金権腐敗について 5

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16名無しさん@3周年
私は、全くといっていいほど、金権腐敗の現場を見たことがない、実際に金を抜いているところも、帳簿を操作しているところも、価格を上げているところも、見たことがないので、ほとんど推測して書いている。
だから、そういう情報を出してほしい。 また、違っているところもかなりあるだろうと思っている。
私の考えるところ、こういう二種類の金権腐敗を指摘できる。

バブルというのは、実体がないのに、(金の額などを)不正に膨らませることと言っていいだろう。
これは、ただ金の額を膨らませるだけでは成立しない。多くの人が、それを認め、支持することで成立する。
バブルというのは、バランスの収奪だ。http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1251544362/347

バブルで、いちばんわかりやすいのは、途上国などで聞かれる、政府が紙幣を刷りまくって発行することだろう。
実体がないのに、持っている金(紙幣)が、2倍とかに増える。紙幣は法律で支持されているから、多くの国民がそのことを支持することになる。
すると、実体がないのに、社会の金のバランスが偏ることになる。

これは、政府が紙幣を操作するばあいだが、企業などで、これに相当することといえば、帳簿の操作といえるのだろうと思う。
金を多くもうけたことにすると、それが受け入れられると、社会の多くの人に支持されることになる。社会の金のバランスが偏ることになる。
また、金を少なく儲けたことにする場合もあるらしい、金をもうけなかったことにすると、税金を払わずにすむし、また、借金をすることができる。借金も返さなければ収奪だ。
こういう金の操作に関しては、さまざまなやり口が複雑にあるはずだ。ひどいことになっていると思われる。

株の市場でも、みんなが儲けたがる。儲けるように市場を進める。すると、市場全体の(平均)価格が、上がっていく。市場が3%上がれば、全員3%儲けることになる。だがそこには実態はなく、儲けたいという意思だけがある。

帳簿の操作などの金の操作でも、儲けたいと思ってさまざまなやり方をおこなうことで、実際に金の額は膨らむ。だがそこには実態はなく、実体のない金の額が膨らむだけだ。

(つづく)
17名無しさん@3周年:2010/08/21(土) 16:10:44 ID:Nz4v45bZ
(つづき)

恐ろしいのは、社会的な実体(人々の活動)がないのに金の額やいろいろな勢力が膨らんだとき、そこに、人、物、システムなどが吸収されてしまうことだ。http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1251544362/347
結果、普通の(不正なことをあまりしない)農民や、普通の職人などが、やっていけなくなって、代わりに腐敗の部分に吸収されてしまう。これは今の日本社会に顕著だ。>>4>>8

もうひとつ、直接金を収奪するということがある。
投資市場でも、ギャンブルで投資をする場合を考えると、儲ける人がいれば、同じぐらい損をする人がいる。
自分達が操作して確実に儲けられる場に、多くの一般の投資を集めることで、結果投資家に損をさせ、一部の人々が、儲けをかすめる。これは直接収奪と言える。
また、国債の発行額が増えているがhttp://www.news.janjan.jp/government/0701/0701080754/img/photo122639.jpgこれも、政府に集まる金を、一部の官僚などと一緒に抜いて、直接収奪している部分があると思う。
また、銀行とグルになって、銀行から融資をうけ、その金を返さない。結果、銀行には不良債権ができる(貸したが、盗まれてしまって帰ってこない金、その証券・・不良債権)。これも直接収奪だ。http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1251544362/161
実際、すでに民営化したが、郵便貯金に集まった国民の預金の2/3は、盗まれて帰ってこない状態だ。http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1251544362/273-274
他にもいろいろあるだろう。


これらは、日本だけでなく、欧米でもたくさん行われている。欧米だと、武力を背景に、不正に戦争を起こして軍需景気を作って、その過程で経済のグループ化をしたりしている。大きな問題だ。
18名無しさん@3周年:2010/08/21(土) 16:13:10 ID:Nz4v45bZ
堺屋太一氏の本「日本の盛衰: 近代百年から知価社会を展望する」を読んでわかったことがある。
前のスレhttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1251544362/156-166 (http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1251544362/156-166 同じ)
この十数年で、特に多くの収奪がおこなわれたと思うが、
それ以前から収奪はあった。
国債発行額の推移http://www.news.janjan.jp/government/0701/0701080754/img/photo122639.jpg
国債残高の推移http://www.news.janjan.jp/government/0701/0701080754/img/photo122640.jpg
(財政赤字の推移) http://blog.goo.ne.jp/speaking_truthfully/e/c9c5b77c7ead1aaef5ded41b691fdcb0

状況について
私が思うに、収奪する人々が、ずっと収奪を続けている。 (この十数年はひどかった)
上で書いたが、バブルというのは、バランスの収奪だ。

15年ほど前から国の借金が(収奪によって)増えているが、
その実態について言うと、
好景気の時は、バブルなどでバランスの収奪を行い、
それが限界になって、立ち行かなくなると、
不景気のときには、国庫などから直接の収奪を行っている。
こうなっているのではないかと思う。
19名無しさん@3周年:2010/08/21(土) 16:14:28 ID:Nz4v45bZ
また、郵便貯金や、銀行などの借金(不良債権)など、収奪された金について、ひそかに国債(国の借金・・いずれは税金でまかなわれる。)にすり替えられているのではないか・・と思っている。
http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1240646502/72-74
(ここのところは詳しくわからない 何かのシステムを使って、銀行や公社の盗まれた金(の証券)を、チャラにしているのではないだろうか。
それをすると、収奪を付け替えて、多くの人々に支持させることになり、収奪によるバランスの偏りが(例えば国債などに)すり替えられて支持され、成立する。国債に付け替えているのではないだろうか・・?)
実体がないのに、社会の金のバランスが偏ることになる。

その行き着く先として、懸念されること。
http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1251544362/170-172
今の流れ
http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/seiji/1251544362/237