【感染症】混ぜたら危険!トリインフルエンザウイルスとヒトインフルエンザウイルス

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ウイルス伝播に関する見識
Insight Into Virus Spread

科学者が初めて、トリインフルエンザウイルスとヒトインフルエンザウイルスの遺伝物質を混ぜ合わせて、
その結果得られた株が哺乳類間に伝播し影響を与えることを明らかにした。

歴史的にみて、2 種類のインフルエンザウイルスの遺伝子混合(または再集合)が、大規模なパンデ
ミックの原因となっているが、病原性の高いタイプのトリH5N1 ウイルスが伝染性の高いヒトインフル
エンザウイルスと再集合して、ヒトに対して伝染可能かつ病原性となりうるのかどうかは明らかにされて
いなかった。

これらの2 種類のウイルスの再集合ウイルスが発見されていないことは強調せねばならない。しかし、
トリH5N1 がブタに感染できるという証拠は世界の複数の地域から得られており、2009 年のヒトパンデ
ミック H1N1 ウイルスがブタ起源であることはわかっている。このため、Ying Zhang らは、これらの2 種類の
ウイルスを再集合させると哺乳類間で空気感染するようになるかどうか検討した。

Zhang らは、アヒルから分離したH5N1 のサブタイプ(モルモット間で接触により伝播する)を用いて、
トリH5N1 と2009 ヒトH1N1 ウイルスの再集合ウイルスを127 個作製した。これらの株はトリウイルスの
結合能を維持していた。

マウスを用いてこれらの株を最初に試験した後、ヒト感染のモデルであるモルモットを使用して感染性を
検討した。一部の再集合ウイルスは、飛沫により感染可能であった。これはパンデミックの前提条件
である。

注目すべきことに、感染可能なウイルスは、モルモットを死に至らせることはなかった。この研究は、ほ乳類
間で空気感染しうるH5N1 ウイルスを、再集合によって作製できるという証拠を示している。

再集合は自然に生じているが、速度ははるかに遅い。本研究に関する重要な考察事項は、モルモットは
ヒトに似ていないということである。これらの齧歯類の上気道には、ヒトに似た受容体とトリに似た受容体が
両方が存在する(フェレットなどのよりヒトに似た哺乳類モデルを用いた研究は、1 年間の一時停止措置
により禁止されているが、インフルエンザ 研究者たちがトリインフルエンザウイルスによる脅威の程度を評価
するのに重要だと判断した場合、これらが次のステップとなる可能性がある)。

Zhang らの研究は、トリウイルスが再集合によってどのようにして作られ、ヒトで伝播するのに必要な特性を
どのようにして獲得するのかに関する見識を提供している。

Science2013年5月3日号ハイライト
http://www.eurekalert.org/pub_releases/translations/sci050313jp.pdf

H5N1 Hybrid Viruses Bearing 2009/H1N1 Virus Genes Transmit in Guinea Pigs by Respiratory Droplet
Ying Zhang, Qianyi Zhang, Huihui Kong, Yongping Jiang, Yuwei Gao, Guohua Deng, Jianzhong Shi,
Guobin Tian, Liling Liu, Jinxiong Liu, Yuntao Guan, Zhigao Bu, Hualan Chen
Science DOI: 10.1126/science.1229455 Published Online May 2 2013
http://www.sciencemag.org/content/early/2013/05/01/science.1229455

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【感染症】鳥インフルエンザウイルスH5N1はヒトにどのように結合するか ウイルスの受容体選択性がトリからヒトへと変化する仕組み
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1367589164/
【感染症】H5N1のパンデミックに備える ウイルス間の「再集合」無くても自然発生的な大流行の可能性-Science誌トリインフルエンザ特集
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1340475288/-100
2名無しのひみつ:2013/05/03(金) 23:09:08.95 ID:bKG5VCJZ
.
 昔から言われていることを論文にしちゃったわけで、
 たぶん、こんな株やもっとエグいやつが、Fort Detric初め、いろいろな研究室に
 保存されて管理されているだろうね。

 インフルエンザウイルスは株というより、ウイルススペクトラムとして存在して
 いるというべきなんだろうなぁ。
3名無しのひみつ:2013/05/03(金) 23:15:51.57 ID:hegMbbUf
これが外に漏れて大流行って奴ですね、わかります
4復活の日:2013/05/03(金) 23:25:21.37 ID:Px50VGIz
既に日本でもウィルスは研究用に入ってるだろうし怖そうな…
5名無しのひみつ:2013/05/03(金) 23:34:44.62 ID:gFdwbVxF
       混ぜるな危険
6名無しのひみつ:2013/05/03(金) 23:39:05.70 ID:6KPkN3If
鳥インフルが人に感染する事は無い。
スペイン風邪が鳥インフルというのも後世の捏ち上げ。
www.asyura2.com/0311/health7/msg/896.html

鳥インフルエンザという名のウイルスは
人間が意図的に製造し散布している生物兵器である。
その「製造元・組織の実名、目的」
alternativereport1.seesaa.net/article/354172869.html

ウィルスを運ぶ野鳥は世界で発見されず。
www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/epidemic/07021001.htm

鳥インフルのウイルス検出されず。 中国福建省
www.47news.jp/CN/201305/CN2013050301001528.html

インドネシアからウイルスを持ち出そうとした「日本人」研究者が逮捕されるも
日本では全く報道されず。
www.youtube.com/watch?v=PVZokaPLX-g&feature=player_detailpage#t=230s
7名無しのひみつ:2013/05/03(金) 23:40:46.27 ID:KugWWr8B
んな危ないウイルスつくんな(>_<)
8名無しのひみつ:2013/05/04(土) 00:24:57.89 ID:irb/E57E
混ぜたぃお
9腐珍:2013/05/04(土) 00:58:00.41 ID:MfQV1tXV
ヒトリインフルエンザウイルス!!!
10名無しのひみつ:2013/05/04(土) 01:24:58.83 ID:2Va4ST2r
>>9
ワクチンは大沢あかねの卵子を利用して、毒性を弱めたものを…
11名無しのひみつ:2013/05/04(土) 03:32:19.06 ID:MMRpI/Yy
絶対やらかす
12名無しのひみつ:2013/05/04(土) 08:14:35.10 ID:nf78JpoD
>>9
ぼっちは危険
13名無しのひみつ:2013/05/04(土) 09:04:11.03 ID:XhCRmrSI
ペスト全盛期は幼児がいつ死んでもおかしくなかった
無常な時代だったんだよなぁ
14名無しのひみつ:2013/05/04(土) 18:09:48.51 ID:fk1jzgfv
SARSはパンデミック寸前で食い止められたらしいね。
コンテイジョンという映画を観たけど、拡散したらどうなるか結構リアルに描かれていてよろしい。
15:2013/05/04(土) 21:38:02.03 ID:s/z8DvmI
>>3

『復活の日』か。
16名無しのひみつ:2013/05/05(日) 02:45:43.04 ID:cUY3gXrG
>>14
人を生きたまま火葬した甲斐があった in china
17名無しのひみつ:2013/05/05(日) 03:26:03.09 ID:/hEY0pqx
鳥と豚は中国が混ぜちゃって、しかも成功しちゃったそうです
18名無しのひみつ
>>14
SARSは中性洗剤で殺菌できるらしいぞ。
普通の衛生観念持ってたら、拡散しないだろ。