1 :
uaa:
銀河英雄伝説に関する素朴な疑問について語りましょう。
質問と雑談を明確に区別するために次の形式でお願いします。
○質問をする場合
【質問】
「イゼルローンを攻撃する目的は、イゼルローン回廊を制圧して帝国・同盟間の航路の制宙権を確保すること、それ以外にない」って
言葉が作中出てきます(新書版3巻 P203上段〜下段)。
この「制宙権」って何ですか?
○回答をする場合
>>レス番
「制海権」「制空権」「航空優勢」と言う言葉が参考になるかと思います。
この物語においては、具体的には、特定の宇宙空間の宙域で、以下の要件に該当すれば、
そこでは「制宙権」を確保していると言えると思われます。
1.味方側による、敵の機動戦力(宇宙艦隊・補給部隊・偵察部隊)などへの、
哨戒・索敵・通信の為の人工衛星や、味方側の機動戦力への補給等の為の基地が
必要なだけ設置出来ている。
2.味方の艦艇・船舶などの通行の安全が確保されている。
3.敵側の1・2を、減少・根絶出来ている。
基本的にスレ違いネタでも銀英伝の話題から派生してこのスレの住人を対象としたもの
であればかまいません。軍板・三戦板ネタ歓迎。
アニメ・ゲームなど、他のメディアの作品のネタ・話題は、多少の言及はともかく、
度が過ぎる物は、それぞれの該当の板のスレへどうぞ。
ここはSF板です。
必要以上にカッカせず冷静に議論しあいましょう
2 :
uaa:2007/10/20(土) 04:54:33
何故にみすみすミスターレンネンを自殺させてしまったんだろうな。
貴重な人質なんだから、しっかり縛り上げて、舌を噛み切って自殺しないように猿轡かましておけばよかったのに。
普通、人を誘拐したらそれぐらいするだろ。
生きてることにしとけば問題なかったし、別にいいのでは。
だいたいレンネンのプライドから言って・・・・・
人質解放されても、カイザーに面会して報告したあと自殺するだろ絶対。
なむなむ。
いや、おれが言いたいのは普通、人質に死なれたり逃げ出さたりされちゃ困るから、一人にしとかないと思うんだが。
それこそ、椅子に縛り付けて目の前でにらめっこしてるぐらいでないと
それをしなかったおかげでブルームハルトは40越えのオッサンの死体とキスするハメにw
たぶんファーストキスだったんだろうなあ。
>>6 なぜかお誂え向きのロープまであったところから、ヤン側の誰かがレンネンに死んで欲しいと思っていたんじゃね?
>>7 それはひょっとしてシェーンコップの陰謀か?
ユリアンって何で最初から兵長待遇なの?
その後何もしてないのに軍曹になってるし、ヤンの口利き?
>>10 スタートについては将官の従卒をやるには兵長以上でないとダメだから。
ヤンがイゼルローンに赴任した時点のユリアンの公的な立場はヤンの従卒。
将官ともなると従卒がいるんだが、イゼルローンで新生活を始める以上、
いっそユリアンにしてしまえってことだろう。
軍曹になったのはスパルタニアン搭乗資格として軍曹以上でないとダメだから。
救国軍事会議の内乱鎮圧後、イゼルローン駐留艦隊の熟練兵は引っこ抜かれて
首都防衛に回されちゃったから、おそらく空戦隊も同じことになったのだろう。
とすれば空戦隊の質が落ちたのを気にしたポプラン辺りが欲しがってヤンに要求したのかも。
外伝2巻でシミュレーションしたときにポプランが自分が予定したほど撃墜できなかったといっている。
まあ、結局、ヤンの口利きだ。
3巻の冒頭でヤン提督の養子だからといって、甘えるな。
他、ヤンを引き合いにだしてボロボロに言われてる。
あの歳でよくもまあ、きれなかったもんだ。出来すぎ君だな。
事実としてヤンがユリアンを甘やかしていて、ユリアン本人もそれを理解し、
残り少ない熟練兵達もそれを薄々感じてたんじゃないかね。
で、本当の事ですからと受け流してたと。
まぁ、ユリアンが何か問題起こせばヤンの責任になるし、
指導する熟練兵に何か問題があればヤンに密告するだけで済む。
そもそもヤンは危なくないと思ったからスパルタニアンの訓練をさせ、
やっぱり危なかったんでそれ以降は乗せてないもんな。
ヤンの親馬鹿っぷりはヤン艦隊首脳陣から末端の兵士まで公然の事実だったんじゃね。
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/21(日) 11:28:26
最初は「軍属の兵長待遇」で
軍曹に昇進したのはトリューニヒトの口利き
パイロットや陸戦要員を希望したのは下士官で司令部の使いっぱ
やるより手っ取り早く役に立てるからとかじゃないの
危険な前線に行って戦功を立てればヤンが過保護じゃないって
証明できるしね
やっぱ出来すぎ君じゃねーか
ユリアンが出来杉くんだなんて何を今さら
>>14 スマン、軍曹昇進はその通りだノベルズ版だと254ページだな。
結論はポプランの指摘したとおり、
戦略戦術はヤン・ウェンリーに及ばず
白兵戦技はワルター・フォン・シェーンコップに及ばず
空戦技術はオリビエ・ポプランに及ばず
ということでOK?
>>13 スパルタニアンに乗らなくなったのはフェザーン駐在武官になったからだと
それと艦隊戦ならヤンのそばにいた方が補正効果からみて
スパルタニアンにのせて防空や襲撃させるよりお得だからだろうな。
実際、白兵戦ならイゼルローン再奪回なんかで先陣を切ってるし。
>>16 各分野のその時代を代表する名人級と比較して、「及ばず」と評するのに何の意味があるのかな? とも思うが。
結果からいけば、歳に似合わないレベルにまで到達しているのだから、その専門家としてやっていこうと思わな
ければ、むしろそのクラスと比較されるほどすごいとも言える罠。
まあ、悪く言えば「器用貧乏」なのも事実なんだけど。
>>18 確かに。
実際は銀英伝で一番出来杉なのはラインハルトなんだが
天才ぶりが人類史上のレベルで優等生と言える次元すら超えてる為
理解の及ぶ範囲にいる超秀才型のユリアンへの評価が辛くなりがちだとは思うな
結局、終戦のせいでユリアンにどの程度のポテンシャルがあったのか
分からずじまいなんだよな。
ドラゴンボールの悟飯のようなものか?
終戦させたハイネセンとイゼルローン要塞の交換に持ち込んだこと自体が十分な能力を示していると思うが。
まー、ヤンが生きていればもっとスマートに交換できたんだろうけどさ。
作中にユリアンは小ラインハルトと記述があったな。
ユリアンはラインハルトに比べて「いい子」だからな。
そこが天才と秀才の評価を分けているのでは。
ユリアンと資質・人格のバランスが似ているのはキルヒアイスじゃないのかな。
>>22 そばかす提督曰く「ユリアン・ミンツは作曲家ではなく演奏家だった。小説家ではなく翻訳家だった」
ラインハルト(天才)との違いは独創性と創造性かな
ヤンもユリアンの才能を高く評価すると同時にラインハルトに及ばない事も示してた
キルヒアイスが帝国最強のサポートタイプならユリアンが同盟側のそれかも
軍人としては、「どの分野に就かせても一流」ならすごく優秀なのでは。
金髪皇帝や双璧がワルキューレに乗ったら、どのレベルなんだろう?
>軍人としては、「どの分野に就かせても一流」ならすごく優秀なのでは。
使いどころに困るな。戦場は完全分業制だ。
指揮官が戦闘機乗ったり先頭たって白兵したりしたら
指揮系統が混乱するだけ。
総帥が赤いモビルスーツで前線に出て死んじゃったりしたら大変だもんな。
>>25 その場合は、勿体無いけど一番優秀な分野専門にすればいい。
大体、自ら突っ込む指揮官はその時点で「一流」ではないし、他の分野なら他に口挟む権限自体がないから、
挟んだら「修正」してやればいい。
全然、困らん。
サッカー選手とかだと、たまにいるけどな。
凄い才能の持ち主なせいで、何やっても標準以上を軽くこなす。
その為、あちこちのポジションをやらされ、便利係みたいな扱いになり、
最終的には都合の良いベンチ要因で終わる奴。
>>28 それは選手の使い方が悪いようにしか思えない
作中にもあったな「艦隊指揮はヤンに及ばず」「空戦技術はポプランに及ばず」「白兵戦はシェーンコップに及ばす」と
まぁ、器用貧乏・・・
しかし、それぞれが各分野で一流なんだから、比べるだけ可哀想だよな
少なくとも一般人よりは遥かに優秀なんだから
作中でも続けてるけど、逆に「艦隊指揮はシェーンコップより上」云々・・・
バランスはいいし各分野に通じてれば視野は広がるし訳だからそれだけでも強力な武器と思うよ
ホント、何もヤンを真似る必要はないわな
ユリアンはユリアンなんでしょ
>>19 >出来杉なのはラインハルト
実際之所、ヤンに匹敵する帝国側軍人って、キルヒアイスだと思ったりもする。
ラインハルトって、ヤンにキャゼルヌのロジ能力、フィッシャーの運用能力などの軍事的能力に、トリューニヒトの政治力とジェシカの高邁な思想などを+しないとなぁ。
でき過ぎた独裁者と各方面の専門家の力を合わせての組織という
帝国と同盟の性格を現すのだろうけど。
>29
監督の仕事はチームを勝たせることであって、選手を育成する事ではない。
なので、一部選手を犠牲にして他の選手を活かすなんて事が時々あったりする。
中田英寿なんかも、FWやらされたり右サイドさせられたり、いろいろあったっしょ。
というか、ユリアンは艦隊指揮の能力が認められたのなら素直に指揮官として育成すべき。
空戦や白兵戦要員なんて幾らでも替えがいるが、指揮官は非常に貴重だ。
特に旧同盟、ヤン艦隊ではね。
でもユリアンが一番活躍したのは生身での虐殺だよな。
つか艦隊指揮より作戦立案とか参謀方面に優れてると思うのはおれだけ?
ユリアンが優れているのは「ヤンの養子」と言う1点に尽きる。
艦隊指揮ならアッテンボローやメルカッツの方が上だろう。参謀も又同じ。
麻原の三女みたいなもんだ。
まあヤン亡き後は
ヤンの養子やヤンの奥さんという肩書きが必要だったのが切ない
民主主義の復興を目差すために世襲に頼らんといけなかったんだから
皮肉もいいところだな。
まあ血のつながりはないんだから、世襲というよりはコネって所か。
今の中国で上海閥がどうの、共青団閥がどうの、って言ってたりするのと同レベルかと
一応、民主的な方法で支持を得たんじゃなかったっけ。
単に対立候補者がいなかっただけで。
北の将軍様とやってる事は同じだね。
幹部が密室で決定→従わない奴は出ていけ
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 12:36:33
ミッターマイヤーは、バイエルラインに「用兵は教えるが、恋人の作り方ぐらい自分で勉強しろ」というふうなことを言いましたが、
ミッターマイヤー本人も、もしもエヴァが家に来なかったら彼女(嫁さん)ができなかったかもしれませんけど、
もしも、エヴァがどえらくブサイクだったりしたら嫁さんにしなかったかもしれないし。
何が言いたいかというと、
彼女ができた条件というのが、
ミッターマイヤーの方がバイエルラインに比べてかなり有利な条件で、
ミッターマイヤーは殆ど無条件に近い形で彼女(嫁さん)ができたわけで、
ちょっと不公平な感じもするな〜。
公平なことなんて世界にあるかよ
>>41 有利な条件を最大限活かした結果なんだから、別にいいだろ。彼が気づいてないだけで、気立てのいい幼馴染
とかいるかもしれないし、実家に帰れば、地元名士の娘さんの見合い写真が山ほどかもしれんぞ。
ある物は最大限利用し、なければ探す―これは用兵にも通じることだろ(暗に、そう諭しているわけだw)。
人柄もよく出世も早いミッタに下士官時代に縁談がなかったはずがないだろ。
両親はエヴァと一緒になってほしいと思ってただろから見合いを勧めなかったかもしれんが。
軍隊中で、上官になった人の好い下級貴族のオッサンとかが「ぜひ娘を!」とかの話がなかったはずがない。
バイエル君もあの若さで大将で、新王朝の重臣筆頭の腹心だぞ。
女なんざあ、よりどりみどり。つかみどりでいくらでもw
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 14:55:20
てかさ。
ミッターマイヤーは単に恋人の作り方なんか
教えられるだけの経験がなかっただけだと思ってたんだけどどうよ。
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 15:30:25
もしも、
エヴァが家にこなかったり、
来たとしてもエヴァがブサイクだったりしたら、
ミッターマイヤーも自力で女を探さなければならなかった。
>>47 つか、ミッター親も、そのつもりで引き取ったんだろうから、誰か来ただろうし、またエヴァは必然的に並以上ではあるだろ。
つまり恋人を作るには先ず良い親を見つけろと。
ミッターマイヤーはこう教えるべきだったんだな。
もしなれるならバイエルラインになりたい。
ミッターマイヤーの後継者の称号は凡人にはおいしすぎる。
最前線で体張る勇気は要るがな。
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 17:02:03
それならば、
ヤンも副官にフレデリカが来なかったら、
彼女(嫁さん)つくることができなかった。
バイエルラインは凡人じゃないぞ
ロイエンタールに牙をむく先見性や勇気がちゃんとあった
作られた人気とは言えエル・ファシル以降は彼女くらいは作れただろう
本人がそういう権威で女性を落とすのを良しとしないだろうけど
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 18:35:23
>>48 と言う事は、
もしもエヴァがブサイクだったら身寄りが無いということ?
>空戦や白兵戦要員なんて幾らでも替えがいるが、指揮官は非常に貴重だ。
>特に旧同盟、ヤン艦隊ではね。
ヤン艦隊には指揮官要因は過剰だったと思うが。
あの規模の艦隊にアッテンボローとメルカッツが居るんだから贅沢すぎるだろ。
ミッター家に引き取られなくとも、性格は良いんだから然るべき相手と出会うだろう。
たぶん。
というかブサイクな遺伝子は排除されなかったんかね。
>>55 ヤン艦隊には次世代の指揮官を養育するという考えは必要無いか。
銀河中を駆けずり回ってたラインハルト時代の軍人さんは
相手なんて作りようないだろうな
今はフェザーン明日はハイネセン、勝ったら次はイゼルローンで
生き残ってみればそこに駐留、交代未定とか
艦内でウホッな相手でも見つけるしか
女性兵士がいるではないか。
帝国の艦内勤務に女性兵士っていないんじゃなかったか
ブリュンヒルトだってヒルダが初の女性乗員だって話だろ
ラインハルト・ケスラー・ルッツはテロがなければ嫁さんつくることができなかった。
ルッツは結婚してたっけ?
そういやローゼンリッター全兵力を持ってしても
数で圧倒されたブリュンヒルトには一体どれだけ人が乗っていたんだろう・
一万隻の艦隊に百万しか人が居ないってのに。
そりゃ戦艦と駆逐艦じゃ全然人数がちがうからだろ
65 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 23:43:17
アンネローゼ、ラインハルト、キルヒアイス、
この3人とも美形ということだが、
もし、1人でもブサイクなら銀英のシナリオが作れないな。
確率論で3人とも美形という確率は低いな。
前にもつっこんだけど
・イゼルローン乗っ取られ、ロイエンタールが取替えしたあともコンピューターのシステムかえずに
暗号で無力化されてまた乗っ取られる
→普通なら情報漏えいしてるんだからシステムをすべてとっかえるところだろ。うっかりで済む問題ではない。
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 23:46:36
回廊の狭さも考えずに
つっこむビッテンとファーレン
2流3流の用兵で頭悪すぎるというか
作者のヤオといってもしょうがないくらいだ
もっと上手に負けさせるべきだろう
個性はあるけど頭悪くて人材は少なかったんだろう帝国側
70 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/23(火) 23:55:01
>>53 軍事しかも用兵だけしか長所が無く、
他はすべて欠点だらけのヤンだからな〜〜。
本当に彼女できるのかな??
アンドリューフォークの強さはビッテンやファーレンより上だと思う
少なくとも。
まあ戦わせてみたいねビッテンは確かに弱い
フォークは机上の空論君だろ
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 00:31:45
>>57 まぁ、ヤンもアッテンボローも従来の艦隊司令官の
平均年齢と
比すれば青二才呼ばわりされる年齢だもんなぁ
>>70 「ヤン先輩とジェシカがくっついてても不思議じゃなかった」
ってアッテンボローが言ってるから、仮にラップがいなければ普通にそうなってたんじゃないか?
その程度の魅力はあるわけだから、フレデリカの登場まで相手がいなかったのは単に運の問題だと思う。
てゆうか、俺がヤンだったらラップの死後ジェシカを以下人でなしの発想なので自粛
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 07:15:39
>>63 たしかに戦艦1隻せいぜい数百人だが
ブリュンヒルトに限ってはキスリング率いる親衛隊がプラスアルファでいるよ。
何人の部隊かは記述がないが。
>>65 アンネローゼとラインハルトは血縁関係だから、どっちかが美形ならもう片方も美形である可能性は高い。
キルヒアイスって美形描写あったっけ?
エンサイクロペディアで引いたら「ハンサムなのっぽさん」とはあったけど。
>>76 そうなのか。
その親衛隊って、やることなくて普段暇なんだろうな。
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 07:40:49
>>78 とはいえ白兵戦ではローゼンリッターとタメ張れるくらいの
精鋭だと思うけどね。まあ暇なのはたしかだ。
>>75 >てゆうか、俺がヤンだったらラップの死後ジェシカを以下人でなしの発想なので自粛
OVAでは一度だけそういうふいんき(なぜか変換できない)になった事はある。
ただし、結局は未遂に終わり、あっという間にクーデターでジェシカあぽーん
その日、ヤン提督は丸一日グラサン掛けっぱなしだったそうな。
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 09:05:50
>>77 いちおう、ラインハルトの半身(=双子のようなもの)、
だから、容姿も含めて他のスペックも同等に近いものじゃないといけないのでは?
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 09:15:05
>>77 ウィキペのネタ
*鮮やかな赤髪(ルビー色)と190cmの長身が特徴。容貌もかなり良いとされ、昇進が続い
ていた頃は帝国貴族の女性達からかなり注目されていた。特にヴェストパーレ男爵夫人
マグダレーナの執心ぶりは一度ならず描かれているが、キルヒアイス本人はアンネローゼ
以外の女性に興味を抱いた様子は無かった。
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 11:42:12
>>75 ラップがいなければ、ヤンにはジェシカと知り合いになる力も無かったのでは?
ヤンいいでしょ普通に
出世なんかしてくれなかったとしても
家事に文句言わないし
給料ちゃんと入れてくれるし
目下に優しいし
浮気もしないし
良い旦那だよ
>>84 まず奥さんがあり得ないくらい人ができてないと成立しない。
それと、ヤンはあの状況以外では真っ先に社会から落伍する、万年助教授や売れない作家系人間で
一般社会では出世しない以前に仕事がない可能性もある―それをよい旦那と言えるか?
ヤンをろくでなしのヒモ男だと思ってる人がいるようだね
どうしてそう悪く考えるんだろう?
万年助教授でもイイヨ
あれだけの頭脳があるなら死ぬまでに一冊くらい
マニアには受けそうな著作をなしただろう
まがりなりにも士官学校に入れて、卒業もできたんだから、ダメ人間ではないだろうけど、軍人にならなかったら
脱線ばかりして授業が進まない教師になったろうと書かれているくらいには、ダメな人なのはたしか。
一人身なら、それもありと許容できるけど奥さん持つと苦労させるタイプだよ(本編中でも普通、経験しない苦労
させたがw)。
逆に悪妻持たせてストレスかけると、勤勉になるかもな(実際、本人の望まない状況ほど仕事したし)。
>ヤンはあの状況以外では真っ先に社会から落伍する、万年助教授や売れない作家系人間で
同盟であそこまで見事なサラリーマン軍人ぶりを見せ付けたんだから普通に就職できると思うが。
>>88 軍事手腕は芸術的だが、サラリーマンとしてはどうだ?
恐らく事あるごとに上司とぶつかり、気付いたら昼寝してるダメリーマンだろう。
それ以前に面接に合格できるかどうかも分からん。
本人もサラリーマンなんか望まず、売れない歴史作家&研究家で細々とやってくと思うよ。
軍人になったのと同様、ただで勉強できると思って入った大学から自動的に入社させられ、
かかった学費を払い終えるまで辞められないというタコツボ的状況に追い込まれない限りはね。
タコツボじゃなく、タコ部屋か。
折り悪くアカデミックな世界での就職口が見つからずにやむを得ずリーマンに
↓
特定分野の知識オタクとして認知され、覇気も感じられないが、とくに害でも
なさそうな空気キャラとして初年度を何となく過ごす
↓
翌年正式採用とともに別部署に放り込まれる
↓
上司(達)の後ろにくっついて得意先へ
↓
上司がとんでもない失礼をはたらいて相手の偉い人が大激怒。
↓
ヤンが機転を利かせて口先三寸で偉い人をなだめる
↓
偉い人、ヤンの歴史知識に関心しまくりながら意気投合
↓
ヤン・ウェンリー、課長代理に昇進する
こんな感じかな。
島耕作並の超展開だな
で、かつてワンマンで鳴らした初代ルドルフ会長が、自由な気風がウリの銀河電機を乗っ取ったりする訳だが、
今のヨボヨボ会長の秘書さんに切れ者の美形で鳴らした弟、ラインハルト部長がガンガン業績を上げてて、
ヤンの就職したライバル会社自由電子のみならず社内にも派閥争いの相手がいて大変な訳よ。
しかも両メーカーの間では流通を仕切るフェザーン商会が暗躍していて、三つ巴の混沌とした展開に。
なんか書いてて出来の悪いパロディ系同人にありがちな希ガス
アンネローゼは会長の愛人か
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/24(水) 21:52:50
>>93 フェザーンは、TOBかM&Aを仕掛けるハゲタカ・ファンド
本編は以前に見てて、螺旋迷宮(OVA外伝)みたんだけど
老人ふたり、いかにも死にそうだったがホントに死んでしまった。
役割は何となく果たしたとはいえ何も死ぬこたぁないんじゃないかと
おもったよ。。
あとパトリチェフよかったなぁ。
痛いじゃないか〜
と、
三次元チェスが勝てる〜
のくだりは
ヤンが死ぬときだったかな?と同じようなこと言ってんだよね。
デジャブった。
ケーフェンヒラーは、長生きして、
ヤン家の居候になったら面白かったのにな。
>上司がとんでもない失礼をはたらいて相手の偉い人が大激怒。
ヤンがとんでもない失礼をはたらいて、相手の偉い人が激怒
の方がありそうな気がするな
ヤンがとんでもない失礼をはたらいて相手の偉い人が大激怒。
↓
パエッタが機転を利かせて口先三寸で偉い人をなだめる。
↓
ヤンがいらない一言を口にして相手の偉い人更に大激怒。
↓
パエッタが機転を利かせてヤンを首にする。
↓
ヤンが一計を案じ会社に風評被害を与える。
こうだろ。
ヤンは腹芸の必要なリーマンよりデイトレーダーのが似合うし、ハマると思う。
ココちゃんのブレインとかな。
2巻の貴族側の負けが決定した時の描写に曹長の給料を支払う場面があるのだが、
そのときの月給が2840帝国マルクなんだ。
これの購買力ってどれぐらいなんだろう?
他に値段のでるシーンはなかったかな?
思い出せるのはラインハルトがブリュンヒルトを旗艦にもらったとき、
皇帝の使者に贈った絵画が5万帝国マルク相当だったかな?
あと、キルヒアイスがとーちゃんにプレゼントした薔薇用温室の値段もあったような。
バラじゃなくてランの温室だお
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/25(木) 22:44:33
ガイエスブルグ要塞でイゼルローン要塞を攻めるときに、
ケンプは「要塞VS要塞、プラス艦隊決戦」の戦術をとって失敗しましたが、
ラインハルトはケンプの失敗を見抜きつつ
「目的は要塞を無力化すること、極端な場合、要塞に要塞をぶつける(両方破壊)」
と言いました。
戦術論はこれでもいいとして、
言いたいことは、
相当の金額であろう帝国側の国有財産である巨大要塞を破壊するにおいて、
前もって宰相以上地位の人間の許可をとらなければならないと思われますが、
そんなことも「前もって」決めていないで作戦に行くのはおかしいのでは。
イゼルローンは同盟側にあるので、帝国側の国有財産とみなすかどうかは難しいにしても、
少なくともガイエのほうは帝国側の国有財産である。
艦隊決戦での艦(国有財産)の消耗は艦隊司令官級のケンプやミュラーの裁量の範囲としても、
要塞全部の消滅破壊となれば、宰相級、あるいは皇帝の「事前の」許可まで必要なのでは?
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/25(木) 22:47:22
>>105 つまり、要塞に要塞をぶつける作戦ではラインハルトの直接の指示がないといけないのでは?
という疑問です。
事前の許可もとらないで出撃した=正面決戦で堂々たる勝利を求める気マンマン
って事だね。
ラインハルトはケンプに指揮を一任したし、ぶつけてもいいとは言ってもぶつけろとは言ってないし
普通に考えて要塞を要塞にぶつけるという手段は
相手を道連れに自殺するような愚策だと思う
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/25(木) 22:56:25
>>107 そうじゃなくって、「国家としての手続き」の話です。
艦隊指揮官の裁量範囲を超えた国有財産の消滅なら、
宰相以上の地位の人の許可と命令が要るのでは?
ということです。現場一任というのでは無くって。
>>109 皇帝が「要塞と艦隊で戦術目標を達成して来い」と命じた以上、極論それをどう使おうが指揮官の勝手。
小五月蝿い財務尚書がいれば、揉めるだろうが、戦理的に適正な損害内かつその損害を上回る成果を挙げれば、
無問題。再建しようと言えば渋い顔するだろうけど。
この場合、イゼルローン要塞&ヤン・ウェンリーの無力化が出来れば、要塞や艦隊のひとつやふたつ、
損な取引ではない(艦隊はともかく、両要塞自体はラインハルトにはさして必要な物ではないし)。
そもそも、そんなことは作戦前に検討すべき問題で、ケンプの失敗の原因もここにある―「要塞落として来い」
「はい」レベルのやりとりだけでやってる時点で、あの世界は異常。
前に軍板の銀英スレでも話題になったが、ラインハルトがイゼルローンの「攻略」(無力化&占拠)を命令してい
たのなら、「ぶつければよかった」は自分勝手な暴論極まりない。ぶつけることまで視野に入れているなら、「要塞&
ヤンの無力化」命令でないといけない。
>109
だからさ、本気で「ぶつけて来いやゴルァ」とラインハルトが思っていたなら自分から策を授けただろう。
ケンプがそんなアイデアを出していざという時の手段として検討していたら矢張り(最後の手段としてだが)打診していただろう。
結局どちらも本気でぶつけようなんて考えてないんだから、事前の許可なんて取りようがないよね?
>>109 艦をぶつけて破壊するのはいいが、機動要塞をぶつけて破壊するのは駄目だという明確な線引きを示せ。
「裁量範囲」ってのは何だ?
ケンプがガイエの指揮官に任ぜられた以上、それは常識的には「自爆させる権限もある」ということだぞ。
ラインハルトも、「最悪、要塞をぶつけても良かったのだ」と述懐してる。
裏を返せば、イゼルローンを落とすという最終目的のためなら、
ケンプにはそれを独断で成す器量(例えば、内戦時にあっさりシャンタウ星域を
放棄したロイエンタールのそれと同等の)を期待していたし、
事後承諾でもラインハルトは許容した、ということだろう。
もし、先だってその作戦案の打診があれば、ラインハルトはそれを許可したと思う。
イゼルローン要塞を戦術的に攻めるにしても(戦略的には必要無いが)、
真っ先にメインポートゲートを無人艦で潰せばいいのに、
なんでまた、「要塞丸ごとぶつける」って、浪費以外の何者でもない
頭悪い発想に固執する奴がいるのかなあ。
俺は「事前に許可はいらなかった」と思うな
理由としてはあえて、「ぶつけて破壊してもよい」と言明しないことで
前線指揮官に戦術の幅を持たせたんではないかな
やはり、要塞は高価なのだから両要塞とも確保される状態が望ましいに違いない
言明してしまえば、あるいは両要塞とも確保できた可能性を失ってしまう、しかし、失うなら失うで構わない
ラインハルト的には自分でも「ぶつけて構わない」と思ってるのだから、ケンプが許可を得なくぶつけても取り立て処罰なんかはないだろうし
少しラインハルト擁護ぽっいが、ケンプ自身が要塞をぶつけるのを最後までできなかった原因が「許可がない」ことだとしたらケンプの視野の限界かと
予め、ケンプが副案として構想もっていたなら、ラインハルトに許可を得てもよかったと思う
ヤンがクーデターの際に事前に命令を取り付けたようにね
いざ戦争なのだからぶつけるぶつけないは許可以前なのかもね
場合によってはヤンの奇計でガイエが占領される事態だって可能性があるのだから
要塞破棄の裁量はすでに前線指揮官の手に委ねられているのかもね
要塞をぶつけるぶつける言うが
エンジンの片側だけ破壊して前進できなくすると言う手法自体は
当初から有効なんだから、最初からぶつけようとしても同じ結果に
なるだけだろう。
(ヤンがいない、とか戻ってきたとか言うのは帝国側には関係の無い事情だし
ヤンが居なかったらそんなの思いつかねーよ、と言うのも帝国側にはわからない)
あの場合問題になるのは、
「何で要塞同士の砲撃戦を再開しなかったのか」だと思う。
>>114 その作戦は、少し困難だと思います
メインゲート破壊の目的は?
まずそれは、駐留艦隊が中に籠もっている状態で、複数あるであろうゲートを同時に破壊しなければい意味がないと思います
艦隊の通用ゲートが一つとは考えにくいですし、複数あるとすれば点在している全ゲートに無人艦をぶつけるのは困難
仮に一つでも駐留艦隊が全艦出撃した段階で入り口つぶしても艦隊は自由に動けるし、要塞の攻撃機能自体は無傷
よしんば要塞に全艦籠もっていたとしても、無人艦を要塞まで何の妨害も無しに突っ込ませるのも困難かと
数々のイゼルローン攻略戦で攻撃側が要塞に肉迫できたのは乱戦に持ち込んで要塞側の撤退に合わせて接近するからであって
駐留艦隊の出撃なしに、そもそも攻撃側の艦が要塞に接近できる可能性は低いと思います
ゲート破壊に付随して、要塞占領、無力化の別策がなくては、戦術的には要塞の艦隊整備能力にダメージを与えられる程度のことで、艦隊が自由でトールハンマーや砲塔が健在なら、依然攻撃側は不利
結局回廊の制宙権は要塞側にあり続けるのだから戦略的にも意味が無くなってしまうと思います
それだったら、要塞ごとぶつけて相手の要塞機能を全て奪えば、お互いに残りは艦隊戦力のみなのだから
アムリッア以降の同盟は艦隊戦力は弱体だし
要塞移動技術はその段階では帝国にしかないのだから
新に要塞を運べる帝国圧倒的有利かと思います
大規模な軍事力を与えるほどの指揮官に(大将でもあるし)
細かく作戦指示をだしたら失礼、信用してないと言ってるようなもの
ラグナロック作戦みたいな戦役規模なら大局を見渡す必要からラインハルトの指示がいるだろうけど
戦場が特定された地域での裁量はすべて任されると思う
ケンプも敗北に際してガイエスブルグをぶつける行動をしたし
ガイエスブルグを後退させながら要塞砲で牽制して味方を撤退させる事もできたろうから
国家財産に執着はしてないことになるんじゃないかな
>>114 ミュラーがゲートに無人の駆逐艦6隻を突入させようとして失敗したんだよ。
イゼ攻略後に港湾設備が使えなくなるから、
あまり使いたくない作戦だったという描写もあったし。
>>116 帝国が推進軸をずらされることで要塞が無力になる事を視野に入れていたなら
あの場合でもぶつけようとは思わない
ぶつけようとしたという事は念頭になかったのだろう
ふと思ったんだがヤンは亜光速の氷塊をアルテミスの首飾りに
ぶつけて破壊したが
あれでイゼルローンも攻撃できるんじゃね?
1.アルテミスでは破壊出来なかったことから氷塊は通常の火砲
レーザー水爆程度では破壊は困難
2.雷神の槌では破壊できるだろうが連射は不可能
3.亜光速の氷塊の持つエネルギーに耐えうる装甲は物理法則上
不可能に近い
だから雷神の槌で全滅しないよう数個集団に分けるorチャージの
隙を突く様断続的にぶつければダメージ与えられるんじゃない?
帝国側ならば設計図あるんだから艦隊発進口付近も狙撃できるだろうし
>>113 やはり、ラインハルトの命令がポイントになるな。本編ではどうだったっけ?
>>121 よく出る話だが、1.2.3に加え、回廊内で加速していてはいい的。艦隊もいるし、阻止される可能性が高い。
首飾りの場合は、敵に機動戦力がなかったことが大きい。
あと、回廊の構造上、十分な加速コースがとれないという問題もあるかもしれない。
要は、移動要塞遠征は、ラインハルトによる、ケンプとミュラーへの、
双璧級の上級司令官としての登用試験だったのだ。
戦術指揮能力以上に、然るべき戦略センスの有無を図るのが目的だから、
最初から模範解答を教えてやる訳には行かない。
だいたい、イゼルローン回廊を制圧したら、普通そこで、もう同盟は詰みだ。
帝国が、派手な大遠征などでなく、時間を掛けて制宙権を広げていく
従来の戦略を続行したら、国力と兵力に劣る同盟(とフェザーン)は抵抗しようが無い。
よって、回廊が奪取された時点で、同盟から講和を申し出てもおかしくない。
戦略的に決戦の意味を持つ会戦で、ラインハルトが細かい作戦を立てるくらいなら、
最初からラインハルトが指揮を取ってもいいくらいだ。
>>123 加速してから、その速度を保持したままワープってのも、
不可能じゃなさそうだけどね。
>>117 機動戦力が出撃した後にゲートを破壊するとしても、
要塞への帰投も、要塞からの補給も出来なかったら、
長丁場になったら継戦能力が絶たれるんではないかな。
そのうちに全滅するか、同盟方面へ逃亡するしかなくなる。
その後は、要塞は何も出来なくなる。
回廊の制宙権は、機動戦力が有ってこそ保持可能なのだ。
帝国軍(特にその補給部隊)は、機動戦力の脅威を恐れることなく、
同盟の哨戒衛星も気にせず(おいおい帝国軍が掃除もするだろうし)、
回廊を通行し放題になる
(通るだけなら、通常航行でもワープでも、幾らでも可能だし。
地球上の狭い海峡に要塞が築いてある状況と同じ訳がない)。
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/26(金) 16:06:56
メルカッツ提督が同盟に亡命したあと、
シュナイダー少佐以外の部下は何所に行ってしまったのでしょう?
それと、亡命後も
メルカッツとシュナイダーは旧帝国の軍服着用ですが、
長期になると軍服も磨耗劣化するので、
少ない服の数で通すのは不可能と思われますが、
その対策として、
同盟で軍服のレプリカのようなものを作って貰ってたのでしょうかね?
着替えの軍服が何着もあったと脳内補完した
>>124 最初から示唆する必要はないけど、「フリーハンドを許可するから、ベストと思う結果を持って来い(その後はこちら
が判断する)」か「この範囲内の損得で、この目的が達成される結果を出せ」かははっきり言わなあかん。
それが軍事行動というものだ。そして、その採点の半分以上は、事前に作戦案を出させれば、損失なく出る。
それができない、やってない点で、ラインハルトの責任は重い(任命責任とかではなく)。
>>126 艦ごと亡命しているのだから、何着かの着替え、予備品はあったろう。一年二年はそれで問題ない。
また、イゼルローンにいる間は、元の帝国軍備品が残ってたろうから、それを使えば済む。
>>125 継戦力も何も艦隊自体がある程度の補給能力があるのだから要塞に逃げ込めずとも
その宙域でとどまることは可能でしょ
どうして、同盟は駐留艦隊すり減るまで待ってるの?
要塞とて壊れたゲートそのままにはしないのだから、1ヶ月程度の期間宙域には機動戦力は存在するし
もっと時間がかかるにしても、その間に同盟側から補給がこないと言う事はないのだから
それだけあれば十分艦隊は維持できるでしょ
両軍の機動戦力が同じなら要塞が近いぶんだけ帝国が有利にはなるけど、それだって圧倒的と言うレベルではないからね
もし奪われて致命的な機能というならトールハンマーと各砲台の方だよ
イゼルローンは要塞の火力と艦隊の機動力がセットなのだから
艦隊が自由、火力健在ではゲート潰す意味がない
結局ゲート破壊は短期間要塞の整備能力を奪うだけで終わってしまうよ
>艦隊自体がある程度の補給能力があるのだから
キャゼルヌが「使ってりゃ無くなるだろうさ」って言っていたが。
だいたい、通常、艦隊が自立補給を可能とするのは、補給船団を連れているからだ。
要塞が有る場合、普通そんなものは出撃させない。
それを出す前にゲートを潰されたらどうしようもない。
よって艦隊自体の自立補給能力など、この場合存在し得ない。
>要塞に逃げ込めずともその宙域でとどまることは可能でしょ
全滅するまではな。
>どうして、同盟は駐留艦隊すり減るまで待ってるの?
降伏するか逃げ出せば、すり減らさずに済むね。
そうする訳に行かないなら、消滅するまで絶望的な戦いを続けざるを得ないな。
>要塞とて壊れたゲートそのままにはしないのだから
戦闘中に修理は思うようにはいかないだろうね。
俺なら、よしんば同盟側が「味方ごと撃つ」をやってきても、
構わずゲート潰しを続行する。
>その間に同盟側から補給がこないと言う事はないのだから
>それだけあれば十分艦隊は維持できるでしょ
外伝の同盟による攻略戦を見る限り、機動戦力は、
1ヶ月よりもっと短い間に補給は尽きる。
「外伝の同盟による攻略戦を見る限り、機動戦力は、
1ヶ月よりもっと短い間に補給は尽きる。」
ってのは、補給船団を連れて来ている場合ね。
>イゼルローンは要塞の火力と艦隊の機動力がセットなのだから
艦隊が自由、火力健在ではゲート潰す意味がない
結局ゲート破壊は短期間要塞の整備能力を奪うだけで終わってしまうよ
ゲート破壊は、要塞と機動戦力の連携を潰す意味を持つということを
理解して欲しいね。
要塞の本質は機動戦力の補給基地であり、
補給無しの機動戦力はジリ貧となるのだ。
そして機動戦力無しの要塞など、巨大な空中砲台に過ぎず、
戦略的には無意味になるのだ。
>>128 >ラインハルトの責任
そいつは同感。
部下と兵力を粗末に扱いすぎだ。
>>126 イゼルローンにはキャゼルヌがいるんだから、
フェザーン経由で入手するのはたやすいこと
エル・ファシル合流後はボリスもいたことだし
関係ないけど、「ケスラーとラングでは格が違いすぎる」
ってのは、当然ケスラーの方が遥かに格上ってことだよね?
しかし軍務省内の地位で言うと、ケスラーは3長官より当然下だし、
上級大将の中でも首席はミュラーだから、
最大限に良くても軍務省内で5位ってことになる。
悪ければ(上級大将内で最下位とすれば)当時11位か。
それに比べてラングは内務省内でナンバー2だ。
軍務省内ナンバー5と内務省内ナンバー2。
いくらローエングラム王朝が軍部主導とはいえ、
前者が後者よりはるかに格上ってのは無理がないか?
元帥のロイエンタールでさえ、新領土総督になって初めて「各尚書と同格」になったのであって
それ以前(統帥本部総長時)は、各省尚書より格下だったわけだから、
統帥本部総長(及び宇宙艦隊司令長官)という地位は、
他省で言うと次官クラスと類推することもできる。
とすると、ラングはケスラーより下どころかロイエンタールと同格ってことになるのだが…
>>134 軍務省と内務省ではただ単に人材の質が違いすぎただけでは?
というか優秀なのは軍務にも秀でてたんでそっちに回したと。
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/26(金) 19:49:33
>>134 帝国制(本物という意味)の軍服がフェザーンに流出するの?
軍のモノが部外者に流出しては軍としての管理が成り立ってないのでは?
三長官は軍部内での序列はあっても、体外的にはほぼ同格の偉い人たちだろう
ガイエスブルグとイゼルローンををぶち壊してもイゼルローン回廊の通行を確保さえすればラインハルトは怒らないだろう。
キルヒアイスが殺されちまったところだしな。
財務省や軍無省の小役人にケンプは突付かれるだろうが、彼はそんなことを気にするまい。
ただ、ケンプは勝つが出費が多いという評判はついてまわるだろうなあw
>>136 使うのは帝国軍でも、作ったり売ったりするのは商人だよ
製造業者、販売業者のうち1人でもフェザーン人がいれば、
そいつと取引して帝国の物資を入手することもできる。
キャゼルヌだって言ってただろ、イゼルローン要塞の部品が欠けたら
フェザーン経由で帝国から買えばいいって
軍服もそれと同じ
>>136 古着でも可というなら、幾らでもホンモノは流通しとるがな。
ローエングラム朝成立後なら、旧タイプの制服は新品でも破棄されることになる。それをただ同然で引き取れば
いくらでも本物の「帝国軍純正」制服が入手可能。
それ以前でも、服完成品でなく部品単位で下請け工場から流出させるのは可能だろう。いくらなんでも制服に
機密レベルなんかあるはずないから、管理もユルユルだろさ。
>139
作るのは技術者や工員。商人は中間マージンを取るだけさ
>134
ケスラーの役職考えれ。
帝都防衛司令官兼「憲兵総監」だぞ。ある意味、尚書と同格だ。
統帥本部総長は軍事における皇帝の代理人であり、これに匹敵する「尚書」は実は存在しない。
国務尚書であっても、あくまでも皇帝の補佐役であり、代理人ではない。
新領土総督が「各尚書と同格」なのは、新領土に関する全権を(軍事面のみならず政治面、経済面も)
委任されていることから、それまで持ちえなかった「政治」の権限(軍政は軍務尚書の専管事項)も与
えられたという点で、尚書と同格になった。(逆に言うと、このときオーベルシュタインは新領土におけ
る軍政権限を失っている)
実際の権限としては尚書を遥かに上まわるのだが。
143 :
uaa:2007/10/27(土) 02:33:27
>>134 将校なら軍服は自腹でオーダーメードが常識。
同盟国内のテーラーで仕立てるのが普通でしょ。
>>126-140 そもそも、軍服に本物もクソもないんだよwww
将校用はオーダーメードで各自馴染みのテーラーで仕立てし、
下士官・兵用のも部隊単位(陸軍なら連隊)で業者から調達している。
いずれも現地調達だってありだ(生産能力の問題はあるが)。
誰が作った物でも、軍が定めた規格通りに作られて、本物の軍人が着れば本物なんだ。
将校用には、軍に出入りしてるテーラーや貧乏将校用に吊しを売る店がある。
(自衛隊の幹部には吊し利用者が多いようだ)、
官品バカと呼ばれる一部のコレクターがそれらの製品が本物で、他は偽物だと勘違いしてるだけ。
だから、乗組員達の軍服も同盟の業者に発注すればいい話。
>統帥本部総長は軍事における皇帝の代理人
同盟なら、統合作戦本部長は、同盟軍最高司令官代行の肩書も持つんだが
(最高司令官は最高評議会議長)、
帝国ではどうなのかな。
帝国軍三長官全員、乃至は「帝国元帥」(人事特権まで持つ位だし)が、
同等にそれ臭い格式を持つような気がするが。
145 :
uaa:2007/10/27(土) 03:39:05
>>142 「帝都防衛司令官兼憲兵総監」のどこがそんなに偉いんだ?
帝国陸軍では両方とも中将職だよ。(東京防禦総督は親補職だが、師団長兼任だから中将でも下の方)
>>134 役職を比較すると下の表のようになるが、ドイツ軍を銀河帝国に置きあえても違和感はないと思う。
そうすると、上級大将は大臣(尚書)と同格と考えられる。
米軍 ドイツ軍 旧日本軍 戦前の日本の文官
元帥 元帥 元帥 三権の長・総督
大将 上級大将 大将 国務大臣・特命全権大使 等
中将 大将 中将 各省次官 等
少将 中将 中将
准将 少将 少将 各省局長 等
問題は、そんなに偉いはずの上級大将閣下が10人以上いて、その上に元帥閣下が3人もいることだと思う。
だから、大将・中将クラスの職務まで上級大将閣下がやることになるんだ。
要するに、階級を乱発しすぎたってことだな。
146 :
uaa:2007/10/27(土) 03:46:44
>>145 ちなみに、日本やアメリカでは元帥や大将には滅多になれないので、大将職の多くに中将が当てられる。
銀河帝国では大将の佃煮が出来るよwww
>>145 旧日本軍の場合「元帥」っていうのは名誉称号で、階級じゃない。
「元帥田中芳樹(陸/海軍)大将」のように公的には呼称される。
元帥量産帝がその統治の間に与えた元帥杖32本ってそんなに凄いレベルなの?
つい200年ぐらい前にボナパルトという人もたくさん元帥作っていたじゃない。
ベシェールみたいな軍団を指揮出来ない人に与えてたしさ。
150 :
uaa:2007/10/27(土) 05:29:05
ナチスドイツの陸軍にすらマンシュタイン・ロンメル・ルントシュテットなど
多くの元帥が存在したのにな。
陸海空集めれば20人ぐらいいるんじゃないか?
それなのにたった3人で乱発って。
アメリカ陸軍ですら4人もいたのに。
152 :
uaa:2007/10/27(土) 05:37:25
>>149 ヒトラーも同じくらい作ってるよねwww
北の将軍様はパパに遠慮して次帥を量産中。
ヤンやビュコックが指摘したとおり、負け込みだすと昇進が乱発されるみたいだな。
スレチでスマソだがヒトラー任命のドイツ国防軍元帥はこれで元帥か?って人ばかりだな。
マンシュタインは自伝やパウル・カレルの著書のおかげで高く評価されているけど、実際のところはちょっと。。。だしな。
ロンメルはメディア対策をバッチリとったおかげで人気は凄いが、実際のアフリカ戦線は
御互い補給路が伸びきったところを叩き合った結果が大戦果という戦いばかりだしな。
デーニッツはヒトラーがどんどん首切りした結果、上が空いてしまったので元帥にされたわけだし、モーデルもそんな感じだ。
最悪なのはパウルスの元帥叙任だなw
どうせ負けるの分かってるんだから上級大将のままにしておけよorz
>>154 あれは「降伏させない」ために元帥にしたわけだから>パウルス将軍
結局降伏しちゃったけどね。
あれは、元帥号は取り上げられたんだっけか?
156 :
uaa:2007/10/27(土) 07:11:11
>>151 言われてみると、軍隊の人数と比較して上級大将・元帥が多いとは言えないはずなんだが・・・やたらと多く感じる。
考えてみたら、あいつらの多くは上級大将になっても中将(リップシュタット)時代から立場が変わってないんだよね。
貴族側に付いた連中や親分が死んだ艦隊の生き残りを吸収してるだろうから、率いる艦艇の数は多少増えたかも知れんが、あくまでも艦隊司令官。
旧帝国では中将・大将クラスが務めてた役職を上級大将閣下がやってるって感じ。
>>156 昇給・昇格のためなんじゃないか?
当人たちというより、部下のための。
上が詰まると下が出世できんw
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 11:51:09
そう、本来なら中将がやる艦隊司令官を上級大将がやってるから
その部下は、大将になってもかっての准将クラスが指揮した
規模の分艦隊しか指揮できない。
さすがにラインハルトの死後、元帥になってからは艦隊指揮官から
は外れたかな。(ビッテンや無口は、他につけそうな職がないような)
ロ朝開設後は、双璧や鉄壁・猪達最高幹部以外にも、それより一段下の
クナップシュタインとかの艦隊司令官とかも居たようではあるが。
鉄壁級の最高幹部たちは、艦隊司令官以外にも、
統帥本部次長とか副司令長官とかの肩書も有ったんじゃないか。
メックリンガーは役職持ちだったな。
3長官以下は首都防衛、憲兵、幕僚総監、軍務省は次官誰だろ。
統帥本部次長とこんなものか。あとは方面軍のトップだろうな。
旧帝国領をメックが担当したみたいな。それと新領土総督も
アスターテ前は、そのへんはどうなっていたんでしょうか?
門閥貴族の将校がローテーションで予備役に入ったりしながら、持ち回りしていたのかな。
>145
憲兵ってのはその特殊性ゆえに、日本陸軍においてさえ通常の軍組織とは別格(大臣直属で、
軍令系統に属さない)だぞ。
それから、親補職は「大将ではない人物を、大将相当の職につける必要がある場合」に行わ
れる補職だから、中将とはいえ大将相当待遇になる。
※そもそも師団長も親補職だが
なので、中将でも「上」の方になるんだがね。
銀河帝国においては、憲兵総監は事実上警察組織の指揮官であるから、格的には尚書クラス
としないと釣り合いが取れない。ただし憲兵組織は通常の軍令系統にはないから、上級大将
の中での首座になるわけではない(そもそもそういうラインから外れる)。
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 13:50:45
>>143 >将校用はオーダーメードで各自馴染みのテーラーで仕立てし、
それくらい知ってるよ。
でも未来では規定がどうなるかわからんしね。
つまり、メルカッツ達は同盟で自分が着る旧帝国の軍服をつくって貰ってた可能性が高いということね。
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 13:55:09
>>139 つまりフェザーンは「ココム違反」(古い言い方)をしているわけだなwww
>>158 ドロイゼンなんかは10巻になるとほぼ半個艦隊を指揮していたね。
しかし、ユリアンを引き立てたい、といって今までヤンと死闘を続けてきた帝国の諸将の株をさげたくないからと
ヴァーゲンザイルなんてのを引っ張りだしてきたのはいかがなものだろうな?
まあ結果は、こいつの尻拭いでワーレンが引き立て役になったわけだがw
166 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 13:59:28
>>139 そのフェザーンの背信行為はうすうす見逃したの?帝国は。
まあ、亡命とかを許すくらいだからな〜〜。
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 14:02:37
>>164 >つまりフェザーンは「ココム違反」
自由主義陣営からみる「ココム違反」的な行為という意味。
フェザーン=定刻内の自治領
>>131 全滅も何もゲート破壊された段階で、艦隊の目的がゲート回復までの時間稼げばいいのに
何が悲しくて全滅覚悟で攻勢にでなきゃいけないの?
そもそもイゼルローンの火力は死んでないだよ
要塞の火力の有効範囲で艦隊が防御に徹してるのに、その艦隊全滅でるなら今までの同盟は苦労しないよ
そもそも無人艦をぶつける自体が難しいんだが
イゼルローン外壁傷つけるのだって困難て言われていたのに
奇襲的に決めた特攻がそう何度も決まるかな?
艦隊が居て、火力が健在な所に無人艦を何度もぶつけて修理の邪魔できるぐらい
防御がザルなら、イゼルローン攻略はとっくに実現してるよね
要塞の持つ補給基地としての能力は恒久的にその宙域を維持しする補給であって
短期のそれは別の次元
補給艦とて同じこと、長距離を征旅して、近くに基地が無いから補給艦がでてくるんだよ
毎食毎食、補給艦が各艦に食事だしてるとでも
軍艦それ自体がすでにある程度自活できる戦闘集団ってのを無視しては駄目だよ
同盟が自分達の置かれてる状況省みず、要塞の射程圏外で無闇に戦闘繰り広げて弾薬無駄に消費し、
ゲートの修理ままならないぐらい奇襲をくらい続ける程度の指揮ならその策で上手く行くと思うよ
>同盟が自分達の置かれてる状況省みず、要塞の射程圏外で無闇に戦闘繰り広げて弾薬無駄に消費し、
末期のヤン艦隊のことだな
170 :
uaa:2007/10/27(土) 16:04:44
>>162 軍司令官も中将だから、上の方ではない。
警察組織の指揮官→内務尚書の下。現代日本では警察庁長官は事務次官と同格。
憲兵司令官→軍務尚書・次官の下。
同格である方がおかしいと思うんだが。
>>168 >艦隊の目的がゲート回復までの時間稼げばいいのに
時間稼ぎも糞も、戦っていれば、武器弾薬もエネルギーも無くなるし、
それが無けりゃ戦えないから、殺されるのを待つしか無いんだよ。
だいたい、ゲートの破壊の具合にもよるだろうが、一朝一夕に直せる訳は無いぞ。
>要塞の火力の有効範囲で艦隊が防御に徹してるのに、その艦隊全滅でるなら今までの同盟は苦労しないよ
今までの同盟による攻略には、帝国も膨大な増援を出しているし。
同盟の攻略は要塞の占拠目的なので、ゲート破壊は行っていないから、
要塞による補給が無効化される事も無い。
よって同列には論じ得ない。
>>168 >そもそも無人艦をぶつける自体が難しいんだが
シトレも簡単にやってたようだが
(攻略側が混戦に持ち込む事態はざらに発生してる)。
途中で「味方ごと撃つ」をやられて撤退しただけで。
難しいって、何を根拠に?
>イゼルローン外壁傷つけるのだって困難て言われていたのに
「外壁」はな。丈夫だし。
>奇襲的に決めた特攻がそう何度も決まるかな?
多数の無人艦や無数の実体弾の波状攻撃を完璧に防ぎきる事は不可能と思うよ。
>艦隊が居て
補給のいずれ切れる艦隊な。
>イゼルローン攻略はとっくに実現してるよね
同盟のはね。
占 拠 目 的 で し た か ら ー 。
>>168 >そもそもイゼルローンの火力は死んでないだよ
流れからすると、ガイエスブルク戦だよな。なら、イゼルローン自体の火力は対ガイエに多くが振り向けられて、
防空は手薄になるんじゃないのか? 頼みのトールハンマーは事実上封じられているし。
イゼルローンを攻略困難してい原因のひとつは、攻略側がなるべく壊さないように手に入れようと欲を出していた
からで、既に要塞を持ってきているこの場合は、そういう心理は働かないだろうから、完全破壊はないにしても、大幅
に機能低下されられるほど破壊するのは比較的容易と言える。
イゼルローンが機能の何%を失うと、要塞として「死ぬ」のか知らないが、それを達成するためにガイエの100%と引き
換えにしても、帝国の勝ちなわけだ。そういう意味でヤンやラインハルトの「ぶつけてしまえ」は暴論でもない(極論ではあるが)。
ケンプの失敗原因は何も失わず、すべてを手に入れようとした安易さにある(ヤンの言う「効率のよい味方の殺し方」を
考えるべきだった)。
>>168 >軍艦それ自体がすでにある程度自活できる戦闘集団ってのを無視しては駄目だよ
ごく短期なら可能だろうね。
機動戦力が、戦闘しながら、1ヶ月も、補給船団無しで自立補給可能?
だったら、ラグナロック作戦での帝国軍は、大半はランテマリオ以後は
戦闘すらしていなかった訳で、ヤンの補給線破壊が始まって以降彼らが窮乏までには、
もっと時間が掛かったろうな。
>同盟が自分達の置かれてる状況省みず、
要塞の射程圏外で無闇に戦闘繰り広げて
要塞の射程圏内でも、混戦になれば、
主砲は普通撃てないという風に書いてあるんだが。
>弾薬無駄に消費し、
ゲートの修理ままならないぐらい奇襲をくらい続ける程度の指揮
普通に戦っていても弾薬は消えていくし、奇襲でなくても、
ゲートの完璧な防御の続行は、それが表面に剥き出しである限り、
不可能ですよ。
ロイエンタールの攻略でのミサイルなどの波状攻撃を、要塞側は防げたかな。
時間が経てば経つほど、要塞の機動戦力の戦闘能力は落ちていく訳だしね。
あと、この仮定の場合、攻略側の帝国には、
移動要塞の主砲という飛び道具が有るわけだが。
これでゲートを撃たれていたらどうなったかな。
帝国側の破壊工作要員がイゼルローン要塞へ上陸ってのは成功していたし、
彼らがゲートを潰すってのも有り得たな。
攻略側が要塞主砲も潰していくってもアリではないかなあ
177 :
uaa:2007/10/27(土) 17:39:03
>>162 憲兵組織は軍政系統の下にある。
軍令系統は参謀総長(統帥本部総長・幕僚総監?)の補弼の下、皇帝自らが軍隊を統帥する。
最上級司令官は皇帝直属であるから、大臣と同格であってもおかくはない。
しかし、軍政系統は宰相(国務尚書)の下で軍務大臣(尚書)をトップとした組織である。
故に、憲兵司令が尚書と同格なんてあり得ないし、次官より下のはずだ。
178 :
uaa:2007/10/27(土) 17:44:27
↑書いてて湧いた疑問なんだが
統帥本部総長と幕僚総監ってどう違うの?
両方とも言葉の意味としては参謀総長と同じだと思うんだが・・・・
作中では皇帝が統帥本部を自ら率いるときに総長は置かず、補佐の為に幕僚総監を置くという仕組みになっているね。
決裁権が皇帝に上がるだけで仕事は変わらないのでは・・・・・
なんというか無能な皇帝がやったら、酷いことになりそうだな。
仕事は変わらないの裁量が与えられないと。
皇帝陛下の参謀長が幕僚総監。統帥本部総長は、軍令の最高指揮権を持つ皇帝陛下の代理人。
181 :
uaa:2007/10/27(土) 18:07:06
>>179>>180 そうなると、宇宙艦隊司令長官は皇帝直属ではなく、統帥本部総長の部下になると思うんだが・・・
だからGF長官のほうが総長より席次が下ってなってるじゃん。
それは「一応」であって結局「ほぼ」同格なんだけどな。
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 18:14:23
>>182 同意。
皇帝にのみ責任を負う(直属)なのは各尚書と
新領土総督のみだったはず。
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 18:45:57
>>136 >軍のモノが部外者に流出しては軍としての管理が成り立ってないのでは?
そうだよ。それどころか、外伝で若きラインハルトが物資の横流しを
見咎めた際のエピソードで明らかなように、
軍上層部自身ある程度は黙認していて、逆にラインハルトを掣肘する有様。
ロイエンタールって活躍したっけ
凡将ってイメージだけど
何を言ってるんだ。
ちゃんとメルカッツやビッテンフェルト相手にだなぁ…
あれ?
ミッターマイヤーの命を救ったことがあるらしいよ!
イゼルローン攻略戦では、グエンやアラルコンを倒すという活躍を
アンスバッハの指レーザー
Vs
オーベルの義眼レーザー♪
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 23:15:00
>>186 彼我の戦力差等、明らかに劣勢(シャンタウ・争覇戦etc)な状況で
躊躇わずに後退し、見事に撤退してのけるところは
ロイエンタールの名将ぶりを示す事例と言える。
>>185 原作のどこをを読んだら凡将とイメージできるんだろう…?
グリルパルツァーに背中から一突きされるヘタレ
統帥本部長になってからはイマイチだな
結局ラインハルト自身が決めちゃうから
>>191 グリルパルツァーはあの事件まで将としても学者としても有為で
獅子身中の虫になるとは誰も思ってなかっただろと
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 01:30:30
>>193 反逆に協力する見返りが、軍務尚書というのを見抜けない
あたりは、ちょっとね。 まあ少しでも味方がほしい状況
ではあったけど。 でもクナップを説得するいうあたりは
いかにも怪しい気が。
色目は、最後の反乱を除けば、一度も大きな失敗をしてないんでないか?
ただ彼個人の戦局で、派手に勝ったって例もないかもね。
実際、赤毛が死んだ時点で、なぜ双璧二人が、他の将帥たちより格上とされていたのかは
よくわからん部分が多い。個人としてみれば経歴も力量も、同格にしか見えんよな。
あえて理由をつけるなら、二人は二人で組んで他の将帥たちより、多くの功を挙げた
実績が存在し、昇進したのも他の将帥たちより早かったってことなのだろうか。
ただ赤毛死んだあとの金髪一味の危機を救った功績は、圧倒的に義眼なんだけどねw
>>195 ローエングラム配下としては、もっとも古株だからな(キルヒアイス除く)。
それ以前から将官だったのに対して、後の連中は元帥府に呼ばれた時に昇進させたのがけっこういそう
だから、将官としてのキャリアにも差があるんじゃないか。
>>188 ありゃミッターマイヤーの功績だと確信している。
ロイエンタールは派手さがないね。
キルヒアイスは人格面を成熟させたラインハルトのコピーだし
ミッターマイヤーは疾風だからな
新時代のメルカッツって感じじゃね?
あのまま長生きして爺さんになったら下から自分がメルカッツを見ていたように見られるんだろうな。
>>195 ラインハルトのゴールデンバウム朝転覆の謀議に当初から関わっているから。
ほぼ同格のはずなのに、昇進したのは
キルヒアイス
ミッタマイヤー
ロイエンタール
オーベルシュタイン
の四人だけ、こいつらの共通点はラインハルトと直接ゴールデンバウム朝を倒そうと話し合ったこと。
>原作のどこをを読んだら凡将とイメージできるんだろう…?
オフレッサー相手に白兵戦を挑んだあたりかな。
オフレッサーが「道連れに自爆」を選んだらどうする積りだったんだ。
200 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 11:24:56
赤毛死後、ラインハルトの機能不全を埋めて
リヒテンラーデを排除したのが義眼、色目、早漏の三人だから、だろ
オベが提案しそれにゴーサインを出したのが双璧二人
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 12:41:22
>>オフレッサー相手に白兵戦を挑んだあたりかな。
挑んでないでしょ。
あれはミッターマイヤー共々距離を置いて挑発し、
オフレッサーを落とし穴に誘い込んだだけだよ。
ちなみに、あの局面での自爆は二重の意味でありえない。
オフレッサーは金髪の小僧とその部下たちを常々見下し
実際通路での白兵戦でラインハルト軍を圧倒し優位に立っていた。
選民意識を持つ門閥貴族が「平民共(下級貴族も含めて)との相打ち」
の可能性など考慮するだけで恥と思うだろうから選択肢に入らない。
また、戦略面で重要な通路だから敵味方共「破壊せず確保」する必要があり、
ゼッフル粒子散布下での白兵戦が展開されていたのだ。
だからこそオフレッサーは敵の銃撃を気にせず最前線で
戦斧を振り回していられた。でなけりゃ平民共の銃撃で蜂の巣だよ。
当然オフレッサー自身爆発物なんぞ身に帯びているはずもなく、
穴に落ちたからといって自爆したくてもできないよ。
>当然オフレッサー自身爆発物なんぞ身に帯びているはずもなく、 .
拳銃一丁で自爆できるから身に帯びていても不思議ではない。
あの時点でオフレッサー側には勝機は無いのであり、後は意地の問題でしか無かった。
敵が自暴自棄になりかねない状況下でゼッフル粒子に満ちた空間に指揮官自ら
出撃するのは無用なリスクでしかない。
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 13:14:28
>191・194
帝国本土に比して艦艇・人員が不足しているので純軍事的にグリルパルツァー
の兵力は喉から手が出るほど欲しいというのが一つ。
さらに、自らの正義を世に示さねばならないロイエンタールとしては、
自ら志願して馳せ参じたグリルパルツァーを政治宣伝の具として
重用する必要もある。
彼自身部下に説明しているが、胡散臭さを感じたくらいで逮捕・拘禁しようものなら
他の部下達が萎縮してロイエンタールへの信頼が失われかねない。
グリルパルツァーを信頼していた訳では無いが
当時は他の選択肢が無かったのだ。
あの時点もどの時点も、罠きまるまではオフレッサー側圧倒的優位で
その原動力たるオフレッサーが思いもよらぬ方法でつかまったのに行きなり自爆なん考慮しても可能性としてははるかに低い
自爆なんて発想は追い詰められた側が考える様な戦法で
圧倒的優位なオフレッサーがあの段階で自爆するように考えてるんだったら
そもそも、通路確保の為に白兵戦をオフレッサーが選んだ意味がなくなる
戦争なんてどの策にしても多かれ少なかれリスクが伴う
あそこで、可能性の低い自爆なんかに怯えてオフレッサー自由にさせる方を選んだらその方がよっぽどの凡将
敵が実施困難な策とも見抜けず、それに怯えて可断の指揮を欠くなんてね話になんないよ
オフレッサー側が圧倒的に不利な状況なら高級指揮官道ずれなんてのも可能性として出てくるが
オフレッサー圧倒的優位を罠で一瞬で逆転させるから、余計な策をされることなく確保できるんだよ
オフレッサーが自爆なんざ、何処読めばそういう発想になるんだか
後だしで、仮定だすなんざ誰でも出来るぞ
もう一回よく読み直すことをすすめるよ
>>172 でかい外壁傷つけるのやっとで、ピンポイトでゲート狙えるんだったら
イゼルローンの外壁ともどもどんだけ防御ざるなんだか
弾薬使えばなくるが、使い方しだい
まさか、艦隊のみで弾つきるほど撃ってりゃべつだがね
だから要塞火力は健在なんだって、要塞艦隊が補給のこと忘れて会戦してくれるといいな
混戦ってのは彼我の距離が相当近づいて表れるもんで要塞火力の外に出なきゃ発生しないよ
圏外で団子になって帰ってくるから「味方打ち」まで話でくるの
波状攻撃、彼我の距離が開いてたらただの的
艦隊なくなるまで波状攻撃できるといいな
永遠にゲート攻撃してれば、そりゃ艦隊も補給できないわ
攻撃できればね
占領する気ないならそれこそガイエぶつけるとかって話になるんじゃないの
>>201 一応、細かい突っ込みをば。
オフレッサーは貴族連合に身を置く上級大将ではあるが、
本人は下級貴族出身で大したコネもなく、
流した敵の血だけでのし上がった叩き上げの武人。
必要とあらば相打ちだって狙うだろう。
ただしそれはあくまで皇帝陛下の御為にであって、
門閥貴族の為にって事は無いだろうがな。
ま、あの場に金髪がやって来た場合には自爆の選択肢もあり得るが、
それ以外の枝葉相手にする事は無いと思う。
ただしオフレッサーの部下までは知らない。
オフレッサーが劣勢と見れば諸共自爆、という可能性は捨て切れないだろう。
>>206 可能性だけ言えば、なんだってあり得るよ。
重要なのは、それがその状況でどれほどの現実的かという蓋然性。現実的でない可能性まで考慮することを杞憂という。
君の意見は、既に反論のための反論になっているから、そろそろ諦めたまえ。
>>207 諦めるも何も、
>>206が初めてなんだが?
何を独りで興奮しているの??
で、こっちが取り上げたのはオフレッサーは選民思想など持たない武人だって事と、
姉と揃って皇帝陛下を誑かした金髪を殺す為なら手段は選ばんだろうって事だ。
オフレッサーの忠誠の対象は貴族でなく皇帝だからな。
>177
ローエングラム朝初期だと、憲兵=国家警察でもあるので、国内治安維持責任者。
そういう意味で尚書級でないと「釣り合いが取れない」のだよ、組織的に。
ついでに、日本では警察庁長官は事務次官相当だが、それはさらにその上に「国家公安委員会」
があって、その長が国務大臣だからだ。
憲兵総監の上にそういう組織があるなら次官相当でも問題はないが、そうでないなら(この場合
軍務尚書が上というのは、軍内部における独立性を維持するためには問題になる)、少なくとも
通常の次官よりは上としないと駄目ですな。
>>206 横槍レスを入れるときは、そう明記しないと
IDなしのスレでは、カリカリしてる人にいらん誤解を与える事がある。
>あの時点もどの時点も、罠きまるまではオフレッサー側圧倒的優位で
戦術的優位と戦略的優位の区別がついてないな。
そもそも要塞の心臓部に入り込まれた時点で戦略的にはほぼ負けが決まっている。
要塞全域に入り込んだラインハルト軍を一人で全滅させられない以上。
後は兵糧攻めでも力押しでも何とでもなる。
オフレッサーに残された選択枝なんぞ「どれだけ道連れにするか」だけ。
ゼッフル粒子が立ち込めているんだから自爆を選ぶのは当然あり得る選択肢だ。
そして落とし穴なんて方策では自爆を止めることもできん。
艦隊戦において数万数十万の兵を犠牲にしている将官が
多寡が数百人程度の陸戦隊の命を惜しんで危険地帯に身を晒す。
匹夫の勇であり愚行でしかない。
オフレッサーは斧一本で一番下から上がってきた強者であって、「家名のためにも自爆して果てる」などという考えはカケラも持っていないでしょう。
根本的に「自分が(白兵戦で)敗れる」とは思っていないので、どれほど数的に不利になっても「自分が(一人で)敵全員をぶち殺せばいい」と考えるでしょう。
とうぜん、死ぬ気はない。
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 17:34:53
ケスラーの「格」を論じる際に役職の格で決論づけるのはおかしいと思う。
例えば大蔵官僚が他省の格上の役人に対して大きな顔するように、
権力(金・軍事力etc)の後ろ盾、というものを考慮すべきではないだろうか。
リップシュタット戦役以降の銀河帝国において法とはすなわちラインハルトに他ならない。
リヒテンラーデ侯の末路を見ればわかるとおり、ひとたび彼がGOサインを出せば
現職の宰相閣下に言いがかりをつけて「自殺をお勧め」できるのだ。
そのような体制下にあって、ラインハルトの「お気に入り」である元帥府時代からの提督達は、
本人が望むと望まざるとに関わらず周囲から一目置かれる存在たり得る。
その才覚故に憲兵総監・首都防衛司令官を任されるケスラーの「格」は額面どおりに受け取るべきではないと思う。
少なくとも、銀河帝国の臣民・文官は読者のような視点でケスラーを論じられないと思う。
>>208 >オフレッサーは選民思想など持たない武人だって
思い切り好意的な表現だなw
あれは単に脳まで筋肉タイプの野蛮人なだけ。選民思想なんて上等なもんとは無縁(なんでそんなもんが出てくるか
分からんが)。武人と言えば武人だが、誤解を招く表現なのでお奨めしない。
皇帝に対する忠誠心はあるだろうが、基本は自分の腕前を買ってくれた親分に従っているヤクザ・用心棒と大差ない。
その親分や主流派に背く立場なんてものを、是非に関係なく認められないだけ。
>>209 >戦術的優位と戦略的優位の区別がついてないな。
オフレッサー自身つけられないタイプ。
自分が暴れて、目の前の敵をブチ殺すことが勝利―て脳筋人間は、そこまで冷静に先読みしない。
また、生きてる限り負けを認めない典型的ヤクザタイプでもあり、自爆罠を用意なんてのはアウト・オブ・眼中(する
なら、腹に爆弾巻いて脅しかけるか、自分だけちゃっかり逃げるよw)。何より、このタイプは自分の格を対外的に高く
誇示したい見え張りだから、刺し違えるにしてもラインハルト以外は選択外(そのラインハルト自体、見下していたん
だから、刺し違える以前に苦戦することすら考えない)。
ゼッフル粒子散布で白兵戦を強いるというのは、この世界の白兵戦の基本で、彼の能力・立場で選択できる
手段だったからやっただけだろさ。
>多寡が数百人程度の陸戦隊の命を惜しんで危険地帯に身を晒す。
>匹夫の勇であり愚行でしかない。
なんだ。そもそもの状況や前提条件すら理解してなかったのか…… 原作嫁
要塞を奪取したかったから、動力室を確保したかったんだがな。オフレッサーもそれぐらいは理解していたから、
あそこに立て篭もっていた。
>オフレッサーは斧一本で一番下から上がってきた強者であって、「家名のためにも自爆して果てる」などという考えはカケラも持っていないでしょう。
>自分が暴れて、目の前の敵をブチ殺すことが勝利―て脳筋人間は、そこまで冷静に先読みしない
全て、希望的観測に過ぎない。
オフレッサー自身には自爆と言う選択が残っており、それを実行する手段がある以上
それはリスクファクターとして考慮に入れるべきだ。現場の最高責任者二人が雁首そろえるなど論外。
>要塞を奪取したかったから、動力室を確保したかったんだがな。オフレッサーもそれぐらいは理解していたから、
>あそこに立て篭もっていた。
それがどうかしたのか?
陸戦隊を数千人投入して波状攻撃すればそのうちオフレッサーも落ちるだろ。
その過程で数百人死ぬかも知れないが、それは計算できるリスクでしかない。
>>211 戦略レベルの不利を地の理で戦術的に挽回してるだよ
オフレッサーの場合戦略的な不利を戦場を通路の白兵戦に限定させることによって
相手の戦略を限定させ、とれる戦術の幅を狭め
不利を一気になくしてしまったところにある
なぜラインハルト達が通路の早期確保に拘ったっか考えないよね
内戦の長期間を恐れるラインハルト達が時間のかかる兵糧攻め?
それこそラインハルト達の戦略を理解していない
では、晩年のイゼルローンにこもったヤン艦隊が戦略的に有利だったとでも?
狭い回廊で、戦略的劣勢のヤンが数の不利を補って互角に戦ったことしかり
白兵戦に限定させたオフレッサーしかり
そういう、少数の戦略、戦術を理解してないよ
それを無視して自分に都合よくラインハルトやオフレッサーの戦略を解釈し戦局を判断して、オフレッサーが不利とかいってるなら
それこそ戦略戦術を分かってないよ
>>215 自爆するというのも貴方希望的観測にすぎないですよ
言ってるでしょ指揮官の性格、置かれてる状況からして自爆の可能性は少ない
だから、簡単な罠であっさりオフレッサーを捕獲して自爆の隙間すら与えなかったのだと
それこそ、あそこでオフレッサーに時間を掛けていたら戦いは長期化しますよ
時間の掛かる兵糧攻めをしてもいいでしょう、そして得意の白兵戦の不利を悟ったオフレッサーはいよいよ自爆が視野に入るわけです
多大な時間をかけて、要塞爆破されて貴重な時間を浪費した、随分な話ですね
何故ラインハルトは早期確保を目指したか考えてください
〉それがどうかしたのか?
戦略目的も分からず、リスクだ戦略だと言うのですか
それすら理解しないで戦略戦術をどうこう言ってってるから理論が破綻してるんですよ
貴方の言う優秀な指揮官をそう行った状況判断も出来ずリスクを恐れ、
挙げ句味方に過大な犠牲を出させるような人物ですか?
控え目に言ってもそっちが匹夫の愚行です
>>215 >全て、希望的観測に過ぎない。
原作の地の文で書かれている「事実」他から容易に導きだせるんだが……君の方が、とにかくケチをつけようと
余計なことまで言い立ているにようにしか見えない。
>現場の最高責任者二人が雁首そろえるなど論外。
だから、原作読めよ。漢字が読めないなら、アニメでもいいからさ。
双璧が言ってるように、罠には出来るだけ美味しいエサを仕掛けなきゃ、獲物は確実に食いついてこないだろ。
たしかに、本来なら双璧自ら出るのはどうかと思うが(普通は美味しすぎて疑問に思うだろう)、それは銀英伝
が「英雄物語」だからで説明十分だな。
>陸戦隊を数千人投入して波状攻撃すればそのうちオフレッサーも落ちるだろ。
だから、原作……(ry
大通路とは言え、一度に投入できる人数は知れている。そして、それぐらいではオフレッサーの敵ではないのは
描写済み。それに、数千人生贄に討ち死できるなら、オフレッサーも望むところだろう。ラインハルトに彼を嬉しが
らせてやる義理はない。
大体、士気が下がるのが目に見えてる上に大して益のない戦場に数千人兵士投入するぐらいなら、要塞攻略を
諦めるさ。やらなきゃいけないことはいっぱいあるんだし。
219 :
uaa:2007/10/28(日) 19:25:12
>>209 憲兵=国家警察だからって国内治安維持責任者ではないだろ?
憲兵(名を冠しただけのもあるが)を国家警察として使ってる国は多いが(イタリア・フランス等)、
内務警察や地方警察の手に負えないテロや大きな組織犯罪への対処がその任務。
ケスラ−憲兵隊もローエングラム朝になってからも安全保障局と争ってたんだから、
内務警察の指揮権までは持ってなかったはず。
>軍内部における独立性を維持するためには問題になる
???
”軍内部での独立”と言うことは、軍務尚書直轄ってことだよね?
”軍に対して独立”ならわかるが・・・
ケスラーはオーべルシュタインの配下であって、軍から独立なんてしてない。
>>213 そう言うことなんだよね。
軍務省の、どう高く見てもNo.3以下の奴が内務省のNo.2より格上になってる。
中将・大将クラスの役職に階級の大安売りで上級大将になった奴が就いて、他省庁の高官を”下司”呼ばわり。
それでも、ケスラーや下司”呼ばわりした奴は、あの戦バカ集団の中ではましな方だとは思うが・・・
ローエングラム朝の組織の不健全さを表してると思う。
220 :
uaa:2007/10/28(日) 19:33:09
ところで、オフレッサーの死後、装甲擲弾兵総監のポストはどうなったんだろう?
装甲擲弾兵総監=海兵隊司令官と考えると、立派な上級大将ポストだと思うんだが・・・
憲兵総監や中将が務めていた艦隊司令官のポストに居座る上級大将閣下がゴロゴロいるんだから、
誰か一人なればいいのに。
>>220 廃止だろ。あれはオフレッサー限りの名誉職みたいなもんやん。
独立して活動することが求められる海兵隊と一緒にしたらあかん。大体、アメリカみたいに独立している方が
珍しいのに……
>誰か一人なればいいのに。
あの野蛮人の二代目になるみたいな役職受けたがるヤツがいるとも思えんが。
上級大将連中に陸戦の専門家としての素養はあんのかね
何でも出来ちゃうのはせいぜいロイ、ミッターどまりで
みんなあくまで艦隊戦の専門家だから
あとは戦闘が対テロにうつって主担当が今話題の憲兵と内務省の
管轄になった事もあって
大規模な軍同士の陸戦がない訳だしあっという間に
存在が軽くなったのではないかな。
将来的には独自性をなくして全部宇宙艦隊に組み込む気なんじゃねーのー
その辺の詳しいことは知識ないけどさー
>>222 得手不得手はあるだろうが、あの世界の軍人(特に帝国軍人)は優秀=一通り何でもできるがデフォだから、
まるっきりダメってのはオーベルシュタインやフェルナーぐらいだろさ。
でも、白兵専門のシェーンコップと互角ってのは、やはり双璧辺りまでだろうな。
よそでは海軍の下部組織であることが多いね海兵隊
俺も
陸戦の適任者がいないため、目立たない誰かがなった
陸戦の重要性が減り、総監のポスト自体がなくなった
艦隊隷下とかになったとかね
オフレッサーだから上級大将格だったのかもね
実際は中将程度なのかも
海兵隊が下部組織だと中将格が司令ってのがあるね
ラインハルトのオフレッサーの評は酷すぎね?
石器時代はねーだろ。
せめて青銅器時代といってやれw
鉄器時代となると微妙だが。
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 21:05:57
>>215 お前、もしかしてオフレッサーが一人で戦ってるとか思ってる?w
貴族領に私兵が多く存在してクロプシュトックやカストロプの
様な事件が起こるあの時代じゃ
「強力な陸戦部隊だけの組織」があって
「それをとびきり凶悪な男が率いてます」ってのは
結構意味があったんだろうと思うよ
>>225 客観的事務的評価の言葉じゃなくて、アンネローゼを侮辱されたことへの怒りと仕返しの意味が濃い「悪口」だから
酷すぎるくらいでちょうどいい。
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 21:55:39
旧帝国は、いくら貴族特権が認められているとはいえ、
単純に兵力数(リップシュタット役以前)で、
納貴族の私設軍(私兵)]>帝国正規軍
の状態になることが銀英のストーリーでは許されてたのでしょうが、
そんなに貴族に甘かったの?普通の国家でそんなこと許す??
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 22:06:17
すみません。
教えてください。
最近初めてコミックを読みました。
でも漫画喫茶やブックオフで探しても11巻までしか見あたりません。(表紙の黒いヤツ)
違う出版社で全巻出ているのかな?
11巻までしか出ていないのでしょうか?
続きを読みたいのですがどうすればよいのでしょうか?
メルカッツ提督が同盟に亡命してからやヤン対ラインハルトがどうなるのか漫画で読みたいです。
TUTAYAに行けばDVDがありますが声のイメージが違うし自分のスピードで読めないのでやっぱり漫画の方がいいのです。
初心者丸出しですが教えてください。
231 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 22:10:05
ここで聞かなくても調べられることだが
11巻までしか出ていない。続きは少量原稿があるが
刊行するまで溜まるのは絶望的であると思ってもらっていい
作者はキルヒアイス萌えだったのだな
結論としてつまり諦めろ。
>230
つか、ここアニメ板じゃないんだから、素直に小説原作嫁よw
声も入ってないからイメージも違わないだろうし、栞挟めば自分のペースで読めるだろ。
一番最初に出た新書版は古本屋で100均の常連だから入手は容易いはずだ。
漫画版の連載は最近コミックリュウでやってる。
が、不定期連載っぽいしエピソードの順列が原作通りじゃないので
(毎号読んでないから読み飛ばした可能性があるんだけど、要塞対要塞やったっけ?)
11巻までのような「普通の漫画」ではなくなってる。
原作知らないとやってられん構成だと思う。
>>229 普通に考えて許すとは思えん。けど、銀河規模の帝国だからな、集権化では不都合もあるだろうからないとは
言えない。正規軍の一部(警備部隊など)を委託して(帝国直管は外征用の宇宙艦隊のみ)、周辺治安の維持を
させるとかやってるうちに、軍閥化→貴族に取り込まれで、私兵化したとかかもね。
或いは、古の制度を踏まえ、戦時には貴族は自前戦力もってはせ参じ、正規軍に編入されるってなってれば、
家柄なりに戦力持っているのはあり得る。
>納貴族の私設軍(私兵)]>帝国正規軍
せいぜい一個艦隊くらいならという話だろう。
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 22:33:38
>>232 ありがとうございます。
親切ついでにもう少し教えてください。
コミックの11巻以降のストーリーだけでよいのですが原作は何巻から読めば続きになるか判ったら教えてくださると助かります。
orz
235 :
uaa:2007/10/28(日) 22:34:45
>>229 >普通の国家でそんなこと許す??
そんな状態いくらでもあるよ。
日本でも平安時代後期には貴族の私兵であった侍が正規軍を凌ぐ力を付けて、江戸時代まで政治の実権を握っていた。
第一次大戦の頃のドイツ帝国なんて軍隊は各国王の軍隊だった。
しかし、皇帝は絶対君主であるはずなので、許すかな?とも思う。
銀河帝国の成立過程を見ると、有力領主が皇帝の下に付いたのではなく、政権奪取に協力した連中に領土を与えた訳だから。
500年の間に皇帝の力が弱まったって言うことじゃないかな?
236 :
uaa:2007/10/28(日) 22:42:22
>>230 コッミック版にはドミニクたんが出ないからいやだ!
そういやルビンスキー女だったな
あとホアン・ルイも女だかすげー美形
>>234 漫画版は原作2巻まで。だから原作は3巻から読めばいい。
ユリアンの「初陣」で始まってる奴から読み始めよう。
しかし漫画版は原作から改変されている部分があるので
(ルビンスカヤは原作ではルビンスキーと言う男性であり、彼が男だからこそ…てな展開がある)
もう原作は1巻から読み直した方が良いと思うよ。
>>235 上段
その頃には正規軍って概念自体ないからなぁ。比較にしてもどうかと思うが。
集権国家での正規軍前提であり得るかと言えば、中国で何度も(今も懸念されている)あったように、方面軍に
権限譲渡したら軍閥化して国滅ぶって話ぐらいしかないし。
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 22:48:24
>>233 門閥貴族は、
公爵=元帥(ブラウンシュバイク)
侯爵=上級大将(リッテンハイム)
伯爵・子爵・男爵=中将〜少将(フレーゲル)
で、その階級相当の私設軍隊まで保有していたんでしょうね?
ラインハルトは元帥になったとき、
宇宙艦隊の半分を指揮下にせよという勅命を受けたみたいだから、
ブラウンシュバイク元帥は一人で帝国軍の半分くらいの規模の私設軍隊を持ってたということか?
241 :
230:2007/10/28(日) 22:49:28
>>238 ご親切にありがとうございました。
ちゃんと教えてくださる方が居て助かりました。
明日、仕事帰りにブックオフに行ってみます。
242 :
uaa:2007/10/28(日) 22:52:25
>>222-224 そこで疑問なんだが、何で白兵戦部隊の隊長達は皆強いの?
っていうか、強い奴が隊長になってるよね?
普通、司令官や指揮官には腕っ節の強さは要求されないはずだが・・・・
将軍が敵兵をバッタバタと薙ぎ倒し、なんて中国の戦国時代や三国志じゃあるまいしwww
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 22:56:24
>>242 単に、部下は荒くれ者だらけだろうから、
単純に、上司がその延長上で優れていることが上下関係を堅持するにはいいんでね〜の?
>>240 階級っつーより貯金だろうと思うよ。細かい決まりはなさそう
傭兵に近いでしょう
リップシュタットは正規兵でも貴族が司令官の部隊が
多くが半ラインハルトに回って
大多数が敵になっただけで
>>223 フェルナーは白兵戦がまるっきりダメじゃないと思うよ。
でなきゃ、手勢300人引き連れてシュワルツェンの館を奇襲したりできないw
246 :
uaa:2007/10/28(日) 23:06:44
>>239 今でも中国軍は方面軍単位で共産党幹部の私兵なのかな?
一昔前、中国ウォッチャーが「○軍は●●(党幹部)の部隊で、××は△軍を掌握している」なんて解説してたよね。
247 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 23:08:07
>>244 めるかっつ、とファーレンハイトはそうでしょうけど。
248 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 23:11:08
>>244 ブラウンシュバイクの旗艦(ベルリン)と
リッテンハイムの旗艦(オストマルク)は
どう見ても個人所有におもえますけど。
ゆえに、配下の艦隊も個人所有の私兵っぽい。
オフレッサーと装甲テキダン兵は典型的な流れ
ファーレンハイトはそっちのほうが数が多いし安定して食えそうだから
メルカッツは脅されて
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 23:17:19
>>244 リッテンハイムVSキルヒアイス(ルッツ+ワーレン)、のとき
「数」だけの比較では、
リッテンハイムの艦隊>[帝国軍上級大将+中将2人の正規軍]
>>248 >>250 それ全部が本人だけの私兵だと主張するのは無理があるだろ
分家筋の爵位持ちやそれぞれ次の利益を考えて着いた専門家達も
合わせての数字じゃん、普通考えれば
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 23:22:20
>>251 ホントのところは原作者にでも聞かないとわからん。
作者はその辺はなんも考えてないと思うぜ、マジメな話
>>240 正規軍半分というラインハルトの戦力を上回ったのは、貴族連合合計。
多くをブラ派リッテン派でそれぞれで占めていたとしても、ブラ個人の戦力はせいぜいその半分弱=正規軍の半分程度。
1巻2巻は敵と味方の数が明らかにおかしい訳で
そこをつつくと「あっちの記述じゃ」「でもこっちの話じゃ」で
無限ループな訳で
256 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/28(日) 23:39:15
>>254 ラインハルとが元帥になりたてのときの宇宙艦隊副司令官で宇宙艦隊の半分。
リップ戦役のときは帝国軍最高司令官で帝国軍全部が配下。
なりたてで、ラインハルト派の艦隊は結局副司令長官の時のままだろう。
アムリッツアとメンツがほとんど変わってない。
最高司令官は勃発後、それまでは艦隊司令長官
そういう肩書きの話じゃなくて
あんな餓鬼の言うこと聞けるかーって連中が一杯居たという話
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/29(月) 01:32:12
>上級大将連中に陸戦の専門家としての素養はあんのかね
何でも出来ちゃうのはせいぜいロイ、ミッターどまりで
みんなあくまで艦隊戦の専門家だから
ラインハルトもキルヒアイスも陸戦やったことが外伝3巻であったけど
帝国軍の士官は一応、陸戦、艦隊勤務、後方勤務一通り経験するみたいだから
有能な高級士官は陸戦もある程度はこなせると思う。
流れを読まずに書くが
>>240 軍人としての階級と、貴族としての爵位とは全く別物だよ。
ブラウンシュヴァイク公爵はたまたまクロプシュトック事件で元帥号を得たが、
所詮予備役だし、公爵の全員が元帥号を得てるわけじゃない。
平民ながら上級大将になったオフレッサーみたいな奴もいるし。
>>246 中国軍は基本的には「中華人民共和国」ではなく「中国共産党」の軍隊。
その意味では私兵集団だね。一応体裁を整えるため、
党中央軍事委員会と並列させる形で共和国中央軍事委員会って組織を作ってはいるが。
陸戦隊をそれなりに独立した組織にすれば功績を挙げたヤツにその階級を与えて報いるって手もあったのにねー。
この小説軍隊は統合軍だけど、陸戦隊は海兵隊みたいな感じで除外ってことで。
そうしておいてレンネンカンプなんて上級大将にさせず、大将のままで、
陸戦隊少将なんて名誉階級を与えておけばよかったんだよ。
なまじ昇進させたから、相応の責任を負わされて、哀れな末路に・・・・
もちろん提督が、この階級を貰うのは非常に名誉なことであり、
多大な功績を挙げたという権威付けを、あらかじめする必要があるが。
特別年金はつけないとだめだろうな。
どっかでよんだな。明治時代の日本人で功績を挙げたヤツには勲章(年金付)を与えておけばよいのです。
地位で報いてはいけません、と言ってたやつがいた。
これは現代ではピーターの法則として知られている笑い話が現実にあるから気をつけろってことなんだろうな。
独逸の話を見ても、基本的に功績に対しては勲章で報いているな。
352機撃墜のハルトマンは90機程落とした時点で中隊長(中尉)に昇進したが、
その後は300機を超え飛行隊長(大尉)になるまで勲章で済まされてる。
あれに比べると銀英伝の連中は階級上がり過ぎ。
一空戦隊長止まりで幕僚入りなどできなかったポプランなんかは大尉で十分だよなぁ。
昇進させ、権限を広げるってのは功績から能力を見込んでの話で、ご褒美にするもんじゃないしな。
まあ、ラインハルトを短期間で出世させるために功績=昇進としたから、他のキャラもそうせざる得なかったんだろうなぁ。
同盟側はリボンバーつけてる将官もいるから、勲章出しているはずなんだけどねぇ。ヤンなんか、准将になるまでの
功績でずいぶん貰ってそうだ。
264 :
uaa:2007/10/29(月) 14:34:14
>>262 それでもナチスドイツの空軍と武装親衛隊は戦功上げると簡単に昇進させた方なんだよね。
他の軍隊はもっと厳しい。
日本なんて昇進どころか金鵄勲章も戦争が終わってからだし。
手柄立てる度に昇進するなんて”のらくろ”みたいだwww
銀英伝では勲章ってあまり出て来ないよな。キルヒアイス勲章が制定されたってくらいで。
ナチスドイツみたいに何等級も作っておけば階級の大安売りをしないですむのに。
メタ的な話としてはそっちの方が分かりやすいというのはあったろうし
帝国側は上を占めてた貴族層がガラ空きだから、という理屈を捏ねれるだろう
同盟側はヤン幕僚を昇進させないために勲章ばら撒いてたんじゃなかったか
>>264 >銀英伝では勲章ってあまり出て来ないよな
帝国では、キルヒアイスが、金色燦然たる「双頭鷲武勲章」だかを貰っている。
同盟でも、ヤンもめっさ貰っていて、
売り飛ばして酒代にする積りだろうとユリアンに見透かされたり、
パーティーに出た折、それを付けていない理由をご婦人方に問われ、
「重すぎで腰が曲がる」とか下手な冗談の種にしたり、
まあそういう記述が、2、3、有った。
金髪が部下達を早々と昇進させたのは、元帥府開設時はもとより、
その後も、派閥と組織を固める為と思われる。
内乱当時、金髪の部下で、鉄壁たちと同格の中将だった人間が、
その後、大将にはなり損ねている事例も有るし、
金髪も無差別に昇進させている訳でもなかろう。
内乱以後、義眼以外にも、前線指揮官以外の軍官僚を、
1、2名くらいは最高幹部にするべきとは思ったが。
>>260 >予備役だし
ブ公は、予備役とか明記はされていない。名目上は現役かもしれないし、
退役させられたかもしれない。どうでもいいが。
>平民ながら上級大将になったオフレッサーみたいな奴もいるし。
奴は下級貴族出身。
人事バランス上の問題だな。
ラインハルトが元帥時代と、皇帝になった後でまんま1ランクあがってるし。
空席を埋めるために、適格者をガンガン引き上げただけなんだろう
なぜ貴族の私兵があれほど巨大な勢力になりえたのかって話だが・・・
あんだけ数が多いと、大貴族には領内における軍権まで含めた全権が与えられてたとしか思えんな。
貴族の領内では領主は小型の皇帝みたいなもんで、おそらく中央権力に対しては極少額の納税の
義務がある程度で、ほとんど全権を持つ君主だったんだろう。
つまりゴールデンバウム王朝は、絶対君主制では無かった。
むしろ封建制に近い形態であった、と考えられる。
無論、皇帝直轄地が最大勢力であったはずだがね。
そもそもルドルフ本人はともかく二代目を考えてみればわかる。
その時期に実権を握っていたのはルドルフの娘婿であるノイエ・シュタウフェン公であり、
つまり二代目の時期にすでに、皇帝に匹敵するほどの大貴族が成立してるのだ。
絶対君主制を志して果たせず、大貴族による合議制として継続したのが
ゴールデンバウム朝の実質だったのではないだろうか。
ラインハルトの革命は、実質的な封建制から、絶対君主制の確立というものだったわけで、
これは確かに実際の歴史の流れに沿っている。
しかしリップシュッタット戦役で動いた帝国軍の総兵力を考えると
同盟の侵攻計画はラインハルトの存在を抜きにしても、ありえないよなw
フォークの誇大妄想凄すぎ。
つか、情報部は何をしていたんでしょう?
>>270 史実でも、アメリカ軍の上層部と政府はCIAの報告した北ベトナム軍の情報
(これはかなり正確だった)を”政治上の理由”で無視しまくってた。
議会に呼ばれて「ベトナムで勝つにはどのくらいの兵が必要かね?」と訊かれて
勇敢にも「今の時点で50万人派遣してますが、倍にしたって不可能です」と正直に
答えてその後の出世の道を潰された将軍がいたりするが、軍の上層部が政治家と
結託すると「正しい情報」なんてなんの意味ももたない。
「前線から遠く離れると、楽観主義が現実認識にとって換わる。
そして、最高意思決定の段階では、”現実”、なるものはしばしば存在しない。
戦争に負けてるときは特にそうだ」
>>267 ブラ公はクロプシュトック討伐軍を率いたいと希望した時点で予備役
皇帝と嬬子との会話で明記されてたはず
誰かも言ってたが、貴族連合の兵力が全部私兵とは思えないな
私兵と一口に言っても色々あるけど一から十まで貴族が組織した兵隊ではないと思うよ
内戦勃発時の帝国軍の高級士官は殆んど貴族なんだから
ラインハルト隷下の部隊でも中央の部隊やラインハルト子飼いの部下ならいざ知らず
地方艦隊や辺境艦隊の指揮官なら離脱して貴族側に走ると思う
双壁戦でもそうだが、下士官がどう思おうと、とりあえず部下達はその時の上司についていくしだろうしね
銀英に直接関係ないけど、所謂「常備軍」と「絶対王政」の関係は
武器、戦闘が高度化するにつれて諸候はいよいよその負担に耐えられなくなるから
国王が権力を中央集権化し官僚制、税制を整え初めて組織的な軍隊が出来あがっていく過程がある
騎士階級が没落していって一般の兵が小銃や大砲もって活躍していく訳だ。
そう考えると銀河帝国の貴族の権力財力がどの程度かは分からないけど
艦隊の維持なんて莫大な費用が掛かるんだから、兵の錬成、補給、運用なんかのプロセスを全部私費で賄う事は困難かなと思うよ
例えば、○○伯領方面艦隊司令官○○伯とか、あるいはその方面の司令官が非常に貴族と癒着していれば、
(守○次官みたいに、装備調達に大貴族が便宜をはかる関係)
内戦勃発時にはそういった正規軍も、正規の指揮を離れ貴族側になだれ込む可能性はあるよね
ここで言う貴族連合の兵力と言うのは
極め私的に使用された正規軍なんではないかな
それを「私兵」というなら私兵かもしれないけどね
274 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/30(火) 14:02:02
>>273 でも、帝国の正規軍の所有権は皇帝でしょ?
兵士も司令官も、命令系統のトップ(統帥権?)は皇帝でしょ?
すべて、簡単に裏切るのかね?
まあ、話で作ってしまえばそれっきりなんだけどね。
>>274 貴族連合の建前は皇帝陛下の周りの奸臣を討ち取ることだが?
メルカッツは
「仮にも皇帝陛下に弓引くが如き所業・・・」
と言って断ろうとしたけど他の有象無象には無理だろ
>>274 そうそう、>275も言ってるが建前上は君側の奸を討つことだから
その辺は問題ないのではないかと
むしろ、国家規模の艦隊を整備運用できるぐらい貴族の財産がある方が危険なんじゃないかな
つまり帝国の国力は同盟を余りにも圧倒していた、と。
何で同盟はさっさと滅ぼされなかったんだろうな。
>>272 あの時点では予備役上級大将。その後、クロ討伐時、現役となった。
帝国元帥号を得てからは不明。
「元帥」ってのは、実際には大概が、現役か退役しかなく、
予備役元帥は、ロシアくらいしか存在しない
よって、もし金樹朝銀河帝国もそうなら、ブラの場合、
元帥号を得た後、退役させられた可能性が高いと推察される
(大体あんなのに、実質は名誉称号とは言え、現役の元帥はもとより、
或いはいつでも現役復帰可能な予備役の元帥なんぞさせたら、
仮にも軍のトップなんだし、軍事にどうこうと
トンチンカンな口出しをしてきかねないし、傍迷惑な事この上無い)
>>277 図体がでかいだけで腐敗しきっていたから。
>>270 フォーク(同盟)的には、或る程度怖いのは帝国中央の兵力だけで、
貴族率いる私兵など烏合の衆と見ていたのでないか
(その判断自体は、概ね間違いではない)。
それに、帝国も地方を空にしてまで最初から全軍有りっ丈動員する訳も無いし、
短期間にそんなことが出来る訳も無い。
だから、帝国中央の18個艦隊約20万隻に匹敵する兵力を揃えれば、
帝国が中央の全艦隊を繰り出してきても互角に戦えると、
そう胸算用して、地方から引き抜いてまで20万隻を動員したのだろうし、
同盟の20万隻を迎撃するなら、これまでの会戦のほとんどの前例から言っても、
同数前後の兵力を動員するだろうから、帝国の貴族私兵は
当座は計算に入れなくて良いと、そんな判断をしたのだろう。
実際は、ラインハルト率いる9個艦隊・10万〜12万隻程度にボコられた訳だが。
280 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/30(火) 18:37:41
>>278 軍隊を持っている貴族と軍隊を持っていない貴族はいたのですか?
軍隊を持ってる公爵や侯爵が元帥や上級大将になって、
軍隊を持っていない公爵や侯爵は軍人としての階級をもたない、
という風に。
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/30(火) 18:41:13
>>275 でも、勅命はラインハルトが受けることができるので正当でしょ。
>>277 原作ではラインハルトの登場で時代が大きく動いたが、長年内紛や足の引っ張り合いで
同盟など殆ど放置された事が多かったのでは。
公式には敵とすら認められてないし、大軍を持ってたかだが辺境でブルブル震えてる反乱軍を
討伐なんて事をやるより貴族内での争いの方が重要で、「世襲で自動的になれる貴族が能力と関係なく指揮権を持って大軍を率いている状態」
でわざわざ先頭切って辺境まで遠征なんかしたら、誰に足をすくわれるか分からないとか。
史実だと、日露戦争でグリッペンベルグが成功すると、それまで手をこまねいていた自分の立場が怪しくなるので
わざと足を引っ張ったクロパトキンの様な状態か。
でも、時々指導力のある皇帝が現れて反乱軍の一掃を企図するけど、それを挫いたのがアッシュビーであり
リン・パオ&ユースフ・トパロウル(だっけ?)であったりする。
>>279 だね。
後、イゼルローンを手に入れているので、どんな自体になっても同盟は安泰と考えていたんだろう。
(いままで要塞一個に散々悩まされていた反動で、要塞一個あれば絶対的安全が得られると思いこんだ)
つまり、後方の作戦立案者にとって見ればノーリスクハイリターン。
>>281 結局はお互いが正当性と正義を(そして利を)主張して
その主張に説得力を持たせてピラミッドの下の物を動かすかという事。
貴族連合の主張もそれなりに正当性と正義(貴族にとっての)があるので
後は有象無象のピラミッドのてっぺんが利によってブラウンシュバイクに付いたと言うだけ
後、ラインハルトが嫌われていたというのもある。
ブラウンシュバイク達が徳川家康、ラインハルトが石田三成と考えると分かり易い
(能力や権限は違うだろうが)
それと皇帝が健在で自らの声で勅命を発せられるならともかく、そうでない状態なら
やはり有象無象にとっては皇帝よりブラウンシュバイク達の方が怖い(バスに乗り遅れるなという真理もある)
それが分かっているからこそ、ブラウンシュバイクも皇帝を認めず反旗を翻した。
>>280 >軍隊を持っている貴族と軍隊を持っていない貴族はいたのですか?
そりゃ当然、それぞれ居た筈。
特に爵位でも下の方の連中は、領地など持っていない、
有っても荘園一つ程度って貴族も居たんじゃないか。
広大な領地(惑星丸ごととか星系丸ごととか)が有れば、
そこの警備・制宙権確保の責任と必要も出てくるので、
警備隊という事で私兵を抱える貴族も居たろう(中央に派遣してもらうのも
居たかも知れないが)。
>軍隊を持ってる公爵や侯爵が元帥や上級大将になって、
作中、それはブラ公以外には確認されていない。
彼にしても中央で軍の高位に就いたと言う記述は無い。
私兵を抱える、貴族が、元帥や上級大将の階級を貰ったとしても、
実質、飾りのような物だろう。
金樹朝帝国では、貴族・官僚・軍部の三勢力が上手く機能して国を支えたとか
有ったので、これらは、或る程度対立し相互監視する状況だったと思われる。
よって、ブラ公のような貴族の大立者が、官界や軍部でもトップを牛耳る状況は、
無いではなかったろうけど、なるべく避けられた(官界や軍部が忌避した)のではないか。
>軍隊を持っていない公爵や侯爵は軍人としての階級をもたない、
という風に。
領地も私兵も持たない貴族が軍人になって出世するってのは、
普通に有ったろうよ。
そうでなければ「××星系警備隊司令官」とかの名目も無いし、
軍の階級を貰う理由も無い。
286 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/30(火) 19:24:39
>>280 私は278氏ではありませんが、横から失礼します。
私設軍の所有と、貴族(当主)自身の軍における階級とは別問題と思われます。
本編に明記されてないので推測の範囲ですが、メルカッツ提督などは
「私設軍隊を持たない上級大将」といえます。
根拠としては、ブラウンシュバイク公の脅迫を受けたメルカッツ提督が、
なりたくもない貴族連合軍の司令官に就任させられた件があげられます。
もし、最低限の私設軍を所有していたなら、メルカッツ提督の手腕をもって
皇帝派と門閥貴族派の内戦時に中立を保っていられるでしょうから。
唯々諾々として公の脅迫に屈した所から、提督は最低限自衛できる軍勢すら
所有していないと思われます。
同盟軍も、アムリッアで大敗した段階でも辺境警備の艦隊糾合すれば
10万隻近くの戦力になったみたいだから
銀河帝国の辺境艦隊もその程度はいただろうしね
対外戦争しているとは言え辺境の警備はしなきゃいけないし、
潜在的な反乱、クーデターの危険でいえば帝国軍の方が高そうなきがするから
全力戦力を同盟にぶつける訳にもいかないいじゃないかな
>>281 皇帝になったラインハルトにさえ、ロイエンタールが叛旗を翻せるんだから
ブラウンシュバイク公達に取っては、ラインハルトの言う勅命なんかは
捏造された「偽物」とかだって言えるんじゃないかな
要は利害の一致する仲間を糾合して説得できる程度の正当性があれば十分なんだろう
結局、貴族側は利益と打算でくっついいるんだから、建前は奸臣討つだけど
本音で言えば現皇帝の勅命なんての無視してもいいぐらいだろう
内戦に勝利したあかつきには、新帝でも擁立して改めて賊軍はラインハルトの方だと言ってしまえばそれで済みそう
理由さえ適当なものがあれば、正規軍とて反乱に加担できるのだから
門閥貴族側の戦力が全部自前ということは無いのかな
結局、建前上は銀河帝国内の軍事力は全て「陛下から御預した軍隊」なんでしょう
アムリッツアで敗北した同盟の残存兵力は、不参加だった二個艦隊の他は、
10、13艦隊(合計一個)の他はすべて過半数を喪失(全滅状態)。
その後内戦で11Fが文字通り壊滅した。
ケンプによる要塞攻略戦では領内に残った警備隊、巡視隊など約5000が動員され、
同盟は勝利したものの、深追いした5000が壊滅している。
ラグナロック時には無傷の1Fを除くと、小艦隊と新造艦や予備役の老朽艦を
かき集めてようやく2万。
8F所属のユリシーズが要塞配備になっていたりと、アムリッツア参加の他艦隊
残存艦艇がすべて要塞に集められたと仮定しても、警備隊、巡視隊は25000以下
の艦艇しか無かったことになる.。
そういえばアニメの設定資料に、アニメで銀河帝国軍の提督たちが乗っている
カスタムメイドの旗艦は、
「皇帝から各提督に下賜されたもので、根本的な所有権は帝室にあるため
軍が独断で取り上げたり他人に使わせたりすることはできない」
って書いてあったなぁ。
なんかよくわからん設定だ・・・。
>>280 >軍隊を持っている貴族と軍隊を持っていない貴族はいたのですか?
私的には
>軍隊(の実権)を持っている貴族と軍隊(の実権)を持っていない貴族はいたのか
という感覚ですね
やはり、さすがに大貴族とは言え全て私財で艦隊クラスの戦力を整備、運用するの困難と思います
私個人の感覚では貴族所有の軍事力というのは、領内での領民の反乱などに備えて
若干の陸戦隊や警備艇の様なものを所有している感じです
爵位は軍隊に置ける地位というより、社会的地位なのだから
むしろ、自分の財力を駆使して軍上層部と密接な癒着をすれば、自然と帝国軍内部でも貴族の発言権は上がります
むろん自ら軍隊内部でちゃんとした?(コネとかなんでしょうが)階級を得て、
指揮官クラスになればかなり自由に軍隊を動かせるでしょう
これならば、所有せずともかなり私的に帝国軍を使えそうです
内戦時は対ラインハルトで団結はしましたが、平時ならおそらくお互いに利害は対立し牽制しあっているライバル関係
当然、財力の強い大貴族は軍と結びつきが強いのですか軍隊内での自分の発言権、実権は高いはずです
そうなれば、軍隊内で実権のある貴族、無い貴族とは存在するではないでしょう
>>287 >銀河帝国の辺境艦隊もその程度はいただろうしね
リッテン派の私兵が5万隻。
リッテン派に対抗するブラ派も5、6万は居たのでないか。
合計10万隻以上になる。
>>288 同盟アムリッツァ遠征時、20万隻が動員された。
うち中央の艦隊が8個、多くて12万隻。
残り8万隻は、警備隊・巡視隊などの地方警備兵力から
「重装備部隊」が引き抜かれ、そしてアム敗戦で消滅したと思われる。
同盟領内の基地や物資集積所が80数箇所。
がら空きにしている訳は無いので、平均して、
少なくとも1000隻を駐留させているとしたら(首都周辺や前線近く、
主要航路沿いや経済的に繁栄した所はもっと多いだろうし、
重要でない辺境はもっと少ないだろうけど)、
それだけで、合計8万隻以上が必要と言う事になる。
292 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/30(火) 20:24:06
>>285 いちおう、爵位や軍の階級も皇帝から授けられるものですよね。
飾りでも権威はあったのでしょうね。
リヒテンラーデみたいに、皇帝に直接仕えるのは軍隊無しでも
地位や爵位が実績とともに上がっていくだろうし。
>>290 >むろん自ら軍隊内部でちゃんとした?(コネとかなんでしょうが)階級を得て、
指揮官クラスになればかなり自由に軍隊を動かせるでしょう
これならば、所有せずともかなり私的に帝国軍を使えそうです
貴族連合軍の総兵力が、推定約17万隻。
うち、貴族の私兵が10〜11万隻。
残り6〜7万隻は、中央の全軍18個艦隊(約20万隻?)を指揮下に置いた筈のラインハルトが
内戦時に率いた総兵力が10万〜13万5千隻だった点を見ても、元は中央の兵力の筈。
よって、貴族連合軍における私兵以外の6〜7万隻は、
貴族出身の指揮官が引き連れて貴族連合運に加わった物と思われる。
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/30(火) 20:29:11
>>293 メルカッツ艦隊とファーレンハイト艦隊は、
帝国の正規軍から離れて、貴族連合に加わったと見なしていいのですよね?
>>292 >リヒテンラーデ
ベーネミュンデ侯爵夫人がまだ美少女で唯一の寵姫だった頃は、
彼は確かまだ閣僚の一人程度で、数居る政治家の一人に
過ぎなかったって感じの記述が有った。
その後、政治力だの実績だので、国務尚書にまでなったのだろう
(爵位については、彼が国務尚書・侯爵から帝国宰相・公爵になった時以外は、
どうだったか不明だが)。
>>294 >メルカッツ艦隊とファーレンハイト艦隊
不明。
艦隊については、そうかも知れないし、そうでないかも知れない。
エルウィン・ヨーゼフ即位後の両者のポストがどうだったかが、
具体的な記述が無いので、なんとも。
地方の基地司令官にでもさせられたとか、
中央で軍務次官でもやらされていたとか、
可能性だけはどうとでも考えられる。
>>289 原作だと「個人の旗艦が貰えるのは大将、あくまで所有は軍だが使用者の同意無しに動かせない」だっけ。
アニメだとカスタム旗艦がカッコよくて絵的に重要で、色々設定もこねくり回してるけど
帝国側の連中が中将時代から基本的に乗り換えていない
同盟側もユリシーズやレダUでも普通に艦隊を指揮してる
などなど考えるとあくまでステータスなんだろな
>291
ああ、アムリッツアで壊滅する直前の見積もりなのね。
最大で要塞までしか進出したことがなく、基本的に防衛型の軍隊である同盟軍が
正規艦隊以外に動員したであろう8万隻の内訳はほどんどが支援艦艇と見るのが自然。
治安や補給などで最大限の動員がされている旨の描写はあるが、独立の戦闘部隊(機動戦力)
が参加してるとは一言も無い(参加してないとは思えないが)
まあ、8万が戦闘艦艇というのは絶対にない。
仮に帝国軍18個艦隊が全軍遠征してきても互角の勝負が出来るだけの兵力は絶対要るので、
絶対にそれと同数の兵力は用意していた筈。
艦隊ってのは、最初から、戦闘部隊と補給船団とがセットになっている。
中央の1個艦隊1万2千〜5千隻が、全部戦闘部隊な訳は無い。
何%か何割かは、後方支援用の艦艇。
地方から動員された部隊もそれぞれ同様の筈。
20万隻のうち、8個艦隊12万隻が全部戦闘部隊、8万隻は後方支援用艦艇、
そういう歪でマヌケな構成である訳は断じて無い。
12万隻も8万隻も、相応の割合で戦闘部隊と後方支援部隊を含んでいたと思われる。
動員されたのは占領用の陸上用の頭数と
その輸送船が主だろ、あとは物資の移動用か。
20万隻兵員3000万といっても
戦闘艦隊じゃラインハルト以下だよ絶対
何より、アムリッツァで地方警備部隊が大半壊滅としたら、
その後の同盟軍の陣容の薄さが、綺麗に説明がつくのだな。
最初から、帝国軍中央18個艦隊約20万隻+貴族私兵10万隻
VS 同盟軍中央12個艦隊15〜18万隻+地方警備兵力約3万隻、
これほどの兵力差が有ったら、150年、普通に互角の戦況を続けているだけで、
帝国は同盟は衰弱死させられる。
帝国の遠征を迎撃する側の同盟にとって、領内の制宙権確保は、
帝国にとっての領内の事情以上に極めて重要なので、
手薄に出来た訳も無い。
中央の兵力を多少削ってでも地方を充実させ、
防御力と回復力の高い防衛線を構築していたと思われる。
>>300 アムリッツァ星域の決戦時は、けっこう減っていたかもな。
政治的効果を狙った鳴り物入りの大遠征で、
最初から敵より少ない実戦兵力にした訳も無い。
なら、最初から、多くて3、4個艦隊程度の動員にして、
イゼルローン回廊の帝国側出口付近の星系一つ程度を狙えば良い。
>>301 6行目 訂正
誤 帝国は同盟は
正 帝国は同盟を
同盟は意外にしぶといぞ、少なくとも回復力はハンパじゃない
ランテマリオ、バーミリオンと転戦し、「もう銅貨一枚残ってない」状態で
三千余まで減らされた所から
マル・アデッタ25000隻、最終的にイゼルローン革命軍22000隻まで復活してる
だからさ、内地での防衛作戦を専らとする同盟は艦隊の編制上支援兵科が
帝国に比して薄いと考えるのは絶対ではないにしろ自然と言えるんじゃないかと思うわけよ
それまでの戦いなんかだと、同盟に「余分」の動員艦艇なんて出てこないっしょ?
それと毎回が敵地に踏み込む遠征になる帝国軍の方もね。
これまでは自国領の拠点を利用しつつ、限られた国力を正面戦力に振り向けて
帝国軍に対抗っていうことで正規艦隊のリソースは長期の遠征を行うようには出来て
いないんじゃないかね。だからこその大量動員、と。
同盟は、内地での防衛作戦を専らとする故に、
その地方警備兵力は相応の大兵力が要るのだってば。
キーワードは
「制 宙 権」 だ。
>内地での防衛作戦を専らとする同盟は艦隊の編制上支援兵科が
帝国に比して薄いと考えるのは
>長期の遠征
同盟中央からイゼルローンまでの遠征も、
結構な距離で相当な負担なんじゃないかね。
外伝再読のこと。
>>294 ファーレンハイトがガイエスブルク要塞駐留機動艦隊分艦隊司令をやってて、
そこへ貴族連合がノコノコと接収した、だったりしたら笑うw
>>304 >「もう銅貨一枚残ってない」状態
やや誇張的な表現だな。
バーミリオンの時点でも、地方警備兵力は
まだ幾ばくかは残っていたのではと思われるし、
ランテマリオ会戦で損傷した艦艇の修理が
間に合わなかったのも有ったのだろう。
新造艦も1年も有れば相応に出来たのだろうけど、
乗り込むスタッフの育成が、1年程度で間に合う訳は無い。
>>299 このアムリッアの同盟艦隊の戦力の話はここでは何回も出てくるけど
最悪、作者の・・・、というか目を細めて読むしかないが
やはり、理論的にいうなら正規の8個艦隊12万隻以外の8万隻は
延べや、その他支援艦艇と考えて方が自然ではないだろうか
実際描写としては正規艦隊同士の激突しか描かれていないが
同盟の地方艦隊が人知れず壊滅していないのであれば、正規の艦隊に組み込まれている訳だから
各艦隊の定数が2万隻近くになる、帝国軍が編成いじっていないのなら1万2〜3千隻で
数の上では同盟軍圧倒的有利。
そうなると、倍の戦力で負けるのだからどれだけ補給線が致命傷になったったことだね
しかし、各艦隊の定数が2万隻近くになった描写がないので、同盟軍の主戦闘力は正規8個艦隊12万隻
残りは8万隻は>305氏の言うような、非正面戦力や支援艦艇なのではないのだろうか
確かに、帝国側の辺境部隊などの全力反撃はあるだろうが、全軍が一度に集結するのは不可能でしょう
同盟軍としては、まず正規8個艦隊で決戦を挑んでくるであろう帝国の主力艦隊を撃破したのち、
辺境艦隊を各個撃破していくという目論見があったのではないだろうか
少なくともこう考えれば、帝国軍推定18個艦隊を一度に相手にしなくてもすむだろう
実際、逆の立場で同盟側は何度も艦隊壊滅の憂き目を見ているがその度に、次の会戦時に
>304氏のいう、マル・アデッタ25000隻、最終的にイゼルローン革命軍22000隻まで復活してる
となる、この回復力はその会戦に間に合わなかった辺境艦隊が次の会戦には参加したからではないだろうか
おそらく同盟もありったけの辺境部隊をかき集めて会戦に挑んでいたのだろうと推測される
逆の形での各個撃破でラインハルトは同盟を撃破していると言えるのでは
横やりですが
>>306 >同盟中央からイゼルローンまでの遠征も、
結構な距離で相当な負担なんじゃないかね。
同じ距離を行くにしても自国の領内を通過するのと
敵国の領内を征服(解放?)しながら行くのでは負担は桁違いだと思います
同盟軍とてイゼルローン方面が絶えず決戦の舞台となるのだから
そちらの方面に兵站基地を多数持っていても不思議ではありませんよね
しかし、帝国領内は完全に未開の地
そういった補給基地を望めないのだから、通常より補助艦艇が増えるのは自然かと思います
どんな王朝でも、実力を持つ貴族と、中央政府の間に微妙な均衡と競争があるもんだ。
貴族が強くなりすぎたら、中央は貴族派の勢力を弱めて、中央直属の官僚を優遇して
実権を持たせ、貴族と対抗させる。
リヒテンラーデ公は、明らかに中央集権派の官僚出身実力者。
ブラウンシュバイク公は、もちろん外戚の地位を利用して実権を握ろうとする地方貴族派。
普通の王朝なら、地方の豪族に等しい大貴族に、中央では実権を与えず名誉のみ与える。
ブラ公には軍隊における元帥待遇などの名誉を与えるが、決して正規軍の指揮を実際にさせることはないはず。
皇帝の股肱となって実務を行うのは中級〜下級貴族出身の官僚たちだろう。
大貴族には巨大な経済力があり、コネがあり、政治力があり、おそらく独立兵力もあるはず。
正規軍の中にも、貴族派の人間と、中央派の人間の派閥が存在したと考えるのが自然かな。
正規軍の中の貴族派勢力がブラ公に従ったとすれば、あの数も納得いくか。
なんで帝国軍はたかがニ、三回負けたぐらいで
同盟侵攻を諦めていたんだろうな。
同盟はイゼルローン攻略に6回ぐらい掛けていたのに。
イゼルローンを拠点とし物資を集積すれば出撃も楽だろ?
実際ヤン艦隊がそうだったんだし。
三国志の魏と蜀の関係に似てるんじゃね?
山奥に篭ってるのをまともに相手すると消耗が激しいから、
適当に追っ払うだけで済まし文化を熟成させる魏。
魏を討伐するという名目が形骸化すると国(孔明を筆頭とした荊州派閥)が崩壊するので、
国力を削りながらも無謀な出兵を繰り返す蜀。
ついでに、魏に臣従しつつも両者の様子を見てバランスを取る呉。
>>312 別に諦めはいなんじゃないか?
中規模な戦力は定期的に同盟に侵攻してるよね
大艦隊編成して送り込んだこともある、第二次ティアマト会戦だったかな?
だが、その都度同盟側の迎撃にあって追い払われているだけで
そこで機動戦力が消耗すれば、充電期間をもうけ再度侵攻と
実際、大艦隊で侵攻しても国力拮抗してたら同程度の戦力の迎撃はくるし
毎回大艦隊を編成したくても、大艦隊ってだけでかなり国力を喰うしね
お互い決定打を欠いた戦いが150年近く続いてたんでしょ
アスターテも同盟領侵攻作戦だね
>>312 帝国ではイゼルローン軍が要塞司令官と駐留艦隊司令官、二人に指揮系統が分かれていて、
足並みが揃わなかったことを忘れてはならない。
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/31(水) 22:12:42
>>307 いちおう、ファーレンハイトが捕虜になったとき、
ラインハルトが「ブラウンシュバイクに組したのは卿らしからぬ失敗」
といってるので、自発的に貴族連合に加わったのは確実では。
318 :
素朴な疑問:2007/10/31(水) 22:58:15
宇宙戦で有効な艦隊戦の作戦ってもう確立してるの?
あたまだいじょうぶ?
>中規模な戦力は定期的に同盟に侵攻してるよね
これ、同盟の迎撃艦隊に勝ったらどうしてたんだろうな。
そのまま帰ったんだろうか。
叛徒どもに占拠された惑星を”解放”するに決まっとる
帝国側の政治的な本音は、帝国内部の貴族同士の権力闘争のほうが大事だったってことだろ。
同盟侵攻が少しでも滞れば、待ってましたとばかりに足を引っ張られて失脚させられるだろし。
貴族だけでなく皇帝でも、自分が主導して同盟侵攻して失敗したら政治的に安定を保てるかどうか。
そう簡単にできることではないだろね、同盟侵攻。
だから本格的な全面侵攻ではなく、敵艦隊と一戦交えて軍功を手にするために戦う訳だな。
勝てば星系をひとつ、一時的に支配下におさめることが出来る、と。
324 :
uaa:2007/11/01(木) 01:00:26
>>312 外敵がいた方が国内はまとまりやすい。
敵がいることで膨張した軍隊をリストラするのは大変だし。
漫画版のオリジナルだったか原作にもあったかは忘れたけど、帝国軍乗組員の台詞で
「奴等も懲りねぇ連中だぜ。なぜ負けるとわかって攻めて来るんだろ」
「きっと”センキョ”が近いんだよ」
「何だ、それ?」
「よく知らんが、奴らはそれが近づくとやたら好戦的になりやがる」
ってのがあったなぁ。
結局あぁやって睨み合って、何か求めるところがあるときだけ適当に戦争する、と
いうのが両国の支配者層にとってはベストな状態だったのかも。
>>325 「黄金の翼」だな。
元々ガイエが道原漫画版のためにプロット書いた奴を後に小説化してる奴だから、公式設定と見ていいだろう。
エルファシルなんかは、典型的な例かな
両軍とも大きな目標は「お互いの征服(解放)」だったんだろうけど
それを実現する戦略ビジョンに乏しかったんだね
艦隊決戦を繰り返し、その戦術的勝利の積み重ねで戦略目標を達成するとかなんだろう
イゼルローンに固執してしまった同盟や
帝国も回廊周辺の星系落とすまでが視野で、それを継続していけば首都に行けると
その内、そういう膠着が目的を忘れさせ(刑骸化して)「手段の目的化」になってしまったんだろうね
目的が同盟は「センキョ」の為の戦争
帝国は「ポイント稼ぎ」の戦争にとって変わってしまった訳だ
>>317 あそこは貴族連合側が兵力が多いから勝つ、勝った後は返す刀で貴族どもをぶった切れば
俺様が皇帝というファーレンハイトのヨミと俺は思った。
>>318 具体的にはどんなのが有効な作戦だと思うの?
必勝の戦法みたいな事を言ってるのかな?
そういうのは舞台が宇宙に上がっても現代と変わらないと思うよ
戦術面では、おかれてる状況次第でそういったのは刻々と変化するのだからそんなものは無いし
戦略面なら
相手より大兵力を準備する
補給を確保する
兵を適切に運用する
あたりがセオリーなのでは?
>>312 別に諦めてはいないんだろうけど
軍事的勝利によって艇庫区内での地位を高めようと同盟侵攻計画を立案
↓
失敗して、逆にそこを対立勢力に付かれ混乱同盟侵攻どころじゃないことに
つまり、同盟など帝国内の権力争いに比べたらかませ犬程度にしか思われてなかったと
後フェザーンや帝国内フェザーン派の走狗達の妨害工作もあったかも知れない
まあ、それでも何百年にもわたって、イゼルローンに逆侵攻をかけてくるような連中を放置して来たというのは
多少の疑問は残るが。それより、何故フェザーンを放置してきたのかの方が疑問だな。
ラインハルトにフェザーンの通行権を要求されてフェザーン側が驚愕するシーンがあったけど
イゼルローンから侵攻すればそれだけで数百万単為で戦死者は出るのは必至だし、フェザーン回廊が通行できないことによって
その戦死者が出ると考えれば、フェザーンは立派な同盟の味方、帝国軍将兵数百万を間接的に殺すのはフェザーンだと
普通は認識される。
>>330 まさにフェザーンの走狗によってイゼルローン方面が主戦場にされていたんでしょ
フェザーンの目的は
フェザーン回廊を主戦場にさせない
同盟、帝国を焚き付けて戦争を継続させ、漁夫の利を得るなんだから
フェザーンに矛先が向かなかったとすれば
それはフェザーンの工作の成果だろう
征服こそできなかったが、寧ろ帝国の方が戦いのイニシアチブをとっていた感じじゃないかな
逆侵攻とは言ってもイゼルローン要塞より先の帝国領まで侵攻できたのはちょっとしたのを除けばアムリッア戦役が初めてじゃないか?
実際、戦闘の殆んどはイゼルローン要塞から同盟側に至る回廊周辺が戦場であったことが多い
原作の描写から、一度征服した同盟領を再奪回された等を入れなければ
神聖にして不可侵の帝国領が同盟に犯されたのはヤンのイゼルローン要塞奪取が初めてようだしね
そう考えると帝国上層部としては、ある程度の成果を上げていると判断してもおかしくはなんじゃないか
そうすると、対外戦争としての帝国軍の面子は立つし
同盟も水際で食い止めいるのだから初期目標は達成している
そうなると、お互い現在戦局で満足してしまい
国力にゆとりがでれば、時々大艦隊編成して侵攻したり、イゼルローン攻略を試みたりと
だらだらと150年戦争を継続してしまったんではないだろうか
>>72 わたしもそうおもう。
上級大将はおろか大将の器ですらない
少将で十分だ
むしろ准尉あたりで十分
どんだけ人事が糞なんだ
貴族が画イエスぶる具に逃げ込んだけど
先にあの要塞おさえておけばもっと楽勝だっただろう
びってん以外の提督を配置しておけば楽勝で撃退できたし
どんだけ無能なんだ
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/01(木) 16:27:40
自由同盟の英雄が帝国を倒すのがこの話のテーマだからね
あんまり有能すぎては倒せないからしょうがない
>>334 ガイエスブルグは別に無人だったわけじゃないぞ
「ジオン軍が逃げ込む前にソロモン抑えればいーじゃん」とか
「南山要塞守備隊が逃げ込む前に旅順を抑えればいいじゃん」とか言ってるようなもんだw
その前の段階で、じゃないのか。
リップシュタット戦役直前のガイエスブルク、レンテンベルク、ガルミッシュ各要塞の司令官は門閥貴族派だったんだろう。
こういう日のためにブラとリッテンが根回しでもしてたんじゃね?
>338に同意
基地司令が門閥貴族派なら、疑問の余地はない
門閥貴族とてガイエは帝国内ではイゼルローンに次ぐ大要塞なのだから
事前にライハルト傘下の部隊が展開していたらわざわざ目指さないでしょう
やはり根回しをしていたからこそガイエを拠点に構えたんではないかな
名目上はラインハルトが全軍のトップだとしても、現実は数的には劣性だったのだから
実際、中央を抑えるのがやっとだったんだろう、下手に戦力分散するのは逆効果って場合もあるだろうしね
逆に貴族派の拠点全部ライハルトが押さえるくらい戦力もっていたら内戦にすらなんないしね
にしても、気前がいいよなあ。要塞ぽこぽこあげちゃって。
イゼルローンには劣るとはいえ、攻めるのも大変だろうに・・・
一個くらい自分たち用の拠点として掌握しとけばいいのに。
兵力分散になるからやめたほうがいいのか
回廊内部のような特殊な状況じゃなければ要塞の脅威はあまりないのか・・・
要塞押さえられまくられたら戦いは長引きそうだと思うんだけどな。
結局のところ、ラインハルトはオーディン周辺を掌握するので精一杯で、
その他の宙域はマリーンドルフ伯領その他少数を除いてことごとく貴族のもの
だったのだろう。
>>340 予想外に皇帝が早死にしたが故の内戦だからな。いろいろと手際が悪かったり、準備不足でも仕方ない。
本来のラインハルト構想なら、しかるべき時期にガイエぐらいは確保しといたんじゃね?
逆に、ブラ公らもそれなりの準備していたかもしれんけど。
各要塞を貴族派が抑えた場合、守備のために兵力を割かねばならんね。
するとせっかく優勢な機動戦力をみすみす分散させることになる。
それならばと各要塞を放置して、今度は主戦線以外の方面ではまったく戦局に関与できない罠
>>339 逆にラインハルトは優秀な艦隊司令官と精鋭艦隊さえそろえておけば、動かない要塞などどうにでもなる、
と考えていたとすれば辻褄は合う。
この辺は宇宙艦隊司令長官(もう三長官兼任だったっけか?)だからやりたい放題だろう。
要塞を拠点としてくれれば、要塞を見張っているだけで敵艦隊の動向も掴めるしね。
それと各要塞の地理関係がオーディンさえ確保しておけば兵站、連絡他OKという状態だったのかもしれない。
実際、ガイエスブルクを本格的に攻めたはレンテンベルク、ガルミッシュを落としてからだし。
>逆に貴族派の拠点全部ライハルトが押さえるくらい戦力もっていたら内戦にすらなんないしね
ということだと思う。
ラインハルトも万能というわけじゃなくて、諸々の事情を秤にかけてみて、あれが最善と判断したんだろう。
つか門閥貴族派のオーディン脱出ってありえないよな。
クーデターやるなら、意地でも首都だけは押さえなければなあ。
それに失敗した時点で、手持ちの艦隊の力を背景にラインハルトに頭を下げれば命ぐらいは助かったろうにw
資産がどれだけ残るかは交渉しだいだろうな。
>>344 >つか門閥貴族派のオーディン脱出ってありえないよな
あれだ。「表へ出ろ。決着つけてやる」ってヤツのつもりだったんだろうw
>>342同意
ラインハルト達は先立ってアムリッア戦役に懸かりきりの時の皇帝崩御だから
内戦までの準備はろくにできなかったんだろうしね
ラインハルトとしては子飼いの艦隊掌握して、首都、皇帝確保してればまずは十分だったんじゃないのだろうか
下手に貴族を首都に置いて、クーデターなり皇帝奪取されたら
数が劣勢のラインハルトの方が窮地にたたされるしね
実際、内戦の推移からしても結局貴族側はガイエスブルグを有効に活用できなかったしね
ファーレンハイトかな?持久戦主張しても聞き入れなかったし
そう言うの考えるとラインハルトとしては数で劣勢でも純軍事的な事や艦隊決戦では負けると思ってないだろうし
要塞等を確保する時間も兵力もなかったのだから、寧ろそのまま
ガイエスブルグを貴族側に委ね中央から追い出した方が都合がよかったのかもね
首都、皇帝さえ押さえていれば十分と
帝国は、貴族・官僚・軍隊の三位一体によりシステムが成り立ってたそうだから。
貴族とは財力に優れ、政治力も持ち、各方面への強い影響力を持つ存在で。
官僚とは皇帝に直属する具体的な統治機構で、ここは基本的に皇帝派の牙城だろう。
軍隊は、名目的には皇帝直属だが、内部に貴族派と皇帝派の派閥が存在すると思われる。
帝国の歴史は、自分の政治力を極大化しようとする大貴族と、それを適当に削ごうとする
官僚たちとの絶え間ない争いであったと思われる。
実際、ブラ公の政治力は圧倒的で、ほとんどすべての貴族と、軍隊の多数を自分の味方に
することに成功したわけだ。皇帝の権威よりも大貴族の政治力が上回った実例であり、これは
政治上の大問題である。
金髪は直属の部下を中心として軍隊の1/3程度を掌握できただけだろし。
リヒテンラーデ公は官僚組織を掌握してただろうが、貴族多数を集結させる政治力は無かった。
ローエングラム・リヒテンラーデ枢軸は、宮廷における多数派では無かったよね、確実に。
金髪は、客観的に見れば、それほど有利な体制ではなかった。
特に帝国の一般庶民から見れば、やはりブラ公の方が強そうに見えたのではないかな。
実際、辺境はほとんどブラ公側で、赤毛が討伐して回らなくてはいけなかったわけだし。
オーディンだけが孤立し、後の部分は圧倒的にブラ公側だったんだろうなあ。
>>340 あげるというか、貴族制度が残っている時点で、門閥貴族は地方でかなりの自治権を持っているわけで
皇帝が崩御して裏切りそうだから、というだけ理由で要塞の明け渡しなんか要求したら、それこそ藪蛇というか
相手に大義名分を与えるだけだろう。
大体、関ヶ原前夜のように各貴族を取り崩してる最中にそんな事やるわけがないし(ラインハルト側は貴族を
殆ど取り込めないまでも相手の結束を強くする)、皇帝が崩御して最高に不安定な時期にそんな事をやるのは
自殺行為。
>>344-345 数の上でも勝っているし、絶対に勝てると思ったんだろうな。
クーデターとかで騙し討ちするより、正々堂々と正面から決着を付けようと考えててもおかしくないし
何より彼ら門閥貴族はの地盤は自領にあるのであってオーディンではクーデターを起こせるほどの基盤がないんだろう。
艦隊だってさすがに三長官や首都防衛艦隊長を向こうに回しては首都星に近づくことすら出来ないだろうし。
>>349 そういえばシュトライトとフェルナーがブにラインハルトの暗殺を進言したら
「わしはあの小僧を正面から正々堂々と打ち破ってやるのだ」と逆ギレされて、投獄されたなw
確か、どちらも投獄はされていない。
シュトライトは置いてけぼりにされた
(ブは、別に悪気が有った訳ではなく、忘れていた)。
フェルナーは、独断でテロを試み警戒厳重なので諦めて行方を晦まし、
のち、自ら出頭して寝返った。
その程度で投獄されたらな〜
シュトライトも「決して暗愚な人ではない」なんていえないよな。
353 :
350:2007/11/03(土) 05:23:24
>>351 スマン、今、読み直したらシュトライトはラインハルトにブのところに送り返さないでくれ、
裏切り者と邪推されて投獄されちまうからだった。
どうもブというと部下を投獄というイメージが抜けん。
>>312 アニメ版しか見てナイけど・・・
そもそも帝国は孺子が『神々の黄昏』で
黒狐ンとこの航路局を押さえるまでは
回廊出口付近の航路データしか持って無かった!
リューネブルグを筆頭とする
歴代の逆亡命者が持ち出せなかった位なので
軍法会議⇒即決銃殺級のトップシークレットだったのだろう。
アスターテ星域ってどの辺なんだろうな。
ボーステックによるゲーム版の星図は信用していいのかなあ?
あれ、ハゲの監修入っていたっけ?
>>355 イゼルローン回廊の同盟側出口付近。
エル・ファシル星系の近所。
エルファシル、ティアマト、アスターテはご近所さんか。
同じ回廊出口付近で戦場があちこち変わるのも航路情報が不正確な為なのかな。
厳密には、ティアマトはエル・ファシルなどとは違い、
イゼルローン回廊内の星系。惑星カプチェランカやレグニツァがここ所属。
イゼルローン要塞から6、7光年の距離だったか。
戦場は回廊とその出入り口付近周辺に限定されていたとは言っても、
いつも同じ所にだけ攻め込んだり、
同じ所にだけ防備を固めていてもしょうがない。
相応に膨大な体積を持った空間だろうし、
航路設定も、回廊内と違って色々有り得るだろうし、
各星系、どこにも重要性が有ったということだ。
ヴァンフリート星系とかは、そうでもないようだったが。
第二次ティアマト会戦から半世紀も会戦がなかったのに、
いきなり同じ年に2回も会戦が起こっているんだよな。
>>360 第二次ティアマト会戦は確かアッシュビーの戦死した会戦だが、
その後も、会戦はあれこれ行われているが。
同盟側は、アッシュビー戦死後も長いことマフィア達が率いていて、
彼らは勝ったり負けたり戦死したりしている。
>>360 ああ、ティアマト星系での話か。
会戦と呼ぶに値しないような小競り合いは、
結構有ったんじゃなかろうか。
363 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/04(日) 10:35:29
>>328 500年にわたって熟成された帝国人民の臣民意識故に
ゴールデンバウム王朝を転覆させて自ら取って代わろう
などといった発想の転換はロイエンタールですら思いもよらなかった。
これを「偉人と凡庸の徒」の差とロイエンタールは独白している。
この一件から推測して、「食うために軍人になった」と公言するような
志の低い一介の職業軍人に過ぎないファーレンハイトに
簒奪の意思があるとは思えないな。
ラインハルトのとんでもなさは、
幼年学校時代に既に簒奪の意思が有った所だ。
下手するとただの誇大妄想。
言うなれば、何の実績も無い高校1年生の野球部補欠が、
地区予選に出る前から、「甲子園で優勝してオリンピックで金メダル」
とか言うようなものだ。
甲子園でベスト4まで来たチームの主力選手なら、
優勝してオリンピック出場くらい言っても良いだろうけど。
華氏も色目も、中将・大将級になってくれば、
嫌でも政争に巻き込まれる立場だから、
自然と政治的野心も芽生えたかも知れんよ。
はぁ?
ガキの頃の夢を実現した、ってなんで素直に言えないんだ?
公言したらただの馬鹿だが、ラインハルトは馬鹿じゃないから
キルヒアイスにしか言ってない。「下手するとただの誇大妄想」
はまさにその通りだけどな。
>>364は
>>363へのレスであって、その要点は、
「ラインハルトのとんでもなさは、
幼年学校時代に既に簒奪の意思が有った所だ。」と、
「華氏も色目も、中将・大将級になってくれば、
嫌でも政争に巻き込まれる立場だから、
自然と政治的野心も芽生えたかも知れんよ。」
だぞ。
368 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/04(日) 15:43:11
>>364 確かに野心は芽生えたかもしれない。だがその野心を成就させる為の手段が
「皇帝の娘を嫁に取り、生まれた子を帝位に就けて外戚として権勢をふるう」
とかいった常識的(?)な発想にしかならない。
それが凡庸の徒の発想の限界で、500年に及ぶ王朝の存在そのものを
なくしてしまうという発想にはいたらない。
363の主張って、そういうことだろ?
軍人がクーデターで独裁者ってのは、古今東西腐るほど有るパターンだぜ?
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/04(日) 18:19:28
いくつもの国が並存してきた現実世界の「古今東西」と
500年に渡り銀河帝国のみが国家であった銀英伝の銀河帝国を
同一視するのがそもそもの間違い。
まあ金髪には皇帝になってからのビジョンが欠片も無いからな。
長生きしていたらとんでもない暴君になっていたかも知れん。
善政も戦争継続のためだからなあ。
オーベルシュタインまで長生きしていたら、謀殺されなかねんw
(ほぼ)平定したとたん、ひまひま光線を出しまくって戦争を煽りたててるしな
>>370 >500年に渡り銀河帝国のみが国家であった
お前なら、そう認識するんだろうな
>>371 起さなくて済む戦争強行している辺りで暴君だよ。
代替わりについても「それを望む者が実力でそうすればいい」とか
なんだよアレは。
アレクが生まれなかったら本気でそうさせる積りだったのか。
そうでないなら、皇帝の禅譲制度の青写真くらい見せておくべきだろう
(最低限、それを監視・施行する組織の権力の独立とその法での保証が要るから、
どのみち、立憲制への以降ってことだが…)
>>370は明らかに帝国側の視点での解釈だから、そう考えるのは当たり前だな。
何を
>>374は煽りたいのか知らんがね。
同盟ファンなんじゃない?
権力闘争にしろ戦争にしろ白兵戦にしろ、何でも他人を叩きのめすものが好きなんだよな。
だから平和になった後の事とか恋愛とかには全くの無関心。
天才だからちょっとおかしい人なのは仕方が無い
ヤンが死んだ後は内政に集中して他に趣味見つけようとしてたから、「ライバル」さえ居なくなれば割とまともなんじゃないか?
9巻以降は叛乱起こされたり共和政府に小競り合い仕掛けられたりしたから戦おうとしただけであって。
>>376 現場で戦い抜いているプロの帝国軍人なら、
建前はともかく、相手が国家だって実体は認識できていて当然と思うぜ?
将官以上に偉いなら、通常、検閲されていて、
公刊どころか閲覧も出来ないような情報にも触れられるだろうしな。
>380
趣味っつーか、あれは必死すぎて笑える状況だったけどな。
>>380 9巻以降だって、どの会戦も殆どは、
阻止しようと思えば出来たんじゃないか?
色目のは、義眼とラングを使者として差し向ければ良いし
(それでも尚、色目が叛乱を強行したって、
付いていく連中は激減したんでないか)、
共和勢力相手のは、まず同盟併呑が不要であるから、
マル・アデッタ会戦も回避できた。
回廊の戦いなど論外だし、ヤンの死後も、
改めて成立したての八月新政府と講和しとけば、
丸く済んだんでないか。
最低限、シヴァ星域会戦なんぞは、
どうとでも回避できた筈だな。
きっと戦争が終わって軍の大リストラが必要になったけど
まともに解雇するとランボーみたいなことになるんで戦争で処理したかったのと
元同盟の不穏分子を一箇所に集め纏めて纏めて処理したいと言う
高度に政治的な考えがあったんだよ。
義眼辺りには。
幹部は死んでいいけど、兵隊はちょっとアレだな。
兵隊の方が問題なんだよ。
戦時体制の解除やフェザーン併合による経済的大混乱によって
今後の帝国が大不況に陥るのは間違いない。
そんなところに数十万数百万と言う、戦闘しか能の無い奴等が
軍を放逐されてなだれ込んでくる訳だ。
再就職できるかって言うとまず無理。
「俺たちは命を賭けて戦ってきたのにこの仕打ちか」
となってテロに走るのは目に見えている。
だったらその前に同盟残党との戦いですり減らした方がいいだろう。
どうせ残党の方も放って置けばテロリストになるんだろうし。
大部分は数年間でおさらばの徴兵された素人さんたちだろうけど。
士官と下士官がアレだ
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/05(月) 00:31:16
>>381 自由惑星同盟が「叛徒ども」でなく「国家」であると認識し得たとしても、
現場の軍人風情には共和政治の何たるかなど、一定以上知りえない。
「閲覧も出来ないような情報にも触れられる」…と気安く言うが
共和主義に関して社会秩序維持局が常に目を光らせてる中、
一介の軍人に、高いリスクを犯してまで閲覧する価値など無いよ。
普通は、ね。
>>382 ビッテンフェルトをお供に古典バレエを見に行って、詩の朗読会はルッツを同伴しようとしたんだっけ?
そしてミュラーは前衛音楽を拝聴するハメにw
まさかとは思うがこの前衛音楽がプログレッシブ・ロックだったら、ちょwwww
ミュラーはマジで和からなさそうだが、ラインハルトは気に入るかもしれん。
>>384 >義眼辺りには
お前、さりげなく酷いこというな。
俺にもその視点はなかったぞ。
>>370ちょっと横やりだけど
>369の「古今東西」にかけてるんだよね
単一国家だと、クーデターが起きないってこと?
そうだとするならちと違うよ
国家の終焉は外からの要因の征服されるか
内からの要因のクーデター、革命、内乱とかになるけど
内からの要因は周りに国家の有無はほとんど関係ない
確かに地球に単一の国家は誕生したことはないけど、交通の関係でほぼその地域を
単独で支配する地域大国局地大国的な、地域を統一した国家は誕生している、(欧州や中国の大きな帝国ね)
そういった単一国家が終焉に向かって行く過程は、内からの要因であるのが殆どだよ
国家の最後は腐敗や自浄作用が働くなり国家が機能不全を起こし始めてきた時に
もし、周りに強力な「外国」がいれば征服される可能性が出てくるし
逆に周りに「外国」が居なければ内部の有力者が簒奪を企図する場合が出てくる
変な話、外に強力な「外国」があると国家として団結する可能性が高くなるよ
銀英伝でも帝国が単一というなら、むしろクーデターの可能性が高いと思うが
>>370までの流れで焦点になってるのって、ファーレンハイトの野心だよね。
黄金樹王朝の500年の歴史の中でもクーデターを起こしたのは金髪しかいなかった。
しかも理由は「最愛の姉を老皇帝に奪われた」から。
そんな特異な理由も野望も無いのに、
ちょっとだけ有利なポジションにファーレンハイトがいたからって、
職業軍人を自認してる男がクーデター起こすかよって話。
なのに若干名、変な方向に誘導してるのがいる。
金髪は赤毛が死んだ後、あきらかに「起こさなくても良い」戦争をムリクリ起こしてる。
赤毛だけがブレーキとして機能できたのであり、義眼もヒルダもブレーキになることは
できなかったってことだ。
金髪死亡後は軍事費の削減と肥大した軍隊の解体が大きな政治的課題になることは間違いないね。
まあ国務尚書の疾風が出す命令なら軍隊に逆らえるやつなんていないだろが。
>>393 キルヒアイスですらブレーキになっていたか、すこーし疑問だが……。
元々そういう性質だったのが、「姉の奪還」という理由で帝国簒奪→銀河統一に適度に費やされていた―か
皇帝を打倒して「姉の奪還」を成すには、そこまで過剰な性質が必要だった―か、いずれにしろ、
目標を達成(一応)した後は、ぶつける相手もいないから暴走するわな。
皇帝がもっと生きていて、帝国簒奪が一番最後だったら、もう少しマシになったかな?
>>388 将官以上の軍幹部を、内保風情が完全に監視下に置けていたと?
せめて憲兵隊と言ってくれやww
まー、軍部の高官は、「普通」じゃない立場だしな。
捕虜とかも居るし、だいたい、フェザーン経由で入ってくる情報も有るしな。
>>392 記述に無い脳内設定前提でよくそこまで語れるな
妄想乙
>>393 マジレスすると、金髪死後、軍縮が有るかどうかは疑問だ。
旧同盟領各地を警備していた軍隊が、当然ほとんどすっからかんになっているから、
治安上、極めて頼りない状態になっている。
そして帝国軍中央の兵力も、回廊だの色目叛乱だので相応に減っている。
回廊後で、15万隻だったのが11万隻に減り、色目叛乱後は7万隻に減ったとする。
バーラト自治区警備は、或る程度は旧イゼルローン革命軍に委任するとしても、
帝都やその前後の新造の2要塞、ウルヴァシーの基地やイゼルローン要塞や
旧帝都などに、相応の兵力は駐留させないとならない。
各5000隻ずつとしても計3万隻必要。
旧同盟領各地(旧同盟軍の基地・物資集積所の数から見て少なくとも80数箇所)に
警備兵力を分散するとなると、4万を80で割ったら500隻程度。
それぞれの任地(星系一つは膨大な体積だ)を3交代制で巡回するとして170隻弱。
航路を手分けして巡視しないとならないから、10隻弱の部隊に分けたら20部隊程度。
平和な状況ならともかく、戦後まもなくってことで宇宙海賊が増える脅威を考えたら、
むしろ足りないのでは思われる。
人員的には、軍縮などする余裕は無いのではないか。
旧同盟軍の後方勤務要員を新規にスカウトする必要性すら有るくらいだ。
両国の内乱以降で、講和して平和になったら、
「新領土」など存在せず、帝国軍中央の15万隻は健在なままで
軍縮が必要な状況になったかもな。
帝国の民間でも、人手不足が余程深刻なら、失業問題は無いとは思うが
(貴族私兵がほぼ消滅した事によって、各地の警備が手薄になったってことも有るだろうし)、
どうなったろう。
>>397 とりあえず戦争する必要はなくなったのだから、軍組織の治安維持主体への再編と軍官僚のスリム化は必要
だろう。
>旧同盟軍の後方勤務要員を新規にスカウトする必要性すら有るくらいだ。
それはむしろ当然かと。占領初期の混乱が収まったら、地元の人間に委任していくのは占領政策の基本だ。
新領土は、基幹を本国からの人員で固め、あとは旧同盟の人間で埋めていく形になるだろう。
>>398 外伝で大卒が徴兵されたってシーンあったからそれなりに
人的資源も枯渇してたんじゃね?
500年も戦争してりゃねえ
人手不足の話
遠征だけでも12万以上動員し、帝国領防衛に地方の艦隊だけで10万ちょい
直近のシヴァ星域会戦でもイゼルローン要塞を視野に入れていた
としてもヤン亡き後の革命軍9千に4万以上を動員してる
100万はないにしても余剰は相当健在あると思うぜ。
戦艦と空母を減らす所からはじめようぜ
自由惑星同盟との戦争は150年
海賊がいるから軍縮もそう大々的には出来ないはず
>>404 >ヤン亡き後の革命軍9千に4万以上を動員してる
>余剰
余剰など無い。
シヴァでの5万隻は、むしろその程度が、
当時の帝国にとって、留守番を新帝都などに置いた上で
遠征に出せる兵力の精一杯だったってことだ。
帝国の地方警備10万隻は、以前は居た貴族の私兵が居なくなっている訳で、
むしろ各地で手薄になっている。出来れば艦艇一隻も割きたくない筈。
戦艦はともかく、空母は、単座式に変えて、偵察艇や連絡艇を載せ換えれば
戦後も活用できるのでないか。
>>397 要するに、色目のおかげでいい感じに軍縮できたというわけだとwww
10万以上いるのはローエングラム朝になってからだよぅ
平定しきって不安分子はことごとく殺しまわったあとでも
こんだけあるんだよぅ、危機感はなかったのか指示系統はまったく
整理してなかったみたいだけどさぁ
4万の内訳はミュラー、ワーレン、ビッテンフェルトの艦隊で
残りはお留守番。普通考えてまだまだいるべ
内乱で4万も減るかタコ。お互い4万同士動かして、
ロイ軍は撤退後自壊してんだからあの内乱で1万もへってねーよ
外敵が居なくなった以上、軍縮は必然だし
莫大な軍事力は国家予算を圧迫する以上可能な限り縮小は目指していくだろうね
敵が居ない以上、軍事力の目的は治安維持に割かれてくる訳だが
お互い戦時下の際、両国とも辺境に延べ10万隻近い戦力を割いていたが
帝国側の場合、当然治安維持としての役割もそうだが
アムリッアでも分かる通り貴族の権力闘争の形、あるいは内乱の未然の防止といった面も強い
しかし、ラインハルトの改革によって貴族の勢力が削がれた以上地方に割いていた
「治安維持としての最低限の戦力+α」の「α」分は削減は可能だろう
同盟側も、純粋に10万隻が辺境警備に必要な数とういより、中央の艦隊を補完する
予備戦力として「治安維持としての最低限の戦力+α」で10万隻だったのではないだろうか
実際、ロイエンタールが「新領土」に赴任した際、率いていた戦力は3万隻程度だった思う
確かに敵主戦力が存在しなくなったとは言えかつての敵国領の治安維持に、過小な戦力は派遣はしないだろう
最悪3万隻あれば多少の治安出動は可能と考えたのでは
そうすると、治安維持の最低限のラインは3万隻からでもよいと判断しても差し支えないのではないだろうか
軍のあり方も「軍事力」から「警察力」へと転換していくのだから
相手が宇宙戦艦をもっていいるなら、当然こちらも宇宙戦艦となるが、
さすがに海賊退治に何万隻もの主力艦艇は必要ないだろう、そういった大型の主力は削減していけるかな
だからこそ治安維持には過剰と思われたから、宇宙戦艦や宇宙空母は廃棄されようとしていたしね
数字自体に根拠は無いが両領域に5〜6万隻程度で中央の戦力に5〜6万隻程度
まぁ、総力で20万隻もあれば十分ではないだろうか
旧同盟側の協力も仰げると考えれば、400億近い新銀河帝国の規模からすれば
20万隻でもかなりの軍縮と言える気がする
最悪、対外戦争の主戦力として徴兵で賄っていた両国の人材は民間に還元してもいいだろう
猪艦隊が攻勢耐えられて押されたり
バイエルライン艦隊がボコボコにされたり
グリルパルツァー艦隊が裏切った後本隊+クナップシュタイン残艦隊に
猛攻受けたり
分艦隊が色目逃がすのに殿軍になったりした
第二次ランテマリオ会戦の両軍合わせた損害率が13%以下とはいかに
まぁそんなもんだろ。結局は手詰まり千日手で
メックリンガーが着たから後退して、
裏切られて打ち合ってたのも一瞬だし
>>413 さすがに10日以上戦って13%の損害率は低く杉じゃね?
お互い決定打は打ててないじゃん
引き立て役がやられあっただけで
あとは反乱軍が撤退→内輪揉めで崩壊していった訳だろ
あと、「回復」も考えてな
大破ならともかく小破・損傷の場合数日で戦線復帰だ。
軍縮の話でいうと、帝国が同盟と接触したとき帝国は軍を持っていた。
つまり海賊とかいう小規模なものでなく対応する軍を持っているのは地方領主が軍らしきものを
保有しているから軍がある。
ローエングラム王朝が貴族制度を廃止して固有武力がなくなれば警察的なものだけが必要で軍は不要。
と考えてみたが全人類を統一した政体はローエングラム王朝以外知らないから軍を廃止するかは不明。
> 全人類を統一した政体はローエングラム王朝以外知らないから軍を廃止するかは不明。
銀英伝の中にも何回か出現してるが・・・
>>418 ないよ。統一した政体ではなくって連邦形式だろ。
しいて言えばゴールデンバウム王朝が統一してるが、それも貴族制度による私兵がある。
>>419 何回かは間違いだったが地球統一政府は?
>>410 >10万以上
帝国の広さは多分同盟の倍以上。
基地の数も倍以上として、160箇所以上に10万隻を割り振ったら
相当に少なくなる。
帝国の地方警備兵力は、内乱前、貴族指揮下の兵力が健在だった頃は、
内乱後の帝国軍中央の兵力が15万隻程度ってところから見ても、
もっと多かったと推定できる。
>4万の内訳はミュラー、ワーレン、ビッテンフェルトの艦隊で
残りはお留守番。
4万じゃなくて5万。
参考
ttp://web.joetsu.ne.jp/~suezou/ginei2.html 帝国軍側で参加したのは、1個艦隊12000隻強として4個艦隊と思われる
(疾風は、ラインハルトの側で補佐と代行)。
留守番は居たろうけど、そう無闇には居なかったろう。
>内乱
ロイエンタール軍は、艦艇の9割を失って、と有るのだがな。
色目側で、降伏した連中や逃げた連中も居たろうが、
疾風側にも相応の被害は出ていたろうし、
合計して少なくとも2、3万の被害は出ているんじゃないか。
>>421 それでも平均500だろ、私兵による反乱は心配の仕様がない状態で。
海賊でスポンサーもなく数千の規模になるなんてのも想像しがたいんだけど
1000も置いたら置きすぎじゃねー。どうでもいい場所なら二桁でもおkだぜ
留守番はいくらいるかのデータは出てこないからまぁ居ないでもいいか
内乱はロイエンタールにしたがってハイネセンまで戻ったのが1割だろ。
グリルパルツァー自身もそうであるように
殆どは本道に戻って義理を果たしたから降伏してるでしょ
一万はともかく2万には届かないょー
424 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/05(月) 23:21:37
>>395 「政治犯・思想犯・国事犯の検挙をおこない、言論活動を監視・弾圧し、
教育や芸術にまで干渉し、帝政を内部からささえる権威的専制主義の支柱として
、強大な権力と権限をほしいままにしてきたのだ(中略)
情報収集能力にすぐれ、貴族たちに関しても多くの情報をにぎっていた…」
(策謀篇・第六章より抜粋)
門閥貴族に対してすら影響力を持つ社会秩序維持局をなめたらいかんよ。
なぜ宿将であるルッツ提督がラングなどに戦慄の念を抱いたのか考えてごらんよ。
あと、395は軍人に対し、過大評価する傾向が見られるが、貴族社会において
軍人など好意的にみて用心棒、悪く言えば番犬扱い(門閥貴族主観)でしかない。
ミッターマイヤー提督に対するブラウンシュバイク一派の仕打ちを見ればわかるように、
権門の庇護を受けられない下級の提督など、「普通の人」でしかないのだよ。
>>捕虜とかも居るし、だいたい、フェザーン経由で入ってくる情報も有るしな。
だーかーらー
なんで一介の職業軍人風情がフェザーンから共和主義の情報を仕入れにゃならんの?
そもそもどうやって仕入れるの?フェザーンが善意で情報をくれる訳もなし、
下手すりゃアシがついて思想犯とみなされ 査問あるいは投獄される羽目に陥るんだよ。
また、軽く接した程度の捕虜からもたらされる共和主義の情報とてたかが知れてる。
「あいつらは平民が多数決で物事を決めてるよ」ぐらいの概要を得られればいいところで、
それ以上の情報を根掘り葉掘り聞き出そうと不自然な動きを見せれば密告(帝国においては日常的)
される可能性すらある。得るものに対してリスクが大きいんだよ。
>平均500
星系一つがどれだけ巨大か考えてみれ。
大重力の側ではワープは使えない。
恒星系内での通常航行の速度限界が光速の83分の1だ。
1光時程度の距離でも83時間、つまり3日と6時間掛かる。
星系全域巡視するのに、500隻程度では、手分けしていても、鬼のように大変だぞ。
全艦常時稼動も難しいだろうから交代も必要だしな(普通、3交代制か)。
>なんで一介の職業軍人風情がフェザーンから共和主義の情報を仕入れにゃならんの?
要は、歴史や社会についての情報や教養を得易い環境ってことだ。
ロイエンタールが、昔の反乱者についての故事を知っていた事例も有ったろうが?
おまいら、仮にも戦艦だぞ?
数席あればヴェスターラントぐらい焼き払えるんだぞ?
治安維持ならそんなに隻数いらんし、こんなもん維持できる海賊もおらんだろう。
艦隊決戦なんかしているのが異常なだけだ。
>>423 >グリルパルツァー自身もそうであるように
殆どは本道に戻って義理を果たしたから降伏してるでしょ
一万はともかく2万には届かないょー
この物語の会戦は、敗戦時の兵力は、幾何学級的な勢いで減る。
「敗れた」「降伏しよう」と認識できた時点で、相当数がお星様だ。
>>427 >治安維持ならそんなに隻数いらんし
要る。仮に海賊が1隻としても、襲われた商船を庇いつつ確実に勝つなら5隻は要る。
1部隊5隻として、星系一つの平均が500隻とするなら、100部隊しか作れない。
3交代制を取るなら、膨大な体積の星系内を常時巡視しているのは33部隊程度。
足りないくらいだ。
>404
>戦艦と空母を
むしろ温存しておいて、低充足のナンバーズフリートから駆逐艦、巡航艦を地方警備用に引き抜くとかだろう。
いずれも旧式艦を最優先で退役させるのは当然として、だ。
治安部隊の数だが、すべてを平均で割り振ったりしたら、全宇宙の星の数ほど要るだろうな。
故意に過剰な計算してるだろ。普通は重要な航路を中心に考えてに、そうでないところを薄く
配置するんだからな
>仮に海賊が1隻としても、襲われた商船を庇いつつ確実に勝つなら5隻は要る。
根拠も不明だし、大体海賊が戦艦や巡洋艦を保持していると言うのが無理な過程だ。
>膨大な体積の星系内を常時巡視しているのは33部隊程度。
星系など管理する必要は無い。海賊警戒して太平洋のど真ん中に巡視艇配置するか?
マラッカ海峡においておけば十分だ。
そもそも、余程の大組織な海賊でもなければ、「駆逐艦1隻」で十分。
提督の旗艦であるものをのぞけば、戦艦の大半はドックに係留したままになる。
>>432 なんかこの小説の駆逐艦、航続距離が短そうなんだけど。
高速巡航艦ならいけそうだが。
>>429 >3交代制を取るなら、膨大な体積の星系内を常時巡視しているのは33部隊程度。
3交代制の意味がわからない、ちょっと現代の感覚を持ち込んでしまうけど
インドに派遣されてる海自は半年強のローテーションだ軍艦それ自体が長期展開できるのに
どのタイミングでの交代なのかがわからないな
実際、国内の海自の監視任務は一海域1隻で1か月程度で交代だ
何人か指摘してるが海賊相手に大戦力ってのも考えなれない
広大といっても航路は限られているのだから、航路を重点して警備するのだから少数で十分
あなたの言う100部隊でも十分と感じる
警察がたまに見回りくる事が分かっていて泥棒に入るやつが居ないのと一緒で、
航路重点的に巡回すれば十分な抑止効果が期待できる、
海賊の本業はあくまで「経済活動」であって危険を冒してまで、駆逐艦と死闘を繰り広げる理由はないよ
海賊が相当の数になり少数の警備隊の手に余るならそれこそ、あるであろう中央艦隊の出番だろう
日本だって警察機動隊→自衛隊治安出動と騒動大きさに合わせて部隊も強力になっていく訳だし
相当の数ってのは組織化されて脅威となるのだか、当然海賊の拠点に艦隊派遣という流れになるのだろう
そもそも、海賊発生の温床になるのは要は、不景気で食うに困っててのが一番だが
おそらく潜在的にはその危険があるリストラされた退役軍人達も、徴兵された民間人だし本業に戻れる
同盟なんて、社会機構に影響でるぐらい人材不足なのだから引く手あまただろう
対外戦争でおざなりになってる辺境開発などの雇用対策をすれば、温床其の物をなくせるし
海賊の脅威も少ない以上大胆な軍縮は十分可能かと
戦争が500年間続いてきたのだから、軍需産業が非常に盛んだったはず。
て事は、平和になったらその辺の仕事が無くなって大量の失業者が出るんじゃないか。
造船所などに戦艦の解体工事とかを発注するのはありだろうけど。
>>435 完全に私見だが、戦前の日本も万事軍事偏重だったが
三菱なんかは一大軍事メーカーではあったが
大概、多部門も幅広く手掛けていいるから戦後でも経営は続いている
外国でも車で有名な所は戦車作っていたりと多角経営しているしね
戦後の日本よろしく単純な造船なら十分民性に転用可能だし
純粋な武器の製造は軍縮に伴い減るだろうが、軍隊自体が無くなる訳では無いのだから完全失業ではないだろう
軍事財閥のような形態をとっていたとしたら
他部門の経営と警備隊向けの兵器製造で十分ではないだろうか?
大体、軍事技術が民間に転用されて発展していく例は多い
辺境開発等の大型公共事業なら、軍産の転用先としては十分のような気がするよ
これはオレの妄想だが、
ラインハルトの構想としては、帝国本土、フェザーン、旧同盟領全ての軍需産業を工部省の管轄下に置き、
できれば国営化した上で大部分を民需に転換し、然る後に民営化したんじゃなかろうか。
>>437 折角軍縮しても国営化したら無駄に公務員増えてしまうのだから財政負担増では?
そもそも軍事面の支出は減っていくのだからわざわざ、全て国営化するメリットはないでしょう
最初から民営化できるのは民間委託でいいと思うがね
帝国側ならリップシュタット側の貴族経営なら接収もありかなと思うが
同盟側が複雑だが国営の造兵工廠とかなら、需要自体が減るのだかからそのまま解体してしまい
民間ならそのまま、極度の財閥形態ならばGHQよろしく適度に解体し経営でいいかな
そういう方面で雇用を産みだしもらう感じ
同盟側を無理に帝国資本や国営に組み込まなくてもいいんじゃないかな
同盟の基盤があるなら上手く活用すべきかと思う
最終的に民営化目指すなら国営化はしなくてもいい気がするよ
>>435 軍需産業なんて、民生部門に比べたら小さなものだよ。
現実で言えば、多くが赤字部門(戦闘機作ってた企業がどんどん消滅してるだろ?)だから、完全民生転換したい
のが企業の本音。
平和になれば星間貿易のコストも下がるし、両回廊がフルに使えるなら、物流革命が起きるぞ。そんな「平和の
配当」に比べたら、軍需部門の大幅縮小による不利益なんてないに等しい。
>>439 アメリカの例だけど
1943年度 - 第二次世界大戦中 - 政府は民主党 - 議会は上院・下院とも民主党が多数派
軍事支出は666億ドル、GDP1,986億ドルの37.0%、政府支出785億ドルの84.9%。
軍需産業の雇用者は1,336万人、総人口13,673万人の9.8%、就業人口6,060万人の22.0%。
軍人904万人+文民219万人=国防総省の雇用者1,123万人、総人口の8.2%、就業人口の18.5%
大戦中にアメリカがイギリス一国に供与したM4シャーマンの数は、
イギリスが生産した戦車の総数を軽く上回るんだっけ。
他にもソ連や国民党などに多くの兵器供与を行っているし。
銀英伝で言えば同盟クーデター派に
同盟正規艦隊を上回る数の艦艇を新たに生産して供与するようなもんか?
あー、でもM4シャーマンは安価で大量生産でき、更にドイツ軍戦車も撃破できるのが売りだから、
駆逐艦などコストの低い艦艇を大量に送りつけるようなもんなのか。
日本の造船業も外国の安い船に押されて
海自の護衛艦作ってトントンって話だ
軍事産業もまさに特需、出ればデカイだろ
>>439 「戦時体制」と言うものを舐めてはいけない。
平時とは軍事が占める割合が全く違う。
例えば今アメリカがイラクでごちゃごちゃやって膨大な戦費を使っているが、
これでもまだアメリカは戦時体制では無い。
第二次世界大戦中のアメリカでは軍事費が国家予算の40%を超えた。
日本では80%近い。
80%てwwwwwwwwww
負けるわけだ・・・OTL
>>444 統計の取り方もあるだろうけど100%を越えたという試算があったはず。
これってありえないと言う人もいるでしょうが、現実的な収入以上の支出をしていると言う意味での100%越え。
軍事予算だけで収入の100%を超えている。
しかも平時と違いそれが再生産に結びつかないから、継続不可能なレベル。
80%か
よくそれで最後まで暴動が起きなかったなぁ
>>446 今の日本にも、継続不可能なレベルの借金があるよね・・・
板違い杉だけど。
>>448 それを言うな。マジで辛くなる。
特別会計を一切なくしてしまわないとアウトかセーフかはわからないし。
作る端から戦闘で消耗(1年に数万隻単位で)するような状態がずっと続いていた訳だよね。
無理をしていた面はあるだろうけども平和になって、消耗(生産)するはずの需要がなくなるのだから、
その分を民生分野である程度肩代わりする必要がある訳で、1年に数万隻単位という需要が本当にあるかどうか…
>447
起きる前に手を上げた。
民衆にはメシとオモチャでも用意しておけばとりあえず問題ない。
終戦は配給がヤバくなってきて、米も塩も確保できなくなったから
という現実的理由も大きい。
「借金しているフェザーンを併合したからチャラ」とかやった
帝国に、これ以上投資しようとする奴も居ないだろうしな。
恐らく主要な金融系は壊滅しているだろう。自分達が持っている
国債が紙くずになったのだからダメージがでかすぎる。
ん、徳政令はやっとらんだろう
>>450 アスターテやアムリッアが異常な訳では
数万隻単位で消耗なんて艦隊崩壊レベルだよ
通常は小競り合い程度だし、艦隊同士の会戦でも決定打がない以上損害は数千ってとこだろ
各種イゼルローン攻略戦を除けば、ラインハルト台頭以降じゃないかな?艦隊単位で壊滅してくるのは?
まぁ、数千でも莫大だかね
戦争経済は供給する側が無傷ならそれはバブリーな景気にはなるが
結局、供給と消費が同一体内で行われている以上
軍事産業の景気はうたかたの夢でしかない、自分の血肉で飢え渇きを癒そうとしてるようなもの
軍事産業を支える国家基盤自体が崩壊し始めている段階では最早そういう需要は害以外の何者でもない
「戦争」は何も産まない「最終経済」とはよく言ったもんだよ
455 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/07(水) 00:42:33
銀英伝の戦艦は横から撃たれる事も多いから砲塔に主砲を格納して
どの方向にも撃てるようにした方が有利だと思うがなぁ。
「装甲の厚い大型艦を盾にして小型艦の主砲で攻撃」と
ヤンが命令してたが、砲塔があれば大型艦を横にしたまま主砲を使える。
不意に前方以外から攻撃されても艦首を向けるよりは素早く反撃できる。
旋回機構の分だけ重くなるとか主砲の大型化に支障をきたすとかデメリットの方が大きいと判断されたんだろ
>>454 戦争は勝ったときに統治せず略奪する以外経済的なメリットはないからな。
少なくとも統一銀河帝国金獅子朝においては、全体的な軍事費の大幅な
削減が可能になり、中間搾取階級である貴族はほぼ全滅し、また恐らくは
同盟側にも存在していた実質的な貴族的階級(既得権を守るために癒着した
政官財の富裕層)、フェザーンにおいても保守的な豪商が没落し、宇宙には
皇帝と、平民しかいない状態が作られたわけで。
つまりしばらくは安泰だ。
>>438 う〜ん、要するに順序の問題なのよ。
軍需産業が、平和到来と共に空気を読んで
自分から民需に転換してくれるのなら、
敢えて国有化する必要もないのだが。
多分、ローエングラム王朝においては、
それまであまりなかった旧帝国と旧同盟との間の星間貿易が飛躍的に増大するから、
それまで戦艦作ってた奴らが商船製造業に転換するという手はあるな。
軍人は、帝国でも同盟でも徴兵の占める割合が高かったから、
それをやめて職業軍人だけにすれば自然に軍縮は可能。
ただ、ハードウェア的には影の城と三元帥の城が新たに誕生し、イゼルローンも帝国軍管轄になるから
これら3要塞とその駐留艦隊の要因にかなり人員を取られそうではあるが。
通常、兵力の1割が失われると士気が落ちて、撤退か降伏かの選択をせまられるな。
そして、その選択をしないと包囲殲滅が待っている。
>>458 産業構造の大幅な変更と言うのは恐ろしい痛みを伴う。
軍事費の削減は軍需産業に従事する人間の大量失業を意味し
貴族層や豪商の消滅は新たな産業を起す体力のある資本家が消滅した事を意味する。
戦争の後に不況が待っているのは当然の流れだ。
これを回避するには多額の賠償金でも手に入れ相手国に不況を転嫁するしか無いだろうが、
帝国には最早相手の国自体が無い。
>>431 > 星系など管理する必要は無い。海賊警戒して太平洋のど真ん中に巡視艇配置するか?
> マラッカ海峡においておけば十分だ。
何か凄い勘違いがあるみたいだけど、実世界の海賊は国家を襲ったりはしないよね。何故か?
国家には軍隊があるから。
帝国の護衛艦隊は単に交易ルートを守るのではなく、居住惑星や星系自体を護衛する任務があるとは思いませんかね。
銀英伝世界では国家は統一されているが、それでも惑星ががら空きなら惑星自体が海賊行為の対象になるのは当然。
なんせ戦艦数隻で惑星を焼き払えるぐらいの戦力があるし(海賊がどの程度の艦を持っているかは分からないが、まあ普通に村一個脅す程度なら
駆逐艦以下でも相当驚異だわな)
防衛艦隊が急行するにしても星系内航行には時間がかかる。
船舶を護衛するならそれで十分かも知れないけど、
> 3交代制の意味がわからない、ちょっと現代の感覚を持ち込んでしまうけど
> インドに派遣されてる海自は半年強のローテーションだ軍艦それ自体が長期展開できるのに
インド洋に派遣されてるのは自衛隊だけじゃないですよ。
>>429ではないが、実戦部隊を常時臨戦態勢で配置するには3倍の部隊がいるというのは常識なんだけど。
作戦中が1部隊、交代中が1部隊、再編成/修理点検/訓練中が1部隊
後、常時臨戦耐性で運用する護衛艦隊を語るのに、精鋭を集めて多国籍部隊に派遣する艦隊を例に出す意図が分からないんだけど
自衛隊の護衛艦隊に於いては1個護衛隊群を常時臨戦態勢で維持できる最少のローテーションで4個護衛隊軍が必要とされており
実際その単為で運用されている。(これでも日本は領海が広いのでローテーションに相当苦労している)
因みに1回の航海が長期間になりがちで、精鋭を集めて航海手当までつく潜水艦隊でも大体4ローテーションです。16席あっても常時展開してい
るのは4隻程度。
>>444 第二次大戦を戦ったドイツですら軍需生産は年々伸びて最高を記録したのが45年
(つまり負けそうになるまで本気で(と言うと誤解を生みそうだが)軍需に取り組んでいなかった)
シュペーアの神懸かり的な手腕というのもあるけど経済封鎖や戦略爆撃を受けてさえこれだからな。
>>463 想定される海賊像と辺境艦隊の運用思想の違いかと
それを踏まえて、あくまで私個人の考えだと
まず各惑星にも何かしらの治安機構はあるだろうから
惑星そのものはそちらの治安機構に任せる
辺境艦隊は惑星単位より大きな星系単位級のエリアの治安担当といったかんじ
海賊自体も景気が安定し治安機構が機能していれば
そもそもの数が減り脅威は低下するのではないか
海賊行為もあくまで「経済活動」がメインなのだから
巡回がある航路では「経済活動」は自粛するだろうし
惑星を襲うにしても、惑星になんら治安機構が存在しないのであれば海賊の権利を行使するだろうが
やはり、辺境艦隊以外にも惑星単位での治安機構は存在すると思われるので権利行使は断念する可能性が高い
三交替制も発想の違いかと
軍隊における修理、錬成、実動の三サイクルは理解しているが
海自の場合、各艦の定期ドックは年に一度て程度そしてT期艦、U期艦の様な段階がある
その三交替制のサイクルも大きく一年間と考える
しかし、ここでいう三交替制はもう少し小さい意味と考えている
1ヶ月あるいは週単位のような、幾つかの哨戒グループの航路警戒の交替単位と思ってほしい
一辺境艦隊の担当エリアと押さえるべき航路は残念ながら描写がなく不明だが、
航路の重要性の大小の違いもあるし、そこまで広大ではないのではないだろうか
先に述べた海賊自体の危険度も考慮すると
やはり、辺境警備の艦隊は其処までの大戦力は必要無いと思われる
>>465 > まず各惑星にも何かしらの治安機構はあるだろうから
治安機構というのがどういう物か分からないけど、(1.惑星防衛兵器なのか、2.海防艦の様な航続距離の短い艦隊なのか、3.それとも単なる対空砲なのか)
作中で記述がない以上多分3ではないだろう。1も特定の惑星にだけ配備されているようだし辺境では考えづらい。
2はあるかも知れないし作中に記述がない以上なんとも言えないけど、惑星単位でそんな艦隊を置くより汎用性のある艦隊で巡回させた方がいいと思うけどね。
惑星毎に州兵や州軍みたいなのを作ると海賊云々以前に反乱の元になりかねないし。
後、海賊行為は少ないのではないかというのは、単なる想像なのでなんとも
> しかし、ここでいう三交替制はもう少し小さい意味と考えている
> 1ヶ月あるいは週単位のような、幾つかの哨戒グループの航路警戒の交替単位と思ってほしい
大きい単位だろうが小さい単位だろうが、ローテーションに複数艦隊必要なのは一緒
むしろ大きい単位でのローテションも小さい単位でのローテーションも両方必要なので更に即応戦力は少なくなるのでは。
これも主観なのでなんとも言い難いが、日本は広大な経済水域があるためローテーションで4個軍必要と言われているが
これが銀河帝国ならどうかな? 超高速通信なんてのがあるぐらい科学力が違うし、広さの感覚がどの程度なのか分か
らないけど。
>>465 >想定される海賊像
宇宙海賊自体、本編中に言葉としてしか出てないからなぁ。
街道沿いに出没して商隊、旅人を襲う「盗賊団」レベルなのか、村レベルをいくつか含む地域を縄張りとして
山中に根城を持っている「山賊」レベルなのか……武装も民間で保持できるものに毛が生えた程度か、それ
なりに「軍事力」と言えるレベルなのかもよくわからんし(軍が対応することもあるというなら、後者になるが、
それを維持できるとなるとかなりの組織を持っていることになり、もはや星間シンジケートの類になるわなぁ)。
恒星間航行可能な機動戦力でなくても、惑星系の防衛は可能ずら
作中では地方警備でも自力でワープ可能な艦艇しか戦力に入れてないことに注意
首飾りみたいな1個で1000隻相当の戦力に相当するような強力な防衛機構でなくても
そこそこの戦力の戦闘衛星みたいなのにスパルタニアン100機くらいを加えて惑星防衛体制を組んどけば
数隻程度の海賊船団なら楽に相手に出来そうな気もするな。
>>466 >惑星毎に州兵や州軍みたいなのを作ると海賊云々以前に反乱の元になりかねないし。
それは本末転倒ではないのかな?
普通州兵などの組織は治安維持のために有るのに、反乱の危険というだけで
そもそもの治安維持義務を放棄するわけにもいかないだろう
そういった海賊行為を取り締まるための治安組織、州兵なのでは?
まさか、軍隊だけで惑星単位で警察的な治安機構がないとでも
普通、警察組織と軍事組織は普通併存しているものでしょ
何も軍隊だけが治安維持の組織ではないよね
今でも治安任務自体はまずは警察や海保などで、危険が増せば軍隊の出動
私見だが、惑星自体の治安、沿岸警備はそう言った警察機構的な治安機構
星系や航路の巡回なんかは艦隊が担当する、何も軍隊にすべて任せはしないだろう
>海賊行為は少ないのではないかというのは、単なる想像なのでなんとも
とりあえず海賊が少ないと思われる判断材料として実際どんな時海賊が横行するかといえば
大きく二つ
・海賊などの犯罪行為以外に食を満たせないような飢餓や大不況など社会混乱にある
・それを取り締まるべき社会機構、警察・治安機構が弱体化している
この二つを判断するには描写が足りないが
経済圏が統一されると通商が活発かするのが通例、すこし話がでていた辺境開発などの大型雇用も考えられる
ライハルトの改革で社会機構は恐ろしく健全化等、社会機構は一番充実している時期だろう
基本的な発生要素は小さいと思われる
逆に、この手の政策をしくじると社会不安が増大し、それこそ海賊なんかが横行すると
ちなみに海自の場合、修理、錬成、実動のローテーションだが、けして等比率ではないよ
四個艦隊の内各一個艦隊が練成、修理、実働しているはわけではない
通常は各艦単位で1年のサイクル、約1か月の修理期間、そして約一か月の練成期間を経て
実働部隊に復帰してくる、実動期間中も錬度でT期艦、U期間に分かれるが
年度内でいえば比率は1:1:10で圧倒的に実動が多い
年間の約16パーセント程度が訓練、修理が費やされているだけで
当然僚艦が多ければローテーションのサイクルは大きくなり実動数はかなり高い状態になる
けして三サイクルだからと言って全体の2/3が戦列から離れているわけではなよ
仮に500隻だとしても海自基準の話ならば約16%が練成、修理中だとすれば
420隻は実働艦になる計算だよ
金が無いから海賊になるのに、どうやって維持費が膨大にかかる軍艦を手に入れるんだと。
現代の海賊で駆逐艦レベルでも維持しているのがいるか?
アルカイダでも魚雷艇レベルだ。
軍隊と言うのはべらぼうに維持費がかかる。数百億の人口を抱える同盟や帝国でも
数十万隻の艦隊しか持てないぐらいに。
それを海賊が維持する?
あるとしたら地球教レベルの星系レベルでの海賊国家だろうが、
そう言うのは帝国同盟が十分に版図を延ばしていない初期には有り得たかもしれない程度だろう。
そうはいうが銀英だと銀河連邦時代にも両国争う時代にも正規軍が討伐するのを手こずらせる
割と強力な海賊がいるという設定だからな。
実は帝国にも同盟にも属さない独立国家が無数に存在するのかもしれん。
>467も言っていいるが海賊の規模もレベルも描写が無い以上想像の域はでないが
やはり、正規の軍事力や警察力を圧倒できるレベルの武力は保有はできないだろう
もし、相当の戦力を保有してる海賊があるとすれば昔の私掠船のように
国家公認の海賊である場合が考えられる
たとえば帝国ならば、貴族が対立相手の戦力を削るために
私財を投入し、そういった海賊集団のスポンサーとなるなどの場合だ
最悪、治安組織と貴族が癒着していれば取締などあってなきがごとく
油断すると正規軍の装備が海賊サイドに流れ込むなどもあり得る
あるいは>472の言うように地球教などの組織力、財力を保有している母体などだ
しかし、新銀河帝国では諸改革によってそういった大型のスポンサーとなりうる
母体が軒並み壊滅していることを考えると
想定されうる海賊の規模もおのずと決まってくる
組織化されていなのであれば当然装備やレベルなどはタカが知れてくる
商船などを改造し武装もよくて携行火器などのレベルとかね
いずれにせよ行政機構社会機構がしっかりしていると、治安機構のレベルも格段に上がる
そうすると相対的に海賊のレベルは低下するものだ
そのレベルの海賊を相手をするのだから過剰な戦力は割かずに済むだろう
手こずらせると言うのは、強力なのか神出鬼没なのか
同盟では第一艦隊が(おそらく広域の)国内治安を担当していて、
クブルスリーの手腕が評価云々とあるくらいだな。
海賊が跳梁跋扈して危機的状況って感じは全然ないな
「エリアル」に出てきた海賊は、軍艦を保有してたなぁ・・・
ここ最近の話題の流れは、エリアルを思い出させる。
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/08(木) 00:30:08
>>426 君の理屈倒れっぷりはシュターデン提督に比するものがあるな。
ヤン・ウェンリー風に反論するなら
「提督が情報を入手得易いという状況と、提督がリスクを犯して情報を入手するという行動
との間には、一光年からの開きがある」のだよ。
架空の環境が理解できていない君のために、現代日本を例にとって説明しよう。
こんなところでカキコミしてるくらいだから君は情報統制・貧困に苦しむ
多くの国の多くの人々よりはるかに多くの映像を得易い環境にあるわけだ。
だからというだけの理由で、君は興味もない(…ことと思うが)ロリコン裏ビデオなんぞを求めて
手間隙・金銭をかけて入手するような無駄なことをするのか?しないだろ?
平和ボケな日本ですらそうなのに、当局の捜査、上司・部下の密告等、
バレたら思想犯・政治犯として厳しく処罰される思想統制下において
さしたる理由もなく反社会思想の情報に接しようなどとは考えたりはしないんだよ。
>>ロイエンタールが、昔の反乱者についての故事を知っていた事例も有っただろうが?
そいつはいろんな意味で例外と思うべき。なぜなら、リップシュタット戦役以降の帝国は
実質ローエングラム王朝であり、社会秩序維持局も解体されている。
反社会思想を取り締まるような環境ではないので、同じ土俵で論じる訳にはいかないのだよ。
ましてやレンネンカンプの失敗の後を受けて、新領土総督の任に就いた色目は
占領政策上、「敵を知る為」共和制についての知識を知る必要すら生じていただろう。
リップシュタット戦役時のファーレンハイトとはまるで立ち位置も状況も違うのだよ。
当時の社会秩序維持局・憲兵隊がいかに厳しい弾圧を加えたか、
また、共和主義者達がどれほどの覚悟で地下組織の維持・発展に努めたかは
外伝「螺旋迷宮」に結構詳しく記されているから、一読してみることをお勧めするよ。
読む側の事を完全に無視したオナニー長文うぜえ。
>>478 銀河連邦の場合は、シリウス戦役などの混乱期の産物で
正規のウッド提督等の宇宙軍を投入して沈静化したとかだったね
ルドルフも海賊退治で名をはせたが、ルドルフの時代は銀河連邦の衰退期で
やはり海賊が跋扈しやすい社会的混乱期だった筈
社会的混乱や治安行政機構が弱体が海賊行為の跋扈かなり影響を及ぼすと思っていいかと
>>473 相当に優秀な軍人であるレオポルド・シューマッハ(准将)が、海賊との戦闘で行方不明になるぐらいだからな。。。
>>481 でも、それは「王朝末期の混乱期に、少し都を離れると盗賊団が跋扈するほど治安能力が低下した」って過去いくつもあった
話から脱してないわけで。馬に乗った盗賊が荒野を駆け巡るイメージを当てはめるには背景が違いすぎる。
チャンバラなら少し腕の立つヤツがそれなりに揃っていれば、正規軍さえ打ち破る可能性はあるが、整備、補給体制が
整ってなけりゃまともに運用することすら困難な宇宙戦闘艦が必要な宇宙海賊にそれを当てはめるのはどうか。
限られた戦力、物資で正規軍とやりあうには、それこそイゼルローン回廊並に限定された空間を縄張りにしている必要が
あるが、それでは簡単に包囲され、すり潰される。持ち堪えるにはそれこそイゼルローン要塞並に自立した後方支援体制が
いる。
でなけりゃ、銀河規模の星間犯罪シンジケートの下部組織として支援を受けつつ、銀河のあちこちで活動することになる。
いずれも、それは既に海賊レベルではななく、国家レベルの力を持った組織による叛乱、テロリズムという話になるので
はないか?
485 :
uaa:2007/11/08(木) 17:47:38
>>483 あれは、海賊になった元部下と再会して合流した可能性もあるような書き方だったと思う。
えー?ありえない
軍人に戻って海賊と交戦中行方不明でしょ?
>>484 いや〜別にラインハルト朝がそれに該当するとは一言もいってないが
毎度言うが海賊の蔓延るのは
極度の貧困や飢餓、不景気等の社会不安状態
それを収束させるべき行政機構、治安機構の弱体
が重なった場合だ
銀河連邦初期の場合はシリウス戦役の混乱は終息しておらず
また、領域の膨張期のためフロンティア側の治安等は無いに等しい
そして何より治安を担当するべき「正規の宇宙軍」がない
シリウス戦役の残党などが海賊化したなども考えられる
しかし、連邦自体は健全に向かいつつあったのだから「宇宙軍」を組織し
ウッド提督らが辣腕をふるい、三年程度で海賊を一掃したわけだ
ルドルフ台頭期は銀河連邦が衰退の極到にあったのだから
政治は腐敗し、治安機構は機能しない
まさに、原作の「検挙率は低下し、犯罪率は増加した」と海賊を育てる温床が出来上がった
それらを一掃したからルドルフが台頭した
新銀河帝国はラインハルトのお陰で社会は健全化に向かい
例え同盟が崩壊しても、無政府状態になったわけでなく
あらたな統一された政府が、経済圏が形成された
連邦初期の行政の及ばない未開のフロンティア(正規の宇宙軍も無い)状態と違い
同盟、帝国とも辺境に十分な戦力を割き治安維持に当たっていたのだから大規模な海賊組織は皆無だろうし
同盟の崩壊から帝国への移行も迅速にいっていたのだから治安の空白は極小
まぁ、連邦、ルドルフの時期の海賊横行期とは状況は違うわな
合流して海賊になったのか、銀河を離れて遠い外宇宙へ旅立ったのか
はたまた世間から逃避して田舎惑星で暮らしてるのか。
出来る事なら平凡に幸せに田舎惑星で暮らしてて欲しいな
あの後海賊になるなんてどんだけ波乱万丈流転人生だよと
バーラト共和国がスポンサーで、ポプランが頭の宇宙海賊だったりして
ポプランはもうそんな仕事しないだろ。
仮にあの冗談がほんとになって海賊になったとしても、
自分と美人クルーと一隻の母艦と一機のスパルタニアン
そんな感じじゃないか。
>>487 銀英の「宇宙海賊」が、単に昔の「盗賊団」のイメージの強引な言い換え程度でしかない、という話だが。
食い詰め者が徒党を組んで、街道沿いや山間の村を襲うノリのものがイメージソースなシロモノに、「正規
軍と渡り合える」てのは、オーバースペックだろ。
そのオーバースペックに見合うシロモノにすると、それは「海賊」という単なる犯罪集団には収まらなくなり、
帝国と比較して無視できないレベル=星間国家レベルの背景がいるって話。
銀英伝は基本的に中国の歴史物語を宇宙に当てはめただけの話だから、
あそこで出てくる「宇宙海賊」って言うのは要は「山賊」なんだろうな。
「海賊船」というのは、「仮装巡洋艦」のレベルのフネじゃないかと思うが・・・。
シューマッハはやっぱりどこかで部下と再会して、静かに暮らしていると
信じたい。
なにそのバシリスク
>>493 いや〜海賊が正規の軍と互角とも言ってないんだが
海賊の蔓延る環境があり
取り締まる行政機構も弱体だから蔓延ると
ウッド提督なりルドルフなりが本腰入れて海賊退治に乗り出せば
瞬く間に駆逐されていってるのだから
海賊の武力が到底正規軍に及ばないのは当たり前でしょ
正規の軍を正規に運用出来ない、海賊が発生するような社会不安を改善出来ないような社会だからこそ海賊が猛威を振るう訳だ
その猛威と言うのは、けして武装が軍隊を圧倒したとかに由来しているわけではない
>>496 話がズレてるな。まあ、最初のレスからしていささかズレてるのは承知しているがw
そんなことではなく、
>>494もいってる銀英伝の基本フォーマットから想像される「宇宙海賊」像と民間船に対して
優位に立てるばかりか、ローカルな治安組織の手に負えないレベルには武装された艦を運用できる、またはそれほ
ど組織だった「海賊」像が一致しないという話。
同盟クーデター当時、救国の最強硬派が、
ダヤン・ハン級の浮遊基地に急造の巨大エンジンを載せて、
予備兵力を1000隻とそのスタッフと共に、辺境へ隠れさせました。
そして彼らは、門閥貴族残党とフェザーン旧主流派と手を結び、
帝国、及び帝国と妥協したバーラトを敵視して、
広範な海賊活動を開始するのです。
彼らはこう名乗ります。
「ボスコニア」
>>495 でもいくらなんでも「海賊旗」艦体にデカデカと描いた、一見して「戦闘艦」と判る
ような船で海賊はしないだろ。
わが青春の人じゃないんだから。
そう考えると、一見外宇宙型の貨客船だがカーゴスペースに艦載機積んでたり
偽装して砲を積んでるような「仮装巡洋艦」が一番近いんじゃないかと思うけど
>宇宙海賊船
巡航艦とかの軍艦に輸送船ぽいハリボテ付けるって不可能じゃなさそうだが
もっとも、臨検されたらどうせマズいんだから、外観なんぞ気を遣う必要は無いって
割り切るかも知れん。
502 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/09(金) 09:31:45
オーベルシュタインの犬種って
書いてありましたっけ?
ダルマチアン種じゃなかったっけ
アニメ的にはドーベルシュタインだが。
505 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/09(金) 21:03:56
定刻中枢部の偉い人が住むような住宅街?に
野良犬がいたんだろうか
ついてきたのは軍務省前じゃなかったか?
そういうオフィス街っぽいとこにいるほうが不思議。
あの犬が現れたのは、軍務省の正面玄関前ではなかったか。
衛兵「閣下のご愛犬ではありませんので?」
義眼「私の犬に見えるのか? …そうか、私の犬に見えるのか」
あんなたっかい犬が野良になるって考えにくいんだか、老犬ほど迷い犬になったら遠くに行く傾向にあるそうだ。
どっかで飼われてて、うっかり脱走、お家に帰れないってパターンかな。
雑種じゃねえの?
>>508 あの時代なら、ペットは皆、電子チップを埋め込んで管理してるとか
普通に有りそうなものだ。
下手すると人間も
上級大将以上の将官は全員、GPS機能付き携帯電話の携行が義務づけられています。
512 :
uaa:2007/11/10(土) 03:33:39
そう言えば、銀英伝の登場人物って誰も携帯使ってなかったな。
ウルヴァシー事件の時には助けを呼べたのにとか思う。
電波撹乱技術が異常に発達していて、索敵、通信を光学的なものに頼らなければならないという描写があったけど。
つまり陸戦の索敵なら人間にもともと備わっている光学式索敵装置の能力を双眼鏡で強化したり、
通信なら電話線を引いたりしなければならなかったり、果ては伝書鳩まで使っているという描写があった。
514 :
513:2007/11/10(土) 03:39:26
通信は狼煙や腕木信号器まで使ってたりな。
艦隊戦の通信では照明の明滅で信号通信をする描写があったよ。
>>512 携帯普及前の原作に何を……と思ったが、スペオペに付き物の「すごいトランシーバー」の類も出てないな。
量子暗号通信機なんかあってもいいのになw
80年代の小説に携帯がどうの、とか真顔で言う奴って・・・
オーバーテクノロジーはFTLと空間跳躍と(常温?)核融合炉ぐらい?
まあ、それだけでも大したものかw
重力・慣性制御を無視してはならない。
そういえばSFだと
ヘッドホンタイプのトランシーバーのようなものが付物なのに
地上ですら使わないね
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 11:26:55
作者が執筆時その点に思いを致してたかどうかは今となっては定かではないが、
通信技術が現代感覚で発達してたら作品の空気が軽くなって興醒めも甚だしいと思う。
不便なくらいでちょうどいいんだろうな。
銀英伝においてはSFガジェットなんて、作品を彩るスパイスでしかないんだし…。
電波での通信は傍受されるから結局ダメみたいな描写があったな
地上戦じゃいまだ犬や伝書鳩が使われるとか
>517
腕時計型画像付き通信機とか普通にでてくるじゃん>ウルトラセブン
超光速通信だって可能な世界なんだからやろうと思えば余裕だろう。
やっぱ使用されてないのは513なんだろうな。
民需なら使われてもいいじゃんとかいうのは無しの方向で
ヤンイレギュラーズの給料は?
給料ナシだろ
衣類
食事
屋根
睡眠(ときどきなくなる)
これだけあれば十分だろ。
命も時々なくなる
>>525 エル・ファシルにいた時〜ヤン死亡までは、エル・ファシル政府持ちじゃないか? 一応、あそこを政治母体にした
軍隊だったし。
ヤン死亡後は、イゼルローンに篭っているから、要塞内だけで通用する電子マネーか軍票のようなものでは?
ちなみに、ヤン死亡後、出て行った連中が、軍需物資を持たされていた。
ユリアン曰く、「退職金を出せる訳でも有りませんし」
ヤン亡き後はどうしてんだろ?
>>475 > たとえば帝国ならば、貴族が対立相手の戦力を削るために
> 私財を投入し、そういった海賊集団のスポンサーとなるなどの場合だ
> 最悪、治安組織と貴族が癒着していれば取締などあってなきがごとく
何故そう言う無茶な想像までして規模の大きい海賊は無いことにしたいのか?
普通に考えて作中でも少し触れられているし、これだけ広大な宇宙で海賊がいないとか
あり得ないでしょ。人間自体は進歩していないんだし社会が裕福だからと言うのも説得力がない。
ヤン一党も一歩間違えば海賊みたいなもんだし。
>何故そう言う無茶な想像までして規模の大きい海賊は無いことにしたいのか?
このスレ読んでるとわかるけど、この長文のヒトは前からそうだよ。
仮定に仮定を重ねて、まるで事実かのごとく語ってる。
相手にしても仕方が無いよ。
>>525 あの皇帝相手に真剣に戦争ごっこができるんだけで、十分な報酬だと思うが。
伊達と酔狂だな
公務で人殺しをするほど落ちぶれちゃいませんよ
538 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 16:43:48
ラインハルトが死の直前、仮皇宮でオーベルシュタインが地球教残党に暗殺される件で、
これを現在の日本に無理やり当てはめると・・・
仮皇居で天皇が死の直前である。その同じ建物の別室で防衛大臣が控えている。
その建物は皇宮警察と自衛隊で警備している。
防衛大臣にもSPがはりついている。
防衛大臣が天皇が快方に向かう情報を流し、
アルカイダor北朝鮮に訓練を受けたオウム信者(20〜30人)が襲撃する。
これで、オウム信者が防衛大臣の暗殺を達成(オウムは天皇暗殺成功と勘違い)
と、なるわけだが、現在の日本でもこのレベルの刺客では暗殺は不可能に思える。
だから、何が言いたいかというと、
軍務尚書が暗殺されたのもストーリーに無理がある、
と思うがオマイラはどうでい?
539 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 16:45:58
惑星レグニッツアの戦いでヤンがパエッタに惑星表面からすぐに離れるよう進言
する場面で簡単な理由説明もせずに引き下がったのって参謀としてどうなのよ?
理由が分かればパエッタも考え直したかもしれないのに…。
540 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 16:53:21
>>539 そもそも核融合ミサイルであんな大爆発するのか?
惑星大気の水素は密度が低いから、連鎖反応するかどうか疑問だ。
木星と同じだから水素密度は中心部に向かって徐々に高くなるけどな。
>>538 地球教残党を完全に根絶するために自分自身を囮にしているのだから
警備にはわざと穴があけられているのでは?
完璧にしていて引き下がられても困るだろう。
542 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 18:05:34
>>541 でもそれは「罠」にはめるということでしょ。
警備の弱点があると見せかけて、実は警備にスキがなかった、
というのが普通では。
>>542 罠をより完璧にするために警備に穴を設けるのではなく警備を薄くした。
代償は軍務尚書と幾人かのの命。
あの世界で軍務尚書のやり方に間違いは無いでしょうからこれが最小の被害で最大の効果。
>>542 オーベルシュタインの死自体が「殉死か誤算か決着がついていない」問題であり
殉死であったとしたら穴があって当然、誤算であったとしいたら痛恨のミス
こんなところじゃないか?
>>544 なぜ、決着がつかなかったを考えれば、警備の隙は意図的ともミスとも判断できない微妙なものだったんだろうな。
形上は完璧だけど、不可抗力の要因でわずかな穴ができたとか、末端でちょっとしたサボリがあったとか。
それを突けた地球教残党を褒めるべきなくらいだったのかもしれん。
>>544 「殉死か誤算か決着がついていない」のは、罠で誘い込んだのに、なぜ危険と分かっている部屋に
いたか? ―逃げ遅れたか、わざとそこに残ったかがわからなかったからではないか?
547 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 20:13:11
>>540 しない。ガス惑星では簡単に温度が下がってクーロン力が優勢を取り戻す。
恒星表面ではよく核爆発が起こるのでアムリッツアでのヤンはありかもね。
>>546 多分それで正解。
死んだのが故意なのか計算違いなのかはオベが証言しない限りわからんということだろう。
549 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 21:49:37
アムリッツア会戦。
「装甲の厚い戦艦を並べて防御壁を築き、その隙間から小型艦の主砲で砲撃しろ!」
戦艦の側面に直撃食らっているように見えるんだが、本当に大丈夫なの?
見える?
アニメの話だな。
でも原作でも壁の一部に穴が開いたってなってるから、それを踏まえた絵だろう
>547
アニメの描写がおかしいだけで、別に小説では
誘爆で艦隊壊滅なんてなってなかったような?
爆風かなんかで艦列が乱れたところを突いたって流れだった希ガス
553 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 22:26:14
地球教徒亡き後、もう自分は必要ない。
むしろ帝国には害悪。
だからカイザーに殉死する。
と思いたいオーベルファン。
554 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 22:34:17
549ですけど、ここは小説ベースの板だったんですね。
大変失礼しました。
>>553 というよりゴールデンバウム王朝を倒し、ローエングラム王朝となったとき目的を達成したと思いたい。
>>554 小説ベースのスレだと気がつかないのは困ったものだが
小説ベースの板だと気がつかないというのは・・・・・・・・
556 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 22:42:58
>>546 そもそもなんで誘いこめたの?
受付嬢がいて案内・説明してくれたわけでもなく、
「カイザーちゃんの病室→」とか表示・標識があるわけでもなく。
557 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 22:49:34
>>543 >>544 >>545 そもそも、戦闘のプロの軍人が護衛しているところに(人数や武器性能も軍が上)、
ただの武装宗教信者(多少のテロ訓練はあり)が襲撃をかけて成功するもんかね〜?
情報操作したに決まってるじゃないかw
元プロの軍人の教徒とかじゃないの?
ワーレンの部下には地球教徒がいたし、
貴族・軍人から一般市民まで幅広い階層・職業で地球教徒がいたんだろうな。
>>539 言ってもムダだけど、一応言っとくか仕事だし。
という、非常に投げやりというかドライというか無責任な思考をしていたと
俺は妄想してる。
>>562
実社会でもそういうことあるよね。
こちらがどんなに論理的に説明しても聞かない上司とか。
ヤンもそれまでさんざん意見を無視されたんじゃないのかな。
>>539 理由を説明しても推測でものを言ってると却下されるとわかってたから
言うだけで仕事は果たしたと思ったんだろな。
採用する将官なら逆に理由を聞いてくるからな。
言っても無駄だと思っていなけりゃ、無駄に兵士を死なすのはヤン的にはありえないから。
>556
軍に内通者がいて、皇帝の病室など間取りを知らせていた。
だがその情報はオーベルシュタインによるミスディレクションで、
襲撃グループは皇帝ではなくオーベルシュタインが居た部屋に
爆弾を投げ込み……
という推測する人が多かったんだな、帝国幹部にも
566 :
uaa:2007/11/11(日) 01:34:20
自宅の机の中に遺書を用意してたことからも、わざとやられたんじゃないかと思う。
遺書を用意しておくのは「当たり前」の事だろ。
>>565 その推測どおりのことをオーベルシュタインは実行したんでしょう。
決行の日に警備体制がゆるくなりそうな情報とともに流して誘発させた。
オベ本人がいたのは警備体制をもっともらしく見せるために自分を皇帝のように見せたのか
皇帝に尚書が会いに行くなどの情報でもっともらしく見せる工作。
570 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/11(日) 10:22:13
>>565 軍に内通者がいたなら、地球教はあれで全滅したのではないのでは。
あの事件を最後に全滅したんでしょ。ユリアンが大司教を殺すことで。
矛盾だな〜〜
>570
この場合はとうぜん、スパイであることがばれているのを泳がせてニセ情報をつかませたってことになる。
だから地球教徒が襲撃してくれば用済み。マークしていた憲兵なりなんなりが取り押さえて終わりだね。
>>570 あのテの組織の物理的な全滅なんてあるわけないだろ。末端は少数ながら残るよ。
でも、組織としてまとめられる人間と最後の実働部隊がなくなった以上、組織は事実上「全滅」となる。
残った末端は、警察や憲兵隊が狩っていけばいい。
実はカイザーが死ぬのが辛くて、死に目を見る前に、
周囲にはカイザーを利用したと最期まで思わせながら
、悲しみにくれて殉死。
…という美しい解釈をしてみたりする。
冷徹な仮面の下は大のカイザーファンだったのさ。
574 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/11(日) 13:07:59
オーベルシュタインは信念の人なれど、
実は照れ屋さんだったんだよ、きっと。
カイザー死亡&平和になった後のこと考えたら自分の居場所もないし
死んじゃうかも知れないけど別にいっか、程度に投げやりだったかもね
576 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/11(日) 13:57:21
オベたん自身の希望としては
もっと幼くて価値観の定まってない子供を擁立して
好みの為政者に育てたかったんじゃないか、という
記述もあったし、実はまだまだやる気満々だったんじゃ
トップがヒルダじゃ、結局遠ざけられて終わり。
自分の出番は否応無しに終わりつつある空気は読んでいたのでないか。
自殺するタイプではないとは思うけど。
>>572 汚れ仕事とは無関係だった善良な僧侶や信者は大勢居ただろうし、
「法難」の中、「隠れアーシアン」なんてのが発生し存続したりな
アニメ見てても、カイザーにあまりに遠慮なしに意見するので、横で
見ているミッターマイヤーあたりが口ポカーンと開けてるのが笑えるw
軍事浪漫主義を批判する場面はしびれるくらいカコイイ!
だがオーベルって男はどこまで行っても「補佐者」であって自分が主役には
なれんわな。人を惹きつける魅力とか政治力は皆無だし。
それにやっぱヴェスターラント見殺しは、まずかったと思うぞ。
ローエングラム朝が存在する限り、未来永劫、そこは非難されるネタになる。
>>581 別に主役になろうともおもっていないからいいのだろう。>オーベル
あとヴェスターラントって公式には「知らなかった」ことになっているんじゃなかったっけ?
高官たちは知っていそうだけど
ロイエンタールのような愚行に走るタイプではないが、国益の前に自分を含めた人命など
(より多くの人間の為には)消費されるべきリソースだと考えていたようだ。
また、非常に自分を過小評価していて他の人間を信頼するという事も無かった。
ラインハルトに自分を売り込んだ時も、自分を買ってくれる人間だと分かったからで人柄を
信じた訳ではないと思う。
>>581>>582 オベのベスターランドでの件はローエングラム王朝が滅びたときに表に出るということ。
>>584 それくらい後だと正確なことが表に出るかどうか・・・・
結局後世の歴史家がいろいろと推察することになるんじゃなかろうか。
本編のも、実は後世の歴史家の推察のひとつだったりしてw
冒頭で、全ては遠い過去にあった出来事という事になってるけどな。
・・・アニメ版だけだっけか?
「後世の歴史小説家(チョー未来の司馬遼太郎みたいなの)が、史実をベースに書いた小説」
みたいなスタンスなので、細かいところは想像とか創作入ってると見なければ駄目よ
ってとこまで含めて楽しめる。
あんな未来なのに記録が曖昧
たまに入る後世の歴史家の評価以外は現在進行形だと思ってたが
小説だから過去の話なのに今みたいに書いてるって感じで。
インタビューなんかでも、「後世からの視点で歴史小説」っぽく
書いてるような事を言っておるので、半分はマジレス
>>589 遙か未来から見た視点なんだろう。
なんせ帝国とフリープラネッツの版図を、単なる島宇宙の一部(うろ覚え)みたいな言い方をしていた位だからな。
まぁ素朴な疑問スレらしく、ヴェスターラントの悲劇が無け
れば、カイザーが死ぬまでにヒルダに手を出してたか?
…と考えると、独身で後継者も定まらぬまま死ん
でた可能性もあるわけだね。
仮想の歴史の、更にifを考えるのは埒もない話だが…。
ヴェスターランドがなきゃ、ブラ公があんな死に方しないだろうし、
そうなりゃアンスバッハにキルヒが殺される展開もない。
キルヒが生きてりゃラインハルトも子供をもうけようとしない訳でもなかろう。
IFの中にも多様な分岐があって、誰かが物語にしなけりゃ歴史にならない。
>>594 乱暴な議論だな。
ヴェスターラントがなくても、ブラウンシュバイクが誇りを持って
死ねたとは思えないし、例えキルヒアイスが生きていて
も、ラインハルトは若くして病没しているわけで、子を
持つことはなかったかもしれない。
まぁ余命わずかとなれば、子孫を残そうと発起す
るかもしれんがねw
オーベルの性格から彼がそれを予想するのは望めないが、
ヴェスターラントを見殺しにしたお陰でその数十倍の死者、それも兵士のみだから
数倍の悲しみを生んだな。
ジークが生きていれば無意味な戦いをどれだけ避けられたかしれない。
>>595 お前自分が暴論言っているのに他人が言うのは許せないのな
ヴェスターランド程度であれこれ言われるなら
アムリッツアで取った帝国領での非道な焦土戦術はどうなるんだろうな。
何星系にも渡っているんだから数百数千万単位の餓死者病死者が出てても不思議じゃないだろ。
物資持ってくといっても根こそぎじゃないから、餓死者はそんな多くないんじゃね?
生産だってあるだろうし、ある程度不足して同盟軍に頼らないといけない状況なら
誰かが援助もらえば、俺も俺もって展開になって目的達成できるし。
>>582 >>584 >>585 虐殺直後のビデオ撮影と公表の件の辺りで、
赤毛に証言した兵士のように幾らでもツッコまれる
(そもそもあの時点で賊軍はガイエスブルク要塞に追い詰められている。
金髪が意図的に警備を緩めないと虐殺も出来る訳が無い。
また、強引に、「ブラの手下が撮影した」ってことにするなら、
ブラ自らが公表しないと筋が通らない。わざわざ撮影した後で、
金髪のところに逃げ出したとしたら、虐殺の実行犯として
戦犯にされる危険を冒すくらいなら、普通、同盟にでも逃げる)。
その後の金髪的には、「あれは間違っていた」って認識なので、
隠したり「真相」を捏造したりする訳も無い。
そして義眼的には、ヴェスが故郷だった暗殺未遂犯に言ったように、
「これこれこう言う理由で致し方無い理由が有った」って認識なので、
公的にもそう説明して終了。
下手に隠すと、かえって恥をかく。
>>588 〜
>>592 「後世の歴史家」はスパイスみたいな物であり、
歴史小説的な書き方もそういうスタイルであって、
基本的には、神視点からの現在進行形だな。
>>600 訂正
誤 「虐殺直後のビデオ撮影と公表の件の辺りで」
正 「虐殺過程のビデオ撮影と直後のビデオ公表の件の辺りで、 」
「ヤンとヤン艦隊がイゼルローンで帝国軍を防いでくれるからこそ、同盟は後方で戦力の再整備を行える」という趣旨の記述がありましたけど、果たしてどれくらい経てばアムリッツァの損害を埋められたのでしょうか?
2000万人の将兵が失われたようですが、同盟人口150億の0.1%強。
第1次世界大戦のドイツや第2次世界大戦の日本が人口の数%も失ったのに10年ぐらいでそれなりに復興したことを考えると、実はたいした損害じゃなかったんじゃないか、と思えてくるんですが。
>>603 字だけでいえば0.1%強でも同盟という組織としての損害は数十倍になる。
なにせ2000万人のなかには骨子となる熟練した人材が多数含まれるから。
そして戦争がおわったわけでないのだから人材の再育成する間帝国が待っていてくれるわけでもない。
原作中に、
「アムリッツァでの損害をカバーするために各処から人員を集めた結果、
社会に慢性的な人材不足が起こって同盟の国力が疲弊した」
という旨の記述がありませんでしたっけ。
アスターテの敗戦(戦死者200万)が同盟に大きな衝撃をもたらしていたことを考えれば、
毎年数百万の死者が出ることを想定していたわけじゃないでしょうし、
短期間で人材を育てるシステムが後方にあったとは考えにくい気がしますね。
>>603 戦力の再整備と国力の復活では問題が違う。
>>604は戦力
>>605は国力
から説明している
603=605なのか?
話がみえないんだが。
607 :
605:2007/11/12(月) 15:34:48
603ではないですよー。
>>603が疑問に感じていることのうち
1.2000万人はたいした損害ではないのではないか?
→ 社会に大きな負担を与えるほどの損害ではあったようだ。
2.その損害をどれくらいの期間で取り戻せるのか?
→ 短期間で再編できるシステムはなかったんじゃないかな?
という趣旨での回答案でした。分かりにくくてすみません。
俺がまとめてやろう。
>>603 >どれくらい
そもそも、長く続いた戦争で、民間の人材も破綻寸前に枯渇していたらしい。
人口自体は沢山有っても、そのうちの働き盛りの層が薄くなっていたのだな。
よって、民間からの徴兵による迅速な補充が、不可能になりつつあった。
なので、当時において、社会に出る前の若年層を、
数年掛かりで養成するところからやらないとならない。
尚且つ、民間の人手不足も放置は出来ない。
たっぷり10年以上は欲しい所だ。
>607
「これで戦争が終わって平和になり、復興に尽力できる」
つならいいだろうけどね
同盟政府が、ラインハルトの司令長官就任と内乱準備のタイミングで、
帝国宰相リヒテンラーデに講和を申し出るとかな。
リヒは、中央の実戦兵力を握った金髪を利用したいだろうけど、牽制もしたいだろうし、
彼なりに後背を気にせず貴族を始末したいだろうし、乗ってくるかも知れん。
で、ヤンが、金髪・ブラ・リッテンの三勢力を
消耗させ共倒れさせる計略をリヒに授ける
>>611 それでもラインハルトなら、リヒテンラーデ・ブラウンシュヴァイク・リッテンハイムの3者を各個撃破しただろう。
ヤン自身が帝国に乗り込んでこれら3勢力の指揮を執れば勝てたかも知れんが、
連中にヤンに全てを委ねるような度量がないのはメルカッツの件で証明済み
結局、ラインハルトが天下を取るのに変わりはない。
>>593 ヴェスターラントの生き残りが(3巻あたりではなく何故か9巻冒頭に突然)現れたのは、
「そろそろラインハルトに子作りをさせんと設定上やばい」という作者の都合なのであって、
それ以上でもそれ以下でもない。(と思う。たぶん。)
よって、仮にヴェスターラントの件がなければ、別の理由でラインハルトとヒルダを合体させてただろう。
たとえば、キュンメル事件でラインハルトが死にそうになり、ついでにキルヒアイスのペンダントも壊され、
病床で「もう予には誰もいない…そばに居てくれ…」「はい、陛下」でベッドになだれ込み立ちバッ(ry
>「これで戦争が終わって平和になり、復興に尽力できる」
まあ戦後だから長期不況になるのは間違いないな。
疲弊しきった同盟を併合しても何か得がある分けないし。
帝国領侵攻作戦で、補給線の伸びたところを叩くのがラインハルトの策だったわけだが
全戦線に渡って帝国軍が圧倒してた様に見えたのはどういう事?
あれだけの戦力があれば、最初から正面決戦でも勝てただろうし。確かに補給が途絶えて同盟が
弱体化って記述はあったが、あれだけ高度なテクノロジーで武装した艦隊が、食料が途絶えただけで
戦力として弱体化する物か?
仮説
1.三国志の世界以上に撤退戦は不利。撤退しようとしたところを奇襲され、そのままズルズルいった。
2.実は食料と共に燃料も不足しており、多数が戦闘行動不可能なレベルに達していた。
3.実はあの世界の艦船は人間の精神力で動いており、腹が減ると著しく弱体化する。
4.実は最初から帝国軍が圧倒しており、焦土戦術を採ったのは同盟の評判を地に落とし、自由民主主義に対する幻想を打ち砕くため。
>>612 最終的に金髪が勝ち残るにしても、
帝国自体が程好く消耗してくれれば御の字さね。
リッテン・ブラよりは、
リヒやエーレン・シュタインホフは使えそうな人材だしな。
>>614 5.大量の占領地を獲得し、それを維持するために兵力を分散していたので、
帝国軍の反攻時、襲われた同盟軍各部隊は、それぞれ兵力が不足していた。
ヤンのように備えていたら、予め一箇所に集中させていたろうが、
皆が、彼のように、思い切りが良いわけではないし、
結構平気で命令無視が出来るタイプでもない。
>>615 前半追加
同盟政府が帝国との講和に踏み切れるなら、
皇帝崩御の報を掴んだら、金髪の司令長官就任の前に
超光速通信でリヒに渡りを付けて、講和を成立させる。
サンフォード政権には大失敗後の多少の失点回復になるし
(流石に主戦派は、あのタイミングなら何も言えまい)、
リヒ政権にとっても、建前は「叛徒どもを屈服させた」訳だし、
本音では金髪を牽制できるってことで、立派な点数だ。
そして金髪の宇宙艦隊司令長官昇格に伴い、
メルカッツをその後任の副司令長官・元帥にさせる旨、リヒに入れ智恵。
内乱の両勢力が、更に分裂抗争の種を抱え込むことになるな。
そして同盟の再遠征。抵抗の各勢力が消耗してきていたら、
そして同盟軍はヤンが率いていれば、
1、2個艦隊程度でもキャスティングボードを握り得る。
>>616 12行目訂正
誤 「抵抗の」
正 「帝国の」
>>616 >サンフォード政権には大失敗後の多少の失点回復になるし
大負けの後でもこちらから講和申し込みは、失地回復どころか国内からも「降伏かよ!?」って反発を招くのは
必至だと思うが。一部野党を除き、主戦派とか関係なく対帝国戦争を一種国是としてきた立場でそれはいえん
だろう。それこそクーデターを誘発しかねない。
このハードルはかなり高いぞ。
>メルカッツをその後任の副司令長官・元帥にさせる旨、リヒに入れ智恵。
リヒから見て事実上、負けを認めてきた相手の意見をそれほど受け入れるとも思えんが。
大体、メルカッツは皇帝への忠義を理由に中立でいたかった人間で、積極的にラインハルトと対立する意志の
あった人間ではない。そして、その立場なら、メルカッツの性格上建前でも皇帝への忠義に反するマネはしない
だろうから、内部分裂の材料にはならない。
彼がラインハルトの障害になるのは内戦終盤、ラインハルト勢がリヒを討とうとした時ぐらいだろさ。
>そして同盟の再遠征。
できるわけなかろう。講和・休戦で国内の点数稼ぎしておいて、また出兵って矛盾にも程があるぞ。まだ戦力
の回復もしてないのに。それこそ、「帝国の犬に成り下がったか!?」と世論の大反発を受けるだろう。
リヒの方でも、国外勢力を引き入れるなんてリスクの高いマネはせんだろ。そもそも、それでは何のために
ラインハルトと組んだのか分からんじゃないか。売国奴として討ってくださいと言うようなもんだ。
>リスク
金髪と組むのはノーリスクなのか?
そう考える奴は余程のお花畑だね。
そして実際はどうなった?
日本の戦後保守政治を見てみろ。
必要ならアメリカにケツを差し出すし
韓国ロビーともぶっといパイプを築いているだろうが。
それが政治だ。
>>616 すでに
>>618が綿密な反論をしているけど、やっぱり無理だと思うな。
出兵に関しては「そもそも無理」という
>>618に同意せざるを得ないし、
仮に出兵したとしても、やっぱりラインハルトは同盟の内乱を起こさせるだろう。
同盟が降伏に近い形で講和を結んでいたら、軍部の不満が原作以上に強まるのは必至だろうから
クーデターが成功する可能性がぐぐーんと増える。
まして要の第13艦隊が帝国に出兵中とあらば、同盟の滅亡は確実だと思うよ。
>>619 落ち着きたまえ。
論点があまりにもずれている。
621 :
620:2007/11/13(火) 15:48:06
ごめん、自分とんちんかんなこと言ってたかも。
>>616への反論を書いてる間に
>>618が出たから慌てて書きなおしたんだが、
自分なりの意見になってないよな。スルーして下さい。
>>619 誰もノーリスクとは言ってないだろ。リヒだって要済み番犬を排除する準備くらいしてたろうさ。その結果はあくま
で結果論。
国内勢力と国外勢力の危険性の違いもわかりませんか?
あの時期のラインハルトは、新興勢力として警戒はされていたが、それはあくまで帝国内権力抗争の相手として。
真の野心である王朝打倒なぞ、これっぽっちも気取られてない。つまり、「同じ穴の狢」の若造としか認識されてない。
それに対して、同盟は講和しても価値観を共有しない外の勢力であるのに変わりはなく、常に疑っていなければな
らない相手。そんな相手を信用し、内戦に介入させるなど愚策でしかない。リスクの度合いがまるで違う。会社のゴタ
ゴタにヤクザ引き込むとまず乗っ取られますわな。
利用する手もありだが、より心理的ハードル、政治的リスクが低く、かつ十分アテにできるラインハルトがいるなら
わざわざ引き込む理由は薄い。それで引っ掻き回されたら、自分の立場も決定的になくなる。
どっちがお花畑だ。
無論こんな手垢のついたループな話題に夢中になってるお前
624 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/13(火) 18:55:00
12歳♂です。
メカニック&声優辞典というものを買ったら、
メカが全て模型です。メカが設定画で載っている本はありますか?
>614
分散した同盟軍の補給線を断ち、相互の連絡を途絶させれば各艦隊を同時に潰す必要はない。
詳細な描写がないだけで、帝国はある程度の集中した部隊を持って時間差各個撃破したものと予想される。
トップをねらえ!やスタートレックじゃあるまいし
ウンコやダイリチウムから寿司やスイカやコーヒーは錬成できないってこったな。
627 :
12歳♂です。:2007/11/13(火) 20:20:57
WOWOWで見ました。
アニメは紙芝居みたいで最低だったけど、加藤さんのメカデザインが
最高です。世界でもトップクラスかな。
>>625 戦術は宇宙なのに縦と横の動きしかなくて両軍超レベル低いよ。
原作者はなんかスポーツやった方がいいかもしれないです。
俺ならラインハルトに勝てるよ。
こんな腐った釣り餌、めずらしいな。
ラインハルトの強さは戦術的なものではなく、
・戦術的な有利さを得るための将来を読む力(これはヤンにもある)
・またそれを実行する政治力と実行力(ヤンは文民統制の考え、同盟の財政などの面からこれがない)
であって、俺は銀英伝の面白さははむしろこっちのほうだと思うのだが・・・
と釣られてみる
630 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/14(水) 07:33:04
アニメが紙芝居みたいで最低なのには禿同w
>>614 どんな高度なテクノロジーがあっても食糧の補給がなければ、
人間は飢える訳で、飢えれば士官であろうと下士官であろうと士気は下がり、判断力が鈍る。
高度なテクノロジーで武装したところで、最終的な判断は人間がしている以上は
判断力の鈍りは指揮系統の乱れや艦隊運動の円滑化が阻害され結果、艦隊としての機能が弱体化する。
話全体から推察するに
高度といっても分子レベルからの食品の合成などは専用のプラントが必要で
その合成もそれほど高速ではない事がキャゼルヌなどの後方支援の苦労の描写等から推測できる
乱文失礼。
>>627 小説を読破して出直した方がいい。
12歳には難しいかもしれんが・・・
633 :
uaa:2007/11/14(水) 12:28:11
>>632 銀英伝を12、3歳頃に読んでSFにハマった人も多いと思うよ。
それはそうと質問です。
徳間文庫版(初版)を買ってきたんだが、いっそ清清しいほど誤植が多い。
版を重ねて修正された新書版の原稿は文庫に使われてないのかなー?
もし分かる方がいたら、以下の2点について教えてください。
その1
新書が版を重ねるうちに訂正された部分で有名なものってありますか?
その2
第7巻でフレデリカがビュコックの戦死を報告する場面で
「傍受した通信波のすべてが、同じ事実を報告していますし」
という台詞があるんですが、元からこんな台詞でしたっけ?
“素朴な疑問”ではないかもしれませんが、よければよろしくです。
小学生が読める本じゃないと思うけどな
漢字が…
>>634 >版を重ねて修正された新書版の原稿は文庫に使われてないのかなー?
「新書版の原稿」ってなんだよ? 原稿はひとつだろ。本になる際にチェックが入るのはゲラ。それから版下を作る。
それと、新書と文庫は組み方がちがうから、流用は無理(最近は、ワープロ使っていれば、原稿の段階からデジ
タル化されてるから簡単に変換できるが)。判が変わるごとにやり直すから、そこでミスが生じることもある。
とりあえず覚えてるのは
5巻でラグナロクの作戦説明のときアムリッツァの時に
ラインハルトが率いた戦力の説明が記述が
新書)2000万の6割
最初の文庫)3000万の6割
絵つきの文庫)3000万の半分以下
に代わってたかな
シュタインメッツを幕僚総監に任命するときの台詞がアニメにあわせて
追加になってた
あとは気付かなかったな
その2は元からあっただろ確か。
ヤンが確かかい?って聞いてそれに答える
>>631 普通、飢えて判断力が鈍るぐらい食料が無くなる前に撤退するだろってのw
ガ島みたいに孤立してるわけじゃないんだし
640 :
12歳♂です。:2007/11/14(水) 19:29:24
>>629 戦場での勝負なら勝てそうですが、政治力を
使われたら負けます。
>>633 株板はここ数年よった事ないです。でもあそこレベル低いですね。
みんなグラフも見れないし、オシレータもまともに計算できない。
そんな状態で何億円も動かしてるんだからラインハルト以上の勇者
達だと思います。
>>632、635 中一なめんなよ
子供が無理に背伸びしてる風にしか見えん
可愛いのうw
>>641 640の内容で分からない部分があったら恥ずか
しがらずに聞いてください。
スレ違いって知ってるかい?
ルールを守って2ちゃんしようね
ここはお前さんの知識をひけらかすスレではありません
相手してる馬鹿って何なの?
自演?
いや子供には一応一度くらいは言って聞かせようと思ってw
ごめん
>>639 その通りだと思うが、銀英伝は人間ドラマに重きを置いた作品であってリアリティに拘った作品ではないからねえ
戦闘は古代〜近代の戦闘のイメージをそのまま持ってきてるのが多いよ
あまり細部に拘らずに楽しむのがいいと思う
>>646 凄く納得のいく説明ですね。そうだったんですか。
ただ、坂の上の雲を読んだときに感じたんですが、場面と登場人物が
多くてキャラクターとドラマが後半から埋没しているように感じました。
銀河伝説も同じに感じます。フィクションなのでもっとエピソードや
キャラクターを整理した方がいいかもしれないです。後、
個別のキャラクターの描写もガンダムと比べて若干淡白ですね。
12歳♂です。は半年ROMってくれ
鉄の棺おけみたいな宇宙船にのって、単艦では敵の弾が当たらないのを祈りながら
ひたすら弾を撃つしかない戦闘にはイライラするもんがあるけどね
旗艦の艦長はクローズアップされてるが、艦長の手腕が戦闘の結果に関わるとは思えないよな。
管理職としては重要なのかもしれんけど、
アッテンボローも「艦長は閑職」って嘆いてたらしいし。
外伝3巻だったかな?
アッテンボローは駆逐艦だか巡航艦だかの艦長をやって結構な戦果を挙げてた。
同盟の基本戦略は個人の才覚による個々の戦闘の勝利を積み上げて、戦術的勝利を達成し、
戦術的勝利を積み上げて、戦略的勝利に結びつけるというものだから、艦長の仕事は重要だよ。
アッテンボロー(というかシトレスクール?)あたりはそれに嫌気がさしてるんじゃないの?
普通の軍人から見れば艦長は名誉な仕事だよな。
艦の中で基本的に一番偉いんだからw
アッテンボローのような人間には閑職だろうけど、
ヤン艦隊の艦長なんて、ヤンの作戦に基づいてフィッシャーの指示で動くという理想形。
自由裁量が欲しい人には向かんが堅い人には最高の仕事なんじゃね。
艦長で終わる人多そうだけどな
その上は単純計算で100分の1だぜ
中佐でも旗艦艦長になれるとはいえ必要な艦長の数と
必要な准将の数の差ってけっこうあるよね
駆逐艦や小艦艇は大尉や中尉でも艦長になれたりするのかな
カリンですら伍長だもんな。
明確に階級制度を説明してる場面は無かった気がするけど、
高度な軍人教育を受けてきたであろうパイロットが伍長ってことは一等兵以下が多いだろうし。
大尉や中尉で艦長ってこともある気がする。
末期の同盟だとパイロットも速成教育みたいで練度の不足したパイロットも最前線に投入している
みたいだね。
ある程度自動化されてるだろうから今のパイロットの教育課程よりも簡単になってるんじゃなかろうか。
とりあえず大量に育てて大量に特進すると。
そういえばなんでカーテローゼは伍長なのにスパルタニアンに乗れるの?
搭乗資格は軍曹以上に与えられるんじゃなかったっけ?
現代だと戦艦や空母、巡洋艦などの大型艦の艦長は大佐(キャプテン)、
駆逐艦や潜水艦など小型艦艇は中佐・少佐だね。
銀英伝の世界は艦艇数も非常識に多いし、かなり特殊なんだろう。
シェーンコップも伍長が出発点だよー
それに下士官じゃないと飛行機乗れないんだぜ
陸軍がないに等しい世界だから、現実とは同列には扱えないけど
こうして見るとやっぱりユリアンは親の七光で出世したとしか思えないな。
親の七光りは疑いの余地がないだろ。
あのビュコック提督だって二等兵からスタートしたんだぜ?
そらそーよ
軍曹に出世したのは完全に親のヤンとトリューニヒトの
微妙な関係のタマモノ
そこからはそれなりに成果を挙げてる
なぜか「そらそーよ」の響きに惚れた。
しかしアムリッツァの遠征軍だけで3000万人いるのに、
二等兵〜元帥の間に収まってるってのもすごいな。
仕事があまり無い大佐〜少将がたくさんいそうだなあ。
666 :
956:2007/11/15(木) 19:35:18
同盟は少将の壁、
新王朝の帝国は中将の壁を乗り越えたら軍の最高幹部級、かなぁ。
ヴァーゲンザイル、グリルパルツァーら次世代の大将は可哀想な扱いだったけど。
平均100人だし砲艦やミサイル艦なんて30人くらいじゃないか、
少尉でもこれくらい部下が居てもおかしくないかな
でも少人数で動かしてる船って兵卒がほとんど居なくて
専門家のベテラン下士官ばっかりなイメージ
>>666です。名前が変なことになっててすみません。
陳謝は無用である
卿は恭謙にして己を知る、それでよし
まぁ元・獣の数字だし仕方がないさ。
>>669 はは。今後とも>665卿の補佐に全力を注ぎます。
>>658 自由惑星同盟時代の階級だから後半ではあんまり意味が無いんじゃないか
ユリアンなんて中尉で司令官だし
だめだこりゃw
人手不足も末期症状で
階級なんてあってないが如し
一番、部下の多い軽歩兵の場合、少尉でも30人以上の部下を率いて小隊を編成する。
でも小隊で一番偉いのは小隊軍曹。叩き上げの小隊長なら別だが
>>651 バーチャルではなく実際の戦場では艦長の手腕は重要だよ。生死の境目の
極限状態では艦長の手腕に乗員の生死と戦闘の勝敗がかかっている。
不確実な情報を元に命にかかわる判断をしなければならない局面が続出する。
半端じゃないプレッシャーだ。安全な航路を選択したり、進退のタイミング、
戦闘になれば敵弾の回避も艦長の重要な技術だ。
そして、戦闘は一瞬だがその一瞬の為に実際の戦闘のイメージを
持って艦の錬度をあげておくことがさらに重要。
浣腸レベルの艦長ではなく大帝国でも戦艦が10隻弱程度だった
20世紀の話ですが。
戦艦の艦長なんてツマラン。
一番面白いのは一級駆逐艦〜巡洋艦までの艦長。
そりゃあ大会戦でもあれば戦艦の艦長もいいかも知れんが、ほとんど任務は対地攻撃。
こうなると砲兵大隊の管理部門とやってる仕事はほとんど変わらん>戦艦の艦長。
軍オタは伝聞をまるで自分の経験のように語るから嫌だ。
いやゲームの感想かもしれんぞ。
>655
過去に出た話だが、たとえば大佐であっても内規でいくつも段階を持っているという可能性がある。
自衛隊みたいに、一佐というひとつの階級の中に下と上のクラスが(組織内で)分かれてるみたいな。
自衛隊は将官の階級が少ない(将と将補しかない)から、何かと面倒なんだ1
Aチームではデッカーが同じ大佐の呼び出したヘリを勝手に持っていった
事があった。(その時は)Aチームを逮捕したので同じ大佐でもデッカーの方が
各上になった説明だったな。米軍でもあるようだ。
Aチームを知らない?
何言ってンだこの馬鹿、と一瞬思ったが・・・
所詮銀英伝などフィクションなんだから
他のフィクションを使って例えても問題ないんだよな。
Aチームはフィクションでも米軍は実在する。
いや、同じ階級でも先任、後任はあるんだが、そういうことではなくてだね……
>>687 何言ってんだこの馬鹿
同じ階級でも武勲によって扱いは違うだろうが
689 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 01:46:18
>>687 まともに口利けないないならネット止めろ
691 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 02:45:02
軍隊では階級以外の格差や同じ軍曹でも複数の階級に分かれてたりするが
主要キャラには階級の大盤振る舞いが余計酷くなるな
692 :
uaa:2007/11/16(金) 02:57:30
693 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 03:09:22
>>692 >武勲なんかより先後任の方が扱いの違いはあるだろう。
日本ではな。軍隊を運営する国の国民性によって違う。
694 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 03:24:58
旧日本海軍では士官学校か大学出でなければ尉官になっても指揮権は
与えられなかった。(佐官になれば指揮権を与えられた。大戦末期では
その制度は無くなったが)
階級内の差は先任・後任しか知らない人がいるな。自衛隊は世界でも
特異な軍隊だぞ。
戦艦の艦長が面白いのはナポレオン戦争時代のイングランド、フランス、アメリカだな。
よーするにネルソンの時代ってわけだ。
死亡率もチョー高いけど。
>>666 ドロイゼンやビューローがしっかりしてるから問題ないでしょ。
>>677 艦長の重要性の話をしたのに戦艦に限定されてつまらないと
言われても困るよ。戦艦10隻弱にしても実際の艦艇と艦長の希少性を示
す例えに使っただけで戦艦の話なんかしてないのに。
実際には戦艦の艦長は非常に重要で面白いが、それはエンターテインメン
トでいう面白い、つまらないという基準とは別の話。受験生はつまらない、
ヤンキーやバスケマンの方が面白いというアクション性を優先した話は全く
していない。
698 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 11:01:04
有名声優が他番組でもかぶるというのはよくあることだが、
おまいら、銀英とAチームの両方のサポーターという香具師らは多いのかい?
シェーンコップ=ハンニバル
ヤン=モンキー
コーネフ=フェイスマン
ゼークト=コング
などなど
699 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 11:34:39
銀河アーッ!雄伝説
んはははは
>>678 軍艦の艦長が自分の5感や着々と報告される情報を頭の中で組み立てて、現在未来の戦場を頭の中で認識するように
いろいろな伝聞や情報を頭の中で組み立てて自分の言葉で語るのは普通のことだよ
別に軍事に限らない普通の能力。それが情報や知識を単に情報で終わらせるのではなく自分の物にすると言うことだ
世の中の名著と言われている書物も殆どが二次(三次)創作物と言うことを忘れてはいけない
>>688 違わねぇよ。
階級が同じなら先任順で上下が、役職で権限が決まる。それ以外はない。勲章いっぱい下げてたって、
扱いは変わらない(どれほどの尊敬を受けるかの差はあるだろうが、それ私的なものでしかない)。
質問
ここはどうしてこんなに殺伐としているんですか?
トリューニヒトの部下に倣った人たちがたくさんいるからでは?
>>700 いや普通は引用したら引用文献の注釈とか但し書きがあるよ。軍事関連でも資料が明記してある。
技術関連なら常識。
さも自分が見たようにしたら小説になってしまうわな。
>>703 軍オタってのは、自分だけが正しくて
他人の意見は全て間違っていると決め付けている人種だから。
>>656 駆逐艦や護衛艦や宙雷艇なら、艦長・艇長が中尉・大尉も居ると思う。
>>658 ユリアンについては、「軍曹になった。単座式戦闘艇操縦士の資格を得たことになる」
って書き方だったので、「軍曹以上でないとその資格が無い」と意味するとは限らない。
ユリアンは、兵長から伍長をすっとばして軍曹になっているので、
下士官以上が、単座式の操縦士資格なのかもしれない。
>>662 ユリアンの場合は、兵長採用試験とか、或いは
軍選科学校の入試はパスしているとか有ったかもしれない。
後者の場合、そこを出たら伍長任官だから、在学中は兵長待遇なのだろう。
然るべき施設を備えた基地で、士官たちにそれぞれの専門についての
指導を受けるのが、講義の代わりになるのではないか。
軍曹昇進は、元首閣下のエコヒイキだろうけどね。
実はヨブさん、少年フライングボールのスター選手だったユリアンの
ファンだったとか…
>>685 >所詮銀英伝などフィクションなんだから
他のフィクションを使って例えても問題ないんだよな。
例え方の場合によると思われる。
所詮フィクションなので、誰が何をどう書こうが自由だが、
作中の考証の現実味や如何にといったことを語るなら、
現実の事例を挙げた方が説得力は高い。
考証を厳正に踏まえたと評価されるフィクションなら、
同様に参考に出来るかも知れん。
フィクションにフィクションを重ねるとめちゃくちゃになりそう
>>708 作者の戦闘の映像イメージソースがヤマトとかのアニメ類、スターウォーズとかのSF映画や
テレビドラマの気もする。
でもこの作者
歴史ヲタという土台はしっかりしてる
なんかの作品で告白してなかったっけ?
知識だけなら、余裕で原稿用紙1万枚埋めることが出来ますってw
>>705 まあ2ちゃんだし、いちいち引用元やその判断に至った参考文献をズラズラ明記する人の方が珍しいでしょ。軍板に限らず
単に
>>677の書き込みが痛いと言うだけのことならそれは禿道
なんで作中(OVA)にはブサイクな女が登場しないんだ?
ブサイクじゃなくても、パッとしない男キャラはいくらでもいるのに
715 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 21:49:44
>>714 エルウィン・ヨーゼフ二世の侍女でおっきするツワモノ
ここに現る!?
ブサイクというのは意識しないと描きづらい
適当に書くと平均的美女が出来る
717 :
uaa:2007/11/17(土) 03:07:45
>>715 "傷だらけの少女"=充分おっきするシチュエーションだと思うんだが・・・・
田中作品自体が異様に美形好みだからなあ。
たとえばの話だが、「ラインハルトが美に固執しない」ことを強調したいのであれば
敢えてヒルダを不美人に設定すべきだったと俺は思う。
同盟で言えば、フレデリカは美人設定でいいけど
ジェシカは不美人設定にした方が話に奥行きが出たと思う。
あと挙げるなら、ドミニクとヴァレリー・フィッツシモンズか。
「不美人なのに、女を知り尽くしてる男に愛されてた」
という設定にすれば良かったのに。
アンネローゼは美人じゃないと話自体が成り立たないけどね。
719 :
uaa:2007/11/17(土) 04:21:58
劣性遺伝子排除法のおかげで、不細工はいない世界なんだよ。
遺伝子なんてあてにならない。
遺伝が人間の主観的美意識に沿ってなされるとは限らんし。
エックハルトの娘がいい例だろ。
721 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/17(土) 05:42:01
「お前たちのカイザーは顔が綺麗なだけの〜
挑発になってない。普通ただのナルシーだと言うがな。
作者は孔明が嫌いみたいだし、
ヒルダを不美人で聡明な妻にして「孔明をモデルにしたのだろう」って推測されるのを嫌ったんじゃないかな。
男も原作からして美形が多いよな。
ロイエンタール・シェーンコップ・ポプランのうちの一人くらい、
“顔はぜんぜんダメなのにモテモテ”でも良かった気がする。
シェーンコップをその設定にしたらテラワロス
ルビンスキーがそんな感じじゃね
ハゲの固太りなのにモテモテ
>>722 >作者は孔明が嫌いみたいだし
孔明個人が嫌いなんじゃなくて、史実と異なる「天才軍師」説が
巷間流布しているのが気に食わないのだろう。
NHKの人形劇の呂蒙悪人解釈についての評価と同じだな。
虚構であっても、歴史物であるなら、
実在の人物について、
その方向がプラスであれマイナスであれ、
史実を捻じ曲げる事が嫌いなのだ。
>>722 ポプランは美形じゃなくてフツーじゃね?
それこそ諸星あたるみたいな感じで
ポプランはマメそうだしテクニックもありそう
パイロットは花形だし
女にモテる条件は備わってる
たとえ顔がフツーでも
ポプランは拉致監禁もレイプもお手の物ってイメージがあるが。
若い頃は散々な悪党だったようだしな。
悪党というよりは不良のイメージ
>拉致監禁もレイプもお手の物
色目が近いことやってるな
色目は本当に悪党
733 :
715:2007/11/17(土) 19:31:54
>>717 そう来たか、そういやそんな娘もいたな。
オレが言いたかったのは「新無憂宮の皺枯れババァ」の方
だったんだ。説明不足だったよ…orz
確認できる下級の階級って
二等兵、一等兵、上等兵、兵長、伍長、軍曹、曹長
くらいだけどこんなもんでいいのかなぁ
下っ端ってもっと細かく分かれてそうなイメージあるんだけど。
少将くらいなら下っ端扱いの世界なんだからその辺はどうでもいい
って言えばどうでもいいんだけどさ
のらくろは二等兵からだったな
二等兵の下に「雑用」が居ます。
ビュコックは少年時代ここから始めて、当時、士官たちの前で、
「僕は将来元帥になる男です!!」って見栄を切っていた。
米軍では軍曹が、小隊軍曹、一等軍曹〜三等軍曹に分かれる。
同じレベルの階級に特技下士官がある。権限が異なる。
懸命な読者は
上級指揮官の称号・役職が海軍に対し
下級指揮官・階級が(大日本帝国)陸軍をベースになっていることは
眼をつぶっているんだが、、、
・・・
仕事の内容は下っ端ほど海軍的で上層ほど陸軍的なのに
2千年くらい未来の話でしょ?
役職や称号も変化しまくってておかしくは無い
陸軍でも海軍でもなく宇宙軍だしな
ミックスで当然かしらね
ゼロから軍隊を作り上げたわけだしな。その時に参考にした文献資料とかはあったのだろうか。
流刑地だからまともなものはないだろうし、軍隊経験者の覚書みたいなものとかを
参考にしたのだろうか?
建国してから流れ込んできた軍人もいただろう
1600年未来だね。
西暦2801年が宇宙暦元年、ってことは
宇宙暦800年(ヤン、ロイエンタール死亡)が西暦3600年相当だから。
あと階級だけど、帝国軍は旧ソ連軍、同盟軍は米軍がモデルだと思ってたんだが違うの?
もっとも、どの軍がモデルにしても若干のアレンジはあるだろう。
両軍の違いが「上級大将」の有無だけになってるし。
>>744 帝国は、それ以前の連邦、さらに地球時代の伝統が根底にあるだろう。
同盟も連邦の制度を元にするだろうさ
遠い遠い昔話じゃなかったのか
は?
それってスターウォーズかなんか?
しかし、あんな世界じゃ戦争を繰り返したあげく最期に残った人たちが地球に漂着して
サバイバルの結果地球人になってもおかしくない
地球にある程度条件が近い星なら改造して人が住めるようにできるって設定だからな。
ハイネセンが長征して、完全なフロンティアを発見することに成功できたくらいだし。
探せば、住めるようになれる星ってのは実際には宇宙には無限にあるってことだろう。
そうなると全人類が壊滅的に激減する可能性ってのは限りなく低くなる。
地球には放射能がバリバリに残存してると思われるし。
単純に、生き物が生存するには不適な星になってしまってるんだろう、地球。
オーディンとか、ハイネセンは、限りなく地球に近い、生き物の住みやすい星なんだろな。
そうなると・・・人類外知的生命体が存在しないのも不自然な気もするがw
752 :
uaa:2007/11/18(日) 04:13:10
>>738 目をつぶってはいないよ。今まで何回も話題になった。
>>746 帝国士官は旧ドイツ軍(ソ連とは尉官と元帥クラスが違う)、同盟士官は英米式だね。
そこまではいいとして、下士官兵は旧日本陸軍なんだよね。
ちなみに、伍長(Corporal)は陸軍では下っ端下士官だが、海軍では最先任下士官の役職名。
昔軍艦がなかった時代、軍隊に徴用された船で下っ端下士官が水夫の管理をした名残。
日本の特徴は下士官の階級が少ないことだが、この世界ではある程度の勤続年数で士官にしちまうのかも。
>>748 原作は、昔の物語というか歴史小説のスタイルを貫いてるしね。
読者の想像力をかきたてるって面では完全に成功した手法だよなー。
>>751 >人類外知的生命体
現実には地球人以外確認されていないのに、
出てこないのを「不自然」と言ってみてもな。
この話での人類の版図も、
宇宙の中じゃゴミのような一部分に過ぎないし。
開拓を再開して、遭遇した宇宙人の戦争が始まったら
軍人もリストラされずに済みそうだな
優遇されるのは軍人より、開発局の人間じゃね?
次々に新兵器を開発しないといけないだろ。
圧倒的にやられて最終的に要塞二つと地理的なおかげで
かろうじてフェザーンだけで生きてる、とか
言ったのは町村長官みたいだけど。
しかし、実際に言ってしまうと感じ悪い言葉だな。
実際も何も、開き直りのセリフだから感じがいいわけない。
アッテンボローに敵襲を報告して「それがどうした!」って怒鳴られた部下いたね。。
俺が部下たったら一瞬で忠誠心を無くしそう。
それはただ怒鳴ったんじゃないらしい
アッテンボローってどう見ても無能で将の器でもないんだけど、実際にはかなり有能なんだろうか?
ヤンと比較されちゃ厳しいが
無能ってほどじゃないだろう
ヤンを実力者だと早期から見抜いて従ってる
>>765 帝国でもヘタしたら上級大将になれそうだが
この作品は有能な人物と無能な人物の差が激しすぎる
アッテンボローはどう見ても有能だと思うが
いや、確かにアッテンボローが指揮してるから安心だみたいな発言とか、アッテンボローが粘ったから助かったみたいな
結果や他人の評みたいな描写はあるのだが、実際やってることや言動と言えば中二病みたいな事ばかりだし
ヤンと同じぐらいの皮肉家だけどヤンと違ってただ皮肉を言ってるだけでロクな行動や結論を出したことがないというか
ビュコックやメルカッツ、ウランフ迄も普通に有能で、自分の考えで正しい行動を取れるし、それに付いてくる部下もいる
みたいなイメージがあるんだけど、アッテンボローはヤンみたいな優秀な上司がいないと、ただ居酒屋でブツブツ文句を
言ってるだけのクズ中間管理職みたいなイメージがw
俺は逆のイメージだな
作中のアッテンのイメージは単にヤンに忠実というだけでなく
アレンジや独自の判断でもちゃんと行動できる人だったけど。
>中二病
革命家ってのは、成功した中二病患者だよ。
>>718 >ジェシカは不美人設定にした方が
それじゃリアルに社民の人に……
>751
>そうなると・・・人類外知的生命体が存在しないのも不自然な
永遠人が地球外高等知性体の存在しない未来を選んだ結果。とか言ってみるテスト
>>768 >ヤンと違ってただ皮肉を言ってるだけでロクな行動や結論を出したことがないというか
>ただ居酒屋でブツブツ文句を言ってるだけのクズ中間管理職みたいなイメージ
そこまでヒドいイメージを持つに至った根拠が知りたいな。
作中のどういう記述からだね?
>>718 >ジェシカは不美人設定にした方が
道原が、彼女の死に顔をとんでもなくグロテスクに描いてるぞ。
それを見て心を慰めろ。
しかしあの両面ドブス、さぞ楽しく描いたんだろうな。
良い意味で「使われる人」なんだろう。天性の「スタッフ」人・アッテンボロー
戦術レベルでは有能だが、戦略面ではセンスに欠ける印象がある。
御輿に担いでやろうと思える上司の下なら大企業でも官庁でも有能で通るが、そういう人に恵まれないと、
ベンチャー企業起こしては潰す経営センスのない人って感じ。
アッテンボローの言動は、悲惨な状況だからこそ無謀なほどの楽天論を出してるだけの気がするけどね。
その楽天論を上手くまとめてくれるヤンという上司の能力に乗っかってる部分はあるけど、
それも自覚してるから問題ないと思う。
ある意味、ムライの逆。
ヤン救出作戦のとき、ハイネセン内に騒動を収めるように、気をつけていたけど、
本気で無謀で、ヤンのお陰を全く自覚してなかったら、ウルヴァシーの帝国軍のことなんかも忘れて、
暴走してるだろ。
それのどこが最強セリフなのか未だにわからない
そういえばこの前アニメの「地球へ…」であったな>「それがどうした!」
もしかして銀英伝がパクッた?
そうだね
黒澤はスピルバーグをぱくってるね
>>777 教えてやろうか?
相手がいかに素晴らしい論理展開をしていても完全に無視できる
ワイルドカードって点が最強なんだよ。
>>778 そうだな、あのハインラインすら地球へ…をパクってたよな。
地球へ…ってスゲーよな。
でもそんなの関係ねぇ!!って、それがどうした!のパクリだよね^^
>>772 > そこまでヒドいイメージを持つに至った根拠が知りたいな。
> 作中のどういう記述からだね?
いや実は本気で無能だと思ってる訳じゃないんだけどw
1.ノンフィクション作家を目指してる割には、あまりもの表現力の無さ
しかも「それがどうした」とか「くたばれカイザー」とかを自信満々に言ってしまう自覚の無さw
2.ヤン亡き後、この人がある程度リーダーシップを取ってやってくれるかと期待していたらユリアンに丸投げw
3.能力的には艦隊司令で大活躍しても良さそうなもんだけど、やってることは大抵ヤンの使いっ走り程度。しかもヤンを
救ったり、ヤンも驚くほど活躍したりする訳でもなく、あくまでもヤンの作戦を忠実に実行するだけ。
艦隊司令として華々しい活躍の場が与えられているメルカッツやビュコックと比べるとどうも・・・まあ舞台すら与えられない
ってのは気の毒ではあるがw
4.なんか童貞臭いというか、シェーンコップやポプランの話を顔を赤らめながらスルーして自室に帰ってマスかいてるみたいなw
下ネタ一つ返す器量がないというか、幸せな家庭を気付いているキャゼルヌとかにも遙かに及ばないというか
何を言っても童貞なので説得力がないというか、それが中二病に繋がってるというか・・・まあ能力とは関係ないんだけどw
5.やっぱいつも一緒にいる連中(シェーンコップとかポプラン)に比べるとイマイチ薄いし、一芸に秀でているフィッシャーやキャゼルヌ
と比べても別にいなくても困らなさそうと言うかw
言いたいことは解る。
やんちゃな悪ガキだけど純情BOYって奴だな。
先生には反抗出来ても女の子のスカートめくりは出来ない類の
>>784 おお、まさにそれだ!
長々ズラズラと書くよりも、3行目の一言で的確な表現。私もアッテンボローの表現力をとても笑えませんw
後、もう一つ追加しとくと
6.ガイエスブルグ急襲でヤン不在の時。ヤンが戻ってくるまで、ヤンが戻ってくるまで・・って感じでオロオロモタモタ
してた様に見えたのは俺だけ? 実際のところヤン不在ならこの人がリーダーシップ取ってやって貰わないと困るんだけど。
で、ヤンが戻ってきたら2秒で解決w まあそれだけヤンを有能に書きたいという作者の意図があって、キャラが被るアッテンに
活躍させづらいというのはあるんだろうけど、こりゃ無いだろうとw
>実際のところヤン不在ならこの人がリーダーシップ取ってやって貰わないと困るんだけど。
その理由が分からん。
要塞の司令官代理はキャゼンヌで、機動艦隊の副指令はフィッシャー、
階級的には中将待遇のメルカッツが最高位。
1分艦隊の司令官でしかないアッテンボローがリーダーシップとったら指揮系統混乱するぞ
>1分艦隊の司令官でしかないアッテンボローがリーダーシップとったら指揮系統混乱するぞ
しかし(あの世界での)現実は
艦隊指令すらやったことのないユリアンが、指揮を取っているという痛いアレがあるからな。
>>780 でもそれを言っちゃうと
一気にガキのケンカレベルに落ちぶれちゃうんでないの?
>>788 ・・・だから言ったのがアッテンボローなんだろ。
>>786 当時はグエンも健在だった。
アッテンボローは少将としても昇進したてで多分一番後任。
分艦隊司令としても末席だな。
>>787 >しかし(あの世界での)現実は
艦隊指令すらやったことのないユリアンが、指揮を取っているという痛いアレがあるからな。
同盟政府健在な当時の同盟軍と、
ヤン亡き後の八月新政府を
一緒にしないようにね。
>>788 それがどうした?w
結論 アッテンボローはガキ
これでよろしいかな?
だがそこがいい!
髪の毛が緑色なんだよね
>>791 ラインハルトを筆頭に、主要キャラのほとんどに厨房の気がある。
>>793 つまり、最強にして最ヘタレな不死の人だったのですね?
作者が中二病だからな。
どんな天才でも20そこそこで100万の兵を指揮できる筈がない。
神童と言われるような人間でも経験がなければ戦場を把握しきれない。
プレッシャーに押し潰される。
現実的に考えればビュッテンのような能力が限界だ。
>>795 情報提供のアッテンボローが自分を甘く評価してたんじゃない?
ユリアンが後継にアッテンボローを指名したのは何故か、というと
キャゼルヌは軍務局長として、実戦部隊から離れている(法制上は革命軍司令官の上司)
し、シェーンコップは陸戦隊員だから全体の司令官にはなれん。
メルカッツは帝国からの最近の亡命者ということで、共和軍の指揮官としてはイメージが合わん。
結果、アッテンボローしかいないって事さ。
彼の言動がアレなのは、作中にもあるように一種の「偽悪趣味」でしょ?
なんで読者の集まりであるこのスレで、こうも悪し様に言われなきゃならんのかワカランな。
少なくとも戦術指揮能力では、帝国軍のレンネンよりは上だってのが4巻あたりで証明されてるだろ。
あと、アムリッツァでもウランフ艦隊の残存部隊を生還させてるし。
無駄に深読みしてみるなら、
同盟側の描写はアッテンボローの自伝に基づいている = アッテンの描写は客観的なものではない
ってことになるのかなぁ。
>>765のように見えるのは、謙遜の結果だったりとか。
アッテンボローは三巻の冒頭の小競り合いで相手の司令官がアイヘンドルフじゃなくて、
ハルバーシュタットあたりだったら、間違いなくあそこで戦死だな。
主人公2人の敵が馬鹿すぎるのは何故?
お前よりは頭いいんじゃない?
>>796 若い戦争の天才てのは
歴史的に今までもなかった事ではないから良いんじゃない?
>>796 >中二病
そうでない作家が居るのかね?w
>100万の兵
この話では、1隻が1兵って感覚でないかな。
よって金髪は、多くて15万しか指揮していないし、
歴史上、若造がその程度の兵力を指揮して勝った事例は幾らでも有る。
>経験
一つには、戦略戦術シミュレーションが高度なんじゃないの?
>>801 全ての凡将は天才と対峙したとき愚将と化す
などと言ってみる
金髪は紙一重のナントカだし
ヤンは偏執的オタクだし
どちらも異常な能力が納得できる理由があると思うw
二人以外の現実的な社会人の皆さんは、戦争という異常事態に
発揮される能力など大して持ってないだろし。
逆にいえば、この二人は戦争という異常時でなければ、力を
発揮できなかったわけだしね。
この世界では戦争はもはや日常だろ。
>>796 22歳(?くらい)で、ペルシャ軍を撃滅したアレクサンダー大王
みたいな人物も、史実に居たりするのだが
811 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/19(月) 20:20:13
バーミリオンでのラインハルトがとった作戦(戦術)って
すげー机上の空論だよね。
この作品の艦隊戦って最終局面まで相当な激戦してるのに
数が全然減ってないってパターン大杉
>>811 件や槍で戦ってるときは、隊列が大崩れするまでは、損害少ないよ。
どっちかの隊列が崩れたら、2割3割簡単に死ぬけど。
昨日ニコニコで回廊の戦い見たけど、
ヤンがご都合主義的なまでに強過ぎるよな。
アイゼナッハ艦隊しのいで逆撃加えたとか、
さすがに無理すぐる。
>811
本格的な損害が出るのは戦線崩壊して防御不能になってから。
一番ヤバイのはいきなり壊走して逃げ出すこと。背中から打たれ放題。
だから殿が味方の退却を援護するに当たって全滅を覚悟するのは数的にみて合理的。
ほんの僅かな損害で味方の大部分が無事に退けるのであればね。
いちいち「ニコニコで」とか付ける馬鹿って、一体何を考えてるんだろうね?
816 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/19(月) 22:20:32
_,;r''" ゙i
,r'' 〈;;K〕 _,,;::ニ-ー-----=ニ::,,_ ,ノ
{ ,,:ニf'l" ;; :, ,, `l;,
゙:、,,,___,,;r''i" i l | li li li; li;;,, ゙ii;
_;f ゙ツ,川; l l l llli;i, 'lii;llliilllllliii;;;;;;;;,,,,liiiii}
ら'"~ _,,ツ 川トミヾミミト,llllliii;;,''llliiillllllllllllllllllliiillll}
{i" 〃ア~;;、----ヽ、 ヾ- ' ' ';'' `゙ミミ゙;iilllllllllllllllllllli}
゙i,{ ,{{ ゙i "、__ ; ;、__,_ ji;lllll''""゙;;llllllllllツ
゙ヾミ、゙l; _| ,ノツツ i'" ,ノlllllllツ
゙リ':l; ,;ツ' i ノ;illllli;'
'l / | ヽ、 _,il-''";llllli;'
'l; └- ,,r''ノ ゙ミ;illlllli;;ミ;、
''i;, i_,i ,,;r'' ,/ ツ'llliiツ l
_,;:-''"~''i:, ∨ _,::r'".:::: '_,;ニ-''''~~ :l
_,,,,,,;;;:-ァ"ヽ /~'===テ"ー、r''''"" _,:-ーi :|゙'-::,,_
,-ス" ,/,i' ゙i / ,イ;" ィ;i⌒l r"_r=i-l jL_ ゙'''ー-
,/",i' ,;i'j ,} ,;f ノ ,i' ノ ‖ レ-'''"" ゙''ー-
,/' ;l ,l,j r'"l, '' ,:トツ ‖ ,;:r''
. /' Lニ--ー l,l "゙l;, `''ー----─''" ラ' iLェー''"
>>810 作者もそのイメージで書いてるんだろうけど
古代の素朴な戦争と未来の宇宙戦じゃ指揮官に要求される能力が違いすぎると思う
でもイラク戦争におけるアメリカを見てると意外とアホ揃いだからそうでもないのかなw
818 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/19(月) 23:00:04
>>812 >>814 でもさ、例えばライハが少将のとき、同盟がイゼルローン攻めたじゃん。
あのときって最終局面で、全軍がライハの小部隊を追っかけまわす〜、
って場面あるけど、あそこまでの時点で、前哨戦ふくめて
かなりどんぱちやってるのに、ほとんどまったく減ってない描かれ方
してるんだよね。そういった場面結構ある。
>>818 海と宇宙で比較するのもあれだけど
実際の海の戦いでも派手にドンパチやってても命中弾は意外と少ない戦闘が割とあるよ。
当然艦艇の損失も少ない。というか砲戦だと近距離で殴り合いにならないとそんなに当たらないし。
ユトランド沖海戦とかでも沈没艦は意外と少ない。
>>818 どちらかというと、補給切れ≒負けの銀英伝の世界で、
ラインハルト艦隊が補給や整備を受けずに延々戦えていたコトに違和感があったな。
現実の戦争でも部隊が崩壊することはあっても全滅することはない
822 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/19(月) 23:45:04
>>821 第12艦隊は文字通り全滅しちゃったよね・・・
ボロディンカワイソス(´・ω・`)
でもアムリッツァでは派手に減ってるんだよな
まあ敵領深く入りすぎてたってのはあるんだけど、それにしても数的にはそれほど大差ないはずの軍同士で・・・・
バーミリオンでも双方7割以上減ってるな。
>>810 アレクサンドロスもラインハルトのモデルの一人なんだろうけど、
年齢を言うのなら「北方の流星王」ことカール12世の方が適当かな?
マリーンドルフ伯によれば、死ぬまで童貞だったらしいが。
やっている戦術事態は凡庸で相手が馬鹿なだけだが
天才にしておけばそのイメージで読者を納得させられるし
物語りに華が出るってことだな
>>817 イラク側もかなりアホだったんだけどな。
アメリカのバグダード進入がスンナリいったのは、大統領親衛隊の幹部にアホがいて
砂嵐に紛れて、機動戦を行えばアメリカ軍を粉砕できると主張して、バグダードから出撃しちゃったんだよな。
もちろん、そんな甘い話はなく、衛星からの観測で完全に位置を把握され、アウトレンジで壊滅。
イギリスがバスラで手間取ったのは、バスラ防衛軍が古典的な塹壕戦を展開し、
スターリングラードのような、ビル一つを奪い合うような戦いになったせいだ。
非常時に「非常の才」を発揮して、平和になると役立たずになった異常人ってのは
歴史上に結構、前例が多いのは当たり前の話。
大体、平和時にも役立つタイプの常識的な人が戦争やってるうちは、いつまでやっても
えんえんと決着つかないもんだが、人材が払底してきて非常の人が下克上的に
えらくなって指揮権を握ると、やっと決着がつくもんなんだな、うん。
ガイエ好みの中国史で言えば、項羽とか韓信とか、それこそ曹操とかね。
何百年という長いダラダラした戦争に決着をつける人間は、むしろ成り上がりの若造的な
人でなくては不可能だし、そうでなくては歴史の前例から見て不自然なくらいだわw
>>820 イゼルローン要塞の近くで戦ってるんだからいつでも戻る事が出来る
>>823 前にも話題になったけどアムリッツァはおかしいんだよな
同盟軍が戦力を分散してるんだから帝国がそれに付き合う必要は無いはず
829 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 10:55:57
しかもアムリッツァは全軍の合計は同盟のほうがかなり多いはずなのに、
各星系での戦いは帝国のほうが数が多いって矛盾。
それとも数で上回っていたのはビッテンだけだったのか?
他の会戦ではいくら数倍の戦力相手にガチンコドンパチやっても、指揮官がラインハルトやヤンだったら大して兵力減らないのに(特にバーミリオンとか)
アムリッツァでは10個艦隊近くが文字通り「消滅」してるし
831 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 12:45:04
アムリッツァの同盟軍は一個艦隊平均二万五千隻だから
通常の編成よりかなり多い。
多分一万くらいは支援艦艇と思われ。
このとき、帝国軍は同盟軍の6割程度だったと後に記述があるから
12万隻くらいで戦闘艦艇はまあ互角。
兵力の集中使用で圧倒したとみればそう不自然じゃない。
>>828 前哨戦で、分散した同盟軍を襲って程良く減らしている。
敗走するのを完全に殲滅するのも難しいということだろう。
同盟軍がそのまま撤退するにしても既に充分な勝利。
そして実際は集中して反攻を試みた訳だが、ならば改めて止めをさしてくれる、
そういう意図だったのではないか。
>>829 同盟軍は当時、帝国が放棄してみせた星系を片端から占拠していたから、
その維持のために、兵力を分散して配備していたのだ。
各星系ごとに数百〜数千といった感じではないか。
よって襲われた部隊は手薄となり、各個撃破されたのだろう。
ヤンの場合は、命令無視を承知で、担当占拠区域の大半を放棄し、
兵力を集中させていたと思われる。
>>831 >このとき、帝国軍は同盟軍の6割程度だったと後に記述があるから
12万隻くらいで戦闘艦艇はまあ互角。
「6割程度」って比較しているなら、内容の構成も同じだろ。
戦闘艦艇でも、金髪の指揮していたのは同盟の6割と思われる。
同盟軍の1個艦隊1万2千隻として、遠征部隊に動員されたの8個艦隊の兵力が9万6千。
残りは10万4千。
1個艦隊1万5千隻として、8個の兵力12万。残りは8万。
そして1個艦隊分1万2千〜1万5千隻には、最初から後方支援艦艇が含まれている筈
(ヤン艦隊しかり)。
前述の、8個艦隊以外の8万〜9万6千隻が、ほぼ全部が後方支援艦艇だったとすれば、
それだけ膨大な数の、予備の後方支援艦艇とそのスタッフが
予め用意されていたことになる。
普段は使いもしないのに、そして民間では深刻な人手不足になっていたのに、
そんな予算と人員の浪費をしていたのか?
有り得ない。
>>833 11行目訂正
誤 「8個艦隊以外の8万〜9万6千隻」
正 「8個艦隊以外の8万〜10万4千隻」
835 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 15:58:37
>>832 ウランフもヤンの勧告にしたがって撤退準備すすめていたはずなんだけどね。
あれは全軍じゃなかったのか?
たしかウランフは先鋒として最深部へ進行してたはずだからその分時間が
なかったのか?
でも各星系同時に襲われてるしね。
836 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 16:03:05
それにしてもアムリッツァネタは
新たな読者が増えるたびに永遠に繰り返されて
議論されるんだろうねw
バーラト星系が返還されても家族や親族って別れ別れじゃね?
たしかに。
帝国内の自治区になったんだから、ある程度は移動できるのかもしれんけど。
>各星系同時
そこまでは明示されていない。
多少の時間差はあっても許容される程度の同時性。
840 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 19:28:57
かなり前にも一度聞いたが、バーミリオン会戦でミュラーだけが早く帰ってきたのが納得できない。
元々ラインハルトを倒す為に出てきたヤンを散らばった帝国艦隊が一斉に反転して包囲殲滅する作戦だったはず。
それを思ったより早く基地の攻略が片付いたから予定より早く到着したって言うのは本来の作戦と違うだろう。
本来なら早く基地を攻略できても予定通りの日程で到着するように進軍を調整すべき。
以前これを言った時は「結果的にそれでラインハルトを救えたんだから良いだろう」と言うトンチンカンな答えしか貰えなかったが。
皇帝負けを確信していたから、階級剥奪を覚悟で必死にもどってきたんじゃないの?
会戦前にミュラーだけが、敢えて不興覚悟で、あんたじゃヤンに勝てねーよと、暗にいっている。
842 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 19:37:28
アニメ版のアムリッツァで納得できないところは、
同盟軍右翼の13艦隊が帝国軍左翼のビッテンフェルトの攻撃を受け流した結果、
同盟軍中央軍がビッテンフェイルトからの側面攻撃を受けて壊滅してしまった。
右翼を任されている軍の動きとしては最悪じゃないか?
小説版では13艦隊は右翼とは明言されていない。
個人的には13艦隊が中央にいたのではないかと思っている。
843 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 19:39:32
>>841 じゃあ、逆に同盟の基地まで行かずに途中で引き返せば良いんじゃないか?
艦隊を半数に減らすほどの強行軍をする必要もなくなるし。
844 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 19:41:44
>>841 そもそもラインハルトの紙にワインをこぼす説明の戦術で、
みんなラインハルトは負けないと納得したんじゃなかったっけ?
あの戦術もおかしいけどね。
845 :
sage:2007/11/20(火) 19:43:59
>>841 なるほど、それはリーズナブルな回答だ。
しかし、それだと早く着き過ぎる恐れがないか?
皇帝の作戦が破綻する前に到着してもおかしく無いぞ。
あれだけ突っ込んだのを突っぱねられて、それはマズイだろ。
階級剥奪どころか、命を失いかねん。
ミュラーの判断は皇帝がギリギリ負けないところで助ければOKというところかな。
同盟の基地占領まで行くと、ヤバイなーと思いつつ、兵力は1割程度勝ってるんだから、
いくらなんでもこの時間なら負けないだろ、という考えはどうだろう?
それでも万が一を考え、艦隊の半数を失うほどの強行軍をして、やっと間に合ったってとこか?
ただ、艦船の最大速度とバーミリオン<->ミュラーの担当宙域についての具体的な数字がないから、屁理屈でいかないんだけどな。
>843
それは明確な命令違反。
命令に沿った上での強行軍
失うって、別に脱落した艦が消えてなくなるんじゃないから後からついてこさせればおけ
849 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 19:53:58
>>847 なるほど。
しかし、ミュラー(を含む帝国軍全提督)はラインハルトが負けないのを最終的には納得していたはずじゃなかったっけ?
なんで強行軍する必要があるんだ?
艦隊を半数に減らすほどの強行軍をして膠着状態の時に到着していたらみすみすヤンを逃がすだけの結果にもなりかねんのに。
それはなんだかんだ言いつつヤン>ラインハルトと思ってるからさ。
851 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 19:56:57
ストーリー内でそんな説明は無いだろう。
君の脳内設定を言われても納得できんよ。
>>840 ハイネセンに直行して占領する事は出来るが、ゲリラとなったヤンを掃討できない
↓
ラインハルト自身が囮となり、仮に出てこなくてもハイネセンを占領しつつ相手の拠点も奪う
って流れだから基地さえ攻略すれば予定より早く戻っても一向に構わないんじゃないの?
一気に反転する、って作戦がそもそも記述にないはずだが
タイミングの指示はされておらず、基地を攻めるのはヤンをおびき出す
ためだけに近かった
で、ヤンが撤退する可能性についてはゼロであることはラインハルト
のみならずヒルダ他も認めるところなわけで包囲網の形成そのものの
必要性も無い。
「終わったら戻って来い」がラインハルトの作戦指示の全て。
854 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 20:11:55
>>852 どんなけ適当な作戦なんだよ。
そもそもハイネセンを攻略してもヤンを倒さなければハイネセンを奪取されて
同盟が再建されてしまう可能性があるからヤンを倒さなければならないと言う話だろう。
なら基地も同じ事だろうに。
ハイネセンをとろうが基地を取ろうがヤンを倒さなければ、ヤンに奪取されるだろう。
実際はどうかは別として、当時に帝国軍の認識としては。
855 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 20:14:51
>>853 一斉に反転して包囲殲滅って言う内容の記述は何箇所かにでているだろ?
うろ覚えだがロイエンタールの台詞で「一斉に反転して包囲殲滅。みごとな作戦だが反転してこなかったらどうする?」
とかなかったっけ?
一斉になるように艦隊速力を鑑みて攻略地点を選定してるんだろ。
通信が途絶してる(劇中、長距離の連絡が全くない)中で、あまり
細かいところまで詰められないお
いや、ねーんだよこれが、「一斉に」って表現は
「ヤンが出てきたらこっちでひきつけとくからお前らこっちに来い」
ってニュアンスが全て
858 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 20:21:18
ミュラーの早く帰ってきた理由説明の時に、日程を調整しているとか言う話が出ていたと思うが。
到着する日にちが決まっていたはずじゃないのか?
ちなみにロイの発言は
「全軍反転してヤン・ウェンリーを包囲殲滅する、か……」
「みごとな戦略ではある。だが、反転してこなかったときはどうなるのだ」
だな。
日程の調整は君が意図してる記述見つけられんかったけど
ミュラー艦隊内で到着攻略反転してバーミリオンまでの道のりは
計算してたが攻略の日程が丸々なくなったのでそれで早まった
という話ならあったね。その下り以外で日程に触れてるところは
見つけられなかったけど
860 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 20:29:35
日程を計算しているなら、元々計算されていた日付が到着予定の日付だろうに。
861 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 20:32:30
「一斉」という言葉が無くても「包囲」って言う言葉はあるだろ?
一艦隊だけ早くついても「包囲」とはいわんだろう。
挟み撃ちか?
>>860 いや、ミュラー艦隊の側で。だよ、計算してたのは。
基地攻略に掛かる日数の計算ね。
あとヒルダも色々計算してたけど
>>861 挟み撃ちなり作中どおり鉄の壁になるなり。
各艦隊でいつごろ戻って来れそうかくらいは
計算してると思うけどさ、ミュラーに限らず
待つ方のラインハルトやあるいはミッタやロイの言動見るに
密に命令を出した受けたというようには見えんぜ
863 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 20:56:33
でもまさにブリュンヒルトが照準におさめられているところで
到着するなんて凄いタイミングだよね。
あのタイミングなら割り込む前に破壊できたような気もするな。
>>863 それを世間一般では「演出」というのですよ。
865 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 21:09:04
>>862 >密に命令を出した受けたというようには見えんぜ
どれだけ適当な作戦なんだよ。
うん、適当なんだよ
だからみんな反対した。
でも政治家でも軍人でもなく勇者としてのラインハルトの矜持が
あの作戦を採用した
まぁぶっちゃけみんなあそこまでフルボッコにされると思ってなかったし
そしてヤンすげー、という話に戻り、
それでも捨てきれぬ勇者の矜持が翌年イゼルローン回廊に200万の骨を
浮かべる結果になる
ラインハルトさえ作戦を変更しなければ
ミュラーも急いで戻らなくてもよかった
>>866 ボッコにされたのは
ラインハルトが当初の作戦を勝手に変更したせいだぞ
>>867 それは違う、どっちにしろミュラーはダッシュで戻ってた。
ラインハルトが作戦変更しなければ、理想的な挟撃作戦が展開出来た。
自分で作戦立てといて
他の将が戻って来るのを待ちきれなかった
ラインハルトの失敗
一人で対等に勝負して勝ちたい、という誘惑に負けた訳だね
それすらヤンの心理戦と言うことにすればヤン儲も納得だね☆
872 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 21:36:14
>>866 >だからみんな反対した。
いや、みんな賛成したんだって。
>>854 拠点を奪われたらゲリラ活動はできない
そのための作戦だよ
リップシュタット後に第3、第4の回廊を探さなかったのは大人の都合?
それとも探すのに何十年も掛かるとか
ミッターマイヤーが一番早く戻るだろうと皆予想してたというが、彼はヤンの猛攻には
耐えられないんじゃないかな。
>>874 それ以前の150年それなりに探して見つかってないし
877 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 23:22:01
>>873 いやいや、作中では明らかにヤンを倒す為の作戦だろう。
>>872 諸提督「あーなんか空気に流されて納得しちゃったけど
やっぱ心配だしなー、さっさと占領してさっさと帰ってくるかー」
880 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/20(火) 23:54:32
結局包囲殲滅する作戦でミュラーだけが無茶な強行軍までして引き返したのは
ストーリー的には矛盾点だらけで、納得の説明は成り立たないのかな?
そう?書かれてることに整合取るにはいい線いってると思うんだけど。
「負けるとは思わないが心配なので可能な限り急いで戻る」でしょ。
>>880 戻って来た順に参戦して包囲するんでしょう
元々提督たちの動きが連動してるように見えない
ミッターマイヤーは他の武将が反転して戻ってくるまでの間、盾になれば充分
884 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 00:07:03
>>881 どこが整合取れてるの?
なんか一連の話の大前程は「作戦が元々適当だから」だろ?
作中で戦争の天才と言われている奴の作戦には当てはまらないだろう。
>>882 ヤンがよほどのアホじゃない限り、
戻ってきた順に包囲されるまでそこにいないだろ。
ハイネセンと政府を見捨てて、
目減りして有力なゲリラ戦力にならない一個艦隊に満たない艦隊で、
主要な基地は抑えられて補給補充が困難になった状態で、
目の前でラインハルトと交戦中に、
どう逃げて何処行くの?
886 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 00:16:37
各提督が向かった先が「主要」な基地とは記述されていなかったと思うが。
50数箇所あるうちの多くて10箇所前後だろ?
どこにでも逃げていけると思うが。
もちろん被害は出るだろうけどね。
887 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 00:31:30
>>880 お前が【かくあるべきなはず】と主張してることとストーリーの流れが違うからねぇ
888 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 00:45:44
>>887 だからストーリーに矛盾があるんじゃないかと言っているんだが。
例えば「とても正確な時計」が話に出てきたとして、
作中でその時計の時間が当たり前のように狂っていたら、
おかしいだろうと突っ込むだろ?
どうして「全軍反転し、ヤンを包囲殲滅する作戦」で
全提督がラインハルトの作戦に納得していて、
日程までちゃんと組んでいる状態で
ミュラーだけ半数を脱落させるほどの強行軍で到着せにゃらなんのだ。
889 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 00:46:51
バーミリオンでのラインハルトの防御陣一つ一つは1000隻にも満たないはずなのに
なぜヤン艦隊に各個撃破で瞬殺×24のあと本隊直撃とならなかったんだ?
>>888 『ラインハルト、テラヤバス』とヒルダから受信したときに、ハイネセンよりバーミリオンの方が近かったからだろ。
891 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 00:55:22
892 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 01:02:57
>>889 作中では、突破された防御壁は後ろに回って新たな防御壁をつくるので、
無限に防御壁が構成されるとかだったと思う。
俺だったらラインハルトの作戦を見破った時点で、
防御壁を突破するんじゃなくて、一枚一枚包囲殲滅していく。
そうすれば2・3枚の防御壁を殲滅した時に、それ以降の防御壁の艦隊は
こんな馬鹿な戦力の逐次投入の作戦なんてやってられないと、
ラインハルトに作戦変更を申し出るか逃亡すると思う。
>>892 そうするとさ、
一枚目を包囲してる時に、二枚目三枚目が前進してきて逆に包囲されるんじゃね?
相手が正攻法しか使えない所に意味のある戦術だろうし。
894 :
889:2007/11/21(水) 01:23:48
そうそう
15000対1000ぐらいならすぐに全滅させられそうなのになぜか突破にこだわり
しかもそれにすら時間がかかっているから疑問だった
ラインハルト側の艦隊がヤン艦隊の数倍あるように見えるのは仕様としてw
895 :
889:2007/11/21(水) 01:26:51
>>893 包囲しなくても正面からぶつかれば数的に圧倒して殲滅できるのでは?
たとえ二枚目、三枚目とあわさったとしても
896 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 01:29:30
>>892 2枚目・3枚目が来てもたかがしれている戦力だし、
10枚一度に来てもまだ半数以下。
半数を殲滅できれば後は買ったも同然。
全軍で来れば短期決戦を望むヤンの思う壺じゃないか?
それに包囲と書いたが、後ろを空けた半包囲でもいい。
1枚目が後退しなければそのまま殲滅。
後退して2枚目に合流してもたいした戦力じゃないんだから2枚目共々殲滅。
2枚目が後退しても同じ事。
そうしていけば結局圧倒的な戦力差のまま戦い続けられる。
24枚目まで行ったとしてももう帝国軍はボロボロだろ。
897 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 01:30:28
889とかぶったか
>>888 じゃあ、僕ちんは888の主張が矛盾だらけだって指摘しちゃうぞー
ぼくちん天才ー
>>896 一列、二列を囮に包囲させてる間に、残りと本隊がヤン艦隊の背後を突いたら? 挟撃にならなくても、後ろから
の攻撃なら少々の数の不利など埋まるだろう。
どーでもいいが、グタグダの乱戦模様だなw
>>875 だから、ヤンの作戦計画はそれもコミで、余裕でラインハルトもろとも撃破するつもりだったんだろ。
ヤンは特にミッターマイヤーと相性がいいみたいだからな。
ラインハルトの作戦も分からんのに、どんな計画を立てていたのか、わからんがw
>>883 盾にすらなれないという罠。せいぜい例の紙一枚ぐらいだな。
901 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 07:49:30
>>899 >一列、二列を囮に包囲させてる間に、残りと本隊がヤン艦隊の背後を突いたら?
>挟撃にならなくても、後ろからの攻撃なら少々の数の不利など埋まるだろう。
つまり初めに言った。
>>ラインハルトに作戦変更を申し出るか逃亡すると思う。
のとおりラインハルトは作戦変更に追い込まれるわけだろ?
ラインハルトの長期戦の意図を挫いて、ヤンの思惑通り短期決戦に持ち込めるわけだ。
一つの会戦で100万人死亡って多すぎじゃない?
903 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 10:38:35
バーミリオンは遊兵作りすぎたね
それに1000隻単位の防御壁20000隻近くで突破すれば
ものスゲー損害になって、後方に回り込んであらたな防御壁なんて
ありえないよね、どう考えても。
天才対天才の戦いを描くのには作者も相当苦労したと見えるw
紡錘陣形で突破なら1000隻の損害もさほど大きくならないと見た。
1000隻も紙のように広く展開しているという設定なんだが、ちょっと紙よりも薄くなりそうだけど平面的な戦闘感覚だからな作者は。
1000隻が横一列になって展開していて、防御ラインを死守しないのであれば壊滅はしないでしょう。
元々突破させる作戦なんだがら、突破に任せて左右にw展開して逃げれば大破してなきゃ戦列には戻れる。
だけどやっぱり防御側の損害が大きいよな常識的に。
905 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 10:55:01
突破されたら、突破した同盟軍よりもすばやく後方に回り込むって
可能なんだろうか、一直線の同盟に対して迂回するわけだし。
一応何枚も突破してる間に回り込んで再編っていう設定なんだろうけど、
戦闘速度でなく巡航速度並でビュッテン突破したら間に合わない気もする。
じつはこの作戦が最善だったかもしれない、同盟にとって。
>>840 ミュラーだけが早く帰ってきたのではなく、一番早く帰ってきたのがミュラーだったと言うだけでは
つまり起死回生を狙ったヤンの策は今一歩及ばなかったと
勿論、ミュラーが有能で早く戻ってくることが出来た、ラインハルトの一種時間稼ぎのような戦術が功を奏したってのもある
>>894 1.5倍ぐらいの差でも超ランチェスター理論で敵を圧倒瞬殺&味方の犠牲殆ど無しってのがこの小説のデフォなのに
この場合だけは別の物理法則が支配しているかのようだ
910 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 13:15:42
>>845 軍隊は自己完結性が身上だからAチームに務まる仕事もあるだろうよ。
BAT21やマリ・グレース・ホッパーとまでは言わんがな。
>>908 戦うと自分の艦隊すら統一指揮できなくなるからでしたよね。
912 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 13:54:25
>>908 のリンク先のサイトは釣りだろうけど、
適当さ加減にもほどがあるな。
パエッタのところ第2艦隊が13に編入されたのってアムリッツァからなのに。
>>912 んだんだ、遠征の時には正規一個艦隊だったはず。
作中、惑星は艦隊に対して全く無力な存在として描かれて
いますが、ヤシマ作戦で星中から電力かき集めればトールハ
ンマーくらいのビームの発射は可能なのではないでしょうか?
>>914 軽くトールハンマー以上のモノができるだろう。けど、元ネタのヤシマ作戦にもあった電力の過剰集中によって生じる
各種問題をどうにかしなければならない(そっちの方が困難だろう。軽く、あの数百倍のスケールになるわけだからな)。
それでできるのが、射線の限られる超特大の対空砲では、いささかリソースのムダ使いというもんだろう。
いっそ太陽砲までスケールをデカくして、一撃で艦隊ごと消し去れるモノにしよう。
>>914 やろうと思えば出来るけど、恐らくたかだか惑星一個にそこまでのコストをかけて設置する必要性がないと言うことでは?
イゼルローンはその地理的用件でそれぐらいのコストをかけても建設する価値があったが、一惑星に設置してもあまり有用
ではないし、そんな金があれば艦隊を整備した方がより便利かつ汎用的に使えると言うことでは。
いくらトールハンマーでも攻撃側はその惑星をスルーすればいいだけだし、そもそも惑星だと360度にも撃てなさそう
重要惑星防衛兵器ならアルテミスの首飾りの方が適している。
>>916 電力網に関して言えばイゼルローンという実例があるのだから
あの世界では大きな問題にはならないのでは?
>>917 汎用性に関しては確かにおっしゃるとおりですね。しかし、イ
ゼルローンで金がかかっているのはトールハンマーではなく本体
のほうではないでしょうか?何しろ最前線の狭い回廊の中で敵の
妨害を排除しつつ、難攻不落の大要塞を構築するという無茶な計
画。ラインハルトでさえ(だからか?)「回廊に要塞を設置しま
しょう」とシャフトが提案したら「敵の妨害の可能性」を指摘し
て即座に却下していましたし。
ところで、この世界においても「指向性ゼッフル粒子」や「移
動要塞」(これってヤンが「恐れない」と言い放った「新兵器」
の類じゃねぇのか?)に見られるように科学技術の発展は続いて
いるわけで、それに見合った要塞のアップデートは可能なのでし
ょうか?大和型戦艦計画の際、一度装甲を取り付けてしまうとエ
ンジンの換装に大々的な工事が必要となるためディーゼルにする
か、タービンにするかが大きな問題になりました。イゼルローン
も同様の問題を抱えているのではないでしょうか?
トールハンマーに電力集中してもイゼルローンの中の人は文句イワン。
だけどハイネセンで電力集中したら、撃退しても文句が出るのが民主主義。
結局戦闘要塞は食料プラント他あらゆる電源を軍のコントロールに置ける。
このメリットは非常に大きいよ。
ハイネ船に敵が迫っている状態でそんな文句言うやつがいたらさすがに憂国氣志團を指示するわ
>>920 あのな、敵が迫ってる状態で文句言わなくても撃退したら文句言うだろ。
そうなったら、結局使えない兵器になるだろうが。
文句言わせない民主主義なんてのはない。必ず文句を言う奴は出るし、止められない。
そうすると結局はトールハンマーのためだけのエネルギー源が必要になるからコストががかるといってるだけ。
別に緊急時に政府が民間のエネルギー源を制限するという選択が不可能なわけじゃないが、
使用した後に社会が混乱したり、政権が転覆する可能性のある兵器よりは確実に使える兵器が必要。
922 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 18:55:36
>>902 ヤンとラインハルトが出てきて
天才飽和時代を向かえてパワーバランスが崩れるまでは
20~40くらいでしょ。トールハンマー喰らっても100はいかない
>>914 漫画版のカストロプの反乱鎮圧の話だとだと地上に高出力レーザー砲を設置して
衛星軌道に配置した複数の反射衛星でビームを反射させて敵艦隊を壊滅させるというのがあったな。
>>903 ストレートにビッテンフェルト式の戦法で勝てたと思うんだけど。
東電のサイト行って数取ってきました。
東電の最大電力値は6430万キロワット。
トールハンマーが9億2400万メガワット。
で、ヤンが首飾り破壊に使った惑星間ラムジェットの出力がニュー
トン力学で計算しても約10の21乗ワットでトールハンマーの百万倍以
上。相対論は忘れちゃったので計算できませんが、馬鹿らしいくらい
のパワーになるでしょうね。
この世界って距離が離れるとレーザーや荷電粒子ビームでさえ減衰
するほど星間物質の密度が高いんですよね。あぁ、それで惑星間ラム
ジェットが実用化できるのか。何に使うのか知りませんが。
>>926 そうするとアニメでレーザー光線が目に見えるのも納得いくな。
>>925 静止質量10億トンの氷の塊が光速の99.999%に加速する事で2230億トン相当とあるから
差額の2220億トン×光速の二乗のエネルギーを与える必要がある
無茶苦茶な数字だな
そんなハードSFみたいな事言う人嫌いです><
>>929 ごめんなさいね。でも相対論で計算したら初期加速が何万G位に
なるのか見てみたい。多分、氷塊はおろかエンジンもその爆発的
加速に耐えられないはず。
アーレ・ハイネセンの故事に倣ってるから良いんです。
15000隻で1000隻の艦隊を殲滅するのにどのくらい時間が掛かるんだろう?
確か「連戦」では数時間で1個艦隊を壊滅させてレンネンカンプが救援に来る前に
トンズラこいた事があったが。
>930
>ごめんなさいね。でも相対論で計算したら初期加速が何万G位に
>なるのか見てみたい。多分、氷塊はおろかエンジンもその爆発的
>加速に耐えられないはず。
慣性制御も実用化されてましたよね?・・・ご都合かも知れませんが。
934 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/21(水) 23:39:00
>>903・924
いわゆる結果論ってやつだな。
本編読めばわかるが、ヤンは(ラインハルトもだが)
序盤から相手が弄する奇策を警戒しつつ戦っていたのだし、
ヤンはユリアンが策を看破するまで
「ローエングラム公の思惑が不気味ではあるが、進むしかない」
といった慎重な姿勢を崩せなかったんだ。
予め突破される前提でシミュレーション済の帝国軍防御網に対し、
周囲を警戒しつつ前進する同盟軍の戦闘が
1万5千隻対1千隻と、単純に数だけで語れるものでもないだろうよ。
>884
適当なのは読者視点。
帝国軍内部では緻密にして壮大な大作戦。
視点の違いを矛盾として作者に帰するのは不当な行為だな。
作品内においては、
「完璧なはずの作戦だったが、ヤンの恐ろしさを知るミュラーは(主君の不興をも覚悟で)強行軍を行った」
で別に整合とれてるから問題ない。
936 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 01:26:32
>>934 >ヤンはユリアンが策を看破するまで
>>892 で初めに「俺だったらラインハルトの作戦を見破った時点で」
って書いてるんだけどね。
937 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 01:28:28
>>935 >作品内においては、
>「完璧なはずの作戦だったが、ヤンの恐ろしさを知るミュラーは(主君の不興をも覚悟で)強行軍を行った」
作品内にこんな記述はない。
君の脳内設定だろう?
脳内設定でどうして作品の整合が取れている事になるんだ。
>>937 >作品内にこんな記述はない
常識で補う程度のこともできないのか。
双璧が何の説明も無しに総司令官の作戦を無視したら、帝国軍の他の艦隊は混乱する。
「ローエングラム公が破れる見込みが高い」「双璧の艦隊はハイネセンへ急行して降伏させ、停戦命令を出させる」という内容を、主要な提督たちには当然伝えているだろう。
あとはそれを基にミュラーがどう判断するかだ。
939 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 02:40:33
>>938 頭は大丈夫か?
補うにもほどがあるだろう。
>>938 ヒルダが傍受を恐れて連絡無しにいきなりミッターマイヤーの元を訪れている以上、
他の提督連中もそんな通信は一切やってないだろう。
実際、間に合わなかった組は、
停戦後にヤン艦隊を遠巻きに包囲して悔しがってたじゃないか。
通信してない以上、双璧艦隊が勝手な動きをしていても
他の帝国軍には気付かれなかったんじゃなかろうか。
艦隊の動きは掴みにくいみたいだしな。作中全般を通して。
>>930 ジェットでなく人工重力で加速してれば文句はないのだが、
相対論の質量増大と両立できるの?
>>931 船体は手に入りましたが、エンジンをどこで調達したのか
すっごい気になるんですけど。船を造るときにはエンジン
が一番手間かかるので、船体より先にエンジンの予算を計
上するのですが。
>>934 会戦序盤の戦闘が完全な消耗戦だったじゃん。
あれを続ける理由はヤンにはないが、ラインハルトはあのままずるずる続けても問題なかったと思うんだ。
#カッコ悪りい勝ち方だ、とか思わなければ。
ヤンがそれを嫌って無理矢理、切ろうとすれば、そこにつけこむ隙ができたりしたんじゃね?
そうなればラインハルト圧勝の可能性もある。
小説とDVDはどちらが楽しめますか?
>>943 『21エモン』、「芋畑とモンガーの部屋(なんだったか
忘れた)をつけるためエンジンと操縦席をはずしたよ」
「それじゃ飛ばないじゃないか!?」
948 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 08:40:29
949 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 09:10:40
艦隊戦燃え〜〜〜、漢の血が騒ぐぜ!
って気分になりたいならアニメ。
950 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 09:33:04
>>930 超高速通信が実用化されてる時代だからなぁ
(実用化されてないと銀河連邦の時点で連邦を維持できないはず)
バーミリオンでもしヤン艦隊が停戦命令を無視して(というか聞いてないフリをして)ラインハルトを
葬っていたらと言うのがあるけど、もし葬っていたらヤンも復讐に燃えた元帥らによって血祭りに上げられていたのは必至だよな
それともあの場面でブリュンヒルトを撃破して、なおかつ逃げ出すぐらいの余裕はあったんだろうか?
停戦してほかの艦隊が到着するまでにしばらく時間があるし
逃走は可能だったんじゃないか。
ミュラーや残ったやつらが追いすがってくるだろうから被害は受けるだろうけど。
玉砕とか考えてないヤンだから、逃走経路も考えてただろうし。
逃げ出したヤン艦隊とそれを追う帝国軍。
それ以来彼らの姿を見た物はいない……。
それだけのテクノロジーがあるのに、政治形体は前時代的だったり
戦闘機はやはり人間が操縦していたりと
移動手段も人間が操縦する車だったりと・・・・
車は無人のシステムが確立されてたじゃないか。
>>952 猪達の到着が停戦の翌日。
金髪を倒すか捕らえるかした後、全軍崩壊した帝国軍の残敵掃討など
鴨撃ちのようなものだ。
追いすがられるどころか、皆殺しにした後、
悠々と引き上げてまた行方を晦ますのも余裕でないかな。
>>956 戦闘制御は、流石に完全自動化は出来ないのだろう。
なんというヤン儲
>>956 >それだけのテクノロジーがあるのに、政治形体は前時代的だったり
テクノロジーと政治体制は必ずしも関係ないと思うがな。
技術が進めばみんなハッピーというわけにはいかないと。
なーに電極差し込んで脳内物質ガンガン与えればハッピーさ
電極など不要です。
このありがたい壷を買ってくだされば良いのです。
あなただけに特価で1万円。あなただからですよ?
他の人には秘密です。
そうだ、お得な夕食会が有るのですが、ご一緒しませんか?
>>958 言葉は荒っぽいが言ってる事は正しいな。
ラインハルトを捕らえるのは難しいが死亡させさえすれば、帝国の体制は崩壊する。
最悪ビュッテンフェルトが虚脱せずに猛攻することだけ防げばよい。
ハイネセンを降伏させた両元帥も根幹となる本土にオーベルを残して新領土を統治するのは困難。
帝国と旧同盟で騒乱が起これば兵力のみで統治する事は無理でハイネセンのみに取り残されることになる。
そこでイゼルローンを拠点にヤンが戻れば少なくとも原作よりも条件はいい。
ヤンの行動を見る限り成立しないIFだが、ラインハルトを戦死させた直後に降服勧告がきたなら話は違ってくる。
降服しようにも降服する対象をヤンは選ぶの困るだろうし、その間に攻撃されたら応戦するしかない。
>>963 国というか民主共和制の命運がかかった事態で「命令が出た」
「はいそうですか」は乱暴ですよね?「主将の首は目の前です、
本当に停戦でいいんですか?」くらいの状況報告と命令の再確
認は必要かと。
超光速通信の回線が繋がってるなら、
双方向リアルタイムでの画像付き会話も可能だろうから、
詳しい確認も出来たんでないかね。
>>964 追伸:「首相」でもあるんですよね、金髪は。
>>965 そんなことしたら閣内不一致(国防委員長と宇宙艦隊司令長官の
同意が得られていないこと)がバレちゃうじゃないですか。(笑)
>>964 アレはヤンの性格(思想)を実に上手く表現した、いい演出だったんだが・・・
アタシにはついていけません。
>>967 >閣内不一致(国防委員長と宇宙艦隊司令長官の
同意が得られていないこと)がバレちゃうじゃないですか。(笑)
政治決定には宇宙艦隊司令長官は関係が無い。
また政治上の重要な決定は、正式には内閣の多数決で決めるのだろうけど、
内閣のほとんど全員はヨブの子分と思われる。
国防委員長だけが反対しても、どうにもならんのではないか。
>>964 >主将の首は目の前です、
本当に停戦でいいんですか?
そういう報告をしても、
金髪を殺しちゃったら帝国軍(双璧)がヤケクソになって、
掛け替えの無い自分もろともハイネセンを火の海に、
という危険性が有るとヨブさんが認識したなら、
意味は無いような気がする。
あのタイミングなら、金髪を生かして捕らえるのに成功していたら、
安心して交渉できたかもしれないが。
>>970 ラインを預かる人間のNo.2とNo.3がそろって反対するような決定を通
すには二人を解任して、後任人事を発令する必要があるでしょう。非
常事態ということで議長が委員長を兼任することはできても武官であ
る司令長官まで兼務するのは無理。言いなりになる大将クラスの人間
を探してやらなきゃいけないし、司令長官職ともなれば本当なら議会
の承認も必要でしょう。そうこうしているうちにブリュンヒルトは沈
む。
>ラインを預かる人間のNo.2とNo.3がそろって反対するような決定を通
すには二人を解任して、後任人事を発令する必要があるでしょう
必要無い。
政治決定は政府の所管。
ゴネるのも大概にな。
ヨブさんの最終目標って「帝国を打倒した、同盟史上最高の元首」
という称号を得ることだったのでは?裏金とかはそのための方便。
命とどっちを取るかとなると微妙な判断になると思うな。
>ヨブさんの最終目標って「帝国を打倒した、同盟史上最高の元首」
という称号を得ることだったのでは?
状況によるな。
それに、目標と言うより、願望だったんでないか。
本気でリアルにそれを目指していたなら、
個人的に嫌いであっても、ヤンをもっと重用するだろ。
976 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 21:25:03
ヨブは確実に自分の命を選択するだろう。
生きていなければ「帝国を打倒した、同盟史上最高の元首」にもなれないし。
ラインハルトを殺して帝国を撃退しても、
「帝国軍を撃退する為に命を犠牲にした元首」にしかならないし。
No.2とNo.3がグルになって木靴(サボ)を通信機に突っ込んだら?
命令届きませんよ。
妄想乙
>>964 ただの停戦命令じゃない。
政府が降伏した上での停戦・武装解除命令だかんね。「停戦してもいいんですか」もクソもない。
980 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/22(木) 23:47:05
既に解決済みかも知れないのですが、はじめて来たので質問をば
アニメの「イゼルローン要塞」って流体金属で覆われてるおりますが・・・
帝国の艦艇はともかく、同盟戦艦の剥き出しのアンテナとか折れたりしないのでしょうか?
と言うか・・・ボキボキ折れて漂ってるのではないかと愚考します。
単座戦闘艇の発進ゲートは流体金属層の上まで出てくるから問題無さそうだけど
ぜひとも博識なスレ諸兄に御教示賜りたい!
>同盟戦艦
アンテナにも相応の強度は有るだろうし、
軍艦は重力制御で斥力とか出したりも出来るだろうし、
それにバリアーの類も有るだろうし。
>>963 いやー、ヤンは何とかして姿をくらますかも知れないけど、怒り狂った帝国軍に
ハイネセンを焼き払われたりする覚悟は必要だと思うな。
まあそれは原作でも触れてて、命惜しさに降伏した卑怯な同盟政府って事になってたけど
ハイネセンの住民はホントに自らが焼き払われる覚悟で共和政治を守るべきだと考えていたのかな?
流体金属だからアンテナが折れると言うのがいまいち分からん。
流体金属だから粘度が強いはずだと言う思い込みか?
ってことはやっぱし、あの時点でのヤンの最良の選択は
命令が届いていないフリをして(もしくは謀略だと言い張って)、まずミュラー艦隊を徹底的に攻撃
ブリュンヒルトを沈まない程度に攻撃して接舷、ローゼンリッターで皆殺しにしてラインハルトを捕縛する。
これしかないな。
ラインハルトさえ捕らえれば、ハイネセンを抑えられようが、帝国艦隊に包囲されようが関係ない。
「ラインハルトが人質だ、さっさと帰れ!」
「うっせ、さっさとウチの大将かえさねーとハイネセン焼き払うぞヴぉけ」
の無限ループ
>>979 電文ではそうなっていますが、実態は民主主義とは程遠い
地球教徒のクーデターの産物で命令の正当性に大きな疑問
が沸きます。映画『ウォーゲーム』では突然の核ミサイル
発射命令に対し、多くの空軍士官が発射命令を拒否。そこ
で合衆国政府は発射管制を全て高性能人工知能の手に委ね
ることにします。ところがこのシステムをハッキングした
高校生がコンピューターゲームだと思って始めた全面核戦
争プログラムを人工知能は現実世界で実行し始めてしまい
ます。核戦争一歩手前で危機は回避されるのですが、人間
の常識的な判断の重要性を認識したアメリカ政府は再びミ
サイル基地に空軍士官を配置することになります。もう一
点、これは国交のない国同士の戦争で「降伏」の手続きが
定められているわけではありません。ぶっちゃけ降伏の相
手は帝国政府ではなく双璧艦隊なわけで、いざとなればチ
ャラにしちゃってもかまわないでしょう。
4期はなぜ秋吉さんじゃなかったのですか?
>>982 政府の決定にぶちきれてるヤン艦隊の中にすら「ハイネセンの家族はこれで助かったんだ」と思ってる一兵士がいるんだから、
その他大勢の同盟市民はこの一兵士と同じような事を考えてた人が多いんじゃないのかな。
しかしこの一兵士は件の発言をしたら自分がえらい目に遭うと思って口をつぐんでるのも、ある意味リアルだと思う。
>>986 停戦命令の正当性については、ヤンには判断材料がない以上、とりあえずそのまま信じる他ない。政府との直通
ラインの保安レベルなどはかなりのもんだろう。そのラインで入ってきた通信の真偽を疑う理由はないしね。これが
「常識的な判断」だろうに。
疑った挙句に命令に背くのではシビリアンコントロールから逸脱することになり、それは民主国家の軍人の良識に
もヤンの信条にも反する。クーデターと同じだし、そんな悪い前例を作っては今後どんな暴走が起こるかわからん。
さらに、万が一報復でハイネセン火の海ってのは許容できない(双璧の矜持を信じられるとかいう次元の話ではない)。
読者視点で判断したらあかんよ。
中継基地の一つでも奪われたらその限りでもないと思うがね
>>989 「確認の必要さえない」って言うからさ「確認くらいは必要だろ」
と言ってやりたかったの。
本音はラインハルトを殺したくなかっただろう。
停戦命令は渡りに船ってやつだ。
>>955 いや、だからそれって質量増大と両立するの?
994 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/23(金) 10:00:18
>>894 「なぜか突破にこだわり」って言うが、諸提督が戻ってくるまでに
ラインハルトの首を取らなきゃなんないんだから残敵の
掃討なんぞに時間を費やしてらんないでしょ?
敵旗艦を目指すのは至極利に適った艦隊運用でしょ。
>>988 だよねぇ
普通は首都が焼き払われるぐらいなら降伏ってのは、王が生きてさえいればいくらでも国は再興できる
って考えの原始的封建社会じゃない限り普通の考えだと思うんだけど
(ワーテルローの戦いの時に、連合軍にパリを衝かれてダヴーはあっさり降伏したが、ダヴーを責める人は
ナポレオン以外はあまりいない。まあナポレオンが勝利寸前だったとかではないけど)
強大な帝国に対抗する民主主義を守るため、100年以上にも渡って「民主共和主義=命に代えても守り絶
やしてはいけない物」って半洗脳みたいな教育が行われていたのかも知れないですね。
>>994 ヤン側がラインハルトの策を看破しきっていない以上そうなんだけど
アスターテでは20000対12〜4000であれほどあっさり壊滅させて、残敵を放置しても
戦場復帰するこもなかったのに、なぜバーミリオンではそうはならなかったのか?
ということじゃないですかね?
最初からほとんど抵抗せずに撤退を決めてれば、被害は少ないし再集結も容易いでしょうが
突進するヤン艦隊より素早く後方に回り込めるなんて事はありえず、どうしても全体的に撤退
しつつの応戦になると思うのですが、撤退しつつの戦闘の不利さは作中で嫌というほど
語られていたことではないかと。
連邦制国家なら首都星が滅んでも地方政府が残っているので再興するのは
そんなに難しくないのでは?話し合いですむ分、殺し合いで決着つける帝
国より早く復活できそう。
それは少なくともヤンの選択肢に浮ぶ案ではないだろうねぇ
一都市くらい丸々犠牲にしても目的を果たそう、って人じゃないだろう
もう埋め。
酒の肴に突っ込みあう分には楽しいけどこのスレ大概不毛だよねぇ、
「納得できない」って「だからどうした」と同義だよねぇ
言ってる方に自覚がない分さらに可哀相なフレーズかも
>>982 実際それやってたら、同盟の他の領土の120億人が覚醒し、
本気で立ち上がるって展開になったかもな。
ベルゲングリューン「そんな事態に直面するのは避けたいものです」
>>984 >ブリュンヒルトを沈まない程度に攻撃して接舷
それが思うように出来れば世話は無いな。
手加減してたら逃げられちゃうかもよ?
1000 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/23(金) 14:18:42
1001 :
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