1 :
この子の名無しのお祝いに:
3 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 12:07:51 ID:yzH+cIRe
ここは日本のとある地方都市。
その日二つの連隊は師団から迫るロシアとの開戦の会議をしていた。
実はこの会議、ターゲットの大尉二人以外全員仕掛け人。
と、次の瞬間!
旅団長が連隊長を介さずに大尉二人に直接八甲田山の雪中行軍を提案したではないか!
これにはターゲットの二人も苦笑い。
八甲田山かるたの完成を待ってたかのような前スレのdat落ちは何だったのか
7 :
山田甲八:2009/09/01(火) 09:18:49 ID:AX8Faax9
>>1 乙であります。
7GET
8 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/01(火) 22:23:22 ID:oBcDm3dK
時代を超えた作品だと思います!
by2ヶ月前初めてツタヤからDVDを借りてみた青年
>>8 マジで?
俺の近辺のツタヤは全然置いてなくて全滅よ > 埼玉南部
宅配レンタルでも扱ってないみたいだしこの店超使えねぇって感じで
周辺のあらゆるレンタル屋7軒探し回ってやっと見つけた感動
結局すごいローカルで小さな店に特蔵版がひょっこり置いてあった
しかもそこは旧作常時100円
敬礼
11 :
???:2009/09/05(土) 22:58:02 ID:HG3lu7Sy
最高っす
東京→八甲田山の途中で、交通事故を起こされた方が有るみたいですが、ここスレ住人で無い事を祈りますorz
〉@ニュースバード
13 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/12(土) 20:44:31 ID:NF68V7bm
冬の八甲田を歩いてみたいとは思いわんかね?
>>13 上官殿、冬の寒さで口元が悴んでおられるご様子
15 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/13(日) 17:20:56 ID:wd+aaaGy
“逆”八甲田山
「二人とも、冬の八甲田を歩かなくてもよろしい。」
16 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/13(日) 18:06:08 ID:Om7ooI08
北大路欣也さんが可哀そうでした
17 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/14(月) 01:46:51 ID:EKeFRN+t
>>16 中間管理職の悲劇だよ
お前に任せるっていうことで始めた規格なのに途中にアホの上司が口挟みだしてメタメタになって大失敗
19 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/19(土) 07:15:41 ID:8qmkNDVu
バルチック艦隊など東郷が蹴散らしてくれるわ!
露西亜が日本に上陸する事など不可能!
などという豪倣な意見はなかったのかな
20 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/20(日) 17:18:18 ID:s6XxgQ1c
オソロシヤ〜なら国中に蔓延しとったらしいが
22 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/21(月) 03:35:40 ID:5IWxGy5L
高利を踏んで〜♪
ど〜こが川やら♪
26 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/22(火) 11:19:51 ID:8Br60pUY
道さえ知れず〜ぅ♪
酒保で唐辛子と油紙と新聞買った
(゚д゚)ウマー は斃れる 捨ててもおけず♪
29 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/23(水) 15:40:59 ID:eQTGPWqi
ここは何処ぞ皆敵の国♪
本日19:00日本映画専門チャンネル放送age
30 :
山田甲八:2009/09/24(木) 08:48:46 ID:OpZoDx84
まま食うべ
しかし大隊長のドキュソぶりに驚いた。案内人準備してるのに断ってたんだな(ガクブル
あんなシーンは知らなかった。
31 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/24(木) 16:01:54 ID:Lw+hgXBG
何度観ても引き込まれる。が、企画当初の健さん、渡哲也の共演も観たかった。
リメイク不可能な名作!!
でもTBSがドラマ八甲田山をやってたね、ロケなし便乗で
33 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/26(土) 04:12:57 ID:rfhAgDS0
神田中尉は欣也さん以外にありえない〜(モデルの人とも似てるし)
渡さんだと上司や周りに流されて・・・てな展開になりそうにないなあ。上からナニ言われても我を通しそう。
34 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/26(土) 05:02:11 ID:pbCkNpoQ
一昨日観たけど思ったよりおもしろくなかった。
なんか、メリハリがないだよなぁ・・・。
冬になって吹雪く度に一人八甲田山やってたのを思い出す
聖職の碑もスカパーで放送したの見た
36 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/27(日) 12:09:22 ID:FqSlOuym
>冬になって吹雪く度に一人八甲田山やってたのを思い出す
・・・・・・・具体的にナニをやったんだ?
37 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/27(日) 12:34:28 ID:NLGgJdDO
>>36 吹雪の中、奇声を上げて素っ裸になり雪の中に倒れこむ。
>>37 地吹雪半端無い地域なんで普通に歩いてるだけで遭難する
実際に子供二人死んでる
>>36 それはやらないw
レス番間違ったorz
犬おぶって近所一周してくる
>>37 うちの嫁は宮城の山奥出身だが、爺さんの時代は
雪崩で毎年何人かもっていかれたらしい
41 :
この子の名無しのお祝いに:2009/09/30(水) 19:05:11 ID:1z501S9b
【10月の臨時国会で民主・公明が外国人参政権法案提出へ】
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42 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/04(日) 02:05:31 ID:LxCKWgdg
43 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/05(月) 22:23:45 ID:OKIsdOK+
エキストラやスタッフが、あまりの寒さに脱走したって逸話も納得出来る。
冬山登山する人は必見でしょうな。
>>42 オープニングテーマの歌詞つきってあるんだな・・・・それだけでも聞いてみたい
楽天ブックス、もう締め切りかよ。早過ぎるぜ。(´;ω;`)
46 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/09(金) 23:28:49 ID:8HDQeXeR
高倉健、北大路欣也
島田正吾、小林桂樹、三国連太郎、丹波哲郎、大滝秀治、藤岡琢也、神山繁
栗原小巻、加賀まり子、秋吉久美子、菅井きん
緒形拳、加山雄三、森田健作、前田吟、東野英心、竜崎勝、新克利、下条アトム
田崎潤、浜村純、加藤嘉、花沢徳衛、山谷初男・・・
どんだけ豪華なキャストだよw
47 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/11(日) 20:33:56 ID:jz+faWw9
いやーリメイク版が楽しみだなー
高倉=妻夫木 北大路=小栗旬
秋吉=宮崎あおい
妻夫木と宮崎のラブストーリーがメイン
ラストは誰も死なないハッピーエンド
雪崩れ・吹雪はすべてCG
小栗舞台挨拶で
「寒くないところで寒そうな演技をしたんである意味北大路さんより
大変だったかなハハハハ!」
>>47 スタッフ・キャスト残らず雪の八甲田に埋めて来たくなるなw
倉石大尉=舘ひろし
今リメイクしたら間違いなくジャニーズが絡んでくるな。
それならあっさり全員ジャニタレでやってくれ。その方がまだマシ。
52 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/20(火) 15:36:27 ID:nKdu0X9r
おーい!誰かいないのかーっ!
53 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/20(火) 20:15:01 ID:1kYummiw
八甲田ロープウェーの駅構内で、この映画の展示やってたよ。
メイキングのスチール写真や台本やサイン色紙などが飾られてた。
しかし、もう撮影から30年も経つんだなと、二十歳そこそこの秋吉の写真見て思ってしまった。
健さん欣也さん若大将三國さんのイメージはあまり変わってないが
54 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/20(火) 21:35:44 ID:tBgQnPTN
・・・・・・・・北大路欣也は変わったと思うぞ
健さんは人魚の肉でも食ったんかっつー位変わらんが。
55 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/20(火) 23:45:00 ID:MUkFNVaG
そういやあ、最近、健さんみかけないねえ
56 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/23(金) 03:35:19 ID:sZp3OXnT
ケーブルで今、やってるな
ロシア軍の強さの源がウオッカであることを痛感した。
仲代主演の「不毛地帯」でもウオッカは重要だった。
伝説登山八甲田 発動篇
山田少佐「2人でも3人でも生き残ればよい!」
61 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/15(日) 01:57:45 ID:xFt5NpvV
>>54 貴様、疲労が重なり幻想妄想による精神作用を起こしておるのだ。
三本木に着いたら充分な休養を取らせてやるっ!
>>61 と言ってた人がその後、雪の中で再会する幻覚を見るのであった・・・
原作では神田大尉の方が徳島大尉と再会する幻覚を見るんだよな…。
緒方拳も色とりどりの幻覚を見てましたな。
イヂニィサンスィ
この時間を扱った番組とか近頃放映されてませんか?
洋画で言えばタイタニック並の悲劇なのにね
民放でやったらおちゃらけた番組になりそうなので
NHKでまじめに取り上げてほしいよ
実際のルートとか使用された道具とか検証して
67 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/17(火) 00:30:40 ID:UZ8rj0OM
秋吉久美子がカワイイっ♪
でも栗原小巻もイロっぽい♪
>>66 外国の情報で悪いが、今年の春にイタリア?のドキュメンタリー番組で取り上げられたよ。
70 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/17(火) 10:36:05 ID:ibUxCJQY
良い映画だと思うが、秋吉久美子が先導するところや「天は我を見離した」のシーンがさっぱり寒そうに見えないのが残念。
格好のスキー日和って感じだ。
本気で吹雪いている日だと撮影自体が厳しいんだろうが。
映画の1シーンで迷ってるときに木の枝が2本切り落とされててこれは目印ではとかの会話があったけど
結局あれは何のサインなんだろうね
>>71 炭焼きが炭を焼くのに適当な太さの木の枝を切り落としただけと原作にはある
>>69 YouTubeに予告の動画をUPしてたのがイタリアの人らしかったからたぶんイタリアじゃないかなと。
75 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/18(水) 00:54:08 ID:pCARdGmy
>>62>>63 ふたりともよっぽど逢いたかったんだな 。・゚・(ノД`)
特に神田大尉は徳島大尉にさえ逢えれば生きる道が再び開ける状況だったし
(いや、210人の集団遭難、27人が行きあった所で助けを呼びに行く位しか
出来んだろうが少なくとも道は判るし神田大尉は助かると信じてた訳で・・・・・)
徳島隊が2日早く到着してれば生きたまま合流できたんだよね
もし、そうなったらその後はどう展開してたんだろ
とりあえず、田代から来たから温泉もあるし、田代に全隊向かうかな?
絶対に笑ってはいけない雪中行軍
神田大尉「天は…天は我々を見放した…!!」
デデーン
長谷部アウトー。
この映画名作だけど、できれば今、行軍ルートのどこにいるかとか
時々、画面上に表示してほしかったね
二つの隊の現在の位置関係とか
原作読まないで映画が初めての体験の人は位置関係がわからないよ、どう道に迷ってるとか
79 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/18(水) 22:42:53 ID:+WmzFTdy
>>78 なるほどね。
俺も原作は巻頭の地図と照らし合わせながら読んだもんな。
わざと地図を出さなかったのかも。
見てるほうも遭難しているという感覚を味あわせるために。
>>78 それと五連隊の方の隊列が短くなると
三十三連隊と見分けが付きにくくなる箇所がある。
「両者が登場する時に必ずどちらかが右向き、相手が左向きに
みたいなルールを作らないと、お客さんが混乱しちゃうよ」
みたいな事を言ってたのは黒澤監督だったっけかな?
82 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/19(木) 01:30:45 ID:gcMPYVvy
映画の冒頭で神田大尉と徳島大尉がそれぞれ上官に地図上から行程の説明をする部分はあったけど
あれ説明速すぎるよな
83 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/19(木) 02:10:54 ID:ctBp/Q/H
>>80 そういやそうだな
迷わず雪中行軍をやった弘前第三十一聯隊の場合は宿泊地や行軍している
現在位置を全部テロップで出してた
増沢では増沢―八甲田山―青森市街までの地図まで出したし
一方 青森五聯隊は・・・・・・・
84 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/19(木) 15:28:30 ID:ux7H6olA
>>80 登場人物の会話だけで、サイノカワラとかヤスノキモリとかウマタテバとか言われても
ライトな観客はどこの場所か全然わからんしな
タシロが目的地っていうのは何回も会話に出てくるけど現在地からどっちの方向かとか
全然映画の中からではわからないし
>>81 確かに映画のルールみたいなものがるよね
当時は無かったけど片方の隊に違う服装させるとかね
色つきのマフラーさせるとか
何か方法は合ったはずだと思う
まさかとは思うが人件費節約のために
遠距離からの撮影とか同じ役者さんが演じてたとかないよね?
一見して見分けがつくとかサブ画面で地図が出るとか、
そんなネトゲみたいな八甲田山ヤダ。
パンフ買わせるため
パンフ買ってもあまり位置関係は分からなかった記憶があるなぁ。
まぁ、位置関係が分からないとは言っても
それでストーリーに支障を来すようなものでも無かったと思うけど。
でも、遭難が明らかになった後の師団本部の場面で
地図を使って「おさらい」をするくらいはやって良かったんじゃないかと。
「五連隊遭難の場所はここ、そしてこの一帯では猛吹雪の報告が入ってます。
三十三連隊はその中をこう進む予定になっており・・・・・・」
「では、すぐに連絡を取って三十三連隊を呼び戻せ!」
「それが・・・・(略」
みたいな展開だったら観客もより「ヤバい」と思えたんじゃないかな?
90 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/19(木) 23:33:53 ID:ux7H6olA
オレは消防の頃に親父に連れられて初めてこの映画見た時から今に至るまで、両連隊の兵士の一人が背負ってる標識用?の竹で見分けてたよ。
5連隊は伊藤中尉が竹だけの束を背負ってる。
31連隊は誰かわからんが、赤色の長い布を巻き付けた竹の束を背負ってる。
それ以外だとなかなか見分けがつかん。
たしかブラックホーク・ダウンやシリアナは観客の混乱を狙って作られてたと思う。
八甲田山もそうかもしれん。現状をきちんと把握してる人はそうそういないぞ、と。
>>91 第五連隊遭難の描写の中での混乱ならアリかも知れないが
両隊の対比が軸になっている以上、そういう解釈は成り立たない気がするなぁ。
>>87 八甲田山オンラインとか
ネットゲームあったらやりたいよな
>>92 じゃあ何で5連隊と31連隊の話が同時進行なんだろう?
原作ではまず31連隊が増沢に行くまでを書いてから5連隊の話にいってるし。
映画だと同時進行の方がかえって分かりやすい?
>>94 混乱している隊と、してない隊の対比を見せる構成になってるだけでしょ。
「31連隊は十分にプランを練ったから順調に進みました。一方5連隊は・・・・」という構成。
同じ場所を行軍しているのにこうも違うのか、というのを見せたいなら
出来るだけ同時進行で描いた方が両者がお互いを際だたせる。
単にこの映画が「5連隊壊滅を描いたパニック映画」みたいなものなら
「観客の混乱を狙う」という描き方もあるんだろうが
両者の対比が重要になってる以上、そういう解釈は成り立たないんじゃない?ってこと。
しかし上には今映ってるのがどっちの隊かわからないってあるぜ?
対比させたいのなら、小説通りに第一部を第31聯隊。第二部を第5聯隊ってした方がわかりやすかったかもしれん。
まあ、ここは脚本の橋本忍のセンスで決定したからどうこう言えんが。
行軍日程が重なってるから映画上ではほぼ数日のズレで行軍させるでしょうに
八甲田山中で遭遇しようという取り決めだし
しかし、いくら明治期とはいえ、行軍中になんらかの連絡手段なしにあんな危険ルートに
行かせるとは酷すぎるよね
98 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/23(月) 15:06:51 ID:W0HPHa/t
サントラCD尼から届いたんで例のボーカル曲聞いたけど…
何だこりゃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
今届いた。
曲目ごとに分かれてなかったのかこれ…
行軍マスター第31連隊
ロシア兵「日本兵よ…戦う前に一つ言っておくことがある お前らは私たちを倒すのに『八甲田雪中行軍』が必要だったと思っているようだが…別にやらなくても倒せる」
徳島大尉「な 何だって!?」
ロシア兵「そしてバルチック艦隊は津軽海峡ではなく対馬海峡へ進むように指示しておいた あとは私たちを倒すだけだなクックック…」
斉藤伍長「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレに生き別れた弟がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
ロシア兵「そうか」
徳島大尉「ウオオオいくぞオオオ!」
ロシア兵「さあ来い日本兵!」
徳島大尉たちの勇気が祖国を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
>>101-102 あの時代の行軍中の連絡手段って伝令ぐらいしか思いつかないし、元々の目的が
八甲田山系を縦断した補給、連絡手段の確保のための研究行軍だからなあ。
伝令を連絡手段と考えると、5連隊はたくさん用意してることになるよなあ
>>103 とりあえず人数多いんだから数時間ごとに伝令本部に送ればいいのに
小峠到着→本部に2名伝令(1名田茂木野村に残る)→大峠(2名)→賽の河原(2名)
以後、要所ごとに順番にその場所で1名づつ入れ替わって順番に本部に戻っていく
最後の兵が余裕で戻れる時間&場所で伝令役は全て本部に帰営
本隊はそのまま馬立場に向かう
で、5連隊が早朝出発するまえに夜明けと同時に軽装の先発隊を先に田代に向かわせて露営基地設営
2名ほどをそのまま本部に電報が打てる町まで田代への設営完了連絡に向かわせる
田代に到着後数人の部隊で馬立場まで途中で目印を木などにつけながら戻って来て本隊を迎える
これで、ほぼ田代までの間は絶えずに連絡網ができる
>>102 >>97の上半分のレスと過去のレスを読む限り、原作を読んでいるようには思えなかった。
106 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/01(火) 08:09:09 ID:a0oGHqZL
同時進行にしなくても原作のように最初が31連隊、次が5連隊、最後は同時進行だが
これで十分両者の境遇の違いはわかるし、それを際立たせることもできてる。
俺は映画の脚本はミスとしか思えないなぁ。送り手がこの方がいいと思っても観客が
今映ってるのがどちらかわからないないまま終わってしまっては意味がないよ。
カーチャンに「八甲田山で行軍してるのがどっちの部隊か判別できてた?」って聞いたら、「分からん!(何故かキレ気味)」って返ってきた。
うちの会社の先輩に、ご先祖が弘前31連隊に属しておられたという方がいます
>>108 残念ながら生前この出来事についての話はほとんど聞けなかったようです
ていうか話すことを許されなかったのか、話す気にもなれなかったのか
114 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/02(水) 00:04:37 ID:U+UT/i0P
115 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/02(水) 08:31:37 ID:lcz/jRZ2
>>110 原作“なんか”?
お前新田次郎が書かなかったら映画は当然無いんだぞ?
「原作なんか」って相当馬鹿にした表現だろ。
>>116 原作マンセーではないが読んでおいた方がいいぞ。
映画では徳島大尉のキャラがかなり変更されてるし、
山田少佐が案内人を断った理由も詳しく書いてある。
あと全体的に分かりやすい。ただし一番最後の部分を除いては。
120 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/03(木) 08:26:52 ID:0KXqqSWn
>>119 お前は結局何がしたいの?この映画嫌いなのか?
>ID:9jl89vET
悔しいのは分かるが原作読んでない以上、読んだ住人より下なのだから少しは謙虚になるべきじゃないかな
仕事の帰りにでも買って土日使って読めばいいじゃないか。それで解決するんだ
>下なのだから
>下なのだから
>下なのだから
>下なのだから
うわぁ…
正論だろ。
わめいてるのはどう見ても(ry
126 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/04(金) 02:04:38 ID:oLmMYl/f
そろそろ雪中行軍に行って頭を冷やしてきなさい
おまいたちは案内料が欲しくてそんなことをいっとるんだろっ!!
秘かにこの場面やその他の場面で
三国連太郎の口が合ってないのが妙に気になるorz
まあ雪なんかでアフレコ難しいんだろうけど
ワラッタ
130 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/09(水) 21:24:51 ID:3V8xpK8a
タナベ経営の幹部候補生スクールで原作を読んだのがそんなに自慢か?
俺は他の映画のスレで原作を読んでない場合、原作を読んだ人に自分の意見を通そうとはしないけどね。
どうこう言える立場ではないと思ってるから。自慢とかそういうレベルの話じゃないよこういうのは。
蓮舫「雪中行軍隊は210名も要りませんよね?」
むしろ逆、数万人の軍団規模なら道に迷うことはなかった!
何故なら、2列縦隊1m間隔で隊列自体が30km程度になるからだ
先頭が鳴沢を超えて迷っていても最後尾はまだ出発にさえ至っていない
隊列を手繰れば迷うことなく帰営できた!
135 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/13(日) 19:59:31 ID:iIyVpTSR
数万人もの兵どっから調達するんだよ・・・・・・
>>133 それやってほしかったよ
まず、調査か軍事訓練かどちらかに目的を絞れと
蓮舫「“大隊本部の随行”とありますが、これは本当に必要なのでしょうか?担当の方お願いします。」
山田「え〜、大隊本部の任務は雪中行軍の研究をつぶさに行ない、今後の寒地教育の指導確立を目的とするものであります。」
蓮舫「それは責任者の神田大尉に任せればよいのではないでしょうか?」
山田「…はい。」
神田「(笑)」
138 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/14(月) 23:04:29 ID:OXFpIuMK
レンホーもこれなら役に立つのになぁ
雪中行軍命令が出てから雪が降って道が見えなくなるまで結構日数あるんだけど
その間に少人数で先に高い木の上とかに目印つけにいかなかったの?
雪が無ければ途中で露営しても死なないんだし、火もおこせるし
ゆっくり泊まりがけで現地調査も兼ねて行ってくればいいのに
140 :
山田:2009/12/15(火) 10:53:06 ID:UzR+bJWX
>>139 地図と磁石があればどこでも行けるのではないでしょうか?
地図と磁石があっても現在を見失ったとたん、終了
訂正 現在地
あと、地図に載ってる道が雪で無くなってるし
>>97 日清戦争も日露戦争も兵員輸送船の護衛艦は皆無だった。
シーレーン構想すらない時代。
行けと言われれば「はい」とこたえるしかない時代だったそうだ。
この映画と似ている。
>>144 その時代はレーダーもなかったし
海上で敵に遭遇するとかかなり運が悪いでしょ?
そこらの海賊船あたりなら輸送船もそれなりの武装してるだろうし
>>81 31連隊は左から右へ。
5連隊は右から左へ。
俺はそう考えてる。
147 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/18(金) 21:51:20 ID:q3aKCK1i
148 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/18(金) 22:53:36 ID:KLgb8UhS
この映画本当に素晴らしいと思います。
新田次郎の小説も読みました自分です!
ところで最後にロープウェイに乗ってた爺さん。
この人誰?
150 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/18(金) 23:56:06 ID:uvIt4ybO
>>148-149 計算上90歳行くか行かないか
でも幾らメイクしても目は年齢をごまかせないね
152 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/19(土) 00:50:26 ID:5pV5zNAl
そういや心霊番組で雪中行軍の心霊動画がバッチリ映っているヤツあったな。
>>152 あれ、結末どうなったのか切れてるんだよね、動画
絶対ヤラセだと思うよ
>>150 その記事見たとき、ここのスレの常連は確実に
あのシーン思い出したね
>>154 どっちかと言うと、この事故はシチュエーションからして
「聖職の碑」を連想させるんじゃないだろうか?
156 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/19(土) 08:09:42 ID:coIw4j7X
●片山右京「天は・・、天は我々を見放したぁ・・」
157 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/19(土) 10:02:40 ID:BPOrlzjy
アンデスの聖餐でなくてよかったな。
しかし、男二人分の体重と荷物の重さあるのに
何でテントが飛ばされたのか謎
159 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/20(日) 01:48:52 ID:l4WAOG3L
>>155 最近CSで再放送してますね。冬見るとさすがに凍える感じがしますね。
160 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/20(日) 09:30:51 ID:5eoYDnm6
>>149 thx. "緒方拳"は助かったのかw。大隊長と"加山雄三"以外に誰が助かったのか
わからんかったw
助かったメンバー
雪中行軍隊
・伊東中尉
・江藤伍長
・村松伍長
・谷川特務曹長
・大原伍長
大隊本部
・山田少佐
・倉田大尉
他5名。山田少佐を除くと合計11名。
あっ、村松伍長じゃなくて村山伍長だった。史実とごっちゃになってしまった。
ねえ、命令受けたの10月なのにどうして本番の日になるまで
全然行路調査とかしてなかったの?3ヶ月もあったのに
>>163 弘前31連隊→地元の案内人を雇った
青森5連隊→方位磁石と地図で行けると高をくくった
5聯隊も直前まで地元の案内人を雇うつもりだったでしょ
>>163 全ての疑問はこの一言で解決できる。
「山をナメてたからだろ。」
167 :
はこう:2009/12/21(月) 12:23:47 ID:8bRYCYzn
168 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/21(月) 22:19:58 ID:cmt4AE90
169 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/22(火) 00:19:57 ID:/1udWZmN
青森歩兵第五聯隊は遭難した方なんだが・・・・・・
170 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/22(火) 22:02:29 ID:6TubTc9J
>>158 テントもたいしたレベルのものではなかったんじゃないかな。
極地用のテントは半埋設で使用する袋状のシームレスが前提。
デイアフター・トゥモローではこのタイプだった。
でも、救助時の映像では掘ることの出来ない溶岩の岩場のように見えた。
トムラウシ山ではツェルンで助かった人がいたが
富士の岩場じゃ飛ばされてしまう罠
トムラウシ山ではフェイスタオルの真ん中に切れ目を入れてそこに頭を通し、
涎掛けみたいにしてた人が助かったな。油紙とか新聞紙とか、一工夫する人は助かるのか。
危機的状況になったときも、そうやって色々工夫できる精神力と体力があるかないかの違いかなー
もちろん事前の心構えや準備も大事だが。
173 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/24(木) 22:16:47 ID:zoRMz+J3
>>156 片山右京「天は・・、天は我々を見放したぁ・・」
映画化決定 「富士冬登山 死の彷徨」
片山右京 三国連太郎
故宇佐美栄一 北大路欣也
故堀川俊男 原田君事(裸で凍死する兵卒役だった人)
↑
面白くない。
>>174 何のレスもしないのが一番のやり方
お前は甘すぎる
176 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/25(金) 08:02:15 ID:pbb3MGl8
>>171 そういや人間の身体で一番熱が逃げやすい部位って首のまわりだっけ。
178 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/27(日) 03:56:58 ID:UPzFQPwT
寒くなってきました
>>179 徳島「…」
神田「…」
児島「…」
門間「…」
津村「…」
山田「…」
中林「…」
181 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/30(水) 12:03:02 ID:zQHJP2QC
>中林「…」
?
アルバム会社だな
>>181は、中林大佐は第8師団の参謀長だから、言われる方の立場ではなく
言う方の立場だったと言いたかったんじゃない?違うかな?
あー、そっちだな。
186 :
この子の名無しのお祝いに:2009/12/31(木) 17:17:49 ID:h61OXMUx
自分181だが184で正解っす。
紛らわしい書き方してスマソ
しかし、マイナス40度って・・・なんでそんな観測史上最低の日に
わざわざ行軍日になってしまったんだろ
1日前になるか後になるかどちらかでも被害は免れただろうし
1日前なら普通に田代に到着できてたし、1日後ならさすがに小峠のあたりでまったく
前に進めなくなって行軍中止になっただろうし
剣岳を見たらこれもまた見たくなる
剱岳俺まだ見てないや。今年の夏ごろにはフジで放送されるだろう。
DVDレンタルするのやめよ。
190 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/01(金) 09:51:08 ID:+IToMMHj
うだでぐぬぐい。
お前ら新年のあいさつぐらいしろ。雪中行軍に行かせるぞコラ。
192 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/05(火) 00:13:26 ID:iJvd8bLv
流れ豚切りで
「前進!」
>>191 も゛う゛し゛わ゛け゛こ゛さ゛い゛ま゛せ゛ん・・・・・・
北日本中心に暴風、大雪=東北に低気圧、交通に影響−6日も続く見込み・気象庁
日本列島は5日、東北地方付近にある二つの低気圧の影響で、北海道と東北の
北日本ほぼ全域に加え、山陰から北陸の日本海側を中心に非常に強い風が吹き、
雪が降った。鉄道や航空、高速道路などの交通にも影響が出た。大荒れの天気は6日
にかけて続く見込みで、気象庁は暴風や大雪、高波に警戒を呼び掛けた。(時事通信)
こういうときに行軍したんだね
197 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/09(土) 13:19:24 ID:lRiKTjR5
原作読んでからヴィデヲみたんだけど、恐ろしさが違い過ぎる。
原作で想像する雪中の狂気はこちらも身震いさせられたが、その後で
映画は恐怖の描写が物足らな過ぎて、しらけた。
同じことは「西武戦線異常なし」でも感じた。
>>197は新宿から所沢に行くつもりが拝島線に乗ってしまって玉川上水まで行ってしまったぞ。
原作の徳島大尉の恐ろしさは異常。
案内人は後ろにさがれ!!
203 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/12(火) 14:28:31 ID:Z/8W+LcJ
>>202 よりによって山の神様の日に!
命知らずのバカな真似にもほどがある!
>>203 お前は案内料が欲しくてそんなことを言っているのだろっ!!
田茂木野村で山田少佐が村長を怒鳴った後、いつの間にか横に神田大尉がいたことに
気付いた沖津大尉の驚きようはちょっと笑えた。
206 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/13(水) 15:34:29 ID:PJUQGPIh
まだ出発前だが・・・帰営だっ!
おいおい
208 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/17(日) 03:12:34 ID:ch2w7Jao
にわかで済まないが、緒形拳さんが、春の八甲田を
気持ちよく楽しそうにしている次の場面で、
猛吹雪でただ立ち尽くす姿を見ると、
津軽の春と冬は天国と地獄だなーと
弘前出身の僕は涙するのであります
>>208 高倉健が十和田湖見るシーンも同じような場面だったね
徳島大尉が神田大尉の柩を覗き込んで、涙ながらにセリフを言うんだけど
何を言ってるのか全然分からない。
なのに、物凄く感動してしまう(w
音楽と高倉健、すげえ。
211 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/19(火) 10:41:44 ID:vJLmpq1B
最後の「雪の八甲田で逢いました・・・・・」はなんとか聞き取れたんだけどね。
前半が判らない。
聞き取れた人居る?映画本のシナリオの台詞とも少し違うようだったぞ。
212 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/19(火) 15:17:44 ID:5ABJsw6v
>>211 「三十一連隊の、徳島です。お別れをしたいと思いますんで」
(八甲田では、三十一連隊の、徳島さまに会える。それだけが、今度の雪中行軍の、楽しみだと申しておりました)
「自分は…間違いなく自分は…雪の八甲田で…会いました」
誰も実況しないのか?
今頃第31連隊は銀山に着く頃かな。
>>213 銀山ってどこですか?初めて聞く地名だけど・・・
215 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/22(金) 19:11:39 ID:t7L/ys95
>>214 入営まで自分は銀山で働いておりました。
案内人など、要りません!(キリッ
216 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/23(土) 03:42:46 ID:3ApBZae+
伍長殿、今日は冷えますね
>>215 樋浦勉さん、映画の吹き替えで有名な反面、
TV時代劇大岡越前では小石川療養所の助手として登場していたりする。
それはそうと今日は1月23日だ。
今日は1月23日。
今頃は、遅い夕食か。
>>218 いよいよ明日、ほとんどの隊員は戻ってこない行軍が始まるんだね
そのときにタイムトリップできたら遭難時の新聞とか先に手に入れて出発前に
隊員たちに読ませてやるんだが・・・
信用してくれないかもしれないけど装備はできるだけ厳重にして出発してくれるだろうし
早めに帰営命令出してくれるかもしれない
220 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/24(日) 01:41:06 ID:0QX2bzZI
今頃帰営が決定したんだろうな・・・
>>219 揚げ足取るわけじゃないが、明日では遅いと思うぞ…w
そろそろ大竹まことが…。
せめて夜が明けるまで雪壕でじっとしてればよかったのに
初日はちゃんとスコップあったから穴も掘れてたし
午前2時出発から次に吹雪になるまで、結構時間あるよね。
朝まで待って斥候出したら、皆田代へ辿りつけたんじゃって思ってしまうな。
>>225 地図見ればもう近くだしね、田代まで
なんであんな視界が悪い夜中に帰営命令だすのか
田代まであと2キロなのにね・・・
>>228 まだ1日目の深夜の段階では方角もわかってたんだしな
>>227 雪濠を出た途端に発狂して亡くなる輸送隊員役が大竹まこと。
>>230 発狂したんじゃないだろ?体の汗とかが凍り付いてショック死だろ?
ちゃんと事実確認しろよ
・・・・・。
集合が終わり、点呼を取って、いざ出発の号令が掛かった直後に、獣物のような声を上げながら、隊列
を離れて雪藪の中に駆けこんだ兵がいた。その声は絶叫に似ていた。狂った者の声であったが、叫びつ
づけている言葉の意味は分からなかった。狂った兵は銃を棄て、背嚢を投げ捨て、次々と身につけてい
るものを剥ぎ取りながら、雪の中を想像もできないような力で押し通っていった。周囲の兵たちが引きと
めようとしてもどうにもできなかった。気の狂った兵は死力を出して同僚を突き飛ばした。その兵は軍服を
脱ぎ、シャツも脱いで捨てた、絶叫はそこで止み、兵の姿は雪の中に沈んだ。
「なにが起こったのだ、どうしたのだ」
神田大尉はその方向に向かって怒鳴った。中橋中尉が発狂者が出たことを報告した。
「すぐ手当てしてやれ、軍医に見て貰え」
だがその時には兵はもう死んだも同然の状態にいた。はだかのままで雪の中から引き摺り出された兵
に投げ捨てた衣類を着せ終わったときには、兵はもう動かなくなっていた。
出発に先立ってその事件は雪中行軍隊の気を滅入らせた。神田大尉は、この兵の死を山田少佐に報
告した。
「雪濠を出て、厳しい寒気に身を曝したがために発狂したものと思われます」
神田大尉は発狂者が出たことが、或いは山田少佐の気持ちを変えるかもしれないと思った。神田大尉
はその兵が死に至った経過の概略を述べた。その兵は前日輸送隊員として行李の輸送に全力を出して
働いた。彼が着ていた一枚のシャツは汗でびっしょり濡れていた。その汗が小倉の軍服にしみ通り、軍服
がかちかちに凍っていた。彼は、雪濠の中で与えられた半熟の飯を口に入れることもできないほど疲れ
きっていた。雪濠の中にいたとき既に、彼は疲労凍死の症状を現していたのであった。
「それがどうしたのだ。一名の発狂者が出たがために命令を変更せよというのではないだろうな」
山田少佐は神田大尉の機先を制した。もはや、出発する以外に取るべき道はなかった。
細かい奴だな。原作に“発狂者”とあるのだからそれでいいだろう。
上の人はつまらない一言で友人を失う人間と見た。
自分は田代への道を知っています!!
↑と進藤特務曹長が言ったので、山田少佐は田代へ向かうと命令を出した。
4時間半歩いて崖にぶち当たって進めなくなったのが8時30分。
一方31連隊もこの朝、宇樽部→犬吠峠→中里へ出発した。
あぼーん
予想通りの反応をありがとう。これ以上いじめたら俺も荒らしになるからこれで失礼。
あぼーん
242 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/24(日) 20:40:53 ID:UDffiuSY
ハイカラな兵隊もいたんだな
「自分は入隊まで、銀座で働いておりました!」
当時ホストクラブはなかっただろうし・・・・・
ウェーダーだったのかな?
結局田代に着いたのは一人だけだったけな
荒らしのせいで読みづれぇ。
247 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/25(月) 13:10:54 ID:SALmxPFV
剣岳は荒れない
ここ前からちょっとしたことですぐ荒らすのがいるから移住しようかな。
249 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/25(月) 17:18:53 ID:WJTVl285
>>249 お前1人さえいなくなれば他のみんなは楽しくやれるんだよ。頼むから書き込むのやめてくれないかな?
来るなとは言わないからROMっててくれ。本当に迷惑なんだ。
251 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/25(月) 18:31:37 ID:WJTVl285
どこのスレにもこういう煽りっているんだな・・・
第五連隊は今何やってんだろうね
こういう低レベルな荒らしと八甲田山について語り合ったことがあるのかと思うとアホらしくなるね。
>>252 馬立場と中ノ森の中間ぐらいじゃないか?
あぼーん
なにこの白い悪魔
八甲田山大荒れだな
今頃遭難が発覚して救援隊が編成されてる頃なんだろうな・・・
連絡が取れないとはいえ、救援活動遅すぎだな
誰か1−2名ぐらいは田代の集落に先に反対側から鉄道使って向かわせて待機させておかなきゃ
到着予定時刻過ぎてもこなければ急いで電報打てる町まで連絡いけるしさ
そういうようないざというときに危機管理体制ができてないんだよね
259 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/26(火) 20:38:38 ID:4P45nrBS
>>258 お前にだけ書いてるんじゃないだろ?
自意識過剰かw
260 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/26(火) 20:41:19 ID:xFr2DD1t
>>257 お前は案内料が欲しくてそんな事を言ってるのだろう
262 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/26(火) 20:58:50 ID:720X5ZXD
>>257 待機部隊が増沢ー田代間で遭難。
「田代までの道がどうしても、どうしてもわかりませんっ!」
>>263 その間は山間と違ってそんなに雪は積もってないはずでは?
馬立場以外はめっちゃ積もるよ。
>>265 かなり高度低いんじゃない?そこまで来たら
あぼーん
こいつアク禁依頼した方がいいな。悪質だ。
271 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/28(木) 18:29:05 ID:TqSlSx0M
削除依頼乙でした
キモイなw
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『俺達は田代で役目を終えて増沢への帰途に就いたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにか田茂木野に出ていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ 俺達も何をされたのかわからなかった
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 大暴風雪だとか凍傷だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
277 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/31(日) 15:59:11 ID:uY3hcR8n
住民を雇って引き返せ・・・!
雪中行軍隊の・・・救助にあたるのだぁーっ!
>>277 その住民に数日前に仲間が何言ったのか反省せよ
ここで解散する
みんなは勝手に青森へ帰れ
>>279 一日目の夜に言えよ〜
そうすれば朝までほとんどの隊員が雪壕からでなかったのに・・・
281 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/01(月) 17:25:02 ID:BMWnMa8O
>ハイカラな兵隊もいたんだな
>「自分は入隊まで、銀座で働いておりました!」
・・・・・釣りか?
282 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/01(月) 20:38:01 ID:8m5yD0+9
冗談を真に受けるタイプか?
ID:BMWnMa8O おもしろみが全然無い人間
284 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/03(水) 22:12:35 ID:iVfM+De0
>>283って周囲から「ホント全然面白く無い。なんで生きて居るんだ?コイツ」
って思われているいるんだろうなぁ(笑
酢ヶ湯は昨日マイナス16℃・・
聞いただけでも背筋が凍る
北海道はあちこちで観測史上最低気温を出したな…
占冠村で-34.4℃
アナウンサーが言うには自分が吐く息で眉毛とまつげが凍るらしい
288 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/05(金) 23:44:11 ID:5YDe2n6P
>>287 明治35年1月25日 旭川 零下41度を記録
ちなみに青森5連隊が遭難した地点の推定温度
最大風速 29m
最低気温 氷点下 20度以下
なんで数十年に一度の低気温の日に行軍日が当たってしまったんだろうね
ものすごく運が悪いよ
>>288 聞いただけで耐えられんわ。
だいたい、風速が30mそこいらもあったら、体感温度なんて-20度じゃきかないよな普通?
291 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/06(土) 01:54:14 ID:SeTvw5/l
>>290 しかも現代とは防寒性能のまったく違う服なんだぜ(´Д⊂
近頃、五連隊ルートの動画UPしてる人こないな・・・
何か特別編みたいなの作るとか行ってたけど
293 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/06(土) 07:36:53 ID:TViABQzY
>>292 茲数日青森市内は平地付近でも猛烈な吹雪で、大雪。
今八甲田に向かうのはハッキリ言って死にに行くようなもんです。
彼が何処の人か解りませんが、天候の回復を待って動画を撮影・作成した方がよいです。
もう青森市に居らず、編集編で特別編というのなら話は違いますけど、新規撮影なら、楽
しみにしてる自分も含めて気長に待ちましょう。
>>293 新規撮影じゃなくて今までの分で出してなかった分を編集するとか言ってたような
295 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/08(月) 20:44:11 ID:+IakKgaA
ご冥福をお祈り致します
297 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/08(月) 22:07:24 ID:ftKreb3P
298 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/08(月) 23:04:11 ID:9b1t3vKZ
297
次に立てるときは登山カテゴリに立ててくれよ
今年は登山関係の面から見た考察がしたいし
やはり立てるカテゴリによって住人が微妙に違ってくるんだよね
新しい参加者とかも
オカ板とか
302 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/09(火) 01:37:10 ID:6ZpKqUKo
最初は軍事板に立って3スレ出来て、日本近代史板に移って2スレ目が即死。
また軍板に戻す?
そこ新田次郎のスレもあるし
相性いいと思うんだけどね
305 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/09(火) 11:32:25 ID:4N0jcf0W
「八甲田山」は私が子供の頃、山男だった父に連れられ、
家族全員で見た唯一の映画です。
当時小学生だったので、詳しい記憶はありませんが、
映画が終わって外に出ると、猛吹雪の映画の世界から一転、
暑苦しい夏の夜だったことを生々しく覚えています。
あれからウン十年経ち、改めてテレビで観、原作も読みました。
ここ数年は雪が降ると、山ではなく軍事好きの主人と
どちらともなく「観ようか」とDVDで鑑賞します。
でも、去年は暖冬で、つい見そびれてしまいました。
今年は忘れずに観たいと思います。
2人のアイドルは大滝秀治さんです。
山板は止めた方がいいと思う。荒らしが横行してひどい状態。
この映画の狂って服脱いで倒れるシーン、
子供の頃に見て、ロシアの二百三高地に向かう途中にあったことだと記憶していた。
色々間違っていた。
308 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/09(火) 23:35:33 ID:6ZpKqUKo
結局どこに立てればいいんだ?
…ここだけでやるという選択肢もあり?
309 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/09(火) 23:49:58 ID:GdG7H8kL
軍事板はどう?
>>308 山板でいいじゃないの?
山で遭難する物語なんだし
山関係に詳しい新規の参加者欲しいよ
なんか山板は専門家ぶったのに叩かれそうで怖いな……。
まだ軍事板の方が敬意を持ってくれてるからマシな気はする。
立てるなら軍事板のほうがいいと思う
>>311 軍事板は何か関係あるの?
別に戦争したわけでもないし
身分が軍人なだけだし
軍関係の話する要素がほとんどないよ
いってる意味が全くわかりません
313 :この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 00:47:52 ID:AwvMKNjJ
>>311 軍事板は何か関係あるの?
別に戦争したわけでもないし
身分が軍人なだけだし
軍関係の話する要素がほとんどないよ
( ゚д゚)ポカーン
316 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 01:10:19 ID:h7qsvino
このスレに統合しちゃうっていうのは駄目か?
317 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 01:14:11 ID:POjBuJLt
>>316 >>295って2スレ目なのに7レスで落ちたからな。
ここに統合するのがベストかもしれん。
登山だ軍事だって意見が出てて、どこに立てても不平が出そうだしw
ヘタに動き回ると沢に出てしまうからとりあえずここに居るのが一番だね
>>317 他のカテゴリにも「八甲田山ワールド」を広げなきゃ
新しい人を入れないとマンネリになるし
登山板なんか一度も立ててないから面白い人いるかもしれないよ
異議なし
323 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 11:35:17 ID:moqQsRoa
結論
やっぱり軍板に立てようず
山板と軍板両方立てればいいんじゃないの。あと懐かしニュース板なんてのもあるよ。
325 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 14:27:56 ID:eidrFkKA
軍事がいいよ、スレの展開速いし
元陸自の逓信・工兵・兵站の連中も八甲田雪中行軍の後方支援してるから
何かと情報集まりそうだし。
だいたい、マイナス20度 風速25メートルで税金使って野営してる人種は
陸上自衛官か山岳レンジャーくらいだ。
326 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 14:36:26 ID:moqQsRoa
>>324 懐ニュー板は人居なさすぎ
じゃあ軍板に立てるか
ID:moqQsRoa ← 軍板オタか?
329 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 15:05:06 ID:POjBuJLt
どこに立てても角が立つから、もうここでいいだろ?
軍隊ってのは戦場で銃を持って戦う兵士だけじゃなく、それ以外の役割の人もいるのよ。
映画の中では戦争してないけど、あれは軍隊の話だから軍事方面からの話は参考になる。
一方、標高は低いけど一応「登山」の要素もあるから、そっち方面の視点も無駄ではない。
でもどっちに重きを置くかっていうと……。
なんにせよ、どちらかを推す人が勝手にその板に立てて強引に終わらせそうな予感w
331 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/10(水) 15:22:10 ID:moqQsRoa
じゃあ軍板と登山板両方に立てればいいんじゃね(´・ω・`)?
違うか
何で登山板に立てないの?
「八甲田山」なのに・・・
前から不思議に思ってた
上に登山板は荒らしが多いって書いてる人がいたけど
軍板も荒らし多いでしょ?
2ちゃんに荒らしがいない板なんかないし
オリンピック開催地みたいに順繰りにあちこちに立てていけばいいのに
色々な人が各板にいるだろうし
>>334 案内料が欲しくてそんな事言ってるんだろう
案内はいらん!
まるでスレの中の遠足だなw
>>332 登山者は山頂目ざすのが目的だからな
八甲田雪中行軍とはおもむきが異なる
>>337 映画でもほとんど八甲田山中の映像だし
山板で問題ないよ
339 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/11(木) 10:52:55 ID:RAdYLrUe
映画の話ができるかと思ってここに来ましたが、
いろいろ複雑なんですね・・・
映画スレの方で史実の話をすることもあるし、史実スレの方で映画の話をすることもある。
これって同じスレが二つ存在することにならないか?
342 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/11(木) 21:30:38 ID:puwjuJ6T
スキースケート板に立てたらどうかな?
あと、鬼女とか
>>340 ならないよ、映画は映画の話が中心
もう一つは現実に起こった事件の話中心だから
でも映画を見れば史実が知りたくなるし
史実知ってるほど詳しい人ならほとんど映画見てるだろうし
表裏一体だよ
だったら1つのスレにまとめた方がよくないか?
人が一箇所に集まる分、レスも早い。
>>344 ここは映画のスレ
もう一つのスレで客を集める
あちこちにスレ順番に移動させて
色々な人が加わってきて面白いじゃないか?
346 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/12(金) 22:08:59 ID:sostikvR
山板と映板がぶつかり合い、冬の2ちゃんとしては、これ以上ない最悪の事態です!
>>345 スレが落ちたってことは人がいないってことだぞ?
映画スレでも史実の話しても別にいいじゃないか。住人もかぶってるし。
もしまた落ちたら統合するんだな。
348 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/12(金) 23:14:35 ID:GwUllLgw
>>347 即死基準をどうやら超えているようだ。
つまり、もう絶対に落ちないw
俺も登山板は反対だったんだけどな(´・ω・`)
山板のスレ見たがいつもの住人が落ちないように一時的に気を張ってるようにしか思えん…。
新参の気配は無し。
350 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/13(土) 06:15:21 ID:wQuR1rvz
どっちだっていいじゃね〜か!
オレたちには関係ね〜よっ!(by大竹まこと)
俺はそったら史実なんかよりも、やっぱりあの、映画の話の方が・・・(by村山伍長)
353 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/14(日) 15:34:50 ID:AwKuGg8E
>>352 村山伍長殿、その映画板とはどちらの方向なんでありましょうか?
あっちは山板ばっかりで、な〜んにも見えないのでありますが・・・。
(byアトム一等卒)
映画観てるとスーさんが前半強気→後半弱気になってボロボロになっていく過程が見れます
ああ、案内人断らなきゃよかった、ああ、一日目の深夜に無理やり出発させなきゃよかった・・・って
>>354 反論じゃないので念のため。
俺は山田少佐の後悔(案内人・指揮系統の混乱etc..)ってのはホントのギリギリ最後、
捜索隊に救出されてソリに乗せられて引かれて連隊に戻る道中にようやく思い至ったんじゃ
ないのかなあと思うんだよね。
遭難中の弱気な態度とか、雪崖を「登ろう・・・」と力無くつぶやくあたりは、
単に疲労と寒さで疲弊しきっていただけではないかと。疲れきって後悔する事すらシンドくなっていて。
俺は秋田出身なんだけど、実際(吹雪って程じゃない)降雪の中、平らな雪道を小一時間歩いただけでも
相当シンドくていちいちモノを考えるのも面倒臭くなってくるし。
三國さんの芝居が巧みすぎて、そこいら辺がどちらとも取れるんだけどね。
個人的にはその方が山田少佐の業の深さが出るんじゃないかなあなんて。
原作は未読ですが、映画を観た私見として。
>>355 脳と身体が冷えるという事が一体どういう事なのか
もう少し教授お願いします。
しゃべる気にもならず判断が鈍るのでしょうか?
358 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/14(日) 22:45:53 ID:JxVUSOIn
>>355 最後の山田少佐の「ところで三十一聯隊の方は・・・・・」に対する回答で
「予定より2日遅れたが・・・・(中略)弘前の三十一聯隊に向かっている」
と告げられた直後の呆然とした顔、あれ凄かったなぁ〜
呆然として、目ぇ見開いて、顔色は青黒くて、頬がヒクついて・・・・
何つーか、まさに「とどめ」。今まで見てきたどんな雪地獄よりも痛烈な
一撃だったっつーか。すげー演技。
そりゃ反対側からとはいえ同じルートを向こうが長距離なのに
あっさりと通過していったのだから驚いただろうね
信じられない、どうやったのかって
山田少佐「…ところで、31連隊の方は…?」
津村中佐「増沢を出てから、まだ到着しておらんのだ…」
山田少佐「プッwあっ、すんません。反省してまーす」
津村中佐「お前って奴は…」
山田少佐「チッ、うっせーな」
ものはためし、ってんで、今あっちに書いてきました。
前スレで脚本全文ご提供の方、いま居られましたら改めて感謝を申し上げたいです。
>>361 いいな・・そんな事あったの?
見てみたい
他の方もみました?
364 :
361:2010/02/15(月) 23:21:22 ID:l3c0J7jc
完全スルーの模様。
・・・厳密にはスレ違いだし、長文も拙かったからだろうけど、
あんまり映画には興味ないのかな。
365 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/16(火) 00:00:24 ID:QLzyAtqx
帰路が発見出来たぞ!
この映画、オールスターキャストの割に、主役含めて「単純いいひと」がいない所が好き。
健さんは主役だからおいしい所は持っていってるけど、民間人や案内人に対する毅然とした態度は
清濁併せ呑む感じだし(秋吉久美子に頭右のシーンは泣けるけど)、
北大路欣也の板挟み中間管理職、加山雄三の沈黙(最後には決めてくれてるが)、
島田正吾・大滝秀治の旅団コンビの能天気ぶり、丹波哲郎・小林桂樹の連隊長コンビの無責任ぶり、
加藤嘉長老のもしかしたらホントに案内料目当てで、三國に図星さされて気まずかったんじゃね?の顔とか。
上記の事はかなり穿った見方をした上での事で、もちろん皆さん名優だから、それぞれ名演だったし
悪役らしい悪役ってのは登場しないんだけど。山田少佐=三國連太郎も含めて。
役者の層が厚かった頃の幸福な映画だよなあ。
丹波哲郎と小林桂樹は無責任じゃねぇだろ。
でも危機的状況を見るにつけ行軍中止を決定するも、肝心の連隊と連絡が取りようの無いことに後から気付くとか
上層部全体としての無責任さが表れてるとも言える
369 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/16(火) 01:14:08 ID:eEr8+bv0
長谷部一等卒だの斉藤伍長だの、兵卒はみんな素朴で単純ないい人ばっかしだったぞ
>>368 今と違って当時は衛星電話みたいに便利な道具は無かったんだ。
宿泊する村の人を雇って町まで行かせて電報打つしかなかったんだよ。
不思議なんだけどどうして命令受けたのは11月なのに雪が深くなる前に
道確認しに調査しなかったんだろ、で道々の高い木の上に目印するなりできたはず
途中にでも避難小屋建てるなりできたはずだし
危機意識が全然足りなかったのかな
その代償に巨額の救出費用かかったし
372 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/16(火) 03:46:56 ID:fhoEh8oa
またお前か
>>371 後からなら何とでも言えるからな。
田代なんて目と鼻の先だと思ってたんだろ
実際目と鼻の先なわけだし。雪さえ無ければ。
>>371 お前あと何回その話すれば気が済むんだ?
376 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/16(火) 14:43:44 ID:QLzyAtqx
>>371 一度冬の八甲田に行ってみな?
「口だけなら何とでも言えるわなぁ」ってコトがよ〜く解るよ。
>>373 今から雪中行軍するなら絶対ずさんな計画だと即却下だろうなw
378 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/16(火) 18:10:00 ID:Q+UxSsRh
>>375 事件の検証してるだけで
文句付けるキチガイは消えろよ
379 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/16(火) 18:13:05 ID:fhoEh8oa
>>378 検証するなら別板でやれよ。
ここは映画の話をする場だ。映画で描かれてないシーンの話がしたいならよそ行ってくれ。
>>379 お前が気にくわない書き込みって言うだけでわめくな、ボケ
381 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/16(火) 18:19:08 ID:ETX2mN2j
ID:fhoEh8oaは自分が気にくわない書き込みはぜーーーったい許せない精神不安定な人w
蓮訪「どうして夜中に視界が悪いときに無理矢理第一露営地から出発したのですか?翌朝になってからじゃ駄目なんですか?」
ID:eSOL/tj/ 夜中に発狂
385 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 00:39:42 ID:pzpUmund
まるで雪のなかの遠足だな
軍隊は毎日3食、白い米食えて味噌汁には肉が入っていることもある
来る雪中行軍は米と南蛮漬けと牛肉の缶詰食って、田代で熱燗1杯
給料は毎月出るから太平楽。
>>371は定期的に“何故事前にちゃんと準備をしなかったのか”と書き込み、
自分の意見を受け入れない住人に対しては「と、馬鹿が言う」だの、「わめくな馬鹿」とか
空白改行で荒らす基地外。IDを変えて自演したりもする。
>>371の
青森5連隊が求める途中の避難小屋が田代の元湯・新湯だった
他に無人の炭小屋や納屋は点在していた。
しかし雪深く彷徨してしまい遭難。
弘前31連隊が八甲田踏破中に休息した小屋も無人の炭小屋だった
発見したのは弘前31連隊が雇った案内人
小屋はいたるところにあったのです。
たとえば明治22年2月22日
賽ノ河原に露宿しようとした8名の若者も小屋に避難
しかし小屋が強風で倒壊し、8名凍死
避難小屋論はそろそろ卒業してもいいと思います
論じるだけで白けてしまう。
388 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 03:16:35 ID:VRl9Ob9R
>>371 >危機意識が足りなかった・・
ここだけかろうじて同意するが後はなあ・・
高い木に目印ってあるけど「八甲田名物モンスター」って知ってるか?
>>390 誰の同意を求めているのかね?
繰り返し同じ話を繰り返すのが個性的ということかね?
392 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 17:55:43 ID:jKamLBLn
耄碌した人って同じ話を何度もくり返すよね。
あれって本人は初めて喋ってるつもりなんだろうなあ……。
393 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 21:05:26 ID:NJeo2QUd
394 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 21:49:28 ID:cETj6quk
>>393 キサマ、疲労が重なり幻想妄想による精神作用を起こしておるのだ!
三本木に着いたら充分な休養を取らせてやる!
395 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 22:27:51 ID:NJeo2QUd
396 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 22:38:53 ID:jKamLBLn
>>395 自分のことを言われてるという自覚はあるみたいだねw
397 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/17(水) 22:48:13 ID:i4ZyWY5g
白い地獄の〜、凍った空を
白いカラスが笑って通る
399 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/18(木) 19:54:32 ID:YUC0XTEc
藤田まことさんが亡くなられた
400 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/18(木) 20:07:23 ID:m85Pi/bN
401 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/18(木) 20:10:44 ID:laSZ0aCS
歌うしかないな。
♪十三(じゅうそう)ぉ〜の 姐ェちゃぁ〜ん
403 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/18(木) 22:57:14 ID:5iHZL2/D
麻酔医学・松木教授の大隊長謀殺ネタはどこにありますか?
405 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/19(金) 23:10:23 ID:+H4jdC8e
ホストFLH1Abh141.chb.mesh.ad.jp
名前: この子の名無しのお祝いに
E-mail:
内容:
>>404 正史で解説すると
山口少佐
明治35年 1月31日 16:00
発見場所 :大瀧下流谷底にて生還
2月1日夜入院治療
2月2日 午後21:00死亡
平成12年1月24日:東奥日報の記事
「陸軍上層部がクロロホルムで密殺した」
つまり
明治35年当時の鎮痛処置のクロロホルムで
山口少佐を謀殺したというネタ
2月2日
山口少佐の兄が事件後、東京から青森に面会に向かい弟である少佐と会談
その当日、兄帰郷後の夜
少佐は急死という記事がネタになり
書籍刊行されています
>>405 でも上層部が少佐を殺して何になるんだろうか
>>406 大勢の部下が亡くなったのに、お偉いさんだけ生還したら遺族が怒る。
責任者の神田大尉も亡くなってるしその方が軍にとって都合が良い。
408 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/20(土) 00:37:29 ID:gZKikfFA
>でも上層部が少佐を殺して何になるんだろうか
口封じと事件の沈静化
キョツケー!
案内人殿に対し、
カシーラー、みぎ!!
案内人は後ろにさがれ
411 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/21(日) 00:21:56 ID:O3aKGhal
大隊長の死因、松木教授の「謀殺説」に関係するスレか詳しいサイトはありませんか?
ココ懐かし邦画板だよ
どっちだっていいじゃねぇか、俺には関係ねぇよ!
415 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/22(月) 08:38:14 ID:Ea0dtNrF
ヒートテック上下+アムンゼンセーター、ダウン上下(表面ゴアテック)にゴム長なら耐えられたかな?
416 :
元地元民:2010/02/22(月) 09:45:42 ID:15k2+ON2
>>371 >不思議なんだけどどうして命令受けたのは11月なのに雪が深くなる前に
道確認しに調査しなかったんだろ
雪が深くなる前の確認では意味がありません、景色がまるで違いますので。
実際間違った道へ誘導した者は雪が深くなる前の道は知っていました。
>途中にでも避難小屋建てるなりできたはずだし
君の素晴らしいアイデアは100年以上前に同様ことを実行済みですので
ここで何度も披露する必要はないと思いますが。。。。
------------------------------------------
1902年 1/27 捜索隊の活動
中間哨所 : 幸畑〜田茂木野間
捜索本部 : 田茂木野
鳴澤哨所 : 鳴澤〜平澤間
高橋哨所 : 按ノ木森南方、中ノ森東方
本多哨所 : 按ノ木森
高嶋哨所
塩澤哨所 :
: 按ノ木森東方
第八哨所 : 大滝平以南、賽の河原西方
第九哨所 : 大滝平
第十哨所
第十一哨所 :
: 第九哨所〜大峠間
第十二哨所
第十三哨所
: 田茂木野〜小峠間、等分配置
第十四哨所
第十五哨所 :
------------------------------------------
そもそも雪中行軍の目的を勘違いされてるご様子、
目的は遭難死するような難所の踏破ではないんです。
417 :
元地元民:2010/02/22(月) 09:47:27 ID:15k2+ON2
スレが閉塞気味なようなので色々書き込んでみます。
ここと落ちてしまったもう一方の過去スレを一通り読んで俺が投稿者に感じた事、
1)温度差に関する考証、認識の不足
2)積雪量に関する考証、認識の不足
3)低体温症に関する知識が全くない
冬山で移動の困難度を示す指標として距離はそれ程重要ではない、
風速、積雪、体感温度、如何で全然違う、冬の山はルートによっては以下のような事も
A地点から〜B地点までの移動 条件最良→そこいらの小学生でもOK
A地点から〜B地点までの移動 条件最悪→登山家でも無理
片山の同行者(内一人はエベレスト登頂)が富士山で亡くなった場所も入口の5合目から
標高差ではわずか400mの場所でした。
以下は山岳部が300m先に進めなかったケース
http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/5147/3004.htm
418 :
元地元民:2010/02/22(月) 09:51:54 ID:15k2+ON2
映画「八甲田山」を見て俺が個人的に不満に思った事
1)役者達の動きがおかしい、冬山で遭難死する人達の動きではない。
2)天候が厳しくない
※別に駄目出ししてる訳じゃないです、一般向けとしてはあれで良いと思うし。
映画で倒れた兵を蹴っている場面について-------------
あれをやるとすぐ死ぬからとどめを差している事に、見方を変えれば安楽死か。
神成大尉発見時も、おそらく意識を戻させる為に体揺らしててたりしたんだろうけど、
重度の低体温症者にそんなことしたらすぐ死にます。
小説(或いは史実とされている)で俺がおかしいと思った事-------------
1)神田大尉、舌噛んで自殺はないと思う、あの時点だと脳はそこまで複雑な事は考えない
(血液が充分に行ってないはずの脳はそこまで考えられない)
2)捜索隊が2時間で半数が凍傷とあるけど、いくらなんでも2時間で凍傷はおかしい。
3)後藤伍長は雪に埋もれた状態で発見ってことらしいけど、歩いていたという記録もある、
普通に考えると歩けなる前に雪靴が脱げるはずなので俺は発見時の後藤伍長はゆっくり
ながらも「歩いていた」説をとる。
419 :
元地元民:2010/02/22(月) 09:53:14 ID:15k2+ON2
過去にスレにあった裸足(正確には足袋裸足か?)で発見された多数の遺体についての考察。
矛盾脱衣だと言う人もいるけど違うと思う、もっと単純に
足が凍り始める(膝下以下は自分の足ではなくぴったりの義足のような状態)
↓
義足状態なので足首は動かず、靴を保持できない
(雪靴自体も凍っているので歩行にとっては邪魔になる重りでしかない)
↓
靴が脱げかかる or 靴が脱げる、状態になっても履き直すメリットなし
↓
そのまま裸足歩行
↓
死亡
神田大尉も雪靴履いてなかったはず、エベレストの遭難から帰還した人の例で
片手上げなら歩いて来たのがあったけど、これは手を挙げたままの状態で凍ってしまい
下に降ろすことが出来なくなった為。
一回目の露営についての考察
1月24日 深夜露営、ここで5連隊帰営決断となるんだけど、
出発が前日の午前6時30分だから、既に20時間近く厳寒を含む寒気の中に居たはずで過半は低体温症
(軽度〜重度)にかかってる、なので俺はこの時点でもう詰んでると思う、脳が充分には機能していない
状態なんだからまともな判断なんて期待出来ない。
前日の夕方位までに今後の行動について協議してれば正しい判断を下せたと思うが。
正しい判断とは下記の何れか
1)帰営
2)まともな露営の為の準備行動を開始
420 :
元地元民:2010/02/22(月) 09:54:58 ID:15k2+ON2
1)行軍時の吹雪いてる時にタイムスリップしたと仮定、
風上に顔を正対したまま行進せよ、こう命令されたら大抵の人は1分と遂行出来ないはず
2)過去にスレに「部隊解散の命があった以上自力で帰れなかったのは自己責任」ってのが
あったけど、防寒対策してない兵卒の服装だと帰隊は無理、シロクマさんやペンギンさん
なら別だがあの条件で五体満足で戻るのはホモサピエンスには無理、アムンセン(南極初)
やヒラリー(エベレスト初)でも死ぬか、瀕死で戻っても手や足の指落とすレベル。
3)冬の田茂木野→田代間、標高が高いわけでもないので気象条件が以下a-c)とすれば一般人
(寒いの苦手な人除く)や、よく遭難事故にあって批判されてる熟年の登山愛好家レベルでも
現在の防寒衣ならルートさえ間違え無ければ天候にかかわらず踏破可だと思う。
a)行程中の気温0度以下
b)行程中の体感温度10度以上
c)行程中の最大積雪量膝下未満
421 :
元地元民:2010/02/22(月) 10:00:46 ID:15k2+ON2
●低体温症について
・前 兆
意識は正常。手の細かい複雑な動きができない。さむけ、ふるえがはじまる。(判断力若干低下)
・軽 度
無関心状態、すぐ眠る。歩行よろめく。口ごもる話しぶり。ふるえ最大。
一見まともそうに見えるがまともではない(判断力低下)。
・中 度
会話がのろい。閉じこもる。逆行性健忘。運動失調(思考力全て低下)。
・やや重度
錯乱状態。支離滅裂。しだいに応答しなくなる。震え停止、歩行や起立は不可能、(多分思考無理)。
・重 度
半昏睡状態。瞳孔散大。心拍、脈拍微弱。呼吸数は半分、昏睡状態
体を動かして体温低下を防ぐことが出来ない状態だと6時間で低体温症に
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010021700085 低体温症になってからどう行動すべきかなんて有効なノウハウはない、ビバーク出来れば良いけど
無理な場合だと自力では低体温症から回復できない。
体力差もあまり関係ない、人体の多くは水分だから気力や根性で凍結を防げる訳じゃない。
凍死しない為には低体温症にならないようどう行動するか、しかないと思う。
1996年のエベレスト大量遭難、ドキュメント映画だとフィッシャー隊の隊長が下山途中、空を飛んで下まで
降りようとしてる、もちろん飛べるはずないから数cm?位、地面から足が離れて下に転んだだけ、
低体温症&低酸素で頭に血液が行かない状態だと名だたる登山家でもこんなバカな判断をしてしまう、転んだ後も
しばらく歩いてたんだけどやがて足が動かなくなって座り込んでしまう、彼の最後の言葉は・・・「俺は無敵だ」。
スコット・フィッシャーは体力は勿論、決して諦めない気力と精神力で知られた登山家。
※エベレスト位の高度になると無事下山してる人でも登頂時は一桁の暗算が出来ないレベルの頭になってるらしい。
422 :
元地元民:2010/02/22(月) 11:14:01 ID:15k2+ON2
>>420 自己訂正
b)行程中の体感温度10度以上 > b)行程中の体感温度ー10度以上
423 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/22(月) 13:50:36 ID:89vqi04X
>>423 ちゃんと論点を明らかにして反論しろよ。
>>416以下、 一連の記述に正直、唸らされました。
>>417のリンク先もリアリティ抜群で引き込まれます。
まぁ、これもあの八甲田の雪地獄に比べれば、序の口なんでしょうけど・・・
私も映画の描写、とくに「天は我等を見放した」と一旦死を覚悟した神田大尉が
倉田大尉の激励援助で立ち直るのはマァ良いとして、
そのあと「賽の河原、ヤスノキ森を経て田茂木野へしゅっぱぁ〜つ!」が
幾ら何でも元気すぎる(さっきのは何だったの?)あたりがチト不満なんですが
本当はもう、生き死にを超えた朦朧恍惚状態だったんでしょうね。怖いなぁ。
とくに「勝手に脱げる」靴のクダリは慄然の二字、想像を絶してます。
一日目の露営時点で「詰んでた」というのも説得力がありますね。
>目的は遭難死するような難所の踏破ではないんです。
冷静に考えれば全くその通りで、あんな無茶苦茶な気象条件でなければ
ぞろぞろと大人数が三本木に無事到着し、山田少佐が
「ほれ見ろ、俺の云うとおり大隊編成しといて良かっただろうが」
てな可能性も充分にあった、ということなんでしょうね。
・・・しかしそれで一層際だつのは三十一聯隊の踏破。同条件なんですから。
宜しければ、お手すきの時など、是非この成功理由についても触れて貰えませんか?
自演www
あぼーん
>>421 低体温症
近代陸自の八甲田雪中行軍演習下
模擬訓練として複数の缶詰を積む動作を隊員に指令
缶詰を5個・4個・3個・2個・1個と
ボーリングのピンのように規則的に5段積む指令行動だが
5個・4個・3個・2個と積み
そのあと躊躇い混乱し「ワーッ」と叫び全ての缶詰を崩す
そしてその後一瞬正気になり、崩れた缶詰をあわてて積み直すが
完成する直前に再び崩しそれを繰り返す。
助ける方法は昼営のテント内に戻し身体を摩擦しひたすら温めるしか無かったそうだ
ちなみに野営は積雪に横穴を掘り山スキーを床の代わりに敷き行う
事件当時よりはるかにマシだが低体温症危機は付きまとうらしい。
そういえば
トムラウシ山遭難でも「ワーッ」と叫び昏倒し
そのまま亡くなった老夫人がいましたね。
431 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/22(月) 23:08:49 ID:yaWrsNWZ
432 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/22(月) 23:20:48 ID:eiT8qWEM
371は死ね
もう来るな
433 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/22(月) 23:33:21 ID:yaWrsNWZ
>>430 低体温症って怖いなあ、陸自の訓練でもその状態かあ、訓練でも危険だね。
ロシアとか北欧の陸軍なんかもノウハウ持ってんだろうなあ。
この手の検証おもしろいから、続きを希望する
435 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 01:25:17 ID:fNt9hUgL
>>434 何が面白いんだよ、オナニー書き込みwww
436 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 01:27:47 ID:G5M9Hd7T
少なくとも、文句しか書かない、書けないキミよりははるかにおもしろいよ。
暗いと不平を言うよりも進んで明かりを灯しましょう。
つまらないと思えばより良い話題を自ら提供するのが一番、それが出来ない人間はROMれ
438 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 01:46:03 ID:M2oqEuHY
多分、一人を除いて馬鹿なんだろうねえ。
440 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 01:56:06 ID:G5M9Hd7T
もうキチガイは放置の方向で。
レスアンカーわざと付けてないのに、自分が言われてると思って反応するのは、やはり自覚があるから?ww
441 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 02:55:02 ID:xVxFDkDB
>>440 それならお前が放置だろうが、アホかとw
443 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 08:58:52 ID:RhK7qWIz
まあ、ほとんど一言レスしか出来ないようになったみたいで、ある意味わかりやすい状態になっているから、普通に話題を続けておくのがいいかと。
445 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 17:10:34 ID:5eUFidHW
八甲田山を熱く語るぜっ!って思って久々に覗いたんだが・・・いつの間にこんな、イガミ合い潰し合うスレになっちまったんだ?
>>445 1人の馬鹿が荒らしてるだけ。まあ、反応してる俺も荒らしと言われればそうなのかもしれんが。
>>430 >混乱し「ワーッ」と叫び全ての缶詰を崩す
これもジンワリとコワいですね・・・訓練って云っても軍隊の命令ですからね。
平常時でこんなこと、絶対にしないはずじゃないですか。
この状態になると、行動が自暴自棄、安逸な方向に激しく指向するって云うのが
「大隊長、自分は今から泳いで駒込川を下ります」の進藤特務曹長や
>>421のフィッシャー氏(岩壁から飛ぼうとした)にも、ピタリ符合するんですよね・・
448 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/23(火) 20:24:58 ID:Ai3uy76n
>>447 しょうもないオナニー書き込みにレスするなボケ
>>447 こういう中での倉田大尉の生還は奇跡的だな、何が運命を左右したんだろう。
>>451 ゴム長、毛糸の手袋、皮のベスト、山間部出身。
453 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/24(水) 10:01:20 ID:6ElVYFLC
>>447 >「大隊長、自分は今から泳いで駒込川を下ります」の進藤特務曹長
についてのネタです
彼は史実では
駒込川の谷底:大瀧( ハバコ沢 )に大隊長や倉田大尉らとともに露営
最後まで生還した一団と行動していました。
1月27日
しかし、進藤特務曹長と供に露営する今泉見習士官が下士一名を伴い
「筒井の連隊に遭難情況を報告に行ってくる」
と言い放ち裸になって厳寒の駒込川に飛び込んでしまいました
そして翌日1月28日
進藤特務曹長=佐藤特務曹長は
昨日駒込川にとび込んで青森に向かった今泉見習士官らは
「今頃は青森の料亭にあがって一杯のんでいるんではないか」
などと仲間が話しているのを耳にしたのか
「下士、兵卒を連れて聯隊に報告に行くんだ!」
と、裸になって駒込川に飛び込んだが我らの目前で凍死してしまった
生存者、小原忠三郎伍長に取材「陸奥の吹雪」より参照
1月31日この一団は救助隊により発見救出されます
生存者は以下9名、史実名称で記載します。
少佐 ・山口ユ
大尉 ・倉石一
中尉 ・伊藤格明
伍長 ・高橋房次 小原忠三郎
一等卒 ・山本徳次郎 及川平助 後藤惣助
二等卒 ・紺野市次郎
進藤特務曹長=佐藤特務曹長は駒込川を渡り終える対岸の川辺で
兵卒と二人直立した状態の凍死体として発見されています。
>>416 :元地元民殿
一回目の露営についての考察
低体温症で行軍は詰んでいたという意見に賛成です
正常な判断が出来ず錯乱状態、支離滅裂
この映画がますます怖ろしくなりました。
455 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/24(水) 15:54:24 ID:aW59o6QE
ニコ動にアップされてる「冬の八甲田雪中行軍ゆかりの地探訪」が凄い。
劇中映像と実際の現地の映像との編集もうまい。
元地元民さんの書き込みと併せて見てみると文字通り背筋が凍りつく。
>>454 たまたま飛び込んだところが浅瀬だったから
あまりの冷たさに正気に戻り、慌てて這い出そうと立ち上がったまま
「氷の彫像」になってしまった進藤特務曹長。
・・・それを見ながら無表情のまま、ぼんやりと踞っているその他大勢。
淡々とした(悪く云えば単純すぎる)描写に終始する新田の文章だけど
極限の遭難場面となると、俄然それが効果を発揮してゾ〜ッとさせられる。
このあたりはその白眉ですよね。
457 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/24(水) 20:26:01 ID:dyy27nym
オナニー臭いスレだなw
>>456 おっしゃる通りの顛末だったのかも知れません
多くの仲間を失った、生き残り集団の一部が
そのストレスに耐えきれず低体温症で錯乱の後冬の川に飛び込むという
発想が実に怖いですし
現在の雪山に対する備えのギャップが開き過ぎて無念です
新田氏が
八甲田雪中行軍=人体実験
と記事にするほどの酷い、行き当たりばったりの行李輸送雪中行軍だった印象を
受けます
小説は史実と創作を混ぜて書いてるから、どこで話が終わっているのか分からない。
明治時代だし、閉鎖的な軍隊内部で資料もそんなに残ってないし
わからない部分は想像で補うしかないからな
>>460 創作の部分が何ページの何行で終了してて、何ページの何行からが史実か分からないという話なのだが。
462 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/25(木) 02:47:51 ID:R3xGFHD0
やっぱり
>>371だったか。
>>460のズレたレスからピンときてたがやっぱりね。小説を読んでないって話は上にあるし。
いちいちIDを変えるのは自分に対する自信の無さの表れかな?
まあ、
>>443をはじめ、大半の住人はお前のレスを見分けられるからつまらない努力はもうしなくてもいいよ。
どなたか
>>459での疑問に答えれたらお願いします。
464 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/25(木) 04:07:16 ID:YIsxeKBJ
>>460 読んだことないのに何故レスした?進藤特務曹長と同じ目立ちたがり屋か?
話の終わりと言うのが何を指しているかいまいち分かりにくいが、小説が事実部分、創作
部分が入り混じっているのは事実で明確にここから後は事実って簡単に分けられないと思う。
ただ、個人の言動に関する描写はほとんど創作だろうな。
・生還してからの山田少佐が自殺するまで
・2丁の小銃の処理に関する描写
・旅団長(師団長だったっけ?)、参謀、二人の連隊長でどちらが勝ったかどうか云々の描写
・生存者が最後に飲み屋で倒れる描写
なんかは創作でそれ以外の事件処理の部分は事実じゃないかな?
467 :
459:2010/02/25(木) 22:08:19 ID:yr25KGIU
>>466 説明が下手ですまない。
>・旅団長(師団長だったっけ?)、参謀、二人の連隊長でどちらが勝ったかどうか云々の描写
ここまでが創作で、その後の遺族への保障の話が史実だと思っていたら
>・生存者が最後に飲み屋で倒れる描写
ここで急に創作っぽくなって、となると保障の話も創作なのかと混乱してしまうんだ。
この作品をノンフィクションだと思っている人もいるようだし紛らわしくて困る。
なるほど事件処理が史実で、言動が創作か。レスサンクス。
>>415 アウトドアの達人が言うにはヒートテックは気化熱を奪うため、平地では有効でも山岳地帯では使えないらしい。
469 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/26(金) 12:55:43 ID:9DtU4Pat
隊列が著しく乱れてるな。
おまいら全員帰営しる。
>>468 理論云々じゃなくって、あくまで実感だけど、ヒートテックを山に着て行くと
(綿シャツよりはさすがにマシだが)やっぱり汗の拡散が遅くて
停滞時に風吹いたりすると結構冷える。薄い割に暖かいてのは認めるけど。
山専の下着って、なんせバカ高いから期待してたんだが、やっぱし別物という印象。
471 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/27(土) 13:25:07 ID:kxo1bwM8
兵隊の靴じゃダメだから藁の雪靴を履けと村の長老が言ったけど、北大路隊って聞かなかったの?
かんじき履けば少しは違ったと思うんだけど、なんで使わなかったんだろう?
>>471 明治時代はまだ身分差別が残っていて
軍人が村人のアドバイスなんか聞けるかっていう
馬鹿な思い込みがあるからああなりました
>>471 カンジキは使っていたけど、小峠を過ぎたあたりからフワフワとした雪になって
カンジキが雪にもぐりこみ、かえって邪魔になったからやめた。
藁の雪靴も履いていたが途中で脱げていった。
>>473 映画では、そこまでの描写はなかったですね
新たな作品では是非、半長靴の皮靴や雪沓が失われる悲劇を
描いてほしいです
足が雪にさらされて数日間彷徨うなんて
悲惨すぎる
リメイク版では是非描写してほしいシーンです
リメイク版ができたら家族とかの回想シーンとか恋人とかうざいシーン増えてるだろうね
無理矢理家族との絆とか出してくるだろうし
やめた方が賢明だな
雪靴が脱げて落ちてるシーンはあったな。
>>475 それは製作者の着眼点に由来する
我々にはどうしようもない部分だね
しかし、不景気で少数の俳優編成制作が現在のご時世だから
うざいシーンは抜かれる可能性があるよね
映画「剣岳」はそういう点では俳優達の配置は絞りに絞られ
渾身のまとめ方だった。
「八甲田死の雪中行軍」も将来誰かにリメイクして欲しい
過去では
村野武範主演、ビートたけし主演の2作が記憶にあるが
それより良いリメイクは出来るんじゃないかな?
元地元民氏の >天候が厳しくない は一方で頷けるのですが
やはり決死の覚悟でキャメラ廻したスタッフの努力と
演技陣のプロ根性・・・こんな逸話をてんこ盛りで聞かされて来てるんで
簡単に「リメイク」って云われると・・・・
内容やキャスト云々以前、ほとんど反射的に抵抗を覚えるんですよ。
もちろん個人的意見だということは強調しておきたいのですが
リメイク期待派の方、気ィ悪くしないで下さいね。
479 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/28(日) 03:01:42 ID:v3Ih609e
かんじきって徳島大尉の家で見た資料に描いてあった絵の道具?
たしかにあれを使って歩いてはいなかったなぁ。
ちゃんと使ってたってば。
先頭だんじり隊、交代〜!!
482 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/28(日) 09:30:08 ID:irQ87jGs
ビートたけしが八甲田山!?初耳なんだが何時ごろ?
483 :
元地元民:2010/02/28(日) 10:37:39 ID:vI+VShGw
>>426 >
>>417のリンク先もリアリティ抜群で引き込まれます。
>まぁ、これもあの八甲田の雪地獄に比べれば、序の口なんでしょうけど・・・
リンク先の方、文章力ありますねテント内の描写から察すると一時的な風速は八甲田山以上かも。
>そのあと「賽の河原、ヤスノキ森を経て田茂木野へしゅっぱぁ〜つ!」が
>幾ら何でも元気すぎる、本当はもう、生き死にを超えた朦朧恍惚状態だったんでしょうね。
現実は疲労と低体温にやられると大きくはっきりした声はいくら頑張っても出せないそうです。
おそらく一回目の露営の時点ですと隊員達の自覚としては意識も思考もまだ正常、身体健常な第三者
観察しても一見はまともにみえる状態ではないかと思います、
ただ改めて観察すれば少し寒気に脳をやられてるようです。
16:00頃に神田大尉ら先頭は馬立場(田代まで3km)に到着しますが、遅れている行李輸送隊を増援の為、
第2・第3小隊(計88名)を軽装で向かわせています、同時に田代方面のルートを確認する為に、
斥候15名を向かわせています、15名中には遠隔地からの連絡用として喇叭卒も入れてます。
少なくともこの時点での神田大尉は適切な判断を下してます。
山口少佐も神成大尉の斥候隊が失敗に終わったのをみて独自に斥候を送ってます。
2人とも進行路が確認出来ない状態では、まず斥候を出してルート確認しようとしてる訳ですが、
露営後はなぜかカンを頼りに全体を移動させてます、派遣した斥候兵が無事戻って来たという事は平沢の台地
から下へ降りてないと言う事です、いい加減な所に降りてしまって戻れなくなるリスクを鑑みての行動です、
斥候が必要な状況で出さない、危険であるはずなのに不用意に下る、やはりこれは判断力を失ってしまって
るからでしょう。
平沢の第一露営地周辺は台地状になっており田代へ向かうには一旦下に降りなければなりません、
ですが間違えて下るとそこで進退窮まってしまう訳です。
http://pds.exblog.jp/pds/1/200902/28/96/a0118696_14314076.jpg ※右側の×が一回目に迷い込んだ所(映画ではこの場面は省略?)、左の×が進藤曹長の先導で迷い込んだ所
484 :
元地元民:2010/02/28(日) 10:38:43 ID:vI+VShGw
>一日目の露営時点で「詰んでた」
あそこから隊の殆どを無事に帰還させるのは以下の理由から無理と判断。
1)行李隊(56名)の多くは汗で衣服を濡らしており、早急に救護が必要
2)5:00に出発しても明るくなるのは7時以降
3)7時以降に出発したとしても磁石は間もなく凍結して使用不能に
4)田代新湯は見つけにくい場所に有り、福島隊含め誰も辿り付いてない
5)田代新湯とは露天の温泉があるだけの小さな小屋(写真からはそう推測される)
6)田代へ着いても連絡手段はない、20km先の増沢まで行く必要有り。
全てが上手く行ったとしても隊の1/3位死亡、生存者の半分以上は指先他を切断で除隊ではないかと。
田代元湯の上流に位置する湯小屋のみの温泉。
http://www.geocities.jp/ku_konyoku0/tasirosinyu.html >三十一聯隊の踏破。
>宜しければ、お手すきの時など、是非この成功理由についても触れて貰えませんか?
今自分の手元にある資料は新田次郎の「八甲田山」だけなので、史実通りではないかも知れませんが
自分なりに福島隊成功の要因を推測しますと以下の様に
1)福島隊は日中に難所踏破、神成隊は疲労後に難所
2)福島隊のみ案内人随行
3)神成隊は行李隊随伴の為、行進遅滞
4)神成隊は(営門)筒井→田代迄で20km、福島隊は田代→田茂木野迄なので約14km
5)それぞれの出発点と到着点までの高低差違い、神成隊は+、福島隊は
485 :
元地元民:2010/02/28(日) 11:25:42 ID:vI+VShGw
誤
5)それぞれの出発点と到着点までの高低差違い、神成隊は+、福島隊は
正
5)それぞれの出発点と到着点までの高低差違い、神成隊は+700mで福島隊は−400m(数値は共に概数)
●雪中行軍路要約
営門ー幸畑
↓
田茂木野
↓↑
★小峠ー大峠
↓↑
★★大滝平 ※帰営途上の後藤伍長および神成大尉発見の地
↓↑
★★★賽ノ河原(↑方向からは進行路を間違えやすい、普通に歩行すると駒込川へ)
↓↑
★★★★按ノ木森ー馬立場ー中ノ森
↓↑
★★★★鳴沢(↑方向からは進行路の選択が困難)
↓↑
★★★平沢 (↓↑方向共に進行路の選択が非常に困難)※第一露営地、神成隊はここから反転帰営
↑
★★★田代
※↓=神成隊進行路
※↑=神成隊帰営路・福島隊進行路
※以下は状態の推定値
★=膝
★★=股下
★★★=へそ
★★★★=胸
486 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/28(日) 14:45:32 ID:Bc8vAQ7v
加藤嘉村長の言うコトを素直に聞き入れなかったのが一番のミステイク。
もし続編があったら・・・捜索活動が本格化して地元民も手伝いに駆り出された時に「だから言わんこっちゃね〜だょ」とか吐き捨てるように言いながら、怒りと悲しみを込めて空を見上げる加藤村長のシーンとか見てみたかったな。
487 :
元地元民:2010/02/28(日) 15:29:51 ID:vI+VShGw
>>485 ★は(積雪)状態の推定値です
>>430 >ちなみに野営は積雪に横穴を掘り山スキーを床の代わりに敷き行う
寒そうですねw
寒さにずば抜けて強い人は居ないと思うんですが弱い人は居ますね、
東京に来たばかりの頃に冷凍庫の搬入のバイト3日位やったことがある、零下25位のとこに
防寒服着て入って作業するんだけど連続で入ってる時間は10〜20分(うろ覚え)ぐらい。
短時間だから俺的には大して寒く無かったし、地元(東京)のおばちゃん達も平気でやってた。
でも20才前後の学生のヤツで一人だけ初日からやたら寒がっているのが居た、そいつは
その日の昼休みの内に「凍傷になりそうで怖い、お金いらない!」って逃げちゃったな。
>トムラウシ山遭難
去年の遭難ではじゃなくでもう何年も前のトムラウシ夏山での遭難事故だけど、山岳愛好家のおばさん
一行(40〜60代)が縦走登山、大雨に捉まったせいで何人かが低体温症で亡くなったんだけどその時の話。
一行は激しい降雨のせいで体力も低下して来たので途中で下山ルートを見つけ次第縦走を中止して
下山する事になった(この日で入山2日目)。途中2又に別れる道があり、一方に案内版が有り
「○○○出口まで10km」と書いてある、普通なら○○○出口の方に進むんだけど、「10km」の表示をみて
「疲れてクタクタなのにもう10kmも歩きたくない」と考えて反対方向へ進んでしまった、
どんどん歩いて行って気づいたら山の頂上付近まで来ていたとの事、
この時にメンバーの一人Aさんは、あたり前のような顔で
「そうよ、こっちは山側への道よ」と言ったらしい。やむ終えないので一行は来た道を戻る
間もなくしてAさんが歩けなくなったので他の者を先行させBさんが付き添って2人岩沿いにしゃがんで休憩。
B「Aさん、替えの服持ってるんじゃない?着替えた方がいいよ」
A「着替える時に冷えるからこのままで良い」
B「そう・・・・・」
A「寒い、寒い、寒い」
B「・・・・・」
A「おとーちゃーん」
B(旦那さんを呼んでる?)
A「おかーちゃーん」
B(親?)
A「なんか暑い」
B「??」
A「暑い、すごく暑い」
ほどなくなくしてAさんは横にくずれ落ちてほとんど動かなくなった。
Bさんも殆ど歩けない状態だったのでそのままとどまっていたが、先行して戻ったメンバーに依頼された
救助隊が2人の元に到着、この時既にAさんの方は心肺停止で死亡、Bさんの方は救助隊の補助を受けながら
なんとか下山出来たとの事。
488 :
元地元民:2010/02/28(日) 16:11:09 ID:vI+VShGw
>>454 >昨日駒込川にとび込んで青森に向かった今泉見習士官らは
「今頃は青森の料亭にあがって一杯のんでいるんではないか」
などと仲間が話しているのを耳にしたのか
今まで気がつかなかったですが、これよく考えると怖いですね、
川に行った人→半狂人
川に行かなかった人→正常人
だと思ってましたが正常だったら100%青森迄着けないって分かる、
冗談言える余裕は無いでしょうから川に行かなかった人もまともではないみたいですね。
>元地元民殿
コテつけてますが殿とされる程の知識は無いので変だと思われる所はつっこんで頂ければ。
>>459 >小説は史実と創作を混ぜて書いてるから、
創作にしておかないと遺族から告訴されるかも知れませんよ。
>映画「剣岳」はそういう点では俳優達の配置は絞りに絞られ
渾身のまとめ方だった。
八甲田山は大作だし、キャスティング無敵レベルと思う。
でも俺的には完成度とリアリティで「剣岳」の方を良いんだけど、俺が少数派だと思う。
山板では「剣岳」はさんざんだった、殆どは「八甲田山」の足元にも及ばないみたいな評価。
映画「八甲田山」 エピソード
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kisa/hakkouda.htm
創作でも山田少佐のモデルとなった山口少佐は相当悪いイメージがついちゃったと思うけどな。
490 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/28(日) 19:50:28 ID:irQ87jGs
でもまあ、実際210名中199人死亡、生存率5%と言う惨憺たる行軍の責任者(上官)だから
悪いイメージもある意味仕方ないのでは。
491 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/28(日) 20:55:24 ID:AINEu5e3
元地元民って基地だなw
493 :
426:2010/02/28(日) 23:21:24 ID:M7JEGy+5
>元地元民さん
>>483-485 行き届いたレス、まことにありがとうございました。写真も凄く参考になりました。
脚本では「ブナの枝が切られてる」の五聯隊と、
「ブナの幹の苔はどっちについてる」の三十一聯隊を対比して際だたせてましたが
踏破距離と装備の重さ、案内人の有無はもとより、
登りか下りか、というのは基本も基本ですよね。
ましてや、あの極限状況では物凄く大きい差だと気づきました。
(まぁ地形図見りゃ一目瞭然なわけですが)。
>露営時点で「詰んでた」 の件
あまりの愚かさ加減に、さすがに新田の創作だとは思ってますが
軍医・神田Teamの帰営具申を「下士卒の突き上げが怖いから」少佐が却下したこと。
(脚本ではこの却下経緯をあまり強調してません。それもこの映画の好きなところです)
案内人を断ったのもさることながら、結果的にはこれが最後の決定的チャンスだったわけで
この時点で「詰み」と云えるのかも。
>>492 空気読まないで当たり前の事ばかりかいてるし
頭悪いんじゃない?
496 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/03(水) 23:14:16 ID:qMo9nU2q
最近この映画見て、あまりの凄さにビックリした。
映画は今まで山ほど見てきたけど、邦画はあまり見てなくて、ここ数年60〜70
年代の邦画は色々見るようになってた。そんな中、この映画を見た次第。
いやーこの映画は凄いな。
先週末「二百三高地」見て名作だと思ったけど、八甲田山ほどの
衝撃は受けなかったな。
なんか昔の邦画の戦争映画でオススメがあったら、教えて下さい。
戦争映画でなくてもいいけど。なんか圧倒されるやつ。大好きな黒澤以外で。
497 :
元地元人:2010/03/04(木) 01:28:41 ID:Jc92Hz/l
>>434 >ロシアとか北欧の陸軍なんかもノウハウ持ってんだろうなあ。
ロシア軍の冬季訓練では5000カロリー近く摂取して体温の低下を防ぐらしいです、又ロシア人は
寒気とは戦いません、大寒波襲来時は天気予報でも凍死の危険があるので外出を控える旨告知する模様。
>>493 >軍医・神田Teamの帰営具申を「下士卒の突き上げが怖いから」少佐が却下したこと。
概ね事実ではないかと思ってます、山口少佐は養子と言う環境から鑑みて脚本上の設定人物(山田少佐)のような
ワンマンでは無く、良く言えば下の者の意見も聞く、悪く言えば他の意見に流される、ような人物ではないかと、
神成大尉については5連隊に配属されてまだ半年という事もあり、軽んじてしまったのかも知れません。
山口少佐の養父?は「このたびの大遭難はお前の責であるから自分の命で責任を取れ」みたいな手紙を
送ってますね。
498 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/04(木) 01:44:11 ID:pItVN46g
>>497 そろそろオナニーやめたら?面白くないし
501 :
493:2010/03/04(木) 12:13:06 ID:AKy6D/VP
>>497 この作品以外、たとえば
「孤高の人」で、結果的に加藤を死の淵へ追い込む宮村や
「栄光の岩壁」で、最後まで疫病神のように竹井につきまとう津村、
果ては「武田勝頼」の穴山信君に至るまで
新田作品には、こんな絶対的悪玉が、かなりの確率で登場します。
(あくまで私的にはナンボ何でもと感じることが多いんですが・・好き嫌いは別れると思います)
ここでの山田(山口)少佐は、まさにその典型例なもので、
その延長上の意味で「創作だろう」と推測したわけです。
ご意見、なるほどと思いました。参考になりました。
502 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/04(木) 18:04:39 ID:aBf2qbUs
>>501 どこかで読んだ本で軍隊の指揮のあり方からいって、階級が上の将校や、先任将校
が居る環境で、神田大尉が指揮権を持つなんてありえないって見たことがあるんだが
実際の所はどうなんだろうか?
実際の神成大尉は元々の実施担当者じゃなかったから、いざと言う時の発言権は
なおさら低くなるんじゃないかとも思うんだが
(お分かりと思うので番号コテは省略します)
>>503 あ、いや、それは実際その通りだと私も思いますよ。
少佐のみならず、大隊本部が随行してるんですから、
いざ命令が発せられてしまえば、神田大尉も為す術はないでしょうね。
ただ、自分と本部は研究のための随行であって
中隊の指揮権は大尉だと明言してた少佐(聯隊長にもそう説明してる)が、
何の脈絡もなく指揮権を奪い、しかも意見すら殆ど聴く耳持たない、ってのが
典型的な「新田式悪玉」だと、私は(私は、です)感じたのでそう書いた次第です。
505 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/04(木) 21:01:07 ID:ySxZ4S7D
新田の小説ネタの餌食が少佐
真相は低体温症がきっかけでの210名の彷徨遭難なのに
小説は指揮系統の混乱で認識されている
これじゃ原因不明の難病患者が
奇人とか怠け者と指弾され
事件の張本人として扱いを受ける事となんら
替わりない。
このスレだったかどうか忘れたけど「山田少佐の子孫はまだ生き恥晒してんの?」って
書き込みを見たときこれはマズイと思ったよ。新田氏は最後にきちんと「これはフィクションです。
山田少佐のモデルとなった山口少佐はいい人でした」って書いておくべきだった。
この作品をノンフィクションだと思い込んでる人も多いみたいだな。
>>508 そんな頭おかしいのいるわけないだろ、馬鹿
510 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/08(月) 18:44:40 ID:3S1k9VU6
かんじきを全員がはいてたら膝まで潜らないで歩けたんじゃないの?
511 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/08(月) 20:42:54 ID:Eje5s/sn
>>510 積雪が1メートルを超えたらかんじきはこうがはくまいが一緒。
民間人やマタギはかんじきが活用できる天候の場合のみ履くのであって
悪天候の時には外にすら出ないよ。
今朝の天気予報で予報士のおねいちゃんが云ってた。
>優勢な低気圧が発達しながら三陸沖を北上、
>東北から北海道は今日から明日にかけて大荒れ
>とくに山間部は吹雪に厳重な注意が必要です
気象についてはもちろんシロートですが、ひょっとして・・・
今日(10.3.10)から明日にかけての気圧配置と天候は
明治35年1月23日とそっくりなんじゃないでしょうか。
青森の「古布」郷土史家
田中忠三郎氏の著書には
藁の手袋や藁の雪沓、海藻で作った蓑などが紹介されている
また冬季、睡眠する時は家屋の中でも氷点下のため
ドンジャという4〜5sもある麻布を重ねた布団の中で
家族全員裸になり密着して寝るという
それでも幼い子は凍死するらしい。
こういう知識を調査し検討してればこの遭難事件は
避けられていたかもしれないが
そんなこと気にもしていなかったんだろうな。
過去の過ちから情報収集がいかに重要か判る気がする。
516 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/11(木) 05:25:00 ID:Up/nIXm/
>>515 青森出身の兵士ならみんな経験的に知ってたんじゃない?
ただ岩手や秋田出身が多かったそうだから、全員は知らなかったと思うけど。
517 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/11(木) 15:51:02 ID:eDpVDbwP
アホのオナニースレw
あぼーん
520 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/12(金) 21:08:30 ID:CX/ZNV9s
521 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/12(金) 21:41:20 ID:VPo1yYJn
522 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/12(金) 21:59:45 ID:CX/ZNV9s
523 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/12(金) 22:27:08 ID:u0G25fmD
映画としては失敗作だよね、というより再現フィルムだね
みんな実話で補填してふくらませてるけど
半分は撮影秘話と実際の事件の凄まじさで持っている
はっきり言ってそんなに寒そうじゃないんだよな
なんというか徳島隊の八甲田踏破過程が簡単に描写されすぎの庸にも思う。
牧場の無人小屋で交代で休憩したり、目印の岩を必死に探したり、人魂に見えた汽車の明かりで
方角を定めたり、案内人が引き返そうって言ってるのを無理やり前進させたり、そんな難儀してる
描写がばっさり削られて、吹雪に苦しんでるシーンだけだもんなあ
これだから田舎モンは・・・
弘前、風強え〜
>>525 同意なんだけど、三十一聯隊の難渋シーンを入れると、
尺の問題もさることながら、ますます五聯隊と区別が付かないようになっちまって
(健さんが映り込んでないシーンなど)編集が至難の業になっちまうように思う。
・・・ま、勝手な想像だけど、そうやって私的には納得してるよ。
529 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/15(月) 02:18:34 ID:uphuQ2Ty
>>501 > 新田作品には、こんな絶対的悪玉が、かなりの確率で登場します。
なるほど、私は新田作品はこれしか読んでないんですがwiki等を調べますと、組織内で理不尽な扱い
をされる悲劇的主人公が多いようですので、501さんが書かれてるようにこれは彼の作品の主要な
テーマなんでしょうね。仮に新田の描写のような山田少佐であったとすれば自殺はしないでしょう、
牟田口がそうであったように。
あと新田の山岳小説でお勧めのがありましたらお教え下さい。
530 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/15(月) 02:19:01 ID:uphuQ2Ty
>>506 > 新田の小説ネタの餌食が少佐
> 真相は低体温症がきっかけでの210名の彷徨遭難なのに
善玉と悪玉を明瞭にした方が小説的には面白いから、手法としは有り、なんだとは思いますが小説を鵜呑みに
した人達から「破滅型リーダーは誰か」みたいな、アホなハウツー本が幾つも出てしまいましたね。
新田自身があの小説の終章で
「八甲田山の遭難がなぜ起こったのかと真剣にこれを解析しようとする者は少なかった。」と書いてるは
皮肉です。
12/23/20:05分露営決定
大隊本部の雪壕は山口(山田)少佐の「下士卒の中から一人でも凍傷患者を出さないように」という配慮から分
将校らが直接これにあたった為完成が一番最後(23:45)となってます、雪壕完成の時点で最も寒気に思考力を奪われて
るであろうグループが行軍中の決定権を持っているグループであったのもこの惨劇の理由の一つではないかと。
※山口(山田)少佐、進藤(佐藤)特務曹長ともに大隊本部、倉石(倉田)大尉を除き他は11名は死亡。
思考力がまともな状態であったなら雪の上で炭を起こすなどという間違ったことをせず銅釜に炭を入れて暖を
取っただろうし佐藤(進藤)特務曹長も幻の「田代への道」を見ることはなかったと思う。
>>529 「剱岳<点の記>」かな。ってこれと「八甲田山死の彷徨」しか読んだことないけどさ。
532 :
501:2010/03/15(月) 11:00:34 ID:rI1T8Bnu
>>530 >雪壕完成の時点で最も寒気に思考力を奪われているであろう
>グループが行軍中の決定権を持っているグループであった
いや〜度々参考になります。確かにそうですね・・・。
小説中では「小悪玉」扱いの進藤(佐藤)特務曹長も
大隊本部附だったこと、あらためて確認しました。
事の真否はともかくとして、ぴったし辻褄が合いますなぁ。
>新田の山岳小説でお勧め
>>531さんご推薦の他は
「孤高の人」「栄光の岩壁」「銀嶺の人」の三部作が先ずお勧め。
「・・死の彷徨」に類似の遭難物では「聖職の碑」。
あと「芙蓉の人」も面白かった。内容はググってみて下さい。
と、エラソーに書きましたが、「富士山頂」「強力伝」「アラスカ物語」あたりの
有名どころは未読でして・・・すんません。
ほか、「武田信玄」ほか時代物もまぁ面白いですが、スレ違いなんで止めときます。
ID:rI1T8Bnu キモイな・・・
一昨年アマゾンで原作買ったとき、届いたら表紙が変わってて驚いた。
新しい方センスいいぞ。上7割が黒で、下3割が白。たぶん八甲田の“地獄”を表現しているんじゃないだろうか?
535 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/16(火) 22:46:52 ID:i/cjojr0
>>532 馬鹿馬鹿!「富士山頂」「強力伝」こそが最高傑作じゃないか!
なんで読まないの?
536 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/16(火) 23:10:55 ID:DJlFapp6
新田次郎って気象庁の役人やりながら小説書いてて
同僚に勤務中に書いてんだろってイヤミ言われて辞表叩きつけたり
息子の自称数学者になんで不必要なラブシーンは入れたがるんだと言われて
意地になって以後も必ず入れ続けたりしてたんだよね
537 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/17(水) 00:42:55 ID:xj6Zgs+8
>>536 八甲田山のラブシーンって、もしかして体の冷え切った案内人を女房が裸で暖めたっていうアレ?
538 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/17(水) 01:03:31 ID:g8471DIY
>>535 ここには単発で他人の駄目出ししか出来ない可哀想な子供が約1名いますね。
頑張って書いたのが下のカキコレベルだし。
不思議なんだけどどうして命令受けたのは11月なのに雪が深くなる前に
道確認しに調査しなかったんだろ、で道々の高い木の上に目印するなりできたはず
途中にでも避難小屋建てるなりできたはずだし
危機意識が全然足りなかったのかな
その代償に巨額の救出費用かかったし
以下お約束の
「と、馬鹿が言う」が続くと思われ
年賀状配達のバイトをやったことがあるんだけど
軍手が濡れたときは最悪で、冷たいを通り越してものすごく痛い
とてもじゃないけど我慢できずに軍手を脱いじゃうんだけど、やっぱり脱いでも地獄
八甲田山で服を脱いで死んだ人は気が狂ったわけじゃなくて
きっと服が濡れていたんだろうなと思ったよ
全身があの状況になったらさぞや苦しいだろうと思う
しょんべん漏らしただけで悶死するのもわかるような気がする
540 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/17(水) 10:08:07 ID:Mnr541oT
>>539 服が濡れてて痛かったを通り越して即凍ってしまったんだと思うよ
下着とか汗でぐっしょりだったろうしね
>>538 >>535はたぶん例の奴とは違うと思うぞ。あいつは原作読んでないから。
他の作品も読んでないだろう。
>>535 俺的な新田作品のベスト1は「孤高の人」
加藤文太郎に憧れてそれから単独行ばかりしてたね・・・
(厳冬期じゃないけど(w)
それと、単純に読み物としては「槍ケ岳開山」がかなり面白い。
ただ、これは基本的に時代小説なんで時代物が苦手な人には
お勧めしません。
543 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/18(木) 00:26:17 ID:ojg60y8y
「八甲田山死の彷徨」の序篇とも言うべき短編「八甲田山」。
小笠原孤酒への取材以前の作品であり、未だ史実の細かい知識を持たない
段階で書かれた為、その点での詰めに問題はあるが、自然との闘いと敗北の視点に
特化し、余分な会話体を避けて畳み込むような記述は、長編とは又別の味わいを
持つもの。
或いは偉大な先例であったシュテファン・ツヴァイク「人類の星の時間」での
南極のスコット隊の悲劇の描写へのオマージュであったのかもしれない。
因みにスコットの遭難は八甲田山の丁度10年後の事であった・・・
>>538 お前は誰とケンカしてんだよ、カルシウム取れw
545 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/18(木) 00:41:33 ID:7Rh71icp
同僚がベストセラー作家で印税がっぽり
職場とは別の陽の当たる場所で先生先生と奉られてたら
イヤミの一つも言いたくなるかな。
546 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/19(金) 23:42:47 ID:BEVznJx+
>>545 司馬遼太郎がソレなんですよ
新聞社在籍中に直木賞受賞。
執筆依頼は引きも切らず、職務と著述を満たすためタクシーで通勤
最終的には福利厚生の安寧な新聞社を退社
死してなお時代を切り取る作家に。
547 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/20(土) 00:30:55 ID:RSf7FJT0
548 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/20(土) 00:33:20 ID:RSf7FJT0
>>547 わっ、正字が変換されない!
略字は「鴎」です。
石炭をばはや積みはてつ
>>547 そうだ!!
森鴎外は国費でドイツに留学
踊り子=タレントに迷い国費を貰えなくなり帰国
脚気ウイルス説支持の陸軍の軍医に在籍
八甲田雪中行軍後の日露戦争で
多くの脚気患者を救えない羽目に・・・・・。
551 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/21(日) 00:15:43 ID:aETyVh8C
鴎外は少年時代、西周の許に寄宿して勉強。
山口少佐もやはり幼時、西周校長の許で学生だった兄と一緒に沼津で生活し、
その後東京外語フランス語から陸士へ・・・
どうもフリーメーソンがらみの出番のようで・・・
西周は日本初のメーソンリーですからね。
しかしなんでメーソンの話が。
地上波で放映しないな・・・近頃
554 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/21(日) 07:59:22 ID:R1apRZvB
3時間あるから枠が取りづらいのも理由かもね
>>554 NHKとかでCM抜きで深夜とかに土曜とかにみっちりやってほしいね
わいわいしながら見る映画じゃないし
はっきり言って新田次郎の創作部分は稚拙だと思う
557 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/23(火) 11:21:49 ID:/vSnvLgM
>>556 聯隊同士の約束で競い合ったという部分も創作なんだが?
>>555 もう十年近く前の成人の日(まだ1.15固定だった頃)
朝9:00(8:35だったか?)から昼前まで、ニュース休憩は2回入ったけど
完全版を地上波総合でぶっ通し放映したことがあるよ。
録画したから確かです。
まだ事件関係者が生きてる内にもっとはやく調査してれば
もっよ詳しく事件の内幕がわかったのにね
明治時代とか大正時代ぐらいに
>>557 知ってるよ
創作部分は全体的に安っぽいと思う
>>560 安っぽいっていうのはどのへんが?原作と映画両方言ってくれ。
要するに善玉悪玉って事だろ。
どういう意味?
ステレオタイプの登場人物
死人の肉親は異常に霊感が強く、無事を祈らず死を確信する
事実を無視した奇遇や旧知といった後付け設定が多い
など
短い時間にわかりやすく詰め込む必要がある映画は仕方がないにしても
ドキュメンタリー風の小説としては演出が安っぽいテレビの2時間ドラマレベル
実際、新田次郎の作品は実在する遺族や関係者にはあまり評判が良くない
フィクションとしても人の善悪とは無関係な無情で大いなる自然との対比がうまくない
悲劇がまるで人災であるかのような印象が雑音のように紛れ込んでくる
>>564 その新田原作を映画じゃ時間枠におさめる為にさらに凝縮させたからね。
おかげで大隊長の馬鹿さ、神田の悲劇が強調されて徳島の成功はどこいった?って
感じで・・
この映画、ヲタならいざしらず一般のイチゲンさんなんかだと
額面どおりの史実だと思い込んでる人って結構多いよ。
「仁義なき戦い」とかNHK大河とかでも年配者は史実創作ごっちゃに
なってる。
今だったら「この作品は史実を元に脚色された・・・」なんてのが
本編前に挿入されるんだろうなあ。
映画「八甲田山」は偉大で原作超えしているが
やはり直近の資料や歴史解釈を踏まえた新作を観てみたい。
だいたい極寒の吹雪の下
大声を張り上げたり出来るはずが無い
毛皮のインナー無しの明治期の国産皮靴で
深い青森のべた雪を踏破出来るとも思わない
第一露営地で夜営した210名の内には
靴を失なって地下足袋で夜営した者もいたに違いないんだ
やはり書いてみたいね
平成の「八甲田山」
568 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/25(木) 23:17:15 ID:bUNvzi3r
CG多用の3Dだったりして・・・
真面目に言えば、平成版は史実を踏まえてオーソドックスにワイダさんに
撮ってもらいたい。
>>567 学者・歴史研究者のリアルじゃなくて
自分自身に襲いかかるリアルな環境が要点なんだ
時代は明治という人命に対する意識の低い黎明期というか
暗黒時代だし、サポートとかバックアップの概念すらない
粘る青森のドカ雪で
腰まで埋まる八甲田踏破を
現代の自分自身が歩いたらどうなるかは
観る者には切実な問題だ
実際200人近い人が命を落としている
気温も遭難当時の旭川観測値でマイナス40度以下だからね
南極常駐の隊員ですらゴーグルとフェイスマスク無しでは
目じり凍り出血し、息するにも厳しい寒さなのに
この雪中行軍演習の人達は本当の地獄を見たんだと思うよ。
570 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/28(日) 00:09:49 ID:oMcouH4b
572 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/28(日) 20:02:17 ID:ENfwFhqh
571がオマイラにリアルな話しをしてくれるそうだ、期待しよう。
>>566 もし新田が史実に忠実に、
「青森・弘前両部隊がほぼ同時期に八甲田の雪中行軍を計画、
双方ともお互いの計画はほとんど知らないまま・・・」
これじゃあ小説もヒットしなかったろうし各社競って映画化を企画するほど
面白くもない。
同時期に行われた両部隊の行軍を結びつけ、福島・神成の交流を
思いついた新田の作戦勝ちってとこだろう。
まあ、脚色として交流を描くのは悪いことではないと思うが
当時としては非常に重要な演習だったはずで
上から言われて嫌々って感じの演出はどうかと思う
576 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/31(水) 11:27:12 ID:E3sMd5HA
それにお互いの雪中行軍計画を知らなかったってのは無いんじゃないか?
無線も通じない絶海の孤島じゃないし弘前と青森は兄弟聯隊で相互に知人も居たろう
第一弘前第三十一聯隊の雪中行軍計画って東奥日報に記事として載ってなかったか?
まあ、再映画化したらCG多用で別の意味でリアルとは程遠い映画になるだろうとは思うが。
今時の役者であの八甲田山の猛吹雪の中演技しようなんて根性がある奴が居るとも思えんし
どっちにしても
名作は名作としてこの作品があるが
新しい八甲田山を観たいね
俳優やスタッフが泣き入れようが倒れようが
知ったこっちゃない。
>>576 再映画化したら、家族の絆とか婚約してた隊員とかの話を無理矢理入れてきて
しょうもない女俳優が出てきてグチャグチャするだろうし
ダメすぎ
579 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/31(水) 18:44:53 ID:VOymjUfU
だな。
オリジナルも女は4人しか出てきてないし、印象に残ってるのは栗原小巻と秋吉久美子だけw
あれはやっぱり「男」の映画なんだよな。
やるなら二画面で実況中継風に
メロドラマ一切禁止
581 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/31(水) 22:53:03 ID:O+JHMab2
>>580 小笠原孤酒の『吹雪の惨劇』其儘じゃないか。二画面。
映像にすれば実に見難くなりそうだな。
582 :
この子の名無しのお祝いに:2010/04/09(金) 00:22:15 ID:nmf0igua
温かくなって来たので、だんだん閑散として来た。
もうすぐ落ちるか・・・
っていうより、何の新展開もないし
アホがオナニーしてただけだしさ
>>582 雪中行軍を中止し、ただちに帰営するっっ!
今年は春が遅いからまだ落ちない
再映画化するなら、現代の若者がタイムスリップして第5連隊を救うとか
とんでもない設定にしたらいいよ。そしたら見るわ。
587 :
この子の名無しのお祝いに:2010/04/17(土) 00:04:49 ID:dbTLFnn1
メッケル少佐(その頃はもう少将くらい?)が「あんな事を教えた覚えはない」といって
日本に駆けつけようとするが、ウィルヘルム2世が「10年後には敵になるかもしれない国だから」と
止める。日本の軍事・外交中枢はオロオロして姿勢がブレてばかりで進展しない・・・
どこかの内閣みたい。
あ〜春の八甲田
あのシーンは泣ける
今日、やっと八甲田山のサントラが届くぜ!
雪中行軍隊、しゅっぱーつ!!
サントラのトラック、もう少し細かく分けて欲しかったなぁ。
592 :
この子の名無しのお祝いに:2010/04/19(月) 20:49:30 ID:YEexO9BD
593 :
この子の名無しのお祝いに:2010/04/23(金) 00:25:18 ID:HkZqSJRB
交響組曲に再構成したCDも出た。
オーケストラ・ニッポニカの演奏。芥川也寸志作品集。
594 :
この子の名無しのお祝いに:2010/05/05(水) 20:35:21 ID:zC0XIHnH
595 :
この子の名無しのお祝いに:2010/05/08(土) 10:25:12 ID:YDaYtFi2
>594
久しぶりだな、新資料は。
596 :
この子の名無しのお祝いに:2010/05/13(木) 00:50:20 ID:XShLkeqO
八甲田山の映画が名作中の名作だと思っているんだが
制作がシナノ企画なのがひっかかっている
この映画と学会はどのくらい関係してるんですか
手放しで褒めて大丈夫なんですか
598 :
この子の名無しのお祝いに:2010/05/13(木) 18:16:41 ID:Zg/wIhAO
>>598 小説のコクを論じるのが小説家共のサガ。
雪の圧倒的な画像を観るのが観客の心理。
大した事ない映画がヒットした事実を
筒井康隆は無視。
メデイア向けのコメントに過ぎない。
でも映画公開時は絶対見に行ってそうだけどな
>>600 筒井康隆は吟遊詩人のような旋律の文体で
人を魅了し、惑わしながら
ほとんどフィクションのみを描く作家だから
現地研究家の資料をもとに書いた
八甲田山死の彷徨をどこまで評価できるのやら・・・・・。
去年あたり都内のどっかの劇場で高倉健スペシャルみたいな感じで八甲田山上映するって話聞いたときは
マジで仕事サボってでも見に行こうか悩んだ
603 :
この子の名無しのお祝いに:2010/05/27(木) 00:24:42 ID:6UjK5wSF
>>601 まぁ、「ジャズ大名」を読んで「幕末にはまだジャズは生れていなかったはず・・・」
などと真面目に文句を言う人もいないでしょうからね・・・
>>599 でも簡単に映像の力に屈服するんじゃ、あんな小説は書けないと思う。
「やはり映像の力って凄いですね」なんて筒井には言って欲しくない。
小説家には同じプロとして文字の力に対する感応力があるんじゃないの?
筒井康隆は創価学会、シナノ企画が嫌いだからな
日蓮が現代にタイムスリップしてきて、創価学会の会を見に行き
「俺の教えたこととぜんぜん違うじゃないか!」と怒ったいう小説を書いたら
創価学会に猛抗議をされたので
それなら、と
公明党が政権党になって、創価学会の許可なしには法律も作れなくなった・・・
という小説を書いて、さらに問題になった
606 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/08(火) 00:21:25 ID:vpIZc6pn
「凍える帝国 八甲田山雪中行軍遭難事件の民俗誌」丸山泰明
青弓社 3570円 ・・・ 高い!!
607 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/10(木) 14:03:55 ID:RUyuKj6m
>>605 そこまで書くたぁいっそ天晴れwwwww
>>604 小説は斜陽コンテンツだよ
2010年現在
新人賞100万円程度
初版発行部数2500部
書籍が800円刊行として
印税8%
手取り16万円
オレ、25年前からコミックス描いてたけど
漫画業界の方が飯喰えた。
まぁ漫画も斜陽で8年前から会社員やってる
でも八甲田山雪中行軍遭難事件は
是非とも将来書きたいと思っている
このスレに感謝している。
>>608 何か八甲田山関係のイラスト見たいです
1枚だけ描いていただけないでしょうか?
610 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/14(月) 16:01:16 ID:5Hu/5wTv
>>596 自分は学会員だが、別に心配ない。学会を匂わすような宗教的な部分は
一切ない。推測だけど 当時の映画は斜陽産業(って今もか)
高い制作費出してコケたら大変!で「人間革命」「続人間革命」の
観客動員を見た東宝幹部が、ある程度の観客動員を確保する為に
シナノ企画に声をかけた。という流れじゃないかと思っている。
また、シナノ企画でいくらか製作費を負担したかもしない。
但し組織挙げての動員みたいな流れは なかった。
余談だが、一番最初にビデオが発売された時は、シナノ企画が入っていた
為か、信濃町の本社へ行って買うしかなかった。また地方での購入に
対応するため 当時の「国鉄」の「みどりの窓口」で委託販売されていて、
旅行パンフと一緒にビデオのチラシが置かれていた。
小笠原弧酒著「吹雪の惨劇」
読んでみたいなあ。でも全然増刷されてないしプレミアも付いてる。残念。
612 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/16(水) 19:46:23 ID:/7TnBRv7
>小笠原弧酒著「吹雪の惨劇」
銅像茶屋に平積みされてないかい?
>>612 そ、そこまで買いに行かなければならないんでありますか〜!?
614 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/17(木) 23:00:10 ID:uVGL1npX
電話というものもある・・・
615 :
sage:2010/06/18(金) 10:54:17 ID:W6BV3Irm
北大路キンコさんのHP見れば何かしら道が見つかるかもしれんな
あるいは巡礼に行って銅像茶屋で買えばよろしい。
616 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/18(金) 11:29:29 ID:SurD4Vvl
>>610 シナノ企画は本作と「砂の器」と言う70年代どころか日本映画史上に
残る名作を製作している。
一般映画で学会色が強いのは当然ながら「人間革命シリーズ」のみ。
あと大作と呼べるのは「聖職の碑」くらい。
その後は経営政策なのか大作の製作に関わっていない・・・・・・
「砂の器」はシナリオが製作の10年前に完成するも松竹の「こんな暗い
映画は客が入らん!」と放置されてた。ただ山田洋次はこの時に橋本忍から
シナリオを書く事について多くを学んだらしい。
この2作は橋本プロとシナノ企画が動かないと製作できなかったはず。
「砂の器」のポストプロの段階から「八甲田山」の製作もすでに同時平行で
スタートしていた。
>>616 >山田洋次はこの時に橋本忍から
>シナリオを書く事について多くを学んだらしい。
少し前のNHK-BSの特集番組で、山田がそこらあたりを証言してましたね。
原作読めば読むほど高くなる「こりゃ映画にゃならんぞ」という壁を
原作には殆ど無い、親子の旅の描写
「道中の想像を絶する苦労」、その一点に賭けて橋本が突破した・・
そんな内容だった、と記憶しています。
「砂の器」は、原作よりも映画の方が面白い、という人が多い珍しい作品ですが
(自分もその一人ですが)それを聞いて、なるほどと思いましたねぇ。
愛蔵版とか完全版とか何度かDVDが発売され直してるみたいだけど
最新のはどれなの?
619 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/19(土) 17:09:30 ID:QwviRS3W
>>618 映像特典がもっとも充実してるのはレーザーディスクw
620 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/19(土) 17:09:46 ID:PELmhy+O
>「砂の器」は、原作よりも映画の方が面白い
「原作より良く出来ている。」と原作者の松本清張自身も述べている
621 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/19(土) 18:32:33 ID:FA82zzXX
>>616 >「砂の器」はシナリオが製作の10年前に完成するも松竹の「こんな暗い
映画は客が入らん!」と放置されてた。
その段階で企画が通ってたら、下手すれば白黒とかになって、あの美しい巡礼シーンは
なかっただろうね。
緒形拳も「砂の器」で映画に魅入られて、のめりこんでいったワケだから、
昭和49年ってのが良かったんだろうね。
加山さん扮する倉田大尉は
やっぱり代表作のイメージを踏襲してますね
さすが“若大将”ってかんじです
623 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/20(日) 08:08:47 ID:r16XEN6h
握り飯を油紙で包装すると凍結しないことを学んだ
624 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/20(日) 10:27:39 ID:J8qmn/nI
>>623 ちゃんとふところに入れて人肌であだだめておがねとだめだぞ
こんな物が食えるかっ!
626 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/20(日) 19:35:13 ID:Yy1rtL8r
平成の世にあってもなお人命を呑み込み続ける八甲田山
合掌
>平成の世にあってもなお人命を呑み込み続ける八甲田山
いや、わざわざそんな危険のある場所に行った結果としてそうなったんだから「捧げた」と言うべきだろう。
みんな今朝のめざましテレビ見たか?
自衛隊の時は田代湿原で
正に!!
という場所だが、今回は酸ケ湯側か
あそこは四季を問わず「魔の山」だからなあ
>>609 ごめんなさい、画像のUP方法知らないし
画業的にはサイバーパンクとか戦場とか主にスポーツカーやバイクが本分
しかも過去の仕事部屋は物置と化しています。
加えて、八甲田は活字でやりたいのです。
現在は同僚が遭遇した25年前の冬の落雷事故に取り組んでいて
なお、会社は残業だらけ
とにかくこんな世の中なので
果敢に働き、気ままに創作します。
633 :
この子の名無しのお祝いに:2010/07/10(土) 02:34:58 ID:vwump+Hs
誰もいない…。全滅したのか…?
夏は無理
とにかく暑くてリアリティが無い
でも夏休み映画だったよな、確か。
冬寒いのに凍え死ぬ映画なんぞ売れないだろ
映画は楽しい夢を売る商売だぞ
夏場、見ていて涼しくさっぱり、映画館を出たら夕暮れだったという映画じゃないと売れないだろ
地方での体育館での巡回上映で見たよ。
時期は11月。もうとうに全国ロードショー終わってたころだ。
639 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/16(月) 11:43:00 ID:Vo7zkgo2
夏になって暑くなるとこの映画と遊星からの物体Xが見たくなる
山登りもそうだけど引き返す勇気が必要なんだね
>>625 あの凍った握り飯、捨てる事ねーだろ!とモオタ。
ちっとま冷たいの我慢して懐にでも入れときゃ、
じきに解凍して食えたのにさ。
バカだね
642 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/29(日) 01:12:46 ID:cD5Bd+MX
643 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/30(月) 14:29:17 ID:KNhufVq5
644 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/30(月) 15:26:22 ID:8tqZadtx
山登りしてると気持ちが高揚してああいう行動をとっちゃうらしいよ。
645 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/30(月) 19:28:01 ID:EFgvoQ8g
クライマーズハイ ですな
今、毎日30℃越えだから映画の設定温度とは50℃くらいの差があるね
>>639 低予算感はあるが、局地映画カテゴリでは名作の印象だよね
極寒の地での凍死による終焉が印象的
南極ゆえに極めて短い時間で死が訪れる部分が
八甲田山と異なる
44マグナムを携行し、緊急時に敵対者にぶっ放す南極測候所所長は
アメリカン・ジョークそのもの
加えて、エイリアンの作品内の「猫」に対し
「犬」を打ち込むあたりも軽妙だった。
しかし、「八甲田山」は四肢の凍傷苦と
指揮系統の混乱・意思混濁、長期迷走の終了しない行軍を観る者にアピールするのが
作品の眼目
「遊星からの物体X」は驚きのギミックの構成の連続性が作品の眼目
しかしながらこの2作品は映画的に云うなら
共に名作といえるでしょう。
648 :
この子の名無しのお祝いに:2010/09/12(日) 20:01:46 ID:dTDoIIKy
封切の時って4チャンネル音響だったっけ?
649 :
この子の名無しのお祝いに:2010/09/14(火) 19:39:40 ID:P9SDvcxg
うちの会社20年くらい前は管理職研修教材が八甲田山だった。
意外にも組織論的には北大路の方が評価高いんだと。
>>649 そういう研修で「物事の決定権が小さい現場より、むしろ役員級こそ見なければいけない映画なんじゃないですか」って
言ったらクビかな?
現場でいくらちゃんと調査して決めても見当違いの決定する上司は世の中多すぎだと思うけどね
津村連隊長殿が…。
ご冥福をお祈りします。(´;ω;`)
どんどん減っていくな・・・俳優さん
谷啓さんも参加してたらよかったのに
次々に兵隊さんが倒れていくシーンで
すっとカメラが横にすべらせると
谷啓さんが軍服で倒れて左手を上に上げて何かを掴むような形で凍死してるの
場内、爆笑
連隊長殿に捧げー銃!
ご冥福を。
>>641 さみーのにわざわざ冷たい氷なんかコートの内側に入れたくないよー
という状態ならポイしちゃうのも仕方ないかなと。
まずそうだし。
すぐにあったかい飯にありつけると思ってる状況だし。
何回も議論されつくしてるとは思うけどさ
こんな冬場になれば地獄みたいなとこになるとこなら
楽に行き来できる夏場にでも中間地点あたりに
避難小屋みたいなの作っておかなきゃ
この物語なら途中の賽の河原あたりに
そうすれば馬立場のあたりから天候が激変したら
即、賽の河原まで戻って小屋の周辺で夜をあかすこともできた
交代で小屋の中に入って火にあたって休息することもできたし
まあ、そうしてればここまで犠牲者出さなかったから
後世に語り継がれることにはならなかったけどね
その話は飽きたので却下
658 :
この子の名無しのお祝いに:2010/09/24(金) 15:01:34 ID:MO6wYJMj
ま た お 前 か
657 名前:この子の名無しのお祝いに[sageORCE_IDK] 投稿日:2010/09/24(金) 13:20:47 ID:KZejo7dg
その話は飽きたので却下
658 名前:この子の名無しのお祝いに[] 投稿日:2010/09/24(金) 15:01:34 ID:MO6wYJMj
ま た お 前 か
↑過疎化を招く原因
純粋に官直属の兵卒のみの雪中行軍で
軍夫(非正規軍人労働者=短期契約人夫)の随行無しというのは
そういう時代だったのだろうか?
無謀といか無策というか、信じられない。
日清戦争時にも軍夫という後方支援要員は配置されていたというのに。
>>660 まだ江戸時代の以前の人のほうが合理的だった
天候が悪ければ素直に戻っただろうし
>>661 確かにそうだ
江戸期じゃなく戦国期の話だが
冬季は合戦などしなかったし、仮に戦う必要性が生じても
馬にかんじき履かせて、ムシロを敷いてその上を行軍させた
ムシロは馬が通過した段階で進行方向に再配置
いわゆるキャタピラ的無限軌道の要領で進軍。
先人の知恵が継承されていない明治の陸軍。
>>662 だって、武士の末裔は上の幹部だけでほとんどは平民出身だから
そういうノウハウは伝わってないのかも
>>663 なるほど、江戸期300年の平安な歴史下で
ぼーっと暮らしてきた士族出身の指揮官と
身体壮健で相撲・柔道に優れた平民出身の兵卒で構成された組織の危うさが
この事件の要因の一つなんだな。
665 :
この子の名無しのお祝いに:2010/09/28(火) 08:43:51 ID:Fsz3fHXK
>>662-4 近代国家の軍隊が、そんな戦国時代のやり方真似出来るか!って事だったんじゃないかな?
軍人てのは意地っ張りが多いし。
>>665 同意
当時としては最新鋭の装備での雪中行軍だし、火縄銃の頃と比較すること
事態がナンセンスだったんでしょう。
「軍にはコンパスというものがあってな・」
と案内人さえ断るぐらいだからね
667 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/02(土) 21:29:50 ID:gc93B9oW
>>656 まあ実務を担当した神成があまりにも知識認識不足だって事に
尽きるんじゃない。
映画みたいに神田が徳島を訪ねて資料を見せて貰うみたいな
事があれば犠牲も少なくてすんだかも。
669 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/06(水) 17:21:35 ID:H7iOD1YP
>>668 でも土壇場で交代したんでしょ?
仮に行く気があっても時間的に無理では?
>>669 原田清治大尉(史実名)の婦人懐妊で
急遽選ばれたのが神田大尉
想像だけど、神田大尉と原田大尉の交代時期は1月初頭じゃないかと思う。
松の内が終わり、仕事始めでいきなり交代が告げられる、
当時の土・日のカレンダーが無いので仕事始めがいつなのか不明だが
例えば1月7日着任、1月23日雪中行軍を実施せよとか
そんな感覚でこの演習は準備された可能性ありそう。
余談ながら交代した原田大尉は
後日1月28日より救助隊として八甲田に入る事になる
そういえば
救助隊から見た「八甲田山」はまだ未開拓だな
読んでみたいし観てみたい。
まあ大尉に昇進していきなり大役を任されて責任の取れそうにない
結果を引き起こしたんだから神成にも同情すべき点はあるね。
でもそれを差し引いても幹部の中でも比較的早く錯乱して
「天は我々・・」発言はどうもね・・
兵卒の士気が萎えてしまう。
>>671 引き起こしてないよ、小峠の段階で帰営の考えだったんだし
悪いのは上司の少佐だよ
案内の人を断ったり、天候悪いのに荷物隊を放棄するのを遅らせて全体の行軍を遅らせたり
錯乱して嘘の道を言ったのをそのまま信じて行軍させたり
無茶苦茶
それフィクション・・・
映画の板だからな・・・・
>>672 映画の山田少佐ほどじゃないが実在の山口少佐の越権と取れる言動はあったにはあったらしいが神成(神田)大尉の指揮権の放棄とも取れる言動も問題だろう
帰路が確定してない一番辛い局面で「各自勝手に青森に帰れ」だもん
信頼していた指揮官にいきなりこんなこと言われてに張り詰めていたものが切れたみたいに兵卒がバタバタ倒れたって生存者の証言があるぞ
「天は…」発言もあったみたいだし
>>675 全く帰る方法がわからないのなら
一人でも生還者を増やすためには全方向に散らばっていくのも
一つの方法
「各自勝手に青森に帰れ」は未確定でね?
「天は我らを見離した云々」は生存者の証言もあるから本当に言ったらしいが。
素人考えでも指揮官のこの発言はまずいよ、一気にバタバタ行っちまうわな・・・・・
>>677 もう指揮官じゃなくて一人の人間に戻ってるから
>>670 1月18日、神田大尉の燧山までの日帰り予行演習
1月19日、神田の成功をうけて山田少佐が行軍演習を決断
隊の編成開始、行軍日は23日に決定
1月22日、雪が降ってきたため不安を覚えたのか
山田少佐の訓示
「各自二ナルベク、カイロヲ携帯スルヤウ、取計ラレタシ」
夕刻より、壮行会と称した宴会が深夜まで続く
23日午前6時20分出発
あまりにも準備期間が短すぎる・・
>>679 だって、裏山みたいなところへのたった一泊の行軍なんだもの。
大げさすぎるよ。
>>679 >夕刻より、壮行会と称した宴会が深夜まで続く
いく前の日から隊員たちのHP削ってたんだな・・・
睡眠不足で冬山越え
>>681 HP削りでいうと
重量4kg強の三十年式小銃+兵の個人食糧
糒(ほしいい)3食分 餅6個の携行食糧などを詰め込んだ
背嚢 : 5貫 18s以外に
飯盒雑嚢及び水筒を携行
加えて
白米・薪・炭・2斗焚きの銅釜を行李輸送隊に組み込んだ点も大きい。
行李隊のソリは14台 その総重量は300貫(1.2トン)
米1斗6升 缶詰め肉35貫 漬物6貫 清酒2斗
炊事用の銅平釜と鉄釜 各2 薪60貫 木炭44貫600文目
ソリ1台あたり80キログラムの行李輸送
しかも、このソリには舵棒が無く、横滑りを制御出来ない構造
常に谷側の傾斜に流れ進行が妨げられる。
>>682 史実を知れば知るだけ疑問が出てくる
なんでこんなにずさんな計画なのか
自分が仮に数日後に隊長になってどこの山を越えてどこに行ってくれとか
命令されたら重い荷物は別働隊に当日までに一番近くの村まで運ばせて
本隊は当日は身軽に体力温存して行軍させるけどね
もしくは反対側に別働隊送って先に設営させておくとか
なんで全ての荷物を担いで一度に調査から軍事演習までやろうとしたのか
原作読んでて疑問だらけです
>>683 無理無理、自分ならって奴ほど実際には出来ない、結果を知ってるからで競うに思えるだけだ。
第一、輸送自体が行軍目的なんだから貴官の進言は却下だ。
>>684 じゃ、明日にでも「どこか」に行くので用意してくれって言われたら
最善手をするよ、自分
まかせとけ
仲間内から「ダンドリくん」って言われてるのは伊達じゃない
687 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/13(水) 03:26:33 ID:qHFovVBH
ま た お 前 か
688 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/13(水) 10:42:59 ID:4616V3wW
>>685 一つ言えるのは君には行軍の指揮官を任せられる地位にまでは昇進しないということだ。
690 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/13(水) 11:53:40 ID:jlWLaQTR
来週、劇場に観にいくかな
>>684 そうなんだよ
軍事訓練なんだから小銃が重いのは仕方ないし弾薬や重火器が輸送可能か?ということも課題のひとつなんだから、食糧や鍋釜薪が重いからソリ引っ張りませんじゃ意味ないんだよね
安全だけ考えるんなら方法はいくらでもある
ただそれらの放棄のタイミングについては判断が甘かった点もあるね
692 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/13(水) 19:25:18 ID:4zY2PCSo
本当に残念なのが
1889年(明治22年)
5連隊 奥野大尉が雪中下 酸ヶ湯を経て十和田湖畔に到達
大変な難儀のうちに踏破に成功した
1899年(明治32年)
5連隊 加藤大尉が雪中下 小川原湖の氷上通過を成功させる
1901年(明治34年)
5連隊 第3大隊 :青森〜田代〜増沢〜三本木 を雪中下踏破する計画を立案するが
「 不時の障害のため 」未実施
こういう過去の青森5連隊の研究がこの
雪中行軍に活かされていたかどうかが疑問。
また、日清戦争で渡河作戦の後凍傷で四国の歩兵部隊が機能不全になった
事実も青森5連隊が知っていたかも疑問。
>>693 1901年の「不時の障害の為」っていうのが
原因とかどこまで行けたかどうかの記録がまったく残ってなくて
その辺のところから杜撰なのは5連隊の伝統ではないのかと・・
現に山口隊も気象・行李隊の状況など輸送演習なら欠かせない
記録を全く残してないしね。
永井軍医がメモ程度に残したものが唯一の記録じゃない?
一応「雪中での大小行李輸送の研究」の為の行軍って事になってはいるが
現実には「雪中トレッキングの後は田代で一杯」作戦といったほうが
あってるような気がする。
今回のチリ鉱山の件でもわかるように何か災害があっても
リーダーがちゃんとできる人なら被害は大幅に少なくて済むんだよね
>>694 >現実には「雪中トレッキングの後は田代で一杯」作戦
つか、演習内容とかその目的や重要さが下まできちんと伝わってなかったんだろ
一番下まで確実にきっちり伝わってたのは「田代温泉へ一泊行軍」
これだけだったら徴兵された素朴な明治の兵隊さん達が「温泉に浸かって一杯♪」
となってしまうのも無理は無い
これだけ大掛かりな演習なのにその辺徹底させなかった上層部の責任は大きいわな
福島(徳島)大尉はその辺のところ容赦なかった
>>696 31連隊の士官、下士官中心というのがそこで活きるわけね
兵卒も上官達に随行するから気が抜けないだろうし
しかし田代って二百名泊まれる施設って無いっぽいんだけど
着いたら着いたでどうなったんかね
698 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/15(金) 17:58:43 ID:YQhEN1Y4
>>697 踏破訓練だから雪濠掘って野営じゃないか?
>>698 仮にあんな異常気象でなくても氷点下何十度だっただろうから
凍傷者続出してたと思う
計画の最初からずさんすぎ
>>698 雪濠掘って天井設営して救助隊用の宿舎の出来るのが
皮肉にも、遭難事件の後数日の出来事。
雪濠中央に暖をとる熱源、
雪濠の天蓋は木材の格子にわらのムシロ敷き。
また、思考錯誤の後
縦・横の木材を支柱に三角屋根を雪濠天蓋に設営し
強度を向上させたりと
飛躍的な防寒施設への技術革新が青森5連隊の捜索には
活かされた。
映画の場面では栗原小巻と高倉健が出会う遺体安置所の
あの設備がそうです。
そもそも神田大尉の計画案が好天の日帰り行軍をもとに想定したもので
不測の事態なんて想定してない。
防寒装備も大甘だし、大釜での給仕炊飯訓練すらやってないのに
猛吹雪・3メートル以上の積雪のなかでぶっつけ本番だから。
しかも炊事担当が行李輸送でグダグダの兵卒だもん。
いきあたりばったりの
雪中行軍・・・・・・・・・・
なのか?
今からでも遺族が国を訴えられないのかな?
こんなずさんな計画
金は取れないかもしれないけど、公式に謝罪させるとか
704 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/19(火) 23:48:37 ID:fboc5BQ3
流石に時効じゃないか?そもそも非常に残念な事に日本陸軍もう無いし
それにしてもつくづくこうして見ると、八甲田山遭難事件て起こるべくして
起こった事故だったんだな・・・・・・・
705 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/20(水) 00:24:43 ID:c9UI9ysE
いや、だから戦後もずっと隠匿されてきた事実だったんだろ?
この時代の軍部がアホすぎる、というのは当事者も、そうでない者も
どうにもしようがない苦しい過去、なわけで
>>704 時効なんかないよ、海外では十字軍の行った行為の裁判とかやってたし
>>705 この時代の軍部じゃなくて
青森師団の偉いさんが・・・じゃないの?
キリストも訴えられてるしな
地動説が正しかったと、宗教裁判のやり直しで無罪を勝ち取っているし
しかし毎年の事なんだが
寒くなってくると行軍参加者が増えるのはなぜなんだ?
夏場はあんなに過疎ってたのにw
>>710 なぜだろう
肌寒くなって来ると語りたくなってしまうんだよ
それに良く叩かれてる人いるけど俺少し分かるぜ
俺だったらどうすれば防げただろうとか
ただ、明治時代の帝國陸軍の踏破訓練という事の制約を無視したレスや後出しじゃんけんみたいなレスはあまりに礼儀知らずだからしない様に気を付けたいね
>>711 普通に考えればわかるだろ、当時の人でも
713 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/21(木) 23:49:00 ID:ET3f39lU
どれ、そろそろ行軍準備でも始めるかね
とりあえず酒保で防寒用に外套の下に着る古新聞と足やにぎりめしを包む油紙買って
外出日になったら町へ行って藁の雪靴に入れるとうがらしと風呂敷を調達せにゃ
あ、俸給が出たらぜんぶはたいてゴム長靴買った方がいいのかな?
ゴム長靴は高いけど命には代えられねぇだよ・・・・・
あのゴム長靴は、偶然東京で買っていた物品
青森では手に入らない、まず上野に上京しなきゃ
>>713 倉田大尉殿が上京されるらしいから従卒に頼んで買っておいて貰うといいぞ
716 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/22(金) 22:42:37 ID:rTQYcXxi
そおか、ゴム長靴は東京まで行かんと手に入らねぇだか・・・・・
教えてくれてありがとぉな
あれさえ履いてりゃ足が凍傷にならない魔法の靴だって聞いておったから
是が非でも欲しいんじゃがのぉ〜
倉田大尉殿が上京されるのか、でも大尉殿は講習会って公用で上京されるそうじゃから
いくら従卒にと言ってもお願いし辛いのぉ・・・・・
>>716 仕方ない
俺達下っぱにはゴム長靴なんぞ贅沢品よ
軍靴の上から藁靴、軍足の三枚重ねに油紙で唐辛子包んで頑張るしかない
もうすぐに行軍だぞ
>>717 軍靴、しかも兵卒は短靴で足首までしか無い
短靴+藁靴という構想自体雪中で脱げやすそうな印象。
地下足袋2枚・油紙+唐辛子+地下足袋1枚に直接藁靴という人もいたらしいが
これはもちろん、樵(きこり)や漁師の関係者の装備方法。
しかし途中で藁靴と地下足袋を失い外套の襟の毛皮を足に巻き
手作りのカンジキで行軍していた兵もいたという。
川口泰英氏の「雪の八甲田で何が起ったのか」より
軍歌雪の進軍はじめっ!
地雷を踏んで♪
「おれは八甲田山の生き残りの勇士だ」
「なんだい、八甲田山の生き残りというのは」
雪の進軍♪
行李(こおり)と心中♪
ソリが無ければひきかえせたのーに♪
ひとーは倒れる、沢に落ちる♪
こーこは鳴沢骸(むくろ)だらけ。
おーがま背負って、谷底おちる♪
こかんはしょうべん、くそだらけ
駒込川で氷の地蔵♪
賽の河原は亡骸だらけ♪
それでも付いていったらば♪
大尉が行ったよ「勝手に帰れ」♪
727 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/24(日) 22:54:29 ID:wvvBEDOZ
これから行軍さ行ぐだってのに縁起でもねぇ唄はやめとくれ
おら達ゃ大尉様の命令通りするしかねえんじゃ・・・・・
高利で投資
>>727 210名行軍し病院に収容されたのは17名
このうち6名が
治療の甲斐なく死亡している
つまり、11名しか生き残れなかった
青森5連隊の雪中行軍編成の出身県は以下のとおり。
岩手県 143名
宮城 49名
青森 6名
他 12名
>>727 せめて村山伍長か江藤伍長、伊藤中尉殿あたりのそばにいろ
>>730 村山伍長のひざを枕にして寝ちゃだめだぞ
ちゅ…中隊長どの…ご…五連隊から…み…三上小尉殿…ひ…率いる…きゅ…救助隊が…
み…三上小尉殿は…そ…その後…退役されて…ち…千葉県の…ち…知事に就任されたで…あ…り…ま…す…
>>732 貴様!
精神錯乱を起こしているのに
なぜ未来の事がわかるのだ!
いよいよ明日は冬将軍様の到来だそうです。
北東北の山岳地帯は初雪になる模様・・
>>733 さ…さらに山田大隊長殿…は…退役されたあと…つ…釣り好き…の…け…建設会社…の…しゃ…社長と…なられ…お…落ちこぼれ…社員と…毎年…つ…釣り…に…はま…ちゃん…すぅ…さ…ん…
凍死信託
>>735 長谷部!
しっかりせんか!
俺は今は北海道犬に転身し白戸性を名乗っている
お前も生きようという事を忘れるな!
738 :
行李兵卒:2010/10/26(火) 10:38:13 ID:3WyDNVMR
そりーを放棄だ やれ助かった♪
大尉がひとこと 「背負ッテ運べ」
やっとの思いで 露営地着いたー♪
無情のひとこと 「メシヲ炊ケ」
休む間も無く 露営地出発♪
非情のひとこと 「背負ッテ運べ」
739 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/26(火) 21:01:40 ID:pfMp7Gbb
今月半ばに遭難資料館と銅像見てきたけど、本当に運が悪かったとしかいいようがない事故だったんだね。
どうしてこのタイミングでこんなことが起こるんだよって事いっぱいあるよね。
よりによって雪中行軍本番の日に観測史上最悪の寒波がくるとかさ。
八甲田山もしかり、日航機墜落事故なんかもよりによってお盆の帰省ラッシュの時に起こったりしてるし・・・。
なんと言うか悪魔ってのが本当に居て狙ってやってるとしか思えないほどの運の悪さだよね。
>>739 そうだね
しかも道に迷ったその夜からだからね
タイミングが1日どちらかにズレてればあれほどの惨事にはならなかった
741 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/27(水) 00:36:45 ID:kSZcu8Xh
>>739 でもその最悪の遭難を回避するチャンスは行軍中何回かあった
どんな最悪の事故でも最後の最後まで最悪の結末を逃れる道はちゃんと
用意されているんだと思う。
実際、そんな風に「最悪の結末をギリギリ回避した」中小事故は日常的に
起きているんじゃないか?
そのいくつかの助かるチャンスを悪い方、悪い方と選択して行った結果があの
山岳史上最大の遭難事故だったんじゃないかね
742 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/27(水) 03:42:50 ID:PVvt82fz
緒方拳のラストの老けメイクが「砂の器」の三木顔と同じだ。
>>741 そりの放棄の判断の遅れ
そりの荷物を兵卒に背負わせた判断の是非
行軍中止し帰営する判断の遅れ
露営の是非
露営地を夜中に出発し帰営を始めた事
帰営の途中で未確認情報を元にふたたび田代を目指した判断の誤り
装備の甘さや計画の杜撰さは勿論だけど、出発してからの判断の悪さはこんなもんかね
案内人を断った件は確認されてるんだっけ?
>>743 案内人は最初から居なかった、というよりいらなかった可能性が高い。
兵卒の中にも田代近辺の村での出身者がいたようだから。
進路先導・斥候部隊 ⇒10
その他(ラッパ・医療・炊飯・設営・大隊本部付研究部隊)⇒カンジキ地ならしを兼ねさせて50
輸送・炊飯隊・設営⇒150
自分の分の銃と背嚢だけ背負ってただ歩くだけの奴大杉、このくらいの割合で編成していれば・・・
まあ、そもそも大釜とか大量の炭とかを持ち込んでる時点でアレだが
>>745 そんなことしなくても途中に山小屋でも雪が降る前に建設して
そこに釜とか薪とかの重いのは事前に運び込んでおけばいいし
どうせロシアと戦争になったら途中に資材集積場作るんだろうし
>>746 輸送の現実問題だけはそれでいいけど「どのくらいの荷物を引いて雪深い中踏破出来るのか?」も研究課題のひとつだからね
>>745くらいの編成にしなけりゃ無理と判ればさすがに上層部も考え直すでしょ
逆を言えば本来現実主義でなければいけない軍隊なんだけど散々不可能を気力と根性で可能にしてきた軍隊だもんだから慎重論は相当な現実を突き付けられないと通らなかったと思うよ
最悪の事を考えた慎重論が悪とされる変な風潮はもう当時からあったし
わずか5里ばかりの間に物資集積所など必要あるものかっ!
749 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/29(金) 00:54:14 ID:BoGBlhV1
>>747 >慎重論は相当な現実を突き付けられないと通らなかったと思うよ
軍医の状況判断の上での意見具申が通らなかったくらいだからなぁ・・・・・・・。
>>748 冬場はその5里が50里にも相当するのだ!
>>749 しかも軍医の判断に異をとなえて頑として続行を主張したのが複数の下士官だって言うから
原作のこの部分が創作ではなくて現実に起きてたらしいと知った時に暗澹たる気持ちになったよ
彼らが功名心からなのか本気で可能と思ってたのか知らないが精神論ってのは諸刃の剣だよな
まぁしかしその精神論や功名心というのは一番、大切だよな
今はあらゆる分野でそれが欠けている
精神論、功名心、立身出世〜
そういうものを悪者扱いする風潮を変えないとなぁ
>>751 そのときいちばん文句言ってたのも進藤特務曹長
>>752 そりゃそうだ
それがあったから個々は勇猛で粘り強く、結局旅順だって落としちゃったからなぁ
>>753 のちに全隊を死の彷徨に導いたあげく、駒込川に飛び込んで氷の彫像になった人ね
>>751 しかし200名を超える大部隊で軍医はじめ衛生関係者が3人だけというのも・・
「まあ、1人や2人は腹痛やシモヤケ起こす奴もいるだろう」
こんなもんだったんじゃないか。
>>755 雪濠設営用のスコップ=10本
つるはし=5本
も書き加えておくれ。
なんで吹雪の時の炊飯とか普通のそこらの軽い冬山でも実験できたことが
ぶっつけ本番になったの?
あれだけ大きな釜なら下が溶けてしまって炊飯できないのは普通に考えればわかると思うけど
758 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/29(金) 18:24:22 ID:F01GjRT5
>>757 行軍決定から実施まで時間的な余裕がなかったから。
この雪中行軍に参加した210人の兵のうち
現地「青森県」出身者が
たった6名だけだったから・・・・・・。
青森5連隊は岩手県人の連隊ともいえる。
760 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/29(金) 21:44:40 ID:OHq0DSWy
「雪国出身」ならもう少し増えるんじゃね?
・普通に考えて分からなかったから
・炊けないことはある程度予想出来たが確認が必要だった
・気合いと根性でなんとかなると思った
このどれか
遭難状態で1日歩いてそれでもみんなで疲れた身体に鞭打って3メートル(一説では5メートル)必死に堀りに掘ってそれでも地面が出てこなかったんだぞ
仕方ないから踏み固めた雪の上で炭起こして始めちゃった
根負けしたんだろうよ
こんな過酷な条件の訓練なんかできないだろうから事前に良い条件の炊飯訓練をしたところであまり役に立たなかっただろう
・八甲田山の積雪量を甘く見ていた
知らんもん、経験のないもんを正確に想像するのは難しい つか出来ん
「雪がたくさん積もっている」のは知っていても原作にもチラと書いてあったが5〜6メートル
だか掘り進んでも地面に付かないなんつー状況を想定してなかったんでないか?
第五聯隊が置かれていた青森市街地では奥山ほど雪は積もらないだろうし軍隊の営庭なら
常に除雪はされているだろうしましてや積雪量の少ない岩手県メインの聯隊ではなかなか
そこまでの想像は難しかったんではないかと。
>>762 道を見失いやすいのがわかってたんだから
先に赤い旗でもつけた竹の棒とか多めに持って行くとかできなかったの?
一定距離ごとに道に刺していけば目印になるし
そうしてれば簡単に戻ってこれたのでは?
銅釜とか無駄に重いモノもっていくならそういうの持って行かなきゃ
1月23日 雪中行軍演習開始
1月25日 旭川 零下41度を記録
未だに破られていない日本最低気温の観測日
だめだこりゃ。
>>765 死ぬかもしれない過酷な状況だと思ってればそういったものを当然持っていっただろう
また持って無くても歩いた所に目印を付ける方法はいくらでもあったはず
ただ彼らは小峠くらいまでは温泉で一杯意識でしかなかったからね
馬立場くらいからじゃないの?戻るのも容易じゃないと気付いたの
つか、当初は三本木に抜けて汽車で帰営の予定だったから
来た道を戻ることは一切考慮に入れてなかったはず
>>769 考慮してないだろう
実際に迷い始めてからも準備が無くても木にロープや布を巻いて目印に出来たはずなのに、する者もいなかったから同じ道をぐるぐる回ってたんだよね
もっとも寒過ぎて頭も働かなかったんだろうが
永井軍医は「みずからも手指の凍傷の為にこれ以上治療できぬ」の
メモを残し氷の地蔵になってしまわれたとさ
772 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/31(日) 23:01:33 ID:FOGkrjpt
>>771 絶筆だな・・・・・・
しかし木にロープや布を巻いた程度じゃ数秒で雪が積もって見えなくなると思うぞ
あまり意味がないんでね?
そもそも前を行く人間の背中くらいしか見えないような猛吹雪だったそうだし
大きな木を切り倒すくらいのことをしなけりゃ目印にはならんかったんじゃないか
枝を折るってのも地元民達が薪とかにするためにやってたから目印には不向きだし
実際原作や映画で進藤特務曹長が間違った道の根拠にしたのはその折れた枝だった
雪の進軍こぉーりを踏んで♪
再映画化しないのかな?
第一露営地を深夜に出立した理由が明確な小説を俺は書きたい
>>775 福本伸行のギャンブル漫画読めばわかるよ
人間窮地に追い込まれると、前に進む者、その場で様子をみる者、後ろに下がる者の三者がある
この少佐は3番目なんだよ
自分は2番目のタイプ、朝まで耐えて視界が良くなるのを待つ
>>776 なるほど、
210人の組織を構成する人の性質で第一露営地深夜出立を書く方向性への
貴重なアドバイス有難う。
でも、第一露営地深夜出立のかなり前
衛生班の一人が気温観測中に倒れている
また、
飯を焚く準備の際
あまりの手の寒さで手の感覚がなくなり、
火が点くまでに一時間余りもかかっている
という現状。
ほとんどの兵卒が傷病者を救うため
「前に進む者」だったのではないだろうか?
朝まで耐えて視界が良くなるのを待つ=僚友の死・部下の死
これが真実かどうかは不明だが・・・・・。
>>777 映画では単に山田(山口)少佐が寒さに耐えかねてじっとしてられなかった様に見えたね
夜中の出発は案外そんな理由なのかも知れないよ
上で誰かが言ってたけどあの寒波の中露営した時点で詰んでたのかも
確かに出発しなくても朝までに犠牲者は出ただろう
しかし夜中に出発した場合よりは遥かに少なかっただろうし道に迷わなかった可能性もあるね
>>778 史実での第一露営地設営は
兵卒の雪濠掘りを優先させ、指揮官の雪濠は最後に掘らせたといいます
雪濠設営時の幹部はまだ冷静だったと思えます。
その後映画のように
寒さに耐えかねてじっとしてられなかった
のかといえば微妙
少佐自身この行軍中3回心停止3回蘇生という記事もありますし
少佐が意識を失えば部隊がどのような行動に出るのか
映画・小説共にこのような部分には触れていません
もちろん、この映画は傑作で面白いのですが
再検証の後にリメイクされるべき事件だと思います。
>>777 この場合の「前に進む」っていうのは
あくまで最初の目的地の田代温泉まで何があってもいこうとすること
夜中でも凍傷の危険を考えて体を動かそうとするなら
もう目と鼻の先にある目的にへ出発したんじゃないかな?
まだ1日目の露営までは磁石も動いてたし、進むべき方法は把握出てきたはず
自分たちが今いる位置も
もし、第一露営地から出ずに朝を待ってあくまで目的地へ行こうとしてたら
どうなってたでしょうかね
いくら吹雪で一定間隔で小康状態になるわけですから
あんな長距離を戻るより目的地にたどりつけは
温泉があるから手足を温めることもできるし
火を起こして炊事も出来たんじゃかと思う
確か数年前に南米のどこかの国の軍隊が八甲田と同じような遭難事故起こしてなかったっけ?
死者も出て遺族が軍に罵声浴びせてたシーンをニュースで見た覚えがあるだが。
>>781 夜が明けてから出発してもたぶん同じだよ。
24・25日は強風、大雪、吹雪で福島隊も遭難の危険があったくらいだから。
>>784 吹雪でも時間によっては小康状態になるよ
786 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/17(水) 04:26:33 ID:9gZ6Jufy
冬になるとコタツに入って必ずこの映画を見ます(^^)
>>788 大寒波の山岳で遭難して凍死したヒト達の映画を自分はぬくぬくとコタツであったまりながら
見てるからじゃね?
>>789 そんな事言い出したら映画見に行けないだろ
気軽に何か飲んだり食ったりしながら見てるし
お前は案内料が欲しくてそんなことを言っているのだろう
793 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/24(水) 17:16:06 ID:q6qjxkIJ
この話って東北人の頭の悪さが引き起こしたんだよね
>>793 ×東北人
○軍人
一人一人はモノを考えられるんだけど
集団になると猿以下になってしまう見本
潰れる会社とかもそんな感じなんじゃない?
795 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/25(木) 03:27:02 ID:w0kS1MtV
>>793 青森第五聯隊雪中行軍隊中で階級トップの山田(山口)少佐は東京出身
企業もそうだけど「競争」は良い面だけじゃないよね
これが青森隊だけの問題だったら素直に天候が悪ければ引き返してた
可能性が大きい
弘前隊の存在があって競争になってたから悲劇を生んだ
南極点の到達競争でも無理して全滅になった事もあるし
エベレストとかも
手段と目的が逆になりがち
797 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/27(土) 10:45:47 ID:XpEVUdGj
>795
正確には幕末生まれの江戸出身。
798 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/28(日) 03:54:54 ID:ZOdBsv9C
青森第五聯隊の神成(神田)大尉は日本有数の大豪雪地帯・秋田出身
弘前第三十一聯隊の福島(徳島)大尉は気候温暖な関東平野・群馬出身
八甲田山遭難事件を知らない人にこのプロフィールだけ教えて片方は
遭難大惨事、片方は行軍成功全員生還、さてどっちがどっち?と聞いたら
まず史実とは逆を答えるんだろうなぁ・・・・・
青森第五聯隊雪中行軍 実質隊長の山口(山田)少佐は
気候温暖で、年に1〜2度10cm程度の積雪や氷点下の気温になることが有るか無いかの東京(江戸)出身
弘前第三十一聯隊の福島(徳島)大尉は
関東平野の北端で、関東地方では最も寒冷で氷点下の気温や積雪も珍しくはない群馬出身
>>798>>799 ご卓見な意見
しかし雪中行軍に参加した210人の兵のうち
現地「青森県」出身者が
たった6名という人員配置は
やはり痛いですよね。
三国て好きな俳優なんだけど、この映画では役をスポイルしすぎじゃね?
最初のほうでは大隊長のくせに連隊長より偉そうにふるまってるじゃん。
監督の演技指導とは思えないんだけどな
>>801 悪役だっていうイメージで演技してたのでは?
803 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/30(火) 19:57:36 ID:8uWZrD8k
以前、雪の八甲田をナメて雪洞にはまり救助されたことがある。
雪山さなめてかかっちゃなんねーって本気で思った。
後に、この映画をみてから大判桐油紙を買ったが、確かに存外役にたつな。
804 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/30(火) 20:13:04 ID:xvso9+Rv
>大判桐油紙を買ったが、確かに存外役にたつな。
・・・・・何に使ったんだ?
>>804 長靴と靴下の間に巻いたんじゃない?
防寒用に
806 :
803:2010/12/01(水) 21:09:25 ID:0H+KxvXq
防寒によし。
おむすびを包むにもよし。
刃物も包める。
桐油には防腐効果もある。
しっかりした和紙なので想像以上に丈夫。
河童天狗印。
油紙なんて一昔まえの刑事ドラマでしょっちゅう目にしてたな。
拳銃を包むシーンで。
拳銃?油紙??どんな利点があるんや???
今の時代、大きなしっかりした油紙を手に入れるの大変なのよ。
医療用の亜麻仁油紙ばっかりで大きさも規格品ばかり。
河童天狗印の桐油紙は新聞紙以上の大きさがあって
厚みもかなりしっかりしている。
防水性もバッチリ。
>>808 やっぱ知らない人もいるんだ。
このごろはあんまり武闘派刑事ドラマやんないからなー。
こんな事件を起こした五連隊の連中はゆとり以下のバカだろw
現在の基準で語られても言葉が無いなぁ。
気象衛星ではなく富士山レーダーで
台風の進路予測してたのをバカにしてるようなもんだ。
100年後出しジャンケンされた気分だ。
『死の彷徨』を読み終わりました…こんなに恐ろしい小説は読んだことがない!
映画も早く見てみたいです。
>>816 順番間違ってるよ、レンタル屋にあるんだから
映画の方を先にみなきゃ・・・
高倉健の隊が5連隊の壊滅直後に八甲田に入って行くシーンが
あるんだけど原作読んでたら「どうせ無傷で突破するんだよな」って見えてしまうし
>>816ですけども…
>>817無傷で、って思ってて違った方がいいよ!まだ見てないのにそんなこと言うなよなぁ…
この作品て映画を先に見るのが常識なの?それとも
>>817は山田少佐なの?
820 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/07(火) 07:21:14 ID:ip6edDrj
映画が原作を超えることは滅多ないから、原作を先に読んでしまうと、
映画を見てもガッカリするだけのパターンが多いな。
まあ人それぞれだけどな。
何れにしても東北人の頭の悪さが引き起こしたことには変わりない
だから最大戦犯の山田は東京出身だと・・・
・・・・・東北人に何か恨みでもあんのか?
現実の最大戦犯は小峠の段階で帰営に決まりかかってるのに
メンツとかにこだわって無理矢理出発させようとした下士官連中だけどね
実際は山田少佐もあの段階では決めかねてたようだし、軍医が帰営するべきという意見出してたから
映画では山田少佐一人が悪い事になってるけどね
で、軍医の帰営すべきと言う意見が出てそれを容れた行軍指揮官が決定し、
帰営が決まりかかっていたのに
本来「何の権限も無い」下士官連中に発言の場とか発言権を与えて行軍続行の
流れを作ったのは誰だ?
最大の戦犯が居るとしたらそいつだと思うが。
>>824 映画では、その下士官連中の強行論の中でも一番声が大きかったのが進藤特務曹長・・・
>>825 男の集まりなんだから少々の階級の差は迫力でどうにかなることはよくあること
>>826 で、その時に出発をしてしまって隊全体を窮地に陥れてしまった
良心の呵責から進藤特務曹長はその後「道を知ってます」って
さらに隊を窮地に・・・
原作読んでたら全部繋がってるのが推察できる
>>825 あと、行軍指揮官が少佐に意見を求めてしまったのが混乱した原因っていう話しもあるんだよ
意見を求められたら他の人の話も聞くとか大事になってくるんだし
進む → 大きな危険がともなう
戻る → 隊の士気に影響&村人に馬鹿にされる&軍の上層部に申し開きが立ちにくい
こういう感じで行かざるを得なくなったけど
できれば、小峠で気象が良くなるまで待つっていうのはできなかったのか
そこで翌朝まで露営するとか、時間稼ぎで
天気が良くなれば日の出を待って出発、ダメならそのまま帰ればいいし
村ではどこに行くとか詳しく説明してないだろうし
深夜まで村に戻らなければ田代に行ってきたのではとか思ってくれるだろうし
一応1日厳冬期に行動したんだから一仕事終わったんだし
830 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/08(水) 01:00:09 ID:RopgPgE7
帰路が見つかったぞ!!
831 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/08(水) 14:12:31 ID:XU6MXKGr
登山板の八甲田スレ落ちた?
八甲田山の雪中行軍遭難事件を描いた軍歌
陸奥の吹雪ってのがあるんだが
あれって史実に沿っているのかな
>>831 できた時代背景見れば美化されてるか
上に責任転嫁しない内容になってることはわかると思う
833 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/08(水) 22:33:38 ID:XU6MXKGr
>>832 陸奥の吹雪の音源は友竹正則が歌ってるのと陸軍戸山軍楽隊が戦前に吹き込んだやつ
この2つだけだからな
834 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/09(木) 20:28:50 ID:clOkm9ru
おまえたち、雪の八甲田を歩いてみたいとはおもわんかね。
>>834 上官こそ、まず見本を示していただきたい
836 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/11(土) 01:32:21 ID:PZiyNuGl
>>835 案内料が欲しくてそんなことをいつていつているのだらう。
軍には地図とコンパスといふ道具がある。
では神田大尉、あとはまかせたぞ。
以前、旅館でバイトしてた時に、この映画のロケパートを担当してた照明さんに
(スタジオパートとは違う人がやったらしい)話を聞いたことがあるな。
本職の照明さんだと機材を持って雪山を歩くのは無理なので
地元の山岳部の人に特訓を施して即席の照明スタッフにしたんだって。
発電機なんか持って行けないので、全部バッテリーライトにしたんだけど
車のバッテリーが二個連結されてるバッテリーでもの凄く重いから
山岳部でも大変だったらしい。
5連隊で最初の死者が出る場面でライトがブレブレになってるのは
ライトを振っていたのが素人の照明スタッフだったかららしいw
838 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/11(土) 18:58:26 ID:PZiyNuGl
さて、これから窓全開で八甲田山のDVDを見ようと思ってるでがんす。
839 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/11(土) 22:19:14 ID:PZiyNuGl
見終わった…。
寒い!
山田少佐、縛って雪深く埋めちゃえば良かったのに。
841 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/13(月) 17:18:12 ID:R5QEAqoX
今コタツでアイス食べながら見てる(^^)
東北人は頭悪すぎワロタw
>>842 風速20メートルなら倒れて還らぬ露助になる
844 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/14(火) 19:40:05 ID:SfuebHPG
ああ、風の影響が大きいのか
今年の年末年始に、結婚の挨拶を兼ねて初めて彼女の実家(十和田市内)に行きます。
ついでなので十和田湖と八甲田山を見てこようと思っております。
新聞紙と唐辛子は自前で何とかなりますが油紙とやらは何処で売っているのでしょうか?油とり紙で代用できますでしょうか?
八甲田山の歌詞付きの歌があるようですね
どなたかようつべにUPお願いできないでしょうか?
聞いてみたいです
848 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/16(木) 20:29:34 ID:splUSGBl
>>846 油とり紙さーは女子の使うもんで、油紙とはべつもんだなは〜。
亜麻仁油紙なら薬屋にうっでんだけんども、ちーと薄くてちっこいだな。それによえー。
日油って大店なら新聞紙くらいある桐油紙さうっでっだども、千円とたけーべな。
丈夫さと水濡れには滅法強いだがな。
冬の天保山を歩いてみたいと思わんかね
>>849 さすがにあの山で遭難するのは不可能ではw
天保山に山岳救助隊・・・・・・?
週末に天保山までの単独一泊行軍をおこなう!
なんだそれwww
キャンプの予定の発表だよ、きっと。
夕飯は焚火で餅やにぎりめしを焼いて食べるんだ。
酒もあっためたのが出るけど未成年は飲んじゃダメだぞ
八甲田山関係の資料本色々読むとやはり5連隊の遭難現場を通過したときに
まだ生きてる5連隊の隊員を見捨てたようだね、13連隊の人たち
映画の中でも倒れた者を助けるとそれを助けた者が倒れ、隊は全滅するっていうセリフがあったけど
脚本書いた人は暗にそういう事を暗示したのかもしれない
もし凍死した隊員しか見てないなら帰ったあとに黙ってるのはおかしいし
墓場までその事実は持って行く考えだったのかも
13連隊だと?どうやら
>>856は大暴風雪にやられて気がふれたらしいな
普通に弁当持ってけば良いんじゃね?
水分が多い米の飯を持っていったのがミス、凍りやすいし
乾パンとか凍りにくい食料持って行かなきゃ
これに限らず陸軍は飯盒炊爨での白米食に拘りすぎた事が仇になってる。
脚気で何万人もの兵を病死させたのもこれが原因だし。
862 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/19(日) 01:19:23 ID:8vxRV+7o
やっぱり東北人の頭の悪さが要因だったか
・・・・・・・東北人に何か恨みでもあんのか?
久しぶりに見たくなったのでTSUTAYAで借りてきました。今から見るであります。
見終わった。
さわ女に対する扱いが全く違うな。細かい箇所はほぼ忘れてたので新鮮な感じで見れた。
>>865 映画だけど、途中でどの地点にいるのかよくわからないよね
ルート図とか画面に表示すればよかったのに、時々
あと、今の時間とか何日何時とか
>>866 確かに。
原作を何度も何度も読んだから映画でも頭の中で場所と状況を整理できたけど、映像だけだといまいち分からないよね。
よくある白い線がルートを示して伸びていくやつとか
全体行軍距離が約20キロなんだよね、青森の営舎から田代まで
小峠のあたりで約10キロ、たった10キロが行けなかったんだね
細かくいえばさらにその先の頂上の馬立場から田代までの3キロほどが
870 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/20(月) 02:31:24 ID:cRCAju1i
みんなでかまくらを作って寒さを凌ぐことはできなかったの?
今、NHKで坂の上の雲やってるけど
まさに同じ時代なんだよね
>>869 登山・トレッキングした事ある?
山道の3kmと君の通学路の3kmを同じに考えちゃダメでしょ(笑)
数100mでもキツくて行けないなんてザラ。そう考えたら10kmなんて途方もない距離だよ。
ましてやあれ程の悪天候だったんだし。
斜面を転がるシーンって実際に現地の山でやったの?
めちゃ危なそう・・・ っていうか怪我人出てるだろあれ
原作に「500b進むのに2時間かかった」ってなかったっけ?違ったっけか?
まあとにかくフワフワ積雪道や吹雪の中は一歩一歩が苦難だろうね、経験全くないけど
ID:BPx7mhXNは文章読解力がない馬鹿だから仕方がない
>871
そもそもこの演習自体が日露戦を想定した耐寒演習なわけで
>>879 それがどうしたの?
当たり前の事を言うなよ、ドヤ顔でw
何か定期的に荒れるよね。このスレ。
らしくて良いかと
>>866 それよりも、中盤まで「この歩いているのはどっちの連隊か」が分かりづらい。
「どの辺を歩いているのか」というのは分かりづらくてもストーリーが追えるが
「どっちの連隊か」が分からないとストーリーは追えない。
「だからね、どっちの連隊は右向きで行進、もう片方は左向きでやれば良かったんだよね」
と言ったのは黒澤だったかな?もちろん、全カット歩く向きを統一しろって事じゃないとは思うけど。
ちなみに地図のスーパーインポーズは確かに分かりやすいけど、どうなんだろう?
インディージョーンズみたいに洗練された見せ方をしないとダサダサになるので好きじゃないんだけど。
七人の侍では事前に「劇中の地図」として村の地形を観客に説明していた。
ゼメキスはデロリアンのコースをミニチュアで見せていたw
こういう「必然性込み」の見せ方なら納得出来る。
>>883 >「だからね、どっちの連隊は右向きで行進、もう片方は左向きでやれば良かったんだよね」
っていうか、帽子の形を変えればいいのに連隊ごとに
もしくはどちらかの連隊の兵士に色つきのマフラーさせるとか
>>884 >もしくはどちらかの連隊の兵士に色つきのマフラーさせるとか
つきつめると「乱」になっちまいますが。
>>885 天と地と ね
キャッチコピーの「この夏、黒と赤のエクスタシー」の
通り、上杉軍を黒一色、武田軍を赤一色に
統一し川中島の合戦を描くアイデアが公開前から注目された。
>>886 >この夏、黒と赤のエクスタシー
民主党の頭目争いに使えるキャッチコピーですね。
>>886 判りやすく、と言う狙いは判るが、
何かが、ナニかが違う・・・・・・・・
腕や足がもげる描写があるけど、実際凍りついた手足がもげたらしいね。あのカット怖いわ〜
890 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/21(火) 23:42:25 ID:5HuBK7a7
行軍人数でどっちの部隊かは充分把握できるだろ。普通の頭があればな
普通の頭が無いんだよ、あの頃の青森五連隊にわなあ
>>884 >どちらかの連隊の兵士に色つきのマフラーさせるとか
カラフルなマフラーにすればユニクロと提携出来るなw
てか、現像処理やフィルターワークが激しい映画なので
色に頼る描写は危険なんじゃないかと思う。
31連隊は左から右へ、5連隊は右から左へ進んでいる。
ドラマじゃ神田大尉が徳島大尉と同じマフラーしてびっくりさせようって企んでる
ってのがあったよな
視聴者もびっくりだそら
896 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/24(金) 18:14:01 ID:LqLMchX+
「坂の上の雲」をテレビで見たので、久しぶりにDVDで見た。新しい感動があった。
>>884 軍服を5連隊と31連隊で大幅に変えるなんて、できるわけがない。同じ師団内の部隊なのに、
全く違う軍服を着ていたら、滑稽なだけ。唯一違うのは、肩章の5と31という数字だけだけど、
それも外套に覆われて見えなくなっている。
でも、高倉健しか将校がいないくて、すぐに行動をするのが31連隊で、将校がたくさんいて、
いつまでも結論が出ないのが5連隊だから、簡単に違いはわかるはず。俺は小学生の頃に
始めてテレビで見たが、別に混乱したことはなかった。
>>896 > 高倉健しか将校がいないくて
えっ!
貴様、疲労が重なり幻想妄想による精神作用を起こしておるのだ。
>>896 行軍士官の最高位は山田少佐だ。
行軍指揮官はどちらも大尉である。
将官は含まれおらん!
貴様、疲労と寒さによる精神作用から幻覚妄想を起こしておるのだ。
後でゆっくり休ませてやる!
>>896 >軍服を5連隊と31連隊で大幅に変えるなんて、できるわけがない
現実には同じだろうけど、「映画」なんだから演出はあってもいいでしょ?
>>899 演出はあってもいいにしても、流石に、青森5連隊が黒、黄色を基調とした正統派の
明治時代の日本軍の軍服なのに、弘前31連隊が迷彩服とかだったら、
区別はつきやすいけど、誰も映画を見なくなるだろう。(w
>>900 今のライトな客層の人なら別に気にしないよ
時代劇で平気で江戸時代と室町時代のセット使い回してるし
演出上の都合で神軍の軍服を改変するなんぞ、右翼が黙っちゃいない
>>901 ・・・・・客層がどうとか気にするとかそういう次元の問題じゃないだろう・・・・・・
いつもの人か
そうえばもう冬休みだもんね
906 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/25(土) 18:52:34 ID:tso4upbW
>>901 ねぇキミ、この映画が撮られたのいつだか知ってる?
それともその時代すら「今」で括っちゃう?w
冬休みだねぇ
>>908 冬休みであろうが夏休みであろうが
同じ
週末でも同じ
>>900 戦国自衛隊みたいだな。甲冑を着ているのが武田軍、
迷彩服とヘルメットが陸上自衛隊。まあ、確かに
分かりやすい
912 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/28(火) 00:39:05 ID:TPURxu2g
昨日レンタルで借りて来て、初めて見ました。
この事件は東北人の頭の悪さが原因だと思いました
>>911 戦国自衛隊だけどなんであんな大軍と真正面から戦うのかな
いくら銃器使ってもきりがないだろうに
布陣する前にスナイパーライフル使ってピンポイントで信玄を狙撃しろよ
スレ違い。わざとか?
>>913 最強軍団を全面から粉砕した上で総大将を討ち取ったから意味が
あるんじゃないかな。まだ全国に有力武将もたくさんいるから超兵器を
アピールして、毛利や伊達、島津等戦国大名たちの戦意を喪失させる
必要があったと思う。
それに信玄を暗殺しただけでは、勝頼が引き継いじゃうだろう。武田軍は
武将にも名将揃いだから信玄だけ殺して総崩れとはいかないだろう。
服装の各隊判別よりも
神田隊が史実と違って完全防寒になってるのがな・・
俳優さんたちの安全を考えての事なんだろうけど。
>>913 ヘリで本陣真上まで行き信玄狙撃、マシンガン乱射で大体5分ぐらいでオッケーw
この貴重な犠牲を払って得た教訓はその後の寒地戦闘に
生かされたのだろうか。日露戦争で満州の冬季戦は多々
あったようだが。
得た教訓といえば、現地案内人と天気予報は大事、防寒は
がっちり、弁当は肌身に、指揮権は統一明確に、といった
ところかな?
>>917 >天気予報は大事
先週NHKの夜11時頃から気象バラエティみたいな番組があって
その中で本編映像が使用されてた。
同時に出発日の天気図も紹介されたんだが・・
列島にかかるだだっぴろく大雑把すぎる等圧線、これだけでも衝撃だが
問題は大陸から接近してくる大低気圧がまったく記されておらず空白のまま。
当時はまだ大陸には気象観測が定着していなかったというのが理由らしいが。
のう 聞いただか?
三十一聯隊の行軍に参加する士官様、全員正月さ返上で準備だそうじゃ
あっちは大変そうじゃのう・・・・・
920 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/28(火) 19:05:12 ID:GuTRAQxO
>>917 この遭難事件の後に、ノルエーの国王が日本に2台のスキーを送ってくれて、
そして、陸軍が雪山でスキーの練習を始めた。
その後、長岡外史将軍が、
「スキーは軍人だけではなく、民間人もするべきだ」
と言って、軍人専用だったゲレンデを開放してくれて、それが、日本、いや、アジアで
初めてのスキー場となった。
この遭難事件により、日本にスキーが来るのが数年早まったと言われている。
スキーでなくともカンジキとか伝統の雪中用具を用いていれば
ちょっとは違ったのかな。
事前調査で兵隊の靴じゃだめだ、藁のなんとかダとか、って言われていたのに、
当日は兵隊の靴のまんまだったんじゃなかったっけ?
案内人を追っ払っちゃったのは大隊長殿の横槍だけど、事前準備は神田大尉一任
なんだろうからメモ取ってたのに生かさなきゃ駄目じゃん、って思った記憶がある。
>>921 洒落で流れてるな、昔の天気図って簡単すぎ
中国とか朝鮮とか協力しないんだね、お互い
予行演習で小峠までいったときに快晴だったんだから
そのまま田代まで道確認してくればよかったのに
あまり意味ないんじゃないか?
吹雪けば道が分からなくなるんだし・・・
>>925 吹雪いても小康状態になれば周囲は見覚えある風景になるかもしれないでしょ
行った経験が重要
927 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/30(木) 10:34:36 ID:1JRxCgdw
>>922 「かんじき隊、交代!」ってセリフがあるよ。
前をならして歩く部隊はいたようだ。
>>926 神田大尉としては案内人をつけるからという目算だったんじゃないかな。
詳しい地元の若けえのでも遭難するくらいだから冬道は難しいんだろけど、
神田大尉が実際行っていれば、進藤特務曹長のシッタカを強く否定できたかもしれない。
「いや地図では」の机上の理論だけでは大隊長殿を論破するには弱かった。
>>927 そういえばあったね。兵隊の靴じゃもぐってしまう対策としては
ラッセル要員で踏み分け道を作る作戦だったのか。
45:40 頃に、江藤伍長が電話で藁の雪靴を402足発注してる場面あったじゃん
931 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/30(木) 13:22:34 ID:1JRxCgdw
932 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/30(木) 20:53:14 ID:/a1E6cS4
>>924 マジでそんなこと書いてんの?
行ったことのない所に、地図とコンパスと案内人だけを頼りに行くから、“演習”の意味があるんだろ?
下調べをして行ったことのある所に行っても、演習にならないだろ?
猛吹雪の満州の荒野で、地図、コンパス、現地の人からの情報だけを頼りに、長距離を行軍することを
想定しての演習なんだぞ。一度、行ったことのある場所に行っても、“雪中行軍演習”には
ならないだろ。
史実でも小説でも映画でも、今回の行軍の目的にオリエンテーリングは含まれていないよ
青森〜八戸間の道路が寸断された場合に、八甲田経由で物資の輸送が出来るかどうかが
5連隊の主眼ではなかったか?
>>935 雪中行軍の結果厳冬期の大部隊の通行はまずは不可ということが明らかに
なり、加えて、それが日本中に知れわたったからには、当然露西亜も
知ったと考えざるを得ない。
幸い日露戦争でそうした局面はなかったものの、開戦前になんらかの対策は
とったんだろうね。小隊編成でちまちま送るしかない、とか。
天保山で御来光を拝んでみたいとは思わんかね?
938 :
この子の名無しのお祝いに:2010/12/31(金) 20:37:33 ID:yuoQwLrt
青森の神田大尉が、秋頃に、田代まで行って、事前に道を確認するべきだったなら、
弘前の徳島大尉も、秋頃に、弘前〜十和田〜八甲田〜青森というふうに歩いておいて、
行軍のルートを事前に確認すればよかった、ということになるのでは?
やはり、行ったことのない道を、大雪の時期に歩くから、“雪中行軍演習”の意味が
あるんだと思う。
案内を断ったのもあながち間違いではないんだな。
青森・八甲田スキー場 父子が不明、日没後も下山せず
2日午後5時すぎ、青森市の八甲田スキー場でスキーをしていた
同市、会社員小川信之さん(55)と次男の小学5年大士(ひろし)君
(11)が「下山しない」と家族から青森署に通報があった。
同署によると、2人は信之さんの妻と長男とともに午前中から
同スキー場を訪れ、午後2時半ごろ、同スキー場の山頂に向かうと
連絡して以降、日没になっても下山しないため、家族が同署に届けたという。
同署は2人が遭難した恐れがあるとみて、3日早朝から
ヘリを出動させるなどして20人態勢で付近を捜索する。
http://www.asahi.com/national/update/0102/TKY201101020092.html
青森は正月から大停電ですごいことになってるらしいな
映画も好きで関連サイトもよく見た八甲田山ファンだけどさ
遭難のニューススレでセリフ書き込みして喜んでるの見ると情けない
未だ安否不明で子供も一緒なのに…
943 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/03(月) 18:10:55 ID:8ILhmGXa
>>940 -続報-
・遭難した理由はコースを見失った(っても当人は正しいコースを進んでいたつもり)
・しばらくコースに戻ろうとしたんだが、11歳の子供の体力を考えると、動かないほうが得策と考えた。
・トーちゃんのほうはスキー暦ウン十年のベテラン、子供も7歳からやってるのでまぁそれなり。(←これが過信につながったと親子ら謝罪)
・記者が「穴を掘って待つって冷静な判断でしたね」とたずねると、
「いやぁ、山に関してはあまり知識はなかったのですが、助けを呼んでくる、
しばらくかかるが穴を掘って待ってろ!風の吹いてくる方向に雪を重ねて風除けを作れ!・・と声が聞こえたので」
捜索隊も「ある程度迷い込みそうなところにあたりをつけていたが、何の気なしに沢に下りたら
すぐに発見できた」
穴を掘って待ってろ!っていった人は誰だか、いまんところわからんらしい。
>穴を掘って待ってろ!っていった人
・・・・・・・・それ、「人」なのか?
ところで、ここのタイトル△が多すぎないか?
これじゃ十甲田山だ
こええよ・・・・
そういやこないだの大雪山でも風で体温奪われて凍死したんだよな。
風ってホントにこええな。
>>946 もしかして一日目の露営でそのまま朝まで穴の中にいれば助かったかもね
いくら天候悪くても小康状態の時はあるんだし
風の直撃はくらわずに済むし
>>947 間違いなく犠牲者は減っただろうね。
食料や燃料はちゃんとあったんだし全員無事は無理だろうけど
天候回復までひたすら我慢すれば・・・・でも結果を知ってる俺らなら何とでも言えるしな。
>>948 少なくても暗闇の夜中に戻るほど自殺行為はないと思う
戻れると思ったのかな?あの時
誰かが言ってたろ。低体温症で頭がパー
>>932 >行ったことのない所に、地図とコンパスと案内人だけを頼りに行くから、“演習”の意味があるんだろ?
下見済みのコースを大編成で行軍するだけでも、十分に演習の意味はあると思うよ。
それで装備の効果とか、雪の中での大編成行軍のノウハウが掴めるじゃん。
下見無しの「ぶっつけ本番」はその後でも十分。
てか「地図とコンパスと案内人だけを頼り」にするなら
それが大編成である必要は無いんだしね。
「雪の中での大編成行軍のノウハウ」があったら
指揮班だけの行軍でも大編成の場合の問題点は十分に洗い出せる。
第五連隊は欲張りなメニューに手を伸ばしすぎた。
それで生存者がほとんどいなくて体験のフィードバックが出来なかったら
それこそ演習の意味なんか無い。
>>951 そう、地元の人でも遭難するぐらいのとこなのに
まず荷物は軽量で調査目的で冬期の道を調べる調査からやるべきだったよ
それから途中に物資貯蔵庫でも建設して大軍が通るときの補給物資を確保してから
大人数でいくべきだったよ
軍隊なら補給線の重要性は海外の文献とかからでも学んでるはずなんだけどね
補給路の確保に制海権が重要だから海軍をもっと重視しろと
陸軍と山本権兵衛が大喧嘩したなそういや
954 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/05(水) 10:43:58 ID:9I4MWxut
>>948 夜中に出発だーって言い出したの山田少佐だっけ?
「輜重輸卒が兵隊ならば蜻蛉蝶々も鳥の内」なんて言われた国だからな
>>954 映画ではそうだね
現実でも最終決断したのは現場で一番階級上の人だろうし
彼らの装備では朝までジッとしてれば、凍傷者が続出するのではないかという危惧から、
即時引き返した訳でしょ。判断としては間違ってなかったんじゃないか?
>>957 道がわからないのに夜中に動き回るのは夏の山でも自殺行為だよ。
ただ現実に極寒の猛吹雪の中、朝までじっとしてなきゃならんとなったら正しい判断が下せるかどうか。
凍死の恐怖にかられて知識があっても間違った行動を取ってしまう可能性は充分にある。
まだあの時点だと無理して帰ろうと思えば帰れる距離だとみんな思ってたろうしね。
961 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/06(木) 07:43:09 ID:08dBx35G
>>960 だから動いちゃだめだったんだよ
輜重兵の背中がびしょ濡れのままかわいてなくて
雪壕から出たとたんに服が氷って凍死しちゃったんだし
あれは輜重兵ではないと思う。
今現在でも冬にその道を登山してみても迷うかな?
たぶん、完全に飽和意図アウト状態じゃなければ
周囲に何か人工物見えるだろうし、人家の明かりとか
送電線とか雪の中からでてる道路標識とか
間違った、ホワイトアウト状態ね
久しぶりに引っ張り出して見たけど面白かった
966 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/07(金) 07:24:23 ID:76xK+/wd
ホワイトアウトだから方向がわからなくなったんじゃなくて
吹雪だからだよ、そもそも月夜にホワイトアウトしないでしょ。
967 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/07(金) 09:54:10 ID:BexTBvH1
>>962 輜重隊が重たい荷物を持って汗びっしょりになって
下着も取り替えられずに寒い中に出されたから
汗が一瞬にして氷って発狂して死んだって言ってたような気が
969 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/07(金) 11:37:07 ID:BexTBvH1
・゚・(ノД`)・゚・。
970 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/07(金) 13:47:49 ID:76xK+/wd
死んだのは釜持ってた人で、別に輜重隊の人ではないと思ったが
役割分担として輜重に相当するんじゃないの?
>>967 輜重隊:しちょうたい(牛馬・馬車による輸送隊)が
雪深い冬季の山超えに機能しないであろうという
前提のもと立案された
兵卒による大小行李輸送演習が
この八甲田雪中行軍遭難事件の根幹
兵卒がソリを
牛・馬のように曳いていたのが初日の現実
なんでこんな足も沈み込むような雪なのに重い小銃持って行くの?
青森の山の中にはロシア兵がいるのか?
∩___∩ | , '´l,
| ノ\ ヽ | , -─-'- 、i
/ ●゛ ● | | _, '´ / ヽ、
| ∪ ( _●_) ミ j iニニ, "● ∪ ヽ、
彡、 |∪| |
>>972 iニニ、_ ',
/ ∩ノ ⊃ ヽ 〈`'ー;==ヽ、〈ー- 、 !
( \ / _ノ | | `ー´ ヽi`ヽ iノ
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`´ヽノ
975 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/07(金) 23:56:49 ID:ABS4m0vY
雪濠を出た瞬間に凍死したのは、小説、映画のフィクションだよね。
実際はあの鳴沢の渓谷に迷い込んで、崖を上るときに一人死んだんだよね。
本当に映画見たのか?て感じのレスばっかだな・・・
977 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/08(土) 02:06:46 ID:N/8u7K1Y
つまらん事を一言でも喋ると関係人となり、憲兵隊または警察に拘束の恐れがある
978 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/08(土) 18:02:53 ID:0ZDu/k8H
姦計人な
吹雪でレスが見えません!
983 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/11(火) 22:34:12 ID:bjtSRrHC
この枝が切り落とされてるから田代はこちらの方角です!↓
次スレは温泉で一杯だな!