1 :
Cancer ★@転載禁止 :
2014/05/30(金) 23:59:54.71 ID:??? イヌはマンモスを死に至らしめる助けをしたのか?
David Grimm, May 29, 2014 - 6:45pm
「マンモス墓地」。シベリアのビョリョリョフという産地には何千本ものマンモスの骨が埋まっている。
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-mammoths_0.jpg それはマンモス墓地と呼ばれるのに十分な理由がある。北極海からそう遠くないシベリアの
川の土手沿いに何千もの骨が埋まっている。そのほとんどが現在のゾウの巨大で毛深い
親戚のものだ。新しい研究はそういう謎めいた墓地が自然災害の結果ではなく、初期
人類のハンターの仕業だと主張している。彼らは世界で最初のイヌのひとつの助力を
得ていたと思われる。
「これは危ない橋を渡る人の初めての出現であり、我々のこれまでの考えとは違うことを
提示した」とマックス・プランク進化人類学研究所(ドイツ、ライプツィヒ)のポスドク
研究員でイヌ家畜化の専門家の、アンジェラ・ペリー(Angela Perri)は話した。
「だがそれは現時点でまだ多くを推測に頼っている」
彼女が「マンモスメガサイト」と呼ぶものに、研究の著者のパット・シップマン(Pat
Shipman)が初めて興味を持つようになったのは2009年だ。約30ヵ所のそういう地点が
中央ヨーロッパと北アジアで発掘されていて、中には60平方メートルの領域に何万本もの
骨が互いにぎっしり積み重なっている産地もある。マンモスの重厚な牙と大腿骨が野生の
ウマ、シカ、キツネなどの動物の遺物のなかで突き出している。「それはクレイジーな
場所だ」とペンシルヴェニア州立大学(ユニヴァーシティー・パーク)の人類学者の、
シップマンは話した。「マンモスの死体のたいへんな数は驚異的だ」。ビョリョリョフ
(Berelekh、Бёрёлёх)と呼ばれる産地では一つのマンモス墓地に160体以上の
牙の生えた巨大動物が埋まっている。
それらはどのように集積したのだろうか?一部の科学者たちはそれが自然の活動(たぶん
洪水が何十体もの動物を特定の地点へと流し寄せたか、運の悪い群れが薄い氷を落ちたか)
であったと考えている。しかし最近の証拠によって責任が人類にあるらしいことが分かって
いる。シップマンによると、マンモスメガサイトが現れ始めたのは約44,000年前で、
現生人類が世界のこの部分に進出し始めたころにぴたり合う。さらに、考古学者たちは
これらの場所のいくつかで、マンモスの骨で作った小屋や、骨にカットマークと焦げ跡の
証拠を見つけている。人類しか作ることのないものだ。
もっとはっきりした様子を知るために、シップマンは10地点以上のマンモスメガサイトに
ついての文献を漁って、発掘されたマンモスの年代と性別にとくに注意を向けた。彼女は
これらの統計を、マンモスの最も近縁な現生の類縁である、多数のゾウのものと比較した。
干魃などの自然災害では最も若いゾウと最も年寄りなゾウが死ぬが、他の突然の大量死
(群れが氷の下に落ちたり、個体数調整のための間引きなど)では無差別に死に、老若男女
すべての死骸が残る。もう一方で、ゾウハンターは動物を異なった場所で殺す傾向がある。
「驚いたことに、どれもこれらのパターンに合わない」とシップマンはマンモスの骨に
ついて話した。さらに、骨の年代測定はそれらが数百年にわたって積み上がったことを
示した。それはこの動物が同じ地点で多数の世代にわたって殺され続けていたことを示す、
と彼女は「Quaternary International」誌に報告した。「それらをこの場所に引っ張って
きた何かがあった」
>>2 以降につづく
ソース:ScienceNOW(May 29, 2014)
Did Dogs Help Drive Mammoths to Their Graves?
http://news.sciencemag.org/archaeology/2014/05/did-dogs-help-drive-mammoths-their-graves 原論文:Quaternary International
Pat Shipman 2014. How do you kill 86 mammoths? Taphonomic investigations of mammoth megasites
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1040618214002729 プレスリリース:Pennsylvania State University(May 29, 2014)
Domestication of dogs may explain large numbers of dead mammoths
http://news.psu.edu/story/317201/2014/05/29/research/domestication-dogs-may-explain-large-numbers-dead-mammoths
2 :
Cancer ★@転載禁止 :2014/05/31(土) 00:00:12.21 ID:???
>>1 からのつづき
シップマンによると、データは現在とは違った方法で人類がマンモスを殺したシナリオを
指し示すという。古代の人類は広大な平原でそれらを間引いたり狩猟したりするのでは
なく、生物を待ち伏せしていたらしい。これだけ多数の骨が同じ場所で見つかった理由は
これらの地点がそういった待ち伏せに最適だったからだと考えられる。たぶんそれらの
場所は、槍を構えた人類が隠れられるうっそうとした薮に囲まれていたか、定期的な移住
ルートの途中にあったのだろう。シップマンはハンターがイヌの助力も得ていたかも
知れないと考えている。
イヌが家畜化された正確な時期と場所はまだ明らかではないが、いくつかの最近の考古学的
証拠はそれがマンモスメガサイトとおよそ同じ時期と場所で起こったことを示唆している。
たとえば、ベルギー南部の洞窟から発掘された頭骨はオオカミ様の特徴とイヌ様の特徴を
両方備えていて、年代は約32,000年前だった。遺伝学的証拠はこの動物が現在のイヌの
祖先ではないことを示唆しているが、この発見からイヌ家畜化のプロセスが数万年前に
始まっていたことが分かる。重要なことに、シップマンによると同様の頭骨がいくつかの
メガサイトでマンモスの骨に混じって発見されている。それらの頭骨の多くに治癒した
骨折跡があり、これらの動物が人類によって治療された可能性が示唆される。
シップマンの推測によると、マンモスメガサイトはヒトとイヌの協力関係の最初の重要な
証拠だという。イヌはマンモスを薮に追い込み、ヒトのハンターが襲いかかって殺す
あいだ獲物をその場に留めていたと考えられる。マンモスが死んだら、イヌはその場を
腐肉食動物から守っていたのだろう。「そのマンモスの肉の全てが数マイル以内の捕食
動物を呼び寄せただろう」と彼女は話した。見返りに、ヒトはイヌに食料と保護を与えたと
考えられる。そしてゆっくりと、より親密な関係が形成され始めたのだろう。
これらの産地でもっと大型で強いイヌ様の動物が見つかれば、彼女の仮説が支持される
だろう、とシップマンは話した。新しい研究を盲信による飛躍よりはマシなものと考える
ニコラス・コナード(Nicholas Conard)のような考古学者たちを説得するには、そう
いった発見が、必要になるだろう。「この考えは好きだが、決定的証拠はない」とコナードは
話した。彼はテュービンゲン大学(ドイツ)で研究し、独自にマンモスメガサイトを発掘
してきた。ペリーは同意する。「初期のイヌ、あるいは当時のオオカミがどのような動物で
あったのかは十分に分かっていない」と彼女は話した。「これは少なすぎる例からの推論だ」。
それでもコナードは、「これらの産地がどのように形成されたかについてのアイディアは
少なく、シップマンの主張はあり得るし検証可能だ。それは正しい方向の動きだ」と話した。
おわり
3 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 00:01:14.35 ID:7ZcHwVjc
マンモス墓地の なんなんだ?
4 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 00:01:38.83 ID:IDYWwrUE
銃・病原菌・鉄
いつもの人、はよ
何百年もかけて積み重なったマンモスの骨と牙 + 人間が加工した痕跡 ‖ 待ち伏せでマンモス狩りをしてた←→犬の家畜化と同年代 ↓ 犬と協力プレイでマンモス狩りをしてたんだろう
7 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 01:05:45.33 ID:xNaVadNU
キタか!
9 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 01:21:06.42 ID:OoeK5FnZ
人間が殺さないと、マンモスに草木を食い荒らされて地球は砂漠になってたかもな
まあこれはマンモスがキッカケでいいんだろうな さすがにイヌ科では勝てないけども 臭いはトレースできるんだから、ヒトと協力できるならするだろう
11 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 01:48:24.59 ID:xNaVadNU
どっかで見た気がすると思ったがパット・
12 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 01:51:19.42 ID:xNaVadNU
>>11 失敬
> どっかで見た気がすると思ったがパット・シップマンその人じゃないか
狩りの手法は笛で呼び寄せたに違いないww
13 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 02:30:03.12 ID:UuguBifw
ビョリョリョフ……早口言葉かっ!?
14 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 03:08:46.25 ID:y12ecSb6
貴重な化石が・・・・ もったいない
15 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 04:59:49.10 ID:jEKeuEES
本当のマンモスの墓地の話か? でっかい墓地の話かと思った
貝塚のマンモスバージョンか
はじめ人間
そしてマンモスはマンボーになった
またレスの付かない古生物スレの誕生か!
21 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 13:08:49.53 ID:xNaVadNU
このサイズだとキエフの街もひと捻りで踏み潰せるなぁ
共生してたって話はないのか マンモスを見て同じように植物食べてたなら農耕に
イヌの進化史に詳しい人が来て欲しいなあ
ちょっと前まではイヌの先祖は東アジアって言ってたのが最近また変わったし
自分は2ch内で時々話題になってた「イヌは赤犬が旨いっていうけど赤犬って何?」
というところからこんなクソ珍説をぶち上げていた
・赤犬、つまりパリア犬と呼ばれるものは犬種としては結構古い
・ディンゴもパリア犬だ。そしてディンゴに類するものはアジア東部〜オセアニア西部の広い範囲に見られる
・これらの地域では犬を食べる習慣が広く見られる
つまり、
・長らく人の手でその生存を関与されてきたイヌである
・人の捨てるゴミを食べ、人が狩をする時は獲物を追い込んだり他の捕食者の接近を吠えて警告する役割をする
・生まれたての子犬がいるのに母犬が死んだら人の手である程度育てる
・狩で不猟が続くと、やむを得ず一部のイヌを殺して食べる事もある
こんな共生をしていたのではないかなあと
そしてその間に、何となく旨いイヌの血統が残っていき、それが赤犬で、その子犬が孤児になった時に
より真剣に保護する、という状況が起こっていたのではないかなあ?と思うのだ
ここで、人の手で育てる
時に、ウイルスの感染が起こりそうな事すら多々あったらしいんだよなあ
ネアンデルタール人やデニソワ人など旧人は赤茶色の毛を持ち、またアジア東南部の人類は
旧人の遺伝子が僅かだが交えており、実際に少数民族には若い時期に髪の一部が金茶色になる人も多いのだ
イヌの赤茶色の色素と、苗族あたりの茶色い髪の色素が同じであるかどうかを検証しないとダメだけどなw
この珍説はユーラシア東部で起こったと思われる話だが、
ユーラシア西部ではどうだったか?という、ずっと学問として論ずるに足るレベルなのが
>>1 のマンモスハンターとの共生説だ
オオカミ→(家畜化)→イエイヌ(犬) イノシシ→(家畜化)→ブタ カモ→(家畜化)→アヒル さすがに犬は食うためじゃなかっただろうから 狩りと今みたいな愛玩用だったんだろうな
犬はその辺どこにでもいた狼の子孫だから人間との付き合いは長いのね 猫はリビアからだから我が国では歴史は浅いね
26 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 16:35:03.80 ID:Q5/WyM/J
ああ、ギャートルズだなw
27 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 17:08:53.06 ID:y12ecSb6
イヌがいぬ! なんちて
28 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 18:36:46.65 ID:q+qtmeqo
なんにもない まったくない なんにもまったくない うまれた うまれたぁ なにがうまれた 星が一つ 暗い宇宙に うまれた 星にはよるがあり そして朝が訪れた 何にもない 大地にただ風がふいてた ふいてた ふいてた
30 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/05/31(土) 19:06:28.84 ID:q+qtmeqo
カスラックです、お支払いをいただきに参りました
31 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/06/01(日) 00:49:10.39 ID:BnzKe900
マンモスうれぴー
32 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/06/01(日) 05:22:19.61 ID:JAgOOny0
書こうと思った感想、記事そのものの最後に書かれてしまったw 「シップマンの主張はあり得るし検証可能だ」 「これは少なすぎる例からの推論だ」
33 :
名無しのひみつ@転載禁止 :2014/06/01(日) 18:42:00.13 ID:Bop8xi8K
骨つきマンモス肉、食い放題だな
さて、 マンモスの話と 犬の話と あるいは船男の話 どれを選ぶ?
37 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/03(火) 23:58:50.67 ID:3f9+zIFi
ウクライナのメジリチにあるマンモス家屋の周りには大きな穴が掘ってあり その最深部は永久凍土まで達するものであったらしい。 この穴は天然の冷蔵庫として機能していたようだ。 また、マンモスの新鮮な骨は薪としても役にたったらしい。
http://d.hatena.ne.jp/shorebird/20130729 より引用
第12章から第17章は家畜化.
冒頭にチャイルドによる1万年前の農耕開始を契機とする「新石器革命」の議論を取り上げ,それを批判する.
まず動物の家畜化と植物の栽培化が根本的に異なる営みであると強調する.
家畜化は,動物との相互作用により,心理的に親密で属人的なものだとシップマンは主張する.チャイルドの議論はこれを無視している.
また実際の移行は緩やかだったし,そして少なくともイヌの家畜化は農業開始より遙かに昔にさかのぼる.
シップマンはここでイヌの家畜化の時期や態様について詳しく議論している.
骨の形態分析からオオカミとイヌを区別できるとし,その手法を使うと3万2千年前にはすでにイヌがいたことになる.
またコッピンガーのヴィレッジドッグ仮説を紹介した上で,イヌが定住以前の3万2千年前にいたならこれは否定される*8とし,
それは狩猟の補助,キャンプサイトの番犬として家畜化されたのだと主張している.
また最近のSNPsを使ったリサーチによると,イヌの起源は従前言われていたような東アジア単一起源に近いものではなく,多系的で,割合としては中東系統の比率が高いことがわかったとしている.
起源年代にはなお議論があるようだが*9,このあたりのイヌに関する記述はシップマンの思い入れもたっぷりで,読んでいて大変に興味深いところだ.
この後その他の家畜化を取り扱い,様々な考古学的な証拠を紹介している.
このあたりの詳細*10も読んでいて面白いところだ.
コストとして人獣共通感染症などもあるものの,全体として家畜化はニッチ構築としての「生きた道具」革命であり,それには多種多様な動物の知識,動物とのコミュニケーション能力が重要だったはずで,ヒトの認知能力にはそのような淘汰がかかっただろうと総括している.
そして最後に,ヒトの健康を保つためには現在においても引き続き動物と関わる必要があるのだと主張し,動物の物語を愛し,ペットを飼うことの意義を高く評価して本書を終えている
http://blog.livedoor.jp/nobukazukawai/archives/4500577.html より一部目次を
第12章 共に暮らす
3万2000年前に始まった人類進化の最後の大飛躍/チャイルドの「新石器革命」/家畜化と馴化の違い/植物栽培化初期の矛盾
/植物栽培化と動物家畜化の違い/家畜には親しみを抱け、意思疎通できる/家畜と意思疎通できた人たちがもった淘汰上の優位性
/チャイルドの新石器革命仮説の検証/栽培家畜化は多元的であり、順番も実態と異なる/緩やかに進んだ「革命」
/ロシアのギンギツネがたった40年で「イヌ」化/自然状態ではギンギツネ例のようには急激に進まない/チャイルド説を破綻させた3万2000年前の最古のイヌの発見
第13章 戸口のオオカミ
食料として家畜化するには不合理なイヌ科/肉食のためイヌを家畜化するにはコストがかかる/非合理の塊のオオカミ家畜化は肉が目的ではなかったから
/誰かがみなしごオオカミをキャンプに連れ帰った/コッピンガーの自己家畜化説/遊動する狩猟採集民のもとで自己家畜化は起こらない
/先史時代犬はオオカミと家犬の中間の独立クラスター/正体不明の標本の帰属を判定/ゴウェ洞窟など旧石器標本3点は先史時代犬のクラスターに
/ゴウェ洞窟原始犬の年代は3万2000年前/標本数の少ない幾つかの理由/古代オオカミ(?)の食は主にウマとバイソン/旧石器人に「敵」の接近を知らせる役目か
/一塩基多型が明かした原始犬の故郷
うーん、どこから始めるか、、、
41 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/04(水) 01:02:14.73 ID:92RRabSO
>>39 >>41 ゴウェ洞窟はリンク無しか、、、ふーむ
Goyet Cave (Belgium)
http://archaeology.about.com/od/stoneage/fl/Goyet-Cave-Belgium.htm http://0.tqn.com/d/archaeology/1/G/4/_/1/Belgium-map.jpg Chronology
Dupont identified five horizons or site concentrations, in the cave, three near the cave entrance and two in deeper chambers.
A suite of recent AMS dating on animal bones has illustrated the complex, mixed nature of the site, or perhaps the mid-nineteenth-century method of artifact curation.
Horizon 1: Magdalenian (several AMS radiocarbon dates on animal bone, ranging between 14,300-31,750 cal bp)
Horizon 2: Magdalenian (two AMS dates, 14,100-14,760 cal bp, one 29,420 uncalibrated)
Horizon 3: Multiple mixed occupations including Aurignacian (three AMS dates, 23,400-27,600 uncalibrated)
Horizon 4: Gravettian
Horizon 5: primarily cave bear bones
まあ、それより気になるものを
>>41 で見かけたからどうするか
>>42 あ、これこれww
Fossil Canid Remains
Several canids were recovered among the collections at Goyet, including both wolf and what appears to be prehistoric dog.
This animal, represented by a skull, was AMS dated to c. 31,700 bp, and its role in early domestication of European Paleolithic dogs has been discussed in several recent publications.
Despite the unclear context of the cave, the bone itself was direct-dated, and thus that date is unquestioned.
Analysis of the mitochondrial DNA from this dog was included in a recent study (Thalmann et al. 2013).
The Goyet dog was found to be a member of an ancient sister-group to all modern dogs and wolves rather than a direct ancestor,
and likely represents an aborted domestication episode, or possibly a previously undocumented population of gray wolf.
つまり
>>16 のやつだ
44 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/04(水) 01:58:29.08 ID:92RRabSO
>>42 とりあえず、マンモスありなんかな?
個人的には洞穴獅子が気になるけどww
Horizon 4 included a fossil canid skull, which has been direct-dated using AMS to ~31,000 years bp.
The horizon also included bones from mammoth, lynx, red deer and large canids (probably wolves).
The assemblages from Horizon 5 were made up primarily of bones from cave bear and cave lion.
>>39 ああやっぱり犬はみなしご狼の赤ちゃんを飼い始めたところからはじまったのかな
可愛いもんな
熊もチンパンジーもアライグマも赤ちゃんときは可愛いが、思春期になると野生の本能を取り戻すから手放さざるを得ないんだよな
ライオンとゴリラはなつくらしいが
狼は赤ちゃんから育てると人間になつくのかな
46 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/05(木) 22:33:36.06 ID:XWRqmva9
>>45 ふっふー、それは著者の見解だかんね
ちなみに他の誰かの見解を引用してたりもするんだが
日本語訳者がリファレンスを全部打ち捨てるという大味訳をしたおかけで
どういうとこから引っ張ってきたのか分からなかったり、
いらん手間をかけんとあかんかったりするんよね
というわけで、地道に探すか、、、
47 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/06(金) 00:26:01.28 ID:/J4Ea/XL
48 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/06(金) 09:52:26.19 ID:AMr05oVV
>>37 >マンモスの新鮮な骨は薪としても役にたったらしい
骨って燃えるんかい?
49 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/07(土) 20:06:11.47 ID:5tetjby9
>>48 燃やしたことないからわからん
しかも新鮮な方がいいとかww
51 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/08(日) 21:05:41.17 ID:mQ8OfECF
マンモス哀れな奴
マンモス辱めをどうしてくれる心算ピー
53 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/09(月) 09:22:16.88 ID:u2fNVoAN
崖に追い落としてから狩ってたからマンモスその他の骨が(崖下に)集積してんだろよ そういう狩りに適した地形なんて限られるから、同じ場所で何世代も骨を集積させるのも自明だろ?
崖に追い込むのに犬は良いパートナーだったろな
55 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/09(月) 18:45:38.64 ID:xT/xt2mU
>>53 >>54 うーん、この文章の書き方だと、
キルサイトとマンモスギガサイトが同一のモノか確信が持てない。
おそらくは自然の構成比と同じ比率の個体年齢が見つかってるという話かとは思うが、
こんな狩り方をしていると資源管理ができてないということなので
急速にマンモスが個体数を減らしてしまうと思うんだが
>>55 マンモスギガサイトがキルサイトだったと考えるのに問題ないんじゃないか?
>>1 の文章に直接的には書かれてないが、多分キルサイトでしょ
>川の土手沿いに何千もの骨が埋まっている。
風化の結果で土手が元は崖だった可能性
>マンモスの重厚な牙と大腿骨が野生の ウマ、シカ、キツネなどの動物の遺物のなかで突き出している
>これらの場所のいくつかで、マンモスの骨で作った小屋や、骨にカットマークと焦げ跡の証拠を見つけている。
マンモスだけを狩っていたワケではないことが分かる。持ち帰れるサイズの獲物は持ち帰るが、マンモスは解体して持ち帰った。
結果、現場に残されたマンモスの骨の数が突出する。
そして解体の為の小屋掛けの後やカットマークや、解体作業中に食った痕跡でもある焼け跡がつく
>「それらをこの場所に引っ張って
きた何かがあった」
そこに追い落としてトドメを刺して、その場で解体した可能性>殺したマンモスを引っ張ってくる可能性
57 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/10(火) 22:30:04.41 ID:/q9gRoSc
>>56 崖にこだわってるみたいだけどバイソンの追い落としで有名な
カナダのヘッド・スマッシャト・イン遺跡みたいなのはむしろ特殊で
回遊ルートで待ち伏せするような方がたぶん一般的なんだろうな。
>>2 >イヌが家畜化された正確な時期と場所はまだ明らかではないが、いくつかの最近の考古学的
>証拠はそれがマンモスメガサイトとおよそ同じ時期と場所で起こったことを示唆している。
>たとえば、ベルギー南部の洞窟から発掘された頭骨はオオカミ様の特徴とイヌ様の特徴を
>両方備えていて、年代は約32,000年前だった。遺伝学的証拠はこの動物が現在のイヌの
>祖先ではないことを示唆しているが、この発見からイヌ家畜化のプロセスが数万年前に始まっていたことが分かる。
っと、遺伝的には別モンなのかww
59 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/13(金) 01:03:51.00 ID:/nPJGfHL
>>56 ちなみにキルサイトで家畜犬の死体がみつかるのは
ちょっと違う気がするけど、狩りの最中に死んじゃったのかな?
>重要なことに、シップマンによると同様の頭骨がいくつかの
>メガサイトでマンモスの骨に混じって発見されている。それらの頭骨の多くに治癒した
>骨折跡があり、これらの動物が人類によって治療された可能性が示唆される。
60 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/17(火) 02:27:53.20 ID:gAt9e/1O
寧ろ逆に満足だろ 他に別に満点だろ 当然正反対に満腹だろ
61 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/18(水) 21:54:58.24 ID:0/773lyB
>>47 チームは野生オオカミの骨48個体と
11の品種からなる53個体の現代犬の
頭骨の解剖学的特長と歯を計測し、それを探り始めた。
そして吻部のプロポーションの計測値と歯のサイズを組み合わせれば、
現代のオオカミは、現代犬と優位に識別できることを見出した。
簡単に言えば、オオカミはほぼすべてのイヌよりも、
歯が大きく、長くて幅の狭い吻部を持つ傾向が認められたのだ。
データを統計的に処理すると、一つの異常値(現代の中央アジア産シェパードの頭骨)以外は、
標本は6つのクラスタに分かれた。
1つのクラスタには、現生のオオカミ全部が入った。
次のクラスタは、チャウチャウとハスキー犬のような特殊な品種の現代犬で構成された。
こうした犬種を、チームは古代的プロポーションを有するイヌと呼んでいる。
3番目のクラスタには、オオカミに似たプロポーションをもつ
ジャーマン・シェパードとベルジャン・マリノアのといとった犬種が含まれた。
これら3つのグループは、互いに一部でオーバーラップしていたが、
それでも概ねそれぞれのクラスタに別れた。
短い歯列弓をもつ現代犬の第4のグループ
− グレートデーン、マスチフ、ロットワイラー −は、
数点の古代的なイヌといくぶんかオーバーラップしたが他の標本とは別れた。
残りの二つのクラスタは、他の全てのクラスタと完全に別れた。
一つのクラスタは、アイリッシュ・ウルフハウンドのように
かなり長く、幅の狭い吻部をもつイヌのグループで構成されていた。
最後のもう一つに、先史時代のイヌの全てが含まれた。
このグループの先史犬は、オオカミのように長い歯列弓をもっていたが、
オオカミよりも短い、幅広の吻部を備えていた。
こえっらの先史犬グループは、他のどんなグループとも重なり合うことはなく、
しかも現生オオカミと現代のイエイヌの中間に位置していた。
ここから先史犬は、オオカミのような解剖学的特長を持っていた祖先から進化したことが推定できる。
62 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/22(日) 14:46:52.83 ID:EYYl49H0
>>22 古代オオカミの食性は
ウマとバイソンに大きく依存していたらしい。
ゴウェ洞窟の人間は家犬を飼っていたが、
彼らは原始犬とオオカミとほぼ確かに食物を共有していたようだ。
63 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/22(日) 15:39:22.49 ID:EYYl49H0
>>62 上記の発見が示唆しているのは、
大型の獲物(馬とバイソン)については人間と食を共有していたが、
小型動物の肉はそうではなかったろうということだ。
人間の視点からすれば、これは家畜にする仮定への理に適った道だ。
食物が余れば、その一部をイヌ、すなわち原始犬に投げ与え、そうやって友好的な絆を強めていったのだろう。
だが、食物が乏しくて人間の集団全体がわずかな野ウサギや鮭で飢えをしのいでいたとすれば、
ほとんどか全く原始犬に食物を与えなかったのだ。
64 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/22(日) 16:18:52.44 ID:EYYl49H0
>>41 17,000年前 エリセーヴィッチ遺跡(ロシア、ブリュンスク州)
14,500年前 ケッセルロッホ洞窟(スイス北部)
14,000年前 オーベルカッセル遺跡(ドイツ)
で、イスラエルのが12,000〜13,000年前だねぇ
65 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :2014/06/23(月) 02:37:23.56 ID:VwCAystb
>>39 14章に馬の家畜化の話があって、
パット・シップマンはボタイ遺跡での馬の家畜化に関して
かなり好意的に受け止めているのがみられる。
家畜化のほうはほぼ間違いないとして
ハミに関してもポジティブだ。ただ、年代はない。
66 :
名無しのひみつ@転載は禁止 :
2014/06/25(水) 23:58:30.05 ID:ljH9RSVZ