1 :
愛蔵版名無しさん:
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|│ / ヽ‐‐/ ヽ │|
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|│. ノ|  ̄.|ミ │|
|│ 彡l|. |ミ .│|
|│ 彡,/ ヽ ノミ、 .│|
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|│ | /\ \ .│|
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|│ ヒl ( \ .│|
|│ \二) 06.11.16. │|
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│『ぶひひん、見ろ、
>>1がゴミのようだ』..│
│ 2006年11月 ぶひひんスレにて.│
└────────────────┘
手塚のクズ作品をあげて徹底的に非難しようぜ!
駄作は数限りなくあるけど、名前を聞くのもイヤだ、という作品。
『未来人カオス』
友情を描けない手塚が、何をまちがったか男同士の友情をテーマにした
作品。描写がうすっぺらで、感動もへってくれもない、いや〜な作品。
手塚は美青少年同士の愛情を描くべきだったね。
前スレからの話だが、ミッドナイトってBJの二番煎じなのか?
自分はリアルタイム世代じゃないからかな、読んだけど全然BJって感じしなかったなあ
BJには魅力を感じたけど、ミッドナイトは別に…医者とタクドラじゃ深みが違うってのもあるかもしれない
キャラの魅力にも、やっぱ職業の貴賎があるのなwww
手術料とタクシー料金ではだいぶ差があるからな〜。
いくら莫大な料金を要求されても、タクシーならタカが知れてるし。
どうせならパイロットを主人公にしたらどうかな。
タイトルはそのものズバリ『パイロット』!
どういう話を作るかは・・・俺の頭では無理だ。
つ『白いパイロット』
BJの場合、手塚自身医学の勉強を積んでいたし研修医として働いていた経験もあるから
作品にもそれが反映されて話にも説得力あったし、考えさせらる意義もあったけれど
タクシーの運ちゃんは手塚もやったこととないんだろ?それで話を広げようってのもムリなような気がする。
深夜にタクシーに乗る客ひとりひとりにスポットを当てる、という着眼点はさすがだと思うけど。
しかし行き着く先がエスパー研究所?って、なんだそりゃあ…
「七色いんこ」とかは、そもそも連載読みきりでは行き詰るのが目に見
えているような、凝りすぎた設定だと思う。
一話のうちに、演劇のウンチクと人間のドラマと、衆人環視の中での盗
みのトリックと、を盛り込もうとしたら、使いまわしか、最悪盗作でもしな
けりゃ話が続かないよ。手塚がいくら天才だ、と言ってもね。
なんつーか、BJ終了後の少年誌での連載は、少年誌で現役でいたい、
という根性とプライドは偉いとは思うけれど、なぜ、もう少しストーリーを
練って、初期10話分程度のアイデアを固めてからスタートしなかった
のか、と思う作品ばかりだ。
次の連載を編集者が待っている、という状況ではなかったわけだしね。
七色いんこはコメディだからどうにかなってたけど
よくよく読んでみたら、滅茶苦茶なストーリーが多いよな。
個人的には1話完結の話こそ手塚の真骨頂だと思うが
BJとか含めて無理なら無理で休み取った方が良かったんじゃないかと思う。
連載中の話+単行本の加筆+その他は一人の人間でやる事じゃないよ。
そうなんだよねえ。
濫作のしすぎ、働きすぎ。
なんつーか、俺にとっては、あの人の作品は、新聞の四コマに近いところがあって、
つまらなくてもあんまり腹が立たなかったりしたんだけど、改めて読んでみると、
やっぱり駄目でしょう、これは、という作品が多い。
そうなんだよ。能力は人並み以上かも知れないが、「神様」じゃないんだから、
程度というのを考えてほしかった。もっとしっかり調べて、時間をかけて
作っていれば後世に残る傑作ももっと増えたと思う。
その点、絵のレベルは低いが赤本時代や雑誌初期の作品はストーリー上はよく練れていて
それなりに今でも楽しめるものが多いと思う。
(「来るべき世界」とか「ジャングル大帝」とか)
もっと美青少年が活躍する話をたくさん作るべきだった
手塚の特徴は創作意欲が人間離れして強いって部分があるからな。時間をかけて数を絞って完成度を
高めるよりも描きたい欲求が上回っていたんだろう。その点は鳥山が手塚に比べると天才の度合いが
低い評価につながるんだよな。鳥山は手塚よりはるかに漫画を描くことに執着してない。週刊連載で
疲れ果てたのか漫画家としてはほぼ廃業も同然。手塚なら駄作だろうがなんだろうが死ぬまで描き続けた
ことだろう。
鳥山明って、絵の面では、手塚が「ボクの後継が現われた」とかまで言ったらしいほど、
煌めきがあったと思うけど、
ストーリーなんかを含めたトータルでは、あんまり比肩する存在でもないような。
肝心の絵も、DB中期くらいからはかなり荒れちゃったっつうか、痩せちゃったっつうか。
天才か何だか知らないが、手塚には情念というか粘着力がスゴくあったと思う。
成功する科学者ってのも、ひらめきよりもそれを粘着する精神力が重要だとか
聞いた。
俺には何もない。セックスも淡白。
じ漫画にあれだけ打ち込む姿勢は、最近の漫画家にはあまりないだろうね。
それ以前に編集でコントロールされてそうだし。
子供なんか五分でできる、と手塚は言ってた。そっちは淡白じゃないか?
セックスより漫画を描いてる方が楽しい、という時点でかなわないな。
眞くんは5分でできてたのかw
ある種の変態・変質者なんだろうな、天才って。
天才に変な人が多いとしても
変な人が天才なわけではない。
いや、変人は変な事の天才。
変なことをする人が変なことをきわめているわけではない。
戦後すぐからあれだけ大量にあれだけいろんな世界を描いたってだけでも
十分変態的粘着質だな。5、60年代まではほとんどが手塚の真似なんだ
ぜ。つうかそのものの人も多数。横光も影丸ぐらいまではそのものw
>>15 鳥山のあのアメコミっぽい絵は、大量生産の週刊誌では無理。あられちゃ
んの最初の10巻ぐらいまでだよ、せいぜい。DBなんて筋肉アシも入っ
てどんどん違う絵になっちゃったし。
26 :
オナ虫:2006/11/19(日) 01:15:01 ID:4ubwwXP2
奇をてらうって言葉知ってるか?
個性と勘違いして変なことわざとやる人がいるけど
素でやっているわけではないので見ていると痛い
元から変な人は、やはり天才の中の1ジャンルじゃないのか?
ただ、成功してないと皆から気味悪がられる
成功すると人が寄ってくる
人間って悲しいな
27 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/19(日) 01:24:39 ID:3kPfDdbe
この人BJの成功がなかったらどうなっていただろう
>>27 BJを描く代わりにもっとスゴイ作品を描いていたかもしれないし、そうで
ないかも知れない。誰にもわからん。
美青年をもっと描いてくれたかもしれない
とか思うと残念。
今の時代だったらもうちょっと認められたことも
あったかもしれないのに。
ブッダのハードカバーが出た頃、一巻読んだら良さげだったので勢いで全巻買った。
だまされた…
アニメのトリトンは萌える(´Д`)ハァハァ原作もまあまあ
放映当時サイン会に行った女子高生がなにもいわなくてもトリトン描いてくれた、
しかも自分の絵を曲げてアニメ風に、っていう話をもらった色紙と一緒に上げてる
ファンサイトがあったな。 手塚はニコニコしながら内心はらわた煮えくり返ってたのかも。
>>30 ブッダの1巻は面白い。違うタイトルでブッダを登場させずに思うがままに
話を進めていたら面白かったと思う。
アニメトリトンもかわいいが、手塚キャラのかわいさあってこそのキャラだと思うぞ。
手塚は自分の作った美青少年キャラのかわいさを、わかっていない時がありそうではあるけど。
手塚の美青少年はエロいからな。
アトムを8等身にするとなぜか人気がでないのです、とか描いてたな。
8等身のアトムはキモイ
とかスレが立ちそう
トリトンもそうだが、新聞連載ってあまりにも家庭向けで、手塚独特の
毒がなくてツマラン。
「黄金のトランク」「オズマ隊長」・・とか。
「ブラック・ジャック」の「閉ざされた三人」。
(以下ネタバレ)
「これは仮死状態にする薬なんだよ」と始めから言っときゃいいだけの話だろ。
>>38 手塚の毒というより、自然体だよね。普段の作品。
アトムのアニメもヒドカッタしなー
手塚息子逝ってヨシ!
手塚が死んだせいで黒人差別をなくす会なんて言う糞団体が出てきやがったし。
関係Neeee!
アニメ規制しようとしてる団体の会議にビッグXもってって上映したら、
全員感動してしまって規制の話流れたってのは聞いたことあるな。
それスゲー話だな。ビッグX見たくなってきた。
あのクソアニメのビッグXで感動したヤツはいるのか?
ところでなぜビッグXを虫プロがアニメ化できなかったか、知っている人いる?
>>45 そんな話は聞いたことがないな。
そもそもビッグXは不出来のアニメとして有名。
ジャングル大帝なら話は少しはわかるが。
だいたいアニメ規制っていつの時の話だ?マンガ規制なら分かるが。
最近のアニメ規制団体にビッグX見せたら爆笑の渦だろ。
>>49 「こんな作品なら子供もアホらしくて見ないからOK!」を狙ったんじゃないか?
会場は感動ではなく爆笑の渦で。
アニメ史上最低レベルの作品だったんじゃないか?
アニメータが「僕らは波を描けないから、海を話に出さないで」と頼んだ、
てのはこの作品だったっけ?
まあ、アトムも最低だがね。
アトムのアニメは最低だな。
思うに、ぱっと見ディズニー絵なのに、それには似付かわしくない
複雑だったり深刻だったりするテーマを持ち込んだ
一種の「異化」効果が手塚漫画の衝撃だったのかなあ、とか思うようになった。
(戦後日本のアメリカ憧憬とかそういう要素はともかくとした場合)
漫画の王道というより、俗悪とされた赤本からスタートしただけあって。
後にアメコミでも、悩めるヒーロー『スパイダーマン』や、
ポルノ猫『フリッツ・ザ・キャット』なんかが出てきたけど、
テイストとしてはああいう感じというか。
考えてみるとエポックメイキングな漫画・アニメ作品って、
大抵そういう傾向があった気もする。
『ヤマト』『ガンダム』はアニメにミリタリズムを持ち込み、『エヴァ』はセカイ系?。
エロ漫画業界の「美少女」路線なんてのも、まさにそうだよね。
アニメそのままの美少女のSEX行為描写ってのが衝撃だったわけだし。
>>53 アニメの『ガンドレス』、実写の『デビルマン』といわれるくらいですからね。
あれに比べりゃアトムもビッグXも良心的な作品ですわ。
56 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/27(月) 00:40:31 ID:7iV+RgaU
『ビッグX』がどんなにクソアニメかお前ら知らんだろう。
一方向からしか描かれていないキャラが横にスライドしながら
「わあっ」とか「ぎゃあっ」と言うだけ。まさに紙芝居だぞ。
ビデオ化しようと誰も言い出さないくらいひどい。
手塚原作だから虫プロ作品と勘違いして観て、「虫プロ、いったい
どうしたんだ?」と言われていた。
57 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/27(月) 00:42:23 ID:7iV+RgaU
もっとも『ガンドレス』は、キャラが画面に登場しないでセリフだけが
流れたアニメだからなあ。背景も色塗っていなかったしなぁ。カラーなのに。
何故そういうアニメが作られたのか
すごく謎だ。
>>57 日活がバカだったからさ。
宮崎アニメやエヴァのように映画でひともうけをたくらみ、力のないスタッフを
集め、アニメータを韓国に任せたら公開日になっても完成しなかった。
やむなく出来たところまで映写して、入場者には後に完成版のビデオを送る
ことで決着しようとした。ところがこの完成版もまた見られたものでなく・・。
すごい商売だなw
耐震偽装のようだ。
>>55 デビルマンってガンドレスに比肩しうる程の出来なのか…
今度見てみるか
デビルマンはいちおう完成しているが・・。
脚本、監督、俳優のいずれをとっても前代未聞の悲惨さだ。
原作とファンの顔にドロを塗りつけ、さらに、
「とんでもないものを作った」という病識が東宝にない点が救われない。
ガンドレスは未完成品で、日活はアニメから手を引いた。(倒産したけどね)
どっちもどっちか。
ガンドレスのすごいところは、映画の最初はいちおうアニメになっていて、
後半から動きが変になり、最後3分の1ぐらいで、ほとんど下書き絵程度と
なって、まるでアニメの製作過程を逆に見せられているようなところだと
思う。
それはそれですごい勉強になるよ。
話題を手塚批判にもどそう。
「一輝まんだら」で貞操帯をはめられた男があれからどうなったか、
俺はすごく気になるのだが、「第一部 完」で死ぬまで放り投げておいた
手塚に罪はないだろうか。俺はこれから死ぬまで気にし続けなければ
ならないのだろうか。
「グリンゴ」での相撲がどういう結果になったか、死ぬまで気にする読者も
きっと日本に何百人はいると思う。
こういう救われない読者を救済する道はないのか?
グリンゴは手塚も死ぬまで先知らなかったんじゃないかな?
大まかな方針や結末はあっても、プロット(とうかしらんが、下絵)見るかぎり
細かいところやちょっと先の展開は考えてたかどうか不明だし。
グリンゴは主人公が外国の相撲大会で横綱になる話って
本人が何かで書いてたな
話の流れからみると、相撲大会あたりがクライマックスに近いのでは?
たとえば、相撲大会で優勝し、村で認められて、何らかの活動
(外的との戦いを指揮する、など)をする。その戦いで日本人とは?
がだいたい見えて来て、村を離れて文明世界へ戻る(村は全滅かもしれんが)。
という展開じゃなかろか。
「一輝まんだら」の貞操帯の男はどうなってもいい。それより美人の嫁さんに
幸せになって欲しい。
70 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/02(土) 12:45:39 ID:wmQskQdA
マンガでは100万馬力に改造したが、アニメでは改造しなかったのか、
OPの歌はずーっと”10万馬力だ鉄腕アトム”と歌いつづけているな。
そもそもなぜ100万馬力に改造したかがよくわからん。
プルートとの戦が終わったらもとに戻すともアトムは言ってたのに。
その後、100万馬力が話題になることもなくなったし・・。謎だ。
インフレで煽っていただけみたいなもんだし。
強さ比べをやるような作品は他にはあまりなさそうだしね。
アトムが一番強いとか言えれば、何馬力でもいいんだろう。
アニメはただの駄作だし。
批判スレだけど、何故か作品議論になるスレ
>>74 他の手塚関連スレの方が手塚批判が多い。
アンチ手塚を隔離するためにこのスレを作ったんじゃなかったっけ?
手塚は、手塚という名前だけで叩かれることもあるからな。
大変なことではある。
そうですね、テニプリでも手塚は天才すぎる。
よいよい。
批判=もっぱらなじることでもあるまい。
手塚ゾーンか。やはり手塚は偉大だ。
>>76 確かに最初はそうだったんだろうけど、
むしろ、ココのわりと何でも言える空気に議論好きが集まってきて、
アンチがウザがって(張りあいがなくて)逃げ出して、
結果マターリしちゃった――みたいな感じ?
どっちかというと、擁護のほうが明後日なコメントが多かったような…
アンチは、アンチってほどでもない、駄作もあるし、漫画界、アニメ界に
与えた肯定できぬ影響もある、という是々非々的スタンスっぽいけど。
それとも、他のスレでは、もうちょっと無闇なアンチがいたの?
手塚がマンガ界に与えた悪影響、アニメ界に残した悪影響、というのは
反論もされやすいので、批判は作品ごとに地道にやった方がいいのでは?
「ダスト18」の無責任な終了は読者をバカにしてる。手塚ファンよ、反論せよ
・・とか(反論できんか)。しかし、ダスト8でも18でもいいが、面白いのか
あの作品。
「未来人カオス」のいかにも大河ドラマ的始まり方が、連載が進むにつれて、
どんどんダメになったのは手塚の構成力に欠陥があったためではないか?とか。
>>82 絵が下手とか、○○の方がスゴいとか、ヒューマニズム臭いとか、
明後日の方向から降臨してくる人はわりとどこにでも定期的に現われない?
>>85 テレビアニメ『ゴルゴ13』、映画版『忍者武芸帳』。
「手塚総合」スレから回されてきました。
BJは「ゴルゴ13」の「金のためには非道なことさえあえておこなう
超プロフェッショナル」「寡黙、黒っぽい服装、ときどき手がしびれる」
という設定をもらい受け、その後に登場した「子連れ狼」からは、さらに
「ムードメーカーの子供連れ、乳母車に隠した槍(マントに隠したメスと
同じ)」を合わせて作った作品・・・というは明らか。
基本アイデアを誰でも知ってる作品から取るのは、誰でもやってるし、読者は
許す。たとえば「W3」が「桃太郎」を元にしていても誰も文句はいわない。
しかし、同業者のアイデアをせいぜい主人公を医者に変えるだけで使うのは
大手塚としては情けないではないか?それも後に代表作とまで言われている
作品が、それでは・・・。
>>89 ついでに、これは他のサイトで指摘されていたことなんだけど・・
映画「片目のジャック」は「友人の裏切りにあい、片手をつぶされたガンマン
が、血の滲むような訓練で再び銃を持てるようになり、復讐に立ち上がる」
も、「寡黙なプロ」「黒づくめの服装」「片目のジャック=スペードのジャック
=ブラックジャック」がモロにBJに反映されているという。
91 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/07(木) 00:46:02 ID:x0abb/Qy
インスパイアでまた盛り上がるのか
その程度のパクりならどんな作品にでもあるだろ
例えばだなお前ら
シェイクスピアの作品は全てパクりだ。完璧になw
またゲーテのファウストだってそうだし、ドストエフスキーのカラマーゾフだって実際の事件を題材にしている
しかしこれらに対しては誰も異論を差し挟まない。何故だか分かるか?
まずパクり、パクりって言う奴らにはそこを説明してもらいたいね
むしろ手塚にパクられた奴に嫉妬
学歴詐称
実は中卒らしい!
>>91 パクリっていうのは事件や昔の話を作り直すことじゃなく、同業者の
作品と似たものをつくることじゃないか?
シェークスピアが同じ劇作家の作品をパクったなら問題になったが、
実際に起きた事件やローマ時代の話を劇にしてるから誰も文句言わんじゃないの?
手塚が石森やさいとうの作品に似たものを描いたらパクリと言うんじゃ
ないの?
まあ、アンチヒーローものなんてのは、さいとうたかおの登場以前から存在するわけで、
寡黙、黒っぽい服装、なんてのもそのパターンのひとつだから、これはさいとうからの
ぱくりというより、様式に沿ったもの、というべきではなかろうか、と。
むしろ、あまりにオーソドックスな、そのイマジネーションの貧困さが問題のような気が
するが。
映画からの影響、ということだけど、手塚の世代の漫画家にとっては、ハリウッドという
のは、はるかに仰ぎ見て、ひたすら勉強させていただくべき存在だったんじゃないかなあ、
という気がする。
したがって、ぱくりといえばそのとおりなんだろうが、手塚にとっては、
「ハリウッドに学ぶのは当然でしょう!?」
という感覚だったんじゃなかろうか?
今はそうでもないけど、ふた昔ほどまえの映画オタクというのは、漫画が映画に近づいた
なんて失礼なことを平気で口にしていたもんね。
映画には映画でしか表現できないものがあるし、漫画には漫画でしか表現できないもの
がある。
手塚は、映画に肩を並べようとして、一生懸命走ったんだし、それはそれで漫画というもの
の表現手段を飛躍的に増大させたんだけどね。
それは功績と言っていい。
でも、本当に日本の漫画を、表現手段のひとつとして確立しえたのは、映画コンプレックス
のない、少女漫画家たちだったんじゃないかな、と思うけど。
>>94 >実際に起きた事件やローマ時代の話を劇にしてるから誰も文句言わんじゃないの?
シェークスピアはそれら歴史上の事件や民間伝承をもとにつくられた
物語等をネタ本に翻案している。現代の基準だったらパクリだな。
ただ、近代以前の詩人(=文学者)は「上手に語る人」であって
物語を創造する人ではなかったんだよ。
だから、当時の基準では他人の創造した物語を下敷きに使っても問題はなかった。
今のように作品と個性が密接に結びついてオリジナリティーが問題になるのは
近代以降。
>>91 オペラも戯曲もヨーロッパは昔の事件を題材にするのが基本だから別にシェークスピアが
問題にされるとは思えんが・・・。
現代でも手塚の「弁慶」のような作品は歴史や演劇をわかりやすくマンガにしている点で別に
責められることもあるまい。
>>89 あ、新たにカキコしてくれてたんだ。こりゃお手間かけちゃいましたね。
ゴルゴ>子連れ狼>BJっていう影響の流れがある、って指摘には基本的に同意。
考え方としては、総合スレで語ってた《ゴルゴ13のアンチテーゼ=BJ》ってのが
上手く言い当ててると思う。それを踏まえた上でとりあえず2点だけ。
総合スレの510に書いてた
>画風は完全に劇画を目指す (劇画派の模倣だ)。
これは違う。違うけど、これは引っ込めちゃったみたいなんでこれ以上は言わないw
>>90 その要素だけでインスパイヤ認定は流石にキツいような気がするw
「友人の裏切り→復讐」プロットは物語元型とも言えそうなものだし(「岩窟王」とか)、
キャラ設定も典型的といえば典型的。
片目とかジャックとかスペードってのは一時期のソレ系作品の頻出要素だし。
「派手な花柄の服」の「冗舌なプロ」が両者に共通するってならアレだけどw
「寡黙」な「ジャック」だけでそう言うなら「バイオレンス・ジャック」の影響まで
考えなきゃならなくなるw よって、この件については完全に白としたい。
個人的にはあんまり「パクり」論じゃなくて、個別作品の具体的な話になったらいいなあ、と。
>BJは「ゴルゴ13」の「金のためには非道なことさえあえておこなう
>超プロフェッショナル」「寡黙、黒っぽい服装、ときどき手がしびれる」
>という設定をもらい受け、その後に登場した「子連れ狼」からは、さらに
>「ムードメーカーの子供連れ、乳母車に隠した槍(マントに隠したメスと
>同じ)」を合わせて作った作品・・・というは明らか。
この程度でパクリ認定はさすがに出来んなあ
102 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/08(金) 03:28:41 ID:TGC17l/y
焼けてしまったアレキサンドリアの大図書館に収蔵されていたとされる
巻物の物語の一部はローマ兵が持ち出して強奪してたりくすねていた。
当時の本は目方あたり金よりも高い代物で貴重品だった。そういった
地下ルートでイギリスに伝わった物語や文献を元に、シェークスピア
は翻訳や芝居向きに翻案した作品を自分のものとした。つまり盗作だ。
アトムなんだが『地上最大のロボット』のロボット生き残り戦が人気が出た
からといって、『ロボイド』『ロビオ』『青騎士』とつづいてロボット集団戦を
使ったのは安易すぎないか?おまけに横山光輝の『伊賀の影丸』連載時に
使われた「登場人物で殺された者の顔に×」まで毎回連載中に使われている。
これをパクリとはいわないのかな?
>>103 それはそもそも、横山が山田風太郎のパクリだからなあ。
風太郎は、後で車田正美はじめ、ジャンプ隆盛期の対決ものの骨格を
つくったわけで、これはひとつのジャンル創作といえると思う。
したがって、手塚のそれも、漫画における初期のそのジャンル作品、と
いう評価でいいんじゃないか?
>>104 いや、問題にしてるのは「やられたヤツは顔に×」なんだけど・・。
マンガ的にすばらしい表現法だと思う。
「やられたヤツは顔に×」は別にかまわないんじゃないか?手法を抜き出すだけなら
問題無いと思う。
>>104 そういえばその昔、シバレンに手塚が
「あなたの作品が無茶苦茶盗作されてますよ。」と突然電話を
かけてきたらしい
>>105 ああ、そうか、なるほど。
風太郎の「甲賀忍法帖」で、殺された忍者の名前は、墨で消す
という描写があるので、横山のそれも、そこから来ていると思う
んだけど。
黒澤の映画の演出みたいなもので、今となっては誰もがやり
そうな事なので、どうもピンとこない。
W3事件のときの手塚のキレ方からみると、手塚はこういう件に関して
当時の誰よりも敏感・・というか、パクリを嫌がっていたんじゃないか?
手塚基準
リスペクト・オマージュ→OK
パクリ→X
少し前に「銀河鉄道999」で問題になったろ。
セリフを歌詞に使われたと松本に言われた歌手が「お前は宮沢賢治の盗作だ」
と反撃したヤツ。パクリ、アイデアいただき、インスピレーション、
ベンチマーキング、境い目を決めるのは裁判所でもできんぞ。
あれは糞を食った人と、糞を食った人が吐いたゲロをすすった人の戦いw
それは冗談だけど、999って遺族に許可とって仁義通してはいるんでしょ?>松本
槇原(の事務所)側はなんつうかレベル低すぎw
ホモでジャンキー、それにダメ人間の称号まで加わると、かえって愛せるキャラではあるが。
>>103 >『ロボイド』『ロビオ』『青騎士』とつづいてロボット集団戦を
>使ったのは安易すぎないか?
アトムを描いててイヤでしょうがなかった、ってのはそういうトコだったって
言ってなかったっけ? 読者人気&編集の要求で「描かされてた」みたいな。
(もちろんその述懐は韜晦であるという可能性も考えなきゃならないが)。
漫画の場合、作品制作において作者の権限って他に比してかなり弱めな感じだから、
作者論みたいなことやろうとするとその辺、他のジャンルに比べて難しい。
>「やられたヤツは顔に×」
そりゃどう考えても普遍的で一般的な表現でしょうw
歴史上『伊賀の影丸』で初めて用いられた表現とは流石に言えんでしょ?
それほど工夫を凝らした意外な表現でもないし。
金田一少年でも似たようなことやってたっけ。
集団戦は、主役の他に個性あるキャラを出せるし
ファンもそれぞれにつくから、うまく描けば面白くなる。
ただ、地上最大のロボットは、ただキャラが次々殺されて
最後はアトムやプルートーがマンセーされるだけで、かなりしらける。
アニメも酷いしね
集団の中に一員(ナンバーセブン)や集団戦をマンガに持ち込むことは
画期的じゃなかった?初期のマンガは主人公が一人でタイトルも主人公の
名前を、というのが多いと思うけど。
>>108 単なる闘い、殺し合いをチェスやパズルのようなゲームに仕立てて
バトルロワイアル形式を作ったのが山田風太郎だけど
彼はもともと推理小説を書いていてその影響が強いと思われる
>>114がじつはいいとこをついたけど死を遊戯としてゲーム化するという点で
バトルロワイアル形式の親は推理小説といえる
そういう意味では海外の古典ミステリ
例えば「そして誰もいなくなった」で
最初に死の象徴として書かれるインディアンの詩があり
それになぞらえてひとりずつ殺されていくという演出があるけど
この方法を逆からやったのが殺された人間に死の象徴である千なり×なりをつけるという方法だといえる
それこそゲーム形式においての死の象徴に拘らなければ
戦国時代に織田家では戦場で死んだ人間の小指を切り取って名前を書いて郷里に持ち帰ったというし
似たような死んだ人間にしるしをつけるという行為は紀元前から行われてきたから際限がない
だから起源を求めるなら死を象徴として扱っているのがゲーム形式のうえでのものに限られる
こうやって突き詰めると古くはチェスや将棋の基の遊びで取った相手の駒を手元に並べることかもと思い当たった
集団戦というと範囲は広くなるけど、たくさんのメンバーが出
てくるパターンてのはいつごろかな?
地上最大とかは、7体がまとめて語られることは多いけど
もともとは全然仲間でも何でもないんだよな。
最近は、集団と言えば戦隊、単体ヒーローと言えば仮面ライダーやウルトラマン(こっちも最近は集団になっているがw)
という認識が多いような気もするけど、もっと昔からあったよね。
集団…ってことなら、それこそ水滸伝とかになるんじゃないの?
いや、もっと以前から中国の古典にありそうだな。
122 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/09(土) 17:53:33 ID:GA9NPSnE
最初の頃のBJの絵柄は、劇画を模倣して苦労している様子が窺える。
特に最初のBJの顔の絵のタッチは、「ワースト」を描いたアシの絵に
似ているなぁ。もしかすると…
平山亨(東映のプロデューサー)の回想録を読んでたら、
1970年ごろ、仮面ライダーを5人いっぺんに出すアイディアを石森と温めていたら
テレビ局の人に一蹴された、という話が載っていた。
でも、それ以前にも集団ヒーローものってなかったわけじゃないよね……?
(そのアイディアはのちに「秘密戦隊ゴレンジャー」として日の目を見ることになる)
団体戦って、その発想源を遡ると、柔道・剣道の団体戦辺りに行き着くんじゃないかな?
負けた奴に×つけるのもこの辺が元かも。×印自体はかなり普遍的な記号だとは思うけど。
物語に目を向けて歴史的に遡っちゃうと、日本だけに限っても
古くは合戦物戦記物から、忠臣蔵、里見八犬伝みたいなとこに至るまで
かなりポピュラーな形式だったとは思うが(中国入れるともうワケわからん)。
で、多人数が戦うモノって、さらに分類するとこんな感じだろか(作品例は適当w)
団体戦=(ほぼ)同数の人数からなる複数の団体が対抗する(『伊賀の影丸』)
戦隊戦=多数のキャラからなる団体が悪の団体の刺客と戦う(『サイボーグ009』)
集団戦=多数のキャラが戦うが、特に団体対抗とは限らない(「天下一武闘会」)
漫画の場合は、卑怯の壁(集団で一人を袋叩きすることの倫理問題)があったから、
しばらくは孤高のヒーローが主流だったとか?<思い付き仮説
敵が一人残っちゃうと「あいつは俺にやらせろ」みたいな展開が多かったし。
(だから、ゴレンジャーって卑怯じゃない?って議論は当時の子供の中にもあったw)
まあ、ヒーローが一人の方が子供にはわかりやすいし、お話作るほうも楽だしね。
さらに基本的に善悪二軸対抗だったものが、それ以上の数の軸で対抗することも
後には珍しくなくなってくると。ガンダム→Zガンダムみたいな感じで。
この善悪二軸の否定ってやつの漫画における嚆矢はやっぱ手塚じゃないかと思う。
>>122 絵柄は一番苦労してた時期から何年も経って、かなり固まってきてた時期じゃないかなあ?
それでもBJって、かつて手掛けてなかった内容の作品だから、
絵柄についても、さらに色々と試行錯誤はあったろうね。
ただそれは「劇画の模倣」じゃなくて、影響を受けつつ新たな絵柄に作り直したってとこかと。
だっていわゆる「劇画絵」には見えないでしょ、あの絵柄w
集団戦にしても、劇画絵にしても、当時のことを何も知らない人が
思い込みで批判しているだけみたいなのが、ちょっと何だかなあ。
>>111 松本はオタからも、またか。みたいな感じで見られているから気にしなくてもよろし。
「スーターウォーズとガンダムは僕のをパクってます」
と、のたれうち回っているじじぃだからな。
>>126 知ってるの?知ってたら当時の事情を教えて。
どのマンガで集団戦が話題になったとか。
たとえば、コントロールできる巨大ロボットなら『赤ん坊帝国』が
最初で、『鉄人28号』で広く子供らに知られるようになった、とか。
批判している人は知っているのか?
美味しんぼ
ザ・シェフ
ギャラリーフェイク
BJ以降、このタイプの主人公はふえてるね
そういや山岡士郎って最初はアウトロー的な雰囲気が魅力だったんだよな。
山岡士郎
黒ずくめ・・父親と仲が悪い・・一つの技術が天才的・・可愛いパートナー
可愛いパートナー!?????
当時のことをよく知ってたら、そろそろ50代だろ。
出版事情なんかまで経験的に知ってるなら60代じゃないの?
そりゃあ2chには少ないよ。
>>126 それはいいんじゃない?
その人が自説に変に凝り固まってなければ、スレはその方が活性化するし。
それで若者は知識を得られ、オサーンは教えて気持ちイイ。
誰にも損はないと思うw
>>126 知らない人ばかりだから、ああだこうだと話し合っているんじゃないか。
知らないくせに黙っとれ、なら、知ってることを教えてくれたらいいのに。
>>134 当時は情報があまりなかったから、別に年を取っていても知らない場合が
多いのじゃない?その時代のひとたち(編集長とか)が書いた本を読んで
皆知識を得ているんだろ。
だから、年齢はあまり関係ないと思う。
松本も「男おいどん」で賞をとったあたりで奥さんのアシに徹していれば
晩節を汚さなかったのに。
キャプテンハーロックもBJタイプだな。
長髪・・顔の傷・・黒マント・・アウトロー・・信念・・付属の子供
巨大乗り込み型合体ロボでは「大マシン」というのがあった。「少年」に泉なんとかが描いてたな。
142 :
135:2006/12/10(日) 18:32:11 ID:???
>>137 まあ、そりゃそうなんだが、「感動」「衝撃」「空気」「思い」……
みたいな部分は後付けの勉強ではよく分からないし、分かりようもない。
その点はやっぱりリアルタイムで経験してた人たちには適わないのよ。
まあ、オサーンも若造も互いにリスペクトし合いましょうや、ってことで。
>>142 泉ゆき雄だな。「赤ん坊帝国」のリメイク版を描いたのもこいつだけど、
「鉄人28号」の連載より前に描かれた巨大ロボット(大仏だけど)は
高野よしてる版のオリジナル「赤ん坊帝国」。
アトム大使の次の次の年ぐらいじゃないかな。
143は141に対するレスね。
えっ???
人間型・・アトム
リモコン型・・鉄人28号
搭乗型・・マジンガーZ
合体型・・ゲッターロボ
が最初じゃないの?
>>140 台羽正は付属と言うより、もう一人の主人公でしょ
>>140 >付属の子供
それってまゆのこと? アレはアニメオリジナルだよ。
原作にはない、りんたろうと上原正三のアイディア。
もっと言うと、純真無垢な少女を守るべきものに
仮託するって言うのは上原の得意モチーフ。
アニメ化に当たって、新たにまゆを入れるってことで、
アニメ制作サイドと松本零士は大喧嘩してるはず。
そりゃそうだよね。少女を守るために地球を守ることにしちゃったら、
ハーロックの生き様が全く変わってきちゃうから。
>>145 鉄人の方が大ヒットしたし、SFらしいからねぇ。
『赤ん坊帝国(少年画報)』は大仏型ロボットなので、どうもパッとしないこと
もあるけど。いちおう、主人公がリモコンで動かす巨大ロボットでは第一号と
言われている。
作者の高野よしてるはその後、鉄人に似た『13号発進せよ』を少年マガジンに
発表してるけど、あまり評判にはならなかった。
・・というか、高野よしてるは終戦直後のカストリ雑誌のエロ漫画で、その方面では
人気者だったりして。
赤ん坊も大人と話ができる「おしゃぶり通話機」とか、地面の上もすべることの
できる「蛇腹スキー」とか・・・・。
BJよりハーロックが先だよね。
似てると思う。ほっぺの傷なんか、特に。
黒澤映画の影響はない?
>>151 なんとなく似ているシーンはあるけどなぁ・・。
「虎の尾を踏む男たち」のお笑いシーン→「はりきり弁慶」
「野良犬」の刑事たち→「奇子」や「アドルフに告ぐ」
「天国と地獄」のサングラス男→「バンパイヤ」
「どですかでん」と「影武者」ははっきりパロディとして使ってたな。
「七人の侍」と「ナンバーセブン」はあまり関係ないだろうなあ。
「生きる」の地獄めぐりに似た雰囲気のモブシーンは何度かあったような。
『隠し砦の三悪人』→『ジャングル大帝』アルベルト編に登場
オマンコジュというやつだね
日本映画・手塚治虫のベスト10
1位『七人の侍』
2位『雨月物語』
3位『砂の女』
4位『にごりえ』
5位『生きる』
6位『張込み』
7位『人間の條件』
8位『心中天網島』
9位『浮雲』
10位『ゴジラ』
黒澤映画の影響はしっかりある。
>>155 これは面白いものを・・・。
黒澤作品は『七人の侍』と『生きる』か。
このリストで面白いのは『浮雲』が入っているところかな。
どろどろ腐れ縁の男と女が落ちぶれて自滅へむかう話って手塚らしくなくて
実はいちばん手塚が好きなシチュエーションなのかもな。
>>143 そうそう、泉ゆきおだ。
「大マシン」は斬新なメカデザインだし復刻したら面白いと思う。
「火の鳥黎明編」のラストの戦闘シーンは「七人の侍」だな。
雨の中、襲撃する騎馬兵に対し、工夫して戦うサムライと農民たち。
「隠し砦の三悪人」からはかなり影響を受けたとおもう。
男装、男まさりの姫、凸凹コンビ、馬での追跡戦、荷馬車での逃亡、
しかし、「スターウォーズ」への影響の方がよりはっきりしてるな。
てか、どっかで、
「ディズニーとか好きなものは色々あるけど、結局一番好きなのは黒澤明」
みたいなニュアンスの発言をしてた気がするぞ。
火の鳥の復活編って火星年代記に影響受けてない?
>>162 『火星年代記』は手塚が戦後すぐに読んで大きな影響を受けた作品。
『山椒魚戦争』と共に手塚作品の元ネタの宝庫。
手塚もSFの影響受けて作品に取り入れてるんだよね。
石ノ森に対して「彼は他人の作品(SF)をそのまま取り入れている」
と批判して問題になった。そうすると手塚はちゃんと咀嚼してから自分の
作品に取り入れて、石ノ森はそのままパクってると手塚は考えてたってことね。
手塚作品に詳しい人もそんな解釈してるということでOK?
石森の悪いところは、構成やストーリーだけでなくシーン(絵)やタイトル
セリフまでもそのまま使っちゃったこと。でもほとんどが単行本化されて
いないから今の読者は知らないと思う。(『夜は千の目をもっている』
『星から来た少女』とか)
パクリが多かったから全集をつくろうとはしなかったんだよな。
>>166 そうなのw
子供の頃読んだリュウの道に感動した自分としてはNHK漫画夜話で
呉、夏目、いしかわ氏が揃ってリュウ道を含めて氏の作品が海外SFの剽窃と
断言したのには驚いた。しかも手塚も同じ趣旨の発言をしてるので二度ビックリ。
そう言えば手塚の死後直ぐに石ノ森が手塚との思い出に関しての短編漫画を描いてたな。
内容は手塚への尊敬なのか、自分は既に手塚を超えたと自慢したいのか、神無き後の
漫画界に自分が神として君臨すると宣言したいのか本心がよくわからなかったな。
石森の場合は生きてるときからタタかれていたからなぁ。
「うわべだけ真似る天才」「底が浅い」「本を読まずに解説を書くような
漫画家」「独自の考えがない作家」てな調子だけど、ファンは怒らなかったよ。
「石森は絵なんだ」で納得してたみたい。
漫画家で唯一叩かれなかったのは手塚だったが、その反動か、死んでからボロクソ
にされた・・。
009の流れ星ラストがブラッドベリからのインスパイヤだってのはよく聞くけど、
具体的にはなんて作品からなの?
>>168 >漫画家で唯一叩かれなかったのは手塚だった
生きてるうちに批判すると先生自らお出ましになって
ウザかったからじゃないの?
確かに手塚はうざそうだな。
だがそこがいい。
でも全集のあとがきに「手塚は終わったと言われる時期もあって・・」のようなコト書いてあった気が。
その時期ってのは虫プロが潰れた時期ね。
手塚を正面きって叩いたら、十倍になって跳ねかえってくる。
全面降伏するまで何十年でも攻撃を続けそうだな。というか、それが生きがいに
なりそうなタイプだな。
「手塚は終わった」というセリフの大部分は手塚自身の発言だと思う。
少チャの編集長の回想録でもBJ掲載時に「これで終わりと思ってる」と
最初に言い出したのは手塚だった。そこで編集長の「死に水」発言へと
つながっている。
「くそ、これで終わってたまるものか」と思いながら
「ボクも終わりだ」といって周囲の反応を見てたんじゃないか。
もっとも虫プロ倒産はマンガの世界とは関係ないから、かなり衝撃だった
ようだけど。しかし、香港へ逃げる、と本気で考えていたのか、手塚は?
>>170 なるほど。どもです。
>死んでからボロクソにされた・・。
そうかなあ? 一般層やメディアの中ではむしろ神格化が進んだ気がするよ。
オタ連中の間では例の宮崎の文章以降、必要以上に貶める風潮もあるかもだが、
そもそも、基本、オタって人を誉めることなんてしないしw
176 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/22(金) 03:33:58 ID:HyevlYFU
石森は高卒で漫画家となり、手塚の推薦で東映動画に送られて、それから
スタジオゼロとかけもちしながら漫画を描いて、009であたってからSFの巨匠
(冒険科学漫画)などと雑誌が持ち上げた(それで、手塚は憤慨していたりも
したが)、常に手塚に対するコンプレックスがあった。手塚の家庭(実家)の
境遇の恵まれていたことや、何と言ってもその教養と学歴に。それで、石森
漫画ではやたらと、威勢を張って知的さを装うようなセリフだとか、キザな
印象のする表現があるが、それは学歴コンプレックスから来るあるいは
手塚に対する秘めたる対抗心の発露なのだと思ふ。(死人にくちなし)
石森の漫画って、苦々しいくらい壮大に見せかけるよなw
手塚に対する複雑な思いってのはわからないでもないな。COMでも人気では
石ノ森のジュンが絶えず一位だったわけだし。石ノ森としては人気実力ともに
手塚に追いつき追い越したとの自負はあっただろう。でも手塚がいる限り自分の
口から言う訳にはいかないし。実力では猪木を追い抜いてる長州がいつまでも
二番手に甘んじていたのと同じか。長州はそれが嫌でジャパンプロレスを設立して
飛び出したけどね。しかし晩年の石ノ森の漫画は評価に値しないんじゃないかな。
手塚は死ぬまで創作者だったもんな。
なんつーかディーバダッタみたいだな>石ノ森
>>178 晩年の石ノ森は、昔が信じられないほど線が汚くなってたな。
アシにやらせていなかったからなんだろうが、それを偉いといえるか
どうか。
演出の巧さとかはたしかにあったが、内容はスカスカになってた。
死ぬ間際のホテルなんて線がぐちゃぐちゃだったもんな。
もし、石森が自分には無くて手塚にはある、と何かを羨んでたとしたら、
それは手塚の構築的・外挿法的な思考方法そのものなんでなかろうか、
と個人的には思ったり。
石森はどちらかというと感性型の瞬発型だと思うんで。
で、コレの裏返しが『ジュン』事件である、と。
傍目には、師匠と弟子で上手く住み分けられて良かったのに…とか思うんだがw
手塚の漫画は思いつきで話の本筋逸れても、打ち切りにならない限り、知らない顔
して戻ってきて、きちんと本来のオチをつけるようなところがある。
石森は一話一話の完成度は高いが、全話を通してでは、どうもね、な雰囲気。
感性が磨耗した晩年に、構成が重視される青年誌で発表された石森の作品は、彼の
良い部分は出しようがなかったわけだよね。
『HOTEL』なんて評判よかったんじゃないの?
俺個人は、石ノ森がああいうの描くってのは、
いくら良く描けてても、ちと面白くないものがあったが。
あんなん弘兼(笑)にでもまかせとけよ、みたいな。
確かに話全体としての締まりがないわな。
手塚も長編になるとグッダグダでありますが。
雑誌なんていつ切られるかわかんないから、ちゃんとした結末まで考えて
連載する人は(すくなくとも当時は)少なかったと思う。
TVアニメだって、せいぜい1クールぐらいしかストーリーを考えて
いなかった(said Tomita)。
手塚はもともと長編向きじゃないと思うな。今の漫画と比べるとかなり展開早いことに驚く。
長く続けると粗が出るからかも。
いや、それが昔の本来の漫画だからだろう。
今は一つの漫画が人気が出ると、いつまでも水増しして引っ張るけど
昔はそういうことはあまりなかったから。
今の長編漫画と比べられるのはすごいことだわ。
彼が作ったスタイルなんだし、当時は革命的だった。
後発は彼を模倣し、超えようしてストーリー漫画は進化してきた。
昭和30年代のテレビを今のプラズマと比較してもなあ・・
陽だまりの樹
『新撰組』だって五稜郭あたりまで深草君が活躍させたかったけれど、
人気がいまひとつで、切られちゃったからなあ。
『陽だまりの樹』は途中で賞をもらったので、連載を延ばしすぎて
力尽きた例だと思う。種痘所設置でクライマックスを迎えていれば
もっといい作品になったんじゃないかな。
69 :マロン名無しさん :2006/12/25(月) 11:20:27 ID:???
石ノ森先生は絵柄いがい海外SF小説のパクリばっかだけどな・・・
むかしはパクリとかそういう意識はあまりなかったんだよ
面白そうなネタがあれば小説から失敬して・・・というのもわりとある話だった
むしろ他人のふんどしで相撲をとったにも関わらず
横綱まで登りつめてしまったということが
石の森先生や横山先生がストーリーテラーとして優れた漫画家だったという証拠でもある
人気に翳りが見えていた時期の手塚治虫が伊賀の影丸の大人気をうけてテコ入れされ
地上最大のロボットやロボイドなど、バトル要素を織り込んだアトムを描いたが
手塚本人はそういう話を描くのを嫌がっていたらしい
これはたぶんバトル要素そのものが嫌だったというより
手塚の持ち前の嫉妬心が、後輩同業者が流行らせたジャンルを
取り込むということを拒んだためだったように思う
それは手塚にとって横山への屈服に他ならなかった
193 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/25(月) 14:51:21 ID:Iaa3v2h1
辛辣に批判すれば手塚は戦後の焼け跡から勃興してきた例えばダイエー、本田技研みたいな新興資本ジャマイカ?大東亜戦争が無ければ彼は医者で生涯を終えていたんジャマイカ?
>>193 しかし、それなら戦前からの旧財閥にあたるものって、何なんだろ?
>>193 戦場へ行くのが少しでも遅くなるために医者になったからなぁ、手塚は。
197 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/26(火) 14:11:37 ID:RHu9BiMg
女性キャラの美しさに関しては石森、松本先生の方が一枚上のような気ガス? 皆さんの意見はいかが?
まあ、好みの問題だからむずかしい。
蓼食う虫も好き好き。
美青少年は、だんぜん手塚がエロ可愛い。
手塚は出だし良くても失速するからなぁ
どろろ、ブッダとか良い例
もっと練ってから始めればいいのに
202 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/27(水) 00:02:16 ID:5U4Lqxql
可能性として想像してみる。
ブッダが掲載誌が破綻、あるいは編集から打ち切りを宣告されてしまったと
しよう。まだシッダルダが王城を出奔するまえだったとする。
とりあえず、出家に向けて城を抜け出すところまでを描いて、次の
最終ページに、文章が載っておしまいになる。
シッダルダは、こうして、王子の身分を捨てて修行の旅に出ました。
その後幾多の苦行と困難を乗り越えて、人生とは何か、人間の苦しみとは
何かについて考え抜いて、とうとう悟りを開いたのです。そうしてその悟りを
多くの人々に知って貰うことが自分の努めであるという声に従って、一生を
教えを説いて周り人々を諭しました。仏(ほとけ)ということばは、ブッダ
(仏陀)ということから来ています。それはシッダルダが悟りを開いた人と
なったことを表しています。
またどこかで、ブッダのお話を描くことができるときが来るまで休載します。
それでは、これまでご声援ありがとう。 手塚治虫
203 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/27(水) 00:14:27 ID:uHB9wyJZ
ライフワークと言われる「火の鳥」に最も憤りを感じるな。
「未熟を罪と咎めるのか?」との謗りを受けるかもしれないが、「火の鳥」では
生命とは何かと追及して結局答えは出ていない。
松本零士の「銀河鉄道999」、やなせたかしの「アンパンマン」は「火の鳥」で遂に語れなかった
生命とは何かを語ることがテーマになっている。アンパンマンはアニメはあまり関係ないようだが。
生命とは何かなんて答えの出るような問題じゃないと思うが。
う〜ん、生命とは○○○だ、と主張するのではなく、皆でよく考えようね、
と言ってるような気もするのだが。いろんなアプローチで生命の問題を
取上げることで、いのちって何だろう?と読者が考えることを狙っているとも
言え・・なくもない。
206 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/27(水) 22:41:28 ID:uHB9wyJZ
>>204 それが答えが出るんだ。最も有名で大掛かりな映画にもなった「火の鳥鳳凰編」では主人公我王が
ミイラとなった師の前で「人は何故生きるのか?死ぬ為に生きるのか?」と自分問うていたが、
それに対する答えはちゃんとある。だが、言葉で説明するのは容易ではない。
>>205 生命についてはBlockJackの方が肉迫している。常に生死の狭間に直面し、最高の外科医でさえ
患者を死なせてしまう事もある。執刀ミスとか誤診はないけど。
「絵が死んでいる」では核実験でモロに被曝した患者を救う為に全てを移植する方法で脳と心臓を
(ドナーが心臓麻痺だったので心臓は使えなかった)移植して新しい肉体で蘇らせたが、半年後
被曝した脳に無数の癌や腫瘍が出来て手の施し様が無くなった。
結局、手術では1枚の絵を書き上げる時間しか与える事が出来なかった訳だが、こんな会話がある。
病院の医師「やはり手遅れでしたな。」
ブラックジャック「いや、手遅れではなかった。」
これがその、生命が何かに肉迫した話。火の鳥のどの話よりも迫っている。
207 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/27(水) 22:49:25 ID:uHB9wyJZ
肉迫していても、ハッキリその正体を掴むまでには至っていない。
命とは
今年の一文字
>>206 かりに、その患者が絵を完成させる前に死んじゃったら、
それは「手遅れ」だったということになるんだろうか?
命は一人一人違う。
60億の人間がいれば60億の答えがある。
だからたくさんのドラマが生まれる。
我王もゴ・ギャンもそのひとつ。
>>192 転載にレスしてもしょうがないんだが、
後段の部分は頷けない部分もあるなあ・・・
そもそも手塚自身がバトル物に興味も資質も無いわけで。
そういうのって結局「勝ったか負けたか」だけの話なわけだから、
そういうのを延々と「描写」するのは苦手なんだよw
それに後輩同業者が流行らせたジャンルに、
頼まれもしないのに自ら乗り込んで行った例はいくつも見られるし。
「ゲゲゲの鬼太郎」に「どろろ」、
「ハレンチ学園」に「やけっぱりのマリア」とか。
その際、そのままじゃなくて、必ず自分なりのモノを持ち込むんだよね。
それは結果として「失敗」する場合が多かったようだがw
212 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/28(木) 23:24:28 ID:DQ7iu9no
>>209 手塚治虫がどう考えたかは分からないが、それでも手遅れではない。死ぬ瞬間まで絵筆を
握っていれば何も思い残す事はあるまい。ただ、手術しなければ絵筆を握る事さえ
できなかったろうから手術は良かったと思う。
人には分という物があり、できる事には限界がある。しかし、その限界が人生において満点という
わけだ。死ぬ直前に振り返って何も恥じる事が無ければそれで良い筈だ。
士郎正宗は人形使いを通じて“現代科学では生命を定義できない”と言いました。
手塚は士郎の域には至らなかったみたいだな。
214 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/28(木) 23:45:50 ID:DQ7iu9no
理系板でちょっと議論したけど、生命と非生命の区別などない。
自己増殖する事が第1の課題だが、代謝がある事を条件にする人もいる。
多くのウィルスやウィルスよりも単純な生物は代謝が無い。しかし、コンピュータ
ウィルスだって生物と言えなくもない。1つのファイルに2つのウィルスが感染し
新しいウィルスが生まれた事もあるという。
ヒト、霊長類、哺乳類、脊椎動物、脊索動物、口腔動物、動物、真核生物、細胞、生物、有機化学物質、
違うベクトルでは人間、知性体、知能を持つ物、なんらかの判断能力を持つ物、何らかのリアクションをとれる物、と
どれだけ自分に近い物をそのカテゴリの中に入れるかの問題で例えばスタートレックでは
生命とそれ以外の物体では扱いがまるで違う。一種の選民思想、差別意識と言える。
215 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/29(金) 00:36:16 ID:vGxdbZ89
アニメの絵にだって生命はあるし、魂は宿ることもある。
フィルムは生きている
漫画の絵もなおさらだね。
手塚の絵には魂が感じられる。
218 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/29(金) 17:38:32 ID:vGxdbZ89
219 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/30(土) 12:54:24 ID:LVDTou/D
>>213 手塚はそんなこと最初からわかってそうだが。
220 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/30(土) 13:45:28 ID:5kFfLR+T
「火の鳥」で語られるべき生命とは科学的なモノではなく、主観的なモノ。
言い換えれば「人生とは何か?」
221 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/30(土) 19:35:22 ID:fl7G97yd
火の鳥はつまらんかったなー
低級SF映画を見せられてるみたいで
同感
難しく考えて読むなよ。
萌えながら読むんだ。
>>213 火の鳥で原子より小さい極小世界に生命を想定して見せたし、
星や宇宙もある種の生命として描いているんだが?
そもそも火の鳥は現在の定義では非生命体だし。
流行モノは描けないっておことでOK?
でも劇画ブームにすんなりと乗っていないか?
デッサンはディズニーの影響丸だしで、なっちゃいないが…
何のために生きるか、が全く描けてない。
228 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/03(水) 17:38:00 ID:KMIWcZdF
BJは自分が生きるためって言ってたよ。火の鳥じゃないけど。
>>228 だって秋田も最後だと思って書かせたわけジャン
>227
よくわかんないけど「なんのために」という説教臭い部分を抜きにして
生命をメインテーマに語れるなんて、逆に凄くね?
生きるための目的なんて人それぞれ、もっと言えば動物それぞれなんだろうしさ。
普通は「なんのために生きるか」なんて命あるものはほとんど考えないじゃん。考えなくったって生きられるしさ。
「なんのために生きるか」って話と「いのち」そのもの話って、全然ベクトルが違う話かもしれないね
テーマも何も描かれて無いじゃん。
批判スレだから当然批判もありだが
考察も何もない一行断言レスの連発は萎える
ちゃんと書けってか?
火の鳥に描かれているのは手塚本人の命にたいする考察の姿勢だけでその成果に付いては
何も描かれていない。もっともあの姿勢では何も分からないはずだ。
「人は何故生きるのか?死ぬ為に生きるのか?」
これの答えは生きていく内に意味付けされる物で生まれた時から備わっていると考えると
大変な道のりになる。命とは人間にとって時間の事だ。その時間をどう使うかというのはお金を
持って市場に出かけた経験が無ければお金がどう役に立つのか分からないのと同じで経験の
中から掴み取っていかなければ分かりはしない。
しかし、共通に言える事はある。人間は時間がなければ何もできはしない。死を前にした時には
もはやこの先何も出来ない。その時間をどう使ったか?
満足して死んでいくか?後悔して絶望して死んでいくか?まだ人生が残されている人間には
それを選択できる。
石森の新変身忍者嵐が出てきたので久々に読み返す。昔の漫画って量産ってのも
あるけど本当に適当に始まって適当に終わるのな。嵐も最初は脇役の忍者が登場して
話を作ってたけど、それすら登場しなくなりただ薀蓄まじりの怪人と戦闘するだけ
になり、オチは何の伏線もないまま敵は宇宙人だったwってことで済ましてる。
やたらと見開きニページのはったりを多用するし。手塚はその中でもかなりまし。
サンダーマスクなんかでも一応SF的に美しいオチを付けてくれてるし。どうでもいいが
このオチって美和へ送る真珠のパクリなのかな。どっちが先だったんだろう。
>>233 ああ……そういうことに対しては
>>230が答えてるんじゃないの?
つか、233で書いてることはあなた個人の結論つうか信念みたいなものでしょ?
それが『火の鳥』に盛り込まれてないからって論難するのは
無理筋の「無い物ねだり」に思えちゃうけどなあ。
昔、SFが攻撃されてたときと同じ論法っていうかさ。
とにかく「人間が描けてない」「テーマ性がない」「現実をとらえてない」とかって。
別にそういうの描くつもりの作品じゃないのにねw
個人的には、「何のために?」みたいな人文系の倫理・哲学的なとこは、
手塚は苦手だったし、実はあんまり好きじゃなかったんじゃないか、と思う。
そういう、結局は個人、つか「人間」に帰着しちゃうトコよりも、
良くも悪くももっと根源的かつ俯瞰で考えるのが手塚の特質だと思うわけで。
全生命に普遍的な生命活動とか、それを包括する宇宙それ自体に興味を持っちゃうという。
それを「地に足がついてない」とかって言いたかったら言ってもいいけど、
否定しちゃうのはどうかとも思うわけで。宮崎駿的誤謬じゃない?それ。
宮崎シンパなのならアレだけどさw
それに『火の鳥』自体が未完、しかも特異な構成の作品だから、
そういうテーマ性みたいのを語るのは難しいとこあると思う。
「そういうことについても後で描くつもりだったんじゃないの?」
とか言えちゃうからさw
>>235-236 お前はまだ若いな。
>とにかく「人間が描けてない」「テーマ性がない」「現実をとらえてない」とかって。
>別にそういうの描くつもりの作品じゃないのにねw
では何故我王が命の意味に付いて自問自答したのか?コスモゾーンなる生命の元を
設定したのか?「人が何故生きるのか?」という問いに迫ろうとしているのではないのか?
>つか、233で書いてることはあなた個人の結論つうか信念みたいなものでしょ?
断じて違う。この思想は「命の根本」と言って武士道、華道、茶道などの真髄の基になっている
日本古来の哲学だ。言わばそれらの真の真髄と言える。仏教では「諸行無常」から得られる。
その命の根本が我王の求めている答えだ。
「火の鳥」は文明哲学を語っている側面もあるが個人の集団として成立っている事がおなざりに
なっている。「鉄腕アトム」での話になるがアトムは人間をしらな過ぎる。御茶ノ水博士やヒゲオヤジ
から人間について様々な事を教わるが人間とロボットの溝を埋めることはできなかった。同じ様に
ロボットが主役である「ドラえもん」は話が逆だ。人間とはどんな存在か機会があれば必ずくどい
くらいに、のび太に語る。ドラえもんが語る人間とは漫画「ドラえもん」が語る人間だ。
>宮崎シンパなのならアレだけどさw
手塚治は生命の問いが深く困難な物である事を承知していると取れる。西洋的な哲学を当てにせず
個々が受け止めるべき課題である事までは分かっていたようだ。BlackJackでは多くの患者が
残された人生を精一杯生き、あるいは永らえた命を噛み締めて生きている姿が画かれている。
宮崎駿は話にならない。生命を舐めている。蟲に怯え腐海に怯え輝かしい未来等望む事も無い。
「もののけ姫」は原作は違うかもしれないが、森と人が戦争をするという骨肉の争いを繰り広げる。
呆れて物も言えん。このスレは批判してみる事が目的だからこういう事は書かなかったがね。
スレ違いだからな。
言葉が足りなかったが、ドラえもんが語る人間の活力こそ人類その物の活力でもある。
それが人類の行く末を左右する。
>>203 >「未熟を罪と咎めるのか?」との謗りを受けるかもしれないが、「火の鳥」では
>生命とは何かと追及して結局答えは出ていない。
最初にこう語っていた事も付け加えておこう。
ただストーリー漫画を発明した漫画家と名高い手塚治虫だが、彼が頂点を極めてしまったら
芭蕉の後に名を残すような俳人が現れなかったように漫画の進歩がストップしたかもしれない。
論点が纏まってなかったかな。駄目だこりゃ。
>>236 >個人、つか「人間」に帰着しちゃうトコよりも、
>良くも悪くももっと根源的かつ俯瞰で考える
ってのは極めて哲学・倫理学的な態度(の一つ)なんだけどな。
いわゆる思想性と混同してるんじゃないの?
242 :
235:2007/01/08(月) 22:42:25 ID:???
>>237 んー……なんだかラヴクラフトについて山本弘と話してるみたいな
感じになってきたなあw 喩えがアレで申し訳ないけど。
あなたの信ずる所は何となく分かったような気はするけど、俺が言いたいのは、
あなたの「信ずる所フィルター」を通してのみで作品を語っちゃうと、
他者にとってはあまり意味を見出せない言説にならないかい?ということ。
(この場合、「信ずる」人数や伝統や歴史なんかは関係ないよ)
要は、かつてあった(ある特定の)思想に基づく漫画批評と同じ轍じゃない?という。
あと
>>230にも答えてあげてよw 俺も概ね同意見だし。
あとの237の内容についてのレスは、俺の発言に対する誤解の訂正と、
あなたの考え方に対しての質問と意見になっちゃって、
あまり手塚漫画とは関係ないスレ違いの擦れ違いで終わるだろうから止めとく。
面白そうな部分もあるんだけどね。宮崎ヘイトのトコとかw
あと、正直に告白しておくけど、具体的な作品内容の例証については、
手元に『火の鳥』が無いんで、現状、あなたには太刀打ちできません。
これについては白旗上げます。降参です。
……悔しいから一つ揚げ足とると、「なおざり」と「おざなり」は意味が違うよ、とw
243 :
235:2007/01/08(月) 22:43:37 ID:???
>>241 「人間」抜きで哲学とか倫理って成立するの?
自分でもあんまりよく分かってない気もするので良かったら解説して。
>>242 >あなたの「信ずる所フィルター」を通してのみで作品を語っちゃうと、
餓鬼め。少しは人間を知れ。
命の有り様は様々だが一意に求めるべき真実がある所までは手塚は理解していた。
お前は理解していない。
創作者が何を考え、何を作品の中で述べていたのか、なんてことは
よほどに資料の整った人物を細緻に研究しなけりゃ、わかるもんじゃ
ないだろ。
手塚は資料が少ない人でもないが、その発言に韜晦と思い付きがや
たら多い上に、生きてるうちからあれこれと伝説をまとってしまった人
間なんだから、正確なところを知るのは無理だろうな。
ちょいと前に、「野戦病院」の話なんぞも出ていたが、皆、手塚に仮託
して、自分の思いを語りたいだけなんじゃねえか、と思うよ。
常に、エンターティメントを創出する者であろうとした、彼の考え方をみ
れば、「面白さ」と「論理的一貫性」がぶつかれば、間違いなく前者をと
ったに違いないわけで、そういう人の作品を、詳細に分析してみても、
さて、どれだけの意味があるのだろう。
俺は普通に、楽しんで読めばいいのだと思うが。
247 :
235:2007/01/11(木) 00:12:54 ID:???
>普通に、楽しんで読めばいいのだと思うが。
まあ、そりゃそうなんだけど、そこを落とし所にしちゃうと身も蓋もないっつうかw
あんまりああだこうだイジくり回すのも失楽園行為になっちゃうんだろうけどさ。
でも、わかっちゃいるけど止めらんないというかw
>皆、手塚に仮託して、自分の思いを語りたいだけなんじゃねえか、と思うよ。
自分も多分にその轍を踏んでる自覚はあるw
だから、
>>233からの一連のカキコの人みたいな信念や、
逆に、例えば「手塚を語るときの立川談志」みたいな態度も、実は嫌いじゃない。
むしろ人としては立派だと思うし、そういう人がいてくれなきゃ困る。
ただ、あんま断罪調になったり、神格化に走ったりすると茶々入れたくなるけどw
248 :
235:2007/01/11(木) 00:14:06 ID:???
>「面白さ」と「論理的一貫性」がぶつかれば、間違いなく前者をとったに違いないわけで
それはまさに同意。折り合いに悩んだこともあったと思うが、基本は前者だと。
>そういう人の作品を、詳細に分析してみても、さて、どれだけの意味があるのだろう。
自分としてはそこの手塚の判断基準が気になるというか。
つまり、手塚は何をどう描くことを「面白い」と捉えていたのか?
あるいは、「面白い」ものだとして、不承不承であっても取り入れていたのか?
(だから、俺は手塚の「論理的一貫性」に関してはあんまり興味がないw)
まあ、自分じゃない他人様が考えてたことなんて分かりようもないからw、
作品の跡を辿ったり、ほじくり返したりするだけだけど。
で、「面白い」にとっては、明らかに遠回りだったり、「何もそこまでw;」だったり、
あるいは、むしろ、いらんコトを描いてりしてる部分があるでしょ?
そこが手塚のコアなんじゃないかと思うんだけど、そのコアこそが……
……チラ裏的自分語りも甚だしくなってしまったので、もう、いい加減にしときます。
233の人、勝手に手を引くけどゴメンね。
249 :
233:2007/01/11(木) 01:05:35 ID:???
結局俺の言ってる事も手塚批判にはなってないな。描こうとした事に迫ろうとしたのは評価すべきだし、
迫れなかったからと非難すべきではない。
ただ、飯の種という事もあるんだろうが、高名な漫画家が命について何か重要な事を語っているという
宣伝が多くてな。実際は重要な事に迫ろうという意気込みを見せているだけなんだが。
250 :
246:2007/01/11(木) 22:07:10 ID:???
>>247-248 考え方としては俺とそう違いはないようなwただ、たまたまあなたは口にし
俺は口にしなかった、というだけのような気もする。
基本的に思想とか、そういうレベルでは俺も興味はない。
漫画家に思想教わるなら、思想家に教わった方がレベル高いだろうしw
ただし、個々の創作の局面での「思考の痕跡」とでもいうべきものを、推理
的娯楽として追求してみる、という意味での手塚論ならば、俺にも楽しめそ
うに思える(もっとも、おれはそれほどに詳しくはないけど)
>>249 うん、手塚が結論を提示している、というのは間違いだと思う。
あえていうなら、結論を追い続ける姿を、結論として提示しているのだと思う。
手塚作品のアニメ化映像化作品がことごとく面白くないのは手塚にも責任があると思う。
>>251 悟空の大冒険と海のトリトンは素晴らしい。
浦沢なんかにリメイクさせやがって!
254 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/20(土) 10:28:34 ID:Wa3wkEXN
後世には作品より坪内逍遥のように名前だけが残る気がする。
時代を切り開いた人物として。
作品だって残るだろ。
おもしろいのが多いし。
最近は漫画だかデザイン画だかわからないのだらけだしな。
トリトンはアニメのがいい。
あれは富野の実績。手塚本人が見たら泣きながら「これのどこが僕の
トリトンなんですか教えてくださいよ!!」となっただろう。
手塚のアニメでよかったのにどろろも加えてくれ。
秀逸な設定が最高。
原作大事にしたアニメを作ってほしいとは思うね。
でも手塚自身が自分の漫画大事にしないアニメ化をしたから
ある意味罪があるとも言える…
最近作られたBlackJackは面白かったが原作とは別物だった。キリコがキリコじゃない…
親父もファンを落胆させる過去があったからな。
親父さえしっかりしていればなあ。
>悟空の大冒険と海のトリトンは素晴らしい。
確かにそうなんだけど、二つとも手塚の原作とはかけ離れてるよね。
この辺、なんだか象徴的な感じがする。
思うに、手塚作品をアニメ化するのなら、(青年向け作品を除いて)
オールドディズニーばりの動かし方をするのが必要条件なんじゃないかと。
日本製なら1st『ど根性ガエル』OP、つか、かつての東京ムービーみたいな感じ。
要はかなりのハイスペック環境を要求する作風という。
>オールドディズニーばりの動かし方をするのが必要条件なんじゃないかと。
禿同。
W3のオープニングは白黒ながら動きまくってて結構すごい。
動きだけの問題ではないけどね
もっと美青少年が活躍するようにすればいいのだ
>70
歌は途中から百万馬力になってなかったっけ?
>251
いや、原作で大して活躍しなかったアトラスが活躍するアトムアニメ第二期とか、
原作じゃしまりの無い終わり方だったが一応クライマックスを迎えて完結した三つ目とか、
原作は打ち切りだけど百鬼丸が最後の魔物を倒して終わったどろろとか、
原作でできなかった事をしてていいんじゃないか?
上の方で石ノ森が話題になってるけど、藤子と手塚の関係はどうなの?
打ち切りを補完するのはいいと思うけど。
原作の魅力を低下させているアトムは好きになれないなー。
お茶の間向け改悪だからどうしようもないけど。
世間に無難なように作り替えたものだからね。
アトラスもいいけど、何か虚しい。
そうかー。石ノ森の009もアニメでは規制がかかって面白くなくなってるらしいからな。
原作では009は少年院を脱走した所を改造されたのに、アニメではレース中の仕組まれた事故によって誘拐されたし。
でも白黒版だと強い反戦を打ち出してるんだけど・・009
アトムは別にアニメは反戦じゃあないよな( ´∀`)
009は原作も反戦色強いだろ。
もともと死の商人が敵で、冷戦やベトナム戦争が背景で生まれたキャラだし。
なんかやたらと「反戦」ってキーワードに引っ掛かる人を見掛けるが
なんだか反戦=左翼=サヨって短絡してんのかなあ?
つか、左翼の何が気に入らないのかも良く分からんが。
つか、『決断!』でさえ建て前は「反戦」だしな。
まあ、巨大ロボットブーム以降は、
特にメッセージもなく敵をバンバンぶっ殺すのがほとんどかも。
反戦は漫画やアニメにも必要なものだと思うけど。
最近はそうでもないのかな。
>>273 自分が体験したもの以上の事は、私には書けない
といった物書きが昔いたが、他にも色々理由はあるかもしれないが結局はそういうことなんじゃない?
>>272-273 左派が気に喰わない、というより政治的なイデオロギーが前面に押し出されているのはどうかと思うよ。
自由の象徴としての芸術というものがあったが、芸術活動を制限した戦争を憎むあまり
左派的な思想に縛られてしまっては、それこそ芸術の幅を縛る事になって本末転倒じゃまいか?
最終的には、右左を超越したものを目指す事になるのが、自由な芸術の進む道ってことになる気もするが?
> 反戦は漫画やアニメにも必要なものだと思うけど。
甲殻や、劇場版パトレイバー2は、一言で言うと平和ボケするな というのが基本にあると思う
まぁ、相手から戦争しかけてくる場合を想定しない反戦というのは、お粗末にも程があるといったところか
現状に一石を投じる、何らかの思考を促すというのが役割であって、決して反戦を訴えるという事事態に目的があるわけではないのだと思う・・・よ?
275 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/28(日) 08:29:01 ID:vnqZGCaS
45年もの間、描き続けたのはやはり奇跡、ここに書き込む奴はどの程度の手塚作品を
読んでるんだ?批判なんて出来るわけないだろ?
糞漫画を描く分のエネルギーを名作にまわしてくれればよかった。
そしたら火の鳥現代篇が読めたのに。
ちゃんと健康診断を受けてほしかったな。
>>272 別にひっかかっているようには読めない。
あの店のラーメンには、ノリが入っているか否か、というのを報告するような
書き方だとおもうが。
手塚アニメの良作はジャングル大帝レオ劇場版だけなのはガチ。
あとは糞。
281 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/29(月) 10:04:20 ID:Iinzb1Rw
梅図かずお>諸星大二郎>手塚治虫>>>>決して越えられない壁>>>>浦沢直樹w
282 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/29(月) 10:05:40 ID:Iinzb1Rw
281です。 楳図ですね(恥
何が言いたいのかわからなくて、おしっこもれそうなのだが。
まあ手塚はいろいろスゴイんですよ。
ウフフ‥
美青少年がエロかわいいからな。
思わず襲いたくなるよ。
冷静に考えれば手塚の業績は凄い。アニメのアトムの後の時期に作られた
スーパージェッターには超一流のSF作家がアルバイトで参加していた。それは
まだSFが世間に認知されてなく小説では食べれなかったからだ。その
時期でさえSFに対する大衆の知識なんてその程度だってことだ。そうすると
それより遥か前のメトロポリスを読んだ子供達が受けた衝撃は計りしれない
ものだったに違いない。焼け野原で手塚のメトロポリスを読んだらそりゃ
神様が降臨したと信じるわな。
>>286 冒頭の結論に文全体が上手く流れ込んでいないように思うが。
アンチがただ叩いてるだけのスレかと思ったら
なんかこのスレ、濃いなぁ
おっさんばっかだもん、このスレ。
いや、じいさんさえいるかもしれんw
それは素晴らしいことじゃないかw
まあ、本来?のアンチホイホイの意味あいからするとアレなんだけどね。
世間一般の手塚への認識やら,他メディア化する際の扱いがアレだから
批判する者の法が自然とファンだったりする
という傾向があるのかもしれないな。…
>>289 手塚はデビューから60年近くたっているから60歳のファンとか普通にいるだろうな。
十代のファンは当然少ないんだろうが、年齢層が広くなることは喜ばしいことだ。
漫画技法は手塚が作った!ってよく言うけど
実際はどうなん?
294 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/02(金) 16:57:35 ID:hQnL7zcn
評論家は手塚以前にも漫画技法が存在してたと言うが
その人たちは戦後残らなかったからな。
宝島の冒頭なんて今読み返したらなんだとなる程度なんだけどね。
でも当時としては画期的に斬新でスピード感が感じられたんだろう。
その手塚の技法をを更に押し進めたのは石森章太郎。
でもある時期から斬新なコマワリをする漫画って無くなったよね。
ある意味みんな商業的にコントロールされているというか。
今のジャンプにジョージ秋山のゴンズイなんて絶対掲載されないもんなw
少女漫画なんか、見ようによっては30年前の方が斬新な
コマわりしてるもんな。
演出としてのマンガのコマわりは、80年代あたりでもう完
成されてしまっているとおもう。
あとはアングルとタッチ、それからネームの読ませ方、
3つの組み合わせで目新しさを出している。
コマわりに凝ったらどこからよめばいいのか分からなくなる。
ギャグ漫画日和は斬新だったな
298 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/07(水) 02:15:59 ID:zi6sYAn2
メトロポリスの衝撃は、石森や藤子、ラーメン鈴木さんたちのときわ荘グループ
には大きかったようです。
昭和40年代の東映動画の漫画を後押しするかたちで出されていた
東映動画作品べったりの漫画雑誌(月刊?)で、海賊王子だとか、レインボー
戦隊ロビンだとか、ハッスルパンチだとか、ガリバーの冒険だとか、
狼少年ケンだとかそういった映画に対応した漫画が乗っている雑誌が
ありました。誌名は忘れました。
その中の一部の漫画として、たしか石森の描いた漫画だったと思いますが、
(絵はまだ初期の009やレインボー戦隊ロビンなみに下手)メトロポリス
のオマージュのような作品がありました。ぼくは幼少でそれを読んで面白い
と思っていたのですが、後で手塚のメトロポリスを筑摩書房の再トレス収録
版を読んだときに、ああこれのパクリだったんだと納得しました。
手塚治虫の漫画見た後、気分が暗くなるっていうか凹む。
絵見るだけで気分が暗くなる。
BJ、アトム、メトロポリスぐらいしか読んだことないけどさ。
娯楽って感じがしない。
最近の漫画と違って登場人物の命が重いって事だと思うけどさ。
たった3作品読んだだけで分かったつもりの
>>299(プゲラ
今の漫画と比べると密度が濃いのに抵抗ある人は多いかもね。
ベルセルクなんか未だにデビルマンの二巻から三巻の途中まで
を一生懸命描いてるもんな。
3作品読んで分かるヤツもいれば、全作品読破してもさっぱりなヤツもいる。
読み過ぎちゃって最初は感じていた大切なことを忘れちゃうこともある。
別に統計やろうってわけじゃなく、《感想》であれば量は関係ないわけで、
むしろ、鮮度の高さが喜ばれることもある。
俺は、299は面白いこと言ってると思うよ。
>>299 言われれば、俺も似たような気持ちがあるかもしれない。
「重い」じゃちと違うし「荷厄介」って感じかなあ。それとも「キツい」かな?
「登場人物の命が重い」っていうよりも、
また登場人物の命をばしばし使って何かを語るんだろうなあ、みたいな予兆というか。
そのくせ、あの《絵》でキャラに移入させるんだよねw
むしろ、あの《絵》であることで成立するストラテジーなのか。
「絵見るだけで気分が暗くなる」ってのは、
そういうことを瞬時に感じ取っちゃった結果なのかしらん。
恥ずかしいので訂正すると他の漫画より命が重いっていうか、自分が読む他の漫画は
主人公や登場人物が死ぬっていうのが想像できない。不死身なもんだと思ってる。
死んでるシーンあってもページ戻れば生きてるし
それで、手塚治虫の漫画(三作品程度しか読んでないわけだけど)の登場人物を見ると
死んだ人の写真や映像見てる気分になる時がある。絵のオーラ怖い
この人たちは不死身じゃなくていつか死ぬんだっていうのがわかる気がするし
あー・・・また文章うまくかけない・・・
>>303さんフォローありがとうございます。
言いたい事は絵が怖いってことだけだけどなんか臭い文章になっちゃうorz
確かに短編とかホント重いヤツはね。でも作品によってはなんかすがすがしい気分になったりはするけどね。
BJとか奇子なんかは特にそうだけど。重い割にさらっとしてるってか。絵の印象から来るのかしらんけど?
漫画だとレイプとか弥次喜多inDEEPとかのがエグかったわー
>重い割にさらっとしてるってか。
ああ、それは分かるw 《絵》やスターシステムの力は大きいと思うよ。
>>305 うーん、何だろうね、その感覚?
歴史物や倒述物(「ベルセルク」の鷹の団編みたいなの)なんかで、
そのキャラ(たち)が悲惨な死に方するのが予め分かってて、
元気な時の姿見てても鬱入っちゃうってのとは、またちょっと違うわけでしょ?
夏目房之介がアトムがブッ壊れるシーンとかでちょっと言及してた
「ひどく痛ましい感じ」ってヤツのが近いのかねえ。
いや、やっぱり面白いよ、言ってること。俺にとってはだけど。
「手塚治虫における《生命》」ってのは実は《絵》であるっていう、
自分がおぼろげに考えてたことの裏っつうか逆証明例であるような気もするんだけど、
それこそ上手く書く自信はないw
>>298 自分は世代から言うと三つ目・BJ世代だと思うんですが、
「メトロポリスの衝撃」ってのが今一つ得心がいかないんですよねえ。
逆に、凄さが分からない=現在に通じるスタンダードになっちゃってる、
ってコトなのかもしれないんですけど。
今の子たちが大友克洋の初期作品見ても「で?」ってなる感じみたいな。
手塚漫画で特に暗い話を好んでいるのが特に多いんだけど
でもそればっかり読んでると、何故かイライラしてくる自分がいる。
あの手のエリートに多いんだが、人間を舐めてるからだ。
暗い話になっていくのは登場人物がベストを尽くしてないからだ。たとえ不幸な境遇で不幸な
結末を迎えたとしても、力いっぱい生きている人間は常に輝いている物だ。
手塚の漫画って、ちょっと考えればマシな行動が分かるのにぜんぜんダメな行動をするキャラクターが多いよね。
熱血漢と言ってくれw
まあ同じようなことは常々感じてたよ。予定調和のうちに動かされてる感じ。
むしろ火の鳥の牧村みたいな登場人物を指してるんじゃないのか。
業に突き動かされて運命に翻弄される人間。それはそれであり。
手塚の低迷期に描かれたアラバスターでさえ今読むと不思議な味わいが
溢れているな。骸骨(に見える)馬にまたがるヒロインとかイメージ力
が素晴らしい。この後がBJなんだからこれまた奇跡的転換。BJも当初は
アラバスター路線だったんだろうか。良かったー路線変更してw
>>313 「火の鳥」は火の鳥の思うままに動かされてますからw
>>311の言ってるのは峠草平やカオスみたいなやつのことじゃないかな。巻き込まれ型でもあるね。
火の鳥って別に神じゃないからさ。牧村の行為によって未来も変わる。
ただ人間の業の深さゆえ同じ過ちを繰り返してしまうだけだ。そこから
解脱する方策はかならずある。そう火の鳥は信じて待ってるんでしょう。
>>275 そういう発想ってファシズムに近くないか?
手塚ってそんな絶対的な存在なの?
漫画史的にみて重要な位置にいるとは思うけどそれとここの価値観での批判って別だろ。
信者が批判に見せかけた擁護を繰り返してアンチを追い出しちゃったんだよな、このスレ。
前スレ前半ってけっこうマシだったんだけど。
スレタイからしてここは手塚批判もしてバランスをとろうって場所だから。
批判もしてバランスをとろう、って変だろ。何がバランスなんだ?
意識的に形成するもんではないよ。
手塚信者は理屈通用しないからな。
文字通り信者だし手塚は絶対のものじゃないといけない。
批判だって肯定ありきじゃなきゃしちゃいけないと思ってる。病気だよ。
つまらないと思ったから気軽につまらないって書く。
それでいいんだと思う。古い漫画家のスレだと無理に学術的に捉えようとする奴とか多すぎ。
何のために漫画読んでるんだよっていう。
>>322 漫画はあくまで娯楽だもんね。
世代が違うからだけど自分は手塚治虫の漫画がそんなに好きじゃないみたいだ。
ギャグ絵とかのノリ、脇役が嫌い。
読んで感動することはあるけどおもしろいと思ったことはない。
>>325 ・・・その開き直りはさすがにどうかと思う。
>>318-324のどこが「アンチ手塚教」なんだろう
手塚信者に対して敵意を持ってるってのならそう見えるけど
こうなっちゃったから仕方ないってのはレイプしてもレイプしちゃったんだから仕方ないとかってのと同じ発想だろ。
「こうなっちゃったから」じゃなくて現在の状況を見て何が問題で何が問題でないか、ってのを語るならともかくな。
現状がこうだからこうでいいんだよ!ってのはほんとレイプ魔並の倫理観。
>>325 俺たちが乗っ取ったんだから乗っ取ったままでいいだろってか?
理屈になってねーよ。お前どういう教育受けてきたの?お前の親とか脳みそ腐ってるんじゃねーの?
気に入らない奴を重複スレに追い出そうって思考が異常としか言いようがないな
だってさあ、アンチが立てたんでしょうに。あのスレこのスレ。
それじゃあ、一体どうするつもりだったのさ? 悪戯? 立て逃げ?
折角見つけて、これで解決!と思って紹介した俺に文句言われたってさあw
それに今んトコ、文句しか言ってないだろ、オマイら。ナニがしたいのさ?
あとの話題はなんか長くなるわりに不毛な気配がするから、まあいいや。
レスいるんだったらするが。あっちに行ったら俺の怒りの罵倒レスが読めるぞw
>>313BJのプロトタイプがアラバスターで、両者は地続きである、
ってのがアラバスタースレにおける定説(?)だよw(詳細は過去ログ読んでみて)
まあ確かにBJも当初は“怪奇”コミックを標榜してたわけで。
路線変更でああなって、また表舞台に返り咲いた感じだけど、
あの暗黒魔手塚の時期がたまらんのだっていう病んだファンもいるにはいるというw
>>331 お前は何を言っているんだ?
信者が乗っ取りました、だから批判スレでも信奉します?
日本語でおk
手塚本人というか、無条件に持ち上げる夏目とかがウザイ。こいつは楳図は動き書けてないとかぬかしたアホ。
それとブラックジャックのアニメ版全然面白くないね。ピノコがうるさいのなんの。息子才能ないよ。
ラルゴもいらね。ピノコとその周りはうざったいよね。
アニメだからキャッチャーな部分を強調したかったのかな
三十分かけて見る内容じゃないとか
>>336 >こいつは楳図は動き書けてないとかぬかしたアホ
あー、なんかそれ気持ちはわかるな。猫目小僧とか。
うめずが動きを描かないのはわざとでしょ。
アゲインを見た頃から下手なふりをしてるんだなぁ
と、好意的に見守ってましたが!
>>339 いやネタにマジレスされても…
劇メーション知らんのか…
>劇メーション
あれほど動く「絵」は見たことがないw
342 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/18(日) 22:34:34 ID:fHnhO1TP
日本語でおk
>>336 ウランもうざくてきもかった。
これからアニメ化する時は幼女を出さないでほしい。サービスキャラなんだろうし話がぶちこわしになる。
この人の作品ってやたら主人公が死ぬところがいやだ!
登場人物をシナリオを演じるための役者として考えているようだが
そのことと関係あるんだろうか。
昔の漫画はけっこう人死にが多かったかも。
最近のほうが、キャラを確立させて商売品として保存する
ようなやり方が確立されているのかもね。
そのためにストーリーが犠牲になることも多いけど。
その辺は、むしろ今の方が悪いと思う。
死の描写が問題あり、として人間を殺さないのではなく、たんに人気に引っ張られて
実は生きていた、ってのをやってるだけだし。
手塚の場合、かわりに考えたのがスターシステムなんだろうな。
>>344 手塚は戦争体験者だから死は特別なものでもなく世界を描く上で
当然あるべきパーツなんでしょ。俺はアニメのエヴァみたいな
のがむしろ嫌だな。人類と個人を同等のものとしてしか描けない
感性ってのがね。
主人公がやたら死ぬからいや?
甘〜い!!
手塚の子供の頃は人が死ぬにが日常なんだよ。
友達が明日には空襲でしんじまう時代。
平和ぼけした目をかっぽじって歴史と現実と空想をマンガにみてみろ!
>>349 ま、そうであったからといって手塚がクソなことに変わりはない
目をかっぼじったら目が潰れますた(;*Д*)
手塚もいろいろ描いているので、全部がよく出来ているというつもりもないし、全部読んでるわけでもないのだけどw
確かに人死にが多いけど、ストーリーの上で必要だったら死なせるという
そういうのが必要な話を描いているだけなんだと思う。
一方で、あまり意味もなく殺してたりはしてないと思うよ。
最近の漫画のほうが、続けるための人員整理とかで、意味も無く殺しちゃったり
死ぬ事を笑いものにしちゃったりすることが多い感じで、
命をぞんざいに扱っているものが多い感じがする。
353 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/23(金) 17:31:29 ID:h+3LmZ9j
354 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/23(金) 18:04:15 ID:uhP6tTq5
手塚眞だっけ?アレのブラックジャック ひどいな! 眼鏡をかけてるの観て吹いた
355 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/25(日) 13:12:48 ID:c1PCSj9Y
>>352 当の手塚も
死なせた方がドラマチックだから
って事を言ってるみたいだけれど。
死なせてドラマチックになるなら、大事にしてるってことだろう。
自作や方法論について語るときの手塚は、韜晦が多い上に、
信条や心情とはまるきり逆のこと言って相手の反応を窺う癖があるから、
言葉通りに取らない方が良さげ。
言葉通りに受け取っちゃって、反目し、攻撃材料の一つにしたのは宮崎駿とかね。
>>357 あれは言葉じゃなくてやりかたに腹を立ててんだよ。
>>358 ああ、自分が想定してたのは
「ここではこのキャラを殺した方が感動するんです」
って言われて幻滅した、みたいなエピソードですた。
>>359 「手塚が最初にちゃんとやっといてくれたら……」的なのは、
ほとんど筋違いの怨み節じゃない? イチャモンに近い。
まして今現在の立場の宮崎駿が言うのは、ちとなあ。
どろろやブッダ歴史を舞台にしている漫画とかに現代の格好をしたキャラとか用語を出すなよとは思う。
入り込めにくくなる。
宮崎は自分のアニメでは極力人を殺さないように配慮している。その意味では
自説に忠実ではあるな。でも宮崎アニメは現実から目をそむけているのも確かで、
児童漫画家から脱却した手塚に同じ主義になれと押し付けるのも大人気ないことであるよ。
CSで放送したまんが道・まんが道青春編感動した。漫画のまんが道を読まずに
手塚批判をしてる人が万が一いるとしたら一度読むべきだ。手塚が以前と以後
どう漫画が変化したかよく理解できる。んまーい
宮崎のナウシカの漫画は人殺しまくりだろ。
まんが道は名作中の名作(今のシリーズはつまんないね・・)だが、あれが手塚の過大評価に繋がってる。
楳図のほうが作品の質でははるかに上。
365 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/08(木) 21:39:34 ID:MEBoI3jb
みんな火の鳥とかほんとに面白いって思ってるのかな。我王のはまあおもろいが。
夏目とかウザすぎ。
>>362-363 漫画と映画じゃ、読者つか想定してる客層も違うだろうからねえ。
つか、エラく悩むっていうか、人格分裂一歩手前くらいまで自己批判するからね>宮崎駿
司馬遼太郎と宮崎駿の対談とか読んだら、もう懺悔室みたいな感じで。
過去の自作を「あんなモノは作るべきじゃなかった」とか言い出して。
いきなりそんなコト言われたって、司馬遼さんだって困っちゃうでしょ、とw
優しく、そんなことないですよ、とかフォロー入れてもらってたけど、
ホントは、司馬遼にそう言ってもらいたかっただけちゃうか、とw
そういうトコはわりに手塚と似てなくもないと思ったり。
手塚先生の場合はフォロー入れたら逆に噛み付いてくるからw
同意したら同意したで噛み付くし
どないしたらいいねんw
>>359 手塚の漫画の稼ぎで給与を補填してた
手塚曰く「アニメは金のかかる妾みたいなもの」
TV局が虫プロに払うアニメーターにまともに給与も払えない
ような安い制作費が業界基準となった
>>176 学歴コンプレックスはむしろ手塚
勉強が苦手な落ちこぼれってのが実像だ
本来なら旧制高校に進むべき家柄なのに受験もせず断念。
良家のボンクラ子息を受け入れる私立を受けたが落第。
それで仕方なく↓
手塚治虫が卒業したのは大阪大学医学部では無く、軍医速成のために
臨時に付設された医学専門部だ。この臨時の医専は誰でも入れる学
校だったため、手塚は医専出身であることを恥じて生前は「大阪大
学医学部卒」と詐称していた。これは東京大学医学部付属看護学校
卒の看護婦が「東京大学医学部保健学科卒業」と称するのと同じよ
うなものだ。いずれにしても、手塚は大卒ではない。
戦後に設立された奈良県立医科大学に電子顕微鏡が導入されたが、
当時の日本には顕微鏡写真を撮影できる装置も技術も無かった。
そこで、手描きでスケッチをしなければならなくなったが、
困った奈良県立医科大学の研究者は、医専時代の同窓生である
手塚にスケッチを頼んだ。 頼まれたスケッチ以外にも電子顕微鏡で
多くのスケッチを行い、これを論文にまとめ医学博士号を取得した。
371 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/09(金) 04:39:56 ID:fNLmARr2
水木しげるの鬼太郎展(宝塚ファミリーランド)に
「私の地元で勝手な事をするな!」てイチャモン付けた基地外
>>370 いや受けたのは旧制だよ、落ちたのは事実だけど
学歴詐称も事実だけど…
そのために歳を誤魔化したり架空の高校卒にしたり色々大変
学士を名乗ってたら詐称だけど、医学博士は詐称じゃないだろ
それに戦後統合されたなら大阪大学医学部卒というのも詐称というほどの
ものでもないような
戦後に大学に昇格した旧制専門学校卒の人で、〜大学卒といってるのは
詐称とまでは言わないんじゃないかな
>>373 実際には存在しない高校を卒業した事にしてるんだから
詐称と言われても仕方ないよ(本当は中卒→医専)
>>374 それって本人が直接言ってたの?
旧制高等学校の進学を断念したのは出来が悪かったというだけではなく
戦争末期ということで浪人できなかったというのが大きいんじゃないかな
(旧制高等学校の定員は最盛期でも4000人以下で多浪も珍しくない
特に手塚のように飛び級受験した場合は翌年再受験というのは結構多い)。
一応は海軍航空予科の学科試験には合格してるんだし落ちこぼれというのは
どうかと思う。
>1944年浪華高校理乙入学、あるいは大阪大学予科入学と記した資料も
あるが、浪華高校も大阪大学予科も実在しない学校
本人が申告しない限り、他人が捏造してまで掲載する意味は無いでしょう。
>>376 相手方が捏造したってことではなく
早合点したり勘違いしてたりして載せたってこともあるんじゃないかな?
プロフィールが掲載されてる資料がどういったものかによってもそこら辺は
違ってくると思うけど。
なにより手塚自身が捏造するならもっと上手くするんじゃないのかと思う
わざわざ実在しない学校を言うかなという気がする。
詳しい経歴(小中高)を聞かれて
高校には行ってないとは言えないから
切羽詰って適当に誤魔化したんじゃね?
手塚作品のテンションに似てるのが(あくまでもテンション)
ドクターらんまるやぬーべー
主人公が説明くさいセリフをはいたりするのは
手塚作品だとゆるせても
現在の漫画だとギャグにしかならない
この人の学歴がどうであれ
タンパク質以外の生物が存在する発想は素晴らしいと思う
これでこそ宇宙
381 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/09(金) 11:26:25 ID:0tZEGrQn
↑低脳
スレタイをよく読め!
382 :
斉藤たかお:2007/03/09(金) 11:29:46 ID:WXsAwXzs
漫画の噛様はマンガより学歴詐称が上手い
虫プロの社長をしていた38歳の頃、3億余の負債をかかえて倒産、
個人保証をしていたため自宅を失い、それがもとで離婚、家庭崩壊、
借金返済に追われて肉体労働を20年余、からだを壊していまは東京の
練馬で6畳一間のひとりぐらし、最近HPを開いて身障者仲間と交流―
本人曰く、その90%は18から80歳の女性 とか―、前向きに
がんばっています。
旧虫プロ社長の現在
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~youta/profile.htm
384 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/09(金) 12:43:12 ID:cBDjsAa6
>>369 安彦良和も手塚アニメを酷評してたな、機動戦士ガンダム資料集成の
コラムで。
「でも、あの人がやってきた事は、すべて間違いです」
杉井ギサブローが虫プロに入ったとき、手塚の指示に衝撃を受けたと語って
たな。
全然枚数使わずに、こんなのでいいのかと思ったが、音がつくとそれなりに
見えちゃう。
アニメーターじゃ絶対思いつかない発想であり、そういう意味では、
最初から「アニメーション」をやる気は全然なかったんだろうと。
>>371 「以前、誰かに聞いた話だけど、宝塚でゲゲゲの妖怪のシリーズを
やったそうです。そうしたら手塚治虫が、「私の宝塚で妖怪みたいな
変なことをやってくれるな」と水木しげるに怒ったというエピソードが
ある(笑)。やっぱり手塚治虫はダメですね。まさに「脱亜入欧」で、
すごく象徴的なエピソードだと思います。」
江川達也『現実はマイナーの中に』
手塚は、原作が面白かったのにアニメはがっかりなのが多いからなー
なんだ江川達也の本に書かれていた内容なのか。それが真実でも少なくとも江川
より手塚は偉大だよ。週刊現代の江川の新連載は鼻くそだからな。アシスタント
が逃げたからって背景が実写って手抜きにも程があるぞ。
388 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/09(金) 19:28:22 ID:1peg9nuv
>>386 面白かったのは藤子不二夫に無理やり書かせた回だけだったりしてw
まあ、なんだ。江川達也だけはガチでダメ人間だからな。
いや、ダメ人間は愛せる部分が多いもんなんだけど、
なんつうかもう、イヤ人間。言動、風体、全てがイヤなダメさに満ち溢れてる。
そういや、今日のNHKの迷宮美術館で奇しくも江川と手塚が出てたが、
手塚の過去映像によって江川のダメさ加減が浮き彫りになってた。
つうか、TVでの江川は見てるこちらがいつも恥ずかしくなる。
手塚は少なくとも漫画のスポークスマンとしての役割を自ら任じ、
それを演じる気概と資質があったからな。
390 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 07:45:43 ID:f+iPXGSW
手塚は腹黒いからTVで本音を言わないからね
手塚は人間ドラマはそこそこ描けるが、SFはてんでダメ。
ブラックジャックだけは何度読んでも泣ける。
泣くために漫画読むなら、それもいいけどね。
手塚はむしろ、SFみたいな異世界を描く表現がうまい。
だから人間ドラマも生きるんだとおも。
394 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 19:13:31 ID:sy5WyOsF
手塚マンガのキャラは記号にすぎないから
人間ドラマが薄っぺらい
257 :名無しさん名無しさん :2005/12/23(金) 15:13:27
>248
お前がどの業界の人間かは知らないが、少なくとも漫画業界で手塚に触れてよい思い出を持ってるヤツはいないぞ?
アニメ業界の人に聞いても、手塚は怨みと嫉みの強い印象は変わってなかったみたいだしな。
事実、晩年はどこの編集部も相手にしてくれずに、某編集に頭を下げるかたちで二流作家扱いの連載を貰っていただけじゃないか。
他の大御所の晩年とは偉い違いだ。
人間を陥れたり、追い込んだりするやつは才能が尽きたら終わりだよ。
396 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 20:16:22 ID:7uFzzujP
しかし手塚は嫌われてるよなぁ
水木しげる 「独創的な画業と長年の活躍に対して」手塚治虫文化賞
うれしいのです
非常にウレシイですね。特に手塚さんは私より年下だったので私の方が
早い、即ち早く極楽にゆけると思っていたのですが、逆になってしまって
妙な気持ちです。
まァ何でも「賞」はもらえばうれしいもので、時にお金ももらえるので
「一粒で二度おいしい」というどこかのコマーシャルみたいに二度うれしさを
感ずる気持ちです。
最近少しぼけているせいか非常にうれしいのです(おかしいですネ)。
このあとこんなうれしいことは、あの世にゆく時位だろうと思っています。
奇妙な受賞の言葉になってしまいましたが、うれしさは正常に感じていま
す。ホーホケキョ。
ttp://www.asahi.com/tezuka/03d.html
水木さんは「あんなのが神様ねえ」とか言ってしな
>395
「事実、晩年は〜」以降は事実誤認か、知識不足っぽい。
ブラックジャックを当てる直前の話だろ
アトムの終わり頃から劇画ブームのあたりはもう終わった作家扱いだったよ。
リアリティがない、絵が古い、散々な言われよう。
水木は手塚ファンを公言してたけどね。
「強いから」という理由でアトムが好きだったらしい。
水木が日経の「私の履歴書」に連載された時は、手塚作品を読んでいる娘に
「そんな駄作、読むんじゃない」とか言ったと書かれていたけど、出版
された「水木サンの幸福論」では書き換えられていたw
水木は手塚に2度も因縁を吹っかけられて
嫌っているのは有名な話だ。
手塚の全盛期に手塚以外の売れた漫画家は皆嫌な目に会わされてる。
404 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 22:50:14 ID:n2F+0jer
嫉妬心は誰にもあるだろうが、
相手に面と向かって悪態を付くからね
礼儀と言う物を全く知らない男だよね
405 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 22:58:43 ID:Nm2MHXwK
マンガにリアリティを求めるのはバカ
>404
死んじゃった人に匿名で影から誹謗してる発言の説得力について
407 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 23:44:02 ID:y6cHMDif
水木は匿名じゃないよw
いや、そういうことを言ってるんじゃなくてw
つか、なぜage進行?
手塚はマンガの神様
水木はマンガの妖怪
神様VS妖怪
この争いに凡人がくびをつっこめる訳がない
410 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/11(日) 00:26:02 ID:gV0t1qeq
はぁ?手塚は多数の漫画家から嫌われてんじゃん
411 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/11(日) 00:29:22 ID:gV0t1qeq
そもそも手塚が鬼太郎がヒットした水木に一方的に
嫌がらせを言ってきただけだし
ほとんど初対面の人間に
自分の故郷だから宝塚で妖怪展をやるなってなんだそれ?
手塚が死んだとき
車で藤子たちが病院へ急行した
車の行く手には青い空。白い大きな雲があった。
ジャングル大帝の最終回の絵のようだったそうだ。
413 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/11(日) 00:31:52 ID:gV0t1qeq
水木は手塚をモデルに描いた『一番病』で
むしろ哀れみをかけてるぐらいだしな
手塚と水木が隣同士で写っていいる集合写真が残っている。
おもしろいことにポーズと表情がそっくりで二人ともよく似ている。
何かの番組で水木が紹介していた。
手塚も死んだのが若過ぎたな。
もうちょっと年取ったら、落ち着いたベテランになったところえお
見る事もできたかもしれない。
おれは手塚のマンガとアニメで育ったからな
いい面も嫌な面もあるけど手塚には感謝してる
彼こそ、人生の師だ。
417 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/11(日) 00:47:13 ID:gV0t1qeq
例によって、梶原らのスポ根漫画がヒットして手塚がイチャモンを
つけたときに梶原は怒鳴り込むだけじゃなく殴っとけば
良かったんじゃね?
でなきゃこいつはわからないよ
あしたのジョーの作画がちばてつやに決まったとき、
梶原は喜んだそうだ。
「手塚とちばだけは他のマンガ家とは違う。別格だ!」
419 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/11(日) 01:00:31 ID:gV0t1qeq
それをヒットすると嫉妬して悪し様に言うのが手塚クオリチイw
当時は会うまでは手塚を尊敬して漫画家が多いのは認めよう
売れたら嫌がらせを受けて大嫌いになるパターン
でも、梶原って手塚賞の選考委員になってるんだよな
手塚が本当に陰険ならそんなことにはならんだろう
怒られると直ぐに謝るのも手塚
だったら最初から止めて置けば良い物を
理性では止められないのもまた手塚
福井英一や石森章太郎もこのパターンか
有名になり過ぎた人が私生活では横暴で嫌われやすいということもよくあるのでは。
漫画家の場合は,文字や言葉での発言が多いし、誤解される機会も多いしね。
御大の頃は前例が少ないだけに、反面教師も少なかっただろうし
マスコミで噂が広がるのもネットがないから少なかったし
まあ時代を考えればね、ということはあると。
それを考慮しても手塚の場合はいささか常軌を逸している所があると思います。
まさに水木先生が言う所の”1番病”でしょう。
>>421 福井さんや石森さんも手塚に迷惑を掛けられたって話ですね。
その書き方では誤解を呼びやすいので念の為。
425 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/11(日) 12:43:13 ID:HwsamWJF
水木さんとのやりとり面白いなあ
白土三平とは何か関わりなかったんですか?
火の鳥はカムイ伝に刺激されて描いたぐらいしかしらん。
「あなたの漫画ぐらいは僕は何時だって描けるんです」
は言ってるはずw
水島新司にまで言ってたそうだからw
アトムが鉄人に人気投票で追い抜かれたからか横山光輝にも
私の作品を換骨奪胎して子供受けだけ狙った中身の無い作家とか
ひどいこと言ってたもんな。
手塚はエンターテイメントを馬鹿にしてる。
今になってみると横山光輝のほうが現代のゲームにもつながる
チームバトルシミュレーションや、歴史物、
魔女っ子物、巨大ロボ物、超能力バトルとか後続に与えた影響は大きいよ。
手塚は作品は沢山残してるけどジャンルの先駆けみたいな
エポックとなるものは何も残してない。
でも、それは手塚の漫画を少し消化して、ジャンルに分けやすいようにした
ちょっと後の漫画家達の手法で、商売の方法にもつながるものだしな。
今は、キャラやゲームで成功すれば作品もよかったように言われることもあるけど
手塚漫画は、あくまで漫画という存在なんだよな。
他へ広げるより、あくまで、自分の漫画の中が優先というか。
ただ、アニメで受けようとしてやったことは
かえって自分の漫画の価値を低めるようなことばっかりだったから
本人が意図に反して失敗したみたいに言われるのかもな。
>>428 今の萌えにつながるものはかなり残してるじゃないか。
>>430 それは言えてるかも。
手塚も萌えも、今だからこそ、やっと脚光を浴びてきたものもあるし。
最初に”漫画家”と呼ばれた男
でも逆に言えば、それ以外は評価しようが無いのも事実だけど…
>>431 手塚美青少年萌えは、まだまだ解放が遅れていまつよ。
絵が下手すぎて萌えられネーよ!!
437 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/12(月) 00:09:57 ID:fUBbYiai
『アニメ大国の肖像』(中日新聞)より大塚康生の発言
「(鉄腕アトムは)ちゃちで、全然キャラクターが動いてない。
こんなもの世の中に出していいのか、とさえ思った」
また「手塚さんの漫画自体、知らなかった」として
「僕は雑誌などで流行の漫画を動かしたいとは思っていない。
深いところで人生を語るような作品に参加したいと思っていましたから・・・」
手塚ってパンクなんだよw
自分のアニメ作品をTVを通じて全国に流したい!という初期衝動の前では
製作技術の未熟さなど大した問題ではなかったんだろう。
実際に手塚のアニメ作法に概念を覆されたと語る虫プロアニメーターもいた。
内容はともかく、放映できればいいんだって感じはするかもね。
パンク?w
いや1番である事にに異常にこだわる俗物
1番乗りの名誉が欲しくて欲しくてって感じだな
何でも欲しがる子供みたい
最近の漫画の複雑な絵を見ても萌えができるとは限らんしな。
444 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/12(月) 09:36:24 ID:zruhY5L7
何でも擁護のキモ信者は信者スレに(・∀・)カエレ!
だから!
せっかくのエロ可愛い美青少年の魅力をアニメでは蔑ろにして
しまっている手塚には、怒っているんでしょ!
446 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/12(月) 12:29:56 ID:WDpbPvVh
瑣末な…
幾多の漫画家に暴言を浴びせた手塚の性根の汚さから
指摘していかないとな
>>446 まあ、石森には謝ったしそれほどでもないんじゃね?
>446
じゃあ取りあえずジュン事件の経緯と、後の影響について何か一言。
ジュンの何が手塚のカンにさわったのかもヨロ。
あ、あと、暴言を浴びせた漫画家とその暴言内容のリストを頼む。
アニメ関係者方面はめんどくさいからイイや。板違い気味だし。
450 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/12(月) 21:06:13 ID:WDpbPvVh
手塚が描けないスポーツ漫画をヒットさせた福井英一を
連載漫画で中傷して作中で謝罪
その後、福井が急逝したもんだから「ざまあみろ!」て
言ったんだよな
>「ざまあみろ!」
「内心ほっとしている自分が怖い」だか「許せない」って述懐したってのは
読んだことあるけど……
その話は福井のいいがかりっぽい所もある。あと、その疑惑のある漫画大学は連載じゃなくて書き下ろし。
謝罪はしてなかったと思う。
「漫画少年」に連載した『漫画教室』で謝罪したんだよ
454 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/12(月) 23:01:35 ID:lrEam6Hx
信者にかかると皆”言いがかり”かw
つか、早くジュン事件のこと語ってよ
>>454 つか、ココでageるのはどういう意図?w
456 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/12(月) 23:20:28 ID:TWv+dvmA
>>455 『鬼太郎・お化け大会』へのイチャモン事件を語ってよ。
>456
書いたらなんだかやたらと長いわりに内容は薄くなったがそれでも良い?
458 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/13(火) 22:34:08 ID:0UP+qAhg
期待age
459 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/14(水) 02:50:23 ID:0yq30dOn
wktk
もうひとつ、なぜ安田のような(悪徳)医者が登場するかといえば、
医者の育成システムの問題がある。安田の世代には、臨時医専の卒
業生が多い。あの手の、戦時中に臨時医専に通い、戦後に世の中に
出てきた医者の中に、保険制度を極端に悪用する連中が多いといわ
れているんです。
臨時医専というのは、戦時中に軍医を大量生産するために全国各地
に急造されたんですよ。(略)
医大と医専の違いは、医大は予科に3年行って、学部4年です。医
専は旧制中学を出てから4、5年で卒業できて医師
の免状をもらえたんです。臨時医専に至っては、さらに年限短縮で
皆3年で卒業して免許をもらった。軍医をたくさん作るためです。
言葉は悪いが、こうやって粗製乱造した医者の中に、質のよくない
医者がいると、亡くなった元医師会会長の武見太郎が、生前によく
言ってました。
ttp://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/medcost2.htm
>>456 それについては、正直、ネットのカキコ(
>>371とか)レベルのことしか知らんw
ソースらしい「足立倫行『妖怪と歩く ドキュメント水木しげる』 文春文庫」も
読んだことないし。一応、自分にとっての初見だった水木スレから無断引用を……
>546 名前:愛蔵版名無しさん メェル:sage 投稿日:2006/08/26(土) 22:02:20 ID:???
> 「それから6,7年たった別のパーティーで会った時もそうです。あるマンガ家
> のパーティーから帰る時バッタリ出会ったんです。そしたら まだやってるんですかー、
> いきなり戦闘的なんです。何の事かと面食らってると 私の故郷ですよ!と怒ってる。
> 宝塚なんですね。私、昭和46年から宝塚の遊園地で鬼太郎のお化け大会をずっとやって
> ますけど、彼は宝塚は自分の領地だ、領地を荒らされたって憤慨してるわけです。
> でもそんなこと言われてもね、私だって困ります」
>
> これの出展を教えてください!
これだけだと、俺、その場にいたわけじゃないから何とも言いようがない、としかw
「6,7年」前にもなんだか悶着があったらしいけど、読んだことないから分からない。
そもそも、水木サン視点で水木サンが語ったことをライターがまとめたモノらしいし、
手塚が怒ってた理由や状況、精神状態はこれだけだとよく分からない。
その辺、手元にソース本あるなら教えて。
>554 名前:愛蔵版名無しさん メェル:sage 投稿日:2006/08/27(日) 08:19:13 ID:???
> 日経の「私の履歴書」に連載された時は、手塚作品を読んでいる娘に
> 「そんな駄作、読むんじゃない」とか言ったと書かれていたけど、出版
> された「水木サンの幸福論」では書き換えられていた。
……というのもあった。まあ、水木サンも一方的にやられてたわけでもないみたいで。
何より、手塚より長生きして、今や言おうと思ったら何でも言える状況の上に、
文章で被害報告を残してるんだから。
つかさ、言ったら水木サンも水木サンだから、故意じゃなくても、どっかで何か、
手塚のカンに障るコトしちゃってた可能性も否定できないわけでw
聞く、つか読むところによると、あのキャラだからけっこうアレみたいだよ、水木サンw
つまり、結局のところ、我々一般読者にはあんまり語りようがないのよ。
「漫画」から離れちゃってる、こういう生臭い話題は。薮の中。
水木漫画vs手塚漫画を語るんならまだしもねえ。
>>458-459 長文カキコなんだからageないでねw
>手塚のカンに障るコトしちゃってた可能性も否定できないわけでw
手塚治虫に会うなり星新一が、
「また水木しげるにやられちゃったよ」
手塚「また盗作されたの。何度目?」
小松左京「訴えちゃえ。訴えちゃえ」
って喋ってる現場に居合わせたことがある。(60年代)
464 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/15(木) 02:44:56 ID:t+7S1DXq
晒しhage
星新一が倒錯された?
また倒錯された?
ほほーぉ
>>463 まあ、その辺は当時の漫画状況がアレだから、あんま水木サンを責める気にもならない。
漫画に限らず、新興メディアって、いかに既存メディアの果実の美味しいトコを
移植してくるかが勝負ってトコあるし。
コレは別に水木サンに限らずビッグネームは全部通ってた道。
それに水木サンの頂き先チョイスのセンスはかなり好きだし興味深い。
描けば必ず水木味になるしね。
……つか、あなた何者ですか?w
>>464 コラ!w
というか漫画に限らずの事なんだけどパクりのなにがいけないかがわからない
468 :
463:2007/03/15(木) 23:43:15 ID:???
>>466 >……つか、あなた何者ですか?w
元手塚番すw
>>467 >パクりのなにがいけないかがわからない
確かにパクられた人間しかいけないと思ってないんですよねw
どうでもいいけど手塚と水木はかなり顔が似ている。
どっちも妖怪なんだなw
>>468 60年代からの元手塚番さんが何故こんなトコに……
いや、むしろ元《手塚番》だからこそなのかw
地道にアンチ活動してたら笑うなあ。
>>469 ベレー帽取ったら、頭の形とか髪の毛、額の感じとかは
ちょっと似てるかもw
手塚漫画は面白いね
評論信者は糞だけど
批判じゃないけど火の鳥は別に手塚治虫が書かなかったとしても
いつかは誰かが書いてそうだと思った(時代別にわけるのとか)
形式だけは似たのを描くやつはいるだろうけど
あの性癖の世界は手塚独特だからな。
いい意味でも悪い意味でも。
475 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/17(土) 01:53:21 ID:SPAt1+BE
実は手塚の博士論文そのものには、手書きのスケッチ図は一切
含まれておらず、すべて撮影された電顕写真ばかりでした。
それは海外の科学雑誌の写真などをあてがったということですか?
477 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/17(土) 06:22:25 ID:cot/K4hy
やっぱ面白い漫画を描くには頭も良くないと駄目なんだね
478 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/17(土) 07:56:05 ID:/PgWGeW6
死ぬまでブラックジャックだけ描いていればよかったんだよ。
>>478 やめて正解だと思ったけどね。マンネリは避けられないし。
パクリに関して水木さんは星新一に謝ったの?
>いつだったか、手塚治氏が取材者に、先生は天才ですね、と振られたことがある。
>手塚氏は言下に否定し、いや天才は諸星君のような人、とおっしゃったのは有名な話。
>その言葉を裏切らぬそんな作品だ。手塚先生も草場の陰でさぞやご満悦であろう。
手塚が、諸星大二郎を評して「暗い」と言ったのは有名だが、これってホントかな?
諸星はたしかに天才かもしれない
暗いはそんなに悪い表現じゃないだろうし手塚賞で諸星を推薦してたし
手塚が唯一褒めた漫画家は諸星だけだと思うけど……
あと坂口尚には君の作品は面白いけど受けないねと言ってた。
484 :
463:2007/03/18(日) 14:24:10 ID:???
>>480 知りません。
てか人間不信の星さんのことだから抗議もしてないでしょうから、
気付かれてること自体水木さんは知らなかったでしょう。
たぶん1966年の秋のことだったような気がするんだけど(あやふや)、
パクり元のショートショートと、該当する水木作品を、今更ながら
知って比べてみたくなってきたw
>>483 「これからは森ちゃんと宮谷氏の時代だね」とか
手塚治虫が褒めてた漫画家ってのは、その都度けっこういますよ。
手塚スレ乱立しすぎ
作品数がハンパな数じゃないんだからしょうがないだろ。
>>484 「宮谷氏」が宮谷一彦というのは解りますが
「森ちゃん」は真崎守でしょうか?(ペンネームが本名の姓名を逆にしただけ)
しかしまあ…手塚に嫉妬された、ケンカ売られた、ネタにされた、誉められた漫画家ってのは
皆(少なくともその時代には)実力派の作家ばかりなんだよな。
大友克洋ですら今やもう過去の作家だ。
>手塚が、諸星大二郎を評して「暗い」と言った
これ初めて聞いた。
「大抵の作家の絵は真似できるんだけど、諸星くんのだけは真似出来ないんだよなあ」
ってのは読んだことある。確か大友克洋の話題で出てきたような気が。
もちろん大友絵も真似できるって言ってたはず。
>大友克洋ですら今やもう過去の作家だ。
大友様式が大量に模倣されて多様化一般化し定着して、結果、本家は空洞化しちゃったみたいな。
で、今はアニメの方に力入れてるみたいだけど……そういやコレって手塚の辿った道じゃない?
今後大友はまた大向う受けするヒット「漫画」を描くのだろうか……
個人的には、過去とか先端とかいう冠は漫画においては無意味化しつつあるとは思うんだけどね。
漫画家がアニメに手を出すと描線がフラットになるんだよな。
>>486 >「森ちゃん」は真崎守でしょうか?
そうです。
時代は変わりますが「すごい新人が出て来たけど、挿絵の大家の変名かもしれない」って、
戸峰美太郎氏の応募作品を褒めていたこととか、講談社挿絵賞を受賞した下高原健二氏だか
千歳氏だかの絵を「ぼくはこの絵が大好きなんです」と言っていたのが記憶に残ります。
>大友克洋ですら今やもう過去の作家だ。
本屋で偶然お会いした萩尾さんが開口一番「大友さんって凄いですねぇ」とおっしゃったのが、
『ファイヤーボール』の直後だったような気がする。(「ほんとに」としか言い様がなかった)
491 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/24(土) 11:44:07 ID:x1W99XMu
昔の少年誌というものは、読み物(小説、歴史物、為になる知識)と
絵物語が主体でした。漫画はあってもほんの一部を占めるに過ぎませんでした。
戦後どんどん漫画が増えていき、今日ではほぼ全部を占めるに至りましたが、
(あるいみ手塚治虫と同時代の漫画家がそれ以前の勢力を滅ぼしたといえます)
漫画全盛の時代の前には、挿絵付きの小説とか講談物の絵物語を書く作家が
大変人気がありました。そういった絵は、きわめて写実的であったりして、
たとえば大友絵や諸星絵はそういう絵への回帰ともいえなくも無い。
漫画が興隆した一つの要因はGHQにより古い編集者が追放を食らったこと、
武術物、軍記物、戦争物、講談物、忠孝物の類は一時期掲載が禁止されていた
ことなどがあります。SFものやメルヘンもの、名作の漫画家、日常生活物
などであれば、おとがめなかったのです。
きりひと賛歌
シュマリ
名作
>>491 >読み物(小説、歴史物、為になる知識)と絵物語
週刊少年マガジン辺りだと『三つ目』の頃くらいまでは
わりとそういう企画が続いてたと記憶してます。
今じゃ、どの漫画誌も水着グラビアばっかですけどねw;
絵物語も雑誌形態では無くなっちゃったけど、今のラノベ辺りがその末裔なのかも。
絵物語っていうと「ハト天」くらいに絵が多く入ってないとダメなのかな?
>SFものやメルヘンもの、名作の漫画家、日常生活物
>などであれば、おとがめなかったのです。
モロに初期手塚路線ですねw そういう外的要因も大きかったんだなあ。
ジャンプの前々身である集英社のおもしろブックの昭和20年代がその路線で、
巻頭は常に、カラマーゾフの兄弟とか、世界名作絵物語だった。
その巻頭カラーを最初に奪った漫画家が手塚治虫で、作品は「銀河少年」。
絵物語で始まったが、結局漫画に変わり白黒ページに移り、未完で終わった。
いい作品だったが、読者が漫画家に求めるモノは、名作路線じゃなかった。
ジャンプの創刊当時の売り文句というかキャッチフレーズが「ぜんぶマンガ」だったなー。
別にお得感はなかったが。
496 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/25(日) 20:06:48 ID:UNnIDy2x
手塚モノではない脱線ですが、
小説ビルマの竪琴(映画にもなりました)は、明らかに当時のGHQの
検閲体制におもねた作りの偽善作品です。作者本人はそうだとはいって
おりませんが、この小説を書いたときの経緯が発表になっていますが、
本心は伏せていると思います。この小説はGHQのWAR GILT(戦争贖罪)
プログラムの指令にそっくりおもねたような作品です。そういうものを
かけば受け入れられるということを前提に書いたと思います。
マスコミや小説家、文芸作家たちは、追放された人たちを横目にして、
占領軍様に迎合する作品に方向を大転回しました。それは戦争中に
軍に迎合した製作活動をしていたのと、精神的において構造は
まったく同じです。
497 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/02(月) 20:04:14 ID:gS8w22Vv
手塚漫画でマシなのはBJぐらいで
人間性は最低って事でFA
アイザックアシモフのネタはアトムにも散見するし、
海野十三とか江戸川乱歩作品もパクっている。
他にも有名な日本映画からも頂いてしまっていたりするし、
もちろん戦前戦後の海外の主だった映画はネタの元になっている。
今の時代に本屋やテレビや漫画で見ることができない、手塚が
生まれ育ちプロとして生活していた時代の、他の分野の文芸作品
を追って行けば、いろいろ頂いちゃっていることが分かるはず。
BJの中でも「それがマンガのいいところや」とか言うやつが出たなー。
500 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/03(火) 08:42:04 ID:j9w3vgA4
七色いんこ最悪。
なんだあのラストふざけんな。
一番救いようがないのは、伏線の張り方からみて、作者がネタにつまって無理矢理終わらせたというよりも最初からあのラストを想定してたっぽいことだな。
ネタにはつまってたし、人気もなかっただろうけど、最後は最初から
考えていたんじゃなかろうか、という気はする。
まあ、人気が出ていたら違う終わり方もあったような気がするけど。
502 :
500:2007/04/03(火) 14:09:46 ID:???
最初から考えてたみたいだから最悪だって言ってるんだよ…
どう考えても無理のあるあのラストを、連載期間中何の疑問も抱かず修正することもなしに温め続けてきたってことだろ。
絶対おかしいよ。
503 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/03(火) 14:14:59 ID:8+I66Oz0
手塚治虫ってのは作劇家であって
悲劇的にしたがる傾向があったんだよ
悲劇的な展開ってのはハマると読み手をこれでもかってくらい惹きつけやすいから
逆に言うと、思いっきりはずすと凄く寒ぶくなってるのが多いわけだ
だから手塚治虫の作品には尻切れトンボな駄作も多いというわけなのだ
基本的には暗くて思い悲劇な展開なのに
オチまで含めて成功していると言えるのは
きりひと賛歌
シュマリ
こんくらいかな
あとは未完か尻切れトンボが多い
ああ、俺は連載期間中は、苦し紛れみたいな話ばっかりだと思ってたんだ、悪いけど。
だから、途中グダグダだったけど、着地点だけは決まった、みたいに思ってる。
タマサブローとかの設定はさすがと思ったけどね
でも存分には生かしきれてなかったのが残念だがね
ブラックジャックは悲劇的な展開に感動してたけど
改めて見ると突っ込みどころだらけだった。
週刊だから仕方ないけど。
ある程度の数を読んでくると、「またこのパターンか」と思うようになる。
批判てか、経営者として才能がなかったり、いろんなとこから上手にパクッたり
してんのに、そういう未熟さ、表現者としての自己変革を認めず、気持ち悪い神格化を
繰り返すファンが嫌いだ。
BJは毎週毎週手塚はラストを四種類くらい用意して編集者に
どれが良いですかって選ばせてたんだよ。
>>509 経営者として未熟なのはその通り。
上手にパクルのは悪いことじゃないよ。下手にパクルのは良くないが
自分で一度咀嚼してからアレンジして取り入れるのは普通の行為。
表現者としての自己表現を認めず?は意味がわかんないけど手塚ほど
変革した漫画家はいないよ。
インコの父ちゃんは最初に小物っぽい登場してたから
ラスボスになってガッカリしたな。
鳥に触ると身長が半分になる女の子や
パンダに触ると身長が半分になる男の子とか
馬とか鹿とかヒラメに触って2分の1になる奴らの追いかけっこで終わる
「いんこ1/2」のノリでも良かった。
>509
手塚ファンはその度が深ければ深いほど
手塚をそんなに神格化してないような。
神格化してるのは一般マスコミとか、そういうアレかと。
なんでも分かりやすくしたがるから。
TV局で「漫画の神様・手塚治虫」とかって言ったら、
こまめに抗議すればイイじゃないw
つか、力道山とか長島茂雄も嫌い?
手塚が神格化されてるのに反発する人って思春期に陥りがちになる反権威
なのかな。誰かが全漫画家の中で一人だけ漫画家を選ぶとしたら手塚以外に
考えられないって手塚の存在を定義してたけど、確かにそうで、トータル
で評価すると漫画に偉大な功績を残した人としか形容しようがないもんな。
手塚ファンはその事実を前提として手塚批判してるだけだね。あんまり
褒めるのも大人気ないし批判して手塚観を深めようかみたいなw
>>512 ファンとして神格化する気持ちも少しはあるけど
神格化し過ぎなマスコミや評論家ぶりッ子は相容れない感じはするね。
まあ、これだけの面白い作品をたくさん残しただけでも、
偉大だなあ、って感じはするよ。
今は漫画界の体制のためもあってか、こういう面白さをくれる漫画家
というのはもう出てきそうもない気がするし。
515 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/07(土) 09:34:49 ID:80FVrwyD
火の鳥も角川版は、レベルを下げてしまっているし、
未来人カオスはぐだぐだ、
ボンデージスーツのヒロインの出てくるSFはつまらんかったし、
BJも途中からつまらなくなったし、
ドンドラキュラも、あまりにも軽薄ギャグ路線に走りすぎたし、
ミッドナイトはつまらんかったし、
資料にあたらないとかけないような作品、たとえば
アドルフに告ぐのような作品を書いているときには、
それ以外の作品に力と時間が注げないのだろうなと思ったよ。
うーん、いまいち
>ボンデージスーツのヒロイン
プライム・ローズ
>>515 手塚は好きだが最後の2行以外は同意だ。
プライム・ローズはアニメの方がすっきりしてた。原作ラストは(゚Д゚)ポカーン
519 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/11(水) 17:53:34 ID:7c05oeWF
一般マスコミに釣られて読んでみると
がっかりする作家だ
プライム・ローズって、ナウシカに触発されて描いたっぽい感じがする。
まぁ、ナウシカと比べるのも憚られる程のお粗末な内容で、手塚が生前、
単行本化しなかったのも頷ける。
まず、ナウシカがブッダの影響うけてないか?
ローズとナウシカの間には何の因果も無いでしょ
ナウシカがブッダの影響を受けたということも無い。
仏教などの宗教に感化されてその思想が反映されて
いるのでしょうね。ただナウシカはむしろキリスト教的自己犠牲
の精神が色濃い作品なのでは。ナウシカの死から復活はキリスト
の磔から復活に模している。
台詞なんかがよくニュアンスが似たところが出てくるもので
先に連載してたのはブッダだし、影響受けてた可能性はあるかなあ?と。
もともとブッダも、原作みたいなものがあってもおかしくないから
両者が影響受けた原作があるならわかるけど。
以前読んだ人達には議論はなかったのかな?
ナウシカが、ある国(別の国の属国扱い)の王族という設定で
国を捨てるように出て行くという設定とかは、ブッダと共通しているかもね。
>>523 (付加してるところはあるが)一応は仏典が原作だろ。
それからナウシカの設定は、『デューン』や『地球の長い午後』、『ゲド戦記』
なんかの影響だろう。
パヤオは王族のお姫様大好きだし、描く上ではいろいろな影響受けた作品は多いだろうな。
ま、これはここで話す話題でもなさそうだ。
プライム・ローズはナウシカと同じ、文明が滅んだ遠未来が舞台のSF作品で、
ヒロインは剣士&王女だし、ユパみたいな師匠が出てくる。
国家間の戦争を描いてる点も同じ。
ロリペドな影響の手塚かあ。
いや〜ん。
「手塚治虫信者」ですぐに思い出すのは
「夢は東京を爆撃する事!」「中国に謝罪したいよ」「日本人は地球のゴミ」等のアレな発言をした漫画家
山田玲司氏 (現在ヤンサンで「絶望に効くクスリ」を大好評連載中!)
529 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/15(日) 10:48:16 ID:9Wn33tv1
息子と娘がカス
それは家族批判だろ おまえがカスだ
大下氏の「手塚治虫」は取材がしっかりしてるだけあって面白い内容だな。
アニメに熱中するあまりBJの質が低下したのがBJ終了の原因だったとは知らなかった。
しかし手塚のアニメ好きは病気の域に達してる。
人間手塚は本当に俗な部分があったんだね。もちろん創作からくる感情の爆発なんだが。
創作に行き詰ると周りのスタッフにいじわるしたりするのはさすが手塚だ。
でも人気が無い時期でもかなり殺人的なスケジュールだったんだな。それでよく
あそこまで良質な作品を描けたものだ。しかもアイデアそのものに困ることは無いと
豪語してたあたりはさすが天才。
イエスキリストだって素顔は聖人君子じゃなかったんだから人間手塚が聖人じゃ
なくても個人的には全然問題ないな。人間という肉体ハンデを背負った存在が
神のような仕事をして地上を去った。その奇跡だけでもう満足w
どんなアニメ見てたの?
アニメ好きって観るのが好きって意味じゃなくて制作するのが好きだってこと
アニメ制作を夢見て周りの漫画家から守銭奴呼ばわりされても歯を食いしばって
金をため続けた。そして制作を開始すると蓄えた金は消え、漫画の原稿料と版権
でなんとか維持していた。本当に馬鹿なんだからw
でも手塚のアニメはなぜかいまいちなのが多いな。
動けば喜ぶような感覚だったのだろうか?
ちょっと前のアニメーターさんたちは、ディズニーに憧れて
いつかオレも…みたいに始めた人がけっこういるみたいだから
御大もそうだったのかな?
>>498 手塚は上手にパクてると思うな
下手にやると某オカマ歌手の様に物議をかもす
>>536 大塚康生も指摘しているようにアニメ技術の軽視&勉強不足
540 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/18(水) 04:40:13 ID:NxQVU3hD
アニメーターの才能は皆無
手塚はディズニーのような名声が欲しかったけど、アニメ映画制作の
才能も方法論もなかった。
で、実験アニメに逃げた。
それだけの話。
542 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/18(水) 21:16:15 ID:i/a/iy3/
でもね、動画の絵が書けるだけのアニメータ職人から、
漫画家へ転進しても、成功を収められる人って少ないんだよね。
そりゃあ漫画を描くということと、動画を描くというのは、まったく別の
技術だからねえ。
手塚先生はアニメを作る時に、自分の漫画をどう美しく表現するか
がわかってなかった気がする。
とりあえず、キャラを動かせば自分もファンも喜ぶと
思っていたのではないかな。
アニメに行った大友も十分に酷いよなぁ
逆に漫画へ行った安彦も??状態だし…
>>536 「マリンエキスプレス」とか「バギ」とか、
人物が廊下の角を曲がるところなんかをいちいち背景動画使って
ワンカットで描いたりして…。
「ほかにもっと凝るべきところあるだろっ!」と思ってしまうのだが、
手塚らしいといえばらしいかな。うーむ
優先事項が分からないのは
それって素人だよね
いつまでも素人精神
精神はともかく技術まで素人だったのが糞の元
どこがどうという事は言わないんだね。
商業映画を作れなくなっても
実権映画を作るほどアニメが好きだったんだな
下手の横好きレベルで終わってる。
虚栄心を満たすためにアニメが利用されては
たまったものではないな。
ここ急速にレベルが下がったな
日本アニメの社会的評価を上げるのに貢献したのは、手塚ではなく宮崎。
これだけはガチ。
下がってないよ
下げたのは松本&西崎のヤマト・コンビ
手塚は最初からアニメは底辺。
手塚治って昔だからすごかったのかな?
マスコミ!
遅まきながら、プライムローズは、コブラの影響が強そう。
手塚はアニメ化には向いていなかった。
以上
手塚治虫の書くSMってなんかダサい
ダンゴっ鼻
写真見るとそうでもないんだけどな>鼻
>>559 ほぼその通り。
晩年は時代遅れとかボロクソ言われてた。
今でも凄いと思うが
漫画の魅力を台なしにするアニメとか
何とかしないと駄目になると思う
569 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/02(水) 12:38:34 ID:dJY9djta
手塚なんて70年代に入る頃には過去の人だった。ライバルのいないそれ以前の
漫画界で神呼ばわりされてただけ。NBAで一試合100点取ったチェンバレンのようにね
570 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/02(水) 13:21:07 ID:03EqscPq
70年代の終わりには現役の人気漫画家に返り咲いてるだろーが。
ブラ孔雀、もといブラックジャックで燃え尽きとるがな。
572 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/02(水) 23:53:41 ID:5eHqQfl4
今の多くの作家、特に若くしてデビューしたり、アシスタントから漫画化に
上がった人は、自分自身を持てないうちに、編集に言われるがままに
作品を描くあるいは作らされていると見える。
もっと、多くの事柄を学んでから作家として出て欲しい気がするし、
週刊連載ですり減らすような濫作の時代には無理があるかもしれないが、
もっと量を減らして内容の深化を極めて欲しいような気がする。
今の多くの雑誌の普通の作品は、読み棄てするだけのためにあるような
ものばかり。時間潰すためのもので、深く共鳴したり、感化されたり、
内容についてああだったらどうだったろうなどと思いをめぐらしては
読み直す、そういった心に残るものが少なすぎる。
573 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/03(木) 01:37:11 ID:sYMy/7eX
一人の人間が経験できることなんて高が知れてるだろ。はっきりいって社会経験なんて
意味無いし漫画の才能が無いだけ。だから映画や本を読んで感受性を高めるんだろ。
まあ、仕方ないね。売る側が求めるのが、中身はどうでもいいけど売れるものだから。
手塚キャラはDの影響を受けてるらしいが、
日本のアニメはDとは別物だから、アニメ化すると違和感があるのはしょうがないのか。
手塚の漫画は、手塚の漫画を尊重した形でアニメ化できればね。
思うに,御大は,絵が動くだけで凄い!とおもっていた世代なのではないか?と。
だから、自分の漫画で主役あたりが動いていさえすれば、それで凄いしうれしい
という段階で満足してしまうのではないか?と。
それで多分ファンにも人気が出てほしいけど、世間が気になって。
という感じなのでは?
最初からDほどすごいものはできないと思い込んでいるような気もするし…
思うに、あの時にジャングル大帝の版権を貸したほうが
御大の気持に沿ってたんじゃないのだろうか?
Dに任せたらそれこそ完璧なものができただろうし、
バッタもん作られずに済んだし。
>>578 >あの時
そんな時があったんか。
確かにジャングル大帝はD向きな感じだな。
日本アニメにしては手塚はちょっとあれなところはあるし。
>>574 編集サイドのやり方というのもあるだろ。
にしてもストーリーを楽しめる漫画ってほんとに少なくなったねえ。
手塚のストーリーも大したことなかったけどな。
漫画としての面白さも文学としての面白さも中途半端
583 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/03(木) 23:35:41 ID:N/fESX5q
ジャングル大帝がアメリカで放送されたとき、アメリカ側のアニメ関係者は
衝撃と危機感を感じたという。あれほどの低コストでこれだけの品質の
アニメーションをしかも週間TV番組として輸出してくるとは、
と。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃あなたはパルプンテをとなえた!たちまちじくうがゆがんでいく!. ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
人 人 人 人
( ゚ー゚) ( ゚ー゚) ( ゚ー゚) (※゚ー゚)
可愛くないキャラばっかりグッズになる
>583
ということは、やっぱりアメリカは
それまでの日本市場にダンピング攻勢をかけていたんだな。
せめてアニメに金を出すだけで口出ししなかったら
マダ可愛げがあったのに…
息子が作るともっと酷いから
誰がやってもダメだろ
手塚漫画がアニメに向いてないのかもな
自分でやるなら、せめてもっといいアニメ作っていればねぇ
最近ブラックジャック読んだんだが意外とギャグシーンが多くて笑った。 後ピノコが萌えキャラとしてのスペック高すぎ
今川泰宏はどうだろうか?
横山光輝との相性は水と油だったから、むしろ手塚との相性はいいかもしれん。
細部にまでこだわった絵作りといい手塚に相通ずる部分があるかも。
今川がやれば、若い世代の人気は復活するかもしれんが、
50代以上のリアル手塚=神世代は激怒する作品になるん
じゃなかろうか。
アトムの様に主人公が活躍する明るい作品を今川に監督させると確かにそうなる気がw
(鉄人やジャイアントロボで嫌というほど味わいましたw)
だから、ブルンガ1世のような暗めで主人公以外のキャラが目立つ作品ならどうかなと。
多分ね、今川の同世代が観れば一番楽しい作品になる。
50代は激怒。若者は、そもそも出てくる手塚キャラに思い入れが
全く無いので、純粋に演出のキレしか評価できない。
で、手塚作品を一通り知っているけど、特別神聖視していない、
40代あたりに一番うける。
でも、そういうアニメって、正しくないと思うw
いや、もうアニメってそういうものだからw
そうか、リアルタイムにカリ城に感動した連中ばっかり
相手にして、先細っていくジャンルなのか?
伝統芸能じゃねえかw
今の子供は「ポケモン」でアニメに触れる世代だけど、
その何割が手塚にたどり着くやら。
アンパンマンじゃないの?
そうだね。保育園以前の子供のことを忘れてた。
Dもこの年代を取り込もうと躍起になってるし。
NHKの10分番組で手塚アニメやってくれんかのぅ。
やっても無駄だからやらない
今の時代に手塚漫画は糞とはいわんが単細胞すぎるしな
爺の美しき思い出で満足…
白黒のアトムは画面の中の米粒みたいだったせいか手抜きでもスピード感があったけど
カラーになってからは巨大なロボと同じような構図に終始してるのでスピード感がない。
アトムがロケットっぽく感じない。
手抜きにはセンスが必要なのか、単にオレのセンスだけが古いだけなのか。
老人にも物足りないアニメ、それが天然色アトム。
むしろ、手塚原作は細やか過ぎて今のアニメは向かないのだろ。
絶対的な主人公と、それを引き立てる同情引くように演出された悪役がいれば
それで他は無視できるような単純な構造しか喜ばれないんだろうし。
アトムアニメもそんな単純化で原作を台なしにするのに
一役買ったんだよな。
手塚アニメは全体にしょぼい
608 :
手塚アニメ:2007/05/15(火) 01:00:02 ID:???
悪かったな!
アニメラマにねずみ男が顔を出したのは、水木しげるに対しての手塚治虫からのアプローチ?それともスタッフのお遊び?
>>609 ねずみ以外にも、とんでもないキャラがいっぱい出てるぞ。
たぶん、手塚治虫のお遊びだろう。
とんでもないキャラ?
フジ三太郎の劇場アニメ化はアニメラマだけかな。
セリフがあるわけでもないんだが。
水木の鬼太郎は何度もリメイクしてそのたびヒットいてるのに
手塚アニメはそうでもない。やはり子供は基本的に毒があるのが好き
だからな。
毒というより、個性を素直に大事に表現できてるかどうか?
では。
手塚アニメは原作変え過ぎ。
鬼太郎が原作準拠かといったらそんなことはないわけで、、、、
夢子とか、夢子とか、夢子とかね
墓場鬼太郎と今のアニメは天地程の差があるぞ。
鬼太郎は原作に沿ってたら、まったくうけようが無かったと思うぞ。
猫娘が萌えキャラに戻りました。
ロングではなくオカッパとしては初めてじゃないかと。
要するに、手塚アニメは糞ということで
今の漫画家に、こうして死後18年が経過しても批評・批判してもらえる
作家が何人いるだろうか・・・。
鳥山明くらいだと思う。
鳥山はもうだめだろ。
作品たくさん残してる漫画家は批評の対象になってるだろうな。
623 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/16(水) 09:20:56 ID:EQZMjWQa
水木みたいにアニメ監督にお任せだったら少しはマシになって
いただろうが、手塚が口を挟むのが良くなかったと思う
手塚にアニメの才能は無い
鬼太郎は、妖怪ものとか恐怖ものとかジャンルの方向性がはっきりして作られているが
手塚のは、手塚アニメという手塚ブランドで売ろうとしているのに
手塚のファンを大事にしていないんだと思う。
矛盾してるんだと思う。
>>623 元々は漫画家より日本のディズニーになりたかったんだから
口を挟むなは無理な注文だな。
手塚の漫画をアニメ化する際、方向性やテーマが設定しにくいんじゃない?
「どついたれ」とか。
アンチスレ落ちたの?
629 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/17(木) 07:06:56 ID:aNvr/lRe
馬鹿にはコピペできないミッキーマウス
630 :
w:2007/05/17(木) 16:30:23 ID:RB6aewFK
ここがアンチスレw
アンチスレは別にあったけど、大してのびないうちに落ちちゃったね
632 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/18(金) 19:51:52 ID:gspQgABm
手塚治虫 3のスレでアク禁。
図星だったんだろうか。
"アンチスレ"はここを潰すために一部狂信者が立てたモノだったから
無視された
そうだったのか。
信者もすげーな
藤子と長谷川は長年人気がある漫画家なのにも関わらず、アンチがあまりいないな。
>>614 アトムは一番初めの原作通りにアニメ化されていたら今でも受けは良かったんじゃないかと…
手塚、子持ちの親の目を気にしすぎ
手塚にとっての原作とは、雑誌で連載された原稿のことらしい。
これはマジ。
アニメだけでなく単行本でも話や設定が変わってるのがいくつか存在している。
>>636 かもね。当時の技術ではどうできたかわからないけど。
治虫アニメのアトムだけでなく、平成アトムやBJアニメも大衆受けを気にしすぎでは?
一体何を重点にしたかったのかとリメイクされていくたびに思う
大衆に無難に受けることを気にし過ぎて
原作の魅力をかえって潰しているのが
手塚アニメなんだよな。
アトムなんかまさにそうなのかもしれない。
「来るべき世界」も24時間テレビで自己犠牲アニメになってて
(愛は地球を救う)うんざりした。
ギャートルズやサジタリウスも、ネタに困ると自己犠牲エピソードを繰り返し入れてたように思う。
結局は手塚が悪いって結論だな
アニメを作りたい手塚は必要以上にアニメの作りには気を使ったが
漫画のほうは無心で描いたので、魅力がいっぱいのものが出来た
ということかもしれないなあ。
漫画も問題はあるが、個性は漫画のほうに出ているね。
アニメにするとそれがすっかり。
アニメは糞で漫画はBJ以外は凡作かな?
マスゴミのヨイショに乗せられて読んでみるとガッカリなパターンは多いね。
増すゴミが糞なことしか描けないんだよ
作品はもっとマシでも
「最高傑作と呼び声も高い!」「名作!」「幻の作品!」
こういうのはたいていハズレぽい。
アニメの「ミクロイドS」は好きなのだけど、こういうのに限って表に出てこない。
>>639 最初のアニメ「西遊記」の制作時に「僕の漫画は読者の期待を裏切って
悲劇で終わるものが多い。それが深みとなっている。だからこのアニメ
も悲劇(登場人物が死ぬ)で終わらしたい」と意見を譲らず、結局中途半端な
折半になったそうだ。その話からしても本来子供受けするアトムとかは作りたく
なかったんだろう。結局アトムは他のアニメの制作の赤字を解消するためしかたなく
迎合した作品。
ほんとうの悲劇は、作品の魅力が台無しになったり
キャラの存在意義が台無しにされてしまったりすることだけどね
>>650 でも、結局世間やPTAに受けたくて、そっちへ迎合しちゃったんだろうな。
653 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/24(木) 23:01:22 ID:hQKgOS7S
一番病
スポーツマンだって一番病の人が多い。だから手塚は変人てわけでもないんだな。
ただ一番になれないからって陰口を言わないだけでw
それに役者の世界なんかは露骨に嫌がらせするからな。やすきよは売れ出したら
楽屋の名前のプレートを先輩芸人にゴミ箱に捨てられてたそうだし。
655 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/26(土) 03:12:32 ID:+VfgBGVh
一番病を批判する者は所詮、戦闘を離脱脱走して長生きしたと云える。
656 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/26(土) 10:22:07 ID:aYKsYNOo
手塚さんリモコン握り潰した話本当?
手塚が一番病かは知らないが、
手塚信者は一番病だらけだな。
最近はまともなのも増えてきたようだけど。
一番である手塚にむらがってると自分も一番になった気になるヘタレ厨房が多いのだ。
ハルクホーガンのスレかと思った。
660 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/27(日) 17:12:22 ID:DPlwgCsA
まだ生きていれば80ぐらいか。さすがにもう漫画家辞めている気がする。
脳が元気ならやってるだろ。
アトムのキャラには一番病の悪い面が出ているとは思う。
最初のアニメだからしかたないかもね。
俺が消防の頃、市内の図書館に
手塚先生監修の「マンガ世界の歴史」というシリーズがあった。
何も着てないよりもいらやしそうなハイレグコスチュームの宇宙人が
地球の歴史を追体験するというコンセプトだった。
エジプト文明のページでは、いきなり日焼け美少女がトップレス、
ローマ衰退の物語では、堕落したローマ兵が占領した町の女性を
無理やり脱がすシーンをさりげなく描き込むなど、読者サービス満点。
ワクワクしながら全巻読破した記憶がある。
さすが大御所先生が絡むと一味違うよな。
手塚は何気にれいぷ好きだからな。
世界の歴史何冊か持ってる
描いてる人はそれぞれ違うけど
あの宇宙人の服装といい兄+妹の構成といい
やっぱり手塚治虫だなあと思ってた
今更欠けた巻を探してるけどなかなか見つからない…
667 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/01(金) 03:43:09 ID:INxrT7R0
アニメーターの給料が、手塚社長時代の虫プロには良かった点を考えると、
確かに手塚一人の責任というのは おかしな話だ。
「アニメ作家としての手塚治虫(津堅信之)」買ってみた。
それと並んで本屋に置いてあった「手塚治虫とボク(うしおそうじ)」も一緒に買った。
ことアニメに関して手塚治虫は、先輩アニメーターからも新規組からも
従業員からもアマチュア扱いされてたようだ。
杉井ギサブローは、
「(虫プロが)アトムという映像言語の新種を生み出したスゴさに、手塚先生は気づいてらっしゃらなかった」だとか。
どうも いろいろズレていたらしい。
670 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/09(土) 18:44:58 ID:5TYixMi5
手塚治虫は戦前からの初期のディズニーの作品に親しんでいた。
若いアニメーターはディズニーが白雪姫以来の劇場長編モノで
売っていて過去を消し去った後のアニメを手本として育ち、目指して
修練していた。アトムシリーズはある意味、映像としてはディズニー初期の
ミッキーマウスシリーズ的な作りであると思う。
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;; 初期のディズニーのアカデミー賞の作品を見て…
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;;
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙ 戦前のアメリカなら…アニメにさえしておけば
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> 簡単にオスカーがとれたんじゃねーの?
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f
〜''戈ヽ `二´ r'´:::. `! そんなふうに考えていた時期が
俺にもありました
3度読んだら飽きる……藤子不二雄
2度読んだら飽きる……手塚治虫
1度読んだら飽きる……石森章太郎
読む前から飽きる……松本零士
アニマトリックスで手塚治虫は神と紹介されてたし、
もし御本人が生きていれば、ハリウッドから潤沢な資金を与えられて
またアニメが作れる機会があったかもしれない。
いまチャンピオンでやってるやつみたいなのしか許可されない気もするが。
読む前から飽きる……松本零士
うーむ、ついにそうなってしまったかw
手塚治虫に嫉妬されるのは作家としてのステータス。
のような気もするが、星新一が嫉妬されたという話は聞いたことないな。
畑違いだからだろうか。
676 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/10(日) 06:38:39 ID:uVTRVIr3
W3で「ボッコ」、「星真一」、などのキャラクターが出てくるのは
無縁ではない。実際一時期星新一は虫プロの文芸部に居たはずだ。
また短編のSFマンガでどおべるまんとかいうマンガの中で、星新一に
手塚治虫が奇妙な作家の一連の絵を見せて意見を求めている。
鳥人大系という作品が猿の惑星にコンセプト激似な件
本人は嫉妬しているような発言をしているが、実は誉めてるつもりだったのではないか?
>678
>本人は嫉妬しているような発言をしているが、
星新一がキレてしまうようなレベルの行動はなかったということですかね。
小松左京がマンガ描いてたころ、手塚治虫はライバル視していたそうな。
681 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/12(火) 01:34:03 ID:BaAwJkZr
火の鳥も、猿の惑星+2001年宇宙の旅+渚にて+。。。。といったところ。
バカボンのパパがカメラ小僧に「キミは篠山紀信か」と言うところを見ると、
漫画少年投稿組の篠山紀信と気安かったのだろうか。
などと考えたりする。
本当のところ付きあいがあったのか知りませんが。
トキワ荘作家陣の作品を、手塚治虫はマンガの中で取り上げて使ったりしてんのに、
その逆は目立たないというか手塚治虫本人を持ち上げるようにしか描かれてないというか
手塚治虫と星新一と小松左京のグループとの間には、
なぜかヒエラルキーというか線引きがあるように感じる。
しかしBJが全5話の予定だったとは驚いた。
単行本化にするのにページが足りないじゃん。
何とカップリングするつもりだったんだろ。
684 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/14(木) 19:31:38 ID:efUn6N6Q
>>656の話間違ってた。
リモコンじゃなくて自分の手を握り締めすぎて血が滴り落ちただった。
>>683 人気がなければ打ち切りって条件だからね。異色短編集の中にでも入れて出すつもりだったんじゃないの。
でも秋田が毎回読みきりの縛りを出してきたのはミクロイドSがあまりに酷かったからだろうか。
ベートヴェンはつまらなかったけど、話の中で
モーツァルトが出てくるところは面白かった。
モーツァルトを主役にしとけば良かったに。
>>685 先生的には「デビルマン」みたいなものを狙ったつもりなんだろうが…
手塚先生も苦労したのだな
手塚信者うざい。
どんだけ過疎スレ立ててんだよ。
手塚信者の痛さは懐アニ板全般で発揮されてるw
特にBLと同人やってる自称30代後半ヒキニートの基地外ぶりは見ものw
アニメに関しては原作厨ぶり満開
692 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/21(木) 23:35:50 ID:u8LjPYbZ
黒いセールスマンとBJはすこし似ているところがある。
ザ・シェフとBJもすこし似ているところがある。
ギャラリーフェイクとBJも少し似ている所がある。
美味しんぼとBJも少し似ているところがある。
ブラックジャックによろしくとBJも少し似てるところがある。
全く似てねーよ。
698 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/22(金) 17:05:36 ID:h/s4BSLY
ゴルゴ13とBJは良く似ている。
百鬼丸とBJもよく似ている
BLとBJもどこか似ている
701 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/22(金) 20:35:49 ID:KP2tnU7D
みんなは面白いと言っていますが私にはさっぱりわかりません
絵が つらくて
一冊すら読めません
手塚治虫だから読むのか
皆が絶賛するから読むのか
面白いから読むのか
私にはわかりません
痛いとき、どうしたらいいか わかりません
みんなは面白いと言っていますが私にはさっぱりわかりません
絵が つらくて わかりません
一冊すら わかりません
手塚治虫だからわかりません
皆が絶賛するからわかりません
面白いからわかりません
私には わかりません
もう何もかも わかりません
当時少年チャンピオン見るとそれらしい読めそうなのはBJとかだった
コンビニ本のザ・クレーターの立ち読みがつらいようだったら
他の火の鳥とかも無理に読む必要ないよ。
俺も興味ない作家の漫画は読むのが辛いから、だったらその時は読まない。
興味持った時に読まないとね。
707 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/23(土) 09:21:03 ID:Bazm9Ajj
BJを読んで感動して医者を目指して4浪した某A君は、
いまあるところでにせ医者やってる。初心忘れずってとこかな。
BJは医学部は出てるはずだが。
>>706 初期の漫画、興味はあるんだが読めないな。
まあブラックジャックで感動していいのは高校2年生までだな
ぼくら 離ればなれになろうとも クラスなかーまは
♪カシーン! カシーン! カシンカシン カシーン!
2年生までは素直に感動
→「僕も将来医者になろう!」
3年生になると受験勉強で医学部ムリポな現実を知る
→「ふん、全然リアルじゃないよな。マンガと現実は違うんだよ!」
それはお前の経験話か?
いや、高校生のうちにBJよりもう一段階内容の濃い本を読んで欲しいなあと思った。
だから2年生にして1年余裕を持たせた。
>濃い
くそみそテクニックとか?
なんでマンガばっかり上げるの?
漫画板だから。
そういう硬直した考え方はよくない。
ぼくのチンコも硬直しそうです。
722 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/26(火) 23:03:28 ID:Dmg90/CQ
東大出のタレント女が、子供の時にBJに感動してっていうことだけど、
雑誌連載と時期が会っていない気がする。
そりゃ、コミックスだろ。
手塚漫画体験者は,コミックス多いよな。
アトムとかも。
なんで手塚スレは、乱立してて、しかもどこも過疎ってるの?
別に過疎ってないよ。
はんじょうしてるよ。
書き込み率考えたら、ほとんど総合スレで良さそうだが。
728 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/01(日) 19:47:07 ID:y9awuadL
614 :名無しさん名無しさん [sage] :2007/07/01(日) 19:40:58
虫プロ系と東映系の確執の根は深いよな。虫プロ系のヤツが東映系の作品に参加しても
はなから信用されてないから徹底的に修正くらったみたいだし。
ただ高橋良輔曰く虫プロの連中も飲んだ後とかにみんなで手塚の家の前まで押しかけて
お前はもう古いんじゃー、とか管まいていたらしいけど。
中日新聞「アニメ大国の肖像」
─大学で映画を学んだ富野由悠季さんにとって、アニメ「鉄腕アトム」は
ひどい出来だった。
アニメだって映画、動かなくてはいけない。
それを止めて見せることができるという発想は許し難かった。
それなのに虫プロに入社したのは、他に就職先がなく、フィルムを
いじれるなら御の字だと思ったからです。
─最初は仕事と割り切っていたが、半年もすると不満が沸いてきた。
当時、虫プロで働いていたのは、映画的なセンスがない人たち。
僕は映画的な演出ができる確信があったので、アニメとは言えない電動紙芝
居でも、作りようはあると思うようになった。
そんな体質が分かるのか、僕が演出になると、先輩から徹底的に嫌われた。
「アトム」での僕の演出本数が一番になった時、みんなの視線が冷たかっ
た。
─「アトム」が終わると、虫プロを辞めた。
いい話や
嫌われた理由は他にあるんじゃないかと邪推してあげるのがファンとしての礼儀。
アトム末期のときは虫プロのアニメーターの中に
隠れて東映動画の原画を虫プロに持ち込んで
バイトをしてた人もいたらしい。
白黒のアトムよりもカラーのジャングル大帝とかやりたがる人が増えたときには
外注(ピープロ)にアトムの仕事出したりしてしのいだとか。
東海地区の人か。
その新聞の連載はもう1年以上続いてるよな。
東京新聞にはその連載はないのか。
アトムが終わってもしばらく「リボンの騎士」の演出を
やってたじゃないかー>富野くん
>>732 だって虫プロは給料制。バイトは働けば働くほどカネが入る。
だから、虫プロにいながらバイトをすれば収入二倍!
ジブリより待遇良さそうに思えるわい。
手塚治虫・・・・・マーチャンダイジングで結果的にアニメ業界のすそ野を広げる。
製作委員会・・・ゴジラ復活委員会から名前を拝借?
ファンド・・・ときめもファンドをハヤテがネタで使用。
つまりCG技術の向上を予見できなかった手塚が悪い。
昔の人だからね
739 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/21(土) 21:28:15 ID:zpg9BG1i
手塚治虫の漫画は面白い
小学生の時どろろで初手塚治虫を体験後、
中学ん時に図書室の火の鳥やら
BJやらにはまったなぁ…
大人になってからもコミック買ってるけど、少しつまらなく感じてきた
俺に合わない作品が多いし駆け込み乗車気味に風呂敷を畳む感じだし
主要キャラクターの心理描写が薄いというか
あと人間性の面では生理的嫌悪感を抱く
なんかジャンボ尾崎に通じる臭いが嗅ぎとれる
手塚治虫の作品を誉めても漫画家手塚治虫は神格化したくはないなぁ
>>739 >俺に合わない作品が多いし
これに尽きてしまうような。
741 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/21(土) 22:26:46 ID:zpg9BG1i
昔はそんなことなかったのに、最近呼んだバンパイヤがなんかその…合わない
合わなくなっちゃった。
七色いんこがすごく好きだったのに…今はだめ
あばれ文太とかいう新聞記者の読み出して、なんかが変わっちゃったみたい…
なんだか少し寂しいなぁ
>>741 わかる。昔好きだったのがつまらなく感じたり 逆もしかり。
私は妖子とかBJ、鉄の旋律とかは昔全然ダメだったけど今面白い。
逆に初期の頃のはダメ。
ブコフで「日本発狂」ってスゴイタイトルの作品があったから立ち読みしたけど
なんか、名前負けしてる。タイトルで期待したほど面白いものじゃなくてがっかり。
744 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/22(日) 00:09:48 ID:f0GC3+ZU
今度公開されるアメリカのSF合成映画、トランスフォーマーは絶対必見だぞ。
サイバトロンのメンバーにマグマ大使も出演している……
とかだったりするの?
>>742 人生の中の気持ちのあり方で、漫画も文学も面白くなったりつまらなくなったりするものだよ。
手塚ものではないが、「銀河鉄道の夜」なんか、最近読み返したら
昔読んだ時は全く面白さがわからなかったのが、凄く面白くなったように感じた。
747 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/22(日) 11:40:14 ID:RbHfdPA6
>>746 そうだよねー
俺は手塚治虫の漫画を卒業すべきなのかもしれない
映画なんかでも昔は八犬伝やら魔界転生やら
ターミネーターやらロボコップが好きだったのに
今はタランティーノやらキューブリック作品、
黒澤作品が好きになってしまった
>>747 卒業というか、他に好きな漫画ができたら、そっちを読めばいいだけでしょう。
手塚漫画は連載終わった作品ばっかりだし、これからまた同じ作品を
未来に読む機会もあるかもしれないし。
でも昔読んだ作品というのは、その後にも影響は出るよ。
>>747 八犬伝や魔界転生が好きで、今はタランティーノというのは、
そんなに離れてはいないと思うけど。
普通は映画の八犬伝や魔界転生を卒業したら原作に向かうものだが。
次が黒澤やタランティーノでは、同じところをグルグル回っていることに
気づいていないんだな。
いいじゃん、別に
足がマシンガン
753 :
手塚:2007/07/31(火) 18:13:29 ID:???
成仏したい
754 :
手塚:2007/07/31(火) 18:21:57 ID:???
面白い漫画読みたい
手塚作品は手塚だからと期待して読むせいか読むとガッカリすることが多い。
いや、ガッカリを通り越して腹が立つ。特に火の鳥のつまらなさなんかな。
大上段に構えずに娯楽に徹すれば良かったのに。
手塚だからと期待して大上段に構えずに
娯楽に徹した作品であるとして読めば良かったのに。
「火の鳥」を哲学書として読んだり、BJを医学書として読んで失望する
のはおかしいんじゃないかな。マンガとして楽しめばいいのに。
「太陽編」は面白さがよくわからないが、COM連載の火の鳥は、
マンガとして楽しく読めたけどな。
哲学書というより。
火の鳥っていう不老不死の血を持ってる鳥を求める人間達の話じゃない?
というより。
漫画です。
手塚に腹が立つというより、手塚を評論している連中に腹が立つ。
漫画をつまらないものにしているのは、ああいういい気になった連中。
アラバスタースレに書き込んでいる奴ら
>>762 Wikiは糞としか言いようがないけど
ああいう連中を生み出した土壌は気持ち悪いな。
厨房がマンセーするのにちょうどいい対象なんだろうな。手塚漫画。
766 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/05(日) 23:11:10 ID:ZSDOuXRO
みんなでまんが道を読もう
最近図書館で読んで、アカい内容に驚いた。
それよりもレイプネタが不必要にあって萎える。
WIKIの記述は、くどいな
妄想だらけだから。
手塚信者はどこへ行く
昔の漫画だね
「どついたれ」に手塚が出演したせいで作品がつまらなくなった、と思うが、
おかげで作品自体が自伝という形で無くならずに済んだ気もする。
マグマ大使で、降伏勧告をするゴアにマモルが
「日本人は知ってるんだ。降参したら、どんなひどいめに
あわされるのかを。
だから絶対に日本人は降参なんかしないんだ!」
みたいなセリフを言ってたくらいだから
作者は戦後にひどいものを見たんだろうなーという気はする。
774 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/08(水) 10:39:33 ID:qMYpG7kv
日本人は知っているんだ。生きて虜囚の辱めを受くるなかれということを。
だから、絶対に日本人は降伏なんかしないんだ!
「地球人はオマエらの思い通りにはならないぞ!」というべき。
それが侵略に来た宇宙人に対する地球人の礼儀。
まあ東京タワー周辺には怪獣・ギャング・宇宙人をひきつける磁場があるようだから
対応するのは日本人だけでいいともいえる。
スレタイに名作とか入れる人
火の鳥を一番好きな漫画に挙げる人の感性が信じられない。
スケール、構成、緊迫感、破綻具合ではウメズの漫画の方が凌いでいる。
ユーモアは他の大多数の漫画に及ばないし、第一火の鳥には不要だ。
どれも中途半端な、作者の意欲だけ空回りしている作品。
何か他の人がやっていないことで気を引きたかったんじゃ、と勘ぐってしまう。
俺にとっては、手塚の卑しさが一番感じられる作品だ。
火の鳥は未来シリーズの方は結構面白いと思うんだが。
でも、あの火の鳥自身が嫌なんだ。なんか説教くさくて
進歩的文化人の臭いがプンプンする。
とても永遠に存在する生命体に思えねえ。既に腐乱しつつある。
火の鳥はSFっぽいのは面白いが、歴史ものっぽいのはつまらんと感じた。
780 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/09(木) 07:04:55 ID:Mju3U5x9
「シュマリ」って評判どうなのかな。
個人的には、メッチャ面白くて
すげーーーハマってしまったんだが。
火の鳥は手塚の趣味の悪さが露呈した作品だな。
手塚の大人漫画は面白いよ。一輝まんだらもいいし
>>777 楳図の作品で火の鳥と比較できる作品て14歳くらいしか思いつかないんだが。
スケールは広げよう思えば誰にでも出来ることだからあんまり優れてる点にはならない。
最後に芋虫の中に宇宙があったとかやればスケールだけは大きくなるからな。
構成は手塚も優れてるよ。楳図も漂流教室みたいに構成の素晴らしい漫画があるから
これは甲乙つけ難いと言うことで。緊迫感は楳図はホラー系だから最初から有利。
でも手塚もカットバックなどを駆使したりしてちゃんとこなせるよ。破綻具合は比べる
もんじゃないw
意欲だけが空回りしてるのはむしろ真悟以降の楳図作品にこそふさわしいのでは。
手塚は色々な漫画家の絵を描けるとか本人に言ったりしてるけど
絵が描けるからと言って世界観や作風を描けるって事にはならないんだよな
デッサン力やその漫画に出てくる機械類のデザインセンスはそう簡単に真似できないだろうし
何より肝心のストーリーを作れないと話にならない
深遠だとかといって火の鳥を一番に押す人間の気が知れん
>>785 火の鳥が一番とは思わないが、じゃあ、何ならいいんだ?
787 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/11(土) 10:43:49 ID:jgB5o8M4
最近の週刊朝日2007年8月10日号、48ぺーじから52ページに
マリコのゲストコレクションの対談相手としてやなせたかしが登場する。
その対談のなかで、手塚治虫にふれている部分がかなりあるので
諸君よみたまへ。
>>786 「深遠な」っていう理由がひっかかるんだろ。
本当に深遠かどうかはともかく、そういう理由で持ち上げる
風潮をいやがるのはよく判る。
あと、むかし「手塚はスターシステムを作ったからえらい」見たいな文を
目にしたときには、さすがにあきれた。
そもそも手塚の最高傑作ってなによ
おれはBJだと思うけど
キモーイ山の嵐
>>783 > 破綻具合は比べるもんじゃないw
勝手に決めるな。
手塚とゲーテを比較しているたわけた評論家がいたな
>>792 なら破綻した漫画を描いてる楳図が上だって理屈を説明してくれよ。
破綻漫画なんて永井だって他の漫画家だって描いてるんだからさ。
楳図が好きなのはかってだが破綻まで評価の要素に加えるのは無意味
だぞ。
手塚漫画にはパンチが足りない
時代も何もかも違うものを並べて論ずるのが評論家のテクだからだろうな。
もっとも、俺はゲーテのどこがすごいのか全然わからんが・・。
>>796 ゲーテと手塚なんて、共通点の方が少ないのに、
安易に昔の偉人と結びつけようとしているのが気になった。
狐に虎の威をきせようとしているというか。
798 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/13(月) 08:32:01 ID:SCYB41Ba
手塚作品は、絶対的な人気ナンバーワンにはなれないが、
その作品の価値が比較的長持ちする(あるいは長持ちさせる)
傾向が他の作者たちの作品に比べて強い。その秘密の一つは
出版のたびに、時代にあわせての書き換えを行っていたことが
あるだろう。だがそれだけではない。いわゆる名作(古典的)映画や
文学作品にあい通じるあるいはそういうものをなぞらえて描いている
ようなところがあるからだ。特にストーリーテラーとしての秀越さは
彼が生きていた間に存在した他の「漫画家」に比べてダントツだった。
絵を描くのが速いこともあり、作品のアイディアとストーリーの構成
にもっぱら頭を使い、作画はアシスタントを必要なら使う。昭和40
年代前半までの黄金期のストーリー作る能力は非常に高かった。
特に強調しておかなければならないのは、児童漫画というものは、
大の大人にとってはかなり難しいものであるということなんだ。
児童は理屈では作品を理解しないので、インテリには不利な勝負に
なりがちである。
手塚を理屈っぽく論じれば頭がよさそうに見える
まで読んだ
まんが道とか読むと、手塚の漫画が都会的で
垢抜けているって思われていた時代があったんだね。
今からじゃ想像もつかない。
比較的、時間に対する耐性の強い絵柄ではあったんだろうけどね。
まあ、一種スタンダードみたいになってるから、こういうものとして読めば
新しいも古いもないってかんじで。
その点で手塚を越えるのは諸星だな。
最初から新旧とか、そういう批判の外にある絵柄。
長い
藤子や石森が新宝島や地底国の怪人に衝撃を受けた
という話は素直に共感できるのに。
亡くなってから10年以上たったけど、存在感は大きくなるばかりだ。
藤子先生の。
手塚作品も、変なギャグを飛ばせば読みやすくなるのにな。
そういう理由でいまいち手が出ない。小学生の頃は普通に読んでいたのに。
モームが書いてたが、壮大なテーマには脱線や笑い
を入れてはいけないらしく、そういう欠点が「白鯨」を傷つけているそうだ。
手塚漫画にも同じことが言えるかもな。
手塚は台詞回しとかがいつまで経っても下手糞だったな
子供向けの漫画をいつまでも引きずってた感じ
最近の漫画が大人ぶってるだけだよ。
手塚ってジョジョ読んでたのか?
手塚にはスタンドが出た3部以降の評価を聞きたかった
811 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/14(火) 01:08:14 ID:PuJYhw0O
諸星の絵は、絵物語の山川そうじ(代表作は少年ケニアその他多数)を
連想させる絵柄だ。おそらく手塚も同じことを感じたはずだが。
ちなみに戦前と戦後一時期をふうびした絵物語は、戦後の新しい
ストーリー漫画の台頭により、置き換えられ滅ぼされてしまった。
理由はいろいろあるだろうが、緻密過ぎる絵はTVアニメーション化が
当初は難しく、また絵としても生産性が悪く、個性の強すぎる絵は
アシスタントによる分業には向かなかった。挿絵的である絵には
動きがなくてまるでスチル写真の雰囲気が漂う。絵に動きを持ち込む
と、実は細部が緻密に描けば描くほど絵が止まって見えるのだった。
(寺沢武一のPC絵によるコブラがまさに絵が止まってみえたのも
同じ理屈による)
812 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/14(火) 01:17:02 ID:m7f+gAr+
スレを読む身としては、ジャングル大帝や鉄腕アトムを批判してほしい。
例えるなら、藤子批判で「モッコロくん」を批判されてもピンと来ないというか。
個人的には
>>761 に禿同。
813 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/14(火) 01:58:20 ID:Pbc4R+Oi
こっちは女房のうんこで
814 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/14(火) 08:18:00 ID:PuJYhw0O
手塚治虫のファンになるのはやめておいたほうが良いよ。
幾らでも時間と金がかかるし、それでもって決してコンプリートできない。
家を1軒や2軒買うほどの金をつぎ込んでも買い切れない。
そもそも全部読んでたら、観てたら、時間がどれだけかかるか。
人生は長くないの。完結し終えた頃には自分の人生も終わっている。
本もVHSもLDもDVDも雑誌も場所を食うし、今から少子化と高齢化で
集めたコレクションもゴミになるだけ。
ひとくちにファンといっても千差万別で
そこまで深いファンもいればもっと浅いファンもいる。
>>800 そりゃ電話も普及してない時代、電報でやりとりしてた時代に
メトロポリス読めば感動するだろう
>>761 は人生を損してるタイプ。
ああいう存在も意味があることに気がつく時もくるよ。
ファンというか、「マンガ評論家はどうするんだろう?」とおもえてならん。
マンガ評論に手塚治虫論が欠かせないかどうか知らんが、もし欠かせないとすれば、
個別の作品論ではない総合的・全面的な独自の手塚治虫論を論じようとおもったら、
一応にせよ全作品の全読は基本的な大前提だろうから、
時間的にも経済的にもたいへんなことになるとおもうからだ。
しかし、いくら大変だとしても、もしそれができないとすれば、
その評論家のマンガ評論からは、全読をふまえた手塚治虫論が「ない」ことになる。
全読をふまえた手塚治虫論が「ない」マンガ評論家なんていう存在は、
とくに日本にすむ日本人のマンガ評論家としては、
それでも「いちにんまえ」と見なせるの? と部外者としては思ってしまう。
たまたま手塚治虫の(一応ではあれ)全作に目をとおすことのできた同時代人のなかからだけ、
そうした評論・評論家がでてきうるが、反対に、たまたま時間的におそかった人たちからは、
まるきりゼロだということになる。
そうだとすると、いちにんまえの評論家が永続的には輩出できない日本マンガ界という話になり、
おさむいかぎりの実情といわざるをえない。
ま、これは「すべてに底のあさい日本社会」現象の、
マンガ界における単なる一つあらわれにすぎないだけかもしれないが。
ひとくちに評論家といっても千差万別で(ry
100%読んだ (いちにんまえ?)
↑
|
|0%〜100%の中間層が広いんだと思うよ。ファン層も評論家層も。
|それだけ作品数も多いし、内容も幅広いし。
|
|いちにんまえ と まるきりゼロ の両極端だけと考えるのは、ちと頭がかたいのでは・・・
|100%は絶対にありえないと思うしなー。
|100%になるには、手塚治虫という人間本人になるしかないと思う。
|全部読んで近づく事はできても、人間・手塚治虫になれるわけじゃあない。
|誰も100%になれないからこそ、より100%に近づく近道として評論があるんじゃあないかなぁ。
|
↓
0% 全く読んでいない(まるきりゼロ ホアカバリキルマ)
100%読んでなきゃ評論する資格が無いなんて言うやつはいないよ。
いるとしたらただの言いがかり。もちろん鳥山明みたいに作品が少ない
のなら全部読んどくべきだろうが。まあ意図的に屁理屈こねて遊んでる
だけでしょう。
その作者の漫画を一つも読んだことも無いのに評価するのはどう考えてもおもかしい
100%は無理でも「ほぼ100%」は読むべきだと思うよ。
「おっと、その作品はまだ読んでいない」と言うことは許されない。
なんらかの理由で入手困難な作品や未発表作品はしかたないけどな。
全部読むのが嫌なら、作者を評価するんじゃなく、読んだ作品を
評価したらいいんじゃない?
手塚ってデスノートとか描けるのかね
>>全部読むのが嫌なら、作者を評価するんじゃなく、読んだ作品を
>>評価したらいいんじゃない?
読んだ作品の、その作品の範囲内だけでの作者の評価って事でいいじゃん。
評価家も評価をきく人もはなっからそのつもりだろうし。
>>「おっと、その作品はまだ読んでいない」と言うことは許されない。
だからさー。誰が許さないの? ねぇ、誰が許さないの?
あなたが許したくないだけにしか見えないんですけど。
その理屈からいくと、ゴミ箱に捨てた試作やはしり書きまで全部読んでなきゃなー。
試作やはしり書きでも、友人や家族にでも見せたことがあればそれだけで「発表作」なんだから。
評論家も大変だなぁ。それじゃあ評論できるものなんかひとつもないや。
よーするにあなたが許したくないだけ。
「評論とは、評論家とはかくあるべき!」って固定観念で頭でっかちになりすぎ。
お前はお前でくどいよ
うぃw
手塚治虫漫画大全集DVDに載ってない作品てあるの?
未収録なんて山ほどある。
全部で15万枚描いたんだよ。
全集400巻×300ページとしても120000ページ。
とてもじゃないが全部収録するなんて無理。
じゃあ何よ、全読すらできない量を「描いた」奴ってこと?
それって人間?
831 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/15(水) 08:43:22 ID:F6Ln6eIt
手塚ってパクリって聞きましたが本当ですか?
かならず以前に似た話があったとか
火の鳥なんてとくにそうらしいですが
あらゆる物語の基本パターンは36通りしかない。
もう、新しい物は出てこない。
どれかのパターンが繰り返し使われるだけ。
ってシェイクスピアが言った
って聞きましたが本当なのでしょうか?
火の鳥なんてとくにそうらしいですが
ある意味それって才能のある人が
才能が枯渇してきた時に出る発言だと思うんだ
坂本龍一も音楽のパターンがとか言ってたけれど
重要なのはパターンよりも個別的なディテールで
パターンが変わればいいものを作れるというわけではないのだから。
人間の基本パターンは男と女の2パターンだ。これに人種の組み合わせを入れてもパターン数は知れてる。
新しい物は出てこない。
では、新しく生まれてくる人間の人生に意味はないのか?
手塚信者は長文を書きたがる
基本パターンだけいったら、「戦争もの」とか「恋愛もの」とかに
分類されちゃうし、ゲームだって「RPG」とか「アドベンチャー」
になるけど、だからといってRPGゲームがすべてドラクエや
ウィザードリーのパクリだとは言わんだろう。
>竹内一郎という人が書いた「手塚治虫=ストーリーマンガの起源」
これ、マジでクソ本。だって描き直しだらけの全集版を見て
「当時の表現が…」とか言って思いつき系のゴタクを並べたもの。
マンガ批評家や研究家の中でも「いくらなんでもひどい」
と批判を浴びてたけど、サントリー学芸賞の選者がバカで
タイトルだけで受賞させた(内容読んで無いんじゃねぇ?)というオソマツ。
ちなみに、手塚を「ストーリーマンガの起源」というのはおかしい
というのは今では手塚研究者には共通認識になってる。
(もっと前からストーリマンガは発展していて、手塚が参考にしていたから)
でもマスコミ受けがいいからそういう祭り上げ方が定着しちゃったけどね。
竹内一郎って、「さい ふうめい」だったんだ。
ちょっとびっくりした。
あ、「哲也」の原作者の?
けっこう若い人だよね?
そんな評論家ばかりだから、手塚がとばっちりを
くうわけか。
あらゆる職業のなかで最も不必要なもの=評論家
手塚の描く女体はいただけない。
なで肩で、腹が若干出ている、かるい栄養失調みたいな体。
まあ、藤子Fもおんなじような絵を描いてるし、
ボッティチェリの描く女もそんな感じなんだけど。
846 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/16(木) 16:18:23 ID:K98TcBNd
手塚が認めた漫画家って大友くらい?
いいえ
手塚が認めた漫画家って谷岡ヤスジくらい?
いいえ
手塚が認めた漫画家、って書きたがるのって手塚信者くらい?
平松伸二を褒めてたって最近知った。
確かに牙の後半は手塚漫画っぽい。
855 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/17(金) 18:23:09 ID:gGusLsRe
人格破綻者
手塚はマジで凄いと思ったら、褒めないでケナス
元祖ツンデレだからな
自分の作品に対しても…
手塚は自分の作品にツンデレ?
デレなんかしたっけな。
859 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/17(金) 21:42:46 ID:pM5xKUCM
むしろナルシストでしょ
手塚は何で他の漫画家の絵を描けるとか、わざわざ言うんだろう?
自分の絵が古臭いから
なるほど。
昔の子供は、雑誌に載ってる漫画の絵を真似して描けることは一種の人気者になれる才能だった。
手塚はそれがしみついているってのもあるんじゃないかな。
単に嫉妬だよ
そりゃ練習すれば他の漫画家の絵も真似できるようになるだろうけど
そのクオリティで連載出来るかって言ったら話は変わる
特に手塚みたいな単調な絵から荒木や大友みたいな絵にいきなり移るのは不可能だろうし
そのとおりだね
もともとアニメ指向が強かったのからか、手塚のマンガってハッとする印象的な
カットが少ないような気がするな。水島新司に「野球だけ描いていればいいんだから
いいねえ」っていったらしいが、ストップモーションでありながら動きを感じさせる
水島みたいな絵は描けなかったろう。
大友も後になって見れば手塚に批判されたことはかえって名誉だったな。
今じゃ大友も”昔アキラが海外で受けました”だけで喰ってる状況だしな
最近賑わってるじゃない、このスレ
871 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/19(日) 07:30:51 ID:n28JDEYn
漫画家が人格者である必要はないの見本
まあ,誰にだって欠点はあるよ。
873 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/19(日) 19:57:29 ID:4OqvahcF
実際水島は、昔は闘犬漫画とか、描いていたが、
ある時期から、マンネリの野球漫画しかかけなくなった。
実戦の勝負モノである野球の勝負を、漫画で描くことは
馬鹿らしい。なぜなら、どのような展開にでも描くことで
できるからだ。この意味がわからなければ、マージャンでも
ルーレットでも花札でもトランプでも構わない、どういう
勝負の展開になるかなんて、どうにでもなってしまう。
そんなものを観て何が面白いんだろね。
ホームランになるかならないかなんて、作者が描く
のじゃ、意味ないね。
面白さは、野球という勝負を離れた人間心理だとか、
関係している人間関係とか、そういった対決以外の
部分で出すしかない。
何が言いたいのかわからんが結末がわかってても読者に面白いと言わせてた
水島は偉いんだよ。カイジの前半とか読んでみな。個人的にどう考えようと
勝手だけど一般論にしてはいけない。
だから人間心理を描いていて面白いんじゃないの?
マージャン漫画だと、近代麻雀なんかは完全にゲームを
口実にしたストーリーだった。
>>873は、手塚以外の漫画家がほめられたらいやなのか?
877 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/20(月) 11:43:19 ID:JE7H184+
まぁ水島への発言は無神経と言われればそれまでだが‥
まったく
879 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/21(火) 12:16:34 ID:DD26Tu62
スターシステムって、創造力の欠如以外の何物でもないと思うんだが、
間違ってるかね?
〇∧〃
/ > でもそんなの関係ねぇ!
< \ そんなの関係ねぇ!!
漫画の魅力の50%を占めるキャラクターを放棄したのは痛いよね。
正直話も言うほど面白くないし世無価値ないんだよね
水木しげるの「一番病」って短編面白いよ。
手塚治虫がモデルのカンオケ職人の話。
読む価値無いとまでは言わないけど、
まあ、確かにアセチレンランプがいろんな漫画に
出たからといって、嬉しくもなんともないわな
884 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/22(水) 13:30:32 ID:q/bbyyuh
>>882 子供の頃、夏休みになると宝塚ファミリーランドの鬼太郎を毎年楽しみにしてたんだぜ
こいつが裏で嫌がらせをしてたのを最近知ってむかついた
メトロポリス
これってフリッツ・ラングのタイトルまでパクリじゃん。
手塚は以前にもディズニーのバンビをタイトルまでそのまま
パクッタのもあった。
原作本だが、ディズニーがライオン・キングパクリ疑惑の件で
やたら強がる理由の片鱗を垣間見る事ができる
なんとミッキーマウスが巨大ネズミとして一切の改変なしで登場、
ヒゲオヤジがそのネズミの皮を着て敵地に侵入する場面が出てくる
戦時中の手塚漫画には米兵としてミッキーマウスが描かれていたりした
メトロポリスを読む限り、当時は海の向こうの戦勝国に
気など遣わなくても良かった、おおらかな時代だったのだが…
今は時代が許さない、というか新たな問題の火種を生んでしまうだけだろうなw
スターシステム批判してる奴いるけど主人公は皆個性があるし
そもそも今の漫画家なんてかき分けも碌にできてなくて登場人物が
皆同じ人間に見えるwスターシステムの方が何枚も優れてるんだよね
鼻を極端にでかくしたりする書き分けなら誰でも出来るな
シルエットだけで子供にわかるキャラであることが
マンガ界でスターをやれる条件のひとつ
らしい。
なにその銀時
ロックはわからんだろう
おれは、やっぱり手塚の最高傑作はまあちゃんの日記だと思うんだが。
手塚って一時期持ち上げられすぎたと思うけど、
最近はそうでもないのかな?
手塚の全盛期は50年代。あとは落ち目。どの雑誌で描いても大御所枠というか
パッとしない感じ。でも70年代にBJで吹き返したけどその後はもう終わった
ブラックジャックは今連載やってても人気は出るだろうな
それ以外の作品は作風が古臭いというか需要がまるでない
火の鳥も長いだけでやはり古臭いし
火の鳥は散漫すぎて、あれだけ長所がありながら、
あれだけ退屈な漫画も珍しい。
屁の鳥
手塚スレ多いよね。
作品が多いからって信者は言うけど、
あんまり栄えてないスレがほとんど。
なんか、コケみたいな信者が地道に布教活動しているみたいで
気持ち悪い。
>>897 アニメ板もそうだけど、同じ面子が必死に保守してる感じだね。
たまたま読んだ奴がネタとして話したい場合などに来ている
というケースも多いだろうけど。
本スレで十分
作品ごとに違うファンがいたりすることもあるんだよ。
多いからな。
でたよ
俺、批判意見は書き込んでるけど、
結構好きなんだぜ、手塚の漫画。
ただ取り巻く奴らがなあ・・・
俺みたいなアンチも結構いると思う。
普通に、それなりに偉いんだよな。
ただ神格化するやつがいるから、鬱陶しいというのは、
たしかにある。
>>897 じゃお前の好きな漫画家の他作品のスレも立てればいいじゃないか
藤子だったらドラえもん以外にキテレツやパーマン
鳥山だったらアラレとか作ればいいじゃねぇか
本スレで十分だから立てないんだよ。
伊藤剛の書いた、テヅカイズデッドって、面白いのかな?
俺の嫌いな評論家を論破してるらしいので、興味ある。
>>764 Wikiの「手塚漫画のキャラクター一覧」を見た。
確かにw
911 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/24(金) 21:26:34 ID:A6DCASYr
火の鳥は、つまらんSF映画みたいだな
唯一好きなのは、奈良時代編(?)
元盗賊が仏像を掘ることで過去に犯した自らの罪の償いを果たしていくというお話
まあレ・ミゼラブルと被ってるけどねw
レミゼ?
全然かぶってないと思うけど…
>>911は、関係ないものをこじつけたがる、えせ評論家ぶりなテヅカ信者にかぶる。
>>898 つか、手塚が生きていたら、2ちゃん降臨間違いないだろ!
他の漫画家のアンチスレを立てるだろうな,御大。
まったく似てないこともないよ、レミゼラブル。
無教養で虐げられた男が、世に怒りを感じているが、
捕まって、紆余曲折あって世界に対する見方が変わっていくところとか
鳳凰編なら、サナメだっけ?がエロかった。
サロメの陰唇
イアラー
パクリに無頓着な手塚治虫と星新一が同時期に活躍したことは日本にとって暁光であった。
とブログに書いてみたいが暁光の意味がわからん。
オバQの石森絵ってトト子ちゃんみたいなのと三本毛のモグラしかわかんない。
921 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/26(日) 02:51:37 ID:0SaAQaKn
自分は冒険王に連載されていたとされる「魔神ガロン」を連載中に読むことはなかった
のです。ところが、人がいうには、今の単行本はまるっきり連載時と違うという
のですが、彼は雑誌を保存してはいないので記憶も曖昧です。
雑誌に連載されていた当時の魔人ガロンと、サンデーコミックス版のガロンとは
どういうぐあいにちがっているのですか? アシスタントの描いた部分を
削ったんじゃないかというのですが。
?
ガロンはアシ絵はほとんどないが、展開がダラダラしてるので
手塚が単行本化のときバッサリ削った。
マグマ大使後半はアシ絵がほとんどだったので、発売さえできなかった。
正確にはマグマ大使は「人間もどき」はアシ絵を手塚が書き直して発売、
BG編は大幅カット、サイクロップス編は捨てた。これをこのまま発表したら
当時の手塚のアシスタントのレベルがいかにひどかったかわかって面白いのだが。
925 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/26(日) 12:57:06 ID:0SaAQaKn
みたいねぇ、とにかくどれもこれも、連載当時のままを。
手塚全集の作品を組替えて自分で漫画本を編集できます、てなことやるぐらい
なら、雑誌の紙面をそのままで復刻して読めますというサービスの方が
何倍も嬉しいのに。講談社全集もそのうち廃刊になるということなんかなぁ?
つか、手塚全集ってどれくらい売れてるの?
>>925 >雑誌の紙面をそのままで復刻して読めますというサービスの方が何倍も嬉しいのに。
うれしいもんなのか・・・
作家としては失敗作を世に出すなど屈辱だろうに。
手塚評論の世界は、少しはましになってきたのかな?
そんなきっかけは未だにないと思われ。
>>930 評論界の話?
テヅカ・イズ・デッドって、けっこうエポックな評論だったって
聞くけど。
手塚さんは既に亡くなってるのは事実ですが。
いやいや、そういうタイトルの本があるのよ「テヅカ・イズ・デッド」。
内容は詳しく知らんが、「手塚が死んで漫画は停滞期に入った」という論調が
それまでの評論で多かった中、異を唱えるために書かれたらしい。
>>933 知らないのでなんとも。
読んだ人の感想でも待ちます。
でも、それも、インテリぶりっこの評論家っぽい雰囲気するなあw
まあ、あんまり売れてないのは確かだな。
じわ〜りじわ〜りと十年単位で売れ続けるので、それはそれで講談社は
嬉しいのでは?
あ、手塚全集のはなしか。
テヅカイズデッドの話のつもりだったんだが。
すまん、勘違いした。
テヅカイズ・・・の話だよな。話の流れから言うと。
正直手塚全集もそんなに売れてるとは思えないんだけど。
マイナーなタイトルは特にそうじゃないか?
いくらなんでも「地球の悪魔」や「虹のプレリュード」が一般店でバンバン売れるとは思えんな。
全集だから、ほしい人は取り寄せ注文というのが常識じゃないか。
未来人カオスは最悪でした。
>>941 秋田書店が版権をもっているBJを、全集だからという理由で売ることができる
講談社はズルイような気がする。
バカ信者が普通にまじってんのねw
まったく。
布教活動乙
次スレは必要か?
夏目の孫ははよしね
講談社もさして漫画に力入れてないんだから、全集手放せばいいのに
>>946 けっこういい意見も出るから
立てとくとよいかも。
んじゃ、990くらいいったらたてるか。
テンプレはいるか?
即死くらうといけないから980で。
最近ハルヒ厨のおかげで手塚信者の頑張りっぷりを見ることができたよ。
頑張る必要はなかったんだけどね。
なんかここ女が多いな。
>>952 お前があの工作スレを作った本人か。
ちがうよ
でまあ、ネタはさんざんループしてるんだが、息子はいまなにしてるの?
>>952 ほっとけばいいのに余裕がないというか
信者が讃え奉る神(笑)と似てお子様というかw
まあ、神という言葉を使いたがるのが気持ち悪いし、そもそもおこがましい。
父ならまだ許せる。
あの偉大なセルバンテスですら「小説の神」ではなく「小説の父」だし、
「歴史の父」ヘロドトスは「歴史の神」と呼ばれたことは無いし、
西洋文学の劈頭を飾るホメロスも「西洋文学の父」だし。
例外に、ベートーヴェンの「音楽のジュピター」があるが、それでも
通常彼に冠せられる尊称は「楽聖」である。
神という使用例で許せるのは、その称号を使う人が同じくらい偉大な
場合かな。
プラトンに対するプロティノスのように。
それにしても、これら歴史上の偉大な人々ですら、よほどのことが無い限り
神と称せられることは無いのに、手塚信者は本当に安上がりな神を奉ってるな。
そりゃジーコとジョーダンにもいえることだわな
てか、たかがあだ名ごときに称号って…バカじゃないの?
一神教の国じゃ誰も『神様』扱いはされねえよ。
あだ名のつけ方に信者のレベルが伺える…バカじゃないの?
平気で学歴詐称を擁護できる人種ですからね、信者。
手塚治虫の願ったことって、読者を犯罪者にすることだったんですか。
>>958 そういえばそうだな。
でも、手塚神と呼ぶときみたいな気持ち悪さは不思議と感じないんだよな。
なんでだろ?
手塚の人間的欠点は許せるんだけど・・・。
やっぱ信者が(r
確かに盲信って気持ち悪いよな。
昔のオウム真理教みたいな。
961,962,964,965,966
同一人物?
でも
>>957の論旨ってそんなに間違ってないような気がするが。
観念的なものなので経験者にしかわからないことだが、
漫画の97%は、出版社の金儲けに都合のいいことしか描いてない。
その最たるものが手塚漫画。
他の大半の漫画が金儲けその物しか描いてないだけましと言えばましだが。
うーん、もう少し分かりやすく。
>>957 まあ、信者はドン・キホーテなんて読んでも面白くないだろうし、
ドン・キホーテの作者<手塚神なんだろう。
夏目漱石ですら神とか呼ばれてないのに
>>972 ずば抜けているからじゃないの?漱石の時代には鴎外も逍遙もいた。
同じような感じでビートルズが日本で「ロックの神様」と呼ばれ
エルビスが一ランク落ちる「帝王」だったし。ひとりでかなりのことを
達成すると「世界を作った」神様扱いしてもおかしくないと思うよ。
帝観式からモダン、さらにポストモダンまで網羅した丹下健三も
神様扱いされている。
ジョー 立つんだ ジョーーー!
まあ、信者の言い分はいつも似たようなものだ。
俺は、神と名づけるかどうかは、信者が痛いかどうかだと思うんだが。
>>964 そりゃ、お前が球技板の住人じゃないからだ
漫画板以外からして手塚もジョーダンがここで見られてるのと同じ、どうでもいいのみたく
神いう名にあまりこだわってねーよ、一般人は
だから神様と言われててもなんの反応もしない
どうでもいいから
>>958 あとゴルフの神様と音楽の神様のあの人もな。
こうなりゃ神社を造って奉ればいいのよ
そうすれば誰にも非難されず神様と呼べるわけだ
>>979 ジーコ教会はブラジルにジョーダン教会はアメリカに作れってか?
ちがうよん
日本こそ多神教の本家だから日本に作るのさ
手塚神社・ジーコ神社・ジョーダン神社・ビートルズ神社
あとベートーベン神社・ゴッホ神社・ガンダム神社
だって日本には800万人も神様がいるんだから
>>977 先に生まれて活躍したから。現代の選手の方が有能。
と、言われてるあたり、ジョーダンも手塚がここで言われてるのと似ている。
バスケ以外の人からしたらそんな議論どうでもいいことなんだけど。
さほど興味がないから。
スレも終わりなのでそろそろ結論を述べる。
手塚は神!
神に対して批判は大罪である。
悔い改め、ただただひれ伏して拝むこと。
だったら手塚本人は苦笑いだね。
俺のマンガのパロディだよ、って。
さて、消費に1年近く費やしたこのスレもいよいよ大団円を迎えるわけか。
・・・大団円?
>>982 ジョーダンの評論って無いと思うけど(俺が知らんだけか知らんが)、
手塚は評論が出回ってて、しかもそのほとんどの内容があれだから、
なんか変な空気が漂うんじゃないの?
良い言葉だな
大団円
この言葉を知ったのも手塚マンガだった
俺は未来少年コナンで知った
いいじゃん、神で。いいじゃん、安売りで。
セルバンテスは小説の神!
ヘロドトスは歴史の神!
ホメロスも西洋文学の神!
ベートーヴェンの音楽の神!
プラトンも神、プロティノスも神、手塚も神!神!神!
安いよ安いよの大安売りだよ!
まあ、それでいいか
通りがかりに梅
>>989 音楽の神様はスティービーとされているよ
なんでか知らんけど
993 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/03(月) 21:33:42 ID:dgxpFzYd
批判も何も、そもそも絵下手だろww
最大の批判点は手スカ信者を生み出したところだね
完全同意