661 :
バイオレット:
>658
結跏趺坐は私たちの気を引き下げる働きをするアパーナ気(排泄などを行うエネルギー)
を撤退させて、ともすれば下降しがちな私達の人体エネルギーを上昇させるには打っ
てつけの坐法なのです。痛いのは貴方がまだアパーナ気優位だからです。我慢して
少しづつ時間を延ばしていきましょうね。そうしたら貴方も段々気が引き上げられて
ゆき素晴らしい体験をするでしょう。でも、女性は生理中は結跏趺坐(蓮華坐ともい
います)はしない方がいいですよ。生理の時の於血が全身を巡ってしまいます。
これは座禅やヨーガあるいは仙術の静坐法でも案外注意されて無い事ですが。
私はかって日本道観の早島正雄先生に「それじゃあ女性は静坐法出来ないじゃあり
ませんか」とお伺いしたところ「こうすればいいんだ」といって教えて戴いたのが
金剛坐つまりいわゆる大和座り、つまり日本でいうところの正座でした(ヨガの正坐は
もちろん蓮華坐です)。ただ金剛坐は大和座りと違って足の第一指を重ねたりしませ
ん。でも、あとは大和座りと同じですから女性にとって慣れた坐法ですので楽なもんで
すよね。もちろん、生理が終わったら蓮華坐に戻ってくださいね(笑)。
662 :
バイオレット:02/01/05 15:27
>648
>仏教の僧侶が結婚しているのはおかしくないでしょうか?
真宗だけは、もともと教義で肯定しているのでOKですけれど、
他の宗派はどういう理由で結婚(=セックス)を認めているのでしょうか。
明らかに五戒に反しているのですが。
よろしくお願いします。
貴方の仰る事は非常にもっともなことで、世界の仏教国で僧侶が結婚しているのは
チベット仏教の一部と日本くらいでしょう。韓国にも日本統治下の悪習として、そ
ういう例もあると聞きますが。ですから、南伝仏教の国では日本の僧侶は出家とは
認められていません。だって、在家生活しながら出家と名乗るのは言葉の矛盾です
もん(笑)。
では、何故真宗だけでなく、他の宗派もそうなってしまったのでしょう?それは
直接の始まりは明治5年の太政官令によって「僧侶も結婚しても宜しい」という
おふれが出されたからだと巷では言われていますが、そのおふれはあくまで結婚
しても構わないと言っただけで、もちろん結婚を奨励したわけではありません(笑)。
その理由はもっと切実なものがあります。それは宗門が明治の廃仏毀釈などによって
経済状態が苦しくなり年取った僧侶の老後の面倒を親身にみなくなったからです。
要は今でいう老後不安と介護問題ですね。もちろん寺の人的財産である名僧・高僧は
生きてるだけでお布施が集まるから当然宗門も大事にします。でも、そうでない年取
った僧侶にはどうしても邪魔者扱い・穀潰し的な対応が現れるようになったんですね。
経済的に苦しくなったからODAを10%カットしようという日本政府みたいなもの
です(もっとも日本に核ミサイルの照準を合わせて未だにそれを外さない国に最大の
援助をしているなんて正気の沙汰とは思えませんが。結果的に間接的な軍事援助を
しているようなもんでしょ)。よって、それを見ていた若い僧侶が老後対策として
家庭を持つ様になったというのが真相です。まさしく、大日経第一巻住心品に曰く
「守護心この心のみ実なり余心は不実なり」です。自己保全こそ人間の最大煩悩なん
ですね(慨嘆)。
バイオレットさん、アパーナ気の説明をありがとうございました。
この概念はきっとヨーガに由来するんでしょうね。
ヨーガでは静座のときに基本的に座布を使わないと聞きますが、禅宗坐禅も
同じ理屈で考えてよろしいのでしょうか。
ヨガでは瞑目、禅では半眼の差異もありますが・・・。
664 :
バイオレット:02/01/05 18:58
>663
>バイオレットさん、アパーナ気の説明をありがとうございました。
この概念はきっとヨーガに由来するんでしょうね。
ヨーガでは静座のときに基本的に座布を使わないと聞きますが、禅宗坐禅も
同じ理屈で考えてよろしいのでしょうか。
ヨガでは瞑目、禅では半眼の差異もありますが・・・。
はい。貴方の仰る通りヨーガ理論の五種類の気の一つがアパーナ気です。
座布を使うのが一般的かどうかは判りかねますが、私の知ってる限りでは余り使って
ませんでしたね。もちろん、それを売って商売にしようとするアシュラムは問題外で
しょうが(笑)。
禅は御存知のように中国道教の影響を強く受けています。前述の早島先生も達磨大師
の易筋経は中国化されてはいるもののヨーガの影響が色濃く残っていると仰っていま
した。半眼は「菩薩の半眼」という言葉もありますが中国の影響かもしれませんね。
これについては、もっと詳しい方が解説してくれるでしょうから、その方にお任せし
ます。
665 :
名無しさん@1周年:02/01/05 20:50
>647
647が知ってるのはクマラジュウの訳でしょう。(字がでない)
羅什は玄奘とならぶ漢訳経典の大家で、日本にある漢訳経典のほとんどは
この二名の手によりますが、もちろんそれ以外の訳もあります。
気になるなら一度チベット語かサンスクリット語のものを読んでみたら
いかがでしょうか。
自分で読めなくても大学なんかに山ほどありますよ。
666 :
名無しさん@1周年:02/01/05 21:08
バイオレットさん
>座布を使うのが一般的かどうかは判りかねますが、私の知ってる限りでは余り使って
>ませんでしたね。
バイオレットさんはヨーガの方なのですね。
>達磨大師の易筋経
これはどんなものですか。
よろしくおねがいします
667 :
バイオレット:02/01/06 00:49
>666
>バイオレットさんはヨーガの方なのですね。
一応、ヨーガも気功もやりましたが健康法としては気功の方が好みですね。
自然だし無理が無いし日本人の体質に合ってるから、でもヨーガはさすがに歴史も
あるし、合理主義の発達したインドで培われただけあって瞑想にいたる方法は優れて
います。深い意識に入るにはヨーガの呼吸法が、気を高めるには気功の呼吸法が宜しい
かと思われますので目的によって使い分けて下さい。
>達磨大師の易筋経これはどんなものですか
易筋経は達磨大師が弟子の肉体を鍛錬するためにヨーガと仙術を組み合わせた行法
です。立行と座行の2種類あり、結構立行しかやらない道場が多いですが、体の弱い
人は座行をやってからの方が無難です。立行は体の弱い人がいきなりやると弊害が
あります。ですから病弱な方や虚弱な方は易筋経の座行もしくはヨーガのアーサナを
やってからおやり下さい。易筋経の立行については中国書にもありますし、日本の
書籍にもありますが、座行については早島正雄先生の一連の御著書に何度か登場して
いますので、それを参考にして下さい。
668 :
名無しさん@1周年:02/01/06 01:47
正真正銘の教えてちゃんです、すみません。
大晦日に除夜の鐘をついてきたのですが、私が22番め、友達が23番めでした。
そこで、百八つの煩悩について教えてください。
特に22,23番めについて……
宜しくお願いします。
669 :
バイオレット:02/01/06 03:20
667の追加
666の方はヨーガや仙道に興味がおありになるようなので老婆心ながら申し上げます
が、これは世界中でそうなのでしょうが日本においても今まで秘伝とされていたもの
や埋もれていた技法が続々と表に出ています。確かに伝統に裏打ちされたものは弊害
が少ないのがメリットですが、年々スピードが早まっている最近の世の中において
ノンビリと伝統的な行法をやっているだけで対処できるのか疑問を感じます。よって
積極的にそれらの新しい技法を取り入れた方が時宜に適うかと思われます。例えば
私の知人は仙道とヨーガをかなりやったのですが総仕上げに高木一行氏のところへ
行きました。それによってどうやら自分独自のシステムを開発したようです。
また、高岡英夫氏も非常に分かり易く身体技法を図解説明なさっています。
ですから、これらの近代化された技法を取り入れるのも一つの方法ではないでしょう
か。あ、誤解しないで下さいね。今のところ私はどちら共無関係ですから。
まあ、今年から高木さんがセミナーの新規募集を再開するようなので覗いてみたいと
は思っておりますが。
670 :
バイオレット:02/01/06 13:12
私は660の道元禅師の「誓願無きは菩薩の魔事なり」という言葉の出典を教えて戴く
為に初めてこのスレッドに寄らせて貰ったのですが、過去ログを読ませていただくと
かなり高度な事を皆さんが仰られているのに驚くと同時に、非常に勉強になるので有
難く存じます。というわけで古い話で恐縮ですが、その中から感銘を受けたことや気
になったことについて少しコメントさせて戴きます。
>65
>インドでは仏教は消滅してしまいましたしね
確かに、かっての全盛期に比べれば圧倒的に衰退しているのは事実です。
しかし、近年仏教を復興させようとする動きが仏教徒の多い地方を中心に起こって
います。その背景には未だに根強いカースト制度から脱却したいというアウトカース
トやアンダーカーストの需要がある事は否めません。つまりヒンドゥー教のカースト
制度がある限り皮肉なことにその対極である仏教は無くならないのです。ですから、
65の方の御発言は今必死にインド仏教を再興させようとしている人達の努力に水を差
すものですので慎まれた方が宜しいかとおもわれます。それに、そういう事をいうなら
今の日本仏教の方が信者の数だけは誇っていても内容はインド仏教より遥かに現世利益
的に変質しているじゃありませんか。こちらの方が余程問題です。御気を悪くされたら
御免なさいね。ちょっと、気になったものですから。私も時々アホな事いいますので
その時は是非その謬見を御指摘下さい。お願いします。
671 :
バイオレット:02/01/06 13:51
>82
>ひみつ様
>俗な神道的な考え方ですが「かがみ」とは、
「かみ(神)」の間に「(が)」がある状態であるといい、
その「我」を取る為に、自分自身が神であることを見るために、
鏡が置いてあるといいます。
言霊的解釈なのでしょうが、目から鱗が取れるようなお話です。
道家の「我執を放しなさい」とか仏教の「自我執着から離れなさい」というのと同義
でしょうが、より分かり易く親しみ深い御言葉です。私もこれから色々の所で引用
させて貰います。
>83
>ひみつ様
>古神道の奥儀の一つに、鎮魂と帰神法というものがあります。
まず、鎮魂法で心を鎮めて(清めて)、熟練したら、
帰神法で神と一体となるのです。
これは、いわゆる仏教でいえば止観の事ですね。
つまり南伝仏教のシャマタ瞑想とビヴァッサナー瞑想、寂止と照観にあたると思いま
す。あるいはチベット仏教でいう無色界の瞑想と色界の瞑想に近いかもしれませんね。
バイオレットさん、答えていただいてありがとうございました。
江戸時代の仏教のあり方、檀家制度などについては批判も多いですけど、
僧侶を経済的に安定させた、という良い点を見過ごしてはならないのでしょうね。
>>658 とある本に椅子座禅の方法が書いてあって、私は職場でたまにやってますよ。
673 :
バイオレット:02/01/06 14:26
>124
>ひみつ様
>題目は、法華経を信じ、そのお経に帰依すると、
繰り返し唱えることが大事です。つまり呪文のような力があります。
昔、ある人に聞かれたことがあります「○○学会の人達はどうしてあんなに他宗派
の人達に対して攻撃的だと思いますか?」と。私は「宗祖のカルマに似た人が集ま
ってくるからじゃないですか?」と答えましたが、その人は「唱名題目はマーチの
リズムです!」と仰いました(笑)。成る程、そういう意味では落ち込んでいる人
を元気付かせるにはもってこいのマントラですね。落ち着きたい時には向かないけ
ど(笑)。このレスを見てそれを思い出しました。
674 :
バイオレット:02/01/06 14:43
673の追加
そういえば船が嵐で難破しそうになった時、いろんな人が「アーメン」といったり
「南無阿弥陀仏」とか唱えたそうですが、最後は「南無妙法蓮華経」に統一され
結果的に助かったそうです。法華経の観音経の記述そのままですね。だから、唱名
題目も時として馬鹿にならない効力を発揮しますね。ただ、いつもマーチのリズム
でこられるのが問題。ハッキリいって疲れます(笑)。
675 :
バイオレット:02/01/06 14:57
>672
>648の方
>江戸時代の仏教のあり方、檀家制度などについては批判も多いですけど、
僧侶を経済的に安定させた、という良い点を見過ごしてはならないのでしょうね。
貴方の仰る通りでしょうね。私も670で現代の日本仏教を批判しましたが、形骸化し
たとはいえ、仏教に対する関心を自分がもてたのも日本が仏教国だからです。それに
ついては仏教を守り伝えてくれた先人の努力と今なお守り続けている人達の熱意に
感謝しなくてはならないでしょう。有難いことです。まあ、670の意見は日本仏教に
頑張って欲しいという私のエールだという風にお受け取り下さい。
676 :
バイオレット:02/01/06 15:18
>672
>648の方
>とある本に椅子座禅の方法が書いてあって、私は職場でたまにやってますよ。
そうですね。坐法を組んでやる瞑想だけで無く、例えば気功にも立禅といって立っ
たままの瞑想もあります。ただしこれは皆さんの瞑想や座禅という観念から外れる
ものでしょうが(笑)。まあオーソドックスなやり方としては前述の早島先生が教
えて下さった後ろ手に印を組んで歩きながら瞑想する方法でしょうね。これなら
傍目から見ても不自然では無いですから。私はこのスタイルでよく歩きますよ。
在家出家したいのですが、どうしたらいいですか?
浄土真宗の信者です。
678 :
バイオレット:02/01/06 16:05
>667
>在家出家したいのですが、どうしたらいいですか?
浄土真宗の信者です。
えーとですね御質問の主旨が今一つ分かりかねますが、662でも申し上げたように
本来、在家という概念と出家という概念は相反するものです。貴方のお知りになり
たいのは結婚しながら浄土真宗で僧侶生活を営みたいということでしょうか?そう
だとしたら、それについては浄土真宗のスレッドの方が一番詳しく教えて戴けるの
ではないかと思いますけど。済みません、そういう知識がないものですから。純粋
な出家ならタイなどの南伝仏教の国へ行って得度したら如何でしょうかと言えるん
ですけどね。
ありがとうございました。
結婚はしていませんが、何か、そういうのが出来ると聞いたことがあったような気がしたので、
お聞きしました。浄土真宗のスレッドで聞いてみます。
680 :
バイオレット:02/01/06 16:48
>126
>ひみつ様
>一般的な瞑想では、種々の観想をするか無心になるかですが、
鎮魂は、魂が動こうとするのを清めて落ち着かせる、
そしてその後、また目的を持って動かす。
つまり、ただ落ち着かせるのではなく、
その後、活用させて働かせることが違いですね。
うーん、失礼な事を申し上げる様ですが、どのような観点からヨーガや仏教などの瞑
想を捉えていらっしゃるのか判りかねる御発言ですね。とはいえ、私も瞑想体験が浅
いので口はばかったことはいえませんが。しかし、先ず汚れた心のキャンパスを真っ
白にした上で、そのキャンパスに自由自在に絵を描いてゆくという手順を取るのが仏
教の寂止と照観の瞑想です。そしてチベット仏教は色界の瞑想の時に多くの神々と合
一しようとします。言葉を換えていえば神々を活用させて戴くのです。もちろん、ヨ
ーガも同様です。ですから、よく南伝仏教は小乗だと非難されますが、それはシャマ
タの瞑想の段階のお話です。ビバッサナー瞑想は明らかに大乗的な瞑想法です。
なぜなら、あらゆる煩悩を捨断しこの世に再生しないことを目指す出家者にとっては
、ある意味で有害無益な面もあるからです。ですから、これはハッキリ言って衆生済
度の為にある瞑想法なのです。近年ビバッサナー瞑想が日本においても教えられる
ようになった背景には、そのような大乗的発想があるからです。もちろん、前述の
ようにビバッサナー瞑想の前にシャマタ瞑想を行う必要があります。汚れたキャン
パスにそのまま絵を描いたら目も当てられないような事になりますからね(笑)。
681 :
名無しさん@1周年:02/01/06 17:12
はじめまして、ちょっと板違いな質問かもしれないので恐縮なのですが・・
お坊さんが読経する時の発声法に興味を持っています。
あの独特な発声には何か意図があるのでしょうか?
例えばヒーリングにつながるとか、遠くまで声が通
るとか・・教えていただければ幸いです。
682 :
バイオレット:02/01/06 17:26
>131
>ひみつ様
>また、瞑想による感情の制御ですが、これはよろしくはないですね。
ある程度の段階に行くと、そういうことが起こりますが、
これは仏教的には良い事とすることが多いですが、
神道では、あまり良い事だとはいいません。
怒りたいときは怒り、泣きたい時には泣き、笑いたい時に笑う。
そういった素直な感情を押し殺すのは、不自然です。
仏教でも、釈迦は、「二の矢は打たず」といいます。
仏でも、腹が立つこともあるが(感情の第一の矢)、しかし、
だからと言って、その原因に捉われない(第二の矢)。
いやあ、ひみつさんは博学ですね。私は少し仏教をかじりましたが、「二の矢」の
例えは初めて聞きます。ホントに仏教は膨大な教えが有りますよね。私ももっと勉強
しないとこんな基本的な例えも知らないのかって笑われちゃいますよね(笑)。
また、神道のナチュラルさがよくわかる御発言ですね。すごく勉強になりました。
有難うございます。
ところで、瞑想しているうちに感情が生起してこないのは仏教的にみれば喜ばしい
現象ですよ。私も最初そういう人達を見て冷たいと思いましたけど(笑)。
結局、苦楽は裏表であるというのが仏教の考え方ですから、楽を求めれば苦も増大
する、よって外界に楽しみを求めないのが仏教ですので。ただ、瞑想も深い段階に
なりと内なる歓喜が湧いてきます。それを敢えて表に出さないよう制御する必要は
無いと思いますが。しかしどうやら、まだ特さんはその段階にいたる前段階の様で
すね。残念ながら私もなかなかその状態を保つのは至難の技ですが(笑)。
683 :
バイオレット:02/01/06 18:14
>160
160の方が御紹介なさった「お釈迦様直説明の”阿含経”を語るスレッド」にある
このスレッドを立てた人の27の御発言には「そうそう言えてる!」と思わず拍手し
ちゃいました。下記に再掲載させて貰います。
「初期の仏教はまず最初に自己完成があり、その後に他者救済があるので、上のレス
の様に、大乗諸経典を信じている方から小乗と貶されるようになったのですね。
お釈迦様は言われました
盲人が、盲人の手を引くと二人とも穴に落ちる。」
ほんと私もいい加減な事を言って人を迷わせてはいけないなと身が引き締まりました
ね。
横レスですいません。
>お釈迦様は言われました
盲人が、盲人の手を引くと二人とも穴に落ちる。」
この例えってどの仏典に載ってるのでしょうか?
教えて下さい。
685 :
バイオレット:02/01/06 18:31
>160
160の方が御紹介なさった「お釈迦様直説明の”阿含経”を語るスレッド」にある
30の方の御意見も再掲載させて貰います。
>30
>私の解釈ですが、大乗仏典の多くは、このように死骸化した仏教に心を蘇らせるた
めに、釈尊が多くの人の手を借りてこの世に出されたメッセージだと思います。
そうですね。だから全て原始経典と同じように如是我聞「かくの如く我聞けり」で始
まるわけですよね。非常に卓見だと思います。感服いたしました。
686 :
バイオレット:02/01/06 18:43
>684
>お釈迦様は言われました
盲人が、盲人の手を引くと二人とも穴に落ちる。」
この例えってどの仏典に載ってるのでしょうか?
教えて下さい。
済みません。御覧のように私も孫引きなので出典は判りません。そのうち御当人か
或いは詳しい方が御説明すると思いますので、それまでお待ち下さい。
687 :
バイオレット:02/01/06 19:14
>160
160の方が御紹介なさった「お釈迦様直説明の”阿含経”を語るスレッド」にある
31の方の御意見も再掲載させて貰います。
>31
>真理システム様
> 原始教典は、どのような人に、どのような目的で、説いたのかを
把握しながら読まないと、こんがらがてってくる。
大乗教典も、どのような集団に、どのような目的で、書かれたのか、
把握しないと、よくわからなくなる、 と思う。
両教典の注意しなければならない点をかなり端的に述べられていらっしゃいますね。
つまり「待機説法だから気を付けなさいよ」と仰りたいわけですね。うーん感心しま
すね。この警鐘を多くの人に読んで戴きたいと思い再掲載させて戴きました。
さて、この調子でこの「お釈迦様直説明の”阿含経”を語るスレッド」を語っている
ときりがなくなるので一旦元のスレッドに戻ります。早く今年のレスまで追いつかな
いといけませんので(笑)。
>バイオレット
質問に答えていただけるのは、
例え間違ってても(結構ある)、
有り難いのですが、、、
公的なスレッドであることもお忘れなきよう、
お願いします。
689 :
バイオレット:02/01/06 20:11
>688
>バイオレット
質問に答えていただけるのは、
例え間違ってても(結構ある)、
有り難いのですが、、、
公的なスレッドであることもお忘れなきよう、
お願いします。
はーい。判りました。
途中から参加した為にコメントしようと思う過去レスが溜まっちゃたんですよね。
別にこのスレッドを独占しようという意図は全く有りません(笑)。
間違ってると思われる所はどんどん御指摘下さい。自分を完全だなんて思っておりま
せんので、謬見は早く正して貰った方が有難いです。
お願いします。
690 :
バイオレット:02/01/06 20:24
680の「口はばかったことはいえませんが」は「口幅ったいことはいえませんが」の
間違いです。
691 :
バイオレット:02/01/06 20:30
訂正 687の「待機説法」は「対機説法」の間違いです。
692 :
バイオレット:02/01/06 22:39
683.685.687の「お釈迦様直説明」は「お釈迦様直説」の間違いです。
693 :
バイオレット:02/01/06 23:23
680の補足 ビバッサナー瞑想は出家者にとっては、有害無益という極論を申し上げ
ましたが、もちろん大乗的見地から言えば利他の功徳を積むわけですから、それだけ
自己の器も広がることになり自利になります。有害無益だというのはあくまでも短期
的な見方、狭い見方、つまり小乗的見解です。少し言葉足らずだったようです。
申し訳ございません。
694 :
バイオレット:02/01/06 23:38
693の続き
つまり680の主旨はビバッサナー瞑想だけを修習することによって色界に
固定される事を恐れるということで、それなら無色界の瞑想だけやってた
方がいいじゃないかという発想です。しかし、それでは余りに迷える衆生
に対する愛が無さ過ぎますし、魂の成熟ももたらされません。よってビバ
ッサナー瞑想によって多くの人の欲する喜びを現象化させてから、第二
段階で、無常の喜びの放棄に結びつけてゆくのが大乗的アプローチかと思
われます。
695 :
バイオレット:02/01/07 00:19
694の続き
要するに、手順としては
シャマタ瞑想によって自己の煩悩を滅尽する。
→ビバッサナー瞑想によって他の欲する煩悩的喜びを最初与えて仏教に帰依させる。
→彼等にシャマタ瞑想を修習して貰い煩悩の減少化を計る。
→次に彼等にビバッサナー瞑想を修習して貰い多くの魂の済度に役立てて貰う。
→このプロセスを拡大して真の仏教を流布してゆき魂の救済計画を進めてゆく。
以上のような方法を考えたのですが皆さんの御意見は如何でしょうか?
易筋行は拳法のことだと聞いたことがあります。
バイオレットさんの仰る易筋経の立行とは拳法のこと?
座行は座禅のことなのでしょうが・・・
697 :
バイオレット:02/01/07 03:09
>696
>666の方
>易筋行は拳法のことだと聞いたことがあります。
バイオレットさんの仰る易筋経の立行とは拳法のこと?
座行は座禅のことなのでしょうが・・・
広義には確かに拳法も含みますが易筋経は立行12段、座行12段の一連の動作を
行うもので気功や外丹功に似ています。
698 :
バイオレット:02/01/07 03:27
697の追加
他に達磨大師の修行法には洗髄経があります。
これを前述の高木一行氏が新しい解釈で発展改良したと彼の主催する団
体ITI(今は聖中心協会といいますが)の入会案内で読んだ事が有り
ます。多分、洗髄経をおおやけに教えているのは日本では彼の所だけで
はないでしょうか。もし興味がお有りなら仔細は聖中心協会のホームペ
ージでお尋ね下さい。私はまだ部外者なので。
699 :
バイオレット:02/01/07 03:38
695の「彼等にシャマタ瞑想を修習して」と「彼等にビバッサナー瞑想を
修習して」の「修習して」は「修習させて」の間違いです。
700 :
バイオレット:02/01/07 04:15
699の訂正 済みません。よく読んでみたら「修習して貰い」というように「貰い」
が入るので原文通りで構いません。お騒がせしました。
701 :
バイオレット:02/01/07 12:34
697の補足
易筋経も前述のように達磨大師由来の歴史のある行法ですし日本でも色々な所で教えて
いますから、それなりに良いとは思いますが、私のおすすめは外丹功ですね。
易筋経は流派によって解釈が違い、前述の日本道観の様にTPOによって座行を加え
る所もありますが、インターネットで検索しても殆ど立行が中心みたいです。また
日本道観の易筋経はヨーガの影響を極力排しているため静止姿勢があまり無いのですが
流派によっては2分間くらいの静止姿勢を取る所もあります。こうなると意義的には
殆どヨーガに近くなります。
それに対して外丹功は立行中心とはいえ、易筋経や他の気功と大きく違う部分は1分
間の振動を加える事でしょう。また易筋経の歴史が古いのに対して外丹功は張志通氏
が近年になってから五行通臂拳の奥義である内功法を参考にして考案したものです。
かっては日本においては日本道観や五十嵐康彦氏・森益三氏など数える程しか教えて
いませんでしたが、今はいろんな所で学べます。五十嵐康彦氏の外丹功の本は絶版に
なりましたので、今手に入る他の参考書籍を下記に記します。
森益三著 「元気一番の外丹功 気をまき起こす心身健康法」 ABC出版刊
日和三千男著 「体を優しくいたわる健康づくり気功&指圧」 窓映社刊
702 :
@アルファ:02/01/07 12:47
お釈迦様も キノコに当たり 早死、お陀仏されたのじゃ。
般若心経 空論 曼荼羅 まだまだ未完や。
それぞれ 神仏 人 に 頼らず 自ら悟れゃ もう今が その時ぞ。
たとえ 三日でよいのゃ 冷水を浴び、食少なめに 天地の間にて 瞑想に耽れば
未完の つずきが 意識に 写る。
703 :
バイオレット:02/01/07 15:29
>702
>アルファ様
>お釈迦様も キノコに当たり 早死、お陀仏されたのじゃ。
アルファさん!悪い冗談は止めてくださいよ。ここは仏教のスレッドでもあるんです
よ。知らない人が読んだら本気にしちゃうじゃないですか(笑)。
どうやら出口ナヲさんのお筆先の引用みたいですけど、釈尊が涅槃なされる時の事情
は大般涅槃経に詳しく書かれている事は御存知でしょう?先年お亡くなりになられた
中村元先生も「ブッダ最後の旅」という題名で岩波文庫から出されていらっしゃい
ますが。
あの当時のインドの平均寿命からいったら80歳の釈尊が早死にのわけないじゃあり
ませんか。むしろ、あの年まで多くの衆生の布施を受け沢山のカルマを引き受けなが
ら布教なさったのだから御苦労様でした、これからはニルヴァーナに安住して下さい
というのが筋でしょう。ホントにもう冗談きついだから(笑)。
704 :
バイオレット:02/01/07 15:59
703の補足
まあしかし、それ以外の部分は頷けますね。良い引用です。ただ、釈尊に関してのみ
注釈が必要だと思います。出口ナヲさんは大般涅槃経を読んでいらっしゃらないよう
ですから。
バイオレットさんへ
在家出家は作家の家田荘子さんがなさっていました。
在家出家というものは確かにあるようです。
706 :
バイオレット:02/01/07 19:16
>705
>超初心者様
>バイオレットさんへ
在家出家は作家の家田荘子さんがなさっていました。
在家出家というものは確かにあるようです。
はい。了解いたしました。
わざわざ御報告までして戴き痛み入ります。
貴方も是非頑張ってお釈迦様の指し示す道を進んでください。
陰ながら応援いたしております。
707 :
バイオレット:02/01/07 19:57
706の追加
私は浄土真宗の信者ではありませんが阿弥陀様は好きですよ。
何せ純粋観照智の仏様ですものね。その智恵を表す阿弥陀様のシンボルカラーの赤が
私のラッキーカラーでもあるので、よく赤い服を着ています。赤い服装で後ろ手に印
を組んで街を歩いている人を見かけたら私か、その関係者かも知れません(笑)。
そうそう親鸞上人については、最近、私がお呼ばれしている占術理論実践版の「バイ
オレット先生(私が付けたスレッド名では無いので先生なんていわれると恥ずかしい
のですが)の数字占星学」でも述べてますので宜しかったら御参照下さい。別スレッド
のコマーシャルになって恐縮ですが(笑)。弘法大師の次に伝教大師を説明しようと
したんですけど丁度資料があとは親鸞上人しかなかったので偶々今日親鸞上人をやっ
たんですけど、これも阿弥陀様の取り持つ縁かも知れませんので。
708 :
名無しさん@1周年:02/01/07 20:00
>670
インド仏教は13世紀初頭に最後の仏教寺院がイスラム教徒に壊されたことにより、
消滅しました。
現在インドにあるのは16〜17世紀にスリランカから逆輸入されたネオ・ブッディ
ズムで、あれをインド仏教とはよべない。
709 :
バイオレット:02/01/07 20:26
>708
>インド仏教は13世紀初頭に最後の仏教寺院がイスラム教徒に壊されたことにより、
消滅しました。
現在インドにあるのは16〜17世紀にスリランカから逆輸入されたネオ・ブッディ
ズムで、あれをインド仏教とはよべない
はい。わかりました。わざわざ御教示戴き有難く存じます。
もちろんイスラム教徒によって壊滅的な打撃を受けた事は知っておりましたし、出家者
も殆どいなくなったとは知ってましたが、在家仏教も滅びたとは知りませんでした。
まあ、出家者のいない在家仏教は意味ありませんしね。同時に滅びたとみるのが正解
でしょう、ヒンドゥー教に吸収されたとは聞いた事があります。仏教史の読み方が
浅かったようです。こんなにも早く私の謬見を正して戴き感謝いたします。これで
この件について不妄語の戒を破ることが無くなります。ありがとうございました。
宜しかったら、また御教示下さい。お願いいたします。
丁寧なレス、こちらこそありがとうございます。
教科書そのままなので708はそっけない書き込みになってしまいました。
少なくともインド仏教史もしくはインド哲学史上ではインド仏教と
新仏教(ネオ・ブッディズム)を混同するのは禁忌です。
その理由としては新仏教はカストを否定するための道具としていて、
インド仏教本来の思想を無視しているためです。
711 :
名無しさん@1周年:02/01/07 20:55
最澄が空海に真言密教の根本教典である理趣経の貸与を頼んだとき、空海は最澄が「まだ密教の体験をしていない(=密教用の修行をしていない)」ということで、断ったよね。
ところが、WMのF教祖は、「比叡山で得度した」とか言いふらし(本当?)、太元帥明王やうすさま明王やあしゅく如来の秘法を自分の主催する秘法会でバンバンやっているけど、いいのかね?
また、護摩木の焚き方など会員(信者)に有料でバンバン教えまくっているけど、本家の比叡山にはどう言っているのかな。
F教祖が比叡山で修行したなんて聞いたこともないし、あんた修行してないやろと言うと「先天の行と後天の行」とか屁理屈持ち出してケムにまくし(つまるところ、F教祖は資質があるから修行なんぞ不必要ということ。真言七祖恵果あじゃりの生まれ変わりとか言ってるし。)。
素人が、密教の正統者偽って、見よう見まねで「秘儀」やっているのは、あぶなっかしいとしか言いようがない。
712 :
名無しさん@1周年:02/01/07 20:56
>>711 早い話、こんなことしていいのかということで・・・。
713 :
名無しさん@1周年:02/01/07 21:01
714 :
バイオレット:02/01/08 01:58
>710
>708の方
>教科書そのままなので708はそっけない書き込みになってしまいました。
少なくともインド仏教史もしくはインド哲学史上ではインド仏教と
新仏教(ネオ・ブッディズム)を混同するのは禁忌です。
その理由としては新仏教はカストを否定するための道具としていて、
インド仏教本来の思想を無視しているためです。
そうですね。私の読んだ最近のインドの仏教事情を書いた本にもそういった人達の間
に広まりつつあるとありました。
通り一遍の通史では無くもっと詳しい専門書に当たらねば迂闊な発言は出来ないと
身にしみて感じました。私の専門分野の占いでは「みんな、よく調べもせず勝手な事
言ってるな」なんて思ってましたが、自分も同じ事をしたと思うと恥ずかしい限りで
す。これからは出来る限り調べてから発言するようにいたします。本当にありがとう
ございました。
こんにちは。
ネットの検索で探してみたのですが易筋の立行に関する具体的な方法がなかなか
見つかりません。
日本道観というのは仏教と言うよりむしろ道家のようですね。ここも具体的な
記述に欠けています。
もしどこか良いページがありましたら、そして問題が無いようでしたらURLを教えて
いただけないでしょうか。
バイオレットさん、いつも丁寧なレスをありがとうございます。
易筋経についてなのですが、達磨からの直伝と言うのは後世の
創作と言う線は無いのでしょうか。
二祖慧可が片腕だったとの故事を信ずるならばおかしな話なのでは
ないでしょうか??
717 :
バイオレット:02/01/08 09:11
>716
>666
>易筋経についてなのですが、達磨からの直伝と言うのは後世の
創作と言う線は無いのでしょうか。
二祖慧可が片腕だったとの故事を信ずるならばおかしな話なのでは
ないでしょうか??
はい。それはあり得ます。中国の方たちがよくやる常套手段です(笑)。
占いなどでも諸葛孔明直伝とか陳希夷直伝とか胡散臭いのが沢山あります(笑)。
でも、私は内容さえ効果あれば後は御愛敬ということで余り詮索しておりませんが、
他の人に紹介する場合は先程申し上げました様に不妄語の戒を破る事になるので
よく調べてからいう事にします。どうも済みません。まあ、そういう意味では出所
もハッキリし、効果も今の台湾で一番人気のある外丹功が比較的お勧めですね。
718 :
バイオレット:02/01/08 09:18
717の返信の宛名の「666様」の「様」が抜けておりました。
どうも失礼いたしました。済みません。
719 :
バイオレット:02/01/08 09:45
717の追加
私は外丹功を日本道観で教わっただけで、もちろん関係者ではありませ
んが、何故度々勧めるかと申しますと、これに習熟すると日常動作その
ものが外丹功になってしまう、つまり24時間が修行になるんですね。
むろん、太極拳にしろ皆そうなのですが、そうなるスピードが他のもの
より飛び抜けて早いことを重視したわけです。前述のようにノンビリ修行
して徐々に成長を楽しめるような環境では無くなってきますから、これは
私の専門分野の占いにもいえるので新しいシステムを今発表してます。
またまた宣伝めいて済みません(笑)。
720 :
バイオレット:02/01/08 13:48
>715
>666様
>ネットの検索で探してみたのですが易筋の立行に関する具体的な方法がなかなか
見つかりません。
易筋経は最近ビデオでも販売されてますよ。
地方は知りませんが都内なら新宿の紀伊国屋や神田神保町の書泉グランデ・書泉ブッ
クマートなどの大きな書店の武術コーナーの棚に有ります。
>バイオレットさん
具体的な情報を有難うございます。
ネットではちょっと難しいみたいですね。
日本道観でも拳法みたいなことを教えていましたか?
どうも、何故何故君で申し訳ない。
日本道観ではどのような状態を究極の目標として”修行”をしているのでしょう。
ああ、確実にお答えをくれるバイオレットさんみたいな人に会えて、新年早々
ラッキー。お返事が楽しみです。
722 :
バイオレット:02/01/09 07:02
>721
>666様
>日本道観でも拳法みたいなことを教えていましたか?
はい。大東流合気柔術の松田敏美(豊作)師の代理教授の印可を受けた早島先生は、
それを整理統合されて動功術という武術健康法に発展させました。以下に日本道観の
動功術についての説明を同組織のホームページから抜粋します。
動功術
動功術は道家伝統の護身術です。気の流れに従ったもっとも自然な体の動きにより、
敵意をもった動物や人間の攻撃から身を守ります。体のしくみをもっとも自然に生か
した技によって成り立っているので、子供や老人、身障者にいたるまで誰にでも修得
することができます。
動功術を身につければ、敵の攻撃から身を守ることが可能になるばかりでなく、体が
柔軟になり、身のこなしが軽くなるので、交通事故や地震などの自然災害からも身を
守ることができます。また、自分の気を相手の気に合わせる能力が身につくので、争
いの無意味さを体でまた技で、理解することができるのです。
気の流れに従って体を動かすという基本は導引術と変わりがありません。病気治療の
場合は、導引術と併用することによって一層の健康増進、若返りの効果をあげること
ができます。
以上ですが御参考になりましたでしょうか?
723 :
バイオレット:02/01/09 07:04
>721
>666様
>日本道観ではどのような状態を究極の目標として”修行”をしているのでしょう。
それに関しては日本道観のホームページに問い合わせることがベストかと思われます。
私は同組織を離れてから15年近くになるので日本道観について語るには相応しく
ありませんので悪しからず。
ただ道家というのは最終的には真人を目指すものだと早島先生も仰っていましたから
、それは最終的にブッダを目指す仏教と相通ずるものがあります。
早島先生の道家と仏家の違いを述べた文章で私の好きな言葉があります。
手元に資料がないので正確に再現できませんがお許しください。
「よみがえる気の健康法」より
「道教の道観の屋根には鳳が飾ってある。これは精神を高く飛翔させる事によって
真理を掴もうとする象徴である。
それに対して仏教の寺の屋根には鯱が飾られている。これは精神を深く潜行させる
ことによって真理を掴もうとする象徴である。」
負荷を離れる修行も負荷を加える修行も最終的には同じ真理にいたるという事を分
かり易く教えて戴ける名文です。
724 :
名無しさん@1周年:02/01/09 07:04
>バイオレットさん
早速のご回答ありがとうございます。
大東流合気柔術をもとにした体術を動功術と称しているということですね。
しかし動功術は道家伝統の護身術なんですよね?
私の知る限り大東流と道教、道家は無縁です。
また、合気術の合気とここでいう”気”も概念として全く異なります。
大東流の発祥には諸説あるものの柔らの緒を中国に求めるような意見は少数派です。
この情報からだけでは日本道観の動功術はまがい物である可能性が高い。
実際に道家伝統の動功術というものは存在するのでしょうか。
せっかく情報を頂いたのに失礼な言い方になってしまって申し訳ございません。
726 :
バイオレット:02/01/09 07:29
722の補足
なお、師匠との相性もありますので一概には言えませんが、私の知る範囲では大東流
合気柔術に関しては合気六方会の岡本正剛師がお勧めです。前述の高木氏も同師範の
ビデオの解説文を書かれていらっしゃいるくらいですから。なお同師範のビデオは入
門篇と奥義篇の2本が学研より発売されています。
蛇足ながら付け加えさせて戴きます。
727 :
バイオレット:02/01/09 07:48
>725
>666
>大東流合気柔術をもとにした体術を動功術と称しているということですね。
しかし動功術は道家伝統の護身術なんですよね?
私の知る限り大東流と道教、道家は無縁です。
また、合気術の合気とここでいう”気”も概念として全く異なります。
大東流の発祥には諸説あるものの柔らの緒を中国に求めるような意見は少数派です。
この情報からだけでは日本道観の動功術はまがい物である可能性が高い。
実際に道家伝統の動功術というものは存在するのでしょうか。
あなたの仰る疑問はもっともなことです。
合気道と混同されるのを嫌って道家合気術を道家動功術に改めましたが、最初のネー
ミングが全てを語っています。つまり大東流合気柔術を道家的に解釈したという事で
しょう。あなたの仰るように大東流の発祥には諸説あるものの中国拳法の八卦掌に求
める説があります。日本道観では掌形術というものが動功術に組み入れられていまし
たが、これなどは将に八卦掌そのものでした。
前述のように私は効果さえあれば出生については余り問わない所があるので貴方のよ
うに、そういった面での検証が不足しております。御期待にそえなくて申し訳ありま
せん。どうかお許し下さい。
728 :
バイオレット:02/01/09 07:51
727の訂正 また宛名の「様」が抜けておりました。度々の失礼をお詫び
いたします。
>バイオレットさん
八卦掌ですか。なるほど似ているし太極拳同様内家拳ですので道家との関連も
納得できます。ありがとうございます。
さて、もうひとつの疑問ですが、易筋経と動功術とは全くの別物ですか?
730 :
バイオレット:02/01/09 09:02
>729
>666様
>易筋経と動功術とは全くの別物ですか?
大元はわかりませんが、ぱっと見た感じでは別物のように見えますね。あくまで素人
判断ですけど。
それにしても666さんは中国拳法に詳しいですね。確かに内家拳の流れを汲んでいる
とは「道家動功術」に書かれてありました。私は中国拳法は全くの素人で知識も殆ど
無いので、それについてはむしろ貴方から教わる立場でしょう。
バイオレットさん。
拳法談義は板違いですが宗教との関連に無視できないものがありますので質問させて
いただきました。
ところで”動功術”という名称そのものも早島先生と言う方の創作なのでしょうか。
732 :
みそすり坊主:02/01/09 21:44
カピラヴァットゥって、城ですか? 国ですか? 場所の名前ですか?
本によって違うので、よく分からないのです。
あと、ゴータマ・シッダルダの生涯と詳しく正しく知るには
なんという本を手に入れればいいでしょうか?
中村元の、「ゴータマ・ブッダ 1--原始仏教 1」と
「ゴータマ・ブッダ 2--原始仏教 2」か、
中村元の「ブッダのことば--スッタニパータ」という
本もいいかなと思うのですが、どうですか?
何せ、「ゴータマ・ブッダ 1--原始仏教 1」と
「ゴータマ・ブッダ 2--原始仏教 2」は、価格が高いですけどね。
なるべく伝説の部分、たとえば、誕生は、右脇から生まれて
7歩歩いて天上天下唯我独尊といったなどという部分は、必要ありません。
ルンビニーの木の下で生まれたのか、城で生まれたのか、という
現実の部分も、苦行で何を食べたのかなども知りたいのですが。
いい本ありますか?
733 :
バイオレット:02/01/09 22:00
>731
>666様
>ところで”動功術”という名称そのものも早島先生と言う方の創作なのでしょうか。
動功という言葉は静功とともに気功の世界では割とポピュラーな名称です。
しかし、一般的な動功と日本道観の動功術はイコールではありません。
それは中国の導引と日本道観の導引術がイコールでないのと同様です。
日本道観の導引術には大東流合気柔術の技術が入っています。
それに対して動功術は大東流合気柔術に道家の技術が入っていると捉えると分かり易
いかと思われます。あくまで大雑把な解釈ですが。
734 :
バイオレット:02/01/09 22:16
733の追加
仰る通りです。前述のように最初は道家合気術と名乗っておりましたが、
合気道と混同される事を嫌った早島先生が20年前位に変更した名称です。
当然ヒントとなったのは気功の動功です。なお、「動功術は大東流合気
柔術に道家の技術が入っている」と申しましたが正確には「動功術は大
東流合気柔術に導引の技術が入っている」ということです。
しつこいようですが確認させてください。
本来の意味の動功や導引には拳法の要素が入っているのでしょうか?
736 :
バイオレット:02/01/10 01:17
>735
>666様
>本来の意味の動功や導引には拳法の要素が入っているのでしょうか?
申し訳有りません。前述のように私は日本道観を離れて15年くらいになりますし、
当時も中国の動功や導引には不勉強でしたので分かりかねます。済みません。
バイオレットさん。
いえいえ細かいところまでいろいろと教えていただき大変勉強になりました。
有難うございました。
突然、
739 :
∴通称でし:02/01/10 08:44
あっ、とっぴな質問かもしれませんが、
仏教、神道、でもそれ意外でも、祖先供養の慣習を
否定してる宗教って無いんですかねぇ?
私は、『親』という存在がときどき許せなくて、
世界に存在する全ての自ら『親』と言う言葉を
鬼の言葉でもふりかざす、人間が嫌いでしかたが
ありません。
で、多くの『宗教』が、この慣習というか、
私のようなごく一部の人間?たとえば、
世の中のどんな風当たりが強かろうと、「一生涯、子を持たない。」と
そして、それが自分に不利に思えても、「いいわけに結婚なんかしない」と
まあ大体というか、心に決めてる人間としては、
祖先供養をイイワケに他人の予定を崩したり。
高い葬儀代を払ったり貰ったり、沢山の人を集めたり。
特別な場所に埋葬する気持ちが全くワカラナイ。
私は「心」は天から来たとしか思ってないし、天に帰る
モノだと思っている。
私に合うような、宗教は日本に無ないか?って思うんです。
『親や親族、先祖』から、あずかったものは私には無いんですよ。
740 :
∴通称でし:02/01/10 08:51
そんな私に日本は住みにくいだけというか、
地球が嫌いというか、
テレビなんか見てると、最近「そんな事もない」って言って
るみたいなんだけど、
実際ルーチンワークに、はまってるヒトを見ると時々
「紙に書いた絵」のように見える。とても同じ人間に見えない
というか。
だから何が言いたいかって、とにかく慣習が嫌い。
741 :
名無しさん@1周年:02/01/10 09:06
意識的に生きるって酷な道ですなー
742 :
名無しさん@1周年:02/01/10 15:22
原始仏教って無神教なの?
おしえて〜ん
743 :
名無しさん@1周年:02/01/10 21:06
744 :
バイオレット:02/01/11 00:35
>743
>>742 無神教というよりは、無視神教だな。
なかなかウイットに富んだお答えですね。感心いたしました。
ほかの人がこの御質問に、どう御回答なさるか注目してたんですけど、確かに仏教は
神々のような高次元の生命体の存在は認めても、それには囚われない所があります。
けだし、名言であります。素晴らしい(拍手)。
746 :
名無しさん@1周年:02/01/11 04:35
仏教徒にとって、神がいようが、いまいが、どうでもいいことなんだよね。
747 :
バイオレット:02/01/11 06:59
>746
>仏教徒にとって、神がいようが、いまいが、どうでもいいことなんだよね。
その通りです。
例え神に生まれ変わっても、いずれは地獄の亡者への道をまっしぐら。
解脱するにしくは無いわけです。
あなたもホントに良く分かってらっしゃる。
748 :
名無しさん@1周年:02/01/11 12:14
突然お邪魔します。
文化大革命前後の中国仏教(特に禅宗)についてわかる方いますか?
東南アジアは小乗系だと思っていたのに、
アメリカ人でベトナム人の師家について禅を学んだという方がいて
混乱してしまったので...
お願いします。
749 :
名無しさん@1周年:02/01/11 20:22
>742
原始仏教は宗教というよりは哲学に近い。
それでインテリや王侯貴族とシャカの弟子の出家修行者といった
生活に不安のない人たちには受け入れられたが、
一般民衆からは「貴族宗教」だと無視されていた。
のちに、シャカの没後弟子たちが仏教の布教のためにインド神話の神々を
とりいれた。
原始仏教とわれわれ日本人に馴染み深い日本仏教はまるで異なるものに
なってしまった。
750 :
名無しさん@1周年:02/01/11 23:18
上座部仏教、大衆仏教である。
>>748 東南アジアでベトナムだけは、大乗仏教だよ。
ベトナムは中国文化圏だよ。
752 :
名無しさん@1周年:02/01/11 23:31
お勧めの仏教の書物は何ですか?>all
>>751 神仏さん
どうもありがとうございます。
ベトナムは特殊な仏教環境を持っているんですね。
>>752 紀野一義 「般若心経」を読む
が一番初めに読んだ関連書で、
数少ない読みながら何故か涙が止まらなかった本の一つです。
初心者丸出しですが...
754 :
バイオレット:02/01/12 08:13
>752
>お勧めの仏教の書物は何ですか?>all
友松圓諦著「法句経」講談社刊
第三偈
「彼、われをののしりたり
彼、われをうちたり
彼、われをうちまかし
彼、われわうばえり」
かくのごとく こころ
執する人々に
うらみはついに
熄(や)むことなし
第四偈
「彼、われをののしりたり
彼、われをうちたり
彼、われをうちまかし
彼、われわうばえり」
かくのごとく こころ
執せざる人々こそ
ついにうらみの
止息(やすらい)を見ん
755 :
名無しさん@1周年:02/01/12 12:03
>>752 「ブッダのことば(スッタニパータ)中村元訳」を抜かすわけにはいくまい。
756 :
バイオレット:02/01/12 15:44
>775
>>752 「ブッダのことば(スッタニパータ)中村元訳」を抜かすわけにはいくまい。
う〜ん。さすがに仏教のスレッドでもあるだけにシブい選択!
忘れてましたよ。素晴らしい(拍手喝采)。
757 :
752(みそすり坊主):02/01/12 17:08
私いろいろな本を読んでいますが、あちこちに、
中村元のブッダのことば(スッタニパータ)の引用が
載っているので興味を持っていました。
法句経と、般若心経はまだまだ読んでいません。
経典は、現代の言葉に訳されている本がいいと思います。
自由国民社の「世界の宗教と経典・総解説」は、いろんな宗教に
興味がある私には良かった。
私は、仏教の本はひろさちやの本、よくわかる仏教の知識百科など
ひろさちやの本2冊持っています。
中村元の本もいいですね。
本は、もう借りるのはやめて図書館で借りることにしています。
758 :
名無しさん@1周年:02/01/12 19:37
>>752 鈴木大拙。秋月龍鉈。沢木興道。内山興正。
ちと古いか。
759 :
バイオレット吉川:02/01/12 20:37
>758
>鈴木大拙。秋月龍鉈。沢木興道。内山興正。
ちと古いか。
いえいえ、今でも充分通用する方々ですよ。
さすがに博識でいらっしゃる。
目が肥えてます。
舌を巻きますね。
760 :
名無しさん@1周年:02/01/14 03:20
悟りって役に立つのでしょうか?
たまに悟った坊さんの話とかネット上でも見ることがあるんですが
悟りを開いた人ってなにか人様の役にたつんでしょうか。
特に還俗して活躍している元お坊さんとかいたら興味あるんですけれど・・・
教えていただけませんか。
>悟りって役に立つのでしょうか?
悟り以外に役にたつものが他にあるんかい?
あとのものはみんな死んだらそれまでやん。
762 :
名無しさん@1周年:02/01/14 11:20
死んでも残るものが悟りである。
残る以上、受けてがいるのである。
受け手とは、自分の子であり、弟子であり、同じ社会の中の後輩である。
受けて頂く以上、一定の道徳に則ったものを残すべきである。
受け手が苦しむようなものは残すべきではないのである。
受け手が苦しむような悟りは地獄送りにして、家畜にでも背負わせるべきなのである。
763 :
名無しさん@1周年:02/01/14 20:57
いや、その、聞きたいのはよーするに現世利益があるかなってことで。
十牛図だと最終的には還俗して実社会にお役にたつってのが
本当の悟りってことじゃないのかしらん。
解釈の間違い?
764 :
バイオレット吉川:02/01/15 17:01
>760
>悟りって役に立つのでしょうか?
たまに悟った坊さんの話とかネット上でも見ることがあるんですが
悟りを開いた人ってなにか人様の役にたつんでしょうか。
「これは難問だな」と思い、どなたかお答えするのを待っておりましたが、未だに
御返事が無いようなので、僭越ながら私が解る範囲内で御説明致します。もちろん、
二の足を踏んだ位ですから、自信は有りませんが精一杯努めさせて戴きます。
仏教の悟り・解脱に至る方法論には、幾つかの分類法が有りますが、比較的分かり易く
入りやすいのが五種の如来(タターガタ)によって表される五仏の法です。
私が前述の下記のスレッドに投稿したレスを、先ず引用して御説明致します。
http://caramel.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1008889209/l50 「バイオレット先生の数字占星学 」383より
>ではここでヨーガのチャクラ理論を使い五大の説明
をしていきましょう。下記に対応表を載せます。
空=ヴィシュッダチャクラ=聴覚=ヴァイローチャナ(大日如来)=他の四大の統合
風=アナハタチャクラ=触覚=アモガシッディ(不空成就如来)=修行=志向
火=マニプーラチャクラ=視覚=アミターバ(阿弥陀如来)=智恵=勢力
水=スヴァディスターナチャクラ=味覚=アクショーブヤ(阿しゅく如来)=功徳=時間
地=ムーラダーラチャクラ=嗅覚=ラトナサンバヴァ(宝生如来)=意志力=空間
上記の表でも御理解戴けるかと思いますが、悟り・解脱に至る五種類の方法が端的に
表されています。
1.強靱な意志力によるラトナサンバヴァ(宝生如来)の道。
2.広大な功徳によるアクショーブヤ(阿しゅく如来)の道。
3.深遠な智慧によるアミターバ(阿弥陀如来)の道。
4.神秘の修行によるアモガシッディ(不空成就如来)の道。
5.上記四つの総合力で達成しようとするヴァイローチャナ(大日如来)の道。
765 :
バイオレット吉川:02/01/15 17:02
764の続き
如何ですか?例え悟れなくてもこれらのうち一つでも、ある程度身に付いただけでも
充分現実生活に反映しますよね。もちろん、悟れば、なお素晴らしい世界を貴方は経験
できます。これを歌にして私は上記のスレッドの197に発表しました(笑)。
♪ふしーぎの国へー 連れーてゆこう
あなたーの知ーらないー せかいーが待っているー
私が目指す道は、この中のアミターバ(阿弥陀如来)の道ですが、貴方だったら
どの道を選びますか?
密教系の真言が記載されてるようなホームページありますか?
できれば、読みもつけてある奴。
難しいとは思うけどだれか知らないかな?
767 :
バイオレット吉川:02/01/15 17:17
>761
>悟りって役に立つのでしょうか?
>悟り以外に役にたつものが他にあるんかい?
あとのものはみんな死んだらそれまでやん。
何て簡潔な御言葉!しかも、ユーモアさえ漂わせる余裕の御返答です。
ダラダラと長い説明に終始しがちな私にとって素晴らしいお手本です。
絶賛致します(拍手喝采)。
768 :
名無しさん@1周年:02/01/15 19:13
遅レスだが…
>752
即身成仏儀
この身のままに悟りをえらるとは素晴らしい。
私が呼んだのは金岡秀友の解説本でしたが。
>>767 諸行無常といいながら、そうじゃないって事だよね。それは。
悟りは別ってことですか?
三法印、は間違いですか?
770 :
名無しさん@1周年:02/01/15 21:12
>バイオレット吉川さん
悟りへの過程で必要な能力は実生活でも役立つってことを仰ってるんですよねえ。
そうすると修行後に還俗したお坊さんなどスーパーマンみたいなもんかな。
仕事なんかもばりばりこなしちゃいそう。
坊主が還俗するとこんなにすごいって実例みたいのありませんか?
771 :
バイオレット吉川:02/01/15 21:50
>769
>諸行無常といいながら、そうじゃないって事だよね。それは。
悟りは別ってことですか?
三法印、は間違いですか?
それは私に聞いてらっしゃるんですか?
あるいは761の方に聞いてらっしゃるんですか?
それとも全員でしょうか?
772 :
バイオレット吉川:02/01/15 22:01
>770
>悟りへの過程で必要な能力は実生活でも役立つってことを仰ってるんですよねえ。
そうすると修行後に還俗したお坊さんなどスーパーマンみたいなもんかな。
仕事なんかもばりばりこなしちゃいそう。
坊主が還俗するとこんなにすごいって実例みたいのありませんか?
前述のように日本には純粋な出家者が少ないし、その中から、さらに還俗した
方と知って出会うのも難しいですよね。
私の述べたのは、あくまでも理論面が主体ですが、764で紹介したスレッドでも
在家でも大乗の喜無量心の実践だけでも知性は高まると申し上げていますよ。
つまりアミターバ(阿弥陀如来)の智慧が身に付くんですね。御参照下さい。
773 :
名無しさん@1周年:02/01/15 23:18
>バイオレット吉川さん
>前述のように日本には純粋な出家者が少ないし、その中から、さらに還俗した
>方と知って出会うのも難しいですよね。
確かに仰るとおりですね。
そんじゃあ実例じゃなくて歴史上の人物で社会的に大成功、なんて例は?
>在家でも大乗の喜無量心の実践だけでも知性は高まると申し上げていますよ。
>つまりアミターバ(阿弥陀如来)の智慧が身に付くんですね。御参照下さい。
ええ?その喜無量心とやらで知能指数があがっちゃうんですか?
ぜひ見させていただきます。
774 :
バイオレット吉川:02/01/16 00:40
>773
>確かに仰るとおりですね。
そんじゃあ実例じゃなくて歴史上の人物で社会的に大成功、なんて例は?
還俗はしませんでしたが、行基菩薩は社会事業において活躍されましたね。
弘法大師空海も同様に還俗しませんでしたが、満濃池の修築を始め治水事業に腕を
振るいました。中沢新一氏は彼が流体力学とフラクタル幾何学を理解していたと
評しています。もちろん、書道では三筆の一人ですし、漢詩集「性霊集」などの文学
の才能もあり、庶民の教育機関「綜芸種智院」も設立しています。
775 :
バイオレット吉川:02/01/16 01:06
>769
>諸行無常といいながら、そうじゃないって事だよね。それは。
悟りは別ってことですか?
三法印、は間違いですか?
諸行無常・諸法無我は三界(欲界・色界・無色界)においては正しい法則です。
しかし、それを超えた法則が涅槃寂静です。
これは三界を超え涅槃(ニルヴァーナ)で安住することです。
つまり、この世に再生しないと。だから、どこかの教団がいうようにブッダ再生とか
ブッダ再誕というのはあり得ません(笑)。
それなら、まだ弥勒仏の化生といった方がまだ真実味があります。
悟り・解脱はこの涅槃の世界に生きているうちから行き来して馴染んでおき、つまり
予行演習しておいて最後に死んでから、その世界で安住するのです。
776 :
名無しさん@1周年:02/01/16 01:12
777 :
名無しさん@1周年:02/01/16 03:46
悟りを開くと、超能力が使えるようになるのか?
778 :
バイオレット吉川:02/01/16 08:15
>777
>悟りを開くと、超能力が使えるようになるのか?
おー!
なかなか良い御質問です。
仏教は「すべては心の現れ」とみます。
つまり唯心論です。
よって、心が透明に成る程、現象化のスピードは早まります。
つまり願望成就能力は高まりますし、日頃功徳を積んでいるんですから尚更です。
釈尊の高弟、つまり長老の方々も晩年に近くなる程、神通力のスケールが大きく
なっております。
つまり、それだけ心の成熟度が深まったからです。
779 :
バイオレット吉川:02/01/16 08:25
訂正 778の「心の成熟度が深まった」は「心の成熟度が高まった」の間違い
です。
780 :
名無しさん@1周年:02/01/16 09:29
>>778 言葉は綺麗だけれどちょっとオウムっぽいな。
禅では神通力なんぞ認めてないぞ。
死んだ後のこと考えて修行なんかしないし。
あなたなにもの?
781 :
バイオレット吉川:02/01/16 09:32
>776
>>775 違うと思うぞ。
はい。私も完全な解答とは思っておりません。
現実に、まだ悟ってない身ですから(笑)。
でも、貴方もただ相手の意見を否定なさるだけでなく、対案をお示しください。
決して頭から否定はいたしませんので。
お願いいたします。
782 :
バイオレット吉川:02/01/16 09:48
>780
>言葉は綺麗だけれどちょっとオウムっぽいな。
綺麗な言葉を使うことは仏教の正語の実践であり、占いの師匠高尾義政師
の教えでもあります。貴方も、もう少し丁寧な言葉使いを心掛けましょうね。
なお初期経典を読んだ者には、これくらい常識です。オウムの真似では
無く、彼等が初期仏教を真似たのです。似てもおかしくありません。
>禅では神通力なんぞ認めてないぞ。
禅は達磨大師が中国に仏教を広めるために道教とミックスさせたものです。
それを初期仏教と比べて論じるのは無理があります。
>あなたなにもの?
私は自然哲学を一生の学問とするものです。
通俗的な仕事は占い師です。
783 :
名無しさん@1周年:02/01/16 09:59
良スレかと
バイオレットさん、お久しぶりです。名前ちょっと変わったんですね。
>>782 >禅は達磨大師が中国に仏教を広めるために道教とミックスさせたものです。
できましたらソースを教えていただけますでしょうか。
禅と道教の混交とはとても興味深い。
達磨の時代にすでに混交していたことを示唆するような文献なりがありますか?
だとしたら私は重大な思い違いをしていたのかも知れません。
785 :
バイオレット吉川:02/01/16 10:45
>784
>666
>バイオレットさん、お久しぶりです。名前ちょっと変わったんですね。
はい。改名の理由は764で紹介した「バイオレット先生の数字占星学 」というスレッド
に書いてあります。宜しかったら、どうか御参照下さい。
>>782 >禅は達磨大師が中国に仏教を広めるために道教とミックスさせたものです。
>できましたらソースを教えていただけますでしょうか。
禅と道教の混交とはとても興味深い。
達磨の時代にすでに混交していたことを示唆するような文献なりがありますか?
だとしたら私は重大な思い違いをしていたのかも知れません。
私自身のソースは以前御紹介した故・早島正雄道長の「よみがえる気の健康法」です。
ただ当スレッドの過去ログにも、別なソースからそれについて述べていらっしゃる方
もいらっしゃいます。それも御参照ください。
786 :
バイオレット吉川:02/01/16 11:02
>783
>良スレかと
はい。
私もそれを実感します。
さすがに、仏教のスレッドでもあるだけに皆さん正語の実践をなさって
いられるし、相手の好意見に対しても揚げ足取りをせず、素直に褒め称える
喜無量心の心構えが備わっていらっしゃる。素晴らしいスレッドです。
他のスレッドは誹謗中傷・悪口・揚げ足取り・不平・不満ばかりでウンザリ
します。ですから、今ではこのスレッドと前述の「バイオレット先生の数字
占星学」しか、読んだり投稿したりしておりません。
787 :
バイオレット吉川:02/01/16 11:33
785の補足
済みません。785の宛名に様が抜けていました。
それから、666さん以前御紹介した「易筋経」は「文易筋経」でした。
あれでも立行だけだと体の弱い人にはしんどいんですが、「武易筋経」になると
一般の日本人の体力ではついていけないそうです。
「武易筋経」については分かりかねますので、御興味がおありなら御自分でお調べ
ください。
788 :
バイオレット吉川:02/01/16 12:02
785の追加
禅の中には混入されているのは老子の無の思想だけではありません。
座禅においても老子のいう「玄」の世界つまり仏教でいう無色の世界の瞑想が主体
になっています。よって、最高に達しても三界の中の無色界までです。
現にある霊能者の方は「道元禅師は今無色界にいらっしゃる」と仰っていました。
もちろん、無色界は三界の中で最高の世界ですから、そこをステップに涅槃を目指す
なら素晴らしいと思いますし、道元禅師も菩薩ですから、そこに安住はしないでしょう。
いずれ涅槃に至られると思います。
しかし、私達は禅の限界(それは思想と瞑想、つまり学と術においてですが)、それを
認識しておかなければなりません。つまり、座禅は涅槃にいたるステップの一つには
なってもダイレクトに涅槃にいたる技術ではないと。だから、未だに禅から解脱者が
出たとは寡聞にして聞きません。
なお、666さんに御紹介した「文易筋経」も仙道とヨーガとのミックスです。
仏典で古いものになるほど、神通力やあの世などの形而上学的記述が少なくなるという事を、
重視するべきだと思います。
私は、「悟りを開くと超能力が使えるようになる」とは思いません。
790 :
バイオレット吉川:02/01/16 13:32
>789
>黒海老様
>仏典で古いものになるほど、神通力やあの世などの形而上学的記述が少なくなるという事を、
重視するべきだと思います。
仰る通りです。
その頃は長老達の悟りのレベル、心の成熟度がまだ未熟でしたから。
しかし、彼等の晩年近くの状況を記した後期の仏教(といっても大乗経典ではありません)
の記述には俄然そういう記述が多くなってきます。
つまり、古い仏典に記述が少ないのは神通力を軽視していたのでは無く、単にそれを
現すレベルにその当時の長老の方々が達していなかっただけです。
第一、神通を抜いたら仏教は単なる哲学に堕してしまいます。
釈尊も「あなたは口だけの人だ」と罵る外道を神通力で教化していらっしゃいます。
もちろん、神通だけでは解脱にはいたれません。
釈尊も五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという膨大な時間が
かかっていらっしゃいます。
しかし、神通は衆生済度の武器としては有効なのです。
理屈だけで人が救えるなら宗教なんかいりません。
哲学で充分です。
>私は、「悟りを開くと超能力が使えるようになる」とは思いません。
まあ、あなたの周りや知ってる方に偶々そういう方がいらっしゃらないでけでしょう。
特殊を普遍化しないほうが宜しいかと思いますが。
791 :
名無しさん@1周年:02/01/16 14:29
>>790 >つまり、古い仏典に記述が少ないのは神通力を軽視していたのでは無く、単にそれを
現すレベルにその当時の長老の方々が達していなかっただけです。
阿含宗と同じ言い分だな。
>>790 そういう考えもありますね。
仏典の真偽に関してはあえて言いませんが、一つ言えることは、
神通力のような超能力を求めて仏教をするべきではないと思います。
793 :
バイオレット吉川:02/01/16 14:53
>792
>黒海老様
>神通力のような超能力を求めて仏教をするべきではないと思います。
あなたの仰る通りです。
神通力は結果や手段であり、仏教本来の目的ではあり得ません。
仏教の目的は、あくまで解脱・悟りです。
その為に釈尊は五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという
膨大な時間をおかけになられたのです。
794 :
バイオレット吉川:02/01/16 14:58
>791
>阿含宗と同じ言い分だな。
阿含宗に解脱された方がいらっしゃるんですか?
寡聞にして聞いたことがございませんが。
795 :
バイオレット吉川:02/01/16 15:13
訂正 790の「後期の仏教」は「後期の仏典」の間違いです。
796 :
名無しさん@1周年:02/01/16 16:01
522 :名無しさん@1周年 :02/01/06 02:14
方便を方便だといった時点で方便の価値はなくなる。
だからずっと方便ならばそれを方便だというべきではない。
ところでふと思ったのだが、幼児が包丁を持ったり、マッチで火をつけようとしていたら
親は危ないからやめなさいというだろう。
だが、包丁やマッチそれ自体は、正しく用いられれば有益なものだ。
要は、使う側にそれなりの準備ができているかという事。
釈迦の当時、護摩や占いに関して弟子の中で誰一人としてきちんと扱える者がいなかったのだろう。
それゆえ、正しく行なわれない場合を案じて対機説法として禁止を説いたのだと思う。
当時、その場にいたわけでもないくせに、知ったかぶりであれこれ釈迦の言葉尻を弄繰り回すのは
賢明な人間のすることではないと思うが、此の点は如何に?
>仏教の目的は、あくまで解脱・悟りです。
>その為に釈尊は五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという
>膨大な時間をおかけになられたのです。
どの仏典の話ですか?
798 :
バイオレット吉川:02/01/16 16:18
>797
>どの仏典の話ですか?
私の記憶に間違いなければ、テーリーガータ(長老尼偈)のヤソーダラー長老尼の偈
に、当時の釈尊との出会いを述べた偈があり、それが私の一番のお気に入りです。
あとは、また聞きですね。出典の分かる方は教えてくださいね。
なお、テリーガータは中村元先生が「尼僧たちの告白」という題名で岩波文庫から
出されてもいますので御参照ください。
>>775 >しかし、それを超えた法則が涅槃寂静です。
これが本当なら、一回悟ってしまえば修行はいらないな。
退転もありえるから修行するのでは?
考え方の違いだ。
気にすんな。
800 :
バイオレット吉川:02/01/16 18:36
>799
>これが本当なら、一回悟ってしまえば修行はいらないな。
仰る通りです。
ですから、釈尊は解脱なさってからは、時々瞑想するだけで激しい修行はなさって
おられません。しかし、まだそのレベルに達していない者には一生修行だと考えた
方が無難です。
801 :
名無しさん@1周年:02/01/16 19:09
(´-`).。oO(なんで哲学じゃ駄目なんだろう…
ブッダって言葉の意味合いも
解脱って言葉の概念自体も違う感じですね。原始仏教の頃とは。
803 :
名無しさん@1周年:02/01/16 20:24
禅には解脱の概念なんて無い。
だから解脱した禅師なんているはずない。
だいたい悟りと解脱は違うでしょ。
悟りを開いて超能力が使えるようになるなら一休さんは超能力者?
煩悩を滅ぼし尽くす解脱と
輪廻を超える解脱は違うんじゃないですか
涅槃も解脱も悟りも、別々にはあり得ないと思ってたが
805 :
バイオレット吉川:02/01/16 22:09
>803
>禅には解脱の概念なんて無い。
だから解脱した禅師なんているはずない。
だいたい悟りと解脱は違うでしょ。
確かに悟りと解脱は違いますよ。
でも、それを説明してたら長くなるから省略しました。
皆さん、よく御存知でしょうから。
ろくに、禅のことを知らないで禅を語るなどという無謀なことをしましたが、
まさか解脱を目指さない仏教があるとはよもや思いもしませんでした。
方法が違うだけで、目的は同じと考えていましたから。
806 :
バイオレット吉川:02/01/16 22:18
>804
>煩悩を滅ぼし尽くす解脱と
輪廻を超える解脱は違うんじゃないですか
涅槃も解脱も悟りも、別々にはあり得ないと思ってたが
済みません。
仰っている意味が解りかねるんですけど。
煩悩を持ったまま輪廻を超えることは難しいというより、不可能じゃないでしょうか?
天国にいくのですら、金持ちには難しいとキリストも言ってるくらいですから。
面白くなってきましたね。
私は参戦しませんけど、ずっとROMしております。
つーか、スレ立ててやれよ。
迷惑だ!
809 :
バイオレット吉川:02/01/16 22:54
>801
>(´-`).。oO(なんで哲学じゃ駄目なんだろう…
それは哲学の需要と宗教の需要を比べれば歴然とした差が有ることで証明されてますね。
810 :
バイオレット吉川:02/01/16 23:19
>803
>悟りを開いて超能力が使えるようになるなら一休さんは超能力者?
一休禅師については知りませんが、心の成熟が進んだ為に多くの神変を現すようにな
った教祖の話なら数え切れないほどあります。
例えば天理教や大本の開祖達は普通の方々の苦労などというレベルを越えた試練を
神様から与えられました。いわゆる「お試し」というものですが、それによって心
を浄化された後は様々な神示が神から降ろされました。
卑近な例で恐縮ですが、武術でも心がチェンジするだけで技の切れが変わって参り
ます。まして宗教において心の変化が神々を動かさないはずが有りません。
解脱って概念は
単に煩悩から解放されるって意味で使われている時と
輪廻から解放されるって意味も含めて使われている場合が
あるんじゃないのかと言ったんで。
だから「××からの解脱」って言う使い方をよくする。
お釈迦さまが解脱して
その後何10年か生きて、で死んだと。
だから煩悩を滅却したって意味の解脱だったのかなと思ったわけ
人によって捉え方が違ってくるのかなと。
つまりシ釈尊が解脱した後もそこに居て、
で死んだっていのはどう言う事なん¥のかなと思って。
「死ぬ」って事は輪廻してるじゃないかと思ったわけです
それが不思議で。
煩悩を持ったまま解脱は可能か不可能かなんて
お話しはしてません
812 :
仏教を深く知りたい:02/01/16 23:56
どなたかご存じの方がおられましたら、教えてほしいのです。
仏教的な世界(宇宙)観に、劫の概念がありますよね。
空劫→成劫→住劫→壊劫の四段階があると読んだ事があります。
壊劫の後は、その世界(宇宙)の有情の『業』により、次のサイクルに入ると
書いてあった記憶があります。
また、仏教では、全ての有情に仏性があるとも書いてあった記憶があります。
それでは、この世界(宇宙)に存在する全ての有情が正覚に達した後は、
この世界の大いなるサイクルは停止してしまうのでしょうか?
また、終わり(全ての有情が正覚に達してサイクルが終わる)があると
言うのであれば、その始まりはどうだったのでしょうか?
既に同様の質問を他の方がお聞きになられておりましたら、お許しください。
813 :
バイオレット吉川:02/01/17 02:11
>811
>解脱って概念は
単に煩悩から解放されるって意味で使われている時と
輪廻から解放されるって意味も含めて使われている場合が
あるんじゃないのかと言ったんで。
煩悩を持ったまま解脱は可能か不可能かなんて
お話しはしてません
済みませんね。
まあ、そうムキにならないでくださいよ。
別に揚げ足取りの為にお伺いしたんじゃありませんから。
要は貴方が仰りたいのは
煩悩を滅ぼし尽くす解脱⊂輪廻を超える解脱
の関係ですよね。
でも、煩悩を完全に滅し尽くせば、それは既に輪廻を超えた存在なんですよ。
例え、身はこの欲六界にあろうとも。
だからこそ神々も釈尊に帰依なさったわけです。
つまり
煩悩を滅ぼし尽くす解脱=輪廻を超える解脱
なんですね。
お解り戴けたでしょうか?
814 :
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル :02/01/17 03:23
>>778>>782>>790>>798 >釈尊の高弟、つまり長老の方々も晩年に近くなる程、神通力のスケールが大きく
>なっております。
>
>初期経典を読んだ者には、これくらい常識です。
>
>その頃は長老達の悟りのレベル、心の成熟度がまだ未熟でしたから。
>しかし、彼等の晩年近くの状況を記した後期の仏教(といっても大乗経典ではありません)
>の記述には俄然そういう記述が多くなってきます。
>つまり、古い仏典に記述が少ないのは神通力を軽視していたのでは無く、単にそれを
>現すレベルにその当時の長老の方々が達していなかっただけです。
>
>釈尊も五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという膨大な時間が
>かかっていらっしゃいます。
>
>私の記憶に間違いなければ、テーリーガータ(長老尼偈)のヤソーダラー長老尼の偈
>に、当時の釈尊との出会いを述べた偈があり、それが私の一番のお気に入りです。
>あとは、また聞きですね。出典の分かる方は教えてくださいね。
815 :
バイオレット吉川:02/01/17 03:39
>812
>また、仏教では、全ての有情に仏性があるとも書いてあった記憶があります。
それでは、この世界(宇宙)に存在する全ての有情が正覚に達した後は、
この世界の大いなるサイクルは停止してしまうのでしょうか?
また、終わり(全ての有情が正覚に達してサイクルが終わる)があると
言うのであれば、その始まりはどうだったのでしょうか?
うーん、なかなか高度なレベルの御質問です。
大変感心致しました。
しかし、余りに難し過ぎて貴方の御期待にお応え出来る解答が私に出せるか危惧いた
しますが、自分の理解した範囲内で精一杯お答えさせて戴きます。
先ず
>全ての有情に仏性がある
これは、「悉有仏性」のことですね。
まさしく、その通りで、であるが故に全ての魂は平等なわけです。
>それでは、この世界(宇宙)に存在する全ての有情が正覚に達した後は、
この世界の大いなるサイクルは停止してしまうのでしょうか?
はい。いわゆるブラックホールのようになってしまいます。
座標の交点、つまり零地点のようなものになります。
816 :
バイオレット吉川:02/01/17 03:41
815の続き
>また、終わり(全ての有情が正覚に達してサイクルが終わる)があると
言うのであれば、その始まりはどうだったのでしょうか?
これを追求しているとキリがありませんよね(笑)。
まあ、「鶏が先か?卵が先か?」という質問に合い通ずるところがありますが、因み
にこの質問の答えは「卵が先」ですが。つまり「単細胞」から「多細胞」に移行して
いきます。
要は時間概念が私達の理解する3次元世界とは違うんですよ。
まあ、時間における「メビウスの輪」あるいは「クラインの壺」とでも申しましょうか。
新約聖書でいうところの「アルファ(始め)でありオメガ(終わり)」であると。
また数学的にいうなら「1であり0である」ということになります。
これを端的に現したのが金剛界曼陀羅です。
中心から「の」の字を書くように1・2・3・・・と進んで行きます(これが魂が下
降していく、或いは下化衆生のプロセスであり、反対が魂が上昇していく、つまり
上求菩提のプロセスです)。ところが、この中心の「1」は前記のような理由で実は
「0」でもあるんですね。そういう観点から金剛界曼陀羅を今度ジックリ御覧になっ
てみて下さい。あれは胎蔵界曼陀羅と並び非常に良く出来た代数的見地から観た宇宙
観です。当然ながら胎蔵界曼陀羅は解析的見地から観た宇宙観です。
私は前述の764で紹介した「バイオレット先生の数字占星学」の434で
こう述べております。
「五黄土星(中宮)=甲=1=太陽は同時に冥王星0でもあるわけです」
まさに、これは金剛界曼陀羅の宇宙観を現しています。
817 :
某所より借用:02/01/17 04:33
初期の仏教教団では、教えの中心はニルヴァーナに達することであったが、
在家の信者に対しては主として「生天」の教えが説かれた。
道徳的に善い生活をしたら天に生まれるという教えである。
施論・戒論・生天論の三つは在家信者に対する教えの三本柱であった。
・・・この 天の思想は、仏教独自のものではなく、当時のインドの一般民衆の信仰であって、
仏教はそれを教義の中に取り入れたのである。
ただ、仏教では、この世界に対してどこかに空間的に存在する天を考えたのではなく、
あくまで、絶対の境地を天ということばを借りて表したのであるが、一般民衆は俗信のとおり、
死後の理想郷に行かれると信じていたのであろう。
・・・後世の大乗仏教における浄土の信仰は、この天の思想の発達した形である。
浄土もまた、絶対的な境地を表現したものであり、彼岸とは完成を意味することばであったが、
天の場合と同じく、一般民衆には、死後の理想郷と受け取られたのである。
(中村元)
インド仏教にも、たとえば、善いことをすると天に生まれるということを
お釈迦さんが説いたという説も、古い文献の中にあるんです。
ふつう、それはいわば、あまり教育のない人に善行をしなさいということをわかり易く説明するために
「生天」ということを説いたとされています。
(三枝充悳、岸田秀、『仏教と精神分析』、小学館、84頁)
818 :
某所より借用:02/01/17 04:33
すなわち、仏教は、霊魂(アートマン)の存在を決して認めることなく、
輪廻転生や因果応報を語りました。
そのうえ、ブッダの思想の特徴は、究極の宗教目的(解脱・涅槃)が
いま生きている現実のなかで達成される(た)ところにありますから、
中村氏の初期仏教研究も、
「仏教では、この世界に対してどこかに空間的に存在する天を考えたのではなく、
あくまで、絶対の境地を天ということばを借りて表したのである」
という結論になったのだと思います。同様に、三枝充悳氏の初期仏教研究も、
[釈尊は]どこまでも、この現世に生きている一個の人間として、苦を内に抱き、
欲望(煩悩)に眼のくらむことはあっても、その苦をそのまま見つめて、
その消滅を、そして欲望(煩悩)を自覚して、その超克を、この現実において実現しようとする。
そして、理想の境地であるニルヴァーナ(涅槃、絶対のやすらぎ)を、
またそれとほぼ同義である解脱、すなわち大いなる自由を天上のどこかに揚げるのではなく、
この日常の現実において獲得しようとする。(三枝充悳、『バウッダ』、159頁)
という結論になっています。
ブッダの思想と実践は、輪廻転生や来世や霊魂などのドグマを実体化することなしに成立します。
819 :
某所より借用:02/01/17 04:34
人間は死後も存在するという考え方があってはじめて人は修行生活が可能である、ということはない。
また人間は死後存在しないという考え方があってはじめて人は修行生活が可能である、
ということもない。マールンキャプッタよ、人間は死後も存在するという考え方があろうと、
人間は死後存在しないいう考え方があろうと、まさに、生老病死はあり、悲嘆苦憂悩はある。
現実にそれらを征服することをわたしは教えるのである。
(「毒矢のたとえ」、長尾雅人編集『バラモン教典・原始仏典』、中公バックス、473〜478頁)
考えてみれば、輪廻思想や生天思想を生んだのは、
そもそも、死の恐怖などの苦しみからのがれたい古代人の願望です。
しかるに、ブッダは現実において苦しみから逃れる道を示したと言われていますから、
輪廻思想や生天思想を想定しなければならない動機そのものが、ブッダの思想の中では、
解消してしまいます。そのため、死後の世界について、永遠の魂があるとかないとかを云々する必要性が、
自然消滅してしまいます。
この意味でも、ブッダの思想と実践が、輪廻転生や来世や霊魂などのドグマを必用としないことがわかります。
ブッダの思想の本質は、人間苦への深い洞察とそこからの解放の道を示したところにあると思います。
それゆえに、そのメッセージは、あらゆるドグマを越えて、いかなる世界観を持っていようと、
人類一般にアピールする普遍的意味を持ったメッセージとなっているのだと思います。
>>817〜
>>819大体そんな感じだと思います。
ようは、仏教とはいたってシンプル。殆ど超克してしまうんだと思いますね。
方便というのは、それに至るまで必要なのでしょうけど、それを「方便」と言ってしまうと
方便の意味がなくなってしまうので。それは、そのように信じて修行するほかないと思います。
その部分が微妙でして、これは自らが会得する他ないのではないでしょうか?
「頭」で考えても理解できない、というのはそういう事なんだと思いますね。
821 :
名無しさん@1周年:02/01/17 09:09
おはようございます。
私は、輪廻転生の概念はヒンドゥーだかバラモンだかからやってきたと
思ってたんですが・・・違ったかいな?
神様が登場するのもあとからだと。
初期仏教っていつの頃の仏教なのでしょう。
原始仏教?部派仏教?大乗以外のことかな??
仏教ほど多彩でとりとめもなく多様化しちゃった宗教はないわけだから
説明にもできたら自分のポジションまで入れてくれたら誤解を生まないんじゃ
ないでしょうか。
法華教と禅宗じゃ話も会わないだろうしね。
ところで悟りと超能力のはなし。
「悟った」ひとをやたらと輩出しているのが禅宗ですが、禅で超能力は
ご法度のようですね。
同行していた僧形のヒトが船も使わず水の上をあるいて行ったのをみて
高名な禅師が
「そんなもの仏法となんの関係も無いわ!野狐とわかっていれば
この棒で叩きのめしてやったものを。」
なんて話も禅では有名ですよ。
禅の悟りとここで言っている悟りってもしかして別物??
>>821>法華教と禅宗じゃ話も会わないだろうしね。
私は禅宗に近いです。
輪廻転生は、そもそもバラモンからきてますからね、さほど重要視はしていません。
超能力はナンセンスかと思いますね。
823 :
バイオレット吉川:02/01/17 09:46
>817
>初期の仏教教団では、教えの中心はニルヴァーナに達することであったが、
在家の信者に対しては主として「生天」の教えが説かれた。
道徳的に善い生活をしたら天に生まれるという教えである。
施論・戒論・生天論の三つは在家信者に対する教えの三本柱であった。
まさしく、これは私の理解している初期仏教の姿を端的にまとめている文章です。
>>818
>中村氏の初期仏教研究も、
「仏教では、この世界に対してどこかに空間的に存在する天を考えたのではなく、
あくまで、絶対の境地を天ということばを借りて表したのである」
中村先生は偉大な学者として尊敬いたしますし、人格も立派な方だとは思いますが
やはり、仏教については学問的見地以上の解釈は瞑想体験が深くないと無理ですね。
故・早島正雄道長も「老子は学者には訳せない」と仰っていましたが、仏教も然り
です。瞑想体験の深い者にとって天界の神々の存在など当たり前過ぎて敢えて述べる
までも無いことですし、彼等に対しても余り関心が無いだけのことなんですがね。
この文章を引用為された方に卒爾ながら申し上げます。御陰で仏教に対してのアカデ
ミックな御意見を理解出来ました。しかし、あなた様も今少し瞑想体験を深める事を
お勧めいたします。そうすれば「あー何てこった!俺は学者に騙されとった!」とまで
はいいませんが、ここで彼等の言葉を鵜呑みにして引用した事が恥ずかしくなります
から。
824 :
名無しさん@1周年:02/01/17 14:53
>>823詰まるところ、あなたの言う仏教は、オカルトまがいに見えるということ。
それを指して、「オウムっぽい。」(
>>780)と言ったのだろう。
初期仏典もろくに読んでないのに、(
>>789)
いかにも当然のことように意見するのは、(
>>790)どうかということ。
826 :
バイオレット吉川:02/01/17 15:33
>824
>初期仏典もろくに読んでないのに、(
>>798)
いかにも当然のことように意見するのは、(
>>790)どうかということ。
はーい。分かりました。
皆さんのように裕福でないもんですから、必要な時に図書館で借りて済ませてますが、
少しづつ基本的な文献を手元に置き、ジックリ勉強致します。
御忠言どうもありがとうございました。
あなたも、瞑想頑張ってくださいね。
月1回でいいですから、1日蓮華坐を通算20時間(30分づつ組み替えていいです
から)位組んで瞑想をやれば学者さんて達の言ってる事が如何に戯言だかということ
が解りますので。
>>826お早いレスで。
ちょっと言い方がきつかった、すまんね。
学者のいうことが戯言っていっても、証明できないでしょ?
仏教で、神やらなんやらを議論すると荒れるから不問にしようや、つうこと。
まあ、お互い精進しましょ。
828 :
バイオレット吉川:02/01/17 15:51
826の補足
826で「皆さんのように裕福でない」と言ったのは決して皆さんの仏教研究が金持ち
の道楽だと皮肉ったのでは有りません。誤解無きようお願い致します。
829 :
バイオレット吉川:02/01/17 16:02
>827
>>824様
>仏教で、神やらなんやらを議論すると荒れるから不問にしようや、つうこと。
まあ、お互い精進しましょ。
了解致しました。
御丁寧なフォロー痛み入ります。
「別スレ立ててやれ」という声も有りましたし、仏教においての神々の認識について
論じる事は止めにいたします。それに元々仏教は神々に関心無いんですから。
830 :
バイオレット吉川:02/01/17 16:39
828の補足
828の「金持ちの道楽」も誤解を生みやすい言葉ですので説明させて戴きます。
これも決して、ろくに瞑想もせず仏教書を金にあかして買い漁り、そこにある学者
の方々の説の受け売りで仏教を論じている極楽トンボなどと言っているわけでは
ありません。
吉川氏は
どう言う立場で仏教を見てるの?
いったい何宗なの?
>826,828,830
それはガウタマ・シッダールタが創唱した宗教が「貴族宗教」と呼ばれて、
庶民には受け入れられなかった史実への婉曲な嫌味でしょうか。
833 :
バイオレット吉川:02/01/17 19:48
>831
>どう言う立場で仏教を見てるの?
いったい何宗なの?
私は特定の団体に属しておりません。
なぜなら、故・高尾義政宗家や、故・早島正雄道長、そして故・西川満総裁同様一代
運の強い私が、他人の組織に属したら運気が伸びないからです。
ですので、バイオレット占術研究会を立ち上げはしますが、宗教については一信仰者
としての道を歩みます。
というのは、故・高尾義政宗家や故・西川満総裁の占い師としての力量は素晴らしい
と賛嘆いたしますが、お二方の主宰されていた宗教には「?」がつくからです。
やはり、占いと宗教を同時にやるのは無理があります。
それを反面教師とし、私は宗教組織は作りませんし、他の団体にも所属しないのです。
だから、前述のように数字占星学を武器に三界(欲界・色界・無色界)を解析し尽く
し、それによって三界から離脱するという、いわばアミターバの智慧の道を歩もうと
しています。
「禅」においては、悟りが全てかといえばそうでもないし。
「禅定」が全てかといえば、あるときは否定の立場をとることもありまして、
まったくもってそこのところは、「こうであるべき」。というのは無いかと思います。
よって、そこのところの捉えかたそのものが、いわゆる「禅」なんだとおもいますね。
835 :
仏教を深く知りたい:02/01/17 19:53
>バイオレット吉川様
ご丁寧なレス、感謝致します。
837 :
バイオレット吉川:02/01/17 20:05
>832
>ターラー様
>>826,828,830
それはガウタマ・シッダールタが創唱した宗教が「貴族宗教」と呼ばれて、
庶民には受け入れられなかった史実への婉曲な嫌味でしょうか。
いえいえ違います。
そこまで深読みしないでくださいよ
あれは、ちょっと裕福になると今までの反動で本を買い漁り、他人の受け売りを言っ
て悦に入ってしまいがちな自分に対する戒めの言葉です。
838 :
名無しさん@1周年:02/01/17 20:31
839 :
バイオレット吉川:02/01/17 20:39
>835
>仏教を深く知りたい様
>バイオレット吉川様
ご丁寧なレス、感謝致します。
どういたしまして。
むしろ感謝するのは私です。
身から出た錆とはいえ、このところ袋叩きにあってめげてたところです。
まあ、元々女々しいですけど(笑)。
あなたの御陰で明るい気持ちになれました。
ありがとうございます。
私の拙論を気に入って戴けて嬉しゅうぞんじます。
毛嫌いされるのに、HNは関係ないのね。。(ボソッ
解脱と言う(歴史的な)概念が原始仏教と部派仏教、
大乗仏教とで時代によって違ったんじゃないかと言ってるんで。
涅槃経と遺教経とかお経によっても、釈尊の死の捉え方も違ってるわけで
歴史的な事実を言ってるだけなんです。
信仰批判してるわけじゃないんです。
たとえば曼荼羅が宇宙を表しているというお話ですが。
仏教美術品としての価値は私は認める。
けれどお釈迦様の時代にあったわけがない。
だいぶ後になって作られたものなんで。
アレを見て瞑想することは果たして仏教なのかなという
疑問もおきるわけです。
それは吉川さんの信仰だから、別に間違いじゃないし。
袋叩きしようと企んでたわけじゃないです
弁証法にしたかっただけです
842 :
バイオレット吉川:02/01/18 00:18
>841
結局、私にとっての仏教とは過去六仏も未来仏も含んだものなんですよね。
ただ、形として現実にゴータマ・ブッダの文献が多くというより圧倒的にあるという
だけで。そこが、皆さんと私の大きな違い。だから、他のブッダの文献はないじゃないか
と言われたって話は平行線。それは瞑想を深めればノープロブレムって答えになるか
ら。もっとハッキリいえば過去仏のお仲間になった釈尊より、これから未来仏になるために
悪戦苦闘している魂の方に興味甚大。もちろん私のことではありませんよ(笑)。
方丈記の鴨長明の態度に感銘しました。
こういう、宗派はどういう宗派があるのでしょうか?
844 :
名無しさん@1周年:02/01/18 01:38
最近、「空海」のTV番組や「聖徳太子」のTV番組をみました。
それで質問なのですが、空海はそれ以前の日本に存在していた
神道の何処らへんに疑問や限界をかんじて仏教を(密教ですか?)を
自ら推進したのですか?最澄ににも同じ疑問を感じます。
今までの宗教としての神道のどこが、まずいと思ったのですか?
それともただ、当時の支配階級の権力争いに、思想的な面から対抗しての
新しい勢力とし利用するための政治的なものとして、
かなり高度なものだったからなのでしょうか?
では、純粋に宗教として見たとき、神道のまずさ、仏教のまずさとは
何処ラ変で、また良さは何処ラ変なんでしょうか?
そして、共通項は?
845 :
名無しさん@1周年:02/01/18 02:07
はじめまして。
なんか、仏教の難しいお話の途中で非常に聞きづらかったのですが、>1を読んだので思い切って質問させていただきます。
既出の可能性大、なのですが・・・。
神道の「産土神」さまについてです。
自分の知識では生まれた所の土地の神様のことだと思っていますが、合っているでしょうか?
自分は生まれたとき、そのとき両親が住んでいた家から離れた病院で生まれました。
この場合、両親の家の近所の神社が「産土」さまなのでしょうか、それとも出産した病院のある地域の神社がそうなのでしょうか?
その後引越しを何度かしたのですが、やはり遠方でも機会があれば赴いて(というか調べて)、そこの神様にお礼や今までのご報告をしといた方がいいでしょうか?
というのは、私はもしかしたら自分の「産土」の神様に今まで一度もお参りしたことがないかもしれなくて最近気になっています。
(その土地からは幼少の頃離れたので、なんせ記憶がない)
それと、今まで引越しなどで住んだいくつかの他の住所の神社にもお参りした方がいいでしょうか?
あと、これは自分ではないんですが、両親が海外赴任などで外国にいるときに出産し、後で帰国して日本に来た子供の「産土」神様はどちらになるんでしょうか?(両親とも日本人)
「産土」様と「氏神」様の違いもよければ教えてください。
なんかいろいろ質問しちゃいましたが、どうぞよろしくお願いします。
846 :
名無しさん@1周年:02/01/18 02:44
私の生まれたとき住んでた所には、近くに神社が2つあったよ。
ひとつは神様だけど、もう一つは護国神社だよ。
一番近いのは護国神社の方、護国神社でも「産土」さんになるのかなあ?
私も疑問。
847 :
バイオレット吉川:02/01/18 06:03
833の追加
>>831
>吉川氏は
どう言う立場で仏教を見てるの?
本来、仏教はブッダを目指す宗教であって、その為にブッダに帰依することはあって
も、ブッダにオンブにダッコするものではありませんから、完全に他力本願的な仏教
には腰が引けますよね。まあ、なまじっかな自力本願よりマシというだけじゃないか
と。
仏教書については、明らかにフィクションと分かるのは最初から読みませんね。
だから、法華経も維摩経も読み通しておりません。
これは、私の書いた文章で皆さんお察しでしょうが、自然科学的なものが私の好みで
すから。昔は山本周五郎氏の短編小説(この方の長編小説は余り評価できません)が
好きで何度も読み返したものですが、最近はフィクションは全く読みません。
学者さん達(それ以下の方も含みます)の書いた仏教の解説書も仏教史は別として、
それ以外は読みません。他人に学問的色彩で話すには役立つかもしれませんが自己
の悟り・解脱にはマイナスですから。もちろん瞑想体験の深い方の解説には注目し
ますが、なかなか学と術を兼ね備えた方は少ないですから。
専門書以外の一般の宗教書でも、他人(身内も含む)の経験や他の文献の引用の多い
方、御自分の経験を余り語られ無い方も評価いたしません。二代目以降の教祖の方々
に多い傾向ですが。
仏教について分からないことがあったら、用語や概念のチェックは別として、最初
から文献にあたるのでは無く、先ず瞑想によって思索する(瞑想中に思索するべきで
はないと仰られる方もございましょうが)のが基本姿勢です。文献を見るのは、そ
の後の確認作業に過ぎません。
日常生活において生じる苦しみに対する対処法は、大乗仏教の四無量心のうちの
悲無量心と喜無量心の二つで大抵間に合わせています。
つまり、他の苦しみに対しては、その迷妄に没入している魂に対して「悲しいな。
悲しいな。何て悲しいんだろう」と心の中で唱えながら接します。
そして、自分に降りかかってくる、あるいは湧き出てくる苦しみについては、今
自分の穢れが落とされている、或いは今自分の心の垢がこすり出されていると考え
「嬉しいな。嬉しいな。何て嬉しいんだろう」と心の中で、または状況的に差し支え
なければ声に出して唱えます。
848 :
バイオレット吉川:02/01/18 07:12
847の注意
悲無量心と喜無量心の使い方を逆にしないようにしてください。
つまり、他の苦しみに対して「嬉しいな。嬉しいな。何て嬉しいんだろう」と思って
喜んだり、自分の苦しみに対して「悲しいな。悲しいな。何て悲しいんだろう」と思
って苦しみに没入してはいけません。結構みなさんそれを実践なさってますが(笑)。
うーん、レスを読む限り、バイオレット吉川氏は宗教をそもそも欲していない。
つまり発心がないようにしか読めない。
占いやるのも、超能力がどうこういうのも、最初から発心がないと思えば説明がつく。
発心があれば、だれから教わらなくても、そういうのが無意味だと自然に気が付く。
経験上、この段階の人に何を言っても無駄な気がする。
>仏教書については、明らかにフィクションと分かるのは最初から読みませんね。
>だから、法華経も維摩経も読み通しておりません。
キミは読まないほうがいいかも知れない。
明らかにフィクションとわかる書き方をしてあるのにはそれなりのねらいがある。
850 :
バイオレット吉川:02/01/18 07:52
>849
>うーん、レスを読む限り、バイオレット吉川氏は宗教をそもそも欲していない。
つまり発心がないようにしか読めない。
うーん。なかなか鋭い御指摘ですね。
「易者の身知らず」といって、自分の事は案外分からないものです。
新しい発見です。
非常に参考になりました。
ありがとうございます。
>>仏教書については、明らかにフィクションと分かるのは最初から読みませんね。
>>だから、法華経も維摩経も読み通しておりません。
>キミは読まないほうがいいかも知れない。
明らかにフィクションとわかる書き方をしてあるのにはそれなりのねらいがある。
なる程、上辺で見てわかるほど、大乗経典は単純では無いという事ですね。
肝に銘じておきます。
多大な御教示の数々深く感謝いたします。
合掌
851 :
バイオレット吉川:02/01/18 08:40
>849
>占いやるのも、超能力がどうこういうのも、最初から発心がないと思えば説明がつく。
発心があれば、だれから教わらなくても、そういうのが無意味だと自然に気が付く。
経験上、この段階の人に何を言っても無駄な気がする。
私はオウム関係者ではないんですけど、麻原彰晃被告と生年月日が近いもので、どう
しても彼を意識しがちになり、よく彼の命式を前述の「バイオレット先生の数字占星
学」で例題にあげます。それによると彼の生年月日の3×3の数表は下記のようにな
ります。
麻原彰晃被告(1955.03.02)
952
937
916
これを行列式で解くと99になり、これを素因数分解すると3・3・11になり
宗教を表す木星3が優位になります。
それに対して私は下記のようになります。
バイオレット吉川(1955.03.06)
362
347
756
行列式で解いた解は147=3・7・7となり、神秘の海王星7が優位になります。
よって私は宗教より神秘学や占いに向いているという結論になります。
貴方の仰る通りでしょう。
>よって私は宗教より神秘学や占いに向いているという結論になります。
いや、たぶん神秘学や占いにも向いていないと思うよ。
上の方のレスにもあったが妄想型オカルトだね。
あなたは麻原さんと同類かと思いますよ。
853 :
名無しさん@1周年:02/01/18 10:33
>>847>仏教書については、明らかにフィクションと分かるのは最初から読みませんね。
と言いつつ、普通の人から見たら、明らかにフィクションと分かる伝説は信じてるのか…
>>793>その為に釈尊は五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという
>膨大な時間をおかけになられたのです。
854 :
バイオレット吉川:02/01/18 10:43
>852
>いや、たぶん神秘学や占いにも向いていないと思うよ。
上の方のレスにもあったが妄想型オカルトだね。
あなたは麻原さんと同類かと思いますよ。
ありがとうございます。
また一つ私の穢れが落ちました。
宗教心の無い方でないとこのようなことをやって戴けないので貴方は私にとって
とても感謝すべき存在です。
855 :
バイオレット吉川:02/01/18 11:03
>853
>>847>>仏教書については、明らかにフィクションと分かるのは最初から読みませんね。
と言いつつ、普通の人から見たら、明らかにフィクションと分かる伝説は信じてるのか…
>>793>>その為に釈尊は五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという
膨大な時間をおかけになられたのです。
要は、瞑想で、それを実感したから、他からとやかく言われても、その事については
動じないということですね。まあ、客観性に乏しいといわれればそれまでですが。
貴方様にも単に文献学的に仏教書を読まれるのでは無く、瞑想によって培った思索力と
直観智によって読まれることをお勧め致します。
856 :
バイオレット吉川:02/01/18 11:47
855の説明
853の方に申し上げます。
決して誤解なさらないでくださいね。
貴方に対して、ろくに瞑想もしない凡夫が小賢しい揚げ足取りするんじゃないよ。
と言ってるわけでは有りませんから。
一つ聞きたいんだけど、
はじめに「釈尊は五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという
膨大な時間をおかけになられた」という情報があって、
その情報の真偽を確かめるために瞑想をする、
そしたら、その情報の真偽が(直感的に)わかるって事?
858 :
バイオレット吉川:02/01/18 12:44
>857
>>853様
>はじめに「釈尊は五神通を得てから解脱なされるまでに四アサンキャ十万カルパという
膨大な時間をおかけになられた」という情報があって、
その情報の真偽を確かめるために瞑想をする、
そしたら、その情報の真偽が(直感的に)わかるって事?
仰る通りです。
なかなか貴方も理解力に優れてますね。
素晴らしい。
感心致します。
でも、正確に言えば、瞑想そのものというよりも、日頃の瞑想によって培われた思索
力と直観智で大抵間に合います。それでも敢えて、その為にやるのは深い意識まで入
らないと分からないような問題に絞られますね。
ともあれ本当に良い御質問です。
「産土」様について質問したものです。
何かとてもお取りこみ中のようですので、別スレにコピペして質問しにいきます。
失礼いたしました。
>瞑想によって培った思索力と
直観智によって読まれることをお勧め致します。
そういうことが出きる人は良いけど。瞑想が上手な人ならさ。
私は、学者の言う事、取りあえず参考にした方が良いと思った
吉川さんが法華経と維摩経を読んでないって意外ですね。
だって考え方が勝曼経的だなって感じだったから。
あれもサンスクリット語の経典が見つかってないらしいけどね
861 :
名無しさん@1周年:02/01/18 18:00
ついこの間、維摩経のサンスクリット経典が見つかったらしい。
私は麻原とは思わないね。全然ありでしょう。
吉川さんみたいな考え方は。
もう一人サゲで書いてコキ下ろしてる人は私じゃない
863 :
バイオレット吉川:02/01/18 18:17
>822
>変人様
超能力はナンセンスかと思いますね。
超能力はナンセンスというよりも流行の言葉でいえばシックスセンスに該当しますね。
つまり、貴方にも他の方にも内在しているものです。
ただ、人によってその覚醒度合いが違うに過ぎません。
え?シックスセンスっていったい・・・!
吉川様
>超能力はナンセンスというよりも流行の言葉でいえばシックスセンスに該当しますね。
「有る」とか「無い」とかの、二元的判断を超越しているもんですから、
まあいわば、「中道」でしょうか?それが正覚かとおもうにのです。
866 :
バイオレット吉川:02/01/18 19:04
>860
>>瞑想によって培った思索力と
直観智によって読まれることをお勧め致します。
>そういうことが出きる人は良いけど。瞑想が上手な人ならさ。
私は、学者の言う事、取りあえず参考にした方が良いと思った
そんな事はございませんよ。
敏感な方なら去年の12月の私のレスと今の私のレスのレベルの差に気が付いている
はずです。では何がこうまで私を変えたのかと申しますと、種明かしは簡単です。
前述の悲無量心と喜無量心をやっているだけの話です。まあ、年末年始は1日平均
12時間位蓮華坐を組んで4日ほど毎日集中的にはやりましたが、後は847でいいまし
たように「悲しいな。悲しいな。何て悲しいんだろう」と「嬉しいな。嬉しいな。
何て嬉しいんだろう」の二つを毎日ことあるごとに唱えてるに過ぎません。
これも立派な瞑想です。座ってやるだけが瞑想じゃないんですね。前述のように私は
後ろ手に印を組みながら、歩きながらでも瞑想いたします。
>吉川さんが法華経と維摩経を読んでないって意外ですね。
だって考え方が勝曼経的だなって感じだったから。
いや、その事については849の方に御指摘戴いたので今度もう一度改めて読んでみま
す。以前読んだ時は、その文学的表現に着いて行けず途中で止めたんですけどね。
今は当時より瞑想体験が進んでますので新たな発見があるのではないかと楽しみに
しております。
先師方のせいにして申し訳ないんですが昔「法華経は薬の効能書きだ」とか、
「維摩経はただ魔境だ」とかいう先入観を散々吹き込まれたのが影響して大乗経典
アレルギーになってしまったんですね。これは先師方の負の遺産かもしれません(笑)。
やはり、食わず嫌いをせず自分の眼でもう一度読んでみます。そういう意味でも849の
方の御意見は有難いことだと感謝しております。
867 :
バイオレット吉川:02/01/18 19:28
>862
私は麻原とは思わないね。全然ありでしょう。
吉川さんみたいな考え方は。
適切なフォローをして戴いて嬉しくぞんじます。
本当にお優しいお人柄を匂わせる御言葉ですね。
ありがとうございます。
>もう一人サゲで書いてコキ下ろしてる人は私じゃない
もう、言葉の品格からして貴方様で無いことは重々承知致しております。
御心配なく。
868 :
バイオレット吉川:02/01/18 20:02
訂正 866で「敏感な方なら去年の12月の私のレスと今の私のレスのレベルの差に気
が付いているはずです」と申し上げましたが、過去レスを確認してみると私がこのス
レッドに初めて登場したのは今年の1月5日でした(笑)。
よって正確には「敏感な方なら今年初めて登場した頃の私のレスと今の私のレスのレ
ベルの差に気が付いているはずです」が本当です。
869 :
バイオレット吉川:02/01/18 20:13
868の追加
よって、たった20日くらいの悲無量心と喜無量心の瞑想で馬鹿丸出しの私がここ
まで変われるんですから、貴方ならもっと変われますよ。私が太鼓判(頼りない
太鼓判で済みませんが。笑)を押します。
是非、悲無量心と喜無量心の瞑想を実践なさって下さい。
>863,864
シックスセンスは英語で常識の意。
すなわち吉川さんは「超能力は常識」と言っている。
?
易者にとってはそれが常識なんでしょうね。
871 :
名無しさん@1周年:02/01/18 20:51
>↑
それを言うならコモンセンス。
sixth senseは第六感のとこだね。
仏語の第六識の意はないと思う。
872 :
名無しさん@1周年:02/01/18 20:52
>>870「第六感」と言いたいんだと思われ。
つまり「超能力は第六感として実在する。」と。
>871
第六感は想像力です。
874 :
バイオレット吉川:02/01/18 20:57
>870
>ターラー様
>>863,864
シックスセンスは英語で常識の意。
すなわち吉川さんは「超能力は常識」と言っている。
?
シックスセンスは近年流行った映画の題名です。
私は第六感の事だと思っておりましたが、違ってたんですね。
わざわざ教えて戴いて恐縮です。
>易者にとってはそれが常識なんでしょうね。
私が「易者の身知らず」という言葉を引用したので、占師と易者を混同なさっておら
れるようですね。申し訳ございません。
易者というのは、あくまで「易経」に基づいた占いをやる方の事を指します。
易経を殆ど読まない私はお世辞にも易者とは申せません。ただ、易の根本原理は
前述の高尾義政宗家が「東洋の予知学」にお載せになられたので、下手な易者さんよ
りは存じてるかもしれませんが。
というわけで、私は占師に属します。
ただ、陰陽学を駆使して占術を創出していく人達を陰陽師といいます。
陰陽師と言えば、最近では安倍晴明が有名ですが、ああいう派手な方は一握りで、大部
分の方は天文観測や暦の作製そして暦術占星学の研究にいそしんでいます。
ですのでもしかしたら、私も広義の意味では陰陽師に相当するかも知れません。
875 :
バイオレット吉川:02/01/18 21:39
>865
>変人様
>「有る」とか「無い」とかの、二元的判断を超越しているもんですから、
ほうー凄い(感嘆)!
絶対肯定の金剛乗ですか。
私はとても、そこまでは達しておりません。
否定も肯定も無い。つまり、条件によって変化する、いわば不定の大乗の道の真似事
です。
もしかしたら、否定の小乗にも価しないかも知れませんが(笑)。
素晴らしい境地ですね。
称賛いたします(拍手)。
>まあいわば、「中道」でしょうか?それが正覚かとおもうにのです
「中道」には様々なバリエーションが有ります。
貴方の使われているような意味合いの他に、「右道を離れ、左道を離れ」というように
苦行に偏ったりセックスタントラに偏るなという意味での「中道」。
そして、「カルマは決まっていて変えようがないんだ」という定見と、「カルマなんて
無いんだ」という断見。この両極端の二見の間を取る意味での「中道」。
ただ、一般的に使われるのは貴方のいう「中道」の方でしょうね。
確かに有無に拘るのは仏教的ではありません。
本当によく解っていらっしゃいますね。
御立派です。
神道と仏教、分割する?
どうよ?>お〜る
>>876分けたほうがいいね。
あとバイオレット吉川氏は別のスレ立てたほうがいいかも。
別にじゃまだからとかそういうことではなしに、
スレのタイトルとかけ離れたことをやってるからね。
たとえばPC等のWindouws板の質問スレッドみたいな展開のスレが
ここにもあっていいと思うんだが・・・・。
878 :
バイオレット吉川:02/01/19 08:37
>877
>あとバイオレット吉川氏は別のスレ立てたほうがいいかも。
別にじゃまだからとかそういうことではなしに、
スレのタイトルとかけ離れたことをやってるからね
そんな冷たいこと言わないでー。
私は精一杯自分の解る限り答えただけでしょ。
だったら質問した方や、私のレスに反応した方も同罪ってことになるじゃないですかー。
本来、仏教は余程本質から離れた(まあ、今の日本ではそんな仏教が殆どですけど)
もの以外は受容してきた歴史があります。
それに、釈尊も「私は真理を語るのである」と仰られました。
真理には自然科学的切り口、自然哲学的切り口、宗教的切り口等、様々な方法があり
ます。
確かに私の仏教の捉え方は、既成の仏教からしたら異端かも知れないけど、いろんな
角度や方法によって真理を追求しようという姿勢は、それなりに認めて戴けません?
お願いしまーす。
879 :
バイオレット吉川:02/01/19 08:49
訂正 878の「真理には」は「真理の解明には」の間違いです。
>>878認めるとか認めないとかじゃなしに、
こういう場所(宗教版)での問題は、科学的な事実を扱うわけではないので、
ひとつの質問に対して、立場によりその回答が立場の分だけ無数にあるということ。
極端な話、オウム関係者が、うちの教団ではこの言葉の定義はこうやっています、
と答えても、それはそれで間違いではない、ということになってしまう。
だから、このようなスレッドでは、真理の解明という大それたことではなしに、
あくまでも学問的に研究されてきたコンセンサスを提示するだけでいいと思う。
その上で、たとえば日蓮宗は中道をこうとらえる、
とかの話なら日蓮宗のスレで話をすればいいだろうし、
バイオレット吉川さんなりの解釈を展開したいなら、
別なスレでやればいいでしょう、という意味なんだよ。
881 :
バイオレット吉川:02/01/19 11:02
>880
>だから、このようなスレッドでは、真理の解明という大それたことではなしに、
あくまでも学問的に研究されてきたコンセンサスを提示するだけでいいと思う。
そういうスタンスのスレッドだとしたら、確かに私はお呼びじゃないでしょうね。
実践的に仏教を捉えようとはしても、学問的に捉える事には全然興味無いですから。
解りました。御丁寧な御説明ありがとうございます。
要は仏教実践版のスレッドを誰かに立てて戴いて、そこで語れば宜しいという事で
すね。
882 :
名無しさん@1周年:02/01/19 11:11
今私はとても怒っています。
怒りを鎮めるにはどうしたら良いでしょう。
仏教の方、お教え下さい。
883 :
バイオレット吉川:02/01/19 11:48
>882
>今私はとても怒っています。
怒りを鎮めるにはどうしたら良いでしょう。
仏教の方、お教え下さい。
それに関しては、私が当スレッドの847で紹介した喜無量心の瞑想が即効性がござい
ます。その部分だけ再掲載してみます。下記の通りです
>>847
>日常生活において生じる苦しみに対する対処法は、大乗仏教の四無量心のうちの
悲無量心と喜無量心の二つで大抵間に合わせています。
つまり、他の苦しみに対しては、その迷妄に没入している魂に対して「悲しいな。
悲しいな。何て悲しいんだろう」と心の中で唱えながら接します。
そして、自分に降りかかってくる、あるいは湧き出てくる苦しみについては、今
自分の穢れが落とされている、或いは今自分の心の垢がこすり出されていると考え
「嬉しいな。嬉しいな。何て嬉しいんだろう」と心の中で、または状況的に差し支え
なければ声に出して唱えます。
884 :
バイオレット吉川:02/01/19 11:50
883の続き
或いは、754で紹介した偈を何度も唱えても宜しいでしょう。
>>754
>友松圓諦著「法句経」講談社刊
第三偈
「彼、われをののしりたり
彼、われをうちたり
彼、われをうちまかし
彼、われをうばえり」
かくのごとく こころ
執する人々に
うらみはついに
熄(や)むことなし
第四偈
「彼、われをののしりたり
彼、われをうちたり
彼、われをうちまかし
彼、われをうばえり」
かくのごとく こころ
執せざる人々こそ
ついにうらみの
止息(やすらい)を見ん
885 :
名無しさん@1周年:02/01/19 12:00
>>881>要は仏教実践版のスレッドを誰かに立てて戴いて、そこで語れば宜しいという事ですね。
語りたければ自分でスレを立てるべき。
886 :
バイオレット吉川:02/01/19 12:07
884の続き
次に私が「バイオレット先生の数字占星学 」に載せたお話も参考になるかもしれません。
下記に再掲載します。
>>419
>この世の中には様々な人が存在し、大多数の人から見ても尊敬すべき人物もいるし、
そうでない方もいらっしゃいます。
ただ、その中において自分にとって特に軽蔑したり、嫌悪したりする存在があるのは
何故でしょう?
それは、その対象が自己の投影であるからに他ならないからです。
こういう話があります。
ある会社の新年会で、総合格闘技の試合内容について不満を言っていた方がいました。
それは打撃系の選手とプロレスラーとの試合だったのですが、プロレスラーの方のほ
うは膝を痛めていて体調万全でなかった性もあり、打撃を喰らいそうになると、直ぐ
寝転がって、いわゆるアリキックの体勢になったわけです。この負けない為の戦い方
を見て、その人は「俺は別に、あいつに勝ってくれと要求しているんじゃない。例え
玉砕してもいいから果敢に戦って欲しいんだ。勇気を見せて貰いたいんだ」と吐露した
途端、すかさず同僚の方が「それを言うなら、君こそ何時も理不尽だといって陰口を
いってる上司に対して勇気をもって直言したらいいじゃないか!彼こそ君の投影だろ!」
と痛烈な一発を見舞いました(笑)。もちろん、くだんの本人が絶句して何も言えなく
なったのはいうまでもありません。
887 :
バイオレット吉川:02/01/19 12:09
886の続き
このように私達が他を軽蔑したり、嫌悪したりするのは、その要素が自分の中に内在
するからにほかなりません。そうでないことに対しては余り反応しませんから。
よって、その唾棄すべき要素が自分の中にあったことに気がついた時、人は強い自己
嫌悪に陥るのです。19歳の時に自閉症で1年間引き籠もった私が、そうでした。
「他人も醜いが自分も醜い。もう何もかも嫌だ!」って感じですね。
このラビリンス(迷宮)の袋小路から抜け出す方法は前述の喜無量心の実践しかあり
ません。つまり「自己に与えられたものに対して素直に感謝し、他の学ぶべき点を心
から称賛し、それによって歓喜の世界に至る道」です。
これは単に宗教的実践というだけでは無く、算命学でいう処世術の範疇に属します。
これによって、例えば私は「あなたは理解力が無い」といった方に近い理解力が最近少し
身についてきましたし、「不勉強だ」といった方に匹敵する位の勉強意欲が湧いて参
りました。
私が反発して彼等に感情的に反論していたら、絶対に起こらなかった現象です。
そして他を称賛する事によって少しづつ、自己の穢れが浄化され、物事をありのまま
に観察する為の心の透明度が増してきたのです。
本当に有難いことです。
888 :
バイオレット吉川:02/01/19 12:19
>>881>>要は仏教実践版のスレッドを誰かに立てて戴いて、そこで語れば宜しいという事ですね。
>語りたければ自分でスレを立てるべき。
基本的に私のスタンスは求められなければ動かないという事ですね。
麻原彰晃被告のように、社会を生じる器では無く、社会に生じられる器ですから。
まあ、要は怠け者ってことなんですけどね(笑)。
889 :
バイオレット吉川:02/01/19 12:33
888の追加
というわけで、新しいスレッドが出来るまで暫くお邪魔してます(笑)。
でも、880の御陰で当スレッドのスタンスが理解出来たので、882の方のように実践
的対処法を尋ねてくる方の御質問だけに答える事にし、学問的な事には関わりません
ので御安心下さい。
890 :
バイオレット吉川:02/01/19 12:36
訂正 889の「880の御陰」は「880の方の御陰」の間違いです。失礼致しました。
済みません。
自灯明!
>870.871
家に帰って英和辞書をひきました。
おっしゃる通り、six senseは常識ではなく第六感でした。
質問スレでの回答レスに対するつっこむで勘違い発言とはトホホ。
「私はうそをつきました」と書いたプラカードを掲げて廊下に一時間たってます。
うそだけど。
>882
かの空海大師も
「生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終りに冥し」と。
人に生れついた以上怒り狂う心や悲しみにくれる心を持つことは当たり前です。
ニスヴァーナとは蝋燭の火が掻き消えるように、心から煩悩が消え行く状態を
指します。状態ということは即ち、心から煩悩が消えるのはその瞬間だけという
意味でもあります。
何に対しても感情が揺さぶられることがないなら、それは死んでいるも同然では
ないでしょうか。
894 :
バイオレット吉川:02/01/19 19:32
>892
>ターラー様
>家に帰って英和辞書をひきました。
おっしゃる通り、six senseは常識ではなく第六感でした。
質問スレでの回答レスに対するつっこむで勘違い発言とはトホホ。
どうか、お気になさらずに。
このスレッドを御覧になって分かるでしょうが、私なんて思い違い、勘違い、変換
ミスなんてしょっちゅうです。
で、気が付いた時点で直ぐ訂正レスを連発してます。
でも明らかな間違いや、謬見を指摘されても貴方のように素直に謝って戴ける方は
宗教版でも、以外と少ないんですね。
そういう意味では、本当に貴方は自分に正直な方だと思いますよ。
嬉しいですよね。
こういう方もいらっしゃると分かるのは。
そういう素直さを何時までも大事にしてくださいね。
ありがとう。
御陰で私も心が洗われました。
895 :
みそすり坊主:02/01/19 23:12
釈尊は、菩提樹の木の下で悟りますが、
悟り、涅槃、成仏、降魔成道は、同じですか?
仏教は、世界宗教ですが、一神教でも多神教でもないですよね。
仏教には、神様は存在しませんよね。
896 :
名無しさん@1周年:02/01/20 01:53
>悟り、涅槃、成仏、降魔成道は、同じですか?
もともとは同じ意味のはずですが、それぞれニュアンスが違うので・・・。
単に悟りという場合は、宗派によって小悟、大悟というくらいですから涅槃とは違いますね。
涅槃も肉体がある状態での涅槃と、死んでからの涅槃とは違ったはずです。
>仏教は、世界宗教ですが、一神教でも多神教でもないですよね。
>仏教には、神様は存在しませんよね。
神様というのも、ヒンドゥー教でいうところのデ−ヴァみたいのは経典に出てきますね。
でもキリスト教でいうような神は想定していないみたいです。
そのうちもっと詳しい人が答えてくれるでしょう。
超人としての仏はいるけどな
898 :
バイオレット吉川:02/01/20 02:29
>895
>みそすり坊主様
>仏教は、世界宗教ですが、一神教でも多神教でもないですよね。
仏教には、神様は存在しませんよね。
829で仏教においての神々の認識について論じる事は止めにいたします」とか、
889で「実践的対処法を尋ねてくる方の御質問だけに答える事にし、学問的な事には関
わりません」とか申し上げた手前もあって、本当は、
仏教は諸天としての神々の存在は認めても、それを重視したり、崇拝したりする事は
本質的に有り得ない」などと言いながら、論を展開して行きたい所ですが止めにして
おきます。ですから碩学の皆さん是非みそすり坊主さんの質問に親切に答えてあげて
下さいね。宜しくお願い致します。
899 :
バイオレット吉川:02/01/20 02:55
898の追加
まあ
743の方の「無神教というよりは、無視神教だな」とか
746の方の「仏教徒にとって、神がいようが、いまいが、どうでもいいことなんだよね」
という御意見に尽きると思いますが。
901 :
バイオレット吉川:02/01/20 07:42
>900
>>899>神という言葉自体がキリスト教とかのものだから、そういう言い方は正確じゃない。
どうしてもそう言いたいのなら、まず神を信じる人にとっての神とは何を意味するのかを明らかにしないとだめだろう。
そのうえで、彼らが神という言葉で言い表そうとすることが仏教徒にとって何を意味するかを考えるべき。
なる程、まず定義をハッキリさせなければ、迂闊に神について論じられないという事を
仰りたいわけですね。非常に論理的な御意見です。感服致しました。
というわけで、みそすり坊主さん、神の定義を明らかにして貰いたいそうです。
それからでないと、論じられないそうですので、あらためて定義を確定して下さい。
宜しくお願いいたします。
いやあ、それにしても何時もながら900の方には毎度教えられますね。
もう内容からして同一人物だという事はバレバレなんですから、固定ハンドルにして
戴けません?
私も引用しにくいもんですから(笑)。
是非お願いね。
神概念の違いってよく出る話だよね。
仏教の世界における神っていうのは、輪廻してるわけで
イスラムやキリスト教の造物主はいないでしょう
身体が残ってるのは、完全な涅槃じゃないんだけど、
そういう考えが出てきてるのは、結構、後の時代の仏典だったと思う。
だから古いお経だと「全ては滅びる」って言ってるんで。
それがお釈迦さまの死は方便で、実は不滅の金剛みたいなもんだとか
になって。時代だけじゃなくて伝わってる国・地域でも違うみたいな。
よく混乱してるって言われる所以というか。
よ〜するにピュアな仏教に神様はいないって事でしょ。
904 :
バイオレット吉川:02/01/21 13:54
>902
>仏教の世界における神っていうのは、輪廻してるわけで
イスラムやキリスト教の造物主はいないでしょう
貴方様の仰る通りです。
その一言に尽きる。
この御言葉が、もっと早く出ていればその後の展開は変わってたでしょう。
もう、出し惜しみするんだから、いけず(笑)。
905 :
名無しさん@1周年:02/01/22 08:48
>904
>その一言に尽きる。
仏法はそんなに単純ではないですよ。
私は仏陀の時代の仏教に神なんていなかったと思っています。
本当の初期仏教です。
現代ですら下記のような文章を書く住職だって、この大乗の日本にさえいるのです。
神様がいなくたって超能力が無くたって仏教は立派な宗教として成り立つのです。
いろいろな立場があることを忘れて自分本位な意見を押し通そうとすることはとりあえずこの場では間違いだと思います。
あなたも神や超能力に依存しない仏教がどんなものか少し研究されてみてはいかがですか?
その後やはり取るに足らないという結論に達することだってあるでしょう。
そのときは別スレででも感想など聞かせていただければ幸いです。
以下は引用です。
**********************************************
「自らをともしびとし、自らをよりどころとせよ
法をともしびとし、法をよりどころとせよ」
―中略―
ともすれば不安な自己から逃れるために自己欺瞞の妄想に陥り益々不安をかきたてる愚は避けるべきだ。
人は誰しも心のよりどころを求めている。
宗教への道を撰ぶ人も少なくない。だが多くの宗教は魂のよりどころとして神への信仰を要請する。
我がブッダは外なる神を否定し、自らの中に永遠なるよりどころを得よと端的に示された。
自らとは自我ではなかった。
普遍的な法であるところの自らであった。
人間性の本質としての自己であった。
906 :
バイオレット吉川:02/01/22 11:34
>905
早速のレスありがとうございました。
今まで私の拙文に対するレスの中でも、その丁重な言葉使い、心配りの細やかさに
おいて最も秀でた名文でしたので、つい読み惚れてしまいました。
ただ、内容自体は余りにベーシックでオーソドックスな御意見でしたので、却ってそ
の真意を計りかね、何度も読み返してしまいました。
では、その個々の部分について答えさせて戴きます。
貴方としては全体で捉えて貰いたいところでしょうが、それを行うと焦点がぼけてし
まいますので、こういう手法を取ることをお許し下さい。
>仏法はそんなに単純ではないですよ。
私は仏陀の時代の仏教に神なんていなかったと思っています。
本当の初期仏教です。
初期仏教(原始仏教)の経典に「天」という名称で表現されているのが、902の方や
私が他の世界の住人同様、輪廻する存在として認識している神です。
普通仏教においては諸天とも申します。
だから902の方が仰ったようにイスラム教やキリスト教の永遠に変わらない存在とし
て意味の神では当然ありません。
その点から言うと貴方のいう事は正しいと思います。
ですが、私も902の方もそれを踏まえて論を展開しているわけで、敢えてそれについ
て疑問を投げかけた真意が理解できません。
そこのところを今一度御説明戴ければ幸いです。
907 :
バイオレット吉川:02/01/22 12:08
906の続き
>905
>神様がいなくたって超能力が無くたって仏教は立派な宗教として成り立つのです。
貴方の仰る通りです。
神通力は仏教における解脱のプロセスにおいて、或いは解脱の結果において身に付く
ものであって、それを目的として仏道を歩む事は邪道です。あくまでも仏教の目的は
解脱以外無いのですから、ただ解脱後の衆生済度の手段として有効だと申し上げてい
るに過ぎません。
特に私を含め、悪業多き魂が占める今の人間界におきましては理屈だけでは迷妄なる
魂の浄化・教化には神通力の重要性が高まるだけの話です。
こういう言葉が有ります。
「英雄のいない時代は不幸だ。しかし、英雄を必要とする時代は、もっと不幸だ」と。
これは神通についても言えることです。
ですから、私も敢えて神通力など使わなくても、多くの魂が簡単に済度される日が一
日も早くくることを願っております。
だって、神通を使うと後がしんどいんですもの(笑)。
まあ、私は他人様にいう程の神通力はございませんが、それを繁茂に使って多くの魂
を引き上げようとしている方々を見て、痛切にそう感じます。
908 :
バイオレット吉川:02/01/22 12:13
訂正 907の「理屈だけでは迷妄なる魂」は「理屈だけでは救えない迷妄なる魂」の
間違いです。
909 :
バイオレット吉川:02/01/22 12:16
訂正 907の「浄化・教化には」は「浄化・教化に対して」の間違いです。
910 :
バイオレット吉川:02/01/22 12:31
907の続き
>905
>いろいろな立場があることを忘れて自分本位な意見を押し通そうとすることはとりあ
えずこの場では間違いだと思います。
確かに私の意見はオーソドックスにあくまでも学問的見地から仏教を論じようとする
当スレッドの主旨に合わない事は確かでしょう。
ただ、その事を叡智ある方に諭されてからは、専ら他の方の意見に対する最小限の
コメント程度に自粛しております。
こんなに長い文章を書くのは久しぶりです。
これも、貴方の御陰です。
ありがとうございます。
でも、心配ございませんよ。
今のところ私の意見に反発する方が殆どで賛意を示してくれる方は見あたらないので。
つまり大した影響力はありませんから。
全く押し通っておりません(笑)
911 :
バイオレット吉川:02/01/22 13:01
>910の続き
>905
>あなたも神や超能力に依存しない仏教がどんなものか少し研究されてみてはいかがですか?
その後やはり取るに足らないという結論に達することだってあるでしょう。
まあ、ここまでの私の文章で私が神や超能力に全面的に依存しているわけでは無い事
が御理解戴けたかとぞんじます。
やはり「人事を尽くして天命を待つ」ですから。
むしろ人事だけで済めばいかほどか嬉しいことか(慨嘆)。
そうはいかないから宗教が必要なんですね。
前にも申しましたが理屈だけで人の苦しみを解放できるなら、哲学で充分だという
結論になります。
まあ、貴方様はそれで御満足なんでしょうが、実際に苦しみに喘いでいる人達に対応
している現場の者はそうもいってられないんですね。
それこそ神通の一つも欲しくなりますよ。
まあ、それだけを目的としては前述のように邪道ですが。
まあ、神通力とまでは言わなくても相手の心の働きを見抜けなかったら対機説法など
出来ないことは御理解いただけるかと思いますが。
シャーリープトラ長老は智慧第一と称され、神通第一のマハーモッガラーナ長老と並
び称されていますが、対機説法においてこのような智慧の神通を使っておられた事は
以外と気が付かれていない方が多いようです。
本当に空中浮揚やテレポテーションなどの神足通に比べ目立たない神通ですから。
まして私の一連のレスの中に「どこに神通が伺われるんだ」と考える方が多いのは止
む得ません(笑)。
912 :
バイオレット吉川:02/01/22 13:09
>911の続き
>905
>我がブッダは外なる神を否定し、自らの中に永遠なるよりどころを得よと端的に示された。
自らとは自我ではなかった。
普遍的な法であるところの自らであった。
人間性の本質としての自己であった。
全く仰る通りです。
この言葉の深い意味合いを、多くの方々に理解して戴きたいものです。
913 :
バイオレット吉川:02/01/22 15:30
911の補足
例えば、私は最近下記の「バイオレット吉川と仏教を語るスレ」に専ら投稿している
のですが、ここにおいての「アミターバの化身さん」とのやりとりに智慧の神通の
一端が現れている事が分かる方には分かると思います。
相手の一言二言で大体、相手の真意を悟る、その言葉の裏に潜んでいる慈愛を悟る、
これはかってのボンクラ頭の私にはとても出来なかったことです。
貴方にも、そのような意味においての智慧の神通を身に付けて戴きたいと思います。
このような文章を書く機会を与えて戴いた事を感謝いたします。
なお、「こういうことを皆さんに伝えてておきたいな」と思った時にタイミング良く
こういう御質問が戴けるのも広義の意味での神通力です(笑)。
「バイオレット吉川と仏教を語るスレ」
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1011411467/l50
914 :
バイオレット吉川:02/01/22 16:23
913の追加
神通力と衆生済度の関連を歌い上げた詞の中から私が大好きなものとして
以前所属していた団体の幹部の方が作られた歌を御紹介します。
都合により、1番・2番・4番の歌詞のいいとこ取りでまとめてあります(笑)。
「救済使命」 二ノ宮耕一作詞作曲
前生かからの グルとの約束
それは 哀れなる衆生を導くこと
神通力で 人の苦しみ 取り除く
神の力現し 四無量心によって
救済 成功 させることが
私の使命
915 :
バイオレット吉川:02/01/22 16:27
訂正 914の「前生かからの」はもちろん「前生からの」の間違いです。済みません正悟師。
持ってはいるがいいものではないぞ。<神通力
扱いに困るんでな。
ただ、欲しい奴の所にはこないね。
917 :
バイオレット吉川:02/01/22 16:34
914の追記
914はこのスレッドの主旨に明らかに反するフライング行為でしたね。
御免なさい。でも、もうこのスレッドも、そろそろ終わりだから、これも
御愛敬と思って、どうか許されて。
お願いします(笑)。
918 :
バイオレット吉川:02/01/22 16:42
>916
持ってはいるがいいものではないぞ。<神通力
扱いに困るんでな。
そうなんですよね。
特に他心通。
見たくもない他人のドロドロとした煩悩を見たり、体で感じるのはゾッとしますね。
そういう時は、私よりそういう事に鈍感な方がつくづく羨ましいですよ(笑)。
919 :
バイオレット吉川:02/01/22 17:00
918の補足
まあ、そいう時は自分も過去・過去世(まあ現在もそうですが)において同じように
他人に醜い心を見せたのだと懺悔し、悲無量心の瞑想をやるしかないですね。
920 :
バイオレット吉川:02/01/22 17:58
918の続き
性欲の強い方が電話に出られると途端に思考が停止して頭が働かなくなるし、
中絶手術なされた方が私の側に座るとドンとエネルギーを落っことされてしまうし、
もう満員電車は別の意味で地獄です(笑)。
だから、いつもラッシュ時間帯を避けて出かけてます。
まあ、これも嫌悪ですから、お恥ずかしい体たらくなんですけど(笑)。
921 :
バイオレット吉川:02/01/22 18:16
920の続き
ですから電車の中で専らやるのは自分の肉体への執着を切り、地獄のカルマを
切る「チューの瞑想」です。
これは中沢新一さんが「虹の階梯」で紹介してますので御参照下さい。
>>684 のところで伺ったんですが、その後、どなたも何も言ってくださらないんで・・。
>お釈迦様は言われました
盲人が、盲人の手を引くと二人とも穴に落ちる。」
これって聖書の喩えじゃないかと思うんです。
仏典の中にも同じのがあるのかなぁて疑問に思ったんですが。
ひょっとしたら「象喩経」の「群盲、象を評す」と
ごっちゃになったんじゃないのかなって思ったんですけど・・・
私も、もうひとつ自信がなかったんで。
どうでしょう?>バイオッレットさん
923 :
名無しさん@1周年:02/01/22 19:36
>914
その曲は、オウムの歌だ!
二ノ宮とは、いまも教団にいるアッサージ正悟師の本名じゃん(w
バイオレット殿は元オウムなのがハッキリしたな(藁
924 :
バイオレット吉川:02/01/22 20:28
>923
>>914 その曲は、オウムの歌だ!
二ノ宮とは、いまも教団にいるアッサージ正悟師の本名じゃん(w
バイオレット殿は元オウムなのがハッキリしたな(藁
ほう、今頃お気付きになられましたか(笑)。
貴方はかなり遅いほうですよ(笑)。
私が与えた数々のヒントで、聡い方には当の昔に殆どバレバレでしたから(笑)。
これで私も奥歯にものの挟まった言い方をしないで済みます(笑)。
何せ私は隠し事をすると運の伸びない運勢の持ち主なので(笑)。
これからは、明(あ)かく清く生きていけます。
まあ、「バイオレット吉川と仏教を語るスレ」が、「実践仏教を語るスレ」から
「オウム批判スレ」に変わるのではないかと危惧いたしますが。私は一連の事件
については否定致します。しかし、ヴァジラヤーナ以外の教義に対しては離れた
とはいえ評価したいと思います。
それが同教団に対しての私のスタンスです。
なら、何故辞めたかについては前述の通り、私は他人が作った組織に属すると自分
の運気が伸びないからです。
で、これまた前述のように、「バイオレット占術研究会」は設立しても宗教団体は
作りません。虻蜂取らずになりますから。
くっそー、元オウムに開き直られたー。
>これからは、明(あ)かく清く生きていけます
よかったNE!
……しかし、アサバカのデブをブッダだと思ったやつに仏教を説ける
のだろうか、漏れは不思議だ……。
926 :
バイオレット吉川:02/01/22 21:01
>922
>>お釈迦様は言われました
盲人が、盲人の手を引くと二人とも穴に落ちる。」
>これって聖書の喩えじゃないかと思うんです。
仏典の中にも同じのがあるのかなぁて疑問に思ったんですが。
御存知のように私も、これを引用した方からの孫引きですから。
当人が説明されるのがベストでしょうが、貴方の仰る通りかも知れませんね。
機会があれば私自身でも調べて見ます。
どうも、済みません。
調べもせず、鵜呑みにしてしまいました。
927 :
バイオレット吉川:02/01/22 21:12
>925
>>これからは、明(あ)かく清く生きていけます
>よかったNE!
激励ありがとうございます。
頑張ります。
>……しかし、アサバカのデブをブッダだと思ったやつに仏教を説ける
のだろうか、漏れは不思議だ……。
彼は未来においてブッダになるとは申しましたが、今生はブッダだとは名乗りません
でしたよ。
最終解脱者とは言ってましたが、定義がハッキリしないので私は信じておりません。
だって、定義のハッキリしないものは、肯定しても正しいし、否定しても正しいんで
すから。これは論理学の常識です。
928 :
バイオレット吉川:02/01/22 21:25
927の追記
そうそう、去年の7月の公判で見たのが最後でしたが、すっかり贅肉が落ちて
昔の引き締まった体に変わってましたよ。
だから、もうデブという表現は正しく有りませんね。
全ては無常ですから。
もう彼に一生会うことはないでしょう。
ホントに元オウムなんだ?驚いたな。
占いは密教でもやってるから、どう言って良いのか解らなかった。
シックス・センスとかってお話が出た時にはさすがに、
なんだ?って思いましたが。
麻原の昔の痩せた身体って事は・・・初期からのお弟子さん?
アゴン時代からの人?
ほんとならば貴重な体験だなぁ。お話できて。
930 :
バイオレット吉川:02/01/22 21:51
>929
>麻原の昔の痩せた身体って事は・・・初期からのお弟子さん?
アゴン時代からの人?
私が入信したのは1987年12月で、その頃の彼は柔道・空手で鍛えた精悍な体つきでした。
オウムの初期の弟子で破門されたS君が阿含宗の平河町の道場で紹介してくれた髭面
の男性がもしかしたらと思ってんですけど。
931 :
あほが……:02/01/22 22:26
こいつ、ちっともマインドコントロールとけてねえ……。
神通だの四無量心だの言う前に、カウンセラーうけろ。
932 :
バイオレット吉川:02/01/22 22:42
930の続き
阿含宗といえば、当時の東京本部の青年部100人以上の仲間で出家しクンダリ
ニーヨーガまで成就したのがセートッチャ師だけなのは寂しいものだと思って
ましたね。今は彼も辞めましたが。
私の知っている元阿含宗のクンダリニーヨーガ以上の人は以下の通りです。
アーナンダ正悟師
クリシュナナンダ正悟師
ティローパ正悟師
スバー師
ヴァジラロカ師
シーヴァリ師
アッジュナ師
チューラカヴァチャ師
ヴェールカンダーキャー師
タントラウッピリー師
ラーマネッカヤ師
ヴァナバッチャ師
パモーチャナ師
セートッチャ師
ヴァジラウッタラー師
クリシュナナンダイッティカー師
ヴァッパ師
マハーラーキニー師
マハーコッティカ師
ベーラッタカーニ師
以上ですが、私の把握していない人達を含めると30人以上いたと思いますよ。
933 :
名無しさん@1周年:02/01/22 22:57
ネーミングのセンスがしんじられん
934 :
バイオレット吉川:02/01/22 23:00
>931
>あほが……様
>こいつ、ちっともマインドコントロールとけてねえ……。
その言葉使い品の無さからして考えると、貴方も、この欲界を支配する第六天魔王の
マインドコントロールから抜け出ておられないようですね。
935 :
バイオレット吉川:02/01/22 23:06
>933
>ネーミングのセンスがしんじられん
そう思うでしょ。
同感です。
何も昔の仏弟子や成就者の名前をリバイバルしなくてもね。
私だったらオリオンとかカノープスとか星の名前にしますけど。
有名になってしまった(?)金剛乗の教えっていうのは
幹部の人達だけに説かれてたり関係してたものなんですか?
一般の信徒の人は関係なくて大乗までだったのかな?
けれど、そうとう古参の方のようですが・・。
バイオレット吉川氏を拝見していますと、
オウムやアゴンに入信する方々は、
やはり一番の最初の部分で、仏教に対する認識がゆがんでいるだなぁ、と思いますです。
で、本人はその歪みにまったく気がついていないみたいですね。
938 :
バイオレット吉川:02/01/23 00:24
>936
>有名になってしまった(?)金剛乗の教えっていうのは
幹部の人達だけに説かれてたり関係してたものなんですか?
一般の信徒の人は関係なくて大乗までだったのかな?
仰る通りです。
元々彼はこう言ってました。
小乗は称賛される道
大乗は称賛されない道
金剛乗は非難される道
このような金剛乗を行う人間を選ぶのは当然です。
各宗派の釈迦入滅の西暦を教えて下さい。
各宗派の大乗非仏論の解釈を教えて下さい。
940 :
バイオレット吉川:02/01/23 02:27
>937
>オウムやアゴンに入信する方々は、
やはり一番の最初の部分で、仏教に対する認識がゆがんでいるだなぁ、と思いますです。
で、本人はその歪みにまったく気がついていないみたいですね。
現在の阿含宗の信徒を見てないので分かりませんが、昔は私を含め貪りが強い集団で
したね。
お護摩が、その象徴です。マニプーラチャクラの火元素は消化器官を司りますし、知
識欲も現しますから。当然、現世利益もありますので煩悩は増大します。
オウムは阿修羅のカルマが強く他に対する称賛より批判が多い集団です。
また、一般社会に対する嫌悪が強いため、「嫌悪すれば、嫌悪される」の法則通り今
なお世間から嫌悪され続けています。
941 :
バイオレット吉川:02/01/23 02:41
940の続き
ただ、自分はどちらもやったので言えるのですが、煩悩増大させるお護摩と
ただひたすら神々に供養し煩悩破壊を目指すお護摩のどちらが仏教的かと
いえば、阿含宗よりオウム真理教(現アレフ)に軍配が上がりますね。
何せ現世利益を謳う○○学会などは世界の宗教界ではカルト扱いですから。
もちろん一連の事件に対しては全面否定致しますが。
942 :
バイオレット吉川:02/01/23 02:57
941の続き
もし、日本の既成の宗教団体が煩悩増大をさせるような現世利益を掲げず、
煩悩滅尽の道を歩んでいたら、あれ程オウムがシェアを伸ばすことは無かった
だろうと断言できます。
そういう意味においてオウムも悪いが、既成の宗教団体は魂を堕落させたのだ
から、もっとたちが悪いと言えます。
943 :
バイオレット吉川:02/01/23 03:01
訂正 942の「煩悩増大をさせるような」は「煩悩を増大させるような」の間違いです。
944 :
バイオレット吉川:02/01/23 03:09
942の続き
だから937の方に仏教に対する認識がゆがんでいない仏教団体が日本のどこに
あるのか逆に聞きたいと思います。
1.出家制度がちゃんとしているか?
2.戒律はちゃんと守ってるか?
この基本的な2点においてオウムに及ばない仏教団体がオウムを歪んだ仏教扱い
すること自体茶番ではないでしょうか?
945 :
バイオレット吉川:02/01/23 03:14
944の追加
3.煩悩滅尽を謳ってるか?
946 :
バイオレット吉川:02/01/23 03:31
>931
>あほが……様
>神通だの四無量心だの言う前に、カウンセラーうけろ。
見ず知らずの他人に対して、そこまで悪し様に罵れる程、心が安定していない貴方こそ
カウンセリングの必要があると客観的に見ても言えますよ。
947 :
名無しさん@1周年:02/01/23 03:51
>911
残念ながら真意が伝わっておりません。
私はただ単純に禅の勉強もしてみたらどうか、と提案しただけです。
禅は宗教です。ここにいるより有益かも知れない。
948 :
バイオレット吉川:02/01/23 04:08
>947
>>911 残念ながら真意が伝わっておりません。
私はただ単純に禅の勉強もしてみたらどうか、と提案しただけです。
禅は宗教です。ここにいるより有益かも知れない
禅は前述のように無色界の瞑想です。
よって三界(欲界・色界・無色界)を超えることは不可能です。
それに、同じ無色界の瞑想ならビバッサナー瞑想の方が興味あります。
949 :
バイオレット吉川:02/01/23 04:10
訂正 948の「ビバッサナー瞑想」は「シャマタ瞑想」の間違いです。
シャマタビパッサナー(止観)と言って、両者は同じことの二つの側面なんだよ。
というか瞑想についてもド素人か・・・・
禅のことも何にも知らないみたいだし・・・
951 :
バイオレット吉川:02/01/23 04:46
>950
>シャマタビパッサナー(止観)と言って、両者は同じことの二つの側面なんだよ。
その説明は当スレッドで以前やりました。
ですから省略いたしました。
950
>>951 過去ログ読みましたよ。デタラメ解説でしたね。
よって前言は取り消しません。
953 :
バイオレット吉川:02/01/23 05:05
951の追加
禅は無色界に没入する瞑想であるという捉え方。
禅に影響を与えた仙道の静坐も「玄」の世界だから右同じ。
シャマタビパッサナーも精々無色界まで。
それ以上の瞑想は初禅・二禅・三禅・四禅、これが釈尊が涅槃なさった時の
瞑想の順番。
954 :
バイオレット吉川:02/01/23 05:11
>952
>過去ログ読みましたよ。デタラメ解説でしたね。
よって前言は取り消しません。
ああ、そうですか。
だったら、その時言って戴ければ宜しかったですね。
955 :
バイオレット吉川:02/01/23 05:22
>952
>過去ログ読みましたよ。
それって680の事をいってるんですよね?
956 :
名無しさん@1周年:02/01/23 05:23
>948
あなたは禅のことを知らずにどなたかの受け売りで禅の解釈をしているに過ぎない。
禅側からみたらどのような解答が得られるか興味はありませんか。
957 :
バイオレット吉川:02/01/23 05:29
>956
>あなたは禅のことを知らずにどなたかの受け売りで禅の解釈をしているに過ぎない。
禅側からみたらどのような解答が得られるか興味はありませんか。
仰る通り師匠の受け売りです。
大乗仏典を軽んじたのも師匠の影響です。
禅側からみたらどのような解答が得られるか興味はあります。
958 :
バイオレット吉川:02/01/23 05:37
957の追加
特に禅だけで、初禅・二禅・三禅・四禅まで行けるのかどうかが知りたいと
思います。
959 :
名無しさん@1周年:02/01/23 09:36
>956
この真性馬鹿に言っても無駄。すべて、麻原の受け売りだけ。
ある意味、オウムの犠牲者。
仏教は、こいつにはプライドとエゴを守るための道具にすぎない。
960 :
名無しさん@1周年:02/01/23 09:39
このスレッドはいつからオウム野郎の宣伝場所になったんだ(w
もうバイオレットはいいから(笑)、本物の仏教者のまともな解説を
聞かせてほしい。
961 :
バイオレット吉川:02/01/23 12:58
>960
>本物の仏教者のまともな解説を聞かせてほしい。
貴方の仰る「本物の仏教者」の定義を是非お伺いしたいものです。
962 :
バイオレット吉川:02/01/23 13:05
>959
>>956 >この真性馬鹿に言っても無駄。すべて、麻原の受け売りだけ。
それについては「バイオレット吉川と仏教を語るスレ」で答えておりますので
再掲載致します。
>そもそも、私の言うことがすべて麻原オウムの教えだったとしたら、私がオウムを
離れる必然性が無いじゃありませんか(笑)。
私の中に、オウムから見たら不純なもの、つまり彼等から見たら外道な教えがある
からいたたまれなくなって出たんだろう位の推理はして戴きたいですね(笑)。
折角、そのヒントを当スレッドでも、貴方の御指摘なさったスレッドでも沢山提示し
ておりますので(笑)。
要は、私の提唱する「実践仏教」の中に具体的に言えば、他のスレッドでも申し上げ
た「高尾算命学」や「早島老子学」などの「神仙学」に分類されるものが含まれてい
ることに気が付いて戴きたいわけです。
つまり、原始仏教や仏教原理主義のオウムとは、その点からして大きく違うんですよ。
まあ、敢えて例えるなら仙仏二教を統合した全真教の考え方に近いでしょうか。
真理教ではありませんよ(笑)。
つまり「全てが真理である」。
絶対肯定。一元論的仏教。
よってTPOによってはオウムが絶対やらないであろう他の宗教の技術も取り入れる
と(笑)。
つまり状況によっては何でも有りなわけですね(笑)。
仮に私の提唱する仏教を「超実践仏教」と名付けるなら、「オウム仏教」との関係は
以下のように表されます。
「超実践仏教」⊃「オウム仏教」
つまり「超実践仏教」=「オウム仏教」では無いんですね(笑)。
963 :
バイオレット吉川:02/01/23 13:26
>959
>>956 >仏教は、こいつにはプライドとエゴを守るための道具にすぎない。
貴方は御自分のプライドとエゴを守るための道具として私をこき下ろしているわけで
すね。それによって優越感に浸りたいと。
964 :
バイオレット吉川:02/01/23 13:40
958の補足
初禅・二禅・三禅・四禅の詳しい説明が抜けておりました。
初禅とは「空無辺処」
二禅とは「識無辺処」
三禅とは「無所有処」
四禅とは「非想非非想処」
のことです。
知っておられる方には今更の事ですが、御存知で無い方の為
敢えて御説明させて戴きました。
952
>>954 過去ログ全部に目を通していないんだよ。
>>950を書いたあと
>>951をみて、該当個所を読んで
>>952のレスをした。
>>849も私だが、あれを書いた時点でもレス800前後くらいからしか読んでいない。
だからあなたが元オウムとも知らなかったが、偏見なしで読んでも異様な事書いてあるんだよ。
まあ、あなたに関しては
>>849で書いたことが全てだ。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| オウムは出てけ! |
|__________|
∧_∧ ||
( ´∀`)||
/ づΦ
967 :
名無しさん@1周年:02/01/23 22:54
うざいのがいなくなってせいせいしました。マッタリといきませう。
968 :
名無しさん@1周年:02/01/23 23:22
仏教は暴力を否定しているのでしょうか?
マハトマ・ガンジーの非暴力主義は仏教の必然なのか
両者はどういう関係にあるのでしょう。
970 :
バイオレット吉川:02/01/24 04:19
>965
952
>>954 過去ログ全部に目を通していないんだよ。
>>950を書いたあと
>>951をみて、該当個所を読んで
>>952のレスをした。
>>849も私だが、あれを書いた時点でもレス800前後くらいからしか読んでいない。
だからあなたが元オウムとも知らなかったが、偏見なしで読んでも異様な事書いてあるんだよ。
まあ、あなたに関しては
>>849で書いたことが全てだ。
まあ、どのような人間にも発菩提心はあるわけだし、無常の法則もあるのだから、
断定は誰にも出来ないでしょうね。
ともあれ非常に勉強になりました。
ありがとうございました。
異常な事とはまさしく、普通でない運期の中にいる私にピッタリの表現ですね(笑)。
御心配無く、この運期も後3年で終わります。
それからは平々凡々とした事しか言わなくなりますから(笑)。
おまえはもう、いいっちゅーに!
ついでにいうと、おまえのそのオウム特有の異常で糞な性格は
一生かわらんよ。自分で変えようと努力しない限りは。
無常の法則があろうと無かろうと、それだけは確かだ。
レス不可。もう二度とこのスレに来んでいい。
972 :
名無しさん@1周年:02/01/24 09:48
973 :
名無しさん@1周年:02/01/24 10:07
>>968 仏教の戒律の最初が不殺生である以上、暴力禁止は基本的に正しい
でしょう(密教にはいると、呪殺の法とかがタマーにでてくるけど。だが、
あまりこれを表にだすと、オウムのように勘違いする人たちがでるので、
秘密にされています)。
ガンジーの非暴力は、あまり仏教とは関係ない気が……。むしろ、彼が
南アフリカにいたときに西洋人から学んだヒューマニズムから来ている
思想だと思います。
ついでに言うと、不可触賎民(ハリジャン)が一斉改宗して生まれたインドの
新仏教(伝統仏教とは別物)では、ガンジーは、インドの伝統カーストを重んじ、
現実の差別に無関心だったため、あまりよく思われていません。
974 :
バイオレット吉川:02/01/24 10:10
>971
>バイオレットうざい様
>おまえはもう、いいっちゅーに!
>ついでにいうと、おまえのそのオウム特有の異常で糞な性格は
一生かわらんよ。自分で変えようと努力しない限りは。
ありがとうございます。
それが貴方様の餞別の御言葉ですね(笑)。
超怠け者、3年寝太郎どころか、30年寝太郎だった(笑)私ですが、
どうやら、神仏にこの身がボロボロになるまでこき使われる
もとい、衆生済度のお手伝いをさせて戴く時期がどうやら参ったようであります(笑)。
今わたくしは2日に一度(1日2度の誤記ではありません)の食事しかしない状態で
スレッドに投稿し続けています。
何も布教するだけが魂の救済では有りません。
このような形で多くの方々を啓蒙し、無知の闇から解放してあげる事も立派な救済です。
それに私の到らない所は格好の反面教師として受け取って戴ければ宜しいのですから(笑)。
なお、貴方様の、その品性を疑わせる御言葉の数々も是非、反面教師とさせて戴きま
す(笑)。
また、貴方様の折角の御厚意ですが先程の御餞別を受け取らせていただく事は御遠慮
させて戴きとう存じます(笑)。
975 :
名無しさん@1周年:02/01/24 10:27
>マハトマ・ガンジーの非暴力主義は仏教の必然なのか
ガンジーが仏教徒という話は聞きませんね。
インド文化そのものが、もともと非暴力志向で、
ヒンドゥー教徒自体が輪廻の思想から暴力を嫌います。
>それに私の到らない所は格好の反面教師として受け取って戴ければ宜しいのですから(笑)。
971さんじゃないけど、おかしなことしておいて、それを反面教師として・・・というのは詭弁でしょう。
極端な例になりますが、人殺しが、俺が人を殺すのは反面教師として、してはいけないことを教えているのだ、
と言うようなものです。程度の違いしかありません。
ここは仏教の質問スレッドなので、まじめに質問したり答えている人の迷惑なのではありませんか?
>なお、貴方様の、その品性を疑わせる御言葉の数々も是非、反面教師とさせて戴きま
>す(笑)。
それに971さんに対して反面教師として学ばせてもらう、などと言うのは、相手に失礼なのではありませんか?
言葉とは裏腹にまったく学んでいないようです。
977 :
バイオレット吉川:02/01/24 11:34
>976
>971さんじゃないけど、おかしなことしておいて、それを反面教師として・・・というのは詭弁でしょう。
はい。
貴方の仰る通りでございます。
おかしいと思った箇所は気付いた時点で謹んで訂正させて戴いております。
確かに御指摘の件については不適切な表現でした。
それについては撤回させて戴きます。
ただ、その意図は拙速をもって進んでいく以上、多少のフライングは怖れないという
事ですので、御了承下さい。
>それに971さんに対して反面教師として学ばせてもらう、などと言うのは、相手に失礼なのではありませんか?
これまた、貴方の仰る事は至極真っ当な御意見であります。
しかし、世の中の人は貴方のように素直で謙虚な方々だけでは有りません。
ストレートに言って通じない場合、このような捻った表現を使うことも必要なことが
あります。
いわゆる、対機説法というものですが。
そう言うと、「そんな事いえば却って反発喰らうだけじゃないか」とお考えになるで
しょうね(笑)。
もちろん、相手がそれを聞いた直後はまさに逆効果かと思われる状態に、一時的にそ
の方はなります。
でも、これが不思議なんですけど、このようなひねくれた受け取り方しかしない方に
限って穏当な言い方をした時より後から効いてくるんですね(笑)。
つまり、「毒をもって毒を制する」という方法です(笑)。
まあ、貴方のように私のいう事をストレートに受け止めてくれる人ばかりだったら
こんな顰蹙を買うような表現は私も極力取りたくは無いんですけどね(笑)。
誰か精神科のドクターの方、おりませんか?(-。-;)
979 :
バイオレット吉川:02/01/24 12:08
>978
>誰か精神科のドクターの方、おりませんか?(-。-;)
もちろん、貴方自身が御必要なんですよね?
980 :
ななしの生き様:02/01/24 12:16
空海がどうくつのなかで悟ったこと、
彼は、風を見たら、空海自身が風そのものになった、と言っていますが
それはどういうことなんでしょう。質問
981 :
名無しさん@1周年:02/01/24 12:22
>空海がどうくつのなかで悟ったこと、
>彼は、風を見たら、空海自身が風そのものになった、と言っていますが
>それはどういうことなんでしょう。質問
答え:風に聞いて下さい。
>>980 >彼は、風を見たら、空海自身が風そのものになった、と言っていますが
バラモン教で言うところの「梵天一如」もしくは「宇宙即我」の顕現でしょう。
あくまでも、言葉にては説明のしようがないものだと思います。
それを説明してもどうにもならないものですが、感じとして掴めれば良いと思います。
みんな、マジレスになるが、バイオレットの基地外が次の質問スレッドにも
出て、オウムの「救済」についてわめいてたら、「荒らし」として、駆除した
ほうが良くないか?
こいつが出張ってるかぎり、真面目な質問者にとって邪魔になる。
返事、もとむ。
ついでに言うと、対機説法は釈迦しかつかえなかったはずだ。どうも、
こいつ、自分を仏陀として扱ってほしいらしい。オウムでどういうステージ
にあったか知らんが、ここでも俺達から崇められて当然だと思っている。
こういうところを、性格が糞と俺は言ってやったのだがね。
こいつらが、サリン撒いて俺たちを虫けらとして虐殺しようとしたわけが、
よくわかったよ。
984 :
名無しさん@1周年:02/01/24 14:03
>>983は甘い。いますぐ、バイオレット吉川は消えよ。
通りすがりだけど、最悪やら難民板(ぉぃぉぃ)住民としてご忠告
>>983 荒らしに対してレスすると、最悪の場合、祭りになって
スレと関係ない板住民からはスレ全体が敬遠される。
またスレ消費が早くなり、まともな質問がうっかり流されるという
隠れた危険も存在する。
ここみたいな初心者誘導レスでは、放置+削除依頼が最良の対処法なのでは
ないかと思う。
荒らしのなかには罵倒でもいいからスレがつくことがうれしいという
タイプのものがいるので。2ch史上最も悪名高いぷくすれなんかはその典型。
がー。用語がごっちゃだ。スマソ。
ただ、正教会スレの例を上げたら、三日くらい荒らしを放置してたら
いつのまにか来なくなりましたですよ。御参考までに。
987 :
バイオレットうざい:02/01/24 17:00
>>985 サンクス。
バイオレット吉川に対しては、全員無視。
こんな、ヒッキー(ワラ を相手にする必要無し。
988 :
バイオレット吉川:02/01/24 17:58
>983
>ついでに言うと、対機説法は釈迦しかつかえなかったはずだ。
ご冗談を仰らないでくださいよ。
それが本当だったら当の昔に死語になっています。
多くの方が対機説法をなさってきたから、どんどん汚れた魂が多くなってきても
形だけとはいえ、仏教は生き残ってきたんじゃないですか。
その柔軟性を評価すべきでしょうね。
989 :
バイオレット吉川:02/01/24 18:25
訂正 988の「汚れた魂」は「穢れた魂」の間違いです。
>987
激しく同意します。
最初は質問レスなのに平気でいいかげんな回答してるけど、質問者には丁寧に
レスしてるから知識はないしでしゃばりではあるけれど悪い人ではなかろうと
思っていましたが、レスにつっこまれると逆上したりまわりにいわみを言ったり
変なヒトだと気づいたあたりから無視を決め込んでおりました。
新しいスレを立てたらいなくなるからそれまでよろしくなどと書いていたのに、
一週間ぶりに2chにきたらまだこのスレに出没するのはどうしてかしら。
マーラーよ、立ち去れい。
992 :
名無しさん@1周年:02/01/24 19:49
>991
スレたて乙
993 :
名無しさん@1周年:02/01/24 22:29
神道の質問箱は神社仏閣板にすでにあります
994 :
宇都御魂 ◆m2MmHxX2 :02/01/25 00:34
疑問にレスしてくださった方々、ありがとうございます。
ダライ・ラマがガンジーを高く評価しているので、
両者の背後には何らかの仏教的な考え方がひそんでいるのでは、
と思ったのが質問のきっかけでした。