【吉田ｽﾚ別館】秋津温泉【新子ｻｰﾝ！】

吉田喜重の最高傑作とされる「秋津温泉」について思いっくそ

語ってくれ給え。

■□■吉田喜重について語ろう！■□■
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1072370457/l50

上記スレも、どうぞごひいきに。

さて・・・と。
この懐かし邦画板自体がとてもﾏﾀｰﾘしているところの様なので、
ﾕｸｰﾘと皆様と運営して行きたいと思います。４月１１日から始まるラピュタ
阿佐ヶ谷での上映でも「秋津温泉」がかかるようだし、この映画を初見の人
達の感想もこのスレで聞いてみたいもの。皆様どうぞ宜しくお願いします。

「ﾏﾀｰﾘ」ついでに聞きたいんだけれど、
大島監督、篠田監督の専門スレすらないのに吉田監督については
花束贈呈式を催したり、なぜこうもファンが熱いのでしょう？　

>>4
熱狂的なんでしょうねぇ・・・・。
ほら、吉田映画ってのは普通とっつきにくいんですけど、一回はまり
出したら止められない麻薬的な魅力があるんでしょうｗ

>>2さん、吉田スレのコピペ、有難う。

どういたしまして。
昨年かな、東京写真美術館で最新作の「鏡の女」がかかったとき、
夫婦連れだってわざわざ会場にお越しになられて、四方田さん
なんかと談笑してた姿を見かけたときには、さすがに「応援しなきゃ！」
って思ったよ。まぁ、それ以来ファンだけど。

全編を通じて、早春から春の印象が強烈だなあ。
ダンスホールは前作のタッチだったような。
以下、なつかしのシークエンスの羅列だあ。
秋津荘、お花見、夜の駅舎、
般若湯からの坂道、再びめぐる花の季節と鮮烈、河は流れる。

マターリなら、「ろくでなし」とかもありですかね。
故前田陽一との挿話とか、本当はスレ違いだろうけれど、
秋津にいたる吉田の心理プロセスも存外、大切だと思われ・・・。

>>8
そうなんですよ、“季節（春）”的なものもあって、「秋津温泉」単独で
スレをこの板に立てて見たわけですが。

基本は「秋津温泉」についてですが（スレタイ通り）、でもその辺は“自由”
にお願いします。

すごいファンタジーの世界だよな。ほんとに夢のような映画。

見るたびに陶酔してしまいます。

>>10
あっ。
どうも（＾＾
フェミニーナさんに早速書き込みしていただけたなんて光栄（＾＾

>>3
こういう情報本スレにも下さい｡お願いします｡

姉妹スレ

【ｱﾅﾀﾉｱｼﾆ】岡田茉莉子を崇めるスレ【ﾌﾏﾚﾀｲ!】
http://that.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1074326041/l50


どうぞ“茉莉”スレも御贔屓に。

　　

>>4
大島スレはあるがな。

【大島渚】
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1052622619/l50

日本映画の宝として1票

>14
ホントだ。
ゴメン。

ああ・・・・桜の季節だよ。
新子さーーーーーーーーん！！！

傑作だと

ええ。
傑作　です。
唯一の「万人が感動出来る」吉田喜重作品。

全部は見たことないのですが、忘れられない映画ですね。
最近カンヌ映画祭とかで日本映画が注目されてるけど、ただモノめずらしい
だけなんじゃないかと思うぐらい自分では日本映画はつまらないと思ってます。
こんな映画こそ、世界に出しても恥ずかしくないものじゃないのでしょうか？
外人から見たら日本情緒も楽しめますしね。

>19
「鏡の女たち」も一般受けしそうだよ

ええ。
もちろん私は「鏡の女たち」も大好きなんですが・・・・

DVD出ませんかね?

>>23
出たら買おうと思ってます。
・・・でも出ないなぁ〜

吉田監督の作品をＤＶＤ化してくれないかな。
少なくとも「樹氷のよろめき」までは松竹配給なんだし。松竹、出して
くんないかな。一般的にあんまり触れられていない事だが、吉田がこの
「秋津温泉」を頂点として「樹氷のよろめき」まで、１人の女優（＝岡田）
への飽くなき執念と狂気がかいま見えて大変興味深いものがある。　もし
彼（吉田監督）が“自己開示”型の映画監督であれば、きっとこの「秋津
温泉」のような判りやすい、普通に感動出来る映画を撮り続けていた事でしょう。

　

>>25
松竹は権利持ってないんじゃないの?

>>26
ああ・・・そうかも＿｜￣｜〇

阿佐ヶ谷、朝から満杯だったよ

『集金旅行』の頃に比べて顔のオバサン化が始まってしまっているように見える。

オバサン萌えａｇｅ！

ﾗﾋﾟｭﾀ阿佐ヶ谷に見に行った人、最終日に行くのだったらかなり早く行って
並ばないとだめですかね？

>>31
この前も満員になっていたからなあ。
「女の坂」だったかな。まして「秋津温泉」では…
スクリーンの真横でもいいから入れてくれって言えば入れてくれるみたいだけど。

やっぱり早く行った方がいいよ。
切符が整理券になっているから、並んでいる必要はない。
10分前に会場。切符の番号順。何時から売り出すのかはしらんが。

「秋津温泉」原作はまた違った良さがあるなあ。

「秋津温泉」はいつのプリントなんだろうね。
ムチャクチャ状態がいいね。

>>34
去年大阪で観た時もめちゃめちゃ綺麗でした（＾＾＊

茉莉スレからのコピペ(お知らせ）です


舞台挨拶のお知らせ

好評の『昭和の銀幕に輝くヒロイン　岡田茉莉子スペシャル』
5/29（土）「秋津温泉」に岡田茉莉子さんがご来館されます！
上映終了後に舞台挨拶を予定しておりますので、皆様ご期待下さい！

ラピュタ阿佐ケ谷

阿佐ヶ谷ａｇｅ！

今、このスレを挟んで長門裕之スレと岡田茉莉子スレが三つ並んでるw

>>38
・・・・目袋スレ・・・・・ｗ

ところでみなさん長門裕之じゃなくて、
芥川比呂志のやる「秋津温泉」って想像つきますか?

岡田茉莉子、長門裕之は両者実年齢二十代後半で演じてるわけですよね。
芥川比呂志は一回り以上年が離れているから、42歳。
冒頭大学出たばかりの頃から始めるのはちょっと無理がある。

まあ映画の上で若い頃に化けるのはよくあることだけど、
幾らなんでも岡田茉莉子と同年代の役は無理がありそう。
「熱愛者」なんて愛人だしね。

>>40
確かにねｗ

芥川さんじゃ、スマートでインテリで理性のある雰囲気だから、周作みたいな
駄目男は無理だったかも。その点、長門裕之は・・・・（以下略

そう。タイプも違うから全然違う話になっていたような気がする。
長門はダメダメのダメダメで、最後岡田を置いて帰ろうとするところなんか、
流石長門、って雰囲気なんだけど、芥川さんは理が立ちそうな気がする。
同じタイプでも森雅之ならなんとかなりそうだけど、これ又年齢が…

脚本はあんまり書き換えてないらしいけどねえ…

冒頭の列車のシーン、声と唇が全然合ってないよね。
なんか気になっちゃうんだよね、あそこ。

>>44
私もそう思いますたｗ

あれ気になるのは、
たぶんまだ観てる人も周作がどういう人間だか良く分からないから、
じっくり観察してるんだと思うだよね。
なのに周作も新たに登場したお民も全然唇が合ってない…

いつもこの映画をビデオで見る時、深酒しながら見る事にしてる。
俺様の新子（茉莉子）を長門周作が目茶目茶に蹂躙して行く様は怒りを通り越して
ひたすら悲しく、つらい。

>44-46
私も思った
古い映画だから私が見たプリントが悪かったの？って思ったけど、そうじゃなかったのね

反面教師だよな。女はこうあっちゃいけないという。
悲しい話としてこれはこれで受け止めるが、現実はこうであっては
いけないという俺にとっては問題作です。
俺はスカパーで録画したけどこれはDVDかLDで持つ価値ある一作とも思う。

芳村真理はカレン・ブラックに似てる

>>49
どこがこうではいけないと思いますか?

1. 親に反対されたなら駆け落ちするべきだった。
2. 親が死んでからあった時は既に結婚していた。
　　しかし妻/母から奪うべきだった。
3. 命を絶つべきではない。

が一般的に考えられますが、1.は現代の感覚ですね。
成瀬巳喜男の一人目の妻、千葉早智子は、
下町育ちの成瀬といいところ育ちの母の折り合いがつかず、
母にどちらを取るのかと迫られて、母親を取ったそうです。→離婚

私は3.はもはや仕方のないことで、2.を取るべきだったと思います。
2.の途中、もう旅館しかないと思い旅館をやっていこうとしたわけですが、
それに失敗し、もう自分には何も残ってないこと、
周作の様に変わる事に対する拒絶から死を…

やっぱり仕方ないんじゃないですかねえ。

>>50
確かに…

== 以下は監督の製作意図、言わばネタばれなので観てない人は注意 ==

ところでみなさん吉田喜重の解説を読んだのが先か、
それとも映画を観たのが先かどっちですか?

僕は映画を先に観ました。
その後吉田喜重の製作意図を聞いてびっくりしました。

初登場の様子をみると
一番現代っ子だと思われた新子が戦後の移り変わりに取り残され、
戦争中はすっかり時代に染まりつつも、(お国の役に立てないことを悩んでいる)
体の事情から時代に取り残された周作が、
うまく時代とともに流れている、それはもちろん分かりましたが、
戦後総括の意味合いが込められているとは理解できませんでした。

そんなことをノウノウという吉田喜重はやっぱり気違いじゃないかなと思いました。

つーか新子さんは周作みたいな男と付き合っちゃいかんよ。。。。
しかも長門周作。。。。ｗ

けど、当時若い男は少ないし、
しかも秋津で、横浜に住んでいたことのある新子と話の会う男というのも…

駅を出て、旅館に自分から手を引っ張っていって入るところは好きですね。

>旅館に自分から手を引っ張っていって


私もあのシーン凄い好きｗ
旅館入ったあとも新子が煙草吸いながら苦笑い（泣いてる？）する時の
表情なんか素晴らしいです。。。。同年代の他の女優さんではちょっと（ｒｙ

>僕は映画を先に観ました。
その後吉田喜重の製作意図を聞いてびっくりしました。

私も同じく・・・そうですｗ
のちに一般的（・・・かな？）に言われてる「戦後の挫折」・・・と
言われたらそうかなぁ・・と漠然と考えてたくらいで、去年吉田監督の
舞台挨拶で「実は『秋津温泉』で意図したのは・・・・・です。」と
聞いた時、正直「えええええぇええええええぇ？！」と思いますた。

>やっぱり気違いじゃないかなと思いました

微妙にスレ違いネタですまないけどこの間、「野獣死すべし」を見てて
松田優作演じる狂気に満ちた主人公・伊達の雰囲気がなんとなく吉田監督
とダブるものがありました。吉田監督は後年「嵐が丘」で松田優作を主演で
使ったりしてるわけで・・・・・納得ですｗｗ

たばこ吸うのうまいね。秋津は特に。
たぶん、後ろから撮るのが効いているんだろうね。

「後悔したりとか、〜(忘れた)とかしないと思っていたけど、
することになっちゃった」っていうところも。

それが最後の秋津荘の離れでは全ての動作が悪い。
こういうところの演技、演出は流石細かいね。

>>49
>>51
ま、男もああいう風じゃ駄目だよな。。。。
ほんに醜い限り。
また旅館のシーンの話しになるけど、周作が新子の様子を伺いながら
口をすぼめて煙草の煙で輪っかを作ってるシーンなどムラムラと周作に憎しみ
（嫉妬？！）がﾑﾗﾑﾗと湧き上がってしまう漏れなわけで。。。。

dameotoko - story

あげ！

目袋関係スレ浮上

喜重全作品DVD化だそうだけど、来年あたりかな・・・

だな。

最高傑作「血は乾いている」も遂にＤＶＤになるのでちゅか？
あれは凄い。佐田啓二にあんな役やらせるのが凄い。
吉田映画の男のダメっぷりは時代を超越して、今見ても全然古さを感じない。
もし再映画化するんなら稲垣吾郎あたりにやってほすい。

佐田啓二は演技に熱が入るとセリフがたどたどしくなるなど、
役者としては今一歩だと思うが、いくらなんでも稲垣吾郎はないだろ…

何だ。ポレポレ「王貞治物語」やんねーのか。
吉田喜重特集にフィルム貸すの渋ったかな＞黄泉売虚塵軍。
ますます終わってるな。とっとと潰せよ、あんな糞チーム。

>>66
禿堂。
とっとと芯でほすいですね・・・ナベ常。

>>65
発想としては良いもの持ってますよ、>>64は。
確かに稲垣吾郎の駄目男ぶりはハマると思いますね。
まあ、佐田さんと比べると・・（以下自粛）・・ですけどね。

新スレ、出来ますた。

■□■吉田喜重・変貌の倫理【part2】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1095520079/l50

新子さん、こっちへ来て一緒に入らないかい？ｗ

￣￣￣￣￣￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　∬　　　　　　　∬
　　　　　　　　｡。･･･ ∧乙∧･･｡｡。∬
　　　　　ｏ0oﾟﾟ　　　（　・∀・）　　　ﾟﾟoo
　　　　｡oO　　 （ (( ー----‐ )) ）　　O0ｏ
　　　(~~)ヽ　　　　　　　　　　　　　(´^ヽＯ,
　　（⌒ヽ　　　　　　　　　　 　 （⌒)(ﾞﾞﾞ)~
　　　/~ﾞﾞヾ⌒`ゝ-（~´`(⌒(⌒~ヽ~　~~　　､､β ｼﾞｰｼﾞｰ､
　　　ゝｰ ′　'"　　　　　　``"　　　　　　　¨^^
　　　　　　､i,,　　　　　　``′　　　　""

「秋津温泉」ＢＳで近々放送するらしいのであげておこう。

松竹からDVDBOXで出るらしいけど単品では出ないのかな・・・

秋津温泉くらいは単品で出してくれたっていいじゃんねぇ

今日放映ですね〜

>>73
そうでしよ〜
>>72
ですよねえ〜

観た。普通のメロドラマだな。
岡田と画の力でなんとか見れたけど話はマッタリしてて邦画って感じ。
邦画はこの頃からほとんど進化してないどころか退化してるのは良くわかった。

>>75
ゆうべ、ラストシーンだけ見返したが、恐るべきメロドラマの傑作だと思うが？　最初から
すべて見直さなかったことを後悔した。
俗世を生きる長門は堕落し、隠れ里のような温泉町に暮らす岡田も、生活の現実にやつれていく。
これは戦中戦後を生きた日本人へのレクイエムだね。

退化というか、セカチューだかいま会いだか知らないが、日本映画も甘ったるくなった
もんだよな。泣ければ何でもいいのかよ。観てないし観る気も無いけど。

>>76にはげどー。

なんか成瀬の「浮雲」とそっくりだったな。

>>76
レクイエムったって吉田喜重も岡田も長生きして現役バリバリだからね。
人の死を肴に生きてる人間の為の娯楽なんだからメロドラマその物だよ。
誠実さという点でもセカチュウと大差はない。

吉田喜重の映画で最後まで寝ずに見られたのはコレだけ

「血は渇いてる」「嵐を呼ぶ十八人」辺りも大丈夫じゃないかと。

>>79
それは生きているのは当然でしょうw　死ぬわけがない。映画なんかそんなもの、と
醒めて仰っているのでしょうが。

長門がそのまま見送られて、新子が自殺するのに気付かなかったほうか印象的だっただろうに…

昨日の「秋津温泉」と違って、「鏡の女たち」実況ほとんど人いなかったな。
さすがに岡田茉莉子ファンは皆無だった。

インタビューを見て、吉田監督と岡田茉莉子っていい夫婦だなと。
お互いの才能を認め、称え合っている感じ。
岡田の監督を見る目が、なんとも愛情を感じさせる。

>>84はスルー

>>85
ほほう

【注意！】
全くの嘘レスを悪意で書き込んでいる粘着野郎が1人居ます。
皆さん、内容にお気をつけ下さい！！

えー何でー（;´Д｀）
俺、両方の映画の実況板に居てそう思っただけなんだけど。吉田喜重スレも今日初めて来たし
画面から監督の茉莉子 愛は感じたよ

>>89
ここもそうだけど、何処に行っても特定のスレ荒らしてる馬鹿が居るんだ。
ここもそうだし、懐かし邦画板には沢山そういうスレがあるみたいだし。
84のレスを読んで、「ああ・・またかｗ」、そう思っただけ。　「初めて来た」
なんて匿名掲示板で信用されると思ってんの？言われるのが嫌ならコテを付ける
ことをお勧めする。

>>90
ちとくどい(w

>>91
ですか（ｗ

でもその荒らしのお陰（？）で私はすっかり懐かし邦画板には来なくなったわ。
今日は来てるんだけどさ（ｗ

昨日と違って、今日の映画１００レスもなかったから思わず愚痴ったんだよ。
映画作品板見たら、荒らしっぽいのいて そういうことかって分かったけど、
いちげんさん に厳しいスレってどうかと思うよ

下のスレのID:3hxr8Jrrが俺な。信用してくれなくていいけど。
BSで吉田映画終わったし、俺もう来ないんじゃないかなぁ

BS-2 映画専用実況スレ★64
http://live15.2ch.net/test/read.cgi/livebs/1101399798/

>>93
うーむ。匿名掲示板なんで難しいところですね。
確かにこのスレは前から粘着して悪質なレスを書き込んでいる香具師が
居るからね。昨日の「秋津温泉」の時も来てた。実況まで来なくてもいいのにｗ

まあ、気に障ったなら素直に謝りますわ。　ごめんのう。

BSで吉田映画、まだまだ続くけど？（１２月もあるでしょーが。

ちなみに今日の「鏡の女たち」の実況、俺も行ってないわ。
すっかり時間を忘れてますた・・・（ハア。

>>93
皆、金曜の晩は忙しいのかも。

喜重スレの続きをこっちに。

最後、岡田が長門の言葉が耳に入らずに、
道の先を見つめていますが、そこで焦点の合っていないのは、
自分の先行がまるで分からないことのメタファーなんでしょう。

かなり恥ずかしいコテコテの解釈ですが、
たぶんこういうことをあちこちにちりばめてあるんだと思います。

>>94
あー別に気にさわってないんでええよ。
実況板はみんな何考えてるか分かったり解説してくれたりして、便利でちょくちょくと。
「秋津温泉」の時はディープなファンが多くて勉強になった。
また監督の映画見たら、ここ覗くかもですよ。　でわ

>>96
なるほろ。
確かに吉田監督の作品はあちこちに伏線を張ってますね、それが何回も
観てしまう元になってます、私。

>>97
うん。またおいでよ（ｗ
何処に住んでのか知らんけど、良かったら大阪・第七芸術劇場の喜重特集も
来いよ。　俺は行くが。

そして１００

ほほう

第七芸術劇場での特集
トークショウにサイン会と、夫婦で出すぎなんじゃないの？
特集のために大阪滞在なのね

>>83
そうするとあまりに美しすぎる死だな。
観ている観客にもっと情念をぶちまけたかったんだろう。
おまえらどうするよって感じで。

美しすぎるというより孤独な死。

どちらかというと新子は触媒に過ぎなくて、
周作の生き方が問われているわけだから、
自分のだらしなさに慟哭するラストシーンは必要。

もちろんただ待つだけだった新子も
批判的にかつ好意的に描かれているわけだが。

慟哭したとしても、いまさら周作は生き方を変える気力があるのかどうか疑問。

映画自体が戦後の軽薄な周作的日本人に対する批判だからな。
今となっては周作のような人間だらけで何を失ったかもわからんわけだが。

周作は長門裕之で（結果としてだが）大正解だったと思う
芥川ならいちいちくどい大芝居をやって観る気を削いでいたんじゃないかと
長門だと軽くかつ滑稽にやるから周作の「軽薄さ」がよく出ている
でも音楽はくどかったなぁ
メロドラマだからしょうがないのか

大芝居はやらないと思うけど、
(例えば「〓東綺譚」や「熱愛者」でもそうではないから)
何か考えがありそうな感じだよね、芥川比呂志の場合。

長門は日本侠客伝シリーズでも弱くてだらしない、
しかしそれに自覚がある人間を専門に引き受けてるもんね。
何やっても長門以外に考えられない雰囲気出す役者だし、
地でも暴露本騒動とこの役を敷衍した活動を…(w

ギリギリで長門に感情移入できる按配が良いかも。
新子、重いもん。今の感覚だとね。美人だからまだいいけど。

新子は明らかに自爆してるわな。
だらしない周作だけに新子が飛び出していけば、
妻子は捨てて新子に走るはずだが。

けど「私にはこれ以上出来ない」って言っているシーンのうなじはいいね。
あのシーンの撮影、照明、演技は神憑り的によい。

そういう時代じゃないんだろう。わからんけど。
駆け落ちより心中をするのがこの時代のありかたなのかも。

しかし、1962年の撮影の水準が今より上ってのはどうなんだろう。
今はあえて粗野に撮ってるのかね？

>>112
時代が変わればフィルムの性能も変わる。かつてのような色はかえって巧く出ない。単純に、
今は現場にカネと時間が無いので、出来ることが限られてくるせいもあるらしい。

r

作家志望ってどうしてこう……

age

age

この映画の温泉には目袋が成長するという効能がありそうだな。
主役が二人とも今はあれだし。

この映画ってヌーベルバークなの？

http://www3.tokai.or.jp/nimi.net/er3.htm

秋津温泉 １９６２年
NHK-BS2
11月9日(水) 後1:00〜2:53

長門裕之が撮影当時で２７、８歳。今の２８歳の俳優で
この役出来る俳優は残念ながら皆無。

今の２８歳と言や１９７７年生まれか。今の２８歳にこういう
感性の人間はまず居ないし不可能っていう事だけ言っておこう。
こういう映画、役を演じられる男は。

殿山泰司が、1962年に主演男優賞を二つとって、
受賞岩井の飲み会やってんだけど、そこに長門裕之が呼ばれているなあ。
仲よかったのかな。

で、「秋津温泉」の岡田茉莉子も当然主演女優賞を貰っていて、
そのパーティの中の20人くらいに殿山泰司も呼ばれていた。
「三文役者の無責任放言録」に面白おかしく書いてある。

（前略）
　茉莉ちゃんはウイスキイもあるのよと言ってくれたけど俺は日本酒で我慢してやった。
その代り茉莉ちゃんの身体を時々さわってやった。どうせ隣りに座ってるんだから
さわりどくである。誰に遠慮がいるものか。
(後略)

↑
（後略）のあとをキボン

こういう、くっついたり離れたりの映画観てると
「コイツらアホか」と思わずにはいられない。

色恋モノって、傍から観るとホントにアホ（特に不倫モノ）。

今度あさって９日にやるよ。秋津。

原作読んだけど超つまんなかった。薄いんだけどなかなか読み終わらない。気力が
わいてこなかった・・・映画のほうが数倍面白いね。まあ、ほとんど違う話になってるけど。

松竹110年記念でやるみたい。
http://www.shochiku.co.jp/110/films/index.html

>>121
> 秋津温泉 １９６２年
> NHK-BS2
> 11月9日(水) 後1:00〜2:53

http://www.nhk.or.jp/bs/navi/movie_td.html

この映画ルイ・マルの「恋人たち」の音楽の使い方に似ているね。

確かに。

ポレポレいってますか
http://www.mmjp.or.jp/pole2/

DVDではじめて見たけど、名作の名に偽り無し。
ただ一点だけ良くなかったのは、都会で堕落した長門が
「秋津、またしても秋津か」と一人ごちるシーン。
心象表現は台詞にせずナレーションにすべきだったね。

長門は巧いけど、ちょっと臭くなることがあるからね。
もちろん、この映画にはとても合っていたけれど。

芥川比呂志版も見てみたい気がするけど、全然違う映画になるだろうな。

>119
この映画ってヌーベルバークなの？

岡田茉莉子100本記念映画っちゅーことで、岡田本人の企画を松竹が
通してくれた作品で、彼女が吉田を監督に選んだ訳だから、吉田本人
が撮りたかった映画ではなく、だから良い映画になったともいえるが、
ヌーベルバーグではないよな。

ポレポレ ３０日に行くつもりだったが、行けてないなぁ。

さて、いつ行くとするかな。。

ところでポレポレの入りはどうなの？

土日やトークショウの時はやっぱり混んでるかな。
夫妻は頻繁に顔を出してるようで、先週の吉田＆青山真治のトークの際も
茉莉子さんは客席で見てたが、最後には吉田監督に呼ばれて
挨拶してくれた。

報告thanks。
私も行かねばならんのぅ。

あげ。

結局ポレポレ行けなかったな。残念。映画板の吉田スレも放置しすぎでｄａｔ落ちてしまったし、ポレポレへ行かれた方、是非ともこちらへ書き込んで欲しいなあ。

こんなスレあったのか
みんな「ＢＩＧ−１物語」観た？
冒頭 家から出てくる王さんを車の車内のフロントガラス越しからキャメラが捉える
あ〜吉田喜重だと思いました

吉田作品は映像にからみあふ音楽の趣味がいいですねえ．
秋津温泉の林光さんのはちょっと古めかしくて，俺にはいまいちですが
「幕末に生きる　中岡慎太郎」の沢井一恵とか「さらば夏の光」の一柳慧とか，好き．

祭りの後みたいだが 今年は「美の美」や
京都造形芸術大学での特集http://www.geocities.jp/positionwest3/04_jyouei/index.htm
もあるのでまだまだ続きます

http://that4.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1145710614/l50

こっちで「日本脱出」について語ろう。
この秋津っていうのもツタヤにあったから借りようかな

秋津は日本映画専門ちゃんねるでやる。

ツタヤで借りた

長門＝サザンの桑田

http://www.eigeki.co.jp/eigeki/timetable?action=viewProgramFrame&viewType=prgDetail&calType=2&ch_cd=1&oa_prg_frm_cd=306040418561307871

シネマ紀行 秋津温泉
1996年
15分
カラー
吉田喜重監督「秋津温泉」の舞台となった岡山県・秋津を訪ねる。
06月 3(土) 10:00 7(水) 08:30 10(土) 21:15 11(日) 20:45 13(火) 06:45 16(金) 16:45

保守

どこが名作なの？？
映像（紅葉）がきれいなのは認めるがそれだけ・・ふん

>>150
【君はъака】＼_(･ω･`)ｺｺ重要！

桜だってきれいだろ？

長門じゃなくて二枚目スターにやってほしかった。
あの長門を想い続けるなんて不自然すぎる。

あれは長門だからリアルなんだよ。
どうしようもない駄目男だけど離れられない所が。

芥川じゃ別の話になっちゃうよな、今となっては。

http://www.sainet.or.jp/~kuroda/ryokou-24.htm

21世紀の今観ると
ダラダラとなげー映画だ

昨日見たがよかった。
恋愛映画でこれほど感動したのは「乱れ雲」以来。
やっぱり恋愛ものは音楽がよくなければいけないね。

おっと上げておく

映画観てから
原作読んだら
あまりにも内容が違うことに絶句
「雪国」の世界観に「伊豆の踊り子」の語り手が入ったみたいな話じゃないですか
これを自分メインの企画にしちゃった岡田さん・・・たくましい

構成の改変は喜重の案だけどね。
監督を受ける条件として自由な改変を。原作者とは自分で交渉。
ただ企画自体は岡田茉莉子だから、
新子がかなり大きく取り上げられるのは確定だろうね、
いちいちそんなことを条件として挙げなくても。

今週ラピュタモーニングショーで「ろくでなし」をやってます。

やっぱオラには浮雲のほうが数段上に評価してしまう
なんかなあ、時間が主人公ってのあるべ
秋津は少ししか流れた感じがしないんだよな
両方とも男が、死んだ女のソバで泣くけど、
浮雲のオヤジのむせび泣きにはかなわんなあ
比較してもしゃーないけど

日本一の映画と、
数段しか変わらないのなら大したもんですよ。

桜むつ子の登場箇所がさっぱり判らん...orz

「君の名は」タイプのすれ違いメロドラマはあまり好きではないけど、
「秋津温泉」の精神的にすれ違っていくドラマは好きです。
ところで、この映画ってジャンルとしてはメロドラマなのかな？？？
決してメロドラマを馬鹿にするわけではないけど、もっと上の、品のある映画だと思う。

ラスト近くの、河原の足場の悪いところを長門さんが岡田さんを抱きかかえて歩くシーン、大変だっただろうな…。
そのシーンの移動撮影も、散っていく桜吹雪もきれいでした。劇場で見たいシーンです。

この映画のサントラ盤はでてないのでしょうか。
自分が持っている「日本映画をディスクで」というＬＰの中に、
この「秋津温泉」の音楽が入っていて気に入ったのですが、サントラでないので…。

ないです。
林光さんの映画音楽集にメインテーマが入ってるだけです。
変奏したのは残ってないはず。

それからメロドラマに対する偏見を打ち崩してくれた作品と考えてはどうでしょうか?

> 『乗馬クラブ教え子触った容疑で関西学院大学 馬術部 元監督を逮捕』　　　読売新聞2007年8月17日朝刊
>
> 教え子の女性（22）の体を触ったとして、兵庫署は8月16日、
> 神戸市西区の神戸ファミリー乗馬クラブインストラクター／関西学院大学 馬術部 元監督　　福井利夫容疑者（59）
> を強制わいせつ容疑で逮捕した。福井容疑者は『合意があった』と否認している。
> 調べでは、福井容疑者は5月29日、乗馬インストラクターを目指して同クラブに週2回通っていた女性を自宅に誘い、
> 約15分間にわたって無理矢理体を触るなどした疑い。


> いっつも元監督は学生らを家に招きご飯を食わしてあげてたらしい。
> だからその研修生も疑わずに行ったんだろうがかわいそうな話。


> 判決、懲役2年6ヶ月 執行猶予4年


> 関学馬術部元監督による強制猥褻の被害者の女の子は、関学のせいで引退
> 関学馬術部は、被害者の女の子がかつて夢に向かって頑張っていたクラブ（ORA=大阪乗馬）で群れてノウノウと試合　 下記参照↓
>
> > みんな関学　/　2008年06月09日(月)
> > 先日、ＯＲＡの試合の使役に行ってきました。そこで感じたのが、「関学多い！」ということです
> > まず審判長が新子顧問、競技会開催のえらい人も関学ＯＢの方、
> > ＯＲＡで働いていらっしゃる方も関学ＯＢの方、
> > 試合に出られている関学ＯＧの方、馬付きをされている関学ＯＧの方とも出会いました。
> > みんな関学やぁと嬉しくなり、また関学の歴史を感じました。


> 関西学院大学体育会馬術部がどれだけ誠実かに注目していたが、誠実な対応を見ることは何もなかった。


> 被害者の女性は、馬術部部員と同い年の女性だというのに。
> 人間としての共感性に乏しい人たちばかりなのでしょう、関西学院大学馬術部は。

アメリカでは An Affair at Akitsu ってタイトルだった頃があるのかな?
http://www.umich.edu/~iinet/cjs/events/okada_yoshida.html

落ちそうなんでageとく

http://www.centrepompidou.fr/Pompidou/Manifs.nsf/0/F4E1AC8A81424BC4C12573EE0033BA33?OpenDocument&sessionM=&L=1&view=