【医学】トリインフルエンザH5N1が免疫系を無力化する仕組みを解明
1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★ :
2008/11/06(木) 21:22:13 ID:??? BE:165585986-2BP(135) 鳥インフルH5N1が免疫系を無力化する仕組みを解明、米医大チーム
【11月6日 AFP】高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)のウイルスは、感染時に抗原の一部を
隠すため、ヒトの免疫系が病原体の侵入を感知できず、免疫反応が起きないとの米医大の
研究チームの報告が、6日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に掲載された。H5N1の致死性
の高さを説明するとともに、治療薬の開発につながる発見として期待されている。
米テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)のベイラー医科大学(Baylor College of Medicine)
大学のプラサド(Venkataram Prasad)教授らの研究によると、H5N1のタンパク質の幾つかが、
ヒトへの感染時にウイルスの遺伝物質であるリボ核酸(RNA)のらせん構造を覆い隠すチューブ
状の組織を形成しているという。
研究チームはこの発見で、H5N1ウイルスのヒト感染時の致死性の高さが説明できる可能性が
あると指摘。ウイルスのタンパク質の反応を食い止め、ヒトの自然免疫能を活かす治療薬の
開発につながると期待を寄せている。
H5N1の毒性の強さについては、これまでの研究でいわゆるNS1タンパク質が重要な役割を
果たしていることがわかっている。
世界保健機関(World Health Organisation、WHO)によると、H5N1ウイルスは2003年にアジアで
初めて確認され、感染したとみられる患者のうち60%以上に相当する245人が死亡している。
研究者らの間では、H5N1が最終的にヒト同士での感染力が非常に高いウイルスに変異し、
世界的な大流行を引き起こす懸念が指摘されている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2535894/3500498 X-ray structure of NS1 from a highly pathogenic H5N1 influenza virus
Nature advance online publication 5 November 2008 | doi:10.1038/nature07444
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature07444.html
2 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 21:43:45 ID:oaGChWsa
えっ
3 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 21:46:40 ID:nORKpNKf
免疫系が死ぬならエイズと同じじゃね?と思う素人であった
4 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 21:48:08 ID:tcc7BFwB
>>1 要するに、このタンパク質に反応するワクチンを作れば、H5N1はほぼ完璧に
シャットアウトできるということだな。
…と素人が言ってみる。
5 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 21:55:58 ID:0jyVxFSE
基本は5W1H
6 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 22:18:15 ID:s3vQieg5
>>4 そうですね。
まさにこのタンパク関連の転写阻害薬、分子標的薬を作ればいいわけです。
今作っても認可は10年先でしょうけど。
7 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 22:25:35 ID:oHbVjT0X
8 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 22:35:48 ID:hg308b9T
H5N1「私を倒しても第二第三の・・・」
9 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 22:37:03 ID:eAa8tdd+
バナナ食えば治る
10 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 22:42:00 ID:C89AlRt0
>H5N1のタンパク質の幾つかが、 >ヒトへの感染時にウイルスの遺伝物質であるリボ核酸(RNA)のらせん構造を覆い隠すチューブ >状の組織を形成しているという。 それだと、RNAは抗原にならんかもしれんが、そのタンパク質が抗原になるじゃん。
11 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 22:56:10 ID:0OJBfoiQ
H5N1「いやぁん、無力化しないでぇ・・・うっ・・・」
12 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 23:00:12 ID:+mPEJXwB
ワクチンはウイルス粒子まるごとに対応した抗体(免疫グロブリン)産生能を惹起するためのもの。
抗ウイルス剤は、感染細胞における増殖機序のある段階において作用し増殖を阻害するためのもの。
どちらも基本的には、感染が成立することが前提になっているのである。感染防止ではなくてね。
で、鳥H5N1ウイルスは人に感染することはないし、人のなかにH5N1型ウイルスがあったとしても、
インフルエンザウイルスって、本来、そんなに脅威になるものなのかね?
これは、一連の「あるある新型ウイルス」の法螺サイエンスじゃないのかな? 疑惑まみれだよ。
オルソミクソウイルス学会がまるごと嘘つき集団の可能性が高いな。
*科学技術振興機構JST*ERATO*CREST*さきがけ*
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1160888514/833
13 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 23:20:07 ID:7jpcmJrX
>>10 RNAか核酸かに応答する自然免疫系があるんじゃなかったっけ。TLR?
14 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 23:27:21 ID:B3Alk/n6
H5N1「無力化だと?何を言っている、まだ俺のバトルフェイズは終了していないぜ!!!!」
15 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 23:51:05 ID:1ptOftTu
勝ったな
16 :
名無しのひみつ :2008/11/06(木) 23:55:42 ID:Akt3+M/B
HCVコアと同じなわけね
17 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 00:08:31 ID:8RgEPizD
H5N1「このはH5N1変身するたびに殺傷力がはるかに増す。 そしてその変身をオレはあと二回も残している。 この意味がわかるな? 」
18 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 01:03:43 ID:OQYZTX3b
ハッタリ科学(サイエンス)全盛のいまであった。
19 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 01:05:48 ID:OQYZTX3b
20 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 02:09:23 ID:PvzQbEyC
GJ! 早く薬を開発しろぉぉぉぉぉぉ!
21 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 02:48:22 ID:MUkgPLnd
人工ウイルスなら解明じゃなくて種明かしだな
22 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 06:17:53 ID:vORQ/R23
セールスのテクニックでいうところの「フット・イン・ザ・ドア法」か?
23 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 14:49:36 ID:1UtOjCIy
カワオカストーカー乙www
24 :
名無しのひみつ :2008/11/07(金) 15:07:59 ID:jnqBab+5
25 :
名無しのひみつ :2008/11/08(土) 20:58:51 ID:46cV8Bvr
ヨーロッパでタミフルが聞かないタイプが出ているな。 これがトリインフルとハイブリッドしたら、人類はヤバい。
26 :
名無しのひみつ :2008/11/08(土) 21:18:25 ID:WqmJ3JbK
創造創成型ウイルス学乙
27 :
名無しのひみつ :2008/11/08(土) 22:27:57 ID:8FjPMt5N
弱毒性の奴とハイブリッドさせたら?
28 :
名無しのひみつ :2008/12/11(木) 03:38:51 ID:fKuUBW5c
弱毒が強毒化しますた
29 :
名無しのひみつ :2008/12/11(木) 03:55:17 ID:CwgJOOoY
鶏には負ける。鶏肉はおいしいよ。
30 :
名無しのひみつ :2008/12/14(日) 19:09:10 ID:lA6I0ppt
つか、これ一般庶民にわかるようにかみくだいてったらさ、 鶏がいる農家を村八分にしたり立ち退き運動とか展開しちゃう基地外とか インコかってる同級生を鳥インフルエンザ「菌」よばわりしていじめる 糞DQNとか湧いて出てきそうw
31 :
名無しのひみつ :2008/12/14(日) 19:23:17 ID:ZWj61z0y
32 :
名無しのひみつ :2008/12/14(日) 19:52:10 ID:yVgN+hRU
ウイルスの遺伝子を覆い隠してどうなるんだろ。 チューブタンパクだって異物なんだから、異物が入ってきたら細胞側も それを分解して免疫細胞に抗原提示しちゃうじゃない。 細胞から異物だと認識されないってこと?
33 :
名無しのひみつ :
2008/12/14(日) 20:19:39 ID:uk+mk1tB H5N1って何さ?
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/life/1200735765/293-296 メディカルレビュー社 インフルエンザ 2008.4 Vol.9 No.2
DISCUSSION 再びH5N1ウイルスの流行に備えて
<<出席者>>
・柏木 征三郎 先生
独立行政法人国立病院機構
九州医療センター名誉所長
・河岡義裕 先生
東京大学医科学研究所
感染・免疫部門ウイルス感染分野教授
東京大学医科学研究所
感染症国際研究センターセンター長
・管谷憲夫 先生
神奈川県警友会けいゆう病院小児科部長
--------------------
河岡:われわれの報告の仕方が悪かったというか、誤解だと思うのですが、スペインかぜのウイルスが感染したときに
実際にはどういうことがおこっているかというと、普通のウイルスが感染したときと比較して、インターフェロンの産生が少ないのです。
インターフェロンの産生が少ないとウイルスが増えます。
ウイルスが増えるから、ほかのサイトカインやケモカインがたくさん出るわけです。
インフルエンザウイルスの場合は、ウイルスのいないところにサイトカインとケモカインは出ていないのです。
いわゆるサイトカインストームというほどの量は出ていなくて、ウイルスが増えているから出ている量だと思います。
ですから、免疫抑制をしても個体は死ぬのです。なぜなら、ウイルスが増え続けているからです。
ポイントは、なぜスペインかぜウイルスは感染初期にインターフェロンが出ないようにしているかということです。
-------------------
河岡:普通のインフルエンザウイルスを感染させた場合には、インターフェロンが出てきて感染が終ってしまうわけです。
ところが、スペインかぜに感染したときにはその産生が少ないのです。
そのためウイルスは増殖し続けます。
-------------------
河岡:要するに、感染した後にウイルスがものすごくよく増えるのです。そのせいで最初に動く宿主の応答を変化させているのです。
それがインターフェロンの産生が少ないという結果につながるのですが、普通のウイルスとは増え方のベクトルが全く違います。