いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
過去ログは
>>2-3にて。
夕霧は、塗込で落葉の宮をレイープしたのだが
あんなとこ板張りだから、ハアッハアしてる夕霧はいいとして
落葉の宮は痛かっただろうな。
あんだけ衣装を着こんでて痛いわけないじゃん
この時代の貴族は脱いだ衣装を布団にして寝てたでしょ
えっ、じゃあ精○がついちゃった着物とかそのまま着てたのかな?
>>6 強烈な臭いを隠すためにお香を死ぬほどたくんだぜ?
日本人は比較的きれい好きな民族だが、それでも昔は毎日風呂とかシャワーなんて不可能
いくらなんでも、布団に比べたら着物は薄いだろ!
夕霧も最初に強引にレイープした後は
ちゃんとタタミの上でやっただろうが
なんだこの流れw
まあ、夏だから…
薄いは薄いが、何枚も着重ねてるから
現在の感覚で言うと、山積みにした洗濯物の上にいるようなもの
フローリングの上で布団無しだって
シーツだのタオルだのシャツだの重なってたら痛くないだろ
あと、塗籠の中にも円座の一枚ぐらいあると思うんだ
女は男より本質的にスケベだ
知らぬ存ぜぬで興味ないような顔してても、
頭の中は夕霧以上にドロドロ
落葉宮も例外ではない
>>12 葵や女三宮なんかはそんなにスケベじゃないと思うが。
源氏とすれば正妻があんまり性に興味ないのが切なかったかも・・・
ほとんどの人にとってはなかなか理解できない事実だろうけど、
そもそも恋愛やSEXというものにそれほど関心を示さない人も世の中には多いんだよ
誰かが誰かを好きになる恋という病は、みんながかかる可能性は高いけど、
みんながハマルものではないんだよ
ごく一部の恋愛依存症な人々がクローズアップされてるだけで、実態は人それぞれ
結婚依存症・自動車依存症・アルコール依存症・マイホーム依存症・煙草依存症・ギャンブル依存症・仕事依存症…
男ってホントにSEXの話が好きだね。頭にそれしか無い感じ。
好き者が好意的な呼称となっていたのも
男主導の価値観であればこそだなw
>>1 乙
スレ立てした人を労うこともなく下世話な話を続けていることに呆れた・・・
このスレも随分マナーが悪くなったね
>>1 乙
>>12 葵や三宮が性テクニック上手くても
源氏の女遍歴は変わらないだろーなー
藤壺至上主義である以上
>>17 つ夏休み
>>1 乙。
>>11 一日中板の間に正座しているのはかなりつらい。
貴人は自分が座るところに必ず畳を敷く。
というわけで、落葉宮は塗りごめにこもった際
女房に畳を持ってこさせていたのではなかろうか。
そいうわけで一件落着?
>>1 乙
強い後ろ盾のいない親王、内親王は可哀相だね。
落葉宮なんか、いとこの大和の守に「世話できない」と言われて半分迷惑そうだったし。
朝顔は後ろ盾いなくても独身を貫けたのは何故だろう。
>>17 つ自宅待機
正座をするようになったのは室町時代くらいじゃないの?
斎宮としての実績、あと、父宮の桃は亡くなるまでに相当の財産を残してくれたとか?
で五の宮も一緒にくっついてくれてるし。
あの時代なら脇息に寄っかかってただろうから、くつろぐ時に正座はないな。
正式なイベントの時ぐらい?
朝顔には父母から受け継いだ財産があったんだろうね。
五の宮も多分、二品くらいの位があって、食うには困らなかったんじゃないかな。
ところで、あさきには源氏の手跡評論って出てきてたっけ。
六条、朧月夜、紫が3名人、というやつ。
比較対象として秋好と藤壺が出てくるんだけど、秋好は優美だけど趣に乏しく、
藤壺は上品だけど弱弱しかった、というのなんだけど。
源氏、青海波を舞った時に藤壺の手紙を「美しいお手蹟!」と言ってたくせに
よく観察してんな〜と思った。
親王・内親王って出費も多かったからね
格式を保つためにはそれ相応のお金が必要だった
○品に対して与えられる位田や位封だけでは足りないから、
中務卿・式部卿・兵部卿や常陸/上野/伊予の親王任国の官位にも付いて、
職田・職封まで入れないと暮らしていけなかった・・・肩書きだけで実務はほとんどしないけど
職官に付かず、妻も亡くなって実家からの支えがなければ八の宮の貧乏生活
斎院・斎宮は裕福な生活してたよ
伊勢斎宮は今上帝が辞めるか急死でもしない限り戻ってこられないけど、
賀茂斎院は都に近くて帝が退位しても続ける人がいたし、
彼女らの生活から従者やお給金まで、すべて天皇家の予算で支払われていた
一度就任すると、基本的には結婚は許されないけど、辞め無い限り生活に困ることはなかったし、
辞めても相応の収入が担保されたり、良縁に恵まれるなどよい生活
不幸だったのは歴史上でも当子内親王1人か
斎宮の宮って都ほどではないが壮大な規模の都で、従者だけで500人はいたと思う
格式的には加茂斎院>伊勢斎宮で、いずれも内親王(女王以上)が就任する慣例
とくに加茂斎院は身分の高いことも要求された
朝顔のパパは式部卿宮だから、中務卿宮と並んで親王のトップ(二品は確定)
源氏自身が達筆だからか
スペックだけで見れば、六条御息所が源氏物語に登場するすべての女人の頂点
紫は源氏が教えたから巧いんだろうな・・・・朧月夜はよくわからないけど存在自体がエロイ
おっと、親王任国は常陸/上総/上野
>>21 院政期成立の源氏物語絵巻ですでに女性は正座をしているよ。
平安時代初期の木像でも女性は正座。
男性は足を丸くしてかかとを合わせて座るのが
正式だったみたいだけどね。
>>27 >男性は足を丸くしてかかとを合わせて座るのが
すんごい安定悪そうだな、それw
年取って太ったら立ち上がるときひっくり返りそうだ
それを防止するための下襲の裾だったりしてw
>>25 突っ込みどころ満載だが・・・
伊勢斎宮は天皇の代かわり・父母が死亡した場合の喪・
本人の病気などによって退下ができた。
他に男との密通の噂が流れて退下した例も。
賀茂斎院は伊勢斎宮よりやや身分が高い例が結果的に多いというだけで
卜定の条件は同じ。
朝顔が独身でいられたのは本人の意思が固さや女五の宮と同居できてた事と、
源氏が実力行使して結婚する気にならなかった等の要因が重なったからじゃないかな
桃園式部卿の宮が亡くなった後は朝顔は異母兄弟たちとも縁遠く、家計は苦しくなってしまったから
桃園の宮の女房たちは源氏との結婚を望んでた
もし源氏が女房たちと示し合わせて朝顔の寝室に入ってたら、
独身主義の朝顔でもあきらめて結婚してたろうね
本気で正妻として迎え入れるなら、源氏でも無理強いは出来ないよ。
軽々しく見ているなら、源氏はごり押しするだろうけれども。
父宮は生前、朝顔と源氏との縁が深まる事を期待していたという話を含めて、
朝顔の保護者代わりの女五宮は結婚を承諾してくれたけれども、
朝顔本人からも承諾を得たいというのは、それだけ源氏が朝顔を重んじていた証拠。
前斎院を無理矢理手込めにするよりも、順序立てた方が前斎院の配偶者候補として
相応しい行為だから。
だからこそ、世間からは源氏の内縁の妻のように思われていた
紫が不快に思ったのだけど。
>>31 夕霧にごり押しされた落葉宮は
それだけ軽く見られていたということか・・・
朝顔は、妻とするのにまず本人の意思を尊重した。
紫は本人の意思など無関係、か。(そもそも拉致だし)
やっぱりバックボーンがない女は悲惨だよね。
>>33 朝顔の場合は父親が朝顔の意志を尊重していたことも大きい。
父親が源氏を婿に決めてしまったら、いくら朝顔とて抗うすべ無し。
明石姫君だって入内する為だけに育てられ、
成人して「入内はいや!」といったって許されるわけがない。
>>32 夕霧にとって、惚れた女がたまたま内親王だった+結婚を反対する肉親はいない
+女二宮は意志が強い性格+夕霧が不器用な性格=女二宮強制連行ではないかと。
源氏の朝顔への求愛は欲情からというよりも、惚れた女が侘びしい生活をしている
+博愛精神により、朝顔を後見したい→手っ取り早く世間が納得するのは婚姻だね♪
−(天皇家の神事を勤めた)前斎院を軽んじると世間が五月蝿い−朝顔も意思を曲げない性格
−紫上が不安に思っている=朝顔への求愛はやーめた という感じだったのかもね。
源氏は紫上の機嫌をそこまで気にしてないと思う
どうせ衣食住まるごと世話になっている紫上が折れざるをえないんだし
最後の最後で源氏頼りだからこそ紫上はあんなにも不安に怯えなきゃいけないわけだし
あさきでは何故か朝顔までが紫上を気遣ってあげてるけどね
源氏だったらどんな手を使って落葉宮を自分のものにするんだろう。
その日にレイプ
若い頃の源氏なら落葉宮を口説いてとにかく身体の関係持つ
未亡人の内親王相手に一夜の恋じゃすまないから、
事後承諾で一条御息所に話をつけて結婚パターンかな
中年の源氏だったら相手が折れるのを待ちそうな感じ
夕霧みたく「男知ってるんだからいいじゃん」的なことは
源氏は絶対言わないな
「あなたとの運命を感じます」とか言うのかね?
源氏もかなり強引な時多いぞ。
あの台詞は最低だった
お前何様だよと
源氏と頭の君は「恋愛の達人」なのに、息子たちはその才能を受け継ぐことはできなかったね。
>>35 そんな単純な話じゃないだろ。
桃園式部卿の本命ははじめから源氏であったっぽい。
しかし、源氏が12歳で元服した際、桐壺帝は異母弟桃園式部卿よりも
ともに育った同母妹大宮に源氏を預けたほうが安心だということで
大宮の産んだ葵を源氏の正室に決めた。
葵が生きている間には桃園式部卿も五の宮も姉の大宮を憚って
朝顔を源氏に嫁がせることができなかった。
そうこうしているうちに桐壺帝が退位、朱雀帝が即位して
朝顔は賀茂斎院に任じられ、処女であることを強いられた。
朱雀帝が退位し、朝顔が賀茂斎院を退いた時、すでに源氏も朝顔も30代。
今更新しいところへ飛び込むよりもお互いこれまで通り仲の良いお友達でいましょうという
大人の友情を取った気がするんだよね。
逆にもっと若いころであれば、朝顔は源氏のもとへ飛び込んだ可能性はあると思うよ。
朝顔自身は明らかに源氏に好意をもっていたしね。
>>32 女房達も、生活のために再婚を望んでいそうだったけど、
そもそも独身を貫いていても、内親王としての対面を保てたのかな>落葉
内親王といっても、お世話する外戚が受領層だと、名門家の夕霧も
軽く見ていたのかもしれんが。
落葉も独身貫こうとまでは思ってなかったんじゃないか。
ただ夫柏木の死後しばらくは気持ちの整理したかったとは思う。
夕霧の誘いも、もうちょっと時間経ってからなら結構乗り気だったかもしれん。
ただ夕霧のあの台詞で落葉の完全に気持ちが硬化したっぽい。
頭の中将と関係した女性って
北の方
夕顔
雲居母
近江母
源典侍
女房とか除くとこれだけ?
夕霧は落葉の宮をレイープしたときは、萌えまくってやりまくっただろうな。。。
一晩に何度も宮様を。。。。あーーーーー!
>>47 子供が十何人いるんだからもっといるんでは?
>>45 一条御息所は内親王は未婚でいたほうがいいという考えの人だったし、
落葉宮自身も当初は同様の考えであって不思議はない。
思いがけず父朱雀院の意向で柏木という夫を迎えたが
夫が若くして亡くなるという不幸にあい、
もう結婚はいいと思っていたんじゃなかったっけ?
原作では落葉宮は柏木に惚れまくっていて憔悴はただならぬ様子だったし、
そのまま夫の位牌とともに細々生きていこうと思っていたっぽい。
母御息所も嘆いていたけど、平安時代においても、下々の女ならともかく、
内親王が二夫にまみえるというのはあまり名誉なことではなかった。
母の身分に応じて引き立ててやっていたそうだから。
どれくらいまで昇進したかは知らないけど。
息子は多いけど娘は少ないということだったから、話に登場しない愛人や妻がいたんでしょうね。
そら源氏にも名無しの愛人がいっぱいいたろうし。
須磨にいく前、花散里の前に立ち寄って門前払い食らった相手とか。
>53
あの女君はあっぱれだったね。
確か、姿が出てこなかったけれど、どんな人だったんだろうな。
あの時の源氏の何様っぷりは凄かったけど、須磨で反省したかと思えば
より一層、何様になって戻ってきて太政天皇にまでなった。
三宮と柏木が源氏にした仕打ちなんて、かるいもんだよなあ。
源氏五巻の末摘花の女房や二巻の命婦に
は手出してそうだ。
末摘花はそのついでとか
でもきれい所の女房いなくなった後も
末摘花の面倒みるあたりは源氏の美点か
六条にもそのくらい気をつかえてたらな
56 :
54:2009/08/12(水) 14:54:21 ID:???
ごめんなさい、準太政天皇だったわ
源氏物語に足りない要素もあるよ
それは801
男と男のセックスシーンが描かれていない
801の嫌いな女はいない
「この男が女だったならば…」みたいに言う人とか、
小君(空蝉の弟)とか、疑惑のある登場人物はいるね。
板違いになるからそれ以上はやめとく。
柏木って、典型的な藤原氏の公達だと思う。
出世欲が強いとことか。
>>58 ハゲド。
しかも長男だしね。左の藤原家の中心となる存在。
中将も務めているし、本来なら衛門督より上に行っていておかしくないんだけどね。
冷泉帝の御世では、藤原の出世が抑えられたとしか思えん。
頭中将は友情を重んじて、須磨に見舞いになんて行かなきゃよかったのに。
>>59 須磨まで陣中見舞いに行ったからこそ、源氏物語一の漢前なのでは?>頭中将
これが源氏ならウダウダ言うだけで、行かなかったに違いないw
>>59 冷泉帝が実父は源氏だと知る→源氏の養女秋好を立后させる
ここで立后したのが弘き殿女御だったら
頭中将は明らかに源氏一家を追い越していた。
その長男である柏木は夕霧以上の期待株になっていたはずで
女三宮にもふさわしい待遇が与えられていただろうにね。
源氏が玉鬘見つけ出したの見て近江君ひきとっちゃったり
あのへんのコミカルなやりとり好きだわw
近江君には可哀想だったけど
あちこちの女に種付だけして所在不明の
頭中将も情けないが・・・
源氏に発見された玉鬘や
噂を聞きつけて引き取った近江君以外にも
落胤がまだまだあちこちにいそう。
源氏と頭中将
夕顔、源典侍とは3Pの可能性あったんか。
前スレで、堤中納言物語に女房の横で姫君がレイープされる話があるとかって誰かが書いてたけど、無かったよ?
違う話?
夕霧と女二宮の塗込での激しいBED【レイプ】シーンをして欲しかった。
>>67 前スレで言われていたのは「思はぬかたにとまりする少将」だよ
手違いで義兄の少将にレイプされそうになる妹姫とそれを止めようとする女房
無いというのが分からん・・・堤中納言物語の最初二、三作しか読んでないの?
>>69 ありがとう。
抄訳だったみたいで8編しか載ってなかった。
他の本を見てみるわ。
源氏とはまた違って面白いね。>堤中納言物語
堤中納言物語は十編の短編と未完一編の計十一編だけど、
八編というと未完の一編の他に二編を除いたのかな
従兄弟同士がそれぞれ美人姉妹を妻にして手違いはあったけど結果スワッピングする
「思はぬかたにとまりする少将」はモラル的にヤバイから載せなかったんだろうな・・・
>>69 >手違いで義兄の少将にレイプされそうになる妹姫とそれを止めようとする女房
待て、これではあらぬ期待を生じて探しに走る住人が出るぞw
姉を囲っている義兄の〜、と表現すれw
>>72 あらぬ期待って・・・w
結局妹姫もやられちゃう上に、姉姫も妹の夫というか主人に美味しく頂かれているんだよね
囲われて妾やっている上にデルヘリよろしくあっちこっちに呼び出されているんだよね、この美人姉妹
零落した貴族の美人姉妹がスワッピングでデルヘリ・・・どこのエロゲかAVかって感じだ
ここは「あさきゆめみし」スレです。
他の古典の話をしたいなら古典板に該当スレを立ててください。
最近はすぐにきわどいエロネタに持って行く人がいるね。
>>75 スレあるなら尚更そっちへ行ってねw
古典板はIDがあって自演がばれるからって
常駐者が関係ないスレで自演するのは見苦しいよ
>>75 2002年に立てられたのに、いまだに100レスも逝かずってw
イミフ
スワッピングか
柏木の密通が源氏にばれて
源氏は柏木呼び出して手紙ひらひらしながら
「ちょっとこまったことになりそうだねえ。こうなってしまったらしょうがない、
いっそのことこんなのどうだろう?」
とかいって女三宮の屋敷にこっそり柏木呼び出して3P
その後落葉宮の屋敷に源氏も忍び込んでいって3P
>>64 頭の中将が近江の君を迎えたのって、玉鬘が養女になるより前じゃない?
頭の中将が夢占いで「生き別れた娘がいる」と言われて、探し出したのが近江の君だった
↓
玉鬘が源氏の養女になり、しかも本当は自分の娘だと判明
↓
近江の君は町へ帰る
…じゃなかったっけ
原作の時系列はわからないけど、あさきでは
玉鬘が源氏の娘としてお披露目
↓
夢占で娘がいると言われて近江の君を探し出す
↓
玉鬘が娘だと判明、近江の君は帰る
だったと思う。
他の人が書いた源氏の漫画の近江の君はよかったな。
「貴族なんてみんな冷たい、綺麗なお面を被った鬼じゃないか」
と愛想を付かして、庶民暮らししてたときの幼馴染の恋人のところに帰るシーンが好きだった。
最初から女二宮を夕霧の正妻に妹三宮と一緒に押し付ければよかったんだ>朱雀院
落葉宮は自他共に内親王の慣習に従って生涯未婚のつもりだったからそれは有り得ない
柏木への降嫁だって頭の中将がしつこく頼み込んだから朱雀院が許しただけ
落葉宮に関しては、最初から結婚するつもりもさせるつもりもなかったんだよ
つまり二宮様は被害者ってこと
せっかく柏木ごときの元に嫁いでやったのに
本当にお可哀想…
宇津保物語のヒロイン貴宮の父や藤原道長みたいに
夕霧が2人の北の方として女二宮&三宮姉妹を娶ったら
そうなっただろうか?
寵愛とかは?
雲居の雁はカヤの外にしてね〜
朱雀院姉妹
容姿 三宮>>>>二宮
たしなみ 二宮>>>三宮
母の家柄 三宮>>>二宮
琴の腕前 二宮>>>>>>三宮
朱雀院の寵愛 三宮>>>二宮
夕霧はどっちを優遇しただろうか?
>>86 こうみるとやっぱり柏木なら女三宮
夕霧なら二宮を選びそうだね
夕霧は何より高貴な内親王様の下で育った事もあり
そこに拘りは無いからね
>>85 女三宮はともかく落葉宮は未婚であるべきと本人も周りも思っていたんだから
女三宮が夕霧に降嫁した時点で落葉宮降嫁はあり得ない
あと落葉宮が柏木に降嫁したあとで柏木の女三宮密通→柏木死亡があったとしても、
流石の柏木でも自分が寝取った相手の夫に妻を託すこともしないだろう
宇治十帖で、夕霧と落葉が薫が女二宮をいただいた件を話題にしながら
落葉が「いやですわ、そんな昔のことを」と恥らってるシーンが好き
落葉は今頃、裸にされて寝屋の中
女三宮は写経中か
落葉宮は柏木と結婚してなかったら夕霧と出会うこともなかったので、結果的に柏木と結婚したのは良かったのかな?
未婚のままだったら、身内からしぶしぶお世話されて、肩身の狭い暮らしをしいられそう。
宇治十帖では、また対照的な朱雀院姉妹だった。
>>91 それも、膝にネコ抱っこして書いてそうだなw
>>89 自分もそのシーン大好き!
あの恥らった顔をした二宮様が可愛くて可愛くて…。
本当いろいろあったけど幸せになってくれてよかったよ。
女二宮を二宮様と書き込む人間は一人だけ
>>96 ほとんどの人が気づいてると思います。
笑ってスルーしましょう。
( ^∀^)ゲラゲラ
女二宮と三宮、どっちになりたいかと問われれば
迷わず女二宮だなw
自分は三宮派。
夕霧より柏木派、というのもあるんだけど、
源氏にとっておきの琴を手取り足取り、習えるというのが大きい。
紫でさえ教えてもらえなかったんだもんね。
>>86 源氏の猛特訓で女楽の時はかなり上達してなかったっけ?
琴の腕前は 二宮>三宮くらいにしてあげてw
三宮は前半の人生はいいが、柏木にレイプされたあたりからは辛くなるよね。
もし、夕霧と女三宮が結婚していたら
いとも簡単に、柏木が密通してたぞ!
>>100 宇治十帖では、朱雀院姉妹どっちが幸せだったろうか?
女三宮は好きに生きていて、薫に頼ってたし
女二宮には夕霧がいて、六の君の教育で楽しかったみたいだし
自分は柏木は悪いが論外、
自己愛の強い源氏より可愛いおぼっちゃまの夕霧派なので二宮で。
>>101 親友&従弟の嫁に手を出すとはけしからん
それでも父帝の嫁に手を出すよりマシか・・・
>>101 もしそうなってたら夕霧は三宮のこと守りそうだよね。
源氏みたいにチクチクいじめないと思う。
>>101 さすがに夕霧の妻には手を出さないんじゃないかな。
柏木と夕霧の友情って、いかにも男の友情って感じで好きなんだよなあ。
頭中将と源氏にこの関係がなかったのは、源氏が男らしくないからなんだよ、
良くも悪くも。それが平安の美意識なんだろうけど。
>>105 ネチネチとはいじめないとは思うが、夕霧は真面目で硬いとところがあるからな。
「あなたもしっかりしないと」と説教するか、ふしだらな、と一気に愛想尽かしする気がする。
…と書いてて思ったんだが、夕霧は相手に裏切られたこととか、男女の愛憎の中にいた事が無いんだね。
落葉宮のときは、旦那がもう死んでいたし。
>>107 そこら辺は夕霧も源氏にしっかり守られていた気がする
自分のようになって欲しくないとw
夕霧に三宮が降嫁したとしたら
雲居はどんな反応するんだろうね?
もし朱雀がごり押しして降嫁してたら、まだ新妻の雲居は傷付いたけど逆らえない話で仕方ないと諦めたろう。
若手一番の出世頭故にこういう縁談が振ってくるんだって。
子供ポコポコ作ってもう落ち着いたときに自分の意思で宮様ゲットー!のほうが腹立つしショックでかい。
頭の中将が夕霧と雲居の雁の仲をあっさり認めていたら
新婚だからって遠慮もないから女三宮は夕霧に降嫁していたんだよね
夕霧は三宮と結婚しても律儀に
雲居と一日おきに通いそうだが
どんな話すんのかな
源氏は幼いとがっかりしながらも
色々教えたり話題ふってあげてそうだが
(密通前は)
朱雀院の願い通りに夕霧と三宮が結婚していたとしたら
柏木は嫉妬で憤死ものだよ。
自分が只管望んでも得られなかった三宮が
別に望んでもいない、自分よりかなり年若い従弟に
朱雀院に「望まれて」嫁ぐなんてさ。
それはその時点での身分の差。
デビューは柏木の方がはるかに位が高かったのに抜かれたせいだ。
・・・といっても猪突猛進柏木君は聞かないんだろうな。
sageを大文字で書いてる人はわざと?
女三宮が夕霧に降嫁になっていた方が
柏木は手が出しやすかっただろ!!普通。
でも夕霧はマメに通いそうだし、手を出すのは無理なんじゃない?
柏木は源氏があんまり三宮を大切にしてなくて渡りも少ないって聞いてて
気の毒がってたし
119 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/15(土) 10:40:53 ID:4aYKGUe/
>>118 でもそれは柏木の妬み半分ってのもあるからね
自分は平気で二宮をないがしろにしておいて
源氏の態度はいただけんってのはただのエゴ
一応源氏は表面的には三宮を恭しく扱っていたし
三宮へのお泊りの回数もどんどん増えていってたわけだから
柏木よりもずっとマシな夫だったわけで
仮に源氏が三宮と夫婦円満だったとしてもいちゃもんつけてそう
ストーカーってそんなものだよ
少ないと言っても他の妻妾も住んでいる六条院だから、
源氏だって女三宮のところだけに通うわけにはいかないしね
女性にはマメな源氏だから例え女三宮と夫婦円満でも他の女性は蔑ろにしないだろ
何より女三宮自身が「私だけに通ってくれなきゃ嫌!」って性格じゃないし・・・
>>113 当たり障りのない会話だけして皇女さまを奉る、
薫と女二宮みたいな仮面夫婦になると思うよ。
夕霧は真面目で律儀だが、面倒みのよい優しい男ではないからね。
基本的に淡泊な女三宮自身はそれで何の不満もないんでない?
大事に傅かれていればおっとりとそれを受け入れていそう
小侍従は例の如く「女としてお幸せじゃない」とかほざきそうだけど
小侍従がいなけりゃなぁ
夕霧「ところで落葉宮、わたしのと柏木のどっちが大きい?」
落葉「え?と…殿の方が大きいです」
夕霧「当然だ。フフン」
夕霧様にほとを深々と貫かれ、仰け反る落葉宮さま
夕霧「(柏木よ…お前は仮性包茎だったからな…オマケに短小。宮様の初めてはそなたに奪われたが、ほれ)
落葉「あん!」
夕霧「(宮様は、わたしの腕の中で感じておられる。安心して地獄で詫びろ)」
落葉「あっあっあっ!夕霧さまぁ!!」
落葉宮様は、夕霧様の腕の中でびくんびくんと2度3度跳ねた
夕霧「(そうだ。六の君をこちらの養女に。うむ。宮様であれば母代わりとして申し分ない。そしてゆくゆくは入内して中宮に)」
六の君の将来が決まった瞬間であった。
なんかここのスレのほとんどは
エロ妄想と蘊蓄とキャラ叩きで埋まってる
>>121 薫妻の二宮は、薫が浮舟に熱あげてるの
どう思っているんだろ?
>>126 どこをどのように気に病めばよいのか分かりませんわ
ってな感じじゃない?
薫→浮舟は、あくまで愛人として囲いたいってだけだしなぁ・・・妻にする気も無し!
夕霧と落葉宮の時の雲居の雁とは全く状況が違うし
雲居雁は子育てに大忙しで最早それどころではなかったというか
達観せざるを得なかったというか
東宮妃、二宮妃を立派に育てあげた達成感もあるしね
もうそれだけで揺るぎない地位は確立しているしね
>>121 むしろそういう状況の方が女三宮は気楽で居心地も良さそう
女三宮が夕霧に降嫁していたら、雲居の雁の出る幕無し!
上手くいい噂を流して、髭黒にでもくれてやれ。
しかし、そうなっても柏木は密通してやはり運命の子「薫」は誕生する。
そうなると、柏木よりイケメンの夕霧が父だからスーパー薫だね!
出たよ雲居叩き
>>132 夕霧に女三宮が降嫁していたとしても既に雲居の雁には子供が多数生まれているから別に問題なし
朱雀院からの命だったら雲居の雁だって不平不満はあっても政略結婚なんだからって五月蠅く言わないよ
落葉宮とは状況がまるで違うんだから
女三宮降嫁時点で夕霧が雲居の雁にベタ惚れってこと忘れている?
大体柏木密通→薫誕生だったら、どっちにしても薫の父親は柏木じゃん
なんで夕霧になるの?
夕霧は女三宮の女房とかしっかり監視しそうだから、
小侍従もうかつなことはできないんじゃない?
夕霧が父親なら密通じゃないから
もはや運命の子とは呼べんしな
源氏は「おじちゃんが五月蠅いこと言ったら嫌がられるかなw」って女三宮の女房のことは放置だったけど
若くて融通が利かない夕霧はそこのあたりしっかりと教育しそうな感じ
ま、女三宮の女房も若いの揃いで浮ついてはいるけどそこまで質が悪いわけではないんだけどね
女三宮が斎院に女房を貸し出したりしているからそれなりに使えはするっぽい
確かに落葉宮みたいに雲居の雁の娘が春宮・二宮の北の方になったところで
女三宮が降嫁した場合、雲居の雁は嫉妬はするだろうけど立場的には返って
優位だよね。
>>132 柏木より夕霧のほうがイケメンなんて設定あったっけ?
あ、あさきの絵だと、そうなるのか。
夕霧の長女が入内するのは、自明の理。
雲居の雁はろくでもいない教育しか出来なかったから
女房は、フォローが大変だっただろう!
夕霧と柏木なら夕霧の方がイケメンでしょ
>>140 源氏にそっくりでその美貌を受け継いでいるんだから
必然的に柏木よりイケメンでしょ
つーか、源氏譲りの美貌である夕霧より
柏木の方がイケメンなんて考えもよらないことだよ・・・
夕霧の美しさは当代随一。
光源氏の生き写し。
夕霧の前では、匂宮や薫の美しさなんて霞んでしまうほど。
女人では明石中宮が当代一だけど、
兄の夕霧と比べると若干落ちる。
夕霧と同等以上に美しいとされるのが、冷泉帝。
神 冷泉帝 夕霧
S 明石中宮
A以下
100 源氏
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
98 桐壺更衣 藤壺 紫
97 冷泉帝 夕霧
96 六条 明石
95 ちい姫
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
93 桐壺帝
92 葵
91 玉鬘 大君
90 朧月夜 匂宮
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
89 夕顔 薫 中の君
87 頭中将 浮舟
83 弘徽殿大后 朝顔
80 朱雀帝 柏木
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
75 源典侍 藤典待
70 空蝉
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
61 軒端
60 花散里
50 近江
40 末摘花
朱雀は桐壺帝と同ランクにしてやって。
父上にそっくりなんだから。
近江の君は早口と庶民感覚さえ何とかなれば見れる娘だと言ってたよ。
98 桐壺更衣 藤壺 紫
これは違うと思う。
何故なら桐壺更衣が絶世の美女とはどこにも書かれていないから
ただ単に桐壺帝の好みドストライクだっただけで美人だから寵愛されていたわけじゃない
桐壺更衣は桐壷帝の寵愛が深い女性、藤壷にはその更衣そっくりな女性、紫はその面差しを受け継いだ女性
明石ってそんなに美人度高かったんだ
夕顔と同ランクだとおもってた
朧月夜のほうが華やかな美女って気がする
あと大君に生き写しの浮船がだいぶ劣るのは?
98 桐壺更衣 藤壺 紫
確かにこれは違うねw
華やか=美しさ上ってわけでもあるまい
明石の美しさは若い頃の若尾文子みたいな感じで
朧月夜は叶姉妹みたいな感じだろうね
源氏って更衣にそっくりなんでしょ
その源氏が絶世の美男なら更衣も絶世の美女なんじゃないの
だね
桐壺更衣源氏冷泉帝藤壺紫上はそっくりなんだもんね
桐壺の更衣がかなりの美人じゃなかったら、美女大好きな桐壺帝から
仕事さぼって世間から非難を浴びるほど偏愛されなかったろうね
美人度は輝く日の宮の藤壷>とても可愛らしく美しい桐壺更衣っぽい
絶世の美男=絶世の美女かどうかは疑問だな。
キムタクが女だったり、
松島菜々子が男だったとして美形扱いかどうかはわからん。
源氏物語の美女は絶対値評価じゃいけない気がするな。
身分、教養、美貌、徳性を個別評価、それとは別に総合評価じゃないと。
ダイヤモンドみたいに。
末摘花なら 身分B 資産E 教養D 美貌E 徳性B 総合SI
夕顔なら 身分C 資産E 教養C 美貌B 徳性B 総合SI
てなもんで。
やりすぎると格付け板行けと言われそうだがw
157 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/16(日) 10:07:33 ID:4iYB8bI0
松嶋奈々子は絶世の美女じゃないじゃん
>>153 源氏と紫の上がそっくりなんてどこにも書かれてないよ?
勘違いされがちだけど、紫の上は藤壷の面影があるだけでそっくりさんじゃない
>>158 桐壺院の死後、藤壷に強引に会った源氏が、紫と少しも違わないじゃないか!と
感動してたりするんだな
正直源氏フィルターはアテにならんw
源氏と藤壺、源氏と紫は男女の骨格差もあるし、あんまり似てないと思う
ついでに源氏そっくりの夕霧は雲居の雁の美貌を絶賛したけど、紫見た時に父親に似ているなんて欠片も思ってないし
原作では
ちい姫>明石
明石よりも玉鬘や朧月夜の方が華やかな美女だと思う
明石はすっきり上品系な感じ
落葉もそのタイプだと思うけど、落葉よりは明石の方がずっと美人だろうね
空蝉が上位すぎない?
軒端の荻や近江よりは下でしょう。
夕霧的には落葉は美しかったわけだが。
美男必ずしも美女好きかというとね。
客観的には桐壺更衣や紫、藤壺は上の中くらいなのかも。
落葉は上の下かな?
現実的に上の中〜下くらいの容姿はもてるな・・・
上の上は玉鬘、女三宮、女一宮くらいなんじゃないの?
>164
ツボど真ん中だったんじゃない?
桐壺帝にとっての桐壺更衣がそうだったみたいに。
>160
源氏フィルターが当てにならないのは同意だが、
当時の美人美形の基準はぽっちゃりもちもちだから
男女差が出にくいのはあるかもしれない。
子供の頃は特に。
(母親似の源氏と、桐壺生き写しの藤壺女御とかね)
>>160 夕霧って雲居の美貌を絶賛なんてしてないけど原作の話?
あさきでは「可愛い」とはいってたけど
藤典待は綺麗、二宮は美しいっていってたけど
源氏はチャールズ皇太子みたいに
乳母(惟光母)の面影のある女性は
狙わなかったのかな??
玉鬘や女三宮が上の上ってありえないw
宇治十帖の朱雀院の女二宮は「夏川結衣」をキャスティング。
>>164 夕霧は内面が美しくてこそという人だから
その点軽くて派手好きな柏木とは違う
深い愛情で落葉宮を包んでいるし
落葉宮は上品でなよなよしていておしとやか
それだけで夕霧には外面的には文句なしどころか追っかけまくる
逆に顔は綺麗でもはしたないとか下品な女は見向きもしなかったろう
>>165 源氏中で美女No.1は玉鬘らしい
三宮は美女じゃないような
源氏にしても世間的には素晴らしい女性に思われてるんだから、とか思われてるし
忍び込んだ柏木でさえ三宮に気品がないことに拍子抜けしてる
顔は可愛かったろうが美女というのとは明らかに違うような
女三宮には酒井法子をキャスティング
>>172 紫と玉鬘を両方見た人間は、紫>玉鬘という感想
女三宮はロリ系美少女かな
女三宮は美女だよ
御簾を降ろさせた夕霧も姿が見えなくなるのが惜しいと言っているくらいだし
176 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/16(日) 16:08:27 ID:oFXOPKiA
右近とか夕霧が「紫上>玉蔓」だって言ってたはずだと思ったけど。
当たり前だよ!
玉鬘は所詮、夕顔とか頭中将とよく似た顔
紫は、源氏と似てる藤壺や桐壺更衣の生き写し
源氏=絶世の美男子・絶世の美女・この世の絶対美
美女・美男度ランキングではなく、源氏に似ているほど数値が高いというアレかしら。
180 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/16(日) 16:28:52 ID:oFXOPKiA
>>178 少なくとも『源氏物語』の基準では、源氏に近いほど美形になると思われ。
但し、各読者がどう思うかは別の話だけど。
『あさき』の顔で判断したときに「頭中将>光源氏」って思う読者は、
たぶんいくらかはいるんだろうけど。
夕霧と柏木の女性の好みが大きく違ったというわけで・・・。
頭中将より源氏が美男。
頭中将の娘玉鬘より源氏そっくりの紫のほうが美女だし、
頭中将の嫡男柏木より源氏のほうが美男。
頭中将の娘雲居雁よりやはり紫のほうが美女だ。
この調子だと葵の美貌の程度もそこそこのものだったのかもしれない。
ただし、右大臣系はどうなのかな。
源氏が紫に対して朧月夜の美貌を絶賛している場面がある。
紫が源氏そっくりって、どうよ?w
藤壺と似た面ざし=源氏そっくりはちょっと言いすぎ
184 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/16(日) 17:20:14 ID:oFXOPKiA
全く個人的見解だが、「オボロン≒お玉」だろうと思ってる。
第一部後半の内大臣家の人間は、
第一部前半の右大臣家に似た特質の持ち主として記述されてるので。
一方、内大臣(左大臣)一族が右大臣に似るのは第一部後半に限定されるので、
「葵≠お玉」っぽいけど。
なんか紫ageが必死なんだけどw
葵と頭の中将はあまり似てない気がするな
頭の中将は女にしたいような美男ではなく男らしい美形だし
>>185 原文に書いてあるのだから仕方がない。
紫の美貌>玉鬘の美貌
夕顔の侍女→紫の侍女となり、玉鬘を探し出してきた右近が、
玉鬘と紫を見くらべてやはり紫の美しさにはかなわない、と思っている。
紫の美貌>雲居雁の美貌
雲居雁の夫夕霧が、紫をかいま見てこれほど美しい人がこの世にいたものか
と大絶賛している。
源氏の美貌>柏木の美貌
柏木に侵入された女三宮が、いつも源氏の美貌を見慣れているので
柏木を見てもときめかなかった、と書かれてある。
>>175 そんな場面なし
夕霧は軽々しく姿を晒す女三宮を軽蔑こそすれ賞賛してない
>>186 葵は出自といい、気位といい、正室として非のうちどころがないとは書かれているけど、
美貌は褒められていないね。
けして不美人ではなかったのだろうけれども、
源氏物語で絶賛されるほどの美女だったわけでもないような。
>>189 美貌だったよ
紫より上だったんじゃないかな
源氏もすべてにおいて自分の北の方に相応しいと思ってる
紫は北の方になれなかった
>>188 「わが心地にも、いと飽かぬ心地したまへど、
猫の綱ゆるしつれば、心にもあらずうち嘆かる。」
夕霧は女三宮の姿が見えなくなるのを内心残念がっている。
この前の場面で、夕霧はもともと自分に話のあった女三宮が
近くに住んでいるので心がそわそわして
何かにつけて女三宮の御殿を訪れては姫宮の様子をうかがっていた
という場面が描かれる。
源氏は幼女の紫の上に惚れて誘拐したけど
成人した紫の上を見て惚れたわけじゃないから微妙だと思う
>>192 源氏は紫が理想通りに成長していく様子を見て満足に思う、とあるから
紫の美貌に関しては全く思い通りだったと思うよ。
源氏物語では女性同士を比較する記述があちこちにあるけど、
紫を上回る美貌の女性は登場しないし。
紫には藤壺に比べて血筋が悪いというどうしようもない欠点はあったが。
>>191 柏木と間違えてない?
少なくとも夕霧はあからさまに女三宮が姿を見せているので
あさましく思って注意をうながすため咳ばらいしたくらいだし
もっと見ていたかったら咳払いなんてしないでしょ
>>190 源氏がすべての面で北の方としてふさわしいと思っているのは女三宮だ。
血筋も美貌も性質も、この人こそはどこをとっても欠点がなかったのに、
(こんなことになってしまって)と思っている。
葵に対してはそこまでのことを言っていない。
葵は内親王に育てられたので、源氏が少しでも葵を粗略に扱う部分があると
けして許さない、という気位の高さはピカ一だったけど。
>>193 でもついに紫を正妻にしていないし
それだけの美女なのに不思議だ
紫の上は出自が低いからとなってるけど親王の娘だし
あの当時父親の地位がすべてで母親はそれほど問題でもなかったし
>>196 父親が子供の母親を正室として遇し、
一家をあげて婿とりをすれば母親の身分などどうでもよかったが
紫は兵部卿宮の隠し子で
源氏は兵部卿宮家に婿入りしなかったのだから仕方がない。
妻より愛人のほうが美人なのはよくあることで、
美人だから正室になれるわけではない。
>>194 夕霧で間違いないが?
というか、夕霧ですらこのような様子だったので、
ましてや以前から恋い焦がれていた右衛門佐(柏木)の様子といったら、
と女三宮を垣間見た柏木の様子がこのあと事細かに描かれている。
>>195 そうも思うこともあったろうけど
三宮の幼さに手を焼いてもいたし
気を使ってもいたし
実際三宮は教養も知性も乏しいし
>>198 その後夕霧がこれっぽっちも三宮に憧れを抱かなかったことも事実
一度垣間見た紫の上のことは紫が亡くなるまで憧れ続けたけれどね
妻の実家は大切でしょ
いつもの人が連投してるね。
日本史板でも最近張り切ってるじゃない、「なまみこ婆」。
周り中から叩かれまくってるけど。
柏木も三宮とのことが発覚した後
やっと我にかえって、あのように貴婦人がたやすく姿を晒すなんてありえない
夕霧も苦々しく思っていたようだったなと思ったりする
でも慌ててあの方を悪く思うのはやめようと思うけど
三宮役は酒井のりぴーで決まりだ
かわいいし軽いしw
マジレスすると、葵はかなりレベル高かったと思う
たまたま出会った時期が悪かっただけで>源氏まだ子供だったし
源氏がもう少し大人になってから出会ってたら、葵に夢中になってたかもしれない
葵は性格がなぁ
紫は嫉妬しながらも源氏の浮気を許し
源氏の大勢の妻妾たちと表面的には穏やかに
六条院で同居することに安住していた
葵はとにかく自分を粗略にすることが許せない女性
源氏が多少葵に気を許したところで
葵が六条院に同居して源氏の妻妾たちと交流することはまずない。
葵が源氏が自分の手で探してきたお気に入りの女性たちを住まわせている
六条院に入り浸りになり
葵のもとへは足しげく通わないのは自明の理だったろう。
六条院に女人を集めるのは、正妻のいない気軽さだったから、出来たんじゃないか。
>>208 源氏は葵存命中から二条院に紫をかくまっているし、葵が紫に嫉妬している。
これもまた葵の存命中に紫と一緒に牛車に同乗して葵祭を見物して都人の噂になっているし、
源氏は全く葵を憚っていない。
ましてや太上天皇になったときには名実ともに
葵などを身分の上からも追いぬいているわけで正室がいたって六条院建設はやっただろう。
夕霧にせまられまくっていた頃の女二宮はかわいそうだった。。。。。
いやよいや!って拒絶しても、男が押し入ってきたら抱かれるしかないのが、この時代の女性
>>171 >夕霧は内面が美しくてこそという人だから
花散里を見た感想からすると
内面「も」美しくてこそじゃないかw
>>211 喜び勇んで受け入れようものなら
ボロクソに言われるから拒むしかない、という一面もあるw
軒端の荻がまさにそれ。
(女二宮がそうだと言ってるわけじゃないよ)
具体的にどちらが美人、と描写されてる以外の女性の容姿を
男の扱いを頼りに比較しようとするのは無謀だぞ。
この時代、女のたしなみ>>>>>美貌だったから。
具体的に「容姿は悪い」と表現されながら、慎み深いという理由で
はっきり美人と描写されている軒端の荻より高く評価された空蝉もいるし。
夕霧は落葉宮の内面など知る以前から下心満載で
落葉宮のところへ通いだしたよね
後ろ盾のおぼつかない更衣腹の未亡人が
男なしで悶々としてると聞いてやる気満々
顔も見てない性格も分からない
そんな状態で最初っからやらせろモード
>>209 それは、葵と心が通い合っていなかった時でしょ
それに身分の上からも追い抜いてるって、正室でもないのに?
>>215 なまみこ婆はいつものことだが話がかみ合わんな。
太上天皇になった源氏>葵
ってこと。
葵と心が通い合った後には、浮気をやめ、愛人の紫を二条院から追い出したとでも?
んなわけがない。
殿方はともかく、はっきりとした記述が無い姫君の美人度をランク付けなんて揉めるだけだからもうよした方がいいよ
藤壺アゲは藤壺が一番、紫アゲは紫が一番、明石アゲは明石が一番、葵アゲは葵が一番、朧アゲは朧が一番
美人だと思っているしもうそれでいいじゃん
>>217>>213 さっきからやたらと「誰が一番美人かという話はやめろ」
と必死になってる人がいるけど、
誰もそんな話題してないでしょ。
自分の意見が否定されて火消しに必死なの?
>>216 どなたかとお間違えのようですが?日本史版なんか覗いた事ないしさ
それにさっきから太上天皇なんていってるけどさ準太上天皇だよ
>>219 なまみこ婆がこっちにいるときには
日本史板の定子スレが上がらないんだよな。
嘘だというなら同時同分同秒に2つのスレを同時にあげてよ
なんなの、こいつw
>>219 「准太政天皇」ね。
准三后、准太政天皇であって、準なんて漢字は使わない。
「なまみこ婆」って何?
マンセーってどこの国の人?
変な人が来てるね。
ここって2ちゃんだよね?
朱雀院が夕霧に女三宮を降嫁させたら「うつほ物語」のヒロイン貴宮みたいに
母親が女三宮の女子は**宮、雲居の雁や典待の女子は**君と呼び名が別れただろうね。
結局、夕霧と落葉宮との間には子が出来なかったのかな?
>>228 ねーよw
准太政天皇の息子の薫だって普通に臣下扱いなんだから
夕霧と女三宮の子供を宮呼びしたら異常だよ
>>211 同じことやってるのに柏木は叩かれても、夕霧は叩かれないんだね。
源氏と葵も不幸だが、柏木と二宮も不幸な夫婦だよ。二宮が被害者、という意味じゃなく。
柏木が二宮の良さに気づいた時には瀕死状態で、本人は二宮と居たかったが
両親がどうしても、と実家に無理矢理、連れ帰った。
ここで、二人の間にきちんと絆は生まれてるんだよね。
あさきではあっさりとした描写で流されていたから、解りにくいけど。
式部は柏木を好意的に描いているが、大和さんは否定的なのかもしれない。
>>229 居ない
>>231 女三宮も否定的っぽいなあ。>大和さん
源氏は原作ではけっこう女三宮可愛がっていたのに。
ある意味柏木と源氏に悲惨な目に遭わされてから
成長してその2人に意趣返しするのが醍醐味なのに。>女三宮
>>231 柏木は夫がいてきちんと傅かれている女三宮に言い寄り
夕霧は夫を亡くし信頼できる後見を必要としている女二宮に
立場を悪用して言い寄り…
どっちもどっちというか、それぞれ最悪なんだが
あさきでは柏木の方がよりけなされているからじゃ?
夕霧は葵の上の子なんだけど
内気さから心を閉ざしがちな母親の気質をもなく父親みたいなプレイボーイでもなく
顔は父親似で美男明るく真面目でインテリなんだよね
でも色気不足が致命的なタイプだな
そこがまた可愛かったりする
>>213 落葉宮も夕霧を拒みまくったけど
男からしたらなんと慎み深い女だ、と思う余裕はないよね
早くものにしたくてたまらない状態だから
もういい加減にしろと迫りまくる
>>237 慎み深さは、モノにしたいと思わせる最低条件だぜ。
女房クラスならいざ知らず、高貴な女性が好色なのは
当時の感覚じゃ激しく原点だから。
余裕がどうこうというより、慎み深いからこそ迫りたくなる。
女三宮の「谷には春も」がかっこよすぎ
ほんと、自分には関係ない、という風に振る舞うのが良いね。
源氏が、紫だったら……なんて比べるのは筋違いもいいとこ。
女三宮の華麗にスルーぷりはいいね
何も考えずにいったのであろうが・・・とかなんておめでたい男だと思った。
めっちゃ撥ね付けられてるだけやっちゅうのに。
どうせなら柏木にも華麗にスルーして欲しかったな
最初は仕方なかったとはあえ
二度目以降は明らかに三宮の過失
>>230 「うつほ物語」の主人公は内親王を妻にして長女を「犬宮」と名前つけてる。
同じくヒロイン「貴宮」は、内親王が母親、同腹の姉妹には宮がつけられている。
230は、読んでから意見しろボケが!!
内親王を母に持つ葵が葵宮と呼ばれていないんだから、
源氏物語では内親王を母に持っても「〜宮」と呼ばれることは有り得ない。
246 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/17(月) 08:05:35 ID:qp0BY8IO
当時の「宮号」の付け方ってどういう基準があったんだろう
どなたか詳しい方教示して頂けないだろうか
源氏だと、天皇の子供と、斎宮・斎院の秋好・朝顔は宮呼びされてるね
>>246 ものすごく大ざっぱに言うと、天皇の子女(東宮を除く)への尊称が○○宮。
皇子なら役職+宮…兵部卿宮などが主。
皇女なら出生順番…女一宮などや、品位がある方なら例えば二品宮が通例。
源氏物語では、桃園式部卿宮の娘で斎院経験者の朝顔への通称が宮号付きだけど、
多数は王/女王が尊称(紫上、他)。
内親王・女王の子(葵上、他)にはつかないのが原則。
「うつほ物語」もフィクションなので(ry
天皇の子供は当然として、父親が宮様かつ斎院などになると宮付きになるのかな
源氏みたいに天皇の皇子が臣籍に降るのは珍しいことだったのかな?
天皇の皇子じゃなくて、ただの宮家の男宮だったらよくあるっぽいな
実在の人物だと源高明が天皇の皇子でそうだけど
臣籍頂点の大臣クラスなんかに結構いそうだね
源氏になった皇子皇女はいっぱいいるよ
>>250 ただの宮家の男宮は、基本的に臣下じゃないの?
253 :
252:2009/08/17(月) 09:16:58 ID:???
252は内容読み間違いだった
254 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/17(月) 09:41:23 ID:n7tJq9Of
>>248 質問したいんだけど、
賜姓された皇子女に宮号が付される可能性はあり得ない?
秋好 養女。中宮
冷泉 太上天皇
夕霧 太政大臣
玉鬘 養女。尚侍。太政大臣夫人
ちい姫 中宮
薫 権大納言。同人誌では後に内大臣(中の君後見)
華麗なる源氏の一族
>>254 源氏の皇女が中宮になれば
源氏は臣籍だからね
>>254 時代が下れば出てくるけれども、尊貴度は
親王・内親王宣下された皇族>>賜姓された皇族なので、数は少ないよ。
役職や品位由来など宮号に実質が伴う場合と、
朝顔宮のような綽名レベルと二種類があるから、
宮号があれば漏れなく尊貴とは言い切れないかと。
258 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/17(月) 09:52:46 ID:n7tJq9Of
>>256 ありがちょう。
「中宮になれば」の条件付きなのね。
259 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/17(月) 09:54:49 ID:n7tJq9Of
>>257 こちらもありがちょう。
「時代が下れば」っていう部分に少し関心があるんだけど、
いつの時代くらいに例があるんでしょう?
>>259 割と早い時代だと、源高明の後妻(醍醐天皇の孫娘)が愛宮と呼ばれていたらしいけれど、
正式名では無く、幼少時の通り名らしい。
今の皇族のような○○宮という付け方は、江戸時代になってから顕著になったけれども
(和宮他)、スレ違いなのでご勘弁を。
普通に宮家を継ぐよりも賜姓されて大臣目指した方が
政治の表舞台で活躍できるし財力もつくし華やかだよね。
262 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/17(月) 11:01:34 ID:n7tJq9Of
>>260 ありがちょう。意外に早いのね。
今ちょっとwikiで調べたら、愛宮って藤氏じゃないの!
母系は皇族だとしても。源氏とは限らないわけね。
通り名に過ぎないとしても、源高明の時代にそういう例があるのなら、
『うつほ物語』の「あて宮」みたいな呼称も、
そういった習慣の反映だったってことなわけね。
源氏なんて臣籍降下したおかげで権力を手にし、須磨から復帰して後は
宮廷は源氏中心に動いていたよね。発言力は朱雀や冷泉を上回っていたし。
源氏って摂政関白だよな?
発言力なんて一介の宮様にはまったくないしね。
后腹とか外戚が有力な宮様だと、華やかな宮様として注目されるだろうけど、
更衣腹だと臣籍降下したほうが、実利があるよね。
確かに世間から忘れ去られた宮家や
落ちぶれた宮家って多いだろうね
>>124 夕霧のエロはいいねw
罪ないから笑えるし
笑えないし荒らしレスだし
天皇の皇子たちの優劣もお腹様の実家(外戚)の優劣で決まり、
強力な外戚というと、大概は太政大臣→左大臣→右大臣→内大臣の順になる。
太政大臣や左大臣は空席の時も多かったみたいだけど。
そういった意味でも皇族と臣下の関係って持ちつ持たれつなんだよね。
「この世をば我が世とぞ思ふ望月の〜」
栄光の藤原氏全盛時代だからねぇ
夕霧は女二宮にしつこくせまりすぎだしww
>>272 あたふたする夕霧がいい
恋愛に慣れてる男の気障っぽさないし
当代一の美男で落ちついた雰囲気なのに
恋愛はからきし苦手という夕霧って好きだな
真面目で性格いいし
>>273 真面目は同意だが、性格いいと断言できるような描写あったか?
今の基準で言うと、
出世頭、美形、真面目は最高条件だけど、平安ではフニャフニャした遊び人が風情ある男前だったからね。
しかし夕霧の性格が源氏に似なくて本当によかった。葵ゆずり(源氏談)で。
夕霧は女の人を不幸にしてないから性格いいんだよきっと! 棒読み
落葉宮は一旦凌辱されてしまうと後は大人しくなる
夕霧が宮が被っていた衣引き離して髪をかきやって顔を見られるのもなすがままだし
抵抗する気力もなくなっていただろう
それどころか夕霧のハンサムぶり見て
私なんて醜いから我慢してくれるだろうかと思い悩む
落葉は性格美人ともいえる
女心のせつなさだね
親友の妻に手を出して正妻を怒らせる夕霧もなかなかやるよね
さすが源氏の血筋だわ
なんだか夕霧のモデルこそが自分の娘を次々に中宮にしていった道長みたいだねw
子沢山で、一の君は春宮に、二の君は二の宮に、そして六の君は次期春宮の三の宮(匂宮)
に嫁がせて自身は太政大臣にまで昇りつめ栄華これに極まりって感じでさ
>>278 親友の妻っつーか、正妻の兄嫁に手出したんだもんなw
柏木が死の床で夕霧に女二宮を託したのは
こうなる事も覚悟の上というか
逆に死に逝く自分の代わりに
ゆくゆくは妻にして保護してやって欲しいという願いもあったんだと思うけど
死ぬ前の柏木は夕霧以外にも皆に落葉の宮のことを頼んでたっぽい
一条御息所に「生前はそんなに情のある人にも見えなかったのに」って
言われるくらい
いやただ純粋に「二宮様すまんかった!誰でもいいから救ってやって!」だともう。
弟にも頼む頼むとお願いしてたらしいし。
後ろ盾の弱い更衣腹の姫宮がいったん降嫁して若くして夫に先立たれて、世の中に放り出されたような不安定さだし。
そして一番の出世頭の夕霧に拾われた
終わりよければ全てよし。大万歳じゃね?
いくら美貌の高貴な殿方からの求愛・求婚とはいえ
夫亡き後に卑女みたいに軽々しくすぐ堕ちる訳にはいかんよね
だから自分を高く売りつけるため、
恋愛に不慣れな夕霧様をたぶらかして、夢中にさせた
落葉は腹黒い
・・・・・・・・と、頭中将や雲居や世間様からは見えてるかもしれん
宮中「落葉宮様は悪い女、夕霧様がかわいそう」
そうか!
慎み深い女性と思っていた落葉宮は
実は巧みに被害者を装うしたたかな悪女だったのか・・・
>>288 残念ながら落葉宮は悪女度ゼロであくまでおっとり
夕霧もそんなところが好きになったかと思われ
原作でもあさきでも、柏木が死ぬ前に夕霧と会う所は好きな場面。
夕霧も最初は、柏木との約束から落葉宮の見舞に行ったんだよね。
親兄弟より、親友の方が柏木の意を汲んでいたのが泣かせる。
その後はあんな事になってしまった訳だがw
夕霧は律儀で秀才だからね。
落葉宮が頑なにならなければならない事情も勿論充分理解している。
拒まれた時に怖気付いて求愛を止めれば二宮もこの先寂しく暮らすしかない。
早く素直になり自分の妻となれば後の生活は心配ないよと必死になっている。
本当に可愛らしい奴よ。
「男知ってるんだからいいじゃん」的なこと
いわなけりゃなあ
落葉宮は中古品
夕霧の奥さんでずば抜けた美女って一人もいないんだよな
家庭運はいいんだけど女運が悪いな夕霧
>>292 それなら夕霧はもっと多くの妻を持つべきだったよね?
生活の不安定な女を偽善事業のために口説いたってw
>>295 落葉宮に関しては、ってことで。
勿論、所帯染みた雲居雁にはない儚さや頼りなさなどを感じ取り
好きになったから口説いていることが前提に決まってるでしょ。
でも女の趣味は悪くないよ
>>296 本妻の雲居雁やその父頭中将にうらまれたり
夫が身分の低い典侍に生ませた娘を養育させられたり
夕霧との再婚は内親王とは思えない苦悩を伴ったがな
いいんじゃない?最終的に幸せに暮らしたんだろうから
落葉宮はマゾだよ
虐められれば虐められるほど喜ぶタイプ
そこにぎゅんぎゅん萌える
夕霧サドだからちょうどいい
雲居はサドだから衝突する
自分も夕霧の女の趣味は悪くないとおもうけどな。
絶世の美女じゃないけど3人とも美人だし、
三者三様で面白いから、この3人がいれば飽きないと思う。
実は夕霧より柏木の方が真面目なんじゃないかと思っている。
真面目だから、源氏のイジメで悩んで死んじゃうんだよ。
雲居雁を美人じゃない、みたいに感じる人は、所帯じみてからのイメージが強いんだろうな。
現実にも古女房が若いころは美人、なんてのはいくらでもあるし、むしろ所帯じみてからでも
夕霧に可愛らしいと思わせるのはたいしたもんだと思う。
夕霧は良い意味で鈍感
落葉宮のお見舞いから三条邸に戻った時、不貞寝を決め込んでいる雲居に
「起きて一緒に月を眺めよう」と誘っている夕霧に萌えたw
なかなかにロマンチストじゃんよ
>>302 柏木は源氏のイジメで死に、女三宮は源氏の厭味で出家
源氏って自分に甘く他人に厳しいタイプだね
夕霧は自分に厳しく他人にも厳しいタイプか
307 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/18(火) 18:35:47 ID:XDa6ewtA
>>294 ずば抜けた美女じゃないから女運悪いって思考は品性疑うね
しかも未亡人になった内親王を中古品とか
再婚だろうがなんだろうが、皇女が臣下と結婚なんて
滅多にない名誉なことなのに
>>302 逆に考えるんだ。
夕霧は大変な美人や大変高貴な女性を得ようとせず、
普通の女性で満足していたことで、
平穏な人生を送ることができたと。
源氏など見てみろ。
源氏の周囲には大変な美人や高貴な女性も多かったが
正室葵には臣下の男と見下され、同じく正室女三宮には裏切られ、
藤壺や朧月夜をときの天皇と争うなど、波乱万丈。
夕霧は大変な美人を手に入れなかったおかげで、
源氏のような大恋愛もなかった代わりに
3人の妻たちは夕霧のものになってからは、
夕霧だけのために貞操を守ってくれたと。
独身の内親王なんてお飾り程度の扱いなんだから夕霧程の公達と結婚出来たのは幸せだと思うよ
そもそも女二宮が内親王宣下を受けていたかどうかも微妙だしね
>>307 夕霧が中古になった落葉宮を口説きやすいと思って言い寄っているのは事実でしょ・・・
落葉宮が未婚の処女であったならば朱雀院の許可も得ずに強姦できないだろうし
夕霧自身、落葉宮にどうせキズものなんだしいいじゃん、みたいなことをはっきり口にもしている。
夕霧は友人が死んでその未亡人がいるというのでこれは落としやすいと近づいたわけで
別に内親王だから近づいたわけじゃないでしょ。
落葉宮は内親王とはいえ受領階級にしか身内がいない更衣腹で
本来なら臣籍降下してしかるべき姫だった。
臣籍降下した源氏などよりはるかに血筋は悪いしね。
身近な親族に高貴な皇子・皇女がいる
夕霧や柏木クラスになると
女二宮に対し敬うほどの有難さってのは特別ないのかも
>>311 夕霧と雲居雁は最初からけして身分的に釣り合わないわけではなかった。
頭中将もこっそり娘に手を出されかけたと怒って2人を引き離したけれども、
本気で夕霧だけはあり得ないと思っていたわけでもなく
夕霧もそのうち許してもらえるだろうという期待があったから待っていられた。
夕霧が今上の女御となった雲居雁を手に入れようとしたとかそういう話じゃないからね。
大恋愛というのは違うような。
>>313 大恋愛の定義間違ってないか?
大恋愛=熱烈な恋であって
障害の大きさで競うもんじゃないぞ?
>>310 朱雀院も、夕霧との仲が思うようにいかないから、落葉は出家を望んでいると
思っていたりして、世間は落葉が積極的だと思っていたのかな?
そう思われても、何も出来ないのが、後見の弱さを物語っている。
未亡人だから落としやすいというより、後見が弱いのも近づきやすかった理由だと思う。
女房達は、生活の安定のため、再婚を望んでいたけど、大臣家がバックにいる
内親王だったら、そうもいかなかったはず。
>>314 障害のない夕霧と雲居雁の恋愛は
すぐに熱がさめちゃったね。
>>315 バックが弱いだけなら、夕霧のあの発言はないよ・・・
落葉宮の後見が弱いのは生まれつきで今に始まったわけではない。
それなのに夕霧は独身時代の落葉宮には全く興味を示さなかった。
明らかに目の前に不自由な未亡人が転がってきたから言い寄ったんでしょうよ。
雲居雁の父が許すまでじっと待つ、みたいな処女の姫に見せる気遣いを
落葉宮に対しては一切見せていないからね。
強行突破で事後承認なんて雲居雁に対しては絶対行わなかったけど、
落葉宮に対してはほんとは男欲しいんだろ、みたいなさ。
いつもの人なら釣られてごめん、だが
>>316 子供山ほど生まれて倦怠期に入るのは
「すぐ冷めた」とは言わん。
後見ある女性にはそれなりに配慮するが
身分の低い相手ならやりたい放題、ってのは
匂宮と薫が宇治十帖でさんざんやらかしている事だが、
当時、夕霧はそういうタイプだと思ってなかったなあ…
だから落葉宮でやらかした時にはがっかりしたよ。
>>294 低俗でえげつない見方だね
男目線でたまにそういうのいるかもしれないけど
そういう男は所詮落葉宮なんて冴えない中古品じゃないか
夕霧はなんであんな女がいいのか?なんて平気で書くような男研究者たまにいるし
男なんて所詮外面でしか女を見れないミーハー丸だし自分でしてる
橋本さんもそうだね
>>319 夕霧は藤典侍にすら手荒なまねはしていないのに
なぜ落葉宮=後見が弱いから近づいた
ってことにしたいのかねえ?
夕霧が近づいた時にはまだ落葉の父朱雀院、母更衣はいずれも生きており
宇治十帖の姉妹の後見の弱さとは比べものにならない。
夕霧の3人の妻たちの中で落葉の身分はだんとつだろう。
雲居は母が傍にいないし、劣り腹だ。
宇治の姫と落葉を同等に語るやつを初めてみた。
いつもの変な奴かな?
夕霧のやりたい放題は、一条御息所の死後に爆発した
>>321 雲居の母君って王族出身なのに劣り腹になるの?
うん、夕霧は女性に対してデリカシーに欠けるところがある。
あと、中年サラリーマンのおっさんみたいな感覚のところも
夕霧の家庭や恋愛模様が面白いのは、現実感があるからなんだよね。
源氏の世界だけじゃ現実味がなさすぎてw
>>310 夕霧もこの恋にはかなりのリスクを負ってるよ
決して未亡人で口説き易いから追っかけたわけではないと思うな
何しろ落葉宮と恋愛関係になどなったら義父頭中将にも睨まれるし
味方になってくれるかと期待した父源氏もよく思ってない
落葉宮母も皇女が再婚しかも夕霧に弄ばれたと誤解してショック死
世間は雲居雁かわいそうと大合唱、まさに四面楚歌、味方は身分の低い大和守だけという有様
よくこの逆境をもろともせず愛を貫いて
やがては3人の妻を大事にした夕霧はよく頑張った
>>323 雲居雁は正室腹ではない。
大宮が「私が養育したのでなければ東宮に入内させようなんて
思わなかったでしょうに」と言っているよ。
大宮が養育したのでなければ入内も無理だった。
>>321 ・初の直対面でいきなり「男を知らないわけでもないでしょう」
・男女仲で名を汚すのはもう…という宮の歌に対して
「元からあなたの名は汚れているから気にする事ないよ」
・強引に月明かりの下へ連れ出す(肉体関係のない間柄では論外の行為、
強姦はしていないが素っ裸にひんむかれたぐらい)
・挙げ句朝帰りを目撃され、知った御息所が心労で亡くなる
どこに配慮があるんだ?
結果オーライで落葉宮が幸福になったのは認めるし何よりだが、
ファーストコンタクトとしては最悪の部類だぞ。
「何もしなくても元から名が汚れてるしいいだろ」なんて
源氏なら死んでも言わん。
>>325 真面目人間の夕霧がそんな大層な女を口説くわけがないだろ。
自分は押しも押されぬ源氏の嫡男で、妹は今上の中宮。
甥は東宮で将来の後見が自分に託されることがはっきりしている。
誰も自分を抑えられない自身から言っているのであって、
未亡人に言い寄ったぐらいで失脚するはずもない。
源氏だって夕霧の失脚が確実なら忠告もしただろうが
どうってことないから黙認したんだろ。
夕霧にはリスクなんかないよ。
妻を複数持つことがリスクならこの時代の一夫多妻制など実現しない。
>>327 落葉宮が未亡人だから軽く見たんでしょ。
落葉宮の身分が低いから馬鹿にしているわけではない。
もしかして宇治の姫と比べてた人?
落葉は腐っても夕霧の正室扱いになっているし、
明らかに薫や匂宮の正室になれない宇治の姫とは全然違うじゃん。
>>328 誰も自分を抑えられない自信から…ってあたり、やっぱり源氏の子だなw
源氏も若紫を囲った頃、嫁の実家から恨みに思われるわ
帝にまで叱られたってのに初志貫徹したっけ。
柏木弟だって、夕霧と落葉が噂になってから、落葉に「俺にもやらせろ」みたいな
ことを言い出したし、立場的に弱いよね
>>329 >>319だが、解りづらかったね、ごめん。
身分の低い相手なら…は、薫と匂宮限定。
あの二人ならまだしも、夕霧が立場の弱い相手
(この場合、身分は問題ないが後見がない)に
立場を利用して無理強いするとは思わなかったんで
がっかりした、って言いたかったんだ。
言葉足らずですまんかった。
ところで、さっきから宇治の姫連呼してる人
普通に浮船って打った方が早くね?
すごいね夕霧祭り
さすが源氏の嫡男w
>>319 夕霧が後の薫や匂宮みたいに女を弄ぶデリカシーないえげつない男たちとは思わないけど
むしろデリカシーありすぎがおかしな状況になってしまうというか
夕霧はちょっと落葉宮見て気に入ったから軽い気持ちで口説いたわけでなく
初めて訪ねてから3年間次第に思いを募らせて、ついにどうしても気持ちのコントロール出来ない状態になってきていたし
男知ってるでしょうに、と言う言葉もこれまで素っ気なくされてきた苛立ちからつい出てしまったかと
それでも無理矢理部屋に入りこんで宮の身体抑えてるのに
これ以上のことはお許しなかったらしません、とか言うし
今だったら無理矢理ホテルに連れ込んで
これ以上のことはしませんからと言ってるようなものじゃないの?
お許しがなければ何もしませんって言われても
無理矢理押さえ込まれてお許し出せる女はいないよなw
源氏ならとっとと実力行使に及びながら
甘く掻き口説いて落としただろうに
夕霧は肝心のところで及び腰なんだよなあ…
そこは押すところだと何故教えなかったんだ源氏w
いつも二宮age、雲居sageの人が現れるね…
>>337 自分
>>319だが、雲居雁けなしてんのは別人だよ。
雲居雁にあれだけ誠実さを見せて男を上げた夕霧が
なんで落葉宮相手だけ残念な事になってんだ、とは思うが。
最終的には二人とも幸せにしたんだから、
本来できる子なのに勿体ない…と思ってはいる。
内親王様といっても、柏木にお尻を付きだし、
今度は夕霧に股を開いたいんだから、もう汚れとしか言いようがない
あの時代のお姫様としては致命的だ
二人の男の味を知ってる内親王様
夕霧との間に子供が産まれなかったのは、御仏の罰だろう
世間の下衆の見方はそんなもんだよな
そりゃ母親も心労死するわ
落葉宮もずいぶん抵抗して頑張ったんだけどね
源氏にすぐ靡いた藤壺やら六条やら朧月夜やらに比べたらかなり慎み深いよ
源氏の周辺の女たちの中では空蝉みたいなタイプかな空蝉もあさきの源氏ではかなりポイント高い
慎み深いということはそれだけ美徳なんだろう
なんだか夕霧の話題が一番盛り上がるみたいね
話が逸れてもすぐに戻ってくる
人気者だなぁ
それに比べて我が贔屓、ひげ黒は話題にすら上らず…
やっぱ顔か?貌なのか…!?
>>322 御息所が死んだ後はチョイワル夕霧なんだよね
この際、御息所が死に際に宮を自分に託したことにしてしまおうとか
ワルダクミを考えだすしw
真面目な優等生どこ行った?
しかも御息所喪中なんてお構いなしに宮をものにするし
顔なんだろうなあw
物語屈指の美貌の持ち主、玉鬘を手にした時点で
身の程知らずが…!と面食い読者全員敵に回してるw
身分は申し分ないんだから、せめて無骨なりに
伊予介みたいなオリジナルエピソードでもあれば良かったんだが
相手が玉鬘じゃそれも無理だしな
345 :
342:2009/08/18(火) 23:52:14 ID:???
>>344 ありがと
少し相手にしてくれただけでも嬉しいよ トホホ…
自分は小躍りしたが、世間ではやっぱ玉鬘はまずかったか トホホ…
一条御息所としたら、自分が身分が劣る更衣という引け目があるだけに
娘を誰よりも立派な皇女にしたかった
それなのに降嫁させられた揚句相手の男には冷淡な態度取られて傷つき、
今度は夕霧に娘をその辺の酒場の姉ちゃんみたいに一夜の慰みものに扱われたと思いこんだのだから
ショック死したんでしょう
すべては雲居雁が手紙格式たから夕霧は返事書けなかったからだよね
>>304 浮気すると変に優しくなる男の典型的なパターンじゃんw
夕霧的にはしっかり落葉宮に同意を得た上でと
お膳立てしたのに宮が靡くどころか頑なになるから最終的には無理矢理しかなかったんだよ
夕霧だって塗り込めで初夜なんて迎えたくなかっただろうし
きっとそのことでネチネチ落葉宮に嫌味言いそうだ
>>347 本当はこういう風情あることもしたいんだ
と夕霧の気持ちなんだよ
子育てとはいえ平気で乳振り回す嫁では
夕霧も言いたくもなるさ
>>345 ドンマイ
命懸けの勢いのあの歌、ノリの軽い当世はドン引きされたかもしれんが
純愛ブームの時代なら受けが良かったんじゃないかなーと思ってる
大正あたりの識者の見解を知りたいよw
>>345 いいじゃないか、髭黒ヲタ!
今上帝の外戚として権力もあるし、顔のつくりは割と整っているし。
正妻との確執がアレだが、玉鬘は玉の輿で幸運だったと思うよ。
太夫の檻に嫁ぐはずだったかもしれない事を考えれば…
柏木ヲタな自分も割と肩身が狭いよ。
話題は豊富だが、sageレスも多いからw
あさきじゃなんであんな描写になったんだろうな。
手紙を取り上げるシーンのシースルースタイルから連想したのかもしれんが、
当時は子育ては乳母の仕事で、実母が授乳する事なんてないし
原作にもそんな描写ないんだが…
所帯じみた描写をする事で、落葉宮との対比を出したかったのかもしれんが
徹底してやりすぎたんじゃないかという気はした。
女二宮は、板張りで夕霧にレイープされたのか・・・夕霧は萌えただろうが。
>>352 いや、むしろあさきの描き方は完全に雲居雁あげだと思うのだが・・・
顔は落葉よりも断然雲居雁のほうが良く描かれている。
視点もどちらかといえば雲居雁に好意的。
(よくあさきはばっさばっさと重要なシーンを斬っていくが
藤典侍からの同情の手紙も載せている)
というか、性格はっきりの雲居雁が大和さんの完全に好みだと思われ。。。
決断力も意思もみせない落葉の態度にいらつく読者は結構多い。
>>353 本当だ、すまん
文脈読み違えて、授乳してるのは乳母だと思ってたが
みっともない恰好だから、と言ってるのは雲居雁当人の事だな
乳は出ないけど、あやすために含ませてたのか
>>355 同意。雲居雁は大和さんのヒロイン顔だし、あさきの扱いはかなりいい
夕霧は自信満々だもんね
自分より頭のいい公達は一人もいないし、
自分より美しい顔をした女は樺桜の君だけで、他の女はぜんぶ自分より醜い
男として勝てないと思ってる相手は、父の源氏だけ
匂宮とか薫に対しては最初から見下してる
今上帝もしょぼいし、兄とも慕ってる冷泉帝しかライバルはいない
まさしく天下人
>>358 夕霧は自分の顔のことはそんなに意識してないと思うけどな
匂宮と薫は見下すもなにも、親子の年代差だし
>自分より美しい顔をした女は樺桜の君だけで、他の女はぜんぶ自分より醜い
夕霧がこんなこと考えてるとは思えない
361 :
342:2009/08/19(水) 08:34:53 ID:???
ありがとー
みんな優しいね
夕霧と同じく位人臣を極め玉鬘との間は子沢山なのに
マイナーヲタとなってしまったばかりに
2ちゃんでも活躍の場がなかったので
少しやっかみブルーだったけど持ち直したよ
レス状況をぶった切ってごめんねー
>>357 雲居雁の性格は現代人に似通っており受け入れられやすいんだよ
あの時代にいろんな性格の女を描いた紫式部ってすごいね。そういえば。
今でもおのおのの立場や考えに反発したり共感したり、同じ視点で見られる。
364 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/19(水) 09:40:15 ID:CfgPYDmO
>樺桜の君
そう言えば夕霧によれば、
紫上は「春の霞の間より、おもしろき樺桜の咲きみだれたる」ようで、
玉鬘は「八重山吹の咲きみだれたる盛りに、露のかかれる夕映」のよう
らしいが、これって結局どんな感じってことなの?
誰かわかる人とかいる?
366 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/19(水) 09:52:06 ID:CfgPYDmO
>>365 そのままって言われたって、分からんぞい?
人間は花そのものじゃないんだし。
もっと具体的に、こんな顔とか、こんな雰囲気とか、理解したいんだけど。
>>366 いくらなんでも読解力なさすぎだろw
原作にはそれしか書いてないんだから、読者が自分で想像するしかない
368 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/19(水) 10:00:04 ID:CfgPYDmO
>>367 その想像の手がかりが欲しいの。
作者には一応、それなりのイメージがあったんだろうと思うんで。
>>364 色彩でイメージすれば分かりやすいのでは。
漫画のように絵で表現出来ないから、分かりにくいかもだけど。
紫上は霞(周りを暈す)+桜色で、美しく、華やかさよりは落ち着きを感じる。
パステル系ピンク色を暈すことで、美の中にしっとり感を出している。
桜は古来から愛されてきた花なので、源氏に愛されている妻には相応しい例え。
玉鬘は山吹色+露(アクセント程度)+夕映えなので、
美しさの中に原色系に負けない華やかさを持っている、と。
この頃から夕霧は詩人さんだったのですね。分かりますw
軒先で初めて女三宮を垣間見たときの夕霧と柏木の感想の対比が
あまりに両極端で面白いね。
その美しさに震えが走り感嘆するばかりの柏木と
端近に立つ女三宮のうかつさとそれに気付かない女房を責める夕霧。
源氏が三宮に心を移さない理由を瞬時に理解する賢さ。
薫が不義の子というのもすぐに悟ったところはさすが。
唯一冷泉帝が本当の兄という事は最後まで気付いていなかったようだが。
夕霧って聡明過ぎて父である源氏をも見下しているところがあるよね
親子の礼をしっかりとり、あれこれと気遣いはしているのだけど
そこがまた素敵なんだがw
夕霧と源氏は住む世界が違うからね、お互いがお互いの生き方はできない、というか。
夕霧が源氏をどこか冷めた視線で見るのは、親子関係がどこか冷めているからだと思う。
勿論、愛情がないわけではないけど、明らかに
冷泉>夕霧
だよね、源氏って。
それだけだと嫌みな奴だけど、夕霧には愛嬌がある
紫式部(藤式部)=藤原香子
中務宮家の隆姫と頼道の婚姻を成功させるため、
道長によって掌侍(ないしのじょう。従五位)という公的な身分を与えられた
式部はこの縁談を見事に成功させ、
後に娘の藤原賢子(従三位。後冷泉天皇の乳母。大弐三位)も出世したというわけ
>>372 別に親子関係は冷めていないよ
当時の貴族はあんなもんだよ
冷泉に対しては名実ともに嫡男である夕霧とは違い
親の役目がからきし出来ないという負い目があるからな
源氏は皇子の生まれだけど、夕霧は最初から臣下だから
源氏が臣籍降下せずに親王だったら夕霧は王だった
まあ源氏が准太上天皇となった後は、夕霧も王みたいなものだけど
>>372 夕霧に対しては
「あの葵との子供だからなあ・・・・」って
葵の面影見てちょっと避け気味なのかも、源氏。
冷泉があのまま表向きは兄である源氏に帝位を譲ることになったとしたら
親王に戻るわけだから夕霧が春宮に・・・
なんだか慌ただしいね
出たよ葵サゲ
>>358 兄とも慕う?意味がよく分からないのだが?
夕霧と冷泉ってそんなに親密な関係はないでしょ。
>>379 358ではないが
冷泉が帝になる前は童殿上していた夕霧と兄弟みたいに仲良く遊んでいたよ
弟が出来たみたいで嬉しいって
冷泉と夕霧は公には叔父と甥の関係か
夕霧からすると、おばあさんの兄の子でもあるんだな。
源氏が天皇になった場合、
紫 中宮
花散里 女御
明石 女御
女三宮 皇后
夕霧 親王(春宮)
ちい姫 内親王
薫 親王
秋好 内親王(養女)
玉鬘 女王(養女) 親王宣下なし
か
源氏は夕霧に対して親バカな所も結構あるよ。
それでいて放任主義なところもあるが、それが普通。
傍にある時も長いし実際は可愛くって仕方なかったと思う。
>>382 紫=皇后 三の宮=中宮ではないかと。
皇后はときめかない者がなっている例が多い。
明石は父親が現在無位なので後宮入りできるかどうか不明。
明石=尚侍だと思う
どちらにしろ雲居が夕霧に入内し頭中将が後見となる。
違和感は無いな。
>>382 何故か薫に親王宣下されないってのはどうだ?
>>370 この瞬間だけでも柏木の破滅はわかるような気がする
とりつかれたみたいだし
三宮の女房たちも騒ぐしだらし無いし
女主人がうかつだと女房たちまで緊張感ないということかな
夕霧が全く三宮に関心示さないのも当然
女房たちの質で女主人のあり様が見えてくるし
>>383 源氏流に可愛がってるよね
自分の子たちのうちでやっぱり内心は夕霧が一番かわいいんじゃないかな
頭中将みたいに派手に我が子贔屓しないけど
夕霧は我が子ながら綺麗な男だと思ってるし
美男で出来もいいのに浮気起こした息子を心配してる
皇后はときめかない者がなっている例が多い。 >>
それは違うって。
元々中宮は皇后の別名で両者に区別はない。
それなのにすでに皇后位についてる人間がいるのに
野心から自分の身内を無理やり后にしたいために
もう一人中宮たてるため皇后と中宮って呼び方だけ変えたんだから
皇后は本来唯一無二の天皇の正妃であって
中宮はその別称に過ぎないんだから
皇后を三人同時に立てるために、一人の天皇の妻を皇太后、皇后、中宮と
呼び方だけ変えた後冷泉天皇の例もある
紫は血筋身分はともかく外戚の後見が弱いから立后は無理
女御止まりだろうね
明石は身分は他より劣るけど一応実家が経済的な面倒はしっかりみるし
更衣が打倒だと思われる
>>382 中宮=葵
中宮=女三宮(葵没後に入内)
女御=紫
女御=花散里
女御=末摘花(出自は良い)
更衣=明石
更衣=空蝉
尚侍=朧月夜
尚侍=玉鬘
>>384 無位だろうが財産家の明石の入内はそれほど心配要らない
父親が没していた桐壺更衣が入内できたくらいだから。
それより入内が一番危ういのは紫だろう。
なにしろ兵部卿宮の隠し子で、父親は後見する気ゼロ。
兵部卿宮が全勢力を傾けて後見した正室腹の王女御ですら
ぱっとしなかったのだから
紫が入内・女御宣下を受けるのは至難の技。
王女御がときめかなかったのは、ひとえに源氏の恨みゆえw
少し前のレスでもあったけど、源氏は自分に甘く、他人に厳しいよな。
太政大臣(葵父)が生きてたら、その養女として入内した弘徽殿が中宮だったんだろうな…
秋好は嫌いじゃないけど、冷泉と弘徽殿の釣殿デートが微笑ましい自分は、ちょっと残念。
>>393 それは自分も思った。まったく同意見だ。
兵部卿宮は源氏や頭中将に比べて明らかに劣っていたよ。
そもそも冷泉は甥、天皇の外戚として特別視されてしかるべきなのに
能力を発揮できず、妹の藤壺からの後押しも弱かった。
源氏が娘でも養女でもない王女御を後見して立后させてやる義理はないし。
>>390 元々皇后の別称は中宮だから、イコールだった。
でも藤原定子が中宮→皇后に強制的に変えられたのを皮切りに、
実家が興隆している女御には中宮を、実家が今一つの女御には
皇后に冊立される時期が結構続いた。
中宮から皇后に変えられるのは嫌と、意思表示した中宮もいるよ。
だから、>384が羽振りが良い女三宮は中宮に、紫上は皇后と書いたのではないかと。
そもそも紫が中宮や皇后などにという事はありえないと思うが
たしか実家が弱くても、天皇が寵愛から立后強行した例が合ったと思う
二后体制だったと思うけど
>>389 藤の宴に呼ばれた夕霧に衣装合わせしてる源氏は「親ばか!」で感じで可愛かった。
晴れの席で息子がより立派に見栄えするようにそわそわw
あ〜源氏も親視点で息子の恋愛見守る年になったなぁとホノボノする。
源氏と夕霧親子の会話ってほのぼのとしていて自分も好きだな
落葉の宮と夕霧の一件で「まさか夕霧が!」って思いながら、
でもうちの息子超美男だし当然か〜って口出しするの止めてる源氏が好きだな
花散里と夕霧が源氏の悪口で盛り上ってる場面も好き
夕霧って家族関係に恵まれてるよね
源氏が家庭に恵まれなかった分、
力入れて作り上げた家庭の恩恵に夕霧があずかった形かな。
夕霧以外はいまいちあずかりきれてない気がするが…
特に娘、源氏は養女にも色目使いまくってるから。
>>396 この板で突っ込むのも野暮だが
皮切りをやらかしたのは道長じゃなく、定子の父道隆だよ。
自分が娘でやった事を、そのままやり返された形。
詳細は日本史板か古典板で。
>>396 天皇が寵愛する女御を皇后にごり押ししたのは三条天皇ぐらいだろう。
三条天皇には皇后藤原?子との間にしか男子がおらず、
一条天皇の中宮藤原彰子が生んだ男子と東宮の座を競わせるには
?子を立后させることが第一条件だった。
もっとも、こんな例はごくまれで、三条天皇はあっという間に退位に追い込まれ、
期待をかけた?子との第一皇子敦明親王も三条天皇の没後東宮を辞してしまった。
男子どころか子供のなかった紫が、源氏の寵愛だけを頼りに立后することはないよ。
レディコミ誌のおんな源氏物語っていう漫画が
あさきゆめみしを参考文献にしてるとしか思えない
そもそも正妻扱いをしていなかったから、寵愛があるからといって、紫を
立后することもなさそう。
史実でも、立后された女王って、あまりいないよね?
冷泉が源氏が実父と知らなかったら、弘徽殿が中宮になっていたかも。
女王を立后させても後見が弱いからメリットは無いよね
やはり中宮になるには
内親王もしくは太政・左右の大臣の姫あたりだよ
>>406 秋好は源氏の後見を受けて女王でありながら立后。
史実でも藤原頼通が養女にしていた妻の姪である女王を
立后させた例はある。
やはり後見第一でしょう。
内親王であっても有力な外戚の後見を受けなければ
立后は難しかった。
>>405 教科書は教えてくれないグリム童話 って雑誌に載ってる
ありがとう、探してみる。
>>401 源氏はあえて落葉宮の悪口言うんだよね
落葉宮と合奏して有頂天な夕霧がウキウキと父親に報告に行くと
楽しげに聞いてくれるとばかり思っていた源氏が
男の前で自分の才能をひけらかす女なんてやめとけ
みたいに言う
これは大事な夕霧をアバズレ(落葉宮)に取られてたまるか
という息子かわいさの気持ちもあるんじゃないかな
夕霧は父親の反応にがっかりしたのか二度と落葉宮のことを話さなくなった
唐突に思いだしたんだけど、左大臣って1巻の最初のころ、カッコ良くなかった?
頭中将に似ているんだけど、チャラチャラしてなくて男っぽかった。
次にヒゲ付きで出てきた時には、頭中将の父というより、朱雀院の父みたくなってたが。
>>412 未亡人の内親王が琴をかき鳴らしたのはいかがか…みたいなやつだよね。
内親王の藤壺に恋文送って、密通までした男が何を言うか、てオモタw
柏木&女三宮なみのBEDシーンを夕霧&落葉の宮でも書いて欲しかった!!
>>415 夕霧のプラトニックな片思いから始まったから描写難しいんじゃない?
せめて塗り込めの朝の場面描いて欲しかったな
柏木三宮はエロすぎだ
男盛りの夕霧のヌードも見たかったw
上にあるように夕霧が春宮→帝になっていた場合、
雲居雁が中宮で落葉宮は後見に難有りで女御の扱いだったのかな?
>>418 雲居雁は東宮の母だから、中宮になる可能性が高い
やはり子供の存在って大きいよね。
皇女の生まれでも、雲居>落葉なんだから。雲居はバックも強いし。
まあ、落葉は内親王宣下されているかどうかは分からないみたいだけど。
落葉は、内親王宣下はされているよ。無品だろうけど。
所謂無品の親王ってやつな
摂関家の姫がいると、東宮の同母妹(斎院経験有り)の内親王ですら立后出来なかったりするからな・・・
源氏は源氏なりに夕霧をかわいがってたんだろうけど、
桐壺が源氏をかわいがっていた程ではないと思う。
夕霧が不始末をおこして不遇になっても、霊となって夕霧を追いやった奴を
にらみにいくことはしなさそう。
>>424に同意。
源氏は自分が一番だからねぇ…
あと、冷泉の事は何を置いても守りそうだけど、夕霧にはそこまでしない気がする。
須磨隠遁も、まあ自分の不始末だけど、冷泉と藤壺を守るためだもんね。
夕霧は母方がしっかりしているから不安が無かった、とも言えるかもしれないが、
後ろ盾のない紫の事は置いて行ったからなあ。
朱雀は本当に気の毒。
兄弟仲良く、とは言っても先に裏切ったのは源氏な訳で。
桐壺の源氏偏愛は異常。
落葉宮は(自分の意思ではないが)、二夫にまみえてしまって世間の評判も良くないしね。
そんな人が後宮の要たる中宮になるのは、やっぱり無理がある。
まあ、雲井の雁が中宮ってのも想像できないけど。
臣下の未亡人が中宮ってありえないよね
夕霧は母方が当代一の名家という事も有るから別段の心配はないんだろうけど
冷泉と藤壺に関しては贖罪の気持ちが強いからな
さすがに自己愛の強い源氏でも自分が守りきらなきゃという気持ちだったのだろうよ
>>426 確かに雲居が中宮って想像出来ないんだよね、好きなんだけど。
中宮空位ってのもアリ?
それかまた別の姫君を戴くかだね。
夕霧は秩序を重んじるから雲居雁を中宮
落葉宮を女御にしたろうけど
でも愛情は半々だから中宮と女御を日替わりで通う日々
雲居雁にとってあまり居心地いい中宮の座でもないね
でも、天皇になれば夕霧の思惑とは関係なく入内してくる姫君もいるわけだから、
雲居の雁、落葉宮、藤典侍だけには収まらなさそう
>>420 雲居雁に子供が無くても落葉宮が未亡人で無くて初婚だったとしても
423タンのいうように摂関家の後ろ盾の強さからして
雲居雁>落葉宮じゃないかな
別の姫君を立后させるとすると誰がいいんだろ
真木柱が髭黒の後見で入内すれば結構有力な女御になりそうかも
でも夕霧の寵愛+源氏に次いで権力のある頭の中将の娘の雲居の雁を押さえるのは
無理っぽい
夕霧は自分で妻を選んで選んだ以上は責任持って生涯大事にするタイプ
一時の気の迷いや思い込みや外面だけに惑わされて
とんでもない悪女に夢中になるバカ男でもないし
押し付けられた結婚は夕霧は困惑しそうだけど
性格いい姫君なら夕霧の好みだからただ綺麗なだけで性格も頭も悪い女より愛することは間違いなし
源氏が天皇になって三宮が入内→立后しちゃったら、
紫は「こんな幼いばかりの姫に后の座を奪われた〜」って思うのかなー
それとも帝の妃って立場だったらもっと割り切ってあきらめられるんだろうか
いくら紫でも立后なんて身の程知らずなことは考えないよ
しかも源氏が、桐壺帝のときの母更衣のように、紫を偏愛することも考えにくい。
紫を一番寵愛するとはしても、他にもまんべんなく、それこそあまたいる女御・更衣に
お手付きしそうだw
紫の心労は現状の六条院生活の比ではなさそうだよ。
438 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/20(木) 10:00:36 ID:MpgmXBSH
>>369 遅レスです…っていっても一日しか立ってないはずだけど
ここって進行早いから、一日見てないと遥か彼方に…
>色彩でイメージすれば分かりやすいのでは。
なるほど〜っ。
紫上はしっとり落ち着いた色、
玉鬘は華やかな色が利用されているわけですね。
玉鬘の性格は、直接的な描写では
明るさや親しみやすさが強調されてるけど、
オレンジは色彩的になんとなくそれっぽいかな。
なにここ夕霧板?
源氏が帝になったら、秋好中宮は源氏に入内させられたかもね。朝顔も帝の命令で入内。
そうなると、中宮は朝顔で、女三の宮は東宮となった夕霧に入内かな?
>>439 一見するとそれっぽい流れだが、良く読めば、そうでない話題も色々と振られてるよ。
冷泉帝が好きだった厨房のころ、リアル冷泉帝が奇行で有名な帝だったと知ってショックだった。、
実はうつけの振りをしていただけで、じつは聡明だった人にちがいない、と無理矢理考えていた自分はイタかった…
>>441 あはは。けど、綺麗は綺麗だったんだよね、確か。
>>425 確かに桐壺帝の源氏偏愛は異様だし大人げない
源氏と夕霧の親子関係はいい感じなのにね
ベタベタしないけどお互い気を使いあってるし
上流階級紳士の父息子という感じ
444 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/20(木) 16:24:25 ID:MpgmXBSH
>>425>>443 でも、朱雀を東宮に指名したのは桐壺帝でしょ。
その段階で「朱雀>>>>>>>>>>>>>源氏」になっちゃってる。
源氏の臣籍降下の後で桐壺帝が源氏を偏愛するのはその埋め合わせだから、
少なくとも朱雀との対比では、そこまで偏愛してるとは思わないけど。
(他の皇子に比べれば、明らかに異常だろうけど)
東宮より一皇子を大事にする、というのが既に問題なんじゃないかな。
東宮とその他の皇子の扱いは明確にするべきだよ。
偏愛のせいで、源氏は臣下であるただ人の身を気にし続けていた訳で。
それが一番いい道なのにね、身の丈に合って。
>>444 右大臣家が怖かったからねw
さすがの桐壺帝も右大臣家に睨まれたら大変だよ
雲居の雁はああみえて、太 政 大 臣 家 の 姫 君
母は宮家の姫君、祖父は太政大臣、祖母は内親王という輝かしい家柄
姉は冷泉院の女御、妹は冷泉院の尚侍で六条院の養女で太政大臣の正妻、二番目の弟は大納言
>>447 そうだったねぇ
夕霧の母方と雲居の父方が同じルーツの高貴な家柄の姫だったけ
あの今風な性格に惑わされなんだかすっかり忘れていたよw
ただ母親が宮家の女王で劣り腹になるのが残念だ
>>444 身贔屓だけで後継者を選ばない最低ラインは桐壺帝も持っていたわけだ
>>447 実家の権勢ありすぎにあぐらをかいていたから
夫に浮気されたのかも
ほかにもたくさん浮気されてる人いるんだが。
>>445 桐壺帝は東宮と源氏の差を明らかにしているよ。
更衣腹で明らかに母方の血筋が源氏より悪い落葉宮ですら内親王宣下を受けているのに、
源氏を臣下に落とした桐壺帝の裁断は非常に厳しい。
朱雀院の母は皇太后にまで上ったし、源氏の母更衣との立場は雲泥の差だ。
桐壺帝は源氏の所業や女遊びを咎めているし、むやみに溺愛したわけではない。
桐壺帝源氏溺愛の根拠の一つが藤壺と密通した源氏を許したからというのがあるが
原文を読んでみると桐壺帝が確実な密通の証拠をつかんでいたのかはかなり微妙だ。
桐壺帝は源氏そっくりの冷泉帝を兄弟だから似ているんだねえ、とそこらじゅうに見せて回ったり、
本当に源氏が父親と知ってかばっているのだったらそこまで皇子の顔を披露するか、
なんてことをやったりしている。
>>443 夕霧の母親が紫で、「この子を形見と思って・・・」
と遺言して夕霧が幼いうちに死んでしまっていたら、違っていただろうよ。
源氏は夕霧が元服するまで大宮に預けっぱなしだったし、
須磨にいるときも案じるのは都に残してきた女たちと冷泉のことばかりで
幼い夕霧のことなどほとんど思い出していない。
葵は源氏最愛の人ではなかったし、その差は大きいだろう。
夕霧ってお祖父さんは桐壺帝、お祖母さんは桐壺帝と同母妹の内親王という
尊い血筋なのはいいけどさ、
両親がいとこ同士で自身もいとこ同士の結婚。
わかっているだけで3人の娘も、妹の産んだ親王たちとの結婚でこれまたいとこ同士。
親族結婚ばかりで大丈夫なのかな?
>>452 偏愛しすぎなほど偏愛されてると思うが
何しろ死んでまで、兄朱雀帝の女を奪って遊んでいた源氏を庇うんだから
しかも弟源氏を流したのは許せん、と兄朱雀をものすごい勢いで睨みつけて
朱雀を呪って眼病にする始末
悪いのは100%源氏何だけど
理性ある親ならいくら可愛がってる源氏でもお前が悪い、となるでしょう
>>455 天皇の寵愛する女官と密通したというのがそんなに大層な罪なわけ?
史実に照らし合わせれば簡単にわかるけど、流罪になんかならないんだけど。
・宇多法皇の妃藤原褒子(京極御息所)と元良親王が密通
元良親王は何の咎めも受けなかった。元良親王が密会中の京極御息所に宛てた
恋歌が大量に残っていることから、皆周知だったと思われる。
・三条天皇の東宮妃綏子と源頼定が密通
当時は何のおとがめもなし、三条天皇の在位中のみ頼定の官位がとまった。
密通で流罪になった例などなし。
ましてや朧月夜は朱雀帝の女官であって妃ではなく、厳密には天皇に対する
貞操の義務はない。
>>453 葵が源氏最愛じゃなかったからどうこうで見る視点がいやらしい
じゃあ世に離婚した親は配偶者が嫌いだから自分の子でも冷たいとなってしまう
桐壺帝が自分が愛した女の子供偏愛したからって源氏も同じと思われたら
当の源氏が怒るよ
まだ須磨に流された時点では親の自覚あまりなかった源氏だろうけど
夕霧を引き取ってからは、自分のように甘やかされて育たないようにときちんと教育させて決して放任じゃないし
それまで育ててくれた大宮にも息子がおばあちゃん子の甘えん坊になったら困ると月二度しか会わないようにと厳しくする
ただ甘やかしてダメ人間に育てることが親の愛情じゃないし
夕霧は一連の源氏の教育が良かったから立派になった
>>456 夕霧称賛のいつもの変な人だ。
夕霧は脇役で主役じゃないっての。
>>458 桐壺帝が源氏を可愛がった理由はその母桐壺更衣を寵愛したからでしょう。
違うの?
源氏がその他大勢の更衣腹の皇子だったとしても、同様だったの?
夕霧やその母葵を少しでも悪く言うレスは全部許せない、つぶしてやる!と息まかないで、
少しは冷静になりなよ。
残念ながら、葵は源氏最愛の人じゃなかったよ。
須磨に流されたことで源氏も大人になったんじゃないかな?
それまでは兄をからかったり
人を人とも思わない傲慢さがあった
しかし痛い思いをして都に戻ってからはよく働くようになって
女たちと浮名を流すこともピッタリなくなった
明石の上が事実上最後の恋となったし
女三宮はまた事情が違う
>>453>>460 須磨に流された時は夕霧は大宮のところで健やかに育ってんだから
別段心配する事もなかろうに
元服まで大宮に預けたのは最愛の娘を失った大宮への気遣いからだろ
葵が最愛の人じゃなかったなんて野暮な話
穿った見方をすればあそこで死んでなければ最愛の人にだってなり得たんだから
伏線が無いわけじゃないしね
>>460 葵の上とやっと打ち解けた矢先に葵は死んでしまったからね
最愛の女性どうこうは問題じゃない
源氏も後年自分が関わった女たちを紫の上に語る際にも真っ先に葵の上の名をあげるし
これは愛情は別にしても決して葵の上を忘れていない証拠だと思う
紫の上の葬儀のときでさえ30年も昔の葵の上な葬儀を思いだすくらいだし
>>455 源氏が須磨へ行ったのは朱雀帝に謀反を志していると噂されたためで
密通が直接の原因ではないよ。
朧月夜との密通は弘き殿女御を怒らせたけど、
その理由だけでは左遷などできない。
源氏は謀反の疑いが晴れたので都へ帰ることができた。
葵あげの人が全く同じ文体で連投してんだけど。
このスレって特定の人しかいないのかね〜
>>466 連投図星されると逆上か。
性格悪いな。
>>462 普通は幼い子を残してきたら心配するだろうに。
桐壺帝は内裏で元気に遊んでいる一宮(朱雀帝)を見て
母の喪で里に帰っている源氏を思っている。
祖母のところにいるから安心、って子供を思い出さない親ってどうなのさ。
源氏が罪を受けていれば、その罪はまだ幼い長男の出世に影響を及ぼすし、
当時公にされている源氏の子供は夕霧がだけで、唯一無二の一人っ子だったのだし、
誰よりも心配すべきだろ。
>>457 現場を女の父親の大臣に押さえられるというヘマしちゃたから都にいれなくなっただけだよ
源氏の処分どうしようかとなっているうちに
源氏自ら都にいられなくなって須磨に逃げたんだよ
何しろ宮中出たって恥ずかしいしね
朧月夜の父親だって源氏との仲は知ってたから結婚話を持ち掛けたのに
にっくきこきでんの父でもある右大臣の婿になる気はねーよと源氏にはねつけられてる
それでも兄の寵姫だからこそ朧月夜との情事がスリルあってやめられないバカ源氏だっただけで
実際朧月夜の処女奪ったのは源氏なんだけどね
>>470 綏子だって兄貴の道長に乳首ひねられて妊娠を確認されたけど
都に居続けたがな。
そもそも密通で左遷されることなどまずないのに
処分もへったくりもない。
須磨へ行ってから源氏の所業がよくなったなんてこともない。
なにしろ、それ以降も朧月夜と復活愛で密会してたじゃん。
恥ずかしいことなわけないだろ。
>>468 せめて文体変えろよな。なまみこ婆。
今日の朝から夕霧話の連投で場が白けてるっての。
年がら年中暇すぎるだろ。
どうしてこのスレって必死な人がいるんだろう
>>472 出た出たw何なの?なまみこ婆って?
文体変えろもなにも今話に加わったばかりなんだけど。
根拠もない言いがかりは恥ずかしいから止めろよ。
>>474 しらじらしいな。
お前のレス、史料も漫画も読めない馬鹿だから目立つっての。
>>472 この人、葵サゲを指摘されると
「なまみこ婆」ばっかり言っている人か
>>475 もうさ、アンタ本当に恥ずかしいから出てけよ。
>>476 漫画にも原作にも基づかない話をしているあなたのことを言ってるんですよ。
雲居雁や女三宮を攻撃し、葵や落葉宮を褒めたたえる。
あんまり連投すると2ちゃんねるに報告されて書き込みできなくされるよ。
>漫画にも原作にも基づかない話をしている
>雲居雁や女三宮を攻撃し、葵や落葉宮を褒めたたえる
そんなことしてないぞ
さすが「なまみこ婆」ばっかり言っているだけあるな
>>478 私なまみこ婆じゃないけど
あんたの言い分もおかしいよ
原作にも漫画にもないってたとえば何が?
それに葵の上が源氏に愛されてないを言い張るけど
愛にも段階や年月あるのに
そこを棚に上げ葵と打ち解けてなかった時期ばかり言うし
原作のニュアンスわかってないばかりか
勝手に夕霧は葵の上が愛されてないから…とでっちあげるし
結局何が言いたいか理解できない
ディスってないで報告すりゃいいじゃん…
この二人をスルーするにはどうすりゃいいんだ。
とりあえず葵・紫・女三宮・雲居雁・落葉宮は除外だな。
源氏と夕霧と柏木も話題にできんし…
末摘花の話でもするか?
間違っても荒れはせんだろう。
>>454 1000年前の物語に(ry
源氏と夕霧の親子関係ってそんなにおかしいか?
互いに成人して家庭を持った父息子の距離感なんてあんなもんだろ
互いにそこまで行き来せず、偶に酒を飲み交わすくらいというか
葵が生きていようが息子は母方で育つのが当然なんだから、
夕霧が源氏の手元で育たないという事実は変わらないし(若紫の台詞はただの勘違い)
夫婦は夫婦
子供との関係はまた別ものだよ
源氏と夕霧は上手くいった親子仲だった
夕霧も厳しい父に内心腹立ちも感じたけどそれならもっと学問頑張ろうと
気持ちを切り替えたし
源氏もそんな息子を頼もしく思ってる
息子は早く結婚して家出て行ってしまったけど
その後も父親の家にはちょくちょく顔出してるし
>>480 書いた内容を怒っていませんよ?
別の人とお間違い?
私は連投が煩わしいといっているのですが?
連投大歓迎!
毎日、毎日、大量の連投をどんどんして!
と思っているのでしたら、
はっきりそう書いて応援して差し上げたら?
源氏は夕霧の嫁や孫たちには何の関心も示さない
かわいいのは夕霧だけだからだろう
夕霧の心を奪った落葉宮には
うちの息子をたぶらかしおってと不快感示す源氏
同じことを言いたいためにわざわざスレを分けて
4つも5つも分割して別の人が書いたように見せかけることが必要だとはおもいません。
言いたいことがあるなら1つのスレにまとめて書いたらいいでしょう?
ここへ初めて来た人は、こんなにこのスレでは○○が人気があるのか、
○○を悪く書くと叩かれるから絶対書けない、なんて制約ができてしまう。
いろんな人が書き込んでいるのならば特定の人だけが褒められ続けたり
けなされ続けたりすることはないのに、明かにこのスレは異常だから言っているんです。
まあ、それを大歓迎する人もいるということですね。
だったら、連投大歓迎でよいのではないでしょうか。
みなさんも、応援したい登場人物やけなしたい登場人物がいるときには
スレを分けて4つも5つも連投すると、効果的かと存じますよ。
>>485 >つ
母系社会
源氏は娘の明石中宮が生んだ皇子女たちのことは溺愛している
>>488 今と外孫内孫の観点が逆なんだろうね
男の子は婿にだす
女の子は婿貰う立場だから
宴会では夕霧の歌声がいいねと一緒に歌いだす源氏だし
夕霧の美貌に我が子ながら綺麗だとうっとり眺めていたんじゃないかな
美しさでは妹の明石中宮より上だし
明らかにここは夕霧ファンが多いと思う
それを同じ人が連投していると決め付けるのも如何なものか?
文体が似ているって2ちゃんスレというものは大概似てくるもの
話題が不快な人は暫く来なければいい
夕霧&夕霧が嫌いなら、NG指定という手もあるしね
子供じゃないんだから、自己責任で自衛も必要だよ
ごめん、
>>492は夕霧&夕霧の話題、というつもりだった
雲居の雁は東宮母じゃねーし
妻への対応からして、朱雀院の内親王のがコノミだったんだろ>夕霧
うん、あさきでの夕霧ファンは、連載当初から自分のまわりにも多かった。
だからこのスレでも話題が多いのは必然じゃないかな。
自分は夕霧は苦手だけど、夕霧好きの人のカキコを読むのは面白いよ。
柏木&朱雀ヲタだから、叩かれ&スルーされ耐性がついたのも大きいw
葵は大好きなんだけど、源氏の最愛の人ではない、には同意しちゃうな。
源氏が嫌いだから、最愛じゃなくたって一向に構わないんだけどね。
>>495 「叩かれ&スルーされ耐性がついた」
同じです。めげずに頑張りましょう@髭黒オタ
ちなみに自分の周りも夕霧オタばっかりだった・・・
夕霧は現代にタイムスリップしてきても、適応できそうだな。
源氏、匂宮はホストとして大成功しそう。
>>495 柏木&朱雀ヲタというのも珍しいね
タイプ正反対なのに
忍耐強くて真面目な朱雀は夕霧に近い性格だと思うし
柏木は軽いところが源氏につながるんじゃないかな
>>494 タイプだったし本気だったし
恋愛不慣れだから不器用な夕霧が面白い
超ハンサムな男なのに恋愛苦手
>>499 父親を認めていながらも
父親のようになってはいけないと思っているからだよ。
夕霧は恋愛苦手でも女に指図されたり仕切られるのは嫌いな人だと思う
女に甘えることもしないし、自分が主導権握っていたいタイプ
ある意味男らしい人だと思うな
夕霧は落葉宮母のたしなみある様子見て
これなら娘もたしなみあるんだろうな
というところから落葉宮に関心持つようになった
夕霧らしい慎重さだね
まず顔を見てやってから好きかどうか判断する源氏とえらい違いw
504 :
495:2009/08/21(金) 00:01:55 ID:???
>>496 レス、サンクスです。
ええ、めげずに突き進んでいきましょう〜!
>>498 自分がガサツなせいか、繊細で優雅な人が良いのかもw
源氏は優雅だけど繊細ではないし、夕霧は忍耐強いけどもののあはれが
解るタイプじゃないし。
夕霧(と雲居雁)が現代でも適応できそう、には同意。
現代の価値観で当て嵌めても魅力が損なわれないからなんだろうね。
その価値観からすると、ストーカー扱いで終わっちゃう柏木w
同じ子供でも、寵愛には愛情の差が出るものだよ
桐壺帝が源氏を寵愛したのは、源氏が母である最愛の桐壺更衣と瓜二つで、
容姿だけでなく極めて才に優れた子供だったからで
源氏が明石中宮やその子供達を愛するのは、
明石御方の子供というだけでなく、最愛の紫の上が育てた娘だったからで
夕霧は特別仲がよいわけではなかった葵の上の息子ってところで、やっぱり損をしてる
桐壺帝が源氏寵愛したのは、
母親が無惨な死に方したことや、臣下に落とさなくてはならなかったから
余計に愛情がわいた、ってことはないのかな?
もちろん容姿や才能もあるんだろうけど。
夕霧と落葉の宮のSEXシーンは欲しかった。
柏木と女三宮は一回だけでいい!
大宮は孫の中で、娘の産んだ夕霧を一番に溺愛してたよね
冷泉は、親子名乗りできないわが子(常に敬語で話す)だから愛おしさが余計に募る。
夕霧は嫡男で位人臣を極める身だから甘やかさず、しかしやはり可愛い。
明石女御は唯一の娘で可愛さの種類も違う。
それぞれ接し方が違ってくるのは当然でしょう。
どの子を愛してどの子がどうでもいいとか考える人って???
冷泉(冷泉を守るため紫上をおいて須磨へ)>紫上>夕霧(紫上を守るため遠ざける)・明石姫(実母から引き離して紫上に預けさせる)
冷泉を守るのは当然だよ。身から出た錆なんだから。
夕霧を紫や明石から遠ざけたのは自身の過ちを繰り返させない為。
ちい姫を紫に預けたのは入内させる為。
夕霧が源氏のように父親の愛姫を襲うとも考えられんが、源氏とはそういう男。
愛情の形は異なっても、とても出来が良い子達に恵まれたから
源氏ホクホクなのではと思う。
出来が悪い子を愛せる源氏の姿は想像出来ないけどね。
長男→親父の出世を取り計らってくれた、源氏物語で一番の孝行息子
次男→親父の栄光を後世まで継いでくれる存在・子孫繁栄バンザイ
長女→日本一の女の座に君臨。次男の子達の後見までしてくれそうだ。
薫がもしも源氏の息子なら、自分と異母兄妹達とを比較して、
相当捻くれるか、ボンクラ息子になるか、
親父同様色恋沙汰でうつつを抜かすかの三択になりそうなw
勉強不足でごめん。疑問に思ったんだが、
親王は臣籍降下すると宮号を名乗らないのは当然として、
内親王は降嫁しても、
大宮や女三宮、女二宮みたいに宮号を付けて呼ぶのは何故なんだろ?
私も勉強不足だけど上で言ってた「内親王の宣旨を受けた」かどうかじゃないのかな?
横槍ごめん。
ありがと。
自分もそうかな、とは思っていたが調べてみるか。
>>513 薫はそれなりに出世してるからボンクラではないが
ひねくれと女にうつつは当たってる
まあ女にうつつは冷泉もそうか
>>454 いとこ同士など血縁関係が濃い人同士の結婚は、
天才並の優秀な人が生まれる可能性も有れば神経衰弱や奇形児が生まれる可能性もある。
昔は沢山居たんだろうな。
薫は実際もっといい男に育つと思ったんだがな
520 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/21(金) 13:43:54 ID:2WzS2vjJ
>>514 「臣籍の夫に降嫁する=臣籍に降下する」というわけじゃないからね。
昔は夫婦別姓で、妻は夫の姓ではなく父の姓を名乗るのが原則なので、
皇族出身の女性は、臣下のお嫁さんになっても原則としては皇族のまま。
現代みたいに、臣下のお嫁さんになるから皇族でなくなるわけじゃない。
女性でも臣籍降下されていれば皇族じゃなくなるけど、
これは臣下と結婚するかどうかとは関係ないこと。
そういえば血は繋がってないけど、明石中宮と薫は身近に対面とかしてるんだよね?
薫が中宮襲ったらおもしろいのに
>>520 男は臣籍降下すると皇籍離脱するけど、
女は臣籍降嫁しても皇族のままでいるのが通例だったから
>>508 全キャラ見たいよな
乳首晒したのは藤壺・朧月夜・女三宮だけか
>>521 薫も中宮も薫の出生の秘密を知らないから
幾らなんでも実の姉を襲わんだろw
薫の出生の秘密を知っているのは
源氏と夕霧と女三宮だけ。
薫は知ったでしょ
自分が源氏の息子じゃないこと
薫とちい姫は二十以上年離れてるぞw
まあ大君や中君ですら犯せない薫には無理だなw
髭黒「女を強姦できたら一人前。息子達よ、お前達も欲しい女がいたらレイプしてしまえ」
>>523 そうか、すっかり忘れていた宇治十帖w
弁の君が薫に打ち明けたんだっけ
玉鬘「(´;ω;`)ウッ…そのせいでこんな無粋な男の嫁に。娘達は出戻るし、息子達の出世は遅れるし、六条院での生活が懐かしい」
宇治十帖の玉鬘は、夕霧に愚痴ってばかりだった
夕霧の息子と結婚させればよかったのに失敗したね・・・・残念!!!!!!
玉鬘の子供たちってそんなことになってたんだ
地味に幸せになってるのは、
紅梅大納言(頭中将の次男)と真木柱(式部卿に引き取られた髭黒の長女)の再婚カップルだな
真木柱がとりあえず幸せになってくれて嬉しいよ
>>521 >男は臣籍降下すると皇籍離脱するけど、
>女は臣籍降嫁しても皇族のままでいるのが通例だったから
臣籍降下の意味を取り違えているよ。
臣籍降下は皇族の身分を離れることで
親王・内親王宣下を受けずに源などの姓を賜ること。
男であっても女であっても源姓を受けて臣籍降下するものはあったし、
一度親王・内親王宣下を受ければ余程の理由・特別な事情がない限り
生涯剥奪されることはない。
男だけが臣籍降下するわけではない。
平安時代、女の姓が結婚後も変わらないのは520氏の言っている通り。
内親王が結婚後は夫の姓を名乗るようになったのはずっと後の明治時代、
皇室典範に規定されて以降。
それ以前は皇后や中宮であっても結婚前の里の姓を名乗っていた。
>>513 子は3人。天皇、后があなたの子になる。
真ん中の子は中では一番劣っているがそれでも大臣にはなるでしょう。
源氏の子の出来は
冷泉帝>明石中宮>>>夕霧
ってあたり。
源氏からすれば夕霧は「中の劣り(原文のまま)」
だから厳しく育てたんでしょう。
冷泉帝と明石中宮はほっといても賢く美しく大出世なのでただただ溺愛。
>>533 「御子三人。帝・后、かならず、並びて生まれ給ふべし。
中の劣りは、太政大臣にて、位をきはむべし」ね。
ところで、すぐ次の原文に「中の劣り腹に、女は、出で来給ふべし」とあるのはご存じ?
「中で身分の劣った人の腹からは、女君が、生まれ出でましょう」という訳になることからも解るように
「劣り」というのは、出来不出来のことではなくて、位の事を云っているんだよ
宮中で育った冷泉溺愛ってのもねw
「中の劣り腹に、女は、出で来給ふべし」どこにある?
夕霧は結局親父の源氏ほどには出世できなかったしな。
冷泉帝と明石姫君は親父を超えたけど。
>>513 薫は夕霧をうならせるほどの美男で
(父の柏木はこうまで美しくなかったのになんという美しさか)
かなり出来が良かったんじゃなかったか
女にうつつとはいえ20代後半で妻妾は正室女二宮と愛人浮舟の2人しかいない
源氏や夕霧に比べたら相当真面目な部類だぞ
>>534 >宮中で育った冷泉溺愛
須磨へ下る際に源氏は東宮時代の冷泉のもとへ忍んで別れの挨拶に行っている。
このときまだ少年の冷泉は「少しでも見えないとさびしいのに、そんなに遠くへ行ってしまったら
どんなにさびしいことだろう」と返事をし、源氏は胸が締め付けられる思いがしている。
一方、左大臣邸にもしのんで事情を説明に行った際、夕霧にも少しだけ会った。
ずっと会っていなかったのに、夕霧は父親を覚えていて膝に乗ってきたので感心だ、と源氏は思っている。
冷泉は主君だからだろ、夕霧は大宮に預けたんだから父親の源氏が長らく会いに行かなくてもいたって結構、
とか言い出す人が出るだろうけどさ。
冷泉と夕霧で源氏の愛情の差が表れていると見る人あ源氏物語研究者にも多いよ。
冷泉は表立って何も出来ないうえ、母親は出家し、後見が弱い東宮だったから心配。
夕霧は自分が居なくても祖母が世話をしてくれており、祖父の後見が望める子。
愛情の差というより、自分が居なくなった後の子供の立場を考えると、
気持ちの残し方が違うだけなんじゃないかと思うなぁ。
冷泉の後見がしっかりしていて、夕霧が頼りなかったら、感想は逆だったろう。
>>538 程度の低い研究者だね
上っ面だけでしか見ないし
きっとその他の人物像でも外面でしか捉えてない自称研究者だよ
源氏の子供たちへの愛情度は女たちへの愛情度がどうとか
源氏をものすごく低俗にしてるし
そればかり言う人もしつこいし
それぞれの状況によって違うでしょ
若いときに過ちで出来た子には罪の子である申し訳なさや不憫さも感じる分、特別な思いがあるだろうし
嫡子として生まれた夕霧には甘やかさずにしっかり育てなければ、という責任感もあったし
女の子である明石中宮にもしつけをきちんとさせた
夕霧や明石中宮は母親もしっかりした気質のせいか二人とも出来が良かったから
源氏も楽だったし
>>538 そういうミーハー研究者は夕霧が理解できないから
夕霧の落葉宮への愛も理解できないでしょうね
夕霧巻は書いてないか書いてあってもおざなりなんじゃない?
>>540 夕霧あげの人には許せないだろうけど、原文にあるから仕方がない。
紫が母だろうが、末摘花が母だろうが、源氏は平等に扱った!と断言できる根拠は何?
源氏は子供が少なかったからだろうけど、子供が大勢いれば当然
母親の違いによって子供の待遇が変わる。
母親への寵愛が薄かったり、訪れが絶えたりすればその子供は不利益を被るが、
源氏に限ってはそんなことはしなかった!とする根拠がないんだよね。
>>538 自分もほぼ同意。
この話題で荒れ気味になるのって、夕霧が源氏に愛されてない、
みたいに捉える人がいるからだと思うけど、別にそういう事じゃないんだよね。
夕霧の事は夕霧で愛しているけれど、冷泉が特別なんだと思う。
冷泉>夕霧=ちい姫 という感じか。
葵や明石への愛が劣るんじゃなくて、藤壺が特別なんだよね。
葵も明石も源氏が憧れる対象じゃないから。
>>539 冷泉がならびない天皇となってからも、源氏の寵愛は続いている。
夕霧の祖父は天皇の外戚となった右大臣に押されて危うい立場だったし、
夕霧の出世は祖父に任せておけば大丈夫、なわけがない。
この時代の蔭位の制は父親から息子へしかなく、
母方の祖父が孫に対して位を譲れるものではない。
左大臣ならば蔭位を施すのは息子の頭中将であり、
恩恵を受けるのは頭中将の息子であって娘の子である夕霧ではない。
夕霧の官位は父親の源氏にかかっており、
父親が配流されてるのに息子が大出世なんてあるわけないだろ。
夕霧に対しては結婚も好きにしろだし放任主義だよ。
親王の跡継ぎが出来なかった冷泉。既に帝の位は退位。
夕霧は並ぶことのない権門の太政大臣へ昇進。
娘たちは、東宮一宮、親王二宮、親王三宮(次期春宮)らの正妻となり、
それぞれの立后も約束されたポジション。
外戚となり更なる権勢を誇る。
息子も大臣になりその娘は女御・中宮に立つだろう事は想像に難くない。
源氏の正式な跡継ぎとしてこれ以上無い嫡男だけど、何か?
>>543 源氏のちい姫への愛情もかなりのものがあったと思うよ。
自分の理想の女性に育てた紫が、丹精こめて育てた理想の貴婦人。
ちい姫は源氏似であまり明石には似ていなかったみたいだし。
(明石が自分のすぐ近くに仕え始めても似ていないので
ちい姫は実母だとはすぐには気付かなかった)
源氏は紫との実の娘同様に育てていたし。
ちい姫への安産祈願や、後見の熱烈さ、皇子女への可愛がりぶりは
やはり夕霧とは比べものにならないよ。
冷泉が源氏に対して、養女を中宮にしたり準太政天皇の地位を授けたりと、
孝行心を示してはいるけど、源氏が天皇になった冷泉に寵愛といえる行動ってあった?
自分が出来れば手に入れたいと思っていた秋好や玉鬘を譲りましたってのは無しねw。
>>545 夕霧ヲタはどうしても夕霧>冷泉にしたいんだろうけどさ。
冷泉は弘き殿女御との間に一女、玉鬘大君との間に一男一女を残しており
末裔はどうなるか分からない状態。
匂宮が冷泉女一宮に求婚しているところを見ると大貴族に降嫁&
後継が絶える冷泉に配慮して女一宮の東宮への入内などがあったかもしれない。
夕霧の三人の娘は物語ではいずれも子を産んでおらず、
夕霧は外戚の座を逃す可能性がある。
紅梅の女御や冷泉一宮に男子が誕生すれば政権はこちらへ移る。
内親王を母とする高貴すぎる弟薫が後宮進出する可能性もあり。
だいたい、三宮の匂宮は即位できないしw
可能性ねw
>>547 塗りごめにこもった冷泉を気遣って慰めたりしてるよ。
夕霧あげの人って、どうして源氏は冷泉に愛情がなかったことに
したいのかなあ?
藤壺よりも葵のほうが源氏に愛されてた、
長生きしてれば紫より必ず葵のほうが愛されてたとかさ。
源氏物語を根本的に脳内改編していそう。
>>549 夕霧の3人の娘が立后することだって「可能性」。
物語では立后していないんだから想像であることはどちらも同じ。
源氏と夕霧とは大人の親子関係でいい感じだ
源氏は愛情どうあれ夕霧をきちんと育てた
だから夕霧はドラ息子にもならず真面目で立派になった
そのことでは源氏もすごく喜んでる
その息子がスキャンダル起こすと心配するし説教する源氏だし
夕霧も足繁く六条院に顔を出すのは父親が好きだったからだろうし
源氏も夕霧を好ましく思ってる
愛情どうこうよりそれで十分だよ
>>552 葵が死んだら夕霧を引き取っていれば尚良かったけどねw
女遊びにかまけて幼い夕霧にほとんど会いに行かなくても
「立派な親子関係」だというのだから大したもんだw
どうせなら大宮にずっと最後まで預けっぱなしにしとけばよかったのに。
すげえ、皆必至。
夕霧ヲタは夕霧至上主義で周りの見えない崇拝者みたいだし、
それ以外は冷泉ヲタというより兎に角夕霧を潰したいだけに
思える。夕霧人気への妬み丸出しで見苦しい。
>>552 夕霧が六条院に顔出しするのは妹の明石中宮や
将来の東宮たちがそこにいるからだろ。
六条院には夕霧の養母花散里もいる。
雲居雁との夫婦仲を相談し、自分の娘を預けるほど
継母花散里との仲はうまくいっていた。
源氏一人に会いに行っていたわけじゃなし。
>>546 夕霧の子供も源氏は可愛がっているよ
そもそも母方で子供が育てられるんだから、ちい姫の子供達が母方の源氏の家で育つから源氏に可愛がれるのも当然
よほど子供嫌いでない限り、手元で育てた娘の産んだ孫達を邪険にするわけがないし
そういう意味では、孫とは言え母方で育ってあまり縁のない息子の子供を可愛がっているんだから
源氏にも夕霧への愛も相当なものだと思うけどね
惟光の孫と言っても源氏から見れば惟光は臣下であってそこまでお思い入れのある相手ってわけでもないし
>>556 お前の妄想の可能性も限りなく低いねけどね
559 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/21(金) 23:00:08 ID:q9d4UF4L
どうでもいいw
そうそう源氏と夕霧の親子関係は理想だわ。
花散る里が養母になっていたけど、こちらとの関係も良い感じ。
夕霧は愛情が多いだの少ないだのと考えて悩むタイプではないね。
じめじめしてなくて良い。
561 :
543:2009/08/21(金) 23:01:04 ID:???
夕霧が源氏に一番愛されてなかったからといって、夕霧の魅力が損なわれるわけじゃないよ。
>>546 ちい姫を可愛がっていたのは、女の子だったからじゃない?
男親は娘を可愛がるし、平安男の源氏としては後宮入りさせる大事な駒。
子供としての愛情は夕霧と同じくらいに感じる。
本当に親馬鹿だったら、ちい姫がつわりで苦しい時にすぐに里下りさせてるよ。
むしろ、ちい姫への愛情は、紫&明石の強力タッグの方がより感じるよ。
>>553 何か勘違いしていた若紫(作者?)じゃあるまいし、葵が死んだからって源氏がホイホイ引き取れるわけがない
あの時代は子供は母親の実家で養育されるんだから、よほど母親の実家が頼りにならないって状態じゃない限り父親は引き取らない
若紫だって父親に引き取られずに母方の祖母尼に養育されていたし
>>557 源氏は母方で育つ夕霧の子供たちに対してはほとんど可愛がっていないよ。
というかそもそも接点がない。
女楽のときに夕霧の息子を初めてみて
「中将はなかなか自分の子供を見せてくれない」と言っている。
どうしても源氏が夕霧の子供を可愛がってたことにしたいみたいだけど、
原作にも漫画にもそんな場面がない。
やだ、また来てるよ。
「なまみこ婆」連呼の人。
>>548などはスルーでおk。
そういえば、夕霧が孫を見せに来ないと、
玉鬘が子供を見せに来た時、愚痴ってたよな源氏。
会いに行けば行けた息子に久しぶりに会って 覚えていてひざに乗ったって
感心しているのを読んでびっくりしたんだよな。親ならもっと感じることあ
るだろうと。雲居の雁に対する頭の中将も夕霧に対する源氏もほっぽっといて
必要になったら急に親だって顔してずいぶん勝手だなあと思った。まったく
愛情がないわけではないのは分かるが。
>>562 紫は公にできない隠し子だったからだろ。
こっそり通ってひっそり生まれた子だって書いてある。
髭黒は正室の里がしっかりしているのに、
正室腹の男の子をちゃんと引き取っているよ。
母方がしっかりしていれば父親は育児放棄して良いというのは間違い。
あえてコピペ
夕霧ヲタは夕霧至上主義で周りの見えない崇拝者みたいだし、
それ以外は冷泉ヲタというより兎に角夕霧を潰したいだけに
思える。夕霧人気への妬み丸出しで見苦しい。
もうヤメレ!!
>>564 夕霧称賛連投の人がまた来てるね。
夕霧あげレスは無視しておk。
>>563 三の君、次郎君は、東の御殿にぞ、取り分きてかしづきたてまつりたまふ。
院も見馴れたまうて、いとらうたくしたまふ。
原作の夕霧の巻より
花散里に引き取られた三の君と次郎君は、日頃から源氏も可愛がっていたとあるよ
きちんと原作読んでから「原作にも〜」と書こうね
夕霧と源氏の親子関係が好きだから順番なんてどうでもいいんだが
>>571 夕霧の息子を常日頃可愛がっていたのは花散里で、
源氏は花散里のもとに立ち寄った際に若君を見て
可愛く思った、ってだけだけどね。
皇子たちにすっかりなつかれて行儀の悪さまで注意している
明石中宮の子たちとは大きな違い。
紫に死なれて憔悴しきってる自分の姿を夕霧には見せる源氏だし
夕霧にしても、父親の昔の女関係を知らないはずはないし
母親の死に対しても知らないはずはない
でも決してそのことで父親を責めたり嫌ったりしないし
いい性質だから夕霧が好きだな
母親のことをどうこう知りたがったりもしないし
常に前向きな男
薫にはそれがないか
>>569 葵&夕霧サゲのオマエが連投してんだろがw
正室になれなかった紫ヲタだから憎くて憎くて仕方がないんだろうな
>>576 連投なんかしてないけど?
冷泉憎くて憎くて仕方ないあまり完全に妄想に走ってるね。
そろそろお終いかな〜?
あの時代は帝の妻になった娘が男の子を生むかどうかが
自分の出世を左右したほど重要だったからね
あとは邪魔な帝を追い出したりしちゃったし
つまり娘は大事な駒だったわけだし
源氏だってその思いもあったろうしね
将来の帝候補の孫たちと所詮臣下にしかなれない孫ではね
扱いが違うだろう
>>575 薫は母女三宮に自分の出生を聞いていないし
それなりに良い親子関係だよ
夕霧は母葵のことを祖母の大宮から聞いていたと思うよ
父親の源氏に葵のことを直接聞かなかったのは
あまり夫婦関係がうまくいってなかったことを
大宮からそれとなく聞いていたからじゃないのかな
あのう、本当にもう終りにしませんか?
大人の事情には立ち入らない夕霧の気質がいい
薫の出生にも薄々気がついているがそれ以上立ち入らないし
それより自分の恋の方が大事だと
>>574 院も見馴れたまうていとらうたくしたまふ。
って院(源氏)が日頃ご覧になって可愛がっていた言う訳になるんだけど
本来手元にいない筈の孫なのに、引き取られたその子達を源氏はかなり可愛がっているってこと
あと花散里は可愛がっていたのではなくてお世話していたが正しい
どっちも当時の親子関係学び直してこいよ…
色々間違ったまま仮定で議論進めるから
全然噛み合ってないじゃん…
もういいよ。収拾つかないよ。
>>563 きっと夕霧は自分の子供たち見せても
父親ほどの美男で大人物が見たらあまりよく思わないんじゃないか
と気がかりで見せたくなかったのかも
源氏に比べたらまるで平凡な子たちで
これが自分の孫かと源氏が気落ちしたらどうしようとか
藤典持が生んだ子たちは正妻腹より顔立ちも気質も優れていたから父親に見せられたとかかも
タラレバでくだらない雑談続けてるババアはIDさらしなさいよ
>>584 見馴れるは顔見知りである程度の意で常日頃という意味はないよ。
「らうたく」は可愛いと思う。
それに、「かしづきたまふ」はこの場合、大事にするの意。
雲居雁の面倒を見ている大宮に対しても使われていて、
雲居雁よりもずっと高貴な大宮が、
雲居雁のお世話をしていたということになってしまうよ。
終了!
590 :
588:2009/08/21(金) 23:33:19 ID:???
584じゃなくて583へのレス
>>586 女の子は藤典侍の産んだ子のほうが顔立ちが美しくて
特に六の君は一番良かったらしいけど
男の子については何とも書いてないよ
夕霧の息子たちの中で一番できがよかったのは
雲居雁腹の嫡男頭中将だと書いてある
>>591 子供たち全員を対象にしてるよ
女の子たちだけじゃなく男の子たちも含めて
藤典待の子供たちの方がより優れているって
誰も指摘しないけど、夕霧も屈折したところがあるんだよ
父親にもっと愛されたいという気持ちや、
母親がいなくてお婆ちゃんに育ててもらったという寂しさ
あまりにも輝かしい父の源氏に対しては、引け目すら感じてる
あの美しく聡明な夕霧でさえも。。
夕霧は源氏が死んだときあんまり悲しまなくて
かえって紅梅のほうが悲しんだんだっけ?
頭中将も自分の母親が死んだときそれほどでもなかったのに
源氏の方が悼み丁重だったと夕霧が喜んでる
どうも自分の実の親には感情表しにくいのかな
源氏がどの子が一番可愛くてどの子がどうでもいいとか、まさか本気で思ってないよね?
どんだけ歪んでるんだ、その発想。
夏休みにしても程があるだろ。
夕霧は美男で優秀なのになぜか劣等感あるんだよね
源氏みたいに自信家でもないし、柏木みたいに見栄っ張りでもない
でもそういう夕霧だから好き
>>592 夕霧嫡男(雲居雁腹)を褒めた個所
「右の大殿の蔵人少将とかいひしは、三条殿の御腹にて、
兄君たちよりも引き越し、いみじうかしづきたまひ、
人柄もいとをかしかりし君」
六の君を褒めた個所
「やむごとなきよりも、典侍腹の六の君とか、いとすぐれてをかしげに、
心ばへなどもたらひて生ひ出でたまふ」
この場面は入内候補を語る場面に続いており、
雲居雁腹の姫と藤典侍腹の姫を比べた個所
源氏と柏木にはなぜか劣等感感じてる夕霧
源氏にはとうていかなわなくても柏木なんてまったく自分より位も容貌も劣るのに
>>597 そうそう
母性本能くすぐられるんだよね
血筋ばっちりの美男で聡明で全てに恵まれているんだけど
満たされていないところもあってさ
夕霧は父親の手元で育った源氏や柏木とは明らかに違う
父親の傍に入れなかった分父親に遠慮しているし
かなり冷めた目で自分の父親を見ている
源氏ならば夕霧が危篤になっても手元に引きとりたいとは言わなかっただろう
明石中宮ならば言いそうだが
愛されなかったとは言わないが相当冷めた親子関係だ
>>593 両親揃ってる友人貴族たちが内心羨ましかったかもね
最初から母親がいなかったし
父親は手の届かないくらい輝いてるし
>>601 冷めてたとは思わないな
お互い遠慮があったし、お互いが綺麗すぎる親子だから
お互い見ては綺麗だな、すごいなと思ってたんじゃないかな
そうなると普通のオヤジ倅みたいな感じじゃないでしょう
綺麗すぎる子供を持った親のわが子だけどわが子でない感覚かも
夕霧マンセーばあさん達のおしゃべりは続くよ、どこまでも
夕霧には後ろ盾となるべき母方の外戚が存在してなかった
母親の葵は覚えていないし
祖父は夕霧が幼いころに、祖母も元服後間もなく亡くなってしまっていた
嫡男とはいえ相当立場は弱い
源氏の愛妾たちにまで気を使っていたし
女三宮腹に産まれた薫も年がこんなに離れてなければ
かなりの確率で嫡男争いのライバルになっただろう
>>603 源氏の息子の中で一番綺麗なのは冷泉だよ
源氏にそっくりの美貌だと噂されたし
源氏の顔を知っている玉鬘さえ冷泉を一目見てぞっこんになっている
夕霧はこの両者に比べれば容貌は劣っている
玉鬘は夕霧を見ても全く心が動かなかった
いい年した柏木をベタかわいがりする頭中将夫婦みたいな関係が
いい親子関係とは思えない
甘やかしたせいで息子も破滅したし人を人とも思わない性格になってしまったし
その点一歩距離おいてもお互い気遣いあってる源氏と夕霧の方がいいな
>>605 いや、実力で掴んだ揺るぎない地位は確立していたよ。
伯父であり養父である頭の中将も後ろ盾していたし。
源氏は自分が甘やかされて育ったおかげで教育も中途半端になってしまったから
余計に夕霧には教育熱心に厳しくしたんだよね
夕霧はそのことで内心父を恨む気持ちは残ったけどおかげで出世したし
源氏は自分が甘やかされて育った自覚があり息子が同じようになってはいけない
と思うだけ人物的には優れてる
須磨で改心したのかもしれないけど
>>607 明石中宮のように源氏と紫の愛情を一身に受けてまともに育っている。
父親とほとんど会えない夕霧の家庭環境のお陰で夕霧が立派に育った、
全く素晴らしいとする理由が見当たらないんだが。
夕霧がまともに育ったのはまったくもって祖母大宮の愛情の賜物で、
源氏のお陰ではないだろう。
源氏の息子といっても冷泉と夕霧しかいないのだが。
宇治十帖でも冷泉の方が源氏にウリ二つと言われてるから、
顔立ちだけでなく雰囲気が似ていたのかもね。夕霧、色気はないし。
>608
間違い 養父→義父
>>610 同じ祖母から育っても夕霧は優秀だけど、雲居雁はあのとおりだよ
やはり夕霧を徹底的に祖母から引き離した源氏の教育が良かった
>>608 頭中将は源氏と後宮を争った手前
甥とはいえ源氏の息子を後見したりしないよ
自分の息子が食われちゃうからね
仕方ないから娘の雲居雁は呉れてやったけど
夕霧の元服後はかなり距離を置いている
>>613 雲居雁は立派な夕霧最愛の正室だよ。
ずっと晩年まで連れ添って愛し合っている。
どこまで雲居雁さげの人が連投することやらw
冷泉は身体が異様にデカイんじゃなかった?
でかすぎも美男というには・・・
>>615 雲居雁と夕霧はまるで違うじゃん
夕霧は品ある女性を求めていたし
>>613 雲居雁は夕霧より先に大宮から引き離されているよ。
夕霧は元服後も、大宮が没するまで頻繁に祖母のいる三条宮を訪れていたけど、
雲居雁は父の頭中将が本邸に引き取って、以降、三条宮を訪れていない。
だから夕霧は雲居雁に会えなくなった。
夕霧は自分は本当は琴をしめやかに弾き、和歌も上手で淑やかな女性が好みだと
結婚後の悟っっちゃったんだよ
それが雲居雁の悲劇の始まりだった
でも雲居雁にしてもインテリで美男で物静かな男の妻になったんだから
自分もそれらしくすべきだった
乳べろ〜んはいけないでしょ
>>621 ああも子沢山だと仕方がないよ
大貴族の姫君にしては子供の面倒はしっかりみているし良い母だよ
夕霧の少年時代からの強い憧れの女性はなんといっても紫の上だからね
すげー伸びてると思ったら夕霧話かw
625 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/22(土) 00:24:38 ID:qsYaRuO0
でも紫をイヤラシイ目で見たり、なんとかしたいとは、
これっぽちも思っちゃいないんだよね。
私の友人でいとこ婚してる人いたけど、旦那はブサイクだった
幼いときから一緒にいたら、相手が大したことなくても
良く見えるってwwwwそれが 雲居の雁
教養もたしなみもない平安時代ではDQN姫だなw
なんジャパの瑠璃姫みたいで可愛いじゃん>雲居
でも一番気楽に長く連れ添えるのは雲居の雁だと思う。
夕霧も成熟してない子供だったから幼いときに引き離された思いもあって
雲居雁が恋しかった
その勢いで結婚したんだよね
紫上は夕霧にとって永遠の憧れ。ずっと手の届かない女神様みたいな存在になってた。
そこに落葉宮登場。
しとやかだし、母御息所をみて教育はしっかりしてそうだし、琴うまいし、「美しいと評判」だし、高貴な人だし、薄幸だし。
「紫上様ほどではないにしてもなんと素晴らしい」と、初めは印象を重ねて憧れちゃったね。
元々苦手な琴は結婚をいいことにサボるし、和歌も苦手
風流もなにもわからない賑々しい雲居雁にふと不満足を感じていたのかも
落葉宮は美しいと評判じゃないでしょ。あさきの中でも美人じゃなかったし。
朱雀院の娘で求婚が殺到したのは女三宮だけで、他の姫宮には誰も
こなかったって何かの現代語訳で読んだ。
夕霧は男らしいけど寂しい部分もあるから
幼い頃から気心が知れた年上の雲居雁の方がいいと思うぞ
あれ?落葉宮って夕霧より年下だよね?
品がありしっとりした落葉宮がタイプでもあり、
頼りなげな雰囲気に守ってあげたい気持ちにも火がついちゃった夕霧
ところで藤内侍はいずこへ?
幼い頃の初恋を実らせ人妻の皇女も自分の妻にできた夕霧
源氏が叶えられなかったことをあっさり叶えちゃったね
>>632 求婚が殺到したかは知らないけど朱雀院の寵愛が並々ならぬものじゃないと
評判になったから優れた姫なんだろうと思われただけさ
実際の三宮誰も見てないし
それに落葉宮は嫁ぐ予定全くなしの内親王として過ごす予定だった
降嫁なんてあの時代よく思われてなかったし母親さえ落葉宮の結婚に反対だったし
源氏の姉妹たちの内親王も結婚してないしね
源氏も世話してやらなかったのかしら
>>631 夕霧も顔こそ源氏似だけど中身は野暮ったいからお似合いだと思う
夕霧もやっとの思いで落葉宮ものにしたんだけど
そのときのシーンも入れてほしかったな
あっさりしすぎw
夕霧って結構詩人だし上手い和歌もそれなりに詠んでるよ
柏木の横笛が柏木より似合っていたなw
>>635 あの人はキャリアウーマンだからこの先も大丈夫
>>641 笛は似合うけど琵琶はまるで似合わないw
琵琶はブサ男の方が似合うんじゃない?
>>640 夕霧がパラッと着物を肩から落として落葉宮を抱きしめたとかね
少しエロめにして
その後は朝の場面
同人誌作りそうな勢いだね。
>>630 夕霧が紫を見て感動したのは美貌だったためでしょう。
だけど、落葉宮は美貌じゃない。
どこをどう妄想したら紫と重ね合わせたことになるのか。
美貌ならば落葉よりも雲居のほうが上。
原作でも大勢の子がいてもなお雲居の若々しい美貌は褒められている。
>>637 嫁ぐ予定全くなしでも男たちの気を引く姫なら評判になるけどね
今上の女一宮も嫁ぐことはまずないけど
たぐいまれな容貌は評判だった
柏木と落葉が結婚したとき
「お美しい方だと聞いてるけど、新婚生活どうだい?」と聞いてるよ。
あと、「紫上様の和琴までとはいわないけどこれまたすばらしい音色w」とときめいてたね。
それが重ねたことになるのかどうかは知らないけど、常に紫上様基準があったような気がする。夕霧の中で。
三宮が姿さらしてしまったときにも「紫上様ならこんなことはないだろうに」と呆れてたし。
>>647 だから美しさって顔の外面だけのことでなく品格や内面を含めた全体のトータルが夕霧の考え
内面点が抜群に高い落葉宮だから夕霧が夢中になった
>>648 源氏の姉妹たちも誰も男たちの評判になってないじゃん
ブス揃いとは思えないが
>>649 原文で示してくれるかな?
お美しい方だと言っている箇所。
夕霧は落葉宮と”付き合い”だした時点で柏木が疎んじていたことも知ってるし
もしかしたら顔立ちがあんまり良くないのかもしれない、醜くさえなければでもそんなこと大したことじゃないと
全く気にしてないよ
>>651 大した美人ではなかったんじゃね?
朱雀院は美男でもなかったみたいだし、
その同母妹2人もたいして美人じゃなくても不思議ない。
桐壺帝は皇子は10人ぐらいいたけど、
皇女は4人程度だよね。
落葉宮は内親王時代は更衣腹だしそれほどパッとしなかった
でも未亡人になった後の方がもてだしている
紅梅も言い寄ったみたしだし、夕霧をあそこまで夢中にさせたし
朱雀はまあまあの男振りじゃないかな?
桐壷帝瓜二つ(源氏談)だし女みたいになよなよしてるとか
>>652 原文知らない。
訳文とあさきしか読んでないし、ここはあさきスレだからあさきのセリフ引用した。
あさきのセリフが偽者だ、とおっしゃられてもちと困る。
夕霧は気を使って親友に「美しい方なんだろ」って言ったんだと思う
柏木のミーハーぶり知ってたから
夕霧と雲居雁はお似合い夫婦だよ。
個々ではこの二人に興味はないが、夫婦としての二人は好きだな、ケンカしても微笑ましいし。
美男美女だが情緒に欠ける所も似ているし、一生、添い遂げる夫婦だと思うよ。
夫婦であり、恋人であり、いとこで幼馴染で兄弟のようで、いいじゃない。
夕霧は、大和さんの絵が一番華やかだった6〜7巻あたりが青春時代だから、
ルックス的には源氏より綺麗に見える場面がかなりある。
あさきで夕霧ファンが多いのは、そういう事情もあるんじゃないかな。
漫画だもん、絵は大事だねw
未亡人好きとか<夕霧
朱雀は女性にしてもいいような優美な美男子なのですよ。
勿論、源氏以上という事ではありませんが。
柏木も騒々しい蹴鞠遊びの時さえ、美しく優雅で、さりげなく周囲に気配りをしながらも
巧みに玉を蹴る、運動神経も抜群な美男子なんです。
柏木&朱雀ヲタの戯言、しつれいしましたw
>>661 朱雀は女っぽい美男だったろうが
柏木は美男じゃないよ
原作にいやというほど柏木は美男じゃなかったのに
と書かれてる
>>659 夕霧&雲居雁ヲタからしたら美男美女カップルにしたいんだろうけど
雲居雁は少女時代こそかわいかったが
美人とは言い難い
頭もあんまりよくなさそうだし
背は低いし、豊かに肥え太りと形容されるのは美人でいないし
トドメは8人も子供生んだのに藤典侍の子供たちの方がより美しいと書かれる始末
気の毒キャラになってしまった
よく勘違いされるみたいだけど、
平安時代の「豊かに肥え太り」って、決して悪い意味じゃないよ。
雲井雁、気の毒じゃないでしょ?
沢山の子供に恵まれ、長女は東宮妃。
いつもの雲居雁下げの人だよ。あきもせずようやるわ
おおーっ、何だこのスレの伸びは!?…と思ったら、
昨夜は夕霧祭りの御車争いがあったみたいだねw
残念、乗り遅れたー!!
夕霧は姫君だったら、ちい姫みたいにのほほ〜んと生きてられて
何の苦労も無く中宮になっていたのに、とは思うものの、
六位の浅葱風情から実力で頑張りよく当代一の殿方に成長したよ。
やっぱり出来る子だったんだよねw
>>637 内親王は結婚しないのが慣例だったんだよね。
二夫にまみえた落葉は、世間の評判はやはり良くなかったはず。
夕霧六の君は落葉に養育されたけど、世間の人は「あの内親王に育てられた娘」と思わなかったのかな?
未亡人になった時に、従兄弟の受領はしぶしぶ面倒をみる風だし、
女房達も生活の安定のために再婚を希望するし、館の手入れも
十分に出来ていなかったのに、生涯独身を貫くことって出来たのかな?
父親の朱雀院は仏門に入っていたしね
>>662 それって、子供時代の薫との比較じゃない?
女三宮の御簾がめくれる場面での描写とか見たら、そうはならないと思うけど。
>>668 そんなに悪くはなさそうだよ
最初のうちこそ夕霧をたぶらかした女扱いされたけど
長い年月で自然と人柄が世間にもわかるようになったんじゃないかな
六の君の養母になったし夕霧に大事にされてるし
>>672 そっか。
夕霧との結婚は落葉に非があった訳じゃないし、良かったね。
>>671 源氏も三宮も二宮もそれぞれに柏木は美男ではなかったのに、と言ってるし
それは貴公子だからそれなりに魅力はあったろうけど
顔立ちは美男ではなかった
三宮は源氏よりすべてに劣ると言い
二宮はかの人は自分が美男でなかったのき私の容姿は見下していたと思い
源氏は薫を見て父親はこうも美しくはなかったのに
と言うし
柏木はイケメンだけど、源氏夕霧クラスの美形よりはやや劣るって感じかな
夕霧と落葉の宮のベッドシーン、柏木と女三宮レベルとは言わないが
髭黒&玉鬘か、匂宮&中の君レベルは欲しかった。
現代的感覚で考えてはいけない
平安時代で言えば、雲居の雁はかなりDQN姫だ
夕霧自身が落葉の宮との結婚のいきさつを周りの人に語れば、
落葉の宮に非があるなんて誰も思わなくなるだろうね。想像に過ぎんが。
紫式部が雲居の雁のことをDQN姫と思っていたら
夫婦喧嘩のところとかもっと辛辣に書いていると思うが、
むしろほほえましく書いてある。完璧じゃないけどなんだか
かわいくて憎めない人も充分魅力的だ。
夕霧が怒っている雲居の雁のことを可愛いと思っているから、
喧嘩をしていても、じゃれ合っているように見えるのが面白い。
現代も小説と一般の感覚にズレがあるように
平安時代も風流だ雅だと文章で残っていても実際はあんな感じだったのかも
藤典侍からのお見舞いの手紙を素直に受け入れてたりね
紫式部にも大和和紀にも雲居はいい扱いされてると思うよ
>>676 だね
やった後の夕霧の緩んだ顔見たかったw
雲居雁はDQNだけど性格の良さでまた救われたのかも
夕霧に対しては怒るけど相手の女は怨まない
女として珍しいんじゃない?
>>676 う〜ん。
落葉宮はあさきの中では1番清楚なイメージがあるから、彼女の濡れ場は無くて正解だったと思う。
悪まで私のイメージだが。
雲居の雁はDQNではない。女磨きは怠たり気味だし、やきもちを前面に出すけど
子供も可愛がるし、道に外れたことをしていたわけじゃない。
だね。雲居は浮気もしてないし
夕霧は初夜の後ってすごく綺麗なんだよね
雲居雁の時も源氏にそう言われてるし
落葉宮のときも、きちんとしてる時より
くつろいでいる姿の方が限りなく美しいと書かれてる
愛しい女性をやっとものにした満足感も表情にでるのかな
あさきでもこの夕霧の顔描いてほしかったわ
ラブシーンはどっちでもいいが
>>686 夕霧が月に半分通ってきて清楚はないと思う。
「男を知らないわけじゃ無し」とか
最初からかなりの穢れ役。
>>663 雲居雁は落葉宮のことで喧嘩しているときでさえ
若々しくて美しいと書いてあるよ。
藤典侍腹の娘は夕霧似だった可能性もあるわけで
雲居は3人の妻たちの中では一番美貌をほめられている。
入内の可能性すらあったわけで
夕霧の妻たちの中では雲居が一番美人。
>>662 原作でも柏木は美男。
どの原作を読んでるの?
>>672 世間の評判は女三宮>>>落葉宮。
今上が女二宮の降嫁を悩んでいるときに、
女三宮は今でもあの通り、世間の崇拝を受けていると勧められている。
内親王はたった一度の結婚ですら思い悩むのだから、
落葉宮がそれほど好評だったわけでもない。
今上と落葉って交流なさそうだね
今上と女三宮は和むなw
>>692 しっかり原作読んでる?
一部分だけで言ってない?
>>695 いやというほど美男じゃなかったと書かれているなら
その部分を抜き出してみて?
>>680 怒っている雲居雁のことを可愛いなぁ、と思っている夕霧が可愛いw
年下なのにね
>>692 うん、柏木は夕霧ほどじゃないが美男ではあると思う
結構色っぽいし。夕霧の次に好きな公達だな
落葉宮女房たちに言わせると
柏木は若々しく華やいだ雰囲気
夕霧は若いわりには落ち着いているけれど
顔は本当に美しいじゃなかったっけ?
夕霧は柏木に飽きれる部分と自分にないものを持ってる羨ましい気持ちと
両方の気持ちがあったかも
柏木より自分はそんなに劣っているのか
と落葉宮に文句を言うし
落葉との恋愛騒ぎにあの源氏が夕霧を見て
「鬼神も罪を許しそうな男ぶり」「ましてや女の身なら」
とホレボレしている。確かに本当に美しい。
夕霧の妻&恋人で一番美人は藤典待だよ!
雲居の雁は大したことない。
それにしても、夕霧が女二宮を強引にレイープするエロシーン欲しかった。
超美男で生まれも最高でありながら
それにおごることなく、屈折した劣等感もある夕霧って素敵だな
官位も低いのに自信家で思い上がってる柏木とは正反対なタイプ
>>701 大和先生にお願いして思いっきりエロいレイープシーンの書き足して貰うとかw
夕霧の3人の妻はそれぞれ違った魅力あるでいいのに
なんで雲居雁ヲタは一番にこだわるんだろう?
柏木は美男だ!と言い張るし
髭黒が玉鬘レイープするシーンでは
髭黒の脚が毛むくじゃらで笑ったw
生まれた女の子は玉鬘似で良かったね
確かに夕霧の妻はそれぞれがとても魅力的だよ
藤典待はやっぱり美人さんだしね
雲居はヤキモチやきだけど、
怒っていてもセリフとかがすごく可愛いらいんだよね
「さっさと死ねば!わたくしも死ぬから」のシーン、すごく好きだな
「一人が死んだらすぐに後を追うと約束したね」と雲居を後ろから抱きすくめて
慰めるところなんてセリフを暗記しちゃったくらい何度も読み返したっけ
>>704 張り付いて雲居の雁、柏木を理不尽に
たたいているやつがよく言うよ
源氏物語一の大恋愛が
夕霧&雲居雁カプだと思うんだが…
柏木か。
興味は無いが風流人だし、いい男の部類に入ると思うよ。
>>708 後に夕霧は、雲居の雁とは幼馴染がそのまま夫婦になっただけで
いわば落葉の宮への思いが、初めての恋愛みたいにいってたが
>>710 そりゃ藤典侍も雲居雁も可哀そうだ
落葉宮は一番後釜の女で世間は皆雲居雁に同情してたのに
その程度だったのなら雲居雁はやっぱり今上に入内して
夕霧の妹明石中宮のライバルになってたほうが良かったね
いつも雲居叩きが現れるよね。
なんで落ち葉宮が一番じゃなきゃ気が済まないの?
ばかなの?
落葉宮ageはわからないけど
日課のように雲居の雁叩き&藤典侍ageの人なら随分昔から古典板に居たね
向こうが過疎ってるからこっちに移動したのかも
>706
でもそんな事言いながら頭の中では「こうしているあいだも二宮さまが心配なのだが
ああこうしてもいられない」w
>>714 そこ笑ったw
男はどの女もみんな好きなんだよね。女には絶対に理解できない感覚。
女は「どっちが大切か選んで!」男は「どっちも大事だよ」
これも今に通じるなぁ。
雲居の雁はどこまでも「わたしの夕霧が!」の人だもんね
勝ち気で一本気な性格はあの時代にはそぐわない姫だったかもしれないけど
あそこまで思われるのは男冥利に尽きるよ
>>702 夕霧と柏木の友情好きな身としては、凹むなあ…
どちらも違ったタイプの美男子でいいじゃない。
なんで夕霧ageするのに柏木sageせにゃならんのか。
柏木が美男でない、という人は漫画の柏木の顔が受付けないんだろな。
それか、嫌いなキャラに美男でいて欲しくないタイプ。
>>715 本当夕霧にとってどちらも大事だったんだろうね
雲居雁とは幼い頃からの恋
落葉宮への思いは大人の男の純愛という感じだし
すぐ肉体関係に走るような軽い関係じゃないから夕霧の恋は好きだな
夕霧はかなりの確立で孕ませるからな
子供が産まれなかった落葉宮とは前世での縁が薄かったんだろう
たぶん落葉宮は前世で娼婦だった
>>717 私は夕霧は好きだけど
柏木は妻への態度といい絶対許せないんだけど
一般的には真面目な夕霧より、明るい柏木の方が人気あると思うよ
一般て理知的で思慮深くて優しい人より
ちょっと残酷で庶民的で見方が浅くて明るい人の方が友達多いもんだよ
嫌いじゃないけど、柏木って明るいか?w
柏木は三宮への思いは思いでも
せっかく嫁いできた二宮にあそこまで残酷な仕打ちしなくて良かったのに
きっと今でいったらクラスで冴えない女の子陰湿にあだ名つけてイジメる最低男だよ
>>721 仲間や親兄弟や親類には調子いいかと
性格は悪いが
そういえば柏木の描写で性格いいとは書かれてないよね
作者もわかってる
柏木は遊びとか宴専門で重宝がられてる
そっち方面は得意分野
>>719 夕霧というより雲居雁と藤典侍も多産系だったのかも
父源氏も子供少ないし
頭中将一家の方が多産ぽい
頭中将はあちこち女作って皆孕ませてるし正妻にも何人もいるし
精力旺盛一家w
落葉宮は子宮筋腫か何かで子供が出来にくかったとかかも
皇女なんだからさらし者になってまで再婚する必要ないんだよね
柏木亡き後すぐ出家すれば良かったのに
一条御息所が亡くなった後でもさ
朱雀院だって自分の娘の金銭的援助ぐらいするでしょ
みんな、夕霧をスーパーマンに考えすぎじゃない?
夕霧には沢山の魅力があるけど、欠点だって結構あるよ。
柏木だって欠点だらけの浅い人間じゃない。
スレチ気味になるけど、庶民向けの三国志演義で
諸葛孔明が完全無欠みたいに祭り上げられてるみたい。
正史の三国志=源氏物語、演技=あさきという感じかな。
×→演技
○→演義
すまんかった
>>728 それは無理だよ
元々宮中でやんごとなく育てられて、皇女は結婚しないしきたりだったから
世間のことにも疎いし
愛されなかったとはいえ、夫が死ぬなんて思いもよらぬ事態になり
すべて身の回りの対応してくれていた母親にも突然死なれ、
新しい男は言い寄るし、落葉宮は混乱の極みだったろう
それで落葉宮が出した結論は
夕霧に頼って生きるしか道はない、だったろう
夕霧にとっては、待ってましたと大喜びだろうが
733 :
791:2009/08/23(日) 00:51:43 ID:???
誰にでも欠点があるのは当たり前。
最近の流れでは夕霧の欠点は現代感覚で見れば許せる程度だから好感度が高め。
柏木の欠点は他のたくさんあるであろう美点をすべて台無しにして叩き潰してしまうほど残念な代物。
まぁ、あさきでも柏木のいい所をもうちょっと見せてくれてもよかったかなとは思うけど。
横恋慕レイプと妻への精神的虐待はだめだよ、やっぱり。
>>722 すごくわかるw
明るい可愛い子とは楽しく付き合ったりするけど、地味目女子にはすごい冷淡で残酷なタイプね。
柏木好きな人は昔イジメっ子だから同じような人間の柏木が好きなんだよ
柏木のやった最低なことはスルーで別の場面ばかり揚げる
そういうとこが嫌
>>734 いじめられっこの柏木好きですが、何か?
女三宮は物の化が言わせたんじゃなかったっけ?
落葉だってただ翻弄された哀れな人じゃない。
不自由ない暮らしがしたい、保身と生活の安定保障が必要だった。
落葉に子供なかったのは当然だと思う。
落葉に子供生まれて雲居の雁の子供たちが押しのけられたらあまりにも雲居の雁が
可哀相。安心しきっていた落ち度があったとしても、そこまでの痛手を受けるのは
酷い。世間も道に外れた事をしていない雲居の雁に好意的だと思う。
内親王なのに二人の男と寝た落葉はあの時代じゃヤリマン。女三宮が潔く出家したのと
比べても大勢は良く思わないだろう。やっぱり更衣腹はとか思われていそう。
>>735 朱雀院に出家を申し出たら、女三宮が出家したばかりだし、夕霧とのことが
思うようにいかないからと言って出家したいというのは、良くないと
却下された。
>>738 雲居の雁好きだけど 落ち葉のことに関しては悪いのは夕霧で
そこまでは言いすぎ。
いつもの人はわざと煽ってるんだからつられんなよ。
>>738 >落葉に子供生まれて雲居の雁の子供たちが押しのけられたら
それはないと思うよ
雲居雁は実家の後ろ盾が強いからね。睨みが効くし
ただ、雲居雁腹の姫2人は春宮と二の宮の北の方になっているけど
夕霧のことだから落葉宮との間に姫がいれば分散はしたかもな
タラレバの話をすれば
この先落葉宮との間に子が出来るという可能性も0ではないと思うが
雲居雁腹の子供たちは既に皆大きくなり
それぞれ出世し家庭も持っているだろうから問題は無し
>>738 わざと雲居好きな人と落葉好きな人を反目させようとしてる?
宇治十帖の夕霧&落葉の宮はいい関係♪
雲居の雁は源氏物語→あさきに漫画化されるにあたって
一番得をした人だと思う
かわいいし
雲居雁は夕霧の正妻ってだけでも十分得をしているね
たまたま見つけたサイトだが
「もうそう夕霧」でぐぐると浮気をした夕霧への雲居の雁の心情が
とてもよく描かれているよ
>>746 悔しいことに他の女に恋をしているあなたはすごくいい男になった
という雲居雁の心情が書かれてるサイトかしら?
前に読んだけれど登場人物たちの心の流れがいい感じで書かれてたね
>>738 罪を犯した女三宮と一緒にしたら落葉宮も気の毒だよ
女三宮はバレて源氏にもう愛されないと絶望して出家したんで
そんな綺麗なもんじゃないし
>>747 そうそう
夕霧と柏木の友情の描写も微笑ましかったね
一条の御息所を失意のまま死なせた元凶の雲居の雁はもっとブサイクキャラでOK!
751 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/23(日) 09:44:32 ID:deCm9rNJ
>>719 バカすぎて引く。おまえみたいなのがいるから
雲居が嫌われるんだよ
皇女が娼婦なら臣下の娘なんか場末の夜鷹(田んぼにござ引いて貧乏人相手にする最下級の売春婦)くらいになるだろ
>>738 天皇の女である女御ですら再婚しても責められない時代に
内親王が臣下相手に生涯操通さないなんてゴシップの材料にもならない
内親王が独身通すのが慣例なのは単に身分上結婚する相手が少なかったから
柏木よりも身分・血筋はるかにいい夕霧相手の再婚なら申し分ない
>>748 三宮は罪犯したっていうよりも
柏木と小侍従のセフレペアのせいで犯罪に巻き込まれただけだから
その言い方は気の毒すぎる
宇治十帖に出てくる宇治の橋姫って藤典待のコスチュームだよね。
多分、藤典待は宇治の橋姫みたいな感じで宮中で働いていたんだろな〜
>>750 勝手に勘違いして死んだんじゃなかったけ?
皇女が未亡人となりその夫より身分低い人への再婚って出来たのかな?
本当に守ってくれるだけの才覚のある夕霧が再婚相手で良かったよ
他に女作って正妻を傷つけてる部分では源氏も夕霧も変わらんわな
だな。っていうかかわっている女の人皆傷つけてる。
普通に一夫多妻制なんだからそりゃ女はみんな何かしら傷つくよな。
こればっかりはどうしようもないよ
源氏親子とかかわりがあった女性達の中で、傷つかなかったのは
源内侍・夕顔・朝顔斎院くらいではないかと。
花散里は傷ついた直接的な描写がないけれど、紫上と比較されがちな立場なので
傷ついていないとは言い切れない。
藤典侍は彼女メインのエピが無いので不明。
整理してみたら、出家した女三宮が源氏を拒否した話でスッキリした理由が分かったw
>>750 >>753 自分もあれは、勝手に勘違いして死んだと見えたが。
なんか、一条御息所のプライドに振り回されている落葉宮が気の毒だったな。
あさきの描写だと、娘の言い分を聞かないで勝手に罵り、夕霧からの後朝の文がない、
と勝手にパニックになって死んだ御息所にあまり同情できないんだよね。
相手に対して愛があれば普通は傷つくと思うな
雲居雁は素直に感情を相手にぶつけるからね
そこが可愛らしいとこでもある
ああいうのは生霊にはならないw
落葉宮は素直に夕霧の妻の一人になることに同意した
それ以上の高望みしないし覚悟を決めたんだよね
落葉宮自身も夕霧にあそこまで口説かれたら情も移るだろうし
第二夫人の地位に大人しく収まったのは強欲さがない落葉宮の育ちの良さと聡明さを感じる
まあ最初から権力高い正妻がデンといる夕霧だから
自分が夕霧奪うような形になったら何言われるかだから
そこも一歩引いた落葉宮は正しい
なんやかんやいって、源氏は偏愛するところが有るけど
夕霧はどちらにも同じくらいの愛情を注いでいるところが
ナイスガイだと思うぞ
第二夫人ではなく同格だよ。
夕霧がきっちり半分ずつ通うんだから
妻たちもまあ仕方ないかってな感じじゃね。
>>762 やきもち焼きでも対照的だよね、雲居と六条。
既出だけど相手の女じゃなくて旦那に怒る雲居はかっこいいと思うよ。
六条と雲居では、背景も人柄もあいての男の性質も違うから、六条を単純に責められないけど。
でも、葵が好きだから本音は複雑だw
>>766 六条はちょっとね
自分自身の性質で身を滅ぼしたから気の毒なんだけど
ああいうタイプは嫌いだな
理性ないし。相手の立場思いやる心ないし
六条に比較したら雲居雁はずっと性質のいい女
だからあさきでもヒロイン顔割り当てられてるしw
>>760 頑固すぎて娘を抑えつけてるよね
あさきでは婆に描かれすぎてるが
あれで朱雀の寵愛受けた更衣には見えないし
しかし落葉母の頑固さが一層夕霧の気持ちに火をつけたかも
あれが娘をなんとか貰ってくれ母だったら逆に夕霧も冷めたかも知れないし
>>760 あのまま生きてたら
やれ夕霧からの文は全部提出させるし
二人の関係やら世間体やらうるさくて夕霧も閉口したろうな
>>764 うん
夕霧はナイスガイ
帝だったら偏愛で物事左右するような桐壺帝とも違うし
さぞ優れた帝になったろうな
冷泉も今上もけっこういい帝だったと思うけどな。
夕霧好きなほうだが、過大評価されすぎだよな。
みんな良いところも悪いところもあるんだし。
読んでいつも思うのは紫式部ってやっぱり人間観察鋭い。
夕霧の周りの男ってみんな女に対して偏愛家なんだよね。
源氏にしろ桐壺にしろ朱雀にしろ頭中将にしろ柏木にしろw
夕霧は違う。
だから女も決して不幸にならない。
>>772 朱雀もいい帝だと思うよ
関わった女たちによくしそうだし
桐壺みたいなことはない
自分も朱雀はそれなりに好きだ
愛するということは相手を幸せにすること
という意識ある夕霧は大人
その点源氏も柏木もダメダメ男
薫は生まれのせいでちょっと捻ちゃっているとこがあるから
大目にみてやってw
源氏も柏木も一応「自分」が相手を幸せにすると思っていそう。結果がアレだが。
夕霧と落葉の宮は、結果オーライではあるけど、
夕霧は落葉の宮の同意を得ないまま話を勧めていく自己中さがあり。
落葉の宮は夕霧にはっきりもう来るなとはっきり言い、
来てもお断りすれば良いのに、経済的に援助してもらってるからか?
なよなよしている割に、計算高さが感じられなくもない。
強引な男と頼りない女で、破れ鍋に綴蓋、お似合いの二人。
>>780 源氏はまだしも、柏木が女三宮を幸せにしたかったとは思えない。
ただ自分の想いのままにストーカー、女房に手引きさせてレイプじゃ。
>>766 源氏の恋人で終わった六条とれっきとした正室である雲居雁は大きく違うよ
六条だって源氏が正式に妻にしていれば葵と正室2人でも文句なかったでしょ
六条が呪ってるのって、葵とか女三宮とか源氏の正室だけなんだしね
(夕顔はあさきでは六条が呪っているが原作では屋敷に住む女の霊であって
六条じゃない)
>>768 そうかなあ?
あさきではかなり六条は良く描かれているよ。
原作にはない六条と源氏の出会いも書かれているし、
かなりのページを六条と源氏の蜜月時代に割いてもいる。
顔だって明石上似で結構美人に書かれているよ、六条は。
個人的には大和さんは結構六条好きなんじゃないかな。
大和さんの女三宮の扱いのひどさに比べたら
原作よりも相当扱いはいいよ。
>>780 落葉宮は計算高いわけではないんだよ
それどころか結婚二夜に渡って夕霧拒んで塗り込めに篭っちゃうし
腹に据えかねた夕霧がそれなら宮を捨てちゃうぞ、と脅かしたから慌てて女房たちが塗り込めに入れたわけで
落葉宮は自分でもどうしたらいいかわからなかったんだよ
計算出来るような女じゃないし
>>764 夕霧の妻たちは全部自分で選んだ妻だというところが大きいかもね。
正室雲居雁とは大恋愛、藤典侍にも一目ぼれして文を送っているし、
友人が死んだのでその未亡人落葉宮をこれ幸いとかっさらうところは大人げないけど
まあ自分で望んだことだった。
源氏は夕霧など比べ物にならないくらいの大出世もしたけれども、
政略結婚も多かったからね。
正室の葵や女三宮をどの妻妾よりも大事にすることが重要だったんだろうけど
政略結婚で顔も知らず口説きもせずいきなり夫婦となるとなかなか難しい。
やっぱり自分で見つけてきて口説いた女に情が移っちゃうよね。
夕霧も父親の源氏が夕霧に対してかなり放任主義で
普通は結婚する年齢になっても妻を勝手に決めなかったから良かったようなものの、
母の葵が生きていて息子を心配するあまり
結婚にいろいろ口出しされたら自暴自棄になってたかもね。
雲居のカリって変な呼び名 pu・・
>>785 葵にすれば雲井雁は実兄の娘だから、夕霧との結婚を反対する理由は無いよ。
藤典侍は女官なので、宮中のパイプ役として見れば
息子の相手として許容範囲内。
女二宮には何を言うかは知らないけれどw
>>781 柏木だって、始めは女三宮と正統に結婚したいと思ってたしね。
源氏が亡くなったら女三宮と結婚したいとも望んでいた。
密通がばれるとは思ってなかったし、
女三宮を幸せにしようと思っていたとは思うよ。
現実に源氏が女三宮の最良の伴侶ではない、
自分と一緒になったほうがずっと宮を大事にすると小侍従に食ってかかっている。
まさかずっと年配の源氏よりも自分のほうが早く死んでしまうとは思わず、
いろいろと思い通りにならなかっただけで。
>>787 葵が生きていたら
女三宮は夕霧に降嫁だろう。
夕霧は三宮雲居を同じに扱い
さすれば柏木が女三宮に想い寄せても夕霧がきっちりガード。
柏木は落葉宮と普通に暮らしていって、夕霧が落葉に惹かれることもないんでないの?
>>785 比べ物にならないくらい大出世ってw
太政大臣は臣下の頂点だよ
源氏が死ぬのを待ってたら良かったのに。
密通さえしなければ、一人の人を思い続けるロマンチックな男と夕霧より人気出たよな。
>>787 葵は自分が本当は入内したかったぶん、
兄の頭中将が雲居雁を入内させたい気持ちは痛いほど分かったと思うよ。
この時代の女性は生涯実家を出ず、何かあった時の後ろ盾はなんといっても肉親や兄弟だったから、
葵としても実家や実兄のことはできる限り助けたい。
兄の決死の願いなら夕霧を説得して雲居雁と別れさせたかも。
兄が自分の息子に娘を嫁がせたい、と望んでいるならそうしただろうし。
源氏が12歳で結婚したのに息子が18歳まで結婚しなかったのは
親として心配だと思うよ。
>>789 雲居雁と新婚なのに夕霧に降嫁はありえないよ。
朱雀院だってはばかってるじゃん。
正室がいたって源氏に降嫁でしょう。
朱雀院が一番信頼している身内が何と言っても弟の源氏だったのだから。
まあ、まさかその弟が一番愛した娘を不幸にしてくれるとは
思ってなかったけどね。
>>792 すでに兄娘では弘徽殿が入内してるから、どうだろ。
あと、夕霧が結婚遅れたのは源氏が夕霧の地位を低いとこからはじめさせたからで
葵が生きてたらそうはさせなかったと思う。
雲居との結婚認めるかどうかは別だが。
源氏が不幸にしたというより柏木が不幸にしたんだが
>>790 準皇族と臣下とでは大違い。
親王と源氏は一緒だとか思ってる?
出世の意味合いが少し違うような
>>793 いや、雲居雁とどうこうなる前に話を持ち出しとっとと結婚させちゃってるかも。
>>798 女三宮は夕霧より5歳年下、雲居雁より7歳年下。
父親の朱雀院が出家することになったので降嫁話が出ただけで、
夕霧と雲居雁の結婚以前には女三宮に降嫁の予定はなかったんだよ。
それに夕霧と雲居雁の恋が発覚して引き離されたとき夕霧12歳、雲居14歳で
このときたった8歳だった女三宮が突然登場して夕霧と結婚なんていくらなんでも無理。
新婚ってやっぱり重んじられたんだ
>>795 朱雀院は源氏が不幸にしたせいで娘が出家すると思っていたでしょう。
年の離れた大勢の愛妾たちと行事のたびに顔を合わせながら六条院で共同生活、
密通さえなければ源氏の正室になったおかげで女三宮が幸福になれたとも思えないけど。
>>801 女三宮本人は六条院生活そんなに嫌がってなかったよ。
周りが気を遣ってくれるからだろうけど。
源氏はエゴイストで自分大好き人間だからね。
誰かを幸せにするなんて到底ムリ。
>>794 その弘き殿は立后させる+皇子誕生という頭中将の夢を叶えられなかったからね。
正室腹の娘は弘き殿ただ一人だった頭中将にとって、
内親王に育てられた雲居雁には最後のリベンジがかかっていた。
だからこそ頭中将が夕霧が東宮妃候補の姫に手を出したと怒ったわけで、
はじめから本命の正室腹の弘き殿が立后して東宮母となっていたのならば
異母妹の雲居雁にはそれほど期待もしなかったはず。
実際、正室腹の弘き殿ばかりを后がねとして大事に養育して
雲居は「一族から一人離れた雁のよう」と形容されたわけだし。
葵が生きてたら夕霧は内親王を貰ってたんじゃないかな
普通の母親なら自慢の息子に身分の高い姫君を望むだろうし
雲居の雁には近づけなかったと思うw
頭中将は源氏の鼻を明かしてやりたくて躍起になっていたからね。
それが源氏との立后争いに敗れ、ならば雲居雁をって時に
にっくき源氏の息子と色恋沙汰。そりゃ沸騰するわw
雲居雁が内親王に育てられた感じが一向にしないのは何故だろう?
大宮が破天荒な性格だったのか?
大宮は破天荒じゃないでしょw
気品のある貴婦人だと思うよ
やっぱりおばあちゃんは孫達には甘くなるんじゃないかな。
だから雲居の雁もほぼ生まれたまんまの性格のままでいられた
ような気がする。
でも大宮が愛して慈しんだから、夕霧も雲居の雁もごく自然に
子供たちを可愛がるんだと思う。
大宮の明るさは受け継いでいるよね。
女三宮や女二宮に過失があるとか否定的なこといってる奴ってやっぱいるのなw
不細工童貞かブスババアだろうけどw
>>791 じゃ自身も結婚しちゃいけなかったよ
柏木は何考えてるかわからない甘えた男
>>807 葵の気位の高さは父の左大臣の影響じゃないの。
思いがけず桐壺帝の同母妹を妻にいただき、
その娘は后がねとして下にも置かずに丁重に扱った。
父親にそこまで大事にされた葵は、
源氏にも同じことを求めた。
雲居雁は后がねとして育てられたわけじゃなかったしね。
大宮は大らかな人でむしろ大宮に似た気質の姫だったと思う。
>>813 柏木と落葉宮は政略結婚。
源氏が葵との結婚を断れなかったように
柏木も今上の命令に逆らえないよ。
>>789 それはありえない
女三宮は夕霧のような真面目な学者肌の男と上手くやっていけるオツムなし
平気でポカ〜ンと姿晒しては忍び込んだ男と浮気するだろう
貞操観念も全くないし
夕霧は騒がしく出来の良くない三宮女房たちを叱る
三宮女房たちも腹いせに間男を宮に逢わせる
といった大悲劇になりそうだ
源氏だから我慢したことを若い夕霧は我慢出来なかっただろう
夕霧と女三宮は根本的に無理
親が柏木の希望が内親王としか思っていず、勝手に朱雀院に働きかけたんじゃないの?
本人の希望は女御腹で寵愛一番と更に厳しい条件があったけど。
朱雀院がじゃあ他の内親王を許すとなったとき、こちらからお願いしておいて、
嫌、その人だったらイリマセンなんてこと出来んだろうから、結婚は仕方ない。
>>815 あれ?
柏木本人が内親王を嫁に貰いたくて父親を介して
朱雀にお願いしていたんじゃなかった?
>>815 違うよ
三宮への求婚にこだわる息子のために
柏木両親が無理矢理朱雀帝に頼みこんで
落葉宮を降嫁させた
朱雀帝も仕方なく渡した
>>816 確かに女三宮は夕霧の好みからすると程遠いね
>>819 それなのに、落葉を大事にしていないってことで皆怒っている。
>>816 東大出と偏差値一番低い女子高出では無理がある
会話も成り立たない
そんなようなものでしょ
夕霧も女性のたしなみや教養にうるさいし
>>821 あの時代、顔も見ない政略結婚が普通でしょ
両親が頼みこんで自分たちから皇女様貰っておきながら
気に入らないなんて失礼もいいとこだよ
>>816 ずいぶん勝手なことをいってるけど
女三宮の密通は乳母子に裏切られた柏木の一人だけ。
若くして未亡人になっているけど
宇治十帖では世の崇拝を受けていたと描かれてあって
素性は全く悪くない。
貞操観念がないなら、うるさい源氏が死んだあと
それこそ男と恋愛し放題でしょうよ。
だけど静かに仏事を行っていたというのだから
姉落葉宮よりはるかに潔癖。
>>818 女三宮はほしいと言っていたけど
内親王ならだれでもいいとは言ってなかったでしょ。
>>821 落葉宮と柏木は仲が良いと周囲に言われていたよ。
朱雀院も不幸になった女三宮に比べて
落葉宮の結婚は良かったと思っていた。
柏木が早世しなければ
落葉宮は更衣腹に生まれながら大臣の正室ということで
うらやましがられたはず。
柏木は落葉宮のほかに妻を持たなかったし
2日に1日は雲居のもとへ通う夕霧と結婚するよりよかったかも。
女三宮は琴も和歌も才能があるし、おっとりしてるけど馬鹿じゃないんじゃないの?
和歌なんか引用ガンガンしてるし、教養はあると思う
字は上手くないけど
>>822 その割に夕霧最愛の雲居は楽器も得意じゃないんじゃなかった?
落葉宮だって別に才媛ではないよ。
学問的に優れてるわけじゃないってことね。
馬鹿なことばっかり書いてるけど、
源氏物語の女品定めで描かれているように
男は女と学問の話なんかしたくないんだって。
寝語りに論語の説法をする妻の話をした男を巡って
頭中将やら源氏やらが興ざめだ、と同情している。
>>817 朱雀帝には4人も娘がいたんだけど
更衣腹で一番身分が低い皇女である二宮を差し出したのは
他の姫より優れていたからだと思うよ
朱雀自身三宮の次に可愛がっていたし
しかし柏木は内面性よりブランドにこだわる俗物だから
母親が女御の宮の方が良かったね
それだったら劣り腹の宮つかまされた、なんてことで妻虐待なんてしなかっただろうし
この際はっきり両親に母親が女御の宮がいいと最初に言うべきだった
>>822 女三宮が馬鹿だというのは漫画にも原作にもでてこないんだけど妄想?
あと、ヲタが必死に主張する落葉宮才媛説も
漫画にも原作にも出てこないんだけど
どっから引用しているんだか・・・
原作の宇治十帖でちょこっと出て来る女三宮は、おっとりしてすごく可愛いよ
最初から女三宮を柏木に降嫁させていたら誰も不幸にならなかったのに
朱雀院が源氏なんか選ぶから
名前忘れたけど、尼さんになった女流作家が、
女三宮はいかにも内親王らしい内親王って書いていた。
小侍従は小さいころからとりたてて好き嫌いがないみたいなこと、
あさきで思ってたけど、それって、仕える女房にとっては理想の主人だよなぁ。
スレ違いだけど、昭和天皇の受けた帝王教育も好き嫌いをつくらないだったし。
女三宮は源氏が思うような可愛いだけが魅力の姫ではない。
本当に源氏が死んでしまったとしても、二夫にまみえることがはしたないと
二宮でさえあれほど言われてたのに、柏木と再婚なんてありえないんじゃない?
夕霧=東大卒、三宮=三流女子校みたいな例えをする人間の方が、柏木より余程、ブランド指向のミーハーな気がするんだが…
>>829 単に落葉宮が後見の頼りない娘だったからじゃないの?
朱雀院は出家するにあたって、
まず母親が死んでしまっている女三宮を一番心配した。
そのために信頼する弟源氏に女三宮を託した。
女三宮がほしいと運動していた柏木の父頭中将にも申し訳ないので、
今度は母方が頼りない落葉を柏木に降嫁させた。
素質は関係ないと思うよ。
今上だって中宮腹で美貌の女一宮は出来が良いのに
里に勢力があるために誰にも降嫁させていない。
そして、母親が亡くなり後見の心もとない女二宮のほうを
薫に降嫁させている。
>>836 実際、柏木亡き後の未亡人時代の生活も、夕霧の援助で、対面を保っていたものね。
>>824 >だけど静かに仏事を行っていたというのだから
姉落葉宮よりはるかに潔癖。
尼さんなんだから潔癖も何もそれが普通なのでは
原本に朱雀帝の女一の宮の描写ってあるの?
今まで話題にも出ないんだけどもw
>>832 求婚当時の柏木本人が三品内親王にふさわしくない身分だったんだから仕方ない
権門の頭の中将や朱雀寵愛の朧月夜の口添えも効果なかったのは、
「本人の身分」っていう朱雀院サイドにとって譲れない致命的な欠点があった
からだし
夕霧より上の位で元服したのにね
やっぱり本人の資質の問題かな
>>842 中宮の兄ならば嫌でも官位は上がるよ。
やはり東宮の後見人の叔父であるという夕霧の立場は大きい。
皇室と直接の姻戚関係にない柏木よりも
ある程度は出世はするよ。
>>838 816のいうように女三宮に貞操観念がなければ
浮気しても苦しむ必要は全くないし出家することもない
ましてや夫がいなくなれば
男と恋愛し放題だったでしょうよ
落葉宮はレイプされたから被害者で可哀そうなんだろうけど
貞操観念を比べられたらどうしようもない。
>>843 夕霧が納言になったのはちい姫が中宮になるより前でしょ
20歳にならぬのに納言の位を得てるっていって三宮の婿に出来ないのを
残念がってたし
夕霧の出世が早かったのは資質もあるけど、
源氏の息子で、冷泉帝の弟ってことが大きいと思う。
冷泉は夕霧が弟だと知っている。
落葉の宮の後見が弱いのは元から分かっていたことだったのに、
独身が通例と結婚する気がなかったのが不思議。
独身のままで暮らしても、柏木が死んで未亡人になっても、
後見は受領の親戚しかいないのは同じではないのかなぁ。
>>846 母の御息所が落葉独身にはこだわってたんじゃないかな。
それで落葉のほうからどうとはいいだせなかった。
だから朱雀が柏木に、って言い出したか。
>>837 夕霧に援助して貰わないとやっていけないほど
落葉宮親子は困窮していたかな?
朱雀院は出家したとはいえそんなに財産なかっただろうか?
母御息所の実家が頼りないのはわかるけど
細々ではあっても何とかやっていけるくらいはあるんじゃないのかと思うんだけど
受領とは言っても今の県知事ぐらいの地位なのだから
食べ物にこまるような家でもない。
父院からの遺産もあるかもしれない。
一家の主婦になったり宮仕えに出るなどして苦労することなく
独身でのんびり暮らすことは内親王だけに許された特権だったかもよ。
入内してからの衣装代や女房などの人件費や諸々の出費が全部里持ちだった当時、
それこそ庶民に近いような女性が入内してくるという前提がそもそもなかったし。
婚活!婚活!と血相変えて必死になっている内親王もその親もあまり登場しない。
落葉宮だって、六条院に住んで、贅沢な暮らしがしたい!という特別なことを望まなければ
暮して行けたと思う。
内親王も幼いころから外戚のもとで育つのでそれほど贅沢に慣れてなかったと思うしね。
母御息所もそれで充分だと思ってたし。
女三宮には柏木の他に、蛍兵部卿とか求婚者が複数いたのに、落葉宮が結婚したのは
女三宮を希望していた柏木。
落葉に求婚者がいなかったのが、御息所の希望が知れ渡っていて求婚する人が
いなかったのか・・・
それとも女三宮の求婚者も柏木みたいに、朱雀院の寵愛のある女御腹を
希望していて更衣腹の落葉には興味がなかったのか・・・
>>845 夕霧が柏木追い越したのは実力の差だね
二人見ていればわかるし
柏木はいい年して官位も低いのに
本人は最高の妻得ることばかりしか頭にないし
それならそれに相応しい地位になっておかなければ
という認識もないし
柏木が夕霧に並ぶくらいの地位だったら朱雀帝も考えただろうに
受領の娘であった紫式部でも明石でも一条御息所でも
乳母や女房に身の回りの世話全部やらせて「姫様」
と呼ばれるだけの生活水準は持っていた。
日本人の多くが農作業などの肉体労働をしている中、
歌を読んだり小説書いたり、そんな生活の余裕があった人たち。
自宅にお手伝いさんの一人もおらず、ベビーシッターもおらず、
ウサギ小屋と呼ばれる狭い住宅に住む現代の一般庶民に
「生活できないほど貧乏だった」といわれるのは迷惑だろ。
>>851 >つ
「蔭位の制」
息子の官位は父親の官位に連動する
>>850 朱雀帝の寵愛並々ならぬ姫となればミーハーな世の男たちが関心持っただけじゃないかな?
朱雀帝が特別扱いしなかったら同じ三宮でも誰も動かなかったよ
三宮は結婚させたいと動いたのも朱雀帝だし
他の三人の姫は婚活させなかった
皇女がみな嫁ぐなんてはしたないし
>>851 柏木の父が源氏より官位が高いのに柏木が夕霧より官位が低かったのなら
そう思われても仕方ないが
夕霧の父源氏のほうが官位も高く娘の入内にも成功しているのだから
仕方がない。
柏木は同年代で父より位の低い男の息子にも官位を抜かれていたの?
そんな例があるならそれをまず引用するべきだろ。
父親が源氏ということがあっても
あの年で大将は出世した方だろう
柏木も中納言か大納言くらいになっていてもおかしくなかった
柏木だって大臣家の嫡子の長男なんだから
夕霧とほぼ同格でしょ
頭中将と源氏は冷泉帝の中宮争いまでしたし
これは二人の地位や家柄が同格だからでしょ
頭中将も内親王の息子だし
それは稼ぎ手の父親や夫がいた場合。
貴族の女性は家から出ることが出来なかったから、
女房として働きに出なければ収入が途絶えるから先細り。
遺産がたっぷりあれば良いけど、よほど信頼できる女房がいないと、
財産を奪い取られしまってもどうすることも出来なかったり、
変な男を引き入れられて悲惨な目にあう可能性があって現代より危険。
頭中将自体若い頃から中将だしねw
夫に死なれ、母親に死なれた落葉宮は今後危機だったわけかな
しかしまだ御息所が生きてるときは
横笛で夕霧が訪ねてきたときも
琴なんて弾いていて結構優雅に暮らしてるように見えるね
御息所も自分が死んだ後娘がどうなるかなんて心配は全くしてないし
それだけの財産分与はされてるからだろうね
それを考えるとやっぱり柏木の出世ってちょっと遅いよねw
>850
蛍兵部卿・・・
宮様といえど、思う女は手に入らないのねw
蛍は最愛の奥さんがいたんじゃなかった?
死なれた後、後妻に三宮を希望したの?
その後再婚した真木柱とは上手くいかなかったんだよね
>>859 落葉の宮が仮に無品内親王だったとしても
品封75町(中納言クラスと同等)の収入はあったわけで、
朱雀院からの遺産と大国の受領階級ながらも一応後見人があれば
独身生活を続けていても生活には困らなかったと思う
多大な財産のある六条御息所だって、秋好の将来をものすごく心配してたし、
財産管理出来ない娘だと厳しいんじゃないかな?
宇治の八宮だって、ある程度の財産は持ってたのに、管理できなくて
失ったようなものだし
女の子を残して心配なのは、財産管理がきちんと出来るかと、
防犯面のことも考えてってのもあるのかなぁ。
あさきでの話になるけど、結婚前、空蝉の家に盗賊が押し入っていたもんね。
蛍兵部卿も玉鬘に女三宮とついてないね
でもどちらも宮と結婚しなくて良かったかも
死んだ人には勝てないし
蛍宮は姿を垣間見た玉鬘には惚れてたから問題なかったような
一条御息所が落葉宮の独身に拘ったのは、女三宮母の藤壷女御が理想だったからかも
更衣腹の皇女だけど朱雀帝に入内して源氏女御としてそれなりの寵愛を得ていた藤壷女御は
自分が産んだ更衣腹の皇女の未来としてはある意味目指したい理想そのもの
異母兄弟の天皇に入内出来ずに理想が叶わないなら臣下に降嫁せずに独身のままの方が良いとか
>>868 とにかく娘を清い処女の皇女で終わらせたかった一条御息所
自分は朱雀帝の寵受けたのにね
朱雀帝は優しく律儀な男だから
貰った女御、更衣は一通り手をつけそうだ
それが礼儀だからとか
あの時代華々しく入内しても
一度も帝のお手つきがなく返されてしまった女御もいたそうだから
一条御息所は娘も生んだし幸運な方だ
>>868 でも女三宮母の藤壺女御はあんまり幸せじゃなかったよね。
落葉宮は現代でもかなりの淫乱だよ
だって今上帝の娘・黒田清子が、旦那が死んで再婚したら・・・・・・・・・・
>>853 同意。
道長の長男、頼通の出世なんて、中高生が政治の中枢に入るようなスピードだったしね。
冷泉の後宮争いで負けた時点で、頭中将の一族の出世が遅れるのは仕方ない事。
しつこいようだが、頭中将は源氏の見舞いにわざわざ須磨まで行かなきゃ良かったのに。
正妻が弘徽殿の妹なんだから、上手く立ち回れば大納言か内大臣クラスまで行けたはず。
>874
源氏がいない間に大納言か内大臣、という意味ね。
頭中将も柏木も、中将から上になるのが遅かったねw
かといって、二人の魅力が損なわれる訳じゃないけど。
>>874 現世で並ぶものない権勢を誇る頭中将一族の長男としては官位低いでしょ
源氏夕霧親子は関係なし
それに例え柏木にもっと高い地位与えたにしても
最高の妻欲しがることばかりこだわる柏木では役目果たせないような気がする
あんまり知性あるといえないし
遊び方面では才能あっても実務的な仕事能力なさそうだ
それで何となく出世遅れたんじゃないかな
落葉宮に求婚がなかったから魅力がないとか言ってる人、まさか本気で言ってるの?
内親王が婿募集なんてめったにないし、父帝(院)が降嫁させると判断してやっと求婚できるんじゃないか。
独身が通例の内親王にいきなり勝手に求婚したら失礼だと思う。
落葉が柏木への降嫁を許されたのは、時の内大臣の嫡男であり朧月夜の甥でもある柏木が三宮を猛烈に熱望してたしていたのに、
無視して結局中年男にやっちゃって、しばらくしたらまた内大臣からやはり宮様を是非にいただきたいとお願いされて、
これ以上無視できない状況もあったから、特別にだよ。
蛍だってちょうど独身で正妻がいないときに三宮の婿選びを聞きつけたから手を上げたのであって、
その前から姫宮を狙ったりしてないと思う。
>>733 未来からこんばんは
過去のことにいろいろ興味があるんですね
三位中将=従三位+近衛中将(従四位下相当)
宰相中将=参議(宰相。正四位下相当)+近衛中将(従四位下相当)
頭中将=蔵人頭(従四位下相当)+近衛中将(従四位下相当)
…三位で中将は摂関家の子息などエリートコース
中宮(正妃。帝と同等。臣下ではない)
女御(従三位相当)
尚侍(従三位相当。後に后妃化)
典侍(従四位下相当。後に帝の乳母や乳母子が就くようになり二位・三位に)
更衣(従四位下相当。桐壺帝は桐壺更衣に従三位を追贈)
落葉の宮好きだけどな。
>>874 頭の中将が左大臣一族を背負って立つ長男である限り、
右大臣一族にとっては有力な敵勢力候補だから
厚遇して出世させようとは考えないと思う
内親王にプロポーズは色んなパターンがあるんじゃない?
宮中の奥深くで暮らしてるわけだから
評判でも聞こえてこなければわからないし
ただ母方の里へ出ていて偶然姿を見られたりで美しいとか評判になれば
求婚者が殺到したかもしれないし
内親王は生涯独身が基本だから美しいと評判になっても求婚者は滅多に現れないのでは?
内親王を無理矢理嫁にしちゃった夕霧はすごいね
並ぶものがない権力者の嫡男だけあるわw
内親王を無理矢理手篭めにしちゃった柏木はすごいね
権力者の嫡男だけあるわw
>>876 源氏が須磨から帰って大納言→内大臣になっていた時に、年上の頭中将はまだ権中納言だよ?
父親の所で、既にこれけ差がついている。
夕霧が優秀なのは勿論なんだけど、柏木に知性がないって…
柏木が嫌いなのは構わないけど、妄想でキャラ捏造するのはいかがなものか。
それにしても、源氏を目立たせるために左大臣一族は理不尽な設定になっているよ。
>>886 柏木はどう見ても知性ないじゃん
宮廷では遊びごと係だし
第一落葉宮への陰湿さといい性格最悪
前にも書かれてたけど妻を精神的虐待するような性質では
多少の美点あっても台なしだよ
落葉宮に大して陰湿さって言う程の事が何かあったっけ?冷淡ならまだ解るけど。
あさきで見る限り、琴を控えろ&歌を詠んだ以外に柏木が落葉に対して何かした形跡はないんだよね。
あれが陰湿なら、夕霧の落葉に対するアプローチも陰湿になってしまうけどね。
頭の中将って源氏より年下説もあるんだっけ?
頭の中将って右大臣一族の勢力が衰え始めてからは、頭の上の重石が取れたように
出世が早くなってるんだよね
源氏より五歳上として計算しても、37歳秋に右大将兼大納言→38歳で内大臣
→44歳で太政大臣
>>886 頭の中将は葵が亡くなった時には三位の中将だから、官位は高かったのでは?
中将からが長かったじゃない。
いつまで中将やってんだって感じ。
それに、出世したとしても須磨帰りの源氏より位が低い事には変わりないよ。
>>888 だからその冷淡さなんだよ
それしかやってないというけど
奥さんにあんなバカにした歌読むところが酷いじゃん
気の毒に落葉宮は夫の仕打ちのせいですごいコンプレックス持つようになってしまって
何かにつけて宮の容貌が悪いと言っていた、とか冷たい仕打ちしたことは原作のあちこちに書かれてるし
柏木本人も言い訳半分に認めてるよ
表面的には取り繕っていただけ
>>888 日常的に冷たくしてたから
だからああいう歌詠んだし
>>888 そういう言い方がいじめっ子をやっぱりいじめっ子が庇う言い方だよね
それだけしたわけじゃないとか
他にいい面あるのにそのことだけ言うな、とか
肝心のイジメを極力スルーしてはぐらかすことだけに懸命
そういうの嫌い
原作は知らんがあさきで柏木は落葉宮に心から詫びてるよ
>>891 >それに、出世したとしても須磨帰りの源氏より位が低い事には変わりないよ。
源氏より出世が遅いのは分かってるよ
息子の柏木と比較してるのかと思ったんだが
897 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/24(月) 16:21:23 ID:JRgsVmIw
>>879 確か、官位はそんな感じだったよね。
でも、ちまたに流布している源氏の解説書の中には、
后妃の順位について「中宮>女御>更衣>尚侍」だって
書いてあるものがあるんだけど、
官位だけで判定する限り、これっておかしいような…
それともこの順位って、別のところでなんか根拠あるんだろうか?
>>897 尚侍はもともとは従五位相当→後に従三位相当だから、
更衣の下って扱いにしてる本もあるのかも
>>894 柏木を庇うからって、勝手にイジメっ子認定しないでくれないかw
そういうカキコする自分がイジメっ子体質だって事に早く気付きなよ。
スレチ気味になった、スマソ
柏木の落葉宮への態度や扱いってあの時代だとそんなに酷いもんでもないと思うけど
良くも悪くも藤原氏を象徴するキャラとして
柏木は位置づけられている気がする。
上昇志向なとこや、歌舞音曲とか、一通りの素養はあるとこが。
でもあくまで「源氏物語」だし、現実の藤原氏のような隆盛を
描かなかったのは、主人公の光源氏をアゲなきゃいけなかった
というのもあるし、物語性も大きいと思う。
性格は、キモいしつこいところもあるけど、いいように考えれば
情熱家。恋愛体質(笑)のようなもんか。スイーツ脳だったと
思えばいいと思う。
原典も卒論書くのに読んだことあるけど、能力で出世できなかった
のではなく、物語の都合と光源氏の威光が神がかっていたから
だと思う。
ま、ある意味主人公の源氏よりあさきの性描写がエロスだったとw
>>876 柏木は祖父は太政大臣だけど、父は内大臣どまり。
権勢並びない一族なんかじゃないんだよ。
祖父は天皇の同母妹を妻にして臣下一の地位にまでのぼったけど、
娘を天皇に入内させないという失態を犯し、
続く息子も娘を立后させることができず権力の座につけなかった。
物語には出てこないけど、内大臣の上には当然左大臣・右大臣がいるわけだよね。
夕霧が雲居と別れたなら、右大臣の姫はどうか、とか言われてるし。
柏木の父は源氏一人に負けたわけではなく、
左大臣・右大臣にも負けていたわけだよ。
源氏に続く権力一家が柏木の家、じゃないってこと。
>>887 柏木は優秀で、密通を犯すまでは源氏にすら目をかけられていたじゃん。
あの自己中心的で自己の発展しか考えない源氏が、
他人の息子に目をかけるなんてよほどのこと。
今上も柏木が死の床についていると聞いて惜しいことだと不憫がって、
大納言にまで出世させている。
どこをどうとったら柏木は知性なしになるんだ。
>>900 自分の2歳年上の正室をないがしろにして「おばあさん」と呼んでいた
髭黒の例もあるしね。
頭中将は最後太政大臣になってなかったか?
>>897 それで言うと藤原道長の叔母に面白い女性がいるね。
藤原 ?子
冷泉天皇の東宮の頃に御匣殿別当に任ぜられ、従四位下に叙せられる。数年後に女御となる。
冷泉天皇譲位後、尚侍に任ぜられ、従三位に叙せられる。最終的には正三位に昇る。
女御から尚侍なんだけど、官位は上がっている。
>>901 すごい柏木庇いようだけど
妻を傷つけまくって平気である女に妄執抱くのが恋愛体質なんてとんでもないし
情熱家でもないし
単なる子供じみた欲しがり精神なだけ
柏木は大人の成熟した感覚は持ち得ない
妄執と幻想だけで夢中になった女が彼にとっては絶対だっただけ
>>904 あまり優秀でなくても調子良くて快活な男は目をかけられる典型じゃないかな
冷静沈着で知的な青年より付き合い易いでしょ
自分より知的な若者だと本能的に煙たがるオッサン感覚だよ
明らかに自分より劣るか自分と同程度くらいの凡才だけど明るい男を好んでしまうんだよ
>>904 源氏は柏木紅梅兄弟を若者たちの中で贔屓してたんじゃないの?
別に柏木を偏愛していたわけではない
911 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/24(月) 21:29:39 ID:JRgsVmIw
>>907 初耳。面白い事例だね。女御からでも尚侍になった例もあるのね。
この場合の尚侍の役割は、秘書官なんだろうか、それとも后妃なんだろうか?
后妃だったとすると、
他の天皇の后妃だった女を欲しがった天皇がいるってことなのかしらん?
夕霧は実子ながら誰が見ても頭脳明晰、超ハンサム
はしたない女を嫌い、ミーハーでもなく
質実剛健な男だから源氏にしてはすべてに出来過ぎな我が子が誇らしい半面やや煙たかっただろう
夕霧と面と向かうと緊張するわい、とか内心思ってたりして
夕霧は夕霧で光輝く父の存在に比較して
劣等感を持っていたかも
自分の子供達を源氏に気軽に合わせられない夕霧に屈折したものを感じる
どうせ父上は自分の子供達を気に入らないだろうと思ったからかも
>>911 藤原ふ(付に心)子は、藤原師輔の娘で藤原道長の父兼家の妹に当たる。
冷泉天皇の女御になった後、天皇が即位後2年で退位して院御所へ移っても
一緒に院御所へ移らず、内裏にそのままあった。
冷泉天皇の同母弟で、11歳で即位した円融天皇の養育にかかわっていたかららしい。
円融天皇はふ子の姉中宮安子の皇子だが、安子は円融天皇が幼いころに難産で亡くなっており、
叔母たちが残された皇子たちの養育にかかわっていた。
ちなみにふ子の姉で、重明親王妃となりながら、その同母弟村上天皇に寵愛された藤原登子も
冷泉天皇・円融天皇の尚侍に任じられて兄弟の養育に当たっている。
このとき冷泉・円融天皇は若年なので、この叔母たちが天皇たちと肉体関係を持っていたわけではない。
>>900 夕霧も愛する落葉宮に酷い扱いした柏木とは思ってないし
柏木に怒りを感じてないもんね
女への見方が浅いなと蔑んでいるが
>>912 光源氏が亡くなってからというもの、
見ているだけで誰もが幸せになるというあの方の再来はないものと思われた。
但し、女三宮の若君(薫)と今上の三宮(匂宮)は世間にもてはやされていた、とある。
あさきの絵は源氏より夕霧のほうが綺麗に描かれていたりするから
夕霧>源氏だと脳内変換しているのかもしれないけれども、
夕霧は源氏を超える美男や秀才ではなかった。
音楽は少々苦手で、女楽の日にも皆様の腕前の前で披露できません、と
自分の幼い息子たちに交じって演奏したりしている。
柏木はすごい笛の名手だったとも言っているよね。
917 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/24(月) 21:51:33 ID:JRgsVmIw
>>914 ありがと。母代わりになる名目としての尚侍の地位だったわけね。
やっぱ、他の天皇の后妃だった女性を別の天皇が求めるっていうのは
タブーだったのかな。
少し時代が下ると、近衛天皇皇后の藤原多子が
二条天皇に再入内した例があることは知ってるけど…
二代の后は有名だね、本人もいやがったし、回りも大反対だったもんね
ところで女三宮にもうひとり藤の大納言とかいう
婿候補いなかった?朱雀は位負けするっていってたけど
衛門よりいいのになんでだろう?
>>916 顔立ちでは源氏と同格だと思うよ
誰もが美しいと言う夕霧の容姿
しかし夕霧は自信家でなく常に何かに劣等感があったんだね
でも優秀なのに劣等感ある男って素敵
>>919 源氏と夕霧の顔が同格だという出典は?
原作では明らかに源氏の美貌の形容がだんとつ。
漫画は大和さんの絵がころころ変わって
絶世の美男であるはずの源氏があまり美男に見えなかったり
冷泉や夕霧、薫と同じ顔だったりするからいただけない。
いつもの人はろくに読まず屁理屈をこねる
ストレスだらけの夕霧にとって落葉宮は現実逃避できる癒しだったのかもね
都から落葉宮の山荘のあった小野の里まで片道20キロと読んだけど
それが正しかったら夕霧の思いはかなり強かった
>>913 子供なかなか源氏に見せないってとこ私も不思議
自分の跡取りの孫でしょう?
この時代はそういう風習なのかな
924 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/24(月) 22:19:37 ID:JRgsVmIw
>>918 >ところで女三宮にもうひとり藤の大納言とかいう
>婿候補いなかった?朱雀は位負けするっていってたけど
>衛門よりいいのになんでだろう?
藤大納言って、院の別当になってる人のことね。
他の人物との血縁関係が不明だけど、
この当時の院の別当って、藤原主流でもなったりするもんなの?
院別当が傍流しかならないんだったら、、柏木に比べて先がないだろうね。
柏木は将来最低でも大臣級になることは、血統から確定してるし。
>>919 「若菜上」で参内した夕霧を見て若い女房たちが綺麗ね、といっているのを見て、
年配の女房たちが「お父上の源氏の君がこれくらいの年齢の時にはもっとさらに美しかった。
輝くばかりの美貌の上に私たちにも冗談を言うなど親しみやすい人柄で、申し分がなかった。
父院が大層かわいがっておいでだったのに、謙虚にしておいでで
20歳までは中納言にもならなかった」とほめあげている。
夕霧の美貌は父源氏より劣るし、
ときの冷泉帝が実父源氏と実弟夕霧を厚遇しようとするあまりに
若い夕霧の官位が父源氏以上に昇進しすぎてしまっていることがわかる。
>>920 源氏が夕霧見てこれだけの顔立ちなら女は惚れないわけないだろう
夕霧だって鏡見て自惚れるだろう
鬼神だってこの夕霧みたら罪を許しそうだ
とベタほめしてるし
>>923 藤原道長も入内させた娘の孫たちは生まれてすぐに抱きあげて
常に身近においていたみたいだけど
他家で育つ息子の孫となると親近感が薄れる。
道長の初の内孫は藤原生子(道長五男教通の長女)なのだけど、
当の道長は生子の入内に全く無関心で、
生子の母方の祖父で一緒に同居している藤原公任が、
そのうち生子の目出度いこと(入内)もあるだろうし、
出家願望が遂げられない、などと言いつつ生子を溺愛している。
まだ世襲摂関家というのはこの時代になかったし、
天皇の外戚になった家が栄華を極めるというわけで
男系で自分の地位を息子のみならず孫、曾孫にまで世襲させるという概念もなかった。
それよりも女系の孫を大事にして自分の血縁者を天皇にしたいという願望のほうが
この時代の貴族には強いよね。
>>926 そのシーンは原作にはない
あさきには鬼神だって許しそうだと確かに書いてある
だけど源氏よりも美しいとはどこにも書いてないぞ?
>夕霧だって鏡見て自惚れるだろう
これはあさきにすらないけど完全に創作してるなw
>>927 そんな感じなら見せなくても特におかしくはないんだね
>>927 流石に嫡男の頼通になかなか子が出来なかった時は物申したらしいけど
基本的に息子のことに関しては道長は無関心だよね
頼宗なんて道長の政敵だった伊周の長女を正妻にしているけど何も言わないしさ
娘の子=天皇の子供である孫は道長の手元で養育されるから可愛がるけど
息子の子供はその妻の実家育ちで疎遠だから親しみがあまりないのかも
>>930 道長が「男は妻がらなり(男は妻次第なのだ)」ともの申したのは
頼通が三条天皇内親王との結婚を渋ってるときじゃなかったっけ?
子供がいないことに関しては特になにもいってなかったような。
藤原家も養子で継いでたこともあったしね。
>>931 正妻の隆姫との結婚の時。
道長は三条天皇とは対立していたし、その内親王は后腹ではあるけれど、
三条がゴリ押しで立后したから、後見も弱くて、道長親子は、縁談があっても
乗り気じゃなかった。
当時の大臣家は、内親王というだけで、有りがたる感じでもなさそう。
夕霧は源氏より容姿が劣るというより、華やかなオーラが欠けてたってことかな。
顔が同程度なら明るく華やかな空気を持ったほうがより美々しく見える。
現代でも、顔の造作だけなら変わらないかむしろ勝ってるのに、明るくて人懐こい子の方がもてるし写真写りもいいことってある。
>>924 ありがとう勉強になった、それ以上出世しない人なんだね
でもそういう平凡な人と結婚したほうが、大事にされて幸せだったかもね
夕霧の長男て雲居のカリに似てるね。
出世も、年下の薫に抜かされてるし〜ww
夕霧は舅の頭の中将が苦手だったみたいだけど、後に自分が
薫や匂宮から煙たがられるようになってるのが面白いね
頭中将は娘夕霧にとられて不機嫌になったのに対し
夕霧は娘を匂宮がなかなかもらってくれなくってしつこいってのも
何というか笑えるな
夕霧の六の君は、落葉の宮に養育されたころから
ちい姫が紫の上を「お母様」と言っていたように
形式上の母親として遇されたのだろうか?
六の君の裳儀のときに夕霧の横にいた人や
裳儀を延期するのか(匂宮が中の君と結婚したため)
心配していたシーンに出てくる女性は
落葉の宮だろうか?
だとしたら、妹の女三宮より登場シーン多いな>宇治十帖
>>936 それもまた現代に通じるよね。
父親や舅って、息子にとっては煙たがられてちょっと怖いくらいがちょうどいいと思う。
妻を軽んじたり勘違いしないために、うるさい同性の大先輩は必要だ。
源氏はよくも悪くもそういう貫禄がない。あまりに所帯臭さとかけ離れてる。
だからこそいつまでも若々しくて神々しくて美しいんだろうけど、身内からしたら親はチョイ枯れチョイ頑固くらいのほうが安心だ。
私も父親に持つなら頭の中将や熟年夕霧で、旦那を常に睨んでもらうほうが安心w
源氏だと男の遊びなんかに理解を示し過ぎそう・・・
そのくせ落葉宮には困ったものだ
だからねえ、源氏も。
>>940 そう!自分が散々女に無茶してたくせに、こういうときは男じゃなく女を責めるんだ。
だから源氏が親だと困るんだよな。
結局夕霧に強く説教したりちゃんとした手順を諭さずにスルーする。
普通の親ならもうちょっと世間に通るようにしろとか頭冷やせとかまず叱るぞ。
>>938 そのシーン読んでなかったわ
宇治では六の君に代わって匂宮に手紙出したりするし
割と世話焼きになってる落ち葉宮だからそうかもね
こういうところは一条御息所に似てきている
昔遊んだヤツほど親になると厳しくなる。大いなる矛盾だな
頭中将の「アレも源氏の君の息子ですからね」という台詞
源氏は自業自得だけど、夕霧にとっては最大の屈辱だな
源氏もどの面下げて、「自分の若い頃の汚名をそそいでくれるものと期待して…」なんて言えたんだか
「所詮はお前の息子だよ!」って言い返したくもなる・・・・あ〜なんとなく夕霧の気持ちがわかったような
某昼メロで、
「お前の母ちゃんは誰とでも寝る女だった。俺らともよくハメハメしたぜぇ〜」
って言われて、そいつをひっぱたいて家に帰った娘を、
心配そうに見てる母が「女の子は〜」って説教垂れるんだけど、
「あんたにいわれたくない!この淫乱!あんたのせいで私が・・・」って娘がキレて、
家庭崩壊するという・・・・シーンを見てるかのようだ
↓源氏物語にはこういうシーンはなかったな
http://melodichard.air-nifty.com/blog/images/mezon4_2.jpg
子供が父親を馬鹿にするのは、
母親が父親の悪口を子供の前で言ってるからだよ
洗濯物いっしょに洗わないでとかも母親が悪い
その原因は夫婦関係がうまくいってないのが原因で、夫は仕事、妻は家事育児ノイローゼというケース
子供の発言を注意深く聴いてると、そこの家庭の事情がよくわかる
お父さん好き、お母さん好きって言ってる子は、家庭も巧く言ってるもん
>>928 原作にあるよ、鬼神
>>933 確かに夕霧は顔は源氏とどっこいどっこいでも
色気や華やかオーラは全くない
源氏みたいに女から女へということしないからそういうオーラないんだと思う
でもそういう夕霧だから好きだな
群れから外れた鳥とか落ち葉とかそんなの好きだよね夕霧
源氏は見たこともない母親の面影どうとかいつまでもこだわって男らしくない
母の敵だった弘き殿一派を憎み続けるし
死にかけてる紫の上見てまで、ちょうど私の母がこうだったと聞くなんていい年してキモいったらない
父に溺愛されて育ち、やっぱり父に溺愛された母が自慢で仕方ないんだろうけど
それに引き換え夕霧は母親のことを追求することもなく、淡々としている。
憧れや愛の対象も誰々に似てるからなんて動機で選んだりしないし
夕霧の方が源氏よりはるかに大人だと思うな
夕霧は御所で仕事中に藤典待といたしたりしたんだろうか?
夕霧は母親亡くして悲しんでる落葉宮の気持ちなどお構いなく
強引に一条に移す
夕霧が手配した迎えの車が朝早くから来てじりじりと待ってる状況で
やむなく乗るしかない
塗り込めに閉じこもって精一杯の抵抗する落葉宮はいじらしいね
藤壺は母に似ていたからというより
年も若くて一番自分に身近だったからって気がしないでもない
元服前の源氏にとってね
何かというと母に似てるだからの藤壺に似てるからだの
いい加減にしろって言いたくなる
女はそれぞれ性質違うんだぞって
虫ずが走るんだよ、ったくー
>>948 仕事中というのは無いだろ。ただ典待という階位を貰っていることから個室は貰ってると思う。
源氏みたく宿直の時に部屋に通ってたのではと予想。
雲居の雁と交互に子供を生ませたっぽいからマメに通える場所にはいただろうね
一日おきに通ったと言うけど、晩年の夕霧は女二宮一筋な感じだよねw
藤典侍はキャリアウーマンだから頻繁には会わないけど
ずっと共感を持ち続けていたと思う。
雲居は騒ぐと面倒臭いから通い続けただけな気がする。
>>954 原文では、雲居の雁と結婚したら藤典侍への訪れは殆どなくなったとあるよ
それでも子供だけはばんばん産まれるとも
>>955 雲居の雁とは宇治十帖でも仲良く夫婦やっているよ
息子の色恋沙汰に夫婦で首つっこむ親バカ夫婦としてね
御所にはいろんな男が出入りするからね…
さすが雲居のカリは馬鹿だな
>>940 困ったことをしてくれた〜の台詞は落葉の宮じゃなくて夕霧に向けたものじゃないの?
源氏は落葉の宮に関しては想夫恋合奏関連の注意はしたけど、
夕霧との再婚に関しては同情的だった気がするんだけど
>>959 親としては男と女のことだしそれ以上のことは言えないでしょう
夕霧もその後聞き出そうとしても拒んだし
説教ならいらねーよ、放っといてくれって態度だし
>>960 なんか対応が遅ればせながらの反抗期っぽいな>夕霧
夕霧からすればなんで源氏なんかに説教されなきゃいかんのだ、って感じか。
そりゃ源氏に言われたくはないよなあ。
源氏も「どうせ言っても聞かないだろうけど、立場上言わないわけにはいかないよなあ、父親だし」
ってくらいだったろうけど。
>957
そして20年後くらいには
元、美貌の五節の舞姫だけど
色好みのばあさまとして有名になるんだろうかw
藤典侍は定年まで頑張りそうだな
子供達は夕霧がしっかり面倒見てるし
下手に身分が低い身でしゃしゃり出ることはしないだろうし
明石の上同様わきまえができてそうだ
しかし退職金もろもろはがっぽり貰いそう
そういうところはビジネスウーマンだけに情に溺れないタイプかも
>>961 夕霧の反抗期というのももっと見たかったかも
源氏夕霧親子はお互いに遠慮してお互いの意見尊重するかな?
紫の上が死んだとき、あれほど出家を望んでいたのだから尼姿にしてやりたい
と言う源氏に
夕霧がそんなことをしても無意味だと言う意見をあっさり受け入れる源氏だし
親子で妥協しあって上手くやっていったのかもね
>>963 最後は余生楽しんでそうな尼君になるんですか?
>>956 藤典侍のもとへも以前のようには通わなくなったというのは
雲居との新婚の頃だよ。
そら、結婚以前は夕霧の夜は藤典侍がほぼ独占していたのだろうし。
夜は雲居のもとへ帰るとしても
藤典侍には宮中の局でいくらでも会えるもんね。
>>962 れっきとした正室がいる夕霧が正室もう一人というのは
話がややこしくなるもとかもね。
源氏はたとえ不仲でも葵をたった一人の正室として遇していたのに、
夕霧の場合あれほど無茶を言って東宮妃候補の姫を正室にいただいておきながら
その妻の地位を脅かす恐れのある女性を妻に迎えるとなったら。
源氏だって、とるに足りない身分の女性に夕霧が手を出すのは
どうでもよかったと思うよ。
源氏は中年以降こそ「取るに足らない身分の女マニア」に見えるけど、初期がとんでもないからな。
元東宮妃に父の妻に兄に嫁入りする予定の女・・・
ちょっと好き放題やりすぎだね。
>>956 原文から行くと、雲居のカリと結婚する前に藤典待とは男女の関係に
あったと思う。で、遠のいたけど御所に行ったらムラムラして・・・・。
>>968 それこそ新しい女に夢中になるあまり
妻子を捨てるようなことになったら
夕霧自身どんな悪評がつくかわからないもんね
しかし夕霧はそんな軽い男じゃなかった
落葉宮に求愛のさなかでも決して雲居雁も疎かにしない
と花散里に語ってるし
夕霧はまだ落ち葉宮の顔を見ないうちから恋焦がれているんだよね
これって不思議だよね
あの柏木が愛さなかったところ見ると顔はそう美しくはないのかもしれない
でもそれが何なんだ?という心理
よほど夕霧好みの上品さやたしなみが感じられたからだろう
顔を見た後も女らしくてなまめかしいと表現されている落ち葉宮の容姿にも夕霧は満足しているようだし
結婚後も落ち葉宮に気を使い続けてる
髭黒って若い玉鬘に夢中になって
古株の正室と正室腹の娘を見捨てたけど
別に悪評判なかったよな。
異母姉妹を不幸に陥れようとしているとして
なぜか紫が恨まれてたが。
髭黒を憎む代わりに飛び火して紫が憎まれて
終わりってことか。
>>974 髭黒も最初は見捨てるつもりはなかったんだよ
両立させようとした
しかし北の方が髭黒に灰ぶっかけたり
精神錯乱状態になったから実家で引き取ったんじゃなかったっけ?
別れた娘にはずっと会いたがってた
でも髭黒の奥さんだった人もかわいそうだね
別れた後はひっそり暮らしたのかな?
あんな病気にさえならなければねぇ
若い頃は美人だったらしいし・・・・
>>973 当時の女性の愛される基準はルックスじゃないからね
教養に乏しくたしなみの無い(大臣家の脇腹の姫ってのであえて品位を保ってる)
雲居のカリより、未亡人で劣り腹内親王でも嗜みや品位のある落葉の宮のほうが
なが〜く愛せるタイプだろ(現代でも)
原文も読むほど嗜みがあるなら雁ぐらい漢字で描いてほしいけどねw
でもいつまでも屁もこけないような間柄は嫌かも
>>978 雁を漢字で書けないいつもの雲居の雁アンチは原文なんて読んでないし読めないよw
古典スレで書かれていたレスからの引用だから
原文も何も雲居の雁との結婚前から夕霧と藤典待に男女の関係があったのはあさきでも書かれているじゃないか
あっただろうどころかあったとはっきり書かれているんだから、自分で原文読んでないの丸わかりw
雲居の雁も藤典待も妊娠期間が凄まじく長い!!!
ずっと家にいた雲居の雁でも結婚してから毎年妊娠出産してるようなものなのに、
藤典待に至っては、宮中で働いてる時間は実際半分くらいしかなかったんじゃないかと思うほど、
ほとんど毎年のように子供を産んでる
夕霧の命中率も凄いが、この二人とはよっぽど体の相性がよかったんだろうw
落葉の宮とに間に子供は出来なかったから畑が格別に優れてたんじゃない
柏木だって女三宮とはすぐ出来たから、落葉の畑だけが(ry
女三宮は源氏とはできなかった
源氏が格段に薄かったんだろう。
3人しか子は出来ないと占いでもいわれてた。
でも明石はともかく藤壺と葵はやってる回数少ないだろうに出来たよね
藤壺は桐壺帝との間には出来なかったのに
桐壺帝はお年だったからね。
平安時代では子供が出来るのはタイミングや確率じゃなくて「縁の深さ」といわれてたんだよね。
だから紫は明石に強烈に嫉妬した。
源氏と葵の上は縁の深い夫婦だったのか
当時の考え方では、紫の上と源氏は縁が薄かったって事になるのかな?
しかし好きでもない男に襲われて妊娠したとしても、「縁が深い仲」扱いって
なんか嫌だ
>>981 所詮、物語にそんなことをいってもどうしようもないけど・・・
この時代の女性はそれが普通でしょう。
10代半ばぐらいに男も女も結婚するから、
女性でも生涯に7〜8人ぐらいの子を産む。
雲居や藤典侍が特別だったというより、
日本でも戦前まではそれが普通だった。
>>975 大和さんが髭黒上げの人だからあさきの髭黒は
正室に尽くすいいようもなく優しい夫で通してるけど
原文の髭黒は常日頃から正室をないがしろにしていて、
若い玉鬘を強引に奪い取って、毎日美貌の妻を眺めては
前の正室が出て行ってくれて本当によかった、
若い正室に取り換えることができて良かった、
とため息ついてる嫌な男だ。
>>947 源氏の母桐壺更衣が大変な美貌で伝説化しかけていたのに対して
夕霧の母葵はそれほど死後まで美化されてなかったせいかも。
両親の仲があまり良くなかったことは夕霧も祖母から聞いて知っていると思うんだよね。
妹の明石姫君が源氏寵愛の紫に引き取られて
毎日源氏にまとわりついて成長したのに対して
夕霧はほとんど父親源氏に会うことなく成長したし
>>989 源氏も藤壺懐妊に「これこそ神が認めた前世からの縁!」とかき口説いてたし、
柏木もなんかそれっぽいこと言ってたね。三宮はめっちゃ嫌がってたけど。
>>992 また源氏への妻への愛情度で子供への扱いに差がどうこうの人ですか?
いい加減に嫌いだな、その偏った見方
母親の美貌度とか男からの寵愛ぶりとか卑しい男目線だし
>>947は夕霧の女性の見方が源氏より大人だと言ってるだけだよ
それに源氏が夕霧を紫の上に預けられなかったのはその後も決して紫を夕霧に見せなかったことからして分かりそうなものなのに
なんといっても自分と同じ血が流れているんだから
紫にも明石にも預けなかったのに
花散里に夕霧を預けた源氏
花散里も根は鋭いとこあるから源氏が何思って自分に預けたかは気づいていても
それをおくびにも出さずに夕霧や夕霧の子供達を養育したことは賢明だね
何が自分の損になるかわかってる
その努力で源氏の出家後も家一軒貰い
夕霧の庇護もあるだろうから悠々自適老後生活だろうし
紫を飛びこして明石に夕霧の養育を任せたら
また紫が苦しむだろうから
二人の妻の争い避けるためにま花散里が適任だっただろうけどね
天下の太政大臣の養母だもん。安泰だ。
花散里は耐えた甲斐があったよ。
柏木は死ぬしかなかった運命だよ
源氏に睨まれながら素知らぬふりして生きられる根性ない
怯え暮らす日々だろうから柏木には死ぬより辛いだろうし
誰よりもチキンハートな男ほどやることが…だね
>>994 源氏はすべての女性たちを平等に愛し、すべての子供を平等に愛した。
という主張というより、単に夕霧が不利益をこうむることが嫌いない人でしょ?
その見方もかなり偏っていると思うよ。
源氏は子供が少なく、実父だと名乗れない冷泉、実子ではない薫を除くと
夕霧が唯一の男子、明石姫君が唯一の女子だった。
多くの夫人方から多くの男女がわんさか産まれていたならば、
当然差は出たのに、それを無視するなんて。
>>977 > 教養に乏しくたしなみの無い
あさきでの印象はそうかもしれないけど、原文だと「大宮はあらゆる楽器に堪能で、みな雲井雁に伝授した」
と書かれてるんだよね。
だから教養はバッチリなんじゃないの?
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。