AKIRA KUROSAWAは日本で最も偉大な映画監督
・日本初ドキュメンタリー・タッチの刑事物を撮る。「野良犬」(それまではチャンバラ映画の現代版ばかりだった)
・墨汁で雨を映し迫力をつける。「羅生門」(それまでは雨に迫力がなかった)
・複数のレフ板とカメラが初めて森に入る。「羅生門」(それまでは暗くて入れなかった)
・太陽に初めてレンズを向ける。「羅生門」(それまではフィルムが焼けるのでタブーだった)
・世界で初めてマルチカメラを本格的に使用。「七人の侍」雨の戦闘(どこから撮られているか分からない俳優は迫真の演技をした)
・望遠レンズを使った俳優のアップ。「用心棒」「影武者」(遠近感なく人間の視線に近く見える)
・集団同士が戦う時代劇を初めて撮る。「七人の侍」(それまでは1対1 1対複数の戦いが基本だった)
・全編パンフォーカス。(画面全体にピントが合っているため観客は好きなところを見れる)
・被写体が動かないかぎりカメラも動かさない。(映画の流れに躍動感が生まれた)
・時代劇に「能」と「西部劇」の要素を取り入れる。「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」(歌舞伎的だった時代劇に革命を起こした)
・イギリス人も認める世界最高のシェイクスピア映像作家。「蜘蛛巣城」マクベス「悪い奴ほどよく眠る」ハムレット「乱」リア王
・ロシア人も認める日本最高のロシア文学映像作家。「白痴」「どん底」「デルス・ウザーラ」
・弓道の有段者数人が至近距離から一斉に本物の矢を三船敏郎に射る。「蜘蛛巣城」(危険な場面を緻密な計算と的確な演出で成功させた)
・助監督時代に仕事から帰ると今度は自分の脚本を徹夜で書きまくる。(同室にいた谷口千吉を驚愕させた)
・斬殺音を入れる。「用心棒」(以降、時代劇やビデオゲームで斬殺音を入れるのは当たり前になった)
・アクションシーンをスローモーションで表現。「姿三四郎」「七人の侍」(以降、アクション映画の基本となった)
・映像と音楽の対位法。「悪い奴ほどよく眠る」「酔いどれ天使」(悲しい場面に楽しい音楽での緊張感をもたらした)
・嵐のシーンを撮る時に本物の台風が来るまで何日も待つ。「姿三四郎」「乱」(天災を映画に利用する貪欲さと執念)
・「あの家が邪魔だな・・・」の一言で撮影の邪魔になる民家を取り壊させる。「天国と地獄」(完全主義者の凄まじいまでの拘り)
当時の革新的手法とその効果への驚きが、世界にクロサワの名を届かせた。
オススメの黒澤関連本
複眼の映像-私と黒澤明- 橋本忍 著 2006年発売 2100円
黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて 田草川弘 著 2006年発売 2600円
では、和子さんがこの日、持ち込んだお宝とは・・・
是非、テレビでご覧ください!
映画好きなら、驚きの一品。
そんなに映画好きでなくとも、そんなものが!という感じかもしれません。
なお、黒澤明監督が好きだった番組が、実は
「開運!なんでも鑑定団」だったということを知ったスタッフの
皆さんがすごく喜んでくれて、草葉の陰で黒澤監督も
微笑んでおられるのではないでしょうか。
2・19「開運!なんでも鑑定団」に衣裳の黒澤和子さんが出演:イザ!
http://ashita.iza.ne.jp/blog/entry/485087/
中島誠之助は凸とは昵懇だったが、黒澤とは面識あったんだろうか
大寳智子が黒澤に描いてもらった(少し小さい)絵に8万円くらいの値をつけて
「相場はそんなもん」とか「(監督が)亡くなれば値が上がる」とか言ってたぞ、鑑定団
黒澤優?が持ってきた兜には散々文句をつけてw100万円
出演者(三船、鎌足、千秋、上原だったか?)のサインがある隠し砦のパンフレットも100万円くらい
影武者に参加していた人の黒澤のサインのある馬の鞍は、使っていたためにサインがかすれていて10万円くらい
パンフレット、鞍はコレクターズアイテム価格でしょ。
絵のほうは(有名人の制作した)美術品としての価格じゃないかな。
ちょっと+αされてると思うが。
『蜘蛛巣城』は傑作と呼んでもよい。しかし、冒頭で三船敏郎と千秋実が森の中で出会う
「幽霊」を長過ぎるとも言えるほどの時間をかけて、照明その他で念入りに観客にそれが幽霊であることを
納得させようとする黒澤の姿勢は、観客の映画的感性をあまり信頼していないように思われる。
蓮實重彦
前スレ>995
おれもその記事を週刊誌で読んだ
たぶん、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのことじゃないかと思うんだが・・・
物の怪を幽霊とか言ってる時点でアレだが・・・
納得させるために長く写してるようには見えんが?
最後にぱっと消えるシーンがあればいいわけだし。
>>11 「物の怪」と「幽霊」は違う。
予言の唄を聞かせるためだ。
夢幻能に形式を借りてるんでしょ
あんまり好きなシーンじゃないけども
>>14 シベリアは過疎地だが、どうでもいい場所ではない。
このスレ主が使えない奴だというのには同意
昔、監督自身が「羅生門」の手書き?のシナリオを持ってて、
「行間に合わせないで自由に書き込むのが好きだ」なんて言ってた。
これなんかすごいプレミアつくだろうなぁ。
思い浮かぶのは外国のオークションで高値がついていく様子。
21 :
市川昆:2008/02/18(月) 13:46:26 ID:+NhopqP+
東京オリンピック 黒さんのピンチヒッターだったんすよ
>>8 申し訳ありません。前回の検索時に無かったので。
次回から加えます
>>18 じゃあてめーが立てりゃいいだろ。他力本願の下人の分際でケチつけんな
>>18 1000到達寸前なのに立ってなかったスレを立てた者に対して、そういう物言いはないだろ。
貴様のような抜け作は与平にでも突っ殺されろ!
>>18 おめえが宣言すりゃ俺が立てることもなかったんだよコラ!
だったら別の10スレ目でも立てて一人でレスしてろゴミ虫
>競作スタイルのは最後に清書したのが残っているだけなんだろうけど。
「隠し砦」は旅館の主人が捨ててあった原稿を保存してたから
草稿が残ってるよ。
影武者以降なら小泉さんがそういう資料保存に熱心だったから
きちんと残ってる可能性大。
鑑定団、見ないで寝てしまいそう。
どなたかレポ、よろしく。
29 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/19(火) 19:20:47 ID:wzhIyKx6
山田風太郎は「黒澤は三船が使えなくなって仲代を主役で使ってたがあれは間違いだな、仲代は悪役の顔で主役じゃないよ」と言ってた
山風も勝新太郎で『影武者』を作るべきだったとか言うのかなと思ったら別の時に、「勝新太郎はというのは残る人なんですか?」とか言ってた。
山風は誰が良かったんだろう、三船と続けるべきだと思っていたのか?
「影武者」の仲代は好きだ。
和子氏が持ち込んだのは「七人の侍」で与平が
「米、盗まれた・・・」というシーンで使われていた壺。
戦後すぐ黒澤監督が入手したという私物の骨董だ
そうだ。
鑑定評価額は和子氏が「10万円くらい?」と言うの
とは裏腹に400万円。
「さすが世界の黒澤監督は品物を選ぶ眼力が違う」
との評で、南北朝期の逸品だとさ。
戦後は狩り場だったからね。
特権階級や地主の財産の。
400万くらいなら普通に買えるんだが・・・欲しいな。
34 :
↑:2008/02/19(火) 21:46:25 ID:A4go6jjr
キティちゃん落札したかぶりもの親父か
俺は10万で買うがなw
「幻の湖」以来の映画脚本キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!
ドラマの脚本を手がけた橋本忍が、脚本家人生で初めて自身の作を改訂。
1959年に映画化される際、黒澤明監督に脚本を見せたところ「橋本よ、これじゃ貝にはなれねえんじゃないかな」
と言われ、盟友の脚本家・菊島隆三からも「君のレパートリーじゃCクラス」と酷評された。
それが常に念頭にあったそうで「何か足らないものがあるとずっと考えてきたが分からなかった。
50年かかって、やっと世評と実態との乖離を埋める決定稿になった」と胸を張れる自信作だ。
http://www.varietyjapan.com/news/movie/u3eqp3000002yu3y.html
>>31kwsk
壷自体の評価?与平が云々の付加価値も付いてる?
壺自体の評価だったね。
映画で使われたのでというのは映画ファンの世界には
あるのだろうけれど、骨董の評価基準だけで解説していた。
40 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 00:11:58 ID:QNndZ/MW
そのツボ黒澤邸玄関の傘立てだったんだって
41 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 13:37:57 ID:eYQ5QII4
和子さん、耳の先まで激似でしたね
45 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/26(火) 19:14:30 ID:vIPbLngR
ほー
46 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/26(火) 19:54:16 ID:LuYDOS6n
ケイト・ブランシェットも黒澤ファンだってよ
『ロード・オブ・ザ・リング』出演の参考の為に『蜘蛛巣城』や『乱』を100回ぐらい観たって
さすがに100回は嘘だなw
俺でも10回くらいなのに。
>>44 いいなあ、その人
オレも黒澤映画のエキストラでもいいから出たいよう
黒さんの仕事している姿を直接みたかったよう
50 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/27(水) 00:57:45 ID:YXQiX2DS
黒澤家の食費、税務署からこんなに使うはずがないなんていわれてた
スタッフの食事会なんか開いてただけなのに
厳しかったがフォローもちゃんとしてたんだね。
黒澤が一番食ってたりしてなw
『ロード・オブ・ザ・リング』は「七人の侍」も参考になってる。
当然でしょうけど公開まえの宣伝活動でラジオから・・・。
「醜聞」って評価低いんだね
最近観てかなり感動したもんだから驚いた
人の評価なんて気にするな
自分が面白いと感じたらおk
モミの木乗せて陸王?で走るミフネ のシーンが好きだぜ
「醜聞」は俺も好きだな。
志村喬と千石規子はとてもいいし、桂木洋子は可愛い。
バーでみんなが「蛍の光」を歌うなんてことは
現代じゃないだろうな・・・
志村喬の真骨頂=醜聞
左卜全の真骨頂=どん底
58 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 03:01:46 ID:zQJyg1Cj
しかしジョージルーカスはパクリ過ぎ
BS2で4月から黒澤特集やるみたいだね。NHKのサイトにはまだ
発表されてないみたいだけどBS2で番宣してた。
59>>
NHKと仲直りしたのかな?
>>59 アンカーミスしました
NHKとは仲直りしたんでしょうか?
背に腹は(ry
64 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 11:16:42 ID:j/AbkCWO
ジョージルーカスの映画を観ていると、
黒澤映画を撮りたがってるみたい
完全な時代劇のリメーク撮ればいいのに(日本で日本人俳優使って、
でも織田祐二は使わないでね)
黒澤もほとんどレンタルで観たからもういいよ。
もっとマイナーなやつやってくれよ。
ルーカスが撮ると失われた父と子の一大叙事詩になるぜえ
67 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 19:41:42 ID:BCyWaply
レンタルは映画ではない
レンタルできないものが映画
68 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 20:02:46 ID:zQJyg1Cj
映画は私だ
黒澤映画はダメ人間達が見ている間だけでも夢見られる
ハーレクイン・ロマンスみたいなもんだな
日本でいちばんメジャーな芸術家かな。
画家のピカソや音楽のベートーベン、素晴らしいのだろうけど一般大衆はなじみがなくて良さが分からない。
黒澤映画は大衆性というか娯楽性と芸術性を兼ね備えている。
オレが大好きな黒澤映画の台詞
原節子
「かえりみて悔いのない人生」
「かえりみて悔いのない人生」
「かえりみて悔いのない人生」
>>70 ピカソはともかく、ベートーヴェンって良さがわからないほど一般大衆になじみが薄いか?
第5交響曲、第6交響曲、第9交響曲、エリーゼのために、月光・・・
曲名知らなくても聞いたことあるってのは結構あると思うけどな
73 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 21:49:46 ID:6saM+RJZ
手塚治虫は影武者と乱をどう評価していたの?
74 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 22:09:24 ID:IlvlbP/t
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008022901127 2008/02/29-21:45 黒澤監督生誕100年でプロジェクト
黒澤明監督の生誕100年を迎える2010年に向けて、その功績を改めてアピールする
「AK100プロジェクト」を立ち上げると、黒澤プロダクションと賛同企業で構成する実行委員会が29日、発表した。
作品世界を紹介する展示会の開催や、書籍、記念切手の発行のほか、
黒澤監督が途中降板した米映画「トラ・トラ・トラ!」の未公開映像の発掘なども行うという。
>>23-26 お前とりあえずブチ切れて醜態さらす前に静かなる決闘スレがとっくに落ちてることくらい調べれば?
誰が見たって使えないと思うよ?お前のこと。
76 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/29(金) 23:43:27 ID:zQJyg1Cj
>>70 > 画家のピカソや音楽のベートーベン、素晴らしいのだろうけど
> 一般大衆はなじみがなくて良さが分からない。
( ゚д゚)ポカーン
気がつかなかった〜〜
0時40分からのTBSのR30で
「黒澤明の秘密 壮絶な家庭を娘が告白 意外な事実」
観た人、何か新しい話があった?
>素晴らしいの「だろう」けど
>「一般大衆は」なじみがなくて良さが分からない。
ピカソやベートーベンが理解できないのは自分なのに、「一般大衆は」とは何なんだろうね。
俺は馬鹿だが黒澤映画なら分かる、と言えばいいんだよ。
>>70に黒澤映画が理解できるとは思えないけどね。黒澤映画どころか、ウォーホルの「エンパイヤ」でさえも理解できないだろう。
理解できなくても、それなりに楽しめたんだろう。
81 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 08:57:07 ID:tl52uopc
>>78 黒澤和子が出演して衣装演出の「汚し」を実演して興味深かった。
1・水に化粧水を混ぜた物を霧吹きでかけてひたすらもむ。
役者に害のある物ではダメ。
2・電動器具を使い袖や縫い目等を擦る年季の入っている感じを出す。
映画「明日への遺言」の藤田まことの衣装を持参して当時の雰囲気を
出すためにポケットにペットボトルや石を入れてタルい感じを
出していたなんて説明していた。
82 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 10:16:12 ID:DWy154LL
ビースティ・ボーイズのMCAは大の黒澤フリーク
>>69 ちょw ダメ人間用ハーレクイン・ロマンス映画ってあんたw
言えてる部分が少なからずあるのでワロタ(俺の場合)
俺が黒澤だ
85 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 17:41:44 ID:FWKXSmaf
既出かも知れんが「わかっちゃいるけど、やめらない」っていう植木等伝のなかで、
植木さんが黒澤監督のことを語っていた
影武者に出演したときに見た、植木さんの黒澤明評は「下らない男」「やり方が汚い」「撮影中、さすがと思ったことはなにもなかった」というもの
久雄と野上照代は仲直りできたようで
よかった。
>故黒澤明監督が生前約50分だけ撮影した未完成作品「現代の能」が、
生誕100年にあたる2010年に完全版で公開される。
記念企画を計画している「AK100プロジェクト実行委員会」が発足し、
29日に都内で発表した。
また、黒澤監督が撮影途中で降板した日米合作「トラ・トラ・トラ!」
(1970年)の未公開映像約10分が見つかり、こちらも公開の予定だ。
黒澤未完成作品 完全版製作へ(スポーツニッポン) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080301-00000047-spn-ent 「トラ・トラ・トラ!」発見!
>>85 植木等は「影武者」に出演なんかしてないよw
>>85 植木さんが人をそんなボロクソに言うもんだろうか
ちょっと読んでこよう
「現代の能」は83年、「乱」の製作が資金繰りの問題などで中断期間中に
監督する予定だった作品。
世阿弥原作で平家物語をもとにした能「八島(やしま)」の舞台を撮影する
ドキュメンタリー。岩手・平泉の能楽堂で約50分だけ撮影されていた。
撮影は「乱」の再開に伴ってストップ。死後、フィルムを所有していた
黒澤プロダクションが国に寄贈。
関係者によると、台本上ではあと1時間分の撮影を残しており、
これを新たに撮影して当初の予定通り約1時間50分の新作として公開する。生誕100年の目玉企画だ。
その一部が、この日の発表会で初めて上映された。
一方、真珠湾攻撃を日米双方の視点で描いた「トラ・トラ・トラ!」で、
黒澤監督が製作方針をめぐり映画会社と対立して、降板前に撮影した
8〜12分の未公開フィルムがあることも判明。
関係者によると、東映京都撮影所で撮影された近衛文麿首相(千田是也)と
山本五十六連合艦隊司令長官(山村聰)のシーンだという。
こちらも記念企画の一環で公開されるという。
あれれ?山本五十六は素人さんだったよね?
桝田が撮影した本編でカットされたフィルムなんて
誰も見たがらないと思うし、黒澤と関係もないだろう。
91 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 18:36:55 ID:Eo+nkMQh
あとは『白痴』だな、公開されないかなぁ完全版
降板前に撮影したんじゃないのか
>降板前に撮影したんじゃないのか
だから、 山村聰が五十六演じてる時点で
黒澤が撮影したものじゃないと。
94 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 19:12:04 ID:FWKXSmaf
>>87 「影武者」じゃなくて「乱」だった。ゴメン
撮影が終わるとみんなでホテルに帰る
すると大きなテーブルがあって、みんなで食事をするんだけどちゃんと名札が置いてあって席が決まってると
もちろん、真ん中が黒澤なんだが、その正面がなぜか植木さん
仲代達矢は主役なのに、テーブルの端っこが定位置になってる
それを見て「黒澤監督はやり方が汚ねえな」と思ったと。そうやって、ヒエラルキーをわざわざ誇示してると
あるとき、食事中に黒澤が「この仕事は寂しいね」と漏らした
植木さんが「なんでですか?」と尋ねたら、「昼も夜もない仕事で、下手すると徹夜になる。スタッフにも気を遣わないといけない」とか言うから、
植木さんが「なにを甘えたことを言ってるんですか。好きなスタッフ集めて好きな仕事してなにが不満なんですか」と言ってやったら、
黒澤はなにも言わずにそのまま部屋に帰っちゃったと
そしたら仲代がやってきて「植木さん、さすがですね。黒澤さんにあんなこと言えるのは植木さんだけですよ」と言ってくれたらしい
植木さんには「甘ったれた男」にしか見えなかったようだ
それ読むと、むしろ黒澤に同情するんだけど。
テーブルの席順の話もそれだけだと、何とも言えないし。
96 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 19:31:45 ID:eQpr2d5v
その件は事実かも知れないけど、植木さんがそんな風に話をするとは思えないんだけどなぁ。
97 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 19:34:55 ID:Eo+nkMQh
植木等はキネ旬増刊「黒澤明と木下恵介」では黒澤の力量を賞賛し楽しく仕事出来たと言ってるんだがな。
テーブルの席順の話は勘ぐりすぎじゃないかな、それにその程度の愚痴で「甘ったれた男」呼ばわりする事も短慮だと思う。
植木等は俺も好きだけどね。
98 :
↑:2008/03/01(土) 19:39:43 ID:MUvciGOG
黒澤信者め
99 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 19:45:41 ID:FWKXSmaf
>植木等はキネ旬増刊「黒澤明と木下恵介」では黒澤の力量を賞賛し楽しく仕事出来たと言ってるんだがな。
植木さんも東宝だし、ナベプロにいるわけだから、周囲に配慮して本音が言えなかったんだろうね
植木さん自身は、無責任男とかスーダラ節とか、本音ではやりたくない仕事を文句も言わず黙ってこなしてきた人だから
黒澤のグチが甘えにしか見えなかったんだろうな
いや本人がそう思っていても、植木さんは軽々しく口に出すような人じゃないと思うんだよ。
特に目上の人のことは。
101 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/01(土) 21:48:54 ID:eDGQHIIz
>>85 やっぱりアンチはその話題を出してくると思ったわw
その本読んだけど、まるで植木が前から黒澤のことを
毛嫌いしていたかのように書かれてたな。
もしほんとにそうなら出演なんかするわけないだろ。
この本の著者が面白おかしく脚色した部分が多分にあるんだろうな。
>>100 俺もそう思う。植木さんは気配りの人で有名だからな
まあその本読んでないので、又聞きの又聞きだけで判断はできないが…
黒澤にハッキリ物を言ったとしても、ちゃんとカドの立たない表現にしたんじゃないかな
内容要約するとキツい言い方になるが、という
>もちろん、真ん中が黒澤なんだが、その正面がなぜか植木さん
それはね、黒澤は同じ昔話を何度も聞かせるから
初めて聞くような人を
黒澤の近くに座らせて相手をさせる。
と佐野武治が言ってたけどね。
以後、この話題はスルーで。
レスしてる人がいてもそれは自演なんだから、それもスルーで。
杉田成道監督の『ラストソング』という映画を撮影していたら、
その製作についていた方が黒澤監督とずっと一緒にやっていた方で
「今日は黒澤組がみんな集まってるから、顔を出していけ」と。
それでみんながお酒を飲んでいる席に行ったら、黒澤監督に
「今、映画撮ってるんだって?
こんな遅い時間まで撮ってても良い作品なんかできないよ。
監督に言っておいて」って言われた。
でもその時、時間はまだ夜9時。
そんな黒澤監督が可笑しくて仕方がなかった。
2005年5月28日の放送
http://www.avanti-web.com/pastdata/20050528.html
>81
ありがと
110 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 00:01:06 ID:2W30WnyS
>その本読んだけど、まるで植木が前から黒澤のことを
>毛嫌いしていたかのように書かれてたな。
>もしほんとにそうなら出演なんかするわけないだろ。
お前アホか。そんなことどこにも書いてねえよ。
植木さんの娘と黒澤の娘と加藤大介の息子が偶然、成城学園の同級生で友だち同士だったし、なんとなく引き受けたと
とくに黒澤さんだからという感激はなかったが、大監督だからどういう芝居をさせるのか興味はあったと言ってるじゃん
ただ、別に感心するようなところはなにもなかったってだけで
ただ、この本では一貫して植木さんは権威主義が大嫌いってのは書いてあるけどね
植木さんの父親はお坊さんで戦争中は戦争反対を主張して憲兵隊に引っ張られて拷問も受けていた
当時小学生の植木さんは、朝一で父親に差し入れの弁当を届けて、小学校に行き、帰ってくると法衣に着替えて檀家を回ってお経を唱えていた
でも、「あんたは小さいからお布施はこれだけね」と値切られた
そういう経験を持つ植木さんだから、黒澤の権威主義が鼻についたんだろうな
その書き方だとその親父さんのエピソードと権威主義嫌いの相関がわからんぞ。
小人物な憲兵が笠に着て何かしたと書くならともかく
112 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 00:16:31 ID:b6sY6oFA
>>73 カラー作品ではデルス・ウザーラが好きだったみたい。
また「黒き死の仮面」のシナリオを読んだとき
「白黒時代のダイナミズムは感じられないが、もし映画化していれば
デルス・ウザーラを超える傑作になっていた」と評していた。
113 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 00:31:07 ID:tIsMdukF
土屋嘉夫とからだの関係はあったのかな
114 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 00:34:53 ID:2W30WnyS
>>111 国家権力に体を張って抵抗した父親を見て育ったということだ
君には少し難しかったかな?
わざと荒れる話題を持ち出す奴が複数名居るようだ
そんな異常者が何人もいてたまるかよ。
スルーすれば済む物を、いたずらに過剰反応する
者がスレの雰囲気を荒らしているんだな。
困ったもんだ。
>>114 難しかったよ。
権威主義って権力に盲従するまたは盲従を強いるという意味だと記憶してたので、混乱してた。
>>115-116 荒れたようでごめんね。もうこの話題では書かないよ。
119 :
↑:2008/03/02(日) 01:22:36 ID:tIsMdukF
謝罪は必要ないよ、君のレスなど1人しか読んでないんだし
淀川長冶と一緒にお風呂ぐらいは入っただろと言う話なんだから
このスレ勉強になるなあ
>>107 そのリンク先、外人が見たらウハウハ喜ぶだろうな
>>108 いい話が載ってますね
>>73 手塚と黒澤のコラボがあったかもしれないのはどんな企画だったっけ?
>>18 .荒らす方がイクない また書いてね
>>93 以下全て「トラ!トラ!トラ!」についてのみ。
他の報道も読むと、
・公開されたのは未公開のコンテ
・アメリカに約20分のフィルムが残っている可能性が高い
・その発掘を行う
・公開も目指す予定
ってことみたいだ。
>>87>>89のスポニチと同じ内容の記事は一つもない。
123 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 10:43:09 ID:7Tm6hoF3
三谷昇は注目されたのが『どですかでん』なんだね、それ以前から活躍してたと勘違いしてた。
オーディションいっても落とされてばっかりだったのが、黒澤は一目見るなり決めたって。
台本渡して「こういう役は作ったことないから君と相談しながら・・・是非出て欲しい」と言われたと述懐してたよ。
あの乞食親子良かったなぁ実に良かった、野上照代が「不思議な子」と言った子役の人今どうしてるかな?
舞台とTVでは活躍してたよ。
文学座、劇団雲ではいいポジションだったしね。
125 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 14:25:19 ID:vsHit3Ir
東宝スタジオで、天国と地獄と植木やんのクレイジー映画の撮影が
同時進行だったが 電力や機材、スタジオなど、色々譲歩させられた、と聞いた事がある。
黒澤さん、貴方昔から恵まれ杉ですよ、ってな気持ちはあったのかも知れん。
三谷さん赤ひげにも出てる。
>「この仕事は寂しいね」
といってあげた理由が、「さびしい」という
理由には全然なってないのが?
「大変だ」ならわかるが。
「こんな遅い時間まで撮ってても良い作品なんかできないよ。
監督に言っておいて」
と言う黒澤がほんとうに「昼も夜もない仕事で・・・」なんていうのか?
見栄っ張り(人に弱みを見せるのは嫌がる)の黒澤が
自分の映画に初主演した植木に愚痴なんか
こぼすのか?
そもそも食事の席順を黒澤が決めてると植木が思ったというのが?
インチキくさい話だな。
そもそも撮影中は夜はみんなで遅くまで宴会だったわけだろ?
それで
なぜ「昼も夜もない仕事で・・・」なんていうのか?
128 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 18:28:34 ID:2W30WnyS
「わかっちゃいるけど、やめられない!」戸井十月・著 小学館(P183)
「黒澤さんという人は好き勝手なことを言う人だった。
ある時ね、”どうも、我々っていうのは淋しいもんだね”てなことをしみじみ言うわけ。
”どんなところが淋しいんですか?”って訊いたら、”時間も何も滅茶苦茶な毎日だしね、朝早くから夜中までやって、へたすりゃその翌日まで仕事してさ。
その上、スタッフに気を遣ったりしなくちゃならない”なんてことを言ったの。
だから思わず言ってやったの、”黒澤さん、何を甘ったれたこと言ってるんですか。
好きなメンバー集めて好きな仕事ができているのに、どうしてそんなこと言うんですか”って。
そしたら、何にも言い返さないで、自分の部屋に帰っちゃった。
仲代達矢が来てね、”さすがですね、植木さん。やっぱり、植木さんに向かいに座ってもらってよかった。
黒澤さんにあんなこと言える人、誰もいませんから”てなことを言うわけ。
僕は自分で思ったままを言っただけで、別に黒澤さんに恨みがあったわけでもなんでもない。
ただ、甘ったれてるな、大した男じゃないなと思っただけなの」
129 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 18:36:43 ID:2W30WnyS
>といってあげた理由が、「さびしい」という
>理由には全然なってないのが?
当時、植木さんの娘と黒澤の娘が成城学園の同級生だったみたいだから、
思春期の娘と家庭的な時間がもてないってことを言いたかったんじゃないの
植木さんはただのゲストじゃなくて、娘同士が友達ってつながりもあったから
映画人というより同じ年頃の娘を持つ父親同士としてグチをこぼしたのかもね
人と人が理解しあうというのは難しいんだよ。
ほんのちょっとした言葉の綾で変な方向に進む時もある。
131 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 19:05:31 ID:vsHit3Ir
文章に戸井十月バイアス加かってる可能性アリ。
>別に黒澤さんに恨みがあったわけでもなんでもない
恨みはあったんだろうね。
恨みがあったからこそ、「恨みがあったわけじゃない」
と言い訳せざるをえなかった。
植木さんは正直だw
恨みがなかったら
「思わず言ってやった」とはならないよ。
「言ってやった」というのは
相手に対してよほど反感を持ってないと
出てこない言葉。
>黒澤さんという人は好き勝手なことを言う人だった
この一言で、植木さんの黒澤への思いがわかる。
>仲代達矢は主役なのに、テーブルの端っこが定位置になってる
それを見て「黒澤監督はやり方が汚ねえな」と思ったと。
そうやって、ヒエラルキーをわざわざ誇示してると
これは、普通の受け取り方なのかな?
なんか、ずいぶんひねくれた見方だと思うが。
黒澤映画初出演の自分に気を使ってくれたのか
ぐらいに普通は思うんじゃないの。
植木さんも随分器の小さい、つまらない人なんだな。
でも、「乱」の植木等は良かったから、それでいい。
監督と役者のプライベートなんて
どうでも良い話。
>未公開コンテの写真が見られる記事
以前にすでに公開されてたと思うけどね
植木等はたぶん丑年うまれだな。
別に黒澤さんに恨みがあったわけでもなんでもない
=黒澤さんには、ものすごい恨みがあった
親が子供に
お前のためを思って、言ってるんだ
=お前のことより、親の都合で言ってるんだ
人間は自分に後ろめたいところがあると
つい弁解したくなるw
心理学的には非常に興味深いシチュエーション。
137 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 20:42:08 ID:2W30WnyS
「わかっちゃいるけど、やめられない!」戸井十月・著 小学館(P182)
「黒澤さんのお嬢さんと、うちの娘が成城学園で同級生だったの。加藤大介さんの息子も同級生だった。
そんな関係があったから、どこか家族っぽい感じがあってね。娘同士が友だちだし仕方ないか、みたいな感じで引き受けたの。
だから、黒澤さんに呼んでもらったという感慨も感激も特になかったわけ。
ただ、あれだけの監督だから、一体どういう芝居をさせるのかなっていう興味はありましたよ。
でも、僕には何も言わない。何の指示もないのね。その替わり、僕が乗ってる馬に文句を言ってるの。
馬だから、そりゃ動くでしょ。ジッとしているわけがない。
そしたら、”そこの馬!”って怒ってるの。なんだ、こんなことで怒るのか、下らない奴だなあと思ってね。
現場では、さすが黒澤明ってところは一つもなかったなー。
ただ、できあがった映画は、なるほどちゃんとしていた。
これなら外国に持っていっても恥ずかしくないなあとは思ったけど」
138 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 20:50:40 ID:2W30WnyS
「わかっちゃいるけど、やめられない!」戸井十月・著 小学館(P182-183)
相手が誰であれ真摯に向き合おうとする一方で、権威や権力に阿るようなことを嫌った植木は、
巨匠、黒澤明を前にしても動じるようなことはなかった。
「毎日、撮影が終わって、ホテルに戻って食事するでしょ。
長ーいテーブルの真ん中に黒澤さんが座って、僕はその真向かいに座るわけ。
テーブルにも名札が並んでいて、そこに座らないといけないから自然とそうなる。
主役は仲代達矢なんだけど、彼の席はずーっと離れているのね。汚いなと思いましたよ。
そういう風に操作しているに決まっていたからね。
だから、ある時訊いたの、”仲代さん、どうして僕がいつも監督の前なんですか?”って。
そしたら、”先輩だからです”だって。そう、確かに齢は僕の方が上。
だけど、役者としてのキャリアとか実力とは別の話だし、第一、この映画の主役は仲代達矢なんだからね。
僕なんか演技の勉強も何もしなくて、『スーダラ節』がヒットして東宝に呼ばれて、『無責任男』なんての撮ってきただけだからね。
だから端っこの席でいいのに監督の前に座らされちゃう。そこはみんなが敬遠している席なわけ。」
>でも、僕には何も言わない。何の指示もないのね。その替わり、僕が乗ってる馬に文句を言ってるの。
馬だから、そりゃ動くでしょ。ジッとしているわけがない。
そしたら、”そこの馬!”って怒ってるの。なんだ、こんなことで怒るのか、下らない奴だなあと思ってね。
植木さん。
結構鈍感だね。
>>139 それは馬をおこってたわけじゃないんだろうけど。
植木等が、それをわかってなかったとも思えない。
わかっていて「下らない奴だなあと」といってるわけ。
わざとねw
「僕には何も言わない。何の指示もないのね。」
の理由も植木はわかってるはず。
141 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 21:21:55 ID:2W30WnyS
>黒澤映画初出演の自分に気を使ってくれたのか
>ぐらいに普通は思うんじゃないの。
そういう発想もできるけど、にしても主役の仲代が端っこってのは不自然だわなあ
>僕なんか演技の勉強も何もしなくて、『スーダラ節』がヒットして
東宝に呼ばれて、『無責任男』なんての撮ってきただけだからね。
植木さん、謙遜してるみたいだけど
実にいい性格してるなあ。
席順まで黒澤が本当に決めてたのか?
植木はそうに違いないと思い込んでたみたいだけど。
「操作」ってのもすごい言い方だけど。
本当に、植木は黒澤のこと嫌ってたんだな。
>だから、黒澤さんに呼んでもらったという感慨も感激も特になかったわけ。
でも、これはかなり強がってるな。
少なくとも、これで無責任男の
自分にも少しは箔が付くぐらいは思ったはず。
権威や権力に阿るようなことを嫌った植木を一生懸命演じてるような印象もある。
144 :
戸井十月:2008/03/02(日) 21:52:38 ID:tIsMdukF
はゲバラ信者じゃねーか、チェ
権威に歯向かう自分はカコイイみたいな
ナルシズムが感じられて、どうも。
というか植木の自慢話だよな。
”『無責任男』なんての撮ってきただけだからね”
と自分のやってきた仕事にも胸をはれない人間
こそ「「下らない奴だなあと」思うけど。
”『無責任男』なんての撮ってきただけだからね”
俺が戸井十月なら植木がこんな事いったら
”植木さん、何を甘ったれたこと言ってるんですか。
『無責任男』いいじゃないですか?
すばらしい仕事をしてきたのに、どうしてそんなこと言うんですか”」
と叱り付けてやる。
植木がどういう反応するか見物だな。
”『無責任男』なんての撮ってきただけだからね”
こういう言い方はファンに対して失礼。
不愉快旋盤。
そうか?むしろ常識的な謙遜だと思うが。
これ読んで、植木等は普通に会社勤めできる人だと思ったわ、俺。
黒澤・・・中小企業「株式会社黒澤組」のワンマン社長
植木・・・そこに今度中途採用で入った大企業出身者
的な位置づけなわけで、どちらかというと閉鎖社会で裸の王様化している黒澤よりも
植木の方が世間が広くて常識人なわけだよ。
150 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 22:32:30 ID:7Tm6hoF3
>>124、126
そうなんだ、『赤ひげ』にも出てるんだこんど確認してみよう。
確かに黒澤の事が相当嫌いではないとあんな言い方はしないと思う>植木
本当に植木が言ったとしたらの話だけど。
あるいは、戸井十月が黒澤の事が嫌いで相当脚色しているか。
どっちにしろ植木は亡くなっているから確かめようがないけど。
>>そうか?むしろ常識的な謙遜だと思うが。
謙遜というより卑屈。
>これ読んで、植木等は普通に会社勤めできる人だと思ったわ、俺。
そういう人なら
「はあ、そうですか」といって適当に相槌打って聞き流してただろうな。
ワンマン社長に説教してる時点で空気読めない御馬鹿さんだよ。
152 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 22:34:16 ID:vsHit3Ir
>黒澤さんのお嬢さんと、うちの娘が成城学園で同級生だったの。加藤大介さんの息子も同級生だった。
その2人が結婚した訳?離婚したらしいけど。
>黒澤・・・中小企業「株式会社黒澤組」のワンマン社長
ていうか
黒澤組=創造的な製品を発表していたころのソニー って感じ
黒澤=創業者
>確かに黒澤の事が相当嫌いではないとあんな言い方はしないと思う>植木
「無責任男」を撮ってた時に
黒澤のおかげでいろいろ迷惑かけられてた事への反発が根本にあるはず。
これほど極端じゃないけど、植木の黒澤への対抗心というか
反感をうかがわせることをちらっと喋ったインタビューを読んだ記憶がある。
だから、黒澤のなすことやること腹が立ったんだろし
侮蔑の対象になったんだろう。
逆に、そんな所を微塵も感じさせない植木の演技も見事だし
黒澤の演出もすごい(何も指示しなかったという点で)。
>>151 >>謙遜というより卑屈
>>ワンマン社長に説教してる時点で
あれが卑屈や説教に見えるかなぁ?
>>空気読めない御馬鹿さんだよ
だから、その宴会の「空気」で植木の黒澤観が決まったんだろ。
仲代の席順がどうしたこうしたは、実はごく一部の要素で。
>>153 ソニーっていうより、黒澤社長の若い頃の特許で食ってる会社って気がする。
で、社長の衰えとともに業績低迷してるが、幹部はなあなあで見て見ぬふり。
大企業って独特の冷たさがあるから、黒澤組のウエットさとはちょっと違うんだわ。
>だから、黒澤のなすことやること腹が立ったんだろし
>侮蔑の対象になったんだろう。
それだけじゃ説得力がないと思う
157 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 22:59:06 ID:2W30WnyS
>どっちにしろ植木は亡くなっているから確かめようがないけど
仲代も「植木さん、よくぞ言ってくれた!」的発言してるみたいだから確認できなくもないでしょ
やっぱ、みんな腹の底では同じようなことを思ってたんじゃないの
黒澤組は会社組織じゃないけどね
白黒時代はともかく。
フリーのスタッフが映画撮る時だけ集る。
黒澤プロに所属してたの野上さんくらいでしょ。
でも「影武者」と「乱」の間はお金がなくて「母べえ」書いたぐらいだから
その頃はまだフリーだね。
思い出した。
植木は自分達の映画は黒澤組ほど
時間も金もかけられないけど
それに負けないように頑張ってた
みたいに言ってたのに。
”『無責任男』なんての撮ってきただけだからね”
というのはいただけない。
160 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 23:24:13 ID:tIsMdukF
現場だけが楽しい映画じゃなくてよかったな
戸井十月はね、影武者の前は黒澤のことは悪く言ってなかった。
戸井は影武者のオーディションに参加したんじゃなかったかな。
そこで実物の黒澤にふれて、反発を感じて自分から降りたらしい。
(昔のことだから、記憶が曖昧で、他の人と間違えているかもしれんが)
そして、影武者の撮影が始まったころから急に黒澤を悪く言うようになった。
影武者と同じ年の工藤栄一の影の軍団に出演して、アメフトの格好をした忍者の役で
喜んでいたおめでたい人でもある。
はっきりいって、いやな奴だw
>”『無責任男』なんての撮ってきただけだからね”
これは監督やスタッフそしてファンに対し非常に失敬な発言だ。
植木一人で作ってたわけじゃないんだから。
163 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 23:35:37 ID:2W30WnyS
>『無責任男』なんての撮ってきただけだからね
これは、あくまで仲代と自分を比較しての話だからね
役者としてキャリアを積んできた仲代が端っこで、「無責任」の自分が真中なのはおかしいって意味あいだから
オーディションで落ちてから悪口を言うようになったんじゃなかったっけ?
音楽評論家の吉見悠子と一緒にやっていたラジオ番組で、黒澤叩きしていたな。
「あれだけ金をかければ誰だって迫力ある映像を撮れる」とか、低レベルの悪口ばかり。
反権威病患者みたいな人だよね。そういうの嫌いじゃないけど。
石井ソーゴは随分と戸井に引きずられたな。
165 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 23:38:47 ID:BqYf8lud
植木の本読んでると、言葉の端々から黒澤のことを
毛嫌いしてるという感じが十分伝わってくるな。
オファー受けたとき、何で僕が必要なんですかなんていう
嫌みったらしいことわざわざ言ってるし。
オファーされたことがそんなに迷惑だったのかな。
そんなに黒澤のことが嫌いなら、いくら子供達が同級生だからって理由だけで
そういう人の映画に出るなよって言いたいね。
読んでて久々に不愉快な気分だったな。
>>163 それは違うな。
植木のその言葉は仲代との比較があったから出てきた言葉じゃない。
植木は左翼活動家だった父親に自分の仕事を認めてもらえてなかった。
それが”『無責任男』なんての撮ってきただけだからね”
という言葉にも反映されてる。
何となく同属嫌悪みたいなもんじゃないの?
黒澤は若い頃プロレタリア芸術にも接近していた思想の持ち主。
政治的思想からは離脱したが、その思考法は終生残っていたと
思うよ。
共産主義思想と言うのは、元々は権威に楯突く以前に「社会的
不正を正す」というところから発展していった思想だろ?
(子供じみていて雑だが)
彼は、自分の映画の主人公の新米青年刑事(野良犬)や復讐鬼
(悪い奴ほどよく眠る)や、侍などに姿を変えて「社会的不正を正す」
という営為を繰り返してきたんだよ。
それはやっているうちに途中で潰されなけりゃ、自分自身が倒そうと
していた相手になってゆく、というプロセスに通じる。
植木にしてみりゃ結局はそのような権威になってしまった黒澤に
対して、自分自身の持つ同様な不潔さを嗅ぎ取ってしまったの
かも知れないね。
168 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/02(日) 23:46:28 ID:BqYf8lud
>>161 なるほど。この本で黒澤のイメージを悪くするために
その戸井って奴が脚色してる可能性が高いかもな。
>そんなに黒澤のことが嫌いなら、いくら子供達が同級生だからって理由だけで
そういう人の映画に出るなよって言いたいね。
子供が同級生だったからというのは
表向きの理由でしょ。
そうでもいわないと植木的にはカッコがつかない。
本当は「黒澤監督の映画に出られるぞ!!!」
だったんだろうけど。
植木は撮影前に入院した時、黒澤から
「この役は植木さんにしかできないから」
と手紙もらったとか自慢もしてたけど・・・
>>167 >共産主義思想と言うのは、元々は権威に楯突く以前に「社会的
>不正を正す」というところから発展していった思想だろ?
>(子供じみていて雑だが)
雑どころかメチャクチャ。
最後の三行は正解かも。
それより前の部分は、未熟すぎるよ。
黒澤映画のテーマは、「不正を正す」じゃない。そんなのはストーリーの上っ面だけのもの。
>>170 > メチャクチャ
というのをもう少し説明してくれないかな。
> 黒澤映画のテーマは、「不正を正す」じゃない。
「テーマ」ではなく「営為」と言ったんだよ。
「テーマ」は各作品ごとに違うよね。
226事件も、ポーランドの「連帯」の活動も、社会的不正を正そうとした人々によって起こされたものだよ。
これ以上は、スレッドの主旨から離れるので止めておく。
説明になっていないんだけれど。
> それはやっているうちに途中で潰されなけりゃ、自分自身が倒そうと
> していた相手になってゆく、というプロセスに通じる。
> 植木にしてみりゃ結局はそのような権威になってしまった黒澤に
> 対して、自分自身の持つ同様な不潔さを嗅ぎ取ってしまったの
> かも知れないね。
ということで
>>172氏はよいよね。
自分もここで止めておくけど。
717 名前:この子の名無しのお祝いに :2008/03/02(日) 23:51:27 ID:2W30WnyS
黒澤明総合スレに「わかっちゃいるけど、やめられない」に書いてあった
植木さんの辛口黒澤評を貼ったら、黒澤信者が必死なってるw
急に誰もいなくなったのが笑える
なんだかややこしい話をしてるスレなんだね
初めて黒澤映画を見たのが30年以上前 当時はニューシネマの時代だったから
自分的に黒澤なんて古くさい昔の人だったし三船敏郎なんて洋画で大物日本人役をやるだけのダイコンだと思ってた
実際黒澤映画は一本も見たことなかった 日本でも東映や日活の若い監督がもてはやされていたからね
そんな時見たい映画がなかったんでたまたま入った黒澤特集3本立て
用心棒、椿三十郎、隠し砦の三悪人
唖然呆然愕然 黒澤さん、三船さんゴメンナサイだったw
>>176 わかるなぁ…初めて触れた黒澤作品
俺は「酔いどれ天使」だったけど、目からウロコが滝のように落ちたよ。
4月からのBS2黒澤特集、全三十本やるらしい。
夕べのシネマ堂本舗、市川崑追悼特集の紹介で山本カントクが言ってた。
ここ数日のレスを一気に読んだ
昔から黒澤関連スレに粘着しているキチガイが
かつてないほど構ってもらって嬉々としている様子が如実に伝わってきて、
脱力笑いが漏れちゃったよww
>>177 実際は「黒澤の悪口をいうにはまず映画を見ておかずばなるまい」
と言う感じでした
見事に返り討ちw
キチガイの自演に笑えるW
>>141 仲代は途中で中座するから、
端の席を頼んでいたんじゃないの?
まあここでの植木の叩かれ方を見ると、
> 仲代達矢が来てね、”さすがですね、植木さん。やっぱり、植木さんに向か
> いに座ってもらってよかった。黒澤さんにあんなこと言える人、誰もいません
> から”てなことを言うわけ。
と仲代が言うのも分かるね。裸の王様だね。
そういう意味では、黒澤が寂しいって言っていたのは本当だね。
ただ寂しいのは「この仕事」じゃなくて、自分の性格の問題なんだけど。
えらい人を貶めるのって快感なんだろうね
ねずみ男みたいに
今日の IDは ksqTXOjF か
植木さんは成り行きから図らずも自分の実像とは正反対の「無責任男」の役割を振られて、
映画に限らずメディアの中ではずっとそれを演じ続けなければいけない立場のずっといた人だから、
映画とか演技っていう事に関して格上とか格下とかそういう意識が薄かったんじゃないだろうか。
重厚な大作だろうがアチャラカ劇だろうが、「虚構」に過ぎないっていう点においては等価、
ハートマン軍曹風に言えば「平等に価値がない」という意味で差別をしない、みたいな。
植木さんは確か乱の前後に武田鉄也の映画にオカマ爺さんの役で出てて、
武田が「黒澤映画にまで出て上り詰めた人なのにこの馬鹿を一生懸命にやってくれてなんて偉いんだ」
ってしきりに褒めてたんだけど、植木さん本人としては映画ってそういうものだっただけなんじゃないかと思う。
>>でも、僕には何も言わない。何の指示もないのね。その替わり、僕が乗ってる馬に文句を言ってるの。
馬だから、そりゃ動くでしょ。ジッとしているわけがない。
これが植木じゃなかったら、役者をどなってるよw
そういえば
「馬が勝手に動くんです」
と弁解する役者に黒澤が
「馬に乗ってるのはお前だろう!」
と怒鳴ってるメイキングがあったな。
植木を怒鳴って萎縮されたら困ると思ったんだろうな。
>映画とか演技っていう事に関して格上とか格下とかそういう意識が薄かったんじゃないだろうか。
本人にはなくとも、植木の父親にはあった。
だから、父親には認めてもらえない事をしてると
植木にはその事がずっとコンプレックスとしてあっただろう。
”『無責任男』なんての撮ってきただけだからね”
というのは植木のというより
植木の父親から見た評価だろうな。
187 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/03(月) 18:16:26 ID:zjc/P5Ui
本人が語るところによるとスーダラ節で俺も終わったと思ったんだって
そんで父親にみせたところ作詞の青島幸男の
「わかっちゃいるけど、やめられない!」これは只者ではないと言った
黒さんは植木を使いたがってたが売れっ子でつかまらなかっただけのはなし
植木がNHKに出演して言ってたな。
スーダラの歌詞を聞かされて親父は、
親鸞上人の教えに通じるものがあるとか。
映画板住人なら知ってて当然の話を今更書き込まれてもなぁ……
190 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/03(月) 22:50:52 ID:R6M09NRL
>>139 馬に文句
大島渚は戦メリでトカゲに本気で怒っていたと言う
監督はそういう生き物
まあ、有名な話ではあるけれども、
目くじらたてることもないやね
193 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/04(火) 03:32:21 ID:BPosAzRi
大島vsトカゲは、武のオールナイトニッポンのネタ。
助監督時代から 「馬の扱いで苦労してきた、」との黒澤によると、
馬は人を値踏みするらしいから、怒鳴るのも必要、っつー事。
影武者落馬で素性バレ、ってのも、ソレが前提だろ。
面白いね。
馬買い商人と馬がお互い値踏みしあってしまいに
「この馬はどこのプロダクションだ!」なんつっちゃって
黒澤組の重鎮でスクリプターの野上照代さんが、「明日への遺言」の脚本に
ほれ込んでいた。
野上照代の父は彼女が原作の「母べえ」でも描かれているように
左翼活動家だったため。投獄されている。
ただし、獄中死などしていないw
戦前の日本のイメージを悪くするため意図的に事実を捻じ曲げたのだ。
映画化した山田洋次が共産党ベッタリなのは有名だが
黒澤明の晩年に頻繁に黒澤宅を訪れている。
黒澤も若かりしころ左翼活動に従事しており警察の取調べを受けた過去がある。
そしてソ連の支援を受けてモスフィルム製作「デルスウザーラ」の監督。
ベトナム戦争当時はアメリカの反戦フォークソングの歌詞の日本語訳を
してたことが甥の証言により明らかになっている。
さらに「八月の狂詩曲」では長崎の原爆記念公園の共産圏からの慰霊碑を意味ありげに
写し、「アメリカのがないね」「原爆を落としたのはアメリカだから」と
親共産反米の姿勢を明白に示している。
これらが評価されたのか、来日したゴルバチョフから勲章を直接授与され
うれしそうに受け取っている。
「明日への遺言」の小泉監督は「黒澤監督に近づきたくて」、この映画の脚本を書いたのだという。
この言葉の意味をよく考えてみよう。
現在撮影中の「私は貝になりたい」の脚本は橋本忍。
橋本は黒澤に「この本じゃ、貝になれないんじゃないか」といわれたこと
を気にして、今回の映画化にあたり脚本を改稿している。
この三作とも、黒澤の娘が衣装担当なのは、はたして偶然だろうか?
今年から黒澤没後100年の記念事業が開始される。
これは黒澤明の日本共産化の陰謀計画が発動されたのに間違いない。
日本人よ警戒せよ!
196 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/04(火) 22:13:02 ID:I8GYpcfV
亡くなった市川が黒澤の才能を色々褒めていたがその内の一つに「作品のタイトルの付け方が上手い」ってのがある。
確かに上手いね、原作小説そのままのときもあるがシンプルで覚えやすくて印象に残るこれは最後までそうだった。
197 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/04(火) 23:14:55 ID:/eYYRYcH
黒澤が「どですかでん」を撮りたいと言ったら
四騎の会のメンバーだった市川は「暗いからやめよう」と反対したらしい。
>>195 左翼関係の話題で、黒澤と山田で大きく違うのは、
黒澤が芸術家協会以後は組合と距離を置いたこと。
これはイデオロギー上の選択じゃなくて、
映画製作の実務上問題があるからという実用主義からだった。
黒澤らしい話だと思う。
山田はずっと松竹の組合と一心同体だった。
山田洋次は、蔵原惟人流の古めかしい「プロレタリア芸術」観を引きずっている人で、そういう人を、
黒澤が受け入れるというのは、ちょっと信じられなかったな。
山田の方からよほど積極的に近づいて行ったからなんだろうか。
「男はつらいよ」シリーズ終了前後から、派閥外の人々と積極的に交際しようとしているふしがある。
深作欣二の葬式にも出席していたし。(生前から交流があったようだった)
平成20年2月20日 没後10年 黒澤明特集BS2で、全30作品を初めて集中放送!
日本を代表する巨匠のひとり、黒澤明監督が今年の9月6日に没後10年を迎える。
BS2では、溝口健二、小津安二郎とともに世界に評価されたこの名監督に焦点をあて、
4月にから12月にかけて全監督作30作品すべてと、黒沢明のエピソードなどを紹介するミニ番組(30本)など、
特集番組を放送する。
○ 黒澤監督作品の放送予定(各作品の内容は別紙参照)
4月 5日(土)午後9:00〜 「羅生門」(1950年)
4月19日(土)午後9:00〜 「用心棒」(1961年)
5月 3日(土)午後9:00〜 「椿三十郎」(1962年)
5月 5日(月)午後9:15〜 「野良犬」(1949年)
5月 6日(火)午後9:15〜 「姿三四郎」(1943年)
5月 7日(水)午後9:15〜 「続姿三四郎」(1945年)
5月 8日(木)午後9:15〜 「一番美しく」(1944年)
5月 9日(金)午後9:15〜 「虎の尾を踏む男達」(1945年)
5月10日(土)午後9:15〜 「わが青春に悔なし」(1946年)
5月24日(土)午後9:00〜 「素晴らしき日曜日」(1947年)
6月 7日(土)午後9:00〜 「酔いどれ天使」(1948年)
6月21日(土)午後9:00〜 「静かなる決闘」(1949年)
7月 5日(土)午後9:00〜 「醜聞(スキャンダル)」(1950年)
7月19日(土)午後9:00〜 「白痴」(1951年)
8月 2日(土)午後9:00〜 「生きる」(1952年)
9月 1日(月)午後9:00〜 「生きものの記録」(1955年)
9月 2日(火)午後9:00〜 「蜘蛛巣城」(1957年)
9月 3日(水)午後9:00〜 「どん底」(1957年)
9月日6(土)午後8:00〜 「七人の侍」(1954年)*黒澤明監督命日
9月20日(土)午後9:00〜 「隠し砦の三悪人」(1958年)
10月 4日(土)午後9:00〜 「悪い奴ほどよく眠る」(1960年)
10月18日(土)午後9:00〜 「天国と地獄」(1963年)
11月 1日(土)午後9:00〜 「赤ひげ」(1965年)
11月15日(土)午後9:00〜 「どですかでん」(1970年)
12月 6日(土)午後9:00〜 「デルス・ウザーラ」(1975年)
12月20日(土)午後9:00〜 「影武者」(1980年)
12月22日(月)午後9:00〜 「乱」(1985年)
12月23日(火)午後9:00〜 「夢」(1990年)
12月24日(水)午後9:00〜 「八月の狂詩曲」(1991年)
12月25日(木)午後9:00〜 「まあだだよ」(1993年)
*各作品冒頭に「シネマ・プレビュー」3分間の「黒澤明入門」、末尾に「シネマ・レビュー」(詳細後述)を放送。
<関連番組>
○ ミニ番組「私と黒澤明」(20本)
黒澤作品に感動し、影響を受けた各界の人々に、黒澤映画の面白さ、魅力を語ってもらう5分ミニ番組。20本制作し、3月上旬からBS2を中心に随時放送。
3月に登場する出演者は、野上照代、さいとうたかを、阿木耀子。
○ 「シネマ堂本舗 黒澤明スペシャル」〜没後10年 全30作品の魅力〜 放送 BS2 4月4日(金)午後9時〜10時30分
4月5日「羅生門」からスタートする黒澤映画全30作放送を前に、黒澤映画の素晴らしさを伝える90分番組。黒澤作品を知っている人には改めてそのすごさを、
知らない人にはその面白さを、30作品の紹介とともに、演出・技術・脚本など様々な側面から紐解いていく。
司会は山本晋也、関根麻里。ゲストに仲代達矢さんほかを予定。9月6日、黒澤監督の命日に「七人の侍」を放送するが、その前々日に第2弾を放送予定。
○ ミニ番組「黒澤明入門」(30本) 放送 BS2 黒澤映画放送直前の3分間
黒澤明の映画に生涯をかけた人生とさまざまなエピソードを紹介するミニ番組。映画をより一層楽しんでいただくため各作品の冒頭に編成する。 ナレーション 井川比佐志
○ 「シネマ・プレビュー」(1分)「シネマ・レビュー」(10分程度) 放送 BS2 黒澤映画放送の冒頭と末尾に編成
山本晋也氏と渡辺俊雄・衛星映画支配人が映画を観る楽しさを伝える解説番組。黒 澤作品全30本を、語り尽くす。視聴者の方から送られてきたご意見や感想も紹介。
○ 映画編成に先立ち、「没後10年 黒澤明特集」ホームページを開設。放送作品の内容を詳しく紹介。
また視聴者の皆さまからの黒澤映画についての思い出やキャッチコピーなどを募集。(3月上旬オープン)
なんで山本晋也みたいなスットコドッコイを使うの?
さいとうたかを、出るのなら、
自身のまんま「用心棒」な漫画を解説すれば面白いのに。
205 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 03:21:43 ID:z9/dKL+y
山本晋也って黒澤アンチだろ。こんな奴使うの止めてくれよ全く。
206 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 03:45:33 ID:XlTpYjzz
黒澤崩御の日のトゥナイトで山本晋也が涙ぐんで逝ってたな。
本木Pが野垂れ死にで発見された時、どうか!葬儀仕切ってやってくれ!と
黒澤邸に直訴しに逝った、と。
拒否されたら
本木の棺桶を黒澤邸玄関に持ち込む用意まであったらしい。(まるで朝鮮)
あの時、拒否する黒澤さんの弱気な事と言ったら・・・とも逝ってた。
(強気、威圧的に拒否するより 人柄が出ててイイと思うけどね)
最後は 黒澤さん、あの時御免なさい・・・と嗚咽抑えてたけどな。
207 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 08:13:53 ID:z9/dKL+y
>本木の棺桶を黒澤邸玄関に持ち込む用意まであったらしい
ほんとかよ。常識のある奴がやることじゃないな。まるで基地外だ。
こんな奴に黒澤の映画語る資格ないし、語って欲しくない。
NHKに抗議してくるか。
えーと、確か直訴は電話だったはず。
本木の死を黒澤に知らせる電話をかけたら、意外なほどにオロオロした返答ばかりで煮えきらない黒澤に怒って、
「かつての盟友が死んだってのにあんたは顔も出さないのか!?」みたいな感じで詰め寄り、
その勢いで「あんたが来ないならこれから棺桶持って押しかけるぞ」みたいな事を言った、という経緯だと思った。
山本ってああ見えて日芸時代は応援団長やってたりしてバリバリの武闘派だったから、
その辺の素地がこの一件の時には出てしまったんだろう。
ろくな映画撮ってませんよねって言われてキレる人だよね
今の肩書きは映画評論家なんだろか
しかし本木というのも数奇な一生を送った人間だよな
かつての出演者で仲代以外誰がゲストとしてくるだろうか。
香川京子はほぼ出てくるかな?最近自伝の本を出してるんで宣伝も兼ねて。
土屋義男は出て来るだろう
あと、寺尾聡 賠償美津子 リチャードギア
>>198 黒澤のプロレタリア画家時代のポスターに
「失業保険を作れ」というのがあった。
イデオロギー云々より、きわめて実用的w
>>199 「息子」を見て気に入り、「山田君、ウチに遊びに来ないかな」
みたいなきっかけだったと思う。
大林も「さびしんぼう」がきっかけで付き合いが始まって
「夢」のメイキングを撮らせたりもしてたんだけど
その後・・・
なんだかよくわからんが
よくわからんレッテル貼られるのも気分悪いもんだなあ
>>202 全部取ってようつべかニコニコにあげてくれ
219 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 19:57:32 ID:QSuycLcs
最近黒澤も推薦していた『かくも長き不在』と『遙かなる戦場』を初めて見たが良い映画だったな。
個人的に溝口や成瀬あたりに興味を持ったのも生前の黒澤が絶賛し敬意を込めて語っていたからだ。
ジョン・カサベテスの『グロリア』ともなにかでずいぶん褒めていて見たらこれも良い映画だった。
全て当たりとはいかないが、教えられることが多かったな。
でもフライシャーをあんなに貶すことはないと思うよw良い監督じゃん。
>最近黒澤も推薦していた
最近推薦していたのかと思ったぞ。
黒澤はアメリカ映画については、もしかして、ハリウッドよりもN.Y.派が好きだったんじゃないかな。
カサベテスやシドニー・ルメットを高く評価していた。
ルメットとは、プライベートでも交際があった。
「タクシー・ドライバー」のことは、どう思っていたんだろう。
もうちょっと長生きしたら、マイケル・マンあたりも評価したような気がする。
フライシャー嫌いというのは、「ミクロの決死圏」だけを見ての評価なのかな。
実際に会っても、ろくに会話もせず、「ケチャップ野郎」とひどい陰口。
ああいう、いかにもハリウッド的な雰囲気を漂わせる監督が嫌いだったのかも知れない。
マイケル・マンはN.Y.派じゃないけどね。
いかにも都会的な映画を撮る監督ということで。
222 :
土屋義男:2008/03/05(水) 20:59:06 ID:aRzXoLzN
黒澤さぁーん
223 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 21:03:50 ID:aRzXoLzN
フライシャーはトラトラトラの監督なんだから
むべなるかなだよ
>>220
フライシャーを嫌っていたことが、「トラ!トラ!トラ!」トラブルの原因のひとつだったんだよ。
「黒澤vsハリウッド」読んでない?
黒澤映画の魅力はシェイクスピア劇、西部劇、講談、古典、ロシアアバンギャルドetcの要素を
一挙に異様な力技で締め上げようとした結果の「いびつさ」だと思う。
うまく綺麗に纏めた「羅生門」がどうしようもなく詰まらないのは黒澤的破綻が無い、その一点でしょうな。
虎虎虎をやってればその後も違ってたと思うんだがなあ
>>225 起承転結なしでエピソードを数珠つなぎにした「羅生門」ほど、いびつでスリリングな作品はないと思うけど。
228 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 23:09:05 ID:z9/dKL+y
>>208 電話だろうなんだろうがそんなことをしようとしてた山本晋也は
基地外としかいいようがないな。
よくもこういう番組に出てこれるもんだな。
どのツラさげて出てくるんだか全く。やっぱりNHKに抗議しなきゃ駄目だな。
>>228も例のキチガイだから相手にしないようにな w
230 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 23:36:05 ID:aRzXoLzN
山本晋也はちょんこだということですね
231 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/05(水) 23:42:56 ID:z9/dKL+y
>>228 実際に抗議して、山本がNHKに出られないようにしてくれ。
233 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 00:23:32 ID:ez6yvvvW
何で「乱」が駄作なんだよ!
>>211 うーん、山本晋也の
>>206のエピソードは
前にも聞いたことがあったけど、面白いと思う。
おろおろしてたってのは、誇張じゃなくて本当のような気がする。
植木の件で返事もせずに部屋を出ていったって時もそうだけど、
困惑してどうしていいんだか分からなくなっちゃう瞬間が黒澤にはあるんだと思う。
文字通り「言葉を失う」ってやつ。
本木の話題で、黒澤がそんな状況になった。
それは、黒澤自身、本木のことを扱いかねていたと言うか、
どう考えていいのかよく分からなかったんじゃないか。
黒沢「清」が伊丹十三の死後に、
いつか和解する瞬間がふと訪れるんじゃないかとそう思っていた
と言っていた。(「スウィートホーム」の報酬と編集権で二人は揉めて裁判になった)
そんな気持ちが黒澤にもあったのかも知れない。
少なくとも黒澤は「あんな奴のことはしらない」と電話を切ったりはしなかった。
それがとても貴重な証言だと思うのです。
山本晋也、黒澤に対して失礼ではあるがGJ!というか
12年くらい前、山本晋也が上岡龍太郎司会の邦画を特集した番組に出演したときの事。
椿三十郎が大好きと書かれた視聴者からのハガキを女性アシスタントが紹介していると
上岡が「でもね、黒澤明が日本の時代劇を目茶目茶にしたんですよ」と批判したら
山本は反論せずに「うーん・・・様式美が無いよね」と言っていた。
この人アンチだね。
>>236のような短絡単純者はテレビのバラエティ番組ですら見る資格はない。
映画も見るなよ。
短絡単純者は上岡だろ
239 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 02:25:35 ID:BhI/vj3U
歌右衛門命の上岡、御大手ずから演芸大賞授かったんだから本望だろうに
いまは亡き2人に乾杯。
山本が「でもね、黒澤明が日本の時代劇を目茶目茶にしたんですよ」
って言ったからアンチっていうのならまだ理解できるんだが
黒澤好きなら反論するだろ。
「うーん・・・様式美が無いよね」だぜ。
おれの記憶では
>>206の黒澤邸に直訴は間違いで
>>208の電話で直訴が正しい。
それに山本しんやは黒澤を優柔不断な小心者とバカにして
黒澤にそこまで言ったことを自慢しているようにしか見えなかった。
トウナイトの他の出演者は明らかに困惑して固まって、気まずいまま終わった。
山本が涙ぐんだり謝ったり嗚咽抑えたりしてたのは記憶にない。
黒澤優がトウナイトにゲスト出演したときは(山本はいなかったと思うが)
司会が「おじいさんの事聞いていい?いやじゃない?」
と話しかけて、やけにやさしかったな。
243 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 04:00:53 ID:C22vB100
おれの記憶では涙ぐんでたよ。しかしそれは本木に対してって感じだった。
>>228 キチガイ・クレーマーの発想だなこりゃ。w
世間に迷惑だから氏ね
用心棒以降、東映時代劇はウソっぽい、が庶民のコンセンサスになっちゃったね
それを悲しむあまり黒澤を逆恨みする人の気持ちもわかるけどw
246 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 08:32:20 ID:8ZcR0erh
>>244 お前も基地外の山本晋也も世間に迷惑だからさっさと一緒に死ね。
そして仲良く地獄に落ちろ。
247 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 08:42:42 ID:8ZcR0erh
>>235 面白いとか、GJとかふざけてんのかキサマは。
キサマのようなやつは本木のように野垂れ死にしろ。
低レベルの
>>228が死んじまえばこのスレも平和に
なるんだがW
カスはどうでも貴殿が高レベルにすれば良い事。
話の流れがどうであろうとともかく自分の独り言に持っていって、みんながいない平日昼の間に
スレッドを占領しようとするのは止めなさい。
まるで太平と又七の罵り合いのようだな
今迄あった女優で一番いい女だと思ったのは?と聴かれて
井筒「それは安田成美さんやね」だって
今迄安田の話なんかしなかった癖に
安田がシネカノンに庇護してもらうようになってから安田を誉めちぎってやんの!
この自称監督にはポリシーも何もないのだな
>上岡が「でもね、黒澤明が日本の時代劇を目茶目茶にしたんですよ」と批判したら
>山本は反論せずに「うーん・・・様式美が無いよね」と言っていた。
正確には黒澤方式を監督に無理強いした東映の重役連中なんだけけどな
黒澤三十郎二部作の影響で時代劇の殺陣がおかしくなったのも事実
それまでは現実音なんか入れないもっとヒラヒラした美しいものだったのに
60年代から世界の映画は崩壊していったから自然の成り行きと言えるのかもしれないが
>>252 それ、あちこちに貼ってるな。何なんだよ。
>247
”Interesting"という意味合いにおいては俺も「面白い」と思うが?
>本木のように野垂れ死にしろ
この発言の方がよっぽど「ふざけて」るじゃねぇか。
本木氏に対する侮辱以外の何物でもない、万死に値する。
子供の頃、椿三十郎を観てきた兄貴が
ドバァ〜ブシュ〜って血がスゲェーんだ
って興奮して話してたのを思い出したw
>>253 東映の重役たちは「黒澤方式を監督に無理強い」なんかしてないよ。
集団抗争時代劇だって、当時にしても東映内の反主流派だった。
任侠路線に転換する直前まで、東映時代劇の主流は「ヒラヒラした美しいもの」だった。
沢正を祖とした、いわゆる「時代劇」が元々様式美に名を借りた目茶目茶な奇形文化だったわけで、
そうしたコスチューム・プレイ的「目茶目茶さ」を排除して歴史劇に近づけようというのが黒澤の試み。
それを「目茶目茶にした」って批判するある種の本末転倒さ加減を上岡地震もある程度狙って発言してるよな、
大島渚の「天草四郎時貞」(1962)なんか、
会社は反対する人も多かったけど、
大川橋蔵が是非ということで決まった企画だ。
会社もスタッフもキャストも商売なんだから、
客離れを心配するのは当たり前。
当時の黒澤の映画には、今見て感じるよりも
ずっと(相対的に)大きな魅力があったでしょうし。
けど用心棒以降でも東映には花山大吉で楽しませてもらいました。
>>257 つーか任侠路線に転換する直前っていつだと思ってるの?
>>257 集団抗争時代劇が三十郎二部作の影響って何それ?
無理強いの話とも全く関係の無いことをつなげてもっともらしく言ってるだけだし
本当に頭悪そうだな
265 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 19:04:51 ID:TQTMjDH/
衛星の特集楽しみだなー。毎回は見れないだろうけど、見れるときは
見よう。数作は今まで見たことないから、なおさら楽しみだ。
いつまでスレ違いの話してるんだ過疎監督スレの糞どもが出張してんじゃねーぞこら!
267 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 20:33:18 ID:e08f5vtT
上岡龍太郎って土屋嘉男と仲がいいから、それほど黒澤嫌いでもないと思うがな。
270 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/06(木) 21:12:22 ID:8ZcR0erh
>>255 お前は山本と同じ大の黒澤アンチらしいから、
黒澤がそういう脅迫めいたことされてオロオロしてるさまが
おかしくてしょうがないんだろうけどな。
そうでないなら面白いなんて思える話なんかじゃないはず。
> この発言の方がよっぽど「ふざけて」るじゃねぇか。
本木氏に対する侮辱以外の何物でもない、万死に値する。
お前みたいなふざけた奴が許せないからそう言ったまで。
あと本木がそういう死に方をしたのは彼の自業自得だ。
271 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/07(金) 04:57:20 ID:R6CX7KmG
黒澤組の貴重な証言者のんちゃんは本木について何か言ってる?
黒澤って弱くてショボい奴だったんだなw
そんなの誰でも百も承知。
ノイローゼになって奇行を繰り返すは
自殺未遂するは
増村保造と酒飲んだ時は俺はもう駄目だーと愚痴って泣き出すは
こんなに弱い人はいないと思えるほど。
誰もが百も承知のことを書いても荒らしにはならないぞ。
「暴走機関車」突然延期の件も誰かドキュメンタリ書いてくれないかな。
後、ロシアにいくつかある「デルス・ウザーラ」本の翻訳。
ロシア語は読めないので。
弱くてショボい監督だったら蜘蛛巣城の弓矢シーンは撮れへんで。
このスレの皆さんはシナリオ全集全巻持ってるんですか?
277 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/07(金) 22:14:55 ID:KHHMlkiD
>>272 お前なんかよりはショボクもないし弱くもないよw
278 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/07(金) 22:46:31 ID:KHHMlkiD
>>273 >増村保造と酒飲んだ時は俺はもう駄目だーと愚痴って泣き出すは
増村なんかとは関わったことないはずだけど、
誰かと間違えてないか。
280 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/07(金) 23:17:19 ID:rB1hsSv7
黒澤と増村は2回会ったことがある。
1回目は増村が新人だった頃。
2回目は隠し砦の三悪人を撮影してる黒澤の元を増村が訪ねたとき。
公になった以外にも会ったんじゃないの?
冠婚葬祭とかあるしね。
283 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 01:14:00 ID:F+Jlbl4I
>>278 確か、キネ旬に載った増村のエッセイにその話が出てきてたよ。
いま手元にある「世界の映画作家3/黒澤明」(昭和45年刊)の中の座談会では増村はこう発言している。
「あんなにもろい人はいない。酔っ払って泣いて、目の見えないことを訴えて」
「ぼくは黒澤さんのサングラスがすごく悲しい。(中略)二、三年前から黒澤さん、目が悪くなってるんだ。」
「眼障害らしい。酔っ払って言ったことだから三倍ぐらい誇張されているとみても、それは本当らしい」
この言い方だと、もう少し何回かは会っているような感じがする。
昭和45年以降にも会っていても不思議ではないし。
黒澤は元々幼少期は精薄児というか幾分知恵遅れ気味だった。
その後一気に遅れを取り戻すが、成人してからも電話などは苦手で
まんぞくに電話をかけることも出来なかったらしい。
一種の自閉症的な部分を抱えた躁鬱気質であろう。
自分の得意分野では力を発揮するが、環境が一変すると限りなく
鬱状態になる。(これが自殺未遂を引き起こした。)
黒澤の人となりや映画に強度に執着する人間にも、同様な資質が
見られる場合が多いので、所詮は尊敬すべき「他人」であり、優れた
「”たかが”映画」だ、という割りきりが必要だろう。
黒澤和子が今
テレビに出てるよーーー
>>284 その調子で頑張って日本語の勉強をするんだよ。
あと50年ほど頑張れば小学生に追い付けるだろう。
>>284 尊敬する相手であれば、自分との共通点を見つけようとするしね。
惹かれつつも、そういう自己を一方で冷静に客観視できる様にしないと。
いざと言う時に、踏みとどまれる様に。
また「自己」かい。
>>288 極端な人は、いつもと正反対の極端に突っ走る事がある。
何事も程ほどのバランス感覚も必要だ。
手が付けられない馬鹿だ、こりゃあ
292 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 02:26:40 ID:fc6DuNQK
>>283 それは初耳だな。
会社が違うのにどういうつながりなんだろうな。
そんな広い業界でもないし、縁はいくらでもあるともうが
>>292 映画人どうしは、同じ会社であっても同じオフィスで机を並べるわけじゃないしね。
石原裕次郎なんか、日活内よりも他社の方が親しい役者仲間は多かった。
増村は大映東京でしょ。
だから「静かなる決闘」の時に会ってる。(「羅生門」は大映京都)
黒澤が助監督室に遊びに行っているから。
既に「野良犬」の脚本書きはじめてたんでしょ、黒澤は。
夏の描写について増村と話していたはずだから。
296 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 03:01:21 ID:fc6DuNQK
接点らしきものがないし、やはり増村のほうから近づいてきたのかな。
まあ別にどうでもいいことだけど。
>>295 それこそ初耳。夏の描写について増村が黒澤に意見を言ったの?
黒澤は助監督室によく行って
「これ、君たちならどう撮る?」
と言って、助監督たちの意見を聞いていた。
299 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 04:39:55 ID:fc6DuNQK
黒澤自身が言ってたのを読んだことがあるんだが
なんだったかは忘れた。
わかる人は教えて。
302 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 08:03:46 ID:iLqWEVSn
>>273 浦山(キューポラ)桐朗と勘違いしてるんだろうよ
303 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 09:01:54 ID:fc6DuNQK
( ´,_ゝ`)プッ
BSってテレシネは自分でやるんだろうか
それとも東宝から素材を借りてそのまま流すのかな
307 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 17:52:28 ID:KdPzQTHW
>>298 「映画監督 増村保造の世界」、もう絶版かな。
増村にとって溝口と黒澤は乗り越えるべき目標だった、両者について語った文章は
あたかも自分について語っているようだったし。
黒澤が増村について語っていたのは『大地の子守歌』を褒めたときくらいかな?
>>306 BSってNHK-BSのこと?
テレシネは自分でやるよ。
NHK様ですから。
311 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 20:13:28 ID:fc6DuNQK
>>302 そうか浦山のことか。
こいつは晩年アル中で、奇行を繰り返してたらしいからな。
増村のファンがデタラメな事言ってたわけか。
313 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/08(土) 22:06:20 ID:Tsc0JxFo
フォレスト・ウィテカーが「夢」の兵隊のシーン褒めてたよ。
黒澤と浦山を間違えるわけないだろ。
あと、浦山は監督になった以降は泣きじゃなくて絡み酒だ。
>>283 今でも都会の大きな本屋なら重版が置いてあるね、その本。
例の馬鹿だと指差された後にも同じIDで堂々と現れて更なる馬鹿さを晒す
>>311は処置なしですな。
317 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 02:48:42 ID:sTpLdh0g
>>316 しつこい野郎だな。下らん自演は止めてとっと消えろ。
318 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 04:12:38 ID:+H3ZEoTX
俺がアル中になったのは黒澤のサントリーCMのせいだ!
今日の午前3時35分からNHKで黒澤特集をやっていた。15分間。
作品のダイジェスト紹介みたいのだった。
321 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 22:20:04 ID:GfAJckR5
>>313 「乱」の原田美枝子の演技も絶賛してたな。
黒澤嫌いな俺でさえあの原田美枝子はすごいと思ったんだからなあ
とにかく一人であの乾燥映画の官能部分を支えた原田よ
あんたは偉い。
原田主役にすりゃあ良かったんだよ。な、ウイテカー
323 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 23:48:54 ID:GfAJckR5
絶賛してたのは襖を閉めるシーンなんだが。
凄い迫力があるって。
324 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/10(月) 00:02:26 ID:6JP8nZFe
>な、ウイテカー
こいつ寒すぎるww
325 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/10(月) 00:20:56 ID:g1Hhv8Sl
俺でさえ…ねぇ
326 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/10(月) 00:30:09 ID:6JP8nZFe
黒い鶴瓶に褒められても嬉しくねーよ
さすが2ちょんねるwwww
黒澤明監督の「乱」に25歳で出演したときは、黒澤さんの「蜘蛛巣城」の山田五十鈴さんを超えようと本気で思ってました。
でも、試写を見たら愕然(がくぜん)としました。
五十鈴さんはいるだけで空間を自分のものにしていたのに、映像の中の私には女としての太さが全然なかった。
「蜘蛛巣城」に出演していたころの五十鈴さんが40代だったこともあって、
「生きるしかない。人間として大きくならなければ」って痛感しました。
演技に納得がいってないのを黒澤さんに伝えたら、「あれはあれでいいんだよ」といわれました。
全身全霊でぶつかっていった私を黒澤さんは包んでくれたんですね。
「乱」の試写で愕然…ひとりごと原田美枝子
ttp://www.zakzak.co.jp/gei/2006_11/g2006113018.html
329 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/10(月) 02:46:50 ID:l4YtnonX
ぴちぴちちゃぷちゃぷ
>>328 松田優作さんの息子さんは2人とも俳優になってますね。
龍平は「美枝子とやりてーな」なんていって、周りのひとは「どこのミエコ?」って驚いてるみたい(笑)。
なんちゅうガキだw
331 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/10(月) 16:44:41 ID:0ZvOQeLP
乱が見たいのにどこにも乱が置いてない…
シェイプアップ乱ならブックオフに行けばある…
メイキング乱を見たが、黒澤監督は天皇ってより、
とにかく大人数のスタッフや役者エキストラを動かして、
自分のイメージする映像を作り上げるのに大忙しって感じだったな。
333 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/10(月) 20:58:30 ID:viiblo95
>「乱」に出る前の22歳のころ、自分でプロデュースした主演映画「ミスター・ミセス・ミス・ロンリー」が興行的に失敗して、とても落ち込んだんですけど、「愛を乞うひと」の助監督の方が「僕はあの映画を見て、この世界に入った」と言ってくれた。
脚本の 刹那 ってのも原田本人だよな。
今22歳のタレント、つったらガキだよな。
シェイプアップ乱なつかすぃ〜〜〜www
オカンに「こんなもん読むな!」って怒られたなあ〜。
>>320 「大平洋ひとりぼっち」の後、BS2でやってたんと同じプログラムかな?
阿木燿子やさいとう・たかをが出てたの。
336 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/12(水) 09:57:41 ID:lFBV4205
醜聞を観た。
現代でリメイクしやすそうな作品だね。
けどああいう話がシリアスに展開するのは、
黒澤独自の演出の腕力のおかげだと思うよ。
普通の人がやるとちょっとピント外れた話になっちゃうと思う。
「コミック雑誌なんかいらない」は、
その辺りを逆手にとってうまくやっていたと思うけれど。
タイトル忘れたけど山本貴嗣の漫画に乱を題材にした作品があったな。
三の城や黒澤監督も出てくる。
339 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/13(木) 00:42:37 ID:9JzJlDiE
340 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/13(木) 00:57:55 ID:U2iKAfq+
ああ、残念です。ご冥福を祈りましょう。
341 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/13(木) 02:27:10 ID:kIuW05gH
根岸さんって結局一度も 赤ひげ 観てない、いまだに観れないって言ってたような・・・
観ないまま逝ってしまったのかなあ・・・
342 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/13(木) 02:43:27 ID:fKv6B/6a
根岸さんは世間で黒澤監督が女性を描くのが下手だって言われていることに反論してたな。
343 :
アナタハン:2008/03/13(木) 05:50:03 ID:I8aEdHQg
殺し合いをしてもらいます
女王。
「どん底」の夜鷹が良かったなぁ
一癖ある女を描くことについては決して下手じゃないと思う。
こないだ「近松物語」見たんだけど、後半熱病につかれたように不倫
につっ走る「おさん」なんて、黒澤が描いたらもっと良くなるんじゃ
ないかなと思ってしまった
おくに「おっとつぁんの最後は安楽だったでしょうか?」
赤ひげ「安楽な最後だった。」
保本は赤ひげの言葉に
自分が見た六助の息を引き取る前の苦しむさまを
思い出して、怪訝な表情を浮かべる。
おくに「そうでなくっちゃ・・・・
そうでなくっちゃね。
死ぬ時ぐらい、安楽でなけりゃあ
おっとつぁんの人生あんまりですものね。」
六助の臨終の姿。
大きく最後の息を吐く。
347 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/13(木) 19:10:58 ID:Ub1RhYHo
赤ひげの出演断るつもりで撮影所行って結局受けちゃったんだよね。
頼られると期待に応えずにいられない性格で
「十分間だけたよられてやろう」って。
>>346 いかん、涙出てきたよ
六助が死んで、長屋を出る保本の背中を押すように風鈴が鳴るシーンと
杉村春子をダイコンで殴るまかないのおばちゃん達
貴様俺の関係に昇華して女談義をする保本と森半太夫
そしておくにのこのシーンが好きなんだ
ご冥福をお祈りします
↑六助じゃない、佐八だった ごめんなさい
赤ひげ「安楽な最後だった。」
原作では、この台詞保本が何の深い意味もなく
言う言葉で、普通にさらっと読み飛ばす箇所。
そもそも、「おくに」は自分の旦那が泥棒したことを
奉行所に訴えたのだが、自分の亭主を
訴えるとはけしからんと捕まってしまうという設定。
読者が?となる。
映画はこのエピソードを非常にうまく
脚色してる。
原作よりもずっといいし、好きだなあ。
黒澤菊島橋本の脚色力は異常
脚本を若い人と組んで育てなかったのは、晩年ちょっと残念
353 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/13(木) 22:24:56 ID:bslUL4od
>>351>>352 完成後10年間塩漬け状態だった「砂の器」のシナリオを"山田洋次"
が執筆した時に山田は"橋本忍"から様々なアドバイスを受けた
らしい。「いつもアイディアが出るわけではないけど鉛筆から手
だけは絶対離すな!」等の精神論まで。
根岸明美さんは「生きものの記録」「どですかでん」でも良かったね。
合掌。
355 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/14(金) 20:57:46 ID:qBpdC3zc
広島ホームテレビで今晩1時15分から「乱」が放送されます。
文化講演会 「黒澤映画が伝えたもの」 映画評論家 佐藤 忠男
3月16日(日) NHKラジオ第2 21:00-22:00
3月20日(木) NHKラジオ第2 17:00-18:00 (再)
佐藤忠男は、まだ七人の侍を
自衛隊肯定の映画と見做しているのですか?
映画は色んな見方がある、そういう解釈があっても当然だろ?
359 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 02:15:48 ID:USivBFVV
隠し砦の雪姫/上原美佐 って5年前に亡くなってたのな。
ソースは唐沢俊一のブログ。
>358
何事も限度があるだろ。
自衛隊肯定=戦争大好き野郎って言われてんのと同じじゃないか。
人を楽しませるために必死で映画作ってこんなこと言われたら
たまらんよ。
361 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 03:30:53 ID:WbEoWCME
>>357 >自衛隊肯定の映画と見做しているのですか?
悪意を持った見方をしてるからそういうアホみたいな発言が出るんだろうね。
佐藤忠男だろ。
今さら何を期待してるんだよw
二十四の瞳をみて、戦争加害者としての観点を描いてないって言う人だし。
BSでやってた木下のドキュメンタリーでも日活アクション映画に対して
「強い者が正しいってのはおかしい」とか言ってたけど見当違いじゃねえか?
>>359 それホントかぁ?ソースが唐沢って。。。どうせ裏トリなんかしてないだろ(W
「関連してマイミクさんからのコメントで、『隠し砦の三悪人』の
雪姫、上原美佐さんも5年前に亡くなっていたことを知る。
『隠し砦』で雪姫、『日本誕生』でクシナダ姫、『戦国群盗伝』
で小雪姫。その数少ない出演歴で、これほど“姫”率が高い
女優さんは他にいなかったろう。」
調べてみると唐沢のホームページの裏日記で
根岸さんの事と一緒にこう書かれていたが、
ウィキペディアでは彼女の没年がないね。
酔っぱらった木下恵介に、あんたは男だっていわれたそうだ。
木下恵介がつきあってた女性は、そんな自分と元女性の東山千栄子だけ
ってもの凄いことも書いてた。
まあ大女優なんて、男性的な強さがないと生き残れないとは思うが。
>二十四の瞳をみて、戦争加害者としての観点を描いてないって言う人だし。
だからといって佐藤は「二十四の瞳」を否定はしてないけどね。
ただ、佐藤のいってる視点が映画を見るということで考えれば
全くずれてるのも事実だ。
そもそも「二十四の瞳」はあの戦争とは何だったのか
総体的に描こうとしてるわけではない。
木下が最初から意図してないことを持ち出してきて
描けてませんなんてのは重箱のすみつつきにもなってない。
佐藤は頭でこねくりまわさないと
映画を見た気になれないんだろうな。
何じゃこれ?高峰秀子スレと誤爆してた。すまん。
正直混乱した
372 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 20:00:25 ID:be/Wm0Pd
373 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 20:24:52 ID:xNF9jkHG
文化講演会
チャンネル :ラジオ第2
放送日 :2008年 3月16日(日)
放送時間 :午後9:00〜午後10:00(60分)
「黒澤映画が伝えたもの」
映画評論家…佐藤 忠男
374 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 20:49:06 ID:WbEoWCME
>>372 木下が? ホモなのに女と結婚なんかするかw
375 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 21:55:07 ID:szQIMDhr
376 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 22:02:38 ID:szQIMDhr
>>369 「二十四の瞳」が戦争加害者としての日本人を描いてない、というのは佐藤先生ではなく、当時の批評界の大方の意見。
佐藤先生はそれに対して「そういう映画があってもいい」というような論調で擁護したんだよ。
佐藤先生の本だけが最近でも復刊されたりしてるから、間違えられやすい。
思い出した。
去年もここで同じことを書いたな。
俺も思い出したw 2chで読んだんだっけ。
最初は甘ったれた映画だと思ったが時代の空気みたいなものピタッと
合っていて、なんだかんだで感動したと。映画というのはそういうもんじゃ
ないかって。
380 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/16(日) 22:27:05 ID:WbEoWCME
佐藤先生w
わざわざ一年半前の記事を検索して探し出す必死さは何なの
383 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/17(月) 16:07:10 ID:dkDydQN4
日本映画専門チャンネルで「脚本家・黒澤明の仕事」という特集が始まるけど
お勧めはどの作品ですか?
詳しい方、教えてください。
>>383 「銀嶺の果て」
「ジャコ万と鉄」
「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」
「戦国無頼」
俺はこの4本しか見たことないんだけど
どれも面白かった。
ラインナップされてるならどうぞ。
>>382 ”佐藤忠男 二十四の瞳"でググって記事を見つけてくるのは本当大変な作業だったよ。1分もかかったかな。
386 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/17(月) 19:05:42 ID:dkDydQN4
>>384 早速ありがとうございます。
「銀嶺の果て」以外は未見なので見てみます。
>佐藤先生はそれに対して「そういう映画があってもいい」というような
論調で擁護したんだよ。
微妙に違うな。
佐藤を擁護しすぎだ。
佐藤は第一に
そういう意見を批判せず肯定しているんだぜ?
描いていないのは駄目という批判を肯定している。
(「二十四の瞳」については、「まあ、それでもいいんじゃないか」
というスタンス)
繰り返すが「二十四の瞳」は別に大東亜戦争を大局的な観点から
捉えようとした映画ではない。
佐藤は「火垂るの墓」も同様に批判するのだろうか?
>当時の批評界の大方の意見。
当時じゃないよ。
もっと後の時代になって
そういうふざけた事をいう奴が出てきた。
そんなに構って欲しいなら公園のゲートボールサークルにでも参加しろよ
若いんだね。
>佐藤は「火垂るの墓」も同様に批判するのだろうか?
敗戦時14歳だった佐藤は、同年齢の清太を自己同一視して、
日本帝国主義の加担者としての清太=佐藤を批判するんだろうw
生きものの記録はオープニング以外ほとんど音楽が無いね。
やっぱり代役も起用できなかったくらい早坂の死は黒澤にとってショックだったのかな。
392 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/18(火) 21:55:21 ID:NRz7Lh2O
大の親友だったから当然。
あれでも佐藤と武満が補完したっていうから、スケッチ程度しかなかったんだろうな
黒澤「あんたが早坂を頃したんだ、溝口さん」
黒澤さんと仕事するのはほかの人とやるより十倍は大変だったはずって言ってたな >竹光
>>393 普通に考えるとトドメを指したのは黒澤なのにな。
396 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 02:44:52 ID:xGgqdWab
暴君溝口はそうとう早坂のことを酷使したみたいだな。
まあこいつにはほんとロクなエピソードがないな。
みんな良い人なんだな。
まるで自分が人殺した事がないような口ぶりだ。
ヒューマニズムで映画が撮れたら世話はない。
人殺したことあるほうがどうかしてるだろw
やっぱり黒澤は無駄なことをしすぎたな
フィルム回し過ぎだし無理強いしたり製作における経済観念が無さ過ぎる
『乱』なんか騎馬態の隊列を一ヶ月練習して完璧にこなせるようにしたのに筋に関係ないから、で没だろ?
自分が最初からそのシーンを抜かすことに気付けばよかっただけじゃないか
おそらく『デルス』で向こうのスタッフに持ち上げられて勘違いしてから本格的におかしくなったと思うな
だから勝だけじゃなく佐藤とか小国とか旧懐刀がみんな見捨てたじゃん、ありゃ駄目だって
399 :
黒澤明:2008/03/19(水) 07:55:30 ID:ah8zIzGA
>>1-398 お前さんたち、死人に鞭打つようなこと言うなよ(´・ω・`)
>>398 黒澤がどんなにスタッフ酷使しようが経済観念なかろうが関係ないだろーに。
こんなところで吠えるくらいなら生前の本人に意見してやったら良かったじゃん。
いちいち監督の経済観念を心配しながら映画観るんだったらハリウッド映画でも観てなさい
フィルムを無駄に回すのは、巨匠の常。黒澤自身も「撮影は編集の為の材料集め」だと言っていた。
金を掛けた場面を思い切り良く捨ててしまうのも、巨匠の常。
クレジットに名前が出ているのに本編には出てない役者がいる、なんていうのはよくあること。
相米の「台風クラブ」では、台風で土砂崩れが起こるスペクタクル場面を撮影したのに編集で丸々カットしたという。
>>398 脚本が設計図だとして、
設計図どおりに作っても
あとで必要・不要が出てくるのが映画というものだ。
>>398 どうした? アンチスレにも居場所がなくなったか(爆ww)
そりゃおまえだろ
そういえば乱のメイキングで、メイクさんが顔の傷メイクで血糊を塗ってるところへきて、
「ダメだダメだそんなのじゃあ!」といつものように手を出してきて、派手に塗りたくってから、
砂を掴んで血糊の部分(つまり顔)に叩きつけ「これくらいやらなきゃ」。
で、「全く、人殺した事ない奴はこれだから」と言いながら立ち去り、苦笑いしながら見送るメイクさん、というのがあった。
じゃあお前は殺した事あるのか?と(ry
406 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 16:30:00 ID:rZbEjJut
俺たち死屍累々なんて実際観た事無いが
黒澤世代は関東大震災、空襲など、なんどか観てンだよな。
>>405 冗談がわからないバカ
>>小国
小国って黒澤から離れた後
どんな脚本書いてたっけ?
批判してたんだから、それよりずっと優れた仕事してたわけだよなw
そういえば助監督やってた堀川は
被害の記憶はながく残るのに、自らの加害については忘れやすいといわれる。
「エイジアン・ブルー」は「浮島丸事件」を題材に日本の植民地支配や
侵略戦争の事実を直視し強制連行・強制労働をはじめて描いた異色作だが、
これほど戦後50年にふさわしい日本映画はほかにないであろう。
エイジアン・ブルー 浮島丸サコン 解説〔アジア・ワイド・コミュニケーションズ〕
http://www.awc-jp.com/lineup/asianblue/introduction.htm こういう映画を撮っているが
「二十四の瞳」より優れているのかね?
いくら意欲的な題材であろうが、映画作品として
昇華できてなければ意味がない。
現代の大学生のレポートから端を発するというその構成自体が
安易なのでは。
昨日東京大空襲ってドラマ見た。
当時の日本人はあんな悲惨な状況だったのに
こいつは戦争にも行かず裕福にノコノコと映画撮ってたんだな。
どの面下げて戦映画作ってんだよ黒澤
黒澤は陸軍省お墨付きの映画取ったりしていたからね。
父親が体育教育の権威だし。
昔の映画は黒澤さえ見ておけばいいみたいな風潮がおかしい
ちょっと羽根伸ばしても溝口小津成瀬あたりまでで分かった気になってる
ヤフー知恵袋なんかを見てるとほんと末期的な様相を呈しているよね
昔の映画なんかまず話題にならない、なっても黒澤くらい
おすすめの映画はなんですかってのでも昔の映画は勘弁みたいな
そういう系統の人だけで構成されている見本がこのスレ
黒澤なんか邦画全盛期レベルから見たらたいしたことないんだよってことくらいは分かって欲しいんだけどね
黒澤をなんか貶めなきゃいけない個人的恨みでもあるの?
人それぞれ好き嫌いがあるのは別に構わないけど、そこまで
悪意と偏見をもってわざわざ書き込む必要あんのかね。
だいたい戦争中だろうとノコノコと映画も撮れないような国力だったらもっと
早く負けてる。結果は同じ事。
黒澤のいい分は、「溝口が早坂に夏の熱い京都で働かせるなんて無茶をさせたから」ってことなんだろうけどね
それにしても「雨月」の音楽や音響はまったくすばらしい
黒澤のためにはああいう音楽はあまりない(羅生門くらい?)から
その意味ではよかった
黒澤は佐藤勝がいたから別の候補は考えなかったのだろうが
黛敏郎に書かせてみたかったね
413 :
↑:2008/03/19(水) 19:02:46 ID:WKKEQ6jI
題名のない映画でもやってろ
>「雨月」の音楽
全く印象に残ってないが・・・
雨月の音楽が素晴らしいという評価は
一般的なのかな。
一般的
>>416 何食わぬ顔して便乗して話に入ってくるな。
418 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 20:36:31 ID:Hj+/Wyjd
>>411 黒澤明は当て馬に使われやすいからね。
黒澤より〜のほうがずっと上、とか言ってると多少は注目を集められるし。
未だにやってるのかよ、とは思うけどw
蓮實重彦センセイもしばしばやってたなぁ、黒澤が亡くなった時に書いた追悼文は好きだけどさ。
俺は黒澤以外にも好きな監督はたくさんいるけど、誰かを褒めるために誰かを貶すなんて事はしないけどなぁ。
ここで黒澤アンチやってる馬鹿には当て馬だ何だとかは無関係だよ。
スレの流れ次第では必死に黒澤を誉め始めるんだから。
三船敏郎スレじゃ一日ごとに三船信者になったりアンチに大忙しの芝居してるよ。
×→アンチに大忙し
○→アンチになったり大忙し
文化講演会 「黒澤映画が伝えたもの」(再) 映画評論家 佐藤 忠男
3月20日(木) NHKラジオ第2 17:00-18:00
隠し砦の三悪人スレでも芝居してる。
>>418 蓮實重彦は、「野良犬」とか好きだし、「蜘蛛巣城」だって悪くはないが、
スピルバーグなんかが、妙に持ち上げるのが気に入らん、と言ってた。
424 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 21:38:19 ID:xGgqdWab
>>410 >昔の映画は黒澤さえ見ておけばいいみたいな風潮がおかしい
そんな風潮はありません。そう思ってるのはお前だけ。
425 :
あげたりさげたり:2008/03/19(水) 21:45:21 ID:WKKEQ6jI
して楽しんでんだよ芝居心のないやつはこれだから
426 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 21:58:44 ID:xGgqdWab
>スピルバーグなんかが、妙に持ち上げるのが気に入らん、と言ってた。
どう誉めようが人の勝手だと思うけど。
あとスピルバーグにしてみれば黒澤ぐらしか誉めるに値する監督が
日本にはいないってことだろ。
はぁ?
日本の映画監督のうち誰かを誉めなくてはならない
という義務がスピルバーグにあったわけじゃあるまいし
何言ってんの?
428 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 22:21:10 ID:xGgqdWab
>>427 おまえこそ何言ってるんだ。
わけわからんこと言ってつっかかって来るな。
駄目だ。話にならない。
黒澤も年取って力が落ちたと思うが、
スピルバーグはなんであんな酷いことになっているのだろう…
「激突」「未知との遭遇」を観ると天才としか思われないのだが。
まあETまでだね。それまでの作品は神作品の連続(例外はあるけど)。
黒澤ほど過大評価された監督はいません。
ハスミさんによると世界一の映画監督は20人くらいいるが黒澤は論外だそうです
433 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 22:49:00 ID:xGgqdWab
一流は一流を知るということでしょうね。
スピルバーグはよくわかってる。
>>429 それはこっちのセリフ。
一流か・・・。
>>419はこう書いているな。
>ここで黒澤アンチやってる馬鹿には当て馬だ何だとかは無関係だよ。
>スレの流れ次第では必死に黒澤を誉め始めるんだから。
「ジョーズ」も中々だよ。
個人的にはレイダースも好きかな。「魔宮」と「最後の」はダメだけど。
ついでに蓮実もダメだね。全否定するつもりはないけど、結局好き嫌いの
範疇での批評。もっともらしい理論武装しているけど、結局は彼の好みから
端を発してる言葉だから一面的でしかない。
蓮實は批評対象を好き嫌いで決めているが、
批評自体は好き嫌いの範疇を越えたものだろ。
黒澤を批評したことなんかないし。エッセイで言及したくらいで。
>>432 蓮見がそういうってことは黒澤は世界有数の監督ってことだな
野上照代と伊丹と蓮実の「黒澤映画・旗パタパタ論」の座談会は有名だよ。
伊丹の本にも蓮実の本にも掲載されている。
440 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 23:11:17 ID:xGgqdWab
442 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 23:14:06 ID:6E3/LWJ+
蓮実の黒澤批評で関心したのは「上がパタパタ下がドロドロ」だけだな。
443 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 23:19:44 ID:qPGmdwWo
井筒和幸は黒澤作品を批判してる。「表面的」だって。
>>442 それと「背負う者」
黒澤好きを名乗ってる人でも、これほどスルドい批評は誰が書けたのか
いやいない(反語)
446 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 23:26:16 ID:xGgqdWab
448 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 23:29:12 ID:xGgqdWab
>>445 相変わらず下らん批評をするなハスミの奴は。
ハスミの黒澤批判ってのなかなか痛いところを突けている部分はある
批判するためによくここまで細かいことに気がつくなって言うw
ただ姿三四郎二部作以降はB級の失敗作とA級まがいのってのは違うね
虎の尾は明らかに成功しているし酔いどれも面白いものを打ち出せている
旗の印の自己表象に関しては数十年前に某批評家が言ったことを繰り返しているだけ
『乱』の黒の不在、『影武者』の闇の不在、それを指摘するのは勝手だけどその結果への言及は重みがないってことだけ
『天国と地獄』の列車の音の変化にしてもそうだけど失敗を挙げるわりにはその理由がいつも弱い
ハスミによれば『乱』の衣装の色は日本の色ではない外国にこびたことに起因するものだっていうけど
『乱』をボロクソに言ってる池波正太郎でさえ、あの衣装の色は近年稀に見る素晴らしいものだと言っている
褒める際に日本を持ち出す物言いにはやたら文句をいうくせに
失敗の指摘の際に日本を持ち出すダブスタはよくあることだが
日本の色ではない理由、日本の色でなければならない理由は何もなく、
ただもっともらしい物言いで毎回アドバルーンを打ち上げるだけ
俺なんかからすると毎回うんざりなんだけど、宗教の教祖的な資質を多分に持つ
ハスミの強制と嘘を織り交ぜたレトリックを疑えない子って結構いるんだよね
>>449 チラと見た限りでは蓮実の弟子が書いものみたいに見える。もちろん読んでいない。
>>『天国と地獄』の列車の音の変化
これは、その後に
それに比べて小津の汽車の撮影はなんと素晴らしいことよ
黒澤など及びもつかぬわ
と続くんだ。
結局、小津を褒め上げるダシに黒澤を使っただけ。
「世界の車窓から」における列車の撮り方は、「晩春」の演出から影響を受けてるよな。
騒音なし。ゆったりとした音楽。車体は絶対にガタゴトしない。車内の人物は位置を変えない。
蓮見好きは、黒澤作品の個の強さは評価できないのか。
蓮見は北野と対談した時に黒澤が「あの夏いちばん静かな海」のラストを批判したことを取り上げ
「あのとき何言ってやがんだと思ったでしょう?」と北野に聞いたら
「いや別に・・・体でかいし酒もよく飲むからおっかない」と言われてやんのw
456 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/20(木) 01:15:50 ID:kP1+9RGP
ハスミは・・・・・と言われてやがんの、という文章だが
北野がおっかないと言ったのは黒澤のことじゃないのかよ
結局このスレのアンチも、黒澤をダシにして
話題に上らないような糞監督の話をしに来てるだけじゃねーかw
蓮見は細かいところ突くくせに、七人の侍の誰でも知ってる間違いを指摘できていない
459 :
↑:2008/03/20(木) 05:56:47 ID:DNoj0g3d
なになに
460 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/20(木) 15:13:55 ID:IkKb2AjG
ハスミと比べれば黒澤なんてただの2流ペテン師だろ
461 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/20(木) 15:47:35 ID:Jp9rvh7S
蓮見は黒澤に直接会って話した事あるのだろうか?
蓮実だな。わはは
463 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/20(木) 16:42:08 ID:vY1KIlzI
世界は「クロサワ」を知っているが、「ハスミ」だの「イヅツ」だの、だ〜れも知らんよw
せめて一日に10分くらいづつは外の空気吸えや
評論家が自分を大きく見せようとするのを
無批判に受け取るな。
蓮見が尊敬しているフォードやルノアールは黒澤の親友で
黒澤と何回も会っている。
これ知ったら悔しがるだろうなw
あと蓮見の好きな監督に黒澤の名前は無かったが
嫌いな監督にも黒澤の名前が無かった。
蓮実はたしか「黒澤嫌いと思われてるかもしれないけど黒澤嫌いじゃないよ」みたいな事言ってたハズ。
468 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/20(木) 19:49:56 ID:Jp9rvh7S
で 淀川センセが「ンもー そういう言い方で判るンだから・・・」みたいな事言ってたハズ。
>>468 いやその淀長さんとの溝口対談の時のではなくてさ。
あと残念に思ってるのは、黒澤明だって超一流の作家ではないにせよ、一流の偉いひとなわけです。
もちろん世界の十指には入りませんけれど、そう簡単に出るひとじゃない。当時、私たちは加藤泰や
鈴木清順を選び、ほかに黒澤擁護を書くひとがいるだろうと思っていました。黒澤が決定的に
悪い作家であるはずがない。『蜘蛛巣城』(1957)は傑作と呼んでもよい。しかし、私が黒澤論を
書かなかったことを「無視」と思われたり「否定」と思われたりするのがつらい(笑)。でも、書くなら、
黒澤明論の前に、やはり内田吐夢論をと思ってしまいますが。
もうハスミのようなデタラメでインチキ臭い評論家の話題はやめようぜ
黒澤の価値が下がるしなwww
こいつは身長が黒澤と同じだから偉そうにしてんだろ。
471 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/20(木) 20:55:51 ID:9q+HklYN
蓮實の黒澤についての評価は「一流の下」でしょ、事あるごとに言ってるよ。
黒澤より上の評価をしてる邦画監督だって溝口・小津・成瀬・マキノ・山中くらいじゃないの?
偉そうなことを言ってる癖に蓮實は評論家としてどれぐらいなのか?という疑問はあるけどw
少なくとも二流呼ばわりはしたことはないし、嫌いでもないよ。
黒澤が亡くなったときに朝日新聞に載った追悼文を読めばわかる、あれは好きだ。
蓮實が黒澤を好きか嫌いかよりも、淀川や双葉十三郎的な平明で
当たり前すぎる語り口ではなく、蓮實的な語り口で黒澤が語られない
ところが残念。
彼がそれほど避けてるという事は、却って取り組むのが困難なほどの
対象なのかも知れないとも思える。
嫌いだけど認めざるを得ないとこがあるんだろう。
スピルバーグの最高傑作は、激突 だと思うよ
あれみて、楽しみにしていたのに、その後はおどろおどろしいだけの映画
未知との遭遇とかもまあまあだけど、
あきあきするような無駄なカットも豊富であきあきする
>『蜘蛛巣城』(1957)は傑作と呼んでもよい。
傑作だ。傑作である。
ではなく傑作と呼んでもよい。というところに
蓮實の鬱屈が見て取れて
興味深いではないか。
>>475 「宇宙戦争」はマジでおすすめ すれちなのでsage
478 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/21(金) 05:29:54 ID:Zt+5HwWH
蓮實の野郎は確か「白痴」も評価してたはず。
黒澤作品の中でも評価の低い作品だからちょっと意外だ。
文句しか言えないやつには
自分で作ってみろと言ってやる。
480 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/21(金) 05:52:40 ID:EioFerJh
蓮實さんの批評読んでるとバカは映画を観るなといわれてるみたいで・・・
黒澤さんの映画はすごいテーマでもバカ(私ですTT)にでも判りやすく、
そしてなによりもおもしろく出来ているのがスゴイと思うのですが・・・ダメ?
ダメなんじゅない。
同じ政治の話でも床屋政談と、議会で行うのとは違うように。
483 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/21(金) 16:40:45 ID:EioFerJh
これが同じだと解るには時間がかかるがね
あくびが出るぜ
黒澤ってゴダールの映画史で完全スルーされてたあの黒澤?
ゴダールは黒澤は好みじゃないだろ
それだけ
トミー・リー・ジョーンズは『気狂いピエロ』と『夢』を
それぞれ20回観ていて多大な影響を受けたらしい。
>>488 リンクレーターは、「夢」の寺尾をわざわざアニメで引用してたな
>>481 自分の感性を信じるべし。
自分が楽しめなきゃ意味がない。
ハスミはあんたが楽しめる映画なんか作ってくれないよ。
おまいら、人を喜ばせるモノを生産できないクズの遠吠えに耳を傾けるなよwwwww
黒澤映画はダメ人間のためのハーレクインロマンス映画 wwwww
カペタンカペタン
あれカペタンに聞こえる?
俺はカピターン!って口真似してた
496 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/22(土) 14:51:40 ID:CqJ7zY5n
ちょんこはそう聞こえるんだろうよ
497 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/22(土) 18:51:10 ID:XruFKgl4
>>488 どれほどの俳優じゃいwwww
くだらねえ
アメリカの子供は、フォードやホークスを見てるのかね。
\ │ /
/ ̄\
─( ゚ ∀ ゚ )─
\_/
/ │ \
○○○ ○○○
○,,・ω・○ ○・ω・,,○
○○○ ○○○ o
o〜(,_uuノ とuu_,)ノ
FREE TIBET
501 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/22(土) 22:00:12 ID:Y96xNvZd
未知との遭遇
子供たちがテレビで「十戒」を見てる場面があるね。
パルムドールとったデブみたいに、ヘストンにしかるべき尊敬の念がないアメリカ人もいるなあ
503 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/22(土) 23:07:20 ID:fCbEOED+
『トラトラトラ』は制作準備中に描いた絵コンテがあるけど、『暴走機関車』には無いのかなぁ。
初のカラー作品の予定だったし大好きな機関車の映画だし、嬉々として描いてそうだけど。
『赤ひげ』までは簡単なスケッチ止まりだったのに、何故詳細な絵コンテを描くようになったんだっけ?
ライフル協会員以外のアメリカ人にとってはもはや老害的存在でしかない。
三船よりはるかに大根だし。だけど俺はわりと好きだけどね、ヘストン。
まぁ、森繁なんかと違って、積極的に社会に害毒を流す老害だからねぇ…
>>499 「ホツト・ショット」の最後のギャグは「オズの魔法使い」のパロディだけど、ああいう場面が作られるということは、
アメリカの若年層はみんな「オズの魔法使い」を見ている、という共通認識があるからでしょう。
フォードやホークスも、アメリカではいまでもけっこう、映画ファン以外にも知名度があるかもよ。
>>503 >『赤ひげ』までは簡単なスケッチ止まりだったのに、何故詳細な絵コンテを描くようになったんだっけ?
単純に、人に見せることを意図しからなんじゃね?
>>503 「影武者」で緻密な絵コンテを描いたのは、製作資金が集まるまで時間がかかったのでスケジュールが空いたからというのと、
その資金集めの為にスポンサーたちに映画のイメージを伝える為だった、という話があるね。
「トラ!トラ!トラ!」の場合は、巨大なセットの建築の為に、大勢の人たちにイメージを伝える必要があったからかも。
やることないから絵を描いていたというのが真相だが
押印したいが白紙ではできないからとも
70年代の東宝なんて「人間革命」「ノストラダマスの大予言」だぜ
>押印したいが白紙ではできないからとも
それは画コンテじゃなくて仏画の方の話。
「影武者」は実現しないかもしれないから
せめて、そのイメージだけでも残しておきたい
という思いもあったから。
>>503 「詳細な絵コンテ」と呼べるものはあまり描いてない。
ほとんどが「イメージ画」とか「デッサン」と呼ぶしかないようなもの。
そもそも黒澤の演出は絵コンテ主義とは対極的だし。溝口ほど酷くはないが。
「絵コンテ」と呼べるようなものも書いたのは、
「虎虎虎」の影響が大きいんじゃないか。事前説明を求められたので。
スタッフからも好評だったのが、
「影武者」「乱」以降も「イメージ画」を書き続けた理由なんだろうと思う。
実用的な理由から始まったが
画か描くのが好きだったからというのが
一番本当の理由だろうな。
すでに撮影済みのシーンも
描いたりしてるんだから。
絵を描ける脚本家って有能な人多いね
無能な脚本家の絵は残らない
515 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/23(日) 22:24:32 ID:3klxVqYz
黒澤の時代劇って静かなシーンから急にスピード感のある激しいシーンに変わるから
見ていてメリハリがあるしカッコいいよね。
「影武者」の信玄が三人いる静かなシーンから疾走する泥武者のシーンとか。
この才能を持つ監督は黒澤さん以外ではちょっと見当たらない。
影武者とか乱は、どれくらいのパートを本多猪四郎にまかせたんだろう
以前のスレで意外なところが本多演出だった(現場に黒澤がいなかった)って話題が出てたが
「影武者」の風林火山の意味を説明する場面は本多演出。
黒澤は時間がなくて、編集作業をやってたという。
「乱」で鉄が秀虎を裏切った家臣に発砲して脅かす場面は
黒澤は、銃の音が苦手だから本多まかせ。
三の城の攻防で、馬に蹴飛ばされる場面があるが
あれはクランクアップ後に編集中に素材が足りないからと
本多に頼んで追加撮影してもらった。
有名な物では「七人の侍」の「キヤガッタ」の前の
風にはためく旗は堀川がB班監督として撮影したもの。
518 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/25(火) 11:12:23 ID:+tszwjUz
>>517 >黒澤は、銃の音が苦手だから本多まかせ。
「悪い奴ほどよく眠る」で三橋達也がライフルを撃つ場面も、
黒澤は銃の音が怖いからといってスタジオの外に出て行ってしまい、
この場面は三橋自身が「ヨーイ、スタート!」をかけたらしいね。
用心棒でぬいを囲っている6人を切り倒すシーンがあったが、
実際には返り血を浴びてバレバレなんだろうね。
>>518 癲癇持ちの人は大きな音とかフラッシュ(ポケモン事件)とか弱いからね。
521 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/25(火) 19:25:39 ID:gDAg5//h
>>517-518 よくもまあこういう色んなエピソードを知ってるもんだな。
本当かどうか怪しいもんだが。
三橋のライフルの話は三橋自身が話してるから本当。
撮影で使ったライフルは三橋の自前で空砲は銃砲店のオヤジと三橋のお手製
「夢」のいくつかのパート(具体的には「トンネル」「赤冨士」「鬼哭」の最初と最後)は本多演出で、
特に「トンネル」は脚本も本多だという説もある。
ただ、こういうのは関係者が口をつぐんでいる以上、はっきり正しいとも間違いだとも言えない
524 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/25(火) 23:52:19 ID:m34V34tP
>こういうのは関係者が口をつぐんでいる以上
黒澤自身がどこそこはイノさんにやってもらったとか
はっきり言ってるよ。
ちなみに「トンネル」に関して
黒澤本人が軍隊経験のあるイノさんに
「行進の訓練」はやってもらったとはいってるが。
演出全部をまかせたなどとは言ってない。
「まあだだよ」の猫がさまようシーンは
「これは本多さんが・・・」
と音声解説にあるよ。
書いてないが「夢」の桃の精を竹林で追いかける
所も本多が京都へB班監督でロケ撮影。
>>521 「七人の侍」の「キヤガッタ」の前の
風にはためく旗のエピソードは堀川本人の話。
3回撮り直しさせれられて、やっとOK。
ついでに書くと
「どですかでん」の「プールができたよ」のカットの撮影にも
黒澤は立ち会ってない。
これは演じた三谷の談。
黒澤関連本調べたらいくらでも出てくるぞ。
関係者が口をつぐんでいる
なんて何を根拠にしてるのやら。
>黒澤関連本調べたらいくらでも出てくるぞ。
黒澤関連本をそれほど(ゼロではない)読んでないと予想。
新人時代からの親友と一緒に映画を作っている二人の宿老ってなんかいい景色じゃない
>>525 >黒澤関連本をそれほど(ゼロではない)読んでないと予想。
だな
つB班
531 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/26(水) 11:42:24 ID:AQC3U9M5
のんちゃん が
「現場知る由も無い人達の、観てきた様な嘘の本が多いので、私が書き残さなくては・・・」
みたいな事言ってたなあ。
その割には今まで大した事書いてないけどな。
遠慮があるのでしょうけど。
>>518のつづき。
撮影が終わるころ、「達っちゃん、もう終わった?」と言いながら、黒澤はスタジオに戻ってきた。
三橋のライフルは何百万もする自前。撮影中、ダーンと手荒に扱われて三橋は真っ青になった。
534 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/26(水) 22:54:59 ID:UKlt+WfI
535 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 00:02:29 ID:QoeKNA+3
そういや没後10年なんだな
9年前に特集やったときはハイビジョンでも放送したが
今回はやらないのか
536 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 00:57:15 ID:dOffY9y2
この機会にたくさんの人に観て貰っていろんな意見がでると良いが
個人的にはDVD日本語字幕最強!!
537 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 02:39:26 ID:LGlfqIVI
>>536 確かに日本語字幕つきのDVDで見るのが一番いいだろうね。
BSの放送は字幕がついてないから見る人にはきついだろうな。
黒澤作品は当時でも聴き取りにくい方だったのかな
先日早稲田松竹で溝口を見たが、あれも全部はとうてい聞き取れなかった
特に晩菊の細部には閉口した
>黒澤作品は当時でも聴き取りにくい方だったのかな
そうらしい。黒澤本人も自著かインタビューで認めてた。
「蜘蛛巣城」の伝令なんか字幕で見て目から鱗だった。
541 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 15:44:48 ID:7M0OqQW2
当時は「光学録音」だろ?
今、光学ってイメージだけだと、
磁気録音よりハイテクのイメージが湧くなあ。
蜘蛛巣城は台詞の聞き取りにくさでVHS時代は途中挫折
DVD版見てからハマった。
用心棒なんかも聞き取りにくくて、宿場の勢力状況が把握しづらかったな
>>538 溝口って俺が見た限りではむしろ聞き取りやすい部類だったけどな
スピーカーを高級品に代える。
耳鼻科に行く。
精神科に立ち寄る。
544 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 20:22:33 ID:DKDZjn0f
スタジオジブリの鈴木敏夫と黒澤和子の対談で知ったんだが黒澤はアニメの『ルパン三世』が好きだったのか
宮崎駿に手紙を送って「宮崎さんの作品は全て素晴らしいのですが一番好きなのは『蛍の墓』です」
で延々『蛍の墓』の感想が書いてあったって、『蛍の墓』は高畑勲の監督作品なのにw
読んでいる宮崎の顔が複雑な表情だったそうだ、そりゃそうだよな
545 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 21:00:06 ID:V0i1pp5a
NHKは放送禁止用語を放送してくれるかな
546 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 21:54:22 ID:HgDhfS9i
NHKと黒澤長男の喧嘩は和解したのかな?
ファンにとってはNHK放送はありがたい。
547 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/27(木) 22:26:55 ID:7iUmKdmK
>>544 宮崎駿も複雑だったろうけど、高畑勲も傷ついたろうな・・
それと同じような事を黒澤の脚本全集で作家の井上ひさしが
やってなかったっけ。
「僕が一番好きなのは『素晴しき日曜日』です。」
(脚本は黒澤ではなく親友の植草圭之助。)
黒澤はそれには返事が出来ずに話題を変えていたような気が。
別に返事が出来なくなる理由はないと思うけど
他の人に監督して貰ったならともかく
550 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/28(金) 02:15:57 ID:2l6Ee+1Z
>「蜘蛛巣城」の伝令なんか字幕で見て目から鱗だった。
> 用心棒なんかも聞き取りにくくて、宿場の勢力状況が把握しづらかったな
ビデオ時代は解説本などで解ったふりして観ていたが、今は心からおもしろい!
聞き取れる、聞き取れないに限らずセリフを漢字で理解出来るだけで、まったく印象が変わった!
「雨月物語」なども見直したいが字幕なしみたいなので足踏みする
まさに娯楽芸術!今の映画にかけているメッセージ性
名作などと気取らず、窓口を広げて欲しい!!
>脚本は黒澤ではなく親友の植草圭之助
うーん。
確かにクレジットにはそう書いてあるよ。
でも、「蝦蟇の油」ぐらい読もうね。
実際は黒澤との共作だよ。
「馬」もクレッジトはそうなってないが
実質黒澤が脚本書いてるしね。
>「蜘蛛巣城」の伝令なんか字幕で見て目から鱗だった
伝令の台詞はあの映画の中でははっきり聞き取れるけどなあ。
あれが、聞き取れないのは使われてる言葉に慣れてないせいだと思う。
最後の方に出てくる、亡霊の武者とか三船の演説とかは
さすがにだが。
それから、再生装置の品質もかなり影響するから。
552 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/28(金) 03:40:40 ID:iuCEP9uv
「蜘蛛巣城」の伝令の一人がダンカンに見えるのは俺だけか?
キチゲェは引っ込んでなw
このスレに書き込んでるおめえらはもっときちげえだ!
ま、そう言うな親父
熱くならねえで書き込みな。
558 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/29(土) 01:22:34 ID:itC9PcEO
>519
>用心棒でぬいを囲っている6人を切り倒すシーンがあったが、
>実際には返り血を浴びてバレバレなんだろうね
椿三十郎 で仲代の「刀の血のりがまだ新しいじゃねえか」
七人の侍 で三船が「一本の刀で切れるのせいぜい4、5人」
と言いながら、数本の刀を地面に突き刺すシーンとか観てると、
確信犯かと思われ
しかし、刀ちゃんと手入れしろよ!
最初からもっと弓を使えよ!!
とか釣られてみる
560 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/29(土) 11:12:07 ID:U7/bDnzX
刺身にしてやる!!
ワサビ醤油も忘れるなよ
562 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/29(土) 21:02:42 ID:1Q1863Q/
ショーケンの自伝本に『影武者』の裏話が出てた、なかなか面白かったよ。
勝新が大麻をやってたことや黒澤が「みんなもっと自分の意見を言えばいいんだよ」とキャストに言ったら
室田日出男が「では言わせて頂きますが、そんなに怒られたら萎縮してしまって演技が出来ません」と言ったりとかw
ショーケンは黒澤の事尊敬してるんだね、もう一回仕事をしたかったみたいな事書いてた。
うん、ここに引用していた奴は、
ショーケンが黒澤を絶賛している部分は除いて、
黒澤の欠点も指摘しているところばかり書く黒澤信者だったね。
全体的には黒澤大絶賛だった。> 「ショーケン」
>>563 それがなぜ黒澤信者ということになるのか意味分からん
ショーケンも大絶賛していたと言いたがる563が黒澤信者だろ
ショーケンごときが何ボのもの?
影武者での芝居は酷かったな
黒澤はショーケンの影武者での芝居
大絶賛してたんだけど。
566 :
影無茶:2008/03/29(土) 22:27:48 ID:9mRozCxu
自体退屈な愚作ですもの
568 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/29(土) 22:41:54 ID:FwkTuGt8
ショーケンのカツゼツ悪過ぎ
先手の者に申ォ〜す!
高天神城の野戦
「先手の者に申ーす・・・」以下聞き取れず
DVD版見て初めて台詞がわかったわ
571 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 00:22:51 ID:waaE+EYr
アンチには申し訳ないけど「影武者」は世界が認める大傑作。
信長は戦国ドラマ史上最もカッコいいし、大滝の演技なんか最高。
高天神城のシーンなんか「あの丘に親方さまの旗が立ちます」から
最後のはためく風林火山の旗のシーンまで神シーンの連続だし完璧。
池辺の音楽もいい。予告編で使われた軽騎兵より爽快だった。
それと、この映画は動と静の対比をうまく表現した映画では世界最高や。
>>571 アンチじゃなくやや信者寄りなのでなんだけど「影武者」は大傑作ではないと思う。「傑作」くらいなら
まぁ納得もできるけど大が付くととなるとオーバーだなぁ。
573 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 01:09:53 ID:v5o0N4iq
>>571 世界じゃなくてあなたが認める傑作でしょ。
俺には失敗作に思える。
俺が認める「末期の傑作」は「まあだだよ」。
異論があるのはわかる。
しかし何を傑作と思うかは人それぞれ。
それでいいじゃないか。
スクリーンで観たか、ビデオで観たかでも感想はかなり違うんじゃない?>影武者
575 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 01:14:02 ID:WwKaLJEH
どこが失敗作なのか詳しく書くべき。
アンチ影武者はいつも理由が弱すぎる。
よく聞く落馬シーンが無いからとか
勝新が主役じゃないからとかは馬鹿すぎるなぁ。
576 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 01:17:53 ID:WwKaLJEH
>世界じゃなくてあなたが認める傑作でしょ。
世界最高の映画祭カンヌでグランプリ獲ったから
「世界で認める」というのは正解。
むしろ、あなたが認める失敗作じゃないの?
577 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 01:19:01 ID:WwKaLJEH
「世界が認める」ね
>>573 カンヌでグランプリだから、
「世界が認める傑作」っていいかたは
問題ないんじゃないの?
>勝新が主役じゃないからとかは馬鹿すぎるなぁ
馬鹿すぎるというのはごもっともだがしかしこれは決定的な失敗要因だろう
そもそも勝新を想定してシナリオを書いたという話だし
百歩譲って主役が勝新じゃないとしても仲代達矢はミスキャストだったと思う
中学生程度のレベルだよな
やたら「世界の」とか「大傑作」とか言う
お粗末で単純な田舎者みたいなチャチな
感性
581 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 05:18:36 ID:xHMDYTaK
冒頭の仲代二人による演技は絶妙。
朝倉義景め!と激怒するシーンもうまい。
近習小姓を前に泣いたり悪態をつく演技も面白い。
仲代を主役に選んだのは正解だよ。
緒形や原田では絶対失敗してた。
勝新が主演していたら間違いなく大傑作。
仲代が悪かったというわけじゃないんだがあえて言えば
盗人といいながら下卑た感じがあまりでてなくて、むしろ品が良すぎた。
かといって信長も畏れたという信玄の厳酷さが出ているとも思えなかった。
勝新なら竹丸の言うこわい信玄とそれに成りすます盗人の演じ分けがうまく
いったんじゃないのかと思う
ま、実現しなかっただけに期待の部分が大きいというのもあるけど
やはり「影武者」→勝新 「乱」→三船で見たかったな
今まで何度か書いてきたが、仲代がインタビューにて
黒澤から、これは信玄の悲劇なのだから面白く演じないでくれ、と言われたと語っている
「影武者」はシェイクスピア役者・仲代で正解だった、というより
黒澤は勝新の演技を見てミスキャストだと思った可能性が高い。
「乱」に関しては、製作開始の数年前にNHKの番組で
黒澤自身が、考え得る限りの悲劇を背負ったこの役を演じるには
大変なエネルギーが必要なので、衰弱しきっている三船では・・・
という意味の発言をしている。
仲代の盗人は演技が臭すぎ
586 :
影無茶:2008/03/30(日) 10:35:23 ID:Zq8MThBo
>衰弱しきっている三船では・・
愛人騒動真っ盛りでしたね、梨本だけが元気で勝新に長谷川(一夫)先生に似てるな
なんて言われてるのを思い出しました
こうだったらああだったらという映画は失敗作の証拠です。
「乱」って役者でかなり損をした映画だと思う。
役柄に対して演者がついて行けてないように見える。
この年代の役者は映画全盛期に比べて明らかに小粒になっていたみたいだね
70年代半ば頃に三船主演で撮る予定だったそうだけど、どんな配役
だったんだろうか
志村とか藤原なんかもちょい役だろうけど多分出ただろうし
影武者は傑作。
仲代主役が成功していた。
公開当初は勝新でないのが残念だったが、今では勝新でなくて良かったとさえ思っている。
しかし、影武者は画面が暗い。
乱が映像美を堪能できるのに対して。
おそらくバリーリンドンを意識したのだろう。
>>583>>585 「ショーケン」に面白い逸話がのっていた。勝新のホテルを訪れて、
「勝さんいい加減に出て来てくださいよ。リハーサルに来てください」
ぼくがそう言うと、勝さん、
「役作りが難しくて…」
「どういうこと?」
「いやねえ、信玄はできるんだよ。難しいのは、影武者の俺なんだよ」
「逆ですよ。影武者は、いままで勝さんがやってきた座頭市でいいの。
信玄がたいへんなんですよ、信玄が」
確かに、勝新は信玄、仲代は盗人が難しいわな。柄じゃない。
>影武者は傑作
まぁ、人それぞれだから好き好きでいいんじゃない。
俺は佳作くらいだと思ってるけど。
>>588 俺も「影武者」の仲代いいと思う。
特に影武者がさまになってきた頃から。
影武者は紙芝居の凡作
世界の映画ベスト100や世界の監督ランキングとかはあるが、
黒澤作品の中での順位づけって聞かないね。
まぁ七人の侍あたりが人気投票で一位になりそうだが。
594 :
影無茶:2008/03/30(日) 13:23:34 ID:Zq8MThBo
「おじじではない」なんだよあのガキ、こうなりゃ2人1役CG合成でどうでしょう
595 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 13:40:18 ID:3hTIOQvL
勝新は物語の構成に関わるような変更を提案してたし自分の演技をビデオに収めようともしてた。
撮影所体制が崩壊してしまった後で時代劇大作を作るのに苦労していたのに余計ゴタゴタが増える。
しかも演技が気に入らないのならばクビを切るのに躊躇しないわな。
GYAO(ギャオ)の無料映画で、「荒野の七人」を配信しているね。
597 :
影無茶:2008/03/30(日) 14:08:31 ID:Zq8MThBo
当初の若山と勝新でやってたらですよ、当時完成披露試写での勝の感想
「芝居がみえちゃってるね」
敵愾心を抱いていた鶴田浩二も人間性で魅了し、「座頭市と用心棒」も
勝に配慮してうまく成立させ、気難しい黒澤ともベスト・パートナーとして
やってきた「女房役に徹する」三船敏郎に較べると、勝はタイプとしては
黒澤に近い同類なので、一度衝突したら無理だったんだね。
「ショーケン」によれば、勝新はリハーサルもほとんど出てなかったらしい。
黒澤はクラインクインまでよく我慢したね。
>>587 藤原は百姓役でキャスティングされてたよ。
もう弱ってて、撮影できるような状態じゃなかった。
本人は這ってでも出るつもりだったらしいが。
藤原が出演できなかったので、そのシーン自体がなくなった。
>>599 舞台の仕事かなんかで出られなかったんじゃないの?
脚本化の井出雅人は勝は自分だけリハーサルに出られなかったから
あせりがあったのでは?とも言ってるが。
>勝に配慮してうまく成立させ
三船もそうだが
勝も三船に気を使ってたからじゃねえの?
バスで黒澤から降板を告げられたときに拳を振り挙げたってことは
勝本人としては出る気があったわけだな
でもあれは結果論としては黒澤が我慢して折れてほしかったけどな〜
それまでとは違う俳優との関わり方にチャレンジしてほしかった
東宝対大映というか、お山の大将同士がぶつかってしまった結果だ罠。
お互い、これまでだったら絶対に相手が折れてきた方法論だから、
この時も互いに相手が折れるはずだと思ってたんだろうねぇ。
>>600 大麻を吸ってホテルに篭ってたと書いてある。> ショーケン
604 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 21:19:13 ID:3hTIOQvL
>>602 勝新は増村保造や三隅研次や森一生あたりとやったときは自分の意見を主張しても
最終的には監督に従っているんだけどね。
増村とは結構現場でもやりあったみたいだけどw
黒澤は自殺未遂のとき死んだと思います、精神が
606 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/30(日) 21:39:53 ID:gZSbaFHG
勝にとってはこの降板は痛かったと思うね。
この降板以降ロクな作品に出てなかっただけに余計にそう思うな。
出てたら晩年の代表作になってた可能性が高かったのにな。
「影武者で使う馬を全部殺してやる。」
勝がヤクザの前で影武者降板のことを愚痴っていると
ヤクザがいきなり立ち上がってこう言った。
「たのむから、それだけは止めてくれ。」
勝はヤクザにすがって泣きながら頼んだ。
勝のことを悪く書いた雑誌の編集長がレストランに呼び出された。
勝はいきなり編集長の顔を殴りつけ、編集長は歯が折れた。
そのとき、勝は絶妙のタイミングで札束をテーブルに投げた。
「これで歯を治しな。」
感激した編集長は仲直りして、そのあと二人で楽しく食事をした。
当時読んだ週刊誌の記事
ウソかホントかは知らん
608 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 01:47:58 ID:BeJBRqBu
影武者は大傑作・・・いや 神映画
天才的な感性を持ってる人間なら誰だってそう思う。
凄いところを挙げたらきりが無い。
・山県昌景の炎の涙
・信玄が死んだあと武田の重臣たちが相談しているときに吹く風の凄さ
・影武者が「御屋形さまは? 」と言うと勝頼が「貴様下賎の身だな!」
これに対して影武者が「ははん」みたいに笑う。この切り返しの面白さ
・大瓶を叩いて割っていくシーンの仲代の素晴らしい演技力
・縛られている影武者に対し刀を床に叩きつけ激怒する信廉の迫力
・評定を開いて重臣たちが意見を述べて行くときのテンポの速さ
・夢のシーンの完璧なカメラワークと天才画家黒澤が書いた巨大な絵画
・調子こいて疾走する影武者とその後を追う重臣たちのスピード感あるシーン
あー!もう本当にきりが無い!
マジ世界に誇れる唯一の信玄映画だよ。
もう一回「影武者」見たくなってきた。
>>608みたいな天才的な感性を持ってる人間じゃないので、神映画だなんてこれっぽっちも思わない。
影武者…そりゃ巷の数多ある凡作と比べれば確かに傑作と呼んでも差し支えない
とは思うけど
影武者が神映画だったら世界中に神映画のなんと多い事か。
611 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 02:09:59 ID:BeJBRqBu
武田軍団の夕日をバックにした帰還シーンだけど
予算の関係上かエキストラの数が意外に少ないことに気付く。
大体100人くらいか。
だが黒澤さんは構図と人物の配置をうまく工夫して
エキストラの数を何倍も多く見せている。まさに天才!
このシーン「騎兵隊」へのオマージュらしいが、
こっちのほうが遥かに凄いわ。
612 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 03:35:58 ID:Cu3hhXjQ
>エキストラの数を何倍も多く見せている。まさに天才!
日本映画の貧弱な予算は昔からの伝統。
その程度の小手先で天才呼ばわりされたら、黒澤も可哀想。
褒め殺しってやつか
614 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 04:23:03 ID:XbcJukJp
>その程度の小手先で天才呼ばわりされたら
おお!あの名シーンを小手先で撮ったとはさすが黒澤や!
615 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 04:40:38 ID:XbcJukJp
616 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 05:22:52 ID:BeJBRqBu
上杉謙信が窓から雪が降りしきるのを見ている白い静から
武田軍団が夕日を背に行進している赤の動へと移行する瞬間を見たとき
僕は感動のあまり鳥肌が立った。
この見事な対比を描けるのは世界でも黒澤しかいない。
腹の減った三船が主役クラスで撮ってもらえるのだから
黒澤に必死についてきた。
それにひきかえ、勝新は既に大スターだったから
黒澤も勝新も、お互いにやりにくかっただろうね。
なぜ女どもに影武者であることがバレた時に、
協力的に隠していてくれなかったんだろね。
>>614 「名シーン」を小手先と言ってるんじゃない。
>エキストラの数を何倍も多く見せている。まさに天才!
というアホな
>>611に対して、
そんな数を多く見せるだけの技術は天才とは何の関係も無い、
小手先のものにすぎないと言ってるんだ。よく嫁w
>>619 俺もその辺は気になった。
向こう三年、信玄の死を隠すんなら側室らの協力は不可欠だろうに
ちなみに、「影武者・徳川家康」ではこの辺のトコ上手く処理してたな
623 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 16:49:10 ID:1L2b7UAE
624 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/31(月) 22:31:09 ID:3dzmHeOQ
影武者は当初の主役である勝新太郎がトラブル起こして突然降板したり、
カメラマンの宮川一夫が病気で出れなくなったり、衣装を頼んだ呉服屋に騙されたりと、
次々とトラブルに見舞われ、その上資金集めにも苦労し予算の少なさに苦しみながらも、
これだけの作品に仕上げたのはやはりたいしたものだ。
黒澤だからできたことだろう。
> 衣装を頼んだ呉服屋に騙されたり
これは黒澤の被害妄想だと思う。
他の衣裳屋に任せたらもっと安くなったというんじゃなく、
ワダエミが新しいやり方を編み出しただけだから。
しかもかなりリスキー。だから後続する人が少ない。
宮川さんが降板しなかったら勝を抑えられてたのかなぁ…。
騙された騙されたって言うけど嘘を見破る心眼が自分にないからそうなるんだよ。
それは映画の監督業にも通じる、少なくとも侍が言うことじゃないな。
黒澤はやはりハンパなんだよな、いろんな意味で。
事の推移を何も知らないのに適当にレスしてるだろ。
629 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/01(火) 02:33:22 ID:mQksbFud
>>627 わけのわからんことほざくな。アンチはとっと消えろ。
630 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/01(火) 02:41:04 ID:XHtwx4+q
でもって、これほど分かりやすい自作自演をするのは例の馬鹿以外にはいないわけだが。
632 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/01(火) 02:53:09 ID:mQksbFud
>>630-631 他人のレスを勝手に自演にしてしまう例の馬鹿ってお前のことか。
なるほど。何か最近アンチが良く使う手口みたいだな。
633 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/01(火) 02:59:40 ID:mQksbFud
乱の衣装は黒澤プロに残っているけど
影武者の衣装は呉服屋に持っていかれたらしいね
予算がオーバーしたのか、図々しいだけなのか
,.--'" ``¬ー--、
/ _,.- ''_二ゝヽ
j _,-'_´-''_ニ -一ーヽ、_
r''´ /_,r',.-''" _,. 一'ヾ'"ヽ
! /// _,-'" ヾミミ、ノ
/;; ,-' /// ,.r';ミシ''" _,,,!..._
|V / l// _,-ミシ" __..... -、ニ7 ''" 'l, 'l,
ヽ |_V___,.='_,,,,===イ ''"'" d ヽー ' V くだらないことで言い争うんじゃないよ
ヽr'i-ヽ`: : : |  ̄ ノ ヾー"l _
',ヾ:: , i `ー‐'ヘ-ヽ..-ヽ. | __,..--一''" ̄`''ノ
--、_ハヽ__ヽ / __ _. | __,..ィ" - '_,, -'" ̄
ヽ、 Y `\ l '"  ̄ノ / _.... -‐''" `-、
\ ヽ `'、 ヽ,,  ̄ ̄ ノ`ヽ,,,,_,.. -''"/ _ ヽ.
-- = \,.....--ヽ、 __ ,.ヽ_ _,. /_,;-'"/ | `ヽ ,)
シ_ _ ヽ___ \____r-、  ̄_,vノ'"/ :| l `ー、_ノ ̄
/ `ヽ--'' /l  ̄ ̄ ,. -' _ | ヽ、 ,r'''''ー一'''''''ー--’
〈_ - / // / l| / | _,.-'" = ヽ _,.
>>634 そういう習慣だよ。習慣というかやり方というか。
衣裳屋と製作で予算を分けて作って、(ものや数によって割合は違う)
撮影が終わったら衣裳屋のものになる。
これは映画もテレビも同じ。
まあ吹っ掛けることがあるのは事実だね。
浜村幸一さんもこの辺のことは話したことがあるでしょ。
ただそこの塩梅で儲けを出すんだから、ぶっちゃけた話はしてないよね。
手の内は明かせないし、原価ベースで話されたら商売にならない。
製作が衣裳、大小道具を抱えるのが撮影所方式だけど、
その方式は崩壊したわけだしね。
>これは黒澤の被害妄想だと思う。
黒澤の「騙された」という言葉の意味がわかってないね。
>ワダエミが新しいやり方を編み出しただけだから。
しかもかなりリスキー。だから後続する人が少ない。
「乱」の衣装は。黒澤や他のスタッフも参加して着物の染めから
自分達でやってるよ。
リスキーだったのは、映画が本当に作れるかわからない時点で
着物の生地の発注を自宅を抵当に入れてやったワダエミだよ。
普通に呉服屋に作らせるより安いんだから、映画製作
としてはローリスク。
いるのは着物の生地代だけなんだから。、
監督まで参加して衣装作るなんて手間だから誰もやらないだけ。
638 :
マイワイフ:2008/04/01(火) 20:51:57 ID:HYjiZFBB
出来たのが学芸会の衣装か
639 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/01(火) 21:41:33 ID:T1hwTYca
監督・黒澤明&主演・勝新太郎で黒澤久しぶりの時代劇大作なら当時の話題性や期待感はハンパじゃなかっただろうな。
特にキューバではウケただろう
黒澤を高く評価し、座頭市の人気が全国的にある国だったから
>>637 ワダエミがリスク負ったんだから、
製作サイドはローリスクになるに決まってんじゃんw
642 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/02(水) 03:12:22 ID:eFna74gD
643 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/02(水) 10:13:44 ID:eMzQTMFp
>>637>>641 "トラ!3"の製作休止中は黒澤にはFOXから多額の"待機料"が払わられた
けど他のスタッフにはもちろん無し・・・・・・・・・・・・・・・・
"乱"の撮影が長引き拘束時間が長いピーターは定期預金を解約して
生活費を捻出した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はぁ?
父は金銭のことには疎い人だったのだと言っているのですわ!
金を使うのも才能がいるんだよ
七人の侍へのオマージュ作品
「地獄の黙示録」
・戦闘ヘリ部隊が敵の拠点村を襲撃→野武士の集団が村を襲撃
「地獄の七人」
・ジーン・ハックマンのメンバー探し
・捕虜の救出に向かうメンバーが七人
「ダブルボーダー」
・ノルティと軍のメンバーが七人
「宇宙の七人」
・全宇宙の侵略者セイドア→野武士
・アキールの人々が協議の末、戦いに協力してくれる勇者たちを探すことにする
・アキーアの住民が雇った戦士の数が七人
「ウィロー」
・バヴモルダ軍団の疾走シーン→野武士集団の疾走シーン
・村の者が長老の指示に従い、旅に出る
・マッドマーティガン→菊千代
・閉鎖されたティル・アスリーン城を前にバヴモルダ軍団が二手に分かれる
・最後の決戦が雨
・バヴモルダ軍団のリーダーが死ぬとき落下する
「キングアーサー」
・アーサー→勘兵衛 ランスロット→久蔵 ガラハッド→勝四郎
・トリスタン→七郎次 ガウェイン→平八 ボーズ→五郎兵衛
・ダゴネット→菊千代 グウィネヴィア→志乃
・七人が虐げられた村民達の解放のために戦う
・ラストの戦闘で仲間が2人死ぬ
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
・雨の戦闘
・敵の群集が近づいてくるとアラゴルンが剣を抜く→勘兵衛が刀を抜く
・雨の中で弓を引くレゴラス→雨の中で弓を引く勘兵衛
「リーグ・オブ・レジェンド」
・ザ・リーグのメンバーが七人
「セブンソード」
・七人の剣士
・風火連城→野武士
「スターリングラード」
・戦場の情交シーン→勝四郎と志乃の情交
「プライベート・ライアン」
・ミラー→勘兵衛 ホーバス→七郎次 ジャクソン→久蔵
・ライアン→勝四郎 カパーゾ、ライベン→菊千代
・カパーゾが狙撃されるシーン→久蔵が狙撃されるシーン
・激しい雨の中の戦闘
「アマゾネス対ドラゴン」
・アマゾネス軍団の襲撃に苦しむ山村に三人の格闘家が手助けする
・三人の格闘家が村人を訓練指導する
「空手アマゾネス」
・アマゾネス部族が村々を襲撃
・ヴェローニャがアマゾネス部族と闘う仲間を集めるために旅立つ
・空手家が村の男たちに空手術を授けアマゾネス部族と闘う
「黄金の七人」
・七人の大泥棒
「スターウォーズ ジェダイの復讐」
・イウォーク族対帝国軍の攻防→農民対野武士の攻防
・皇帝が死ぬ時に落下する→野武士のボスが死ぬ時に落下する
・エンディングのイウォーク・セレブレーション→エンディングの田植え囃子
「13ウォーリアーズ」
・要塞化する村
・村人と傭兵たちが一体となった戦闘シーン
・地響きを立てて走り抜ける騎馬武者たちの群
・土砂降りの雨の中で始まる戦闘
・アハメッド→勝四郎 ハージャー→平八 ヘルブデン→菊千代
・エドグス→久蔵 ブルヴァイ→勘兵衛
・アハメッドと村の娘がセックス。二人のバックに大きなかがり火
「十三人の刺客」
・宿場町に迷路や罠を張り巡らせて要塞化
・西村晃の刀の素振り→久蔵の刀の素振り
・仲間がリーダーに戦況を報告する
・泥の中での戦闘
「血と砂の決斗」
・野武士の襲撃に怯える村人
・村人+主人公+三人の刺客と野武士の戦い
「スターウォーズ シスの復讐」
・ヨーダの頭撫で→勘兵衛の癖
「アンドレイ・ルブリョフ」
・タタール人の襲撃シーン
「300」
・死にかけのペルシア兵に槍で止めを刺す→死にかけの野武士に竹槍で止めを刺す
・隘路に敵を誘い込んで少人数の味方が大多数の敵を仕留めていく戦法
・兜を被ったレオニダスが咆哮する→兜を被った菊千代が咆哮する
「戦国自衛隊」
・三村が農家の娘みわと恋に落ちる→勝四郎が百姓の娘志乃と恋に落ちる
「ワイルド・バンチ」
・一般市民がスローモーションで倒れる
・村が政府軍に脅かされている
・マルチカメラで撮影された銃撃戦→マルチカメラで撮影された雨の決戦
「スターウォーズ クローンの攻撃」
・花畑でのアナキンとパドメのロマンスシーン→勝四郎と志乃の花畑シーン
「スターウォーズ 新たなる希望」
・ルークとオビワンによるパイロット探し
・反乱軍の中心人物が7人(ルーク、レイア、C-3PO、R2-D2、ハンソロ、チューバッカ、オビワン)
・建物や宇宙船の汚れ
・ヘルメットを被り目が見えない状態でのボールを使った訓練→入ってくる侍を物陰から棒で打って実力を確かめるテスト
・訓練を馬鹿にして「ハハハハ」と笑うハン・ソロ→テストを見破り「ハハハハ」と笑う五郎兵衛
「風とライオン」
・村の中での四つ巴の戦闘
・ライズリのルーズベルトへの手紙の台詞
「ライオンの如く己の場所に留まるしかないが、貴方は風の如く己の場所に留まることを知らない」↓
勘兵衛の農民への台詞「己のことばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ」
「戦場」
・リーロイドが原住民に戦い方を教える
・リーロイドが赤ん坊を大事に抱え、ひざまずく→菊千代が赤ん坊を大事に抱え、ひざまずく
「七人のマッハ」
・武装ゲリラに襲われた村
・七人のアスリートが立ち上がって武装ゲリラと闘う
650 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/03(木) 02:23:51 ID:4enRSBtI
>>645 何意味不明なこと言ってるんだこの馬鹿は。
>>619 本当は信玄が死んでいたという事実を知り
協力するという考えも生まれ無かったのでは。
それと信廉が今まで側室を騙していたので信用を無くしたのもあるし。
これだけ賛否両論の黒澤作品も珍しい。
ピカソの絵が賛否両論なのと同じ。
ある意味、感性が天才の人間にしか理解できない神映画の証明だよ。
実際スピルバーグや淀川さんは絶賛してたし。
無駄な食費を切り詰めて役者への賃金に回してやらないと・・・
役者はその期間拘束されてしまうわけなんだから
いまだにショーケンに先生って言わせるのはたいしたものだけどね
ただ影武者をどう捉えるべきかというのはわりと重要なことなのかもしれない
>>653 そうだね。この映画を理解できるのは天才らしいから。
俺は凡人でいいや。
とほほ
ここも独り言バカに占領されたか
明らかに「影武者」も見てないし
656 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/03(木) 18:33:18 ID:KG7phMOg
え〜、影武者&黒澤の熱狂的なファンの皆さんに一言。
私、黒澤が東宝スタジオの編集室で、偶然黒澤が編集しているところを見ました。
&
黒澤の陣中見舞いに、コッポラが黒澤組を訪れたのを黒澤組の窓から見ました。
それだけ。おそまつ。
657 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/03(木) 18:35:44 ID:KG7phMOg
え〜、訂正
え〜、影武者&黒澤の熱狂的なファンの皆さんに一言。
私、東宝スタジオの編集室で、偶然黒澤が編集しているところを見ました。
&
黒澤の陣中見舞いに、コッポラが黒澤組を訪れたのを黒澤組の窓から見ました。
それだけ。おそまつ。
>・ライズリのルーズベルトへの手紙の台詞
「ライオンの如く己の場所に留まるしかないが、貴方は風の如く己の場所に留まることを知らない」↓
勘兵衛の農民への台詞「己のことばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ」
カットされたらストの台詞が元だよ。
「百姓は土で、侍はその上を吹きすぎる風だ。」
>・訓練を馬鹿にして「ハハハハ」と笑うハン・ソロ→テストを見破り
「ハハハハ」と笑う五郎兵衛
笑いの意味が全然違うだろw
[全てを失った」
「この世でひとつでもいい、失って惜しいものがあるだろうか」
ハードディスクの中身
>私、東宝スタジオの編集室で、偶然黒澤が編集しているところを見ました。
塚本晋也もヒルコの編集しているとき
隣の編集室で八月の狂詩曲を編集している黒澤を見たらしい。
黒澤信者の塚本は黒澤のことを眼光鋭く逆行で輝いていると思っていたが
実際は品のいい普通のおじいさんだったと言っていた。
>カットされたらストの台詞が元だよ。
「百姓は土で、侍はその上を吹きすぎる風だ。」
「侍は風、イナゴを吹き払い通り過ぎていく。農民は大地、風が去った後もその場に揺るぎなく留まる」
そのクサイ台詞ならカットが妥当
>662
これはむごいw カットされて良かった〜〜〜。
>農民は大地
農民はないw
アク禁のお陰でロングパスになっちまったけど・・
>>622 「三年の間、喪を秘せ」と直接遺言を聞いたのは勝頼あんど重臣のみ。
「我等、力を合わせて秘密を守り抜こうぞ」ということで、
忠誠心と使命感旺盛な小姓・近習を除き、余人にはいっさい秘密は洩らさ(せ)ぬ、と。
御家のトップシークレットを洩らす是非と言う意味で、
側室の地位的な部分がどう絡むかについてはよく分からんけど、
単純に「女は口が軽い」って認識もあるんだろう。
以上の点から、俺は<俺は、だよ>、「側室も荷担させる」なんてやっちまったら
この映画においてはかなり不自然だと思います。
667 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/04(金) 21:09:12 ID:1IK2WWbT
今、BS2で黒澤明スペシャルが放送してるよ。
668 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/04(金) 21:11:40 ID:1IK2WWbT
ゲストは仲代達矢、市川森一、城戸真亜子
669 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 04:27:00 ID:hZ+RscPY
城戸真亜子って片方義眼らしいな
670 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 08:27:53 ID:IDmQsljC
それがどうした。タモリさんだって義眼だよ。
さぁ今日は羅生門だね 楽しみ〜〜
672 :
義眼:2008/04/05(土) 12:42:16 ID:8SuXJK4I
ピーターフォーク、ニコラスレイ、ピーコ
673 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 15:21:49 ID:f5dJyMJf
生きものの記録って一般的に駄作扱いだが
俺は大好きな作品だな
北野武もこの作品を誉めてたなぁ
674 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 15:33:20 ID:8SuXJK4I
コントだからね
675 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 15:59:29 ID:hZ+RscPY
タモリは幼少時電柱の針金で眼球を切ったが義眼では無い。
ピーターフォーク、ピーコ は義眼だと判るが 城戸がそうだとしたら驚き。
で トピック修正
黒パンによると、黒澤は晩年瞳が青くなっていた。
やはりロシア辺りの血が入ってるのかなあ、と逝っていた。
東北ルーツに青目は少なくないらしいが。
676 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 21:58:35 ID:yCmQzKsv
677 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 22:19:42 ID:LBvPuTTA
そのNHK BS-2の特番、観たけど、あくまでビギナー向け。少しでも黒澤に興味を持つ人間にとってはすべて周知な事ばかり。
その中にあって仲代の発言は当事者だけあって説得力がある。「椿三十郎」のラストの裏話、知ってはいるけど彼の口から出る言葉に聞き入ってしまい、つけたばかりのタバコいつの間にか根元まで灰になってたよ。
678 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 22:39:50 ID:aaES4c7V
羅生門 すんげえ
緊張の糸が 一瞬たりとも切れない構成は、生唾ものだわ。
手に汗にぎるってか?
679 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 22:49:44 ID:aaES4c7V
次回の衛星映画は ポール・ニューマンの「暴行」か…
西部劇で 羅生門のコピー作品? こんなのあったなんて知らなかった。
羅生門のコピーや影響化にある作品って他にもあるのだろうか?
680 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 22:50:27 ID:Ebetlek9
暴行の予告見たけど羅生門そのまんまだなw
ぴお49歳。。。
スターウォーズは羅生門の殺陣を参考にしたらしい。
マーク・ハミルが、何度も見せられたと言ってた。
あと、サム・ペキンパーは 「これ以上の映画など
絶対に作ることは出来ない」 とべた褒めしてたね。
ゲッタウェイでも夫の目の前で妻が暴行されるシーンを
取り入れてたし。
683 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 23:02:15 ID:A5B+Pv+e
ラショーモン・アプローチっていう用語があるくらいだから
リメイクやオマージュの範疇を超えちゃってるね
一番の功労者は芥川龍之介だけど
>>679 >羅生門のコピーや影響化にある作品って他にもあるのだろうか?
リメイクは、テレビが英米ひとつずつと映画が4本
影響を受けた作品は数知れず
有名どころでは、レザボアドッグや戦火の勇気、ファーゴ、ジャッキー・ブラウン、ユージュアル・サスペクツなどがラショウモン・スタイルの叙述形式による作品と看做されている
羅生門は公開当時はわけが分からないって言うのが
一般的な評だった。キネ旬ベストテンでも5位。
やっぱり、あの三人がなんでああいうウソをついたのかが
よくわからない。みんながみんな自分に不利な証言をしてる。
それをもって、「人間が信じられない」 と言うのはいいけど、
それが千秋実の 「恐ろしい」 っていう性善説的な絶望に
素直にシンクロしていかない。
どっちかというと上田吉二郎の 「人間ってのはそういう
いい加減なもんだ」 っていうニヒリズムに共感してしまい、
その後の志村と千秋の芝居に感情移入できない。
687 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 23:27:20 ID:SZZ/SPeL
>>685 リメイクって?
「暴行」「アイアン・メイズ」「ミスティ」以外は何?
688 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 23:28:25 ID:SZZ/SPeL
>>685 あ、「藪の中」という映画があったっけ?
689 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/05(土) 23:33:17 ID:QQ9cU+uv
>羅生門のコピーや影響化にある作品って他にもあるのだろうか?
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンは日本のインタビューで
「処女の泉」は黒澤の「羅生門」に触発されて作ったと語っていた
その時、ラショモンの発音の仕方をインタビュアーに一生懸命教わっていた
>>ラショウモンスタイル
戦火の勇気はモロにそうだけど
どっちかというとリバースとかバタフライエフェクトとか
アニメの時をかける少女とかの方が
自分のニュアンスとしてはしっくりくる。
ある時点から未来を選択しなおすのを
繰り返し見せられるところから来る非現実感が。
BS2、今回のテロップ使用フォント:DFP風雲体か?
なんかちょっと合わないような…w
ジェット・リーのHeroも仲間にいれてください。
黒澤明を見た後日本の映画は最高と思うが
レンタルビデオ屋に行くと最近の日本の映画にがっかりする
しかし最近テレビで放送した実写版デビルマンは糞映画という事を知って見たら
あまりの壊れっぷりに驚いた、これほど壊れた映画は世界中を探しても少ないと思う
695 :
暴行:2008/04/06(日) 00:15:54 ID:v0WmflGK
カーク船長じゃないか
696 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 02:34:03 ID:u3SNbytK
>>684 MISTYは羅生門のリメイクじゃないよ。
原作が同じっていうだけ。だから全く関係ない。
暴行は確かにリメイク作品だが。
これまで海外で賞を取った古〜い映画としか思ってなかったので敬遠してきたけど
今回初めて「羅生門」を見た
映画を見終わった直後は一応のハッピーエンドなのかな?と思って
その後に芥川龍之介の「薮の中」と「羅生門」を併せて読んでみて恐ろしい事に気が付いた
やっぱ黒澤監督は天才だわ
複眼の映像を読んで、芥川の原作も両方読んで、映画を数回見ても
橋本のシナリオに黒澤がどう添削したのかまったく分からない俺涙目w
699 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 08:53:52 ID:75Hy+G+N
>>693 身長183センチだったか?
世界中の監督の中でも最大?
700 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 09:04:26 ID:au552mR+
日本映画はつまらん、という意見は多いし
俺もその中の一人
だが七人の侍を見ると日本映画って素晴らしいな、と思うし
日本人に生まれてよかったとさえ思える
だがレンタルショップに行き目にする最近の邦画はもう酷い・・
最近の邦画をやたらに批判する奴に限って、
実際には最近の邦画を見てすらいない似非映画ファンだってのは周知の事実だが…
>>700 はレンタルショップでパケを見ただけで批判かよ
何をかいわんや、だな
702 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 09:13:33 ID:gqEMUTYk
>>699 いや190は優に越えていたと思う。
米アカデミー名誉賞受賞時、演壇上で両脇にスピルバーグとコッポラが並び、真ん中に頭一つ抜け出た巨星の姿は単純にカッコ良かった!
身長の高さは物の見方に関係してくるのだろうか?つい上から見て考えるという…
> 原作が同じっていうだけ。だから全く関係ない。
>>698 門のところで志村達が話すところは、橋本オリジナル版にはなく、
それじゃ上映時間が足りないので、黒澤が一人で書き足した。
>>702 > いや190は優に越えていたと思う。
イチローのテンプレ並だなw
181cmと言われています。
706 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 09:51:22 ID:75Hy+G+N
すげえよ黒澤さん!2メートル近くの巨体に圧倒的威圧感に創作の才能もピカ一。
海外の人は 黒澤基準で日本映画を観る傾向があるが、
あんな妖怪を基準にされたら、ほとんどの映画が駄作になってしまうジャマイカ。
707 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 11:29:23 ID:gqEMUTYk
>>705 181pならコッポラと殆んど一緒じゃない。受賞式には黒澤さんシークレットブーツでも履いていたのかね(笑)。
>>707 コッポラが身長詐称してたに決まってるしょ。
大男の黒澤さんには 上げ底する意味が無い。
709 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 13:05:48 ID:GkbLDxym
710 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 14:24:41 ID:5YTJXFXA
コッポラ、ルーカス、スピ、スコシッシ 皆チビだよ。ユダヤにイタ公だもんな。
黒澤は180チョィだな。
最近、若い人は僕より大きいのが増えた、と言ってたからな。
授賞式のプレゼンターはルーカスとスピルバーグで、
コッポラではない。
712 :
参考動画:2008/04/06(日) 14:33:19 ID:v0WmflGK
確かに。受賞式にプレゼンターとして並んだのはコッポラじゃなくルーカスでした。訂正と共にお詫びします。
>>707 例えだよ。そんなのも分かんねえか、こいつ。
「優に越えていた」というのはオーバーだったにせよ、188〜190はあった。あんた達写真見たことないのか。あの四肢の長さで180pそこそこなら手長ザルだよ。
>> 原作が同じっていうだけ。だから全く関係ない。
「藪の中」原作ということにしておけば
原作料払わなくてすむ。(芥川著作権消滅)
「羅生門」がなければ作ってないよ。
>>701 そんなことはないよ
それだけ昔の邦画は凄かったことこそ常識じゃないの
黒澤とか小津とか有名な人だけじゃなくて名も無い人も凄い
根本的に層の厚さ、質の高さの次元が今なんかとは全く違う
今の邦画が黄金期の邦画に比べて酷いのは残念ながら確か。
ま、世界的に見ても別に日本映画に限った事ではないけどね。
718 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 18:31:57 ID:gqEMUTYk
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。氏ね
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。糞と一緒に便所で逝け
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。糞と一緒に便所で逝け
721 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 18:41:07 ID:gqEMUTYk
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。糞と一緒に便所で逝け
722 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 18:42:03 ID:gqEMUTYk
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。糞と一緒に便所で逝け
723 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 18:44:51 ID:gqEMUTYk
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。糞と一緒に便所で逝け
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。糞と一緒に便所で逝け
725 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 19:24:19 ID:v0WmflGK
ソプラノ歌手のマリア・カラスはダイエットの為に体内にサナダムシを飼っていた。
726 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 19:35:37 ID:gqEMUTYk
>>710 まあサルでも何でもかまわないが、俺の結論でもいいのかい?
727 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 19:36:19 ID:LrqDuE3X
>>707 黒澤とコッポラが並んだ写真見たことあるけど、明らかに黒澤のほうが高かったよ。
あとコッポラはとんねるずの生ダラに出演したとき、とんねるずの二人より低かった。
>>710 まあサルでも何でもかまわないが、俺の結論でもいいのかい?
729 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 19:39:59 ID:v0WmflGK
非公開洋上結婚式をチョンソンミと挙げた子供2人のキナシでさえ178cmあるからね
730 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 19:40:48 ID:gqEMUTYk
>>715 俺がサルならお前はサナダムシだな。糞と一緒に便所で逝け
731 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 19:54:01 ID:YjhMWxfT
>>730 下品なヤローだな、おめえ、もう書き込むな!
黒澤映画を語る資格なし!
732 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 20:03:39 ID:v0WmflGK
っていうか上下関係とか優劣とかを必死につけたがる人って滑稽にしか見えないよね
そう言えば、チャールトン・ヘストンも亡くなっちゃったね。
>上下関係とか優劣とかを必死につけたがる人って滑稽にしか見えないよね
そうそう、お里が知れるってもんだな。哀れ…
734 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 22:05:43 ID:u3SNbytK
>>714 そんなことは別にどうでもいい。
リメイクじゃないことだけは確かなんだから。
735 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 22:10:00 ID:gqEMUTYk
ていうか優劣をつけたがって俺をサルだと罵った奴は無罪かよ。
おめえらだって罵倒されて黙ってられんのか。
語る資格なし?俺に絡む事じたい、お前に語る資格はない。
さすがにここの住人は罵り方もハイソだね。何様のつもり?
736 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/06(日) 22:14:39 ID:gqEMUTYk
隠し砦を初めて見ました。
本当によく出来た娯楽大作ですごく面白かったんだけど、
百姓二人のあまりのクズっぷりに
滑稽を通り越して嫌悪感感じてしまった・・・。
>>738 それがスターウォーズ生まれる結果になってるんだから
上原らがでてる鼎談もあるがもうけされてるかな
>>738 「七人の侍」の百姓の、嫌〜な部分を踏まえて観ると
太平と又七がなんであんなに屑になったかよう分かるけぇ
そのクズが最後には浄化される、ってのがミソだろ?
何故あそこで突然浄化されるかの合理的説明は一切ないがw
雪姫のレイプ未遂シーンは正直勃起した
チリの人が七人を全うpしてるな
早坂は、オーケストラ曲の棒は自分で振ってたの?
747 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/12(土) 19:01:40 ID:wD4HPGHn
暴走機関車は自身で監督して欲しかったなぁ・・・
749 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/13(日) 21:05:02 ID:QSmMRKPX
デルスウザーラ完全版DVDまだ〜?
ビデオからアンプにスピーカーをつないだ記念で
7人の侍を何回目かわからないけど見た
何度見ても最後までしっかりと見てしまう
スビズバのラストのセリフ教えてもらえませんか
752 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/15(火) 14:10:07 ID:2ZhYFKBa
ポルカならググれ。
やめてケレ〜〜〜・・・
どうもありがとう
755 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/15(火) 17:08:13 ID:w8QqJpSo
東京オリンピックを予算で断念したときが分岐点だったな
しかしオリンピックに「ノーモアヒロシマ」はいかがなものかと。
まあ、広島オリンピックじゃないからな。
758 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/17(木) 21:19:43 ID:XnCFTnqd
天国と地獄の列車シーンなんかを見てると制限された時間と空間をどう処理するかってのが上手い
東京五輪をやってれば望遠に頼らないギリギリのところの撮影方法を見つけてその後のカラーも違ってたはず
あれを予算で断ったのはそれまでの大作予算主義の弊害による道の踏み外しだと思う
「どん底」「生き物の記録」「椿三十郎」なんて
どう見ても大作予算主義じゃないけどね。
「どですかでん」は予算余ったんじゃなかったか?
ただ、オリンピック映画はやらなくて正解だったと思うよ。
この人はただの映画を作ってる分にはいいんだけど、
「日本を背負う」っていう意識が出ると途端にバランス感覚を失ってしまう傾向が強い。
寅寅が最悪の例だけど、これ以外にも八月の狂詩曲とか、
「世界に向けて日本を提示する」っていう要素があると、突然おかしな事になるんだよ。
本人も言ってるけど溝口や小津、成瀬なんかが映画黄金期に一気にいなくなった
のが大きいねぇ。木下も同世代でいたけど、彼は世界に打って出るようなタイプ
の作家じゃなかったしねぇ。
762 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/18(金) 06:41:18 ID:cPUZD/+u
>>759 そんな屁理屈だれも聞きたくない
虎虎虎のオープニングだけで赤ひげの予算を大幅に上回ったのが現実だろうが
俺は「八月の狂詩曲」好きなんだけどな。
カラーでは「デルス〜」「影武者」「八月の狂詩曲」が好き。
「乱」は衣裳の色が好きじゃない。
764 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/18(金) 10:18:57 ID:qjHx0S2i
黒澤は「赤ひげ」で終わっている、後の作品は過去の名声でどうにか生きた作品ばかり、
観る価値のない物ばかり。
まぁ、価値の有る無しは人それぞれという事で。
明日は用心棒だぬ〜
>虎虎虎のオープニングだけで赤ひげの予算を大幅に上回ったのが現実だろうが
元々、そういう予算だったわけだが。
金かけないと作れない映画というのもあるんだがね。
で、君は黒澤にそういう金のかからない映画ばかり作って欲しかったわけ?
それで満足できるの?
769 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/18(金) 17:02:00 ID:5qCngWsp
「野良犬」が俺的には一番
焼け跡にもトタンで人間の巣みたいなものが作られ
高架線には国鉄の電車がそれでも走り
ただただギラギラしている三船敏郎
いつでも大人(たいじん)の志村喬
>>764 興業の事を考えて作品つくりをやって来た監督が、人生の黄昏時にさしかかり
内省的&自己陶酔的作品つくりに移行するのが、そんなに悪いの?
「職人黒澤」も「作家黒澤」もどっちも好きだ。
一本も見たことないのに何言ってるんだか
影武者とか乱のときの城のセット
現在の映画のよりは余裕でマシなんだけど
それでも外見が安っぽくて作り物って感じがする。
黒澤も内心、歯ぎしりしながら撮ってたと思うんだよな。
>>767 創作で勝手に意見を決められても話にならないから無理にレスしないでくれるか?
775 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/18(金) 21:51:56 ID:6i5NS2k7
>>763 俺もカラー時代の作品では八月の狂詩曲が一番好きだね。
劇場で見たとき感動のあまりしばらく席を立てなかった程だ。
この作品を見たおかげで、黒澤という監督に興味を持ったな。
776 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/19(土) 06:47:55 ID:GO8sxTf1
>>764 黒澤ファンの中にその意見を持つ人も多い。
だけど突破口が開ければカラーも楽しめるようになるんだけどね。
4月19日(土) 21:00〜22:56 NHK BS2
没後10年 黒澤明特集 「用心棒」
今日は楽しみ
>観る価値のない物ばかり。
価値がわからないとそうだろうね。
「影武者」の夕陽を逆光で浴びて退却する武田の軍勢。
その手前の雑兵の一人が立ち上がり指差す先にはおやかた様が・・・
この場面なんて、映画館で見てその壮絶な美しさに恍惚となった。
「乱」の三の城合戦シーンの悲壮な美しさには言葉もない。
自分で書いていてまた見たくなってきたよ。
780 :
チラシの裏:2008/04/19(土) 18:42:14 ID:DmHWAm1n
俺様の黒澤映画ベスト5
前期(姿三四郎〜生きものの記録)
1七人の侍
2野良犬
3生きる
4羅生門
5白痴
後期(蜘蛛巣城〜まあだだよ)
1椿三十郎
2赤ひげ
3用心棒
4天国と地獄
5夢
今用心棒やってるけど羅生門のほうが好きだな
一応面白いが羅生門のようなダイナミズムが感じられない。
『八月の狂詩曲』はラストだけだな。
あの野ばらの児童合唱の選定はよかった。
『赤ひげ』『椿三十郎』はモノクロ時代の失敗作だと思う。
椿が失敗ってどんだけ厳しいんだよw
オレオレ評論は放置で
>>782 >『赤ひげ』『椿三十郎』はモノクロ時代の失敗作だと思う。
どんな所が気にいらないか、参考までに知りたいね。
786 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/20(日) 18:45:11 ID:h4xVzg4d
アンチはスルーで
他のは失敗作じゃないってことなんだから安置でもあるまい
死体安置所かよ
はあ?
『乱』の血の見せ方はいいけど『椿三十郎』の血の見せ方はどう見ても野暮でしょ。
伊藤雄之助も入江たか子も予定調和の演技で駄目。三船の設定も甘ったるすぎる。
昨年少しだけ見返したけど冒頭の闇夜での寺の殺陣以外はまるで駄目だったね。
『赤ひげ』は全く見返してないんでなんとも言えないがいろんな人物の演技がどうしようもなくりきんでいた。
音楽も甘くて糞。説明的で事大主義で見るべきものがなかった。
黒澤の美学はワイド画面になってからの転換が最も大きいと思う。
『隠し砦』も『用心棒』も確かに面白いけど分かりやすくしようって意識が強くなってる。
音の出し方にしてもあらゆる面で。
はい、次の方
ガッカリだったな(苦笑)
最近よく眠れません、8時間ぐらいしか
794 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/20(日) 21:45:54 ID:h4xVzg4d
ID:1qRNLxlnhは例の黒澤アンチなのでスルーを
>>792 じゃあガッカリじゃない感想を聞かせてもらおうか
>>794 なんか勘違いしてない?
人をアンチと決め付けるのならファンの一人として逆に作品のいいところを指摘できないとな。
批判が全く介在しない馴れ合いスレが好きならどこかでアイドルでも語ってればいいんじゃないの?
はい次
例の人はアンチじゃないね
映画作品板のアンチ黒澤スレでは一人芝居してる
アンチじゃなくてキチガイ
799 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/20(日) 22:22:48 ID:UjdflVYY
ゴダールが来日したときのインタビューで「日本には何人かのよい映画作家がいました。溝口・黒澤・小津・成瀬などです」と
言っているから(別のときは「黒澤はあまり好みではない」と言ってるが)一定の評価はしてるんだな。
>>798 で、ヒステリックに人をキチガイ呼ばわりは出来ても作品に対しての自分の意見は何も言えないわけか。
>>799 アメリカの『影武者』プレミアにジョン・ミリアスに連れられて姿を見せたときは
黒澤と一言も口を聞かなかったらしいけどな。
801 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/20(日) 22:44:42 ID:h4xVzg4d
ID:1qRNは基地外なのでスルーを
ミリアスとゴダール?
どんなつながりだ
>>802 カンヌに決まってるじゃない、いやだあなあ おとおさんったら…
>ファンの一人として逆に作品のいいところを指摘できないとな。
この時点でアンチの理屈だよ。
何かを好きになるには別に具体的な理由なんか必要とはしない。
何かを嫌う奴は「○○を嫌いな自分」を正当化する必要があるから後付けで色々な理由を考える。
「具体的な反論ができないなら俺の勝ち」ってのはアンチの理屈でしかないんだよ。
>>804 隠し砦の三悪人スレ遂にお前以外誰もいなくなったな
>>804 つまりお前は、
「作品のいいところを指摘する奴はアンチ。
なぜなら作品を好きになるのに具体的な理由なんかないから」
と言いたいわけだ。
好きなものについて語ることすらできない自分の頭の悪さを、
後付けで「正当化」しようとしてるだけの「屁理屈」にしか思えんな。
恥ずかしい奴。
>>790 赤ひげは評価こそ高いが、確かに山本周五郎の考えた
「人生の辛酸を舐め、酸いも甘いも噛み分けて、
清濁合わせ持つ一種の老獪さも秘めた一筋縄ではない」人物像は
描けていなかったと小国さんに指摘されていますね。
山本周五郎の考えた
そういう人物像は
小説の中でも表現されてないと思うよ。
自分も参加してるのに他人行儀な小國w
小国の役割はそういうところだよ。
黒澤さんは、欧米の文学を映画にするのが好きな人だけど、
小國さんは、欧米の原作を換骨奪胎するほうが得意だよね。
812 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/22(火) 09:49:06 ID:2g2OOjnD
813 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/22(火) 10:01:43 ID:grvWzERH
>>812 ベルイマンのボロクソ言われてるゴダールw
>>712 ヨーコ絶対ランドは女子プロかとオモタw
スレチすまん
815 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/22(火) 17:09:27 ID:YpWp0hRq
>>30 勝新だからこそ武士と農民の2役が出来きたのであって、
仲代はどう見ても農民役には無理があったorz
>815
しかし、他に出来る役者いね〜じゃん。
この時に黒澤が置かれた立場をわかりやすく例えると、
自分の好みドンピシャのオキニ嬢に1週間前から予約して、
その日から禁欲&精力剤のみまくり、1時間前にはバイアグラまで飲んでのMAX状態で店に行ったら、
体調不良で急遽お休みと言われ、No.2の嬢なら今すぐ入れます、と言われた。
この状態で、あくまでもNo.1の嬢にこだわってカチカチのチンコ握ってそのまま帰るか?
それとも妥協して(以前入って充分合格レベルだった)No.2の嬢に入るか?
ってこんな感じ?
判りやす過ぎるにもほどがあるだろww
819 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/23(水) 17:30:11 ID:YGGLCe5z
>>815 勝新は死ぬまで影武者は俺が一番合っていたと悔やんでいたという。
勝(苦笑)
影無茶では家康役のど素人と子役のガキがうっとうしかったな
黒澤、耄碌したなと思った。
いや、黒澤は勝にそれほど未練はなかっただろ。
勝・若山のセットに魅力があったのであって。
823 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/23(水) 19:08:20 ID:TC85SDwA
脚本黒澤明を見てる人はいないのかい?
地獄の貴婦人は面白かった。
825 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/23(水) 21:46:51 ID:mrh4555w
>>821 影無茶なんて映画はこの世にありませんよw
貴様こそ耄碌してるんじゃないかw
826 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/23(水) 21:52:33 ID:mrh4555w
>>819 その割りにリハーサルには全然出てこないとか
あまりやる気が感じられないんだけどな。
>>825 そりゃスルーすべき部分じゃありませんか?
子役の演出がなってないとはいえる、天国と地獄の江木俊夫はともかく
後に大林の助けを借りてましになった部分もあるが・・・
>>823 東宝のキャメラマン、ハリー三村が演出するというので書いた、
『ソ満国境2号作戦・消えた中隊』という作品が、見てみたい。
[おじじではない」
良かったと思うが。
831 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/24(木) 14:37:06 ID:DLcXGv2M
MIXIに行ってみた。
大人が多く喧嘩にはなっていないけど独善的見解を
さも黒澤の真意を汲み取っているといわんばかりに書きまくってる人が数人。
本人は相当気持よさそうに書いているけどw
・・・・
>>815 しかし、勝新だと後半が難しくならないか?
いい気になっている影武者の感じしか出てこない可能性があるが。
黒澤作品は配役が変わることがままあるから、
気にすんな。
鉄修理だって違和感なかったろ。
835 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/24(木) 18:19:08 ID:JNd1eOy8
蜘蛛巣城の山田五十鈴も本当は京マチ子にやらせたかったんだよな。
羅生門は原節子だったし。
隠し砦の藤田進も松本幸四郎。
こんなの上げだしたらキリがないぞ。
羅生門、原節子だったら海外での評価がだいぶ違った気がする。
原節男じゃマチ子タンのエロさは出せなかっただろうな
白州の上での狂った感じが出せるかどうか… > 原節子
原節子なら原節子でものすごくエロくなったような・・・
ちょっと見てみたい
見た小津悶絶
原節子が出演した映画は小津とか他有名な映画しか見た事ないけど
キスシーンとかのラブシーンした事あったの?
>834
いや、あれは是非高倉で見たかった。
>>840 海賊団の姐御とか、妙な役をやっていた時期はあるね。
やっぱり、軍国少女のイメージが強過ぎたんだろうなぁ。
その後、『晩春』と『青い山脈』で復調したんじゃないか?
844 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/24(木) 22:46:46 ID:sILeWEg5
>>840 成瀬巳喜男の「娘・妻・母」で仲代達矢と一応キスシーンやってるよ。
ほんとにやってるかどうかわからんけど。
なんでもこれが最初で最後らしいね。
845 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/24(木) 22:50:40 ID:sILeWEg5
黒澤映画の良さは、理屈っぽくならずに楽しめる。
これに尽きるかも。マジで。
素晴らしき日曜日、中北千枝子が沼崎勲の部屋で服を脱ぎかけ
でもやっぱりできなくてその場で泣き崩れるシーンをみて
都心部の日本人と部落の日本人では貞操観念に開きがあったのかなあと思った。
849 :
部落の日本人:2008/04/25(金) 07:57:31 ID:3bf9YORK
中北千枝子(ニッセイのおばちゃんCMのひと)は創価学会信者だった
夫は田中ひろゆきP(人間革命 正・続)
>>848 あの時代は部落云々関係なく、一般的に婚前交渉はいくない
125 :この子の名無しのお祝いに:04/07/05 14:04 ID:X0yiOl6l
>>122 黒澤は最初、あまり仲代が好みでなく、
森谷司郎に薦められても渋っていたのを、
『人間の條件』を観て気に入り、『用心棒』に起用したそうだから、
チェックはしてたんだろうね。
126 : :04/07/06 02:20 ID:9SabsE8N
>>125 本筋ではないですが、ちょっと。
黒澤が用心棒を撮ったのは、人間の條件の撮影中。
黒澤が小林に、ちょっと仲代君を貸してって、お願いしたそうな。
人間の條件は足掛け何年かかったのか、ちと忘れちゃったけど。
小林正樹監督スレより
用心棒の三船、のびのびしているね。
椿ではきりきりしている。
↓ジェリー藤尾がひと言
○子、縁りを戻そう
>>850 部落によっては今以上に性に大らかだった場所も多かったんじゃないの?
スラムの人たちって不潔だし教養もないわよね。だから職が無くても当たり前でしょ。
どうして不潔で教養がないかって?それはあんなふうに不潔だからよ。
↑不潔で教養のない文章の見本
859 :
↑:2008/04/26(土) 07:14:13 ID:eyBQyLY+
オマエも取替えの利く単なる肉部品の分際で
何か意味のある言葉喋ってるつもりのようだな
と、部落蝦夷ゴキブリが何か言っております w
861 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/26(土) 11:02:45 ID:udsI/Zft
部落か蝦夷か、どっちかひとつにしとくれ
>>848は「部落「」をド田舎の意味で使ってる。
それを分かってて違う方向に流れを向けようとしてる人がいるね。
そもそも あの場面で貞操観念云々は関係ないし
妙な偶然で、パリでもロンドンでも、特集上映で観たんだが、
あの場面、フランス人は苦笑したが、英国人は笑わなかった。
865 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/28(月) 10:48:10 ID:iSof8/3E
そりゃ、フランス人とイギリス人は仲よくないもの
>>863 自分の体を捧げる場面で関係ないといいきるのは安易でしょう
天国と地獄の権藤は在日で、日本人から成功した在日への嫉妬を
描いたものなんだって言って恥かいてた奴もそういえばいたっけw
日本人から、と、嫉妬をくっつけて表現せよ。文章構成としてのことだけど。
靴屋なんだからBの方をまず考え付くのが普通だろう…
)
(
,, ) )
゙ミ;;;;;,_ (
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
.¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
/;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、}
>>870 誰と勘違いしてるのか知らないけど君が議論してた?人と無関係にレスしたのだけどね。
>>867は誰のことを言っているんだろう。
靴屋と被差別階級の関係をしてきしていたのは、確か熊井啓だったね。
そういう人たちにかかると、菊千代なんてトンデモ解釈がいっぱいあるんだろうね
876 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/29(火) 15:50:59 ID:VIxil/7v
黒澤の30本の作品のうち一番つまらんのが「虎の尾を踏む男達」だと思うが、どうよ?
いま30代半ばだけど大学生時代に見たよ。エノケン目当てで。
もともとが有名な話だし、エノケンの動きが素晴らしいし面白かったよ。
借りたときはちょっと不安だったんだけどね。
俺は八月の狂詩曲が一番つまらなかった。
眠くなるよ・・・
おれは醜聞。
>>878 確かに黒澤作品で一番退屈なものは何?って聞いたら
一位になる筆頭候補だろうね。
>>880 「一番美しく」と「続・姿三四郎」の立場は?
続姿三四郎は格闘技マニアからすると異種格闘技戦映画だし面白い
>>876 勧進帳知らないからつまらんとしか思えないんだろ?
884 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/29(火) 22:03:56 ID:SzlYoBLM
八月の狂詩曲は確かに面白いと言う類の映画じゃないが、
それでも心を揺さぶられたし、映像的にも素晴らしい。
カラーの中では一番好きな作品。
俺は『乱』がダメ。
ピーターがきっつい。
886 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/30(水) 06:14:03 ID:XtuqYk04
まあ人それぞれってことですな。当たり前だが。
887 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/30(水) 07:17:19 ID:BP8qIPmb
この間のBSで放送してた用心棒を録画してあるんだけど、
最初の方見たら、何言ってるのかセリフがさっぱり聞き取れなくて挫折中。
皆は普通に聞き取れてるの?
昔の言葉なのか訛ってるのかわからないけど、
正直、字幕つけて欲しい。
例えばアメリカ人だったら英語字幕で見るんだろうし、
日本語の字幕付いたからって、別に雰囲気台無しってことはないと思う。
888 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/30(水) 08:11:55 ID:XtuqYk04
>>872 誰も議論安価してないけど?無関係なのに悔しくてヘンなレスしちゃったわけか
>>873 誰のことって恥をかいた奴のことって言ってるだろうが
日本語読めないの?
またここでも日本語かw
892 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/30(水) 10:49:39 ID:6W/2WkFJ
>>887 何を主張してるのかは 映像見てると ある程度伝わってくるので無問題!
絵を見る事に集中してれば?
よく肉を喰らう黒澤明はベジタリアンからみれば軽蔑の対象
ベジタリアンなんてアホ人種
黒澤明はなんで死んだの?
896 :
876:2008/04/30(水) 12:13:08 ID:4lajwCBn
>>883 勿論、勧進帳知ってるさ その上であの映画ではエノケンが道化役になって
オペレッタ仕立てにしたという斬新さがあるんだろうけど、何か安っぽく
ってつまらんな〜と感じた ずーっと昔に見たんで余り覚えてないけど
>>895 今もファンが増え続けていて、スレで語られてるってことは
死んでないと同義なのでその問いは無意味だぜ!
最近黒澤映画の台詞が聞き取れないって
よくきくけど、ちょっと心配だな。昔の言葉で
よくわからないってのならそうでもないが、
ひょっとして聴力自体が落ちてるんじゃないかと。
例えばipodなんかで難聴になってないか。
「聴力(ハードウェア)」の問題じゃないだろ。
「聞き取り能力(ソフトウェア)」の問題だ。
骨董の目利きになるには最初にとにかく良い品を見て
鑑賞眼を鍛えるそうだ。
そうすると贋物を見分ける目も同時に鍛えられるとか。
最近の若者は最初から高品質のサウンドでさまざまな
メディアの音声を聴いているので、無意識のうちに品質の
悪いサウンドには拒絶感が働いてしまうのかも知れないね。
光学録音の音も慣れれば、聞き取れるはずだし作品の
内容自体は1級品なのだから、どんどん見てほしいな。
>>892 やってみます。
>>888 !やってみてダメだったら借ります。
>>899 聴力はいい方だと思う。
ipodもたまにしか使わないし。
っていうか、やっぱり聞き取れない人多いんですね。
絶対自分だけじゃないはずだと思ってました。
>>901 BSでかなり昔の白黒映画の時代劇の作品を見たけど、
意味がわからない言葉はあっても、
何言ってるか聞きとれないなぁとは思わなかったのに、
なんで用心棒は聞き取れないんだろう・・・
と言っても、まだ最初の方しか見てないけど。
でも、黒澤作品は内容が素晴らしいっていうことはわかってるから、
もし頑張ってしばらく見ててもダメだったらDVD借りて見ます。
少しくらい聞き取れなくても、気にしないでどんどん観ればいいよ。
台詞が全部わからなくても素晴らしさはわかるから。
用心棒は黒澤映画じゃ聞き取りやすい方だよ。それに比べて虎の尾や蜘蛛の巣城なんか
さっぱり分からんかった。今でこそDVDで字幕見れたりネットで簡単に映画のあらすじ
なんかを調べられるけど。
>>894 ベジタリアンはキリスト圏西欧仕様の食事療法だから文句をいわれても頭に来ないが
玄米菜食に同じことを言ったら君は無恥。
聞き取れないというヤツは、夜間のシーンが暗くて見えない
とか言うんだろうか。
>>907 例えが全然違うな。
黒澤ファンの見識が疑われるからお前は出てこなくてよろしい。
また反論するな!オヤジどもの我の張り合いが始まったか
ここは音声解析の権威、鈴木松美先生に復元再生していただく
というのが建設的だと思うが
911 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/30(水) 23:52:05 ID:J7BQ0nqt
どうして再販版DVDBOXからデルスウザーラが消えてるの?
何か問題でも起きた?
デルス・ウザーラはIVCからRUSSIAN CINEMA COUNCIL コレクションとして
モスフィルム・アルティメット・エディションがリリースされてる
いわば本家がリリースしたわけだから版権の問題でしょうね
915 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/01(木) 03:32:02 ID:2ZS1tXEQ
日本人監督が外国を舞台にして外国資本だけで撮った映画って
このデルスと大島渚の「マックスモンアムール」ぐらいか。
最近だとリング2の中田秀夫がいる
ハリウッドも糞リメイクが増えてるねえ。
20世紀の遺産を食いつぶしてるスカスカの21世紀人。
918 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/01(木) 12:58:49 ID:4TwHuTTX
>>900 音は実は「耳」ではなく「脳」で聞いている、ということを
今週の「ためしてガッテン」でやっていた
919 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/01(木) 15:33:11 ID:9hLmUCT0
え? おまえら字幕チェックせずに全部の台詞聞き取れてたの?
すげぇわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
今やってる橋本忍のインタビューはなかなかだな
>>908 オマエの説明のほうがトンデモだ。
骨董の目利きになるのにいい品を見るのが必要なら
高品質のサウンドを聴くことはいいことじゃないか。
もうこのスレには出てくるな。
>>921=
>>907?
>>907でも例えがデタラメだったけど、文章読解能力ゼロで
ただ相手に噛み付きたいだけのカスだな。
高品質のサウンドを聴くのはいいことだぞ。
それがどうした?
お前の論理だと、それと黒澤映画のサウンドの品質をどう
評価するんだ?
923 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/01(木) 18:42:27 ID:4TwHuTTX
>>920 見た ためになった
黒澤組の脚本家が自分以外亡くなってしまったので、黒澤組の脚本の書き方
を後代に残しておかなければ日本映画のためにならないからと病気をおして
本を書いたと言う。
924 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/01(木) 18:44:11 ID:4TwHuTTX
BSハイビジョンで放送された黒澤関係のドキュメンタリーが明日BS2で
一挙放送される
またBS厨の自演
>>922 読解力のないお前には、908みたいなおバカなことしか書けんだろうな。
>>926 結局答えられなくて揚げ足取りしか出来ないんだな。
話にもならんよ。
>>926 黒澤映画を見ても何一つ理解出来てなく、醜悪な
独り善がりの偏った意見しかないんだろうから、
お前は出てこなくて宜しい。
>>925 音声云々で争ってる連中よりBS厨の自演の方が遙かに上。
自演かどうかはさておいて、そんな事をしなくては
ならない人間は、一種の分裂病らしいから、映画を
見る以前に運動でもしたほうが良い。
「かきゅうのよう」という音が
耳に入ってきても
「火急の用」という言葉を知らなければ
聞こえないということになる。
逆に知っていれば一部聞こえない
所があろうが、「火急の用」だとわかる。
基本的な日本語の語彙が少ない人と
いろいろ不便だよ。
聞き取りにくいのは確かだが
現在のリマスター音声で全く聞こえないというのなら
それは、その人の知的水準があまり高くない
ということだ。
>>925 何だよ?連続投稿しただけなのに自演扱いかよ??
七人の侍の左ボクゼンの末期のセリフと
米盗まれたあたりのセリフは聞き取りづらかったな…
何度も見直してやっとわかった
全集 黒澤明・蝦蟇の油・黒澤明vsハリウッド以外で、皆さんが出来の良いと思う
関連本がありましたら紹介してください^^
つ新藤兼人「裸の島」
村木与四郎の映画美術 [聞き書き]黒澤映画のデザイン
フィルムアート社
>>928 何をえらそうに。
チョット捻ってやるとムキになるガキだな
「巨人と少年 黒澤明の女性たち」「異説・黒澤明」
黒澤は、尾形敏郎の考え方を一笑に附していたようだけど。
>>941 ハイビジョンを今回BS2で再放送だから、
地上波あたりでやるかもしれないよ。
「加山雄三〜永遠の若大将」という番組がそうだった。
ただし30分くらい短縮されてたが。
>>933 末期の台詞は同意だが
米のくだりは、さほど聞き取りにくくもないと
思うが。
>>941 黒澤に関する話は「複眼の眼」に書いてあることなんで、
本を読めばOK。当然、本のほうが詳しい。
肉声で聞けたのはありがたいが。
七人の侍で、黒澤が「出来たな」と言ったという話も出てくる。
>>931 知識の問題もあるけど、
それは無視して考えても、聞き取り能力には差があるから、
最後の段落は言い過ぎだと思うよ。
耳が悪い人間は知的水準が余り高くないって言っているに等しいから。
dvdの字幕機能はつんぼだけの為ではないんですね
差別するひとって無知がおおいですね、もっと平等にゴミ扱いしなくてわ
BSアナログ放送の右上に出るロゴに「アナログ」が増えたな
フルフレームの映画はこれから放送するってのに
951 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/02(金) 07:55:39 ID:vVefnik6
>>935 ドナルド・リチー著 「黒澤明の映画」 関連本の最高峰です。
>>943 地上波でぜったいやると思う。リメイクした「私は貝になりたい」の自己宣伝
も狙っているんだろうけど、遺言代わりに残しておこうという気持ちもあった
のだろう、非常に勉強になる番組だった。リクエストすれば再放送してくれる
こと請け合いだ
953 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/02(金) 09:47:10 ID:9OZck06U
89 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2000/11/20(月) 04:27
作品としての批評じゃないのですが、
何故か黒澤作品の映画って、
こう、役者の科白がまったく聞き取れないです。
95 名前: 佐藤B作 投稿日: 2000/11/20(月) 05:46
>>89 それは役者も認めていて、土屋嘉男が書いた「クロサワさーん!」(爆笑物)にも
出てくる。
引用
当時の録音技術は、現在と比べると極めてお粗末であったが、当時としては
大成功であった。ただ、セリフに関しては不明瞭で、落ち着いてものを言う、
勘兵衛(志村)以外の、エキサイティングなセリフは、よく聞きとれなかった
のが、とても残念であるばかりか、恥ずかしささえ感じる。
あれから37年経った1991年、東宝はニュープリント、リニューアル・
サウンドの新技術で雑音処理を行い、完全オリジナル版としてリバイバル公開
したが、依然としてセリフはよく聞きとれなかった。
当時の黒澤映画が、現在の録音技術で収録されていたなら、どんなにか、
また数倍の素晴らしさになっていたろうに、と出来ない欲望にかられて
仕方がない。
と、このように述べております。
954 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/02(金) 13:11:44 ID:BZ5gO2H0
5月4日(日) 14:50〜18:00 NHK BS2
黒澤明とその時代〜全30作の軌跡〜 - クロサワ・アーカイブス特集 -
▽俳優、助監督が語る巨匠の素顔と制作秘話 堀川弘通,淡路恵子,出目昌伸,香川京子,阿久悠,
井関惺,油井昌由樹,中村充
5月5日(月) 13:00〜14:30 NHK BS2
NHK特集 黒澤明の世界 - クロサワ・アーカイブス特集 -
▽映画“影武者”撮影の舞台裏を徹底取材 ▽巨匠の創作の秘密に迫る
5月5日(月) 14:30〜15:20 NHK BS2
いま、映画を語る(2) 黒澤明 - クロサワ・アーカイブス特集 -
▽72歳、黒澤監督の映画への情熱 ▽“乱”の構想を語る ▽コッポラ、ルーカスとの対話
▽フェデリコ・フェリーニ、黒澤映画を語る
おっ、おおっ!これは良い連休になりそうだ!
某動画サイトに「七人の侍」が全編UPされてるんだが、通報した方が
いいのか?(W
題名隠してるから検索しても引っかかんないけど。
957 :
↑:2008/05/02(金) 20:45:25 ID:6GWofIUQ
PD(パブリックドメイン)だからOK
もうこれは人類の共通財産といっていいでしょう
958 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/03(土) 00:08:09 ID:ZuGrqb9N
黒澤事務所に連絡すれば何かもらえるかも
959 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/03(土) 02:35:30 ID:8xmmfMSz
>>956 通報したほうがいいね。
>>957 七人はまだPDじゃないよ。デタラメなことは言わないように。
960 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/03(土) 10:18:45 ID:S/5fw+ft
>>935 面白かったのは「黒澤明と早坂文雄」(西村雄一郎著 筑摩書房)
「天気待ちー監督・黒澤明とともに」(野上照代著 文春文庫)
「回想 黒澤明」(黒澤和子著 中公新書)
かな。
毛色の違うところでは「黒澤明の精神病理」(柏瀬宏隆・加藤 信著 星和書店)というのも
興味を持って読めたよ。
937の挙げてる三部作も読んだけど、全篇を通しておそろしく誤字・脱字が多いのに驚かされる。
よく調べて書かれてあるのに残念に思う三冊だな。
つ 「評伝・黒沢明」堀川弘通
962 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/03(土) 12:08:47 ID:cp402c4u
>>954 地上波で放送しないの?がっかりだ・・・
松潤リメイクもやっぱりルーカスは、
リップサービスでベタ誉めするんだろうか。
今の日本人の上っ面ぶりを実感するだろうな
965 :
橋本忍:2008/05/03(土) 19:33:33 ID:UkWnG5Uc
ここまで来て誰も「複眼の映像」を挙げないとは何事かッ!
966 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/03(土) 20:41:27 ID:k8N+v5my
黒澤本人だってルーカスのSW、リップサービスで褒めてたんだろ、多分。
968 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/03(土) 21:34:58 ID:8xmmfMSz
むしろ軽く馬鹿にしてる。
970 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 04:01:02 ID:ZMoe3MuF
THX1138を褒めてたよね
未来の車で地上逃げるの、アレ面白かったよね・・・位の褒め方だけど。
コッポラとルーカスとスピルバーグが絶賛してくれたおかげで
黒澤の地位が大きく上がった面があるし、影武者の時はコッポラとルーカスに
世話になったから、少しは褒めとく必要があったんだろうな。
コッポラとルーカスは「影武者」の出来に、ガッカリしただろうな。
当時は日本国中でも叩かれたな。
973 :
影無茶:2008/05/04(日) 12:36:27 ID:kCeIMt0Y
といわれたくらいです。
>>970 あれほめたのは皮肉だということに気づけ。
975 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 14:15:41 ID:eiGibkpp
>>972 いや絶賛してるよ。
コッポラ
「スケールが大きくて質も高い作品。仲代と隆の演技も素晴らしい。
私はこの作品が日本映画にとって新しい黄金時代の夜明けとなることを望む」
ルーカス
「この作品は黒澤のこれまでの傑作に劣らない出来栄え。
カメラは格調高く、優雅に構成され、照明も的確。
合戦シーンは私がかつて見た事も無いほどエキサイティングだ。
クロサワの映画技巧は正に圧巻そのものである。これは素晴らしく美しい映画だ。
『影武者』は画期的な作品であり、私はこの映画の製作に関与できたことを光栄に思う」
オカマ評論家みたいだ
977 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 14:43:21 ID:eiGibkpp
ルーカスが製作したウィローで兵士たちの長い隊列を望遠で捉えた場面は影武者へのオマージュだし、
騎兵隊の背中に旗指物を付けてるのも影武者の影響だ。
自分がプロデュースしている作品は貶せない。
980 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 15:15:19 ID:eiGibkpp
>自分がプロデュースしている作品は貶せない。
正確には師であるクロサワの作品は貶せないだな。
でも影武者はそんなの関係無しに好きなのは間違いない。
夢と八月の狂詩曲に関しては分からんが。
981 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 15:19:39 ID:eiGibkpp
黒澤がスターウォーズファミリーに影武者を見せたとき
マーク・ハミルは寝ていたのにルーカスは食い入るように見ていたからね。
マーク・ハミルの鑑賞眼は誤ってないですね
その後のコッポラの没落ぶりをみるとなんともはや
現在のコッポラはワイン富豪です。
984 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 15:53:50 ID:yj8zbPGm
井筒監督は黒澤を批判。
「表面的で核がない」
60目前なのに海外はおろか、国内でも著名なものを撮れてないタニシ野郎なんてどうでもいいよ。
「つまらん奴がつまらんということは、つまらなくないということだ」みたいなこと言ってるでしょう♪
七人の侍なんて核がしっかりし過ぎでもう。
987 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 18:45:34 ID:6Fhap4T4
「赤ひげ」で映画監督を引退していればなあ・・・・
「羅生門」から「赤ひげ」までの作品群は、まさに映画のシェークスピアだよ。
「どですかでん」以降の作品は黒澤の歴史的評価にマイナスでしかなかった。
カラーからは黒澤の私設映画だと思えばいいんだよ。
コアなファンはそれが楽しいんだろうし。
黒澤「監督か?」
井筒「監督よ!」
黒澤「そうかな」
・・・「七人」スレより転載。
990 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:03:33 ID:i/+r5aeM
991 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:05:12 ID:i/+r5aeM
992 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:06:01 ID:i/+r5aeM
993 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:06:31 ID:i/+r5aeM
994 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:06:58 ID:i/+r5aeM
995 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:07:21 ID:i/+r5aeM
996 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:08:18 ID:i/+r5aeM
997 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:08:51 ID:i/+r5aeM
998 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:09:53 ID:i/+r5aeM
999 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:10:21 ID:i/+r5aeM
1000 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/04(日) 23:10:51 ID:i/+r5aeM
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。