1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/12(月) 23:27:56
1さん乙
乙はいいけどなんでマイ国家なんだ?
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/14(水) 02:45:39
>6
それかショート・ショートにこだわるなら
「ボンボンと悪夢」だな
>>5 素で聞いているのかね?
ボッコちゃん → ようこそ地球さん とくれば、
>>6-7のように考えるのが自然。
いや別にマイ国家でもいいんだけど。
メロンライスにガムライス
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/15(木) 02:07:43
「あなたはどちらが――」
みづほ「社民党はオムライス!」
>>8 あ、わかった。
新潮文庫の並びで考えると、ってことか。
昔の角川文庫(黄色い背表紙)とかは
若い人は知らないもんね。
寝る前に「1001」からランダムにSSを何篇かちびちび読むのが最近の楽しみ
13 :
1:2005/09/16(金) 07:59:30
>>11 そういうことだったんだ。
知らなかったよ、単純に本の題名をサブタイに付ければいいのかと思っていた。
ごめんね
>>8さん(´・ω・`)
5は自分ではないよ。
まあスレタイについてなんも議論なかったわけだし、いいんでないの
ピンクのゾウとダンスを踊ったことがある人はどれくらいいるのかしら。
マイ国家って2ちゃんらしくてなんかイイと思ったよ
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/18(日) 19:34:00
新潮社の星新一フェアってやってる?うちの出勤地の一番大きい書店
では新刊三つ意外無視されてる。
「SF作家おもろ放談」読み返したんだけど、
やっぱり星新一・筒井康隆・小松左京の三人が面白い。
その中でも特に星新一は書いてるものとのギャップがあって面白い。
有名な「象にセーラー服を着せて正常位でやりたい」発言とかめちゃくちゃ笑った。
>>18 昔古本屋で100円で手に入れたけど、買っといてよかった。
今じゃどこ見ても見つからない。
マイ国のマーク書いて。
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/24(土) 02:05:14
前スレが無事に埋まったのでageときます
日本人が増えすぎた人口を都市部に集中させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。
日本の各地の巨大な都市は地方出身者の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、
育て、そして死んでいった。西暦1968、都市部にある真井国三邸はマイ国を名乗り、
日本政府に独立戦争を挑んできた。
>>22 機動戦士ガンダムの冒頭のナレーションかよ
CV永井一郎
即死判定とか大丈夫なの?この板。
たたきの部分は緩衝地帯。
国際協力費と巻き上げた徴税員。
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/30(金) 22:58:29
星氏の伝記が出る噂が…
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/01(土) 23:11:08
手元にさあ、なんか同志社高校の生徒が星新一の本読んだ感想をまとめた本(なぜか書店に
売ってた)があるんだけど、題材にしたのがよりによって「未来いそっぷ」なんだよね。
アレ、正直一番ツマランと思うんだが……案の定、「ツマラン作家かと思ったら、他の本はすごく
面白かった」みたいな感想が幾つかあった。
未来いそっぷの評判が悪いのは2chだけ
ってイメージがあるのは自分だけかな。
新潮文庫の100選に選ばれた → 読んだ人が多い → ツマンネと感じた人も多い
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/03(月) 22:29:52
>>31 おそらくつまらなくて売れないから
100銭とかに選ばれるのだな
AVの棚の店長お勧めと同じ道理ですな
うちに百冊くらい星新一関連あるけど、確かに未来いそは他のより目おとりするかも
まあ最後期よりは全然ましですけどね
ネタバレ落ちちゃったね。
新刊二冊買った。
「火星航路」が好き。
そして「解放の時代」に完全にしてやられた。
未来いそっぷ好きな俺は2ちゃんでは少数派だったのか・・・
>>36 俺も未来いそっぷ好きだよ。
2ちゃんだと後期の作品はあまり評判よくないみたいだけどそれも好き。
誰もネタバレスレを立て直さないのかね。需要はあるはずだ!たぶん…
>>38 どこかで見たような文章だと思ったらこれだ。
「行ったんでしょうね。たぶん…」
何のエンディングかは書かない。
ここはネタバレ禁止だものね。
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/11(火) 06:34:18
未来いそっぷの思い出は、当時中坊だったオレは近所の公民館の図書室でかりて読んだこと。
梅雨時の雨の日に部活が休みだったから雨音をBGMに読んだっけ。
本の表紙の機械じかけの象の絵がお気に入りで、返却前にトレーシングペーパーでなぞって複製した。
その絵をファイルして何度もながめては楽しかったひとときを思い出したものだよ。
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/11(火) 06:43:07
俺もマイ国家作ったっけなぁ
二日で飽きたけど
昔、ウクレレ漫談の人が笑点で未来イソップを取り上げてネタにしてたの見たなぁ
最近のイソップ物語はなんとかいう出だしで
おや、と思って聞いてたら未来イソップだった
不在の日とか好きだけどなぁ
AAにまでなった名作「ある夜の物語」も未来いそっぷなんだよな。
>>45 あれは泣ける。
AAで見たらまた泣けた名作。
>>43 そういうのって、遺族とかに許可とってんのかねえ。
新刊のお子様向けの方、なかなか読み進まない。
そーいや俺も一番最初に読んだの未来いそっぷだったなぁ・・・
他にもエヌ氏の遊園地とかいろいろあったのになぜかそれが最初だった。
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/29(土) 02:37:38
星って実はフレデリック・ブラウンとかからいっぱいパクってるよね。
燃料のつもりかな。よくある話だ。くだらない。
ひょっとしたら、何か大発見でもしたつもりなのかもしれないよ。
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/29(土) 19:45:26
>>50-51 ほんとにいくつかあるよ(パクリか偶然の一致かはわからないけど)
宇宙人が地球人と思ってさらったのは実はサルだったとか
コンピューターに神のデーターを入力したら本当の神になってしまったとか
無人の星に遭難したけどその星が好きになって、地球から救助に来た人を撃ち殺してしまうとか
星さんが翻訳したフレデリック・ブラウンの本にも収められているから
読んでみるといいですよ
>無人の星に遭難したけどその星が好きになって、地球から救助に来た人を撃ち殺してしまう
「霧の星で(ようこそ地球さん)」は一応そういう話だが…プロットはだいぶ違うんじゃなかろうか。
あと2つがわからん。あったか?
>>53 神になった話はメール欄1
猿のヤツは確か初期の方であったような
実験動物で打ち上げられたにされた猿が>メール欄2
タイトルは思い出せん…
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/30(日) 11:37:47
☆☆☆ 恒例企画 ☆☆☆
【ちゃねらーは吉野家を救う(2ちゃんねる版・ホシヅルの日)】
吉野家。「大盛りねぎだくギョク」。2月22日(2chの日)に全国の『吉野家』
で繰り広げられたあの奇跡が、今度は2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一バ
ージョンで、「吉野家新メニュー」とともに降臨する。
【ルール】
@ 馴れ合い禁止。(一人で来る事)
A ☆☆ 吉野家新メニュー ☆☆ を頼むこと。
B 工藤伸一氏が敬愛する、星新一氏 or 阿刀田高氏の著作を持参すること。
(氏の愛読誌、「小説現代」 or 「群像」(いずれも講談社)でも可)
C 会場に指定時間厳守で現地集合。
【日 時】
平成17年(2005年)12月25日(日) 09:10 or 19:10 or 21:10
【会 場】
「吉野家 相模大野店」 神奈川県相模原市豊16−6
2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一氏ゆかりの吉野家。
駐車場がないので交通機関を利用すること。
(てめえの近くの吉野家でも可だよ、ばかやろう)
【交 通】
小田急線相模大野駅下車。北口商店街に出、伊勢丹百貨店前の県道を西に。
BOOK・OFF前、消防署前を経て、「南文化センター前」バス停近く。
【関連レポート(2chの日)】
http://www2.mnx.jp/carvancle/yoshigyu/
質問です。
薄い毛で悩んでいる男のところにセールスマンが。
「これは植物成分から作られた強力な育毛剤です」
男、もちろん購入。
髪が伸びてきたがなぜか緑。困っている彼のところにセールスマン。
「植物成分なので仕様です。この強力毛染めをお使いになりませんか」
男、もちろん購入。
髪の伸びる方向がマチマチで髪型が決まらず困っている彼以下同文
「植物成分なので仕様です。この強力整髪料をお使いになりませんか」
男、もちろん購入。
髪の伸びるのが早すぎて困っている彼以下同文
「植物成分なので仕様です。この散髪機械をお使いになりませんか」
男、もちろん購入。
しばらくして、彼がついに泣きを入れる。
「毎日髪を染めて整髪料で整えて、三日に一回は散髪だ。何もできない」
「脱毛しようにもぜんぜん効きやしない」
困っている彼のところにまたセールスマン。
「植物成分ですから。わが社が開発した、この強力脱毛剤はどうですか」
男、もちろん購入。
さらに数日後、彼のところにセールスマンが。
「もう用はないはずだが?」
「よろしければ、散髪機械を下取りして差し上げますが」
「君の会社はアフターサービスもバッチリだな」
何というタイトルだったでしょうか?
新潮文庫で読んだことは覚えているのですが…。
>>56 タイトルはメル欄
「妖精配給会社」に入ってる。
ここまで書かれてるのに、今更ネタバレ配慮してもムダかも知れんが。
ネタバレスレ、オチちゃったんだな……
>>56を読んで何人かがorzになってしまっているだろうな。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/04(金) 11:56:56
>>57 どうでもいいが妖精配給会社はおもしろかったな
オチは忘れたが。
俺も妖精ほしい
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/05(土) 21:05:53
あの皮を溶かすウイルスの話がおもしろかった
服と勘違いしてるやつ
それと尾のついた宇宙人が地球人殴りころすやつ
あの王様の
「名前は」
「ボッコちゃん」
「としは」
「まだ若いのよ」
「いくつなんだい」
「まだ若いのよ」
「なにが好きなんだい」
「なにが好きかしら」
「ジンフィーズ飲むかい」
「ジンフィーズ飲むわ」
「ぼくを好きかい」
「あなたが好きだわ」
「こんど映画へでも行こう」
「映画へでも行きましょうか」
「来週の日曜,空いてる?」
「日曜,空いてるわ。」
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「星がきれいだね。」
「星がきれいだわ。」
「こうしていると,幸せだよ。」
「こうしていると,幸せだわ。」
「……。」
「……。」
「君が好きだ。」
「あなたが好きよ。」
「君を離さないよ。」
「あなたを離さないわ。」
「今,帰ったよ。」
「今,帰ったのね。」
「今日もきれいだね。」
「今日もきれいでしょ。」
「愛してるよ。」
「愛してるわ。」
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「ぼくが,悪かった。」
「私が,悪かったわ。」
「いや,悪いのはぼくだ。」
「いいえ,悪いのはわたしよ。」
「愛してるよ。」
「愛してるわ。」
「いい天気だねえ。」
「いい天気だわ。」
「どっこいしょ。」
「どっこいしょ。」
「お茶に,しようか。」
「お茶に,しましょうか。」
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「先に,逝くよ。」
「先に,逝くの。」
「向こうで,待ってるよ。」
「向こうで,待ってるのね。」
「お前といて,幸せだったよ。」
「あなたといて,幸せだったわ。」
「ありがとう。」
「ありがとう…ほんとうに。」
65 :
:2005/11/07(月) 16:11:39
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/12(土) 14:07:33
☆彡
ぐっじょぶ!
一応原作があるってことになるんじゃないのか
>>69 そのスレももうネタ尽きてるから…
これいいな、と思ったちょうどいい長さの短編は大抵AA化されてる。
そんなに言うなら筒井とかAA化が極端に難しい作品でも作成して投下してみろ。
神に成れるぞ。
質問なんだけど、星新一は長編ミステリ(推理小説とか、スリラー)は
書いてないのでしょうか?
もしあったら、読んでみたいのですが。
連作短編集みたいな形だけど、「声の網」は
一応ミステリっぽいジャンルに入れてもいいかもね。
SF寄りではあるけど。
(パソ通とかが発達する以前に、通信網を利用した犯罪や
事件などの話を書いたということで、その先見性も凄いと
言われているし)
「夢魔の標的」はスリラーといえなくもないような気もする。
どっちかというとホラーなのかな。
声の網は、以前読みました。
電話のネットワークが意思を持つ……みたいな感じでしたっけ?
SFとミステリの融合って馬鹿馬鹿しくなりがちだけど、これは面白く読めましたよ。
夢魔の標的は未読なので、買ってきます。
即レスどうもでした。
声の網を現代風にリメイクしたらそのまま「攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL」みたいになりそう
白い服の男はやべー
夢魔の標的、見に行ったけどなかったな。
待っていると出てくると思うけど。残念。
>>79 あれは昔読んだ時はつまらなかったけど、最近大人になってから読み返したらキタ、
こんな話を考え付く星新一って凄え、と心底思ったよ。
ところでこの話、どっかの国で実写化されたらしいけど、なんとか見れんものかな・・・
>>81 1974年西ドイツ
日本では放送されたことは全くないようですね
年代が古いだけにあちらでビデオなどで出ている可能性も低いかと
ああ、西ドイツか…なんとなく納得。
あの話は、向こうの方の人にはより切実に「クる」
話だろうしねえ(別に日本では絵空事というわけでは
ないけど)。
おお、星新一スレか。消防のころ死ぬほど読んだよ。
難解な文学ではないとはいえ、活字アレルギーもなく少年期を
過ごせたのはこの人のおかげだ。それだけに訃報を知って大ショックだったけどな。
んで最近「天国からの道」ってのを見つけて思わず買ったんだけど
なんだか面白くない・・・。しかも「未収録作品」を謳ってるんだけど
一番最初の天使が競争する話って似たような筋の話が別の短編集で
既出なような・・・。
筆者本人が「これは出来がよくない」と判断して未収録にしたり
習作レベルで留めておいたものをほじくりだして短編にしたような感じ。
まぁ出来については批評をする気ないから置いとくが、
天使が競争する話はオチが変わってるよね。
むしろ天国からの道に載ってるやつの方が毒があって好きだ。
どうでもいいことだけど、コウノトリって航空力学的には赤ちゃんを運べないらしいね。
この前テレビで言ってた。
そりゃあ鳥って空飛ぶためにかなり軽量化されてるからな
コウノトリが運べないならキャベツの中に押し込んどけばいいのに・・・
あるいは桃の実の中に押し込んで川へ投げ込むとか。
馬鹿かおまえら、ちゃんと中に空洞のある竹を使えよ!
星さん竹取物語翻訳してるから、スレ違いじゃないよね?
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/25(金) 20:01:10
赤ちゃんならエストレラ博士に作ってもらえばいいだろ。
耳はいじるなよ。
エストレラって(星さん的に)かなり珍しい名前だな
昔、子供の頃、時計のメーカーってよく知らないから、
オメガ、モバード、ウォルサムっていう登場人物が出てくるなんて珍しいな、
と思って読んだショートショートがある。
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/26(土) 18:21:31
星新一いいですねぇ。
自分は高2なんですが、論文で『星新一論』書きます。
後シリアス系で『ようこそ地球さん』内の「処刑」が印象的バトラアみたいなルール的要素もある緊迫感がすごい。
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/26(土) 18:22:42
星新一いいですねぇ。
自分は高2なんですが、論文で『星新一論』書きます。
後シリアス系で『ようこそ地球さん』内の「処刑」が印象的バトロアみたいなルール的要素もある緊迫感がすごい。
>>91-92 エストレラってポルトガルにある山脈の名前。エストレラ山脈。
で、エストレラはポルトガル語で、日本語に訳すと「星」を意味する。
つまり、星博士、という意味だから、ちっとも珍しいわけじゃないのよ。
このスレ読んでいるといろいろためになるよね〜って私が書いてどうするw
あー女の人だー
>>95 >バトロアみたいな
いいですねぇ、と言っておきながら台無しにするなよw
>>96 92が言っているのは星新一としては違和感感じるってことだろ
中期以降はエヌ氏とか無機質な名前、世界観が多いのに
最初期は割と泥臭いというか匂いがある
たまに三郎とか名前でてくるとがっくりする
江戸時代をテーマにした話ならともかく、基本的には無国籍風味だからね・・・。
いかにも日本人くさい名前が出てくると違和感あるな。
真井国三とかな。
医者の福原さんとかな。
最初期は最初期である種匂いがするが
中期に慣れると最後期も民話風の作風に違和感
しばらくするとその世界も萌え〜なんでつけど(´ω`*)
最初期の作品の「救世主」が好き、なんかダジャレ使ったりして、
まだ若かった作者がノリノリで書いちゃったって感じ。
ああいう作風は中期以降はなくなったけど、なんとなく惜しい気がする。
「小さな十字架」好きな人いますか。
あれ読むとじーんとくる。星さんとしては相当異色だけど。
>>106 あとがきは読まれましたか?かいつまんでここに紹介すると、
「小さな十字架」が収録されている「ようこそ地球さん」に「セキストラ」という
ショートショートがありますが、その作品が商業誌に載った最初であり、
なおかつ、星先生が作家となるきっかけとなった作品なのだそうです。
そして、「小さな十字架」はそれよりもさらに早い時期に作った物語だそうで、
いわば、星先生がまだしろうとだった時の作品なのだそうですよ。
そのためその作品だけどこか感じが違うのだと、本人も解説しています。
一人きりの夜にふさわしい作品がとても多いような気がする。
いや別にどんな時に読んだっていいんだが、
音楽もないシンとした夜に1読むと格別なんだ。
特に、クリスマスイブの夜なんかに。
>>108 >特に、クリスマスイブの夜なんかに。
(つД`)
元恋人を殺そうと思ってんだけど、
巨大宇宙船が来て都市とか破壊しまくって
どうでもよくなるやつわらた。
宇宙飛行士の青年が事故で無人の惑星に
不時着して空想の女の子と話してるんだけど
救助隊が来てみたら青年は失明してて・・・
ってなんて話だっけ?
切なげな雰囲気がタマラン
>>111 あー、なんだっけかなそれ。
「悪魔のいる天国」か「かぼちゃの馬車」に収録されてたと思うけど。
>>111 「帰郷」だね(悪魔のいる天国に収録)
女性の幻を宇宙に浮かべて星のイヤリングを付けるシーンが好きだ
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/03(土) 07:12:54
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショートコンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
115 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/04(日) 16:10:24
『セキストラ』の主人公の名前が、改版にあたって替わったのは何故だろう?
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/04(日) 16:20:17
やってきた宇宙船を次々はがしていく話が好き。
最初は火で、次は冷機で…みたいに、はがすたびに
高度な機械を使用していって最終的には…ってやつ。
その星の文明度をはかる装置を送られたという。話もオチも好きだし、
途中ぜゼリー状のものが出て来て、それをこそげ落とすって描写が
「おいしそうだなあ」と思っていたw
>>116 おお、自分と同じ人を発見。
私はその時、わざわざ冷蔵庫にあったイチゴゼリーを持ってきて、
それを食べながら読んだりしたよ。
俺はあのゼリーは勝手にオレンジゼリーを想像していた。
人によってはイチゴゼリーにもなるのか・・・
>>119 「ピンク色をしたゼリー状の物質」という説明があるからね。
じゃピンクグレープフルーツをゼリーにすると一番近いかな。
味はともかく見た目なら…。
できそこない博物館おもろい
私は妄想銀行収録の「鍵」という作品がとても好きです
ああ、あのチ○コとマ○コの話だね。
千賀子と真紀子?
何かを間違えてタチコマと読んじゃった。
私は鍵を鍵穴に入れる行為で妄想するのがとても好きです
まあ昔話での鍵穴の話は不貞の暗示らしいし
秋田書店発行の「コミック☆星新一」って
今のところ「午後の恐竜」と「空への門」
の二冊ですけど
さらに続刊の予定はあるのでしょうか?
ぎゃふん
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/14(水) 07:55:47
阿刀田先生の家系には本当にナポレオンの研究者がいるらしい。
東北大学の先生だったらしい。
先生が知ったのは、作品集「ナポレオン狂」で直木賞を受賞した、ずっと後の事。
実際のモデルは、ゲーテ研究家で、その話は「夜の旅人」に記されている。
星先生の家系に、「舞姫」の作者、森欧外がいるのは有名。
余談だけど、星先生の家は売りに出され、現在は、欧外のライバル、元祖引き籠もりの、「坊っちゃん」作者の孫が住んでいる。
耳目の家系には芥川賞作家がいるらしい。
どこかの掲示板で自慢してるのを見た。
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/15(木) 07:38:39
東京・ニッポン放送のオールナイト・ニッポン。
笑福亭鶴光師匠が、
「小話その一・・・・」
などとやって中学生女子の胸をドキドキさせていた時代とは大きく変わって、今聴くと、神奈川県・箱根彫刻の森美術館の副館長だったという亡霊みたいなパーソナリティが、ボソボソとお話していました。
随分と枯れた味わいで、NHK第一放送のラジオ深夜便と何ら変わらない。
あるいは、そのノウハウ取り入れたのかもしれぬ。
ジャズを延々20分間流す事なんかもあるそうです。
鶴光時代のオールナイトを、星先生が愛聴していた事は有名。
命短したすきに長し
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/15(木) 23:24:38
星先生は、現在の「吉野家」みたいな、罪のない、茶目っ気たっぷりな悪戯が大好きだったみたい。
先生が「ホシ計画」作家の面倒を見ていた頃、今の「電車男」オープニングみたいな「ナンチャッテおじさん」なる人物が現れた。
先生は「おじさん」がお気に入りで、情報が多数寄せられていたオールナイトを愛聴していたわけ。
詳しい話は「きまぐれ読書メモ」を読む事。
「おじさん」については「山藤章二のブラックアングル」(新潮文庫)にも出てる。
群馬県の自民推薦女性選挙立候補者が「ナンチャッテ」の愛称なのは、これが語源。
雪が降る季節になるとあのショートショートを思い出す。
雪の積もった風景に喜ぶ夫婦、しかし雪が解けるとあたりの風景は…ってやつ。
>>136 星さんのブラックジョークで覚えてるのが
「日本にもう一回原爆をおとせ」と言った人に対して
「広島に落としてこんどこそペンペン草も生えないようにしよう」といいかえしたら
相手が真っ青になったって話だな
原子力発電所に行って
「まず原子というものを見せてくれ」って言ったエピソードが面白かった。
出雲大社行って「神は幾千ありとても、すべて烏合の衆なるぞ」とかも。
今すごいこと思いついたんだけど東京の地下で原爆を爆発させて
疑似地震を作るんだよ、それで姉歯ビルがどうなるか実験
>>141 『きまぐれ暦』の「東京に原爆を!」だねw
143 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/20(火) 09:52:24
ハラコ ツトム
原子力
かわいいよなはかわゆいのぱくり
タモリの目の前で自分のすね毛をライターで焼いたって話はホントなのか!?
未来のきらびやかな世界で突然エネルギーの供給が止まって、
人間はみんな凍えながら死んじゃうんだけどペットのチンパンジーが
主権を握って火を熾そうとする話が良い。悲劇とも明るい話とも言えない
静かで不思議な話だった。
おまえら今日サンタが来て、なんでも願いを叶えてあげると言われたらどうするよ?
辞退する勇気とやさしさがあるかい?
僕にはとても出来ない、でもそんな人間のところにサンタは来ないから悩む必要なし。
そんなこといってると来ちゃいますよ
むしろ送っちゃいますよ
>>146 あれ・・・そのSSのタイトルなんだったっけ?
どわすれした。
「解放の時代」読んで吹いたw
あと奇想天外の新人賞座談会読んだら、予想以上に新井素子を推してたので驚いた。
筒井康隆が
「この人が、四十、五十のオバハンになってまだこんな文章を書いてたらどうする?気味ワルイですよ」
って言ってたのにも笑った。
>>150 凄いな、筒井。
さすがに多少大人になったとはいえ、あの人の文体はほとんど
変わってないからなー。
今日ブックオフ行ったら
「声の網」が200円であったので即買
ずっと手に入らなく、一時はオークで落とそうかと思ってたくらいだ
今なら大掃除とかで結構掘り出し物あるかもしれんぞ
155 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 01:11:39
そんなことより、今日は星先生の命日ですよ。
一般書籍板でもしたけど、こちらでも
黙祷
ううう・・・星先生が亡くなったことすら知らなかった。
黙祷をささげます。
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 19:29:26
今日は寝る前に、星先生の文庫本を読んで、眠りに就くとしようかな。
星先生の作品に抱かれて、いつのまにか寝てしまうのも、乙な気がする。
「ありふれた手法」が本当にありふれた手法だったのが残念だったんですが、
発表当時は斬新なネタだったんでしょうか
(流れぶった斬ってすみません。
星先生の命日という事をこのスレで知り、文庫一冊買って来ました。
黙祷)
全然斬新じゃない、内容も下の中くらいの出来
というよりくくりとしては未来いそっぷあたりの一編にしたほうがよかったな
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/31(土) 13:06:50
今から帰郷するのだが
長旅になるので、電車に合う星先生の作品読もうと思う
まぁ旅っぽい作品でもいいけど
どんなのがあるだろう
君が実家に着くまでに回答レスが付けばいいね
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/31(土) 13:37:19
あけおめです。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 今年もまたご一緒に |
| 九億四千万キロメートルの |
| 宇宙旅行をいたしましょう。 |
| これは地球が太陽の周りを .|
| 一周する距離です。 .|
| 速度は秒速二十九・七キロメートル。 |
| マッハ九十三。安全です。 |
| 他の乗客がごたごたを起こさないよう .|
| 祈りましょう。 |
| 星 新一 .|
| ╋┓┏┓━┳━ |
| ┃┃┗┛ ┃ |
| ┏━┓ ┃ |
| ┣━┫┃ ┣━ |
| ┣━┫┃ ┃ |
| ┗━┛┃ ┃ |
| ┛┗ ┻━━━ |
|___________________|
!damaをミスった。恥。
いまはこわくて不用意にサイトにアクセスできない。
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/06(金) 12:07:09
あえてage
この速さなら言える
ねむりうさぎのカメ(´・ω・) カワイソス
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/16(月) 14:36:54
保守新一
実家に帰ったら、小学校の頃から買い集めてコンプリートした
星新一の小説が全部捨てられてた・・・。オカンウラム。
銀色に輝く船体を思い返しながら泣いていい?
>>172は、気のせいかな、と思った。そして、もとの姿勢にもどった時、声のした方角から、
星新一全巻が彼をかすめて落ちていった。
174 :
172:2006/01/16(月) 18:32:08
>>173 ありがとう・・・それ確か「おーいでてこーい」ですね。でも私女・・・。
>>172は洞穴を出て、たき火にあたっている酋長のところへ行って言った。
「私、ホシというものをさがすために、旅に出たい。いけないか」
「なんじゃ、そのホシとは」
「私がむかし、集めたものだ。すばらしいものだ」
「お前、変わり者だからな。だが、行きたいのなら、行くがよい」
「うん、私、行ってくる。もしホシが手に入ったら、みんな、もっといい暮らしができるようになるだろう」
「どうやらこのヤマのホシは裏に巨大な組織がついてるらしい」
今172ネタでも作ろうかと凶夢など30見てたら
最初の一文が男の職業年齢もしくは舞台説明ばかりだった。
30の男が多かった。
凶夢など30の「ウエスタン・ゲーム」って、オチが二重になってるけど、
あれは二通り考えたオチをどちらもボツにするに忍びなく、
結局両方使うことにした・・・ような気がする。
何にせよ贅沢な話じゃて。
話しの流れを切ってごめん。1001を購入した者です。
最初は買って嬉しかったけど、挿絵はなく気軽に持ち運べないし
寝ながら読むのも重くてツラくなってきました。
そこで、これは永久保存版として取り置き
新たに星新一の本を集めようと思っています。
前置きが長くてすみません。
ショートショートセレクションって買いですか?
15巻まで出ているみたいですが、
以降続刊の予定はあるのでしょうか?
もし買ってみて、自分の好きな話しが載っていなかったらイヤだなあ。
とか、いろいろ考えています。
私的にはすべての話しをいれて2〜3冊を1冊にまとめて
文庫本で、かつあのイラスト付きで
全集みたいに刊行されないかなあ。と願っています。
ちなみにいちばん好きな話しは
処刑です。
181 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/21(土) 23:10:43
どうも処刑が好評みたいだけど
宇宙の男たちとかある夜の物語とか優しい話もいいよ。
この人の作かどうかも分からないのだけど、夢を食べてくれる動物がいて、
それがそのうち、現実世界のイヤな人間を本当に消してしまう、って話、
ありませんでしたっけ?
もしタイトルご存じの方いらっしゃったら、教えてください。
「お地蔵さまのくれたクマ」
収録は「宇宙のあいさつ」だっけ?違ってたら訂正よろ
184 :
183:2006/01/22(日) 14:11:36
↑ごめん収録は「悪魔のいる天国」でした
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/22(日) 15:58:45
ネタバレヤメテホシイ・・・(つд`;)
ボッコちゃんとか、悪魔のいる天国あたりの本の装丁が
すごく好き。収録されてる話の中身もあいまって。
なんかこう暗闇の中にぼんやりと間接照明のあかりが当たってる
感じの明度というか暗度というか、マターリしてるような
水の中に落とした墨汁がゆっくり沈んでくような雰囲気というか
何言ってるか自分でもわからんのだが。真鍋さんの絵が最高に好き
クールでドライな☆先生の文とピターリ
中学校一年の時からずっとファン。
真鍋博のプラネタリウム欲しいけど売ってねー
190 :
182:2006/01/22(日) 21:51:55
192 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/22(日) 22:18:42
>>191 20年くらい前に出て、今は絶版。古本屋探せ。
>>192 ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
復刊ドットコムしてこようっと
いつかボッコちゃん出来るかなー
客も恋するクールな美人アンドロイド。
彼女と話すに必要なのはデリカシー
通いつめたいな。
>>194には「出入りする客」の美人ロボットを進呈。
ライブドア騒動を見て人民は弱し官吏は強しを思い出した。
この件に関しては知識が乏しいので、ここまで叩かれるに相応な事かどうかは分かりかねるが。
法律のグレイゾーンというのは官吏が賄賂をせしめるためにあるのだ。
そうでもなけりゃ、穴のある事が予め分かっていた法律を
放置してあるはずがない。
賄賂を払わずにグレイゾーンに土足で踏み込んだやつはこうだ(ぷちっ)
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/26(木) 13:17:44
>>196 私もそう思った。
違うところは、星一氏はあまり乗り気ではなかったのに、
政界の派閥争いに巻き込まれて会社を傾けてしまったのに対し、
堀江氏は自ら好きこのんで政界に乗り込んで転落してしまった、というあたりかな。
いずれにしても、一経済人が官に立ち向かうとろくな結果にならない、というのは、
昔も今も変わってないという事か。悲しい事だけど。
199 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/26(木) 21:11:35
>194
もう愛地球博でできてるじゃん。受け答えだけできるロボ
ところで板尾の嫁ってロボットっぽくね?
「モチロンソウヨ」
「その発想はなかったわ」
>196
>この件に関しては知識が乏しいので、ここまで叩かれるに相応な事かどうかは分かりかねるが。
世間のたたきかたはともかく、粉飾決算とか風説の流布で捕まった人は
大勢いるし、珍しくないというより、むしろありふれた話のような。
星一氏みたいに、政権側の政敵の資金源とみられて…というわけでもな
いし。
>>202 >粉飾決算とか風説の流布で捕まった人は大勢いるし、珍しくないというより、むしろありふれた話
これに関しては異論ないが、
>>196が云わんとしている事はその先にあると思います。
今回のホリエモン騒動は、「堀江をそのままにしておくと、今にマスコミ系や通信系企業の利権を
侵される恐れがあるから、何か不祥事を見つけて社会的に抹殺してしまおう」と考え、
経済界と政界が共謀した、と見る向きもあるのです。
同じように、星一氏の場合も、「星をそのままにしておくと、政敵が有利になり、我々の利権が侵されるので、
何か小さな不祥事でも見つけて、社会的に失脚させてしまおう」と考えた対立派の陰謀でした。
これ以上書くのはスレ違いになるので避けますけど。
既に十分スレ違いだから安心しろ
┐(´ー`)┌
さあさあ、きまぐれでごまかしにきましたよ
うーん、喜んでごまかされちゃう。
ごまかすんだったらいいわけ幸兵衛を連れてくるのがいちばんだな。
ホリえもんがいいわけ幸兵衛だと思うな。
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/31(火) 15:42:56
大人がよんでも満足できる短編集ってありますか??????
背表紙に星新一って書いてあるやつ
>>210 おまえは大人か?本当にそう言い切れるか?
まずはそこから
大人の方が作品に応じて見方を変えられる分、
楽しめるものが多いと思うんだ。
B級ファンが多いこととか考えると。
ファンにA級もB級もねえ。
あるのは
215 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/31(火) 21:49:25
熱いこの思いだけ
うまいね
俺の星シリーズが一冊本棚から消えうせてた。
部屋をひっくり返すようにして探したけど、結局見つからず。
でも見つかった。普段は絶対に見ないトイレの上のほうにある棚から・・・。
問い詰めると、どうやら息子がンコの最中に読むために持っていったらしい。
「勝手に持って行っちゃイカン」と叱るも、いままで漫画しか読まなかった息子が
少しでも活字にふれてくれたと嬉しかったりもする。
もっと他のも貸してやりたいが、トイレはないだろ、トイレは・・・・。
いやあ、尻をふくのは新潮文庫に限るねぇやっぱり
星先生はアイデアをひねり出すために、
トイレに8時間も入っていたという話もあるくらいだから、
トイレでその本を読むのもまたアリではないかと・・・
夜トイレ入ってる時に、壁から手が出てくる話を読んじゃったら嫌だろうな。
>>217 それが「ノックの音が」だったらできすぎなんだが。
俺は便意を催したら急いでトイレで読む本探して走り回るぞ
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/04(土) 23:51:48
ホリエモンが留置されている東京拘置所って、実は、さまざまな世界の、トップレベルの才能の持ち主ばかりが留置されている場所でもあるのですよね。
顔ぶれについては週刊誌記事を見て頂くとして、私は、あそこで、星新一先生のショートショート「美味の秘密」みたいな事が行われているのではないかと睨んでいる。
ところで、星新一の作品って国語の入試問題に使われたりしてるのかな?
星新一の作品なら確実に点が取れるかもしれないw
>>224 【問題】
下記の文は星新一作「処刑」からの抜粋です。
「彼は目の前が不意に輝きでみちたように思った。」
この文の意味を50字以内で説明しなさい。
はい先生。
「クリリンが太陽k(ry
>>224 俺は星新一読んでから国語の成績格段に上がったけどな。
文章がシンプルだし、作品内でこの文が伏線になっているといった構造的な考え方ができるようになった
別に本読んでなかったとかじゃなく、太宰とか読んでたけど、それより上がった
中学入試には何回か使われているらしい。
普通に教科書にも載ってたりするしね。
わかり易過ぎて大学入試には向かなそう。
「くさび」とかなら一つに解釈できないが、そういうのは逆に試験問題にはできない
高校のころに読んでもオチがわからなかったものがけっこうあった。
そんでちょっと前にそれを読んでも結局わからなかった。
空白の10年だった。
232 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/06(月) 17:30:45
>>224 10年位前の公立高校入試で出た。
「ゲジゲジ野郎」のヤツ。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/07(火) 13:46:45
勝手に持って行っちゃ勝手に持って行っちゃイカンイカン
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/10(金) 18:55:57
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
コピペ荒らし。スルー汁。
最近出た新装版の表紙めちゃ可愛い
なぜ上のほうで「未来いそっぷ」がよく話題に出てるんだ。
なにか特別な理由でもあるの?
新潮文庫の100選に入っているので知名度が高い
新潮文庫が一番好き。
黄緑の背表紙に反応してしまう・・
なんとなく田辺聖子に親近感を覚えたもんだ…
田辺聖子の顔はちょっと・・・耐えられない
244 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/17(金) 18:58:23
マイ国家の「友情の杯」が永遠の謎
毒あり・毒なし・毒以外の物混入のどれなんだろうか・・・
個人的には毒以外だと思ってますが 惚れ薬とか
どんな話だったっけ?
さわりだけでも教えてちょ。
ネタバレになっちゃまずいから、メール欄。
これでわかるかな。
わからない・・・読んだ覚えはあるんだけどすぐオチ忘れるほうなんで・・
マイ国家さがしてみる。
看護婦が老人の過去話に付き合う話だよね。
オチをぼかしてある話を
オチをぼかしてある話として楽しめる人でないと
(ミステリーじみた作品を読むのは)難しい。
これで思い出すだろう。
主人公が若い頃、友人でありライバルでもある同僚社員と競って、
結局主人公が社長の娘だかをゲットする。
そこで敗れた友人が結婚祝いに酒を持ってくる。
主人公は毒が入っているかも知れないと思い、手を付けない。
するとそれ以来、友人は人が変わったように尽くしてくれるようになった。
それは一体なぜか?
毒入りの酒を証拠として握られているからか?
あるいは、本当に全てを水に流し、彼のために尽力した、崇高な人格者だったのか?
今手元に本がないけど、確かこんな感じ。
この程度だったら、ネタバレにならないギリギリってところかな。
なるほど。
んでそれを最後に飲むところで話終了ってなるのかな。
死ぬ間際にってのが、読後にしこりを残さないね。
主人公は天国で友人と話すタネに困りそうにないな。
マイ国家って挿絵がいつもと違う(新潮)ので、
なんかテイストの違う作品集のような感じで読んでたもんだ
俺は「妙に泡立った黄色い液体」に一票。
妄想伝染患者の血液かもしれん。
>>244 一生懸命働く人を見ると昇進昇級させずにいられなくなる薬が入っていた、
とかいうのだと、変な薬を登場させる星先生っぽいオチになりそうな気がするけど、
ちょっとくどいな。
>>257 昇進させたくなる薬ってまるで星新一だな
てんでリアリティねえよ、ちゃんちゃらおかしいよ
だがそれがいい
オチが書いてないんならリドルストーリーだよな
英語を使わないでくださいっ
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/27(月) 17:37:47
>>262 音楽にビビッてしまったじゃないか。どうしてくれる。
>>263に同じく。
びっくりして思わずPCのコンセントごと抜いてしまった。
故障しなくて良かった良かった。
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/28(火) 21:55:05
この旅行記、星先生からの視点のものは、「気まぐれ読書メモ」に収められているよね。
「ショートショートの広場」で選ばれたお弟子さんたち、こういった証言をもっと残してくれるといいのにね。
ショートショートの広場で思い出したけど
もうあれの続刊ってないの?選者の星さんが亡くなられたから仕方ないのかな。
あの中から誰かSSの作家になれてたらいいな〜。
267 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/03(金) 01:10:11
大人向けの短編集ってある?
何冊か買おうと思ってるんだけど
>>266 5,6年くらい前に日テレでやってたショートショートを3本くらい放送するアニメの中で
その本からまったく同じストーリーの奴があったな。
あまりそれ見てなかったけど、星先生のやつもあったかもしれん。
著作権うんぬんより、星先生のやつならちょっと見てみたくはある。
>>268 あれはさすがに、エンドクレジットで原作の表記が
あったと思った…。
確か「殺し屋ですのよ」はやったんじゃなかったかな。
絵がかなりアレだったんで、ほとんど見なかったけど。
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/03(金) 04:17:30
age
>>269 あったと思った…けど無かった、ってこと?
絵はなんかとっつきにくいというか、確かにひどかったなぁ。
星先生のもエンドロールでちゃんと名前でたのかな・・・。
殺し屋ですのよは確か世にも奇妙な物語にもなかったっけ。
ところで小学校の教科書におみやげが載ってたのは既出?
ガイシュツに決まってる
そうか、既出か。
思えばアレがショートショートとの出会いか……
274みたいなのを見ると春が来たんだなという実感がわきますね
278 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/03(金) 15:42:32
「マイ国家」 これを映画化して欲しい。
地方自治体の村長とか、企業城下町の大企業社長とかがこれをやりだす。
もともとワンマンだった人物の暴走が回りを巻き込んでいく。
イエスマンで周りを固めた権力者の暴走は、どんどんエスカレートしていく。
周りで笑ってみていた者たちの中から、まねをするものが出てくる。
同調者が出始めると奇人変人から、時の人としてもてはやされる。
同調者の中には自衛官や革命家、政治家が権力争いに利用しようと集まってくる。
現代のヒトラーやテロリストとして破滅へ向かう悲劇的結末で終わるが、
その様子をニュースで見た人間が、「俺はもっとうまくやる。」といってテレビのスイッチを切るところで終わる。
>>278 くだらん
映画とかで勝手に話を弄って貰いたくない
大体、ショート・ショートを2時間かけてチンタラやられたら堪らん
>>278 前スレでヤフーのアニメがどう評価されたか思い出せ。
それでもやるってんなら止めないがな。
>>278 映画かどころか、実際オーストラリアでそう主張した人がいてニュースになったな。
>>278 実力のある監督と脚本家が組めば、面白いかもね。
重要なのは、原作ファンの意見より、原作の本質。
283 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/04(土) 00:16:28
「友情の杯」が教科書に載ってたのも概出かなw
週刊ストーリーランドでやってたのは、一人だけ生き残った人間が宇宙人と交信して宇宙人が地球に来ることになるんだけど…って話。
題名忘れ。
もちのろん
俺が見たのは、面接試験に急ぐ青年が会社に着くまでにいろんなアクシデントがあって、実はそのアクシデントそのものが、そしてさらに・・って話。
星さんのと違ったかなぁ。題名忘れ。
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/04(土) 04:24:01
大人向けのってなにがある?
>>282 本質もぜんぜん違うだろ。おまいは「マイ国家」の何を読んだんだ?
マイ国家ってどんなんだったっけ。
>>286 それはショートショートの広場の一編だ。
>>289 自分の国をつくるんだけど、最後、マンホールが動いたため
国境線がずれてしまい、国境警備隊が動かなくなって、
かーちゃんに殴られる話だよ、タケシ。
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/04(土) 17:14:58
つまらん
>284
「悪魔のいる天国」の「愛の通信」だった。
週刊ストーリーランドの話とごっちゃになったが、星新一のは人類滅亡後じゃなくてただ単にもてないから宇宙に向けて通信した話だった。
でもオチは一緒。
>>289 「サイバー国家」というサイトがあって、その中の「仮想領土」に「国家」を作ることが出来る。
自分のIDとパスワードを設定し、パスワードを持つ者が「国家元首」というわけ。
「国家元首」は「国家」を運営するため、「領土」にいろいろ魅力的な「建造物」を作る。
一例として、「店」、「図書館・博物館」、「ゲームパーク」、「ホール・劇場」などなど。
「国家元首」はいかにして自分の「国家」に大勢の「観光客」を招き入れるか、
日夜「領土」の「建築・開発・改装」に余念がない。
ちなみに「マイ国家」とは、その「サイバー国家」というサイトのリンク名である。
「MyYahoo!」みたいなものだな。
>>294 そうだったのか。ありがと。
友達に悪魔のいる天国貸したままだ。
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/05(日) 07:05:55
仮想領土って何?
某国が、竹島を「我が国の領土ニダ」と言うこと。
分かりやす〜い
>295
>「サイバー国家」というサイトがあって、その中の「仮想領土」に「国家」を作ることが出来る。
どーでもいいが、virtualを「仮想」と訳すのは誤訳だと思うけどね。
「仮想記憶」「仮想機械」がぎりぎりの線だろうに。
301 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/05(日) 23:43:00
>>266 <「ショートショートの広場」出身の作家>
安土萌、淡里まり子、
井上雅彦、今むら彩、
江坂遊、江戸川美保、
太田忠司、小川有里、
奥田哲也、乙一、
狩生玲子、輝鷹あち、
古処誠二、斎藤肇、
白河久明、鈴木輝一郎、
田中哲也、伝江田航洋、
二階堂修一郎、西秋生、
二宮由紀子、広居歩樹、
藤井青銅、藤枝ちえ、
藤原智美、星野幸雄、
松村比呂美、南じゅんけい、
森たかこ、矢崎在美、
山口タオ、柚木崎寿人
井上雅彦・太田忠司・古処誠二・斎藤肇・鈴木輝一郎・田中哲也・矢崎在美
ぐらいだな、知ってるのは。
星氏は一人で全部立ち上げて、一人で完成させてしまったからなあ。
もはやこのような分野でこのような人は現れないだろう。
味ラジオ欲しい
305 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/06(月) 02:31:36
>>302 2ちゃんねるをやってて乙一をしらないのですか?
新しいスレが立ち上がるとたいてい呼ばれてるじゃありませんか。
・sageてない
・自分がそうであることが誰にでも通用すると思ってる
・最後に一つ以上無意味な改行がある
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/06(月) 07:38:51
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
2百年たったらクトゥルー神話みたいな扱いになったりなんかしちゃったりして。
312 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/07(火) 00:05:08
>>262 星先生、よくもまあ、ハイジャック犯人扱いにならなかったものだ。
最初期の「ショートショートの広場」作家が羨ましい。
>>304 メイドロボット「ボッコちゃん」が欲しい。
そういえば、筒井先生の「恐怖」に、ボッコちゃんが特別出演していた。
313 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/07(火) 00:25:12
おれ
星新一の後継者になっていい?
なれるもんなら
まず象に制服を着せるとこから
>>315 制服だと、詰襟学生服だのイマドキのブレザー+チェックの
ミニスカートまで含まれてしまうぞ。
ここはちゃんと「セーラー服」に限定しなければ。
そんで正常位で(ry
つぎに、発電所におられるはらこつとむさんに面会して
原子を見せろと要求する
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/07(火) 18:22:26
「私のお願い、聞いってぇ〜」
と、くねくねした振り付けつきだったそうです。
順番は忘れましたが、一つが象に水兵(セーラー)服です。
ほかが、岩田専太郎画伯に挿し絵を描いてほしい。
あと、こだわっておられたようで、直木賞がほしい。
やっぱり、ほしかったんだあ。
321 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/07(火) 18:40:14
>>313 「ショートショートの広場」作家との海外旅行に娘さんを連れて来た話があったでしょう。
あれ絶対、例えば「長嶋美奈 × 鈴木一朗(イチロー)」みたいな、「サラブレッド」を作ろうと目論んでいたんだよ。
わけわからん
>>303 星さんはショートショートの広場の巻末に選評を載せていたけど
そこでこの本を作るにあたって尽力してくれた人の名を掲載して
はっきりと、「この人たちがいなかったらこの本はできなかった」と
書かれてましたぞ。
と同時にその方たちの尽力っぷりもちゃんと書かれてました。
この分野でこれほどの功績のある人物は現れないかもというのには
同意だけれども、この思惑はぜひハズレてほしい。
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/07(火) 22:04:36
326 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/07(火) 23:39:30
>>323 おびただしい数の短編を残して、そのほとんどが現役の文庫として重版を重ねているのは、星新一先生のほかは、川端康成先生、筒井康隆先生、阿刀田高先生ぐらいかな。
小松左京先生と都筑道夫先生も残っているけど、一度絶版になったものの復刻だね。
眉村卓先生は、「妻に捧げたシリーズ」以外でも 1,000編以上を残していたけど、今では全滅。
「妻に〜」も、前半の 1,000編は自費出版で、後半の 700編は活字にもなっていない。
大阪文学学校の会報で、少しずつ発表になっているのが、せめてもの救い。
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 05:22:02
東急たまぷらーざ駅近くのブックオフに、都筑道夫先生のショートショート集が、いっぱいあったよ。
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 13:27:03
川端と星をいっしょくたにしないでくれw
>>328 これが冗談で書いているのか、本気で書いているのかわからないけど、
こういうところが、日本のこの業界の間違っているところだと思う。
長編名作を書いた著者が偉人扱いされ、短編名作を書いた著者は軽く扱われる。
実際は短編を作る方が難しいだろうと思うんだがな
短編も長編も書くことに挑戦したことないからどっちが難しいかがあまりわかんないんだけど
両先生、他の先生がたもすごいってことはわかる。わかるというかすごいと思う。
自分ができないことだから特にね。
亡くなられた先生がたにはもっともっとそのすごさを発揮していただきたかった。それだけだわ。
>>326 川端康成を入れていいなら(作品数でね)、太宰治も入れてやってくれ。
眉村卓は角川文庫にいいのがいっぱいあったのに。
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 19:25:24
念のために書いておくと、ノーベル賞作家の川端康成が、日本のショートショートの元祖的な位置付けだっていう事は知っているよね。
知らなければ、これから知ればいい事だから、恥でも何でもないけど。
俺だって、最初は知らなかったよ。
持っていなければ、すぐにショートショート集「掌の小説」(新潮文庫)を買いに行こう。
ショートショートの事を漢字で「掌編小説」と書くのは、ここが語源。
星先生も、ショートショートの啓蒙のため、ノーベル賞作家も得意にしていたジャンルであると、繰り返し語っていたよ。
334 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 21:09:52
星新一先生の「奇行」は、筒井康隆先生の「狂気の沙汰も金次第」(新潮文庫)、小松左京先生の「やぶれかぶれ青春記(キチガイ旅行)」(旺文社文庫)にも出てきていた。
でも、「キチガイ旅行」って、まんまじゃん。
335 :
332:2006/03/08(水) 22:45:42
「掌の小説」だと「火に行く彼女」だな、思い出深いのは。
共通一次(^^)で、これが出題されてて、そのときはじめて読んだ
のだけど感動しちゃって、試験どころではなくなりそうになったのだ。
試験後、あわてて、新潮文庫を買いにいった。
その「掌の小説」のおかげで、後期の星新一がとらえやすくなった
ような気がしないでもない。
「掌の小説」について知ってるのはそのくらいだ。あとなにか
知っておいたことがいいことがあったら教えてください。
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 22:47:44
今はイベントによっては、むしろ女性の方が多いぐらいだが、星先生がSFを書き始めた昭和30年代は、そうではなかった。
そんな時代のSF大会で、女性参加者の存在を知った星先生は、
「参加してくれて、ありがとう。お礼に、ボクの子種をあげましょう」
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 23:37:38
星先生の酒乱は有名である。
銀座で星先生から、
「私は大作家なのです」
と、からまれた安部公房先生、
「偉くなっても、お友達でいてね」
星先生の酒乱は有名である。
講演旅行で星先生に同行した北杜夫先生。
深夜のホテルで眠ったまま歩き回る星先生を目にし、翌朝、話題に出す。
「星さんは夢遊病だったのですか」
「そんな事、シュラン」
星先生の酒乱は有名である。
パーティで編集者に原稿料の事でからむ星先生。
見かねた北杜夫先生が、
「大作家はお金の話はしません」
と言うと、
「大作家だからこそ、するのです」
無響室(反響の起こらない部屋)で手を叩いた人がいたので、
無電室(一切の電波を遮断した部屋)で手を叩いて周囲の人たちに笑われたことがあって、
何やら自分の本で苦しい言い訳を書いていたね。
いいわけ幸兵衛のモデルは、星さん自身じゃないのかな?
>>324 >死んだ後、1000編の内、何編残るか。それが問題だ。20編残ればいい方だろう
プッ、だせっ
全然外れてやんの
300編は残ってるよ
星さんは吉行淳之介さんと対談したとき、そのあまりの放言ぶりにこういわれた。
「きちがいと対談したのははじめてだ」
今、星新一の新潮文庫を読み漁ってるのですが、これって1000編あるんでしょうか?
あと押し絵付の全集は無いのでしょうか?エッセイは絶版でしょうか?
うーん、押し絵付きのは無いと思うぞ。
一応全集としては星新一の作品集というのが
新潮社から出てたけど収録作は中途半端。現在絶版中。
エッセイ集は新潮文庫のものは、新刊で購入可能だと思う。
>341
角川文庫からも短篇集が何冊か出てますので、そちらも合わせて1000編です。
新潮文庫のエッセイはみんな絶版のようですね・・・。
344 :
343:2006/03/09(木) 17:21:40
わ、かぶった。
エッセイの文庫に関しては、新潮のサイトで調べましたが検索には出てきませんでしたよ。
ただし新潮オンデマンドブックスというので手に入るようですが、値段が馬鹿高いです。
345 :
342:2006/03/09(木) 17:24:14
>>344 343見て驚いて調べてみたけど、どうやらそうみたいだね。
一冊残らずとは・・・。
とにかく341スマソ
ま、ブックオフ行けば簡単に集まると思うので頑張ってくれ。
346 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/09(木) 17:57:32
キチガイ対談は、「軽薄対談」(角川文庫)に収録されていたと思う。
星先生の対談集は、「SFおもろ放談集」(角川文庫)なんてのがあったね。
星先生が「日本式」でウンチしている、トホホな挿し絵があった。
先生の著作目録には入ってない。
なんか最近変な人が一人いますね
>>347 ま、親分(星先生)がああいう人ですから(笑)
作家も変人なら、好んで読む方も変人なのは道理だなw
星新一さんが亡くなられたあとに、雑誌に載っていた奥さまの手記を読んだことがあります。
星さんは家庭では寡黙だったそうです。小松さんや筒井さんらSF仲間といっしょだとおしゃべりになるようだった、と。
(ああいう友人が星にいてくれて、星はしあわせでしたみたいなこともたしか書いてありました)
それから。長年吸っていた煙草をやめ、また、1001編を機に休筆に入ったころから体調が傾いていったみたいだとも書いてありました。
…星さんにせめて21世紀まで生きていてほしかった、そう慨嘆したファンは多いことでしょう。
星さんにぜひインターネットを体験してもらいたかったな。
でもそうなると星さんのことだから「まずインターネットというものを見せてください」とry
では私をインターネットに繋げてみてください。
>>343 新潮と角川全部持ってるけど全部あわせて800編ちょっとだったような…
だいぶ昔に計算したから間違ってたのかな
もしくは短編だと思ってたあたりも全部足すべきなのか…
どっかにそのあたりまとめたサイトとかないの?
そのサイトは見たことあるな
ていうか「黒い光」って持ってない
356 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/10(金) 07:50:39
文庫本で読める星先生の小説は、私が数えたら、長編の含めて、 1,109編ありました。
メロン・マンション、ガム・マンションは、12編で数えました。
「あれこれ好奇心」(角川文庫)分を含めてないので、もう少しある筈です。
「黒い光」は、昨年秋に新潮文庫から出た、最新作品集に収められています。
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/10(金) 23:37:41
眉村卓先生の文庫本のショートショート集は23冊あって、合計 1,034編が収められている。
ほかに、福島正実先生との競作で「SFショートショート傑作集」(秋元文庫)があって、眉村先生の作品が18編収められている。
文庫ではないけど、出版芸術社から「日がわり一話」、「日がわり一話・第2集」が出ていて、これには合わせて96編が収められている。
あと、新潮新書から「妻に捧げた1778話」という随筆が出ていて、この中に19編が収められている。
合計 1,167編になる。
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/10(金) 23:56:17
星新一の話をしろ、この野郎
360 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/11(土) 17:39:05
自分的には「マイ国家」よりも「ボッコちゃん」の方が面白かった。
361 :
幕の内:2006/03/11(土) 18:58:13
>>359 そのぐらい自分が先頭に立って、手本を示しながら書け! ばかやろう!!
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/11(土) 19:32:18
ショートショート集「日がわり一話・1集・2集」の担当編集者は、日本SF史のキー・パーソンで、眉村先生の長編小説「燃える傾斜」を出版した人。
そう、それと同時に、広瀬正先生の長編小説、「マイナス・ゼロ」を没にした人でもある。
筒井康隆先生の、超能力ものの長編小説を没にした人でもあり、筒井先生は、その怒りで、原稿を道頓堀に投げ込んだ。
星新一ってSFより風刺とかのが多くね?
>>360 ボッコちゃんはベストセレクションだから、また別物かと、
ボッコちゃん以外では、未来いそっぷ、ようこそ地球さんが好き。
>>363 反社会的な姿勢がなければパンクでないように社会風刺がなければSFではない
368 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/12(日) 10:33:44
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(1)
安 土 萌 『海がくる』 〈国土社〉
淡里 茉莉子(有澤 誠)『ソフトウェア工学』 〈岩波書店〉
井上 雅彦(青山 優)『異形博覧会(SS集)』 〈角川文庫〉
今 邑 彩(今井 恵子)『卍(まんじ)の殺人』 〈創元文庫〉
岩井 志麻子(竹内志麻子)『岡山女(直木賞候補作)』 〈角川文庫〉
江 坂 遊(橋本 則之)『あやしい遊園地(SS集)』 〈講談社文庫〉
江戸我 美保 『薔薇の函』 〈BOOK−2u〉
太田 忠司(霞田 志郎)『帰郷(SS集)』 〈幻冬舎〉
小川 有里 『わたしのおはなし食べてみて(SS集)』〈雲母書房〉
奥田 哲也 『霧の中の殺人』 〈講談社文庫〉
369 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/12(日) 10:34:17
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(2)
乙 一 『夏と花火と私の死体』 〈集英社文庫〉
梶尾 真治 『有機戦士バイオム(SS集)』 〈早川文庫〉
狩生 玲子 『童話のパレット2 ぼくのなかにいる』 〈偕成社〉
輝鷹 あち(秋本 涼)『はすかの島へ』 〈集英社文庫〉
北野 勇作 『かめくん』 〈徳間書店〉
古処 誠二 『七月七日(直木賞候補作)』 〈集英社〉
斎 藤 肇 『思い通りにエンドマーク』 〈講談社文庫〉
白河 久明(小熊 耕二)『小説オーディーン光子帆船スターライト』〈徳間文庫〉
鈴木 輝一郎 『ご立派すぎて』 〈講談社文庫〉
田中 哲弥 『大久保町の決闘』 〈電撃文庫〉
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/12(日) 10:34:47
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(3)
田村 義隆(木林 森)『貧乏人こそ家を買え!』 〈イーハトーヴ出版〉
伝江田航洋(ツタエダ・コーヨー)(近刊予定) (近刊予定)
二階堂修一郎(村雨 狂花)『狂気と美について』 〈審美社〉
西 秋生(妹尾 俊之)(書名不明) 〈徳間書店〉
二宮 由紀子(定岡 章二)『あはあけぼの団地のあ』 〈国土社〉
広居 歩樹 『ねこのミュウ』 〈新風舎〉
藤井 青銅 『プリズム・ショット(SS集)』 〈徳間文庫〉
藤枝 ちえ(澤山 常恵)『将門(まさかど)の秘密』 〈光文社文庫〉
藤原 智美 『運転士(芥川賞受賞作)』 〈講談社文庫〉
星野 幸雄 『山からおばあちゃんがきた』 (出版社名不明)
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/12(日) 10:36:02
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(4)
松村 比呂美 『女たちの殺意』 〈新風舎文庫〉
南じゅんけい 『裏通りパラダイス−−大阪人情の味付け』 〈浪速社〉
森 たかこ 『大阪女の酒場』 〈風媒社〉
矢崎 在美(矢崎 麗夜)『冬になる前の雨(SS集)』 〈光文社文庫〉
山口 タオ(山口 隆夫)『もっと人類を愛そう』 〈集英社文庫〉
山本 弘 『サーラの冒険1ヒーローになりたい!』〈富士見文庫〉
柚木崎 寿人(柚木 小角)『カール・ベンクス−−よみがえる古民家』〈新潟日報〉
372 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/12(日) 10:36:32
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(5)
☆ 岩井志麻子(竹内志麻子)氏は、「小説ジュニア・マイ・ショートショート」(現
在の「コバルト・ベスト・ショートショート」)出身。
☆ 梶尾真治氏は、星新一選「SFマガジン・パイロット・ショートショート」(現在
の「SFマガジン・リーダーズ・ストーリー」)出身。
☆ 北野勇作氏、山本弘氏は、「SFマガジン・リーダーズ・ストーリー」出身。
373 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/12(日) 15:30:54
>>369 ショートショートの広場の何巻の何という作品を
書いたかまで書けよ
今「声の網」読んでる
あと、教科書に載ってたといえば
繁栄の花もだったかな
「おみやげ」読んで新潮文庫集めまくったなあ
服を着たゾウも忘れないで!
そういえば、先日別件でぐぐるの旅に出てたら、「Amazing3」の話題に
触れてるサイトが引っかかってきたっけ。
あれ、確か90年代のはじめあたりに新潮のカセットブックで復刻された
ことがあるんだよね。本屋で見かけて仰天した。
今なら三人分まとめてCD二枚組で出せるだろうになあ。もう音源残って
ないんだろうか。
…まあ『朗読・バブリング創世記』の中で真の熊の木音頭が歌われ
ちゃってたから、封印も仕方ないのかな。
379 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/18(土) 09:17:38
「ショートショートの広場」の「論理的な幽霊」の作者、紅白歌合戦出場歌手・嘉門達夫師匠の作詞担当者、(松本清張先生なみの)追跡作家、(広瀬正先生なみの)執着作家として著名な、宮本晃宏先生!
「宇宙塵」HPの宮本先生についての記事、見ました。
宮本先生は、お世話になった人の恩を仇で返すような事はせずに、今からでも、柴野先生に礼状を書いた方がいいと思うのですが、いかがなものでしょうか?
何の話やねん
381 :
たけし:2006/03/18(土) 17:08:15
学校の授業でボッコちゃんにでてくる『おーいでてこい』を受けた
その先生はこの作品を読んで受けた感想を聞いてきた
すごくこの作品が好きになった僕は思った感想を言いました
先生はみんなの前で僕の感想は間違っていると言いました
正解の感想を先生が言いみんなに僕のような感想を持ってはいけないと言いました
お父さんに聞いたら僕は間違えていないと言ってくれました
他の大人にも聞きたいので教えてください
>>381 ここは子供の来るところじゃないから、帰りなさい。
あと、小説にはどのような感想を抱くのも自由ですよ。
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/18(土) 18:07:42
感想、教えれ。
その先生を穴におとせ。
みんなが忘れていることの一つに、
元々建っていた社が、その穴をどのような目的で作り、かつ、利用していたかだ。
>>385 社は封印のフタの役目で建てられたと想像するが。
昔の人も、穴の作用でひどい目にあったのかも知れない。
>381
感想に正解もクソもないよ
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/18(土) 22:10:48
「SFマガジン」最新号で、日本SFベスト1に選ばれていた。
穴は「女性」を表しているという説もある。
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/18(土) 23:24:23
狐のためいき
小さな十字架
セキストラ
ボッコちゃん
おーい でてこーい
「ボンボンと悪夢」に収録されている「利益」。
落語のようなお話だけど、星さん作品のなかでこれに似たようなものって他に何かありませんか。
こないだテレビで南極物語やってたけど、
星新一の「探検隊」読んだ後だと、どうしても感動できないw
や、私が書こうとしたレスが既に書き込まれているではないか。
何このあ〜る
仮面同士って星さんの作品?人々はみな仮面をかぶっているので表情を表に
出さず平穏に暮らしていくというストーリーなんですが・・
SS広場とごっちゃになってる気がしないでもないが
表情を操作する機械の話かと思ったが違うかねえ。
398 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/25(土) 06:40:15
眉村卓「ぼくの砂時計」講談社文庫に入ってる
399 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 00:49:49
>>399 あれ?そのスレってまだあったんだ・・
・・・・って行ってみたらできたてホヤホヤだったよ。
>>397 表情を操作する機械を埋め込む話は「失われた表情」だね
402 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/31(金) 23:15:06
「午後の恐竜」と、死後の世界が楽しい(?)んで
みんな死んでっちゃう、お話。
「ようこそ地球さん」のラストのやつだったかな?
「午後の恐竜」は地球が、もう寿命だってお話だった。
背後霊がみんな見えちゃう、戯曲も面白かった。私46才。
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/32(土) 10:59:08
今日は 昭和81年3月32日です
みなさん お元気ですか?
(´_ゝ`)フーン
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/03(月) 06:56:31
阿刀田高・編「ショートショートの広場」収録、「論理的な幽霊」の作者、宮本晃宏さん。
宮本さんを責めているのではなく、擁護している事は分かって下さい。
宮本さんは、自分の身を安全な所に置きながら物陰から人に向かって石を投げ付けたり、世話になった人の恩を仇で返すような事はせずに、礼状の葉書の一枚でも出しておいた方がいいと思うのですが、いかがなものでしょうか。
誰?それ
409 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/05(水) 15:23:29
410 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/06(木) 14:40:29
コップの水とグリーン仁丹とクノール・カップスープを使って、「処刑ごっこ」をやった事ある。
411 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/08(土) 10:38:19
特異な作品集いろいろ
「悪魔のいる天国」
書き下ろし短編集を志すも挫折。
「安全のカード」
先生には、なぜか一人称もののアイデア多く浮かんだ時期があった。
「きまぐれスターダスト」
新潮社の「作品一〇〇一」にからもれた作品。
「きまぐれロボット」
朝日新聞に掲載された童話。
「盗賊会社」
日経新聞に掲載されたビジネスSS。姉妹編は眉村先生の「C席の客」角川文庫。
「ノックの音が」
サンデー毎日に掲載された、ノックの音がで始まる作品。
「ようこそ地球さん」
傑作選「ボッコちゃん」からもれた作品。
4月8日
朝おきてみたら、寝床のなかに女がいっしょにいた。なんという品のない女だ。
あれこれ質問したら、うるさいと叫んだ。おれはもっと大声で、出て行けとどなり、追い出した。
おれの部屋に、女を連れこむな。
413 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/08(土) 14:32:39
?
いつ読んでも読点が巧みな文章だ。
>>413 「かぼちゃの馬車」の中の「交代制」という話を読むべし
416 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/08(土) 19:53:02
この、星新一「交代制」と筒井康隆「腹立ち半分日記」が、おそらく、吾妻ひでお「不条理日記」の元ネタだろうね。
それが先頃の、吾妻ひでお「失踪日記」となり、現在の、小林よしのり「目の玉日記」(小学館)へと続く。
417 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/09(日) 07:36:54
>>408 こういうベスト選びがあると、読んでいた筈なのに、自分が見過ごしていた名作に出会えるのが楽しみ。
ショートショートの広場スレッドで、「論理的幽霊」の作者で幹事の宮本晃宏という人が、ベスト作品を集めるだけ集めて置いて、幹事としての職務を果たさないまま、無責任に逃げた事があった。
418 :
交代制:2006/04/09(日) 11:49:47
4月9日の文まで書いたら、いい加減しつこいか。
マイ国家(新潮文庫)の挿絵でイメージが壊れたYO!
420 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/12(水) 18:40:40
この話の原典を教えて下さい。
(赤い風船になって雲の上に行った女の子の話)
(一日を24時間ではなく20時間に区切る女の子の話)
(大阪でヌルヌルした服が売り出された話)
(花壇の肥料にするために父親を生きたまま埋める母娘の話)
(自衛隊が寝ぼけた話)
(電動ひげ剃り機と見合いする若者の話)
(ニュース番組のために巨大カボチャを栽培する農家の話)
(ブラウントゥリー行きの列車に乗る話)
(ペンギンに家の塗装を依頼する話)
(星新一と文通する話)
ほしゆ
424 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/25(火) 21:44:47
「おーいででこーい」だけど穴の出口にパイプつけて、穴の入り口につなげば
永久に回りつづけね?
ちょw
天才ww
>>424 穴の出口っていつも同じ場所なん?
「穴」のラストはなんかよくわからんけど怖かったなあ。
427 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/29(土) 15:00:18
久々に読み直していたら、なんだか「生活維持省」が妙にリアルに感じられて怖かった。
何不自由なく幸せなのに、窮屈な世界。なんか今の世界が向かっている方向に似ている気がする。
とりあえず人口爆発の心配はないな、しばらくは。
429 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/03(水) 07:30:22
ハードカバーで谷川俊太郎と筒井康隆のショートショート集が出ていたね!
430 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/03(水) 10:01:32
私が持っている30年近く前の星新一作品には、きちがいという単語がたくさんでてきますが
最新版では差し替えワードになってるのでしょうか?
431 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/03(水) 15:55:41
がいきちになってるよ
季違いってそんなに問題がある言葉か?
だって気違いって言ったら気違いが(ry
いや、気違い本人は何も言わんじゃろ。
435 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/03(水) 23:00:01
痴呆はよくて薄(白?)痴、精薄はなぜいかんのだ?
支持者の多い「殉教」というのを読んでいるのですが、ドラマTRICKの3シリーズ目の話の、
元ネタのような感じの作品。フーディニというのもでてきて、脚本の人はきっと、
中学時代に読んで、似た話を書いたことがあったのだろうと思わせる。
それにしても名作だ。
>>435 痴呆にしたって最近は認知症とか言うわけだろ
病名としては痴呆のがよっぽど分かり易いと思うが
Yahoo!動画のアニメのカテゴリで「きまぐれロボット」を配信中。
ドキドキ
439 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/05(金) 02:04:23
平井和正の「星新一の内的宇宙」って読んだ事ある?
あるよ
442 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/05(金) 13:09:21
デビュー要所は斬新かとは思うが、この期に及んでなぜ評価されるのか皆目検討がつかない。
2chならオモチャにされて良い題材と思うけどなあ。
先日数十年ぶりに声の網呼んであまりものつまらなさに目は点になった。
日本語でおk
>>442 「この期に及んで」の間違った使い方はいいね。
しかし、その他の誤字、誤変換は過剰すぎて不自然。
「数十年」も「十数年」としたほうが、リアリティが増す。
447 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/06(土) 10:24:32
週刊誌に書いていたのが影響しているのかもしれないけど、基本的には、悪意に満ちているので、中学生が読むべきではなかったのだと
読んで20年たってから思う。
「人を助けるのには反対です」というのが星新一らしさのようだ。
歴史の闇に葬ってしまいましょう。
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/07(日) 08:24:40
今朝のTBSラジオ「全国こども電話相談室」回答者は、「午後の恐竜」、「マイ国家」でお馴染みの、ヒサクニヒコ先生。
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/07(日) 15:37:32
加齢臭プンプンだな、こいつら ( ゚д゚)、ペッ
450 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/09(火) 23:52:09
女性下着メーカー「トリンプ」の月刊商品カタログに、直木賞作家、唯川恵先生のショートショート「四季彩花 a little diary」連載中。
下着売場で「ご自由にお持ち下さい」と置いてある。
451 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/10(水) 10:28:41
どこが
453 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/10(水) 15:03:02
皮肉っぽいところ
いくつか気に入ったのもあるが星的ではないね。
455 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/10(水) 19:38:13
ほー。漏れのダチは、ペット見て似てるって言ってたし、漏れもそう思ったんだけどな。
似ている…と強弁すれば似ているかも知れないが、
それはショートショートだからだろうなぁ。
あんまり星さんっぽさはないよ。
つーか自演だろ
458 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/11(木) 22:12:19
自演じゃねーよ。信じられんのなら管理人にでも聞いてみるんだな
自演じゃないなら直リンよくないよ。
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/11(木) 22:18:46
hを抜かせってことか?漏れは、それを友達にも言われたんだが、何故だかよく解らんのだ。
分からないなら、自分で調べるとかしてみような。
462 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/11(木) 22:41:46
HP製作者の鯖に負担がかかるんだな
463 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/11(木) 22:54:24
誘導されてきました。
星新一の本を最近読んだのですが、星さんのことしるためのサイトはどこがいいですか?
よろしくおねがいします。
464 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/11(木) 22:55:47
ググれば、いっぱい出て来るやん
とおもったけど、読んでいくとつまらない・・・・個人で書くには限度がある。
編集者に、「直せ」と言われないと作家は育たないということだ。
ようこそ宇宙へ
を、
ようこそ地球さん にするような強すぎる編集者も問題だが。
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/12(金) 15:26:45
465と466って同一人物だよな?
>>467 絵はファンタジー、ストーリーは改変、声優は芸能人
>>469 す、凄い!それってジブリ作品じゃないか・・・
常体の中に敬体が混じるのが気になる
472 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/15(月) 01:28:34
日本テレビ「笑点(金曜寄席)」歴代司会者
1代目:立川談志
2代目:前田武彦(1期)
3代目:三波伸介(1期)(ワンポイント・リリーフ)
4代目:前田武彦(2期)
5代目:三波伸介(2期)
6代目:愛川欽也(ワンポイント・リリーフ)
7代目:三遊亭円楽(1期)
8代目:桂歌丸(1期)(ショート・リリーフ)
9代目:三遊亭円楽(2期)
10代目:桂歌丸(2期)
テーマ音楽作曲の、いずみたく氏は、おたふく風邪による「玉なし男」として有名だった(永六輔氏の著作より)。
『火星航路』のラストの描写は本当に、本当に美しい。
何回読んでも涙出そうになる。
個人的には『鍵』よりも、『ある夜の物語』よりも思い入れは強い。
文体が歌ってるんだよなあ。
474 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/27(土) 18:43:54
角川文庫も改版にあたって、カバー差し替え作戦に出てるんだね。
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/03(土) 12:40:56
子供時代、星新一の作品が買えなくて、いつも図書館で借りてたんだ。
就職して、大人買いした。
新潮文庫を買いまくっって、ヨンダクラブのマークを送って
いろいろ景品もらってうれしい
私がボッコちゃん買ったきっかけがYonda?クラブだったな
どくとるマンボウ航海記と一緒に買ってキーホルダー貰った
俺は高校生のとき、後ろの席のやつが「これ、面白くないからやる」
と言って渡されたのが、「さまざまな迷路」だった。
見事に中毒になった。
ベタだけど小学5年時、国語の教科書での『おみやげ』。
授業終わった直後の休み時間、図書室に駆け込みボッコちゃん、ようこそ地球さん、おせっかいな神々を借りた。
俺は中学受験で国語の読解力向上させる為にって母が言って、毎月2冊位本を買ってきた。
その内の1冊が青い鳥文庫の「おーいででこーい」だった。あれを読んだ時は衝撃的だった。
もちろんあの話が短いのに中身がギッシリ。ユニークな発想。そして独特の表現。
その後は自分から本を買うようになった。もちろん星さんの本もね。
俺は中学校の教科書に載っていた「繁栄の花」だなぁ。
少ない小遣いは全部星さんの文庫本に消えたよ。
若いファン向けに今風のラノベ絵師の表紙をつけて傑作選を出すとすれば誰がいいかな?
イラストに騙された名無しさんがくるわけだ。
でも登場人物はエフ氏だのエヌ氏だのオッサンばっかりだろ
イラストが萌えとかそういう方向は難しい
釣れたとしても普通のオタクじゃなくて腐女子が大半になりそうだが
それまで漫画っぽい絵しか好きじゃなくても
星作品のおかげで真鍋氏や和田氏のファンになった人って多い。
(自分は和田氏ファンになって、「デザインの現場」で連載してた仕事日記読んで憧れて
今ではめでたく同業者になれました)
星氏のほうが若い子を釣る餌になってるくらいだと思うよ。
>>475 キャンディが山ほど届きませんでしたか?w
>>481 真鍋氏や和田氏以外の星作品の表紙って俺は考えられない。
そんな迎合は必要ない。
ま、どちらにせよ
>>481の提案が的はずれなのはよく分かった。
和田氏に近い作風で、沢野ひとしとかどうだろう?
印税って、奥さんや子供たちのとこに行くのかね。うらやましい。
>>492 やはりエヌ氏×エル氏とか妄想するんだろうかw
みんなの中のエヌ氏ってどんなの?
俺はエヌ氏と聞くと小太りで少し金持ちでいつもニヤニヤしてるおじさんが勝手に思い浮かぶんだけど。
実体なんかないよ!
・・と思ったけど、じっくり考えてみたらおぼろげにイメージが出てくるもんだな。
エヌ氏はマリオをおっさん化したような感じで、エフ博士は御茶ノ水博士をじいさん化した感じかな。
>>494 「ついでにとんちんかん」に出てきたイバラキ氏。
それまで〜氏って呼び方はそれしか知らなかったから、
あれでイメージが固まってしまった。
>>494 なんとなくだが、森本レオみたいなタイプの、齢50前後の人を思い浮かべる。
スターシステム採用してないから話によって違う
499 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/17(土) 06:29:01
年齢も性格も見た目も全然違うのに何言ってんだこいつら?
ほんとに読者なのか?
500 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/17(土) 09:20:12
>>499 わかって言ってんじゃないか?
誰だって、作品個別に描写が違うことくらい知ってるだろ。
それでもなお、「父親」の印象や「貴族」の印象があるように、
個々の「エヌ氏」の印象がある。
その印象を語っているだけでしょ。
と、マジレス。
ちなみに俺の印象では、50歳くらいのさえないリーマン。
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/17(土) 17:15:48
星氏がエッセーでエヌ氏について書いてたような
調べるの面倒なので、新潮文庫の本のタイトルとエッセーのタイトルを君↓明記するように
│ _、_
│ ヽ( ,_ノ`)ノ 残念それは私のおいなりさんだ
│ へノ /
└→ ω ノ
>
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/18(日) 01:14:21
>501
「きまぐれ星のメモ」と「きまぐれ博物誌」と「きまぐれ暦」の目次を
眺めてみたけど、それらしい題名は、見つからなかった。
ある人に
話は面白いけど、主人公の容姿や年齢がさっぱりわからない
と言われたけど
人間を描くのと、人物を描くのは違う。
自分は、主人公の人となりを描くんじゃなくて
行動や事件を通して人間を描くんだ
みたいなエッセーだったような
504 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/18(日) 09:51:23
学問所、遊歩道、エトセトラ、あれこれ好奇心にもなさげだうんこ
>>503 本が手元にないので確認はできないが
それは『きまぐれ博物誌』の「人間の描写」じゃまいか?
俺も、手元に無いんで確認できないけど、どっかに有った気がする。
N氏じゃなくてエヌ氏にしたのは、日本語の文章にアルファベットが混じると
そこだけ浮いて見えるからとか何とか言うとこだけ覚えてるw
「エヌ氏の遊園地」の解説を読んだ上で語ってるかどうかが問題かと。
あの解説にエッセイのタイトルは書いてなかったな
509 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/25(日) 00:58:14
初出は「星新一の作品集」の月報〈星のくずかご〉No.6の“登場人物”という項
のようだ。
昭和51年発行別冊新評「星新一の世界」の横田氏の文より
『きまぐれ星のメモ』はとても興味深い。
星新一先生が、囲碁が好きだったとか、学生時代に神経衰弱になって
習字を医者から言われてやったとか日米ソ防共協定を結ぼうとか、
極めて面白い。これは、はっきりいって即買ものです。
筒井康隆のパクリ
「やっと新しいニュフェラットが完成したぞ。これで貧乏暮らしから
解放だ!!!
「俺は強盗だ、そのニュフェラットを渡してもらおうか」
(以下略)
「しめしめあのニュフェラットは数時間たつとボルセヴィ効果が
出るのだが、それをとめるのはメンシェビックという薬が要ることは
知るまい、これで悪人が一人減った(^^)」
513 :
渚 水帆(作家):2006/06/25(日) 11:47:37
3981.毎日新聞社主催のパーティーに行ってきます♪♪ 返信 引用
名前:渚 水帆 日付:6月25日(日) 11時44分
今日、大阪なんば高級ホテルで行われる
毎日新聞社主催の浜寺水練学校100周年のパーティーに
渚 水帆が作家として初めて正式に招待されましたので、
これから行って来ますね!
↓おでかけ前の画像はこちら!はやりの可愛いバッグも持参!
(^−^)v
http://jpdo.com/a/cgi21/236/joyful.cgi?
514 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/25(日) 16:32:37
山口六平太のビッグ・コミックに、川上健一先生のショートショート連載中。
小学館もやるなあ。
挿し絵は、週刊朝日、山藤章二の似顔絵塾出身の、水彩画で有名な人。
10年位前はブックオフあたりの小説コーナーや100円コーナーに十数冊はあったのに
今はどこ行っても一、二冊しかない
うちの近所だけ? どこもそんなもん?
文庫は大概持ってるんだが、どうも気になって
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/06(木) 21:38:53
星新一先生の有名な挿話に、「一年に一度、七夕の日にしか××しない。雨天の場合は翌年」というのがある。
象に海軍(セーラー)服を着せて××する時にも、七夕を選ぶつもりだったのかな。
漫画家の吾妻ひでお先生は、「不条理日記」の中で、ホシヅルと××されていた。
明日は七夕。
星先生に言わせると、「アルタイ星人とベガ星人がランデブーする日」とのことである。
>>515 うちの地域では、実感として、1店平均10冊前後だと思う。(エッセイ含む)
確かに量が少ない店もある。
(ブッコ15軒位を順繰りにまわってる)
プロパーのコーナーにいっぱいある店は、
105円コーナーに降りてくる量も比較的多い。
そういう店でたまに、105円コーナーに
20〜30冊どっと並ぶこともあるが(エッセイ含む)
じわじわ売れて、量が少なく見えることがある。
※なんか気になって、チェックするだけは頻繁にしてしまうw。
518 :
517:2006/07/07(金) 14:06:13
※買ったのはほとんど新本・定価でだが ←補足
なんか気になって、チェックするだけは頻繁にしてしまうw。
>517
俺も全冊持ってるが、改版前の本を探すんでチェックしてるよ。
>>519 そうそう装丁が違ってたりするとつい買っちまう
ボッコちゃんだけで家に何冊あるのやら
つねならぬ話ってみんな理解できた?
うちの近所のブッコフはじめ古本屋も
星作品ほとんどないなあ
>>521 理解できる・できないとかじゃなくて、
不思議な雰囲気を楽しむものだと思ってる。
ところで、星新一関係のスレだと、つねならぬ話などの
後期の作品は人気がないのかな?
星先生は精神安定剤を飲んでいて、火事になった時も全く気づかなかったらしい。
あ、出典は「きまぐれ星のメモ」
だから何。
中川家のお兄ちゃんなんて自分で火ぃつけたよ
>>524 今手元にないんであれだが、
寝煙草の不始末で布団が燃えてうんぬんとかいうやつ?
安定剤じゃなくて布団を屋上に上げずに
そのまま睡眠薬飲んで寝てたら死んでたかもって話じゃねえか?
>>528 今手元にないのであれだが、今日中には探して結果をだす(予定)
>>528 大見得を切った手前、恥ずかしいが「きまぐれ星のメモ」
が見つからない。確認できるまでは528の方が正しいと
せざるを得ない。
しかし、星先生が学生時代、軽いノイローゼで精神科へ行ったら、
習字を勧められたという話は絶対あったぞ、と根拠のない話を
続ける俺。
つねならぬ話の「話」ってやつ実話なの?
>528
メモじゃなくて暦だろう。
>>528 タイトルは「三死に一生」だったような。
535 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/13(木) 19:32:42
きまぐれ暦
つねならぬ話の「話」ってやつ実話なの?
つねならぬ話の「話」ってやつ実話なの?
実話であるか否かがお前の人生にどれだけ関係があるというのか
嘘を嘘であると見抜けない略
夏だからね……
と書けばたいてい通じるこの時期
夏か・・・
そろそろ私を逮捕してもらわないと・・・
つねならぬ話の「話」ってやつ実話なの?
つねならぬ話の「話」ってやつ実話なの?
つねならぬ話の「話」ってやつ実話なの?
実話だよ実話実話
542 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/16(日) 22:46:56
私が日本SFに初めて接したのは、前回の小松左京「日本沈没」映画化の頃だった。
テレビドラマでも筒井康隆「タイムトラベラー(時をかける少女)」、光瀬龍「夕ばえ作戦」(主演が座布団配りの山田君)、ほかにも眉村卓の名前も良く見たな。
もう少し年齢が上がって安部公房の名も知ったけど、星新一の名を知ったのもその頃で、かなり遅かった。
日本SFへの入口が、筒井康隆、小松左京、安部公房という時代だったのだ。
だから、未だに、「星新一がSF作家の第一人者」という言い方がピンと来ない。
543 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/17(月) 01:04:39
小松左京先生の「日本沈没」、筒井康隆先生の「時をかける少女」が復活したとなると、今度は眉村卓先生か。
稼いで貰って、「妻に捧げた」シリーズの文庫化希望。
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/17(月) 01:50:20
『ピーターパンの島』って話が好きだった。
>>539 自分で飼っているサルを殺したって、逮捕されることはないんだよ
>>545 詳しくないけど、今は、保護する法律かなんかでタイーホされるかも。
そんなマジレス、イランわ!
星新一にありがちなストーリー
「おお、ついに出来たぞ」
薄暗い研究室にかすれた声が響いた。
「教授、出来ましたか」
「うむ。この新薬は……」
…
云々
…
「残念だったな。助手も既にこの薬を飲んでいたのだよ」
〜fin〜
「セキストラ」は傑作だが中学生以下の子どもには説明できない。
セクースの快感を与える機械とはね、よく考えたものだ。
俺はまったく別種の快感で「これあればセクースイラネ」ってなるもんだと解釈しとった。
だって製品名がSEXTRAだから。トランジスタ形式のセクース装置と
でもなるのかな?
いや、単純にエキストラをかけたんじゃね?
553 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/19(水) 02:04:04
バージン検出薬(機?)ってのも有ったよね。
初めて読んだ時は、バージンがわからなかった。
つまりあれだよ、ライクアバージンとか言ってるやつはバージンじゃないってこと
高校1年の時
Like a virgin
のことを俺は「処女が好き」と思っていた。
557 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/22(土) 07:31:10
女性下着メーカー「トリンプ・インターナショナル・ジャパン」で無料配布している商品カタログにて、直木賞作家、唯川恵先生のショートショート「四季彩花(a little diary)」連載中。
4月号(第一話)「桜雨」
5月号(第二話)「プレゼント」
6月号(第三話)「紫陽花の午後」
7月号(第四話)「誰のために」
店員さんに言って、貰って下さい。
ブランコのむこうでって面白い?
AA棚が消えてしまって悲しい…
それとも移転したんでせうか?
新潟で女児が9年くらい飼われてた事件があったけど
星さんの作品でもそんなのあったね。
561 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/23(日) 10:35:04
>>555 Likeを「好き」の動詞ととって、冒頭に動詞がきてるから
「ショジョを好きになれ」という命令文だとおもてった
スレ違いだがマドンナが初来日した時
日本人記者に「バージンですか?」と訊かれ
それ以降しばらく日本が嫌いになったとかならないとか。
今やってる伊東美咲のCMがボッコちゃんぽくね?
資生堂マキアージュのやつ
564 :
◆iB9Km3di/2 :2006/07/23(日) 17:18:22
#556#星新一さんの「おーいでてこい」で間違いないざんす。
中学の英語の先生も原作は星新一さんのショート・ショートだと言ってました。
ちなみにその先生は、教科書作成委員会に加わっている先生なんで、信憑性は高いです。
>>560 一緒にされるとファンとしては悲しいものがあるな
今日本屋で見かけた「イキガミ」って漫画の解説読んだら
まんま星新一の「生活維持省」だったんだけど
読んだ人いる?
日本屋ってなに?
日本売ってるの?
今日 本屋
ぷぎゃあ
>>567 うん、でも星氏の方が圧倒的にドライ。
実は「生活維持省」は漫画化されているから、それと比較すると良く分かる。
パクリとは言いがたいかな、どっちかといえばオマージュ気味?
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/28(金) 20:18:42
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
生活維持省=死神でも必要
「つねならぬ話」って「つまらぬ話」のもじりだよね?
577 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/04(金) 21:13:11
いつの間にか、「新潮文庫の100冊」から星新一先生が外れていますけど、いつから外れてしまったのですか?
入ってるけど?
579 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/04(金) 21:44:04
どこかに「星新一奇行集」ってないかな?
↑それあったらいいなぁ
SF作家おもろ放談 探してるんだけど
未だみつからない…
>>577 「ボッコちゃん」が無くなって「ブランコのむこうで」になってるんかな
582 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 20:07:17
星先生は一年に一回、七夕の夜、それも晴れた日にだけ、奥さんと床を共にする事が知られていた。
ある年の七夕の夜、すでに七月八日になっていたが、小松左京先生は、星先生からの電話で起こされた。
「済まない。やり方を忘れてしまった」
583 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 20:18:20
ショートショート集じゃないけど、「新潮文庫の100冊」に入っていたね。
ほかの作者でショートショート集は、
小川未明「赤いろうそくと人魚」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
向田邦子「思い出トランプ」
の3冊だった。
584 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/05(土) 21:54:48
「SFおもろ放談集」(角川文庫)は、それなりの金額で、近くの古本屋さんにあったなあ。
BOOK・OFF、100円コーナーでの出会いを楽しみにする方がいいかもね。
一度だけ、握り拳の形をしたカバーがついた、「ノックの音が」(講談社文庫)に出会った事がある。
今のカバーは三代目で、初代のカバーに出会ったわけ。
二代目と三代目の違いは背表紙だけしか違わないけど、初代はまるで違った姿だった。
もちろん買ったので、「ノックの音が」は2冊持っている。
まるで二冊持ってることがさも特殊なように語ってるなこいつ
カバー違いなどで三、四冊持ってるのは普通だろが
>>585 ・・・それは一般人の価値観で言ってるのか?
587 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/06(日) 13:48:56
いいから、いいからって。
2冊ぐらいで威張った俺が悪かった。
星先生の同じ本を2冊買う話は、川又千秋先生の解説にもあったよね。
「ショートショートの広場」の太田忠司氏は、全部図書館で読んで、1冊も持ってないとか、人それぞれ。
それより、「四冊」君は、それだけの蔵書があれば、星先生のレア本もかなり持ってるでしょう。
みんなのために、うんちくを交えながら、ちょこっと紹介してよ。
>>587 性格の悪さがにじみ出ている書込ですね。
話をおかしくしたのは585だろう
星新一の同じ本を3、4冊ずつもフツーに保管してる人って一体・・・。
とある番組で、小松左京、筒井康隆、星新一が一画面内に現れたときに
星先生のときだけ「故」とナレーションされたのが、当たり前のことなんだけど、やっぱりさびしかった・・・。
運故星新一、と紹介されれば満足だったのか?
餓鬼もこんなところに来るんだ。
こんな園児ジョークは微笑ましく生温かく・・・
大人なんだからさ。
594 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 18:45:24
「星新一奇行録」って、小松左京先生がらみや北杜夫先生がらみ、あるいは安部公房先生がらみは随分あるのに、筒井康隆先生がらみは、思い浮かばない。
そういえば、眉村卓先生がらみも、ないな。
595 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 18:46:34
うんこネタは星先生の得意分野。
596 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 18:57:09
>>584 >一度だけ、握り拳の形をしたカバーがついた、「ノックの音が」(講談社文庫)に出会った事がある。
うちにあるのは普通にそれだ。
そうか、これは初代だったのか。出たときに買ったから当たり前だが。
597 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/07(月) 21:47:58
今は村上豊先生の絵だ。
>>590 たかじんの番組かな?写真まで白黒だったよね。
しかしあそこで星氏を登場させてくれて嬉しかった
普通なら小松と筒井だけで充分な展開だったし
599 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/08(火) 23:49:41
いつから御三家という言い方をするようになったのか知らないけど、「奇想天外」誌があった頃に、筒井康隆先生自らが言い始めたのかなあ。
高校時代の図書館にあった早川SF全集では、安部公房先生、小松左京先生、星新一先生が1冊まるまる割り当てられていた(当時はこの3人が御三家だったみたい)のに、筒井康隆先生、眉村卓先生、光瀬龍先生は3人合わせて1冊だった。
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/09(水) 00:44:54
夏休みの読書感想は、このスレッドの良さそうな所を、そのまま使おう。
601 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/09(水) 10:16:58
これほど作風の違う、三者三様の御三家ってのも凄いな。
昨日やったBSアニメ夜話番外編、辻真先の番組に昔の
写真が出てきて筒井や小松やいろいろ写っている中で
星新一のところに名前が入っていなかったのはなぜなんだ
603 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/11(金) 23:02:44
「フリー百科事典=星新一」はコワい所ですなあ。
ホシヅルの日・星新一オフ
(2ちゃんねる掲示板・星新一スレッド・住人親睦墓参会)
日 付:2006年9月3日(日)
時 間:12:00 〜
場 所:青山墓地
交 通:東京メトロ千代田線・乃木坂駅
備 考:
盆で10年ぶりに実家に帰って本棚に星新一ハケーン。
「ある日、エヌ氏が自宅でぼんやりしていると、玄関で来客を告げるブザーの音がした。」
うわー!懐かしス!これだ。この感覚ぅ!
606 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/17(木) 23:04:39
>>604 毎年、この日のこの時間は、
宇宙塵、日本SF作家クラブ、日本推理作家協会、
エヌ氏の会(星新一ファンクラブ)、
AんI(小説現代ショートショート・コンテスト出身作家親睦会)、
講談社、新潮社、早川書房、
都立**高校SF研究会、県立**女子高校文芸部
なんかが集まって来るから、待ち惚けを食う事はないけど。
これに2ちゃんねる掲示板が加わるわけだから、
この間の靖国神社みたいだね。
俺はいつも通り、離れたブロックで様子を見て、
みんなが去った後に手を合わせるよ。
「1001」をベッドの枕元においた
これから毎晩のようにランダムにぺらぺら読んでいくですよ
地震で「1001」が俺の頭を潰すまで・・・
608 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 00:22:36
>>604じゃあ僕はさらに離れたブロックから様子を見て君が離れた後に手を合わすよ。
609 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 01:51:22
とりあえずイチイチ写真がジャマ
611 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 09:06:13
>>609 すげw星新一好きにとって嬉しい発言だな。
本好きか、いい趣味もってるじゃん
「そのまんま処刑だよ処刑。」ってみんなつっこんでるだろうね。
613 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 16:45:37
>>612 だよな。
でも良いなこの子、藤子不二雄も好きって言ってるし、俺と合う。
614 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 20:59:26
SSコンテスト応募勧めれば
615 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/18(金) 21:16:37
こんなのって、毎日、
「星新一 and ショートショート」
で検索して見つけ出すの?
そんな読者がいて、星先生も喜ぶよ。
それにしても、誤変換が多いな。
(誤) (正)
依頼 →以来
死刑衆→死刑囚
処刑方→処刑法
616 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/26(土) 10:03:37
今更ながら「あの頃の未来」を読んでしまった
マジつまんなかった。時事エッセイのネタを無理やりこじつけて星さんからぱくってるだけ
「声の網」をやっとゲト。
たいていのものは揃えていたがこれは未読だった。
最新のSF潮流…技術的特異点とか…と比べても古くなっていないな。
ただ後ろの解説の恩田さんとやらが…。
もうちっと深く掘り下げた解説が欲しい。
まあ「あの頃の未来」の解説の人よりかはちゃんと読めていると思うんだが。
電話をネットにすれば全然今でも通用するな
今の携帯電話だともっと簡単だな。
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 13:45:17
「Wikipedia : 星 新一」 執筆者大募集!!
おそれおおくて・・・
622 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 20:07:41
たぶん俺、9月10日(日)には皇居にお祝いの記帳に行くから、ホシヅルの日も3日(日)には行かずに、その日に行くと思う。
623 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/30(水) 19:31:50
なんか書いてることがこのスレとかぶってるねその子。
考える事は皆同じ、か。
今ちょっとしたリドルストーリーをみた。
627 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/30(水) 22:48:14
ほんとだw
電話をネットに置き換えるのは解説のヤシも言ってたがな。それにしても博識だなこの女、顔も老けてるしサバよんでたりしてw
逆に言えばここに書かれていること以外言ってないわけか・・・
>>625 >>考えることはみな同じ
・このスレの意見と同じようなことをその17歳も含めみんな考えるんだなあ
・その17歳がこのスレと被ったようなことしか書かないってことはもしかして・・・・・・・と、スレ住人の多くが考えてるんだなあ
どっちを指すの?
630 :
625:2006/08/30(水) 23:33:04
普通に上の意味。このスレで珍しい話題があったわけでもなし。むしろ親近感を覚えたけど・・・
あまりひねくれて考えるのイクナイ
正解はそれぞれの中に。
632 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/31(木) 00:58:15
あちこちのホムペで、ここに書いている事を孫引いているのを良く見る。
あてにしてくれて、ありがとう。
その一方、書き手として責任も感じる。
先生の随筆集に出ている内容ばかりなんだけどね。
633 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/31(木) 07:45:37
この人、たまに発狂したりして、いわゆる「不思議ちゃん」だね。
最近新しいのでたの?
できればタイトル教えろ
・・いや教えてください
ってのは?
636 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/31(木) 21:48:57
星先生がウルトラマン脚本に携わっていた話は、意外性があるようで、良く引いて貰ってるみたい。
先生の自筆年譜にも出て来ないからね。
沖縄に行った時、国際通り(東京の銀座通り、大阪の御堂筋通りに当たる)の書店で見つけた、
上原正三「ウルトラマン島唄」
に出ていた。
「さすがは沖縄はウルトラマンの故郷だ」
と思い、すぐに買ったけれども、どこにでも置いてある本だった。
637 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/06(水) 10:35:31
親王様、星先生、お誕生日おめでとうございます(ました、か?)あげ。
まさか、この日にお生まれになるとはね。
誕生日アゲ
俺は何の変哲も無い日本人だから、親王誕生を素直に喜んでいるんだが、
星新一だったら、ちょっとひねくれた見方をするんじゃないだろうか?
とか、
意外と常識を大事にする人らしいからまっとうな感想を持つんだろうか
とか、推測してしまう。
639 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/06(水) 10:57:51
アゲとか言いつつsageてるし
誕生日おめでとうございます!
641 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/06(水) 12:02:22
私も参加、星先生ご存命であれば80歳とのこと、
おめでとうございます。
親王誕生日、と重なるとは、ン十年後には祝日になるかも。
642 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/06(水) 21:28:59
西村京太郎先生、永井豪先生も誕生日。
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/06(水) 21:56:50
どうしてageたらdameなの?
>>638 「気まぐれ博物誌・続」の「安易さ」を読んで見れば
ひねくれたことは言わずに
素直に親王誕生を祝福してくれるだろうと思いますよ。
645 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/06(水) 23:34:45
つかぬ事を聞きますが・・・
確か星新一の作品だったと思いますが、主人公(?)が声を自由に変えられる職で、ラジオでやると
もう廃れてて・・・って感じの(だいぶ違うと思いますが)話のタイトルって何ですか?
すんません
646 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/07(木) 00:11:35
盗賊会社に収められている、どれかだ。
647 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/07(木) 20:08:05
お祝い記帳は、皇居の坂下門という所から入場し、10時30分から14時00分まで行っている模様。
648 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/07(木) 20:21:52
著名人が亡くなったと言うニュースは聞くが生まれたというニュースは聞いたことがない。これでは世の中凡人だらけになってしまう。
というようなことを星新一が何かで言ってたな。
星新一氏も生まれたときにはニュースにならなかったんだよね。
きっと有名人の誕生を隠す誰かの陰謀があるんだよ。
星先生がいままで生きていたらこんなふうに短篇書いてくれたかもしれないなあ。
650 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/10(日) 11:22:42
早春の土のオチはヤバいね。あんなのなのに描写がどこかきれいなのも。
651 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/10(日) 13:19:20
ショートショートの広場、宮本晃宏の追跡(ストーカー)行為は相変わらずしつこいな。
松本清張先生や広瀬正先生みたいに、その性格を作品の方に生かして、世の中のためにしなよ。
652 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/11(月) 23:25:32
ブログ・ストーカー、宮本。
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/16(土) 21:34:57
プロ野球、中日ドラゴンズの山本投手が、阪神タイガース戦で無安打試合を達成。
星先生はドラゴンズのファンで、特に投手がお気に入り。
「うちには、いい投手が育つ伝統があるのだ。いっひっひ」
と、悦に入っていた。
確かに、杉下投手とか板東投手とか星野投手とか、思い浮かぶね。
そんな星先生だから、今回の快挙も大喜びしてくれたに違いない。
655 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/02(月) 00:50:49
星新一は吉野家に似ている。
牛丼の本道は、あくまでも牛肉を醤油で黒く煮詰めたもので、そこから見ると、吉野家は異端の部類である。
だから、色なしの牛丼を作ったならば、その業者は、たちまち吉野家の真似と言われるだろう。
同様に、星新一も掌編小説の中では異端で、その辺りが、星新一の後追いを出にくくしている理由である。
星牛だどー
657 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/04(水) 02:37:44
星新一に詳しいであろう皆様に質問があって伺いました
以前星新一のショートショートで
・地球の男女が仲違いし
・男は地球すべてを女性に譲って宇宙に植民
・女は地球でのんびり暮らすも争いが絶えず
・最後に男性が女性型アンドロイドと結婚するシーンで終わる
というものがあったを記憶しています
お心当たりの方は題名と、所収の書名を教えて頂けると幸いです
そんなんあったっけ・・?
・突然やってきた宇宙人が地球の若い女性をすべてよこせと要求
・とてものめる要求ではないと地球の男たちが懸命に抵抗するも
・宇宙人の美辞麗句につられた女性たちは次々と宇宙船に乗りこむが・・・
ってのなら最近読んだことあるけど、ちと違うみたいだね。
>>657 小松左京じゃないかなあ。
女達が争っているのを見ながら、男の代わりに女達の相手をしてる
ロボットが「やれやれ、またか。あの人たちはまた『人のせい』にしてる」
と呟くシーンとか、男性が結婚する女性型アンドロイドが舞妓仕様に
なってたんだったら、たぶんそれかと。
タイトルはなんだったっけ…ぐぐってみたら「機械の花嫁」じゃないかと
思うんだけど。
>657
それ、小松左京だよ。
本なくしちゃったからタイトルとかは思い出せないけど。
小松スレで聞けばわかると思うけど、たぶん>659氏ので正解じゃないかな。
>>659 であってます。
(「題名だけマクルーハンの盗作」とかサブタイトルがついてたような気がする)
うちにあるのはハヤカワ文庫だけど、今入手しやすいのは
「日本売ります」(ハルキ文庫)らしいです。
あ、でもamazonでみると品切れ状態か。マーケットプレースには出てますね。
662 :
657:2006/10/04(水) 18:43:02
皆様ありがとうございました
なにぶん読んだのが20年近く前の中学生時代ですので
同じ頃読んだものと混同しているのかも知れません
なにはともあれ小松左京の当該作品を当たってみます。
違うようでしたらまたご質問に上がるかも知れません。
今回はお世話になりました。
星新一でエロ同人作ろうと思うのですがネタありませんか。
エヌ氏とボッコちゃんのセクース
星×筒井×小松の3P
星×「セーラー服を着せた象」(正常位)
ネタがあるから作ろう、というのが順番ではなかろうか。
星鶴×ボッコちゃん
子供のころに読んだ「処刑」は、なんか漠然としたもやもやが残って読後も「ふーん」くらいだった。
ベスト10スレで評価が高いのは今ではわかるけど、あの頃の理解度じゃ「もっとハッキリしたオチつけてくれよ」って感じだった。
その「もやもや」がいいんじゃないか!
SF文学っぽくてw
>669
吾妻ひでおが漫画(イラスト)にしたら面白そう
吾妻ひでお自画像×星鶴はあったけどなー。
675 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/13(金) 00:10:21
age
>>664 ボッコちゃんの「殺してやろうか」のくだりを
「犯してやろうか」「犯してちょうだい」と変更して
兄ちゃんがボッコちゃんに口内射精。
ラストは店の皆がザーメン入りの酒を飲んでしまうってオチ。
つまらないよ
最高級有機質肥料とボッコちゃんを組み合わせる。
皆が飲んでるそれは・・・
>>664 銀の玉(擬人化)の乳首を突ついてきゃあきゃあ言わせる話。
ある回数つつくと爆発しちゃうんだ。
途中で変な玉をつれこもうとするけどやめとくとか、最後は一緒にお風呂入るとか。
銀玉おいしいよ銀玉
最後は爆発するのではなく、ぱふっと白い煙が出て終わりというのはどうか。
684 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/28(土) 22:38:06
あげ
685 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/31(火) 17:44:34
ベスト50スレでくっちゃべってるやつ、こっち来いよー。
おれ結構あのスレの集計楽しみにしてるんよ
686 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/31(火) 21:41:07
ベスト50のために読み直してるんだがどれが一番かわからなくなってきたw
甲乙つけがたいのがぞろぞろある・・・
一冊につき2話ぐらい選んでも大変な数になるしなあ。どうしたもんだか。
>>688 結局自分の好みで選ぶしかないんだけどね。
例えばおれは、たまたま「処刑」を読んだのが最近だった。面白いし、最高傑作といわれるのも
うなずけると思ったけど、自分のベスト10入りは他の愛着ある作品に譲ることにした。
しいていうなら、読み直すまでもなく記憶に残ってる作品を選べばいいんじゃないかなと
石柱ってよくない?
691 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/02(木) 09:10:54
ウィキペディアのボランティア・スタッフに、
「星新一のショートショートなんて、伊藤園のお茶川柳みたいなもの」
という認識を持っている奴が多いのは遺憾。
2ちゃんねる文学板でも、
「星新一は文学ではないので、板違い」
という意見があった。
反論してもいいが、時間が取られるからな。
「「ようこそ地球さん」(新潮文庫)、「ショートショートの広場1」(講談社文庫)を読んでくれ」
ぐらいしか、言い様がない。
「討論してみてはいかがでしょうか」
という奴は、人にやらせるのではなく、まず、自分で試みてくれ。
友人が何でもいいから勉強の合間に手軽に読める本を貸してくれというので
ボッコちゃんとようこそ地球さんと貸してやったぜ
友人の人生を歪ませたかもしれん。
Good Job!といっておこう。
俺は便所のときに読める本を貸してくれと言われたので
ボンボンと悪夢を貸してやったがソイツ雲隠れしやがった。
便所の中から?
>>691 wikiスタッフのその認識には異論を唱えたいが、
「文学」というのはちょっと違うんじゃないかと思う
星さん自身も文学を目指してたわけじゃないだろうしね
>689
ところがタイトルも思い出せんのが多いんだこれがw
ところで、昔の作品見てると「ワイフ」って言い方をよく使ってるのがあったりして面白いね。
書き直しまくる人だから、今売ってるのは「妻」になってたりするのかなあ。今度書店で見てみよう。
ちなみに今読んでるのは、安全のカード。昭和62年発行。
>>699 昭和の30〜40年代、戦後しばらくのあたりに流行った感じ
>ワイフ
ちなみに、その時代ちょっと小金持ちな家庭の奥さんとか新婚妻が
よく使ってた夫の呼び方は「ハズ」(Husbandを略したらしい)。
当時の現代小説みたいなのでよく見た。
「あたしのハズが〜」とか、今見るととっさに意味がつかめないかも。
ワイフもらってうれしかったが、でてくるおかずがいつもコロッケ〜
ですね。
702 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/03(金) 08:05:48
703 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/03(金) 13:10:37
<ジャパニーズ・ジョーク>
6カ国協議。
日本代表が手を洗いに席を立つと、皆が何やらヒソヒソ。
中国「日本はおとなしいねえ。潜水艦で領海に入っても、まるで怒ろうとしないよ」
韓国「うちでも竹島を占領したけど、怒らないね」
露国「うちも南千島を占領したのだが、全然、怒らない」
北朝鮮「ならば、うちで核爆弾を落としてみようか」
米国「いや、それでも無駄だと思う。うちで試してみたが、それでも全然、怒らなかった」
(東京放送・TBSラジオ)
学生です。
典型的な理系人間の友人に、
(本なんて殆ど読まない、その代わり物理やら数学やらにかけてはおそらく日本でも上位)
とりあえずボッコちゃんから「プレゼント」を読ませた。
選んだ理由は、まぁ、ショートショートらしい話だったから。
そして、数ページを読み終えた友人から返ってきた言葉。
「よく、意味が分からなかった」
……こういうこともあるんですね。
まあ、相性ってのもあるしね
理系人間には星新一好き多いような気がするけど気のせいか。
気のせいだ。
そうか、気のせいか。
気のせいか・・・今日はどうも調子が悪いな
気分をほぐすおまじないでも唱えなければ
・・・メロンライスにガムライス
あなたはどちらがお好きで?
俺、理系だけど星新一大好きだよ。
青いモグラという名のカクテルをくれ
青土竜って書くとできそこないの相撲取りみたいだ
>>704 ヨコジュンのエッセイで、新聞に数回連載したらそのとたんに日頃SF作家なんてうさんくさいと
思っていたような近所のオバちゃん達の態度が変わったんだけど、
みんな「小説の意味はよくわからないけど新聞に載ったから偉いセンセイなんだろう」
って感じだったそうだ。
中にはショートショートなのに話が続いてると思っていた人がいて、オチに地球が滅亡する
話載ったら「地球が滅んだからこれで最終回ですね」って言われて面食らったとかw
いろんな人がいるもんだね
「古典SFを書いてください」
716 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/11(土) 21:22:35
世話になった人の恩を仇で返す、ショートショートの広場「論理的な幽霊」の作者、宮本晃宏。
>>704 学生時代、友人の秀才(文系)が「よくわからない」と言ってた。
あと、IQ145の親戚のニーチャン(文系)も「どういう意味?」だってサ。
文系・理系なんて関係なく、個人の問題じゃね?(読解力とか想像力とか)
717は「プレゼント」じゃなく、「ボッコちゃん」を読んだ結果です。
なんでもそうだけど、小説にもルールがあるからね。
推理小説を恋愛小説だよといって読ませたら、よほどの切れ者でも犯人わからんだろう。
星さんの小説にも独自のフリとオチがあるし、フリに気づかなかったらオチもわかるはずかない。
たいていの人は何度か読めば作風は理解するだろうと思う。それだけの普遍性はある。
気に入るかどうかは別として。
>推理小説を恋愛小説だよといって読ませたら、よほどの切れ者でも犯人わからんだろう。
切れ者っつーか、普通誰でも途中で推理小説と気づくだろうw
>>721 まあ、そうだねw
しかしわかりにくい微妙な作風ならありえるよ。
星さんは読む物によっては微妙な作風なんじゃない?てなことが言いたかった。
723 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/14(火) 19:09:52
時々四コママンガでオチが理解できないときあるけどあんな感覚なんだろうな。
最初ショートショートというものを理解せずに読み始めた時は、
エヌ氏って皆同一人物だと思ってたな、
なんでエピソードごとに人格が変わるんだろうと思ってた・・・
725 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/15(水) 09:35:19
おもしろい恋愛小説があるんだ、よんでみ
つ「表参道ヒルズ殺人事件」
中島らものエッセイに、どんな映画でも「いいもんはどっちや」っていうおっさん
の話が出てたけど、それの恋愛小説版人間はいるかもしれないぞ。
# どんな小説でもやおいの文脈でとらえる女子はいるな。
>>726 腐女子脳の持ち主は、なんでもとにかく「二つのもの」があれば
カップリングを考えるらしいからねえ…。
「いいもんは」ならぬ、「受けはどっち?」という。
あの瞬時の判断力は、ある意味SF的だと思う。
728 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/18(土) 18:06:20
答えはとっくに出てるじゃん。同じ話の繰り返しなんだもん。いいかげんに読み飽きたよ。
プロ志向を持つ、「論理的幽霊」の作者、宮本晃宏氏は、
(1)スレッド主の仕事を逃げないで、スレッド進行とレビューを復活しろ
(2)安全な所に身を置きながら回りの人に苦言を言う前に、まず自分で手本を示せ
(3)世話になった人の恩を仇で返すような事はせずに、礼状ぐらい書け
(4)スレッド主として、セミプロ作家としてのショートショートの話題を書け
順不同と思うがこんな感じかな。要約してるから、ニュアンスは違うかも。
どこの誤爆なんだろう...
星さんのネタバレスレにも落ちてた
なんだろね?w
>>723 施川ユウキ
榎本俊二
吉田戦車
そんなエッセンスを感じる四コマ作家達。ここの人達、案外この辺好きなんじゃない?
確かにけっこう好きだ(一番上の人は知らないけど)
ただ、彼らの作風は、星さんとはあんまり接点がない気もする
>>731 シュール系なら上から
サナギさん
ムーたち
ぷりぷり県
の人だね。
確かに後期の星新一に近いノリはあるかもしれない。
>確かに後期の星新一に近いノリはあるかもしれない。
そうなんだ?
わりと全盛期(個人的には前半と思っている)にメインで読んでいて、
晩年の作品は知らないものも多いから
そうとは知らなかった
今現在なら、ムーたちはかなり好きで読んでるけど、作風の共通点を考えるのは
難しいなあ。かなり緻密に構造を説明できないとダメだと思うし。
単純にユーモアという概念だけでいえば、大雑把な構造は同じということになると思うけど
737 :
◆tsK7WGoXFg :2006/11/24(金) 06:08:46
単純に施川ユウキは影響受けてるとオモ。
会話の妙、ほのかにブラックなフリ、オチ…
つうか、コラムで普通に好きだったとか書いてたわ。筒井、阿刀田高と共に高校時代読んでたみたい。
読んでて好きで漫画書いてるなら、そりゃ影響は受けるだろうね。ただ作風が近いとは限らない。
施川ユウキは知らなかったのでサイトでマンガ読んでみたら、先に進むにつれて上手くなっていってて
最後に笑えたので好感持てたw ただ星新一っていうよりバラエティ的な笑いだと思う。
じゃあバラエティ的な笑いは星新一と全く関係ないのか?というとこれまた難しい問題
星新一は星新一でしかないってことか
740 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/25(土) 14:00:46
>>709 やっ あなたもジャックポット教の方ですか
(´Д`)< 僕は今日も生きている。
742 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/03(日) 07:46:43
気まぐれスターダストの巻末の完全著作リストってどんな感じですか?
743 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/07(木) 16:37:01
星新一を越えるショートショート作家を目指します。
その意気込みや良し。
でも一国の総理大臣になるより難しいよ。
,. -一……ー- 、
/::::{:/::::‐-:、:::丶:\
/:::::/´ ̄ ̄__\、::::l,. -―、
/::::// /:: ̄、:\::::ヽヽ≦、ス=、、
/::::/::|,.イ:l::丶::::::::\:X:::',:::ヽ、 ヽハ ',ヽ
f´ ̄!:::::l:_|_|\::\--/,r=ミ|::::::lヾく:l::', | |
ヒア_|:l::::|::N,≧ミ、トゝ ハ心}!::::::K:ヾニ二ヽ ただの人間には興味ありません。
,r=ヽレ|:|::::l::|{ ト心 `'" !::::::|::!',::|ハ::! ` この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら
// |:|:::::ハ!、::ヾゝゞ'′ _'_,.ヘ /::::/:::|_!:l リ あたしのところに来なさい。以上
// !ハ//|:|::ヽ::::丶、__丶 _ノ/|:::/イ::ハヘ!ヽ_
L! /ヘ |:|ミニ='⌒ (⌒ヽ´ _ !イノl/ |:! ! !L_
〈_{ ヾ.,!/ , ´ \ ∨,.‐、| l:| |ノ !
__!\ / __ム V⌒! !:! ! ハ
/__レ-〈 / f´ ヽ. '. __! //./-‐ '´ /
ヽ! |r' \l__ V/ /-‐ /
「 ! { `\_f_ノ∠ミヽ! /
/ ヽ`ヽ.二ニァ'V∠二ハ }},!-'
/ ヽ---/´/レ!ト--'/‐'
/ / ̄ヽ二ノ´l:ヽノ_
r‐! / l:/ `ヾ==、ー-- 、
/ ̄| ヽ./ 〃 /人 `ト、::::\
', / ,!\ |l \ / \:〈
| ′ / | ` |:! / `
L.__ / ! !:ヽ / !
` iー---一'Tー-∨-r‐''´ |
なんでなりそこない王子を題名にしちゃったんだろうな
どう考えても死体ばんざいかミドンさんにしたほうがいい
ミドンさんじゃあ、わけがわからんじゃないかw
かぼちゃの馬車、なんてのもあることだし題名としてはなりそこない王子が妥当なんじゃないか?
「死体ばんざい」ほど衝撃を受けたタイトルは後にも先にも無いが
それを表題にされた日にゃ、買うの勇気居るわ
「死体ばんざい」は
ヒッチコックの「ハリーの災難」がヒントになってるよね
違うかな
750 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/15(金) 05:32:08
ボッコちゃん含めショートショートは何回も増刷されてるのに
なんでエッセイ集は絶版状態なんじゃろ
1001よろしく全部まとめてエッセイどかーんみたいな本でねえかな
ていうか全集がひどすぎる
なんだよあれは
「妖怪」は神
親父が買ったと思われる気まぐれ〜が実家にあったけど
もう表紙も紙も黄ばんできてる・・・
たしか値段は200いくらだったような
表紙あるだけいいな
小学生の時おこづかいで買ったきまぐれロボット(文庫)
15年前かーちゃんに捨てられちゃった('A`)
■きまぐれロボット、ごめんね
星さんは悪魔ネタ、宇宙人ネタと並んでサンタネタが多い、
ちゃんと数えたワケじゃないけど、少なくとも10編以上はあると思う。
それら一冊にまとめたら、絶好のクリスマスプレゼントになりそう、
ラストは「ある夜の物語」で。
浦沢直樹が鉄腕アトム(史上最大のロボット)をリメイクした
「PLUTO」っての描いてるけど、今週出た4巻の特装版に
ついてる付録「まんがノート2」に、星さんの「来訪者」を漫画化
したものが収録されてる。
高校生のころに描いたものだそうで。
新潮文庫でのお気に入りは、「ボッコちゃん」「ようこそ地球さん」
「夜のかくれんぼ」「宇宙のあいさつ」「どこかの事件」だそうだ。
>>761 なんで好きな作品の時期がバラバラなんだ?
ボッコちゃんとどこかの事件なんてかなり違うな
好きな作品じゃなくて文庫のタイトルを挙げたんじゃまいか
そうだな、「夜のかくれんぼ」という話はないからね。
文庫のタイトルだけだ。
いやその文庫、作品の質も時期もがぜんぜん違うじゃんてこと
766 :
761:2006/12/25(月) 15:21:35
最後のページに、宣伝ポスター風の一枚絵があったんだよ。
「星新一の世界」って大きくロゴがあって、胸に「F氏」って名札つけて
肩にオウム乗せた黒衣・メガネ・山高帽にステッキの紳士が真ん中に
立ってる構図。
で、一番下に「U氏(浦沢直樹)のお気に入りの5冊」として「ボッコちゃん」
以下が表記されていた。
「来訪者」を載せる関係で新潮社と星さん関係者に連絡取ったそうで
(PLUTOは講談社だし)、新潮社で上げるとすればこの5冊、って感じ
だったんじゃないかなあ。
>>765 別に構わないだろ
星新一作品は「ほとんど好きだ!」って意思表示じゃねーのか?
12/29朝日新聞によると、アフリカコンゴでは内戦によって食べるものがなくなった人たちが
野生のカバを乱獲して食用としており、このためにカバの数が激減してしまっているのだそうだ。
コンピュータに政治を任せられるようになるまでは、まだ遠い。
769 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/29(金) 18:59:30
好きな作品の時期や質が違ってたらあかんの?
うん
( ,_`ゝ′)(´`c_,'` )
>>528 「きまぐれ暦」に載ってました。睡眠薬が正しいようです。
関係者の皆さん、惑わしてすみません。
774 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/30(土) 13:20:44
「オチ」が今でもさっぱり分からない星新一の作品があるのだが、あれはなんだったんだろう?
タイトルは忘れたが、かなりクセのある作品だった。
・全部で1ページぐらいのショートショートにしてもかなり短い作品。
・内容は、主人公が若いとき本を読んでいると『絶望』と言う文字が目に止まった、
自分には関係ないことだとすぐに忘れるが、年をとってこれが絶望なんだと知った時、
その時の光景がありありと目に浮かんだ・・・と言うもの。
・最後の文(おそらくオチに関係していると思われる)は「その時読んでいた本の表紙が赤かったことも。」
と言う一言。
775 :
渚 水帆(作家&阪大のアイドル):2006/12/30(土) 13:27:55
4470.国際ユースホステル ゴスペルディナーショー 返信 引用
名前:渚 水帆 日付:12月30日(土) 13時11分
3人の女性と男性ピアニストで構成された
至近距離2mほどの生のゴスペルは聴きごたえがありました!
一番ひだりの人は最近結婚された、ラルサイで知り合った、
ゆーこ♪さんに似ていました。(^−^)
結婚おめでとう♪♪
↓画像は下☆
http://hp.jpdo.com/cgi33/243/joyful.cgi?
>>774 絶望=死、ってことかね、
若い時は自分がいずれ死ぬなんてことは普通考えない、
ゆえに生がどんなに素晴らしいことかも考えない。
自分が年取って死を迎える時、初めてなんでもないと思っていた人生の重みを感じる、
読んでいた本の表紙が赤かった、なんていうなんでもないようなことも含めて。
>>774 あれは確かにわけわからなかった
しかもなんかすごい浮いてるよね
赤かったのは本じゃなくて椅子じゃない?
タイトルも椅子だったかと
椅子だね。あれは結構思い入れある。子供のころは確かに意味が分からなくって、
大人になれば分かるようになるんだろうか?とか思っていた。実際高校生くらいになって読み返したら
理解できた。ありゃショートショートっていうより詩かもね。
>774
確証のない推測だが、『できそこない博物館』で触れてた
「画集にストーリーを付ける企画」でこれを書いたのでは、と思ってる。
>>774 最近、それ読んだけど俺もよく分からなかった
赤はどういう意味なんだろう
782 :
774:2006/12/31(日) 12:38:56
>>781 最初私はてっきり主人公が殺人を犯して(あたりが血で真っ赤)
「捕まるはずはないさ」と思っていたが、結局捕まって死刑を宣告され、
執行までの期間絶望の状況にいる。とか考えてみたけれど、
やっぱりこれは無理あるよなぁ・・・
タイトルは歳月だよ。だれかさんの悪夢に収録。確か星新一の作品の中で一番短い話だよね?
意味は
>>776であってるんじゃない?
784 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/31(日) 19:29:23
その作品は、寺山修司先生から芝居のパンフレット用にと、「 400文字」という指定で依頼があったそうです。
愛想のない依頼文で、それでも引き受け、妙な気持ちを持ちながらも仕上げたそうです。
先生は、「自己最短の掌編」と語っていましたが、4行の作品もありますから、二番目ですね。
最短は、文化出版局から出た、豊田有恒先生編のショートショート集に収めらています。
「気まぐれスターダスト」にも未収録です。
あけおめ
単行本からもれた、最短のショートショートは『命名』。
星新一の冗談話、「おーい、三大Qっていうのを思いついたぞ。モンテスキュー、バーベキュー、オバキュー、だ」
と同じ系列からの援用だろうから、著者の“嫡出子”としては認めなかったのだろうと思う。
787 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/02(火) 22:00:32
向こう三軒、三が日。((c) 星 新一)
一姫二太郎三なすび。((c) 筒井康隆)
命名と日電の本に載ってたという作品の他に単行本未収録ってどんな作品があるの?
789 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/06(土) 00:01:00
入手しやすいのが、「三億円の犯人」など、「気まぐれ博物誌」に収められた一連の時事ショートショート。
どこの図書館でも読めるのに、単行本に収められていないのが、朝日新聞縮小版に掲載されている、確か、「火星オリンピック」という題名の作品。
映画「マタンゴ」の脚本が、執筆は福島正実先生だけど、原作が星先生だと思った。
「ミラーボール」という作品が、「文學界」同人雑誌推薦作品になった事もあるらしい。
P.S.
日電の本って何?
>>789 d。マタンゴは盲点だったw今度図書館行って探してみるよ。なんかSFマガジンにも未収録はあるらしい。
日電のは一般書籍の方にも書いたけど
「未来にいどむNEC」(企業の現代史53 フジ出版 昭和43年2月20日 二版発行)
という本の
「おとぎの電子生活」
って作品。前にネタバレスレで見た。
そういえば星さん作詞の曲が収録されたCDもあったから、これも広い意味では未収録作品かなw
792 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/06(土) 07:52:17
故郷、福島県の、幼稚園の園歌作詞もある。
どこの図書館でも読める「安部公房全集」にも、かなりの量のSF対談が収められている。
対談相手が星先生なわけね。
「気まぐれスターダスト」の出版社に言って、「2」を出して貰おう。
エッセイや対談の未収録や絶版は多いね。
まずはショートショートだと思うけど、いっそ全集の完全版を出して欲しいね。
CD付きでw
794 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/06(土) 13:17:38
話の種提供
1981から1983の間にK谷市H陽中にてM畑44Xの
7某上野家系泰市の子泰和とその仲間たちは
6弱者にいじめがバレたら親族に危害を与えると脅迫し、
4えたひにんと呼び、遺書や奴隷契約書を書かせ、
0殴る蹴る汚すを繰り返し、金銭も恐喝していた。
2こういう類は親族ともども不幸とは無縁の
6社会的信用を得たお金持ちの生活をしている
CDの話で思い出したけど昔ラジオでやっていた「星新一の世界」を録音したテープが見つかった。
星作品を朗読していたやつ。「人生歌あり」に続いて放送されていたかな。
20年以上前だったと思うがよく見つかったと思う。
LPやCDでも朗読のはあったしNECパソで読めるフロッピーの電子書籍もあったね。
持ってる人っているのかな?
星作品を全て電子化してくれないかなあ。真鍋和田イラスト付きで。
796 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/06(土) 21:43:32
ヒサクニヒコ
797 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/09(火) 09:14:19
星新一先生の「気まぐれスターダスト」を編んでくれた人って、広瀬正先生の「マイナス・ゼロ」の出版を断った、あの例の人なんだよね。
筒井康隆先生も七瀬ものの原形を断られて、怒りで生原稿を、大阪の川に投げ込んだらしい。
「気まぐれ〜」の出版まで、悪い人だとばかり思っていた。
798 :
幕ノ内:2007/01/16(火) 13:44:19
>宮本さん
いい加減にしてください。
もう消えてください。
このすとーかーーーーーーー!!!!!(激怒)
800 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 20:44:33
星先生の最初期の作品、「三丁目の夕日」の、あの時代(昭和33年の設定)に書かれたのだから凄いなあ。
メイド・ロボット「ボッコちゃん」なんか、秋葉の流行を追って、今書かれた作品だと言われたら信じちゃう。
801 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/31(水) 20:58:53
スレの中ほどでガイシュツだが、今新聞や雑誌で取り上げられて評判の漫画
『イキガミ』ってまんま星さんの『生活維持省』だよね?
まあパクリというよりオマージュらしいのだが、記事では漫画家ばかりが誉められていて
星さんの名前が少しも出ないのが腹が立つ。ストーリー部分はしょうがないが
「着想がすばらしい」とか「近未来にありえるかもしれない社会」とかの賞賛は星さんに
向けられるべきだ。それなのに……。
まあ名作を書いた作家の宿命だ
パクラれるのは仕方がないしオリジナルがどれか間違えられるのもよくあること
これも星作品が本物である証拠の一つだ
「イキガミ」のラストも、主人公に逝紙が送られて…
ってものになったりして。
彼女がいないのでセキストラ、まじで欲しいです(^^;
やめとけあれは洗の…
うわなにをするやめwせdrftgyふじこ
ネタバレスレと間違えた。銀の玉のスイッチ押してきます。
と言ってポケットから出した
>>806の手には指が一本しかついていなかったという。
ワロタw
ボタン星のアイテムいいよね。誰か発明してくれんかなあ。
あと味ラジオも欲しい。
諸君 私は星新一が好きだ
諸君 私は星新一が好きだ
諸君 私は星新一が大好きだ
ボッコちゃんが好きだ おーい でてこーいが好きだ 処刑が好きだ 生活維持省が好きだ
白い服の男が好きだ マイ国家が好きだ 死体ばんざいが好きだ 地球から来た男が好きだ ほら男爵が好きだ
未来で 宇宙で ロボットで 幽霊で 精神異常で 博士で エヌ氏で 犯罪で 悪魔で 神様で
この紙上で行われる ありとあらゆるセンスオブワンダーが大好きだ
戦列をならべた 砲兵の一斉発射が 地獄からあふれた亡者を 吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられたロボット鳥が 太陽に向かって飛んでいった時など 心がおどる
南無阿弥陀仏の操る 虫ケラ以下の水虫が ケンタウロスからの襲撃者を撃破するのが好きだ
歓声を上げて 湧き上がる法廷から 飛び出してきた自称宇宙人を ナイフで刺し殺した時など 胸がすくような気持ちだった
落下先をそろえた 廃棄物の横隊が 男のわきを かすめて落ちるのが好きだ
空腹状態の強盗が 閉じ込められて平気な博士を 何度も何度も覗いている様など 感動すら覚える
動物愛護主義の おカバ様を世界中に のさばらせていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ悪魔が 妻の振り下ろしたハンマーとともに 金切り声を上げる包丁に ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れなコビト達が 奴隷根性で 健気にも立ち上がってきたのを 人道主義者どもが 参政権を与えた時など 絶頂すら覚える
作者不在の作中人物に 滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった女たちが捨てられ 賢く美しい宇宙人が降臨してくる様は とてもとても悲しいものだ
自動葬式ロボットに押し潰されて 埋葬されるのが好きだ
勘のいいネズミを追いかけ 害虫の様に焼却されるのは 屈辱の極みだ
諸君 私は星新一を 地獄の様な星新一を望んでいる
諸君 私に付き従う読者諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なる星新一を望むか? 情け容赦のない つねならぬ話の様な星新一を望むか?
筆下起風雲の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な星新一を望むか?
星新一!! 星新一!! 星新一!!
よろしい ならば星新一だ
我々は満身の力をこめて 今まさにページをめくらんとする指だ
だが この暗い闇の底で 四半世紀もの間 読み続けて来た我々に ただの星新一ではもはや足りない!!
星新一を!! 一心不乱の星新一を!!
我らはわずかに過疎スレ住人 百人に満たぬ2ちゃんねらーに過ぎない
だが諸君は 一騎当千の読者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総兵力100万と1人の読者集団となる
我々が忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている作品を叩き起こそう
表紙をつかんで 引きずり下ろし ページを開けさせ 思い出させよう
連中に味ラジオの味を 思い出させてやる
連中に我々の ノックの音を思い出させてやる
天と地とのはざまには 奴らの哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
一千人の吸血鬼の戦闘団で 最後の一人には手を出さないでやる
全タイムマシン発動開始 旗艦星ヅル始動
離床!! 全ワイヤー 全牽引線 解除
「最後の大隊 大隊指揮官より 全空中艦隊へ」
目標 マイ国本土 グラニア首都上空!!
第二次キツツキ作戦 状況を開始せよ
読むぞ 諸君
>マイ国本土 グラニア首都上空
ここでワロタ ここまで耐えたのに!
1001完読までもうちょうっと
>>810-811 ヘルシングか、ワラタよw
しかし星新一の全てのショートショートが、
同一世界の出来事だとしたらこんな感じになるのか、
面白すぎるというか怖すぎるというか…
815 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/14(水) 16:59:12
匿名掲示板の美学として名前を書く事は出来ないけど、せっかく自分が書いた短文なのだから、分からせないと勿体ないじゃん。
短文は集めてエッセイ集みたいにしているよ。
「オカマだけど作詞家やってます」の作者、宮本晃宏先生(代表作=「替え歌メドレー」「鼻から牛乳」)も、追跡(ストーカー)行為ばかりしてないで、オカマのバレンタインについて何かコメントすればいいのに。
816 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/14(水) 17:06:16
oj
さっき、ガキの頃に読んだ少年向けのSF全集になにが入っていたのかを確認してたのよ。
んで、今時の子供が読んでいるのはどんなSFなんだろうと、ふと疑問に思って、
少年向けのSF全集をつらつらチェックしてたら、ポプラ社から「SFセレクション」として
今風の装丁で出ている全七巻の第一巻に星新一が入っているらしい。
「ああ、ポプラ社かぁ。児童向けで定評のあるとこだな。」などと思いつつ、
何が入っているのか見ると・・・。
『SFセレクション』/ポプラ社 全7巻 01 時空の旅
午後の恐竜 <星新一> ・・・・・・5
・・・orz。まじかよ。一発目で鬱にしとこうって作戦なのか?
長さが適当だとかそういう理由かも知れん。性描写や殺人シーンがない星さんの話は一発目にはいいと判断したんだろう。
教科書に載ってる「ごんぎつね」のやりきれなさにくらべたら午後の恐竜はまだ救いがある・・・・かも。
ないだろ
>>817 テーマ(時空の旅)に沿ってるし
星新一らしい作品だし
今どきの環境問題とかガイアとかの思想っぽくて親にもウケそうだからじゃないか?
書き忘れた
普通に子供にウケそうだし(たいていの少年少女は一度は恐竜熱にかかる、と思う)
小学生の時に読んだけどそれほどショックは受けなかったな>「午後の恐竜」
「ああ、悲しい雰囲気の淋しくなる話だな」とは思ったけど
自分も小学生のときだった
ショックというよりはジワジワとした恐怖を感じた
地球滅亡(というより自分たちが死ぬ)までの瞬間、
それが刻一刻と迫ってくるのが目に見えているんだもの
今思い出してもこえぇぇぇ
今だってそうじゃん
比喩じゃないんだが……「午後の恐竜」を読んでないだろ
「午後の恐竜」は、「幼年期の終わり」を思い出しました。
どのへんのところで? 描写とか話の展開とか何でもいいんだけど
>>828 残念だけど人が死んでるから笑い話にできない
>3月30日刊
>最相葉月 『星新一 一〇〇一話をつくった人』
>製薬会社の御曹司として生まれた星親一は、なぜ小説家星新一となったのか。
>関係者130人への取材と厖大な遺品から、苦渋に満ちた生涯をたどる評伝。
>(新潮社 予価2415円)
>>830 > 一〇〇一話
読めなかった。伏せ字かと思った。次にメガネ
833 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/11(日) 13:20:18
大学でてから作家になるまでのことを
星さん自身詳しく語っていないから
そこら辺の話なら読んでみたいね
ネタばれ禁止で、1年半かけて800レスのスレに荒らしを押し付けるのは
いかがなものかとw
いかな荒らしのネタが星進一でも。
837 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/28(水) 17:57:04
星新一の「発想」見えた、下書きやメモ大量発見
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1175065600/ > 生涯1000編以上のショートショートを執筆したSF作家、星新一さん(1926〜97年)
> の作品の下書きや着想メモが大量に見つかった。
> 「ボッコちゃん」など代表作の制作過程が解明できる貴重な資料で、今日28日発売される
> ノンフィクション作家・最相葉月さんの評伝「星新一」(新潮社)でも内容が明かされる。
> 評伝執筆のため最相さんが4年前から静岡県内の星家別荘にあった遺品を整理。
> 子供時代からの作文、日記、手紙など1万点以上が残され、膨大な数の作品関連資料を含んでいた。
> 「ボッコちゃん」(58年)については、お世辞を言わない女性ロボットの着想を記した手帳のメモや
> 便せんに万年筆で記した下書きを発見。また、「おーい でてこーい」(同)は当初「穴」という
> 題だったことや、完成までの推敲(すいこう)過程がよく分かる。星さんは作品関連の資料をほとんど
> 捨てなかったと見られ、下書きから大小の紙に書かれたメモまでが大事に残されていた。
> 星作品は文庫の発行部数が3000万部を超え、インターネット社会や環境問題を予言した先見性への
> 評価も高い。最相さんは、「天才のイメージが先行しがちだが、試行錯誤を重ね意表をつく作品を生み出
> していたことが分かった」と話している。
> (2007年3月28日15時58分 読売新聞)
>
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070328i408.htm
おおっと思ったが、これから星新一といえば最相が出てくるのかと思うと・・・
>>839 色んなスレにそのスレ貼って楽しい?
死ね。
できそこない博物館のさらに内幕みたいなもんか。
正直できそこない博物館だけでも十分な気がするが…。
これって単なる宣伝だよなw
星さんのメモを使った発想法や物持ちのよさなんて昔から知られてる事で、
亡くなってすぐに遺族が処分してなきゃあるのは当たり前。
何年も目の前にあったものを発見てw
メモをそのまま出版したほうが数億倍いいよな
>天才のイメージが先行しがちだが
そうだっけ?エッセイを読むと論理に論理を重ねて作品を作るタイプの作家みたいだったけど。
エッセイ読んでるのはファンぐらいじゃないのか
846 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/29(木) 18:54:26
ほんとにただの宣伝だな。スポーツ紙ならわかるけど、読売新聞がこういうことしたら駄目だろ。それも書評のコーナーとかじゃなくて、社会面に書いてあったし。
>>844 エッセイ読まずとも解説やあとがきでもよくそういうこと書いてるな
星新一先生は韓国人だという噂を聞いたのですが・・・
>>848 父親は福島県出身、母親は解剖学者小金井良精の次女
まず間違い無く日本人。
ニュー速+や芸スポ星スレでも星が韓国人だとか在日だとかいうレスが結構あってウザイんだが
漢字一文字姓は日本人じゃない、というのが2ちゃんねるだからな
芸能人は全員在日でスポーツ選手も全部在日。それが2ちゃんねるだし
まあうざいことこのうえないわね
意味なくべたべたわけわからん記事張り付け回る火付け盗賊みたいなもの横行するしさ
目をつけられて「認定」されちゃった時点であきらめるしかないわな orz
つーか韓国人だったら何なわけ?
>>852 どうして在日には特権があるのかな〜。
気にならないの?在日ってだけで色んな特権があるんだぞ?
そういう事実を知らないで育ってきたなんて…幸せだね。
これから853みたいなのが繰り返しスレ進行をめちゃくちゃにしにくるんだろうな・・・
とりあえず以後は何にも反応しないようにするけど・・・残念だわ
>>851 漢字一文字姓にも、そういうこと言う人いるんだ……
自分が他板で見たのは、「左右対称字の姓は…」だった
(山田とか高木みたいなの)。
じゃあ「森」みたいな姓は、そういう人たちにかかると
確定なんだろうなあ。
「星」は東北の南部あたりだと、結構普通にある名字なんだけどなー。
まま、“そういう人たち”のことは放っといて星新一の話をしようぜ
本屋行ったら「星新一」が発売されてたので買ってきた
あまり期待せずに読んでみる
>>856 気が向いたらレビューでも書いてください。
あとうわさの発見されたメモがどれくらい載ってるのかも。
どうせチョンや在日が勝手に認定してるんだろ
あいつら優秀な日本人はすぐチョン認定するからな
話ぶり返すなよ……空気嫁
とのさまの日買ったんだが他の星作品と比べて文体が古いような気がする
そりゃあ江戸の話だから
861 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/03(火) 18:26:38
星さんに異母兄が…、亡くなった原因のひとつに口腔ガンが…。
ガンって遺伝するとか言うけれど…
>>862 ガンそのものってより、「ガンが発現しやすい体質」が遺伝するからね。
家族だと生活環境も似るから、発現しやすい条件はそろってるというか。
病院で健康診断受けるときの問診で、家族にガン患者がいるかどうか、
ってのはかなり重要な質問のひとつ。
すいません教えてください。
「おーい でてこーい」の落ちの意味がよくわかりません。
未来の自分達のところに返ってきたということなのでしょうか?
自分で想像するから面白いんだろ。あほ
評伝の感想少ないな。もっとスレで話題になってると思ってた。
868 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/08(日) 23:07:09
売ってねえんだよ
amazon とかBK1とかネット書店では在庫ありになってるよ
870 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/09(月) 15:41:45
そりゃそういうとこにはあるだろうね。小中規模の書店にないんだな。
いまから大型書店に行ってみる。買うかはみて決める。
俺、4/2に池袋のジュンク堂で買ったけど、平積みの山の最後の一冊だったな。
倉庫にはまだあったのかも知れんけど。
他の小さい書店には既に無かったし、刷った数って意外と少なかったのかもな。
872 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/10(火) 09:40:28
神田にいっぱいあったよ。上にもネタバレされてるように初めて知らされる事実が結構あるね。
てか600頁長っ!まだ10分の1も読めてないわ。
873 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/12(木) 17:19:45
星先生の文庫本の装丁を手掛けている和田誠先生。
本が版を重ねているのに出版社から連絡が来ず、不審に思い問い合わせると、
「和田さんの絵は時代遅れです」
「し、失礼な」
(和田誠「装丁物語」あとがき より)
表紙絵を変えた出版社が怪しいぞ。
星さんの初期の作品はなんか普通っぽいというか、
僕の知っている星さんの文章とはちょっと違う気がします
そんな個人的意見を言われてもわからん。
同意を求めるなら,初期ってのはどのあたりなのか,「僕の知っている」というのは
どのあたりなのか、それをきちんと定義してからはじめてくれ。
初期は普通の文章って感じだな
877 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/13(金) 08:27:07
時々めちゃくちゃな話があるよな。
背中にチャンネルがついていて、
それをいじる毎に別の人生を送る男の話とか。
熱にうかされて書いたとしか思えない。
でも、それでも面白く読めるのは凄い。
夜のかくれんぼ
ショートショートは全集が出てるからいいけど(初出にこだわる人は別として)
それ以外はこの本のせいで古書価が上がったりするかもな
エッセイ集やノンフィクション、進化した猿たちとか
まあこの辺はだいたい大手の本だからそんなに希少価値ないかもしれんが
売らないからどうでもいい。
土地と違って固定資産税がつくわけでもないから本当にどうでもいいな。
ちがうちがう 買いたくなった人から見ての話だよ
あるいは持ってないものを欲しくなった場合というか
持ってるもんは自分だって売らないし、売りたくなるほど高騰するわけもなし
>>877 うろ覚えだけど、そういう話あったね
当時は自分も「なんだこれ?」と思った
けど、いま877の書き込みを見ていて思った
もしかするとソレはテレビ(または視聴者)を揶揄してたんじゃないか?
(当時はチャンネルを変えるときダイヤルをガチャガチャまわす方式だったから)
どんぐり民話館から、クオリティが落ちた気がする
885 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/14(土) 13:16:51
アロンアルファ男、阿部敦良の存在意義とは?
887 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/14(土) 22:25:47
静岡県在住の魚住君。
あまりに目に余る行為に、そろそろ君を閲覧禁止にする事も考えています。
君の自己紹介欄その他を充実させるのなら考えないでもないが、とりあえず来週中頃を予定している。
昨日の夕刊に「北斗の拳」の作者原哲夫の談話が載ってたんだが
それによると漫画を描く訓練のために星新一の作品を漫画にしたりしてたらしい
889 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/15(日) 20:57:24
デビューしたときは人造美人じゃなかったっけ?
「ボッコちゃん」はデビュー作じゃない。最初のショートショート集
「人造美人」が1961年に出ているからこれをデビューと見なしている
とすれば、ギリギリおかしくないような気もする。
「ボッコちゃん」は初出からこのタイトル。最初の単行本の時にだけ
「人造美人」という別のタイトルが付けられた。
そか、作品名はさいしょからボッコちゃんでしたか。
商業誌デビュー作はセキストラだよなあ。
893 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/16(月) 07:53:54
昭和35年にダッコちゃん人形が発売、大流行になったので、便乗本に思われ、流行とともに消えるのを嫌い、海野十三の科学小説ライクな題名にしたらしい。
ダッコちゃんは消えるどころか、南極のタロー、ジローと同じでロングセラーになったのだけれど。
もっとも、ダッコちゃんは一時期、「ちびくろサンボ」が絶版になったり、「手塚治虫全集」がヤバくなったり、カルピスのマークが変わった頃、黒人差別として発売中止になっていた。
でも、黒人差別でないのは明白であって、「ちびくろ〜」とともに、すぐに復活した。
セキストラの意味が分からない
誰か教えて
sex(性)+extra(余分な、特別の、臨時の)
896 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/17(火) 18:00:42
>>888 それって普通に作品として金とれるな、
そのまま捨てちゃっているとしたら勿体無い。
身長2m以上ありそうなマッチョなエヌ氏とかが出てくるのかなあ・・・
エヌ氏 「ぬぅ・・・。」
超マッドサイエンティストのアール博士…
>888 >896
『ノックの音が』に収録の「現代の人生」を描いていた、ということは知ってます。
昔発売された『北斗の拳』のおっきい増刊本にちらっと載ってた。
901 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/19(木) 23:04:58
星新一伝記を読むと、「星新一ショートショート・コンテスト」の下読みは、最初、短編時代の「小説現代新人賞」受賞作家にやらせていたらしい。
ところが選び方がピント外れで、傑作を落としてばかりいる。
即席ラーメンの話なんか、真っ先に落とされていたんだろうな。
これではいかんと、後に「ショートショートランド」を創刊する編集者が、一人で応募作品 7,000編の下読みを引き受けたらしい。
多分、今の「阿刀田高ショートショート・コンテスト」は、「小説現代新人賞」の受賞者が下読みしてるんだろうな。
902 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/20(金) 07:38:03
星新一伝記によると、筒井康隆先生の「大いなる助走」に登場する、銀座の酒場で暴れるSF作家は、星先生がモデルとの事。
俺は筒井先生本人がモデルだと思っていた。
「SF御三家の一番若手」とか書かれていなかったっけ。
「大いなる助走」は映画になっていて、暴れるSF作家は筒井先生本人が演じていたらしいけど、星先生そっくりに演じていたのかな。
星先生は、筒井先生が作品に星先生をしばしば登場させている事をかねてから苦々しく思っていて、パーティの席で喧嘩になった事もあったらしい。
903 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/20(金) 14:17:27
星新一の伝記、もう重刷かかったな
近所の本屋においてあるのは2刷になってた
結構売れてるみたい
>>902 >銀座の酒場で暴れるSF作家は、星先生がモデルとの事
あれは最相葉月の勘違い。筒井康隆がモデルで正しい。
最相葉月って、小説読みとしてはちょっと疑問符がつく。
「あのころの未来―星新一の預言」は全体的にピントはずれな気がした。
生命倫理がどうのこうのとか。
出澤三太の経歴を述べたくだりに「飛び級が導入された最初の年だったので
東京帝国大学経済学部を三年で卒業し」とかいう文章があるが
旧制大学はそもそも三年制なのでこの記述はおかしい。
小説に限らず、いろいろなことに無知すぎ。
重版ではそういったことが修正されてるのかな
908 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/20(金) 18:38:26
>糞田甲斐・糞田湊シリーズ
ワクワク・・
909 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/20(金) 19:18:18
星先生はマザコンで、ご母堂が亡くなった時に取り乱したとか、いろいろあったね。
そりゃあ、実の母親なんだもん。
幾つであっても取り乱すよ。
取り乱さない方が変だよ。
先生の晩年に出入りを許されていたのは、新井素子先生だけだともあった。
情報が閉ざされていたから、唐沢俊一先生など、一行知識の本で植物人間になっていたとか、書きたい放題だった。
江坂遊氏が「消えた作家」扱いにされていたのは気の毒。
作品数は多そうだけど、ほとんどがハイパー・ショートショート(一行ショートショート)らしい。
>>909 祖母さんが死んだとき、ウチのオヤジは実に淡々としてたが……
だから何だよ
912 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/20(金) 22:27:36
星先生は、「星新一ショートショート・コンテスト」入選者の中から、これはと思う男と娘さんとをくっつけて、サラブレッドを作るつもりだったみたい。
ところが娘さんは、勝手にアメリカ人とくっついてしまい、しかも、奥様は比較的早く知らされていたのに、星先生にだけは知らされず、怒り狂ったのだとか。
大学の同窓会で、
「お孫さんができて良かったですね」
と、お祝いを言われても、
「どうせアメリカ人じゃないか」
と、今晩の原監督みたいな顔をしたらしい。
ま、あの年代は、アメリカ嫌いが多いけれども。
そんなイチイチ小ネタ書き込まなくてもいいから
俺はこーいう豆知識みたいなのとか好きだけどなあ
「星新一」買って読めばいいだけ
以前Wikipediaにこういう話を書いてた困った人がいたけど、それに比べれば101倍マシ。
それはさておきお前ら、そろそろ次スレのタイトル決めようぜ。
俺は「宇宙のあいさつ」希望だ。
親善キッス
おーい、でてこーい希望
920 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/21(土) 09:10:54
著作目録を見ながら、「生命のふしぎ」、「人造美人」と、刊行順に続ければいいんじゃない。
「気まぐれスターダスト」まで行っても、まだ理論社シリーズだってあるのだし。
もちろん最終的には、「スレ立て人」氏に一任だけど。
「生命のふしぎ」は化学同人という所から誹謗中傷され、星先生は、
「あいつら一生許さない」
という気持ちになり、実際、許さなかったらしい。
星先生は、かなり「追跡癖」、「執着癖」の強い人だったみたい。
日本のwikipedia って2ちゃん以上に小姑みたいな奴がいて、どんどんつまらなくなるよなぁ。
本家だと、エピソードも信憑性があって面白いものなら、許されるんだけどな。
Wikipediaは公式の管理者以外に
項目ごとのヌシみたいな執筆者がいるからね
>>921 それがさあ、星新一のところに書いてたやつは、エピソードも面白くないし
信憑性もないし、なにより文章が下手だったんだよ。
Wikipediaは確か、吉田要さんという人が好意でいろいろ資料にあたって調べてくれたと思った。
925 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/23(月) 18:47:00
昔読んだ話で、
夜中に受験生が勉強してて、ラジオが流れてきれ、
ラジオを切ろうと思ったら電源が入ってなかったという話の題名は何かわかりますか?
記憶が曖昧なのでもしかしたら受験生ではなかったかもしれません。
また、この話が収録されている本のタイトルがわかりましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。
927 :
925:2007/04/24(火) 01:05:27
>>926 ごめんなさい
誘導ありがとう
そちらで聞いてみます
928 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/25(水) 20:05:41
感情のあるロボットなんてつくるべきじゃないね
アトムなどは創作物の世界に閉じこめておくべきだ
と自分は思うが、星さんはどう考えるだろう
エッセイなどに何か書いてなかったかなぁ?
>>609 画像で年齢25かと思った。年下だったのか
最相葉月の本は所々へんなとこがあるな。大いなる助走の件とか、バン・フォークトとか。
知ってる人、分かる人ばかりが読むわけじゃないんだから、こういうとこは編集者がチェックしないとあかんね。
まだ読んでないので
具体的に書いてくれないと何がどう変なのかわからん
>>916 実は同じ人の書き込み。
昔からこの界隈では、ちょっとかわいそうな人として有名。
関わらないのが吉。
吉田要さんという人
936 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/03(木) 11:03:49
「星新一、ありゃあきちがいだ」
以前、とある「平和運動家」のHPを覗いた時の事。
そこで「白い服の男」が話題となっていた。
話のあらすじを載せた後の、その「平和運動家」の結論。
「そうだ、このようにしてでも『戦争の記憶』など絶滅せねばならない!」
そ、それはもしかしてギャグでいって(r
前後を何度も読み返してみたが、どう見ても本人、心の底から本気です。
批判が批判として通じていない…orz orz orz
>>937 そこまでいくと小説やマンガのキャラクターだな(悪い意味で)。
g
940 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/17(木) 23:56:29
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
>938
>そこまでいくと小説やマンガのキャラクターだな(悪い意味で)。
ただ、ご本人も、「批判として書いたんだが、(何かの折に)『もしかすると、本当にそれ
くらいしないと駄目なのかも知れない』と感じたこともある」と書かれていたような…。
943 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/19(土) 14:51:58
真
井
国
三
945 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/24(木) 19:08:17
星新一を超える唯一の作家と言われる、山川方夫のショートショート集「夏の葬列」。
売れてるようで、集英社文庫、カバー衣替えにも負けずに生き残った。
ショートショートの最高傑作、究極のショートショート、未読ならすぐ読もう。
あるプラネタリウムで、5周年記念として『プラネタリウムで結婚式』の企画が持ち
上がりました。
「だれか文化人に監修というか、プロデューサーというか、牧師代わりをしてもらえ
ないかな」とスポンサーがボソリと云いました。
「いいですね。作家の星新一さんなんかどうですか?」
「スターホールだから“星新一”? 安直だなあ」
「安直ですか・・・」
「でもそれいいね。いただき! さっそく当たって」
という訳で、私は業界に流通しているタレント名鑑で調べて、すぐに電話しました。
「はい、星です」と暗い声。(ひょっとして本人!)
私はSF好きで、星新一さんのファンでした。
会社と名前を名乗ったあと、「実は・・・」と趣旨を話し始めました。
全部喋り切らないうち、突然、癇癪が破裂しました。
「何を云っているんだ、君は!・・・」
「なぜ、おれがそんなことをしなきゃならないんだ!」
「しなきゃいけないことはないんですが・・・申し訳ありませんでした・・・
済みません・・・失礼しました!」と、私はホウホウノテイで電話を切りました。
http://www.geocities.jp/event_go/page087.html
>>946 怒鳴られたと称する側の証言だからな。
どんな事いって、なんと返されたのか、わかったもんじゃないな。
暗い声と聞こえたのは睡眠不足だったからではないか。
普通の会社の営業時間に電話をかけたとすれば
夜型の星新一がまだ寝ていた時間帯だった可能性がある。
タレント名鑑に作家の電話番号が載ってて、しょっちゅう訳の分かんない営業の依頼されてたなら、普通に迷惑な気もする。
950 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/05(火) 22:15:22
>>946 引用するなら最後までしろよ
>徹夜明けだったかもしれないし、虫の居所が悪かったのかもしれない。
> どちらにしても、私とスポンサーの勝手な思い込みは玉砕しました。
> 「そりゃそうだ、突然そんなこと云われてもね」と納得。
> もちろん、星新一ファンはやめてはいません。
「なぜ、おれがそんなことをしなきゃならないんだ!」 に激しく同意
それでも成功させたいなら、
出版社や編集を通じて打診してみるべきだろう。それが常識だろ
作家に対して、直にそんな非常識な依頼など!
と40代は思うのだが、もっと若い連中の考えや常識は違うのかな
嫌なら普通に断ればいいだけのこと。人間が逆上するのは多くの場合、痛いところに触れられたからだ。
星新一の場合は、直木賞が貰えないことへの僻みがあったから逆上したのだろう。
自信があればもっと余裕のある応対ができたはずだ。ましてや作家は言葉のプロなのだ。
無礼や非常識に対しては、皮肉まじりにたしなめるのが大人の態度。
いずれにせよ、男のヒステリーは見苦しい。
電話をかけた側は「そんなことをしなきゃならない」などと一言も言っていないのに
星新一の側で勝手に「そんなことをしなきゃならない」と解釈していたことは暗示的だ。
実は、作家としての劣等感から「文学と関係ないそんな仕事もしなきゃいけないのではないか」と思っていたのは
星新一自身なのだ。そういう劣等意識を持っているところに文学と無関係な仕事を持って来られたので
痛いところに触れられたように感じ、嘲弄されたように感じ、ついヒステリックになってしまったのであろう。
>>951氏は大人(タイジン)だから、電話セールスに腹を立てたことがないと見える。
はいはい。
956 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/06(水) 09:43:29
>>951 いや、怒鳴ったとかも一方的な証言だし、真相は「声を荒げた」程度かもしれない。
ましてや、「男のヒステリー」なんてのは、又聞きの一方的証言を元にした妄想でしかない。
つうか、人格がどうだろうが性格や嗜好がどうだろうがどうでもいいじゃん。
見苦しい真似したら作家として駄目だなんつってたら文学作品なんか読めんよ。
直木賞を受賞できなかったことと無理矢理繋げてる
>>951は完全な釣り、もしくは低能
SFが直木賞とれるわけないよなあ。
960 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/06(水) 23:54:07
文春側の言い分としては、直木賞は、景山民夫の「遠い海から来たCOO(クー)」に与えたじゃないか、という事らしい。
芥川賞なら、安部公房「壁−−S・カルマ氏の犯罪」、笙野頼子の「タイムスリップ・コンビナート」もある。
芥川がSF書いてる
直木三十五だってSF書いてるぞ
ってかSF大好き宣言してただろ、直木35
>>951-952 会場がプラネタリウムだからって、見ず知らずの人の結婚式だぞ?
普通、怒るだろ
そのプラネタリウムが星さんと何か関係があるならともかく
(その場合、プラネタリウム側から打診がいくだろうけれど)
一回も面識のない人からの電話依頼など、
>>954の対応がベストかもしれん
そもそも、その電話の依頼、直木賞だの文学だの関係ないしな
星新一つったら、コンテスト応募作に「御中」と書いてないだけで、中身読まずにボツにするほどの人だぞ。
わけのわからん依頼なら怒鳴りつけられて当然だと思うがな。
それに、怒鳴りつけてやるほうが黙って切るよりある意味親切だと思うけどな。
> 星新一つったら、コンテスト応募作に「御中」と書いてないだけで、中身読まずにボツにする
まじかよ。封筒まで見るってことは下読みさせずに全部自分で読んでたのかね。
何か、やっぱり、昔の人だな。
礼儀とかそういうのを重んじる人なんだね。
礼儀というか常識だな
でも中学生が応募したらそんなこと知らないと思う
中学生はそんなことやってないで勉強してろつって燃やす。
あれ、きまぐれ星のメモって意外に読まれてないのかな。
>>965 そのエピソードはどこに書いてあったの?
971が書いている「きまぐれ星のメモ」の中にあるのか?
しかし。
ふつー応募作品の開封など編集部がやるもんだし、
下読み等を編集サイドで行なって予選をやるもんだと思うがなぁ
>>965 それは試写会に応募してきたはがきについてのことだろ。
「御中」とかいてないハガキを全部落としたら、
これまでに無いほど行儀のいい試写会が出来た。
少し教えればいいだけの簡単なことなんだから、義務教育でもやっとくべきだ。
とかそんな内容だったと思うぞ。
うーん試写会なんて「行ってやる」としか思ってないんだけどなあ。
そこが今のやつは失礼、って言われちゃうかな。
>972
>971が書いている「きまぐれ星のメモ」の中にあるのか?
気まぐれ星のメモでは、単に「それらのいい作品が、なんだかむなしく感じられてしまう
のである。」とあるだけで、「御中がないから落とした」とは書いていませんね。
作品を検索できるファンサイトで「御中」で検索して見つけた。
「きまぐれエトセトラ」の「敬称の問題」。
>このあいだ、ある小さな雑誌で漫画の募集をやり、審査をたのまれた。
>とじこみのハガキに描かせたのである。
>片面にその社の所在と社名と「漫画係」と印刷されている。
>それに御中と書き加えてないのが半分あった。
> それらは無条件で落としてしまった。
>非礼であり、こういう神経では創作をする資格がない。
>(中略)中学生ならまだしも二十七歳、公務員なんてのがそれではね。(以下略)
>>975 試写会にもいろいろあれど、基本的に君は礼儀知らずなんだろうな
>>948 亀でスマンが星先生の声って普通に話してても暗く聞こえた。こもってハッキリしない感じだった。
俺は義務教育(小学校)で「御中」を習ったのを覚えてるよ。
旅先から友達に宛てて絵葉書を送るというのがテーマの章で、
そのついでに「御中」など、他の手紙のルールについても言及があった。
だから、それから懸賞などに応募するときには、必ず書くようになった。
そもそも、この字→「御」はそこで習った。
まあ、教科書や年代が違えば、同じことは当てはまらないだろうけどね。
あと、記憶の問題だな。 習ったのに、そのことを忘れてる人が結構いるのかも。
隣の席同士、仮想ハガキを送りあったことまで覚えてる俺っていったい・・・。
>>980 教科書や年代より先生の違いのような気がする。
すまんが次すれを立ててください。
>>980 学校では直接習わなかったと思うが、中学生のとき国語の副教材の「国語便覧」
に一通り載ってたのでそれで覚えたな。
でも未だに手紙の書き出しの時節の挨拶が不確かだw
>>981 学校だけじゃなく家庭での何気ない教育もあるんじゃないか?
学校で習った記憶はないが、
招待状なんかで「行」を二重線で消して「様」などに変えることは
親がやってたのを見て知った
で、その後特に学校でものを教わった記憶はないが、
就職して宛名書きをするとき、
部署のあとに何も書かないのは変じゃないかなーと疑問に思って隣の先輩に聞いたら、
「御中を入れろ」と教わった
そのテのやりとりで、「わかりましたー」と元気に返事して、
"want you"…と書き添えた、というネタを読んだのは
なんだったかなw
986 :
985:2007/06/24(日) 07:38:21
レス980過ぎたら最終書き込みから、24時間超で落ちると思うので保守。
て云うかスレタイ案他になければ、明日あたりスレ立てトライしてみる。
何だこいつ
キチガイか?3のままにしてるし
誰か新しいの立てて
989 :
985:2007/06/24(日) 18:27:20
>>987 >何で明日なんだ?
意見募る時間必要でしょ
(゜д゜)ボンボンと悪夢・・・星新一の夢世界4
で新しいの立てますか?>ALL
らじゃ>新スレ
新スレはまだですの?
994 :
985: