1 :
名無しさん@3周年:
夜警国家の自由と福祉国家の平等が
もたらすもの/失うもの、について。
2 :
名無しさん@3周年:04/02/22 14:39 ID:4rsf0dma
2
3 :
名無しさん@3周年:04/02/22 23:28 ID:d5DRPZr2
不景気には大きな政府。
好景気には小さな政府。
資本主義国家の常識。
問題は不景気かつ財政難のとき。
5 :
名無しさん@3周年:04/02/22 23:38 ID:d5DRPZr2
じゃ、日本には関係ないな。
>>3 そりゃそうなんだけど、
その判断(とその基準)が不安定だから、例えば経済で言えば、
バブルとかデフレが起こったりするじゃないすか。
その辺はどう折り合いつけましょう?
8 :
名無しさん@3周年:04/02/22 23:53 ID:d5DRPZr2
>>6 アメリカを見習っとけば良い。
日本は見事に逆をやる。
景気のいい時にばんばん支出し、不景気になると引き締める。
理由はマスコミ主導の有権者の機嫌取り。
少なくとも今は小さな政府なんて論外。
>>8 >マスコミ主導の有権者の機嫌取り
そもそも、選挙に勝てなきゃ、決定的な意思決定に関われないので、
難しいところではあります。
とにかく過半数を割らなければ、
(選挙の争点 = 国民の意思に反しても)理論的に正しいほうを優先すべき、
というプラグマティカル(実用的/実際的)な判断が必要で、
それをしているのが、自由民主党しかないのが問題になるのでしょうか。
日本は経済成長期に成功したケインズ政策に長い事拘り過ぎたと思うね
12 :
◆kbky6C6xjY :04/02/24 01:07 ID:MtAWxfjc
>>10 >壊れたレコード さん
>サッチャー時代のイギリスも
>成果を上げている
減税、政府支出切り詰め、国営企業大幅縮小
→インフレ率20%、失業者数は2,500,000人超
→4年後にインフレ率は10%以下に押さえ込む。失業者3,000,000万人
→フォークランド戦争
→(ケインズ政策)
→労働党圧勝
→減税
→輸入超過、インフレ
なんだか、上がってないようにみえます。
13 :
◆kbky6C6xjY :04/02/24 01:07 ID:MtAWxfjc
>>12 小室, 直樹
「ジョン・メイナード・ケインズ」
『経済学をめぐる巨匠たち』
2004年 ダイヤモンド社 pp82-87
の要約。ただし、そこで以下が参照されている。
森嶋, 通夫
『サッチャー時代のイギリス』
1988年 岩波書店
NZはまた今度。
>>12 日本の場合、異常とも言えるプライマリーバランスでこれ以外選択肢がなかったと言えるがなw
景気と金融為替を天秤にかけてみると解りやすい
景気が低迷し税収が減っている時に、大して効果の望めない財政政策を行えば国債発行が累積し
銀行は国債を買い続け、企業が資金調達できない状態が維持され、景気は益々減速する
所謂デフレなんだが、日本は構造デフレという側面が強いわな
小泉政権が生まれず、あのままの政策を続けていたら国債利回りが崩れインフレになっていた可能性は高い
16 :
◆kbky6C6xjY :04/02/25 01:06 ID:HtdwJPiX
>>14-15 >壊れたレコード さん
>これ以外
どれ?
>小泉政権が生まれず(中略)国債利回りが崩れインフレになっていた
でも30兆円枠は忘却の彼方。
>>15 上のほうは
>雇用コスト(中略)が大幅に低下した
これは、所得が下がったちゅう話で、その帰結は結局
>>12 になっちまうのではないでしょうか。
もうひとつのほうは、
>3. ブレア政権「第三の道」と年金改革
すなわち、ブレアのサッチャー批判が主なのではないでしょうか。
17 :
◆kbky6C6xjY :04/02/25 01:07 ID:HtdwJPiX
>>10 >NZ
については、現物が手元にないので正確ではないのですが、
比較的最近のものとして、
河内, 洋
「ニュージーランド大いなる実験の裏側
――ある鉱物学者からの手紙」
『正論』2001年5月号
2001年 産経新聞社
において、NZ改革過程で採算が取れないから、国立大数学科が廃止された、
という趣旨の記述があるようです。
脳ミソが低コスト化するのも同じくらい怖いもんだと思います。
>>16 まぁまぁおちつけw
国債を発行し続けなければならない程プライマリーバランスが崩れているからこその小さい政府だろw
現状、税収を増やすとかのレベルじゃないんだから
それに効果はあとからでるもので、今を見て判断するのはちと酷だと
亀井だかの民主党の言うような財政政策を出さなかっただけマシですわ
>所得が下がったちゅう話で、その帰結は結局
デフレが悪いんだと思うが
日銀が本気にならないと、それはどうにもならん
政府と日銀は独立してますわな
>>17 木を見て森を見ずにも思えるがね
20 :
◆kbky6C6xjY :04/02/26 01:15 ID:litLXnsT
>プライマリーバランスが崩れているからこその小さい政府
たぶん、私は現状に均衡させることに抵抗があるのかもしれません。
際限なく後退していく気がします。
>効果はあとからでる
インフレと失業のあと、という意味なら、
>>15 >転換を果たした時点で、イギリス経済は
>すでに他の先進国から大きく後れをとっており、
>いまだにキャッチアップできていない。
と、言われる意味の重さを軽く見積もりすぎてるように思います。
今年でサッチャーの就任(1979年)から25年、ただの(そしてほとんどの)一般国民なら
人生のかなりの部分が決まる時間です。
「草の生えないところに木は生えないと思えるがね」
21 :
◆kbky6C6xjY :04/02/26 01:23 ID:litLXnsT
>>17 については、現物が手に入ったらお知らせします。
この文章に言及していたのは、
石黒, 一憲
『IT戦略の法と技術』
2003年 信山社
アホみたいに高い(\10000!?)本ですが、その価値はあります。
民営化との関係でもネタになるので、簡単には、
同
『電子社会の法と経済』
2003年 岩波書店
てのがあります。
>>20 他の選択肢をみてみなさいな
デフレ下で効果の期待できない状態で際限なく財政出動しては益々プライマリーバランスが崩れる
いつかは投資家から見放され、国債利回りが崩れますわな
国債が消化されなくなるということが即ち財政破綻というわけではないが
為替の急激な変動や株価の今以上の暴落は避けられないぞ
メディアは批判しかしないが、今の政策は是も非もなく必然といってもいいかと
23 :
◆kbky6C6xjY :04/02/27 17:41 ID:SQiVOzrN
>>14 >効果の望めない財政政策を
これは、財政政策には効果が望めない、というのとは違いますよね?
もしそうなら、
>>22 >今の政策は是も非もなく必然
とまでいい切るには、
(今の)政府に、(「効果の望め」る)財政政策を決めさせることはできないこと、
ないしは、財政が縮小した分を誰か(投資家?)が埋めてくれる、
というようなところの説明が必要なのではないでしょうか。
「大きな政府が即ち大きな財政というわけではないが
大きな政府がなければ市場の失敗は避けられないぞ」
25 :
◆kbky6C6xjY :04/02/28 18:04 ID:3fDAiX+j
もうひとつ思いついた。
小さな政府下で、NTTのような国有民営企業は
どういう位置づけがなされるのでしょうか。
29 :
◆kbky6C6xjY :04/03/01 23:38 ID:9vhmSnaH
>壊れたレコード さん
私は、
>>26 を
1. 市場が投資に向かう→株価が上がる、景気も回復
2. 財政不均衡が続く→投資を減速させる=景気回復にマイナス
3. 株価が上がる、企業業績が回復→市場規模が上がり税収も見込める。
と理解しましたが、1.は
>>23 の回答とも読めるとこですが、一番重要なところが
>自然に
となっているのがなんともあいまいで、
3.は
>そして
とつけたわりにどこ(たぶん1.)とつながるのか、
わかりません。
三段論法かと思ったらどうも違うようなので、
1.と2.と3.の関係を説明してもらいたいところです。
30 :
◆kbky6C6xjY :04/03/01 23:39 ID:9vhmSnaH
>市場が投資に向かえば
これは、単なる仮定か、希望か、占星術かなにかの話なのか、
それともこれより前にまだ何ステップかあるのか、すなわち、
>>23 >財政が縮小した分を誰か(投資家?)が埋めてくれる、
>というようなところの説明が必要
ここだけでも答えてもらえると
の疑問も解決するかもしれません。
31 :
◆kbky6C6xjY :04/03/01 23:39 ID:9vhmSnaH
「つうか、「今やマクロ経済の視点がないと「経済政策は」成立しない」と言って欲しいもんだ」
あぼーん
>>27 汗・・・・
>>29 >自然にとなっているのがなんともあいまいで、
日本経済は元々資金調達さえ潤沢にされれば、少々の円高でも景気回復できるだけの余力がある
不良債権処理も進んだ現在において、政府財政の問題以外、何も悪い要素はないわけだが
金融政策は日銀の主導で行われるものだが、日銀は政府とは独立した裁量をもっているからそういう
言い方しかできないわけですわ
今や財政政策を政府主導でやる必然はないし、財政政策を多用するのはむしろ
>>28さんが補足してくれたようにマイナスの効果がある
>>30 >市場が投資に向かえば
>これは、単なる仮定か、希望か、占星術かなにかの話なのか
今の実質金利が高い状態では、金融機関は公債を購入するしかない
それに郵貯、簡保が金融を圧迫しているのも事実だろうよ
デフレが解消すれば、今の貯蓄性向から投資性向に向かい株価は上がる
そうなれば、企業は資金調達が可能になり設備投資が動き出す
つまり、短期的な問題であるデフレを解消させないと何も動かない
だから財務省は日銀に金融緩和を求めているわけだわな
36 :
◆kbky6C6xjY :04/03/07 23:50 ID:BIYG59Q+
>>34 >壊れたレコード さん
>それに郵貯、簡保が金融を圧迫している
>一日三往復しかないバスを利用するか、
>往復四〇〇〇円のタクシー代を払って
>八キロ先の町まで出かけなければ年金は受け取れないのです。
石黒, 一憲
『法と経済』
1995年 岩波書店 p242
かかる日本の山間地域、離島地域が、
国土のどれくらいを占めているとお思いですか。
昔と違って技術革新された現代では本当なら無政府でも行けそうなくらいに
発達している。ただしまだ不満のある人は結構いるのでまだ政府は必要だ。
一国の大きい政府と小さい政府っていう選択はもう意味がなく、そろそろ地球全体で
一つの政府を作ろうではないかと、そう動き出しているように思う。
金利の高い時には金を預け、低い時には借る
ずいぶん簡単だが、これでいいのだ。
>>36 国営金融機関である郵貯簡保が財政投融資の源泉で、その高利率が特殊法人の経営を圧迫しているのも
金融機関のクラウディングアウトを引き起こしている現状と、郵政のサービスの問題を混同されても困ります罠
別に郵政サービスは民営化されるだけで、事業を辞めてしまうわけではないぞ
>>38 流動性の罠というのをググッってみなさいな
いつまでも実質金利が高い状態だからここまで長期的に停滞している
中央銀行が働かなければデフレは治まらない
41 :
◆kbky6C6xjY :04/03/08 23:15 ID:V5dS26rX
>壊れたレコード さん
>>39 一行目の最後に
>も
がついててわけがわからない文章ですが、たぶん
>郵貯簡保が
>クラウディングアウトを引き起こしている
>現状と、郵政のサービスの問題を混同されても困ります
という意味だと解釈して以下述べます。
42 :
◆kbky6C6xjY :04/03/08 23:17 ID:V5dS26rX
>>34 1.>郵貯簡保が金融を圧迫している。
>>26 2. >市場に任せるやり方の方がクラウディングアウトが起きないだけ成長の可能性がある。
明示には言及されていませんが、この論理的帰結は、
3.圧迫を解くべきである(ここでは郵貯簡保解体)
ということではないのでしょうか。それに対して、
1.サービスしなければ収益は上がらない。
2.収益がないとサービスができない。
3.圧迫を解いても収益の上がらないところでサービスはしない。
↓
>>36 と、別に
>混同
したわけじゃないです。
>>41 忙しいから推敲を忘れてねw
私は仕事の合間に書き込んでるんですわ
>>42 郵便事業だけ独立させても採算はとれるわけだが?
金融機関としての郵政公社の問題点とは論点がずれてますわ
郵便事業のそうした問題は、新聞の再販制度と似てますな
採算が合わないから地方が見捨てられるというのは、弱者を盾に取るやり方としか思えない
料金の違いがあるのは今も同じだし、民間の運送会社もそうしたサービスを続けていますわ
45 :
◆kbky6C6xjY :04/03/10 23:36 ID:cPy/A/BW
>>44 >本質が財投の圧縮にあって
どこを読めばいいのでしょうか。
特に、所掲の郵政研究月報はこちらが援用したいくらいの論文です。
そのなかで、結論部のp19後段などは、
>郵便貯金の評価は、その運用の効果ではなく(中略)
>ユニバーサル・サービスとしての意義や(中略)
>リスク・フリーな決済システム(中略)
>から(中略)
>包括的に行われるべきである。
おまけに、
>厚生経済を改善する可能性が高い
ときてます。
46 :
◆kbky6C6xjY :04/03/10 23:36 ID:cPy/A/BW
これを
>>10 とか、
>>26 とか、
>>34 とかと対比させたとき、
>>26 >今やマクロ経済の視点がないと政治は成立しない
というのが、誰に向けて放った矢なのかわからなくなってきました。
ケチばっかりつけて
48 :
名無しさん@3周年:04/03/11 00:52 ID:AmQGYc1Q
全国信用保証協会や中小企業連合会の金の流れが怪しすぎると思う。特に銀行協会理事の東京三菱銀行理事がパイプラインを不正に止めているように思う。
>>45>>46 私には貴方が何を求めているのか今ひとつ理解できない
恐らく44のリンク先に答えが載っていると思うが、読んで見ては如何かな
51 :
◆kbky6C6xjY :04/03/12 23:27 ID:Le1KSypX
52 :
◆kbky6C6xjY :04/03/12 23:28 ID:Le1KSypX
また、
>>49 >何を求めているのか
こっちは比較的シンプルで、
>>44 >本質が財投の圧縮にあ
る(そしてそれが政治経済的に是である)根拠は何か、です。
小泉純一郎内閣総理大臣がそうしようとしているのはさすがにわかりますが、
>>39 >高利率が特殊法人の経営を圧迫している
>>44 >財政投融資が日本経済を苦しめている
に関して、
上で述べたように、市場が手を出さない(せいぜい投機)ところの利率が
下がるとは思えません。
それが実現するとしたら、結局市場が、政府の徴税権(= 財政)
をあてにしてるのではないか、と思います。
>>51 根本の認識が間違っているように感じるが・・・・
デフレの現状で年利3%をぼったくる財投は言うなれば高利貸しですわ
借り換えしないと民営化したとしても特殊法人の経営は成り立たない
現状で債務超過と言われてた道路公団が、民営化すれば最短で10数年で債務返済が可能になるのをご存知か?
金融機関は、キャッシュフローが増えるんだから喜んで貸しますわな
それに財投債は政府保証債つうのも忘れてますわ
>根拠は何か
根拠も何も、政権発足当初から言ってたと思うが、メディアが説明をしてないだけで
小さい政府にするというのは、要するに市場原理を導入することで合理化健全化を進めることと、
市場全体のキャッシュフローを増やす事で活性化を促すということですわ
第二の国家予算と言われる財政投融資の圧縮に着手するのは当然だろうよ
57 :
◆kbky6C6xjY :04/03/16 00:44 ID:+hmmDGD/
>壊れたレコード さん
だいぶお互いの土俵が近づいてきたのを感じます。
そろそろ、
>>49 >何を求めているのか
あるいは、
>>47 の批判に応えられるというものです。
58 :
◆kbky6C6xjY :04/03/16 00:44 ID:+hmmDGD/
>>55 >キャッシュフローが増える
言わんとするところを理解するのに
メチャクチャ時間がかかっていしまいましたが
これは、銀行ではなく、特殊法人の、という意味だと理解しました。
私は、前者だと思っていたので、論旨を理解するのに丸二日かかりました。
以下その理由を説明して、「こっちの土俵」を示します。
※あなたの政治板の長レス批判(
>>18>木を見て森を見ず)
に配慮して2レス以内(ただし、フォローは除く)
に収めてきましたが、今回はお許しいただきたい。
バカ長い文章へのリンクをsummary(要約)なしで張っといて
>>49 >読んで見ては如何かな
がまかり通るなら(読んだよ俺は)、大した手間ではないはずです。
59 :
◆kbky6C6xjY :04/03/16 00:45 ID:+hmmDGD/
>>52 後段最後に述べたとおり、
>財投債は政府保証債つうのも忘れ
たわけではありません。
低利のよりどころが政府保証なら、
財投債を金融資産としてみれば
国債と大して変わりがないんじゃないでしょうか。
また、負担が減って保障がそのままなら
経営改善の動機づけは相殺されてしまうのではないでしょうか。
確かに、利息が下がった分、特殊法人のキャッシュ・フローは増えそうです。
しかし、逆にそれは銀行から見れば、
>>14 >銀行は国債を買い続け、企業が資金調達できない状態
が維持されることに他なりません。
60 :
◆kbky6C6xjY :04/03/16 00:45 ID:+hmmDGD/
ここまで書いて、やっぱりいくら書いても終わりそうにないので結論:
>>10 からこっち、全部、
「市場経済の問題じゃなくて、財政民主主義の問題ではないのか」
といいたかった。たかった。
>>58 いや、銀行であっているんだが
というか、市場全体という意味なんだが(汗
あれだけソースをだしといて理解できないのが不思議ですわ
私が舌足らずなのか、貴方が視野が狭いんでしょうな
批判の為に批判を行っているのなら、議論は成立しないから
私は元のN議板に帰らせて貰いますわ
時間の無駄は嫌いでね
現状は政府系金融機関に利益を吸い上げられ、特殊法人の経営も危なくなれば
民間の金融機関も市場を圧迫されてますわな
当面は財投債に借り換えするわけだが、民営化すれば直接融資に切り替えもできるし
いずれは株式上場も行うわけよ
市場規模がそれだけ大きくなれば、全体のキャッシュフローも上がる
理解できましかたな?
>銀行は国債を買い続け、企業が資金調達できない状態が維持されることに他なりません。
それは、日銀の問題であって、独立している以上、本来政府の責任ではないんだがw
金融緩和政策を続けることでしか解決しませんわ
難しい用語は私も嫌いだし、できるだけ掻い摘んで説明したつもりなんだがな
>>60 経済政策は全て繋がっていると思ったほうがいいし
直ぐの今に全てが解決するほど単純でもない
短期的な問題、つまりデフレ脱出も重要だし
長期的な問題、つまり財政構造改革も重要だ
例えば、プライマリーバランスが崩れている状態で長期金利が下がれば
国債が消化されにくくなり、政府は資金調達に困る事になる
そういう意味では、デフレ対策をする為に早期の政策変更が必要だし
例えば、デフレが継続されたままの状態だと、年金問題を含め多くの政策が行き詰まるし
株価も上がらなければ景気も回復しない
マクロ経済とは、文字通り経済全体を視野に入れた経済学なわけよ
もうちと勉強した方がいい
私的に言わせて貰えれば、今の日本にとって不幸なこととは
自民党に巣食うケインジアンも、野党の面々のマルクス主義的な思想も現状で全くといって役に立ってないことですな
いいかげん目を覚ませと言いたい
65 :
名無しさん@3周年:04/03/16 12:06 ID:4d/NZ3TH
今の政府や地方公共団体の借金の総額は2000000000000000円に達するといわれている。
現在のような方法で返し続けていても到底その莫大な借金は返すことができない。
ハイパーインフレにするか、徹底的に小さな政府にするしかない。
ハイパーインフレにすることはごめんこうむりたい。であれば徹底的に小さな政府にするしかない。
>>65 ハイパーインフレとは確か年間20倍以上のインフレのことだと思うんだが・・・ はっきりいって、それは現状起こりえない現象だと・・・ 日本は対外債務もなければ、インフラも整備されてる世界有数の先進国ですわ・・・
67 :
名無しさん@3周年:04/03/18 12:00 ID:2tN7tabp
>>66 現在は金利が最低になっているが、金利が上がったら利息の支払いにも困る。
年金は破産状態。団塊の世代が年金をもらうようになれば、ますます支払いに困るようになる。
そのためやむを得ず大量の札刷りに追い込まれインフレになる。かもしれない
68 :
名無しさん@3周年:04/03/18 12:07 ID:qF/aNFTO
デフレからインフレに変わるのだろうか?
教科書には書いてあっても、現状の国民や政治家はデフレに輪をかけているようにしか見えない。
エゴが強すぎるのだ。
>>67 実質金利はむしろ高いんだが、だから国債が買われるわけだが
実質金利、名目金利でぐぐってみなされ
>>68 不良債権処理をせずに金利だけ上がったらそれこそ金利負担に耐えられず倒産が相次ぐわけよ
つうか、デフレには様々な要因があるが、あくまでマネタリーな現象に過ぎないよ
中央銀行の政策ミスでもあるし、中央銀行が本気でデフレ回避の金融緩和政策を行わない限り何をやっても改善しない問題でもある
70 :
名無しさん@3周年:04/03/18 19:23 ID:tJXSFa+5
今発行されている国債を全部日銀が紙幣を増刷して買ったらいい。
国債を持っていた人のところでは、手元の国債が現金に換わるけど、
その現金は、銀行に預金されて何処にも行かないから、インフレにはならない。
日銀は買い取った国債の利払いをインフレが起こるまで免除すればいい。
政府が返済できそうにない分は、債権放棄するといい。
>>70 買いオペつってな、これまでに何度となくそういうのはやってますわ、つうかそれが日銀の仕事だっつの
有名でデフレ抑止の効果が大きいのは国債の買いオペで、これは長期金利を直接下げるからうまくすればまさにデフレ対策になる
しかしあんまり多用すると国債利回りが悪くなり、政府の資金調達に支障もあるわけよ
現状で赤字国債が切れないと困るだろ?
だからこそ、プライマリーバランスが大切で、その為には肥大化した政府支出を抑えることが必要だってことになる
つうか、そんなことは代議士の連中も解りきっているんだが、既得権つうのがあるから反対するわなわな
代議士の下に居る連中の認識を変えないと政治は変わらないちゅうことだわ
ついこないだまで、奥田やらがインタゲに批判的だったのを、最近になって
踵を返したのは、これまでの金融緩和で実際に効果があがりつつあるからですわ
まぁ、要するに会議派を説得するのには実績と時間が掛かるつうことですな
会議派→懐疑派
すまそ
74 :
◆kbky6C6xjY :04/03/21 01:49 ID:tyX8vH6A
>いや、銀行であっているんだが
国債から財投債に借り換えたら、貸すほうのキャッシュフローが増える?
もしや、
>>56 は間違ってるんでしょうか。
>というか、市場全体という意味
>あれだけソースをだしといて理解できないのが不思議ですわ
銀行と特殊法人の関係から
>というか
だけで
>市場全体
が説明できるのも同じか、それ以上に不思議です。
>>26 >マクロ経済の視点
はどこにあるのでしょうか。
>>74 解って書いているんだろ?
そういうのを相手するのはアホ臭くなるんだが・・・
君は峰氏に似てるな
まぁ・・・できるだけ解りやすく説明しよう
財政投融資の貸し出し金利はべらぼうに高いし、その融資先の特殊法人は極めて閉鎖的なものなのは理解できるだろ?
高金利だと利益が生まれないから、いつまでも特殊法人は負債を抱えることになるし、
その巨大な独占市場は金利が良すぎて、誰しも郵貯を利用して民間の金融機関に資金は集まらないですな
借り換えが行われれば、金利負担から解放され特殊法人の経営は大きく改善するし、
同時に民間の金融機関は大きな貸し出し市場を手に入れることになり、見えざる手の導き(つまり市場原理のこと)により
民間の資金の流れは活発になる、つまり大きなパイが生まれるということになりますわな
>マクロ経済の視点
そういう言い方をしても君はスルーするわな
つうか、過去にだしたログに答えが載っているのを見ようともしないでいうなつの
まぁ、↓に参考になりそうなソースをだしとくから、もうちと勉強してくれや
http://www.pem.u-tokai.ac.jp/~kawanobe/macro/paper.htm
77 :
◆kbky6C6xjY :04/03/24 18:58 ID:NUcuvboN
>>75 >金利は(中略)高いし、特殊法人は極めて閉鎖的(中略)なのは理解できるだろ?
いきなり疑義だらけですが、ここは議論の粒度の設定だとみて呑みます。
>高金利だと利益が生まれないから、
>借り換えが行われれば、金利負担から解放され特殊法人の経営は(中略)改善する
ここは、
>>58 のとおり、異議なし。
78 :
◆kbky6C6xjY :04/03/24 18:59 ID:NUcuvboN
問題は、ここから:
>その巨大な独占市場は金利が良すぎて、
>誰しも郵貯を利用して民間の金融機関に資金は集まらない
郵貯の限度額が1000万円、預金保険も1000万円。
民間金融機関には、不良債権あり。郵貯には民営化圧力あり。
このリスクをどうみるかは、人によるというか、
そのときによってきわめて流動的になるのではないでしょうか。
>大きなパイが生まれる
ここも気になりますが、いいたいことは今までと同じだし、
前提となっている、前述の資金調達の問題があるので、さしあたりここまで。
>>75 後段と
>>76 にも答えなきゃだめ?そりゃそうだな
>スルーする
という批判だからな。
OK, でもちょっとオフラインが呼んでるので、待ってて。
>>78 郵貯も簡保も利用者側から見れば美味しすぎるわけだわ
つい何年か前まで、民間じゃありえないくらいの高利率な定期預金があったわけだが知ってるか?
こうやって政府系金融機関が優位な融資先を使って市場を圧迫するとクラウディングアウトが起きるのよ
それは理解した方がいい
81 :
名無しさん@3周年:04/03/26 17:34 ID:djKSZX0Q
今の政府や地方公共団体の借金の総額は2000000000000000円に達するといわれている。
現在のような方法で返し続けていても到底その莫大な借金は返すことができない。
ハイパーインフレにするか、大増税するか、徹底的に小さな政府にするかだろう。
ハイパーインフレと大増税はごめんこうむりたい。であれば徹底的に小さな政府にするしかない。
不必要なものはぎりぎりまで削り取った、最小限度の福祉国家にするべきだ。
82 :
名無しさん@3周年:04/03/26 17:39 ID:Ic11zMoU
●国連安保理拒否権で、石油が無料で手に入る!【実話】
(あのサダム・フセインは国連安保理へ朝貢していた)
国連安保理拒否権の本質は防御カードであって、
拒否権保有国はその防御カードを悪用して他国を食い物にしている。
1990年クウェート侵攻以降のイラクのサダム・フセインは
国連安保理で経済制裁されていた。
イラクのサダム・フセインは心の底から国連安保理を恐れていた。
そこで、サダム・フセインは国連安保理対策で
自国の石油を政権延命に利用した。
拒否権のない日本がどんなに高い金を積んでも
サダム・フセインは日本へ石油をほとんど売らず、
拒否権のあるフランスへ二束三文の値段、タダ同然で石油を売った。
サダム・フセインは石油をフランスへ無料同然で朝貢することにより、
国連安保理で制裁を手加減してもらい政権を延命させた。
フランスは国連安保理でアメリカの足を引っ張り、
国連安保理で制裁をなるべく骨抜き決議にして
サダム・フセインとの義理を果たし政権延命に協力した。
フランスはサダム・フセインの石油朝貢を見返りに
サダム・フセインの延命に手を貸したが、
フランスの本音は「サダム・フセイン死ね!」だった。
その証拠に国連安全保障理事会決議1441の核査察に関する決議に
フランスは賛成してしまったからだ(2002年11月8日金曜日採択)。
後に、この決議がイラク攻撃→フセイン政権滅亡の言質となった。
他国から石油をタダ同然の値段で巻き上げ、ポイ捨てがフランス外交だ。
サダム・フセインは国連安保理拒否権がなかったので
外交では損な役回りばかり背負わされ、政権延命には成功したが滅亡した。
石油供与で支持獲得工作 イラク旧政権、2百人に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000130-kyodo-int 国連事務総長、イラク支援策の不正疑惑で第三者の調査求める
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=worldnews&StoryID=4610912 (フセインが仏に石油を無料同然で朝貢した噂を裏付ける証拠の一部が出た)
83 :
名無しさん@3周年:04/05/01 19:02 ID:aDlMtZqg
>>83 名目がの間違いですわ
実質は物価が下がっているから上がりつづけている
デフレ回避にはリフレ政策しかあり得ないわけだが、それはスレ違いですな
85 :
◆kbky6C6xjY :04/05/16 21:18 ID:5yzvOWhK
86 :
名無しさん@3周年:04/06/04 11:41 ID:RTKuvZZZ
てか、ポチでは
チンパンの集金が大きいわけで
落ちる寸前の690番台から浮上か
2ちゃん党法制局員 ◆kbky6C6xjY がレスすると誰も書かなくなる傾向があるようだな
89 :
名無しさん@3周年:04/06/06 23:51 ID:YP6CpUhh
ぶっちゃけアメリカ並みの大きな政府にすれば景気だけは凄く良くなると思う。
その後のことは考えてないけどw
90 :
名無しさん@3周年:04/06/20 17:33 ID:2/RM36xC
>>84 原料価格が上がることでは
良くないわけだが