いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
過去ログは
>>2-3にて。
どうしても意味のわからない場面があります。
三の宮の浮気がばれた時、源氏が玉鬘のことを「右大将が忍んできたときも自分にやましい点が無かったことを世間に納得させる形にした」
と評してるけど、この一文が私には?です。
どなたか教えて下さいませ。
>>5 女官になるかも知れない玉鬘が髭黒の気を引いたのでは無く、
髭黒の意に添った女房が玉鬘の部屋に導いた為、強引な髭黒の妻の一人になった。
髭黒の屋敷に移ったのも、全部髭の計画通りで
渋々従った玉鬘には何一つ落ち度が無かった(というか、何も出来なかった)。
女官として出仕しないのも、髭黒が新妻を独占したいからwと冷泉帝も納得
5じゃないんだが、
それをどうやって証明したのかがいまいちよくわからなかったな、自分は
>>1 (・ω・`)乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!
スレ立てありがとうございます。
髭黒は玉鬘に源氏の手がついてなくて喜んでたけど
ついてたらどんな顔して源氏と会うつもりだったんだろ
>>7 手引きした女房(弁のおもと)を、それ以降近づけなかったこと、だと思う。
せめて玉鬘の十分の一でも女三の宮に賢さがあったら
という源氏の願いであって具体的な比較例があってというより全体でしょ
玉鬘はああいう事態になっても一切自分に落ち度はなかったけど
三宮は落ち度だらけもいいところだし
玉鬘のような賢明さがあれば男が近寄ろうてするりとかわすだろうし
万が一逃げられなくてもそれは父頭中将の許しがあってのことだし
誰からも玉鬘は軽々しいと非難されるようなことは一切なかったことだと思う
間男からの文さえその辺に置いておいて忘れる三宮は実際現代人からみても
あまりにも…だし
玉鬘はまだ知らなくても、髭黒が襲ったときは立派に父頭中将から承諾を得た玉鬘の許婚だったから
簡単に言えば玉鬘は平気で男を部屋に入れるような
軽々しい女じゃないということでしょう
玉蔓はまだ独身だったのも大きいが、
事が起きてからの対処もうまかった。
三宮は人妻な上に、事が起きてからの対処もダメ。
だから源氏も嘆いた。
>>11 5です。
4で挨拶したのは私です。すいません。
(でもこんなに怒られるとは。怖い。怖い。)
なんか変な人が住み着いてるね
>>16 4で挨拶したんでしょ?
謝る必要ないよ。
なんか前スレからケンカ吹っ掛ける人がいるよね。
源氏は個々の女性のいいところを見つけて愛してくれる人だと思ってたけれど
三宮に関しては手厳しい感があるね
理想追い求めすぎたんだよね、藤壺の血縁だってことで
年齢のせいもあるかもしれないけれど、あのネチネチ体質はちょっと引いたわ
>>1 あ。スレ立て乙でしたw
>>19 源氏に若妻と老醜を加えると若菜以降になるというお話でしたw
私は六条らしき死霊の高笑いと源氏のorzの対比が凄いなと思う。
女三宮の他の女房達も気づかなかったのかね?
1回2回どころじゃなかったでしょうに。
こんなことが露見しないままな訳がないのに、
小侍従は肝心なところでスルッと逃げちゃったのがずるい。
>>1 乙です。
>>9 玉蔓がたとえ源氏のお手つきだったとしても
髭黒は何食わぬ顔して源氏と接するでしょ
柏木の時と違って源氏は髭黒責められないよ
頭中将の了解も得てるし。
ただそれで玉蔓が源氏の子産んだらどうなる、てのが
話題になってたな。
>>19 >年齢のせいもあるかもしれないけれど、あのネチネチ体質はちょっと引いたわ
源氏って自分の女を他の人に手出しされる経験は初めてなんだよね。
(源典侍の場合は本気じゃないし、どっちかっていうと頭中将との戯言メインぽい)
そういう悔しさみたいなのをここにきて初めて知って、
若さを失ってる焦り・苛立ちを刺激され、メンツ潰された怒りに繋がっていったような。
身分は措いて個人の男として見ると、源氏はこういう時の諦観に慣れてないので
女君をこそいたわらねば、という発想が浮かんでこないんだなと思った。
結局、最後まで女三宮を許してはいないんだよね。
それなのに落飾した彼女にまだ気があるみたいな振る舞いするのがよくわからない。
原典だと露骨に「同じ蓮の花の中で」でとか口説いているからなぁ
紫上がいるってのに、女三宮相手に夫婦の理想的な到達点=蓮の花を言い出す源氏って・・・
髪を下ろして尼そぎになった女三宮見て、少女みたいで可愛いと
萌えてるんだよねw
源氏が尼さんに欲情(行為はナシだが)したのって、女三宮くらいじゃないかな
ある意味、魔性の女だな女三宮
その時女三宮が詠んだ和歌も源氏は気に入ったみたいだしね
鈴虫あたりって、けっこうエロい
>>26 私も、女三宮は魔性の美少女だと思っておる
しかし夫以外の人の子供を産むってどんな気分だろう
相手を愛しているならばまだしもこの場合は(多分)そうではないしね
想像できんわ
原典でも薫が大きくなった後で、息子の父親として柏木を優しく思い出せるようになったとあるけど、
薫本人のこととか薫を産むまでの気持ちとかさっぱり不明だしね・・・
ホント何を思っていたんだろう
源氏の本当の愛は紫にある、ってことだけはわかったみたいだな。>三宮
すっげえつらそう・・・・
幼女から老婆まで・・・源氏って本当に女君の幅が広いねw
尊敬に値する
>>31 そうだよね
柏木のしつこい愛wのおかげで
本当に愛されるってどういうことかは学習できたようだしね
「お前の見せかけの愛なんて知るかヴォケ」
って源氏にも噛みついてたもんねwww
柏木にしても三宮を気高い女王のように想像してたのに
実際は気高さはなくただただ可愛いなよなよした女性で拍子抜けするんだよね
三宮って庶民的なタイプだと思うよ
シャイなところや上品さや気品高いところがないし
でも一般受けよさそうだから
付き合いやすそうなタイプだよね
>>30 >息子の父親として柏木を優しく思い出せるようになったとあるけど
原文にそういう三宮の心情描写はないよー
宇治十帖の頃には三宮にとって柏木のことも源氏のことも「昔の事」で、
思い出しもしない感じ
変に優しく思い出せるようになるより
感情がない三宮のままでいいと思うよ
あさきはなんでそうしたのかな?
>>35 女房たちも三宮の前で平気で騒いでそうだし
女房たちにとっても気安い女の子だったんだろうね
薫に対してはわりと愛情持っているようだけどね
女二宮との結婚を喜んだり、寝殿を譲ろうかと言ったりとか
息子には頼りないと言われているけど、人並みに親としての情愛はあるっぽい
三条宮で同居しているみたいだね。
六条院は落葉宮&六の君が夏の町、
女一宮が春の町がそれぞれ住んで、
あとは匂宮の兄で次期東宮候補の二の宮が寝殿を休息所にしているみたい
>>5 玉鬘が源氏に恋していて、髭黒の妻となった後もそれが不本意であったことを
愛しい源氏に知らせたというのは「あさき」だけにある場面で、
原文では玉鬘が源氏に恋していたという描写そのものがない。
玉鬘を犯した相手が超イケメンで、玉鬘の意に叶い、
ラブラブだったりしたら、それはそれで源氏は面白くなかっただろうね。
>>31 そうかな?
紫上は別に源氏の愛が自分だけにあるなんて思ってなかったでしょう・・・
どうも「あさき」の後半は紫上が主人公になっているから、
紫上以外の源氏の妻妾たちは源氏からの愛情を受けない女性たち、
とでも言いたげな描き方をされているけどそうでもないよね。
私が愛した素晴らしい女性たちの見開きには大勢の女性たちとともに
女三宮も当然描かれてあるし。
三宮はレイプ妊娠出産の極限の中で
源氏の冷たさに触れてあの人の本当の愛は紫にある、
と思ったんだろう。
一方紫本人は病で苦しんで、出家望むまで追い込まれたのは
源氏の愛が自分だけではない、ってとこだったが
そこまで三宮に理解できるはずがない。
>>44 あれだけ大勢の源氏の妻妾たちと六条院に同居してて
一緒に女楽やったり交流したりしてるのに
紫一人だけが愛されていると思うはずもないだろうに・・・
原文では源氏は女三宮に愛情を持っているしね。
源氏が柏木に嫉妬したのも女三宮を奪われた悔しさあっての故なのに、
「あさき」ではただ自分が寝とられ夫になった愚かさを悔やんでのことだけで
源氏は全く女三宮に愛情がなかったように書いているけど。
源氏の愛が紫にあると思ったと言うよりも、自分にはないと思っただけじゃないかな
>>45 原文だと源氏は尼になった女三宮のことを
「多く集っている妻の中でも、この宮だけは不足に思うところもなく、宮自身のご様子にも物足りないと思うところもなかったのに、
このように思いもかけない尼姿で拝見するとは・・・」
とか超好意的に評しているよね。散々子供っぽいだの物足りないだの言っていたくせにw
正直、源氏の愛ほどアテにならないものはない! 紫上も病むよ、これじゃ・・・
失ったおもちゃは惜しむものだよ
すごく引っかかってるのは
不倫が源氏に知れてから柏木は三宮がどれだけ自分同様に嫌味言われたり
源氏に虐められているんじゃないかと心配してる描写がないこと
愛だなんだいってもその程度だなと思うよ
>>41 秋の町と冬の町には誰が住んでるの?
どの町が一番立派なんだろう?
源氏は大掛かりな女三宮の安産祈願を施したりして
世間的には懐妊した女三宮を大事にしている風に見られていたからね。
父の朱雀院もついているし、世の崇拝を受ける源氏がまさかねちねちやってるとは
思ってなかったんじゃないの。
意外に精神弱いんだけどね、源氏は。
柏木も三宮も源氏に事がバレてからは、
自分のことでいっぱいいっぱいだったんだろう。
その点、朧月夜とのことがバレても堂々としていた源氏はすごいな
人の女を寝取っておいて図太いというかなんというか・・・
>>51 源氏没後
春の町=今上の女一宮
夏の町=落葉宮、夕霧の六の君
秋の町=秋好中宮の里第
冬の町=明石中宮の里第
秋好も明石中宮も生きているので。
だけど、秋好は冷泉院の院御所に、
明石中宮は内裏に普段は住んでいるので
不在であることが多いと書かれてある。
>>55 女楽前にちい姫が里下がりした時は春の町の寝殿を使ってなかった?
>>56 明石女御が一人目を産む際は実母明石上の冬の御殿で生んでいる。
女楽前に宿下がりした際も、明石上が付き添っており、冬の御殿だったはず。
女楽が行われたのは寝殿(源氏の住まい)。
>>57 原典では女三宮は寝殿西面、寝殿東面がちい姫の里下がり用の部屋になってるよ。
ちい姫妊娠時の冬の町へは一時的な方違えで、第一子を産んだ後はすぐに春の町へ
移動してるし、明石の入道の手紙を見せていた時には源氏は女三宮の部屋から
ふらっと中のしきりの障子を開けて入ってきてる。
>>54 バレたのが藤壺との関係だったら
そんなに余裕かましてられなかったと思う
>>53 三宮には柏木のこと思いやる義理はないわけで
しかし柏木はこうなっても自分のことしか頭になく
自分を慰めて下さい文を送るばかり
三宮が源氏に咎められてないか
気詰まりな思いをしてないか気にもしてない
三宮はもう死んでしまいたいほど辛いと書いてるのに
でも源氏にイジメられてる三宮のことを知っても
男らしく源氏の前へ出て
すべて私がしでかしたこと
宮様に何一つ罪はありません
どうか私の命に変えて宮様をお咎めだけはお許し下さい、と病をおして源氏の前でひれ伏したら
少しは源氏の怒りも収まったかな
正式に柏木がレイプ認めたら
源氏は頭中将にチクって柏木破滅させるよ。
柏木が父親に泣きついても源氏は知らんぷりを通すよ
気付いた夕霧にだってそうだったのにましてライバルだった頭中将に
自分の恥を発表するようことしたくないだろ
このスレ見てると、頭中将が嫌いな人はあまりいないみたい?だね。
自分もあさきの男君の中では一番好き。
カラッとした性格がいいなぁ。
>>46 源氏の愛が自分にはない、ってより
愛が憎しみ、嫉妬に変わったのを理解できなかったんだろう。
三宮自身に落ち度はないわけだし。
遅レスだけど
>>47 >正直、源氏の愛ほどアテにならないものはない!
葵祭りに行く前の髪削ぎで
「千尋、と言っても満ちたり引いたりしてわかりませんわ。
お兄様のお心がアテにならないのと同じだわw」
と言ってたのを思い出した。
紫の上は源氏と同等、もしくはちょい上で
振り回してる感じだったこの頃が一番幸せだったね。
大人になっても常にこういう感じで行けるような関係になれればよかったのに。
(明石姫へ贈る香合わせの時は久方ぶりにこういう呼吸だったけど)。
>>65 そりゃあ、髪削ぎの頃には若紫はまだ源氏の妻にもなってなくて、
愛だの恋だの知らない少女だったから無邪気に言ってたんだろうね。
それが源氏の妻になり、自分の後からどんどん源氏の新しい妻妾たちが増え、
愛情がどんどん振り分けられていくようになるとそんなことも言ってられない。
六条がより多く愛したほうが負け、といっていたけれども
源氏の帰りをひたすら待つ妻に徹していた紫も、
自分がたった一人の夫である源氏を愛するほどには源氏は自分を愛してくれないというのが苦悩の種だった。
紫が源氏をさほど愛してないのならば苦しみも少なかっただろうけれども。
源氏に体中を舐め回されたい
ん〜でも女三宮がやったことはやっぱり酷いよ
夫の目を盗んで密通のみならず、懐妊しちゃったんだからね
どこぞの馬の骨と何度も肌を重ねるような汚れた女と、
柏木風情の子どもを抱かされる源氏の身を思えばさ
やっぱり源氏に肩入れしちゃうよね
女三宮は、一生謝罪し続けなければならないほどの大罪を犯したわけで、
源氏に許してもらえるとか、優しい言葉をかけてほしいとか、そんなことを言う資格はない!
100%地獄に堕ちろ
小侍従は無罪なのかよ
個人的には源氏にはまったく肩入れできないな。
自分のしてきたことを思えば、直接関係あることじゃないとはいえ自業自得としか思えない。
柏木や三宮の罪の重さがどうとかはまた別の問題として。
女三宮の周辺警護もしないで、六条院に放置しといた源氏が間抜けだと思うよ
紫上の看病で二条院に行きっぱなしになるんだったら、もっとしっかりした
女房をつけるべきだった
>>64 三宮に落ち度ものすごくあると思うが
頭悪いし幼いし
男に自分から姿見せてるし
男に忍び込まれた後も自ら何度も逢い引きしたから
妊娠しちゃったし
源氏は女三宮の親代わりだからね
自分はさんざん人妻レイプした経験があるんだから、気をつけるべきだった
>>64 源氏には自分への愛なかったって何子供みたいなこと言ってんだ?ってことなのに
たくさんの妻たちに囲まれてる男の元に嫁ぐ認識なんて子供だって自覚持てることだろうに
女三宮叩きのなまみこ婆、しつこすぎw
夫以外の子を妊娠した点では藤壺も馬鹿だって言いたいのかよw
どっちもレイプなのに。
柏木叩きの次は同様の話題しかできないのかよ。
>>68 全く同じ、しかも源氏藤壷の場合は天皇その人に対する裏切りなのに、
毎度批判するのは柏木女三宮だけだね。
藤壷なんて、産み月まで際どくて、夫である桐壷は多分気付いてる。
桐壷が何も言わなかったのを良い事に、開き直って私生児の後見に不倫相手を付けるわ、揚句天皇にしちゃうわ。
本当にしたたか。
罪におののくなんて事、多分一度も無かっただろうね。
こういうのを賢いと言うなら、馬鹿でも三宮の方がまだマシだと自分は思う。
柏木三宮だって隠し通すつもりだったのに
あまりに三宮がアホなことして露見しちゃっただけだし
>>77 藤壺と源氏もばれまくってるよ。
藤壺の場合、出産が2ヶ月遅れるという異常事態、
手引きをしていた王命婦だけでなく祈祷を頼んだ僧にまでばればれで、
挙句の果てには冷泉帝の耳にまで密通の事実は聞こえている。
これをもってどこが秘密を守り通したと?
桐壺帝も冷泉帝も世間に発表しなかっただけでしょ。
自分の恥になることだし、冷泉帝に至っては源氏の子であることが公になれば廃帝まちがいなしだし。
源氏にしても藤壺のときは
上手く逃げおおせても
いい気になってた罰が当たったのか
朧月夜のときは都中にバレてしまいしっかり罪を償ってる
知ってるのが源氏だけですんだ柏木は幸運だったかもしれない
これが都中に知れたら二度と貴族社会で生きられなかったし
柏木
三宮
NG登録するか・・・
藤壺や源氏を擁護するわけじゃないし
二人とも嫌いな方だけど不倫に関してはまだ子供だった源氏の性欲に辟易して塗り込めに押し込めちゃったし祈祷もしてる藤壺の方がまだ悩み苦しんでるよ
ただ不倫を楽しんでたわけじゃない
それに引き換えな〜んにも考えずだらだらと関係を続けてた柏木三宮はあまりに幼稚だし、露見したら責任もとれず泣くばかりだし
あまりにだらしない二人だよ
>>80 多夫多妻のこの時代、密通ってそんなに罪が大きかったの?
史実でも密通がばれて政治生命を絶たれたなんてないし、
現在でも政治家は結構平気でやってるのに政治生命なんか絶たれない。
父親が天皇であることが皇位継承の絶対条件であった当時、
冷泉帝の父が源氏であることは最大の難事件であったと思う。
これは廃帝が避けられない。
だけど、臣下である薫の父が源氏だろうが藤原氏の柏木だろうが
別にどうってことないと思うんだけどね。
政治的には。
源氏だって人妻の空蝉のこと一度ならず二度もやろうとしていたよな
確か空蝉の時も旦那が留守中だったっけ
本気ではなかったとは言え人妻との不倫になんの罪悪感がなかったのは源氏も同じ
源氏の不倫は藤壷とだけじゃないよ
それにしても何でこう、特定の話題で必ず
一部ヒートアップしてんのが居るんだろ。
特定のキャラの話になると特定の話題の流れに持ってって、
感情大アバレさせる習性があるっていうか。
今まで喪女/チュプかと思ってたけど不倫サレ妻が住みついてんの?
>>85 誰もレスを返してくれなくなるまで
同じレスを猛烈に繰り返してスレを消費させるなまみこ婆には
何を言っても通用しないよ。
煽ってレスつけてくれるのが面白くてわざと無茶かいてるから。
>>76 冷泉を帝位につけることは誰よりも桐壺院が願っていたことだから
その希望を叶える事が藤壺にとっての償いだった(正しいかどうかは別として)
源氏を冷泉の後見にしたのは桐壺院でそ
院は何もかも知っていた上で3人を見守っていたと思う
そりゃ衝撃はあっただろうけど院にとって最愛の人は桐壺更衣と源氏だから
>>79 藤壺もその二ヶ月間生きた心地もしなかっただろうね
>>88 藤壺は産で死んでしまいたかった、と思いながらも
産で死んだら弘き殿女御を喜ばせるだけだから死ななくてよかった、と思っている。
藤壺も自分のことばっかりで罪の意識は薄いね。
弘き殿女御への復讐から罪の子を帝位につけるっていうのもね。
>>55 明石の中宮は春の御殿だろ!冬は明石の御方が遺産としてもらってるだろ。
>>89 藤壺ってやな女だね
源氏物語中で最高の悪女って言われるのもわかる
>>90 空蝉や末摘花は六条院のどこにいたの?
明石は身分は低いのに冬の御殿丸々一棟って破格の待遇だよね。
>>92 横レスだが、空蝉と末摘花は二条東院に住んでるの。
六条院住まいじゃないのよ。
>>90 春の町は明石中宮からその娘の女一宮に引き継がれているんだよ
で、明石中宮は明石のいた冬の町に移った
母娘孫娘で譲り合っているってこと
あさきでは落葉は冬の町に住んでる事になってたと思うけど、単なるミスなのかね
源氏没後に花散里が六条院を出て二条院に、
花散里を養母としていた夕霧が空いた夏の町に落葉宮を入れる
春の町:紫上→明石中宮→女一宮
夏の町:花散里→落葉宮
冬の町:明石→明石中宮
秋の町:秋好
>>92 源氏唯一の姫を産んだ女君として破格の待遇ではあるんだけど、
冬の町は他の町と比べて寝殿がなくて対の屋が二つが並ぶやや質素な作りだったりする
他の町よりもワンランク下なあたり明石の身の丈にあっているとも言えるかも
ちなみに風水で言うと冬の町が置かれた西北は家の中心である家長の住むところだったりする
源氏の長年の夢
「縁のある困っている女人達全てを助けて一緒に暮らすため」の六条院。
周囲からはさすが源氏の君!て賞賛あびてたみたいだけど、
あさきじゃない源氏の漫画の花散里の「誰が嬉しいのかしら」という冷たい独り言とため息が一番しっくり来る気がする。
結局は源氏の「守ってやりたい欲」を満たすのが一番の目的だからね。
源氏って普段は六条院の寝殿に住んでたの?
そこは誰が住むようになったんだろう?
女三宮に寝殿西面が、明石中宮の里帰り用に寝殿東面がそれぞれ割り当てられているよ
源氏たちがいなくなってからは寝殿は空き家状態かな?
紫をあれほど最愛の女性と持ち上げたのに
ついに寝殿に入れなかった源氏
>>101 一応、原文だと匂宮の兄にあたる次期東宮候補の二宮が時々の休息所として使っている
>>75 毎回思うがこいつアホすぎ
女三宮に同情して柏木叩いている人たちと
レイプされた女三宮に落ち度があったと叩いている人たちを
同じ人間だといって毎回たたいてる
どうみたって別人だろ
葵ってどこに住んでたっけ?
最近あさき読み始めたんだが…
藤壺に母の面影を重ね合わせてたのは他ならぬ自分なのに、藤壺に
「真実のあなただけを愛しているのは一体誰なのですか」
とか言い出したシーンで爆笑した
>>104 本人が書いてるあたりどうみても同一人物だよ。
片方が出ている時はもう片方は全く出てこない。
別人だというのなら両者を対決させてみたら?
一人二役でw
なまみこ婆本人以外の人は75のレスを見てもなんとも思わないからね。
毎度、日本史板にいる頃から暇人だねえ、なまみこ婆はw
>>103 宮様の休息所ねえ
かつての六条院の栄華を覚えている夕霧が
なんとか自分が生きている間だけは廃れさせたくないと必死なんだよね
柏木って三宮レイープしたのいつだっけ?
どのくらい不倫期間あって妊娠に至ったのかな?
110 :
愛蔵版名無しさん:2009/06/19(金) 20:38:24 ID:up58GInb
>>108 夕霧が六条院に住んだのなんて12歳〜18歳の短い間なのにね
あさきだけかもしれないけど
女三宮がはしたないなあと思うのは
不倫が夫に知られても、あまり罪の意識がないのか
まだ源氏に抱かれることを期待してるところ
御寝あそばしませ、と源氏が言えば自分から身体すり寄せて色っぽいシナ作った表情して源氏みつめてる 三宮叩きと言われようとあの三宮ぞっとするほどえげつないし本当に嫌い
源氏がプイと横向くとあれ抱いてくれないの?という表情になり、
源氏の怒りを受けると号泣しだすし
自分がしたことの自覚は全くないんだなあと
他の男の子供身篭ってる身体でよく夫にすりよれるなと気持ち悪くなる
悪いことした子供が親が怒るかジーッと上目使いで見てるのと一緒だね
怒られなきゃしめしめと舌をだし、怒られたらワーっと泣き出す
三宮の精神は子供のままだと思うよ
それは、あさきだけだね
原文だと逆に源氏がひたすらに女三宮に未練タラタラで
尼さんになったあともしつこく口説いている
>>109 光源氏47歳の2月、紫の病が重くなり女三宮のもとへ頻繁に通わなくなる→
この頃、柏木が小侍従に手引きをさせて密通。それから我慢ができなくなると手引きさせていた→
5月、源氏に女三宮の懐妊を聞かされる。女三宮は先月(4月)からつわりがひどかった。
源氏、女三宮のもとを訪れた際、柏木の手紙を発見→
12月、源氏、柏木を六条院に呼んで嫌味を言う→
年が明けて1月、女三宮、薫を出産
柏木の最初の密通から女三宮の懐妊まではそれほどたっていない。
最初の密通は2月、女三宮の妊娠が3月、4月には妊娠3か月目に入ってつわりがひどくなり、
5月に源氏が柏木の手紙を見つけて密通が発覚してからは柏木は女三宮のもとを訪れていない。
柏木と女三宮との密通期間は長く見ても3か月程度。
>>112 まあ、不倫密通といっても「私のせいじゃないもん」的気持ちが抜けなかったんだろうね。
露骨に背を向けられるまで。
いくらレイプ魔のせいで妊娠とはいえ、夫以外の子がお腹にいるときに自分から擦り寄るのはちょっと・・・だったね。I
>>115 濃ゆく生々しい三ヶ月だったわけだ
源氏は紫のところに入り浸りだから
柏木も忍んできやすかったにせよ
許せないのは小侍従
今なら源氏いないから大丈夫よ、と柏木に音信して
忍び込ませてたんだろうね
しかも発覚してからも何のお咎めもなし
平安時代の不倫事情は知らないけど
まさか人妻の女の家に牛車で供連れて行くわけに行かないし
交通手段どうしたんだろう?
柏木はせっせと夜中に歩いたのかね?
>>115 源氏に知られてから試楽まで7ヶ月もあったんだね
その間柏木はずっと恐怖に怯え暮らしていて
源氏に会って嫌味言われてそのまま倒れて寝込んで3ヶ月して死んだのか
>>119 途中までは馬ではないかな
そこから徒歩
いくらなんでも牛車はないだろう
御供の者も一人くらい?
源氏も藤壺のところに忍ぶときは嵐の中を単身馬ですよwww
あのシーンは見せ場なんだろうけれど笑ってしまった
で、
>>106で再び笑う、とw
>>121 馬を家来かなにかの家か厩にでも置けばいいものね
坊さんにひそかに相談があるのだ、とでもごまかせばいいだけだろうし
あさきでは柏木の病んでからのページが多いから
てっきり半年くらい病んでたかと思ったわ
源氏に嫌味言われて死ぬまで色々あったのにね
花散里の存在ってわりと大事だよね
六条院のムードメーカーとでもいうのか
この人も妻の一人ということで
源氏も必ずしも面食いじゃないんだな
と評判上げるのに役だったかも
>>106 そう、あさきでの源氏のセリフは、お前が言うな、な事が多いw
>>121 命婦以下、女房は源氏の通った後の水滴を拭くのが大変だったかとw
兄の兵部卿でも訪ねてきたら、三宮の文どころじゃなく、バレバレだろうに。
柏木の文を不用意に見つかってしまった三宮より、
朧月夜との密会で右大臣にわざと見せつけた源氏の方が嫌だな。
三宮は性に対して奔放というか
愛はできないけどあれは大好きなんだよ
>>125 >朧月夜との密会で右大臣にわざと見せつけた源氏の方が嫌だな。
あのシーン見たときワロてしもたw
源氏中途ハンパに脱げた着物着て変なポーズとりながら
でもすました顔で逃げてる?んだもん
少女漫画的な演出にまじツッコミ入れてる人ってなんなのw
朧月夜も、入内する機会を台無しにした挙句、結婚の申し出も断った男を
今更相手にするなよ・・・
それだけ光源氏が魅力的だったってことですね
自分はあさき(源氏物語も)は好きだけど光源氏に魅力を感じない、という困ったパターン。
そんな自分が源氏をイイ男だと思ったのは、蓬生の末摘花との再会シーン。
顔も、源氏が全話通して一番カッコ良く描かれてた話な気がする。
末摘花の容貌との対比なのか、彼女にとって夢の王子様だからなのか…
>>131 私もその困ったパターンだw
自分の周囲にもあさき読んで源氏好きだって言ってる人いなかったな。
別に困ることないんじゃないか?
源氏は狂言回しというかストーリーテラー的存在に見ている。
女性陣が多彩すぎて主人公が逆に影が薄くなったんだよね。
女三宮は淫乱だったんだよ。好き者。
六条院が廃れるかもしれないのは場所が悪いから。
二条や三条あたりの邸だったら、御所から近く往来も盛んで、夕霧も心配しなかっただろう。
藤壺は源氏物語の女人の中でも一番計算高い女。
若くして出家して念仏三昧の生活を送ったけど、
死後は地獄に堕ちて、鬼に裸されて銅汁を飲まされてるw
女三宮もおなじところで、桐壺帝も地獄行き。
柏木は、衆合地獄の無彼岸受苦処(他人の妻と関係を持った者)
火に焼かれ、刀で割られ、熱い灰をかぶせられ、あらゆる病気に苦しめられる責め苦を、
106兆5800億年も受けることになる
源氏は神仏の加護が強いので、無事に極楽浄土に転生できた。未来の神仏w
紫の上も霊となって現れたわけではないので天国行き。刀利天あたりと予想。
桐壺更衣も天国行き。
すみません教えて下さい
なまみこ婆って何ですか?
他所の板から来ているの?
せっかくのあさき話なのにイライラして仕方無い
感情立ったレスをするのが生きがいぽい荒らし。
荒らしの呼び名を出して指摘してる方もちょっと…なムードが漂い始めたので
以後、変レスは一切スルーでいいと思われる。
>>134 藤壺も女三宮も淫乱だね
やはり血筋かな
三宮も地獄に堕ちたんだっけ?
源氏は藤壺のことでは地獄行きだったんだけど
朧月夜とのことでは公に晒されて罪を償ったことでチャラにされたのかな?
桐壺帝も贔屓ばかりして悪い男だし、地獄行きでよかった
>>131 小説で読むと絶世の美男を想像できるから同時代の女房たちには人気があったと思うよ。
でもあさきはどうも、絶世の美男というには源氏の顔もいまいちだし、性格も暗いし、なんかね・・・
天下の美男で無類の女好き、どうせなら匂宮ぐらいはじけさせればよかったのに。
ちなみに学生のころ周りにはあさきの匂宮ファンは結構いたよ。
女三宮は原文では柏木との密通をあさましい、嫌なこと、と思っているのに
あさきでは柏木に「なぜ私を受け入れてくださる?」と言わせて
女三宮が間男の柏木を故意に受け入れているように変えていたね。
原文にはない、私と源氏のどちらを愛しているのか、といった言葉も入れている。
女三宮はこれに対して何も答えていない、一方、藤壺にも同じ言葉を聞いていて
あさきでは藤壺は俄然夫の桐壺帝より源氏を愛していることになっている。
夫より間男を愛する藤壺より、夫も柏木も愛していない女三宮は悪い女だという設定になっている。
女三宮を嫌な女にする演出だったのか。
>>109 遅レスだけど旧暦四月十余日に女三宮が柏木に襲われる
→六月に源氏が女三宮の元を訪れ妊娠を知って数日後に密通発覚だから、
密通期間は二ヶ月以内だよ
>>141 たとえ女三宮が柏木に「源氏が好き」って答えても「憎い人だ宮!!!」って
聴く耳持たずで興奮されて終わりそうだ
柏木と三宮って会話してなさそうだし
>>141 三宮はたんにセックス好きだったんだと思うな
柏木にいきなり部屋に入り込まれて襲われたときは
わなわなと震えているけど
その後も受け入れ続けるという奇妙な行動とってる
夫が嫌いでもなく、むしろ柏木よりは好きで抱かれたがってるし
一種の淫乱性じゃないかな
貞節意識は三宮のオツムでは無理だったとか
朧月夜といい、多分子供達の中で一番可愛いけど
一番出来は悪かったであろう女三宮を溺愛しまくる朱雀帝って変
源氏だってワルだった頃、兄が一番可愛がってる寵姫だから朧月夜との情事がより面白かったという罰当たりなことして
実際罰も当たったし
女三宮にしても、朱雀帝の溺愛ぶりがあったから柏木があんなにのめり込んだ
肩書きや世評だけを重視したミーハー男の悲劇としか思えない
三宮が2、3番目に可愛がられていたら柏木も憧れなかっただろうけど
一番可愛がられていると評判の他の姫に執着しまくっただろう
柏木は救いようない男だけど
普段真面目な朱雀帝だけど源氏と柏木無意識に振り回して人生左右させちゃうパワーあったんだよ
他の帝はここまでできないw
>源氏だってワルだった頃
ハゲワロタwww
柏木が最初に三宮貰っていても
内親王とはいえこんなたよりないお人柄であったとは
とかなんとか言って別の女に走りそう
>>147 薫なんかそればっかり。
頭中将は陽気で男らしい人だったのに、子と孫にそれが伝わらない不思議。
宇治十帖って薫が14〜28歳までの話らしいんだが、
今の基準でも28でまだこんな?と思っちゃうのに
平均寿命40歳くらいの時代、
あと12年くらいで薫が真っ当になると思えないなぁ。八宮みたいな年寄りになりそうで。
匂、薫、八宮、境遇違うけどみんなちゃんと人生を始めてない人達ばかり。
柏木って夕霧よりちょっと年上?5〜6歳くらい違うのかな。
たしか、5歳違いだよね、柏木と夕霧。
源氏と頭中将もその位違うしね。
5歳って、結構なジェネレーションギャップだと思うけど。
三宮貰ってて「お美しいがそれだけだ」とか何とか言って、逆に
「噂では二宮さまは三宮様の次に愛されていて、しかも奥ゆかしくてたしなみもあるお方とか」(結婚直後の夕霧情報より)
とかいって二宮に憧れたりしてな。
どっちにしても重要ポイントは「朱雀院のお気に入り」。
二宮は更衣腹だから憧れはないんじゃない?
>>151 夕霧は3年間憧れ続けて
ものにしたよ
夕霧にとって憧れる対象はエレガントであるかどうか
でも正妻雲居雁はエレガントとは言えないんだけど
紫の上、落葉宮は難無くこの点はクリア
>>152 内親王並みに気品ある教養高い明石の御方には興味ないみたいだけどね>夕霧
>>148 カラっとして性格がよく男らしい頭中将に似ず
陰湿でミーハーな柏木と薫なんだよね
むしろ血のつながりはないのに匂宮が頭中将に一番似てるような
>>150 だとしたら面白かったね
朱雀帝が落葉宮を一番可愛がってたら
柏木が憧れたりして
三宮って可愛いだけで幼いなあとか見下してたかも
朱雀院も女三宮相手だからあそこまで溺愛したと思うよ
頭中将も大人げない所あったけどね
夕霧に雲居雁もっていかれた時とか
冷泉に絵を貸さないとか
「内大臣(頭中将)はおおらかに見えて案外そうではない」
と源氏は雲居の雁を娶ったばかりの夕霧に言っていたけども、
頭中将はそれほど底意のない人。
ネチネチ意地悪を執念深く…という性質ではないから、負けず嫌いではあっても
イジワルも大人げないのもちょっと滑稽味があるの。
情が深いから、こちらも正式ルートで情で腹を割っていけば分かってくれるって感じ。
娘では雲居雁、息子ではカラっとして情深いところが紅梅が頭中将似かな?
雲居雁は夕霧から、底意地の悪いところは父親そっくりだ
と売り言葉に買い言葉で言われてるんだよね
夕霧、入内前の玉鬘に言い寄ってた場面あったよね。
もし玉鬘も夕霧に好意を持っていてその時結ばれていたら、雲井の雁はどうなっていたのだろう。
夕霧とは結婚できず、他の男と結婚かな?
夕霧も玉鬘口説いた後、普通に源氏と冷泉へ宮仕えさせる打ち合わせしてたからねw
とりあえずちょっかい出しただけっぽい
夕霧と玉鬘が結ばれたら、多産の体質同士子供いっぱい出来てただろうな〜
それに、夕霧は若くて太政大臣になる運命だし、玉鬘も子供の出世で苦労しなかっただろ
で、子供は冷泉院、今上にドンドン入内!
雲居の雁は、傷物のレッテルを張られたから、真木柱の嫁いだ源氏の弟の蛍兵部卿宮なんかいいね
それか、玉鬘の代わりに髭黒にくれてやる。
夕霧は玉鬘と源氏の関係疑ってたから、それはなさそう
>>163 関係ないんじゃない?
もし源氏と玉鬘が何かあったとしても正式な関係じゃないから。
もっともあの口説きは、それほど本気だったとは思えないけどね。
年頃の口説いてかわまわない相手がいれば、とりあえず口説くものだったのでは?
夕霧が落葉宮と結婚したそもそものきっかけは、
柏木が死の間際に、夕霧に二の宮さまを頼むって遺言したからなんだけど
義理堅い夕霧だからマメに通うようになって段々恋心が芽生えた。
もし柏木の遺言がなかったら夕霧は通うこともなかった。
だから結果的には柏木が恋のキューピッドになったのかな。
>>160 頭中将の娘とはいえ隠し妻夕顔との間に産まれ
長い間九州をさすらっていた田舎娘の玉鬘では
夕霧の正室にはなれなかったんじゃない?
大宮が養育した雲居雁は今上の女御候補だったけど、
卑母の玉鬘は冷泉帝の尚侍がやっとだった。
玉鬘に手を出したのがばれたら頭中将は雲居雁を許さなかっただろうから、
別の姫が夕霧正室になっていたんじゃない。
夕霧には雲居雁の前宮家や右大臣家から縁談が入っていたようだし。
仮に夕霧が玉鬘をものにしていても玉鬘は正室にはなれなさそう。
髭黒だって正室(兵部卿宮の正室腹の姫)が怒って里に帰っちゃったから
玉鬘が正室に納まれたようなもんだものね?
>>152 夕霧=エレガント好きではないでしょ。
夕霧最愛の人はなんといっても初恋の人雲居雁だと思うよ。
うるさくて騒がしいわが家だけど夕霧はちゃんと帰ってきているし。
むしろ、落葉宮がちょっと寄り道しただけでしょ。
内親王という肩書がなかったら言い寄っていたかもわからない。
原作でも漫画でも落葉宮は臣下の雲居雁に並ぶ待遇を与えられていたとあるだけで
別に落葉宮が雲居雁以上に夕霧に寵愛された夕霧最愛の人だという描写はないよね。
むしろ、夫が内親王をめとってもそれに並ぶ待遇を生涯受け続けた
雲居雁のほうが凄いんだけど。
>>142 密通男って悟られないように会話はしないんじゃないの?
原文では源氏と藤壺も密通している間ひとことも話していない。
源氏は抗うこともせず、目を閉じたまま眠っているようにすら見える藤壺を、
話しかけることもなく犯している。
あさきではやたらぺちゃぺちゃと源氏は藤壺に話しかけてるんだけどね。
そら、手引きした王命婦意外にも藤壺の殿舎には大勢の女房たちが侍ってるんだから、
ばれちゃうっての。
女三宮のもとにだって侍っていたのは手引きした小侍従だけじゃなかったでしょ。
>>165 夕霧と落葉宮も運命的だったんだね
柏木は死ぬことが決まってた
夕霧は律儀だから親友の遺言は必ず守るし
>>162 夕霧と玉鬘だと美男美女で合いそうだけど
性格が二人とも真面目で誠実だし、あまりに似過ぎていて
何となく面白くないカップルになりそう
夕霧はわりと奥さんや家族を仕切りたいタイプなのに
玉鬘もしっかりしていてすべてに非の打ち所ないから
年下の夕霧は何もできなさそう
やはり玉鬘は大人だから年齢がすごく上の地位のしっかりした髭黒の方が上手くいくと思うんだけど
柏木と玉鬘だとどうだったんだろう?
美女でしっかりしてて非のうちどころのない女性だけど
やっぱり「身分が〜」って不満を感じたろうか?
それとも、女は身分で判断するもんじゃないと目が覚めただろうか?
横レスだが
>>168 >あさきではやたらぺちゃぺちゃと源氏は藤壺に話しかけてるんだけどね。
>そら、手引きした王命婦意外にも藤壺の殿舎には大勢の女房たちが侍ってるんだから、
>ばれちゃうっての。
マンガ表現的に全くの無言だったら不自然なだけ。
それにマンガでも密通を知っているのは王命婦とあと一人の腹心の女官、横川の僧都だけ。
>>165>>169 (あさきだけの描写とも思うんだけど)落葉と夕霧の結びつきの元になった
夕霧と柏木の交わした友情ってどんなのだろうって思う。
柏木死去の際に夕霧が泣きながら
死ぬ時は一緒と誓ったこともあるじゃないか、と思うシーンがあったから。
そんな親密な、というより激しいものを含んだ親友だったのか…と。
173 :
171:2009/06/21(日) 17:50:32 ID:???
書い時ながらなんだけど
すぐに姉だと判っちゃったからこれはないな
>>171 自分を顧みず
最高の身分の最高の女性と結婚したいという
柏木だから都一の美女の玉鬘も肩書き的にまあまあだろうけど
やっぱり皇女様でしかもその中でも一番すべてに優れて帝の寵愛ぶりも一番の華やかな女性と結婚したい
という野心が抜けなかったと思うよ
>>172 女三宮だって知っていたのは手引きした小侍従と薫に実父を伝えた
尼だけだけどね。
夫にばれちゃったのはどっちもでしょ。
女三宮は秘密を守れずに〜って、秘密はちゃんと守ってるよ。
薫だって随分とあとまで知らなかったぐらいだし。
>>175、それは元レスの
>>168に言ってくれまいか。
話変わるけど、単行本持ってる人に質問。
一巻の表紙の女君、下から 若紫・中央の大きなアップは藤壷・その隣で背を向けてる末摘花、
眼を伏せてて自前の眉と額に描き眉の六条御息所は間違いないと思うんですよ。
問題は残りの2人。
朝顔が咲いてる傍に短い太眉の人→朝顔姫?でも源氏と実際の交渉があった人らの
曼荼羅図だと思うから夕顔かなって思う。でも本編の夕顔の花は違う形だ。
その隣の横顔で衣を翻してる人は空蝉かな?美人顔だけども。
あと、この絵の藤壷は長い飾りが下がった簪みたいなのを2本、前髪に刺してて後頭部の髪は結い上げてるっぽい。
これは何でなんだろう。
>>168 柏木が最初に三宮の寝所に忍び込んだ時に原典で柏木の台詞量は多い。
桐壺院崩御後に源氏が藤壷の部屋へ忍びこんだ時は、
源氏は胸の想いを藤壷に言い続けてる。
別の物語だけど「今とりかえばや」でも間男が男装の主人公の妻を口説き取り乱してるし、
隠さなければならない関係の男女の滅多にない逢瀬なら、
募る想いを吐き出す方が自然だと思う。
>>176 この絵はあさきゆめみしの記念すべき第一話に載った絵だから、
大和先生自身、明確に誰それとは決めずに、源氏の関係した大勢の女性を
イメージして描いたものでは?
あさきでは途中から顔が変わることがよくあるしね・・・
まあ、正面下の若紫と正面の源氏、正面中央の藤壺に似た女性、右上六条ぐらいの
ごくごく初期の登場人物ぐらいは描き終えていたんだろうけれども。
後ろを向いているのが末摘花とも決定できないと思う。
あと、あと藤壺と思われる女性がさしているのは釵子だと思う。
釵子は大きな行事などの際におめかしのために髪を一部上げて差したかんざし。
「枕草子」では中宮定子が道隆一族の法要の際に
正装をして釵子を差していることが描かれてある。
>>178 ありがとうございます。
釵子(さいし)、U字型のピンのようなものなんですね。格の高い女性感が出てます。
>後ろを向いているのが末摘花とも決定できないと思う。
ここ、いいですね。あの絵から残り2人の女君も含め、
これからの出逢いは未知数のing形、という動きを感じ取れる気がして。
連載当時の息吹を感じ取れて良い絵です。
>あさきでは途中から顔が変わることがよくあるしね・・・
商業誌ゆえ、アンケートや人気に左右されるから
連載も順調に全部進められるかどうか…というのも作用している気がします。
これは外せない(=決定打的なキャラ設定画を決めておかねばならない)という人物は
さほど変動はないけど、朝顔のようにどうにでも持っていける人物の場合、
顔が変わってゆく"ゆらぎ"があって興味深いですね。
>>171 玉鬘は何と言ってもはじめのふれこみが
「源氏の君の掌中の珠、やっと探し当てた娘」だからね。
ちい姫は入内街道まっしぐらだから婿に名乗りを上げられないし、
母こそ身分は低いらしいけど、天下の光源氏の娘(しかも美女)ならそりゃ興奮したでしょうね、柏木も。
ところがプレミアも美しさもいい!と思っていた玉鬘は実は姉だった。(源氏の婿にはなれなくなった)
その次に目をつけたのが朱雀院の一番愛した女三宮。これこそ至上の妻!とまたまた興奮。
柏木理論は(というより当時の貴族の男理論)はそんなモンだろうね。
夕霧みたいに初恋一筋で結婚するほうが変人だったのかもね。
>>180 柏木がその当時にしても異様だよ
他の男登場人物にそんなのいないし
貴族だって皆素直に親や周囲が決めた女性娶るか自分で責任持って相手決めてる
柏木みたいに実物をある程度確かめもしないで
他人の評価頼りでしかも最高の女性じゃなきゃ嫌だ
なんて言う人物いない
自分がそれ相応の最上級の位についた源氏が言うのとまた意味が違う
しかし二人とも女性を侮る発言が罰当たったのか
三宮でとんでもない目にあってる
最高?の女性得たいなら
自力で自分の地位をそこまで上げるとか
これという女性目につけたら
その女性が人妻だったら未亡人か夫が出家とかして
事実上、離別状態になるまで待つとか
そういう気持ちにはなれなかったわけね
それに関しては源氏だって人のこと言えないわけで
父の妻、それも天皇の女御に、天皇存命中に手を出しているわけだし
>>172 なんか、夕霧はどの女君よりも、柏木を気にかけているよね。
でも、男の友情って物凄く深いものがあるから不自然ではないかな。
最初は5歳違いって…と思ったけれど、腹を割った仲にば年齢関係ないしね。
最初は、年上の従兄弟である柏木が、夕霧を可愛がりつつも子供扱いしていて
夕霧が追い付けるようにがむしゃらに頑張った…とか、妄想スマン。
>>176 自分は、朝顔っぽい花の人→夕顔、衣翻し→桐壺か空蝉だと思った。
一巻の表紙という事は、源氏の青春時代に関わり合いを持った人だと思うから。
空蝉は、関わり合いの時期はドンピシャなんだけど、
実際に出てきたのが関屋に絡めた5巻だったな…
桐壺は衣が木に引っかかったエピがあったもんで。
単行本手放したからうろ覚えだけど、1巻表紙の女君達は一番目立つ人が桐壺で
後は絵巻をイメージした女房か何かだと思ってたけど
1巻のメインの人たちから考えると一番上は葵上(美人系でいつもツンて
横向いてそうだしw)、眉毛太いのは夕顔、その下は六条かなと思った
空蝉は単独話で完結してるし1巻の時点では削ろうとおもえば削れる存在
真ん中の藤壺はこれ髪に藤の花挿してるの?いきなりコマに花が出てくる
少女漫画的表現かなと思ったんだけど…でも後頭部におだんごっぽいのが
あるし???
夫にしたい男性1位は夕霧だろう
誰も異論ないと思うw
妻が夫に望む理想の条件をすべて満たしてる
個人的には空蝉の夫、常陸介が一番理想的な旦那だけどな
>>186 花は人物に添え描きされているから、藤も
>いきなりコマに花が出てくる 少女漫画的表現
で合ってると思う。
若紫→北山住まいだったから山の草花:萩(絵として動きを感じさせる)
源氏→後の青海波を期待させる:紅葉
藤壷→たわわに咲き誇る藤(中央だから華やかに)
というふうに。
源氏の後ろに夜の闇と飛び交う蛍が描いてあり、
それが背中を向けて顔を見せていない女人と繋がっている。
蛍=儚さとすると、夕顔と見てもいいかも。
初期の女人達を全部、となると画面が騒がしくなるから
数人はどちらにもとれるように描いている可能性がある。
>>187 私もダントツ夕霧
女性の選び方もしっかり人物見てるし
いったん決めたら最後まで大事にするし
逆にいうとほかの男たちがダメダメ
でも男の本性はこれでで夕霧みたいのはめったにいない貴重だと思う
柏木は望みうる限り最高の女性を得たいってわがまま通し
そのせいで女三宮と女二宮は不幸になったわけなんだが
当時私がよく思ったのは
お ま え は 最 高 の 男 じ ゃ な い だ ろ
ってこと。
大臣の息子といっても当時はやっと公卿の列にはいってた程度で
内親王の相手するには全然身分たりねえじゃん
自分の事棚に上げて、何高望みしてんだこいつ?と思ったもんだ
一度、大臣の娘程度の女に恋文送って
その女に「私は入内目指してるから、あなた程度の男相手にしないわ」と
きついこと言われてたらよかったのにね
そうすりゃ目がさめていたかも
夕霧の側室(恋人?)藤典待は宮仕えの後は
御所でほとんど仕事して生活していたわけだが
夕霧はどうやって関係を結んだんだ?
そんな状況で4人(5人説あり)うむのも凄いね
>>194に同意
一巻表紙の真ん中の女性は桐壺の更衣のような気がする
一巻の藤壷は前髪あるし
>>191 自分がより出世するために「最高の女」が欲しかった柏木。
最高の女におんぶ抱っこする予定だったので、まず自分を高めてからと言う発想はなかったと思われる。
>>196 小さい男だなww
身分で結婚相手選んでもいいけど
その為に自分の努力で相応しい身分になってから
堂々と手に入れればよかったのに
>>191 結局お前には「望み得ない」相手だったんだよと誰か言ってやって欲しかった・・・
なーにが望みうる限り最高の相手やアホー!
お父ちゃんお母ちゃんのコネをフル活用しただけやないかーい!
頭中将も息子可愛いのはわかるがあそこは心を鬼にして
「身分相応の相手を選びなさい。内親王は将来出世してから結婚すればいい」と
言ってあげたほうがよかったね
父帝に溺愛されまくった源氏ですら内親王と結婚したのは出世極めた晩年なんだから
>>191 それが問題なんだよね
女のことをあれこれ品定めしてそういう自分は何様なんだ
ということなのに
やっぱりかなり頭中将夫婦が甘やかして育てたことが伺えるし
源氏もかなり目をかけていたし
そういうところで身の程を弁えることができなくなってしまったのかもね
もちろん並外れた上昇志向の強さがあったにしろ
たとえ最高の妻を得たって自分が最高の男にならなければ出世はないし
自分の上昇志向の強さを若いうちから自覚して
身分も美貌も最高の女性を得たいなら
自分もそれに相応しい地位であらねば
とせめて大将までいかなくても中将くらいにならないと
柏木は若く思われがちだけ実際30過ぎのおっさんだし
柏木が落葉宮と結婚したのって、蹴鞠の時に三宮の姿を見る前後どちらだっけ?
それによって、柏木 の立場が違う気がするんでね
あさきの伊予介が良い旦那だと思うにもう一票。いい男だ
うたた寝する姿を見た空蝉の「年をとった…」以下のモノローグに泣いたなあ
>>199 その無理を通して内親王得たのに
大事にするどころか、落葉なんてあだ名つけて
見下しまくってたし
本当に柏木ってどうしようもない男だ
女三宮を垣間見て、自分の妻はこの人しかいない、とあれだけ凄まじい妄執で思うのだったら
他の結婚なんかする資格なかったんだよ
あまりに失礼すぎる
>>198 誰かがどう説得してももう柏木を止めることはできなかったと思う
結局破滅しかなかった
二人とも自制心ないから露見するまで関係は続いただろうし
夕霧みたいに紫の上に憧れ続けて
女神とみまごうばかりの美しい姿を見て
それこそ腰抜かさんばかりにときめいただろうけど
紫の上の寝所に忍び込もうなんて微塵も思わなかったし
すべてに出来がいい夕霧より
欠点だらけでも柏木の方がいいという隠れ柏木好きも多そうだな
寂聴編集のNHK放送の源氏物語じゃ
完全に柏木と三宮が悲恋にすり替えられてた
思いきり女アナウンサーが三宮の歌を力入れまくっていて苦笑いしたなあ
どこがどう悲恋になるやら
三宮は私だって不幸なことだったら貴方に負けないわよ、
私だってあなた同様あまりに不幸で煙りになってしまいたいわよ
と歌っただけなのに、愛しい恋人の後を追いたい恋歌になってた
古典板にアンチ柏木スレ作ってそっちでやってほしい
>>205 源氏はそれを一番恐れてた(夕霧が紫の寝所忍び込み)からガード固めてたのに、
夕霧じゃなくて柏木にやられちゃったか。ガードする概念があんまりなかった三宮に。
>>204 二人ともって女三宮のこと?
女三宮は来ないでといってたのに柏木がセフレつかって
無理やり侵入してレイプ繰り返してたから
この場合自制心もつのは柏木とセフレ小侍従だと思う
それにしても自分の男のレイプ幇助する心境ってわからん
嫉妬とか全然なかったのかな?
>>202 女三宮の姿を見た後、女三宮の猫をゲト
しばらく猫とまったり
さすがに心配した両親が落葉宮と結婚させる
という流れw
>>210 あの時代の女房はみんなそんな感じ
男だってお姫様ゲトするために、女房と寝て手下に使う
古典板に作っても無駄でしょ
あそこはID出るからどうせ来ないよ、自演がバレるから
いつのまにか柏木ネタになってるんだもん
一人だけじゃないよ
レスたくさんつくし
>>211 もしかして髭黒と弁、源氏と王命婦も?
後者はレディコミで源氏が手下に使うために手篭めにしてたww
>>209 紫ばかり厳重にガードさせて、三宮はノーガード
言い換えれば源氏は三宮なんて誰も襲わないだろ、と見くびってたことになるのかな?
>>215 末摘花を仲介した女房と源氏は一回くらいやってそうだし、
夕霧も落葉の女房に手をつけて自分の味方にした可能性もあるよ
末摘花を仲介した女房とは完全に愛人関係だと思ってたけど違うのだろうか?
なんか源氏が顔ちかづけたら初めてじゃなさそうな雰囲気だったし
原作じゃ「さようなら私が愛した全ての素晴らしい女人達」にもたくさん愛人いたのでその一人かと
貴公子と女房は気楽にセフレ関係結べそうだね
女房は身寄りがなかったり下級貴族の娘くらいだろうし
結婚はそのうち受領の後妻でも、くらいのものだとしたら
それほど貞操観念要求されなさそうだし
>>218 源氏は気楽に女房たちに手をつけてたから
若くて可愛い女房だったらまず逃さなかったかも
紫の上の女房中の君ともいい仲だった
女房から源氏に歌贈ってるものね
さようなら私が愛したすべての素晴らしい女人達に入れてもらえなかった軒端の荻と中の君あわれ
中の君×
中将の君だった
今でいえば往年の大スター源氏が共演女優の付き人に手をだしたみたいなものだね
女をものにすることに全神経の源氏は
セックスそのものは淡泊だったかも
濃厚プレイとか興味なさそ
夕霧って、そんなに全てに出来が良いかな…
>>215 手引きを頼む女房には体の関係以外に相応の贈り物もするらしい
>>224 朧月夜はハードプレイな印象。自分欲求をストレートにぶつけてくる感じ。
対等なセックス楽しめそうなのはたぶんこの人。
>>227 一番源氏も楽しそうだね
他の女君はそういうときでも澄ましてそうだ
>>225 融通が利かない、頭固いという点では面白みがないよね
公務員に向いてそう
夫にするならいいかもしれないけど真面目すぎるのもどうかと思うな
浮気も真面目(本気になる)にやりそうじゃない?
本気で浮気してもそのあと女君を平等に扱えば言うことなしの良い夫ということになりますw
現代日本で本妻と愛人平等でいい夫はないでしょ
一夫多妻制の国ならともかく
>>230 実は、その意見に結構共感しちゃう自分(非イスラム)
「妻一人だけを愛するのがカコイイ」とか「側室持つ=スケベ」って言ってるのもどうかとw
女君を同等に扱うのって結構ムズいと思うぞw
夕霧に関係する女性3人の中では藤典待が一番美人でOK?
藤典侍もセックスは上手そうだ。
源氏の女人たちにさようならがよくわかりません
男女の愛をすっぱり断ち切り煩悩なし状態になったの
>>230妻は一人でもひそかに夜の街で若いお姉ちゃんと遊ぶ男たちが
品行方正かどうかまでいきますね
妻3人堂々と持っていずれも大事にする夕霧に一票
夕霧は結果オーライだったから、理想の夫みたいに思われてるけど、
女二宮と結婚するまでは、かなり宮に失礼なこと言ってるよね。
「男を知らないわけでもないのに」とか「拒否したって、どのみち世間は
もうわたしたちをそういう仲だと思ってるんだから」とか。
宮が夕霧を好きになれなかったら、悲劇だったろうな。
未亡人だから軽く見られたというのはあるだろうね。
本当は男が恋しいくせに、みたいな。
夕霧って、朱雀院の許可も得ずに落葉宮をものにしてるよね?
これが処女の内親王だったりしたらとんでもないことに。
>>193 藤典待は典侍という高位の女官(事実上の後宮女官トップ)だから、
源典侍のように後宮で良い部屋をあてがわれてるので、
夕霧は御所に出仕するたびに典侍の部屋に居候し、宿直の際には寝泊まり
主上と太政官と東宮妃のご機嫌伺いしたら、
あとは典侍が帰ってくるまで部屋でちょこんと待ってる
夕霧との間にはほとんど毎年子供をもうけてるから、
出産の際には、参議惟光の邸に帰って夕霧が尋ねていくという形
>>238 そういやそうだな
あえて弁護してやるとしたら夕霧に遊びのつもりは全くない
あくまで結婚目当てだったからよかったが
もし落葉が皇女じゃなくて夕霧が正式な結婚ではなく愛人にしたいとか思ってたら
かなりちょいワル
夕霧と結婚した落葉が、彼の愛情に段々うちとけてきて
大切な六の君の養育を任されるほど互いに信頼を築き、
しみじみとした、いい夫婦仲になっていく。
一方、喧嘩別れになった雲居の雁と仲直りしていく過程も描く。
正編でやるには長すぎ、宇治編でやるには旧世代が出張りすぎになるんで
はしょっちゃったのかな?原作ではどうなんだろう。
宇治編では夕霧の所は長男の一件といい、玉鬘の子供達といい、旧世代が割りを食いすぎ。
明石中宮も普通のお母さんな感じはいいとしても人物像に魅力がないなあ。
>>241 夕霧はあくまでも脇役なのでね・・・
あさきスレではなんでこんなに人気なのか分からんけど。
夕霧が落葉宮を妻にするまでは頑固に言い寄る様子が原作でも描かれているけど、
その後の落葉宮との結婚生活(夕霧と打ち解ける)についてはほとんど触れられていない。
宇治十帖に入ってから夕霧が落葉宮と雲居雁を対等に扱い平等に訪問していたと一文描かれてあるだけで
それ以上に落葉宮の消息を伝えるものはない。
(六の君を落葉宮に預けたというのも一文のみ)
原作では髭黒と結婚した玉鬘も髭黒を嫌いぬいたままだし。
いつの間にか子供ができて玉鬘は髭黒の北の方という地位に安住してはいるものの
髭黒と打ち解けたというのはあさきにしかない。
>>237>>238 夕霧は色々と用意周到に見えて間抜けなんだけど
落葉宮を好きになったけど
恋愛経験ほとんどないからどうしていいかわからないし
つい本音ばかり言ってしまうところがかえってほほえましいんだけど
女を褒めたたえたりしないけど、愛情が伝わってくる
>>242 どうもありがとう。
あさきは良く描いてくれている方なんだね。
玉鬘の話はあさきの描写がいいね。原作は哀しい。
何でいつも語尾が『けど』なんだろう…
けど
だし
>>237 デリカシーがないんだよね、夕霧って。
だから、雲居の雁とはある意味お似合い。
美しく華のある源氏や冷泉、若い公達見た後で
訳のわからんヒゲじじいにレイプされて屋敷に連れてかれたら悲しむわw
玉は入内して冷泉に可愛がられた方が幸せだったかもね
身の程をきちんとわきまえられるし、頭もいいから大丈夫だったんじゃない?
夕霧は嫌いだけど葵の上が好きな自分は、夕霧が子供の中で劣っている扱いに
藤壺>明石>葵
という源氏の愛情の差を感じて、勝手に不憫がってた。
あさきでは特に10代頃の姿が美しいので、良かったと思う反面、嫌いなんで複雑だw
>>242 物語の終わり頃、薫が今上帝の二の宮と結婚したあたりで
チラっとその後の夕霧と落葉宮のやり取りがでてくるよ
自分の父源氏だって内親王を得たのは晩年になってからなのに、薫はあの若さで内親王を得たなんて果報者だ
ましてや自分は誰も許さないあなたを拾ったんだから
みたいな愚痴なのか嫌味なのか言っている
それに対して宮は本当のことだわ、と返す言葉もないというシーン
でもこのやり取りに冷たさや素っ気なさは感じない
自分たちの結婚は誰からも許されなかった、と回想する夫婦だという感じ
>>229 あの天下のプレイボーイ光源氏の息子が
真面目な公務員というところが面白い
源氏もすごく喜んでる
源氏は以外と真面目にシングルファザーしていて夕霧の教育に熱心なのがいい
>>251 あれは夫婦のほのぼのシーンだと思ってた。
嫌味とかじゃないでしょう。
>>239 藤典侍だって自分の家くらいあったでしょ
ずっと宮中にいたわけでもないだろうし
実家は親兄弟もいたろうし
夕霧が藤典侍や子供たちのために屋敷の一つも用意しないはずはないと思う
子の教育に熱心なのは桐壷帝→源氏でもそうだったね。
でも既に源氏は7歳の読書始めから神童ぶりを発揮。
琴や笛も上手く、桐壷帝は学問や芸能をますます習わせるんだけど
どれも高レベルの才っていう。
源氏は生まれながらに神がかってる。
(そんな彼にひけをとるまい、と努力して源氏と並び当代一の貴公子と言われる頭中将はマジすごい。
いつも一段落とされて評されるけどさー)
神がかった話は須磨で一段落ぽいね。神に試され、禊をして、以降は
神よりも仏の領分が多くなっていくような。
仏罰を畏れ、仏の加護を有難く思いこそすれ疎かにしないように…と政界で
勢力を伸ばしていく時の諌めにしたり。
それでいて人相見や夢占のお告げは物語の後々まで貫いていく要素だったり。
夕霧は雲居雁や藤典侍との間であれだけ子だくさんなのに
落葉宮のとこにはできなかったんだね
>>248 それでも玉蔓が冷泉の男の子産んだら、
弘徽殿や秋好は辛いだろうなあ。
女の子ならまだしも。
>>256 夕霧と落葉宮との間に女の子が産まれたら
まっ先に匂宮が狙うだろうなあ。
258 :
愛蔵版名無しさん:2009/06/24(水) 08:18:35 ID:G4daQCsP
>>253 私もそう思う。当時は悲劇だったけど、それを笑って語れるようになったことに
二人が仲良し夫婦として長年連れ添ってきたことがわかり微笑ましかった。
>>256 こればっかりは体質とかの問題もあるからしょうがないね
紫式部が夕霧は子沢山だからこれ以上必要ないかと思って作らなかったのかも
もし女二宮が女子産んだら間違いなく后がねなんだけどね
>>254 実家の兄弟は他家に婿入りするのが普通じゃない?
藤典侍は宮中で働いてて、子育ては実家の両親がしてたと思う
>>239 女官のトップは朧月夜みたいな尚侍(ないしのかみ)じゃなかったっけ?
典侍(ないしのすけ)はその下の身分だよね。
>>260 >事実上の後宮女官トップ
で合ってるんじゃない?バリバリ仕事してるのは典侍で、
名誉職っぽいのが尚侍
尚侍(玉鬘)は、実際働いてなくて形ばかりだったから
宮中で仕切っていたのは典侍の方だよ。
藤典侍の産んだ三の君は花散里が養育していたし
二郎君も同じ六条院で育てられたのではなかったっけ?
夕霧は長女を東宮に入内させているから
藤典侍にいろいろ相談とかしただろうね
原文によると六条院に特別に引き取られた三の君と次郎君の話は
とても語り尽せたものではないとのことです、で締められている
まぁ色々あったんだろうな・・・
>>256 あまり良い意味に受け取れないような締め方だね。
>>265 二人とも藤典侍の子供だし
顔立ちも中味もいいと思うんだけど
二人に何があったのか気になるね
そんなに二人ともパッとした存在には語られてないが
色々なエピソードがありすぎて書ききれないも取れるし、
色々あって最終的には不幸になったから語れないとも取れるよね
宇治十帖では、夕霧の六の君以外は長男と、玉鬘の娘にふられる三男がでてるよね。
三の君はどこに読めに行ったのだろう(あ、二条東院にいるんだっけ)
本によっては、夕霧大君は藤典待の産んだ娘なんだけどね〜
>>270 写本によって違うみたいだね
与謝野訳では大君は雲居腹になってた
それにしても夕霧って子だくさんだよね。
源氏はそれほどでもなかったから母方の遺伝かな。
それともおじい様(桐壺帝)譲り…?
おじい様は大勢の女に生ませてあの数だから
(一人一人は1〜3人程度)
一人の女に大勢ずつ生ませている夕霧とはまた状況が違う
夕霧の次郎君と三の君が幸せになれなかったなら
夕霧も父親として気落ちして
とても六の君の結婚にかまけていられないと思う
でも六の君が22歳という晩婚だったのは
姉君たちが皆片付くまで待たされたからとも考えられる
夕霧は律儀な男だからいくら六の君が一番美しいといっても
姉娘たちを差し置いて六の君だけ可愛がるようなことは絶対するような男ではないし
六の君の結婚が進められたのも姉の三の君がうまく収まったからと考えたい
次郎君は悲恋でもして欲しいな
>>272 雲居雁と藤典侍も子供ができやすい体質だったのかもしれない
雲居雁は年子のように次々子供を生まされてる
悲恋は、雲居の雁腹の三郎だろ、それで玉鬘に抗議の手紙を書く泉モトヤの母みたいな雲居の雁
六の君が晩婚なのは、匂の宮が断りまくってたからだろ。
で、結婚したらガチ好みだったわけで。
夕霧が六の君に、望む限り最高の結婚をさせたかったからだろ。
雲居雁はおばさんになっても変わらないね
息子のことで玉鬘に抗議って
前のスレでも書かれていたけど雲居の雁は抗議なんてしてないから
なんか自分のアンチキャラのネガティブキャンペーンして印象操作しようしている人がいるね
桐壷更衣・紫上、女三宮・雲居の雁あたり
>>279 そもそも、あさきにもそんな描写ないしね
まあ、ネガティブキャンペーンの最たるものは、某蹴鞠と笛の名手に対してだろうけど。
過去スレ読むと、初期の頃は結構、好意的レスが多かったのにね。
まあ柏木あたりはネガティブレスも不思議はない気がするけどw
女三宮、雲居雁、頭中将、柏木のネガティブキャンペーンの中心は
一条御息所だろうねw
初期のあさきスレとは住人が違うんじゃないかな
昔あった女三宮スレもスレ前半は柏木に好意的で三宮と柏木は両想い〜みたいな
レスが多かった
>>281 またでたよ。まなみこ婆いいかげんにしろよ
柏木アンチ=女三宮擁護ってパターンがほとんどなのに
まだ理解してない。頭おかしいのか?
最近の柏木アンチは、落葉宮が結婚生活の実情を朱雀院にちくれば、
柏木は社会的制裁を受けるに違いないって主張してたのが殆どだと思うけどw
そんなわけねーべ
柏木の話になるといっせいに同じ論調のレスがずーーーっと続く。
強烈アンチとトンデモ意見の奴はいるけど、
とにかく同調者がズラズラ並ぶんだよね。複数人。
変わり映えしない流れなのによく飽きないなあーって思う。
三宮の、谷には春も、って歌で源氏に返す場面
うまい歌詠むなー知的になったと感心してたけど
古今か何かにある歌なんだね。。。最近知った
源氏の時代なら、読者は古今全部知ってるから、上手に引用した女三宮は
ポイント高いよ
柏木アンチ=落葉宮擁護でしょ
>>287、288
藤壺が死んだ時の
深草の野辺の桜し心あらば〜も古今集だよね。
あの歌、大好きだ
自分は「思ふらん心のほどややよいかにまだ見ぬ人の聞きかなやまむ」が好き
歌の引用の仕方が源氏より上手で源氏の歌に対する良い切り返し
明石だっけ?
田舎育ちだけど入道?尼君の教育がしっかりしてたんだね
田舎育ちっていっても家庭は大臣X宮家の正真正銘の上流階級だからねえ
今だったら元皇族の娘と財閥の息子が結婚して田舎で屋敷構えて住むんでしょ
住む場所かえたくらいで、その家の躾とか教養とかが
突然田舎者と同レベルになるわけないんだから
明石の上流貴族に劣らぬ教養やたしなみって驚くことでもないと思う
秋好中宮はなぜ夫の退位後も『中宮』の地位にある?
皇太后に昇進してないのはおかしくないか。
明石姫が中宮になったんだから(一帝二后ではないとはいえ)
二后同時両立ってことになるんじゃない?
玉鬘の大君が冷泉院のところに入内したとき
失恋してショックを受けた三郎を観て
雲居の雁が玉鬘に抗議の手紙を送ってるよ(原典みろよな)
>>290 あの一連のシーンが好きだ(藤壺薨去)
あさきゆめみしの中でもかなりの名シーンだと思う
大和さんも力入れて描いたと思うよ
>>281 決めつけすぎじゃない?
一条御息所になるの?
柏木に批判集中は仕方ないこと
一部の三宮、柏木を強制的にロマンスにでっち上げたい高年齢の人たちには面白くないだろうが
>>282 柏木に好意的で女三宮と両思いって
原作読んでのことかね
>>295って
>>276に対するレス、という事で良いのかな?
自分は276じゃないけれど、あさきスレなんだから「原典読め」とまでは言わなくても良いんでないかい?
そういう自分も(対訳つきだけど)原典は読んだが、雲居雁の抗議については覚えていないんで偉そうな事は言えないが
雲居の雁については前スレで既出
91 名前:愛蔵版名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 15:13 ID:???
>>88 母ちゃんに言いつける前から雲居の雁の方から玉蔓相手に
「うちの息子をお許し下さい」って感じで下手に出た文が出されているよ
玉鬘は異母姉妹の弘徽殿・雲居の雁の双方から事情は違えど
「私達身内よね、大君よろしく」とされていて
どっちを取って断った方には角が立つというどうしようもない状態だった
92 名前:愛蔵版名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 15:29 ID:???
更に今上からも欲しいコールだもんね。
引く手あまただけど、どこにやっても誰かから恨まれる。
身内っていう縁だけに苦しいね。
下手のレター→断ってムカつきレターもらっちゃったんじゃ
夕霧右大臣との縁も切れるっていうか嫁入り以外のことも頼れなくなりそう。
玉鬘家は以降、出世が遅れてるけど息子達に期待するしかないね。
93 名前:愛蔵版名無しさん 投稿日:2009/06/04(木) 15:41 ID:???
いやいや、雲居の雁はムカツキレターを出してはいないよ
息子が不憫でなりませんっていう恨みレターというか母親の愚痴レターというか
とにかく雲居の雁は玉鬘相手には常に下手に出ている
夕霧も夕霧でず〜んと沈んだ息子を見て「自分が(玉鬘に)言えば断られることもなかっただろうに」とか言っていたりする
>>298 >>281はスレが伸びるといつも自演だといちゃもんつけるアラシだから相手にしないほうがいいよ
息子が玉鬘の大君に求婚している時に雲居の雁が出した文
「いと軽びたるほどにはべるめれど、思し許す方もや」
息子が振られて沈んでいるからと玉鬘に送った文
「いとかたはらいたきことにつけて、ほのめかし聞こゆるも、世にかたくなしき闇の惑ひになむ。
思し知る方もあらば、推し量りて、なほ慰めさせたまへ」
玉鬘大君が冷泉院に出仕する時に送った文
「あやしう、うつし心もなきやうなる人のありさまを、見たまへ扱ふほどに、承りとどむることもなかりけるを、
おどろかさせたまはぬも、うとうとしくなむ」
最後のがちょっと恨みがましいくらいで別に抗議はしていないね
あとこの文と一緒に装束などをたくさん贈っていたりする
前二つなんて完全に雲居の雁が下手に出て玉鬘にお伺いを立てている感じだ
寝取られとか強姦とか輪姦とかは、
いかに取り繕ったとしても”完全悪”
当事者も気分悪いし、後々の評価も最悪なものになる
例外はない。
花の慶次の世界では夜這いは一般的な求愛行為だったが
あくまで女の同意が必要で女がいやだと言えば男は大人しく引き下がるというルールがあった
女の方でも相手の男が気に入れば受け入れ
そうしているうちに自分にあった男を選ぶ自由があったとある
平安貴族の夜這いはかぶき者以下
>>294 明石中宮が立后してからは秋好中宮は秋好皇太后となるはずだね。
順番からいえば。
原文では秋好を「后の宮」とだけ呼んで皇太后とは記してないけど
普通に考えれば皇太后だろう。
秋好は女院にはならなかったみたいだね。
藤壺は中宮から女院になったけど。
>>300 息子の薫は成人後、弁の君から実父柏木が母女三宮に宛てた手紙を見せられて
柏木が女三宮とその間に生まれた薫をいかに愛していたかを知る。
このスレはそういう情緒がないんだよなあ。
弁の君が何十年も主人柏木の死を悔やみ、手紙とともに秘密を守りぬいていたことを思えば
柏木と女三宮の周囲は敵だらけだったわけでもないしさ。
*あさきから離れるので、必要ない人はスルーでお願い*
ttp://www.geocities.jp/yassakasyota/genjis.html ttp://www.sainet.or.jp/~eshibuya/version44.html 前に、"雲居の雁は息子に泣きつかれて、玉鬘に抗議のレターを送ったのでは?"
と書いて、丁寧に訂正を頂いた者です。
原文に忠実な訳文を読んでみたらやはり訂正して下さった人の言う通り。
雲居は玉鬘に終始下でに出ていて、夕霧もあの時もうちょっと自分から玉鬘に言ってたら…
と悔やんでいる。↓あらましはこんな感じ。
第一章・第三段に、雲居→玉鬘にしばしば手紙を送ってて、夕霧も
>「とても軽い身分でございますが、お許しいただける点もございましょうか」
と、言い添えている。
第三章・第一段
冷泉からも毎日手紙がくるし、こきでん女御からも参院を言ってきたので受けることに。
玉鬘の大君が冷泉に参院する準備が行われているのを知った蔵人の少将は
>悶え死ぬほど思いつめて、母北の方(雲居)をお責め申したので、聞くのもお困りになって、
>「とても恥ずかしいことですが、お耳に入れますのも、まことに愚かな親心でございます。
>ご同情下さるならば、ご推察いただき、やはり安心させてやって下さい」
>などと、不憫でならないように申し上げなさる
第三章・第三段
冒頭に、落ち込んでいる蔵人の少将を見て涙ぐんでいる雲居、後悔している夕霧の様子。
同章・第四段
雲居→玉鬘への手紙:ちょっと恨めしく思ってるけれど穏やかな文面。
(強く抗議してるわけじゃなく、やはり下でに出ている)
雲居も玉鬘も辛いところだ。
>>274 夕霧が六の君を婚活のために六条院に移した時期はかなり早いよ。
おそらくは六の君が十代半ばぐらい。
美貌の六の君を六条院に移せば
匂宮か薫がたちまち求婚してくると踏んでいた。
だけど、どちらも一向に六の君に求婚してこない。
六の君の結婚が遅れたのは婿候補と踏んでいた匂宮や薫が
ほかの姫君に浮かれていたためで
姉の三の君が片付くのを待っていたためではない。
夕霧が三の君の婿探しをしている様子もないし、独身でいくんじゃないの?
夕霧が本気を出したら夕霧の息女との結婚を断れる貴族なんていないじゃん。
>>308 そう言われても、自分の奥さんに落葉なんてあだ名つけるような柏木に
好意的に見ることは今後とも一切できない
女三宮への思いは思いで勝手に思えばいいし、我が子のことだってそれは気になるだろうさ
だったら知られた以上はケジメをつけて源氏に土下座するなり
宮廷去るなり僧になるなりの覚悟はあったのかというと一切ない
それでいて自分は逃げていて愛だのなんだの卑怯なだけだし
女房もいきなり三宮の寝室に男引き入れたような下品さだかし
そんな人物たちに情緒なんて感じないなあ
>>311 なまみこ婆からのレスはいらないってw
一日中どんな時間にも現われるどんだけ暇な主婦なんだ
ID出たら本当にスレの半分同じ人じゃないの?
>>310 結果オーライで匂宮は六の君が気に入ってしまったし
匂宮は薫と違って頼まれたのだから引き受けよう、という情け深いところある
全体的に薫よりお育ちの良さを感じるね
>>312 試しにID見てみたら?
世の中には物の道理弁えてる人も多いんだよ
100歩譲って、まだ三宮のほうも柏木を憎からず思っていて申し訳ないと気を揉んでいた、とかなら手引きもまだ心情は理解できる。
(肯定はしないけど、主人の苦悩を共有してきてつい、というなら)
三宮の場合、柏木のことなんて全く気にもしてないし、寄越した文だって覚えてもない。
「チラ見しちゃったぜゲヘヘ」というキモすぎるストーキング文だけは印象に残ってたくらい。
それをいきなり寝室に通すって、何が無体なことするなだ。やっちまえと言ってるようなものだ。
柏木という名前自体、柏木が疎んじていた妻の落葉宮の夫を偲んだ歌からとったもの
自分は結構な名前を妻からつけて貰ったのに
その妻に対してなんと酷い歌を送ったことか
柏木と三宮がお互いの配偶者に申し訳ないという気持ちが少しでもあれば
この二人に同情できる面もあったんだけど
連投は5回までだよ。
止まったね。連投。
柏木はもとより、三宮も申し訳ないという気はなかったね・・・。
「知られたら恐ろしい」とは言ってるけど、「殿、申し訳ありません」とは一回も言ってない。
そこがお子ちゃまといえはそうなんだろうけど。
あまりに柏木も三宮も幼稚すぎるとはいえる
三宮を精神的に子供のままとしたあさきは正しいと思う
柏木も三宮も高貴さや高潔さといったものがない
だから庶民受けすると思う
親しみやすいから贔屓しちゃう感覚
ずっと連投してて楽しいのかな?
全く同じ文体でいつもと同じ内容の話繰り返してて
みんな飽きてるって。
朝まで誰もレスがつかなかったら連投婆気が狂ってそうw
連投だけが生きがい。
5回連続レスして連投書き込めませんでレスがつくのを一日中待つ。
柏木の弟の紅梅ってあさきだとパッとしないルックスだけど
その名前のついた帖があったりして柏木亡き後活躍するんだね
>>324 みんな連投分かってるって。
普通はレスすれば反対意見がつくのに、
君の場合5回連続で全く同じ文体、同じ思考回路で
賛成意見つけるでしょ。
前にも同じ文章投稿してるのにさ。
んなことあるわけない。
日本史板でも身にしみたでしょ。
源氏なんて置いておくのさえおぞましいとばかりに
すぐ燃やしてしまった柏木の手紙を
大事に持ってた古女房は、自分が女主人の寝室に引き入れた男の手紙だから
捨てられなかったんじゃないの?
薫はアタシが作ったようなもんよ、という一種の満足感
下品な女だから一連のせいで様々な人間を悲しませた罪深い手紙という意識はこの女にはない
>>326 時間同じレスあるし
だからID見てから言ったら?
小侍従に品格があったら秘密は墓場まで持っていっただろう
もとより品行方正な女房だったらいきなり若い男を女主人の寝床に入れるなんてありえないが
女房を手懐けて女主人の寝所に忍び込むのは、源氏物語が書かれた時代にはよくあったことだよ
男が妻問いする時に「将を射んとすればまず馬を射よ」とばかりに女房を手懐けることも多かった
源氏物語でも藤壷の女房然り、玉鬘の女房然り・・・別に小侍従だけが特別品格ないわけじゃない
>>327 若い男に妻を寝取られた源氏と、柏木の乳母子の弁の君じゃそもそも柏木への思い入れが全く違う
当然柏木が残した手紙に対する思い入れも全く違う
立場の全く違う二人を同列に語る方がおかしいよ
>>329 小侍従は別にばらしていないのでは?
手紙をずっと持っていたのは別の女官(弁の君)だよ。
秘密を知っていたのは当事者の他に源氏とこの2人のみ。
源氏は明石の女御の局をなぜ桐壺にしたのかな?
清涼殿に近い弘き殿や藤壺にしなかったのはなぜだろう。どなたか教えて下さいませ。
荒れると面倒だからsageやめれば?
上がっても荒らされるスレじゃなさそうだし
寧ろスレ住人の中に荒らしまがいのことをしている人がいるからタチ悪い
夕霧は落葉宮と勝手に結婚を決めた後
一条邸の寝殿の南向きの対の間を自分の自室にしてしまうんだよね
これはこの家の主人は自分だから、ということなのかな?
落葉宮が母親亡くしてまだ別荘で悲しみに沈んでるのに
夕霧はその間にせっせと一条邸を修繕して
主人顔で落葉宮を強引に小野から迎えるんだから
反発食らうよね
>>332 藤壷はそもそも東宮妃の入る舎じゃないから
清涼殿は帝のおわすところであって、清涼殿に東宮はいない
処女を求めるようになったのは明治以後、実際には戦後なんだよな
キリスト教西欧文明が入ってきてからの話で、古来日本は純血には何の価値もなかった
田舎の方だと、村の男子は13歳になると近所のオバサンや後家さんに筆下ろししてもらうのが当たり前だったし、
女子も近所のオジサンに頼んで女として一人前にして貰うのがふつうにあった
そうして初めて、村の若衆の集まりに参加して一人前と認めてもらえ、夜這いにも参加できる資格を得られる
夜這いは、陰毛が生えてない児童や生理が来ていない生娘や妊娠中の人を覗けば、ほぼ無条件に対象となった
生まれた子供が誰の子供かわからなくても、子供は村の財産としてみんなで選んだ夫婦が自分の子供として育てた
性犯罪が増えたのは、セックスの知識は教えるのにセックスしてはいけませんという大人の勝手な論理にある
じゃあセックスを禁止された中高生や、パートナーのいない性的弱者はどうすればいいのかと?
男なら年齢詐称して風俗行けば中学生でも女は買えるけど、女性はソープやヘルスのようなものが一般的にはない
女にも性欲があると言う事実を封じ込めたのも、キリスト教西欧文明なんだよね
童貞や処女なんてものは何の価値もないし。西洋の処女信仰なんて糞喰らえだよ!!!!!
大事なことは、「SEXによってどのような心の変化が起きたか?」だからね
(だから・・・・・・・・しっかりした大人に抱いてもらう筆下ろしや水揚げのような慣習が根付いたわけで)
髭黒は玉鬘が思いがけず処女だったので喜んでるよ
源氏のお手がついてると思ってた
男はいくら外で遊べても
結婚前の女が自由に男たちと遊べたわけもない
姿さえ夫以外の男に見せることさえできなかったよ
夕霧は真面目なんだけど、確かにそういうデリカシーに欠ける所があるんだよね。
現在の視点で見ると、夫としては理想なんだと思うけど
当時だと、もののあはれを解さない男、になったりしてw
ちょっと生硬なんだよね。
長く付き合うと、悪気で言ってるんじゃなく不器用なだけで
誠実な人と分かるんだけども。上手い事がスラッと出ない。
だから速攻で女君を次から次に口説いてメロメロにする、というのは向いてない。
源氏も外歩きするようになれるまでは割と物堅いタイプだったんだよね。
頭中将と悪友連(勉学の仲間)と付き合って視野を広げてから
色々対応できるようになったんだろうね。女遊びだけじゃなく、ね。
>>308 力づくでレイプした女性の子供の父親面する男に情緒も糞もないよ
薫は女三宮ひとりの子も同然。柏木なんかに父親の資格も権利もない
薫は柏木贔屓の老婆からちょっと情報仕入れただけなので
両親が恋におちて自分が生まれたと思い込んでいたけど
嫌がる母を何度も力づくで手篭めにして無理やり文通強要したりして散々苦しめたこととか
詳細な事情しったら柏木を憎んでいただろうなあ
そんなに嫌な男との子だったら女三宮も疎むんじゃないか
そもそも母性があるようには見えないタイプだったし
女三宮と薫は仲良さそうだよね
生まれたころは、女三宮もさすがに薫をみたくなかったようだが。
成人した薫には頼りきりの母親になっている。さすが三宮。
頼り切りってほどでもないよ
女二宮降嫁の時には自分が住んでいる寝殿を譲ろうと言い出したり
薫から贈り物の支度を頼まれて調えたりとかしているから
普通の親子関係だね
まぁ息子の目から見てもおっとりして頼りなげっぽいけど・・・あといつまでも若々しいらしい
そんな母親は男にとって理想だなw
三宮の生前の柏木評価は「身の程知らず」「疎ましいだけ」だったけど、
柏木が亡くなったから「さすがに気の毒」「前世からの約束で思いがけない辛い密通が起きたのだ」
って心境が変化してる。相手が死んだ事で不快感も和らいで、運命だったって
納得したんだろうね。出家した女性は子育てのような家政には関わらないけど、
長い時間を一緒に肉親として穏やかに過ごしていれば情も湧くものだと思う。
柏木はともかく、薫に罪はないし。
>>334 夕霧が居座ってたのは東の対の南面だよ。
一条の宮の寝殿は皇女で所有者の落葉の宮のもの。
>>332 平安時代の事は詳しくないけど
桐壺更衣と明石入道は従兄妹だから
没落したの再興にかける悲願みたいなのがあったんじゃない?
柏木や女三宮好きな人たちは
どうしてもレイプや三宮に愛がない事実が受け入れられないようだ
寂聴からしてそうだし
でも原作読めばいきなり話したこともない男に部屋に押し入られ
レイプされて、何となくその後も関係を結び妊娠
そういう男に愛情持ったらその方が異様だろうに
自分の身におきかえたらわかるよ
いや、女三宮は好きだけど柏木大嫌いな人もいるよ
>どうしてもレイプや三宮に愛がない事実が受け入れられないようだ
は柏木と女三宮のカップル?が好きな人でしょ
寂聴だけじゃなくてあさきもそうだけどさ
死者のことはよほどのことがない限り悪く言わないor思わないのが日本人だしな
柏木本人が死んでいることに加えて、
その息子の薫は柏木そっくりでもなく(柏木を思い出せる要素が少ない)、
頼りになる(対外的には)出来た息子だから、
レイプされた最悪な記憶に蓋をしてしまえば柏木本人への思い入れが少ないだけに、
悪感情を抱き続けないのかもね
薫への母性はともかく、女三宮の中では柏木への愛は少しも芽生えていないと思う
柏木と女三宮に愛がなくても、それぞれ独立したキャラとして好きな自分って…
>>351 カップルって、柏木は性格悪いし
ことが発覚すれば自分は逃げてしまうような男だし
柏木や三宮好きな人は無責任な子供達だから可愛いっていう老婆心かも
好きというよりえこ贔屓の感覚
>>352 芽生えたらおかしいよ
世の中にレイープ犯好きになる女はいない
たまに元々好きだった男にいきなりレイープされたから
愛情は変わらなかったということはあっても
自分は大人の感覚持った男の方が好きだから
当然柏木より夕霧が好き
好き嫌いは仕方ないけれど、柏木=レイプ犯、女三宮=情緒欠陥、みたいなお決まりパターンでのレスの繰り返しだな。
原作もあさきも、そこまで単純な人物造型している訳じゃないのに。
円地文子、瀬戸内寂聴、田辺聖子とか尾崎左永子辺りの女性作家や歌人は
女三宮は柏木に好意を持ってた解釈だね。嫌じゃないから拒まなかったんだとか、
柏木が好きだから一緒に死にたいって煙比べの歌を送ったんだとか。
逆に学者の論文研究史を見ると、女三宮は源氏寄りって解釈の方が多いようで
読み比べると面白い。
キャラの好き嫌いは人それぞれ
自分が嫌いなキャラだからってそのキャラを好きな人を論うのは良くないよ
>>343 男に対する憎しみと子供への愛情は別物でしょ
女三宮にとって柏木は自分の人生メチャクチャにした糞でも
薫は仮にもお腹痛めた我が子なんだから
子供が可愛いのは当然
>>355 ですよね。
百歩譲って柏木があまりの盲愛ゆえに魔が差して
思わずレイプしてしまったことに激しく贖罪意識持ち
罪滅ぼしのために必死になって女三宮のために
我が身を省みず何かしてくれたとかいうのであれば
まだわかるけど
あいつがしたことって、その後もストーカー行為繰り返して
源氏にばれた後も女三宮を庇うこともなく
ただ自分の身を嘆いてさっさと倒れて死ぬという
無責任男だから、情がわく要素がない。
柏木と女三宮は密通関係しか、興味が沸かない人がほとんどなのかな?
まあ、源氏に老いやら、因果応報やらを思いしらせる役割だから、仕方ないのかもしれないけれど、
柏木と夕霧の友情とか、三宮の琴の事とか、カキコしてもすぐそっちの話題になるので、ちょっと寂しいな。
源氏だって藤壷にストーカーっぽいことしていたよ
生憎と藤壷のガードが堅かったから一度だけで済んだから良かったものの
源氏は自分と藤壷の密通がバレたら自分だけでなく
藤壷と冷泉どころか父帝にも大問題ってことは全く考えていなかった
自分のことしか考えていないのは源氏も一緒なあたり、源氏と柏木は同レベルだよ
ただ、相手(女三宮or藤壷、桐壷帝or源氏)の対応が違っただけ
>>362 がんばりましょうよ。
柏木と夕霧の友情…いいですねえ。
「病で見苦しいけれど君なら許してくれるだろうね」
っていうぐらい信頼し合っていたんだし、
夕霧もまたしかり。
こうゆう人間関係は現代ではあまりないね。
>>363 もちろん源氏も同レベル。同情の余地はない
源氏も最低、柏木も最低
レイプ被害者の藤壺と三宮は可哀相
女の視点からいえばそれが全て
それ以上でも以下でもない
正直密通だと三宮の同意得ていた不倫みたいだから止めて欲しい
あれは密通ではなく強姦
女三宮も源氏が死んでやっと気楽になったのかもね
薫の母親として
>>346にもあるように薫との親子関係も良いし、
朱雀院からの鍾愛の延長で帝からも大事にされて、頼りになる息子にも恵まれて
憂いもなく穏やかで安定した生活を送る女三宮は幸せだよね
>>365 時代的にレイプは恋愛の範疇だから、襲われた女性側の怒りや悲しみは別として
強姦の被害者と加害者にしか見えない関係でも「密通」に分類されるんじゃない?
>>364 >>362です。レス、トンです。
源氏と頭中将のライバル心むき出しの友情も好きだけれど、
夕霧と柏木の友情はもっと純粋な感じでいいなぁ、と思う。
ふざけあっても父親達のように皮肉を言ったりせず、相手への思いやりがある感じ。
>>369 源氏は臣籍降下したとはいえ帝の寵児だったから、
なおさら頭の中将の負けん気をあおったんだろうね。
柏木と夕霧は比較的同じ目線だったからいい関係を
築くことができたのだと思った。
頭中将も、父親は藤原摂家筆頭の左大臣で、母は桐壺帝の同腹の妹宮、血筋的には源氏に勝るとも劣らないからね。
そう考えると、たった一人の正妻腹の姫なのに、入内を蹴ってまで葵を源氏に嫁がせる左大臣は、現実世界ではあり得ないね。
でもさ、それを言うなら葵を源氏に取られた弘徽殿が悔しがるのもおかしいよ
だって左大臣家の葵が入内して朱雀の息子産んだら権勢が実家の右大臣家から左大臣家に移ってしまう
摂関政治の維持を考えるなら朱雀に入内するのは右大臣家の姫でなければ意味がない
右大臣家&弘徽殿にしてみればライバルの左大臣家が勝手に競争降りてくれてラッキーってもんだ
>>372 その通りなんだよね。
強いて弘徽殿の怒りの訳を探せば、将来の帝である東宮より源氏が選ばれた事か
>>373 そうだろうね。
ライバル家とはいえ、当代一の姫と評判の妃がねを、東宮である息子じゃなくなんで源氏ごときなんだと。
母親としては不快だわな。
でも実際に葵が朱雀に入内して皇子を生んだら弘徽殿と右大臣家は困る罠w
どっちにしてもあの当時の葵は弘徽殿にとっては困った存在
長年疑問なんだけど、女三宮、いきなり襲われたあと
すぐ源氏に泣きつくわけにはいかなかったのかなあ
酷い怖い目にあった、って
そんなこと言ったら問答無用で即密通になっちゃうの?
(あさきしか知らないので平安時代の常識は詳しくない)
>>376
月の半分女三宮のとこに通ってた頃なら、その可能性もなくはないけど、
そもそも全然六条院に帰って来なかったしね〜
ちょっと顔出しても、紫上が具合が悪いと連絡来ると、すぐ二条に帰っちゃうし
>>376 怖い目に会って源氏に甘えたらその夜源氏に手紙を見つけられたしね・・・
原典だと、柏木のアタックは猛烈で実直で、女三宮はとんでもないこと、と思いながらも
女性としてそこまで男に愛されることを本心から嫌がっていたとも思えないのでね・・・
あさきだと、柏木も源氏もいずれも本心では女三宮を愛していない
(どちらもただ高貴な内親王と寝てみたかっただけ)
という設定なのが引っかかる。
原典だと女三宮はそれなりに感受性豊かで、柏木のことを黙っていたのは
そこまで自分を愛してくれる男に対する同情のような気もするんだけど。
>>371 左大臣は頼りない源氏の後見人となったお陰で桐壺帝からの寵愛は著しかった。
また、娘を帝に差し出すということは娘婿である帝を後見することでもある。
穿った見方をすれば、左大臣は右大臣を外祖父とする朱雀帝を快く思わず、
後見する気もなければ早く退位してほしいと思っていたともとれる。
この時代の天皇家は多くが兄弟継承で、弟のほうの系統が残ることも多かった。
朱雀院は女御腹に男子が一人あるだけだったが、朱雀院に男子が誕生しなかったり、
あるいは冷泉帝により位の高い中宮腹の男子があれば
冷泉帝のほうに皇位継承権が回る可能性もあったしね。
桐壺帝には男子が多かったし、朱雀帝だけにそれほど期待をかけてなかったのかも。
>>娘を帝に差し出すということは娘婿である帝を後見することでもある
そうとも限らんよ。娘が皇子を生んでしまえばこっちのもの
天皇との個人的関係がわるけりゃさっさと退位させて
孫を皇位につけることに躍起になるのが外戚貴族の怖いところ
冷泉院は年齢的にも葵とは不釣合いだから
(例えば道長の妻・倫子も当初后がねとして父親は育てていたけど
当時の一条天皇はほんの子供で年齢差がありすぎたので
倫子の母親が反対してかなわなかった。もし天皇との年齢差が少なかったら
一家三后の栄光は明子のものだったでしょうね)
現実だったら朱雀院しか葵が嫁げる天皇いないし源氏に嫁がせるってことはありえない
>>380 >もし天皇との年齢差が少なかったら
>一家三后の栄光は明子のものだったでしょうね.
道長は三男だし、倫子と結婚してなかったら関白になれなかった可能性もある
史実の方を掘り下げるのはやめといて。スレチだから。
>道長は三男だし、倫子と結婚してなかったら関白になれなかった可能性もある
???
>>376 妻として他の男に襲われたって一番知られたくない相手は夫だろうし、
三宮が源氏に泣きつくのは無理かなあ。例え源氏に全部打ち明けて
その後柏木に通われる事がなくなったとしても、最初に襲われた時に三宮は
妊娠してるから、ほぼ間違いなく「前世からの縁の密通・恋人たち」って見方をされる。
強姦が恋愛に含まれてしまう時代では、現代の性犯罪の被害者以上に同意の上だったんじゃないかって疑われるのは
避けられず、源氏にも三宮にも辛い夫婦生活になってしまう気がする。
>>378 自分は原文の三宮は、本心から柏木を嫌がってるようにしか読めなかった。
同意。
現在だって強姦されても相手が顔見知りだったりすれば合意だの何だの疑われるし
強姦被害者は恋人や夫にそれを打ち明けられないって言うよね
簡単に夫に言えばいいってもんじゃないよ、強姦被害は
道長は運が良かったのと、姉の東三条院にかわいがられていたのが良かった
>>386 だからスレチだし、なぜそんなにも挑戦的にageんのかわかんねえよ
荒らしなら以降スルーするが
388 :
愛蔵版名無しさん:2009/06/27(土) 13:02:20 ID:z5obuHdQ
「〜かも」「なのかも」
>>385 未遂だったら訴えられたのにね。
一方的に傷つけられた被害者であるはずなのに、なぜか引け目に感じなければならない。
立場の弱い女の口を塞いで忍び込みまくりって、最低ね。
もう柏木が最低最悪の男なのはよ〜く判りましたとも
頼むから別の話続けさせて
夕霧の三の君が独身とか勝手に書いてるやついるけど
祖父にかわいがられていたし、それなりのところに
嫁に行っただろ。
それより、雲居の雁腹の4、5の君は確実に母の身分以外は
六の君よりはるかに劣るわけで。
四の君と五の君は雲居の君腹じゃないでしょ
大君と中君は夫からして確実に雲居の君腹だろうけど
物語内で、婿候補になりうる身分年頃の公達なら
頭中将の正妻腹末っ子
蛍宮の孫たち
ひげくろの前妻腹含む息子達
子供の頃内裏や六条院のイベントに参加してたこのへんかなー
あとは匂宮弟の五宮と更衣腹常陸宮と上野宮(血縁不明)?
けっこういるね
源氏頭中将と夕霧の間の大臣家って、右大臣の息子とか頭中将の異母兄弟なのかな
紅梅と再婚した真木柱は宮の御方だけ連れて同居したっぽいけど、
蛍兵部卿宮と前北の方の間の息子たちはどこに行ったんだろう?
大宮に養育された夕霧みたいに、母方の祖母の元に引き取られたのかな
母方祖母って、右大臣妻だね
こきでんの年から見ても、生きてなさそう?
ただ、蛍宮の子は右大臣の孫なんだから
蛍とその子を朱雀の後の東宮候補にしてもよさそうなのに
八宮を出してきたあたり、こきでんと蛍宮北の方は腹違いの可能性があるね
こきでんと朧月夜も同腹にしたら年の差がありすぎのような
蛍の妻が三の君で頭中将妻が四の君っていうのもいったいどういう感じでそういうふうに
なったんだろう。頭中将は源氏より五つ六つ年上で蛍は源氏よりさらに年下。
それなのに妻は頭中将の姉だなんて。
母方の血筋とか勢力とかそういったのが影響してそうだよね。
ただ弘徽殿にすれば我が子朱雀の子が生まれるまでのつなぎを求めてるんだろうから
蛍を跡継ぎにしたら次は蛍の子ってことになってしまわないようにはるか年下の八の宮
に目をつけたのかもしれないね。自分の血筋を脅かされないために。
>妻は頭中将の姉だなんて。
間違えた。頭の中将の妻の姉だった。
>>391 夕霧は匂宮には順番に三の君を娶わせる心積もりだったらしいけど。(田辺聖子訳のを
読んだだけだけど)。でも匂宮がそんな順番どおりってのをいやがったとかなんとか。
蛍宮の妻がこきでんの妹とは知らなかった。
義理とはいえ叔母同然なのに年齢とか大丈夫だったんだろうか?
こきでんは多分長女だろうけど妹たちとの間に年齢差あったのかな
彼女だけは腹違いなのか、それとも間に男の兄弟ばかりうまれたのか
>>396 自分も不思議だった、三の君と四の君の夫の年齢逆転。
どちらも朧月夜と同じく、右大臣の娘では美しいと言われているけれど、
蛍兵部卿は妻と仲良しで、頭中将は仲悪い。
弘徽殿が長女として母親が14〜5歳位の時の娘なら、同じ母の娘で一番下と20歳位離れていても不思議じゃないよね。
>>399 源氏が初めて朧月夜に会ったとき、「こきでんの妹たちのうちの誰だろう」と思うシーン。
「師の宮の妻の三の君や、頭中将の妻の四の君は美人と聞くけど」みたいに言うでしょ。
あの「師の宮」が蛍のこと。
なんとなくだけど
こきでん、四の君、朧月夜が正妻腹
三の君、五の君が側室腹
存在感なしの二の君が女房腹
だと思ってた
蛍宮は妻をすごく愛していて
どうという取り柄のない妻であっても亡くなってしまい本当に悲しい
と歎くんだよね
>>402 母親が女房だったら召人扱いで生まれた娘も右大臣家の姫扱いされるかも微妙じゃない?
二の君も側室腹、ただし三の君・五の君の母より身分が劣る女性から生まれたんでないかな
美人のはずの四の君、漫画に出てきたのが中年になってからだったので(しかも物凄く脇役顔)、美しかった頃が想像できんw
>>402 その割には、姉妹全員そろってこきでんさんにご機嫌伺いしてなかったっけ?
異腹の兄弟はあまり接触しないから、一家挙げての公式な行事ならともかく
あんな私的な集まりで揃うなんて同腹っぽい感じするけどなあ
もしくは髭黒一家みたいに先妻と後妻の子供同士で
先妻の子供を後妻が自分の子供たちと一緒に育てたっていうパターンとか
側室腹はともかく、女房腹の子は子として認識しないんでは?
知らないうちに顔も忘れた女房を孕ませるなんてよくありそうだし、いちいち認知してたらキリがなさそう。
浮舟も父親から存在否定されてたし。
認められたとしても、○の君みたいな兄弟姉妹認定ではないくてたんなる「縁のあるもの」
夕霧の4の君、5の君は雲居の雁が母親だよ!
>>407 でも紫式部の時代の摂関家の娘で入内したのなんて受領の娘を母に持つのばっかりだよ。
しかも後冷泉天皇の皇后になった寛子なんか側室どころか召人の娘。
後冷泉天皇には后腹の内親王というれっきとした中宮いたのに、そんな素性の卑しい娘が立后するんだもん
認知はされてるんじゃないの
寛子は事情が特殊なんだよ、というかあそこの姉弟そのものが
なにせ摂関家の姫だというのに生まれた時のことが全く記録に残っていない
手駒がなくなった頼通が使える娘を捜したら彼女しかいなかったってこと
弘徽殿とこの右大臣けみたく娘があれだけいればわざわざ身分の低い娘を認知する必要はない
あと紫式部の頃といっても一条天皇以降は受領階級を母とする妃は殆どいない
一条天皇皇后の定子くらいで、あとは寛子までみんな血筋正しい姫ばかりだよ
丁度紫式部の時代がその移り変わりの時期だったんだろうね
一条天皇のちょっと前の時代なら、受領の娘でも、大貴族の正妻になれたからね
もし明石が源氏の正妻扱いされてたら、ちい姫だって明石の娘のまま中宮になれた
>>410 血筋正しい娘が大勢いりゃあ身分の低い娘は認知しないってのもかわいそうな話だな
認知して養育費くらいだしてやるって最低限の義務ははたしてやらないと。
頭中将にも玉鬘、近江君という血筋がよくない娘いたけど
認知しなかったのは行方不明and存在自体知らなかったからで
どちらも存在確認次第認知してやってたから、あれが親としてあるべき姿
>>412 養育費や認知が最低限の義務だのそんな現代人の感覚で平安時代を語られても・・・
当時は身分社会だし、子供は母方で養育されることが多かったから
弘徽殿のところは兄弟姉妹揃っているのは同腹だからだと思うよ
異腹の兄弟(特に姉妹)が一堂に会することはまずないから
右大臣家の前妻と後妻が同腹姉妹設定なら解決だ!
>>414 先妻の子供の育児のために妹が後釜のパターンは、
古代〜現代までそういう例がいくつも在るから、
右大臣家でもありうる話だね。
416 :
415:2009/06/28(日) 15:38:24 ID:???
人類史上で最も清潔と言われる現代日本人から見ると、
平安時代は不潔なのが我慢できん
もしも平安時代にタイプスリップしたら、おれは湯船を作って毎日入るよ
>>417 平安時代を題材にしたなんかのギャグ漫画でも
「宮中の女って臭いんだ!その上で香をたきしめてるからまるでうんこに香水かけてるみたいなんだ!」
ってセリフあったのを思い出したw
男はともかく、女はあの長い髪をあらうのは大変だよ。
濡れ髪で動くと首やられそう。
だからこそ御髪洗いの日が占いで決められたんだよね。
人間の髪は5〜6年で生え変わるから普通は伸ばしても腰くらいまでが限度じゃない?
それでも充分大変だけど
何mもあった人の記録もあるけど珍しいから記録に残ったんだと思う
絵巻なんかは理想像だろうし
>>419 普段は櫛で髪をくしけずって髪についたしらみを取ってたくらいだからね・・・
この話は「枕草子」にも出てきて、天皇や中宮とはいえ
この時代にはのみやしらみが付いてた。
日本人の庶民も戦後になるまでは普通にいたんだけどね、
のみやしらみが・・・
あんなに美しく描かれても髪はフケ、ノミ、しらみ
体臭はひどい化粧もひどい
歯はボロボロ
風呂があってもヤだw
じゃあ、「女御様のおぐしとってもいい匂い」ってのは嘘か
油みたいので固めてるみたいだからシラミはいないかと思ってた
>>423 公家の女性が油を頭につけて髪を逆立てて一つに結ぶ
皇族や藤原紀香の結婚式で見られるおすべらかしは江戸時代中期ごろからで、
武家や庶民の女性が結髪して動きやすいのに倣ったもの。
この時代の女性の垂髪は油をつけていなかった。
平安時代の貴族の女性たちは、たまにしか洗髪できないので
香を炊きしめた布を枕に巻いて、それに髪を巻きつけて香を髪に移らせたりしていたらしい。
その移った香の匂いがしたと思えば、髪からいい匂いがしても無謀ではないと思うよ。
匂宮、薫の君の「匂う」「薫る」というのは実は
ワキガの臭いだという話も聞いたことがある
ちょっとラテン系な感じがするけどなw
匂宮のはやたらめったら焚き染めしてたから
やっぱ香の匂いじゃね?
薫のはフェロモンぽい。
でもさー、生まれながらのフェロ臭って、この時代不便じゃね?と思った。
忍んでてもバレちゃうじゃんって。
(隠れて浮舟が車から降りるのを見てた時とか)
身体はラテン型なのにメンタルと言動は日本人の中でも
鬱々した引っ込み思案タイプって珍しいキャラだよね。
でも、この設定もあんま生かされなかった気がする。
平安時代に飛ばされるとしたら風呂セット一式とカップ麺持っていくわw
後、薬かな
ところで現代の香水は平安貴族にどう評価されるかね?
そういや、あさきの中で髪洗いの描写が出てきたのは六条、紫、中の君、の3人かな?
六条のは通常の髪洗いとはかなりシチュが違っていて怖かったけれど。
好き嫌いは別として、キャラクターとしての六条は素晴らしいと思う。
源氏が調子にのっていると、戒めのように物の怪として現れるw
スレチ気味になるけど、六条を産み出しただけでも紫式部は偉大だわ。
>>428読んで、そういえば六条さんを能にした「葵上」って
どんなんだろ?とググってみた。
ttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa3719245.html ここの回答者さんの
>「鬼になってもお嬢様」。
>これが、能「葵上」の真髄なのだと、私は信じています。
>なぜなら、鬼になって開き直れる程度のアイデンティティーなら、六条が苦悩する理由がなくなるからです。
部分に共感。
だから後年の、高笑い&「女三宮を尼にしてやった。さ、帰るとしよう」が
受け入れ難くってしょうがない。
そんな品位の低い御人じゃなかったでしょ!って思うもの。ヒドイよ、紫式部!
だから「(秋好)中宮のことは有難く思いますが、もはや現世の身でないので
読経が辛い炎となって纏いつき、苦しいばかり」の所で留めておいて欲しかった。
あれはもう六条ではないから
そういえば林真理子が六条視点の源氏物語連載してるね
源氏が出家した後には六条の霊は成仏したのかな
>>426 男性は男性ホルモンが多いと、女性は女性ホルモンが多いと
フェロモンが出るらしい
薫って実は免疫力高くて体力のある男らしい男だったのかな
中宮定子の生母、高階貴子は内待だった
夕霧の子供を産んだ典待の方がワンランク上の女官だよね
>>426 何回か
「あ、この匂いは・・・(薫さま?!)」みたいな場面
あったよねw隠れても匂いでバレるほどの体臭って微妙・・・
>>417 むしろ飛鳥時代の方が清潔で、王族は白浜まで温泉に入りに行ってたのにね
平安時代、貴族はなんで温泉に行かなかったんだろう?
風呂の描写もほとんどないし
なんか家でほとんど動かず下膨れや脚気になりながらじっとしてるだけの姫君といい貴公子といいおかしいよ
平安時代は食生活も貧しいし
貴族はかき氷が食べられただけ贅沢だったが
>>427 けっこう受け入れられるかもね
六条はガチでプワゾン
>>427 シャンプーと石鹸と薬が切れたらアウトだ
寒がりだからあんかやカイロもいるし
夏の暑さも困る
やっぱり平安時代は無理
食い物はまずそうだし、生野菜もないから
ビタミン不足が深刻になりそうだ。実際平安時代は皆ビタミン不足だったらしい
平安時代タイムトリップツアー二泊三日くらいならいいな
>>435 飛鳥・奈良時代は、女性が外出どころか乗馬をしたり、政治にも関わってたし、
文化も大陸や半島寄りで、乳製品を食べたり、テーブルや椅子、ベッドの生活。
服装や装身具も国際的で、後の時代とは直接つながらない。
今の日本の原点は、良くも悪くも平安時代なんだよね。
>>440 飛鳥時代は大陸気質なのか性にもおおらかで
今でいう夫婦交換や乱交パーティーみたいなこともあったとか
それもおおらかにに
>>440 飛鳥彫刻はほっそりして顔立ちもさっぱりしてるのに
平安彫刻はでっぷりしてるもんね
幕末になっても、皇女和宮は風呂に入らず清拭だけ
顔の毛も剃らずボーボーらしかった
篤姫は毎日風呂に入っていたので、宮中の生活にビックリしたらしいね
>>438 シャンプーと石鹸は灰と脂があれば作れる
リンスも酢を使えばなんとか・・・
問題は薬だな〜不衛生だから現代人には耐えられなさそう
>>440 実は敷物敷いてそこに直に座って(胡座とか書いたり)お膳で食べるって言うスタイルは
中国で言うと三国志あたりのものだったりする・・・日本で言うと卑弥呼の頃か
大陸文化否定したらその前の文化に戻ったようなもの
飛鳥美人の絵の服やアクセサリーがおしゃれだと思った。
髪型も個性やその日の気分で変えてたとか。
十二単はあさきの絵で見たら綺麗だけど、動きにくそうだし臭そうだし、うらやましくはならない。
>>445 飛鳥美人の方がこざっぱりしていてきりっと綺麗だよね
つねに人前に出ていたし、行事は薬草摘みとかアウトドアだから健康的だし
平安美人は見るからに不健康そうだ
顔色はくすんでるし、むくんでるし、不潔不健康で臭そうだし
>>443 宮中だけ江戸末期になっても平安時代がそのまま止まったような風習、生活ぶりだったのか?
幕府から金貰って何もしないで暮らしてたのかな?
>>447 公家の生活は幕末まで平安時代の迷信そのままだったらしいよ。
風呂に入る日などは暦によって決められていた。逆に江戸時代の武家女性は抑圧されていて、
女性は大奥に閉じ込められて政治のおこなわれる
表への出入りを一切禁じられていたけれども、
朝廷の場合、相変わらず天皇への伝奏は女官たちにゆだねられていて、
女院政のなごりのようなところもあり、女性による政治介入が可能だった。
武家出身の西郷隆盛は、朝廷で女が政治に口を出すことに度肝を抜かれ、
即効やめさせなければ富国強兵はならないとして
明治時代に一斉にそれまでいた女官を強制退職させたりしてるけどね。
17世紀18世紀のエロ写真とか見てると、
脇毛や陰毛がボウボウなのがすでにカルチャーショック
昔の人は手入れしてないんだもん
でも調べてみると、お風呂ほとんど入らなかった17世紀のフランスの宮廷でも、
クンニリングスやフェラチオはふつうに行われてたわけで、お前らいったいどういう(ry
どっかの文献で=には、平安時代の貴族は汗疹(あせも)とかひどかったって書いてた
何のスレに来たかとオモタw
>>432 そう、内侍より典侍 の方が上。
貴子の父は学者で従五位下か従六位上くらい?
惟光の位って、どの程度なんだろうか。
準太上天皇である源氏の用人だから、官位はありそうだけど…
>>449 だから、ヨーロッパではビデが流行ったんだよ。
四位以上!?
惟光、偉かったんだ…!
惟光って下級貴族のイメージがあったよ…
>>449 腋毛に関しては日本で手入れするのが常識になったのはつい最近(といっても50年くらい)な気がするけどw
枕草子に「よく抜ける銀の毛抜き」なんて話が出てくるけど、
眉毛以外は手入れしてなかったのかな。
惟光は主人と娘のコネで破格の出世したんでしょう
同じように夕顔も身分低いっていうイメージがあるけどお父さんは三位中将。
参議っていえば公卿の中では一番下だけど、貴族の中ではずっと上。
醍醐天皇の内親王のうち、更衣満子女王の産んだ内親王は下の娘は参議と結婚している。
内親王を妻にしている参議もいるくらいなんだからたいした出世だよ(まあこれは特殊な例だろうけど)。
ただ同母の姉妹なのに姉の内親王のほうは親王と結婚してるのに妹は何故最初参議の妻となり
その後和泉守の妻になることになったんだろう。
まあ同母の兄弟姉妹でも親王内親王宣下を受けたのと臣下に降ったっていう場合もあるし。
いったい何が運命を分けたのか。
惟光の母親が源氏の乳母だったし、夕霧の妻(恋人)。
須磨にも着いていった、一番信頼おける家来だったし。
典待は、高級女官だし、娘は宮廷の花だったしね。
惟光は源氏の家来であるといってもそれは私的なことで、朝廷での官職も当時から持って
いたよね。それなのに須磨まで源氏についていって朝廷での仕事はどうなってたんだ?
高貴な貴族の私的な従者でもあり公には官職についてもいる。そういう場合の
仕事の兼ね合いはどうなってたんだろう。
須磨行きの時は従者のみなさんも
官職を朝廷にお返ししてたのでは?
帰京して元の職orちょい上の職についたんじゃないかと。
小君は源氏にかわいがってもらってたのに手のひら返して失敗したね
空蝉の義理の子どもの弟のほう、右近の丞は賢かった
もう一人の小君って誰だっけ??
>>453>>454 源氏が作中で
「惟光は参議だから、実は結構偉い。娘を帝に差し上げてもおかしくない」
的な事を言ってなかったっけ?
>>463 帝に差し上げるとしたら
更衣としてだろうか?
>>449 平安時代のエロ小説(作者は後白川天皇)は結構エロ描写際どいみたい
お互いのあそこを舐めあったとか出てくるそうだ
詳しく読んだことないんだけど
院政や南北朝時代は退廃的で陰鬱な気持ちになるのに
なぜか同じことでも古代は大らかで明るいイメージを持ってしまう
>>449 そう考えると人間の免疫力はすごいね。男にヘラしてるくせに持ち物が抗菌グッズとか笑えるわ。
469 :
468:2009/06/30(火) 16:56:32 ID:???
>>465 後白河天皇は小説なんか書いてないけど・・・
なんかの間違い?
>>459 朝廷の官位は限られているから、貴族の子息に生まれても
父に先立たれたり兄貴が大勢いたりすると官職にありつけなかったりする。
官職にありつくために貴人の家司になることも立派な仕事だった。
惟光は須磨にまでついていった忠誠心が買われて、
源氏の世になったときに源氏に出世させてもらえた。
惟光は参議にまでなった後はさすがに源氏の付き人はやっていない。
若いころは源氏の密通のお供から何でもこなしたけどね・・・
>>457 醍醐天皇などは子供の数が多すぎて(妃の数があまりにも多いからだけど)
いちいち感知していなかったような感じだけどね・・・
醍醐天皇の皇女普子内親王は、参議源清平と結婚しているけど、
清平は光孝天皇の孫で、臣籍降下はしてるけど皇族に近い。
光源氏だって若いころは官職が低かったし、夕霧の六位なんてさらに下だから、
普子内親王が天皇の孫に当たる参議の正室であっても不思議ではないのでは?
もっとすごいのは、普子内親王は和泉守藤原俊連と再婚していること。
こちらは藤原姓の上、皇族とは関係がない。
おそらく醍醐天皇の没後だが、皇女の再婚は夕霧と落葉宮のように私通でもよかったのか。
まあ、皇女が四人しかおらず、一人一人に目が行きとどく朱雀院と、
皇子皇女が三、四十人ぐらいいたとみられる醍醐天皇を比べても仕方ないけど。
源氏物語は女性でわりとお固い紫式部が書いたから
宮中のえぐいところは極力描かれないけど
実際は内親王と密通とかよくあったんじゃないの?
斎宮として伊勢に下ってる内親王と交情したりとかの話もあるし
もっと乱れてたと思うな
子供が多いのは嵯峨天皇でしょ
>>474 ねえよ。伊勢に下った内親王が業平とできたって話はあくまで俗説。
歴史資料に記載されてる史実などではない。
断っておくけど今みたいに自由に外でるどころか庭にすら滅多にでれない人間
よほど色んな条件が重ならなきゃ密通なんか出来ない立場。
臣下の娘なんかと同レベルに考えないほうがいい。
時代変わって今だって
内親王たちはどこか自由じゃないもんね
結婚だって自分で決められないし
昭和天皇の5女だけは幸せな結婚だったね
内親王の密通というと『大鏡』に藤原道長の祖父師輔と康子内親王のことが書かれているね
生涯未婚の内親王でもぶっちゃけ妊娠発覚でもしない限りは男を通わせても分からないかもね
あさきの画集新しく復刊されないだろうか…
あんな素晴らしいのに絶版だなんて勿体無い
>>477 末っ子で放任だったのか、ぶっ飛んだおばさんになってるけどね
デカイピアスをつけて派手な格好で車を運転してパーティーに言ってるのには
サーヤとの差を感じる・・・。
藤原道長も、道長の将帥の器っぷりに惚れて、大変だったときもずっと付き従った源某とかいう貴族がいたな
あさき(たまにこのスレでも)にある皇族>>臣下って雰囲気は疑問かな
そりゃもちろん建前はそうだろうけど実際はそんなに敬われる存在だったのかなと
>>478 嵐の日に醍醐帝が康子内親王を心配して、左大臣の藤原実頼に様子を見に行って欲しい、と頼んだら
「宮様の御前(性器)が汚れていますから、参りません」と実頼が断ったんだよね。
キツイよなぁ、あれ。いくら師輔とはライバルとはいえ…
>>679 初めの方に出た、黄色い表紙に女君たち+源氏&頭中将が描かれたやつなら持ってる。
あのイラスト、好きだ。端の方の女君の顔が印刷の都合か、切れちゃってたのが残念だけど。
やっぱり、漫画の影響って大きいんだね。
あの解釈はあれで一つの形だとは思うし、漫画表現のために違う人物に台詞を言わせるのも仕方ないとは思うが。
あとは絵の力は大きいね。私見だが夕霧はあさきが無かったら、これ程に人気が出る人物ではない気がする。
申し訳ない、誤爆した。
黒田慶樹と結婚した清子内親王の、夜の情事とか興味あるよね
黒田にイラマチオされたり、好き勝手放題、体を弄ばれる清子さん
上司に怒られて不機嫌な夜は、とくに激しく清子さんの体を弄ぶ
慶樹は、絶対コンプレックスぶつけまくってると思うんだわ
清子がアレでも、臣籍降嫁した元・内親王をおもちゃにできるんだぜ・・・・・た、たまらん!
457の姉妹、末摘花の母と叔母を思い出した
>>482 正直、帝から遠い無品の宮様やら零落れた宮家の女王やらはさして敬われていなかったような気がするよ
勿論本人達は皇族ブランドに誇り持っていたし、受領階級あたりはその血の尊さを気にしたかもしれんけど
摂関家レベルになると、無品の宮様なんて歯牙にも掛けてなかったと思う
無品の宮の娘は皇族と言っても入内出来ないけど、皇族の血がなかろうと摂関家の姫なら入内して位まで与えられるしさ
489 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/01(水) 11:43:26 ID:D7o1uD/1
それにしても「源氏」では王族、源氏が異様に出世している。
どう考えても藤壺から秋好中宮、明石中宮の流れはありえないよね。
東宮に入った夕霧の大君がそれに続きそうだし…
当時宮中とかにそういう願望があったんだろうか。
>>484 夕霧の件同意
源氏は見ていてケッ!なんだけど
子供の頃から大人になるまでの姿を見てるとね・・・
雲居の雁との辺りは特に効果大かと思う
源氏も子どもの頃は良かった
5歳上の藤壺を一途に慕う光る君をあさきでもっと読みたかった
人間、小さい頃からチヤホヤされすぎると天狗になってダメになる
モテル男に良い人間はいない・・・謙虚さを知らないからだ
況やモテル女をや
朧月夜とか?
彼女、ノイタミナの「源氏物語千年紀」だとアバンギャルド(死語?)な
変態女にされてて笑えた、というか悲しかった・・・。
絵は思っていた以上に綺麗だし音楽も悪くないのに、これじゃ
「あさき」にはならんわな、と。
千年紀の皆さんは脱いだらビニール人形みたいで、なんかイクナイ感じだった。
あと、紫の上を手付かずのままにして須磨に行ってしまうのは、児ポ法への配慮?w
今まで見た源氏関係の中で一番ヘンだった。
というわけで海外に動画落ちてるから、どこかで見てください皆さんw
イラスト臭絶版なんだ。アラフォーあたりはお金持ってるから出せばいいのにね
>>488 逆にいえば摂関家こそ摂政関白している父親が死んだら即没落だけど
宮家は高貴な血筋と家柄というブランドが残るから上級公家がもらってくれるけど
摂関家なんか権力と金があるだけなので、それが無くなったら下級公家も同然。
運が良くて公卿の女房か中流貴族の妾あたりに納まって終わり
>>493 待つ女待つ女待つ女待つ女待つ女・・・でも、たまには来る女
だっけ?キャッツアイのルイ姉さんみたいなモジャロングに
蛍光ピンクのリボンつけてたなw
あのアニメで一番良かったのは朱雀帝
まぁ道長以降は「男は妻がらなり」とばかりに血筋も身分も良い嫁さん貰っていたから
摂関家も没落したらそこでお終い、とはならなかったんだけどね
道長の兄道隆の一族が没落した摂関家の良い例だね
道隆の五女は道長の娘(三条天皇皇后)の女房になり、伊周の娘は彰子の女房になりと散々
まぁ花山天皇が身分低い女に産ませた皇女も彰子の女房になったりしているから
結局は血筋が高貴な血筋だろうが摂関家の生まれだろうが零落れてしまえばあんま変わらないんだろうな
源氏物語でも右大臣家って結局どうなったのかなぁ・・・朱雀によって血筋は続いていくし、
四の君が嫁いだ頭中将の家も続いているけど、男系としての右大臣家はもうボロボロっぽいね
声優陣が意外と豪華なんだよね<千年紀
六条御息所はブルマだし朱雀帝は水島裕だし
キャッツアイのルイ姐さんは弘徽殿女御だよw
以上スレチごめんよ。
>>497 花山天皇が生ませた皇女ってのは退位後に付き合っていた女の子供で
花山天皇の妃でもお手付き女官でもない、ただの貴族の娘にすぎないので
世間的に言えば、本当に法皇の子供かどうか怪しい娘。
皇室にも世間にも皇女として認知されてない特殊な例だから一概に比較できない。
(認知されなくて皇族の列に全く加えられなかった浮舟みたいな立場だから)
でも摂関家や大臣家の娘が父親や兄の死後に女房ってのはよくある話
>>499 >本当に法皇の子供かどうか怪しい娘。
>皇室にも世間にも皇女として認知されてない特殊な例
そうなの?
皇女が殺されたから大騒ぎになったと何かで読んだけど。
あの時代に公卿社会で殺人事件ってのが異例だったからじゃない?
本当に皇女だったら内親王宣下or臣籍降下(主に源氏姓)があるけど
それがないってことは皇族じゃないんでしょ
>>499 彰子の女房になった花山天皇皇女は認知されている皇女だよ。
皇女は内親王宣下を受けなかったが、同腹の兄弟は親王だ。
(祖父冷泉上皇の養子という名目で。花山法皇は大変喜んだという)
皇女の母親は受領階級出身の娘なので卑母ではあるが、
花山天皇が父であるか疑わしいといった素性ではないよ。
花山法皇が親子丼して生まれた子なので
母親の中務か娘の平子かどちらが皇女の母親かは分からないけど。
それにあの事件の犯人とされている連中は
その後普通に人生送ってるし
本物の皇女殺したら処刑されないのはおかしよ
被害者が(花山法皇の種の可能性もあるとはいえ)ただの貴族の子女だからじゃないの
今なら凄いゴシップ記事だろうね
カミラ夫人の息子がチャールズの種じゃないかってネタと同じくらい
>>501 内親王宣下をうけない皇女などいくらでもいるが・・・
光源氏も親王宣下は一度も受けなかったしね・・・
>>483 康子内親王の心配をしたのは同母弟の村上天皇だよ
親父の醍醐天皇はすでに死んでいた
内親王宣下or臣籍降下ってあるじゃん
>>506 それこそ平安時代初期や院政期以降を見るといくらでもいるよ
一条天皇〜後朱雀天皇ぐらいまでの摂関全盛期が特別だったんだよね
天皇のおそばに上がれるのは大臣以上の高貴な藤原氏の娘に限られ
天皇妃はみな女御以上、生まれたら親王・内親王宣下って。
後冷泉天皇には女官に産ませて臣下に養子に出した子が一人いたしね。
それで、花山天皇皇女の同腹の男子が親王宣下を受けているのはどうするの?
花山の胤ではないのに親王宣下を受けてたの?
日本史板の人がいらしてますね
空気を読まずにレス投下。
源氏が朧月夜との情事がバレた後も
「罪人として太宰府に流されるくらいなら、サッサと須磨に行った方がマシ」という
判断は、gdgd源氏にしては明確なものだったと思う。
その割には別れのご挨拶と称して色々な女君の元にせっせと通うのが
源氏なのかwなんだけどね。
たしか四位か五位以上だと、大逆罪を除いては何をしても死罪などの刑罰は免除されたと記憶(特権)
>>510 おいおい道長の甥っ子たちは宗教違反と呪詛と威嚇射撃程度で流罪だぜ
現実の貴族社会は源氏物語のような雅なものでなく
臣下の大臣が邪魔な存在の天皇を騙して坊主にして
自分の孫を天皇にするレール引いたり
権力争いの兄弟どおしの確執すごかったり
零落した皇族や貴族の娘が今をときめく皇后や女御の女房になったり
どろどろした現実感どっぷりな世界だね
源氏物語が当時でも大ヒットしたのは
現実社会を感じさせない夢々しさが貴族女性中心に受けたからじゃないかしら?
つまり現代でいう少女漫画の世界とか
>>513 浮舟ってかなり少女漫画のヒロインしていると思う。
更級日記の作者が憧れたのも納得というのか
>>500 花山天皇の皇女は世が世なら内親王として華やかな人生送れたかもしれないのに
彰子皇后の女房にさせられて
夜殺されて野犬に食いちぎられた無惨な身体で発見されたんだよね
でもすでに何の力もない元皇女殺す意味なんてないし
きっと貴族の遊び暮らしてるドラ息子たちにレイプされまくって
あげく殺されて道ばたに捨てられたんだろうな
リアルじゃ業平の子孫て理由で帝位につけなかった一条天皇の皇子もいるのに
源氏じゃ業平の名を汚すことはできないて言う中宮の息子が帝位につく世界
>>515 世が世ならってことはないよ、この花山法皇の皇女に限ってはね
母親の身分が低すぎて内親王はまず無理、臣籍降下がいいとこだっただろう
特にこの皇女は他家で養育されていたから浮舟みたいな扱いだったし・・・だから父の死後殉死(?)を免れたけど
同母兄が親王宣下されたのも法皇が頼み込んで祖父の子供ということにして漸く許されたくらいだった
天皇の子供に無条件に親王・内親王宣下されたのは近代以後で、それ以前は母親の身分や政治情勢によって
臣籍降下もなく、(内)親王宣下もなく、ただの王や女王でしかない皇子・皇女もいれば、寺に入れられることもあった
結局は母方次第ってことだ
あと花山法皇の皇女が殺されたのは痴情の縺れと言われているよ
ちょっと調べれば分かることなんだからドラ息子だのレイプだの憶測だけで書くのは止めようね
>>514 ハゲド。
ちょっと可哀想な境遇の女の子が、お金持ちの親戚(姉)の家に引き取られ、
優等生と不良(でも、実は金持ちの御曹司)に愛される……
洋の東西を問わず、少女漫画の王道じゃないか。
身代わり人形兼世話係、ライバルの愛人だから闘争心が沸いたってだけで愛されてたわけじゃないと思うけど、
当時の感覚では二大貴公子に思われた少女漫画的ヒロインなのかな>浮舟
でも玉鬘といい結末は素敵な王子様と幸せに暮らしましたじゃないよね
玉鬘オチは無名草子では不評だったよ(むさ苦しい髭に囲われてガッカリらしい)
更科日記の作者は、夕顔や浮舟のような中流階級の悲劇のヒロイン要素に
惹かれたのかもね
逆に明石の御方のような忍従の生活の上の栄華には興味なさそう
夕顔や浮舟なら優れた教養とかいらないしねw
悲劇のヒロイン(笑)に自己投影又は憧れて感動しちゃうスイーツ(笑)みたいね
明石は身分以外は完璧超人だからね
レイプされたのは恵美押勝(藤原仲麻呂)の娘・東子
1000人の兵士に輪姦され、琵琶湖のほとりで殺害された
一族は、一部を除いて女・子供すべて死刑
命令したのは悪女として名高い孝謙天皇で、やらせたのは愛人の弓削道鏡
一つ間違えれば、輪姦殺害されてたのは孝謙天皇の方だった事件
皇族でもすぐに殺害される飛鳥・奈良時代と比べれば、
平安時代の方が安心して暮らせただろうね
この東子ちゃんは絶世の美女だった
乙女だった頃の六条御息所が1000人の兵士に輪姦されて殺害されたようなものだ
>>516 あれは自分の孫を天皇にするための道長の強引ないちゃもんなんだけどな
業平が斎宮と通じたなんて伝説に過ぎん話を持ち出したことに
世間のひとはおろか当の娘まであきれていた
>>524 あほすぎて話にならん。天皇を輪姦するとか、よくそんなバカな発想できるな
どんなに頑張っても流罪(表向きは不徳から退位して地方に隠居)までだ。
こっそり毒殺して病死にするって奥の手もあることにはあるが
>>526 話を持ち出したのは道長じゃなくて藤原行成な・・・この件に関しては道長はノータッチ
一条天皇の信頼厚かった行成がわざわざ持ち出してきたんだよ
尤も彰子が後一条天皇を産んだ時に、一条天皇によって彰子の母倫子に従一位が授けられていたから
余計なことをすることもなく道長の孫がストレートに東宮になれていたんだけどね
もう一人の孫を東宮にする時には道長も三条天皇やらその息子やらに色々やったけどw
>>525 六条御息所は絶世の美女じゃないし
でもプライドからしたら自分がなんでも一番でないと気がすまないだろうけど
>>524 最初の皇太子が聖武太政天皇の喪中に女官とセックスしただけで
「汚らわしい!」と廃太子にした孝謙天皇が輪姦を命じるわけないだろが
わけがわからん
>>517 >母親の身分が低すぎて内親王はまず無理、臣籍降下がいいとこだっただろう
この皇女の同母兄は親王なんだけど・・・
神祇伯とか言って代々子孫も王を名乗ってた。
天皇が寵愛すると卑母であっても親王・内親王宣下を受けてたりするもんだよ。
院政期になると顕著だけど。
花山法皇には在位中には子はなく(懐妊中に死んだ女御はいたが)
退位後受領の娘に産ませた皇子女しかなかったから、この子たちを溺愛していた。
受領の娘を母とする摂関の子が女御になれたり中宮になれたりしてるのに
そんなわけがない。
花山法皇に高貴な女御腹の皇子女が何人もいたのならば
身分の低い女に産ませた子供には愛情が薄かったかもしれないけど。
>>526 敦康親王は母方一族が失脚していたためにもともと即位は無理だった。
傲慢な伊周を一条天皇は朝堂に復帰させなかったからね。
しかし第一皇子の処遇に苦慮する一条天皇のために
敦康親王の登位をあきらめさせるもっともらしい理由を用意したのが行成。
この話は行成の日記「権記」にしか描かれてなくて、
本来は行成と一条天皇2人きりの間で交わされた極秘の話。
道長も世間の人も一切絡んでないのだが。
どっから世間の人に漏れたの?
あのーいい加減うざいんですが
>>521 ドジでその辺にいそうな普通の女の子が
イケメンの御曹司2人に愛されて三角関係、って少女漫画によくあるストーリー。
涙ぐましい切磋琢磨をして完璧な女性を目指すも愛しい人には一番には愛されないって
少女漫画のヒロインとしてはあんまりだろうね。
>>524 つか1000人てwwwww
有り得ねえwwwww
いい加減あさきの話しに戻そうよ。
>>530 あのさ、
>>517をちゃんと読んだ上で書いている?
花山院がごり押ししたから親王宣下された=本来なら親王宣下されることはなかった
この皇女は他家で養育されている=そもそも花山院から溺愛されていない
あと受領の娘を母とする女御達や中宮はみんな父親が摂関家かそれに準じる上流貴族生まれ
母も父も受領もしくは中流以下の貴族の娘とは身分が違いすぎる
それから同母の兄弟が親王宣下されても、臣籍降下される皇子・皇女もいたよ
歴史板でやってください
源氏は若い頃「ただ人」である身にコンプレックスを抱いているような発言があるけれど、
現実的には後ろ楯のいない親王やっているより、どう考えても臣籍に下って正解なんだよね。
ひねた見方をすれば、驕りに近い自信と、兄朱雀をどこか上から目線で見ているからこそ、そういう風に思うんじゃないかと。
>>538 そうそう、ヤツは須磨へ行っても絶対「オレの方が勝ってるもんね」と思っている。
というようなことを高校の頃、古文の先生に何かの宿題で書いて出したら
その後卒業まで、偉く気に入られた記憶があるなぁ(トオイメ
国語教師で源氏を書いてある通りに素直に読んでいる人間はいないそうで、
人間というのはどんなに温厚そうに見えても、怖いもんだなーと
大変勉強になりました。
>>516 式部による行成・道長批判?
源氏の須磨退居も伊周を彷彿とさせる…ただし伊周は隠れて戻ってきちゃた
上に完全復活も叶わなかったケド
確かに源氏は臣籍降下したからこそ左大臣家の婿となって出世の道も開かれたからね
後ろ盾のない宮様だったらあそこまで好き勝手に出来なかったと思うよ
>ヤツは須磨へ行っても絶対「オレの方が勝ってるもんね」と思っている。
殊勝な源氏なんて源氏じゃないからw
あの辺りの源氏は故なき罪を着せられた悲劇のヒーロー気取りだと思う
おまけに桐壷帝が「源氏悪くない!」と朱雀に祟ったおかげで源氏の驕りは正当化されてしまったしな
>>540 源氏は自分から須磨に下って、朝廷からは許されてから戻ってきたけど
伊周は流罪に決まってもごねて、流罪先からも勝手に戻っていたからな
源氏の潔さと比べて伊周は往生際が悪くて格好悪い
源氏はきちんと筋を通しているから須磨の後の復活は納得がいく
>>悲劇のヒーロー気取り
ホント、そう思うわ。
菅原道真なんかと 違って、きっかけが朧 月夜との密通だし。
右大臣の事を不粋だの驕ってるだの言ってたけれど、そっくりそのままオマエに返す。
そもそも、朱雀帝の御世に外戚の右大臣一派が力を持つのは当たり前のこと。
可哀想なのは源氏にも気を使い、桐壺の遺言も尊重していたのに、源氏に裏切られ、桐壺に祟られた朱雀だよ。
朱雀・・・
弟に目をかけていたのに愛妻を盗られ侮られ、父親にも祟られて、最愛の娘は出家・・・
普通の兄なら八つ裂きにしても足りないよ。イイヤツすぎるぞ。
>>524 水鏡だな。藤原東子(藤原仲麻呂の次女)
「世に並ぶ者なき美女」と言われ、鑑真は「千人の男と会う相を持っている」と予言した
そして恵美押勝の乱で、1000人の兵士に輪姦されて殺害されたと記述がある
史実かどうかあやしいところはあるけど、妻子や一族32人ことごとく首を跳ねて殺されてるから、
たぶん東子の美貌に魅せられた兵士達の一部が東子を輪姦したんだけど、
水鏡が書かれた400年の後に、悲劇として「1000人の兵士に輪姦された姫君の話」としてに誇張された説が有力
400年といえば、我々が戦国時代について記述するようなもので、
今のように科学が発達していない鎌倉時代初期に奈良時代の記述をするわけだから、かなり眉唾物ではある
ちなみに他の文献には、この事件について一切出てこないのも信憑性を怪しくしてる
相を見てもらったとき、史実では鑑真はすでに失明していたのも怪しい理由
失明してるのにどうやって相を見るのかと・・・・心眼か?w
>>544 三宮出家に関しては源氏だけのせいじゃないと思うけど
桐壺院が睨みに来たのは親馬鹿・ひいきの引き倒しの極みだよね
思い続けてた秋好を横取りされて、冷泉に入内させられてたのも気の毒だった
>>546 >失明してるのにどうやって相を見るのかと
手で顔を触ったのかもw
思うんだが、源氏って少年漫画の主人公みたいな
部分もあるのかな。
モテモテ、自分勝手で周りは全て都合良く動く。
夕霧や匂宮、薫は少年漫画だと主人公の仲間1といった感じなのかな。
髭黒は美味しいとことる脇役で。
戦乱中、興奮した兵士が女性を強姦する話と
皇女が殺されて犬に食われた話とどう結びつくのか、頭わいてんのか
>>531 それは完全におかしい。後見がいなければ即位できないなんて不文律はない。
皇后出生の第一皇子が東宮になれないのは
いくらなんでも道長のやり方は理不尽すぎると世間も皇子に同情して
当時の貴族の日記なんかでも、「せめて皇子の人格が悪かったら云々」としるされている
(当時の皇位継承を見れば、あんな無茶なことしなくても
彰子が生んだ皇子が兄の後を継いで、いずれ即位することもほとんど決まりだし)
道長も汚いけど、息子を守ってやれなかった一条天皇も情け無いこと、この上ない。
後に後見人がなく敦康親王より立場悪かった後三条天皇は、父や兄がきちんと跡継ぎと認知して
側近が頑張ったおかげでちゃんと即位して賢帝として藤原氏の独裁に終止符うってる。
>>549 キャラ配置がエロゲっぽいとはよく言われているなw
年の近い義理の母、未亡人、年上のツンデレ、ロリ、兄の恋人、ロミジュリ、癒し系、純朴田舎娘etc
ヒロイン層の厚さに加えて、寝取りor寝取られ属性までちゃんとついているあたり
紫式部は1000年前から既に時代を先取りしていたとしか思えん
>>551 いい加減あさきに関係ない現実の話はスレ違い
知識のひけらかしが目的なら日本史スレにいけ
あさきでホスト漫画作ったら面白いことになりそうだw
>>551 だ〜か〜ら〜、スレ違いだって言ってんだよ!
いい加減にしろ!!
555 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/03(金) 14:22:14 ID:aHl79Q+n
冷泉院は幼いころはあまり源氏に似てなかったのに宇治十帖からはそっくりになってるなw
>>547 三宮の妊娠出産→出家の真相は朱雀は知らないからね。
傍から見れば、若い妻に飽きて冷たい夫婦間になってノイローゼにしか見えない。
今まで主張のなかった娘の始めての主張が「お父様にあいたい」「出家したい」では可哀想と涙がでても仕方ないよ。
三宮の妊娠→出産の件を朱雀が知ったら、ざまぁみろ!と思って欲しいな。
自分の嫁を寝取られた気持ちをおもいしれ!と。
まあ、優しい朱雀は自分のような下衆な考えはしないだろうがw
>>553 NO1はもちろん源氏で六条が金をつぎ込むマダムかwww
なかなかドロドロとしたいい作品になりそうだw
新しく顧客にした金持ちの三宮を後輩として育ててきた柏木に取られてしまうのですね、なるほど
>>557 朱雀なら、源氏ざまーみろの前に「三宮可哀想に…辛い目にあったね」って傷ついた娘の身を
労わるのが先だろうなあ
真相を知ったところで夫婦仲に深刻な亀裂が入ってしまった事には
変わりないし、三宮は出家させるしかないような
真相を知らなくも、娘が源氏に愛されなかったことを知ってしまったんだよね
あのおっとりした朱雀があわてて六条院に駆けつけて出家させるなんて余程のこと。
まあ柏木は、源氏が使い古した女三宮の幼い体をくって喜んでるんだから、
そんなに悲観することもないか
男としての視点で見ると、古女房を他の男に間引きされたことより、
妊娠させられたのがたぶん頭に来たんだろうけど
女三宮がすでに源氏の御子を生んでいて、何人目かに柏木に犯されて子供ができちゃったって話なら、
それほどダメージは大きくない
>>562 女三宮は柏木にレイプされたときには20歳ぐらいだから
幼女ではないよ。
むしろもうすぐ50になるというのに20の女を抱ける源氏のほうが
世の中の羨望を受けていたと思う。
20歳の女三宮のほうが40近い紫上より体がよかったのは事実。
この頃紫上は病気がちですでに源氏との肉体関係はなかったみたい。
病的な柏木アンチとKYな歴史厨て同一人物なのかな?
やたらレイプが好きなあたり
て、話題変わってたね。蒸し返してすまない
柏木の話題を繰り返すビッチがまたでてきたなw
この話題はもういいでしょ
どんだけ付き合ってやってるんだ
>>536 スレチだから一言だけにするけど、レスを読んでないのは君だろが。
出家後の天皇の子は親王宣下を受けられない(本当は出家したら性交禁止だから)
だから祖父上皇の養子になって親王宣下を受けたんだよ。
花山がごり押しするしないにかかわらず
親王の母が誰だろうが、出家後の法皇の子だからできなかったの。
>>563 幼女じゃないけど、体は小柄で未成熟って設定でしょ>女三宮
薫の出産も四月中旬に妊娠→翌年一月に妊娠九ヶ月で出産って早産気味だし
いい人すぎる朱雀帝だから
結局源氏も張り合いないやっておとなしく兄に従うようになったんじゃない?
もっと怒ってきてくれた方が源氏も張り合いあったかも
兄に対しては若気の至りで悪かったと多少反省していた源氏だけれど
三宮みたいな蓮っ葉な娘押し付けられて散々な目に合わされたことで
これであのことはチャラかなという気持ちである意味肩の荷が降りたんじゃないかな?
朱雀が三宮出家のことで、源氏に文句や嫌味言おうものなら
そのときは源氏も三宮の不始末をバラすつもりだったかも
女三宮に蓮っ葉という言葉は似合わないなぁ
朧月夜なら蓮っ葉で良いと思うんだけど
あと散々な目と言っても、源氏が朱雀にやらかしたことに比べれば軽い軽〜い
むしろまだまだおつりが来るくらいだ
だからバラしたら源氏の恥になるだけってまたループかよ
>>567 出産経験がない人なの?
十か月というのは最終生理日から十月十日と数えるので
最初の2〜3週間は受胎していない時期を含んでいる。
というわけで、受胎からは9か月ちょっとが正しいんだけど?
って、567から570までまたいつもの連投だ。
あさきの女三宮はけっこう胸あるよね
あまり宇治十帖について語られないのは、
やはり薫に魅力がないせいでしょうか?
それじゃまるで源氏が魅力的みたいじゃないか
>>563 紫の上と肉体関係なかったなら、なんで源氏は紫の出家許してやらなかったんだろう?
出家しても夫婦の縁が完全に切れるわけじゃなくて単にセックスは駄目ってだけでしょ。
三宮にしても夫婦の営みこそなくなるけど出家後も夫として扶養義務があったわけだし
まして紫は帰る家もないんだから、出家してもこの先ずっと同居していつでも会えるし話しもできる。
元々、もうセックスレスだったら、さっさと出家させてやればよかったのに
そうしたら精神的に楽になって病死しなかったかもしれないのに。本当に不可解
そう言われると確かにw
しかし源氏は良くも悪くも我儘・放漫で陽性の気質でヒーロータイプでは。
出世物語的な面白さもあるし。
薫は…ウジウジしてて暗いよ…話もそりゃ暗くもなるよなって感じ。
>>576 漫画がもう手もとにないからうろ覚えなんだけど
紫の出家希望の話をさえぎってる時の源氏の台詞に
「会えなくなるなんて耐えられない」みたいなのなかった?
あれってどういうことだろう。
もっと年をとって一緒に出家してそれぞれ別の寺(山だっけ?)に籠もりましょう。
それまで待ってくれ。
とか言ってたね。
紫は信心する寺があって出家したらそこに入るのが決まってたってことかな?
あの時代に貴族の婦人の尼寺ってあったのかな?
大宮も女五宮(朝顔の叔母)も桐壺の母も紫祖母も明石尼君も浮舟を引き取ってくれた某尼君も
これに登場する貴族の尼さんは出家しても、そのまま家にいたのに
出家後に寺に入ってた浮舟は例外なんだよね
夫が居るのに紫の上だけ在宅出家できないのも不自然だね
>>572 訂正ありがとう(連投はしてないけど)
>出産経験がない人なの?
残念ながら出産どころか子供が欲しくても出来ない人だっていますがな
浮舟って出家後寺に入ってた?
>>581 >残念ながら出産どころか子供が欲しくても出来ない人だっていますがな
こういう切り返し方は卑怯だね。
572さんじゃないけど、出産経験があろうがなかろうが(あるいは出来なくても)
成人女性なら常識の知識じゃない?
自分の体に関係することなんだから・・・
もしかして男性?だったら失礼。
ちなみに妊娠期間の一ヶ月=28日(4週間)なので、十ヶ月で280日(40週)。
572さんの言うとおり、最終月経日から計算しても9ヶ月と少し。
受胎している期間は、場合によっては9ヶ月切るかもね。
こういう、あさきとは全く関係のないレスでスレッドが進むのにウンザリ。
しかも偉そうに上から目線で説教…
関係なに人間からしてもうざすぎる
平安時代って陰暦だよね^^
あと閏月もあったりするよね・・・多い時は年に二回も
>>584 だいたい「あさき」も「源氏物語」もフィクション
史実がどうので知識ひけらかしはうんざり
>>574 私もあさきの宇治十帖はイマイチだと思う。
登場する女君に個性が無い、というかつまんない。
玉鬘の娘、冷泉院女一の宮、今上女一の宮も登場させて欲しかったなぁ。
華やかさもないよね
典型的な無理に作って失敗した続編ものな印象
宇治編の方が好きな自分は少数派なのか…
確かに少女マンガ風キラキラな世界から一気に文学小説みたいな世界になるもんな
女君は大君や浮船は十分魅力的だと思う。ただ中君はもう少し魅力的に書いて欲しかったな。
あと他の女君がほとんど出てこないのも地味さの要因か
今上の更衣腹の息子の常陸の宮。更衣腹だから劣って見える、みたいな描き方になってるけど、
本編じゃ源氏にしても女二の宮にしても更衣腹の皇子や皇女は女御腹にくらべても劣ってないし
むしろ優れているような設定になってるのに、宇治編は更衣腹のせいか劣って見えるみたいな
描き方になってるのは何故だろう。やはり作者が違うのか。
宇治偏のほうが血筋にこだわりすぎてる感じ。
血筋がすべてみたいな。
あさきの宇治十帖で一番魅力的だと思うのは中の君な自分は少数派?
素直で愛らしいので好きだなぁ。
ちなみに、原作では冷泉院の女一宮に憧れる。新弘徽殿女御が好きだから。
この人もおっとりしていて優しい感じが好き。
自分はあさきの宇治十帖の女君は皆好きじゃない。その中で一人あげるとしたら浮船かなぁ。
ウジウジ男の薫を最後にはねつけるのがいい。
「薫ざまぁみろ」と思う。
大君も一応いいお友達でいましょうと薫をはねつけてはいるんだが
相手が薫だからなあ
中の君は大君に「もう、大きな赤ちゃんね」と言われて笑って甘えてるあたりが
幸せそうでよかったな
浮舟みたいな女が好きな人いるんだ。ヘエー
どっちつかずの両天秤、二股最悪女だよ。一番嫌い。
どっちつかずと言っても肝心の相手からして二人揃って
身分卑しい女なんだから肉便器だろw程度にしか思ってないけどな
私もあさきの中の君好き
匂宮にけっこう言いたいこと言ってるとことか
紫でさえ源氏には本心を明かさなかったのに
へたに身分とかないほうが自然にふるまえるのかな
ウキ舟は確かに少女マンガのヒロインかも。小額館の性女コミックがぴったり
>>598 中の君は落ちぶれたとはいえ東宮候補にまでなった宮家の正妻腹の娘だから
身分がないってことはないよ。
金がないだけで血筋、身分、家柄だけなら六の君より上だし
中の君は匂宮のことさほど好きでもなさそうだからなー
宇治へ帰りたいとか言ってるし
嫌われたらどうしようとか捨てられたら困るとか、あまり考えてなさそう
ある意味近江の君と同じくらい逞しいのかもしれないね、中の君
なんか宇治に戻って貧乏生活になってもいいや〜程度には思っていそう
>>600 とは言え、金というか後ろ盾がないことには
ご自慢の身分も家柄も血筋もあってないようなものだからね
末摘花が一番分かり易い例だ
身分なんて、どう転ぶか分からない物だよね。
明石が一番いい例だ。
両祖父は大臣と宮家、でも身分が低いと言われまくりで、自分も気にしている。
でも中の君は薫の援助もなくならないよう願ってる
それとなく気を引くよう振る舞ったり
嫌らしい面もあるよね
大君は考え深く理知的な感じが好き。
中の君は考え方が現実的かな〜。匂宮や薫も醒めた眼で見てる。
浮船は気持ちが弱いというか人に流され安くてイライラする。
最後は薫を突き放したけど、あの後さらに薫にしつこくされたら還俗しそう。
>>596 浮船好き、という訳ではなく消去法で残ったのが浮船。
八の宮三姉妹の大君、中君に全然魅力感じなし、嫌いだから。
そもそも宇治の三姉妹は全員あの世に半分足を突っ込んでいるような人ばかりで、
誰も現世での幸せを期待していないんだよね。
悶々としているのは野郎だけ。<宇治十帖
オマイラ爺さんの代から色恋沙汰に大騒ぎして、全然成長してないどころか挙句の果てに
なんかホモくさいぞ?みたいな感じで。
宇治十帖は、源氏物語を読み終えて (゚Д゚)ハァ? となった女性読者が
「ああコイツラ永遠に馬鹿なんだわ、もういいわ」と納得するための大事な締めだと思ってる。
>>605 中の君はドライな方だよね
男性に対してもだけど
浮舟のことも、身分のこととかあまり
気にせずに姉妹だからと優しく受け入れつつ
でも深入りもしないって感じで。
家族(父や姉)には情が深いんだろうけど。
自分もそう思う。
女が男のいいなり、所有物だった時代を経て
自我を持ち男を否定し自分の人生は自分で選べるようになるまでの物語
そして男はいつまでたっても女の変化に気づかない。
宇治の姉妹は源氏物語の女性達が最後に達した悟りを引き継いでるんじゃないかと
あーなるほどその通りだね
男はいつまでたっても女の変化に気づかない。
薫と匂宮はまさにそんな感じ。
そしてその男と女の溝は今にいたっても平行線のままだ〜w
でも薫を拒み続けて亡くなった大君のほうが中の君より幸せだったかというとそうは思えない…
薫x大君に幸せになってもらいたかった。
浮舟の還俗反対。あんな女が幸せになるとか許せない。バカは嫌い
大君は源氏における藤壺ポジションだから名残惜しく別れないと
小心者の薫がフラフラ彷徨う為にも
源氏と違って線が細くて不器用だからバカだなと思いつつ行動がわかり易い
情はあっても自分の方が格段に偉いと思ってる男だから一生あのまんまの気がする
>>612 薫と大君が結婚しても、女二宮が降嫁して正妻になるだろうから
上手くいかなそうだ
大君には経済力がないから、下手すりゃ女二宮の女房扱いになるんじゃないか?
薫は浮舟のために新しい邸を用意してたくらいだし、大君を女房扱いは
さすがにないと思うよ
>>615 自分の父親の皇親を女房にはしないんじゃないの?
外戚のほうのいとこ(つまり髭黒の娘とか)なら女房にしても全然支障ないけど
後ろ盾のない宮家の姫が女房になることはある。
でも、薫の性格だと、正妻ではなくても、大切な愛人として遇しそうだ。
後ろ楯ないといっても身分自体は高いから
女二宮に次ぐ夫人として羽振りのいい生活はできたろうな
(六条院でいえば紫の上か花散里のポジション)
そして紫みたいに死ぬ死ぬ詐欺するんですね、わかります
>>612 なれないよ。幸せになんて。
結局薫は独りよがりだし、大君は遺言を楯にうじうじするだけだし、平行線だ。
浮舟が還俗したがってる、還俗すれば幸せだなんてどこに書いてた?
男に振り回されるのが嫌で、求婚されそうなときに急いで出家したくらいだよ。
家族とも永遠に縁を切る覚悟での出家だろう。
>>612 男性不信に陥った今の浮舟からしたら結婚よりも尼生活のほうが幸せだと思うけど
生活の心配はないし、あの尼君は母親みたいに接してくれるし、
継娘だからって義父に厄介者された上に男で泣き暮らしてた前半生と比較したら
穏やかで悩みのない今の生活が一番幸せでしょ
>>621 大君はうじうじしてないだろ。
最初っから私は誰とも結婚しませんと一貫してる
あきらめきれない薫が匂の宮をけしかけたり
八の宮の葬儀取仕切ったりお節介やいてるだけで
>>592 本編のどこかに
今上の御子たちが遊んでいる場面で
更衣腹の御子たちはなぜか劣って見えるという描写があったと思うから
その流れかも
>>594 なんとなくわかるな
私も宇治の姫君たち皆嫌いだけど
強いていえば淫蕩だけど最後は自分で自分の身を処した浮船が一番マシかも
姉妹はなんか計算高そうで嫌だ
浮舟は流されやすいってだけで淫蕩ではないと思う
淫蕩なのは二又楽しんでいた朧月夜みたいなタイプで
浮舟は単なる優柔不断
八宮の姫では中の君が好きだ〜
>>594 薫はそれを「他に男がいてかくまってるんだ!」とか吼えてたね。
まったくあの野郎は・・・さすが親子だよ。
>>626 朧月夜は男を天秤にかけ
気に入った方に靡くようなしたたかさが嫌だけど
浮舟はそういう下心はないよね
どちらの男性も平等に扱ってるw
現在でいえば朧月夜は自分から何十人もの男と浮名流すタイプだけど
浮舟は自分からは誘わず男がちょっかいださなきゃ貞節なタイプ
でも男が強引に迫ってきたら毅然と断れずずるずるーってタイプだな
浮舟は優柔不断というか流されやすくて判断力に乏しいんだろうな
朧月夜は流されてもその中で自分なりに楽しみながら判断して選び取っている
浮舟は少女漫画にありがちなちょと弱気な性格の流され系ヒロインだと思う
肝心のヒーロー二人がどっちも浮舟に真摯な愛情を抱いてないから少女漫画ヒロインになれないんだけどw
>>625 同意見の人がいて嬉しい〜。私が大君、中君が嫌いな理由は、
大君→薫に好意を持ってるなら細かいことグダグダ考えず、求婚に応じればいいのに。じれったい。
中君→結婚してからも大して匂宮のことを好きでもなさそうなのに、匂宮の男の子を出産。二条院にも迎えられて幸せそう(半分やっかみ)。
夕霧六の君の方がかわいいから相対的に中君が嫌いになった。
六の君は、かわいいじゃなくて美人だろ(ゴクミの若い頃?)
中の君は愛らしい(玉の輿ぶりも考えると牧瀬里穂の若い頃?)
宇治の巻は何だか韓流ドラマみたいだよ
>>621 >還俗すれば幸せだなんてどこに書いてた?
こういうバカってどこのスレにでもいるのよねえ。
浮舟が自分の身を処しただってさ。追い詰められただけなのにね〜www
バカにつける薬はないってよく言ったものだ
637 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/05(日) 22:55:33 ID:45vk7WfU
大和センセも宇治がつまんないから描くのどうしよう、みたいなこと発言なさってましたよね。
結局連載されたけど。
薫は父親みたいにいきなり大君を犯したりはしなかったが、
もしあそこで大君無理矢理モノにしていたらどうなったんだろうか?
薫は受領の娘クラスしか犯せないよ
>>631 まるで朧月夜が責任感や理性ある女性みたいだね
朧月夜はたんにミーハーなだけだよ
どうせ付き合うなら朱雀より天下の美男子がいいわというだけ
自分の意志がない点では浮舟以下じゃないかな?
源氏が流されたら朱雀に擦り寄り
源氏が帰ってきて誘われたら喜んで源氏に抱かれる節度なさに
ついに源氏からも嫌われてしまう
「わたくしのいちばん悲しかった夏の‥」て台詞が好き!
この台詞で紫の上の事を好きになった。
>>633 ゴクミとはまるで違うよ
六の君はしとやかさもあるし多分頭もいい
その上美貌の才色兼備だと思う
夕霧はただ娘かわいさに婿を探したというより
これだけ優れた娘だからそれ相応の婿をと考えたんじゃないかな?
六の君は松下奈緒なんてどう?美人ピアニストにして次回朝ドラヒロイン
>>240 え、源氏に嫌われるどころかまた今度という源氏を振り切ってさっくり出家したのが朧月夜じゃないか
節度があるわけじゃなくて、浮舟と違ってミーハーな自覚がある分グダグダ悩まんだけじゃないかな
”自立した女の話はつまらない”
これは今も昔も同じw
源氏-朧月夜-朱雀帝
源氏-源典侍-頭中将
これは同じ関係。
ゲイにはなれなかったので同じ女を共有して抱いたつもりに。
朧月夜「ああー源氏の君がいとおしい。源氏の君がいとおしい。源氏の君が振り向いてくれないなら、
同じく源氏の君を愛する朱雀帝のやさしさに応えていこう。朱雀帝に抱かれてると源氏の君に抱かれてるよう。ああー!」
朱雀帝「ああー弟がいとおしい。弟がいとおしい。朧月夜は弟が情を交わした女。
彼女といると弟に抱かれてるような気がする。ああー弟よ、弟よ。今夜もわたしを抱いておくれ!」
頭中将「ああー源氏の君。源氏の君。わたしはあなたに抱かれたい。でもあなたはいつもつれない態度。
せめてあなたと情を交わした源典侍で我慢しよう。この萎びた乳房で源氏の君は、源氏の君は。ああー!」
源氏の君「わたしは何をしても許される存在なんです。世界はわたしのもので、わたしは特別なんです。
みんなわたしを愛する。わたしを愛さない人間など存在してはいけない。
でも紫の上はわたしから離れていこうとしている。許さない。許さないぞ!紫の上!
あなたのすべてはわたしのものだ!」
紫の上「可哀想な人。でも愛しい人。わたしはあなたのために生きて、あなたのために死ぬ。それでもういい。
でも来世では自由になりたいかな〜なんて。あはっ☆」
そうか、出家が嫌だとかどうとかじゃなく、紫が自分の言いなり思うがままでなくなることが嫌だったんだ。
出家なら、まず真っ先にお仕えする相手は御仏だもんね。
つくづくワガママなんだなぁ。
>>643 ダメダメ。
松下は事務所の社長の愛人との噂もあるし、彼女のピアノは「ピアノの上手い女優」レベル。「東京音大の恥」とも言われてます。
スレチだけど、彼女のコンサートに行った人の話し。→「終演後に一般客がいる前で、一般客を締め出して青のシールを貼っている招待客だけ残して 本人を交えたレセプションを行っていた。
せめて別の場所に移れよ。一般の客と招待客をそうやって差別する女。」
宇治編はヒロインがたった三人ってのが少なくて寂しかったな
源氏本編みたいに、もっと個性的で華やかな女君いっぱいだせばよかったのに
よくもわるくも本編の女君達は個性的で魅力的だった。
やっぱり薫がプレイボーイじゃないのが原因なのか?
源氏の女癖の悪さも多彩な女君を発掘するための必要悪だったのかも
源氏が生まれ変わるとして、
貧乏だけど絶世の美女か、不細工だけど金持ちの男か、どっちか選べと仏様に言われたら
どっち選ぶかなあ?
身分はどっちもそれなりに高いとして。
前者だろうな
>>650 源氏が選ぶのは普通に後者じゃないの?
不細工だけど身分がそれなりに高くて金持ちだったら、美女ゲト出来るし
貧乏だけど身分がそれなりに高い絶世の美女って、ある意味紫上ポジションか
それよりは髭黒ポジションの方が楽しそうだ
平安時代とかだったら不細工でも男一択だろうな
現代くらい女性の自由があって身分関係ない時代なら美女選ぶかもだが。
>>620 元から病弱設定の死ぬ死ぬ詐欺女だったような>大君
薫が言い寄っても「私、長くないから妹でヨロ!」って感じだったしw
>>642 ゴクミは頭良いと思う。しとやかさは無いが・・・
確か結構血筋も良かったりするんだよね。
かと言って、あさきの誰に近いといえば謎だけど
女優をマンガにあてはめてる人ってアホなの?
死ぬ死ぬ詐欺って言っても、実際死んでるし
>>650 私だったら女だったら前者
男だったら後者がいい
性別次第だね
究極どっちかと言われたら後者にする
美貌は衰えるけど金は裏切らない
>>654 ゴクミは思いっきり朧月夜だと思うが
すべてに積極的だし
>>658 ゴクミえらい年上の世界的なレーサー捕まえた後は
子供3人作って浮気もせずに海外で主婦やってるじゃん
朧月夜ではないだろ
>>640 朧月夜だって、源氏が葵の死後正室に迎えていれば
源氏一筋に源氏の正室を勤めていたと思うよ。立派にね。
朧月夜の不幸は、源氏に結婚を断られたこと。
右大臣鐘愛の末娘だった朧月夜をめとるなら愛人ではなく正室として出なければ無理、
しかし正室葵上という重しをなくした源氏は遊びたかったのか
正室を置きたがらなかった(晩年になると再び正室を置くけど)。
これによって朧月夜は源氏の妻にもなれず、朱雀院の女御にもなれずで
はっちゃけて美貌と肉体で男を手玉にとって兄弟丼しちゃっただけでしょ。
深窓の姫だった朧月夜の初々しい処女を奪ったのは源氏だし。
朧月夜はもとからアバズレだったわけじゃなし。
まワタクシは紫の上が嫌いw
まぁ源氏以上の男は滅多にいないからね
落葉の宮は、ドラマ化されるなら、壇ふみか夏川結衣がいいな〜
>>660 全面的に同意。
傷物にされたのに結婚を断わられる→女御にはなれず、女官扱いでの入内。
別にファンではないけれど、朧月夜も可哀想なんだよね(一番の被害者は朱雀だけど)
打てば響く才気はあるし、書の名手だし、家格からしても葵の代わりにふさわしいと思う。
しかし源氏が忍んでいった晩、朧月夜はなんでまた一人でフラフラしてたんだろう
下級貴族とかホームレスに襲われたらどうするつもりだったんだ
>>665 宴でお酒を嗜んですっかり気持ちが良くなった
→ちょっとトイレに(ry
→用を済ませてすっきり・ほろ酔い気分で月を眺めて
→源氏登場 だと思っていたw
>>665 ホームレスwww
クソワロタw
こきでんの戸締りの悪さをなんやかんや言ってたような…源氏
お前が間男じゃん
忍び込んだ張本人が「物騒な。間違いがあったらどうするんだ」て。
じゃあお前が出て行けよw
>>663 壇ふみは立派すぎるな
落葉宮ははっきり言えないでただおろおろしたとこあるし
夕霧いわく思ってたより子供っぽいんだなという面もあるし
体型的にも華奢ではかなげだから
夕霧も7人も子供を生んですっかり豊満でがっしり型になったであろう雲居雁に比べ、
か細く華奢な身体つきの落葉宮が新鮮だったろうな
抱きしめときもわあ、腕が余る〜とかひそかに思ったことだろう
>>665からの流れにワロタw
藤壺に忍び込めないかな〜と思ったけれど、戸締まりが厳重でダメで弘徽殿の方に来たんだよね。
それでよろしくやってしまうクセに、きちんと戸締まりしてた藤壺のたしなみを流石…とか思うんだよ、きっと。
朧月夜と散々遊んでおいて、三宮の密通があったら「彼女のなびきやすい性格がうとましく思えて…」だと?
本当にどーしょーもない自分勝手な男だわw
>>659 でもいまだに入籍させて貰えない内縁の妻なんだぞ
ある意味ゴクミは紫の上か
相手の男も酷いと思うが自分で惚れて追っかけたからゴクミの自己責任かな
遺産は貰えるのか貰えないのか
でもフランスは内縁関係増えてるから法律変わったかもしれないけど
たいてい内縁関係はお互い仕事を持って独立した者同士なのに
ゴクミみたいに家にいるのに妻にもして貰えないのは特殊かな
フランスと日本の結婚を同じ間隔で言ってるって大丈夫?
>>660 自分をキズモノにしたくせに正式に妻に迎えるのは真っ平ごめんって
後ろ足で泥かけるようなマネした源氏と
その後も肉体関係継続させるなんて可哀相も何も
単なるプライドの欠片もない、だらしない女にしか思えないけどね
どんなアバズレだって最初は処女なんだから
きっかけ作ったのは源氏でも本人の生来の人間性がアバズレなのは間違いないでしょ
とてもじゃないけど貞節な正室なんて役柄はムリムリ
源氏はやることなすことクズだけど、何をしても許されるという星のもとに生まれた。
神仏の加護が強い。
ずるい男。
戸締まりがいい加減な弘徽殿もアレだけど
そんなとこでフラフラしてる朧月夜も女三宮ぐらいうっかりさんだね
>>677 物の怪も寄せ付けない源氏の神仏の加護って何だろう?
前世でよっぽど良いことしたのかな?
やっぱり一番の悪女は藤壺の宮でしょう。
源氏と密通し、不義の子をちゃっかり帝位につけてる。桐壺帝が失くなってもすぐに出家する訳でもない(あさきでは「東宮の地位を守る為に出家」となってるけど原作もそうなのかな?)。
罪の意識は持ってるみたいだけど、したたかな女。この人に比べると他の女君はかわいいもんです。
その子のおかげでのちのち桐壺帝が源氏に皇位継がせられなかった積年の
悔いを晴らすことができたんだからいいんじゃない
桐壺源氏親子に巻き込まれて罪に苦しんだ藤壺は可哀想だけど
わざわざあの世から源氏を助けにくるぐらいだったからね桐壺帝は
>>681 そんな桐壺なら、たとえ源氏と藤壺の密通を知っていても何とも思わないかもね。
所詮は藤壺も源氏も桐壺更衣の形代なんしだなぁ。
藤壺は「女は弱し、されど母は強し」の典型な気がする。
自分は出家を決意するまでの悩む藤壺は好きだが
出家して悩みが吹っ切れて、女院として色々と画策する藤壺は苦手だ。
もし源氏と藤壺の密通が大っぴらにバレて
右大臣にこのままではしめしがつきませんとか言われたら
桐壺帝はそれでも二人かばうかな?
>>684 二人の仲が公になったらさすがに庇いきれないだろうけど
なるべく穏便にはすましそう
藤壺と源氏共に出家することで刑罰免れさせてやるとか
右大臣は桐壺帝に呪い殺されたのかな
源氏藤壺桐壺話そろそろ飽きた
3人とも最低だし
それでは、自分の飽きない話題を振りたまえ。
腹黒さやしたたかさまでひっくるめて、源氏と釣り合うのは藤壺だけだった
前世では夫婦(たぶん藤壺が夫、源氏が妻)だったけど、何か罪を犯して、現世に落とされた
藤壺は、前世での罪を拭えず現世でも罪も犯して、地獄に堕ちた
源氏は、前世での罪を拭い現世でも罪を犯したけど悟りの境地に至り、紫の上が待つ極楽浄土へ旅立っていったと
690 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/07(火) 19:42:53 ID:elI9klhE
>687
柏木叩きとどっちがいい?
>>684 二人の密通が世間におおっぴらにバレたら
藤壷は当然中宮を廃されるだろうな
冷泉は勿論東宮廃嫡、親王位も取り上げられるかも
源氏がどうなるかが微妙だなぁ・・・やっぱり出家かな
別に右大臣が厳罰を求めんでも、普通にこれくらいはさざるを得ないと思う
密通の疑い程度だったら周りの取りなしとか誤魔化しでうやむやに出来そうだけど
それでももし、目の前にかつての女人たちがいて
たった1人を選びなさいと言われたら迷わず藤壺の手を取ると思うな
紫を足蹴にしてねw
そういう奴ですよ、源氏って
だって、紫との落ち着いた生活があるのに、藤壺宮縁の姫・・・!とハァハァして三宮貰っちゃったもんね。
心も立場もプライドも傷つけることは百も承知で。
そうかな
葵を選んで欲しいけど
あさきの源氏なら迷いつつも紫を選ぶと思う
もし冷泉が不義の子として東宮廃嫡になれば
八の宮がそのまま東宮に返り咲き、帝になり、
大君と中の君が内親王だったのかなやっぱ
そして冷泉が宇治へ行って、薫が冷泉の姫に惚れる・・・
結果は一緒か
>>694 いやー
紫はこんな自分をきっと許してくれる!
って勝手に思い込んでるし
「許してくれ!」
とか叫びながら藤壺を選ぶよきっとw
>>692 それはどうかな。藤壺に執着してたのは「絶対に恋してはいけない人」っていうシチュエーションがあったゆえだから
もし自由に恋愛できるようになったら熱冷めると思う
絶対に恋してはならない人というくくりは源氏には当てはまらないような…
藤壺に関して言えば、それは後からついてきたようなものだと思うな
小さい頃からそばにいて純粋に人柄や為りに徐々に惚れていったんだと思う
まあ、きっかけは母の面影だろうが
紫の上は長く一緒にはいたけれど、やはり選ばれないような気がするわ
もうやり尽くしたというか、寧ろ心残りの夕顔や葵の方が可能性あるかもね
玉鬘にまで執着した夕顔は選ぶかもしれないけど葵はないわ…
葵は大好きなキャラだが、源氏は選ばないと思うに同意。
順調にいけば、藤壺か紫だろうけど、夕顔はダークホース的存在だな。
十代で感受性の強い時期に惚れ込んで、愛しさが絶頂の時に目の前で死なれているからな。
潜在的な思い入れは強いだろう。
>>699そしてまた六条に呪い殺されるのですね、わかります
夕霧って、落葉の宮の小野の別荘で夕霧にまぎれて
二宮にせまったとこからきてるんでしょ。
藤壺はお母さんだもん。紫は藤壺を越えられないよね
紫の上と、タッチの南ちゃんは大嫌いです
>>702 そう。「夕霧」巻の中心人物だから、という言い方もできる。
ちなみに母親の葵の上は「葵」巻で亡くなったから。
藤壺=姉であり、母であり、恋人であり、内縁の妻であり、我が子を産んだ女であり、罪を共有した女
紫=妹であり、娘であり、恋人であり、妻であり、娘を育ててくれた女であり、一番長い時間を一緒に過ごした女
罪を共有した女←これに勝る要素はないわ
桐壺帝は迷わず桐壺更衣選んで
藤壺源氏に譲るだろーしなー
源氏も迷わず三宮柏木に譲りそうだわ。
薫はどうだろうねえ
浮舟も大君も迷う、二宮でいいやとかなりそ
薫は大君一直線だと思う。で、大君からは相変わらず拒まれる。
三宮は大好きな父親>頼れる息子>>>越えられない壁>>>他の男どもだろうし、
朱雀院と親子仲良く平和に過ごさせてあげたい。
紫の上好き、女三宮がもっと好き
しかし南は別の生き物なので判定外
大和先生は女三の宮嫌ってそうだけど、そんなに悪い子じゃないような。
お嬢さんすぎてボッケーとしてるだけで。むしろ源氏に一泡吹かせてアッパレ!
おっとりしていて儚げな女三宮は大好きなんだけどなぁ。
大和さんは、紅緒や万里子みたいに男勝り(のようでいて、実は守られている)なタイプが好きそうだから、
女三宮の事を嫌いと言われても納得だな。
女三宮がビビっててかわいそう。源氏も大人げないとオモ
>>707 どうすりゃ藤壺が内縁の妻に見えるんだよww
内縁って意味わかってる?
ツンデレじゃじゃ馬好き。葵の上がなれそうだったのに残念。
でもあの時代にじゃじゃ馬はいないかw
藤壺って皇女のくせして親子丼だったんだよな
なんて淫乱な皇女だろう
二夫にまみえた落葉宮以上のド淫乱!
初めての相手は年の離れた桐壺オヤジだった
好き者だった中年の桐壺オヤジから、毎晩いやらしいテクニックを仕込まれる
息子の源氏をつまみ食いして子供までできちゃったけど、桐壺オヤジの子供として隠し通し、
桐壺オヤジとはエッチし続けた
源氏に冷たい仕打ちをしてるときでさえ、毎晩桐壺とエッチしてたわけで
青海波のエピソードとか源氏から見れば美談でも、
藤壺から見れば夫とエッチする前の余興みたいなものだ
源氏カワイソス
>>720 ひとつだけマジレスすると
全ては藤壺が望んで歩んできた道ではないってところだな
>>721 マジレスしなくていいよ
どうやら真性みたいだから放置しよう
こういうアフォな輩のおかげでスレの雰囲気悪くなるんだよね〜
長文うざし
釣られすぎwww
あさきの中で自分がなるとしたら雲井の雁がいいな。
夫の浮気はあっても、実家はしっかりしてるし子沢山で将来に不安無し。
どこまで行っても安定した人生って良いよ。夫とは恋愛結婚だしさ。
なりたくないのは六条の御息所。生霊になるほど悩むなんて嫌。
そもそも、源氏にそれほどの魅力があるんかと。
でも、彼女の場合、源氏への愛情や嫉妬心というより、
捨てられた女と世間に思われプライドが傷つく方が堪えたんだろうなと思う。
せっかく源氏物語に生まれるのなら雲井の雁なんてやだ。
源氏物語のなかで「女」として美しくないのこの人くらいだ。男に頼らないと
生きていけないって中で生きてるから綺麗なのにね。
同じように実家がしっかりしてても、若い頃朧月夜は自由奔放で自立してたけど、
雲居の雁はずっとわが身かわいさが先に立ってて所帯臭い。
自分なら断然、源典侍だな。
若い頃は宮廷一の美女ともてはやされ、帝にも可愛がられつつ自由な恋愛を謳歌している。
年をくっても一途に思ってくれる恋人はいるし、若い美男子2人と浮名を流すくらい本人の気も若いし
我慢の多い源氏世界の女君の中で一番人生たのしそうだ
雲居の雁大嫌い!
>>726 私も雲居雁はやだ
女の悲しさがないし
まるで庶民の女だし
漁村だろうと下町だろうと風景に溶けこむタイプだろうな
逆な風流を介さないし頭もよくなさそうだから
知的な会話は苦手そうだし
雲居の雁嫌いじゃないし、女として幸せだと思うけど
一人でも大変な育児を七人も八人もするのはヤダ
たとえ乳母とか侍女がいたとしても
雲居の雁の家族運の良さはうらやましいけどね。
庶民の女っていうけど、夕霧と雲居の雁の家庭が、
一般的な貴族の家庭の描写だったっていう話を前に読んだし。
源氏の家庭は、家庭の匂いや生活臭がしなくて嫌いだな。
家庭というより、源氏のハレムだもん。
>>731 貴族なんていっても子だくさんになれば
あんなものなのかは知らないけど
それにしても緊張感なさすぎな雲居雁
性格が悪いわけではないんだけど
現時点でお金に困っているので、とりあえず末摘花とか花散里とかはやだなw
あと宇治の姉妹も
子は居ないし、父の財産食い潰しておk!な朝顔とかいいかも
朝から伸びてると思ったらまたキャラ叩きか
>>725 なりたくないのは六条御息所というのは同意
というか六条の愛人の自覚なさが信じられない
どうみても愛人でしかない立場なのに
正直どれもやだw
お風呂に入れずエアコンもなく、あんなのやだー
>>726 朧月夜は自立してないよ
朱雀の愛情をいいことに内侍に居座ってるだけ
とんでもないスキャンダル起こしちゃってるし
もういいとこにお嫁に行けないし
実質なにも仕事ないし
名ばかり管理職というだけ
平安時代の女達も、こんな風にどの女君がいいとかワイワイやってんだろうなw
なるなら花散里かな?
源氏に程度信頼されてるし、美少年や美少女の面倒見たいぞ!w
そりゃ、美女でモテモテってのも羨ましいけど
この話の美女は結構苦労するもんね。
美女設定のキャラでなれるとしたら、朝顔か藤典侍。
朱雀は女の趣味が悪い
朧月夜といい、女三宮といい、お軽い女を寵愛しまくる
結局自分も傷つけられてるのに、それでも庇い続けるのはマゾだからだね
>>736 そりゃあ元東宮妃の六条からしたら
自分が源氏の愛人っていうより、源氏が自分の男妾って意識だったんじゃないの?
エリザベスの愛人が、女王を愛人にしてるんじゃなくて
男の方がエリザベスの側室みたいなものだったみたいな感覚でさ。
>>740 朧月夜に関しては同意。でも女三宮は男で一つで育てた実娘。
子供に対する愛情を女の趣味が悪いとか軽い女を寵愛するって、愛人と同じレベルで叩くのは異常。
どんなバカでも他に身寄りのない娘を気にかけてやるのは親として当然でしょ。
三宮母も、美人だけど頭カラッポだったのかしら
>>741 この娘は顔はかわいいが他の娘たちより劣っているだけに親としてはかわいいんだ
というより、朱雀は三宮の幼さにあまり気がついてなかったかも
親のひいき目もあるだろうし
でも朱雀の寵愛を誤解した源氏や柏木が美貌も才能も比類なき姫なのかも
と思いこんだんだね
源氏は自分に相応しい女性を極めたいという野心があったし
二人とも自業自得とはいえ
朱雀も人騒がせだ
どう考えても一番なりたくないのは
三宮か紫だよなあ。
現代に産まれても平安の美人じゃブス扱いだし
六条、朧月夜、藤壺、女三宮、紫はパス
紫の上は悪女ではないけどあまりに気の毒
雲居雁と違って緊張してないことない人生だったろうね
>>743 父親が育てた娘って、ちょっと世間の常識が抜けてるっぽくないか?
つ女三宮・宇治編の大君&中君
>>731 雲居はなんだかんだいってかなり恵まれてる。
生まれ育ちも大して問題なくて、苦労もなく大切に育てられて
紆余曲折あれど(ここがまた良し)あの時代に幼馴染と相思相愛で
結ばれるという稀な恋愛結婚で。
たいていどこかに問題ある女君のなかでいちばんのほほんと
生きてきた女性だと思うな〜。
その幼馴染の夫は、真面目で美貌で頭良く家柄よしの将来性バッチリ!
年をとっても、我儘で気が強いけど、そこがまた可愛いと言ってもらえて。
他の女君に比べても、夫に遠慮せず言いたいことをいっている。
幼馴染ってこともあるんだろうけど、夫と対等な関係でいるのがいい。
雲居の雁は夕霧とセットで好きな夫婦だな。
雲居の雁のポジションは正直羨ましいわ
旦那のスペックは高いし、本人の家柄も身分も問題なし、
さらに子供の出来は良い(愛人のこの方がもっと出来が良いが)
自分は知性なんてなくて知的な会話なんて望まない(望めない)から
今のままでなるとしたら雲居の雁が一番良い
紫の上あたりになると置かれたポジションからしてストレスで頭おかしくなりそう
幼い頃から手元にいなかったわりには仲いいね、頭中将と雲居
子供の出来といっても女の子の容姿は向こうの方が上ってくらいだしね
しかし真面目で普段浮気しない夫と
親バカすぎるが権力ある親父がいるってことにのほほんとしすぎて
雲居は女としても人間としても自分を磨く努力を全くせず
安穏と人生すごしすぎてないかって気もするな
アメリカの超セレブのバカ娘芸能人みたい
大臣のお嬢様なのに令嬢の必須教養琴すら満足にできないって
今で言えば親が代議士で親戚に大企業の社長や有名な大学教授とかばかりの
エリート一家の娘が、親の庇護の元で中卒にもかかわらず
不況でも贅沢なセレブ人生謳歌してるようなものだ
そういう女って正直好きになれないな。性格がよければともかく、そっちの方もいいとはいえないし
このスレじゃよく紫を隠し子のくせに正妻気取りだったとか批判されるし
六条も愛人のくせにとかいわれたけど
ぶっちゃけ、親の後ろ楯以外何もない女のくせに
非の打ち所のない夫に長年大事にしてもらっておいて
感謝するどころか当然みたいに思っていた雲居が一番勘違いしてると思う
琴も満足にできない自分を大事にしてくれてるって普段から夕霧に感謝すべき
それを自分より格上の妻できたらヒステリック全開ってのはいただけん
プライドあるなら、あんなつまらないケンカおこすより自分を磨けっての
いつもの人が来た
そんなに雲居にジェラシー全開にしなくてもw
まあ現代にもこういう幸せな人はいるね
何だかんだ言って、夕霧は雲居を愛してるからな〜
夫婦喧嘩の最中でも、可愛いって思ってるくらいだしw
雲居が風情無い云々はきっと数年の間に修正されたんでしょ。
そうでなきゃ復縁してるはずがない。
きゃんきゃん言う雲居がまた可愛いというのが余裕ある夫
信頼関係+女性としての可愛げなんだろうね
朱雀帝て源氏に比べてたら親に抑圧されてるし性格も地味。
そういう人ってアホでも華やかな人が好きなんだよ。
一種の代償行為というか。
朧月夜が非難をあびても離さなかったから根性あるよ。
確かに今で言えば雲居は親が金持ちの中卒娘だろうなww
藤典待は名門女子大、二の宮は学習院大学で、それぞれ優等生で
夕霧は国立の名門大学を主席で卒業みたいなww
いつもの変な人が来てるね
貴族社会を学歴社会に置き変え妄想か
教養があれば男に愛されるわけではない
源氏物語に出てくる女性の中で一番頭脳明晰なのは明らかに六条御息所
しかし六条は頭脳明晰でも源氏に捨てられ怨霊にまでなった
頭ゆるくても幸せになれる人もいるのにね
変な人は今、幸せでは無いんだろうね。
六条御息所は、頭が良すぎて考えすぎちゃったのかな。
でも、平安のあの時代、屋敷の奥に引きこもって暗い部屋で
ろくに動きもしなかったら、暗いことしか考えられない気がする。
あさきゆめみしにはお庭で虫探しおkな「虫愛づる姫君」は登場しないからね。
せいぜい近江の君かw
源氏が才女と評したのは藤壷・六条・朝顔だったかな。
紫の場合は源氏の愛弟子だから、本人の資質+源氏の教育の賜物だろうけれども、
不思議と右大臣家の女性達には、高雅なエピが無いようなキガス
原作にもそういう描写はあまり無いだろうから、仕方がない話だけどね。
>>762 紫は貴族女性のたしなみとしても教養は源氏から教わったけれども
藤壺・六条・朝顔のように源氏が追いつけない何かを持った女性ではなかった
万事源氏に対していつも控え目でもの静かにしていた紫は
源氏を追い抜くとか追いつくとかとは無縁の人生を送っていたからね
常に静かに源氏を立てる妻であった紫は才女ではないし源氏も才女であるとは言ってないよね
源氏に忠実な弟子ではあっただろうけれども
>>762 右大臣家でも朧月夜は源氏に朝顔・紫の上と共に名筆な女性として挙げられるよ
>>763 その点、音楽的才能が神だった明石の方が才女と言えるかも
>>763 源氏は紫にはお香といい、「これが重要」な事柄を出し惜しみして教えていないようなキガス
>>764 そういえば、朧月夜は名筆な方でしたね。
明石姫君の入内への贈り物リストの中に朧月夜由来の品ってあったかしら?
当時は現役尚侍だから、姫君の箔付けになると思うのだけどね。
>>766 「香合わせ」などは自分で好みの匂いに調合していくものでは?
なんでも源氏に教えられた風にしかできなくて何一つ独創性がないというのもねえ。
源氏は物足りなくなかったんだろうか。
でも紫の上が自分オリジナルで行くと「それは好みじゃない」とか言って
やんわり自分好みになるように手出し口出ししてくるのが源氏だと思う・・・
七回もの出家願望を一度も認めなかった源氏は紫の上を自分の所有物だと思っていそうだし
>>767 香にしても音楽にしても秘伝があるのに、それらを源氏から紫は教わっていないという意味で。
女楽の時もそういうエピがあったと思った。
独創性も大事だけど、源氏から秘伝を伝授されるという方がずっと重々しい扱いになると思ったよ。
>>765 楽器の才や着こなし、知性や所作などが優れていて、欠点らしい物がないんだよねぇ。
欠点が「身分の割りに貴婦人めかししぎる」って、欠点か?
まあ、くつろげる様な可愛い女らしさは無いだろうけど
雲居が下品とか言う人ってちょっとおかしいか下品だよね。
超上流階級の奥方であることには違いないのに。
子供を産んで育てて産んで育てて産んで育ててを10年近くも繰り返してたら、
桜が散って涙ぐんだり、ふと暇なときに琴をかき鳴らしたりする暇ないよねぇ。どう考えても。
特に大好きでもないけど、不自然なまでに罵倒する人って見てて不思議で仕方ない。なんでそこまで汚い言葉を連ねなければ気がすまないのやら。
寂しいのか今貧窮してるのかどっちだろ。
夕顔が好きだけど作者的に全く思い入れがなかったようで
アッサリテキトーな扱いだったのが悲しかった。
夕顔の話も、忠実に漫画化すると、源氏覆面エチになるからな〜
覆面源氏は少女漫画的にやばかったんじゃないのw
>>772 「あさき」の夕顔はなぜ源氏に愛されたのかよく分からないシュチだった・・
瀬戸内寂聴などは、源氏より2歳年上の夕顔は、頭中将に鍛えられた「床上手」で、
源氏が顔の覆面をとって「月の光や、いかに(どうだい、僕の美男ぶりは)」といった際に
「大したことないわ」と言い放っている辺り恋愛の場も踏み才知もあるとして
絶賛しているけどね。
大和先生はこういうタイプ(見た目おとなしいタイプ)が好きではないのだと思う。
紫上も、原典ではかなりおとなしく内気でもの静かだが(平安時代には好まれたのだと思う)
あさきでは紫上をヒロインにするにあたって大和先生好みにかなり性格を変えられているよね。
紫上がはいからの紅緒みたいなお転婆でお喋りな女性でないと書く気が起きなかったのだろう。
>774
そうそう、瑯たけた可愛い美人で源氏に送った歌も洒落てたし
源氏にも頭の中将にも執着せずに相手に執着させた床上手駆け引き上手な恋愛上手。
あっさり身を引いて恨み言言わないところも憧れてた。
あさきだとただ怯えてるだけで三ノ宮以上のアホの子みたいだったけど。
あれじゃ六条が憑り殺す意味ねー
藤壺葵六条で疲れた源氏にとって夕顔は身も心も癒しだったと思うけど
心身共に疲れたっても、全て自業自得なんだかねw
>>771 またいつものアラシが来てるよ
あなたの物言いのほうがはるかに下品だってわからない?
ちょっと前に藤壺や落葉を淫乱呼ばわりしたり
柏木のレイプを正当化してたのもあなたでしょ
柏木オタって頭おかしい
レイプ魔の身内に否定的意見がでるとボロクソにいうけど
女三宮や紫の上や落葉宮は罵倒しまくり
柏木オタが紫上罵倒してるって発想が異常すぐるw
雲居の雁好きがどうして紫上や落葉宮アンチの柏木擁護になるのか意味不明・・・
雲居の雁、紫上、落葉宮の三人全員が好きな人だっているのに
私が思うあさきの珍場面。
東宮を身ごもった明石の女御が冬の御殿にいた時、明石の尼君が「こっそり見るくらい構わないだろう」と思いつつ、ちゃっかり女御の目の前に座り、自分が祖母だと告白してしまう。
気持ちは分かるが、「婆さん、何やってんだよ」
と何度見ても笑ってしまう。
>>779 柏木罵倒の荒らしさん。
このスレには柏木ヲタなんていませんが?
自分に反対する人間はヲタと呼ばなきゃやってられないみたいね。
いい加減他の板同様このスレでも相手にされなくなるよ。
>>766 ちい姫入内のお祝いはしてないね>朧月夜
いくら現役尚侍でも須磨行きの原因になった朧月夜は
表立ってちい姫のお祝いは贈れないし、源氏からもかな文字のお手本や
香合わせとか頼めないと思う
ちい姫が明石の御方をどう思っていたのか、
作中では表現されていないので気になっている。
ちい姫自体は、源氏の出世のためにあるようなキャラで、
個性も何も感じないし、性格描写もなおざりではあるけど、
紫の上マンセーで明石の御方への気遣いなしっていうのに違和感が。
あさきの中で、明石の御方との語らいシーンがもっとあったら良かったな。
あと、不思議なのは、誰もが明石の御方をちい姫の実母と知っているのに、
(頭の中将の母ですら知っている)すぐそばにいて、
ちい姫が気付かなかったというのが変。ちい姫って・・・アホ?では。
ちい姫と女三宮のキャラが自分の中ではかぶってる。
ちい姫は、紫が実の母でない事は知ってたよね。
紫に引き取られてから入内するまで明石とは会わなかったし、
明石が女房達に箝口令しいて見張ってたのかもしれないから、
明石を実母と気づかなくても不思議はないかな、と思った。
むしろ、紫が大好きだったから実母の事など知ろうともしなかったのかも。
あの辺りは皆が紫マンセー状態で、明石がちと気の毒だったな。
紫はひたすら優しくて慈愛に満ちた美しい母って感じで
ちい姫にとっては非の打ち所なかったんだろうね
逆に実母の明石だったらもうちょっと厳しく育ててたかも
しれないよね。親子ってそういうもんじゃん。
紫はちい姫を溺愛して完璧に自分のものにすることで明石に復讐したって
古典の先生が言ってたな。
あと自分だけ髪を洗って身綺麗にした上で相手を不意打ち訪問したりする
ものすごくいけずな女だったとか
あの先生は今思うと紫アンチだったんだな
確かに、紫の上が厳しくしかりつけるところは想像できない。
人生の終わりの方で、自分には後に気になる子供はいないって思っていた。
預かって育てているっていう、遠慮があったのかもね。
あさきで読む限りでは、復讐というより、
ほんとに子供、人間が好きな人なんだろと感じる。
賢い人なので、ちい姫のことを愛しているけど、
実母がそそぐ愛情とは違うっていうのは分かっていただろう。
あさきは作者が紫贔屓なのも大きいね。
原作より心底から人格者として描かれてる。
紫が哀れだったのかもしれないね
源氏の一の人と周りも自分も認めていたのに三宮降嫁を境に運が急降下
晩年はひたすら色々なものに耐えるだけの人生になってしまって
唯一の逃げ道である出家の道も断たれてあれこそ生殺しってやつでしょ
あんなんでよく頭おかしくならなかったと思う
>>786 大人たちは頭中将や紫上の女房たち含め誰もが皆
明石がちい姫の実母であることを知っていた。
だけど、子供だからちい姫には知らされてなかった。
育ての母と生みの母が違うというのは子供にとって理解しづらく
教育上も望ましくないと考えたのだろう。
明石もちい姫が立后したあかつきには自分の口から実母名乗りをしようと思っていたことだし、
成人したのちは当然実母を知るはずだった。
ちい姫がなんとなく気づいていたというのは大人たちがいくら隠していても
周りの女房たちは乳母を含め皆知っているのだから知らず知らず
ちい姫には隠れて話をしているのをなんかの拍子に聞いてしまうよね。
>>789 逆に明石三代の栄華を語りだすと完全に紫は育て損で割に合わないからね・・・
明石中宮も母方の明石一族には栄華をもたらしたけど
育ての母紫の一族が栄華を見ることはなかった。
もともと紫は孤児に近い女性だったけど、それにしてもね。
確かに、願ほどきのお参りの際だって、
庶民から羨ましがられていたのは明石とその母。
紫の上は、疎外感があったかも。
紫の上はとっても子供好きなのにね。
深く考えなければ身以上の栄華を極めたと満足したかもしれないけど
そこらへん敏感で、でも源氏もそういう賢い紫の上が好きというジレンマ
最後はそれを乗り越えて「我が人生に悔いなし」
と思えたのはその時その時ベストを尽くしたからだろうなと 今思った。
>「我が人生に悔いなし」
と思えたのはその時その時のベストを尽くしたから
紫の上は、みためでは分からないけど、気持ちの強い人だなと思う。
薫でさえ源氏が実父ではないと気づいてたものね
源氏が出家したころは、まだ薫も幼かっただろうに
幼い自分をおいて出家した時点で、気付いたのかな
>>759 同意
雲居雁は3人の中で一番頭がよくない
そこそこ器用に奥さん業こなすタイプだろうね
7人も子供生んでるのに愛人藤典侍の生んだ子供達の方が顔もできもいいと原作に書かれるし
雲居雁はもろ現実的なタイプだから、好き嫌いがはっきり分かれるんだと思う。
お姫様が好きな人は嫌いだろうし、自分は可愛らしくて好きなんだけど。
子供の頃に習い事をしていたけれど、中途半端に終わってしまった、
恋愛結婚したけれど子育てにバタバタしているうちに色気がなくなり、
夫の浮気に怒って家出→色々あったが元鞘に戻って、
多分、その後の長い年月は穏やかに過ごしてゆく…
凄くリアルだわ。
雲居雁って運が良すぎの不幸という例かもしれない
特に美貌でもなく特に秀でた才能もないのに
運の良さでイケメンエリートを難無くゲット
人も羨む奥様生活にどっぷりつかっていたら
突如真面目そのもので何一つ不満ない夫が別の女に恋をしてしまった
しかし雲居雁も捨てられたわけではなくその女と分け合う形にこそなれきちんと一日おきには帰ってくる
北の方の地位は安泰でも何とも微妙な立場の雲居雁じゃないかな
雲居雁は琴も苦手だったが結婚をいいことにそれっきりだった
しめやかに琴を奏で、風流に暮らす落葉宮に夕霧が惹かれたのも仕方ないかも
しかし落葉宮は男を誘う悪女ではまったくなく
こっちはこっちで夕霧の求愛に困惑し拒み続けてるんだけど
世間では誰もそう取られないでお前が誘ったんだろうとばかりに元義父からは嫌みを言われる始末
どちらも気の毒なんだよね
>>803 >特に美貌でもなくに秀でた才能もないのに
運の良さでイケメンエリートを難無くゲット
雲居の雁はちゃんと美人だよ。原作エピソードだけど、夕霧は容貌のよくない花散里を
大事にしてる源氏に衝撃を受けて「雲居の雁の美貌を慕っている自分が恥かしい」って反省してたし。
雲居雁は姉の女御より美人だし、大宮の養女格だから身分的にも夕霧に
つりあってるし、運の良さだけじゃないよ
対照的な落葉と雲居の雁を引き分けに終わらせるところがまた上手いんだよな。
読者は絶対どちらかに感情移入するものね。
いつもの連投にまだ付き合ってるのかw
アンチ柏木&雲居雁
自分のレスに「同意!」ってつけて
同じ文体で連続5連投するからすぐわかる
顔が美人かどうかは知らないが
子供や女房たちと雑魚寝
部屋は散らかり放題(あさき)
赤ん坊が泣けば寝起き顔で髪耳挟みで乳おっぴろげてくれまくってたら
美人とはいえないわな
家で男は夕霧一人とはいえ男への恥じらいとっくに無くしてるし
子供が2〜3人、または宮仕えなどで常に人目に晒されて緊張感がある(今で言うと取材受けるキャリア女性?)とかならともかく。
次々子供を生み育てて、自分のお乳を上げる生活だからね。
もののあはれを最優先する環境じゃないわな。
その後仲直りしてうまくやっていくから、きっと夕霧だけでなく雲居のほうにも歩み寄りや改善があったんだろうな。
明石中宮の息子達、
一宮→春宮
二宮→?
三宮(匂の宮)→春宮候補
ってなってるけど、二宮でなく、匂の宮が春宮候補になってるのは何故なんだろう?
明石のひいき?
二宮からしたら相当面白くないと思うんだけど…
二宮は病弱で、東宮→天皇の任ができない状態だと脳内補完して読んでた。
匂宮が東宮候補なのはあさきオリジナルだよ
原文だと二宮が東宮候補で、匂宮が東宮候補なんて書かれてない
「次の春宮候補として臣下からの信望重々しく、人柄もしっかりして堅実な方」
こんだけ出来の良い兄宮がいるんだから、軽薄な匂宮が兄を差し置いて東宮候補になれるわけがない
匂宮が天皇は絶対やだw
匂宮が天皇か。嫌な世の中だなw
雲居の雁ってチビデブだろ(原作から)
で、一条の御息所の手紙を背後からとるシーン
源氏物語の中の女人の行動で、腹の立つものNO5に入るね!
手紙を後ろから取るシーンって、源氏物語絵巻そのままで笑た。
センセ、意図的に源氏物語絵巻を下敷きにしてる画があるよね。
遊び心があっていいなぁ。
818 :
811:2009/07/11(土) 00:42:33 ID:???
>813
そうなんだ。
どうにも不自然だと思ったんだよね。
匂宮天皇は嫌すぎるw
匂宮が天皇になるくらいなら、地味な二宮を応援したいw
既に長兄が東宮で、次兄は大変出来が良いとくれば
「俺は気楽な宮様でいいや〜」と匂宮がふらふらしているのも納得だw
しっかり者の二宮が次に控えていれば、匂宮は遊び歩いていても問題ないし
>>809 所帯くさくて風情がなくても、子供が泣いてるのにかっこつけるよりは
自分の乳おっぴろげる方がまだ好感持てるけどな、自分は…
雲井の雁と夕霧は、「そして王子様とお姫様は結ばれて幸せに暮らしました、めでたしめでたし」
のその後って感じだね
幸せは維持する努力しないと駄目だね
確かに子供が泣いているのに風情がどうこう言われて困るな
雲居の雁は親との縁が薄いから子育てを他人任せに出来ないのかも
あさきでは省かれたけど宇治編の玉鬘の大君と三郎の話って
雲居の雁以上に夕霧の方が親バカなんだよね
なんだかんだ言って似たもの夫婦でお似合いだと思うw
ここまで誰も言ってないんであえて書くが、
自分が源氏物語の登場人物になるなら、だんぜん横川の僧都や阿闍梨だな
高位の僧侶になれば尊敬もされるし、生活には困らないし、
なんといっても、、、、、後宮の皇后様にさえ直接会える!!!!!!!!
>>811 雲隠六帖
雲隠六帖は後世の二次創作物でしょ
中の君と密通して子作り展開とか、薫の性格からしてありえない
>>823 後宮の后と僧は普通直接会わないんじゃないの?
「今昔物語」の染殿の后の話では、鬼になった高僧は偶然后の姿を見て恋焦がれたとあって
几帳もなく対面して祈祷等した様子はない
雲居の雁は、下品でえげつないから嫌い!
夕霧も2歳くらいの年上の幼馴染と
いっつもいたら好きになるわな
頭中将はほっときすぎたからだ!
>>819 匂宮天皇はともかく、六の君中宮はみてみたい。
中の君は更衣扱いなのかな?
宮家の姫だし、既に男の子がいるから女御じゃない?
子供がいれば御息所だったっけ。
朱雀が「あなたにせめて子供がいて御息所であったなら・・・」と嘆いてたな。
下品でえげつない・・・・
脳内保管しすぎ
>>806 意外なことに原作では雲居の雁は弘徽殿より美女設定なんだよね
タイプとしては華やかで可愛らしいのは雲居の雁だけど
弘徽殿は父親の頭中将が見ても、ビビるぐらいの気品の持ち主
あさきでは、弘徽殿は大人しい感じの美女。雲居の雁は紅緒さん顔に描かれてる。
>>818-819 チャラ男にあえて重要な地位につかせて矯正を狙っているのではないかな?
紫の上や今上&明石中宮に可愛がられているのも
バカだけど、容姿以外にも光る所があるからじゃないかな?
でも、現時点で匂宮天皇はイヤだけど、平安の世なら務められるんじゃない?
>>817 あまりにも有名な絵だからじゃないかな
絵の背景の物語語らないのにあの絵だけ表紙に使ってる研究本あるし
>>830 やっぱり気品がある弘徽殿の方が姫らしいね
冷泉も弘徽殿を愛していただろうし
雲居の雁は少女時代こそかわいかったけど
結婚、出産するうちにただのおばさんになったのかも
優しい年下旦那だし、浮気もせず自分一人を愛してくれるし
安心しきってだらけたことがいけなかったかも
子供たくさん生んでも玉鬘はいつも楚々として女らしそう
子供が泣いてもあらあらいけないわね、と優しく抱き上げてあやすとか
絶対乳がばっとは夫の前でしないと思う
紫上だって、乳がばっとしてちい姫に吸わせてたよ
出ないけど
乳を吐いた後、またすぐ乳くれるってどうなんだろう?
胃を休ませた方がいいんじゃないの
平安時代の人間にそんなこと言ってもw
>>817 確かにあのシーンはニヤリとしたな。
831さんが言ってるようにあまりにも有名な絵すぎてあれを越える他の構図が思い浮かばなかったのかも。
しかし、夕霧って、あさきの中では一番人間関係円満な人物だよね。
幼児期親の縁が薄かったせいか、大学寮でいろんな人間と接する機会を得たせいか。
夕霧が近江の君の兄弟なら、もっと互いに仲良くつきあえたかも。
いやいや、夕霧はあれで結構他人の評価に厳しいっぽいから、近江ちゃんは更に惨めだったかも。
頭パパみたいな陽気な人の家だったからおちょくり半分ですんだけど
源氏や夕霧の所だったら散々バカにされて冷たくされてたんじゃないかなぁ
頭の中将一家の近江の君いじめかなりひどかったぞ。
あれはおちょくりレベルではないと思う。
源氏は玉鬘の文見てから、六条院に引き取ること決めたんだよね
事前に教養があるかテストしてる
玉蔓って多分それまでは教養らしいことは身につけてなかったんだよね?
周りの女房もあまりパッとしないような気がするし・・・
じゃ、素が優れていたってこと?
磨けばもっと光った原石だったかもね
勿体ないな〜
母親ゆずりの男殺しの魅力もあっただろうしね
雲居の雁好きな人って少ないんだな
私は明るくて好きだけど
たぶん、作者も好きだったと思うよ。
ヒロイン顔に描かれてるし。
はいからさんが通るのヒロイン紅緒さんって、雲居雁顔だよね
連投になるけど、昔からの大和さんのヒロイン顔って、確かに雲居雁顔だ
>>838 夕霧は近江君に「雲居雁が手に入らないならあたしなんかどう?
雲居雁の実の妹だし」と戯れられてそれなりの対応をするどころか
不快になってすぐ席を立ってしまい、それを見ていた女房たちも
あの真面目な人に駄目ね、みたいに思われてたじゃん。
夕霧はまじめ一徹で遊び心がない。
そんなに一緒にいて楽しい男ではなかったと思うよ。
夕霧の性格は遊び心満載の父源氏には似てなくて、
自分に近づいてくる人間をかなり厳選する母葵上に似ている。
「あさきゆめみし」より後で描かれた「にしむく士」のヒロインも雲居雁顔だ。
あのヒロイン夫婦って雲居雁と夕霧が江戸時代の御家人に生まれ変わったみたいな夫婦だったな。
夕霧と雲居雁の筒井筒の恋愛成就は夕霧の株を大いに上げるエピソードだしね。。。
ストーリー上は落葉宮が脇役だね。あさきでも地味顔に描かれている。
雲居も落ち葉も好きな自分にとっては
どっちの顔の絵も気に入ってる。
雲居の童顔さも夕顔の上品な顔も。
このスレでは雲居叩きが酷いレスもあるけど、普通に夕霧・雲居雁カップルは
あさき読者に人気あるよ
メインの顔が決まっているから区別付きにくいね・・・
桐壺、藤壺、紫上、雲居、大君、中君、浮舟らメインキャストの顔は基本的に同じ、
藤壺を大人びて描きやや若い顔が桐壺、やや目を大きくしたのが紫上、
童顔にしたのが雲居。
紫上と雲居の間くらいの顔が大君、唇ぼってりが中君、
浮舟は若いころの紫上といった感じ。
中の君だけが段々おたふくになっていくのが気になった
近江の君、はっちゃけていて好きだが、夕霧のことに関しては近江の君の
方があんまりだと思う。雲居の雁との恋に悩んでるのにちょっと無神経す
ぎ。でも夕霧はさらりとかわす歌を返して去っていってるよ。まあ確かに
基本無骨だけど。源氏もなんだかなというところ多いけど、ことこういう
ことに関しちゃ影で皮肉言うかもしれないけど、あそこまでひどい扱いし
ないと思うよ。まあその前に841さんが書いたように近江の君にもテストし
て引き取らないと思うけど。
でも7巻表紙の雲居って顔がえらく艶やかだよね
あれは朧月夜か中君顔だよ
ま、気に入ってる絵面なんだけど
自分も、7巻表紙の雲居雁は凄く綺麗に描かれていて嬉しい。
夕霧との結婚エピの回は、登場人物が皆美しく幸せそうに描いてあって、
読んでいるこちらも幸せな気分になったよ。
夕霧は好きじゃないんだけど、あの時だけは不覚にも惚れたw
頭中将が結婚を認めてくれた宴で盃を交わした時はグッときたね
この時代ならそれこそ忍び込んで既成事実を作ったりとかアリなのに本当によく耐え忍んだよ
こうした誠実さ、忍耐強さは父にないねw
夕霧は親以上に手が早かったから良かったよね
全く手がついていなければ入内させるなりできたのに
頭中将も結局認めざるを得なくなった
>>849 厳選した結果が雲居かよw
いや、自分は幼馴染同士の恋愛結婚
ほのぼのして好きだけど。
勘違いしてはいけない
雲居の雁があんなに所帯じみたつまらん女になったのは、
夫の夕霧がちゃんと育てなかったからだよ
夫婦ってのはお互いがお互いの師でもあるから、
夫を見れば妻のレベルがわかるし妻を見れば夫のレベルもわかる
夕霧も悪いんだよ
夕霧は母親の顔も覚えていないし父親はまあ教育はしてたけど
寄り添うような暖かさは見せないし家庭的なものに憧れていたんじゃないの。
宮中に上がれば洗練されるけど現実は貴族でも案外所帯じみていたのではないのかな。
タイプの違う二人を妻にした夕霧は父親より要領よく無駄が無いw
藤典侍もタイプ違うしねw
末摘花や花散里もおkの源氏と違って、夕霧の妻達はみんなそれなりに美人だし
末摘花は、自分が見捨てたらやっていけない(その割りに忘れてほったらかししてたけど)から面倒見てやろうといってたけど、
その「自分以外寄る辺ない立場」は源氏のツボだからね。
空蝉もそれほど美人ではないが放ってはおけないと執着してたし、顔だけで選別はしないんだろうな。
もちろん一番にはなれないけどさ。
>>863 現実は貴族でも案外所帯じみていたのではないのかな
文学で当時の生活や価値観なんて案外図れないんだよね
掃除や食事の支度等の家事は侍女が全部やるし、子供の世話は基本的に女房の仕事だし、
北の方って結構暇そうだけどね
着物の染色くらいしか貴族の妻の仕事って思いつかない
召使を何十人も雇ってると、北の方も忙しいと思うよ
ある程度は仕切らなきゃいけないし
不倫してた男が離婚したとたんしょぼくなるんだよねw
染色はともかく夫の衣装の支度とかは妻の仕事だね
本人が縫うとは限らないけど、質の良い反物を取り寄せたり、腕の良い針子や染色名人の女房の手配は妻の管轄
もっとも明石と女三宮以外は自分の財産の持たない殆ど囲い者状態の妻ばっかりの六条院では
その仕事もなかっただろうけど(源氏と紫が正月の衣装を選ぶエピソードはあるけど)
そのくらいの日常分の財産は源氏も紫や花散里にわけてあげてたと思うよ
源氏とちい姫の衣装の世話→紫
夕霧の衣装の世話→花散里
がやってたよ
分けるとかじゃなくて、当時は婿入婚だから妻が自前でそれをしていたってこと
紫上は源氏の衣装の用意を自前で出来ないでしょ
ま、六条院からして女三宮降嫁以前は源氏を頂点する世間的価値観とは違う別世界だから
世間的な妻としての役割はそこまで重視されてないけどね
>>874 だから
>本人が縫うとは限らないけど、質の良い反物を取り寄せたり、
>腕の良い針子や染色名人の女房の手配は妻の管轄
実際にこの仕事を紫も花散里もやってたよ
>>874-875 要するに、妻としての仕事は紫と花散里が行っていた。
ただし、二人とも実家からの金銭的な援助を得られていなく、
それぞれ私有の財産を持たない身なので、
源氏の許可と、源氏の財産の一部を得てからそれらを行っていた。
婿入婚は、普通その手の出費は妻の実家持ちだったから、
後見人が弱い女を集めてハーレムを作った源氏の場合は、
妻の実家の代わりに自分の財布をはたいた、と。
そういう事では無いかと。
>>874は、源氏に与えられたものでやりくりするのではなくて
自力でのやりくりするのが妻と言っているんじゃないの?
現代で言うと専業主婦の妻が夫の給料で夫のスーツを新調する=花散里や紫の上
共働きの妻or実家が資産家の妻が夫の給料には一切手を付けずに夫のスーツを新調する=婿入婚の妻
こんな感じ?
>>876 そうだね
源氏は何だかんだいって苦労人だから、貧乏な妻達の金銭面の理解があったと思う
一方、世間知らずの匂宮と結婚した中君は、困って薫に頼ることも多かったよ
雲居雁も姉の女御のところに遊びに行って「家庭にこもってしまうとこういう雅なことも忘れがち」とか言ってたね。
専業主婦が仕事を持つ女性に憧れるようなもんか?
何の縁もない薫に頼るというのも、何だかな・・・
関係からいうと薫は中君にとって、従兄弟(実は違う)であり姉の婚約者?
中君が匂宮に強姦されたのは薫の責任だしね
ぶっちゃけ実家からの援助なんてまったく必要ないほど、
源氏の経済力は圧倒的だったから
太上天皇でもろもろ込みで年収20億円くらい(+源氏は荘園もたっぷり)
太政大臣でもろもろ込みで年収10億円くらい
しかも人件費やら衣食住に必要なもろもろは別途支給される
>>883 だからこそ、源氏に釣り合う妻がいないということから、女三宮が降嫁することになったのよ。
源氏を婿入婚させるのに成功したのは左大臣家(葵)だけで、
肩書き上で源氏と対等な妻になれたのは女三宮だけなのが、
源氏という男の一面なのだから。
>>881 姉大君の亡骸を引き取って法要まですべてしてくれたのは薫だったしね。
本来やるべき大君にとって残された唯一の身内である実妹の中君ではなく。
中君にとって薫は義兄みたいなもんだったんだろうね。
大君と薫は一度も結ばれたことがなかったけれども、
中君がそこまで知っていたかどうかはわからない。
あそこまで姉のためにしてくれる薫は、男兄弟のいない中君にとって
「お兄さん」と慕うべき人だったんだろうね。
もし薫から求婚されたら受けてたのかな>中の君
>>887 匂宮にやられる前だったら、薫との結婚を受けてたんじゃない?
かもね。
中の君はあんまり恋とか愛とかこだわらないタイプみたいだし
お金持ちで親切で優しい薫なら申し分ないと思ったろうね。
中の君が愛しているのはお姉さま、お父様、そして子供だから。
匂宮には無理矢理押し込まれて始まった関係で、まあ情も多少沸いたろうけど、
捨てられたと思ったときも宮が恋しいと言うよりは、屈辱とか、お父様の言いつけを守れずに不名誉なことになったと嘆くみたいな感じ。
あの時代それくらいのほうがよかったんだろけど、ドライだよね。
浮舟のことも可哀想な妹だとは思ってるけど心の中でどこか一線ひいてる。
中の君が薫にだれよりも信頼を寄せるのは、愛する姉が愛した人だから
お兄さまみたいな感じ
この姉妹は育ち方が悲惨だったからいろいろ屈折してるw
しかし、大君も薫を愛してたか?
といえばなんか疑問だよね
薫の一方的な想いだった気が・・・
中の君には一応相思相愛に見えてたんだろうけど。
大君も中の君も、恋愛に興味なさそうだもんな。
今後の生活を考えて結婚するかしないか考えている。
源氏時代の六条の御息所や朧月夜、不倫してしまう藤壺や空蝉、
生活苦があっても源氏を待っている末摘花みたいな損得抜きで
恋愛する人物が出てこない。宇治十帖のリアルでつまんないとこだわ。
宇治の姉妹の親父さん悲惨な目にあったとはいえ、ずっと後ろ向きだもんねえ。
後ろ向きがますます不幸を呼んじゃう。
そういうのを見ていたら娘たちもなかなか前向きになれない。
明石入道は無茶苦茶前向きだったなw
>>895 あれこそ不屈の精神の持ち主w
源氏も天晴れと認めてたもんねw
しかし冷静に考えてみるとその時の占い(陰陽師の宣託)って
かなり信憑性あったんだろうね
源氏と明石に限っていえば的中率100%じゃんw
すげえwww
源氏の物語だからねw
占いが外れて源氏の妻たちに子供が出来まくり、
自分の子ではないのではないかって情緒不安に陥る源氏とかも面白そう。
物語的にはありえないんだろうけど、柏木の夢大外れで薫は実は源氏の子〜とか。
源氏の子どもたくさんねえ・・・・
多分葵、紫、花散里の3人のうちの誰かに娘出来ればちい姫ふっとばして今上中宮だろうが、
末摘花に娘がいた場合はちい姫が勝つかなあ・・・・?
経済力も込みで。
多分末摘花娘は、入内するにはルックスが(ry
娘は父親に似るというからもしかしたら
性格までも似たら(ry
902 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/13(月) 10:08:13 ID:cpA3iwsY
現代に六条院を再現したらどんな感じだろうな
>>900 紫だって里からの援助はゼロだったから末摘花の実家の経済力は関係ない。
娘の扶養義務は父親である源氏にあるし。
それとは別に、後宮での競争に打ち勝つには身分だけでなく美貌も重要。
末摘花の娘が父親似ならいいが、母親似の場合入内はなかったかも。
>>903 源氏に複数の娘がいれば、美貌・才能・実母の血筋で
あてがわれる婿のランク付けをされるけれども、
もし末摘花所生の娘しかいなければ、華々しく入内させると思うが。
帝の寵愛を得るには美貌の方が有利だけど、
上級貴族の娘は生まれた時から後宮に入内するために存在するし、
いくら妃が自分よりも年上でも、ブスでも、帝は気に入らない妃の壺に通わないという
方法でしか意思表示が出来ないよ。
>>904 末摘花の娘が美貌でなければ養女を取るという方法もある。
秋好がそうだし。
実際には美貌でない姉より美貌の妹を入内させるということは多々あり、
(夕霧六の君や朧月夜のように)
史実においても養女を入内させる例はよくある。
必ずしも血縁にこだわっていたわけではないよ。
持ち駒になる姫などいくらでも調達できる。
たとえ美女でなくても奥ゆかしく殿方が心惹かれるようなたしなみなんぞを
源氏が血まなこになって教育すると思う
奴ならやる
史実では華々しく入内した女御が全く帝の訪れがなく
里に帰ってしまった例もあるしな・・・
大臣以上の姫であれば女御として華々しく入内させることは可能だが
いくら里に力があっても天皇の訪れがなければ宮中で笑いものとなり
妃は里へかえらざるをえなくなる。
>>905 持ち駒は自分や妻の姪など、血筋を辿れる場合が多いので。
秋好と玉鬘のような赤の他人が養女になるケースは意外と無いよ。
>>906 同意
秋好と玉鬘は一応源氏と血縁はあるんだけどね
玉鬘の方はちょっと遠いけど
葵と紫に娘がそれぞれいて、(美貌は同じくらい)
葵娘が帝の中宮になって
紫娘は柏木あたりにやられたら
紫ショックでかそうな。
二人とも入内させると思う。ヤツなら。
>>908 源氏は常々夕顔が長生きしていれば明石上程度の扱いはしてやるつもりでいた。
そうすれば、夕顔の連れ子である玉鬘は夕顔と一緒に源氏の娘扱いで六条院にすんでいたはず。
源氏はそういう意味において玉鬘を養女にしたのであって、赤の他人ではないよ。
秋好も同様。
六条は葵上亡き後源氏の正室になるだろうと世間の人はうわさしていたし、
六条が源氏と再婚していれば連れ子の秋好も源氏の娘扱いになっていた。
いずれも母親と源氏が非常に親密な関係にあったための養女であって、
源氏と母親に何の関係もなければ両者は源氏の養女になっていなかった。
連れ子の娘を入内させた例では後鳥羽天皇の女御源在子とか結構いるよ。
>>910 葵が生きていたらさすがに紫も
葵に常にへりくだって遠慮して生きてただろ。
源氏の一の人だなんて葵が死んだからこそいえたこと。
自分の娘を正室の娘よりよいところへやろうなんて無茶だし。
>>910 葵存命なら紫は正妻扱いされずにあくまでも側室?トップだから、
賢い紫はちゃんと葵との身分差をわきまえて別にショックは受けないと思うな
>>907 宮中もいいとこじゃないね
その帝の性格悪さもあったかもしれないし
かといって義理で年に一回部屋だけ訪れ、さっさと帰りましたも失礼だし
柏木は権門の一族の長男で有望株だったから、紫娘としてもそんなに悪い縁談じゃないよね
式部卿宮なんか柏木と真木柱と結婚させたがってたし
>>858 夢々しい幼恋を実らせた結婚なのに
あの雲居雁の所帯じみは何なんだ?
子供をたくさん生んだからは自分の情緒なさの言い訳なすぎない
女房も多数抱えてるのに主人がだらしないから女房たちもだれるだろうし
>>853 雲居雁がいい人は自分も雲居雁タイプだからじゃないの?
>>893 大君中の君は六条や朧月夜よりはおっとり上品だよ
やや打算的かもしれないが自分が自分がという浅ましさはない
源氏でいったら夕顔が近いキャラかも
915〜919いつもの連投が来たw
もう雲居雁叩きはあきたよ。
いつも同じ文章だし。
ところで源氏が三日夜餅を正式に食べた結婚ってあさきの記述では紫だけ?
三宮ももちろん食べたんだろうけれど
ああ、明石もそうか(三晩通ったから)
葵
花散里も食べていそうだね
増量でwww
花散里は最初の頃は愛人扱いだから、食べてないと思う
三日夜餅って新夫婦で一緒に食べるの?
それとも夫だけ?
>>925 三日夜餅は本来、嫁の里が夫に対して3日娘に通って正式に
我々の親族になった、という意味で用意するもの。
食べるのは夫であるらしい。
源氏の婿取りを行った家では源氏は食べただろうね。
葵との結婚の際の左大臣家、明石との結婚の明石入道家、
そして女三宮との結婚の際には朱雀院から贈られただろうし。
本来、里の支援のなかった紫との結婚では三日夜餅は行われないはずが、
夫である源氏が惟光に言って用意させたので女房は感激している。
(とはいえ、本来こういうことに手を回すのは嫁の母親で、
男の惟光が用意したのでは紫が恥ずかしがるだろうに、と女房たちは同情している)
匂宮と中君の結婚の際も、大君が本来用意するべきところを未婚のためよく分からない、ということで
薫が代わりに三日夜餅を用意している。
未婚なのは、薫もじゃない?
>>920 漫画のキャラなんだし
そこまで言うのってなんかねえ・・・w
女君は沢山出て来るんだし、キャラ書き分け上
いろんなタイプがいて当たり前なのにね
誰かとにダブらせてるとしか思えん
三日夜餅って夫婦で食べるもんだと思ってたわ
花散里はしょっぱなから「約束忘れてました」「恋人になってくれますか?」だから。
それで花散里も納得してるし。
手毬は貰っても三日夜餅はないでしょう。
たしか「落窪物語」に、三日夜餅は男は白い餅を三つ噛まずに飲むって
書いてあった
女は制限なしで食べられるらしい
そういえば、結婚初夜のとき、婿殿がいつまでも通ってくるようにって、
嫁の親が、婿の履いて来た靴を一晩懐に入れて寝るって慣習があったとか。
娘を思いやる親心が微笑ましい。
しかし、あの頭の中将が夕霧の靴を抱えて寝てたのかと思うと笑える。
>>925 ありがとです。
なるほどね〜
女は男が食べるの恥ずかしそうに見てたんだろうな
新婚なんだから一緒に食べた方がいいのにね
娘の両親にとってはこれで婿はこっちのものと一安心だろうね
>>932 夕霧と雲居雁は夕霧が一途だったから頭中将はそこまでしなかったろう
結婚と同時に独立して居を構えてるし
夕霧が自立心しっかりしてるのは父源氏がなぜか夕霧の教育に熱心だったからもあるだろうね
いつまでもおばあちゃん子じゃいけないよ、と幼い夕霧に戒める場面あったね
>>932 というより、婿殿に逃げられないようにと靴を隠してしまったが正しいんじゃない?
私はなんか娘両親のせせこましさ感じるけどな
この時代、娘を女御として入内させて帝の子(男子に限る)を産ませることが
一番貴族の勢力になったからね
孫を帝にするためなら、後は邪魔な帝を策略で坊主にするは
娘より高位の中宮を子供もろとも引きずり落とすは
したい放題だった
夕霧見てると思うけど、人間勉強しすぎるとバカになるね
一番大切なのは「愛嬌」だと思う今日この頃
頭中将は雲居雁も玉鬘も男性側から熱心だったから
娘の婿探しにあれこれ骨折らずにすんだね
女御にだした娘も帝に愛されてるし
帝だけは三日夜餅食べられなかったw
ところで、私は花散る里が嫌いなのだが、ここでは人気があるようで。
美人ではないからと一歩引いているところが嫌い。
本当に源氏のことが好きなら、他の女性に嫉妬するものじゃないのかな。
出来すぎていて、気持ちが悪い。
朝顔は好き。男女の関係になってしまったら、嫉妬に苦しむと分かっていて、
あえて源氏を拒むところに自分の考えをしっかりもってる人だな、と。
朝顔は寂しいときもあったろうけど、苦しまずに済んだね。
そういう選択のできる立場であったともいえるけど。
>>940 私も花散里嫌いだけど理由は違うな
ブスの自覚はさておき、源氏にはいい世話人程度にしか思われてないのに
堂々六条院に乗り込んでくる神経が嫌
末摘花や空蝉はどこか別の場所で源氏の庇護を受けてる
花散里も本来それで十分なのに
自分が六条院の一画にいることに何の気後れもない
六条院の動きをつねに把握して自分が生き残るためには紫の上と仲良くしておけばここを追われることはないという結論になったんじゃないかな
地味なルックスを隠れみのにしてるけどすごくしたたかな女だと思うよ
花散里は夕霧の養母用に作者が考えただけの存在じゃないかな?
源氏との独立した話はなしだし
花散里は好きでも嫌いでもないが、姉は桐壺帝の女御で大臣の姫君なんだから、
紫に対してそんなにへり下る必要も気持ちも元から無いんじゃない?
源氏もそういう身分も踏まえた上で六条院に迎えたと思う(明石は姫を産んでなければ迎えられなかったろうし)
源氏本人に対する想いは多少は屈折しているようにも見えなくはないが、
女三宮みたいに、育ちの良さで他の女人に頓着しないだけじゃないか、と自分は思う。
原作にはない源氏との馴れ初めエピは、多分十代であろう二人が可愛らしくて好きだ。
花散里は、玉鬘の養母にもなってるよね、確か。
秋好中宮の時は紫の上が養母になってたと思うんだけど、
この養母の選び方の差は、いったい何なんだろう。
紫って秋好の養母だったの?
秋好と明石はタメで、紫は一歳年上だから、ほとんど同じ年だよね
紫の上は贅沢言い過ぎなんだよ
源氏の元で何不自由なく育ったんで結構ワガママだ
「秋好中宮、明石中宮と2人の中宮を養女に持って・・・・これがどれほど名誉なことか」
唯一がまんしたのは源氏が須磨に流されてたときだけで
父親に付き合い断られて寄る辺のない御身、頼りの殿は明石と浮気(しかも赤さん誕生)
光り輝く源氏の君があまりにも眩しすぎて、その方の側にいる人達も勘違いしてしまう
紫の上や他の夫人方はすべて、源氏という太陽に照らされて輝く月に過ぎないんだと
藤壺の宮でさえ源氏の添え物に過ぎない>輝く日の宮
源氏ほどの方は世に二人として無いんだ
>>929 六の君と匂宮の結婚の三日目の夜に、夕霧は
猫足のついた綺麗な銀の皿を何枚も重ねた小さい台二つ(=つまり二人分)に
餅をのせてたから餅は夫婦で食べてると思うよ
箸も二人分用意されるし
>>939 そうなんだ。なんで食べられないんだろう?
こうして考えると紫の勘違いは三日夜餅の時から始まったね
本来は自分ら側が用意しなくてはいけない代物を正式に源氏の用立ててもらって
女房の少納言は「こんな正式に!」って驚き喜んでたけれど
この人はゆくゆくは紫が源氏の数多の愛人の一人になるのだろうくらいに考えてたんだろうね
こんなに賢明な女房が付いていてなぜあんなにも思いあがってしまったのか
>>926の言うようにそこで思い切り恥ずかしがって自分の境遇を思い知っておけば
人生をもっとゆったりと苦しまずに過ごせただろうに
夕霧と落葉宮の結婚は夕霧が三日餅自分で用意させそうだね
>>948 三日餅って箸で食べるんだ
現代の大福みたいなものかと思ってた
>>949 そうだよねえ〜
紫の上の勘違いって
源氏によって高められて
源氏によって突き落とされた感が否めないwww
そういえば少納言ってどこ行った?w
というか源氏が正妻か否かにそこまで拘ってなかったんじゃないかな
源氏に限らず男全般がだと思うけど、女の立場をそこまで大袈裟にとらえていないというか
女にとっては正妻か否かは妻内の序列に関わる重大事なんだけどね
>>950 落葉の宮の後見人の大和の守が色々婚礼の支度を手回ししてたから、
三日餅も大和の守経由で作ってたかと
>>951 普通の小さい草餅と白餅の二種類だったみたい
餅は花嫁の年の数だけ作ったんじゃないかって説を本で読んだ
紫の身分や立場で正妻の立場に拘るのがおこがましいということでは
トウが立っても破格に大事にして貰ってるんだしそれで満足すべし
正妻の立場に拘ってはいないと思うけどな。
ただ、女三宮の降嫁の話が出た時に紫の上は全く心配していなかった。
自分との関係を大事にしてくれるだろうと思っていたから。
それを何の相談もなく源氏一人で決めてしまったことで源氏に失望したんだろう。
紫の上を大事に思っていると口では言いながら、その意思は聞こうともしない。
本当の意味で大事にされているのではないと気付いてしまった。
紫の上の頭の良さが、苦悩と源氏からの精神的な自立を生み出したのでは。
だから最初から身の程をわきまえてたら失望することもなかったんじゃない?
今まで正妻然としていられたことのほうが幸運だったんだから。
>>957 いや、寧ろ紫が無意識のうちに括ってたんだよね、自分で。
三宮降嫁の時に挨拶に出向いたでしょ
その晩に「あんな子供みたいな人に私の地位を奪われてしまった」
みたいなこと言ってたじゃない
もちろんその下地にはあなたの言う通り源氏が勝手に降嫁決めてきたとか色々あるだろうけれど
とどのつまりその三宮降嫁もその背景には藤壺の影があるってことに気づいたことの方が
精神的ダメージが大きいと思う
そこから色々な面で(自分は型代だったのかとか後見もいないとか財産もないとか)
自分の立場の無さというやつを悲観していったんじゃないかな
自分は紫の上が藤壺の影に気づいたってのが唐突だったなぁ。
源氏がみているのは自分では無い誰かって、普通は思いつかない。
>>956 乙です
おいしそうな餅だ
花婿が餅を喉に詰まらせたって記録はなさそうなんだよね
かなり小さめの餅なのかも
>>957 源氏は朝顔と結婚狙ってた時も紫に相談してない
一夫多妻制の時代に旦那が新しい女性に通い出したりするのに、
古い妻に相談するものなのかな
ここって進行早いな。
あーあー、男の人っていくつも愛を持っているのね。
あーあー、あちこちにばら撒いて私を悩ませるの。
>>960 確かにそうだね
伏線といえばあの朧月夜の件の雪の日か
でもあれだけじゃ何だかな・・・とは思っていたけれど
よくよく考えたらそれまでの紫の上ってかなり嫉妬心むき出しだったよなぁ・・・
>>959 その割には源氏の四十の賀は紫の上管轄なんだよな
普通正妻が行うのではないのか、能力がなくとも。
後に死の直前盛大な仏事を紫の上が行い、誉められまくっていたが
金銭的には源氏頼りでしかも写経も千部だから他者のもの。
素直に感心できない。
>>964 そうそう紫の上ってかなりの嫉妬魔だったよね
あの辺りはかなりイラっときた記憶があるわw
なんでお前がそんなに嫉妬むき出しにしてグチグチ言うんじゃい!って思ったw
だったら源氏の庇護なんか受けないで自立してみろと
>>965を読むと相当無理そうなのは分かるけどね
つうか源氏って本当は紫の教育に失敗したんじゃ?w
嫉妬の炎というのも美味しいんだよ
源氏にとっては
雲居の雁がなぜああなったかは本人の気質もあったろうけど
恋愛結婚の気楽さも大きかったろうなと思う
しかも実家は勢力あり、父親とも仲がいいからすぐ逃げられる
紫の上と正反対なんだよね
あまり気楽すぎるのも問題だということ
>>965 自分の人徳でここまでの法要できたのよって感じ
それならもし自分が一受領の妻でも人徳で同じことできたかよってことなのにね
財力がいくらあっても整えるには知性とセンスが必要ってことでしょ。
受領の妻なら受領の妻なりの規模でセンスを見せなきゃダメだし。
仮にも六条院で開く法要なら人目もあるし、あのタイミングでこれをどうしろと指示出すのが紫の仕事。
なんだかまたむやみに紫の上をけなしたがる人が出てきた・・・
いつも同じキーワードだね。
思い上がり、妾、勘違い。
なんか気の毒なキャラだよね。
源氏の自己愛の最大の犠牲者って感じ。
>>960 源氏は紫には藤壺のこと隠すスタンスだったのかな
紫死後、明石には藤壺への愛をほぼ告白してるよね この違いはなんでだろ
>>971 紫の上主催の源氏の四十の賀と法要は、六条院じゃなくて二条院でやったはずだよ
>972
同意。
紫の悲劇は、少女時代を除けばすべて、源氏中心の世界で生きてきた事だよな。
単体でのエピや交友関係に乏しいから、ヒロインではなく源氏の添え物に過ぎない。
実際、自分も紫は苦手なんだけど、気の毒なキャラだと思うよ。
せめて、源氏が明石に行っている間の紫のエピでもあればな…
雲居の雁に何か問題でも。
なんだかんだ本人同士でうまくいっているんだから無問題。
紫の上は、本来の彼女は勝気で自由闊達だったろうなと想像できるだけに
源氏の理想の人として振舞わされてかわいそうだった。
>>975 残酷な設定だよね。
読者には最初から藤壺の身代わりだってわかってるから、正妻に固執したり
嫉妬したりする様が余計哀れに見えるし身の程知らずとか言われて。
紫上は本人知らないうちに源氏によって藤壷という理想女性の型に嵌められてしまったからね
あさきの紫上は原文と違って活発で明るい少女だったから余計に可哀想に思える
あさきで源氏が紫上自身を愛したと言うけど、自分で歪めた紫上を愛しているようにしか思えなかったわ
源氏は紫の資質の良さは褒めたけれど、それは結果論として自分の言った通りのことを吸収できたからだよね
要は自分好みの女性に仕立てあげられて満足ってとこか
紫自身の本来の姿って思ったことはズバズバ言う頭のキレもいい今でいうキャリアウーマンかな
ほんと、入内してた方がよほど幸せだったと思う
源氏って何となくMJに似てるなあ・・・病み方がw
そしてあんなに大勢の女性に囲まれて栄華を極めたのに何故か孤独なんだよね
>>971 叩かれるのはヒロイン級だから仕方ないかな
そんなこと言ったら他もみんな叩かれてるしねw
唯一叩かれてない気がするのは六条か?
ネタにはされてるけれどwww
紫の上は好きだが、夕霧が紫の上を必要以上に讃えているシーンはイラッとくる。
特に「あの明石の御方までもを、許して庇ってさしあげた」みたいなことを
言っていた時、明石の上がまるで罪を犯したかのような言い方が何だかなぁ…と思った。
紫の上と雲居の雁って紙一重なんじゃない?
結婚や相手によって女って自分を無理に変えるという
紫の上も身分も低い平凡な旦那だったら源氏の前で振る舞い続けたぶりっ子はしなかったと思う
あさきでの顔も一番似てるし
>>981 たんに夕霧は手の届かない女優に憧れる一般青年のスタンスに自分を置いて
紫の上崇めてるだけだから嫌な感じはしない
しっかり現実と憧れを区別できる夕霧だから安心できるし
>>980 六条は源氏本人が叩いているから、読者が叩いても仕方ないかと。
強いて言うなら、男を見る目が無いなwかな。
とはいえ、「皇太子にもなれない源氏pgr」と門前払いする六条も怖いようなww
>>980 自分の努力と天才的な才能で成功して、性格はシャイだったMJとはまるで違うよ
源氏は親からかわいがられてるのいいことに好き放題したただのボンボン
女性に興味なかったMJと逆に女性なしじゃ生きられなかった源氏だし
>>982 紙一重同意
雲居は父親がちゃんと後見してくれたのが大きいと思う
もし紫が身分の低い旦那と結婚したとしても、旦那頼りの境遇だったら
ぶりっこせざるを得なかったんじゃないかな
源氏はシャイにはほど遠い男だし
俺ってこういう点でダメだよなあなんて自分を振り返ることも一切ないし
常に自分があって女たちが周りを取り囲んで当然としか思ってない
そういう自分に相応しい女に巡り会えないと愚痴る時点で
幸せになれないの当然じゃん
美男だろうけどこうもナルシストではねえ
親の帝の過剰なエコ贔屓や溺愛が源氏の人生狂わせたと思う
>>983 たしかに夕霧には分別があるんだけど
どうもあの台詞だけは納得できなかった。
上手く説明できないけど、なんかモヤッとする言い方
思い上がり、勘違い、妾、妾腹、それらに加えて新たなキーワードが!
ぶ り っ こ
ナルシストでエゴイストな源氏
いい点は潔さがあること
須磨にも自ら流れたし
あれだけ女好きだったのに、きっぱり出家したし
>>986 あの時代に夫の浮気に怒って実家に帰るなんて恵まれすぎだよね
自分の子たちを何より大事にする理解ある父ちゃんもいるし実家でも気詰まりなくのほほん暮らしの雲居雁
紫には帰る家もなかった
紫だって父親に勢力あったら源氏も考えたんじゃないかな?
>>991 夕霧のれっきとした正室である雲居雁と側室筆頭の紫では大違い。
夕霧の正室雲居雁と比べるなら、源氏の正室葵上でないと。
正室と側室を比べてもね。
源氏にとって紫の上は他人じゃなくて自分の一部
>>991 源氏は進んで誰かの婿にはなりたくないから、紫上が女三宮くらい父宮にとっての
鍾愛の姫君だったなら、多分源氏は手を出していないかと。
葵は素直に気持ちをぶつけて喧嘩する前に亡くなっちゃった・・・
葵も元東宮妃候補の意地と年下夫への変な壁を早く取っ払えてたら雲居みたいに明るくなれたかもね。
>>996 手は出しても結婚はしなかっただろうね。
葵上が亡くなった後、周囲は源氏に再婚を勧めたがその気なし。
正室候補だった朧月夜との結婚を断り、六条とも別れる。
紫が正室でなければ手に入らないのだったら、
あくまでも結婚は断った上で、独身を貫くか他の男へ嫁いだ紫と密通だろうな。
朧月夜のように。
>>997 紫の顔見たら、絶対手に入れたくなるんじゃない?
でも、正妻の娘には全く手を出していないんだよね>源氏
藤壷の姪+正妻では無かった母の親族が弱い
が重要ではないかと。
1000
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