【植物】「生きた化石」アンボレラが示す花を咲かせるというコストのかかる方式への被子植物の進化の手がかり
1 :
pureφ ★:
2 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 09:18:49 ID:S9HZjP84
2
3 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2006/05/21(日) 09:48:32 ID:3DoB82Aw
そんなことよりいまだ解けない植物のナゾがある。
・アメのアニメのネタだと思ってたjunping beansが実在する
らしいのだが、植物がどういう仕組みでジャンプできるのか?
・これもアメのアニメのネタと思ってた鉄砲ウリの種とばし
生物の教科書で種子の伝播の例でよく図説に出てくるのだが
実物、TV映像どころか写真すらみたことないよ
・ジャイアントコーンって、実の大きさが通常コーンの3倍くらい
はあるのだが、草体のサイズや実全体の大きさは?
4 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 09:57:27 ID:TP00O0aP
スレタイ長杉
5 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 10:53:16 ID:mY+2sfim
6 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 10:56:39 ID:mY+2sfim
7 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 12:43:25 ID:QBubyE94
スレタイが理解出来ない罠
8 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 13:11:35 ID:8bLt0Dy3
http://www2.ocn.ne.jp/~pgpinst/Kawahara/seminar01_phylo.htm 最新の植物分類らしいが、
これ見たら、昔の植物図鑑による分類で覚えている人は
頭がぶっ壊れそうになるかも知れないなw
一般に小学校の花の観察では「めしべは花ごとに1つずつあります。
おしべは複数あります」と習う。
しかし、モクレンなどはめしべが複数ある。
更に原始的な被子植物(コショウ、クスノキなど)だと、再びめしべ1本に戻る。
単子葉植物はこの辺から分岐したらしい。
もともと裸子植物の胚珠を葉が包んで出来たのがめしべであり、
これを1つだけ持って周囲の葉を色付かせたりした花被辺としたのが
コショウなど、
モクレンはこれを複数持ってしまったもの、
更に一般の植物だと、複数のめしべが合着していって1本になっている。
ハイビスカスなどは雌しべ先端が割れているが、これはその名残。
果実内で種子が部屋のように分かれた中に入っているのもその名残。
・・・で分岐分類によると、アンボレラ科はこれら全ての、単子葉植物も
双子葉植物も、コショウともモクレンも含めた、全ての被子植物が
分岐する前の状態で残っているのだという。分布地は南太平洋の西寄りで、
ゴンドワナ大陸の名残の地域である
9 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 13:42:01 ID:SIXZtUtQ
>>8 正直言って
>>1よりこっちの方が役に立ったw ありがとう。
10 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 13:44:40 ID:0mag2QLk
アホンダラにみえた
11 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 17:13:42 ID:8bLt0Dy3
太平洋に浮かぶゴンドワナの切れ端のような島嶼
というと、「鼻行類」という仮想哺乳類群について書いてある
書籍を連想された人がいるかもしれないw
植物では、ゴンドワナ植物とか第三紀植物群とかが未だに残っているが
動物でこれを探すとなると、下手するとUMA探しになるw
局所的な土壌条件、水分条件、日照条件、温度条件などが合えば生存し続けられる
植物では、そのような種がまだ数多く残っている。
12 :
名無しのひみつ:2006/05/21(日) 20:03:39 ID:SIXZtUtQ
なまじゴンドワナ仮説がもっともらしいから
ムーとかレムリアとかが幅を利かせてしまうのだw
13 :
名無しのひみつ:2006/05/23(火) 11:38:18 ID:DE44YBzN
>>8 エングラー分類もクロンキスト分類も吹っ飛ぶような
物凄い構成になっとるw
尾状花序群が影も形も無いのはともかく、
昔はそこそこ進化した植物かも?と言われたヤマモガシ科が
えらく初期の分類群に紛れ込んでいるし
モチノキ科とニシキギ科、セリ科とミカン科、ウリ科とパパイヤ科みたいに
かつて近縁とされた分類群が、えらく引き離されてしまったww
14 :
名無しのひみつ:2006/05/28(日) 23:10:45 ID:YYwfpYNA
ビワモドキ亜綱
よ、永久にさらば!
15 :
名無しのひみつ:2006/07/30(日) 19:04:41 ID:ISyFPRTu
アゲハチョウ科は、ウスバアゲハ、ジャコウアゲハ、アオスジアゲハなど
多くの属に含まれる種で、クスノキとかバンレイシとかモクレンとか
ウマノスズクサなどの原始的な被子植物を、幼虫の食草としている。
しかし、アゲハチョウ属に属する1部の種類だけが、進化した
ミカン科、セリ科、バラ科、更には最も進化したキク科まで食草に出来るようになった。
アオスジアゲハ属、あるいはその上位分類群でアオスジアゲハ族で
ヨーロッパタイマイだけはバラ科のサクラなどを食べている。
氷河期に地中海地域北岸に取り残されたアオスジアゲハ族の一部が
(より南は湖になり、周辺は乾燥地域になったのだろう)、
次々と食草となりえる植物が失われる中、各種植物を求めてさまよい
ついに進んだ分類群の植物を餌に出来るようになった
その後キアゲハなどが誕生した。荒地でも乾燥地でも強いセリ科を食えるようになった。
そして、東アジアでセリ科より豊富に存在するミカン科を食えるナミアゲハが誕生した。
しかし天敵となる鳥などが豊富な東アジアで、各種有毒チョウに擬態する必要も出来た。
(餌植物の果実が多いから、鳥は冬季夏季を通じて食い繋げられるのだ)
ナミアゲハは南方に行き、アサギマダラ類を真似てベンゲットアゲハとなった。
一方で、ジャコウアゲハを真似てクロアゲハなどが出来たり、キシタアゲハを真似て
ナガサキアゲハの♀の白化型になったりした。
更に当時はまだ分布が広かったであろうトリバネアゲハまで真似ようとしたが
これは真似し切る前にトリバネアゲハ類が分布を縮め、半端な緑粉をまぶした
カラスアゲハや、緑青紋をつけたルリモンアゲハ類までに留まってしまった
16 :
名無しのひみつ:2006/07/30(日) 19:19:34 ID:h+wabN/5
アンブレラの生物兵器かっ!
17 :
名無しのひみつ:2006/07/30(日) 19:21:17 ID:ISyFPRTu
キアゲハ類は、ベーリング海峡を渡りアメリカ大陸にも進出した。
今でもアメリカキアゲハは生き残っている。
しかしここで、アメリカにゴンドワナ以来からいたマエモンジャコウアゲハ類
やアオジャコウアゲハなどと出会う。これへもあっさりと擬態を完成させた。
さらにここで、クスノキアゲハという種が誕生した。再びクスノキを餌にするようになった
風変わりなアゲハである
またキアゲハ類とは別にトラフアゲハ類というのがいる。
これもヨーロッパにトラフキアゲハがいて、北米〜メキシコに
トラフアゲハが数種いるのだが、ヨーロッパタイマイなどに似ていなくも無い。
真正アゲハも何段階かでアメリカへ流れてきたのだろうか。
大西洋の真ん中で、これらのチョウが発見される事もあるという。
もともとアゲハチョウ科は、チョウの中では原始的な分類群だったろうと言われている。
しかし真正アゲハと言われる一部だけが、こんなに多彩な食草を食べて
多種多様な擬態を成し遂げ、年に何回も羽化して分布を広げているのである。
(ウスバシロチョウ類なんかは年に1回〜3年に1回しか羽化しない)
アオスジアゲハ類もかなりサイクルが早いのだが、それを上回る成長である。
日本のナミアゲハも、暖地では年に4回発生する。
進化していると言われるチョウとしては、シジミチョウ類が上げられる。
多様な食草、アリとの高度な共生、最も種数が多いなどの点から
これは支持される。しかし、年に1回しか発生しない種が多い。
ところで、アゲハチョウ科で最も原始的なウラギンアゲハはマメ科を食べている。
これに次ぐとされるウスバジャコウアゲハはまたウマノスズクサになる。
ウラギンアゲハは乾燥したメキシコに分布するため、ここでも食草探しで
変わったものを食べるようになったのであろうか?
元から、食草を容易に変えられる柔軟な種であったのだろうか
18 :
名無しのひみつ:2006/09/19(火) 04:49:26 ID:ev+00eCg
ウスバシロチョウもベンケイソウ科を食べたりする。
ベンケイソウ科はそこそこ進化した植物
19 :
昆虫オタク:2006/10/14(土) 16:23:24 ID:PnZY090M
nintendo dsが欲しいよ〜
誰かちょうだい!!
20 :
名無しのひみつ:2006/10/14(土) 19:49:20 ID:ryN22WpD
植物進化の心理学、とかが始まりそうな勢いだな。
21 :
名無しのひみつ:2006/12/12(火) 18:21:30 ID:6tql0Svd
>>11第三紀動物群
をあえて探すと、世界の意外な地域に散らばる
10cmオーバーのカミキリムシ類になるかも知れない
22 :
名無しのひみつ:2006/12/13(水) 22:29:10 ID:N0YATgQR
むう
23 :
名無しのひみつ:2006/12/26(火) 21:17:08 ID:fXu01i4M
15,17の人は非常にアゲハ蝶について詳しいので感服仕った。
もしや手塚プロの方ですか?
24 :
名無しのひみつ:2007/01/15(月) 18:37:10 ID:KQzuE3yN
モルフォ蝶の鱗粉には気をつけろよ
25 :
名無しのひみつ:2007/01/26(金) 05:20:08 ID:1zrCl2+U
>>21大陸から極度に離れている訳でないにしても
フィジー諸島に大型種がいる(いた、というべきか。現亜種が絶滅)
フィジーだからゴンドワナだ
中南米にいる仲間と同じ分類群が、どういう訳かユーラシア極東に1種だけいる
(ウスリーオオウスバカミキリ)
インドからアフリカにかけて、7〜11cmになるカミキリが数種分布する。
イランの山地の割合に湿潤な林に1種類、10cm前後になるものがいるのだとか
26 :
名無しのひみつ:2007/02/19(月) 05:44:11 ID:ZoWcsJTY
>>17 >さらにここで、クスノキアゲハという種が誕生した。再びクスノキを餌にするようになった
風変わりなアゲハである
しかし新大陸では、ガラマスアゲハもクスノキ科のアボカドの葉を食べるという。
またホメルスアゲハもめしべの原始的なハスノハギリを食草にしている
それゆえ、北米がパピリオの原産地では?という人がいる
袋小路にも思えるし、拡散前の各種が留まっているようでもある
27 :
名無しのひみつ:2007/03/01(木) 03:05:15 ID:E4DzLrO7
グロソプテリスが被子の祖先だって、はっきり言っちゃえよ
28 :
名無しのひみつ:2007/03/01(木) 03:45:23 ID:2TvWiOJ/
29 :
名無しのひみつ:2007/03/01(木) 12:22:36 ID:igLif7Hp
センリョウとかに近い?と言われると確かにそう見えてくるw
単子葉植物には、おしべ1本でめしべ複数という
ありえない組み合わせのラカンドニアという種類がある
30 :
名無しのひみつ:2007/03/01(木) 14:27:40 ID:GbmHSJZN
アンボレラは確かに原始的だけど、スイレンもその次くらいに原始的なんだよね。
祖先の裸子植物は、両者の形質を併せ持っているか、まったく違う形質の物である可能性もある。
アンボレラもスイレンも、現生である以上、原始的とは言っても、生き残るために形質を相当変化させてきているかもしれんし。。
31 :
名無しのひみつ:2007/03/01(木) 16:40:31 ID:Eo/NlRCO
32 :
名無しのひみつ:2007/04/25(水) 18:05:41 ID:/eKKZ/Qv
胚嚢母細胞
33 :
名無しのひみつ:2007/04/30(月) 14:14:38 ID:3h9fbCqS
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%9A%E7%8F%A0 胚珠(はいしゅ)とは種子植物の種子になる部分である。卵細胞を内蔵し、
受粉の時は花粉から花粉管が胚珠の内部へと伸び、花粉内部の精細胞が胚珠内部の卵細胞と受精する。
被子植物では、胚珠には、胚のう母細胞が入っており、これが減数分裂によって
4つの細胞になるが、1つだけが残って胚のう細胞となる。胚のう細胞は分裂によって
数個の核を含む胚のうとなり、そのうちの1つが卵細胞になる。
受精の後、受精卵は発生をはじめ、幼い植物がある程度形を取って胚珠の皮(珠皮)の
中で発達する。成熟すれば胚珠は種子となり、珠皮は種皮になる。
http://db.gakken.co.jp/jiten/ha/500880.htm 胚のう はいのう
種子植物の胚珠の中にあって,卵細胞をふくむ組織。▽胚珠内で胚のう母細胞が減数分裂して,
4個の娘細胞となり,3個は退化して,のこりの1個が胚のう細胞となってさらに分裂して
胚のうを形成する。裸子植物ではこれに造卵器がつく。◇雌性配偶体にあたる。
34 :
名無しのひみつ:2007/04/30(月) 14:16:23 ID:3h9fbCqS
35 :
名無しのひみつ:2007/05/11(金) 22:42:30 ID:dBfx4UKN
36 :
名無しのひみつ:2007/05/22(火) 14:27:36 ID:blzS0W00
37 :
名無しのひみつ:2007/08/01(水) 14:00:53 ID:2rFo7RfQ
植物の果肉 はなぜ出来たか?
という問いに対し、果実内で種子が付いている種柄が
発達して仮種皮となり、これが多汁化したものが最初だろう、
という説がある
そしてその代表例として挙げられたものが果物のドリアンだったので
これをドリアン仮説などと呼んでいる。だが、ドリアンはそれほど
原始的な植物ではないのでこの説は飛躍が過ぎるw
被子植物だけでなく裸子植物のイチイなんかは種子周りに
甘い部分がある。
しかし、これら多汁の可食部は植物の分類群ごとにまちまちで
カキなら中果皮だが、ミカンは内果皮の内側に生えた毛が多汁化して
膨れたもの、リンゴは意外なことに「果托が膨れて真の果実を包んで多汁化
したもの」だという
「果托が膨れて真の果実を包んで」を花のうちからやっているのはイチジクだが
またがくが甘く多汁になるのはクワやジャックフルーツなど。
イチゴも果托が甘く多汁になる。イチゴはバラ科という
それなりに進化した植物でありながら、再び1つの花に複数のめしべを持つ
形態になっている事である。バラ科の原始的な種の多くがこの構造の
花になっている
多心皮植物は確かに原始的な植物が多いが、それだけで纏めるのもまた強引過ぎるのである
38 :
名無しのひみつ:2007/10/11(木) 00:15:11 ID:gLaIsi8J
ケンポナシやカシューナッツなどは、果柄部分が膨らんで多汁になる
この方式は、針葉樹ですら容易に採用できる。イヌマキなんかがこれ
イヌマキの場合は種柄だが
そして、これが果肉を包んだらイチイのようになる。仮種皮の始まりである
39 :
名無しのひみつ:2007/11/10(土) 09:18:41 ID:+/FtUfMM
週刊朝日百科からエングラー分類による「世界の植物」が30年前に出て
15年前にクロンキスト分類による「植物の世界」が出たが
そろそろ、今の新しい分類法による書籍が出ないかな?と思っている
40 :
名無しのひみつ:2007/12/26(水) 20:26:27 ID:+C0KuoUX
てs
41 :
名無しのひみつ:2008/01/07(月) 14:07:40 ID:2khPHmvP
42 :
名無しのひみつ:2008/02/12(火) 23:52:00 ID:bw/IOrg5
あ
い
う
え
お
か
き
く
43 :
名無しのひみつ:2008/03/20(木) 16:55:11 ID:RRM63kAc
44 :
名無しのひみつ:2008/04/16(水) 14:39:32
桜 ID:0IdOF1KI BE:412148148-DIA(131000)
てすt
45 :
名無しのひみつ:2008/04/18(金) 11:10:35 ID:L1Oq3G7k
test
46 :
名無しのひみつ:2008/04/28(月) 18:51:14 ID:ahOM7W6/
難解なスレだな
47 :
名無しのひみつ:2008/04/28(月) 18:58:32 ID:09hln8MU
生きた化石ってつまり珪素生物のことでしょ?
48 :
名無しのひみつ:2008/04/29(火) 07:24:23 ID:uaM0yUff
49 :
名無しのひみつ:2008/04/29(火) 09:45:17 ID:Q2tj9EWc
昔居たpureっぽい簡潔さをどっかにぶん投げたスレタイだなと思ったら
ほんとに昔のスレか。
50 :
名無しのひみつ:2008/05/03(土) 13:57:59 ID:BLe8GZxC
ジャンピングビーンズは、日本に持ち込むことは禁じられている。
見つかれば没収される。
51 :
名無しのひみつ:2008/05/04(日) 04:22:41 ID:28JVeixg
たどりつくのは粘菌
すべての動植物の素 なはず。
52 :
名無しのひみつ:2008/05/04(日) 04:35:01 ID:XB8NOxur
53 :
名無しのひみつ:2008/05/04(日) 05:23:43 ID:28JVeixg
54 :
名無しのひみつ:2008/05/04(日) 06:05:37 ID:iVr2wx6y
こーゆースレにレスがつくから2ちゃんはやめられん
おもすれー
55 :
名無しのひみつ:2008/05/04(日) 23:55:26 ID:MzCf4Tp8
粘菌って、菌界にさえ分類されていないのか・・・
56 :
名無しのひみつ:2008/05/05(月) 00:28:56 ID:IQledWXb
で、花の起源は、どこに?
胞子葉が花の起源でいいの?
>1
>植物の発生の柔軟性が特に高かった大昔
これは意味不明
57 :
伊藤伊織:2008/05/05(月) 14:11:42 ID:53jyZhyF
6 4 5 2 1 6 4 5 8 2
3 3 2 5 7 5 6 5 1 8
5 7 3 4 4 4 7 8 8 7
8 7 4 6 3 4 8 0 8 3
1 6 3 4 2 4 3 3 5 0
58 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 01:26:55 ID:bblkgoye
>>56 中生代は大気中の二酸化炭素が多く、気温も高く、植物の適応放散には適していた時期だとは言えるかも?
あくまで、かも? だがw
59 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 02:35:02 ID:ac1sA79V
花によって昆虫を媒介して受粉する方が、花粉を風に飛ばすよりも効率がいいと
学校では習ったぞ。
花のほうがコストがかかるってどういうこと?
もし世の中の植物が全部花粉を風に飛ばしたら、花粉症はたまったもんじゃ
ないだろうな
60 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 07:36:06 ID:F56GW7ED
花を咲かせるのは、植物にとっては結構エネルギーのいる大変なことみたいだよ?
実際、花を咲かせた後、いったん休眠するのが多い。枯れてしまう種類も結構ある。
コストっていうのは、そういう意味では?
それにしても、被子植物のない世界って、ほこりまみれの世界だったんだろうなって思う。
草のほとんどは被子植物な訳だから、恐竜の生きていた頃の想像図とか見ると(白亜紀後期は除く)、地面は土が露出してるもんな。
61 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 09:44:58 ID:EqNjklKt
>>60 最低のコストで子孫を増やすには単性生殖で、タネを作り出すことだけど、
結局それだと環境変化に対応できないから主流じゃなくなった。
そのつぎに(高コストの)花を咲かせずに風などで受粉する植物は
そこそこ反映したけど、虫を使った受粉に比べると、より近親ではない
遺伝子的なバラエティに富む花粉を運んでくるので有利になった。
って、ことで考えてみれば蜜があるような花をつける植物は
かなり競争の激しい暖かいところに多いよね。
62 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 12:10:10 ID:9X9sxXSK
虫媒と風媒に、そんなに有利不利があるんだろうか?
確率的な問題になるだろうが、実験的に、あるいは厳密な数学的な計算で確かめられているのかな?
虫媒花でも、特定の花だけを媒介する昆虫が現れるようになれば、確実だろうけどね。
63 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 13:01:52 ID:Ms2In7I6
>>60 スギナみたいなのがいっぱいあったんじゃないかなw
64 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 19:36:02 ID:e9hcpQu6
虫媒花なども、あまりに特殊化してしまうと、将来危ういように思うのだが。
65 :
名無しのひみつ:2008/05/07(水) 20:59:59 ID:Y7j5gPNK
>>64 心中するしかない関係だからねw
>>62で言っているのは、あくまで、有用な受粉の確かさの問題だよ。
66 :
名無しのひみつ:2008/05/11(日) 05:13:59 ID:AlCoX7T/
植物は動けないので昆虫のように動けるやつに花粉をもとめて
巡回して貰えば、拡散によるよりも確実に花粉を柱頭に付けて貰える。
そうでないと、極めて近所同士で交配することになるし、杉みたいに
時期を揃えてやたらと花粉を撒き散らさないといけなくなる。
植物と昆虫では生物のあり方が違うので、細胞内器官のように
取り込むことは出来なかったが共生進化をするようにはなった。
67 :
名無しのひみつ:2008/05/11(日) 07:35:26 ID:a36YU4eZ
68 :
名無しのひみつ:2008/05/11(日) 08:02:49 ID:nYlq/d0N
たまたまうまくいったってのが世の中の仕組みだと思うと感慨深い
69 :
名無しのひみつ:2008/05/11(日) 21:48:29 ID:tmEjJOkJ
>>68 >拡散によるよりも確実に花粉を柱頭に付けて貰える。
風媒と較べて、本当にそう言えるのか?
実験的に、あるいは数学的に証明されてるのか?
>杉みたいに時期を揃えてやたらと花粉を撒き散らさないといけなくなる。
虫媒花でも、それは同じことでは?
70 :
名無しのひみつ:2008/05/12(月) 00:04:54 ID:BIj7otVF
>>69 杉をみても植物がみな風媒だったらかなり迷惑だ。
動物と共生するよう進化したのだ。
71 :
名無しのひみつ:2008/05/12(月) 02:29:54 ID:g8i8KXPt
水中にいたり、湿ったところにいたシダ類コケ類は、精子が泳ぐ力を
持っていて、おそらく誘引物質に引き寄せられて、単に出鱈目に
ブラウン運動による拡散じゃなくて、方向を選んで相手に近寄って
行く機能を持っているに違いない。ところが風任せではそういうことは
出来なくなっただろう。
72 :
名無しのひみつ:2008/05/12(月) 07:54:37 ID:mB7k1ts9
自家受粉は、基本的に望ましくない
だから、風媒花ならある程度まで拡散するだけの
十分な量の花粉を作る必要がある
(拡散した花粉の1つが、確実に極めて近い確率でにその空間内にある別個体と受粉できるだけの
花粉の量が必要になる)
虫や鳥に花粉媒介を任せた場合、
まず目立つ花弁を作らないといけない
匂い物質も作る方が良い
蜜は勿論作る必要がある
風媒の方が、明らかに花の数を要する
73 :
名無しのひみつ:2008/05/12(月) 21:04:24 ID:/wEI+KLf
なるほど、花の数か・・・
それは実験を要するまでもなくそうだろうな。
74 :
名無しのひみつ:2008/05/13(火) 07:19:00 ID:0D+NUmyq
これらに基いて大雑把に風媒、虫媒を評価出来るかもしれないが、
その植物の開花時の高さ、
個体数密度、周辺の他植物の密度などによって
花粉がどの程度拡散するか変わってくる
また、生えている場所が尾根なのか谷地なのかによっても
風の強さや湿度が違う
湿度が常時高いと風媒は使いにくい
そもそも生えているのが熱帯か温帯か冷帯かによっても
周辺の媒介候補生物の個体数が違う
更に、それにより虫媒か風媒かのどちらが良いか定められるような場所であっても、
数十年前まで遡って、そこが今と同じ環境だったとは限らない
今横にある木が無くて、もっと風があって風媒介に適した所だったかもしれない
だから、同所に虫媒と風媒の、両方の植物が混在しているなどという状況が、
幾らでも起こりえるのである
75 :
名無しのひみつ:2008/05/13(火) 10:47:27 ID:zwNybt22
風媒植物は花粉症を起こして動物の怒りをかって滅びたのだヽ(`д´)ノ
76 :
名無しのひみつ:2008/05/13(火) 12:01:59 ID:thBRBwtJ
ダーウィンの進化論(笑)
77 :
名無しのひみつ:2008/05/13(火) 12:44:49 ID:wPF8SkvR
稲科は風媒に戻ったんだよな。
虫媒にはコストがかかるからな。
78 :
名無しのひみつ:2008/05/13(火) 14:58:28 ID:kp6toHJ+
今、一番確実で無敵なのは、人媒だらうな。
絶滅寸前の植物ですら、人媒によって一命をとりとめることさえ可能w
ただし、植物が望みもしない姿形に変えられてしまうことも多い・・・
79 :
名無しのひみつ:2008/05/13(火) 21:48:25 ID:CKDHOhfa
稲は普通は自家受粉だな。
80 :
名無しのひみつ:2008/05/14(水) 00:49:24 ID:X6ZlZndW
俺も毎晩、自家受粉だが
81 :
名無しのひみつ:2008/05/14(水) 01:13:33 ID:kVLRBs6R
良スレじゃねえか
82 :
名無しのひみつ:2008/05/14(水) 02:12:03 ID:JYsAhEn0
ほう
83 :
名無しのひみつ:2008/05/15(木) 06:41:40 ID:kPRyCU5w
植物が花粉を撒き散らす。
ヒトの鼻の粘膜に付着する。
ヒトが移動する。
ヒトの鼻がむずむずする。
ヒトがくしゃみをする。
くしゃみに伴って花粉が飛沫と共に放出される。
花粉が空気中に漂う。
漂った花粉が、近所の植物のめしべに付着する。
受粉が成立する。
大自然の大いなる意図からすれば人間の存在は考える葦である。
84 :
@株主 ★:2008/06/24(火) 15:10:06
神 ID:SZpge/Br
てすつ
85 :
@株主 ★:2008/08/13(水) 20:05:17
神 ID:Rg377IE5
テスツ
86 :
名無しのひみつ:
アオスジアゲアゲハがユリノキに産卵しているのを発見
通常の食草がクスノキゆえ同じく原始的な植物だがかなり大胆な餌を選んだものだ
そもそもアメリカ産の植物w
アオスジに近縁のミカドアゲハはモクレン科を食べるが、こんな調子で世界各地で食草を替えていったのだろうな