>>949 顔が実の妹にそっくりなんだから疑いようがないよね
でも、宮家の姫とは思えない軽い扱いをされている女が自分の娘とは信じられないとかはありそう
>拉致監禁調教、親には事後承諾
脇腹とは言え、中宮の実兄を父に、大納言を祖父に、それぞれ持つ血筋正しい姫の扱いとは思えんよな・・・
953 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/10(金) 00:05:40 ID:iZCCTGZh
夕霧にとっては 三宮より二宮が女性として素晴らしかった件について
>>934 源典待は宮中女官だし
修理大夫にしても、北の方は別にいるんじゃない?
そこんとこどうなのかな。
>>942 へー。
じゃあ空蝉は身分こそおちたものの
いいとこの奥様として
贅沢暮らしはできたわけね。
>>945 ああ、あの場面とかイライラしたよねw
でも宮様ってああいうおっとりした感じなんだろうね。
女房たちもフォローしてたけど
一条御息所も聞いてないって感じでワロタw
自分は落葉カワイソスだったなー。
女はどれほど身分高くても
結局自分の思い通りにはなかなか生きられないもんだと。
まあ最後には幸せになってよかったよ。
>>953 まあ人には好みってもんがあるから・・・
(役柄を想像してるわけでなく、例えば)
深田恭子と綾瀬はるかどっちが好み?みたいな
感じじゃないの。
>>953 他人の噂や外観だけで思い込みで浅薄に恋するタイプと
人柄や内面まで知ってから深く愛するタイプの違いじゃないかな
夕霧を褒めすぎかもしれないけど
三宮のあまりのはしたなさを目撃してから
夕霧ははっきり三宮を軽蔑してるし
これは当然で盲目になっていてそれがわからない柏木がおかしいんだけど
父親や柏木からちやほやされてきた三宮に全く関心ない夕霧だし、先入観なしのニュートラルな視点で二宮を感じて好ましく思うようになったと思う
姿を見た後も上品で女らしいところが気に入ってるのか結婚後も娘を養女に与えたり大事にしてるし不満もなさそうだし
二宮もあんなに拒んだのにいざ結婚したらすごく夕霧の言うままに従順になってそうだし
夕霧は六条院が寂れてしまないように
落葉宮を六条院に移したと書かれてるけど
それって自分がいることで貴族が多数訪れるから
自然と賑わうだろうということかな?
主のいない邸は寂れる。
それで女一宮?とかも移した。
>>945 ノシ
うっかり夕霧と合奏してしまったり、軽々しいし浅はかだよね。
持ち上げてるのは、三の宮や雲居雁を必要以上におとしめたい人でしょ。
しかし、姿も見えず声もろくに聞けない
相手に恋をしたり手紙を出し続ける平安時代って不思議やね。
いや、現代のネット恋愛も似たようなものかな?
現代の恋愛は、容姿で80%決まっちゃう。
ブサイクで第一印象の最悪な人と、恋愛に発展することはほとんどないっしょ。
「チョーイケメン。付き合って。SEXしよ。子供できた。じゃ結婚するか?」
目に見える情報だけで判断しようとするから、リアルで生々しい反面、
恋の駆け引きも実に単純。そこには興や風雅の入り込む余地はない。
平安時代の恋愛は、伝え聞く容姿や人柄など、見えない情報で想像力を膨らませることから始まる。
そして文や琴などから相手の教養やたしなみを判断して、家柄も申し分なければ結婚を申し込む。
「どんな姫か。滝のような髪。きっと美しい方に違いない。見事な琴だ。夜這いだ。是非とも我妻に・・・おや?」
顔の見えない恋の駆け引きが、あれほど素晴らしい和歌の文化を発展させたんだよ。
文明の利器ゆえに、失ってしまった感性もあるということだわな。
>>963 をいをい・・・
光源氏は光るような美貌の故に女にもてまくったんだよ。
朧月夜なんかも、月明かりの夜見知らぬ男に抱きつかれて怖がりながらも
それが光源氏だと知ると、あの美男の源氏ならこんな風になっても良いわ。。。と思ったり。
源氏物語は日本最古のイケメン物語だよ。
女性が作者であったことで、そのあたりはリアル。
>>950 同じ脇腹の娘でありながら雲居雁と紫上の待遇の差を述べている一連の話だけど、
キーパーソンである大宮の存在を忘れているよ。
桐壺帝の同母妹で内親王、頭中将の実母である大宮が育てた孫娘である以上、
雲居雁は幼少期からけして軽んじられる存在ではなかったと思うよ。
その点、紫上は恵まれなかった。
父兵部卿宮の母親は亡くなっていたにしろ、父方の親族の支援を全く受けていない。
藤壺宮なんかも救いの手を差し伸べていない点、
紫上の母親は公にされた妻妾の一人ではなかったのだろうか、と思うくらい。
(紫上の熱烈ヲタから紫上の母上は身分の高い生まれだったのよ!
誰もが紫上の母上のことや、間に生まれた紫上の存在を
周知していたに決まっているじゃない!と憤りそうだが)
近江君も大宮が育てていたならああはならなかっただろうけど。
紫上も近江君も世間の人が知らない生まれだったような扱いを受けているよね。
原文によると、紫上の母は大納言の正室腹娘だけど、十歳の時に死別。
大納言存命中は娘(紫母)をいずれは入内させようと思っていたらしいけど、その前に亡くなり、
成長後は、兵部卿宮がこっそり通って来て紫上誕生。
大納言の死後に家は零落れて、兵部卿宮の妻にもなれなかったっぽいね。
なるほど、だから源氏の幼女誘拐をして平然としていたのか。
れっきとした兵部卿宮の娘を攫えば大問題だけど、認知されているかも怪しい娘ならそりゃ扱いも軽いわ。
じゃあ玉鬘も、源氏が探したり
頭の中将が後に正式に認知(みたいな感じ)
しなければ、紫の上と同じような境遇だったかもね。
>>964 二の宮さまも、間近でみた夕霧が想像以上に
麗しいので結局気を許したんだろうね・・・w
>>945 宮も女房も一線は超えてないっていってるじゃん
もっとも、これは時代の違いもあるけど
現代の私達の感覚からしたらセーフでも
あの時代じゃ内親王が臣下に御簾の内に侵入された時点でレイプされたも同然なんだよ。
今だって夫でもない男と一晩一緒にいて何もなかったなんていっても
周囲や世間が納得すると思う?まして夜這い上等のあの時代で
ずっと行方不明で、ひょっこり父娘の名乗りをしたのが似ているよね>紫・玉鬘
でも、玉蔓は子供をバンバン産んで、押しも押されぬ北の方になったけど。
>>971 玉は超幸運って言われてたよね。
紫なんかよりよっぽど幸運だよ。
天下の源氏に拾われて養女扱いだし、実父は源氏ライバルの頭の君。
尚侍として参内した時も、女御相手でも引けを取らない扱いだったよね。
引き替え紫には、後ろ盾がなんにもないんだもの・゜・(ノД`)・゜・。
>>972 そこのとこの、よるべなさが、多くの人が
紫の上を贔屓キャラにしたくなる所以だろうね。
自分は登場人物それぞれ好きで、紫びいきって
こともないんだけど、あさきで描かれてた
紫の晩年の苦悩には一番共感して泣いたわー。
源氏に見いだされなくても紫は結構幸せな道を歩めたと思うんだが。
父に引き取られ後、本妻から苛められたり異母姉女御の女房に
させられたとしても躾は身につくし、むしろ家にこもって男頼り一筋より
女房としてキャリアウーマンライフが自由に暮らせそう。
美人で頭も良くて仕事も出来る紫なら男も選り取りみどりだろうし。
玉鬘の場合は実父との縁は薄かったけど、その分、源氏が実父以上にバックアップしてくれたからね
(もっとも源氏の場合は父親としてではなく、ぶっちゃけ恋愛感情絡みだったけどね)
原典ではなんと源氏の遺産だって遺言で実娘の明石中宮の次に多く残すされ
我が子同然の扱いうけていたわけだし。
>>974 異母姉じゃなくて、異母妹女御ね。いちいちつっこんでごめん。
ちなみに今の感覚でいば劣り腹とはいえ妹の女房なんて悲惨そうにみえるけど
当時の感覚からいったら全然そんなことないんだよね。
女房って一口でいっても、秘書にあたる上臈と、侍女にあたる中臈や下臈とでは違うし。
姉妹が女房として宮中で女御のバックアップするため入内するなんてよくあったこと。
現代でも雅子様の女官のリストに実妹の名前があがっているくらいだから
乳母の少納言が兵部卿の宮邸に行くの嫌がってたから、
源氏の紫誘拐もどきの行動も内心は歓迎してたんじゃないかな
本気で紫の将来を考えてたら、たとえ継母にいじめられても父宮に
引き取られた方が良かったはずだし
晩年の紫上って、
私には後が気になる子供もいないし→可愛がってたけど所詮ちい姫は他人の子
源氏は夕霧と再婚させられた落葉の宮に同情してるのに
「殿は二の宮様を軽々しいとお蔑み」→蔑んでるのは自分じゃないの?
とか心情描写がちょっとひっかかる
玉鬘も竹河あたりだと苦労してるね
「殿は二の宮様を軽々しいとお蔑み」→蔑んでるのは自分じゃないの? >>
あれは源氏が二宮が琴を弾いたことを「そこで琴をひくのはどうか」とか
「女は教養をみせないほうがいいのに」みたいに慇懃無礼な中傷したからでた言葉であって
文句いってたのは間違いなく源氏で紫はべつに蔑んでないでしょ
ちい姫に関しては私もあれっと思ったけど
まあ所詮赤の他人だし、実母に返したこともあるから
実の母とはかなり違うのはやっぱりしょうがないってことで
愛情もってないってわけでもないし、あれはあれでいいと思う
>>975 確かに女房はある意味名誉職だよね
藤原道長とか頼通とか娘の入内のつける女房は才色兼備なのを取り揃えたと言うからね
紫を王女御につける女房とするなら、当然教養もばっちり仕込むだろうね
上の方で
>道長の娘たちが皇女を女房にしていた例もあるし
とあるけど、この皇女からして花山法皇が女房に産ませた謂わば浮舟みたい女性だった
認知されているから天皇の血筋で皇女と言われているだけ
両親の死後に何の後見もなくて末摘花ルートか尼僧になるしかないところを
時の皇太后の女房になったのはかなりラッキーなことだった
優雅な文芸サロンに衣食住ばっちりのお勤めで、公卿の妻や妾になれるチャンスはある
劣り腹や零落した姫の場合、女房になった方がよほど道が開けたんだろうね
>>978 源氏→落葉宮は、慇懃無礼な中傷どころか的を射た指摘だったと思うけど
夫死後それほど時が経っていないのに、夫以外の男と想恋夫を合奏した女を
軽々しいと思わない方がおかしいよ・・・
今で言うと、夫の四十九日があけないうちに別の男とラブホに入るようなもんだ
まあ桐壺帝の死後、藤壺中宮の寝所に忍び込んだ源氏には言われなくないよねw
落葉宮の再婚自体は、許されないことじゃないし
>>981 いくらなんでも例えが極端すぎ
49日どころか喪だってとっくに明けてたし
984 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/11(土) 13:04:25 ID:zALP1MFn
落葉の宮は他の曲を奏でていた時に
夕霧が想恋夫を琵琶でひいてきて
「今の私にはひけるわけない」となったのでは?
>>982 桐壺院死後どころか存命中に一線超えたDQNに今さら何を
>>985 後半の源氏の言動に関しては
そのほとんどが「お前が言うな」って感じw
そりゃ紫も心が離れるわな〜
>>982 確かに源氏に言われたくないわなww
女二宮の再婚は女房や後見人の大和守が必死に勧めるくらいだから特に非常識でも悪いことでもないし
(単に当時は内親王は結婚自体が珍しかったから再婚となると尚更ってだけで
ただ雲居やその父親頭の中将一派が感情的に面白くないってだけなんだし)
まして女二宮と柏木は夫婦である前に皇女と臣下っていう主従関係だったんだから
臣下の柏木ごときに一生操たてる義理なんてない
元東宮妃の六条ですら桐壺院をはじめとする周囲は源氏が再婚するべきって思っていたくらいだし
臣下同士なんてばんばんに再婚しまくってるし
旦那が死んでも再婚は絶対ダメなんて、天皇の妻とか、皇族妃になった内親王くらいなんじゃない?
>>978 想夫恋どうこうの話は源氏と夕霧がふたりで居る時に言った言葉だし、
この時紫の上は六条院にいない
源氏がその話を紫にしてる場面は原典にもないし
夕霧が都中の噂になるほど吹聴してまわらない限り、
紫は落葉の宮が夕霧と「想夫恋」を合奏弾いたことは知らないはずだよ
訂正
×この時紫の上は六条院にいない
○源氏と夕霧の会話に同席してない
そういえば夕霧が柏木の笛を持っていった日は
紫の上は六条院には居たね
じゃああの場合の二宮の対応はどうすべきだったのかな
母親と女房に場を任せ、自分は一切口を聞かず
琴にも手を触れずってのが正しいのかな
あさきでは、晩年の紫は三の宮降嫁時に、
源氏は誰かの面影を自分に重ねていると薄々気付いてたけど
原文でも気付いてたの?
>>991 高貴な女性が男性と直に話していいのはよほど親しい相手か親兄弟だけだから
この時の夕霧と会話はNGだけど、「想夫恋」の合奏はせずに
他の曲を少し琴を弾いた程度で止めてたなら問題なしだったと思うよ
>>992 原文ではそういう描写はないね
994 :
愛蔵版名無しさん:2009/04/11(土) 20:03:14 ID:mzQyTrKm
夕霧の七朗君は誰の生んだ子供だろう?
落葉宮は女だったということだよ
梅壺
1000!
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