1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
なさそうなのでつくってみる。
ハヤカワの銀背を語るという懐古趣味
文庫にならなかったものも多数あるのではないか
初めて手にした銀背のこと(あたくしは「巨眼」)
古書店での渉猟譚など語れ
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 00:16
2ゲットォ!
ハル・クレメントの初体験が銀背だったな。
1)
昔々、神保町の古本屋で、銀背が数冊棚に入っていました。
しかし、その横に大きな空きがあるのです。
ふと見ると、横に立っているオタクっぽい人が、銀背を20冊
ほども抱えて、ライヴァルを見る目でぼくをジロジロと見て
いるのです。ぼくが汗々としていると、彼は20冊をレジに持っ
ていってしまったのです。ああ、なんて可哀想な銀背。
2)
あるところのなんの変哲もない古本屋に、ある日銀背
が83冊も出されたのです。正直、舞い上がりました。
しかし当時まだ羞恥心を捨て切れていなかったぼくは、
一度に買うのは恥ずかしいやと、5冊くらいだけ買って
出たのでした。毎日少しずつ買おうと思ったのです。
はい、どういう話なのか、みなさんもうお分かりですね。
次の日にその古本屋に行ったら、もう1冊もありません
でした。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 00:49
あー、そういうのって、みな一度や二度は経験あるのでは。
自分は、C・A・スミスの子供向けに翻訳されたホラーを
古本屋で見つけたが、買わずにSF板にコノ事を書き込んでしまった。
後日、古本屋に寄ったら案の定?、もうなかった経験がある。
銀背でなくてスマソsage
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 00:53
古本屋で欲しいものを見つけたらその場で買え。鉄則のようですね、これ
まあでもいつまでたっても売れないのも置いてあるのが古書店。
銀背の小松左京とかやたら残ってないか?
>>6 古本屋でほしいものを見つけたら、その場で買え。
欲しいかもしれないものを見つけたときも、その場で買え。
ですよん。
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 01:07
まだ20代SF読者としてはほとんど見かけない。
初めて噂に聞いていた銀背らしきものを
古本屋で見つけて「これか!」とレジに持っていったのが
栗○薫の「火星の大統領カーター」なんか違うな…と思いながら読んだ。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 01:54
>9
後書きもむかつく、でわ
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 08:38
銀背オリジナルでしか読めないいい物もあるよね。
『フェッセンデンの宇宙』とかねぇ。シェクリイも結構あった気が。
栗本は買ってません(藁
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 08:47
自分も20代なので銀背というのを見たこと有りません。
ポケミスみたいなもんですか?
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 10:01
一部の金背は何を基準に金にしたんでしょ?
古典中の古典ってこと?未だに知らないのだ
金背は、スペオペ等活劇モノの区分かと。
私は金背/銀背は、レムの『金星応答なし』しか持っていませんが、いまだに
新刊が一冊だけ置いてある本屋を知ってます(w
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 11:39
>>14 本当に?どこで?古本屋でも見たこと無いよ、俺。
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 12:01
俺はある古本屋で一冊30円で30冊ばかり置いてあったのを買った。
石原藤夫の本三冊だけはSF系古書店で一冊千円出したがな。
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 17:50
事情通の方のご意見が聞きたい
銀背の文庫化されてないもののうち、これは押さえておけ、っていうのはどれっすか
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/18 18:49
>17
個人的にハヤカワ銀背版レンズマンを推してみる
19 :
名無しは無慈悲な夜の女玉:02/06/18 19:55
>>17 ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」
スタージョン「奇妙な触合い」
スチュアート「大地は永遠に」
オールディス「隠生代」
カットナー「ボロゴーヴはミムジィ」
こんなとこかな。
>>17 アンソロジーを
3048『宇宙翔けるもの』ソビエトSF傑作集1
3105『竜座の暗黒星』ソビエトSF傑作集2
3313『アトランティス創造』ソビエトSF傑作選3
3079『ヒューゴー賞傑作集No.1』
3080『ヒューゴー賞傑作集No.2』
それと、個人的に好きな作品として
3242『ムーン・プール』メリット
3312『超惑星への使命』ハル・クレメント
なんてところで
>18&19&20
多謝です
今日実は古書漁りに行くので参考になりました
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 06:35
古書や情報でなく、純粋に思いでですが。
実家の物置のダンボールの中、叔父が若い頃集めてた銀背があったなあ。
小学生の頃鍵がなくて家に入れないときに漁って時間潰しをしてたものだけど、
当時古びて見えたあの本は今も物置の隅にあるのだろうか。
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 18:30
>>15 「ドノヴァンの脳髄」は何年か前に復刊されて、まだ手に入るよ。
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 19:19
銀背っていつ頃まで、何冊出てたの?最後に出たのは何?
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 20:18
>24
1957年12月〜1974年11月まで318冊
最後はハリイ・ハリスン「殺意の惑星」
と、AMEQ LANDに書いてあった。
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 20:39
行ってきた
高い店はとんでもなく高いですね
一冊6000円なんて法外です
結局銀背についてはなにも買わず。残念
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/19 23:53
10年以上前、近所の図書館で「世界の中心で愛を叫んだけもの」をリクエストしたら、文庫ではなく市外の図書館から借用してきた銀背を出されたことがある。
ちょっと、びびった。
29 :
タワーリシチ:02/06/21 00:39
銀背とは懐かしい。74年に刊行が終わった後も数年間は大きな書店で見つけること
ができた。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 00:40
>24
1995年再版のガーンズパックのラルフ。。。+を持ってます。
栗○薫のインチキ銀背でも80年代だから、圧倒的に新しいです。
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 00:49
以前住んでいた近くの図書館の開架部分に突然銀背が100冊くらい
出現した。
誰かが寄付したんだろうと思う。
そのうち、書架にある数がだんだん減ってきた。
借りて返さないやつがいたのだろうか?
今は何冊残ってるんだろう。
急いで読みたいものもなかったので一度も借りる機会が
なかったのが心残り。
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 01:19
今ほとんどの手許に残ってない
しかも全部その後文庫になった奴。
それでもまあ大事にしてて本棚の中では特等席に常にいる
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 09:37
「ある生き物の記録」などの例外はあれど、小松左京の短編集はJA文庫では編み
なおされてしまった。筒井康隆の場合は、題名は同じだが一部が省略された。
34 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/22 09:56
>33
筒井の削除はだいたい4編前後
なんでこういうことするのかよくわかりませんよね
めちゃくちゃです
20年ぐらい探してたウィンダムの遺作「宇宙知性チョッキー」を見つけた時は
夢かと思った。期待にたがわぬ佳品で嬉しかった。
36 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/26 23:46
メリル編の「宇宙の妖怪たち」の中で、1923年生まれのウォルター・ミラーを
"もっとも若い科学小説化のひとり"と紹介しているあたりに時代を感じる。
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/27 00:45
>36
ああいいなあ。この本、なかなかの逸品というはなしですね。読んでみたいです
ところで素朴な疑問ですが、銀背って誰のセレクションなんでしょうね
数ある作品の中にはなぜこれが入ってるんだろうといごにょごにょなも
のもあれば、のちに文庫で初めて紹介される名作(つまり銀背からみれ
ば漏れ)と呼ばれるものもあるし・・・
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/27 23:51
福島正美とか都筑道夫とかの名が思い浮かぶが。
39 :
シャンティ親父:02/06/28 00:45
ニュー・ワールズ傑作選
「リスの檻」が読みたくて。
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/28 00:53
「リスの檻」は今は河出のアンソロジーで読めるね。
発表された当時を考えると、古典からその当時最新のSF
まで入っているので、悪くはないように思えました。
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/02 10:06
ポケミスとちがって途中で銀背がなくなった理由ってなんだろう?
ポケミスだって文庫と並行なのにSFは文庫に一本化。よくわかりません
「人間がいっぱい」(ソイレント・グリーン原作)って銀背だったっけ。
うちの父が持ってた。なにやら乱丁がある。
どうやらいちばん肝心な所らしい。
「宇宙兵ブルース」もあったなあ。ハリスンっていつ頃の人だろう。
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/02 18:02
本日「宇宙の妖怪たち」と「影が行く」購入
これから読むぞ
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/02 23:14
昔、小学生の頃、親父の本棚に、『夢見る者の惑星』という銀背があった。
作者はうろ覚えだが、ジョン・マクドナルド(ミドルのイニシァルにD
が入っていたかも?)といったような。
勝手に抜き出して読んだのが、(ジュヴナイルを別にすれば)SF初体験
だったなぁ。
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/03 00:54
>42
ハリイ・ハリスンは1925年生まれ。今年77才になる。
46 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/03 02:40
少し前に小学館からでた「火星人フライデイ」の銀背版っていうのはレアなの?
実物みたことない。
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/03 02:51
>>41 売れ行きの問題じゃないかと思います。
ミステリはよく売れますからそれぞれ個性作って、と展開できるのでしょうけど
SFで二本立てやったら共倒れになるのでは。
荒俣宏氏がどこかで言ってましたが「ミステリの購買層は三十万人いるとして、
SFはその十分の一の三万人くらいだろう」とか。
ちなみに氏の経験では、怪奇幻想文学は三千人だけだそうで。
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/03 10:25
46>
あんまり見かけない。これとコーンブルースの『クリスマス・イヴ』は
銀背ではレア本らしい。
>>48 すいません、「宇宙人フライデイ」でした。
あんまり、ってことは何度かみたことがあるってことでしょうか?俺は逆に「クリスマス・イブ」はみた記憶があるなぁ。
46氏>
セットで売られていたりして、割と見かけたかも。
漏れの所有している奴は、状態は普通程度だけどね。
銀背クエストはまだまだ続く……。厳しいところは
結構買えたから、後は地道にSF文庫落ちした奴を
買っていくつもりなのだ。
>45
Thanks.
おお、まだ健在だったんだ。(失礼)
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/11 21:33
>46
実際「宇宙人フライデイ」ってどうなんすか
某古書店でずっとほこりかぶってるんで、おもしろければ買おうかと思うのですが
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/12 20:48
銀背というけど、バロウズなんかは金背だったっすね。
>>52 俺はみたことないし、持ってないので何とも言えません。
むしろ50氏に聞いてみた方が良いのでは?
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/04 23:19
長崎にて銀背50冊程ハケーン
コレというのがなかったのでとりあえず「太陽の黄金の林檎」を買った。
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 00:28
よくわからんのだが文庫になったものは基本的に銀背とおなじものなんでしょか?
改訳新訳にならずそのまんま?
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/10 19:33
23にもあったけど復刊された「ドノヴァンの脳髄」今日買えたです
探せばあるのね。ガーンズバックもおいてあったし
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/10 20:44
「分解された男」
おもろいと思ってとっておいたが
こないだ読み返したらつまらんかった。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/05 17:21
神田限定ネタだが
中野に銀背が結構置いてあるね。・・・ちょっと高いかな。
カスミやかんたんむ2階よりも一応ものはそろってそうだ
でも銀背あさってるのみんな40歳はいってるようなひとばっかだったな
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/23 16:37
久野四郎「夢判断」ゲット!!
20年さがしてた。ついに探索のロングマーチに終止符!探し方が下手なだけ
なんだろうが、長かった・・・
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/17 00:32
結婚祝いに、と「SFマガジンベスト No3」というのをくれた友達がいました。
銀背じゃないけど、ル=グイン評論集をくれた人もいた。
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/17 01:27
「特務指令:ワスプ」
私は大好きです。
『草の死』と『大破壊』を愛しています。
ジョン・クリストファー萌え。
後に学研から『三本足』シリ−ズ出たときの、うれしかったこと・・・・・。
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/19 01:59
\ │ /
/ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
─( ゚ ∀ ゚ )< 銀背、銀背!
\_/ \_________
/ │ \
∩ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< 早川SFシリーズ!
銀背! >( ゚∀゚ )/ | / \__________
________/ | 〈 | |
/ /\_」 / /\」
 ̄ / /
漏れ、銀背の紙のにおい好きなんだよ。
ページを開いただけで、ノスタルジア。
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/20 01:26
みなさんのお勧めの一冊を教えてよ
銀背初心者なのです
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/20 01:32
>>66 自分は20代だからそんなに銀背を知っているわけではないけど
『フェッセンデンの宇宙』はいいと思ったよ。
H・カットナー:「ボロゴーヴはミムジー」
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/20 11:03
陰星代、読みてー。
銀背世代では無いが銀背で読んだのは、ディックの宇宙の眼だけ。既に青背化している。
70 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/20 23:06
ヴォークト:拠点
ラインスター:宇宙震
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/21 00:41
短編集は再刊されないものが多いということで。
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/21 09:29
ポスト銀背世代にとって銀背ってどんな存在なんでしょ?
73 :
ポスト銀背世代:02/11/21 11:50
神谷バーみたいなもんです
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/21 20:17
数年前、スタージョンの「奇妙な触合い」を500円(!)で入手した。
当時はなんとも思っていなかったが今考えると実にラッキー。
75 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/21 20:27
やっぱり2段組万歳だ!
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/22 03:42
厨房の時、親が誕生日にプレゼントしてくれたのが
銀背の「SFマガジンベストNo.1,No.2」。
消防のころ、図書館でレンズマンやらスカイラークやら
借りて読んでいたから選んだのだろうか。
「太陽系最後の日」のラストが好きで繰り返し読んだ
覚えが。今も実家に残っているはず。
その後「同No.3,No.4」が出たけど、新潮文庫の星新一もの
買い集めているうちに書店から消えてしまったなぁ。
はじめて手にしたアンソロジーですた。
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/22 04:09
ぐあー「太陽系最後の日」なつかしー。
俺も繰り返し読んだわー、あれは。
短編版の「アルジャーノンに花束を」が銀背に収録されていることは知っているだ
ろうね。アシモフの序文もついてるよ。
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 00:30
>>78 ああ、そうなんだ。アンソロジーか何かに収録されたのかな?
俺は初出のSFマガジンで読んだが。
80 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 07:15
>79
HSFS3080 ヒューゴー賞傑作集 No.2 所収
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 09:11
銀背以外に、日本SF黎明期にはげんげん社ってのもあったね。懐かしい。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 10:46
>>81 元々社というと、いまだに最悪の翻訳といわれるやつですな。
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 11:09
>>82 そう、それそれ。
サンリオも凄かったそうだが、残念ながら自分が読んだサンリオには無
かった。
ストーリーが読めないという事ではイアン・ワトスンのマーシャン・イ
ンカだったが、あれの場合、イアン・ワトスン自体が長いストーリーに
慣れていなかったのだと思っている。
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 11:30
某氏によればサンリオは
「訳が非常に悪いものも一部ある。どれとはいわないが、何が書いてある
のかわからない作品が確かにある。」のだそうだ。
「何が書いてあるのかわからない作品」って何だろう?
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 16:04
ビック・タイムとかじゃないかな?
個人的にはニューウェーブのアンソロジーだった『新しいSF』わけわからん。
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/23 21:43
なにやらサンリオスレから飛び火してますなあ
すみません。サンリオスレの1です。
ここからサンリオスレに飛び火させたのは私です。
>>84さんのカキコを流用してしまいまつた。
ここは銀背スレだから、そのうち消えるのがもったいなく思ったもので。
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/26 10:50
沈むな!お年寄りの降臨待たれる。
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/12 00:19
「さあ、気ちがいになりなさい」 探してるけど見つかんねえ
90 :
こんにちは! あたし麻美… 17歳の人妻です!:02/12/12 00:22
「コンピュータ・コネクション」はたしかに何が書いてあるのかわからなかった。
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/13 07:41
>89
「さあ、気ちがいになりなさい」を銀背から探しているのなら、永久にみつからんぞ。
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/07 18:54
早稲田で筒井康隆「ベトナム観光公社」購入。300えん。
神田の某所(ボンディのそば)とかだと4000円とかしてる。なんだこの差
は。ほかにも福島「SFの夜」など10分の1以下の相場で売ってるものをい
くつも目撃。「SFの夜」なんかボンディのそばの奴より本の状態もよかった
ぜ。
(^^)
(^^)
(゚゚)
>>76 SFマガジン・ベストはNo.4まであったのでつか。知らんかった。
うちには何故かNo.1と2が2冊づつある。
ちなみにラインナップは下記の通り。
3059【SFマガジン・ベストNo.1】
太陽系最後の日 アーサー・C・クラーク
愛しのヘレン レスター・デル・リイ
世界のたそがれに エドモンド・ハミルトン
遙かなるケンタウルス A・E・ヴァン・ヴォグト
AL76号失踪す アイザック・アシモフ
考える葦 マレイ・ラインスター
エレンへの手紙 チャン・デーヴィス
生きている家 ウィリアム・テン
衝動 エリック・フランク・ラッセル
黒い天使 ルイス・パジェット
ママだけが知っている ジュディス・メリル
犬の散歩も引受けます ロバート・A・ハインライン
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/23 18:53
3060【SFマガジン・ベストNo.2】
時を超えて ロバート・A・ハインライン
消去 筒井康隆
フェッセンデンの宇宙 エドモンド・ハミルトン
プルトニウム C・A・スミス
宇宙塵 高橋泰邦
観光案内 ウイルスン・タッカー
いつの日か還る ロジャー・ディー
親しき友へ A・E・ヴァン・ヴォグト
蠱惑の珠 ジョン・アンソニー
地球エゴイズム 山田好夫
ナンバー9 クリーヴ・カートミル
人類供応法 デーモン・ナイト
漂流者 バートラム・チャンドラー
睡魔 レイ・ブラッドベリ
エラー アーサー・C・クラーク
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/23 22:50
リアル厨房だった頃、ハルクレメントの「超惑星への使命」買ったのが
初めてだったけど、すぐに銀背が無くなってしまいました。その後古本屋で
「タイタンの妖女」買って2冊っきりだったんだけど、10年前に近くの
図書館の交換コーナーで「刺青の男」みつけて、即座にもらってきました。
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/23 23:07
何年か前に函館の古本屋に行ったら、銀背がぞろぞろとあり、しかも1冊250円
位だったので、文庫になってないやつを5冊ほど買いました。ところがね、
やっぱり読む時間がないんですよ。トホホ
ところで超生命ヴァイトンって文庫になってましたっけ。
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/23 23:14
>>99 100ゲットー。
「超生命ヴァイトン」は文庫化になっていない一冊。
ただ、七、八年前に40周年記念かなんかで銀背が4冊復刊した時の
一冊に入っていた。大規模書店なら今でも売れ残っている可能性はある。
101 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 00:33
>>100 ガーン図バックのラルフ××+の復刻版をを見かけて買った憶えがある。
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 00:40
>>100 可能性どころか見ましたよ。
知りたければ書店名書くけど・・・
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 00:47
一文字違いでへんな名前になる作家。
タニス・リー→ペニス・リー
いやらしい中国系の名前になるだろ。
>>103 うわ〜ごめん。タニス・リー板に貼ったつもりだったんだよ。
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 01:07
>>103 タニス・リースレに貼らなくて正解だぜ(藁
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 01:15
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 01:17
>>105 言えてる。あそこには妖術使いもいるから呪い殺されるところだったよ。
>>103 その誤爆、許し難い。ブックピープル禁固刑に処す。
103は銀背を1冊丸暗記し、自らの背中を銀色に塗装せよ。
ブックピープル化終了後すみやかに40代SF者に引き取られ、
書庫の片隅で日々猛省すること。SF者に読まれた時点で刑期終了とする。
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 01:30
駄作スレ的展開になってるな(藁
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 01:46
駄作スレの住人があちこちに拡散し始めたんじゃないのか。
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/28 03:05
アタイこそが 111げとー
>>97 「消去」は筒井康隆ではなくて弟さんのほう(名前失念)だったと思うが・・・。
「東海道戦争」「ベトナム観光公社」「アルファルファ作戦」はタイトル入り箱付きで持ってるな。
そう言えばもう何年も前、まだ銀背をほとんど持ってなかったときに、早稲田の青空古本市で突如大量に銀背が出たのに出くわして、持てるだけ買ったよ。何十冊買ったろうな。けっこう箱付きも多かったけど安かったし(確か1冊150〜300円くらいだった)
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/03 22:58
>>112 おお、すまん。その通りだ。
「消去」筒井俊隆
SFマガジン1961年2月号でデビュウした最年少の新人。
俊隆氏はこの年20歳であった。
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/10 19:29
誰が言ったか知らないが、康隆以上に「筒井的」w
(^^)
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/15 01:40
@ワンダーでSFシリーズ3冊欠がセットで18万ちょいで売ってました。
「宇宙人フライデイ」と「クリスマス・イブ」はありました。
消費税を考えると20万は必要ですが、さーて・・・。
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/15 02:47
20万は出せないなあ・・・
連続2ch小説『こころ』
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1047479574/ リレー小説スレッド。ただし、三日ほど停止してます!誰か書いて!
【これまでの登場人物】(538現在)
ジョニー:本編の主人公。ガソリンが大好物。
乳牛ドーナツ:ジョニーのペット。正体不明。
SFマニア:SFが大好きな少女。ただし、SFが何の略かは知らない。
早見庄司:ジョニーの義父。空手三段だが弱い。
垣田美祢:ジョニーの恋人。美人で処女。
ロバート:ジョニーの義母。実は男。
早見まぐ郎:北海四天王の一人。ジョニーの良き理解者。
セバスチャン:早見家の執事。趣味はSMと日本舞踊。
モナー:たまに挿し絵として登場。
ゴンザレス:北海四天王の一人。乳牛ドーナツに殺される。
加藤玉露:北海四天王の一人。乳牛ドーナツに殺される。
ウルトラ:旅のコック。各地で貧しい人を救っている。
ヘルサンド=アルカトラズ:通称ヘタレ。バナナが大好物。
西森首領:北海四天王の一人。空中戦で行方不明に。
ボブ:ボブ・サップに似ている。ただし弱い。
ヤシ大帝:最強の敵。いつもジョニーを半殺しにしては去っていく。
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/22 11:49
なんとなくあげてみる
120 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 01:20
ふとヤフーオークションを見て見たら、
銀背がたくさん出ていた。
けっこう文庫化されてないのにも傑作があるんだよなあ
最近意識して買うようにしてるからそう思うだけなのかもしれんけどね
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 11:05
ジョン・クリストファーの『草の死』と『大破壊』。
初期山田正紀の冒険小説を思わせる「沁みる」名作。
片岡義男の訳もエエ!
あとオールディスの『隠生代』。
出来のよい時間SF特有の、読後にのこる強烈な「めまい」は出色!
124 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 13:50
あーん、どれも持ってないよー。
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 14:26
>片岡義男の訳もエエ!
あ〜それ読みたい。片岡文体が好きなんだ。
ただし片岡小説はムニャムニャ・・・
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 14:40
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/04 15:17
本棚探してたら、
ジョン・クリストファーの『草の死』を発掘!ヤター
123に従って、読んでみるべー。
130 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/09 17:26
>>116に「クリスマス・イブ」の名前あがってるけど、これってキキメみたいなものなの?
うちでほこりかぶってるw
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/09 23:25
「クリスマス・イブ」よりも「21世紀潜水艦」の方がよく売れたらしい。早川も意外
だったそうな。
短編アンソロジー中心にめぼしいのは抑え終わってるから最近あんまりチェックしてないな。
それよかPBのほうのフィニイとかを探してんだが全然見つからねえーor馬鹿ぷれみあ。
しかしなんで同型同色なのにポケミスと銀背っつー呼称になったんだか?
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/16 09:50
あげちゃえ
(^^)
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/19 07:55
>>132 昔からの通称じゃなく、文庫の「青背」登場以降「銀背」と呼ばれるようになった。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/30 00:26
話題に上がっていないのを挙げてみる。
「敵の星」 ポール・アンダースン
「暗い光年」 ブライアン・W・オールディス
「この地球のどこにも」 ルイス・シャーボノー
「半数染色体」 ジェリイ・ソール
「隠世代」「超惑星への使命」は読みたいのう。
リスト見てたら、こう、ぐっとくるものがありますなぁ。
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/30 01:41
もうすっかりお目にかかることのできない作家、というか銀背くらいでしか読めない作家もけっこういるね
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/04/30 03:06
>>138 うんうん。それこそ銀背あさりの愉しみであったわけですが。
図書館に揃ってたって話題も既出ですが、
むかーしむかし大昔、柏市立図書館にも一そろいありました。
ところが私がいた短期間の間にボロボロ無くなっていくんですね。
面白い、故に散逸しやすい。
銀背の魅力は決して色褪せてはいないと思うんですがね……
一面の銀背かい
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/20 07:55
朝から浮上
昨日ブラウン「わが手の宇宙」買ったので
142 :
動画直リン:03/05/20 09:24
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
こないだ「宇宙の眼」初版げとした。
0.3k\ははたして安いのか?
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
146 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/09 18:47
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::||│ / ||
|:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ
|:::::::::::::::||゚ ∀゚)─ ||
|:::::::::::::::||_/ ||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩ ..||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/ .||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩ ||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/. .||
|:::::::::::::::|| 〈. ||
|:::::::::::::::||,,/\」. ||
\:::::::::::|| ̄
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/10 01:22
age
148 :
無料動画直リン:03/06/10 01:25
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/11 01:48
「宇宙人フライディ」を入手しました。実物をみたのは初めてです。
何となくタイトルからして凡作っぽいけど、せっかくだから読んでみましょう。
でも本当は「幽霊殺人」がほしいの。
「高い城」 初版 0.25k\ 訳文に味あり
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/11 02:44
星新一「妖精配給会社」
厨房の頃、風邪で寝込んでいたら兄貴が図書館で借りてきてくれた。
こないだ古本屋で「超生命ヴァイトン」を見かけたよ。
例によって福島正実が解説を書いていた。値段は\350。
153 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/17 11:48
オールディスの「暗い光年」買ったので浮上させちゃいます
500円也
>>153 読み終わったら、ぜひ感想も書いて下され。
156 :
二十歳@SF初学者:03/07/01 10:10
親父から貰いました
虚空の遺産・タイムパトロール・恋人たち・虎よ虎よ!、宇宙零年、アンドロイド、人間以上
どんなもんでしょうか。親父いわく虎よ虎よがお薦めらしいです。
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/01 10:53
虎よ、虎よ!はお勧め。お父さんいいセンスしていますねぇ。
どれもいい感じよ
親の世代がこのような本を読んでいたということに隔世の感がありますな。
>>156が父親の年になった時、自分の子になにを薦めるか・・・・・・
今の時代に薦めることのできるものがあるのかな?
また「虎よ!虎よ!」なら悲しいって言えば悲しいやね
そう悲観的にならなくても、今のSFだってそう捨てたものでは
ないと思うよ。
「じゃあ、具体的には何が良いのよ?」だって?
そりゃあ、モゴモゴ・・・
162 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/02 21:06
とほほほほほ・・・・・
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/03 20:08
「アトランティス創造」を探しつづけてはや何年か・・・・
見つけたい。見つけたい。
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/03 23:38
>>156 いい父ちゃんだなあ。
俺は「宇宙零年」のシリーズがいい。
泣くよ〜。
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/03 23:43
166 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/03 23:49
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/10 15:48
ありがたう
168 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/10 22:12
>>163 あ、持っていますよ!! これ、持ってますよ!!!
170 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/11 23:26
「宇宙零年」のちょっと汚れたのが\250で売られてるのを
こないだ見かけたのだが、買おうかどうか今迷っている。
昔読んで感動した本はもうそのままにしておいたほうが
いいかもしれん、などと考えているのだが・・・
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/11 23:28
買って子供にでもあげてしまえ。
いやそれは絶対キミに買われるのを待っている
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金森達の表紙が好き。
175 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/12 14:29
ああ、しかし「宇宙零年」だけでは子供がかわいそう。
シリーズ全作読ませてあげたい。
それはそうだが、その辺に都合よく転がってるもんじゃないしなぁ・・・
177 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/12 15:34
いいんだよ!
子供のころはワケのわからんままにそういう理不尽な読み方をしたって。
大人になってから「いくつものうちの一冊だったのか」と気付くのは、
これはセンス・オブ・ワンダーです。
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/12 16:40
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179 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/12 21:31
不意に懐かしくなり、ウィルスン・タッカーの「超能力エージェント」をヤフオクで落札してしまった。
一時期に比べて、安くなったものだ。(@¥300)
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|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
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\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
181 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/19 05:55
日本人作家は話題に上りませんが、オレにとっては平井和正の「虎は目覚める」と「エスパーお蘭」が幻の本だったなぁ。
作品は文庫で読めたけど後書きが読みたかった。
>>181 >作品は文庫で読めたけど後書きが読みたかった
単行本や新書で出版された本を文庫化するときに、
本人が万感込めて書いたあとがきを削って、わざわざ
クソつまらん「解説」に差し替える慣習があるからねぇ・・・
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/22 00:54
カットナーいちまんえんするのか・・・
シェクリイもずいぶん文庫になってないですね
「人類の罠」「宇宙のかけら」「奇蹟の次元」「精神交換」・・
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/22 03:46
1万はしないだろ?
この前「ボロゴーヴはミムジイ」買ったけど、1,500円だったよ。
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/22 03:59
>183
あそこは法外な値段で有名です。
186 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/22 04:34
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/22 04:45
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/22 08:46
>187
○○光堂だろ。
法外な値段をつけて古本の流通を妨げてる
クソ書店はとっとと逝って欲しいもんだな。
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/23 03:27
神保町○野書店も高いよね
日本作家もの中心にたまに何冊かおかれることがあるけど最低8000円はする。
カスミは500〜1000円くらいだけど、もう何ヶ月も数がふえていませんね・・・・
あのほこりかぶったままの大量の段ボール整理してくれよな。きっとそうすりゃ増えるはずだ。
古本屋巡りとは懐かしい。こまめに探すと必ず掘出物に出会えたものだった。JA文
庫版の「アルファルファ作戦」なんか手に入れたよ。
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/24 13:46
東京泰文社>神保町ブックセンター>>>>>>>>>平井書店
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/28 23:15
>>191 中○書店は全体に値付けがあきらかに変。
一般にあそこは出版年でほぼ機械的に値段をつけてるようだ。
新しめの本は一律1500円。
ただし大きな賞を取っていたりすると2500円になったりする。
昭和45年あたりより前になると3800円、4500円と上がっていく。
いわゆるマニアの値付けじゃないんだよね。
銀背はやっぱり年代が古いので全体に高い。
しかも日本人作家ものはどういうわけかむちゃくちゃな値段をつけてる。
確かに本当にレアなものもあるけど、とくにそうじゃないものまでいっしょくたに高値をつけてるので困る。
しかし『東海道戦争』、いくらタイトル入り函つきとは言え80000円はあまりにボッタクリじゃないのか。
おれは別の店でやはりタイトル入り函つきで500円で買ったぞ。
195 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/28 23:39
ところで、銀背愛好家のみなさん、
銀背ちゃんと読んでますか?
私も古書店で見かけると、ついつい手をだしてしまうのですが、
なぜか読まずに積みあげてしまいます。
>>195 積ん読は読書家の性。あまり気にせず、
そのかわりしっかり保存して死後に放出して。
197 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/29 22:54
銀背に限らず、買ったけど読んでない本は多いぞ!
ということで最近は合間をみて、昔買った世界SF全集を一冊ずつ読んでます。
>>197 >昔買った世界SF全集を一冊ずつ〜
優雅でゴージャスな生活ですなぁ・・・
199 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 00:23
やっぱ表紙見て作品がわかるようでないと「銀背の達人」にはなれないのかなw
どの表紙も同じに見えちゃうのよね・・・・
>>199 >どの表紙も同じに見えちゃうのよね・・・・
うん、60年代のSFマガジンの表紙と同じで
あれは福島正実の趣味だったのかな?
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 00:41
SF本の表紙に漫画が描かれるようになるまでには
それなりに起伏に富んだストーリーがあったのだと
思われ。
ただし、野田大元帥の言うとおり、SFとヴィジュアルとの
結びつきはここ100年くらい連綿と続いていたようだけど。
映画の歴史と照合してみると興味深い検証ができそうだ。
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 01:08
漫画はいやだが「色つきの指紋」みたいなぐるぐるばっかってのもやだよね
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 02:30
アタイこそが 203高地げとー
204 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 04:59
>>194 「東海道戦争」、8,000円の間違いでしょ?
いくらなんでも80,000は・・・。
いや8万だと思う
206 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 12:40
あ ほ ら し
207 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 16:28
問題は、その価格じゃなくて、
今読んで面白いのか、つーことではないのでしょうか。
ということで、家に溜まった銀背をどんどん読んで、
このスレで銀背を再評価していくというのは、どう?
209 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 22:51
それならば文庫になってないもの優先ってことでよろしいのか?
まあ、一応そうですね。
とは言っても、文庫も今では品切れが多いし、
銀背で読んだのならかまわない、ということで
いかがでしょうか。
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/31 16:28
発行された順番とおりに題名を挙げていって
読んだことのある人は感想を出していくというのはどうでしょう。
リストはどこにあるんでしたっけ。
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/31 16:32
今日はハリーポッターの誕生日です!
今日はハリーポッターの誕生日です!
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みんなでお祝いしましょう!!!
賛同者がおられて、うれしいなあ(*´∀`*)
>212さん
どちらかというと、今読んで面白いかどうかを知りたいと思いません?
大昔に読まれた感想を今語られても、ちとつらいなあ。
ということで、
対象:早川SFシリーズ(通称:銀背)3001〜3318
ただし、2000年1月以降に読んだ作品に限る。(再読可)
報告形式:書名・作者名・発表年・簡単な感想・評価。
って、感じでいかがでしょう?
216 :
212ではないですが・・・:03/08/01 00:11
>>215 >対象:早川SFシリーズ(通称:銀背)3001〜3318
ただし、2000年1月以降に読んだ作品に限る。(再読可)
報告形式:書名・作者名・発表年・簡単な感想・評価。
いい感じですね。
あまり厳格に考えずに気楽にいきましょう。
評価も肩肘張らずに大らかなのがいいですね。
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 00:33
>1の人の思いとちょっとはずれるかも知れないけど、
まあ、みんなで銀背について語るってことで、大目に見てもらおう。
>1さん、来られたらぜひご意見を。
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 00:34
こういう流れになると感想以外の書き込みがしにくくなると思うんだが・・・。
219 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 01:01
>>218 考えすぎですよ。
感想専門スレだってずいぶんと感想以外の書き込みがあるわけだし、
ど の み ち た い し て 書 き 込 み な い じ ゃ ん 。
220 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 01:08
221 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 01:47
まあまあ、今まで通りの流れの中でアプしていけばいいんでないかい。
怒濤のごとく感想がアプされることもないだろうし、
たまに感想が書かれりゃ、話も拡がるんじゃなかろうか。
リアルで読まれた方にも参加してもらえるかも知れん。
このスレの住人が増えて、銀背を肴に楽しめれば、俺はイイと思うYO。
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 02:03
アタイこそが 222げとー
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 02:16
思い出の一冊くらい誰にでもありそうだから、
それを書いてもらえるとありがたいんだけどなぁ・・・
じゃあ、自分で書けって?
ふっふっふ・・・それは次回のお楽しみに。
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/01 03:05
オールディスとシェクリーに未文庫化の佳作が多いですね。
「暗い光年」「隠生代」「虚構の大地」「銀河は・・あれ、忘れた。
シェクリーは「奇蹟の次元」「精神交換」「宇宙のかけら」「人類の罠」「標的ナンバー10」で全部かな
奇蹟の次元は今でもすごいと思うんだけどなあ。
あたしゃああしろこうしろ、っていうつもりないので・・・・
感想でも思い出でもなんでも丼丼よしなに、ってところです
古書店を通じてしか接したことのない若い人たちの感想なんかもしりたいですよね
あたくしもまとまったらなにか感想かきますよ・・・・たぶんw
>1さん、暖かいお言葉、ありがとうございます。
では、有志で(・∀・)マターリ 始めましょう。
基本姿勢は>216さんの言うように
>あまり厳格に考えずに気楽にいきましょう。
>評価も肩肘張らずに大らかなのがいいですね。
目的:銀背の再評価。
対象:ハヤカワSFシリーズ(通称:銀背)3001〜3318
ただし、2000年1月以降に読んだ作品に限る。(再読可)
必須報告内容:書名・作者名・発表年・簡単な感想・評価。
あと、できれば報告者がどういう世代の方かわかれば参考になりますが、
まあそのへんはご自由に。
もちろんネタバレは禁止。同じ作品の感想が被ってもOK。
番号まで想い出さねばならないのでつか・・
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
>229
番号はいらないでしょ。
気楽にカキコしてください。
ちなみに、リストは「翻訳作品集成」というサイトをぐぐって、
TOP→出版社索引→早川書房→ハヤカワSFシリーズListがおすすめ。
このサイトの情報量は感動ものです。
232 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/02 15:32
じゃあ、今日から俺は、
ウィルスン・タッカーの「長く大いなる沈黙」を読むぞ。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/02 22:25
>>228 「評価」だけど
できれば点数付けやランク付けはNGにしたい。
揉め事の原因です
>233
そうっすね。
点数付けはあんまり意味ないですからね。
「評価」つーのは
「今、読んでどうよ?」に対する返答は書いてね
ぐらいの気持ちで書きました。
作品の優劣を決めたいのではなく、
古本屋で買うときや、図書館で選ぶときの指針になれば、と思います。
まあ、こういうのは人それぞれですから、
いろんな感想が集まれば面白いでしょうね。
今読んで面白くなかった、という感想に対して、
いや昔読んだときは面白かったぞ、というレスがあったりして、
それで話がどんどん拡がっていけば、言うことなしです。
まぁ、そうですね。
たしかに点数もつけ方によっては参考になるのだけれども
「夏への扉」読んだ。もう最高! リッキィ萌え〜 10点
みたいな評価は、はっきり言って読むだけ時間の無駄だ、
と思います。そういう評価を下すのは本人の勝手ですけど
その評価内容は他人にとって情報価値が絶無に等しい。
そういう類いの感想をもつ人が山ほどいる、という情報すら
今ではありふれていて価値がないですからね。
237 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/03 15:27
>>235 ワロタ、いるいる多いよねそういう感想書いている人。
点数はその書いている人がどの程度好きなのか
パッと見て分かるから自分はいいと思うけど。
ここ年齢層高いから自分の好きな作品に
引く評価でもそんな怒らないでしょう?
(怒らないよね…?(w)
低い評価ね。スマソ
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/03 15:29
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/04 00:49
ぷりぷりか・・・ぷりぷりなのか・・・
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/19 20:37
さて。だれも「再評価」を書きこまないわけだが・・・・
漏れも含めてw
申し訳ない。まだ読み返しとらんのだ。しばし待たれよ。
おお、わたしも>244と同じだ。すまん。
そこはそれ、SF板らしくマターリと。
しかし、銀背サイズって、
電車の中では読みづらいし、
家で読むには小さいし、
なんとかならんもんか。
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/25 07:28
スタージョンの「海を失った男」の解説読んで思ったんだけど、昔訳出された作品って案外適当な訳、っていうか誤訳や飛ばしがあったみたいじゃないですか。「めぐりあい」に関してだって今回の解説がなければ一部の人達しか知らなかったわけだし。
銀背は大丈夫なのか?と。言い出すとキリがないけど。
247 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/28 10:14
叔父殿に銀背を見せてもらったのですが、「二惑星物語」なる作品の背表紙が、
銀でなくて金でした。なぜ?
>247
>>14参照
このスレみて自分の銀背を見たら20冊あった。
情けないが、内容は覚えてないのが多い。どういう基準で買ったのかも判らない。多分古本で安かったからだろう。
殆どビニールカバー付きだがないのもある。
刺青の男には映画化された男の素っ裸の写真が帯に付いている。
昔はこんなの買う女性や中学生がいたとは思えないが。
定価は350円(4刷)で裏に鉛筆で280円と書いてあった。
刺青の男 金星応答なし 地には平和を 拠点 秘密国家ICE 太陽自殺
天界の王 地球地獄 人狼原理 バベル=17 隠生代 闇よ落ちるなかれ
ニュー・ワールズ傑作選No.1 子鬼の居留地 夢みるものの惑星 虚構の大地
ボロゴーヴはミムジイ アシモフのミステリ世界 アトランティス創造 幽霊殺人
249 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/28 20:07
金は戦前の作品、っておもってたが
>>248 ありがとうございます。
むしろ過去ログ読んでいない自分が悪いか…
>>249 「二惑星物語」は戦前の作品でした、一応報告。
>>248 ビニールカバー付きでないのは、元は箱入りであった可能性ありです
箱に「購入後捨てよ」と表記してあったのはどうかと思いましたが、
正直に捨てた人がいたらしいとは……
金=初期SF文庫の白
銀=SF文庫の青
と思ってもらえればいい。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/29 01:34
野中窮地!元秘書口利き5千万醜聞発覚
反小泉勢力スキャンダル連発、倒閣戦略に暗雲
・9月20日投票の自民党総裁選をにらみ、小泉純一郎首相の再選阻止の急先鋒
にいる橋本派幹部で抵抗勢力のドン、野中広務元幹事長を突如、スキャンダルが
直撃した。元秘書官が巨額手形詐欺事件の関連会社から計5000万円余もの
資金提供を受けていたもので大打撃は避けられない。
「信頼して秘書にしたのに。知らなかった。情けない…」。「影の宰相」とまで
言われた野中氏は21日までに、報道機関の取材にこう答えた。
関係者によると、野中氏が自治相や官房長官当時に秘書官を務めた加藤芳輝
元秘書(47)が、総合商社「ニチメン」巨額手形詐欺事件の被告が会長だった
電子機器メーカーやゼネコンから計5000万円余の提供を受け、見返りに国の
融資保証をめぐり通産省幹部と面会させていたという。
政界実力者の威光をバックに、秘書が自らのカネ集めに奔走する永田町の
あきれた実態が白日の下にさらされたわけで、「打倒小泉」を掲げて秘策を練る
野中氏の打撃は計り知れない。(一部略)
http://www.zakzak.co.jp/top/top0821_1_07.html
>251
やはり、金 → 古典
銀 → 比較的新しい物
だと思うぞ。
254 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/29 17:37
金とか銀とか・・・「チョコボールか」と
確かに昔はそんなこと言わなかった と思う
「宇宙の戦士」だな
>>251 そっちの分類基準もよくわからんのだが・・・
ハヤカワ文庫SFの白と青はどう違うんだ?
だから戦前が金だってば
260 :
ペリクレス:03/08/30 17:33
文庫の青は本格派という感じがしますな。SFシリーズをやめたので、「青」が出て
きたのでしょうね。「デューン」を銀背でなく、「白」の文庫で出したのは何故なの
でしょう?
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/30 19:15
デューンの初版が出たのは青背がない初期の頃。
だからイラストも入ってる。
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/30 19:55
でも、甲州も白だよ
263 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/30 21:48
口絵とイラストを入れないのが青と、聞いたことがありますが。
黄色もお忘れなく。
264 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/30 23:18
甲州ってSF文庫かい?
それはそれとして編集部の判断で区別されることもある。「宇宙の戦士」は青背で出す予定だったが、スタジオぬえからイラストを付けたいという要望が出て白背になった。
ま、例外はいろいろある、ということですな。
265 :
真相はかうだ:03/08/31 12:32
「宇宙の戦士」はジュブナイルに分類されることもあるね。
266 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/31 22:00
『宇宙の戦士』は、アメリカでのオリジナル自体、出版形態がジュブナイルじゃなかった?
263が正解。口絵ありが白。無しが青。
268 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/01 17:10
いや、だからその基準は何か?って話でしょ。
スペオペが白、本格が青でないかい?
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/01 20:12
そう言われてみると文庫SFの初期のころは
ほとんど冒険SFばかりだったような気がする・・・
272 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/01 20:37
最初の青背は「プレイヤー・ピアノ」でいいの?
いつの間にやら文庫の話題で花盛りw
>271
そのサイトすごいなあ。
何がすごいって、早川のSF文庫全部持ってるのがすごーい。
ローダンも全部あるんだぜ。
>270
文庫初期のころは銀背がまだ健在だったから。わたしの疑問も何故「デューン」を
SFシリーズで出さなかったのだろう、ということです。分冊にすると、単価の
高い銀背は不利だと思ったのでしょうか。
つーか、銀背じゃ石森章太郎の絵が使えないからでしょ。
早川、売る気満々だったと思われ。
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/01 23:26
278 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/01 23:45
「デューン」に関しては、矢野徹氏がこの作品は大変いい作品だから、若い人が手に取り易いように文庫で出して欲しい、と進言したそうです。
>>278 なるへそ(死語)
ぜひソースを教えてくだされ。
280 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/02 01:29
これは昔、三省堂で講演をやった時に矢野氏が話したことで、活字としてはSFMの昭和54年5月号に載ってます。同じものが「矢野徹・SFの翻訳」という本に再録されてます。こっちは奇想天外社刊。
>>280 わかりました。どうもありがとうございます。
282 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/05 14:24
「宇宙人フライデイ」読了。
愚直なまでに真面目に書かれた秀作。思いのほか現在に通じる視点や、後の作品と共通する要素などが感じられて驚く。正直面白いかと言われれば微妙で、波乱万丈や、奇想を求めると辛いが一読の価値はある。
何か原点をみるような、そんな作品でした。
283 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/05 19:31
>282
キタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!
再評価第1号! それも、なかなかいい感じだぞ!
284 :
銀背補完機構:03/09/05 20:49
「宇宙人フライデイ」ハヤカワSFシリーズ3004
レックス・ゴードン/井上一夫訳
たとえどのような生にせよ、生きのびることは目前の死よりも、どれだけましか知れぬ。
彼は火星を目前にした時、そこへ着陸しようと決心した。
・・・火星に不時着した実験ロケットのただ一人の生存者が
通信設備も補給物資もなく敢然と生きていこうとする姿を描いた正統SFの決定版!
(以上1974年発行解説目録より転載)
再評価は
>>282参照
おっ、なんか読みたくなってきたぞ「フライデイ」
>>282 ああ、いいですねぇ・・・
こういう感想を聞きたかったんですよ。
どうもありがとう。
書いたかいがありました。ありがとうございます。
訳を比較しようと思って小学館から再刊されたものを買ってきた。けど見たら勝手に小見出しをつけたり、細かいところに注釈をつけたり、訳文も平た過ぎる感じ。あんまり薦められないかも。
因みに1996年発行。初版でした。
C・M・コーンブルース(新庄哲夫訳)『クリスマス・イヴ』(#3007)
アメリカとソ連・中国とが戦争し、アメリカが敗北。赤軍占領下のアメリカが舞台。
当時アメリカの抱いていた共産主義への脅威が色濃く出ている作品ではあるが、ただ単に脅威を煽ってはいな
い。武器には武器、力には力を、ということに対する警鐘のような部分が見え隠れしている。原題のNot this
Augustというのもその点意味がある。その題のもとになったヘミングウエイの実際のことばも扉に書かれている。
読後にあらためてこの文章を読むと大いにその意を理解できる。
おそらく第三次大戦(後)を描いたものとしてはかなり初期の作品のひとつであろうが(原書は55年)、全面核戦争
のような事態は起きておらず、それどころか水爆やコバルト爆弾搭載の人工衛星が切り札になる。このあたりは
やはり時代のなせるところであろうか。(上に書いたようにこれに対抗するにはさらに強力な兵器を作ることになる
だろう、という事態の予測もされてはいるけれど)「渚にて」などで核戦争で崩壊した世界が描かれるのはこの数
年後。「クリスマス・イヴ」がその先駆けなのかそれらと断絶したところにある作品なのか興味のあるところ。
289 :
銀背補完機構:03/09/11 19:47
「クリスマス・イヴ」ハヤカワSFシリーズ3007
C・M・コーンブルース/新庄哲夫訳
「皆さん、私はアメリカ合衆国大統領です。わがアメリカ軍は
たったいまソビエト軍に無条件降伏しました。我々は敗れたのです・・・」
1965年4月のある日合衆国最悪の日は、この悲痛なラジオ放送をもって明けた!
アメリカSF界の重鎮が描く赤軍占領下のアメリカ!
(以上1974年発行解説目録より転載)
再評価は
>>288参照
290 :
銀背補完機構:03/09/11 20:03
>>288は全部書いてくれたから、
補完しなくてもよかったんだけど、一応ね。
ところで、この話って、占領下のアメリカが淡々と描かれる話?
それとも、ドイツ占領下のフランスみたいにレジスタンスが活躍する話?
>>290 どっちかといえば後者だけど、占領下でなにが起きたかという部分も結構描かれてます・・・やたら銃殺されちゃいますが・・・
ああそう、目録にも本の裏にも
>>289の大統領のことばが載ってますが、この大統領、活躍することなく
数ページ後に銃殺されますw
292 :
銀背補完機構:03/09/11 22:56
>>291 さんくすです。原書発行の1955年といえば、
米ソは朝鮮戦争も終わって、頻繁に原爆・水爆実験をしてた頃。
「渚にて」が1957年の発行。わずか2年の差だけれど、
全面核戦争の恐怖、なんてアメリカ人の頭の中にはまだなかったのかなあ?
日本で
>>289が出版されたのは、東京タワーが完成間近な1958年(昭和33年)の夏。
その頃、読んでた人の感想を聴いてみたい。
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/15 15:16
>288>289
うーん「クリスマス・イヴ」持ってない (´・ω・`) ショボーン
294 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/16 00:49
文庫化されてないもの優先だっけ?
いえお好きなものでどうぞ。
>>294 銀背でお読みになったものでしたら何でもけっこうです。
どうせ、文庫化されていても品切れが多いですし・・・
ハミルトンの短編集は何故文庫化されなかったんだろう?
読みたいのに・・・。
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/16 18:31
>>297 「フェッセンデンの宇宙」かい?。
なまじ「キャプテン・フューチャー・シリーズ」が当たってしまったから、
スペオペ専門の作家という認識が広まったからだろうね.....。
ああ漏れもさがしてんだ、それ
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/20 02:04
アタイこそが 300げとー
ハミルトンは短編になると切ない作家にシフトするなぁ・・・
こっちのほうが好きだ
あと別冊奇想天外に載った「プロフェッション」も忘れ難い
「フェッセンデンの宇宙」収録作以外に
ハミルトンの短編の傑作ってある?
むろん、邦訳ありでスペオペ以外で。
>>302 めぼしいのは『星々の轟き』に入っていると思う。
こちらも生々しいアイディアの粒ぞろい。
>>303 どうもありがとう。探してみます。でも、見つかるかな?
305 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/23 23:55
>301
「プロフェッション」はアシモフの短編でないかい?
別冊・奇想天外 No.2 SF再入門大全集
「プロフェッション」 Profession (1957) アイザック・アシモフ 羽塚昂訳
「幼稚園」 Kindergarden (1953) クリフォード・D・シマック 谷口高夫訳
「頭の上に星」 A Star Above It (1955) チャド・オリバー 白川星紀訳
「決闘機械」 The Duelling Machines (1963) ベン・ボーヴァ&マイロン・R・ルイス 酒匂真理子訳
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/24 03:06
ハミルトンに「プロ」って短編はあるよ。
これも奇想天外だったかなぁ・・・?
307 :
◆PfeBATiceI :03/09/24 11:36
シェクリィ「奇蹟の次元」、作者オフィシャルサイトで自費出版通販やってる…
308 :
◆PfeBATiceI :03/09/24 11:38
309 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/24 14:03
シェクリィがまだ生きていたとは思わなかった。
「プロ」はありゃいい話だな。
大好きだよ。俺はスペースマンってアンソロジーで読んだ。
311 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/30 06:56
ハミルトンと言えば「反対進化」は名作だと思う
312 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/05 20:26
次の再評価をそろそろきぼんぬあげ
>>305 あー、ごみーん。「プロ」のつもりで発言してましたー。
314 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/11 04:01
アンソロジーなんかは評価しにくいな。
当時の銀背の値段って、今の貨幣価値で換算するとどれくらいなの?
一冊平均1500円くらい?
316 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/14 08:45
>>315 ハヤカワのポケミスはまだ出ていると思うので、それから判断すればいいんじゃない?。
95年に復刊された「ドノヴァンの脳髄」は1000円(税込)
>>317 意外に安いですね。
もっと値の張るものだったという印象があるのですが・・・
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/14 23:23
>>315 価値の分からない友達の家で発見してもらってきた『隠生代』初版が420円。
広告にあったSFマガジンの値段が250円。
高いでしょ、これやっぱり・・・・。
ちなみにめっちゃおもしろかったですわ。プッシュしてくれた人ありがとう。
時間テーマにめくるめいていた青春時代がよみがえりますた。
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/15 00:35
当時のSFマガジンは今よりももっと薄かったことを差し引いても
やっぱりだいぶ高いよね。
今はだいぶポケミスも安くなったということか・・・
そう言えば、井上ひさしが昔「本の枕草子」のなかで
書籍の価格がいかに下がったかという考証をしていたな。
319さん、「隠生代」のレヴューをぜひお願いします。
321 :
◆PfeBATiceI :03/10/16 22:31
オールディスの未文庫化作品は多いですね
銀河は砂粒の何とか、虚構の大地、隠生代、暗い光年・・
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/17 01:08
なんか、銀背、読みづらいと感じたの漏れだけ?
慣れちゃうとああいう二段組みのほそーい活字がいとおしくなってくるぜい
>>322 ほんと慣れだよ慣れ。
今はもうろくジジイとバカ向けの大活字スカスカ頁が流行ってるだけ。
>「隠生代」のレヴューをぜひお願いします。
あれは、なるべく予備知識なしに読んだほうがいいような気がします
おなじようなアイディアの作品はいろいろあると思いますが、この作品の読みどころは
非日常的な設定が、じわじわと肉感的になっていくところだと思います
「持って行かれる」というか
オールディスは文章がうまいわ
>>321 『爆発星雲の伝説』もー☆
遠未来観光みたいな、詩的でうつくしい作品がそろってる。
キラキラした「賛美歌百番」をはじめとして、何度も読み消してる。
「読み消してる」じゃなくて、「読み返してる」ですた。
タハハ・・・;
「陰生代」ハヤカワSFシリーズ3256
ブライアン・W・オールディス/中上守訳
CSDと呼ばれる時間移行誘発剤により、マインド・トラヴェルが可能になった2070年代。
有能なマインド・トラヴェラー、ブッシュは逃亡した現政権の敵を追って、
時間を過去へと旅だった。過去の世界で彼の体験したものは何?謎の美女は----
「新しい波」派の巨星が放つ、スペキュレーションSFの傑作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
再評価は
>>319>>325参照
↑名前間違っちゃった。すまん。
>>326 「賛美歌百番」私も大好き。
『爆発星雲』また読み返して、なんかに似てると思った。
あれだ。絢爛たる名前の庭園みたいな『終末期の赤い地球』。
あれに似てるってことは、『新しい太陽の書』にも似ている。
いろんな時代に、ウールスやウールスの外であったこと、みたいな感触。
>>328 主人公、芸術家らしい芸術家なんで、見てきたような鮮やかな描写が魅力ですよね。
不可視のものへの視力があるというか。
「陰生代」は手に入りにくいよなあ。
>319のような友だちほすい。
スレタイの
>>>>銀背の思ひ出<<<<
がなんか背表紙付近のシワシワを思いださせる
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/17 23:42
>>322-324 今はハヤカワ文庫もSFマガジンも活字がホント大きいんだよね。
読んでいて違和感を覚える。間が抜けて見えるというか・・・
字がデカいと速く読めないからトッテモヤです
う〜ん……速く読めるかどうかは私にはどうでも良いのですが、
それでも字の大きさは気になるなぁ。どうしてなのだろう?
323の言うとおりたんに慣れの問題なのかなぁ…
でかい文字は、出版業界の陰謀だと思うな。
文字が大きくなるだけ改版して、価格もアップできるし、
本屋で平台に並ぶ。
そもそも、文庫の文字が見にくいから
文字を大きくしてくれ、なんて要望聴いたことないぞ。
老眼になると大きな字のありがたみがよくわかる。
画数の多い漢字がぼやけて読めなくなるのがつらくてなあ……
歳はとりたくないと思いながらも誰もが通る道なんだとわりきって。
皆、本は若いうちに読めよ。
>>336 尿意!
新潮文庫の「白い巨塔」の場合
上・中・下の三冊本が5冊セットに化けたりするもんね。
1600ページ位のが2000ページ位に水増しされてる。
……銀背でもSFでもぜんぜんなかった。スマソ
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/21 09:45
評論社から出た「指輪物語」も、昔の最初に出た文庫版は全6巻だったが今じゃ全9巻だもんな。
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/21 13:07
中身は同じだから水増しという言葉とは違うような気がするが。
えっ? 中身が同じだからこそ水増しなんだろ?
酒に水を増して売っても中身(=酒の分量)は変わらない。これぞ水増し。
344 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/21 20:37
活字が大きくなって冊数は増えても、それによって中身が薄まるわけではないでしょ?
頁あたりの文字数・情報量が減るから
やはり水増しといってかまわないような気がする…
ごちゃごちゃうるせえな。
おまえは老眼になっても小さな活字だけ読んでろ。
PCの画面もフォントサイズも小さいままにしとけ。
耳が遠くなってもテレビの音量大きくするんじゃねえぞ。
まあまあ。
あんまり怒ると血管切れるぞ。
年配の方をあまり怒らせては気の毒だから
この話題はこのへんで止めときましょう。
長生きしていつまでもSF読んでくださいね。
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/21 21:55
水増しで合ってるような気がするけど?
みずまし【水増し】 みづ―[名][自他サ](1)酒などに水などをまぜてふやすこと。水わり。(2)実際よりも量を多くいうこと。みかけだけをふやすこと。▽費用を―して報告する。
銀背と無関係な話題で伸びてたのか・・・ちっ
銀背のころは活字の組み方など問題にならなかったんだろうなぁ。
思えばのどかな時代だったのね。今が世知辛いだけかな…
>>349 そんなホントのことを言うとたたりがあるよ・・・
ちょっと雑談ぽくなるけど、2ちゃんなんかで言葉の誤用が広まったら嫌なもんだなぁ。
354 :
◆PfeBATiceI :03/10/22 01:59
ミズスマシ
355 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/22 22:43
そういや銀背は上下巻みたいなものはださなかったね(シリーズものはあったけど)
一冊で完結ってのがポリシーだったのか?
う〜ん、そんなに長いSFがなかったんではないかい。
カッパノベルスで「日本沈没」が出たとき、
お、上下2冊なんだあ、って思った記憶が・・・
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/24 07:45
HSFS 3006『21世紀潜水艦』の中で、潜水艦の部品として、真空管が使われていた
記憶がある。
『21世紀潜水艦』も変なタイトルだが、ヒューゴー賞候補作『アメリカ鉄仮面』(銀
背に非ず)には負けるな。
「宇宙の操り人形」というタイトルも、かなーりキてると思われ。
360 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/25 09:44
361 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/02 05:04
ざっと読んでみたら意外に日本人作家の話題が出てないことに気付いたよ。
個別スレッドのあるひとが大半だけど、久野四郎とか山野浩一とかいろいろ
いるし、個別スレのあるひとだってなかなかスレ内でふれられてないような
ものが多いような
山野の「鳥は今どこを飛ぶか」だっけ?
あれは文庫落ちしたよね。持ってるけど積読だ・・
当方はそれ銀背で積ん読・・・ああこれが語られない理由かあ(w
364 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/02 05:55
日本作家の殆どは銀背じゃなくても読めるからな。
久野四郎もJA文庫になってたと思うけど。
>>361 つまらんこと言ってないで181にちゃんとレスしてやれよ。
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/03 11:22
181にまでさかのぼらないとレスできないってことか・・・
367 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/03 11:36
さもなきゃ自分で特定の作家なり本なりについて話を振るか、だな。
山野浩一でも久野四郎でもいいけど、なかなか話題に上らないなんて
思わせぶりな書き方をしないで、具体的にはっきりと書けばいいのよ。
生島治郎「東京二○六五」なんて、実際に読んだ人から話を聞いて
みたいもんだと俺なぞ思うもんな。なにせ現物を見たことがない。
なんかすごく嫌味な突込みするひとだな
どうでもいいが
369 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/03 12:27
この人はずいぶんと久野四郎を好意的に評価している。
http://www.e-net.or.jp/user/stako/MA/M03-09.html 今たまたま手元にあるSFMのバックナンバーで
「グルルンガ・ジダ」という短編を読んでみましたが
「空飛ぶ円盤」がメインの道具立てになっていて、
全体として非常にのどかな雰囲気ですねえ。
そんなに惜しむほどの才能でもないような気がするけど、
このムードが好きな人にはたまらないのかもしれない。
ちなみにこの作家はもっぱら福島正実への義理で
SFを書いていたというのは本当なのでしょうか。
真偽のほど確認できましたら、ぜひご教示くだされ。
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/04 16:45
ウィンダムの「海竜めざめる」読んだけど、文庫で読んじゃった。
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/05 01:12
いまさら銀背でもないような気が・・・
372 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/05 02:06
>>371 スレ全否定するようなことわざわざ書きにくるなよ
気にいらないんだったら黙っててくれ
迷惑かけちゃいないだろ?
>>372 銀背でないと読めない傑作についてどんどん書き込もう。
そうすりゃ誰も文句は言わないさ。
いや、傑作はだいたい文庫化されてるな。
例外はオールディスくらいかな。
それでも「銀背の思い出」なんだから別にかまわんだろ。
もちろん懐古趣味は入ってるよ。だから何だってんだ。
人生半ばをすぎると未来より過去の方が重みをもってくるもんだ。
悪いかよ。どうせ俺はじじいだよ。じじいで何が悪い?
じじいは短気でいかん。
376 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/05 04:07
オールディスくらい、ってこたぁないだろ。
あるなら挙げてみろ。
カットナー『ボロゴーヴはミムジイ』
『ニューワールズ傑作選1』
スチュワート『大地は永遠に』
クリストファー『草の死』
じじいで何が悪いと開き直るならこのくらいの作品については語れないといけないな。
えらい鼻息だが、でかい口をたたく前に
ま ず お ま え が 語 っ て み ろ 。
380 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/05 21:34
たんに名前をあげるだけなら318冊全部あげられるからな(w
>傑作はだいたい文庫化されてるな
これに対して挙げただけだが?
脳がふやけてきて内容忘れてるんなら、うざい自己顕示を書かなくていいよ。
382 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/05 21:43
>>381 アオリはいいから、自分で読んだのなら内容について語ってみせろよ。
それとも口先だけか。もしそうなら自己顕示はおまえのほうだよ。
読んだふりしてるだけのな。
378は、その4冊のどこが傑作なのか、早く語ってくれ。
語れないといけないって自分で言ってるんだからな。
このスレの1です。だからといってなんの権限もございませんが
まあしょーむないことで罵りあわず、とりあえずマターリと・・・
こんな懐古趣味だけでたてたようなスレでもめなさんなや、とまあ思う次第。
385 :
まじめにとらないように:03/11/06 00:35
チャド・オリバーは全然文庫化されていませんね。やっぱりただのチンパンジーだ
とばれてしまったのがまずかったのでしょうか。
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/06 07:27
若い者には通じないジョークだな。
まあでも檻の中とは言え存命中ということだし、新作だって期待できるかもwww
>>370 「海竜めざめる」は文庫も絶版になってるから、
よければ感想書いてくだされ。
星新一訳だったことしか憶えてない。
隕石の目撃から深海の異変までの展開は定石をきっちり押さえた古き良き怪獣映画の趣。危機に瀕した世界の描写が西欧諸国だけじゃなく、アジア等にも目配せしてあって感心した。物語は何も解決しないが希望を抱かせて、さわやかに終わる。
あと、驚くほど滑らかな訳文を読んで翻訳について考えました。
>>389 訳者は星新一ということですが。
サンリオのフレドリック・ブラウンの訳文は
さほどうなるほどの出来でもなかったと記憶してます。
まてよ、もう一度ひっぱりだして読んでみるか。
391 :
銀背補完機構:03/11/07 17:44
「海竜めざめる」ハヤカワSFシリーズ3121
ジョン・ウインダム/星新一訳
ある夜、大西洋の海中に宇宙からきた赤い光球の群れが沈んでいった。
世界の各地で船舶の遭難事故が相ついで起り、やがて北極、南極の氷が溶け、
水位がぐんぐん高くなりだしたのはそれからまもなくだった。
世界は海底に沈もうとしていたのだ! 侵略テーマの大家の代表傑作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
再評価は
>>389参照
>>391 毎回のフォロー、お疲れさまです。
389の書き込みは再評価っていうほどのものでもない、単なる感想です。星新一氏の訳文について思ったことは今度書きます。
>>392 どもども。
星さんが翻訳するとき、feetとかinchって単位を
日本人が読んでわかりやすいようにcm表示に必ず直した、
というのをエッセイで読んだような気がします。
そういえば
「トリビアの泉」の元本である
アシモフの雑学本も
星新一訳だったね。
395 :
◆PfeBATiceI :03/11/20 01:25
創元文庫版の「分解された男」より、
銀背の「破壊された男」by伊藤典夫の方が断然読みやすかった。
なんで文庫に下ろさないかなあ。
NotthisAugust
「海竜めざめる」の訳文は、ウィンダムというより星さんの文章だと思う。翻訳が読み易い文章なのは良いことだけど、これはどうなのか、判断に苦しむ。と同時に確固とした個性を持った作家が翻訳することの難しさ、みたいなものを感じた。
ageも兼ねて書き込みました。
398 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/06 15:06
近所に銀背がけっこうおいてある古本屋があった。銀背目当て(といっても作品的目当てはないけど)で
これからでかけるです。釣果があれば報告しますですよ、はい。
399 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/06 16:45
↑わくわく。お待ちしてます。
うちの近所の古本屋では、ポケミスの中に
福島正実「SFの夜」がポツンと紛れ込んでるだけです。
ところで、今号のSFマガジンの復刊希望トップが
今日泊亜蘭だったのは、なんでだろう?
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/06 17:34
アタイこそが 400げとー
ってなことで行ってきました。
以下の本を購入しました
河野典生「緑の時代」
「時間と空間の冒険」1、2
クリストファー「大破壊」
メリット「イシュタルの船」
以上の5冊。あとついでといってはあれですが、文庫で矢野徹「昇天する箱舟の伝説」を。
感想等は機会があればw
>>395 当時、伊藤氏はこの作品の翻訳を、自ら強く希望されて実現しました。
しかし、ほぼ同時期に出版された創元の沼沢訳を読み、愕然とされたそうです。
すべてにおいて自分の訳よりも、優れた訳だと判断されたためです。
伊藤氏とって、「破壊された男」の翻訳は、若き日の苦い思い出のようです。
そのままでの出版については、ご本人が了承されない事でしょう。
新訳ならば可能性はあるかもしれませんが。
>>402 そんなウラがあったとは。
若書きならではの勢いというのはあるかもしれません。
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/08 20:50
海外SFを全て村上春樹に翻訳させよう!
そうすればSF人口が一気に上昇する!
405 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/09 00:31
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/09 00:36
「破壊された顔の持ち主」柳亭痴楽なんて知ってる人はいるかな?
知ってるが話題を続けようがない・・・綴り方教室・・・
408 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/15 04:14
落語家はスレストッパーなのかよage
409 :
提供は前田馬之助経済研究所でした:03/12/17 22:34
ベスター「破壊された男」の話題がとんでもない方向へ・・・
ところで、オイル怪獣ベスターなんて知ってる人はいるかな?
知ってる知ってる。
シーツ2枚貼り合わせてつくれる怪獣ですな。
ペスターですがなw
そろそろ「再評価」かもん!
413 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/18 04:55
今、創元の「放浪惑星」読んでんだ。
ライバーですがな。
415 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/20 06:58
そういう言い回し読むとかんべむさし氏を思い出す。
来年は毎月1冊くらいは
銀背読みますがな。
417 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/26 23:27
>416
鬼が笑いますがな。
ですがなってどこのことばですか
420 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/08 14:36
age
でんねんなんて商売人しか言いませんがな
鶴はでんねん、亀はまんねん
降るは千年、雨は万年と申します。
424 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/09 21:54
あんたとはやっとられんわ。
「はいどうもありがとうございました〜、早川銀背金背のお二人でした〜」
今年初めて古本屋巡りをすれども
銀背は小松御大と筒井さんしか見あたらず
収穫なしでした。
427 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/15 18:02
age
リイ・ブラケットの「長い明日」読みました。
いわゆる核戦争後の世界もの。
50年前に書かれた本なのに、内容そのものは何ら古びていない。
(というか、戦争や核に対する考え方が、50年前から変わっていないことがよくわかる)
話は面白いけれど、成長物語としては、ちょっと物足りなく、
主人公が苦悩するシーンが多くて、今の俺(40代)には感情移入しづらかった。
10代の頃なら、もっと楽しく読めたに違いない。
あと、銀河鉄道999の元ネタかも知れない、と思ったりもした。
429 :
銀背補完機構:04/01/22 22:00
「長い明日」ハヤカワSFシリーズ3297
リイ・ブラケット/久保田八郎訳
恐るべき核戦争の結果、アメリカ文明は西部開拓時代に逆もどりした。
しかも、そこは無知と狂信の支配する、暗黒の世界なのだ。
だが、ひとりの少年の心に芽生えた好奇心を閉じ込めることだけは、誰にもできなかった。
彼は失われた文明を求め孤独な探索に旅立つが.....。詩情豊かな、ブラケット最高の傑作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
再評価は
>>428参照
430 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/23 00:03
あ、なんかあら筋だけ読むとクラークの「都市と星」みたいだなぁ。
アメリカ人はどーして核戦争後も生き残れると思ってるんだろう?
432 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/24 03:31
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/24 08:32
>>431 ・広いからなんとかなると思ってる
・核兵器実戦投入後60年にして、いまだによくわかってない
・単にバカ
435 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/24 15:20
>>来月は何を読もうかなあ。
J・T・マッキントッシュ『300:1』をお願いします。
436 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/24 17:55
>>431 原爆の被害なんかも米国内では報道が規制されてたようだから、放射能の影響とかあんま知らないんじゃないかね。
>>433 ・「人類が見事に絶滅しました」では話が書けないw
シオドア・スタージョン『奇妙な触れ合い』
何だか書評とかきいてるうちに勝手に思い込んでたけど
もうちょっと訳分からないような話が多いのかと思ったら意外というか、
オーソドックスなスタイルの話が多かったようだ。
ブラウンやブロックなどを読み慣れている方からすると、「甘め」な締めばかりだったし。
よく、「平凡な主人公の前に〜」云々というシチュエーションが漫画であるが、
やっぱりいつの頃からもそういう話はあるんだなあ、と
『マリア様がみてる』を観ながら読んで思いました。
スタージョンの場合は叩き台にしてるだけだけどね。
結構長めの短編が多い。
どうという事のないように思えて、妙にもっと読みたくなるなスタージョンは。
描写の細やかさと、殆どハッピーエンドだというのが目立ったけど
その中で「もう一人のセリア」が目を引いた。 個人的には、
もっとこういう感じのを読んでみたいかな
439 :
銀背補完機構:04/01/26 12:08
「奇妙な触合い」ハヤカワSFシリーズ3210
シオドア・スタージョン/高橋豊訳
奔放なイマジネーションと鋭い現実感覚の大胆な結合とで構築する幻想の世界を描き、
現代文学に強烈な衝撃を与えた巨匠の珠玉短編集---
権力欲につかれ、宇宙を独占しようとした男の奇妙な人生を描く「英雄コステロ氏」
精神感応と明白な論理によってのみ生活する星の物語「おまえのやさしい手で」他五篇を収録!
(以上1974年発行解説目録より転載)
再評価は
>>438参照
>>435 すまぬ。「300:1」は持ってないのじゃ。
ちょっと前、古書店で3000円で見かけたんだけど...。
441 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/30 23:12
>439
>現代文学に強烈な衝撃を与えた巨匠の珠玉短編集
ふーん。
スタージョンって、近年再評価されたものと思ってたけど、
昔から他のSF作家とは一線を画す位置にあったみたいだなあ。
442 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/31 18:06
昔はやっぱアシモフ、ハインラインなんかと比べて傍流って位置付けされてたからね。
そういう意味で一線は画してたと思う。だからこそ異色作家だったわけでしょう。
トーマス・M・ディッシュ 「人類皆殺し」
オレだったら・・・火炎放射球の前に身を投げ出すことを選ぶかな。
あんなにまでして生き残りたくはないなあ。
しかし本当にこんな事態になったら人類に打つ手は無いのだろうか。
「人類皆殺し」ハヤカワSFシリーズ3174
トーマス・M・ディッシュ/深町真理子訳
地球が緑に被われる。砂漠も町もツンドラも、巨木、巨木、巨木!
目に見えぬ陰謀者によって播かれた種が成長し世界を埋めつくし、人類は絶滅に追いやられた。
奇跡的に生き延びた人々に希望はあるか? アメリカSFの急先鋒、トーマス・ディッシュが
一筋の光明もなく描いたかつてない破滅テーマSFの野心作。
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>443参照
>>443 高校生の頃、青背で読んだなあ。
内容はさぱーり憶えてないけど、救いのない話だったよーな。
今読んでも面白かったですか?
>444
フォローありがとうございます。
>445
私は今回初めて読みました。 他には無い設定に惹かれたことと、
絶版で希少性があることから読む気になりました。
まったく絶望的な状況下で話が進むのですが、途中で嫌になることはなく、
登場人物に思い入れを持つことができて(バディ、鉱山技師オーヴィル、
少女ブロッサム、老看護婦アリス)、彼らがこの先どうなっていくのだろう
という興味を最後まで持ち続けられ、結末まで一気に読めました。
で、感想は
>>443 なのですが、その一方で、生きていくことの
大変さをあらためて考えさせられる作品でもありました。
電子媒体で復活してくれないかな。
オンデマンド出版でもいい。
銀背でしか読めない作品を。(文庫化の絶版も含めて)
「宇宙恐怖物語」とか。
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/04 00:18
いや読む気があれば古本屋でいいじゃない。ネットで買ってもいいし。
小説は本の形で読みたい。
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/06 14:42
手許にある銀背をざっと数えてみたけど、海外作品62、国内作品18の計80冊ほど
でした。おのれのSF者人生のはじまりであり現在でもあるはずのシリーズの所有数・
読了数としてはちょっとお粗末か?
450 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/07 11:59
>449
全318冊のうち文庫化および他社出版されなかったものを除くと、
銀背でしか読めないものは約100冊らしいですね。
それからすると、銀背オンリー作品の所有数は存じませんが、
少なくない数なのでは。
451 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/11 22:40
>>450 確認したら3割〜4割ほどが文庫になってないものでした
まあ、日本人作家のものは全滅ですから、海外のもの、ってことでは5割くらいですが。
でも文庫になってるなってない別に、今ではどちらでも入手難であるものがかなり。
>>451 入手困難な作品が多いのはなんとも羨ましいような。
“【嗚呼】絶版になったSFを懐かしむスレ【ナンテコッタ】”
でも、皆さん書かれていますが、本当に名作が手にいりにくいですよね。
なんとブラッドベリの代表作「刺青の男」ですら品切れという状態・・・
453 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/17 01:00
『宇宙恐怖物語』 グロフ・コンクリン編(ハヤカワSFシリーズ 3043)
「罪なき罰」/「チャンネル・ゼロ」/「失われた記憶」/「記念物」/
「プロット」/「蝿」/「小さな巨人」/「冥王星輸送管路」/「にせ者」/
「ふるさとの我が家にこそ」/「ひる」/「就任式以後」/「悪夢の兄弟」/
「彼ら」/ 「闘技場」
なぜ人は恐怖に惹かれるのかについての考察などを述べた、
編集者グロフ・コンクリン氏のまえがきが素晴らしい。
私が特に気に入ったのは、次の作品です。
「小さな巨人」パウエル・エルンスト
地下4万フィートの坑道で起きた事件は・・・・・・1930年代の作品
ですが、未知のものへの興味を激しくかきたてられ、サスペンス
あふれる展開に最後まで惹きつけられました。
こんなネタの作品は他に無いのでは。
「悪夢の兄弟」アラン・E・ナース
科学技術が発展しさえすれば何でもできるという考えに誰しも
囚われがちですが・・・怖そうなタイトルからは想像できない感動作。
「ひる」ロバート・シェクリイ
ウルトラQの「○○○○」のベースとなったのは有名らしい。
「記念物」シオドア・スタージョン
地球上から永遠に核戦争をなくすために考案されたものとは・・・?
「ひる」は傑作だよなあ
漏れも好きだな。初めて読んだ坊主の頃はえらく衝撃を受けたもんだ。
今でも潜在的にこの手の奇怪な生き物が出る小説って探しちゃうし、惹
かれちゃう
「宇宙恐怖物語」ハヤカワSFシリーズ3043
グロフ・コンクリン編/小笠原豊樹・他訳
ここに集められた一群の小説の描く恐怖は、現代の科学がはじめて可能にした新しい領域の恐怖だ。
宇宙に進出した人類が、はじめて踏みこむ未知の世界にはどのような形の恐怖が待っているのか?
本書は、現代人の常識を、その根底からくつがえす新しい恐怖小説のかずかずを集めた
画期的なアンソロジーである。
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>453参照
>>454 ほんとうに素晴らしいアイデアとストーリー展開ですよね。
「SFが読みたい! 2004年版」の「異色作家短編集 『無限がいっぱい』(シェクリイ)」
の紹介でも、「ひる」は不朽の名作と紹介されています。
>>455 文字どおりの補完、いつもありがとうございます。
457 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/23 01:17
「宇宙知性チョッキー」読了。英国の田舎に住む家族に起こった事件を端正な文章で綴っていく。語り手を父親にすることで、落ち着いた作品に仕上がってると思う。解釈次第でSFとも普通小説としても読めるのでウィンダムという作家の素顔が廻間見えたような気がする。
メダルはウィンダムに捧げたい。読めばわかります。
「宇宙知性チョッキー」ハヤカワSFシリーズ3245
ジョン・ウインダム編/峯岸久訳
わんぱく坊主のマシューの異常がめだちはじめたのは、十二歳になった年の春だった。
彼はチョッキーという架空の人物と話し、はては両親が返答に窮するような質問をするようになった---
地球はなぜ丸いの? 宇宙には人類だけしかいないの?---チョッキーは架空の人物なのか?
J・ウインダムの心暖まる遺作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>457参照
>456
どういたまして。また読んで、感想よろ。
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/27 22:34
F・ポール&C・M・コーンブルースの「宇宙商人」読みました。
2社の巨大広告代理店が支配する世界を舞台に、
優秀な広告文案家(←仕事内容からすると、プロデューサーだな)が、
金星移住計画を成功させるための大衆操作を開始するが...という話ですが、
先の読めないストーリー展開といい、テンポの良さといい、大満足でした。
主人公の思考&行動が、いかにも業界人らしく描かれており、
こういうところも50年前からちっとも変わっていないのだなあと感心しました。
テリー・ギリアムによる映画化きぼーん。
461 :
銀背補完機構:04/02/28 17:50
「宇宙商人」ハヤカワSFシリーズ3026
ポール&コーンブルース/加島祥造訳
世界が巨大な広告代理店のトラストによって事実上分割統治をうけている時代、
世界の半分を権力下におさめたファウラー社に勤める一級コピーライターの彼に
与えられた新しい任務は---人類に金星を売りつけるという難題だった。
アメリカで「最も成功した社会風刺小説」と絶賛された最高コンビの最大傑作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>460参照
462 :
銀背補完機構:04/02/28 17:54
>458 訂正スマソ
× ジョン・ウインダム編/峯岸久訳
○ ジョン・ウインダム/峯岸久訳
463 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/01 00:48
2〜3日前、ヤフオクに銀背のセット(1冊欠)が出てたのに、今見たら見当たらない。もう終了しちゃったんかな?出品取り下げ?
なにが欠けてたんだろ
1冊だけ欠なんて
465 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/02 00:34
確か「インベーダー」の中の一冊だったと思います。
因みに開始価格は75,000円。
466 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/02 14:16
美本なら75,000円は安いなあ。
467 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/06 15:49
「拠点」ほか数冊買ったのでage
感想等は機会があれば
468 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/06 19:31
私の周辺での銀背の相場は、
普通の古本屋で1000円〜1500円
専門古書店では1500円〜3000円
探せば300円〜500円の店もあったりする、
という感じなのですが、>467さんも同じくらいですか?
うちの近くではもうちょっと安い。
500から1000くらい。奇妙な触れ合い500で買ったし
ものにもよるな。ニューワールズ傑作選は高かった。(2500円)
安いのは200円位で買えたりするし。
472 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/08 16:15
考えてみたら某神田の古書店なんて銀背一冊に
>>465より高い値段つけてたりするのな・・・
473 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/08 18:20
>467さん、ほか皆さん、さんくすです。
昔は軒並み1500円以上だったので、
今は1000円以下で見つけると、ついつい買ってしまいます。
でも出回ってるのは大抵同じ本ばかりで、
ないものはないですね。
しかし、>472さんの75000円より高い銀背ってなんだろう?
もしかして>469さんが500円で買ったスタージョンだったりして。
474 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/09 00:57
たぶん前の方に書き込みがあったアソコのアレでしょう。
まだ置いてあるかな?到底売れるとは思えないけど。
復刊されたにもかかわらず あ え て 銀背で「光の塔」買いました。
476 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/12 23:28
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/17 15:57
>>474 売れるわけない。
おれは同じもの(タイトル著者名入り函付き)を早稲田で500円で買ったよ。
一時期早稲田にけっこう銀背が出てたのよね。
今はもうほとんどないが・・・。
ああ早稲田も長いこと行っていないなあ・・・久しぶりに行ってみようかなあ
でも銀背ないんじゃあなにか。
480 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/28 02:14
早稲田はさぁ、教科書の古本とかが多いよね。俺の欲しい本はあんまり無い感じ。
銀背で言えば一軒、多く置いてある店があったけど、売れちゃったかな。余談だけど早稲田に行く時、時間があったら都電荒川線で行くと面白いですよ。
海野「音楽浴」げっとぉ!
函つきぃっ!
1000円っ!
482 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/30 05:53
銀背「人類皆殺し」をようやく購入。1200円……。
ビニール製ブックカバーってどっかに売ってないかな?
483 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/30 22:32
シェクリイの「精神交換」読みました。
精神交換した相手に肉体を盗まれてしまった主人公が
生きるために、様々な宇宙人の肉体を移動しながら旅する話。
良くも悪くもシェクリイ、という感じで、私は楽しく読めました。
(ラファティの毒を薄めた感じ、と言えばわかってもらえるだろーか)
途中にでてくる「捜索の理論」がとてもよくできていて、笑えます。
あと、故・井上一夫氏の開き直った訳者あとがきが、好きだ。
「精神交換」ハヤカワSFシリーズ3240
ロバート・シェクリイ/井上一夫訳
手軽に宇宙旅行ができるといっても、庶民にとっては高嶺の花。
火星旅行に情熱をもやすマーヴィンもその例外ではなかった。
その彼に願ってもない朗報--火星人が地球人と精神交換したい--が舞いこんできた。
マーヴィンは即座にオーケーし、火星人になったのだが・・・
才人がえがくスラプスティックSFの傑作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>483参照
485 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/11 22:28
軽くあげときます
生島治郎「東京二○六五」読んだですよ。
良くも悪くも60年代(出たのは72年だけど)の日本SFなんだけど、なんてい
うか「SFを書いてやる!」といった心意気とでもいうのかな、そういう部分があ
んまりないんですよね。やりたいこと、書きたいことはそこにはないけど要素とし
てSとFを入れてみた、って感じで。
まあそんななか(見え見えなオチだけれど)「前世」なんてのはよかったかな。
あと、表題作はほんのちょっとだけ、ほんとにほんのちょっとだけ「ブレラン」っ
ぽい設定でさすがにハードボイルドでした。
「東京二〇六五」ハヤカワSFシリーズ3114
生島治郎
ミステリ、ハードボイルド、冒険小説と幅広い分野で活躍する直木賞作家が、
初めて世に問うSF傑作集! チンパンジーを冷凍睡眠用の実験に使う話『前世』
昭和生れの人間たちが革命を起す『世代革命』など、
意欲にみちた八編の力作SFのほか十二編のショート・ショートを合わせ収録。
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>486参照
488 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/21 09:41
>>486 こういっちゃなんだが、日本SFには大なり小なりそういう部分っていうのはあるような気がするな。
489 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/27 00:05
エドマンド・クーパー「アンドロイド」を読み始めました。
ハヤカワ・ファンタジィの一冊として、原作出版から2年後に翻訳されてるんで当時としては最先端の作品だったんでしょうなぁ。
HF版と文庫、両方あるんで文庫で読むけどいいですよね?
小笠原豊樹の端正な訳文が心地いい。
いいよいいよ
というわけで「アンドロイド」読了。
大人向けに書かれたシリアスな作品。しかしシリアスに読もうとすると作品に内蔵された各種の問いに甘さを感じてしまう。発表年を考えれば、問題を設定しただけでも十分かもしれない。普通に読めば面白く読める。実はロボットとの恋愛物じゃないんですよ。
「アンドロイド」ハヤカワSFシリーズ3019
エドマンド・クーパー/小笠原豊樹訳
冷凍倉庫に閉じ込められた技師マーカムが意識を回復した未来世界。
そこでは、人間は芸術と享楽のみに日を送って、
一切の仕事はすべて忠実なアンドロイドの手に委ねられていた。
それは機械文明の極致を極めたユートピアに違いはなかったが.......
イギリスSF界の俊英が放つ第一級の未来小説!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>491参照
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/17 23:08
「破滅への二時間」 ピーター・ブライアント
(映画 「博士の異常な愛情」 の原作として有名な作品。
映画版はブラック・コメディーに改変されたが、原作は極めてシリアス。)
なぜこんな 「起きてはいけない/起こるはずの無い事故」 が起きて
しまったのか? (空軍基地の司令官が単独に核攻撃の命令・実行ができた)
↓
米国の核攻撃は、『先制攻撃』でなく、『報復攻撃』を前提とした戦略
で、システムが作られたから・・・・・・
という所が非常に興味深く考えさせられた。
冷戦時代はとうの昔に過去のものになったとはいえ、今なおこの作品から
学ぶべきものはあると思う。
ラスト近くの緊迫感はすさまじく、強烈に引き込まれた。
大統領とソ連大使の人物像も魅力的です。
「冷戦時代」 なんて経験したことのない若い世代の人たちにも、
ぜひおすすめしたい作品ですね。
「破滅への二時間」ハヤカワSFシリーズ3069
ピーター・ブライアント/志摩 隆訳
これは非情な残酷な物語である。
そして何にもまして重要なことは、これが現実に起り得る物語だということであり、
起ったが最後、破滅への残された時間は、ただの二時間しかないのだ!
映画『博士の異常な愛情』の原作としてセンセーションをまきおこした偶発戦争ものの決定版!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>493参照
念のため。
>>494の
>これは非情な残酷な物語である。
は(ママ)です。
原作もコメディだと思ってたなあ。
読んでみたくなりました。
496 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/18 21:46
>>494-495 銀背補完機構 様
いつもフォローありがとうございます。
シリアス←→コメディ の違いはあるものの、設定や仕掛けに共通点は
多いですね。(皆殺し装置やR作戦、空軍基地をめぐる戦闘など)
銀背では比較的低価格(\700前後)で入手できるのも良いです。
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/28 01:36
あげ
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/09 14:57
age
499 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/11 18:02
ハインライン『地球脱出』って文庫化されてたっけ?
500円で発見したんだけど、買いかなあ?迷ってるのよ。。。
「地球脱出」は、タイトルを「メトセラの子ら」に変えて、
ハヤカワSF文庫に入りました。(もうあまり見かけないけど)
ハインラインは、全部文庫化されていたんではないかい?
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/12 00:17
ってか500円なら迷わず買い
502 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/27 03:40
関係なくもないのでココに書くけど、講談社版ベスターの「わが赴くは星の群」を入手しました。
奥付けを見ると出版されたのが昭和33年。銀背で出たのが39年、その後文庫化されて今も流通してる。日本の「虎よ、虎よ!」はずーっとこの文章で読み継がれてきたのか、と思うと感慨深い。
>>502 それ、なんでそんなタイトルなのだろうと思ったら、そういうタイトルでも出版されてたのね
ああ、原書が、ってことね
ベスターの小説ってタイトルがかっこいいよね。
「イヴのいないアダム」って好きだな。
506 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/05 02:38
ヤフオクに銀背の揃いが出てますよ。
開始価格は140,000円。
507 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 00:35
うーむ高いような・・・・・
508 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/07 08:08
割り算すると、とても安くない?
509 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/09 12:19
銀背にSFと書かれていずにHF−ハヤカワファンタジー−と書かれているのが何冊かあるね。
初版がその名前で出てたの?そうだとするなら何番まで?
ちなみに確認できたのは「都市」3022「盗まれた街」3001「呪われた村」3017
510 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/09 15:19
3008「宇宙の妖怪たち」はHF、3009「大真空」がSF。ただ、「大真空」は初版でないので変更
あったのかも(まあでも95年に復刊された「ドノヴァン」もHFなんで変更はないかも)
511 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/09 18:17
「大真空」の初版はHF。
3022がHFってことは3030くらいまでHFだったのかな。
HFは3031『最終戦争の目撃者』まで。
オラ、ジジイども! とっとと書き込みやがれ!
515 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/23 22:28:26
ねたがない・・・・・・けどあげ
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/24 00:01:03
じゃあ俺が盛り上げてやる。
以下の質問に答えろ。
1、一番好きなのは何だ。逆に嫌いなのは何だ
2、最初に読んだのは何だ。またそのきっかけを教えろ。(誰が勧めてたとか)
3、おまいらが銀背1冊に出した最高額を教えろ。
別にぜんぶ答えなくてもいいぞ。答える気になったのでいいですからほんとに
517 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/24 01:33:28
1、SFシリーズで一番好きと言えば。『地球の緑の丘』かな、今さら読み
返したくないですけど。思い出の中にあるだけでいい。
嫌いは難しい。読まず嫌いみたいに触ってないのもあるし。読んだ中では、
生島治郎なんか、ちょっと苦手だったですね、肌合いが少し違った。
2、今、石原藤夫の1行解説付きのリストを見ているんだが、これがわか
らない。『時間溶解機』か『渦まく谺』かと思うが、とにかく、研究者
が3、4人いるだけの民間研究機関が舞台で、業績があがらないもんだ
から補助金が打ち切られるみたいなところから始まる話。で、どうなる
のか、話の筋が何の記憶も残ってない。『宇宙病地帯』かもしれない。
いずれにしても、都筑道夫編集のころのです。
きっかけは、本屋さんに売ってたから。われながら、そんなんでよく
SF読み続けることになったよね。
3、古本で買っても定価より高い金を払った記憶がないから、定価で一
番高いころの値段。600〜700円ぐらい? 最後の方までポツポツとは買
っていたのでそのころの新刊価格ですね。もう少し高くなってたか。屋
根裏に行けば確かめられるんですが。最初は130円とかだったのに。
なんだか、懐かしさがこみあげてきますね。
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/24 02:05:28
おおっ!?まともなレスを返す人がいた!?
しかも相当なベテラン!
スゴイ、おみそれしました。
1.たまに取り出してみては読んでるのは「宇宙の妖怪たち」かなあ。これが好きになるのかな。
今更ながらに思うけど、銀背はいいアンソロジーがそろってる。
嫌いは・・・・思いつかないw
2.
>>1にあるとおり「巨眼」であります。きっかけはよく覚えてないけど、ちょっと変(でもないか)な
タイトルで地球に惑星がぶつかるのどうの、ってな話の内容にひかれて・・・
3.2000円。ちょっと高いですが、どうしてもほしかったので。海野「音楽浴」(函つき)です。
古書店では500円前後で買ったのが大半ですけどね。
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/24 19:27:39
>516
一番好きなもの: 「宇宙恐怖物語」
一番きらいなもの: 「人類皆殺し」
>>516 3.ニューワールズ傑作選:2500円
エドモンド・ハミルトンの短編集が欲しいが見つからない。
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/04 01:35:52
『大真空』 チャールズ・E・メイン
この小説が書かれた時点から見た未来、欧州連合が打ち上げた人類初の月ロ
ケットが着陸に失敗する。4人の男性乗組員のうち、ひとりは死亡、ひとりは
瀕死の重傷を負う。おまけに不時着地点には危険な放射能が存在しているため、
通常は2.5マイルもはなれた安全地帯に、宇宙服を着たまま滞在し、食事やうん
こをするために、定期的に宇宙船に戻らなければならない。
当初は続けて2号機が発射されることになっていたが、狂信者の破壊工作に
よって大幅に遅れ、現有の酸素の量ではそれまでに全員が生き残るのは不可能
という重苦しい事実が付きつけられる。加えて彼らはそもそも今回の着陸が失
敗した原因を発見する。(その原因とは、冷たい方程式や宇宙家族ロビンソンを
想起してほしい)そして、この存在が以降の展開に大きくかかわってくる。
まだソ連が存在していたり、装置に真空管が使用されていたり等の古臭い
面は否めないが、なかなか面白く読めました。
「ケリーは問題じやないわ。どうせ死ぬものなら、そうすりやいいんだわ」
523 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/04 01:50:08
おっ、ひさびさに再評価が!
524 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/04 03:50:41
渋いトコ行くねぇ。
「大真空」ハヤカワSFシリーズ3009
チャールズ・E・メイン/高橋泰邦訳
人類がはじめて他の天体に足跡を印する歴史的瞬間が、今や目前に迫った。
だが突如、月ロケットからの通信はぷっつり切れた。
月面に衝突したのか? それとも不時着か? そして、生存者は?
・・・月面に生きようとする乗組員の絶対真空との死闘と赤裸々な人間性を描く名作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>522参照
526 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/10 00:53:18
今「都市」を読んでます。SF全集版だけど。
シマックは初めて。オーソドックスで、嫌いって人は少ないだろうな。昔は名作リストを作れば必ず題名が挙がったけど、今はどうなんでしょうね?読んだ人って案外少ないんじゃないかと思う。
実は俺、アシモフも読んだことないの。
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/10 01:54:11
>>526 今「都市」さえ目録から消えて久しいわけだから読んだ事ないって
人は多いと思う。一時期はかなりのシマック作品を文庫で出してたのに
……(ってハヤカワはこんなのばっかり!!!)
528 :
526:04/10/12 03:38:33
やっぱ名作だった。
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/13 00:18:40
>>526,
>>528 『都市』が今、新規に読んで名作という評価が出てくる? 恐くて読み返せない
んですよ、正直言って。
もしよければ、今の視点で『中継ステーション』を読んで感想を聞かせていただ
けるなら、とてもうれしい。「だまされた」とか、「ふざけるな」とか出てくる
危険負担を覚悟した上でですね、読むのは。
この辺の評価はもう、個人個人の感性なんで、何も言えないんですが。
530 :
528:04/10/13 02:35:59
わかりました。
ではブリッシュは後回しにして「中継ステーション」を読みましょう。
「都市」よりも「中継ステーション」の方を高く評価する人もいるから、楽しみ。
買ってこよう。せっかくだから銀背を探そうかな。
俺は「都市」より「中継ステーション」の方が好きだなあ。
と、だけ記憶にあるが、内容に関しては、どちらも忘却の彼方だ。
「都市」ハヤカワSFシリーズ3022
クリフォード・D・シマック/林克己訳
機械文明の超高度な発達の結果は、
最初つくりあげたマンモス・シティをやがて次第に消滅させていく。
都市はいつか廃墟となり、かつての人類文明の、使命を果し終り
滅びゆく姿を象徴するかのように、ただ淋しく立つばかり。
1953年度国際幻想文学賞を受賞した鬼才最大の連作短編集!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>528参照
533 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/14 00:36:09
「都市」といえば、ジェンキンス
534 :
528:04/10/14 05:11:11
>>532 フォロー、お疲れ様です。あんな感想ですいません。
この際、日頃思ってたことを言わせてもらいますが、どなたか創元のスレも立ててくれませんか?
お願いします。
たまに銀じゃなくて金のがあるけどこれも銀背?
536 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/14 08:11:38
銀の龍の背に乗って〜♪
537 :
528:04/10/20 05:05:52
「中継ステーション」読みました。
面白く読めたし、描写や、文章、全体的なまとまり、等優れた部分は認めた上で、俺には「都市」ほどの点は付けられない。根底にある考えは「都市」と同じながら、その展開が逆を指しているのが気になる。
つまらん理由だが、俺が動物好きってのもある。
銀貨 だと思った。
「中継ステーション」ハヤカワSFシリーズ3126
クリフォード・D・シマック/船戸牧子訳
イノックが百二十四歳という驚くべき高齢で
不老不死の生命をもつ人間だということを知っているものは、だれ一人いなかった。
彼は銀河系の星を結ぶ中継ステーションの管理者だったのだ。
しかし、こののどかな彼の生活にもひそかな破局が近づいていた・・!
ヒューマニズム溢れる1963年度ヒューゴー賞受賞。
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>537参照
>>537 シマックの短編集もいいですよ。
機会があれば、ぜひ。
あー、実は、ってほどでもないけど「中継ステーション」買った時、ついでに「シマックの世界」も買ったんです。そのうち読みます。
事実上入手可能な作品が一冊しかない(それも微妙)作家の単独スレは難しいやね。「中継〜」に関しては「都市」との比較じゃなく、も少し言いたいこともあるけど、ま、いいか。
R・A・ハインラインの「宇宙の戦士」を再読しました。
日本でも刊行当時軍国主義的な内容で議論を呼んだようです。
個人的には言われているほど右翼的な思想は感じられず、世間知らずの青年が一人前の男に成長するという
ハインラインの他の作品にも出て来る普遍的なテーマを扱っていると思います。
後年同じようなガジェットを使ったJ・ホールドマンの「終わりなき戦い」が救いのなさを感じさせるのに比べると、
この作品は最後に奇妙な明るさを感じさせます。時代背景の違いなのでしょうね。
未だに紛争が収まらぬこの時代、この作品を平和ぼけした今の日本人、特に若い人達はどう評価するのでしょうか。
「宇宙の戦士」ハヤカワSFシリーズ3136
ロバート・A・ハインライン/矢野 徹訳
宇宙艦〈ロジャー・ヤング〉号から発射された宇宙カプセルはいま、
地球をうかがう敵惑星の地表めがけ、暗黒の中を自由落下しつつあった。
勝利か降伏か、地球の運命は一にこれら機動歩兵隊の活躍にかかっていた!
巨匠ハインラインが描く七十世紀の凄絶な恒星間戦争!
米国内に激しい賛否の渦をおこした力作。
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>543参照
>>543 内容もそうだけど
昔これを読んだときは、ガンダムもボトムズもなかったから
パワードスーツという発想がとても新鮮だったなあ(遠い目
男心をくすぐられる1冊でした。
スレ違いですが、生まれてはじめて手に入れたサイン本は
矢野徹氏の「折紙宇宙船の伝説」でした。黙祷。
矢野徹氏が亡くなっていたとは知りませんでした。
また一人日本のSF創世記の重鎮がいなくなったのですね。
翻訳に創作にと色々楽しませていただきました。
ありがとうございました。合掌。
E・ハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」読了。
「キャプテン・フューチャー・シリーズ」や「スター・ウルフ・シリーズ」で日本では御馴染みの作家ですが、
これだけ素晴らしい短編を残していたとは.....。
表題作の「フェッセンデンの宇宙」や「反対進化」などはかなり有名なので敢えて触れませんが、
「世界のたそがれに」は驚きました。
はるかな未来、人類最後の男が孤独に耐え切れずに死者を甦らせたり、過去から人間を呼び寄せたりするが
全て男の望むようにはならない。男は結局新たに生命の創造から始めようとする....。
どうです?、手塚治虫氏の不朽の名作「火の鳥 未来編」を連想させる作品だとは思いませんか?
「何が火星に?」も生き残ったスペースマンがクルーの家族を訪ね歩くという光瀬 龍氏の作品を思わせる
シリアスな作品です。
ハミルトン氏には170篇以上の中短編があったそうですが、残念なことに殆ど短編集が存在していません。
この作品集も日本でオリジナルに編まれた短編集だそうですがもっと出して欲しいものです。
スペースオペラの大家と言う評価だけでは余りにももったいないと思います。
「フェッセンデンの宇宙」ハヤカワSFシリーズ3296
エドモンド・ハミルトン/小尾芙佐・他訳
自由自在に繰り広げられる想像力---ハミルトンはそれを絶妙のテクニックで料理し、
センス・オブ・ワンダーあふれる短編に仕立て上げる。
極微の宇宙を所有した男を描いた表題作ほか、
ベムと半裸の美女がひしめく火星の話「ベムがいっぱい」など、
隠れた短編の名手の手になる傑作を、世界で初めて編んだ短編集!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>547参照
551 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/11 01:35:17
いいなあ「フェッセンデン」@銀背。
ずっと探してるのに手にはいんないや
>>551 SFMで一編を除いてみんな読めるよ(「時の廊下」は創元文庫)。
SFMのバックナンバーって、それぞれがアンソロジーに
匹敵する短編の宝庫だと思うんだけど、
集めてる人、意外に少ないね。もったいないなあ。
>>552 それぞれがアンソロジーに匹敵するといっても
いま読むと駄作凡作賞味期限切れ作品も多いから
わざわざ入手して読むのはちとつらいものがある。
まあ手を伸ばすとすれば特に粒ぞろいの号だけかな。
>>553 少なくとも福島、森時代のSFMは厖大なアメリカの雑誌、
アンソロジー等過去の資産から厳選して翻訳掲載してるよ。
草創期のSF紹介者には日本の読者に紹介すべき作品が
ありすぎるくらいあって、いくら紹介しても足りなかった。
そりゃ、アメリカが数十年にわたってため込んだ作品を
わずかひと月数編ずつしか訳せないんだから。
有名なS氏編の50年代、60年代の数十種におよぶ米雑誌
掲載作品&邦訳リストを見ると、どれが訳されてどれが
訳されてないか一目瞭然で面白いよ。漏れはそれの未訳から
落穂拾いをしようとGALAXYやF&SFを買い込んだ(未読だがw)。
ところで、読む前に読むに値する作品かどうかっていう情報、
どうやってゲットしてる? ごく有名なもの以外はいいとも悪いとも
情報自体がほとんどないよね。漏れも少しは人の役に立とうと
古いSFMのレビューをやりかけたけど、5年分ほどやって力尽きた(w。
本当に読みたい、って人がいるならダブってる初期のSFM百数十冊
タダで譲ってもいいんだが。
長文&話題がスレ違いになってスマソ。
>>554 100冊読んで平均して駄作が多けりゃ、残りも推して知るべしだろ。
別に全部読み終わらなきゃ傾向がわからないわけじゃねえだろ。
60年代の福島時代や70年代前半の森時代だって
時代がさかのぼるほど賞味期限切れが多いのは
状況の変化を考えれば当然予想できることだろうが。
傑作が埋もれてないって言ってるわけじゃねえんだ。
カッカせずに少し頭を冷やしてから書きこめや。
>>554 ああ…そのダブり譲って欲しいです…。
マジで読みたいです…SF初心者ですけど…。
>554
>古いSFMのレビューをやりかけたけど
(・∀・)イイ!!
読ませてほしい!
で、5年分って、60年代?
>>556 マニアはもう持ってるモノだから、初心者にこそ読んでほしい。
>>557 ありがとう。でもあいにく70年代前半。次は60年代を、って時に力尽きた。
あらすじ紹介はないので未読の人の読書案内としては不向きかも。
>>556,557
激しくスレ違いだからこの話題はもうやめるけど、
興味があったら「SFMレビュー」でググってみて。
わりと初めのほうで見つかると思う。
>>558 一応古本屋で集めてて、1980年までの新しいのはけっこうそろえてるんだけど、そっから前が全くみつからなくて…。
新しいと言っても俺は当時一歳だけどね…。
560 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/05 01:25:04
561 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/06 07:43:36
マイナーだけど好きなやつ。
ジェイムズ・ブリッシュ「宇宙播種計画」有名な「表面張力」を含むハードSF
連作集。
エリック・フランク・ラッセル「大いなる爆発」のどかなドタバタSF。
キース・ローマー「タイムマシン大騒動」前半は面白い。後半はやや腰砕け。
マレイ・ラインスター「宇宙震」古き良きSFの魅力が詰まっている。
ジャック・ウィリアムスン「航時軍団」表題作より併録の「地球崩壊の後に」
の方が面白かった。SF文庫版では省かれてるね。
ブライアン・オールディス「隠世代」オールディスでは「地球の長い午後」に
次いで好きだ。
562 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/07 06:58:59
>「航時軍団」表題作より併録の「地球崩壊の後に」
併録があったとは、はじめて知った事実だ。
563 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/13 08:04:59
「地球人よ、故郷に還れ」を読んでる。けど正直何でこれが名作とされているのか、よくわからんなぁ。
翻訳のせいか、とも思ったが、小説としても随分荒っぽい。ハインラインよりもタカ派的な部分を感じる箇所もチラホラ。
時代的なものでしょうか?
564 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/21 03:52:32
今月の本の雑誌に高橋良平氏が銀背発刊の経緯を書いてます。
565 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/21 10:33:13
>>564 読んでるよー。
極論だけど、都筑道夫がいなかったら
日本におけるSFもミステリも、もっと違うものになってたんだろうな、て思った。
373 :名無しさん@どーでもいいことだが。 :04/12/11 11:43:33 ID:M5kysdy7
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| '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう
ミ ´ ∀ ` ,:'
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ヽ ´ ∀ ` ゙':
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(( ミ ;:' ,:' ´∀`'; ,:' ´∀`';
'; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ
(/~"゙''´~"U ι''"゙''u ι''"゙''u
567 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/23 01:02:48
「虚像のエコー」 トーマス・M・ディッシュ
ディッシュ作品は 「人類皆殺し」 が初体験だったので、
“2年後に書かれたこの作品も・・・” という先入観が
あったのですが、ぜんぜん違う作風で楽しくスラスラ読めました。
作者への見方が変わってしまったほど。
国書刊行会から出たばかりの、同じ作者の短編集「アジアの岸辺」
も購入予定なので期待大!
「虚像のエコー」ハヤカワSFシリーズ3222
トーマス・M・ディッシュ/中桐雅夫訳
火星戦闘司令所のハンサード大尉は地球攻撃のメッセージをたずさえて、
地球から火星にジャンプした。その瞬間、もう一人の大尉が地球に残った。
物質転移機の不完全な作用で〈エコー効果〉が起きたのだ。
しかも、転移機は次々と世界にダブル・イメージを作りだしてゆく!
極限状況の地球文明を抉る問題作!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>567参照
569 :
567:04/12/24 20:22:48
>>568 フォローありがとうございます。
1967年の作品ですが、まったく古さを感じない内容でした。
ストーリー展開もテンポがいいし、ネタ切れが深刻なハリウッドで
映画化してみては? とも思いました。
ディッシュの作品らしくない、万人向きの娯楽作品といえるでしょう。
570 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/27 22:35:48
「いさましいちびのトースター」映画化希望
571 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/31 17:41:21
>>570 ディズニー制作アニメ: 「ブレイブ・リトルトースター」 シリーズ
では物足りなかったかな・・・
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/01 19:26:39
未見だけど、ディズニー版は原作に忠実でなくずいぶん脚色されているらしい。
続編の「〜火星へ行く」のほうも。
573 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/03 02:23:32
「SF教室」って本に載ってた名作を探して本屋に行っても、一冊も置いてなかったな、あの頃。
574 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/16 19:38:54
ここのところSF新刊本より銀背を読み直すことのほうが多くなってるし、
こっちのが面白いと感じる。なぜだろうか。
銀背はほとんど持ってるオサーンだが、読んだのは50冊くらいかな。スマソ。
あまり話題にならないけど、日本人作家の短編集に良いものがそろってるな。
小松左京の「影が重なる時」「神への長い道」、平井和正の「虎は目覚める」、筒井康隆の「東海道戦争」「アルファルファ作戦」。
初めて読んだのが、ブラウンの「わが手の宇宙」だった。
クラークの「都市と星」にアシモフの「鋼鉄都市」、ブリッシュの「地球人よ、故郷に還れ」、エールリッヒの「巨眼」。
「SFマガジン傑作集」はみんな良かった。
懐かしい。
576 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/03 22:29:53
このスレ、40歳以下カキコ禁止にする?w
577 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/03 22:30:45
禁止にしなくても書ける若人はいないという説もw
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/03 22:33:59
ではハゲ以外書き込み禁止ということでw
579 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/03 22:34:32
了解w
580 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/03 22:35:04
良スレの予感w
581 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/03 23:18:15
ラインスターの「宇宙震」は、古き良き時代のSFつー感じですね。
好きです。
キャンベル「影が行く」も、良い短編集。
「薄暮」は、今も覚えています。
>>581 あなたフサじゃないですか?
ハゲ以外は書き込んではいけませんよ。
583 :
581:05/02/03 23:27:18
すみませんでした…。
レスがついフサに見えたものですから…。
すまん、デブも追加してくれ。
俺、ハゲじゃないけどデブなんだよ。
お引取り下さい。
デブは努力でどうにかなりますが、ハゲはどうにもならないですから。
そもそもの身分が違います。
587 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/04 01:25:23
あ、なんか書き込みやめたくなってきたなぁ。
いや、条件には合致してるけど、認めたくない。
戦わなくちゃ、現実と!
589 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/05 12:40:23
じゃ、ここにカキコできるのは、40歳以上のハゲつーことでF.A?
おれもそうだけど。
いや、40歳でなくとも、ハゲなら書き込んでもいいと思う。
20代でハゲなんて貫禄あるし、仲間に入れないとかわいそうだしね。
591 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/05 15:17:42
貫禄ある、は良く解釈しすぎでは?
592 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/05 18:38:25
またループになるが、そもそも20代で銀背懐かしいなんて思っている香具師はいないだろ。
物心ついたときにはシリーズ終わってたんじゃね?
24歳ですが、父がSFマニアだったため、銀背は色々あります(すでに他界)
確かに懐かしいとは感じませんが、立派な形見の宝物です。
ちなみに私はちょっと髪の毛やばいです。
594 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/05 18:45:24
>>593 んじゃ、書きこんでもいいんじゃね?
ちなみに、面白かったのはどれ?
あと、お父さんに合掌。
どこかのSF大会でお会いしたことあるかも。
>>594 小さい頃は「タイム・パトロール」
高校生くらいの時にえらく「火星人ゴー・ホーム」に興奮したおぼえがあります。
タイム・パトロールは藤子作品を先に見て興味を示したという順番ですけどね。
定番すぎてすみません。
>>595 どちらも佳作ですね。
良い作品は時代を超えて読まれるんだなあ(シミジミ)
オサーンはブラウンなら「火星人ゴーホーム」より「発狂した宇宙」が好みです。
いや、もちろん、「火星人〜」も好きだけど。
しまった、自分のレス番間違えたw
和歌ハゲはつらいだろうな。
かわいそうに。
いや、俺も二十歳杉くらいから早速抜け始めてたから。
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/05 23:09:14
>>597 元々社でしたね。
スレッドが違いました。
601 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/06 00:04:14
>>594 文体が若いっスね。俺は、〜じゃね?、てな言葉使いできんわ。
>>601 文体が若いですね。私は、〜っスね、という言葉遣いは出来ません。
>>601 2ちゃんでは2ちゃんの文体で。
いつも駆使しているわけではありませぬ。
604 :
人間チンパンジー細胞が(゚Д゚)ウマー:05/02/07 01:14:41
『ヒューゴー賞傑作集 No.1』 アイザック・アシモフ編
1955〜1961年にヒューゴー賞を受賞した中短編を集めた "The Hugo Winners" の
前半部。収録作は以下の通り
ウォルター・M・ミラー・ジュニア : 時代おくれの名優
エリック・フランク・ラッセル : ちんぷんかんぷん
マレイ・ラインスター : ロボット植民地 (ロボットは出てこないが、熊が出てくる)
アーサー・C・クラーク : 星
エイヴラム・デイヴィッドスン : あるいは牡蠣でいっぱいの海
各作品の前に付けられたアシモフの作者紹介文が楽しい。この時点でまだ
ヒューゴーをもらっていないことをネタに受賞者に悪態をつく。
605 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/08 06:14:02
感想だったらせめてどの作品が面白い、くらい書き込んでくれなきゃ。
606 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/10 23:27:28
このスレで思い出して、グロフ・コンクリン編「宇宙恐怖物語」読み始めた。
まだ読んでなかった・・・
つか、銀背全冊持ってるのに、50冊くらいしか読んでない。
死ぬまでに全部読めるかなあ。
お前みたいな奴が若者の読書の機会を奪う。
俺に放出しろ。
608 :
606:05/02/10 23:33:34
なまいきいってごめんね・・
蔵書って死んだらどうなるのかな?
ぶっちぎりで散逸
蔵書一代でぐぐれ
そして落ち込め
613 :
606:05/02/11 22:48:10
死んだら、棺の中に銀背全冊入れさせて、一緒に灰になるw
614 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/12 22:20:28
>>613 それ、おれもやるかなw
20冊しか持っていないが。
やめろ!
いいから俺に送れ!
バブル景気の頃、世界の名画を買い漁った男がいた(名前は失念)
集めた絵画を公開もせず、自分が死んだら一緒に燃してくれと宣って世界の顰蹙を買ったそうな。
バブル崩壊後、その男は死んだ。ドサクサにまぎれて名画は散逸し、いまも行方は知れず。
大昭和製紙の斎藤
618 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/13 23:47:30
>>616 名画の1枚がルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」だったっけ?
間違ってたらスマソ。
>>616 名画の1枚がルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」だったっけ?
間違ってたらスマソ。
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/18 21:23:23
銀背などを読みかえしていると、当時は「きちがい」という言葉が日常的に使
われていたことを懐かしく思う。
621 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/18 21:53:25
復刊じゃない今年出た翻訳本にも複数あったよ、「気狂い」。
言葉狩りに抵抗してる出版社もあるのでしょう。
622 :
606:05/02/19 20:56:43
「宇宙恐怖物語」、読み終えた。
やっぱし、シェクリイ「ひる」、ハインライン「彼ら」、ブラウン「闘技場」あたりがいいね。
「彼ら」は、まるっきし「マトリックス」じゃんw
ただ、全体として古色蒼然のふいんき(なぜかr)
予定調和の世界つーか、もう最初からオチ見えてる作品が多いのな。
それと、誤植多杉だす。
あと、高橋泰邦先生訳、ラインスター「冥王星輸送管路」に出てきた「食通が喜ぶちょうざめのハラゴの塩漬け」って、それキャビアじゃんw
「キャビア」って、そのままの単語じゃ、当時の日本では通用しなかったのですね。
いささか感慨深いものがありました。
豊かになったよな、日本。
623 :
606:05/02/19 20:59:01
んで、勢い余って、ブリッシュ「地球人よ、故郷に還れ」を読破中だす。
400円だったので宇宙戦争をかいますた。
これが函なのね。はじめてみた。
625 :
606:05/02/20 22:40:15
ブリッシュ「地球人よ、故郷に還れ」を読了した。
期待外れ。つまらなかった。
勢い続いて、ブラウン「天の光はすべて星」を読破中。
こっちはなかなか面白いだす。
インド洋大津波のニュースを見て、積読だった破滅ものを
2冊読んだ。
クリストファー「大破壊」とスチュワート「大地は永遠に」。
イギリスとアメリカ、60年代と40年代という違いはあれど、
どっちも生き残った主人公の周辺、きわめて狭い範囲で
物語が進行していくのに戸惑った。
たとえば小松左京「こちらニッポン」だと、生き残りが
仲間を捜したり、インフラを確保しようとしたりするのだが、
そういう積極的な世界の建て直しの試みは全くない。
残りの世界がどうなっているのかは、最後まで不明だった。
面白くなくはないが、終始そんなことが気になって欲求不満。
627 :
606:05/02/22 00:14:48
「天の光はすべて星」を読了。
いやー、しみじみとしたいいお話だなあ。
最後の30ページくらい、泣けました。
ブラウンは結局推理作家でなくSF作家であったと改めて確信した。
つか、これ、1953年に書かれたって、信じられん。
月着陸の熱狂とその後の宇宙開発停滞なんて、まんま現実じゃん。
じゃ、次はウィルスン・タッカー「時の支配者」読みます。
628 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/22 00:40:14
破滅物って破滅までの過程を描くのと、破滅後の世界を描くのと二つあるじゃない。
後者は割とパターン似るよね。
「宇宙恐怖物語」ハヤカワSFシリーズ3043
グロフ・コンクリン編/小笠原豊樹・他訳
内容については、
>>455参照
今読んだ感想は
>>622 >>453
「地球人よ、故郷に帰れ」ハヤカワSFシリーズ3098
ジェイムズ・ブリッシュ/砧 一郎訳
時は三十四世紀、いまニューヨーク市は広大な宇宙空間を飛翔していた。
超高速運動と遮蔽作用と反重力とを応用した《スピンディジー》の発見により、
地球の全都市が渡り鳥都市となって銀河系宇宙を飛びまわるようになったのだ!
ハードSFの大家が放つ《宇宙都市》シリーズ第1弾!
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>625参照
補足)
宇宙都市シリーズ第1弾、というのは、執筆順のこと。
「地球人よ、故郷に帰れ」1955
「宇宙零年」1956
「時の凱歌」1958
「星屑のかなたへ」1962
内容的には
「宇宙零年」→「星屑のかなたへ」→「地球人よ、故郷に帰れ」→「時の凱歌」
の順に読むのが、オススメ。
ブリッシュいいよなあ
スタトレのノヴェライズも好きだった。スタトレオリジナル小説の走り「二重人間スポック」(文庫だけど)
なんかもよかったなあ。どっちのスポックが本物か、なんてので一本長編作っちゃう。いいわ。
ラルフ124C41+、刺青の男、山椒魚戦争、日本売ります、夜の翼
太陽の黄金の林檎、天の光はすべて星、わが手の宇宙、神経繊維、果てしなき明日
を銀背で買ってみました。どれから読むかな。
634 :
606:05/03/04 00:12:13
>>633 わが手の宇宙→太陽の黄金の林檎→刺青の男→夜の翼→天の光はすべて星→山椒魚戦争
の順で読んでみそ。
けっこう傑作ぞろいだぞ。
ほかは読んでないのでわからんちん。
>>634 助言に従いたいと思います。
ありがとうございます。
636 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/07 19:35:01
ジョン・D・マクドナルド 「黄色い恐怖の目」
エーモンド・ハミルトン 「天界の王」
エドワード・E・スミス 「ヴァレロンのスカイラーク」
H・G・ウェルズ 「神々の糧」
どんな感じですか?
637 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/07 19:35:26
貴重な感じでしょうか?
>ジョン・D・マクドナルド 「黄色い恐怖の目」
これはポケミスじゃないかな。
ジョン・D・マクドナルドの銀背(SF)は「夢見るものの惑星」だね。
それ以外の分だけど、貴重かどうかといわれれば、
ハヤカワ以外からも出ているのでそれほどレアではないねえ。
でも「天界の王」(スターキング)は面白いよ。
ありがとうございます。
勉強になります。
640 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/09 01:07:16
貴重な感じ?
なんでそんなこと聞くの?
レアだと美味そうに思えるんだろう。
642 :
606:05/03/10 22:53:13
>>636 「ヴァレロンのスカイラーク」は、スペオペに抵抗なければ面白く読める。
まあ、第1作から読むべきだろうが。
実は、4冊の中ではこれしか読んでない。
「天界の王」はエドモンド・ハミルトン?
643 :
606:05/03/15 00:25:55
「時の支配者」、なんかかったるいので途中で読むのやめた。
次は何読むかなあ。
海野十三『十八時の音楽浴』
短編集なんで評価とか感想とかちとやりづらいけど、読んでみて思うのは
「俺は海野十三みたいな作家好きだ」ってことと日本にも自前のSF(の種)
が戦前に充分あったのだってこと。改めて思うですよ、うん。
古臭い設定とかことばとかは仕方ないな、と思う一方で「だからおもしろい」
って感じてもいる。その辺なんていうのか、現代の作家にはない味わいが
あるよね(・・・うわっ、陳腐な言い方だなあ)
「十八時の音楽浴」ハヤカワSFシリーズ3096
海野十三
本書は、異色の作家として一世を風靡し、
戦後日本SFのパイオニアとして高く評価される先駆者の短編集である。
立体分解組成電子機を発明した博士が火星の女を捕獲する話『宇宙女囚第一号』
音楽によって大衆を洗脳し、独裁国家を築く表題作など代表的短編十編を収録した。
(以上1974年発行解説目録より転載)
今読んだ感想は
>>644参照
646 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/27(日) 00:11:41
>>644-645 情報量ゼロの感想だけではさすがに気がひけたのか、
解説目録からの引用でお茶を濁そうとしたわけだ。
コレだから老害ってのはかなわんな。
648 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/27(日) 11:44:58
スレをろくに読んでないで煽った気になっている馬鹿がいるので晒しage
649 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/28(月) 07:01:26
>>647 あのさぁ、貴重かどうかなんて、も少し自分で判断出来るようになってからの話だろ。
分からないなら、そういうことは君には関係ないんだよ。
なんだこいつ。
649さんに同意ですよ。
初心者の癖に生意気だと思います。貴重とか貴重じゃないとか、お前には関係ないだろと。
何でも自分で判断するもんなんだよ。
SF世界には自分で全てを判断するという慣習もある。分からないことを聞く奴はバカだ。
自分で判断できるようになるまで聞くな。
そうだよな。価値が分からないくせに、価値を聞く奴はアホだよな。
自分で価値が理解できないのかってんだ。
自分でどれくらい価値があるか、判断できるようになってから、どれくらい価値があるか質問しろって感じ。
最近初心者が多くて困るよね。常識なさ杉。
そもそも初心者お断りっていうのが理解できないんだよ。
低脳だよな。
654 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/28(月) 13:41:39
>>647 あー君君、君みたいな初心者はケツまくって失せやがれ。
お前が買ったお前の本の価値なんて、お前にはかんけーねーよ。
俺ははっきりいってあきれかえってるんだよ。
あ、やべ昼休みおわってる。
クネクネちゃんは痛い奴見るとすぐとびつくのな。
657 :
606:2005/04/09(土) 10:57:00
思い直して、ウイルスン・タッカー「時の支配者」を読み終えました。
結局、つまんなかった。
658 :
606:2005/04/09(土) 10:59:33
んで、ロバート・シェクリイ「地球巡礼」を読み始めました。
なんか、昔読んだような気もするが・・・w
659 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/22(金) 23:49:50
物置にハヤカワSFシリーズのエラい古い奴が山積なってて
背表紙が銀色なんだけど
ここの人が言ってる本なのかしら?
昭和44年とか書いてあるの…古すぎね…
660 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 01:26:56
661 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 01:27:24
タイトルが→タイトル何が
662 :
659:2005/04/23(土) 01:41:33
アーサーCクラーク:天の向こう側
とか40冊くらい
663 :
659:2005/04/23(土) 02:04:38
それは銀背じゃないよ絶対価値が全然ないし処理するだけでお金取られるよ
幸い僕は廃棄物処理業者に勤めてるから僕が処理してあげるから遠慮なく送って下さいお願いしますよマジで
665 :
659:2005/04/23(土) 16:48:07
違いましたか、よかった。
ジャマなので明日でも捨てます。
ありがとう。
666 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 16:52:30
おいおい・・・・
667 :
659:2005/04/23(土) 17:00:54
何か大事なモノかと思って
片付けられずに困ってたものですから。
668 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 17:05:51
オークション出せば買い手が作って
わざとやってんだからほっとけ。
670 :
659:2005/04/23(土) 19:50:01
億ション見ました。
みんな数百円くらいですね。
古本屋に行きます。ありがとうね。
671 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/29(金) 21:21:08
ここは、釣り堀でつかwww
672 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/01(日) 19:20:19
釣れますか?
673 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/01(日) 23:31:23
銀背って、昔は高かったから手が出なかったし、古本になると、やっぱり高いし
結局ハヤカワの文庫に入るのを待つっていうのはナニも変わってないね。でも
地方の古本屋あたりで一冊百円くらいで出てるのをみると、相場ってどうなって
るんだか?
674 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/02(月) 23:55:35
500-800円くらいが一番見かけるな
まあ函がついてると急に高くなったりするみたいだけど
銀背はネット・オークションが流行り出して相場が下がったねえ。
欲しい人は一度買えば、もう買わないし、銀背を知らない世代は
欲しがらないから、需要も減っているのだと思う。オークション
に出す方も、捌けないから値を下げるが、結局下げ止まる。
おかげで文庫より安く入手できたりするから助かる
サンリオSF文庫の値が高騰した影響で銀背の値が
落ちたところもあるんでない。
678 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/14(土) 22:59:53
SF3211 ポール・アンダースン「無限軌道」Orbit Unlimited (1961)
圧制を逃れて地球からエリダヌス座e星へ移住するといういたってシンプルな
ストーリー。いくつかの事件が起こり、対立が生まれる。そこを政治的な機
略で解決してゆく。地味な作品だけに復刊されることはないだろう。
ところでオマイらって本の置き場所ってどうしてる?
結構本って場所も取るし、思いし、その癖なかなか読み返さないという三重苦…。
大学の時の指導教官に教えてもらった技を使ってからはもうそんなこともなくなったけどね。
まず箱は捨てる。そしてカバーも捨てる。前後ろの表紙を引きちぎる。
一ページ目からあとがきまでを残してあとのページも引きちぎる。
裁断機で文字の書いてあるぎりぎりまで裁断してサイズダウンさせる。
これするだけでスペース半分になるよ、マジお勧め。
千冊以上の古いSFや戦前のSFも全部すっきり!
銀背一セット全部持っていたが、この方法を試してからもう一セット買えるようになった。
今ではいい感じにサイズダウンされた銀背ニセットが仲良く並んでます(^ヮ^)
680 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/15(日) 16:13:54
>>679 そこまでやるならそんな中途半端で止めずに
全ページスキャンして電子化したほうがずっといいと思うがなあ。
比較にならんほどさらに省スペースになるよ。
681 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/15(日) 18:15:59
>>679 でも処分するとき売れなくなるという諸刃の剣。
>>679 広告が総頁の半分以上を占める技術誌のバックナンバーでで
そういう減量化をやった事があるが、表紙〜背表紙〜裏表紙を
改めて糊付けし直さないと、再読の度に頁がバラバラになる罠。
683 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/16(月) 05:24:30
知ってて釣られてるんでしょ?
くねくねちゃんの定住スレだからね。
だけど害があるじゃなし、少々いいではないか。
685 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/01(水) 18:19:46
686 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/12(日) 18:28:46
最近ネタがないな
あたり前だけど
くねくね書き込めよ
ネタ出せ
688 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/14(火) 06:05:27
>>640 ふざっけんなごらあああ!!!くだらねえこと言ってんじゃねえええ!!
690 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/19(日) 13:17:09
>>689 古本の買値とか、あんまり興味ないんですよ、みんな。
売るならオークションに出した方が手っ取り早いですよ。
でも二束三文ですんで好きな方を探された方が…あ、それでか納得。
691 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/27(月) 02:00:09
「アトムの子ら」読了。今、あえて読むことはないな、って感じ。
特に優れているとも思えないこの作品が早くに訳されたのは、おそらくこの地味さゆえであろうけど、それが凡庸さにも通ずるようだ。文章は平易で読み易い。しかしこれはやっぱ理想論に過ぎるような気がするなぁ。
草の死と大破壊ってどうですか?
693 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/05(火) 04:24:32
どっちもいいんじゃない?文庫化されてないよね?
田中光二が影響受けたらしいし、っていうのは余計か。
694 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/07/27(水) 06:06:28
草の死ずっと探してる・・・
695 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/30(火) 00:17:11
見つかったかね?
人大杉解消記念age
696 :
大杉とピーコック:2005/08/30(火) 01:12:42
694 から 695 まで1か月以上空いてしまったね。
「人大杉」は禁断の壷導入で解消できたよ。
このスレでは1ヶ月のブランクなど即レスに等しいw
698 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/10(土) 00:12:14
銀背で一番高額なのってなに?
700 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:24:12
アタイこそが 700へとー
702 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/26(月) 18:39:49
「火星の砂」買ったのでage
703 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/02(日) 23:07:25
>>701 80000円〜!?
そんなら手放してもいいかなー。
…って誰が買うんだよそんなの…
あれは特殊な例だから。
おそらく古本屋に持ち込みで2〜3百円、オクでも千円以下、開始価格、状態によっちゃ入札なし、てな具合でしょ。
705 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/22(土) 09:49:14
半月書き込みないのであげ
最近微妙にニューウェーブ再評価みたいな流れがあるんだから、オールディスを文庫化してほしい。
707 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/28(金) 02:20:38
SF全集を読み始めて、現代篇はあと2冊まできた。これを残すとキビシそうなんで先にエフレーモフから読んでる。
先入観かも知れないが、やっぱ古いSF映画みたい。思ったほど読みにくくはないものの、さて、これから面白くなるのかしら。
708 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/02(水) 10:43:56
そういや最近「再評価」の書き込みないな
てめえでやれ、といわれるとこっちもアレではあるがw
新刊と復刊を追いかけるので精一杯なのよ。
710 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/20(日) 10:36:40
age
711 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/20(日) 21:13:33
ハヤカワ創業60周年記念で「異色作家短編集」復刊したけど、
銀背の一部でも復刊してくれないかな・・・
う〜む。今でも売れそうなのが見当たらないからな・・・
カットナーの「ボロゴーヴはミムジイ」でなんとかってトコロか
ハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」あたりも。
714 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/21(月) 22:07:51
そうなんだよ。電気羊もそうだけど、売れそうな辺りはもう売られてる。
あえて銀背の復刊っていうとちょっと思いつかないな。
716 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/22(火) 06:43:43
伊藤典夫訳「破壊された男」なんてどお?
本人はOKしないと思うけど。
717 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/22(火) 09:57:55
ソビエトSF傑作集1−3とか、宇宙恐怖物語とか
アンソロジーは復刊の価値ありと見た
古本屋で買えるからな。値段も特別高い、ってわけじゃないし。
719 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/25(金) 09:46:30
古本屋で買えるをいっちまったらおしまいだよ
銀背に限らずすべての絶版書にあてはまるw
でもほとんどの銀背1,000円以内で買えてしまうのは
やっぱり欲しい人がいないからかな
コレクターはサンリオの方に夢中。
あっちのほうが表紙おもしろいし
先日銀背の「人間がいっぱい」を購入して初めて読んだんですが
面白いですね。映画版(ソイレント・グリーン)が好きなので買った
のですが、原作は人物描写が活き活きとしていていいです。
724 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/27(日) 22:51:39
>723
その小説、何十年も前に読んだので、記憶がうすれてしまっているのですが、
2000年から21世紀がはじまることになっていませんか?
>724
まだ最後まで読んでいませんがたしかに最後のほうに
「新年おめでとう!新世紀おめでとう!」などと書かれていますね。
うわっ、本当だ。
「紀元2000年、新世紀」とか書いてある・・
これって原文の時点でミスしてるのかな?
2000年当時、新世紀について2通りの考え方があるというのが話題になってたんだが、それも覚えてないくらい子供だったの?
>727
そうか!そーいえばそうだったね。
729 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/28(月) 17:21:45
エフレーモフ読み終わった。ほぼ半世紀前の、旧ソビエト体制下で書かれた作品だから、という言い訳はいくらでもできるけど、こりゃいくら何でも・・・。いびつな未来社会のなかに時間と空間のロマンチシズムが感じられるのが取り柄、くらいしか誉めるとこないス。
730 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/28(月) 17:30:36
>>729 『エフレーモフ』っていう本もあるのか。
同じ名前のSF作家もいるんだよね。面白いね。
732 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/28(月) 22:39:44
小松左京が『拝啓イワン・エフレーモフ様』を書いているね。
733 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/29(火) 03:49:47
実は「エフレーモフ」って本はあるんだな。SF全集の背表紙見たら分かるよ。
734 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/19(月) 19:44:27
「超生命ヴァイトン」 "SINISTER BARRIER" エリック・フランク・ラッセル
1995年に復刊された4冊のうちの1つ。
店頭のハヤカワ・ミステリ コーナーにあったものを購入。
同じ作者の作品 「証言」を『20世紀SFA 1950年代 初めの終わり』で読み
感動を覚えていたので、作者に惹かれて読みました。
人類が実は他のスーパー高等生物の「家畜」になっているのでは?というテーマ
が軸になっていますが、とにかくスリルあふれる展開で楽しめました。
奇現象研究家でもある作者ラッセル氏は、本作を「一種の事実小説と見たい」
と前書きで述べられていますが、世界の平和を心から望んでこの作品に託した
のでは・・・とも感じました。
偶然に入手できたとも言えますが、この作品に出会えて良かった!
735 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/21(水) 22:39:10
ブラッドベリの 「刺青の男」(文庫版)は長いこと品切れのままだが、
銀背で復刊してくれないかな。
ハル・クレメントの「アイスワールド」銀背で持ってます。
な、なに〜
これを機に銀背シリーズ復活か?
って、あるわけないよな。
復活してホスイ
生まれた時には既に廃刊してたから
一SFファンとして、おNEWの銀背を見てみたいっす
「火星の大統領カーター」や
10年前に復刊された4冊も見たことないのか?
見たことないです…子供でしたので。
10年前の復刊も何かの企画だったんですか?
>>742 早川書房創立50周年記念で「ドノヴァンの脳髄」、「超生命ヴァイトン」、
「ラルフ124C41+」、「影が行く」が再版されました。
あと、SFマガジン創刊号〜3号の合本と、福島正実が死ぬ直前まで
SFMに連載していた日本SF史「未踏の時代」(未完)も再版されました。
どうせ復刊するならもっと売れそうなもんにすりゃいいのに
早川の編集者ってバカぞろいか?
そうかなぁ…なんかマニアックで良いと思うけど。
SF史のお勉強って感じのラインナップだな。
「がーんずばっくさんは、テレビを予言したのよ!」
748 :
742:2006/01/05(木) 01:42:18
>>743さんサンクスです。
「ラルフ124C41+」は読んだがありますが、オチが良く分りませんでした。
本当にあんな意味になるのでしょうか。
749 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/22(日) 03:29:23
「アイスワールド」って自慢するほど珍しいかぁ?
750 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/05(日) 10:15:57
珍しいかどうか知らんが、でもおれはすきだぞ
751 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/04(火) 10:55:51
「拠点」げとあげ
752 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/30(日) 11:09:48
黄金週間に銀背を読みまくることにした。
ダンボールに入ってる銀背数十冊から目をつぶって無作為抽出したら
「海竜めざめる」を引きました。
これから読むことにします。久しぶりの再読だな、これ。
753 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/02(火) 15:03:47
ってなことで再読した「海竜」でありますが、やっぱ最後がちょっとなあ。
あっさり対処策見つけて「さあここからがんばりましょう」ってことでしょw
「トリフィド」も考えてみたら「さあここから」って感じだったし、この人
すきなのかねこういうのが
754 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/06(火) 18:08:11
ジョン・ウィンダム作品は創元も早川もすべて品切れ中なんだな。
銀背版を復刊してほしいけど、ムリだよね・・・
うわ、ついに創元のトリフィドも死んだか…
756 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/31(月) 01:37:10
古い作品は次々死亡していくな・・・・
757 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/09(水) 01:13:55
思ひ出あげ
758 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/09(水) 12:44:20
ハヤカワミステリは継続してるのに、SFだけ終了したのはなぜだろう?
>>758 やはり読者数の差じゃないのかな。
文庫とハードカバーの中間に金を出す人がなかなかいないんじゃないかな。
文庫でさえなんだかなぁ…のライナップになってる昨今を見ていると改めてミステリーって我が国では強いなぁと思う。
うーん、ただ数の問題なら発刊当初に比べればSF読者人口は増えてるわけでしょ。ファンからすれば読みたい作品が出るならどういう判型でも問題にならないはず。逆にいうとミステリが文庫とシリーズを両立できる/してる、のはなぜだろう?ってことなんだけどね。
海外ミステリも青息吐息と聞く
売れる売れないでなくて早川の社長がSF好きじゃないって聞いたことがあるが
今の社長も?
まぁ、仕事としてきっちりやってくれれば好きでも嫌いでもいいよ。
764 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/18(月) 21:36:03
ほんとねたないね
「過去の遺物」だから仕方ないけど・・・
765 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/07(土) 09:10:53
定期あげ
だれか古老のような人、ねたをください・・・
767 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/07(土) 13:35:34
読みにくいページきたー
未文庫化ってことで「渦まくこだま」と「時間溶解機」
どちらミステリ的な謎で物語を引っ張っていく話なんで、すっきり終わるのはいいとしても、SFの衝撃みたいなものが乏しい。入門には逆に厳しいかも。各作家のマニア、コレクター以外に特に薦める理由はない。翻訳は○。
769 :
698:2006/10/22(日) 12:46:08
『渦まく谺』を原作とした映画を見たが、ホラーと言える筋立てだった。
770 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/22(日) 14:03:45
今じゃ何の価値もないから商品化されないんだよ、ボケ老人とおなじでねw
771 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/23(月) 06:59:03
>>769 なんと去年の作品だったのか。レスを確認するまでてっきり60年代くらいに映画化されたんだと思ってた。
しかしなんでまた50年近く前の原作を…。ま、「フリージャック」みたいな例もあるか。
772 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/10(金) 21:28:36
ほしゅ
773 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/29(金) 02:02:42
しばらく前、池袋のジュンク堂へ行った時のことだ。
海外SFの新刊でもチェックしようと3階へ上がり、普段は興味のないポケミスの棚を何気なく見てしまった。
すると、左上に3冊ばかり銀背があるではないか。
「なんで今頃こんなものが…」と思いながら手に取ってみると、
「ドノヴァンの脳髄」、「超生命ヴァイトン」、「ラルフ124C41+」だった。
そう言えば復刊の話題が出ていたな。
>>743 3冊を調べてみたが、印刷日・定価が変わっているぐらいで、「復刻版」という表示もない。
最終ページが白紙なのはSFマガジンの広告だった場所だろう。これなら、過去の増刷と違いはない。
知った情報に満足した俺はポケミスの棚に背を向け、その場を後にしようとした。
…が、何かがおかしい。恐る恐る振り向いた俺が見たものは、
「ラルフ124C41+」が銀背になっている。
俺が知っている「ラルフ」は金背のはずだ。早川の担当者が1冊だけ金背にすることを面倒臭がったのか。
…ほ、欲しい!
眠っていたコレクター魂が目覚めた。十数年前、「ハヤカワSFシリーズ」コンプリート達成を機に、
コレクター廃業宣言をした俺だったが、気づかなかった変種本を見つけてしまったのだ。
だが、金銀2冊を並べるために、大枚1000円と貴重な書棚のスペースを犠牲にする価値があるのだろうか?
そういえば、栗本薫が出た時は連番が入っていないという理由で見送ったけ。
しかし、ヴェルヌの「海底二万リーグ」はポケミス版とHSFS版を揃えて喜んでいたな。
小一時間悩んだ末、俺は何も買わずにジュンク堂を後にした。
見なかったことにしよう…
そこまで悩んだんなら買えよw
復刊したという銀背のうち、「影が行く」だけは絶版になっちゃっているんだね
買おうと思ってたら逃したみたい・・・
776 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/10(土) 13:57:43
田舎に越してから古本屋でまったく見ない・・・
東京に帰りたい
まだいっぱい未入手があるんだ!
777 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/21(水) 06:39:29
>>776 ネットで古書店を検索すればけっこう見つかるよ。
他はそれほどでもないのにコーンブルースの「クリスマス・イヴ」はどこも
4000円くらいするんだが、何でなのかね。地味な話なのにね。
「クリスマス・イブ」と「宇宙人フライデイ」はレアなんだよ。
こういう時、内容と値付けは関係ない。
本当は、函がついているのですか。
すじすじのビニールがかかっているのだと思っていました。
函かついてたのは初期の一時期だけ。それを止めてビニールがついた。
函っていっても薄いボール紙をホチキスでとめただけのもの。たまに函付きで古本屋に並んでることもある。
コンプリートを目指してたり、拘る人は拘るでしょうが…。
すじすじのビニールはくっつくんだよね
銀背で読んだのは、「タイタンの妖女」
カラフルな髪の色の女性が3人描かれている表紙だった。
表紙は覚えているのに、内容はぜんぜん覚えていない。
いや銀背のビニールなんてましよ
今のポケミスのビニールの凶悪さときたら。
隣り合わせになった本の表紙の印刷は根こそぎ削っていくし、挙句には表紙ごとはがしてしまう・・・・
784 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/10(土) 17:02:49
あのビニールかえろよ、ほんと
銀背「トリフィドの日」読了。
学生の頃、創元で読んだことがあったが、現在手元に無いため、
古本屋で見つけて再読したくなり購入(550円也)
感想。
「めくら」はまずいだろw
再版はありえんなw
それぐらいの理由で復刊不可能とかいう方がありえないから
787 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/29(木) 06:22:23
>785
フレドリック・ブラウン「さあ、気ちがいになりなさい 」が復刊されている
んだぜ。
盲目の人は本にめくら、って書いてあっても読めないよな。
とすると誰から抗議がくるんだろう?
>>787 「気狂いピエロ」とかあるくらいだから問題ないんじゃね?
「めくら」は言い換え可能だけど「気ちがい」のニュアンスは言い換え不可能だからねえ。
ちなみに、銀背とは関係ないけど、ホーカシリーズの最初の巻だけ復刊されて、
続巻の「くたばれスネイクス!」が復刊されないのは、
「レフティ」が「ぎっちょ」とされていることが原因じゃ無いだろうかと怪しんでいる。
そんなくだらない理由じゃないだろ
ただ単に早川がやる気がないというもっとくだらない理由だと思われ
791 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/29(木) 13:20:01
>>780 函入りか……
数年前、駅前にできた仮店舗っぽい古本屋で、銀背が百冊くらい並んでいた時に
函入りの同じ本が5冊くらいあったりしたっけな。
792 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/04/19(木) 22:11:23
ハヤカワのメルマガで銀背取り上げてるな(ポケミス★ここイチ!情報部ってので)
50周年記念で復刊したやつまだ買えたのかw
793 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/08(火) 08:04:44
SF全集でドイルの巻読みはじめたら、あまりの面白さに驚き。
やっぱ偉い人は違うやね。
794 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/22(金) 19:29:37
最近レスつかんね
795 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/11(土) 19:12:18
東急東横店の古本市で、ブリッシュの「宇宙播種計画」と「宇宙の天使たち」
を入手した。
796 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/30(日) 10:51:41
銀背のアンソロジーはいいのが多いよね
「宇宙の妖怪たち」とかは今でもたまに読み返すなあ
ほかにもいろいろあるけれど、文庫で出てないアンソロジーとかを文庫化するってことはもうないの
であろうか
797 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/14(金) 02:33:03
ヴァイトン…読んだけど面白くない…。
ヴァイトンの能力がハッキリしないんで疑問ばかりが湧いてくる。なんか当時の奇現象をヒントに思い付きだけで組み立てたような。古びたのは仕方ないと思うが、あるいは今読むこと自体が間違いだったのかも。
798 :
SFギビナー第一号:2008/02/12(火) 23:20:12
こんばんは、はじめまして。
去年から、ハヤカワの銀背SFに病み付きになってしまった者です。
主に神田神保町で探し回っているのですが、なかなか銀背を取り扱っているお店がありません。
来る十五日に、また神保町へ行くのですが、誰か神保町で銀背を取り扱っているお店をご存知ですか?
もしご存知でしたら、そのお店の情報を下さい。
お願いします。
菅沼書店と田村書店に行って「銀背ってありますか?」と訊けばおk
@ワンダー、カスミ書店、羊頭書房、富士鷹屋あたりかな。少し離れてるから歩きまわらなきゃならないけど。
どこも値段は安くないが、まぁ文庫一冊千円の時代だからべらぼうに高い、ってわけでもない。
高校の帰りに本屋に寄ったら
なぜか銀背がレジに横にあったので買ってみた
内容は忘れたが著者は栗本薫
私がリアルタイムで買った唯一の銀背
今から20年以上前の出来事ですね
…マジレスしていいのかどうか悩む書き込みだな……
803 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/14(木) 06:54:38
804 :
801:2008/02/14(木) 19:02:41
>>803 うん、その本ですね
なんで銀背が売ってるんだろうと買いましたが
ネタだったという落ち
805 :
おでんの西:2008/02/15(金) 22:31:09
栗本のは論外としても、銀背はたまに復刊されることがある。私は1996年に「ド
ノヴァンの脳髄」を新刊書店で買った。「超生命ヴァイトン」も見かけたような。
806 :
SFギビナー第一号:2008/02/15(金) 22:47:57
こんばんは!
皆さん、素敵なお店の情報、有難うございました。
今日、皆さんに教えて貰ったお店を梯子して、合計十四冊の銀背SFを入手しました。
何を買ったかは、以下の通りです。
ロバート・シェクリィ 『不死販売株式会社』
ジェリィ・ソール 『半数染色体』
レイ・カミングス 『時の塔』
アーサー・C・クラーク 『白鹿亭奇譚』
ジャック・ウィリアムスン 『ヒューマノイド』
マーガレット・セント・クレア 『アルタイルから来たイルカ』
ヘルベルト・w・フランケ 『象牙の城』
ハリイ・ハリスン 『テクニカラー・タイム・マシン』
豊田有恒 『火星で最後の・・・・・・』
小松左京 『地には平和を』 『飢えた宇宙』 『影が重なる時』
光瀬龍 『落陽2217年』 『カナン5100年』
これほど貴重な本を手に入れられたのも、皆さんの情報提供のお陰です。本当に、感謝に絶えません。
これから一冊ずつ読破して、感想を述べてゆこうと思います。
本当に、有難うございました!!
807 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/15(金) 22:59:15
>806
銀背は「あった」が「あつた」と書かれていたり、「気違い」なんて言葉が
普通に使われていたりで、時代を感じるだろう。
中○いってぼったくられずになによりw
まあ最近は○野もそんなにSFとか置いてないようだが・・・
809 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/16(土) 00:39:23
みんな聞いてくれ、新しいゲームを考えた。
名前は、『銀背神経衰弱』だ。
【用意するもの】
@3001から3318までの数字を書いたカード318枚
Aタイトルと著者名を書いたカード318枚
B表紙絵をカラーコピーしたカード318枚
全954枚のカードの裏面は銀色の地のに赤い六角形を書き、
その中央には白色でSFと書いておく
【遊び方】
トランプ遊びの『神経衰弱』とほぼ同じだが、1回に3枚づつめくり、
3枚共揃った時だけポイントになる。
SF大会で人気企画間違いなし!
ひとつ心配なのが、1日や2日で勝負がつくとは思えないことだ。
>>809 「銀背かるた」ならすでに実行したことがある(ローカルコンでだったけど)w
表紙の「絵」だけを札にして、タイトル読み上げて該当札を探すってやつ。
……いや実際は「SFかるた」で、創元・早川の文庫も銀背も全部混ぜたんだけどな。
最終的に残ったのがほぼ銀背ばかりになったのでまあ。
811 :
807:2008/02/16(土) 11:55:35
807で書いた「あつた」や「ちょつと」という表記だが、後期の銀背では小さい
「つ」を使って、「あった」「ちょっと」と表記してるね。
812 :
SFギビナー第一号:2008/02/22(金) 22:56:27
皆さん、こんばんは。
昨日、『洛陽2217年』を読破しました。
光瀬龍のSFはジュヴナイルしか読んだことがなかったのですが、今回のも傑作揃いの短編集でした。
お気に入りは、『ソロモン1942年』、『パイロット・ファーム2029年』、『洛陽2217年』、『決闘』、『辺境5320年』です。
今度は、『カナン5100年』を読破しようと思います。
ではまた。
光瀬龍ははまるぞぉw
何がきっかけで銀背に興味をもったのか知りたい。
815 :
SFギビナー第一号:2008/02/24(日) 16:49:57
こんにちは、皆さん。
今日、『カナン5100年』」を読破しました。光瀬龍の作品って、なんとも魅力的ですね。
お気に入りは、『シンシア遊水池2450年』、『レイ子、クレオパトラね』、『星の人びと』、『星と砂』です。
『落陽2217年』もそうでしたが、光瀬作品には、サイボーグが多く出ているのが、ちょっと意外でした。
短編集が続いたので、今度は何か長編を読んでみようと思います。
814様
ぼくが銀背に興味を持ったのは、図書館で見かけたルイス・パジェットの『ミュータント』を読んだのがきっかけです。
ストーリイも去ることながら、本のサイズ(愛用のジャンパーの内ポケットにスッポリ!)や、表紙の神秘的なデザインが気に入り、神保町で他の銀背を集めるようになりました。
因みに、最初に買った本の中で一番のお気に入りは、フレドリック・ブラウンの『発狂した宇宙』と、ジョン・w・キャンベル・jrの『月は地獄だ!』です。
816 :
SF老人第九号:2008/02/24(日) 22:51:31
>>814 >何がきっかけで銀背に興味をもったのか知りたい。
SFにはまった頃、創元SF文庫と銀背以外なかったのだよ。
それらを読みつくした後は、元々社や講談社SFシリーズを古本屋で探したもんじゃ。
儂も
>>816と同じような感じ。ほとんど手放してしまったが残しておけば、と後悔してるよ。
818 :
814:2008/02/25(月) 03:35:18
>>816,817
あぁ、すいません。老人と隠居の方が興味を持った理由は世代的にだいたい分かります。知りたかったのは、ビギナーの方が今どきの本屋では売ってない本をどうして知ったのかな、と思いまして。
819 :
SFギビナー第一号:2008/02/29(金) 16:52:16
こんにちは、皆さん。
今日、『テクニカラー・タイムマシン』を読み終えました。
ハリイ・ハリスンを読むのは初めてですが、まさに抱腹絶倒のコメディSFでした。
今度はシェクリィの『不死販売株式会社』を読もうと思います。
それにしても、ハヤカワSFシリーズの表紙のデザインって、本当に神秘的ですね〜。
>>819 『不死販売株式会社』はおもしろいよ
私もビギナーのころワクワクして読んだ
読み終わったらまた感想をよろしく
821 :
SFギビナー第一号:2008/03/04(火) 23:01:20
こんばんは、皆さん。
『不死販売株式会社』、読み終えました。
シェクリィは有名な異色作家と聞きましたが、これはその中でも異色中の異色でした。。
死後復活、来世、ゾンビー、輪廻転生・・・SFとオカルトが見事に融合した傑作です。
今度は、何を読もうかな?
822 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/06(木) 00:41:49
『長く大いなる沈黙』はどうだえ?
いや、
>>806で上がってる本から選ぶんでしょ。
クラークかなぁ。
トヨツネいっとけ
825 :
SFギビナー第一号:2008/03/15(土) 22:55:18
今日、『象牙の城』を読み終えました。
ドイツ人の書いたSFを読むのは、初めてです。
感想は、ちょっと複雑です。面白くなかったからではありません。かなり高度な内容なので、ぼくの愚脳では理解できない箇所が多数ありました。まだまだ半人前だなぁ。
今度はご隠居のお言葉に甘えて、『火星で最後の・・・・・・』を読んで見ます。
では、お休みなさい。
ヘルベルト・W・フランケはドイツ人じゃなくオーストリア人だよ
827 :
SFギビナー第一号:2008/03/16(日) 10:08:11
えっ、そうだったんですか?
ドイツSF界の第一人者と書かれていたから、てっきりドイツ人かと思ってました。
>>827 Wikipediaでヘルベルト・W・フランケで検索すればわかるが
ウィーン出身だよ>フランケ
829 :
SFギビナー第一号:2008/03/26(水) 16:14:46
昨日、『火星で最後の・・・』を読み終えました。
豊田有恒はジュヴナイルしか読んだことがないのですが、とても楽しく読めました。
お気に入りは、『火星で最後の・・・』、『襲撃者』、『殺人者』、『退魔戦記』などです。
今度は、『白鹿亭奇譚』に挑戦しようと思います。
そういえば、アーサー・c・クラークが亡くなられたそうですね。
いちSFファンとして、ご冥福を祈ります。
830 :
SFギビナー第一号:2008/05/03(土) 22:43:31
こんばんは、皆さん。
昨日、神保町へ行きまして、またハヤカワSFを買い集めました。
詳細は、下記の通りです。
アイザック・アシモフ 『われはロボット』 『ロボットの時代』 『裸の太陽』
レイ・ブラッドベリ 『黒いカーニバル』 『華氏451度』 『火星年代記』
ロバート・シェクリィ 『標的ナンバー10』
トーマス・M・ディッシュ 『プリズナー』
リチャード・マシスン 『縮みゆく人間』
831 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/04(日) 12:04:02
縮みゆく人間か。これはまた懐かしい・・・
坊主のころこれ夢中になって呼んだ記憶がある。ラストはおいおい・・・って感じだったけどw
一寸質問。
銀背の透明カバーですが、保存状態にもよるのでしょうけど
縮んだようになって、表紙が曲がったり折れたりしているものを見かけます。
外してもいいのですが、あの縞々カバーの味わいも捨てがたく、迷うのです。
新たにカバーを付けるのは面倒なのですが皆様はつけたまま?
それとも外してらっしゃいますか?
もちろんつけたまま
あまりに状態がひどいものは100円とかで買った銀背(というよりポケミスが多いな)から
カバーだけ流用
>>833 ありがとうございます。
なるほどポケミスからの流用ね〜
それは考えてませんでした。
ところで、直射日光を避けて、高温多湿に
置いておかなければカバーも長持ちしますかね?
835 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/16(月) 22:25:50
あと45冊ぐらいでコンプリートだけど、もうどうでもいいやって感じ。
836 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/16(月) 23:32:11
>>835 最後の1冊はむちゃくちゃキツイぞー。
経験者より。
837 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/19(木) 05:19:03
あと45冊、って結構遠いじゃん。
838 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/19(木) 07:06:28
スレッド7年目突入
839 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/22(日) 19:24:04
神田の三省堂で銀背その他のSFの古本を売っているけど、SFだけ特別なの
かな?
840 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/22(日) 21:23:11
841 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/03(木) 12:05:25
わざわざageてまで出品者乙
843 :
SFビギナー第一号:2008/09/10(水) 16:57:31
お久し振りです、皆さん。
この前、今日泊亜蘭の『光の塔』を読み終えました。
今日泊氏の長編を読むのは初めてですが、意外と読み易く、五日で読破しました。
『電波をかけてボイ返す』とか、『ちょT待ちな』といったっ未来の俗語が面白かったです。
今度は、思い切って阿部公房に挑戦しようと思います。
ではまた。
845 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/18(土) 15:36:12
最近ネタないよねage
父親の実家行ったら父親が昔買った銀背見つけました。初めて銀背見たからびっくりでした。
ヴォクトの『拠点』など計5冊もらってきました。
ラッセルって人のもあったけど知らない人だったから放ってきた。この人有名なんですか?
>>846 ラッセルは、SF黄金時代の中堅作家といったところ。翻訳も11冊出ている。
もし、「宇宙の監視」があったら読んでみる価値あり。
横山光輝がパクリ漫画を描いている。
そういえば、石ノ森章太郎にも銀背作品の設定をパクったものがあったね。
ネタがないなら、銀背作品パクリネタで盛り上がってみよー。
848 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/25(土) 20:35:46
エリック・フランク・ラッセルとかチャド・オリバーとかは、銀背では大いに
活躍したけど、文庫時代になって急速に過去の人になったという印象がありま
すな。
850 :
846:2008/11/03(月) 15:02:43
>>847 ありがとうございました。アドバイスをもとに再び実家に行って『宇宙の監視』など計10冊もらってきました。
他にも『世界SF全集』も数冊持って帰って来ました。
851 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/29(土) 13:21:45
マガジンベストの1−3をずっと探している
幽霊殺人をずっと探している
馬場のブコフ(新宿寄り)に6冊ばかり置いてあった。300円台。
俺は全部持っていたのでスルー。
853 :
SFビギナー第一号:2009/01/31(土) 17:22:45
皆さん、お久し振りです。
去る23日に神保町巡りをしまして、また銀背を購入しました。
詳細は以下の通りです。
ロバート・A・ハインライン 『夏への扉』
トマス・M・ディッシュ 『人類皆殺し(ジェノサイド)』
エドマンド・クーパー 『アンドロイド』
ジェイムズ・ブリッシュ 『時の凱歌』
ヘルベルト・フランケ 『思考の網』 『鋼の荒野』
ポール・アンダースン 『天翔ける十字軍』
グロフ・コンクリン編 『宇宙恐怖物語』
マレイ・ラインスター 『宇宙行かば』
リーノ・アルダーニ 『第四次元』
また読み終えたら、感想を書きますね。
ではまた。
宇宙恐怖物語は結構粒ぞろいでいいぞ
俺は今でもたまに読み返すぜ
855 :
SFビギナー第一号:2009/02/08(日) 17:22:58
こんにちは、皆さん。
つい数日前に、ラインスターの『宇宙行かば』を読破しました。
最後のエピソード、どこかで見たことあるなと思ったら、横山光輝先生の『宇宙船レッドシャーク』のエピソードとそっくり同じでした。
あの人も、この作品を読んでいたんですね。
マレイ・ラインスター 「タイム・トンネル」「タイム・スリップ」
続けて読みました。タイム・トンネルは再読、タイム・スリップは初読み。
最近両方多少安く手に入りました。トンネルは2冊目。
タイム・トンネルは最初に買った銀背です、新刊書店で当時買いました。
買ったのは当時放送していたTVシリーズの影響でしたか。
まあそれなりに楽しめる内容ですが、この本に1万、2万とかの
金を払っていたら多分怒り狂うか、悲しくなって泣いてしまうかも。
古書店の値付けは少し変だと思います。
NHKのBSで再放送してくれれば、ハヤカワで文庫化なんて
あり得ないか。
タイム・トンネルは、ようつべに動画がウップされているな。
英語版だけどね。
ラインスターは短編だけど「もう一つの今」が好きだな。
交通事故で死んだはずの妻の日記をふと見ると、なんと事故当日から日記が更新されているではない。
それでその日記に妻へのメッセージを残したら、なんと翌日、妻の方から返信があった!
そこから始まる奇妙な物語の結末は。。。。。
リチャード・マティスン「縮みゆく人間」読みました。
やれやれって感じですか。
一日に7分の1インチずつ縮んでしまった男が自分より大きなクモと戦う。
設定にややムリがある、身体が小さくなるにつれて男の体力も小さくなる。
それではクモに人間がかなうはずがない、昆虫の体力はすごいぞ。
なぜか小さくなっても男の知力は変わらないが始めから頭が悪い。
計算すれば半年後、1年後にどのくらいの大きさになってしまうのか解るのに
何の準備もしないで行き当たりばったり癇癪持ちの行動。
クールじゃない主人公はあまり好きになれないな・・・
映画のノベラらしいけど映画はどんなモンだったんだろう。
859 :
SFビギナー第一号:2009/06/04(木) 22:45:07
今晩は、お久し振りです。
去る5月29日、神保町にて銀背を買い集めました。
詳細は以下の通りです。
エドモンド・ハミルトン 『フェッセンデンの宇宙』
ウィルスン・タッカー 『時の支配者』
ディーノ・ブッツァーティ 『偉大なる幻影』
サミュエル・R・ディレーニイ 『バベル=17』
クリフォード・D・シマック 『小鬼の居留地』
ジャック・フィニィ 『盗まれた街』
ジョン・ウィンダム 『宇宙知性チョッキー』
眉村卓 『時のオデュセス』
また読破したら、感想を書きますね。
ではまた!
HF4冊、各500円、安いのか、高いのか?
呪われた村・アトムの子ら・アンドロイド・吸血鬼
うーん、とりあえずスルーしといた。
美本だったら買いだ(´・ω・`)
863 :
SFビギナー第一号:2009/12/30(水) 23:26:55
今晩は。
今年も皆さんと、楽しく銀背を語り合えて、楽しかったです。
良いお年をお迎え下さい。
864 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/19(火) 18:51:32
今年一度も書き込みがないのでage
865 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/30(土) 01:39:08
規制に巻き込まれてしばらく書き込みできなかったが、SFビギナー第1号さん、すごいねぇ。
正直いって銀背の訳って今となっては読みやすいとは云えないと思うけど、そのあたり、SFビギナー第一号さんはどうですか?
銀背のフェッセンデンいいよなあ
どっかいっちゃったんだよなあ
もう一度どこかで手に入れるしかないかな・・
867 :
SFビギナー第一号:2010/02/15(月) 16:00:35
皆さん、こんにちは。
この前、近所の古本屋を訪れたら、大量の銀背が、低価格で売られていました。
下記が、今年最初に購入した銀背のリストです。
スタニスラフ・レム『金星応答なし』『泰平ヨンの航星日記』
アルフレッド・ベスター『破壊された男』
フレッド・ホイル『10月1日では遅すぎる』
ホイル&エリオット『アンドロメダのA』『アンドロメダ突破』
クリフォード・D・シマック『人狼原理』
ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』
ストルガッキー兄弟『幽霊殺人』
ジョン・D・マクドナルド『夢見るものの惑星』
リチュアード・マシスン『渦まく牙谷』
エドガー・バンクボーン『観察者の鏡』
今は、レムの『金星応答なし』を読み終え、大満足です♪
865様。
僕は、昭和の頃の文学が好きなので、銀背の翻訳はそれほど気になりません。
むしろ、最近の新訳版SFの方が、読み辛いような気がします。
以上です。
>『泰平ヨンの航星日記』
これ持ってない。クレ(´・ω・`)
>ストルガッキー兄弟『幽霊殺人』
>リチュアード・マシスン『渦まく牙谷』
このアタリはお値打ちだな。
こんなスレがあったのか
今まで青い色の文庫しか見てこなかったなー
どうなの?掘り出し物としては結構な頻度でブックオフとかにいけば置いてある代物なの?
ブックオフで見つかることはほぼないと思うよ
ブックオフのシステム自体が、「新しいきれいな本ほど高く買う」だから、
昭和の後期に絶版になったシリーズ本は買い取りされない可能性もある
昔ながらの「古書店」とか、あとデパートなんかでたまにやる古本バーゲン
とかをマメに当たれば、たまに見つかる程度
東京の古本屋街あたりにはけっこうコンスタントにあるらしいけど…
872 :
941:2010/02/16(火) 22:23:55
>>871 そうですか・・・
ありがとうございます。
とりあえず駄目もとで明日まだ行ってないブックオフへ行こうと思います
神保町の古書店には銀背は結構あるけどね。
ワンダーとか羊頭書房とか。
874 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/17(水) 00:05:42
『ドノヴァンの脳髄』とか『超生命ヴァイトン』が再刊されたことがあった
から、早川SFシリーズはまだ現役なのかも知れないぞ。
875 :
SFビギナー第一号:2010/03/27(土) 22:29:49
皆さん、今晩は。
昨日、春の古本祭りで賑わう神保町を訪れ、銀背を購入しました。
購入リストは、下記の通りです。
カート・シオドマク『ドノヴァンの脳髄』
ストルガッキー兄弟他『ソビエトSF短編集 竜座の暗黒星』
アイザック・アシモフ編『ヒューゴー賞傑作集bP bQ』
ハリイ・ハリスン『宇宙兵ブルース』
福島正実『分茶離迦』
星新一『午後の恐竜』
筒井康隆『東海道戦争』
荒巻義雄『白壁の文字は夕日に映える』
今は、『泰平ヨンの航星日記』を読んでいます。感想はまた今度。
では、お休みなさい。
>荒巻義雄『白壁の文字は夕日に映える』
これいいよな
荒巻義雄はへんな世界にいっちゃったからな。
このころの荒巻はほんとよかった
もう一度いろいろ探してみようと思う昨今ではあるけど、変な戦記ばっかり
古本屋には並んでいるしw
今年こそコンプリート目指そうぜ!
都内はちょくちょく在るけど、棚に残ってるのは見事に文庫化済のものばかり……
みんな狙いは同じか
アマゾンかヤフオクで揃えた方が早いな
882 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/04(金) 20:37:26
サンリオより古いのに最近よく見かけるのは、
銀背のコレクターが高齢化して来たからか?
883 :
SFビギナー第一号:2010/06/06(日) 22:26:16
今晩は、皆さん。
昨日、久々に『光の塔』を再読しました。それで気になる箇所を見つけました。
エピローグの部分で、文章がちょっとおかしくなっている箇所があるのです。これは、作者の意図なのでしょうか? それとも、ハヤカワ側の編集ミス?
誰か、銀背版『光の塔』をお持ちの方で、僕のと同じ箇所がある方はいませんか?
話は変わりますが、近所の古本屋にて、また銀背を何冊か購入しました。下記がそのリストです。
『巨眼』 マックス・エールリッヒ
『地球光』『渇きの海』『火星の砂』アーサー・c・クラーク
『臆病者の未来』フレデリック・ポール
『人類の罠』ロバート・シェクリィ
『神経線維』デスター・デル・リイ
『星殺し(スター・キラー)』小松左京
『万国博がやってくる』眉村卓
来る18日には、また神保町巡りをします。掘り出し物を見つけたら、また報告します。
では、お休みなさい。
>883
持っていますよ。いちいち読み返すの面倒なので、何ページの
何行目あたりがおかしいのか書いていただければ確認してみます。
885 :
SFビギナー第一号:2010/06/07(月) 15:36:00
>884様。
エピローグの328頁です。まず上段の文章の始まりが、前頁の文章と繋がっていないんです。
そして、同頁の下段の文章の始まりに、上段の文章の続きと思われる文章が割り込んでいる感じがします。
やはりこれは、編集ミスでしょうか? 文庫版を持っている人も、何か情報をお願いします。
886 :
884:2010/06/07(月) 20:04:46
>885
ああー、あそこかぁ。あれはたしかに編集ミスでしょうね。
私も初めて読んだときに「??」でしたよ。
正しい順序はこうですね↓
1. 327ページ読後328ページ下段すべて読む
2. 329ページの上段すべて読む
3. 328ページ上段6行目「ロケットが着く…」読む
4. 329ページの下段に続く
このことをすっかり忘れていましたよ。もう10年以上読んでいなかったので。
面白い事を思いださせてくれて有難う。
887 :
SFビギナー第一号:2010/06/07(月) 22:07:09
>886様
やっぱり、ありましたか! 僕のだけかと思いましたよ。
これはハヤカワさんにしては、手痛いミスですね。銀背版のデザインが良いだけに、残念です。文庫版では、ちゃんと再編集してあるでしょうか?
もし銀背版を復刻する際は、文章もちゃんと編集してもらいたいものです。
今さらだけどこの人もうビギナーじゃないだろ
889 :
銀背三等兵:2010/07/05(月) 17:46:32
>888様。
僕はまだ銀背に嵌って四年目なので、自分ではまだまだビギナーだと思っています。
でもいい機会なので、今日から改名することにします。一日でも早く昇格できるよう努力します。
去る6月18日、神保町にて銀背狩りを決行しました。
収穫は、下記の通りです。
『未踏の時代』 福島正実
『およね平吉時穴道行』 半村良
『夢判断』 久野四郎
『アシモフのミステリ世界』 アイザック・アシモフ
以上です。
銀背三等兵さん。
値段はいくらぐらいならokなの?
オススメの店があったら教えてあげるよ。
891 :
銀背三等兵:
>890様。
そうですね〜。一冊最高で3〜4000円ぐらいですかね(まあ、状態や希少価値にもよりますが)。
大抵は5冊から七冊ぐらい、纏め買いしますね。
あと、買うお店は神保町の@ワンダーや羊頭書房が多いですが、
最近は地元の古本屋でも500円から800円の値段で売っているので、
特に困ってはいません(そのお店の人曰く、こんな地方なら買う人もいないので、
あの値段で充分だそうです。実際、僕以外の人が買っているのは一度も見たことないです)。
でも、もし神保町で他にも銀背を取り扱っているお店をご存知でしたら、教えて下さい(時間的にいけるかどうか分かりませんが)。