【宇宙】事業仕分け第1弾で仕分けられたロケット事業のその後

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11/2@白夜φ ★
◇事業仕分け第1弾で仕分けられたロケット事業のその後を取材しました。

23日から始まる事業仕分け第2弾ですが、前回は科学技術関連など、判定の妥当性に疑問符が
つくものもありました。
仕分けられてしまったロケット事業のその後を取材しました。

鳩山首相は「大いに改革をするという姿を見せきることが一番、大事なんじゃないか」と述べた。
事業仕分け第2弾がついに23日、始まる。
多くの事業に厳しい判定を突きつけた事業仕分けだが、縮減と判定された次世代スーパー
コンピューターはその後、予算が復活し、仕分けの妥当性を疑問視する声も上がった。
2009年11月、仕分け人の枝野幸男氏は、「予算計上を見送って、GXロケットとしては廃止」と述べていた。
廃止判定を下された1つ、国産中型ロケット「GX」。
総開発費が当初の4倍近い2,000億円に達する見込みとなり、宇宙にも仕分け人のメスが入った。
廃止判定から4カ月、GXの設計・開発などを行うギャラクシー・エクスプレスの社内の壁には、
GXロケットの打ち上げ想像図が掲げられていた。
この日、社長は悲愴な顔で社員の前にいた。
社長は「本日で解散です。長い間、ありがとうございました」と話した。
官民共同開発だったGXの開発を継続するには、940億円の追加投資が必要で、民間だけでは
事業として成り立たないと判断、GXロケットを一度も大空に打ち上げることなく、
ギャラクシー・エクスプレスは解散した
役員は「実際にこういうロケットが上がる瞬間が目の前に来ているところへ、途中で仕事を
辞めざるを得ないというのは、非常に無念な感じがしていますけどね」と話した。
そして、「IHIエアロスペース」にも、GXの打ち上げを夢見ていた人がいる。
エンジン開発者の高橋昭智さんは、「ロケットはどんなロケットでもそうなんですけど、
やはり『これを打ち上げるぞ』という強い意気込みというのがなければできない仕事ですし」と語った。
12年前から、GXロケットのエンジン開発に携わる高橋昭智さん。
液化天然ガスを燃料とするLNGエンジンは、長期保存が可能で小型化が図れることから、
月や火星探査機のエンジンとしても注目される。
2009年7月には、600秒の燃焼実験に成功、開発を競うインドや韓国に先駆け、世界初の快挙だった。
高橋昭智さんは「こちらに置いてありますのは、昨年(2009年)の夏に燃焼試験を実施しました、
そのエンジンの供試体です」と話した。
LNGエンジンの部品は、バラバラとなっていた。

>>2以降に続く)

▽記事引用元
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00176023.html
FNN(http://www.fnn-news.com/index.html

▽関連スレッド (過去ログ)
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http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1258427649/l50
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http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1260937144/