2 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/01(日) 22:34:42 ID:oRD0K7k8
新文芸座の追悼上映、楽しみにしてます。ゲストも佐藤允や大谷直子と、やっぱり
この人に話しが聞きたいっ!という人が来てくれて嬉しい。チラシが手に入りましたけど、
表1の写真は、以前旧文芸座で特集上映をやったときのパンフの表紙の写真と同じなんですよね。
今回は「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」だけが、上映されないんだけど、
代わりに岡本監督のTVドラマとかドキュメンタリーをやってもらえると嬉かったんだけどな〜。
いずれにしても、楽しみ。喜八初心者の方も、映画館でぜひ。
3 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/02(月) 13:07:34 ID:5qAkjvDa
今日録画しといた「独立愚連隊」観た。
今まで戦争映画といえば暗い反戦モノしか知らなかったんで、この映画観てびっくり。
全ての登場人物が生きるエネルギーに満ちあふれてる。
関西でも特集上映してほしい。
成瀬とかは決まったそうだが、岡本監督はどうなることやら。
5 :
岡本喜八監督作品その1:2005/05/02(月) 17:57:51 ID:3v2aRdEQ
1958「結婚のすべて」「若い娘たち 」
1959「暗黒街の顔役」「ある日わたしは」「独立愚連隊」
1960「暗黒街の対決 」「大学の山賊たち」「独立愚連隊西へ 」
1961「暗黒街の弾痕」「顔役暁に死す」「地獄の饗宴 」
1962「どぶ鼠作戦」「月給泥棒」
1963「戦国野郎」「江分利満氏の優雅な生活」
1964「ああ爆弾」
1965「侍」「血と砂」
1966「大菩薩峠」
1967「殺人狂時代」「日本のいちばん長い日」
1968「斬る」「肉弾」
1969「赤毛」
6 :
岡本喜八監督作品その2:2005/05/02(月) 17:59:40 ID:3v2aRdEQ
1970「座頭市と用心棒」
1971「激動の昭和史 沖縄決戦」
1972「にっぽん三銃士 おさらば東京の巻」
1973「にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻」
1974「青葉繁れる」
1975「吶喊」
1977「姿三四郎 」
1978「ダイナマイトどんどん」「ブルークリスマス」
1979「英霊たちの応援歌」
1981「近頃なぜかチャールストン」
1986「ジャズ大名」
1991「大誘拐」
1995「EAST MEETS WEST」
2002「助太刀屋助六」
『赤毛』以降全部駄作だね。
8 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 12:46:32 ID:ThbTcxXj
赤毛以降は駄作か・・・
随分とレベル高い駄作だな
9 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 15:38:37 ID:y7JHjMV9
大暴投でも全力投球
それが 喜 八 ク オ リ テ ィ
10 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 21:50:17 ID:CyQE9MJ/
「近頃なぜかチャールストン」以降は
20年で4本かぁ・・・・
晩年は不遇だったんだなぁ。
11 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 21:54:20 ID:X4sGstRe
>>10 そもそもどうやって飯を食ってたのかが知りたいな
そんなにそれまでの蓄えがあったとは思えないし
他の仕事やってたのか?
12 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 22:19:11 ID:1+N/GNYc
家を抵当に入れて
製作してたよな
大変だぜ
映画を作るって
13 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 22:24:55 ID:Atwf5HAG
岡本喜八だけじゃない。清順や、晩年の野村芳太郎も、どうやって生きてたんだろう。
佐藤純弥とか、石井輝男とか、そういう「引退しているようで現役のようでもある監督たち」って、
みんな、どうやって喰ってるんだか。
14 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 23:10:55 ID:X4sGstRe
というか今でをときめく是枝とかでも映画だけでは食ってけないだろ
今の日本でコケても次回作が保障されるのってたけしと宮崎だけじゃないの?
井筒はタレント活動で稼いでるかも知れんがな
でも周防なんかは10年ぐらい映画は撮ってないみたいだが何とか食えてる
よくわからん世界だな
>>13 昔の監督は作品数が多いから、ソフトやTV放映の印税がポツポツ入ってくる。個々は
微々たるものでも、作品が多いからけっこう助かる。年金みたいなもの。
それと、映像学校の講師のバイトをしている人が多いですね。カラオケビデオや再現ドラマ、
VPを撮ったりとか、まあいろいろ。他に、
喜八さんはCMを撮っていた(もちろん、これだけでは苦しかっただろう・・・確かに謎)
清順は日活解雇時〜「悲愁物語」の頃までは主にCM。だが、生活の苦しい時期もあったという。
80年代以降はタレントとしての露出が増えたのでそれでしょうね。出まくってたし。
野村さんは不明。蓄財や年金でしょうか?
佐藤さんも印税や年金じゃない? 日本じゃ「大作」のギャラでもそんなに高くはないからね。
たまに近藤照男プロの安っぽいドラマとかも撮ってるじゃない? 仕事があれば何でもやるのでしょ?
石井さんも謎。印税や年金かね?
>>14 テレビマンユニオンは実質的に年棒制で、最大限にメンバーであるP・D個々人のの自主性を尊重、
基本的にはやりたい仕事にだけ優先して取り組めるようになっています(無論、AD時代は修業だから別ですが)
具体的な金額は書きませんが、何も仕事をしなくても最低保証が1ヶ月にほんの少しは出るそうです。
(ユニオン自体は「世界ふしぎ発見」などの人気番組で利益を出してますから)
是枝さんは清貧に耐え、地味に儲かりもしないドキュメンタリーを撮り続け認められ、
本編への切符を手にしました。現在はCMとかも撮ってますし、講演の類も入ってくる
でしょうからそこそこは食えてるでしょう。
いまやユニオンの看板となり、自社を軸に出資社を集めて映画が撮れるように
なったわけで、仮に本人は貧乏でも全然恵まれてるでしょう。
周防さんは奧さんの実家が資産家ですし、「Shall We ダンス?」リメイク
の権利料もいくらかは入ったでしょうから、本人はどうってことないです。
(ただし、アルタミラ自体は弱小制作会社なので大変なんじゃないですか? いちおう、
ウォーターボーイズとかスウィングガールズとかヒットも出しましたが)
18 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/04(水) 00:41:42 ID:LEwk48jP
こんなんじゃ日本の映画も終わりだな
映画撮るために人生台無しにしたくないし
それでも成功すればいいんだろうけどそんなもの
時の運とタイミングを、つかんだ本当に一握りの人間だけだし
映画監督がバイトしなきゃ食ってけないんじゃ先細りだろ
喜八や野村レベルでも晩年不遇じゃ終わりだね
19 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/04(水) 00:59:47 ID:zS5WI+JE
老人になって自宅があれば、年金+印税で十分暮らせると思う。
本拠地の東宝が映画製作を縮小したのは痛恨だった。
職人気質の喜八さんは資金提供者を募るのは苦手だったみたいだね。
>>18 日本映画界自体は、70年代からとっくにそうなってる。スタッフ・助監督は技術者・職人・ブルー
ワーカーとして現場を渡り歩けば(仕事が途切れなければ)生活できるけど(このレベルに
達するまでがまた大変なのだが)、いざ監督になるとそんなに撮れないから大変だよ。
だから、生活面だけなら監督よりも助監督に徹した方がいい、という話も出てくる。
とはいえ、名前が売れれば「文化人」(講演やメディア出演)としての収入も入ってくるし、
タレントや代理店の人と仲良くなればCMやPVの仕事も出来るようになる。
割り切ればカラオケとかAVとか細かい映像の仕事もあるし。最近は脚本家でも目端の
利く人はゲームとかやってるね。
頑張って監督までたどり着くまでが大変だけど、タレント・自営業者として「なんでもやりまっさ」と
割り切れる人なら生活はできると思うよ。
>>19 奥さんがプロデューサーなので、いろいろ苦労はされたのでしょうけど・・・喜八さんは撮影所的な、
気心の知れた「組」的なスタッフ・俳優でないと撮れない人だったのかもしれないですね。
TVとかも実はあまり撮ってないものね。TVは万事に余裕がないからイヤだったのだろ
うけれど、自分の気に入る馴染みの俳優とスタッフでないと・・・ということも大きかったと思う。
TVはいつも気に入った企画と脚本が通る訳でもないし。後輩の山本迪夫監督などは、TVでも手を
抜かなかった方だと思うけど、それでもけっこうくだらない2ドラとかも撮ってたからね。
そうなってくると、オリンピック監督でも撮れただけマシ、ということかな?
22 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/04(水) 01:43:10 ID:LEwk48jP
>>20 映画監督でタレントやってんのって
たけしはともかく井筒だけじゃないの?
昔は大島や山本なんかもそうだったけど
それにしてもいくら子供を食わすためとはいえ
CMやPVはいいけどAVはかなりきついな
周防や井筒みたいに
ポルノ監督→本格的な映画の過程ならいいんだろうけど
あの古澤憲吾監督も晩年は消火器売って生活していたからね…。
映画じゃなくてテレビの世界でも一部の社員さん除いては使い捨て予備軍だし
日本の映像業界はヒドイもんですよ。
そんな中でハリウッドに映画化権売った周防監督は凄いな。
恐らく1億2億じゃないだろう。うらやましいよ。
>>22 すっかり映画監督の生活スレになってしまいましたねw タレントとしては崔洋一もいる。
恐らくは大島さんの紹介だろうけど、崔さんがTVに出始めた時は少しショックだった。
(まあ、色々大変なのはわかってるけど・・・)
崔さんは「プロハンター」でデビューしたはいいが、仕事が続かずに苦しかった時期が
あったそうだ。「監督になってもこんなもんかあ・・・」と失望していたら、藤竜也が電話
してきて「自分の旗を掲げてやっていくんですよ」と励ましてくれたとか。
「愛のコリーダ」以来の付き合いですからねえ・・・。
それと、晋也さんは最近は昼間の「ワイドスクランブル」に出ているね。
>>23 古澤さんは変わり者だったらしいので、業界から疎まれたのでは?
今も昔も日本の映像産業は良くも悪くも徒弟制。徒弟制なので「嫌ならやめれば? キミを育てる義
理なんか、別に俺たちにはないんだよ。別に頼んでないし」という感じでしょ?
現場も中小零細やフリー(自営)の寄せ集めだし、恐らくは土建業の感覚に近いだろうね。
そうした徒弟制を逆手に取って人材を使い捨ててるのがTV界なんじゃない? そういう場所から成
功した連中(最近だと堤幸彦とか本広克行とか)はつくづく凄いと思うよ。
周防さんはどれだけ儲かったんですかね? 契約次第では買い叩かれますけどね。
無理矢理話を戻すと、往年の撮影所で育った喜八さんは、やはり贅沢な時代の贅沢な助監
督(監督)だったんだと思いますよ。まだ何かと余裕のある時代と環境だったからね。
だからそうした余裕のない後年は撮りにくくなった、ということはあるのではないかな?
26 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/04(水) 13:41:38 ID:rcruQBhU
市川崑や深作欣二は終始一貫して雇われ監督だった(神代辰巳もそうかもしれん)
流れた企画も多いが、「タレント・文化人」にならず「監督業」のみで生計を立てていた
だから晩年まで本数が多かった
27 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/04(水) 18:28:52 ID:rcruQBhU
笠原和夫と組んだらどうだったかなぁ
『ジャズ大名』で組んだ石堂淑朗は喜八と合わなかったみたいだが
『B級』というスレタイが気に入らない。
29 :
1:2005/05/04(水) 21:38:00 ID:N5ahi/W7
>>28 すまん、愛情を込めて「B級」と書いてしまった。
自分なりに捻ったつもりだったんだけど、マズかったようね・・・
30 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/04(水) 22:18:50 ID:SYEOwJjC
いや、「B級」という誉め言葉が、限りなく似合う監督だと思うよ。
31 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/04(水) 23:31:47 ID:ZnfEmWvN
女だワッショイ!!
\\ 女だワッショイ!! //
+ + \\ 女だワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩ (´∀`∩) ( ´∀`)
+ (( (つ ノ (つ 丿 (つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
32 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/05(木) 11:45:48 ID:qwS2uj3j
「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」って
先月にDVDで出たばかりなんだね。
33 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/05(木) 12:58:52 ID:oq2Se8pS
>>32 ジュエルケースで出ていたやつをトールケースで低価格再発売。
「遊撃戦」も再発売。「幽霊列車」はまだジュエルの在庫があるみたい。
B級が褒め言葉というのはマニア的な視点だな。
一般的には見下したようなニュアンスを
感じる人の方が多いような気がする。
現代において岡本喜八の映画を見ている奴は映画マニアなんだから
映画マニア的に「B級は誉め言葉」で良いんじゃない?
36 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/05(木) 15:35:27 ID:G/3vv4G3
>>34 なにもあなたの言うところの「一般的」な視点で考える事はない。
あなたがどう思うかでしょ。
「B級」って呼び方が嫌ならそう書けばいい。
>>35氏も書いてるけど、いま喜八監督の映画を好んで観て、おまけに2chの喜八スレを
覘いてる時点であなたもここの他の住人も充分マニアでしょ。
まあ個人的には「B級」が褒め言葉だという風に受け取れないのはただ無粋だと思うけどね。
粋を標榜?する人らしからぬ感情的な文章だな。
娯楽映画を敢えて『B級』という言葉で定義して
マニア同士で逆説的に了解しあう方が通人趣味で無粋だし、嫌味だよ。
B級を褒め言葉と捉えるような作家はいない。
岡本さんの形容として『B級』は一ファンとして、抵抗がある。
前の方にもあったけど、プログラムピクチャならいいのかな。
イメージとしては、肩肘張った大作とかではないが、職人がしっかり作った楽しめる作品て
ところか。
実際には、邦画全盛のころに作りまくった作品てところでしょうか
>>37 まぁ、でも
>>1さんも
>>29で謝ってるんだし、
スレタイは変えようないんだからしょうがないんじゃない?
B級の言葉の解釈もこれた単なる個人の感覚だから結論は出ないでしょ。
それに喜八監督は「作家」ではなく「職人」を自負している人だし、
B級=プログラムピクチュアということでは
プログラムピクチュア的センスの監督とは言えると思うけど。
40 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/05(木) 21:59:15 ID:hkGYs8C7
A級、B級って、もともとは作品の質のことではなくて予算による分類なのですよ。
だから、例えば新藤兼人の映画なんて、質的にはともかく、どう転んでもA級には
なりえない。(なんだかライティングがピンク映画そっくりだったりもするし)
しかし、岡本喜八の「本編」は40本にも満たないのか。戦前にデビューした職人
監督なら、100本〜120本撮る人も珍しくはなかったし、岡本カントクも、
映画界そのものの屋台骨がしっかりしていたら、倍以上の本数を撮っていただろう。
岡本カントクは、師匠のマキノ雅弘同様に、ある程度以上の水準の娯楽作品を多作
していると、時々まちがって「大傑作」を作ってしまう人ではなかったか?
(だから、こういう監督にたくさん映画を取らせなかったのは大間違いなのだ!)
>A級、B級って、もともとは作品の質のことではなくて予算による分類なのですよ。
A級=文芸大作、戦争大作など
B級=プログラムピクチュア全般という分類だよね。
喜八作品の中には「日本のいちばん長い日」みたいなA級作品もあるけど、
基本的にはプログラムピクチュアの監督さんという認識で良いと思う。
42 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/05(木) 22:42:49 ID:Teu2WyIJ
小林信彦が、
「映画の作り手が自分の作品をB級と呼ぶのは良いが、第三者がそう呼んではいけない。
B級映画というのは差別語だ」
というようなことを言っているんだが、これに同意する。
あの世で岡本喜八監督の前に立つ機会があるとして、「監督の作品はB級でしたね」と言える?
失礼だよ。
43 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/05(木) 22:43:26 ID:C9yQCBh9
>>41 そうだあね、岡本監督を始め、川島雄三、増村保造、鈴木清順といった、熱狂的なファンがいて、
現在は作家性が高く評価されている監督の作品だって、公開当時は、現在全く省みられる事のなくなった
監督、たとえば川崎徹広、帯盛迪彦、牛原陽一といった監督たちの作品と一緒に、十派一絡げのプログラム・
ピクチュアとして公開されたんじゃないの?それが、年月を経て、名画座とかで特集上映されていくうちに、
次第に“作家”として認識されていったのでは?
そんな事より、だんだんスレ違いになってきてるので、もっと喜八監督の作品のことについて語りましょう。
>>40 >(だから、こういう監督にたくさん映画を取らせなかったのは大間違いなのだ!)
東宝時代はまあまあ撮ってる方だと思うよ。70年代以降は仕方ない。本人も気に入ら
ない仕事はしない主義だったのだろうし。
>>43 >岡本監督を始め、川島雄三、増村保造、鈴木清順
この人たちは公開当時から「一流」だよ。黒澤・小津みたいな1年に1本の大巨匠ではないが、
プログラムピクチャーの中で作家性を洗練させていくタイプの監督だよね。
今さら立て直せとは言わないが、自分もスレタイは間違ってると思う。立てた人に
悪意はなかったのだろうけど、マキノの弟子であり東宝随一の娯楽派だった喜八さんは、
格としては名実ともにA級中のA級監督ですよ。
マキノこそ「B級の大御所」って気もするけど…。
言葉のとらえ方の違いはあるけどB級=二流ではないでしょ。
現時点で『B級』という言葉が予算規模にのみ限定して使用されているとは思えないな。
様々なニュアンスを含んだ曖昧な言葉だと思う。
悪意を込めて使う奴も多い。(1氏には感じないが)
アンチが『B級』というのは構わないが、ファンや支持者が『B級』に
何の抵抗も感じないのは、一寸疑問に感じたので書きました。
娯楽映画の名匠だと思います。
>>45-46 「B級」という言葉の世界映画史における正確な語源が知りたければ、例えばハスミの
「ハリウッド映画史講義」や映画秘宝の「エド・ウッドとサイテー映画の世界」に書いてある。
「Bブロック映画」というある種のシステムが存在した、という話だよね(詳しくは
本屋や図書館で立ち読みしてくれ)
日本において「B級」という言葉がいつから使われ始めたのかは不明だが、そう言われるときには例えば
「低予算だがよくできた娯楽映画」「予算は高額だが見世物的な娯楽作品」のことを指すこ
とが多かった。これは、ハリウッドとは「B級」の語源が異なるせいなのか、あるいは日本に言葉が
伝播した際に意味が変質したためなのか、は不明だけどね。
小林さんは差別用語と言っているから、侮蔑的な意味も混じっていたのだろうね。
そうそう、スター映画のヒット作ばかりを撮り続け、名実ともに日本映画史最高の監督の1人で
あるマキノさんも、いかなる意味でも全く「B級」ではないよ。A級中のA級。
48 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/05(木) 23:38:26 ID:C9yQCBh9
>>44 そうですね、清順監督はどうかわからんけど、川島監督は、戦時中からの監督だし、
その手腕を買われて東京映画に移籍したのだから、ヒネった作品を撮る名匠、
といったところですかね。
しかし、些細なことで議論してるな・・・
>>48 川島さんは、松竹大船時代後期にはすでに大船の娯楽映画の器用な職人としての地位を確立して
いて、その評価を振り出しに日活→東京映画と移籍した。
会社を移る毎に徐々に格があがり、晩年は東京映画が誇る巨匠になっていた。ビッグネ
ームになって以降も仕事を選ばない所が面白いわけですが。
清順さんも小百合や裕次郎の主演作こそないが、旭や英樹の主演作を任されていた
わけだからね。日活撮影所内でも清順組は独特の風格があったそうだし。
(清順さんは仕事は厳しいが周囲には紳士だったので、人間的にも尊敬されていた)
ここで無理に話を戻すと、喜八さんも川島さんを尊敬していたみたいだね。昔に出た「ユリイカ」の川島雄三特集
号にエッセイを寄せている。「江分利満氏の優雅な生活」も、元々は川島さんが撮るつもりだった企画。
>>49 しがない、ただの映画好きを超える話なので面白いですよ。
邦画については、私はここまで語れないから。
これが飲み屋だったらと想いますよ。
少なくとも、私よりは先輩たちのやりとりだな。
最低でも40代かな?w
面白いようで面白くない
笑えるようで笑えない
泣けるようで泣けない
感動するようで感動しない
A級のようでA級じゃない
かっこいいようでかっこよくない
評価が高いようで高くない
それが岡本喜八の二流映画
乙
>>52 オマエはまた身の程知らずに人のレスの誤字を指摘したレスの中で誤字をやらかして、
それを指摘されたら涙目で「釣り」だと必死の言い訳をして我々を爆笑させてみろや
オマエのようなチンケな奴がここにいる理由が仮にあるとしたら、それだけだろ
喜八さんは どんなジャンルもこなしたから職人監督とみなされるけれど
実際にはかなり選んで厳選して撮るタイプだった。
後年は数年に1本のペースだったけれど、実は演出依頼は結構あったらしい
(具体的には知らないが)
そういう意味では注文仕事を受けつける職人タイプではなかったのは確か。
キネ旬のインタビューで、真田広之が
「でもたとえおいしい話があってもご自分で納得されない限りはメガホンを撮らない。
そんなことを繰り返されながら」と語っているのを読んで、やはりそうかと思ったものです
>>54 >>52の事はほっとけ。いちいちそんなレスをすることは君の品位さえも落とすぞ。スルー汁。
>そういう意味では注文仕事を受けつける職人タイプではなかったのは確か。
この件に関しては、いろんな見方があるだろうけど
ご本人も誇りを持って「アルチザン=職人」とおっしゃっていたわけだし。職人監督で良いんじゃない。
芸術性とか様式美じゃなく、あくまで娯楽にこだわった作風というのは充分に職人的だと思うよ。
映画に限らず優れた職人は、作家性も持っているわけで、決して芸術家・作家>職人というわけでもないし。
私が言いたかったのは、作家と職人という図式ではなく
注文仕事に対する職人としての反応の仕方のこと。
自分の企画もあるにはあるけれど、注文が来た時はあまり選ぶことをせず、
とりわけ義理がある時などは すんなり受けてしまう職人。
一方、職人を自認してはいても頑固なこだわりを持ち、そのこだわりを満たす筋が
一本通っていないと決して受けない職人。
前者の典型は市川崑ですね
岡本喜八といえば、作風の軽快さとフットワークの軽さから前者と思われがちですが
実は後者の職人タイプの方に近かったのではないか、と言いたかったのです。
「ダイナマイトどんどん」の脚本を読むと、映画から受ける印象とはかなり違います
ラストなどはまるで違います。映画自体は面白いとはいえ、脚本家の複雑な想いに
同情したくなるほどです。あの映画では、その変更が注文仕事を受ける職人としての筋だったのでしょう
「助太刀屋助六」は映画館に2度見に行ったけれど、先日のBSの放送を見て
改めて最後まで運動神経のよさと「技」が衰えていなかったことに感動しつつ
同時に改めてこの2倍の製作費があったなら・・・とも思ったのですが、
この映画の中で、助六が投げた石が戸口を破って転がる場面のカッティングなどは
職人的巧さとか編集の妙だけに収まらない何かがあると思うのです。
誰か、分かってくれる評論家が長い喜八論を書いてくれないものだろうか・・・
融通派 市川崑 井上梅次 舛田利雄 蔵原惟繕 深作欣二 佐藤純弥 中島貞夫 降旗康男
一徹派 岡本喜八 加藤泰 三隅研次 石井輝男 鈴木清順 森崎東
58 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/06(金) 20:15:08 ID:BXhMXJ9K
>>56 深作は前者のタイプだったね(かなり試行錯誤・悪戦苦闘してたみたいだが)
「映画監督 深作欣二」では「初期作品には岡本さんの影響がありますな」なんて言ってた
「ブルークリスマス」では意地を張り通したそうだけど・・・
でも、あれ倉本の脚本もひどかったよォ。
60 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/06(金) 22:53:19 ID:dsPEWK2p
あれも倉本の初稿と完成作品ではずいぶん違うよ。
初稿の通りだったら傑作になったかも。
しかし、そもそも喜八向き題材ではなかった。
そか…世間じゃブルークリスマスは駄作という評価なのか…
こんなこと書くべきじゃないと思いつつ・・・・
駄作という言葉を安易に使える映画初心者が このスレにいることに
猛烈な違和感を覚える
63 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/07(土) 00:29:00 ID:Nj8yuRVX
俺は大好きだぞ。
「ブルークリスマス」
好きな喜八映画のベスト3には必ず入るぞ。
面白えじゃん、あの映画。
「ブルークリスマス」に関しては、「4ビートのアルチザン」を参照のこと
65 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/07(土) 00:48:22 ID:XeiacMFT
俺も好きだよ「ブルークリスマス」。
子供の頃TVで観て結構衝撃だった。
67 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/07(土) 10:21:50 ID:q0lHVzOH
いまの一般人は岡本喜八映画なんか見ないよ
そうそう、いまの一般人はジイドの小説も読まないだろうし、
ドラクロワの絵画も見ないだろうし、シェスタコビッチの音楽も聴かないだろうし。
ほんとに最低だね、「いまの一般人」って。
自分の品位を下げる必要はないよ
って言ってみる。
勉強になるなぁこのスレ
>>55サンの下3行はすごく共鳴します
71 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/07(土) 22:02:04 ID:B71csu3S
前スレと比べてスレの消費が早いなぁ。
微妙に一言多いファンも混じってるようだが。
72 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/09(月) 14:24:21 ID:Rm43rbjb
>>60 シナリオと完成作品はほぼ同じだと思うが。
映画化の際の倉本の条件が、シナリオを一言一句変えないこと、ということで
喜八も意地でそのまま撮ったけれど、不要と思った2シーンをカットした。
そういえば、今度の文芸坐でも先着50名にプレゼントがあるらしい。
恐らく浅草でも配ったアレ。
74 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/09(月) 21:52:50 ID:0zZ4lO9E
「交渉人 真下正義」は喜八っつぁんに監督してほしかった・・・
75 :
60:2005/05/09(月) 22:26:13 ID:7AVwLPX6
>>72 新書版で発売されたシナリオ本を持ってるんだけど、完成作品よりもっと長い。
カットされたのは2シーンだけじゃなかったはず。
(いまは手元にないんで、例を挙げられないんだが)
76 :
72:2005/05/09(月) 23:12:13 ID:k1caybas
>>75 東宝がプロモ用に作ったやつね。ペーパーバックスタイルの装丁で、小口が「青」に塗られていた。
俺も持ってるけど、いま手元にないw 当時のキネマ旬報にも載ってたけど同じシナリオだった。
削除されたシーンは訓練中の国防省が暴走族を殺すところと、
ホワイトハウスでの大統領とそのブレーンのドクター・ヘル(ってマジンガーZかっての)が会話してる2シーンだと思うけど。
あとは倉本シナリオに忠実に撮られている。ホワイトハウスの場面は予告編にちらっと使われた。
77 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 05:00:52 ID:pZpOuEbZ
監督!!岡本喜八の世界!!
♪ジャンペンジャンフゥー♪
あのオープニング曲、頭から離れん、、、
78 :
美香 ◆RQ0Spv3q06 :2005/05/10(火) 05:30:09 ID:kyA0SF7R
☆ヽ(o_ _)oポテッ
79 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 15:02:25 ID:YZfXpvJ7
喜八っつぁんは、人をちっちゃく撮る。
画面のはじっこの方で、ちっちゃく死なせる。
だから好き。
80 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 19:49:56 ID:aRDlzlQ4
お嬢ーーッ!
天本英世談
>>75、76
ああ、俺、今そのシナリオ本持ってるけど、
映画は20年ほど前に1回観ただけだから、内容覚えてない(涙
82 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/11(水) 04:04:54 ID:q1QQjw4/
暗黒街の対決
面白かったね
明日の暗黒街の男根じゃないや弾痕も楽しみです
83 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/11(水) 21:30:59 ID:LeW8VHvW
>>82 前スレで俺が使ったギャグを真似するんじゃない!w
84 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/13(金) 02:47:59 ID:fedOW3Wt
幼児向けアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の総指揮を担当した岡本喜八は三流
海外の映画祭に一度も作品が出品されなかった岡本喜八はアホ
勝新、三船、宮川を起用したのに「座頭市と用心棒」を駄作にした岡本喜八は無能
加山雄三に独立愚連隊西へは下らない映画で役者やるのが嫌になったと言われた岡本喜八は糞
作品が一度もリメイクされたことが無い岡本喜八は嫌われ者
四歳年上の三船敏郎に「あなたは大根役者だから」と手紙に書いて送った岡本喜八は非常識
「赤毛」以降、駄作しか撮れなくなった岡本喜八はカス
岡本喜八についての知識を自慢してるように見えるぞーっ!w
しかし、何でsageで?
87 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/13(金) 23:21:59 ID:GECX9JVV
リメイクはしたことあるよな。
「姿三四郎」と自作の「助太刀屋助六」
「赤毛」以前の作品は認めてんじゃん
89 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/14(土) 01:54:06 ID:rkoqViV0
パラパラパラパラパラパラパーラ!
じゃんぺんじゃんふぅ〜!
90 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/14(土) 02:11:33 ID:DsK50ecS
TVドラマ「幽霊列車」がCSデジタル局シネマ080で放映。
日本映画専門チャンネルの同名特撮映画と両方見る事が出来て嬉しい。
92 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/14(土) 22:22:43 ID:Q9IK1I/9
宮川一夫は岡本喜八の言うことをことごとく聞かなかったそうだが、
今井正や増村保造の言うことも聞かなかったらしい
だが、稲垣浩や溝口健二や黒澤明や市川崑や小津安二郎の言うことは聞いた
宮川の中では、稲垣・溝口・黒澤・市川・小津>>>岡本・今井・増村って事なのか?
93 :
女優は脱ぐ:2005/05/14(土) 23:10:54 ID:hOWu2gRO
>>92 本当ならそうなんじゃない?それほど間違っていない、不等式だと思うし。
94 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/16(月) 22:19:22 ID:nxkzjXCx
>>92>>93 いやいや、単純に年齢的な事じゃないの?前記の監督は、市川崑を除いてみんな
戦前・戦時中からの人だし、宮川一夫から見れば、岡本・増村は若造(といっても
いい歳だったけど)なのでは?今井正とは単純にソリが合わなかったと思う。
だから、大映の監督でも、池広一夫・田中徳三は宮川がイニシアティブを握って、
森一生の言うことは聞いたんじゃないかな?まあ、想像だけど。
95 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/16(月) 23:33:14 ID:NN2YjDMc
宮川氏は外見は温厚そうに見えて実は頑固な人だったんでは。
羅生門では、黒澤監督の意図が最後まで理解不能だったみたい
な話しを聞いたし、稲垣と溝口では名作連発して日本に宮川あり
ってなったからリスペクトしてるでしょうね。
今日は未ビデオのにっぽん三銃士ですよ
てなわけで、今まで未見だったけどようやく見た。
おもしろかったー、後編が楽しみ。
そんな評価聞かなかったから甘くみてたけど、録画しといてよかった。
なんでビデオ化されなかったんだろう、やっぱ歌がネックか?
ええじゃないか
ツマンネ \ ええじゃないか/
∫ \ _____/
∧_∧ riii= |┌──┐| ̄|-、
( ´_ゝ 「 ノ || || | ]
/ ⌒\/ /───┐ |└──┘| 」 /
/ ∧ \ / ̄ ̄ ̄ ̄`・、[ ̄ ̄ ̄ ̄] ̄ ̄|
( 二\ `'| X| | OO
〜〜ー⌒ ̄~〜〜--〜〜-〜"~~ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄
101 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/19(木) 17:09:45 ID:ITg8IwkE
>>100 赤毛かもな。いやジャズ大名であってほしい。。。
こないだ何回目かの「侍」を見たんだが、「ああ爆弾」のしいたけがワンカットだけ映ってて微妙に吹いた。
三〜百万三百万三百万
死んでもらいます
よござんすね?
104 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/19(木) 22:30:09 ID:yXIRi7zP
ガチャマン
105 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/20(金) 14:53:56 ID:8RBYYc1t
岡本喜八・川島雄三・石井輝男と 20年位前に大井町で見たなあ
明日は 池袋で見られるな
にっぽん三銃士
スカパの放送でようやく初めて見て、面白い!さすが喜八っつぁん!と思ったけど
どうも検索すると酷評ばかりでますな・・・
自分が楽しめたからいいじゃん、っていってもやっぱ複雑な心境。
「斬る」の仲代達也カコイイ
109 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/23(月) 02:33:18 ID:6NcLM9ZC
誰か文芸座の特集行ってる人いる?
110 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/24(火) 21:05:05 ID:oxdxohgB
やっぱドンツクだろ。「ああ爆弾」はかなり面白かった。
あと新珠美千代登場作品が何気に多いのもいいね
111 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/27(金) 01:22:45 ID:hJHXp74Q
7月22日に「肉弾」「近頃なぜかチャールストン」 のDVDが発売になるね。
「日本のいちばん長い日」もその日に出るし、またまた散財だ。
でもその前に日曜日には文芸座に行ってきます。大谷直子も来るし。
112 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/27(金) 09:47:58 ID:7I6h0mOS
>>111 >>大谷直子も来るし。
お願いを聞いてくれるでしょうか
113 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/27(金) 11:54:26 ID:hJHXp74Q
>>112 >お願いを聞いてくれるでしょうか
たぶん聞いてくれるでしょう。
114 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/27(金) 15:56:01 ID:Agwl3HdF
よろしくおながいしまつ。
エブリマン観てきたYO
116 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/28(土) 02:29:57 ID:nEuiHOiy
俺も今日「江分利満氏・・・」観て来た。
監督が亡くなった夜にレンタルして観たばっかりだけど、やっぱり何度観ても面白いわ。
銀座のレストランで初めて息子にグラタンを食べさせて泣いてしまう江分利、
停電の夜のピート氏(ジェリー伊藤・今日は連続で濃かったw)のやさしさ、
直木賞受賞の報せを聞いて号泣する奥さんと襖を破りながらエンエン泣く庄助くん、
毎回泣けてくるシーンでやっぱり泣けてしまった。
東野英治郎と英百合子の老父母は言うに及ばず、
江原達怡と田村奈己の新婚夫婦、中丸忠雄と横山道代の編集者、二瓶正也と小川安三の若手社員、
塩沢とき、柳川慶子ほかのホステス達、桜井浩子ほかの女子社員達、
天本英世の同僚(この人の普通のサラリーマン役って他に無いのでは?)
等等、脇の脇まで素晴しかった。
やばい、3回券まだワンセット残ってるけど、29日にももうワンセット買っちゃいそう。
余談ですが、「江分利満氏・・・」の天本英世は、とってもリアルです。
昔の宣伝部や広告制作会社には、必ずといっていいほど、
あんな髪型のあんな感じの人が、一人くらいいたもんです。
118 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/28(土) 17:33:17 ID:AS13gmAA
>>117 あの役は「柳原」という役名で分かるように、原作者の山口瞳の作品の装丁や、トリス
親父のデザインで有名な、柳原良平氏がモデルだよん。ちなみに、天本英世の素顔って、
この作品の役や、『ウルトラQ』の「あけてくれ!」の回のSF作家みたいな、屈折した
インテリ、というのが近いのでは?
119 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/28(土) 21:58:30 ID:DtRIHPcG
エブリ、結婚する前と結婚したあととで
あれだけ感じ方が変わる映画もないな
ケコーンどころか彼女もいないヤシどもスマソ
120 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/29(日) 01:03:49 ID:L6qmgq/Y
俺は結婚してないけど、中年になって、やっぱり感じ方が変わった。
最初に見たのは十代の時だった。いま思うと、江分利ではなくて江分利の息子に自分を重ねていた。
余談ですが、「殺人狂時代」の天本英世は、とってもリアルです。
昔の精神病院や悪の秘密結社には、必ずといっていいほど、
あんな髪型のあんな感じの人が(ry
さておき「殺人狂時代」、めちゃめちゃおもしろかった。
確かに、東宝らしくない・・・というかナンセンスすぎて岡本喜八らしくないとすら感じる。
喜八作品でここまで突き抜けてるのは「ジャズ大名」くらい?
キャラクターが立ってる分「殺人狂」のほうがが好きだけど。
122 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/29(日) 10:55:34 ID:MF4zo9xg
>>121 「殺人狂時代」、日活で宍戸錠主演を想定して書かれていた脚本
(「なめくじに聞いてみろ」)と完成作品がほとんど変わらないということは、
あれは仲代・団・砂塚を想定して書かれていないわけだが
123 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/29(日) 12:27:27 ID:av0+DhC9
殺人狂時代は喜八作品の中では中の下ぐらいの評価。
やっぱりベスト3は「エブリ」「暗黒街の男根」「独立愚連隊」だろ?
124 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/29(日) 12:56:53 ID:Yo6/xu7x
↑
「暗黒街の男根」
釣りか?
125 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/29(日) 16:01:09 ID:g/j+Y3Qw
「エブリ」は文句なしだがあと2本は
「日本の一番長い日」と「独立愚連隊西へ」だと思う俺。
少なくとも「弾痕」は「対決」よりは落ちると思う。嫌いじゃないけど。
126 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/29(日) 16:01:30 ID:g/j+Y3Qw
↑
「一番」は「いちばん」ね。
127 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/29(日) 22:10:10 ID:5NRlx1d9
俺は「沖縄」「西へ」「弾痕」だな
あまり評判の芳しくない「青葉」もなにげに好きだ
血と砂、肉弾、エブリ
俺は、「ああ爆弾」「日本のいちばん長い日」「肉弾」
「暗黒街の対決」「吶喊」「斬る」
どうしても絞るんならこの3本。
131 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/30(月) 01:19:33 ID:Ge3Lw+NR
今日「日本のいちばん長い日」観てきた。
トークショー前の回だったので超満員で立ち見も出てた。
なんとか前の方の席に座れたんだけど、俺の隣に座ったデブ野郎が最悪だった。
上映中ひっきりなしに大あくびを繰り返し、座り位置を直し続け、
溜息をつきながら時計を見て時間を確認している。
おまけにかなり汗臭い。ワキガとかじゃなく、嫌〜な汗のムレたような臭いがする。
かなりウザかったんだけど、この人は「肉弾」が観たいんだな、
「日本の・・・」を観たいわけじゃないんだろうな、トークショーがあるから我慢して観ているんだな、
などと脳内補完していたら、映画が終わった途端トークショーも聞かずに帰って行っちゃった。
映画まちがえたのかな?
喜八らしさを考えると「エブリ」「ああ爆弾」「肉弾」
でも、なにげに「若い娘たち」や「大学の山賊たち」も喜八らしくて好きだな。
他の監督でやったら絶対に全然別の映画になるって気がするんだよ。
>>131 「日本のいちばん長い日」で大あくびねえ・・・・・
お前はあほくさいハリウッド映画でもみとけといいたくなるな。
そういや昔、「悪徳の栄え」観に名画座行ったとき、ポルノと間違えたのか
迷い込んだおっちゃんがもだえ苦しんでたのに遭遇したことがあったなあ。
>>133 「悪徳の栄え」って実相寺昭雄監督のヤツ?
もともとロッポニカだし、封切り時はポルノ館での上映だったからな。
同時上映の「徳川の女帝・大奥」なんてまんまポルノ時代劇。
この2本立ての「眠くなり度」は「日本のいちばん長い日」の比ではなかったな。
俺は「西へ」「斬る」「いちばん長い日」だけど、
3本に絞るのはつらい。
136 :
131:2005/05/30(月) 12:42:16 ID:Ge3Lw+NR
>>133 ほんと、マジむかつきました。
気にしなけりゃよかったんだけど、チョー満員でくっつきあって座ってたもんで
いやでも隣の挙動が目に入っちゃって。いや参りました↓
俺の3本は「日本のいちばん長い日」「エブリ」「血と砂」だったんだけど、
今回の特集で初めて観た「大学の山賊たち」が思いのほか面白かったので、
「いちばん長い日」「エブリ」「大学の・・・」かな。
日曜日は子守りで文芸座に行けなかった
大谷直子がどんな話したか、誰か書き込んでけれ
139 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/30(月) 22:20:06 ID:ivMIxEZT
通ならベスト3でなくてワースト3ですよ。
140 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/30(月) 22:25:13 ID:p8vnoAia
直子は小生意気だったよ。
喜八が自分の父親と同じ歳で、
風呂嫌いのカントクに「風呂入りなさい」と言い、
「脱ぐのがめんどくさい」
「脱がしてあげます」
「着るのがめんどくさい」
「着せてあげます」
というような話などを。
後は化粧とか冷蔵庫とか前張りとか水着とか。
少女時代の直子は声がいい。
>>137 直子の話は普通に面白かったよ。
ただ聞き役の小谷なんとかってゆう監督?の司会というか仕切りがとにかく下手くそだった。
直子が話そうとするのを遮って、とにかく用意してきた質問を一方的に聞くだけ。
それもつまんない質問ばっかり。
それに直子が答えても「はあ。そうですか」で終わり。会話を広げようという気が全く無いとしか見えなかった。
>直子は小生意気だったよ
多分この小谷ナニガシ監督にムッとしてたんじゃないかなあ。そういう感じに見えたけど。
この小谷氏、「幻燈辻馬車」で助監督?か共同監督する予定だったらしく、その話もしていたが、
とにかく恐ろしくお話が下手で、この人がしゃべる度に場内が白け切っていた。
この手のトークショーって、事前に打ち合わせとかってしないのかねえ。
142 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/31(火) 09:25:48 ID:RND/hoB0
ワースト3などいない!
143 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/31(火) 10:56:14 ID:N+RGn68x
>>143 小谷氏は司会じゃなくて『ゲスト』だろ!
ちゃんと看板嫁!
144 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/31(火) 11:06:48 ID:N+RGn68x
ついでにもう一言。
佐藤氏の時もそうだったが、時間だけ与えて司会も立てず勝手に喋らせる文芸坐
画悪い。
小谷氏は岡本監督との思い出をもっと語りたかった筈。
兎に角司会ではありません。
小谷さんが喜八組の助監督として就いていた頃は、大谷直子と接点はあったのかなあ。
二人は別々の日のゲストでよかったんじゃないの。
146 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/31(火) 11:50:06 ID:N+RGn68x
>>145 小谷氏が喜八監督に助監督でついたことはないです。
大谷女史との接点も何年か前の2時間ドラマ一本位です。(トークショウより)
キャスト・スタッフも決まって作れなかった「幻燈辻馬車」の話で十分持ったのに。
(詳しくは浅草東宝スレッドにあり)
肉弾みて思ったんだけど大谷さんって実際かなり小柄な方でした?
>>143 >>144 >司会じゃなくて『ゲスト』だろ!
>兎に角司会ではありません
揚げ足取りご苦労さんだけどw
実質聞き役に徹してた訳で。お話が下手で面白くなかったのは確か。
>小谷氏は岡本監督との思い出をもっと語りたかった筈
語ったりされなくて本当に良かったよ。あの調子で話し続けられたら最悪だった。
149 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/31(火) 13:34:21 ID:N+RGn68x
残念でしたね。
150 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/31(火) 14:12:05 ID:+YicvTZW
>>148 のような、わかってない馬鹿はもう来るな
庵野&樋口の時はどうなるだろう
時間いくらあっても足りなそう。
152 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/31(火) 23:55:56 ID:e7547QEs
新文芸座の館長、いっつも司会下手なんだよな。
舞台袖で見えるか見えないかのとこで(いや、見えるんだが)
トーク中うろちょろしてたり、話の切りも入りも下手だったり。
新文芸座の企画や設備や志の良さは充分知ってるから、
頼むから館長裏方に徹してくれ。
↑おいおい、永田氏を見に行ってるオレの立場を考えろよ。
そーいえばどっかに、特集の最終日に岡本夫人の挨拶があるとか貼ってなかった?
154 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/01(水) 01:24:26 ID:8MNW7pYn
テレビ作品も見たいなあ。昔阿佐ヶ谷でやった喜八映画祭ではかかったんだよな。
あの映画祭は、「青葉繁れる」と「日本のいちばん長い日」の二本立てとか、凡人には敷居の高いプログラムだった。
尺の問題なんだろうけど
岡本監督「出演」って
「獣人雪男」だっけ。
かなり前、伊丹で見たけど、ビデオ化無理みたいね。
156 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/01(水) 08:49:51 ID:tmMtMWEq
小谷、最悪でしたね
程度の低い素人川柳を読み聞かせる、バカ丸出しの自己主張
もう、二度と人前で話さないでほしい
東大出ても、ボケるとあんな風になっちゃうんだねw
157 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/01(水) 23:14:46 ID:BZDr2Y/T
館長観に行くなんておかしいだろ。
少なくとも喜八への想いで集ってる前提なんだから
そちらへの配慮を頼むよ。
喜八を呼べなくて残念だったとそう毎回言われても・・・。
それよりポスターとかグッズを復刻して売れ。
買うから。
158 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/02(木) 01:17:13 ID:XzjsoJbO
もうちょっと質のいいプリントはないものかね
話がわからん時がある
159 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/02(木) 15:18:30 ID:zpw4l4tz
「血と砂」が予想以上に良かったです。
戦争、青春、ミュージカル、コメディ…
様々なジャンルが同時に成立している奇跡のような映画だと思いました。
160 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/02(木) 15:22:58 ID:LvnIZ+tT
>>159 団令子タソにハァハァできるか否かがこの映画の評価を決める最大の要素
161 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/02(木) 15:25:37 ID:zpw4l4tz
上映最終日に、みね子婦人の舞台挨拶があるそうです。
163 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/02(木) 20:59:19 ID:Mhu/1ZDQ
「新文芸坐スレ」
393 :名無シネマさん :2005/06/02(木) 01:01:15 ID:3OOECQwf
糞尿
糞尿
糞尿
糞尿
糞尿
395 :名無シネマさん :2005/06/02(木) 09:12:47 ID:3OOECQwf
トークショー前の永田の挨拶、必要ない。
邪魔、ウザイ
小谷もいらない
頭の悪い川柳、聞くためにわざわざ足をはこんでるわけじゃないんだよ
小谷監督ネタでしつこく引っ張っている
>>156は、
新文芸坐や浅草東宝スレで暴れている糞尿厨。
165 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/02(木) 22:21:10 ID:bzp3HaII
↑まあまあ。
そういう人もおりますわ。
餅ついていこうや。
>>85と同じ人なんだろうか?
何がきっかけで突然荒らすようになったんだろう?
>>96を見るとアブナイ人と同一人物のようだが・・・
168 :
156:2005/06/02(木) 23:03:12 ID:5tFMu/N1
疑心暗鬼もいい加減にしろ
荒らしのキチガイと一緒にされる覚えはないよ
大谷直子トークショーでの小谷の仕切りが稚拙だったのは、事実だろ
現実をみつめようとしない文芸坐ヲタがとっても哀れw
疑心暗鬼という言葉もまともに使えない日本語の下手さ。
朝8時代にも夜11時代にも2chにいる常駐度。
最後にwを付ける尊大な態度。
こりゃ、
>>167が言う「アブナイ人」だな。
文芸坐スレのつまらない諍いをココに持ち込むなよ、池沼連中が
そうだお。喜八ちゃんについて語られい。
岡本喜八は戦争で死にたかったの?
「生きてなくっちゃ、意味ないよ」みたいな台詞あるけど、本心なのかなぁ。
自分なりの戦争を、終戦を描きたいって撮るのが「肉弾」って、どうとればいいの?
戦後の繁栄の片隅で、人知れず骨と化した「あいつ」
「あいつ」は喜八さんなの?喜八さんの戦友なの?
昭和生まれの平成育ちの拙者に語訓示あれ!
>>171 「肉弾」とか「血と砂」みてると、死んでった戦友たちへの追悼の想いで
作ったんじゃないかのが自分の印象でつ。
あの若さでなーんで死なねばならんかったんよ、てな切なさがねえ。
主人公たちが童貞捨てさせてもらっているのも(出来なかった子達に仲間たちが
切ない思いを吐いているのも)、実際に童貞のまま死んでった戦友たちへの
せめてもの供養、なのかなあと。
173 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/04(土) 09:56:56 ID:aRrlvtXn
おれが見ていつも思うのは、
戦争ってなんかよくわからんが大きな力が否応なく働いてて
価値基準がめちゃくちゃに変わってしまって、
でもそれでも始まってしまえばみんなやってしまう。
変だなあ、と感じながらも。
でも国のためとか、真実の思想なんて個人個人ほんとは
あってないようなもんで、戦争の中にも悲惨だけじゃなく
笑いも心の豊かな人間達の普通の生活があるんだなあ、と。
喜八は特にそこんとこをヒューチャーしてるし。
そんでもって、そんな魅力的な愛すべき人間が死んでしまったということ。
そして愚連隊のように自由に生きたい人間の心。
を俺は感じるよ。
さて今日もこれから池袋。
174 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/04(土) 10:31:55 ID:jsyCCna2
>>1 喜八がB級なら
それよりずっと低予算で作られる日活映画はD級か。
昨日文芸座で「沖縄決戦」見てきたんだけど
後半じいさんが米兵に竹槍でつっこむシーンで笑う人がいて驚いた。
あそこって笑える場面なの?
176 :
1:2005/06/04(土) 15:08:53 ID:4Q4npt8o
>>174 しつけえなぁ。
>>29でちゃんと謝ってるよォ。
私が悪うござんした。すんません。
ちなみに前スレを立てたのも漏れなんだよ☆
>>176 スレタイに主観を入れてはまずいよ。と云うこと。
ネタスレじゃないので。まあ、スレタテ乙と今更ながら。
じゃあ次のスレは
岡本喜八を語るか語らないかは恐らく自由
っていうスレタイで頼むぜ!
なんのこっちゃ
>>176 前スレもおまいさんの仕業だったのか。
いいスレたてだたと思いまつ。
まぁ、スルーでいいと思うよ。今頃ついてくるコメントは。
というか前スレの流れを知らないからコメントをつけるんだろうからw
>>174>>177 ホントしつこいですねえ。
前にもB級って言葉に異常に噛み付いていた奴と同一人?
>スレタイに主観を入れてはまずいよ。と云うこと。
さっぱり意味わかりませんがw
こういうアレな人はスルーして、これからも愛すべき超B級の職人監督(でも面白さは超A級)・
喜八つぁんを語っていきましょー。
ところで昨日の庵野・樋口両監督のトークショーはどんなだったのかな?
182 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/05(日) 15:44:31 ID:GutR7RlL
今夜は殺人狂時代の放映だなぁ。
十数年ぶりに見るよ。
げ、30分だと思ってたら20分からの開始だった
冒頭見逃しちったよ・・・録画しようと思ったのに。
再放送まで待ちきれない・・・
184 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/06(月) 00:24:19 ID:oO89BLrE
こんなに緻密で面白く危なかったんだ>殺人狂時代
ビデオマスターなのでドイツ語への字幕も枠外でバッチリだ!
ちゃんと仕事しとくもんだね!>東宝事業部
仲代とゴリラの闘いを見る
溝呂木の不思議な表情がいいね。
186 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/06(月) 01:08:44 ID:oO89BLrE
なぜスペイン式決闘にドイツ語のカウント?
天本さんのささやかな抵抗か?
やー面白い。
沖縄決戦見逃したorz
どなたか金曜の庵野樋口対談の詳細を教えてくださる方は
おられませぬか?
新文芸座スレはあっさりしすぎてなんとも・・・。
ウノ!ドス!トレス!(バキューン)
♪ジャンジャカジャンジャカ
>庵野樋口対談
普通にファン二人が語るって感じだったよ。
庵野は自分のアニメの台詞回しがテンポ良いのは岡本喜八の影響だとか、
沖縄決戦は自分の一番好きな映画だとか。
樋口は「描いちゃ消し描いちゃ消し」にサインしてもらった時の事とか、
自宅に呼んでもらったときのことやや、一緒に飲んだ事とか、喜八さんのエピソード満載で
なんかノリノリだった。
二人そろって喜八映画の編集を褒めてた。
樋口はキモオタっぽい空気があったが、庵野の方は意外とおとなしい大人の雰囲気でござった。
樋口「岡本監督は特撮嫌いだったが沖縄決戦の特撮の出来はかなり良い。相当カットされているだろうが。
庵野「準備中の作品の脚本を読ませてもらったが、特撮なしでは困難と思われるシーンもあった。
実物大セットを組むつもりだったのだろう。
庵野「初見時はぼろぼろなきながら見た。二回目は丹波さんの演技が気になった。三回目は笑いながら見た。
沖縄決戦は破綻だらけの映画だが、この作品のすごさにはそんなことは関係ない。
樋口「岡本監督は自分の好きではない作品については口を閉ざしがちだった。
沖縄決戦もあまりお好きではなかったようだ。
ガッチャマンについて聞こうとしたら、突然最近購入したのステレオの自慢が始まった。
庵野「自分も岡本監督のように戦争を描いてみたい。
でも経験者とそうでないものの間には明らかな一線がある。
それを踏み越えたいが、そうするわけにも行かない。
樋口(うなずく)
どちらか忘れたが「あと一本、撮って欲しかった…」といっていたのが印象的。
>>190,191
貴重なご報告ありがとうございました!
新作実現していたら、もしかしたら樋口さんが
特撮部門担当したりしたかも知れないですね。
(真田広幸級に強引にねじ込めば喜八監督も
しゃーねーやと思ったかも)。
193 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/10(金) 00:54:57 ID:NKRfOIaL
大誘拐のテーマを歌っていたサイコ・ヒステリックスは
今なにをしているのであろうか?
194 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/11(土) 00:32:59 ID:M/jmeQne
今日文芸坐の特集上映・最終日行ってきました。
本田博太郎さんもいらしてましたね。
最終回の「ジャズ大名」のエンドロール終了後、
“監督 岡本喜八”で古谷一行の殿様の「イェーッ!!」で拍手が。
帰り際、おみやげのカントクの写真入りの月桂冠ミニカップを受け取って出ようとしたら、
出口の所でみね子夫人がひとりひとりに「ありがとうございました」と言って
頭を下げていらっしゃいました。
カントク、みね子さん、こちらこそ、素敵な映画をどうもありがとうございました。
195 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/11(土) 00:51:51 ID:Xd44wAFg
すいません
「月給泥棒」のラストシーンは=セックス
と言うことですか?
196 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/11(土) 01:37:54 ID:ruIrEJWu
そういうことです。
197 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/11(土) 12:34:21 ID:tW8Jb+4d
言わずもがな。
イキな大尉に怒られちゃうよ。
198 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/12(日) 01:49:11 ID:FN21tAMV
喜八さんはフリーになったのはいつ頃ですか?
定年まで、東宝の社員監督ですか?
199 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/12(日) 02:39:31 ID:3lsCqBe7
松竹でも東映でも大映でも、それにATG作品まで撮ってるじゃんか。
ロマンポルノを撮る話もあったそうだし、縁がなかったのは新東宝だけ。
「赤毛」以降がフリーの身分の作品じゃなかったっけかな。
>>199 「ダイナマイトどんどん」は配給は東映、キャストとプロデューサー(俊藤浩滋)も
東映色は濃いものの、製作は大映映画。スタッフは東宝系。
「ジャズ大名」は製作は大映・配給は松竹。このスタッフも東宝系で、現場を請け負った
(製作協力)のは大映映像と喜八プロ。
「EAST MEETS WEST」は奥山和由による松竹の出資・配給作品だが、
スタッフは東宝系(撮影・照明)と日活系(整音・編集)の混成。
後期は他の監督と同じく各社・フリーの寄せ集めスタッフで撮ることが多くなったが、基
本的には東宝スタジオと喜八組の常連の俳優・スタッフあっての監督ですよね。
こういう会社のカラーを背負った贅沢な監督はもういないな。
以前、他スレにあったが、80年代前半にNCPと喜八プロがにっかつからロマンポルノを請け負う
話があったが、喜八さんと親しいスタッフが「おやめなさい」と止めさせたらしい。
にっかつでは、元東宝の山田順彦が監督=高林陽一で「赤いスキャンダル 情事」(82)
を制作したことがあるので、この頃のことか?
201 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/12(日) 22:26:03 ID:DmSSsQJJ
晩年、喜八は佐藤允と仲たがいしていたの?
202 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/12(日) 23:16:21 ID:rjPQY0J3
黒澤と三船の関係のようなもん?
203 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/12(日) 23:29:50 ID:BmgXLAL9
家が近所すぎるからそれはないでしょ。
佐藤充は亡くなる二日前にも家の前で監督と会った、と言うし。
204 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/13(月) 05:50:35 ID:3Ayh5ia/
10年位前はケンカしてたみたいよ。
だから「フォービート」にコメントがないって聞いた。
205 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/13(月) 23:32:42 ID:W7wVuQv7
沖縄決戦のエンディングテーマ
なんかイメージ違うなぁ
明るすぎない?
>>203 さとう みつる
じゃなくて
さとう まこと。
>201>203>204
数年前、「助太刀屋助六」公開に合わせて阿佐ヶ谷でイベントがあった時、
佐藤允氏のトークショーがあって、観に行ったのですが、その時の対談によれば、
監督とバーで呑んでて、作品に対する見解の相違から喧嘩になったそうです。
以来、30年くらい疎遠になってたけど、佐藤氏の奥様が亡くなられた時に監督が弔電を打たれて、
それが雪融けとなったとのことでした。助六のアバンタイトルに佐藤氏が出ているのは仲直りの意味でもあったそうですよ。
208 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/15(水) 19:42:29 ID:zOknFTMy
>>207 良いエピソードを有難う。
感謝します。
喜八映画サントラCD2枚組を買ったんだけど、事務所の問題か版権の問題か知らんが、
雪村いづみ、加山雄三、佐藤允、ミッキー・カーチス、天本英世なんかの歌が全然入ってない。
せめて「独立愚連隊マーチ」位は入れてくれないと…。ファンにとっては物足りないアルバムだった。
ジャスラック死ね!
210 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/16(木) 21:15:17 ID:3Rf9Iu/p
まあまあ。
歌シリーズは「佐藤勝作品集12」を買うのですよ。
岡本喜八映画が集約されてる。
愚連隊も、月を消しちゃえも、誰も知らないも。
フォービートアルチザンも喜八ファンにはたまらん一品ですら。
211 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/16(木) 21:49:50 ID:gJSA4ADQ
佐藤勝廃盤ですよ。
それにアルチザン聞けばわかるけど、「血と砂」のトラックに「殺人狂時代」
が入ってる。
ちゃんと仕事してよ・・・。トホホ
>>210 佐藤勝作品集4には「ブルークリスマス」の劇中版の英語版主題歌?が
入ってるな。
>>77 >>89 これって何って曲ですか寝?CD化されてます?
じゃんぺんじゃんふぅ〜!
>>213 散々既出。
日本映画専門チャンネルのホームページでも覗いて来い。
加山雄三は、愚連隊の隊長にするには、ちょいと二枚目に過ぎるような気がしたが、
隊員が曲者ばっかりだから、かえって男前の方がいいかも。
216 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/20(月) 23:39:21 ID:MK3p/qxl
宇宙戦艦ヤマトは明らかに「沖縄決戦」をもとに創られたのは間違いない。
エヴァもそうだよね。
日本映画界への影響は少ないかもしれないが、アニメ・漫画への影響は、
とんでもないものがある。
「大誘拐」の冒頭に出てきた絵コンテにはビックリしたよ。
邦画でアヴァンタイトルを定着させたのもこの人の功績だろう。
218 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 18:18:24 ID:kDpeGk/v
『近頃なぜかチャールストン』は一番人気の無い作品ですか?
老優中心の地味な小品のようですね。
219 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/21(火) 18:27:10 ID:kDpeGk/v
『近頃なぜかチャールストン』、始まってからタイトルが出るまで24分!
「日本のいちばん長い日」もタイトル出るまで20分くらいあるね。
ただ、タイトル出るまでの世界記録はバットマン。ビギンズかな?
130分超あるからなw
221 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 01:43:01 ID:nPYrPjUz
>>219 正確には違うよ、7分後。
何かおちょくってるかの様に
タイトルが2回出るんだよこの映画
1回目が7分後、タイトル&キャスト
2回目が24分後、タイトル&スタッフ
大島の「儀式」も、タイトルが二回出るね。
ラストにやっとタイトルが出るのは、「地獄の黙示録」「あの夏、いちばん静かな海。」とかの前例がある。
223 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 03:15:52 ID:KOyPZwSt
「悪い奴ほどよく眠る」もタイトル2回でなかったっけ?
224 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 04:24:36 ID:aLDt9PKr
>224
スタートとラストに出ますよ。
ストーリー中で悪の元凶だった公団会長が電話越しに、
もっと悪の中枢社会に居ると思われる人間に向かって、
「今夜はゆっくりお休みください」と言って、
カメラに向かって深々と頭を下げる。
まるで、一般大衆の観客に向かってのせめてもの謝罪に見えて、
凄い演出ですよ。
その直後に「悪い奴ほどよく眠る」というタイトルがエンドロールと
共に流れてきます。
タイトルでシーン説明とおちを付けているようで、ダブルで唸りましたよ。
225 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/22(水) 11:12:02 ID:BiWalJR4
>>215 「農林学校出のどん百姓」なので問題ない。二枚目は堺左千夫扮する神谷らしいので(笑)
>>224 あれは古典落語の「百年目」からのイタダキじゃないかと思ってたんだが、うがち過ぎかね?
黒澤は山本周五郎オタクだったし、「夢」は漱石の「夢十夜」のパクリ。二人とも古典落語に造詣の深い作家。
自身も実は落語好きだったんじゃないだろうか。江戸っ子だったんだし。
>218さんはけっこう若い方ですか?
こんな板に来るような人にとってはまさに
“老優中心”の垂涎ものの映画だと思うんですが。
とりあえず岸田森のダンスと殿山泰司のハチマキだけでも
観とけって言っときます。
昔の映画はラストにもう一度タイトル出る映画って多いよ。
クレージーの映画とか、若大将シリーズなんかはみんなそう。
229 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 21:06:56 ID:VlqTRCOk
>>228は数少ない例(そのほとんどは古澤作品)を見ただけで
「みんなそう」と断言する凄いヤシ
230 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/23(木) 21:31:15 ID:FCUhOxGg
つーか、昔の映画はまずタイトルが出て
音楽と共にキャスト、スタッフのテロップが流れた。
今の映画はいきなり物語が始まるんで風情がない。
いつからだろう。今のようなスタイルになってしまったのは。
>>229 いやいや、そんなことは無い。それこそエノケン映画の頃から
エノケンのちゃっきり金太
終
っていう、ラストにもう一度タイトル出るような終わりが多かったよ。
ただ古澤作品の場合には終わりのタイトルの出方も派手だから印象深いだけ。
232 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 10:38:55 ID:+BSiVsc4
>>231 では若大将の映画で終わりにタイトルが出る作品を全部あげてみな
クレージーの映画でもいい
>>231はみんなが見たことのないような、ラストに題名が出る映画を
よほどたくさん見ているんだろうな
安部善重か?
233 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 14:31:30 ID:gQwamoqE
↑クダラナイ事でムキになるなよ、お百姓さんw
234 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 18:14:51 ID:65CJh+Iy
黙れ下郎
235 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 21:57:40 ID:crh67qpv
236 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/24(金) 21:59:59 ID:crh67qpv
228 名前:この子の名無しのお祝いに 投稿日:2005/06/23(木) 16:11:37 oQRdnRDj
昔の映画はラストにもう一度タイトル出る映画って多いよ。
クレージーの映画とか、若大将シリーズなんかはみんなそう。
229 名前:この子の名無しのお祝いに 投稿日:2005/06/23(木) 21:06:56 VlqTRCOk
>>228は数少ない例(そのほとんどは古澤作品)を見ただけで
「みんなそう」と断言する凄いヤシ
231 名前:この子の名無しのお祝いに 投稿日:2005/06/23(木) 22:56:19 Ej+DlaTT
>>229 いやいや、そんなことは無い。それこそエノケン映画の頃から
エノケンのちゃっきり金太
終
っていう、ラストにもう一度タイトル出るような終わりが多かったよ。
ただ古澤作品の場合には終わりのタイトルの出方も派手だから印象深いだけ。
232 名前:この子の名無しのお祝いに 本日のレス 投稿日:2005/06/24(金) 10:38:55 +BSiVsc4
>>231 では若大将の映画で終わりにタイトルが出る作品を全部あげてみな
クレージーの映画でもいい
>>231はみんなが見たことのないような、ラストに題名が出る映画を
よほどたくさん見ているんだろうな
安部善重か?
どちらが正しいですか
どうでもいいよ
238 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/25(土) 14:04:44 ID:Ur+Ho5Ej
お百姓さんが「下郎」なんて難しいコトバ使ったらダメですよw
野良仕事の合間に、映画のお勉強されてるのはよく分かりましたww
239 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/25(土) 18:29:20 ID:rEu1wIc3
ママ、皆さん、
気楽に気楽に
240 :
sage:2005/06/26(日) 10:31:43 ID:/rCvpyhT
百姓をバカにすっでねえ!
つっころすど!
百姓をバカにする人は米も野菜も二度と食べないこと。
sageがちゃんとできない人は半年ROMること。
242 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/26(日) 17:32:02 ID:1zsoc3e7
文盲でも出来た!百姓仕事
243 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/26(日) 22:44:53 ID:cPXS+squ
今日「遊撃戦」のDVDを買ったよ!
百姓上がりの小川安三、セリフ棒読み丸出し・・・
244 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/26(日) 23:03:20 ID:NrOFgzgJ
名古屋で「独立愚連隊」初めて観たけど、もっとC調なコメディを想像していたのに
意外と骨太なストーリーかつ大部屋やエキストラをふんだんに使った大作なのに驚いた。
でも軍隊をああいう形で描くこと自体、当時としては画期的だったんだろうな。
監督の戦争に対する強烈なアイロニーに満ち溢れた映画だと思いました。
幻燈辻馬車の台本、と称するブツがヤフオクに出品されてたね。
本物なのかいね〜どうしたものだろうか
246 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/27(月) 08:29:26 ID:vpY+rlSz
一昨日シネマテークで「独立愚連隊」を観た。映画館で岡本喜八を観るのは初めてだった。
どうせだからと思って最前列中央で観た。オープニングシーンから感動がこみ上げてきた。
あの元気な始まり方は映画館では一層効果的だと分かった。ああ、他のも観たい!
247 :
sage:2005/06/28(火) 12:17:21 ID:+vxMs4qA
248 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/30(木) 02:05:26 ID:Fw94vgoY
「血と砂」イマイチのれなかった
>>248 おれはもうメインタイトルが出たとこでちんこ勃った。
金八先生の腐ったミカンを見たとき、この映画の筆おろしの場面を思い出したものだ。
250 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 13:37:23 ID:gbgkktKr
251 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/04(月) 19:46:18 ID:jEgJZSqj
今日岡本喜八作品初挑戦で「暗黒街の顔役」観た。
話が古典的だが三船・鶴田が好演してた。
ところで鶴田が兄貴と呼んでいた格好いい人とあの殺し屋(?)の人は誰ですか?
>>251 兄貴・須藤 平田昭彦
殺し屋・五郎 佐藤允
出てくるおもちゃがとっても欲しいです。
253 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 21:41:48 ID:GOx6O3TL
>>252 どうもありがとう。
あれは「禁断の惑星」のロビーですね。
254 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 21:53:00 ID:vYRl69Jw
暗黒街シリーズでは「男根」がサイコー!
ホモ映画か!?
弾痕ネタ何回目だよ
257 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/10(日) 11:10:47 ID:U/eFHjpa
名古屋での喜八特集、結局五作品とも観ちまったわ(暗黒顔役、独立、エブリ、斬る、肉弾)。
何かこの監督の戦争へのルサンチマンって並々ならぬものを感じるね。
戦争で大切な家族や恋人、友人を亡くす悲しさは勿論、それ以上に人と人が戦うこと
それ自体が滑稽かつ無意味だということを繰り返し繰り返し訴えたかったのかなという気がした。
えっ、しまった。
名古屋での特集ってシネマテークあたり?
ひょっとして終了したかな。あちゃ〜。
最近、シネコンばかりに行っているので、チェックが甘くなっていたなorz
>戦争へのルサンチマン
でも岡本喜八って人の中に、
「帝国陸軍命であります!」の部分が微妙に残ってないか?
>>259 ?
例えばどんなとこがかな?
具体的に説明もらえると嬉しいが。
帝国陸軍命!かどうかは知らないが、
予備士官学校とか松戸の工兵学校時代に、彼の青春がつまってそうではある。
262 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/15(金) 21:46:40 ID:tuEPLeFX
さて、来週「肉弾」と「近頃なぜかチャールストン」の
DVDが発売されますよ〜♪
時代劇専門チャンネルで今朝、脚本・監督岡本喜八のドラマがあったのにぃぃぃいぃ!!!
今まで気付かなかったぁぁぁ!!!!!!!!
テレビの仕事って「遊撃隊」以外にも結構あるので?
264 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/15(月) 13:53:58 ID:FST0jeez
喜八ゾンビ
265 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/18(木) 14:15:27 ID:ImE/obUE
266 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/18(木) 14:31:33 ID:S2dU6hkq
生前、喜八のプロフィールには明大卒なんてほとんど記述されてなかったような。
ほとんど大学には行かずに戦争のどさくさで卒業扱いになったから本人は気恥ず
かしかったんじゃないかな。
>>267 >プロフィール
んなことはござんせんよ。パンフとかでちゃんと書かれています。
ちなみに明大の新校舎落成記念の卒業有名人の講演会にも来てくれました。
同日同時刻に星野仙一が来ちゃったので聴講者が少なかったのが
残念でしたが。
明大卒の芸能系の人は何故かあんまり「自分は明治だー」と開けかすことが
少ないのですよ(やっぱり恥ずかしいのかなあ)。
269 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/25(木) 02:55:40 ID:NW+/aQ03
「侍」が好きだー
270 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/30(火) 00:03:24 ID:racKbv8q
「座頭市と用心棒」を飛田で観たよ。
ドめくら!ドめくら!ドめくら!
こりゃTVでは放映できんわ・・・
>>270 2、3年ほど前、よみうりテレビで放映したよ(正月の深夜)。
「ドめくら!」もカットせずに流してた。
272 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/30(火) 11:52:57 ID:/liVtrrR
「めくら」はダメだが「ドめくら」はいいのかな。
頭にドをつけることによって違う単語とみなされる?
度目倉という人名かも知れないからね。
巨人の星の「野球キチガイ」は「野球......」になってしまったがな。
274 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/31(水) 10:59:24 ID:mwc6GksS
局によって基準が違うから
カットするときもあればしないときもある。
こん
どめくら
がーっ!!!
276 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/05(月) 21:59:25 ID:hkbnOwjO
用心棒が実は幕府の隠密ってオチに萎えた。
277 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/14(水) 15:58:58 ID:vvdtiWCh
ブルークリスマスどこにも置いてNEEEEE
どうでもいいけどエヴァに出てくる「bloodtype:blue」てこれだよな?
これだよ。
279 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/17(土) 11:29:51 ID:6DVNxE5n
明治大学特別功労賞贈呈式
記念イベント「映画界の異才・岡本喜八」
日時:2005年10月25日(火)14:00より
会場:明治大学アカデミーホール(アカデミーコモン3階)入場無料
【第一部】 明治大学特別功労賞贈呈式
岡本みね子 氏(岡本喜八氏夫人、プロデューサー)
【第二部】 ◆記念講演:寺脇研 氏(文化庁文化部長、映画評論家)
◆トークショー:本田博太郎(俳優)・小谷承靖(映画監督)ほか
【第三部】特別コンサート:山下洋輔 氏(ピアノ)ほか
【第四部】映画上映会:『ジャズ大名』(1986)
※開始時間、記念講演・トークショー・コンサート出演者等について、都合により変更する場合があります。
<お申込・お問い合わせ>
詳細につきましては、決定次第ホームページにて発表いたします。
主催:明治大学
企画・協力:喜八プロダクション
ttp://www.meiji.ac.jp/koho/topics_news/topics050907.html
各社の撮影所で学歴をとやかく言うのは松竹の城戸四郎くらいでしょう。
助監督の時は、大卒であることがかえって邪魔になるから、
自然と大学の事には触れなくなるのでは?
>>280 >助監督の時は、大卒であることがかえって邪魔になる
往年の撮影所で演出部に正規採用された正社員助監督は、封建的・徒弟的な制作現場の労働力であると同時に、将来の監督
候補生でもあった。「邪魔になる」どころか、ある程度の学歴がないと往々にして初めから相手にされない。
撮影所が企業化して学歴社会が大きく持ち込まれる間際に入った戦前の監督たちは運がよかった。
ああいう業界は、コネと学歴の混淆で動いているややこしい世界。
現在でも、キー局・NHKの正社員ADと系列・下請けのADでは同じキツい仕事をしていても将来が
違ってくるわけだが、彼らは基本的には「エリート」なんです。
「助監督なんか3Kで奴隷だった」とかいう自虐に騙されてはいけない。もちろん、
それでも本編の監督にはなれなかった人の方が大部分なんだけどね。
>自然と大学の事には触れなくなるのでは?
とはいえ、喜八さんが撮影所に入った頃の状況がどうだったのかは不明だから、
助監督と学歴云々については何とも言えない部分はありますけどね。
喜八さんが大学のことを余り言わないのは、ご本人があんまりそういうことを
おおっぴらに言うのがお好きではない性格だっただけでは?
ところで、今の明大生に上記のイベントの有難味について理解できるのだろうか?
大学関係者・映画関係者や同窓会組織の連中、山下幸輔ファンである程度は席は埋まるだろうけどね。
今の学生さんはやっぱりこういうイベントには足を向けないだろうな。残念だけど。
「ジャズ大名」じゃ足を向けたくなろうはずも無し
そうかい?
285 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/19(月) 20:58:15 ID:DB6U+Gnx
図書館に自叙伝『鈍行列車キハ60』が有ったので読みました。
せめて流すなら『独立愚連隊』か『ああ爆弾』か『肉弾』にしてほしいですね。
286 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/19(月) 21:03:05 ID:yKXeANQk
>>282 >>山下幸輔
おまいがまず「ジャズ大名」の有り難みをわかってない
287 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/20(火) 10:19:58 ID:Iygebg67
採用の理由は当時の担当官が米子市長の弟で喜八の祖父(大工です)を知っていたから。
けど、配属後間もなく徴兵され… あとは『肉弾』の通りです。
なんてすばらすぃーイベントだ!
卒業生特権があればいいのに。
在校生だけに限るなんてもったいなさ過ぎる!!!
ただでさえ今の明大生はコジャレ化してゲフンゲフンな
状態だから、このイベントの価値を理解できる現役は
皆無でしょうなあ。
289 :
282:2005/09/21(水) 22:58:12 ID:AUpoOr2m
>>286 すまんすまん、誤字った。
>>287 喜八さんもコネか。それに、喜八さんは正確には、戦時中の43年に「明治大学専門部商科」卒
ですね。「専門部」なので「学部」卒ではなかったのでは?
当時の私大専門部はそこそこエエ家のボンが入るような学校だったと思われるので、学歴的には「中の上」〜「上の下」
ぐらい? 必ずしも「エリート」ではないですね。
その後東宝入社を経て、45年に徴兵、陸軍予備士官学校に入るとなる。
>>288 上のURLを見る限り、「在校生に限る」とはなっていないので、学外からも誰でも入れると思う。
ただ、現役の学生が足を向けないであろうのはもったいないね。
>>289 >専門部
卒業生なんで気になって調べてみた。
ざっとOBを見る限りだと、専門部のレベルもそこそこらしいよ。
政経学部の専門部出身だと村山元総理とか(まあ優秀かどうかはともかく)
同じ商学部だとVAN創立者の石津謙介さんとかいる。
レベルっちゅーよりも授業料が安かったせいかもしれんですね。
(昔から明治は学費が安かったからなあ・・・。6大学だと東大の次くらいか)
291 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/02(日) 15:36:47 ID:9QZDsXhl
嗚呼、バクダン! age
292 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/02(日) 16:19:26 ID:USHjtUEv
喜八映画初心者なんですが、まずは何を観れば良いでしょうか?
喜八映画では、「独立愚連隊」「ダイナマイトどんどん」「座頭市と用心棒」を今までに観ました。
とりあえず「独立愚連隊」観たなら
「独立愚連隊西へ」を。
295 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/02(日) 17:15:48 ID:+FQ8jvX9
その次は「独立愚連隊売り出す」と「独立愚連隊乾杯!」を
ガッチャマン
297 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/05(水) 22:10:31 ID:ODxUaMom
日本のいちばん長い日
激動の昭和史沖縄決戦
肉弾
戦争三部作は見るべきですね。
↑ なんでこれが三部作なの? だいたい、そういう呼称を聞いたことはないが。
299 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/06(木) 13:17:20 ID:z63tAVaQ
>>279 のイベント、詳細決定!
なんと誰でも入れて入場無料!(先着1000人のみ。入場制限あり)だそうです。
・・・絶対千人はいないよなあ・・・。
自分は行かれないので、誰か行ってルポしてください。おながいします。
300 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/06(木) 22:55:44 ID:Zuu7KdzX
岡本喜八の正統後継者は誰だ!
と言いつつ300ゲット!!!
301 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/10(月) 22:10:12 ID:wa1snAvI
東宝は、岡本喜八作品をDVD化する気があるのかなあ…。
こういうとやや不謹慎かもしれないが、今が一番の売り時だと
思うんだけど。とりあえずは『日本のいちばん長い日』が
リリースされたけど、これは今年の戦後60年企画のからみ
だしなあ。このままスルーされそうで悲しい。
>295
「独立愚連隊vsターザン」と「独立愚連隊ニューヨークへ行く」も忘れるな。
すいません、レス番間違えました。
>301さんへのレスです。
すいません。
305 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/11(火) 23:48:45 ID:fT7VklAf
>>303 おお、本当だ!情報アリガトさん!これで終わらずに、暗黒街シリーズ
あたりもリリースしてもらいたいな〜。でも、やっぱり一番リリースして
もらいたいのは『殺人狂時代』なんだけど…、無理かな、やっぱり?
306 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/12(水) 19:15:39 ID:veSSg1tf
赤毛と云えば「とみー。とみとみとみとみとみー」に尽きる。
「赤毛」と「血と砂」で三船の無骨さを堪能
「いんちきぃ〜!」
309 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/13(木) 09:26:55 ID:xfQZLy23
BOXT
「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」「血と砂」「赤毛」「戦国野郎」
BOXU
「江分利満氏の優雅な生活」「ああ爆弾」「殺人狂時代」「ブルークリスマス」「大誘拐」
それでも赤毛の三船や村井、スリの達人の仲間、女達がカッコイイから不思議。
割とマジで憧れる。こんな男として生きたい。
311 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/13(木) 19:55:28 ID:tp8qBgnf
>>309 >>301>>305ですが、おお〜、やった!懸念だった『殺人狂時代』もラインナップ
に入っているんですね。これだったら、あと『暗黒街』シリーズもリリース
されそうですね、楽しみ。
>>309 これは事実なんですか?それともネタなんですか?
313 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/13(木) 20:12:42 ID:tp8qBgnf
>>312 言われてみれば、確かにラインナップはネタっぽい気もしますが、
>>303さんのところで検索すれば、リリースされる事は決定してますよ。
>>313 「SOLDIERS〜DVD-BOX 」が出るとは書いてありますが、
収 録 作 品 は 何 か と い う の は 書 い て い な い
ように思えますが?
探し方が足りなかったんでしょうか??
「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」「血と砂」「赤毛」「戦国野郎」
「江分利満氏の優雅な生活」「ああ爆弾」「殺人狂時代」「ブルークリスマス」「大誘拐」
が
リ ス ト ア ッ プ さ れ て い る ペ ー ジ の URL を ご 教 示 い た だ け る と 幸 い で す 。
まぁ、落ち着け
317 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/14(金) 18:43:45 ID:T57mF9xb
正直、『独立愚連隊』とか暗黒街シリーズはあまり面白いと思わなかったな。
「近頃なぜかチャールストン」 、「青葉繁れる」 はここではあまり評判は良くない
みたいだけどこういう小品のほうが個人的には好み。
「近頃なぜかチャールストン」は老人問題とか都会の無関心やらさらっと描いていて
感心させられた。
利重剛の脚本も良かったのかも。
おれは「肉弾」がつまんなかったな。
319 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/14(金) 22:01:14 ID:vP4tsL+2
オモシロベスト3「ああ爆弾」「独立愚連隊西へ」「暗黒街の弾痕」
ツマラネワースト3「殺人狂時代」「イースト・ミーツ〜」「座頭市と用心棒」
>>319 俺にとっては、その6作のうち
イーストミーツ以外全部面白かったんだが
321 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/15(土) 08:34:18 ID:b1Mc33JT
「肉弾」が賛否分かれるのは世代の違いか?感受性の違いか?
俺は世界の中心で愛叫ばれてもちっとも泣けなかったけど
砂浜の真ん中でうさぎの死を知ったあいつが
涙溜めて因数分解叫んでる姿に俺涙しちまったもんな
322 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/15(土) 09:12:22 ID:4//Cvud8
「肉弾」ダメ。泣ける泣けない以前に単純につまんない。
323 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/15(土) 11:24:00 ID:ZbNgQKlV
あれを「つまんない」の一言で片付けられるのが「世代の違い」かもね。
324 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/15(土) 11:26:44 ID:Lbg2R/zP
ダイナマイトどんどんが最高傑作です。
個人的には。
わかりやすく痛快なシーンがないとつまんないのかもな。
「肉弾」や「ああ爆弾」って確かにあんまり面白くなかったけど、観終わった後なんか妙に残るんだよな。それを単純に「つまらない」と言い切るのにはちょっと抵抗がある。
逆に「青葉繁れる」は何も残らなかった。だからあれはつまらなかった…と言い切ってみる。
描いても居ない物を描いていないから駄目だと言っているように見えるなw
残るように作ったか、作らなかったかの違いじゃねぇの。
ちなみに、青葉繁れるは残るように作られているのかね?
それで残らなければつまらんと言えるだろうけど・・・
観れなかったから、聞いているだけなんだけどね。
>>327 言ってることが難しくて、よくわかんね(笑)。
俺自身、大した考えがあってカキコしたわけじゃないんで、
気に入らなかったらスルーしてくんろ。
329 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/15(土) 23:29:50 ID:ZbNgQKlV
じゃーなりじゃなりとふぇーぶらり、はーなのさんがつまーちましょ。
岡本喜八が何故、「青葉繁れる」を撮ったのかが、そもそもワカンナイ。
「姿三四郎」と同じように請け負い企画だったんだろうか。
>>323 ごめん、
>>321のようにどの「世代」が「肉弾」見て泣けるの?
うちの父親と祖父はあまり面白くないって言ってたけど。
俺も「肉弾」は苦手で途中で寝そうになる。
「ああ爆弾」は面白いと思う。
331 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 01:54:21 ID:3FezNHnT
「ああ爆弾」は伊藤雄之助の顔の表情見てるだけで面白い
332 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 11:09:50 ID:uWdqy4GJ
オレも「肉弾」は面白くなかった。
(観たのは十三、四年ほど前。当時二十代半ばだった)
大谷直子のヌード以外は印象に残っていない。
あとは笠と北林の古本屋夫婦だけだなー。
333 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 11:15:23 ID:uWdqy4GJ
「ああ爆弾」は最高だったな。
あと「殺人狂時代」もさほど面白くなかった。
オレ思うんだけど「肉弾」と「殺人狂時代」って
あまりにも過大評価されてない?
二作とも微妙にテンポが悪い気がするな。
あ、あくまでオレの主観ですのであまり気にしないように。
ついでに333ゲット!!
334 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 13:40:39 ID:PN9dXfl2
「殺人狂時代」が最高傑作。仲代が素晴らしすぎる。冒頭のアニメーション、
天本英世、団令子も良し。
あ、あくまでオレの主観ですのであまり気にしないように。
愚連隊、暗黒街もので喜八作品にはまったファンには「肉弾」は
物足りないかもしれない。
それよりも「沖縄決戦」「青葉繁れる」「姿三四郎」「ブルークリスマス」の
四本のほうが喜八作品としては出来が悪いと思う。
どの作品もテンポ悪くて観ててだれる。
特定の世代にしか共感されない映画なんて、映画としては駄作。
「日本の一番長い日」と「肉弾」の違いはそこにあると思う。
337 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 15:34:26 ID:yAhKOXga
ヤフオクで「殺人狂時代」の台本が出てるな
338 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 16:09:05 ID:3FezNHnT
実際うちのお袋は「肉弾」の手榴弾の坊主の世代で
すごく感慨深げに見てたけど、われわれほとんどが
戦争を知らない世代なわけで
「肉弾」の是非は世代でなくアイツと同じ気持ちに
なれるかなれないかだと思う
339 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 16:24:20 ID:yAhKOXga
その点、「江分利」はケコーンする前とした後とで
共感できる度合いが違いすぎてビクーリ
殺人狂のテンポが悪いってのはどういう了見だろう
「殺人狂時代」の批評に関しては初めての者だけど最初の刺客撃退からパスタ屋、このあたりから終盤まで中弛み状態が観ていて感じる。
嫌いな作品じゃないけど粗もあるとは思う。
同様の理由で「血と砂」も冗長に感じる処がある。
勿論、個人私見に過ぎない。
ただ批判は別にOKだよね?
ガチガチの信者がいる訳でもないし。
342 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/16(日) 23:25:58 ID:8sQdoLPr
ダイナマイトどんどんだけはガチ
ゴメン
俺はその「冗長」さや「中弛み」が好きだわ
決して岡本喜八マンセーではないけどさ
344 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/17(月) 00:53:11 ID:Bg9IoQxj
>>341 そうですね。第一、『フォービートのアルチザン』だって、岡本監督の、
試験には100点満点の回答はありえないから(ゴメン、かなり大雑把な
抄訳)という理由で、公開当時の作品評でも、かなり辛辣な批評も再録
されているよ。
あと、DVDボックスの情報なんだけど、特典ディスクとして、監督の
若き日、みたいな再現ドラマの作品が着くそう。監督は佐藤闘介だよ。
父親(佐藤允)も出演しているのかな?
345 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/19(水) 22:44:11 ID:EwRYpM7s
ガンダムSEED DESTINYの最終回エンディング、カラーをモノクロに直したダイジェスト映像。
同じく、大河「義経」でも血が吹き出るようなバイオレンスシーンもモノクロ。
「日本のいちばん長い日」を連想した。
モノクロ映像って、使い方によっては特撮やCG以上の効果をもたらしますね。
同郷の故・植田正冶氏(写真家)もモノクロの福山雅治を狙って撮っている。
ガイナの「トップをねらえ!」のモノクロは、完全なオマージュですヨ。
アニメ以外に見聞広げなさい と富野監督も言ってるだろう!
50歩100歩かいw
348 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 19:39:21 ID:hdLk9af6
岡本喜八DVD-BOX【SOLDIERS】(戦場編)
6枚組DVD-BOX 2006年1月27日発売 定価21000円 TDV16007D
『独立愚連隊』『独立愚連隊西へ』『戦国野郎』『地と砂』『赤毛』
特典ディスク「喜八監督がいた。」
岡本喜八DVD-BOX【MODERNS】(狂騒編)
6枚組DVD-BOX 2006年2月24日発売 定価21000円 TDV16046D
『江分利満氏の優雅な生活』『ああ爆弾』『殺人狂時代』『ブルークリスマス』『大誘拐』
特典ディスク「岡本喜八ここに在り 〜奇匠の素顔〜」
いずれも単品(各4725円)が同時発売
349 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 21:34:05 ID:LJnabf7J
>>348 お金無いのに買ってしまいそう…
でも「戦場編」は大部分LDで持ってるから、とりあえず狂騒編を。
350 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 22:38:34 ID:VUIvOBCL
なんで「戦場編」にどぶ鼠が入ってないのよ?
「狂騒編」のブルークリスマスは何となく浮いてるなぁ。
351 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 10:47:34 ID:3VSNRcRW
>>349 LDの予告篇で「次週公開」が欠落してるのがいつも気になる
どぶ鼠出してくれよ。
多分喜八DVDは成瀬と同じくこの10本で打ち止めだろうし・・・。
「どぶ鼠」「やま猫」「のら犬」「蟻地獄」の4本でBOX出すのなら話は別だけど。
353 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 19:04:18 ID:loJt2GGP
とりあえず赤毛とブルークリスマスは買う。
このスレ読んでずっと見たかったんですがやっと岡本監督作品見ました。
EASTMEETSWESTと英霊たちの応援歌しか借りれなかったんですが…。
EAST〜は面白くなかったけどつまらなくもなかったです。
英霊たちのは味噌汁に自分の目玉が映っているっていって
罰走させられているのが可笑しかった。
ここで評価の高い独立愚連隊とか日本のいちばん長い日が早く見たくて
仕方ないです。(本当に普通の感想文になってしまったスマソ)
355 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 21:50:13 ID:qxhTq1Zh
>>354 こりゃまた、あまり面白くない作品を観たんだね。
遺作となった「助太刀屋助六」の前半は漏れは好きだよん。
356 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 00:58:11 ID:v87PD0nC
“英霊たちの応援歌”は個人的にすばらしいと思う。
学生達の潔さに心を打たれたのは確かだ。
靖国の存在は否定できん。
357 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 02:08:42 ID:k4iIiwIB
英霊たちの応援歌は感じるところがありました
(味噌汁で罰走は悲しいのに喜劇っぽい描かれ方で
不謹慎かもしれないけどとても可愛いと思ってしまって可笑しかったんです)
助太刀屋助六とかジャズ大名も見るの楽しみです。
358 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 02:39:23 ID:B8//IWJ8
英霊たちの応援歌見ると戦争中の映画を
細部(言葉使いとか規律性とか)までリアルに
当時のまま描ける監督って
岡本喜八が最後の人だったんじゃないかと思う
キムタクが出てた特攻隊の映画なんぞ見たけど愚の骨頂だった
ジャズ大名は漏れの場合仕事とか何かで疲れ果て
何にも考えたくない時に見る
359 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 07:31:38 ID:OkpLCxcd
360 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 13:41:24 ID:efaK/mZy
>>358 それはキムタクだからただ単に毛嫌いしてるだけじゃないか?
喜八映画をはじめとして、昔の映画だって考証が狂ってる戦争映画はたくさんあるぞ。
「君を忘れない」だよねえ。
あそこまで開き直ってれば個人的に文句はない。
何れにしても、わざわざ他作品を引き合いに出すのはツマラン。
喜八の映画が好きならそれで良いじゃないか。
例え世間から「大誘拐」しか知らない、と言われても…
362 :
356:2005/10/29(土) 00:21:16 ID:mu2xu21f
俺も“英霊たち応援歌”で感じた何かを追って「君を〜」を見たクチで。
あの時代の青春を潔く描いた“英霊”に比べ、
「君を」はなんか変な意図があるようで。
それがいやらしく感じてね。
やはり“英霊〜”はあのボレロがよかったのかなぁ…
363 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 03:10:09 ID:3oRYOfXd
「君を〜」で特攻に行く日の朝、これから死にに行く隊員達が
一生懸命歯を磨いているとこまではいい。
最後皆が壮絶な顔して突っ込むまでやらず
爽やかな青空で終わってるとこが許せない。
下手をすると戦争美化に繋がる。
作り手側の差、喜八の様に仲間の死を間近に見てきた人と
そうでない人との違いを感じた。
364 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 03:29:39 ID:qK6WgVxs
俳優の個性と髪型にも問題がある
そのまんまの髪型で出てきたロン毛のキムタクや
ローレライの役所広司、妻夫木くんを見てると
何か現代劇の延長でどうみても1940年代の人に
見えないんだよね
岡本喜八みたいにみんな坊主頭にさせてると
そんだけちょっとリアルに見える
(小野寺昭だけはモミアゲ長すぎ…)
365 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 09:02:08 ID:y1kdunHl
>>364 当時の俳優を現役で見ていればそんな感想は出てこないと思う
海軍は丸坊主じゃなくてもよかったんだっけ
ローレライのなんかで読んだ
367 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 12:28:00 ID:sg282QWJ
戦争美化して何が悪いw
368 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 20:18:03 ID:tqf/MCvc
そうだ!独立愚連隊サイコー!!
そうだよねえ。独立愚連隊のピカレスクっぷりは…
まあ「君を忘れない」は観ていての批評は問題ナッシングだけど、
たまに他映画を腐して好きな映画を持ち上げるツマンネー評文もあるんで。
>>368 釣り?
美化していると理解しているのかw
371 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 15:51:26 ID:1WwpDZVW
カタルシスはあるな。美化って逆にどうゆう意味?
戦争肯定ってだけ?
君を〜、と例えば喜八の戦争映画としての視点は思想よりも、感情劇と市井や兵士の哀歓だと思うけど。
まあ釣りかどうかは知らんが。つうか煽り文には見えないが、どうでもいい。
372 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 16:19:57 ID:PiV0hSgQ
とか何とか言いながら、思いっきり釣られて煽られているなw
思いっきり釣られて煽られているなw
思いっきり釣られて煽られているなw
黒澤スレから今度はこっちに来たか
「侍」も「大菩薩峠」もDVD化されないんだ…
どっちも海外では出てるんだけどね。
377 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/01(木) 22:54:46 ID:QIascHb8
おいおい、一ヶ月近くカキコがないのかよ・・・
ところで岡本喜八の映画で一番エロいのはな〜に?
378 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/01(木) 23:34:30 ID:cvsyjaWP
吶喊。
ブルクリの処女喪失シーン。
肉弾のおっぱい。
血と砂、三船はいい。やっぱしかっこいい。天本英世もでてたな。
偉大なるB級作家です。
380 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 19:42:11 ID:zTYG4Rma
381 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/22(木) 00:26:25 ID:3IqrgiXu
吶喊は出ないのかなあ・・・・
382 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/22(木) 15:48:19 ID:dB41HsFU
DVD、時代劇編が出ないと死ぬに死ねない。
「侍」のタイトルが出る瞬間がひっくり返る程カッコイイ。
>>382 はげしく同意。ほか「三船敏郎」の文字が出ると同時に三船の目が開くところもいい。
「岡本喜八DVD-BOX【戦場篇】
「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」「戦国野郎」「地と砂」「赤毛」
を、
岡本喜八DVD-BOX【戦場篇】
「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」「どぶ鼠作戦」「血と砂」「激動の昭和 沖縄決戦」
と、
岡本喜八DVD-BOX【時代劇篇】
「戦国野郎」「侍」「大菩薩峠」「斬る」「赤毛」
にしてくれたらよかったのに。東宝のケチ。
386 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/02(月) 14:35:47 ID:FSiAt8VJ
387 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/07(土) 08:25:28 ID:aRu5GjaO
暗黒街シリーズはDVDないの?
388 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 20:50:22 ID:Z6WzfyZB
いよいよ戦場篇発売まであと一週間か・・・・
買うぞ〜〜〜〜!!!!
>>380 うわ、閉館か。。。
海外にいるので知らなかった。日本に居たころはよく通ったな。。。
390 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/18(水) 22:13:59 ID:xFHaYQ9s
オマイラ、DVD買えよ!!!!
391 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/24(火) 21:54:32 ID:1yfgx3vw
誰もDVD買わなかったのか?
オラは今日タワレコに行ったけど
置いてなかったじゃんよ〜
仕方ねえ。ネットで買うべ。
392 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/24(火) 23:04:08 ID:hEP9iSn/
1/27発売じゃなかったっけ?
ていうか監督最初期の作品群はDVDで出さないのかよ?
一連の雪村いずみモノとか上原美佐唯一の主演作
「ある日わたしは」とか凄い好きなのに。
実はこの辺が一番レアで美味しい映画なんだけどな。
394 :
391:2006/01/26(木) 22:08:18 ID:RuAX0B5c
発売日を間違えた〜(恥
明日は2万1千円持ってタワレコに行くぞ〜!
395 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 09:24:16 ID:Mpg6XfZF
お願いしますから、「大菩薩峠」を発売してください。
396 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 12:18:27 ID:h2R5dE+R
音楽のセンスが絶妙だったなぁ〜!
「地と砂」での日本軍が「聖者の行進」を演奏してるのも奇抜だった。
397 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 21:35:56 ID:bi6mjjoC
バラ売りで好きなのをだけ買った方が得なのかな?
398 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 23:59:12 ID:xz4jVrrV
とりあえず『独立愚連隊西へ』を見てみたが、所々映像のコントラストがおかしくないか?
なんか「暗部が明るすぎ」というのを通り越して画面全体が不自然なまでに白いんだが
オーサリングのミスかなあ。
400 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/28(土) 00:20:16 ID:cOwzeZdY
白黒映画だから仕方ないんじゃないの?
他の監督作品でも夜のシーンなのにハッキリと影が出てるし
技術的な事を持ち出すと厳しいね
DVD発売にもかかわらず、このスレの状況…
BOX見かけないよ。
バラはあったけど。
好きだけど、買う余裕が無い。
レンタルは、まだずっと先かなあ。
404 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/01(水) 22:08:22 ID:VoCl2t5Q
「独立愚連隊」と「独立愚連隊西へ」はどっちが名作?
オレは圧倒的に「西へ」の方が好きなんだけどね。
「独立愚連隊」は微妙にテンポが悪くて観ていて疲れる。
監督本人も「独立愚連隊」は失敗作と言ってるしさ。
ところが赤塚不二男なんかは「独立愚連隊」は最高で
「西へ」は毒が薄まって面白くなかったって言ってるよね。
これって結局は好みの問題なのかな?
俺も西へのほうが痛快でテンポもいいから好きだね。
だが、毒が薄まったと言われればその通りかも知れないな
406 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/02(木) 01:51:56 ID:f+XYaI5p
黒澤でいう「用心棒」と「椿三十郎」の関係かな。
俺はそれぞれ「西へ」と「用心棒」が好きなんだが
まあいいか!
408 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/04(土) 09:14:53 ID:wK8NYQb4
テレビ画面で二本鑑賞してみての感想は、「西へ」の方が楽しみやすい感じだったけれど、
小さな映画館のスクリーンで、佐藤允が馬に跳び乗ってオープニングの音楽がかかった時の
ふるえるような感動は、ちょっと類のないものだった。
>>408 ストーリーやテンポは「西へ」のほうがいいけど、
「愚連隊」で見せた佐藤充のかっこよさは無かったね。
410 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/04(土) 22:39:34 ID:MmsFWdT0
そこでどぶ鼠の登場ですよ
機関銃持った佐藤允に勝てる気しない
412 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/05(日) 20:28:13 ID:HnsGxUEh
↑何とも言えない笑顔が最高!
413 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/05(日) 22:54:35 ID:c2VIfVr/
「愚連隊」の方がカタルシスはあるし、佐藤允が男前。
小技は「西へ」が効いている。
どっちもすてがたい…
どぶ鼠は筋がよくわからんかった
おれってバカ?
415 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/06(月) 21:54:59 ID:Zuzgui58
>>414 バカです。
二十年前に初めて「独立愚連隊」を観たとき、
世界の三船にこんな役やらせんなよ〜って
マジ思った。
416 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/06(月) 22:52:50 ID:ioHuCTNU
それより「暗黒外の顔役」の三船だよ。
最後までいいとこなし。零細工場のおやじ。
クレジットもピンで一人だから見せ場あるだろうと思ってたのに・・・。
見せ場あっただろ!…そこそこ。
三船はデビュー当初からしばらく岡本家に居候してたらしいね
同じアパートに下宿してただけだったのでは?
420 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/08(水) 22:49:55 ID:jy91cJEn
なぜ志村喬は岡本喜八の映画に出なかったのだろう?
まあ、キャラ的にはしっくりこんが
421 :
ななしスクリーン:2006/02/10(金) 20:39:16 ID:6NaDjCEL
>>415 十三年前に初めて見たとき自分のそうおもった
なんで?かいな
422 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/10(金) 23:46:52 ID:Ae7M6Q7J
敵襲〜!
てきしゅうぅぅぅぅぅぅ!!!
バッキャロー!
日本軍だぞぉぉぉお!!
キンタマ付いてんのか!!!
軍歌はじめ!!
↓↓↓↓↓
メシだワッショイ! 女だワッショイ!
見ろぉ〜あのケツっ!でっけぇゾ〜!
428 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/14(火) 09:45:13 ID:f3i0N82V
戦争やりてぇー
今週、一周忌の会がある。
とにかくよ、もう丸ふた月お願いしてねぇんだからなぁ!
431 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/15(水) 21:40:46 ID:9IP8nqev
ぐれんたーい、ウェイ!!
432 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/17(金) 23:31:09 ID:roCJdc9A
明後日はいよいよ命日か・・・・
明日は仕事が休みだから「戦国野郎」でも観るか
433 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/18(土) 07:28:39 ID:ULsPCkX5
「吶喊」が見たいけどどうすればいいのだろう。買うのは高いし。
探し続けてもう7年どこで手にはいるのか?
434 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/18(土) 11:11:40 ID:OB7Yjril
浅草東宝が閉館してなかったら、今日は「岡本喜八追悼特集」をやっていて、
みね子夫人等を囲んでトークショウをやっていたはずなのに・・・。
返す返すも残念だ。
435 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/19(日) 10:57:33 ID:ZYOrkipg
岡本監督の御霊に対し敬礼!
頭ぁぁぁぁぁあ 中っ!!
436 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/19(日) 18:42:09 ID:D73ZJp/Y
イーストミートウエストのDVDが出たみたいだけど
これって再編集バージョン収録されてるの?
437 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/19(日) 21:38:01 ID:Nb+a5lKo
日本公開版は冗長でツマンナイんだよな。
喜八監督の編集版は面白かったよ。
438 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/21(火) 09:18:08 ID:Tbx0EAG8
イーストミーツウエスト今見てる。
ジャズ大名が好き
去年、新文芸坐の追悼特集最終回の「ジャズ大名」上映後に
場内が大きな拍手に包まれたのには、一観客のわたしも
古谷一行ばりに、思わずイエーィッ!ってやりました。
440 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/22(水) 13:26:02 ID:HKRj97hy
東京都町田市
町映劇場
2月25日〜3月3日
「暗黒街の顔役」
「暗黒街の対決」
3月4日〜3月10日
「独立愚連隊」
「独立愚連隊西へ」
3月11日〜3月17日
「日本のいちばん長い日」
「暗黒街の弾痕」
3月18日〜3月24日
「月給泥棒」
「侍」
3月25日〜3月31日
「血と砂」
「顔役暁に死す」
1000円均一、2本立て入れ替えなし
441 :
真広:2006/02/23(木) 00:07:47 ID:wYUuOWFk
やっぱ助太刀屋助六やね
もう一年か・・・
DVDBOXが届いたよ
ウチにもとどいた。とりあえず殺人狂時代見た。おもしれー。
特典のインタビューが聞き取れない。
445 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/27(月) 10:10:09 ID:IGzlBT7c
飲み屋で収録したのと、劇中の音が大きすぎる>殺人狂
天本英世ヤバスwww
わしゃWOWOWで録ったの繰り返し観てたんで
君は私を だと思っているね!結構!
ってな感じで脳内再生されますよ
DVDの殺人狂時代って劇場公開版?
449 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/27(月) 21:48:53 ID:uKXtNJ+C
おはーるさーん♪
450 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/27(月) 21:56:45 ID:pDR3P/Ln
1.1460cad s
451 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/28(火) 00:33:38 ID:jIEFzGJW
ビデオやCSはドイツ語の字幕を画面外に出し直してたが、DVDは手抜き
で字幕がまんまで観にくい。
劇場公開版でない「殺人狂時代」とは?
452 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/01(水) 22:33:40 ID:KYf28QUI
「血と砂」を観て、携帯の着メロを聖者の行進に変えました
453 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/01(水) 23:28:56 ID:XcZGbfu6
「殺人狂時代」見たよ。
20年くらい前、特撮雑誌「宇宙船」で紹介されてるのを読んでから、ずっと気になってた映画でした。
面白かったよ。大満足!!
今「独立愚連隊西へ」観たとこなんだけど、かなりマイナーなレベルの大部屋俳優でも随分アップが多いな。堤康久の顔が分かる映画って他にそうそうないだろうな。
455 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/04(土) 00:21:46 ID:QhLqBlSg
>>454 そ〜、そ〜!以前に別スレでも書いたけど、岡本監督や本多猪四郎監督は、
ほんのワンシーンしか出てこない端役俳優でも、ちゃんとワンカット拾って
あげるんだよね、で、次第に顔をおぼえていくと。その逆に、端役俳優に
冷たい(?)のが黒澤明監督で、クレジットに載っていても、観終わった後で、
どこに出ていたのかな〜?と、なるんだよね。
456 :
454:2006/03/04(土) 00:36:49 ID:ZYDVIT+r
>>455 同志発見w
確かに、黒澤映画で顔が分かるのはせいぜい堺左千夫どまりだもんな。
しかし堺氏ってこんなに上手かったのか
457 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/04(土) 00:57:34 ID:QhLqBlSg
>>456 そうですね〜、『独立愚連隊西へ』は、堺左千夫の代表作でしょう。
未見の人の為に詳しく書かないけど、コメディリリーフだから、
最後は効果的なんでしょうな。彼も、岡本監督ごヒイキの俳優で、
『近頃なぜかチャールストン』まで、ずっと出演してましたね。
いつも、コミカルな役が多いから、『顔役暁に死す』は、ちょっと異色ですね。
458 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 00:08:43 ID:Im+2styE
東京の町田で喜八特集上映中
>>458 多分
>>440の事だと思いますが、これって3月中だけでしょうか?もし4月に入ってからも続くなら誰か情報をお願いします。
町田市まちえいの喜八特集は3月いっぱい。
>>440に書いてあるとおり。
まちえいは6月初旬までの旧作上映予定が公表してるけど、いまのところ
4月以降は喜八作品はなし。
3/11以降はヘンな組み合わせだなー
462 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/12(日) 22:26:03 ID:4pBFuyfN
おまいらー!全員おかず抜きだー! ガクッ
佐藤允 7年兵 向かうところ敵なし。
東京都近辺住民は今後も喜八特集が続くようにまちえいに行くこと。
逆らうものはソロバンで撲殺
一周忌の会、盛況だった。山下洋輔のソロピアノ演奏がよかった。
ラピュタ阿佐ヶ谷で、またやらないかな…。
やっぱ、あの頃の映画は映画館で観たい…
466 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/26(日) 23:06:02 ID:4hMoDwK1
「遊撃戦」の廉価版DVDって最初に発売されたバージョンと内容は同じなのかね。
ブックレットとか付いてる?
467 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/27(月) 21:52:11 ID:RP4Rw/N0
付いてたよ。
468 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/28(火) 21:50:22 ID:0K0YsJ51
畜生。俺は「遊撃戦」をジュエルケースで買っちまったい。
それにしても今回のDVDリリースのラインナップって変だな。
戦場編なら「どぶ鼠作戦」「沖縄決戦」を入れるべきだよ。
「戦国野郎」と「赤毛」は「侍」「斬る」「大菩薩峠」と組み合わせて時代劇BOXを作るべきだった。
狂騒編ならあのラインナップのなら「ブルークリスマス」の変わりに
「大学の山賊たち」か「月給泥棒」を入れた方がピンと来る。
暗黒街はそのうちまとまってBOXになるんだろうか。
いずれにしても、まとめて出されると財布がつらい・・・。
>>466-468 ブックレットはジュエルの時のをそのまま流用してるのかね。
ジュエルからトールで再発するときにありがち。
470 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/29(水) 15:47:22 ID:7nTFKFKw
さて、俺はジュエルしか無いのでよくわからんが、たぶん同じでしょ。
471 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/29(水) 15:54:29 ID:7nTFKFKw
「七人の侍」の食玩出たけど、
なんなら、岡本喜八シリーズでも食玩だしてくれんかのう・・・。
佐文字小隊とか、阿南+米内とか、大友ビル+2CVとか出してくれたら買うぞ。
472 :
名無し調整審議会:2006/03/30(木) 15:42:54 ID:rI7ft9pD
昔のワンフェスで溝呂木省吾のデフォルメガレキは売っていたが(買った!)
「日本のいちばん長い日」閣僚セット(円卓付き)と佐文字小隊セットが欲しいw
暇乞いに来てくれたんだニィセットと
切腹セットも追加してくれ
「沖縄決戦」は東宝8.15シリーズの1作で目玉商品だから、単品発売前に
BOXには入れられなかったのでは?
あ、なーる。
「激動の昭和史 軍閥」と「激動の昭和史 沖縄決戦」はそのうち出るでしょう。
「ああ爆弾」で銀行の窓口嬢をやっていた女優はだれ?
江分利満はよかったけど、最後の演説はちょっとついていけなかったな。
普通人の天本さんや中丸さんがすごく新鮮だった。
田村奈己さんのういういしい新妻ぶり。
科特隊の二人の下着姿。
弔辞を読むいき雄さんもよかったね。
帰って寝たいよぅ
黒犬
482 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/07(金) 22:22:26 ID:TUPCwrc/
>481
おもしろくない
って誰かつっこんでくれると思ったのに orz
484 :
478:2006/04/08(土) 10:53:39 ID:E7oWmDl2
>>482 ちがいます。
いき雄に応対して、銀行強盗に目をまん丸にする子。
485 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/08(土) 11:46:59 ID:uNW7idhd
>>484 丘照美という東宝大部屋の女優。
「ああ爆弾」で音痴の有島一郎と桜井浩子に歌わせた喜八監督の意図は何なんだろうか。
486 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/09(日) 08:22:50 ID:cDvcPDFB
喜八の映画はとってつけたような反戦メッセージがうざい
そうかぁ?
岡本喜八ほど、押し付けがましくない戦争映画を撮れる監督は珍しいと思うが
>486
肉弾のイメージが強すぎるのではないか
独立愚連隊シリーズは全部見た?
肉弾も喜八自身の体験的な戦争映画であり
とってつけたような反戦メッセージはないよね。
ま、思うのは自由だし、わざわざ喜八スレに書き込むあたり
単なる煽りなんだろうけど。
「肉弾」にしても、あれは「とってつけた」どころか、どちらかというと
前衛色が濃くてメッセージも直球じゃないと思うが。
491 :
椿五十郎:2006/04/10(月) 22:12:26 ID:MPuBoYkv
晩年の喜八は不様で笑えた(笑)
電池の切れかけたロボットみたいだった
確かに「遊撃戦」の喜八のインタビューを見ていると心が痛んだ。
しかし、人は誰でも老いる。老いた他人を笑うということは
未来の自分を笑うことなのだよ。
そういえば「七人の侍」スレでも煽ってたね。ご苦労さん。
493 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/10(月) 22:41:07 ID:ZEpsUIE4
「大誘拐」は快作だったけど役者さんがなぁ・・・
494 :
椿五十郎:2006/04/11(火) 04:03:39 ID:F0wn06zk
喜八ゾンビ(笑)
↑コイツ例の糞尿だよ
七人の侍スレより
897 :椿五十郎:2006/04/10(月) 15:13:55 ID:MPuBoYkv
この作品はストーリーテリングがとても稚拙
よって駄作
観てよろこんでるヤツも馬鹿
498 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/11(火) 17:30:45 ID:fnAi+MKO
>>492 >未来の自分を笑うことなのだよ。
未来まで生きられないから平気で笑えてるんじゃないかな。
合掌
499 :
椿五十郎:2006/04/11(火) 22:53:31 ID:F0wn06zk
アボーンする直前の喜八はある意味奇跡
その一挙手一投足が死ぬほど笑えた
>>499 人の死を敬する事も出来ずに、「アボーン」とかって表現できるのは精神が病んでる証拠だよ。
本当に気をつけたほうがいいよ。
今はそれでいいと思ってるかもしれないけど、良かったら頑張って病院に行ってみな。
自分で治そうと思わない限り無理だからさ。人生を良くするも悪くするも貴方次第。
他人を馬鹿にして生きるより、自らが楽しんで生きたほうがいいと思うよ。
501 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/11(火) 23:18:25 ID:Xp2aKjhi
バカには判らないよ。
わかってないからバカなんだよ。
死ぬまでバカのまま。 お気の毒だけどしようがない。
♪何処へ行っても鼻つまみ〜
↑
そんないいもんじゃない。佐文字小隊にあやまれ。
504 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/12(水) 11:41:52 ID:1BfbHWnP
「反戦」メッセージが織り込まれなかったらば、
喜八人気はもっとマイナーなものになってたろうな。
人口調節審議会に狙われそうなヤツがいるな。
506 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/12(水) 17:50:10 ID:19g4iDpW
呑気に安全地帯から「反戦、反戦」言ってれば
世間の人々が頭を撫でてくれるんだから
映画監督って気楽な商売だね
507 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/12(水) 17:58:58 ID:j9wEJpcy
肉弾エロかったけど
最後の骨の船が海に浮いてるのが怖かった
>>506 ??????
あまりにも的外れだと、?しか出てこないな。
まあ、あまり相手にするな。
きっと風呂場でコケたんだろう。
朝飯の後はまともに戻るさ・・・
510 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/12(水) 21:00:18 ID:bTfbtpUR
バカはバカなことしか言えないんだから相手にしないように。
カワイソウな人なんだから。
新世紀エヴァンケリオンの庵野秀明監督は仕事場で作業しながら岡本喜八監督の作品;例;「日本の一番長い日」を流してるって
雑誌か何かのインタビューで答えてた、岡本監督のファンだって。
TSUTAYAでレンタルしたいんだけど(岡本監督の作品) あってもVHSだけなんだよね、DVDは見付からず。
512 :
椿五十郎:2006/04/13(木) 10:24:16 ID:YvLvt2VU
岸部のアルバム
↑新文芸坐スレに引きこもっていろよ、糞尿。
わかってもらえてるかテストしてるんだろうから無視しろ
515 :
椿五十郎:2006/04/13(木) 16:05:29 ID:YvLvt2VU
岸部のアルバム
昔、仕事で一緒になった時、庵野監督と雑談したことあるけど、
「沖縄決戦」の話で盛り上がったなぁ。何度見ても泣いてしまうと言っていた。
517 :
椿五十郎:2006/04/13(木) 21:58:33 ID:YvLvt2VU
喜八はとっくにアボーンした
今度は佐藤允がアボーンする
DON'T MISS IT!
518 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/13(木) 22:02:37 ID:uknT74NF
お前もいずれあぽーん。
誰も悲しんでくれない、誰も送ってくれない。
だいぶ先の話だが、11月に東京国立近代美術館フィルムセンターで
喜八特集上映があるぞ
521 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/15(土) 16:32:26 ID:hWD2CAO0
また、トークショーに小谷がシャシャリ出てくるんだろうな
522 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/15(土) 16:33:18 ID:hWD2CAO0
ハゲ隠しの帽子を深々とかぶり
喜八はNFCより浅草や池袋がよく似合うという気がするが
楽しみですな。安いし
今、フィルムセンターでは新藤兼人特集やってるんだが、残念ながら
「沖縄決戦」がラインナップに入ってなかった
8日間だけか。多くて18本。何やるんだろうね
526 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/16(日) 22:52:22 ID:icVh0TE6
TV作品を発掘上映してくれないかね。
「助太刀屋助六」の元になったテレビ作品が見たい
528 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/17(月) 08:17:28 ID:29x4dz+A
傑作です。映画より好きだし、きっちりまとまってる。
パルコの喜八コレクションで観れたのは幸運だった。
CSなどで放送されたことはないんでしょうか?
530 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/17(月) 23:46:53 ID:zQXHoXQD
仲代のやつなら、以前BS2で放送してた。実家にビデオがあるはず。
そのうちDVDで暗黒街BOXは出るだろうが、
「大学の山賊たち」とか「月給泥棒」も出してくれ!
>>525 18本と言うことは現在DVD化されている作品と同数だな。
もしや・・・。
>>533 さすがにそれはないんでないかい。
「沖縄決戦」みたいに代表作でもDVD化されてないのがあるし。
535 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/18(火) 23:40:57 ID:H1ESYsxx
>>519 フィルメックスとの合同企画だから、外人向けに
英語字幕がつくんだよね。『ああ爆弾』が上映されたら、
どんな訳になるのか面白そう。もっとも、作品に元々
字幕がついているから、やかましくなっちゃうか。
歌といえば…
殺人狂時代で仲代達矢がシャワー浴びながら歌ってるのはなんて曲ですか?
ムシデンムシデンツームシュッテッテレナウス
ドイツの学生歌「ムシデン」(別れ)だね。
ありがとうございます!なんとなく軍歌だと思ってました。学生歌かー。
「独立愚連隊西へ」の主題歌ってCDとかに収録されてないのかね。
ノリがよくて好きな歌なんだが。
どこへ行っても鼻つまみ〜♪
540 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/20(木) 22:51:45 ID:VeqTqNFg
>>539 1993年に 販売元/日本コロムビア 発売元/サウンドトラック・リスナーズ・コミュニケーション
「映画音楽 佐藤勝 作品集・12」 (SLCS-7113) に収録されていますよ。
今んところ ヤフオクには出品されていませんが、同じシリーズの別商品は何点か出品されているようです。
541 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/24(月) 09:35:52 ID:Z7w83vh3
コセキ死ねってさ。
沖縄決戦はレンタル屋にないっすね<TSUTAYA
懐かしの作品っていう棚にもないな
岡本喜八って名前すらない ・・・・・・
野村芳太郎、実相寺昭夫、今村恵助、五社英男、・・・他の監督の名前はあるのに
545 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/08(月) 21:40:31 ID:+lRyGE6a
岡本さんの作品って軽快で洒脱とでも言えばいいのかな、なかなか評価されにくいのかもしれないね。
庵野が評価してるくらいだから名作??で内容もあるんだろう
ワシは恥ずかしながら岡本氏については詳しくないんで、汗
>>547 東宝フィルム(作品集)で分類されてますか?
549 :
547:2006/05/11(木) 04:18:29 ID:+4D0Et4w
>>548 たしか…東宝ではなく戦争物(邦画)で分けられていたと思う。
あと岡本喜八のコーナーもあり、愚連隊などが置いてあったな。
『バカヤロウ!!成瀬巳喜男がスタイルを変えたか!!ゴッホがスタイルを変えたか!!ふざけた事いうな!!』
こういうところは本当に可愛い人だ、岡本喜八は。
でも引き合いに出すのが成瀬巳喜男というのは意外。
浮雲なんかで助監督としてついてたんだっけ?
552 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/13(土) 11:13:25 ID:iTNJpMYE
映画の作り方は成瀬とマキノが師。浮雲の助監督はクレジットあり。
助監督時代は主にマキノと谷口千吉についている。
この2人の影響が大きかったんじゃないか。
トリスを呑みながら「江分利満氏の優雅な生活」を見た。
良かった。とても良かった。
会社員になってから見るとしみじみと共感する。
しかし今のCMと江分利のCMのコピーがあまり変わらないと言うのは
これは広告業界の怠慢じゃないか?
怠慢というより退化だな。
全然関係ないけど金曜日だか土曜日の夜22時半くらいに東京MXテレビでデブ兄弟2人組が映画の評論やってる番組あるよね。
あいつ等異常に詳しいなぁ 映画漬けの人生
あいつ等だったら岡本監督の作品をどう解説するのかな?
557 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/24(水) 00:31:47 ID:5OyqCIFh
もうやったけど、、、
558 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/24(水) 23:31:42 ID:m1gfAPEV
559 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/25(木) 19:32:46 ID:x+H3Qio+
>>558 「何が?」
「台所でさ……」
この後が続けられたら君は凄い! スレ違いだけど。
昨日「最後の早慶戦」を観た。期待したほどの出来では無かった。まあまあ。玉石混淆
って感じですね、この人は。でも老いてからでも玉が混じってるところが凄いよ「大誘
拐」とか。「east meets west」も結構楽しかったし。
>>559 そんなカルトQみたいな難問出されてもw
岡本監督 永遠に!
561 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/27(土) 02:49:54 ID:hr26M8WS
最後の早慶戦」は銀座の町並みを思い出して黒板に書き込んでいって、でもどうしても
判らないところがあって、最後の出撃間近になって書き込むところが「なんか切ない」
感じで好きだ。
俺のベストは「殺人狂時代」「ああ爆弾」「斬る」の3本ですが、一度しか見た事の無い
「地獄の饗宴」がもう一度見たい!DVD出ないかな。あと「大学の山賊たち」もね。
「ジャズ大名」か「ダイナマイトどんどん」が最高傑作と
漠然と思っていましたけど、このスレに来て「西へ」辺りが
評価が高くてちょっと驚いてます。はじめまして。
563 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/31(水) 13:48:06 ID:xXXXQY7T
昨日「ああ爆弾」を観た。
初めて観たときは、何だこりゃ?って思ったけど、
何度か観ているうちにやっぱりおもしろいなと思える
ようになった。興行はおおいにコケたらしいけど、
この作品はちと上映が早杉のように思った。
特に中谷一郎がおもろかった。
564 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/01(土) 22:53:17 ID:Oel6qDt6
「血と砂」この前、初めて見た。
岡本喜八にこの映画があることさえ知らなかった。
中国戦線で陸軍軍楽隊の少年たちが戦闘に加わる話。
冒頭の5分、秀逸。
565 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/01(土) 23:24:03 ID:MJ37TOTs
その日。8月15日
だっけ?
566 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/05(水) 01:19:16 ID:FPhsIH9r
中谷一郎ってどっかで見たことあるなと思ってたんだが、風車の弥七だったのか
567 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/16(日) 10:34:32 ID:1IOdinwL
喜八の死体が腐りはじめましたw
568 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/24(月) 23:17:00 ID:aFm9UB9G
569 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/25(火) 14:39:21 ID:fTFNveaA
暗黒街シリーズと沖縄決戦のDVまだでないんですかねD
570 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/24(木) 23:56:23 ID:srajxYri
あれー、今年出ると思ってたのにな、沖縄決戦。
571 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 22:50:05 ID:lG0HZz88
Kさんはどうしてあんなに喜八が好きなんだろう?
あれだけはどうしても許せなかった・・・
572 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 22:55:23 ID:1dIYfKUo
許せないってのはどう許せないの?
573 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/05(火) 11:17:52 ID:YC7YwQTq
本作ったからだろ
「沖縄決戦」はDVD早く出て欲しいね。
字幕無いと正直キツいですよ。
575 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 18:54:34 ID:a/RF3zq5
>>575 「幻燈辻馬車」は実際にクランクインする予定だったのか・・・。ただその
記事は今回、仲代があらためて映画化したいと言っただけで正式決定ではないな。
晩年はみね子夫人が監督補のように振る舞っていたらしいから、夫人は監督も出来るんじゃないの?
577 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 19:09:42 ID:fwpkJJsA
あり地獄作戦
野良犬作戦
野良猫作戦
という一連のシリーズがあったと思う。
全部岡本じゃなかった気もするが。
DVDにしてくれないものか。
蟻地獄作戦(坪島孝)
のら犬作戦(福田純)
やま猫作戦(谷口千吉)
でしたかな。たしか「やま猫」だけカラーだったような・・・
579 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 16:10:11 ID:qLlIDf10
暗黒街を早く出しやがれ
580 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 01:08:41 ID:bggUK19c
庵野監督で『幻橙辻馬車』やろうよ、エヴァなんてやめてさ。
>580
オタうせろ
今日は文芸座に行くお。
583 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 22:15:25 ID:DVLRapPE
暗黒街シリーズの最高傑作は弾痕でOK?
584 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 00:04:37 ID:gvw/EDH5
対決でガチ
おめでとうございまーす
僕の生まれた日には「大誘拐」のビデオが発売されている。
そう、僕は1991年10月11日生まれ。愚連た〜い。ヘィ!
まだ監督のフィルモグラフィの4分の一ちょっとしか見てない。しかし、受験生
なのであまり映画を観るヒマがない。所で、喜八記念館が出来るってのは既出?
>586
自分語りしてるヒマがあったら勉強しな
まだ、中学生か? 懐かしいな。俺が喜八と出会ったのもその頃だったよ。
俺もその頃かなあ
でも思い返せばろくに中身観れてなかったな
今でもそうだけどね
これから色々な喜八映画とのファーストコンタクトが待っているんだな。
俺ももう一度記憶をリセットして「初めてみる」喜八映画を見てみたい。
若いって言うのはそれだけで財産だぜ。
591 :
586:2006/09/29(金) 17:08:09 ID:93+ARzdW
僕の喜八初体験は「日本のいちばん長い日」を父と一緒にビデオで見たのが最初かな?
それで友達に紹介したら一言、「日本映画はダメ。つまんない」と一言であしらわれてしまった。
(そん時その友達に、お前そんな映画見ててマニアックだな、と言われた。)
もう岡本喜八みたいな映画監督は今の世の中通用しないのだろうか。
(
>>591 マニアックでいいじゃないか? それが君の生きる道だ。
君はその他大勢とは違った道を行くことを選んだ。
それは素晴らしい事じゃないか。
それに君の友達の今の世の中を代表する感性の持ち主でもないから。
593 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/29(金) 22:02:52 ID:WiGJLBNn
「食わず嫌い」も「偏見」も決して「利口な人間」のすることじゃないよ。
>>591 ああっ、その友達の感性は10〜20年前の物だよ。
今の邦画の稼ぎや観客数はすげぇよ。
だから、気にすんな。
第一、喜八の好き嫌いは別にして、知らないってのは色んな意味で損だと思うけどね。
595 :
591:2006/10/02(月) 17:29:22 ID:uINWTmCL
だよね。
596 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/02(月) 21:57:54 ID:GVg+SRKI
俺も高房だが喜八大好きだぜ
暗黒街はやくDVD出ないかな
ちなみに好きなのは
江分利満氏の優雅な生活・殺人狂時代・ああ爆弾・独立愚連隊
ダイナマイトどんどん・ブルークリスマス・あと暗黒街シリーズ
はっきり言うと喜八監督は黒澤監督並みに評価されてもいいと思う
黒澤には絶対殺人狂時代は撮れない!!
独立愚連隊は今撮ろうと思っても絶対できない!!
暗黒街みたいなスタイリッシュなヤクザ物もないねぇ(何故かこの頃は
ヤクザ物と言えばVシネばっかしかないもんねぇ)
ちなみに俺は江分利満氏の優雅な生活(小説で)読書感想文出しました
今の映画より昔(高度経済成長の頃)の邦画の方が面白い(俺には)
俺は他にはクレージーキャッツ物の映画もすごい面白いと思う
映画にスンゲーパワーがある(駄作もあるけど、、、、)
>>591 岡本喜八みたいに有名な監督の代表作をマニアックと言われてもなぁ……
喜八監督は(特に全盛期なら)絶対に世界に通用する!!
俺が思うに後にも先にもあんな軽快な大東亜戦争の映画を
撮った人はいないと思う
ああ爆弾は国産ミュージカル物の映画で世界レベル
見ていて感じる心地よさは雨に唄えば・巴里のアメリカ人以上
江分利満氏の優雅な生活では下妻物語的な(あそこまでポップではない)
アニメ挿入特撮を何年も前に先取りしている
殺人狂時代は喜八パワー全快な映画で音楽・アクションが美しく
セット・登場人物は独特、今公開してもすげー客入りそうな映画
外国の映画祭とかに出品したら絶対賞とれるとおもう
(これは喜八監督全盛期の映画すべてに言える事ですが)
>>597 しょうがないですよ、家の親父も40後半ですが岡本喜八知らないですもん
(そう言えば昔中学の先生に聞いたときも知らんって言ってたな、、、、、)
>>591 そういえばこの間俺も情報でプレゼンやったとき殺人狂時代紹介したら
同じようなこと友達に言われたな、、、、、、、、
連投スマソ
若いなあ・・・みんな若いんだな
602 :
591:2006/10/03(火) 17:59:07 ID:jLMbpw2T
>>596 僕も今年の夏休みは「大誘拐」読書感想文に書きました。
素朴な疑問。東宝はいつまで岡本喜八のDVDレンタルをやらないつもりなのか。
僕みたいな中学生はDVDを買えないのに・・・。
ところで殺人狂時代ってDVD買う価値って充分ありますか?
603 :
高房:2006/10/03(火) 18:48:10 ID:cX8JvzCn
>>素朴な疑問。東宝はいつまで岡本喜八のDVDレンタルをやらないつもりなのか。
>>僕みたいな中学生はDVDを買えないのに・・・。
だよな、喜八監督の映画は大袈裟に言えば日本の宝!!
レンタルどころかDVDで全作品発売もしていない盗宝は何を考えているんだ
(今の東宝は殆ど不動産会社になっており映画部門は縮小されているらしい)
>>ところで殺人狂時代ってDVD買う価値って充分ありますか?
ある!!喜八監督作品の中で1・2を争うできのすばらしい映画
全盛期の喜八監督は日本のスタンリー・キューブリックと呼んでもいいと
俺は思います
ちなみに買うんだったらお金貯めてDVDBOXで買ったほうが得だよ
そう言えばこの殺人狂時代、公開当初は全然客はいらなかったららしい
なぜかと言うと当時東宝の上層部がこの映画が理解できなくて
宣伝をほとんどど行わなかったから
604 :
高房:2006/10/03(火) 18:49:14 ID:cX8JvzCn
>>素朴な疑問。東宝はいつまで岡本喜八のDVDレンタルをやらないつもりなのか。
>>僕みたいな中学生はDVDを買えないのに・・・。
だよな、喜八監督の映画は大袈裟に言えば日本の宝!!
レンタルどころかDVDで全作品発売もしていない盗宝は何を考えているんだ
(今の東宝は殆ど不動産会社になっており映画部門は縮小されているらしい)
>>ところで殺人狂時代ってDVD買う価値って充分ありますか?
ある!!喜八監督作品の中で1・2を争うできのすばらしい映画
全盛期の喜八監督は日本のスタンリー・キューブリックと呼んでもいいと
俺は思います
ちなみに買うんだったらお金貯めてDVDBOXで買ったほうが得だよ
そう言えばこの殺人狂時代、公開当初は全然客はいらなかったららしい
なぜかと言うと当時東宝の上層部がこの映画が理解できなくて
宣伝をほとんどど行わなかったから
605 :
高房:2006/10/03(火) 18:50:37 ID:cX8JvzCn
しまった、俺としたことがorz
2重カキコスマソ
俺がリア高の頃は喜八作品のビデオなんてリリースされてなかったからな。
文芸坐とか浅草東宝とかをこまめにチェックして見に行ったよ。
出来れば初見はビデオじゃなくてスクリーンで見て欲しいなぁ。
607 :
高房:2006/10/04(水) 19:14:59 ID:ML8RV5yk
>>606 俺もできればスクリーンで見たいのですが家が地方なもので
公開する映画館があってもそこまで見に行けないんです(浅草東宝も潰れましたし)
ああ一度でいいから独立愚連隊を大スクリーンで見たい!!
608 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/04(水) 20:09:58 ID:b7usNoSg
ところで、今年の東京フィルメックスで、岡本喜八監督の特集をやるのは
ご存知かな?
http://www.filmex.net/index.htm ほとんどの代表作を上映するので、これを見逃さないテはないですよ!
>>607さん、地方在住だと、なかなか上京できないかもしれませんが、
観に来る価値はアリ!だと思いますよ。『独立愚連隊』も上映するし、
フィルムセンターのスクリーンはかなり大きいので、満足できると思います。
料金も、高校生は安く設定されてるよ。
609 :
高房:2006/10/04(水) 21:48:04 ID:ML8RV5yk
ま、ま本気ですか先輩、こらぁ部活休んでも行きますwwwww
ちなみに地方と言っても茨城南部なのでなんとか行けそうです
あと、関係ない話なのですが
近頃なぜかチャールストンでオープニング前でで主人公が
「これ?チャールストンだろ」と言いますけど
かかってた曲はスコット・ジョプリンのメープルリーフ・ラグ
だと思うのですが、なぜこの曲がチャールストンと呼ばれたのか
解らないので、教えていただければ幸いです
>>609 チャールストンっていうのは
アメリカのチャールストンって街で生まれたダンスだよ。
冒頭でも踊っていたでしょ。
おもに、ビッグバンドとかディキシーランドとかラグタイムとかで踊るので
あの曲をチャールストンと呼んだんだよ。
611 :
602:2006/10/05(木) 22:40:46 ID:KZZMvAkW
>>608オレも行かせて頂きますよ!地獄の饗宴が見られるなんて。
受験生だけどこの日は何とか空けるぞ。
612 :
高房:2006/10/06(金) 00:28:37 ID:38EpCJbg
>>610 dですありがとうございました
>>611 地獄の饗宴・結婚のすべてはレア作品だよなwwwwwwwww
さていつ行くかが問題だな、いっそあっちで泊まるか。
「地獄の饗宴」は中北千枝子の怪演が見もの。
「結婚のすべて」は同じく白坂依志夫脚本の「野獣死すべし」と
合わせてみると面白いよ。
高房というのは、いかにもな感じでネタ臭い。プンプン匂う。
>>614 別にいいじゃん。そこまで疑ってたら2ちゃんなんて書き込みできないし
ネタならネタで気持ちよく騙されてあげればいいと思う。
616 :
高房:2006/10/06(金) 22:54:45 ID:38EpCJbg
左門次「以外と本物なんだなーこれが」
いや高房ってHN入れたのはここに居る先輩方に比べたら
俺なんてただの高房にすぎないと思って付けてたのですが、、、、、
『独立愚連隊西へ』の前半、左文字隊に被服を強奪された輜重兵が帰還した時に
みんなが歌ってるのはなんて歌なんだろう?
♪昨日別れた夕日の丘も〜今日は荒れ野の草枕〜♪
チャールストンの脚本・主演の利重剛氏が
喜八監督と知りあったのも、確か
高校生の時でしたよね。
新文芸坐でやった追悼特集時の利重氏のトーク、
このスレの591氏や高房氏に通じる熱さがありましたよ。
619 :
さじ投げた ◆MOVIEgfGLQ :2006/10/15(日) 22:49:54 ID:tCwzDyP1
「ジャズ大名」がえらくシュールだなあと思ってたら、筒井康隆原作だったのね
タモさんや山下洋輔が出てたのはわかったけど、細野さんはどこに出てたんだろう・・・
>>618 監督に脚本を送りつけたんだよね
それから「父母の誤算」だったっけ?
621 :
611:2006/10/22(日) 22:53:19 ID:ZaiDl130
素朴な質問よろしいでしょうか。岡本喜八の映画は何がビデオ化されていて、
何がビデオ化されていないのでしょうか?(見るとき参考にします)
そして新宿ツタヤにはどのくらい置いてあるのでしょうか?
622 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/24(火) 00:00:26 ID:EXwhIkVE
>>621 これまで、1回もソフト化されて事がない作品を挙げたほうが早いですね。
結婚のすべて/若い娘たち/ある日わたしは/大学の山賊たち/暗黒街の弾痕/
顔役暁に死す/地獄の饗宴/月給泥棒/にっぽん三銃士 おさらば東京の巻/
にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻/青葉繁れる/姿三四郎
以上が、未ソフト化作品です。あと、TVドラマの『昭和怪盗傳』『幽霊列車』
もソフト化されていますよ(『太閤記』もソフト化されていたかな?)。
新宿TSUTAYAには、ソフト化作品は、ほぼ前作揃っているんじゃないかな?
姿三四郎ってされてなかったのか。
前に衛星でやった時録画しといたらよかったなあ。
624 :
621:2006/10/24(火) 22:55:33 ID:nH0YzI2X
>>622 ありがとうございます。受験が終わったらバリバリレンタルしたいと思います。
受験ガンガレ。つらいところだが今はそっちに集中汁。
626 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/29(日) 01:29:30 ID:PlzYbomp
>>622 「太閤記」は一度はビデオ化されたけど、とっくの昔に廃盤。
主演の柴田恭兵がアカデミー賞でもとらない限りはDVD化再発売はされないだろうね。
>>623 「三四郎、三四郎、お前は誰だ〜♪」という意味不明の主題歌ばかりが思い出される。
三浦友和主演作の企画が他になくて安易に製作された粗製映画。
まったく面白くなかった。見どころは岸田森の怪演くらいか。
627 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/29(日) 03:11:01 ID:HIbBnCmh
ええっ、知らなかった! ありがとう。奇跡だ!
629 :
624:2006/10/29(日) 12:00:15 ID:ugwrqZXO
どうやらTSUTAYAでは11月29日から一斉に東宝から発売された岡本喜八のDVDの
レンタルを開始するようです。
11月に時代劇専門チャンネルで「着流し奉行」をやるらしいです。
「着流し奉行」はよかったよね
同じ原作を映画化した「どら平太」よりも百倍面白かった
映画秘宝にみね子夫人のインタビュー
>632 どんな内容だった?「幻灯辻馬車」とか?
あー!「結婚のすべて」見たかったのに寝過ごした...orz
「結婚のすべて」「暗黒街の対決」行って来ました。
監督夫人&雪村いづみの両氏が来場していて、壇上でちょっとしたトークを
やってくれました
「結婚」は、他人脚本ながら既に喜八色が十分に伺えて楽しめた。
「暗黒街」は、初めて「月を消しちゃえ」が聴けて満足。
明日は「地獄の饗宴」「江分利満」「ああ爆弾」。
>>634 平日だけど、24日19:00〜も上映するようです>結婚
636 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/19(日) 01:00:28 ID:A3P4e8fA
>>636 そんなんでもなかったです。
「結婚」が6〜7割、「暗黒街」が7〜8割くらいじゃないかと。
いやもうちょっと居たかな?
まあともかく定員310人が満員になるほどじゃなかった。
そういや春に町田でやったときは一回あたり10人台とかあったですね。
638 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/19(日) 08:11:27 ID:pB8G464o
アメリカ映画的なドライさがええよね
639 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/19(日) 09:31:40 ID:YX1hqruj
>>635 「月を消しちゃえ」
「消しちゃえ、消しちゃえ、月の野郎を消し〜ちまえ〜っ」
でしたっけっ。リアルタイムで、神田の東洋キネマで観ました。
三船の往復ビンタは未だに覚えています。
640 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/19(日) 10:09:18 ID:6wBSLISn
>>640 カエレ田舎者
ヒカリ座にでもこもってろww
636です
>>637さん
参考になりました。ありがとうございました。
自分は平日に行くのでもうちょっと空いてるかな?
作品にもよるでしょうけどね。
ともかく楽しみです。
643 :
637:2006/11/20(月) 19:42:36 ID:QQsjwthd
>>642 それなりに行列は出来るので、座席位置が気になるなら早く行くのが
ベターでしょうね。
私は昨日は行けず、次は木曜の祝日です。
>>639 神田の東洋キネマというのは、もしや神保町にあったダダイズム建築の?
暗黒街をリアルタイムで観られたのも羨ましいが、そっちも羨ましい。
そういえば,23日には岡本みね子夫人がいらしてたね。(他の日も来てたのかな)
気づかなかった人多かったのかな、声をかけてる人が少なかったね。
(オレは落とした100円を拾ってもらった時に気づいて,フォービートにサインもらって話を伺ったけど)
みね子さんいつも入口に立っているよ
大菩薩峠をフィルムセンターで見たが
冒頭でジイサンを斬ったのはどうして?
辻斬りだから
>>646 仲代の机龍之助は、外人に言わせると「クスリでもやってんのか?」と訊かれるそうですよ。
649 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/01(金) 23:00:21 ID:awzk00LS
「斬る」を高槻で観てきた。
岸田森がかっこよかったね〜。
中丸も珍しく裏のない役でグー。
それに比べると女性陣の影の薄いこと。
やっぱこの監督は男を描く監督だわ。
仲代「斬る!」
650 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/02(土) 08:06:49 ID:OyPPS+ni
651 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/02(土) 22:06:03 ID:x1kWRDre
「斬る」「沖縄決戦」「侍」それにしても、これら中期の傑作がDVD化されるのはいつになるん
でしょうね。二十年前にビデオ化されて以降、音沙汰なかった「ブルークリスマス」「殺人狂時代」の
方が早くリリースされたとは、少し驚き。
あと、このスレでも度々話題になってるけど、岡本監督はもっともっと評価されるべき、国民に知られるべき
だと思う。日本のキューブリックとは、よく言ったもんだ。
フィルムセンターの喜八特集、このあとベルリン映画祭で上映するそうな。
この機に海外での評価が高まるとうれしいね。
国内で評価されるには、海外で評価されるのが一番手っ取り早い…
654 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/03(日) 00:56:27 ID:7PZ7EEzL
>>652 ハゲド!
「殺人狂時代」「江分利満氏」「肉弾」…いずれの作品も、海外では好感を
もって迎えられそう。是非ヨーロッパの人たちにも見てもらって、驚いて
もらいたい。日本には、これほどの天才がいたんだ!ということを。
黒澤監督の人気に比べて、喜八映画は「侍」「大菩薩峠」程度しか北米で
発売されてないのは、あまりにひどい。
ベルリンで上映!!ついにこの時が来た!
>>654 てーかこんな面白い映画を全作品日本国内でさえソフト化しない盗宝は頭がおかしい
656 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/03(日) 02:23:35 ID:5akp+uaf
>>622 >これまで、1回もソフト化されて事がない作品を挙げたほうが早いですね。
>結婚のすべて/若い娘たち/ある日わたしは
岡本喜八というと男臭い映画の代名詞と思われてるけど
この辺の女性映画作品も実は凄く面白いんだよ。
未ソフト化なのであまり知られてないのが悲しいな。
例えて言うと後年の大森一樹の斉藤由貴モノみたいな感じと言うか。
「さよならの女たち」で大森が雪村いずみを起用した辺りなんかは
この辺りの東宝青春映画に対するオマージュだったりするんだろうな。
結婚のすべて/若い娘たち/ある日わたしは
「結婚のすべて」は白坂依志夫の脚本の印象が強すぎて
面白いんだが喜八映画という印象はないなぁ。
須川栄三あたりが監督しても同じような映画になったはず。
「野獣死すべし」と同じ匂いのする映画。
2作目「若い娘たち」あたりから喜八テイストは爆発してますな。
もう、好き好き! あのジャンケンシーンののリズム感がたまらん!
これぞ喜八映画ですぅ! どってことのない映画だけどテンポがスゴイ。
千葉泰樹版と比べるとなんか時代感覚の違いが歴然。
「ある日わたしは」はどうだろう。なんだか杉江敏男監督の映画みたい。
画作りにらしさはあるものの不完全燃焼な映画だったな。
なんでこんなホンを喜八監督にやらせたのかわからん。
チラ裏スマソ
>「ある日わたしは」
>なんでこんなホンを喜八監督にやらせたのかわからん。
まぁあの当時デビューそこそこの新人監督の適性なんて
会社としてもわからんし今の観点かららしさを求めるのはどうかと思うが。
引退したがる上原美佐を引き止める為の企画だったわけだし。
というかあれは喜八映画云々と言うより上原美佐が唯一主演した
アイドル映画?という観点で好きな映画。
演技は正直アレだが上原の美しさを鑑賞するのがよろし。
衛星で放送する際にニュープリントしたのがあるんだから
なんとかソフト化して欲しいんだけどね。
>>658 そのニュープリントはクレジット部分に欠損があるんだよね。
浅草東宝でも、CSで放送した時も同じプリントだったな。
ネガの段階でやられているんだろうか?
つまり、そういう状態なんでソフト化は難しいのではないかということ。
単純に売れそぷうもないから、では。
東宝はその点、シビア。
若大将でさえ全てDVD化されてるのに
喜八作品のDVDがDVDBOXと一番長い日と肉弾とチャールストンと太閤記
しか出てないのはおかしいだろ常識的に考えて(AA略
ジャズ大名もあるよ
ところでベルリンで殺人狂時代は上映されるのだろうか?
あっちはナチのナの字も出せないと聞いているが、、、、、
665 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/04(月) 23:53:03 ID:dU0wca1r
「殺人狂時代」ドイツで上映したかは不明だけど、海外公開は行ったのかなぁ。検索してもヒットしない。
どうでもいいことなんだけど、ゴダールの「アルファヴィル」の廊下セットは、この映画に出てくる精神病院
に似てる。ゴダール始め、熱心な研究家は見ているんじゃないかな…
666 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/05(火) 09:51:41 ID:RSVAqzC9
>>658 >>659 その前に「結婚のすべて」「若い娘たち」なんかを連続で撮らせているから、
東宝が喜八監督をそっち方面の監督に育てようとしたのかも知れない。
金子プロデューサーは藤本真澄氏の右腕だから、藤本氏の意向だったのかもね。
当時藤本氏は自身が見込んだ監督には石坂洋次郎原作の青春物を撮らせたというし、
多くの監督はデビュー間もなくの頃は青春映画や恋愛物を撮らされている。
667 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/06(水) 14:18:18 ID:s0ja0Xnr
大誘拐げろつまんなかったよ。
あ、この辺りでぼけたんだなーって思ったわ。
あの映画がゲロつまんないとは贅沢な・・・。
669 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/06(水) 19:24:53 ID:SkPny/b5
助六のあとに、もう一本撮ってほしかったなぁ。
ちなみに監督の家は向ヶ丘遊園駅前の居酒屋らしいが、魚がとても美味しいらしいよ。
行かれた方の報告きぼんぬ。
>>669 助六は全盛期の勢いがまた戻ってきた感じに見えた
次はもう完全に喜八パワー全快の物を作ってくれると期待していたのに、、、、
>>669 なぬ? 居酒屋も経営してたの? それで食ってたんかな?
>>670 「助太刀屋助六」は限られたロケとセットで撮れるお金の掛からない娯楽映画の
企画を自分の引き出しから持ってきた感じだったな。
プログラムピクチャー的にまとまってはいたが寂しさも感じた。
672 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/06(水) 21:48:11 ID:1NYw1JCf
「大誘拐」はキャスティングも悪かったな。
喜八っつぁんのリズムに乗れない役者が数人いた。
「助六」の前半のリズムは良かったが、後半はやや腰砕けだった。
この監督の生命線はリズムなんだなってことを再認識したよ。
いまだに不可解なのはイーストミーツウエストがあまり面白くない事
この企画かなり暖めてたんだよね?
なんでこんな中途半端なデキになってしまったんだろう
喜八監督の晩年の集大成とも言える作品のハズなんだけども、、、、
役者もさほど悪かったとも思えないし
なんかありきたりな西部劇をつくっただけと言う感じ
銃を持ったガンマンをバンバン刀で打ち倒していく
アクション活劇を期待していたのに
ストーリーの本筋が何故か学校の先生に行っちゃうし
何故なんだ、、、、、
「助六」の頃はもう監督も無理が利かなくなって
ほとんどスタッフが自主的に動いて出来た映画なんだよ。
長年の恩返しのような感覚でみんな撮影に望んでいたんだとか。
どのくらい無理でなかったのかは「遊撃戦」の特典インタビューでも見て。
676 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/09(土) 18:52:02 ID:KWlyVteu
>>673 公開が急に繰り上がって編集に時間がかけられなかったからとか
脳硬塞になってたからとか
677 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/09(土) 22:14:46 ID:w+a5DPeR
明日、
新文芸座で岡本みね子夫人&和田誠さんの
トークショーあるね
ちゃんと起きれたら見に行こうっと。
678 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/09(土) 22:44:30 ID:QMnFC+J3
>>673 確かにあの映画はリズムとテンポが悪い。
その辺の事情は、誰かが前スレに書いていたよ。
>>673 ディレクターズカットである、インターナショナル版を観て行っているのかに?
昨今の、蛇足を付け足しました版ではなく、時間が短くなっているのだが・・・
>>675 >>「助太刀屋助六」の頃はもうかなり岡本さんの息が上がってて
この映画のキャンペーンで各地を回っていたけどね
私も某地方の試写会の舞台挨拶を見た。
言葉は不明瞭になっていて、隣の村田雄浩がフォローしていたけれど
息が上がってて、という様子では全く無かった
681 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/10(日) 06:15:27 ID:An8uDk5F
助太刀屋、そんなにテンポ悪かったかな?
少なくとも、「大誘拐」「EAST MEETS」よりは
遥かに上出来、そして喜八らしいハイテンポな映画だったYo
682 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/10(日) 10:57:00 ID:/v9kj+yK
誰も助太刀屋助六のテンポが悪い等と話してないわけで
文芸坐でみね子さんのトークショー見たけど
辻馬車の企画、みね子さんはほとんど乗り気じゃなかった
他の監督がやっても、喜八作品にはならないからと当たり前の理由で
トークショー見る限り、実現は不可能だと思う
アンドロイドは?
オレもフィルメックスで雑談したとき何気なく聞いたけど,
「どうなるんでしょうね」だってさ。
受験生君ですか?
687 :
685:2006/12/15(金) 23:14:55 ID:h9lqCHrR
はい。そうですけど何か?
日本の一番長い日すごいね、無茶苦茶面白い。
前半は会話劇ばかりで退屈だったけど、後半に入ってからはアクション、アクション、アクションで興奮したよ。
見終わった後、前半にももう少し動きがあればなーと思ったけど、これはこれで構成として完成してるんだろうね。がっちりした感じあるもの。
後、三船の演技が迫力あったなー、特に切腹シーンがすごい。
首相官邸を襲った決起軍が馬鹿すぎるのには笑ったなー(まあ正気失ってるんだとしたらあんなもんか)
青年士官がばらまいていったビラを子供達が拾い集めていくシーンは皮肉が効いてた(おそらく後で紙として使うんだろう)
うーん。これほど馬鹿っぽい感想も珍しいw
うーん。これほど馬鹿っぽい煽りも珍しいw
岸田今日子さんがあああああああああああああああああ!!!!11111
ご冥福をお祈りいたします
692 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/21(木) 23:03:39 ID:jm0xpFwS
ん?
岸田今日子って、喜八作品に出ていたっけ?
亡くなった元旦那はよく出ていたが・・・・
693 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/21(木) 23:12:49 ID:Vp50W0/l
ん?
仲谷昇って、そんなに喜八作品に出ていたっけ?
たぶん姿三四郎と助太刀屋助六だけ
695 :
692:2006/12/21(木) 23:42:34 ID:jm0xpFwS
すまん、亡くなった弟の間違いだった・・・・
この上さらに、従兄弟の間違い、というのは言いっこなしだ。
697 :
692:2006/12/21(木) 23:47:25 ID:jm0xpFwS
すまん、亜qsWでfrgthyじゅきぉp;@:「」
699 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/23(土) 11:53:17 ID:mhcGolFY
弱々しいか?
俺が晩年の岸田さんしか知らないせいかな
どうも淡々とかたる語り部というイメージがあるのだが
>>698 >喜八の他、黒木和雄、中村登、増村、中平、鈴木英夫とか、それに音楽を武満徹が担当していたり、この番組自体が映画祭のようだ!
あの頃のTVは映画の仕事が減った監督を大量に起用していたし、長時間ドラマ枠もまだ
始まったばかりで企画も手探りで持ち込まれたものをとりあえずは何でもやっていた。
徐々に視聴率が取れるものだけをパターン化し、本編の監督が好きなように
撮ることも許されなくなっていった。持ち込まれる企画も増え倍率が以上に上がり、
なかなか自由な内容も通らなくなっていった。
701 :
1:2007/01/01(月) 21:22:54 ID:r0qD3b+s
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
では、年初めに「赤毛」を鑑賞します♪
初期の土曜ワイドってスゴイ面子で作ってたんだねぇ。
そして驚きなのが、そうそうたるメンバーに混じって
自分がかつて世話のなった人の名前も・・・。
評判悪い人だったけどちゃんと演出も出来たんだねぇw
チラシ裏でスマソ。
703 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/16(火) 23:17:36 ID:FmQu/nyy
パッケージ(絵のヤツ)に惹かれ「EAST MEETS WEST」を見た。
あのB級感がなんとも言えず良かった。
岡本喜八の作品観たのは初めてだけど、これをっきかにほかのもみようか
な
704 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/16(火) 23:26:09 ID:OnB1cEL2
>>703 安心して他の作品を見ろ
「EAST MEETS WEST」が、この監督の作品群では最低レベルだ
確かに、「EAST MEETS WEST」で楽しめたなら、
他のどれを観ても楽しめるだろう。
706 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/24(水) 21:30:47 ID:zdHw9NK2
>>706 「血と砂」の見習い士官を送る聖者の行進で泣いたと書いてるから
ソイツはきっと悪いヤツじゃない。
708 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/25(木) 22:33:02 ID:9RA14QVv
>>706 「西へ」の主題がわからないだと?
「味方の中に敵がいるかもしれないし、敵の中に味方がいるかもしれない」ということさ。
ヤバイ、やばい・・・
ハイビジョン特集
神様がくれた時間 岡本喜八と妻・がん告知から死までの300日2月18日(日) 後7:00〜8:50
殺風景な病室ではなく、思い出のいっぱい詰まった自分の家で死を迎えたい。そんな夫の願いを叶えようと、
がん告知から300日にわたって在宅介護を懸命に行った妻がいた。平成17年2月に亡くなった岡本喜八監督と、
その妻でありプロデューサーのみね子さんだ。大勢の仲間といつも仕事をしていた二人にとって、
余命いくばくもない中での最期の日々は、結婚して初めて二人だけがむきあう時間となった。
夫は、放射線治療もむなしく、症状は次第に悪化、妻のことも認識できなくなっていく。
そんな姿を見ながらの介護は、肉体的にも精神的にも非常につらいものだった。
いかにして映画監督としての尊厳を守っていくか。いかにして思い出たっぷりの家で安らかに死を迎えられるか。
妻は、夫に生きる力がつくように生活や食事を工夫、次回作に予定された映画の台本の読み合わせを繰り返した。
今、妻は、夫の闘病を支えた日々を「神様がくれた時間」と実感している。二人にとって、それはかけがえのない時間だったのだ。
番組では、みね子さんのインタビュー、夫の病状を克明に記した看護日誌、そして、介護の日々を追うドラマも交え、
がん告知から死までの300日、一日一日大事に過ごした夫婦の姿を静かに見つめる。
【出演】岡本みね子、大谷直子、本田博太郎 ほか
ttp://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/
なんか見るのが辛そう…
711 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/27(土) 03:21:07 ID:EIW4gJaN
ベルリンでの特集上映、セレクトに異論なしだが「独立愚連隊西へ」も加えて10作品にして欲しかった。
同意。
外国人にも一番とっつき易く面白い喜八映画は、「西へ」だと思う。
みんなで次々と死んだふりをするとこ、あれはきっと全世界の誰でも笑う。
713 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/27(土) 17:13:44 ID:oETk1pJr
そういえば、未映画化シナリオ集ってどうなった?
714 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/27(土) 22:53:31 ID:Bdf7Ufe8
岡本監督で不可能なら、「幻燈辻馬車」はイーストウッドに監督してもらえればいいなぁ
きっと傑作になるよ
沖縄決戦の予告編、ようつべで拾った
いい拾いもんだ
DVDはいつでるんだ……
しかしあの映画、
ミクロがヴィヴィットすぎてマクロがぜんぜん印象に残らんのだが
いい映画だけど
「沖縄決戦」見てると
「硫黄島からの手紙」もそれほど大した映画ではないと感じるな。
>>715 戦争って言うもんはミクロな事象の集合体。
「史上最大の作戦」でもあの大作戦を実にミクロな視点で
描くことで傑作になったのでは?
717 :
715:2007/02/02(金) 15:40:09 ID:C+4UTGnM
いや、大好きな映画なのだが、
物語の縦糸が強いとはお世辞にも言えんなぁ、と。
だから岡本監督本人もインタビューなどで
あまり語りたがらない映画だったのかなぁ、と。
それが良い悪いというよりは、極力客観に徹した場合の意見として。
新藤兼人か誰かが言ってたような気がするが、
そもそも史実の日本軍が反撃もできずやられ続けて負けてるんで、
本筋に見所がないのは仕方がないこと。
本筋がどうにもならない分、ミクロを丹念に描くことで良い映画になった。
沖縄決戦について語りたがらないのは、出来不出来の問題じゃなくて、
撮りたくて撮った映画じゃないせいだろうね。
岡本喜八で野坂昭如の「エロ事師たち」をやってほしかった
720 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/04(日) 23:56:57 ID:2jJzZQru
暗黒街シリーズが全作品どうしても見たいorz
何かいい策は無い物かなぁ
DVDさえ出てくれれば・・・・・・・クソ盗宝め・・・・・・
これほどの名作なのにレンタルショップにも
ある確率が少ないなんてさ・・・・
探さねばならんとはこれほどの名作なのに
ある意味でくやしい・・・・
721 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/05(月) 14:37:32 ID:Y8dtTJ+A
「結婚のすべて」も「ある日わたしは」も「大学の山賊たち」も観たい。
あれでDVD打ち止めだったら生殺しだよ。
722 :
720:2007/02/05(月) 19:37:28 ID:ZeVzYJl7
>>721 その通りですなぁ
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´) <暗黒街全部出さなきゃヤダヤダ
`ヽ_つ ⊂ノ
ジタバタ
⊂⌒( _, ,_) <溝鼠作戦、地獄の饗宴、結婚のすべて、ある日わたしは、も出してくれなきゃヤダァ
`ヽ_つ ⊂ノ
グスン
⊂⌒⌒ヽ
`ヽ( _, ,_) <てゆーか喜八作品全部DVD化してよぉえぐっえぐっ
∪ ∪
本気な話東宝はいつまで俺たちを放置プレーし続けんだろうなぁ・・・・・・・
723 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/06(火) 07:05:24 ID:L1x9/qhZ
「侍」「大菩薩峠」「斬る」のDVD化もね。
ビデオじゃ我慢できない。
それは仲代追悼用にとってあるのだ
725 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/07(水) 22:22:54 ID:Fc7tyRdU
ぶっちゃけ、新藤兼人って映画界の重鎮なわりに脚本は
あんまり面白くないと思う
726 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/07(水) 23:49:03 ID:avP5i9Jy
「侍」に仲代は出てないぞ。
それにしても、あの桜田門外の変を見ると、他作品の桜田門外が皆茶番に見える(「白虎隊」とか「動天」とか)。
>>726 「侍」の桜田門外は端正にして重厚。
変な話、軽快さを売りにする喜八さんらしくないが
「いちばん長い日」と並んで変化球無しの直球勝負をしても
超一流であることを証明する作品といえる。
ちょっと失礼して・・・・・・・
DVDDVDDVDDVDDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDDVDVDVDVD
まだあああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああ!1!!!!11111!111!
いい加減出せやクソ東宝!!111!!!1!!111!!!!1111!
スレ汚しすみません
正直言ってもう我慢できなくなってきたorz
東宝より北米に期待
スカパー入れよ。俺は全作DVD化して持ってるぞ。
732 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/09(金) 12:56:43 ID:H3Wpvi8i
東宝が一消費者の意見に動くわけが無いじゃない
733 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/09(金) 13:33:47 ID:gXXjqMhv
最近DVDを貸し出す図書館が増えた。
でもなぜか角川(大映)と松竹、日活ばかりだ。
おかしいと思って図書館にきいたら東宝は図書館使用を許諾していないらしい。
そのことを東宝に問い合わせたら、「図書館はガキも老人も使うから傷つきやすいDVDは適さない」
アホな回答が来た。そういう会社だ。
まさに盗宝。
>>724 仲代は当分死なないぜ、あの様子じゃあ。
「図書館はガキも老人も使うから傷つきやすいDVDは適さない」ならまだマシ。
本音を言えば図書館は金にならないということだろ。タダで借りれるもんね。
東宝にとっては映画は100%商売道具。文化財なんてこれっぽっちも思っていない。
そりゃあ、金を儲けられなきゃ遣って行けんからね。仕方無いよ。
738 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 01:23:41 ID:T7zhjEKJ
金儲けに走りすぎだろ、、、、、、、、、、
映画は一つの文化でありまた作品は文化財であるからして
業界最大手である東宝はその保管発信に尽力するのは義務であり
当然のことだと俺は思っている、しかし東宝は絶対に売れる作品を
最小限(作品数・生産量ともに)しか売り出さず
しかも高価で売り出しているこのことにより
日本の邦画離れが進んだ一因といっていいと思う(最近は多少盛り返しているようだが)
東宝もワーナーとまでは行かなくても
新たなファンを築くような催しをもっとやってもよかったと思うのだが
それを東宝の馬鹿阿保ロートル上層部は今金を取ることだけを考え
大局を見ていなかった
映画は映画会社の物ではなく観客のみんなの物だと言うことが
この東宝のボケジジイどもは解っていなかったし
また解ろうとはしなかった
これが東宝の大いなる失敗だと思うね
今じゃすっかり不動産屋か・・・・・・・・・
>>738 またお前か。誰かを批判する流れになったらここぞと顔を出すのな。
740 :
738:2007/02/10(土) 10:08:35 ID:T7zhjEKJ
>>739 へ?
誰かと間違ってないすか?
身に覚えが無いのですが
渋谷のシネマヴェーラでやってる次郎長三国志は第八部まで喜八さんが助監督を
務めてるので気になる方はどうぞ。
いかにマキノからの影響が大きいかを実感できると思う。
まー、古い邦画ファンををやってると
東宝に対して批判的になるのはしょうがないと思うよ。
743 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 17:24:19 ID:QUEk4wPo
>>736 子供はともかく、老人は丁寧に扱うと思うが・・・
それに子供よりDVD扱いのひどそうなDQN層って、まず図書館なんか行かないと思う
744 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 17:36:18 ID:G7aw3vWI
名前:ふ投稿日:2006/05/13(土) 15:33小池徹平クンが彼女とヤったんだって。
その時の画像がコレ。
http://www.teppeikoikejp/ これを三箇所にコピペしてどこヵの掲示板に貼れば絶対に見れるよ。
最近こうゆうの多いヵラ絶対ウソだと思ってゃってみれたらみれた!!
まち゛感動!!!涙徹平も激しいなぁw笑7 名
ちゅーか、DVDがレンタルできるのは中学生以上とか
制限がついているのが一般的。
746 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 22:07:21 ID:HStlhHWa
そもそも角川、松竹、日活のDVDは図書館にあるんだから理由にならない。
東宝のDVDだけ特別傷つきやすいとでもいうのか?
>>746 本音を言えば図書館は金にならないということだろ。
748 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 03:17:18 ID:BuADuEyi
ザマ見ろ貧乏人ども!
749 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 14:04:34 ID:FXFRmubU
ひさびさに『戦国野郎』DVDで再見したけど、面白いなぁ。カッコいいなぁ。
星由里子と水野久美がどっちも荒くれ男を束ねるお嬢ってのもイカしてらぁ。
脆いのがDVDの弱点だからな。
751 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 10:33:25 ID:g1RKf0H2
「戦国野郎」の加山雄三は好きだ
結局この人は、戦争映画を通して何を言いたかったんだろう?
本人が在命中に聞くべきだったが、正直何回見ても真の意味を掴めないでいる。
単なる反戦映画とも類を異にするしな、この人の戦争映画は。
753 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/14(水) 02:46:46 ID:hbhC9Wl3
>752
いや、言葉で言えないから、映画にしたんじゃないかな。
伝えたかったのは、メッセージよりも感情のようなもの。
或いは、言いたかった事は一つだけではなかった、とも考えられる。
戦争そのものが、さまざまな要素を含んでいるし。
「これが戦争だ!」
ではなくて
「これも戦争、それも戦争、かと思えば、あんなのも実は戦争だったりして。」
なんてね。
多分本人に聴いても
作品のテーマを解説してくれるようなタイプではなかったんじゃないかなぁ。
754 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/14(水) 03:58:28 ID:elDk/H4W
NHKに夫婦で出るみたいだよ。
>>709だろ。
BSうらやましい。地上波でやってくれ
>>752-753 基本は反戦(というか厭戦)でしょう。ただし東宝の企画ものの枠内では
アクション映画としても観られるように娯楽として撮る。
唯悲しければ良い、というのを疑問に思い、アクションを加えたのでは?
伝えたいのなら、唯悲しいよりも楽しめる作品の方がより多くの人に受け入れられる。
そう思って作ったのではないだろうか?少なくとも、俺はそう感じている。
だが、「日本のいちばん長い日」は変化球無しの大変重厚な作品だったな。
戦争を語るには、その戦争に就いて知らなければならない。
そういう思いを実感したよ。
あと、この人は寧ろ戦争批判というより軍隊批判をしている気がする。
軍紀がどうとか軍旗がどうとか。こんな風にね。
758 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/14(水) 18:45:56 ID:DjtSE9GP
「独立愚連隊」も「血と砂」も最後全滅だよね。
もし、好戦者だったら任務が成功して、全員終戦まで生き残るラストにすると思う。
それって好戦者に限った事じゃないんじゃないのか?
760 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/14(水) 23:16:46 ID:RLnsN1fx
>>758 「さと○きび」とか「ヤリチンゲール」みたいなクソドラマだったら死ぬのは一人ぐらいだがな。
それも友軍の手にかかって。
反戦or好戦とか右翼or左翼とか、単純な分け方しても意味無いでしょ。
「日本で西部劇が撮りたかった」という作品を反戦云々で語っても仕方ない。
もともと他人の企画だった戦争大作も、時として社命で作る場合もあるだろうし。
個人的には「肉弾」が一番の本音を表しているような気がする。
たぶん「反戦」なんて戦争を知らない人間の概念なんだと思う。
実際に経験のある人は、家族や友人を敵に殺されチクショーって思いとか
戦争のおかげでいい思いさせてもらったとか、
単純明快に「戦争はいけません」でなんて割り切れないほど
いろいろあって複雑なんだよ。きっと。
喜八監督という話じゃなくてね。一般論。
だから「肉弾」ってあんまり面白くないのかな。
娯楽の部分が薄いね。
763 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/15(木) 01:08:50 ID:NHW/8ySa
>762
あいつちんぼこでっけーなー
この一言だけでも、俺には充分面白いけどね。
「肉弾」があまり面白くないって一体どんな感性だw
と、いうかアンタには「岡本喜八」が合わないんじゃないの
まぁ、あまり煽りなさんなw
肉弾は大好きだが、面白くないという意見は分かるよ
前半は観客のことを考えてるけど、中盤以降、喜八の感情が暴走して
観客に理解されなくてもいいというとこまで達してる
江分利のクライマックスの演説と完全に同じ
お前らには理解できないかもしれないけど、俺たちの世代はこれを言わず描かずにはおれないんだ、という
観客が退屈する(かもしれない)ので普段は口にしない本音を、危険を冒して叫んでるからこそ
肉弾と江分利は価値があり、喜八の最高傑作だと言われてるんだよ
>>765 >観客が退屈する(かもしれない)ので普段は口にしない本音を、
>危険を冒して叫んでるからこそ
>肉弾と江分利は価値があり、喜八の最高傑作だと言われてるんだよ
禿げ上がるほどドウイ
実際「江分利」は結婚して子供を持った男には
たまらない普遍性を持った映画だと思うけど・・・。
「肉弾」も普通に想像力を働かせれば、充分鑑賞できる映画だと思う。
いずれにしても、世の中にはある程度の想像力を働かせないと
楽しめない映画があっていいと思うよ。
768 :
762:2007/02/15(木) 19:07:34 ID:38sXH/D3
別につまんないって言ってるわけじゃないんだけど・・・>肉弾
娯楽の要素が薄いなあと感じるだけ。
>喜八の感情が暴走して
るのが分かるから他の作品と比べると内向的で重いから気楽に見られないんだ。
江分利の演説は退屈しない。小林桂樹(の演技)にユーモアがあるからかな。
「あんまり面白くない=つまんない」じゃないのかよ?
つか、よく読んでみると、だれも「つまんない」って言ってないぞ。
>>762の「面白くない」ってワードにストレートに反応しているだけだぞ。
いや、ま、どーでもいけどw
>「面白くない」ってワードにストレートに反応している
のは
>「あんまり面白くない=つまんない」
と変換して読んでるからでしょ・・・。
ほんとどーでもいいけど・・・。
過去スレでも「肉弾」に関して少しでも否定的な書き込みあると過剰に反応されてたね。
岡本監督の作品群の中ではそれほど名作の部類には入らないと思うけど
だからって別につまんない駄作とも思わないけどね。
愚連隊とか血と砂とかエンタメ性のあるものが好きなので
そう言う意味で肉弾は思想的なものがちょっと強すぎるかなあ感じがして気楽に楽しめない。
「肉弾」ファンの人の気分害して失礼しました。
このスレで誰も暗黒街シリーズと地獄の饗宴について語ってくれない・・・
>>770 はいはい。くだらん言い訳聞きたくないから消えろよ。
「血と砂」がエンタメだと思って気楽に楽しめちゃうお前には、
たぶん岡本喜八の作風が合ってないんだよ。
聖林製の娯楽映画でも見てなさい。もう書き込まなくて良いから。
「血と砂」って深刻ぶって見たことない・・・
けっこう笑ってるorz
「一番長い日」は面白いけど笑えない。
別にどんな風に見たっていいんじゃない
775 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/16(金) 02:18:07 ID:t+S4A7Nt
天国の喜八監督、ごめんなさい。
「地獄の饗宴」って、なんか鈴木英夫の「非情都市」となんかイメージかぶるんだよな。
いや、全然違う映画なのはわかるけど・・・主演が同じ為か話がゴッチャになるw
中北千枝子のキレ演技がとっても素敵。
778 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/18(日) 23:23:17 ID:KRsMMEJQ
今日、BSハイビジョンで、岡本喜八のドキュメントみたいなのやってたよ。
奥さん70なのに若くて美人だね。。
おーっと、見逃した!
でも確か再放送があったよな。
「日本の一番長い日」のアメリカ版、即ち「アメリカの一番長い日」的な作品を探していたが結構一杯あるね。
「エア・フォース・ワン」もそうだし「ザ・ターゲット」も、「クリムゾン・タイド」、「ザ・シークレット・サーヴィス」もそうだった。
だが、岡本テイストに近いものを強いて挙げるとするならば、ロバート・アルドリッチの「合衆国最後の日」が相応しいだろう。
他の作品に比べ軍事色が多く出ているし、国民に知らせぬ内に事が進んで行く様子は「日本の一番長い日」を髣髴とさせる。
アルドリッチも岡本同様、戦争映画に拘り、アクションの中と背景に権力や組織への批判が含まれている。
>>780 「日本のいちばん長い日」のアメリカ版と言えば、
そのものずばり「史上最大の作戦」だろ?
あと、シドニー・ルメットの「フェイル・セイフ」でも見とけ。
つか「The Longest Day 」の日本版が「日本のいちばん長い日」だなw
元ネタの史上最大の作戦よりも、日本のいちばん長い日のほうが
「いちばん長い日」というタイトルにふさわしいと思ってる
わずか一日で国の運命、沢山の人間の運命が決まるあの密度、しびれる
「史上最大の作戦」は、アメリカだけでなくイギリス、フランス、ドイツ、それにその他の欧米諸国も範囲に入っている筈。
「日本の一番長い日」な比べると、密度の濃さでは負けているが、戦闘アクションではこちらが上。
ま、日本の方が室内劇に重点を置いているのに対し、史上の方は室外劇に重点を置いているのが決定的な違い。
日本の方が密度が濃く感じられるのもその為と思われる。
俺が「合衆国最後の日」を挙げた理由はここにもある。
銃器を使ったアクション・シーンは殆ど無く、大半はテロリスト・グループと閣僚達の室内劇。
でも、エンド・クレジットは普通の映画と同じ。
>>784 あのー「史上最大の作戦」の原題をご存じ?
言ってる意味が通じていないようだけど・・・。
それなら、782が書いてるじゃないか。
787 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/23(金) 01:08:28 ID:SUGCU8T9
ここは素人が偉そうに映画評論するスレですか?
789 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/23(金) 09:09:23 ID:oeiupbvX
BSハイビジョンの岡本喜八のドキュメント。
本田博太郎が喜八さん、大谷直子がみねこさんを演じてた。
岡本喜八→ロバート・アルドリッチ
古澤憲吾→ジョン・ミリアス
松林宗恵→スティーヴン・スピルバーグ
例えると↑かな。
791 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/25(日) 11:26:30 ID:ovlW7cj9
岡本喜八→ピーター・ハイアムズ
だろ?
792 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/25(日) 11:32:40 ID:HuC9bBq+
岡本喜八とアルドリッチは毛色が違うんじゃね?
アルドリッチはペキンパーのような男根映画の巨匠だから
むしろ同じロバートでもロバート・アルトマンの方が
喜八らしさを感じる
「コンバット!」の監督の事か?
>>790 ミリアスは喜八ファンらしいね。面識があったらしいよ。
795 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/26(月) 01:47:54 ID:TTPIaAYN
砂塚氏はいろんな(よからぬ)逸話を残した人だけど、そういうことには一切ふれてないね。
喜八監督とは喧嘩別れしたんじゃなかったっけ?
晩年の作品で砂塚に声をかけたけど、出てくれなかった、っていう愚痴をどっかで書いてたような
798 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/26(月) 04:22:39 ID:VWAgTSQI
>>795 砂塚さんは仕事が減ってからはお座敷や営業で幇間芸をやったりイベントや結婚式の司
会だのをしていたとも聞くが・・・親からもらった資産だけは何とか守っていたようだな。
出自からして筋金入りの芸人だね。色街の遊びの中で育った不良だったんだろうな。
>>796 砂塚さん、何をやったの? 芸能人のよからぬ噂というと大抵はカネとオンナだが。
>>797 砂塚さんは石井輝男には付き合ったけどな。最近まで商業演劇等には出ていたはず。
799 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/26(月) 14:04:47 ID:1zENfaie
砂塚秀夫は去年、岡本監督の一周忌の会に来てたよ。
「岡本先生には感謝しています」と言ってた。
「さても皆様〜〜」とか何とか口上のあと、謡曲を披露。
「ああ爆弾」そのままじゃないか、とうれしくなった。
800 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/26(月) 16:34:21 ID:u153/455
いやな監督だね。どんな場所で拳銃ぶっぱなしてもおんなじ発射音。
あんな音しないよ。センス無い。B級以下。
>>792 俺が岡本をアルドリッチに例えたのは、↓の様な理由だから。
アルドリッチは、骨太な男性アクション映画を得意とし、軍内部や権力等に対する批判で知られる。
今から51年前に「攻撃」を創ったが、当時アメリカで吹き荒れていた赤狩りに巻き込まれそうになり、
一時期イタリアへ避難していた。
アメリカ版独立愚連隊とも言うべき「特攻大作戦」、岡本映画によく見られた厭戦気分な兵隊が出て来る「燃える戦場」、
そして核兵器の恐怖と政治機構の冷たさを描いた「合衆国最後の日」。
これを岡本映画に例えると・・・。
「燃える戦場」→「独立愚連隊」
「特攻大作戦」→「独立愚連隊西へ」
「合衆国最後の日」→「日本の一番長い日」
>>800 東宝時代の作品を言ってるのなら、アンタが馬鹿なだけ。
東宝の効果音がそのまんま使われてるだけで、他の監督作品も同様だろ。
黒澤明の「用心棒」の単筒だって同じ効果音だぞ。
監督のせいじゃなく、東宝の効果音担当者が悪い。
聖林映画にしても銃によって音変えたり、
薬莢が飛んだりするのは、ここ20年位だよねぇ。
2チャンの映画関連スレで有名な粘着アンチにマジレス返しちゃダメだよ
居付くから
805 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/27(火) 02:36:49 ID:qdAqa4rV
着流し奉行のDVD化ってのはムリかねぇ。
幽霊列車は持ってんだけど。
喜八のソフト化作品って全部新宿TSUTAYAにある?
ソフト化されてるのは多分全部あると思う
岡本の戦争映画は、自身が陸軍に所属していたせいか陸軍のものが殆ど。
同じく海軍に所属していた松林宗恵とは対照的だ。
「激動の昭和史 沖縄決戦」や「日本の一番長い日」も海軍も出て来るが、内容は陸軍中心。
>>808 陸軍ばかりなのは、単に西部劇がやりたかっただけ
3行目の二作品はそもそも喜八が内容の決定権を持ってないし…
喜八作品で好きなのは、東映テイスト満載の「ダイナマイトどんどん」のみ。
このオッサンの映画は何でラストが、グダグダ、ダラダラなんだろ?
( ゚д゚)ポカーン
あなたは何を言ってるんですか?
沖縄決戦も日本も岡本が決定権を持って無かったのか?
813 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/04(日) 02:40:54 ID:MVn7VID3
「殺人狂時代」がコケちゃったため。
以後喜八の企画は取り上げない、シナリオも第一稿は書かせない
という事になった。
「江分利満の優雅な生活」に対して藤本真澄が激怒したからじゃなかったけ?
『江分利満』が藤本Pの意図したものと全く違っていたことで激怒された上、
続く『ああ爆弾』が会社から「変な映画」と断じられ、この2本の興行がコケたから。
監督作品が連続してコケたため、会社から睨まれ、
>>813のようになった。
『ああ爆弾』の後に喜八監督で製作が決定していた、作・小松左京、主演・ハナ肇による
『日本アパッチ族』は製作中止に。
という事は、それ以後岡本は見えない鎖に縛られる様になったのか。
817 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/04(日) 18:20:29 ID:QuANetkf
だから、東宝監督の中ではいち早く
ATGと提携して「肉弾」を作ったのか・・・
ちなみに喜八の「肉弾」創作ノートの構想メモには
「素顔の独立愚連隊 素面の江分利満氏」
と書いてあったそうな・・・どんなイメージなんだwww
818 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/05(月) 14:28:30 ID:7S/4SlUK
「沖縄決戦」の仲代は最後どうなったのですか?
良く分からなかったけど、米軍に降伏したと言う事ですかね?
仲代達矢が演じた八原博通は、あの後米軍に投降し捕虜になりました。
戦後、沖縄戦に関する本を執筆しています。
「沖縄決戦」が公開された時もまだ存命中で当時68歳。
亡くなったのはその10年後、享年78歳。
820 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/05(月) 16:49:58 ID:7S/4SlUK
>>819 ありがとうございます。
一度ビデオで観たきりだったもので、記憶が曖昧でした。
ほとんど史実に基づいているのですね。
821 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/05(月) 16:54:28 ID:fX4ZJkGy
「江分利」「ああ爆弾」のあと、橋本忍のカッチリ構成された「侍」。
裕次郎、三船共演の企画「馬賊」が流れて次は「血と砂」だけど、
これも佐治乾が第一稿を書いたんだろう。
その次がまたまた橋本脚本でリメイクものの「大菩薩峠」。
藤本眞澄は須川栄三が「君も出世ができる」でコケたとき、
次に正攻法の松本清張もの「けものみち」を撮らせた。
藤本の警戒心は岡本、須川の別の一面を引き出したことでよかったと思うが、
次の田中友幸プロデュース「殺人狂時代」がいけなかったね。
まあ、田中もまさかこんな映画ができるとは思わなかっただろうが。
>>821 「血と砂」の脚本については、こないだの新文芸座での上映でみね子夫人が語ってたよ
先の展開を考えずに脚本の頭から書いていく喜八と、きちんと構成を決めて書く佐治の個性が
噛み合ってうまく行った、とか
喜八の持ち込み企画は『殺人狂時代』で完全にトドメを刺されて、以降は
会社から下りてくる企画を淡々と撮るだけになってしまった。
『肉弾』も東宝から製作させないと言われて、ATGに持っていった企画だね。
『日本のいちばん長い日』を撮ってからは、東宝では大物監督扱いになって、
回ってくる企画は殆ど大作映画ばかりになってしまったから、借金をしてでも
ATGで自分の企画映画を撮ることは、資金的に苦しい反面、監督としての歓びを
改めて感じることができる、絶対に欠かせない場だったのだろうね。
沖縄決戦や日本は、岡本作品と位置付けて良いのか?
>>824 全然問題ないだろ。そっちから入門してくる人も多いわけだし。
岡本作品じゃないのは「ガッチャマン」。
肉弾、チャールストンのATG作品から入って、その後東宝作品を観だした俺は
「日本のいちばん…」は岡本作品とは認めがたい。
映画の出来はともかく、あれは単に演出を頼まれただけの映画で岡本作品と言ったら
本人も不本意だろう、と思うんだが...
827 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 01:47:27 ID:ES0wuDF/
しかし岡本喜八には、作家の面と職人の面があるのだから、
両方認めても良いんじゃないかな。
828 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 02:00:20 ID:Ak1hU2rn
>>826 「日本のいちばん」は
役者陣は東宝オールスターだが
きっちり喜八一家が目立つ役どころだったね
これで注目されて以降、常連になる高橋悦史をはじめ
中丸忠雄、久保明、そして、天本英世wwww
829 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 02:50:44 ID:ojJhbRh6
ジャズ大名
>>826 >演出を頼まれただけの映画
そういうことを言い出したら、岡本監督の大半の映画は、頼まれ仕事だったんだがね。
万人受けする映画を楽しみながら作るということの何がいけないのかね。
頼まれ仕事を楽しみながらやり遂げてしまうというのも、ひとつの才能だよ。
岡本監督は、まずその天においてぬきんでた才能を持っていたんだと思う。
最後の行、変換間違い。
岡本監督は、まずその点において抜きん出た才能を持っていたんだと思う。
ちゅうか、自分の企画だろうが、他人の企画だろうが、
受けた以上はきっちりと商品にするのがプロ。
アマチュアの自主映画じゃないんだからさ。
他人の企画だからフィルモグラフィから外せとは、
岡本喜八というプロの仕事を愚弄する気か?
しかも、どの作品もちゃんと喜八節になってるだろ?
833 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 12:15:49 ID:3o4zsHfM
東宝で
自分で出した企画以外撮らなかったのって
黒澤、成瀬ぐらい?
大映、東映の子飼い監督(三隅、田中徳、深作、工藤)なんて
自分で出した企画なんて皆無に近いだろう
>>832 別に、他人の企画か自分の企画かどうかをウンヌンしてるんじゃないだろ
例えば江分利満は、川島雄三が逝去した代理で撮った、まさに他人の企画の映画だけど、
あれを岡本作品とするのに異論があるやつはおるまい
>>831は、「日本の」が企画どころか、テーマ、脚本までガチガチ橋本忍製のお仕着せで、
喜八オリジナルの部分が演出しかないから、気にしてるんだろう
まぁ正直、何が岡本作品かなんてどうでもいい話だが…
>833
黒澤はともかく、成瀬は典型的な職人演出家だと思うが... 戦後は自分からの企画なんてほとんどなかったような
それはともかく、橋本お仕着せだと「侍」もそうだけど、あれはあれで素晴らしい。演出家の仕事としては
「日本」もいいのだけど、岡本が戦争を扱った過去の映画、愚連隊シリーズや血と砂と比べてあまりにテーマが
かけ離れていて、それがひっかかる。確かに岡本作品か否かという議論は無意味だと思うけど、一般に「日本」
が岡本の代表作のひとつと見られてしまってるのは、本人はどう思っていたか。肉弾でバランスをとったつもり
かもしれんが、一般の知名度だと「日本」が圧倒的だし。
「日本のいちばん長い日」は小林正樹の代打つーか、東宝が小林で行くつもりが企画が止まってたんで
岡本喜八が「アレは撮るべきだ」と主張したら「じゃあお前が撮れ」って事になったんでなかった?
代表作には間違いないよ。東宝35周年記念で金も掛かってるし、オールスター大作だし。
岡本喜八は自分のシナリオだと暴走しちゃうんで、他人のシナリオで撮った方が具合がいい。
838 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/11(日) 22:16:29 ID:CI7M3Qcc
>>823 >喜八の持ち込み企画は『殺人狂時代』で完全にトドメを刺されて
「殺人狂時代」は日活で流れた脚本を東宝で拾った企画。
839 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/12(月) 00:10:59 ID:DrMoDxv9
『殺人狂時代』を見たが、『殺しの烙印』よりはおもしろかった。
米英仏独の一番長い日→「史上最大の作戦」
フランスの一番長い日→「パリは燃えているか」
ドイツの一番長い日→「ヒトラー 最期の12日間」
アメリカの一番長い日→「13デイズ」
日本の一番長い日→「日本のいちばん長い日」
「いちばん長い日」は面白いけど、「沖縄決戦」はつまらない。
あんな陰惨な話をわざわざ喜八監督に撮らせる必要はなかったし、
はっきり言って映画的な題材ではない。
でもあの映画の御蔭で沖縄戦を知る事が出来た。
よく知られている姫百合部隊だけでなく軍内部の状況も解り易く描かれている。
>>840 「ヒトラー 最期の12日間」と比べると、
日本の終戦はちゃんと国家としての体裁を保ちながらの終戦なのが立派だったな・・・と思う。
で、なんでアメリカだけキューバ危機なの?
>843
まあ本土戦がなかったからなあ。
あったらドイツとドッコイだったと思うよ
アメリカの一番長い日に当たる作品は幾つもある。
「13デイズ」はその中の1つ。
「インディペンデンス・デイ」が(SFだけど)、アメリカ版「いちばん長い日」にあたるんだと思うよ。
アメリカ人はどうも、‘本土戦もクーデターも経験したことがない’というのを引け目に感じているふしがある。
テロ映画やクーデター未遂映画が多いのは、そういう引け目に依るんじゃないかね。
いつまでもパール・ハーバーにこだわっているのも、悲劇の主人公ぶるには歴史上そのネタしかないからでしょう。
>>836-837 岡本喜八が「日本のいちばん長い日」を、‘誰かしらが映画化するべきだ’という義務感だけで撮ったとは思えない。
8.15叛乱兵たちにも又、岡本監督の思いは投影されているんだと思うよ。
岡本監督は国体(天皇)を否定したことはなかった。
庶民を否定してでも国体を守ろうと命賭けになる青年将校たちに、幾ばくかはシンパシーを抱いていた。
岡本監督は後の「大誘拐」において、おばあちゃんに「お国って何だったんじゃろうか」という疑問を吐かせているけど、
あそこで横合いから左翼がしゃしゃり出てきて「否定すべきものだ!」などと叫んだら岡本監督は激怒したと思う。
岡本喜八の映画においては、その疑問は疑問のままで残される。
「肉弾」の最後の「バカヤローッ!」の連呼、あれは決して天皇に対してものではない。
‘戦中派’なりの、もっともっと深い思いが込められている。
>>846 >悲劇の主人公ぶる
これは頂けませんな。一言多いよ君。
仕方が無いよ、歴史上そうなんだから。
百の国があれば百の国民性がある。そして百人いれば百の心がある。
所詮アメリカさんは他人の土地で流される
他人の血で肥え太ってきた人たちだから。
850 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/15(木) 02:19:41 ID:PTuDRbwH
話を岡本喜八に戻したいのだが、何か良いネタ有りませんか。
それをいうなら、日本には武田信玄が居る。
信玄は自分の領内には城を築かず、戦は何時も国の外で行う。
如何に犠牲を少なくするか、これはアメリカと信玄に共通して存在する概念だと思う。
では、戦争中の岡本の話でもしますかな。
彼も召集され、終戦を豊橋陸軍予備士官学校で迎えたというが。
>850
来月、池袋の新文芸坐で『肉弾』『西へ』やるよ。
やっぱスクリーンでみれるのはうれしいよな。
あ、関東の人じゃなかったらごめん
さらに、さ来月には『斬る』『大菩薩峠』もやるよ!
……喜八じゃないほうのだけど
そうだ!南北戦争を忘れていた!
この戦争で死んだアメリカ人の数は他のどの戦争のそれよりも多い。
>>808 亀だけど
岡本監督が海軍モノを撮らなかった、あるいは撮れなかったのは
大規模セットや特撮が必要なこともあったんじゃない。「日本の」
は例外として低予算の映画が多い人だから。
あと野外ロケで濃い役者を使って演出するのは陸軍の方が明らかに面白い。
敵味方肉弾相打つシーン撮れるのは陸軍で、海軍はどうしたって艦内や
作戦室の人間ドラマになって、肝心の戦闘シーンは特撮無いと成立しない。
「海軍特別年少兵」は?これ海軍の映画だけど白兵戦が描かれているよ。
東宝に限らずだと思うけど、監督それぞれに得意分野みたいな前提があったからねぇ。
逆に松林宗恵監督は海軍ものばかりでしょ?
沖縄決戦は名作だと思うけど、ここでは評価低いの?
沖縄決戦は東宝特撮が完全に落日期になった頃の作品だけに評価が低い。
唯、沖縄戦を総合的且つ客観的に知る上では欠かせない作品と思う。
東宝戦争映画の集大成的作品は、81年の「連合艦隊」だといわれているが、あれは飽く迄海軍に限ったもの。
実写、アニメを問わず総合的な集大成的作品を生み出して欲しかった。
>>859 沖縄決戦の評価が低いということはない
ただ、ここは岡本喜八を総合的に語るスレなので、喜八の作品の本流から
外れている沖縄決戦は、あまり語られないというだけ
沖縄決戦スレに行けば、普通にみんな絶賛してるよ
本流も傍流も無いだろうに・・・。
863 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/23(金) 07:10:39 ID:7+GMQ58c
>>861 おいおい<喜八の作品の本流から外れている沖縄決戦>とは見識を疑うね。
庶民側の視点もふんだんに盛り込んだ新藤兼人の脚本を、喜八がノリノリで演出してるのが判らないのかね?
「日本のいちばん長い日」よりも余程喜八らしい戦争大作だぜ。
喜八初心者もこのスレには多いのか
とりあえず
>>191 >樋口「岡本監督は自分の好きではない作品については口を閉ざしがちだった。
> 沖縄決戦もあまりお好きではなかったようだ。
単に庵野とか樋口の印象で話しているだけでしょ。
それを事実をしてしまうことには無理があるなぁ。
沖縄決戦スレは殆ど人の出入りが無く、壊滅状態だ。
沖縄決戦は戦争ものの中では喜八色薄いだろ。
テンポあんまりよくないし。
救いのないエピソードの連続だから、全体が暗くて何度も観返したいとは思わないね。
はっきり言って観てて疲れる映画。
堀川弘通の「軍閥」の方は観れるんだけど。
沖縄戦がそういうものだからしかたないだろ?
どう考えても明るく救いのある話になりようがない。
だから演出力以前の問題でダメであると。
商業映画に適した題材だとは思わない。
撮るにしても、喜八監督である必要性は皆無。
「明るく救いのある話にならない」=「商業映画に適した題材ではない」
なんて言ってる奴は頭が悪いとしか言い様がないな・・・。
作品の好き嫌いはあるだろうけどさ。
>>870 『ひめゆりの塔』なんか何回もリメイクされてるのに、それはちょっと・・・。
『沖縄決戦』が傑作か駄作かと問われれば、駄作と答えるけどさ・・・。
873 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/24(土) 22:11:51 ID:rkVGtJGO
「沖縄決戦」を作ってから「日本のいちばん長い日」を作るべきだった。そうすれば、時間軸的に合う。
私はこう考えると、救いが見えて来る。
「軍閥」は、教科書をそのまま映画化した様な内容なので授業で見せても差し支えは無いだろう。
何はともあれ「日本のいちばん長い日」は戦争映画の最高峰。
874 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/24(土) 22:42:11 ID:/7aLmWg8
「戦争映画」じゃないでしょ。
戦争の場面はひとつもない。
875 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/24(土) 23:57:43 ID:FGsqJ22t
「沖縄決戦」がここまで貶されているとは嘆かわしい。
お前らどうかしてるぞ。
>>873 頭の2行、何言ってるのかわからん。
>>874 は? ほぼ全編が戦争の場面だったと思うが。
アレが「戦争映画」じゃないとすると何?
なんここのスレおかしい奴が増えてきたな・・・。
フォービートのアルチザンのインタビューでは喜八さん文句たらたらだったけどね。
「沖縄決戦」は、昭和19年の半ばから昭和20年の6月頃までの1年間を、
「日本」は、昭和20年の7月下旬から8月15日までを描いている。
「沖縄決戦」→「日本」だと時間の流れ通りになる。
「沖縄決戦」は悲惨惨憺たるものだが、「日本」のラストは未来への希望を抱かせるものだと思う。
>>876 >>874が<戦争の場面はひとつもない>と言ってるのは「沖縄決戦」のことじゃなく、
>>873が<「日本のいちばん長い日」は戦争映画の最高峰>という書き込みに対するレスだろう。
>>878 たかが一介の映画監督如きが、自由に映画の企画を立ち上げたり出来るもんかよ。
ATGとか自主制作ならともかく、東宝の映画なんだぞ?
来た仕事を大過なく仕上げるのがプロ。
だいたい時間軸どおりに描くも何も、滅多に仕事が来ない監督がわがまま言えるかよ。
しかも両作品の間には4年もの間隔があるんだぞ。
881 :
874:2007/03/25(日) 22:52:43 ID:da10NIPq
そうです。その通り。分かりにくい書き込みではないと思うんだけど、
>>876は何を勘違いしたんだろう。
「日本のいちばん長い日」で‘戦争の場面’がひとつもないのは、意図したものでしょうね。
飛び立った特攻隊の行方さえ、あえて描かないでいる。
「軍閥」も、見ている間、「国外の場面は不要だ」と思った。
東條英機を中心にして、ディスカッション・ドラマとして押し通すべきだった。
882 :
874:2007/03/25(日) 22:53:39 ID:da10NIPq
>>881 >「日本のいちばん長い日」で‘戦争の場面’がひとつもない
勘違いしてねーよ。勘違いしているのは君達w
「日本のいちばん長い日」はほぼ全編が戦争の場面でしょ?
わからない? 小学生じゃないんだろうから、
せめて戦争とはなにかって認識くらいちゃんと持ちなさいって話。
ちなみに世の中にはシドニー・ルメットの「未知への飛行」のように
ほぼ全編室内劇。ホットラインでの会話がメインの戦争映画もあるよ。
884 :
879:2007/03/25(日) 23:52:16 ID:EIDA7Y3f
885 :
879:2007/03/25(日) 23:55:07 ID:EIDA7Y3f
>>883 >勘違いしているのは君達w
いや、おれは
>>874が言いたかったのはこういうことじゃないの、と書いただけだよ。
より正確には「戦場の場面がない」と書くべきだったろう。
886 :
874:2007/03/25(日) 23:59:46 ID:da10NIPq
そりゃまあ、戦争というのが戦場ではなくて会議室で起こるものだとすると「ほぼ全編が戦争の場面」だということで間違いないんだけどね。
「ああ爆弾」が一番の傑作だと思う
その理由は?
砂塚がいい。ナンセンスよし、ブラックなのもまた、よし。
アイリッシュ、ウールリッチも大好き。
たぶん、カッティング、テンポが好きなのかもね。
そもそも「日本のいちばん長い日」が戦争映画じゃないって認識は
どー考えても間違いだろが!
戦争映画には間違いないだろうが、「ほぼ全編が戦争の場面」というのもなあ。
「日本のいちばん長い日」はスペクタクル映画にも分類されても良いのでは?
戦闘だけが戦争ではないでしょ。
2度ほどの書き込みで異常扱いかよw スゲーなw
897 :
896:2007/03/30(金) 17:57:12 ID:lh7HQDcr
「侍」はタイトルもそうだが小ぢんまりとした作品だが、出演者は結構豪華。
三船敏郎、小林桂樹、伊藤雄之助、新珠三千代、八千草薫、杉村春子、東野英治郎、平田昭彦、稲葉義男、
中丸忠雄、黒沢年雄、天本英世、江原達怡、藤田進、志村喬、沢村いき雄、常田富士男、田島義文、そして先代松本幸四郎。
ま、尤も東宝の専属俳優ばかりだがな。
899 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/01(日) 19:36:45 ID:fdH25fUg
「侍」を<小ぢんまりとした作品>とは暴論だな。
クライマックスの桜田門外の変を見ているとはとても思えん。
立派な大作だろう?
暴論の積もりで言った訳ではないのだが。飽く迄も個人的意見。
901 :
www.sakutv.com:2007/04/02(月) 00:42:43 ID:kkrTfnsS
レアな個人的意見はともかく、
「侍」は大作だし「日本のいちばん長い日」は戦争映画だよ。一般的には。
喜八版「大菩薩峠」の英題は、「Sword of Doom」。
「侍」も英題は「Samurai Assassin」、「斬る」は「Kill!」。
喜八の映画は、この頃の邦画としては珍しく英題が付けられている。
他の邦画だと、大映の「座頭市」シリーズや「眼狂四郎」シリーズ、東映の「網走番外地」シリーズ位。
>>903 英題は東宝国際部が海外セールス用につけたタイトルだろう。
海外セールス用の英題なら特撮物は言うに及ばず、クレージーや若大将映画にも付いているよ。
井田「畑中・・・貴様の精神の純粋さは・・・いや、その純粋さにのみ俺は同意する。」
↑岡本の心情を読み取れる台詞だ。
キネ旬にベルリンでの特集上映のレポートが載ってるよ
どの書籍にだ?
だからキネ旬でしょ?
910 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/15(火) 22:48:09 ID:jQ2Vo3+X
DVDまだなのかよぉー(泣
庵野だって出して欲しいって言ってるのに
なんで黒澤明と同じくらい偉大な喜八監督作品を出してくれないんだ?
いいかげん暗黒街シリーズが見たい・・・・・
もうDVDはイラねぇから、BDで出して暮れよ。
912 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/17(木) 18:18:00 ID:HQv5hhij
>>911 BDで出すなんて言ったら何年後になるか解らんだろう・・・・
913 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/17(木) 22:20:22 ID:4JjaBmmU
どうせ東宝の事だから、
「ゴジラ」→「黒澤明」→「若大将」→「クレージー」
の次くらいだろ。
その頃にはBDは短命な生涯を終えて、次のハードが登場。
そして悪夢の無限ループが・・・。
914 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/17(木) 23:03:18 ID:2Ps2FiOy
915 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 22:24:24 ID:i8q9RUZJ
放送あげ
916 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 23:05:38 ID:fBqa/iMj
今見てるけど結構泣けるね。
小山アキ子さんあげ
917 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 23:05:55 ID:fBqa/iMj
今見てるけど結構泣けるね。
小山アキ子さんあげ
いまNHKでやってんな。
自分の祖母の介護ことを思い出して、
悲しくてたまらん。
919 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 23:31:01 ID:BCHemLHa
岡本みね子さんて
若い頃、可愛かったんだなwww
若かりし頃の大谷直子みたい
でもって、年をおうごとに
ファッションまでもが喜八監督のスタイルに
染まってゆくところが笑ってもうた
920 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/18(金) 23:34:11 ID:aLkFXNiJ
みね子さんって、去年のフィルメックス喜八特集の時、
いつも入口で丁寧に客に挨拶してたあの上品そうな女性か!
>>917 俺も小山明子のこと思った。小山明子が見ていたら、どんな感想を持っただろう。
それを想像することも、また残酷なことだな。
岡本真実って、若い時より顔が丸くなって美人になったな。
美人!?
しかし、なんであんなに濃い顔になったのか
確かに濃いねぇ。監督はあっさり顔だが。
どちらかと言えばみね子夫人似ではなかろうか。
今血と砂見てるんだが
なにあの鼓笛隊w
「血と砂」でいいなあと思うのは脱童貞の場面
926 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/20(日) 00:23:49 ID:X2hjIEuQ
奥さんの出てたCMって何?
実況板では知ってる人もいたようだけどわかんない。
こいつの映画4,5本見たけどまぁ驚くほど才能ないな
黒澤スレでも同じこと書いてたね。(今日の日付だけどIDを変えてるね)
構うな構うな 何年も前から同じことをやってる有名なキチガイだよ
930 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/14(木) 10:29:09 ID:gkEDXEbL
誰だよ
>>930 おまえだよ。TVタレントの映画のスレで信者ハケーン!wとか言ってろよ。
932 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/15(金) 07:38:39 ID:1oGrChm1
おれもこの人は才能があるのか無いのか未だに判別が付かない
まあ あるんだろうけどさ
鬼才扱い
イーストミーツウエスト
自分は結構面白かったんだけど 評価低いらしいね この作品
935 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/15(金) 19:22:34 ID:IFot34o2
喜八の積年の夢の実現作と思ってみるとつまらん。
喜八以外の監督が撮ってあの程度なら面白い映画。
真田裕之と竹中直人が良かった
937 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/07(土) 23:40:34 ID:mAg6ess7
う〜む
939 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 21:10:14 ID:KlpAdR3Y
ジェリー伊藤死んじゃった・・・・・・・
940 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/23(月) 21:47:54 ID:we1zlpFb
衛星映画劇場 日本のいちばん長い日
BS2 8月15日(水) 前0:40〜前3:18(14日深夜)
ハイビジョン金曜シネマ 激動の昭和史 沖縄決戦 1971年
BShi 8月17日(金) 後11:00〜前1:29
出来れば、沖縄決戦の方を先に放送し、その後に日本のを放送して欲しい。
942 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/29(日) 23:03:53 ID:KAJZjtmC0
日本のいちばん長い日
三船のハラキリシーンと黒沢のいっちゃった顔しか思い出せない・・・
あの時の黒沢がまだ23歳というのも驚きだが。
今、畑中の様な役を演じられる23位の俳優は居らんな。
944 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/11(土) 22:27:38 ID:9p59KgPh
初カキコ。 クライテリオン盤の「斬る」を購入して堪能しております。 黄門様いい味出してますね〜。 来月BSでも放送らしい。
945 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/12(日) 00:17:47 ID:lCCR3Hsu
暗黒街が見たい・・・・・・・・・orz
どぶ鼠作戦も見たい・・・・・・
946 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/14(火) 23:17:04 ID:xmbs++4w
日本のいちばん長い日age
947 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/15(水) 21:58:32 ID:YAwFsNnF
娘さん誕生日あげいやおめ
>>943 おれもそう思った。逝きっぷりは天本英世をも凌駕している。
ちなみに畑中が師団長の側近の首を一刀のもとに打ち落としたのは事実なんだろう。
「独立愚連隊」DVD見たけど
音質というか、台詞音がもの凄く聞き取りづらい・・・
衛星映画劇場 斬る 1968年・日本
BS2 9月7日(金) 後1:00〜後2:55
951 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/20(月) 11:54:12 ID:q82GU7h0
まだDVD化されてない喜八作品を早期DVD化させるには、
誰か有名所の監督が喜八作品をリメイクでもするのがいちばん
だと思うんだが、誰かやんないかなぁ〜。
952 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/29(水) 20:17:53 ID:ix/jrO0M
「斬る」「侍」「大菩薩峠」のDVDが11月23日に発売
953 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/29(水) 20:36:52 ID:HOtwLojP
>>952 次はどぶねずみ作戦と暗黒街シリーズを可及的速やかに出してほしい
個人的には暗黒街シリーズと地獄の饗宴をセットにしてBOXで発売して欲しかった。
>>952 ボックスはなしでばら売りだけかな?
「○○作戦」ものや「暗黒街」ものは、喜八監督作品だけでなく、
他監督の作品も一緒に発売してくれ。
956 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/31(金) 15:57:41 ID:ffq46CTF
「結婚のすべて」「ある日わたしは」「大学の山賊たち」が出る日は来ないのか?
>>956 「若い娘たち」「青葉繁れる」も足してくれ。
958 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/01(土) 23:18:35 ID:EP+PisrH
出るんか〜(涙)。「斬る」「大菩薩峠」はクライテリオン盤持ってるけど、
国内盤のジャケとか特典が楽しみだ〜。 KILL! KILL! KILL!
小学生の時、池袋文芸座でホモに
中学生の時は銀座ロキシーで痴女にいじられたが
もうすぐ四十郎の私は浅草ではそんな目にあったことはない。
頑張って観てきなさい。面白いから。
やばいのは浅草新劇場の方じゃなかったか。
リーサルウェポンに射撃練習場の的を人の顔の形に打ち抜くシーンがあるけど
独立愚連隊の影響かなw
>>962 本場アメリカの西部劇あたりに更なる元ネタがありそうじゃない?
964 :
962:2007/09/13(木) 12:47:56 ID:0fIjrV+q
>>963そうか西部劇にもありそうだなー
宮崎駿のアニメを見ると喜八監督の影響を受けていると思うんだけど
本人が公言している文章はあるかな
宮崎と喜八とどこら辺が似てる?
もののけ姫の牛追いのシーンは戦国野朗の影響か
>>964 「名探偵ホームズ」の劇場版でホームズが名乗るシーン。
著作権の関係で、ハッキリ「シャーロック・ホームズ」と言えないもんだから、苦し紛れに
「シャーベット・ホームズ」と音声を重ねてる。
岡本喜八の著書に「シャーベット・ホームズ」があるので、もしかしたら・・・
というのは多分気のせい。
「カリオストロの城」の展開が、東宝映画「大盗賊」に似てるんだけど、あれは谷口千吉の映画だから関係ないか。
968 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 00:32:12 ID:YQHHRkZX
そういやルパンは
喜八監督の「殺人狂時代」と脚本書いた「百発百中」と
坪島監督の「クレージーの怪盗ジバコ」から発想を得てると思う
殺人狂時代の脚本家がルパンの脚本家なんだよね
970 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 10:44:01 ID:wa+DSp0S
>>967 うん、気のせいだと思う。ホームズのパスティーシュというのは、それこそ何万とある。
シャーロック→シャーベットというもじりは誰でも一番最初に頭に浮かびそうなもの。
ちなみに、こんなスレッドがある。「貴方の好きなニセホームズを教えてください」
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1058586817/l50 >>968 コミガルな冒険活劇というのも山のようにある。宮崎駿の世代だと、岡本作品からの影響も受けているだろうけど、
ジュールス・ダッシンの「トプカピ」とかフィリップ・ド・ブドカの「リオの男」からの影響もあるだろうと思う。
自分が知っているものとだけ結び付けてしまうのはいけない。
>>969 「殺人狂時代」は、元々は日活で映画化されるはずだった企画。その脚本の山崎忠昭は、日活で鈴木清順一派だった人。
TVの「ルパン三世」は当初から、他にも大和屋竺など鈴木一派が脚本に参加しているし、一時期は鈴木自身が監修を務めていた。
というわけで、これも無関係だと思う。
971 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 10:57:46 ID:rtx53nRh
27
972 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 10:59:48 ID:rtx53nRh
28
973 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:00:58 ID:rtx53nRh
27
974 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:02:01 ID:rtx53nRh
26
975 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:02:50 ID:rtx53nRh
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976 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:05:34 ID:rtx53nRh
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977 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:06:07 ID:rtx53nRh
23
978 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:07:26 ID:rtx53nRh
22
979 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:08:19 ID:rtx53nRh
21
980 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:08:52 ID:rtx53nRh
20
981 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:09:51 ID:rtx53nRh
19
982 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 11:10:56 ID:rtx53nRh
18
983 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:26:07 ID:rtx53nRh
17
984 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:28:22 ID:rtx53nRh
16
985 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:46:11 ID:rtx53nRh
15
986 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:47:00 ID:rtx53nRh
14
987 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:47:54 ID:rtx53nRh
13
988 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:48:58 ID:rtx53nRh
12
989 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:49:30 ID:rtx53nRh
11
990 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:50:16 ID:rtx53nRh
10
991 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:51:53 ID:rtx53nRh
9
992 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 12:52:28 ID:rtx53nRh
8
993 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 13:08:22 ID:rtx53nRh
7
994 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 13:08:59 ID:rtx53nRh
6
995 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 13:09:39 ID:rtx53nRh
5
996 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 13:10:18 ID:rtx53nRh
4
997 :
970:2007/09/16(日) 13:10:45 ID:wa+DSp0S
何なんでしょ、これは。荒らし?
>>1さん、しばらくしてからスレッドpart3を立ててくださいな。
(自分はそういうをやったことがないから、やり方がわからない)
>>697を見て思い出したんで「シャーベット・ホームズ探偵団」を読み直しているところなんだけど、
これはまったくもって古典落語だね。
特に冒頭、状況説明が数行あった後にいきなりポーンッと台詞に入るという間合いの取り方は、
落語そのまんま。
それに、文章のリズムは、まるでジャズのようだ。
998 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 13:11:39 ID:rtx53nRh
3
999 :
970:2007/09/16(日) 13:11:53 ID:wa+DSp0S
1000 :
970:2007/09/16(日) 13:12:24 ID:wa+DSp0S
んじゃ、1000!ということで。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。