1 :
名前はいらない :
03/02/22 14:59 ID:Rk5/lzaQ 散文詩、長編の詩、歌詞、その他様様な詩を沢山発表してこのスレで品評してみませんか? 他のスレと違い、1回に何作品も投稿してもいいスレですので どしどし御応募下さい。
『風』 外に 出ると 風が びゅうびゅうと 吹いて そして 砂が 舞い 木の 切れ端が 転がり 落ち葉が 落ちている 沢山落ちている 風は 段段 勢いを 増している 風は 段段 勢いを 増している 風に 逆らい 家を 出る 玄関から 歩いて 外の 道路に 出る 風は びゅうびゅうと 吹いている 天空では 風は 強く 唸りを 上げて びゅうびゅうと びゅうびゅうと 強く 吹いている まるで 台風の ように びゅうびゅう 風が 通る 道を 足元 ふんばりながら 歩く 歩く 歩く 歩いて そして 目的の 店に つく 風は びゅうびゅうと 吹いている 風は びゅうびゅうと 吹いている 誰にも 風を 止める 事は 出来ない 風を 止める 事が 出来るのは 誰も いない 風を 止める 事が 出来るのは 誰も いない そよ風は 好きだ 優しく 吹いているのは 体感して 気持ちいい でも こんなに びゅうびゅうと 大きく 風が 吹いているのは 外出の 邪魔で 嫌だ 嫌だ 風 風 早く 静まれ 早く 静まれ 早く 収まれ
3 :
j' :03/02/26 13:14 ID:1SndVox1
『いきなりコマネチ』 繁華街の街角 太陽輝きそよ風優しい休日の12時 若者達が集う素敵な界隈 「コマネチー!」 一人の中年男がスーツ上下を脱ぎ捨てた直後 レオタード姿で叫んだ 「コマネチー!」の叫び声が街に響く 若者達は突然の出来事に小さく驚き 遠目にコマネチを繰り返す中年男を見つめる 「コマネチー!コマネチー!」 小柄な中年男は繰り返し繰り返しコマネチを連呼する 青いレオタードの胸元にルーマニア国旗が映える 街角は大勢の人達の集う場所 いきなりコマネチおじさんはいつまでもいつまでも 「コマネチー!」と 股に両手をこすり合わせながら叫んでいた休日の午後の出来事
4 :
名前はいらない :03/02/26 18:09 ID:AfAV6L/t
どう思われてるかなんてこコトが 微妙に怖いと思った こんな風に時を無駄にして 水溜りを蹴散らしてく 空は今より澄み渡って 僕は夢の後 君の足跡ただ背負って 場所に慣れてゆく 共鳴できる仲間を 置き忘れたり 明日越える橋の予感に 惑わされてる 憂鬱さをとり乱し 明日も疲れ顔です やるべきことに追い立てられ 休むことも無く ありきたりの毎日から 横にそれている こうありたいと願った 理想の壁に 思い切り叩きつけた 自分があった 何も知らないフリをして 明日は自由が道へ
5 :
ひまわり :03/02/26 21:21 ID:HeLZyhrT
正義をまとった銃弾が 逃げ惑う子供の体を貫く 「おまえらが悪いから この子供が死んだのだ」 だけど子供は無知で 飛んできた飛行機が 機関銃を撒き散らし 激痛をはこんで 暗闇に閉じ込めた 何も悪くない僕を・・・ そうとしか 映らない その子は美しい国でたたずんでいる 父と母をさがして・・・
6 :
ひまわり :03/02/26 21:29 ID:HeLZyhrT
愛してる人がいた 若い恋を繰り返した後 横にいた懐かしい人 年をとるほどに 穏やかになる心 ゆっくり歩いていきたい 子供の頃みたパパとママのように・・・ 大切な思い出が大きな木になる ころがしておいた悲しい思い出から いつのまにか花が咲いている 小さな誇り・・・ 幸せな未来・・・ そこに漆黒のフルーツが届く だけどそれはフルーツじゃなくて・・・ 顔が歪んだそのあと すべてが吹き飛んだ あとかたもなく・・・ その男は美しい国で見下ろしている 恋人のことを・・・
7 :
ひまわり :03/02/26 21:35 ID:HeLZyhrT
人々は怒り狂う 自分を守るため・・・ いなくなった誰かのため・・・ 人々は武器を取って 同じことをする 肌の色が違う 人間を殺す 正義と呟いて また殺す 向かい合う二人が 悪魔に見える なぜそんなにぎりぎりまで 苦しまなくてはならない? 私達はもっと 腰抜けでかまわないでしょう? きっと戦いが終れば まちがっていたとおもうはず 昇っていった魂も笑顔にかわることでしょう・・・
8 :
ひまわり :03/02/26 21:37 ID:HeLZyhrT
戦争について書いた詩です 3つ続いています 批評お願いします
5-7 奇麗なものと残酷なものが響きあっています 無力で悲しくなりました 3 『感電感覚』を越えましたw 爽やかな街の風景が伝わります 真似させて頂いて、日常の風景を読んでみました↓
『出勤コマネチ』 通勤ラッシュの地下鉄 狭い車両と地下40mの頭痛 「御乗車ありがとうございます・・・お忘れ・・」 吐き出されたら雑踏の先 上空さえ見えない長い長いエスカレータ コートの群れが一列に向かっていく 地上の光を求めて 「コマネチー!」 一人の中年男がスーツ上下を脱ぎ捨てた直後 レオタード姿で叫んだ 反対方向のエスカレーターを上の方から下りてくる 前のコートから垣間見る 「コマチネー!コマチネー!」 だんだん 近づいてきた 「コマチネー!コマチネー!」 男のレオタードは引き締まっていて 目が股間に釘付けになった 女は自分を恥じて一瞬目を逸らし当惑した 再び顔を上げるとレオタードの後も全員 「コマチネー!コマチネー!」を繰り返し連呼している 夢の続き? 「コマチネー!コマチネー!」 いや違う自分の前も後も みんなやってるよ 私もやるの?「コマチネ・・・コマチネー・・・コマチネー!」 地下は大合唱が爆音のように響きわたる 「コマチネー!!! コマチネー!!! コマチネー!!!」
11 :
無核 ◆tn2uyAKgTA :03/02/27 15:28 ID:l5ekstci
>>2 スペースと改行の多い文体が読む気にさせてくれない。
内容と形とが釣り合っていないのではないか。
「空白を読んでいる」という気分はあるが、
しかしおもしろ味のある空白ではない。
>>3 単なる情景の説明。描写に格上げする必要を感じた。
ジョウゼツ文体はべつによいのだが、独特といえるほどではなく、
どちらかといえばアイディアさえあれば誰でも書ける文章だろう。
>>5-7 なぜ「まちがっていたとおもうはず」なのか、あまり深く踏み込んではいないと
感じた。同情や共感に訴えるやり方はありふれている上プロパガンダに
陥りやすい。実験的に一度戦争を完全肯定してみられてはどうか?
相対化したところからでないと見えてこないものというのは、ある。
子供の目を通した客観視点ではじまったのに最後には作者の視点に
なっているのも気持ち悪い。ちなみに僕は腰抜けは嫌です(w
>>10 元になっている
>>3 と比べると、ちゃんと描写になっている。
コマネチおじさんに遭遇した人々の反応や背景などが描き込まれていて
おもしろく読ませる。ただテーマみたいなものとしては僕は
>>3 のほうが好き。
日常の中にポッと紛れ込んだ非日常のほうが。
>>10 だとなんだか
同調大好きな日本人全体をただ描いたという印象になってしまう。
とはいえ途中から群衆の中の一人の女に視点を定めるなど、形としては
とてもよくまとまっていると思う。「コマチネ」は、わざと??
12 :
名前はいらない :03/02/27 23:58 ID:9vjP6XQP
『すき すき すき』 みき みき みき きいろいでんしゃ みき みき みき ちゃこ ちゃこ ちゃこ またあえるかな ちゃこ ちゃこ ちゃこ えり えり えり すごくかしこい えり えり えり みほ みほ みほ さみしそうだね みほ みほ みほ
>>2 風のうっとうしさがそのまま、リズムの悪い文体で表現されてると、言えば言える。が。
風を受けるつらさ、というのが、実感として伝わってこなかった。
「びゅうびゅうと」をいくら繰り返したところで、風の強さが増すというわけではない。
>>3 「いきなりコマネチ」という出来事が、けして詩にならないとは思わないが、
それなりに凝った見せ方は必要だろう。たいして面白くない話を、
自分で噴きだしながら話しているようなところがある。
>>5-7 僕は腰抜けでいたい。ただし、腰抜けになるのにも相当の覚悟は必要。
重いテーマなだけに、半端な感傷は前に出すべきではない。
戦争を肯定しきるのも難しい。腰抜けになりきることも難しい。突き詰めを。
>>10 こちらの方が読ませる。
僕は情緒的な感じの方が好みなので。
意味なくコマチネになってるのも、ぐっときました。
>>12 名前、に挟まっているのは何だ?。。この一貫性のなさは。
裏にちゃんとした意図があるのか?。。微妙に面白いんだけど。
特に1連目2行めだけが「具体」なのが気になってしょうがない。
>13 どうもありがとう ミス10番より
15 :
12 :03/02/28 03:55 ID:P0anY1oh
16 :
ひまわり :03/02/28 23:48 ID:skHQjWpu
>>9 様
ありがとうございます
自信になります
>>無核様
辛口御批評ありがとうございます
勉強になります
しかし実験でも戦争の完全肯定なんてできません
どんな人間でも戦いが終ったらまちがっていたとおもうでしょう
>>激辛正当派様
テーマが大きすぎましたね
力量不足です・・・
よかったらまた御批評お願いします
18 :
ひまわり :03/03/01 00:09 ID:sfhOagKo
>>17 くわしくききたいです
私の前のHNを教えてください
18 名前:ひまわり :03/03/01 00:09 ID:sfhOagKo
くわしくききたいです
くわしくききたいです 私の前のHNを教えてくださ
18 名前:ひまわり :03/03/01 00:09 ID:sfhOagKo
>>17 くわしくききたいです
私の前のHNを教えてください
火の消えた暖炉がある ちっぽけな煙突から ちっぽけな人が ちっぽけな手で ちっぽけな僕の手を あっためにきた と ちっぽけにやって来た から 僕はちっぽけな目の中に ちっぽけな人を映して ちっぽけな涙の粒を落とした 涙の粒に映る世界は 世界一ちっぽけになった
>>23 仲間に入れてちっぽけな世界 先生かわいいです
25 :
j' :03/03/04 12:58 ID:bYK3pdqp
『風鈴』 チリン チリン アパートの窓のひさしにつけている風鈴がそよ風に揺れて鳴る 風鈴をつけてくれたのは僕の彼女だった 以前近所の夏祭りの時、テキヤから500円で彼女が買って 僕の部屋につけてくれた風鈴だ チリン 彼女とは8年前に分かれてそれっきりだ 人づての話に彼女は去年交通事故で亡くなったと聞いた チリチリン 分かれてから8年、ずうっと風鈴は窓辺に下がっている 風鈴の音を聞く度必ずしも彼女を想い出すと言う訳では無いけど たまに想いだしてその度窓の青い風鈴を見てしまう チリン
26 :
簡単WEBアルバイト募集 :03/03/04 13:00 ID:pzyMI2XQ
>>23 促音を活かすこころみ。
それだけを楽しむ詩なのかもしれないが、
1行目の強い印象に比べて、つづく描写が弱い感じ。
人、手、目、涙など、ちっぽけであること以外、
どんな具体的な像も結ばないからだと思う。
あるいは、ちっぽけであやふやなイメージを際立たせるために、
5行程度に凝縮するとよかったのかも。
>>25 説明文がこなれていない印象。
風鈴のイメージと、彼女のいきさつはそれだけで充分に詩情を含んでいる。
「僕」の感慨は、それにそっと添えるような程度にあればいいと思う。
特に「分かれてから8年、」以下3行は、ちょっとくどい。
こういう出来事が実体験なら、
やはり相当注意深く書くべきだと個人的には思う。
人の死については、僕はなかなか作品に出来ない。
(不謹慎だ、ということとは別の理由で)
作品が、その人の死にちゃんと釣り合っているのか、自信がないから。
。。。この作品についての批判ではなく、つねづね思うことの呟きです。
28 :
j’ :03/03/10 12:41 ID:sVHIWwv7
『早食い』 バクバクバクバクバク!!!!! 牛丼20秒 さすがだぜ 俺は日本一の早食い男さ ラーメンでもトンカツでもドンと来い! 食事に時間はかけないぜ 朝・昼・夕 三食必ず食うけどな 俺に言わせりゃ皆の集 あんたら食べるの遅過ぎる 何でそんなに遅いのか? 俺がすかさず食っちゃうぞ 誤解しないで欲しいのは 俺は早食い 大食いじゃねえ 大食いなんざデブの仕業さ 見ていて実に気持ち悪い 男はやはり早食いよ! 女もスカッと早食いしなよ! おっといけねえ!時間だぜ! 次に食うのは午後八時
29 :
名前はいらない :03/03/18 15:26 ID:H1BXE3m8
うーん何かもっとインパクトのある詩はないのか?詩の初心者としてはもっと心揺さぶる作品を読みたい! もっともこのスレの詩は他のスレより高レベルなのだが・・・ 「ひまわり」「j’」等高品質の作品をもっと多く欲しい!
30 :
名前はいらない :03/03/18 16:51 ID:vsiZwL0i
終りの直後に始まりがある。 道なき道を歩めば己の後に道ができる。 道を歩めば安泰と希望が見える。 終着地点は見えるが、その過程は見えない。 進もう。 まだ、これから。
31 :
名前はいらない :03/03/18 17:10 ID:Uuoi18l+
誰がやったのか そんなことはもう知っている 問題は鉛筆を飛ばされた空の 黒い線は永遠に消えることは無いということだ この地面の上と下に存在する 全てのものを集めても あそこに見える線を消せはしない だからこその問題なんだ
ぽとり ぽとり ぽとり 雨は止んだ きっと B はやりたくない どうか私に教えて下さい 何が正しいのか
33 :
採点 :03/03/23 14:04 ID:qlSH3h7E
>>32 「ぽとり ぽとり」の表現方法が新鮮だ!しかし「Bはやりたくない」も意味が不明では減点だ!
100点満点中30点!
息を潜め隠れる私は 生きていると言えるのだろうか 何もせず逃げ回るだけの私に 人間としての価値はあるのだろうか 傷は永遠に消える事のない程深く刻むもの? すぐに消えては意味のないもの? なぜ傷つく事を恐れるのに傷つけようとするの? この青空が闇に包まれて 目の前の物全てが姿消したとしても まだそこには生きていく希望があるだろうか 私を照らすのは全てを破壊する炎だけ いつか終わるそう思っていても 全て失った私には もう一筋の光さえない いつか光差し込む日が来るのだろうか いつか私を明るく照らしてくれる日が 答えは自ずと見えてくる 例えどんな形であろうと...
36 :
j' :03/03/31 17:08 ID:02/J1tGk
『うり』 緑色の硬い食べ物 スイカやカボチャに比べたら全然知名度低い 大体家庭で料理しようにもうり自体が台所にない スーパーで売っているのだろうけど目立たない うりって美味しいのか不味いのか 生でガリガリ齧った事もないから分からない そもそも何で「うり」って名前なのか? それすら分からない でも「トマト」も「キュウリ」も何でその名前なのかって知らないから まあいいか うり うりうり 活字にすると嫌らしく感じるのは僕だけか? うりうり 手元にうりがもしあれば なーんて考えてもつまらない・・・・そんなイメージ・うり
37 :
ひまわり :03/03/31 21:02 ID:z4zJJJAH
「宝石」 愛される あなたに 私はどう映っていたかしら? 通りすぎていく 多くの人々の中の ひとりね きっと 瞳のあなたは いつも横を向いてた だけどあなたの笑顔は 私の 大切な 宝石 あの日の私の言葉 あなたをどう受けとった? それまで生きてきた どんな時より 勇気を だしたけど いつか誰かに 見せびらかさないでね 私の告白を 宝石のように… あれは宝石なんかじゃないのだから 燃えさかる 炎だから
38 :
ひまわり :03/03/31 21:05 ID:z4zJJJAH
「無題」 夢でも見ていたかしら? 懐かしい部屋の中 あの日のままの部屋の中 思い出は幻 幻が心に絡んで 魔法でも使える気でいた つもりだった… おかしいな 時計も本も 「おはよう」 を言ってくれない 話しかけてくれない 窓から差し込む光がやけに眩しくて… 夢でも見ていたのよ…
39 :
採点 :03/04/07 15:11 ID:UsBWnZlu
>>35 読ませる詩なのだがインパクト不足。40点。も少し短くコンパクトに纏めてたら又違う評価になってただろう。
ただ「訴えたい」気持ちは詩人は大きいのだろうが詩からはそこまで情熱が伝わって来ない。その点マイナス。
ある意味おしい詩。再度トライに期待!
40 :
ろき :03/04/08 01:23 ID:o5K5nMDP
[☆ORANGE☆] One sunny day!! 君が僕にくれたオレンジ カバンに入れて出かけよう ウキウキしながら自転車を走らせて 近くの公園で日向ぼっこ 今日は全国あったか注意報♪ 眠たくなるよSunny day 空を見上げると眩しくて 光のシャワーが僕を洗い流す カバンからオレンジを取り出すと 周り一面に甘酸っぱい香りが広がる 僕のそばに太陽が二つ One sunny day!! 君は隣りにいないけど 一人きりが楽しくて
41 :
ろき :03/04/08 01:25 ID:o5K5nMDP
[Feel Your Life] 死って何? 死んだ事ないから分からない でも死ぬって事は… イメージよりもずっと 安らかなモノで 魂の存在だとか 天国だとか地獄だとか 無駄なイメージを膨らませて 存在の消滅を恐れながらも …最後には必ず辿り着く概念… いつも一番辛いのは遺された者 天国と地獄…正に現世 もし輪廻転生があるのなら 次はきっと人には生まれない 喜びや苦しみを 生きているこの瞬間を 一つ一つの奇跡を 死ぬほど感じて 君は君しかいないんだから
42 :
ろき :03/04/08 01:27 ID:o5K5nMDP
[NIGHTMARE DAYBREAK] 夢魔に起こされた午前2時 孤独な夜に耐え切れず 僕は家を飛び出した 雲1つ無い夜空を見上げ 幾千の星の中から君を探そう どんなに声を枯らして 君の名前を叫んでも こだますら帰って来ない虚しさ もう涙しか出てこない 夜明けが来る前に君を …夢魔に誘われた午前4時
43 :
ろき :03/04/08 01:27 ID:o5K5nMDP
[BE BRAVE] 強き者を知れ されどくじける事無かれ BE BRAVE… 大切な物を守る為 そして何より生きる為に …生きろ… 君よ 勇敢であれ
44 :
ろき :03/04/08 01:28 ID:o5K5nMDP
[SPECIAL☆] 人に価値なんてつけられない でも価値の無い人なんていない 一人一人が特別で 一人一人がこの世に必要 生まれて来ちゃいけない人なんていない 生きたい気持ちが無くても 君はちゃんと生きてる だから応援したい 全ての人が特別なのです☆
>>36 うりに思い入れがあるわけでもない。
のに、そんなうりについて思い巡らしてしまったあなたの勝ち。
読んでも、別に何にも残らない。
しかしこの「何にも残らない」感、言い換えれば「うり」感は、
どうしても心に残ってしまう。負けた。
>>37 「宝石」の意味を2段階にずらしているのは、うまい。
詩は小説ではないので、背景がくっきりしてなくてもいいわけだが、
「あの日の私の言葉」とか「あれは」とか、中途半端な指示語だと思う。
「私の言葉」とだけ言えばいいかと。
>>38 「あの日」云々。
今現在から見ての過去を語るばかりじゃなく、
一度過去に身を置いてみて、そこから語ってもいい。
いろんな方向から自分を見つめてみては。
>>40 歌詞として読んだわけだが。
抜けた明るさのおかげで、最終連が引き立っている。
もっと落差をつけてもいいかもしれない。自虐的に。
>>41 詩もフィクションだから人物設定は必要。細かくなくても。
「死」ってものをバカ正直に考えてみた、
おそらく10代の少年がこの詩の語り手だと思うけど、
「概念」とかって使わない方がいいと思う。
僕の狭い考えかもしれないが、そんな言葉はリアルじゃないと思う。
「次はきっと人には生まれない」に深み。
>>42 夢魔ははたして「起こす」かどうか、は細かいこととして。
最終行とその直前の行にある省略は、ちゃんと効いてると思う。
全体的にあっさりしすぎなので、
へとへとになるまで探しまくってみたらよかったかもしれない。
>>43 うむ。こういう詩は僕は苦手だ。
本当にこんな風に強く思えるのか?と問いたくなるのは、
僕が単に勇敢ではないからなんだろう。
あるいは勇敢ではないからこそ、こういう作品を書こうとするのかな。
恋人に「愛してる」とか言えたことのない僕です。
>>44 これも上の詩と同じ感想だ。
すごいと思う。やるなあと思う。これは皮肉じゃなく。
でも、この言葉が、自分を「価値の無い」人間と思ってる人とか、
「生きたい気持ちが無い」人に届くかといえば、
たぶん届かないだろうな、とは思う。
いや、案外届くのかも、とも思う。うーーむ。
47 :
名前はいらない :03/04/08 02:39 ID:ftauT10d
サブイぞ! どいつもこいつもナルティシズムがウヨウヨ漂ってて、読んでると鳥肌が立つ。 書いてすぐのものを世に出すな!自分が損をするだけだぞ! 詩作ったら2〜3週間経ってからもう一度読み返してみろ!十代の野郎は10年経ってからでもいい。そしたら、自分の書いた詩でも客観的に見れて、自分がどんだけサブイか気が付くよ。十代の野郎は自分が山田かまちじゃなかったってことにもな! 試しに、その詩を原宿の路上にでも並べてごらんよ………ほら!自信がなくなってきただろ? 自分が大好きで、自分が一番大事なナルシスト野郎に、伝わる詩は書けないよ。 長くなって素マソ。
49 :
47 :03/04/08 02:47 ID:ftauT10d
>>48 おうよ!イキまいとるよ!
でも荒らす気はないから、無視して続けろ!
50 :
47 :03/04/08 02:51 ID:ftauT10d
IDにauと出たので携帯板に飛びます。何度も邪魔して素マソ。
邪魔では無いぞなもしーいってらー
52 :
アツロウ :03/04/08 03:15 ID:IbBdWEv3
あのチョコレートには何が入っているの 未だかつて見たことのない その運命開けるまで そんな安っぽい物に 全てを注ぐ必要はない 偉ぶったって大地は いつも君よりでかい 口寂しいときに 一つ齧ろうとした アーモンドチョコレート 中身は本当にアーモンド あのチョコレートには何が入っているの 未だかつて見たことのない その運命開けるまで どんなものも優しく甘く 包み込むチョコレート その真実は 一瞬の苦味と共に放出 あのチョコレートには何が入っているの 未だかつて見たことのない その運命開けるまで
53 :
ろき :03/04/08 19:00 ID:o5K5nMDP
>>46 さん
>>47 さん
評価ありがとうございますた(・∀・)俺は確かに十代(大学生)です。
ナルティシズム…うーん。そうなんですかね(´∀`)
過去の作品ですが…恥ずかしいって気持ちはありませんな…。
最初は書き込むの迷ったけど「…まぁこうゆうスレだからいっか。」みたいな(w
まぁ…また何か思い浮かんだら書き込みにきまつ(・∀・)b
47さんも気が向いたらまた来てくださいな。
嘘を吐く時計 ブリーチした黒猫 夜舞う虫と 寝不足の食虫植物 死人の口と 聞こえない拍手 放棄した夢と 自分勝手なカレンダー 優しい鏡に 衝動的なエアガン チェックメイトの幸せと 自律神経失調したプラスチック 作り物のアイデンティティー 最先端のポルノ いまさらどうしたらいい?なんて 弱りきった目で聞かないでくれよ あの日の僕らを生んだ様に 偉そうにしていればいいものを 腰までツカッタあんたらはもう 手放すことなど出来ないんだ これが僕らの世界 僕らが選んだ世界 なのに嫌って唾を吐く世界 わがままな僕らと 口だけ出す傍観者が 夢に見た世界の現実
>>53 ナルシシズム(・A・)イクナイ!!てのも確かだけど。
どんな詩でもナルシシズムがないと書けないてのも確かで。
ろき氏の作品は、誰かに何かを伝えようとする作風なので、
特に読み手を意識した方がいいとは思う。
具体的な誰かにその詩が届くかどうか考えるのは、とても大切なことだと思う。
>>52 ゆらゆら帝国に「アーモンドのチョコレート」て歌があったな、と。
ぜんぜん関係ないけど、あれは好きな歌だな、と。
この詩は2連が強すぎるメッセージで、そこだけ浮いてる感じ。
あと、1、4、6連と重なる繰り返しが、本当に必要なのかちと分からん。
「あのチョコレートには何が入っているの」は切実な疑問だと思うんだけど、
その直後2行で、安易に答えを出しちゃったと思う。
「何が入ってるの?」「運命だよ」「真実だよ」みたいな。
アーモンドチョコレートの中にはもちろんアーモンドが入ってるのに、
「何が入ってるんだろう」と問いかける、そこは素晴らしいと思います。
>>54 「僕らの世界」「世界の現実」というには、
1連目に並べられたものは個人的すぎる感じがする。
「世界の現実」全体とはつながってないような気がする。
また、並べられた退廃的な暴力的なものの中に、
「優しい鏡」と「チェックメイトの幸せ(これはちと微妙)」だけ、
ぼんやり救いのようなものが挟まっているのは、
アクセントなのか一貫性のなさなのか分かりづらい。
後4連ももっと整理できそうだ。
微細なイメージだけで世界を描くのは、けっこう大変な挑戦だと思う。
でもまた挑戦してみて下さい。
57 :
ひまわり :03/04/09 19:30 ID:5+rXyJGm
>>45 の激辛正当派さん
御批評ありがとうございます
アドバイスをうまく消化してより高度な詩を目指したいとおもいます
右にいるのはハムスター 種をどうするかなやんでる 左にいるのはロブスター ゆでられるのをまっている ハムハムハムハムハムスター ロブロブロブロブロブスター 右にいるのはハムスター ハム太郎にライバル心 左にいるのはロブスター 必死にもがいている ハムハムハムハムハムスター ロブロブロブロブロブスター
59 :
ひまわり :03/04/09 20:30 ID:5+rXyJGm
「無題」 静かな午後 二人きりの部屋 沈黙 煙草の煙だけが流れて・・・ いきたいあなたと止めたい私 互いの想いは重ならない 窓の外にはありふれた一日 もうすぐあなたはいなくなる 灰皿 冷たい横顔 それでも まだ・・・ 時計だけが言葉を忘れない 褪せた心と引きずる心 終りだとわかってるけど 窓の外にはありふれた一日 もう少しだけ夢を見させて・・・
60 :
ひまわり :03/04/09 20:31 ID:5+rXyJGm
「二匹の仔猫」 二匹の仔猫 寄り添い合う 二匹の仔猫 互いを嗅ぎ合う 二匹の仔猫 絡まって 二匹の仔猫 口を舐める 今夜も二匹 戯れ疲れて 二匹の仔猫 眠りにつく 二匹の仔猫 スヤスヤと・・・ 二匹の仔猫 スヤスヤと・・・
「もしかしたらこの世には、結婚だけしかないのかもしれない」 淋しい人がやって来そうな、空の広い公園に 出掛けてみたけれど、見つからなかった。 繁みに隠れて、待ち伏せもしてみたけれど やって来なかった、ついに現れなかった。 みんな、どこで恋をしているんだろう。 この世に本当に、恋ってあるのかな。 きっと物凄い奇跡なんだ。 大海に浮かぶ一艘の小船に、たった一粒の種が天から命中するような そして種が船と結びついて、桃色の竜に化けるような そんな、ありえないとさえ思えること。 それが今も、世界のどこかで行われている。 行われている って、聞いただけ。 そんな奇跡が 本当にあるのかな。 ぼくの恋も、誰かの恋も 何年もかかって探してみたけれど、見つからなかった。 昨日は、仕事場で 仲のいい山崎さんに、デートしようって言った。 彼女は誰とでも仲がよくて うぬぼれたぼくは、スペルマ臭い陰獣にされて やっぱり小船から空を見上げて、待ち続けるだけ。
>>58 かわいいよね、ハムスター。
それに比べるとロブスターなんてどうでもいいよね。
ゆだろうが何しようが、別に哀愁がある感じしないし。
甲殻類だし。ちとハムスターてずるいよね。
そんな矛盾した世界についての、
あるいは引き裂かれた自己についての。そういうことにしとく。
>>59 思いをそのまま言葉にすると、
むしろ深くは伝わらないってこともある。
「もう少しだけ夢を見させて」とか、
言わなくても十分、主人公の焦りや哀しみが伝わる仕方はあると。
>>60 まあ、これはそのまんま子猫のことを言ったわけじゃないと理解する。
ありがちな比喩だから、ありがちに描写するのはつまんない。
子猫がじゃれてるのって、はた目からかわいいところもあるけど、
けっこう壮絶な場面もある。そんなのも加えると面白いかも。
>>61 非常に個人的に共感しました。
「もしかしたらこの世には、結婚だけしかないのかもしれない」
よく似た独り言を、少し前にしたような気がする。
素直な語りが最終連で反転するのを、どう感じるかがポイントで、
やや投げ出しすぎてしまった印象を受ける。
接続もちょっとおかしいし。
>>62 ありがとうございます。
指摘されて、最終連3行目は「彼女は誰とでも仲がいいだけなのに。」
のほうがよかったなと思いました。
あと、できればもっと罵倒してほしかったです。
64 :
激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/04/09 23:41 ID:fQ9l1EyC
>>63 んじゃやり直し。
>>61 この主人公は、社会人として相当破綻してるわけなんだけど、
それをかわいく見せようとする仕方が中途半端だと思う。
もっとかわいくテレクラ通いとか、
もっとかわいくすれ違う幼女の揺れるスカートだとか、
もっとかわいく山崎さんの更衣室のロッカーの鍵だとか、
いろいろ君の魅力を発揮できただろうと思う。
「デートしよう」なんて即物的な言葉は君にふさわしくない。
もっとファンタジックに。
>>64 あっはぁん!!!!☆
あなた、なかなか急所をご存じね。
ちなみに
>>61 は昔の実体験を思い出しながら書きますた。
ちなみに当時まだ童貞っす。いえい!
本当に「デートしよう」って言ったんだ。
本当に「この人、下心だけで出来ているわ」って目で見られたんだ。
なにはともあれ、的確に性感帯をつく批評をありがとうございました。
さぁ、他のみんなも力を尽くして投稿しよう!
そして激辛なテクニシャンに、感じるところをつっついてもらおう!
66 :
asitu :03/04/10 02:37 ID:Ujek701/
広いこの街で君を探してた
もう何度目になるだろう
あの日君は言った
この街で生きていると
未だ慣れない混雑の中
一人 考えていたよ 君はどこへ行ったのかと
どこであの笑みを…
君の声はもう聞こえないのかと
あの日君は言った
この街で歌っていると
この街に囲まれて
この街を歌っていると
どうしようもないこの世界で
生きてきたこの世界で
街の景色 変わらないままヒトは流れて
人々は不安を抱えたまま
もう何度目になるだろう
あの日君は言った この街で生きていると
どうでしょうか。。
これは、私のHPにある詩の一つなのですが、良ければ評価をお願いします。。
HP→
http://ip.tosp.co.jp.i.asp?i=AZUSA123
67 :
asitu :03/04/10 02:41 ID:Ujek701/
68 :
水漠 :03/04/10 17:37 ID:zclztemR
「墓標」 苔生した墓石がある ここに墓石があるということは かつてそこに誰かが生きたという事なのだろう 死を迎えた肉体は元素に還元され 無に帰す事など望むべくもないように そこに人が生きていた事実が消え失せることもない 宇宙開闢の瞬間から なに一つ失ったことなどない世界で 人類誕生の瞬間から 精神という名の命を失い続けた人間 世界という普遍 精神というやがて失われ行く熱 普遍たる構成物は常に空間を満たし世界を保ち 世界のうちに生じたる熱はその有限故に諸諸の感情を孕むのだから 失われ行く精神をこそ創造の場と私は信じるに至った ここに墓石があるという事は かつて創造が為された厳然たる証明であり その精神によって生を授かった私は 私の生きる標の上に両足でしっかり佇んでいる… 墓参りに行った日の午後 子を孕んだ君の腹の上で そんな事を考えた… そうだ 僕らの墓石はプラスチックで作ろうか? ああ もうそれは墓石じゃないね……
小さい頃 拳銃とミサイルに憧れた 悪者を倒す「バキューン」という音 悪者の基地を吹き飛ばす正義の力 悪者じゃなくても撃たれれば死ぬとか考えもしなかった 今 僕を囲むのは 死のにおい 焼けたまち 止まないおと 僕にすがりつく炭素 「ママは何処?」 素通りの青空 僕の愛した人が街が風景が 全部同じ色になって動かなくなってゆく 小さい頃に憧れてた 何も知らない僕は こんなに悲しいものだと知らず ただ そのかっこよさだけを見つめてた
70 :
アツロウ :03/04/11 05:55 ID:A/QgIrKw
>>激辛正当派さん 的確な批評ありがとうございます。今度もお願いします。 夜空が徐々に光を取り戻して 角張った背景が姿を晒す 清々しさは薄い それなりの朝だ さあ、そろそろ眠ろう 朝の匂いで溢れる前に 街に住み付く多くの歌たちだって 心に訴えるものは特にない 情熱なんか薄い それなりの歌だ さあ、街を去ろう 体の臭いが飲まれる前に 想像し続ける僕らの未来は 今よりも住みよい世界なのだろうか さあ、明日へ跳ぼう 固定概念に満たされる前に 回転し続ける僕らの未来は 今よりも正しい世界なのだろうか 存在し続ける僕らの未来は 今よりも幸せな世界なのだろうか
71 :
あんず風味 :03/04/11 06:57 ID:0jTLzSmM
[大学生] 目覚まし時計は儚い時間を刻んで 残された時間も過ぎていった時間も 只、憂いを捧げるのみ。 きみは見ないフリをしているのだ いまどれ程の刹那の時間を生きているのか 身体はきみを置いてゆくよ 儚いゆめの時間を。 儚いゆめの時間を。 もう…あと少し。
72 :
名前はいらない :03/04/11 07:43 ID:2xVyqb8h
ひとりでやってろ!
73 :
名前はいらない :03/04/11 07:47 ID:cdbRlfxQ
激辛さんは 早く就職して下さい。ヘタクソなくせに うるさいんですが。(笑
74 :
名前はいらない :03/04/11 07:52 ID:VroTFBnE
激辛の自演はウザイ。もう止めてくれ。
75 :
j' :03/04/15 15:11 ID:pYtzCpQi
『豆腐』 国産丸大豆 砕こう 砕こう 砕いて水にさらす 水は天然水 その中ににがりを混ぜる その後四角い型に入れて待つ ひたすら待つ 待つ 待つ 待つ 待つ 待つ 待つ 待つ 待つ 待つ 待つ 豆腐完成 豆腐 白い豆腐 あっさり味 醤油が友達冷奴 豆腐 白い豆腐 あっさり味 醤油が友達冷奴
76 :
名前はいらない :03/04/15 21:29 ID:zI2j8wP5
>>75 「待つ」という字が並んでいると
虫が行列で待っているみたいだね ワラウ
>醤油が友達冷奴
こういうのは幼児の歌に出てくるような気がしますが、
詩を書いていて安易にこういうのを思いつくと
何となく恥ずかしくてすぐ自分で否定したくなるのですが(私はね)
あなたは、あえてそれを乗り越えて書いている気がします。
寒い詩以上のものはあるので、結局いつも印象に残ります。
ちょっと前の詩
うり
うりうり
の並べ方は可愛いいやらしさが出ていました
触りたくなる うり 気持ちよい うり
て感じかな
77 :
すてら :03/04/15 22:39 ID:QWqMQuDY
朝ご飯 苦にされ 疑われ 口半開きのまま 朝に気づく サランラップの表面に 黒いインク 「愛しているよ」 箸立と味の素 癖のある食器の配置 金魚は一晩中 ここから逃げる夢を見ている 僕は朝食を 食べきれないふりをしている 僕は朝食を あえて残すつもりでいる サランラップの表面に 赤いインクで 愛している(笑) 光指す朝の食卓 滲んだインクが僕も残す
「ひろがり」 意味もなく なかった 風だった 風が頭のレバーをじわり じわり じわり 雲のストライプが空に光った 風だった 胃が痛い 風だった 意味はなかった ただ、僕は とにかく意味はなかった とたんに 風が腐った
79 :
名前はいらない :03/04/15 23:40 ID:zI2j8wP5
>>77 愛情と倦怠の朝かな
お祭りの赤い金魚がビニールに閉じ込められていて
可愛そうだった事を思い出しました
一つ一つの“行”が1枚の写真のように感じます
>サランラップの表面に
>黒いインク
>「愛しているよ」
>箸立と味の素
ここは特にかっこいい行です
「味の素」はやっぱ赤い蓋ですか?
すごく具体的なのに幻想的ですね
>愛している(笑)
(笑)は、なくても ない方がいいかも。
80 :
すてら :03/04/15 23:53 ID:QWqMQuDY
評価有難うございます。 (笑)にはわかりにくいとは思うのですが 深い意味があるのです。 こういうのって説明した方がいいんですかね。
81 :
すてら :03/04/15 23:56 ID:QWqMQuDY
評価有難うございます。 (笑)は一応深い意味があるのですが、こういうのって 説明した方がいいのでしょうか?
82 :
名前はいらない :03/04/16 00:26 ID:LHQVjlsa
最初の2行が一番ひろがってる気がします >風が頭のレバーをじわり とてもおもしろい表現ですね 「じわり」の繰り返しの後が拍子抜けかな 「じわり」の単語と「繰り返し」はがくると 自然に次を期待してしまう癖があって 抜くなら抜くで・・・と思ってしまう >胃が痛い >風が腐った の2行も、もったいない気がしました キランとしたものになり損なった何だろう あー出ない 思いつかない・・・寝ます
83 :
名前はいらない :03/04/16 00:36 ID:LHQVjlsa
>>81 ああそうなんですか
じゃやはり(笑)大切にした方がいいです
ステラという映画好きです おやすみなさい
>>82 批評ありがとうございまふ
ふらふらした感じをイメージして書きました。
じわりはその通りですね。
読み直してみて同じことを思いました。
おやすみなさい・・・
85 :
名前はいらない :03/04/16 02:08 ID:x5xY8jAZ
「4月」 「選挙には行きましたか」 「お昼頃に」 「お天気が良かったから」 「投票率は」 「まあ、なかなか」 言いたいこと そんなことでは 若草色カーディガン 切ったばかりの髪の先を まだらの春風梳ってく 「駅前の書店が」 「閉店にね」 「急なことで」 「困ります」 「ほんとうに」 聞きたいこと そんなことでは 残る桜 一片の花弁 横切り フロントガラスとおり抜けて 言いたいこと そんなことでは お互いに そう
86 :
名前はいらない :03/04/16 07:23 ID:1S/CaFzr
「季節」 新しいスーツに身を包むやつ 古びたスーツを着せられるやつ 桜の香りも気づかずに 今朝も霧がかる人込みに突撃していく 暴力 罵倒 友人 金 戦争 批判 平和 利権 覆面をかぶるやつ 覆面をはがされたやつ 人・地域・国それぞれの 様々な季節が始まる 正義ってなんだ 論理ってなんだ 道徳ってなんだ 日本は春 今日もまた何気なく一日を始める
87 :
86 :03/04/16 07:33 ID:1S/CaFzr
勢いで書いたら大したこともなく、皆さんのを読ませて頂いたらやはり戦争と今の日本ネタは出てましたね^^; なんかツマランものになってしもうてスマンです もうちょいひねったネタ考えてきます
88 :
すてら :03/04/17 01:47 ID:SOxJE6YJ
「別れ」 今この瞬間離ればなれになる君の 大きく切ない後ろ姿 旅立ちは正に 君のドラマの一部に 僕のフィルムの一枚に 常に願っていたのは一緒に居るコト 微熱混じりの体から 溢れる沢山の悲しみ 後は心に穴があくというより 想いが心につまるばかり 一気に気持ちを切り離す様な その位の潔さがあればいい 沸騰とたお湯みたいに なかなか冷めない僕は さよならの一言を コップの中にいれたまま・・・ 涙と汗と
89 :
山崎渉 :03/04/17 12:46 ID:eCtYXLid
(^^)
90 :
山崎渉 :03/04/20 02:08 ID:1+CNA/cT
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
91 :
採点 :03/04/20 15:20 ID:Q5/01OLw
>>88 「別れ」読んでて悪くは無いけど得点は35点。結局何が言いたいの?的な詩は上手い文体でも配点が低くなる。
何でコップの中に汗と涙が入ってるのか?涙はいいけど汗が問題だ。想像して気持ち悪い。
「君のフィルムの一枚に」とか文体のいいのは幾つもあるだけ構成力に問題ありなのかも。次に期待!
92 :
採点 :03/04/20 16:57 ID:Q5/01OLw
93 :
芦屋 :03/04/20 21:01 ID:/rlbs+yT
映画やドラマや小説や ツクリモノの世界のなかで 言葉たちは全部キレイ 誰かをののしるような汚い言葉でも 誰かに打ち明ける秘密の言葉でも 愛をささやく甘い言葉でも そのキレイさには変わりなんてない なのに どうして彼がささやいた あの甘い言葉には 吐き気を覚えてしまったのだろう だから 私はまだ脇役のままでいる
94 :
ころり :03/04/20 21:14 ID:i5DoJi1C
『Secret』 時間に遅れると言って君は慌てて部屋を飛び出した ルームナンバーに僕等の秘密の暗号 君が瞳でサインする 何気ない振りをして傷を舐め合った二人は それぞれの場所へ戻る 僕は僕の中の何を見て君を抱くのだろう 小さな頃から守りきれてない人、もの… 君の中に遷すもの この胸が潰れそうな そんな疎外感と 未知な心を探す 長い間君に言えない言葉がある 不安を埋める君の声 優しさに狂いそうなそれは 僕の心を掴んで決して離さない 君の支配下で息苦しくも快楽に酔いしれて 「愛している」 そう思ったときにもうしっかりちゃんと 恋人になれる気がしていたんだ ** あ〜これは駄作だな…でもなんか楽しいんだもん(誰
95 :
名前はいらない :03/04/20 21:18 ID:i5DoJi1C
>>93 すっごいいいんだけど!めちゃめちゃ気に入ったんだけど!
一人前に評価出来ないけど…(汗
96 :
あほ :03/04/20 21:41 ID:zgbcCjFH
朝の英雄が独り言 私は飲む 牛乳を――誇り高き命の奔流を! まだ寒い、ホームの端に立つ、崖を見下ろす英雄のように 朝の霧を横顔で耐え地獄の列車を待ち! もちろん――私も牛乳も単なるそれに過ぎぬ、 自販機の100円瓶であり、冷凍肉工場のパートでしかなかろう! ――だが、それが何だというのだ? 私は死なぬ! いかに陳腐な存在であろうとも、浮世の虚しさは百も承知だ! 甘ったれたボンボンのように世を儚みはせず、 ひたすら無意味の為に働き――より正確には冷凍パックを運ぶだけ! ちっぽけな給料は豚の横腹より狭い部屋の家賃に消え、 そして愛さず愛されず、週刊漫画誌を読み漁る中年男の日々! ――みっともなく惨めたらしく、しかし私は耐えるのだ! 誰をも僻むことなく!虚無をも吹き消すこの英雄の精神で!
97 :
j' :03/04/21 11:29 ID:rs1eBh5r
『赤い水』 手首切ったら赤い水 ドクドク 流れ溢れる ぢっと見る 僕がいる ドクドクドクドク 止まらない 赤い水は流れ落ちるのを止めない ドクドクドクドク 赤い泡を吹いて 火山の溶岩の噴出の様に 流れる 赤い水 赤い水 僕は疲れて来たのでその場に座った 段々手首が乾いてきたので左隣水のはってある風呂桶に手首を入れた 手が冷たい 風呂桶はやがて赤く染まる 赤い水が透明な水より多く風呂桶の中に流れるからだ 今は未だ水の色は薄い朱色
98 :
柘榴 :03/04/22 23:36 ID:txGjvBr4
【さようなら】 すっかり忘れてしまったあの時間 色々なことを考えた 星に何かを願った でも もう 戻ってこない あの時間 人はすぐ忘れてしまう ちょっとしたことで何もかも・・・ 星が消えてなくなってしまうように・・・ もう2度と戻ってこないあの時間 あの時間に色々なことを考えた 君と一緒にいたことや 星を眺めて楽しんだこと でも もう何も覚えていない あなたと過ごした時間でさえ・・・。 さようなら 告げるよ君に 全てを捨てることができるのなら さようなら 告げるよ星に もう2度と会うことはないだろう さようなら全てに告げるよ さようなら
99 :
白萩 :03/04/23 01:18 ID:43eqL9oJ
「空白」 満たされるのがこわいって 呟きながら椅子の下 さむざむとした空白を 受け止めかねてただ泣いた 堆積してゆくこの日々に うたいたい歌はありますか えがきたい絵はありますか 強い腕に甘んじ 空白を塞ごうとするきみへ まどろみを貪り 空白を凌ごうとするきみへ 際限無き咀嚼で 空白を満たそうとするきみへ 空白は空白の侭 抱えているのが しやわせなのだと いつか思い知るが良い 一次元の視点 ニ進法の思考 ただ空白に満たされて あたしはしづかにいきをする
100 :
名前はいらない :03/04/23 01:37 ID:zfDfDC+z
ナッパッパ〜、愛してるよ。 ナッパッパ〜、愛してる。 動けないサイヤ人など必要ないけど。
101 :
名前はいらない :03/04/23 11:26 ID:CV3Ex+cm
102 :
菖蒲 :03/04/24 20:32 ID:rEUY6+0/
あなたが触った 髪、唇、下着、身体 あなたが触った あたし。 愛しく愛しく 触れるゆび ずっといっしょに ずっといっしょに
103 :
月ヲ染む :03/04/24 21:43 ID:SPkPdLqx
「万華鏡」 時間ばかり 無限のよう 反時計まわり でも時は戻らない 飾らない貴方が誰より好きでした ありふれた終わりを迎えた今も サヨナラ… ヒビ割れたガラスの模様は まるで可憐で哀れな華のよう 未来に飾る花束を慈しむ日ははないでしょうね 貴方が最後にアイニキタカラ
104 :
月ヲ染む :03/04/24 21:53 ID:SPkPdLqx
「天気予報」 火の雨は落ち 正しき人も 悪しき人も 関係なく連れ去ってゆく なんという平等だ 完全だ それを決めた人はもっと絶対だ 平和の仮面の下で 今日も誰かが死んだ でも地球の質量は 生まれ出でた日から変わらない なんという日常風景だ 僕らには BGM代わりの朝のニュース 明日の天気は火の雨です みなさん 傘と対空砲を忘れずに
105 :
満帆 :03/04/25 00:49 ID:aN47BqrX
うずまき あの広い校庭のような あの白い校舎のようだ 水泳場をからすが今日もつんざく ひとり立たされて つま先で描いた絵で うずまきを起してる あの黄色い花火のような あのうるさいテーマのようだ 暴れまわって今日もとがめられる ひとり立たされて つま先で描いた絵で うずまきを起してる それを思い出して、みんな死ねよ、と 今日も思い出して、おれも死ねよ、と ふりまわす拳に、うずまきがからみつく 懐かしさのいたい、今日この頃 いたい思い出思い出す、今日この頃
106 :
採点 :03/04/26 15:25 ID:g08xuMSC
>>105 「うずまき」70点。過去の暗い思い出を爪先で渦巻きを書く事で想像を巡らす詩。
暗い詩だけど詩自体の評価は悪くない。さっぱりと分かり易い。学生向けなのかも?
107 :
華閃 :03/04/26 15:46 ID:fW+VPFfz
≪幻想≫ 記憶の彼方に映る影が 真実をちらつかせる 届きもしないのに手を伸ばす その手はただ虚空をかき 虚しさを残すばかり 追いかけるのに追いつけなくて 涙 流す いつの日か自分が何を追いかけてるのかさえ 闇の中 夢の彼方に映る幻が真実をちらつかせる あと少し あと すこしなのに ちっとも近づけない
108 :
凶也 :03/04/26 16:06 ID:aw52yXvf
がらんどうのジーザス 毒のバリヤー キック&タフ 興味本位で上位記念 盗作が創作 そうさ! パパママ 共倒れ どーも そーすか マジ 完全に感電する ケツ出せ決戦する 東北 とうへんぼく いちげんさん とがめねえ 革命すMC凶也 体現する 体験さす さしずめ 天変地異前触れ 日本列島 驚嘆する 共感して 共闘する
109 :
採点 :03/04/29 16:23 ID:vlbt6zdy
>>108 感覚を上手く表現してはいる。55点。雰囲気で強引に持ってく所はなかなかいい。
>>107 「幻想」55点。文章は悪くない。ただしありきたりな詩になってる所がマイナス。
訴えたい事は十分伝わってるからあとは又別の表現を試してみよう。
110 :
名前はいらない :03/04/29 17:12 ID:iaf8ZNd+
文字という戦いの上で 描かれていく自分自信 見たくないよ 汚い自分を 一回のセックスで忘れらるなら 千回のオナニーで忘れられるか そんな事いいながら汚れて行く 文字という戦いの上で 汚されていく自分自信 作りたくないな こんな詩
111 :
採点 :03/04/29 18:53 ID:vlbt6zdy
>>110 45点。単純な詩の割に中段が非常に強い訴えを出してていい。
でも1.2.3段落全て独立した詩にも読める。又繋がって読むと最後の段落が悪い。
112 :
名前はいらない :03/04/29 18:56 ID:bGE+ab3+
誰か 俺に 金を おくれでないかい もっと もっと 金を おくれでないかい おれに おれに 金を おくれでないかい 1円でも 5円でも 10円でも 100円でもかまわないさ だれか おれに 金を おくれでないかい おくれでないかい 金くれよん 金くれよん 金くれよん
113 :
採点 :03/04/29 18:58 ID:vlbt6zdy
>>112 19点。金に執着した笑える詩なんだけどもっと深い意味を入れて欲しかった。
114 :
満帆 :03/04/30 02:55 ID:afsydv/Z
からす峠 右の方向をからすが見てる 高速度のかめらで車を見つめてる 迷わずに涙を流さずに手を振った からすよ、あいつを見守ってくれよ こはくに閉じ込められた姿に さよならしたから捨てるよ 夕凪の下で手を振ってから 公衆電話のなかで 地面をなじってる つま先でなじってる 笑わずに言葉を起さずに手を振ってから 心を叩き起した からすよ、おれを忘れてくれ ほら、こはくに閉じ込められた姿を投げ捨てるよ 梺の拡声機が鳴ってる 響いてる あいつを見届けて、明日が近くなって あいつを見届けて、昨日がなくなった
115 :
j' :03/04/30 15:18 ID:cdq5ML7U
『猫の髭を鋏で切る』 チョキッ! 切るぞ 鋏で切るぞ 切るぞ 切るぞ その髭を 猫の白い髭 長さ約10センチ ピン!と一本伸びている あの髭を切るのさ 例え何が起きても 星空の影で 雲の切れ目から 月の光が僕を照らす 今夜の星空は何て美しいんだ! 僕は空に向かい歌う! ラララー!ラララー! 髭を 髭を 髭を切る 猫の髭を 六本 髭を切る
116 :
名前はいらない :03/04/30 16:04 ID:flZCvd0Q
>>115 「猫の髭を切りたい欲求」と「夜空を見ている気分」の組み合わせが
すごいですね。いまいちビジュアルとして“ピン”ときませんが発想が面白いです。
前詩「赤い水」は不潔で気分が悪くなる感覚を得ました。
同じ死を描いたものでは他スレの「墜落?」だったかな が好きです。
墜落の迫力を削ぎ落とした中にも時間、空間、死を感じました。
心惹かれるものはいつも手をかすめる 無理と分かっていても 不幸になると分かっていても そうさ この目がいけないんだね 暗闇の中に心がこびりつく てこずったけど もう何も感じない あはは 涙がでるや
118 :
デルタ :03/04/30 21:54 ID:1xKPGvxr
「氷が愛を囁く」 からり、とコップの中で囁く氷 それに答えるように 君は席を立つ ――― もう、出て行くんだね 言葉は音を成さない けれど君は頷いた 深く深く からり 僕たちの感情は冷え切っているはずなのに 氷は溶けていく ドアに手をかけた君は、もう振り返ることはない そのドアを開ければ 僕たちは他人 からり 溶けていく 僕たちの絆が、溶けていく 溶け終わった氷のように君はもういない 僕は空を仰ぐ やがて会うだろう君に話し掛ける 『今の僕には無理だったけど、 明日からの僕には出来るはずなんだ。 その時は他人だけど その時は他人だから ゼロから始めよう 次こそは 溶けない愛を見つけよう』
無限に広がる 閉じることのない痛み 気づけばそれは手遅れで もう一度手を伸ばしてみても ただただ無限に広がる それは凍てつく自分 無限の自分 広がる自分
見れば あの向こうの先に 僕がいる あなたがいる みんながいる 僕がいられる その歓喜に僕は叫ぶ “窓の向こう”
121 :
名前はいらない :03/04/30 23:03 ID:flZCvd0Q
>>117 ハンドルネームがおじさんぽくていい!
手をかすめる、心がこびりつく、てこずった
のような単語が温かみがあって、一行一行が染込んできます。
人を感じる詩です。
>>118 氷が融ける設定とストーリーの進行は雰囲気があります。
ただ内容と視点がTVドラマにありそうなので、
せっかくなのにもったいない気がしました。
2つの状態の変化を組み合わせた詩がいろいろあるのではないかと、
アイディアが膨らみました。ありがとうございます。
122 :
満帆 :03/04/30 23:05 ID:afsydv/Z
うつくしや、月は見えぬがこの宵の、 空を仰いだ、佇みの かげにけぶるは、 煙草のけむか、後悔か、 果たして明日の計らいか、 口惜しい人への呟きか、 いとしい者への地団駄か、 どうでもよさげな溜め息か うつくしや、月の見えないこの宵は、 陰にけぶった陰だけが、 幼く過ぎる春連れて、 そっと頬を殴って消える 頬を殴って消えてゆく 殴って陰から遠ざかる うつくしや、月の見えないこの宵に そを確かめて意地悪くもカメラを握る 人の灯りを写さんと、 けぶる陰にまた殴られる 殴られながらも、 一人、人の灯りをカメラへ入れる うつくしいが、月の見えぬこの宵に 陰はまるでお誂えだ
123 :
bloom :03/04/30 23:09 ID:bLPxDCQc
124 :
名前はいらない :03/04/30 23:35 ID:flZCvd0Q
>>119 一行一呼吸、深呼吸な詩。広がります。
感覚的に楽しめるシンプルでも飽きない詩です。
>>120 叫ぶ言葉に歓喜を感じれません
125 :
名前はいらない :03/04/30 23:56 ID:flZCvd0Q
>>122 古文調の響きが美しです。
>うつくしや、月の見えないこの宵は、
>陰にけぶった陰だけが、
が特に。
後半「殴る」が多いのですが、その繰り返しが、
強くも弱くもなく生温いので、大雑把に感じました。
126 :
テストまえ :03/05/01 00:05 ID:tbmQnZoQ
机を指ですくえば ふりつもったホコリが道をつくった あたりのたつまき まきあげて この広い机を別荘にしよう 赤いけしごむ ころがして なんてこともない一枚の布を ひっぱってひっぱって この空をつつむ強さを手に入れた ここから黄色をとばしあって 星座をいくつ つくろうか この机の上で 足を踏み外さないように おどる 踊る 満月が黒に負けないうちに手をのばして エンピツけとばして紙を広げよう 描ける映像は まぼろし 歌うときにはすべてが夢 紙の上のあしあとは 時間がたちすぎてひろえなかったよ 時計よ さけべ
127 :
採点 :03/05/01 17:03 ID:UucbW9Jd
採点して欲しい詩はありますか?
128 :
白萩 :03/05/01 20:24 ID:SeQ7eGrF
「処理場」 きみはなにを、見ていたの 荒野を離れて この街で 処理場を裸足で走る 少女の踵は血塗れで 書割の景色、此れは現実 張子のビル、此れが事実 映写された空、此れこそが真実だったのに 少女の汚れた頬だとか 握る刃の輝きだとか 硝子を踏みしだく血塗れの踵を 照準器に収めて 不意に立ち止まり 顔を上げ、見えない筈の私を見た 餓えた大きな瞳めがけて 私は引き金を引いた 荒野で生まれた者ゆえに 握る刃が与えられ 荒野で生いた者ゆえに ひとに刃を向ける事がゆるされたのに 廃棄された処理場に立ち尽くし 私は今でも荒野を想う 少女の眸を撃つ夢をみる 握る刃は与えられず 弾丸尽きた銃身は語らず 其れらを判っていても尚 あのとき 私は引き金を引いた
影がわかる、白い言葉よりも あしたの夜はあせるよりもむしろ滑り落ちるバターのように 焼け爛れた指の先がビルの壁を我が物顔に登るとき ただ金色の雨は間違いを告げるためのソフトビニールの塊をマンホールに挟む 笑いは更なるエレジーを摩滅した高速道路の白線の上に展開する 小気味よい西側の国の言葉は確かに照れを隠すけど 光らないモニターの中に映る沸騰したプールの影が 遠いマグワイによりかのものが兄弟であることを知る
130 :
crazy bazook :03/05/02 00:49 ID:3RnmzCDW
眠れない夜を歌ったものです。最高傑作!!!
他の作品も読みたければ→
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/8327/ 無断転載はやめてね!
『すいみんの取り方』
おれは、ふと思った
蒲団に入っても、考え事ばかり
こんな時に、一番想像が膨らむ
眠る時間が本当に勿体無く感じる
眠りの中で記憶に残るのはごくわずか
しかも、ろくでもないのしか残らない
テロリストに襲われたり、金が盗まれたり
こんな時に、誰か差し出してほしいな〜
1粒で1時間分の睡眠が取れる
カプセルとかあったらいいのに
誰か作ってよ!
ノーベル賞取れるぞ!
それが無理ならおれが一生面倒見るから
おれの考えたあらゆる事の
成功で何とか報酬は払うから
あぁ、今いい考えが浮かんだのに
ウトウトウト・・・
ン!?おれ、何を考えてたっけ?
またやってもうたわぁ〜
131 :
名前はいらない :03/05/02 03:05 ID:eHTRCaT2
『風鈴』 チリン アパートの窓のひさしにつけている風鈴がそよ風に揺れて鳴る 風鈴をつけてくれたのは僕の彼女だった 以前近所の夏祭りの時、テキヤから500円で彼女が買って 僕の部屋につけてくれた風鈴だ チリン 彼女とは8年前に分かれてそれっきりだ 人づての話に彼女は去年交通事故で亡くなったと聞いた チリン 今、彼女が死んだという午前1時20分 チリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリ
132 :
j’ :03/05/02 15:54 ID:/v9RKVbg
>>131 人の詩を盗作した挙句改竄するとは!無礼だ!
133 :
j’ :03/05/02 16:19 ID:/v9RKVbg
134 :
書き殴り :03/05/02 16:24 ID:lrkztqzV
>>128 悲壮感の中に、
強さ、弱さが反発しあってる感じが俺はすごく好きです。
135 :
名前はいらない :03/05/02 18:00 ID:7nHwPxIw
ぱっと咲いて ぱっと散る そんな美学忘れたな そんな生き方忘れたな ちょっと立って 下を見る そんな努力忘れたな そんな心忘れたな ぱっと咲いた桜をみて大きな春を感じました その下に咲くタンポポの花小さな春を感じました 踏まれても 蹴られても そんな美学覚えたい そんな生き方してみたい 根を張って 意地を張る そんな努力してみたい そんな心掴みたい もともと小さな綿毛の一つ たまたまここに根を張りました だからあなたに会えました あなたのために来ました 選ばれし者 勇者です 選ばれし花 タンポポです 忘れかけてた そのこころ
136 :
crazy bazook :03/05/02 19:46 ID:oAU9PH3q
眠れない夜を歌ったものです。最高傑作!!!
他の作品も読みたければ→
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/8327/ 無断転載はやめてね!
『すいみんの取り方』
おれは、ふと思った
蒲団に入っても、考え事ばかり
こんな時に、一番想像が膨らむ
眠る時間が本当に勿体無く感じる
眠りの中で記憶に残るのはごくわずか
しかも、ろくでもないのしか残らない
テロリストに襲われたり、金が盗まれたり
こんな時に、誰か差し出してほしいな〜
1粒で1時間分の睡眠が取れる
カプセルとかあったらいいのに
誰か作ってよ!
ノーベル賞取れるぞ!
それが無理ならおれが一生面倒見るから
おれの考えたあらゆる事の
成功で何とか報酬は払うから
あぁ、今いい考えが浮かんだのに
ウトウトウト・・・
ン!?おれ、何を考えてたっけ?
またやってもうたわぁ〜
貴方の価値観で 私をはからないで 私を私と見て 何かを基準とするのではなく 私は可愛くもないし 痩せてもないし 胸もないし 優しくもないし 頭もよくないし 自己中だし だけど少しくらい愛してください 私を私と見て 誰かと比べるのではなく 誰よりも劣ってる私だからこそ 愛してください だって私の欠点は貴方を幸せにするでしょう
138 :
名前はいらない :03/05/03 01:22 ID:2qicNx3d
すいません 詩を探しています。どこのスレだったか忘れました。 見たことあるって人は、リンクやコピペお願いします。 確か、こんな言葉がありました。 「春さん さようなら 夏さん こんにちは」 ↑ これしか覚えてません。ごめん
139 :
満帆 :03/05/03 21:01 ID:hKh7Hnph
青空の旅 南を向く風のなかで 暖かい風のなかで 秋の冷たい暮天の下で 待つだけ待てば忘れて帰れよ おれは戻らないかも知れないさ 寒くなる前に家へ帰れよ 暮雲落日から あゝ 乾かした月も煙草の煙のなかへ 昼間の空で乾かした月が包まれた あゝ 青空とおれは共に旅に出る おれは戻らないかも知れないさ 青空の旅から 南を向いた風のなかで 暖かい風のなかで 秋の透んだ青空のなかで 待つだけ待てば忘れて帰れよ おめえは何時まで待ってんだ 冬が来る前に早く家に帰れよ 草蒼の上から あゝ 満足りた良い日を思い出す 町のなかにある日を思い出す あゝ おまえは今どうしてる おれは戻らないかも知れないさ 青空の旅から
140 :
ジャスミン :03/05/04 03:51 ID:UnZJGTIB
心は何処へ行ってしまったの 私の愛はそれとも恋? 爽やかな風が頬をなでます 心の中は… ジャスミン…
141 :
トト ◆11OP6jvOf6 :03/05/04 10:58 ID:gDnvBJUE
今の私には何でも有る様に見えて何も無い 抱き締めてくれる腕も 優しく頭を撫でてくれる指も無いの 満たされない 確かに私はどちらかといえば「幸せ」な方でしょう 衣食住も有り 家族も在る ワガママだとわかっています それでも私は満たされないの 絵に描いた様な「幸せ」手にしながら それ以上を求めるのは贅沢でしょうか? 理解されたいと願うのは贅沢でしょうか? 一体いつまでこの血塗れの ママゴトを続けていれば 私は救われるんでしょうか?
142 :
トト ◆11OP6jvOf6 :03/05/04 11:03 ID:gDnvBJUE
私は昔から他人に依存しないと生きていけなかった。 私は誰からも必要とされないし大切にされないし愛されないのは小さい頃から分かっていた。 拒絶されるのが怖くて無理をする。 笑うバカげた遊びをする。 …でもそれは本心じゃない。 冷めたもう一人の私がいつも冷たい目で遠くから見てる。 私はいつでも愛されたい。 だから明るく振る舞うのよ、バカみたいに。
143 :
名前はいらない :03/05/05 23:46 ID:g0sHkbxB
言葉がないと 私は生きて行けません 頼らないと 私は生きて行けません 悔しいから 私は生きてゆけます 悲しいから 私は笑うこともできます 自分を 自分で 傷つけないで 優しくしないで 悲しくしないで からっぽにしないで 幸せにしないで 自分だけを見ないで 少し気づいてみれば 皆 人の言葉に 傷ついて 守られて 頼りたくなくて いつも どうすれば いいのか 悩んでいました それに気づけて 私は 嬉しかった
135からいきます。
>>135 春になって、殊勝なことのひとつふたつ言いたくなる。
しかしそれが、どこまで実感のこもった本心なのかが問題だ。
決意というのは、あまりたくさんするもんじゃない。
タンポポは決意なしに咲く。
>>137 最終行の「だって」が効いてます。卑屈です。
相手の価値観を否定したうえで愛されたいというのは。
>>138 わかりませんでした。ごめん。
>>139 不明確な反復とか、二人称の不徹底とか、あります。
あゝを用いることで安易に感慨を示しちゃうのは、
僕はあまり好きではないけど、
文語的雰囲気を出すのに手っ取り早いのは確かで。
>>140 あー。風ひとつで恍惚となれる呑気さ。春だなあ。
>>141 疑問符をつけるのが早すぎる。
そこにある問いと小一時間格闘してから詩になさい。
誰にでも訪れる問いではなく、自分だけの問いにしてから紡いだ言葉なら、
あなただけの詩になるでしょう。たぶん。
>>142 答えを出すのが早すぎる。あるいは、そこまでなら誰でも出せる答えなのです。
その公約数では、けして割り切れていない部分があると、僕は睨みます。
>>143 ふむ。142に同じ。
私という言葉をたくさん使いながらも、
私そのものがどこにもないように思えます。
145 :
名前はいらない :03/05/06 23:47 ID:Wsf8Fbj5
その時は 素直な気持ちはいりませんでした 素直さよりは 潔さがとっても必要でした 好きなヒトに彼女ができた こんな時 気持ちに区切りはつけたはずなのに 私の目先にはいつでもあなたがいました 目を閉じてもあなただけしか見えませんでした きっとこんなことも自然に 「なくなるんだ」と 言い聞かせて 今の私の顔を誰にも 見られないように そっと手を顔に合わせて 必死であなた以外のことを 生きがいに してゆきます だからもう 私・・・泣かないで。
146 :
トト ◆11OP6jvOf6 :03/05/07 00:36 ID:rNCRaw5v
147 :
「今もあまり変わらない」 :03/05/07 15:30 ID:V63jPyzg
その頃の俺は 今より20キロ体重が軽くて 今はもうない喫茶店でアルバイト していた若いもやしだった かわいい女の子を町で見つけると もやしの根みたいな粘っこい視線を這わせ 熟れた唇の割れめ 薫りたつ閉じた腋の割れめ 未知の割れめなどに俺はからみついた 擦れあう太股の割れめを三階から眺めたこともあった どんな時でも彼女らは 俺のからむ視線を たとえ背中からでも感じとり 的確できっぱりとした鉈で 伐り払ってくれたのだが 女性客のカップは洗わずに 割れめの触れた跡を白く味わっていた頃
148 :
137 :03/05/07 19:42 ID:uucGx7zq
膨らむ膨らむ膨らむ。 マイナス思考。 しぼむしぼむしぼむ。 プラス思考。 そうして私はまた崖の下 這い上がる気力さえ失ってしまう 膨らむ膨らむ膨らむ 満たされぬ欲求 しぼむしぼむしぼむ 現実となる可能性 そうして私はまた崖の上 飛び降りる準備を始めてしまう 私はまた同じ場所にだけとどまる。
>>145 うん。これはこれで、ひとつの思いを言葉にしたのだろうけども、
たとえば僕が読みたいのは、「私」の目にうつるどんな風景が、
どんな「あなた」の存在が「私」を動かしているか、
そしてどんな「私」だけの言葉でそれを描いているか、です。
第2連に1行だけある状況説明では、それは分からないし、
思いをただ水のように流すだけでは、なかなか心にひっかからない。
見たくないものを、あえて凝視するといいかもしれません。
>>147 「もやしの根」がはっきりイメージできて、
おかげで主人公の微細な視線のキモさがすごく伝わってくる。
しかし、タイトル「今もあまり変わらない」とするなら、
その「今」もどこかに含めておいたらどうかと思う。
変わったのなら、それはどこなんだろう、と気になった。
>>148 心のありようを「崖」にたとえるのは、ありがち。
2連と4連では崖の持つ意味が違う、というのは面白いけど。
最終行こそがこの詩の一番言いたいことだと思うのに、
うまく接続できていない感じがする。
とどまらずにはいられない理由が、うまく見えてこないのだ。
150 :
ひまわり :03/05/08 03:01 ID:l7xcu2Zn
「無題」 この世には 男と女がいて 男には力を 女には美をあたえた この世には いろんな人がいて いろんな悲しみが ある 選べたら いいのにね 自分で 選べたらいいのにね もがいて手に入れたわけでもないのに それをふりかざしては なにもない奴を見下す そんな世界だから・・・ 選べたら いいのにね ひとつずつ 選べたらいいのにね 悲しいよ 悲しいよ 逃がして・・・
151 :
ひまわり :03/05/08 03:49 ID:l7xcu2Zn
「無題」 世界中の歌で まだ誰も歌ってない あなただけの悲しみ 抱えているなら 夜の耳にそっと打ち明けて 月の風にそっと打ち明けて 光は私を受け止めない 綺麗な言葉は傷口に酸 悪魔の愛撫で癒されたいの 汚れた狼 舐めずりあう 愛しているというなら 証拠を見せて 私のために 手首でも切ってみせて 他人の慰めなんて聞かなくても 世界は私を 待ってるはず
152 :
名無し :03/05/08 07:03 ID:w5YTvqhR
「月」 いつもいつも見上げてる 僕は夜空を見上げてる 白い月 黄色い月 赤い月 青い月 緑の月 日に日に変わってる 同じ事など何もない 月の光に照らされて 今宵も僕は君を思う
153 :
『陰の中』 :03/05/08 19:48 ID:9b3BIbDt
死んでしまうことよりも 愛されないことのほうが 嫌われてしまうことのほうが すごく僕は怖くて へらへらと顔色を伺い 何も気にしてないフリをして 誰もいなくなった陰の中でひたすら 僕を あるいは他人を 蔑む 偽りは所詮 真実にはなれず 胸の奥にある 大切なものさえも どろり どろり 少しづつ 蝕んでいってしまう 言葉に力は無く 想いは空回り 時折あなたは僕に愛を尋ねるけれど それすらも僕は 陰の中で。
154 :
佐藤 :03/05/09 00:06 ID:kC+sJYu9
嫌われてるから 嫌い 好かれてるから 好き まるで自分がない もともと自分なんて なかったかのように 振舞う 愛想もなく 全てに無気力 皆に「私はここにいるよ」って 言いたいのに 下唇を噛んで 喉より奥にしまってある言葉を 吐き出そうともせずに うつむくか 窓の向こうに 現実逃避 「こんなの自分じゃない」 ささやく甘い言葉に まどろみながら 不幸せと毎日 暮らす
155 :
氏名黙秘 :03/05/09 01:08 ID:019xUYnD
こんばんは たまたま 詩 板 を見ていたら ひまわり という名前をみつけました。 昔、パソコンを始めたころNIFTYの掲示板でみたような・・・ 懐かしいですね
156 :
避寒桜 :03/05/09 01:54 ID:dv23kCMz
『鏡』 誰かが笑ってる 声を立てて笑ってる 知ってる声の筈なのに 誰が笑っているのかわからない 気味が悪い 誰かが笑ってる 誰を? 何を? 誰が? 何かが 激しく歪んでる 誰かが笑ってる ・・・・・笑ってる? 目の前にある顔は笑ってないのに? 誰かが笑ってる 私の声で
157 :
芦屋 :03/05/09 21:10 ID:vLTfY/ha
ドラマや小説から 現実が生まれるのか 現実から ドラマや小説が生まれるのか 分からないけれど 私にとってあなたとの恋は まるでドラマそのもの それが初めての恋だからなのか あなたとの恋だからなのかは 分からないけれど 時々降りかかるハプニングも 全然怖くないの だって。 分かってるの この先にあるのは絶対にハッピーエンド
158 :
DEATH SOUND :03/05/09 22:09 ID:XkwjuEf4
「歌のない子守歌」評価お願いします 二度と出逢えはしないからAh...二度と出逢えはしないから 「そっと接吻を」と耳元に囁いた 二度と帰れはしないからAh...二度と帰れはしないから 「何故この空は・・・」と呟いていた あなたの耳元で呟き続ける「何故祈ったの?」 祈りは届いてしまったから 何故か言葉はそれだけが鮮やかに・・「何故祈ったの?」 誰より祈りを待ち望み 誰より祈りを想い続け それでも その花束は私を誘い出す 郷愁すらも感じられながら 言葉は繰り返されるままに 言葉は繰り返されるままに・・・ Ah...僅かな空が私の体に降り注ぐ もうあなたはいない・・・ 逢えなくて 寂しくて 帰れない 繰り返される呟きへの応えは‘それ’を優しく操る 二度と出逢えはしないからAh...二度と出逢えはしないから 二度と帰れはしないからAh...二度と帰れはしないから 誰も歌わない子守歌・・・
159 :
伯約 :03/05/09 22:14 ID:eQSxTIdx
お金を持っている人は偉いのだろうか? なら、ボクは偉くないなぁ お金を持っている人は幸福なのだろうか? なら、ボクは薄幸だなぁ 手元には、十円玉三枚
160 :
伯約 :03/05/09 22:17 ID:eQSxTIdx
人に嫌われたら、人生は終わりか? お金が無かったら、未来は無いか? 職が無ければ、明日は来ないか? いや、違う 死ぬまでは、コンテニューできる 死んだらゲームオーバーだ 死ぬまでは、諦めない
161 :
伯約 :03/05/09 22:19 ID:eQSxTIdx
159と160は別々で書きました。 続きではないし、連作でもないです。 ※ 伯=長男 約=貧乏な家柄
162 :
伯約 :03/05/09 22:26 ID:eQSxTIdx
辛口や罵倒でもいいので、意見を下さい。 参考にします。
163 :
動画直リン :03/05/09 22:29 ID:G9Q9SnoU
164 :
伯約 :03/05/09 22:58 ID:eQSxTIdx
雨の降る音を聞く 心地よい響きである こんな日には 屋外に出て 詩を書く 傘はユニクロで買ったものだ ここの傘は安いが丈夫である 外に出ると「あいつ」がいた 二年ぶりの再会なのだ 「あいつ」と話しながら 我が街を歩く 詩のことなんて アウト・オブ・眼中である 雨の日には 外に出てみよう きっと良い詩が書ける 二年前 「あいつ」は そう言っていた そういえば その翌日に 逝ったんだっけ 「あいつ」は
165 :
名前はいらない :03/05/09 23:13 ID:dOg6HyKI
今夜は一番好きなワンピースを着て 高いところに登ります 窓からこぼれる一つ一つの明かりに 幸せを祈りながら 日付が変わったら 蝋燭に灯りをともします ホールケーキじゃなくてごめんなさい 私の年齢プラス1本 甘いものがあなたは嫌いだったけど 私が全部食べるから許してください お誕生日おめでとう 生れてきてくれて有難う 私を認めてくれて有難う 私をなでてくれて有難う 私を残して逝ってくれて有難う あなたが天国にいるとはちっとも思わないから 地獄で待っていてください 私もそのうち地獄に行きます いるんだか分からない神様とやらが あなたの側に行くのを許してくれたら それまでは 私があなたの誕生日を祝い続けます 世界中の人があなたを忘れても 私があなたを覚えています 出会ってくれて有難う お誕生日おめでとう
>>150 第1連を否定しようとする詩だよね。
僕は男だけど力がないし、それは悲しみでよろこびだけどね。
どうせ選べないものなんだし、最後に救いがほしい。
>>151 各連の色合いがばらばらだな。言いたいこともばらばら。
どこに力点があるのかわからないです。
何かを伝えたい詩なのなら、一度よく整理した方がいいかも。
>>152 これ地味にいいな。シンプルに絞り込んである。
色が変わるってことが、効果的に誰にでも伝わる。
もうひとつ展開があってもよかったか。
人によって違うんかも知れないが、「今宵」って口語じゃないと僕は思う。
>>153 自分固有の生き方とか思想を、常套句にはめ込んでしまってる。
常套句でしか表せない自分自身についての詩なのかもしれないけど、
それならそれで、もひとつ徹底が足りないと思う。
何かに迷っているような顔して、実は開き直ってるんだよね。
>>154 自分て何だろう、から問いはじめればいいのに。
自分がないと言いながら、自分を自明だと思ってる、これも開き直り。
全体的に、もっと力のある言葉を。
>>156 ふむ。テーマ自体は、とても読ませるものだし、タイトルもいい。
けどずっと同じことを繰り返してるんだよね。
短い中に展開も確かにあるんだけど、やっぱり物足りなく感じてしまう。
>>157 いいな、さわやかで。
絶対にハッピーエンド、とか思えるくらいなら、
もっと浮かれればいいのに、割と冷静なのが面白いような、変な感じ。
何でドラマチックに仕上げなかったんだろう。
>>158 非常に申し訳ないが、「Ah...」とか「・・・」とか言葉の繰り返しとか、
僕はネタだと認識してしまうのです。
てか‘それ’ってなんなんだ。もしや、エロっぽいこと?
>>159 がんばって働いてください。
>>160 がんばって働いてください。
>>162 単純な思いや答えを言葉にしても、読む人はふーんとしか思いません。
ささやかでも驚かさなければ、人は面白いと思わない。
全財産が30円、というのは、社会人だったら少なからず驚きですが、
学生とかだったら別にありふれてるし。貧乏自慢しても仕方がない。
>>164 一転して、これは読ませます。
自然と出た言葉も魅力だし、ちゃんと最後に驚きも用意してあるし。
しかしながら、内容的には薄味です。
ユニクロの傘のくだりは、蛇足なだけに面白い。
蛇足を心掛けて書くと、割と面白いものが書けるかも。
>>165 名状しがたい怨念の詩?普通のラブソング?
もし怨念の詩なら、言葉の浮つきかたがすごく効果的です。
ただ、説明が足りないとは思う。
1、2連あたりをもっとふくらませるとかして、
もっとディテールに凝ったほうが、より実感として伝わったかも知れない。
読者の虚をつく展開の仕方は秀逸。誤読かなあ。。。
168 :
満帆 :03/05/10 04:02 ID:vYGyICaL
今日もおしまい じゃいけん 通りを過ぎて 振り返って 思いきり 人を怨んで 歩き出すのさ 練り歩くのさ 紙切れ一つで変る人生! 面を上げて 困り果てて 人いきり 金を掴んで 洒落にならない 馬鹿になれない 彷徨う小石に終わる人生! 家に帰ってろう 屁をして寝てしまおう 電気をつけて 寝転んで また一つ 不満を数えて 明日を待つのさ 生き延びるのだ 錆びついた鋏で進む人生!
169 :
初心者です。 :03/05/10 04:40 ID:dtrfeLLg
「異端」 私は世を愛さなかった、世もまた私を― 彼等の臭い呼吸のまえにへつらったこともなく 彼等の偶像の前に、恭しく膝を屈したこともなく 心にない笑みを頬に浮かべもしなかった うつろな木霊を崇めて、高らかに叫んだこともなく 人群れの中にありながら、その仲間とは扱われなかった。 彼等と交わりながら、ただひとり立ち 屍衣のように、人と異なる思想を見にまとった 今もなお、というべきか、あまりに心屈して汚れたのだが―
170 :
名前はいらない :03/05/10 05:57 ID:WLX5R1r5
『微光』 柔らかく霞みて酔える影 日は没して光は消えゆく (私もやがて逝き、消える) 霞―涅槃―休息と夜―忘却。
171 :
名前はいらない :03/05/10 07:43 ID:kbNYRd5Z
株価は下落 背広族の狭い背中 ビルから急降下 一度だけ開く赤い花 愚痴らずにいられますかって これが愚痴らずにいられますかって 気温は上昇 煩わしい環境保護団体 人口は急上昇 内臓で膨らむ下腹 愚痴らずにいられますかって これが愚痴らずにいられますかって 景気は停滞 背広は愚痴るだけ 思考も停滞 俺だって愚痴るだけ 愚痴らずにいられますかって これが愚痴らずにいられますかって
172 :
名前はいらない :03/05/10 08:31 ID:wNI4Q2G8
あなたが残してくれた天童の将棋 いつまでも捨てられずにいるの あなたはいつでもまばゆい道着を着て 白くどこでも輝いているのね ああ全日本空手道選手権大会 十年前の武道館で もう一度だけ あなたとポカリスエットを飲みたい もう一度だけ あなたの欠けた前歯で笑いたい
173 :
のぶゆき ◆KlmSeveDrM :03/05/10 08:42 ID:/l5Pf+76
寒さに震える部屋 あれは2003年の頃だった 飼っていた亀もいなくなり この部屋に1人 冷たい風に負けつづけていたんだ そんな日常が続く日ごとに俺は なんだか奇妙な夢を見始めたんだ レモンティーの中で泳ぐ男女 男は俺 女はいつかの彼女 「甘いね」「甘いよね」って言っては浮き沈み もしかしてメッセージ 世界に向けてのラブコール 「冷たい風が止みますように」 そして俺は単調なリズムで朝を迎える
174 :
:03/05/10 08:53 ID:FY2kSevY
「利用されたハミガキ」 口が臭いの ハミガキは忘れちゃだめね こんな僕にも2人でキスした 君の口も臭いね 2人で笑った 笑うともっと臭いね 2人でハミガキしよ
175 :
:03/05/10 08:55 ID:FY2kSevY
「ソカピ」 届くよきっと君からの手紙 想いを込めて絵を描いたんだ 君の笑顔の絵 未完成のままだけど君にあげる 私の顔 ・・・鼻の穴が3つ・・・。
176 :
:03/05/10 08:59 ID:FY2kSevY
「君の背中に寄添って変なコト」 好みの青年とすれ違うの 「うわー可愛い」 彼の側を通る女性は必ずこう言う なんでだろう なんでだろう 青い男の子 紅い女の子? スカートひらひらさせて 僕と付き合わないか? ハァ?俺は男ですよ。 今日から女に成りな うーん。良いカヲリだ・・・くんくん[お幸せに☆]
177 :
:03/05/10 09:12 ID:FY2kSevY
「女への憧れ」 若いってステキだね ああ。君に恋した僕は毎日変なコトあんなコト 神様お許しください ノーパン女装で通勤してしまって 同僚に気付かれないよう 1つ前の駅のトイレで着替えましたね。 馬鹿にされないように『罰ゲームで女装してます』というカモフラージュ 気付かれた?僕の荒い鼓動の興奮 はぁはぁ・・・良い 神様お許しくださいな 若い子供にパンチラさせて。 電車のなか 僕は ノーパン女装 1人ニヤニヤ ニヤニヤ幸せそうな青年ニヤニヤ
178 :
:03/05/10 09:15 ID:FY2kSevY
「若いうちに色々やっておいたほうが良い法則」 君が教えてくれた 僕は女の子だって 体は男だけど 君はふたなり うふふ おどけた表情で僕を吸い込む これは恋でしょうか 犯罪でしょうか 彼女(?)が耳元でささやく 「へんたいビアン」 うひょ
179 :
:03/05/10 09:19 ID:FY2kSevY
「男としての欲望」 くるくる回転 少女のハイ・キック 大男はなぎ倒される 君 強いね その細い腕でコンクリートを打ち砕く まるで宇宙人 その細い足で華麗にステップ・ジャンプ わきの下をこちょこちょすると 幸せそうに君は服を脱いでくれる ハァ?
180 :
mog :03/05/10 09:56 ID:cevLZ20p
181 :
:03/05/10 15:43 ID:FY2kSevY
「愛LOVE」 ねえ ムック〜 な〜に ガチョピン 浣腸してもいい? えー良いよ〜♪
182 :
:03/05/10 16:07 ID:FY2kSevY
「最愛の最後」 偽りの笑顔? ニコニコ ニコニコ 偽りの笑顔? ニコニコ ニコニコ 偽りの笑顔? ニコニコ ニコニコ バキューン 殺りました。
183 :
:03/05/10 16:09 ID:FY2kSevY
´Д⊂)゚。 ぽんきっきーが最終回なんてイヤ
184 :
名前はいらない :03/05/11 00:10 ID:V22jEElc
なんでもない日 あなたが生れなかった日 私が生れなかった日 お祝いしましょう なんでもない日を なんでもない日 誰も傷つかなかった日 誰も悲しまなかった日 お祝いしましょう なんでもない日を なんでもない日 そんな日は起こらない 誰かがどこかで傷つき悲しむ 誰かがどこかで傷つけ叫ぶ お祝いしたい なんでもない日を なんでもない日 世界中の人が何も起こらずに ただただ息をして 日が昇り 日が沈み 暗闇で灯りに安堵する そんな素敵で何も無い日 お祈りしましょう そんななんでもない日を
>>168 うむ。面白いです。脱字とかあるけど。
サイズもテーマもうまくはまってると思う。
あとは重しになるような最終連がほしかったかなあ。
>>169 しかしそのような段階をいずれ越えることでしょう。
人と異なる思想なんてものは、そうはまとえません。
それはあなたの世がいまだ狭いからだと思わずにはいられません。
>>170 「日は没して」と「光は消えゆく」は同じことの繰り返し。
「逝き」と「消える」もそうかもしれない。
これほど短い中に、近似的なイメージを繰り返すのは無駄遣いです。
>>171 ま、これは個人的な趣味かもしれないが、
そんな社会の事象が、自分自身にとって重大なことだろうか。
もちろん様々な事象が、個人レベルにも強く影響するのだが、
それを感じるのは、半径1メートルからだと思う。
触れることのできるものと、どこかでリンクしてほしかった。
あー、今日はここまで。。。
もし自分の肉体の存在が勘違いだとしても それは、自分の心が生きているということだ もし自分の心の存在が勘違いだとしても それは、他人の中にも自分がいるということ・・・ なぜなら「あなた」はどこかで存在しているから さぁ行動しよう もし全てが勘違いだとしても それが「あなた」なのだから....
187 :
名無し :03/05/11 07:33 ID:TVGDFpi8
ああ夜が来た 全てを包む夜が来た 白い三日月が照らす夜 黒い影は勢力を増し 白い影は力を失う 街灯が薄く照らす道 赤い光りが辺りを照らし ゆっくり白い影が蠢き始める
188 :
名前はいらない :03/05/11 10:39 ID:EQXae+xU
「Other」 繰り返される魂 浮かんでは遠ざかる 幾数もの言葉が飛び交い続ける 遠ざかる君を追いながら彼女を抱き続ける 言葉は夢の中まで届きますか? 君が消え去る時 いずれ来るその時私に笑顔を見せてくれるの? 隠れていく君の姿を見つめたくて 彼女の瞳に吸い込まれたくて・・・ 無常を彩る時の狭間で永遠に変わらない君を抱いて 涙の跡を感じた そっと眠りに落ちながら彼女が僕を抱き締める 言葉は誰に告げられていますか? おぉ君だけがもしもうまく奇跡を手にしてくれたら その時君を抱き締め微笑み合って 移りゆく君を見つめていたい 出逢いは突然に 彼女の涙に映る時が 君に重なり君は僕に問いかけた 愛の旋律を [I'll go into ※※※] おぉ君だけを抱き締められたらいずれ来る時もいらないから 隠れないで永遠のその表情を見せていて あぁ君だけがうまく奇跡に抱かれたら 君でいて欲しい 君が終わるまで 君でいれたなら 僕のすべてあげたいから 奇跡に魅せられて・・・ 君を見せて・・・
189 :
Raphael :03/05/11 11:38 ID:GBED18+/
「契り。」 〜煌く月光。三途の川は流れていく・・・。〜 あれ、そうなのですか。「月光の大樹」 一寸先に見える大川・・。あれは見えるのでしょうか? 「くるくるくるくる廻りましょう?」 流れ星降り行く夜空。始めましょう「契り。」・・・クスッ。 満開の月下・・。ここに居るのは貴方と私。 サラサラと音を立てて溢れていく羊水。 「貴方ノ・・・子」 やっと やっとツカマエタ。 紅色に染まる。残ったのは満月。 「真ッ暗ナ闇ノ中・・・桜ハ静寂ニ咲イテイタ」
190 :
満帆 :03/05/11 15:08 ID:pWThof6l
あらたなる日日もまた溜め息混じりにごく潰しの目に遇う 肩透かし遇いながらへらへら笑って人にへつらう 呼べど呼ばれど姿なし 呼べど呼ばれど無用の介さ あらたなる日日もまた溜め息混じりのごく潰し 気ままに 身のままにならないから泣いてる男よ、首をくくれ なんもわからない なくした小銭が肺のなかで高田渡を唄ってる あゝ買い物へ出ようか あらたなる望み持てふざけた日日の生け贄になってゆく 今日の夕、おれは見た ロックンロールの排泄現場を 飲んで騒いで姿なし 恨み辛みも夕餉のなかさ あらたなる望み持てふざけた日日の生け贄よ 気ままに 身のままにならないから 泣いてる男よ、領収書まみれ 気ままに 身のままにならないから 泣いてる男よ、笑い転げよう
191 :
tosi :03/05/11 15:30 ID:9+k+y9TI
辛いことや悲しいこと たくさん たくさん あったよね でもいつも一人で悩みを抱え込んで 我慢ばかりしてちゃ駄目だよ たまには声を上げて 思いっきり泣いてみようよ 熱い涙をたくさん流して 心の中に咲いた悲しみの氷の花を その温もりで溶かしてしまおう でないと 心の中に折り重なって溜まった氷の花びらが 二度と溶けない一つの氷の塊となって 君の心の中を覆い尽くしてしまうよ だから、さあ 泣いてごらん 思いっきり声を上げて 精一杯頑張ってきた君には 涙を流す資格があるんだから.....。
j’様 質問です ● 詩を採点するゼ!我と思う者は投稿を!● 828 :j :03/05/08 10:10 ID:nT4g5jFX は書かれましたか? 最近はj’と名前を変えられようなので違うかと思いますが...
193 :
激辛正当派さまへ :03/05/12 01:57 ID:9M3MQGgA
169です。批評、ありがとうごさいます。実はあれにはつづきがありまして…以下 私は世を愛さなかった、世もまた私を― 所詮、敵ならばいさぎよく袂を別とう だが私は信じたい、彼等には裏切られたが 真実ある言葉、欺きえぬ希望があり めぐみ深く、過失のあなをつくらぬ美徳があると また、人の悲しみを心から悲しむものもおり 一人か二人かは、見掛けと変わらぬものもあり 善とは名ばかりでなく、幸福とは夢ではない、と。
195 :
j' :03/05/13 14:57 ID:Ian5yzky
『あんこ塗りたて』 小豆餡 焦げ茶色の餡 体にペタペタ塗りたくる 裸の体の隅々までも 私の体をあんこだらけに 目と足の裏と掌以外の部分は餡に塗れてる 餡に塗れた体で外出 外出 行き交う人皆私を見回す 突然スキップ! ターン&ステップ! あんこがポロッと落ちている でも気にしない 気にしない 警察官がやって来た 「君!ちょっとその格好どうしたの!服を着なさい!」 気にしない 気にしない 丸裸のあたしのすはだはあんこにまみれてあまあいかおりを町じゅうに広げる 男の視線釘付け 女の視線冷ややか あんこ塗れの私はまるでバレエのプリマドンナ 男の人が襲い掛かるけど 気にしない 気にしない 体の餡を舐められるだけだから・・・あれ?そこはやめてぇ♪
196 :
名前はいらない :03/05/13 20:48 ID:JgBtRS3G
嘘をつくことが とても上手になりました 笑うことが とても上手になりました 一つ一つ物事を覚えていることが 無意味だという事を覚えました 涙を流した時間より 光を見ている時間が 意味あることだと覚えました 眠る時にぬいぐるみが無くても 眠れるようになりました 出会った時の嬉しさより 別れる時の悲しさを 恐れるようになりました 幸せになることが 生きていく道しるべだと 他人は教えてくれました 何も知らなければ 何も眺めなければ 幸せだということを 他人は教えてくれました それでも私は 他人の肩越しに その人の見ている景色を 眺めるだけで 幸せになることが出来る 幸せにはなれない人なのです
197 :
名前はいらない :03/05/13 21:21 ID:Myxkfntm
詩を書くのは得意じゃないんだ
>>196 こんな風に素直に書けるなんて羨ましいな
198 :
くらげ :03/05/13 21:24 ID:+4iSG2Zs
ふらふらと あみの目のように降るヒカリの中を 透明な身体で受け止める どこまでもいく波紋に その身を任せて ユラユラと足が揺れている 大昔の月は綺麗で 大昔の海も綺麗で 魚も見えない光の中で くらげは 思い出の場所を探しては 蒼い夢に浸っている。
199 :
サボテン :03/05/13 23:36 ID:lxWpktMS
箱の中にはサボテンが一杯 いつもひどい砂嵐が吹き荒れる けれど常に静寂の網がはられてる みんな気を張りすぎて死んじゃいそう その中にとっても綺麗な とっても綺麗なオアシスに咲く花 見つけちゃった でもどうして? 近くに行ったっていいじゃない? 気軽に声をかけてたじゃない? その花は私を潤してくれるって知ってるのに。 だって私もサボテンになっちゃったから その花は私の存在に気づいているけど やっぱりだめみたい 今日もサボテンに殺されそうになりながら 今日も話し掛けれないよ
200 :
名前はいらない :03/05/14 04:05 ID:gOKj7qoj
<理想的理想のあり方> 現実なんて夢より楽しくちゃいけない 夢が現実より楽しいとみんな寝なくなるから 現実が夢より苦し過ぎると困る 夢を見るために寝続けてしまうから 夢は見上げるほど高いところに置いちゃいけない 夢は見下ろすような所に置いちゃいけない 夢は目の前にぶら下げておかなくちゃ
201 :
:03/05/14 09:44 ID:9kRwUOyX
「消える法則 甦る法則 消し続ける私」 遥か彼方へ 私の呪文 消える呪文 消える法則 そしてまた求める 消えた真理に気付かず 消えることが過ちだと想い そしてまた消す ケシゴムはすり減り 私の心は満たされていく 床に落とされたケシゴムちゃん 持ち主はトイレへ 僕はそっと新品のケシゴムにすり替える 君は気付くか 見えないケシゴムの想いと恋物語
202 :
196 :03/05/14 13:21 ID:BnJ8jnbd
>197さん ありがとうございます すごくうれしいです。
203 :
名前はいらない :03/05/14 20:03 ID:MweHZmr9
一枚のCDディスクに 顔を映してみる 粒の集まりの小さな円盤に 粒の集まりの自分の顔が わずかな動きで 無数とも言える珠が 一つの箱のどこかで動く 珠と熱と時だけのこの箱の中で 運命というものを信じなければ 私は・・・・・・・
204 :
名前はいらない :03/05/14 20:58 ID:i95UNahH
205 :
名前はいらない :03/05/15 00:25 ID:s8sgH1fk
いのち どの命にも 生きていたいと そう思うに違いない どの物にも そこにあり続けたいと そう思うに違いない それは誰が守ってくれるのだろうか それは何がそうさせてくれるのか いのちは 光り輝いているだけである。
206 :
名前はいらない :03/05/15 01:11 ID:Wl3cFPWz
始まりは 愛の言葉 愛の言葉で 二人はめぐり会う 初めのころ 僕たちはすれ違うだけだった 僕は君を知らず 君は僕を知らなかった 愛の言葉で 二人は向き合う 返す言葉で 恋が始まる
臨床 オレの血と お前の血と叫喚の彼方 オレの声 お前の声こだまする 忘れない その臨床の血液 体液を 蝕んで ほのかしずく揺れ動くほどに 最終の衝動は飽きるほどに
208 :
あけ :03/05/15 01:20 ID:jIL23y8T
みずくらげ みずくらげ やまにのぼって みずくらげ やいもにえんねん みずくらげ とくしゅなそうち みずくらげ
209 :
名前はいらない :03/05/16 01:15 ID:9a/8/ADp
>>206 批評になら無いで申し訳無いが
>愛の言葉で 二人は向き合う
>返す言葉で 恋が始まる
この部分が個人的には好きだ、語呂とか音感とかサラッとした感じとか
>>172 これいいですよね。
だらだら気持ちだけ述べるんじゃなく、モノに言わせて。
イメージ明快な、「読者」を意識した作品だと思う。
>>173 ばらばらだなあ。夢の部分はきれいなんだけど。
部屋でひとり、っていうのと、うまくつながってないな。
>>174 日本語がちょっと変だが。。。
もっともっとクサくてもいい。
>>175 はっきりしないやつだな、ソカピは。。。
穴一個ぶんの愛だな。
>>176 。。。。ちゃんと変なコトしろ!
ふざけてる雰囲気であって、面白い雰囲気ではない。
>>177 うむ。。。読んでるうちに、だんだん良くなってきたかも。
>>178 しかし小ネタばっかだなあ。もっと長い妄想が見たいよ。
>>179 別に脊髄で詩を書いてもいいけど、それなりに面白いものを。
>>181 僕はガチョピンの方が、受けだと思う。
>>183 え?今日もやってたよ?
>>184 なんでもない日を祝う、という視点は、抒情詩の基本テーマだったりする。
いろんな詩人がいろんなやり方で、それを表現してきた。
それだけにちょっと飽きてしまってるところがあるので、
普遍的に語ろうとせず、もっと個性的に。
>>186 よくわからん。デカルトっぽいこと言ってるわけじゃなさそうだな。
まあ理由なく確信してるってのは、いいことなのかどうなのか。
何度読んでも。。。。説得力がない。。。
>>187 最終行に力があるが、そこまでの組み立てがけっこう適当。
白い影とは光のことではない?「赤い光り」が別に出てきてるからな。
「白い三日月」というのもイメージがダブってしまう。
>>188 歯が浮くようなセリフが一貫してるな。
君と彼女との書きわけがいまいちよく分からない。
なんとなく雰囲気だけで書いているような気がする。
>>189 一行目いらないかもしれない。後の2行がその言い換えでしかなくなる。
死と生とか、その輪廻とか、イメージとしては分かりやすい。
やや文章が説明的すぎる部分があるかも。
>>190 割といきあたりばったりに書いてると思う。
それを狭いテーマにうまく当てはめようとして、結局無難な感じに。
男の滑稽さ、つまり一番男が語りたくない部分をもっとしつこく語ろう。
誰でも共感するような嘆き節だけでは、弱い。
>>191 こうした詩で救われる人間と、救われない人間がいる。
僕は救われない人間なので、いまいち心に届きません。
氷の花が氷の塊に、というのは、映像としてほとんど変わらない。
>>193 全体を通して言えることは、抽象語の弱さだと思う。
それに頼り過ぎているので、世であれ希望であれ美徳であれ、
かなり浅い理解しかないような感じを受けてしまう。
具体的に語れ、というのでもなく、一つの語や文が、
どこまで深く届いているかをもっと考えてもいいかと思う。
>>195 結局は露出趣味と変わりないな。あんこが塗ってるかどうかの違いで。
だから、別にあんこはどうだっていいんじゃないかと。
あんこでなければ成立しない感じがほしい。
>>196 意味とか幸せに対する考え方が、うまく整理できてないかもしれない。
この詩の底のテーマは、嘘と真実ってことだと思うけど、
それの結論なり決意なりが見えず、消化されていない感じ。
>>198 ヒカリ、光とか、単純な語のブレが気になる。
あと、くらげは誰でも見たことがあるはずだから、
その描写はもっと冒険してもいいと思う。
見たことがあるはずなのに、初めてみるような、そんなイメージを見たい。
>>199 分かりやすい隠喩って好きだ。
でもせっかくだから、もっとサボテンになりきろう。
「サボテンになっちゃった」ですまさないで。
>>200 ふむなるほどなーと素直に思った。
で?という感じもしなくはなかった。
とりあえず、あなたの夢は何ですか?と聞きたい。
>>201 コンパクトに、素直に、面白いと思う。
もちろんそれは、2連目のくだりに心の機微があるからだ。
タイトルはもう少し工夫できたような気はする。
>>203 導入は面白いんだけど。。。なんかえらい結論だな。
いきなり運命とか言われても、戸惑うばかりだ。
>>205 「にも」じゃなくて「も」だろうな。
直訳調の2連目がまだるっこい。もっといい言い回しがあるように思う。
213 :
菰怒 ◆xBmAPOEsE. :03/05/18 02:43 ID:83bDDMcZ
test
214 :
名前はいらない :03/05/18 02:47 ID:LXGh0q8l
小説でもないし、詩とは言いがたいものができたので 気が向いたらここに書き込んでみようかとも思っているんだけれども この板は何行まで書き込みできるんですかね?
32行です
>>216 サンクス
気が向いたら書き込めるように記憶に留めておきます。
218 :
名前はいらない :03/05/18 10:30 ID:ARAEKIwG
日本男児の誕生日 腐った鯛を食べましょう。 何かを恐れて私を縛って 接吻なんぞ如何なものよ 日本男児の誕生日 貴賓に溢れていきましょう。 日本男児の誕生日 今日は貴方の誕生日
意識の線で繋がった青空の下 遊ぶ約束をする子供達 わたしは耳を塞ぎすれ違う 心臓には線が刺さっていなかった むりやり刺してみると 快感が全身を突き抜ける線を見つけた わたしの妄想を流してやると テレビは映らなくなった ざーざーざー 線を切った わたしごとどこかへ流れていった 新しく刺してみても血が出てくるだけ おかしいよ みんな繋がってるはずなのに おかしいよ 意識の線で繋がった青空の下 未来へと進む道 わたしは耳を塞ぎすれ違う
220 :
名前はいらない :03/05/21 05:38 ID:cmf01POQ
221 :
かたばみ :03/05/21 12:09 ID:748Gez3t
「どっち」 不幸中に災う静寂へ到達 確定 転がる物体 灰色の平面上に停滞 塊が生死を共有する静止 不明 線の隔てる向こう側の時計 傍らを走る車の群れのすべり具合 領域を侵す白い車両の 開閉 世界に還るべき有限の家いざない 何食わぬ顔 椅子取ゲーム 押しあい 勝ち残ったひととひとの有態(ありてい) 希望の形跡 疲労の堆積 もういい 再延長戦の数は このさき未定 道端の花束を一瞥する たそかれは幸い 夕べの空だ空だそ。ら どっちでもいい 魚を購い 家へ続く道を選ぶ 正解? もしやこっちが お終い わからない
222 :
かたばみ :03/05/21 12:14 ID:748Gez3t
「五月の休日」 たたん ととん た た たん たたん と とと 太鼓のうちがわ ぴしゃん しゃん ぴん ぴ 寝そべる身体の 上と外は ぴちん ぴちゅん ぽ ぽ ぽ いい調子の タンタンタタタ一拍休 タ くあーふ ねこの息 こそばいヒゲ 床の寝心地 つ て とと ん
【耽る】 尖る 自堕落 それは鉄砲玉 刹那 一方通行 見返りは死 尖る コダマ それは彼女とかあの子とかお前とか 君じゃあない 見返りは死 尖る 亀頭部 それは毎日 充足と従属 どっちがどっち 見返りは死 尖る あsd それは自宅 右手じゃない dddの感覚 見返りは死
224 :
Q :03/05/21 22:46 ID:4sM+qBFl
不安な夜に 怯える指先 大きくあいた空白は 僕でさえも埋められない こんなワタシは 必要ないと そう思う君の 震える心は 涙でさえも 満たされない 静かな夜に 優しい光 照らす横顔 悲しげに 僕を奈落へ 突き落とす 崩れる世界の音を聞く 僕を呑み込み 消えていく あぁ この手につかめるものならば 今すぐ君を抱きしめるのに あぁ 忘れられないのならば 全部僕が背負っていくよ でも 今の君に必要なのは 僕じゃないのは解かっているのに 別スレに書いたのですが、今後の為にも批評して下さい。 ちょっと改訂してます。 ちょっと…
225 :
. :03/05/21 22:51 ID:z4bnH+yY
*詩で批評させていただきますぅ* それは孤独?捨てられた愛 君は捨てたの そこらじゅうにちらばった ガラスと血 涙は枯れた 君はいつもそういう 君は強いの それとも それは偽り 優しく残された 唇と唾液
!批評になってないし!すまんかった。
煙草を買いに行く途中 とても可愛い柴犬に会った 犬に会うととてもつらい 家の仔は居ないんだなって でも外で会ったときは最大限の笑顔で受け止める 飼い主さん困ってる 私確かに愛してたんだろう 今こんなにも犬を見るととてつもなく寂しくなる 坂道を駆け上がる そういや脱走しやがった時は わんわんわんわんわんわん 一番上の坂道からきゃーと走ってきた 私はその時ブチ切れたが わんわんわんわんわんわん こねーかなー来る訳無いよな― ちょっとこころが泣いた
>>206 恋より愛が先にきてるのって珍しいな。
それがなぜなのかは、よく分からないけど。
出会いという、分かりやすいテーマだけに、
もう少し、実感のある繊細な言葉が欲しいかも。
>>207 死か、官能か、そういうテーマだろうか。
最終的に、読者にどういう感慨を持たせたいのか、意図が分かりにくい。
「叫喚」ときて「声」とつづけたり、
「血液」ときて「体液」とつづけるのは、どうなんだろうな。
>>208 「やいもにえんねん」て何だろう。
みずくらげのイメージを「とくしゅなそうち」と呼んだのは面白い。
イメージはあるけど、展開らしきものはないのが物足りない。
>>218 なんだろなあ。町田康チックなものを狙ったのか。
同じこと、こんなに繰り返す意図もよく分からん。
>>219 わざわざ「意識の」と前置かなくても「線」とした方が、
柔軟なイメージが描けるように思う。つまり言い過ぎてる気がする。
でも、きっちり芯の通った作品だと思う。読みやすかった。
>>221 どうも居心地の悪いリズム。単に僕のリズムに合わないだけかもしれないけど。
静から動へ、内側から外側へ、と流れる視点なのだろうか、
もう少し分かりやすく出来たかもしれない。
始点から終点までが早すぎるような気がする。
>>222 これはおもろいなあ。どこが、というとオノマトペアが、とか、
そういう言わずもがなな指摘になるんだけど。
まさに「五月の休日」だと思う。
>>223 僕は自分の詩の読み方を、割とバランスのいい方だと思ってるんだが、
それからすると、やはり読みにくいし、どこに面白さを見いだすべきか迷う。
いや、面白いかも。でも何となく卑屈な背中が見えてしまって楽しめない。
>>224 「こんなワタシは必要ないと/そう思う君の震える心は/涙でさえも満たされない」
改行あるなしの違いはあるが、やはりだらだらしているかも。
たとえばですが、「と/そう思う」だけ削ったとしても、
意味としては同じように取れるし、もっとすっきりしてるように思う。
基本的にはギリギリまで言葉を削った方が、きれいに見えます。
ムダな言葉が面白い、ということもあるから、難しいんだけど。
>>227 ちいと分かりづらいかなあ。丁寧に読めば分かるんだけど、
ぱっと見で理解できる方が、僕としては評価が高めです。
ポーズをつくらずに真直ぐ言葉を発しているのは、とてもいいと思う。
あとはいわゆる構成力かな。
230 :
Q :03/05/22 00:09 ID:vadwWBU5
>>229 どーもです。
作曲の過程でやはり詞が必要と書き始めました。
あー、難しい。
231 :
山崎渉 :03/05/22 02:36 ID:9hqkSSyZ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
232 :
名前はいらない :03/05/22 02:38 ID:YttDTxIT
『猫男』 三角の耳を畳んでぺったんこ 手で包んだら まるでうさぎさん 猫よ何でこんなに可愛いの 君は私を見ている 無視している 愛は与えられて当然で 王様はパンツさえはかない 縛られるのが嫌いだから お嬢様は喜んで世話をするよ 柔らかな毛に触りたい もう一度 この頬で 胸で 絡めた足で
何かに集中しようと 音楽をかける 駄目 聞こえない 何か本を読もうと読んでなかった本を取り出す ハーディの「テス」 アイスキュロス「縛られたプロメテ―ウス」 ホーソンの「緋文字」 スタインベック「赤い子馬」 オスカーワイルドの「サロメ」 ドストエフスキー「白痴」 きりがないもう止めよう 読むことさえ出来ない たくさんの本たくさんの音楽 なにも受け取れない あたしはますます空っぽになる 受け入れることも出来ずに 今うつむく事さえ出来ずに只目の前の物を放り出せないまま 動けないでいる ああ言葉をください すこしでいいから 心さえ持てずにいる まばたきをしたら 疲れた目から 涙がこぼれた 悲しいとき泣いたのはいつだっけ? 息の仕方がうまく出来ないのは何故だろう?
234 :
かたばみ :03/05/22 13:34 ID:FckvZdW5
>>228 批評、ありがとうございました。
帰宅途中に交通事故で道路端に
救急車待ちで転がっている人が、
生きているか死んでいるかわからず
会社帰りに気の毒なと思ったけれど、
もしも死者なら、すでに気の毒でなく
ひーこら明日も社会を泳ぐひとだって
そうとう気の毒だよなぁ と思う己も
なんか嫌だと思いつつ、書きました。
わかりやすさをもっと考えてみます。
私を好きと言えない君を 侮辱しても何もいわない。 悲しい事があったとしても 慰めるなんてしてくれない。 お日様を浴びさせても ありがとうとはいってくれない。 そう、君はサボテン。 そんな君が好きなんだ。
236 :
Q :03/05/23 01:03 ID:EqxOVTIT
言葉なんていらない つないだ手のぬくもりがあればいい 自分のコトを 確かめられる 君のコトを 感じられる 悲しみなんていらない 頬をつたった涙は拭けばいい 空っぽの自分にそそげばいい 動けなくても 生きてはいける 受け入れるコトは 痛みじゃない 誰かを傷つけてしまうのなら 僕を傷つければいい それで何かが埋まるのなら 僕は喜んで 血を流す 僕は喜んで 涙を流す
237 :
ゆみ :03/05/23 01:06 ID:3e9w/2+E
たくさんの 体液を共有しても どうして私の身体は カラカラなのだろう
238 :
かたばみ :03/05/23 22:40 ID:XGPnpozm
そらみて つちをふみ いしいたみ いき止まり 靴紐むすぶ朝 くもに置き去られ 風のなかではうんと さびしくなり よごれたよそおいし 騙りたがりるくちが 花はかなしとうたう ほととなせつなさ 身のあおさをしらぬまま 枯るるものの ゆくかたを しらず 花に置き去られ 風のなかではうんと かなしくなり やがては 花を置き去る いき止まり かなし いとし
『咲裸』 さらさらと ふりそそぐ それは 解けられぬ雪 寒さを忘れた世界への ひらひらと こぼれ落ち 白い肌へと 吸い込まれ 色づくさまは まるで吸血 ただ佇む君 ただ眺む僕 ざあ という風 いつまでも散り続ける 桜 むせる薫りは 赤く染まった月のせい ふきつける風が やけになまぬるい うっすらト微笑む 紅い 紅イ 君ノ唇 触れル事が出来たナら コの狂イ 果てルだろウ
240 :
名前はいらない :03/05/26 17:03 ID:XJ176CKI
町に 憂いが 私は 離れて 何故 逃げた もう ここも 休めない 枯れてゆく 何もかも全て
>>230 きっと曲を先に書くと、字数合わせとか大変なんだろうねえ。
詩ですべてを表現しようとせず、半分は曲で説明するように書けば、
いいんじゃないでしょうか。って作詞なんかしたことないけど。
>>232 人それぞれかもしれないけど、猫のかわいさって細部の動きにあると僕は思う。
あの、なんとも言えぬちょっとしたしぐさの中に。
だから静止した彼ではなくて、彼の動きそのものを見たいと思った。
>>233 こういう経験は誰でもあるかもしれないな。
言葉がほしいのに、言葉に触れるだけで吐き気がしそうになったり。
僕がいつもこだわってしまうところなんだけど、
「心さえ持てずにいる」とか、不用意な言葉だと思う。
心ってなんやねん。さえってなんやねん、とツッコミたい。
あと、「仕方がうまく出来ない」も変。
>>234 なるほどー。その題材なら、もっと丹念に風景と心理を追う方が伝わる気がします。
>>235 うん、「なぜ好きなのか」を教えてほしいかもしれない。
ありがとうと言ってくれないから好き、とかじゃないはずだしなあ。
>>236 こういう、どこまでも抽象的な文章は、どうしても薄く感じる。
「つないだ手のぬくもり」といった具体から、
なるべく離れないようにした方がいい。じゃないと嘘くさくなります。
>>237 気づくこと、読者に気づかせること、って詩の大事な要素だね。
これはそのたったひとつ気づいたことについてシンプルに書いたと思う。
でも、気づいたことそれ以上の何かもほしい。
>>238 言葉の選び方にはっきりとしたセンスを感じる。
最後三行も、きれいな意味の余白ができていると思う。
ただし、古来からあるありがちな寂寥感だと言うこともできる。
242 :
芦屋 :03/05/26 19:11 ID:838Rak84
毎日 毎日 学校行って 友達とくだらない事喋って 笑って その瞬間はスゴイ楽しいけど 後には空虚感。 だってうちらの明日には 多分何もない 毎日 毎日 必死に勉強して だけどその先には 夢も冒険もない 社会ってとこで また今日と同じように 同じ日々 繰り返すだけ 本当は冒険したい エベレストも登ってみたいし 深い海にも潜ってみたいし 南極にも行ってみたい。 イルカと一緒に泳いでみたいし 本物のライオンも見てみたいし 象にだって乗ってみたいよ。 ほんとは勉強だって大嫌いだ。 だけど 私はいつも考えてしまう 将来の安定性や オカネのこと ほんとは分かってる 毎日の空虚感は 踏み出せずにいる 私の臆病さ だけど 他にどうしろって言うの?
>>241 メロを作る助けになるって気づいたから、詞(詩?)から作ってます。
なので、字数とか気にしてるのが、ここらで足をひっぱるのかな?
詩は考えながら、直接カキコしてんのがイカンな、と思うので、きっちり練ってきます。
おしつけがましく 「生きろ」とだけを言って去ってく 大人達の無責任な言葉を傷つく私に 君は、君だけ 笑顔だけをさしのべた とても救われたよ 心からありがとう 悲しむ夜も楽しい朝も 全て君にとって意義が ありますように 無責任な言葉に 君が傷ついたなら どんな時でも私が 笑顔をかたむけられますように。 君にありがとうと言って もらえるその日がくるまで
246 :
名前はいらない :03/05/27 00:47 ID:5D+Yg8wU
うんこの詩とかは駄目?
>>244 いい詩だ。技巧とかは分からないけど、内容がとてもいいと思いまし
た。
248 :
いぬころ :03/05/27 04:40 ID:BBF6C+sp
『いっておいで』 胎の中 母と繋がれていた時のことを 覚えていますか。 母の手を離れ 歩き始めた時のことを 覚えていますか。 いつの間にか 母が疎ましくなった時のことを 覚えていますか。 人は離れる時 愛を失い また一つになる時 愛を知る。 あそこには戻れない。 初カキコ。批評お願いします。
>247 ありがd >241 ありがd
250 :
レカ :03/05/27 19:34 ID:73lFdFzD
「明日への荷物」 やりたいことはやれるうちに 今できることは明日しない そういう説教きくけどさ まだ やりたいことできる人は それだけで幸せ 歌が好きなのに 歌えない鳥は 生きる意味を見つけられなくなっちゃうし 絵を描くのが好きなのに 手のない画家は 今だろうと明日だろうと 絵がかけないよ? 今あるものを大事にしようよ ないモノは欲しくなるけどさ どんな持ち物も なくすのは嫌でしょ? 何も失わず 明日を目指すのは簡単じゃない 何も言わず 分かり合えるのは簡単じゃない だから ねぇ そんな簡単に言わないでよ 辛かったね トカ 大丈夫だよ トカ。
251 :
レカ :03/05/27 19:35 ID:73lFdFzD
手を使わなくても絵を描く画家はいる トカ、 そういう突っ込みはナシという方針で。(ヴァク
252 :
かたばみ :03/05/27 20:00 ID:5mmx8SZT
「救い難い」(1/3) しろいひとが倒れていた ぎくしゃくしてくたりと 何故こんなにしろいのか しろいひとの傍らに立ち 男が交通整理をしていた 舗道の端で腕を振り回していた 半島の根元は帰宅時で家路に急ぐ車は いつも重なってとろりと進んでいる バスも乗用車も軽トラックも スクーターも時間通りに しろいひとを通り過ぎてゆく 私は自転車をこぐ 極力見ないで去ろうと思う ブレーキをかけて減速したがる この左手は嫌な奴だな 無意識にそばだてて サイレンを聞き取ろうとする 両耳もどうにも悪趣味だ なんの意味があるのか いま生の幸運を思うほど とってつけたものはない 毎日に感謝などしているものか
253 :
かたばみ :03/05/27 20:02 ID:5mmx8SZT
「救い難い」(2/3) 私は腹に溜まった息を吐く 籤に当たる確率とこれは双子だろうか これは摂理というのだろうか あのひとは生きているろうか 数秒前は晩酌のことを 考えていたかもしれないが 家族のことかもしれないが いまは苦痛なのか安らかなのか 誰にも理解できないところで 共感も意味を持たない境界線で 横たわっている身体をしらなさそうだ 私は家に帰ろうとする 裏返しのサンダルの片方や 舗道に置かれた花束が ここに人がいたんだ忘れるなと 叫ぶ声を聞かない ひとのおぼろな影などみない 毎日あくせく 理由もなく 帰ろうとするのと同じにして ただ今だって自転車をこぐが しろいひとは静かで停止して 切り離されてもののようにみえた しろが焼きついて まぶたに ちらちら 見え隠れする いわれないと感じる非難のようで
254 :
かたばみ :03/05/27 20:05 ID:5mmx8SZT
「救い難い」(3/3) 家路につく人は 様々な不平をもらす喜びゆえにか 綱にしがみついているようなものだろうか ほかにもあると叫ぶものもあれば そんなものさと嘲るものもある あと何日と数えるのが怖いあまり しろいひとに羨望を感じるのも本当だ 安息ならばいいじゃんとは 呆れ果てたお笑いぐさだ 私は 自動車を避けようとする 曲がり角で減速する 赤信号で停まりもする 「死の悲しみは生者の中にだけある」 など受け売りを呟いたりして 薄ら寒い私の口元をはく笑みは みたくもない 尻を浮かせて 全速力で 家に逃げ帰る途中 夕刻の混みあった道を懸命にひた走る けたたましい音の救急車とすれ違い お前の行く先を知っているぞ と思った
255 :
かたばみ :03/05/27 20:17 ID:5mmx8SZT
>>241 批評ありがとうございます。
古来からありがちな寂寥感。まさに、です。
よろしければまたお願いします。
今のところ、全作品をコメントする勢いですが、
いつやめたくなるか分かりません。そのときはご了承下さい。
>>239 狂気への転じ方、タイトルとのつながりに一工夫あってもいい。
どちらかと言えば桜と狂気というテーマ自体よくあるので、
その既存のイメージに頼り過ぎている面も見える。
>>240 失っいつつあるということ以外の言葉がなく、厚みがない。
憂い、離れて、逃げた、休めない、枯れてゆく、と、
ほとんど同じ表面をなぞっている感じ。
>>242 せっかく詩に書くのだから、もう少し深くまで考えて欲しい。
ここまでは、誰もが考え、そして詩でなくても口にすることだ。
その段階で開き直ってはつまらない。
>>244 素直です。そして素直ということは、ある程度バカだということです。
大人達とひとくくりにされる大人とは何か、そのへんがいまいち考えられてない。
僕なんかは複雑な意味をこめて「生きろ」と言います。言ってしまいます。
>>246 うんこ歓迎。
>>248 タイトルを生かすなら、母の視点があった方がいいと思う。
終始教訓くさいところも、なんとか薄めてほしいかも。
教訓くさいとは、簡単にいえば心がこもってないということ。
>>250 さっきの「生きろ」なんかもそうだけど、「大丈夫だよ」の意味は複雑。
それは話される人によって違うのだ。
つまり、言われたくない「大丈夫だよ」ならば、
それがどんな人のどんな状況で言われた言葉なのか、明確にしておいてほしい。
悲痛な思いを込めて「大丈夫だよ」ということもあるのだから。
あと、手を使わなくても絵を描く画家はいるねw
これは、目も手も足もなくても、絵を描ける、ということです。
ありったけの持ち物から、人間は選択し表現すると思う。
望んだものかどうかは、結局はあまり重要でないというのが僕の考えです。
>>252-254 うん、こちらの方が断然いいと思う。
語のイメージに頼るよりも、持続的な思考の方が、このテーマには合うと。
日常の風景は、そのイメージだけでは詩として弱いので、
描写によって非日常の風景として変形させるか、
視る者の特異な視点によって非日常的にするか、どちらかが必要な気がする。
(結局、どちらも同じことをいってるな。。。)
ただしこの長さの中で、ひとつひとつの言葉に対する気遣いを投げ出した気もする。
簡単にいって、もっと美しくなると思う。
258 :
いぬころ :03/05/28 03:25 ID:hgERx7jL
>>256 せんきゅ。
親の心子知らずを思い知らされました。
めっちゃ参考になりました。
259 :
いぬころ :03/05/28 04:10 ID:hgERx7jL
『そのまま』 箪笥の奥 アルバムの中 そこにいることを喜ばれた日々があった 私を抱く母の姿があった 微笑む父の姿があった はしゃぐ兄の姿があった 私の姿があった 私は今 湿った初夏の風の中をぶらりぶらり 東の空の目覚めと共に 夜霧は朝露に 静寂は囀りに その姿を変えても 私の涙は涙のまま 嗚咽は嗚咽のまま
260 :
かたばみ :03/05/28 07:00 ID:j9nhNrEI
>>257 激辛さん
批評ありがとうございます。勉強になります。
さしあたり、練り練りします。
特異さや非日常性の能力は、その人が着てる肌みたいな
ものかな、と少し諦めぎみなのですが。
自分では、丹念ってより冗長かもしれんと、
途方にくれておりました。
うんこ うんこ うんこのまーち♪ るんたった るんた るんた るんたった ある日ボクらは生まれでたー 小さな穴から生まれでたー ボチャン! あーらら あら!? そこは みぃーずぅーたぁーまぁーりィィーー ボチョン! ボチョン! チョポン! みんなボクら兄弟さっ♪ 元気なボクら兄弟さっ♪ 一つの小さなみずたまり ボクらはみんなで水あそび ゴォォォォォーー!! わぁ!? ・・・・・・ルゥルルルゥゥゥ〜〜 突然ボクらは渦のなか〜 グルグルグルグル渦のなか〜 ボクらを生んだあの人は〜 ボクらを生んで捨てたのさ〜 グルグルグルグル渦のなか〜 ボクらは涙をながしたよ〜 ボクらは渦に飲み込まれ〜 くぅらい闇に堕ちたのさ〜 グルグルグルグル渦のなか〜 ボクらは闇に 堕ちたのさぁ……
262 :
山崎渉 :03/05/28 10:38 ID:0k3PpwVO
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
264 :
あぼーん :03/05/28 16:51 ID:rGr+su7C
公演の片隅で 子供の手の中に 包まれた蛙は 自由を求めただろうか それとも 自由を諦めただろうか 僕ならばきっと自由を 求めただろう 明日がある限り。
266 :
壬弥 :03/06/01 16:50 ID:8pbMtJJu
あなたの頬に 触れてみたい あなたの唇に 触れてみたい いつも そう思っているはずなのに 実際に あなたに会うと じっと見つめることさえできない あなたには 透明な空気が流れてて 眩しくて 私の頭は 真っ白になる あなたが そこに居るだけで 幸せで うれしくて お腹がいっぱいになるよ
辛口批評、ありがdです。 もっとちゃんと考えなくちゃなぁ。 これからもカキコするのでよろしく。
268 :
宜しくお願いします :03/06/01 19:19 ID:vLrubVsB
- 詠う門番 - 街の人が詩人を殺して詩人の御城が炎上したよ 大きな赤い△が聳える夜に皆出掛けてんだって 朝陽と労い合ったから何事も無かったかのようさ 職を失った門番は、訪問車を怖く睨みつけるから 焼跡の声たちが寂しがるんじゃないかと少し心配 青銅だけは無事だったから、門番は寝泊りしてる 御駄賃はチャリンって自分の口で毎月落とすんだ 彼には我ままな恋人が居たという噂は本当かな 嘘だといいな彼には白い手袋は似合わないもの 貴婦人の手をとるには、清潔じゃなきゃ駄目だろ 上手にチャリンて詠う彼はきっと詩人だったんだよ
あったかいお風呂に入る感じ ふぅぅ〜 もう夏だからピアスやめなくちゃね。 オレンジ、トマト、メロン、ピーチ。これから青空。 少し嬉しくて耳を触る。 なっつがきたぞー! 色は居場所を変えてこれからは 足元をぴかぴかさせる。 もうすぐ・・だね。
270 :
Q :03/06/01 23:58 ID:GopyzY2Q
白くなる空と 誰もいない街の間 歩道橋から 星を探す そこには誰もいないよ、と 青白い月が笑ってる まっすぐ続く街灯が ゆっくり空に溶けていく 陽が昇れば 人の波 僕はその中に紛れてく この想いは どんな場所にも 置いていくことは出来なくて どんなに遠くに流されても また命綱のように握り締めてる 未完の歌詞なんですが…
271 :
いぬころ :03/06/02 00:17 ID:iS3RjSIw
『桜』 ある時は もともと葉のあったところを 柔らかな日差しがすり抜けていく またある時は 青々とした葉の覆いの上に 赤熱の雨が降り注ぐ 桃色を纏ったあなたはいつにも増して美しく 懐で広がる人の子の愚かさには目を瞑り 懐の人の子のために桃色に磨きをかける 人の子の愚かさ故に 憎しみの種子を実らせてもいいものを あなたは今年も 温もりの種子を私の心に実らせた いつでもあなたの懐は心地よい 寒い時 あなたは温かく 暑い時 あなたは優しく 美しい時 あなたは寛容で 去り行く時 あなたは潔いから 私はいつでも あなたのようでありたい
272 :
パン :03/06/02 01:59 ID:0Bjp/fOW
初参加です。どうぞ温かく見守ってください。 ※ 目に映る過去の残響 余韻にひたり、頭を回る懐かしいメロディー 僕は、何度も口ずさむが昔の歌い方はできない 何度も、僕は脳に針を落とし、ノイズを頭に残し 忘れていた映像を針でつなぎとめる 完成された絵は、彼女の笑顔と 彼女と僕をつないでいた時間とノイズの塊 何度も何度も塊を変形させ、色の違う絵を作る。 だが、その絵の続きはもう書けない 彼女の残した言葉と思い出から僕は新しい絵を書く 今は、ただの白紙 虹色に塗りつぶしても、そこに幸せはない 子供の泣き声、小さな明かりに照らされたキリスト、灰の匂い そこに何があるんだ? ただ、わかっているのは 微分できないほどの小さな灰になった炎とピリオドの向こう側の光 地面の音を聞きながら、明日も僕は歩くだろう。 例え、僕の歩いてきた道が円であっても、 僕は、また円を描き、円を回り、 もっと大きな円を描く。 タバコの火をたよりに、深く大きな円を描く。
273 :
名前を呼んで :03/06/02 02:13 ID:+J+7NbTg
>>272 パンさん
哀しいね。自分のこと言われているようだよ。
274 :
名前はいらない :03/06/02 03:19 ID:p4QZDonL
その魂は情熱を越えた純粋のままに生き はるかに、はるかに、―翼もなく すべての上に、すべての中に、―翔りゆくその思念は 名もつけがたく、永劫なるものとして 死滅とは何であるかも忘れ去るだろう。
275 :
名前はいらない :03/06/02 03:21 ID:YLa98a3O
やりて
276 :
名前はいらない :03/06/02 03:57 ID:I94ErZjf
足に呪詛がまとわりつく 私は身動きできぬまま 御前は振り向きもせず。 呪詛は爪に食い込み 私は穴を堀始め 御前はもはや見えず。 私の髪は呪詛の色に染まり 目はその隙間から辛うじて光を得る そして,どこにも御前の足跡は無い。
277 :
名前はいらない :03/06/02 03:59 ID:INqeuuKn
278 :
世捨て人 :03/06/02 08:08 ID:SngC5aeD
>>270 さん
好きなタイプの詩。綺麗な言葉、素直な表現、是非、続きが見たいですね。
279 :
Q :03/06/02 15:46 ID:wpLKSV2N
>>278 サンクス
一人でもそう言ってくれる人がいるなら…
280 :
Q :03/06/02 15:47 ID:wpLKSV2N
>>259 1連目:過去の幸福、3連目:失われた現在、だとすると、2連目が宙ぶらりん。
とはいえ2連目を削除してしまうと、あまり魅力ない感傷だけが残ってしまうので、
この2行をふくらませて全体を包む感じにしたらよかったかもしれない。
2連目を最後に持ってくるだけでも、だいぶ違うかも。
>>261 ほとんど低学年児童の即興だな。そんな少年のこころを忘れずにいてほしいが。
ふと思い出したが、ドクタースランプで「うんちの旅」みたいな作品があった。
あれくらい展開があればいいけど、これでは物足りない。
>>265 誤字を直すくらいの推敲はしてほしい。。。
なんということはない作品だが、この素っ気無い文体はいいと思う。
この雰囲気を残したまま、もっと幅の広いテーマを読んでみたいです。
>>266 この詩に、それらしいパステルカラーの挿し絵があったら綺麗だろう。
きつい言い方をすれば、言葉だけではたいした力を持たない。
読者があらかじめ持っている「恋の感覚」に頼り過ぎていて、
あなたが持っている独自の感覚を見つけだすことができない。
>>268 これは殺された詩人こそが門番なのだろうな。
門番と聞くとカフカを思い出してしまうが、そういう雰囲気は確かに感じる。
前半と後半では、書き方がずいぶん違うんだけど、これは統一した方がいいかも。
>>269 「少し嬉しくて耳を触る」。こういうのを読むのが、僕は好きです。
ある感情があって、それを説明するのに長い文章はいらない。
さりげなく強いたった一文で、夏の期待感が表現されていると思う。
もちろん、それを引き立たせるためには、前後も大切だけど。
>>270 部分的にはいいのに、やはり整理されていない感じはする。
「この想い」は作者にとっては自明でも、読者は知らないわけだから、
いきなり「この想い」と言われても「え、どの想い?」と戸惑ってしまう。
もちろん、1、2連を読むだけで、
主人公が何らかの想いを抱いて街を歩いていることは分かる。
とはいえ「この」がいったいどこに係っていくのかよく分からないわけで。
>>271 捉え方の違いということなんだけど、僕は桜の花は「勝手に咲く」と思う。
人の子のために咲いたりしない。まあそれはいいが。
桜については数知れないほどの人が書いているわけで、
これだけ普通にまとめてしまったら、もうよくあるタイプと言わざるをえず。。。
>>272 前半部なんかは、状況をむりやり詩的に言い換えようとする作為を感じる。
これでは、むしろ生の感情をぼやかしてしまってないだろうか。
でも、最後の2連は効果的な隠喩になっていると思う。
前半と後半の言葉のあり方の違い、余白の違いなどを比較してみるといいかも。
>>274 書いてる本人は意味が分かっているのだろうか。。。
なにか形而上のものを表現したかったのかもしれないが、
ほとんど何も言ってないのではないだろうか。。。
>>276 僕の好みの問題なんだけど、たとえば僕は呪詛という語は使わない。
あまりにも構えた言葉だし、ちょっとかっこいいから使ってみたと思われがちだし。
簡単に表現できるはずなのに、むりやりこ難しくしてないだろうか。
>>277 このコラあちこちで流行ってるみたいですな。
まあ僕はグロ画像に耐性はないので、これ以降画像があっても踏みません。
ああもうやな感じー。
283 :
268 :03/06/02 20:48 ID:3aGQJqF7
284 :
266 :03/06/02 21:18 ID:u2NBe6oL
>>281 なるほど・・・・
すごく参考になりました!!
>>282 おー、サンクスです。
ま、未完ですから、と言い訳。
煮詰まったので、途中で上げました。
と、言い訳。
あー
286 :
パン :03/06/02 23:02 ID:tJuMWqVf
>>282 さん
ありがとうございました。
これからどうぞよろしくお願いします。
287 :
パン :03/06/02 23:56 ID:UaHGCfAa
二回目です。よろしくお願いします。 ※ 友は、元気だろうか? 僕らは人工の光の下、多くを語り合い、笑った 一人一人、別々の道を歩み 時がたち、また一本の横断歩道をいっしょに歩く そこに、赤も青も黄色も右も左もない ただ、一本の道だけがある 後ろには、微かに見える人工の光 光の影には、生まれるはずだった僕と 彼を殺した過去の意志 正面には、願いを掘り出すシャベルと願いを積むトラック 僕らは、横断歩道の下を掘り、トラックに石を積む トラックを石で満たし、地に問いかける 友は、元気だった 友に別れを告げ、僕らは人工の光を背に別々の道に帰っていく 窓を開け、強風に髪を吹かれながら風の音を聞き、思い出を懐かしみ バックミラーを覗き込む バックミラーには、生まれるはずだった僕が笑って手を振る ありがとう。僕は行くよ。
「咲く花は散り、次の雨ん始まり」 チン子が大事 俺のチン子 すげぇ可愛い わかる? 俺の恋人 チン子 チン子は歌が上手い チン子揉みもみ 違うよ もみチン チン子、 チン子時代や
289 :
白萩 :03/06/03 00:58 ID:Kz1BA5ih
「月」 完全な円形を取り戻した月のかたちが 獣の姿に戻るが良いと 命じる 誘う 手を伸べる すべての戦慄は狼たちのために有る すべての旋律は娘たちのために有る 月を欲しがって泣くこと(cry for the Moon) 或いは 月をも飛び越えるほどに浮かれる事(over the Moon) それらを決める原理はすべて あなたの言葉の行方に有る あまりに支配されているから 前世はきっと 踊る狼 貴方が好きだと遠吠える
290 :
_ :03/06/03 01:00 ID:wFWowY8k
291 :
276 :03/06/03 01:28 ID:ESbXZaXr
>>激辛さん 御批評どうもです。
292 :
いぬころ :03/06/03 15:59 ID:ceUMWT7r
>>281 282
激辛さん、毎度ありがとうございます。
いつもながら非常に参考になります。
「桜の花が人のために咲く」という、
自然に対する搾取的な態度について
深く考えるいい機会になりました。
桜については、もう少しこだわっていきたいと思います。
また同じタイトルで書きます。
桜の木の下で、今度はどんなインスピレーションが
与えられるか楽しみです。
293 :
ちっぱん :03/06/03 17:40 ID:J3D/gS+v
ツルツルまんこの妖精達よ 私の周りを飛び回っておくれ 歌いながら 笑いながら 皮に隠れておびえている 私の小さなおてぃんてぃんも 外の様子を確かめに 顔をのぞかすかも知れないから
294 :
名前はいらない :03/06/03 18:10 ID:duow3GJ1
\安息降参ーー安息降参ーー / \ 安息降参ーー安息降参ーー / . \ アーンソークコウサーンー/ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) ( ・∀・) ( ・∀・) ⊂ ⊂) ( ) (つ つ (__(_) (__)_) (__(_)
君の香りで思いだすのは 私の苦手な煙草の香り 君の言葉で思いだすのは 女で煙草を吸う人嫌いと でもね、私は今日も 煙草を吸います。 苦手で嫌いな煙草だけど 君の香りが すれば少しは 寂しさが消えてくから 本当は君がとっても 恋しいから
時々、変なこと言うかも知れないですがお許しを。
>>287 せっかく具体的なイメージの隠喩だけで書いてきて、
途中で抽象的に「意思」が出て来ると微妙にがっかりするわけだが、
つづく「石」に係っていくので救われている。
構成や着想のうまい人なのだが、ただひとつ、
言葉の選択眼にもっと磨きがかかれば。
言葉そのものの美しさがあと少し。
>>288 ちんこにこだわりすぎ。
ちんこの本質をつかむには、ちんこの周囲にも気を配ろう。
>>289 こういう作品は、ある意味で定型詩といってもいい。
古典的なテーマの枠がきっちりと決められているからだ。
そういう枠のある方が、ないものよりも書きやすいが、
かなり高いレベルでないと読者は満足しない。
あらかじめ読者がイメージを持っている(狼男)。
それをいかにオリジナルの飾りで飾れるか、難しい道を選んだと思う。
>>292 同じテーマで繰り返し書くというのもいいですよね。
もうネタがつきて頭がとっちらかってきた頃に、
思わぬ着想が降りて来ることもあったりなかったり。
>>293 相当おそろしい映像だな。>妖精
まあそんな恥ずかしがり屋さんのちんぽは、
一生顔出すな、と言いたい。
>>295 「本当は」と書くからにはどこかに「嘘」がありそうなものだが、
それが実はどこにもない。「君が嫌い」という部分がない。
かなり細かいことでごめんなさい。
297 :
パン :03/06/03 19:57 ID:WYFAAomM
激辛さん、ありがとうございました。 言葉の美しさについて、もう少し考えてしっかり考えて書いてみます。 本当にありがとうございました。
298 :
パン :03/06/03 21:16 ID:TRLCKvik
三回目です。書いてみたんですが、 どうも言葉の美しさに注意して書けませんでした。 もう少しいろんな詩を読んで書いて見たいと思います。 ※ 歩みを止めた時、 目に写る景色は、秩序に固められた人の群れ 足を絡ませ、人の群れを止めたくても 僕の足は、動かない アンモナイトは、初めから化石だったの? 昨日と同じ今日の景色 「見飽きたよ」と心の奥で幾度も繰り返す それでも僕の足は動かず、僕はいつの間にか足をどこかに置き忘れた 生きる意味を問い、 一つの答えを出しても、生まれるのは一つの孤独 答えを眺めても、そこに足はない 目を閉じても、目に写る景色は昨日と同じ今日の景色 アンモナイトは、初めから化石だったの? 明日同じ景色を見ても、僕は目を開いて まだ見えない明後日を見ていたい 僕に足はないけれど、僕には明後日を見る目がある アンモナイトは化石になっていても、心のアンモナイトは生きている アンモナイトは、初めから化石なんかじゃないよ 人の一生より、アンモナイトの一生は長いんだ
299 :
パン :03/06/05 03:25 ID:k7P8DRtZ
四回目です。どうぞよろしくお願いします。 ※ 決められた輪から外れ 疎外され、火を見つめ、輪に同化 輪になった僕は、感情を押し殺し作り笑い いつしか、輪になった僕を憎む炎 炎と輪の間に作られた僕の影は透明 望みを無くし、目を瞑り、 時をものさしに、炎を数える 消えた炎、消された炎、消え行く炎 夢という使命に終われ、今を忘れ、未来に泣く 偶然に身を任せても、新しい偶然が身をたたく あらゆる炎が消えた時、僕は灰になり、 地にとけ、黒を深く重ねる 詩人は、僕の灰について歌ってくれるだろうか? 消えた炎、消された炎、消え行く炎 火は消えても、深く吸い、火はさらに燃え続ける 唄が終わった時、僕は最後の火を消そうか
300 :
野良猫 :03/06/05 04:05 ID:DCxNks/V
軽蔑の朝 争いが止むというのに 日曜日だというのに どうしてか 光が嫌だ 燃える様 桜が咲いているというのに、まだ、春の来ない心を引きずって 気が付けば、独り言が 愚痴をゆうていた 眠れぬというのに 照りつける抜けた青い空だけは 私を蔑み笑う様
燃料 宮沢賢治先生はおっしゃった 「欲はなく けして怒らず・・・ そういふ人に 私はなりたい」と 今の僕に欲はない そのことが 今の僕には呪わしい 昔の僕は思っていた 「欲はなく けして怒らず・・・ そういう人に 私はなりたい」と 今の僕には欲がある なぜならば 今の僕には欲がないから 何かを満たすために 必死で走ってきた僕は 今 欲を求めて這い回る 僕はどこに行くのだろうか 僕はたどり着けるのだろうか 君の元へ・・・いや 今 その話はやめておこう
302 :
名前はいらない :03/06/05 19:04 ID:FAIssbwQ
>>298 「言葉の美しさ」なんてつかみどころのないこと言ってごめん。
自分で言っててよくわかってないのに。。。
油彩画なんかを見てて、「ここにはこの色しかあり得ない」みたいな、
自信満々な感じ。。。とでも言い直してみようか。。。おんなじか。
添削にもならないかもしれないが、たとえば、
「それでも僕の足は動かず、僕はいつの間にか足をどこかに置き忘れた」
とか、一文のなかに僕とか足が二重に出て来る。
「目を閉じても、目に写る景色は昨日と同じ今日の景色」
閉じる写るはレトリックとしても、景色が何度も出て来るのは少し無駄な感じ。
うーん、こう言うと揚げ足とりにしか思えんけど。。
全体的に「まだ書き直せる感」がある。
テーマの切り口は本当にいいと思います。
>>299 炎のイメージを大切にしたいなら、
「夢という使命に終われ(←誤字?)、〜身をたたく」
のような説明的抽象はいらないように思う。
僕以外の人はそうは思わないかもしれない、微妙なところだけど。
独自のセンスをすでに持っているので、
あとは細かい技術的なものではないでしょうか。
かっこいい詩をたくさん読んでいれば、勝手に身につくと思います。
また読ませてください。
>>300 ふわあ、この「独り言が 愚痴をゆうていた」がいい。
これは完全に僕の琴線のありかによるものだけど。
全体はまだ、緊張感にかけると思う。
この短さなので、助動詞ひとつにも気を抜かない覚悟で。
>>301 欲のない焦燥感をうまく表現したけど、
まあなんだか結局何も言ってない気もする。
欲がないから欲がある、みたいな人を惑わす感じはとてもいい。
そして最終連、あきらめ方もいさぎよい。
でもまだ書き込めると思う。薄い。
>>304 貴重なご意見と優しい言葉をありがとうございます。
感激です。
バイトの休憩時間に煙草吸いながら書いたとはいえない・・・
306 :
世捨て人 :03/06/07 00:18 ID:9gEzqJoT
ひとり夜に… たゆる紫煙に想いはめぐり― 夢か、うつつか、幻か、かき消えゆくは 君の微笑み
307 :
直リン :03/06/07 00:28 ID:uTtMi9aD
308 :
世捨て人 :03/06/07 00:45 ID:6ToZ/N6f
「若かった頃…」 まっ、どうでもいいさ! 後のことなんか知らないね! 残った連中でやればいい! 俺達やりたいようにやるだけさ! 良いも悪いも関係ないね! 楽しきゃ全てそれでいい!
309 :
ひまわり :03/06/07 13:48 ID:lNpBnIXk
>>激辛正当派さん
非常に遅レスすみません
150、151の批評ありがとうございました
投稿される詩にすべてコメントをつけてほんと御苦労様です
これからもがんばってください
>>155 の氏名黙秘さん
たぶん人違いですよ
ほんとのひまわりさんにいつか逢えるといいですね
>>芦屋さん
私はあなたの詩結構好きです
世界観が確立されてて自分の心を的確に言葉にできてる感じ
ほのぼのとした世界ですね
310 :
_ :03/06/07 13:53 ID:aJNLZwdi
311 :
銀座 :03/06/07 16:24 ID:xzsB01Sd
UNTITELED ぼくの食道は涸れた コトコト煮込んだ点滴液と 料理された薬を食べる ぼくのレントゲン写真 これほど痛みを与えられて なおおなかを空かせている 肺は雪景色 脳味噌には蚕が巣食う 白衣を着た悪魔がささやいた ぼくの夢は有害だと ぼくの夢はネガティブだと ぼくはひとり死ぬことを 考えるようにいわれた ぼくはもう生きることを あきらめるようにいわれた ぼくの夢は有害だ ぼくは雪景色がみたい ぼくの夢はネガティヴだ 青葉に巣食う蚕がみたい
312 :
名前はいらない :03/06/07 16:48 ID:Tqmdfyx8
通りを行く人に素晴らしい花束を 創りし者嘆き 轟かす雷鳴 ループされし歴史は此処に来て荒れ狂う 遥かに見える影 あれは何? 君のいる方へ足を向け彷徨えば やがて空より舞い降りる 赤の怒り怒号になる 僕らの声遠すぎて今放たる滅亡の矢 やがて海より教えてる 天をも覆うばかりの波 戦慄きながら笑うなら 今放たる滅亡の矢 遠く名もない寒村に君の死骸浮かび上がる 淡い恋の行方何処 振り返れば 港に向かう人の群れ 阿鼻叫喚の中にいて 哀願の唄 呪詛になり 頭上覆う煌めく波 ぐるぐる回る走馬灯 その字の通り水泡となる 死んだ君の顔見ながら途方に暮れる暇もなしよ
313 :
パン :03/06/07 18:40 ID:RmKNUKNH
激辛さん> どうも読んでくれてありがとうございました。 いつも激辛さんの指摘、たいへん参考になります。 自分も改めて、読んでみて、なるほどなって思うところが たくさんありました。 またよろしくお願いします。
314 :
白萩 :03/06/07 21:25 ID:oFZocjDv
>>296 激辛正当派さま
おそくなりましたが批評有難うございます。
枠を損なわずに、人に印象を与えられるものを
作るのって難しい……
オーソドックスなものをどうつかうか、念頭に置いてまたやってみたいと思います
ありがとうございました
315 :
Acf :03/06/07 22:10 ID:piUFenUM
【未定】 心の奥の叫びは 誰にも届かず聞こえず 誰かの笑い声と共に かき消されてしまう 心の底から笑える 本当の笑顔は 幻のような 宝石に見えた それでも大空に手を広げ 希望を掴んでみる 夢を見ているかのように 幻想を見たり それでも時任せに歩き疲れ果てても 笑顔こぼれた自分が少しでも嬉しかった そんな自分がいた 孤独な夜は 胸が痛くて苦しくて なにもできない不甲斐なさに 腹を立てる 笑いながら悲しむ姿を隠し続け そんな自分がいつか 敵に見えた それでも悲しみはいつか笑えるためにあると どこかで信じている 自分がいた それでも大空に手を広げ希望を掴んでみる 夢を見ているかのように 幻想を見たり それでも時任せに歩き疲れ果てても 笑顔こぼれた自分が少しでも嬉しかった そんな自分がいた そんな自分がいる 君はどんな自分?
>>306 た、たゆる。。。??たゆたうの間違いかな。
あるいは「くゆらす」か。国語の先生みたいな指摘をすると、
くゆらすは「煙を立たせる」の意だから、くゆらす煙草とは言えても、
くゆらす紫煙とは言えない。と思う。
夢と幻はほとんど同じ意味の反復。どちらか削ってもいいような。
以上、野暮な添削でした。
>>308 具体的に盗んだバイクで走り出したりしてほしい。
言い訳がましいだけでは、読んでてもピンと来ない。
>>311 初め2連はとても鮮やか。後半にいくに従って、ただの独り言になっている。
自分を客観視するのをあきらめずに、丁寧に状況を描いてほしい。
特に被害者意識が強すぎると、読者は近づきにくい。
共感を呼ぶためには、どこまでも自分を「見せ物」にしたほうがいいと僕は思う。
>>312 手垢のついた言い回しを、僕もあえて使うことはあるけど、
基本的にはそういうのは避けた方がいいとは思います。
走馬灯とか、誰でも思いつく語だけど、実際見たことある人も少ない。
つまり分かりやすいけど、リアルな感触がない。
あと、文語的表現を使うなら、徹底してほしいかも。
>>313-314 いや、あんまりかしこまられても困ってしまいます。。。
少しでも参考になればよいのですが。
それと、当たり前ですがコメントは僕の偏見が多く入ってます。
適当に聞き流す感じでおねがいします。
>>315 物事を抽象的に理解しすぎようとすると、「自分」が隠れてしまう。
この詩は「自分」について書かれているわけだが、
けっきょくAcf氏がどんな人なのか、よく分からなかった。
どんな場所で、どんな状況にいるのか、抽象的に言いかえられると、
結局すべてがぼんやりしてしまう。
「自分」が見たもの、聞えた音を伝えてほしいと思います。
318 :
世捨て人 :03/06/08 04:22 ID:lNGYtU8G
激辛正当派さんの御指摘の通り、“揺蕩う”です。 “たゆる”なんて日本語ないですねぇ。 詩を書く前に日本語、勉強してきます…
319 :
直リン :03/06/08 04:28 ID:H7eqDOkb
320 :
銀座 :03/06/08 14:07 ID:z/cad8j7
>316 初めて他人に批評してもらいました。ありがとうございました。 >特に被害者意識が強すぎると、読者は近づきにくい。 確かに私の詩はいつもそうな気がします。ミミガイタイ… 一応>311の詩は 末期癌患者のことを思って書いたのですが これからはもう少し、客観性を持たせてみようと思います。
321 :
名前はいらない :03/06/08 14:47 ID:21Hu+yss
ずっと前から気づいてた でもこの気持ちは 貴方には迷惑な感情でしょう さあ このまま知らないふりを続けていようか 自分自身に問いかける 「どこまで続くか、見ものだね」
322 :
大塚裕司 :03/06/08 15:57 ID:JG/3ZlKi
>>321 改行がぁあー気にぃなぁるーのぉー♪
どんなきもぉちでぇー
振り分けぇられたぁのーかしらー
かしらぁー
おぉとぉめぇなーらぁ♪
お洒落ぇしぃてえー
324 :
織田信短 :03/06/08 18:35 ID:NeWogiXF
wらってくれ かwらぬおれを wらってくれ wすれたくない きみのえがおを
325 :
最短距離 :03/06/08 19:25 ID:Aeelj2cv
月の無い夜 何を思ふ鳥達 空は闇の街 羽根を休む鳥達 月の無い夜 悠々と空を舞う 空は闇の街 孤独なだけの羽音 何処から来て 何処へ向かうのか 何時の間にここへ 何時ここから消えてなくなる 分からないけれど 今は 悠々と空を飛ぶ 蝙蝠と月の出を待とう 置いていった両目は もうすぐ東の空 片方だけ見つけたよ 茜の夕 朱音の空
326 :
駿河 柘榴 :03/06/08 21:56 ID:XEogcIjb
「桜」 桜は人知れず涙を流す 植え付けられた定義 変えられない色眼鏡 「お前は散るからこそ 美しいのだ」と こんなにも咲き乱れてるのに こんなにも咲き誇ろうとしてるのに 桜は人知れず涙を流す 春雨に散って逝く我が身に涙する 傲慢な生き物達は それを美しいと賞賛した ****************** 初めまして。 以前違う所に書いた詩なんですが ここでは初作品です。 季節外れもいいとこですけど・・・。
327 :
野良猫 :03/06/09 01:29 ID:49DOM7/1
親愛なるもう一人 かさかさに乾ききったおまえの中には 情熱も何かを生み出そうという気配さえも見えやしない くらくらとした焦点のあわぬ心の眼では何も捕らえる事 はできはしないし、普段の生活の中に落ちている ひらめきや発明も、在らゆる物に心苦しい位、不感症になった おまえの前には何ももたらす事はないだろう。 さあ掌をとりあい行こう 世界は素晴らしい雑音の嵐 さあ行こう 親愛なるもう一人
328 :
東堂然時 :03/06/09 02:01 ID:CNX9p1XA
329 :
名前はいらない :03/06/09 03:44 ID:MweiGdwE
>>326 詩の批評なとても出来る立場の者ではないですが、何か好きですね、この詩。
330 :
「しゃっくり」 :03/06/09 10:29 ID:1EXHOt1R
あなたは睫毛も白髪になって 「新星をみつけた」と大騒ぎしてる 私は急須と湯呑みをもって 「茶柱をみつけた」といいたいけど あっあ、しゃっくりが止まらない 一発おどかして、じーさん 芝生のうえで孫たち、トンボ返りをしてる スプリンクラーが星空に銀河を描いてる いつかはあの子らも大人になって 親になり、夏が来るたび汗をかく 夜が更けたら、二人だけで星をみよう 輝きながら生きようね、ずっと あっあ、しゃっくりが止まらない お願いおどかして、じーさん、じーさん
>>321 「好きな気持ち」を客体化した感じはいい。最後の一行など。
もう少し遊ぶか、もう少し丁寧に描くかした方がいいと思う。
この詩はとても分かりやすいし、共感も呼びそうだが、
それは「満月がきれい」と言ってるようなもので、
読者は「そうだね」としか思わない。
「ほんとだあ、そうだよねえええええ(感嘆」くらいの共感を目指してほしい。
>>324 いまいち面白さがwからん。
あと名前の読み方も。
>>325 旧かな使うなら徹底的に。。。
なんちゅうか、なんとなく使った感じがしてやる気がなさげに見えるやん?
俺は旧かなづかいが好きだから徹底して使うんだ!って意気込みがあるといい感じ。
で、この詩は時間経過がよく分からんなあ。
初めは夜(真夜中?)なのに、月の出を待って月が昇る(片方だけ見つけた)。
で、最後は夕日。。。なんかおかしいような気がするのだが。。。
>>326 なにか矛盾を感じるところもあるな。
桜としては「美しいと賞賛」されることに違和を感じるという詩だろうけど、
この詩自体がそのことを「美しいと賞賛」しているわけで。
また、桜が人知れず涙を流すということを想像するからこそ、
人はみな「それを美しいと賞賛」するわけで。
ん?なんかこんがらがってきた。。。
つまり散るということがなければ、人はそれほど美しいと賞賛しないと思うが、
そのへん、桜としてはどう思う?それも不本意ではないか?そうでもない?
と、けっこう疑問に感じるのでした。桜は何のために咲くか。
>>327 これはどう考えても、気持ちの悪い改行なのだが、
それは意図としてやっているのだろうか。
退廃的な雰囲気を出すための効果として。
希望なのかあきらめなのかもわからない最終連も、気持ち悪い。
気持ち悪いおもろい、までには至ってないとも思う。
>>328 なんちゅうか、脱力系の詩を書くな。
のほほんとしてていいのではないかと。
>>330 おおおお、おもしろい。何気ないが的確な組み立てだと思う。
特に「親になり、夏に来るたび汗をかく」。そして最終連の落とし方。
愛があふれていると思います。
この詩には、少しも難しい語はないし、文法的な変化もない。
それでいて、この人にしか書けない視点をちゃんと感じられる。
それは、僕の思う「いい詩」の条件なのです。
>>331 >>325 へのコメント
。。。誤読ですな。最後は夜明けでしたな。。。
月の出を待とう、からつづくから、やはり夕方なのかなと思ってしまったが。
334 :
「おかえりなさい、うれしい。」 :03/06/09 13:13 ID:iz38sRnk
おかえりなさい、うれしい。 またね、しじみが発情期になったのぉ。 ちょっと見て? ヴィーナス・ブラも大丸で買ってきた、 祖母にもらったショーフィンケンで。 アンコウの肝は買ってきてくれた? 疲労回復に、一番いい。 そういえばぁ、佐々木くんから電話あったよ? 「喪服、返してくれ」と。 窓のアシナガバチが 巣から部屋をのぞくのよ。 月と電球を同じものだと思うのかしら? あなたが服を着替えるとうれしい。 しじみはあなたが帰るとうれしい。 サンニン揃えばなんだかあかるい。 わたしたちの巣は代々木○丁目19Bang!地。 あなたが明日、会社を辞めたら、 サンニンでアメリカへに行こう。 わたしの育った国、しじみの故郷、 あなたが憧れてた場所。 ぼんやり時が過ぎていく。 巣の中でヒヨドリも眠る。 そろそろわたしたちも眠たくなってきた…… 布団をひこう! 電気を消して、しゃべるのがうれしい。 気づくと、しじみがいるのがうれしい。 そして太陽がのぼると、あかるい。 わたしたちの巣は毎月18万3000円。 世界をサンニンで旅してゆこう。 ディズニー映画のように「勇気と希望をいつまでも」!
335 :
名前はいらない :03/06/09 13:22 ID:Mhzu18nt
336 :
駿河 柘榴 :03/06/09 21:52 ID:P0CTFlDc
>329様 ありがとうございます。 人様からそう言って頂けると 何か嬉しい気持ちになれます。 >激辛正当派様 批評ありがとうございました。 貴殿の意見を参考にまたチャレンジしたいと思います。
337 :
倉神健吾 ◆uq75cDgqxY :03/06/09 22:05 ID:hcbCWrfZ
◆ミックスジュース 僕のお気に入りのミックスジュース 甘くてすっぱくて 溶け込むように口で漂ってゆく ふんわりと 形などないミックスジュース 甘くてすっぱくて 色も匂いも格違いで 一本調子でもなく ひとつからよりふたつからの方がいいと 出来る限り混ぜ合わせてきたのさ ただ体にしみこむミックスジュース 甘くてすっぱくて まるで今夜の胸の高鳴りのよう 高密度の青春そのままのミックスジュース
>>332 で
>>330 を褒めているのが、マジで理解出来ません。。。
いえ、煽りじゃないですよ。どうなんでしょう、えええ。。。。。。
339 :
Q :03/06/09 23:47 ID:IMDEb+WC
別に激辛氏の評価(批評)が絶対ってワケでもないでしょうに… 人それぞれ、考え方や受け止め方は違うんだから と、マジレス
340 :
名前はいらない :03/06/10 00:46 ID:Ex2h60SS
[鰈℃スコ-プ] 適応に夢中で しんかを見失ってしまった 万華鏡のなかですべてを知った気になって 「私 同じ景色を見すぎていたみたい」 と言うのは泣き顔と気付いてもらえる内にしとくべきだった らせん階段降りたら 君の影も真の影になる 涙に曇るべき器官が既に たいか というのはほんとに容易いけど 「ねえ もう観ずとも私 残り何段あるか解るの」 私が笑みとおもうものを繕って 盲になる意味をゆっくり考えながら沈む魚はどこ迄しれていた 君が振りかえらなかったのは 振り向いた私のみ知るまま終わる .....批評ください。
341 :
駿河 柘榴 :03/06/10 21:16 ID:KuiHj9O9
どんな風に綴れば 伝えられるんだろう? 言葉が見つからない 何時からこんな風に 君を想うようになったんだろう? ずっと側に居た君を今は直視出来ない 薄雲の張った朝 爪先見下ろして 溜息を一つ 無邪気にはしゃぐ君の隣 いつか伝えられる日まで 溢れそうな想い抱いて 曇り空の果てを探すよ どんな風に奏でれば 響かせること出来るんだろう? 音が見つからない いつの間にこんなにも 切ない感情 胸の内に広がる ずっと側にいた君のもっと近くに居たくて 明け始めた空 雲間から覗く藍に 深呼吸を一つ 無邪気にはしゃぐ君の隣 いつか伝えられる日まで 溢れ出した想い込めて 遥か空に唄うよ
342 :
hiji :03/06/10 21:37 ID:gC9wo3iS
こ。 こ。 こ。 もうすこし だまって。 よわいの。
343 :
ひまわり :03/06/10 21:40 ID:H01u0inJ
金色の窓辺 カーテンが息をしてる 入りこんだ風が 本のページを遊んでいる 私がはじめて 本を渡された頃 未来の白さに 胸をおどらせ 夢だけを 描き綴った 子供達のはしゃぐ 老人は風景に目をやり 静かに微笑み 腰をおろす めくれるページがどっちにかたよろうとも そこには色がついている 私だけの色が いつしか時間が流れすぎて 家の中だけ静かになった 写真たての中には 愛する者がいる 生きていても いなくても うれしくて素晴らしくて 虚しく暇つぶしのような 人生を過ごせた私は 幸せだと思う あの日の夢など憶えてもいないけど まったく違うであろう本のページを 一枚ずつめくっていく 涙目のような笑顔で
344 :
名前はいらない :03/06/10 21:47 ID:Vb/JJfJA
今となっては昔話だけど あなたは私にとって初めての男 抱き合う前はあんなに激しいKISS なのに戯れたあとはCOOLな横顔 真っ白なワイシャツを着たあなたを後ろから抱きしめた どんなに思ってもどんなに抱き合っても あなたは他の女(人)のもの いくつの時を越えても結ばれることのない 平行線のようなあなたと私 だから あのとき 別れを選んだの あなたのため 私のため あの頃のように情熱はないけど 平穏な毎日送ってる 一緒に生きていこうと決めた人と かわいい我が子と 今となっては昔話だけど あなたに激しく抱かれたあの夜のことも ホテルの窓から見えた 宝石のような夜景も 大切な思い出だから
345 :
_ :03/06/10 21:53 ID:5CN48STE
346 :
せつな :03/06/10 22:32 ID:WIB4PZt3
「星屑」 町外れの公園 錆びかけたブランコ 街頭に照らされて寂しげに映る 冷たい風に包まれて 今日も夜空は綺麗だよ あの空で僕はどこに居るの 見えないくらい小さな星かな 流れ星のように夢をかなえる星ならいいのに 錆びたブランコのように 同じところを行ったり来たり どこまでもいけるはずの道が 僕には見えない 星々よ照らしてよ 僕が進む道を 月明かりよ導いて 僕が行く場所を 夜風よさあ行こう ともに歩めるその時まで
347 :
ひまわり :03/06/11 22:45 ID:fvDBw0IG
なんでも持っているように見えたあなた 本当は悲しかったのね 誰もがあなたをまちがえて 弱さなんて探さなかったの 泣いてごらん 笑ってごらん 想うままに 少しだけ 私の前で生きてみて 「お金なんてそんなにいらない 僕の名前を呼んでくれる人がいなかった」 恨むように吐き捨てる 憎むような目で 今から海を見に行こう 日が沈む海を 誰のものでもなく 誰が心動かしてもかまわない 「綺麗だ・・・」って人より少ない 心からつぶやく言葉を・・・ あなたが幸せであることを願ってる 私はあなたの友達だから 大切な友達だから
348 :
夕凪風鈴 :03/06/11 23:04 ID:mU2b3Sg/
ふと思う もし私がこの世にいなかったら 何が変わっていたか 今、私が死んだら 何が変わるか 誰が泣くか 誰が喜ぶか もし私が死んで 誰かが泣いてくれたら 幸福だね たとえ最後まで自分を見いだせなくても 意味はあった 愛する人 大切な友 信じられる親友 誰か一人でも泣いてください 私の為に涙を流してください
349 :
三井真珠 ◆taebgZ.0HQ :03/06/11 23:23 ID:nkSD6gUL
「ベルリンまで2400mile」 あたしの高校には気の効いたのが一つあって ニューヨーク・ワシントンDC・シカゴ・サンフランシスコ・トーキョー・ ホンコン・ペキン・ニューデリー・パリ・ベルリン・ロンドン までの距離をしるした黄色い標識の写真が裏表紙に使用されている教科書なんだけど ただ惜しむらくは俗物の英語教師がこの教科書のセンスをぶちこわしていることであり そして授業を聞いていて時おり思うのだけれど 「教室にいる人間は全員。この先どの街についても本当を知ることはないだろう」ってこと んで、あたしはなんとなくベルリンに行きたいなぁって
350 :
j :03/06/12 07:36 ID:zdHj6pRk
351 :
最短距離 :03/06/12 08:25 ID:AhKCLxry
>>激辛正統派様 ご批評ありがとうございます! それと、遅レス申しわけないです。 まだまだ未熟であることを痛感しました〜 参考になる意見、ありがとうございます。 出直してまいります!
352 :
ひまわり :03/06/12 22:41 ID:Lo0CMj4j
「ベランダ」 2人で見つけた部屋 窓を開けてベランダに出たら 少し時間が戻った 子供の頃住んでた 5階立てのマンション 今は大人で 姓の違う人とたたずむ あれから新しい家が建って いつかあなた達を残して都会にでてきた 元気でやってます 恋人がいます 生きています 人生の扉を開いて あなた達の足跡を感じてます 人は強いものですね あたしが思う不安をすべて乗り越えて パパとママは静かに微笑む あれは昔 まだみんな若かった頃 3人で窓から風をすった パパの腕に無邪気に抱かれてた ベランダでもう戻れない景色を見つめる あの日と同じように
353 :
名前はいらない :03/06/12 22:51 ID:KSaf/88g
閉鎖感と虚無感。嫌悪感と脱力感。 根拠の無い不安と焦り。 脳が閉鎖されて声が出ない 救いは無い。 飼いならされるのみ。 それが人生?それが青春? 大人になって社会に飼いならされて、ロクに叫べない大人になれと? まっぴらごめんだね。だけど、現状を打破せぬ限り’それ’は変わらない。 変える事は出来ない。現状を破壊する事はできない。非力な肉体に毒が回る。 後ろから追いかけてくるプレッシャーと「敗者」という烙印。 毎日、毎日同じプレッシャーに押しつぶされるだけ。 何が悪いのか、何を見ればいいのか、気付けぬまま自虐する。 救いの無いままいつもと変わらぬ一日は終わり始まる。 開放は死 肉体と精神が開放される 唯一の自由 唯一の喜び 破壊妄想はカタルシス? 僕らの青春はイノセント? 横柄な態度で見下ろされ、憤りは肥大する。 プレッシャーに押しつぶされて、叫ぶ事すら出来ない。 僕らはサクリファイス? 僕らはアナクロニズム? 見えない 気付けない 壊せない 混じれない 飼いならされて犬になる 飼いならされて大人になる 開放されてゴミになる 生ゴミの中で泳ぐ 開放と言う光はいつに見えるのか?
354 :
# :03/06/13 00:22 ID:RdAGvbAm
某批評スレに掲載済みです、スレの掛け持ち どちらの批評家様にも失礼であることは重々。 最初最後にしますのでお許し下さい。 (前記スレでの批評は有難く頂戴しましたので念のため、、、)
355 :
# :03/06/13 00:25 ID:RdAGvbAm
「夏の螺子」 今また一皿が、この台所で熱死したらしい 青で冷気を呼ぼうなんて頭の悪い母親だ、 毎度の臨終にも気付かず突き出された右手から 絵具の剥げかけた爪の次、震えるボルトが一本 無邪気に何の螺子かと問うこの処女に 「お前の頭から抜け落ちたんだよ」 込み上げたソレを片頬に含んだまま飯を掻き込む音が 御都合よろしく、他の雑音とその女を消し去ってくれた 誰ぞの掻き集めか用意された御言葉さんらの 一々の意味など知らぬでも死ぬまでにそれがソレと その一掴は全て俺の必要を嗅ぎ付けて集まって来たもの、 あの朝死んだ皿が「腐敗」という御言葉に寄ったわけもなく 螺子と言われた金具は女の窪みでボルトとして震えていた 早朝の電話、あの処女が死んだらしい 「母さん、コウカイって何?」 小さな背中は皿を洗う音をワザと上げたのだろう、 一瞬女が消し去りたかったものが俺なのか他なのか 誰ぞが最初に嗅ぎつけられた その御言葉さんによ ボルトを知らぬ女とコウカイを知らぬ子供のために 誰ぞに掻き集められ残されたか その御言葉さんよ
>>334 サンニンと言いつつも実質2人しか出てこない。
あえてカタカナになっていることを考えあわせれば、
隠されたもう1人を探すことこそこの作品の重要なポイントなのだろうか。
このほとんど病的な会話は「発情期」の人格であり、
その期間が終わるともう1人の人格が現れるのだろうか。
一見幸福な家庭像を思わせながら、ほとんどミステリーの好作品。
>>337 ミックスジュースの味の厚みを語りつつも、
いまいちその濃い味が詩文から漂ってこない気がする。
味の描写が一本調子になっているようだ。
そのためミックスジュース=青春という直喩も、もうひとつ説得力に欠ける。
>>338 字義通り受け取って下さいです。こういう作品が僕は好きなのです。
>>340 恋の終わりと進化生物学。を屁理屈のように繋ぐのではなく、
ちゃんと咀嚼した上で重ねているので鼻につかない。うまい人だと思う。
作品中に生物といえば、後半に魚が一度出て来るだけだが、
しんかたいかに具体性を持たせるために、
もうすこし生物の影をちりばめてもよかったかも知れない。
>>341 これは歌詞だろうけど、僕は詩としての読みしかできないのでお許しを。
材料を混ぜきらずに焼いた、しかも具の少ないお好み焼きというか。
空模様も感情も、もっと複雑な表情があると思うし、
主人公のいる場所も、「君」の顔もうっすらとしか見えてこない。
>>342 ニワトリ?「よわいの。」って萌える言葉だな。
沈黙の一歩手前で絞り出した言葉として、なかなか力強いものを感じる。
>>343 人生は一冊の本だ、というのは言い尽くされた比喩であるが。
この比喩はとても優れているので、けっこう色んな膨らませ方があると思う。
時間とともに日焼けするとか、老人になると読みづらくなるとか、
言葉を獲得して変わっていく内容だとか、まあもっといろいろ。
この作品はさまざまな角度からそれを語ろうとしているが、
どうも一貫していない感じがする。唐突に写真立てが出てきたり。
というか、語り手が一貫してないんだな。それがあまりいい効果を出してない。
>>344 なんかあれだな、一人称が「あたい」じゃないのが不思議なくらいだ。
もしかしたら、とてつもなく失礼なことを言うかもしれないけど、
むこうの317とかいう「イタタな世界を逝く系」の詩人と同じにおいがします。
その道を選ぶのもいいかもしれません。
>>346 けっこう
>>341 と似た材料を持ってきてる。違う部分もあるけど。
あまりにも綺麗すぎると嘘っぽいというのが、僕の感覚なので、
町外れの公園、錆びたブランコ、夜空、流れ星、月明かりと出てくると、
やはりどこかでその綺麗さを破壊してほしくなる。
>>347 素直であるとは思います。しかし、僕はひねくれています。
そのことを僕は恥ずかしくも思うのだが、仕方がないとも思う。
だから本当はひまわり氏の望むコメントができないかもしれない。
単純にいえば、「僕の名前を呼んでくれる人がいなかった」なんて言う人には、
「アホか」と一言で返してしまうような性格なのです。
。。。まあ、10代の頃は臆面もなく言ってたのも事実なのだが。。
>>348 問いをどこまで問うか。死の意味を問うならどこまで?
もう少し深くまで考えてもいいかもしれない。哲学くさいのもあれだけど。
誰かに泣いてもらえたら意味がある、とするなら、
今の自分は泣いてもらえる資格があるのか、くらいのことは考えてもいいのでは。
最後にただ懇願するというだけでは、自分の生き方へ還元されるものがない。
>>349 全体の組立てとか、うまいと思う。着眼点も。
ただ惜しむらくは「俗物の英語教師」とはどういう俗物か、
興味をそそるのに書かれていないこと。確かに書かなくても成立するけど。
タイトルも含め、好きな作品。
>>352 ちょっと雰囲気だけで書いてるという感じが否めないし、
整理されないままつづいている感じがある。
特に1,2連は意味を取りにくい。佇んでいるのは、
子供の頃住んでたマンション?新しい家?
おそらく新しい家なんだろうけど、1連だけ読むとそれは分かりづらい。
まだまだ推敲できるはず。
>>353 閉塞感とはいうけど閉鎖感とは言わないなあ、といきなりつまずいた。
全体に、ただ吐き出しているだけと思う。吐き出すにしても、
あしたのジョーくらいにきれいなやつを吐いて欲しい。
あ、きれいと言っても、星空とか淡い恋とかがきれいということじゃなくて、
もっとこう気を配るというか、簡単に言って読者サービスが足りない。
青春の焦燥感とはバカに見えるものだ。(いい意味でも
そのことに気づけば、もっといい詩がかけるかもしれない。
猪木も言ってます。「馬鹿になれ」と。
>>355 素直な気持ちで解釈すると、単純に処女喪失の詩か。
ただ、それを男の視点から語るので不必要に難解になっている。
望まれなかった処女の喪失、結果としての子供がいるので、
強姦とはいえないかもしれない。冷めた父親の独白と読もうか。
処女=母親であり、御言葉とは、その変容を正当化しようとして、
女が掻き集めたものだろう。しかし、どこまでも冷徹な男の視点は、
あまり気持ちのよいものではない。
そもそも、螺子と性器という喩そのものがどうかと思う。
359 :
駿河 柘榴 :03/06/13 22:23 ID:aULCyCtC
>>激辛正当派さま 批評ありがとうございます。 批評内の貴殿の表現って何か凄いですね。 素直に感心してしまいます。 貴殿くらい表現力があったなら なんて勝手なない物強請りしそうな心境です。 性懲りもなくまた詩を書きましたので 批評頂けると嬉しいです。
360 :
駿河 柘榴 :03/06/13 22:24 ID:aULCyCtC
「匿名希望ナ自己主張」 伝えようと 私の何か けれど伝えるモノが定まらない 開いたページ 気付けばウソと偽りだらけ 憧れた理想は綺麗な分だけ冷たくて ガラス越しの模型は触れることさえ叶わない 自己満足に怯えだし 他人の目を求めだす けれど他人の目に怯えて 未だ匿名希望ナ自己主張 どうか私を隠したままで
361 :
355 :03/06/13 22:39 ID:9hWCsNpO
>>358 お二方に御言葉を頂いて、
何もかも自信なくなりました。
氏のせいではありませんよ(笑)
困惑、狼狽といった感じでしょうか
・・・今までの全てを無くした気持ちです
手ぶらで・・・私には何の力もないのかもしれない。
読んで下さってとても嬉しかったです、有難うございます
それとは別に、自分で色々考えてみます。ためになりました(どもでした(笑)
362 :
夕凪風鈴 :03/06/13 23:00 ID:EBozuEb7
『硝子』 「カチャン」 音を立てて割れた 蝉の鳴き声と太陽の光だけが 世界を支配する 全てを消したい夏の思い出
363 :
夕凪風鈴 :03/06/13 23:02 ID:EBozuEb7
>>357 批評ありがとうございます。
激辛正当派さんの批評はかなり為になります。
自分は、もっと精進しなくてはだめですね。
364 :
340 :03/06/14 00:17 ID:+BUB6TQU
ありがとです。微妙に自信なくしかけてたのでなんか やる気がでました。短くても濃く意味が伝わる詩って難しいですね。
365 :
ひまわり :03/06/14 00:56 ID:8fvWza1M
激辛正当派さん 批評どうもです またお願いします
366 :
チキチキ :03/06/14 02:30 ID:zCSbmqTj
私を困らせる人達 は とても残念なことに かくしきれていない。 私を困らせる人達 は 従順でありまして 私の言葉を信じすぎてしまっている。 もっともっと裏の裏を 深く深くさぐっていきましょう。 私を困らせる人達 私だって 強い訳じゃない から うすっぺらいセロテープ で つなぎ合わそうとしても まるわかりなんだから!
367 :
チキチキ :03/06/14 02:34 ID:zCSbmqTj
ポップコーンの香り。 人の頭 いっぱい くろくて くろくて まっくろで 発せられた ポップコーンの香りは すごい汗くさくて お祭りのにおいもした 私は考えることも何もない 私が考えることは何もない くろいくくろいを見ていると 早く逃げたくなった ポップコーンの香りのなかで そう思った
368 :
名前はいらない :03/06/14 02:37 ID:avvowQM9
「日出づる」の日出の所はなんて読むの?
369 :
nao :03/06/14 02:42 ID:0XrrvzB2
>>366 何かを妬んでいるみたいだな、嫉妬か?
詩としては妙な改行に意味を感じなかった(失礼
371 :
せつな :03/06/14 11:20 ID:T+Cv2Ya8
>辛口正統派さん ご批評どうも。 綺麗過ぎるのはあえてですよ。 ぶち壊すものかぁ、でも疑問に思うんですが。 そういうのは悪くないですが、そういうのをいれると少し暗い感じになってしまうのが 気になっているんですが。 どうなんでしょうか?
372 :
_ :03/06/14 11:20 ID:6bQWJsSR
373 :
おぶり :03/06/14 14:59 ID:v8aAWdkk
足を植え 稲を植え くちばしを植える 騒ぎの済んだ水面に 映る 流れる鳥と雲と 変わり行く毎日のための 変わらない目印 飛ばす嵐は来ない 刈る農夫も来ない いつ来るのだろう 収穫のとき よいこはのぼらない
374 :
名前はいらない :03/06/15 00:14 ID:+VqjKO0+
私は愛の中にいる. その光はすべてを内包しているが 純白であり, その音はすべてを内包しているが 静寂である. 自分自身を消し去り, すべてのものの事を考え, 私は愛に包まれる. 天から私の体を貫くように 見えない矢が降り注ぎ, 体中が暖かい雰囲気に包まれる. 私は私以外のものの幸福を願い, 私自身が幸福となる. それが天から授かった 命の力と知っている.
>>358 じゃあ、たぶん貴方はいい英語教師に習ってたんですね。
>>360 主張が定まらないことと、主張を匿名でしかできないとことは、
まったく別のことだと思うが、ひとつにしている。
どちらかに絞ったほうが伝わりやすいと思うけど。
前半と後半、まったく別の作品になってます。
>>361 伝達がうまくいかなかったということでしょうか。
しかし、僕も完璧氏もどちらかといえば穿ちすぎのところがあるし、
正当な評価者じゃないかもしれませんよ。
できたらその無力感をくわしく知りたいところですが。
>>362 これはこれでいいのかな、と思うんだけど、
最後の一行がやや引っ掛らなくもない。
そこまでの4行は誰が読んでも実感のある世界なのだが、
最終行だけ遠い視点で、ありきたりな結論じみすぎているような。
とはいえ、これで過不足ないという気もします。
>>366 最終連の「から」が「けど」でないことの意味を考えている。
困らせる人達と私は似ている、ということが言いたいのか。
自分を高みに置いてるわけじゃないのだな。分かりにくいけど。
>>367 強迫的な感じがうまく出てる。ポップコーンという語で、
人の頭が爆発するようなイメージも引き出してきてるし、
祭の雑踏や空気みたいなものも簡潔に表現されていると思う。
>>371 要は見せ方の問題だと思います。
行く道の暗さを星が照らす、というような表現を使うこと自体は、
よくあるとはいえ、使っても構わないと思いますが、
「よくある」という事実をどうずらしてみせるか、が腕の見せ所ではないかと。
綺麗なものを汚す、ということではなく、見方をずらすということです。
>>373 まじでわからんと思うた。最後の1行。
これは他の人にも意見を聞いてみたいところだけど。
のぼるって何だろう。どこにのぼるんだ。。。
そこまでの部分は明瞭なだけに、すごい引っ掛る。
「よいこ」なんてポップすぎる単語だし。
>>374 この詩は
>>274 と同じ作者なのかな。
何を語りたいのか、漠然としすぎているのではないか。
宗教家の発する啓示的な文句だったらありだろうけど、
白い紙に白いインクで書いているような、あまりに独断的な見えなさ。
>>375 あんまり個人的なレベルですまされても困るけど。
僕は教師なんて一般的に俗物だと思っているので、
この作品でわざわざ「俗物の」と強調することに意味があるかないか、
よく分からなかった。特別俗物だったわけでしょう、その教師は。
あるいは自分だけが俗物ではない、と言いたかったのだろうか。
「体力のあるサッカー選手」というのと同じような違和感。
サッカー選手は一般的に体力があるのだから、
わざわざ「体力のある」と言うのだから、特別あるのでなければ意味をなさない。
じゃあ、どう体力があるのだろう、と当然疑問が出て来るのだ。
たとえば「こてこての日本人づらした英語教師」ということなら、
別にそういう疑問は出てこなかったように思う。
。。。なんか屁理屈並べて批判したいだけの奴になってそうだ。
誤読や偏見もおそれずに真面目にやってるつもりですが、
お気にさわったら御勘弁ください。。。
激辛さんにかまってくれたお礼の詩をひとつ あたしはまむし さみしがりです まむしなのにさみしがりなのです かまってくれたら噛みます がぶっ☆〜! ごめんなさいありがとう
380 :
野良猫 :03/06/16 00:22 ID:dS7B167t
『深い森』 どう言う訳か、道にでも迷ったのか、そこは見た事も無い生き物がいて、 今まで貯えた自分の知識知恵が役に立たないそういう所だった。 もう、気の遠くなる位歩き、時間や温度、色彩、音までも意味を成さない 視界は白いろに埋め尽くされ消えかかる風景の中、前から独りの男が歩いて来た。 男は帽子にコートを着ていて私が『ここはどこですか』と訪ねると耳の横から飛び込む声 「理論の至り得ぬ堺」もしやと思い、すかさず『あなたは誰ですか』と訪ねると 男は笑い、照れくさそうにこう言った「宮沢賢治」と
381 :
野良猫 :03/06/16 00:40 ID:dS7B167t
「世界中亜米利加」 次から次に夢喰うて 幸せ与えて逃げ隠れ 痛みを忘れた屍が 今日も雨まきだだこねる 夜から夜へのくぐり抜け 人から人への人柱 夢から夢への掛け橋が 人から人への人柱 あの日あれから在れ狂うて あびし荒れし雨あられ
382 :
名前はいらない :03/06/16 01:03 ID:IK4Vc0lf
時間(とき)と耳 時間(とき)と耳は繋がっている。 ことばを発した瞬間、 過去のものになって わたしは なにか 置き忘れたような また さっきとは ちがう私に なっているのだ。
死んで死んで死んで死んで俺は死ぬ あまったれるな死んでしまえお前は死んだ 死ぬんだよ勇者だお前は勇者だ死んで 俺は死んだ死んだ死んだ俺は消化印だ 業のそうかん時手死んだ、死を恐れろしして死ね
384 :
野良猫 :03/06/16 01:14 ID:dS7B167t
「あまいわい」 いつか いつか 迫る時 あまい あまい あまい時 どろり どろり 夢の中 あまい あまい あまいわい とどのつまりのその先は ひとにぎりの命さえ 糸切る様に閉ぢていく
385 :
6月の花嫁 :03/06/16 01:19 ID:jzbz8Alo
あなたは もう 忘れたかしら ふたりで 歩いた 桜の小径(こみち) 私の髪を乱す 春の夜の風 ふたりで 迎えた 夏の日の朝 セミの声が いまも 耳に のこります ふたりで 過ごした 秋のたそがれ ふたりの間に 初めて すきま風 ひとりで 過ごした 寒い寒い冬の日 窓の外に積もる雪 アナタからの電話をまつ 私 孤独に 凍てついてしまった 私のこころ 溶かしてくれるのは あなただけ なのに
386 :
6月の花嫁 :03/06/16 01:19 ID:jzbz8Alo
(つづき) やがて 季節は めぐり 水ぬるむ朝 あなたが 帰ってきた アナタは 私に教えてくれた あなたの 不在は 未来への 旅立ちの準備だったと アナタが 帰ってきた日から 世界に色が戻りました そして 気付いたの 新緑の5月 私の なかに 新たな いのち 今日の 私は 6月の花嫁 あなたと ふたりで 未来へ 旅立つわ なにも いらない、 あなたと この子が わたしの すべて。 (完)
387 :
野良猫 :03/06/16 01:24 ID:dS7B167t
「泪つれて」 ほなかに揺れる 緑燃え 焼きつけようと 眼をこらす 未知の途中で 逢う人は 疲れ知らずの 旅人よ 泪連れて 取り憑く雨 儚いは置いておけ 行く宛は まやかし 蛍 消えて 燃え尽きる度 とまどいは 捨てておけ 哀しみは 足跡
388 :
野良猫 :03/06/16 01:48 ID:qQTfH27V
「今日も歌と生きていく」 どうせ どうせ はぐれ者 生れた時から そういう目 ああいう事も間に受けられて そういう風に見られて生きて 結ばれる事もないという 何もかも空しくて 涙さえも流せない 楽しいはずの歌さえも今はうまく歌えない 「愛しても 愛しても 離されて 離されて どうしても どうしても 遠ざかる 遠ざかる」 賛美の声もあがらない 生きた言葉も掛からない 落ちた民の悲しさが 今日も歌と生きていく
389 :
パン :03/06/16 02:26 ID:uXA6TfDh
1983年に、産声上げて 20年たって、真っ暗闇に発狂して 布を何枚重ねても、自分にはなれなかったよ 生きる意味を問い、 一つの答えを出して、生まれた孤独を握り締め どれだけ弱くなったんだろう? 明日、孤独は強さに変わるだろうか? 黒と白の衝突に消えた情熱は、灰色の裏で呼んでいるんだろ 昨日と今日の間に消えた時間は、心の中で動いてるんだろ 微分できないほどの灰になった炎を心に ピリオドの向こう側の光を求めて、明日を歩いていくよ。 あの英雄たちは、列車に乗って大人になった。 僕は、どこへ行くんだろう? 闇のせいにして、笑ってたって何も見えないんだ 地面の音を聞きながら、明日を歩いていこう。 目を閉じて、 絶望の風穴から遠くを見るんだ そこに灰色なんかない 目を閉じて、 ダンデライオンを聞いて、枕に願いをたくすんだ 目を閉じて、 絶望の隙間を願いを心に集め、裸で歩いていくんだ 聞こえるだろう?地面のきしむ音が。
390 :
パン :03/06/16 02:27 ID:uXA6TfDh
今まで書いたのを編集するという書き方をしてみました。 ご批評よろしくお願いします。
391 :
パン :03/06/16 02:30 ID:uXA6TfDh
>ひまわりさん 私、ひまわりさんの詩すごい好きです。 窓を開けて、風を部屋に入れながら読むとなんか不思議な気持ちになります。
392 :
_ :03/06/16 02:45 ID:DbLsQNj9
始めて来ました。 失礼ですが激辛正当派さん自身は 詩を書かないのですか? 沢山の人に批評してもらうのではないのですかこのスレは?
394 :
野良猫 :03/06/16 03:18 ID:q06ZzBwU
「実験」 ああ、なんと美しき順列、感情の文字の色 原初の配列から組み変えを施してやれば 人は泣き、怒り、笑っている 私はどんなにこの時を待っていたのでしょう あきらめる事をあきらめた先に見えた 純度の高い創造物を 時空的制約をも越えてそれでいて 圧倒的なベクトルを内包し わたしを今、歓喜へと導いている さあもう行け 平等に全ての生き物に降り注ぐがいい
395 :
暮藍 :03/06/16 03:23 ID:tLKANirS
ころす。 やるならはやくやれ、こっちだっていつでもしねるからだぢゃない だれかがいったぼくもそうかとおもった ころす。 じょうだんかおだけにしろよ、わたしゃしごとにいそがしい ままがいったぼくもそうだとおもった ころす。 いまはいいよいまは、ねるのにいそがしい きみがいったぼくは もう
396 :
野良猫 :03/06/16 05:22 ID:RgehSMj/
幻聴 どうしておまえというやつは できるだけのその一途を 生きる事意外に使おうとするか おまえが生きている間の時間より 死んだ後の時間のほうが長いのだから 決して一つの事だけに縛られてはいけない どうかできるだけのその一途を 近しい友人に親兄弟の為そしてこれから 出会うであろう愛しい人の為に使いなさい そうすればおまえは自由だし自在にもなれよう
>>378-379 おう。気にはしてないけど。
ていうか、某スレの1ファンとしてやや緊張していたかもしれないのだった。。。
>>380 描写を極端に薄くしたのは狙いだろうか。
主人公の立っているところの映像がまったく浮かばないし、
「男」の描写も賢治の写真でも見てない限りは形を結ばない。
賢治独特の透明なイメージを語りたかったのかもしれないが、
透明というよりは虚無に近い。
>>381 諷刺詩としてはこれでいいと思うけど、
こうした亜米利加もまた一側面に過ぎない、というところに、
僕はより面白さを感じることも事実。
バッサリと斬らずに渾沌としたものを出せてもよかったかも。
>>382 人が音楽を認識できるってすごいことだね。というようなことをふと思った。
音がメロディとして聞こえるのは、過去が記憶として蓄積していくからだ。
言葉も同じく。蓄積されながら変容していく。それは過去を失うことでもあり。
もう少しリズムと文の接続に気を配ると読みやすいかもしれない。
>>383 とてもストレートに感情をあらわしています。
としか言えない類の作品です。また違う何かもほしい。
>>384 とどのつまりにその先があるのか、というような単純な疑問もあるが。
まあそれはレトリックですよね。。。野暮。あまいわい、というのはいい。
死のイメージも、味付けを変えると変わるな。
>>385-386 んー、出来事を時系列に追って、落ち着くべきところへ落ち着く。
それでいいのだ、といえばいいのだろうが。。。
結局一般的なことしか言ってないので、目新しくは感じない。
>>387 語り口が古臭くていいな。文語調とかいう意味じゃなくて。
しかしほなか(火中)、燃え、焼きつけようと、と同じイメージを、
これほどしつこく繰り返すこともないだろう。くどくなっている。
>>388 >>381 の「在れ狂う」とか、意図かな?と思ったが単純な誤字みたいだな。
間に受ける、って。。。。ちゅうか、この詩は妙にナルシシズムを感じる。
自分の事について、賛美の声とか、落ちた民とか、装飾しすぎでは。
まあそうしたい気もわかるけど、端からみると滑稽ではある。。
>>389 希望をうたったのかと思いきや、枕に願いを託したりして、けっこう後ろ向き。
失望から希望へと変わるとき、重要なのはその間に何があるかだと思う。
僕の場合は、ふとした風景に触発されて希望が芽生えたり、
絶望してる自分がアホくさく笑えてきたりして、希望に転じるのだが。
その、転じるきっかけというのがこの詩のどこにあるのかよくわからなかった。
でも、いい言葉はたくさんある詩だと思います。
>>393 僕も書きますが、おそろしく寡作です。枯渇しているのかもしれません。
あと、ここにはほとんど僕しか寸評者がいないですが、
もともと一週間以上投稿が放置されていたスレに、
僕が少しずつコメントしていくうち、このような流れになりました。
もちろん批評する人はどんどんしてほしいと思います。
批評っていうか感想でも何でも。
>>394 ちょっと形を結びません。言葉としての力を重視しているでもないし、
内容はほとんど抽象の繰り返しだし。名付けられないものについても、
ある種の手触りは必要だと思う。曖昧さでただ人を幻惑するというような、
言い方は悪いですが、そういう傾向を感じなくもない。
>>395 ほとんど殺意だけでできてますな。
読者にその暗さを感じさせたらこの詩は成功なのかもしれないが。
しかし殺意だけだと、あまりに一様だという気もする。
平穏な日常にいきなり立ち上がってくる殺意、とかだとより黒くて面白いかも。
>>396 だから誤字が多いって。誤字の多さは、つまり情熱の少なさと思われるよ。
一言一句に魂を込めて、ていうと精神論でうさんくさいけど。
しかも説教してるのに誤字あると、よけい笑えてしまう。。。
しかし「死んだ後の時間」って、そんなもんあるのか。
そんなありそうもないことを言われても説得力はないと思う。
わあ、400ゲツ
401 :
パン :03/06/16 13:18 ID:Vxbd7LrD
枕に願いをたくすってのは、 けっこう僕、明日やりたいこととか夢とか書いた後、 それを枕に入れて、眠るんですよね。 まぁ、そんな気持ちです。 批評ありがとうございました。 これからもどうぞよろしくお願いします。
402 :
おぶり :03/06/16 13:50 ID:s4wEMNT5
>377 批評ありがとうございました。 よいこはのぼらない、 というのは鉄塔についてる注意書きのことです。 深い意味のない、わたしが見た風景の詩です。
403 :
ひまわり :03/06/16 19:50 ID:k5aCT55N
パンさん ありがとうございます あなたの詩もとっても素敵よ
404 :
昼酔軒@まだ見習い ◆Noon.k9qCE :03/06/16 20:09 ID:zilGgJOS
「亡国之歌」 望池楼双月白に照らされ 美姫舞いて奏歌絶えず 盃一献進めば歓楽極む 蒼天に消えるも宴尚続く 争臣東西の市に躯晒し 佞臣左右に侍り寵を競う 罪小さきも罰大にして石価高し 国庫空にして民相食む 外患国境を進み戻り窺う 内憂国士在りも用いず 歌に耳を傾けるも声届かず 酔いて蒼茫は人形と変じ見ゆ 夢破れ竜顔体と別れる 宴閉じて衣無く琴弦断つ 盃土に還りて楼跡在るのみ 栄華潰え残るは詩情なり
405 :
昼酔軒@まだ見習い ◆Noon.k9qCE :03/06/16 20:09 ID:zilGgJOS
手前味噌な解説です 池を望む楼は(空と池に映る)二つの月に白く照らされ 美しい舞姫が歌を奏でて途切れることは無い 交わす盃が進めば歓楽は極まる (朝を迎え)蒼天に(月)が消えても宴は続く 争臣(注1)は東西の市(注2)に晒し者にされ へつらう家臣は君主の左右にいて寵を競うだけ 微罪でも罰は酷く、墓石の相場は上がっている 国の金は無くなり、民は(飢えて)殺して同じ民の肉を食べる 外の敵は国の境をうろちょろとしながら、侵攻の機を窺っている 内憂に人材が在っても登用されない (君主は)歌に耳を傾けても、民の様々な声は聞えない 酔って(君主は)民たちを人形のように見てしまう (楽土の)夢は破れて竜顔(注3)は刎ねられてしまった 宴は閉じられて、(美姫を彩る)衣装は無くなり、琴の弦は断たれ、(曲を奏で、それにあわせて舞う美女の姿はもうない) 盃は土に戻り、楼の跡がそこにあるだけだ 栄華が潰えた後、詩人の心を掻き立てるものだけが残る 注1・主君と争うように討論する臣下 注2・処刑がここで見世物として行われた 注3・皇帝の顔
406 :
:03/06/16 20:20 ID:vX6AhMj/
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その2●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/988/988402795.html 949 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/28(月) 18:46
>>916 直接の実行犯はわからなかった。ただし、その盗聴機関がマスメディア産業の
各方面につながっていることは確認済み。団体名なんか書く必要ないでしょ?
フジ・テレビとか読売新聞社とか電通とか...みんなが知ってるあの会社って
感じ。講談社の週刊誌(現代とかフライデイとか)が政治家の過去を暴露する記
事や写真をよく掲載するでしょ。あの手の記事は、盗聴/盗撮で得た情報で商売
をしている人達がいるという証拠。あういう人達に、オレの個人情報をつかまれ
ているんで非常に心配ですが、現状では、対抗策がない。
407 :
駿河 柘榴 「十字架」 :03/06/16 22:18 ID:V4PX4gRB
水面に走る疾風(かぜ)に空を仰いで 遠い日の君を思い出した 揺れる波紋に 小さく 冷たく 掻き消された幼い横顔 人工光が堕ちた廃坑 二人だけの秘密の遊び場所 ゆっくり太陽が傾きかけた頃 奥に見つけた偶像 壊れた窓から痛いほどに紅が満ちた空間 陳腐なフィルターを破棄して見つめれば ただの朽ちた石像に過ぎないはずなのに 舞い上がる埃が切ないほどに白く映って まるで羽根が降ってくるようで 君の心は囚われた 右手に掴んだ聖人(じゅうじか)に君は救われたのかな? 安らかな笑顔が今も胸の内焦がす 雲よりも高い所へ旅立つ君に聖歌を唄う 君が総てを満たせるようにと だけど本当はこんな物より 左手を掴んだ僕を覚えていて欲しかった 水面に走る疾風に空を仰いで 遠い日の君を思い出した 揺れる波紋に 小さく 冷たく 掻き消された幼い横顔 拳の中 強く握り締めた形見(じゅうじか)に僕は癒されるのかな?
408 :
名前はいらない :03/06/16 22:46 ID:LkLBTBWj
puss puss
409 :
暮藍◇おとこおんな :03/06/16 23:18 ID:yqk/4EAR
かみさまとマネキン 部屋のドアに ままがたってる 僕をずっと見ている 立ち上がらないと 思うのに かなしばり僕の体躯 部屋の中を ままが歩きます 僕の首をめがけている 首を回さないと 焦れるのに マネキンだよ僕の顔 枕元に ままが立ってます さがしものをしている 早く動かないと 消えちゃうよ 電気を彼女が点けたら
どんなに綺麗な言葉で気持ちを表そうとも。 どんなに人々に強く訴えかけても。 それは、言葉でしかなく。 その言葉は、音でしかない。 どんなにココで美しい詩を書こうとも。 どんなに良い言葉を思いついたとしても。 ここは、2ちゃんねるでしかなく。 この2ちゃんねるは、人々にとってみれば悪い所でしかない。 どんなに人の心に言葉が刻み込まれようとも。 どんなに心に残る言葉であろうとも。 人々が何かをしなければ。 何も変わりなどしない。 強制などしないさ。 もし君が、単調なリズムに飽きているのなら。 言葉に頼るのではなく。 人に望みを託すのではなく。 自分の気持ちのままに行動してみては如何かな?
411 :
野良猫 :03/06/17 00:01 ID:CCzXOZ/I
>激辛さん批評どうもです 396の詩の意外=以外の部分だけ誤字でしたすいません 僕は、言葉にできない感覚を詩にしようとした詩が 希有な物だと思っています。そうするとどうしてもこうなってしまいます。 できればこの事に関しても意見が欲しいのですが 差しつかえなければよろしくお願いします。
412 :
満帆 :03/06/17 00:24 ID:SqcW1ngR
テレビのなかに新聞記事の荒野が見えた 同時にぼくの雑記帳のなかにも 再現された路地裏が貫通した ぼくの右の耳がぴくぴくと動いてラジオを指差したとき、 新聞記事の荒野には、ラジオ欄の畑が出来て、 さらに番組の実がなった そしてぼくの雑記帳のなかには、 ラジオでかかった歌の名前が テレビに映ったぼくとおんなじ名前の女の子の、 ことが下手な字になってざわざわとなびいていました。
413 :
パン :03/06/17 01:23 ID:TRD2lzZG
ひまわりさん、ありがとうございます。 また、読んでください。 ※ 空っぽの額縁に、クリップライトだけが光っている 何もやる気が起きなくて、ただボーっとしている 湿気が、世界をドロドロ溶かしていく気がした 光があたっても、何もない こんな眺めあったんだ? 朝の光で、なんとなく目が覚めて ご飯食べて、なんとなくおいしくて 友達と遊んで、なんとなく楽しくて 眠くなって、いつの間にか寝てしまう 何も追われず、追いかけず、ふらっと生きて、 なんとなく楽しんだ カッコ良くなくたって、パッチついてなくたって ありのままでいると、なんとなく幸せなんだな 明日、額縁に何の絵を飾ろうか? ハトの絵飾って、平和願っても 戦場にハトなんか一羽もいないんだ でも、なんとなく平和なんだな 空っぽの額縁にクリップライトだけが光っている
414 :
名前はいらない :03/06/17 01:36 ID:spOiIF6N
>>355私は、石垣りんさんの硬派な語り口を思い出して面白く
思いました。
>>399 ご批評ありがとう。情景や経緯を書ければ厚みが出ますでしょうか
>>407情景はなんとなく浮かびました。でも私は、これを物語調にして
読みたかった。
416 :
名前はいらない :03/06/17 02:41 ID:JU4cGSsj
激辛さん批評ありがとうございます。自分の作品を人に見せたのは初めてです。またこれからも何作品か載せたいと思いますので、辛口批評お願いしますね。お忙しいとは思いますが、、、。 382より。
417 :
名前はいらない :03/06/17 03:36 ID:JU4cGSsj
彼の背中は 硬く、閉ざされた兜虫の甲羅みたいで、 私がいくら強く噛んだとしても、 痛みを感じることはない。 包み込みたい気持ちでいっぱいだけれど、 何も語りたがらない背中は 強く結んだ口唇より、遥かに説得力がある。 過ぎ去った時間は、どれ程悔やんでも、取り戻すことはできない。
賑やかな、なんて賑やかなステージだ 華やかな、なんて華やかな人々だ 僕には、とても似つかわしくない ああ、似つかわしくない 彼らの、優雅な彼らの、 目線が僕をアンダースローで捕まえる。 僕はもうここにはいられない あああ いられまい 僕はパンクスを、いつもの僕のパンクスを 抱えて煙草を銜えた 煙の中で、風を切って、タール吐いて、目は「いと」のよう 煙の中で、風を掴んで、タール吸って、あいつ睨んだ キラキラキラキラキラ・・・・・ ユラユラユラユラユラ・・・・・ その煙は、まるで何かの「もや」のようで、 とてもとても、存在さえままならぬ、非常な気体であったから たちどころに僕は、消えちまった それでも僕は今晩も、気づけば牢屋の中にいて またパーティに 顔を出す ひとつのパンクスと二つの世界を抱えて またパーティに 顔を出す もうたくさんだ・・・・!! もうたくさんだ・・・・!!
↑の題「パーティーなんてやるんじゃなかった」 初コテです。よろ。
420 :
ふき :03/06/17 17:37 ID:1j+KTtsZ
「夜」 夢はいつも薄暗く まぶたを閉じても迫ってくる 私はひたすら 神に許しを乞い 夜が明けるのを願っている 遠い 理想を不変だと信じていた頃の そのままの姿で 愛を計れるならば 私はどんなことでも かわいらしい微笑で 許してしまえるだろう 実際に立つ場所に光は差さず 予想外の不幸に馴らされてゆく 感じることを計りだした神経は 逃げ道を空想して浸ることを許してゆく
421 :
歌夜 ◆2xm9msnWTk :03/06/18 00:45 ID:AbOq3e7C
あなたがいま 呟いた言葉は もう二度と会えなくなるのだと 理解するには 充分な 重さだった 唄い過ぎた喉が 渇いて いなくなることなど 思いもせずに ただ 水を あなたを 求めた日々 それこそが 渇いていたのだと あなたの瞳は 言っていた 泣き叫ぶ力もなく ひきとめる歌も知らず わたしを愛したことも わたしが愛したことも なかったことに しようとする あなたの ひろい背中 ばかり みつめた 雪は 降り続けた まるであなたのように 夜明けは 近づいていた まるであなたを 遠ざける ように
「無題」 たとえ一瞬刹那の間にでも 目を留め、姿を見やり 此奴は何奴、とでも言わんばかりの顔で わたくしを見るな そんな暇があるんなら 真っ直ぐに歩け なぁ、わたくしよ
うつったわたくし ゆめのわたくし 残されたわたくし それらはまるでひとつとなって わたくしを責め苛む それはうつつのわたくし これからも世界に置いていくであろう この、今のこのわたくし
>>401 そうか、枕に願いをと言ったら、現実を離れていい夢を見たいってことかと思った。
「目を閉じる」というのは、やはり目を背けるってことかなあ、と。
>>402 それは分からなすぎるよ。。。すごい深い意味があると思うやん。
「鉄塔の注意書き/『よいこはのぼらない』」とかだったら分かるけど。。。
>>404-405 これ、僕には全くの素養がないことをお断りしておきます。
その上でやや自信なさげにいうと、これって起承承結って感じじゃないだろうか。
なんか最終連だけがいきなり現れている感があるのだが、
こういう詩はもともとそういうものなのかもしれないし。。。
ともあれ、僕の中には到底無い修辞を見れただけでも面白かった。
>>407 内容よりも気になったのは、一文の長さと単調さです。
誰かに聞かせていると思いつつ、口に出して読んでみるとそう感じました。
それとともに、内容もつかみにくい部分が多い。
遠い君を思い出すきっかけとしては、「水面に走る疾風に空を仰いで」しか
見つからないのだが、よく見えないきっかけだと思う。
そして、廃坑の場面、しかし窓があるのは何故?
とすると廃坑というのは比喩なのか。十字架が出て来るということは教会?
どちらにしろ、それが「水面に〜」とどうリンクしているのかも分からない。
雰囲気だけを重視して書いているように感じます。
>>409 「かみさまとマネキン」これはどちらも比喩か。
映像としてとても面白いのだけれど、それを統一する筋が見えなかった。
これは僕の読み込み不足なのかもしれない。ううむ。
ずっと見ている→首をめがけ→さがしものという展開が不可解。
さがしもの→ずっと見ている→首をめがけだったらわかるけど。
解説がほしいところです。
>>410 2ちゃんねるでそんな説教をしてどうするんだ、という気がする。
2ちゃんねるが人々にとって悪い所だからどうなんだ、とも思う。
おのれにとってどうなのか、だけで十分。
ココで美しい詩や良い言葉に出会えたら、少なくとも僕は幸せだ。
>>411 言葉にできない感覚を言葉にするというのは、本当にぎりぎりの作業です。
気を抜くと、どこかで聞いたような言葉になってしまうものを、
必死で避けながらも何らかの言葉にしなければならない。
これには手順も何もなく、ひたすら自分の中から言葉の湧くのを待つしかない。
>>394 の詩などは言葉が曖昧すぎる。基本的には曖昧なものを重ねても、
より曖昧なものや、単純化されたもの(愛とか神とか)に決着してしまう。
読者に何が伝わるだろうか、という視点から書く方がいいと思います。
自分で書いて、自分で納得すればいい詩、であれば構わないけれど。
>>412 うん、レトリックとして面白い。
何かの言い換えをしているだけ、という気がしないでもないけど。
それでも、言葉で遊ぶ楽しさが伝わってきていいんじゃないかと思います。
ここで投稿されている詩には結構多いけど、なるべくタイトルは欲しいなあ。
>>413 まず語り口とか、削いだ文体とか、読みやすいし内容にも合っている。
少し説明しすぎかな、と思う部分もある。
「何も追われず、〜幸せなんだな」までを省略しても意味は通るし、
すっきり読めてよいのでは、と思った。
空虚なのに、リアリティを持ってそれを感じることができる詩です。
>>417 最後の一行が、「まとめました」って感じが出過ぎてて残念。
あとは、リズムが悪いのでむしろ散文的な感じを受ける。
改行を全部なくせば、どう見ても小説だと思ってしまう。
>>418 非常な気体、は宮沢賢治の影響か。
この真面目と不真面目の判別しにくい感じはとても面白いです。
パンクスを抱えて、もいい。
気になるのは「牢屋」か。牢屋はちょっとなあ。
真面目には受け取りづらいかも。。。
>>420 僕は確かな信仰がないので分からないが、
神に許しを乞おうとする人は、
神以外のもの(自分自身も含め)からは許しを与えられないだろうと。
もしも自身で自身を許してしまうような心の弱さがあるなら、
それは唯一許しを与えるべき神を侮辱することになるのでは。
まあよくは知らんけども。妙な論理だな、と思った。
>>421 少し紋切り型の表現が目立つかな。
分かりやすいことだけを求めればそれでいいかもしれないのだけど。
よくあるドラマの一風景に見えてしまうことは確か。
>>422-423 語り口とか、茨木のり子の「自分の感受性くらい」。
「この、今のこのわたくし」とか、変で面白いけど。
もう少しゆっくり構成とか練ってもいいと思うし、
歩く、ということが最後に生かされるようにしてもいい。
あと「一瞬刹那」ってくどいような。
>424 :激辛正統派様 批評ありがとうございます。 確かに起承承結ですね、私の集中力が足りないのが原因ですが。 転が浮かび上がらなかったと言う事もありますが、 その意味では失敗ですね……精進いたします。
428 :
パン :03/06/19 00:46 ID:qqSOoCV7
激辛さん> いつもありがとうございます。 自分でも読み返してみても、説明しすぎかなと少々思いました。 これからもよろしくお願いします。
429 :
名前はいらない :03/06/19 01:28 ID:9nHaERqJ
あいつはグッドガイ人形 あいつはグッドガイ人形 触れてはいけないよ 触れてはいけないよ 殺人鬼の心の琴線に触れて 八つ裂きにされてしまうからね 映画みたいにはいかないのですから 映画みたいにはいかないのですから 麦飯でも喰って平穏にくらしてればよいのさ
「一握りの希望」 一握りの希望を 握り締めて 僕は旅に出ます 苦しいことも 悲しいこともあったけど それでも残った 一握りの希望 胸を張って 風を受けて進みましょう 前を見て 振り返らずに進みましょう たとえ涙が 零れ落ちても 一歩一歩 確実に歩いてきましょう 前を見て 振り返らずにいきましょう もし思い出が 呼び止めようとも
僕は可愛いメルヘンジャック みんなに笑顔を振りまきつつ 心の裏側を探るのさ 僕は小粋なメルヘンジャック ピカピカのジャケットを着て街を歩く みんなの視線が気になるのさ 僕は愉快なメルヘンジャック 在る事無い事を言う その場が盛り上がれば、それでいいのさ みんな、僕を見つけてくれたかい? 君の、すぐそば、心の、斜め後ろに立っている ほら、ここだよ 可愛がっておくれ 僕は悲しいメルヘンジャック もし、僕が死んだら 誰か悲しむ人がいるかなぁ? あぁ、飼ってた金魚ぐらいは悲しんでくれるかもしれない 僕は毎朝毎晩、欠かさず餌を与えたのだから。 僕はメルヘンジャック 僕は醜いメルヘンジャック 見つけてくれたかい? 可愛がっておくれよ。
激辛さん、ありがとう。 今回も入んなかったので題名はメール欄です。 おやすみなさいzz
あ、寝る前にここは「たくさんの人に評価してもらう」ところらしいですので
評価つーか感想書きます。
まぁー本当に感想なんですが。
>>429 前半は、映画の中でおじいさんが子どもに話しかけるような口調
後半は、ナレーターがわれわれに話しかけるような口調。
最後の段で「映画の様には・・」と言っている事から、前半のような、劇的なことには
現実には起こりえない、ありえない、クビを突っ込むな。的なものが感じられました。
前半と後半の言葉遣いの変化が面白いなあー
>>430 涙がこぼれても、思い出がよみがえっても、ひたすらに旅という
辛い、苦しい、行動を徹底するのは、
その先にわずかでも希望があるからなんかな?
なんか歌詞みたい。
では本当にオヤスミなさー
434 :
名前はいらない :03/06/19 04:00 ID:hftZZTtc
マスオがマスをかく午後の昼下がり
どす黒い あつ苦しい よるから明けた もう朝だ いったいのぜんたいの 昨日はなんだった そうなのだ なんだった。 開けられない缶詰めのまえにして 赤月に色褪せた あぱーと脇の若い鳥 からすだろーか いいや鳴いていないのだ あいつも似ているところがある 逆月をめのまえにして 脇に田んぼ見据えた 私ひとり 遠くにはガッコがみえます 回りは山なのです ええ すぐそこまで迫っておりますとも! 空が青い 青い青い 憂い 憂い 何も無い かきこむように して、集めました だって あの缶詰 軽いんですもの 小腹の足しにもなりそうにありません ええ もう いったい全体の 今日 ですこと。 また始まる。 わたしはもう チェックされてる。
↑「軽い理想とチェス」
...です、お願いいたします(無駄レス失礼しました!)
あいb
激辛正当派さん、批評ありがとうございます。 たしかに2ちゃんを説教しても意味は無いんですが。 2ちゃんうんぬんは省いた方がよかったかも。 う〜ん、文才が無いなあ…。読者の心を伝えたい中心に持っていけてない。 忙しいと思いますが、がんばってください。
440 :
410 :03/06/19 17:49 ID:9vr2amG9
すみません、名前いれ忘れました。
嫌いな街の夜の少し冷たい 風がなんだか気持ちよくって 嫌な事が少し 忘れる事が出来たよ。 明日死ぬのかも生きられる のかもわからない。 もしも私がこの世 から死んでいなくなったとしても 夜の風で私のように 嫌な事忘れられる人がいるといいな。 こんな街にも風はふいてるから。 嫌いな街でも優しい風はふくから。
442 :
名前はいらない :03/06/19 23:34 ID:ZGMe1t+V
「せめて螺旋であったなら」 私は心地よい風の中にいる 私は心地よい砂の中にいる 私はさらさらと洗い流れる音の中にいる ゆったりと廻る音の中にいる 私は繰り返す静寂を知っている 私は繰り返す安らぎを知っている 私は繰り返す美しさを知っている 流転する世界の美しさを知っている 足を停めずとも 瞼を下ろさずとも 両手を広げずとも 天を仰がずとも 内包されていると 故に幸せなのだと 世界という流れる粒の中 幸せを感じることができる 私は満ちている 私は同時に悲しい 私の足は歩みこそすれ 一歩たりと踏み出しえなかったのだから
443 :
Q :03/06/19 23:47 ID:R0k5p6Ad
444 :
パン :03/06/20 03:17 ID:xndpT+OP
※ 薄暗い夜中、 窓の奥には、淡い明かりが灯っていて 僕の部屋にも灯っている 朝になれば、みな明かりを消して 陽を浴びて歩いてく 遠い昔、人間もけだもので 夜を恐れて、火を灯し、朝を待ち 陽を浴びて、歩いてきた 100の人間がいれば、100の生き方がある 100の人間がいれば、100の明かりを求めて歩いていく 窓の遠い向こうに、明かりがあるよ 明かりを囲んで、食事でもしようか? 窓の遠い向こうに、明かりがあるよ 明かりを灯して、受験勉強でもしようか? 窓の遠い向こうで、明かりが消えたよ 陽が上るまで、ぐっすり寝ようか? 人間は、明かりを好む生き物なんだ
あたまおかしいの 振り回さない 怒らない たとえば朝食 あれ最悪 悲しいだろ本当は きみの胃痛のこと考えながら食べるご飯は味がない つなげるなよ つなげるなよ つなげるなよ 隣で寝れないのは ぼくはただの箱だってしってるから。
>>443 )
いや、下書きの方を書いちゃったんで・・・。(メモ帳に下書きしてた)
こんなマルチみたい事しちゃマズかったですか?
ごめんなさい
447 :
nao :03/06/20 10:50 ID:JgWIx4jm
伝えたいのは僕の体に詰まったあたたかい砂のことじゃなく 滞った血が放つ匂いに立ち尽くしたちいさな動物のつぶやき でもない 空を仰いで呪詛を連ねた 出来損ないの仙人志願者の目に 君のしなやかな肢体が映ったかどうか------それも問題にしない 海はじつはなにも気にすることなんてないと言っている 言いながら なお潮の満ち引きには あんなにも叫びが含まれる 残酷な話だ 空なんて 願いの先に通じる路のような色をして あの先には距離だ どこまでも 祈りを捧げた少年の目には紙芝居の舞台のように映るのに どこまでも距離だ
448 :
nao :03/06/20 10:51 ID:JgWIx4jm
それなら君の手をつかんだとき 僕が僕を賭けていたことだって 絶望をのどに押し込めたって 世界を呼び止める理由にはならない ついには僕の縮こまった体へ 雑踏の喧騒に満ち引きする叫びが押し寄せても それを賛美歌だとはこれっぽっちも思わないんだ 鎮魂歌は------いつも飾られている僕の枕元にいつも
449 :
nao :03/06/20 10:58 ID:JgWIx4jm
突っ立った灰白い山の雲のところに 自分の骨でこしらえた杖を手に手に集まった 連中なんて いつまでも海には溶けないものだ 声になる声を探して押し黙るだけだ 考えるなら 考えるなら せめて君の残り香を 世界へのほころびを見つけたと思ったあの日のことを 伝えるなら君が振り返り微笑んでくれるなら僕は 這いずり回ってさがし出したきれいな祈りのかけらを なにもなかったように差し出そう 空の先には願いがあると平気な顔して言い張ろう 僕は昨日も星を見た 理由ならそれで充分だ
ヤンチャだなぁ あなたはわたしをなだめられなくて わたしのなまえをこどもと名付ける ヤンチャだよ よくよくよく考えたら 君の胃液なんて飲めない よくよくよく考えたら 自分のこと知らないし 謝るのは自己弁護 感謝はポーズ 愛は逃避 いけにえにされた小鹿 乾いた血に無心
451 :
Q :03/06/20 14:58 ID:E5wtf7nf
>>443 いえ、ちょっと疑問に思っただけですから。
プラス、こういう詩は好きじゃないナァってことで。
>>418 とかのがイイと思うんですが
452 :
メルヘンジャック :03/06/20 16:33 ID:4Ta6YqKB
>>451 443はちょっと昨日いろいろあって、
怒りにまかせて思いつきで書いた詩なんで・・・。
その割にはまぁ、悪くないかなぁって思って載せただけなんで
あんまりツッコまれても・・・。
とにかくレス有難うございます。
精進します。
453 :
_ :03/06/20 16:47 ID:JTtriG7F
454 :
『この星は男と女でできてる』 :03/06/20 20:23 ID:lQ7ZQ/a3
バービー人形遊びは 服脱がす時、ワクワクした 女の子は矛盾してる、見られたくないけど見せたい スリップドレス着て歩くと、まったく失礼な視線ン 他の人は頭にくる、けどあなたにはいつだって セックシーって思わせたいの 頭がどこかに行っちゃう、はるかタンザニアまで 女の子は矛盾してる、攻められたくないけど迫られたい いつか体のフェロモンの量が少なくなっても嗅ぎつけて あなたにはいつまでもオンナって悟らせたいの 枕をくっつけて目をつぶる 小学校の友だちみたい、眠りたいのに話しかけてくる もしもふたりにいつかミニチュア・バービーができたら 自分より大事な人、もう一人、増えるね この星は男と女でできてる ウシもアンモナイトもソテツも この星は男と女でできてる いつか恋して、自分よりも大事な誰か、見つける
455 :
『 ○ 』 :03/06/20 20:24 ID:lQ7ZQ/a3
追われて、走って、二丁目の路地に逃げ込んだ フッと、溜め息ついて、膝の傷、舐めて、コンパクト開いて ぐるっと、あたりを見渡してみると 5匹の大ネコが、わたしを、ねらってる 突然、場面が変わり、半ズボンはいた、わたし 庭の塀に、よじのぼり、となりの栗の実、食べちゃった! 生き物は、みんな、食べ物 花を食べた、虫を食べた、鳥が空を飛んでいく ガブッと、かじった、お好み焼きも 宇宙は大きな○、?つきの 生命が生命食べて、また別の生命が生まれる ところで、今日は水曜日 大極拳にまた遅刻しちゃう、タクシーつかまえて そうっと、道場に入ってみると 5匹の大ネコが、わたしを、ねらってる キャッ! I ate the pig that ate the bird that ate the worm that ate the apple that ate the poo... Aristotle said space was a rhino, Pharaohs thought it was a hippo, my granma says space is God's eyeball, Science teacher says,"I don't know", Professor Hawking says space is a big curve, Melissa says it's a giant MAC My boyfriend says,space is a bunkbed, I think space is a big ○
456 :
名前はいらない :03/06/20 20:25 ID:lQ7ZQ/a3
>>330 (
>>332 )ありがとうございました。
>>356 (
>>324 )えーと。「しじみ」というのはネコの名前です。
「わたし」と「あなた」と「しじみ」とで「サンニン」。
一匹ニンゲンじゃないので、「三人」ではなく「サンニン」にしました。
それだけだったり...。失礼しましたぁ!
457 :
名前はいらない :03/06/20 20:31 ID:IKPpsTlh
ステキな部屋だね 何も無くてスッキリしてる 違うわ 本当に必要なものは隠してあるの 心の中にね それ以外はどうでもよかったんだ だから全部あげちゃったよ 怖そうな顔をした人たちにね アタシ不器用なんだ だからモノはそんなに必要ない 最低限 生きていられるだけでいいよ 慰めなんていらないよ? 干渉も同情もされたくないんだ 今までも これからも独りで生きていくつもりだし 家族はどうしたの? いらないんだ そんなものは だからアタシは全部あげたの 怖そうな顔をした人たちに
458 :
hiji :03/06/20 20:55 ID:azSwmEpN
こんなに、つよかったの。 頼んでない…。 逃がして。 きんとする。 きんとする。 わたしのこえは 幼い。
偽りました 12個 傷つけました もう愛してもいい 心の返事はまだ もう手放してもいい もう少し曝け出してみようよ この世に生まれてきた悲しみと不条理 きっと良くなる きっと良くなる 瞳の奥で暴こうなんて思わなくなる もうすでに 出逢ったときから知ってた楽園のこと ゆっくり話そう
>>429 こういうのは大槻ケンヂ系とでもいうのだろうか。ちょっと違う?
惹きつける一文というのが欲しい。オチに麦飯は、ちと弱いかなと。
落ち着きどころがあるよでない不安を感じることは確かだが。
>>430 いろいろあるけどがんばろう、というありふれた内容であっても、
書き方によっては面白いんだけど、この詩は工夫が足りないかな。
書いている本人にもきっと既視感があるはずだ。
「ここは独自の表現です」と自信を持って言える部分が欲しい。
>>431 最後は自虐的すぎるんじゃないだろうか。
前半は開き直った感じが見られるのに、実はただのフリだったという感じ。
道化になるならもっととことんなればいいと思う。
>>434 「午後の昼下がり」て。。。
>>435 こういうのってけっこう適当にでも書ける感じがあるのだが、
僕は好きだ。とはいえ、言いたいことといったら、
よくある空虚感でしかないようで、その内容の幅を増やせたら面白くなりそう。
チェスというのが全体に反映されていないっぽいのも気になる。
>>441 2連目の論理がいまいちピンときません。
自分が死ぬことと、嫌な事忘れられる人とのつながりが。
この詩は、風に吹かれた時の素直な気持ちを書いたのだろうけど、
読者としては、どんな風が吹いて、どんな人がそう感じているのかを知りたい。
自分自身にたいして呟くなら、これでいいのだ。
しかしその感動を自分以外の人に伝える時は、もっと説明しなければいけないと思う。
>>442 言葉を重ねて表したかったのは「世界」ということだろうけど、
詩文中に「世界」の語はなるべく出してほしくないかも。
それを「世界」と直接言っちゃうと、
今まで苦労して積み重ねてきた言葉がムダになってしまう気がするのだ。
なんかいろいろと自分の不安とかを正確に他人に説明しようとして、
結局その相手に「よくある五月病だね」とかってまとめられると嫌でしょ。
「そこらへんにあるものと一緒にすんな!」と。
それと同じようなもの。。。でもないかー。うーん。
>>444 1連目に「僕」がでてくるので、僕の視点で書かれたものだと思ったが、
その後の表現はかなり高い所から見ている。普遍的にあろうとしすぎている。
すごく一般的なことを並べた上、最後の一行はあまり説得力がない。
むしろ「僕」の視点だけをたよりに、人間全体へつなげた方がよかったかも。
少なくともどちらかの視点に限定した方がよかった。
>>445 んー。。。ナンセンスというにはインパクトがないな。
題材はどうしても抒情的に読めてしまうんだが、
きみに虐げられたぼく、という読み方しか出来ず。
>>447 作者にだけわかっている前提を、読者に強要している感じがある。
それは「じつは」という一語なんだけど。
距離のくだりはよいのだが、それがどう前半とつながっているのか分かりづらい。
>>448 うーむ。「世界」なあ。これは僕の好き嫌いの問題なんだけど。。。
僕の実感として、「世界」という言葉で名指すことのできるものなんて、
ひとつもないんじゃないか、と。30年ほど前ならそれはあったかもしれないけど、
今の世の中に「世界」はいったいどこにあるだろうかと。
>>449 この詩は447と448を足したような感じだな。
冒頭の風景はその後の部分とどう繋がっていると理解したらいいんだろう。
描いたイメージをブレることなく消すことなく最後までつらぬいて欲しい。
>>450 よく考えなくても人の胃液なんて飲めないやん。。。
てツッコんだら駄目?。。。だってこの箇所だけが浮きすぎだよ。
>>454 雌雄同体とかけっこういるよ、ってツッコんだら駄目かな。。。
あと、子供をミニチュア・バービーっていうのもな。。。まあいいんだけど。
ってかずっと「あなた」に語りかけて、最後にこんな一般的なまとめってのも、
ちょっと変な感じをうけるなあ。あなた一辺倒でいいやん、と思うのだが。
>>455 僕は頭が悪いので、英語が出てきただけでクラっとするんだけど。。。
しかし後半、なぜに英語になる必要があるのか分からん。
確かに語ってる内容が少し違うというのはあるけど。
うむ。。。でもおもしろいね。この詩。特に英語部分。
>>456 激しく誤読してスマンカッタ。。。でも面白かったんだから許して。
>>457 これ、リアルでこんなこと言われても返事に困るなあ。
あーさいですか。としか言えんではないか。全部自分で納得してるんだから。
本当にこう思って揺れないのなら強い人なんだろうが、
そんなもんじゃなかろうと思うのだが。
今日はここまで。。。
乙カレ
464 :
パン :03/06/21 23:19 ID:E6Knn6rQ
激辛さん、ありがとうございます。 視点をしぼらないとけっこう本筋がボケるものだということを 改めて実感しました。 また、よろしくお願いします。
465 :
_ :03/06/21 23:31 ID:Mexd0JI7
466 :
さくさく :03/06/21 23:55 ID:k2BBwlSJ
妙に小奇麗な部屋が淋しくて 好きだった歌を音量を大きくしてかけてみた 昔が懐かしく思えて涙が出た 新しいもの欲しさに簡単に捨てた それらが本当は大切なものだと気付かずに そのことに気付いてずうずうしくも 今さら近づく私 無くさないと気付かない私 本当に大切なものはなぁに?そう聞かれて 家族 友人 思い出 ありきたりな答えを出した でも実際には大切になんかしてなかった 自己満足で大切にしているだけで 実際には傷つけてばかりいた 自信に満ち溢れてて まっすぐに突き進んでいたあの頃 間違いに気付かずに だから迷いがなかった いろんなことに気付いた今の私と あの頃の私はどう違うのかな そう考えたとき いままでのまちがいを発見してから 自信がもてなくなったことに気付いた むかしを思っては泣き それを自ら捨てた自分自身を悔やみ その繰り返し
467 :
さくさく :03/06/21 23:56 ID:k2BBwlSJ
でもいいかげん先を見なくちゃいけないんだ 悔やんでばかりいる今の自分をも この先また悔やまぬように 気付いたからこそ 今こそ本当に大切だと思えるものとともに 歩いていくべきなんだ それでまた輝く思い出をつくれたらいい そうすればきっと また自分にちょっとだけ自信がつくよ いや。むしろ前よりも強くなれるかもね これだけは誰にも言わない 私だけのけなげな誓い ------------------ ありきたりなテーマですが、自分の経験のもとに書きました。 ネガティブ思考な自分を変える踏ん切りになればと思って。だから初めての詩です。 それと、改行数が多すぎて書き込めなかったので2回にわけました。 評価お願します。
468 :
こや :03/06/22 00:37 ID:Jd3ZuehM
壊れたおもちゃには 誰も何も興味が無くて 少しずつ崩れて塵になっていく 手にも足にも 誰も視線なんか向けない いつか見た くるくる回る風車と 夏の日の向日葵だけ 脳裏に輝いて 少しずつ消えていく瞳の光は 「―それでも生きたい!」 浅はかでとてつもなく見苦しいあがき 傷痕の数だけ増えていく 埃だらけの部屋にぽつんとひとり 今日も秒針だけが進むのを ただ 見つめている
469 :
あみなが :03/06/22 00:41 ID:341noQ22
君が生まれてきた意味って何? 君は誰のために生まれてきたの? 自分の顔を鏡でみてごらん。 醜いと思わないか?それでもまだ生きるか? 外見で判断されるこの時代・・・君は不利だ。 次に生まれる時は綺麗になって生まれてくるかもしれないね。
読んでて思ったんだけど、 みんなどういうつもりで「批評」してほしいわけ? 「ぼくの気持ちが切ないから、あるいは嬉しいから、あるいはetc… とにかくぼくの気持ちを書いてみたから、誰かに読ませたくて…」 とかもしいうんだったら、 「べつになんにも考えても感じてもないけど、テクはあるのでそれ使って書いてみました」 みたいな詩のほうが、まだましだよ? 「批評」と「感想」は違います。 「いいたいこと」をただの文章にした作品モドキなら、 他に「感想をもらえるスレ」があります。そちらへどうぞ。 あなたの「大事」が他の人にとっても「大事」だなどと、思わないでね。 あなたにとって大事な感情、あるいは大事な意見をストレートに書いただけの詩なんて、 どう批評しろっていうの? あなたの感情を評価しろっていうの? あなたの意見を評価しろっていうの? そんな不遜な真似、少なくとも俺にはできない。 俺にできるのは、あなたの詩を評価することだけだ。 あまりにも「批評スレに提出する以前の詩モドキ」が目についたので、口出ししてみました。 お前ら、もっと考えて投稿しれ。 あんまり批評コテさんに甘えるんじゃないよっ!
471 :
あみなが :03/06/22 01:20 ID:341noQ22
じゃあ君はなんのために生まれてきたのかわかる?>470
472 :
名前はいらない :03/06/22 01:34 ID:QObygiXI
夢のないフィールドで僕らは走ってる 与えられた僕へのパスは何のためのメッセージ ためらう事に慣れてサインさえも見過ごして やがて倒され打ちのめされ踏み出す勇気を忘れる 強く握り締めた拳をぶつける場所を探してた 生まれ変わる事を望むなら今こそ立ち上がれ 乾いた笛の音が始まりを告げる 声を風に乗せろ 負けんじゃねぇぞ 夢を捨てないで ぶつけろその魂
473 :
名前はいらない :03/06/22 01:37 ID:VolBwMuI
オレノコテガッマキニモエルオマエヲタオセトカガヤキサケブ エ、オヨビジャナイッテ?コリャマタシツレイ
>>470 そこまで言わないけどそういうところは少しあるかもね。
474と似たように、470の名前には同意。 最近にはそういう詩ばかりが目立つ。 (駄目だとは言わないが、)
476 :
442 :03/06/22 03:40 ID:NRasqafE
>>461 世界とは「全て」というつもりでした。
あらゆる関係を断絶しようとしても、いつだって何かに内包されていると。
狭いところから広いところまでありますが。もっとも大局の視野で見るならやはり世界、
運命、因果律をも含む全ては、私の拙い語彙では世界としかかけませんでした。
私は自分の哲学が、時間の経過とともに、螺旋状に、停滞ではなく、ある方向性を持って進んでいたと
思っていたのですが、近くで見るその軌跡は確かに螺旋であったのですが、少し目を離して見てみれば、
それはゆっくりと螺旋状に動きながら円を描いていただけでした、と。
やはり、全ては流転しているだけなのか、と。
内包された空間を回り続けるのはどこか心地いいですからね。
そんなことを感じながら書いてました。
誰が呼んでも当てはまるようにしたかったのですが、少し曖昧な言葉を
選びすぎたようです。
というか単純に技量不足、表現不足ですね。
この文章自体そんな気がしますけれども。
いやいや精進します。評価ありがとうございました。
>>470 自分で詩モドキを書いといてなんですが、まったくその通りですね。
肯定を求めるのは評価を求めるとは訳が違いますからね。
評価は力量を、ですから。
「詩」の定義も曖昧ですし、どしどし応募してと
>>1 に書いてありますから
甘えるのは自由だと思いますけれども。
とにかく私は甘えていた自分を恥じようとは思いますが。
477 :
442 :03/06/22 03:44 ID:NRasqafE
>>476 >誰が呼んでも
呼んでも→読んでもですね・・・
長文&自己レスで鬱陶しいこと受け合い
スミマセン
「小さな夢」 日常が僕を呑む でも、きっとそれは悲しいことじゃない 夢の中では いつだって僕は家のドアを開くことが出来ない 電柱のライトがやけに眩しく 反転する色素の圧がぐるぐると神経を押し潰す 僕はありったけの肉じゃがを吐き出して 「しあわせ」の記録を捜し出そうと 楕円形の空白は進化の目印 ピースは存在しないと 東京タワーから飛び降りた知人に聞いた覚えがある どちらにしても今、 (たぶんだけど) 僕のスイッチは一斉に切り替えを始めた 何も悲しいことじゃないさ
479 :
nao :03/06/22 07:16 ID:m+shISe7
>>461-462 激辛正統派さん批評ありがとうございました。
447-449はひとつの詩だったんですが長杉ゆえに分けたものです。
信じられないくらい綺麗な色の海(しかもすごい量。水多!)見てると
もーすべてから許されるような気分になるっていう自分の感情を、
「じつは」ひとつで押し付けようと・・気付かなかった。アチャー
骨持って架空の場所に集まるのは仙人志願者(考える人々)だけど
これもから回り。人々の膨大な意思を潮騒に例えて、
波(交錯する思い)に洗われた砂浜の小石(人々の吐き出した様々な感情)の中に
きれいな石(希望のようなもの)を必死で見つける、というのも・・・から回りっつーか、
自己満足すぎて伝わらないですね。伝わらないものを書いても意味ない。
もっとうまくなりたいなー。ホント勉強になりました!ありがとうです。
詩のコメントは次回、で雑談を少し。。。(寝起きで頭回らないので
>>464 いつも素直でイイ!!けど素直すぎてもイクナイ!!
「お前はなぜ俺の傑作を理解せんのだ」という自信過剰なところも必要かも。
投稿者と批評者は、ある種の戦いをしているのですから。
でも、いつもお返事レスありがとうございます。
>>470 ほぼ同意はするんだけど。。。
過去の自分自身を考えたら、読ませるためにどう書くかなんて考えずに書いてたし、
詩を書くことのはじまりはみんなそういうものだろうと思う。
少なくとも僕はこのスレで単純な共感レスはしないし、
それを分かっててみんなここへ投稿してくるわけだからいいんじゃないか。
上のレスで自分を批評者と言っちゃってるけど、
本当は批評なんてしてなくて、僕のもまた感想なわけだしね。
。。。ただ偉そうなことを言うつもりはないんだけど、
他の批評コテだったらバッサリ切り捨てられるような詩も散見されます。
たまに別の批評スレにも投稿してみるといいかも。
完璧氏のところとか、ダメな詩は真剣に切り捨ててくれて気持ちいいかもです。
>>476 このレスを見る限り、重要なのは「世界」の新たな視点を発見したということかと。
ならば新しい視点と古い視点を比較するかたちで書いた方が良かった。
あと「世界」という語が違和感を持つのは、
「世界」という大きな語に比べて他の表現に遜色があるからかもしれない。
「世界」に拮抗する表現というのは、やはりそうとう難しいと思うよ。
>>479 分けたら分けたって明示してよー。。別で読んでしまった。。。
言い訳するわけじゃないけど、「別に読めてしまう」ということは、
各連のつながりがうまくできていないというかもしれない。
とりあえず、ひとつ作品を書いたら、
まったく前提を持たない第三者の気持ちになって再読してみて下さい。
はじめて読む人のつもりで。
>>460 リトライでつ
一握りの希望を 握り締めて
僕は旅に出ます
苦しいことも 悲しいこともあったけど
それでも残った 一握りの希望
胸を張って 風を受けて進みましょう
前を見て 振り返らずに進みましょう
たとえ涙が 零れ落ちても
一欠片の光を 遠く目指して
僕は旅を続けます
その先にあるのが絶望か希望か
それは誰にもわからないけれど
一歩一歩 確実に歩いてきましょう
前を見て 振り返らずにいきましょう
もし思い出が 呼び止めようとも
(上の続き) 安らぎも 苦痛も 全て通り過ぎていったとき この手の中に残った 一握りの希望 一握りの希望を 握り締めて 僕は旅に出ます 最後の最後に残った たった一つの 今にも消えてしまいそうな 光だけれど それでも それだけを握り締めながら 前へ前へ と進んでいきましょう その希望が消えない限り 前だけを見て 歩いていきましょう
激辛正当派さんよろしくおながいしまつ
484 :
476 :03/06/22 13:05 ID:NRasqafE
>>480 またコメントいただいて嬉しいのですが、どうも先ほどの文章も含めて、
自分が選ぶ言葉は曖昧すぎて、かえって既存の色々な考えに
当てはめることも可能というか、選んだ言葉が平凡だったために、
それに合った程度にありふれた考えが当てはめられがちなようで・・・。
いや一歩間違えれば確かにありふれていますが。それでも微かに違うんですよ。
その微かが大切であったのですけれども、その微々たる部分を表現し切れなかったのが、
最大の失敗であり、作品として致命的であり、つくづく自分の無力を感じさせられましたよ。
微々たる部分までの描写に皆さん苦労するのかもしれませんね。
必死に伝えたいのですが力不足により書けば書くほど、それに比例して歪んで
伝わっていきそうなので、今はとにかく表現しうるだけの力を養おうと思います。
>「世界」という大きな語に比べて他の表現に遜色があるからかもしれない。
確かに他がまったく足りてないとしみじみ感じました。
485 :
名前はいらない :03/06/22 13:27 ID:eQWzjHER
486 :
_ :03/06/22 13:51 ID:qzo8u0my
487 :
40471 :03/06/22 14:44 ID:hmL9MTj1
488 :
名前はいらない :03/06/22 14:50 ID:wc80B3/5
人を殺した・・。 素手で殺せるなんて思もわなかった。 それ以前に死ぬなんておもっては―――。 ただ今転がってる肉の塊は・・・死体だ。 俺が殺した。 殺したんだ。 頭がだんだん覚醒していく。 妙な音楽が流れ出した。 酷く雑音交じりで、叫び声にも聞き取れるその音。 脳内から直接流れ出して、耳に響いているようだ。 頭が破裂しそうなくらいの大音量。 周りのすべての音が俺の耳から消えていく。 大音量は俺の心まで崩壊させた。 周りにいる人間。 殺してやりたくなった。 通行人が近づいくる。 俺と視線が合う。 何かを悟ったようにその顔が引きつり、その間に俺はものすごいスピードで近づいていく。 逃げようと、後ろを向いた瞬間だった。 俺の拳が頭を人振り。 恐ろしい力が出た。 頭蓋骨が割れる音・・・酷く鈍くて不快だが、俺の耳みは聞こえなかった。 かわりに大音量で流れ続ける音はさらに大きさを増した。 脳味噌が飛び散る。 脆く、崩れ去る。 俺は・・・覚醒した俺は。 その場で笑い続けた。 何もかもが音に侵食され、笑い続けた―――。
489 :
名前はいらない :03/06/22 14:52 ID:PsX1A5Xp
「いつか言ってたっけ。時が解決してくれるって。 でもな、その時にそう言って分かってくれる人なんてそういないんだよ。 その人にとっては、その時が永遠で、現在で。 ただそれしか考えられない下等な生き物なんだから。」
490 :
_ :03/06/22 15:08 ID:qzo8u0my
491 :
名前はいらない :03/06/23 00:59 ID:XBwsoD06
「包み」 未確認は後に回される どんなに大事な想いでも 確認してから出直しなさい 冬に持ち帰ったそれの 凍えを労い 鼻付けてみたり 舌で撫でてみたり、 齧ってみたりする一欠けら ケチに疲れた未確認を見るごと 持ち主が私であるという事に項垂れ ”捨て未確認”など流行らない、 今では梅雨にあてるよりと 左の胸にまた仕舞込む 片胸の大きな女は皆、 そこへ確認を忍ばせ走る あれは何処へ向かうのだろう 湿気を恐れ窓辺から案じるだけ、 昨夜は町の御令嬢ゆさり色散らす姿 私は左胸の痛みにこれまでと覚悟をした 向かう娘は止められないとしても 君よどうか開門しませんよう、 雨枯れ全てが逃水追う頃 未だ向かえぬ私ならば 手空きのお前を待つのだと 涼呼ぶ絹の包みが確認よりもと 最後の夏を通達してくれたならば 逃げ惑う水に乗り否応でも向えるのに
492 :
名前はいらない :03/06/23 01:47 ID:wI3EyvNm
>>478 読ませる詩だと思いました。一連目と二連目が対比のようになっていて、
その後にいきなり「電柱の」と来るので、夢なのか現実なのかわからない
浮遊感が三連目以降に生まれています。「電柱のライト=街灯ではいけないのか」と、
思いましたが結構イメージするものが違う感じでいいですね。
「反転する色素の圧〜」とか「楕円形の空白」とか、ちょっと抽象的かなぁと、
思います、充分伝わることは伝わるのですが。
気になるのは後半です。
「(たぶんだけど)」→ここで興味がそがれます。もっと別の表現に置き換えて。
最後の一行、どうにも「強がり」に聞こえてしまいます。
本当に強がりなのだとしても、なるべくそれを読者に突っ込ませないような
一行にしてほしかったと思いました。
>>491 未整理な印象ですが、整理というものは必ずしもしなければいけないものではない。
ただし、整理する必要のない場合というのは、この作品中で描かれているような、
「未確認」の場合において、でしょう。
詩というものは、「未確認のものを描くもの」だと私は普通に思っています。
本人がわかりすぎているものというのは、どうにも広がりが生まれないからつまらない。
私の場合、自分のよくわかっている対象を描く場合は、それをよくわからない世界に
投げ込んで、もはや説明もできないまでにバラバラにしてやるということをします。
しかしこの詩の場合は、本当はわかっていて、説明さえできるものを、
わざと他人に伝えないように、ぼかして描いたという感じが否めません。
形と内容との関係について、もう少し「構成を練って」ほしかったように思います。
493 :
名前はいらない :03/06/23 02:05 ID:foxGDfDo
よどみ空 晴れぬ心と 将来(さき)の夢 大学でふと思いついた川柳?みたいなものです。 最近うつっぽいからかなぁ、こんなの思いつくのって。
494 :
nao :03/06/23 05:54 ID:Gisf50ko
>>480 分けたら分けたって明示しなくてゴメソナサイ(´・ω・`)
こっちがなってなかったのだから言い訳なんて夢にも思わず。
一応「足したかんじ」は伝わったからいいかなと前向きに精進精進。
初めて読んだ人にも伝わるようには、重々心がけてます。なかなかうまくいかないけど
いつかはどうにか。もう一度言うと伝わんなきゃ意味ない・・
批評はほんとにありがとうだったんだけど
なんていうか・・・ああー;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
謙虚に聞いてものすご反省する気持ちも、今まで詩書かなきゃ生きてけないくらい
ずっとことばや詩について考えてきた自負みたいなもの(自作の詩への自信とは別の)も
どっちも本心だからキツい!勉強になります。
495 :
タイトルについて :03/06/23 10:50 ID:ZadkSmfr
「詩にタイトルは必要か」 J-POPの曲にタイトルは必要でないと私は思っている。 歌そのものを聴けば、表題などなくても内容のわかるものだからだ。 むしろJ-POPの場合タイトル=「商品名」に近いものだと思っている。 では、インストゥルメンタル曲の場合は、どうか? 大概の場合、ないほうがいいと思う。 メジャーコードとマイナーコードが入れ替わり現れる感傷的な曲に 「喜びと哀しみ」などという身も蓋もないタイトルがついていたのでは、 かえって想像力を妨げられてしまう。そしてそんな場合が多い。
496 :
タイトルについて :03/06/23 10:52 ID:ZadkSmfr
(上からの続き) しかしまともなタイトルなら、ついていたほうがいい。 インスト曲は歌詞がないので、音楽が表現しようとする世界を解釈しようとするに、 ただ想像力による他はないからだ。(厳密にいえば他にもあるだろう。 しかし、たとえば「紋切り型との比較対比」なども「外因的な想像力」と 呼ぶことはできるのではないか) ウェザー・リポートの「Birdland」などはいい例で、 あのタイトルがついているお陰でリスナーは、電気仕掛けの独創的な彼らの楽園に 導かれていくことができるのだ。 (了)
497 :
名前はいらない :03/06/23 16:26 ID:sdF3aGen
気に入ったのを一つ。
>>488 このどうしようもなさが非常にイイ!
「周りに〜殺してやりたくなった」ここ秀逸。思わず吹き出してしまった。
狙ってやったのならすごいと思う。
498 :
レミオ :03/06/23 17:00 ID:3gW6SNr4
人間はほとんど 良いところしか見せてない 何でケンカするん? どうせお互い嫌な気分になるんやから なるべく仲良くしとこぉや。
499 :
名前はいらない :03/06/23 17:25 ID:a1mC/nkm
「立った一言」 空を見た。 きれいだった。 山を見た。 美しかった。 川を見た。 清々しかった。 立った一言の感想。 だけど、それを感じられることが大切だと思うんだ。
500 :
488 :03/06/23 17:29 ID:9YF4PwiU
>>497 気に入ってくれてどうもです。
狙ってとかは・・・ぶっちゃけて無いです。
ただストレートに気持ちをぶつけただけですよ。
心が不安定だと、あんな詩が書けるんですね。
タイトル付けた方がいいのかな?
思い浮かばない・・・。
ケンカするって事がお互い嫌な気持ちになるのが分かっていたままで、
それでもケンカしたいって人もいるよね。
それだけ相手に伝えたい思いがあるから、そうなるんだと思うけど。
501 :
パン :03/06/23 20:59 ID:Pn18SAxZ
月さえ掴めそうな夜 手を伸ばし、夜空の星を数える 真っ暗闇に発狂した日々 生きる意味を問い、 一つの答えを出して、生まれた孤独を握り締め、 どれだけ弱くなったんだろう? 遠い昔、愛なる母体の中、僕は生まれた 喜び、怒り、悲しみ、笑ってきた 多くの人に愛され、愛してきた 白と黒で表される現実を生きてきた 炎は目に見えないほど、微分され、灰に落ち 布を何枚重ねても、裸にはなれなかった 今を忘れ、未来に泣き 月に向かって、ピースを作って、 欠けた月を見上げ、無に悲しみすら覚えた
502 :
パン :03/06/23 21:01 ID:Pn18SAxZ
夢なんかいらない今だけが欲しい 炎は灰になった それでも、灰は地に巨きな花を咲かすことを知ってるか? そこに黒も白もあるだろう それでも、いつだって黒と白の間に消えた灰色は君を呼んでいるんだ ダンデライオンが聞こえるだろ? 遠い昔、英雄たちは列車に乗って大人になった 僕は、どこへ行くんだろう? いつか地を踏む音が教えてくれる どんなに耳をすませて、聞こえなくても、耳を済ませて、心で聞くんだ ダンデライオンを聞きながら、 地の音を道しるべに、白と黒の時を裸で歩いていくんだ
503 :
Q :03/06/23 23:45 ID:seT9eHwy
>>499 「立った」??
「たった」??
意図があるの?
504 :
499 :03/06/23 23:54 ID:S5lNf1r6
>>503 当て字です。たった一言と立ち上がった言葉の二つをかけています。
わかりづらくてすみません。
505 :
野良猫 :03/06/24 02:05 ID:KTe+443D
檻の中に 世界中の動物を檻の中に入れてみて 裸の人間、見た時に 人間とは、なんて奇妙な動物か 動物としては見れやしない 世界中の動物が、言葉をもし使えたなら どんな風に映るだろう 気持ち悪い肌なのか 殺生好きな気分屋か 檻の中の人間は気持ちの悪い動物だ 動物としては見れやしない いったい私達は誰なんだ 人間なんてなんなんだ
506 :
名前はいらない :03/06/24 03:04 ID:3tzPM+z6
白い 薔薇 ほどけてゆく 蕾 僕のココロは ほどけず 常に 固く 閉ざされたまま 花 ひらく 時も 無く
507 :
クセノパネス :03/06/24 03:48 ID:yAMsF+zf
なにか大事なことを忘れている気がするのでしょう? 目を覚ますと障子に巨大な目が張り付いていたのを見たじゃない。 時にまばたきしながら反対側の壁をじっと見つめていた。 またあれに遭遇したら、今のあなたにも震えているしかできないじゃない。 枝の上にのった首から見下ろされたのはどこの森だった? じゃあ小道を横切る一対の足首を見たのは? ニンフを求めて森の中を歩きながら今は恐怖しないのでしょう。 ベッドのそばの窓から片目に覗き込まれたときも、 薄っぺらな頭が同じ隙間から入ってきたときも、なんにもできなかったのにね。 今日は明るいうちに帰れる、と思っている? いいえあなたは夕日に向かってほえる彼らを今宵見る、 犬とともに吼える幾千の影の鬨の声を聞く。 気づかれずに歩く方法はきっとわからないわ、気づいていることを気づかせない方法も知らないで。
508 :
Q :03/06/24 19:10 ID:6ESyrxL5
>>499 >>504 あ、そうなんですね。
そう思って読むと、口から文字が浮き上がってくるような…
なんかアゲアシ鳥ですかね?
(僕自身たいした詩が書けるわけではないですけど)
509 :
皮膚ヘタレ ◆.uQr7ysYjs :03/06/25 02:42 ID:ivM/oNp2
>>492 さん
批評有難うございます
>浮遊感
3連目ははっきりしろと言われるかと思っていました
良い方向にとられたみたいなのでほっとしてますw
>抽象的
確かに楕円形の空白は抽象的すぎました
もっと練るべきだったと反省
>(たぶんだけど)
題が小さな夢なので人間的にちっちゃくしてみました
結果は僕がちっちゃくなっただけでした
>>510 へたれから始まって一つ前までハヒフヘタレでやってました
その名残です
>>458 つぶやいた声がつぶやいたそばから消えてしまう。
訴えたいことが自分でもつかみ取れない焦燥感は感じるが、
願わくば、あと少しの握力でもって言葉をつかんで欲しいと思う。
>>459 偽り、傷つけたのは自分自身だろうか。
しかし後半「暴こう」としているのは、相手の偽りなのだろうか。
なんだかひとりで納得されているようで、読者がおいてけぼりな感じがする。
>>466-467 ありきたりなテーマであると気づいているなら、
どこかで新しさへの努力をしてほしいとは思う。難しいことだけど。
自分自身の経験をもっと生かせるように、具体性のある内容が欲しいかも。
1連以外はほとんど抽象的、説明的すぎる。
>>468 いったい傷のありかがどこなのか、よくつかめない。
2連で過去の輝きを描いているのだが、それがどのように失われているのか。
あえて省略しているとしても、「それでも生きたい!」とあがくほどの、
傷の深さというのが、どうも詩から伝わってこないのだった。
この詩は「孤独」である主人公ということしか分からないのだが、
孤独というのは「傷」そのものではないのだと思う。
「傷」というのは、もっとはっきりと外部が関係する。
他者から傷つけられる、何ものかが失われてしまう、そういう具体性の中にある。
「孤独」というのは結果であって、「傷」はそのかさぶたの裏側に隠れているはずだ。
>>469 「外見で判断されるこの時代」自体説得力がないわけで。
そんなものは現実の一部でしかないかと。
>>472 「夢のない」と言い切ってしまってはいかん。いや、道徳的な意味じゃなくて。
ない、となれば「夢を捨てないで」とは言えないではないか。
ある、といいたいのなら、1行目の「ない」をきっちり否定すべきだ。
>>478 うむ。それぞれの文はとても面白いと思う。
しかし、なんというか固まりきってないゼリーを食わされているような感じが。
そういう漠然としたものを表現しているとはいえ、気持ちの悪さは残ってしまう。
しかし隠喩の使い方、文体は僕の好みです。
肉じゃが吐いてしあわせの記録を探す、なんてちょっと露骨な感じだけど、
僕はけっこう好きなのだった。
>>481-482 ううむ、
>>430 をただ長くしただけって感じは否めないなあ。
漠然とした内容を、いくら画素数を多くしたところで、
見えて来るのはほとんど同じ風景、というか。
この主人公の見ている風景はどんなものだろうか。
絶望や希望とは、どんなものだろうか。
J-POP的メッセージとしてはこれでいいのかもしれないけど、
つまりそれは個性がないということでもある。
>>488 冒頭は現在のことで、途中から過去を振り返る形になっているのだろうか。
殺意が増幅するという過程のみ強調して描くなら、
冒頭7行ほどはなくてもいいんじゃないかと思った。流れが中途半端になる。
>>489 しかし、「時が解決する」っていうしかないようなこともあるんだよな。
それはどうも歳をとってくると実感するのだが。
まあ、もう少しテーマを突き詰めてほしい。
>>491 だいたい
>>492 氏のコメントと同じようなことを感じた。
これ以上うまくはコメントできないけど。
本来三次元で見ているものを、無理に二次元にしてみたような、
欠如した感じも受ける。
デジタル写真に適当にフィルタをかけてみた、というような。
「現代詩」的フィルタを。
>>493 3つ並列しただけ、というのは変化がなくてつまらないかも。
僕は短詩をよくしらないんだけど、
「空よどむ」とかにした方がいいのか?どうなのか?
んー、そもそも「よどみ空」と「晴れぬ心」は重なりすぎてていらぬ対比かも。
晴れぬ心は、空模様にそのまま負わせればいいような。
>>494 反省と自負はどちらも必要なものですよね。
僕はこういう寸評ですら、そこを行ったり来たりしてるわけですが。
他人の批評なんて、片耳で聞いてればいいんだ、と、
知りあいの詩人がいってましたが。まあそんなもんですよ、と。
>>495-496 結局「詩にタイトルは必要か」ってことに触れてないやん。
一部の事例だけ挙げてるだけで。
僕はなるべくタイトルは必要だと思うけどなあ。
日本の詩史上、タイトルなんてほとんどなかったとか、そういう話はおいといて。
額縁がなくて画布だけだと、どうも落ち着かない。
>>498 仲よきことは美しき哉(くわいと里芋の絵)。武者小路実篤。
>>499 誤変換にしてはおかしい、と思ったが。
しかし、詩板ではこういう誤変換は普通にあるから迷うんだよなあ。
印刷物なら間違いなく意図だと分かるのだが。
まあ「きれいだった」が、「立つ」と言えるほどの言葉かどうか、
僕はどうもうなずけない感じもあるのだが。同時に同意もするのだが。。。
僕はとても武者小路実篤にはなれそうにないのだった。好きだけど。
>>501 パン氏はまずリズムがいいですよね。朗読したときにとても綺麗。
こういう詩を読むと必ず思ってしまうのだが、
「生きる意味」は詩の全体で問うて、答えればいいではないか、と。
そういう道具として詩を書いたらいいのではないかと。
詩文中に「生きる意味」という語は必要だろうか、と思ってしまうのだった。
>>502 む、もしかして501と続いてる?改行も文体も違うから別作品かと思ったが。
んー、パン氏の良さは、丁寧に構築する詩世界だと思うのだ。
>>287 とか。あんまり丁寧に組み立てなくても書けてしまうだけの、
力があるのだと思うけど、やはり緻密に練って欲しいと思う。
>>505 なんで動物としては見れないんだ?そのへんが保留されすぎている。
いや、分からなくはないが、この詩の視点としては、
どういう意味で「人間は動物でないのか」が全く欠けていると思う。
言葉を使うとか、殺人を犯すとか、そういうことであるとしても、
もう少し説得力のある部分が欲しい。
>>506 せっかくの冒頭2行のイメージなのだから、もう少し生かして欲しいかもしれん。
尻すぼみな感じは否定できない。
今日はここまで。。。
516 :
488 :03/06/25 20:36 ID:vg/9p1SX
激辛正当派さん、どうもでつ。 参考になりました・・・。 すごいですね。
517 :
名前はいらない :03/06/25 20:38 ID:ZGX/fWtn
>>513 激辛さん
批評有難うございました
どうもこういう詩を書くとぼやかす癖があるんですよね
その辺からも釈然としない感じがチラホラと
名前入れ忘れだ
>>513 ありがとうございます。
練り直します。
街角で女の子が二人、コンクリートに 屈み込んで死体の解体作業。 楽しそう。うれしそう。 手馴れた作業で血抜きも終わって 丁寧に皮を剥いでいる。 でも僕はカニバルに好感をもたない。 スーパーの向かいの小さなおもちゃ屋さんで ハイヒールを履いた裸の少年にびっしりと尊い経を彫る婆がいる。 少年の麻酔の効果が終わっていることを婆は知らないのだろうか? 絶叫はガムテープに阻まれて外には漏れない。 でもまだきっと、生きてはいる。 失禁している少年は美しかった。 世界は終わらない。 日常も終わらない。 今さっき、無職が一人、ビルから飛び降りた。
>>514 一応、「このタイトルがついていなかったら、この文章が詩について
語っているとは思わないでしょ?」というつもりだったんですが。。。
うーん。でも、詩板に投稿したということを考えから抜けば、
激辛氏の感想がもっともか。
ちなみに私は「タイトルのない詩は作品ではない」と思っています。
これからも目についた作品にコメントしていくつもりですが、
タイトルのない詩は問答無用でパスさせていただきます。
あ。私、
>>492 です。
523 :
わさび :03/06/26 02:45 ID:BwI1bro7
久々にお蕎麦を茹でた時に 冷蔵庫のドアポケットの山葵の 賞味期限が過ぎていたとする その時僕は何をしたか ダッシュでコンビニに新しいのを 買いにいったんだ で、古いのは、そのまま 続いて久々にお寿司を食べる時に 冷蔵庫のドアポケットから僕は 見た目だけで新しいほうの山葵を 取り出す事ができる で、古いのには、見向きもしない そういうことを僕は人生で したこともあるし されたこともある で、された時に嫌だったから もう二度とする側には立たないようにしようと 思う、誓う、でも 結局同じことをして、される 古いほうの山葵は辛いと思う? 否、実はまろやかになるんだ。
524 :
パン :03/06/26 03:27 ID:Pq9ctmvg
激辛さん、ありがとうございました。 私自身、今まで書いた詩で一番いいのが書けたと思ったので 書きました。ちなみに繋がってます。収まりきれなくて・・笑 生きる意味は、私自身わかりませんし、そんな今でも分からない漠然とした物を 抱えて弱くなった感じからの回復を描きたかったんです。 これからもよろしくお願いします。
525 :
網川信二 :03/06/26 04:12 ID:0b4/EtHe
誰かが僕を笑った だから僕も誰を笑った 次第に血なまぐさい話になった 僕はめんどくさくて話し合いを省いた やられる前にやらないと内から腐って逝きそうで 誰かが君を笑った だから僕も君を笑った 次第に自分に不利な話になった 僕這うざったいから耳を塞ごうとした 築いたときにはもう僕の中はもう殆ど腐っていた ワイドショーのニュースは今日も憂鬱を吐き出すのでしょうか 僕の家は今日も重苦しい雰囲気で憂鬱を迎えるのでしょうか 今日も君は僕を殺したいくらい恨むのでしょうか 今日も僕は血なまぐさい臭いが鼻にこびり付き離れません
526 :
499 :03/06/26 13:28 ID:KvF6eiAo
激辛さん、評価ありがとうございます。 すごく参考になりました。やっぱりよく分からない当て字はやめたほうがいいですね。 「雨」 空を埋め尽くすダークグレーの雲 それと同じ色を僕の心はしている 雨が降り出した 体に当たる冷たい雫 僕の心の芯まで冷やしてしまいそうな暗い冷たい雫 雫を払い歩いてみた 心の芯が暖かくなった気がした 一歩一歩歩き出した まだ雨は上がらないけれど 心の中は晴れた気がした 今はまだ冷たい雨の中だけど いつか いつか 晴れる日が来るって信じてる
527 :
名前はいらない :03/06/26 13:48 ID:JDN0ycbu
528 :
使弍狗 :03/06/26 16:16 ID:OrqrbYCi
「丘の上」 あなたの浴衣の 合わせた襟から 立ち昇る 遊星系の真空の渦巻き 私は愛以外で産まれてしまった 丘の上には昼の蛍
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531 :
使弍狗 :03/06/26 17:01 ID:OrqrbYCi
「浪人」 スピーカーキャビネットが震えているが、アンプは壊れている 窓の雨垂れが、カーペットを浸食しはじめている ベビーベッドの獣が泣き叫んでいる 壁時計が、鬼女の形相で睨む 私はまるで、風になったかのようにこの部屋に入ってきた 無関係な一介の浪人 刀は鞘のなかで風化している 士官すべき陋屋を捜している 私の名を、獣が喋りはじめたら もうおしまいだ! 早く次の部屋へ移り住むのだ 宝物庫の品がすべて百年生きて、妖怪に化けてしまった 窓から煙の伝書鳩を、雨空にを逃がす
532 :
_ :03/06/26 17:17 ID:rd0NRk6q
「病と死」 ねぇ消えてしまいたい? あなたはもう動かない 緑が見える白い家で あなたは・・・木々は静かに揺れていた 深い闇に包まれ それは前触れもなく 僕に見える恋人は 華奢で脆くて美しい雪でした ねぇ暖めてあげようか? あなたは消えてしまいそうだけど 愛という名の炎の 暖かさ幸せを知って欲しいから やがて消える命 いつか共有した愛と闇 皆は二人を幸せそうに見たでしょう あなたは僕はもう動かない
「白目人間」 かわいそうなお前 哀れなお前 半開きの口の端から涎が出てるぜ トロリとろけそうな焦点の合ってない瞳 お前の目玉はグルンと裏返っちまってるよ 自身の頭の臓器に恋をしたお前 お前に鼻は必要ない 汚い汁を垂れ流すだけだ お前に耳は必要ない ノイズしか聞こえないのだから お前に目は必要ない 白目向いちまってんだからな お前に必要なのは四肢を受け止める椅子 それと「アナタ素敵ヨ」と囁くダッチだ これらで自身を弄るその手と せわしなく歩き回るその足と 話し相手を求めるその口は充たされるだろうよ
535 :
駿河 柘榴 「鳴声」 :03/06/26 22:28 ID:yNUPLKRm
長くて短い時間に追われて 外の様子も判らなかった 電源を堕として 一息ついて席を立つ 錆びた扉を押し開けて 風が髪を振るわした ほんのり朱色を佩びた空 ざわざわ萌える木々の果て 今頃上手に鳴く鶯 少しだけ時を忘れて微笑った
536 :
シジンガーZ :03/06/26 23:51 ID:TB2RVH0s
「二人の5500ケルビン」 僕は君にスローシャッターを 君は僕に高速シャッターを切った 僕は真っ白な光のプリントを 君は真っ黒な闇のプリントを手に入れた 僕たちは何も見えないまま それでも慈しみあう時間を持った 伝えたいことと伝わったこと 伝えられたこと伝わったこと 澱のように溜まる不安が教えてくれたのは 君の輝きは一瞬でしか捕らえられない 僕の闇は見続けなければ諧調にはならない 二人は瞳を閉じたまま手をつないでいたと言うこと 君をもう僕の闇に引きずり込むのは止めよう だから君も僕をその眩い輝きで照らすのは止めてほしい 僕は君の一瞬を出来る限りハイスピードなシャッターで 君は闇の中の僕が見えるまでスローなシャッターで お互いの明るさを近づける事を受け入れられるだろうか お互いの瞳を見ながら抱き合えるだろうか
537 :
_ :03/06/26 23:54 ID:vgt/KXPv
538 :
避寒櫻 :03/06/27 00:14 ID:kwt8CUEi
全てを嫌って 殻の中で 紅い水に浮かんで 毟り取った翼を食べた 歌いながら微睡んで 生きながら死んで 何もかも無くなって そしてソレは卵の夢
お兄ちゃん、もうっ!うっ! …海が好き… おねーちゃんとボク・・ アアソ... ──海のように広かったんだね── いやっ! 素直になれないな、海。 ラブラブだもん (よく考えたけど、やっぱり超好きだよ、海。) 受け止めてっ!!!1
540 :
whowho :03/06/29 07:36 ID:mRFMnekx
『湿邪』 誰にも見られていないはずだった それは一種のアルコホリックのように 猛毒を持ったスズメバチのように 襲い掛かった『それ』は私に意味深な言葉を投げかけた 「そこに何があるの?」 天井の水面が礫となり、私の頭を直撃した やがて生暖かい温度となって私の首筋を通り過ぎる とある部屋 窓のない部屋 周囲を遮る石色の壁 水浸し 横たわるのも不快なベッドが一つ
541 :
whowho(つづき) :03/06/29 07:36 ID:mRFMnekx
私はそこが迷路か何かと勘違いしていたらしい そこの造りは余りにもシンプルで 単純すぎて 私の目には幻滅しか浮かばなかった 熱さで気がどうにかなりそうだった そう、それは認める 私は未だ手に残る不快感を拭い去れないまま ここには己以外の誰一人いないことを確認しながら ゆっくりと礫が目の前を通り過ぎるのを見守った 礫は最初、灰色に染まり、次の瞬間には私の髪と同じ色をし その後、きっと礫は私の瞳も映したに違いない 私は私を一瞥すると、地上に降りたつや否や粉々に砕け散っていった ただ私は『それ』を見つめるばかり 何をするわけでもなく したわけでもなく こみ上げる無償の恥ずかしさに耐えながら 見えるはずもない兆しを水面の中で見出すかのように
542 :
名前はいらない :03/06/29 09:02 ID:cP7S/fIH
自分がやらなければいけないことは分かってる 分かっているのにできないと悩んでいる これができればどんなだろう これができれば救われる これができればいいのにな いろんな理由を探してきては できない、できない、できません どうせあなたには分からないよと こればかり いつまでどこまで続くのか いつになったら行動するの? 行動しなきゃ始まらない 行動しなきゃ変わらない 分かっているのにできません ほんとは分かってないのかな?
544 :
デルタ :03/06/29 13:02 ID:QcBGcFjh
「alone」 急がなければいけない ―――― 何故か? 分からない ただ残された時間が、あと僅かだと 悟ってしまったから 急がなければいけない ―――― 何をか? 分からない ただ、その思いだけが胸を締め付ける 僕だけが取り残されたような感覚 広大な大地の中に 一人佇んでいるような それはひどく非現実的で それはひどく恐ろしい ただ誰かに追いつくために走っているのか 急いでいるのではなく ただ、もがいているだけなのか ひとは、ひとり 分かっている 悲しいけれど、僕は それだけはどうしようもなく、分かっている
545 :
FLA1Abe019.tky.mesh.ad.jp :03/06/29 13:54 ID:XhvPAQd+
546 :
天蓬元帥 :03/06/29 14:14 ID:Gpqb8Iy9
河口湖にて
この湖の波打ち際。永遠に終わらない波の行き来。静寂。私にはこの湖が人間の生き様をそのまま
現している様に思えた。波という命が生まれ、あっという間に浜という終点で力尽きていく。
天は何も、誰も救わない。ただ見下すだけである。
例え、この湖から小匙一杯の水が失われても、誰も気が付かない。
例え、この湖から小匙一杯の水が失われても、この営みは変わらない。
自分という名の水が失われたとしても。
湖に映る自分の姿が、揺れてはっきり映らないのが、その思いを強くした。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/1482/index.html
547 :
名前はいらない :03/06/29 15:06 ID:OGl2KRi3
大切な想いの数だけ 急に寂しさに変わる 風をくぐって時間を飛び越え 迷わずに今たった一つ君だよ
548 :
悪夢 :03/06/29 20:25 ID:yPf9XCP2
いくら忘れようとしても忘れられなかった 吹っ切れたと何度も自分に言い聞かせた 新しい目的を見つけようとした だけど心にいるのはいつも君だ 俺は君と出会い少しの時間をともにした そこには二人の場所があった そこには俺と君がたしかに存在していた それを思うのは俺だけかもしれない だけで君の心に記憶にきっと俺は存在している そう俺の心に君がいるように そう思うと不思議と涙がこぼれた 別れた時はは涙一つ出なかったのに きっとこれは後悔じゃない 今俺は一人で歩いている これは彼女が俺に示してくれた道なんだ そう俺は今新しい道を歩こうとしている 俺は今生きている 過去にも生きていた これからも生きていく 今までは二人 今は一人 これからは・・・・ PS:実際は別れたんじゃなくて俺の場合振られたんだけどなw
549 :
名前はいらない :03/06/29 20:58 ID:cP7S/fIH
器
入り波
きりからみ
ひりり寄り添い
燃えるあれは貝殻骨
月の半ばには風景を失う
だから海浜樹木の並ぶ岬から
ふいの風にあらがい真西にわたる
立ち上がる橋を視野の右半分に感じて
もう 声を聞きわけているのではなかった
もう 青い制服にふるえているのではなかった
たとえば思い出をけずりおとした運河のようなもの
葉月・水月・神無月 めぐる母系家族のうねりのなかで
月の終わりには異国からの風信を待つことはやめたのだから
いまや 貴方の指先から岬までの思いは一直線となったのだ
萌芽期の終わり こわばる瞼をほぐし逸脱の匂いを放つ *
ネプチューンのながれる水平線は視神経にとどめて
顔貌を青白くかえた季節は そこから反転する
燃えあがる岬から黄昏時の看護婦宿舎まで
貴方ではなかった 貴方ではなかった
左手はいっぱいにのばしているが
めまい または 幻想の船酔
ふりかえる大扉のかなた
散り際は知らないが
ひき見いる陰微
くくるえり
きねり
器
http://www.geocities.co.jp/Bookend/8960/index.html
550 :
名前はいらない :03/06/29 22:45 ID:7qHs6fOH
せっかちで弱気 ざらつく視線で青ざめている 震える足元に貼りついて 認めない!と高らかに宣言 頭の先から汗まみれ コーヒーカップに蟻 うっとうしい水たまりを片っ端からひっくり返す 退行願望が騒ぐ 「認めない!」 誇らしく笑え 潔く、美しく にべもなく蹴り上げろ
夜、歩きながら 遠くにあるマンションの明かりを見ていた オレンジ色の小さい光 もちろん赤の他人の光 近くの時はそうでもないが 遠くから見ると どうして悲しくなるんだろう
私の友達は私の知らない領域に足を踏み込んだ そして私の知らない多くのものを見た おそらく友達は私の憧れの正体を知っているだろう そして私の嫉妬の正体も見たはずだ どうしてだか私は弱みを握られたような気がする 私は引き下がる 私はまだまだ素直にはなれない 素直にはなれない! 学校から元気なホルンが聴こえてくる 元気なホルンの音は私には全く無関係で 私は寂しくなってしまった
553 :
使弐狗 :03/07/02 21:52 ID:7BLDW+z5
>>507 日常に潜む不安。それは「真実」かもしれない。
たやすく気づくことのできる、あるいは既に言葉にしていたりもするのに、
「忘れたように」気づくことができないものたち。
そんなものたちが織り成す世界が、まるで神話のよう。
最後まで読んでまた一行目に戻りたくなる詩でした。
構成、語り口調ともに効果的だと思います。
それでも個人的に「おもしろさ」が足りなかったのは、私の神話に対する無知ゆえかもしれない。
>>521 世紀末的終末観?? なんだか「今さら」という気もします。
>ハイヒールを履いた裸の少年にびっしりと尊い経を彫る婆
とか、おもしろいのだけど、結構こういうのは劇画とかではありがちかもしれない。
タイトルがないこともあいまって、あなたの世界がよく見えてこない。
>>523 わさびに感情移入するというのは凄いかもしれない。
テーマは「傷つくぶんだけ人は優しく深くなる」かな?
平易ながらテーマに見合ったコンパクトさで、最後の行もよく効いていると思います。
>>525 いまひとつ具体性がなく、おもしろくない。作品になりえていないとさえ思えます。
こういうところに出すのなら、最低誤字には気をつけましょうよ。
一連目から誤字、その後にも誤字、と連発されては、それだけで読む気が失せてしまいます。
554 :
使弐狗 :03/07/02 21:53 ID:7BLDW+z5
>>526 「信じてる」で終わるパターンはよくあるように思うのですが、
これで終わられると、連載打ち切りになった少年ジャンプのマンガの
最終回を見たような気持ちになります。作品として完結していない、というか。
無理やり作品にエンディングを迎えさせる必要はないのですが、
この場合だと「余韻」というよりも「途中」という印象をもってしまうので。
「うん、そうだね。信じることが大事だよ。がんばれ!」とか共感してくれる
読者ならばいいのでしょうが、その場合も読者に「作品としては見られていない」はずです。
>一歩一歩歩き出した
こういう「歩」の重複とか、見た目に引っかかる言葉並びはわざとでしょうか?
わざとだとしても逆効果だと思います。
>>531 しまった
>>525 のこといえない。最後「雨空にを逃がす」→「雨空に逃がす」で。
555 :
へぼ詩人 :03/07/02 22:09 ID:qaY9sfyr
どちらかがほんの少しだけ素直になればきっとうまくいくのに。 どちらかがほんの少しだけ強くなればきっとうまくいくのに。 どちらかがほんの少しの勇気を持っていたならきっとうまくいったのに。
556 :
ガッガ :03/07/02 22:40 ID:b27IqaVu
苦虫を一つ送ろう 私の味わった屈辱を 誇らしげに話すにはなんと粗末な不幸だろう 君は若いね 絶望的な不幸を知らないのだろう だから他人に不幸話を容易く求め だから他人の不幸話を容易く足蹴にできるのか その乏しい理解力こそがまさに不幸 君は生きた伝説だ 輝かしい不幸自慢をその身で語る事ができる 君は生きた伝説だ
557 :
TNR :03/07/03 00:45 ID:1aVr4DJU
自分の詩のリハビリを兼ねて。
>>521 もうちょっと頑張って、突き抜けたところが出ると詩になるかも。
これってPUNKか?耽美か?ロートレアモンか?と期待していると、
「でも僕はカニバルに好感をもたない。」などと言い訳に走るのは残念。
「貧民を撲殺しよう!」と実行して逆襲されたボードレールを見習う必要は
ないにしても、自分では何もしようとしない「僕」は居ないほうがいい。
どうせなら、失禁している少年に襲い掛かって老婆に切り刻まれるとか、
飛び降りた無職の下敷きになって皮をはがれるとかしたほうが面白そう。
>>530 神様か悪魔のようなご老人だが、これも盛り上げ方が足らない。
普通のペンチなどでは指も切れまい、人を切るなら出刃包丁で。
つまり、読み手を騙せるリアリティがないと、説得力がついてこない。
>>549 随分工夫を重ねたに違いなく、楽しめる。
ただ、あちこちに空白が目立ち、中でも中心にある行が虫食いなのは何とも。
せっかく頑張ってここまで盛り上げてきたのに、読んでいて空気が抜ける
ような思いがする。難しいのはわかっているが。
558 :
名前はいらない :03/07/03 03:16 ID:vvN9ukAK
道は狭く 植物はどこか人工的で 立ち並ぶ家々は よそよそしい 群青の空は ノッペラボウで。 電信柱は 規則正しく 蛍光灯は 眩しく 白く 電線は 張り巡らされ 空気は冷たく ココロは重苦しく。 もう一度 仰いだ空に ノッペラボウの 空に 小さく 弱々しく 消え入りそうな 光 みつけた。
559 :
_ :03/07/03 03:24 ID:/+ySvlQy
560 :
使弐狗 :03/07/03 11:42 ID:IqaztQ0x
>>554 で、
>>526 に対するコメントがわかりにくかったように思うので、補足。
よくあるシナリオ作成法に「発端→事件→葛藤→対決→決着」というパターンがあります。
アクションものなら、まず主人公が登場し、女性と出会い、愛しあう(発端)
敵がその女性を殺害してしまう(事件)、主人公が敵を探したり、失った愛に
うちひしがれる様子を描く(葛藤)、敵との対決(対決)、勝利(決着)という感じ。
恋愛ものでいうともっとわかりやすく、まず主人公とヒロインの出会いがある(発端)
しかしすれちがいで喧嘩してしまう(事件)、ほんとうは惹かれあっている二人が
さまざまなシチュエーションの中で近づきあったり遠ざかったりする(葛藤)、
主人公が気持ちを打ち明ける(対決)、二人は結ばれる(決着)という感じ。
これにあてはめると、
>>526 は(葛藤)の部分で終わっちゃっていると思うんですね。
しかも(葛藤)→(でも信じてる)で終わってしまうので、「途中感」がマンマンです。
アクション映画で敵を探してまわっている主人公が、敵にたどり着かないうちに
映画が終わってしまう感じ。それだけならまだありそうだけれど、
「いつか俺は、あのにっくき敵にたどり着けるって、信じてる」で終わってしまったら、
それこそ連載打ち切りになった少年ジャンプのマンガの最終回だと思うのです。
詩なのだからシナリオの技術を取り入れる必要はなく、
また途中で終わっていてもいい詩というのはあると思うのですが、
この場合は「何かしてみろよ!」ってツッコミを入れたくなっちゃうのです。
あるいは「信じてる」で終わってもいいから、何かすごい「信じ方」を見せてほしかった。
>>557 >>521 に対するコメント、ほぼ同意なのですが、
「自分では何もしようとしない僕」というのがリアルに「現代的」という気もするんですね。
何かをさせたら、かえって嘘っぽくなってしまいそう。
その「いかにも現代的な感じ」が「ありきたり」にも繋がっているのだと思います。
あ。他の方のコメントに対するコメントもありですよね?
561 :
使弐狗 :03/07/03 13:22 ID:gbcefp4+
自分の作品は飛ばして、続けます。
>>530 「負けたぼく」を描きたかったのか、「無抵抗主義の勝利」を描きたかったのか、
タイトルがないせいで、どう読めばよいのか迷いました。
「好きに読んでくれ」というのだとしても、あなたがもたせたかった方向性はあるはず。
老人と木がオーバーラップして、泰然自若とした強さみたいなものは感じましたが。。。
>>533 もう少し読者の目を気にしてほしいような気がします。
>あなたは・・・木々は→あなた=木々と読まれてしまいそうです。
>僕に見える恋人は→僕みたいに見える恋人は、と読まれてしまいかねません。
「僕から見た恋人」ということを前もって強調してあるなら、「僕に見える」は
いらないでしょう。
全体的に「起承転結」に見えてじつは「結結結結」です。
あなたたちの中ですべてが閉じてしまっている感じ。外に向かって伝えたいのなら、
もう少し引いた視点から描いてみるのもいいかもしれません。
>>534 「皮肉」ですかね。「煽り(アジ)」ですかね。
もうちょっとストレートに対象に届くようにしてもよかったかもしれません。
これだと対象は「自分のことじゃない」と思ってしまいそうです。
裏返って自分の臓器に恋する白目は、おもしろいけど、きっついな。。。
>>535 ごめんなさい。ただ一言、読んでいておもしろくない、としか感じませんでした。
私の好みの問題かもしれませんが。
淡々と他人の動作を直截的な文章で読まされても、私はどうも。。。
「今ごろ上手に鳴く鶯」がキモだとは思うのですが、それを活かすための複線が
ただひたすらに「おもしろくないだけ」としか思えないのです。
>>536 うーん、「5500ケルビン」って、なんなんだろう。。。
「生きているものには形がない、それは刻々と動いているから。それを一瞬に
閉じ込めたとき、はじめてそれには形が生まれる」という言葉を思い出しました。
562 :
使弐狗 :03/07/03 13:23 ID:gbcefp4+
>>538 避寒櫻って、おもしろい造語ですね。でも、それはHN? タイトル?
内容的には、ただひたすらに閉じているということを表すなら、もっと
表現に閉じたダイナミックさみたいなものが必要だったように思います。
>>539 うーん、なんか顔文字がきいている。。。
お兄ちゃんの後がすぐにおねーちゃんになっていたり、わけわからないのだけど、
なんというか新種のエヴァンゲリオン文字のようなおもしろさは感じました。
>>540-541 ある気分を比喩で表したものだと思うのですが、個人的にこういうものは好きでありません。
「うーん、だから、どうした?」とか思ってしまいます。
構成的には、前半うまく湿った感じを連分けすることで表現できているのに、
後半連が長くなって、しかも説明的になってしまうのはどういうことだろう?
と思ってしまいました。
>>543 うーん、なんか詩というより人生相談を受けてるみたいだな。。。
お答えします。理想を高くもちすぎていませんか? 手の届くところからはじめましょう。
本当は、できなくたって、いいんです。大切なのは、わからないまま行動するよりも、
自分らしさを探すことのほうだと思うから。
と、こんなところでいいかな。。。
>>544 んー、思春期、という感じ。
「〜なければいけない」ということ、じつはそんなものないんだよ、と言いたくなってしまいます。
とはいえ作者のリアルなのだろうから、尊重して「なにもいわないことにします」。
こういうものは、正直どう「批評」していいか、わからない。
563 :
名前はいらない :03/07/03 13:24 ID:HRETZpy4
564 :
名前はいらない :03/07/03 14:24 ID:k+c+V5mq
>>507 何に追われているのだろう。そしてこの語り手と「あなた」は誰なのだろう。
ひとつの謎を解くみたいに読むことはできるけど、
いまひとつ表面だけを見せられているような感じはする。
あー何かの訳詞のような気もしてきた。
>>521 最終行があったほうがいいのかなかったほうがいいのか。
この一行のために、そこまでの部分が無職の一人に帰されてしまった感じ。
世界が、その一人の原因だったかのように。
前2連のような情景を、誰にも見ることのできる日常としたかったのではなく、
ひとりの病んだ人間の妄想でしかないと言ってしまうのは、残念な気がするのだ。
>>523 とてもオーソドックスな作風と言えるけど、丁寧で分かりやすくていい詩。
この同じことを10行程度で書くような詩はよくあるんだけど、
やはりこのくらいの長さで積み重ねた方が、詩情も出てくると僕は思う。
3連目の説明的な部分を、もっとまろやかに書けたかも、とは思う。
>>525 誤変換が面白かった。
わざとこういうのをやる作品を書いたらいいのに。
内容は、まあちょっと冷静さに欠けるよな。だらっと書いちゃった感じが。
>>526 うむ。素直だ。。。。という感想が出る時、
たいがいは「素直」以外に指摘するところがなかったりする。キツい言い方だが。
もう少し、深く伝えることはできると思うのだ。
雨を払おうとしても、こうベタっとしたのがまとわりつくし、
乾いたら髪の毛カピカピになったり。そういうのが現実かと僕は考えてしまう。
ただのひねくれかもしれないが。。。
>>528 んー、こういうのはある意味古いタイプの書き方だと思うから、
やっぱりこれだけだと少し物足りないなあ。
この短さでこういう作風だと、どれだけ言葉の瞬発力を出すか、
みたいなところなんだと思うのだが。
もっと読んでみたい作風です。また書いてください。
>>530 これはなんか、意外とすごく、いいと思った。
前後左右削ぎ落とした文体がよくハマってるし。
もう一段の展開がほしいところだけど。
>>531 伝書鳩、浪人、獣など、
何らかの言い換えをしている、と感じてしまうかも。
あと、各行で流れがぶち切れているような感じがして、
全体としての統一感に欠けるような気もする。
中心を決めて、そこから構成するような形だともっと明確になるのかも。
>>533 手垢つきの言い回しでは、ほとんどコントになってしまうような気がするのです。
「愛という名の炎」なんかは、すでに「おもろい」表現と化しているように思う。
シリアスには使えない。この詩全体が滑稽さを狙っているのならいいけど。
>>534 醜いものがそこにあって、醜いという事実だけを言って、
それだけでは、何という感想も出てこないなあ。
特に、語り手が上から「白目人間」のことを語るっていうのが、
共感を呼びにくい構成になっている。「白目人間」自身の言葉ならまだしも。
>>535 前3連が空虚すぎると思う。この詩では、最後に「笑う」部分が一番重要なのだが、
どのようないきさつで、どういう心境で「笑う」のか、
読者には伝わりきっていない感じがするのだ。
前3連を削除して、後2連のみの作品であっても、同じであるような気がする。
>>536 着想は面白いのに、それを読ませる文体の工夫が少し足りないと感じる。
色気がないというのか、なんというのか。
特に後半、かなり説明的になりすぎていると思う。
内容はすごい好みなんだけどなあ。
>>538 卵の殻の中っていう、見たことのないものを見せる、その内容はすごいと思う。
頭4行は言うことなしに面白いんだけど、
それをうまくまとめきれなかったように感じる。
投げ出しちゃった感あり。あと少しばかりの集中力だと思うのだけど。
>>539 支離滅裂だ。。。すげえ。しかしそれだけだ!
>>540 「意味深な言葉を投げかけた」と言っちゃうのはどうかと。
あと、『それ』とかってぼかしちゃうのとか。
どちらも作為的すぎると感じてしまうのです。
もっとさらっと読ませた方がいいのでは、と思う。
全体的に、説明しようとする意図が強いにもかかわらず、
芯の部分をおそるおそる触れるようなもどかしさでいっぱいな感じ。
>>542 ちらと読みましたが、夏田七重という人の詩が僕は好みです。
>>543 これは、自分に対して自分で言い聞かせる詩だから、
僕としては、何という感想もちょっと持てない。。。
どうせなら、もっと言い訳してもいいんじゃないだろうか。自由に。
その方が面白いのに。
>>544 抽象的な思いであるにしても、そこには現実的な人間があるはずで。
空虚さは、現実のただ中に置かれるからこそ、より実感できると思うので、
まずは現実の細部を覗き込むことから書きはじめればいいのではと思う。
自分を誇大にも矮小にもしないで。
>>546 こういう教えさとす感じの詩は、よほどのメッセージがないと、
青臭く感じてしまうのだが、どうだろうか。
これは僕自身が歩んで来た道でもあるのだが。
このくらいの「気づき」は、詩になる以前のものだったりする。ここより先へ。
>>547 えーと。たとえばこれを30行くらいの詩にしてみてほしい。
そこから、詩を絞り出す感じが芽生えてくると思うんだけども。
>>548 うむ。。。素直だ。。。。。(以下略
>>549 これは作者御本人のカキコでしょうか。違う人だったら、しちゃだめですよ。
しかも改行とか原文と違うし。。。
それこそ器に収めようとして、意識の流れを無理に曲げようとした感じはあるかも。
>>550 潔さが気持ちいい。何による潔さなのかが分からないのだが。
まずは綺麗に組み立ててから、破壊すればいいのに。
>>551 これを第1連にして、ここから書きはじめてほしいなあ。
>>552 なんでそんななぞなぞみたいなことを言うのだろう。
何かを伝えたいのじゃないのだろうか。
曖昧にしたらそれっぽいとか、そういうことではないのだし。
>>555 素直(ry
>>556 なんちゅう皮肉の言い方だろうか。
そんなだと、友達いなくなっちゃうよ、と勝手な心配。
>>558 やや無駄が多い部分と、言い足りない部分とがある。つまりはバランスが。
街を描写するのに、もう少し丁寧でもいいし、
空を装飾するのに、何度ものくり返しはいらないと思ったり。
やっぱり寸評が沢山あると面白いですね。 みんなどんどんコメントしてください。 お願いします。
570 :
悪夢 :03/07/03 20:52 ID:1WN/cKby
【それぞれの意味】 男が言う美しいという言葉 女が言う美しいという言葉 男が言う美とは表面的なもので真ではない 女が言う美は内面的なもので真ではない 互いに違う美ではあるがそれぞれ輝いている 両者の感性を持ってこそ真である 強い人が言う強さ 弱い人が言う強さ 強い人の強さとは肉体面での強さであり真ではない 弱い人の強さとは精神面での強さであり真ではない 力という強さに体力という強さで耐える力 力という強さに忍耐という強さで耐える力 両方を成し得てこそ真である 根本的に違ったとしても 教えあったり助け合ったりすることで 互いに欠けている部分を埋めうことができる そうした時に一時的ではあるが人は真になれるのだと思う
571 :
リルの子マナナン ◆NSinx93oKo :03/07/03 22:26 ID:84rEIzn9
『愛を写す鏡』 遠くさざめく 波の音に ふと目を 覚ませば 隣にはいつも貴方がいる 愛を写す鏡 覗き込んだら 変わらずに写る 貴方が愛しく 心虚ろに 波の音を聞いて 安らかに眠る 貴方を見ている 十六夜 遅れ月 銀の鏡は まだみぬ未来を写して 私を惑わすけれど 風に乗る 虫の声 心に響く故郷の旋律は 愛の褥を安らかにする 心安らかに 風の音を聞いて 安らかに眠る 貴方を見ている 愛を写す鏡 覗き込んだら 変わらずに写る 貴方が愛しく……
572 :
プレノン :03/07/03 22:38 ID:CQBMzaL4
うちの愚息が取り返しのつかないことをしでかしまして、どうお詫びしてよいものやら 愚息の視界をとてつもない勢いで横切る魅惑の凶器たち あたいを軽く振るだけで、気に入らない奴の頭を粉々にできるわさ 手を伸ばすと雌の鈍器はもういない おいらはおいらは人差し指を曲げるだけだい こんなガラクタどもは近い将来廃棄物置き場に捨てられるだろう 父親によって一切の愛情もなく分解され、 万能プレス機で念入りに圧縮され、 ライターで焼かれ捨てられた彼らは二度と人を恐怖におとしいれることはなかったが、 愚息の素行はちっとも改善しないのだ 内申書だって、サッカー部に入ったころのまま
573 :
ちよ :03/07/03 22:41 ID:ge2f56xJ
574 :
名前はいらない :03/07/03 23:19 ID:JT9d0quv
真なる偽 これを真とす
575 :
名前はいらない :03/07/03 23:21 ID:JT9d0quv
真と偽の境は確証の無いまま ただ永遠の己の闇の中
576 :
名前はいらない :03/07/03 23:22 ID:JT9d0quv
こればかりはどんな眼でも見えぬ
577 :
名前はいらない :03/07/03 23:23 ID:JT9d0quv
ゆっくりと無限の宇宙を眺めながら眼を閉じよう
578 :
恒真者へ :03/07/03 23:25 ID:JT9d0quv
574 名前:名前はいらない :03/07/03 23:19 ID:JT9d0quv 真なる偽 これを真とす 575 名前:名前はいらない :03/07/03 23:21 ID:JT9d0quv 真と偽の境は確証の無いまま ただ永遠の己の闇の中 576 名前:名前はいらない :03/07/03 23:22 ID:JT9d0quv こればかりはどんな眼でも見えぬ 577 名前:名前はいらない :03/07/03 23:23 ID:JT9d0quv ゆっくりと無限の宇宙を眺めながら眼を閉じよう
579 :
リルの子マナナン ◆NSinx93oKo :03/07/04 01:40 ID:GM7OtQSx
>>572 なんか犬神サーカス団みたい。スプラッタっぽいけどこういう詩も好きです。
580 :
526改め丈 :03/07/04 16:31 ID:UFtaPuQB
使弐狗さん激辛さん 批評ありがとうございます。 とても参考になります。 「かざぐるま」 風車が回ってる カラカラカラカラ音を立てて 風車が止まった 風は止んでいないのに どうして君は止まったの? 回ってても意味が無いから? 回るのが疲れたから? 何を言っても君は答えない 小さな風車止まってる 風は止んでいないのに 回ろうと思えばいつでも回れる 風は吹いているのだから 回っておくれ風車 何のためでもない君のために 回っておくれ風車 君は回るために生まれてきたんだから
>>580 私の詩ネタをとったらいけませんでしょ!!ムッ
もうちょっと別の視点で書きなされ。
真似したり,泥棒してることに気付いてない人っているよね 一寸した口癖や,乗りなどね〜 掲示板なかでは,絵文字とか(括弧)使いとか 知らないうちに憧れて,真似しちゃってるのかな 自分がないっていうかさ,見てて惨めだよね〜
>>581 そういう批判はソース付でお願いします。
脳内でパクられてるだけなら、ただの言い掛かりですよ。
>>582 それのどこが悪いのかさっぱり分かりませんが。
584 :
丈 :03/07/04 18:30 ID:UFtaPuQB
>>581 へ?パクリましたか?このスレには「かざぐるま」って詩はありませんでしたが。
585 :
名前はいらない :03/07/04 18:35 ID:1uRvCB46
586 :
582 :03/07/04 18:36 ID:wCXvsT25
悪いとは言ってないよ? まるでヤクザだね〜 イッチョ噛みも,ほどほどにね〜
587 :
582 :03/07/04 18:38 ID:wCXvsT25
ID変ってるっていじめないでね〜 繋ぎっ放しのPCに,一日中 張り付いてるわけじゃないから〜 こーして言い訳しないと 何言われるかわかんないわ〜 怖い怖い〜
588 :
名前はいらない :03/07/04 18:49 ID:hZJ06K6d
ズルチン
>>570 たいてい二元論というのは、説得力に欠けると思う。
特に意味や美や真に関することでこれをやっちゃうと、
単純化しすぎて多くのものを取りこぼしているように感じる。
もっと複雑なものだと僕は思うのだけど。
>>571 これは作風にもよるんだけど、
愛をうつす鏡とか、装飾的な言葉を多用することで、
逆に現実感が薄まってしまうという効果がある。
この場合、二人の呼吸であるとか、体温であるとか、
そういうものが全部無くなっているように感じてしまう。
もちろん、そのような幻想的な雰囲気を意図しているだろうけど。
もしも幻想を前面に出すなら、もう少し現実から離れてみてはどうだろうか。
幻想か現実か、中途半端な感じがする。
>>572 なんか、言葉にしにくい魅力のかけらを感じる。
とはいえ、この作品だけ見ればあまりに無意味さを感じるし、
無意味を面白がれるほどの鮮やかな言葉の力があるわけではないかも。
>>578 これは、何も言ってないこととほとんど同じなのでは。
下地になっているメッセージはありがちなものだとも思うし。
>>580 これ、僕なら逆の内容を書くかもしれないと思った。
風車は、風さえあれば否応なくまわってしまう。
本人の意思(あるとして)とは関係なく、風が吹けばまわる。
そのことは悲しいことのように思ったりするんだけど、
まわる風車をみて、人が心なごんだりすることも事実で。
風があるのに止まったままの風車というのは、
そこに意思が働いて自分を制御しているのだから、
むしろ希望のあることなのじゃないかしら、とか思った。
人によって視点が違ってくるのは、おもしろいな。
>>587 いじめないから、また詩でも投稿してね。
591 :
丈 :03/07/04 19:16 ID:9bpCwutO
>>激辛さん そういわれてみればそんな気も・・・(w 私の視点ですと、我慢して回るのをやめた風車は 何かをやめてしまった人、生きる意味がわからないと嘆く人で やること、生きることに意味があるんだ。というメッセージを載せたつもりでした。
上、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ `,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´ iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf !キ、._ ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ. / `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´ 'i、 呼んだ? i' ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_ | | ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi | | if! |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi | | ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi | | ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi | | iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi | | iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi | | iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、 | ,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、 ,√ ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi `ヾ ´ ;サ, |彡彡彡彡川川リゞミミリ ,キi ;サ, |彡彡彡彡リリリミミミシ ,キi ,;#, |彡彡ノリリリリミミミシ ,キi ;メ'´ !彡ノリリリリリゞミミシ `ヘ、 ;メ ヾリリリリノ巛ゞシ `ヘ、 ;メ ``十≡=十´ `ヘ、 ノ ゞ
かぜぐるま 内村直子 からから からから 回っています 風を巻き込みながら 昨日の風を回してみました ちょっと切ない風でした 今日の風は心が凍りつくような とてもとても冷たい風でした からから からから 苦しみながら回っていたら ふいに優しい風が吹きました 私の心は嬉しくなって 虹色に輝きながら くるくる くるくる 回りはじめました 明日もいい風吹くといいな 激辛タン私はソフトに注意したつもりだったのだけど 私の詩は見れるはず・・・ かのっぴさんが言ってたけど あそこは追放になっても詩は読めるって 一応、貼っておきます
594 :
名前はいらない :03/07/04 20:51 ID:MdNjRjZN
>>593 確かに見れるかもしれんが、丈さんがそれを見たという証拠はない。
それに詩の内容も全然違うじゃない。
もしあなたが詩の名前が同じだと言うだけでパクリだと言うなら、それはただのわがままだ
と、辛口で批評してみる。
まあ、詩人たるもの題名がかぶっただけでグタクダ言うなということです。
そんな事よくあるんだからさ。
595 :
直リン :03/07/04 20:56 ID:ikN/EIXq
まだ幼い芽を摘んだらいけないわよ〜〜〜〜 月刊コバルトを参考にしている私 内山登美子さんなどの批評を読むと勉強になる あの人はまともな批評しかしないわ 例え中高生相手でも 尊敬する評者です
もちろん私は一度も選に残ったことがありませんとも!!!! きびしいわよ〜〜〜〜〜〜〜
598 :
名前はいらない :03/07/04 21:16 ID:RXjABUI/
風車 かき回している 回されているなど 考えられない 追い風だけが動きを止める 音と振動と 送り出すための 音と振動が かき回していると 信じさせている 立ち止まっている 立ち上がりながら迷う私を 許し吹き行く風の名前は トキ キラトキキラキラ トキシリシリシトキリ ここにあるのは風の音ではない 私の音だ 誰もが私の音を風音と呼ぶ そんなものは無い と 認めぬ風車が そこにもあるだろう
599 :
名前はいらない :03/07/04 21:19 ID:RXjABUI/
>>598 すいません、
トキシリシリシトキリ→トキシリシリシトリキリ
に変更
600 :
名前はいらない :03/07/04 21:25 ID:RXjABUI/
>>581 の丈さんの詩と
>>593 の内村さん詩を冷静に比較しましたが
どう考えてもパクリとは思えません。。
丈さんの詩は、人を動かす"元気"のようなものを風車を動かす風力に
たとえているのに対し、内村さんの詩の場合、風はむしろ自分をとりまく
まわりの状況として描かれています。共通してるのは風車を描いていると
いうことのみですね。風車の特性は"かぜによってまわる""カラカラ音がする"
ことであり、風車を描写する際にその点が共通するのはあたりまえのことでは?
まあ、もともとありふれた陳腐な詩ですが、パクリだとかんがえるには
まず自分の詩がオリジナリティに溢れていると想像する必要があると思われますが
その想像を生み出した性格自体は非常に社会において珍しいオリジナリティを
持っていると確信いたします。
風車 ああ まわりますよ奥さん グンルリグンルリグリュグリュグリュグリュ まわる そう まわるんです こんなふうに まわるんです むしろまわすんです こう こう こう まわします ぐるぐる こう こうです グルグルグルグル ああ ぐるぐるですね ぐるぐるですよ 奥さん ぐるぐるぐると おお、 なんていうかその ぐるっと もっと 奥さんも フーって感じで ぐるぐるさせてもらえませんか グルグルグルって ああ そうそう そんな感じです もっと もっと もっと口をちかづけて そのくちびるで ぐる グルグルグルグルグルと アアウ グルグルですよ ぐるぐる ぐるぐるです ああ ぐるぐるです もう もっと ぐるぐるしましょう ぐるぐるですから ぐるぐると 風車を もう ぐるぐるまわしましょう むしろぼくがまわします ぐるぐる ぐるぐると ぐるる
スケベ!!!!!えっち!!!!!ヘンタイ!!!!!
603 :
名前はいらない :03/07/05 08:20 ID:iK5lMifu
桜が見たい ヒラヒラ舞い落ちる 儚く そしてそれは 時に 残酷 桜が見たい ハルが来たらば 花火が見たい 夜空に描かれる 爆発 だけど私は 人ごみが キライで 花火が見たい ナツが来たらば 彼岸花が見たい 真っ赤な花 ひろがる 鮮明 そしてそれは 毒を 含んで 彼岸花が見たい アキが 来たらば 雪が見たい ちらちら舞い落ちる 冷たく だけどそれは ゴミクズにも 見えて 雪が見たい フユが来たらば
604 :
駿河 柘榴 :03/07/05 22:13 ID:Ax9mmp1Y
使弐狗さん、激辛正当派さん ご意見ありがとうございました。 ちょっと凹みましたけど(笑) でも意見を頂けること自体が とても嬉しいですしありがたいです。 性懲りも無くまた書きましたので 宜しければまたお願いいたします。
小さな模型 山あり谷ある 弾き出した数字の分だけ浮かれて進んで 行った先にて一回休み やんなっちゃう 単なる遊びに自分の人生見たようで 楽しいはずが切ない気分 ルーレットに玩ばれて 行ったり来たりを繰り返す 目指すあがりは遙か果て 徐々に徐々に沈んでいくよ 小さな鏡 七転び八起 快勝快進 手にした紙幣に浮かれて笑って ゲーム終われば只の紙切れ 分かってたけどね 単なる遊びにいい加減飽きてきて 喜びも悲しみも所詮偽者 なぁ外に行こうか? 指先だけの選択已めて 指示の無い白紙のカードを探そうか ルーレットを奥へと片付け リアルに自分を進めていく 目指すあがりは遙か果て 一歩一歩踏み締めて行こう
606 :
名無しのk :03/07/05 22:56 ID:q3o2XuEj
なんかねリアルを感じない ガッコ行っても、遊び行っても なにも、どれも、リアルと思わない 思えない ぼーっとして ぼーっとして タダ生きてるだけ、酸素すって動いてるだけ ときどきこんなんでいいのかなんて思うけど やはりそんなことじっくり考えてる暇も、余裕もなくて ただ生きてるだけ これをリアルなんて感じない 現実なんて思いたくない なんかね もう 超現実逃避!!
夜の中の朝 人を喰う口の無いトナカイ 軋む扉を開くための 沢山の針でできた鍵は そうさ、井戸の中さ!! 空を見上げれば星星と 肌のキメ細やかな、青臭い少女の雲。 戯れにいかづちを落とすと 焦げた大地から、乱暴に ブリキの柱が盛り上がる。 止めろよ乙女。 千年王国を終わらすな!! 水タバコの梯子は壊れやすい。 天使があわてて雲を掃除する。 すれば、青空。 小さな太陽、二つ三つ。
608 :
TNR :03/07/06 11:18 ID:uXX3TXSn
609 :
TNR :03/07/06 11:18 ID:uXX3TXSn
>>581 ,
>>582 >>580 ,
>>593 ,
>>598 ,
>>601 と風車が並びましたね。
どれも風車をネタにした作には違いありませんが、皆違う所を見てないですか?
同じネタを使って競作することは、許されないのですか?
もっともそれ以前に、僕としては、盗作が悪いなどとは思いません。盗作大歓迎。
盗作に対する僕の信条は次の通り。
「盗作することも、盗作されることもない詩は、カスである」
さて、並んだものを比べてみますと。
>>580 は静、
>>593 は動、
>>598 は音、
>>601 は欲望を歌っております。
風車の動静は、見ればわかるので、オリジナリティは感じられません。
この程度のものでパクリを云々するなど、どうかしています。
>>598 は前半がイモですが、後半の擬音を使った風の名前、私の音には
惹かれるものがあります。
ただ、この新しさも、
>>601 のネタにかこつけて自分の欲望を撒き散らす
浅ましさには敵わない…
610 :
TNR :03/07/06 11:18 ID:uXX3TXSn
>>603 詞ならば、これでも構わないかもしれません。
でも、詩とするならば、すべてが足りません。
「儚く」「残酷」と既製品のコトバを嵌め込んで満足するのではなく、
「儚く」とはどのようなものか、「残酷」とはどのような行いかを
詩の中で描写してほしいのです。
>>607 コトバの使い方は面白いのに。尻切れトンボな印象に終わります。
思うに、前半のテンションに対して、後半が釣り合っていないのでは。
あと、書き方として、5行詩の組み合わせにしてはどうでしょうか。
611 :
_ :03/07/06 11:20 ID:kt4+G5l/
612 :
名前はいらない :03/07/07 10:26 ID:Q25QQrEg
>>606 途中まではよかったのに・・・。
どうせなら最後の「超現実逃避」を詩の中でやってみせてほしかった。
書き出しに吸い寄せられて、途中までは興味をひかれながら読んじゃった。
613 :
天蓬元帥 :03/07/07 12:41 ID:GtstuGhJ
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/1482/index.html 親友が僕にこんな事を打ち明けたのは、ちょうど一週間前の事だ。
「彼女が好きだ。」と唐突に僕に相談してきたのだ。僕は二つの意味で驚いた。
僕と彼の付き合いは、小学校以来だが、彼は異性に対する感情など、微塵も見せたことがなかったからだ。
もう一つ驚いたのは、僕も彼女に好意を抱いていたからだ。
世に言う三角関係という奴が発覚してしまったのだ。
親友は、「一週間後に彼女に告白をする。だから君にも手伝って欲しい。」
と言い出した。僕は、「ああ、構わないよ。」と答えた。
そして今日が、その日なのだ。無論、親友は僕の恋心は知らない。
今、西日の差し込む放課後の教室に、僕と親友がいる。
614 :
丈 :03/07/07 18:02 ID:kx/a+uTL
「アジサイ」 雨の中 美しく咲く花がある 「どうしてこんな季節に咲く?」 花は答えた 「この季節に咲きたいからさ」 何のことはない 彼は自分の好きなときに自分の好きなことをやってるだけだ 「どうしてこんな季節がすき?」 花は答えた 「春は他の花が咲いて目立てないし、夏は暑い。秋は寂しいし、冬は寒い。今が一番いい時さ」 何のことはない 彼はわがままなだけだ。 彼は単純に生きてるだけだ。 根っこをはって、葉を広げて、花を咲かせてる。 ただ、毎日毎日を好きなように生きている。 規制だらけの世の中で自由自在に生きている。 今彼にカタツムリがはっている
TNR=憂鬱
616 :
猿 :03/07/07 20:02 ID:e/iPvIMO
「虹」 君はいっぱいいっぱい泣いた後 輝くような笑顔で僕に甘えてくる それはまるで虹のよう だから僕は君が好きなんだ
617 :
名前はいらない :03/07/07 20:54 ID:jy0h7xs/
”青空” 青空 光 風 アクアブルーのキャンパスに あなたへの手紙を書こう 風を絵筆にして 右へ左へ あなたへの光はとても小さいけれど いっぱいいっぱい書くよ 遠いあなた 遠いあなた あなたの笑顔のような風 シャツを落下傘の代わりにして あなたの元へ舞い降りたい 世界に一枚しかない絵ができてきたよ 届けよう あなたに夏色のラブレター 僕は今恋ならない恋を抱いて あなたへ向かう この空のように果てしなく青色 落ちていく羽の色 あのとき夢見た色
618 :
直リン :03/07/07 20:56 ID:Lm0sLH9Y
619 :
名前はいらない :03/07/07 21:35 ID:RUkl07wz
気づいたら居た 深い森だと気づいた 暗くて冷たい寒いさむい そしてわたしはなぜ此処に居るのか考えた 勿論助けも呼んだ 誰も居ない 何も分からない 泣いて助けを待った 立てる訳もなく 座って泣いて待っていた どうして私は立たないのか どうして立って歩こうとしないのか ほんとは分かってるよ 自分じゃ分かってるんだよ だが立とうとしなかった ただ泣き喚いてた 灯りなど到底見えない
しんぞうが くだけるほど つよく つよく こわいおもい わたし にげて にげて おいつかれる ゆめだから いたみはないけど きられるのは かなしい あしがなくなって うでがなくなって くびだけの わたし だれもいない しらいないばしょで ぽつんとひとり おもちゃみたいに ないている
「まっすぐに」 去年の同じ季節 むしゃくしゃしてて 逃げるように走ってきた道を振り返る 意外に人は成長してるもんで 無視を決め込んだ感情も激情も涙も 時が経つうちに自然に現れて 少しは私を大きくしているようだった よく似た青空の下 まっすぐな道を振り返る 蜃気楼みたいな希望を抱いて
622 :
名前はいらない :03/07/08 04:33 ID:sDSc6cko
夜 桜のトンネルをくぐる 重く 憂鬱な気分で 今 世界が終わってしまえば どんなに楽か 桜のトンネルをくぐる 憂鬱な気分で 明日は無事 来るのか 明日は 本当に来るのか 誰にもわからない ・・・ネエ ダレカタスケテヨ ・・・イヤ ダレモタスケルコトハデキナイ そして僕は誰のことも救えない 僕の事も 明日には散りゆく 花びらたちも 夜 桜のトンネルをくぐる 重く憂鬱な気分で
>>593 もう終わった話題ですけど、まあ全く別の作品ですよね。
>>598-599 なんとなく、1、2連は迷いながら書いてる感じがするなあ。
3連目でようやくテーマを発見したという感じ。
何気ないことだけど、「 追い風だけが動きを止める」てのは、
僕には新鮮な気づきでした。
>>601 スケベ!!!!!えっち!!!!!ヘンタイ!!!!!
>>603 本当に見たいものならば、もう少し近づいて見ればいいのにと思った。
距離が遠いですよね。部屋で歳事記でも眺めながら思いをはせているような。
>>605 ていうか「人生ゲーム」というものがそもそも、
完璧に人生をパロディ化できているおそるべき遊びであるわけで、
それをさらに人生に置き換えることに意味あるのかしらと思わなくもない。
そのまま置き換えても「人生ゲーム」以上に人生をパロディ化できるかといえば、
それはなかなか難しいことでしょう。
「人生ゲーム」から人生を照らそうとするなら、もうひとひねり欲しい。
>>606 じゃあリアルってのは何なんだ、という疑問がそのままになってると思う。
リアルじゃないリアルじゃない、といいつづけることは簡単で、
ならばフィクションを生きているのかといえばそんなでもないし。
言い訳しか感じられないと思う。
>>607 ひとつひとつの表現に面白さを感じたのだが、
全体を通してみるとそれほど印象に残らない感じがある。
これは各連の緩急の付け方が弱いからじゃないかと思うのだが。
盛り上がった興奮が、落ち着きどころなくしぼんだ感じ。
>>613 散文だと思う。しかも内容的にどうでもよい感じかもしれない。
>>614 擬人化で人間性を書こうとするのが、丈氏の手法のようだが、
答えをあらかじめ用意して、それに無理矢理モノを当てはめている感じがする。
そのために、アジサイを非常に単純に描いてしまうことになる。
それはディフォルメするという意図があるのだと思うけど、
ディフォルメというのは、ありきたりや嘘っぽさにつながりやすい。
しすぎないことだと思う。
最終行にはそれがなく、印象的な一行になっていると思う。
>>616 うーん。まあ素直だ。
しかし虹という表現も古いものなので、新しさを感じることはできないな。
>>617 「青空」の後「アクアブルーのキャンパス」とつづき、冗長さが感じられる。
繰り返す必要があるのかどうか。
「今恋ならない恋を抱いて」は、書かなくてもわかると思うし、
「この空のように」も冗長。「果てしなく青色」という言葉の中に、
説明なしでも「この空」のイメージがすでに重なっているはず。
>>619 もう泣いてる状態だし、暗くて周りが見えなくなっているのはわかるけど。
詩を書く時は、そういう自分をも遠くから眺められないといけないと思う。
これを読んでも、ただ自分のなかにはまり込んでいるということしかわからない。
周囲の環境を描いてはじめて、自分が浮かび上がってくるのでは。
>>620 「くびだけ」までを丹念に追って書いていると思うのだけど、
最終連があまりに空虚に終わってしまう感じがする。
「おもちゃみたいに ないている」は鮮烈なイメージなんだけど、
それが「だれもいない しらないばしょ」という抽象的すぎる場に置かれるので、
あまり効果的になっていないと思う。
>>621 よくわからない状況で、ひとりで納得するのもなあ。
人が面白いと思って聞くのは、あなたがどう思ったか、だけでなくて、
あなたがどういう状況で、どのような経緯で、どう思ったのか、ではないかと。
こわい話とか、何がこわいのかというと、
霊が出てびっくりということでなくて、
霊が出るまでの過程や状況であり、霊の過去だったりするわけで。
そしてもちろん、その話し方も重要。
>>622 桜のトンネルをくぐってるんだけど、
結局たいして桜のトンネルを見てるわけでもないのが残念。
ちらとだけ見て、あとは自分のこころのうちだけで葛藤して終わるのは、
ただシチュエーションとして桜を借りて来ただけって感じに見えてしまう。
626 :
名前はいらない :03/07/09 00:40 ID:kiyTIvUg
女の子は皆 白雪姫 悲劇のヒロイン 王子様のキスを待つ 女の子は夢をみる 透けるように白い肌 艶やかな 紅い唇 絹のドレスを身に纏い 美貌の自分に 見惚れるのは 王子様 女の子は気づかない 魔法の鏡が選ぶのも 王子様が選ぶのも たった一人だけなのに 醜い心の継母 それは女の行く末 可哀想な継母 あなたこそ 正真正銘 本物の悲劇のヒロイン 毒のしたたる 赤い林檎
もうどうでもいいよ どうでもいいけど どうせ朝になれば目が覚めてしまうんだ
628 :
名前はいらない :03/07/09 15:22 ID:BLyAoNCQ
「時の囚人」 緩やかに流れる雲に 想いを馳せ 時に囚われている私は天を仰ぐ 「時間よ止まれ!」 今日も街は何事も無く流れている 人は時間に縛られた囚人 皆はそれを忘れているかのように 日常を繰り返している 生まれてゆく新しい時代 秩序に 希望に 生命 夢 混沌? 絶望? 老い そして死 今日も時間は何事も無く流れている 人は時間に縛られた囚人 皆はそれに気づかないふり
ガムクレえの価値はあるぜ?
630 :
_ :03/07/09 15:34 ID:FiszmIEC
631 :
名前はいらない :03/07/09 15:54 ID:MJ0qWHn3
女がつくったからなんだ? 俺は猿が作ったサイトをみた事あるぜ ああ?
633 :
Nちゃん ◆mcv3DK//f. :03/07/09 17:40 ID:7iKr2VmU
かわいそうに誰も相手してくれないのか・・・・・・・・(涙
634 :
名前はいらない :03/07/09 20:19 ID:Svw/JVqa
見たいのは 鮮烈な赤 彼岸花 見たいのは 切り裂いたように咲く 彼岸花 何もつかめない 役立たずのこの両腕 醜い情念まみれの 僕のこころ いっそ いっそ切り裂いてしまえたらいいのに
「唇がひりひりしました」 やはりお刺身は わさびを多めに付けて食べるとおいしいよね でもね わさび付けすぎだよ それ いいじゃん別にお前さんが食べるわけじゃないのですから でもね わさび付けすぎたよ これ 食べられるのかい ええ食べられますよ おいしいかい うん おいしいよ
「小中」って呼びすててた、男の子が、ある朝 「小中さん」と呼んでいた、区役所みたいに 大人になるっていうことは 人との距離のとり方を覚えることなのね 台所の隅で、ジットリとしてたら 父がそっとやってきた たまに電話するとき、親もわたしのこと 「他人」っぽいというよなぁ ブラジャーをつけることを、すごくためらってたら ある日 男子がわたしに言った 「つけてください」アッハッハッハ! 女だってこと認めたら 従兄弟とはもう、お風呂に入れなくなりそうで 縁側に座って、ボンヤリとしてたら 蚊がブーンと飛んできた 胸がふくらみ戸惑うことと、白髪が増え戸惑うことは同じかなぁ うーん わたしは今、ニューヨークで 子供の頃に見た空を、あなたと見上げてる、あらら、あらら
「お嬢ちゃん」って呼んでた、歯医者さんが、ある日 「お姉さん」って呼んでる、あららら、あららら 「お姉さん」って呼んでた、八百屋さんが、ある日 「奥さん」って呼んでる、あらららら、あらら? 「奥さん」って呼んでた、靴屋さんが、ある日 「おかあさん」って呼んでる、あらららららららら 「おかあさん」って呼んでた、靴屋さんが、ある日 「おばあさん」って呼んでる、あららら、あららら 「おばあさん」って呼んでた、
638 :
山崎 渉 :03/07/12 11:03 ID:Gu5iF5xl
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
手を延ばす あともう少し 届かない もっと手を延ばす ちょっと掠った でも掴めない もっともっと手を延ばす 触れた でも気持ち悪い もっともっともっともっと… 手を延ばして延ばして延ばして…… もっともっと 幸せになれるように
640 :
名前はいらない :03/07/12 21:14 ID:f5dHEehc
髪染めた君は若く ゆえに過ぎた日の苦労思い出されて 切ないと思う我が心 其れを内なる目で 杞憂だ、と 正せる君は 本当に強い人だ 愛らしい卑屈な笑いでなく 愉快で屈強な其れは 君の幸福が嘘もので無い証拠 頑張れ 未だ希望でしかない君も きっと正しく天に昇り 清廉な溢れる欲望の大輪を 咲かせ轟かせるだろう
642 :
消え行く女 :03/07/14 21:12 ID:a0YXy0LH
「乙女の祈り」 道に迷った小女が一人 足を無くして泣いている だけど涙は枯れ果てて 赤い涙で泣いている 背中に翼がはえたなら 愛しい人に逢えるのに 私の命をあげましょう たった一つのこの願い もし叶うのなら ああ 神様 どうかひと目だけ、、、、
ブライダルピンクのやわらかい 優しさをつつむような バラの花 香りよ消えてくれるな いつまでも 優しくさせてほしいの 恋の花 私は向かう場所を知らずにも ここで見るは 未来のそのまた夢の未来 綺麗な綺麗なお嫁さん この胸に抱き続けるは 未来のそのまた夢の未来 ブライダルピンクの花嫁衣裳に身体を包み 素敵なあの方に抱かれる夢をみる せめてこの秘密には 帰る場所を与えましょう 叶うことないこの秘密には 帰る場所を与えましょう あの方に抱かれる切なさにも似た バラの香りと 明日のないこの夢に 今日も私は祈ってる 生まれ変われるのならば あの方のお傍にいられる女性になりたいと
644 :
山崎 渉 :03/07/15 11:39 ID:91J1lTCd
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
646 :
名前はいらない :03/07/15 15:11 ID:c3ObRU+A
保守
「甘い猫」 骨の中まで 糖質で 揺れる血液 葡萄の屍液 針の瞳孔 無理矢理 開いて 脈打つ心臓の 焼肉を凝視する 甘い キィコよ お前のからだは甘い 甘い体毛を 全部削いで 尖った耳は 油で揚げて ブランデーの中に キィコを沈める 私の愛した エキスを沈める 夜の埠頭で 警官が尋ねる あなたの愛した猫だったんですね それを水底に見送りながら 私が答える 私にとっては人間のようであり 砂糖菓子のような猫でした 柔毛で撫でられた私の 心臓が震える
648 :
リルの子マナナン ◆NSinx93oKo :03/07/22 03:28 ID:klOJCsix
『妖精たちの夜』 静かな夜の 向こう側で 妖精たちの 歌が聞こえる ゆれる木々と 瞬く星の中 輪になり踊る 妖精たちの歌 一緒に踊ろう 月と星の光の下で 一緒に踊ろう 楽しくステップを踏んで フェアリーダンス フェアリーダンス 虫たちも踊ってる フェアリーソング フェアリーソング 風たちも歌ってる 踊ろう 踊ろう みんなで輪になって 歌おう 歌おう 手拍子叩きながら 静かな夜の 向こう側で 妖精たちと 一緒に歌おう 獣たちも 眠らないで 輪になり妖精たちと踊ろう きらきら きらきら 星たちが歌う ゆらゆら ゆらゆら 木々たちが踊る 静かな静かな 夜の向こう側 妖精たちのパーティー 夜が明けるまで 終わらない宴……
649 :
さとう :03/07/22 23:32 ID:EtVuhRAG
私には 何も無い 生きてる意味も無い 卑下する毎日に 疲れる明日 私には 何か在る 生きてる意味を感じようと 輝く毎日に 戸惑う明日 夢と現実の境目さえわからなくなれば 本当の自分と偽りの自分の演技までも苦痛に
650 :
さとう :03/07/23 00:01 ID:ExXVbfJK
これは恋 それとも好意ですか あなたの視界に入りたい あなたに触れたい あなたと いたい 夏の花火のように 儚いものですか 思うだけじゃ 好きじゃないのと同じですよね 気持ちが止まらなくなる前に 誰か止めてください お願いです となりの席の君を忘れられる方法なんて 私なんかじゃ わかりません 肘が目先に入るだけでも 呼吸がおかしくなりそうです
651 :
名前はいらない :03/07/23 00:21 ID:jWBi5fuI
あの日交わした愛の言葉 もう忘れたいよ 七月のままのカレンダー 時が刻まれた影も無く 砂で作った二人の城は波に消え 形の無い形がそこにあるだけ
652 :
名前はいらない :03/07/23 19:10 ID:411TaTv5
「君がよぅ」 君がよぅ わぁ… 千代にぃ 八千代にぃ♪ さざれ石の? 巌とな・り・て!☆ 〜 KOKENO 〜 ム ス マ デ
>>626 この詩には状況だけがあって、物語がない。
状況のみで女の子の心理を描こうとしているわけだけど、
ちょっと抽象的すぎはしないか。
>>627 この「けど」の使い方は確かに詩だなと思う。
>>628 時間に縛られる、とはどういうことか?
いや、わかるけども、「縛られるべきではない」という論調が
よくわからない。縛られない人間など人間ではないし。
>>634 少し冷静さに欠ける。まさに情念だけが先走っている。
短い詩は、単語ひとつひとつの凝集力が決め手だと思う。
デッサンがぼんやりしているので、力がない。
>>635 他者理解の不毛性を端的に描写している。のか?
実際、おいしかったのかどうかも謎のままだな。
>>636-637 最後の途切れがありのまますぎて、意図とも思いづらいのだが。
僕の好みからすると、少し構成が雑じゃないかと思う。
てか考えつくままつづったまとまりなさが強すぎるかも。
>>639 「でも気持ち悪い」で、うまく転調したはずなんだけど、
そのあとが、結局転調前と変わらずに終わっている。
そういう狙いがあるのか。しかし効果的とも思えない。
>>641 むむう。中途半端に硬質な文体って、
こけおどしっぽく感じてしまうのだがどうか。
>>642 現実を寓話的に書いている、というのがあからさまかも。
寓話は、現実をそのまま転写するわけではなく、
現実と虚構を混ぜるってことだと思う。
この詩には、実は虚構がない。「言い換えた現実」だけがある。
>>643 この詩を書いたのが誰なのかを知らないと、
内容を正しく理解したことにならないという欠点がある。
名無しにしてもなるべく分かるような親切さが欲しいな。
>>647 ここで「焼肉」を出すというセンスがすごいな。。。
しかし、全体の構成も内容もおもしろいと思います。
「甘い猫」のイメージを描けた時点で、この詩は成功だったと。
>>648 んー。タイトルから受けた印象が、そのまま最後まで。
これだけの行数を使いながら、結局変化がなかった。
挿し絵的な詩というか。何か補完がないと物足りないと感じる。
>>649 毎回この台詞がでてくると同じことをいうわけだが、
「生きてる意味」などどこにもないって。
その先について詩にしてほしいと思うのだが。
>>650 おかしくなる自分を楽しめないと、恋のしがいもないやん。
妄想せよ。悶えつつ快感にひたるべきだと思う。
>>651 砂の城が波に消えるとか、ステレオタイプを少し避けてみた方がいい。
歌詞だとしたら、これでもいいと思うけど。
>>652 パロディでもないしなあ。
せめて町田康がやってた、
詩を誤変換して全く別の意味にするとか、そういう工夫を。
655 :
名前はいらない :03/07/24 00:26 ID:EiiBCN1O
サラサラ落ちては溶けずに積もり もう貴方に笑えはしない この気持ち折れてしまえ 七月の風は思うより冷たい 容易く心さらったのなら 嗚呼 止めないで 手を繋いで家路へ向かう 誰も知らない あたし達の家
656 :
_ :03/07/24 00:27 ID:Fwcggoq4
僕が名のある詩人なら もっと上手く君に伝えられたけど 僕は君を想うだけの奴だから 使い古された単純な単語だけど これ以上の言葉を知らない 僕は君を愛してる
age
659 :
多摩 :03/07/24 23:11 ID:9P/KzwKr
ガダガタガタガタ みんな吹っ飛べよ ガタガタガダガタ 私の周りにあるもの 全部吹っ飛んでいいよ 爆発しろ全部! 全部吹っ飛べ! お前も、お前も、お前も、お前も! かかわりたくないなら 全員後ろに行け! 全員後ろ向いてろ! 爆発しろ!全部。 何もかも木っ端微塵 裏の駐車場も向かいのアパートも 全部木っ端微塵 はじめから、全部はじめから 何もかもなくして すべてはじめから 全部はじめから
660 :
名前はいらない :03/07/24 23:37 ID:INJipQJB
661 :
名前はいらない :03/07/25 00:32 ID:5yfGk/RJ
「普通の夏」 ただ暑いだけの毎日 つけっ放しのクーラー 汗ばんだシャツのにおい 扇風機は去年壊した 朦朧とした太陽のひかり 今日は何をしようか? テレビに映る気象予報とアナウンサー 「今日も暑いですね」 いつものお得意文句で始まる 流れるメロディー 明日も晴れ昨日はくもり 遅く起きた彼女の胸 海まで流れてく 少しはだけていてセクシーだ つけっ放しのクーラー 扇風機は去年壊した 今日は何をしようか? 今日も何もしない 大量のやり残した宿題 新品のままの海パン 汚れたサンダルとこころ ラヂオに流れる売れないバンド 明日も何もしない 「夏だはじけろ 心を解き放て」 聞き飽きた言葉を叫んでる 夏ばて気味の子犬 いつもなら真っ先にオレを吼えるのに 焼け死んだセミの羽根 公園で遊ぶ無邪気なガキども オレに少し分けてくれ 家に帰って寝よう なつがおわる
662 :
桐生 :03/07/25 01:53 ID:Gt7PUdJx
『思考』 傷つきたくないのなら 何も考えなければいい 苦しみも 悲しみも 幸せさえも 知らなくてすむのだから そう思いながらも 考えることを止められない ダメな僕
663 :
ねこいるか ◆/D0HAk633. :03/07/25 01:56 ID:oc/iuh9K
664 :
_ :03/07/25 01:58 ID:I7MR9aj5
665 :
名前はいらない :03/07/25 16:11 ID:eP1Q6VPY
只飽きずに歌う唄と 云うのは 其れは恋に似た其れで 時にキュンと胸を痛め あたしの頬を濡らします 瞼の裏側にはいつも 可愛く成り切れない其れが あたしの心もさらうので 息をするのも精一杯 明日は遠出のバスに乗り 貴方の居ない街に行こう 明日は遠出のバスに乗り 貴方の知らないあたしになろう
666 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/07/25 16:48 ID:FY7lUy/n
「松田町」 強すぎる風に オーストラリア大陸が揺れて コアラやカンガルーが全滅して アボリジニだけが生き残って 僕は涙しながら和牛を噛んで テレビを消したら明日のこと考える 僕をハッピーにさせる些細な事件を期待して 松田町にかわいく起こるのを期待して
667 :
_ :03/07/25 17:28 ID:mYTedc6n
668 :
_ :03/07/25 17:31 ID:mYTedc6n
669 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/07/25 17:42 ID:FY7lUy/n
「アバレル」 正直にいおう 俺はアバレテル お前が横を向いたとき お前の後ろをついて歩くとき お前はちっとも気づいてないが 俺はアバレテル ほんとうなんだ できればお前にも見せたいんだ お前は信じずに笑うけど 俺はアバレテル 気づかないお前が悪いんだ ほらこんな風に今も 俺はアバレテル どうしたってお前は 気づいてくれないだろうな この詩だってどうせ読んでくれやしないんだ アバレテヤル ほらアバレテルから こっち見ろよ 見てくれよ おい
670 :
山崎 渉 :03/08/02 01:09 ID:GCypsXvY
(^^)
671 :
名前はいらない :03/08/04 18:13 ID:1O1vRIHm
関係ないけど松田町神奈川県? いいとこだよね。 詩のイメージと町のイメージがあってた。
672 :
名前はいらない :03/08/04 18:19 ID:9OdMQY/C
風邪をひいてはいけないからと あなたは わたしを カーペットでくるんだ さみしがってはいけないからと あなたは わたしを ぬいぐるみのある物置に しまいこんだ あなたは何者?
>>655 いまいちくっきりしないな。
もっと落ち着いて話せよ、という感じ。
前半は特に言葉を急ぎ過ぎている。
>>657 これ以上の言葉をしらない、という言葉自体が、
あまりにも使い古されている。
ならばもう、言葉にしなくてもいいじゃないかと思わなくはない。
>>659 後ろに行け!っていうのが、なんかおかしい。
爆発しろとか言って情け容赦ないのかと言えば、そんな。
もっと爆発を楽しんだらいいのにな。破壊する快感を追求して。
>>661 夏の小道具に目新しさがないのが残念だ。
言葉に集中力がなくて、暑くてわいてる頭をうまく表している。
テーマがはっきりしてるので、もう少し支離滅裂でもいいな。
>>662 うん、うじうじ考えてるな。
しかしもっとうじうじ感を出すために、
だらだら書いてみたらどうだろう。んで、唐突に飽きてみたり。
>>665 ぬー。解像度の低い詩とでも言おうか。
たとえば5連目から書き出してみるとかどうだろう。
前4連は、書かずに伝える方法はいくらもあると思う。
>>666 おもしろいけど物足りないな。
諦めなくても、まだいけるはずだろ?と思う。
>>669 これも。ちゃんとアバレられるはずなのに、
アバレルまえに終わらせてるん。惜しい。
>>672 これ最終行いらないなあ。
「あなたは何者?」という言葉は、
読者がつけたしたらいいことだと思うのだが。
675 :
名前はいらない :03/08/04 22:08 ID:9OdMQY/C
あなたに感謝状をさしあげます 私を愛したお礼に 私をだましたお礼に 私をののしったお礼に 私を利用したお礼に 私を裏切ったお礼に あなたに感謝状をさしあげます あなたの胸元に お礼のしるしのキスをしてあげる
676 :
名前はいらない :03/08/04 23:03 ID:UnmzE/Pn
こびりついてるよ 噛みくたびれたガムみたいに 平淡に日々 じぶん行方不明なのに また駅ホームに佇んでて しょうこりもないね 鉄屋根したの 暑い空みては かえって地べたの ぺんき剥げた錆色のとこに 馴染んでく 擦りへりきったボロ靴みたいに 哀れんでよ 透明にもヒビ なめくじだからじぶん すけた肌だから汚れみえるよ いやな匂い放つね 重力ある想いで 不器用に晒しては 却って嫌悪 ひんしゅくかう泣き方するよ わりぃね 黄色い線の外ととおい景色の はざまのとこで 生きてる 25.5サイズの 世間ずれした かたくなです
677 :
Q :03/08/05 01:25 ID:jze8cevf
眠れぬ夜は 腹の下に 黒い肉塊 叫べども 叫べども、 重みが増すばかり 吐いても 吐いても、 身体にこびりつく だから 目を閉じる、 閉じても回りは闇なのに そして 背を丸める、 まるでそれを暖めるように それもやはり、 自分の心なんだと 自分の思いなんだと 今日、嫌な事がありました、という
678 :
”管理”人 :03/08/05 10:56 ID:LiRZHBSk
679 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/08/05 20:18 ID:DD5WxqR9
ありがとう。 でも、もっと長いほうがよかったってことですか? ところで質問だけど、恋愛経験したことないんだけど、 恋愛の詩が書きたい。妄想で書いちゃってもいいんですかね?
680 :
「とりにくのうた」 ◆7MdTTlc2i2 :03/08/05 20:46 ID:mO7EI1mA
まんがのなかで とりにくが ブォルゥゥーム万点 でかいにく こんがり皮は マンモスのかおり わぁおいしそう おいしそう 十五の娘が 踊りだす わぁおいしそう おいしそう あたしなんだか うきうきしてきた わぁおいしそう おいしそう あたしなんだか ぬるぬるしてきた 飛び立ちそうな ふくらはぎ 湯上りくちびる まっかっか 黒い長髪 つばさみたいに 皮膚はぷるぷる ゼリー質 スカート円盤 飛んでいきそう でもあたし とりにくはきらい とりはだみたいな いやなにく ぐちょぐちょすけべな いやぁな歯ごたえ 7つの頃から 食べたことないわ とりにくなんて 食べないわ わぁおいしそう おいしそう とりにくなんか きらいよきらい わぁおいしそう おいしそう だまされないわ まんがじゃないの 俺はだまって とりにく食べた
681 :
名前はいらない :03/08/05 21:53 ID:wznMr91D
劇的な存在感を持って只今笑いかけて 今更全てをその笑顔に溶かしたいのよ 決して間違ってはいないわ絶望の感覚 お願いよその物憂げな瞳で私を犯して 何を見ているのか分からない顔をして 発する言葉に反応する仕草で感じてる お前の血を見ようと覗き込んだ瞬間の その瞳に映っている俺を殺して欲しい
682 :
直リン :03/08/05 21:56 ID:Lo4dNYbF
683 :
Q :03/08/05 22:27 ID:l57mFnsU
684 :
デルタ :03/08/06 01:52 ID:/GN/+epA
「たいせつなこと」 いっしょうけんめい 捜してもみつからなかった だから こんどは いっしょうけんめい諦めようとした だけど それが一番 ムズカシイってわかった だれか 言ってたのに 諦めるのは簡単だって だれか 言ってたのに だから もいちど 捜してみようと思う このまえより がんばって 少しでもおおきく 手を伸ばしてみようと思う みんな 無駄だって言うけど もう信じない だってみんな 何もやってないのに そんなこと言うのは おかしいじゃないか ぼくはもう この手にあたったモノしか 信じない ぼくはもう この手にあたったモノしか 信じない
「provocation.」 規則も理性もタブーも この作業においては取っ払ってよ あんたの良心が崩壊寸前に陥るほどの あんたの持つ自己像に亀裂がはいるほどの 罪を犯して ここへ来てよ 狂ってしまえるほど 熱くなっていないわ あんたも あたしも そこも ここも あたし達は 当たり前の温度で 置かれているのよ それが操作出来るってこと 知らない子供じゃ ないはずよね 置かれたままの水 夏が沸騰させてくれるのを 待ってる 水を 見てる ※
※ そこへ蝉の死骸がはいるわ それを野良猫が倒すわ 触われないものだと思ってるなら 自然に任せるべきだと思ってるなら 理由を教えてよ 夏のせい 蝉のせい 野良猫のせい あんたとあたしの見ている前で 壊れた蝉 猫に跨がれる 濡れた土 熱に消される あんたとあたしの見ている前で 何もかもが自然に従っていくわ それでもそこに居るあんたは 映画が終ったことも気付かず 立ち上がらない子供 ママに呼ばれて気付くのは 空腹 ママに怒られることはしなかったよ 御褒美の甘いミルクを飲み干せば ねぇ 死骸咥えた猫が あんたを 見てる
687 :
686 :03/08/06 05:30 ID:T9FO/g/E
他スレに書いたものをリメイクしました。本人です。お願いします。
+Answer+ Have you ever think that "why am I living?" No. Than, why are you living? ……. Can you find its answer? No. I can't find it. Please tell me it. It is very easy. Really? What? It is your hope. My hope? Yes. It is your hope which ------"I want to live."
689 :
名前はいらない :03/08/08 20:00 ID:5WqZ0ZPc
和訳きぼん
690 :
名前はいらない :03/08/08 21:27 ID:3jMofgQk
生きてる意味を教えておくれよ
691 :
名前はいらない :03/08/08 21:53 ID:STUD/dZR
好きな人はいないの?
692 :
直リン :03/08/08 21:59 ID:8eePX551
「わむてアイロ寝 九人目」 最初は一人 今しかいないおとこのこ 「今日からあの子をこう呼ぼう」 二人目 みんなのにんきもの 三人目 弱く狡猾なぶたやろう 「逆恨み」 四人目 自分以外の三人を殺め 五人目 さかさにんげん 「わたしさいきょう」 六人目 二重人格のおに 七人目 わむて 八人目 「自殺したのでわかりません」 九人目 「自殺したのでわかりません」
694 :
名前はいらない :03/08/08 22:24 ID:Zs439DM1
695 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/08/09 12:01 ID:HTvHeIAX
「新しい味(Zappingシステム搭載)」 (1) 彼はいつでも新しいものを求めるの タバコの銘柄なんて日替わりよ お気に入り味の缶コーヒーはあるけど 新製品で黄色いのとか出たら即心変わりしちゃう いうことだっていつでも違うわ 昨日「地球環境は守るべき」といっておいて 今日は分別ゴミの面倒臭さに腹を立ててる 明日は「どーでもいい」とかいってそう 醤油にも塩にも飽きたんだって 新しい辛さを求めてる 砂糖にも餡子にも飽きたんだって 新しい甘さを求めてる 美人にもブスにも飽きたから 中ぐらいのあたしが好きなんだって でもそろそろね あたしも新しくはないわ 味わい尽くされてしまったかもね でも好き こんなに愛してること あなたも知ってるわよね あなたは飽きちゃったかもしれないけど あたしはあなたを愛しているの 前よりずっとよ それだけは知っておいてよね お願い
696 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/08/09 12:02 ID:HTvHeIAX
(2) 君のいう通り 僕はいつでも新しい ちょっと違うのは べつに飽きるばかりじゃないんだ 今日の僕は 昨日の僕とは違うものを味わってみたい 今日の僕は 昨日の僕とは違うことを考えてしまう それだけなんだ 茶色い缶コーヒーもまだ僕は好きだよ そのうえで黄色いコーヒーにイカレちゃったんだ だって普通じゃないだろ コーヒーの缶が黄色いなんて 醤油にも塩にも飽きたけど 新しく出来た店の醤油ラーメンには感動したよ 砂糖にも餡子にも飽きたけど 久しぶりに買ったあの店のケーキに涙したよ 君のこともはっきりいって飽きてるけど 味つけ次第ではわからないよ 確かにね 君は新しくない 味わい尽くしてしまったかもね でも君はモノじゃないから 「あたしはあたし」とかいわないで いつも茶色い服ばかり着てないで たまには黄色とか着てみてくれよ 僕を愛してない君とかも見てみたいよ 君は君次第でタバコにも黄色い缶コーヒーにもなれるんだ 君は僕次第でタバコにも黄色い缶コーヒーにもなるんだ
697 :
ひきにく ◆7MdTTlc2i2 :03/08/09 12:04 ID:HTvHeIAX
(3)を第三者の視点から書きたいんですけど、 どんな風に書いたらいいか思いつきません。 よければアドバイスを。
電車の窓から見える景色に 緑と空とパチンコ屋の看板が増えていく 丘の上のマヨネーズ工場には昔見学に行った 空気は少しずつなまぬるく閉じていく あの頃と変わらない 全く変わらない この町はずっと前から 閉じた形で完成している
何処へ行ったのですか 遠い遠い処とだけ 此処へ残される私に言い残して 私はきっと貴方を忘れる 「だからどうかその前に迎えに来て」 涙は堪えて 縋った 私はきっと貴方を忘れる 「それでも良いよ」 寂しそうに 笑った 私はきっと貴方を忘れる 永遠なんて何処にもなくて 例え空が繋がっていても 距離と言うのはきっと恐ろしい力で 私達の絆を簡単に壊してしまえるものなのだ 私はきっと貴方を忘れる 遠回しな別れに気付いていなかった訳じゃなくて 信じたくなかっただけ 言葉に出来なくても愛してた 私はきっと貴方を忘れる
700 :
名前はいらない :03/08/10 23:27 ID:J/pjXiMP
たまにはここにも来てあげてくださいねw
701 :
人間 :03/08/10 23:52 ID:a2whfR8z
食べ物が少ない世界。 たった一個だけ、パンがありました。 とある善人はそのパンを1000個にちぎって 1000人の飢え人に分け与えました。 人々の腹は満たされず、不満がとぐろを巻いただけ。 男は偽善者と呼ばれるようになりました。 たった一個だけ、パンがありました。 とある悪人はバターとジャムをたっぷり塗り、 自分の腹に落とし込みました。 少々の自責の念。罪悪感。なぐさめ。 それでも悪人は明日も生きていく。生きていける。 何が正しいとか、間違っているとかではなくて。 地べたを這う生き物は、ただひたすら悲しい。
なにをきたいしているのか そのちいさなむねに なにをつつみこんでいるのか わたしのめはもう きりにまかれたようにしかはたらかぬ わたしのここすうねんといえば へたなとりこしくろうと ざんげのまいにちで ひとにはなにもたくさず ついにだれもむかえにこなかった おまえがくちをつぐむのは わたしがあまりにもみにくいからか わたしがなにもかんじないからか
703 :
名前はいらない :03/08/11 17:44 ID:OxHr+g00
批評よろしこ
704 :
名前はいらない :03/08/11 17:59 ID:DRGP7yuw
こちらはそれほど大きくはないですけれど
柔らかくて揉み心地のよさそうなオッパイの持ち主です。
上のお口と下のお口をフルに使っての4Pシーンは見所満載!
オマンコの奥深くに突き立てられていくチンチンが気持ちよさそうです。
無料ムービーはここからどうぞ
http://www.exciteroom.com/
綺麗に見えたガラス玉も 冬の朝 池に張った氷に高鳴る胸も 今では霞んで思い起こせない あの日飲んだ熱いコーヒー 流行の歌の在り来たりなサビ 一体どこに行ってしまったんだろうね 君と見た夏の夜の花火も 泥足で探検した暗闇の森も 今では遠くぼやけて定かではない あの日の土の匂い 隠れて抜け出した昂揚感 一体どこへ消えてしまったんだろうね 忘れたくないことばかり失して 眼前の現実に呑まれていくよ
706 :
花ちゃん ◆dpVLcAFxag :03/08/11 21:16 ID:TA+3lzAo
赤い真っ赤な真っ赤な夕日を 僕ら同じ場所から眺めてる また夕日が昇れば僕らは もっと遠く遠くに 離れてしまうだろう 終わりのない旅路を続けよう 同じ場所に辿りつけなくとも 赤い真っ赤な真っ赤な夕日が きっと君を思い出してくれるから。
707 :
_ :03/08/11 21:22 ID:nSeZM/qs
708 :
名前はいらない :03/08/11 21:33 ID:H6KFNSpw
709 :
名前はいらない :03/08/11 21:41 ID:Omcj8Jo/
多分僕が行き着く先は死なのであろう 早く逝きたい、誰か逝かせて 僕には自ら逝けない理由がある 君は僕を裏切った、酷い裏切り方をされた けどこれまでで一度だけ愛を与えてくれたような気がする 命を捧げるなら君がいいな 君に逝かせてほしい ただ君が今も生きていればの話だ 裏切られたとき怒りを抑えられなかった僕も子供だったけど 人はこれを悲劇と言うのかな
>>705 (・∀・)イイ!!
その詩の感情に激しく同意したい、
社会人2年生の俺。
>>675 どうせなら文体も感謝状っぽくするとかね。
読んでて怖くなるような皮肉を言いまくるとか。
>>676 「じぶん行方不明」ってある意味答えを先に出しちゃった感じだな。
充分に遊びながらも簡潔で、意味も明瞭なのがいい。
「じぶん」を押し付けがましく晒してるわけだが、
自覚してるわけだからいいか。
>>677 6連目の「解釈」は必要無いかもしれないな。
異物の触感がやや伝わりにくいとも思う。
展開するより先に、そのモノに接近したほうがよいのかも。
>>679 詩は経験を書くわけじゃないし。全部妄想みたいなもんだ。
でも経験がある方が、妄想力はより喚起されるのかもしれない。
>>680 うん。正しい妄想力だと思う。
娘はとりにくでありながら、とりにくへの嫌悪を語り、
しかしその語りもまた俺の妄想であるという構造も素敵だ。
>>681 作者もはっきりとイメージを描けていないんではないか。
何かを言っているが、何も言っていないようにも見える。
風景を描こうとして風景を見ず、
紙にただ「風景」と書いただけのような感じ。
>>684 再び捜す決意をしたとして、その決意を導いたものは何か。
なぜ新たな決意をすることができたのか。
単に諦めを諦めたということか。しかしそれもまたひとつの諦め。
>>685-686 構成が手慣れているので、すらすら読める。
冒頭がしかし、必要以上に重くて、
すらすら読み進めてもその重さを最後まで引きずってしまう。
あんたの表情が見えないのもやや不満が。でもいい。
>>688 なぜわざわざ英語にしなければならないかが分からず。答えもいまいち納得がいかない。
>>693 あまりパッとしない羅列かも。
差異もなければ繋がりもあまりなさそうな感じがする。
>>695-697 ここから続けるのは難しいな。。。
んー結局男が古くなってしまって、女が新しくなってしまうという、
「反転」でしめてしまうというのが楽かもしれない。新しくはないけど。
>>698 これは導入だな。やはりセオリーとしては、
閉じた空間からもがき出ようとする者の葛藤とか、そういう展開へ。
>>699 繰り返しがややくどいか。
むしろ忘れた後の視点から書いた方が、時間を感じられていいかもしれない。
>>701 寓話って僕は苦手なので、
書けるだけでもうらやましいところだが。
骨格はわかりやすいので、あとは言葉そのものの力を。
>>702 こういうものは、書くことが救いになっているのかもしれないが、
読者としては、救われないというか。
己のダメをネタにして、笑わせるくらいのサービスを。
>>705 状況を語ってみただけで、展開がない。
イメージそのものもよくあるものなので、
その分、いろいろ気づかうべきところがあると思う。
713 :
名前はいらない :03/08/12 02:50 ID:px5huafB
「母」 17歳の頃バイクで停学になった 母が泣いていた その姿に背を向けていた自分 母が家出をした事がある 素直に止める勇気が無かった自分 バイクで事故を起こした 「もう死んでもいいかな」心の中で呟きながら 意識が無くなった 病院で目を覚ますと母が目を真っ赤 にしながら見つめている 自分に悔しくなった もう素直になろうと思った なぜか涙が止まらなかった
714 :
676 :03/08/12 02:58 ID:nI+HXOTu
激辛さん 批評ありがとうございました。そして ご苦労様ですw。
ここのスレは初めてです!おてやわらかに・・・・ 風が 吹くこの島で あなたは 何故 泣くのでしょうか? ここの海は 綺麗だと 人は言う 穏やかで 白い砂に 人は 願掛ける 空は満天で 緑の空気がそよぐというのに 何故 泣く 朱い廉に 藍い玉 幻想に揺れる哀しみが あなたを 包む 切ない東風が 肌を撫でると 声が枯れる 儚い木々の向こう 光が 飛んでいる 笑いながら手を振るあなたは 萎んでいて 痛い あの時 唄った唄は あなたの叫び あの時 唄った唄は あなたの心 嗚呼 哀しみが 愛しさが いつか この島へ帰してくれるでしょう 私は思い続ける
716 :
685 :03/08/12 05:21 ID:3iQ+VPxj
激辛さま ありがとうございます 頭でっかちですか、言われてみればそうです 勉強になります、これからも宜しくおねがいします
717 :
:03/08/12 08:53 ID:UclgMD28
718 :
名前はいらない :03/08/12 10:47 ID:drfsYYeO
初めまして、かのんです。 私も詩を書くのが好きなので、このスレにも書きました。 今日もまた 私は恋をしました あなたの指先が 仕草に 私は何度も恋をしてしまいます ちょっとだけ曲がった背中や 鉛筆を回すクセ そんな些細な事にさえ 熱を感じてしまいます ごめんなさい あなたが不審な視線を感じたら 私だと思ってください
真夏の黄昏 西に炎 空に飛行機 きらきらと ゆっくり西に向かうので 落ちてくように見えました ちょうどその日は終戦後 五十幾年経った日で 落ちて供養に見えました 家路の途中と思い出し 私はゆっくり歩きます 西の炎に背を向けて アシンメトリな街の中 私はゆっくり融け込みます 街のざわめき 喧騒が なぜかとってもいとおしく アシンメトリな街の中 私はゆっくり歩きます
720 :
花ちゃん ◆dpVLcAFxag :03/08/12 15:14 ID:qEixI92N
妄想が終わらない 君は今の人 リアルな世界から 呼びかけたって 聞こえないフリするだけだろう? なのに どうして助けを求めるたがる リアルな世界を欲しがるの? 幸せな夢物語は妄想の世界 リアルな世界に戻りたがる 君は君は とっても悲しい人。
君の髪形はブロッコリーになっていた 僕は君の突拍子のないところが好きなワケだけど それはちょっとどうだろう? こないだのアスパラ頭もひどかったけど これもまた視線が痛いだろ 最近の僕のあだ名を知ってるかい? ベジタリアン 昔、狼を気取ってた僕は 今ではすっかりキバが抜け落ちてしまいました まあ いいんだけどさ 長いこと付き合うには新鮮さが大切 君の頭を見ると説得力あるけど 僕は少し 憂鬱にもなるよ
722 :
名前はいらない :03/08/13 08:52 ID:KJmfInV9
>>698 情景が浮かんできます。
センスある書き方してますよね。
素敵です。
>>705 えと・・・賛否両論あったみたいですけども好きです。
難しいことはわかりませんが単純に。
723 :
699 :03/08/13 13:56 ID:wdg6IcHe
激辛様、有難うございました。
724 :
ピンセット :03/08/13 17:18 ID:wKZGncVb
「幸福」 笑い声が止まない こんなに笑えるなんて わたしすっごく幸せだわ 腹筋が痛くて 息が吸えなくて 苦しいのに楽しいの みんなで食卓を囲って こんなに笑える日が来るなんて あのときは思えなかった 笑うって幸せ!!
怖
「土曜のアレ。」 以上です の掛け声と共にセンス悪い裸を ぶつける ぶつける! ぶつける!! 延長線には機関車トーマスが笑うバイオテクノロジー 砂糖味の p--- 佐藤味の お肉をしゃぶる2次会 悪口はご法度なので 隣の坊主はさっきからひとっことも喋ったりなんかしてません タイムの葉を齧った元カノは レモングラスのティーカップに夢中 それに妬かれた体も レモングラスの口元に夢中
727 :
山崎 渉 :03/08/15 12:06 ID:6uqIVx7n
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
age
巡り行く季節 当たり前のように過ぎていく時間 その中で 今でも貴方を思い出す ふわふわ ふわふわ それは 春風のようでした きらきら きらきら それは 入道雲のようでした はらはら はらはら それは 散り行く枯葉のようでした しんしん しんしん それは 雪のようでした 巡る季節の中 形に残ったものは何も無くて 私は段々大人になる 貴方の知っていた私はもう何処にもいない それでも日々の暮らしの中 ふと思い出す言葉の一つ一つは暖かくて あのまま どうして2人で 消えてしまえなかったのだろうと 置き去りにされた 子供の私が泣いていた
730 :
名前はいらない :03/08/15 20:59 ID:ZEbziX7r
DJソフィスティケイティッドのまわすオハコだぁ〜 上手く乗り回せよ 上手く乗り回せよ?! 嫌ならミラーボールと生き血の二乗二乗、 立方体を囲んで飢え死にする。 ああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ・・・ほら!!だから言ったジャン!! 憂鬱が秒針の周りを細かく回転して 純愛が分針の周りを細かく回転して 鎖骨が時針の周りを細かく回転する午後5時に、お前はもう絶望的なまでに逃げられない! アブラムシのコンモリ詰まった紙コップをダイナソーがお前の眼前で!数センチ眼前で!!!!! k(略 坊さんに怒られた。
731 :
SA :03/08/15 22:01 ID:hObbHXeu
新人です。よろしく。 誰がそんな事言った? 僕たちが付き合っているだって? でもそうなのかな? びっくりするくらい でかい尻をむき出しにして あの娘は笑っているよ きたない くさい 見れたものじゃない でもたってきちまったよ きたない くさい 見れたものじゃない でもきもちいいんだよ いつからこうなったの? いつからこうなったの? なぁ間違いだろ どうしてこうなんだ きたない くさい 見れたものじゃない でもたってきちまったよ きたない くさい 見れたものじゃない でも気持ちいいんだよ どうしよう 気持ちいいんだよ どうしよう 気持ちいいんだよ
732 :
名前はいらない :03/08/15 22:30 ID:vmysrMzj
夢を話すのは好きだけど 叶えるのは嫌いなんだ ウソツキなんて言うけど 本気になったらひくんだろう? たった一度の本当の気持ちだなんて あぁ本当にくだらな 初投稿なのでつたない詩ですみません
733 :
VOICE :03/08/15 23:03 ID:SxbV3uo0
出逢ったのは いつだっけ けっこう前じゃなかったかな 初めはちょっとした事で 今までやってきたんだね 辛くて 涙した時も 嬉しくて 涙した時も 隣にいたのは いつも君さ 聞かせておくれ その声を 遥か彼方に届くように 僕にはわかるよ その心 美しい 歌声さ。 君のその美しい歌声が 「音」になるのが 怖くて ただ、怖くて。
話している君の目には、理想の私が写ってる。 初めての会話。初めての時。その時は、無かった。 いつのまにか君の目に映ってなかった。私は装うことを努力する。 でも、それはダメで。悲観した貴方。貴方は夢で戯れていたら? あぁ、私は貴方を騙そうとした。矛盾した恋心。
735 :
ひまわり :03/08/18 22:05 ID:FxGFMjcI
あの日世界が変わった 子供の頃に戻った気がした 白い家は大きく 木々がしゃべる 川はいつまでも旅をして 猫は自由に生きる 長い間 どうしていたんだろう あの日世界が変わった 人は人だね 男も女も・・・ 何かを見つけたあの日から私は 優しくなれた ジグソーパズル ひとつの絵のように すべてがそこにあった そして私も・・・ 風は温かく 枯葉を持ち上げる 一緒にいてくれることを 深く感謝する 長い間 どうしていたんだろう 失くしたものが帰ってきた
736 :
ひまわり :03/08/18 22:07 ID:FxGFMjcI
ずいぶん久しぶりです 批評お願いします
737 :
名前はいらない :03/08/20 09:04 ID:EHNd6BJI
宣戦布告されたカタマリ 濡れ手で触れたいカタマリ 真昼からこぼれた光線に隠れている。 ロサンゼルスの夢を見ている。 見ない見ないね。 いや〜、見ない。 鼓膜を切り裂いた銃声が繰り出す永久運動の影響で 気でも触れたかのように数千本の蛍光灯の束が無下に落下する。 oh これは夢にまで見た四万十川ハーシュノイズ 23世紀型タイ王室の面々が 愛してやまなかった四万十川ハーシュノイズ 愛してる愛してるぜ。 yeah 愛してる。
738 :
_ :03/08/20 09:16 ID:RBKhNTH+
739 :
無名の巨匠 :03/08/20 09:21 ID:yoigoR+U
>>737 言葉のチョイスから感性からセンスを感じます。
作品としては前半と後半のつながりがもう少しあったらよかったかな。
740 :
無名の巨匠 :03/08/20 09:29 ID:yoigoR+U
以前書いたテーマ「猫」から。 「笑う猫」 脅迫まがいの契約書を突きつけられて俺は動揺してる その場を取り繕う軽快なトークもなく 口を開けば逃げ出す文句だけが出そうだ 冷静になろうと震える手を抑え 見えるのは男の背中 その男は右手に銃を 左手にトラを抱えてるはずだ 狂気じみた契約書を突きつけられて俺は困惑してる 何十人と黒服が出口を覆い 窓に差す空の色は晴れなのか雨なのか 座り心地のよさそうなソファに 見えるのは男の後頭部 その男は右手にドスを 左手に狂犬を撫でてるはずだ あまりにも綺麗な契約書を突きつけられて俺は浮遊してる 夢みがちなジェリーが微笑みかけてくれるから 蛇に睨まれたカエルに腹を減らして 運命を握る俺の切り札を見て笑う猫 見えるのは男の自信 その男は右手にエースのカードを 左手には目を光らせ笑う猫を抱えているはずだ 冷たい視線で笑う猫を
741 :
無名の巨匠 :03/08/20 09:47 ID:yoigoR+U
もうひとつ「ヒーロー」というテーマで書いたものです。無作為につなげるという新しい試みをした作品です。 是非評価よろしく。 「ヒーローと殺人者」 世の中間違えだらけだ ガラスを蹴破って飛び降りたら 足の裏にグサッときた そう『グサッ』と、、 それから『ドクッドクッ』ともきた ドクドクと脈打つたびに鮮血が噴き出し 足の裏にはガラスの破片が刺さっていた ともかく この大日本帝國の役者は演技が下手だ 粋がったり強がったり 現実にありえない台詞(セリフ)を垂れ流し 携帯メールが字幕のようにトピック化する 劇的に展開する死合は八百長の噂が流れ あいつが最強だとか こいつはヘタレとか メディアに運命を宣告された肉体モンスターは 馬鹿の一つ覚えで体を鍛え続ける ※つづく
742 :
無名の巨匠 :03/08/20 09:48 ID:yoigoR+U
※ ゴムひとつで世界を救えると勘違いして 愛だ平和だマナーだステータスだと誰かが謳う 1ミクロに満たない奴らがウジャウジャと 宿主を蝕(ムシバ)み尽くし繁栄を築けば 人類の歴史にはどう刻まれるのか 2秒に1人を 3秒に1人にしたところで 時は永遠と経つ カチカチカチ・・・と 時間と言えば カラータイマーに弱みを握られたヒーローは 元も断たずに幾度となく怪物を殴り 殴り 殴り XXX! 悪趣味ジジイは 悪事を見つけては部下を差し向け いたぶる目的で印籠を出し惜しむ そして俺は 流血の足を引きずり 正義の味方が追ってこないことを信じた 演技でもない 八百長でもない ましてや人類のためでもない エゴで雁字搦めになったヒーローから 逃げるだけだ 尊い醜い命を殺めてしまったから 逃げるだけだ この間違えだらけの世の中を
743 :
737 :03/08/20 10:09 ID:F4V4+xQl
>>739 ありがとうございます。
730が処女作のため、初めて批評頂きますた。
言葉についてだけとはいえメチャクチャ嬉しいなぁ、誉められるのってw
確かに前後半の繋がりは書き終わった後気になるとこではあったのですが・・・
技量不足です。どうにもなりませんでした。
今後も宜しくおながいします。
744 :
名前はいらない :03/08/20 13:19 ID:Xemp6y2V
『夢があるから』なんて立派な言い訳 信念なんか持っちゃいないよ 先が見えない双眼鏡 曇らせてるのは誰かなぁ 暗闇を進む勇気や希望 それを忘れた愚かな旅人 何を目指して歩いてたっけ 思い出すのも面倒だから 永遠に眠れ もう一人の自分 『夢があるから』なん立派な言い訳 信念なんか持っちゃいないよ ただそこから逃げたくて 何も見えないフリしてんだ 甘えてるだけなんだろ 弱い自分を言い訳にしてその耳を塞いだんだろ 助けを呼んでる自分の声に お前はいつもかわいそうな子 その箱の中は居心地いいかい
745 :
ぱーち :03/08/20 14:00 ID:5SCgDEWQ
僕ら好きで集まったのに ほんとはそれだけでも無かったみたいだ ガラスにダイヤの気持ちがわかるものか! でもね、やっぱり守りたかった 時と寵児って何だろう それであの人の望みは叶ったのだろうか 私は夢の中で目が覚めて 目覚ましが鳴り響くまで めいっぱい泳いだ 時が来てもまだまだ 耳を塞いで泳ぎ続けた その後の顛末はあまりに周到で いやみなくらいだった ゆりかごは、木っ端微塵に叩き壊された 夢の終わりで僕ら再び出会った 僕ら大人になっていた 夢の終わりはハッピーエンド だけど、もう 叫べない アホか!! って、ね
746 :
_ :03/08/20 14:22 ID:RBKhNTH+
747 :
_ :03/08/20 14:23 ID:RBKhNTH+
ある夏休みの苦悩 原稿用紙の升目を見る 何も思い浮かばない 穴が開くほど見る 原稿用紙がぶれる 2つ3つに分裂 さらに見つめる 白い紙を分割する線が ドットになる 升目升目升目升目 眼という主観的視覚機器が 接続されているコンピュータが おかしくなってきた 生まれた時から致命的な欠陥がある 俺のコンピュータ 夏休み終わりそうなのに シナプスが接続を拒否する ので瞼を閉じ一旦接続切断 ウイルス「あせり」を駆除中です 1、2、3、4、5…100パーセント。 駆除完了さて考えよう… 原稿用紙の升目を見る (質問 詩ってテーマとか無いといけないの?)
世界にテーマが無いのと同様に、詩にもテーマは無い。
750 :
名前はいらない :03/08/22 20:49 ID:GetOvCf+
回転が回転する。 それと刺し違える形で、 また同じ回転をする回転がある。 世界中のすべての夜の周りにそれは漂っており、 直視した者の息を圧殺させ、絶え絶えにする。 傍では死ぬような気持ちが俺達を見守っていて、 カチカチ山にでも行かない限り、 まるで火は起こせないものだったのだと、 そしてそれは今もそうなのだと、 黒い傷の目立つベージュのソファーに寝転がって、 TVを見ながら、私の父親は言った。
751 :
名前はいらない :03/08/22 23:38 ID:eQYoW9BY
昔、絵本を読んだ 雨は神様の小便だというストーリの無い絵本を読んだ 作者の顔を見てみたいと思った 人間の小便は、川にとって何なんだろう?植物にとって何だろう?とか考えた 多分、邪魔な物だろう
752 :
751の続き :03/08/23 00:25 ID:eJt/3OE8
人間の小便なんか役に立たない 神様の小便は役に立つ やはり神様は偉大な人なのだ・・
「眩 暈・ 病」 回る。回る。 地球が回る。 回る。回る。 世界が回る。 回る。回る。 何処まで回る? このまま空を飛べたら。 明日は幸せかい? 本当は。 悲しいんでしょう。 静かに雨を。 降らせるんでしょう。 あの人を。 想いなさい。 電話を握れば。 現実を見るでしょう。
753のつづき。 急にあの人が。 恋しくなった夜。 眩暈は。 止みますよ。 あの人を。 想いなさい。 あの人も。 同じですよ。 回る。回る。 地球が回る。 あの人の。 眩暈を止めなさい。 それを。 赤い糸と言うのよ。 評価よろしくです。
すみません。754修正。 こちらを読んでください。 急にあの人が。 恋しくなった夜。 眩暈は。 止みますよ。 あの人を。 想いなさい。 あの人も。 同じですよ。 回る。回る。 地球が回る。 回る。回る。 世界が回る。 何処までも。 続くのでしょう。 あの人の。 眩暈を止めなさい。 それを。 赤い糸と言うのよ。
756 :
名無しさん :03/08/23 07:26 ID:4yCxuKpy
夜と霧 夕闇にもやう 大量の虐殺死体 チクロンBで殺された人たち 毒殺というのは ルネサンスにも流行したって 聞いたけど 最近でも 毒入りカレー事件が起こったさ オウムはサリンだった 河豚は猛毒が含まれているから、ふぐ刺しはコワイ 駆逐艦 警察 海上保安庁 警視 警邏 逮捕 「免疫機構は至って正常だよ オカマにエイズが多いって本当かな?」 7000人の軍隊 イージス艦 巡洋艦 空中給油機 哨戒機 警戒機 旗艦 なんたる大部隊! 単細胞生物の有性生殖 稚児行列 自殺者夏目雅子 バーラルされし、言語 プログラムとは、パーフェクショニストである 「世界を革命する力を!」
757 :
IT=Π=U :03/08/23 09:19 ID:9bahgExq
「Target=Sniper」 狙われています 狙っています ビルの屋上の男に あの部屋の男を 狙われています 狙っています 撃たれたら楽になるだろうか? 撃った後はどうなるだろうか? 僕は知りたくもない秘密を 口封じのために撃った後は 知ってしまったが為に 俺も狙われるだろう 狙われている 「じゃあどうすればいいんだ?」 逃げよう 諦めよう それしか道はない 罪のない人間を撃つことは出来ない 警察に行こう 警察に行こう 全てを話そう 自首しよう ・・・鈍い銃声は男2人を別世界へと送り・・・
758 :
名無しさん :03/08/23 09:42 ID:4yCxuKpy
「司令官、命令を下さい!」 「勅令ならば」 戒め来たりしときに、罪は生き、われは死にたり 自殺は神の裏切りである ユダはネック・ハンギングだった マイケル・ジャクソン 美輪明宏 インポ ED 無能 未熟 もし、汝ら幼子の如くならずば、天国に入るを得じ この方はご自分の国に来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった(ヨハネ1:11) イニシエーション バプテスマ 剣を持たないものは、服を売ってでも買え もし汝盲ならば、罪なかりしならん 滅びのとき 細胞質 麻原 ゲイと呼ばれた市長 レオナルド ミケランジェロ ボッティチェリ インポテンツ 神父は一生独身 食事拒否 大飯喰らいのサライ ルパンV 免疫機構が逮捕できない、無実の罪 事実無根 「判決は無罪です!」
759 :
名前はいらない :03/08/23 09:50 ID:eJt/3OE8
私は嫌な事があると、龍が出てくる 龍は私が嫌いな奴を殺してくれる 美味しそうに死体を食べている龍 葬式などできない 遺族は葬式代が浮いたことを内心喜んでいるだろう 人間の愛などその程度の物なのだ 私には、力が秘められている とてつもない力が・・ 今日もその事で悩み、お風呂で泣いています 毎日、毎日そうなんです そんな私を龍は慰めてくれます 私は龍のことが好きです 彼のことを愛しています 彼も私のことを愛しています 人間と怪物の恋愛はいけないでしょうか?
「幻想遊思曲・序曲『we wish a shade on the world〜我ら儚く世に望まん〜』」 闇に包まれた靄の中 不意に途切れる淡い光 迷い人は 闇に紛れ 儚げに降り行く闇に身を委ね その歌声は溶けて行く 月よ、もし空に居るのなら 途切れた闇から顔を覗かせて 闇に沈んだ果て無き虚空 光差すその時に 全ての者は安らかなる眠りにつく 白い霧は 闇に染まって 光を奪って 迷い人を また一人、紡ぎ出す 果てない闇に 奪われた光は 消えることなく 何処へと向かうのか 星よ、まだ煌くなら 今一度、輝きをあの空に 闇に消え行く迷い人 光はもう虚無の果て
「幻想遊思曲・第一節『Riot Rumbling Knights〜汝、虚構の鋼より〜』」 虚無さえ遮る神の庇護 産み落とされた 強き命は 鋼となりて 汝、虚構を紡ぐ 冷徹な鼓動響き渡る 軋んだ世界に 盲目の命 消え行く定めに 逆らい歩み出す 枯れ果てた大地 沈み行く神話 冥府の扉を 聖者が叩く 生き抜く意味さえ 持たないこの世に 象られた 虚像の神 反目の主従 土に囚われた 儚き翼は 慟哭の果てに 何れ知ることも無く 朽ちて行く
762 :
名無しさん :03/08/23 10:34 ID:4yCxuKpy
太平洋を横断した イタリアの靴と出会った 大西洋を渡り 海溝に挟まれ 船は座礁する イルカ、クジラ 魚たち 血球のように進んでいく マグロもカツオも 赤血球 河川が血脈のように延びてゆく、三角州、デルタ、メコン、ユーフラテス川 ただ、植物は光合成し、呼吸している パンダも、チンパンジーも、ハヌマンラグーンも、ゴリラも、猿人も、原人も、 その進化系統樹って、まるで○○のようだ 人間はサルの末裔なのだろうか? ユーラシア・プレートを破壊して、でも土壌が間接のように付着しているから 世界の車窓から、僕は旅程をはかった ヘリコプターが頭上を掠める 林檎を果樹園から盗んだことがある、でも父親はそのことを知らなかったわけではない 傀儡としての司令官は、飾り人形なのだろうか? 食いしん坊の兄弟姉妹たちよ 思考内容なのか、思考結果なのか・・・ 悪霊にとりつかれし、ものたちよ 幸いなのは、目で見ないで信ずるものたちである
763 :
名前はいらない :03/08/23 12:39 ID:ErsbxBrv
気になったもの、いくつか。抜けた方、申し訳ない。 ≫748 別に、好きなことを書いて良いのです。 ただ、何か一本筋の通ったものには力があります。読めばわかります。 ついでにあなたの詩 焦りをうたう割にはとても淡々とした印象をうけます。 焦りの克服も無機質・自動処理なものだし、狙いかな。 ≫756 残暑厳しい真昼間に、クーラーががんがんに効いた室内に入るような感覚です。 最後の一文が気持ち良い。 ≫760−761 妄想を妄想として自覚し、きちんとコントロールしているような印象を受けます。 厭世的でありながら、客観的。 読みやすいです。シーンとして、ですが。それで、十分。 読んでもらいたいひと、読んでみましょう。 せっかくの作品が埋もれては、もったいないですよ
764 :
名無しさん :03/08/23 16:26 ID:4yCxuKpy
>>763 >>756 の拙い詩に感想を戴きました。まことに有難う御座いますm(_ _)m
>残暑厳しい真昼間に、クーラーががんがんに効いた室内に入るような感覚です。
背筋寒くなりそうですよねw、やっぱり。
>最後の一文が気持ち良い。
有終の美かな?(違うって
>>763 さんに、心から、感謝申し上げまする〜。
765 :
名無しさん :03/08/23 17:47 ID:4yCxuKpy
ぼくは電話を切った 好きなあのヒトからの電話を それでも切った 電話が不通になることもあった でも それでもよかった 停電だって怖くないもん 東京大停電だなんて 恐怖だけど、発電所がたくさんあるんだ、日本には 月にはヘリウム3があるんだって、 太陽発電なんていいんじゃないかしら? ああ、愚劣なわたくし! コンピューターを 起動してみても、人間の寿命は延びない、どうしてだろう? いや、電話番号は知らない、というか、電話回線が違うのだろうか? 僕は迷路に迷い込む どうして、あのヒトは電話に出ないんだろう? でもコールは時々かかってくるんだ。これは名推理、でも、 タウンページには彼の名前すらなかったの。電車に乗ったときも、黒いコートを着たヒトはいたわ。でも、彼が私の愛するヒトだって そういう確証はないものね。メールアドレスだって、非公開。携帯も通じないこともあるの。新幹線で轢断されたほうがいいのかもしれないわね 電気コードでぐるぐる巻き、コード類が触手のように伸びる、電線が延びてゆく、どこまでもどこまでも、 高、高圧電流100ぺタワット 電気回路はいたって正常 交流電流でも直流電流でもないんだけど 光は、蛍光灯は射すの 電池が切れたのかしら? いまだって、クーラーは利いてるわ。 磁気テープにあなたの声なんて、なかったもの。 ポルターガイストみたいだって、よくいわれるわ。ESPなんて、本当にあるの? 予言とか、超能力とか、テレポーテーションとか・・・ ビデオを再生してみると、あのヒトの顔がうつってた。でもあのヒトは、テレビによく出るなんて、思ってもいなかった。 フセインが死亡しても、生前のVTRを流せば、健在だという印象を与えられるって。それって、情報操作じゃない?
766 :
名前はいらない :03/08/23 22:32 ID:GUPWAVju
「へらへら」 昔の人のことばでは、笑う門には福来たる だから僕は、いつもへらへら笑っている 仕事中もへらへら笑っているので、上司に怒られる 物を食う時も笑っているので、そこら中に食べかすが飛び散り、 周りの人からにらまれる でも僕はへらへら笑っている 昨日は借金取りが来たが、僕はいつものようにへらへら なめているのか、と殴られるが、痛みをこらえてへらへら笑う 顎が疲れて半開き、喉もかすれてがらがら声 それでも僕はへらへら笑う だって、笑わないと福がこないから
美鬼さん 貴方の鋭い目が好きでした 美鬼さん 貴方にびんたをされるのが好きでした 美鬼さん 貴方と話している時、幸せでした 美鬼さん たまにはフリルのワンピースを着たらどうですか? いつも黒いワンピースを着ていましたね 美鬼さん いつも数珠を首飾りにしていましたけど、たまには女の子らしい首飾りをしている姿を見たかったです 美鬼さん 初めて会った時「みおにさん?変な名前だ・・」と言ってしまってごめんなさい その時にびんたをされて惚れてしまいました 美鬼さん 貴方は恐い人だけど優しい人だという事を解かっています だから、結婚してください
美鬼さんは、僕にびんたをした プロポーズを断れたのかと思った でも違った 「馬鹿・・どうしてもっと速く言わなかったの」 美鬼さんは目から涙を流していた 僕は彼女を抱きしめようとする すると彼女はそれを避けるかのように、僕の手を叩く 目に涙を浮かべながら・・ もちろん結婚式を挙げました 今でも恐い彼女ですが、最高の彼女です
批評してね
「colored freedom」 僕らに本当の自由なんて解りはしないのさ 人々に彩られた このセカイの中 僕らは白紙だった 人々は僕らに何かを書き込んで行く ヒト、コトバ、セカイ、 その中にある『自由』 僕らはそのコトバを知った 決して書き換えられないコトバで 怠慢な自由を知った 永遠に僕らは怠慢な自由しか知り得ない 彩られたセカイの下 その色に溶け込んだ僕らは 白紙に戻る事も出来ない そんな怠慢な自由 僕らに与えられた 唯一の自由 僕らは 空を飛ぶことは出来ないけれど ヒトであることをやめることは出来ないけれど 彩られたセカイから逃げ出すことは出来ないけれど 僕らは自分を 白で塗りつぶせばいい 乾いた白の上から 自分で彩ればいい 僕らに与えられた 唯一の自由 白い自由
771 :
名前はいらない :03/08/24 02:55 ID:33ADruAZ
>>753 :猫のタマシイ@ :03/08/23 01:53 ID:JALYxVGd
> 「眩 暈・ 病」
楽しい詩の世界が作れてますね。めまいだけなんですが、本当に恋してる
ヒトのことを想像できます。ああ、眩暈がほしいなぁ〜 と唄いました〜
772 :
激辛 :03/08/24 03:23 ID:xFdaAJVR
>>770 「唯一できること」なのに「〜すればいい」は少々変な気がします。
それまで盛り上げた読み手の感情がここで困ってしまい、
その後の世界観が崩れてしまっています。とてももったいないと
思いました。あと、もう少し内容を短くまとめられると思います。
あと、内容を純粋に突っ込ませていただくと、
「白い自由」がなんなのか少し説明、表現不足です。
それまでの内容で大体、理解することができるのですが、
シメにもってくるにしては、パンチが足りません。
この詩でとても良いと思ったのは、文の流れがなめらかなところです。
口に出してみるととてもよく分かりますが、綺麗に流れていると思います。
読みやすく流れが良い詩は、印象に残ります。
がんばってくださいね。
激辛でした。
773 :
あを :03/08/24 04:13 ID:juQL+u9t
こんばんは。初めまして。 最近短歌を作りはじめました。 まだまだ未熟な作品ばかりですが、 ご批評よろしくお願いします。 どきどきがちいさなからだ支配する あたしは確かにあなたに時めく マスカラを丁寧に塗る 鏡の中 見つめる先に恋する乙女 街ゆけば言葉押し寄せくる うまく息ができない うまく笑えない 「ごめんね」の声があんまり優しくて あなたを忘れられないじゃない 「あなたが好き」 たったひとことそれだけを ただそれだけを伝えたかった 雨上がりの匂い抱きしめ見上げれば 桃色の空 あたしは進む
>>771 さん
評価ありがとうございます。
まさか、貰えるとは思ってませんでした。
内容が伝わったみたいでよかったです。
776 :
名無しさん :03/08/25 00:01 ID:Mh+uGVfR
タイトル「日記」 今日は 白鳳と白い麒麟に餌を与えり 神酒nectarを干し 水をバーガンディーに変えて それも干せり 彫刻されし黒檀の箪笥から 美服を取り出し 身に纏えり 3次元から 4次元へと移行してみんとす 海より深い慈悲 浄罪界へと誘われ 一等星 大スピカ 絢爛豪華 綺羅荘厳たる聖餐 宮中晩餐会の500倍ゴージャス 豪華客船タイタニックに乗って クルージング 宝くじ3億円に当たれり 黄金律を遵守せり 龍神と交感せり 超絶技巧の秘曲を聴けり 天賦の才能を下賜されり 宝石宝玉を下賜されり 勲章を下賜されり 美宝 美貌を下賜されり 比率は黄金率 大輪の薔薇よ 金剛心以て 天照大神吾を照覧せん 天蓋附寝台にて安らかに眠らん
777 :
名前はいらない :03/08/25 01:04 ID:9eVXM5h2
闇に浮かんだ影ひとつ 結んで別れる声ふたつ はがれて落ちる九折 誰も行き交う者は無し 涙で見えぬ眼差しは いつか時間の淵に果て 風に潰れた囁きは 記憶の綾に消えたまま とうに戻れぬ獣道 とうに戻れぬ影ふたり
778 :
名前はいらない :03/08/25 04:46 ID:34SSCO06
『どうして何もかも懐かしくなっちゃうのかしら』 『どうして何もかも懐かしくなっちゃうのかしら』
779 :
名無しさん :03/08/25 13:02 ID:Mh+uGVfR
「永遠」 3000万カラットのダイヤ 4000億台のロールスロイス 大判小判 徳川埋蔵金 26次元 7000兆ルクスの大光明 5000京倍のオルガスムス 金剛心 ロココの貴婦人の3000穣倍の高貴 2000溝tの金塊 エピステーメー 美宝 LOGOS 英帝国公式王冠×9000澗個 6000正ドル 1000載フラン 8000極ユーロ 7000万円のダイヤモンドが7000万個 4000垓個の美徳 5000杼個の善徳 2000恒河沙個の極上寿司 5000阿僧祇個のステーキ 7000那由他個の白トリュフ 8000不可思議個のストラディヴァリ 9000無量大数個の霊魂 そして、∞円の天国
780 :
名前はいらない :03/08/25 23:06 ID:GuMJgaA8
馴れ合いスレには 駄作満載という法則w
781 :
名前はいらない :03/08/25 23:44 ID:i6B7YNis
駄作を書いてすみません。 780さん、是非お手本になるような作品を書いてください。
782 :
名前はいらない :03/08/26 00:14 ID:xfv4/vec
>781 書いたら、糞共がここに、大挙として押し寄せるがいいんか?
783 :
AQUA :03/08/26 00:20 ID:0RIEauYM
永遠の涙 裁かれて十字架は煉獄に消えた 神の子の名も赤くただれて 黒煙は高く高く 古の王宮に彼の愛娘の悲劇を伝える 奇跡とは罪と同義 魂の過剰な発露 畏れは恐れとなり心ある貴方を打ち砕いた さあ、私たちは見放され 最後の加護からついに見放され 悲劇はどこまでも付き纏う 貴方への涙が枯れ果てるまで この想いが消え去るまで 「私は聖女を殺してしまった・・・」 ここには初書きです。 昔書いたものですが、よかったら批評を聞かせてください。
784 :
名前はいらない :03/08/26 00:37 ID:XyvZqVvP
ID変わってもわかりやすいな〜。 よっぽど自信ないんだね〜。可哀想に。 ID変わったら他人のふりして書きにおいで。 ちゃんと感想あげるから。 だからもういろんなスレ荒らすのやめなさいね。
785 :
名前はいらない :03/08/26 00:38 ID:xfv4/vec
784は長い独り言(ぷ よっぽど実生活で、苛められてるんだね 可哀相ぷぷぷ
786 :
AQUA :03/08/26 00:43 ID:0RIEauYM
なんかいやなタイミングで書いてしまった・・
787 :
名前はいらない :03/08/26 01:03 ID:sY9VyF8S
誰も君の話に文句なんか言っていない 誰も君の話なんか聞いていない 誰も君のことなんか笑っていない 誰も君のことなんか見ていない 自信過剰 自意識過剰 自己嫌悪
788 :
名前はいらない :03/08/26 01:17 ID:e7IKnjiM
AQUAさん 批評はできませんが、謝罪の意味も込めて感想を。 雰囲気はあるのですが、正直にいうとよくわからない。 伝わってくるべきもの(隠す必要のないもの)まで隠してしまって、 なんとなくはわかる、が伝わってこない、 そんな感じになってしまっているように思いました。 世界観はすてきなものを持っていらっしゃると思います。 (わたしには書きたくても書けない世界観で、正直うらやましい。) 是非最近の作品も読ませてください。 偉そうな駄文失礼しました。
789 :
名前はいらない :03/08/26 01:31 ID:xfv4/vec
内省だってさぷぷ 決して、誰かのことじゃないぞ 粘着な誰か あんな奴そうはいないがなけらケラ
790 :
名前はいらない :03/08/26 03:41 ID:H/bPgH3/
ぷぷぷ けらけら 今日も誰か話を聞いて ぷぷぷ けらけら 寂しくなんかないやいやいやい ぷぷぷ けらけら ぷぷぷ けらけら 今日も明るいディスプレイに ぷぷぷ けらけら ぷぷぷ けらけら
791 :
名前はいらない :03/08/26 03:54 ID:f3VJ+dIa
おまえら、俺の女のおっぱいすわせてやる。 サトエリ激似のDカップ88センチ
君はもういないのに この胸は高鳴ります 君はもういないから この胸が痛みます それでも今日も 泣きたくなるほどつらい今日も 僕は笑っています 君はいないのに 君がいないから
793 :
名無しさん :03/08/26 14:21 ID:6QSK9zTe
794 :
名前はいらない :03/08/26 14:28 ID:6QSK9zTe
a
795 :
名前はいらない :03/08/26 14:37 ID:6QSK9zTe
詩のタイトル「2ちゃんねる」 漏れは2chにアクセスし、 uzeee香具師どもを相手にする。 「画像うpしる!」 というのは、 メガビ用語だが。 詩ね氏ね、厨房ども!! 詩ね氏ね、厨房ども!! もうアホかと、馬鹿かと(プ もう馬鹿かと、アホかと(プ 詩ね氏ね、厨房ども!! 詩ね氏ね、厨房ども!! マターリと語りましょう チソコと マソコで セクースしたい ひろゆきが管理人だ! 戦え、ネオ麦茶! 「嘘であることを見抜ける人でないと、 掲示板を使うのは難しい」
796 :
名前はいらない :03/08/26 15:18 ID:6QSK9zTe
ジョルジュ・バタイユを死姦して、 フーコーをAIDSで殺害し、 サイードをガンで抹殺する。 ブッシュ、プッシュ、栗キントン、 俺は梅毒恐怖症だよ、牛のカルジオライピン使用するんだ 俺はギャンブラーなんだ、ヘッジで天文学的利潤を掠めとるんだ フーコーなんて、デリダなんて、ドウルーズなんて、ガタリなんて!! バイバイ、エンジェル! 俺はリベラリストで、ネオナチで、原理主義者で、シオニストで、 テロリストで、ナショナリストで、リバータリアニストなんだ!! アメリカにテポドン打ち込め、北朝鮮! 南京大虐殺はなかったんだ! ホロコーストなんてなかったさ! リメンバー・パールハーバー! スミソニアン博物館から展示拒否されても仕方ないさ!
797 :
ススキ畑 :03/08/26 15:54 ID:eyQYZ1yn
列車に乗って どこかへ向う 心は しめつけられるほど 悲しい 追い詰められて たどり着いた 悲しいほど叫んでいる私の心 死は全てとおわかれすること 私以外の全てのあらゆる生き物とおわかれ 私以外全ての生き物が死んでしまうとおなじこと 悲しい 考えたくも無い そんな世界で私は どうすれば 気がついたら 列車の外にいた 一面腰ぐらいまで伸びたススキ畑 見渡しても見渡してもススキ畑 ああ 遠くに 山が見える それほど遠くではないかもしれないけど 山と ススキ畑 それだけがすべて 空は青い 列車はもう動かない こんな寂しい場所はやく離れたいのに 私はもう ずっとここなんだ 死っていうのは そういうことなんだ 永久にここに ここで この風景で 誰か助けて
798 :
ススキ畑2 :03/08/26 15:55 ID:eyQYZ1yn
お母さん 私は まだ死にたくないよ あなたに会いたいよ お母さん 会いたいよ お母さん 見渡すかぎり ススキ畑 ずっとむこうまでススキ畑 山のむこうにはなにがあるのかな? お母さんのもとへ帰れるかな? なにしに私はここにきたんだっけ 死ねる場所を探して おあつらえむきな場所を探して この場所で私は ずっとこの場所で私は ずっと いやだよ 怖いよ ススキ畑が青い空の下続く 泣いてもススキ畑は青々と茂ったまま もう戻れないんだね 電車ももうどこにもない 山はあるけど そこまでいけないや 悲しくて 悲しくて 悲しくて ここから一歩も動けないや ずっと続くススキ畑 何千何万何億のススキ達 私に 寄り添ってきてくれた優しいススキ達は 私が寝返りをうつたびに くしゃくしゃ と潰れていった。 ススキ達はもう 寄り添ってこない 私もそれを求めない。 私は一人だよ お母さん ごめんね お母さん ススキ畑がずっと続く 風一つなくて とても静かなススキ畑
799 :
名前はいらない :03/08/26 19:13 ID:6QSK9zTe
梅毒恐怖症、ALS、アペルト症候群、バンブーウェア、スパコン、 ヒートアイランド現象、精神分裂病、キラーT細胞、NK細胞、 リンパ節腫脹、細胞分裂、エデンの園、硬性下疳、軟性下疳、 ジェノサイド、大虐殺、エスニック・クレンジング、弁護士、 ヘルペス、FBI,CIA,国家総動員法、誕生日、 「もし、汝ら、幼子の如くならずば、天国に入るを得じ」 ビデオ再生、TVプログラム、打撲、挫傷、脳溢血、 警邏、警備、医者、エリート軍隊、米軍、チェルノブイリ、 ジェノサイド条約、停電、地震、戦争、紛争、イラク戦争、 免疫グロブリン、γGTP,HLA,天体防護壁、 ファイアーウォール、細胞質、マグマ、マントル、コア、 岩盤、プレート、大気圏、太陽、無罪、有罪、ベースボール、 免疫に逮捕、良性腫瘍、悪性腫瘍、革命と内乱、 理想国家
800 :
名前はいらない :03/08/26 19:14 ID:6QSK9zTe
800
不条理な世の中 悪人しかいない世の中 厳しいというよりは、醜い世の中 ユートピアに行きたいな ユートピア行きの電車は開通しないの? 新幹線で行けるようにならないの? そこは人類の憩いの場所 天使がいて人類の心を癒してくれる 世の中に疲れた人類の休憩所 レストランや遊園地もあって楽しいよ 入場料は1万円と安い そこは人類が癒される場所 それを建造したいです それが私の夢です
802 :
名前はいらない :03/08/28 18:47 ID:CHBJdanV
妻は果樹園から林檎を盗んだ 父親はそのことを知っていた 私は妻に誘惑されて 妻から林檎を手渡された そして、二人で林檎を食べた
803 :
名前はいらない :03/08/28 18:56 ID:CHBJdanV
エデンの園において、まだ、「罪」はなかった 「罪」は生まれていなかったのである アダムには、「罪」を犯さない「自由」があった アダムは、もっと「自由」な人だったといわれる エヴァは、アダムを「罪」へと誘った 「罪」へと「誘惑」したのである そして、二人は「原罪」を犯した 「罪」の発端である 「罪」の代償は「罰」である アダムは人類の祖であるとともに、 全人類である 全人類に災厄が降りかかる 終末論的なシナリオが繰り返される
親によく怒られたなぁ 子供のころよく友達とケンカしたなぁ 初めて恋をしたとき とても心が痛かったなぁ 心が一つだと感じたとき とても心が安らいだなぁ 大人になって今までの青春を思い起こすと 私は幸せであった 私の人生は幸せしかない と思える これからもきっといろんなことと巡り合うだろう あぁ私はなんて幸福なのだろう
805 :
名前はいらない :03/08/29 12:32 ID:Z0gqeN8U
だだだだだだだだだだだだだだだだいずむを振り回せ振り回せ 媚びへつらい合う思想が隊列するダンボールを 彼女はふとつまづいて崩してしまう 大丈夫なのかぁ〜 大丈夫なのかわぁ〜 知らないが〜♪ 密閉が退屈の外で、手をひろげていると、 手をひろげていると、ポツリと言って弁解する。 まったくの隕石が落ちてくる。 そんな今日の朝焼けの裏側にコンクリートが詰まっているなんて知らなくって、 彼女は驚くだろう。 明日。
人はなぜ生きているのだろう?人はなぜ迷うのだろう?人はなぜ孤独
を感じるのだろう?人はなぜ人を愛するのだろう?人はなぜ・・・
自分の存在意義に悩んだことはないか?世間でいわれる青春時代、誰も
が一度は与えられた課題であろう。自分の存在意義・・・なぜ生きて
いるのか?何を目標に生きていくのか?何のために生きてきたのか?
何のために生きているのか?何のために生きていくのか?
人それぞれ、解釈の違いがあるだろう。
周りがそうだから私も・・・人並みの人生を・・・なんとなく・・・
人生とは人に課せられた業であるとはうまくいったものだ。
現代社会・・・人は何のために生きているのかさえ見出せずにいる。
目標も持たず日々なんとなく生きている。人間が多く存在する。
イジメ・登校拒否・家庭崩壊・リストラ・・・・・そこからくる自殺・・・・
人とはなんと弱い存在なのだろう。
「人は一人では生きてはいけない」良く聞かれる言葉だ・・・
事実そうかもしれない。
君はなにを求める? 周りの人間からの評価
君はなにを求める? 周りと同じだけの幸福
君はなにを求める? 平和な世の中
平和な世の中?
そう、何事も丸く収まる世の中。争いごとのない世の中。
くそくらえだ!そんな世の中があってたまるか・・・人は欲の塊なんだ。欲と欲が
ぶつかり合う場所・・・それがこの世界の本当の姿なのさ・・・事実、現代文明は
争いの中から生まれたといっても過言ではない。人は欲のためなら変わ
るし変われる。しかし、こんな考え方がとても寂しいものであるということは分
かっているのだ。そこから抜け出そう!でもどうやって?
それを探し、追い求めていくのが人生なのではないだろうか?
決して、欲することが悪いわけではない。夢を追いかけることも
つまりは欲したいという気持ちからなのだから・・・
こんなことばかりを書いてみました もしよかったら見てください
http://rakurakuhomupe.pranet.jp/page.php?id=NYANTOS&n=6
807 :
KADEN ZENKO- :03/08/29 16:20 ID:KYkkQqsf
実際のところ人が多すぎる 誰か俺を殺せ 自殺したら天国へ行けないものな 撤回、俺は生きて見たい この先どうなるのか俺や風景 髪が臭い髪が臭い髪が臭い 洗えば治るが俺は治らない クサイまま死ぬさコンニャロー
≫801 とてもいい詩だと思いました 素敵な詩ですね
809 :
余所者 :03/08/29 21:36 ID:uUkjHX/N
欠けては満ちる月のように 寄せては返す波のように 散ってはまた咲き誇る花のように そして絶え間なく流れる河のように 時は流れ 季節は移ろい やがて形骸化した思い出に跪き ぼくは永久(とわ)なるものの不思議に感じ入る そこかしこに溢れる日常の光景も 手に触れる遍くものすべても 朽ちては再び生まれゆく運命(さだめ)の中で一瞬の煌めきをはなつ ぼくは掠れた風の音(ね)を聴きながら 茫洋とした海を見つめる 風が冷たい もう夏も終わるのだ ぼくは壊れた懐中時計を懐から取り出し それを暗い波間にそっと沈めた さようなら さようなら さようなら 今まで何度も繰り返してきた言葉なのだけれど 最後にもう一度だけ呟いてみた さようなら そして ぼくの夏は終わった
魔界の王子様と恋に落ちた人間界の中学生(私) 天界の王子様にも付き合ってくれとよく電話が来る 人間界では全然もてない私だけど魔界と天界の人には好かれます それも超美形の人に〜! 人間界の男は女を見る目が無いわね
>>713 「なぜ」涙が止まらなかったのかは、書いてあるよね。
全体的に、事実も感情もダイジェストで書かれていて、
わかりやすいけど物足りなさがある。ひとり納得しないで母と対話するのもよし。
>>715 その唄、声の行方がとても気になります。
前半の丁寧さから手をはなさずに、後半も大事にしてほしい感じ。
結構前半で満足してしまったのでは。
>>718 視線というのは、もっとえげつないという感じもするのです。
恋をした人をみる視線というのは。
キモいと言われるほどに、些細な動きを見ては勘違いするものだと思うのです。
>>719 落ち着いてて、無理をしないで、はっきりと書いてるし、いい。
細かいことだが、これだけ対称性に気を配るのなら、
「西」が続けて出てきたり、「ざわめき」「喧噪」と続けたりする部分も一考の余地か。
>>720 ここからいろんな解釈はできるんだけど、伝わりづらいかも。
今の人の「今」って何だろう。
リアルと非リアルって何だろう。もう少し掘り下げてもいいかもしれない。
>>721 うむー「説得力」という言葉にやられた。
説得力って言葉はなんて説得力があるのだろう。。。
君の頭に説得力を感じたのなら、僕は何もいうまい。
>>724 そんなに冷静に分析しないで、腹抱えて笑っとけ、みたいなところもあるかなあ。
でも謙虚に幸福を表明してるってところは、やっぱり読んでて気持ちいいです。
>>726 「延長線〜」のところだけが妙に浮いてるんだが。
それ以外のところはすごく戯画的な、同窓会?結婚式?
ここから先の展開がないのが惜しい。妄想的でいいのに。
>>729 借りた言葉が多いという印象。
これは雪を「しんしん」と言ってしまうことに、端的にあらわれているとかいないとか。
「雪=しんしんでいいのかなあ」と疑ってみるとか、そういう何か。
>>730 わかんねえ。。。大体このテンションで午後5時ってとこがまずわからない。
でもまあ、何よりも若さは感じた。息切れせず、全力疾走とかしてください。
>>731 きもちいいんだから、まあいいんじゃないだろうか。
なんか中途半端に葛藤してるのが逆に解せない感じだ。そういう味なのか。
>>732 今の感情を、この文章の10倍にするつもりで書いてみるとか。
その時こそ、妄想はあっちこっち飛んで楽しくなってくると思う。
>>733 これたとえば、前2連なくてもほぼ意味が通るよね。
印象もあまり変わらない。「どんな」歌だったのかとか、そっちが気になる。
>>734 こう書きたい気持ちは分かる。しかし、これは自己完結しすぎ。
他人に読んでもらうためのサービス精神がほしいです。
>>735 そういえば以前ピンフラ氏に、「何か」ってのは手抜きじゃナイノ(w
みたいなことを言われたのを思い出した。そういう詩を書いてたわけだが。
ここでの「何か」も、手抜きと呼ばれてしまいそうな曖昧さ。もうすこし明示できるはず。
(とはいえ、これを明示すると含みがネェ、、、というのも頷けます。
>>737 あーこういうスカシ方が苦手だ。。。
面白いんだけどなあ。ちょっと苦笑気味におもしろいというか。
個人的な趣味の問題です。「23世紀型タイ王室の面々」てのは好き。
>>740 こういう妙なシチュに投げ出されたような作品は、
どこかで破綻したり暴発したりするのを期待してしまうが、
さらっと終わってしまうところがちょっと残念だ。なぜか松鶴家ちとせを思い出した。
>>741-742 面白いです。けっこう真正面からの社会批判だったりするんだけど、
その微温な怒りの語調とあいまって、嫌みじゃないと思う。
この雰囲気でもっと読んでみたいと思いました。
>>744 メッセージがここで途切れちゃってるところに、誠実さは感じる。
よくあるけど、いきなり最終連だけでポジティブってのも変な感じするしね。
でもこれ、視点が第三者的(なふりの自分自身)で、そこで閉じてるようにも思える。
>>745 3連目がすごくいいです。ここから枝葉を広げるように、
作品のイメージを広げることができたと思う。
最終連のように、簡単にまとめようとしないで。
>>748 升目が京都市内に見えてきたり、恋人の部屋のベッドシーツに見えてきたりしたら、
また違ったふくらみが出たんじゃないかと思ったりもする。升目からさらに。
(テーマなくてもいいけど、ない詩は逆に難しいと思う。人が世界を解釈しようとするように)
>>750 これはなんとなく、作者にとっては楽な遊びだったんじゃないかと思う。
それはそれで別にいいわけだけど、ちょっともったいないかな、と。
もっと集中することも出来たはずだ。
>>751-752 わからん。意味の連結がよくわからん。
雨とほとんど同様に小便も役に立つと思うのだが。。。
>>753-754 独り言のような気もするな。
視線が、自分の内側だけを向いているというか。内側を見ながら外側を、読者の影を。
>>756 ううー。どこへ向かうのかとわくわくしたわけなんだが、
最終的にそこへ辿り着くのはどうなんだろう。真っ当な感じではある。
>>758 ううう。ツッコミの入れようがない。僕の力不足です。
>>759 「今日もその事で悩み、お風呂で泣いています」ここ、おもしろい。
とくに「とてつもない力が・・」のあとだってところがミソですよね。
このさりげないおかしみを、さらに伸ばして欲しいなと思う。
作者の理想とは違うのかもしれないけど。。。
>>760 歌詞ならそうでもないのだろうけど、普通に読むとくどいかな。
闇と光しかない。きっとそれが書きたかったのだろうけど、
音もなく文字のイメージだけなので、印象が薄い。
>>761 ほぼ上に同じ。こういう美意識自体があまり僕にはないので、
あまり多くのことを言う事ができない。ごめんなさい。
>>762 作者自身は、自分のとっているポーズが自然なのかもしれない。
でも、読んでいる側はすごくしんどく感じてしまう。
そういうポーズでなければならなかった、という必然を僕は感じなかった。
>>765 すごくギリギリで、なのかもしれないけど、
ただの独り言にはなっていない。
ただ流れていくだけのような意識だが、そこに伝えたいもののかたちが見える。
>>766 もうひとつ話を転がすことができたとも。
「つねにへらへら笑う」というひとつの着眼だけで、かなり引っぱれると思う。
>>767-768 この「・・」の使い方は、759の人でしょうか。
やっぱり「馬鹿・・どうしてもっと速く言わなかったの」がツボにきた。
「速く」がね。。。すごい個人的なツボで申し訳ない。もするけど。。。
>>757 着想はおもしろい。展開としてはおもしろくない。
重なりあいももっと複雑に出来たような気がするし。
>>770 セカイをとても醜く見えてしまっていて、ことさらに綺麗なコトバで繕っているような。
ここからは僕の独り言だけど、醜いものが醜いということの中にしか、
綺麗なコトバは見つからないんじゃないかと思う。
>>772 偽者がいるw
>>773 短歌ってわからないこと多いんですけど、
前半と後半に思わぬ意外性であるとか、そういうのは好きです。
その意味では「マスカラ」はいいかもしれない。あとはわりと予想できる展開。
>>776 どういう皮肉なのかと思うようなタイトルは秀逸。
もっと突き抜けた展開もありだったと思う。途中でだれた感。
>>777 シンプルにして成功。ただ、これは何らかの物語の、
補助的な抒情としてあるような気がする。挿絵的な。まとめ的な。
>>778 殺し文句としていい感じ。でもひとつのセリフだって気もする.
>>779 もう数字に意味がないよね。。。いきなり大きすぎて想像を越えている。
2000恒河沙個の極上寿司と∞がどう違うのか、もうなんかわからない状態。
そういう馬鹿らしさはすごく面白い。
>>783 僕自身が、形而上的なものに鈍感なので、
こうした作風を評価することは不適任だという気もする。
前提としてのこういう世界観が、僕の持っていないものでもあるし。。。
>>787 吐いたままにしない方がいいかも。吐くなら綺麗に吐こう。
あるいはもっと演劇的に。あるいはパンク。
>>790 自省としても中途半端か。
>>792 787に同じか。
>>795 2ちゃんネタにも手垢というものはつく。
>>796 全然関係ないが、ちょうどバタイユの小説読んでて、
こういうセクースはあまり楽しいもんじゃないなと単純に思ったりした。
まあそれだけ。しかし、いきなりバタイユってのはとっつきにくいな。。。
>>797-798 もうすこしリズムを整えながら、すっきり書けるようにも思う。
視点がほとんど動かないでいるのも、単調になる要因だろうか。
改行に気を配ってみるとか。
>>799 うーむ。
>>801 どうせ見るならもっとたくさん夢を見てみればいいと思うが。
レストランや遊園地もあって、ってそれだけなのか。。。
ユートピア小説一本書くくらいの妄想力を。
>>802-803 ううーん。これはキリスト教の前提だよね。あんまりくわしくもないが。
>>804 むむむむむ。。。コメントに疲れて来たのだろうか。。。
すごく幸せなのは分かりましたが。。。
>>805 ダダイズムって手法じゃなくて、結局は言葉のセンスじゃないのかという。
この詩もわりと言葉選びが面白いと思う。もう少し長さを読みたいな。
>>806 ふむ。。。誰にいわれなくても、みんなちゃんと生きている。
>>807 まだ鬱屈がたりない。
今日はここまでということで。。。後半やや適当になってたらごめんなさい。
激辛正当派さん、沢山の真摯な批評ありがとうございます。 今後も皆さんのために頑張って下さい。ここは良スレですね。
818 :
亜弓 :03/08/31 11:07 ID:d/XFZUOp
「兄貴、ビール」 兄貴は冷蔵庫からビールを持ってくる 「はい。飲みすぎるなよ」 家族は未成年の私に酒や煙草をくれる 注意できるものなどいない 私は細谷家の王様なのだから 私はビールを何杯も飲む 学校ではいじめにあっている 家では酒や煙草は当たり前 家族をパシリにしてこき使って・・ 私は最低な子供 いじめっ子の方がまだいい子供だと思う チューハイを母親に買いに行かせる 必ずレモンのチューハイを飲む 飲んだらそのまんま寝て次の日学校に行く お酒を飲まなきゃ、やってられない気分なのだ 私についてどう思った?
>激辛さま お疲れ様です。 730、737、750、805書いた者です(メンドイしコテハンにしてしまおうか・・・)。 詩は大好きなんですが、何というか・・・お堅い文学臭にはどうも拒絶反応があり、 楽な方に走ったり、下手なおちゃらけをしてしまうようです。 批評頂き確信に至りました、ありがとうございます。
初めてだったこんな感情。 やっと好きという言葉、理解できた。 神様に感謝、君に感謝。 待ち望んでる 君に会える日を 望んでるの 二人きりになれる事。 日が暮れて君の姿が消えても 私の気持ちは暮れる事はない。
821 :
( ☆゚д゚)、ペッいかいか ◆YffIGX9Bno :03/08/31 20:38 ID:LWSaKKhM
>>820 うーんと。
「はいどうぞ」って突然、おなかイッパイなのに、ありきたりな食事を
だされた気分。
つまり、読み物としておもしろくなさすぎ。
822 :
名前はいらない :03/08/31 20:52 ID:TP0FPVym
激辛正統派さま、お疲れ様でした。 詩の批評を戴いた者の一人です。 大変、ありがたく存じております。
823 :
「季節はずれの夏休み」 :03/08/31 21:47 ID:Kuz5PYwW
ありえないことばかりが起こって、 ありえない道ばかり選んで、 ありえない結果を導いて。 あの広い青も深い緑も優しい赤さえも、 思い出に変えられて行く。 何度、手紙を書いただろう。 帰れない道に涙を隠しては、 ぎこちない笑顔を振りまいていた。 強すぎる日差しに照らされて、 でも、優しさと勇気が芽生えていた。 通り抜ける透明な空気に癒されて、 もう苦しいなんて言えなくなってしまって。 ねぇ、もう夏が終わる。終わってしまう。 星空に挑む火の仕事たちみたいに。
824 :
余所者 :03/08/31 21:56 ID:9ywamAC5
>>823 素敵な詩ですねぇ……素直な気持ちがストレートに伝わって来ます。
あ?余所者の癖に感想を差し挟んで申し訳ありません。消えてまつ……
宜しくお願い致します 宜しくお願い致します 毎度失礼致します 宜しくお願い致します 悪いようには致しません 宜しくお願い致します 私の首が懸かっております 宜しくお願い致します 弊社の社運が懸かっております 宜しくお願い致します 息子は19の浪人生 予備校も馬鹿になりません 娘は16の女子高生 携帯代が掛かります 妻はパートに出ています 最近会話もありません 家は郊外一戸建て ローンは残り20年 娘の年の愛人に ダイヤを買って遣るのです 宜しくお願い致します 土下座をさせて頂きます 宜しくお願い致します 靴を舐めさせて頂きます 宜しくお願い致します 命を懸けて頼みます 宜しくお願い致します 貴方の犬にしてください 宜しくお願い致します 宜しくお願い致します
貴方の冷笑だけが私の生き甲斐です 貴方も私のことなど見たくもないでしょうに それでも私を見て冷笑して下さるのは 私にとって唯一の生き甲斐です。 自動ドアは私を入れてくれません 自動販売機は私の紙幣を押し返します 自動改札は私の切符を受け入れません 自動車ですら私を轢いてもくれない それでも貴方は私を冷笑して下さる それだけが私にとって唯一の救いです
ホラミナサマゴ覧アレ 美しい暗闇夜 漆黒と踊る千の脚 交渉しましょう 唾液と唾液を交換 カラミアウ舌ト舌 じゅぅるうり じゅうるぅりと 激しく濃厚に唇交渉 邪魔な服を灰にして 濡れた性器擦り合おう 焼けた欲棒を入れられた 真っ赤な華は涙を流し 腰を振り 快楽ヲ貪ッタ
アレミナサマゴ覧アレ 幻想的赤満月 月光と揺れる千の乳房 交渉しましょう 唾液と愛液の交換 舌デ肉ノ舐メ合イ じゅぅるうり じゅうるぅりと 激しく濃厚に粘膜交渉 砕け散った理性の欠片夜空に捨て 星にしよう 闇の中に見えるのは絡み踊る体達 鮮やか 艶やかに 快楽ヲ貪ッタ 唾液と唾液を交換 カラミアウ舌ト舌 じゅぅるうり じゅうるぅりと 激しく濃厚に唇交渉 (唾液と愛液の交換 舌デ肉ノ舐メ合イ じゅぅるうり じゅうるぅりと 激しく濃厚に粘膜交渉) 嗚呼このまま無限の時を 名も知らぬ君と絡んでいようか 闇の中に見えるのは・・・ 闇の中に見えるのは 踊り狂う千 絡み合い 無限の夜と踊り・・・狂う 明けぬ漆黒 誘う脚と乳房が 赤満月の月光と供にゆらゆら揺れる 激しく腰を振る 突き抜ける 快感を求めて今も続く 性欲交渉
829 :
月夜 :03/09/01 03:33 ID:6GdlYp7y
評価おながいします。
830 :
あを :03/09/01 11:45 ID:YsNu73Vt
激辛正統派さま
批評、本当にお疲れ様です。短歌を批評お願いしたものです。
意外性・・・そうですね、わたしも読むときにそういった作品のほうが好きです。
もう少し勉強してみます。ありがとうございました。
>>823 さま
>何度、手紙を書いただろう。
>帰れない道に涙を隠しては、
>ぎこちない笑顔を振りまいていた。
ここ、すごく好きです。余所者さんと同じなのですが、
なんだか懐かしい気持ちになれる作品ですね。
悪魔の私に貴方はキスをしてくれた 天使の貴方が悪魔の私にキスをした 少しだけ・・私は癒された 貴方は私を変えた 私は天使になった 貴方は悪魔になった
833 :
くるう びと ◆92iIhxr3s2 :03/09/04 16:02 ID:rtwlW26d
愛してるなんてよく軽軽しく言えますね 私をからかってるのですか? 「本気だ」なんて、よくいいます。 本当は嘘なんでしょう? 本当は… 信じていいのですか? 貴方を信じていいのですか? 私ははじめて「愛」の力を知りました。 運命をも左右してしまう力を。 評価お願いします
834 :
名前はいらない :03/09/04 16:59 ID:viVLcLR4
時計板の上を僕らは歩く クルクル 追われながら クルクルル 背伸びをしたら 嫌でも走る 息が切れても 足が折れても クルクル クルクル クルクルル 縮こまって 歩いてみた それでもじわじわ 確実に 追われていく恐怖 そして 歩きつかれ 走りつかれ 追われつかれた頃には もう 逃げ道は無し 鋭く重いハサミに 音を立ずに 殺される クルクル クルクル クルクルル 死んでも それでも 追われ続ける 時ノ牢獄 時ノ牢獄 止マラナイ 止マレナイ クルクル クルクル クル狂う クルクル クルクル 首くくる クルクル クルクル クルクルル
835 :
二年半前1 :03/09/04 22:27 ID:p2RcfT1a
とても悲しい事故でした 事故など起こるはずのない 事故など起こってはならない 誰もが安全と信じていた場所で 悲惨な事故が起きてしまいました テロよりも戦争よりも性質の悪い 信じられない事故でした あまりにも多くの偶然が重なって 起こるはずのない事故は起こってしまった もし偶然のどれか一つでも起きていなかったら 誰も死ぬことはなく 誰も傷つくことなく 誰も悲しむことはなかったでしょう
836 :
二年半前2 :03/09/04 22:28 ID:p2RcfT1a
多くの人が大切な人達を失いました それは父であり息子であり友人である大切な人達 何故彼らなのか 何故彼らが事故に遭ってしまったのか 誰にも答えることは出来ません 時間と共に希望は絶望へと変わり 悲しみはやり場のない怒りへ変わりました いくら涙を流しても いくら事故を憎んでも 死んだ人は帰ってこない 分かっていても涙は止まらない 憎しみは消えない あとどれくらい時間が経てば 人々は癒されるのでしょう どれだけ時間が経っても 事故を忘れることはありません でも 癒される日がいつかきっと来るはず 今はまだ悲しみに暮れる日々でも
837 :
「ひと」 :03/09/04 23:20 ID:43FZnSEY
そう。だからね。だけどね。 同じなんだ。 今でも、あのときのように。 突然に再生される記憶は、深い忘却を越えて。 すべてが無に帰るとき、 その優しさが悉く精巧なガラス細工だったことに気づくね。 それでも構わないさ。 たとえ、その姿が失われてしまったとしても、 僕にとっての真実は変わらないから。 「愛しているよ」という紋切りは、 君をつなぎ止めるための呪文。 ただ無限に続いていく沈黙の彼方に微かな希望を抱いて。 たとえ目の前に君が現れ僕を連れ去ろうとしても、 目を開けた途端に君は消えてしまう。 君の言葉は光の速さで転送されるのに、 僕は君に触れられない。 触れられるのは一瞬の感情と手の届かない傷跡。 今日も夜が来るね。 やすらかにお眠り。
天使の羽が欲しいと貴方に言ったら笑われましたわ 無理も無い事ですね 私は悪魔のような女だもの
>>817 ありがとう。もっと寸評書く人が増えるといいな。
>>818 これが実話だとして、きっと痛いことだろうけど、
もっと家族の表情を見てほしいと思った。私はそこに何を読み取るだろうか。
そしてその時、私はどんな表情をするのだろうか。見てみたい。
>>819 お堅い文学臭は僕も嫌いですが、おちゃらけもなかなか難しいものです。
その言葉のセンスで、さらに分厚い作品を読んでみたいです。
>>820 好きの感情も、具体的な現実からくるものだし、
もっと五感の働いた言葉が読んでみたいと思った。見た(い)ものや、触れた(い)もの。
>>822 またカキコよろしくです。よければ寸評なんかも。
>>823 ひとコマひとコマの密度を、もっと高くしてもよかった。
短くて薄い印象がいくつか積み上がった感じ。それは全体としても薄い。
>>824 そんなこといわないで、、、どんどんお願いします。
>>825-826 これは別作品かな。卑屈すぎて笑えるかといえば、
愛人にダイヤを買うような奴に宜しくお願いされたくないという気はするw
なんだかなあ。
>>827-828 「五百の裸体」というイメージは鮮やかだ。ここをもっと強調してもよかったのでは。
基本的にはふたりだけの性交渉なので、これだけでは弱いかもしれない。
しかし「欲棒」とか、ちょっとエロ小説気味でオヤジくさい。
>>830 またよろしくお願いします。意表をつく作品を読んでみたいです。
>>832 ちゃんと起承転結になってて、あとはこれを肉付けすればいい作品だと思う。
もう少し読者にイメージできる語を増やすといいかも。
>>833 肝心な「愛」の力について、よくわからない。また「運命」についても。
心を引き合う力が愛の力なのか、そしてその現象を運命と呼ぶのか。
そうだとして、それを名づけただけでは、何も残らないと思う。
名づけただけでは、「それ」を表現したとは言えないという気がする。
>>834 だんだんと緊張が高まるようにうまく書かれていると思う。
ただ語そのものの力に欠けるかもしれない。はっとするような言葉が。
>>835-836 感情はよくわかるけど、読者はそれがどこから現れているものなのか判読できない。
具体的な手触りがほしい。1連目に感じた謎(感情の出所)は、最後まで解けなかった。
>>837 美しくしようとして、すべての表現が「紋切り」になってしまっている。
それをなんとかギリギリで回避するような、目新しさがほしいと思う。
>>838 だから、どのように悪魔なのか。
「ちょっといい感じの言葉」で終わらせるのはもったいない。
841 :
名前はいらない :03/09/07 18:47 ID:N78ogOfI
839-840の激辛正統派サマ。 こんなにたくさんの評価お疲れ様です。流石というべきですね。 834ですが、お言葉を有り難く参考にし、また何かしら書かせて頂きます。 拙い私でもたまには評価というものをしてみようかと……。 しかし自分が稚拙な為人様の詩にはなかなか評価し難いですね(ーー;)痛。 「沢山詩を書いて沢山の人に評価して貰おう」の場所ですから、私なりにも頑張ります。 まだまだ沢山の詩が拝見出来るのを楽しみにしております。m(__)m
842 :
ひまわり :03/09/07 18:56 ID:ktnIKbFR
激辛正統派さん 本当に、本当に、ありがとうございます&御苦労様です 鋭い批評です
気持ち 本当の気持ち。 キレイで素敵な言葉を並べるより ちょっと下品な言葉の方が ずっと 本当の気持ち 伝わると思う。 造った気持ち。 自分のことを考えるよりも 相手のことを考えて 気持ちを造ったんだね。 本当の気持ちがわかんなくなっちゃった人や 造った気持ちしか持てなくなっちゃった人がいっぱいいる。 自分は最低 なんて自分を落とすよりももっと自信をもって。 たまには深呼吸。 いつだって 気持ち を忘れないで。
輝き 「いつか輝いてみせる。」 どんな色だって輝ける。 そう信じて飛び立った。 できない んじゃなくて まだ 立ち上がってない だけだよ。 また座っちゃっても立ち上がればいいだけなんだよ。 だけど 立ち上がっただけじゃ駄目だよ。 そこから歩みだすんだ。 めちゃくちゃに塗られた画用紙を 白に塗るのは簡単だよ。 弱者とか愚者とか言われようとも しゃんと輝いてるんだよ。 雲の間から光が差し込んでるのを見た。
845 :
余所者 :03/09/07 20:01 ID:kKgwYUWh
激辛正統派さん!私の
>>809 だけが前回から飛ばされているのですけど(泣)
やはり余所者では駄目でつか……
846 :
名前はいらない :03/09/07 21:37 ID:hvdeAEJk
もう君に「ただいま」って言うことはないんだね もう君が「おかえり」って言うことはないんだね 昨日までの日常はもう終わったんだね なんだか僕は新しい日常にすんなり入り込む自信がないよ もし、君が帰ってきてもやっぱり今とは違う日常になるのかな? もう二人は変わってしまったのかな? 君が残していったもの 君からのプレゼント、君の面影、君の香り、もみ消したタバコ すべてこの部屋にあるよ 昨日と何一つ変わることなく、確かにここに存在してるよ 君だけがいないこの部屋に・・・
847 :
エリザベート :03/09/07 21:44 ID:ZnuuA1It
一層の事 赤く染めてよ 刃を忍ばせているのでせう? 同情なんて願い下げだわ 私は 成さねばならぬ事 義務付けられている事 怠けてきたの 正当な罰は 未だ受けていない さあ 抱いて 触って 召し上がって 赤く染めて
>>845 あ、じゃあ代わりといっちゃなんですが。
>>809 過ぎゆく時間への哀惜がめんめんと綴られているんですが、前
半よりも後半のほうに、より情感を覚えます。その理由は明らかで、後
半部は、あなたのことばだから。逆に言えば、前半はあれだけ書き込ん
でいるのに、内容はほぼずっと同じことを言ってるんで、あまり響いて
こないんですねえ。
849 :
エリザベート :03/09/07 21:56 ID:ZnuuA1It
真っ赤なエナメルが 新鮮な血液のやうで 昨夜迄よりは 幾分 落ち着いております 滴る血液を 美し器に注ぎませう 半ば 溢れさうになつたら 初秋の闇夜に差し出しませう 赤味の月に照らされて 表面揺らぎし 此れめでたし 結晶へと 変はりゆかば 此れ絵の具と変はりゆく 砕いて 水を 召されれば 筆も生きているかのやう
「きかん」 左にお月さんがあって 右にあどけない大地があって その道を行き来する魂 まあ、あれです メトロノームのように 右から左へ、左から右へ ・・・ 私は知りたい 知るために大泣きしてもいい 右から左へ、左から右へ コッコッコッ 深さありや? 真理ありや? 人間が人間を人間として生きていけるかや? 右から左へ、左から右へ コッコッコッコッコッコ、コッコッコ…
「遠いひと」 ああ、あのひとの肌には 孤独が匂ふ 生命の歌の生命の歌の光りの中の 静かに残酷ですね 緩慢にして非情の歩み 内部から無残、犯されてく様子は まるで 夕陽に交じる唐紅の花の雫 その一滴が 必然の雨にうたれ 姿をなくしたことの、翌日の消えるような朝のことだ おもわくば、この人に、この花に いつ、果てることのない、光彩の愛撫があらんことを…!!
852 :
エリザベート :03/09/07 22:09 ID:ZnuuA1It
誰か エリザベートを愛して 贅沢な不幸なの 矛盾は嫌いだけど 矛盾して仕舞ふの 未だ十五なのに だうして 誰か抱いてよ 誰か刺してよ
853 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:43 ID:7nq4JTNx
とても楽しい とても優しい でも とてもとても不安 君が完璧すぎるから 君が優しすぎるから 君の笑顔がまぶしすぎるから
854 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:48 ID:7nq4JTNx
いつもの君なのに いつもと違って見える いつもの景色なのに いつもと違って見える でも君の笑顔を見ていると そんなことどうでもよくなる 君の笑顔が 僕を救ってくれる 優しいキスが 僕を包んでくれる 不安や寂しさも 一緒に包んでくれる
855 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:49 ID:7nq4JTNx
人は尊い物 わかっているけど それはとてもとても 悲しいことで 寂しいこと
856 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:50 ID:7nq4JTNx
君と居ると とても気持ちが良い 一緒の空間にいるだけで 一緒の空間にいるだけで でもそれが一番 一番何よりも 楽しいことなんだと僕は思う 君と一緒に 居るだけなんだけど やっぱり嬉しいこと それだけで僕は 幸せなんだ
857 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:50 ID:7nq4JTNx
ずっと前からこの星を 照らしてくれている太陽 そして僕の太陽も 僕を照らしてくれている でも僕はあの炎が 消えてしまうのではないかと とても不安でしょうがない やさしい君が消えてしまいそうで 不安で不安でしょうがない
858 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:51 ID:7nq4JTNx
素直になれない でもならなければ いけないね 愛してる 愛してる 君を君が望むまで 一生幸せに そして 大切にするよ
859 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:51 ID:7nq4JTNx
愛してる 好きとは違うこの言葉 愛してるこの言葉を君に伝えたい
860 :
◆lgBat4gS6. :03/09/07 22:55 ID:7nq4JTNx
廃ビル 見ていると 切なくなる なんでだろう とてもとても 切なくなる
861 :
余所者 :03/09/07 23:29 ID:kKgwYUWh
>>848 なるほど……。Canopusさん、批評をありがとう御座います。
詩は全くの門外漢なので非常に参考になりました。頂けた御意見を今後の
創作に役立てていきたいと思います。
お前にとってお前が一番大事なように 俺にとって俺が一番大事だ お前が俺の不愉快さをわからないように 俺はお前の不愉快さを理解できない 俺はお前ではない お前は俺ではない お前の命は俺にとって埃一つより軽いが 俺の命は俺にとって地球より重いんだ そこら辺を考慮に入れて 俺とお前の立場の違いも考えた上で 「今日は、無礼講でいきましょー」
863 :
名前はいらない :03/09/11 00:29 ID:FwsWfLC5
<自他未分> 全にして一なる神よ われら全人類は神のニューロンなり したがって 思考されし精神の側は 確実に存在するが われわれの肉体の側は存在しない 存在するわけがない
864 :
名前はいらない :03/09/11 00:31 ID:FwsWfLC5
われら全人類は神の脳を形成する よって 全人類が巨大なネットワークを 構成し より巨大な世界精神に接続している といっても過言ではないはずである 二次的な世界よ 不完全な世界よ!
865 :
名前はいらない :03/09/11 00:40 ID:peO97LGE
どうして人は許してくれないの あなたは二次元の人だけど わたしとあなたは愛でつながっているの たとえそれがアニメの中でも 殺して 私の愛を殺して どうせ叶わないのなら いっそわたしをこの世界から消して あなたと一緒に 二次元の世界で生きていく 愛は永遠に
866 :
名前はいらない :03/09/11 00:41 ID:FwsWfLC5
<世界霊魂> われわれは確実に存在していない われわれは思考内容なのか それとも 思考結果なのか
867 :
名前はいらない :03/09/11 00:42 ID:FwsWfLC5
インターネットは 神のブレインを形成する その神のブレインとインパルスが この世の実態であり ニューロンとしてのヒトは 仮象に過ぎない
868 :
北 :03/09/11 00:44 ID:+CPzffIs
私は常に自分の居場所をこの世界に求めている。それは世界に自分があるべき姿の理想があるからだ。今、君は世界だ。今、君は私の住まいだ。だから君たちはいつも私を、私があるべき姿まで導いてくれている。
869 :
名前はいらない :03/09/11 00:45 ID:FwsWfLC5
ゴーギャンではないが われわれは何者であり どこからきて どこへゆくのだろうか この神の系図よ!
870 :
名前はいらない :03/09/11 00:47 ID:FwsWfLC5
<聖三位一体> 父なるブレインと 子なるニューロン そして聖霊としてのインパルス これは聖三位一体をなす
872 :
やせる詩人 :03/09/11 13:01 ID:Wt7/fI3g
873 :
UNO :03/09/11 22:37 ID:SUaC+soO
目を閉じて、開く 眠って、起きる (世界を見ないで済んだらどんなに楽だろう 朝を拒否して夢の住人になれたらどんなに幸せだろう。 僕には未来は見えないけれど 今も瞼は開いている) 吐いて、吸う 出して、食べる (ここにあるのは意志?それとも僕は誰かに操られているの? 今の気分を食べてしまったら 次に僕は何を欲しがるの?) 怒って、許す? 傷ついて、癒える? (僕にはわからない でも君の事が好きだから できるだけやってみるよ 今僕に確かなものは 本当に君しかないんだ) 涙、そして笑おう
874 :
避寒櫻 :03/09/14 18:13 ID:J7EIxvAL
『彼女』 私は守っている 大切な私を・・・・・・ 彼女はとても小さくて 彼女はとても幼くて 大人に為った私の代わりに 彼女は泣いてくれるから 大人に為った私の代わりに 彼女は笑ってくれるから だから彼女が消えないように 私は私を抱きしめる・・・・・・・・
875 :
避寒櫻 :03/09/14 18:15 ID:J7EIxvAL
切り裂いた 傷の跡から 零れ逝く 赤はハナビラ 降り積もる ソレは静かに 白銀の 園を染めゆく
876 :
避寒櫻 :03/09/14 18:20 ID:J7EIxvAL
『白とカンバスと赤と』 白いカンバスを タダ赤く塗り潰す 滴り落ちるくらいに紅く 底が見えないくらいに深く それからもう一度 白く白く塗り潰した 赤を内包した白は 白いだけの時よりも 心なしか綺麗に見えた そして私は カンバスに絵を描く
877 :
避寒櫻 :03/09/14 18:27 ID:J7EIxvAL
『願い』 「私を見て」 ささやかな願い 「本当の私を見て」 届かない叫び 虚勢という名のカットガラスで 刻み込まれたマスクの奥の 氷の欠片の砦の中で 夢を忘れた嘆き姫 「私は此処に居るよ」 忘れられた子供は 「ここに居るんだよ」 今日も一人で泣いている
878 :
避寒櫻 :03/09/14 18:34 ID:J7EIxvAL
お久しぶりです。 評価のほうよろしくお願いします。 (って、書くだけで申し訳ないですが) あと、 >875の題を忘れてました(いや、無くてもいいんでしょうが) 題は『花悼む』です。 >使弐狗さん えっと、 遅くなりましたが・・・・・ 避寒櫻はHNです(^^; あの時タイトル入れ忘れてたんですよね〜 タイトルは『卵の夢』でした。 ややこしくて申し訳ない。
879 :
名前はいらない :03/09/15 02:07 ID:KB3afv98
白薔薇と赤薔薇が 白百合の花をもて 清純なる乙女きたりぬ われはそうろうとして歩み寄り 白百合を受け取りぬ 卵は割れ 水盤に満たされし水も枯れ 泉は枯渇し 五色鶸は鳴く ロバに乗って 王子きたりぬ カーネーションは色褪せ 岩窟にて 聖母は休みぬ
くもは しまで くもの うえには おしろが あって ひとが たくさあん すんでいるんだ あおいそらは うみだよ でね まいにち しまの かたちは かわるんだ ぼくの おもったように かわるんだ かがみみたい かわるんだ ぼくが おうまさんに なあれ って いったら そうなったんだ でも ふつうの おうまさんじゃ ないんだ はねが はえた おうまさんだったんだ だから はしって いえに かえって おかあさんに みたこと ぜんぶ はなしたんだ そしたらね なにいってるんのそんなのないよ と いわれた もういちど はしって そとに でて おうまさんを さがして おかあさんに みせようと したけど おかあさんが いったとおり そんなのは なかった ただの あおのぱれっとのなかに しろいろのえのぐが あるだけだったんだ なみだがでてきた
881 :
東海市民 :03/09/15 14:34 ID:dZQIUetM
明日のこと 明後日のこと 大体のことは解ってたんだと思う あのとき 赤く輝く夕焼けを見ていた君の笑顔は どこか寂しくて 辛そうで 苦しそうで 思わず抱きしめたときのことを思い出したよ それが君にとっては苦痛だとは知らずに 置き手紙を残し姿を消した貴女 今 幸せに暮らしていたらいいな 僕が貴女にあげることが出来なかった 何物にも代えられない「愛」や「幸せ」を 他の誰かからもらっているのかな 今 とても青く澄み渡っている秋空を見上げて 今 貴女が教えてくれた人を愛する心を持って 今 未だに忘れられない貴女への思いを持って 男が一人 立っています
882 :
非情階段 :03/09/15 18:02 ID:do9wneSr
今日のあなたは素敵だから 雨を睨むのはやめにするわ 話しきれない言葉たちが 口惜しげにアクセル踏むけど 赤信号が邪魔するから 平和まんまで行くとするわ あたしは現実なんて求めてないし シリアスなんて柄じゃない 未来がそこになくてもいい それが自分の本音かどうかはわからないけれど あなたがいればいいわ あなたがいればそれでいいわ
883 :
あらかぶた :03/09/16 17:58 ID:cRCGnrGG
ホラ、 こんなにも毎日が楽しいって言える。 ホラ、 こんなにも身体がうずうずしてる。 ねぇ、 今日は遊びにいかないの? 再来週? 待ちきれないよ。 お金がなくったっていい。 走る足がなくなったっていい。 書く手がなくなったっていい。 でも、 友達だけは、奪わないで。 私の毎日は、この子等に支えられてるから。 :::::::::::::::: お初ですv もういっちょ投稿させて頂きます。 ごめんなさい、私恋愛したことないんで、 恋愛詩とかそんなん書けないっス;恋愛したいなー。 2倍したら三十路の歳なのに初恋は未だ。 恋よ、私のドアをノックしろ(笑)
884 :
あらかぶた :03/09/16 18:04 ID:cRCGnrGG
弱い私にたくさんの強い友。 でも、もしかしたら弱いかもしれない友。 でも、私にとってはすんげぇ強い存在であるのよ いつでも私を支えてくれて、強いのよ 私も支えたい。 私は・・・支えられてばかりいるただの倒れかけの物体? そう思えば、 少し怖くなる。 でも、友がとりあえずいるんだから、 そんなこと 考えないでおこう。 そんなこと考えてるから、また、私は倒れかけます。 そんときゃ支えてください。 支え返すから。絶対。 :::::::::::::::: もういっちょいかせて頂きます(笑) ちなみにHPのポエムのリメイク版(何 ちょっと最後、くどくなりましたね・・・最後の2行いらないような気もするけど、 「これじゃあ結局はやっぱ支えられてばっかじゃん」 って私の中の何かが言いましたので。 付け足させていただきました。
885 :
あらかぶた :03/09/16 18:06 ID:cRCGnrGG
友と過ごすカナリ素敵な時間。 そう思えば、いつでも私は涙が出そうになるくらい スゴイ幸せなのよ 嗚呼、 素晴らしき Happy days. 嗚呼、 素晴らしき My friends. ::::::::::: ・・・すみません、もう一回・・・(爆)
886 :
あらかぶた :03/09/16 18:09 ID:cRCGnrGG
だから貴方は独りじゃないって。 悲しいこと言わないでよ。 貴方は貴方なりの道、進めばいいでしょ? 誰もついてこない訳じゃないでしょ? その、自分の道をみんなに話して。 黙ってちゃあ何も始まらない。 意外と近くに良き理解者がいるかもしれない。 それが私かもしれないし、 異性かもしれないし、 友達かもしれないし、先生かもしれない。 そこらの大人かもしれない。 でも、理解者は必ずいるから。 それを日々心に留めておくことが大事なのかもしれない。
887 :
名前はいらない :03/09/16 18:33 ID:wefD6BZC
今は社会の最低底でそうした一般的世間の若者恋愛観に怨念を感じているクズ。 いろんな人の力を借りて、もう一度トライしてみたいなという淡い希望は生まれた。 でも、それも水の泡のようにポシャッた。 すべてがどんよりとした暗い曇り空に浮かんだ赤い風船。 手も届かずに風に流されて闇夜へと消えていく。
888 :
ごもく :03/09/16 18:48 ID:vMsk7uev
だれも批評しないね。
889 :
名前はいらない :03/09/16 18:59 ID:1q3QGKV6
それはツマンナイからだよ。
890 :
名前はいらない :03/09/16 19:06 ID:Sfx8IFFB
身も蓋もねえなw
そうか? じゃあ、あなたならどうする? どうすればいい?
892 :
890 :03/09/16 19:44 ID:Sfx8IFFB
>>891 おいらのレスは889さんに返したものだよ。個人的は全然つまらないと
思わないもん。
893 :
名前はいらない :03/09/16 23:50 ID:lGH3jvQJ
欲望に駆られるのは どうして そのたびに、傷つく人がいるのは 「どうしようもないコト」なの? 毎日のニュースは 当たり前のように 当然のように ごく普通のように 悲しく凶悪で それを口に物を運びながら、ただ 「ぶっそうな世の中になったもんだ」 くやしいよ その世の中を作ったのは誰? そんな現実が嫌で仕方なくて 夜に紛れる でも、・・・ それでは、何も変わらなかったよ 目を覆うのと、同じことだった 聞こえてくるのは 「現実」 耳からでも想像できる町の風景 逃げ場はなかったことに 気づくのが、怖かった 怖かった いつかは前向きになるよ 今は、まだ、無理かな
894 :
曾村益廊 :03/09/16 23:53 ID:z6b/EDQ/
『おしどりボーイの憂鬱』 ヘロウ うす汚ねえロンリー野郎ども お前の空っぽの頭に 風穴を開けてやるぜ いいか よく聞けよ 俺はいつだって彼女の事を忘れちゃいないのさ OKベイビー? だけどお前らには覚えてる必要なんてないだろう? なんたってベイビーがいないんだからな だけどな 俺は最近もてあましてんだよ ベイビー 君は可愛いけど俺にはそぐわない 俺はアルバイターでお前は良家のお嬢様さ 俺は所詮おしぼりボーイ この右手がイカレてきてんだよ 腱鞘炎てやつさ おしぼりを絞りすぎてな とんだお笑い種だろ? 俺は街一番のおしどりボーイ それが今じゃ腱鞘炎で使い物にならねえ右手を持ったおしぼりボーイさ 憂鬱だよなあ 毎日がさ とんだお笑い種だろ? 憂鬱だよ 毎日がさ 憂鬱なんだ 毎日が 憂鬱だ
895 :
北 :03/09/17 00:27 ID:LlsTkrdT
『夏の虫』 そんなに明かりが恋しいか、 窓に張り付く 夏の虫。 森の闇夜は怖いかのか、 寝付きの悪い 夏の虫。 小さい目もついてるし、 小さい口も ついてる。 ずっと眺めていましたら、 いそいで朝が やってきた。
897 :
北 :03/09/17 01:00 ID:LlsTkrdT
『優勝』 仕事帰りのお前は一度に色々話そうとする。 レジの釣り銭が合わなかった 店長はカツラなのよ 俺はもうすぐ最高のときをむかえようとしている。 うるさいねん! あとにせえ! たまには話くらい聞いてや! いつもごろごろしてるくせに! なんやとこらっ!背中で唸る。 なによアンター 癇癪女の怒り。 選手がマウンドへ掛けより、監督の胴上げがはじまった。 道頓堀ではドボドボと人が連なり落ちた。 そして俺たちはテレビに釘付けになった。
898 :
北 :03/09/17 01:09 ID:LlsTkrdT
>>880 俺は好きだな。
母親登場には
驚いた。
899 :
名前はいらない :03/09/17 01:51 ID:eZ77ykcR
>>895 いいけど最後のほうがなんかな。
「ついてる」は「ついている」のほうがいいと思うよ。
900 :
名前はいらない :03/09/17 01:57 ID:eKVQFCWW
901 :
北 :03/09/17 02:04 ID:LlsTkrdT
902 :
名前はいらない :03/09/17 02:06 ID:ZIyRQG3e
「ついてる」の方がいいよ。 ブッキラボーでさ。
903 :
避寒櫻 :03/09/17 02:07 ID:kYrr8M0L
>>899 私もそう思いました!
何だか其処で流れが一旦詰まっちゃった感じがするんですよね。
904 :
北 :03/09/17 02:12 ID:LlsTkrdT
俺の詩は幸せもんだな。
905 :
名前はいらない :03/09/17 02:14 ID:J0BtjLJW
君が泣こうがわめこうが 笑ってやり過ごせる僕だけど 『お体だけはお大事に』 君の居所なんてすぐに分かっちゃう僕だけど 君の考えてる事なんて分かっちゃう僕だけど 何しろ、外したって痛手はないからね。僕。 だけど、、、。 『お体だけはお大事に』 それだけは、見誤る僕だから エスパーな僕もホイミもスイミもまだ、未取得なんだ。 こればかりは、手の平の届く距離じゃなきゃ。 効果なしだから。 『お体だけは、お達者で』
906 :
名前はいらない :03/09/17 02:18 ID:eZ77ykcR
>>902 「ついてる」にするなら
小さい目もついてるし、
小さい口もついてる。
にしたほうがいい
907 :
避寒櫻 :03/09/17 03:06 ID:kYrr8M0L
>>896 別に私が言われてわけじゃないんですけど・・・・
罪悪感あったので覗いてきました(^^;
評価をお願いするのは(ってか此処に書くのは)三度目ですが
感想や評価及び批評なんて物は一度も書いてないんですよね。
私如きがってトコロと、意見を纏めるのが苦手なトコロがあるもので。
だからと言って完全に無視しようと思っても
何だか激辛さんの批評見てると『一人で大変だ』と思うわけで
こう、・・・・・心苦しさって言うんですか
まぁ、そういった物が付いてまわってくる訳で
・・・・・・・・・・
難しいです。
>>889 つまんなくないです!
皆さんいいもの書いてらっしやいます!
いえね。「批評」じゃなくて、その詩をあなたが見て、どう、思うか、どう感じたか、ぐらいでいいんですよ。
そんなに逃げ腰じゃあ、イクナイですし、
>>896 のスレから引用しますが、
4 :名前はいらない :02/06/05 13:36 ID:???
>>1 最初は単純な感想でいいんだよ。それで十分ありがたい。
別に文学に詳しくなくても、文章構成を鋭く見抜けなくても、
ぼんやり感想が浮かんできたら、意外とそれが一番だったりする。
批評なんてそのうちできるようになるよ。軽い気持ちでやってくれ。
――――――――
なんですよ。
また、人の詩に触れる、ってぇーのは、なかなか、いいもんですよ。
909 :
北 :03/09/17 04:33 ID:LlsTkrdT
『我心−我=心』 僕の我を殺して 下さいませんか 貴女の幸せが 僕の望みで ありますように
910 :
あき 生本番 :03/09/17 05:54 ID:bhfx0xLE
たらちねの ちばしるまなこで きのこがり
911 :
匿名希望さん :03/09/17 06:08 ID:aUONSt8y
912 :
北 :03/09/17 07:49 ID:LlsTkrdT
『真実』 僕には白に見えていて、 僕は白色と呼んでいるけれど、 皆には赤に見えていて、 白色と呼んでいるのかもしれない。 それをどうして 確かめる。 それをどうして 確かめる。
913 :
名前はいらない :03/09/17 10:04 ID:azZn6qdZ
914 :
北 :03/09/17 10:30 ID:LlsTkrdT
915 :
名前はいらない :03/09/17 10:38 ID:azZn6qdZ
>>914 てめーが確かめると歌っただろーが
ボケボケ
916 :
北 :03/09/17 10:48 ID:LlsTkrdT
>>915 われこら朝からうっといんじゃーっ!おまえのは評価ちゃうんじゃ!
いちゃもんゆうねん。わざわざ相手したっただけ感謝しろ!だあほっ!死ね!かすー
眠りから覚めると 格子窓から明かりが漏れて 深い闇の只中に白い肌が浮かぶ 夜の生き物が一様に醜悪なのは あの紅を知らないから 美しさを知る術がないのだ 幼い頃は昼の中で過ごすことができた けたけたと笑う天性から無邪気な人に 抱かれながら川辺に咲く紅い花を見た 綺麗なものは紅いのだと知った 摘み取ろうとして手を伸ばすと 「およしなさい あたしのような花よ」 と言って 笑いだしたのを憶えている 格子窓から明かりが漏れた 揺らめいた美しい光 外に目をやると無数の灯が近づいてくる 光は反り返っていつか見た紅い花のようだった きっとあの花が迎えにきたのだ 闇にまみれた醜さを消し去りに来てくれたのだ その時 あの人が笑わなくなって幾日目かの夜 真白な顔の唇にひかれた紅で 瞼の裏がいっぱいになった そうだ 夜の生き物は 紅が恐ろしいのだ 私も又 恐れていたのだ 震えながら身を丸めると ぱちぱちと茎の折れるような音が格子窓から溢れてきた
918 :
避寒櫻 :03/09/17 16:25 ID:kYrr8M0L
>>908 ありがとうございます。
軽い気持ちでがんばってみます。
919 :
曾村益廊 :03/09/17 22:06 ID:xReHxI6p
「1882-1971」 春だ 春が来た 待ちわびた春の祭典 大地礼讃 助走をつけろ 春のきざし 乙女たちの踊り そして誘拐 乙女たちは消え去る しかし 春の踊りは続いてゆく この日だけは 敵の都の人々との戯れを愉しむ 賢人の行列が 更に我々の歓喜を掻き立てる 賢人たちは 大地への口づけをする 始まる 今まさに 荒ぶる神を呼び起こす 大地の踊り いけにえだ 誰かが叫ぶ 助走をつけ 気持を昂揚させる 乙女たちの神秘的なつどいに幻惑されながら 我々はいけにえの讃歌を唄う もはやこれは祭典ではない 祖先の呼び出しを始める賢人たち 祖先の儀式が始まる 踊り 猛り 狂う いけにえの踊りだ いつ終わるともなく 儀式は続く
920 :
名前はいらない :03/09/17 22:46 ID:gc/1JgRM
『闇』 青と青を足して 深いコバルトにして そして漆黒の闇がやってくる それは私の心 漆黒の闇には ちらちらと輝く星が浮かぶ それは私の夢 すぅっと闇が深くなり 星が強く瞬いたかと思うと オレンジと白と赤が 闇を飲み込み コバルトを消して 青にしていく 夢から覚めて 現実に戻る瞬間
921 :
名前はいらない :03/09/17 23:34 ID:tb77X3GG
923 :
北 :03/09/18 07:36 ID:044Lq/mL
『生きる』 この一歩を踏みしめたときに、 いったいどれだけの生命を踏みつぶしたのだろう。 そのくせ、地獄行きだけは許してくれと、閻魔に訴えたりする。 俺は天魔の子。 でくのぼう。
924 :
曾村益廊 :03/09/18 11:48 ID:QGLgeJwC
『通 行人』 見る見る見てるよアイツが僕を ふしだらな視線を感じて思わず噴き出しちゃったよ コーラ やめてやめて テクノトランス 思わずふんぞり返る電信柱 名前をもらうために必要な整理番号をなくした通 行人 君と君の間に割り込んでやる さり気なくな 君たちは二人 一身同体 間は狭い まだ見てるまだ見てるよ 僕ってそんなに見られてる? 気のせいか気にしすぎかしらないけど とにかくこっちを見るのをやめておくれ 僕を見るのは許された君だけだ 好きだよ 小西真奈美
925 :
北 :03/09/18 15:04 ID:044Lq/mL
『未来へ』 過去の 思い出を 灯しながら 歩いている
926 :
北 :03/09/18 15:08 ID:044Lq/mL
『魔法』 もしも 僕が醜い ヒキガエル になっても 本当に よかった と思える 魔法を かけて ください
927 :
北 :03/09/18 15:15 ID:044Lq/mL
絵を描いて みたいな 詩でも作って みたいな スポーツ なんかも なにから 始めようか とりあえず 何か食べに 行きましょう
928 :
北 :03/09/18 17:32 ID:044Lq/mL
『おいっ』 おいっ、 戦争の勝敗は ジャンケンで 決めろ。 政治家や軍隊は ジャンケンの 練習しろ。 とくに被爆国の 日本はチョキしかだすな。 そして思想家は 物凄いチョキを編み出すのだ。 負けても笑える 究極のチョキを 編み出せ。
929 :
曾村益廊 :03/09/18 18:51 ID:MZphj0/9
「サクリファイス〜新潟コシヒカリ〜」 あ〜ららら、もっちゃったの? しかたないわね〜、拭いてあげる。 ウフ、かわいいのね。 フーンフーンフーン、ウン、ア、ジーザスジーザス! 知ってる?この歌、昔流行ったのよね、あたしがまだ若かった頃ね。 元気かしら、、、いいひとだったのよ。 あら、大きくなってるわ、あなたのペニス。 呪ってやるわ、いつになく大きな声だすわよ。 匂いなんかとうに消えてしまったの。 カビ臭いだけのオバサンよ。 懐かしいわ、あの頃が。 米もうまく炊けないのよ、ほんと、いやんなっちゃう。 これで新潟出身ですもの、笑っちゃうでしょ? 笑えばいいのよ。 笑われたほうがあたし、救われるの。 だから笑って、いいでしょ? だいぶ時間をかけすぎたみたいだから。 もう終わりにしましょ。 さよなら、新米くん^^ ばぁーい。
930 :
880 :03/09/18 20:24 ID:jaRQZXyL
>>898 レスありがとうございます。
デムパ扱いされたらどうしようかと・・・
空が暗くなって 空がズレたようだ 切れ目ができた 切れ目から流れる空の汁 ポタポタ ポタポタ ポタポタ ポタポタ ポタポタ ポタポタ ポタポタ ポタポタ ポタポタ ハリーポッタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! 地面に当たりはじける ピチョン ピチョン ピチョン ピチョン ピチョン ピチョン ピチョン ピチョン ピチョン
失敗 ハリポタは見ないことにして 消し忘れた
933 :
名前はいらない :03/09/20 02:12 ID:HzcgOzXR
自分はほんとにこの世の中を生きていくことができるのだろうか それを考えた時に僕は君とどこかへ行きたいと思う あたりまえのことしか言えない自分が心が貧しくいやになることがあります 意味があろうとなかろうと生きてることにはたぶん変わりはないのに 金が無くてふらふらしててもずっとそこにいられればそれでいいんじゃないのか たぶん幻想だろうけどずっとこのままここでやれると思う 無くしたものや良き思いでにあなたは何を思い浮かべて暮らしていますか 僕は君の顔を思い浮かべて一生暮らしていくのでしょう また今日も屋台で酒を飲みうんちくばっかりたれています これを男と思ってる自分はただの小心者だろう でもその暮らしが僕の中で明日を生きる支えになります くだらない話を酒を飲みおおいに語ることが僕の楽しみです 酒を飲みながらうんちくたれてそれで一生終えてゆくのもいいんじゃないか たぶんそのほうが人にも本当にやさしくなれるのかなと最近思う 思いでは人生にとってたぶん一番大切なものなのさ 思いでを捨てろというけど、本当に捨てられるときにたぶん死ぬときなんだろう
934 :
名前はいらない :03/09/20 07:49 ID:cvX3meaK
>>928 戦争はジャンケンにならないのが人間の不幸です。被爆国の日本は、原子爆弾を落されて一瞬
で数万人が消えました。幸せを望むなら戦争から目をそらすことはできないし、解決はジャン
ケンではない。チョキではなく、グーでアメリカ人の頬をぶん殴ることから始めないとなりま
せん。ジャンケンを望むのは幸福なことであるけれど、被爆国の日本はジャンケンでチョキだ
けはだせない。女はパーでひっぱたき、男はグーで殴るのです。負けても笑えたり、生きてい
る体の臭いを確かめて安心できることは幸福の証であります。いじめられっ子の笑みにならな
いため家畜の体臭にならないためグーもパーも出さないといけない。頭に染み着いた飼い主の
躾と、体にこびり着いた怯えと、過去から受け継いできた消えない傷があって、戦争がジャン
ケンならば幸せだと知ってるから、一瞬で何万人も殺された私達は、パーでたたいてグーで殴
ることができるんだと、もう一度小さな体にわからせてあげて、
「おい、ジャンケンで決めようぜ」
って凄める私達は、きっともっとスゴイ。
戦争はなくならないかもしれない。でも幸せなことに優しさは弱さとは違うって私達は知って
います。一瞬で何万人も殺されて負けた私達は知っています。ころんでもただでは起きない。
ジャンケンは可能性であるならば、勇気をだしてパーもグーも覚えてそうしてようやく私達は、
はじめてほんとうのチョキが出せます。
935 :
北 :03/09/20 08:03 ID:cXYUkq5D
だからおまえが究極のチョキを編み出したいい。 やり返してどうする。繰り返してどうする。
936 :
名前はいらない :03/09/20 08:11 ID:cvX3meaK
>>935 良く読みなさい。そう書いてあるでしょ。
937 :
北 :03/09/20 08:32 ID:cXYUkq5D
読んだ。 ほやさかいに、そうしろっていうてんねん。こらカスー ワレだいたい、評価ちゃうやんけ。わけ解らん糞レスつけてかやがって。 ボケッ シネ!
938 :
名前はいらない :03/09/20 08:33 ID:nj7DzcTt
ちょき・・・。
939 :
名前はいらない :03/09/20 08:37 ID:nj7DzcTt
痛みを知っているから、ちょきが出せない? でも、パーとグーして。 ちょきなんでしょ。 半日考える。
940 :
北 :03/09/20 08:42 ID:cXYUkq5D
>>936 ほんま朝から気分悪いのー
評価を辞書で調べて、おまえが俺につけたレスみてみろ。自分の考えが書きたいなら、
自分で詩を書け!殺すぞ ドあほ
941 :
北 :03/09/20 08:47 ID:cXYUkq5D
>>939 チョキはピースだ。平和だ。
平和を訴える国が、戦争してどうする。しかし、現在平和を訴えても
なしのつぶてだ。だから思想家はもっと平和らしい平和を編み出せという詩だ。
942 :
名前はいらない :03/09/20 09:57 ID:NGhRWKWm
>>941 平和はアメリカから与えられて、痛みはアメリカからつけられたのです。
だから本当のチョキは、グーとパーを知らなければ持てないし、ジャンケンでは出せませんよ。
ジャンケンでは必ず何かが賭けられているから。
戦後の日本のタブーは、チョキだけを見せて、グーとパーないものにしようとしたことです。
私達はこれからもチョキを出し続けないといけませんが、グーとパーも知らないといけません。
そしてはじめてチョキを出し続けられるのです。
評価は感想です。言葉は詩ではありませんか。そして言葉は全てグーもパーも持ってます。
その暴力的なレスがグーが好きな証ですよ。
943 :
琴音 :03/09/20 12:33 ID:AELfYJD6
>>941 あ!ピースか!!
文中に、優しさってあったから。
なんとなくイメージはしてたんだけど。
殴られて、従う「弱さ」と、
痛みや強さを知る「優しさ」って事ね。
でも、今のアメリカを殴るのは、かなりな団結力が必要だろうね。
あら、時間ないや・・・。
944 :
北 :03/09/20 13:45 ID:cXYUkq5D
>>942 俺はおまえみたいな、女が腐ったみたいに、ネチョネチョした奴が大嫌い。勝手にやってろ( ̄○ ̄;)
ごぶさたしております。
もちろん、このスレは僕のスレでは全く無いので、
みなさんガシガシ寸評感想よろしくおねがいします。
僕は僕で、まあぼちぼちと。
>>843 たとえばどんな「下品な言葉」なんだろうな。
書いてないから、それを考える愉しみもたしかにあるけど、
この詩自体は、とても綺麗すぎた言葉かもしれないな。
>>844 ほんとに輝いているのかしら。と疑問に捕われた時、
この言葉は説得力が持てるだろうか。難しいかもしれない。
塗られた画用紙、白を塗っても真っ白にはならないかも。
>>845 >>809 素で見落としておりました。。。
肝心の「ぼくの夏」については、あまり浮かんでこないかも。
喪失だけがある。でもほんとは「何を喪失したのか」が知りたい。
>>846 誰しも心当たりのある未練だな。
もう少し新しい言葉がほしいと思う。
>>847 罰を望む相手に罰を与えたら、それは同情じゃないのか。
この作品の状況はよくわからんけど、甘えを感じてしまうな。
それがこの詩の核心なのか。
>>849 結局は血の色しかなくて、全体として平坦だと思う。
最後に出てきた「筆」。これをもっと追ってみたいところ。
>>850 強いメッセージを隠しているけど、柔らかく包んでいるので、わりと読みやすい。
機関とも期間とも器官とも聞かんとも、読みえるタイトル。
でももうひとつ、核心に触れるような一文がなかったとも思う。
>>851 概念的な熟語が多いのが不満。
孤独や非情や必然って使いやすいだけに、その中身が問われると思う。
>>852 むしろ十五だからだろう。という感情の吐露。
吐露したものを、もう一度すくいあげて見つめてみるのもいい。
>>853-860 ぜんぶまとめてレス失礼。
何かを見たり触れたりして、何かを思ったとしたら、
伝えるべきことは思ったことより、見たり触れたりした物のイメージ。
イメージさえ読者に伝われば、思いは勝手に伝わってくると思う。
>>862 ふむw けっこう含蓄のあるオチだな。
そこに至るまでがくどくどしいのがまたいい。
本当に無礼講なんてことは、この世にありえない、という。
>>863-864 とにかく説得力がないよ。。。
信仰っていうのはそういうもんだと思うけど。
共感できなければ、まったく意味をなさない言葉かもしれない。
>>865 絶望的な愛だな。僕の想像を越えてるけど。
しかし、この絶望感はまだ言い足りないほど深いものなんじゃないかと推測。
>>866-867 コメントとしては、さっきのと同じ。
とにかく出来るだけリアルを手放さない方がいいと思うが。
>>868 世界は君であり、君たちであり、つまり世界のすべて、か。
同じことの繰り返しだとは思う。もうひとつ踏み込みがほしい。
>>869-870 神に向かってではなく、我々に向かっての言葉がほしい。
>>873 「眠って、起きる」のように単純化できない自分自身というのも、あるだろう。
その割り切れなさが()内に表されているとしても、
最終行の単純化は果たしてこれでいいのか、僕には分からない。
それが苦い決意を持った単純化なのだとしても、何か足りない。
>>874 「彼女」という言葉に、もう少し厚みがあれば。
とらえどころのない存在であっても、少しの手触りがほしい。
>>875 白と赤のコントラストは、ありふれているとも言える。
もっと濃淡のあるイメージなら、面白いと思うんだけど。
>>876 うん。これは上の作品から一歩すすんで、濃淡ができた。
あとははっとする言葉がほしいな。
>>877 どこへ向けられた願いなのだろうか。
そしてそれはどのくらいの強さで願われているのだろうか。
他者や周りの世界があって初めて、何かを願うことができると思う。
でも、ここには私しか見えない。
>>879 花や人物がいくつも出てきて、散漫な感じを受けるけど、
それは人によって違うかも知れない。でも結局焦点がわからないが。
動的なのか静的なのか、その奇妙な感じは個性なのかも。
>>880 なみだはわざとらしい気もするけど、これも趣味の問題だな。
綺麗な展開すぎて物足りなくもあるけど、不器用な言葉づかいは好き。
>>881 君から貴女に変化して、心の距離ができてるな。意図的かは分からないけど。
なんだか整理されすぎてて、本心が隠されているように感じる。
>>882 強い言葉を聞いてると、それだけで気持ちがいい。
特に冒頭3行のたのもしさと、最後の決意の仕方が。
>>883 素直でよし。恋愛なんぞ勝手に寄って来るし。
たとえば友達といて、具体的にどう楽しいのかを知りたいが。
>>884-885 どんな言葉や、どんな出来事が、支えなのか。
どうして倒れてしまうのか。そういう視点もあるといいと思う。
>>886 うーん。これを読んでて、
俺はこんな物わかりのいいことが言える大人になれなかったなと。
こう言えるあらかぶた氏は、素直にすごいね。
>>887 本当はもっと吐き出したいのに、途中でやめた感じがする。
もっとあるはずだ、その失望感の大きさは。
>>893 自分自身もその現実の一部だという視点がないかも。
あるいは、現実は与えられるものでなく、自分そのものだという。
>>894 ロンリー野郎どもはどこへいったんだ。結局。
俺もやっぱりロンリー野郎なんだ、ってことで、
風穴開いてるのは俺自身ってことで、まあ、とにかくこいつはいい奴だな。
>>895 とりあえず誤字とか。淡々とバランスの取れてる詩だな。
3連目がうまく効いてる。視線の動きがよく分かる。
どちらかというと、このまま「ついてる」の方がいいな。
>>897 切り取り方がうまい。でもとりあえず誤字とか。
癇癪女の怒り、とか二重だし。あとは優勝への緊張感とかあればなあ。
>>905 この、中心を攻めずに周りだけぐるぐるする感じが。。。好きだ。
すごい冷たい言い種なんだけど、やっぱりこいつもいい奴だな。
今日はここまで。
950 :
月夜 :03/09/22 02:07 ID:nImyQYRY
激しく遅レスですが激辛正当派さん批評ありがとうございました。 『エロ小説みたいでオヤジ臭い』のコメントは非常にウケました 別に悪い意味じゃなくて自分で「確かにおやじくせー」と思ったら何か笑えてきてw またその内に投稿しますのでその時はおながいしますー。
951 :
あらかぶた :03/09/23 22:13 ID:ReQfx6Jy
>>948 わわわ・・・!レス有難う御座います!(感涙
しかもアドヴァイスまで・・!マジで有難う御座いましたっっ!!
評価してもらえて嬉しい限りっス。初レス様に心臓バクバクです(´Д`*
952 :
uno :03/09/24 01:07 ID:PDT0Kta3
激辛さんレスありがとう! 参考になりました。 ご指摘された箇所…これでいいような気もすれば、やっぱなんか足りない気も…。 自分でもわかんね〜よぉ。
953 :
名前はいらない :03/09/26 10:27 ID:JAAxO4VO
不眠症候群、燦然と輝き 不倫症候群、さん然と涙。 リンリン鳴る携帯電話 倫理問う、我々に 食後、食道、即効、ショック 家電、感電、節電、パニック。 文化功労報われず、墜落ジャパン お堀にダイブ。 「直木賞を下さい」喚く作家。 バリバリブンブン暴走族。 タイムリーツーベース カントリーウェスタン どれも劣悪柔道もどき ほとんど意味無し ただただ憮然 教科書通りにやればよし それで勝利は付いてくる。 きっかり10時、覚醒大臣。
954 :
北 :03/09/26 12:02 ID:rpMjvJxr
若菜多摩谷中頭や奈良は魚やまた赤名赤鉈や等は魚夜話また穴亜仮名霊屋を等は逆赤金山他亜は差かなあ仮名やら過亜他や真
955 :
kuraudo :03/09/26 15:10 ID:4BICyPRJ
そう、俺は正義を違った光の元で眺めているんだ。 俺は牢獄にいれられていたが、それで俺がよくなりはしなかった。 試したり形を正そうとしたが“見ざる言わざる聞かざる”にはならないぜ。 叩きのめされても俺はより強くなっていくんだ。 よおイエスさん、俺の痛みを救ってくれないか? どっかの宗教の主流に俺を据えて、俺の正気を保ってくれよ。 キリストは俺のテレビの画面で苛まれている。 猥雑なる信念へとお前の金を送るがいい。 強さ、真実そして栄誉、生きるために俺が攻め合う言葉。 お前達の信念は穢れだ、奪うだけで決して与えない。 俺は自力で立ったまま死んで行くつもりだが、 お前達は膝で這いずり回りながら死んでいくんだろ
956 :
名前はいらない :03/09/26 20:16 ID:AFyui6Sd
雲の切れ間から、 空を覆い尽くすほど巨大な箱舟が 倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、 倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、 倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、 倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、 倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、 倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、倦怠を、 乗せてやってくる。 目を凝らして良く見ると色んなヤツがある。 丸いヤツ、四角いヤツ、トゲトゲのヤツ、レゴみたいなヤツ、青いヤツ、ピンクのヤツ、 虹色のヤツ、無色透明のヤツ、堅そうに光るヤツ、いまにも溶け出しそうなヤツ、 もう溶けてるヤツ、二階上にあるヤツ、赤子を食ってるヤツ、三十八度線で見かけたヤツ、 織田信長が死ぬ前に見たヤツ、世界中の夜を今尚牛耳ってるヤツ、・・・ヤツ・・・ヤツ・・・ヤツ・・・ その数はあまりにも多く、その幾つかが箱舟の淵から溢れ、自然落下する。・・・と思うとそれは、 あまりにも、あまりにも哀しい花火のように爆発して、 箱舟の周りを鮮やかに取り囲み祝福する。 賛美する。 俺は、それを、もう、迎え撃たなければならないんだろうか。
禁断のかんづめ 今朝コンビニで買った 禁断のかんづめ 「開けてはいけない」と表示されたパッケージが 余計にあたしをそそるのです そっとフタを缶切りで開いて おそるおそる中身を覗くの そこには 誰がいるのか
只、邪魔だというだけで 踏まれていた雑草を 何も思わず貴方も踏んだ 可哀想なんて言ったら 貴方はきっと馬鹿にする。 貴方に 嫌われたくない心が 私の気持ちを殺してく だから無視をし続ける 踏まれている雑草に。 でも私は踏まないからね ちゃんと見てるよ都会の雑草
959 :
UNO :03/09/28 01:20 ID:ds+A7asi
彼女は真っすぐわらう 彼は真っすぐ無表情 彼女は羽のようにわらう 彼は深海魚のように無表情 二人が真っすぐ見つめ合う 見つめ合う 見つめ合う 見つめ合う 見つめ合う 見つめ合う 見つめ合う 見つめ合う 見つめ合う 彼は少しわらった 彼女は少し悲しかった
960 :
名前はいらない :03/09/28 12:13 ID:y5c+yJ55
破壊する楽しさを知った僕は 破壊することでしか表現できなくなった。 僕にって破壊は生産であり、 生産は破壊だった。 だから、嬉しいことも、減った 悲しいことも、減った。 トータルでフィフティフィフティになった だからまた、壊した。 悲しいことがあると、それを打ち消すために、快楽のために、 壊した。 車を壊した。屋根をはがした。大根を粉砕した。 あまりにも感動した次の日 僕は嬉しくも悲しくもないけど ただ、激しい感情を抱いた。 それが何なのかに戸惑い、焦り 殺した、君を。
961 :
名前はいらない :03/09/28 12:23 ID:KAB0C6bZ
破壊されるのは、 大嫌いなのが理解できた それが、解ったので 破壊好きな君とは バイバイ。
962 :
名前はいらない :03/09/28 12:32 ID:KAB0C6bZ
小学校の頃 友達は選びなさいと言われた。 あなた、友達の影響受けやすいから という理由だった。 そのとおりだと思った。 他人の中にいる自分は窮屈で 仕方なかったから。 ある友達が、あなたの影響で私が 明るくなったと先生から褒められたらしい。 私は、あんたのせいで頭は悪くなったらしいよ。 と、心の中で呟いた。 誰の影響も受けないなんて可能なんだろうか。
963 :
名前はいらない :03/09/28 13:17 ID:KAB0C6bZ
嘘は空想。 素直は言い訳。 証拠は残さず。 笑ってやり過ごせ。 笑いすぎて腹が痛い。 そんな人生。 楽しいのかな。 君の涙は、 僕の思い過ごし。 そんな人生 やり切れないよ。
ぼくに あした なんて ないんだ きょうの よる ねむる と ぼくは しんで あした うまれ だから きのうの ぼく じゃない きょうの ぼくは きのうの ぼく じゃない と しろいふくを つけた せんせいと かあさんが よんでた ひとは びっくりして おかあさんに いいつけたらしく かぁさんは ぼくに ばか じゃない? と まがおでいった なんで なにがおかしいの よるねたら しろい いや きんいろかな とりさんが とんできて ぼくは はこばれて ずっとずっと とおくとおく とおくとおく とんでいって こころがなくなって そのあと いつのまにか こころができて きえてから できるまで なんもおぼえてない ああ もう いみわかんない かあさんと とおさんが となりのへやで ひそひそばなし ききみみたてると ぼくのこと あのこ が ああなったのは あんたの せい よ ぼくが ああなった?なんになったの? もうわかんないし ねる おやすみ
965 :
名前はいらない :03/09/30 18:02 ID:GG7LEzJV
右のこめかみにシャープペンシル突き刺す 俺の命 うぜってェから 今 突き放す 刺して 引き抜く タイムラグ 数秒 噴き出す 血は赤い かかる 赤く染まっていく 命を崖から突き落とす 重力に従って 落ちていく 手に力は 入らなくなり シャーペンが手から滑り落ちていく 意識が無くなることすら意識出来ない 制御できない 酸酸酸酸素が欲しい 君君君君君君君君が欲しい ああああああああああああああああああああああああああああああああああ いいいいいいいいいいいいいいい うううううううう ええええ おお あっ今日見たいテレビがあったんだ まぁいいか 後で見ればいいし ああ 見れないかも つーか 見れない bbkkkgvfkvbfvf …欲しい
966 :
名前はいらない :03/09/30 20:44 ID:Hi7dHIhL
ぼくはぼくでない感じがする 自分は自分だ 自分は自分なんかじゃない 自分だって自分が決めてるんだ 自分は自分ではない ・・・自分は自分なんだ メタトロン降臨 転居届を提出 「司令です! 命令を聞きなさい!」 あたしは結婚しないわ 独身女性を貫徹するの あたしは 人間の食事を拒否するわ いらないの あたしは 他人から拒絶されるのが きらい 拒絶反応 徐々に染み出してゆく・・・ 転居を繰り返す、引越しを繰り返す なんという未熟、なんという無能 エリート軍隊よ われを滅ぼしたもうことなかれ 官僚もそうだ あたしに構わないで あたしはオカマ いや、ふたなり リンパ球 白血球 大編隊 ハルマゲドン 勃発
967 :
名前はいらない :03/09/30 20:58 ID:Hi7dHIhL
タイトル「ホロコースト」 ゲイと呼ばれた市長がいるという アウシュヴィッツ収容所では、たしかチクロンBが使用されていた 私は自分の国に来たのに、受け入れられなかったのである 私は反乱分子だ! 「司令官、命令を下さい!」 ヘロデの虐殺 VXガス サリン 毒ガス 松本サリン 地下鉄サリン ラファエル メタトロン ルシファー ミカエル ガブリエル ウリエル グロリア・イン・エクセルシス・デオ
968 :
名前はいらない :03/09/30 21:04 ID:Hi7dHIhL
may the king live forever amen amen amen amen amen amen amen amen アレルヤ アレルヤ アレルヤ アレルヤ たといわれもろもろの国人の言葉および御使いの言葉を語るとも 愛なくば鳴る鐘や響くにょうはちのごとし 処女マリアよ 聖マリアよ 聖霊よ 鳩よ! 御子なるイエス シャロンの花よ かぐわしき香を放ちたまえ! ベリアルよ ベルフェゴールよ ベルゼブブよ サタンよ! ヤンキー 893 暴走族 暴走 無駄 暴力団 不良少年たちよ! 優等生諸君! 独身者 ゲイ 未婚 ED 子供 童貞 処女 ビアンよ! 汝らは幸いなり 神の最初の命令を守る者たち なのだから・・・
969 :
名前はいらない :03/09/30 21:10 ID:Hi7dHIhL
御子なるイエス 今日生まれぬ 闇を破り 光照りぬ walking talking Jesus! father god and sunny Jesus! 心に太陽をもて! 良心とは音楽である 妙なる、流麗なる・・・ なんと シャヴが末端価格○○円 覚せい剤が何キログラム密輸だってTVでやってたもの 893は武器を持っているのさ ポン刀だってね 少年ナイフ 少年ナイフ事件 酒鬼薔薇聖斗 環境ホルモン ドス チャカ 転居 転移 浸潤 ヤク マッポ 極悪人 犯罪者よ 手を洗い清めなさい! あなたの罪は許された!
970 :
名前はいらない :03/09/30 21:11 ID:Hi7dHIhL
970
拾ってくれたシャーペン 君に言う 「ありがとう」 「うん」としかいわずに 背を向けて歩いていってしまう。 「ありがとう」 「うん」 こんな日常から、私には恋が生まれる。
972 :
パン :03/10/03 02:14 ID:TXNfSmRi
どうもお久しぶりです。よろしくお願いします。 ※ 光を帯びたコンクリートの冷たさが、ふらついた体をたたく 冷たい空気を吸って、冷たいため息を吐き出す 「今日もいつもと同じか?」と心に問い掛けては 頷く 与えられた未来への服従 無気力になれば、時は止まり、無限に増える 風は空気に貼り付いて、太陽は空気に吊るされ 人の背を押す風もなく、人を照らす光すらない ただ、月の満ち欠けだけが自分の老いを知らせる 陽に照らされ続けて生きるのが幸せか? 闇に浸り続けて生きるのが幸せか? 太陽だけが光じゃない、暗室だけが暗闇じゃない 光と陰が重なった時、時は動き出す 陰の冷たさを感じ、光の温かさに触れ、常温を保ち いつの日か照らされる光を信じる 今は、まだ見えない 、、、それでも、どこかにある光を信じる 身に染みた温かい風を感じ、今日も温かい口笛を吹く
973 :
北 :03/10/03 02:51 ID:u9O40pA+
『新たな朝』 この一刻を 駆け上がり そして 大きく息を 吸い そうして 大きく息を 吐く 川の流れに 混じりるのは かすかに 聞こえる 朝の音。 かもめ戯る 河川敷 パンをちぎった 老人を 映す水面は きれぎれに 糸を引き引き 明日を手繰る
974 :
木野 実 :03/10/03 03:06 ID:BWg4Ik5i
深々と身に締まる 早朝。 生まれる前から すでに、時は流れ 休むことなく 流れに沿うて はみ出しでさえ 新たな時の流れとなる
975 :
la :03/10/03 11:41 ID:8W/Ds9WZ
久しぶりにあった母は 食器棚に忘れられた大蒜一欠けのように 小さく白く乾いていた 水っけのない土地柄のせいなのか そんなに乾いたら崩れちゃうよ母さん 引っ越した方がいいんじゃないの だが母は笑って相手にしない 私の事はいいんだよ 今さら家移りなんて それよりお前達の事が心配だ 私はいつでも心配なんだ 母親の心配が大蒜の臭気のようにたちこめ 苦しい咳が出て 椅子から転げ落ちた 椅子を抱きしめ 撃ち割って ささくれた指をステンレスの流しに沿わせた 水がない流しの上を すっかり固まった油が覆う 蛇口 蛇口はどこにあるんだろう 冷たく重い水の固まりを 夜に沈んだ家の底に落っことす 赤く開いた蛇の口はどこだ すっかり乾いてしまったこの古い台所を 轟音とともに洗い流す大水の出口はどこだ 母は今はもうひとかけの大蒜そのもので 食卓の上に転がっている 音も無く 軽く 乾いて 失われた嗚咽だけが 耳の底でじいんと痛み続けるのだ
976 :
北 :03/10/04 07:02 ID:f+kD8KQy
『幸福』 成功したからといって、幸福な気持ちになるのもいいだろう。 【【だけどそれは危険だ。二度手間だ。時間のロスだ。奈落の底まで落ち、地獄からもう這い上がれないかもしれない。 自己への殺意だ。中傷だ。】】 成功が幸せならば、不成功は不幸なのだから。
977 :
北 :03/10/04 10:49 ID:f+kD8KQy
『伝統』一秒前の僕は過去の遺品だ。といっても形がないから墓も建てられない。 僕はかようにして、沢山の遺品を作ってきた。 しかし貴女は、貴女の手で僕を未来へ繋ごうとする。子供なんぞを授かる日には、尚更その力は強くなった。 そうか、あの僕はもう遺品じゃない。貴女の為の、ましては子供の為の、物語になるんだね。
978 :
la :
03/10/04 12:19 ID:XRu7vagw “その林檎を一つとってくれませんか” 影絵になった橋のたもとで 呼びとめられた 夕方 赤い林檎 赤い街 仕事に疲れた腕を降ろす時間 かんたんに声を投げられて 釘付けになっちゃうよ 遠ざかる音楽の中で たくさんの人が身を投げる 影絵の橋のたもとで 林檎を積んだ荷車が ぶざまにひっくり返っていた 右足が左足に巻き付いて 路上を転がる姿は 疲れたオドラデク のようだ “林檎を一つ” 子供たちが声を揃える “林檎を一つとってくれませんか” 呼び止める声につまづいて 真っ赤な街が夕方に転がる 影絵になった橋のたもとで 赤い口が笑っている