1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2006/08/01(火) 02:34:23
朝日新聞より
ttp://hipee.moe.hm/uplon/3862.jpg 父を刺した王子アレンが魔法使いゲドに導かれ、「世界の均衡」が乱れた原因を探る。
ル・グィンの名作が原作の「ゲド」は29日公開。スタジオジブリの新作を担う「2代目」の
実力やいかに?
「アレンのダークな感情表現などで前半は期待させたが、後半は敵のやろうとしている
ことが見えず、ドラマが失速した」とアニメ評論家の氷川竜介さん。
監督の原作への愛着と誠実さは画面から確かに伝わる。だが、映画評論家2氏の評価
はいま一つ。
品田雄吉さんは「長い原作を消化しきれず、人物の背景や人間関係が説明不足」と語り、
渡辺祥子さんも「父を殺しても反省の色がない主人公に感情移入しづらい。絵も雑でムラ
があるように見える」と指摘する。
アニメ評論家の藤津亮太さんはさらに厳しく、「監督が素人なので、こんなところかな」。
話題性とブランド力でヒット確実とされているが、今回の評価は「ゲド苦戦記」か。
駿監督の作品に似たシーンも目立つ。「あそこまで多いとは・・・。『お家芸確立』と言った
らきれい過ぎかな」と氷川さんは苦笑する。
日経ビジネス特別編集版 ブランド進化論
ブランド頼みの甘え断て 徹するは良い作品作り(鈴木敏夫氏)
ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20060705/105742/ ttp://para-site.net/up/data/13641.jpg 「技術や芸は父から子に受け継がれる。多くの人が宮崎駿のアニメもいつかは終わると
思っているだろうが、ご安心下さい、と言うことです」
本当に駄作なのか確かめようと、 きのう見て来たが↑こいつらは何もわかってないぞ だって、ちゃんとゲド戦記だったぞ よい作品だと思うぞ
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/01(火) 03:23:11
喉を焼かれて「あたしは歌えない、唱えるだけ」の筈が主題歌ですかそうですか。
で、テルーはなんで竜に? 世界の均衡崩壊や人のアタマウンコ化はなぜ? 序盤の争う竜は何? なぜ父を殺し、またその後思考放棄してんの? 映画はダメな印象だけど、原作は楽しめる?
原作は誰でも楽しめるってわけでもないとは思うけど とりあえずアレンは父親殺してない
最近のTVコマーシャルはアレンとテルーが崖に立って抱き合い、そこに竜がぬっと顔を出す。 喰われちまえ、と思ったのは私だけではないはず。
なあ、「『ゲド戦記』読者によるジブリゲドFAQ」作らないか? なんだったら児童書板やラノベ板の人にも声かけてさ。 ・基本的には「映画を観た原作未読者」の疑問に対する解説をする ・疑問となった箇所で映画と原作に違いがある場合は必ずその内容を明記する ・「映画を観ていない原作未読者」に対してはまず原作を勧める ・全部FAQで答えてしまって原作読む必要なし!にならないよう、原作への誘引をおりまぜる ・「映画は観るな」というアピールはしない(俺はしたくてたまらないが) ・なるたけ映画を非難しない方向で(俺は非難したくてたまらないが) って感じで。
とりあえず
>>11 のを使わせてもらうと
Q:『ゲド戦記』ってなに?
A:2006年夏に公開されているスタジオジブリの新作です。
心の中の影におびえるアレン王子がその師ゲドや少女テルーと心の交流を深め、
悪の魔法使いを倒すまでを描くファンタジーアニメーション映画です。
<原作では?>
アメリカ合衆国の作家ア−シュラ・K・ル=グィンのファンタジー小説(全6巻)です。
架空の多島海世界「アースシー」を舞台に、竜と魔法と人間たちの物語がくりひろげられます。
1巻 以下一行解説と出版年
2巻
3巻
4巻
5巻
外伝
Q:なぜアレンが主人公なのに、『ゲド戦記』という題名なの?
A:題名が内容にあっているかどうかより、
有名なル=グィンの作品『ゲド戦記』のネームバリューを重視したものと思われます。
<原作では?>
原書では"Tales from Earthsea"(アースシーの物語)、シリーズとしての邦題は『ゲド戦記』です。
1巻では邦題のとおりゲドが主人公であり、2、3、4巻ではゲドが主要登場人物として登場します。
19 :
17 :2006/08/01(火) 09:28:01
Q:序盤、なぜ竜は喰らいあっているの? A:竜は本来おたがいを食べることをしませんが、アースシー全体に異常が及んでいるので竜もおかしくなっているようです。 「世界の均衡が崩壊している」という言葉で説明されています。 <原作では?> Q:なぜ人の頭がおかしくなっているの? A:これも「世界の均衡が崩壊している」という言葉で説明されています。 <原作では?> Q:なぜ世界の均衡が崩壊しているの? A:クモという魔法使いが生の世界と死の世界のあいだの扉を開いたためです。 <原作では?> 『ゲド戦記』1巻において、アースシー世界における魔法の仕組みが解説されます。 それは大雑把に言うと「使うべき時、使うべき目的、使うべき方法以外で魔法を使ってはならない。 それがどんな小さなことであれ世界の均衡を崩すもととなるかもしれないからだ」というものです。 3巻で、クモがよからぬ目的で死者を魔法で呼び出したり、自分自身を生かしたまま死の国へ行ったりしたので、 世界がクモのいるところを中心にして徐々にほころびてきたのです。 Q:なぜアレンは父王を殺したの? A:不明です。 <原作では?> この描写はありません。アレンは故国の危機を報告するため、父王の使いとして魔法使いの島ロークに到着します。
20 :
17 :2006/08/01(火) 09:29:47
意見、修正、追加などあったら頼む。 俺は本当に悲しい。 だからこんなことして気を紛らわせてるんだ。 しかし映画から入る人達をほうっておけないという思いもある。
21 :
HH :2006/08/01(火) 10:02:25
>17 アイデアには賛成。ただ、「主動」策ではなく「対抗」策だと どうしても後手に回るし、ダークサイドに落ちないように 最後の2項を加えて、良心的に対応すると、できあがった結果は 「ジブリアニメを10倍楽しめる究極のガイド!」と銘打った 便乗本『ゲド戦記の秘密 アースシーの歩き方』アースシー調査隊 =編著(ぶんか社)と似たり寄ったりの感じになってしまう かもしれない。 カネを儲けようとしている相手に、ヴォランティア(志願軍)で 戦うには、よほどの戦略がないと、苦しいのでは? >18-20 気持ちは分かるよ。
おまえ・・・・難儀なやつ(ノ_;) 賛成するが、原作あらかた貸し出してる ウロ覚えじゃ手伝ってやれないな・・・・
23 :
17 :2006/08/01(火) 10:04:51
いやーそれでもいいんだよ。 原作読まない層は何したって原作読まないだろうから。 それに俺は岩波の社員でもないしさ。 映画意味不明 ↓ 原作も意味不明なんだろ? の流れがとにかく嫌なんだ。
24 :
22 :2006/08/01(火) 10:05:17
>>10 169 :名無シネマ@上映中 :2006/07/31(月) 13:18:08 ID:pCMLBWbx
>>165 トトロ終わったあとに不気味な女の霊が出たので録画ボタンを停止したよ。
その後、エンコした時にあの部分を削ったんだが怖かった。
172 :名無シネマ@上映中 :2006/07/31(月) 13:20:00 ID:V3un4cnq
>>169 ばかもの、それは谷山浩子御大だ!
ラノベの一種だけど、富士見の「ファンタジーRPGクイズ」には 2巻以降にケドという名の魔法使いの少年が出てくる 言うまでもなくゲドのパロディだが 便利な魔法を使わずに問題と向き合おうとする彼のキャラクターは異色ともいうべきものだった ケドの場合、魔法で金儲けや布教活動をするキャラがいたからこそ存在が際立っていた 比較対象をもってゲド戦記の世界観とキャラの異色性をかもし出す、という意味では かなり効果的なパロティといえるだろう (逆に、これを通じてゲド戦記に興味を持った人間が最低一人いたと書いておこう) 作品の特色が出せない、もしくは出しにくいなら 思い切って大胆なパロディにしてしまった方が面白いかもしれない
>>26 >作品の特色が出ない、もしくは出しにくいなら
>思い切って大胆なパロディにしてしまった方が面白い
申し訳ない、原作『ゲド戦記』は地味でいい。
それこそ作品の特色の一つじゃないだろうか。
貴方をこのスレに導いてくれたのはそのラノベだし(紹介ありがとう)、それについては嬉しく思うが、
俺は『ゲド戦記』に面白おかしさ(Funnyの意味ね)は求めちゃいない。
過去スレを見る限り、他の住人もほぼそうだと思う。
つうか、あの糞映画が既に醜悪な客寄せパロディな件。
俺、アタマ硬いかなぁ。
原作はこうだから・・・と言うかいつまんだ説明や解説はかえって アニメ、原作両方の価値を損ねないかな? 同じ物ではないんだし
>>27 志村ー、寄せてない寄せてない
客、離れてるー
この映画こそ地味に作られていて、ゲドだなぁ と思ったんだが。
>>23 原作に忠実だからつまらない、と思っている人も出ているくらいだしねえ。
いや、皮肉ではなく 駿だったらむしろゲドにはならんよ
ところで、原作って一回読んだだけで全てわかったのか?
>>33 パヤオなら原作壊しても、映画として楽しめるものになっていただろうよ
だからハウルの時は我慢したんだ
原作壊した上に面白くない、ゴロたんのこの中途半端ぶり
原作壊してるかなぁ? 世界観はかなり忠実だと思うんだが、 ディティールやキャラは変えてあるが
>>36 おまいにとって面白かったならいいんだ
盲目的原作信者の愚痴だと思ってくれ
>世界観はかなり忠実
行動範囲が狭すぎて判断できず
>ディテールやキャラは変えてある
改悪にも程がある
アニメでは現実にはほとんど移動しないが 幻覚というか幻想シーンでは背景が多島海になってた
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/01(火) 12:20:53
ディテールなんかは原作だと創造の部分が大きくなってしまうから 映像化したときのギャップってのはどうしても感じてしまうよな
おいおい2chだろはっきり言えよ
ここは原作厨の愁嘆場だから映画庇っても無意味
>>39 つか読んだんだろ?あの映画で納得したのか???
>>41 納得したよ、原作も読んでる
あちこち旅をするというのは原作では多いが
実際は4巻ではほとんど今回の映画以下にしか動いてないし
2巻でも移動距離は多いが、話はほとんど墓所の中だけだ
指輪と同じ様に広い世界がじょじょに明らかになって行く
というのが面白い訳で
2時間の映画であそこも、ここも・・と見せられたらかえっていやだ
この映画でも動き過ぎかもしれない
アレンとテルーが抱き合うと背景に竜が駆け上っていくイメージ場面(スポットで使ってますな) 吾朗の中ではアレはカレシンってことになってるのだろうか? ところで映画でテルーが竜人だってことをほのめかす場面ってあったっけ? 初対面の時、ハイタカがテルーを見て何かを感じる、と言う場面以外しか 思い出せないんだけど・・・
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/01(火) 12:39:55
ゲドって不要キャラ? 宣伝見る限りだと、物凄く地味だし…… アレン戦記でいいんじゃないか?
なんでそれ以上ほのめかす必要があるのかわからんが アレンが最初にテルーに会った後で見た夢でもほのめかしていた というか予感させていたな
>>42 俺にはちっとも広がったようには思えなかったよ
>この映画でも動きすぎ
絶 句
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/01(火) 12:54:54
>>42 感じ方には個人差があるから、そういう感じ方があってもいいとは思うが、
>広い世界が徐々に明らかになっていくような感じ
は映画からは自分はまったく受けなかったな。
ところで、ホートタウンとクモの城とテナーの家が
歩いていける距離にある件についてはどう思う?
49 :
42 :2006/08/01(火) 13:00:54
書き方が悪かった >広い世界が徐々に明らかになっていくような感じ は原作の話、2時間の映画でそれをやろうとしても難しいと言う事 だからやらなかったんじゃないのかなぁ >ホートタウンとクモの城とテナーの家が 歩いていける距離にある件 上に同じ、4巻のエッセンスだろう
リトマス試験紙だろ 意地が悪いなw
絶妙だな、ググってもわからんしww
>>48 www
まあ一生懸命パンフ読んでかばってるんだから優しく見守ろうぜ
54 :
11 :2006/08/01(火) 13:35:06
原作を読もうと思います
>>49 4巻の舞台で3巻のストーリーをやるのは斬新だと思うけど、
それだと世界でなくて、ご近所の均衡を修復する話にみえないかな?
私もこの映画には大不満・・・というより、脚色のあり方が理解出来ないのだが、
しかし、どんな映画であろうとも、それを楽しんだ者、感動した者を貶したり侮辱したりする行為は
極めて下劣で卑しい振る舞いだ。
>>48 >>53 オマエらのような性格のいじけた奴を、同じ愛読者と思いたくないよ
57 :
48 :2006/08/01(火) 13:48:27
はいはい回答を貰いにきましたよ
コネ━━('A`)━━!!
というわけで
>>42 =
>>54 は原作未読だということがわかりました
本当に(rywwwwww
>>56 原作を読まずに原作スレに突撃して「読んだが映画は良い」と抜かす奴は
意地が悪くないんですかね?
うはwwwギスギスしとるwwwww
これも映画のせいだなw
>>48 GJ
同情の余地なし
『ゲド戦記』と『シュナの旅』が、映画の中で一緒くたに されているのは、ル=グウィン先生承知の上でのことなのでしょうか。 他スレにもありましたが、原作者の希望であった『駿夫氏の脚本』で なくなり、直接会ってまで約束した『駿夫氏による脚本のチェック』も されず、勝手(?)に『シュナの旅』と混ぜ合わされた上に 『ゲド戦記』のタイトルを使われるとは・・・・・・。 原作:ゲド戦記 原案:シュナの旅 とは、ゲド戦記に対する侮辱なのでは。
原作を読んでいることだけが自慢のキチガイが大暴れだな と、いうか一人の必死の自演か・・・ オレもこんな奴を愛読者だと思いたくない。 雰囲気が一気に悪くなった。失せろ
2時間前後の1本の映画にする以上はル=グウィンおばさんも 大胆な脚色は覚悟しているとは思うけどね・・・ それに女史もきっと日本のネットでの評判を訳してもらってるだろうから 覚悟はできてるんじゃないかな
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/01(火) 14:05:09
63 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/01(火) 14:06:41
↓極めて下劣で卑しい振る舞い
「納得したよ、原作も読んでる」
「原作も読もうと思います」
>>56 =60
>>59 まだご存知ないと思います。
これから作品をもって監督と鈴木氏が彼女の元へ伺うそうで、、、
今まさに戦々恐々といったところです。
もまいら喧嘩すんなや
ちょwwトツゲキ出たのたかwww
あんまりイジメんな。この風評じゃファビョってもしかたねえよ。
>>17 いいとオモ。完成したら他板のゲドスレにも貼らせて貰おうぜ。
英語の出来る熱心なファンが女史のもとに映画の感想をメールしていそうな気がする。 まだなら誰か送ってあげたら? 実際に映画を見たときのショックを和らげてあげるためにも
>>68 出版社か代理人を経由するはずですから、間に合うように届くかどうか、、、
それに考えようによっては「不躾な行為」ですからね。
英語のできない私には逆立ちしたって無理ですが。
>>70 オマエもコケばばと同じ臭いがするから
必死な自演がすぐ分かるよ
??何で荒れてるの? 原作読まずんば人にあらずな人も読んだふりをする人も不愉快です、馬鹿馬鹿しい。
加えて、読んだフリをしながら、読んでいない人を批判する奴もいるから始末が悪い。 まとめて映画板にいってくれ ホートタウンでまがい物を売っている元まじない女の描写で きらきらと光るものがやたらと強調されていたという印象が残っているんだけど 映画を見て初めてそのキラキラするものがどういうものか分かったよ。
煽って面白がってる香具師がいるな
>>73 >まとめて映画板にいってくれ
隔離スレが隔離の役目を果たしてるのに
なんてことをいうんだいw
このスレに相応しい方々と言うことですか 話しをさえぎって申し訳ございません ささ、どうぞお続け下さい
あんなにマターリだったスレが・・・ これが映画化効果か、素晴らしいな なんでそっとしておいてくれなかったのか 恨むぜジブリ
>>77 どこか他のスレと勘違いしてる。(児童書板かラノベあたり?)
このスレの初代はこんなだ。
【ジブリ】ゲド戦記【アニメ化決定!】
>1 名無しは無慈悲な夜の女王 Date:2005/12/13(火) 23:56:16
>ジブリがやっちゃいそうです!
>
>7 名無しは無慈悲な夜の女王 Date:2005/12/14(水) 00:02:11
>がんばれ!ごろうタソがんばれ!
>
>9 名無しは無慈悲な夜の女王 Date:2005/12/14(水) 00:04:32
>ニュー速の皆さんこっちでつよー
>
>10 名無しは無慈悲な夜の女王 Date:2005/12/14(水) 00:05:11
>さあさあ常時ageでいきましょう
79 :
77 :2006/08/01(火) 16:35:16
>>78 スマソ・・・児童書板逝ってくる
しかしお互い嫌んなるねえ
…ゲドが好きなだけなのに : :: :::: ::::: ::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: 凸凸凸凸凸 : : ::: :::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┳┳┳┳┳ : : : :: ::: :: Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ┻┻┻┻┻ ::::::::: :: :/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : |凸凸凸∧_∧::::::::::::::::/ :::/。 ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: :: ,/:::::::::::::::/⌒ ̄⌒ヽ)'ヽ:::::/ :::/・ ゚。ヽ ヽ ::l . :. :. .:  ̄ ̄ ̄/;;;;;;;;;:: ::::ヽ;; |(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ::::::::::::::::|;;;;;;;;;:: ノヽ__ノ: : :::::::: :: :: :  ̄ ̄ ̄l;;;;;;::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なんでシュナの旅でやらなかったのかなあ。 いまのジブリならわざわざゲドの看板借りてこなくともよかろうに。 マスコミ向けにもそっちのほうが宣伝効果高かったろうに。 今回の件に憤慨している人間だけにのみならず、すばらしいと評価している 人たちにとっても、ジブリ自身にとっても不幸な仕打ちだと思うのだけれど。
>>34 わかる
というか、映画とは別物だしな
映画は原作のパーツを細かいところまで使ってるが、使い方がちぐはぐ
>>43 カレシンって黄金だっけ?
原作のテハヌーは金色だったが
>>84 翼の色ならカレシンは赤銅色じゃなかったっけ。
あとオーム・エンバーが金色だったはず。
>>81 (;´Д`)
ジブリ版の方がマシじゃないか
>>83 原案シュナの旅ってのはビジュアルイメージだけ借りたけど
盗作呼ばわりを避けるためにあらかじめつけたんじゃないかって
レスを見かけた
遅レスだが前スレの
>>998 >テルーを幼女にしてパンチラとか出しといたら満足なんだろう。
>きっとここの連中は。
おいおい、そんな映像を望んでるのはジブリファンだろ?
今回のゲドも魔法使い=空をバンバン飛んだり、派手な魔法をきめてくれる
そんな映画を望んでいたようだが、ゲドはそういった魔法世界の真逆を行くんだ。
そう言えば、ゲド叩きの論調としては
「ゲド戦記」なのに、なんで戦争しないんだ?とか
ゲドは脇役なのに、ゲド戦記なんて名前は間違ってる、とか
最後には、全然強くないのに、魔法の大賢人なんておかしいとか
原作設定まで否定するような奴らが出てきている。
ジブリの魔法世界で育ってきた連中には、きちんと説明してやらないと
理解し辛い題材なのは確かだな。
俺はそんな欲望丸出しのジブリを望んでいたのだがな
だな。幼女ならテルーよりは2巻のテナーが絵になるな、原作準拠なら。 それはともかく、意味不明な叩きに付き合うのはもったいないと思う。
「ゲド戦記」つーのはゲドの心の戦を表しているのね、と思ってました。 でも映画のタイトルにこれはまずい。ゲドは主役じゃないもんね。
>>87 >「ゲド戦記」なのに、なんで戦争しないんだ?とか
>ゲドは脇役なのに、ゲド戦記なんて名前は間違ってる、とか
それは原作否定じゃなくて
原作邦訳版が勝手につけたタイトルの否定じゃん。
こういう批判は原作読者からだって出るだろ
そういう枝葉末節であたかも原作の質が悪いものであるかのように叩かれるのはかなわん、と。
かなわんけど、今、原作叩きの例として出してくるのは適当でないと思う。 >最後には、全然強くないのに、魔法の大賢人なんておかしいとか これは問題だけどさ
>>94 なんか、だんだん不安になってきたんだけど
宮崎吾朗って、大役に耐えられずに頭の中が別世界に行ってしまったんじゃないのか?
本人は、あれが本当に原作通りだと信じてたりしてな
原作者の前で同じ事いえるかな? 本当に別の本読んだのかもな。日本昔話とか。
>>94 いや、結構原作から抜き出してる台詞があると思ったぞ。
有名な、人間の頭がおかしくなっているも、3巻のアレンの台詞に似たような
台詞がある。
ただ、あちこちから、脈絡なく引っ張ってきていたり、アレンの台詞をゲドが
口にしていたりと、TPOが滅茶苦茶になっている。
だから、 >原作を尊重し、せりふをそのまま生かしました を完全否定すること
が出来ず、逆にこの返答から、原作の台詞はどんだけ酷いんだと思われるのが
口惜しいわな…
>>97 脚本書くときコピペミスしたんじゃねーの
つうか、
>次の作品は〜、って。
・・・ギャグだよな?
>>97 そういや、翻訳は文脈を考慮してやるもんだから、
映画ゴロ戦記の英語翻訳した台詞が
引用した原作の台詞と同じになるとは限らんよね。
むりやり同じにすると妙になったりすることもあるだろうし…
ルグインに見せるときにはどうすんだろう。
101 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/01(火) 23:50:24
Sci-Fiのやつなかなか良いじゃん。 視聴率を取るためのサービスがほどよくあると思うよ。
失笑もんだけど、 プロ(つーか商売人?)らしさは伺えるわな
仕事帰りに見てきた。 普通に凡作だった。 原作改変については予備知識のお陰か、一部除いてそれ程の衝撃はなかった。 それより何より映画として退屈で、メリハリがないんだよなぁ。 作画には不満は感じなかったな、ただ逆に印象に残るシーンというのもなかった。 ちなみにアニメ映画はほとんど見たことないので、他と比較した上での評価はできない。 台詞での説明が多いってのは既出の通り、でも一応聞き取れた。 声優陣はテナーが結構浮いてた、下手っていうか声優に慣れてないんだろうなぁ。 テルーは長台詞以外は、まぁそんなに不自然ではなかった。 ただ真の名をアレンに語る場面の棒読みは盛り下がる。 やはり一番の問題は、主題が伝わってこないことと、人物に感情移入できないこと、重要な複線が回収されないことか。 アレンの影はどうなったのか、世界の崩れかけた均衡はどうなったのか、せめてこの二つは説明してくれよ。 見るまでは父親殺しが気になってたけど、実際見てみたらまったく些細な出来事でしかなかった。 いやまったく本当に他人事のような扱いだった・・・影の仕業ってことにでもなるのかな。 「命を大事にしない奴は(ry」って、あれは「自分の」命のことだったのか・・・。 もう中途半端に原作を取り入れるよりは、ばっさり削って単純化した方が良い気がした。 ゲドは最初からクモ追いかければいいし、アチュアンの思い出話もいらない、冒頭のエアの創造もいらんよ。 それより竜人間のこととか、抜けない剣の意味を補足してくれ。 原作の世界観なんて期待するつもりはなかったし、むしろ原作ゆかりの場面では現実に戻されるようで辛かったな。 一番辛かったのはアレンが真の名を言わされる場面、刺されたようにグッサリきた。 その名を口にするんじゃねえええ、お前なんかレバンネンじゃねええええええ。 まぁでも一応見たのでスッキリした。 喉に刺さった小骨がとれたような気分だ・・・これで映画はもう忘れられそうだ。 そんな熱く語るほどの内容はなかったよ、実際。
>100 本人も書いている通り、 本当にどうでもいい事がかきなぐってあるだけだな
>アレンの影はどうなったのか、世界の崩れかけた均衡はどうなったのか、せめてこの二つは説明してくれよ。 説明されなけりゃわかりませんか? マジで いや、ちょっと軽い衝撃を受けています
未見だが、ネタバレ感想を読んだ感じだと
>アレンの影はどうなったのか
実は光で、それから逃げていたアレンに受け入れられた
>世界の崩れかけた均衡はどうなったのか
どうにもなっていない。そのまま
合ってる?
>>105
>世界の崩れかけた均衡はどうなったのか こちらに関しては均衡が戻ったというはっきりした表現はなかった が、話の流れと、最後のゲド、アレン、テナー、テルーの 楽しそうな晩餐の風景から想像はできる。
>>105 アレンの影(光)は受け入れたんだろうとは脳内補完できるけど、
はっきりした説明はなかったな
世界の均衡が崩れかけた原因は人間の欲望にあるって言ってたぞ
クモ倒してもなんか変わったんか?
原作1巻では影を受け入れるシーンが山場だけど、そういうのを期待しちゃ駄目ってことか
均衡を崩そうとする奴はいっぱいいるけど その最大の力を持ったクモは倒されて すくなくとも一息は付いたんじゃないの?
野暮だが俺の観た所では アレンの影(実は光)がテルーに接触、 真の名を明かして一緒に行くと伝える テルーがアレンと抱き合い真の名でよびかける このときアレンの光と影が一緒になった ・・・と理解してるんだが
黄泉の国には行かない 大賢人は役立たず この二つだけで噴飯もの ロードオブザリングやエヴァからもぱくってる
ロードオブザリングやエヴァも、先行作品の手法を借りたり、 引用したりはたくさんあったよ。 まあそれ以上に独自のイマジネーションによる表現に溢れてたけど
>>111 そういえば、そう言ってたなw
よし、それでいいいや!!!
このアニメがこの時期に我々の前に現れたのは 偶然ではないと思うんだ
菅原の叔父貴に大魔王くもをやってもらって(某侍の宿敵のノリで) この世とあの世の境を破壊して生者と亡者が入り乱れる地獄絵図が展開されていれば 少しは面白くなったと思うのだが あと竜は千匹くらい登場させてクライマックスの大戦闘で皆殺し 原作だっていわゆる異世界ファンタジーもののなかじゃ地味な方だとは思うけど ここまでしょぼい作りにする事はねぇだろうによぉ
俺はまだ映画を見てません。ルグィンのコメント待ち。 ヤフーのレビューはけっこう見たのでその感想。 ○一行批判、世襲批判は見てて嫌になる。 ○原作がつくづく読まれていないことを痛感。 賛否どちらにせよ「私は原作を読んでいませんが」という文句がトラウマになりそう。 レビュー内容から明らかに嘘とわかる「原作を読みましたが」も結構目に付く。 ○原作未読のメンヘラーにはけっこう心にしみる映画だったみたい。 真面目に評価してるレビューは意見が違えど好感持てます。 でもその割合はすごく少ない。全体の2〜3%? ○酷評・世襲批判に対する幼稚な反発 これが一番目立ちます。擁護としては逆効果だなあ…… たぶんまだ映画を観てない、非ヲタのジブリファンのレビューだと思う。 一行批判、世襲批判と同じくらい不毛。 電通はよく言われるような大量工作レビューやってないと思うんだよね。 たまに誘導しておけば、上記みたいなファンが自主的に追随してくれるから。 ○「ジブリだから」という理由で漫然と評価してる人 これはたぶん、観たけど意味がわからなくて 「ジブリ新作を見に行った」という記憶しかないんだと思う。一番幸せな人達かも……?
火傷跡が火の粉だの炎だの竜の鱗だのに見える瞬間があり ある時それを見たコケあたりが 「この子には力がある、何かわからないひどく恐ろしい力」 なんて前フリしといてくれれば・・・ あるいは歌ってる間イメージで半身が炎となって飛ぶとか・・・ と陳腐な夢を見た。 もう寝る。
一応ハイタカが初対面時に「まさかな・・・」とかほざきますよ
>「まさかな・・・」 今年の1月頃の原作読者(ブログに対する反応)
思えば均衡が崩れはじめた最初のきざしは 「今、まっとうに生きるとはどういうことか」 というテーマを知ったときだった。 ゴロー監督とかアレン主人公とかテルー登場とかの要素は別に気にならなかった。 いやむしろちょっと期待すらしてた。 クモの網がアースシーをおおっているということを確信したのは 鈴木プロデューサーが赤マジックで書き殴った「ゲド戦記」というタイトル文字を見たときだったな。 そして今や……orz
>原作は、「指輪物語」「ナルニア国物語」と並ぶ世界3大ファンタジーのひとつとされている。 映画のプロモのためだか知らないけど、こんな感じの説明をよくみるんだけど、 他の国でも3大って括りになってるの? それとも、こういうこと言ってるのひょっとして日本だけ?
>>未見だが、ネタバレ感想を読んだ >>ここの感想読んでびっくり。見に行こうかと思ってたけどやめますた >>ルグィンのコメント待ち ↑ この手の手合いはハナっから見るつもりもなく、2ちゃん粘着だけが日々の楽しみなんだろうな・・・ ところで・・・ 原作のホートタウンには、いかがわしい人間が蠢いていたという印象があるが 映画は単なる栄えた繁華街ですがな・・・ ハイタカ曰く、家畜も作物もダメになっている、はずなのに テルーの家では子羊が生まれ農作物も順調なようで結構なことだ それから、王殺しに関しては、アレンは殺したと思っているけれど 実際に死んだかどうかは不明だぞ。 さすがにエンラッドの王を殺したとあっては、追っ手がかかっているだろうし。 ま、殺したと思っていながら、国へ帰ると言い放つアレンもどうかと思うが・・・ テルーの火傷を原作と左右逆にしたのは何か理由が??
テルーの火傷には理由はなさそうだけどな。
もしかしたら左向きのカットが多いとかあるんだろうか。
>>114 いや、それじゃハジア飲まされるのと同じ、ただ他から与えられる物を受け入れるだけじゃないか。
影であれ光であれ、自分から相手に向き合おうとすることが肝だと思うんだがなぁ。
最後に皆で笑ってれば大団円? そういう映画ならそれでいいや。
これって自分を見失った都会育ちの若者が、人々の触れ合いと田舎での生活を通じて
生きる意味と自分を見つめ直すロードムービーがやりたかったのか?
ゲドはテナー農園の日雇い農夫だし、竜に目覚めたテルーが人として暮らすなんてありえねー。
3巻の緊迫した空気の欠片も感じなかった。
>>94 原作を集団レイプして火の中に投げ込んだ人間が
よくもまあヌケヌケと。
親殺しして平気で国に帰れるメンタリティは、こいつの性格そのものだったのか・・。
>>112 >黄泉の国には行かない
原作は読んで映画は見てないが、これマジ?
ゲドが渾身の力を込めて扉を閉めるシーンとか
その後精も根も尽き果てて何とか生還するのとか好きだったのに・・・
てかどう収拾つくんだ
クモ倒してヲハリ。
世界の均衡が崩れたのは、人間の欲望のせいでクモとは直接関わりはないらしい。
クモは永遠の命を手に入れるため、これから扉を開けようとしてる。
偶々因縁のあるハイタカが近所にいる事を知り、仕事の前に片付けようとするが
利用するハズだったアレンが自分を取り戻してしまい、
竜化したテルーに葬られてしまう・・・って感じか。
世界の均衡がどうなったかは、
>>107-110 辺りが説明してくれてるなw
もちろんゲドは魔法使ってないから、力を失うことはないし
テナーの家で団欒を楽しんだ後、また旅に出てる。
お、そうか! 均衡を取り戻す大賢人の旅はまだまだ続くってことなのか!!
うはwwww俺って天才じゃね?wwwwwww
128 :
126 :2006/08/02(水) 12:03:05
サンクス。 なんだそりゃー
なんでこんなに不快なんだろうと思ったら>125がいいこと言った。 まさしくそれだ。 自分はテルーに思い入れがあったから、彼女に対するセカンドレイプを見せられてるようで 本当に泣きそうだった<映画テルー 親に使われ男に使われた子どもをあんなモエだかなんだかの存在にするって許されるの?
> テルーの家では子羊が生まれ農作物も順調なようで結構なことだ その子羊は体が弱くテルーが付きっきりなんじゃなかったっけ >殺したと思っていながら、国へ帰ると言い放つアレンもどうかと思うが・・・ 帰ると事こそ、この旅の結果だろう。最初と同じ様に逃げ続けろとでも言いたいのだろうか、何の為の旅だったのか? 本当に観たの?
結局、原作キャラ萌えが他人の見方を受け入れにれずに泣き言を言っているだけかよ!
そうだよ、もう来ないでいいからね
アニメ版はゲド戦記の影なんだよ いい加減に受け入れてみろ!
>>130 >>その子羊は体が弱くテルーが付きっきりなんじゃなかったっけ
その子羊は回復したし他の羊は元気そうだったぞ
>>帰ると事こそ、この旅の結果だろう
アレンは父を殺したと思っている。
父殺し=王殺しをした人間がどうなるか、どんなアホでも想像がつくだろ
オマエにはラストのアレンがエンラッドで死罪になる決意をしているように見えたのか?
それが「この旅の結果」かよ? アホか
で、オマエこそ本当に観たの?
>その子羊は回復したし他の羊は元気そうだったぞ テルーが必死で看病したからじゃないの? >父殺し=王殺しをした人間がどうなるか、どんなアホでも想像がつくだろ どんなアホでもというならアレンももちろん想像つくよね 全てを承知で帰ったと自然に思ったが・・・・
人のアタマもおかしくなっている罠 なぜだかわかるか? >ゴロのせい
ワンカットでもいいから一命を取り留めた王の姿が挿入されていれば、 あるいはアレンのもとに何らかの形で王が健在であるとの報が来ていれば、 最期のアレンの態度も変とは感じられなかったとは思うけどね 責任は下手な脚色にあるのだから、それを原因に争うのも馬鹿らしいと思うよ
王が生きてるか死んでるか、映画的にはどうでもいいことだったんだろ
ま、あれだな アレンが死罪覚悟でエンラッドに戻ろうとしていたのなら テルーにまた会いたいとは言わんよな
一命を取り留めた王のところへ戻るのでは アレンの覚悟が薄められてしまうな 観ている側はそっちの方が気持いいかもしれないが・・・ よく、犯罪者が逮捕されてホッとしたとか そう言う心境でもあるんじゃないだろうか?
> テルーにまた会いたいとは言わんよな 若いんだからしようがないよ 本音だろう、だから切なかったが
ラストのアレンは私にはすがすがしそうに見えたが 人によってはあのアレンが、逮捕されてホッとしたいがゆえに エンラッドで死刑になるために帰ろうとしている、と見えたのか・・・・ 人の解釈は様々ですな。 そんなに深い映画だとは思いもよらなかったよw
>>140 影に怯えてはいたけど、あれだけの描写で光=良心と捉えるのは無理だ>逮捕されてホッとした
まともになったんだったら、少しは父王の容態や王が倒れた自分の国を
心配したり思いやったりできんもんかね。
アレンがやらかしたことが、誠心誠意謝罪して罪を償えば許されることならば エンラッドに帰ろうという決意がき清々しいものになっただろうけど、 王殺しだもんなぁ〜 でも、吾朗クンはどうしても王殺し父殺しをさせたかったんだから仕方が無いよ
>143 当然してると思うが・・・全うな人間として当然だから 想像できないか?
まったくできない。
>>141 本気で言ってるのか?
若いんだからしようがないって。
自分はもう最近の若者がわからなくなってきたよ。
こういう人に支持されてるのか、この映画は。
これでも「ゲド戦記」なんだよな・・・泣けてくる。
これがゲド戦記なんだよ 原作だっていろいろな解釈があるだろ ひとつではない筈だよ
昔、週末の6時台のニュース番組の中に、泉谷しげるがレポートするコーナーがあったんだけど
人を殺した未成年DQNが、釈放後は彼女と幸せな家庭をきづいて被害者の分も
生きて行きたいという手記をだしたことに泉谷が怒っていた。
大それたことをしておいて、早々と自分が幸せになることを考えてやがる、と
私も見ていてその怒りを共有したけど、
>>141 を見てそれを思い出すと共に
ちょっとゾッとした。
英語の原作を読んでみたいんですけど難しいですかね 映画は見る予定は無く先入観無しに読む予定です 読んだ方アドバイスお願いします
>>147 人の解釈はいろいろ、ひとつではない、というのは一面正しいが、
それを隠れ蓑に範囲を広げすぎる奴ってどこにでもいるよな
「闇の左手」よりは格段に簡単
「ナルニア」よりは難しい
高校英語をちゃんと勉強してきた人なら辞書に頼らず読める
って感じかね
>原書の難易度
>>137 そのとおりだね。
もともと含意のカケラもないエピソードの羅列なんだから、
意味を見出そうとするのは不毛なことかも。
まああえて整合性を見つけだすというゲームには使えるかもしれないけど。
「ジブリゲド戦記をSF/FT的に解釈するスレ」みたいな
不毛は承知でネタ投下。 クモが最後の方で「落ちろ」「死んだ」って言う度に 本当に言葉通りになるんじゃないかと緊張したんだが、結局何もなかったな。 真の言葉じゃなかったから、力がなかったんだろうか。 でもゲドが城の門を通り抜ける時は普通の言葉を使ってたような・・・ あとアレンがゲドに切り掛かる場面、クモが「レバンネン」って呼んでいるから ゲドも対抗の仕様があったと思うんだけど、もう魔法を封じられていたのかな。 それならそれで、そういう所を見せて欲しかった。
>>152 言われて思い出したけれど、門に向かって「開け」と言ってたね
本来ならば門の真の名を言うべきところなわけだ
ま、それはいいとして、クモの城の中ではハイタカの魔法が封じられているのなら
杖が光っているのはおかしいのでは?
この映画を見て、紅衣の公子コルムの冒頭の 「自分が食べているものの価値を知らずに、詩人の屍を貪る鴉」(文章うろ覚え) ってのを思い出した。
>154 しかも今回は屍じゃなく生者だった。 どうして誰もそれを止めなかったのかと・・
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/02(水) 16:17:08
今観てきた。千葉傾城牢座。ビール飲んで寝るzぉ
舞台であるアースシーの世界の「シー」の部分がばっさり落とされてるっぽいね まだ見てないけど 原作は「海洋世界」を前面に出してるから、そこを生かしたら見所多いと思うのに 自分は多分レンタルで見ることになるだろうな…
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;; {;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; アースシーの海洋世界を生かしたら見所になる ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙ `Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f 俺にもありました ~''戈ヽ `二´ r'´:::. `! いや、マジで
しかしル・グィン女史は、パヤオが彼女の作品をパクる事をライフワークにしてたのを知らないだろうね。 ナウシカは言うに及ばず、ラピュタあたりも凄かったもんな。 緑色の光線とかロンパリの爺さんとか。
グウィンさん、知ってるよ 駿作品は見ているし、というか見ているから映画化の依頼をしたんだろうし 駿自身が今回自分が監督しない理由として既にゲドから多くを得て映画にしてきたことを グウィンさんに直接告げているし。
>>150 というか親(しかも国王)を殺した所に戻るって
自分のやったことに向き合って罪の清算をやりますって古典的な
テンプレートだろっと思ってた俺としては
そこらのドキュソみたいな完全無反省の能天気な
帰還に見えるぐらいアレンの性格がドキュソに見えてたのかと驚いた。
父王が乱心していて、それを王子が殺したならともかく なんの理由もなく父王を殺した王子が 罪の清算って言ってもなあ、どうするつもりなんだろう 監督は、そこまで考えてるのかな?
>>162 実際映画版のアレンはキャラが薄っぺらくてそう見えたから
<そこらのドキュソみたいな完全無反省の能天気
むしろこの映画は現代社会のアンチテーゼと謳うゴローが
狙ってそういうキャラに仕立てたのかと思ったよw
>>163 そりゃ死刑だろ
理論的にも話としてもそれが正しい
自分の影から逃げてたようにやらかした罪の結果からも逃げてたんだからな
>>165 そしてアースシーは王を失い、平和を取り戻すことはなかった……
俺はてっきり、エンラッドの少年法では無罪になるか 一緒に国に戻った大賢人の口添えで無罪になるかを確信してるから あんなに爽やかなをして再会の約束してるものだと思っていたがなwww あれで反省の色が見えるとしたら、脳内補完を超えて妄想だろ。
再会の約束をせずに 「もう会うこともないだろうが、死の瞬間まで……」 くらいな感じなら分かるけど
>>167 俺もそう思った。
ゲドが「光が体を離れていたから、アレンには罪はない」と弁護してくれるだろうから、
罪を償いに帰るといいながら、すぐに再会出来る程度の軽い罰になることを知ってるんだと。
そう考えると、少年犯罪で、しかも心神喪失で、さらに偉い弁護士が出てくれば、
本人は「反省してます」ぐらい言っておけば、内心は「早く彼女に会いたいなぁ」しか
考えてなくても軽い罰ですむってのがテーマなのか?
確かに現代日本をよく取り入れた映画だね
封建社会で少年法って…釣り?
封建社会だと小さな大人はいても子供はいないな
子供の発見かよ! 中世ヨーロッパ限定じゃないか。 ゲドの世界は真の名を授けられることで 子供と大人がきれいに分かれてる世界だと思う。
金枝篇の祭司王のように、前王を暗殺することが王位継承の条件なんだよw
なぁ、観客はこんなアレンでも信じる事が出来るか 試されているんじゃないのか? 本当に光と一緒になったのか 自分の罪を償うために国へもどるのか 信じられんなら仕方が無いという事なのかなぁ
…無理だろ? いきなり錯乱して理由もなく人、 しかも国家元首を刺殺(未遂?)するようなヤツを 信用するのは無理。反省してる様子もないし。
わかったぞ! 「罪をつぐなう」というのは「責任を取って、殺してしまった王の代わりを務める」 という政治家のよくやるパターンに違いない
これは酷いアレンですね
180 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/02(水) 19:57:04
上映後観客の1人が「きっとほら・・・あれだよ。実は王様は死んでなかったんだよ、一命を取り留めてて・・・」 と言ってるのを聞いた。
ノンカットスペシャルエディッションHD-DVD発売決定 上映時にはカットされたアレンによる父親殺しの背景を描いた 30分に及ぶ未公開シーンを追加 アレンの出生の謎とは、そして父王の秘められた過去とは それらが絡み合いやがて父親殺しへといたる過程の全てがいま明らかに。 さらにボーナスとして、アレンとテルーのその後を描いた短編アニメを収録。 乞うご期待。
>>81 いきなりゲドwwwwwwwwwww
街の中で大声でゲドwwwwwwwwww
183 :
渚 水帆(作家) :2006/08/02(水) 20:16:18
4089.ゲド戦記を観てきました! 返信 引用
名前:渚 水帆 日付:8月2日(水) 20時8分
日記の方に、楽しみにしていたスタジオジブリの「ゲド戦記」の
感想を自分がちょっと評論家にでもなった気分で、楽しく感想を
書いてみました!
↓推敲、直し、渚の疑問に答えてくれる優しい人、
ぜひ読んでみてくださいね♪
ジブリの新作はいつも公開されるとすぐに観に行きますが、
見終わった後はいつも心が不思議な力で満ちているような気分♪
まだ見ていない人お勧めです!
ここのみんなともっとゲド戦記について色々意見を交換したいです!
http://otd7.jbbs.livedoor.jp/267968/bbs_tree
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/02(水) 20:30:00
>182 Sci−Fi版ではゲドが通り名
あそこまで惑わしようがないと逆に可愛く思える>米実写版
735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:48:39 ID:Jds04m+f 仕方ないよ、凡百萌えアニメだもんw ちょっと哲学的なのがいいそうだよ? わかんない奴は勉強の足りない馬鹿なんだってさw ゲド戦記の擁護してる連中も「哲学書読めばわかる」って言ってるよw たぶん、そういうことなんじゃないかなw
それは映画擁護の意見?
ただの愉快犯だな。 まあ2chらしい現象ではある。
駿の作品は年齢層も幅広な分、抽象しすぎるところもあり、描写に懲りすぎるところがある。 今作ゴローのゲドは簡単に言えば良かったよ。ただ父親を刺したアレンの罪はどうなんの?
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/02(水) 21:51:24
ど素人の俳優でも言いと思っているアホ
声優を挑戦してみたら思ったより悪くなかっただあ??
結果論でほざいてんじゃねえよ
思いのほか悪くなかったって話じゃねえだろ!!
声優の仕事はキャラを、作品をどれだけ底上げするかにかかってんだろぼけ
そんなに声優を使いたくねえならすべてのをキャストを俳優で使えよカス
素直に話題性のためだけに俳優を使いましたって宣伝しろクズ
一朝一夕で日々で訓練している声優に勝てるわけねえだろ
スポンサーや金のために話題性を選ぶならオレは否定せん
それを率直に言わないで声優はいけないとかまぬけのことほざくんじゃねえよ
素直にプロデューサー、スポンサーに負けましっていえぼけ
それに製作者側だけじゃない見極める目もねえカスファンどもにもいってんだぞ
五十年後、百年後の評価も考えないで今だけよければいいダボどもが
おもしろければ売れるという先人が作り上げたルールをぶち壊してたのしいのかゴミ
そんなに俳優様がすばらしいなら俳優バージョンの
ナウシカ、ラピュタ、トトロ、魔女を出せよ
客観的に評価してやっからwwwwww
これでも俳優でもいいとかほざいているゾウリムシ
コレ見てその脳みそを振ってみろ。
ジブリだから見るとかジブリだからいいという馬鹿な考えは捨てろ!!
http://www.konami.co.jp/ja/tv/entertainment/0410_mgs3/mgs3_tgs2004_j.asx http://www.konami.jp/gs/kojima_pro/movie/e3_2k6_mgs4_j.asx
SF板住人がまずルグィン「ゲド戦記」にこだわるのと同じように アニメ系の人はまず声優にこだわるんだな、と思った
>>189 ここは原作スレの隔離場ですよ。
ジブリ映画として語りたいなら、映画板の方が宜しいでしょう。
父親殺しは原作とは関係ありませんので。
つか、ちょっと上のレスくらい見れ。
当初 「原作までもおとしめられるんじゃないか?」 と恐れていたことが現実になってきたな
194 :
149 :2006/08/02(水) 22:22:15
>>151 その条件はクリアできてるのでまずはナルニアの方からチャレンジしてみます
ありがとうございました
>>193 だな。
アマゾンのレビューまでおかしな批判が出てきた…
以前のレビューは、本好きファンタジー好きがメインだったから
否定されるようなレビューは無かったんだが…まぁ、売れると荒れる典型だろう。
何だかなぁ。 軽いとか感じる人や、メッセージに共感できない人はそれなりにいるわけだが この書き方では書評として機能してない気が。 五人に三人が参考になったか。 あくまでもファンタジーなわけで・・・, 2006/7/19 レビュアー: 楽年 "楽年@" (Japan) - レビューをすべて見る ファンタジー文学、という言葉に引かれて私はこの本を購入した。 ただ、やはり、普段文学寄りの書物を読んでいる人には物足りないというか、軽い内容なのでは、と言いたくなるものだった。 あくまでもファンタジー物。ファンタジーが好きな方や、普段、あまり本を読んでない方には、お勧めかもしれない。 私は2巻以降を買おうとは思わないが・・・ このレビューは参考になりましたか? (このレビューについて報告する) 5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
>ただ、やはり、普段文学寄りの書物を読んでいる人には物足りないというか これはジブリの二次災害というより、 むかーしから続いてきた「SF・ファンタジーは文学ではない」論争の常套句だな。 気にしないでいいと思うよ。
>>196 自分はこちらのレビューの方が気になった…
絶賛されるほどでは?, 2006/7/30
レビュアー:okim (福井県) - レビューをすべて見る
ジブリの新作の原作ということで読んでみたのですが、他の方が絶賛されるほど面白い
作品とは思えませんでした。
主人公のゲドは、冒頭で後世に最高の名を残した者(魔法使い)として紹介されますが、
そういう華々しい冒険を予測させる書き出しとは裏腹に、物語本文では全巻通じてあま
りぱっとしない冒険が展開されます。そして、生と死とか、光と影とか、宇宙の均衡だ
とかについて、ところどころ人生訓めいたエピソードが挿入されます。
高い能力を持つとされている主人公が、なんだかとても無力なヤツに思える冒険を展開
するため、これらのエピソードが引き立つ形にはなっていますが、全体的に暗い印象を
受ける物語であり、子どものときに読んでいたら投げ出していたと思います。そういう
意味では、大人向けなのかも。
7人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
これからは、こういった軽いライトファンタジーしか読んでこなかった読者も増えるんだろうなぁ…
困ったもんだなw
追加で。
>>198 は
☆3つ評価で、「影との戦い」についての感想だ。
>>197 ものすごく上から当然のように物を言ってるよな
やはりファンタジーの根付かない国だ
>>198 もしかして、最近の子供には、高い能力をもった主人公が
敵をバッタバッタとなぎ倒す華々しい話じゃないとダメなのか?
少年ジャンプを期待して読まれたら、それは期待はずれだろうなぁ…
>高い能力を持つとされている主人公が、なんだかとても無力なヤツに思える冒険を展開 >するため、これらのエピソードが引き立つ形にはなっていますが、全体的に暗い印象を >受ける物語であり、子どものときに読んでいたら投げ出していたと思います。そういう >意味では、大人向けなのかも。 「ジブリ原作=ヒロイックな活劇」を頭から期待して読んでしまうとこうなるんだろう。 それを除くとけっこう的確な読みと違うかな。 俺はゲドは小学生向けじゃなく思春期の読み物だと思ってるし。
204 :
◆GacHAPiUUE :2006/08/02(水) 23:23:31
気をつけたまえ この映画は今、罠だらけだからな。
ガチャの頭が、変になったままだ おまいはいつもそのときの話題から17cmくらいズレとるな
ガチャの頭が、ハゲになっている のほうが良くね?w
207 :
◆GacHAPiUUE :2006/08/02(水) 23:34:08
>>205 微妙だな
>>206 おまえな、ハゲとか言いやがって見たんか?見たんかよ?え?見たの?みーたーなぁ〜〜!
いいか?憶測でモノ言っちゃいけないよ、おいちゃん悲しくなっちゃうから
そもそもハゲとか言って相手見下した気になってるところが悲しいね、おまえらの頭だって
意外にピンチなのかも知れないんだぞ、俺がかってそうだったように
あ、自分はふさふさだけどね、そうじゃないだ、そういうことが言いたいんじゃない違う
ハゲとか憶測でレッテル貼るだろう?んでもし違っててみろ、なんにもならないだろうが、
んで更に言えばもし仮にだ、『仮』にだぞ、ハゲだって見ろ、悲しいぞ、めがっさ悲しいだぞ
わかるか?この気持ち?わからない?ああ、そう。もういいや。グロップして寝よう
俺、ちゃんとゲド戦記を作ってくれさえしたら ゲドがハゲでもよかった
自分なんかは小学校3年生の時に読んで、読む端からガンガン場面場面の イメージが湧きだして、「うおおおおお、おもしれー!」とのめり込んだ もんだがなぁ…。何百冊と本を読んで、あそこまで本の世界とシンクロ できたのはゲド戦記が最初で最後だ。 読み終った後、本から顔を上げるとすっかり日が暮れていて もう一度本に目を落としても、文字が読めないぐらい昏くなってた。 部屋のすみに目をやるのが、無性に恐かった。そんな遠い日の思い出。
>>203 >高い能力を持つとされている主人公が、なんだかとても無力なヤツ
1〜4巻までのゲドは必ず瀕死になるからなーーーーw
一般的には思春期向けだろうね、小学生とか個人差が大きそうだから読める子もいるだろうけど。
しかし1〜3と4巻以降では多少内容が変わってくるから、一括りにするのは難しいと思うんだが。
1巻を最初に読んで、その続編は今か今かと思っているうちに ディマレストだとかガンバの冒険だとかEEスミスだとか図書館の本との 邂逅が始まったきっかけは、影との戦いだった。 この時代にもっとルグィン女史の本に出会いたかった。でも、もういい。 今の時代の今の世代がきっと自分の果たせなかった出会いにめぐり合えるはずなのだから。 そのキッカケになるには増刷が必要で、そのための方便として、ジブリ映画化はいた仕方ないのだ。 原作原理主義者諸兄よ、あきらめるな。心に棚を作れ。
↑あ、女史になってる! 良かったw
_|_\ _|_ / / ヽ ー─ ゝ / / ノ (____ /⌒ヽノ .へ. / / │\ノ──┐ _|_ _|_ ┌┴┐ ─┐│ _|_ │__ ├─┤ ││ J │ ├─┘ ┌┘~ │ヽ │ \__ | \_ レ′\ L_l
原作売れてるみたいよ。 1976年から合計180万部売れたけど そのうち80万部は今年の4月からの売り上げだって。 ソースは忘れた。 読者は確実に増えています。
そうやって改めて数字で見るとうれしくはある。 まぁ売上っていっても・・・本屋に並んでる数だろうけどwwww
>>216 ハリーポッターならそれもあるだろうけど、
再販制度のある日本ではそれはないんじゃない?
それより、新古書の流通によって初版の値段ってどーなるんだろう?
価値下がるのかな?
岩波もハリポタと一緒で書店買取だった気がする。
そーなのか!? …待て、こんな予感がしてきたぞ。 いま増刷されてる文庫版2種なんだが、これは映画に合わせて店頭売り出来るようにした 「再販用」で、以前から売られてる装丁版は児童書扱いで「買取」と。 …どうしよう?全部買わなきゃダメか?
岩波っつーたら買い取りの元祖で有名じゃん
そりゃ以前の学術書関連ならわかるが、 最近よく出してる「悪役レスラーは笑う」系のワニブックみたいな本見てると そーいう矜持捨てたんかな?って思ってた
映画映画と騒いでいたから原作を読んでみた自分はラノベ板住人でもあるんだが、 確かに「話始まるの遅っ」とは思った。 今時のジェットコースター系ラノベだったら、 ゲドがゲドの名を得る頃には世界は滅亡秒読みなんじゃないかとw もちろんそれが悪いってんじゃなく、昔読んだ「お話」ってこんなふうに まずそこがどういうところか、普段はどんな風か、をちょっとガマンして読み進んで やがて事件の兆しがあって・・・そういう順序だったよなあ、としみじみ。 指輪以来久しぶりの「ゆっくりと始まる物語」だった。
最後にアレンを見送るテルーの表情とか見てると 全てをわかっている様な感じだなぁ すぐに竜に注意がいっちゃうけど
>>222 そうなんだ。
逆に自分は、最近の本をほとんど読んでいないせいか、ゲドは始まりも
展開も早くって、いっそ素っ気ないほどだと思ったこともある。
でも、この淡々とした簡潔な文体や流れが自分には一番合っていたりするw
>224 ああ、同感。ゲドにはあまり退屈さは感じないんだ。 淡々としてるんだけどガシガシと確実に進むんだよなあ。 まどろっこしくなくて好きだ。
>>209 すげえ解る。自分は小4。
一巻ラストは親が心配するくらい泣いたw
で、ちょうど思春期過ぎてから4以降が出たから、今度はジワジワ泣けた。
今は読者が増える事だけが心の支えだな…
ゲドは元々派手なアクションは少ないし、実のところインスパイアされまくってるわけだから 最近になって読んだ人は、どこかで見たような場面ばっかりで印象薄かったりするのかな アニメやラノベ以前にゲドに会えたことを感謝すべきなのかもしれない
読んだ時期にも相当左右されると思う 女友達が小学生の頃読んだらしいが、ぶっちゃけおっさんばかりで あまりおもしろくなかった印象しかない、と言っていた。 たぶん大人になってから読めば全然違う感想持つはず。
女で消防の時に読んだが食事を拒否したくらい面白かった (当然親に怒られて食わされた) まあ少女漫画が嫌いな子だったから・・・
少女漫画と言ってもいろいろあるからなw 関係ないけど、紫堂恭子とかゲド戦記っぽいと思ったけどなぁ。 「グラン・ローヴァ物語」とか「癒しの葉」とか。
>>231 あんなホノボノなゲド戦記があるかwww
それにグランはともかく癒やしの葉は違うとオモ
スレ違い失礼
同じルグィンでもハイニッシュユニバース系は昔の少女マンガっぽいかも 「セムリの首飾り」とかな あれ完全に萩尾望都のビジュアルで読んでたわ
>>214 大量返品されるんだろうなあ。
映画の評判がクチコミで広まるとともに。
それはともかく、30年で100万部売れてたんだ。
本当にいい児童書はベストセラーよりロングセラーっていうルグィンの考え方そのものの売れ方だな。
ちょっと煽らせてもらえば、今後30年でハリポタが何万部売れることやら……
じゃ書店在庫がはけるのにあと24年かかるわけかw
>>230 24年組の作品は読んでも損はないよ。
少女漫画の土台を作り上げた人たちの作品だから、
文学臭を感じさせるし、作者にちゃんと
漫画以外の知識があるというのがよくわかる。
今の少女漫画は糞だけど。
また懐古漫画ヲタかよ
年寄りなだけだよ。俺モナー
>>230 文学は本で間に合わせた
漫画は息抜きに読むから糞漫でもおk
ま、機会があれば
>>234 岩波は返品できんし、
原作ファンの頑張りによっちゃ映画後に興味を持ってくれるひとも出るかと
つーか出てほしい…
>>230 自分も女で消防4年でゲド戦記にハマった。
同時期にサトクリフにもハマったから、ああいったタイプが好きなんだと思う。
その前はナルニアが大好きで、指輪を読んだのは中学に入ってから。
多分、ファンタジーや児童書とは巡り合わせが良かったと思う。
そんな自分は少女マンガも大好きだったよ。
まさに24年組の、特に萩尾望都世代を中心に。
本当に良いモノに囲まれた子供時代だったと今でも思う。
やっぱりファンタジーといっても人間の内面に重きを置いた内容だから 24年組と通じるところはすごく感じる。 ゲド戦記は単純なヒロイックものじゃないところが好き嫌い別れるところなのかな
1年おそいけど私も小5くらいで読んだと思う。当時の3巻までね。 ナルニアのほうが先によんだな。 1巻はわくわくして読んで2巻は萌えた(当時そんな言葉はないが)。 やっぱりヒロインが少女だからそっちに感情移入して。 まっくらな洞窟で迷路とか、舞台に萌えたなあ。 そのあとはホームズとかルパンにいきました(ぽぷらでないやつ) 中学校に入っておばちゃんの音楽の先生にゲド3巻をかしたら、 なんと校長先生に又貸しされて、校長先生がめっちゃはまったらしい。 坊さん系の学校で、校長先生はもちろん坊さん。 先生は孫に買ってプレゼントしたらしい。 もう20年昔の話ですw
>>244 ちょ、校長先生?wwwwwステキス
又貸しする先生もいいなあ
ゲドと年齢的に近かったんでしょうかね。
輪廻思想がチラッと覗くところとか、入り込みやすかったのかも。
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/03(木) 22:05:24
>>190 悔しいが感動した。
映像、音楽、声優、構成すべてがいったいとなっているな
すばらしい。こうも我を通せる人がいるとは
小島の使うような声優さんは確かに良いし、俺も大好きだけど、 出来上がったものの良さはパヤオの目指す良さとは違うから。 もののけのメイキングで、島本が何度もダメだしされてたじゃん。 あれ見ればパヤオは声優さんの持ってる良さと別の所を目指してて、 方向性としては決して間違ってないと気付くと思うんだけどなぁ。 まぁ、最近の鈴木主導型キャスティングは駄目な場合も多いけど。
原作スレで声優がどうこう言われてもさ 少なくとも俺はウゼー 映画なんて知らんがな(´・ω・`)
読者に視覚的なイメージを喚起させるのがとても巧い作家であるルグィンの作品を、 表現の上で有利なはずのアニメーションで映像化していながら何故にこれほどまでつまらない映画になったのか不思議でならない。 ハヤオなんかはその点、違う映画内ではあるけどルグィンの作品のイメージを実に上手に映像化してたんだなあと、 今さらながらに感心するよ。
こんなのも。
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1154531172/711 711 :名無シネマ@上映中 :2006/08/03(木) 19:54:43 ID:8HyJFRAf
ごめん、上げてしまった・・・orz
聞いておきながら妄想勝手に喋るよ
人間嫌いのテルーがハイタカに懐いたのは、「タカ」に反応してだったけど、
「テルーの唄」に鷹という言葉は出るにせよ、それ以外に鷹に関するエピソードは全く無い。
もしかしたら、元々「テルーの唄」は、ハイタカの事をテナーが歌ってたんじゃまいか。
普段それを聴いていたテルーは、ハイタカと紹介された彼を直感的に「テルーの唄」の鷹だと感じて懐いたとか。
ゲドが竜王の説明はなし? テナーとアレンが龍と眼をあわせられる人間だというのも?
>>250 オマエはクドイうえにウザい
ここにいなくていいから消えてくれよ
>>253 ちょwwwおまwww竜王形無しwwww
こうですか?
映画板、あまりにワケわかんないんで自己流デムパ解釈が流行ってるのかw それでも原作に興味もってくれればなあ。
>これまでのところ、有色人種の読者から「失せやがれ」、
>つまり「あなたは人種民族の問題を誤って認識している」と言われたことは一度もない。
>もしそういう指摘をされたら、私はちゃんと耳を傾ける。
>人類学者の娘として、私は文化的民族的帝国主義の危険性を常にしっかり念頭においている
>― 白人の作家が非白人の側に立って彼らの声を代弁するとは、
>傲慢の極みだということを分かっているつもりだ。
ttp://groups.yahoo.co.jp/group/Gontish/message/127 ル=グィンはこういっています。
肌を褐色じゃなくしたことについてル=グィンから文句を言われたら
ゴローは一言「失せやがれYou ought to butt out」と言ってやればいいんですね。
ゴローは有色人種ですから。
もしそうなれば、ル=グィンにそういった世界で最初の有色人種に成れます。
まあ、「白人」的な風貌はテナーだけだって指摘もあるけどな。
>これまでのところ、有色人種の読者から「失せやがれ」、 悟郎は単なる読者じゃないから とマジレスしてみる
グウィンも年を召したし、そう怒らない気もすんだよな 遠回しに「ガッカリ」な意を伝えるくらいでは…? 俺は清水(訳者)の真意を知りたいね あんなコメント、上っ面だろー
>>260 清水さんのコメントって、ジブリ公式にあるやつのこと?
要するに「期待はしているけど、自分は完全にノータッチだ」って主張してるんだよね。
先見の明があるよな。少しでも参加してたら、一緒に泥をかぶるはめになっただろうからな。
っていうか、ゴローにあって、こりゃヤバいと思って、参加を避けたのか?
いや、たぶん駿がやることになってもそう言ったと思うよ。 その場合は上っ面でなく普通に期待しただろうという違いはあるが。
>>259 というか単純に、映画の出来に失望してるんじゃないかと…
グウィンに「訳者の訳がまずかったからか?」とか思われるのも心外だろうし
(いや勿論名訳ですよ)
宮崎駿がやるよりはちゃんとゲド戦記の世界に迫っていたと思うんだが・・・ 駿だったらもっと感覚的に、台詞も変って、動きに満ちた華やかで楽しいゲド戦記になっちまった様な気がする。 メカとかも出て来てな。 ここまで淡々とは出来なかったんじゃないかな?
存在しない可能性を浅薄な思いこみによる決めつけで勝手に捏造して 今眼前に存在している駄作より劣っているなどと言われましても。 それに淡々とって・・・よかったとか言ってる人の中でも意見が全く分かれるんだね。
いや、確実に遠のいたよ。 淡々としてるってだけではゲドにはならない。 真の名前や世界の均衡に代表されるゲドの世界観の表現は駿じゃないと無理だ。
世界の均衡とその崩れはあんなもんだろ
ナウシカの方がよっぽどゲドの原作の世界観に近い。 吾郎のは上っ面を真似ただけ。
確かにマンガでなら描けると思うがな アニメになるととたんに全てが軽くなるんだ あの人は
いや、取り合えず上っ面さえ丁寧に真似てくれれば文句なかったな。 俺個人は。
外伝のまえがき読み返して晩飯噴いた 「商業化されたファンタジー」について書かれてるくだり。 ま ん ま や ん け やっぱこの物語は映像化されるべきじゃなかったな
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/04(金) 22:15:40
>>263 はてみ丸と天翔丸は良い訳だ
(`・ω・´)カッコヨス!
>>272 あの文章が全てを物語ってるよね。「模倣と矮小化に終始する」って所とか
どっちかというと「商業化されたファンタジー」はハリポタで考えたほうがぴったりくる。 ルグィンが意図してるのもそっちだろう。 ジブリゲドは商業化すら失敗してるし、ほんとどうしようもねえ。 フィルム再利用してペットボトルでも作れ
レム氏も同じ指摘をしてる
字ぶりと原作の名前で観客だませると思っていたんだろうか? 前売り券買っちゃったらどうしもないもんな。 糞ゲーならまだ中古屋に処分という手もあるけど。 でもな。 脚色には「ロード・オブ・ザ・リング」という 良いお手本があったはずなんだけどな。
ホビット村を見ただけで、死んでもイイと思ったからな。 おっと、イノチを大切にしなくっちゃw
279 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/04(金) 23:42:05
ホビット荘(シャイア)ね。
えらいちっこいシャイダーだな、と思ったらスピルバンだった
>>268 > ナウシカの方がよっぽどゲドの原作の世界観に近い。
禿同。
ナウシカが皇兄と虚無の世界をさまよう辺り、「ゲドだ!宮崎はゲド好きなんだ、いつかアニメにするかも!」と何年も何年も楽しみにしてたよ。本当に本当に楽しみにしてたんだよ。ウウウッ(泣
漫画版ナウシカを訳してルグィンに読ませたら… 怒るかな? 喜ぶかな?
283 :
HH :2006/08/05(土) 07:01:56
>281 「ナウシカ」6巻65ページ以降の部分ですね。私も 『さいはての島へ』第12章「黄泉の国で」あたりを 読んでいるとき、そう思いました。ただ、神聖皇「弟」ね。 >282 マンガ版「風の谷のナウシカ」は英語に訳されています。 全4巻で、訳者は前半と後半で違いますし、アメリカン・ コミックの伝統で、台詞は手書きされますが、それも 違うので、出版計画が一時中断したのかもしれません。 でも、この4巻本はきちんと原書7巻の最後まで続いて います。良心的な訳です。たとえば、最後のクシャナの 台詞。 "I SHALL NOT BECOME KING. I ALREADY AWAIT A NEW KING." "BUT LET US GO HOME TO PAVE A PATH OF JUSTICE FOR THAT KING!!" 「私は王にはならぬ/すでに新しい王を持っている」 「だが帰ろう!! 王道をひらくために」
284 :
HH :2006/08/05(土) 07:02:31
(承前) そして、末尾の言葉。 "HISTORY REMEMBERS KUSHANA AS THE RESTORER OF TORUMEKIA, YET SHE REMAINED KING REGENT TO THE END OF HER DAYS, STEADFASTLY REFUSING TO ASSUME THE THRONE. EVER SINCE THAT TIME, TORUMEKIA HAS REMAINED A COUNTRY WITHOUT A KING." 「[年代記は記している]帰還したクシャナは、 やがてトルメキア中興の祖と称えられるにいたるが、 生涯代王にとどまり決して王位につかなかった。 以来、トルメキアは王を持たぬ国になったという……」 私の持っているのは4巻のボックス・セットです。 かつては単品でも出ていました。いまも出ているのか 知りませんが、興味があったら探してみてください。 カラーではありません。 "NAUSICAA OF THE VALLEY OF WIND" STORY AND ART BY HAYAO MIYAZAKI (VIZ GRAPHIC NOVELS)
いやロードオブザリングの脚色もどうかと思ったが アラゴルンを悩める現代人にしなくてもいいよ
指輪は映像的には文句なかったしな ゲドを絵だけ抜き出して、「これがアーキペラゴ」といわれたら…Σ(゜Д゜;)エッ!!??となるしかない
指輪は30年ほどビジュアルイメージの貯金があるからなあ ジブリとか以前に無理
映画板なんかでクモの最期の作画が不評なのを見ると複雑な気持ちになる。 おれは普通に「おっ皇弟陛下!」と思って喜んでしまったので。
289 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/05(土) 12:03:45
>285 でもルグインは、ロードの脚本気に入ってるんだよな・・・ あのアラゴルンは原作の素直でツマンネー男より良いらしい。
しかしル=グウィンが「ゴローのゲド戦記」の脚本を気に入ってくれるとは思えんが・・・ 他人の原作のファンというのと、自分が作った世界というのとは、違うだろうし。
>>272 鈴木の額に写経のように書き写してやりたい。あのまえがき。
映画観て原作読んでみたが、原作も今一盛り上がりに欠けるな。ま面白かったけど。 この原作だったらあの展開もなっとく。でも何だか偉い人の訓話を読んでるみたいだ。 テルーが竜になった理由がわかったのはよかった。
原作よんで面白いと言ってくれる人がいるのは、嬉しいことだ
5巻の結末ってなんだか意味がよく分からない。石垣がどうなって 竜と死者がどうなっちゃったの? 夢と現実がごっちゃになってて よく分からん。 てか1巻の影が何者だったのかすら分からなくなってきた。 結局、黄泉の世界って不死を願った魔法使いが作り出した場所で、 その場所と現世の境目が石垣だった。それを皆で協力してとっぱ らったって理解でOK? で、なんでテハヌーは竜になっちゃっ たの?あいつら何処へ何しにいったの? 1巻から続く謎を解き明 かしてるんだと思うんだけど俺にとっては謎だらけだ。
本来の竜と「竜人」としての龍がいるんじゃないだろか? ゲドが殺した子竜は卵から孵化したのだという。それに比べて、テハヌー、アイリアンは人の子として”生まれた” 同じ種族とは思えない、これら生態上の違いをどう考えればいいだろうか? かって、「はじまりの人」たちは竜であり、人でもあったがお互いの価値観によって分化したのだという。 ということは、竜人とは別にそのころには「竜」という生き物も別に存在していたのではなかろうか? 同じように、「ヒト」という生き物もそこに居たように。 石垣はこの「竜」化した人と「ヒト」化した人との境として構築されたのではないだろうかと。 その精神上の。ソフトウェアとしての魂がヒトか竜かを選ぶためのゲートとなっていたとか
俺も引退したらゲドみたいな隠居生活がしたいと思った。 でも、その前になすべきことをなし終えねば。
順番としては 王を鍛える → 死力を尽くして廃人 → ザ・熊手 → 童貞喪失 ガンガレ
ザ・熊手にワロタwww
>>294 現世と彼岸、っていう区分だけではおさまらないよね
もひとつ別の風の世界(テハヌー達が去っていった世界)、ってのは、
彼岸でもない何か別のところだと感じた
時間も空間も超越した世界、人間ごときには理解できない世界、って書くと使い古されて陳腐な表現だけど
彼岸だとまだ人間が理解できる範疇の死後の世界で、
古代の魔法使いが石垣で「別の風の世界」から無理やり切り取ったかけらの世界、とでもいうか
そーいえば、カルガドの竜ってのもいたな、あれも竜から分化した種だっけ。 竜人が人間サイドに退化すると人間、動物サイドに退化するとカルガドの竜、になるとか。
で、結局手乗り竜のハレキ
失礼。 で、結局手乗り竜のハレキはプロパーな竜の系列が矮小化したものなのか? それともハナっから亜種なのか?
ハレキと聞いただけで ノコギリソウタソ (;´Д`)ハアハア…
>>295 ゲド関連の本も読むといいよ。(「風の十二方位」etc)
アースシーは現代の人間社会とは別世界だからな。
始めは竜人ありきで問題ないだろう。
そもそも「セゴイ」が作り上げた世界だし。
セゴイが竜人を最初に作ったと考えればまず間違いない。
ちなみに、「イエボー」は人の姿になることも出来た。
カレシンも竜の姿をしているが、人になろうと思えばなれそうだな。
そして、テルーとアイリアンは「先祖返り」で、おそらくその竜の血は
遡ればカレシンにたどり着くと考えればいいんじゃないかな。
Vetch と カラスノエンドウ じゃ言葉の響きはえらい違いだな。 Yarrow はノコギリソウか。女の子の名前としてどうなんだろう。 翻訳本だとこの兄妹の名前は不憫に思える。 Tenar や Therru が意味の無い人名でよかったよ。 てか、カラスノエンドウって植物だったんだな。俺はてっきり カラスっぽい遠藤さんかと(Ry
1巻読み始めた早期から、わりと名前から連想されるイメージじゃなく 作中で語られる人となりでキャラをイメージするようにしてったんで、 そこはあまり違和感なかったなぁ
>>283 >"BUT LET US GO HOME TO PAVE A PATH OF JUSTICE FOR THAT KING!!"
王道をこう訳すのはどうなんだろうな?
日本語の王道は覇道の対義語だし。
ただ、元の文での用法が特殊なようにも見えるが。
王のためにジャスティスの道を整備します だから王臣としては適当な表現なんじゃない?
「だが帰ろう!! 王道をひらくために」 これの王道が王の為の道という意味もあるのかどうかだよね
いや、だって、クシャナが自分で王道政治やっちゃったら 彼女の中で「王」たるべきナウシカの立場ねーじゃん?
>>306 ノコギリソウは可憐な白い花をつける野草。
園芸品種にはピンクなどカラフルなのもありますよ。
ハーブが流行ったので、今ならヤローでも通じるかもしれない。
カラスノエンドウも見ようによっては可憐な、女の子風の名前かもしれんw
クサフジやレンゲも Vetch だし。
>>300 強いて言うなら、別の風が涅槃か極楽浄土で、
石垣の先は四十九日過ぎるまでいるところ、
みたいな感じで捉えてるよ。
もうちょっとミもフタもなく言い換えれば
人間が築いちゃった石垣は、死体が分解されないで残る冷凍庫みたいなもんかとw
船の名前 Lookfar を はてみ丸と訳してあるのはうまいと思った。 ハイタカって sparrow hawk なんだね。雀鷹? どんな鳥だろ? 見たことないけど、字面だと弱いんだか強いんだかわかんないな。
ま、もともとはハード語だからね。てか古代の言葉か。
ははぁ、こいつがハイタカかぁ。イメージよりちっこいな。
あの石垣が崩されたら魔法も世界から消えてしまうのだろうか。 石垣の囲い込んだ世界は名のみが残るところ あるのは生きていた人たちの影、虚像ばかり、と3巻読んだときは思ったんだけどな 4巻ではまた違う気がする
>>81 で紹介されてるゲド戦記のドラマ版観たよ。
これってかなり良い出来じゃん。
細かい小道具まで作りこんでるし、
話もきっちりまとまるように収めてるし、
序盤にエロいシーンも入ってるし、
テナー超カワイイし、
戦闘シーンも迫力あるし。
ドラマでこのレベルだったら何の不満もないよ。最高!
24 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/08/01(火) 09:46:25 ID:UZtYEAA0 大変心揺さぶられる作品でした 私を含め、観客の皆さんも強く胸に残るところがあったのではないでしょうか 脚本、演出共に驚愕の完成度です 特に原作との比較に於いて、信じられないほど映画としての特色を発揮しています 原作者の方もきっと涙することでしょう これも監督の個性と、鈴木Pの力の賜物ですね 最悪な意味で。
>>319 は
>序盤にエロいシーンも入ってるし、
>テナー超カワイイし、
だけで高評価。
ギフトでオレックたちが草原の放牧場で、境界線にある石積の切れ目を見つける、 あるいは直す、というシーンにそこはかとない『石垣』のイメージと合致した。
うーんとなんかさー、キャラデザインがそこはかとなく森やすじ御大みたいに微妙にぽてっとしてないか?。 ジブリ次作は近藤よう子の「水鏡奇譚」を是非と勝手に期待してたのだが・・・
だって、東映マンガ祭りの復活だもの
>>319 いかにもアメリカンなドラマだけどなw
ヒロイックすぎると言うか、エンタメてんこ盛りというか。
しかし、女史の逆鱗に触れた作品でもある。
原作ファンの間でも、本質をはき違えているからダメ出しされてる。
今日、観てきた。 一番疑問に思ったのは、なんで3巻と4巻から名前や舞台を引っ張って来てるかということなんだよな。 この映画のストーリーのメイン枠は ・王子が自分の影を克服する話 ・王子と竜の娘のボーイミーツガール であって、もともとの「さいはての島へ」「帰還」で語られているお話とは全く違う内容だよな。 上のような内容がやりたいのなら、素直に1巻または2巻からそのまま枠組みを引っ張ってきて 素直に作った方がまだよっぽどマシだったろうと思う。 まぁ悪い方に勘ぐれば、 シンプルに作ればド素人監督の力量がそのまま反映されてごまかしきれなくなるから、 わざとグチャグチャにして、テキトーにそれっぽい台詞ばらまいて、ちょこっと派手なシーンでも置いておけば ジブリブランドに誤魔化されて観た人間が勝手に名作認定してくれるだろう。 と、誰かが考えたのかも知れん。 監督より上の権限を持つ誰かが。
>>283 遅レスですが、「弟」ですね。指摘サンクス。
ゲドとテナーの「おっさんおばはん肉弾戦」がどんな表現をされているかが気になる。
329 :
HH :2006/08/06(日) 01:25:05
>306 私は最近まで「カラスノエンドウ」は、花か葉っぱの形状が カラスに似ているエンドウ豆だと思っていました。でも「広辞苑」 を見ると、「カラスの豌豆」ではなく、「カラス野豌豆」なのね。 もっと驚いたのはハイタカ:「ハシタカの音便」という記述。 "Waga na wa Hashitaka!" 北の蝦夷かと思ったら、フランス人 だったのね。これって、常識?
330 :
HH :2006/08/06(日) 01:25:45
>308-311 レス、ありがとう。 この部分の引用が「王道」という日本語の訳としてどうかと 言えば、試験の日文解釈ではバツ、超訳に一歩踏み込んだ表現 だと思います。ただ、翻訳作業って、結局、「合わせ技で一本」 みたいなところがあるから、4巻丸ごと総体的に判断すれば、 これもありかなと。特にこれだけ長い物語の最後に出てくる 台詞ですし、物語はやはり物語の終わりらしく終わらないと いけないので。原文が力強い日本語ですから、訳す立場としては、 頭で分析的に考えるのではなく、一気に腑に落ちるように 心がけたはずです。これが英語国民にすっと分かる表現なのか どうかは、英語力が乏しいのでいまいち分かりませんが。 クシャナは、本来の王がいつやってきてもいいように常に 継承の可能性を心がけつつ、終生「王道政治」にはげんだと 私は考えています。ああ、ここはゲドスレか。失礼。
王道って意味通じるように訳すとgovernance with lawとかかな 覇道はgovernance with brutalityとか こういう辞書的な訳するくらいなら >"BUT LET US GO HOME TO PAVE A PATH OF JUSTICE FOR THAT KING!!" のほうがずっといいと思うよ。 王道を「ひらく」は「拓く」で、王のため道なき野に道筋をつけるというイメージだろうし。 wayとかroadではなくpath(小道、踏みあと道)ってのがまたいいじゃござんせんか
あーそれと paveには「あとあと簡単にできるように準備しておく」って意味もあるし。
まー指輪のときはもっとすごかったし。 今回の事件の影響があるとすれば、 それは「指輪よりも反響が格段にしょぼい」ことに尽きるだろう。 映画があんなんだから母数が少なくなって原作に入ってくる奴も少ないだろな
>>333 大衆にインパクトのあるシーンやセリフが、ことごとく原作と乖離しているわけか…
いやまぁ「原作と乖離してないインパクトのあるシーン」なんて発想も夢かも知れないが
>>329 おもすれー
結構出てくるなぁパヤオゲド
>>284 すでに新しい王を持っている
↓
I ALREADY AWAIT A NEW KING.
…「持つ」を「待つ」と取り違えていないか?
原文(つまり日本版)は「持つ」っだったよな。たしか。
339 :
HH :2006/08/06(日) 10:25:16
>338 はい、「持つ」です。"AWAIT"に引っかかって、 転記ミスかなと再確認したので、覚えています。 でも、自分のミスの可能性に気を取られて、 「誤訳」の可能性のほうは考えてもみなかったな。 なんか、自分の知らない床しい用法でもあるのかと 思っていました。それが単なる「待つ」と「持つ」 のケアレス・ミスだったとしたら。「良心的な訳」と 評価した当方としても、困ってしまいますね。 それとも、「持つ」ではいまいち意味が通らないから、 「待つ」の誤植と訳者が判断して、こう訳したのかな。 でも、「すでに……待っている」では日本語としては おかしいし。ううむ。
>>270 ナルニア映画クオリティ程度でいいから、原作に忠実にやってくれたら
文句も出なかった。
なんであの程度の忠実さをできなかったのか。
ああ、素人でよければ自分がスクリプト書き直したい。
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 12:43:11
ベネチア映画祭にマジで出すつもりなの?
4巻読んだあとにもう一度3巻を読み直すと ゲドの言葉がしみてしみて、涙が止まらなかった。 いい本だなぁとつくづく思った
>>341 ナルニア映画程度なんて贅沢は言わないよ。
鷲は舞い降りた映画ぐらいでいいよ。
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 14:18:15
亀田とゴローちゃんは日本人の代表だよwwwwww
前者は生粋の日本人なのか?
>>346 本人の目の前で、言って来い。
言えないのなら、一生黙ってろ。
>>346 暴力団が後援会についていて、スポンサーはパチンコ屋ばかり。
近所の人達は焼肉屋で中継を見ながら応援していた。
どうみても(ry
本当にありがとうございました。
348が日本人であることを同じ日本人として恥ずかしく思います。
バカ暴力団の偉い人は自分の誕生日に試合させて あんなしょっぱい勝ちを誕生日プレゼントにされたんだぞ(;´Д`)被害者だ
クラスに1人は居た知恵遅れ顔に見えるけど>亀 チョン顔かどうかは微妙だな。
みなさん、スレ違いの話題はよそでやってください。
嫌亀亀厨テラウザス
サイファイのドラマ見たけど、こっちもすげーなw ジブリの映画はここまで陳腐なエンタメに徹してないから、 ルグィンがどう捉えるか興味あるな。 不味さのベクトルが違うというか、原作改変の惨さは五分五分でも ドラマで批判されていた安易な暴力とセクースはないし、 下手な作りでも、悪意はないと思われたりしないか心配になってきたw
355 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 16:35:59
そもそも素人がコンテ切ってるって点で、誠実さの欠片もないわ
ゲドにわさわさヒゲが生えてんのが個人的に許せん! はっきり言って好みの問題で!!笑 でも、原作者自身アーキペラゴの人の特徴として 「ヒゲはないか、もしくはまばらに」って言ってる(彼女の趣味か??)から、 これもわざわざ変えちゃった不可解なところのひとつ。問題としては全然どう でもいい方だと思うけど、個人的には大問題だ。。。
>>354 セクースはともかく安易な暴力はあったと思うが。
よく分からん親殺しで始まってファイアーブレスで終わるんだぜ?
>>ファイアーブレス あれは5巻のアイリアンがロークの丘でトリオンを滅ぼしたのと同じで救済なんだと思うけど… あんまり悪く解釈しちゃうのもなんだか。
あ、違うわ5巻の前。外伝。
宮崎駿のオファーを断った理由って、宮崎への偏見じゃなくてアニメへの偏見だったんだ。 MOE(しばわんこ連載してる雑誌)のインタビューで答えてた。 宮崎駿アニメを評して残酷で感傷的なディズニーとは対極にある、と評してるけど この和訳では、「残酷で感傷的」なのがディズニーなのか宮崎なのかわからない。 どっちだろう? あと、同誌のゴローインタビューで「テルーを竜にしたのは、手蔦葵の歌を聞いてたらそうなっちゃったんですよ」と答えてたのには???? 原作で竜の子だったこととは関係ないのか?
>356 >でも、原作者自身アーキペラゴの人の特徴として >「ヒゲはないか、もしくはまばらに」って言ってる(彼女の趣味か??)から、 それって南北アメリカ大陸の原住民の身体的特徴の一つだったと思う。 色々な血が混ざっているペルー人の知り合いが確かそう言ってた。
ヒゲがないなんてうらやますぃ
363 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 20:11:46
他人にわけるほどあるどー わしは
しかし、新版だすなら大規模な訳し直しとかしてくれればよかったのに 三巻から四巻でゲドの一人称が「わし」→「わたし」に変わるから違和感ありまくり。 三巻のゲドを訳しなおしで若返らせてくれればよかったのに。
一人称の変化は、大賢人から熊手使いwにジョブチェンジしたことによる心境の変化ということでw
>>360 竜と人を繋ぐ存在がテルーになった、と言ってるね>MOE
まあ、それ自体はわからんでもない、アイリアンやテルーは原作でも同じような役割だわな。
でも別のインタビューで、歌を聴いてテルーの歌う場面を入れることにした、とか
だったら話す声も同じ方が良いと思った、って言ってたのはやり過ぎだと思ったが。
>>357 ドラマのガルガド王はすごいぞw
無意味な殺戮を楽しむ、まさに記号化された悪役そのものになってる。
アレンの暴力も意味不明だけど、薄っぺらいというより理解不能の域に達してる。
367 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 21:12:33
日本時間で今夜未明か明日早朝らしい。
258 :名無シネマ@上映中 :2006/08/06(日) 20:22:16 ID:8y0RO/sv
http://www.ghibli.jp/ged_02/20director/000852.html 2006年08月06日
番外編4 明日の判決
アメリカ合衆国は、
オレゴン州ポートランドに来ています。
ポートランドは、「ゲド戦記」の原作者である
ル=グウィンさんの暮らす土地です。
今回の訪米の目的は、
ル=グウィンさんにフィルムを見ていただくことです。
逃げてぇー
# 鈴木Pの表情が凄いw
全てが遅いが、どうして脚本の段階で原作者に見せなかったのかと。 コンテでもいいからさ… 「口出しは一切認めず」という契約だったのだろうか。
パヤオ 「ゴロー暴走したら漏れが止めるから」 (その後いろいろ荒れるものの、ル=グウィン息子がなにやら仲裁) ル=グウィン 「もぉええで。ゴロちゃんに全部やらせたってや」 おばちゃんそこは譲っちゃだめだったんだyo…
4巻前半の廃人ゲドが小野伸二に見える。いや逆かw
>明日の試写の後、ルグ印さんたちと会食 英語吹き替え版が出来たんだ。 もしかしたら特別編集しているかも。 しかしありえねー。 すげー、厚顔だね。
グウィンが絶賛したらお前らどうするよ? おれはその可能性はあると思っているが
絶賛はないと思うな。 でも社交辞令はありそうな気がしてきた。 それはともかく「ル」付けてくれんか?
ル グウィン・サーガwwwwwwwww
見せに行くの思ったより早いね。鱸Pは賭けに出たのかw 社交辞令で誉めるにしろ怒るにしろ、「ル=グウィンさんはこんなふうに言ってくれました」 みたいなゴロの手記は信用できないから ルグウィン本人のウェブサイトとかの感想待ちになるのかね。
>>372 俺もその可能性はあるんじゃないかと思ってる
もし絶賛したら、つたない英語で、自分はどの点に失望したかを書いた
メールを出したいと思っているが、英語力が orz
あのおばあさんに正面切って否定できるパワーがあればいいんだが
378 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 22:06:45
絶賛というか、認める可能性は大いにあるな。 何といっても米のTVドラマをいう黒歴史があるからな… アレに比べたら、「まだまし→良かったわよ」になりそうだ。
まあ、話には聞いていたけどあそこまでとは思わなかったからなあ。>ドラマ版
俺が予想しようか ルグィンは鈴木Pには一切の文句言わない。 ゴローには容赦ない。 というのも、ルグィンがこの映画を任せたのはゴローであり、宣伝屋鈴木なんかではないからだ。 しかしゴローはキョトンとしたまま。何で文句言われるのかわからない。 ゴローにすれば、鈴木Pの言うとおりにシコシコ作っただけ。 「文句を言うなら鈴木さんに言ってくれればいいのに……」てな顔をして聞いている。 帰国して鈴木Pが「技術的な点でのクレームはあったけど、総体として認めていただいた」とコメントする。 しかしルグィンが二人を追い返しもせずに会見したこと自体、寛大きわまる処置といえるから、 鈴木Pがそう言ったとしても実はそんなに間違ったことでもない。 帰国後、ゴローはあまりに「理不尽」なルグィンの非難に煩悶しつづけた末、キレる 「ルグィンさんはいろいろ言ってたけど、あれは僕なりの『ゲド戦記』なんです! 文句言うやつは許さない!」 数日後、ルグィンのサイトに公式声明がアップされ、そのあまりにも的確な批判によって 鈴木Pとゴローのコメントがいかに空虚で自己保身精神に満ちたものかが白日のもとに明らかになる。
382 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 22:20:59
パヤオと同じく 「素直な作りでよかった」 だったら面白い
万が一 ルグィンがあの(ピー)映画を褒めたらすごい落ち込みそう 2週間くらい立ち直れない
ルグィン的には自作に影響を受けた(と彼女が思ってる)若者をコテンパテンにしたくはないだろうし、 彼女自身にもサイコミス(ドラッグorメンヘル小咄)系列の作品書いてた若い頃があるからなー しかし作品世界の創造については、自他かかわらず、真摯な努力と思索を厳しく求めるルグィン。 どっちのルグィンが出てくるかだよな。 映画板とかの一部の原作者叩き厨が言うように 興行的な問題とかギャランティー的な話で左右されるようなことだけはない。 それは確信を持って言える。
385 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/06(日) 22:32:31
ルグィンの息子に感想を求めるゴロたん 戦略的感想成立
>>381 プロデューサーは宣伝屋じゃないだろう。
そういう場合もあるかも知れんが、今回の鈴木は違うだろ。
監督や脚本家の選択権まで持った、映画というパッケージ全体に対する最後の責任者だぜ。
ルグィンがそれを分からないとは思えない。
非難するのなら鈴木もろともだと思う。
まぁだいぶ年も取ってるんだし、今回のアレに対する小松御大のごとき寛大な態度を取るかも知れんが>ルグィン
本屋に映画の設定資料集(ジブリおなじみのジ・アートオブシリーズ)があったんで ちょろっと見たんだけど、けっこう興味深い内容だったよ。 初期のイメージボードでほぼ原作どおりの内容をひととおり描いてるの。 ローク学院の中庭での出会いとか、いかだ族とか。 素直にそのままやればよかったのに・・・。 あと、作監山下の描いた初期アレンとか、感性版ほど宮崎絵に侵されてなくて結構良かった。 なんか全体的に、もったいないと思ったよ。
>>387 ま、あの体制で3巻忠実にやってもロクなもんできなかったろうけどな
このアニメの体制で第一巻から 丁寧にテレビシリーズ化してくれんかなぁ?
オレの予想 ゴロー日記 8月7日 残念ながらル=グウィンさんは体調を崩されて観ていただけませんでした。 かわりにル=グウィンさんの息子さんに観ていただきました。 彼は私の手を握り「私たちの望む映像化を果たしてくれてありがとう」と仰ってくれました。 涙が止まりませんでした。最後まであきらめずに映画を作ってよかったと思いました。
サイコミュ書いてたことと、このアニメを批判しないこと その二つの間にどんなつながりがあるのか なにがメンヘル小咄だよ
ほんとバカバカしいよな。 ルグィンにすれば、9.11、アフガン、イラクと続いてきたアメリカの道筋を見て、 今こそ自作品のアニメ化を通じて世界に警鐘を鳴らさねばならないという意識があったはず。 「自分の目が黒いうちに」とか「このままじゃ死ねない」っていう意識があったはずなんだ。 (ちなみに言っておくが、俺の政治信条はルグィンのものとは異なる) それがなんだ。 出来た物語がアレか。 なんつーかタイミングとして間抜けすぎる。 ルグィンとしては評価とか以前に 「え、ちょっと。この大事なときになにやってんの……」という感じじゃないだろうか。
>>391 メンヘル小咄は誤解を招く表現だった。
ものは違っても若い頃の作品は自分の心に沈潜しがち。
ルグィンがサイコミス等を書いた自分の経験から
ゴローの作品を評価することがあるかもしれん、ということ。
>>392 かなり内向的な作品が出来た。
下向いてぶつぶつ話しているような。
当事者意識の啓蒙w>「命を大切にしないヤツなn(ry ・・・つーかさーわざわざゲドでやんなくたっていいじゃんか、と思ったよ。 それもあんなゴロータンと鱸Pのこだわりと現状めっちゃつぎ込んでさ〜 白けるよ。おかしいよ。
前回のドラマ化で痛い目見てるんだったら、 今回の映画化ではもっと用心して契約すべきだったんじゃないのかな。 ジブリ側が明確な契約違反(法的に)をしているならともかく、 最終的に映画化を了承して契約を交わしたのは彼女自身なんだから。 これで前回と同じように怒りをあらわにするようなら、 自分の作品とファンに対して無責任で手前勝手な人だと言わざるをえない。
しかし、さまざまなしがらみによって 作品の良し悪しを判断する目を曇らせるのなら、それこそ無責任だ。 ルグィンには、大人としての良識より、その作家としての矜持に期待する。
ルグィンって打算とか手続きとか無縁の人だもんね。
>>397 に賛成したい。
>>396 のは八つ当たりに属する。
映画『ゲド戦記』を作ったのはジブリであってルグィンではない。
>>396 契約書の内容が発表されてないんだから、
ジブリ側が契約違反してるかどうかなんて
当事者でなければ分からないでしょ。
作家としての矜持に固執するなら 最初からドラマ化にも映画化にもOKしなけりゃいいのにと思うけど。 誰がやったって多かれ少なかれアレレ?な部分は出てくるんだから。
>>400 それが八つ当たりだっての。
彼女は映像化許諾によって自作がどこまで広がるかの可能性を追求したんであって、
映像化の結果自作が矮小化しちゃったら怒るに決まってるでしょ。
402 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/07(月) 00:05:30
日本ではルグウィンおばちゃんの方からジブリにアニメ化を依頼したことに なってるように、「作者も絶賛!」ということになるのに30オタク。
403 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/07(月) 00:06:28
有色人種の若い子には甘いと思うのよ・・・ 例えwhitewashされてても・・・
岩波的には「原作者がジブリ映画化に『待った』をかけた! いま話題騒然の問題作!」 とか煽ったほうが売れるんだが。 岩波はやんないだろなw
>>398 八つ当たりしてるのは、映画に怒ってる原作ファンじゃないの?
まだ原作者の映画に対する感想が出てないのに
原作者が怒る、原作者に謝れと決めつけてる。
傷つけられた、謝って欲しいと思ってるのは自分でしょ?
単に自分の気持ちを原作者に投影してるんじゃないか、とまで穿ってしまいますが。
矜持は固執するものじゃないよ。
>>400 矜持は、誰にはばかることなく持つ誇りなのだから。
アレレの部分は多いのと少ないのとじゃ大違いだ。
396も400も、映画が駄作であることを前提にしながら、
相手の腕を見込んだその自身の見識のなさに卑屈になれと言う。妙な歪みだ。
「明日の判決」とはよく言ったものだなあ。
映画を見て何かしらの感想を持った原作ファンたちにとっても、判決前夜なんだ。今夜は。
原作者の感想(抗議)がHPに載るの楽しみだな
原作者のHP行ったら、懐かしのアーキペラゴが
…こうして、またもや日本人の恥を晒しに2ちゃんねらーが海を越える ~~~~~~~~~
ここで文句を言っている原作者の頭の中の諸島世界も 実際に絵にされたゴロー世界も たいした違いはないのかもしれんな
原作うんぬん言うのはせめて「夜の言葉」くらい読んでからにするべきだな
あのTVドラマよりは、今回のアニメ映画の方が受けは良さそうではあるかな。 まー、別に褒めるなら褒めてもらってもいいんじゃないの。 ルグィンの反応には大いに興味はあるけど、だからといって自分の映画に関する感想は変わらないし。 どっちにしてもそんなに長く残る映画でもないでしょ、これ。
今月のダ・ヴィンチ、百年の誤読読め
宮崎駿が「脚本のできが悪かったら僕が止めさせる」と約束しておきながら、全然チェックしなかったことは、契約違反じゃないの? 契約書に明文化されていなくても、このことがなければル=グウィンは契約に応じなかったのだから、要素でしょ。 約束を反故にしたことを、鈴木Pはインタビューで得々と語っているけれど、どういう神経してるんだろうと思った。
>>414 インタビューネットに出てる?気になる・・・
1くらいよめよ
あ、ごめん最近またなんか言ってたのかと思った ジブリのサイトに乗ってるやつか
>>367 それ、ハウルのときも、監督立会いで原作者に見せたってあるよね?
どんな反応だったんだろ
ル=グウィンは商業的配慮で批判を控えるような人じゃないけど、今回の場合は 仮に映画が気に入らなかったとしても、相手が有色人種の東洋人てことで、 自分の感じている不満を文化の違いによるものだと勝手に納得して、批判を 控える可能性はかなり高いと思うが
おまえらがル・グウィンをあまり信じてないのはなんとなくわかった
しかしまったくの素人相手じゃ、やりにくいだろうな。 ある意味、批判して貰えたら期待の裏返しで 社交辞令で終わったら相手にされてないってことかもしれんな。 絶賛なら、本気で気に入ったと思ってもいいかもしれんw
ゴローじゃなく、責任をとるといったハヤオあたりに批判が集中するかも
でも所詮原作は原作に過ぎず映画は映画として切り離して評価されれば良いんであって 原作者が認めようが認めまいがあまり重要じゃないんだけどね。 原作者が認めない名作や認めた駄作だって世の中にはあるし。 原作ファンが原作者のお墨付きにこだるのは仕方ないかも知れないが。
映画のCMで客が「おもしろかった〜☆」「感動しますた(・∀・)」っていうのあるだろ 鈴木Pはあれをル・グウィンにやらせようとしてるんだ。 ル・グウィンに会ったときに会食も含めて全部カメラに収めておいて、 映画とは関係ない会話の一部をいただく。それに字幕をつけて流す。 だったりしてw
誰か英語が堪能な人が、パヤオがスクリプトチェックすらしなかったことを 垂れ込んでくれることを望んでみる。
>>418 ハウルは原作者が映画を凄く気に入ってるって、方々で言ってる。
リップサービスじゃなさそう。
ハウルは、ストーリーはともかく映像の力はかなりあるからな タレント声優の糞演技も、吹き替えてしまえば分からないし
428 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/07(月) 10:55:50
unko
物語や世界観はともかく ハウル像は原作に(かなり)忠実だった
ハウル原作はかなりつまらないもんな。 ソフィーよりもソフィーの妹のがヒロインぽく描かれてるし、 (なんとハウルはソフィーの妹に言い寄ってるんだよね) ソフィーとハウルの出会いもあんなロマンチックな空中散歩ではない。 「こねずみちゃん」と兵士みたいに声かけてソフィーが逃げるというだけ。
ゴローの浅さって、ユングすら読まないで作っているところなのかな?
別にユングそのものを読む必要はないが、ゲド戦記がユング的要素に 満ちている作品だって事くらいは知ってた方がいいわな
>>431 がユング大好きなのはよくわかった
でもユング未読でいい監督なんてのは、星の数ほど(ry
ハヤオはユング読んでるの?
いや、一般論じゃなくてゲド戦記をアニメ化するにあたってってことだろ 確かにゲド戦記はユング的作品だけど、実はルグインは書いた当時は ユングの著作は読んでなかったらしいけどな
>>433 はゲド戦記とユングの関係を知らないのか?
それこそ底があsry
元にしてるのは、ユングというよりは、古典的な神話からつづく普遍的な要素でしょ。
>>437 元ネタが神話伝承の類だってのは、指輪とかも同じ
そういう要素に対しての「アピールの仕方」がユング的なんだよ
普遍的な心理を作品の中核に据えてるからといって、別にそこにユングが介在する必然がないな。
「ユング」的かどうかより、「ゲド戦記」的に表現してくれればなんぼか満足したのだが。 原作ファンにケンカを売るような、アバンギャルドな姿勢を打ち出したかったのだろうか?
アヴァンギャルドというか、 学園祭の前の日に「どうしようまだなんにもやってない」とあせり、 当日にすごくしょぼい企画を出すのに似てると思った
無理やりやらされた夏休みの工作的な
>>430 ハウル原作はそういう物語のお約束を逆手にとっている話だから
褒めてる原作ファンの何百倍もの原作ファンが怒ってるわけだが
>>445 その人は他スレで、本当に原作愛読者か疑問視されてた
俺は『感動した』ってやつを非難する気はねえよ
>>445 が映画をそう読み解いたならいいだろ
自分たちと同じ意見じゃねえからって「原作ファンじゃねえ」って言うのはなんか違う
それこそ作者の精神に反すると思うね
>>445 100億円を見越した大プロジェクトだぞ。
工作員をピットクルーあたりに依頼してると考えて間違いない。
試写会での酷評はまだ少数の人間だけだから制作側はピンときてなかったかもしれんが
ここまでネットで総スカンだとなりふり構ってられん。
試写会前から酷評が凄かったけどな それこそなんかのキャンペーンみたいに
>>448 愛読者だということを疑問視されたのは感想の内容のせいでなくて
原作を読みこんでると思えない記述があるからだよ。
昔、チェーホフの「かわいい女」という短編を読んだトルストイが、 これはすばらしい!と大絶賛したという。 三度続けて読んで三度とも感動した、みたいなことを言ってるわけよ。 チェーホフは文豪トルストイを尊敬してたから、誉められるのはうれしかったんだが じつはトルストイは作者の意図したことと全然違う、むしろ逆の解釈で誉めていたのだった。 トンチンカンな曲解ってやつね。チェーホフは困ったろうな。
その人の解釈の是非はともかく 五巻と外伝未読と公言している状態で愛読者面するのはとても危険なことだな
つーか、なんだ、その人ブログ立てたの、映画公開の前日じゃん
外伝のまえがき読んだら、今の状況に平然と構えていられなくなる 少なくとも自分はそう
>>414 インタビューに書いてあることに歪曲がなければ
>このことがなければル=グウィンは契約に応じなかったのだから、要素でしょ。
これは事実じゃない。
鈴木のインタビューをまとめると
>>369 のような形になると思うが。
>>434 日本ではユングといえばハヤオ
>>457 事実じゃない、じゃなくて、鈴木インタビューの内容とは異なる、でしょ。
鈴木インタビューの内容が全て事実を正確に表しているかどうかなんて知りようがない。
だから歪曲がなければと書いたじゃん
その仮定がそもそも意味を為していないということなんだが。
鈴木Pのインタビューによると ハヤオさんが監督をしてくれませんか いや、僕は監督はできないけれど、息子のチェックはします この流れでは、普通 <ハヤオチェックが入るなら>息子でもいいや となると思う。鈴木Pも「ハヤオが見る約束をした」という認識だし。 「チェックしたけどこの程度の出来でした」というならハヤオのチェックを信じたル=グウィンが甘かったことになるが、 約束したことをサボったら、怒られるんじゃない?
何が言いたいか意味わからん。
>>461 どこをどう読むとそういうまとめになる?
「親が責任持つ」とかいう日本的考え自体にルグィンはカチンときてたんだから、 駿チェックの有無は問題ですらないでしょ。 彼女としては渡米のヒマも惜しんで鋭意制作中(と聞かされている)のゴロー個人にすべてを任せたつもり。 駿が余計なフォロー入れたらむしろ烈火のごとく怒ると思う。
>ハヤオのチェックを信じたル=グウィンが甘かった で、なんでそうなるかねえ…… ジブリファンは駿の存在を中心にして考えることに慣れてしまってるのか?
――交渉は順調でしたか。 鈴木 いろいろありましたよ。何しろ彼女は宮崎「駿」に映画化してほしいと言っていたわけですから。 まず宮さんが「今日は俺に話をさせてくれ」と、「ゲド戦記」への思いを話し始めました。「本はいつも枕元に置いてある。 片時も放したことがない。悩んだ時、困った時、何度読み返したことか。 告白するが、自分の作ってきた作品は『ナウシカ』から『ハウル』に至るまですべて『ゲド戦記』の影響を受けている」と。 そして「作品を細部まで理解しているし、映画化するなら世界に自分をおいて他に誰もいないだろう」と言い切った。 しかしその直後、彼はこう付け加えました。「この話が20年以上前にあったなら、自分はすぐにでも飛びついていたと思う。 だが、自分はもう歳だ。そんな時、息子とそのスタッフがやりたいと言い出した。彼らが新しい魅力を引き出してくれるなら、それもいいかも知れない」。 そしてこう締めくくった。「息子がやるであろうスクリプトには自分が全責任を持つ。読んで駄目だったら、すぐにやめさせる」と。 ――ル・グウィンさんは? 鈴木 冷静でしたね。このあたりが日本人と米国人の違いというか、情に負けず、非常に理性的なんです。 彼女は「二つ質問があります」と言いました。一つ目は「映画化されるのは第3巻が中心だと聞いていますが、登場するのはすでに年老いて中年になったゲドです。 今のあなたにこそふさわしいのではありませんか」。二つ目は「あなたは吾朗さんが作るであろうスクリプトに対して全責任を持つと言いましたが、それはどういう意味ですか」。 あ、三つ目もありました。「駄目だったらやめさせるとはどういうことですか。今日、あなたは映像化の許諾を取りに来たのではないのですか」。 それを聞いた宮さんは僕の方を向き、「俺、何かまずいこと言ったかな」って(笑)。 ――何と答えたのですか。 鈴木 僕は「全責任を持つというのは、つまりこの映画のプロデューサーをやるんですかって聞いているんです」と答えました。 そうしたら宮さんはル・グウィンさんの前で突然、大きな声を出して、「冗談じゃない! 親子で一本の映画に名前を並べるなんてみっともないことはできない」って。率直な人なんです。
――話が紛糾してしまった。 鈴木 アメリカ人には意味不明ですよ(笑)。 どうなるかと思っていたら、彼女の息子のテオさんが「今夜は一緒に食事もしますし、大事な話は後でしませんか」とその場を取り直してくれました。 実はテオさんは、交渉前に日本に来てくださり、僕や吾朗君といろんな話をしていたこともあって、味方になってくれたんです。 これは僕の勝手な推測ですけど、偉大な親を持った者同士で相通じるところがあったのかも知れません。 まぁそんなことがあって、ル・グウィンさんから「では景色でも見ていて下さい」と言われたんですが、今度は事前に送っておいた2枚の絵についての話になった。 一つはポスターになっている吾朗君が描いた竜とアレンが向き合った絵。 もう一つは宮さんが描いた第3巻のホートタウンの町の設定の絵なんですが、宮さんが突然、吾朗君の描いた絵を指して、「これは間違っていますよね」と言い出したんです。 それで今度は自分の絵を指して、「これが正しいと思います」って。 ――何しに行ったのか分からないじゃないですか(笑)。 鈴木 あんまり面白おかしく聞こえたら問題ですが、事実ですよ。 そこから、なぜ間違っているかという説明が始まった。「このポスターのように、竜とアレンが目を合わせているのはおかしいじゃないですか。 そうでしょう、ル・グウィンさん」と。 ――決裂の危機ですね。 鈴木 何とかその場は別れましたけどね。それで夜の食事のとき、最初は関係ない話に終始していたんですが、途中で、テオさんがル・グウィンさんに「大切なお話があるんじゃないの」と促したんです。 彼女はしばし沈黙した後、彼女の前に座っていた宮さんの手をとって「吾朗さんにすべてを預けます」と言いました。 それを聞いた宮さんは、「うぅ…」と泣いていました。彼は激情家ですからね。冗談っぽく聞こえるかも知れませんが、本当の話です。 それで、そろそろなぜ、吾朗君を監督に抜擢したかという話ですが……。
「親が」という日本的な考え方ではなくて、ビジネスとして責任を持ってくれるんだろうね、と念を押された。 ハヤオは「プロデューサーはやらない」と答えたが、では何をやると思われたことか?
日本に帰ってきてから、宮さんは「あんなこと、言わなきゃよかった。」なんて言いだしました。 それはスクリプトのことなんです。こちらとしてもシナリオを宮崎駿に読ませる約束をしていたし、彼も原作者の前で責任を持つと言った。 でも、息子が作る作品といっても、他の監督が作る映画に変わりはないでしょう。自分だったらこうするという思いは絶対に出てくる。 作家というのは大なり小なり、他人が作るものには納得できない人が多いんです。 そのことでは悩んでいましたね。結局、シナリオのチェックはしなかったんです。
お前らの話しを見てるとルグインは映画が プロデューサーを自称する山師共が 仕切って作られるのが理解できてなかったみたいだな
ビジネスとしての契約はお金のやりとりも含めて成立してて、ル=グウィンも どういう成り行きにしろ自分の作品を売っちゃったんだから、そんなのは彼女 も馬鹿なのよ。 っていううちの母の意見。 自分の作品ぐらい守れないでどうするのって。 原作ファンで、駿はあんまり好きじゃない(暴力的、虚無的だそうだ)50代主婦 の意見ですが、私はそうはなかなか思えないにしろ、一理はあると思う。 2ちゃんもよくわかってない、映画も全然どうでもいいと思ってる一読者。
気の毒だが、理解できていなかったとしか思えない。 一度ならずも二度までも、騙されるなんて。 監督本人が頼みに来ないことといい、ハヤオの非論理的な説得といい、最初からアヤシ過ぎることばかりなのに。
まさか実は「承諾」自体事実じゃなかった はないか。
以前、宮崎駿監督が「ハウルの動く城」を 原作者にご覧に入れるために渡英したとき、 ものすごく緊張していて、同行していた私は 「なぜ、そんなに緊張しているのか?」 と不思議に思ったものです。 今、自分が当事者になって、 その理由がよく分かりました。 明日が来るのが、正直、恐ろしいです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 今更ですか? ゴローさん
>彼女はしばし沈黙した後、彼女の前に座っていた宮さんの手をとって「吾朗さんにすべてを預けます」と言いました。 このくだりは、あまりル=グウィンらしくないと感じた。 ル=グウィンはどちらかというと、情緒的ではなく、理知的な性格だと思う。 「吾朗さんにすべてを預けます」という訳しかたのニュアンスかもしれん。 英語では本当はどう言ったんだろ?
>>470-472 全くもって同感。
ハリウッドにどっぷり漬かって生きてきたブラッドベリならともかく、
ルグィンには理解できないことだろう。
でもルグィンは
「理解したくもありません。私は常に最上のものを作ろうと努力してきたし、
私の作品を映像化する人々にも最上のものを求めるだけです」
とか言いそう。
>ビジネスとしての契約
に聞き分けよく従うルグィンなんて、俺は見たくない。
スタジオジブリと宮崎吾郎氏が七月に公開の最新作ゲド戦記のシノプシスを送って来た。 その訳をサイトで公開していいか訪ねると快諾された。 一切の請願は私ではなくスタジオ・ジプリにどうぞ。 映画について考慮するためのこれ以上の情報は持っていないし、当然のことながら映画を見るまでそれについて論評するつもりはない。
つまりル=グィン儲は誰が何と言おうと 自分たちの信じるシナリオ以外は 全て捏造にしか受け取れないというわけだ
481 :
479 :2006/08/07(月) 21:04:00
>>475 駄目だワラタ(;´Д`)おっさんそりゃねえだろ
>>476 Any inquiries should be directed to Studio Ghibli, please, not to me,
as I have no further information concerning the film,
and of course will not discuss it until I have seen it.
— UKL
モンクがあったらジブリに直接言ってよ、わたしは何も聞いてないからね。
てな感じかな?
>>480 そう言われると耳が痛いね
誰しも自分に都合の良い言葉を聞きたいだろうから…
もしル=グウィンが映画を肯定したら、このスレは大混乱に陥るだろうな
俺はとりあえず、作者公式にコメントが出るまで大人しくしてるよ
一番ありそうなのは 「こんなの私のEarthseaじゃない 「私とは全く関係ない、勝手にやってくれ ってパターンなのかなやっぱ、例によって・・ 仮に 「こんな映画を全世界で放映するなんて! なんてことを言ったとしたら関与することになっちゃうし。 そういうことは言わないだろうなあと思う。 ビジネスの分野とはまt
ビジネスの分野とは全く関係ない方向から毅然と反発するくらいだと思う。 評価高かったらどうしよう・・・
>>480 単にニュースソースが鈴木だという点で、信用ならんだけ。
ハヤオのコメントさえもねじ曲げ適当に取り繕って発表する香具師だから。
他の人の言うことなら、まだ信用できるんだが。
でも、外野があれこれ想像してても始まらないから、
ご本人のコメント(ジブリ側の発表ではなく、UKLの署名のあるやつ)
待ちという態度が正しいだろうな。
別に恐れる必要はない。 ル=グウィンは優れた論評も書く人だが アニメ映画に対する批評眼はそれとは別のスキルだろうからな。 間違いないのは原作者コメントとして興味深いものになるということだけ。
>>478 に対しての
>>479-480 なのかな?
>当然のことながら映画を見るまでそれについて論評するつもりはない。
「映画を観たあとは遠慮なく言わせてもらいますよ」ってこと。
でなければ
>>485 の上半分みたいな感じ。
日本語訳者も同じ態度を表明してたな。
二度目の会見後、そろそろ一日経つ。 ジブリブログにもルグィンサイトにも動きがない……
この会見の結果が、これだけwktkされているとは両者とも思うまいw
どっちか言うとハラハラしてる
>>492 は優しいな。
ゴロたんとジブリ社のためをおもって?
駄作映画の責任を56じゃなくて 原作者に転化したい阿呆がいるみたいだが 最低限原作への敬意がある普通の監督または脚本家なら あんな脚本にはならないだろ?
海外公開において、映画からアーシュラKル・グウィンとアースシーの名前が消える日まであと数日か
ルグウィンのコメントマダー?
>>494 観客が誰に責任追及するかというなら、監督とジブリ以外にないが、法的責任の追及は難しい。
木戸銭は前払いで取ったら返さない。騙してでも小屋に連れ込んだ興業主の勝ちだから。
でも、原作者の立場なら契約違反だとかって、強いことが言えるのではないか。
言ってやってくれ、アメリカ人らしくジブリに対して訴訟でも起こして、
俺たち観客の無念を晴らしてくれ、という期待でwktkなのさ。
駄作になったのは監督の責任に決まってるけど 映画化から原作を守れるのは原作者だけって意味。 でも、あくまでもル=グウィンは一流の作家でさえあればいいよ… 相手は腐っても一流のプロデューサーなんだし、そこで立ち回れてたらある 意味らしくなくって幻滅するかもわかんない
>>489 >>479 は
>>476 を単に訳しただけだぜ?
Studio Ghibli and Mr Goro Miyazaki recently sent me the synopsis of their forthcoming film,
Gedo Senki (Tales of Ged),
which is to be released in Japan in July 2006.
I asked if I might post the translation on my website,
and was kindly granted permission.
Any inquiries should be directed to Studio Ghibli,
please, not to me, as I have no further information concerning the film,
and of course will not discuss it until I have seen it.
>>493 いや、ル=グィンの心臓が心配
脳溢血とかも怖い
>>500 やめてくれー!怖いじゃんか!!
自分は例の"synopsis"3分の2読んだところで独りで軽く叫んだ
トールキンはアニメ版の出来の悪さに目が潰れて 子孫も遠慮して実写化を渋るぐらい映像化を拒絶した 一方ルグインは生きてるうちに別の業者にもう一度作らせて見た
トールキンて爆死版見たの?
バクシ版かどうかは覚えてないが(実は他にもよくわからん パイロット映像だかがあったはず)なんかは見たはずだな
>海外公開において、映画からアーシュラKル・グウィン >とアースシーの名前が消える日まであと数日か ついでに海外公開中止してほしいな
なんかもう緊張に耐えられなくて別なこと嘯いてみる 外伝のモエサシはツンデレだと思うがどうか。
まごう事なきツンデレだな ところで外伝の学園の始まりとか、 学園の当初から女性を排除する動きの見えてる所とか その中で学園から遠ざかるモエサシとか なんか大きな歴史とその中で迷いながら働く人間を感じられて外伝の この話は好き。外伝に嫌いな話なんて無いけど
>>507 やっぱそうかw
カワウソをさ、ブスッとしたまま散々連れ回すのが可笑しいよな>モエサシ
>大きな歴史
「偉い人が頑張りましたメデタシメデタシ」
じゃなくて、当時の人間の苦悩をキッチリ書くのがグウィンらしい。
俺はオジオンの師匠の話が一番好きだ。地味だけど、ホロリときた。
地の骨は確かにグッと来た。 オジオンは・・・というか魔法使いっていうのは 自然と予言を行動に移してるもんなのか・・・ それとも偶然はない、この世には必然があるっていう話しなのか 不思議な話だけどいい話だったな
>Gedo Senki (Tales of Ged) ゲドが殆ど活躍しないと知ったら怒るだろうな>作者
むしろシノプシスを読んだから「何かを望むなら私ではなくジブリに言ってください」状態じゃないの?
>>499 の部分
ルグウィンページが更新されてる。 映画のこととは関係ない、ぽいと思う。けどこれから読むとこ。 誰か英語が堪能な人これ読んでどう?
関係ないどころじゃないか。 なまえ気にせんでくれ・・
「物語を作るということは?」 今読んでいるところ。
>>511 あれ?羊じゃなくてヤギじゃなかったか?
ルグィンのサイト、更新されてる? newのところ見てもそれらしいのないんだけど、どこのことだろ。
On Writingのところかな
たしか、もうそろそろ「ぎふと」の続編が発表される時期じゃなかったか?
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 00:37:27
「物語り」の構造と「ヘイヤ・イフ」を重ねてることだけは読み取れた
>>518 俺も探せん
>>516 あの山羊へのこだわりは意味がわからんw
飼ったことないくせに、話の最後にも言ってる。
ダンマリ君ちょっと訳ワカメwww
エキサイトの翻訳ワカメwww
>>524 ヘレス師匠が探求していた言辞について、
意見がいいたいが口を挟むのもなんだし、
あ、ちょうどいいや。って感じなのか
はたまた
手作業していてよくわからなかったが、師匠の探求に齟齬があるのに
師匠がそれに気づいていない、ああ、このままでは師匠が恥をかく、
あ、そうだちょうどいいや、って感じか
どっちにしても、無意味ではないね。思い出だよ
優れた物語というものについて書いている 内容は「物語」にも色々なタイプ(リズム)があるとか 映画と小説のリズムは違うとか 優れた物語の構造を出入りの自由な家に例えている 以上ざっと読み
実に遠まわしな映画批判ですね!(違う)
最初からみんなで確かめつつちょっとずつ訳してってみない? 提案なんだけど
んじゃ自分から 話
What makes a story は、2006.4.17 の更新だから、全然新しくないぞ
なんだ一文字ずつじゃないのか。 今日に限ってこの話しということは、映画を見て物語の構造というか作り方について 思うことがあったんだろう。
そうですね、一応原文入れよか?
まあ、色々問題のある作りだったからなあ、あの映画。
どうやってストーリーができるのか・・・ 「次には何が起こるのか知りたい」と思う−そんな物語のひとかけらがあなたを次ぎのピースへと導く。 What makes a story is — you want to 'find out what happens next' — this bit of the story leads you to the next one.
コレ、右下に Updated Monday April 17 2006 て書いてあるよ。 更新履歴にも載ってるし。
538 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 00:55:31
…つまり、この映画を観て思ったことが時空間を越えて 4月ごろまで遡って平行世界の移行させ、 その結果、この文章がアップロードされたと。 なんて回りくどい映画批判なんだ!!(違うって)
4月ごろに書いた文章を 今更だが思うところがあってうぷしたということ?
そうなのか・・更新日時気づかなかった
いまごろかよ
うんいまごろ。 で、これが今改めて更新されたのかどうかっていうとびみょう。 どうなんでしょう。 更新に花瓶になりすぎかしら。
545 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 01:08:50
そうかもしれん。
更新、勘違いみたいだね。 なんで四月更新分に「new」の印が付いてるのか知らんけど消し忘れかもしれないし いつも更新履歴に直接飛んでて気付かなかったけど この印、今日付いたものだったりするのかな?
じつはこのコラムを読め!っていう意味で (中略) なんて回りくどい映画批判以下略
しかしこのコラムの数日後 映画化の話がのってるんだよね。 今になってみると皮肉。 56はこのコメント読んでも理解できなかったりして。
ちょっと気を落ち着けて寝ることにする。 監督日誌いつ更新されるかな
What makes a story is ム you want to 'find out what happens next' ム this bit of the story leads you to the next one. Like running, when you have to put the left foot down ahead of the right foot, because you are actually not balanced on the right foot that touches the ground but are leaning forward into the run, and then you have to put the right foot down ahead of the left one because ditto. This is the cantputdowner type story, fast-paced, suspenseful. You don't see much scenery, running, or learn much. You run for the sake of running, the pleasure and excitement. 物語を作るということはーー 「次に何が起きるのか知りたい」と思うことである。 そうやって発見した物語のかけらは、次のかけらへとあなたを導く。 これは走るのに似ている。 走るとき、あなたは左足を右足の前に出さなければいけない。 なぜなら実際には接地している右足でバランスを取っているのではなく、 前傾姿勢で走ることによってバランスを取っているからである。 それから右足を左足の前に出さなければいけない。なぜなら以下略。 これが「一気に読ませる」タイプの物語、展開の速い、サスペンスな物語である。 走っているので、周りを見回すこともなく、多くを学ぶということもない。 走るために走るのであり、楽しみとわくわく感のために走るのである。
Then there is the story like walking, steady, and you fall into the flow of the gait and cover ground while seeing everything around you, scenery you may never have seen before; and the walk may end up somewhere you've never been. もうひとつ、一歩一歩歩いているような物語というのがある。 一歩一歩連なっていく歩みのなかに没頭して、あたりすべてを見回し、 見たこともないような景色を眺めながら大地を横切ってゆく。 旅の終着点は、きっと行ったこともないようなところである。
And there's the story like dancing, where the next movement keeps growing out of the last movement, but not in a straightforward way, its direction isn't merely onwards but involves circles and feints and repetitions and all kinds of strange gestures, and yet if the dance is true to itself, all the movements are connected and every one follows from the last, not predictably, but inevitably. それからダンスのような物語もある。 まるで脱皮するように、次にくる動きが前の動きを受けている。 まっすぐに進むだけではなく、いろいろな方向へ行ったり、円を描いたり、 フェイントをつけたり、繰り返しがあったり、あらゆる種類の奇妙な身ぶりをする。 しかしとにかく、もしダンスが本物なら、すべての動きはなめらかにつながっていくはず。 もしダンスが本物なら、その場の全員がダンスの続きをはじめるはず。 これは単なる予言ではない。必ずそういうことになるのである。
とりあえずここまで 力つきた
>>502 > トールキンはアニメ版の出来の悪さに目が潰れて
> 子孫も遠慮して実写化を渋るぐらい映像化を拒絶した
うろ覚えですまんけど、バクシは当時のインダビューで、「ストーリーを勝手に変えたりしたら、トールキンの遺族に殺されてしまう」といった発言をしてたような…。
>>550-553 乙!すげえわかりやすい訳。
「走る・歩く・踊る」物語か。なるほどねぇ…
70歳過ぎても筆の冴えは健在ですな。
乙です!んじゃ受けて続きを。 I use bodily similes not mechanical ones, walking, running, dancing, not driving fast or slow in a car or flying in a plane, because I think art depends on rhythms, and body rhythms are what writers use. Mechanical rhythms, non-rhythmic movement like in a car or plane, may be used successfully in mechanical arts, like the movies. But writing, whatever its medium, is made of words, and words are bodily, made with the body and the breath, received by the body, felt with the body, and the rhythms of words are bodily rhythms. 私は機械的なものではなく体の動きを例えに使いました。歩く、走る、ダンスする −車が速く走ったり遅く走ったりするのでも、飛行機が飛ぶのでもなく。 それは、私が"art"とはリズムによるものだと思うからです。 それに、体のリズムが、作家が使うリズムだからです。 機械的なリズム、ノン・リズミックな動き−自動車や飛行機のような−は、 おそらくメカニカルなアート、例えば映画のようなものを上手く例えることができるでしょう。 しかし、書くことにおいては、メディアがどういったものであれ、それは言葉でできています。 言葉は身体的なものです。体において、呼吸によって作られ、体によって受け止められます。 体で感じられ、そして、その言葉のリズムはすなわち身体的なリズムです。
[ Spiral マーク ] の下から "A story has a beginning, a middle, and an end:" This comes from Aristotle, and it splendidly describes a great many stories from the European narrative tradition, but it doesn't describe all stories. It's a recipe for steak, it's not a recipe for tamales. The three-part division is typically European, and I would say that it's also typically European in putting emphasis on the end — on where the story goes, what you get to. 「ひとつのストーリーには始まりがあり、中間があり、終わりがある」−これはアリストテレスの言ったことです。 そして、非常に多くのヨーロッパの伝統的な物語が、見事にこれに当てはまります、 が、全ての物語に当てはまるわけではありません。 これはステーキのレシピで、タマレスのレシピではありません。 このような三部構成は、ヨーロッパに特徴的です。 また、終わりに強調を置くのもヨーロッパに特徴的であるようです − ストーリーはどこへ行ったか、あなたは何に到達したのか。 ※tamale 【名-2】 タマレス、タマーレ ◆トウモロコシの粉で作った生地(masa)でチリ味の挽肉を包み、更にトウモロコシの皮で包んで蒸したメキシコ料理 ↑アルクより
なんかルグィンの基本的な意見って ゴロー作品に同情的のような気がしてきたw
そうかも・・。 で、↓の3行目から全然自信ないのでとりあえずここまででリタイアです。
>>556-557 乙です
あくまで俺の解釈だが
「映画には、言葉とは別に、映画のリズムがある」とか
「始まり・中・終わりがキッチリしているものだけが物語じゃない」という風に読むと、
ゴロ映画を否定しませんよ、って事になるのかね?
穿ちすぎ?
It implies process or progress in time: begin, proceed, end. My talk about running, walking, dancing rhythms in story also implies lapse of time. However, when looking at the construction of a story, what if space supplies the language? The story as bag or pot. Or the story as house. これを時間の進行で捉えることもできます:始まり、進行し、終わる。 前述の、物語においての走る、歩く、踊るリズムについての話も、時間の経過に置き換えられます。 しかし、物語の構成を見たときに、その空間に言葉が供給されたらどうなるでしょうか。 袋や壺としての物語。あるいは、家としての物語。
うーん、そこはやっぱり本物のダンスかどうかが一番のポイントであって欲しい! でも、今回の映画化は確かに前のドラマよりは全然誠実にみえるとは思う。 訳はこの通りでなんだか怪しいので遠慮なく突っ込んでください。 それでは。
>>562 >前のドラマよりは全然誠実
あれは論外の出来だからな…怒るの通り越して笑っちまった
注釈まで付けといて謙遜かよw
夜中に乙でした。
ごろーめ、セセラク姫をないがしろにしおって・・・ 政略結婚でやってきて、言葉も通じないが、やがて──ってメチャクチャ美味しいキャラなのに 勿体無えな!
ブログ更新来た。
やっぱり社交辞令で終わったか。 相手にされてないな、吾朗監督。
第2回監督作品に期待してる( ^ω^)おっ( ^ω^)おっ( ^ω^)おっ
It is not my book. It is your film. It is a good film. か…
簡潔だね。
ジブリはもう終わりかな
いや、本人そこまで能天気に受け止めてもいないよきっと でもきっとまたジブリ側としては都合よく解釈するから同じかな・・
ルグィンらしいコメントだな。 自分のHPに詳しい評価を載せるとしたら、きっと米での公開後だろうねぇ。
別会社立ち上げてテレビシリーズやったほうがいい 若手に機会がないから育たないだろうし いきなり映画監督はきついだろ
It is not my book. …作品の評価 It is your film. …責任範囲の確認 It is a good film.…若手への励まし という感じか。
>574 そういうことは身の程知らずがゲドに手をつける前にやってくれ
訳すると 「これは私の作品じゃなくてあなた独自の作品ね。まあ、悪くはないんじゃない?」 てな感じかな 日本人のジブリに対する期待度に比べれば、大幅に期待度は低いだろうから、 まあこんなもんだろう
彼女の言葉らしい。 公開中、その場に居られなかったのか…多少気の毒にも思えるなあ。 なんというか、いいように使われちゃったのは情けなすぎるけど、状況がありえんもの。。
肝心なのは、ドラマのときのような彼女の激烈な批判は見られなくなったということだ。
パヤオの「素直な作りでよかった」をどう解釈(翻訳)するかについて 海外の掲示板でもちょっと意見が分かれてたけど、このコメントも 似たとこあるよな。 自分的には、 「これはわたしの原作じゃない。 あんたの映画だね。 まあ、いいんじゃないの(、どうでも)。」 って感じなんだけどw
581 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 13:09:57
それは、私の本ではありません それは、あなたの映画です それは、よくできた映画です べた褒め絶賛してるよ。
ル=グウィン女史は、間違っても自分の作品をして「まあ、いいんじゃないの(、どうでも)。」 なんて軽々しく言わない人だと信じている。 聞かされた三行半自体、パヤオの感想のようにジブリ検閲が入ってると思いたい。
言葉だけではわからんなぁ 全然違うじゃない これはあなたの映画だわ でもいいじゃない? と言うニュアンスかもしれん
海外のサイト、つまり英語を母国語としてるファンは、この発言をどう捉えてる?
まあ、まだジブリHP側の感想だけだからなぁ。 ばあさまの公式HPで発表があれば、それが真の感想になるだろう。
>>584 まだ公開されてない作品だから、実際観てから色々いうんじゃない?
この発言からだけじゃなんとも言えないでしょ 今回のル=グウィンとの会談の様子をテレビ放映でもしてくれないと
>>584 あのブログを読めるのは
日本語が分かるの前提だから
It is not my book. It is your film. It is a good film. あくまでも、こうだよ。 少なくとも彼女は日本語でしゃべったわけじゃないし、 これくらい中学生でも読めるんだから、解釈しない方がいいと思う。
しかし、原作者にこう言われたんじゃ死刑宣告も同然だな。
It is not my book. …静かなる軽蔑と怒りがこもってる。
It is a good film. は感想求められたのがパーティ中だし社交辞令だろうが、不本意な感じがするな。w
まあでも、なんだかホッとしたよ。 吾郎おつかれさん。
>>588 誰も海外のサイトにグウィンの発言を紹介してないんですかね?
「それは私の作品じゃない。 それは貴方の作品よ。 それは良いんじゃないでしょうか」 思いっきりストレート否定してるよね。 ゴローも駿の原作クラッシャー遺伝子を受け継いでいると証明された瞬間である。
>>589 人や何かを誉めるときに "a good ○○"って言い方は
どういうニュアンスなの?
語調によるかと・・・
この場合どう読んだって社交辞令でしかないだろ。 頭ごなしに怒鳴りつけたってしょうがない事を、ドラマ版の時に学習したんだろ。
少なくとも感動しての褒め言葉じゃないよな…
ドラマの時は争う姿勢を出したばっかりに自身が色んなモノを失ったと聞いた。 争う事には疲れ果てたんだろう。
相手が小さくなってたのを見かねて励ましの意味(だけ)での「よかったよ」とも取れるかも。
うん、感動は感じられん。相手に対する気遣いかな。
>>597 100点中50点ぐらいのニュアンス。
向こうから自発的に出したコメントじゃないから、ばーちゃんのサイトのコメント待ち。
ル=グウィンさんが気遣いたくなるほど恐縮してたのかね…。
出さないんじゃないか?
----監督日誌ブログから抜粋------------------------- そのパーティーの最後のお別れの挨拶のとき、 自分からル=グウィンさんに映画の感想を求めました。 これだけはきちんと聞いておかなければと思ったからです。 彼女は短く答えてくれました。 「It is not my book. It is your film. It is a good film.」 と。 彼女としては、本当はたくさんおっしゃりたいことが あったのではないかと思うのですが、 それでも温かい笑顔とともに下さった言葉です。 この短い言葉を素直に、 心から感謝して頂戴したいと、思ったのでした。 ル=グウィンさん、 そしてずっと私たちとの仲立ちをしてくださったテオさん、 本当にありがとうございます。 これで安心して日本に帰れる気がします。 -------------------------------------------------- 吾郎、クリエイターとして可哀相な人だ…。
痛い!痛いよー
マジか、これは自分の本じゃないって言われたのを感謝って。 まさか自分は原作者越えたとか思ってるんじゃ?
>>609 (´・ω・`) 正直これはもうだめだな。
>>582 「自分の作品」じゃない、って最初に断言してるもの
なんか諦めを感じた、文字だけだけど。
>>613 bookとfilmを使い分けているのが気になる。ワタシの「作品」じゃないというなら
It is not my worldとか言わないんですかね?以前ドラマを批判してたときに
どんな表現をつかっていたか英語のソースを読んでみたいな。
しかし、実写に続いてアニメまでもこの有様。 彼女もつくづく映像化の運が無い人だな。
>>614 こんなものと一緒くたにしたくないという思いの現われだけだと思う。
>>614 クレジットの「原案:シュナの旅」
のせいだと思う。
>>617 あ〜それがあった!
じゃあ素直に感想いってるだけだな。
>>614 bookとfilmに使い分けることで
私の書いてきた物語ではない
あなたの映像作品ね
と明確に区別してると思われる
作家らしい言い回しだと思うよ
いや、そこまで酷評じゃないような。といって積極的な賞賛でもないけど。
グィンおばあちゃんの作品がレイプされてかわいそう…
そのうちもっとハッキリした言い方のコメント出すんじゃないかな。 早く忘れたくてスルーするかもしれないけど。。。
自分の作品と、それが好きな野郎が書いた作品一緒にされてあいた口もふさがらなくなったんだな。
さっき tp://www.dai2ntv.jp/common/misc/kochi2/interview/gedo/ 観たんだ。 ・・・何でこんなやつに監督やらせたんだ。 最近の字ぶりって、いやいや責任負って、悪い結果なら逃げ腰、 ごまかすだけごまかしてカネ取れるだけ搾り取って、あとはクサイものに 蓋してオワリなんだな。
>>617 原案 シュナの部分 英語だとどう書かれていたんだろうか。気になるな。
そりゃ自分の原作なのに、勝手に別な原案とかあったら怒るだろう普通。
この映画ってほんと「何のパワーも持たない映画」だよなあ 一生懸命けなすのもバカらしいというか
やっぱり昨日の更新は意味があったようだ 映画は映画、本は本ってことね。 あらかじめ予防線を張ったか… たった三行の感想から色んな想像をしてしまうよ、婆ちゃん
628 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 15:14:46
>>624 のっけから「やらなきゃよかった」とは何事だ
悔しくて最後まで見られなかったよ
>>609 俺がゴローだったら、どんなに駄作作ったという意識があっても
「どこがどういうふうに悪かった」
「でもあそこは良かった。○○な感じが出てて」
ってのをルグィンから絶対聞きたい。
その作品に全身全霊をこめたクリエイターとして。
そんなコメントの片鱗すらもらえなかったということを、クリエイターとして恥じてくれ。
ゴローだけではなく、鈴木Pを含むジブリ全体で恥じてくれ。
おまいら見苦しいぞ。 社交辞令であれなんであれ、ルグインは怒りもしなかったし It is a good film. と、笑みを浮かべて、ゴローに肯定的な言葉を述べたわけだ。 ルグインは大人の理由で自分の意見をごまかさないだの言ってた人 いまでもそう思っているんなら 彼女の言葉をミスリードせず正直に受け止めるんだな。 ま、残念だったね。肩ポム…
ドラマに対する怒りと比べてるヤツは、ルグウィンのこと理解してないな 彼女は原作と映像が別物なんてことくらい十分承知している ドラマに対して怒ったのは、あれが自分にとっての敵である「男性原理 によるヒロイックファンタジィ」になってたから 今回の映画は単なる「独りよがりな監督による私小説的オナニームービー」 でしかないんだから、怒る対象にすらならない、無視すればいいだけの 作品と見なされたってこった
>>630 ルグインは大人の理由で自分の意見をごまかしてないし、
みな彼女の言葉を正直に受け止めているよ。
なにが見苦しいのかよくわからん??
>>631 そういう事だな。
でなければ3行で済むはずがない。
ああ、ルグィンのコメント(ただしジブリ発表)を見たら
なんかほんとうに映画のことがどうでもよくなってきたよ……w
>>630 お前が見苦しいよw
名前の書き方から見て、著作すら読んだこと無いのがバレバレ。
少なくとも英語圏にいたことがあるなら、
あの3行はとても肯定的には読めない。
635 :
634 :2006/08/08(火) 15:46:01
あっと、失礼。 > 名前の書き方から見て、著作すら読んだこと無いのがバレバレ。 これ、取り消すわ。
つーかルグィンの怪気炎ぶりを知っている者にとっては、 レスポンスがあの3行のみってのはむしろゾッとするような無関心さに思える。
「It is not my book. It is your film. It is a good film.」 別物としてはいいんじゃない?
原作では「魔法で鍛えられた剣」ってのは出てきたの? 映画では意味深な扱いだったくせに 生と死に素直に向き直ったら抜けるようになる的な適当な小道具オチだったけど なんだあれ
狂信者にはもはや何を言っても耳に届かないようだね ル=グインも勝手な神格化を押し付けられてお気の毒に・・・
>>636 最初からこうなるのは分っていたような感じかね
>>637 >別物としてはいいんじゃない?
あのおばあちゃんは、まえに自分の作品を別物にされて大激怒した人ですよ?
そういう低次元なかんがえ方をもってる御仁ではないと思うんだ…。
>>637 英語の読解力がないからすgoodでそう思うんだろうな。
ほんの社交辞令程度の言葉だぜ、その三行半。
>>639 ゴローちゃんと同じで英語もまともに読めない人カワイソスwwww
「極東で人気のある会社の作でもこの程度か」 と思われるのが日本人としては悲しいのが正直な気持ち。
>>639 そういう風には言われたくないし、そんなことはないと思うよ。
>>640 わかってたとしたら、商業的に自分の作品のネームバリューが利用されるのを
ストップしといて欲しかったけど、なあ。その辺の事情は全然知らないし、明
かされないだろうから何も言わない方がいいだろうけど、ちょっとでもル=グ
ウィンは丸め込まれて仕方なく…と言う風に思いたいのは事実かもなあ
>>641 631を読め
ドラマに対して怒ったのは、単に自分の作品が違うものにされたからだけじゃないよ
>>646 なるほど、どうもありがとう。
正反対のテーマーを込められて作り上げられたから激怒したのね。
となると今回のは自分の作品改悪されたからまともに取り合う気無しになったのかな。
そうして
ジブリ 「原作者も絶賛」
ジブリファン「原作とは別物だからこれでいいんです!」
ジブリアンチ「金に釣られた原作者がほめやがった」
一般人 「映画も原作もツマンネ」
となるんだろうな……
>>639 の発言はジブリアンチの部類
でもたぶんジブリアンチではなくてクネクネ
アレンを父殺しの狂人に仕立て上げたうえに、影の役目がチンプンカンプン。 そして話の組み立て方が素人丸出し。 これじゃIt is not my book.と言って放置するしかないですね。
次に映像化されるのは50年後か100年後か……
>>648 それが今後の流れになるならジブリは腐れていくだけ。
652 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 16:06:32
原作とそれを元にした映像作品が別物になるなんて当たり前のことだし、 よほどのこと(見てないけどドラマ化はそうだったんですね)がない限りは 怒る方が常識はずれなんだよね、考えてみれば。 で、別物ってとこを前提とした上での評価にかかってくる。 もしあの映画が素晴らしい出来だったら"not my book"じゃなくて積極的に 独創性を褒めるなり、ってことだよね。
公開前に見せてたら鱸Pは記者会見であの三行をこう大本営発表しただろう。 「原作者はおっしゃってましたね。「大ー変良い映画です!この作品はもう あなたのものです」と」
>>653 独創性もなにも、ただ単に内容が気持ち悪かっただけなんじゃない?
>>652 > 最後のお別れの挨拶のとき、
>自分からル=グウィンさんに映画の感想を求めました。
(中略)
> 彼女としては、本当はたくさんおっしゃりたいことが
> あったのではないかと思うのですが、
> それでも温かい笑顔とともに下さった言葉です。
> この短い言葉を素直に、
> 心から感謝して頂戴したいと、思ったのでした。
(中略)
> これで安心して日本に帰れる気がします。
この言葉があるからこそ、ゴロー自身も誉められて
いないってわかってるんだろう、と思う。
>>657 そうなると監督として、クリエイターとして腹黒過ぎなうえ、モノ作りとして完全におわってないか?
最後のお別れの挨拶でのコメントって・・・パーティの間いったい何の話をしていたんだ??
モジモジうじうじしながらシャンパンでも飲んでたんだろ。
661 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 16:30:55
グインサーガ万歳
「It is not my book. It is your movie. It is a good film.」 だったらひどい反応だったんだろうが・・・
鈴Pが帰国後 「原作者も満足してくれました。お褒めの言葉もいただきましたし」 とか言い出すんだろうなー もう捏造は勘弁してください
664 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 17:30:25
グインサーガ万世
ハウル絶賛の原作者
http://www.starleaf.net/~airami/howl.htm#dwj 「映画は息が止まるほど美しいアニメーションでとてもすばらしかった。
若いお嬢さんたちがハウルと結婚したいと手紙を書いてくるのには慣れていたけど、
映画のハウルはそれはもうかっこよくてセクシーで、
私もそのお嬢さんたちに仲間入りしたみたい。
上映会とブリストルの町を走り回った後で、私は宮崎氏と長いこと話したのだけど、
どうやら私たちはソウルメイト(魂を同じくする者)だと思えてきたわ」
666 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 17:47:07
アタイこそが 666へとー
>>580 >パヤオの「素直な作りでよかった」
これはデマだよ。人から伝言で「素直な作り」と聞かされたが
あとでパヤオ本人から「そんな事は言ってない」と否定されたと
下のインタビューでゴロー自身が自白してる。
www.dai2ntv.jp/common/misc/kochi2/interview/gedo
つーか、このインタビューやばいだろw
>>667 そのインタビュー、よく鈴木Pが許したなあと思うね。
「そのあとで『俺はそんなことは言った覚えはない』ってまた別んとこで言ってたらしいんで」
っていうあたりの口調と声が親父によく似とるわ。へんなとこで親子なんだなあとオモタw
>>631 それもあるかもしれないけど
>>238 のリンク先で訳されてる声明によると
ドラマの問題点は、まず白人中心主義的アメリカンなかたちに変化されたのが問題。
ジブリゲドも白人(黄色人種?)で褐色の肌ではなくなってるから問題といえば問題なんだけど
>>258 で引用されてるように、
>私は文化的民族的帝国主義の危険性を常にしっかり念頭においている
>― 白人の作家が非白人の側に立って彼らの声を代弁するとは、
>傲慢の極みだということを分かっているつもりだ。
ということなので、ル=グィンが人種の変更に違和感を感じていたとしても、ゴローを責めるより
「それに突っ込む自分が傲慢なのではないか、違和感を感じる自分にこそ差別意識があるのではないか」
って方向に考えが向くと思う。
前スレでも言われてたが、ル=グィンは違和感を感じる部分、意味不明な展開を、単に「このアジアの若い作り手の無能」に帰すより
自分の西洋人的偏見とどうしても結びつけて考えてしまってもおかしくないと思う。
そうやって好意的に解釈した場合、
It is not my book.
It is your film.
It is a good film.
となってもおかしくないと思う。
>>669 いい考えしてるではないですか。
老境に達して寛大を通り越した、達観のような目で観たという事になりますかね。
>>669 「アリストテレスは……」の一節でもって
そこらへんを自分に言い聞かせていたのかも知れないね。
で、海外公開はするんだろうけど「Tales from Earthsea」の名前はそのままなの? これは国辱ものだよ。
>>669 原作者は絶対罵倒するはずと断言してたくせに
絶賛された途端に
いろいろ思いつくね
>>673 そういえば、「ジブリの次回作は"ゲド戦記"!!」と発表になったときも
海外の反応は「"Gedo senki"?なにそれ?」だったなw 当然だけど。
"Tales from Earthsea"さえ外しちゃえばなんとか……なるわけないか。
その記事でも伝聞で書かれてるじゃん。
>>672 吾朗は言わなくてもいいことを無自覚に口にする「馬鹿」だから、
動画インタビュー内容は結構信じてる
人づてに聞いたとか伝言のメモがあったとか
「三日間考えた」とかついてるとか色々ハッキリしないネタだから
「誉めた」「認めた」等の意味で「素直な作り」発言を受け取るのは
どうかなと言う感じ
絶賛っていうのはさ ハウルのDWJさんの反応みたいなのをいうんだよ・・・
どこの腐女子コメントかとおもったら原作者だったというアレか。
It is not my book. It is your film. It is a good film. これが絶賛か? どうも厨学英語を蔑ろにしたボクが紛れてるようだな
>>669 ゴロー=在日といいたいのか?
わけわからん
これは私の本ではない。 あなたの映画だ。 すばらしい映画だ。 どう見ても絶賛です。
ジブリ社員ウゼー
言霊を大事にするルグ印。 56と話したら身が穢れると思っていたのかも。
どう考えても 「これ以上のコメントは避けたい」って意思表示にしか思えない
very good film だったら絶賛だが、good film だと、「絶」はつかない気がする。 しかし絶賛とはいえないだろうけど、お怒りでもないようだね… 個人的には、「映画として駄作な上に原作とは無関係」ぐらい言って欲しかったんだが ル婆ちゃん的には、あの映画はありなのか orz
>>681 ,684
英語を き ち ん と 学んでからいらっしゃい^^
出来れば大学レベルのものを。
何年かかるわからないけれど、めげないで><
>>683 そんなわけないだろ。
文中の安価とル=グィンの著作を読んでいれば
理解できる文だ。
原作者の褒め言葉を無理矢理いやみにしたり。 ゴローを被差別をうりにして相手を黙らせる在日野郎にしたり 原作信者は妄想癖や嫌韓厨の巣窟らしいな。
原作を全部読んだ奴にならわかるとおもうが 途中でテーマも作者もかなり変遷してる作品だよな。 1〜2、3、 4 5 外伝 みたいな感じに分離してる。 4巻が出たとき相当数の読者が違和感を感じたし (今読めばあれはあれでアリと思えるが) 5巻に至っては俺は未だに違和感がある。 そういうものを一つにしようとしたら無理があるのは必至では。
>>684 京極夏彦みたいな言い方だなw。
「映画は映画。監督さんや観客の人のものですから。原作とは違います」
「でも前からファンだったので久しぶりの長篇(映画)で楽しませてもらいました」
絶賛、ではないよな。ただ「good」だし。 三行目を抜き出して誉め言葉と取ることも出来るだろうが 一行目抜き出せば逆になるし。すべて揃うと非常にもやっとする文章だ。 パーティーの様子を「楽しそうでした」、と人ごとみたいに言ってるあたり 吾朗は人の輪に参加出来ていなさそうな。 少なくとも、映画の感動を口々に語りかけられる、と言ったパーティーではなかったみたい。
>>684 いつから『good=すばらしい』になったんだ?
短期留学中そんな使用例には出会わなかったが
現代語?
曲がりなりにも自分の息子が招待した客に向かって、罵詈雑言飛ばせるか?しかも他の客たちの面前で。 あの場は怒りを抑えに抑えて、必要最小限の言葉しか口にしなかった、とみるべきだ。
>>688 まとめてくれたレスがあるので貼っておくよ
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153 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 16:02:09 ID:/SzgXxRx
アメリカに住んでた俺様が来ましたお。
It's a good film.
社交辞令でGoodが使用される場合は、その場で見たもの、関わったものに結果
が伴わない、いささか不本意であった時です。または、もはや興味が無い場合の
言い訳ね。アメリカ人の上流階級やイギリス人なんかは、このあたりのニュアンス
を明確に使い分けます。
186 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 16:14:58 ID:/SzgXxRx
>>172 直訳してしまうと、まるで賛辞になってしまうのがねぇ・・・
「これは私の書いた本ではありません。あなたが取った映画です。良く出来ています」
本来はこんな感じのはず。
「これは私の書いた本ではありません。あなたが(勝手に)撮った映画ですね。まぁ、(それはそれで)いい出来じゃないでしょうか。」
231 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 16:28:07 ID:/SzgXxRx
>>211 そもそも、このような場で短文3行ですませてしまうって事がありえないがw
本当に素晴らしかったら、ファンタスティックでもマーベラスでも言うだろうし、
具体的に何処がどう良かったのか、何故原作者たる自分が喜んでいるのか
伝えるのがあちらの礼儀。
>>690 アンチジブリが嫌韓厨と重なるのは有名だよな
宮崎や高畑、鈴木の左翼的なところが気に食わないらしい
思想信条は自由だが宮崎Jrが在日とかプロ市民とか
これはもう批判というより妄想の粋だよな
>>698 それも曲解のひとつかもしれんしさ。
まさかgood=スバラシイって解釈ほどじゃないけど。
とりあえず、ル=グウィンサイトで感想出るまで勝手に感想捏造したくない。
感想でないならそれで、もう映画はあれとして忘れよう・・・
今北
>>690 >>695-696 お前このスレで何を訴えたいんだ?よくわからん
読者ですらないんだろ
ゴロ信者がこのスレに何の用だよ、マンセースレあたりの巣に帰んなさい
ゲド原作信者と人種差別はウナギと梅干しみたいな取り合わせだぞ。ワロス
ゴロー擁護してる奴らって在日か。 案の定そうだと思ったぜ。
>>695 >じゃあお前が訳してみろよ
カワイスw
goodの色んな意訳が知りたいか?一生excite翻訳してろボーヤwwwww
>>703 煽り乙
カエレ
705 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 21:48:34
心をオナニーに例えよう〜♪
>>703 ネットウヨ乙
ネットウヨ的な人な人には、西洋的な光と闇という勧善懲悪から抜け出せないル=グィンのゲドの方がよく見えるんでしょう。
本当は追いかけてきたのは光だったというジブリゲドの方が東洋的な英知を現してるんだけどね。
クネクネ相手にしたらあかんよ〜
ジブリはジブリで、原作と違う主張をしたいんだったら ゲド戦記なんて名前を使う必要ないだろ。
プロ市民系とジブリって仲よさそうだよな プロ市民の宣伝道具にされてゲド戦記かわいそう 思想とか関係ないところにあるのがゲドのよさなのに
>>709 だよなー
あげく原作者に「私の本じゃない」とか言われてるし
スレ違いのアフォどもはみんな逝ね
>>710 同意。
ジブリってイデオロギー偏向が強いんだよね
中共崇拝だし
ファンタジーの古典を汚された感じ
>>698 パーティーだしな。
まさに社交辞令という感じだ。
しかしはたして自サイトに論評アップするのかなー
メッタメタに斬るのではなく、「物語を作るということは」みたいなからめ手で来そう
>>713 ジブリのことよく知らなかったけどそうなんだ…。
ショックだな。
ルグィンさんかわいそう。
自分の作品が偏向した思想の宣伝道具に改変されるなんて考えもしなかったんだろうな。
ジサクジエンまでしてひとりだけ浮いてるのがいるw
>>714 俺は「物語を作るということは」で全て説明されてると見た。
さらなる論評はないんじゃないかな。
原作信者が重度のネトウヨだということはわかった
しっかしパーティーの間ジブリ勢はなにしてたんだろ。 ぜひ映像で見たい。
思想がどうのこうのというレベルではなかったんでしょう。 世界的な文学を素人の落書きにされたのだから。 原作者と一緒に試写を見ない38才の監督なんて幼稚すぎる。
>>715 おいおい、ルグィンはバリバリの左翼だぞ
>>716 あれは「とりあえず」のものだろ?
ゴロ・鈴木と会った直後に「とりあえず」伝えなきゃいけないことを
過去ログへのリンクでアピール
作品以上にやかましい(そして的確な)評論をぶちあげてきたルグィン婆ちゃんだからなあ
ルグウィンの半分も生きてないんだよなあ それがどうってことじゃなく、単純にふと思った。
>>724 俺もたぶん関係者一同の怒りの波動に耐えられません
ゴゴゴゴゴって感じで
>>722 彼女は年をとって丸くなったと思う?
むしろさらに鋭くなったと思う?
まあともかく、俺が映画版を気に入らなくて、 これからも原作を大事にしていく事には変わりない ネームバリューが上がった分、他人に勧めやすくなったかもしらん 少なくとも『ジブリが取り上げた』って事実はマイナスにはならんはずだ ・・・内容がアレでも
>>722 丸くなってはいない。
鋭さは変わらない。
ただしその鋭さの向く方向が、若い頃よりも主義主張にとらわれなくなった。
>>727 クネクネがゲド戦記とか読んでるわけないじゃんw
>>669 原作者が吾郎を褒めたのは
吾郎が被差別ゴロだからですか
そうですか
信じられない邪推ですね
誰でも彼でもプロ市民扱いすればいいってもんでもないだろうに。
『ジブリがとりあげた』って事実には触れないほうがいいような
ギフトが書店の店頭のゲド戦記コーナーに置いてあった。 映画化されて良かったと思った。
彼は煽るのに疲れてきて >吾郎が被差別ゴロだからですか で笑いを取ってトンズラしようと思ったんだよ 察してやれ
>>730 えーと…
前提から間違ってるわけだが…
つっこまないほうが平和でいいのかな
悪いのは全部映画のせいらしい。
http://d.hatena.ne.jp/renkonn/20060805 ここで言われてるように西洋的思考から抜けられない原作ゲドを軽々とジブリが超えちゃったのが気にくわないんのかもね
29:名無シネマ@上映中:2006/08/01(火) 21:08:39 ID:UZtYEAA0
>>26 ラストもなにも、話のほとんどが違います
原作全6巻のうち、
3、4巻から抜き出した切り貼りストーリーです
・ゲドが無能なのはなぜ?
原作3巻ラストで、クモが力を得るために無理やり開いた黄泉の国の扉を閉めるため、全魔力を使い果たしたから
・「人の頭も変になっている」のは?
↑上記のクモのせいで世界のパワーバランスが崩れた
・アレンはなぜ親父殺害?
原作では殺しません。お国のピンチに独りでゲドの元へ行く孝行息子
しかも彼の持つ魔法剣は、身を守るためにしか抜けません。
・テルーは竜なの?
原作では太古の昔、人と竜は同じ生き物で、次第に分かれていった
テルーが竜になれるのは、まれに生まれる“先祖返り”だから。
・原作でも「命を大切にしない奴は死ね!ファイヤー」なの?
原作でクモと対決するのはゲド
止めをさす描写はない
・原作が悪いの?
ありえねぇ。
長文スマソ
>>730 原作信者の考えるルグィンなら被差別ゴロなんて鼻で哂うはずだよな
邪推にもほどがある。
吾郎がルグインにコメントを求めたときなんか ルグインの怒りの波動 ドドドドドドド て感じかな
>>733 一般人には好印象になるのでは?
まあ同じ感じを期待して読まれると困るわけだが
>>737 コピペまで始めちゃったよこの人は
もう風呂入って歯みがいて寝ろ
>>714 本当に何か言いたいならもっとストレートにいう人だと思うよ。
>「物語を作るということは」みたいなからめ手で来そう
あれが搦め手だといいうのはあなたの妄想。
>>740 一般人「ジブリの映画だよね?」
俺 「あーそうらしいね。でも原作のほうが百倍面白いらしいよ」
って言えばいいのだ。
>>732 2chのウヨサヨ認定みたいな低次元の話じゃなくて、
ルグィンは筋金入りの左翼
日本の右翼や左翼みたいなニセモノとはモノが違う
最後にギリギリになって勇気を奮い起こし、コメント求めに行った・・て感じかな そんな情けない坊や相手にしたら起こる気失せるんでない? 笑顔は、素直に励ましととってもいいと思う。
>>737 またそのレビューか?
そいつ外伝もアースシーの風も読んでないぞ
竜の考察も突っ込みどころだらけ
引き合いに出されても困るわ
「Art of ゲド戦記」読んだけどイメージボードでは 「はてみ丸」も「黄泉の国で力を使い果たすゲド」もあった。 もしこういうの見せながら原作者から映画化のOK貰ったなら まさしく詐欺だろ。
>>742 >搦め手
「ジブリゲドの直接的な評ではない」程度の意味。
まあ「物語を作るということは」のほうが本質的と言えばそのとおり。
>>737 はでもちょっとおかしいな。
どこにあったかわからないけど。
>>・ゲドが無能なのはなぜ?
> 原作3巻ラストで、クモが力を得るために無理やり開いた黄泉の国の扉を閉めるため、全魔力を使い果たしたから
映画での無能さの原因を原作にもとめても意味ないだろ。
映画は見てないがそれくらいは言える。
>>・テルーは竜なの?
>> 原作では太古の昔、人と竜は同じ生き物で、次第に分かれていった
>テルーが竜になれるのは、まれに生まれる“先祖返り”だから。
これも誤解を招く。
テルーは先祖返りで竜になったわけじゃなく、先祖返りで人に生まれた。
先祖返りで竜になったのはアイリアンだな。
>>747 はてみ丸は冒頭ゲドがのってきたあれでしょ?
751 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 22:28:56
名無しは無慈悲な夜の女王 ってイイ名無しだろう? オレは気に入ってるよ。
>>746 十年以上のファンでしょ。
映画の原作は3,4巻だから問題ない
外伝ってこないだ出たばっかでしょ?
>>750 冒頭ではてみ丸を乗り捨てるゲドってのもやだな
祖先返りって表現よく聞くけどどっから出てきてるの? アイリアンもテハヌーも、私はそんなにすっぱりわかんないや 反発ってほどじゃないんだけど、なんかしっくりこなくってさ・・・ 「そんなに単純だったらいいんだけど」と言った老婆 "竜が何者であるかなど、誰にも説明できない"(外伝前書きより)
>>752 お前本人か?出版年くらいググれ
あのな、外伝には作者の懇切丁寧な解説がついてるんだよ
竜の存在はアースシー〜を読んでようやくぼんやりと補完される
もうアフォかと
>>737 何かと思えば原作未読者だらけの映画スレですら
NGURLに推奨されているレビューじゃないかw
>>749 その文章はスレを重ねるごとに改訂されている。
それはかなり前のバージョンじゃないか?
>>754 一世代に一人、竜の間に人の子が人の間に竜の子が生まれるのは確からしい。
>>748 直接的な評は絶賛ではないにせよ。
少なくとも「それなりによく出来た映画」以上の評価はしてるよね。
>>749 >映画は見てないがそれくらいは言える。
映画を見ていないくせに何でそんなこといえるの?
>>>・テルーは竜なの?
>>> 原作では太古の昔、人と竜は同じ生き物で、次第に分かれていった
>>テルーが竜になれるのは、まれに生まれる“先祖返り”だから。
>これも誤解を招く。
>テルーは先祖返りで竜になったわけじゃなく、先祖返りで人に生まれた。
>先祖返りで竜になったのはアイリアンだな。
ごく当たり前のように異類婚が行われる日本や東洋の感覚とくらべると
何というか所詮は西洋人の感覚から抜けられないということだね。
アイリアンもテルーも人の間で生まれたのではないのか?
>>756 今のバージョンってどこに行けば読める?
テルーは違うはず。
>映画を見ていないくせに何でそんなこといえるの? これはどう説明すればいいのか。
テルーの母親って、いたような気がするが
おいおい、テルーの生まれは人の子だよ 4巻読み直してみ、虐待した連中は実親だ
アイリアンが人から生まれたのは確かだけど… テルーはもっと複雑な感じするけどなあ。 生まれたときには竜だったっていうのは想像つかん。
じゃあアイリアンが竜の間で? その描写が思い出せない
いや、アイリアンはアイリアの領主かなんかの娘。そっちは確実。
おそらくルグィンもはっきり考えてない。 そこに整合性を見出すのが楽しいっちゃ楽しいわけだが。
>>758 映画で無能なのはクモとの対決の前からなのに、
クモとの対決後にゲドが無能になった原因である力の使い果たしを持ち出してきても
意味ないじゃん、てことでは。
>>769 作者本人もはっきりしないって言ってるからなw
しかしアイリアン美味しいキャラだわ
アズバーが呼べばまた戻ってきてくれんのかなw
>>769 うん、自分はそうだと思ってたんだよな
ファンタジーの象徴みたいな存在をきっちり枠にとらえたくない
アイリアンみたいなポジティブでノーテンキ(に一見見える)キャラがいると画面が明るくなっただろうな。 映画のほうはみんな深刻ぶって重い。
>>774 セセラクを忘れないでくれ。
明るくはないが、テナーに根掘り葉掘り旦那の話を訊くところカワイス。
つまらんのう。 こんなに面白い話が盛りだくさんの原作エピソードを捨ておいて、 あんなどうでもいい話に「ゲド戦記」の名を冠するとは。 ほんにつまらんのう。
はげど 『トンボ』映像化だけでも楽しめた気ガス
It is not my book. It is your film. It is a good film. それは私の物語とは違うわ。 それはあんたが作った映画ってだけ。 映画はまあまあの出来やね。
It is not my book. It is your film. It is a good film. いいんじゃないの、私の作品とは関係の無い代物だけど。
たったの3行、しかも製作者が発表した「感想」なんてシロモノを あーだこーだ解釈して喧々囂々言い合っても仕方ないだろう。もうちょっと落ちつけ。
確かに またロクにル=グウィンを知らない連中が意味不明なケチつけてきて辟易しそうだ
まあね、でも 素晴らしい出来だと思っていたら パーティー中に、通訳頼んでゴローにそう言っただろうし 最後の最後に感想求められてその3行じゃ 映画を絶賛ということはないと思うな……
しかし、my bookと違うというので原作、その世界全てと違うという事になるんだろうか? filmと対応してのbookだから 否定するニュアンスは強くないのかも
絶賛はしてないよね。 でも激怒もしなかったね。 映画の感想は、3行の言葉通りで それ以上でもそれ以下でもないと思うな。
785 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/09(水) 00:10:35
「原作」と「アニメ」は違うけど、ゴローは「アニメ」作品として 原作の精神をちゃんと表現した、いい作品を作ったってことだろ。 大絶賛じゃなくても、むちゃくちゃ高く評価しているじゃないか。 素直に読め。 ・・・そんな英語力無いかwww
(小説という形をとっている)原作にとらわれず 自分独自の「映画」という形になっており 良い映画だと思います くらいじゃないかねえ
>>785 >原作の精神をちゃんと表現した
それこそ飛躍した解釈だと思うぞw
>>785 なあ、悪いこと言わんよ
ボクはもう寝ろ
また女史がウヨとか言われたんじゃ笑いすぎて腹痛める
普通自分の作品が映画化されたらその監督には 映画のここが良かったけど、あそこは悪かった。 私の作品とは別物だけど気に入りました。ありがとう。 くらい言わないか? それがわずか3行ということは…。
ちょっと前のスレ(30くらい前)嫁 同じ厨坊が釣りにきたんだよ 外伝の話でもして流そうや オジオンの師匠は人間味があって楽しいジジイだな
原作に対する敬意というか謙譲してる印象は俺も受けたんだが 変なのかねぇ 石垣を出さないとか、ひとつの島だけで話を進める、というのは 世界の一部をお借りしてます・・みたいなかんじで
カワウソは苦労人だね
大地の魔法はいったいなんだったんだ?
>>792 命の恩人兼初恋の相手が、逃亡途中に水銀中毒で衰弱死・・・・
その後も海賊王一味に追い回されて瀕死
モエサシと束の間の安息を得たと思えば
生徒を探して旅ガラス
モエサシが先に逝く一文を読んだ時は泣いた
カワイソス
この時代には石垣あったのかしらね?
796 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/09(水) 00:39:38
ゲド戦記に感動した者たちのスレPart2 が 擁護派VSアンチ派の戦いので盛り上がってますよ
>>790 あの師匠ちょっとツンデレw
ダンマリに床板張って貰ってブツブツいいながらも満足気ww
>>793 竜の使う太古の言葉とも違うんだよな、たしか?
俺にもわけわかんねえ
でも迫力あった
オジオンの若き日の脳内ビジュアルがアフロヘアな件
>>795 この時代って、カワウソの時代?
「カワウソ」の中に石垣についての記述がでてくるよ。
薬師の娘(カワカマス)も知ってる。
女史の真意はわからんが、3行読んで自分の感想もまさにそれと思った。 ま、いいんじゃない?って感じで。 逆に、映画が素晴らしく完成されたら原作好きとして複雑になってただろうし。 原作には及びもつかない、でも椅子蹴りたくなるほど駄目でもない、 別物として考えてまあこんなもん?ってのは、何というかちょうど良くて 自分のファン心理的に楽だった。
アースシー世界において、原初の力ともいえるものには 竜の言葉、名前の秘密、大地の力、始まりの森の様式 あとなにかあるかな?
>>798 おお!そういやーそーだ。お母さんは石垣の傍でフンばってたんだよな。カワウソを持って
セゴイそのもの
>>799 そういう考え方もあるのか
俺の周りじゃ「映画つまらないんだけど、原作のせいなのか?」って聞いてくる奴がいっぱいいてイライラしたよ
そこまで冷静にはなれんわ
ガルガドの闇の神殿は大地の力に似通ってるけど、なんか違うな。
>>798 アフロwww
全く賛成しないけど、それいいなあ!なんか和んだわ(笑
ところでダンマリっていうのとSilenceっていうんじゃ天と地ほどイメージが違ってこない??
映画面白かった→原作はもっと面白い 映画つまらんかった→原作は面白い 映画わからんかった→原作読めばわかる と反応すればよろしいのよ
オジオン師匠はダンマリと呼ばれながらも、 喋るときは1ページくらい平気で喋るからな。 その辺でイメージは払拭できるかと
俺と嫁さんの脳内では、オジオン=モーガン・フリーマン。 ちと黒すぎるのがナンだが。 吹替は坂口芳禎でガチ。
>>808 ちょ、カコイイwww
ダニー・グローバーよりずっといいな(彼も嫌いじゃないが)
ゲドは理想高杉で難しい
「ジェヴォーダンの獣」に出てたインディアン役の兄ちゃんとかどうよ
>>808 いいなーいいなー揃ってファンですよって、すっごいノロケ入ってません?w
自分はイメージがぼんやりぼんやりしたところでストップしちゃうから、顔
が見えない。分からないところを補完せずに読んじゃうんです。オタクとか
、想像できないからなんか黒っぽい固まりだったり…
ゲドはヒゲは生えてないイメージだけど。あと、なぜか大賢人ゲドの顔より
3巻のホーク商人の方が顔がはっきり見えますw
アフロオジオンかあ なんか白人を倒すための秘拳とか伝授してくれそうだな
>>808 ゲドを語れる配偶者って最高だなー。
私も付き合ってる人に貸したりするんだけど
「1巻はイイ!2巻は…なんか暗い…返すね。途中だけど。」
(´;ω;`)ブワッ
>>811 私は2巻のゲドの顔がやけにくっきり見えますw
>>812 そうそれ!d
でもちょっと白いな。あからさまに赤肌くらいがちょうどいいのかもしれん
諸島揃いで ハワイ勢の役者だとお似合いなのかもな
ゲドはネイティブ・アメリカンっぽい感じなのかもしれないけど、 いまひとつイメージが湧かないんで、もう思いきって日本人を想像して読んでた。 3巻は渡辺謙、4〜5巻は高倉健で。
>>817 人の想像力の自由さを知った
俺はそれはないわ・・・
>>816 アボリジニ系の役者さんもいたよな
それも混ぜてほしい
アルハはわりと日本人に近いなあ、イメージ。 そう書いてあったのかどうか覚えてないけど、黒髪ロングストレート。
>>819 いやアルハ白人だし。
自分は東ヨーロッパ系のイメージだな。
ガキの頃から『赤銅色の肌』って描写に痺れてた ゲド逞しくてカコイイ!ってな 爺ゲドもこれで乗り切ったw 白髪と赤銅肌はカコイイぜ
>>820 私は肌の白いアーリア系のイメージだな。
挿絵のせいかもしれんが、やたらくどい顔の印象がある。
アルハ以外は基本的に金髪みたいだけど
コシルはブルネットだと勝手に思っている。
アルハの巨乳には脱帽
>>821 土佐の漁師のような感じ=赤銅色
多島海=瀬戸内海とは思わないが、
ゴントって四国ぐらいの大きさかな。
>>817 私はチャールズブロンソンだな。チャトズランドのときの彼。
実際はリトアニア系移民なのだが、ネイティブアメリカンやっても遜色ない男っぷり。
今、一巻読み終わった。 映画を先に見たおいらは、どうしてもゲドに先入観がw ところどころの展開に('A`)??? があったけどいい出来だと思った。 一番泣けたのは『オタク』がなぜか氏んでいた場面w あれはなんで氏んでたんだろ・・・ ちなみに、オタク→ナウシカのリスみたいなのをなぜか脳内補完してますた。
指輪物語はロードス島戦記のパクリみたいな脳内補完方法だな。。。
宮崎・父が監督を断った理由って、 過去の自分の作品の多くにゲドの影響を受けた部分があったからだよね? でも、5巻とか外伝とかだったらそうでもなかったんじゃないかなあとか。 5巻「アースシーの風」だったら、ヒロインはテルーで、 ハンノキとユリの子供を勝手に作り上げて主人公にしてみるとか。 (ロークの魔法学院の院生とかいう設定で いや、もう今さら性懲りもなく考えてしまっただけだけど・・・。
>>814 うちは旦那に「ゲド面白いよ」といい続けてきたのに、先日ボソッと「お前が面白いというもので
面白かったためしがない」と言われてしまった。
感性の違いなのかな?
今、小4の娘に勧めている。
娘、面白いって言ってくれてるよ。
>>830 とりあえず娘を映画見せに連れていってやれ
>>832 どうしてそこでわざわざ地雷を?
もうこの映画のことは、娘さんには華麗にスルーで。
いつかきっとロードオブザリング程度には
原作に忠実な映画がきっと作られる。
そう信じなきゃやってられるか馬鹿やろーーーー
>>829 「面白い原作が面白い映画になるとは限らない。むしろ原作が面白いなら手を出さないほうが良い。」って言ってるから、
それなりにわきまえてたんだろう。
ただ、もちろん諦めるだけじゃなく、頭の中では「どうすれば映画として成立するか」は20年に上にわたりずっと考えてた。
しかし、作家としての誠意ゆえに答えは出なかった。
そして2006年。
吾郎はアニメ化のオファーを平気で受ける。
当然そこに父のような「作家としての誠意」などなかったからね。
4巻以降を宮崎駿はどう思っているのかぜひ知りたい
>>827 ナウシカのリスっつーのはテトのことやね。
脳内補完はイイ線いってる。逆だけど。
>>828 が仄めかしている通り、テトはゲドのオタクの
インスパイアです。
>>230 そんな旦那さんは壁画の間(映画館)に閉じ込めてしまえ!
あわあわと震えておるがよいわ!
でも感性が違うなら却って喜んでしまったりして…
838 :
837 :2006/08/09(水) 14:16:29
>>837 姿かたちをテトで空想してるってのに、ヘグが元だって突っ込みはピンとずれすぎ。
>そんな旦那さんは壁画の間(映画館)に閉じ込めてしまえ!
つまらない人にはつまらないでいいだろ。馬鹿か?
840 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/09(水) 17:39:21
なぜジブリは登場人物をみな白人にしたのか 白人コンプにまみれたジブリは死んでほしい
白人には見えなかったが・・・・
842 :
837 :2006/08/09(水) 17:46:19
>>839 は?つっこみじゃなくて
>>828 を補足しただけだけど?
壁画の間云々は
> 先日ボソッと「お前が面白いというもので
> 面白かったためしがない」と言われてしまった
に対しての単なるネタ返しにすぎない。
別にゲドが好みと合わない旦那さんを責めてるわけじゃないし。
ゲドが人を選ぶ本だっていうことはファンなら実感しているはずだろ。
お前こそピントずれすぎですよw
>>840 日本人の自分たちがやるなら原作者も文句言わないだろうと思ったんじゃね?
>>842 >は?つっこみじゃなくて
>>828 を補足しただけだけど?
補足も何も
>>828 の時点でずれてるだろ。
>に対しての単なるネタ返しにすぎない。
ネタ返しになってないだろw
見る人を選ぶものこそ、人に奨める意味があると思うんだが 自分と反応が違ってこそ、その相手の本当を知る事になる
どうでもいいけど、ジブリ工作員?が原作信者は狂信的とのイメージを振りまこうとしてるときに >そんな旦那さんは壁画の間(映画館)に閉じ込めてしまえ! >あわあわと震えておるがよいわ! >でも感性が違うなら却って喜んでしまったりして… あまりこういうことは言わないでほしいな。
847 :
837 :2006/08/09(水) 17:53:29
>>846 了解。すまんかった。
ちょっと戯れがすぎました。
アニメがどうかはわかんないけど、漫画だと肌の色は普通白だよね。 髪も、色を付けない方が塗ったり貼ったりしなくていい!! てことで、漫画とか、それのアニメ化も白っぽい人が多くなるってことありそう。 日本の漫画やアニメだと、目の色や髪の色が人種以前にありえないようなのが多いし… そこはさほど気にするとこではない気がした。原作からわざわざ外れなくても・・とは思うけど。
狂信者?やら人種差別?やら、そんなものとは無縁なところに『ゲド戦記』はあるのに 今回の騒ぎは心底不快だ 「あかりを灯せば闇が生まれる」 オジオン様、映画化から生まれた闇は大きすぎて我々の手に余ります
>狂信者?やら人種差別?やら、そんなものとは無縁なところに『ゲド戦記』はあるのに 無縁じゃないと思うぞ。重要なテーマな気がする。
>>850 語弊があった
「〜『ゲド戦記』の読者はいるのに」
だなスマソ
本のテーマには含まれるよ
テナーの名前多い 読んでて混乱する
>>851 それはそれで贔屓の引き倒しな気がするなw
まあいいけど。
>>849 騒いでいる連中の殆どは原典を読みやしないだろ。
映画公開が終わればすぐに静かになるさ。もう少しの辛抱だぜ。
855 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/09(水) 19:43:53
なにが悲しいって、ベタ誉めしてるやからは内容に触れず ジブリだからありがたがれ 面白がらないヤツは心が腐ってる 的な物言いに終始していることだな。 信者って言い方いやだけど、ホンマに宗教がかってる。 むしろ狂信者に近い。
>>853 を読んでもわかるけど本来のゲド信者ってとても冷静で謙虚なんだよね。
それに比べてジブリ信者って頭おかしいよね。
ゲド信者の謙虚さを見習ってほしいよ。
>>858 原作信者ってこんな人ばっかなんですか?
原作ファンにしろジブリファンにしろ、自分が愛してやまないものがボロボロにされてたらつ い過剰に反論しちゃうのは自然な反応だと思う。自分もそう。今は公開されたばっかりだし、 きっともうしばらくごたごたしつつお互い自分の好きなとこを伝えていけたらいいなあ、と思 う。ここにいる人のほとんどは相手をけなしたいんじゃなくて自分の好きなものを守りたいと 思ってるだろうし。私はル=グウィンのEarthseaの世界を軸にして育ったようなもんだけど、 もともとジブリも好きなとこはすごく好きだよー。分けなくってもいいじゃんか?
862 :
858 :2006/08/09(水) 20:14:06
本気ですが?
ピヨピヨピヨピヨ。 ぴーちくぱーちく・・・・
865 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/09(水) 20:19:37
うるせーぞ、外道
866 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/09(水) 20:22:08
チンチン、シュッシュッ
公開終了までホネノヒト達がいっぱい来るね。 ところでカルガド人は金髪だっけ?肌は白いよね?
カルガドでも地域によって違うんでない? ゲドの少年時代にゴントに攻めてきた戦士たちは金髪だったよね (ゴントが変換されなかった。辞書に入れとこう)
>>867 肌:薄い褐色〜白
髪:黒〜金髪
目:黒っぽい色〜灰色、青
外伝より。
>>869 ありがd
セセラク嬢の髪が何色だったかどうしても思い出せない・・・・
本が手元になくて
>>870 あ、思い出せない。むしろ赤い円柱のイメージが(- - ;
原作を読んで驚いたことは竜が喋ったことです。 私は竜が話ができるなんてガマンなりません。 しかも、原作の世界ではそこまで強大な存在でもない。 とにかく、言いたいのは竜とはもっとリスペクトすべき存在だと思うのです。
>>870 円柱様は金髪じゃなかったかな。
彼女の容姿にはコテコテのハリウッド女優のイメージを持っているw
原作だと竜はオームみたいな存在かも。 で、ゲドが竜と交流できるナウシカ的存在。
オーム・エンバー脳内召喚しちゃったよww さすがに関係ないよなあ
ゲドを竜と交流させない時点で原作を思い切りゆがめてる。 オームとナウシカが交流しない風の谷のナウシカ=ごろーのゲド戦記
>>874 竜はオーム?え?当然じゃん。竜のオームのことだろ?
と一瞬思ってしまった…王蟲かw
878 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/09(水) 20:45:47
いいよもう映画は映画で。 ホネノヒト召喚しないでくれ 『竜と話せる』のが竜王ならアレンもテナーも竜王だね。 あれ?アイリアン周辺は竜王がいっぱい?www 実際は含まれないんだろうけどもw
ホネノヒトって何?
ここは映画と戦うスレなんでしょうー?
>>879 アズバーは竜王と呼んでやりたい
なんとなく
手懐けていたし
酷い自演を見た
>>872 私はもう、Earthseaシリーズで一番好きなのが竜の在りようだけど…。
色んな人の描く竜の中でもル=グウィンの竜(特に3巻4巻以降)が好きだし。
強大なのではなくて、悠大なんだと思う。
リスペクトかー…どんなとこに違和感ある?ちょっと聞いてみたいかも。
竜はイエボーが一番好きだな カレシンは誰彼となく世話を焼きすぎだ 娘に甘いし
>>879 竜王に関しては少し前に別スレで議論されていたけど、
(竜王の条件:対等に話せて、交渉できて、巧みに操られる
真の言葉に足をすくわれなくて、危害を加えられないという
自信があること)
それに加えて、やっぱり特定の竜だけじゃなくてどんな竜とも
対等に話せるっていうのが条件になりそうな気がする。
例えばイエボーみたいな対立する立場の竜とかね。
>>886 なるほど納得できた
「きさまの名にかけてだ、イエボー!」
ここすっげぇ痺れたぜー
イエボーってカレシンやアイリアンとはだいぶタイプが違いそうだよね。 ちょっと世俗的で、潔癖な感じのアイリアンとは折り合いが悪そうだなあ、とか想像ww 風に乗って、一緒に行ったのかな・・・
アイリアンは戻ってきますよ、アズバーが呼べば・・・ たぶん。
the art of ゲド戦記を読んだんだが… なんでこんなに面白そうだったのが、あんなのになっちゃったんだ? 共食いしてた竜がエンラッドに墜落したり、傷ついた竜をゲドが導いたり 罪人アレンはしっかり捕まってるし、盛り上がりそうなシーンは多いし 七賢人とかソプリとかのデザインも良く出来てるし。 映画として娯楽性を出しやすいから3巻にしたんじゃないのかなぁってかんじだ。
>>890 「ヒロイン」を捏造したくて4巻とくっつけたのが
悪かったんじゃないかと
鱸Pに「ヤ○ハの新人歌手をデビューさせたいから適当なヒロイン出せ」
といわれたんじゃないの>56
今日、ゲド戦記をようやくやっと見てきた。 感想は、「なんでこんなに叩かれるのか分からん」だった。 こんな自分は原作厨でもある。かれこれゲドを読み始めて25年は経つ。 以前からこの板でも時々書き込みをしている。 元々、ジブリのアニメ化で初っ端から落胆していたからかもしれない。 ジブリ、というかアニメが好きじゃないってのもあって(特に最近のジブリ) 例え駿が手掛けたとしても、あんな派手派手で飛んで跳ねて、派手な魔法を ぶちかますようなエンターテイメントにならなくって良かったと ちょっとホッとしてきたところだ。 もちろん不満は大量にある。なぜあそこをああしない、とか説明入れろよとか。 それでも映画としては☆3つはつけられる出来だと思ったよ。
☆5満点で☆3点のできってこと。
つのだ☆ひろ
>>892 それきいて、なんかちょっと警戒が解けた気がする。
原作者のコメントって監督日誌に載って以来ちょっと冷静に色々見られるようになってきたし。
映画は映画としてちゃんと見てみようかなあ、テレビで放映される時とか狙って…
たぶん、どっちにしてもしばらく映画どころじゃない忙しさで。。
(どうしてこんなところにいるんだよって声が自分の中から聞こえます…)
「あの」ジブリが「あの」ゲド戦記を映画化したのに、
比較的好意的な
>>892 ですら5点満点で3点しかつけられないレベルだったってことが、
こんなにも叩かれてる一因だと思う。100点満点なら60点だぞ。本当にいいのかそんな程度で。
最高級の店で最高級の素材を使って最高級のシェフの息子(…この時点でなんかヤバそうだが、まあおいといて)が
料理して出てきたもんがせいぜい「中エプ」くらいの出来だったら、そりゃ酷評されるだろうて。
どーも、「わかりにくい例えシリーズ」として流行らせたいようだな。
イメージボードはわくわくする出来なのにな。 映画本体はなぜあんな出来になったんだろう? やっぱり脚本?
>>892 映画叩きの連中が原作も叩くのが嫌で、
過剰防衛になっている面もあると思うのだが。
>>899 俺もイメージボードは割と楽しめた
生かしきれてないのが勿体ない
901 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/10(木) 08:39:21
だって、シュナにゲトの設定をはめこんだから めちゃくちゃな脚本かつ世界観もおかしくなるのは当たり前かと。
設定と絵とセリフと歌詞が借り物な
>>892 ☆3つには、他にはたとえばどんな映画があるのか
訊いていいかい
903 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/10(木) 10:08:31
デビルイヤーは地獄耳 と答えてもらいたい
テルーウイングは空を飛び テルーブレスは熱光線 ・・ゲド戦記じゃねえよOTL
テルーアイなら××× テルーアームは×××
このスレ見たカレシンが怒って飛んでくる、に3ペソ
竜はどうやって子供うむんだろうか。 竜同士も交尾するのだろうか。
ひょっとすると竜は全部メスかもしれない・・・と、ちょっと思う。
オーム・エンバーには少年っぽいイメージを持っている。 結構年食ってるけど
911 :
909 :2006/08/10(木) 17:09:07
>>910 うーん、自分もオーム・エンバーはそう感じる。
少なくとも日本語ではそんな雰囲気。
考えてみたらドラゴンがまさか爬虫類とかに分けられる生き物じゃなさそう
だし、オスメスなんて無いかも?
(´・ω・)つ雌雄同体
>>908 竜族の雄ってわりと子煩悩。
どっかの雌竜がふらりと立ち寄って産み捨てにした私生卵を大事に孵して育て、
「おれの息子たち」と呼んでたんだよね。
竜って存在はルグィンのなかでパーフェクトな存在として 描かれてるのかな それだとジェンダーフリー、セックスフリーの象徴に なってるかもしれないよね
>>914 同意。
でもカレシンはなぜか『パパ』なイメージ…
つ 肝っ玉母さん
娘に甘いパパ
>>917 娘の危機をかぎつけてやってくる、カールビンソンのお父さんのようだ。
今日映画見てきた 鈴木P、パヤオ、吾郎に死を 指輪がどんなに恵まれてたかよく分かった・・・
まったくル=グウィンお婆さんの健康を考えると 自作が解体されて、地べたにでたらめに並べた代物にされ それを2時間も黙って見ていなければならず (そのダメージは、FoxNewsを24時間見続けるのに匹敵?) しかも 文句を言おうにも、その言うべき相手が 「はじめてのおつかい」に出て(しかもそれにしくじって)びくびくしてる お さ な い こ ど も と来た日にゃ これはもう立派にツーホーものの老人虐待じゃない
>>921 そんなに心配なら
直接会って聞いて来たら?
あまり原作者の人格を貶める様な事は書かないで
ほしいなぁ
確かに勝手に怒ってるとかって決め付けたような言い方はよくないかも・・。 他人に加工していいよって言った時点で別物になるのはあたりまえだし、彼女 は視野の広い人だからつまんないことでは怒ったりはしない気がする。
どうせ原作から乖離したモノをつくるなら 「海洋の王子アレンの大冒険」みたいな作品にしてほしかったなぁ。 若きアレンがオームエンバーの身体から引き抜いた剣を手に 筏の民と一致団結して世界を滅びに導く魔人を倒すんだ。 ♪いけ〜はしれ〜アレン
>>926 まさにその通りのものだったのだが・・・
意図的にホルスをなぞってたでしょ
ただホルスとヒルダが逆転させてあるのは
ゲド戦記的な解釈だと思ったよ
アレンはバラバラ ってか。
>>925 さすが藤津だな
まあ、ジブリ批判でアニメ誌から干されても、ガンダム関連本で食っていけるだろうからな
頭が変なのはアレン 決まりましたね
>>925 なんて適切な評価なんだ。
すげえ笑った。
いまさらなんですけど、 ルパンカリオストロで、ルパンがクラリスに 「おじさんは世界の裏側からでもすぐ飛んでくるから」 ってくだりは、駿監督のバイブル(ゲド戦記)からの影響なんでしょうか
932は原作読んでからまたくるように
今、ブレイブ・ストーリー読んでるんだけど、ゴローにはこっちを撮ったほうがよっぽど良かったんじゃ ないかと思えた。 父殺しのシーンもあるし、影との融合(実は光、に近い感じで)もあるし。 RPGお手軽ファンタジーで、分かりやすい自己の再生で、一般受けしやすいから ゴローでも理解できるだろうし。 何もよく分かっていない原作を撮る必要なかったんではないかと。 めぐり合わせって言っちゃえばそれまでなんだけどね。
>>913-914 たしか、竜のなかでも最大級最古参の奴らは、性別すら謎、なんだっけ。
ほかの普通の竜はオスメスあるんだろうな。
竜は自分では性別わかってるけど人間が見て雌雄はわからんとか? それかゲセン人みたくその時に応じて雌雄どちらでもなれるとか…
>>936 念のため言っておくけど、ゲセン人も自分で雌雄を決定できるわけじゃないよ。
あと、竜だけど、「竜」という生き物の生態を守る「竜人」としてのオームエンバーであり
カレシンであり、と考えてもいいのでは
映画見ちゃったよ。 確かにあれはル・グィンさんの本じゃないね。 ま、それはそれとして・・・・・ 一番違和感があったのはアレンが登場するなり唐突に父王を殺しちゃったこと。 そもそもなんで殺したのかも全然わからんし。 それでいてクモとの戦いが終るとさっさと国に帰ると言うし。一応「償いのために」 とは言ったけど、だいたい父を殺した王子がそんなに簡単に国に帰れるのか? 帰ったら帰ったで当然、罪を問われるだろうにその覚悟があんまり感じられない。 なんか最近の日本の事件を思い出しちゃったよ。
ゴローちゃんには軍鶏を映画化して欲しい。 もしくはオメガトライブ。勿論ジブリ絵で
ヒントつ「愛しいタカよ。上手に飛んでいくのだぞ・・・。」
そもそもル=グウィンのメッセージなんてものも曖昧で 原作者が雑談の中で「もしゲドをアニメ化できるとしたら駿くらいだろう」と洩らしたのを 翻訳者がこれまた雑談程度でジブリサイドに伝えただけかもしれないし 翻訳者をメッセンジャー代わりにして正式に駿に「是非ゲドをアニメ化して下さい!」と オファーがあったとも取れる 現在の情報源は殆ど全てが鈴木経由の大本営発表なので真実は藪の中
ゲド公開日の日テレ特番では、清水さんは 「ル・グィンのところに行ったら、彼女がジブリアニメを見ていて とても気に入ったと話していた。日本に帰ったら宮崎氏にその話を 伝えましょうかと言ったら、ぜひお願いと言われた。 それで、ジブリにお話ししたら、映画化の話が舞い込んだ」 みたいなことを、インタビューで話していたよ。 え?鈴木が言ってたこととだいぶ話が違うな…と思った記憶がある。
つまり、当初流れたような 「以前ハヤヲが原作者にアニメ化を申し出たときは断られたのに ジブリがメジャーになったらこんどは原作者のほうからすり寄ってきた」 みたいな、原作者をダシにした成り上がりサクセスストーリーは 鈴木の情報操作、捏造である可能性が大ということだな。 ル=グウィンに会いに行ったときのハヤオのグダグダぶりもその裏付けになるな。
ttp://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2006/08/post_c048.html ↑自分の、「ジブリファンでもLe=Guinファンでもなかったとしても、
この映画はつまらなかったと思う」という感覚の理由を解明してくれました。
私小説とかが基本的に苦手だからなんだな・・・。
逆にそういうのが好きで、かつ「ジブリ」や「ゲド戦記」であることに
期待をしていない人なら面白いのかもしれないと思った。
友達に56ゲド戦記面白かったとか言われたら、
あたまおかしいのかと偏見の目で見てしまいそうと思っていたけど、
これからはただの好みの違いと思えそうです。
といっても今のところはおらんだが・・・。
>>943 そ、それはひどい捏造ですね。
本当だとしたら、さすがに作者も怒るんでないか。
知らずに終わる気もするけど。
つまり翻訳者が戦犯ということか
ルグィンのサイトにつながらないような・・・ うちだけ?
俺はゲドファン、友達はジブリファンで観に行ったけど どっちも不満だった。そういう映画。
どっちも正しいんじゃないか? 視点が違うだけで。 ル・グィンは現在発売中のMOEのインタビューではこう説明していた。 90年代にジブリからアニメ化の話が打診。 ↓ ル・グィンは(ディズニーに代表される)アニメ自体に偏見を持ってたのでいったん断る。 ↓ ジブリアニメを見て偏見を捨てる。 ↓ 気が変わったのでOKを出す。 つまり「最初は断ったけど、気が変わった」と言っている。 インタビューの前後の文章を読む限り、ル・グィンの意識の中ではあくまでも持ち込まれた話に許可を出したという考えの模様。 でも、ジブリ側の意識では いったん断った後に、それとは別に頼んできたと解釈しちゃった。 ということじゃないかね。 誰かが嘘をついてるってんじゃなくて。
どうも鈴木プロデューサーの日頃のやり口見てるとなぁ
>>951 >いったん断った後に、それとは別に頼んできたと解釈しちゃった。
いや、そう解釈するには飛躍が大きすぎるんじゃないか?
これが恣意的なウソでないとしたら、よくもまあこうも自分(ジブリ側)に
都合のよい曲解ができるものだと呆れるだけだが。
鈴木Pが自分に都合のいいように嘘をついた一票。 本人は嘘をつくという意識もないんだろうけどさ。
>>951 そもそも
> 気が変わったのでOKを出す。
の部分の
「OKを出す」のは、オファーがあったからだろう?
オファーがなかったら、そもそもOKを出すはずがない。
>>955 ル・グィン「あの時OKを出してもよかったかもしれませんね」
清水「じゃあその話伝えましょうか?」
ル・グィン「じゃ、そうしてくださる?」
清水「映画化してもかまわないといってましたよ」
ジブリ「向こうからの依頼キター」
みたいなことじゃないのか?清水氏のインタビューと合わせると。
最初のオファーがいちど断られたことはジブリの側も言っているので どっちもそんなに違いはない。
なんか夫婦で「あの人が口説いたのよ」「彼女から言い寄ったんだ」って やり合ってるみたいだが 映画が成功してたら、微笑ましい笑い話で済んだろうに…
>>957 品質の高さを見込まれて、仕事の依頼があった。
期待される品質よりも遙かに劣るものを納品した。
ということだよな。ありがとうございました。
>>956 その雑誌読んだけど、アニメを見てる最中か観終ってすぐの雑談みたいなんじゃないの?
あれ、どうもよくわからん。インタビューもある程度編集されてるだろうし…
ほんとに依頼なら正式に自分のエージェント通すだろうに、清水さんからはどんな感じで
伝わったんだろう…???
ようやく実写版見たよ。 ルグインの怒るのも尤もな改変が随所に見られたけど、 基本プロットは驚くほど1巻に近いのね。 もっと1・2巻ごっちゃでメチャクチャなのかと思ってた。 つか、ゴロー版見た後だから甘くなってるのかもしれないけど、 改変してる部分も、「TV番組」っていう「小説」とは別の価値観に基づいた変更なのが わかる分「仕方ないかな」と思える感じだった。 てか、少なくともゴローと違ってプロの仕事だったってのが大きいか。
別の価値観に基づいたものなら、それはもはや別の話になってしまうんでないの? It is not my book.
だから別の話なんだって。映画もオレとしてはそう思うことにする。 そう思えばそこそこ面白かった・・・かもな。
てか、思ってた以上にちゃんと「ゲド戦記」だったって印象。 特にゴロー版でごっそりカットされた渡航シーンがしっかり入ってるのが嬉しかった。 やっぱ多島海としてのビジュアルイメージは重要だ。
それどころか某アニ×では、一部干上がってますからな (それは、てて親の作品からのお下がりのイメージ)
>>961 ,964
つか、ル・グィンが一番嫌うのはエンターテイメント化された作品なんだよ。
だから、ずっと長い間アメリカでの実写を拒み続けた。
TVドラマ版を許可したのは、脚本が指輪物語の映画化を担当した人物だったから。
しかし出来上がった作品は、原作をなぞりこそすれ、活劇ヒーローと化したゲド戦記
だった。
もちろんアメリカ人大好きな恋愛要素もてんこ盛り。名前や人種の扱いもあって、女史は激怒。
一方のアニメ版ゲド戦記は、彼女が最も嫌うエンターテイメント化はそれほどしていないのが、
まだ許せた要因じゃないかと思う。
It is not my book. It is your film. It is a good film. それは、私の本ではありません。 それは、あなたのフィルムです。 それは、高性能フィルムです。w
やっぱり大事な作品は人に渡してはいけないと女史は思ったことだろう。
ゴメン、自分はまだアニメの方がマシだった。 TVドラマは正視に耐えられないよ…
971 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/14(月) 12:20:12
外伝以外読み終わった 自分は映画を先に見て、よくわからなかった所を補完しようと原作を読み始めたのだが、 読みすすめていくうちにアースシーの世界に夢中になり、 読み終えた時、原作ファンの悲しみがよくわかった 原作って言うのも恥ずかしいよ 映画の方が贋作なのに
ageてしまいました、すみません
つくづくル・グィンは映像化に運がないよな… もっとも、指輪もあの大作を作られるまで50年は要したから ゲドも50年後を期待した方が良いのかもしれない。
974 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/14(月) 13:19:58
ドラマは、ゲドを演じられる外見、年齢、技術の役者がアメリカで育ってないのが 問題だったんじゃないかって気がする。 アニメなら人種問題は解決できるはずだったのに、あれだもんなぁ
975 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/14(月) 13:59:57
>>974 人口2億5千万ほど、多人種でミックスが進んでるのにそれはないよ。
原作に愛情をもってて最後まで粘り強く制作できる製作者や監督がまだいないだけ。
>>971 もう手遅れだが、外伝は五巻より前に読むのがお勧めだ。
ハリウッドで最大公約数対象にした作品に出せるような、 いい混ざり具合の人がいないってことだろう。 そういうのは端役担当だし。 あと、やはりキリスト教的視点が邪魔だと思う>制作者側
ルグインのコメントHPに出たみたいだね www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html
SciFi版とほぼ同レベルでぶちきれてるっぽいね・・・。 ゴローの駄目さは疑う余地もないが、 ルグィンも最初の惨劇から何一つ学ばなかったんだな。
作品のダメさとハヤオの裏切りに怒りつつも 冷静によかった探しをしてくれるル=グウィン婆ちゃん萌え
>>978 説教じみてること、アレンの父殺しの説明不足、クモを殺すことによって問題解決にしたことを
批判しているね。
ああ・・・ ジブリ側のカントク日誌は知ってるんだね。 そこに書いてあったからここでもその時のことについて、と。 このコメントに対してレスポンスあるかな
>>979 パヤオが作ると思って任せたらド素人の息子が出てきたんだから、
詐欺にあったようなものだろ
ル・グィンを責めるのは酷だよ
文太の吹き替えは気に入ったようだ