東は「動物化〜」のパート3ではイーガンを取り上げるっていってたなあいつだか
瀬名が「○○はSFじゃない」禁止しろ
って言ってたけどそれには賛成する
瀬名はSFじゃない
>>407 全面的にではないけど賛成するよ(`・ω・´)シャキーン
今の現代小説は多かれ少なかれSFの影響を受けたモノばかりだからな・・・
しかし現実の製品開発でもベストな選択がなされてない訳で
今の主流製品(SSDにしろ)も最良な物が選ばれてる訳でもない
現実の製品もこんなにも凸凹でIFの可能性に満ちているからな
フィクションが現実のモノより劣ると言われたら言ってる奴の趣向が変わったか、作者の力量が駄目なんだろ
>>397 現実がSFってどういう意味?
そこまで言葉を拡大解釈すれば何とでもいえるわけで・・・・。
個人的にSFは、「科学知識をベースとした虚構」と定義している。
あくまでフィクションで、現実の物理法則や社会などとは違う。
ただファンタジーのように全面的に現実から離れているのではなく、
科学が世界理解のツールになっている点はこの現実と同じだが、
対象となる世界がちょっと違うから面白いことが出てくる、という。
喩えると、数学と物理の関係に近い。物理はこの現実の設定を
暴くけど、数学は、設定じたいを作る、という。
>>399 たしかに、「幼年期の終わり」は、SFではないと思っている。ちなみにそれを三島由紀夫は好きだった。
やはり「楽園の泉」のようなSFとは違うよ。
>>407 瀬名さんが何をいったからといって、俺は独自にSF判定をしつづけるよ。
SF判定をし続けるの勝手だけど、ここはイーガンスレなのだ。
>>398 スレ違いかもしれないが売り言葉を買っておきたい。
俺はべつにフィクションを空想に遊べるひとときの提供と捉えていないよ。
そもそも君が「空想」という言葉で何を指しているのか不明だし。
常識から解釈すると、どうも侮蔑的なニュアンスを感じて少しイラっとしたので念のため書いてみました。
だいたいSFだけを読んでいるわけじゃないし、現実に働きかけをしてないわけでもない。
そもそも厳密にいえば、虚構の読書行為だって現実のネットワークに働きかけているわけで。
結局それは程度問題にすぎないと思う。
>>412 それはわかっています。質問があったので答えてみただけ。
>>414 それは言い訳だ。適宜スレ移動して答えたらいいのだよ。
SF読む前に空気嫁w
>>415 じゃあ質問する連中にもそう仰ってよ。
仕切りや気取り君。
>>416 なんでわしだけ駐禁とられにゃあかんのじゃワレー!
みたいこと言わないの。大人なんだから。
半月近くレスがないかと思ったら…
途端に活性化するな
ユージーン(Eugene)がありふれた男性の名前なのは知ってるが、わざわざあの話の主人公の名前・タイトルにしたのは優生学(eugenics)とかけてるのかね
って思ってたらちゃんと訳者のあとがきに書いてあって俺残念w
今日において「楽園の泉」のような純技術小説をSFとして称揚して
「幼年期の終わり」をオカルトであってSFでないというのはどうなんでしょうか?
浸透と拡散言われてから云十年、舞城王太郎がSF読みたいにランクインして
「幼年期」なんかよりもSFらしくない作品がSFとして巷に氾濫している時代に
あなたはそれら全てにSFじゃないとクレームをつける気なんですか
ディックにもバラードにもクレームつけてきたんですか?
ちなみに野尻抱介はマジでそういう感じの「SF右翼」である
前述の瀬名の「○○はSFじゃないしばらく禁止」発言もSF関係者のSF意識に関する野尻との対談での話
ちなみに彼と正反対の「SF左翼」はエヴァンゲリオンからファイナルファンタジーまで片っ端からSF認定していった大森望
>>420 べつにクレームをつけたわけじゃないけど、脳内ではSFという集合の中には、
舞城なんて入ってない(一冊しか読んだことないから違うかもしれないけど)。
ディックやバラードはSFも書いてるでしょう。
SF判定は必要だと思う。
何がSFで何がSFではないかと問うことは、脳内で自分の何かしらの理想を持ち、
それを脳外へと広めることだからね。
大森望さんのようなスタンスでは、品質を管理することはできないと思う。
思えばSFというネーミングが悪かったと感じる。「科学をベースとする虚構」という意味を、
印象づけるには、「科学小説」という名前のほうがクリアだしね。
本来「SF」という名前には、「科学小説」以外にもいろいろ意味があったのだろうと思うが、
時代が下るにつれ「科学小説」以外の意味が優勢になりつつあると感じている。
別に所詮概念だしそれでも構わないが、現実的には「科学小説」が再生産されなくなってしまった。
ガジェットや設定が科学的というか現実的なものが「SF」と理解され、教育され、再生産される。
俺は科学考証の有無でSFの優劣をつけるような読み方をしてこなかったし
そんな理系脳もってねえから、スペオペ、ブラッドベリやブラウンなどのSかFで
いえばF派などと言われてた人達によるガジェットSF、ニューウェイブなども
普通にSFだと思ってますよ。というかそういう読み方が一般的じゃないの
野尻みたいな科学バカ以外は
理系脳って何?
一般的なのそれって。
>>423 お前が自分の狭いSF観でSF判定するのは勝手だが
それを口に出すといらない軋轢が生まれるからやめてよねって話じゃないの?
>>426 軋轢感じているのは君でしょ。
スレ違いなのでもうしませんけど。
瀬名さんが何をいったからといって、俺は独自にSF判定をしつづけるよ。
それはわかっています。質問があったので答えてみただけ。
じゃあ質問する連中にもそう仰ってよ。
仕切りや気取り君。
軋轢感じているのは君でしょ。
スレ違いなのでもうしませんけど。
>>427 オールタイムベスト上位常連の「幼年期の終わり」すら
SFではないと断言する狭いSF観しか持ち得ないお前に今日のSFを語る資格はない
というか野尻と同じで口を開くと有害なだけだから黙ってろ
軋轢辞書で引いてみたら面白いよ。
では、アデュー。
東大物理博士課程卒なのにボルヘスやらポストモダン文学を参照してる円城塔と
学歴は知らんが科学小説しかSFじゃないよ派の野尻法介の対談って面白そうだな
たぶん通訳が必要になる。
円城さんはただのスノッブだと感じる。SFとは認めてないよ。
それと野尻さんを腐すのはいい加減におやめなさい。
SF定義論争は「バナナはおやつに入りますか?」レベルの幼稚さを感じる
>>432 野尻ってさあ、別に嫌いじゃないけど、SF右翼過ぎてひくんだよ
なんかで「SFが文芸に淫された」なんて言っててまじひいたわ
たぶんニューウェイブからの影響が強い飛浩隆あたりのことは心の底から軽蔑しているんだろうな
ほんと狭いよね視野も心も
太陽の簒奪者はいろいろとニーブンぱくりが酷いと思いましたけど
あれは最近少なかった宇宙SFというだけで過大評価を受けていたな
というかあれだけの癖に威張り過ぎかと
439 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/04(土) 18:23:57
イーガン以外の話題でしか盛り上がらないイーガンスレ!
つうかひとりが遊ばれてるだけだな
俺の定義。
作者がSFだと思って描いてればSF。吉里吉里人なんかにSF大賞あげたのは最大の馬鹿。
443 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 00:22:55
>>431 間に翻訳者が入った交換日記が最良の手段だな
やけに伸びてると思ったらイーガンスレにしちゃ低レベルな内容に…
どうでもイーガン
カテゴライズする意味なんてないしな
意味を見い出しちゃってるのは、それに乗じて自分の主張を通したいだけだから
447 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/05(日) 11:35:08
>>444 前から大した事無かったよ
アシモフモフ
たいしたことないって…
カテゴライズより無意味な話題は少なくともなかったよ
百光年ダイアリー世界の行く末を考えてみない?
(´・ω・`)ショボーン
267 名無しは無慈悲な夜の女王 sage 2009/01/27(火) 17:58:46
エスティーディーリブ
268 名無しは無慈悲な夜の女王 sage 2009/01/27(火) 18:01:15
すっとどりぶ
269 名無しは無慈悲な夜の女王 sage 2009/01/28(水) 01:12:25
ぬるぽ
270 名無しは無慈悲な夜の女王 sage 2009/01/28(水) 18:46:34
ぐれっぐ・いーがっ!
ハザードマシンって民間人には作れんのかな
452 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/06(月) 02:00:45
コピーとかあるけど、あれって可能ならどのような方法によってなのかな?
396 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] Date:2009/04/04(土) 00:45:51 ID: Be:
以下の単語を使って、SFの精神について自由に論述しなさい (15点)
ヤマトは見てないから分からないけど
富野ガンダム
東浩紀
エンタメ
ヤマトは見てないから分からないけど多分SF
富野ガンダムはSFじゃないって論争があったらしい
東浩紀?なにそれSFで出てくる食い物?
SFこそ最高のエンタメ。異論は許さない。
いきなり伸びた理由は、やっぱり食いつきやすい
(中学生でも参加できる)話題だったからだろうかw
455 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/06(月) 21:20:35
コピーが可能なら、どんな方法によってなんだろう。
ハザードマシン、民間人に作れても、あれ長さがキモだからな
ディアスポラはイーガンにしては読みやすいし、話も面白い気がする。
ただ、もっと面白い小説にできると思うなあ。
>>413 >>398だが、べつにおまいさんを侮蔑する意図はなかかったよ。
>>398の後段も単に一般的なSF(SF小説)ファンの状況を描いただけのつもりだったし。
>実はSFって意外とシリアスに見えてもエンタメの範囲のシリアスさなんだけど、レムやイーガンは、
>きちんと丁寧に書いている。書かれていることはSFだけど書かれ方がエンタメではない。
ってのはすごくうまい表現だと思う。
イーガンなんかのそういう在り方にyesを唱える人もいれば、noを唱える人もいる、
って問題なんだろうな。
このKYさは脳でもいじったのかと
そういえば東が新潮だか群像だかに連載してる「ファントムクォンタム」は
題名通り量子論ネタの平行世界ものだって言ってたけど読む価値あるか?
スレ違いとは思わない?
ディアスポラの架橋者って
楕円方程式とモジュール形式とを架橋した谷山・志村予想が念頭にあったんだろうか。
>>459 理系的には空気なんて読まなくてなんぼさ
それでふと思ったけど、イーガンはいわゆる「空気を読む」という行為についてはどう思ってるんだろうか。
ラマント野周辺の記述などから察するに、読めない自分に少なからずコンプレックスを抱いていたり
するんだろうかな。
宇宙消失に空気嫁は居たな
ディアスポラってニーブンのパクリじゃん。
何のこといっているんだろう
ノウンスペースの銀河中心の大爆発のことか?
あれは大雑把に言えば超新星の連鎖爆発だし
逃げる先は同じ宇宙だからなあ
まあ惑星船団とか、爆発とは関係ないけど太陽加速するとか
規模はニーブンの方がでかいか
まさか知性化の嵐の話・・・んな馬鹿な話をするやつはいないかw
ディアスポラに欠点があるとすれば
それは名作だということだなあ
あんなにフリーダムな世界を垣間見せられると
もう過去の自分には戻れないよ
現実が苦しい
でも読まなければ今も檻の中で満足していただろう
成長するのは辛いことだ
典型的なSF者の症状ですね
おお
人並みの感受性を備えていることを
わざわざ褒めてもらえるとは
ディアスポラでは文章の節々に、もとの恒星系の環境を壊滅的にかえるダイソンスフィアとかキロメートルクラスの宇宙船とかの大規模な構造体は、オーバースペックすぎて「下品」だというのが基本価値観みたい
もっと慎ましくやれるはずなのになにをあいつらセンスのないリソース浪費してんねん、というか。
おおっと、スティーヴン・バクスターの悪口はそこまでにしてもらおう
「おっと」って何?
"おおっと" の検索結果 約 240,000 件中 1 - 10 件目 (0.22 秒)
472をいぢめるな
空気読める人って、ラマント野がはったつしてるんだろーなー。
空気が読めなくて困るのは、自己アピールの欲求がある人や、
他者と交流したい人だけではないの?
空気が読めなくても特に困らない
ニートならね。
空気を読む、って要は権力関係を把握するってことでしょ。
誰が集団で強いかっていう。
リストラに怯えるサラリーマンの処世術みたいなもん。
くだらないし、バカらしい。
そんなもんに大事な時間は使えないし、勉強したいことスキルアップしたいこと
山ほどある。
空気を読むのは、下等な仕事だ。召使にまかせておけばいい。
人類へ裨益すること。
こっちがシナリオの本筋。
お前レプリカントだろ
同じに見えて違うんだよ
影のボスを見極めないと大変だぜ
ニートには関係ないけどな
>>468 え?それはないだろ
ルードビッヒ狂王しかり逃避傾向ある奴はどんな趣味に居る
SFの場合NASや向うの大学の連中はその点違うよな
逃避とは心外な
ま数値シミュレーションを日常やってないと
あんまり臨場感ないでしょうが
>>478 俺がいるかと思った
正直、30まではその考えでやっていていいと思う。
空気なんて読んでる暇があったら、その時間とリソースでおのが能力を磨くことに専心した方がいい。
気づけば周りの方が自分の発する空気を読んでくれるような存在になっているだろう。
ただし30過ぎてもそういう存在になれなかったら、空気を読むことに努力したほうがいい。
その後の人生で、どこへ行っても居場所を失う可能性が高いだろうから。
空気読むのに時間かけるって・・・
ラマント野ないってそんなに大変なことなのか
中学生っぽい空気ですね。
別に空気を読まなくても一向に困らないが、どこで使うんだろう?
集団のルールは知識として持てば良し
当人の知能や技能が、その集団が要求するレベルに達していれば問題ない
目的や存在意義が示されない集団の場合、参加しなければいい
家族や親族についても、法が線を引いている
スレ違いのルールもわからん奴が
「空気なんか読まなくても困らない(キリッ)」ってさw
空気中の分子に一定の運動を仕込み、光を屈折させるなどして、
メッセージを伝えさせることが可能になった世界
なぞのメッセージが世界中で再生される
グレック・イ一ガン最新作「K. Y」
空気を読むのは誰でもできる。
バカは空気読めない奴がいると思っている。
空気を読まないだけですよ。
空気(権力関係)を重視しない奴がいると、驚く田舎者が
稀にいるが、そういうバカは近代社会に生きていないので、
無視すればよろし。
空気とは、未開社会、原始時代の産物である。
他人の顔を伺う社会。
知能が高い人間でも空気にせこせこしている人間は、意外と多い。
裕福な家で育った奴に多い。
空気を読む能力は、知性だが、空気を読まないことも知性だ。
スレ違いの話題を続けるのも個性です
審判気取りかよ。委員長。
>>490 彼はラマント野の存在とその機能障害について身をもって
証明しているんだからスレ違いじゃないっしょ
しかも詭弁とはいえHワードをめぐる戦いに果敢に挑んでいるわけだし
総括すると、空気を読むのは、(言い方は悪いが)「奴隷」の仕事といえる。
近代社会は、未開社会、つまり法のない、あっても有効性に乏しい社会とは違う。
後者では、王様みたいな権力者がいて彼の機嫌を損ねると、とんでもないことになる。
ジャイアンの空気(気分)を読むことが、生存確率を上げるのだ。
したがって、空気を読む力は、自然淘汰によって生まれた、といえる。
人間がまだ洞窟にいて狩猟をしていたとき、ジャイアンみたいな奴がみんなを支配していた。
ノビタやスネオは、そこからおこぼれをもらうことで生きるパラサイトタイプだった。
しかし天才科学者のおかげで技術が進歩し生存に汲々しないでいられるようになって、
近代の欧米にやっと民主主義ができた。
これのおかげで空気を読む力は、生存確率を上げる主要因にはならなくなった。
ジャイアンはノビタをいじめることはできても、○○まではできない。
ノビタは将来学者になり人類に裨益し、一方ジャイアンは・・…。
空気を読む奴は、地球の重力に囚われている。
>>493 オレは王様だと言いつつ奴隷以下になってそうな人だな〜
せめてイーガンに絡めたネタでまとめるぐらいはやってほしいな
イーガンが万物理論で言ってたことを捻じ曲げてるだけだね
イーガン以上にルサンチマンに支配されてるがw
>>493 おおかたプロバビリティ・サンから引っ張ってきたんだろが
もうちょっと何とかならんかね。作者がかわいそう過ぎる
>>499 そこまで斜めに構えなくてもw
メネシスとかまじめに大量絶滅の原因として
取り上げられたこともあったんだぜ
>>493 > ノビタは将来学者になり人類に裨益し
それ「野比のび太」じゃないよね? それともそういうエピソードでもあるの?
kwsk
>>501 え。ノビタって学者になるんじゃなかったっけ?
もちろんドラえもんの彼のつもりですが。
ならないよ。
>>502 原作では触れられていない。
アニメの公式設定では環境保護局の自然調査員に就職。
二次創作では、学者になったのび太は、よく描かれますね。
ジャイアンも、二次創作では
個性的なパフォーマーとして活躍してたり
勇敢な自衛隊員になって巨大ロボットと戦ったりしてます。
ドラえもんの世界では百光年ダイアリー的な事態が
進行してるんじゃないかと、よく想像したものです。
へえ。そうなんだー。
助かります。
学者になったのは孫ご飯のほうで、それと取り違えていたのかも。
薄い知識でよくそれだけ語れるもんだなw
ドラえもんオタ乙
>>493 権力者が空気を作るんじゃない
空気を作ってしまうのが権力者
ていうかイーガンより先に山本七平読んで来い
「Hワード」の話もあるから
510 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/11(土) 00:36:33
サイモン・タマリーが30年前に書いた主題ばかりだな
>>508 時空が結晶に対応するとか、意味分からんけどかっこいいな…
で、量子不変量ってなんだ
ハミルトニアンとかそれ系じゃね?
時空が結晶に対応するとか、よく知らないけど、
離散数学からの連想なのかな。
おっぱい、いっぱい
グレッグ・イーガン
517 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/20(月) 17:51:14
万物おっぱい
ヴィンジ新刊読んでたら
イーガン・サッカーてのがでてきたよ
イーガンを吸うのか
量子サッカーのことか?
…ヴィンジ読もう
>>515 日本にも知ってる人いるんだな
専攻か?
523 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/29(水) 20:47:34
イーガンの地元パースの地元の書店を何件かまわったが、イーガンの本は
どこにも置いてなかった。パースは結構大きな街なのに、ね・・・。
他の作家のSFは置いてあったの?
>>525 コーナーにあったのはピーター・ハミルトンとかアン・ライス、トールキンとか。
国内の洋書コーナーにあるのとあまり変わらなかったよ。向こうでもマイナーな
ジャンルなんだろうね。イーガンは充分に収入を得られているのかな・・・?執
筆専業なんだろか?
527 :
526:2009/05/06(水) 11:08:39
余談ですが、パースはとても綺麗な街。向こうでは日本の11月ぐらい(秋)なのに
雲ひとつなく空もほんとうに明るい。昼間はTシャツ、短パン姿が多く、暑かった。ビ
ーチも公園も湖も市内を流れる川もイルカがいたり、ともかく実にきれい。
しかし何というか「空っぽ」だった。あんな街でイーガンは生きてきたんですねえ。
というかあちらには、例えばジュンク堂のような大型書店はあるのかい?
イルカだらけだな!
530 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/06(水) 21:29:52
これが知性化戦争ですねわかります
誰かポリス作れよ
俺の隣で寝てるよ
ナンシー・クレスの短編読んでたら、山岸がいた。
浮気するなよ、ヤマギシズムとおもた。
山岸はイーガン専任として十字架に縛りつけておくべき。
確かに“読めてしまう”コピペに2ch住人が「人間すげー」と驚く
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/08/news021.html 読めば分かります。そのコピペは以下の通り。
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく
水疱瘡パーティーっぽいのはサウスパークで見たこと有るな
でもって子供達が親に、復讐としてヘルペスを感染させるオチ
そりゃまあ子供が水疱瘡にかかるなら死ぬことはないだろうから
いいだろうけどインフルエンザは人が死ぬ病気だぞ
しかも変異型がぼこぼこできる病気だし・・・
しかし水疱瘡の予防接種がある(?)とはしらなんだ
日本でもホメオパシー信者が水疱瘡パーティやってるらしいね。
ホンモノに感染しなくても済むように予防接種があるんだが
奴らは頭が悪いから「ワクチン=悪」で思考が止まるんだな。迷惑だ。
>>540 へー。でもホメオパシーの考え方からいったら、
ワクチンは有効だと捉えそうな気がするんだけどなあ
あれってモノが薄ければ薄いほど効き目があるって理論なんでしょ
まあそういう理屈が通用しないやつらなんだろうな
イーガンは、疑似科学をうまくネタにしたような作品も得意そうだなあ
いや水疱瘡は麻疹ほどではないが大人になってかかると
やばい病気だけど子供ならさほど問題にはならないんで
(一度かかればまあめったに発症しない・・・美容上の問題が残ることもあるが)
水疱瘡パーティもありだと思うんだが、それをインフルエンザでやるのはまずいだろう
まずワクチンは絶対に悪で駄目、パーティはいい、っていう理屈がバカ丸出しだし、
それに水疱瘡の子供をわざわざ外に連れ出すんだからな迷惑なんだよな。
かかった方がいいって理屈だから他人への感染防止なんかしないし、
免疫のない妊婦にうつしたらどうなるかなんて想像もしない。
まあカルトだな…小説の題材としては面白いと思うけど、現実には近寄りたくもない。
アメリカじゃあそれをインフルエンザでそれやってるんだからなあ。連中はおそらく自分の子供にもうつすだろう。
うつすことが善なんだから、町にも積極的に出かけるだろうな。
イーガンはすでに、疑似科学も迷信もスパイスのような形でとりいれてんじゃん。
邦訳されてない作品で、順列都市やデュアスポラよりおもしろい長編ってあるの?
誰か筋書とか紹介してくれると嬉しいな
546 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/14(木) 10:57:05
おい、山岸!テラネシアはまだか?さぼってんじゃねえ
結構微妙っぽいから訳されるかねえ
>デュアスポラよりおもしろい長編
ウルトラセブンで一杯のポリスを妄想してしまった。
こないだのDr.ハウスでもあったな
ワクチンを子供に受けさせない親
まあディアスポラ路線というと Schild's Ladder だけだな。
プランクダイブ! 真空相転移! 幼なじみの勝気な女の子萌え! わけわからん別次元宇宙! ってかんじで。
先月二度目の帯状疱疹で苦しんだばかりだけど、
まったくもってありえんよなあ>水疱瘡パーティー
帯状疱疹って痛いんだよね!ご愁傷さん
字面だとなんかかゆそうだが痛いんだ
かなりの激痛らしいよ。
ひとりっ子をようやく読んだ
きついネタを最後に持ってきたなぁ……
イーガンでこの手のは読まずに済むと思ったのに。
557 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/22(金) 22:51:16
究極のハードSFとかいうからディアスポラ読んでみた。
究極度は『宇宙船オロモルフ号』ほどではなかったぞ。
こんど順列都市も読んでみよ。
>>545 『宇宙船オロモルフ号』。数学で動く宇宙船が宇宙の果てまで行く話
558 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/27(水) 08:31:40
ナノ移入ってのがヤバい。ヤバすぎる。
つうかナノ移入してぇ
559 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/01(月) 18:35:56
もうTAPから半年経ちました。で、山岸さんテラネシアはまだですか?
どっちかつーと、ソフトSFじゃね(w
>オロモルフ号
イーガンはストーリーテリングへたっぴ(´・ω・`)
俺はそうは思わんが。
じゃあうまいやつを挙げてみてくれ。
え。えーと。
手塚治虫とか?
イーガンがストーリーテリングがへたってのは、みんな考えている事だと思ってたぞ
あえて話題に出すほどでもないくらいの大前提だと
えーと、「ストーリーテリングが上手い」というと、
漠然と「話が上手い」とか「引き込むのが上手い」
とかいうことかな。
「万物理論」での、主人公と恋人のやり取りとか
ストーリーの面白さを目的に書いてるんだったら、こりゃへたくそだね。
こういうのを書くこと自体が目的だったら、
まあ、書くのも読むのも好きにすりゃいいじゃん。
俺は好きで読むし、書いて欲しいけど。
その辺は訳者でも変わるしなあ
海外評とかはどうなん?
個人的には最後まで読んでみて
ああ、こういうことか、読んでよかったってほっとしちゃう短編が多いな。
まあ少なくとも定価で買って損をした(bookoffで100円になるまで待っても)と
思うことだけはないのは確かだ
個人的には読むための時間のほうがもったいないが、そういうこともないし
でもイーガンて人に勧めにくいよね。
だいたい数ページでよめねぇって言われて帰ってくる
短編集薦めたら読んでくれると思うけどなあ
これなら読めるだろうと思って薦めた短編集の約8割が
「むずかしすぎてわからん」と帰ってくる。
名前がカタカナなだけで拒否反応しめされたりするからねぇ。
星新一のエヌ氏、エス氏ですらダメだと言われることがある。
SF自体勧められぬ
>>572 それってその人が読書嫌いなだけじゃ…。
大学院で宇宙物理学を専攻していて、アインシュタイン方程式なんか扱っている人(女性)がいたので、ディアスポラ勧めたんだが、よめねぇって返された。ひとりっ子くらいにしておけばよかった。くそぅ。
流石にいきなりディアスポラは難易度高いぜ
順列都市なら、同学部の女の子読んでくれたけど
>>575 本物の理系研究者だとウソっぽくてついてけないのかな
ディアスポラはいろんな理系風雑学のネタがちりばめられてて楽しいのに
残念ながら難易度が高かったってのが理由だとおもうんだ。
物理学と数学は別物だからね、概念としてついていけないって事じゃないかな。
まあ普通の人は第1章がよめねぇだろ。俺が馬鹿だた
難易度ていうか、いろいろ学術ぼく書いてあるけど、結局全部SF。フィクション。デタラメじゃん。
物理学が分からなくてもそれっぽい雰囲気がわかればいい
難解なのは、高次元の描写等含めて、文章が複雑すぎると言う国語と翻訳の問題では。
いまどれも全く同意できない文章に出会った
>>576 自分は「YA・TI・MA」って曲が気に入って
ディアスポラ知って読み面白いなと思った
まあ難しいとこはよくわからんけど
でもまあ、普段ハードSF読まない人には
ディアスポラが一番とっつきにくいんじゃないかな
(プロット自体は簡単明瞭・・・というか悩まないですむけど)
長編で人に勧めるなら宇宙消失のほうが良いような気がする
宇宙消失は、中心となるネタが受け入れがたかったんで、あまり楽しめなかったんだよなぁ
586 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/09(火) 23:03:07
イーガンはディアスポラできわまったんじゃないかい、正直。
これ以上はイーガンには、いや他の作家にも不可能な気がする。
>>586 フェムトマシンの動作の様子の描写を期待
想像つかん。責任もって説明してほしい
万物理論が一番一般向け出来そう。
序盤の複数のネタとか、わかりやすかろう。
ディアスポラ書かれたの97年だ
そのあともいろいろかいていて、ぜんぜんきわまってないよ
順列都市意味が全然分からん納得できない
ディアスポラの方が分かりやすい
ないないそれはない
イーガン作品の解りやすさは人によって全然違うよな。
一つのテーマから発展に次ぐ発展で宇宙を滅亡させるような
話ばっかだから、序盤でちょっと躓くとそれ以降が
ダメになるんじゃないかな。
順列都市、俺も初読だと全く意味分かんなかったけど、
数年置いた再読ではスラスラ楽しめたわ。
なんか新聞とかの報道で再出発プログラムとかみると
とうとうチリ理論で俺たちもいっちゃう時代が来たんだなって
誤解してしまう。
出発する必要、別にないんじゃね?ってのは
本編でも言及されてるぜ。
してもいいじゃん。掘っても面白くない所だからとりあえず横に置いとけ。
っていう処理ですが。
>>594 >じゃ別に出発しなくて良いじゃん。
っていうけど
>エデンの園配置作るだけで良い
これつまり、出発だろうに
エデンのその配置作っただけ(厳密にはそれじゃ足りないだろうが)で
あとは勝手にリソース無しでも計算が進んでいく・・・
とするために怪しげな塵理論でっち上げているんじゃないのか
祝杯だわな
>>594 その程度の疑問点など過去ログで既出なんだよ!
過去ログ1だけ見れたが順列の発進が異様に盛り上がってた
順列都市はダラムと論理の狂った感じが不気味。安部公房にもにてると思ったが安部公房の方が好き
個人的にはディアスポラ先に読んで良かった。
順列読んでたら、これも順列みたいに狂気の思考実験オチになるのではと不安で読み進められなかったろう
誰か順列都市の続き書いてよ。
宇宙を 支えるメタなルール同士の戦いの話な。
>>600 イーガンが書いてますよ。短編集読んでないんですか?
何て作品ですか?
600じゃないんだけど、最近、順列都市読んだ者です。
適当なこと言ってんじゃないの?
ルミナス
ルナミスがどうした? 順列都市の続きとか言うなよw
>メタなルール同士の戦いの話
ああ、俺も「ルミナス」じゃんwて思ってたけど
物語としての続きを書いて欲しいってことか。
イーガンって日立好きだよな
宇宙消失に出てきたロボットしか覚えてない>日立製
イーガンはサイモン・トマリーの二番煎じだよなぁ
誰それ?あとどの辺が?
馬鹿だねえ
順列都市読んでて思ったので書かせてほしい
世界で一番最初に自分のコピーを作った医者は
「生き埋め同然だ、ここから出してくれ」ってコピーに言われて
シミュレーションを終了したけど、
塵理論によればこのコピーは永遠に孤独に生き続けるってことだよね?
自身がシミュレーテッドで有る宇宙と、そうでない宇宙のどっちに説得力があるかによる
日本語訳しか読まないのって日本酒しかのまないって感じですね
えーっと・・・
全然違う。
>>613 最初期のコピーとは比べものにならないであろう環境で動かされていたコピーダラムでさえ
単独で存在し続けることは出来ずに新しい世界に合流させられたのだから、どうあがいても無理だろ。
万物理論やディアスポラ読んで、なんて読みにくい作家だと思ったが、順列都市はスラスラわかりやすく読めるしおもしれーじゃねーか。
順列都市読んでからディアスポラのほうが順列的に正しいな。
スーパーハカーがプロ市民になる話を読んで思ったけど、重篤な疾患に対して偽薬使った
二重盲検法使うべしとかいう人ってそんなに居るんかね。
主人公の主張がそれこそ主流派多数派じゃないの。
え、臨床でやるのかあれ?
長編じゃ万物理論が一番楽だろ…
>>620 片方は乳糖の塊…なんてのはもうないよ。
片方は新薬、もう片方は従来のクスリを使う。
塵理論ってのは、つまりこういうこと?
加藤あい
阿藤快
以下アウト
新世紀エヴァンゲリオン
劇場版ヱヴァンゲリヲン
ああ、エヴァの新作は世界観の設定が塵理論っぽいな。
なんでよ?
旧作のパーツを使って再構築
別のアニメにしてるところが塵理論っぽい
こじつけもいいとこだろそれ…
方広寺鐘銘事件も塵理論っぽいな
エロ漫画読んでたら万物理論の一節がでてきてびびった
まあどうでもいいが、エヴァのスタッフはSFヲタだからイーガン読んでるのは間違いない。
633 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/07(火) 01:47:18
塵理論って「ノートに書いた数式で現された知性の関数にも意識は宿る」というとても強い人工
知能を信奉する考え方だよね?
余りに凄い考え方で「順列都市」を読んだ時には唖然とした。
弱い人工知能ってどんなの?
R・田中一郎みたいなの?
635 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/07(火) 02:05:56
弱い人工知能(学説)とは、コンピュータなどでは決して人工知能を作る事は出来ない、という考
え方。
哲学的ゾンビとかスワンプマンとか、中国語の部屋とか色んな思考実験があり、コンピュータで
はどんなに頑張っても人間の様な知能は生み出せないという考え方。
一方、強い人工知能とは人間の感情や知識等々をコンピュータ上でシミュレーションすれば人間
と寸分変わらない知能を構築出来るという考え方。
自分としては後者の強い人工知能(学説)を信奉している。
強いAI弱いAIというのは、人間のような知能というより
意識をもつか否かということではないの?
自意識というか、自我というか、外界を認識する自己を認識する自己を認識する…
そういった再帰的な主観的経験を、動物の神経組織のような構造をもたない
コンピュータに与えることができるかということだと思ってた。
強いAI(Strong AI)とは、人工知能が人間の意識に相当するものを持ちうるとする考え方である。
強いAIと弱いAI(逆の立場)の論争はまだAI哲学者の間でホットな話題である
by Wikipedia
635はどっかで読み違えたんだろう
638 :
637:2009/07/07(火) 03:45:17
読み違えたっていっただけじゃ言葉足らずだと思い直したんで
補足しとく(635=633だという前提だけど)
>塵理論って「---あえて省略--」というとても強い人工 知能を信奉する考え方だよね
作中では強い人工知能は塵理論と関係無しにすでに実現している
639 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/07(火) 10:36:43
>>637 例として「哲学的ゾンビ」や「中国人の部屋」を挙げている訳だから、読み違えはしていない。
塵理論はある計算をするのに非常に時間が掛かるやり方(極端に言えばノートの上の数式だとして
も)を取ったとしてもシミュレーションされている人格は気付かない、という事は理解している。
これを「とても」強い人工知能と表現した訳。
大体、冒頭に脳を大型コンピュータでシミュレーションしたら意識を持っていたという話まで忘
れている訳ではない。
この描写は強い人工知能は既に実現しているという描写に当たるからね。
読み違いはしてないお! とか言われても、明らかに635は「人工知能」を一部「人工意識」に置き換えないと意味通らないだろ
>ある計算をするのに非常に時間が掛かるやり方を取ったとしても
>シミュレーションされている人格は気付かない
それは塵理論とはちがうんじゃないかな
強い人工知能とも別の話だしなあ。
ハードウェアに依存しない永遠のシミュレーションって、現実感ないんだけど。
まさに机上論って感じ。
>>643 こみいった論理が苦手な人ってたまにいるよね
読みやすい作品ってわけでもないし
645 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/07(火) 19:59:19
順列都市はシャワーを浴びている冒頭からぶっ飛んだけどな。
いやシミュレーションが走る実態はどこにあるのよ?塵って何?円周率の中の数字は数字じゃないの?
あらゆる現象に対して、解釈を変えることで無数の計算が可能。
よって、無限重層に存在する(シミュレイテッド)宇宙のなかで、
ある宇宙が発進駆動するためには、その宇宙(の因果)に説得力があるかどうかが重要と。
というか発進は実際はシミュレートしてるとか世界作ってるわけでもなく
既にある、あるいはありえる世界に、移入してくための儀式みたいなもんだし
その両者を区別する方法がないのがミソ
>>646 >円周率の中の数字は数字じゃないの?
ざっと読み直してみたんだが、円周率ってどのへんに出てきたっけ
(結構昔に円周率をランダムな数列の一例として解説に使っていた
サイトは見た覚えがあるけど)
まあとりあえず、数字は数字ですが無縁に連なるランダムな数列の中には
どんな数列も含まれているって例えです(P166参照)
>塵って何?
P218〜219を参照
>シミュレーションが走る実態はどこにあるのよ?
P222かなあ
とりあえず、別次元とか異世界とかそういうもんじゃないです
652 :
651:2009/07/08(水) 21:35:17
無縁>無限
です、失礼
>シミュレーションが走る実態はどこにあるのよ?
たとえば「1+1=2」はシミュレーションしなきゃ成立しないと思う?
それはちょっと違わないか。
ルミナス行きだな
偏微分とか、確率過程とか、そういう計算するまでは結果が分からない式の計算を言ってるんじゃないの?
トマリー読んで見た かなり難解だがあの時代にあれなんだから預言者だよな
短編しかないのが悔しい
それはトリビアル
計算するまでは結果が分からない式ってのは計算するたびに結果が変わるのか?
661 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/12(日) 00:07:06
万物理論みたいだなw
むしろ宇宙消失、観測者問題ぽいと思った
ディアスポラ現在読書中なんだけど、コズチ理論の所で
実在の物理学者であるジョン・ホイーラーが
素粒子そのものがワームホールの口である、って言ったのはマジなの?
665 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/15(水) 23:38:16
>>662 宇宙消失は観測者問題ネタだよね。
計算していったら色々と結果が生まれてしまった、というネタは万物理論。
だから万物理論っぽいと書いた訳だ。
666 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/18(土) 22:41:31
イーガンを面白く読めない俺はSF者になれなさそうだ
宇宙消失読んでてモッドにはおっと思うんだけど波動関数云々が話にからんでくると・・・
667 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/18(土) 22:54:14
宇宙消失はハードルが高いよ・・・
順列都市もアイデアはちと面倒くさいが、ストーリーテリングが良いので読みやすい。
まあ、何を読んで面白いと感じるかはSF者でもいろいろ居るし
別にイーガンが面白く感じれなくても気に病む必要はないだろ
紫色のクオリアってラノベがもろイーガンらしいけど
読んだ人いる?
表紙が酷いな…買いにくい
紫色のクオリア イーガン の検索結果 約 88 件中 1 - 10 件目 (0.52 秒)
作者はイーガンまとめ読みしたな、と断じてる人も居たが
672 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/21(火) 00:31:39
でもクオリアとは題名が悪い。
強いAIを信奉するイーガンはクオリアという考え方は許せないに違いない。
クオリア批判かもしれない
タイトルだけで判断するのは早計だ
風のクオリア
重力の虹はイーガン10冊分の読み辛さ
フィネガンズ・ウェイクは重力の虹の256倍も苦くて辛い
677 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/21(火) 11:41:29
大体の本は完読するオレ(トマス・ピンチョンの「競売No.49の叫び」も完読)だがフィネガン
ズ・ウェイクだけは1/4で挫折した。
てかナンバー49はピンチョン入門だけど……
679 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/21(火) 12:03:54
競売No.49の叫びは読みづらいというより、面白さの勘所が最後まで分からなかった、という感
じだ。こういう場合も結構つらい。
重力の虹とかどこで買えるの?
681 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/21(火) 20:57:33
重力の虹は今は絶版なのでアマゾンや古本屋で高い金を出さないと買えない。
V かな。
神保町で俺は買った
初耳だわ。
訳者の紹介以上の事実をつかんでるとは、こいつすごいな。
きっとハードSF作家という肩書きから、学者だと思い込んでるんだろうね
これはハードだとかそうじゃないとか分類しないと気がすまないやつキモイ
688 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/22(水) 23:05:48
ハードSFって科学的考証は確かだが、訴える哲学とか人間の描写とか幼稚な作品が多くて好き
じゃなかったんだよね。喩えるならJ.P.ホーガンとか。
グレッグ・イーガンは科学的考証は勿論、哲学や人間の描写という面でもとても次元が高い。
イーガンは今までのSF作家では為しえなかった地平を歩んでいるのかもな。
689 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/22(水) 23:05:48
ついったーって痛い子ばかりなんだな…
基本痛くならざるを得ないほど時間をもてあましている人しか活用出来ないからね
ホーガンがハードSFとかから間違ってるし、幼稚とか浅い偏見しかもてない自分の見識をまず疑ったらどうか。
ホーガンよんで、学者の肩書きにだまくらかされてハードSFとか言う連中が気にくわない
まあホーガンの方が圧倒的に面白いけどな(初期限定)。なんかイーガンには騙されてる気がする。そしてそれを有り難がってるヤツがいる。
つーか紫色のクオリアって、テッド・チャンとイーガンの上澄みだけ掻っ攫ったような美少女作品と考えれば、アレ一冊で現代SF読めてお得ともいえるか。
濁った上澄みより、凝縮された層のほうがいいな。
701 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/24(金) 00:44:22
>>697 イーガンは騙し方が旨いから良いんだよw
それを言ったらグレッグ・ベアだって量子の記述子とか嘘臭いし。
702 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/24(金) 00:45:16
>>700 イーガンが凝縮されるとディアスポラより読み難い小説になっちまうよ。
嘘臭くないSFなんてあるのか?
704 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/24(金) 01:22:31
コニー・ウィリスは余り嘘臭くない。
特に航路は何処まで現在の技術なのか、架空の技術なのか専門家じゃないと分からない。
科学的な嘘って点ではホーガンの方が酷いだろ
惑星を継ぐものも創世記機械も
SFって基本嘘ですが。
707 :
705:2009/07/24(金) 21:43:34
まあ確かに、作中で真相が明かされるプロセスについてはイーガンより初期ホーガンの方が遥かに科学的
(論理的?)ではあると思う。
イーガンは直感的アナロジーや外挿法で、現実の理論から架空理論を導き出す過程(「論理のアクロバット」)
に重きを置くけど、初期ホーガンは架空のデータから理論を構築する過程を描いてる。
ホーガンはミステリオタにも評価が高い、アシモフみたいに。
しかし、だからこそ古い。
SFのコアたるハードSFは、ミステリファンに簡単に解られては困る。
解られて困るってのよくわからんなぁ。
半分はネタで言ってるんだろうけど…
漫画の早川さんでも、最近は誰でもイーガン読んでて困る。
もっと難解なのを探さなきゃ…みたいなネタがSFオタあるある
として扱われてて全く理解できなかったな。
難解さがSFの評価尺度になるってのは少しずれてる気がするよね。
たぶん難解って言葉に語弊が有るんだろうけど。
実際にはガジェット羅列で事足れりとするSFに飽きた層が論理的展開にセンスオブワンダー
を求めてるだけじゃないのかという気がする。
もしくは未来科学の妄想をあらかたガジェット化してしまったから論理展開の筋道以外を
新しいと感じなくなったのか。
713 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/26(日) 16:46:38
テッド・チャン風?
表紙はとても嫌だが、紫色のクォリアは意外と掘り出しものかも。
読んでみないと。
>>712 小林泰三要素も入ってた。
ちゃんとこなれてて、俺も思春期に読んでたら
忘れられない一冊になってたと思うな。
イーガン的なテーマも
時間旅行とか、ファーストコンタクトだとかのように
定番のSFネタになっていくのかね。
>>712 そんな売れてんのか
もう在庫ないし
ちょっと興味出てきた
>>712 良くも悪くもラノベって感じだったな
果しなき流れの果にみたいに
めまいがする感じで途中の部分を書いてくれたらもっとうれしかったが
山本弘とか、瀬名秀明のロボットものに近いかも
悪くない一冊
最後の2行で読む気をなくした。
>>715 SFだから元からあんまり刷ってないんじゃないww
最近はハードSMに興味が傾いてきた
で、テラネシアまだー?
TAPレベルの長編出されても困るよね…
722 :
719:2009/07/27(月) 21:18:00
俺の華麗なるギャグはスルーかよ
723 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/28(火) 01:08:24
>>717 同感w
果てしなき流れの果てには20年以上前に読んでとんでもなく面白かったという記憶しか残ってい
ないw
ストーリーとかアイデアとか全く覚えていないのはどうしだろう?
他にもゴルディアスの結び目(これは大体の概要は覚えているつもり)とか凄い作品があの頃の小
松左京には色々とあったよね。
>>716 ラスト2行、楽しめる人なら
楽しいものがたくさんあるだろうな。
俺が、そうだが。
「宇宙消失」の主人公の能力と、テッド・チャンの「理解」の能力とどっちがいい?
理解は多分、気が付いたらマイケル・プールになってるだろうな
そりゃ単に絶版…
イーガンって本国じゃ人気あるの?
ディアスポラの訳者後書きに英米の出版事情考えたらよくこれが
商業出版出来たなとか言われてるけど
729 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/28(火) 21:40:57
本国のオーストラリアでは人気は無さそうだなw
元々、人口が少なすぎるし。
米国と日本が大きな市場じゃないの?
日本でも人気があるとはいえないしなあ
少数派のファンと評論家が褒めて賞貰ってるみたいな感じだし
米国でもあんま売れてないんじゃなかったっけ。
日本人はイーガンがお好き。とかそういう
タイトルでニュースになってたような。
売れるかどうかと、賞とって評論家受けするかはかなり別問題だしなあ。
評論家から総スカン食らった作品がベストセラーになったり、
芥川賞受賞作家が今ではもう見かけない、なんてこともあったり。
イーガンはSF者の中では常識じゃないの?
SF者つっても色々いるしハードSFファンは
特殊な存在で少数派だって事はプロ作家にも指摘されている
その癖に声だけ大きいとか言われてたしw
順列都市は前にも一度絶版になって、一時期amazonで5,000円くらいで売られてたけど、
ディアスポラが出たとき再版されたのよ
1999.10.31 順列都市 発行
2005.9.30 ディアスポラ発行
2006.1.31 順列都市 二刷
新刊が出ればまた再刷されるよ
自分が好きなら、売れてようがいまいが気にならないが、
商業ベースにならないくらはちょっと問題だな
翻訳家だって売れる翻訳した方が収入も良さげだし
737 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/28(火) 22:57:04
>>732 山田悠介の様に箸にも棒にもかからない阿呆がベストセラー作家になったりする時代だからねw
いやー久しぶりにこのスレ来たが、、、
ルミナスに続編があったなんて知らなかった〜〜!!
オーマイガッ!
そもそも今のアメリカSFのメインストリームってコニーウィリスとかビジョルドっしょ?
日本ではイーガンは星雲賞常連だけどヒューゴー賞とりまくってるのはウィリスとかビジョルド
そこらへんから現在の日米SFファンの気質の違いがわかると思うのだが
甘味だな。
コニー・ウィリス: ヒューゴー: 10, ネビュラ: 6, ローカス: 10
ハーラン・エリスン: 8, 3, 18
ル=グウィン: 5, 6, 20
ジョー・ホールドマン: 5, 5, 4
ビジョルド: 5, 3, 3
ロバート・シルヴァーバーグ: 4, 5, 9
G. R. R. マーティン: 4, 2, 11
オースン・スコット・カード: 4, 2, 8
ジョン・ヴァーリィ: 3, 2, 10
ニール・ゲイマン: 3, 2, 14
ディレイニー: 2, 4, 0
ナンシー・クレス: 1, 4, 0
ルーシャス・シェパード: 1, 1, 8:
ダン・シモンズ: 1, 0, 12
イーガン: 1, 0, 3
めぼしいのではこんな感じだが。
ビジョルドが米国SFのメインストリームねえ、
アメリカの書店に行ったら、SFの棚で一番多かったのがスターウォーズのスピンオフ小説だったのを思い出した。
「愛撫」がハリウッド映画化されたら
絶対、化学プラントで大活劇かつ大爆発をでっちあげてクライマックスにするだろうな
とかなんとなく考えた
γ線バーストあたりまでならディアスポラも映画化できそうだ
タイトルの意味がなくなる上にローランド・エメリッヒあたりが監督になりそうだが
サイモントマリーは歴史の彼方
レインボーズエンド読んでもイーガンサッカー出てきたけど
トマリーサッカーだろ=
やっぱり売れてるものがいいみたいだな
イーガンのCMはぐっさんだね
翻訳が法人の出版ビジネスである以上、
仕方ないこと
はるきむらかみだけが日本の代表的な文学で
谷崎潤一郎や泉鏡花は評価されない
諸外国と同様の事情でしょう。
ワインしかり音楽しかり、
今年はマカロンはやりましたね
747 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/05(水) 22:54:32
村上春樹に較べ、谷崎や泉は内容が詰まらないだけではw
749 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/05(水) 23:43:26
オレがニューヨークへ行った頃(1990年辺り)にはグレッグベアばかりだったな。
天空の劫火とか天空の殺戮とか。
ベアは 2 Hugos, 5 Nebulas, 0 Locus か
クオリア買ってきた。明日読む
クオリア、ラノベの中のSFとしては充分面白かったね
ただ、ベスターとかチャンに感動したのは分かるけどさ、
ジョウントとかフェルマーの最小原理とか、無理やり入れるセンスに苦笑しちゃう
リスペクトすんならもっと自然な形でやれよ…
753 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/09(日) 10:15:40
>>743 >>744 スターウォーズみたいな、奇怪なクリーチャーがぞろぞろ出てくる絵面を前面に押し出せば
いけるのでは
754 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/09(日) 22:55:43
755 :
751:2009/08/09(日) 23:16:52
少し読んでみたけど…、なんというか読みにくい。10ページくらい読んで一休み
それにしても、レーベルも作者もわからなかったので、
書店の人に「紫色のクオリアってどこですか?」ってきいたら、
「あ、電撃ですね。こちらです」
って即答だったのにびびった
順列都市で椅子の足作り続けてたやつが真の勝ち組だよな
ああいうのいいわ。オタクの極地だろ
そういや証明したのワイルズなのに、いまだにフェルマフェルマいわれて、かわいそすぐる
せめてフェルマー・ワイルズの定理って呼ぼう
証明者の名前が加えられることあるのか? 聞いたこと無いが
どんな証明だかはわからないが、証明したと一応
本人が言っているんだからフェルマーの定理でもw
もしかしたら、本当にもしかしたら
谷山-志村予想使わず、もっと簡単に証明する方法を
フェルマーが見つけたのかもしれないし
定理と原理をごっちゃにするな
761 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/13(木) 19:39:07
>>759 それが出来たら凄い事だけど、多分、無理。
300年近い人類の挑戦をはね除けていた訳だから。
しかしフェルマー予想を楕円関数やモジュラ関数とは関係ない方法で証明出来るネタは「ゼロで
割る」みたいにSFのネタになりそうだね。
テラネシアまだー?
イーガンの和訳新刊って出ないの?
TAPみたいな低品質のものを出すくらいだから、既に殆ど品切れかと
一時作家業中断してたみたいだし
>>757 「(証明者の名前)の定理」という呼び方が普通だけど?
むしろ、他の呼び方をあまり聞いたことがない。
予想として提出されて、それが広く認知されていれば、予想者の名前も冠されることが多い。
ヴェイユ予想->ヴェイユ・ドリーニュの定理
みたいな感じで。
フェルマーは最終定理を証明していない
つまり最終定理と呼ばれているが実際には最終予想であって
証明したのはワイルズである
って言いたいんじゃないかな
まあ昔の先取権とか法則や定理の名前なんぞ
誰が先に有名になれたかってことのほうが影響は大きいし
俺ら名声でで飯を食っているわけではない一般人にはどうでもいいことではあるw
そうだ、どうでもいいといった後になんだけど
どうせならリチャード・テイラーの名前も入れてあげたら?
769 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/18(火) 19:23:02
楕円方程式とモジュラが同じもの。
言ってしまえばゼータの統一という豪快なテーマで、谷山氏は何て凄い事を思いついたんだろうね。
「国家の品格」を書いて最近、えらく有名になった藤原正彦氏がNHK FMの日曜喫茶室で「楕円
方程式とモジュラは同じものという予想を日本人が立てた。これは喩えるなら富士山とエヴェレ
ストが頂上で繋がっている、と予想するのと同じくらい独創的な発想だ。日本人の発想が貧困な
どという意見は欧米に毒されたマスゴミの勘違いだ」みたいな事を言っていた。
これを聞いて「フェルマーの最終定理」を読んだ訳だが、面白かったよ。
そもそも>752が言ってるのはフェルマーの「最小原理」
書ききれないものは無理して書くなとかそういった行動原則のことだよ
は?
変分法関係かと思ってた>最小原理
いや知らんけど。
773 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/19(水) 00:02:00
フェルマーの最小原理なんて元々ないよw
全く。..
774 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/19(水) 00:33:49
小定理ならあるぞ
さいしゅうとさいしょうを打ち間違えただけなんだろうけどw
は? 最終原理ってなんだ
テッド・チャンの短編に出てくるのは、
種々の自然法則の記述の一方法として現れる、変分原理(最小作用の法則)。
フェルマーの原理(光学における変分原理)
はこの典型的な例。
フェルマーの最終定理もフェルマーの小定理もこれとは関係ない。
空気を読まずにはっきりさせてみる。
原理の話しから定理の話になって、なんでまた原理について定理云々言ってるのかしら?
ボクが…一番…イーガンを上手く語れるんだ…
奇想コレクションからスタージョン文庫化
イーガンもされるだろうしTAP見送りでいいや あと6年くらい
TAPは見送っても良いよ、低品質だから
782 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/26(水) 13:29:49
TAPの中で、レイプしてもDNA分析できない人間の話はちょっと面白かった。
山岸ついったーにいるな
>>781 TAPで面白いのってCMソングの話だけだな。
ポーニョポニョポニョさかなのこ♪
あれクラークの二番煎じじゃなかったか
ぼのぼのでもあったな。
万物理論読み終え。
面白かったけど、やっぱりイーガンは短編の作家だと思った。
宇宙消失は俺のイチオシ
俺もイーガンは短編だな
〆の一文でキュンと来ちゃうことが多い
俺もソフトウェア人になりてえ
ノビタは、自分のコピーを走らせて宿題をさせてから融合しようとした
ノビタのコピーは宿題をさせるためコピーのコピーを走らせた
コピーのコピーはコピーのコピーのコピーに宿題をさせようと...
ディアスポラも実質的には短編集だと思う。
…とりあえず、生きてるうちにコニシポリスに移住したい。
市民になりたいよなぁ…。
市民、あなたは幸福ですか?
ZAPZAPZAP
移住っていっても、コンピュータの中に、自分のシミュレートソフトをインストールするってだけ
自分自身が移住できる訳じゃないぞ
それは移住してるのとどう違うんですか?
肉滅時の描写で肉体分解してメモリーストレージ状にしちゃってるから、
自我というか意識の連続性は保ってそうだよね。
どう違うって...
グレイズナーに乗った自分のそっくりさんが
「喜んで下さい。俺はポリスに移住しました。もうこの肉体は不要なので処分しますよ」
と言って襲ってきたとき、はいそうですかと処分されられるか?
複数シミュレーション走ったら、みなホンモノなのかな。
>>799 その状況はありえないから
>>800 コピーの人権(?)はそれなりにというかオリジナル並みに
保護されているみたいだけど
たぶん量子サッカーの時代の宝石に近い感じじゃないの?
脳と融合して置き換わっていく。
スキャン型だとしても俺なら適当に安楽死する
スキャンしたソフトに修正
性格をよくしてイケメン(or美少女)にして頭よくして、あと、えーと、えーと
あ、これ自分じゃないじゃん。
ってことはないんだろうか。
記憶があればOKなら全地院類の記憶を統合した存在とか
そのうち自己複製を際限なく繰り返すことで容量を食い尽くす奴がでてきそう。
コニシなみに個人に対する不可侵性が尊重されていると対応も難しいだろう。
マジでそれ言ってんの? どこのクソマが設計したんだよ
俺が今日死んでも、シミュレーションが今日までのことを覚えていれば、俺は連続していると言えるのだろうか。
>>805 ドキュソ1人に容量を食い潰されて被害を受けるのもまた
不可侵性が尊重されている個人なわけだが。
809 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/31(月) 23:54:45
でもあの時代なら、バイオテクノロジーでオリジナルも普通に不老くらいにはなってそうだよなww
>>807 情報は継続してるんだから、そもそも死んでいない。
>>805 死刑論に似てると思う。
どのみち消去する他ないんだけど、コニシが「市民権を持つ者に同意なしの干渉はできない」としているたてまえ、やっぱり抵抗あるでしょ。
消去じゃなくて融合させるんじゃね?
融合はあり得そう。新しいポリス作ってそいつのコピーひとまとめに放出とかもあるかな。
>>809 だな。人体完全スキャンして記号化出来る位なら、染色体のテロメア伸ばしたり、脳のシナプス一個伸ばしたり
腸内細菌バランスを一匹単位で操作したりするレベルで人体操作出来る
ナノマシンで脳の中をいじって、頭や性格を良くしたらそれは自分なのかと言う別の問題もあるが
815 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/01(火) 21:28:51
>>814 脳を機械と繋げて機能拡張とか余裕で出来そうだよなww
トカゲ座がなければオリジナルの方もだいぶ発展して行ったんじゃないだろうか
まぁ結局は何らかの方法で銀河系は脱出しなくちゃいけないけどw
肉体人って遺伝子改変はOKなんだっけ。エデン主義とはまた違うのかな。
817 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/02(水) 03:02:50
だめだっけ
あの時代、遺伝子改変系はどこにいるんだろう
太陽系内の別のとこにいたけどトカゲ座にやられちゃったのかな
「ディアスポラ」の肉体人は、バンバン遺伝子改造してたろ。
有翼人とか海生人とか、でてきたじゃん。
あの時代の全肉体人は地球の外へ出て行くことをじぶんたちで禁止しているようなかんじ。
生物がねずみ算式に増えて他の惑星にまであふれていくことを嫌っているような。
絨毯内のデータ生態系は、やっぱ銀河中心バーストを生き残れなかったろうな。
塵理論によればいつまでも生き残るんではないのかな
イーガンの小説は哲学的とか言われてるけど
現代思想系の人たちにあんまり言及されないのは何故?
言及する必要なく論説を展開できるから
>>822 正直日本で一部のファンと評論家にでたらめに持て囃されて評価高いだけで、
知名度皆無だからだろ。アメリカでも評価は高いけど人気はないらしいし
>>822 現代思想系の人たちはSFなんか相手にしませんよ。
あまり言及されないってことは、たまに言及されてんの?
思想系は新書レベルでしか知らんけど、
岩波の「ラッセルの思想」で塵理論の元になる発想が百年近く前にでてたの知ったときは驚いた。
827 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/04(金) 23:58:15
>>826 西洋哲学ではありがちな思想なのかもな。
物は自然に存在するんじゃなくて、人間がそれを思って定義するから、存在が発生するっていうような考え
日本人の俺が読むと、塵は来世に期待するのと似てる感じがする
>>822 それ、哲学知らない一般人が言ってるだけだからw
>>827 いや、そういう思想は東洋にもあるし、元の思想は人間中心的なんだかよくわからんかった。
なんとなく新書以上の知識の人に突っ込まれる予感があるので解説はやめておく。
塵理論、人気だな。
現代思想を論じる人間自体が自分の研究分野についてよくわかってないのもあるかも
単に用語を羅列しているだけの人間が多いだろw
イーガンを引用してソーカル事件みたいなこと起きても全く不思議じゃないだろうしな
>>822 永井均氏が、イーガンの短編みたいな
アイデンティティの問題を
色々と、マンガを引用までして論じてるんだけど
イーガンは、読んでないみたい。
著書では「ぼくになることを」とかなり近い思考実験も度々記述されてる。
>>823の言うとおりなんだと思うよ。
浅田彰が順列都市に何か言ってた気がするけど
ちなみにイーガン曰く「塵理論が本当だとは信じちゃいないけど、
これを否定するのに十分な論理的根拠はまだ聞いたことないね」だとさ。
あくまでエンターテイメントとして考察しているイーガンは哲学とは相容れないのではないかと思う。
836 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/05(土) 21:22:25
理系的に、何の拘りもなく知性を思想実験するとイーガンになる。
文系に出る幕はなくなる罠。
科学の抜けた哲学なんて…
数学者が研究するには鉛筆と紙とゴミ箱の予算が必要だが
哲学者は鉛筆と紙の分だけあれば足りる
煽りに反応しないことを推奨するよ、ほんと。
イーガンの肝はSFを描きつつ、アイデンティティを模索していくところなんだなとおもうんだけど、
専門的に現代思想や最先端の哲学を研究してる人たちから相手にされなくて当然だし
相手にされるされないを評価基準にしてないでしょ。
>>838 言い得て妙だな
科学(SFも)の場合には自然という絶対の価値判断基準がある
けれど、哲学(非自然哲学)の場合には、本人とその学説を信じる人間が信仰できればいい
哲学者が何を考えて、何を基準にして学説を唱えるのかよくわからないよ。本当
>>841 竹内薫の本で読んだんですけど
アインシュタインが相対性理論を考えたとき
エルンスト・マッハの哲学に大きな影響を受けたと書いてるんだそうです
現代科学に欠かせない演繹法や実証主義はそれ自体哲学の方法であって
哲学は正しく科学であると思いますよ
843 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/06(日) 00:50:28
茂木ちゃんがなぜか組んだ半端な知識経歴の脳科学者竹内さんか
>>841 や、ウェールズ(だったっけ?)の黒い羊と同じで
昔からあるジョークらしいんであまりマジに受け取らないでね
本来は頭に(実験)物理学者は何でこんなに予算が必要なんだ・・・って始まるんだ
科学について論ずる哲学者には二種類あるんだと思う。
一つは自分達が理解もしていないような用語をでっちあげるのに忙しい連中(まさに
>>835)。
もう一つは科学者を兼ねている哲学者。
後者に属すのはマッハとかヒルベルトとかホワイトヘッドとかの極少数だろう。
竹内薫は脳科学者じゃねえだろwww
ヒルベルトも普通哲学者とは言わない
ヒルベルトは哲学者じゃないが
>>841は当てはまるな
と言ってみるテスト
>>845 >>835ってトンデモなん?
正直トンデモかどうかの判断はつかないが、少なくとも科学について論じてるわけじゃないように見えるが。
よくわかってないまま語ってるのは
>>845のように見える。
>>849 科学について論じてるなんて誰が言ったんだ?
>>850 >>845が。
>科学について論ずる哲学者には二種類あるんだと思う。
>一つは自分達が理解もしていないような用語をでっちあげるのに忙しい連中(まさに
>>835)。
ここで哲学擁護してる奴って哲学者ワナビーだろ
853 :
849:2009/09/06(日) 02:50:01
擁護ってか、なんかやたら偉そうなのでむかついたってだけ。
知ったか臭が凄いから突付いてみた。
哲学について本気で詳しい上で批判してるようなら謝るよ。
哲学批判やりたいならせめて哲学板でやらないと、その低レベルたるや目を覆う程だぞ
哲学は哲学でも心の哲学の分野なら…
参考にあげられたことがあったり、自身の出した本にSFの一編を載せたことのある
デネットなんかはどうなんかな
理系が偉いと思いたい理系馬鹿が
よく知りもせず浅い知識でただ馬鹿にしてるだけにしか見えない
哲学とSFと、絶滅危惧ジャンル同士で争うなよw
東が順列都市を評価するのはあれだろ
>>756だろ
あいつが究極の島宇宙的空間で趣味に埋没する
最強のオタクだからであって理系とか文系関係ない
哲学をあまり苛めるなよ
批判するまでも無く破綻してるんだから
そんなことよりテラネシアがいつ出されるか予想しようぜ。
2040年代と予想。
原書で読んでイマイチだった
無限記憶が日本で受けたことからすると
テラネシアも意外に人気出るかも知れん。
人間ドラマ多目で読みやすいし。
風の名はテラネシア
864 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/07(月) 21:57:06
ヤチマたんみたいに難しい数学や物理の研究してないで
2ちゃんしてアニメ見てゲームしてるだけの、オタポリスもあるのかな
800倍の速度で不老不死でごろごろしてたらどうなるんだろうね
実時間3日ぐらいで廃墟になってるかもな
ホモインド人妹萌えwwwまじウケる
こと間違いなし
イーガンはホモ好きだよな。
重要キャラにしょっちゅう出てくる。
イーガン絶賛するのも少し偏ったリベラルぽい人が多い感がある
ゲイと親和性がある層
>864
自分の価値嗜好を自由にいじれる状況で、
人生にとって意義あることってなんだろうって疑問は出てくると思うぞ。
少なくとも私なら移入したら音楽演奏は続けられないな。
あれは肉体にワイヤドされた美意識の制限の中でやるから面白いんだと
いうことに気づいてしまうというか。
>>868 それで萎えてしまうって感性をいじればOK
>>868 >肉体にワイヤドされた美意識の制限の中
これをシミュレート(いやエミュレートかこの場合)してもOK
いやいや。いじればOKなんだけど、別にそれなら何でもいいじゃんって
ことになるわけよ。どう価値観をいじるか選択する段階で。
Amがなりつづけているのが気持ちいいっていう風にもできるし
椅子の脚を造り続けてもいいしもっと端的にただ麻薬のように気持ちいい状態にもなれる。
なんでそういうアノミーにのまれないんだろうねあの連中は。
全ての自分を演じきっていないからさ (`・ω・´)
>>215 お勧めのマインズ・アイ(上)を読んでみた。
イーガン好きなら間違いなく楽しめるはず。
いろんな人が書いたコンピュータと意識に関する文章を紹介して、
著者のデネットとホフスタッターが論評を加えるという形式なんですが
その中には小説も入ってる。(レムとR・ラッカー)
この本が2008年に出ていたら、間違いなくイーガンが入っていただろうね。
他にもドーキンスとかチューリングの文章が載っててお得感がある。
ある脳の物語 ってのは、塵理論っぽいよなぁ。
アーノルド・ズボフって人はSF作家、哲学者?
価格は無駄に上がるだろうな。トールサイズさまさまだってさー
つまらん日本のSF関係者を守るために海外作品に関税をかけてるって考えると納得できる
紫色のクオリアってラノベがイーガンっぽいらしいんだけど読んだ人いる?
>>876 単純に日本のSF作家と、SF翻訳者だと、
SF翻訳者のがギャラが高いだけでは?w
スレ内検索
イーガン読めない奴はSF読むのやめたほうがいいと思う
SFは寛容だよ。
イーガンが読めないならガーンズバックを読めばいいじゃない。
>>879 お前みたいな堅物のほうが要らない。迷惑。
そもそもイーガン自体日本の有名人相手に評価が高いだけで
SFファンの間でもメジャーじゃないし、一般人は名前すら知らないだろうしなあ
イーガン知らないのはエセSFファン
SFファンにはメジャーだろ
知らないのはアウト。
が、読んで面白いと思う義務はない。
つまらないと言ったからといって
SFファン失格などと言い出したらおしまい。
今更だけど、祈りの海=ディアスポラなのか?
離散したポリスの一つが回帰したのがコブナントなのか?
あくまで個々に独立したもので関連性はないと理解して
さらに自分の意見を人におしつけたりしないのならば
作品ごとのつながりを独自に作って楽しむのはありだとおもう。
全て移相夢ですよね。
そのとおり
毎日起きながら夢を見て文章にメモしたものが作品だからな
>>882 有名人ってもネットで調子こいたブログ書いてる2流の人が中心だからねえ…
ネビュラにヒューゴーにローカス、それぞれ幾つとったらメジャーと認めてくれる?
たとえば炎上や大盛りとかですね
>>882 星雲賞見てもSFファンに最も評価されてる作家だと思うけど?
現役でイーガンいじょうに評価されてる作家って例えば誰?
894 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/11(金) 15:17:18
イーガン並みというと、コニー・ウィリス、ロバート・J・ソウアーかな?
確かにイーガン以上はいないだろう。
しかし、作品が定期的に翻訳されるという点では上記2名はイーガン以上だ。
ル゠グウィンやダン・シモンズなど過去の人
まあ一般人は名前も知らんのは本当だろ
>>894 ソウアー???
それこそソウヤーってハヤカワが無駄に出しまくってただけじゃないの
原始人のあれとか、誰得って気がしたな
現役トップ評価はニール・ゲイマンじゃね?
映画化もされてるし一般人にも知名度高い
>>899 ツイッターでのフォロー数を見ると彼の人気は物凄いが(ギブスンの数十倍)
肝心の日本での人気が…。あとSFプロパーじゃないし
日本でのニール・ゲイマンのイメージは未だに漫画家のイメージが強いからな。
てか
普通に一般知名度はそんなないだろ
訳書は増えてきたけど特別売れてるって話も聞かないし。
クラークアシモフ並に一般にも知られてる現役SF作家って誰だろうね。
ル=グィン
ゲド戦記の作者として有名
アラン・ディーン・フォスターの知名度ってどの程度だろう
>>897 >>894はアメリカの話してるんだと思うけど
>>905 そのまんまの意味
アメリカのSFファン人気の話
ヒューゴー賞の常連だとかそういうことを根拠にしてんじゃないのかといってるだけだが・
コニー・ウィリス: ヒューゴー: 10, ネビュラ: 6, ローカス: 10
ル=グウィン: 5, 6, 20
ニール・ゲイマン: 3, 2, 14
ダン・シモンズ: 1, 0, 12
イーガン: 1, 0, 3
ソウヤーは1, 1, 0
イーガンが日本で不当に高評価を得ていると言われるが
日本に限って言えば高評価してる人たち自体が極度のマイノリティである可能性は考えてみたほうがいいかもね。
話の流れがよくわからんが、一般評価が高いと
なにかいいことあるんかいな。
>>908 意味がわからん
星雲賞をあれだけ獲っているのだから一般的なSFファンの評価は極めて高いだろう
SF読み以外には読まれていないっていう意味なら他のSF小説ほとんど全てもそうだ
>>909 映画化されてゲームやグッズが発売されて楽しい。
「DS版脳を鍛える順列都市」とか
「ねんどろいどヤチマ」とか。
>「ねんどろいどヤチマ」
1.まず付属の精神種子を十億個のフィールドに分割します……
星雲賞がどうたらソウヤーの翻訳出すぎ云々とか言うから
日本での知名度の話だとばっかり思ったが。
アメリカでの知名度ならそりゃニール・スティーヴンスンとか
ニール・ゲイマンは高いだろうよ。
普通にベストセラーなんだから。
日本でいえば村上春樹とか村上龍みたいなもんなんだろ?
ニール・スティーヴンスン: 1 Hugo, 0 Nebula, 4 Locus
イーガンと同程度だな
ニール・スティーヴンスンがベストセラーなんて話は初めて聞くなあ
どれくらい売れてるの?
一般知名度の話してるのに
SFプロパー賞の数で比べてもしょうがない。
それを言うなら、星雲賞の数も意味ないだろ
そもそもベストセラー級のSF小説なんて日本沈没しかないうえに
あれはSFとして売れたわけじゃないし。SFに一般知名度なんてない。
海外は知らん
イーガン関係ないけど、ニールゲイマンのtwitterのフォロワー
前みたときは60万人くらいだったけど今見たら100万人超えててわらた
>>920 14位にショーン・ウィリアムスが入っててワロタ
エヴァージェンス日本では絶版気味だけど
あっちでは売れてるんだな。
と思ったらスターウォーズのノヴェライズか。売れて当然だわなw
ニールゲイマンはもはやバケモノ作家だな
でもあれをSF作家に勘定するのは
ハルキをSFに勘定するようなもんだろう
>>917 意味ない。
星雲賞取ったんだぜとかノンケのやつに自慢しても
「星雲賞って何?」で終了。
>>924 じゃあ一般知名度の話なのか
そもそもSFに一般知名度なんてないんだから
別にいいじゃん
SF大会に集まってくるキモい人たちは一般人を代表した標本でないことは確かだからな・・・
星雲賞=一般受けはないだろ
SFファンでの話しだったのに、いつ一般の評価の話しにすり替わってるんだよ
>>926 じゃあ一般知名度のあるSF小説ってことになるって話だろ。
スターウォーズのスピンオフ小説か?
へー、凄いね。俺はイーガンでいいや。
じゃあ一般知名度のあるSF小説って何ってことになるって話だろ。
Jコレクションで出た「あなたのための物語」ってどう?
あからさまにTAPっぽいけど
大森望先生は傑作って言ってました
伊藤・円城に続く傑作
二〜三流文化人が支持する小説
一流文化人なんて、マイノリティ。
1984と世界の中心で愛を叫んだけものなら一般人にも有名だな
それぞれ誰の小説か、言える奴は稀だろうけど
オーウェルはいえるんじゃね?
とっくに死んでるし、生きてたとしてSF作家呼ばわりされたら怒りそうだけど
ウェルズは死ぬ前に「SF」って言葉はできてたんだっけ?
死ぬ前にはできてたんじゃね。
いちおう戦後まで生きてるから(1946)
不妊治療を受けてる学者がイーガン好きとかおもろい
微妙にメタだなw
イーガンもオーウェルも読まなくても生きていける
本なんか読まなくても生きていけるよ
漫画なんて読まなくても生きていけるし、音楽なんて聴かなくても生きて行ける
エッチしなくても生きて行けるのと同じ。
しかし子供が生まれなかったり全滅したりしたら生物としてはそこで終わりだわな
ということはエッチしなくても子供ができるようにするべきって話だな
本を読めば子供ができる
ようになればいいんだな。
避妊もせずに読書とは無責任な
しかし、ゲイだったのは本当だろ
そこらのハナクソ科学者が束になってもかなわないくらい輝かしい業績を残したのも事実であるが
ゲイだと何か悪いとでも言いたげだな
常識的には蔑まされる性的嗜好ではあるわけだが
百合やゲイのラノベやアニメが堂々と流通している
時代だというのに、お前は何を言っているんだ
いや、さすがにそれは言ってることがおかしいぞ
ある種の性嗜好をネタにしたキレイな絵つきの物語が流通してるのは
ゲイがリアルで市民権を得ていることを全く意味しないだろ
そもそも百合物を買ってるのは主に男オタ、ヤオイを買ってるのは主に女オタで、当事者ではなかろう
日本は知らんがイギリスの人口の5%ぐらいははゲイ(同性愛者)だって読んだことあるし
イギリスならゲイ同士で結婚できるぜ
美輪明宏の扱いとか見ると、制度的にはともかく
市民権はバッチリのような。
不気味面白いキャラとして定着してる人間を標本にして市民権は無理があるんじゃないか?
社会的道徳の話しだと思うが。同性愛者をあからさまに嫌悪するのは社会的評価を下げる、ハズだ。
>>950 謝罪したってことは、今ではもう非常識になったってことだろうな
ポリティカル・コレクトネスってやつ
チューリングの件は医学的な処置が乱暴で問題だった事を含む謝罪じゃないの?
>>953 日本の推定人口は4%って試算があるらしいな
ゲイが生まれつきで、それが遺伝子が原因だとすると
お見合いで誰も(男女の同性愛者)が結婚させられてきたこの国のゲイ人口が他の国より低いってことはないだろう。
試算の根拠は気になるところだな
キンゼイ・リポート(アメリカでの大規模な聞き取り調査)によると一度でも男とセックスしたことのある男をカウントすると二割に達するらしいからな。
誰彼かまわず話して回らない以上、隣にいてもわからないよな、こういうのは。
どういう数字から日本全国で4%となったのかは書いてないねえ
それ位はいてもおかしくはないが、ゲイ市場の規模を話題にするための記事なんで多めに見積もってそうではある
汎性は
>>966 汎性ではないが2007年までに性同一性障害特例法に基づく戸籍の性別変更が840件あったらしい。
改正されて要件が緩くなったから、もっと増えてると思う。
(ソースは朝日新聞の2008年06月11日朝刊)
たぶん戸籍変更するような人は既に手術しているケースが多いのではないか。
手術してないと戸籍変更できないんじゃなかったっけ?
MtF(男→女)やFtM(女→男)は汎性じゃないけどな。
汎性に近いのはtXになるかと。
そのうち戸籍に性別情報を載せなくなるかもな。
医療情報として別に管理する。
現状では全くあり得ない妄言だがw
そうでもない
SFマガジンにイーガンが載ったのって、2009年3月号の「暗黒整数」が最後?
うん
上下分冊にする理由ってなんだろ。順列都市だけ別れてるのがなんかいや
976 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/22(火) 21:19:39
あんまり分厚い文庫本より、上下に分けられていた方が良いけどね。
万物理論って半分の分量で十分なんじゃね?
ダラダラ長すぎ。
>>977 全く同意
いらないネタを削って別の長編にすればよかったのにと思う。
解消されてない伏線もいっぱいあるし
ちゃんと計画立てて書いてよって感じ
979 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/22(火) 22:53:55
元々、一つになるべき理論が矛盾無く二つできてしまった混乱を描く為にああいう作品になった
のでは?と感じているけど。
ガジェットの面白さに感心して読んでると見落としてしまうが
長編の構成は上手くない作家だね
ひとつの着想を追究するのに興味が行き過ぎて
ストーリーがどうでもよくなっちゃうんじゃないのかな。
基本的に短編向きの資質だと思う
もっとも最近のはだいぶ上達してると思うけど
一人っ子って前の短編集に比べて読みたい!の点が低いけど内容的にはどうなんですか?
>>982 つまらなくはないけど前2冊に比べたら普通レベルって感じ
入門書としてはいいと思う
ありがとうございます。
祈りの海としあわせの理由は好きなので一応読んでみます。
しかしみんなよく覚えてるな。
おれは昔読んだ短編の内容なんかほとんど覚えていない
そんなあなたに貸金庫
ひとりっ子はルミナスも入ってるし最高だと思うけどな
ただ既に読んだことあるって人が多かったりで出版された時点でのインパクトには欠けたんじゃないだろうか
俺は正直『万物理論』は意味ワカラン。
そろそろ歳か。
俺は宇宙消失の人間特別論が許せない。なんだって観測者になり得るのに、脳の器官が云々とか
SFガジェットという性質上、話題になった現実の理論等をベースとしてるトンデモなんだから
マジに捕らえても仕方ない
長編はどれもよくわからない;;
短編も1/3くらいは…
1年後くらいに読み返すとすいすい解ったりする。
わかる努力してないだろw
頭使えよ
昨今の英米SFでは無駄に長い話を書かせようという風潮があるような
無駄に長いのは編集からの要望じゃないか?
無駄に長いのが問題じゃない
無駄に長くまとまりが悪いのが問題なわけだが
996 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/23(水) 17:14:01
>>988 自然に存在する4つの力(重力、電磁力、弱い相互作用、強い相互作用)を全て説明できる理論が
万物理論という訳だが、何故かどちらも矛盾のない理論が同時期に2つ発表された、というとこ
ろがミソ。
現実の素粒子物理学で当時「万物理論」の最有力候補と目されていた超弦理論に
それぞれ無矛盾な5通りの理論が存在してしまったという歴史的事実が元ネタだと思う。
ひとりっ子も悪くないんだが、前の2冊と比較すると少し落ちる
ルミナス 神戸
1000 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/24(木) 19:46:39
1000ならγ線バースト
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。