1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2006/09/01(金) 17:06:42
監督:宮崎吾朗 原作:アーシュラ・K・ル=グウィン 「ゲド戦記」(清水真砂子訳・岩波書店刊) 原案:「シュナの旅」(宮崎駿著・徳間書店刊) 脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子 音楽:寺嶋民哉 主題歌「時の歌」・挿入歌「テルーの唄」歌唱:手嶌葵 作画演出:山下明彦 /作画監督:稲村武志 作画監督補:二木真希子、米林宏昌、山形厚史 原画:田中敦子、賀川愛、山田憲一、芳尾英明、山森英司、 小野田和由、松尾真理子、鈴木麻紀子、田村篤、大橋実、 横田匡史、佐藤雅子、今野史枝、廣田俊輔、大塚伸治、 百瀬義行、本田雄、橋本敬史、西尾鉄也、藤田しげる、 黄瀬和哉、古屋勝悟、杉浦幸次、武内宣之、奥村正志、 増田敏彦、森田宏幸、重田敦、八崎健二、大杉宣弘、 山川浩臣、佐々木美和、濱洲英喜、橋本晋治、小西賢一 金東G、金東俊、張吉容 美術監督:武重洋二/デジタル作画監督:片塰満則 映像演出:奥井 敦/色彩設計:保田道世/録音演出:若林和弘 整音:高木創/整音監修:井上秀司/効果:笠松広司 /プロデューサー:鈴木敏夫/制作:スタジオジブリ 特別協賛:アサヒ飲料/特別協力:ローソン、読売新聞 方式:カラー/ビスタサイズ/DLPシネマ対応/ ドルビーデジタルサラウンド-EX・dts-ES(6.1ch) 製作:「ゲド戦記」製作委員会(C)2006二馬力・GNDHDDT (スタジオジブリ・日本テレビ放送網・電通・ 博報堂DYMP・ ディズニー・三菱商事・東宝)
ジブリ側が公表した原作者に対する宮崎駿の対応
> そうやって会見が始まったんですが、その冒頭で、宮さんは「自分はこの原作を枕元から片時も離したことはない。
> 自分が困ったときや悩んだとき、何度ひもといて読み直したか分からない。それぐらい読み込んで、あるときには助けられ、あるときには救われた。
> だから、この本に関して、自分はすべてを知り尽くしている。この作品を映像化するとしたら、世界中で自分をおいて他にはいない。」そう言い切りました。
> さらに、「あなたは僕の映画を観てくれたそうですが、『風の谷のナウシカ』に始まって『ハウルの動く城』に至るまで、
> 僕はいろんな作品を作ってきたけれども、すべて『ゲド戦記』の影響を受けています。」と告白したんです。
(中略)
> そして宮さんは「今回のありがたいお話ですが、これが20年前ならすぐに自分がやりたかった。
> しかし残念ながら、自分は年をとりすぎている。どうしようかと困っていた時期に、自分の息子とスタッフがやると言い出した。
> 彼らならこの本から新しい魅力を発見して、いい映画を作ってくれるかもしれない。
> スクリプトに関しては自分が責任を持ちますから、映像化を許諾してもらえませんか?」と、非常に感動的に言いました。
(中略)
> 日本に帰ってきてから、宮さんは「あんなこと、言わなきゃよかった。」なんて言いだしました。
> それはスクリプトのことなんです。こちらとしてもシナリオを宮崎駿に読ませる約束をしていたし、彼も原作者の前で責任を持つと言った。
> でも、息子が作る作品といっても、他の監督が作る映画に変わりはないでしょう。
> 自分だったらこうするという思いは絶対に出てくる。
> 作家というのは大なり小なり、他人が作るものには納得できない人が多いんです。
> そのことでは悩んでいましたね。結局、シナリオのチェックはしなかったんです。
※
ttp://www.ghibli.jp/20special/000457.html より引用
>>1 乙鰈
ベネチアか・・・ほんとに行ってしまうのね・・・
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/01(金) 19:30:37
悪夢だ… 吾朗は日本アニメを全きものにしようとして、こわしてしまったんだ
>7 鈴木インタビューからじゃどこまで信じられるか知らんが、宮崎駿ひどいね。 原作者本人の前じゃ褒めちぎって、自分で最終的なチェックするとまで言っておいて、帰ってきたら知らんふりかよ。
>>1 乙カレシン
前スレの999が切なくて泣けた…
>>1 スレ立て乙
前スレ999よ、三巻ラストの「テナーに会いたい」はどう思ったか?
恋愛の思い出は誰にだってあるよな 大学から20年ならいい加減忘れろよ 子供だっているんだろ?な?
>>1 乙
>>17 いいじゃんよ、ファンタジー読む度にその思い出出てくるんだから、それはそれで…
最後の一行が泣けた
>>1 さん乙です。
スレタイ【きさまの名にかけて】【ゴロー】じゃなかったんですね…(´・ω・`)…本当にベネチア行っちゃうんだ…。国辱というか、これまでのジャパニメーションへの高評価がガタ落ちしそう…。
何が許せないって、自分の宝物をその価値の分からぬ愚か者がぐしゃぐしゃに潰して 涼しい顔して成功者面していること。
結局戦犯は鈴木だよなぁ ゴローはバンザイクリフに追いやられて、飛び込んだ先にあったのが監督という海だったわけで 大本営で涼しい顔してたのは、鈴木
22 :
21 :2006/09/02(土) 10:14:16
すまない、映画スレと誤爆った・・・・・・・吊ってくる
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/02(土) 10:20:45
原作者の激怒に対してコメントしたのは鈴木。 監督のくせにブログも放り出し逃げてるのはごろー。 ごろーを庇うやつって次回作の宣伝に入ったピックルなの?
ゴローを庇ってるっていうか チンケな悪党とその親玉、って構図で見てるんじゃないか?
むしろ、これだけ情報が上がっているのに それでも失敗をゴローに全部被せて 鈴木とパヤオを庇おうとするジブリ関係者の姿勢の方が トカゲの尻尾切りのようで、正直気味が悪いんだが…
ジブリが糞だってことでもういいじゃん。怒りは相変わらず沸々とたぎっているけど、 原作読まないくせに怒っている奴はどこを見て怒っているんだと言いたい。 つか、何に怒っているのか、その対象が違うから相容れないものを感じる。 ここでぐらいは原作の話をしたいよ。 つか、原作すら読まないくせにSF板で文句言ってる奴は、全てまとめて映画板に池。 原作愛から来る怒りなら歓迎なんだけど。 折角前スレで4間の話が出てきたのに。 おまいらは4巻どう思うの?
>>23 原作者のコメントは呼んだけど、それに対する鈴木のコメント呼んだ事無いや。
まだどこかで読める?
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/02(土) 17:30:02
>>27 名無シネマ@上映中 :2006/08/28(月) 18:42:24 ID:8Fl+8Yd7
「週刊現代」の内容は原作者の不平不満の掲載と
それに対する鈴木Pのコメント
「ル=グウィン女史に宮崎駿は引退するとは私は言っておりませんし
今回の映画は内容、興行とも大成功と認識しております。
吾朗君は次回からも監督として起用いたします。」
こんな感じかな立ち読みなので間違ってたらごめん。
>>28 > 「ル=グウィン女史に宮崎駿は引退するとは私は言っておりませんし
「言葉のニュアンスの問題」
というようなことを言っていた。また立ち読みしてくるか。
でもさ、引退するようなことを言ってたはずの駿がすでに次の作品にとりかかって るって聞いて、彼女は"I hope to put it behind me."としか書いてないんだよ。 きっと、騙されたって怒ってるとかじゃなく、ただ傷つけられたんだと思う。 小説家を含めてクリエイターが心変わりして仕事を続けようと思ったりするのはよ くあるし、それは彼女自身よくわかってると思う。でも、そんなこと、せめてしば らくの間は黙ってればよかったのに・・・ きっと悪びれもせず、もしかしたら嬉しそうに「作ってますよ」的なことを聞かさ れたのかもしれない…ってのは単なる想像に過ぎません、が。
32 :
HH :2006/09/02(土) 22:08:08
>26 4巻でいいのは、ああ、あるあると思わせるところですね。 好きなのは、疲れてもう動きたくないとグズったテルーを、 ゴハが干しぶどうでだまして、ふたたび歩きださせる場面。 とりあえず食い気でつるというのは、あの頃の幼児には、 たしかに有効だよね。(29−30ページ) そのテルーに突如、視点が移り、内面が見えて、 「父と母」のため、古いモモの木のチェックのかたわら、 人肌脱ごうと頑張るところは、わくわく。そうそう、 よそんちの子は大きくなるのが早いんだよねと、ここでも 納得。(333−334ページ) 「誰が来るんだい?」 「あたしんちの人たち。」"My people."(335ページ) ってやりとりも好きだな。日本語の「人」という言葉は こうした広がりをたしかに持っているものね。4巻は 本筋でないところが、とりわけ気に入っています。 読み方としては、邪道かな? でも、まあ、いいか。
宮崎駿は映画が公開されるとすぐに「次回作は?」と聞かれるのがいやで 常に引退する引退するっていってるからな そこら辺が誤解の元か
>>33 「引退するから申し出を辞退する」っていうならそれでもいいんだろうけど
自分が撮らずに素人の息子にやらせる理由として「引退する」と言ったのであれば
誤解ではすまないでしょ。
高一で初めて四巻を読んだ時は、新刊が読めただけで、満足していた。 年をとり、何度も読み返すうちに、ゴハのテルーへの愛情、テルーの子供特有の可愛らしさ(桃の木を植えたがったり)、ハイタカのいいお父さんっぷりに、何度読んでもじんとします。 特に、カレシンktkrと、ゴハとテルーが無事を確かめあうシーンで、毎回大泣きです。 変な感想ですが、四巻を読んで、自分も、自分の家庭とこどもを持ちたくなりました。 チラ裏スマソ。
結局、子供にはわからん世界ということ>4巻 結局、ル・グウィンはわかっとらんということ>人々が4巻に望んでいたこと
結局、36はわかっとらんということ>4巻にル・グィンが托したかったこと
人の望むがままに創作活動を行う事ほどつまらない事は無いな
それこそ商業化だ。 そんなのは誰か他の商売人がやってるからいんだよ
>>36 4巻に感動したり満足しているファンも大勢いるけどな。
お前が気に入らなかったものを大多数の意見のように扱うな。
まぁ、確かに理解できない奴もたくさん出てくるとは思うよ。 最近はお手軽ご気軽ファンタジーが…というか ファンタジーに限らず脳の表面を上滑りするだけのエンターテインメントが幅を効かせているからな。 ディズニーとかハリウッド映画なんかまさにそう。 わかる人には素晴らしい作品だったのだけどね。 ル・グウィンはそういう傾向が嫌で宮崎に託したのだったが、思えば皮肉なことになったねえ。
ttp://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id324031/rid5290/p2/s4/c14/ 駿氏の責任。
投稿者:tamarin1600さん 投稿日時:2006/09/02 20:21:27
宮崎駿氏は息子の吾朗氏が監督になるときいてかなり腹を立てたと思う。
しかし、自ら原作者ル=グウィンさんの元へ行き、素人の息子の吾朗氏が監督をすると聞いて不安と困惑をあらわに
するル=グウィンサイドを自らは引退を考えている事、作品に対しては駿氏がチェックする事で了承をもらっている。
しかし、実際はまったく作品にタッチせず、試写の時はじめて作品を観た程である。
これは、契約違反を云々言う前に一人の責任ある立場の人のする行動なのだろうか。
確かに息子やジブリサイドへの不満がそうさせたのかもしれないが、原作者に約束した事や『ゲド戦記』が
御自身の作品の根源である特別な作品であるのだから、より良い作品にすべく尽力を尽くしてもらいたかった。
20代30代の人間ならばまだしも数多くの名作を世に送り出した監督のなさることだろうか。
突き放したのは何故か?息子に才能が無いことを分かっていたからなのか。
ならば、何故全力をもって反対しなかったのか、何故ル=グウィン氏の元へ行ったのか、
何故作品に責任を持つと約束したのか、何故才能のない監督を全力でサポートしなかったのか。
父親と息子の喧嘩にまきこまれた原作者と原作ファンそしてジブリアニメのファンはたまったものではない。
今回の作品で誰もが傷ついた。宮崎駿氏、原作者、それぞれのファン、ジブリブランド。例外は鈴木Pだけ。
駿氏は次回作へ取り組んでいるらしいが、今回の責任を取らないままで次回作に何を期待すればよいのか?
36だが、漏れが4巻が気に入らないとどこに書いた? 漏れの意見は 「4巻に文句言う奴は子供」 「世間様が読みたかった4巻はこういう作品ではなかった」 ということだ。 もちっと日本語学べよ。
>>43 文句を言う前に
もっと分かり易く人の伝える言葉
を選んだ方がいいと思う。
落ち着いて36=
>>43 のメ欄でも見ろよ
単なるかまってちゃんだろ
何回同じ議論したら気が済むんだかな
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/03(日) 15:22:40
ゴローちゃんに罪はない。あの子はいい子なんだ。いい子過ぎるけど。
>>42 宮崎駿は監督として、鈴木はプロデューサーとして才能溢れんばかりの人達かもしれないけれど、
人格者だとは誰も言ってないからなぁ。人間としてはゲロ以下の臭いをプンプンさせてるかも知れん。
お婆ちゃん騙くらかすぐらいはやるような人達なんじゃないの。
ル・グインに駿がやらない、遅くとも何の経験も無い吾郎がやると言われた時点できっぱり断る鼻っ柱があればなぁ。
本人も書いてる通り、契約書にサインした後じゃ後の祭りだよね。
しかし本当に映像化にかけては不遇の作品だね。
>>49 1000まで行って、もうdat落ちしてる。
レス取得しそこなってるんじゃね?
パプリカ後に字ぶりゲド見たら目が腐りそう。
>>52 痔ブリを馬鹿にするな!!
それより原作の話をしようぜ。
4巻以降のゲドがわかるのは、禿げたり腹が出たり息や腋臭が臭くなったりする年代でないと難しいと思うが。
>>53 魔法が使えなくても熊手で戦うところは、
凡夫とは違ったハイタカの偉大さを表していると思うな。
伝説の熊手とか魔法で鍛えられた熊手とかではないところも重要。
奴らが戻ってきたら、と不安がるハイタカと 「二対二で熊手もあるしね」(ウロ覚)のテナーにはなごんだ つか、船でアレンに抱っこされたりハイタカになつくテルーが可愛くてしょうがない そりゃカレシンも飛んでくるわ
56 :
HH :2006/09/03(日) 23:00:58
>53 「禿げたり腹が出たり息や腋臭が臭くなったりする年代」という 部分は、わが身をふりかえっても、たしかにそうだね。更年期障害で からだが火照るでも別段いいけれど。でも、誰でも通る道だし、 適度の想像力さえあれば、より若くても理解の必要条件は満たすと思うな。 4巻で好きな場面をもうひとつ。 「そんなふうにして行っちゃうわけ?」"Just go off like that?"と 息子のヒバナに言われて。「あんただって、そうやって出ていって、 そうやって帰ってきたじゃないの」"So you went; so you came."と 子育てに失敗したことを自覚するテナーが突っぱねるところ。 (322ページ)この口調、「あんたの映画よ」と言うところと ちょっと似てますね。 「いつ帰ってくる?」ヒバナがきいた。その声の調子にテナーは、 ヒバナが気の弱い、落ち着きのない子どもだったことをあらためて 思い出した。(323ページ) 諸々のことで失望はたしかにあったろうけど、女親にとっての 息子への視点をこうやって書ける人なのだから、今回の一件に ついて、ル=グウィンのスタンスは是是非非なんじゃないかな。 で、基調は、怒りより哀しみかな。
>>55 イエボーも飛んできてほしいと思った自分の若い日を思い出したw
イエボー、あの場面に飛んできたら、 いきなりル・アルビの魔法使いと取引はじめたりして。
カレシンにしても、イエボーにしても ちょい話題違いだがネバエンのファルコンにしても ファンタジーの竜ってみんな性格付けがしっかりしてるよね。 ハリーポッターでさえ、竜は愛嬌ある生き物として描かれているぞ。 映画のファルコンも(確かに変なキャラだったが) 愛嬌あったし、目はつぶらだったし、 「アイム・ア・ラッキードラゴン♪」というとこなんか首大きく振って、目はキョロ 単純にかわいかった。 なんで、この映画の竜はこんなに無表情なんだ? テルーとアレンの後ろに出てきた竜(カレシン?)も もう少し二人を覗き込むとか、なんか 性格を描写してほしかった。 グウィンが、私の竜には劣った。と言ったのは、そういう点ではないかと思った。 まぁ、映画全体のゴミさから言ったら、些細なとこだが
アスペンみたいな小物と取引するかね? やっぱり鼻息で燃やされるよ
また、イエボーの話に戻ってるし、ここw
小さい頃かわいがってくれてた爺ちゃんを送ったり、親のこと「年とったなあ」と思ったり、 いつのまにか自分がしっかりしなきゃいけない立場になってたり、 はたまた自分の子供もって、自分が子供だった頃の親の気持ちが理解できたり、 それだけ年とってから読み返したら、四巻がすげえキた。細かいところでいちいち泣けた。 ついでに外伝と五巻も読みかえしたら別物みたいに面白かった。 映画がなかったらきっと読み返さなかったから、この点は映画に感謝。
>>60 昔やりこめられた生意気な魔法使いに嫌がらせするために
ちょこっと取り引きして、アスペンはあとで燃やしたり押し潰したりする。
かっこつけて「わしがお前の死だ」とか、人間の言葉で言ってみたりもする。
別に更年期とか、体が臭くなったりとかしなくても
社会に出て5年から10年もすれば
色々と分かってくる部分があると思うけども<4巻
高校生とかでも、想像力によって(現実的ではないにしても)理解できる子もいるだろう
>>59 「竜が愛嬌ある生物」なのは、自分としては結構居心地が悪いけれども
竜自身は尊厳ある生物としてやる気満々なのに
時代によって人間の気質が変わっていたりして
愛嬌があったり、滑稽だったり、という風に竜が見えてしまう
そんな物語作りは良いと思う
竜は竜、それがどう映るかは、対峙する人間次第、という感じ
最初に1巻が執筆された頃に10代で読んだ子供が 40代になる頃に発表されたんだよね。 リアルタイムでつきあえた人は幸せだと思う。
>65 そんなにブランクあったのか・・・ 小学生の頃3巻まで読んで、数年後に4巻出た。 もしかしたら、4巻が出たときとかに読み返したりしなかったらこんなに好きになってなかったかも。 さすがに最初は理解できなかったし、定説によると本当にしみじみ理解できるのはもう20年くらい 先らしいけど(実際、ゲドやテナーには感情移入しにくいと思う)、自分は4巻好きだよ。テルーや 竜や。
>>66 自分と全く同じパターンだw
つか、たぶん同体験者いっぱいいるな
四巻出た時にギリギリ思春期過ぎてて良かったよ、それなりに味わい深く読めた
歳食って読み返すのが楽しみ
出来れば自分の子供と読みたいもんだ
4巻のゲド・テナーへの感情移入は、年齢というか 「こうあるべき」と思って律してきた自分から 解き放たれ、素の自分に返る経験をしていれば それなりに感じるものがあるんじゃないかなあ
4巻のゲドは初めの方なんていうか「わし3巻でかっこよく死ぬはずだったのに」ってのが見え隠れして面白かった。 最初は後日談として読んでた。5巻と短編集までまた間が開いたし。
かっこよく死ぬはずだったのに、かあ そんな風には思わなかったな 感じ方が本当に人それぞれで、面白いと思う
70の補足 なんていうか、4巻始めのゲドは、割と動物的な感じだった 成すべきことを成し、死にそうな目に会い 死んでも仕方ないところだったけれども まだ生きている、しかしもう元通りではない でも生きている限り生きる、なぜなら生きているのだから、という感じ
魔力が空っぽでも、「空っぽ」っていう空き容量があるから微かな力があるかもね>ゲド …っていうテナーの仮説は面白かった
遅まきながら五巻読んだ 最後の最後になって、やっとこさ原題のThe Other Wind の意味が分かってグッと来た 巻頭の歌で分かるべきだったんだが
75 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/04(月) 10:50:12
自分の親の老いを切なく感じ、自分の生命の終わりを思い苦しみ、4巻で泣けましたが、 5巻で、ああ、あの3巻までの黄泉の国では、死ぬのはどんなにか辛かったか、 と、あらためて我が身のことのように感じました。 5巻は、書かれるべきだったもの。こうだったんだよ!と、救いと感動を与えてくれたもの。 死ぬのは、自分は本当に怖い、父が死んだときも、その年齢に自分が近づいてきてなお怖い。 けれども、コケばばのように、石垣の近くを歩きはじめる頃には、もう少し…もう少しは… 読んでよかったです、ゲド戦記。全6巻。
76 :
HH :2006/09/04(月) 14:12:58
西洋人の食生活に詳しくないので、 「ゲド戦記」の中でパンと玉ネギとチーズが一緒に出て くると、一体どうやって食べるのだろうといつも 思っていた。特に、玉ネギの扱いが謎だった。 ジブリ版の中で、それが絵になっていたので、一瞬、 そうだったのかと納得しかけたのだけれど、それぞれ スライスして、単純に重ねて、オープンサンド風に食べる という方式は、このアニメによく出てくる、父親作品への オマージュというか、サンプリングの一つで、パズーが 地下の坑道でベーコンエッグサンドを等分するスタイルの 引用なのかもしれないと考え直し、また分からなくなって しまった。 玉ネギの種類も、あんなに色のついたものをイメージして いなかったので、こちらのほうは、おやっと思い、ちょっと 得した気分になったのだけれど、はて、ル=グウィン女史の 頭のなかではどんな風景だったのだろう。
もう吾郎のことは忘れようよ 何もかも終わってしまったんだから 狂犬にいきなり噛まれたとでも思って 諦めるしかないよ………
世間の評価をおしえてあげよう。 <9/2 〜 9/3> 興行通信 1 1 → ゲド戦記 2 NEW マイアミ・バイス 3 2 ↓ パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト 4 3 ↓ UDON 5 4 ↓ スーパーマン リターンズ 6 5 ↓ 日本沈没 7 NEW グエムル 漢江〈ハンガン〉の怪物 8 6 ↓ ラフ 9 7 ↓花田少年史 幽霊と秘密のトンネル 10 8 ↓ ポケットモンスター・アドバンスジェネレーション
>>79 いやいや、日経エンタのこの夏の満足度で、ダントツだった。
ダントツ最下位w
>>80 日経エンタテイメント 夏映画満足度ランキング
1 サイレントヒル 72
2 カーズ 57
3 劇場版ポケットモンスター 50
4 パイレーツ・オブ・カリビアン 48
5 M:i:V 45
・・・
14 轟轟戦隊ボウケンジャー -10
15 ゲド戦記 -71 ←ダントツ最下位w
>76 昔の洋画(西部劇かなにか)で、リンゴを齧るようにタマネギを齧るシーンを観たことがある。 それが日常生活なのか、そいつが変な奴なのかは不明。w
>>82 世界のどこらへんかに灰汁がほとんど無い、
ナマでも甘い伝説のタマネギがあると聞いた。
イエボーなら、きっとその正体を知っている。
>>76 ざっと調べたところによると
「パンとタマネギ」は、ドン・キホーテなどにも出てくる、粗食の代表で
「あなたとならば、パンとタマネギ(の貧乏生活貧乏でも…)」みたいな諺があるらしい
それから、南ヨーロッパでは、日本のと違う甘タマネギが主流らしい
それと、1箇所でしか見つからなかったから、本当か分からないけど
15世紀の諺で、「チーズと玉ねぎは食卓に良く運ばれてくる」というのがあるらしい
らしいまくりでごめん
イエボー、助けて!!!
映画板からとかのお客人はイエボーをどんな奴だと思っているのだろうか。 と思いながら窓を開けたら、油蝉と地蜘蛛が死んでいた。
スタンディングオベーションてマジですか。 世界レベルで「頭がヘンになっている」んか?
>>87 どんな映画でも5分は拍手してくれるらしいよ>ベネチア
優れた映画には10〜15分拍手してるそうだ
>>88 ほう、大人な態度だな。
とても真似ができないと思う俺は一巻を読み直してみようと思う。
91 :
◆GacHAPiUUE :2006/09/04(月) 23:31:28
むしろ仇を返しにくるとおもわれ
おまえらが必死こいて頑張っても結局ゲドが1位。 おまえら糞のやくにもたちゃしねえな。 せいぜい興行収入100億突破されないように呪ってろ。
93 :
◆GacHAPiUUE :2006/09/05(火) 00:37:02
映画は観ないからどーでもいいよ
>>93 んだんだ。
ところで、4巻はどうなった?
俺も4巻読み直してみよう。
4巻・・ピンとこないまま、結婚するとき実家に置いて来てしまった。 むしろ、もってくるべき本の筆頭だったのかも。 私も読み返してみよう。息子も産んだことだし。
>>96 おお、それはおめでとう
俺、怖くて未だに映画が観られない…
批判するためにも観ておきたいと思うのだが、
原作が自分にとって大切すぎて、どうしても踏ん切りがつかん
タマネギは普通に丸ごとかじるようなイメージだったけど・・・
>>82 みたいな。
男の子がそうやってタマネギを食べながら歩いてたってのが、なんかの本で読んだのか
海外旅行に行った人の体験談だったのかは忘れたけど。甘いらしいよ。
映画のスライスされてるタマネギは日本産なんだろうなきっと。
Earthseaのタマネギはヨーロッパ出身で・・
そういう無害な違いは面白いと思えば面白いね。
99 :
HH :2006/09/05(火) 02:40:26
>82、83、84、98 レス、ありがとう。そうか、グーグルで検索をかければいいんだ。 いちばん大事なものは、向こうから出てくるまで、わりと受け身で 待っていることが多いので、考えつきませんでした。 で、「玉ネギ+生食」で検索したら、「食材事典/美味探求」という サイトで、上田泰久さんという人が解説を書いてますね。 「含まれている硫化アリルの量によって甘玉ねぎと辛玉ねぎに分けられ…… 甘玉ねぎは南ヨーロッパで生まれ……辛玉ねぎは東ヨーロッパで生まれ アメリカで改良され……日本で売られているのはほとんどが辛玉ねぎ」 その「辛玉ねぎ」の一種である「赤玉ねぎ」(別名=紫玉ねぎ)は 「サラダに使うときれいですね。 湘南レッドなどほとんどの品種は 辛味が少なく生食にむく」そうです。なるほど。色つきということでは 吾朗ちゃん(もしくはスタッフ)は、わりといい仕事をしているのかも。 からたまねぎ、あまたまねぎ、あかたまねぎ、むらさきたまねぎ、 しょうなんれっど。奥が深いな。
>>92 日経エンタによると、最終見込みは85億円らしい。
>>97 それは、観ないほうがいいと思います。
レンタルくらいで、途中で止めて 気分転換したり、原作読んで自己補完できる状態で
観たほうがいいと思う。
私、ファンタジーとか子供のころから大好きで、でもゲド戦記は読んでなかった。
実家にはハードカバーあったし、いつでも読める状態だったんですけど、
中学入試とか、その入試の失敗とか・・・なんか理由をつけて読まないまま放置してました。
だから、今回の映画を初めは楽しみにしてて、やっとゲドを知る機会が出来たんだなぁって。
でも、原作読んでから映画観たほうがいいのか、映画観てから原作読んだほうがいいのか?
それがわからなかったので、2ちゃんにきたら、祭りになっててびっくりした者です。
それから、早2ヶ月・・・。
結局、今まで映画も観てないですし、まだ実家に原作取りに帰る暇もないので
原作も読んでません。
でも、色々な事知ってとても怒り、同時にとても楽しかったです。
映画スレとかテンプレがどんどん変わって、色々知ることできたし。
これから、原作読んで、映画はレンタルしようと思います。
原作を脇において、一応どのシーンが元になってるのか確認しながら
観たいと思います。
あ、原作と映画が全然違うのは、承知してますよw
ここと映画スレに2ヶ月もROMしてて、
原作と映画が一緒だと思うほどバカじゃありませんから。
あ、あとよく出てくるイエボーの登場する作品も読んでみます。
では、失礼します。
読んでも見てもいないのに 「観ないほうがいい」とは何様だよ それは違うだろ
映画板からきたお客さんたちへ。 自分の巣へ帰ってください。 どうしても書き込みたかったら、4巻の話を振って下さい。 もしくはイエボーについて熱く語ってみてください。 4巻を踏絵にして映画板の住人を締め出す方策はなかなか良いと思う今日この頃。
ガチャはル=グウィンの他作品も読んでるってば
ル=グウィンスレにもいるし
>>101 みたいな善意のアフォが一番扱いにくい
4巻は同じ話題がループするからうざいよ
まだ5巻か外伝がいい
俺の好きなアイリアンが(ry
同じ踏み絵ならセレットの誘惑美について語るほうがいいな
映画から入った俺はある程度アースシーの世界観を知れて小説を読み始めた。 これは映画を見ておいて特によかったと思う。 終始ゲドの声には菅原氏がぴったり嵌まった。 が、残念な事に想像した小説の中の竜は映画とは違った。 あと思ったのが西洋の竜は割と恐竜っぽい腹を引きずって歩くようなズングリ形で、 東洋の龍は蛇っぽいシェンロンみたいな形を想像するのかな? よくワカンネェがwww
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/05(火) 07:23:33
どんどん続編つくって 「ル=グイン・サーガ」とかやられたら、 嫌だなあ……
>>106 つっこんじゃうけど一巻から菅原文太声だったのかな?
あのさ児童書板もそうだけど、ここって「古参が楽しく馴れ合うスレ」なのか?
自分の意に沿わない意見は「心オナニー」で、興味の薄い話題は「ループうざい」ですか?
既出の話題を蒸し返すな、なんて質問スレじゃあるまいし、完結した作品で一体何の話をすればいいんだよ。
映画公開後に新規読者が増えて、中には読み方が不十分かと思う人もいるけどさ。
でも煽り目的でもない限り、そういう人を排除するべきでないと思う。
それが正直な感想であれば、別の見方を提示できる場が必要なんじゃないの?
まあでも、ここの住人の総意なら反対はしないけど。
ローカルルールがあるなら
>>1 に書いておいてほしいね。
>>108 いや、しいていえばアレンかな。
菅原氏は3巻くらいからがgood。
今5巻後半読んでるが、続巻がないと思うと悲しス(;ω;)
とりあえずは、いい加減うざったい映画板住人をしry
いや、住人でもいいけれど原作を読んでから鯉よと。
>>104 あれはガチャに向けて書いたんじゃないんだよ。
ガチャゴメン。ガチャは例のお盆祭りの際にも参加しているSFファンだと分かっているし。
>>103 は、
>>101 みたいなアフォに向けて。
>>110 わかる、わかる。
でも読み終わったらすっきりするはず。
>>109 に概ね同意する俺は少数派かな?
確かに、うざいレスをするやつもいるけど、少なくても原作読むって言ってる人に
そんな言い方することないんじゃない?
この映画をきっかけに原作好きになる人もいるだろうし、
少なくても読むといってコメントしたやつを排除しなくてもいいだろうよ。
読んだ人ならアフォでもいいのか?
114 :
113 :2006/09/05(火) 10:15:35
ま、言うだけ無駄か。
グウィンのゲド戦記ファンは、こんなに心が狭いのかと思うと、悲しくなるね。
映画板の住人に来てほしくなければ【さいはての】【ベネチアへ】なんてタイトルつけなければいい。
やることが矛盾してるよ。
で、踏み絵と言いながら、4巻だ5巻だセレットだって、結局自分の好みの押し付けなのな
この映画で、不愉快な思いして、
さらに軽いレスや、原作読んでないらしきレスに腹が立ってるのかもしれんが
書き込んだ奴に、居なくなれというなら、児童書板みたいに、ちゃんと明記しておけば?
>>101 なんか、なんだかなぁ〜とは思うけど、原作読む気になったから
映画板じゃなくて、ここに報告にきたんだろうよ。
それを「自分の巣に帰れ」ってあんまりじゃね?
>>114 心が狭いぃ?ワロス
まあそうかもな、否、そうだよ狭いよ
ちゃんと全巻読むか、ちょっと過去レス見てこいよ
ウンザリする対象が変わるだろうよ
そういう失礼なこと言うのはどうせ工作員かクネクネだろうし、
そもそもSF板にローカルルールを求めるなんて愚の骨頂だな
しかし
「『ル』をつけましょう。グィンでもルグィンでもありません」
くらいは
>>1 に書いておいたほうがいいかもな
117 :
116 :2006/09/05(火) 11:34:29
ルがついてるじゃねーか。 「『ル』をつけましょう。グィンでもグウィンでもありません」 ということで
>>116 どこぞの豹頭王だよ、と何度突っ込みを入れたことか。
あと阿修羅婆とか、ル婆とか、読んだことすらないくせに馴れ馴れしい奴とかな。
ぽまいはまず、夜の言葉を読んでから来いと言いたくなった。
祭りだってのは分かるが、映画板住人は基本的にジブリ凋落が許せないのであって
原作との乖離はネタのひとつでしかないんだよ。
ゲド戦記は大昔に1巻を読んだだけで、映画のほうは未見。 「闇の左手」は何度も読み返したけれど、ゲド戦記はなんとなくご無沙汰。 でもこのスレ読んで、ゲド戦記の続きがちょっと気になってきた。 これを機会にゲド戦記の2巻め以降も読んでみようと考えているのですが、 こういう人もこのスレに居てもいいですか?
つまらないから耐えれるかなあ
>>119 さほど苦労せずに読めるんで、すぐにでも図書館とかで読んで来たら?
地味に嫌がらせするタイプが増えたなあ
123 :
119 :2006/09/05(火) 12:05:03
さっそくのレス、ありがとう!
>>121 会社員なので、図書館には行きづらいですね。時間がなかなかあわなくて。
とりあえずAmazonに注文する予定です。
吾朗は続投宣言したらしいなあ。 ゲドの映画化じゃなきゃ見なかっただろうし もう勝手にしろよ見ることもないだろうしと投げやりな気分になっていたが 「オリジナルは無理」と明言してたことを思い出した。 元ネタにされる確率の高そうな児童書読みには辛い時代がやってきたな。
>>115 ゲド戦記全巻と闇の左手、夜の言葉、ファンタジーと言葉、風の十二方位、オルシニア国物語、ギフトは既読で、
映画製作発表頃から原作スレにいる自分なら、原作批判してもいいのか?
それは冗談だけど、最近の原作スレなんか変だよ。
映画公開後いろいろと煽られ続けた反動なのか?
やたら感情的というか、噛み付きレスが多いように思うがな。
やったー!セセラクのAAできたよー!! ||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| |||||||||||
これはこれは。 かくも立派なAAを>127にはよくぞお作りくださいました。
130 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/05(火) 14:48:46
あかくない
131 :
HH :2006/09/05(火) 16:58:47
「ゲド戦記」全6巻の再読も終わったので、 ついでに派生商品(便乗本ともいう)もざっとチェックして みました。別冊宝島の『僕たちの好きなゲド戦記』 は「翻訳家・清水眞砂子インタビュー」に付された写真 ――カラー4枚、モノクロ3枚――が収穫ですね。 いやあ、お美しい。表情によっては、NHKクローズ アップ現代の司会者、国谷裕子さんに似ていたりして。 清水さんのお若いころって、あんな感じだったのかな。 『ゲド戦記の秘密 アースシーの歩き方』(ぶんか社) というのも興味深い本ですね。10ページと99ページの 地図でローク島とされているのは、どちらもケイムリー島 ではないかしらん? 巻末の参考文献に、 『地理B』(実教出版)という本が掲げてありますから、 あるいはそちらで得た知見かもしれませんね。 スタジオジブリ責任編集の『THE ART OF TALES from EARTHSEA』は、前スレで指摘していた人がいたように、 本編で落とされてしまったさまざまなアイデアが散見 されるので、丁寧に読んでみようと思っています。 しかし、重い本ですね。五十肩が悪化しそうだよ。
昨日、ギフトを読み終わった。 で、なにか話したくてここへ来た。 でも、今朝?からのレス見て、もうここに来るのやめることにした。 なんか、見苦しい、ここ最近のレスは。 ル=グウィン と書けとか、お前こそ何者だ?といいたい。 そりゃ、ウルセラとか、阿修羅とかル婆とか、ひどい言い方するやつもいたけど、 グインというだけで、ついに排斥の対象か… 注意の仕方ってものもあるだろう? どうせ、俺も非難されるんだろう。まぁいい。勝手に非難しろ。 もう少し、冷静になって自分たちのレスを読んでみろよ。 今ここに居るのは、おかしな偏屈野郎ばかりみたいだな。
ヒロインをセセラク姫にしてトーリーは二巻にすれば、
自分でも絵コンテ描けるよ。
>>130 ブラウザの設定変えて文字色を調整するといいぞ。
>>134 私も今ギフト読んでる。読み終わったら、言の葉の樹を読もうと既に購入してある。
出だしがとっつきにくかったけど、面白いね。
私はまだ完読していないから、読み終わったら書き込みに来るよ。
>>134 原作者スレは別にあるから。
ここは映画隔離スレ。
>>134 です。
ギフト面白かったよ、でも宣言どおりここには書かない。
幸い、ファンタジーファンの友達もいる。
原作ゲド戦記やギフトについては、そいつらと話す。
>>137 映画の隔離スレなのに、映画の話題は原作既読で、なんか市民権のある人でないと
書けないみたいね。ちょっと知識が浅いと、映画板帰れとか言われてるし。
原作者スレってあるの知ってるけど、前ここでもギフトの話題してたじゃん。
なんか、理解不能だわ。言ってる事が。
ま、これでここは卒業しますわ。
気持ちはわかるが作者スレがあるのを知ってるなら そっちの方が適したスレッドだと言うのはわかってることだろうに。 不特定多数の人間が書き込む場所に統一見解なんぞ求める方が無理な話。
黙って去ればいいのに もうこねえよ!と書いて去るのは しきり屋と同じくらい見苦しい
ここは映画と原作をネタに遊ぶスレだと思ってる。 前々スレだったかの架空試写会祭りは楽しかった。
>>134 やっぱり出て行って正解だよ。
こんな状態で、まともな議論ができるとは思えない。
隔離スレに限ったことじゃない、原作スレはどこも同じような状況じゃないか。
児童書板で4巻の話題を振ったらウザイと言われるんだからな。
なんでこんなことになっちまったのかね・・・ほんと映画が恨めしいよ。
たった1人か2人が「うざい」って言っただけで スレ全体を決め付けるのもどうかと思う。 児童書板でだって、4巻の話題はずっと続いてたじゃないの。
>>134 作者の名を間違ってたら注意するのはあたりまえ。
確かに過剰反応気味ではあるが、
それを排斥と取るのも過剰反応だと思うよ。
映画板でも吾郎と書いたら「吾朗」と訂正が入るし。
そんなうざがる住人ばっかりじゃなかっただろ。>142 児童書板は基本まったり多少荒れても自浄作用で本来の筋に戻って歓談してるスレッドなのに 昔の話の一部捉えてこんなとこで恨み言なんて言うな。
まあ、ギフト読んだ感想なら普通に作者スレ池。
>>145 昔の話ねぇ・・・>105にも似たようなレスがあるような気がするけど。
まぁウザイと言っているのが一部の人だというのはわかった。
次からは心置きなくレス付けられるよ、ありがとう。
>>134 今までギスギスしても適当に流れているのに、わざわざ空気悪くするなんて
キミ何しに来たの。
こちらから願い下げですよ?
さらにわざわざ空気悪くしている↑↑↑は自浄作用を期待して流せばいいんだな、おkkkkk!!
空気について語ることで空気が悪くなることはよくあるが、その逆は殆ど無い。 by 俺
そもそも、このスレの誕生自体、映画板からの煽りや厨の流れ込みを 警戒して、隠れ蓑にしようと立てたスレだったしな。 常時ageが基本だったし。 でもまぁ、以前と比べてだいぶ雰囲気が変わってきたとは思う。 しかしそれも仕方が無いかとは思ってしまう原作ファンとしては。 何しろ、映画板でのゲド戦記へのネガキャンは凄まじいパワーだった しな。原作を貶める奴は論外だったが、知りもせずにル婆、グィン等の 略語の仕方には正直ゾッとしたよ。あんな奴らには来て欲しくないのが本音だ。
お、久々に荒れてるねー
まあ、とりあえず、空気を良くしよう。 空気を良くして人は、ハブナーの宝物から好きなものを三つ持って行って良いぞ。
>>151 知ってて愛情持って略するのと、祭りだからとはしゃいでテキトーに渾名つけて
遊ぶのとは違う罠。
原作ファンだからこそ遊んでいる奴はいいんだけど、映画板のあのノリはあまりにも
酷すぎるよ。
原作者への敬意とかは一切なく、ただ「俺のジブリをこんなにした56と鱸に
天誅を!」ってことで、その道具にルグィンを使っている。
女史をおまえらの祭りのネタにして遊ぶなよと。
それでも飽き足らず、SF板にまで来て原作読む気もないのに騒ぐ奴とか。
ニュース系板で痛い奴を見すぎて、もう映画の話は食傷気味。
>>151 >>154 同意
たまーに映画板覗いて、ついでに原作擁護してたんだけど
原作と原作者の酷い扱われ方に何度臍を噛んだことか・・・
>147 105ってなんのこと?
4巻のザ・熊手が頭に残っていて、つらつら二人の会話を思い出していた。 なんともウイットに富んだ会話だなーと思う。 ルグィンの頭の良さと才能とがなんともイイ!
確かにル・グィン先生の文章は…。 なんというか、地に足がついている感じで、日本の萌えラノベなんかの世界とは全く違うものだよな。
>>157 熊手に冠詞www
ウィットというより、「殺しちゃったかも(´・ω・`)」
ってだんだん凹んでいくゲドがカワイソス
そういえばあの場面で初めて人の命を奪ったんだよな、悪人とはいえ…
>>159 一巻で襲撃してきたカルガド人とか、
二巻での宦官だとか、直接でなければかなり殺してるけど、
直接手に掛けたことはなかったのかな。
三巻と四巻続けて読むと、アレンに教え諭す大賢人が、
テナーに保護される使用人になってるのがなんとも味わい深い。
カレシンに乗ってゴントに来たんだと思うと更に味わい深い。
三巻の“魔法を使わない大賢人” 四巻の“魔法を失った大賢人” そこに痺れたんだが 映画しか観てない人たちに、簡単に役立たず呼ばわりされるのが切ねえ
>>157 あれ?殺してないよ。あの時は心配してたけどな。
あいつは怪我が治って裁判にかけられた。
163 :
162 :2006/09/05(火) 20:55:59
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/05(火) 21:12:14
おまいら結局適当にしか読んでないんだなwwwwww
>156 ごめん、素で間違えた。 >104だな。
児童書板の話じゃないじゃん
↓↓↓ 引き続き熊手の話をお楽しみ下さい ↓↓↓
>>165 いやいや普通に死んでないって書いてたやん
裁判うんぬん書いてたやん
すぐに読んだ、読んでないとかワロスwww
無粋。些末
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/05(火) 23:06:27
均衡が
172 :
◆GacHAPiUUE :2006/09/05(火) 23:13:52
熊手って英語でなんて言うんだ?ベアハンド?
rake
大賢人の伝説の熊手は、その後二つにわかれて、 片方は砂州の老兄妹が所持し、片方は丘の下の竜が護る。 それが元通りに一つになるとき、ハブナーの王宮には熊が現れると言われる。
//
/ / パカ
//⌒)∩__∩
/.| .| ノ ヽ
/ | | ● ● |
>>174 呼んだクマ?
/ | 彡 ( _●_) ミ
/ | ヽ |∪| /_
// │ ヽノ \/
" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(..ノ
176 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/05(火) 23:46:41
ひどい自演ですね
ID出ない板だからしょうがないのかもしれんが 自演扱いされると悲しくなるな。 児童書板じゃ不謹慎だし、映画板じゃ通じないネタだし。 口直しに、だれかマンタのAAでも貼ってくれ。
AAなんていらんよ
179 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/06(水) 01:01:49
児童書板の次は、ここが過疎化かw 噛み付き厨乙www新手の工作員じゃねーの?wwwww
AAとかよくわかんないけど楽しめばいんでない? 程度問題はあるけど、今はそんくらいの余裕がみえるとちょっとほっとするよ。
エレス・アクベの腕輪→@
苦しみの石→ 。
| | | ←イチイの木の杖
腕輪を大事に持っていた老婆、あの兄妹の話もセツナス
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/06(水) 09:37:14
>>184 自分も、あの島が後に湧き水のある島として地図にのり……の次のくだりで、ほんとに泣きました。
たまらなく泣けた。さらに5巻で、セセラク姫の事情を読んでいて感慨深かったです。
あの兄妹を追いやった、かつての王も、王座を追われ、死に場所が、あそこか…
そういう大きな流れがまたいい。
痔ぶり 死ねクズ。
あのさ、真面目な本の話がしたいなら、原作者スレに行きゃいいと思うんだけど。
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/06(水) 12:36:57
できた!四巻のゲド!!→λ...
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/06(水) 12:41:31
またできた!セセラク姫!!→V(ミニver.)
ザ・熊手→Ψ
最近のプチAAオモシロス。 ザ・熊手って定着してるのね。Ψざっくり
DQNが旅路に加わった直後のアレン→orz
イエボーの鼻→●●
195 :
◆GacHAPiUUE :2006/09/06(水) 22:45:37
映画版用ポスターのアレン くΘ/ へ| >
違うね そりゃ、原作者スレ>684のレスを書いたキミの姿だ
最近読み始めて、昨日四巻読み終わったところなんだが 四巻の序盤までテナーはカレシンLOVEだと思ってますた
>>172-173 間違い。ゲドが使ったのはpitchforkだよ。フォークのでっかいやつ。
rakeは落ち葉などを「掻き集める」のに使う物で、人を刺すのは無理。
まあ訳語としては、しかたない。竹製熊手をイメージした人いないだろうし。
ピッチフォークか RPGでも武器として出てくるアレだな
日本の熊手(酉の市のあれ)に近いのはrakeだから、その意味では間違ってないが。 小説原文に出てきたのは、確かにピッチフォークだった 日本にはこれにあたる農具がない。でも洋モノで熊手といえば Ψ のことだと 皆わかってるし、農場に刺叉(さすまた)があってもなあ
>竹製熊手 ゲドとテナーが、高砂の爺婆になってる姿が頭に浮かんだ。
男の肉がびっしり
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/07(木) 19:18:23
↑
イエボー→( ゚,_●●゚) オームエンバー→( ´_ゝ`) カレシン→( ´∀`)
俺が映画化するとしたら、そうだな。 ハインやロカナンやら地球から来た考古学者が、 1巻と2巻の間に入る話を記述した古文書を見付けて…という始まりにして、 それを巡って学者たちがああだこうだと議論したりするシーンを入れながら、 ハイタカと友人たちの冒険を映像化する映画にするかな。 で、ラストで「この話は本来のゲド伝説の一部でなく、後世の創作だろう」 と学者たちが結論を出すと。 いや、別に伍朗ちゃんを援護しているわけではなくてね…。
207 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/07(木) 21:25:05
やはりここは ゲドがイエボーの子供をちぎっては投げちぎっては投げ、 交渉に負けたイエボーが地団駄踏んだあと 「ゲド戦記」のタイトルがババーンという感じで
今日五巻読み終わった。 なんかラストはうまく想像出来なかったし、みなさんがいうようにスキッリってこともなかった。 ただハンノキが「ユリ」と声をかけ手をとり、石垣を越えて陽射しの中に消えていく。 そして逝ってしまったハンノキ。 このくだりはなんともせつなく、作品中一番泣けた(T_T) ハンノキってかなり素敵だったわ。 次巻は描かれる予定はあるのかな?やはり難しいのかな・・・
第六巻ではハイニッシュ・ユニバースと統合されます(嘘
211 :
◆GacHAPiUUE :2006/09/07(木) 23:39:10
心の都市を経由して他作品にも同じ心が映ってます
夕張映画祭にでも出してろって感じだ
>>ジブリブランドの効果は絶大だ これだとジブリのブランドが無ければたいした映画ではないと言っているみたいだな。 ルグィン先生原作というふれこみの効果はないのか?
ないない。
>>214 スポーツ報知の親会社で、ジブリを宣伝してる記事を載せてる新聞社
讀賣新聞の存在を思い出して頂ければ幸いです。
如何見ても偏向記事です、有難う御座いました。
ここでスレの流れを元に戻す均衡が働く
超亀だが、
>>55 >奴らが戻ってきたら、と不安がるハイタカと
>「二対二で熊手もあるしね」(ウロ覚)のテナーにはなごんだ
これ真逆なんですが。日本語訳じゃそうなってるの?
>>205 カレシンカワユスvV
イエボーの鼻の穴ワロタwwwww
>>218 第六巻は「アースシーの彼方へ」になるのか
「アースシーと地球」も出てくるわけですね!
その前に「カルガド帝国の興亡」を
エンバーのゲーム
ゲド戦記6巻は現代っぽくなって 飛行機で西の世界とを自由に行き来できる予感
飛行機は早くないかな。 まず気球とか飛行船だろう…。
そういや、アースシーには海洋生物を利用した交通機関無いよね。 ハイペリオンに出てきたマンタが引く船みたいなのがあると楽しいのに。
>>228 動物の使役が嫌いなんじゃないか?
ゴント島のヤギにしても、好き勝手動き回ってる感じだ。犬猫やニワトリも。
ハイペリオンは好きだよ。最初は重いけど。
一つの映画が大衆を統べ 一つの映画が原作を壊し 一つの映画がつなぎとめる 司書横たわる図書館の奥に
231 :
HH :2006/09/10(日) 01:21:32
近所のレンタルビデオ屋の新作棚にサイファイ版 「ゲド戦記」があったので、さっそく借りてきました。 ようやく話に追いつけて、よかったよかった。しかし、 ジブリ版に勝るとも劣らぬ退屈度でした。台詞の 陳腐さも甲乙付けがたいところがありますね。唯一 面白かったのはオーム・エンバーのユーモア感覚。 「指輪」と「スター・ウォーズ」の援用は、昨今の この手のものではもはやお約束なのかな。言われるような 人種問題は、日本人のわが身、まったく気になりません でした。むしろ引っかかったのは男女関係(!?)。 冒頭、ゲドがいきなり幼なじみらしい謎の少女と くんずほぐれつを演じるのに度肝を抜かれ、ロークの 学院が男女共学なことや、アチュアンの墓所でみんな そろってベネ・ゲセリットごっこをやっているのには もはや絶句。作り手の技量もあるだろうけど、この作品は 本来、映像化には向かないのではと思ったりもしました。
>>231 ゲド戦記は人種問題でわざと引っかかるように作られてるんだから、
それが引っかからないのはダメじゃん
映画『ゲド戦記〜帰還〜』 翻訳:戸田奈津子 アスペン「このビッチ!」 テナー「熊手を?」 ゲド「殺しちゃったかもだ」
ちょwwwww 今英語版読んでるから軽く殺意湧くwwwwww
かけかけの呪文を…
236 :
HH :2006/09/10(日) 10:38:32
>232 レス、ありがとう。 作り手とできた作品が「ダメじゃん」という意味なら、 まあ、そのとおりです。それに違和感を持たない私が 原作読者として「ダメじゃん」という意味なら、 そうなんだよねと反省するしかない。私もダメだなとは 思うんだけど、気にならないのも事実なんで、何とも しがたいところだ。 結局、私の美意識(というのは大げさだけど)は 手塚治虫経由のデュズニー+宝塚で出来ているのだと つくづく思うわけよ。ル=グウィン女史のお眼鏡に かなわないのは申し訳ないけれど、いまさら変わりようは ないしね。文化的植民地の人間だからと卑下する気はないけど。 出てくる人間がうだるような暑さのなか、ほとんど半裸で、 ゲドもテナーも農作業の合間ににぎりめしか何かを食べていれば、 また違った感想もあるのだろうけど、風土と生活スタイルが 原作のままで、肌の色と顔の造作、からだの骨格だけ 非白人風にしただけだったら、新春かくし芸大会の 英語劇みたいにしかならないと思ったりもするのだよ。 その面でも実写向きではないよね。
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/10(日) 10:48:02
>新春かくし芸大会の英語劇 いわんとするところはわかるような気がする。 そういう舞台設定も、半端だとうまくいかないよね。 いっそ闇の左手みたいな、本当に全く世界観が違う世界の映像を、 真剣に実写でとってみてくれないかなぁ。両性具有者も特殊メーク技術で。 ゲンリーアイだけハンサムな黒人俳優で(笑) よくできたのになったらそれだけで感動する。 地味だけど(指輪実写に比べて・・・)
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/10(日) 11:22:59
アメリカで逮捕された「一夫多妻主義者」のちょっとオソロシイ話
http://pod.tbsr.jp/st/files/20060905_3.mp3 by 町山智浩
を聞いて全スレの「こわれた腕輪」の感想を連想。ユタって砂漠だしなあ。
しかしもうファンタジーというかサイバーパンクに近いリアルが現実に、、、
198 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/08/24(木) 01:21:39
人種をテーマにしたアニメにしたいのなら、第2巻の「こわれた腕輪」がベストだ。
なぜなら主人公のテナーの生活する世界は白と茶色の砂漠の中にあり、
その色彩は乏しく、風景の変化も乏しい。
多分枯れた世界にあるから動物達や水の音も無く、音の変化も乏しいだろう。
文明的にもターぺキラゴと比べて多様性もなく遅れている。
あとは迷宮の中の闇の世界だけがテナーの生活世界の全てだ。
その魅力のない世界に現れた赤黒い肌の青年が示す、色彩溢れた外の世界の一端。
有色人種達が築き上げた魅力的で色彩と音の変化と生命力に溢れた世界。
自由と共にテナーの周りに続々と表れる色彩達。
非常にテーマを背景映像に託した表現をし易いと思うんだけどなあ。
757 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/08/27(日) 01:37:18
>>198 こういうの見たいけど、日本に住む日本人が作る場合はテーマに
成りえないだろうな。
決められていた事をやってこればよかったアルハが迷宮を離れて自由に向かう時に、
今後は全てを自分で行動を選ばなければいけない事への怖れ、知らない世界への
畏れをアニメであったら表現し易いよね。 でも、劇場版でのクライマックスとしては弱いなあ。
腕輪のテナーを歓迎する人々で溢れる港と運河を舞台にするとしても。
やっぱり、NHKのTVドラマとかでゆっくり進めていってほしい物語だなあ。
>>236 でも、日本はほぼ完全に単一民族だから白人と黒人の人種差別問題とかっていくら
知識として知っててもよっぽど差別的に描かれてないとピンとこないと思う。
(悪いやつや卑怯者は黒人で正義のヒーローはみんな白人→違和感)
(登場人物がみんな白人→別になんとも)
ドラマの制作者がそういう風に作ったことに対しては、既成の白人=先進・正義、黒人=後進・軽蔑みたいな
概念を崩そうとしたル=グウィンの試み、という背景がゲド戦記にあったから、それを全く無視してしまった
という点ではおかしいと思うけど・・・
911も近いし、サイードを(無理してw)幾つか読んで思ったんだが 確かに人種問題は日本人の手に余るけど、気にならないからってスルーするのは不味い ゲドは明確な有色人種にするべきだった・・・
↑映像作品では、が抜けたスマソ
245 :
HH :2006/09/10(日) 14:51:45
>241 レス、ありがとう。 人種問題はほんとに分かりません。白が正義、黒が悪 みたいな単純な図式はいまはほとんどありませんから。 サイファイ版「ゲド」でも、オジオンは黒人です。 というか、黒人に道徳的な役柄(いつまでもガキの主人公を 鍛える「下士官」の教官)とか、もうけ物の脇役(女主人公を やさしく見守り、思惑ぬきで助けるモーガン・フリーマン) とか、ハリウッドではもやは安全パイですものね。でも、 そんなのは極めてアメリカ的なローカルな問題意識であって、 正直、外国人として楽しむうえではどうでもいいような気が。 「スター・ウォーズ」第1作を見たあと、そういえば白人 ばっかりだったなと思い、逆にそれがE・E・スミスの 戦前のスペース・オペラ風(記憶があいまいだけど、たしか 「スカイラーク」の主人公の下僕は日本人だったのでは)で、 なつかしさすら覚えたものです。でも、やっぱり地雷を踏んで しまったようで、ラテンの血の入ったちょい悪おやじ風黒人が 次回作では副主人公として登場していたものね。いずれ日本も そうなるのかな。この社会で人種的には圧倒的多数派にいる ものですから、無意識ながら、鈍いのかもしれません。
>>245 人種差別問題以外にも、アーキペラゴの世界観を表現するのに
多様な人種を書いて欲しかったとは思う。
ゲドは赤銅色で、アレンは黄銅色、カラスノエンドウは黒
って原作では同じ有色人種でも差があるんだよな。
>>245 >極めてアメリカ的なローカルな問題意識
アメリカ人は、アメリカ的=ユニバーサルだと思ってるからね。
スタトレでも何でも、地球外知的生命体に向かって「それがヒューマンだ」の
8割は「アメリカ的」だろ!と思うもん。プレゼントもらったら包装紙は破って
開けるとか、ペットネームで呼ぶとか、swear(ののしり4文字言葉)とか…
ル=グインは本当によく努力して知ろうとし、考えているんだけど
あれだけの人でもやっぱり西欧&アメリカの白人文化の枠から
完全に自由にはなれないのだよね。たぶん誰にもそれはできない。
まあ実際、世界中を見渡せば、あっちもこっちも民族紛争で
人種を意識せずに毎日生活できてる日本のほうが、珍しい状況といえばそうかもしれん。
だが一方では、世界中の大半の人は「田舎」に暮らしていて、生活圏内に異人がいない
そのほうが「普通」なのかもしれず。
日本人は人種差別が無いんじゃなくて「顕在化」してないだけなのに、 それを偉そうに「白人はどうあがこうが人種差別主義者だけど日本人は 人種差別なんか関係ない」なんて言われてもなぁ
日本人の人種差別って、少なくともある程度若い人にはない感覚だと思ってたけど・・・そうでもないの? あるとして、小学生が背の高すぎる同級生をイジメたりするような、「違和感」に対する(もちろん悪い意 味で)動物として自然な反応だと自分は思ってるんだけど。
何ヶ月か前、テレビ番組で、留学生何人かが喋ってるところにスタジオの反応がかぶってた。 アジア人(普通の男)、アジア人(かわいい女の子)、白人(金髪ハンサム)あたりがみんな 日本語で話すんだけど、属性で明らかに反応が違った
日本には確かに肌の色に対する差別はないかも知れないが、人種差別は明らかに存在する。
三国人ネタはいりませんよ
254 :
HH :2006/09/10(日) 23:18:32
「人種問題はほんとに分かりません」と書いたのは、 日本に差別がないとか、日本人に差別意識がないといった 意味ではありません。ル=グウィン女史の問題意識と その方向性が一日本人読者としてピンと来ないと 言っているだけです。日本には日本なりの差別や差別意識が あって、そちらの入口から入ってくれれば、対応のしようも あるし、問題があまりに微妙なら、口ごもったり、話題を 逸らせたりもするのですが、問題意識のあり方そのものが 女史にあっても、文化的にローカルなのではないか (間違っているという意味ではない)と言っているのです。 どうしてそうした方向でこだわるのかが、頭では分かっても、 腹では分からず、どこか腑に落ちないのです。 一度、多様な肌の色のアースシー世界を映像として確認して みたかった、で、それはもっと高い成果に向けての第一歩 なのだと思っているのではないかと愚考するのですが、 でも理屈では怒らないだろうから、白人だらけの何が本当の ところ、女史のかんに障ったのかが、やっぱり分からないと 正直思っています。
255 :
HH :2006/09/10(日) 23:19:09
(承前) NHKドラマ「時をかける少女」を見たとき、主人公の 一方の名前が「ケン・ソゴル」と聞いたとき、何かぞわぞわと した違和感というか、インパクトを覚え、うまい命名だなと しきりに感心したものです。「アムロ・レイ」も、安室という 名字が沖縄にあることをあとで知って、断片がひとつ埋まった ように感じたものです。 テレビのワイドショーで、沖縄料理が口に合わないという ことを、生な表現で語ったとあるコメンテーターが二度と画面で 見かけなくなったこともあります(出典がいまいち曖昧で すみません)。タブーな物言いや考え方はこの社会にもあって、 ここで生まれ育った私にはこのぞわぞわ感は腹で分かります。 そういう発言や言及に接すると、何もそこまで言わなくてもとか、 自分を棚にあげちゃ行けないよとか思いますが、逆手に取って それを創作行為で活かせば、思わぬパワーにも転化できます。 でも、他文化だとその文脈がいまいち分からず、行間が埋めきれず、 置き去りにされた気分になります。「極めてアメリカ的な ローカルな問題意識」というのはそういうことです。BSで どこか都市郊外を舞台にしたミステリーを途中から見だして、 最後まで白人しか出てこなかったなと思ったら、英国の ドラマだったことがあります。
256 :
HH :2006/09/10(日) 23:19:44
(承前) 長いな。ごめん。サイファイ版「ゲド」でロークの学院の 守りの長は、白人にしては身長が不足ぎみの、興味深い顔つきの 役者を採用していました。これはこの人は一癖ありますよという 記号です。原作の1巻、2巻を2回分のミニ・シリーズで 処理しようとすると、そうしたお約束を使った簡素化が不可欠です。 食いつきがよければ、DVDその他で儲けて、それを梃子に 予算的にパワーアップした続編を作ろうというサイファイ版 「デューン」みたいな思惑が背後にはあったはずです。 ところが、一般のアメリカ人視聴者にとって、なじみのない、 表情のニュアンスや、へたをすると年齢差すら判別できない 「色つき」役者(黒人は除く)でこれをやろうとすると、 手間をかけた割りには効果が乏しいという結果に陥りがちです。 字幕映画さえ苦にしない知的ハイブローな人たちの受け止め方は 違うのでしょうが。 たぶん短期集中型のミニ・シリーズというフォーマットではなく、 「未来少年コナン」のように、30分ものを毎週続けて放映する じっくりタイプのほうが、作品的には向いていたような気がします。 それには前スレか、このスレの上のほうで誰かが書いていたように、 感情移入がしやすい、魅力的な赤銅色の「ゲド役者」を見つける ところから始めなくてはなりません。でも、制作側のスタンスは もっと安易(脚本を見てもそう)なので望むべくもないですが。
>>255 機動戦士ガンダムのアムロ・レイは沖縄に安室と言う姓が存在するのを
知らなかったと監督が語ってます。御参考迄に。
>でも理屈では怒らないだろうから、白人だらけの何が本当の >ところ、女史のかんに障ったのかが、やっぱり分からないと >正直思っています。 ものすごい大人気のエロゲがアニメ化されたとして キャラが全員ツンデレでも処女でもなかったら ゲームの製作者もファンも大激怒するだろ?
とりあえず、実際なんて言って怒ったのか私は正確には知らないからなんともなぁ・・・ あっちのは原文訳とかあったの?
別に、アジアで生まれ育ったわけではない アメリカ育ちの有色人種を使えば 表情のニュアンスはそんなに変わらないんじゃないの
とりあえず、新人監督賞とれなかったのは良かった これ以上の勘違いを与えずに済んだ
相手チームのエラーに拍手しちゃうような後ろめたい気分になるけど、ぶっちゃけほっとしてしまった
263 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/11(月) 00:47:47
クリスチャン・ネームだったりして
265 :
HH :2006/09/11(月) 01:57:30
>257、263、264 参考になりました。誤解から勝手に深読みしていたようです。 >260 そうなのかな。だったら、ル=グウィン女史の期待値って、 そんなに高くないってことか? 肌の色さえ違っていれば、 まずはOKだと。「ER」に出てくる自信家で小生意気な中国系 研修生や、チームプレーに徹する日系医療スタッフみたいなのが たまたま主役級をやっていれば、とりあえず第一歩だと。 運動圏の発想だと、問題なしだが。そうなのかな。なんか、 だんだんそんな気になってきたな。でも、それって、政治だよね。 ううむ。もう少し考えてみます。
>>265 期待値がどのレベルだったかは分からんよ
ただ、SiFi版が不合格だったのは確か
100点満点で5点が不合格なのは間違いないけど、そこから合格点が
30点だったのか50点だったのか80点だったのか推測するのは不可能だな
最初は肌の色に触れず、人物や世界に馴染んできたころを見はからってさりげなく出す
みたいなやり方が、本なら出来るけど、映像じゃ出来ないんだよな
>>258 そのたとえのほうが分からん
>>258 ,267
>>267 氏が分からないのも当然で、エロゲネタはスレ住人の共感を得られないと
思います。然し、エロゲって本当に普及してるんですな。
たとえば、ファンタシーと聞いただけで舞台を中世ヨーロッパ風にする あるいは古典ギリシア・ローマ風にする そういうオートマティックな紋切り型は耐え難い とはいえ、実写映像化なら、予算の関係もあるから 徹底的な異世界にできないのは納得する しかし 合衆国だ(と、書いてカナダかも、と思ったけど、まあ変わりはなさそう) 役者の人種的多様性は保証されている(いい役に就けないだけで) だから登場人物を白人多数、黒人ちょっとで補完、というのは怠惰だ てなところでは?
>>260 そこはHHが最初から壁を作ってるから理解できない証拠になる。
>>258 大衆向けに加工した結果、大衆の評判はともかくとしてエッセンシャルな部分がなく
なっちゃうって意味なら一応言いたいことはわかるけど・・・
それは多少極端すぎで、たとえとしても的を外ってないか?
いやごめん正直エロゲはわからんよー
つうか、女史の本読んでエロゲもやるって…w別に個人の自由だけども 架空とはいえ女を雌扱いだろ 四巻が嫌いなクチかね
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/11(月) 13:16:52
(ここ流すとこですかね?)
流そうよ、荒れそうだし
275 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/11(月) 13:39:55
人種がどうのってのは政治がどうのこうのとは別次元の話だろ? 「白人のタフガイなヒーローがマッチョイズム全開で悪いやつら(有色人種)を ぶっ殺しまくって金髪の美女を救い出してめでたしめでたしHAHAHA〜!」 な頭の悪いファンタジーものに対する”アンチテーゼ”として作った 物語だから白人か有色人種にこだわるんだろ? そこをないがいしろにしたらそもそも作品世界のコンセプト崩壊にいたるから。
>>272 君の想像するエロゲがどんなものかは知らないが
ある意味、4巻をフェミニズムに閉じ込める発言だぞ。そんな単純なものじゃない。
レスしといてなんだが、スレ違いが大挙する悪寒。
空気嫁
>>275 コナソのことかー!あれはあれで好きだけどなw
不謹慎だけど、現代日本に生まれて良かったよ
宗教や人種問題にあまり煩わされず本が読める
279 :
渚 水帆(作家& :2006/09/11(月) 14:11:52
280 :
HH :2006/09/11(月) 16:00:49
>275 分かります。だから、サイファイ版「ゲド戦記」に対しても、 人種問題を感得する感性のない自分に対しても「ダメじゃん」 と総括し、「ル=グウィン女史のお眼鏡にかなわないのは申し訳 ないけれど」と書いたのです。 サイファイ版「ゲド戦記」の傍らで、私は「ヘブン・アンド・ アース 天地英雄」なんて、しょうもない映画も見ているわけです。 中国人や若干一名の日本人(真田広之)まで加わって、中国西域で ロケし、中央アジア辺りのさまざまな民族をみんな勝手に演じている SF/ファンタジー/ウェスタンみたいな、このごった煮を眺めて いると、肌の色が白くなければいいとは思えないのです。やはり 伝統的なファンタジーの道具立てのなかに違和感のある肌の色の 役者をはめこむからこそ意義があるので、でも、実際にそれをやると、 「ある夜のER――東洋人研修生の活躍」か、新春かくし芸大会に なってしまうおそれが強いのではと、困難さを指摘したわけです。 「悪いやつら(白色人種)をぶっ殺して黒髪のチャン・ツィイーを 救い出してめでたしめでたし」の部分が重要なのではなくて、 「頭の悪いファンタジーものに対する”アンチテーゼ”」の部分が 重要なので、サイファイ版「ゲド戦記」はそこの部分が決定的にダメ なのです。で、そうした意識の転換を迫る行為そのものが運動であり、 政治なのではと愚考するわけです。大して言っていることは違わない と思うのだけどな。
281 :
渚 水帆(作家& :2006/09/11(月) 16:02:57
流れがわからん、なんか変なのいるしw もうベネチアも終わったからこれが終わったら次スレはなくていいかもね
283 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/11(月) 16:51:46
ま〜た自分の気に入らない話になると拗ねてる人がいますね^^;
エロゲ馬鹿にしたから荒らしてんだろ>変なの 今にエロゲは文化だとか厨臭えこと言い出すぜ。文学板にも似たようなのが居た 最初から馬鹿にされる覚悟でやれっつーのワロス
なんであれ知らないものについて無駄に批判するのっていくないと思うけど、、 とにかく話題がもうなさそうだね・・全部終わったし、監督blogの更新とかでラスト?
>>258 水族館に行ったら、マグロとイワシしか居なかったので怒った。みたいな感じ?
つつくのヤメレってば
アスペン一味が涌いておるな
>>285 ゴローの厚顔無恥はもうどうでもいいよ。
怒ったって我らの夢の映画ゲド戦記は実現されなかった、なんか同じ名前のキャラが出るん
別の映画が作られたって事実が再確認されるだけ。
>>289 そうか、そうだよな・・早く忘れたいな、映画のことは
隔離スレがなくなって原作スレに映画の話題を持ってこられると、嫌でも目にすることになるからなぁ。 このスレ使い終わる頃には、ほとぼりが冷めてることを祈る・・・
ここは映画用に隔離されたスレんなんで。 映画の話をするのは当然だろ? ところで上で書いている人もいたが 俺はTVドラマとジブリアニメで比べたら 「ジブリアニメ」のゲドの方がまだましだったと思っている。 だから女史も、TV版に比べたら対応がまだ柔らかいんだろうと推測する少数派だw
>>292 俺は、どっちもどっち派w
TVドラマは潔く原作を無視して、むしろ相反する商業作品に徹しているからな。
ジブリ版は何がしたかったのか、よくわからん。
原作と重なる描写は確かにTVドラマより多かったけど、根本が違うと思う。
ただ部分的には自分も気に入った場面はあったよ、紫玉ねぎとかw
対応が柔らかかったのは、ジブリ版のつかみ所の無さと、文化圏の違いに対する遠慮が
あったんじゃなかろうか。
>>278 宗教問題や人種問題がピンと来ないって逆に不幸…ってのは言い過ぎか、
不運でもあるんじゃないの
>>294 サイファイ版:バカ
ジブリ版:メンヘル
簡潔で要領を得たまとめw 個人的には SiFi=バカというより無神経 ジブリ=メンヘル かな。
ジブリはきっと監督の心の葛藤を表現しているんじゃないかと思っている俺がいる。 そんなこと考えるの俺くらいかな。
ところで、サイファイ版にはイエボーさんは出ますか。
>>299 名前だけ出たような。
イエボーかと思ったら、オーム・エンバーさんだったような。
こんなんなかったっけ?
ハイタカ「あの竜の名前がわかれば!!」
カラスノエンドウ「イエボーか?」
ハイタカ「いや、違う」
−−−ここから先、記憶が途切れましたーーー
>>300 イエボー、サイファイ版でもネタキャラ扱いかwwww
葛藤はケッコーだが、そゆのは一人でやってくれって感じだよな。 監督一人の考えでやる分にはいいんだろうが、誰かに相談した結果だから 問題が…
>>298 心の葛藤は鈴木Pの発想だから。
葛藤してるのは鈴木の方じゃないのか?
最初からゴローとパヤオの葛藤ネタで売る気満々ってことだろ
映画は結果論だから、監督だろうがプロデューサーだろうが感動出来る、 感情感覚に訴える、映画が作れなきゃ其れで駄目でしょう。どんな映画でも。 観る方が辛い映画は駄目です。突き抜けて確固とした作風だったら又別の 感動が有るとは思いますが。 ↓以後、原作小説の御話ドゾー。
そんな話はしない。w 先日、ファンタジーの名作、「ウォーターシップダウンのうさぎたち」のアニメがDVDになっていたので買いました。 88分のアニメで表現する為にストーリーの枝葉は刈り込まれてしまいましたが、絵によるイメージの深まりという要素は決して否定できません。 冒頭の神話のシーン、ファイバーの予知のイメージ、巣の仲間が鏖殺されるシーン等など、 アニメでなければ表現できないものがあるのだなと、納得させられたしだいです。原作通りのアニメ映画とは実に良いものですね。 ぇ?スレ違い?w
インディアン文化への傾倒、という意味でアースシーを捉えると 群島以上の大陸がないのは、「イシ」内で説明されている 小規模コミュニティ以上に育たなかったインディアン文化、 というものとの相似を感じる。 いや、育てなかったのかもしれないが。 なぜなら大きくなったコミュニティを持つインディアンは南米に居て、 彼らは生贄を捧げだしたからだ。
我々が認識しているインディアン文化とは、欧羅巴文化に汚染された後のものでしかない。 コロンブス以前のインディアン文化は、別物なのだ。 と、誰かが言っていたんだけど、誰か教えて。
>310 そのレスは俺の問いに答えていなかった。単なるゴミだった。
>>311 あえて言う、なんどでも言う、クドイほど言う
イシでも読んでろ
あと、男の家、などのコミュニティ同士の相違などや
それぞれの文化圏への考察を考えると、インディアン文化への傾倒以前の傾向が
アースシー世界にはある、という指摘もできる
「教えて」の次に「ゴミだった」って平然と言う奴なんかほっとけよ
魔法の言葉ググレカス
>>308 あえて発展させなかった設定、って見解は面白いが
アレンの父ちゃんやアレンの王としての振る舞いは西洋的だぜ
政治は専制だけど、人民ののびのびっぷりはローマっぽい
いいとこ取りしたのかねえ
>「教えて」の次に「ゴミだった」って平然と言う奴 アースシーにもそう言いそうな奴がいるから、2ちゃんにいても仕方ないだろう。
ホネノヒトだな
>>313 カルガド帝国は「巨大化」した政権の一例だろうと。
あとアースシー自体、初期はヨーロッパファンタジーの影響下で生成された、
と観るべきだろう。その後「ハルヒ」じゃないが、創造主によって変成したが。
個々人の「のびのび」観は西欧的、というより北米インディアン的だと感じた。
>>316 >ローマ的というより北米インディアン的
なるほど、確かにシビライズされてはいないからなあ
でも牧畜の様子はやっぱり西欧っぽいよ
チラ裏だけども、北米インディアンって今はネイティヴアメリカンって呼ぶんじゃなかったっけ
その辺の定義はヨクワカンネ 「ボーリングフォーコロンバイン」では「コケイジョン」というのが白子種全体に付されたレッテルだった。 人類学的な分類で総括してんじゃないだろうか
結局幽霊を呼び出す呪文ではなかったのか。 知恵の書てしょぼいよオジオン。
西洋でも、ケルト文化とかそっちを連想させる>アースシー ドルイドが権力を持ち民衆を率い ルーン文字が神聖文字として崇められていた頃の。 だからサトクリフの描くローマ以前のブリテンの様子と ル・グィンの描くアースシーとが自分の中ではかなり重なり合うんだよな。
>>320 あー、その辺のドルイド教は原始宗教だから似てるんだろうな。
っていうか「夜の言葉」でも女史は言語学的な指摘をかなり執拗に行ってるし、(モンダスに住む)
そもそもダンセイニからの強影響を自ら認めてるし
ダンセイニって「エルフランドの王女」の人だっけ へぇーそうなんだ
323 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/12(火) 06:55:40
映画見た後に1巻読んだらびっくりするぐらい面白かった 今まで一番つまらん巻だと思ってたのに 外伝と5巻が読みたい
↑おお、3と4でないところがいいね
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/12(火) 08:59:15
外伝を読んでから5巻をおすすめします。そしてざーっと続けて再読し、 やっぱり最後は外伝で余韻を楽しまれてはいかかでしょう。
そうそ。外伝の最後の一本が、4と5のつなぎだからね
止まったか…
初めて外伝読んだ。 アイリアン萌え
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/13(水) 15:30:29
埼玉の田舎だが駅前の書店ではまだ「テルーの歌」のビデオが流れている。 昨日、ふと見たら、数日前までは置いてなかった女史の「ギフト」と「夜の言葉」が入荷していて驚いた。 金がなくてそのときは買わなかったが「ギフト」買うぞー!
このスレは存在理由を失っている。
まーな
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/14(木) 21:03:19
ル=グインの提案通りに作ってたら指輪みたいに初心者の質問でうれしい悲鳴になってた。。と思いたい。
もしも 自分で作りたいけど作れない、息子に作らせなきゃならないけど作らせたくない と、大混乱に陥っている駿に ミズ・ル=グウィンが エンジン付き飛行機は困りますけど… 気球かグライダー、いえ、人力飛行機くらいなら出してもいいですよ と、言っていたら、あるいは…
334 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/15(金) 10:58:30
ル=グインの息子が、何かやってほしいなーーー。 小説家の息子だから、アニメの脚本くらいは書けるかもしれない。
>>334 つい最近の例を思うとそんな期待する気になれんよ。。。
いやいや、育ち方の問題もあるから
単なる皮肉だろ
>334 声優になればいいと思うよ。
ベネチア国際映画祭って大したことないんだな
見てない、見ないことに決めてる原作読者としては ベネチアでブーイングの嵐になるよりはまだ ル=グインに対しての申しわけなさが減ったと思うが 映画実物を見た人にとっては連中の見識を疑うような反応なんだろうね
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/18(月) 18:11:11
どわ、イタリア語!? 読めまっせん
自動翻訳に放り込んだらさらに訳ワカランことにw お世辞と戸惑いと失望のカオスってところなのかね?
「ウニタ」紙のダリオ・ゾンダ 平板なスタイル、なんの創造性もない絵で、 それはリアリズムの上に成り立つファンタジーに供する想像を生み出すことに失敗している…… 「イル・メッサジェーロ」紙のフランチェスコ・アロー ゴロー・ミヤザキの「Tales from Earthsea」について。 酷評するほどではないが、初演は期待はずれ。選考外。 これは、ウォールト・ディズニーと並ぶ、 映画界における最も偉大なアニメ監督宮崎駿の息子のデビューであった。 −ある古代世界で、何者かが生と死の世界の狭間にある門を開けてしまった。 対立する哲学に基づく二人の魔法使い兼門の守護者が対決することになる。 一人は死を必然とし、もう一人は不死を求めた。 この二人の間に、精神分裂病者で父殺しの人間と、何か謎を持つミステリアスな孤児がいる− 哀れ宮崎吾郎。彼のフィルムは巨匠たる父の酷いコピー品のようだ。 「ヴァラエティ」のレスリー・フェルペリン 不運にも、吹き替えとはいえ、絵に失望させられた。 キャラクター・デザインは平板で明確さに乏しく(主役たちについても表情は印象的でない)、 色彩の要素においても、まったく調和がなっていない。 背景もべた塗りが印象的だ。宮崎駿の最も優れた点、 つまり創造性ととっぴょうしもないところ、それが不足している。 シネマ・プラス.itのトビア・ツェルバート 「Tales From The Earthsea」について、このデビューしたての監督は、 その父親が創ってきた物に対して何らの新規性すら付け加えていないだけではない。 それどころか物語の流れを忠実に写し取るということも失敗している。 そして宮崎アニメでは常に際だっていた、 キャラクターたちの性格の疑いもないクオリティにおいても失敗している。
さすがはローマ帝国を作った民族は違いますね。 実に厳しくも正当な評価です。 このような評価を聴いて自省し次に生かして欲しい(かどうかは実はよくわからん)ところではありますが、 はて…。
>>339 あの映像見て、熱狂的なスタンディングオベーションだと思える人は
どうかしてると思うぞ。みんなやる気なさそうじゃん。
まっとうな見る目の人がたくさんいて、ほっとするね。 やっぱ単純に絵そのものとしてもパワー不足だものね。 誰が見てもふつーにそれはわかるのか。
>>345 どーもです
他国のメディアは冷静だからいいね
全地球70億人民にアレがさらされてしまった昨今、 原作ファンのみなさまいかがお過ごしですか? 1 怒りを新たにした 2 ゆるしてあげたくなった 3 どうでもいい
Q 急に E 映画化の話が K 来たので
>>351 4 北米TV版よりはマシだと思うことにした
思いあがりも甚だしいな。
5 スタンディングオベーションのさなか、憮然たる表情で座り続けてみたいと思った
>>355 ベネチアの映像見ると座ってる人は沢山居るから無理。
もうどうでもいい。 過ぎた期待は帰ってこない。どうせ実現しなかった夢。
お通夜モードだったころもあったこのスレ 今はもはやレトロスペクティヴモードに
>>345 ありがとう。
>>351 自分は一貫して3。期待もなく実物も観てない。
でも
>>341 じゃないが、ル=グイン気の毒とは思った。hope to put it behind me
って表現が、失望しつつも前進を続ける感じで、含みが多くてよかった。
本気でやる気あるのか?(パヤオ談 こんなセリフいわれて出来たのがアレか 素人作品以上のものになってないだろー
ゴローちゃんも気の毒は気の毒だと思った。 絵は父ちゃんに到底及ばないにしろ、 せめて普通の物語にすらすることが出来なかった。 (父ちゃんのシュナを入れさせられたり、鈴木Pの気まぐれに翻弄されたり) でも、そこをビシッと締められないのが監督の無能さか・・・。 俺は、アレンを出すなら3巻のみで映像化するほうがよっぽどよかったなー。
>>151 4 一年経って、讀賣系地上波で特番やるときに見る。
>>361 最初はその方向でイメージボードを色々描いて作ってたみたいだけどね。
アート集とかにはその痕跡が大量に残ってるし。
とにかく、鈴木が色々口を出してまったく別物になったのは良くわかったよ。
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/21(木) 09:48:30
アート集は魅力的でした。でももうこれらは作品にはならないんだよなと思うと悲しいです。 鈴木の勘違いと思い上がりはまさに「編集者」です。あいつらバカばっかり。 何かってゆーと「本当は自分が小説書きたいんだよね」書けると思ってるんだよこれが。 作家たちの作品に口出ししてるうちに自分もクリエイターって勘違いする。 編集に押し付けられた改変が成功したことは一度も無かったよ。 逆に編集が難色を示しても自分がこれがいいとゴリ押ししたのはなんとか数字をあげられた。 鈴木P、いっそどんどん増長してってほしい。そのうち自分の力量がわかるといいね。
いや、これ以上増長の犠牲になって踏みにじられる作品が出るのは忍びないから 誰かすっぱりとヤツのプロデューサー生命に止めを刺してほしいわ
既に労咳の一種ジャマイカ
>>366 まるで売れないSF作家みたいだなw
もしそうだとしたら頑張ってくれ!
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/21(木) 13:21:07
そのとおりです。SFではないけど…頑張っていいものを書こうという やる気は出ましたよ。あの映画を反面教師として。
ところで56の次回作はいったいなんなんだろう? デュマレストとか?
しつれーな。編集者のはしくれだが小説書きたいんだよねこれが、 なんて思ったことねーぞ! デュマレストくらいから始めれば良かったのに! あれも作り替えると、主人公の魅力ががらっと変えられちゃって、 みたいにはなりそうだが、ゲドより素材としては太刀打ちできそう。
エレス・アクベ戦記
>>372 そりゃ編集者はこの世で一人じゃないんだから、あなたみたいな人もいる。
同僚(または業界)でそういうことを考える人は一人もいない、とは言い切れないでしょう。
375 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/22(金) 09:45:35
ごめんなさい、>>372さんを見て、以前に出会った、ちゃんとした編集さんの ことを思い出しました。お世話になった人、助けてくれた人もいた。 「みんな」だなんて書いて、すみなせんでした。 いい人が少なくなったような気がしていたけど、 自分の実力がそれなりでしかなかったから、かもしれない……出直します。 でも鈴木Pはきらいです。
>>366 >>375 はなはだしくスレ違いの自分語りにもかかわらず面白かった。
おまい本物の「売れないクリエーター」なんだな。がんがれよー
(でもこれ以上ここで語るなよー)
他人の人生なんだから、気安く「がんがれ」とか言ってやるなよ。w (客観的に数値的に見て、努力で何とかなる可能性が高いと判断できるのならば)がんがれ〜。 (でもこれ以上ここで語るなよー)
ひどいサブリミナルだなw
原作を読んだ友人曰く「ゲド戦記ってジブリ作品の パクリっぽい場面多いよね」 、、、、、、、、、、、、、、、、 俺も別な風に乗って何処かへ飛んで行きたい まだ間に合うよな、、カレシン、、
だまって初出年のとこ指さしてやればいいのに どんなバカでもさすがに数字の大小くらい見分けつくだろ
ゲド戦記をファーストガンダムに ジブリをガンダムシードに変えたら俺の知り合いになるな どこの世界にも初出年も見れない奴っているんだな
アポロ13の大気圏突入時に通信が途切れるシーンを観て、ガンダムの
パクリじゃん。と言った馬鹿がいたなぁ
>>379 西の彼方への道は閉ざされました。引き続き欲にまみれたこちら側を
お楽しみください。
シェイクスピアを見て、「台詞がことわざばかりだ」っていう
古典的なギャグがあったな。
>>379 イエボーだが。
ペンダーまで来れれば、面倒を見てやろう。
ナルニアの映画かなんかについて 「アスラン? SEEDのパクリじゃん」 と言い放った女の子がいたそうです
「世の中は自分の見た順に存在するわけではない」 最近は「我思う…」な奴ばっかりだな
しかしおよそ最悪のタイミングで最低品質の映画化だったな。 ルグィンが最も憂いたタイプのファンタジーであるハリポタにここぞと鉄槌を喰らわせるどころか 映画としての出来がはっきりと負けてるんだものな。 ラーメン屋とか本屋とかそこらへんの子供たちの会話を聞いてると、 まず映画ありきで、原作の話題が出ることは10人に1人もなかった。 (最近は映画の話も聞かない) 「原作読者が増えて良かった」という良かった探し的な意見もあるけど、 自分はもう日本ではゲド戦記は封印されてしまったんだと思う。ジブリによって喰らいつくされたというか。 ファンタジーヲタがゲド戦記のよさをちゃんと語り継いだり、 今回単行本を買ってもらった幸運な子供が成長するのを待つしかないと思うね。
387 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/27(水) 15:53:37
ハリポタでさえ「原作のほうが良かった」「はしょられててもったいない」という 声を聞きました。原作者は映画化による不利益に非常に敏感で、 脚本チェックや契約条項もしっかりかためた上での映画化だったというけど。 それでもなお。
ハリポタは、本がどんどん長くなるのに 映画の上映時間には限界があるから はしょられるのは仕方ない。 それでもちゃんと観客を意識した映画になってるんでしょ? ゲドとは違って
>>386 無理矢理良かった探しをするとしたら
「映画と違うから」という理由で原作を否定するような意見が殆ど無いことかな。
あと、思いがけなく、イエボーファンが沢山居ることが分かって嬉しかった。
>>389 >「映画と違うから」という理由で原作を否定するような意見が殆ど無いこと
ワロタwww
確かにそうなるよなあ。
>>389 少なくとも七光りだけが頼りの素人監督を起用するなどという愚行はしなかったしな
客商売としてはハリポタ映画はゲドよりずっと誠実だよ
>>386 >喰らいつくされた
タタリ神と化したデイダラボッチが山々の緑を一瞬で枯らしていく「もののけ姫」のシーンを思い出したよ。
興行としての成功した作品と原作に忠実な作品 とは相反するものなのかもな。 ルパン三世で一番ヒットしたのはジブリのカリオストロだろうけど モンキーパンチから言わせると、あれはルパンじゃないらしい。
394 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/28(木) 11:35:05
スレ違いかもしれないけど、ルパンアニメは一番最初のが、 オトナでセクシーで、こんなのアニメでやっていいのかなと思いながら 夢中で見ていた。あれは宮崎さんじゃなかったんだね。 当時は受けなくて大隅さんだっけ…アニメとは違う映像分野に行ってしまったけど。
>>393 相反するんじゃなくて
関係ないだけじゃないの?
原作に忠実でも、全然忠実じゃなくても
映画として面白ければ成功するだけ
>>394 スマンが緑ジャケで何本か撮ってますよ。しかも名作と言われる回ばっか=パヤオ
スレ違いはともかく、調べもせずに決め付けないで下さいね?
厨房と間違われますよ
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/28(木) 15:04:06
ルパンスレに行って調べてきました。厳密には分けきれないということも知りました。 どうもすみませんでした。 日テレの再放送時に演出 大隅さんのクレジットで統一されてしまったことがあったそうで。 これで間違って記憶してました。
>>396 その認識もどうかと思う
路線変更の所為でお子様向けになっちまったと思ってる奴も居るに居る
大隅正秋が視聴率不振の為に吊るし上げられて降板した後 高畑勲とAプロの共同名義で演出をしてるね そもそも監督の肩書きでもないから撮ったとは言えないような気がする 新ルパンの照樹務名義で演出した回と何か盛大に勘違いしてるんでは?
原作に忠実じゃないだけじゃなくて、話として成立してない>ゲド 原作と離れてしまった良作品は、原作ファンには怒られるけど、 カルトな映像ファンに語り継がれている。 ゲドの場合、シーズン終わったら忘れられてるんじゃまいか? せっかく大作を原作にしてるのに、もったいない話だ。
>>400 原作者もわざわざ
「1巻と2巻の間のゲドの活躍を描いたらどうか」
って、原作に囚われなくてもいいように
提案してくれてたのにね
そこで唐突に考古学者が沸いて出てくる意味がわからん
まあ、一巻と二巻の間の背景で造ったとしても、駄作映画ができなかったという保証はないという意味だろう。 原作つぎはぎは明らかにマズかったと思うけどね…。
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/29(金) 21:23:23
>>402 原作至上主義なファンフィクを期待していたのに、
出来上がったのがパラレル設定だったので怒ってる訳ね。
>>405 駄作しか作れないという今のジブリの構造が原作つぎはぎという暴挙に現れただけで、
確かにどんなシナリオでやっても鈴木=ゴロー体制下では駄作になっただろうね。
409 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/09/30(土) 07:20:58
>>393 うーん、カリオストロはルパン三世原作へのオマージュでもあるんだが。
モンキーパンチの「怪盗ルパン」への理解と引用も把握した上での作品だからね。
おまーじゅ、かなあ
オマージュってのは尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事だろう。 ただ、オマージュもどきってのがあって、アイデアの欠如とか才能の欠如を隠すために過去の作品のアイデアの借用に頼ることもあるよな。 カリオストロは、ルパンそのものの看板をかけているから、オマージュっていうと微妙だなあ。 いわゆる昨今のオマージュもどきではないと思うが。
ここはルパンスレかよwwwww
最初からパクったと予防線はってるのになぁ
もうお腹いっぱい
最初から パクリですが何か? だもんな。 413の記事ちょっと読んでみたいな。
417 :
HH :2006/10/04(水) 10:11:50
>416 さっそく立ち読みしてきました。2ページ見開きの 短い記事で、たとえ文語を口語に改めても、サンプリングの 集積は果たして創作作品になりうるのかという、 この夏、2ちゃんのあちこちで議論されていたのと 似たような論調でした。 本年度の小林秀雄賞をもらった、いまが盛りの詩人も 大同小異の感想を持つのは、やはり問題が構造的だから なのでしょうね。
読んだ。 筆者は作詞に至るおおまかな事情は把握した上で、 「作詞:宮崎吾朗」と堂々と銘打たれてしまったことで 後世に残るのは吾朗の名前ばかりになり 朔太郎の詩が消され捨てられることへの危惧を述べていた。 少々杞憂のきらいはあるのではないかと思ったが、ほんとうに 杞憂にするためにも、吾朗と鱸の恥知らずな愚行もセットにして 後々に語り継がないとな。
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 14:49:20
映画はおもしろかったけど、原作小説は駄作だな。
今頃こんな釣りがくるとは…
メンヘル系の板に映画を褒めまくるスレがあったよ。 その手の人には映画は凄く心に浸みるらしいね。
やっぱり原語で読めないと ちゃんと理解したことにはならないんだろうか
言語のことは大きいけど、人と人の間にある隔たりよりは小さいと思う、やっぱり。 作者の思いを物語や言葉に翻訳することと、英語を日本語にするのとどっちが難しい だろう・・・と思うと、極論、本当に理解してるのは作者だけかもしれない。 ちゃんと理解すること自体より、理解しようと思うことと決めつけないことの方が意 味があると思う。でも原文で読めたらもっと面白いのは確か!
映画版のゲド戦記は今年度邦画最高売上。 小説版のゲド戦記はその年の最高売上を記録したことはない。 勝負あったな。
相手にするのは馬鹿馬鹿しいが… 年間何冊本が出てるのかと
426 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/07(土) 04:45:12
2巻のころの話をもっと書いてほしかった。 オジンのゲド、イラネ
2巻だけを映画化するのは? 2巻は映画にするには地下洞窟の場面が多くて地味だから駄目みたいな こと言ってたと思うけど、映画ゲドがあそこまで改変されてたんだから 舞台なんてどうにでもなっただろうに・・・要は、想像力の欠如だな。 欲張って詰め込みすぎるからブレまくるんだよ。
小説版のゲド戦記は、世界的に知名度の高い賞をとっている。 映画版のゲド戦記は、世界的に知名度の高い賞をとれなかった。 勝負あったな。
ジブリ映画としてのゲドは何位なのよ?w
「国に帰れば、死が待っている。 二度と会うことの無いふたりだけど……。」 (昨日の夕刊より) どうしよう アレンまで死亡確定 吾朗ゲドでは、今後世界に平和が戻ることはないのね
エヴァみたいな破滅エンドにするわけか。 なんとも独創的な…(嘆息
432 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/09(月) 15:38:54
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/10(火) 16:36:26
>>430 これは…いくらなんでも読売の釣りだと言ってくれ…
>>428 高い賞をとっても、興行的に成功しないと、
アニメ監督としては駄目駄目ではないかな?
>>434 興業収入100億超えるはずが公開二ヶ月すぎても70億ちょいで、
映館は未だに300を越えているのに、収入は週に一億を切っている。
スポンサーの株価は、タイアップCMを放映している間下がりっぱなし。
というゴローのゲド戦記は、興業的に成功だったんですか?
>>434 監督って興行の方の心配までするものか??
さすがに範疇じゃない気がするんだけど。
ジブリファンとかの反応からすると、作品自体の失敗は目に見えてる気がするけど
鱸の商業的戦略としては成功なんだろうか。ここは全然わかんないや…どうなん?
437 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/12(木) 13:56:07
海猿や沈没より制作費はかかってないが興行収入は上。 コストパフォーマンスならかなり黒字でしょうな。
>>437 宣伝費とか、人が入らないのに上映し続ける為の経費は?
ゲド原作読んでみたんだが・・・。本当にアレって小学生向けに書いてあるの?めちゃめちゃ面白いけど。 私今高校生だけど、もし読んでいた時期が中学生の頃の自分だったら面白いって感じられなかったと思う。
1巻〜3巻のどのゲドに感情移入できるかで、その人の精神年齢が分るという 心理テストもどきのような話があったな。 30過ぎても1巻に一番感情移入してしまう俺って一体・・・
1巻が一番ゲドの戦いを記しているしね。
2巻はテナー戦記、3巻はアレン戦記だし。
>>438 原作原理主義者がどんなに映画版を貶しても、
ジブリゲドは社会的に成功した作品に違いない。
>>441 『経済的』な成功というなら同意するが、『社会的』はどうかな。
原作原理主義者がここでけなしているだけじゃなく、オヤジ向け
週刊誌のたぐいでも揶揄されてるからなあ。
>>441 社会的には成功してないだろ。読売系以外じゃ大ブーイングだし、
ジブリがパヤオがいなきゃ大したことないってのがばれたし。
先週の興業収入は1館あたり週30万だそうだ。
これでも黒になるのかどうかはしらないが、なんか必死だよな。
444 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/13(金) 08:58:48
1〜3巻は、本来どのくらいの年齢を対象に書かれてたのかな。 対象年齢小学4、5年からってのは岩波の想定した年齢だろう。 そのくらいから読めて楽しめる文章ではあっても、深いところまで理解できるのは もっとオトナになってからだと思える。何度も読み返して面白いのでお得ですが。
>>444 最初から一応、子供向けに書かれてるけど。
文学作品のメイン対象年齢は、余程の例外を除いて主人公の年齢でしょ。 一応注釈しておくと、 ゲド戦記シリーズではゲドの年齢とは限らず 影との戦い:ハイタカ 壊れた腕輪:テナー さいはての島へ:アレン 帰還:テナー アースシーの風:ハンノキ こうしてみても、帰還以降の本質的変化がわかるね。
>>438 興行成績が良いということは黒字になると見て良いでしょう。
>>447 黒の額はどのくらいなんだ?
制作費が低くて、興行収入が良くても、
上映費とか宣伝費とかを引いた純益はどうなの?
そもそも100億見込んでたのに70億しか稼げてない時点で「成功」とはいわんだろ 他よりイイってのは単なる論点ずらし こういうの繰り返していけばジブリ倒産も遠くない
大成功といってさしつかえない。 まあジブリレベルだと平凡なのかもしれんが 興行収入では今年のNO.2のはず。 ジブリ作品なら誰がつくっても70億ぐらいは余裕、 ということを証明した映画だな。
だから興行収入だけじゃ判断できないでしょーが。 コストがいくらだったか把握した上で言ってるのか?
「パヤオの名声があるうちは」だろ? 毎回やってみろ、収益も評価も下がるだけだ 同じ詐欺に何度もひっかかるやつがそうそういるともおもえんね やはりイエボーをだすべきだったのだ
いくらなんでもコストや宣伝費に70億もかけてるわけねーよ。 何十億も利益をだした大黒字であることは間違いない。 まあ1部を映画化したほうが興行的にはよかったろうな。 二時間の枠におさまるかはしらんが。
切り売りしているのはブランドそのものなのだ。
>>452 美術館短編で「めいとこイエボー」を。
めいがイエボーの子供と格闘する話。
ジブリの看板背負って70億はまったく大黒字なんぞではない。
興行収入自体は「猫の恩返し」レベルと聞いたが。
459 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/15(日) 02:07:50
映画のことは当該スレにてどうぞ
女史の本スレは別にあるので、このスレが映画を見てゲド戦記に文句つけたい人のための隔離スレなのだ。 まぁ、映画の話をするなら原作と絡めて話をして欲しい気もするが。
封切前、地元局で深夜にやっていた映画紹介番組ではべた褒めしてたなあ 司会連中も、どうせさわりしか見てないくせにな……
さわり≠冒頭 です。
オトナアニメでの論評にちょとワラタ 製作体制のマネジメントという点では、ゴローは有能といってもいいかもね が、映像作家としては… 原作クラッシャーのジブリだけど、アーキペラゴの映像化という点では期待した…かったんだよ(つД`)
オルシニア国物語、実家の本棚にまだ残ってたな…… 早く読み返さねば なんでよりにもよってこんなに沢山絶版だらけなんだ 風の十二方位が復刊できたのはあのゴミ映画のおかげなんだろうけど こんな形でなければ埋もれた作品が掘り起こされないのもひどい話だ
映画は興行的には成功だと思う。 他の宮崎駿ジブリ映画と比べたら、製作期間も人件費も半分に抑えたと製作日記に書いて あったと思う。 他のインタビュー記事もあわせると、今回のゲド映画は今までに無いことを試した実験作で 新しい監督(素人息子だけど)に新しいスタッフ(音楽担当を変える等) 海外の制作会社を積極的に使う、製作期間を減らす(数年かけたものから 一年未満で作り上げる)無駄なセル画を省く(時間人権等の節約)等々を盛り込んだらしい。 宣伝も一年もやっていなかったし、過去の千と千尋やハウルと比べたら小規模だと思う。 100億という興収も、それぐらいは稼げるという見込みであって絶対目標ではなかったはず。 ただ、駿亡き後のことを考えて色々試すのは構わないんだが、それをゲドでやるなよとは 心の底から叫びたいけどな……
467 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/16(月) 15:52:12
イエボー見たかった。でも56版ゲドなら出ないほうが幸せだったか。
>>466 一度映画化を断っておきながら、
アカデミーに釣られて映画化を打診してきた作者のミスが大。
パヤオは自身の才能の枯渇を感じて断ってたのに 金の匂いを嗅ぎ取った鱸が無理やりゴローに監督やらせたのが一番悪い。 さらにそれを断らなかったゴローも二重に悪い。
>>468 アニメに対して比較的理解のあった日本ですら普通の大人がアニメの映画を観ることに
抵抗感がなくなったのはここ二十年弱のジブリの功績がでかい。
ましてや今でもアニメは大人が見るものではないという偏見があり、さらにアニメと言えば
ディズニーのアレという国ではあの当時断っても仕方がない。
>>468 そんなつまらんことは言わずに、
マッキンタイアとル・グウィンが並んでトトロを観ているのを想像してみろ。
「キャプテン。このネコバス、雄だわ」とか会話しているのを想像してみろ。
そして、ネコバスとイエボーを置き換えて映像を想像してみるんだ。
ほら、ハヤオにゲド戦記を撮らせたくなったろ。
……orz
472 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/17(火) 09:23:14
>>468 同じような文面を時々見かけるけど工作員かと疑っちゃうな。
>>471 はい、想像してみました。素敵だなあ。記憶がリセットされて、
ハヤオがゲド戦記を撮ってくれたら面白いだろうなとわくわくしていた気持ちがよみがえってくる……
4巻までは読んでいるが後は未読だったので、5と6巻を買ったよ。 ・・・痔鰤映画宣伝のシールが付いているよ・・・欝だ。 「このシールははがせます」と書かれている・・・当たり前だボケ。 でも、下に傷が付きそうで剥がせない(涙
>473 早く剥がさないと、そのうちシール部分がベタベタになったり 経年焼けしてもそこだけ元の色のまま残ったりするかもよ?
そういうのはたいてい、 熱い缶コーヒーとかをしばらく押しつけてから剥がせばいいよ
皆さんのゲド戦記(映画版)がかえってまいりましたよ。 今週9位。
>>468 その
>アカデミーに釣られて映画化を打診してきた
は鱸が「アカデミーのおかげでこんな話もきた。」とか語ってただけで、
現実にはアカデミー受賞以前(六年前)にマッキンタイアに薦められてトトロを観賞した女史が翻訳家を介して打診してきたはずなんだが…
っていうか、こんなとこでも鱸Pの印象操作が行われているとはorz
ジブリブリブリうんこおおおおおお!!!!!!!ヽ(;´Д`)ノ
>>477 その「打診」ってのもかなり誤解を招く表現だ。
原作者は是非アニメ化して〜!なんてラブコール送ったわけはなく
「以前オファーがあったときはアニメ全体に偏見があったので
あっさり断っちゃったけどトトロ見たらディズニー系とは違って
面白かったので、もしまだアニメ化したい意志があるなら
やってもかまわないわね」程度の会話が翻訳者との間にあって、
それを翻訳者が「ジブリに伝えてもいい?」と聞いて
原作者が「いいよ」と答えたので翻訳者がジブリに伝えた、
てな具合らしいんだよな。
>>468 のような認識とは印象がまるで違うんだよね。怖い怖い。
481 :
477 :2006/10/17(火) 23:32:25
>>479 むう、確かにそれだと打診などではないな。
d。
しかし、今更ながら公式発言の信用度のなさに驚く。
っていうかいよいよ終わった話題だよな
一度トップ10から落ちてまた入りなおすなんてジブリにしか できない芸当だな。 ジブリに感謝せいよ、ル・グィン。
>再度トップ10入り 日本人のミーハー根性・付和雷同精神・無能ぶりが白日の下に晒された悲しい出来事。 ル・グイン氏にしてもこのまま素直にランク外に堕ちて、 人々の記憶から永久に忘れ去られることを望んでいるはずな糞映画なのに・・・。 心底同情する。
興行ランクが信用の置けないものなのは 幸福の科学のアニメ映画の収入を見れば一目瞭然だろ 映画の興行ランク紹介するテレビ番組において 連中の映画が1位を取った時の事、 コメントに詰まって黙り込む司会の何と多かった事か 何でも鵜呑みにして信じるなよ
ていうか、ジブリブランドと鈴木の宣伝力を総動員しても すぐに沈んで二ヶ月後トップ10あたりをうろうろさまようことしかできないのね。
487 :
473 :2006/10/18(水) 20:48:00
>474-475 ありがとう、思いきってやってみるよ。
>>480 氷川竜介のコメントが載るのって、普通のことなのかな?
>>486 それでも二ヶ月近くTOP3を保っていたしな。
もののけ、千と千尋、ハウルが規格外の化け物映画だっただけで
映画ゲド戦記にリピーターが全くいなかったらこうはいかない。
他が不甲斐ないだけだろ。
確かに糞映画だが、他にも糞映画が沢山あるって証拠だよ。
リピーターっていたの? ジブリ信者の実数調査(一回きり)じゃないのかと思ってたよ
ブログを見て回ると 二桁回見に行った猛者もいたぞ
罪深い映画だなおい
週間トップも六回はあった。 客観的に判断すると大ヒット映画であることは間違いない。 まあジブリブランドによるものだとは思うけど。
ジブリほど宣伝できるとこないもんね。。映画にはさして興味のない方の、普通の学生からみてだけど。 予告編とか、テレビですごい流れるじゃん。 「(前略)大っ嫌いだ!」とか(映画見てないけど聞く度げっそりしてた)。 そんなに金持ってるってこと自体が実績があってこそではあるんだろうけど。 これからは築いてきた財力なりブランドイメージなりを食い潰して生きるんだろうか。。。
「大っ嫌いだ!」 という、言葉を見てゲド戦記より中島みゆきを思い出す人居る〜?
ある種の人にとってはものすごく感動する映画だったみたいだよ。 なんというか、今はなくなったけどメンヘル系の板にそういうスレが…。
>>494 今回で食いつぶしたんだと思うよ。
その辺のおばちゃんやガキに「次回もジブリの吾郎監督作を見たいか?」と聞けば、
「うーん見ない」と答える人が多い。
一回で食いつぶしちゃった。
駿の新作は劣化する一方なんだから、ブランドイメージをこそ大切に保たなくちゃいけなかったのにね。
>>496 の言うようにメンヘルアニメ専門会社に切りかえるなら食っていけるかも知れないけど、
次回は「ゲド戦記」のようなまともな作品を巻き添えにするのはやめてほしいね。
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/21(土) 03:57:44
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000011-mai-soci <ゲド戦記>挿入歌の歌詞が朔太郎の詩と酷似
ヒット中のアニメ映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄(うた)」の歌詞が萩原朔太郎(1886〜1942)の詩「こころ」と酷似している――。
現代詩作家の荒川洋治さん(57)が月刊誌「諸君!」11月号で告発し、波紋を広げている。
「テルーの唄」は「ゲド戦記」監督の宮崎吾朗さん(39)の作詞。一方、萩原朔太郎は大正・昭和期を代表する詩人。
詩集「月に吠える」や「青猫」で知られ、「こころ」は25年刊行の「純情小曲集」に収められた。
両者の類似部分を荒川さんは列挙する(こころ、テルーの唄の順)。「こころをばなににたとへん」/
「心を何にたとえよう」▽「音なき音のあゆむひびきに」/「音も途絶えた風の中」▽「たえて物言ふことなければ」/「絶えて物言うこともなく」――など。
荒川さんは「道行くふたりという人物設定、状況、空気、語調は、たいへんにている。構成もにている」と指摘する。
荒川さんは、宮崎さんがインタビューで朔太郎の詩を参考にしたことを明らかにしていることや、
「ゲド戦記」の公式サイトでも「こころ」を「参考資料」として掲げていることを認めた上で、「問題がある」と批判。
「『作詞・宮崎吾朗』とすることに、少しのためらいも感じなかったのだろうか。
ここは『原詩・萩原朔太郎 編詞・宮崎吾朗』とでもするべきではないか」と主張する。
荒川さんの主張に対し、映画を製作したスタジオジブリは「一切ノーコメント」としている。
著作権問題に詳しい日本文芸家協会副理事長、三田誠広さんの話 表現を微妙に変えていて、「こころ」の盗作とは言い難い。
しかし、朔太郎の詩がなければこの歌詞が書けないことは明らか。モラルの問題として、朔太郎への感謝の言葉を入れるべきだ。
ネットなどには出ているというが、シングルCDの購入者には分からない。先行する芸術への尊敬の気持ちが欠けている。
(毎日新聞) - 10月21日3時6分更新
表現を微妙に変えれば盗作にならないのであれば、のまネコはどーなる?
結局のところ、原作厨としては原作を読んでくれて気に入ってくれた人が 増えたから、映画は脳内あぼーんで無問題だと言うことですかね? パヤオじゃないと聞いたときから、今日の失敗は自明だったわけだし。 予定通りじゃない。
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/21(土) 14:55:27
>>498 おれもニュース見たよ。
荒川洋治の売名行為、以上!て感じかな。
そもそもこの荒川ってやつは何も損害受けてないわけだし
それに著作権だって、余裕で切れてる。
いい加減にしろ。
>先行する芸術への尊敬の気持ちが欠けている。 まさに、宮崎親子のあり様そのままだな。
>著作権問題に詳しい日本文芸家協会副理事長、三田誠広さん に盗作であることを完全に否定されちゃった。 ル・グィンも激怒なんかしてないし。 原作厨の諸君、残念だったね。
まーたそういうカビの生えた手法で釣ろうとするー
記事の趣旨は「法的に盗作ではないが、元ネタがあることをサイトの片隅に 書くとかじゃなくもっと積極的に公にするのがマナーじゃないのか」だからな 例えば、「ハムレット」の内容そのままに現代を舞台にした劇を、自分のオリジナル として発表して、「これはハムレットじゃないか」と突っ込まれたら 「著作権は切れてるから知ったことか」と答える様なものだ
別に歌詞を発表したわけではなく、主題となる作品はそれを含む映画全体なわけだが…。 それに、舞台の変更という以上には違っているし。 さらに映画ってのはいわゆる知的財産のごった煮みたいなもので、いちいち積極的に公にしてたら作れないぞ。公表しただけで十分。 まぁ、映画自体に芸術的な創作性がないから、 誰かの作品を入れてたら引用の要件を満たしていなくてアウトだったろう。 だから誰かのネタを使っているならもっと公にしようよ…というのなら確かにそうかもしれんなあ(w
サイトといえば監督ブログ、 久々になにげなく見てみたら「終了」マークが付いていた。 ベネチアのことを一応書く予定で終わってないのかと思いきや。 なんだかね。どうでもいいけどね。
>>507 記事の筆者が問題視しているのは、元ネタを明らかにしたかどうかではなく
ネットなどの極一部で告知はされても、CDなど最も人目に触れるところで
朔太郎の名前がきちんと出されていない事に対するモラル欠如でしょう。
だから論点は「ただ元ネタ公開したというだけで十分といえるのか?」ってことでは?
サイゾーに掲載されてた鱸Pのインタビュー記事読んで、あらためて怒りが込み上げてきたよ。。。 世の中舐め切ったあの態度で、この先もジブリは突っ走って行くんだろうなあ。
>>509 そもそも映画作品の部品部品のレベルにまで、「モラル」を求められる謂れはない。
法律面をクリアするので手一杯。
ハリウッドなどでは画面の一部にちらっと出てくるポスターの著作権がどうのこうの、
という問題のために弁護士が専任するくらい(撮影全般の弁護士は別にいる)
>>511 シングルCD単品で販売している以上映画の部品扱いでは片付かない。
創作者の態度・モラル欠如が批判されているのであって
法的問題云々は争点ではない。
だからジブリ・宮崎吾朗サイドが黙秘を続けるのも自由。
ただしその振る舞いが軽蔑されても自業自得。それだけの単純なことだ。
どうでもいいが、おまえらせめて映画本体の話をしろよ。 原作と関わりない歌なんかいいから。 まぁ、映画からあの歌を除いたらそれこそ最低にしかならないからしょうがないってことはあるかもしれないな…。
まぁサイゾーはかつてはジブリ批判をやってたんだけどねぇw ナヨチンの移籍といい、裏で何があったことやらw
松本零士の件に便乗したんだろな まあうまくやってくれ、としか言えんな 上映期間中からその話題はちらほらあったけどな
映画いつ頃テレビでやるかなあ・・・ 一応観とくかー、、とは思うけどなんとなく売り上げに貢献したくない。ビデオも嫌だ。
パクリ作詞は黙ってればまだしも、敬意の欠片もない経緯だったのを本人がゲロっちゃってるからな 悪気もなさそうなのが救いがなくてステキ
経緯って、 鱸 ゴロー君が作詞するんだよ ゴロ 僕、作詞なんかしたことありません 鱸 これを参考にしなさい ゴロ 「〜というわけで朔太郎の詩集を渡されて、で、書いたんです」 だっけ。こんな経緯を公言できる神経が信じられない。
なぜゲド戦記に萩原朔太郎なのか? 改めて問うが、なぜか?
すっごく馬鹿に見えるよね。 こんな人に映画化されてしまったアーシュラたんカワイソス
>>514 「映画は大ヒット、ネットでの批判は極少数の人間によるもの」と豪語するスズキPに、
ヤフーレビューの数字出して冷静にツッコミ入れるインタビュアーには笑えた。
富野由悠季いわく 「原作者なんて肩書きのやつはみんなぶっ殺してやりたくなる」そうだ (この発言の現場には松本零士が同席していた…流石w) 羽目を外しまくって原作より破壊力のある映画を作ったのならまだしも、 滅茶苦茶やったくせにつまらないのだからもう救いようがないというしか…
>>521 鈴木将軍に率いられたジブリ軍は空っぽのモスクワへ入城した模様
ヤフーレビューを信じる奴もどうかと思うが
>>522 松本零士は対象外なんじゃね?氏はマンガという形で魂まで与えてたから。
音楽CD業界が急激な売り上げ減少のため、 縮小再生産状態にあるのはご存知かと思うが 映画においても、もう観客動員の質と量を 見直す必要が出てきているのではないか? シネコンの蹂躙による個人経営映画館の消滅、 ブロックバスター的な選択肢を奪う強引な配給などの問題も含めて 状況は急激に変わっているように思えるのだが……
映画業界はビデオソフトの繁栄によって、すでに第一次の壊滅をこうむっていたといってもいいんでは? その対抗策として、シネコンや強引な配給による利益予測の比較的安定した経営形態に移行したんだろうから それを更に否定しても業界保護の次なる視点は必要だとは思うよなぁ。 どんな視点かは分からんが。
映画の話題は他所で
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/23(月) 21:38:27
昨日のアタック25で押井守が最終問題に出てきた イノセンスのポスターが出たあたりでわかったんだが あの映画ってカンヌ映画祭に「ノミネート」しただけで 賞なんてもらってないんだよな 国のお偉いさんに金を積んで推薦してもらったってのもあるだろうけど もの自体向こうに送り込んでも評価はしてもらえなかった、って事だな あのプロデューサーってお国とつながってそうだから どんな駄作だろうと飾り付けて好き放題できてしまうんだろう TBS製の反米ゴミアニメを乱造する竹田と同じようなものか (あの糞エウレカが東京アニメアワードを受賞するなどあり得ない事)
チラシの裏に書いてママだけに見せなさい
黙れよ
俺が今でもわからないのは 「どうして鈴木Pはジブリブランドを崩壊させるようなことをしたのか?」 ということ。 まさかゴローゲドがジブリブランドに貢献するようなシロモノではないことは 鈴木P本人が一番よくわかっていたはずだし、 それならジブリの名を出さずに「ゲド戦記製作委員会」とかをでっちあげて ゴロー本人に罪をひっかぶせておしまいにしてもよかったはず。
駿がもうダメなのははた目にも明らかなわけで、 駿がダメならジブリは空中分解しかねない。 もしかしたら、空中分解しそうなジブリを統べる指輪として 駿の息子という御威光を必要としただけなのかも知れないなあ。 ジブリというブランドの質も、「ゲド戦記」というアニメ作品の質も 鈴木Pにはどうでもよかったんじゃないかなあと思う。 ゴローをかつぐことでジブリが一分一秒でも長く存続すればそれでよかった。 そんな感じ。
>>532 駿の次回作の為の繋ぎという可能性も捨てきれないけどなw>ゲド
駿一本だと、数年に一度しか発表できず、企業としては成り立たない。
だから今までは高畑監督や新人監督を起用してみたが、どれも今一つ。
ハウルではついに新しい監督が逃げ出す始末だ。
だから駿の繋ぎ用として吾朗を試してみたんだろう。
そして繋ぎの吾朗が他の監督のように失敗しても、本命の駿作品で
またジブリ人気と信頼は取り戻せると踏んでいたと思う。
事実、次回作はジブリファンには堪らないだろう、トトロのような話という
情報まで鈴木の口から流れているし、もう、頭は切り替わっているようだw
ジブリって自転車操業で毎年映画やらないとマズイとか聞いた覚えがあるが
プロデューサーが「トトロのような」って過去のヒット作を引き合いに出して うしろ向いちゃってる時点でかなり不安だなあ。 まあ縮小再生産でも面白いものを見せてもらえればいいんだけどね。 もののけ→千と千尋→ハウル で構成と絵の技術が上がってきたのと反比例して、 面白さが段々落ちになってきたのを考えると、やっぱあんまり期待すると後が怖いな……と。 まあゴローゲドの時とは次元の違う「期待すると後が怖い」だけどね。
ジブリスレでやれよ板違いもいい加減にしろ
おやおや、誰かさんは今度は自治厨のフリですか ところでジブリスレって何よ?
板違いとかいう用語、久しぶりに見たw
なんかあんまり酷評されてない気がするけど、 世界各地の正味の評価ってあんなもんでいいんだろうか。
ほとんど酷評しか見かけませんが・・・
>>541 褒められもせず、思ったよりも貶されずだと思う。
宮崎アニメとしたら水準は低いが、新人だったらこんなもの扱いか。
早い話が箸にも棒にも引っかからず、記憶から消え去っているんじゃないかな。
それは国内でもそんな感じだ。 海外評も酷評っていうか無視に近い。 まあ酷評ってのは期待あってのものだからなあ
案外というか、もともとの原作ファンの方が映画の衝撃を記憶に刻み込んでそう。
546 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/25(水) 08:23:07
原作を知らなかったら、 なんだこのド素人漫画映画、まぁ、漫画映画はこんなもんか、 で終わっちゃうからね。
原作が名作らしいという事だけは知っていて、 映画を見て「こんな筈はない!」と原作買って読んだ人も居ますよ。 実際に、全然違いましたね…。
映画のことは、スレ住人的には最初から期待していなかったんじゃなかったっけ? パヤが降りて素人息子だと聞いた段階でこりゃだめだと。 で、原作読者が増えればそれだけでいいやって話していたと思うんだけど。 で実際今回の祭りをきっかけに原作の認知度もうp、そして実際に読んでくれて 気に入ってくれた人間も多数現れた。 当初のもくろみは見事達成されたわけだし、私は映画はなかったことと脳内あぼーんで 解決なんだけど、みんな違うの?
みんながみんな同じ意見なわけないじゃん。 違うの?ってあほか。
>>548 自分はそうしたいけどきれいさっぱりとはいかないらしく、
なんとなく未だにこのスレを見に来ちゃう…んだけど、548はなぜここに。
>>550 たまにでる原作話のために専ブラのブクマ入れたまま。
552 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/27(金) 18:08:25
553 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/30(月) 09:50:33
よかったこと。岩波で原作の軽装版が出たこと。 手元にあるハードカバー版と見比べた。 ほんの少しだけある、訳の直しなんかを楽しんでしまう。 ゲド原作を英語で読んだ人が書き込んでくれたこともよかった。 新たな発見があった。ああ、つい良かった探しをしてしまう……
人生を生きるとは、探すこと。幸せとは、幸せを探すこと。 見つけた幸せ自体に意味はない。探す行為が重要なのだ。
すげぇ! とっくに絶滅したと思われていた「よかったさがし」族の生き残りだよ!
本を読み終えることに幸せがあるのではなく 本を読んでいる間が幸せなのさ。
「ゲド戦記」という固有名詞にこれから数十年間アレがくっついてくることを考えると よかった探しする気にもなれんわ
映画スレから「よかったさがし」の達人が襲来する悪寒…
「ゲド戦記」は捨ててみんなでEarthseaに移住
>>559 みんなが来ると騒がしくなるので西方のさらに西に逝ってまつ
>560 西方浄土乙
私たちはここにいる あなたたちはどこに行ったのか? (ウロオボ)
あなたはここにいなさい、わたしは行く
564 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/11/13(月) 12:59:06
すごい。 私はその言葉に感動したことを忘れない。(イシの最後の言葉ですよね)
むかし、歴史担当の先公はソ連カブレのドアカだったんだが、 個人的には面白い人であった、で、その先公の言うことにゃー 「永遠の離別を意味する別れの言葉は、世界でも 日本の『さよなら』だけだ、云々」 と言われて、へーそーなんだーと思ってた。 本当かどうかは別として、それ以後、さよならの言葉は特別だ。
adios GacHAPiUUE. というのは?wwww
いや、自分はナイキのほうが
あら?ロシア語で До сьидания(ダスビダーニャ)->また会いましょう Прощай(プラシャイ)->二度と会うことの無い別れ っていうのがあった希ガス 逆ならスマソ
逆で「アロハ」はこんちわ、の意味であり ようこそ、の意味でもあり、さようなら、の意味でもあるという。
>>565 反論するわけではないが「さようなら」という言葉は、会話の途中で
「実は急いでいるのです」
「さようならこれにてお別れしましょう」
とかいう用い方をする言葉の短縮形だったはず。
「こんにちわ」が「こんにちはお日柄もよく…」という時候の挨拶の短縮形と同じで。
フランス語でも、アデューは永遠の別れでなかったか?
「再見」とかモロ会う気まんまんだよな。 むしろ「神に御加護を」系のアデューとかアディオスとかグッバイとかのほうが 毎度の別れを一期一会の別れとして深刻に受け止めている気がする。 「さようなら」に至っては今回の出会いすらどうでもいいと思ってるフシがある。
え〜と、ヒトコト言っておくと、「さようなら」はその言葉が発せられたシチュエーションで、千変万化とはいかないまでも色々な意味があるので >「さようなら」に至っては今回の出会いすらどうでもいいと思ってるフシがある。 その意見はどうかと…
そりゃどんな別れの言葉だってそうでしょうが 言葉の元の意味から受ける印象の話しだ印象の
映画「学校」で、去る奈良、つまり故郷を去る、という意味だ、と 西田俊之が言ってた。 ちなみに奈良は奈良カッターの奈良ではなく、「故郷」と言う意味の半島語らしいぞ。
え〜っと… ここはガチャを封印する為のスレですか? 実に有意義なスレですね。w
コイキングにテハヌーってニックネーム付けて放流してる奴出て来いw
どこの話なんだソレ?
スレの流れと関係ないが映画が正直いまいちだったけど、 ツレから原作面白いよといわれたんだけど、映画見た人は何巻からよむべきですか? 後、原作者がアニメ批判?してるのは知らなかったけど、声優の評価が高いのにはびっくり。
1巻からがいいよ。 いかに映画と原作が無関係なものになってるかがわかる。 映画の影に確かな人格があったのにビックリしたな〜 あれでは多重人格者が本当に分裂しちゃったっていうお話しだよ
581 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/11/28(火) 17:52:52
あんまり期待せんほうがいいぞ。しょせんはファンタジー。 ゲドの戦いを記しているのも1巻だけだし。
俺も1巻から読んだ方がいいと思う。お話は似てるようで似てないしな。 原作者が声優褒めたのはゲド役だけじゃなかったっけ? 歌はよかったけどCMみてDVDでいいやと思った
やっぱり1巻かね 世界説明ありの成長物語の冒険ものと一通り揃ってる いまでも読み直すのは1巻
友達に貸したのが返ってきたんで、一週間かけて頭から読み返してしまった。 やっぱいいわ、激渋。ゲドみたいなジジイになりたい。 無理ならアズバー。いや、カラスノエンドウ。せめてガンブル・・・ どうみてもトスラ司令です、本当に(ry
なぜそこでオジオンを入れないのだ
オジオン様は立派すぎてなれる気がせんわ
カレシンが何色の竜だったか思い出せなくて苦しい 確か赤い模様が入ってた 下地がわからん
588 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/12/12(火) 03:17:36
映画がかなり面白かったの、私だけ・・? ストーリーは千と千尋やもののけ姫より てかジブリで一番好きなんだけど アレンは国に帰っちゃうと殺されるのに 手を振って国に帰るってことがまた泣かせるし みんな厳しすぎ
痛い、痛すぎる
>>588 原作を通読すると、アニメ版とのあまりの落差に愕然とします。ル・グインの愛読者はこのアニメに本当に激怒しています。
なんで翻訳調w 同意。最近フィルムコミック読んでかなり萎えた。なんだあのキモいクモにクワトロウサギは。 地の果てまでの大航海は?溺死する狂人は?いかだ族は? オーム・エンバーの横で平気でグースカ眠り、狂った竜の群れを一喝で退ける大賢人はどこいった。 テレビでやっても絶っっっ対見ねえ。
うん、一巻いいよね。 最高の成長物語、最高の旅立ちと帰還、最高の師匠が描かれてる。
>>588 愛読者全てが否定してるわけでもないよ。
常識をわきまえた人なら映画は映画、小説は小説
とわかっているから。
著者ル・グインもその別を理解したうえで映画版ゲドを
批評している。
>>593 なんか話が明後日の方向な気がするが……
映画は映画、小説は小説と分かった上で
ひどすぎると言ってる人が大半だと思う
切り離して考えた上で、ひどすぎる →そんな映画の原作として使われたことに対する怒り で、批判が倍加しているのはあるだろうけど
596 :
593 :2006/12/13(水) 14:31:19
>>594 2ちゃんねる内で大半、だろう。
現実は今年邦画1位。
588みたいな人も多い。
ジブリゲドを批判する人は愛読者だけではなく、
批判者の大半が愛読者というわけでもない。
独りよがりな苦悩に始まり根拠のない自己肯定に終わる ヌルいシナリオを書けば一定量の共感は買えるもの
もはや映画関連の話題に触る事自体が消失していたのに… 今更なんで? まあ愛読者でありつつ映画全肯定、原作者にも苦言を呈した蓮の根さんとかもいたけどさ。
>>596 ここで批判している人の大半は
映画と小説は別物として考えている、ということですよ
大半の人が批判している、という意味じゃないですよ
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/12/13(水) 23:28:13
アタイこそが 600へとー
俺
>>590 じゃないけど、翻訳調ってわかっちゃうんだな。
そういう文体で育ってきてそういう文体しか書けない人間にとってはつらい。
テルーちゃんの火傷描写の控え目さに違和感ありあり アニメだから仕方ないとはいえ… つうか、グロをきちんと表現出来ないってわかってんなら、そもそも四巻をアニメにするなと言いたい 作者の提案したゲド大賢人時代でいいだろうに イリオスなんかラスボスにうってつけだし
いや、言っちゃうとなんだが実は三巻がベースなんだ。 あとは他の巻から継ぎ接ぎしてみた。 という感じらしい。
それでもテルーがヒロイン扱いだったやんか しかもあんなにベラベラくっちゃべって「いのちをだいじに」って、 ドラクエのさくせんかっちゅうの 5巻で竜になるシーン(結構地味)のほうが百万倍ええわ 継ぎ接ぎへったくそ
原作の影って魔物だけど曇った鏡のような存在だよね 映画の影ってなにあれ?ドッペルゲンガー? テルーがアレンだと認識し、会話までしちゃってるし・・・ 影の設定だけみても酷過ぎるあの映画 愛読者?のくせして、あの影はアレンの光の部分なんだ、意表を突かれた すごいよゴロー監督って賞賛してるヤツを見たことあるんだけど もうアホかと言いたい、しかもなんだよあのグダグダなまとめ方 映画を別物として考えるのは当然だけど 原作の大事な部分を改悪しやがって、ちょっとは敬意を払えと言いたい あ〜もうだいぶ立つのに怒りが収まらない・・・
606 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/12/15(金) 11:01:55
同感。なんであんなものになってしまったのか。 なんで「ちょっと怪しい」と思いつつも観に行ってしまったのか。 ひとえに原作が大好きだったからです。ちくしょー。 駿までも信じられなくなった。 当分の間、思い返すたびに苦痛と怒りと失望から逃れられそうに無い。
別に吾朗は愛読者じゃないよ。 映画が決まるまで4巻以降読んだことすらなかったんだもの
いや、その愛読者は某穴の空いた野菜さんのことだろう。 映画の始まりとともに開設され終わりとともにフェードアウトしたあのブログ。
「トンボ」と五巻をうまく繋げて、アクションシーンはカルガド帝国との戦争にするとかさ ロマンス担当はアズバーとアイリアン、王と円柱wいいキャラたくさんいるじゃん なんでよりによってあんなしょぼい改悪ウサギとか出したんだろ 戦うトスラが見てみたかった。片耳ピアスだぜ?絶対かっけーよ
||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| <呼びましたか? ||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| ||||||||||| |||||||||||
カエレ!もしくはそれ外せ!w
中身に見とれて「こんな天気ですみません」とかアホなこというレバンネンワロス
>>612 更にそれへの鋭いツッコミを入れたアイリアンに受けたと思われる
女性部屋での大爆笑…。
うう、いい。
円柱は、本当にいいキャラだったな あれでレバンネンの人間らしい部分が見えた
王さま30歳くらい? カルガド王の手紙をビリビリにしたり、馬で護衛を置き去りにしたり… けっこう大人気ないw アイリアンと王さまがしゃべってる時の、セセラクのセリフ(「命知らずめが」)はどっちを指してたんだろ。 どっちの意味でも笑えるけど。
もっかい5巻読みたくなってきた
五巻初めて読んだ時は、一〜四の中で一番コミカルな場面が多くて (と言っても元々そんなにないけど)驚いた ハンノキが歌いながら花瓶を直すのを、笑顔で見てるゲド・・・とか、冒頭からかなりほのぼのしてたし 清水訳「トンボ」は小尾訳よりシリアスさが減った気がする 深刻な会議の直後に、珍しいキノコを見つけて拾う薬草の長に笑った 呑気な人だな
いかにも科学者って感じだ
ってーかあんまり重い議論だったので 思わず現実逃避って絵だと
アイリアンとしゃべってる途中でも何か拾ってたし性格なんじゃないの?
長ってそれぞれ性格でてるよね やはり一つの道を究めるものは性格も似てくるのか、と思ったのが姿変えの長 トリオンもそのあともちょっと正確きつい感じ でもそういう性分じゃないとあの道は究められないんだろうね
弟子は師匠に似るのだろう。
ゲドにとって直弟子に当たるやつっていないのかな。 しいていえば王様くらいで
大賢人時代にロークで教えていた生徒は弟子にあたるのでは? 直接指導とかはあまり無さそうだけど
いつもニコニコ微笑むばっかりでなんにもしなさそうだ>ゲド
いやゲドって結構いろいろ人に説いてるじゃん ノコギリソウとかテナーとか 正規の弟子より寺子屋スタイルのほうが好きなのかもしれん
あのまま大賢人を続けていたら、 晩年には引退してオジオンさまみたいな暮らしを選んだかもね でもそうするとテナーもテルーちゃんも側に居ないから、やっぱりこれでよかったんだよ 皆さんよいクリスマスを
>>624 そしてその弟子に殺されかけるわけですね!
正直「学院」というスタイルではよほど熱心に誰かについて勉強しないとだれそれの弟子、
とは行かないんじゃないのかなあ。
まあ魔法使いには魔法使いのスタイルがあるだろうけど。
>>623 アレンは直弟子に数えていいかもしれない。魔法使いじゃないけど。
630 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/12/25(月) 22:32:37
映画見たよ なんでこんな糞物語が売れてるのか理解に苦しむ
久々にホネノヒトが来たか
>>628 ・真の名をつけた
・ローク入学の推薦状を書いた
・杖を授けた
あたりのことをしてもらったら、師匠と呼ぶべきじゃないですか
「大賢人」には、弟子はいないかもね 専門分野のある賢人たちには その道を究めようとしている若い魔法使いたちが 補助をしながらついていて、それが弟子となってる気がする
いてもいいとは思うが、ゲドにはいなかったということなんだろう。 せいぜいアレンが弟子といえるかも知れないけど魔術師じゃないし。 第一巻からして、エスタリオル(だっけ?)以外に同行者はいなかったわけだし。 ゲドは常に1人で立つ人間だったんだろう。
しかしオジオンは「沈黙の」とふたつ名がつくくらいなのにゲドのよく喋ること
そういえばジェンシャー様も一度野にくだっていた人だね オジオン様も大賢人にと請われて断り続けたらしいし 大賢人は長から選ぶんじゃなく、外部から迎えることが多いのかな
大賢人は“司”るものがないしね。
迎えるもなにも洋式の長とかと幻の森でなんか集まってたら みんなに一斉に名前が降りてくるんじゃなかったか? あれはどういうことなんだろう?なんかチベットのダライラマの見つけ方に似てたんだが
長は資格任用で大賢人は猟官制度なんだろうか
スレざっと読んでたんだけど、自分メンヘラだけど映画はやっぱり嫌。 あれは犯罪者の心理だよ。気持ち分かるとかそれはヤバイ。 それでも人は殺しちゃいけない。 どんなに映画アレンが更生してもそこんとこ全然分かってない。 って嫌なトコあげたらきりがないんだけど…。 「湿原で」の時点でもう大賢人だけど、何かの長を経て大賢人になるわけ じゃないのかな? 力量の違いでそのまま大賢人てのもいるかもだけど、該当する人が居ない から何かの長が繰り上がって大賢人にってのもありそう。
トリオンはそれを狙って失脚した(消滅した) やはり大賢人以外の長は「専門家」というスタンスであって、 本人達もそれに誇りを持っているように思える
「満員御礼」ってもののけ姫の時からだっけ。正直なんか嫌な感じだとずっと思っていた。
鈴木の骨髄に熱い鉛を流しこんでやりたい
みんなあけおめ。 おれの名はエスタリオルだ。
>>646 おめ!! ところで、「もし用があったら、いつでも呼びによこしてくれ」
って言ってたよな。
俺の口座がある信金がシステム移行とやらで、3日まで金が引き出せん
のよ、、食いモンも少なくなってきたんで、助けてくれ。
パンをつまみ食いでもしながら均衡の話をしようじゃないか。
イヤだキモイ!
我ながら全然おもしろくないわいスマン
650 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/01/12(金) 15:05:48
「湿原で」は2巻と3巻の間にある話だよね。 このあたりの話を見たかった。 原作者もそう申し出ていたという。返す返すももったいない企画だった。 ゲドはまだ結構若いはずなんだけど枯れてるからちょっとオジサンみたい。 ああ、魔法で性欲を抑制しているのだった。 (本人はそれさえ思いあたりもしないようだが) いろいろ考えていると面白いよ。 ……あの映画を忘れられればだが。
映画って何? お手軽ファンタジーに改悪された海外TVムービーはあるって聞いたけど…
>映画って何? 皮肉なのかマジボケなのか理解に苦しむ。
完全にボケてしまったあとでもゲドアニメ化の怒りだけを覚えてたらやだな。 真っ先に忘却したい記憶ベスト5に入る。
映画の話題を聞いて5巻まで読んだ大学生だが、何か今まで読んだファンタジーと違って単純に楽しむものじゃなくて、深く考えさせられた。というかファンタジーにしてはなんかキャラの心理やらが現実味を帯びてた感じがする。 で、カラスノエンドウが主役の話はある?
ない。 だが、短編集『風の十二方位』の『名前の掟』には カラスノエンドウの暮らしてる東海域あたりの生活がユーモラスに描かれてる。
そうなのか、残念だ。そういえば、カラスノエンドウの妹とゲドは昔付き合ってたのかな? 確か、妹の方もゲドの名前知ってるはずだよなぁ?
知らないはずだよ。 つか、自分もゲドとノコギリソウは恋仲になるのかと思っていたから(二巻読んでテナーに乗り換えたがw) そう思いたい気持ちはわかる。 エスタリオルって、個人的にゲド戦記で一番カッコいいと思う名前だ。
知ってる、って何巻かにあった気がする。 ハイタカの真の名を知るものの一人としてなまえ出てた気が。
2006年のダメ映画はコレ!「文春きいちご賞」発表
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070122-00000009-flix-movi 常に鋭い視点で世の中の出来事に切り込んでいく週刊文春1月25日号(文藝春秋社)が2006年のワースト
映画を発表した。何ゆえ「きいちご」かというと、23日(日本時間)発表されるアメリカのゴールデン・ラズベリー
賞のラズベリーをきいちごと日本語にしてみたらしい。
2006年は空前の邦画ブームで興行収入もついに洋画を上回った年。洋画も『ダ・ヴィンチ・コード』の大ヒット
など、映画業界は活気づいている。
そんな中、文春きいちご賞が選び出した2006年ダメ映画の1位は宮崎駿の息子吾朗の初監督作『ゲド戦記』。
2位が『日本沈没』で3位が『ダ・ヴィンチ・コード』となっている。また、6位の『LIMIT OF LOVE 海猿』など10位
までは大半が邦画が占める中、チェ・ジウ主演の『連理の枝』が7位、リュック・ベッソン監督の『アンジェラ』が
8位と洋画も(?)健闘した。
この賞は32人の映画記者、評論家の厳正なる投票(1位〜5位までをポイントにして集計)によって行われそれ
ぞれの審査員のコメントも「始まって5分くらいで置き去りにされてしまった」(『ゲド戦記』)となかなか辛らつ。
日本にもいい映画のランキングは、たくさんあるが、悪い映画のランキングを堂々と発表しているのは週刊文春
ぐらい。映画のよしあしの判断は、いずれにしても映画を観た本人が判断するべきだが、文春だからでこそでき
る、この「きいちご賞」を業界は静かに見守っていってほしいものだ。
「文春きいちご賞」は週刊文春1月25日号(文藝春秋社)に掲載中。
どうでもいい 俺の中では何も無かったことになっている 何か知らんが去年は関連書籍がたくさん出て嬉しかったなあ!
いかなる悪も悪のみをなすことはできない。 書籍出版はそのうちのひとつ。
2chのル=グウィン関連スレが落ちにくくなった
ヒスイって思わせぶりだったけど、別にたいした悪役にはならなかったな。 ゲドに“闇”を呼び出させるキッカケになっただけだよな? 肩すかし。
ゲドはそういう強い悪役と戦う話じゃないから。
分かりやすい悪と戦ってハッピーエンド、って話じゃないんだよね
そこが良いと言う人はファンになり、そこが嫌と言う人は避ける。
カラスノエンドウと再会したゲドがヒスイのその後を訊くシーン、好きだなぁ。 ヒスイはゲドが影を放つ間接要因で影の象徴の一つであるが故に 「もしかしたらゲドがそうなっていたかもしれない」 という可能性の自分の姿でもあるわけで、だからこそ人生の機微が浸みていて ほんの数行の短い描写だけど良いシーンなんだよな。 ヒスイと、それに近い役割のペチパリは1作目の鍵と言ってもいい存在だと思うね。
668 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/02/16(金) 11:34:00
ヒスイは、今思うと、悪いやつじゃないんだな。 最初の出会いのとき、そもそもゲドの対応が悪く、互いに「やなやつ」と 思う気持ちが累積していった。カラスノエンドウはそういう屈託がなく、 この二人にとって大切な友人だった。 人間関係の機微。自分は、社会人になってから、ようやく、 ヒスイが、ゲドが自分で育てあげてしまった心の敵なのではと思った。 単純な悪役ではないのが深く、面白い。
ゲドを見下し、ゲドの野心に恐怖し、ゲドの災厄を呼んで大賢人になる道筋を作っておきながら、 魔法使いになれず、北へ帰って魔法使いの真似事をするヒスイ。 ゲドになれなかったヒスイ。 それは実は俺自身でもあるな。 ヒスイの物語はファンタジーという形式では語ることができないだろうけど、 ゲドと同時代に確かにそういう一人の人間が生きていたのだということをルグィンは教えてくれる。 エッセイ「ミセスブラウンと宇宙船」で ルグィンが「人間を書くのがSFの(そして文学の)仕事だ」 と言っていたのを思いだすよ。
別にそれはSFに限らないけど、 ただ、SFという様式においても重要だ、という意味だと思う
言わなくても良い事を言うと。 「人間が登場しないSF」も可。
理想的かもしれんが 「人間が登場しないSF」でも"人間"を書くものだ。 と、思ったり。
中の人が透けて見えるような異星人を登場させるSFは、読みたくない。 SFに仕事や役目を与えたり、「為にする」のも如何なものかと思う。 どっかの芸人のギャグではないが、 SFは「自由だ!」。
文学(SF含む)とは斯くのように様々な姿を持つものなのですよ。 故に楽しい。
外伝いいよな もう何度読み返したかわからん 「ダイヤモンド〜」の巻末の曲を、こっそりピアノで弾いてみたのは内緒だ 誰かこれMIDIにしてくんないかな、メル着とかにしたいなあ (俺は技術的に_…)
676 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/08(木) 09:28:46
自分も外伝好き。特に「地の骨」で泣いた。(マジで)
677 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/10(土) 03:31:49
背景解かってない馬鹿笑った
98 名前:メロン名無しさん:2007/03/08(木) 19:09:39 ID:???0
>>97 >アーシュラ・K・ル=グイン(ゲド戦記の原作者)も厨房か?
>あのばあさんは、昔はバリバリの進歩的フェミニストというやつだった、
>自称人種差別反対論者だけど。
>SFでニューウェーブと呼ばれた、70年代頃の作家の一人だったんだが、
>それでゲド戦記のキャラは白人に見えてるそうだ。
>この事実を知って、「リベラリストでもこう思ってしまうんだ」と思うか、
>「やっぱ白人はどうしようもねえな」と思うかは人それぞれだと思うが。
つかそのスレの98がどこからその記述を取ってきたのかが知りたくもある。
>SFでニューウェーブと呼ばれた、70年代頃の作家の一人だったんだが、 >それでゲド戦記のキャラは白人に見えてるそうだ。 こいつの頭の中ではこの二行がどうつながってるんだろうか 「やっぱアニヲタはどうしようもねえな」と思うかは人それぞれ
素朴な疑問がある。 「ニューウェーブ」って、普通の じゃない…えーっと………… SFを読まない人に理解できる言葉なんだろうか?
SFを読む人だって、「ニューウェーブ」を知らない人は多いのではなかろうか? 漏れもそろそろ厄年なのだが、それでも「ニューウェーブ」以前はよく知らないのであまり実感はない。
683 :
HH :2007/03/10(土) 23:45:19
ごく内輪の言葉じゃないの。出版界全体の共通認識ですらないよ。 でも、現在は「ニューウェーブSF」でグーグル検索をかければ、 たとえば大野万紀さんの貴重な解説文にもたどりつけるわけだから。 あれ、ル=グウィンって、ニューウェーブだっけという不審も おかげで解消できたりもする。「ネットは広大だわ」。 でも、水辺に連れていっても、水を飲まない馬はいつでもいるわけだし、 それについては昔からどうしようもないことになっている。
685 :
679 :2007/03/11(日) 08:01:45
>>684 d
一応そっちのスレではフォローはされてるのね。
なのに引用時にフォローを削るのもアレだなぁ。
>>680 多分一行上じゃなくその直前の
>あのばあさんは、昔はバリバリの進歩的フェミニストというやつだった、
>自称人種差別反対論者だけど。
が、"それ"にかかっている内容だと思う。
予測するに、レス主はアースシーの人種が多様に設定されている理由は知っている。
それでも説明不足過ぎで日本語的にワケワカメな上に、更にその後のリベリスト云々が繋がっていないんでどーでもいい推測なんだが。
>>685 フォローじゃなくてただの突っ込みだと思うが、書いてるの別人だし
絵が白人に見えるといっただけでレイシスト扱いってどうなんよ? 肌がもっと濃かったとしても白人認定するかもとか根拠レスの推測が激しいし
肌の色ってあなた。 ナウシカの頃でも限られた『色』で何とか頑張っていたというのに。 それに、アニメやマンガの絵、スケッチであってもピカソの絵であっても、『絵』というのは『記号』である事を、解っていないのかな? 全ての『記号』には方言があるんだ。日本のアニメの『記号』の方言を学んでからコメントして欲しいものだ。
だっべ、うりゃーこんなチマチマした噺しゃーよーついてけんわー
690 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/16(金) 22:04:31
ビジュアルで「黒を黒く描いて、ポン人の白人コンプレックスの検証をする」 実験は、リスクが大きすぎて商売では出来ないだろう。 辺境の惑星の文庫のカバーを岡野玲子が描いている。 ヒーローのほうは黒くって、ヒロインのほうは完璧に金髪碧眼なんだ。 がやっぱり、男のほうはスーダン黒人には見えない。 違和感ない様に、まとめたカンジ。 ロカノンのカバーは萩尾望都で、これは白人に見える。 闇の左手のカバーは人か書いてない。かんけいなくすごく好きだ。 本文中で、使節のテラびとアイさんは黒くて、はなぺちゃ、 惑星冬には不向きと書いてある。 黒っぽいのは、「地球色」というやり取りもあった。 ブシュマンか、アポリジニ、スーダン黒人と判るように描いてみなくちゃ 実験の意義はない。
白人ぽいほうがウケがいいってのの他に、めんどくさいからとかは…? 漫画で、塗ったりトーンかけたりするのが面倒 →漫画の登場人物はみんな白。髪も塗らなくてもいいことにしたりする。 →アニメもそのままのイメージで作成される みたいな流れ。 あと、日本の漫画なりアニメなりのキャラは、基本的に白人にしては鼻が低すぎると思う。
>宮崎駿監督(66)の新作(08年夏公開予定)が19日、 >都内でスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(58)から発表された。 >タイトルは「崖の上のポニョ」。人間になりたいと願う金魚の姫ポニョと、5歳の男子・宗介の物語。 >宮崎監督が04年に社員旅行で訪れた瀬戸内海の町を気に入り、翌年春に一軒家を借り切って2カ月ほど滞在。 >その間に構想を練った。鈴木プロデューサーは「“宮崎駿版・人魚姫”のようなイメージ」と話した。 >宗介のモデルは宮崎監督の長男吾朗氏(40)。 >吾朗氏が昨年、「ゲド戦記」で映画監督デビューしたことを、宮崎監督は自分への反抗ととらえ、 >「こんなことになったのは吾朗が5歳の時、仕事ばかりで付き合っていなかったからだ。 >二度と吾朗みたいな子をつくらないために」と反省の気持ちを込めているという。 いまさらな話題だが、何でこんな事になっちまったんだろうな。 吾郎のゲドが公開される裏でパヤオがどんな気持ちで居たのか考えると、なんだか悲しくなる。 別にもう鈴木を責めるつもりもないが、なんでこんな不幸な事が起きたんだろう。
いまさら不幸の原因を考えたところで、このスレに来る人間の不幸は解消されない。 だいたい親父への反抗でファンのたくさんいる作品を… それも父親の勝手な想像に過ぎないんだよな… いや、もういい…もういいんだよ…
CGを廃するってのは別に今回が始めてってわけではなく、 お隣の山田君でもやってたような。 どっちゃにしても、もうアースシーは宮崎駿にとって「描きたい物語」ではなくなった、というだけだから 別にいいじゃないか。 …ただ、ちょっち気になるのは、なにか一つのテーマに対して「興味」を無くす、ということは あらゆるものに対して「興味を無くしてしまう」きっかけではないか?と危惧するわけで。 老人が成人と違うのは技術でも体力でもなく、根気の欠如だと思うから。
がちゃの根気が無くなったのは、歳のせいで体力が衰えたからだよ。w ひとはこのようにして、自分自身の死を受け入れやすくなっていくんだよ。
だれが婚期無くしただゴラァ!!
山田君は手描きタッチのフルCGっていうか、当時はめずらしいフルデジタルだったんじゃなかったっけか?
魔力を失った大賢人ハヤオがゴンドに帰って己の無力さを嘆いているのが今だなw そろそろ熊手(ポニョ)で戦う気らしい。
699 :
sage :2007/03/23(金) 10:25:10
テナーは テルーはどこにいる??
>>697 確かそう。
少なくともボブスレーのシーンなんかは3DCDをベースに起こしてるはず。
いきなり軟派な話題でアレだが、「幻想水滸伝3」ってゲームにゲドというキャラがいてつい手に入れた 見た目は隻眼の渋い中年だが…やってみて妙な軟派野郎だったら許さんぞコ○ミ チラ裏すまん
知ってたけど、そういうマイナー系ネタへの直接的過ぎるリスペクトって いい加減食傷気味で、却ってだせぇなって思ってた。
まだ鈴木プロデューサーってパヤオにつきまとうんだ。 悪いけどもうジブリの映画は見ないよ>パヤオ
ゼルダの伝説のゲームキューブで出てるのが、なんかゲド戦記一巻な感じで楽しかった。 関係ないついでに誰か知ってる?
風のタクトのこと?よく知らないけど船で航海して進めるんだっけ。
トワイライトプリンセスのことじゃね? 限定でWiiじゃなくてGC版もあるし で影がでてくるし 個人的にはあんまりゲドって感じはしなかったが… もし違ったらゴメン
風のタクトの方で当たり。 ひとり乗りの小さい船に乗っていくんだけど、「風のタクト」で 風の方向を変えて進路変更するって設定が…。 海にいるときにも夜になったり雨が降ったりしてなんかよかったよ。 結局暇がなくなってクリアしてないことは今思い出した。
今、NHKを見た。 ゴローのゲドを観たハヤオ。上映途中でとびだし、一言「気持ちで映画を作っちゃいかん」 感想を尋ねられ「僕は自分の子供を見ていたよ。大人になっていない」 そして試写室に戻った。 「気持ちで映画を作っちゃいかん」ってどういう意味? なんだか、深い言葉。
「いかん」ではなくて「いけない」でした。 お詫びとともに訂正します。(708)
>>704 おれもまったく同じ事思った。
ゲームファンにはあの思い通りに行かない船の移動は大不評みたいだけど、
オジオン先生の元に学んだ俺には堪らなく愛しい時間だった。
>>708 凄かったね。
寄りで表情をとるカメラマンに「何が聞きたい?」って言った声とか鬼気迫ってた。
「気持ちで映画を作っちゃいかん」 これ、言うなら企画の段階で言うべきだろ・・・ 素人に丸投げする時点でどうかしてる。
一応、完成させて公開してるんだから、素人にしてはがんばったと思う。 それとも本人はあまり作業してなくて、周りが何とかしたのかな。 「気持ちで映画を作っちゃいかん」はわかるような気がする。 ストーリーに不慣れな人は、感覚で場面をつなげたりして、他人が通して見た時に ストーリーとして破綻していることがある。 それを上回って観客に訴えかける情念があればまだ弁解できるんだろうけど。
>>712 1行目、これ創作家にとっては相当に屈辱的な言われようだなぁw
創作家じゃないから 「でしょ?僕よくやったよねえ?」と本人は思うでしょうw
715 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/30(金) 19:43:43
映画の中身はおいといて 素人が興行収益を何十億もかせぐんだから 会社のお偉いさんはゴローさまさまでしょ。 中身なんかどうでもいいんよ。 つか中身だって、そこまで酷くないし。 あの収益だったら、超大ヒットでしょ。日本映画なら。
もしも見てがっかりした人に返金したら、いくらになるんだろう>収益
>>715 パヤオ以外の監督の作品であれば、ジブリと言えども、もう見に行かない人が増える
それを「ゴローさまさま」と思えるなら、馬鹿ばっかりな会社だな
高畑勲も駄目?
>>718 駄目なのは「ホーホケキョ」で実証済だろ
720 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/31(土) 15:16:22
>>718 パクさんはもう長編を作らないほうがいいとパヤオに引導渡された
ぶっちゃけゲドはパクさんにやってもらう方が良かった。 3部以降なら尚のこと。
ゲド戦記 監督・脚本 高畑勲 場面設定・画面構成・絵コンテ 宮崎駿 そんな夢を抱いていた頃が私にもありました
>>716 DVDの売り上げにすべてが反映すると思われ。
ジブリは如何に素人を騙すかが勝負だが。
724 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/04/06(金) 16:56:14
4月下旬にみすず書房から出るサン=テグジュペリデッサン集成の序文を 宮崎駿が書いてる。 お願いだから映画化なんて考えないでください。
駿がリスペクトしたものにはもれなくゴローの魔の手がのびます
726 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/04/06(金) 21:33:36
ぃやぁめぇてぇぇぇぇぇぇぇぇ
今度の金魚姫は単なる親子ケンカの予感がしてきた
ハヤオならば、親子喧嘩も昇華出来ると信じたい。 少なくとも、期待したい。
隼雄が一番悪い
730 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/04/07(土) 23:17:00
ま、まさか夜間飛行をゴロが映画化とか? 世界中の飛行機乗りが、激怒してジブリスタジオに自爆テロ起こしそうだ。
なるほど。 サン=テグジュペリが単機で出撃して消息を絶ったのは、ジブリスタジオへ向かって、時を超えた特攻を行ったんだな。w
732 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/04/21(土) 11:26:30
大好きなゲド戦記がこのざまで、更に「人間の土地」まで台無しにされたら 僕ぁ痔ブリにテロるよ
733 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/05/20(日) 11:49:14
もうすぐDVDが発売だね。 楽しみだ。 こーころおなににたとえようー
ついにこんな企画がw
みんな振るって応募するんだ
ttp://cinematoday.jp/page/A0001392 >宮崎駿のバイブルとなり、すべての作品に影響を与えていると宮崎駿自らが語っている
>「ゲド戦記」は、「指輪物語」「ナルニア国物語」と並び
>世界三大ファンタジーの1作品とも言われています。
>去年、宮崎駿の長男である吾朗監督が、映画化を試みて大ヒット。
>日本人にも広く「ゲド戦記」の名前が浸透しました。
>ところが、その評判は良いものばかりではありませんでした。
>しかし、3大ファンタジーとも称される「ゲド戦記」をこのままにしてもいいのでしょうか?
>シネマトゥデイでは、「ゲド戦記」をとことん読みつくせ!
>特集を敢行します! まずは、原作ファンのあなたから、
>「ゲド戦記」のすばらしさを熱く伝える文章を大募集!
ごめん、もうジブリ映画のことは忘れたいんだ。
ジブリから例の「ゲドを読む。」が届きました。 な、何故か3冊も…。実家に配っておくか。 感想。冒頭の中沢新一による解説は、理詰め、かつ初心者にも読みやすい内容でgood。 他の人々の文は色んなところからの再録が多い。 しかしまあ、この人たちはゴローの作ったゲドについて本当のところどう思っているのかな? ってのがどうしても気になってしまって、素直に読めなくなってしまうのが困り者。
>>737 えっ、もう?いいなぁ、自分は老村での配布待ちだよ…
ド田舎だから、県内の老村5カ所くらいは回る覚悟でいる
え、でもハウルとか糞つまんなかったじゃん
ブコフにソフトカバーまとめて売ったヤツだれだ ちょ、ま、いやいやいやいや。全巻単行本で持ってるって。これ以上買っても意味も置き場もないから サイズも大して違わないし、高いし、あとがきは無いし 早く売れろ、買ってしまう!
ようやく「ゲドを読む」を手に入れた。 中沢氏は途中まで色々興味深いことを論じているのだが、 最後の章で映画版ゲドを無理矢理庇っているような文に引いた。販促だから仕方ないが。 その点、清水女史の再掲載インタビューには、映画への微妙な心境が微かに嗅ぎとれて苦笑。 また、ル=グウィン女史の人柄が少し明かされていて面白い。作者との同調を訴えるところは少しウゼー。 ゴロ・河合氏の対談はそこそこ読めたのだが、ゴロの解釈はやはり自分にはあわない。 しかも「あなた流の外伝を作るのもいいですよ」などと河合先生が余計な事を・・・ これ以上ゲドを奴にいじられてなるものか。やはり映画は好きになれんと再認識した。 まあ原作ファンなら一読する価値はあると思う。余分なページは切って捨てれば(ry
>>741 「ゲドを読む。」の何がすげえって、DVD販促のプリーペーパーの筈なのに
DVD観ようって気にこれっぽっちもならないところだわなw
逆に原作読もうという気持ちに激しくなるという。
ブエナビスタも良くこの内容でオッケー出したもんだ。太っ腹www
だって「ゲドを観る」ではなく「ゲドを読む」だもの…
なるほど納得
>>743 誰が上手い事いえと……悔しいっ ビクンビクンッ
746 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/06/24(日) 11:21:44
『ゲドを読む』を読んだ。良書である。 この良書が、アレのDVDの販促としてしか存在しえないのことが、ただただ悲しい。
「ゲドの中の心にしみることば」に虫酸が走った。 あれは本編の文脈の中でこそ輝くセリフなのに、あんなふうに単体で取り出したら インチキ宗教団体のパンフレットにしかならねーよ。原作にとって最低最悪の取り上げ方。 企画立てた奴は首吊ってほしい。マジで。 そういえばゴローの映画でも同じ使われ方がされていたな。なるほどたしかにあの冊子は映画の紹介になってるわ。
>>747 自分もなんでわざわざあんな言葉が陳腐に見えるやり方
するんだろうと不思議に思った。
最近何でも分かりやすくお手軽に、って風潮があるけど
ゲドはそういうものの真逆を行く作品だよね。
「読む」と題するならもっと本のふいんき(cy に合わせてくれれば良かったのに。
>>747 同意
ムカつきつつ、自分の好きな台詞が外れていてホッとした
そもそも、「ゲドを読む」みたいな企画自体、ル・グウィンは好きじゃないだろ
そういえば、自分の好きなシーンも意外と入ってなかったな。
>>751 作者が好きかどうかはあまり関係ない
ただ気に食わん
映画に関係してそうな台詞ばかり挙げてるしな
DVDよりも本の売り上げに貢献することを祈る
糸井は仕事によってブレがでかすぎる。 MOTHERとか本編の大半は本当に天才の仕事だと思うが、 エンディングでぶち壊すし(しかも考えに考え抜いた結果で)。
756 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/07/11(水) 14:36:58
DVD売り上げ週間一位オメw。 なんでも今年のアニメでは一番勢いのある売り上げとのこと。 去年のナンバーワン邦画だからアタリマエなんだけどねw。
うぉーん河合隼雄先生ー もう少し長生きされてほしかった… 『ファンタジーを読む』を読み返しつつ 心より哀悼の意を表します
NHKアニメ夜話には完全に無視された。くぬやろー。
原作と違って最後ゲドが魔力失ってないが、これだとテナーとの結婚フラグ立たないんじゃね?
これ何百回書いた気ガス
>映画と原作は別モノです
>>760 このスレ
>>1 から読め
つか半年ROMれ
>>760 は半年ロムるのか。つか二度と来んな馬鹿。
まあまあ
夏休みに初めて読んだのかもしれないじゃまいか
でも少なくとも
>>1-8 のテンプレくらい読みなさいと言いたいな
384 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2007/08/03(金) 13:02:55 ID:9S0k+tX8 テルーは原作でもラスト竜になるが、あれもほとんど伏線張ってない。 ていうか、テルーが竜である原理やら理由やら・・・つーかぶっちゃけ俺には、 アースシー世界における「竜」って存在の定義からしてイマイチはっきりしないんだが、 そのあたりをひっくるめて、お前等の中に俺が納得する説明できる人間っている? 399 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2007/08/04(土) 06:09:06 ID:xVAis0fm いやぁ、もちろん原作の方なんだけど、ど素人相手に強者原作読みのみなさんがここで講釈垂れてるから、 きっと俺の長年の疑問にも答えてくれるだろうってさ。 ちなみにSF板で昔同じ質問したが、やっぱり誰からもはっきりとした答えは得られなかったよ。 ここでもやっぱり適当に煽ってみんな逃げるみたいね。 つか、みんな実は何一つ分かってないのに分かった振りして、あーだこーだ言ってるんだ。 ゴローと一緒か。 なんか痛いヒトが来たんでSF板に返す事にしました。 答えてあげて下さい。
>俺が納得する説明 ('A`)
「風の十二方位」に竜がメインの話なかったっけ
>>764 たぶんそいつにル=グウィンは向いていない。そっとしておいてやれや。
しかし・・・外伝の、作者によるご丁寧な解説はスルーしたんだろうか?
ファンタジーはミステリとは違う。“解釈”はそれこそ読んだ人間の数だけあるもんだろ。
明確な答えなんぞあってたまるかw
「自分の内に答えを見つける」って読み方はもう流行らないのかね。
>>766 「明確な答えを知りたがり、その答えありきでなければ物語を楽しめない」奴って、
SFやファンタジー読むのには向いてないよなあ。
>>765 アンダーヒルさんが主役のイカス話があるな
>>768 そう。「アースシーの世界」に入ってるかと思ったら無くてがっかりした記憶がある。
実家に「風の〜」はあるからまあいいんだけど。
>>767 「明確な答えを知りたがる」ってのは「まず受験ありき」で育てられた世代に多いよな。
いわゆる受験戦争で人生を捻じ曲げられた親が生んだ子供たち。
端的に言うと昭和後期から平成にかけて生まれた人たち。
まあル・グィンでも読んで思考改革してもらいたいもんだが、無理だろなぁ。
決めつけられても困るんだが・・・ そういう傾向がある、くらいにしてほしい昭和末期生まれが通りますよ しかし、俺を納得させる説明しろ、だとか 山羊乳噴くわ
ぬー、ル・グィンの世界からスレチってしまうけど、 「明確な答えを知りたがる」奴について。 例えば、予定調和な「水戸黄門」の世界を在り難がるじぃ様とかさ、 自分の知ってる筋書き通りに演じられる「忠臣蔵」を喜ぶおっさんとかも、 その仲間に入るんじゃまいか?
ゲドよりもえたんのほうがストーリーの作りがしっかりしてるな
>>771 >>れた世代に多いよな。
「多い」と言ってるだけなので別に決め付けじゃないだろう。
書かれた文章はよく読み返して意味を咀嚼してからレスしようぜ、兄弟。
>>772 予定調和を好む人たちは実は作品を「よく見ていない」というオチがあるが。
黄門様や忠臣蔵を喜ぶ人たちは同じ作品を繰り返してみる感覚に似ていると思われ。
「明確な答えを教えろ」じゃなくて「お前はどう考えてる?」なんだが。 お前等は延々「あいつは馬鹿だね」「そうだねあいつは馬鹿だね」と 自信のない人間同士が狭い部屋に閉じこもって尻の穴をペロペロ舐め合うように、 問いかける相手を馬鹿にしながら、自分の答えを書くことからは逃げ続けるつもり? とはいえまぁ、どうもこの件はお前等がずっと秘密にしてしまってきた大事な箱をこじ開ける行為みたいなんで、 答えたくない奴は、どうぞ俺に対する罵倒でも書き込んで逃げてくださって結構ですよ。 その程度で自我が守れるなら、安いもんだ。
>>764 の内容のどこらへんが「お前はどう考えてる?」なのかと小一時間(ry
つまらんことでキレてるヒマがあるなら自分で考えなよ、坊や
>>772 筋の見えている「ものがたり」というものを愛好する、というのは悪いことじゃない
水戸黄門に関しては、子どもが寝る前に読んでもらう絵本みたいなもので
安心して、心地よい時間を過ごしたい人が見るんじゃない?
忠臣蔵は、風物詩っていうか、第九の合唱みたいなもんで
あれで年末を迎えるのがいいとかさ
筋は分かっていても、解釈・演出はそれぞれだから、そこも楽しめるだろうし
「そういうもの」としてそれらを楽しむことには、別に問題ないと思う
「全ての作品はそうあるべき、明快な答えのない作品は許せない」
と思ってたらちょっとあれだけど
話の先が見えないというのは不安なことだし、不安は楽しめる人もいれば厭う人もいるってこったね。
>>779 ヒスイ=?
なんかひっかかったもんで。
先の話といえば、3巻を書き終わった時点や4巻を「最後の書」とした時点で
はル・グウィン本人にも先の話は見えてなかったんだよなあ。
そういうのがすごく面白いというか、先があることに気づいて積み上げてきた
世界を再生させてしまうのがすごいと思う。
ギンコが教えた悪いこと ・喫煙 ・飲酒 ・リストカット ・自動車の無免許運転 それらをアレンに教えていたなんて。
パルプンテを唱えまくってクリアしたドラクエのプレイ動画を見ていた気分になる映画だった ジブリのゲド戦記を理解できる人はいないと思われるw
784 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/08/08(水) 16:21:33
俺はジブリ版のほうがおもしろかった
パルプンテを唱えた なんとラスボスの城が徒歩でいける近所にあった 客はあっけにとられている パルプンテを唱えた なんとテルーが生き返った さらにテルーは竜に変身した テルーのしゃくねつの炎 クモをやっつけた
皆が皆ドラクエ好きだと思うなよウゼ
>>782 再生というより崩壊では?
三巻でゲドが塞ぎ直した世界の境目を、全部壊して取っ払っちゃったんだからさ
>>781 ヒスイって1巻に出てきたゲドをライバル視する小物だろ。
キハ99系は電車並みの加速性能を持つ標準軌用の気動車で、 夏戸線に導入してみたところ、大幅なスピードアップを実現出来ました。 キハ95系では勾配を登る際、全出力運転であっても時速35キロを下回る遅さですが、 キハ99系の場合、40パーミルの勾配でも時速55キロでのボルコとが可能です。
>>785 ドラクエネタはウザくないけど
>なんとテルーが生き返った
氏んでなかったらしいから、生き返ったは間違い。
ということだそうな。
どーでもいーけど。
>>779 が言ってるのが誰にとってのヒスイだろうとか思ってみた。
で、面白いなと。まあ深読みだろうけど。
再生とも崩壊ともはっきりわかんないけどこの辺の動きは好きだな。
やっぱりここの変化の良し悪し(好み?)は今も意見が分かれるのかな
776はヒスイみたいな奴だっていう皮肉であって、誰にとってのとか関係ねーだろ。
ここはホネノヒトが多いアースシーですね
アレンやテルーにタバコを勧めたら、僅か数本吸っただけでもタバコがやめられなくなります。 ゲド戦記の世界にフィルター付きの紙巻きタバコなんてあったっけ? 日本で作ったアニメなので、当然日本の銘柄。 ピース、ホープ、ハイライト、セブンスター、マイルドセブン、峰、 チェリー、しんせい、わかば、エコー、朝日、パール、キャビンなど。 ゲド戦記の世界は洋モクの方が似合うと思うのだが。 ケント、ラーク、クール、フィリップモリス、マールボロ、キャメル、セーラム、ルーシア、ピアニッシモ.ペシェなど。
ミズ・アーシュラはパイプ党だぞ (いや、少なくとも70年代は…アシモフせんせが書いてた)
ネイティブな人々から混ざり物のない純粋なタバコの葉を入手できるだろうね 風味も味も香りも市販紙巻きタバコとは雲泥の差
ギンコ 「さーさー、みんな、タバコをどんどん作ってね。吸えればいいのだからな。」 ギンコはゲド戦記の世界へタバコを送るため、中国でものすごく質の悪い偽ブランドのタバコを大量に生産。 だが、ギンコが作った「しんぺい」、「ハイジャック」、「セボムスター」、「マイルドセボム」、「アーク」、「ハールボロ」、 「はかば」、「ヘコー」がみんなに行き渡った途端、「タバコが非常に不味い」というクレームが続出。
>>795 完全にピュアなタバコは、それはそれで慣れていないとつらいかも
なんとなく團伊玖磨氏を思い出した。そうか女史もパイプ党か。 小蠅が涌いてるが、アンダーヒル殿の鼻息で燃して欲しいところ。
メデウー!
夏戸線のキハ95系、八段峡駅を発車後の走行音。 直噴改造してあるSulzerエンジンのエンジン音が響きます。 「ご乗車ありがとうございます。この列車は各駅停車の夏戸行きです。」 ガッタンゴトン、、ガッタンゴトン、、ガッタンゴトン、、ガッタンゴトン、、ガッタンゴトン・・・0 という単調なジョイント音が響きます。 ちなみにギンコは実は走行音の録音はもっとしたのですが、連結面の軋み音がひどくて、 公開出来るのはここだけです。ご了承ください。
5巻アイリアンの「この姿のときは悪さはしない」 って台詞がなんかすげーかわいい 目をそらす王もちょっとチキンでかわいい もう2〜3話外伝を書いて、イエボーの話と一緒に出してくれたらなあ 風の十二方位がどこにもないよ、注文するしかないのか
アレン、さあ、早くやって見ろ。 ブチッ・・・パン!!うわぁあああ!!!! この馬鹿たれ!!この美容院に何年勤めてるんだ? 剃刀の刃を起こしたらダメだと言ってるだろうが!! 風船だからいいが、これが本当のお客様だったら大変だぞ。 そんなぶきっちょなやつには剃刀なんか持たせられませんよ。 剃刀を持てない床屋なんて、主人公が一切登場しないマンガみたいなものだ。 おめえは風船だからそんなに本気になれねえんだよ。 今度お客様が来たら本番でやってみろ。
そういやオジオン様って髭生やしてないな。 男賢者=髭、みたいなイメージがあったから最初は少し意外だったが 色々ネイティブアメリカンの文化をモデルにしている、と知った今なら納得がいく。
804 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/08/13(月) 17:33:40
多島海陣でひげを生やすのは珍しい、みたいな描写がどっかにあった
長いひげは蒸れて暑いのかも アーキペラゴみんなってことはカルガド人もはやさないのか 勝手にカルガドにはひげのイメージがあった
ひげなんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのです。
うわぁあああ(AAry お気に入りのマグカップ割っちまった・・・助けてハンノキorz ものなおしのまじないおすえてー
>>807 瀬戸物であるので接ぐことは可能だ。あきらめるな。できるだけ破片を残しておくんだ。
んで自宅近くの「焼き接ぎ屋」を探して。
買いなおすより高くつくとは思うんだけど、気に入ったものであるならそれをやる価値はあるかもしれない。
イメージ的に壊れた物を直して使い続けるのはル・グィン的だとか思うのだが。
破片はリストカットの道具にするとか。 俺はお皿を割ったとき、破片でわざと手首を傷つけたこともあります。痛かった。
敢えてつられる
>>801 にオジオン様の慈愛を見た
>>809 ありがとう、でも贈り物ではないし、千円かそこらのモノだから
「形あるものはいつか滅びる」の精神で買い直すよ
直せば確かにル=グウィン的だけどねw
ゲドの言うとおり、ハンノキの力はとても素敵だなぁとオモタ
eftwrghgrrgnh mhgh hmgmgfdgh jfgjjyj ryeryery jggfjgj
アレンがホームレスの悪臭を嗅いでもどすシーンに萌えた。 そりゃ、ギンコだって腐乱死体の悪臭を嗅いだらマジでもどしますよ。 アレンに喫煙やリストカットのやり方を教えるギンコ。 「アレン、タバコを吸えよ。」 「ガンになるぞ。あんなに臭い煙なんか吸いたくない・・・」 「いいから吸え。要らないと言ったら許さん。」 アレンはギンコから蟲煙草をもらい、ライターで火を付けて煙を吸った。 すると、激しく咳き込んだ。 「お前は父さんの死に顔を見たかったのかな?」 「見たかったけど、ダメだった。」 「で、それで・・・」 後日、テルーがアレンのタバコを取り上げた。 「アレン、タバコなんかやめなさいよ!肺がんになったらどうするの? もし、肺がんになってあのとき、あたしの言ったことをちゃんと聞けばよかったと後悔しても遅いのよ。」
ゲド戦記の世界は未成年でもタバコを吸ってもよかったのだ。だから子どもの喫煙者も多いという。 当然、禁煙など徹底していなかったから喫煙者はどこでもタバコを吸っていた。 馬車から吸い殻を投げ捨てる人も。
一度老荘思想の話でもしながらアーシュラ女史とパイプを呑んでみたいもんだ 途中から全くついていけなくなりそうだがw
阿ー修羅
>>816 どこが高い?
ゲド戦記の世界のタバコは60円で買えるぞ。
物価が安いからな。だが、その分、人件費が安い分、給与も安い。
すなわち、地元の住民にとっては高く感じるのだ。
現実では320円だから、ゲド戦記の地元の住民にとっては320円はまさに3万2000円の価値があってもいいくらい。
住民にとって高いなら 俺らにとって安くても意味ねぇわな
映画の広告見て映画は見ず原作読んでみた時に、 本当の名前が魔術的な何かに関係するって考えはどこ原産だか知らんが ファンタジーものによく使われてるなあ、って気が付いて、 それら全てにアースシー世界で語られたような背景や法則みたいなもんが あるんだろうなー、と勝手に納得した事を思い出した
アーシュラ女史の映画の感想を読んだら、冷静で的確な批判をしてるなと感じたな。 原作を読み込んでるファンなら同じ事を言いそうというか・・・ 他の作家だと熱心な読者でも、作家との考えが大きく食い違ってることもあるんだが、 この人はまず作家であると同時に自著の熱烈なファンであるんだろうなと。 でもちゃんと客観的に小説と映画の違いを分析してる部分もあって、頭いいなとも思った。
ゲームの動画見てたら「命を大切にしない奴なんて大好きだ!」とかいう台詞があって吹いた
ノーモアヒーローズだな 須田51最高!少なくともゴローの100倍才能ある
今初めてジブリのゲド戦記見た感想を言わせてくれ。 ビックリした!マジで。
_人人人人人人人人人人人人人人人_ > はやくバルタン星人になりたい! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,.r:'ニヽ、 `゙ヽ、 ,.r:''´ ,r'',ニ,ヽ、 /;:'゙ ゙lノl `ヽ, / N´ `ヽ,ヽ /:/ .l: ! ゙:、__,:' l゙:l ゙、゙:, /:/ l: :! .○三○ l :l ゙!l'、 ;',:l゙ l:: :l ゞH'K _ .l :l リ゙ヾ, .リ l .l: : l, _,r'´>ト':゙'<:_ `ヽ、 .l: :゙、 | ' l: :: :l ,.r':'_,r' l:(::l :):l`ヾ、:゙ヽl::/:リ ゙ヾ: l/:/ !゙l : :l':l \ :l :l' ゙=r''´ l: ; :l `ー'. - というわけで保守。
827 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/15(木) 20:44:38
金は命より重いって台詞があってざわ…ざわざわ…
828 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/04(金) 15:36:16
今日テレで パヤオ監督が、他の映画を作ることになっているから ゲド戦記断ったとナレーションが入ってた 死にそう
>>828 マジで?
こういうのは余りおおっぴらにしない方がいいとおもうんだけどなあ
パヤオの印象悪くなるじゃない
それとも、これで印象悪くなるとは思ってないのかな?ジブリ側は
断った依頼を産地偽装みたいに横流しして請け負ったのは誰だ、って話だよね
アニメ業界では全くの素人だったボンボンが、いきなり監督かw駿もお冠だったな。
スタジオジブリ最新作 「沈黙のオジオン―ゲド戦記外伝―」 主演:スティーブン・セガール
なんつー邪気眼だ
今日テレビでやってるのかよ! 知らなかったから見逃したorz 再放送はないよな
見なくても支障はない、とだけいっておこう
自分も知らなかったw
837 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/11(金) 23:13:50
知っていたけど見なかった。
こりゃひでえ
歌だけはいいんだがなあ 原案て、あーた
知らなくて良かったようだな
原作がどうこうというレベルじゃなかったんだな
>>835 いや、子供の頃をゲドのインパクトの元に送った身としては話の種に見ておきたかったんだよ!
金出してまでみるのは沽券にかかわるしな
いや、そんなに悪かったか? 誰かさんのかつぜつの悪さ以外は特に気にならんかった
敢えて良いところを挙げるならば テハヌーの飛翔→着陸の場面と歌(エンドロール)くらい ここだけ切り取ってしまいたい あとは…塵
ひどいとしか言いようが無い
映画は面白くなかったんだけど原作には興味出た。 原作はゲドが主役なんですよね?ハイタカとテナーの所は何気に良かった。
おいおい、どこがそんなにひどいんだよ。 この作品を塵呼ばわりする理由が僕には分かりましぇん
>>846 (現時点での)最終巻は最高の盛り上がり
4巻は好みが分かれる
邦題はゲド戦記だがハイタカだけが主人公というわけじゃなく
複数の主人公する群像劇だよ
主人公する→主人公が活躍する
原題はEarthsea Booksだからね。 ただ、1〜4はゲド(ハイタカ)主役でいいんじゃない? それが原因であの邦題。
1巻が一番とっつきやすいと思う 1巻のつもりで2巻以降を読むと難しいかも 4巻は、まちょっと覚悟はしておけ 最終巻を読む前に、外伝を読みましょう
また原作読み直そうかなって気分になれたのがこの映画の唯一の救い
853 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/12(土) 00:30:01
原作は1から3までであとはオマケ(個人的に) 1から3までは男性的な視点で書かれてるから、 その後は女性的な視点と言うことならばいいかもしれないけどね。
よし!!原作読みなおそう
4と5は女性的ってよりか近代小説的なんだと思う。 1〜3までは「ユング心理学をそのまま物語にしたような」とよく評されるけど 人の心の中が象徴化されたような物語 4〜5は歴史や社会の中での人間。 魔法使い的知恵ってのは前者の深さなんだと思う。 4と5は、その「深さ」に対して、人々が生きている浅い生活空間から突きつけた一種のアンチテーゼなんじゃないかと。
>>852 >>854 おれも原作読み返したくなった
前は図書館で借りて読んだけど今度は買おうと思う
テルーって原作では声がかすれてるって設定じゃなかったっけ…超美声で歌ってて吹いた。 それに結構活発だったよね。ハイタカに会った所だけ原作みたいな描写あったけどいたってふつうの女の子。
そーそー。外見や声の異常は虐待のせいだと思わせておいて、 実はリザードマンだったから、という落ち(?)なんだよな
リザードマンは火を噴かないし空も飛ばない
原作の通り名と真の名の使い分けはかなり細かいのに 映画はひどいね。「テハヌゥゥゥゥ」とか大声で言っちゃうし 最後二人きりになった時なぜか「テルー」って呼んでるし。
ジブリのアレンの影設定、ゲドと逆なのね 肉体に入ってるのが闇で追ってくるのが光って…
アレンの影という時点で、作品の根本的な設定を無視しているけど。
ちょっと鬱ってたら影出ちゃいましたサーセンwwとか。 大変そうだな映画の世界は。影うろつきまくりだろ
光と影を逆にしたアイデアはそんなに悪くないけど 原作の影は強力な魔法が召還したものでその課程もちゃんと描かれる。 一般人がちょい鬱で出しちゃって人格乗っ取られるならえらいこっちゃw
映画があぼーんな出来で逆に原作に興味が出て読んだよ。 テナー、ゲドが含みを持たせたた良い感じで描かれてたのが、4巻で結ばれるのは良かったな。(子供向けじゃなく、既存ファン向け?) “田楽刺し”と「テナー刺し」で男なった下りはニヤリとしてしまった。
私は先ほど「崖の上のポニョ」をみてきました。 宮崎吾朗氏の「ゲド戦記」のメッセージは、 「親父が生きていると俺は生きていけない」でしたが、 「崖の上のポニョ」のメッセージは 「お前は俺の自慢の息子だ。だけど俺も母さんも、お前より仕事が大事だ」 でした。w
こちら沖縄、何週か遅れて金曜ロードショーで放送したものが、現在放送中 これは酷い(´・ω・`)
30歳すんで、童貞→魔法使いって元ネタ。ゲド戦記からなの?
図書館行ってみたら誰も原作借りてねーw 指輪とかがテレビ放送された日にゃ何冊か借りられてるのに。 連休で人多いのにすごいな映画の力は。
宮崎駿監督の新作「崖の上のポニョ」はゲド戦記原作読者は見ておくといいですよ。 ゲド騒動の答えとしてだけじゃなく、全巻読み終わった時に感じるものを昇華させてくれたように 思います。 テハヌーは風に乗って旅立ちゲドとテナーは残されましたが、海からポニョが・・・ 読み込んでいる原作読者ならいろいろなおもしろい発見ができると思いますよ。 アニメーションとしても傑作ですのでお勧めです。
セゴイの正体は金魚とな?!
872 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/21(月) 07:03:04
>>870 もはや原作者は駿のファンだよ。だから嘆いた。
てか世界中の創造者が楽しみにしている唯一の監督。
>>870 パヤオがル・グィンに正式謝罪するまではお断りだ
映画見る(\1000)→ツマンネ→ロードショー見る+実況やる→やっぱツマンネ、でも原作読むか→今まだ2巻→DVD買う→さらに二回見る→そんな酷くないかも→オブリビオン買う→勃起
875 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/22(火) 02:56:41
クモのこえはハマーンカーンににてる
>>873 自分も、なぜ謝罪しないのか、理解できない。
せめてジブリは謝罪するべき。それまでは、
もう一生、ジブリ作品を映画館に見に行くことはしない。
レンタルに出たりTVで放映するなら見るけどね。
>>876 謝罪はいいすぎだろ
ルグインもハヤオも扱いづらい頑固クリエイターなんだから
無能だが常識人のゴローが調停した結果があれだったと考えれば腹も立たない
878 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/22(火) 17:06:26
謝罪とかジブリ見ねーとかてめーがおんなじ題材を扱えて現状以上のもの創ってからいえよクズ 謝罪たる理由も言えない、受け売り野郎が、糞して寝ろ厨房
うわ、ひどい愚か者が涌いてるな。夏厨ってやつか。
880 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/22(火) 18:20:57
まぁ落ち着こう ゲドの悪いとこもわかるけど謝罪するほどではないし、ゲドが好きってゆう人も もちろんいると思う でもゴローはまたアニメ作るのかな?次の作品がスゲーおもろかったら許そう
ここって原作スレじゃないの? いい加減駄作映画の批評がうざいんだが…
>>881 原作は語り尽くしたので暇でな。
あなたが新たなネタふりをしてくれればノルやつはいると思うよ。
ポニョを観てきてはっきりわかったが 駿が作っていたら、原作ファンの怒りはゴローどころでは収まらなかったと思うぞ
オジオン:モーガン・フリーマン 腕輪のテナー:ニコールキッドマン レバンネン:T2の時のエドワード・ファーロング 三巻ゲド:ケビン・コスナー 烏の遠藤:ウィル・スミス ウミガラス:ビヨンセ 文句あるか
なんでジブリはプロ声優を使わないんだろう お前らの人生は1週間頑張った所ジョージ以下って言ってるのも同然じゃん アニメ業界で食わせてもらってるのに、 業界を支えるプロ声優をないがしろにしたすげー失礼な行為だと思うよ そういうわけでゲドもポニョも見に行かない俺
お前、ブロのスレた風俗嬢と 初めて合った素人とではどっちがドキドキするよ?
風俗嬢は劣化するので比較の対象として相応しくない
ブロってなに?
>>885 プロ声優というかアニメの声優の声って特殊じゃね?
なんかテンションが高くて、画面見なくてもアニメか実写か区別つくよな。
バラエティに出る時も声優って浮いてるからなぁ。
映画に使いたくないのもわかる。
>>889 声優はアニメ用の声と映画用の声の使い分けくらいできると思うぞ
洋画の吹き替えだって声優がやってるんだし
ゲドもポニョもそうだけど、素人が声当てると棒読みすぎるんだよな
ていうか、なぜ素人を起用するのかほんとに理解できないわ
所ジョージの声が聞きたくてポニョ見に行く奴なんかいないだろうに…
普通のドラマと洋画もわりと区別つくよな。
所ジョージ良かったぞ
そういえば晩年の黒澤明も所ジョージはお気に入りだったな 「君は演技をしないのがとてもいい」と言われたとか
所ジョージにはアルフで慣れたから
>890 その洋画の吹替え自体も独特なんだよ。 吹替えなしで見て元俳優の演技しっていると 声優の演技って浮いてる。 感情過多なことが多すぎて引く。 日本の吹替えは明らかに特殊。 外国での吹替えは概して大人しいよ。 それこそ最初は棒読みっぽく聞こえた。
声優以上に上手い俳優いるけど… トーシロ芸能人では感情移入は到底できない 鈴木「ハレの声じゃなく、自然体の声がいい」とは言うが、合ってないのが殆ど
ジブリのスレはここですか?
>>890 ジブリは「所ジョージのようなタレントが声優をやってることに興味を持って
見に行く奴」をターゲットにした商売しているだろ?
プロ声優目当てに見に行く奴なんか相手にしていない。
なぜ理解できない?
>>896 声優の演技は嘘っぽくて感情移入できないよ。
でも確かに声優起用作品よりインパクトでは到底低いよな 声に明暗、浅深がないんだよ 人気ベテラン声優はギャラ高いんだろうか?
所ジョージの方が100倍高いと思うが。
901 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/23(水) 16:44:34
素晴らしい名作だったな 大きい竜がなんとも言えなかった ゴローは天才の域に達している 見所満載の映画にしてしまった 野原のきれいな風景がなんとも言えないよね ゲド戦記の強いメッセージ性は どの映画にもないものだろうな
>>899 そういうインパクトや声の演技はいらないだろ。
漫画が原作のものにありがちなコミカルな演出を除いて
実写のドラマでは自然体の演技がほとんどで
それに慣れてる人間には声優の演技は過剰すぎて
”いかにも芝居してます、演技してます”って感じで違和感がある。
なぜゲドスレで実写ドラマの話をするんだ?
904 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/23(水) 20:51:11
ドラマ化されてるの知らないの?
そのドラマを日本で吹き替え版でやることについて話をしてるとでも?
ジブリだとか声優の話してる奴うぜえ原作の話しろよ。
907 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/24(木) 07:09:44
ならテメーで話題ふれや クズ
むかしパヤオが 「ベテラン声優は型にはまっているのでダメ」 といっていた。 「最近の新人声優は娼婦みたいだからダメ」 といっていた。 ベテランはともかく、さいきんの新人声優は演技力もクソもなく、持って生まれた声質だけで声優やってる連中が多いので同意だが。
とはいえ、話題作りだけでボソボソ喋る棒読みを投入されてもなあ 3巻読み直そうかな
最近の若い女性のファッションも一昔前の感覚で見たら全員娼婦だw 世間の水準自体が娼婦化してる事を認めたくないんだなパヤオは。 棒読みだと聞き流しができないからその分ちゃんと絵を見る、 という効果を狙ってるのかもしれんぞww
駿だとか声優の話は余所でやれ。完全にスレ違い
ジブリいがいで作り直して欲しいわ(´;ω;`)
ジブリでいいんだが、吾郎でなく駿で作り直して欲しい
916 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/04(月) 18:18:43
gonzoはアナザーストリーと考えると、レベル高くないかな。
アニヲタばっか
今時、フィクション好きでアニオタじゃないのを探す方が難しいだろう
919 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/07(木) 20:26:11
フィクションを表現する上で、アニメという手段は避けて通れないからね。 だけど、オタというのは否定しておく。
文章にアニメという手段は別に必要ないと思う
なんでそんなにアニメが好きなんだw
なんでも映像化されちゃうからねえ…
なら
924 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/08(金) 00:05:52
>919は映像で表現する上でと言うことね。
スレ違い。
「師匠、修行はいつになったら始まるのだね?」 「もう始まっておる。」 パヤオンは答えた。 沈黙が流れた。ゴロは口答えしたいのを必死にこらえていた。 が、とうとう我慢できなくなった。 「だけど、おれ、まだなんにも教わってねえ。」 「それはわしが教えておるものが、まだ、そなたにわからないだけのことよ」
はいはい、おもしろいおもしろい。
アニメなんて95%がつまんねえじゃん。
まるいおなかのメタボのこ
>928 スタージョンさん、こんばんは。
うわっもう出てる! パワー (西のはての年代記 3)
932 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/26(火) 09:23:31
926って原作の一部だよね?? なんかそんなんあったわ
パワーはまだ途中だけど、なかなか面白い。 ゲドやヴォイスのオレックみたいになんか迷ってるって感じ
パヤオンwwwww オジオンがそんなことにwwwwwwwww
>>926 却下
吾朗は原作で例えるならヒスイだ
その発言といい振る舞いといい
936 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/27(水) 22:43:18
下積みなしでこの世界に入れてしまったのがダメだったわけよ 普通の監督ってのはある程度自分より上の監督の下で修行積むもんだよ 次回作つくるんならもっと勉強しようってこと 宮崎監督の言ってた通り気持ちで作ってはいけないなぁと
宮崎駿版(ゴローゲド大改訂版)アースシー物語!ポニョがもうすぐベネチアで上映される 批評だけでなく批評家達がその辺に気付くかにも注目している 監督本人がゲド戦記だけは一切言及しないところがおもしろい 「世界の綻びは閉じられました!」 魔法をなくして人として生きていくポニョ ポンポン船のはてみ丸 何の迷いもなく全てを受け入れる宗介 影などとまだ出会うことのない幼児 愉快痛快で先行き不安なアースシー物語「ポニョ」は原作愛読者の自分には感慨深いものになった
それだけじゃないがな ポニョはゲド戦記を軽く凌駕してその先へ行ってしまったよ
ジブリ厨鵜財
941 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/10/26(日) 22:29:49
三巻までよんだ。 てっきりクモはヒスイだと思ってたよ。
CSの企画で世界三大ファンタジー祭りだかいうのがあって、それぞれの映画が放映さりるんだが… ゲドはル=グウィン女史を怒らせたアッチだった。 ゴロのはありえないのは分かるけど…
サイファイチャンネルのドラマの方か? 激怒するほど悪くないと思うけど
作品の出来としては激怒するほどではないだろうけど そういう問題じゃないから
ルグウィンがどういう人か知ってればすぐに分かる話。 ゲドが白人な時点でアウトなんだよ。
今見てる。人種以外にもツッコミどころありすぎw
これゲドの名前自体おかしくないか。 テナーが可愛いのが救いか。
>947 真の名前をハイタカにした。
ガンブル=ギャンブル=カケってよーやく気付いたよ。 ギャンブル殿だったらカケだってわかったのに、清水さんはカケ君のことを忘れてたのだろうか?
>>946 いやーワロタ
ピンチになったら「エスタリオルタスケテー」とか言うゲドなんて嫌じゃw
五巻は読めば読むほど好きになってくるね
トスラと王の漫才みたいな会話とか
(「あんな包みをもらったら、俺ならほどきますがね。」でいつも噴く)
テナーとテルーの親子愛、アイリアンの凛々しさや円柱のいじらしさ等々
ストーリーはさっぱりアニメ向きじゃないが、どうせならこっちを映像で見たかったよ…
四巻、五巻を読んで、私と娘の関係を考えてしまった 娘には、テルーじゃなくて、リンゴになって欲しい 竜なんて変な生き物になって飛んでいくなんていやだ ちゃんとした男と一緒になって、会いに行ける所にいて欲しい 私は平凡なコシルなんだな、テナーにはなれない
>>951 そういう感想も勿論有りじゃないかな
皆が皆新しい風に乗れるわけじゃない、保守的な考えを大事にしたい人だっているさ
俺はせめてオニキスでありたいなあ
変革の力は無くとも、変化を受け止められる人間でいたい
953 :
古川れもん :2009/05/03(日) 10:48:26
める欄に節穴で真の名がわかんのな
>>950 トスラすんごい好きだ
願わくばああいうポジションの人間になりたいけど
相当な実力が伴ってないと許されないよね(´・ω・)
やっと全巻読んだけど ゲド戦記っていう邦題は失敗だったね
>>956 放題は内容にはあっていない。
でも日本の読者に手に取らせる効果はあったな。
×放題 ○邦題
小6のときに読もうとして、一巻の途中で挫折した それから12年たって読んで、 こんなにシビアで渋いとは思っていなかった。 最初のゲドはナマイキで嫌いだったけど、巻を増すごとに好きになった。 もっと若いころの活躍を見たい、とおもったけど、 普通の人になってからの方が味がある。 帰還のテナーとの「神秘」はびっくりしたけど アースシーの風を残すのみになった。 終わってしまうのは寂しいなあ
>>960 小6の時に読もうとして、図書館で間違えて「ゲラダヒヒの紋章」を借りたw
「ゲ」しか合ってないよ、自分wwwww
ようやく4巻まで読み進めたのだが期待した程ではなかった 人間の内面をそれなりに深く描いているようだが、それと結びついているはずの「セカイ」が案外いい加減で、提示される解決もやや安直な気がする この人、深刻ぶってるだけで、実はそれほど真剣に悩んでないんじゃないの、「世界」に関して
人を笑わせる天才だな、おいw
964 :
962 :2009/08/20(木) 01:04:48
和の腕輪にしろ、レバンネン王にしろ、世界に「希望」をもたらすはずの存在なのに、言うほどでもないんだよなあ。 新しい希望が、現実のものとして根を下ろして行く過程が説得的に語られてなくて、ただ雰囲気だけで終わってる。海賊の掃討にしても腐敗の根絶にしても、実際は相当な困難が伴うはずで、「王が来てくれたから全ては良くなりました」で済むハナシではない。 4巻ラストの、ゲドとテナーの救い出し方も全く同じで、「竜が来てくれたから悪人は死んでしまいました」、って何だよそれ。 腕輪や王や竜のような、「超越的な何か」にすがって救いを得ようとする。でも結局それは雰囲気だけで、誰の「絶望」も埋め合わせる事は出来なかった…そんな、虚しい物語に思えてならない。
965 :
962 :2009/08/20(木) 01:10:21
ヒバナについて。テナーは何か「息子はだめになった」とか嘆いてたけどね、そこまで言うほどかね? ゲドの荷物を、得意の船乗り結びでくくってやるとこなんか、可愛げあるじゃん、と思ったけどね。ゲドが父親がわりになって仕込んでやれば良かったのにな。
>>965 > ヒバナについて。テナーは何か「息子はだめになった」とか嘆いてたけどね、そこまで言うほどかね?
母親が「うちの子、小さいころは素直でかわいかったのに・・・」なんてよくある愚痴だと思うよw
967 :
962 :2009/08/20(木) 02:35:44
>>966 いや、父親譲りの「男尊女卑」的姿勢を矯正できなかったと、そういう「悔しさ」を読み取ったんですけどね。
このシーンで、ゲドがテナーの味方をしなかった所は、なかなか良いと思う。
968 :
962 :2009/08/20(木) 02:42:48
しかしまあ、ゲドとテナーの関係も、何か「フランス映画のどうしようもないカップル」みたいで、なんだかなぁと。 暇さえあれば、自分の人生に関係のない哲学の議論か、もしくはエッチしてます、みたいな。 で、安アパートに住んでてカネはなくて人生終わってます、みたいな。 ファンタジーで描く事か、と。「そこが斬新だ」と言われれば、あえて反論はしませんがね…。
とりあえず最後まで嫁や
970 :
962 :2009/08/20(木) 10:37:18
>>969 昔の読者は3部作の時点で評価し、絶讚した訳だが
まあ現行6部の「最後」までちゃんと読むつもりですが、それで評価ががらりと変わる訳もなし
971 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/24(月) 22:10:33
ぶしつけな質問ですみませんがアレンとテルーはくっつくんですか? くっつくんなら読みます
残念ながらくっつかんです
973 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/25(火) 23:31:51
無念・・・
ほす
975 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/11/17(火) 05:18:05
原作を読んで宮崎(父)がキレた理由が分かった。 ジブリの柔軟な文化描写はゲド譲りだったわけか。 宮崎(父)が好むだけの魅力はあるな。 そもそも原作をモチーフにして改変するのは賛否両論あれども映画化・アニメ化の特権だが、 これは何のためか意味の分からん改変だな。
DVD借りて、今見終わった。 正直全然面白くなかったです。 つい先日放送され、REGZAのHDDに録画されている もののけ姫でも見ようかと思っておりますです。