AKIRA KUROSAWAは日本で最も偉大な映画監督
・日本初ドキュメンタリー・タッチの刑事物を撮る。「野良犬」(それまではチャンバラ映画の現代版ばかりだった)
・墨汁で雨を映し迫力をつける。「羅生門」(それまでは雨に迫力がなかった)
・複数のレフ板とカメラが初めて森に入る。「羅生門」(それまでは暗くて入れなかった)
・太陽に初めてレンズを向ける。「羅生門」(それまではフィルムが焼けるのでタブーだった)
・世界で初めてマルチカメラを本格的に使用。「七人の侍」雨の戦闘(どこから撮られているか分からない俳優は迫真の演技をした)
・望遠レンズを使った俳優のアップ。「用心棒」「影武者」(遠近感なく人間の視線に近く見える)
・集団同士が戦う時代劇を初めて撮る。「七人の侍」(それまでは1対1 1対複数の戦いが基本だった)
・全編パンフォーカス。(画面全体にピントが合っているため観客は好きなところを見れる)
・被写体が動かないかぎりカメラも動かさない。(映画の流れに躍動感が生まれた)
・時代劇に「能」と「西部劇」の要素を取り入れる。「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」(歌舞伎的だった時代劇に革命を起こした)
・イギリス人も認める世界最高のシェイクスピア映像作家。「蜘蛛巣城」マクベス「悪い奴ほどよく眠る」ハムレット「乱」リア王
・ロシア人も認める日本最高のロシア文学映像作家。「白痴」「どん底」「デルス・ウザーラ」
・弓道の有段者数人が至近距離から一斉に本物の矢を三船敏郎に射る。「蜘蛛巣城」(危険な場面を緻密な計算と的確な演出で成功させた)
・助監督時代に仕事から帰ると今度は自分の脚本を徹夜で書きまくる。(同室にいた谷口千吉を驚愕させた)
・斬殺音を入れる。「用心棒」(以降、時代劇やビデオゲームで斬殺音を入れるのは当たり前になった)
・アクションシーンをスローモーションで表現。「姿三四郎」「七人の侍」(以降、アクション映画の基本となった)
・映像と音楽の対位法。「悪い奴ほどよく眠る」「酔いどれ天使」(悲しい場面に楽しい音楽での緊張感をもたらした)
・嵐のシーンを撮る時に本物の台風が来るまで何日も待つ。「姿三四郎」「乱」(天災を映画に利用する貪欲さと執念)
・「あの家が邪魔だな・・・」の一言で撮影の邪魔になる民家を取り壊させる。「天国と地獄」(完全主義者の凄まじいまでの拘り)
当時の革新的手法とその効果への驚きが、世界にクロサワの名を届かせた。
黒澤明を尊敬する監督たち
スティーブン・スピルバーグ ジョージ・ルーカス フランシス・F・コッポラ マーティン・スコセッシ
ジョン・ミリアス ポール・バーホーベン イングマール・ベルイマン グラウベル・ローシャ
ジョン・ウー チャン・イーモウ アレックス・コックス サム・ペキンパー 宮崎駿
アンドレイ・タルコフスキー ホウ・シャオシェン 北野武 ウィリアム・フリードキン フェデリコ・フェリーニ
アッバス・キアロスタミ ヴェルナー・ヘルツォーク ジョン・フォード ジョン・ヒューストン シドニー・ルメット
ウディ・アレン ジャッキー・チェン スタンリー・キューブリック ジャン・ルノワール
黒澤明が海外映画祭で受賞した賞
「羅生門」ベネチア国際映画祭グランプリ
「七人の侍」ベネチア国際映画祭銀獅子賞
「生きる」ベルリン映画祭銀熊賞
「隠し砦の三悪人」ベルリン映画祭銀熊賞
「影武者」カンヌ国際映画祭グランプリ
アカデミー名誉賞(外国語映画賞) 「羅生門」
アカデミー賞外国語映画賞 「デルス・ウザーラ」
アカデミー名誉賞 長年の功績に対して
アカデミー賞監督賞(ノミネート) 「乱」
黒澤明へのオマージュ作品
「キング・アーサー」(戦術・燃える民家・泥まみれの戦闘→「七人の侍」)
「ウォーターボーイズ」(素手で魚を捕まようとする・黒板の地図・火事→「七人の侍」)
「13ウォーリアーズ」(戦術・土砂降り戦闘・剣を墓に突き刺す→「七人の侍」)
「マッドマックス2」(一匹狼・対立するグループ・用心棒稼業・犬・顔の傷メイク・瀕死⇒復活→「用心棒」)
「スターウォーズシリーズ」「ワイルド・アット・ハート」「キル・ビルVol.1」(片腕切断→「用心棒」)
「ザ・エージェント」(喫茶店のシーンのバックに一瞬ハッピー・バースデイが流れる→「生きる」)
「ET」(ひとりでに動くブランコ→「生きる」予告編)
「マトリックス リローデッド」(モーフィアスの殺陣→「椿三十郎」三十郎の殺陣)
「千年女優」(糸車を回す妖婆・火矢・壁のシミ→「蜘蛛巣城」)
「AKIRA」(タイトル→黒澤「明」)
「スターウォーズ」( ストーリー設定・キャラクター設定・ワイプ→「隠し砦の三悪人」)
「清朝皇帝」「風とライオン」(疾走する馬上の殺陣→「隠し砦の三悪人」)
「ダーティハリー」「リーサル・ウェポン」「セブン」(新人刑事&ベテラン刑事→「野良犬」)
「ゴッドファーザー」 (冒頭の結婚式シーン・シークエンス→「悪い奴ほどよく眠る」)
「ゴッドファーザーPARTV」(眼鏡のモダン刺して血しぶき→「椿三十郎」)
「暴行」「戦火の勇気」「JSA」「英雄」「閉ざされた森」(食い違う証言内容→「羅生門」)
「フレンチコネクション」(カーチェイス→「天国と地獄」特急こだま)
「身代金」(主人公は成り上がりの金持ち・FBIが変装して家を訪れる→「天国と地獄」)
「踊る大捜査線」 (色の付いた煙突の煙→「天国と地獄」)
「シンドラーのリスト」(パートカラー→「天国と地獄」)
「プライベートライアン」(戦闘・残酷描写→「乱」三の城攻防)
「スターウォーズEP1」(ドロイドvsグンガン族→「乱」次郎軍vs三郎軍)
「英雄」(様式美・衣装デザイン→「乱」ワダエミ)
「スターウォーズEP3」(ヨーダの頭撫で→「七人の侍」勘兵衛の癖)
・オマージュ(番外編)
めちゃイケのコーナー「七人のしりとり侍」→「七人の侍」(矢部が勘兵衛、岡村が菊千代)
めちゃイケのコント「野良猫」→「野良犬」(刑事が遊佐のアパートを訪ねるとこのパロディ)
さんま・一機のイッチョカミでやんすのコント→「乱」(黒澤監督が「乱」を演出している時のパロディ)
ダウンタウンのごっつええ感じのコント「誘拐」→「天国と地獄」(竹内が何でカーテン閉めているんだのパロディ)
YMOの「ライディーン」→「七人の侍」(「七人の侍」をイメージして作曲)
工藤かずやの劇画「信長」→「影武者」(映画のカットを引用しまくって問題になり連載打ち切りに)
赤塚不二夫漫画のキャラ「べし」愛猫の名「菊千代」→「七人の侍」(べしは長老の台詞「やるべし」から取る)
アニメ「ガンバの冒険」→「七人の侍」(七人のネズミ(侍)とイタチのノロイ(野武士))
吉展ちゃん誘拐殺人事件・名古屋女子大生誘拐殺人事件・グリコ森永事件→「天国と地獄」(何れも犯人が映画を見て犯行を思い付く)
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10 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 03:39:19 ID:B/ekIv7f
前スレを埋めた奴って報告した方がいいのかな
>>3 いいかげんとっくに落ちてるスレ貼るなよ、カスが。
使えねーくせにスレ立てるな。
12 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 07:04:07 ID:w0KKlFiw
と、使えない奴が吠えております
13 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 08:19:13 ID:kOmeipq4
井筒監督は黒澤を批判してるけど。
「表面的で核がない」
14 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 09:43:17 ID:w0KKlFiw
,.--'" ``¬ー--、
/ _,.- ''_二ゝヽ
j _,-'_´-''_ニ -一ーヽ、_
r''´ /_,r',.-''" _,. 一'ヾ'"ヽ
! /// _,-'" ヾミミ、ノ
/;; ,-' /// ,.r';ミシ''" _,,,!..._
|V / l// _,-ミシ" __..... -、ニ7 ''" 'l, 'l, くだらん奴がくだらないと言うなら
ヽ |_V___,.='_,,,,===イ ''"'" d ヽー ' V それはくだらなくないということ
ヽr'i-ヽ`: : : |  ̄ ノ ヾー"l _
',ヾ:: , i `ー‐'ヘ-ヽ..-ヽ. | __,..--一''" ̄`''ノ
--、_ハヽ__ヽ / __ _. | __,..ィ" - '_,, -'" ̄
ヽ、 Y `\ l '"  ̄ノ / _.... -‐''" `-、
\ ヽ `'、 ヽ,,  ̄ ̄ ノ`ヽ,,,,_,.. -''"/ _ ヽ.
-- = \,.....--ヽ、 __ ,.ヽ_ _,. /_,;-'"/ | `ヽ ,)
シ_ _ ヽ___ \____r-、  ̄_,vノ'"/ :| l `ー、_ノ ̄
/ `ヽ--'' /l  ̄ ̄ ,. -' _ | ヽ、 ,r'''''ー一'''''''ー--’
〈_ - / // / l| / | _,.-'" = ヽ _,..-"
>>13 井筒は「生きものの記録」や「八月の狂詩曲」をみたことがないんだな。
二作品とも「核」だらけ。
16 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 10:14:44 ID:w0KKlFiw
ワラタ
黒澤作品見たことないんだけど野良犬って面白い?
18 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 10:19:02 ID:9gRUus+q
オモロー
>>6 >「生きる」ベルリン映画祭銀熊賞
>「隠し砦の三悪人」ベルリン映画祭銀熊賞
「生きるは」、ベルリン国際映画祭上院特別賞
「隠し砦の三悪人」は、ベルリン国債映画祭監督賞・ 国際批評家連盟賞
国債→国際
21 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 10:39:17 ID:w0KKlFiw
あくまで公式データじゃね?
22 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 10:53:02 ID:Vdkhbrs5
黒澤作品で映画で面白さを知りました。映画を見るのが大好きになった
黒澤監督は何であんなに、晩年太ってたのかな・・?
影武者のころはそうでもないけど、夢のころは昔と全然体型が違うんだが?
年取って太るのは珍しい気がするんだけどね・・。美食の習慣は昔から変わらなかった
と思うんだが。
娘の話だと内臓の手術してから
982 :この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 15:33:42 ID:kCeIMt0Y
マーク・ハミルの鑑賞眼は誤ってないですね
その後のコッポラの没落ぶりをみるとなんともはや
ハミルの凋落のほうが凄いだろw
26 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 15:05:39 ID:m+6Rtxuc
酔いどれ天使、蚊のいる季節なのに息が白くなって見えるね。
27 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 15:20:38 ID:Vdkhbrs5
べたと言われるだろうけど、七人の侍。つぎはあかひげ。椿。みんないいよ
28 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 18:14:02 ID:YRb0XSYR
『影武者』の撮影風景を収めたドキュメンタリーは初めて見たけど・・・あれは怖い
何人かの役者は顔が引きつっていたけど、あれも仕方がないと思わせる
大滝秀治まで引きつっていたからな、よく注意されてた人なんて「内藤!!顔色が悪いぞ!!!」なんて言われてたしw
まぁああいう時ばかりじゃなかったんだろうけど、役者やスタッフも大変だな
ベジタリアン曰く、
肉の食い過ぎで怒りっぽいんだと
30 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 18:48:20 ID:w0KKlFiw
怒ってるとこばっか繋げてるからね^^
今日NHKでやった『いま、映画を語る(2)』の再放送はいつやりますか?
>>28 「五郎兵衛さん、ラクにね。あんた何だかとって
も苦しそうだよ。もっとラクになんなさいよ。
フィルムなんかいくらでもあるんだから」
「用―意・・・ラクにね、五郎兵衛さん、死んじゃってるよ。
用―意、スタート」「五郎兵衛さん、あんたセリフ云う前に必ず眉根を
よせて、とっても悲しそうな・・・悪い癖だなあ」
「あんたのはセリフが皆尻ツボミで間隔が全部同じだから
悲し気なんだ。尻が上る位でいいよ。
『よし、分った』と、
黒沢監督、セリフの最初を云って見せる。
『よし、分った』と五郎兵衛氏、おうむがえし。
「悲しい、悲しい」と言われた稲葉が微笑すると、
「ニヤニヤしてると不愉快だよ。冗談じゃないんだからね」
「まだ悲しすぎるねえ、とってもイケネエや。
あんた自身後ろめたいみたいだ。
何かもっと闊達でいいんだよ。
侍は。侍の中でも、五郎兵衛さん、あんたはフックラ
出来た人の筈なんだけどなァ」。・・・
そんなに簡単にフックラ出来るわけがない。
稲葉は「フィルム代を返して辞めさしてもらう」
「朝の来るのが怖い」と言っていたそうである
『七人の侍』西南2005秋岩尾−黒澤の2-No.11-N0.18
http://www.geocities.jp/hnoda0321/2005-aki-eiga-Vol_1-IWAO-2.htm
33 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 19:47:34 ID:bFsnvIZs
『影武者』かぁ、勝新の影武者が見たかったなー
仲代じゃシェークスピア劇になっちまう、淀川の言うとおり惜しい作品だったな
(キャスティングについて)みんなすんなり決まった中でなかなか人が
いなかったのは五郎兵衛ですね。
ああいう地味で丸くできた人物はなかなかいないんでね。
だから稲葉を抜擢したんだけど、あの男は心臓が弱くてね。
朝、撮影現場に来るときに、上がっちゃって、もう青くなっている。
(中略)緊張して青くなっていたんじゃ、
あの役柄からして困ってしまうんでね。
俳優が役に取っ組むまでの時間をとってくれたのは貴重なことですよ。
僕は今でも忘れないけど、稲ちゃん(注:稲葉義男氏)ね……。
つまり軍師の役よ。それが役に入りそこなっちゃった。
それを見て黒澤さんが「駄目だ駄目だ」と言い出しちゃった、
セットでね、「今日は中止」ってきたわけだよ。
稲ちゃん、頭を抱えちゃった。そしたら黒澤さんが
「大ちゃんは稲ちゃんと帰りが一緒かい」って言うから、
「一緒ですよ」って言ったら、「慰めといてくれよ」って言うんだよ。
帰りに稲ちゃんが「僕はね、フィルム代を返して辞めさしてもらう」って
言うから、「稲ちゃん、そんな弱い事言っちゃだめだよ」って言ったけど。
つまり結局、稲ちゃんが自分の頭の中で創っていたものと違ったという事
なんだよ。それで七人全部出ているところで、「ダメだ、今日は中止」
って言うんで二日中止したんだよ。もう稲ちゃんの気持ちも嫌だったろ
うと思う。で、三日目にどうなることかと思っていると……、
上にいる照明なんかが「いい加減にして貰いてえな」なんて
ぶうぶういうわけだよ。
滔々と述べるところなんですけどね、「ダメだよ、それじゃ。
炭坑節でも唄う位な気持ちでやれよ、炭坑節でも」って黒澤さんが
言ったらね、突然「月が出た出た」って唄い出しちゃったのよ、
侍の拵えをしたまんま。これは何とも言えない雰囲気ですよ。
真青な顔をして唄い終ったら黒澤さんが「用意、スタート」。
全然違いますよ。背水の陣を敷いたわけだからね、
(中略)壁を突き破ったわけだ。「もう、どうとでもなれ」
という気持で。俺たちが聞いても成程と思うような軍略を
述べる軍師になったわけだよ。
何か雰囲気的にも違うものを感じたですね。
「変った!」と思った。黒澤さんも
「大ちゃん、良かったよ」って言った。
黒澤さんの笑顔っていうのは日本一だからね。
そうしたら照明で一番うるさいのが下りて来て
「加東さん、私は孫子の代まで役者にはしない、あの辛さを味わうのかと
思うと」って言った(笑)。
全部判るねえ。だから、そこまで追い詰められて演じた芝居というのは
何かあるんだなあ。
だから余り楽しちゃいけないんだろうね、役者っていうのは。
(宮口精二対談「俳優館」 「加東大介さん・内山恵司さんと共に」より)
39 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 20:56:36 ID:FA47Vf/n
加東大介って「ゆきゆきて、神軍」の中で描かれてる
ニューギニアで人肉を日常食にして生き抜いたつわものなんだよな、、
40 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 21:23:50 ID:Y5c26+aQ
>>33 奴が勝手に現場放り出したんだからしょうがないだろ。
他に誰がいるんだよ。
同じこと何度も言うなよ。うんざりだもう。
勝新の『影武者』が好きな人は
その勝新版影武者とやらを観てればいいよね
どこにあるのか知らんが
42 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 22:59:31 ID:EH3SnDEE
でも、実際、黒澤も勝新想定して企画したんだし、
仲代じゃ不満だったろ。
勝新は、黒澤とぶつかるから勝新なわけで、あそこは起用した黒澤が妥協すべきだった。
43 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 23:11:42 ID:FA47Vf/n
>>42 勝新のほうが降りると言い出したんだよ
黒澤がクビにしたわけではない
44 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/05(月) 23:20:02 ID:EH3SnDEE
黒澤が勝新を怒らせたんだろ。
どんな俳優でも、黒澤のいうことならなんでも聞くと
思い上がっていたから、結局、思い通りの影武者撮れなかった
黒澤の失敗。黒澤のいれれれば無理にでもスケジュール開けて
へいこらするような仲代じゃ黒澤は満足できなかったくせにね。
でも本気じゃなかったんだよ、どうやら
>>44 それは仕方ないじゃん
黒澤がボスで、黒澤に従うことが偉大な作品をつくる極意だったんだから
勝の器が思ってたよりだいぶ小さかったのは読み違いと言えるかもしれないが
「ゲへへへへ」
「こら!御屋形様はそんな下卑た笑い方しないぞ」(←不正確すんません)
「じゃ、これならどうだい・・・」
前は特にこのシーンを見る度に、「ああ、勝新だったらなぁ」と思ってた。
しかし何度も繰り返し全篇を観る裡に、それも些末なことか、と思えるようになった。
それには邦画の現状、惨状も大きく寄与していることは(残念ながら)間違いない訳で。
BSでやってた野良犬を予約録画しといたら終わりが途中で切れてるorz
iEPGで予約したんだが実際の終了時間より15分も早いじゃねーかよおおおお
いやーん
>でも本気じゃなかったんだよ、どうやら
MSに対する米yahooみたいなもんだな勝は。
ごねれば、いうこと聞いてくれると
思ってたら、あっさり
「はい、さようなら」
だもんw
>>49 スタートが21:15だったからなぁ。
頭にコブクロライブとか入ってねえか?
>>51 いや、予約した時はiEPGの時間がきっちり15分短かったみたい。もっと近い日に予約すれば良かった
楽しみに録画予約した映画が途中で切れたた時のショックと言ったら…orz
>>52 昼や深夜の衛星映画劇場で再放送、この辺を待ってみるのも……
けど、同じ全部見せます企画の寅さんは再放送しないんだよなぁ。
俺も森繁の「夫婦善哉」があと5秒で終わりってとこで切れた経験あってねぇ。
ケツ切れちゃかなわねえからな!
>>53 > ケツ切れちゃかなわねえからな!
あ、上手いw
カンヌの赤いカーペットの上を黒澤と歩くのは、
仲代のほうが似合うな。勝新は残念ながら・・。
東宝盤DVD持ってる人、いま放送してる本編の画質はどう思う?
DVDよりかなり明るめなような希ガスるんだが
>>56 明るさの違いはモニターとDVDプレーヤー側の調整でどうにでも変わるからなぁ。
自分の好みの方向にそれぞれ調整してつめてるけど。
>>25 マーク・ハミルは、事故って生死さまよったから
凋落とかいえるか言えば難しい。
60 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/06(火) 15:39:05 ID:Sra4xH/7
東宝・黒澤作品の安いDVDは高いDVDとどこが違うんでしょうか?
>>60 ・化粧箱・作品に関した読本付き
・「THE MASTER WORKS」仕様のジャケット(単品とデザインが違う)
近所にDVD-BOX版をバラ売りしてる中古屋があるが、
こっちも仕様が違うのね。
・映像特典「創るということは素晴らしい」
廉価版は、この映像特典の入り口が塞いであるらしいね。
というのが無い、と思う。
泥棒の卑しさ
勝>仲代
信玄の文人としての教養も持ち合わせた高貴さ
仲代>勝
水葬を見守る家臣団にうたれて「おやかた様のお役に立ちたい」と
申し出る、お役ごめんの後の褒美も受け取ろうとはしない
実は良い奴というキャラ
仲代>勝
影武者追放された後も、武田軍の後を追い殉死する一途さ
仲代>勝
特に一番大事なのは最後だな。
勝にはどうにも、こういう役は似合わない。
勝ならほうびは、喜んで受け取って
酒でも飲んで使い果たし、また泥棒家業に
舞い戻りそう。
「影武者」は実は「生真面目」なんだよな。
黒澤は演出でどうにでもなると思ったんだろうが
勝がいうこと聞かないとなると、首にしたのは当然だな。
俺を使ってくれ・・・もうビデオ撮るなんて言わねえ・・・使ってほしいんだ!
俺はただ、黒澤さんのお役に立ちたいんだ!
65 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/06(火) 17:59:17 ID:arIHqWcY
黒沢監督もビデオ使えばよかったのにな
全集に載ってる天国と地獄のシナリオを初めて読んだけど、素晴らしい完成度だな。
オープニングから受け渡しの所までグイグイ引き込まれたよ( ^ω^)
>>68 黒澤が宮崎駿気に入ってたという件があったけどたしか、大分前にTVで対談番組があったね
普段饒舌な宮崎氏も黒澤を崇拝してたので神妙に黒澤の話に聞き入ってたんだけど、対談後
「実写に来ないの?」と言う黒澤の言葉には憤慨してたな
>>67 豪華な豪華なビッグネームのコンボだが
実現してたら大失敗してた予感...
姿三四郎のコントのような柔道の試合に爆笑w
でも貶しているわけではなく面白かったよ。
面白かったですね。
戦中派の映画監督たちのほとんどが、少年時代この映画にKOされたという話もうなづけるというものです。
完全版ならもっと面白いのかな?
>>71 いやあれは今のスポーツ柔道からみれば動きがないかも知れないけど
競技化されていない柔道はあんなかんじだったよ。
相手の隙ができるまで自分から攻め込まない。
三船久蔵がyoutubeで見られる。試合じゃないけどね。
少年時代に「姿三四郎」を見た世代というと、中平康や増村保造や松竹ヌーベルバーグの監督たち。
これらの人たちが「姿三四郎」にKOされたというのは聞いたことがないな。この人たちはむしろ、アンチ黒澤だった。
>>74 動きがない?
>>71は、あの試合場面の動き、投げ技の動きのオーバーっぷりをほめてるんでしょう?
相撲対柔道のシーンは異種格闘技戦思い出した。
でもグルグル回ってるだけで笑ったけどw
>>43 勝新は「影武者」舞台化の構想があったらしい。
やっぱり信玄を何が何でもやりたかったんだろうな。
姿三四郎で裏投げを猫のように回転して防ぐシーンがあるけど
あれは木村政彦らプロ柔道の連中も使っていたよ。
ある定型を初めて創り上げたオリジネイターは、
その定型がコピーされ尽されて陳腐化してしまった後の時代から見ると、
その当時にどれだけ革新的な事をやっていたのかが伝わらず、陳腐さだけが目についてしまう事になる。
三四郎の試合場面の演出もその好例じゃないかな。
てか、まんま柔道一直線じゃん
よるなさわるなもここからだったのかあ
>「実写に来ないの?」と言う黒澤の言葉には憤慨してたな
インタビュアーは黒澤から直接聞いたわけでない。
(又聞きの曖昧な話で質問したインタビュアーがまず失礼だが)
雑誌に書いてあったのは
「宮崎クンが実写撮ったら、面白いんじゃないか?」
みたいな話だったよ。
黒澤は実写では表現不可能だからと
手塚にアニメで参加させようとしたぐらいだから
実写とアニメは違うぐらい
宮崎にいわれなくてもわかってるよ。
宮崎も「どういう意図の発言かわからないが
もし、実写よりアニメを下に見てるなら許せない」
と前提条件つきで答えてたよ。
本当は、インタビュアーはそういう質問するなら
事前に黒澤サイドに発言内容の確認とるぐらいの
準備はするべきなんだよ。
それがきちんとした仕事をするということだ。
と黒澤なら、そのインタビュアーに説教かましてるよ。
しかし宮崎引退後のアニメは荒れるで
>>81 そんなこと言ってる暇があったら姿三四郎を武道的に哲学した方がいいよ。
きちんと武道精神を踏まえて作ってるんだから。
>>82 インタビューではなくて直接の対談番組で宮崎駿に直接言ったんだよ
で対談後宮崎が「あのお言葉は本気とは思えません」(←ニュアンスが違うかもしれん)とかなり怒ってた。
大分前の番組だよ
あっとそれを本にした対談本(「何が映画か」)の話かな?
そっち読んでないや
たまには違う表現方法を取ってみたら面白いのでは?っていう意味での発言ではないのかね
直接見てないからわからんが
現役の横綱がアントニオ猪木に「プロレス来ないの?」と言われて
普通は怒らないだろう。
宮崎駿はアニメの地位向上に貢献してきたから
言葉に敏感になっているんでは?
>>86 違うよ。
黒澤監督がこんなことを
仰ってるようですが、いかがですか?
とインタビュアーが聞いてるの。
俺の記憶(番組として放送された方)では直接言ってたよ。
「実写はおやりにならないんですか?」
「シェークスピアなんかいいと思いますよ」
みたいな事を言ってて、宮崎がリアクションに困ってた。
それは宮崎が
「時代劇をやろうと思ってる」
「じゃあ、シェークスピアなんか題材として面白いんじゃないですか?」
と言っただけ。
別に実写なんてひとことも、その対談の中では出てないよ。
駿夫信者は駿夫が思った通りになるよう話をねじ曲げる
昼にBSで成瀬、夜にBS黒澤、朝にDVDで本多円谷という生活になりますた
95 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 22:49:25 ID:pRN9YTJc
ビデオデッキから続姿三四郎が後5分ぐらいまだあるのに出てきた
テープの残量が足りず録画に失敗してしまった
まぁ黒澤作品の中ではあまり好きではないからいいけど
淡路恵子さんって整形しました…?ちょっと信じられないのですが…
お年を召して皺伸ばしくらいはしたかもしれんね
楽しいわ 楽しいわ
100 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 06:10:27 ID:g0e6eLTH
100
三船の
「君は本当にそう思ってるのっ!?」
みたいな語尾が気になった
102 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 08:28:43 ID:pdF3fsh3
質問です
野良犬の後半で三船が駅で犯人の木村功を捜すシーン(BSで1時間58分辺り)に、ハンチングを被り髭をたくわえたチンピラが眠っていますが、
勝新太郎(当時18歳)ではないかと言われました。私には判断が付きません。
勝新が影武者以前に黒澤映画に関わっていた可能性は有りますのでしょうか?
終戦直前にあの白人たちはどこで調達したのよ?
捕虜でも使ったのかな
続姿三四郎は最後の決闘シーンがイマイチだったけど
凄く笑えたし結構面白かった。
105 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 16:54:50 ID:6wav/nRM
>>105 そうだったのですか
ありがとうございます
Wikipedia「作品をめぐる評価とその演出」の欄に妙な俺論が追加されてる・・・
いずれ「独自研究」として突っ込まれるだろうけど
>>101 俺がいた。
オネエ言葉の三船、テラ貴重スww
>105
戦時中にアメリカで作られた戦意高揚映画でエスキモー(当時呼称)が日本人やってたようなモンだな。
レーガン主演の航空映画に出てくる日本人役とかみてると笑えるぞ、カタコトで、
「はやく戦闘のじゅんびをしてください」「はい、戦闘のじゅんび」とか戦闘中の飛行兵が会話するんだw
110 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 22:57:17 ID:bNERoie3
明日は黒澤明の最初の傑作
虎の尾を踏む男達
必見だぜ
>>110 エノケンが可愛いんだよなー。
フィルムばっさばっさ切られてるらしいが
オリジナルが見たかったよ。
カットされてないよ。
「姿三四郎」と混同してるね。
クロサワ・ア―カイブス特集を全部見逃した……ハハッワロス
マジで誰か録画した人とかいたら上げて欲しい
>>115 今日は虎の尾が終わった後に
「仲代達矢黒澤映画を語る」やるから見逃すなよ
>>116 録画予約したよ
これから見逃したくないから番組表見てリストまで作った
映画自体はDVDで見ようと思ったら見れるけど特集番組は……
今のアメリカTV映画を見ていると黒澤作品レヴェルだな。
それだけ追いついてきたということだが。
もちろん黒澤から学んだんだろうから、先人の功績を忘れることはできない。
>>116 それ、もう何回も再放送したプログラムでね?
>そうじゃなくて、公開がGHQに禁止された
GHQへ提出する作品リストに
日本の役人のイヤガラセで載せてもらえなかった。
今でいうなら映倫の審査を受けさせてもらえなかったという事。
当然、公開できない。
蝦蟇の油も読めよ。
全集7巻セットが5000円以下で買えた〜。ワーイ(n‘∀‘)ηワーイ
黒澤ってヘンに完全主義なわりには肝心なワキが甘い
アメリカに本物の戦争時の備品を持っていくとかさ・・
映画なんかのために持っていって盗まれちゃったら取り返しがつかないじゃないか
保障上の事情も見越せずにアメリカなんぞに持っていこうという発想が甘いんだよ
そういう見抜く目の甘さは出来上がった映画の結果にも通じる
>>122 で、その出来上がった映画のワキの甘さをぜひ具体的に指摘してください
クロサワ・アーカイブス特集の再放送はしないのかなあ
来月とかにやってくれいかな
>>123 人に尋ねる前に自分で考えろって親に言われなかった?
>>125 「通じる」とか断言なさってるわりには中身のない、大変ワキの甘い書き込み内容だなと思いましたもので…
申し訳ありません
わかるわけもないあなたの頭の中のことについて
自分で考えてみようと思います
まぁ感じ方は人それぞれなんだからスルー汁
僕が完全主義なんてのはマスコミが勝手に言ってることでね。
完全主義とは程遠いですよ、僕の写真なんて。
ただモノを作ろうとする人間がなるべくいいものを目指す、完全を目指す、
これは当たり前のことでね。そのための努力は惜しみませんよ。
そこを興味本位で面白がってね、マスコミが完全主義者とか天皇とかレッテルを貼ってるわけ。
やってることは他の人と大して変わりませんよ。
僕だけにスポットが当たるのは心外なんだな。
志村喬のポピュラリティに驚いた。根強い人気があるなあ。
若い層に見てもらえるのは、何はともあれいいよ。
和製モーガン・フリードマン。
ってか、モーガンがアメリカ製志村喬か。
>>115 長丁場の特集だから、秋あたりにまたやるんじゃないかな。
>>128 プロレタリア美術に参加したことのある黒澤を
天皇に結びつけて皮肉っているんだよ。
133 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/10(土) 08:32:25 ID:TZxeEhkR
えっ!熊澤天皇騒動を知らないの?
134 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/10(土) 08:40:52 ID:yn6S7XEU
昨日やっていた少林サッカーの監督は志村喬に少し似ていた
>>116 仲代の裏話
とても面白かった
顔を火ぶくれさせてすごいな
真剣勝負で仕事
お遊び気分で仕事するスマップなどのジャニタレとは天と地の差
>>126 >中身のない、大変ワキの甘い書き込み内容
自分の質問内容のことをすりかえられて言われてもな
まあそんなに感情的になるなよ
三船は6年間の軍隊生活の後、映画界入りしたから
七人の侍や隠し砦などのノースタントの身体をはった演技が出来た。
今の若者にそんな経験はないのだから期待するのは無理なのだが、
ジャニ系も下積み時代はそんなに甘くはないので
まだマシな部類なのかも知れない。
138 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/10(土) 14:44:30 ID:wGF6vb+Q
>130
志村〜!「フリーマン」、「フリーマン」!
>>116 仲代が「酔いどれ天使」のエキストラに参加してたのは知らなかった。
しかし映ってなかったのは残念だね。
NHKの仲代へのインタービューで
黒澤監督は、「乱」の次に撮りたかったのは「戦争と平和」だったんだらしいね。
これで仲代と一緒仕事すると言ってたんだね。
観たかったよなーー。
トルストイの名作「戦争と平和」の映画化。
世界中で評判になっただろうなあ
>>141 予算いくらで作るつもりだったんだろう・・・
ロシア文学になんか手を出したら「白痴」の二の舞になるのに
ま、予算的に無理ですな。
うーむあれだけの大部の小説を
どう映画にしたか興味があるな
主人公は確かピザでメガネだし
当然、予算的に無理だから実現しなかったらしいけど
もしかしたら描きかけの脚本くらいはあるのかもしれないな
黒澤明生誕100年プロジェクトによると
白痴の完全版の上映を目指しているらしい
つまり4時間半のやつを復活させるということか?
当時、四時間半の大作を3時間に縮めさせられ、
さらに短くするように会社から言われ
これ以上切りたいなら、フイルムを縦に切れ、と黒澤がかんかんに怒ったらしい
是非見たいな。でもカットされたフィルムって残ってるの?
今NHKでやっている黒澤の特集でハマってしまい
DVDのボックス1〜3まで購入しました(まだ届いていませんが)
来たらまずは「隠し砦の三悪人」を観ようと思います(初見)。
昨日の仲代さんの語りで、今度こそ「乱」と「影武者」をしっかり観たいなと。
>>136 脇からすまないけど「出来上がった映画の結果にも通じる」ってとこの具体例は
やっぱり是非聞いておきたいです
どこかワキの甘さが目立つ部分がありますか?
脇からすまないけどって文体で本人なのがバレバレなんですけどw
>>148 黒澤生誕プロジェクトがそう言ってるけど、わからん。
それはこっちのセリフ
>>153 もともとまともに話すつもりなんかないんだよ、こういう輩は
相手するな
主演女優と結婚されたんですか…なんか感動してしまった。
126 :この子の名無しのお祝いに [sage] :2008/05/09(金) 22:27:03 ID:Z+UB3ayQ
>>125 「通じる」とか断言なさってるわりには中身のない、大変ワキの甘い書き込み内容だなと思いましたもので…
申し訳ありません
わかるわけもないあなたの頭の中のことについて
自分で考えてみようと思います
150 :この子の名無しのお祝いに [sage] :2008/05/10(土) 20:43:34 ID:JnZxkrNZ
>>136 脇からすまないけど「出来上がった映画の結果にも通じる」ってとこの具体例は
やっぱり是非聞いておきたいです
どこかワキの甘さが目立つ部分がありますか?
153 :この子の名無しのお祝いに [sage] :2008/05/10(土) 22:09:46 ID:JnZxkrNZ
>>151 そんなこと言われても…
…の使い方といい敬語の使い方といい改行といい同じ文体でバレバレなんですがww
携帯から自演バレの弁護か?w
>>155
BSで今やってる、
わが青春に悔いなし
戦後、第一作目だけど、この頃から、すさまじい映像表現力を見せている。
最後の農村シーンなんんて、ほとんど台詞もなく、単純な場面なのに
すごい迫力だよ
映画作成技術のお手本の1つだな
再興傑作の1つ
わが青春に悔いなしは昔観たんだが、途中でやめてしまったなあ
>>160を読んで俄然再見する気になったよ
冒頭の兵隊の死体はなんだったんですか?
>>160 ヒロインが森の木々や草に笑われるところが強烈でした。
原節子は大根と思いこんでだけど、すごい演技派だった。脱帽。
164 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/11(日) 03:52:03 ID:isKLF2eo
俺も小津の映画とか見て大根だと思ったけど、
昨日の映画見て、結構演技の上手い人なんだと思った。
卯之助や室戸を演じてから切腹の撮影に望む、当時の仲代達矢の心境って
どんなもんかと想像したらコーヒーこぼしてしまった
このスレ的には
あんな大根のハラセツでさえ演技派にみせる黒澤はやっぱりすごい
ということにはならんのけ?
でも、普段演技派と言われる女優が
黒澤映画に出ると雑に扱われることも多いよ。
リメイク隠し砦スレで黒澤が酷評されている件w
黒澤みたいな耄碌爺の映画に出さされた松本潤が可哀想。というジャニーズファンの統一見解。
こっちまで釣りに来るなよ必死かよ
釣りに来るというか、この人のことだから自らエサになってるのに誰も食い付いてくれないから寂しいんでしょ。
そっちのスレッドは見たことないけど。
わが青春に悔いなし、泣いた。映画で泣くことなんて無かったけど
しかもあんな古臭い映画で泣くとは!
主人公たちの生き方が、いまの迷ってる自分に重なって見えたのかも
大河内とおふくろ役(三宅さんだっけ)が絶妙だった
いまこうやって書いてても涙がにじんできた
>>169 黒澤の面白さが理解できないジャニファソが可哀想
どうでもいい
175 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/11(日) 12:21:16 ID:EIZSDtGu
>>173 ってかジャニ信者にかぎらず日本人の教養が恐ろしく低下してるから
ゲームでもしてるような映画作品じゃないと理解できないんでしょう。
国民の民度の問題だと思う。
情報機器を扱う能力だけは向上したけどねw
しかし黒澤の脚本にケチをつけるとはジャニヲタ恐るべしorz
>>175 確かに。
心の動きも状況も全て台詞で説明してしまう紙芝居みたいな映画ばっかりで萎える。
>>169 頭わいてるな。脚色になってるがほぼ厨二病中島かずきの改変だ。
観た事もないのにオリジナル貶すなガキ
179 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/11(日) 13:27:58 ID:y6qm2A+9
井筒和幸が黒澤をどう評価してるのか知ってるのか?
世間が井筒をどう評価してるのか知ってるのか?
>166
ハラセツをただの記号にしてしまった小津が凄い、のではないか?
182 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/11(日) 13:56:59 ID:9Ku0zD1b
お杉が黒澤をどう評価してるか知ってるのか?
>>179 2chで久々に笑わせてもらったw ありがとう。
原節子のB地区に悔いなし
185 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/11(日) 14:38:10 ID:y6qm2A+9
井筒の言動って、影響力が大きいから。
186 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/11(日) 14:43:53 ID:isKLF2eo
しかも無責任でいい加減なこと言ってるから余計に性質が悪い
今までもそうだったけど、作品放映においてBSばかりが頑張ってるって状況は
なんとかならないんでしょうかね。
生誕100年だってのに、地上波じゃ全く放映しない。
つかテレビはともかく、国を挙げて大イベントやるべきなのに。
文化庁文科省は何やってんでしょうか。
リメイクなんかドンドンやればいいんだよ。
他にもありとあらゆる映画を見ろ。
そして最後に黒澤の映画を見ろ、差が歴然とするから。
昔は民放でも
正月の年越しに
黒澤映画をやっていたもんじゃよ…
>>148 松竹の倉庫にあったフィルムを社員が
どうせ廃棄処分になるからということで
自分の小遣い稼ぎにコレクターに売った。
ただしそのコレクターが公開を認めてないので
上映もできない。
その状況は今も変わっていない。
そのコレクターが死ぬまでまつしかない。
でもその松竹社員は窃盗罪だけど
そいつが売ってなかったら、永久に失われてたわけだから
いいことしたといえるのかな。
>>190 なるほど、そうなんだ。とすると、松竹とは関係ないけど「トラ!トラ!トラ!」の黒澤が撮影したフィルムも一部のマニア、コレクターの手に渡っている可能性が高い、と考えてもいいのかな。
>189
それで深夜にやってた「赤ひげ」で最初にノックアウトされたんだよなぁ。
>>190 それが本当だとしたら、何とも料簡の狭いコレクターだと言うしかない。
どういう考えなのかねえ、まったく。
程度の差こそあれ、コレクターなら誰でも少しは理解できるんじゃなかろうか
>>193 コレクターというのは元々、料簡の狭いもの。見せびらかしたがりというのは真のコレクターではない。
俺も、世界的人気のある某監督の代表作の脚本第一稿の手書き原稿(完成作品とは全然違う)のコピーを持っているけど、
人に見せたことがない。持っているということを人に話したこともない。
そりゃお前がそう思ってるだけで了見が広いコレクターも五万といる
見せびらかしたいという発想がもう料簡の狭さを物語っているような
黒澤のフィルムや脚本多くの人にも見て貰って分かち合いたいたいというのと
見せびらかしたいは根本的に違うだろ
完全版が何億の価値もあるなら、
簡単には手放さないだろう。
201 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/12(月) 07:59:50 ID:sRecl7Ln
>完全版が何億の価値もあるなら
世界で一点物なんで、億の価値があると思う。
>>201 (例えだけど)ゴッホのひまわり見たいけど、本物は金庫の中に眠ってる。
美術品ってヤツは金銭的価値をつけられた時点で 貧乏人には見る事さえ許されないんだわ。
ネロ少年の気持ちが分かる…
>>190 そんな因業ジジイなら「我死後直ちに燃やせ」とでも
遺言書いてそうだな。
しかしそいつが持ってんのは完全オリジナル4時間半なのか、
三日間だけ公開された3時間版なのかどっちだろ?
完全版なら絶対見たいが。
慎重に隠されたものは日の光を浴びた瞬間、
その価値を失う
そういうことじゃないでしょうか…
交渉に幾らを積んだかが問題だな。
黒澤プロの経営状態では、億単位は無理だろう。
「白痴」の完全版をどうしても観たいというのはコアなファンだろうし、
巨費を投じての回収は難しい。
黒澤を始め松竹スタッフやキャストの努力の結晶なんだから、個人が所有すべきものではない
と思うんだがなぁ。
あ〜むかつく
そのコレクターとやらが妙な遺言書いてないことを祈るばかりだな。
日本人の金持ちは、心が狭いのが多いからね。
バブルの頃、ヨーロッパの画家の不朽の名作とかを大金だして買って、
自分の家の部屋に飾って誰にも見せずにご満悦っていうのがいて、
しかも、自分が死んだ時は、棺桶に一緒にいれて燃やしてくれ、
俺が買ったものなんだから、俺がどうしようと俺の勝手だ
って堂々と言ったやつがいる
それと同じ運命だろうな
「羅生門」の次の作品だけに、
本来なら政府が保存に向けて動き出すのが
文化的な意味合いから筋だろうな。
奈良在住の頑迷なコレクターってヤツだっけ。
>>209 重文にして強奪とか…無理か
持ってるって120%確実なの?
アリランの時はけっきょくアリランも山中も伊藤も何も出て来なかったんでしょ
熊井啓が「確認した」といってるから
確実でしょう。
214 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/12(月) 20:53:59 ID:YgsG37CD
>>203 4時間半の完全版は会社から短縮命じられて、
黒澤がカットしてるからもう残ってないよ。
だからそのコレクターが持ってるとしたらそのカットされた3時間版だけ。
実はそのコレクター自身が白痴だったという壮絶なオチが待っている予感!
だからー、熊井啓が確認してるんだってば。
名物電波がID変えて何度も同じようなレスしてる。
217 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/13(火) 00:00:03 ID:y80Pk4pw
だから、熊井は消されたのか。
なるほどその発想はなかったな・・・・
日の目を見ない映画の多くはその筋絡みって話だし・・・・こわ
だからー、
明日を創る人々って見れないの?
「白痴」はどの段階で短縮版を作らされたの?
もし、一度4時間半のバージョンのプリントまで作ってその後の短縮版なら
4時間半バージョンのネガは無くともプリントは残っている可能性はあるよね?
「はくち」、って変換すると「白雉」ってでてきて
「白痴」 って一発変換で出きないのだけど
俺のATOKだけ?
>>223 なるほど、では idiot も差別用語なのかなあ?
「白痴」は文化遺産だろうね。
4時間−2時間46分=消えた1時間14分
「魯鈍」は一発変換できるから、2chの罵倒ではこっちを多様してる。
ただ、相手が何を言われたか理解できない事があるw
白痴と魯鈍の間にもうワンランクあったような・・
へぇ〜雄山と山岡は和解したんだってねぇ。
七人の侍のカットされたシーン見たいな。
あと影武者で勝新が出演していたシーンも。
IME2003なら
白痴出てくるけど。
>>231 IMEは、もとはアメリカ人がつくったからか?
233 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/13(火) 21:01:57 ID:ExsT9zWM
井筒監督の黒澤批判について。
井筒は文句言ってるけど全作持ってるらしいな
235 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/13(火) 21:19:34 ID:Cg35T9Om
完璧主義のチャップリンは未使用フィルムを常に破棄させていた…筈だった。
だが、それを一任されてた男が密かに保管していた為 今日の我々が目にする事が出来るのだ。
コレクターが映画文化の保存に多大な貢献をしている事実があるのだから、あまり悪く言うべきでは無い。
保存状態に問題がなければな
保存はしても公表しなきゃ意味ねえ。
いつか白痴の完全版が、と
いつか宇宙へ行ける が同じ位置に感じるよ
山中貞雄が出て来るのにくらべりゃ楽勝でしょ
黒澤のチンポはデカイがイボイボだらけ。
「元寇」が耳から離れません><
オバマというのは黒人の父、白人の母から生まれたとして
白人層・黒人層の両方から支持を集めている。
アメリカの指導者としては新しい切り口だ。
まるで半農・半侍の菊千代の役どころだね。
熊井が言っていただけじゃなくて、
去年黒澤プロが将来の計画の一つにあげてなかったっけ?
「トラ!トラ!トラ!」のフィルム発掘と一緒に。
>>242 菊千代はまだ半侍ですらなかったし、
百姓は捨てて侍になりたかったのだから全然違うだろ。
そうじゃなくてたぶん武士道のような精神性から
>>242氏は言ってるんじゃないか?
先にそっちから
>>242の話を理解するのが普通だと思うけど。
黒人・白人と百姓・侍ってのは
あまりうまい対比ではないような気がする
菊千代がいなければ侍達はおそらく怒って帰ったじゃない.
野武士退治に、侍と百姓がコラボするのに重要な位置にいたわけで。
ま、それだけ。
>>220 京橋のフィルムセンターで以前上映したことがあるよ
247 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2008/05/15(木) 13:54:01 ID:OOJ0NOcz
菊千代がいなければ侍達はおそらく怒って帰ったじゃない.
野武士退治に、侍と百姓がコラボするのに重要な位置にいたわけで。
ま、それだけ。
コラボって君ぃ
日独伊三国軍事コラボとか
共産中国によるチベットへの軍事コラボとかですね、わかります
勝四郎が久蔵にリスペクトしてるシーンが
ホモ・ソーシャルな関係そのもの。
(男だけの世界。この場合はホモ・セクシャルと
違い性的なものは含まない。その仲間内の
価値観は旧態で、女性を一段低く見る場合が
多い。戦友関係などに多く見られる。)
『明日を創る人々』ってぶっちゃけ映画としての出来はどうなんだろう?
封印するぐらいだからよほどひどいのか。
酷いから封印じゃなくて、自分の作品として認てない。
共同監督だし、組合主導の映画だし。
黒澤は東宝大争議の頃の企画権を組合が握った
東宝の製作体制に後に批判的になるし。
組合の企画権は黒澤も力を入れた争議の柱のひとつだから、
頭で考えた良い体制がやってみたら駄目だったというところだろう。
とはいっても作品の出来も酷い。作品として成立してない。観る価値なし。
封印されているのはどっちかというと「一番美しく」の方じゃないか。
どこのシーンは誰が撮った、と判るなら
黒澤さん監督の部分は必見なのだが、ね。
>>256 やや分かり。
I think 組合演説のモブシーンとか、
階段でコーラスするところとか、
高峰秀子の出る撮影シーンとか。
この辺りが黒澤。他の人の意見求む。
三船さんって若い頃は格好良かったんだね。
世界のどこに出しても恥ずかしくない美丈夫でしたよ。
最近の若い女性は
三船とか仲代とか藤田進なんて不細工にみえるらしいな
ハンサムなのは草薙とか木村たくやとか松本とか
木村とか松本なんて、三船敏郎に比べたら不細工きわまりないと俺は思うけどな
美の基準が時代と共に変わってきているのですわ。
オカメ顔が美人ともてはやされた時代もあったというではありませんか。
木村も何十年後かには言われる
キムラタクヤって昔はかっこよかったんですね。と
>>262 短足で品はありませんでしたが、若い頃は、
日本の二枚目の代名詞のようになっていた時期がありましたよ
>>263 短足の事実は将来も変わらないだろうが、数十年後の日本は
もっと品の無い二枚目が幅利かせてる可能性あり。
「キムラってすごい品のある二枚目だったんですね」なんてねw
三船は別に二枚目じゃないでしょ?
静かなる決闘あたり少しは雰囲気あったけど
千石規子と三船ではちょっと違うかな
二枚目じゃないだろ。普通に見て。
イケメンなら演技力0でも主演はれる今の映画ばかり観てるからそういう以下略
リメイク砦の出張ヲタは来るな
ポスターとしては珍品なので希少価値を見出すことも出来るが、
黒澤監督の与り知らない事だからな。
>>268 これはヒドイ。笑った! 黒澤映画のパロディのようではないか!
出来過ぎ! 大蔵貢の強引さはまるで冗談のようだ。
なんかすごいなこれ。タイトルでググっても
全く引っかからないし本当に公開されたのかな。
真っ当なメジャー(大映)作品を大映自身によるならともかく
他者がエロ映画風に改題公開するなんてことがあるのか。
「なんでも鑑定団」に出したら1万円は下らないだろうな
本木荘二郎絡みかなあ
>>273 オレも最初それ思ったけど、どうかな。
「藤二郎」に誤植?されてるし、
本木がエロ映画業界に入るよりも古い時代の
ポスターじゃなかろうか。
>>268には「新東宝または大蔵映画」と書いてある。
「静かなる決闘」の1949年にも、公開されたとある「1950年頃」にも
大蔵貢は大手の興行主にすぎず、まだ新東宝には参加してない。
1955年に大株主から社長になった。
当時大映はまだ配給が弱かったから、
大蔵の系列映画館にも配給して、
その時に勝手に改題されたんじゃないだろうか。
新東宝が自社配給を宣言して、
当時単なる配給会社になっていた東宝と縁が切れたのが1952年だから、
新東宝が上映主体ではないと思う。
ポスターのオークション、
最終落札価格は30,300円で収集家の手へ。
>「藤二郎」に誤植?されてるし、
逆にその点にこそ何か意図的な物を感じない事も無いぞ。
なぜ、彼の名前「だけ」が間違えられているのか?と。
『黒「沢」明』になってるけど、これは当時よくあったことなのかな
ここ数日、クライテリオンの「七人の侍」を何度か見てる
東宝盤はレンタルで前に借りたけど
その記憶の限りでは、クライテリオンの方が画質がシャープだな
281 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 02:43:05 ID:dESBifvu
野上照代さんの「蜥蜴の尻っぽ」っていう本が面白かった〜^^
野上照代(笑)
>>279 クライテリオンは特典も最低限にして、
とにかく画質アップを目指す流儀で作ってる。
284 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 10:37:02 ID:TuRCYI7H
井筒監督の黒澤批判に耳を傾けるべきでは?
虎ノ門よりボキャボラ天国の批判に耳を傾けます。
>>276 そういうポスターはフィルムセンターが買い取るべきだよ。
コレクターの手に渡ったらまた蔵の中にしまい込まれてしまう。
>>284 同じレスを何度も何度も投下するお前の狙いが分からなくて不気味。
とにかく マジで気持ち悪いので もう来るな。
狙いって・・・気楽にスルーしときゃいいじゃん
>>283 暗いテリ恩は
東宝の特典も英語字幕付で
全部付いてなかった?
>とにかく画質アップを目指す流儀で作ってる。
向こうの人の良かれと思う補正が
必ずしも黒澤の意図した映像を再現してるか
それは、又別の問題。
290 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 19:32:51 ID:C8UE9uU8
黒澤が佐藤や武満に「クラシックの名曲のようにしてくれ」と注文する事について
篠田正浩が「音楽家への迫害だ」と批判したけど果たしてそうかな?
291 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 19:53:16 ID:geyzA94+
中年だと思ってない中年じじー死ね 中年だと思ってない中年じじー死ね
中年だと思ってない中年じじー死ね 中年だと思ってない中年じじー死ね
中年だと思ってない中年じじー死ね 中年だと思ってない中年じじー死ね
中年だと思ってない中年じじー死ね 中年だと思ってない中年じじー死ね
その老いたすがた気持ち悪すぎ
その老いたすがた気持ち悪すぎ
その老いたすがた気持ち悪すぎ
その老いたすがた気持ち悪すぎ
死ぬとき このレスの事思い出してくれよ
ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・) ニヤニヤ(・∀・)
292 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 21:49:19 ID:Uv6HC8sK
こんなのがどんな中年になるのか楽しみ
293 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 22:02:04 ID:fn/thuZF
実はすでにくたばり損ないの老年だったりして(・∀・)ニヤニヤ
老年だよ。この人は団塊の世代だから。
冒涜は大げさだが、篠田正浩の言いたい事はわかる。具体的に名前出されたら作りづらいだろ。
↑
冒涜×
迫害〇 失礼。
リメイク作るなら悪い奴ほどよく眠るが一番適してると思うんだが。
興行的に無理なんだろうな。
黒澤の脚本は、
黒澤の演出/編集力と役者の演技力を必要とするからねえ。
緩急共に見せ場の連続でどんどん繋いでいくから、
演出も演技もダメな部分があるとどうにもならないよね。
「隠し砦〜」は凸凹コンビのシーンが持たないと成立しないから。
>>298 俺もそう思う。あと「生き物の記録」なんかもリメイク向きじゃないかと思う
>>290 この場面、僕は「マタイ受難曲」が想起されてしかたがないんだ。この曲を
イメージして書いてくれ、なんて言われたら作曲家としちゃ困っちゃうだろうね
素人が簡単に言ってくれるよなぁって気分じゃない
>>298 「復讐に命を掛ける男」というのは、いまでは説得力がないんじゃないかな。
「天国と地獄」にしても、計画犯罪という点でもう、現代ではリアリティがないように思う。
現代の犯罪というのは、ほとんど通り魔的なもの。
銀行強盗もなくなって、強盗と言えばコンビニ強盗。
現代では、犯罪と言えば、目の前にある物、目の前にいる人を対象にさっさと済ませるものになってしまった。
憎い相手に復讐するにしても、2ちゃんねるで実名を出して中傷するとか、
イタズラ電話するという設定の方がずっとリアリティがある。
現代の日本では犯罪映画というのは(キチガイを主人公にするのでなければ)成立しない。
「CURE」などを見ると、黒沢清は、それを最もよく理解している人なんだと思う。
だからこそ、黒沢にこそ黒澤のリメイクをやってもらいたいと思うんだが。
>>300 この間、TVで深夜に放映していた「ファム・ファタール」の場合はどうだったんだろう。
あの映画の冒頭に延々と流れる曲は、明らかに、デ・パルマが坂本龍一に「ボレロをイメージして作曲してくれ」
と頼んだものでしょう。
出来上がりを見ると、確かに、ボレロをイメージした曲でないと駄目な場面だし、
ボレロそのままであっても駄目な場面なんだな、これが。
「ファム・ファタール」を久々に見直して、「黒澤がイメージしていたのは、こういうものだったんじゃないか」
と思った。
(「羅生門」がリメイクされるなら、音楽は坂本龍一が良い)
>>290 武満は黒澤よりも篠田との方がずっと親しかったんで、プライベートな場で愚痴を言っていたのかもしれない。
佐藤勝も、「無頼漢」の時、仕事の合間に黒澤についての愚痴を言っていたのかもしれない。
ただし、篠田は、「野良犬」のクライマックスでのピアノの音の使い方については絶賛してる。
あれこそが日本における映像と音の対位法の元祖であり最も純粋な形だ、って。
>>290 黒澤と音楽家の関係は、クライアントとデザイナーみたいなモンだと思う。
全くの丸投げ依頼でなく具体的に何かに例えられた方がやり易い場合は多分にある。
武満の場合、「マーラーみたいに」は後から言われたのではなかったかな。
台本渡してイメージ作りの段階で言って欲しかったのだろうね。
悪い奴ほど〜の三船は
それこそ静かで理知的なキチガイじゃないかとも思える
このスレの人たちは自分よりよほど詳しい人たちばかりなので
もう前提とした上で言ってるのかもしれないが、そうならゴメンな
あえて恥を覚悟で音楽のことを言うと
武満は、たしかこんなことを言ってた
「黒澤さんに、クラシックそのまま使えばいいじゃないですかと言ったら
『いや、そうはいかないんだよ』と答えてた」
と黒澤のやり方に文句を言ってた
しかし、黒澤はあるインタビューで言ってるけど、
「クラシックをそのまま使うと、画面がそのイメージに引っ張られる。
その解決法は二つあって、「バッハならバッハのこの曲を使う」と映画の最初に宣言しておく。これはタルコフスキーがやってる。
もう一つは、あまり知られていない曲を使う。これはぼくが「夢」の最後でやった。」
そういうことなら、「羅生門」でボレロを、「乱」でマーラーを似せて音楽を書かせたのも納得いくと思うんだが
まさか黒澤は武満に言ってなかったんだろうか
>>289 三枚組にして特典は分けてる
>必ずしも黒澤の意図した映像を再現してるか
東宝のは黒澤明の意図が入ってるって意味?
たとえば
「影武者」でグリーグの「山の魔王の宮殿にて」とか
スッペの「軽騎兵序曲」をそのまま使うのはまずい。
どちらも、ユーモアを含んでちょっと間抜けな感じになる。
有名すぎて使えないというだけでなく
こういう理由もある。
黒澤はこういう感じの曲といっても
それをそのままなぞってくれと頼んでるわけではない。
早坂文雄最強説
>>306 最初は武満の意向も尊重するような話だったので、自分なりに色々構想を練っていた。
で製作途中で参考のためラッシュ見せてもらったら、
なんとマーラーの『大地の歌』の『告別』の間奏部分が音入れされてて、
その上、それに合わせて編集もされてた。
で、そのマーラーに合わせて編集された映像に武満オリジナルの音をつけろと言われて
頭抱えちゃった。・・・て話を本で読んだ事がある。
>>308 池辺晋一郎がつけた音楽もやっぱり「ユーモアを含んでちょっと間抜けな感じ」
だったがな。
>>310 >で、そのマーラーに合わせて編集された映像に武満オリジナルの音をつけろと言われて
>頭抱えちゃった。
それは、映画音楽ではよくあることでは?
テンプにクラシックを入れて、「この長さとふいんきで」と監督が作曲家に注文するのは
有名なところでは、スター・ウォーズとか2001年とかは、明確にそうだった
>>311 よくあることかどうかは素人なんで知らないが、
とにかく「マーラーに合わせて編集済み」ってのが物凄くやりづらかった
とその本の武満は強調してたな(聞き手もその件では驚いてたな)。
以下引用。
「音楽のイメージがあるってのはね、どんな監督でもありますよ。
だけど黒澤さんの場合は、自分のイメージの音楽を起こして、それにあわせて
フィルムを切っていく。(中略)その編集されたフィルムに、音楽をつけていくってのは
大変なことなんですよ。」
公開直前のダビングルーム、秀虎放逐シーンの調整。
武満が既に付けてる音楽トラックを、こともあろうに本人の目前で
「もっと低音がぐぐ〜っと出ないかな」などと云いながら、いじくり廻した黒澤。
遂に我慢できなくなった武満、
「もう僕の音楽をどう弄くって貰っても結構です。
その代わり、クレジットから僕の名前を削ってくださいッ」
そのままスタスタと退場してしまった。
追いかけて駅まで送りつつ、必死に宥める野上女史に対して
「周りにいる人たちもいけないんです」 「本当にすみませんでした」
「貴女もですッ!」
文春文庫で出てる野上の回想録、「天気待ち」からの(下手な)要約です。
>>302 >佐藤勝も、「無頼漢」の時、仕事の合間に黒澤についての愚痴を言っていたのかもしれない。
佐藤勝はインタビューでこう言ってるよ。
「そりゃ大変ですよ。さんざん悩みます。
でもそうやって鍛えられたおかげで今日の僕があるんです。
いくら叩かれても頑張る人だけが、黒澤明の創造作業に参加できるんですよ」
「赤ひげ」の音楽は、知っている人が聞けばブラームスだとわかるけど
イメージの下地とするんじゃなく、ああいう風に改変して使うことについて
佐藤勝はどういう風に考えてたんだろう
「赤ひげ」についてはどうも音楽に違和感を感じてしまう
『赤ひげ』の中で、二木てるみのおとよが保本(加山雄三)を看病していて、庭の障子をそっと開けると、表は雪が降りしきっている場面がある。映画史に残る、雪の美しいシーンだと私(注・野上照代)は思っている。
黒澤さんはこの窓を開けたところから、ハイドンの交響曲九四番驚愕をつけた。これはすばらしかった。これ以上この美しさに合う曲は考えられないほどだった。
黒澤さんは全く邪気のない声で作曲の佐藤勝さんに言った。
「いいだろ、ドンピシャだろ。佐藤もこれぐらいの、書いてよ」
「だったら、このままハイドンをお使いになったらいかがですか」
佐藤さんの笑顔はこわばっていた。
「でもさあ、お客はこのハイドンに、それぞれ違ったイメージを持ってるだろう。それは邪魔するよね。だからさ、ハイドンよりいいのを書いてよ」と、黒澤さんは無邪気なものである。
(略)
結局、佐藤さんは、ハイドンと似て非なる曲を作った。それを聞いた黒澤さんは、ひと言、こう言ったのである。
「なんだ、ハイドンとそっくりじゃねえか」
なるほどね、似て非なる曲を書いたってトコがなにやら意味深だ
そういえば佐藤勝って「赤ひげ」以降、音楽を担当してないよね
やっぱり、そろそろついて行けなくなったのかな
喧嘩別れということになっている
ところで中井朝一とも一度喧嘩をして、これは後で仲直りしたんだけど
喧嘩の原因て何ですか
>>316 この話、出るかと思ってた。
そりゃ、ムカッとくるわな。もうちょっと言いようがありそうなもんだよなw
『乱』のケースでも、「なんだ、マーラーとそっくりじゃねえか」って言いそうだよな。
で、「そうさせてるのはあなたなんですよ!黒澤さん!」(by武満)みたいな。
>>315 うがった見方をすれば、ああいうふうに明らかにハイドンだ、ブラームスだと分かるような
楽曲を当てる事で、黒澤の映画音楽観を皮肉ってる、あるいはそれにプロテストしてる
ってところがあるのかもね(いや、ジョークだよ)。
320 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 00:05:21 ID:1FHAGGdr
「乱」の三の城は黒澤のイメージしてたのとは
全然別物だけどね。
武満も黒澤のマーラー風無視して
自分の思ったとおりの曲付けるという方法もあったはずだけど
さすがに、マーラーつけたフィルム見せられると
刷り込まれて嫌でも影響受けるよな。
「どですかでん」の時も
レコードでビゼー聞かされて
自分は違うイメージで行くと宣言したものの
結局意識せざるをえなかったともいってるし。
321 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 00:26:09 ID:RU4Z8Qxp
わが青春に悔いなしの河野秋武が世界のナベアツに激似な件。
322 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 00:35:50 ID:OSzwatG+
羅生門の加東大介は川田利明に激似
菊千代は中西学に似てる
324 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 01:30:05 ID:avV+V/D+
椿ラストの驚いた土屋はアダモステに似てる
蜘蛛の巣伝令小池朝夫はダンカンに似てる
325 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 01:38:59 ID:fX+VWVkv
井筒監督の批判にどう応えるか。
井筒は20年後には忘れられているけど
黒澤は20年後でも記憶されている。
無益な。勝負は見えておる。
黒澤・大男>井筒・小男
ま、このへんから来てるんじゃね?嫉みがw
329 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 13:03:01 ID:avV+V/D+
和子は母親似だけど、黒パンはどっちとも言えないか
>>329 美空ひばりの息子(実は養子)に似てきたね。
こういう人脈と付き合いがあるから、「パチンコ用心棒」なんてのが登場することになるのか。
黒澤映画学校が潰れたのも、裏で何か黒い話があったんだろうな。
あれ以降、加速度が付いて、どんどんおかしくなった。
美空の息子はホテルのラウンジで見掛けたことがあるけど、
取り巻きが如何にもブラック人脈風の風体だった。
こういうのに比べると、手塚の息子はしっかりしているな。監督としての才能はあまりないけど。
旧黒澤組の人たちは、久雄のことをどう思っているんだろう。
昨今のリメイク権乱売について意見したりしてないんだろうか。
>>330 親父に似てるよ。顎のライン。笑うと目が子供みたいになるところ。
>>331 ひばりの甥っ子の肩書きは「ひばりの息子」。
黒パンは一応芸能人としてのキャリアがあるからなあ。
>こういうのに比べると、手塚の息子はしっかりしているな。
監督としての才能はあまりないけど。
手塚はキャラクター商品で儲けられるからな。
>旧黒澤組の人たちは、久雄のことをどう思っているんだろう。
昨今のリメイク権乱売について意見したりしてないんだろうか。
その人たちの存在が借金を作った原因でもあるしなw
何にもいえないでしょう。
ガルシアマルケスのファンなので、族長の秋の映画化は是非とも実現してもらいたかった。
残念!
335 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 22:33:36 ID:2D0S6Buq
>旧黒澤組の人たちは、久雄のことをどう思っているんだろう。
昨今のリメイク権乱売について意見したりしてないんだろうか。
口にはださないが苦々しく思ってるのは間違いないだろう。
まあ話題作りのために安易にリメイクするほうにも問題あるけどね。
黒澤フィルムスタジオは
黒澤のスタッフの生活資金を稼げる場所にという
意図の下作られたわけで・・・
映画のためとプラスその借金背負わされた久雄は
可哀想だな。
ひばりや手塚は借金は残してないだろ。
>口にはださないが苦々しく思ってるのは間違いないだろう。
根拠は?
リメイク券は角川春樹だぞ
黒澤プロから買ったからね。
黒澤映画は西洋人が上手にリメイクする分には、金鉱脈なんだがな。
「荒野の用心棒」の他に上手なリメイクあったっけ
荒野の七人
それほどでもないような・・・
オリジナルとの落差が激しすぐる
スターウォーズはリメイクではないが、隠し砦の影響が強い。そして大ヒット。
ラストマン・スタンディングは何か創意工夫が足りないな。
隠し砦とスターウォーズというと、百姓のネタ元ってのが真っ先に挙げられるけど
よーく見ると全編パクリまくりなんだよなw
黒澤にその気があれば余裕で訴訟できたろ(´д`)
「用心棒」でハメットの「血の収穫」のプロットの
完全無断パクリやってるから、寝た子を起こす
ような事をしたら黒澤プロが吹っ飛んじまうよ
創作の根っこにあるのは記憶なんだよ
無から何かが作り出せるわけじゃない
ハライテエ
349 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/24(土) 00:35:17 ID:2LJh0AGF
「表面的で核がない」という井筒監督の批判に黒澤ファンはどう答えるの?
「赤ひげ」くらい迄はヒーロー映画だから、「鞍馬天狗」とか
「月光仮面」みたいな子供向けの話法の映画で、誰にでも
親しめるというのが核。
核どころか表面すらない井筒センセイに何言われてもただのギャグでしかありませんからね。
黒澤も、実は人が考えたもので成り立っているんだよな。
羅生門の脚本も、元は橋本だし
七人の侍も面白いところは武芸本から。
用心棒も言うに及ばず。
はいはい。格好いいですね
井筒は大嫌いだが、「表面的で核がない」という意見には賛成。増村保造も野村芳太郎も同じような事を言っている。批評家じゃなく現場の監督だからねえ。
思想的には旧制中学校レベル。野村も言っているが、黒澤が思想・観念を描くととんでもない結果となる。「羅生門」で幸か不幸か賞を貰ったもんだから、勘違いしてしまった。
表層的な活劇なら認めないわけじゃない、「七人の侍」「用心棒」など。ただこれだけで世界の巨匠と呼ぶには明らかに無理がある。
増村や野村にチャンバラ映画が作れるのか
じゃあ映画で思想や観念を描いて成功した傑作って何があるのか言ってみな
358 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/24(土) 08:43:33 ID:ka0xH1N5
>>356 それは観客に向かって文句あるんならお前が作ってみろ、という理屈と同じ。下らん事を言うな。
>>357 「絞死刑」
「沈黙」
「偽大学生」
どのみちお前らのノミ程度の脳ミソじゃ解らんものばっかだろうが。
それとその口調辞めといた方がいいぞ。
バカなんだよ。どこにいっても、何をやってもバカはバカ。
360 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/24(土) 09:05:16 ID:ka0xH1N5
最後はそれかよ。自演もいい加減にしろ
アホクサ
貶め方が小学生レベルで、 読んでて苦痛でしかない。
「巨匠の定義」をまず自分で示してから、批判に入れば?
アンタの求める巨匠像が まるで掴めない。
358 名前:この子の名無しのお祝いに[] 投稿日:2008/05/24(土) 08:43:33 ID:ka0xH1N5
>>356 それは観客に向かって文句あるんならお前が作ってみろ、という理屈と同じ。下らん事を言うな。
君もね
貶しているんじゃなくて、等身大の正当な評価を
下そうとしているんじゃないの?
>>358 お前だって他の監督を出汁に使っていちゃ文つけてるだけじゃないか。
お前の意見はないのか。
増村も野村も大した監督じゃないよ。
日本の巨匠にもなってないでしょ。
あほくさ。
366 :
349:2008/05/24(土) 10:31:46 ID:Uqmw8mHg
今回も結構 釣れました。
はい、白旗揚がりました。
349お疲れ様でした。
下がって休んでください。
>>358 そもそも映画なんてのは難解な思想や観念を盛るための器じゃないし(盛ってもいいが)、
難解さや高尚さが絶対的な評価基準でもないんだから、「旧制中学校レベル」だってかまわんと思うがな。
そういう単純で素朴なメッセージと、卓越した造形力(これは衆目の一致して認めるところ)のコンビネーションが黒澤映画の持ち味なわけでさ。
例えばジョン・フォードが「世界の巨匠」である事に異存はないと思うが、彼の映画が「難解な思想や観念」を描いているだろうか?
あと「表面的で核がない」ってのと「思想的には旧制中学校レベル」ってのは別の話だと思う。「旧制中学校レベル」かもしれないが、黒澤が一貫して描いてるものがあると思う。
すなわち黒澤映画には「核がある」。で、「核がある」んなら「表面的」とは言えない。
369 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/24(土) 11:16:14 ID:ka0xH1N5
370 :
368:2008/05/24(土) 11:25:22 ID:7jA8IgfJ
「スターウォーズ」1作目の酒場でオビワンに腕を切り落とされる奴のシーンて
「用心棒」のジェリー藤夫そのまんまなんだね。最近知りました。
自作自演でしょ?
>黒澤が一貫して描いてるものがあると思う。
>すなわち黒澤映画には「核がある」。で、「核がある」んなら「表面的」とは言えない。
黒澤が一貫して描いているのは、表面的なものでしょ?
それで?
もういいだろ、表面的だの巨匠だのって類の話は。堂々巡り。
>>368 フォードは「難解な思想や観念」は描かなかったが核はあったな。
黒澤はやはり演出、編集が突出しているな。
悪くいえば思想的には何も無い、思わせぶりだけの
お子さま向けということになるが。
>353
しかし、そのままでは絶対に映画として成立しえなかった橋本の「雌雄」の脚本を、
あの形式に纏め上げたのは黒澤の手腕だ。
「羅生門を加えてのばす」と提案したのは橋本だが、当の本人にはうまく纏められなかった。
橋本版「羅生門物語」が全く使えないと判断して黒澤1人で再構築したのが決定稿。
羅生門の脚色は最高でした^^
>>377 > 橋本版「羅生門物語」が全く使えないと判断して黒澤1人で再構築したのが決定稿。
そりゃ言い過ぎだろ。真ん中は橋本版そのものなんだから。
380 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/24(土) 18:30:41 ID:qk6sHWR/
>379
複眼の映像読んで言ってるのか?
今、素晴らしき日曜日をBSでやってるけど
でーたーでーたーつーきーがー
沼崎は神
384 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/25(日) 01:04:22 ID:S6ULn4pv
「酔いどれ天使」の三船敏郎がどことなく役所広司に似ている
「野良犬」での志村、三船のコンビが絶品ともいえるし、その
役割配置のよさには「醜門」にも大いに生かされている。
その中で最大の魅力は「七人の侍」。
役所の「椿三十郎」観たかったなあ。
年齢がちょっとあれだけども。
椿三十郎のシナリオは面白い
素晴らしき日曜日こそ、今リメイクすればいいのに。
ネカフェ難民カップルが銀座を徘徊。
え、クラブに入り損ねたカップルが中目黒を徘徊じゃないの?
それじゃ行定勲みたいになってしまうか…
389 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/25(日) 21:22:25 ID:nFKpZR/x
>>384 役割配置なら『羅生門』『白痴』『悪い奴ほどよく眠る』と三船敏郎と森雅之を対峙する役で使っているけどいいね、実にいい。
この二人は持ち味も違うしお互いがお互いを引き立て合うというのかな、個人的にはライバルみたいな役者だと思ってるんだけど。
390 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/25(日) 22:25:01 ID:GSSpkk2T
森は三船のことを凄く評価してるね。
うらやましいとか言ってるよね、たしか。
392 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/25(日) 22:50:23 ID:bZDcSREG
三船はインテリの間で評価が高い
森は藤山寛美に弟子入り志願するような人だからな。
海外の映画祭で、森が三船ほど評価されなかったのは、
ヨーロッパでは珍しくないタイプだったから、だそうな。
395 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/27(火) 02:18:54 ID:3jHNjR1C
沼沢勲ってあまり有名じゃなかったんですか?
検索してあまり出てきません。
396 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/27(火) 12:31:51 ID:MO2auPx+
沼沢じゃなくて沼崎だよ。
あぁーいんちきだなぁ〜
黒澤明のことは全然知らない素人なんだけど、
今日うちの近くで蝦蟇の油の映画撮影をやってました。来年の春公開らしいです。
素人なのに蝦蟇の油を知ってるのは不思議だけどねw
ネタだな。
401 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/27(火) 14:20:14 ID:85zvNAsN
何?蝦蟇の油って。
黒澤監督の伝記映画?
402 :
398:2008/05/27(火) 14:47:42 ID:e2hs837d
>>399面倒くさかったから書かなかったけど家帰ってから調べて黒澤明の自伝だって知ったのよ。
とりあえずタイトルは蝦蟇の油だって。黒澤明と関係ない蝦蟇の油だったらごめん
いつものアレとは違うな。
自伝映画化が本当なら凄い。
>>402ネタじゃなかったんだ…これは失礼した。
ん〜でも自伝を映画化って話聞かないからな。
たぶん「蝦蟇の油」違いだろう。
405 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/27(火) 15:28:23 ID:/wOuhbQe
三船も出てくるなら、誰が演じるのだろう
>>400が何かしらの情報を持っているみたいだな。
407 :
398:2008/05/27(火) 15:39:02 ID:e2hs837d
>>400 さいたまです。出演者はわからなかったなー
中学校の前の道で撮影してた
408 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/27(火) 22:40:51 ID:wfj+iiJ5
井筒監督の批判には謙虚に耳を傾けたほうがいいと思うんだが。
映画なら撮影開始前に製作発表あるだろう。
昔、市川昆が黒澤の自伝のドラマの企画があって
脚本書いて準備してたけど流れたとかいってたから
それじゃないの?
若き日の高峰秀子はどうしても出て来るが、誰にやらせる気だ
考えられるのは、大後、多部、北乃、堀北、成海 あたりか
↑荒れる元
414 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/28(水) 21:36:32 ID:dQgclVwq
どんな作品・作家でも批判するのは自由なんだけど、見てもいない作品を批判するような奴だからなぁ<井筒
『SAYURI』を「日本人役をなんで中国人にやらせるんだ!」と批判してたが、自分の映画で在日朝鮮人役を日本人にやらせてたしw
支離滅裂なんだよね
>>414 芸人は 笑われてなんぼの商売でしょ? 井筒監督は「どうすれば笑いモノになれるか」を真摯に追求してるんだよ。
こいつぁたいした知恵者だぜ
417 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 15:31:04 ID:AYW69i+1
>>411 WOWOWで市川崑特集
6月1日(日)午前7:20〜8:50岩井俊二監督「市川崑物語」2006年
6月2日(月)午前7:50〜10:00「こころ」1955年
6月3日(火)午前7:50〜9:50「青春怪談」1955年
6月4日(木)午前10:30〜午後0:50「ビルマの竪琴・総集編」1956年
6月5日(木)午前8:00〜9:45「満員電車」1957年
6月6日(金)午前9:40〜11:34「天河伝説殺人事件」1991年
6月7日(土)午前7:30〜10:00「犬神家の一族」1976年
6月7日(土)午後0:00〜2:00「どら平太」2000年
6月8日(日)午前8:40〜11:00「犬神家の一族」2006年
6月19日(木)深夜0:30〜2:30「ユメ十夜」2007年
羅生門のラストで法師は杣売りが
赤ちゃんを人手不足の百姓にでも売り飛ばすことを
危惧できなかったのだろうか。
志村のおっちゃんはそんなことしません><
421 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 17:02:34 ID:tbIch1EG
黒澤は駄作製造メーカー
422 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 17:04:30 ID:tbIch1EG
まあそんなことは知ってるからいいんだが
いい加減黒澤ヲタの馬鹿を引き取れよ
423 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 17:24:06 ID:nksTQOnw
IDがビッチはイージーな自演ですね、わかります。
馬鹿を引き取りに来ました。
ところでその馬鹿とはtbIch1EGですね?
すいません、ベットの空きがどこもないので
たらい回しでご臨終になると思いますがそれでも良いですね?
自演失敗は見飽きたからどーでもいいんだが
黒澤オタなる者がいつどこに現れたことがあるっていうのか教えてもらいたいもんだね
どのスレでもオタだ信者だとお前そればっかりだな
更新してなかった、ごめん
お前ってのはビッチなイージー馬鹿のことな
427 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 21:43:11 ID:tbIch1EG
まだ荒らしてるのか
馬鹿黒澤ヲタ
428 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 21:43:58 ID:tbIch1EG
黒澤は駄作製造メーカー
哀れを通り越して怖いよ
キチガイは怖い
430 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 22:19:48 ID:tbIch1EG
キチガイがまた荒らしてるから報告レス
いい加減引き取れよ
糞尿が発狂してるのは仕方ないにしても黒澤や小津にオタクが沢山いるという思い込みはどこから生まれたんだろう。
オタクっていうのはもっとカルト的な監督のファンのことだろう。
黒澤や小津の映画なんて誰だって見てる。
オタクなんてものとは最も掛け離れた監督だと思うんだが。
黒澤や小津のような、マスコミで名前が良く出る監督しか知らないんじゃないか。
腐れリメイクへの非難囂々の批評が全部黒澤ヲタのせいだと妄想してる可哀想な輩なんですよ
>>432 隠し砦の三悪人スレでは「黒澤の名を汚してけしからん」と書いて荒らしてる人が何を言うんだろう。
ラスプリ好きの腐れサンピンがこのスレに意見しようとは片腹痛いわ。馬鹿は馬鹿なりにアニメでも見てろや
435 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:43:31 ID:tbIch1EG
ファビョって連投してやがる
バロスwww
436 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:44:17 ID:tbIch1EG
>黒澤や小津の映画なんて誰だって見てる。
小津様と一緒にすんなwwwwww
437 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:46:06 ID:tbIch1EG
>チョンとジャ二タレと歌舞伎役者を映画に使うな。
>黒沢なら絶対に使わない。
うぜwwwwwwwwwwwwwwwwwww
438 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:47:15 ID:tbIch1EG
まあ黒澤リメイクってのを全面に押し出さないってだけでも
集客力違ってたかもしれんな
タイトルも「THE LAST PRINCESS〜隠し砦の三悪人〜」にして
はじめからアクションと恋愛を全面に押し出した
お馬鹿なんちゃって時代劇として売ってれば
樋口自身もいろいろ制約感じずにやれたとは思う
黒澤でなければヒットしてたのにな
連投してんのはお前だろ、馬鹿は自分が何してるか理解してないから始末に困る
440 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:49:35 ID:tbIch1EG
おまえらが荒らしを止めない限りここを荒らす
441 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:50:00 ID:tbIch1EG
もう何ヶ月も荒らしてるからな黒澤ヲタがスレを
442 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:50:42 ID:tbIch1EG
黒澤の名前が無ければもっと大ヒットしてたのになあ
足を引っ張る不人気黒澤
443 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:56:00 ID:tbIch1EG
何の嫌味か毎日毎日ネチネチ長文で荒らしてよ
本当に黒澤ヲタっていうのは性格が悪いのがよく分かった
汚い言葉でせっかく雰囲気が良かったスレをぶち壊してよ
まあそういうことしか出来ないよな頭の固い馬鹿のヲタは
そんなことだから糞澤が嫌われて客が入らないんだよ
誰が荒らしてんだよ。ラスプリスレなんかに気持ち悪くて書き込めるかっ
馬鹿同士の争いに何が悲しゅうて参加せにゃならん?
くるくるぱ〜の妄想は朝鮮人並に酷いな
445 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:57:29 ID:yr5Rp7dQ
また連投で黒澤ヲタがスレ荒らしてる
ひどいね
446 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/29(木) 23:58:16 ID:yr5Rp7dQ
>>444 そこもだけど
そこだけじゃないから荒らしてるの
447 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:01:19 ID:tbIch1EG
死ねやキチガイ黒澤が
ああ。もう死んでるのか
448 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:01:57 ID:tbIch1EG
おまえらのせいでスレが潰れたんだけどどう責任とってくれんの?
449 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:02:24 ID:tbIch1EG
いつまでたってもカス黒澤のカス映画ばっかり見てるからカス爺になったんだなwwwwwwwwwwwwwww
451 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:02:59 ID:tbIch1EG
>チョンとジャ二タレと歌舞伎役者を映画に使うな。
>黒沢なら絶対に使わない。
うぜwwwwwwwwwwwwwwwwwww
452 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:05:29 ID:p/tbkLW9
キモチンカス黒澤明
453 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:05:59 ID:p/tbkLW9
ヲタのレベル見れば本人のレベルも丸分かり
何ヶ月も他のスレを荒らすのがチンカス黒澤のヲタ
454 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:07:11 ID:p/tbkLW9
東宝も二度と黒澤リメイクなんかやらない
人気がないからな小津と違って
借金と糞息子と糞ヲタしか残せなかった糞の塊
今だに若い役者や若い監督のスレを荒らしまくるなんて恥ずかしすぎる
455 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:07:40 ID:p/tbkLW9
無能チンカス糞澤明
456 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:08:19 ID:p/tbkLW9
いい気になって邦画のスレ全般を荒らしてるんじゃねえよチンカス糞澤明のヲタ
457 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:09:17 ID:p/tbkLW9
いくらおまえらが嫉妬して荒らしても若い監督みたいな感性の豊かな新作なんて二度と撮れないよ二度と
糞澤明は死んでるんだからな
借金と糞息子と糞ヲタだけ残して
458 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:09:59 ID:p/tbkLW9
チンカスヲタ死ね。
459 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:10:35 ID:p/tbkLW9
晩年に捨てられたのもわかる>糞澤
まあそれだけの糞作品しか残せなかったからな。
460 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:11:08 ID:p/tbkLW9
人気もない、実力もない、娘は層化、息子は借金まみれ。
汚物だな黒澤明は。
461 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:16:26 ID:p/tbkLW9
また荒らしてるが、荒らすなよ糞爺が。
462 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:17:17 ID:p/tbkLW9
今度荒らしたらこのスレ潰す。
知らないふりをしても無駄だから。
1レスでも荒らしたら潰す。
463 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:17:56 ID:p/tbkLW9
キモチンカス黒澤明
660 :名無シネマ@上映中 :2008/05/29(木) 22:56:50 ID:g+wCyv2+
アンチが必死すぎて
少しかわいそうになってきたわww
664 :名無シネマ@上映中 :2008/05/29(木) 23:12:48 ID:RlFeYad0
>>660 このアンチは映画板名物の人だよ。
つい先ほど別のスレで「必死過ぎて哀れを通り越して怖い」と言われたばかり。
465 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:26:43 ID:p/tbkLW9
キモチンカス黒澤明
466 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 00:51:45 ID:p/tbkLW9
爺おとなしくしてるな
今度暴れたらただじゃおかない
467 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 01:15:05 ID:p/tbkLW9
キモチンカス黒澤明
暴れるなよ糞ヲタw
何で黒澤監督が そんなに憎いの?
面と向かって侮辱でもされたの?
アンチの憎悪パワーがどこから来てるのか想像も出来ない。
470 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 01:35:35 ID:p/tbkLW9
>>468 別にアンチってわけじゃない
チンカス黒澤のヲタがスレを荒らさなければ荒らさない
爺は寝たようだな。また夜中に起きだして発狂するか観察中
なんせ黒澤ヲタはしつこい荒らしだからなwwwww
爺って「ラスプリ」ってやたら連呼するヤツか?
あいつマジうざい。
472 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 01:57:15 ID:p/tbkLW9
また爺が起きて暴れてるんだがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
473 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 06:09:13 ID:FCJWjaj3
同じ黒澤ヲタならここであのキチガイをひきとってくださいよ
また荒らしてるしじいさん
よっぽど暇なんだな
夜通し暴れて朝寝るとかどんだけ
474 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 08:09:36 ID:2TiV72la
こいつぁたいした知恵者だぜ
475 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 09:16:14 ID:FCJWjaj3
まだいるんだがキチガイが
ひきとってくださいよ黒澤ヲタ
コイツはきちげぇだ! 正真正銘のきちげぇだ!!!
477 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 16:22:43 ID:FCJWjaj3
また違うのが乗り込んできてる
バレないとでも思ってるのかな
黒澤に似てテイノウだね
リメイク版のスレの人が来てるんで、ちょいと思うところを一言
「影武者」より後に生まれた俺が黒澤映画に接したのは高校の映画鑑賞会で、作品は「羅生門」
これがきっかけとなって主要作品の全てを家にあったビデオで見たのだが、特に「七人の侍」は
生まれて初めてというほどに感動して、即クラスの友人達に勧めたほどだった。
貸したビデオがクラスを転々としている内にちょっとした黒澤ブームとなっていって、火付け人の
俺としては少し鼻が高かったもんだ(*´Д`)
大学入ってから止めてた剣道をまたやり始めたんだけど、そこの仲間も結構古い映画を見ていて
「東京物語」見て泣いたとか、久蔵がきっかけで剣道は始めたとか意外にみんな見てるモンだとオドロイタ
優れた作品てものは軽々と世代を超えてくもんで、古い作品の支持者が中高齢世代とは限らない。
最近のリメイクものはその辺を甘く見すぎてたんじゃないかと思う。
若い世代はオリジナルを見ていないだろうとタカをくくっていたんじゃないのかな
ゆとりと思ってバカにするなかれ
意外と見てますぜ、最近の若けぇモンも( ̄ー ̄)
>>478 おめぇが幾つか知らねえが、なかなか骨のある奴だぜ
480 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 20:09:48 ID:NEJOYOLA
ただ、井筒監督が黒澤に批判的なのが気になります。
何で気になる?
井筒の発言は君にとってそれほど重さのあるものなの?
ただのARASIだよ
>>358 全部テーマがシリアスなだけの佳作
老害の浅知恵ここに極まれり
484 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 23:31:49 ID:FCJWjaj3
おたくの老害のおじいちゃんが徘徊してまたスレ荒らしてるんですが
才能の無い黒澤のヲタは暴れるのやめてくれよ
大人しく黙ってろ
自分が徘徊してることにすら気づかないなんて……
今のところは徘徊してないな。
だがまた夜中に黒澤ヲタの爺が来ると予想。
自分の事だと気づいてないなんて……
ここまで俺の自演
昼間に案の定黒澤ヲタの爺が徘徊しにきたし。
ひきとってくれよ。
これだからクソ監督のヲタは困る。
ここだって迷惑してるからなぁ〜。
他の生き甲斐みつけてほしいわ。
>>489 お前がまずうざいんで消えてくれるかしら?
492 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/01(日) 20:58:18 ID:yPPPLnhc
死ね
493 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/01(日) 21:03:32 ID:mlEPxy4X
おめえの死に目にあうまでは死ねねえだ
494 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/02(月) 00:28:53 ID:xLJO5B7i
井筒に批判されても反論できない黒澤ヲタ
495 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/02(月) 01:46:32 ID:gkWsCKwu
あなたの傍に、危険な【成りすまし】はいませんか?
【成りすまし】とは、偽名を名乗る在日朝鮮人の事です。
日本に60万人も居る朝鮮人は、日本の社会を破壊する事に快感を覚える民族です。
その犯罪志向性から本名を名乗らず、偽名を使って日本人に成りすまして犯罪を犯しているのです。
朝鮮人は戦後、駅前の一等地に住まう人々を襲い、強姦し、殺し、土地を占領してパチンコ屋、サラ金屋を立てました。
駅前があのような惨状を呈しているのはこういった経緯の為です。警察は敗戦で壊滅していました。
戦後、朝鮮人は余りに大々的に犯罪を犯しまくったが為に、
朝鮮人である事が暴露されると、犯罪者であると告白しているも同然と言う状況になってしまっており、
此れが為に朝鮮人は、偽名を使い出し日本人に成りすましました。
社会を害する違法賭博のパチンコ、サラ金、派遣業(奴隷商)で富豪となって日本経済を支配しています。
又、外国人でありながら「国民の為」と定める生活保護を、日本人よりも優先して受け取り、
小平市では年金を払っていなかった在日に対して年金の支給を決議しました。
しかし、これらを隠そうとするマスコミによって、これらは殆ど知られされていません。
在日が、戦略的にマスコミに縁故主義で多数の同胞を送り込んで、
スポンサー(パチサラCM)、記者、社員として内外から放送を支配して彼らの悪事を隠しているからです。
テレビや新聞の自虐的報道は成りすましウィルスによる症状なのです。
【成りすましの巣窟】
パチンコ サラ金 派遣業 TBS 暴力団 朝日新聞 読売新聞 毎日新聞 宗教団体(カルトだけではありません) 芸能プロダクション
自民、公明、社民党、民主党
李慶子容疑者 →朝日新聞が真実を曲げるとこうなる→ 山縣慶容疑者
李初枝容疑者 →朝鮮工作員が記事を書くとこうなる→ 清水初枝容疑者
朴哲浩容疑者 →朝日新聞が日本人差別するとこうなる→ 新井哲浩容疑
496 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/02(月) 18:41:18 ID:Zum6nPl1
リメイクじゃないけど7月に「ギララの逆襲」というのが公開されるんだよね。
映画各社は過去の作品に頼りすぎ?
497 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/02(月) 20:46:01 ID:tfxIpinv
>>497 サンクス。
たった6人?でソ連に乗り込んで撮影。すごいね
デルスウザーラを白黒画面で観たくなるね。
うちのテレビは完璧な白黒にならないんだよ。
500 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/03(火) 21:12:40 ID:A7mXqqyW
黒澤映画って影武者まではほとんどアフレコって話だけど
同レコを使わなかったのはなぜなんでしょうか?
アフレコに対するこだわりってあったのでしょうか?
>>500 >影武者まではほとんどアフレコって話だけ
誰だよ そんなでたらめを言うのはww
むしろアフレコにしてほしかったくらいだ
そうすればセリフがちゃんと聞き取れただろうに
>>501 ほとんどがアフレコかどうかは知らぬが
「影武者」の萩原健一はアフレコらしい
近著「ショーケン」に具体的な記述がある
>>502 なことはない。
アフレコの頃も聞き取りにくい。
その話題はオフレコで
506 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/04(水) 02:30:56 ID:REBI/4ua
隠し砦って確実にアフレコじゃないの?
今の映画やテレビでもセリフが聞き取れないのは結構ある。
アフレコが溢れげぇる
>>502 アフレコでも セリフがクリアに聞こえると監督はキレたそうだ。
「馬鹿!こんなに聞こえやすい言葉があるか。」
聞こえにくいのは監督の意図による「仕様」…という事らしい。
511 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/04(水) 16:12:45 ID:pmnIpPxX
早くから海外で受け入れられたのは、字幕のおかげもあるだろう。
でもそんなに聞き取りにくいかねえ。当方、そんなことを感じたことはないな。
個人的な希望だけど、七人の侍なんかは
セリフを全部、声優に喋らせた吹き替え版も観てみたい。
絵に集中できるので、また違った発見が出来そう。
山田康夫 小林清志 矢島正明 森山周一郎 井上真樹夫 納屋悟朗あたりを揃えられるならやってほしいが
今の素人声優じゃ無理だと思う
>>513 津嘉山正種、磯部 努、永井一郎、中田譲治、若本則夫、藤原啓治、野沢那智… では駄目か?
山田さんなんて、絶対連れて来れない名前出さないでさあ。
人選は各自のアレなんでともかく、
話に集中させてもらえるほどの声優さんって余程のベテランじゃないと無理かなーと思ってさあ。
おまえら
や・め・ね・え・かっ
三船本人のご指名とはいえ、森山周一郎の菊千代ねぇ…w
乱は星一徹が吹き替えしてるよね。
そういえば天国と地獄で、あきらかに熊倉一雄さんの声で喋ってる人いるよね?
あきらかに熊倉一雄が出演しているね
>>521 > 今夜放送の金曜ブジオ!唐沢俊一の「わた鬼」のゲストが熊倉一雄さん
>でした。熊倉さんの仕事に関して100年来の疑問がありましたのでサイトに
>書き込んでみました。
> 「熊倉さんお元気で何よりです。是非一つ教えてください。黒澤作品
>「天国と地獄」で刑事に質問される漁夫の声が熊倉さんでした。何故声だけ
>の出演だったのでしょうか?私、一生の疑問です、どうぞ教えてください。」
> この質問が何と読んでいただけました。回答は「監督が漁夫役の役者さん
>の声が気に入らなく、撮影後に声を取りなおした。」とのことでした。答え
>はいただけましたがサラッと流されたのが残念。
ttp://blog.livedoor.jp/itcir90/archives/50405069.html
漁夫って港で車に泥がはねてる云々って言ってた人?それっていき雄?記憶がゴチャゴチャだ
どら平太、
昨日テレビでみたけど
ひどい映像だったね。
演出や撮影技術に何一つ工夫がない。皆無。
脚本に書かれているそのまんまに、物語の展開をドキュメンタリーみたいに
ただうつしているだけ
ぼけ監督になんでとらせたのか?
市川監督?
526 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/05(木) 16:46:16 ID:/rgDqDjL
>>525 市川監督は映画の現場が好きだったんだろうな。
晩年の作品を見てると情けなくなるけどな。
黒澤監督も映画の現場が好きだったから
晩年まで映画の現場にしがみついていたと思いたい。
「赤ひげ」までの黒澤監督は<神>だった。
あそこで監督引退してれば・・・・
527 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/05(木) 17:16:38 ID:W4xYU/ur
かなり不謹慎だが自殺が成功していればな…
小津や溝口はある意味いいときに死んだと思う
大映斜陽後の溝口とか70年代の小津とか正直生き残れたとは思えない
カラー以後の芸術性重視な作品が好きな俺に
喧嘩売ってんのかこのタニシ野郎!
まったく、おめえの話は退屈しねえよ
一番失敗は『東京オリンピック』を降りたことだよ。
あの時期にわがままの利かない環境でカラーを撮ってれいればその後は全く違っていたはず。
530 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/05(木) 18:17:36 ID:d5MbAfiA
>>527 「叩き」で許される次元を遥かに逸脱している。
思うだけなら勝手ですから存分にどうぞ。でも、掲示板に書き込む時点で それが日本中の人間の目に触れる事を自覚出来ないの?
まぁ、カラー作品を貶す奴らも、実はモノクロ作品の熱烈なファンだったりする。
カラーになったことで、いろんな要素が増えちゃったんだよな。
ほれ、ジャグリングでも玉数が増えれば失敗することはある。
間違いなく言えることは、
>>525、
>>526は「どら平太」を見てないか、横目でしか見ていなかったということだ。
黒澤や市川についての知識がまったくないということも言える。
場面によっては画面が真っ暗になるような実験的演出のどこが工夫皆無なのか。
強引な市川流演出のせいで元々の脚本にあったニュアンスを消してしまった、
と批判された作品に対して、何をトンチンカンなことを言っているんだろう。
>>526 晩年になっても、「新撰組」のような紙芝居映画に挑戦した市川崑は、「現場」にしがみ付いていた人ではなかった。
新しい題材に挑戦し続けていた黒澤も、またしかり。
黒澤作品の半分も観てないで知った風な事言うヤツが多いから困るね。
この手のヤツはだいたい中期の作品しか観てない事が多い。笑止。
>>527 溝口は結構しぶとかったと思うよ。
会社とも妥協して長谷川一夫を主役に使ったりしてるからね。
もしかすると黒澤より順応力はあったかも知れない。
537 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/05(木) 23:45:02 ID:XXDpR3Mw
539 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/06(金) 00:27:14 ID:9GvS4A+f
井筒監督の黒澤批判にまともに反論できる人はいないの?
540 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/06(金) 01:23:06 ID:GPWfaQ4z
6月7日のBS2 酔いどれ天使 見逃すなよ!
監督は、 「ヤクザ批判のつもりで撮ったのに 三船がヒーローに見えてしまって失敗だった」…て、贅沢な事言ってたらしいね。
あれで失敗なんて スゴい事言うなあ。
酔いどれの三船はかっこよすぐる
>>540 当時は共産党が企画を支配していたから、
状況に合わせていっただけで、本当はうまくいったと思っていたのでしょう。
言い方も「三船が格好良すぎるのが悪いんだ」とかそんな感じ。
やくざを格好良く描くとは何事かと責められて。
>>542 これも
「我が青春に食いなし」と同じで
脚本に組合の圧力があったのは事実。
だが黒澤は「我が青春に食いなし」とは違い
それに反発はしていない。
なぜなら、その批判がもっともだと思ったからだ。
最初は真田医師が親分の出した葬式(三船と殺した奴二人の)に乱入して
滅茶苦茶にするという話だったのを
それじゃ暴力否定にならないといわれて、変えてる。
>本当はうまくいったと思っていたのでしょう。
>やくざを格好良く描くとは何事かと責められて
黒澤はヤクザは大嫌いだし
本気でこの映画はそういう連中を否定する意図で作ってる。
それなのに、三船が魅力的に見えるのはまずいねと
言ってるの。
組合の圧力とかは関係ない。
大体、三船が目立ちすぎてだめとかいう感想は
ずっと後になってからもそういってるんだから。
じゃ三船じゃなく功にやらせればよかったのに
椿三十郎見たけど台詞が全然聞き取れない。
役者に勢いよく喋らせすぎだ。
後で大スターになることになる新人俳優が、
主役を食ってしまうことはままある。
逃亡者(デビット・ジャンセン)より、ゲストのウイリアム・シャトナーが
目立っていたってこともあったな。
静かなる決闘、おもしろかった。
三船と千石ふたりのシーン、三船が感極まりすぎて泣いちゃって
つられて千石も泣き出しちゃったらしい。
黒澤監督は泣かないシーンも撮ったらしいけど、使ったのは泣いたシーンだね。
酔いどれ天使 今夜放送記念age
BS 2 21時00分より〜
550 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/07(土) 17:59:24 ID:CCXxeTZU
静かなる決闘って
主役級の配役以外、脇役がまったくわかんないよね
551 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/08(日) 02:39:52 ID:mJ0N9HEL
三船敏郎より三船美佳を先に知った世代です。酔いどれ天使
三回ぐらい観てますが、志村喬の印象が断然強いですね。
アル中だけど心ある医者、てのがある意味今風で実にいいなぁと思うのですが。
リアルタイムで三船敏郎知ってる世代は『世界のミフネ』で観てしまうのかな。
そんなことないですか?
>>551 三船がこの世を去ってまだ10年足らずだが、
美佳を先に知った世代ってのは10代なのか?やはり。
俺が生まれた時はとっくに三船は世界のミフネだったが、
「酔いどれ天使」をそういう風に意識しては観てないな…
と言いつつ、頭のどこかには意識としてあるから正直何とも言えんな。
その辺、曖昧Me
正直言えば「酔いどれは天使」で一番好きなのは志村でも三船でもなく木暮。
うむ、あの黒子はじつに色っぽい
554 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/08(日) 04:26:26 ID:mJ0N9HEL
>>552 なるほどですね。そんなものかもしれないです。志村喬の印象が強いのも
単に私が志村喬ファンだからなのかも。
今年30です。オッサンですいません。。でも、僕ら世代でもビックリする
くらいマイナーなんですよね黒澤映画。よくそんなレスみかけますが。
黒澤明が亡くなったとき二十歳だったらそのときに黒澤映画も見るもんじゃねーのw
酔いどれ天使や静かなる決闘などを見ると戦後の日本は病原菌だらけだったのが分かるなあ。
元来清潔好きな民族だけど、いまはおそらく世界一の潔癖・抗菌大国だからなあ。
戦後って水溜りにもうようよウィルスがいたんだろうなあ。
酔いどれ天使の泡を出してる沼、あれはゾッとする。
スタッフがホースで息を吹き込んで出した泡らしいけど(あとは炭酸か)。
>>554 今や好事家のものになりつつあるのかなあ。ただ今の邦画に飽きたらない映画好きなら、黒澤明に限らずいい作品が過去に限りなくあるから、そこから日本映画の魅力に気付いてもらえば、貴公より14年上のおっさんとしては嬉しい。
30、まだおじさんじゃないよ(笑)
>>554 なんだ、それほど俺とかわらないな、俺30代半ばだけど。
俺の黒澤体験って小学生の時に親に連れられて劇場で観た「乱」が初リアル体験だけど、
当時同級生には同じような体験しているのが何人かいたけどな。もっとも、今でも俺みたいに
その同級生達が黒澤映画含め映画自体に関心が高いかは怪しい。
もうS40年代生まれ以降の場合は黒澤映画を世代的に語るのは難しいでしょ、
特に80年代は「乱」以降しばらく黒澤は映画の撮れない、撮らない巨匠としてだけの存在と化していたし
邦画自体の劣化とバブル景気で娯楽としての日本映画なんての関心の外、映画なんてハリウッド映画と
少しのヨーロッパ映画があればそれで良いみたいな雰囲気あったからね。
30代半ばといえば、さっき『生きものの記録』を観ました。
キャストに三船いるはずなのに、いつまでたっても出てきません。
観終わった後にwikiで調べたら、主人公の老人が三船だと知って驚きました。
その時、三船は35歳だったそうです。死ぬほどビックリ。
俺は「東京物語」の笠智衆が48歳だったと知った時のほうが驚いたな。
追いついちまった…
「酔いどれ天使」ですが…ベルイマンの「野いちご」、ワイダの「灰とダイヤモンド」にそっくりな場面がある件について。
同時代の両巨匠は黒澤に感化されたのでしょうか?
562 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/08(日) 16:29:07 ID:BCW6ngKS
>>561 棺桶のシーンですか?
あれは「酔いどれ天使」の方が早いですよ。
>>560 それも知らなかった・・・
『夢』にも出てるから『東京物語』の時は幾つなんだろうと思ってはいたけど。
>>562 だから「黒澤に感化されたのでしょうか?」って聞いてるんだろうサ
棺桶のシーンは「帝国の逆襲」のベイダーの顔がルークに引用されていると思う
花屋で茫然自失の三船はノスフェラトゥだよね
酔いどれ天使の欧公開はかなり遅くて、スウェーデンでは1969、フランスでは1991だけど、これは劇場での話だから
ベルイマンやワイダがシネマテークとかで見てたという可能性は十分あるっしょ
>その辺、曖昧Me
きさま、ロリコンだな。
裕木奈江ファンめ。
>>568 俺は裕木奈江より年下だけど?しかも曖昧Me観た事ないし…
ロリはお前なんじゃねぇ?悪さするなよ!お前。
木暮が好きっていってる奴にロリコンっていうセンスがww
でも、80〜90年代の「日本映画は糞www」
という風潮のなかで育つと黒澤映画に馴染を覚えにくいのは確か。
あの風潮はいったい何だったんでしょう。今考えれば何かしら作為的
な感じはしますね。今は今で別の作為があるような気はしますが。
日本人には、アクション映画をまともに
演出したり監督できる人がまったく見あたらない
見ているものを魅了させる演技の出来る俳優が全く見あたらない
すごい演技を引き出せる演技指導できる監督がどこにもいない
仮に、いたとしてもアクション映画大作の監督や俳優には、起用されないようだ
自分も黒澤映画は「古典」、「白黒」ということだけで
つまんなそうで見なかったな
でも正月にTVで「用心棒」と「赤ひげ」を
つづけて見てずっぽりはまった
その辺、媚妹Baby
白黒だから取っ付けなかったというよりも、おれの場合は
昔の映画はパニックや現代的なアクションがない分、脚本の文学性や比喩表現を多用した演出、
出ている俳優さんの綺麗な国語があまりにレベルが高すぎて
「もっと大人になってから見るべきだな」と諦めていたよw
実際30過ぎると黒澤(小津・成瀬・木下・溝口など)の演出がよく理解できた。
映画と関係ないけど、こういう経験を通して人間ってのはむしろ30過ぎてから勉強すると
すごく効率がいいはずだと「生涯学習」の合理性を思ったよ。
10代で学問をしても単語の丸暗記だけで内実は伴わずに勉強し、
社会に出たとたんにほぼ10代の学習は無に帰している。俺の場合だけど。
>570
その時代に海外(主に米大手)で制作された映画では日進月歩の勢いで「技術革新」が行なわれていた。
1作ごとに「これまで見た事のない映像」を作り上げる事が当然とされ、その為の新技術が絶え間なく開発された。
米国に「映画芸術科学アカデミー」があるのは、映画が「芸術」であると同時に「技術」でもあるという基本認識の表れであり、
「映画技術の基本は自分達の手で作り上げた物だ」という自負でもある。
黒澤が「影武者」の時点で「日本アカデミー賞」と称する催しを辞退したのも、
「映画芸術科学アカデミーの裏付けを持たない名前だけの”アカデミー賞”」への違和感の表明だった。
基礎技術を1から開発するという発想自体が完全に欠如した日本映画が一番色褪せて見えた時期だったのだと思う。
酔いどれ天使、始まってすぐたむろしていた女性たちが
めいめい伸びをしたりして帰って行くシーンが
「今からお芝居が始まりますよ〜」という合図のようだった。
>>575 その冒頭の背伸び女性のシーンで、映画舞台の雰囲気を一発で観客に知らせたね
あとドブのブクブクと。
人間性も含めて黒澤監督に対しての好き嫌いはあるだろうが、
これくらいのレベルで緻密な仕事をする監督が他にいないんだよ。
他にいないから仕方なく彼の作品を観るか、
レベルは低いが自分の好みにあった作品に妥協するしかない。
黒澤映画の周到な演出の緻密さがわかる人間には
ミッドナイトイーグルや
踊る大捜査線や
海猿
といった映画制作が、
ガキのままごとに見えて仕方がないと思う
>>577 なに?その人間性って??
キルケゴールが1800年代に近代社会の人間の大衆化を嘆いたが
それが昭和、平成とますます進んでるからな。
テレビの延長みたいな映画じゃないと見る側の忍耐がもたないんだ。
テレビの延長のような映画でも、『マルサの女』はやっぱりすごかった。
黒澤に比べれば、もちろん大衆的だけど、あれは「ガキのままごと」以上だと思う。
おいおい
黒澤も今でこそ古典扱いだが当時は大衆的だろうが
伊丹監督が殺されてから、
ろくな映画監督がいないな
スピード感抜群のエンターテイメントアクション映画に関してね
スローでゆったりとしたテンポの日本映画には最近でも良い映画がけっこうあるよ
やっぱアクション映画は、頭の回転が相当速い人間でないと撮るのは無理。
痛みは「ままごと」程度の監督だと思うけどなあ・・・
特にマルサ以降は
「たんぽぽ」だけはいいと思うが
588 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/12(木) 11:23:43 ID:sMSKhlg2
>伊丹監督が殺されてから
おいおい
>588
一部ゴシック誌だけが騒いだが
本当のことだろう。
自殺だろ、おそらく。
そうか。
「ミンボーの女」を作ったから893に殺された説と
次回作が創価学会を扱うとかで、やはり893に殺されたという説があるみたいだね。
遺書はタイプ打ちだったらしいし、
信子との間に2人も子がいるのに潔癖を主張して自殺はせんわな。
>>591 陰謀説は 話していて楽しいが、本気で信じ込むのはやめなよ。
>>592 トピずれになるのでもうやめるが、
鶴田浩二とマネージャーの話を知っていると納得できる面もあるんだよ。
>>592 君みたいなやつがほとんどだから真相追求も誰もできない
伊丹監督も浮かばれないよな
「悪い奴ほどよく眠る」で消された西と重なる。
>>591 >次回作が創価学会を扱うとかで
産廃
それが喪家につながるのかどうかは知らないが
伊丹みたいなクソ監督の話題はやめとけ
お、創価学会員が来たか?w
599 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/13(金) 21:29:05 ID:ZcpNL73K
伊丹の話題は伊丹のスレでやれ。スレ違いだ。
黒澤明は伊丹映画のは大っ嫌いで完全無視してた
さすがに父親は評価してたようだが
そりゃバンサクがいなかったら照代も橋本も黒澤組にはきてないし
「達磨寺のドイツ人」を評価してくれたのは万作だしな。
照代(笑)
605 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/14(土) 05:59:37 ID:A61gCZlI
まぁ時間を掛けてじっくり撮るゲージュツ作品がうけなくなった
時代の寵児ではあるわな。
606 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/14(土) 15:18:53 ID:V12q51ku
黒澤は鶴田浩二を嫌っていたなんて話を聞いたことがあるが、鶴田は東宝でも取り巻きを
ゾロゾロ引き連れて現場に来たらしいからそういう態度が気に入らなかったのかの知れない。
黒澤はずっと東宝だったからそういう事をするスターはいなかっただろうし、黒澤自身もそういう人間じゃない。
東宝では三船や原節子クラスでもそんな行為をしなかったから鶴田は浮いていたそうだし。
黒澤は取り巻きや世話する人いないと何もできない人間じゃない。
三船とは全然違うよ。
東宝は社風としてスターでも監督でも先生なんて呼び方はしないんだよな、確か。
くんとかさんとかで。
東映は後発の映画会社で各社からスタッフだスターを引き抜いたりして体裁整えた
ところがあるから、鶴田が持ち上げられて取り巻きゾロゾロは多少やも得ない部分も
あるんじゃないかな、まぁ、人間性もあるけど。
609 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/14(土) 15:39:58 ID:jW2V5PKA
>>602 恩は感じていただろうが
映画監督として評価していたかと言うと別の話
610 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/14(土) 15:51:43 ID:6hIQj0OL
鶴田は陰で「三船みたいなのがノサバルから日本映画は駄目なんだ!」と逝っていた。
(ソース オカマの東郷健)
嫉妬もあったのだろうな。
東郷のその鶴田発言は信憑性あるのかな?
それは分からないけど、三船、鶴田は結局仲よくなることなかったんでしょ。
なんかきっかけがあれば、入隊経験のある三船のことを慕う可能性はあったけども。
官歴詐称爺ぃなんかどうでもいい。
ん〜共演もいくつかあるしねぇ…特別仲良くはないけど、悪くも無い関係かと
思っていたから意外だった。
晩年のインタビューで三船は鶴田との共演話とか普通に答えてたからなぁ…
池部の本に衝突した話が載ってるよ。
スレ違いだから、池部か、鶴田のスレで。
三船と鶴田の件は、三船敏郎スレの
492,517,613に詳しく載っています。
617 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/14(土) 17:13:10 ID:kRfR+JGv
井筒監督の批判にもう少し謙虚に耳を傾けるべきだ。
用心棒の殺陣は革新的ですね。
今見てもかっこいい^^
620 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/14(土) 20:15:42 ID:9ehilZB1
ってか今見るから凄いんじゃない?
時代劇は年々退化してるわけだし。
>>620 市川雷蔵や長谷川一夫の舞のような殺陣を見ろ。
彼らと違い三船の殺陣は「殺気立った居合い」! 10秒で10人切るなんて他に例が無い。
当時の映画界でも飛び抜けた殺陣だよ。
アラカンはやっぱり上手いよ
腰が据わって姿がピタっと決まっている
あれは剣道も相当強かったんじゃないかな
623 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/15(日) 00:17:09 ID:w1lOe4Xq
あくまで映画という作り事を楽しむ程度に。
三十郎があれだけ人を切るのが実際だったら、先日の
秋葉原の無差別殺人犯の血まみれの現場以上の殺傷
事件だという恐ろしい現実を認識すべし。
映画だから三十郎はヒーローだが、実際ならやはり大量
殺傷犯。
もしも役人が三十郎を成敗しようとするなら、火縄銃を
抱えた一個小隊連れて行って一斉射撃での三十郎射殺
以外は無理だろうな。
>>624 敢えて釣られるけど、朝日新聞の論説委員が
『窓』でそんなようなこと書いてたね。チャンバラというジャンル
が確立されてるなか、何故名指しで椿三十郎なのかな、なんて釣られ過ぎ?
いわゆるチャンバラだと向かってくる敵をサッとかわしてバサッと斬るんだけど
三十郎だと逃げる敵を追いかけてバサバサッと2度斬りするんだよな
まさに大量殺傷犯
敵に同情してしまうw
>>626 三船の殺陣は実践仕様だからね。
実戦では、 相手が戦意喪失してるかなんて確認する余裕なんて無い。
戦場での経験が生かされているのだろうか?
>バサバサッと2度斬りするんだよな
そうだっけ?どこのシーン?それより劇中で人殺すなんて
いけませんわ婆さんがでてくるから、かえって殺しの印象が強くなるのかも知れない
>朝日新聞の論説委員
いろんな点と点が線で結ばれる。お気づきの方も多いと思いますが・・・
どこのシーンも何も、椿で三船が人を斬る時は基本的に全部そうだろ、最後の決闘以外は。
三十郎の殺陣は基本的に2度斬りだよ
俺が悲惨だと思ったのは椿三十郎の30人斬りのシーン
用心棒の敵はヤクザでれっきとした悪役だったけど
椿の30人は上司の命令に従ってるだけの、いわば平社員なんだよな
ほんとに「とんだ殺生」だよ
631 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/15(日) 16:06:52 ID:TMSU9R0N
>>630 確かに、あれは悲惨だね。
映画全体がほのぼのとした雰囲気だから…余計にやるせなく感じる。今観るとね。
でも、あの時代には違和感が無かったんじゃないかな。
手塚治虫が「ぼくはマンガ家」の中でも言ってる。
ちょうどあの時代は、貸本業界から劇画ブームが起こって、世の中が残酷な描写や斬新なダイナミズムに慣れ始めた頃なんだよ。
白土三平の「忍者武芸帖」なんかがヒットしてね。
大衆文化の中に、バイオレンスやショッキングなダイナミズムが根付きだした時代なんだ。
そんな時代の空気の中、前作である「用心棒」のあの大立ち回りを上回る演出としては、あのシーンは自然だったんだろうと思う。
とくに最後、逃げまどう奴さん(門番?荷物担ぎ?)まで容赦なく叩ッ斬りますからね。
あっしはこの映画の初見が70年代前半というジジイなんですが
あとでヘマな若侍を思い切りぶん殴る「フォロー」も
小物まで始末しちまった、という苦い後味まではカバーできてない感じ。
この印象はずっと変わってません。
旗本退屈男とか座頭市なんかもっと盛大に斬ってますからね。
痛快娯楽時代劇に何言ってんでしょうね、皆さん。
頭でっかちのピント外れが多いんだね。
椿三十郎は、殺しが多い痛快娯楽時代劇にしては、
妙な自省のようなものがあって、少しちぐはぐなものになっている。
俺が一番違和感があるのは、ラストに室戸の死体をそのままに立ち去ること。
黒澤が基本的にヒューマニズムの人なのに、
剣豪に憧れる面をあわせ持つところや
能力至上主義的なところがそのまま出ていると思う。
だからこれはこれで仕方のないことだと思う。
単なる痛快で終わらないのが黒澤映画の深いところさ
黒澤に限らず小津溝口をはじめとする巨匠の名作は
何度観ても新しい発見があって面白い
>>635 鞘に収まってねえ刀の末路なんてこんなもんよ
お前らはおとなしく鞘に(ry
>小物まで始末しちまった、という苦い後味まではカバーできてない感じ。
カバーする必要ないし。
むしろ黒澤の意図としては「いやな感じ」を引きずってもらった方が
いいだろ。
>痛快娯楽時代劇にしては
という前提が間違ってるのでは?
という疑問も持った方がいいかな貴公は。
痛快娯楽時代劇なら、馬面城代の最後の説教は不要だしな。
血気にはやった若侍が勝手に騒ぎを大きくした。
城代に任せておけば、一人の死人も出さずにすんだものを。
ドナルド・リチーの評が一番当を得てると思う。
表面上「痛快娯楽時代劇」のふりして
本質は全然違う。
「痛快娯楽時代劇」装って
観客に飴玉しゃぶらせる。
でも、その飴の中に毒が仕込んである。
>血気にはやった若侍が勝手に騒ぎを大きくした。
城代に任せておけば、一人の死人も出さずにすんだものを。
ここがこの映画の冷めてるところだよ。
切ったはったで物事を解決するのは子供のやること。
「人をすぐ切るのは悪いクセですよ」
「いけませんよ。そんな乱暴な」
「まあ、きれい!」
城代一家は三十郎のさらに上にいる。
640 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/15(日) 19:54:47 ID:TMSU9R0N
さらに上にいる…???
冒頭のシーンで、若侍たちをいさめて城代に従うように諭したのは三十郎だよ。
それが手遅れとなり、なおかつ室戸のような強烈な悪が小悪人たちに絡んでるコトを知って、仕方なく“切ったはった”の中に巻き込まれていったんだよ。
黒藤の屋敷に、若侍たちが斬り込んだ時にも「斬るな、斬るんじゃねぇ!」って言ってるよ。
「痛快娯楽時代劇」作ろうと思って失敗したんだろ。
642 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/15(日) 20:00:52 ID:TMSU9R0N
聞いた風な事をぬかすな!
>>642 感じ方は それぞれの自由。
どんな感想抱くかも それぞれの自由。
解釈の仕方さえも それぞれの自由!
…じゃ ないすか?(o^-')b
三船の殺陣は凄いよ。ちゃんと動脈狙ってるからw
『七人の侍』と『蜘蛛巣城』でしょ
結局のところ黒澤って作家は
『七人の侍』だけでもたいした作家ではあるけど
エイゼンシュテインのようにワンショトで次元を超えてしまうレベルの作家ではないよね
エイゼンシュタインはワンショットで次元なんて超えてないよ。
ショットの積み重ねで次元を超えたって言うならまだしも…
だいたい次元超えるってレベルなんて存在しないよな?ww
安っぽい表現するなよ、恥ずかしいから。
瞬間的に秋葉原で三十郎やったバカ
加藤智大(25歳)
648 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/15(日) 21:32:59 ID:JhU1HKiO
あれ、三十郎だったのか。
黒澤をいろんな作家と比較して語るとうな実のあるレスがないよね。ここって。
誰と誰が仲がいい悪いとかワイドショーレベルの老人回顧のカスみたいな話題で埋め尽くされている。
>黒藤の屋敷に、若侍たちが斬り込んだ時にも「斬るな、斬るんじゃねぇ!」って言ってるよ。
えーと、奥方に出会う前に
人質にするんじゃなくて
切ろうとして奥方に止められてる。
三十郎が奥方に
「すぐ人を切るのは悪い癖」
といわれて変わったのは無視ですか?
「秋葉二十浪… もうすぐ三十浪だけどね」
随分伸びてますね。びっくりです。
>>650 全くその通りで、劇中で殺し対する批判の視点を出している
にもかかわらず>朝日新聞の論説委員 をはじめこうも不必要にに叩くかな
ということですね。理屈抜きで黒澤憎し、ということなんでしょうけど。
いろんな事情を考えあわせれば、憎くて憎くて仕方ないでしょうがw
釣りに乗ると結構面倒ですね。以後自重します。
「天国と地獄」を見て吉典ちゃん事件起こす便乗犯が
出るほどの影響力を持つ映画作家だからね。
野放しではなく、注意を喚起するのもマスコミの使命
だと思うよ。
マスゴミがいちゃもんつけてるだけなんですが。
30人斬りはまだしも、若侍を殴り倒すシーンはいらなかった。
というか、賛否が分かれると思う。
どういう賛否?
張り倒すシーンが無い方良かったと思える程の
積極的な理由が思い当たらないんだけど。
ていうか若侍に対して支配的すぎるんだよ。
ああ、なるほど。
でもあのバカ侍達は殆んど思考停止状態で殴らなきゃ目が醒めないからだろ。
賛否が仮にあるとすれば否を支持するのはゆとり世代だけじゃないかな。
659 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/16(月) 11:36:33 ID:Xt4ngY3F
井筒監督の批判に答えず逃げる黒澤ファン。
660 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/16(月) 12:05:12 ID:jwc+cqAN
井筒は本木Pの葬儀に黒澤が来なかったのをイチャモンつけてるよな。
三十郎を無条件に信じれる要素は何も無い。だから若侍達が疑って掛かるのも無理はない。
それを殴ったり最後は惜しむように泣かせたり・・・。
ある意味「まあだだよ」に共通する何かを感じる。
662 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/16(月) 12:23:22 ID:tC8mOqew
黒澤は人の好き嫌いが激しく、一旦嫌いになると口も聞かなくなる、という性格は有名だ。
菊島隆三も嫌われたクチ。本木荘二郎とも何かあったんだろうね。葬儀にも行かないというのは徹底してるな。
プロデューサーが制作費使い込んでどうすんだ! え?
本木はあのとき死んだんだ!
たしか殴られた馬鹿侍達は加山ら三十郎を信用している組と邦衛ら疑ってる組と半々だろ。
三十郎の殺人鬼ばりのキャラクターは、公開当時でもだいぶ批判されてた。
黒澤は反省し、次回作の赤ひげでは柔道のやさしい殺陣にしたのは有名な話。
椿三十郎の公開は1962年
60年代といえば左翼が元気いっぱいだったからなあ
黒澤は槍玉に挙げるのにもってこいだったんだろうね
結局、純粋に映画としての批評じゃなく時勢的な批評に左右されてしまうんだよな。
右寄りだの左的だのと…イデオロギー的で。
1970年刊行の「世界の映画作家(3) 黒澤明」に
浦山桐郎・熊井啓・黒木和雄・増村保造・田山力哉の座談会が載ってるんだけど
その中の誰かが「椿三十郎の血しぶきには右翼的なものを感じる」とか言ってたんだよ
彼らの後の世代からしてみりゃ( ゚д゚)ポカーンだけど
そういう時代だったんだねえ
>30人斬りはまだしも、若侍を殴り倒すシーンはいらなかった。
三十郎はやりたくもない殺しをやらされる羽目になった。
その悔恨の情を表現してるんだが。
言葉で表現できるレベルではない怒り。
だから殴った。
あそこで殴らなかったら
30人切りを正当化することになる。
>三十郎の殺人鬼ばりのキャラクターは、公開当時でもだいぶ批判されてた。
だから映画の中でそれをきちんと批判してるんだが
どういうわけか、意図的にそれを見ないで文句言ってる奴。
671 :
632:2008/06/16(月) 17:25:18 ID:31OrsmW6
>>638 冷静に考えると、まったく貴方の云う通りだ。
軽率な書き込みに反省しております。
若侍のヘマさえなければ、殆ど無血で城代を奪回出来たわけですからね。
室戸との一騎打ちすら、「どうしてもやるのか」って三十郎、一応止めてます。
朝日の記事とやらは、取ってないので読んでおりませんが、
ばっさばっさぶった斬る凡百の娯楽作品ならともかく(ともかく、です)、この映画を叩くなんぞ
なんらかの恣意的(敢えてなんらか、としておきます)行為以外の何物でもありませんわな。
出てる杭は打たないと気がすまないやからは、2ちゃんにも沢山いるからねえ…
>>670 それはあくまで表現上の都合だろ。
映画の観客の厳しい視点が現実とのギャップを生んでる。
観客の厳しい視点ってそれは君個人の視点だろ?
観客の総意であるかのような誤解を生じかねない
表現はやめてもらえないかな。
三十郎は菊千代と久蔵を合成したキャラかな。
久蔵 「・・・俺はこの村の奴らを切りたくなった・・・」
>>669 >浦山桐郎・熊井啓・黒木和雄・増村保造・田山力哉の座談会が載ってるんだけど
>その中の誰かが「椿三十郎の血しぶきには右翼的なものを感じる」とか言ってたんだよ
ワッハッハ
おい、せめて熊井でも、弁護しなきゃ可哀想だろうw
>>675 久蔵はもともと三船が演る予定だったし
宮口さんが久蔵をして正解だったね。
>観客の厳しい視点ってそれは君個人の視点だろ?
意味も判らずに書くなよ
森雅之の久蔵もちょっと観てみたかったな。
ああ
>>676 それ読んだ事がある。熊井の発言で、その後「…それ以前の黒澤さんの残酷には論理があった」
と続くんだよね。抑制されてたという意味に俺は受けとったけど。
確かに熊井VS.田山力哉、黒木、増村、浦山等の構図は面白い。
つまんねーリメイクよりも、キャラだけ借りてきてオリジナルの
ストーリーで「久蔵 vs 三十郎」とかやればいいのにな。
ラストは秘密で。
殆ど「キングコング対ゴジラ」だが・・・
いまは侍を誰もやれないでしょう
もう新作映画を作るのをやめて昔の映画をシネコンとかで上映すればいいんだよ
没後10年なんだしどっかで上映しないのかなぁ
685 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/17(火) 22:48:19 ID:vfw4tWjQ
まだ、死んでから10年なのか。
ずいぶん昔のような気がする。
このスレも落ち着いてきたみたいだ。まったりいきたいですね。
中古屋で黒澤作品の韓国正規盤DVDが新品で各\1480にて売ってたんで、とりあえず七人の侍だけ買った。
これって国内で結構出回ってるのかな?
688 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/21(土) 14:13:56 ID:ChJV9UB2
黒澤は喜劇役者をよく起用するけど、森繁を使わなかったのは自作に合わないという判断?
東宝の巨匠クラスなら成瀬も森繁を使ってないね。
森繁はアドリブを得意とする役者なので、そういう演技を
よしとする監督としか合わないんだよ
森繁久弥は社長シリーズの主役だもんねえ
長期間拘束される黒澤映画じゃスケジュール的にも無理だったんだろうねえ
黒澤さんは森繁で撮ってみたかったようだが、違うのかな?
事前に台本を読まず、セットのあちこちにカンペ隠しまくってたような役者が黒澤組で勤まるとは…。
森繁は小津さんとも合わなかったんだよ。
「ローアングルでしょ。あれでどうやって戦争を撮るんですか。
アクションが撮れるのですか。」(森繁談)
「森繁はとても良い役者なんだよ。でも、二度と同じ演技が
出来ない」(小津談)
巨匠と呼ばれる小津や黒澤、成瀬は音楽で言うなら楽譜が
揃った作品を演奏するクラシック音楽タイプ。
即興演奏に走るジャズ系のプレイヤーのような演技者とは、
感覚が合わない。
スレ違いだけど、「野良犬」のような刑事もの小説って、ないですかね?
ちょっと、読んでみたくなって…
森繁は(東宝)東京撮影所/東京映画の天皇だから、
監督の言うことを聞かなければいけない映画は出ない。
自宅は撮影所のすぐ近くにあって、森繁の都合は最優先だった。
http://members.jcom.home.ne.jp/qqq7/to.htm 黒澤、成瀬共に、左卜全は使っている。
それどころか黒澤のおかげで映画の世界に出たようなところすらある。
だからタイプだけの問題じゃなくて、
森繁は、監督は俺に自由にやらせてそれをまとめればいい、
それで客は入ると考えていたし、そういう監督を選んだ。
697 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/22(日) 03:17:26 ID:iD6Ne1Py
名優ですなぁ やっぱり名優がいないとどうしようもない。
今は悲惨ですね。誰も名優がいないのだから。
698 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/22(日) 08:17:36 ID:Olvw14wW
埋もれた役者がいるんじゃね。
でも、今の時代はなぜかジャニタレやアイドルタレント優先で、いい役者が
日の目を見ない。しっかりした脚本と監督と俳優のいい映画観たいよ。
頼むから出て来ないでくれ
700 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/22(日) 10:30:04 ID:dyhxmYXs
黒澤映画ファンの皆さんが思う「良い俳優」は、現代にいませんかね?
私は、佐藤浩市や豊川悦司など良いと思うのですが・・・
701 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/22(日) 12:21:44 ID:N/e0qTMD
全然思いませんw
黒澤映画にでて違和感なさそうなのは大場健二さんぐらいかな
役所は良いよ
松山ケソイチはちょっと好きだな。
>>700 名前挙げると否定レスが来るだけだから挙げないけどたくさんいるよ。
マイナー映画でいい役者がどんどん出てきている。
メジャーはタレントばっかりで駄目だけど。
問題は映画スターがいないことと、
偉大な監督の信念で役者を選ぶ環境がないことじゃないでしょうか。
大寶智子さいきんみないが舞台でもやってるのか
>>700 真田広之とかいいと思う
あと、反論レス付きそうだけど伊藤英明も演技力はともかくある種「スター」としていい素質持ってると思う
世が世なら、映画会社主導のスター(育成)システムが機能してる時代なら、今以上の大化けしたんじゃないかと思ってる
関根勤が長瀬智也のことを平成の三船と言ってたような…
関根(笑)
佐藤の権藤なんか最悪だったじゃんw
どこが良く見えるんだよ、あんなのが。
現代の名優は誰か?ではなく、
黒澤映画に出れば光りだす現代の俳優は誰か?と問われれば
ちょっと難しい。
三船さんも黒澤映画に出なければ彼の素晴らしさは
理解されなかっただろうし。
香取慎吾がドラマに出だした頃、なかなかの逸材かなと思った。今どうだかは知らない。
沙粧妙子の時は神がかってたのにな…
714 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 00:50:12 ID:lTJRZWLn
先ほどシンスケの番組で 赤ひげのエピソードが。
空ける設定の無い薬棚が空であることに黒澤が激怒した、と。
再現Xでは引き出しにガラスの薬瓶(明治以降だろ)を入れさせていた。
俺の記憶では
黒澤が指定していないのに 美術が気を回して薬草まで入れてくれていた。
漢方薬の香りで現場がリアルだった。黒澤も感謝していた。
と、全く正反対なんだが。
715 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 01:21:48 ID:T4uSfx9I
>>711 絶対、草g剛だろ。
黒澤なら「リアルさを出すために、ヅラをはずしなさい」で頭が光り出す。
まあそれはそれとして、七人の農民役とか、どん底やどですかでんとか後期作品で寺尾聰が
やった役では割といい味出すんでは。
>>714 半可通の構成作家が「虎×3」と混同して適当に台本書いたのでは?
>>715 独り言やめろ。
717 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 03:06:59 ID:VBITphJA
>>708 でも50年代初頭に
三船は現在の阪妻だとか主張されたら
失笑を買ってたと思う
>>712 保父役のドラマか?
あれは良かった。その後は知らない。
西遊記は酷いらしいな。
719 :
この子の名無しのお祝い:2008/06/24(火) 04:44:57 ID:9Q7+rCev
佐藤浩市はともかく
豊川悦司なんて、とてつもないダイコン役者
声も変だし、学生サークルやめてくれ
やめてくれ
720 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 05:53:20 ID:2uRiY5xo
少なくとも
>>719 が演じるよりかはマシだと思うが
なんとまあ雑なツッコミ
>>714 番組見てないけど、俺も
>>716 と同意見。
紳助ってだけで胡散臭いよね。
ただ、俺の聞いたエピは(確か赤ひげの映像特典?)
「万が一、何かの拍子に監督が小抽斗開けたとき、
中が綺麗な白木のままだと気分が白けるんじゃないかと思ったので
中まできちんと<汚し>をしておいた」という村木与四郎の話。
薬瓶、薬草ってのは今初めて聞きましたね。
723 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 17:29:35 ID:lTJRZWLn
どちらにせよ
「黒澤は理不尽な暴君で、萎縮したスタッフは自主性が無かった」
という 事実と正反対がデマとして残ってしまうのだな。
724 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 18:13:17 ID:yhRZXH3w
725 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 18:15:25 ID:yhRZXH3w
黒澤監督って在日韓国人?某サイトに韓国の血を引いてるって書いてあったんだけど
>>726 また朝鮮人の捏造か・・
黒澤はロシア人の血は混じってたが。
なんだよ、ロシアの血って。ロシア文学好きだからか?
ホントどいつも好きだな混血話がw
人類は10人のイブから枝分かれしたそうだら、韓国もアフリカもなんでもありだろうね。
そもそも日本列島で人類が発祥したわけでもないし。
731 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 21:13:08 ID:cdkwBZtP
井筒監督の黒澤批判に誰も反論できないようだな。
732 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 23:05:26 ID:ozfRHeF2
井筒部屋
平成20年4月24日更新
■師匠ほか
師匠
井筒 好昭
(いづつ)
しこ名 元関脇逆鉾(さかほこ)
本名 福薗 好昭
生年月日 昭和36年6月18日生
出身地 鹿児島県
生涯戦歴 551勝567敗29休
受賞歴 殊勲賞5回/技能賞4回
733 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 23:08:00 ID:GGWvQbSq
井筒監督は人殺しだからなあ。
734 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/24(火) 23:49:55 ID:aLk17kT7
>>730 そんなサイトどこで見つけたの?
マイケル・ジャクソンもブッシュも韓国系だって。ここはネタスレじゃないぞww
井筒スキーって凄いね。ほぼ毎日 書き込んでないか?
相手にされない事が分かってて どうして根気強く続けられるんだろう?
>>728 黒澤が自分でもそう言ってたんだよ
少なからずそう信じてた
>>734ブッシュは韓国に甘い気はするよ。隠してない?
もし在日ならそれを隠してこんな時だけ日本の生み出した監督だ!と崇めてるマスコミはクズだなぁと思って。
韓国の大統領は日系
黒澤が朝鮮人って…少しでも証拠があるなら見てみたいね
>>736 川島なおみの「ワインの血が流れてる」的なジョークでは?
>>687 俺は去年の夏、八重洲の地下街で『隠し砦の三悪人』を1000円位で買った。
ハングルの字幕が付いてた。
>740
父親の故郷が秋田である事と、眼の色が薄い事なんかから「そうじゃないかと思う」と言ってたみたい。
黒澤監督が韓国系だったら何か困るのかよ!
韓国に異常反応する嫌韓ねらーには もううんざり。
映画の話ししようぜ!?
>>736 俺もイタリア人の血が入ってるんじゃないかと少なからず信じている。
俺は火星人の血が入ってる気がする
三船敏郎の親も秋田県だし目の色素薄いよな
顔も濃いし共演者女優たちから「まるで外国人のようにハンサム」なんて言われてるし。
軽いジョークみたいな感じで自然に欧米コンプレックスのような発言は出てくるんじゃないの?
しかし眼鏡とった黒澤のこてこての日本人顔を思い出すと
冗談にしても酷すぎると思う。
ところで、当時としては大男(それ以上か?)の部類に入る黒澤明。
その目線の高さは創る映画に少なからず反映されていると思う。
>>747 確かにw。びっくりするほど普通の爺さん顔で驚いた記憶がある。
黒パンは親父さん似だね
>>747 黒澤が根拠?にしてたのは顔つきじゃなくて、眼の色
752 :
この子の名無しのお祝い:2008/06/26(木) 05:22:32 ID:6xgtfRwm
黒澤明の娘さんは、黒澤監督が太った時の顔そっくり。
息子は母親似かもな。
孫の黒澤優?の顔はどんな顔しているのかみたことない
>>753 悪いが、そんなに綺麗な子だとは思えないな。その写真を見る限りでは。
おじいちゃんに似ているとは思う。
円谷英二の孫の一発屋歌手の円谷優子は、やっぱりおじいちゃんに似ていたが可愛かった。
「おじいちゃんの仕事と私は関係ありません!」って言って口をすぼめて可愛くぶーたれてた。
優は耳の形が黒澤明そっくりだよ。
つまりでか耳。
テレビドラマでブランコ乗ってゴンドラの唄を歌わされてた。
三船の娘と仲がいいらしい。
757 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/26(木) 18:17:15 ID:06kyJA+B
黒澤作品って、なんか表面的だな。
核がないというか。
>>757 他人の受け売りを何十回もレスするのは止めれ。あきた。
おっ、自演する時はsageにするのを覚えたね。
その調子で頑張れば100年後には外出する勇気が湧いてくるかもしれないぞ。
黒澤監督耳毛ボ〜!
>>753 サンクス。可愛いねえ。
早々と結婚しちゃたって、どこかに書いてあったけど。
まあ、黒澤明の孫っていうプレシャーを背おわない方がいいと思う。
子どもが出来たら、天才芸術家になるかもねー、
>>761 もう一男一女のお母さんだよ
子どもが天才芸術家になるかどうかはともかく
ダンナもイケメンだから美形なんだろうねえ
親子(孫)そろって成功した監督っていうと誰だろ?
深作、伊丹はまさかだし、新藤、今村はこれからだし、大島は作品発表したのか?
マキノ
でしょ
伊丹十三は成功した部類にいれてやっていいんじゃないの?
あの時代にあれだけの興行成績挙げたんだから。
俺は嫌いだけれども。
768 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/27(金) 01:02:37 ID:A3mDMsX8
井筒監督の批判にまともに反論できる奴はいないのか。
結局 逃げなんだな。
井筒はもう飽きた。せっかくだからお前自身の言葉で批判してみては?www
323本 牧野省三
167本 松田定次(腹違いの実子)
261本 マキノ雅弘(長男)
親子で751本監督w
そりゃ人殺しがきたら逃げるしかないだろw
雅彦(孫)も一本(今年もう一本公開予定)
>>769 あ〜もう 相手にしちゃ駄目じゃない!
井筒屋は構ってもらって嬉しいから また明日も同じレス書き込むよ!?
何故この人はこうも自作自演が下手糞なのだろう。
役者だと親子で成功ってすぐ浮かぶけど監督は海外含めてもあまりいないね。
久雄は一本も撮らなかったのね。
ゴルフならローラー・ボーに勝ったことあるんだけどな。
777人の侍
>776
凄い昔だけど、司会やってた土曜イレブンの企画で遊びの短編撮った事あるよ。
海外でも親子で成功したのいないか?
キャメラマンだと、サーティーズ親子みたいなのがいるけど
780 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/28(土) 00:03:33 ID:Pf9j4VmW
コッポラ親子はやっているけど
親ほど成功はしていない
フライシャー親子だろ。リチャード不来社はいいと思うぞ。
最近ではアイバン・ライトマンとジェイソン・ライトマン父子が。
ジョン・カサベテスの息子も。
ピンク映画の和泉聖治(息子)、木俣堯喬(父親)、珠留美(義母)は三人とも監督。
円谷英二の息子、一はTVディレクター。
大島渚の息子も、最近、初の劇場用作品を公開させた。
>>783 >大島渚の息子も、最近、初の劇場用作品を公開させた。
誰か見た人いる?
手塚の息子は、
結局なんだったの?
宮崎駿の息子、宮崎吾朗の初監督作「ゲド戦記」って、
評判が悪かったね。
ジョンフランケンハイマーとマイケルベイが親子ってのはホントの話なの?
虎の尾を踏む男、実は一番好き
789 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/28(土) 20:50:41 ID:hVaZnmZM
溝口・小津・成瀬・黒澤映画に主役級で出演した女優は山田五十鈴と京マチ子がいるけど
男優ではいないね、森雅之は溝口・成瀬・黒澤で達成してるけど。
そもそも四巨匠の作品全てに出てる女優は何人か思いつくけど男優は思いつかんなあ。
791 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/28(土) 21:35:37 ID:1qZzfiHX
792 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 00:59:51 ID:snZzds7T
黒澤は男を美しく描く人なんで女優に執着はありません
五社協定なんていう面倒臭いものもあったしねえ
>>792 いや、執着あるでしょう。
黒澤が描いた女性像というのは、ナスターシャ、大和撫子、無邪気な小娘、
だいたいこの3パターンのうちのどれかなんだもん。
特定の女性像に物凄く執着していた。
>>794 それを作品の核心として描いていたと思えないがね。
単なる登場させたい好みのレベルでしょう。
>>794 単純化しすぎ。
脇が多いからもっとバラエティに富んでいる。
蜘蛛巣城の山田五十鈴や乱の原田美枝子(だったか?)のような
典型的な悪女も出てくるやん
>>794 赤ひげに出てくる
・狂女
・青春を犠牲にされた女中
・母の男にもてあそばれた女
・二人の男の妻になった女
・娼家の薄幸な少女
・姉の駆け落ちに心を痛める女
はどこに分類するんだw
>>798 >原田美枝子
楓ね
いい役もらって、りっぱにこなした
山田五十鈴、原田美枝子、狂女=無邪気な小娘
残り全部=ナスターシャ でおK
黒澤映画のヒロインは
1)凸
2)凸以外
基本的に女性恐怖なんだよ黒澤は。
彼のドラマツルギーにお色気満点の娼婦型は基本的に主役に
なりえない。あくまで脇役。
潔癖なイメージを体現した矢口陽子や原節子こそが主役には
ふさわしい。
衆道的考えをもっていて小津や溝口のように女を核にするに至らなかった部分もあるかもな。
俺も精神的衆道なんで女にはけっこうニヒルだ。
役所映画
>黒澤が描いた女性像というのは、ナスターシャ、大和撫子、無邪気な小娘、
だいたいこの3パターンのうちのどれかなんだもん。
特定の女性像に物凄く執着していた。
それって黒澤に限らないぜ。
宮崎駿も、小津も溝口も。
それに女に限定する必要もないし。
映画監督に限らず小説家、作曲家あらゆる表現者に共通する。
同じ人間が作ってるんだから当然だが。
黒澤にはマゾコン気質はあまり感じられない。
だから女性の魅力の本質である母性をうまく描けないとこがある。
人間の意志や運命といったどっちかと言うと個人的な側面から人間を見てる
感じだから社会的に自立しにくい女性や共同体意識の強い農民なんかを描くと
十把一絡げな感じになる。本人が認めているように黒澤自身が女性的なところが
あってそういうのに自己嫌悪を感じている気がする。
810 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 16:04:25 ID:/Gl8F7IY
黒澤は「俳優には色んな役を経験させないと伸びないよ」と言っていたけど
三船には確かに多彩な役をふってるね。
風貌からどうしても強く男性的な役を連想してしまう三船だけど
ウジウジ悩む役を結構やらせてるし。
>>809 社会的に自立しにくい女性、共同体意識の強い農民 →個性がなくて十把一絡げ
誰が描いてもそうなるが。
原田美枝子っていい女だよなぁ
>811
木下や成瀬はそこに深く突っ込んでいったけど黒澤は思考停止でほったらかし。
用心棒とか赤ひげとかは酷い。
宮崎駿は女を描くのが上手い。
井筒は映画に出てくるだけの紙芝居人形のような
カラッポな頭の中だけの作り物キャラを描くのがうまい
816 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 20:49:49 ID:2pvMnzKM
黒澤は、女の描き方が上手い下手という以前に、作品が表面的だし、核がない。
818 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 20:55:42 ID:BSE5wiBX
>>809 椿三十郎の奥方なんか、かなり魅力的に描けていると思うがな。
椿の女は全く駄目でしょ
森田の「椿」見た。まあ予想通り、何一つ超えてはいなかったけど、頑張ってる
映画ではあった。
オリジナルより、ややテンポ落として、セリフもわかりやすく喋ってくれた
おかげで、恥ずかしながら、脚本の丁々発止の見事さがよく判った。
オリジナルってセリフのせいかテンポのせいか、ちょっと話が頭に入りずら
かったんだよな。まあ黒澤の演出と三船の演技に圧倒されて、それ以外に
目がいかなかったという所もあるんだけど。
あとオリジナルでも、一点だけ、三船の裏切りを若侍たちが疑う所は
ムリあるなあ、と思ったけど(三船ももう少し丁寧に作戦を説明しても
いいじゃん)リメイクでもやっぱりムリあるなあ、と思った。
こういうところこそ、せっかくだから、少しセリフ直して撮ればいいのに。
この前ヨーロッパ(イタリア&フランス&ベルギー)に行ったのだが
オレが映画ファンと話すとどこの国の人も黒澤のことを根掘り葉掘り聞かれた。
彼らは黒澤映画を日本人以上に愛していると確信した。
日本人として嬉しかったが、日本に帰ってくると相変わらず黒澤叩き。
しかも何処の馬の骨か分からん2流監督の井筒とかが
黒澤批判して喜んでいるし・・・
日本は経済最優先のDQN国家でみんな金儲けのことしか考えていない。
しかしヨーロッパの人々は、それより大切な「心の豊かさ」を追求している。
その大切な「心の豊かさ」をもたらせてくれる黒澤監督を心の底から
敬愛してるのがよく分かる。3流国日本では味わえない体験だった。
>>820 > 三船の裏切りを若侍たちが疑う所はムリあるなあ、
ムリがあるというか、
ちょっと喜劇調に若侍たちを茶化してるんでしょ。
三船が自分の殺しをシリアスに捉えている部分とちぐはぐで
映画としては散漫になる傾向はあると思う。
けど俺は「椿三十郎」が一番好きなんだな。
823 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 22:40:40 ID:QdH/DYtb
宮崎駿は女ばっかり描くので面白いと思ったことがない。
>>822 >ムリがあるというか、
>ちょっと喜劇調に若侍たちを茶化してるんでしょ。
なるほど。最初見た時は気にならなかったんだから、それで正解か。
何度か見ると、殺陣を入れるためのシナリオのちょっとあざとい工夫
に感じられちゃうんだけどね。
いや、おれも「椿」はすごく好きだけど。
「椿」信者って良く見かけるけどホントわからねえな
どこがそんなにいいのかw
まあだだよのほうがまだマシ
10代の頃は用心棒よりどちらかというと椿の方が好きだったが
30代になったら用心棒の方が断然好きになった。
>>825 「用心棒」「椿三十郎」よりも「まあだだよ」が好きな俺はどうなるんだ。
>>825 あの脚本のきれのよさ。
室井たちが、幻想の相当数の一味に追い詰められていく様。
山寺の山門をめぐるやりとり、時間の感覚。
まあ黒澤は同性人気、小津や溝口は女性人気ってのが定説のようだけど、
今の傲慢な女どもには黒澤作品くらい女性を格下に描いたものを見せつけてやりたいわw
俺の教訓。「女に怒ったら負け」
>>821 ヨーロッパの人々の叩き方の方が辛辣だよ。
>>830 気持ちは分かるが、今の女ののさばり方はそういう美学で男の優位性を保持するレベルじゃないよ。
女性専用車両、DV法による男性叩きなどで好待遇を受けているにもかかわらず
まだ足りないと特権を訴えてくる→ごね得
834 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 09:34:59 ID:9yNizOft
女は男とは違う劣悪な生き物だからな。成瀬巳喜男などもそのあたりは
熟知しており、たとえば『秋立ちぬ』という映画では田舎から東京に出てきた
母子家庭を描いているが、母親役の乙羽信子はいかにもやさしいお母さんという
設定に見せかけておいて突然男と駆け落ちし、息子を捨てるという、びっくり
するような展開を見せている。ほかにも『めし』や『驟雨』での夫婦の
描き方もあくまで妻は夫とは違った異星人、エイリアンとして恐怖の対象とし
している。黒澤監督の女性の描き方はそういう意味では非常にジェントルマンだと思う。
成瀬は父親を早くに亡くして、庶民生活を自ら体験しているから、
エリートの息子の黒澤とはバックグラウンドが根本的に違うよ。
黒澤はやっぱり英雄が一番好きなんだよ。
「まあだだよ」でさえ逆転した英雄賛歌だもの。
貧乏を追求するとロシア文学的な哲学志向が強いものになるしね。
根本的に階層が違う。
黒澤がエリートの息子だったというのは言い過ぎだろうけど、黒澤が描く「貧乏」は観念的だよね。
「天国と地獄」の中のスラム街の描き方なんか、ほとんど、アングラ演劇の世界だ。
同じ戦国時代の百姓を描いても、黒澤の「七人の侍」の百姓たちは自らの貧しさをペラペラと言葉で喋るが、
木下恵介の「笛吹川」の百姓たちは貧しさゆえに疲れ切っていて喋る気力を持たない。
こっちの方がずっとリアル。
(「七人の侍」は図式化されているのが良い。あの作品を批判しているんじゃないよ)
マッチョ男が好きなんだよね。勿論変な意味じゃなくて。
だからマッチョになりたくてもなれない人間は、教え導かないと気がすまないとこがある。
その分、やる気のない人間の描き方は容赦がない。
思い知ったか!女の知恵の浅はかさを!
このスレにいるのは男ばかりじゃないよ。
少し慎みなさい。
ガキってなんでこうも馬鹿なんだろうな。
精神的童貞ww
最近昔の映画に興味を持つ若い女(20代後半〜30代)はこぞって小津、成瀬、溝口映画を賛美するね。
黒澤のくの字も聞いたことがない。自分は黒澤映画語れるほど詳しくないけど
女性主体の作品を作ってないからだけなのだろうか、作品より女性がどう描かれてるかのほうに
興味があるのだろうかとか色々考えてある考えに行き着いた。
三船美佳。夫と共に学会員でありここ数年のテレビへの露出は多い。
常に奇声を上げて騒ぎまくる25歳の娘が生理的に嫌いな女は多いだろう。
その父親である三船敏郎主演の映画を観たいとは思わない、そういう単純な女も少なからずいると思う。
>836
黒澤は兄の住んでた長屋に居候してた時に様々な「貧乏ゆえの悲惨」を目の前で見てるよ。
844 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 16:18:44 ID:ZuxSZadz
羅生門より前に撮られて、なんとなく敬遠していた「酔いどれ天使」、
「静かなる決闘」、「野良犬」だが観たら普通に面白かった。
846 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 17:22:52 ID:xLUy4Zlb
神楽坂のスラムに居たンだよな 一時。
「どん底」まんまの世界だったらしいね。
黒澤は女が刺身のつま程度、小津は男女同格で描き、成瀬は男女双方が自分の弱さを自覚、
溝口はひたすら男が情けない。
>>839 ところで黒澤映画を女性で好きな人っているの?
オレは付き合った女性に黒澤映画みせても「汚い」「暗い」
という感想しか出なくて、黒澤映画は女性には理解できないと今でも
信じている。このスレに女性がいるとはにわかに信じられない。
つまり小津、溝口、成瀬はスイーツ専門
黒澤は大人の男の鑑賞に耐え得るとういことでおk?
>小津は男女同格で描き
女の幸せは結婚して家庭に収まることと信じてる男が
女を男と対等に描くわけないだろ。
小津映画のどこを見たらそう思えるんだ
好きな監督のスレが過疎気味だからって、こんな所に乗り込んで話題を振る小津溝口成瀬信者自重しろ
>溝口はひたすら男が情けない
新・平家物語は雷蔵が凛々しいぞ
黒澤さんと私の他に多分2人程人がいたと思う。シルバーマンではなく、久雄さんとか野上さんとか
黒澤さんのとても親しい人だったような気がする。黒澤さんは、「僕はとても撮りたいシャシンがあ
るんですよ」と言った。「でもそれを撮ったら僕は殺されるかもしれない。僕だけだったら構わない
んだけど、子供や孫が何をされるかわからないと思うととても出来ないんだなぁ」と言って口をつぐ
んだ。どういう脈略でこの話が出たのか憶えていないが、あまりにも重い話だったので、誰も「その
シャシン」が何であるかについては聞かなかった。今の日本で映画を撮ったら殺されるようなタブー
はひとつしかないと思うが、それなのだろうか。黒澤さんはそれをどのように表現したかったのだろ
うか。黒澤さんについて書かれたものを読んでみても、この話に触れたものは今のところ見つからない。
856 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 20:58:41 ID:r9AU3mkU
>>851 は?なに上野千鶴子みたいにフェミの論理に強引に持っていってるの?????????????
>>850 森下くるみは、コアなシネフィルじゃなかったっけ
ゴダールとかヴェンダースが大好きな
>今の日本で映画を撮ったら殺されるようなタブーはひとつしかないと思うが
それは原氏の考えであって描けないタブーなんていくらでもある。
タブーだらけじゃないの、映画なんて。
自主規制しすぎで戦中よりもひどいって蝦蟇の油か何かで言ってるでしょ。
なんだよ、タブーって
創価学会か?
オーソン・ウェルズは市民ケーン撮ったから
その後いまひとつ活躍できなかった
みたいな話は聞いたけど、
マスコミを強烈に批判するのもタブーなんだろうな
昭和天皇はソクーロフが撮ったし、靖国は中国人がドキュメントで撮ったな
日本人はちょっと自主規制しすぎな気もするけどな。
在日かヤクザかと思った。層化ってそんな怖いの?
タブーは一つしかない、なんて無茶な断言しちゃうんだから皇室なんだろうけどなあ
>その分、やる気のない人間の描き方は容赦がない。
容赦がないように見える?
たとえば遊佐に対して
志村にいろいろいわせてるのは
それだけ黒澤が同情してることの裏返しだろ。
865 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 23:18:05 ID:BXnweLqy
天国と地獄が語られない
山崎努のデビューともいえる
黒澤天皇と揶揄されてたのはタブーじゃないのか
>>864 いい話だな。AVもなかなか捨てたものじゃないな。
不気味でキモイんだよ、独り言キチガイ
どっか行けよ
872 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/01(火) 10:59:53 ID:AiXvCheQ
黒澤がチョンって、マジ?
>>862 だからそのひとつってのは原の解釈だろ?
混同するなよ
俺も戦争責任くらいしか思いつかない。
オレは草加しか思い浮かばない。
実際伊丹十三はそれで殺されたともっぱらの噂だし。
>>874 東条英機を肯定的に描いた『プライド』。
まああれくらいの作品を作っても朝日毎日らマスコミの偏向と
バランスがとれないけどね。
877 :
874:2008/07/01(火) 14:10:24 ID:T/ULIOo/
流れから「天皇の戦争責任」と書いたつもりでした。
ちなみに「プライド」は「東条英機を肯定的に描いた」とは感じてません。
状況に追い込まれ苦闘する人間の孤独美を描いた作品だと思ってます。
要するに「さそり」と同じです。
黒澤さんの場合は「生きる」「悪い奴ほどよく眠る」「影武者」なんかが、
こういう系統に属するんでしょうが、伊藤俊也監督の場合、
個人のレーゾンデートルの問題に収斂しているのに、
黒澤さんの場合は、他者との関係が常に問題になってますね。
日本の伝統芸能お箱の孤立を美学として昇華する傾向もあまりない。
878 :
この子の名無しのお祝い:2008/07/01(火) 17:35:41 ID:ao2uT8Xf
伊丹十三による草加新興宗教を面白おかしくぶった切る
エンターテイメント映画が見たかった
でも、それを察知した草加によって・・・・・伊丹は・・・・
>>877 「さそり」では日の丸が悪の象徴のように描かれている。
君はそれをどう解釈する?
>>878がどんな映画を見たがっていたのか創価学会が調査し察知したというのか
>>877 >状況に追い込まれ苦闘する人間の孤独美
以前 6時間のヒットラー映画を作って映画界を追放された監督も同じ事 言ってたな。
…題材選びの段階で既に問題なんだよ。
882 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/01(火) 22:45:05 ID:7B20HF4P
「七人の侍」を初めて見たけど、なんか表面的だなあ。
それに、核がないんだよね。
評判がいいので見たんだけど、ホントがっかり。
>>878 伊丹は、一面識もない878のせいで殺されたのか
>>881 スピルバーグだってロパート・ワイズだってヒットラー批判映画を撮ってるんだが。
渡辺文樹も「俺は日本映画界から追放された男だ」と言い張ってる。
886 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/01(火) 23:45:32 ID:PkY/ciAU
>>877 あなたがそう思うのは自由。芸術は一度公に出たら作者の手を離れる。
しかし残念ながらあれは大東亜戦争自存自衛史観を描いたもの。
監督も監修者も津川さんもそのつもりで作品を作ったの。
しかしどっからこの流れになったんだw
黒澤先生は武士道や武道精神、男のヒロイズムを踏まえた上で作品群を作ったのは明らかだが、
それはイデオロギーチックなことでもないし、タブーと黒澤先生はなんら関係がない。
ああごめん858の黒澤本の話がルーツか。
889 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/02(水) 00:09:49 ID:EIh+17q0
黒澤と鈴木清順。ともに戦前育ち。
文学青年。なんだから感慨深い。
どうせ清順作品も一本も見てないんだろうな
ラジオで「蒼井優が大好き」と告白したり、自身のブログでハリセンボンの
近藤春奈との“六本木デート”を報告したりしている、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの
藤森慎吾。上野樹里との熱愛報道後、特定の相手との噂はなかったが、
彼の今の本命は“日本映画界の巨匠”故黒澤明監督の孫で、歌手の黒沢萌だという…
「本命は合コンで知り合った黒澤萌みたいです」(芸能プロ関係者)
黒澤萌とは、故黒澤明監督の長男・黒澤久雄氏と、元アイドル林寛子さん
との間に生まれた二女。ちなみに長女は、ロックバンド「SOPHIA」の
松岡充と“できちゃった婚”した女優の黒澤優だ。
萌を知るレコード関係者は
「最近の彼女は歌手活動をやめて、合コンに明け暮れていますよ。
その中にオリラジの藤森がいたんです」という。
藤森は萌を狙い撃ちしたそうで、必死にギャグを連発してたとか。
萌も盛り上っていた。
上野樹里とは完全に目撃も噂もなくなってしまいました・・・。
オリラジは噂もめっきりなくなりましたし、話題も減りましたね。
藤森は黒澤明監督の孫を狙い中のようですが、まぁいいんじゃない?
2007年11月|GOOブログ
http://ameblo.jp/miyukikazu0524/archive1-200711.html
893 :
この子の名無しのお祝い:2008/07/02(水) 07:02:08 ID:NqBl7Ebc
俺は反対だ
世界の黒澤の孫が、
浮気だらけの吉本のお馬鹿漫才師と結婚しないでほしいなあ
世界の黒澤の娘が父親のわからない私生児を産むのは平気なんですね、わかります。
>オレは付き合った女性に黒澤映画みせても「汚い」「暗い」
>という感想しか出なくて
今出ている、結構有名な雑誌(名前は失念。音楽・映画雑誌のコーナーによく
置いてある)の男女クリエーターに対しての「美しい映画」というアンケート
では黒澤の映画が日本映画では一番多かったよ。
外国映画ではやっぱり某監督が一番多かった。
>オレは付き合った女性に黒澤映画みせても「汚い」「暗い」
>という感想しか出なくて
ろくな女とつきあっていなかったor脳内彼女ですね、わかります
897 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/02(水) 20:33:49 ID:BnlVUl2+
七人の侍ハリウッド版2009年公開とかどっかで見たんだけど、続報全くない
そもそもそんな話なかったのか?
ハリウッド映画の製作状況が逐一伝わってくると思ってるの?
「汚い」「暗い」は映画に投影して
>>848自身のことを言ってるんだろ。
黒澤はアスペルガーだよなw
アスペの特徴にはまりまくりだもん。
リハーサルへの異常なこだわりとか。
小泉が勝みたいな昨日と今日で芝居ががらっと
変わるような役者に先生は対応できない。
といってたが、こういうのもアスペの特徴。
特定の事に対しては超人的器用さを発揮するが
それ以外は常人以下とかも。
聴覚過敏(鉄砲の音をやたら嫌がって撮影現場から逃げ出すくらい)もそう。
ま、どーでもいいですけど
アスペは屁が出たらOKなんでしょ?
黒澤には信者が沢山いるからこういうこと書けば怒って反論してくる人がいるだろう
と考えてたなら惨めだなあ。
>>902 誰かにレスしてもらえるかも知れないという可能性にすがり付いて、検索しまくったんだね。
というかアスペルガーのことを知っている/知った人が、書いてんじゃないの?
検索なら本が出ているてんかんの方がよく引っ掛かるだろ。
>>905 いや、俺は反論期待して書いたわけじゃないぞ。
アインシュタインもエジソンも
アスペルガーだった可能性大だからな。
こういう天才の一人に列せられて
腹立てるやついないだろ。
つまり
>>902がアスペルガー症候群の患者ということで決定ですな。
>906
いや、すくなくともこいつは聞きかじりレベルでしかアスペの事は知らない。
他の症例や人格障害の特徴が混じってたりとか、ほぼデタラメ。
910 :
この子の名無しのお祝い:2008/07/04(金) 15:43:23 ID:ENMiAM1y
日本人だけでなく世界中の人たち(プロも一般人も)が、
ゴッホやシェイクスピアやピカソやモーツアルトやベートーベンを天才とよぶ。
少なくとも、世界中の専門家だけでなく一般人からも
天才芸術家と言われる超有名日本人が1人でもいてよかった。
日本人で、そんな人物ほかに一切いないからな
黒澤は日本人として誇りだよ。
同じ文化のもとで生まれ育ってこういう人物がいたんだから。
。
お前、無学無教養なのか?
912 :
クラヲタ:2008/07/04(金) 17:23:26 ID:cbptRaP+
>>910 黒澤明が西洋古典音楽におけるベートーヴェンと同じ位置にいるという意見は
かなり同意する。
黒澤映画一本も見たことない奴が自演してまで黒澤を絶賛することの意味がわからん
半世紀近く、世界で一番有名な日本人といえば、黒澤明だろ
続くのが、オノヨーコ
>>912 >黒澤明が西洋古典音楽におけるベートーヴェンと同じ位置にいるという意見
そんな事全然言ってないべさ。
>天才芸術家と言われる超有名日本人が1人でもいてよかった。
>日本人で、そんな人物ほかに一切いないからな
えらく屈折してる物言いだな
>>909 > 他の症例や人格障害の特徴が混じってたりとか、ほぼデタラメ。
そんなことはないな。
>>914 国によってはヨーコの方が上だったりする
あと、ゴジラ(怪獣の方)
920 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/05(土) 16:50:12 ID:lEZaW52w
時代が変わっても不動なのはゴジラとヨーコその次に黒澤だな。
高峰秀子とのスキャンダルがなければ
ばんばん組んで映画作ってたんだろうな。
何本か名作作りそこなってるかも。
922 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/05(土) 18:40:28 ID:q0M2h2oM
最近になって黒澤映画に興味もって一通りみてみたんだけど
三船敏郎てホントすごい役者だね
なんで日本では言うほど評価されてないんだろ
十分国民栄誉賞クラスだと思うんだけどね
三船は晩年の創価入信とDV裁判でのイメージダウンが響いてるんじゃね?
924 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/05(土) 21:15:44 ID:79ZBvdaL
亡くなった当時首相だった橋龍が反対したらしいけどね<三船の国民栄誉賞
「愛人問題で世間を騒がせた人はふさわしくない」とか言って。
まあ橋龍に言われたくないよなw
俳優としては十分評価されてると思うよ、作品見れば唯一無二の人物だとわかるから。
宮澤橋龍宇野竹下と、クズみたいな連中が続いたもんだなあ
かといって黒澤や三船が首相をしたら日本沈没だしな・・・
過去に受賞した美空ひばりも生前暴力団との関わりが取り沙汰されて紅白を干されたりしたし(ひばりの興行のケツ持ちは山口組)、
国民栄誉賞にふさわしくないようなダークな部分は芸能関係者それも大物ならみんなあるはず…
運が悪かったとしか…
日本を愛した首相は石橋湛山と田中角栄だけらしいな。
田中のあとはくずばかり
角栄?
鈴木貫太郎と比べれば石橋も田中も下足番みたいなもんだろ。
>>848 今年のNHKBSの企画で好きになって、DVDのBOXシリーズをすべて購入しました。
今時間に余裕のある時に1本ずつ、目を通している所です。
BSで醜聞初めて見たけど主役はほとんど志村だったな
933 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/06(日) 10:22:49 ID:qn9iR/OQ
>>922 『生きものの記録』の三船は凄いね、まるで別人だもん予備知識ないとわかんないよ。
撮影所をあの扮装で歩いても誰も三船だと気がつかなかったという話が納得出来るくらい。
独り言喋りながら歩いているわけじゃないだろうからね。
映画見たらすぐ分かるよ、声で。
935 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/06(日) 13:36:42 ID:6gZqAsYM
>>932 酔いどれ天使、野良犬、スキャンダル、羅生門、七人の侍、生き物の記録
この辺は完全に志村が主役
ただ会社の方針で三船がトップという扱いになってるだけで
はあ?
志村は脇役の役者だよ。
七人の侍って公式にはどちらが主役なんだ?
ある資料に目を通せば三船敏郎って書いてあったり、ある資料には志村喬と書いてあったりわけワカメ
>>938 最初から出ずっぱりの「百姓」が主役だよ。
940 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/06(日) 19:36:02 ID:CiCTD4rL
>>930 おめえいくつなんだ。ニューギニア戦線の生き残りかよww
まだ生きのこってる土屋嘉男が主役だな
いちばん印象に残ったヤツが主役なんだよ
そう、主役は与平だよ
マジレスだけど志村が主役の黒澤映画って
「酔いどれ天使」「羅生門」「生きる」「七人の侍」なのかな。
「羅生門」は微妙だけど。少なくとも他の三本は黒澤の頭の中では
志村が主役だったんじゃないかなあ。
「羅生門」の志村喬は、語り部。主役じゃない。
あれを主役だというなら、「シャーロック・ホームズの冒険」の主人公はワトソン博士だということになってしまう。
全然違う。
クトソソ君は記述者であって、全ての出来事が基本的にかれの始点から描かれているが、
志村はそもそも物語に最初から参加してはいない。
なんだよ「クソトト」ってw
落ち着け、であります。
948 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/07(月) 14:48:02 ID:3yLwQObT
>>947、おめぇ、半年ROMったほうがよかアねえか?
949 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/08(火) 01:16:53 ID:x1LiCvKp
晩年の三作は他の監督との差別化を感じない
意味が分かりません。
951 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/08(火) 14:36:37 ID:cAdKoNRP
これぞ黒澤!ってものを感じないってことだろ
でも他人のマネになってないとこはすごいと思う。
画の力は最後まで他の監督の追随を許さなかったと思うぞ。
954 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/08(火) 17:42:54 ID:Wbe0g1Ol
でも井筒監督によれば「表面的で核がない」のだが。
井筒って誰なの?筒井康隆なら知ってるけど。
まあだだよは猫を飼ってる人じゃないと本当の真価は分からない。
じゃあ一生わからなくていいや
井筒を知らないの?有名な人殺しだよ。
>これぞ黒澤!ってものを感じないってことだろ
「まあだだよ」だと
四季の移り変わりのシーンと
宴会シーンの撮影には目を目張るものがあった。
黒澤らしいと思ったけど。
作品としての好き嫌いは別にして
こういう部分すら見えないんなら
あなたの好きな他の黒澤作品のおいしい所も
見えてないと思う。
そいつに構ってはいけないよ。
961 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/09(水) 00:28:12 ID:no6INF30
『パッチギ!』で井筒和幸は黒澤明を遥かに凌駕し、史上最大の巨匠となった。
>>954 その批判に関してもう少し具体的な話を伺いたいですな井筒さんに
965 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/09(水) 00:47:14 ID:j0H6Vl9B
>>959 自然に心理描写を投影させることは黒澤独自の手法じゃないしね。
そういう同じ黒澤好きを罵倒するあなたは黒澤を汚してるに等しい。
いや自分の醜い自我を羅生門でも見て考え直しなさいw
966 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/09(水) 01:14:16 ID:x8p5Xecb
パチンコまでに権利売らなくていいのに(>_<)
>>959 宴会のシーンが俯瞰ぎみになっているのが苦手。
三畳御殿を外から捉えているシーンは素晴らしかった。
>>965 >>959は「(黒澤作品は)自然に心理描写を投影させる」などとは一言も言ってない。
「自然に心理描写を投影させる」という表現自体、わけがわからない。
「自然描写に登場人物の心理を投影させる」と言いたかった?
「そういう」の部分が何を指しているのかも、さっぱりわからない。
>>967 宴会シーンはよかったよ。
「もういいいかい」「まあだだよ」
最高。
惜しいのはなんであんなに弟子達に慕われたのか
松村の演技からよく見えなかったところだ。
志村だったらよかったのかな。
>>966 そうそうテレビCMしてたな。
CR「七人の侍」こりゃータマゲタ!
>969
まぁ、そこはあの映画最大の謎wだから誰がやっても変わらないような…
ところが、映画を観ていると、この内田百閧ェ、完璧な教師であったかというとそんなことはない。
飼い猫ノラが居なくなれば、オロオロと探し回り、東京が空襲に遭い、
自分の家が燃えて焼け出されては、為す術もなく、あばら屋で暮らすことになる。
むしろ内田百關謳カは、世渡りが下手で少しも格好良くない。
しかし教え子たちは、そんな人間味のある先生が大好きで、
ネコが居ないといっては一緒に探し回り、家が空襲で焼け出された時には
先生のために家を確保しようと奔走する。
そこには師弟愛から始まった人間同士の温かい交流がある。
いつしか先生を中心にした輪のような関係が自然に出来上がっている。
大戦という暗い世相のなかでも、必死で生き抜く当時の日本人の逞しさが
満ちあふれた温かい人間ドラマだ。
この映画について、黒澤は、撮影後のインタビューでこのように述べている。
「今度つくった『まあだだよ』は、教育のあり方を描いたんです。
教育というのは、教室で先生から教わることももちろんあるんだけれども、
それだけじゃなくて、先生の人間性そのものから教わることが多いんだよね。
それがいまの教育には欠けている。
先生と生徒の間柄が、いまは何か水くさくて、先生はサラリーマンみたいだし。
・・・昔は、僕らもずいぶん先生のところへ遊びにいったものですよ。
入りびたりになっていたくらいでね。」
(黒澤明「夢は天才である」文芸春秋社 1999年8月刊)
確かに黒澤の言う通りだ。昔は、先生の家に行き、様々な話をしたものだ。
私は高校時代寮生活だったこともあり、先生の蔵書を前に、
目の眩むような思いを抱いたこともある。
内緒でといって、ウイスキーを戴いたこともある。
すべては新鮮だった。
黒澤明「まあだだよ」の教育論
http://www.st.rim.or.jp/~success/kurosawa_ye.html
>>968 >自然に心理描写を投影させる
たしかに一般的表現ではないが良く考えれば間違った表現でもないと思ったな俺は。
CR「七人の侍」ってネタじゃないのね・・
相当金に困ってるんだ、ていうかもう少し正攻法で黒澤で稼げないものか?
975 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/10(木) 04:04:14 ID:nHWJPvt4
黒澤明記念館をつくる資金の為に、権利売りまくってる訳ではないんでしょ?
誰かおらんかな
誰もいないしm(__)m
団塊臭のするスレだな
誰もいないし、さっさと埋めるわw
文句無いだろw
じゃんじゃん埋めるよ〜w
埋めるのさw
埋める
埋めるのを明めるなw
なんてなw
明
埋めるの楽しいなあ
あまり埋めると黒澤明に怒られるかなあw
まぁ明も笑って許してくれるだろw
携帯からも埋めw
埋めるの楽しい(^人^)
埋めるのさw
俺は黒澤ファンだからこそこのスレを埋めるのだ
文句ある奴は出てこい!!
俺がぶん殴ってやるぜ!
もう埋めないのかい?
まあだだよwなんちゃって
ザーメン一つ一つの体育館くらいはあると思う。
会いに行きますよ。
来月終わり、ちゃんと俺にお願いしてみろ
最近の!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。