切なく、美しく、儚い恋や愛を一緒に探しませんか?

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1kanon
日常の小さな恋。美しい愛、切ない愛、儚い愛。届かぬ思い、悲しい別れ・・・。
色々な恋や愛の形を一緒に探してみませんか?批評だけでもOKです。

「Silent Rains」

朽ち掛けたマンションの一室
ふと遠くから
雨音がわずかに響いてくる
降り続ける雨
静寂の中
ただ時間だけが輪郭を無くしてゆく
灰色の無表情な空
いつ終わるとも知らずに降り注ぎ
木々たちは応えるかのように
絶え間なく穏やかに揺れ続ける

例え全てから否定されようと
今この瞬間だけは世界は僕らのもの
そう
今だけは閉ざされたあの静かな世界に

微かに鼻をくすぐる香りの彼女の髪
顔を埋め理不尽な力で抱きしめる
彼女は切なげに息を漏らし
僕の耳に噛みついた

何もない
ただ二人だけが世界
今日はそうして終わる
揺れるパイプベッドの下で酒瓶がコチンと音を発てる
2ハサキ:01/12/27 13:28 ID:xTLiSyC7

初めまして。厨房の女で御座います
kanonサンの詩を読んでいたら切ない気持でいっぱいになりました。
表現力が素敵です。私も未熟ながら投稿させて頂きました。テーマは恋人の死です。
 「愛は今」
貴女は私には美しすぎた存在でした
綺麗な笑顔で笑ってくれて 無邪気に私の傍にいてくれて
気がつくと貴女は私の篭から居なくなっていて
残ったのは美しい貴女の思い出だけでした

愛は今 何処に存在するのでしょうか
嘘でもいいです 奇跡を下さい
哀しい真実でもいいです どうか私の掌にもう一度貴女の愛を下さい

愛は今 貴女との日々に終わりを告げようとしてるのでしょうか
答えなくてもいいです 貴女は何処にいるんですか
この世界にいてください どうか私の掌にもう一度貴女の愛を下さい
3洋論議:01/12/27 13:31 ID:zj+UHu55
ああ不幸せの1よどこへ
お前はどこへ消えて行く
ああ不幸せの1がほら
下を向いて泣いてらぁ
4名前はいらない:01/12/27 13:55 ID:???
刃先って
何で男役になってんの?  びょー気か?
それともネナベ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
5kanon:01/12/27 14:05 ID:KBMGzD2k
>>2
切ない詩ですね。とても素敵だと思いますよ。
手紙っぽいところがまたいい味出してますね。
6ハサキ:01/12/27 14:09 ID:xTLiSyC7
kanonサン有り難う御座います★嬉しいです!
7名前はいらない:01/12/27 14:14 ID:???
ねかましねしねしねしねしねしねねしねねねねねししねねしね
8kanon:01/12/27 14:33 ID:KBMGzD2k
僕には何も無かった

何も持たず
何も思わず
何も知らず
それを不幸だと思ったこともなかった

でも君に出会ってから
僕よりももっと何も無い君に出会ってから
心のかさぶたがメリメリと
心地いいくらいの痛さで剥がされてゆく

僕は今もどう生きたらいいか分からない
でもこれだけは分かるんだ
僕は確かに
何も無い筈の君から
沢山のものをもらったんだ
だから僕は
それだけで生けていけると思うのです
それは間違いでしょうか?
9エクスデス:01/12/27 14:56 ID:???
お前は汚れた鏡に映されることに嫌悪していただけだ
瞼を閉じ、自らの姿を想像の中に求めていただけだ
お前を取り囲む円環、お前が属している連鎖
お前の細胞であり器官であるその連なりを、お前は認めたくなかったのだ
お前は多くの鏡を望まないし、歪んだ鏡も望まない
一対一の母なる関係をお前は本質的に欲しているのだ
何物にも邪魔されず、何事も介入することのできない
その大いなる対象を
たとえその関係が現実には達成できないものだと知っていても、
お前はその愚かさからそれを求めずにはいられないのだ
お前が見ているのは一つの鏡であり、
お前が一番気に入っている鏡である
10ハサキ:01/12/27 14:57 ID:xTLiSyC7
↑なんか答えたくなる詩ですね★
11kanon:01/12/27 14:59 ID:KBMGzD2k
>>9
エクスデスさん、相変わらず鋭すぎです(^^;
12kanon:01/12/27 15:01 ID:KBMGzD2k
>>9
というかそういう気持ちで書いた詩です>>1
エクスデスさんの批評は勉強になりますね。
13エクスデス:01/12/27 15:01 ID:???
多様体を重ね合わせること
お前は、ただその事だけに没入している
完全なる一致
それだけを求めているのだ
だが、考えてもみよ
完全一致の多様体など現実にあるはずもない
お前は、その事実を時々痛烈に感じながらも
それをなかったかのように振舞うのだ
お前は健忘症であり
常に同じ事を繰り返すのだ
14ハサキ:01/12/27 15:04 ID:xTLiSyC7
あたしのことを忘れて下さい
今までのことを振り返るのはやめましょう
さあもう終わりにしましょう

あたしが一番欲しかったものは
貴方との日々の思い出
あたしがいつも思ってたことを貴方はいつも黙って聞いててくれた
でももう終わりにしよう
明日から貴方とあたしは違う道を

今日からあたしは貴方のことを全て忘れます
だから覚えていて
あたしは貴方のことを愛してたという事実だけは
忘れないでいて欲しい
明日から貴方とあたしは違う道を歩いてく
15エクスデス:01/12/27 15:05 ID:???
ただ、これだけは誤解して欲しくない
私は、あなたたちを煽ることも、批判することも欲してはいない
私には主張すべきことがない
真に言いたいことなど、探すことなく見つからないのだ
連鎖
そう、連鎖によって私は自らの円環を描いているだけであり、
楽観と悲観を最も嫌うネガティヴなポジティヴ主義者なのだ
16kanon:01/12/27 15:09 ID:KBMGzD2k
「或る午後の風景」

穏やかな風が通り抜ける緑の丘
午後の和らかな日の光と
頬を撫でる一陣の風

芽吹く緑の香りを浴び
少女の寝顔を見つめ

あなたに心安らぐ

眠りと目覚めの境を漂いながら
少年の横顔を見つめ

あなたに心安らぐ

穏やかな風が通り抜ける緑の丘
午後の和らかな日の光と
頬を撫でる一陣の風

ふたり
このまま
いつまでも
17kanon:01/12/27 15:11 ID:KBMGzD2k
>>15
いや、でもなんか格好いいです。
少しの尊敬と憧れも含めて「これからもよろしくです」
18エクスデス:01/12/27 15:11 ID:???
万物流転
会うは別れの始めなり

次に続く句は、それぞれで付け加えるがよろしかろう
19kanon:01/12/27 15:23 ID:KBMGzD2k
>>18
万物流転
会うは別れの始めなり
別れは出会いの予感なり・・・だと平凡すぎですよね・・・。

万物流転
会うは別れの始めなり
神は天にいまし
世は全てこともなし

まあ、言葉を借りましたが・・・。
20kanon:01/12/27 16:43 ID:KBMGzD2k
生き物達が静寂に静まり返る頃
宙を見上げてみる

淡く儚い光
僕達が月と呼ぶそれは
永遠の生と死を繰り返す

不思議
どんな形をしていても月と呼ばれる
光で満たされていても
光を失っていても

たとえ僕がいつか変わってしまっても
あなたは僕の名を呼んでくれるだろうか?
21kanon:01/12/27 16:58 ID:KBMGzD2k
風でもいいんだ
あなたの傍にいられるなら

僕は風になって
そっと優しく
あなたの頬を髪を撫でてあげる

あなたが忘れないでいてくれるなら
触れ合うことは出来なくても
繋いだ手と心が離れることはないから

だから何度でも云うさ
今までも
これからも
愛してる、と

優しい優しい風に乗せて
22kanon:01/12/27 23:01 ID:KBMGzD2k
天使
ソラの住人
いつか見た美しいモノ
翼あるもの

僕らも翼を持っていたのだろうか
この地へ堕ちて
その姿と翼を失くしたのだろうか

でもあなたの背に翼は無い
この世戒から羽ばたくための
翼は無い
それなら僕も翼なんかいらない
楽園へと導いてくれなくてもいい

あなたと
この世戒を歩いてゆける
二本の足があればいい
ただあなたと歩いてゆければ
それでいい
23まーじ ◆DJvODuLA :01/12/27 23:10 ID:sLG5CWUl
>>22
kanonさんの詩の静寂と透明感が好きだなぁ。
「楽園へと導いてくれなくてもいい」
この部分の決意といい

>ただあなたと歩いてゆければ
>それでいい
この部分での
諦念といい大人ですよね。

とても期待しています。
また来ます。
24moon light:01/12/27 23:31 ID:IE5LxSzF

いつからか あいつと仲睦ましく
ただ無邪気な心で 見守っていた

ガラスのようなオーラに包まれ
慢心の笑顔で笑って観せてた
笑っていても 泣いていたよね

あれは思い出なんかじゃなく
ましてや 夢物語りでもない
ただ二人は 二人とも
ただの人間だっただけさ

悲しすぎるよね なんて最後まで
言葉にしないで すんだことは
二人 そう ふつうの人間だったのさ

大好きだった… 連れ去りたかった…

そう あれは 気が遠くなるよな午後だった
けがれることのない 午後だった
25kanon:01/12/27 23:49 ID:KBMGzD2k
>>24
moon lightさん、有難う御座います。
実話だと思うと、とてもつらい失恋ですね。
胸の奥からこみ上げるものがあります。
>大好きだった… 連れ去りたかった…
この部分とても素敵です。
26moon light:01/12/28 00:03 ID:PIcUDd/V
>>25
kanonさん、レスありがとうございます!
私、>>16

芽吹く緑の香りを浴び
少女の寝顔を見つめ

あなたに心安らぐ

眠りと目覚めの境を漂いながら
少年の横顔を見つめ

あなたに心安らぐ

これ、最強ッス。パクられないよう気をつけて下さい!!。
27親切な人:01/12/28 00:09 ID:???

ヤフーオークションで、幻の人気商品、発見!!!

今は無き「コピーガードキャンセラー」↓
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b19193423

ヤフーオークション内では、現在、このオークション
の話題で、持ちきりです。
28moon light :01/12/28 00:25 ID:PIcUDd/V
>>27
こいつ 吊るしましょか?>>kanonさん
29kanon:01/12/28 00:27 ID:udpk5IZA
そのオルゴールは今でも机の片隅に大切に置かれている

14歳の誕生日
あなたから送られたプレゼント
いささか古めかしいデザインの小さな箱
今でも時折
耳をすませてみることがある

もう錆付いて動くことはない
でも
僕の耳には確かに聴こえる
少し哀しい感じのする旋律が
愛したあなたの記憶に乗せて
そして
授けてくれたあなたの限りない愛情と共に

様々な思いが込められた小さな箱
僕とあなたの想いが無限に広がる
心の入れ物

そう それは宝物
僕の
たった一つの

そのオルゴールは今でも机の片隅に大切に置かれている
あの日々と共に
30kanon:01/12/28 00:32 ID:udpk5IZA
>>28
あ、いえ(^^;
こういうのはどのスレでもある物なので・・・。
むしろそういうことを言うとあなたも叩かれかねないので気をつけててくださいネ。
放って置くのが一番です。
31moon light:01/12/28 00:36 ID:PIcUDd/V
すみません。つい...この手がツカツカって…。そうですよね(^^ゞ
32kanon:01/12/28 11:13 ID:vPZq8qA+
「夏・昼」

木漏れ日に光る空気と陽炎
やけたアスファルトの匂い
頬撫でる生暖かい風もなぜか涼しい
君がいた夏

とどろく雷鳴とヒグラシの声
叩きつける夕立の澄んだ匂い
触れたシャツの感覚も心地よい
僕がいた夏

会えてよかった

君のそのガラス細工のような心と身体は
確かに僕にヒトの愛し方を教えてくれた
33kanon:01/12/28 11:22 ID:vPZq8qA+
「夏・夜」

ゆらゆらと水面で揺れる月
繰り返す静寂な波の音

月明かりの下
潮の香りと夜風のあまりの心地よさに
二つの手は温もりを求め
自然と一つに繋がる

目を閉じれば二人
静かの海まで流れてゆけそうで
二つの唇は温もりを求め
自然と一つに重ねられる

月明かりの下
ただただ繰り返す静寂な波の音
34:01/12/28 13:35 ID:???
君にそっくりな人を探しに行くよ
上手くいくかはわからないけど
目を閉じたままなら
信じれば現実なのに
ほんとは全部を疑いながら 
35kanon:01/12/28 14:36 ID:vPZq8qA+
>>34
氷さん、有難う御座います。
残酷なこの世界で唯一の光、愛を探し求め彷徨い歩いている。望み儚くとも・・・。
ってところでしょうか?
短いながらも言いたいことはしっかりと伝わるいい詩ですね。
36kanon:01/12/28 21:56 ID:vPZq8qA+
「私季」

隣で見ていていつも思う
君の服はいつでも素敵

春には新緑と木漏れ日を見に纏い
僕の目を楽しませる

夏には潮の香りと夕立の匂いで身を濡らし
僕の鼻をくすぐる

秋は擦れ合う葉の音で身を繕い
僕の耳を弾ませる

冬は白いベールで身を包み
僕の心を暖める

移りゆく時のなかで
君も僕も変わってゆくけれど
共に過ごしたあの季節は
今も変わらずに
37NANAN:01/12/28 22:23 ID:???
焼き付くような心が 鈴の音を感じてる
鳴らない電話を 見つめていたかった

街角を曲がるとすぐ 2人でよく見た映画を
真夏の色と共に 想い出すよ あの頃を・・・

泣き出した君を見て 当たり前の事のように
ただ君を見つめ 何も出来なくて

知らない香りがする それはヤツの為なのかい?
僕には気付かれないようにしてた君は もう・・・

5年の月日が過ぎ ヤツと君は幸せかい?
寺町で偶然出逢い 何故か心が痛くて・・・

真夏の太陽 想いを重ねた季節
風に流された 君には2度と届かず

冷たい太陽 新しい色に変えて
傷跡を隠さず 新しい季節に染め

傷付けられて 傷付け合って 人は傷を隠すけれど
自分自身を超えてみせるよ 傷は綺麗な花になる
大切なものは「    」 想い出は・・・
38kanon:01/12/28 23:14 ID:vPZq8qA+
>>37
NANANさん有難う御座います。
切なくでもどこか爽やかな感じさえする素敵な詩ですね。
>傷は綺麗な花になる
この部分とても好きです。
39カフェイン:01/12/28 23:18 ID:???
すみません、少しお尋ねしたいんですが
>>37はDirの曲ですよね?
NANANさん、私も割と好きなんですよDirの歌詞。
kanonさん横槍すみませんでした。
40kanon:01/12/28 23:24 ID:vPZq8qA+
「Snow」

窓の外はいつの間にか雪
鉛色の空から止めど無く舞い降りる
小さな小さな白い奇跡たち

雪の日の静寂は
他のどの静けさにも似つかない
ここには無音という音が降り積もって
世界から僕達を切り離してしまう
瞼を閉じれば
輪郭の浮かび上がったこの場所だけが
全てみたい

視線を上げれば
淡い蛍光灯の光に彼女の顎の線が溶けて
その手を取り
奇跡のような白い指にそっと噛み付く
彼女は困ったように口許をほころばせ
僕ら愛を交わすんだ

暖炉から薪の割れる音が響く
冬は好きになれそう
41NANAN:01/12/28 23:26 ID:???
そうです。Dirです。良いですよね。
もしかしてここのスレ自分で作らないとだめ?
もしそうならごめんなさい。
42kanon:01/12/28 23:27 ID:vPZq8qA+
>>39
あ、そうなんですか?
私、邦楽は椎名林檎以外あまり良く知らなくて(^^;
でも構いませんよ。素敵な詩を見れるだけで嬉しいです。
カフェインさんも良かったら詩なり批評なり載せてくれると嬉しいです。
43kanon:01/12/28 23:29 ID:vPZq8qA+
>>41
出来る限りそうしてくれると嬉しいです。
NANANさんの詩も見てみたいです。
私はとりあえず全部オリジナルなので・・・。
44愛季:01/12/28 23:58 ID:???
「I,m in fancy」


    幻想抱き過ぎ綺麗な恋だけ夢見てる
    理想追い求め真実の言葉見落として

    甘い蜜のような愛なんて続きはしない
    下手な演技のメッキは薄れ消えるから

    幻想崩れても綺麗な恋だけ夢見るの
    理想の人とは違っても冷めずにいて

    刺激的意識した愛なんて疲れるだけで
    演出過剰シネマ息がつまりそうだから

  愛想笑いと作り笑い 本性隠して 安らぎ勘違い
   あなたの胸の奥を見抜くまで涙は見せない……
    You are in fancy… もし全て曝け出しても
   
 「あなたなら受け入れてくれると信じてる」

        ×××Love you in fancy×××
45kanon:01/12/29 00:13 ID:on9677xv
>>44
愛季さん、有難う御座います。
恋愛がいかに難しいかとてもよくわかる詩ですね。
いつの時代でも恋愛と生死は、理想と現実に差があるものです。
46シーバ:01/12/29 01:11 ID:pVtrY5qi
『手紙』

寂しい私の庭にももう秋の気配
貴方が一番好きだった季節
今では思い出になってしまった貴方が

セピア色の便箋に詰まった下手くそな文字
変わらない貴方が溢れているようで
涙を止める事が出来なかった

貴方の幸せな門出を祝うわ
でも返事は書かないつもり
きっと追伸ばかりになってしまうから

素直じゃない私の精一杯の強がり
青空に呟く

「私は幸せです。」
47kanon:01/12/29 13:34 ID:qYSB9NuD
>>46
シーバさん、有難う御座います。
恋人がどこか遠くへ旅立ってしまった詩でしょうか?
>きっと追伸ばかりになってしまうから
上手ですね此処。
48東天紅@ラバーソウル:01/12/29 13:39 ID:2Jkcsek2
彼女の髪を7月の沖縄の風が揺らした。ホテルの窓からはレースの透かしを通して
日本で一番青い海が見える。泳いだ疲れで静かな寝息を立てる午後3時の彼女に
僕は一生共にいたいと心に誓った。彼女が教えてくれたこと、それは例えば病院の窓から見える景色も
季節と共に変わっていくことだったり、雨の日の喫茶店から見える人々の早足の行く先だったりする。
夜の街に出かけ、ルームランプ落とした車の中で二人、静かに夜の闇の中に沈んでゆく。
49ちゃき:01/12/29 17:44 ID:TtG9pX+p
見慣れた街並 黄昏輝く
口笛風に乗せて 届けよ貴方の元へ
遠くで黒く高く煙を上げていた
炎は燃え尽き 太陽が貴方を連れてくる

はるかな家路も 揺られて高鳴る胸
麗らかな風...頬を撫でて
早く明日になれ
夕陽に照らされて影はとても長く
いくつも重なり 夜は訪れる
時計を早めたい 貴方に会えるまで
大地よまわれ少しでも早く...

...炎は燃え尽き
見慣れた街並輝く...
50kanon:01/12/29 17:49 ID:qYSB9NuD
>>48>>49
東天紅@ラバーソウルさん、ちゃきさん有難う御座います。
二人とも素敵な恋をなさっているのでしょうか?
そんな風に思ってしまいます。
二つとも想い出をそのまま詩にしたような感じですね。
51kanon:01/12/29 17:59 ID:qYSB9NuD
いつかあなたは言ってくれた
この僕を好きだと

愛とは無縁に過ごしてきた
無限の生の牢獄の中
唯一の光

僕は腐った死肉を喰らう
ああ、あなたの声が聞こえる
悲しみ?それとも喜び?
その柔らかい感触を僕の中に刻み付ける
一つ一つがあなたの想い出
二度とは手に入らないあなたの全て

口許から滴り落ちる紅い雫が
唯一僕らの未来を繋げる
だから一滴たりとも零すことはしない
遠い未来遠い世界で
あなたとの約束を忘れないために

さあ
夜の闇を一緒に歩んでいこう
この先には冷たい月が僕らを照らし
きっと痛みを消してくれる
52kanon:01/12/29 18:33 ID:qYSB9NuD
「恋」

やっぱり紅茶を淹れるのは僕で
彼女を起こすのも僕の義務
運悪くまた昇ってしまった朝日
無遠慮に安らかな吐息をみせる彼女の背中
押すのははたして如何なものか
どうか時間の赦す限りは心地よい永遠をあげたい
紅茶の甘い香りが刺激しないように
窓ごしの斜光から護るように
そっと彼女に寄り添う

どうか目を覚まさないで
眠っている方が胸は痛まないのだから
そう語りかけるように
そっと彼女の髪に指を這わせる

まだ少し漂う夕べの残り香
シーツが擦れて聞き慣れない音が発つ
僕は久しぶりに頬を染めた
53kanon:01/12/29 22:29 ID:qYSB9NuD
「愛」
高熱に浮かされたように間伸びした声
滴る水が全て彼女の涙に見えた
濡れそぼった背中をきつく抱きしめる
髪から流れる雫が目に入り
僕の目にもそれは涙になる

休みなく
まだ触れ合っていない部分を見つければ触れさせあう
そんな風に
僕達の愛は幼く原始的だった

何故だろう
目に入った水はだんだん熱くなって
目を開けていられなくなる
額合わせれば震えも伝わってきて
我慢しないで 泣いてもいい
僕達は
泣いてもいいんだから

きっと二人とも知っていた
今宵があまりにも早すぎる最後の夜なのだと

淡い黄昏の中で運命を踊る
逃げることを許されない綺麗な人形
少しずつ少しずつぶれておぼつかなくなる足許
だけどまだ僕は倒れない
誰よりも大切なあなたのために
54おろなみん・ち〜:01/12/29 23:11 ID:???
片思い かなわぬ思い右手にこめて、今宵もまた、一人プレイ
55kanon:01/12/30 00:32 ID:w0cPWHnv
君の名を口にする度に心に花が咲き
君に云う度に生まれ変わる僕がいる
不思議な言の葉
君は何を思うのでしょう?
「愛してる」
僕にとってはこれが全てなんだけど・・・
56名前はいらない:01/12/30 00:50 ID:14nxxFqh
>>55
相手の人いいなあ・・。
57名前はいらない:01/12/30 04:22 ID:???
天井を見つめる秋は
枯れ尽くして酔う

そは寒さをもてあなたを覚える

家のトビラの前で
もう声を忘れてしまった…
58通りすがり:01/12/30 05:11 ID:6aRVgAGr
なんでもない夜に 携帯のメールで
起こされてしまった

迷惑メールだったけど これが君からのメールなら って
つい思い浮かべてしまった

やっぱり 僕は君に 恋してるんだ
59kanon:01/12/30 13:40 ID:4nlTA7do
>>57-58
57の方、通りすがりさん有難う御座います。
>>57
秋の哀愁と失恋の哀しさがうまくマッチしてますね。
>>58
とても日常的な小さな恋ですね。こういうのも素敵だと思いますよ。
60kanon:01/12/30 14:15 ID:4nlTA7do
その頃僕はよく夢を見た
それはいつも同じ夢

柔らかな光に満ちた部屋
どこからともなく聴こえる穏やかな木管五重奏の調べ

目の前には一人の女性
優しい笑みを浮かべて
安らぐ心
何気ない言葉を交わして
いつの間にか時間は行過ぎる
半分眠っている僕の目に
やさしい顔がぼんやり写る
やがて彼女はゆっくりとしたテンポで歌いだす
静かな美しいメゾソプラノ
遠い懐かしい日の子守唄よう
だんだん意識は遠くなる
彼女の全てに包まれて

不意に楽園は崩れ去る
しばらくの余韻
そこは遥か遠く離れた夢の地
寂しさに包まれて
夢の雫がまた一滴
夜の静寂の中
泣き疲れ泥のような眠りにまた堕ちてゆく
61愛季:01/12/31 00:00 ID:???
許し合えたあの頃 二人は繋がれてた
嘘ばかりの愛情が何もかも奪ってゆく

遮る曇った目には映らない心中の言葉
プライドばかり気にして何もかも失った

限りなく夢見てた恋は一片枯れて落ちる
罪悪感募らせ胸の奥がキリキリ痛んでる

抱き合う事 繰り返せば 理解し合える そう想ってた
何度も体重ねて 出会った頃の純粋な愛 忘れて…
62kanon:01/12/31 00:34 ID:mOCaNSb/
>>61
愛季さん、有難う御座います。
今度は切ないですね。少し痛い、痛いです。
>抱き合う事 繰り返せば 理解し合える そう想ってた
>何度も体重ねて 出会った頃の純粋な愛 忘れて…
此処、とても共感できます。
これからも暇があったら詩なり批評なり載せてってくださいネ。
63kanon:01/12/31 00:49 ID:mOCaNSb/
>>62
>少し痛い、痛いです。
あくまで胸が痛いということです。誤解のないように一応(^^;
64焼魚 ◆tjjKt9z6 :01/12/31 02:40 ID:L7+8ith0
「恋焦がれて」

ああ、もう!
何もかもが止まればいいと思うほどに
狂おしさで張り裂けそうな胸が
昨日も今日も苦しみを得た

我慢なぞ誰ができようか
胸が焼かれることに耐えられる者など
この世に存在しないはずだろう

涙までもが醜く思えた

しかし
俺の何処か奥深く
すべてを焼き殺した海の中では

逆流の渦が生じて
嘔吐してしまいそうなほど
想いが伝わって欲しいなんて
もがいているのだから

恋とは恐ろしいものだと思う


詩ってか愚痴でしたね。すみません。
まだ、美しさはよくわかっておりません…<タイトルより
65名前はいらない:01/12/31 02:52 ID:NxZScLqn
じゃあ、私がかわりにその想いを
ポン酢しょうゆかけていただきます。

あー、おいしい。
66kanon:01/12/31 11:33 ID:cj+L5HID
>>64
焼魚さん、有難う御座います。
確かにひたすら叫んでますが(^^;
焼魚さんの恋に対する想いがダイレクトに伝わってきますよ。
>まだ、美しさはよくわかっておりません…<タイトルより
美しさ、切なさ、儚さを全て詩に入れるというのは私も殆ど出来ていません。
私の詩を読んでも分かるとおり(汗
たまにうまくいく時もありますが。
この詩は十分切なさを詠ったものだと思いますよ。
67kanon:01/12/31 18:24 ID:cj+L5HID
こんなにも綺麗な花
どいしていつかは枯れてしまうのだろう

土に埋め水を撒き
来る日も来る日もその何も無い場所を
二人で見つめ続けた
やがて種は芽へ花へと姿を変えた
毎日が喜びと絶望でいっぱいだった
毎日哀しい笑顔で抱きしめあった

二人で世界に蓋をしよう?
誰にもこの花に触れさせぬように
永遠に枯れさせぬように
あなたとあなたを照らす月の光があれば
それで僕は生きてゆけるから

嗚呼
何故永遠に明けない夜を求めてはいけない
今日の
今このひと時を
あなたを
抱きしめていたいだけなのに
明日なんかいらない
ずっとずっと今日のままでいい

僕は希望という名の


憎い
68名前はいらない:02/01/01 01:56 ID:???
ポエマ−って、何つって女口説くの?
69カフェイン:02/01/01 11:04 ID:???
餅をオーブンへいれる
このオーブンは全身焼ける優れもの
火力最大 すぐに餅は膨れ上がる
不細工ながら角に餅の塊が落ちる
バリ バリッ 張り裂ける音がした
僕はそれを嬉しそうに頬張るのだ
70カフェイン:02/01/01 11:08 ID:???
こんにちは、kanonさん
詩を書きこみさせていただきました
kanonさんの詩は凄い表現が冴えてますよね…
…凄い しかも凄い人気…
それではこれからも頑張って下さい 
71kanon:02/01/01 11:15 ID:syHka8CJ
>>68
何ゆえまだ私は15歳です。口説き経験不足です(涙
>>69-70
カフェインさん、有難う御座います。
>>69
この詩は・・・。御免なさい勉強不足です。
どこに恋愛観が表されているのかちょっとわからないです。
でも載せてくれただけでも嬉しいです。
これからも暇があれば宜しくお願いします。
あと、関係ないですが家は焼餅食べないんですよね、何故か(苦笑
72kanon:02/01/01 11:20 ID:syHka8CJ
一応自分で主催してるレスなので新年の挨拶をさせていただきます

昨日と同じ明日 昨日と同じ自分

胸に吹き渡る風 空に輝く月
見上げる瞳に 新しい世界を写す

ウマレカワル

冷たい涙を 熱き想いに変えて
悲しみの嘆きを 力強い励みに変えて
苦しみの過去を 珠玉の宝に変えて
心の傷を 誇り高き勲章に変えて
絶望の昨日を 希望の明日に変えて
自分しか見えなかった瞳に 君の姿を宿して

ウマレカワル

昨日と同じ明日 昨日と同じ自分
でも
昨日と違う明日 昨日と違う自分

ウマレカワル

何も違わないけれど 何もかもが違う
新しい世界
君のために 僕のために
今日という日に乾杯
「明けましておめでとう」
73kanon:02/01/01 20:14 ID:oQ++yFov
「絆」

昼より夜
晴れより雨
太陽より月
陸より海
白より黒
紅より蒼
苺より林檎
悦びより黄昏
哲学と銃より愛

そんな二人だから
きっと僕ら出会ったんだ
74kanon:02/01/01 20:54 ID:oQ++yFov
「I was born」

何時もなら右から左へと流れてしまう教科書の一文に
そんな言葉を見つける
いつかあなたが言っていたこと
人は“生まれさせられて”そして生きていく
だから英語では
「私は生まれさせられた」っていう受身の形をとるんだって

僕らを支配する歪んだ輪廻
この世界を支配する哀しい絶望
月並みに自分の存在を呪う人々
楽園はもう遠い

「それでも僕は生まれてきてよかった、って思う」
「何故?」

そう訊いた君の顔も笑っていて・・・
照れ屋な僕をからかう相変わらずイヂワルなヒト

誕生日オメデトウ
僕と同じ時間の流れの中に生まれてきてくれて
アリガトウ
君に会えて本当にウレシインダ
だから

Happy Birthday to you.
75kanon:02/01/01 23:42 ID:oQ++yFov
「ヴィーナス」

夜明けを告げる小鳥達の声
目元を洗う優しい風
どこからか波の音が聞こえてくる
海は遠いはずなのに

半開きの視界に入る白い天井
風にそよぐカーテンの隙間から見える空は
既に明るんでいる
伸ばされた右腕に目をやれば
甘い香りの髪が静かに風に漂っていた

あなたの規則正しい吐息が耳元をくすぐる
穏やかで静かな波の音

そっと閉じられた瞼
細く引かれた眉
すっきりとした鼻
軽く結ばれた口許

起きるまで見ていてもいいよね?

優しい時間が過ぎてゆく
76 :02/01/01 23:46 ID:???
>>75
なんか詩の大量生産工場みたいですね
すごいっすね。
77金糸雀:02/01/02 00:08 ID:gBGmulWF
〜行き止まり〜

あの夜、二人で地図を見ていましたね
狭くて少し埃っぽいアパートの部屋で
少し高価な紅茶を飲んで、「温かいね」と二人で笑ったね
今度必ず何処か行こうね
二人だけで行こうね
ずっとずっと手を繋いでいてくれますか?
貴方はあの時 優しく頷いてくれた・・・
なのに、なのに どうしてですか?
私が今 抱いている骨壺は誰のものですか?
私は何故、これを抱いて泣いているのですか?
私はどうして、経帷子を来た貴方の姿を見つめているのですか?
貴方は何故 私が見つめても目を見開いてくれないのですか?
貴方は何故 私が話し掛けても口を開いて答えてくれないのですか?
誰か教えてください・・・・・
この人は・・・私が愛したこの人は、
私が抱き締めても、いつものように抱き締めてくれないのです
私は今から どうやって歩いて行けばいいのでしょう?
目の前に続くのはイバラ道
靴も履いていない私の足は、
凍て付いた氷に もう冷え切っています
冷たい手を、体を、抱き締めてくれる貴方は・・・
もういません

私はどうやって この長い長い螺旋階段を登ればいいのでしょう?
78金糸雀:02/01/02 00:10 ID:gBGmulWF
↑「来た」→「着た」です(−。−;)
哀れ 変換間違い。
79kanon:02/01/02 00:41 ID:wiJHkEb8
>>76
そう見えるかもしれませんが、此処には出せないような駄作も多々あります(汗
>>77
金糸雀さん、有難う御座います。
恋人の死ですか・・・。ウワ、駄目だ。
考えただけでも涙出てきそうです。私、涙腺滅茶苦茶弱いです。
>私はどうやって この長い長い螺旋階段を登ればいいのでしょう?
本当に少し涙出そうになりました。
80名前はいらない:02/01/02 00:54 ID:???
>>79
失礼ですが、女性経験はありますか?
81 :02/01/02 01:02 ID:???
>>79
え?性別は♂♀どちらでしょうか?
82金糸雀:02/01/02 02:03 ID:1qd92I/T
>kanonさん
あら、涙腺弱いんですか(^-^;)
何はともあれ感想有難う御座います。
83 :02/01/02 02:35 ID:???
おやすみなさい
84名前はいらない:02/01/02 09:33 ID:???
>>80 なんつうことを聞いてるのかなぁ〜(藁
85kanon:02/01/02 13:06 ID:b+g+gS2f
>>80
ハイ
>>81
男です。多分、一人称「私」は珍しいんでしょう。
86kanon:02/01/02 13:17 ID:b+g+gS2f
「無限抱擁」
月明かりが切り取った深い夜の底
ささやかな二人の約束の地
名を呼び合い見つめあう
眼を・・・閉じないで

長い長い口付け
伸びきらない身体で全てを確かめ合う
体の奥から湧き上がる何かに崩れそう
甘く漂う吐息と喘ぎに心と体が煽られる
視界を覆う白い霧に意識まで奪われそうになっても
僕達は眼を閉じない
瞳に 身体に 心に互いの全てをヤキツケル
それが約束 それは僕の我侭

あなたの心が僕の心へ溶けてゆく
暖かくて寂しくて でも優しくて
まるで涙みたいなんだ

あなたを失いたくない
そう想える自分が嬉しくて
僕は決して強くなんかないから
だから眼を閉じないで
今生きていることを信じさせてほしいから

もう言葉さえも要らない
やがて月は見ていられなくなり雲の中へ隠れてしまった
87kanon:02/01/02 15:18 ID:b+g+gS2f
「夢祭」

「ねえ、今日は星がとても綺麗だよ」
背中に抱きかかえた君から返事は無い

「今夜見えてる星に辿り着くには光の速さで何億年もかかる
でも一旦目を閉じてみてその星のことを思い浮かべてみると
一秒もかからないうちに何億年の距離を一瞬で旅することが出来る
人は自由で凄い力を持ってるんだよね」

背中に感じるのは君のやさしい吐息
まるで音楽を聴いているよう
僕よりやや低い君の体温が夏の夜に心地よい

「でも、そんな人の心がもう一つの人の心に届くには
どうしてこんなにも遠いんだろね?」

少しの苦笑と少しの胸の痛み
まだ恋とも呼べないかもしれないこの気持ち

目に飛び込んできたそれに瞬時心を奪われる
今まで静寂と淡い星の光に満ちていた夜空に大輪の花が咲いていた
街の光を好まない君でもこの花は好きになれるのかな?
「・・・ほら、見てごらん。花火だよ」
背中に抱きかかえた君から返事は無い
でも 耳に聴こえる君の音楽はとても嬉しそう
君の寝顔はどこか微笑んでいて とてもとても優しかった

或る夏 星空の下の物語
88kanon:02/01/02 18:26 ID:b+g+gS2f
「あの日の独白」

「一枚だけでも一緒に写真とらない?」
そんな言葉を交わした14のあの日

大した目的も無く
どこかで淡い恋心を抱いていたのかもしれない
何故そんなことを言ったのか覚えてはいない
でも忘れた訳でもない
きっと気付かなかっただけ
そうしないといけないような 今にも消えそうなくらい
淡くて儚い幻のようだった

いつ君はいなくなった
いくら記憶をたどっても答えは出ない
まるで夢の迷宮

悟ったような諦めの言葉ばかり吐いた日々
でも だから分かったことも沢山ある
人は“互いのための一人”になれるんだって
いくら感謝の言葉を並べても足りないくらい
僕は君のことを思い出さない
思い出すということは忘れていたということだから
忘れない 決して

今日久しぶりに伏せられたままの写真立てを立ててみた
ほんの少し色褪せていたけれど
君は変わらぬ姿のまま 少しの微笑を浮かべて
今でも僕の側にいる
89西山正人:02/01/02 22:13 ID:IkKqi3rs
北朝鮮、ロシア、週刊文春に感謝の意をこめて

 最北の
   駅を目指した
     専用の

   列車を後に
     いつもの美代が
90西山正人:02/01/02 22:52 ID:IkKqi3rs
生保、損保業界に感謝の意を込めて

 生き血吸う
   恐怖の館
     法務省

   出入り業者に
     また美代の声
91西山正人:02/01/02 23:09 ID:IkKqi3rs
人事院に感謝をこめて

 上級の
   面接やけに
     和やかに

   美代の親父の
     声ほがらかに
92西山正人:02/01/02 23:21 ID:IkKqi3rs
吉田拓郎さんに感謝をこめて

 じゃあまたな
   私の口癖
     美代の歌

   男同士や
     何もいわない
93西山正人:02/01/02 23:34 ID:IkKqi3rs
あだち充さんに感謝の意をこめて

 ラフほどの
   幼馴染や
    ないけれど

   美代の魅力は
     写真に文に
94西山正人:02/01/03 00:05 ID:zGww4vCv
上野動物園に感謝をこめて

 パンダみる
   予定を笑い
     来てみれば

   三年ぶりの
     美代の笑顔に
95彼方:02/01/03 09:30 ID:IyC+9sYv

雨に濡れたベガスの街
黄昏の摩天楼を背に
転がす750(ナナハン)18マイル
革ジャンを突き抜け風が染みるぜ

(※)あんな女のことは忘れるさ
   愛するのはバイクのことだけ only you
   恋のレッスン 3秒前
   濡れた瞳抱きしめ all my tears
   体が忘れさせないshake it honey tonight..

(ラップ)
YO!俺はfamous actor 日本一
人は俺をこう呼ぶ 未来の戦士
抱いた数は星の数ほど そうさ俺はエテキチ
俺の体は一つだ 罪なクリスマス
パンツの中には白い粉末
誰もが驚くビッグないちもつ

(※)繰り返し

メンフィス・ストリートのいつもの店
ウッドベース片手に例のブルース
ヘイ!ジョニー!ステーキ・アンド・エッグを14人前
俺のおごりだ皆で食いな
金は無いが俺のブルースを聞かせてやるぜ
96西山正人:02/01/03 11:06 ID:zGww4vCv
防衛庁に感謝をこめて

 東京の
   最初の住みか
     練馬区に

   美代の母の目
     管理人様
97kanon:02/01/03 12:39 ID:M2dMQezJ
>>89-96
西山さん、彼方さん有難う御座います。
西山さんの詩はちょっと私の世界からかけ離れすぎていて・・・(^^;
御免なさい、ちょっと感想の述べようがないです。
>>95
ラップですか・・・、細かいところまでは分かりませんが
これも一つの男の美学でしょうか?格好いいと思います。
98kanon:02/01/03 13:24 ID:M2dMQezJ
「Shall we dance?」

廻る世界
目の前にはいつもと違う顔を見せる
綺麗なあなた

風のように舞うドレス
繋いだ手から感じる体温も
抱き寄せた時に時折吹きかかる吐息も
心を躍らせるスパイス

手を繋いで
心を繋いで
二人で奏でる小夜曲
月夜に拡がる旋律はやがて世界を包む
どうか終わらないで愛のセレナーデ

目の前にはいつもと違う顔を見せる
綺麗なあなた

今宵は朝まで世界を踊り明かそう
99kanon:02/01/03 14:33 ID:M2dMQezJ
「forbidden」

生き物のように生々しく絡みつくシーツ
傾き始めた密月を振り払うように
月明かりに浮かぶ影を 彼女を引き離した

横顔を一瞥する
濡れそぼった頬が月の光に瞬いても
もう零れる雫は残っていないようだった
彼女はシーツを身体に纏って冷たい床を歩み寄り
蚊の泣くような声で囁く
・・・もう少しだけ と
きっと必要としているのは僕ではなく僕の体温
でも
手首を力とも言えないような力で掴む手の平の震え
思わず足が止まる
雲のない夜に月明りが色濃い
腕の中の彼女の心そのもの

紅茶・・・淹れてくるから
彼女の目に弱々しく口付けして錆びれた台所に足を向ける
背を向けたまま蒼く瞬く月を見ている彼女の縁
曖昧にぼやけて
裸足に感じる冷たい感触とシーツ越しの体温
彼女は一言 一人は嫌 と言ったきり動かなかった

手探る彼女の背中は痛々しくも無残な傷痕
声にならない問いかけと 言葉にならない答え
止まらない涙は きっと蒼すぎる月のせい
100kanon:02/01/03 15:36 ID:M2dMQezJ
「小さなお話」

大空に流れる雲
その下にある草原に立つ少女
風がなびかせる純白のワンピース
揺らぐ裾からは奇跡のような白い手足が伸びる
風に揺れる髪を押さえ 微笑を浮かべる
誰に向けるわけでもなく ただそっと・・・

少女は風と一体化するのを感じていた
少女は暖かい大地の抱擁を感じていた
自分の存在を繋ぐこの世界を感じていた

そして少女はふと思い出す
この暖かさに似たそれよりも心地よいもの
言い表すことの出来ない存在
ただ
一片の不安もない澄んだ温もり

一人の少年が木の下に抱かれて眠っている
少女はそっと少年の頭の側に座り
優しく揺らぐその黒髪を撫でる
ふと風が二人の間を抜けてゆく
夢の世界を洗う優しい風
少年の瞳が開かれるその刹那
少年の柔らかな唇は
それ以上の柔らかさ 温かさに覆われた

風の女神が運んだ 小さなお話
101kanon:02/01/03 15:39 ID:M2dMQezJ
ぐはぁ・・・自分で100ゲットしてしまった。
すみません。
これからも宜しくお願いします。
102kanon:02/01/03 17:32 ID:M2dMQezJ
「涙」

凍えることもなく 又夜を乗り越えたことに安堵する
彼女はか細い吐息を吐きながらまだ夢の中

月の光の代わりに南向きの窓からは藍色の空
まだ日も昇らない明け方らしい
甘い彼女の髪の香りに混じって
朝霧と木々から起つ湿り気が鼻をつく
時計が無いこの部屋
今何時か分かるのは生きることに充実した人間の特権
そんなことさえ思い苦悩する自分に慰めの苦笑

シーツの擦れ合う音と共に
彼女は擦れ声で僕の名を呼ぶ
何かを探し求めるような不安気で寂しい声
思わず彼女を抱き寄せ 必死にでも優しく応える
此処にいる・・・此処にいるから
彼女は安らいだ微笑を浮かべて
見えない目で 冷たい手で
そっと僕の頬を擦った

窓の外は明けやらぬ空
睡眠時間を犠牲にしてまた少し縮まる二人の距離
生きることをようやく知り始めた二人に
運命はただ残酷で
でも だからこそ今日を精一杯生きてゆく
笑うこと 泣くこと 大切な人を想うこと
・・・愛すること 愛されること
103金糸雀:02/01/03 19:22 ID:dERTXqkG
<甘い飲み物>
レモネードを作ろうか
今日は寒い日だった気がした。
どれだけ火を焚いても部屋は冷えるばかり

そんな日は甘いものを飲もう
喉が焼ける程甘くて・・・・

此処はビルの最上階
冷たい愛(飲み物)はもう結構です。
甘くて温かい愛(飲み物)をください。

こんな夜は甘いものを飲もう
喉が焼ける程甘くて、体が火照る程温かい
甘い甘い、君の愛
104kanon:02/01/03 19:52 ID:M2dMQezJ
>>103
金糸雀さん、有難う御座います。
少しばかりエッチで温かい詩ですね。
こんな寒い冬の日にはぴったりです。
また暇があれば詩を載せてくださいネ。
宜しければ今度は私の詩の批評もお願いします。
105金糸雀:02/01/03 20:32 ID:dERTXqkG
>kanonさん
・・・え、そうですか?(^-^;)
全然そんなつもりなかったんですけど。(笑)
でも、いつも感想ありがとうございます(^-^)
kanonさんの詩すごく好きですよ。
温かくなります。
失恋した人には少し痛いかもしれませんが、(^-^;)
私は好きです。(批評になってないかな/笑)
106西山正人:02/01/03 21:31 ID:zGww4vCv
外務研修所に感謝して

 面白き
   独語の先生
     紹介の

   模範料理は
     美代の調理で
107西山正人:02/01/03 21:37 ID:zGww4vCv
kanonさんへ

安定した作風ですね。
心地よい詩です。
手馴れすぎという感じもしますが。
108kanon:02/01/03 23:41 ID:M2dMQezJ
>>106-107
西山さん、有難う御座います。
詩の方は分かりませんが・・・(^^;
>手馴れすぎという感じもしますが。
>>98の「Shall we dance?」は結構冒険したつもりなんです。
私は静かな詩主体で、「踊」を表現するには、なかなか大変でした。
少しの躍動感を持たせたつもりでしたが・・・。
これからも気が向いたらいらしてください。
109kanon:02/01/04 00:42 ID:9p+ll51z
「生きる花」

何時の間にか君を名前で呼ぶことは無くなった
子供の前では流石に「ママ」と呼ぶし友人達の前では苗字
本当は君がいないということを認めたくない
それだけなのかもしれない
そしてもう一つ・・・
この子ときたら何処まで母親に似て優しいのか
きっと君のような綺麗で優しくて強い女になるんだろう

君の姿を思い浮かべた瞬間 また熱いモノがこみ上げてきて
「・・・ほんと、こんな事じゃママに怒られるよね」
しゃがみ込んで泣きながら娘を抱きしめる
僕の頭をあの頃のような
君のような白くて繊細な指が撫でる
「パパ、私が居るからね・・・ママの分も一緒に居るからね・・・」

今だ降り続ける雨の空に飛び出す
両手いっぱいに手を広げ 降る雨をいっぱい顔に受けて
僕は泣いた
君が大好きだった笑顔で びしょ濡れになった顔を娘に向けた
自分でもわかるくらい晴れやかな笑顔で

雨脚が引き始め薄っすらと日の光が射し込み始める
誰かが二つの小さな命に捧げてくれた贈り物
「ねえ、今夜ハンバーグがいい!」

唯 雲間から差し込む光が
等しく万人を愛していたと共に
この小さな 生きる花を愛していた
110向日葵:02/01/04 03:04 ID:XXr8M1jq
〜深〜
この痛みですら愛しいと思う
あなたの言葉にそっと耳を傾ける

愛は憎しみにかわり憎しみは優しさへ
あなたは魔法使いだったのでしょう?
私の全てを変え狂わせた人
私は毒をも飲み干し今日も苦しみの闇に息を潜める

PS 始めまして。
  イキナリ書き込みして失礼ですかね
  すみません。
111中継ぎの詩人 ◆A6dpY8UI :02/01/04 09:51 ID:???
>>837 TNRさん
はじめの四行では、賭け事に負けた自分を必死になだめようとしている。
この作品でいう賭けは、その後の展開からみて、またタイトルからして
もパチンコ、マージャン等ではなく、生活に支障がないことからしても
やはり精神的な「何者か」に対抗して打たれた博打だろう。
タイトルから察するに、悪魔=自分の中の罪を司るボスとの対立か、何かは知らないが、
とにかく主人公は敗れ、開き直って今度は道化者だといい、従来対立していたものから
見事に逃げようと心を砕いている様子。
悪魔(おそらく!)からはその後、何の音沙汰もありませんか?(笑)
こういう作品を、又読ませてください。
112中継ぎの詩人 ◆A6dpY8UI :02/01/04 09:53 ID:???
ヤバい、スレ間違えた。ごめんょ>ALL
113中継ぎの詩人 ◆A6dpY8UI :02/01/04 09:59 ID:???
あ。>>112>>111に関してのレス(念のため)
114kanon:02/01/04 14:58 ID:H1AvD8zk
お気づきになった方もいらっしゃるかも知れませんが、
>>99「forbidden」>>102「涙」>>109「生きる花」
などは一つのシリーズです。
最後に>>88「あの日の独白」そして、完結として>>8につながります。
この順番でもう一度読んでいただけると嬉しいです。
>>99>>102>>109>>88>>8
そしてもう一つ、このシリーズは「別れの曲」をイメージして
創ったものです。
全て読み終えた後に「別れの曲」を聴いていただけると嬉しいです。
115西山正人:02/01/04 19:47 ID:kvH9/Anr
東独の日本文化週間に参加した歌舞伎団に感謝をこめて

 敦盛が
   歌舞伎の中で
     よみがえる

   豪華メンバーの
     姿生き生きと
116西山正人:02/01/04 19:58 ID:kvH9/Anr
>114

 数字とくれば、バッハ、バッハとくればマタイですか?
 マタイの8曲目は有名ですし、あと算数でマタイの節目の
 曲にたどりつきますが。
117kanon:02/01/04 20:52 ID:4fh7L2s9
「白のページに描くもの 」

僕の中の君を描こう
確かにそこにいた君を
確かに僕が感じていた君を
いつか永遠の時の中で
君がふと立ち止れるように

あの時間に帰れるように
君が君を取り戻すように

決して思い出ではない
白のページに描いたひと
僕の中に生きているひと
118kanon:02/01/04 21:17 ID:4fh7L2s9
「受難」

微かに開けた瞼越しに見える外の景色
明け方から静かに降り続ける雨に暗く沈んでいる
いつの頃からか僕はこんな雨の日を心地よいと感じるようになった

どんなメロディーや詩よりも優しく包んでくれる
部屋の寒さも布団の中の心地よさを引き立てるスパイス
少しばかり人生の意義に目覚める僕
この楽園で優雅な気分を可能な限り味わおうと決心したとき
枕元から香ばしい香りが鼻腔をくすぐった
ベットの広さを満喫できた原因
炒れたての珈琲 という姑息な手段でこの楽園から引き出す作戦
しかし そんな蛇の誘惑に負け知恵の実を頬張る僕ではない
自らの楽園を守ろうと 確固たる手段に訴えるべく作戦行動を実行に移す
何気なくみえるように布団を巻き付けつつ寝返りを打つ
ほとんど間をあけずに反対側から香ばしい香りが漂ってくる
敵は追撃の手を緩めない
この楽園を自ら放棄するしかないのか
香りが布団に入ってくる余地を完全になくすべく
ジェリコも壁にも勝る布団を 希望を身に纏う

どこからか鼻で笑う声がが聞こえる
背筋に走る緊張
敵はなんの迷いもなく脇腹を抓るという暴挙に出る
「正義はどこにある!」と天を呪った中国の故人を想わずにいられない
それでも僕は精一杯愛想笑いを浮かべて
愛しい人に今朝も挨拶を交わす
おはよう・・・
119名前はいらない:02/01/04 21:25 ID:???
>>116
そこまで深読みする必要はないと思われ。kanonさんは詩は素晴らしい
けど、まだ15歳ですし。嘘かもしらんけど。
120yuki ◆DIe/YuKI :02/01/04 21:35 ID:???
>>117
私は、シンプルが好きで(しか書けないし)
見ていて気持ちいいです。
>>118
べんきょになりました。
121名前はいらない:02/01/04 21:36 ID:???

「本名」で着飾り
「匿名」で脱ぎ捨てるなら
着飾る服を一枚
脱いでおく方が楽である
122名前はいらない:02/01/04 21:55 ID:???
>>121
当てはまる人がいっぱい。
123kanon:02/01/04 22:13 ID:4fh7L2s9
>>116
???なんですか、それ?
西山さん、ちょっと謎です(^^;
私がわかるのはバッハまでです。
>>119
15ですよ、本当に(^^
ただ他人よりちょっとマセてるだけです(汗
>>120
yukiさん、有難う御座います
シンプルなのは表現力とまとめる力が必要なのでちょっと苦手です。
>>118は半分受け狙いです(笑
124yuu ◆vYueMMw6 :02/01/04 22:22 ID:???
117>
kanonさんの詩、とっても綺麗ですね。
流れるような、迷いの無い美しさがあります。
うーむ。
125名前はいらない:02/01/04 22:23 ID:???
>>123
ところで、君の詩ってどこまで事実をもとにしてんの?
126kanon:02/01/04 22:27 ID:4fh7L2s9
「盗んだ幸せ」

あの街とここではルールが違う
ただそれだけ・・・

夜が静かすぎて怖いあの街
夜が五月蝿すぎて嫌な此処
春に風が立てる雄たけび 夏に獲物を追う獣の声
秋に生を貪る虫達の歓声 冬に寒さを堪える木々たちの悲鳴
全てを掻き消してしまう彼女の寝息
全てを忘れさせる彼女の温もり
当たり前の現実 当たり前になった現実 当たり前にした現実

呼吸に合わせて上下する首
彼女が生きている証
夜 起きている者は寝ている者を起こしてはならない
それが此処のルール それが此処での自由
寝ているものが永遠に目を覚まさないとしても

彼女の首に力を込める度に
終幕に希望し
終幕に絶望する
覚めない夢はいつでも現実の向こう

絶望が昇ると共に瞼をあける彼女
その目許にそっと口付ける
彼女は首の違和感を確かめて安らいだ微笑を浮かべる
優しく両手で僕の頬を包み耳元でこう囁くんだ

「ありがとう」と
127kanon:02/01/04 22:34 ID:4fh7L2s9
>>125
>>29>>36>>40>>52>>74>>75>>87
などは、殆どそのまんまです。
独白モノは私が思っていたことを詩にしてます。
128名前もいらない:02/01/04 22:35 ID:R4IT21k1
新春特別企画「板という枠を越えて駄スレを立てた1を励まそう!」

http://curry.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1010139056/

ここのスレの1に対して励ましのお言葉を・・・
129名前はいらない:02/01/04 22:39 ID:/ou5V218
ほんとに15才?うーん、怪しすぎるだー。
130kanon:02/01/04 22:41 ID:4fh7L2s9
>>124
yuuさん、有難う御座います。
よかったら>>114のお薦めコース(嘘 で読んでみてくださいネ
それともし暇があったらyuuさんの詩も載せてくれると嬉しいです。
131kanon:02/01/04 22:42 ID:4fh7L2s9
>>129
う、疑われましても・・・(^^;
本当に15歳ですし・・・(^^;
132yuu ◆vYueMMw6 :02/01/04 22:54 ID:rHoqp+TT
そっか15才!
うーむそんな恋愛を!!をを!(涙
133向日葵:02/01/04 23:18 ID:W6+KrBec
15歳だったんですか??
すげぇ〜。
私はいっぱいスレがあるなかでkanonさんの詩が
何気なく目に止まったのでここに詩を書いてみました。
いや〜しかし15歳…すごぉい。
134 :02/01/04 23:21 ID:???
15才に戻りたいんです。
あの頃に戻りたい戻りたい戻りたい・・。
135kanon:02/01/05 00:25 ID:DTqfKPlO
前にどこかで出した奴ですが載せときます

「零月」

ひび割れたガラス窓
冷たく差し込む月の光に
今宵も涙は流れることも出来ずに
ただただ凍るだけ

背筋から感じる彼女の冷い温もりに
思わずため息
求め合えば求め合うほどに
月は冷たく輝きをましてゆく

僕らは互いに伝えたいことが沢山ある
本当に沢山あるんだ
でも言葉にしてしまうと
全てが泡沫に帰してしまうから
今日も触れ合うだけの静夜

いつか涙を流すことを
あの月は許してくれるだろうか?
136 :02/01/05 00:37 ID:tdzb04Ka
>>135
俺的には好みの詩です
雰囲気とかちょっとした起承転結があっていいと思った。
137愛季†Ψ†沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/05 01:34 ID:tdzb04Ka
KISSの回数を数え上げたらキリがない
いつからだろう?
貞操観念なんてもう忘れてしまった

所詮は一度の人生だから思うように生きればいい
どんなに自分が汚れても自己満足できればそれでいい
私の嗜好は他人とは違う「歪な思考」

誰にも理解してもらえない孤独な空想と妄想
誰にも言えない真っ暗な僕の脳は何れ終わる

愛なんて上辺だけの自己満足
 束縛 嫉妬 束縛 嫉妬
愛に真実なんてあるのだろうか
その場凌ぎの一時の戯れ事

「思いつきで直感だけで書いてみました
 ちゃんと作品になってるかどうか・・・」
138kanon:02/01/05 13:37 ID:fjRei3uM
>>137
愛季†Ψ†沙希さん、有難う御座います。
思いつき、即興、大いに結構ですよ。
なんというか、う〜ん・・・。
私も何度もこの詩と同じ気持ちになったことはありますよ。
何に対しても人の考えは十人十色ですからね。
139西山正人:02/01/05 14:28 ID:iWCzMNL3
NTT東日本及び住都公団に感謝をこめて

 またされた
   ADSLの
    専用線

   美代の注文
     多すぎやけど
140西山正人:02/01/05 14:44 ID:iWCzMNL3
私立病院、学校関係者に感謝をこめて

 急病で
   入院すれば
     看護婦や

   見舞いの生徒が
     美代式看病
     
141雪老女。:02/01/05 15:00 ID:h2wDYGbM
寒がりなアタシは
ただ温かい永遠が欲しかっただけ
その温かさをアタシの傍に置いておきたかっただけ
だからアタシは貴方を冷凍保存したのに
変ね ちっとも昔みたいに
笑ってはくれないの
笑っているのは
凍りついたあなたの表情(かお)を眺めているアタシだけ
向かい合ったあなたは
寂しそうにアタシを見下ろしてるの
変ね
142西山正人:02/01/05 15:35 ID:iWCzMNL3
京成電鉄に感謝をこめて

 訳あって
   勝田台へと
     本買いに

   二回目なると
     美代やないかと
143名無しさん@1周年:02/01/05 16:26 ID:Q7j9LiGs
144西山正人:02/01/05 16:27 ID:iWCzMNL3
宝塚歌劇団に感謝をこめて

 富士みれば
   遠きふるさと
     那智わたる

   エルベのほとり
     影武者役を
145金糸雀:02/01/05 18:57 ID:4JjHQViW
<欲望は愛の裏切り>

銃で撃った
眠る貴方は私を信じていた
閉じられた瞼の中で、
貴方はどんな夢を見るの?

漆黒に濡れる私の瞳に
羽毛布団と枕の羽根が鮮明に写し出される
その瞬間、それはすぐに紅く染まった

流れる鮮血、緋色の瞳
紅い唇 象牙の歯・・・
懐かしい貴方との思い出
だけど枕元にある写真の中で貴方の隣りに微笑むのは
もう私じゃなかった・・・・

愛と死は裏返し
欲望と愛はイコール
裏切りと愛は・・・・
反比例
146西山正人:02/01/05 19:06 ID:iWCzMNL3
東京女学館に感謝をこめて

 美代がいう
   退学処分
     白々と

  計算すれば
    卒業生や
147西山正人:02/01/05 19:17 ID:iWCzMNL3
美代に

 善良な
   大衆だます
     悪者は

   影でこっそり
     教養得たな

PS 美代が聡明で気立てがよく教養豊かな小学生だったことは、
 私が一番知っている。それにしても、一般教養日本一(推定)の
 私がタジタジになるのは、はっきりオカシイのだ。
 わたs
148kanon:02/01/05 19:28 ID:fjRei3uM
>>139-147
西山さん、金糸雀さん、雪老女さん、有難う御座います。
>>139
ちょっと笑いました。
>>141
切ない詩ですね。雪女との恋・・・、ロマンチックだ。
>>145
格好イイですね。大人の恋愛ってなものが伝わってきます。
149名前はいらない:02/01/05 19:54 ID:???
>>147
何かあったのかな?最後のは打ち間違い?
150kanon:02/01/05 20:38 ID:fjRei3uM
「湖畔」

最後の暁光が山岳の稜線に消えた
波に乗って肌に触れる冷気 夜の気配が濃くなる
何処からともなくチェロの調律の音
一人の青年が波打ち際に居た

月が淡い光の端を覗かせる
僕はゆっくりと弓を弦にあて 深く息をすう
音を紡いで 想いを乗せて それを楽へと変えてゆく
打ち寄せる波の音は伴奏 吹きすぎる夜風に擦れる葉の音はコーラス
全てはあなたのために

夏の陽炎の中に幻のように消えてしまったあなた
僕は唯此処で この湖畔であなたを奏で続ける
全てを忘れないと誓ったのに
もう 声は忘れてしまったみたいなんだ・・・

僕は奏でる 唯運命に流された二人を
歌声は応える 震えるココロと魂で

夢を見た
あなたに抱かれている夢を
あなたは優しく語りかける
もう、いいのよ・・・
僕は一度だけ湖畔で静かに眠る僕に目をやり
切ないほどの優しい微笑を浮かべ
光の中に溶け込んでいった
湖畔は何一つ変わらずに また朝日が昇る
151詩織(雪老女。):02/01/05 20:45 ID:h2wDYGbM
kanonさん、コメントありがとです。
kanonさんの詩、同い年とは思えない程表現が美しいと
いつも心から尊敬させてもらってます。
今後の作品も楽しみにしております。
152西山正人:02/01/05 21:04 ID:iWCzMNL3
>149

最後の行は、当方何も書いてません。
多分、妖怪がからんだ霊の現象でしょう。
153名前はいらない:02/01/05 21:18 ID:???
>>152
了解。
ところで、貴方のも116みたいに解くんだったら正直お手上げなんですけど、
公共の掲示板を私信に使ってるってことで、もうちょっと第三者にもヒント
ってもらえないスかね?サービスってことで。俺の妄想と違うっぽかったら
もう迷惑かけないっスから。
154金糸雀:02/01/05 21:20 ID:4JjHQViW
>kanonさん
感想どうも(^-^)
けど大人じゃないです(笑)
「湖畔」良いですね。
前も何処かに書きましたが、
「奏でる〜」の表現の仕方が個人的に好きなんです(^-^;)
155親切な人:02/01/05 21:22 ID:???

ヤフーオークションで、幻の人気商品、発見!!!

今は無き「コピーガードキャンセラー」↓
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e5292701

ヤフーオークション内では、現在、このオークション
の話題で、持ちきりです。
156名前はいらない:02/01/05 21:37 ID:???
>>155 不親切な人 へ
オマエは、たびたび ウルサイぞ! なにやってる 氏ね!
157 :02/01/05 21:52 ID:???
あの日から気づいてた

キミのその言葉も一度きり
キミのその笑顔も一度きり
キミのその温もりも一度きり

ボクは使い捨て

噛み終わったガムのように
吸い終わったタバコのように
使い終わったコンドームのように

もうボクには何も残っていないみたいだ。
158kanon:02/01/05 22:36 ID:fjRei3uM
「Blue, Rainy Blue」

「空が見えないのは嫌だね」「・・・音が嫌なの・・・」
一緒に暮らすようになって 互いに話し合った雨を嫌う理由
その時も外は雨

「雨で濡れております、足元にお気をつけ下さい・・・」
丁寧すぎて嫌みにしか聞こえない電車のアナウンス
今朝 彼女に散々言われたのに忘れてしまった傘
何となく最後尾についたのは やはりバツが悪いから
こんな天気の中 彼女を一人にしておくわけにもいかない
彼女は何より一人が嫌なのだ
雨の中に駆け出そうとした僕の心が唐突に止まる
雨のヴェールの向こうに見覚えのある影が一つ
少し不安げなその表情 見間違えるわけもない
息を切らしている彼女は 幾分誇らしげな顔
その表情に僕は少し苦笑しながら微笑み返す

彼女のより一回り大きな僕の傘
抱きしめることは出来なくても 肩を抱くくらいなら・・・
「やっぱり雨の日は嫌い?」
内心を見透かしたような問い こと僕のことに関しては鋭すぎ
「今はそうでもないかな・・・」
彼女の笑顔一つで「憂鬱なんて何処吹く風」なんて
相変わらず僕の感性はアバウトで現金

冷たくて鬱陶しい筈の雨はどこか暖かかった
雨の日も少しは好きになれるかもしれない そんな日の午後だった
159愛季†Ψ†沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/05 23:21 ID:X1UiU2tM
>>137
たしかにコレは私が書いたものだ
でも記憶に全然ない
薬飲んじゃうと記憶力低下する・・。
無意識に作詩したのだろうか・・・。
160kanon:02/01/06 12:34 ID:yD5KeNN3
>>159
薬って・・・(汗
何か持病をお持ちですか?
お体には気をつけて下さいネ。
161ヒカル:02/01/06 13:11 ID:uYZhT/yO

君との関係はいつもアバウト
僕は求める、やさしさ、潤い、君との安らぎ
僕は与える、涼やかな気持ち、柔らかな心、君への安らぎ
君との関係はいつもアバウト
そうさ僕の思いは空回り
君の心は今どこへ、何を探してるの
僕の思いはトドカナイ
162西山正人:02/01/06 20:49 ID:???
失われた時間

僕は、あの時北欧に憧れていた。
叔父は、欧米二十ヵ国遍歴後、スェーデンで結婚し、
僕は、ピョルソンの作品、特に「日向が丘の少女」に感動した。
北国の少女と友達になりたく思ったのは必然だった。

手紙が何通かきて返事を出したが、君しか覚えていない。
君は、生まれついてのやさしさと姉としての立場の矛盾に、
そして、有り余る才能を発揮する同世代の話し相手がいなかった。
君の容姿には注意がいかず、相談され頼られるのがうれしかった。

旭川の北見千加子さんとの文通は、一年以上続いたね。
僕は君の質問、再質問に答えることが、生きがいになっていた。
君は中学に入学し、最高の笑顔の写真を送ってきた。
僕はうろたえて、ミニョンの詩を送った。文通は途絶えた。

僕は、つまらん詩を書いたりして気を紛らわした。
小学校の時と同様、放送部の部長として好きな音楽をかけたり、
生徒会長として、フォークダンスを奨励ー強制したり、
番長として、ほどよい制裁をしたりして時を過ごした。

最終学年になって、修学旅行で東京に行った。
鎌倉、日光をまわりオマケのつもりで東京タワーに上った。
展望台で望遠鏡に飽き、何となくうろついていると、君に会った。
君は、これ以上ない可愛さだった。しかし、わからなかった。

高校は、反権威、権力闘争の頂点にあった。
僕は、理路整然と先生を論破する一人の先輩がカッコよかった。
無意味なデモをした後、投票できまった。全学ストが。
その日、結局集まったのは十名に満たなかった、全国初の高校ストだった。

僕は怠け者だったので、高校進学と同時に落ちこぼれた。
それにきずいた僕は、高一の夏休みから勉強だけはした。
高校3年の春の修学旅行前には、自己評価では最強になっていた。
同時に運動能力が落ちたこともあって、女性には問題外の存在だった。

高校の修学旅行はミジメだったが、秋の林間学校の帰り、東京入りした。
上野動物園で、カンカンとランランをみることが若干の楽しみだった。
その時、視線を感じた。僕だけを見つめる君の瞳に何もかも忘れた。
僕を見つめる君は、あまりにも幸せをみなぎらせて、視界から消えた。

数日前、記憶がつながった。
163名前はいらない:02/01/06 23:16 ID:yD5KeNN3
>>161
ヒカルさん、有難う御座います。
片思いは辛いものもありますが、逆にそれが楽しい時期なる時も何故かあるんですよね。
>>162
西山さんって何歳なんでしょう?
なんか・・・生々しい記憶です・・・。
なんてコメントしたらいいんでしょう・・・。
私にもう少し教養があったら、この文にふさわしいコメントが出来たかも知れませんが
今は・・・なんて言えばいいんだろ?
でも、片思いでも恋をされてたことは確かですよね。
164ヒカル:02/01/07 01:02 ID:wTAFA+ho

あなたの言葉に薫り輝き
心ときめく、その一瞬のために僕はここにいるよ

楽しいトキは星屑のようにながれさり、満たされた気持ちは一瞬に空虚
この大きな穴はいつ開いたの?この胸の中に

解っていたよ、その瞳にもう遭えないことは
判って無いのはこの胸の中のさびしん坊さ
いつかは涙もかれて、穴もふさがり池ができるさ

水面にヒカリ輝き、いつかは良い思いで

薫り輝く、その中にあなたが、いつまでも
165名前はいらない:02/01/07 01:12 ID:wTAFA+ho
>163さん レス有り難う
今はつらいっす、今年中には気持ちの整理付けときます(泣
166ヒカル:02/01/07 01:14 ID:wTAFA+ho
しまった
>165は私です    鬱
167愛季†Ψ†沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/07 03:27 ID:X9jLTlK/
「エッセンス」

昨日の夢で君とKISSした
だから今朝は恥ずかしくて目を反らしてる
不自然な挙動で口が乾く
だけど今日は君に告白メール送るつもりだよ

憧れじゃなくてL.O.V.Eにしたくて
緊張して胸がドギバギしてる

今日こそ絶対勇気を出して「好きです」って言っちゃおう
昨日の夢が正夢になるといいな

今夜の夢でも君に逢いたくて
だから純粋な気持ち伝えたいから頑張ろう
MAXテンションで勢いだけでも
この恋が成就しますよう神様お願いします

愛してるLove you撃ち込んで
狙い定めて君にアクセスしよう

今日こそ私の純情炸裂スパークさせてGet youしたい
昨日の夢が正夢になりますように

Love Esscence芳しい香りを君を捕まえたい
Love Esscenceきっとこの想い通じると信じて
168名前はいらない:02/01/07 04:12 ID:w5cCfzJw
英語の部分がちょっとアレですが

緊張して胸がドギバギしてる

という表現はとてもよい
169kanon:02/01/07 14:10 ID:ag1bZ2wI
>>166
あ〜しまった!>>163は私です。
すみません、今冬休みの宿題に追われてて
感想とか詩を乗っけるとかちょっとできそうも無いです。
二日後くらいからまた詩を載せていこうと思いますので
宜しくです。
170kanon:02/01/07 14:16 ID:ag1bZ2wI
以前どこかに載せた奴です。

「戒」

たとえ太陽であろうと
この愛にはふれさせない
月の光いがい
僕らには眩しすぎるんだ

二人の心を氷で閉ざして
そっと密月に隠す

同じ罪を
同じ罰を
同じ苦しみで分け合う

今宵
月への道が開く時
僕らは切ないほどに求め合い
心はどこまでも堕ちてゆく

さあ
日が昇るまで
世界は僕らのものだから

だから壊れよう?
永遠に
二人で


二日後にまたお会いしましょう。
171kanon:02/01/07 18:18 ID:ag1bZ2wI
「夕凪」

色褪せた夕映えと夜空の境目
曖昧な時間 曖昧な世界
それは僕の心にも似て

いつか僕はあなたの側から消える
重く時を刻む黙示録
変えられない運命
でも悲しまないで
ぼくはあなたの埋もれた記憶の中に
あなたを包む優しい風になって

どうか流す涙の意味を忘れないで
僕はいつも其処にいるから
僕はいつでもあなたの側にいるから

優しくそよぐ夕凪
つないだ手にそっよ想いを乗せる
照れ屋な僕だから言葉には出来ないけど
きっとあなたに届くと信じて

色褪せた夕映えと夜空の境目
曖昧な時間 曖昧な世界
それは僕の心にも似て

だけど
不確かで 優しくて 頼りないいくつもの想いは
いつかあなたとの永遠になる
172kanon:02/01/07 18:19 ID:ag1bZ2wI
とか言いつつ来てしまう私。
意志はコンニャクです(泣
だって終わりそうにもないし・・・。
提出明日だし・・・。
泣けてきますね(違
173kanon:02/01/07 18:21 ID:ag1bZ2wI
>>171
>つないだ手にそっよ想いを乗せる →「そっと」です
174kanon:02/01/07 20:39 ID:ag1bZ2wI
>>164>>167
ヒカルさん、愛季†Ψ†沙希さん有難う御座います。

ヒカルさんやはり片思いの恋してたんですね。詩から感じ取れます。
頑張ってください、応援してます。
>>167の詩はまるで歌詞みたいですね。いいリズムです。
175ヒカル:02/01/07 21:07 ID:tC0dQSCA
愛季†Ψ†沙希さん kanonさんはじめまして、どうぞよろしく。

kanonさんレスどうもです。そうです、片思いです。どうやら自分は、好かれない相手を好きに
なってしまう癖があるようで、、、(泣

おかげで詩のモチベーションが高まりますが。。
下手な詩ですが、自分の気持ちに素直に書いて行きたいと思います。
176ヒカル:02/01/08 00:40 ID:fGMVa14c
kanonさんども!!
夕凪 爽やかで良いですね。
kanonさんの優しい気持ちが伝わってきます。素敵な詩ですね。
177kanon:02/01/08 10:34 ID:Q92qNPyr
「激情」

穢れなき魂 無垢なる心
何も知らない瞳
だから僕が穢してあげる

怖いんだね 触れられるのが
怖いんだね 傷つくのが
怖いんだね 汚されるのが

それは あなたが純粋だから
純粋なものは とても弱いから
きれいなものは 簡単に砕け散ってしまう
すぐに脆く崩れ去ってしまう
ガラスのように脆い 儚い心
だから 穢してあげる

僕の瞳で 僕の指で
僕の吐息で 僕の唇で
僕の全てで 穢してあげる
その純白の羽を
背徳の紅い血で染めてあげる

大丈夫 怖がらないで
やさしくするから
気持ち良くするから
好きだから 大好きだから
大好きだから 汚してあげる
僕の この手で

さあ 行こう?
178kanon:02/01/08 14:36 ID:Q92qNPyr
「金木犀」

月の光は桂花木を照らし
答えるように花が咲き開く       
何処へか薫るや幾千の花

風は蕭々と枝を揺らし去り
花は淡々と大地を彩り落ちる

風はその身に薫りを留め
天空を渡る月へと舞い昇る

桂花の薫りに誘われ喚ばれ
その細き躯に儚き薫りを留め
その強き躯に希望と絶望を宿し
二人は歩く

心が溶けてゆく

戸惑いの重石も
苦しみの塊も
全ての過去を残し去り

二人の心が溶けてゆく
179kanon:02/01/08 15:04 ID:Q92qNPyr
「ボタンの外し方」

掛け違えたボタン
指が外していく
順に1つ また1つ

ボタン掛け違えているよ・・・
彼女はそう囁いて静かに微笑む
それだけ


白く照らされるシャツ
彼女の指が影を落とす
1番上のボタンに触れた

最後のボタンが外される
今までの行為の瓦解 今までの僕の否定
感じるのは喜び いや 悦び

これからは彼女が僕を創る
1つずつ ゆっくりと
明日からは自分で服を着る事は無いだろう
きっと

軽い口付け
その後は離れていく彼女の唇をぼんやりと眺めるだけ

くしゃ と髪が撫でられ
思わず目を閉じた
180kanon:02/01/08 17:08 ID:2GA1G5IR
此処へ来ている、素晴らしい詩を書く皆さんへ
このスレの趣旨とは違いますが日ごろ書き込んでくれる皆さんへの
感謝の気持ちです。

「詩人」

彼は街から街へとさ迷い歩く
心の渇きを癒すため
ひたすら流離い 詠い続ける

翼を傷めた天使に
己の魂を削るが如き
哀しい詩を聴かせてくれる

遍く全ての人々を
その慈しみに満ちた瞳で
優しく見守ってくれる

夜の帳が下りたなら
ヒースの茂みにその身を休め
月の光にグラスを掲げる

そう 彼は吟遊詩人
心の渇きを癒すため
ただ流離い 詠うだけの
181はくろ:02/01/08 17:22 ID:IcSaCCja
氏あるのみ
182詩織:02/01/08 18:41 ID:z/SvQFBZ
「散歩」

すぐに辿り着ける場所ならいらない
二人で目指す場所は
限りなく遠く
あてのない方がいい
二人で歩く時間は
きっと果てしなく永くて
気が遠くなりそうな道のりになるんだろうけど
ふと振り返ったときに
二人が踏みしめた道を
後悔なんてしないように
ただ愛しい貴方と
肩を並べて歩いていけることを
幸せだと思えるこの日を
忘れない自分であるように
183kanon:02/01/08 20:56 ID:2GA1G5IR
>>182
詩織さん、有難う御座います。
「しっかりと自分の意志を持っている強くて優しい女性」をこの詩に感じました。
184愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/08 23:38 ID:ywZAc3U6
今の私には温かい優しい恋愛の詩は書けない
でもいつか全て薄れて胸の奥で眠りにつくのかな
時は流れて この涙の粒子を何処か遠くへ流す
きっともっとずっと温かくて優しい未来に辿り着くそう祈ってる
185ブリンク:02/01/09 12:31 ID:KcdPpFQu
雪の降る日の貴方に送る

儚い想いを持つ少女
心の色も澄みきっています
淀んだ空気の流れを止めて
哀しい時間を見つけてくれます
白の十字架は今の心
その側面は崩れ落ちます
中から生まれる天使の羽が
貴方の未来を導いてくれます

想いを綴りました
186ブリンク:02/01/09 12:39 ID:KcdPpFQu
独り言、独り言

煌びやかなカケラが降ってきます
目が奪われて心が色めきます
人と人とにある境界線
気付かないところにそれはあります
ただもし景色に共感できるなら
君も私も白く染まるでしょう

心を綴りました
187名前はいらない:02/01/09 13:11 ID:IwDDqVca

届けたい言葉がある
あなたに贈りたい気持ち

願いは叶ったのか?
気持ちは届いたのか?

あなたにはイツモノ日常
変わらない日々

この胸から沸き起こった言葉は
あなたに響いたのか?

決して届かないことば
響かない思い

けれど次々と現れてくる思いは
シャボンのように賑やかに

空高く飛んでいけ
陽光を映して

決して届かない思い
あてどなくふわふわと

けれど僕の気持ちは晴れやかに
陽光をうつしてふわふわと

青い心を映してる
伸びやかな空に広がって
188ヒカル:02/01/09 13:16 ID:IwDDqVca
>187 はわたしでした またやった 鬱
189kanon:02/01/09 15:57 ID:pMojMpQ9
>>184-187
愛季沙希さん、ブリンクさん、ヒカルさん有難う御座います。
ブリンクさんは初めてお目にかかりますね、これからも宜しくです。
>愛季沙希さん
詩とも、単に思いを綴ったとも取れますが、ここでは前者として感想を述べますね。
儚い希望、そして、未来の自分に向けた手紙のようです。
>きっともっとずっと温かくて優しい未来に辿り着くそう祈ってる
感動しました。
>ブリンクさん
186の「心が色めきます」の表現方法は初めて見ました。
宜しければ“色めきます”という言葉の意味を教えていただけないでしょうか?
勉強不足で・・・すみません。
詩の方は、言葉の使い方がとても上手だと思います。
>ヒカルさん
爽やかでどこか切ないですね。いつかその想いが想い人に届くよう願ってます。
190kanon:02/01/09 16:06 ID:pMojMpQ9
「残滓」

揺れる 揺れる
蒼い月
僕の蒼い哀しみを映して
静かな水面のように
ただ蒼く 揺れる三日月

震える 震える
赫い月
彼女の赫い願いに染まって
燃え盛る焔のように
血にまみれて 震える満月

溶ける 溶ける
白い月
彼女の白い望みを溶かして
無人の荒野のように
ただ白く 溶ける十六夜

見つめる 見つめる
銀の月
僕のまなざしそのまま
輝く熾天使のように
ただ見つめる 二十三夜

月はただ その萬色なる光を地上に投げかけて
月はただ 僕らに問い続ける
191kanon:02/01/09 16:32 ID:pMojMpQ9
「こんな寒い冬の日には」

白い顔を刺すように吹きつける冷たい横風
きゅっと縮んであわせる両手
ちいさな手袋
赤い色したちいさなポスト
傍で彼女はじっと待っている

ポストと同じくらい小さな後ろ姿
気付かれないように 足音は風音よりちいさく
自分の頬もかなり冷たい
けど
彼女にそっと巻きつける黄色のマフラー
僕の想いと共に

言葉もなく君は振り向いて
驚いたように少し瞬き
白い頬を薄く朱に染めて
囁くように つぶやくように
言葉は風に流れて

・・・待ってた・・・

重ねあい 競いあい
奏で合う響きにのせて

声よ
想いよ
飛んでゆけ
192西山正人:02/01/09 18:24 ID:???
怪人20面相に

 美代ちゃんと
   ミントの香り
     焼きつけた

   部屋を覗いた
     犯人の心理は

PS 本年、最初の変装は掟破りでしたね。
  ところで、他にわかった人いましたか?
193西山正人:02/01/09 20:01 ID:???
囲碁、将棋関係者に感謝をこめて

 定跡を
   無視した手損
     悪手愚手

   掟破りの
     チャウチェスクかな
194西山正人:02/01/09 20:45 ID:???
テレビ、新聞、雑誌業界に感謝をこめて

 公安の
   喜びそうな
     漫画ネタ

   法務省ネタ
     糸きれ高く
195kanon:02/01/10 20:09 ID:m47AKb8d
「鏡」

人と人を結ぶもの
心と心を繋ぐもの
今までの僕を創り上げたもの
これからの僕を創るもの


これはただの壊れた鏡
必要のないモノ
いらないモノ
だから壊す


僕の絆
僕のものではない絆
僕を縛りつける君の鎖
いらないもの
いらないのは僕
必要ないのは僕
僕には何も無い
なのに どうして?

クルシイ イタイ

何もないのに
どうして心が痛いの?
僕は誰?
196詩織:02/01/10 21:03 ID:sc33+2c1
「憂鬱の窓」

もしもアタシが他の誰かと
唇を重ねたとしても
もしもアタシが他の誰かと
抱きしめあったとしても

この体なんて
力ずくなら誰にでもどうにでもできる
だってこの想いみたいに
暴走なんてしやしないし
ましてや強くなんかないから

アタシの扉なら意外と簡単に開くから
アタシを全て見せることくらい
誰にだってできるけど
怖がりなアタシが強く生まれ変われるのは
貴方の腕の中だけだから

どんな愛のささやきを
他の誰かと交わしても
どんなに慰められたとしても

この窓辺で想いつづけるのは
貴方の面影だけ
197kanon:02/01/10 23:14 ID:m47AKb8d
>>196
詩織さん、有難う御座います。
私は男なので、女性の深い心理までは分かりませんが
この詩凄く好きです。
弱くて脆くて・・・
こういう女性は、凄く「護ってあげたい」という気持ちになりますね。
198愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/11 06:52 ID:4sFPS0/O
近くて遠い電話の距離 携帯メールも何故か切ない
いつも傍にいるような 貴方の声 聞くだけで今は嬉しい

週末には会えそうだね 久しぶり貴方の笑顔見れる
ちゃんと話せるかな 緊張しないかな
あれこれシミュレーションしてるだけでも楽しくて

ベッドの上で考えてたら眠れなくて
朝まで貴方の事 ずっと頭の中で回ってる
でもそれが楽しくて まだ眠ってしまいたくない
199西山正人:02/01/11 09:01 ID:???
練馬寮の元管理人に感謝をこめて

 かりそめに
   喪服姿で
     ニセ忌引き

   承知といえど
     花瓶の位置は
200reid:02/01/11 10:33 ID:S9cHW/h/
「11月23日ハレ」
遠い傷。近い傷。
自らを煽る風と葛藤。
さらり風薫る日常の午後。
再来の時に抱く心の変化。

大切な時に抱きとめてくれる人はいますか?

大事な時に受け止めてくれる人はいますか?

ささやかな毎日に穏やかで和やかな瞬間を。

そして安息を。
201reid:02/01/11 10:48 ID:S9cHW/h/
「誰そ彼」
肌をさすような寒さにまた心灯る。
徘徊する老婆の暖かさと風情さえ見ず流る。
短命な花々の心打つ生きる姿勢に爾を見る。

さっきまでが本当の世界。

淡い色に包まれ抱く物思い。
昔日の誓いに静寂の世界。
夕日に視る爾。

此処で術を問う。
少年の声。

重ねて言うたった一言。
202西山正人:02/01/11 11:37 ID:???
いしいひさいち氏に感謝の意をこめて

 タブチくん
   美代の嫌いな
     空威張り

   上新庄に
     ドラムカン弾
203西山正人:02/01/11 12:00 ID:???
あだち充氏に感謝をこめて

 ヒロインの
   デッサン毎回
     同じ絵で

   南の国は
     一人二役
204愛だよ愛:02/01/11 12:34 ID:abAuyKQc
↓これはこのスレに入る?感動したから貼っとく
ttp://www.pet-vet.or.jp/petDog/10dog/10dog.html
205西山正人:02/01/11 13:45 ID:???
訂正とお詫び

 これまでの
   「美代の」をすべて
     「美代子」へと

   訂正します
     深く詫びます
206西山正人:02/01/11 13:56 ID:???
205の一部修正

 「美代の」では
    なくて対象は
      「美代」でした
207詩織:02/01/11 16:42 ID:HUQA+fWE
>>197
アタシも最近同じ性別ながら、女性の深層心理は
あんまりつかめてないっす(^^;)
ただ、「アタシ」という女が何をどう感じ取ったか、
今の心境をただただ綴ってみたものですよ(笑)
208西山正人:02/01/11 17:11 ID:???
ゲーム業界に感謝をこめて

 ドラクエU
   経験値は
     呪文外

 ファイナルV
   最強の呪文
     ポイズンで

 ときメモの
   詩織のモデルは
     美代子しか

PS その他、信長の野望をはじめ、ご協力ありがとうございました。
209西山正人:02/01/11 17:30 ID:???
映画業界に感謝をこめて

 釣り馬鹿は
   花嫁を代え
     河と靄

   千と千尋や
     一番星も
210名前はいらない:02/01/11 17:42 ID:???
>>208
PSにワラタ
211西山正人:02/01/11 18:41 ID:???
警視庁、千葉県警に感謝をこめて

 ゴロツキの
   公安法務
     手が出せず

   美代子と会って
     恋語るのを
212西山正人:02/01/11 19:37 ID:???
音楽業界に感謝をこめて

 カラオケで
   歌える曲は
     ただ一つ

   それも含めて
     暗号用に 
213kanon:02/01/11 20:43 ID:CcsiUOis
>愛季沙希さん
正に明日はデートって感じですね。微笑ましいです。
>reidさん
お初ですね。これからも宜しくです。言葉のリズムがいいですね。
>愛だよ愛さん
有難う御座います。どんな愛の形でも結構ですよ。
>西山さん
ときメモの詩織は知りませんが(^^;美代子さんって美人だったんですね・・・。
214詩織:02/01/11 20:55 ID:HUQA+fWE
「残像」
涙がこぼれる瞬間
貴方は必ず隣で座ってる
貴方自身が隣に居るわけじゃないけれど
アタシの記憶の中で
鮮明に残ってる貴方の言葉が
アタシの隣に今もまだ
ちゃんと座ってくれてる

それでも貴方が隣に居ないと
涙が止まらなくて
笑顔を忘れてしまった瞬間
気が付けば本当に
貴方が隣に居る

アタシはやっと
笑顔を思い出した
215kanon:02/01/11 21:01 ID:CcsiUOis
「歌声」

秋桜に囲まれて
君は不思議そうに首を傾げ
戸惑うような仕草で振り返る
何かを問いかけるような君の瞳
冷たい君の頬に 瞳に答えるように
僕はゆっくりと目を閉じる
仕舞そびれた風鈴が秋風に吹かれて
夏の想い出を鳴らしてる

山の冷気が肌を刺し
二人に新しい季節を教えてくれる
空はぬけるように澄み渡り
木々は華やかに色づく
だけど僕の目に写るのは
まだ見ぬ君の笑顔だけ

蒼い空が二人を誘う
でも
僕達は風になれなかったので
仕方なく歌を歌うのです
少しでも遠くに届くようにと

空へ 心へ 全ての命たちへ
僕達の声がきこえますか…?

・・・僕達は幸せです ありがとう・・・
216愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/11 23:18 ID:CBsg8VFb
【片われ月】

風が眼球に凍みて痛い夜 午前2時過ぎ原付加速させて走る
肌を被う冷え切った空気 貴方のKISS欲す衝動は制御不能で

対向車線を走る銀黒の車 私の視界に入る光に過剰反応して
ブレーキ掛けて路を滑り 恐れ知らず貴方を想い麻痺してる

「貴方に対する愛情は天使の響導ですか?」
PLEURA殴り破り壊し突き抜け虚飾を脱がす
「貴方に対する愛欲は死神の教導ですか?」
RUSH ABOUT一秒二秒早く貴方に逢いたくて

人を狂わす感情は残酷で肺腑に棘が刺さったみたい
まるで私は迷える牝羊 貴方の足元に跪き這い回る為に急ぐ
一瞬の安堵求めて他人に抱かれた事は神に懺悔した
まるで私は恋する奴隷 ご褒美は舌の温もりと熱くなった蛇


卍††散文詩みたいなものです††卍
卍††意味不明なとこもあると思いますがよろしくです††卍
卍††いつもレス頂いてありがとうございます††卍
217愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/11 23:38 ID:???
なんか私の詩は極端な表現が多いなあ
改めて読み返してそう思った
小難しかったりポップっぽかったり(w
218味噌爺:02/01/12 00:18 ID:???
>>217
この詩イジって遊んでみませんか?
小難しかったりポップっぽかったりする理由がわかるかも。(わかんないかも)
凍みて←これ読み方わかんない。(感じだから意味はわかる)
こごみて、こおみて、こみて、とみて、とおみて・・・・・(教えて)
>私は恋する奴隷 ご褒美は舌の温もりと熱くなった蛇
最後のこれがいい味だったよ。
219愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/12 00:29 ID:???
>>218
凍みる=しみるです ^_^
220名前はいらない:02/01/12 01:46 ID:???
また雨だよ

アタシがアンタを見っけた日も雨だった

アンタの真っ黒な髪の毛
      
雨のせいでくしゃくしゃ

あーあって思いながら見てたあの日

今日もアンタを見っけた

また雨だよ
221名前はいらない:02/01/12 02:13 ID:01j501hb
 あなたが嫌いなわけではなくて
 ただ
 あなたよりも大切なことが
 わたしにはあるだけ
 あなたをないがしろにしたわけではなく
 わたしにとって
 あなたよりも重要なことがあっただけ
 なぜあなたは、いつも自分を優先させたがるの
 わたしがそんなに暇人に見える?
 なぜあなたは
 私の中で一番になりたがるの
 嫉妬はしないよといいながら
 わたしの仕事に
 わたしの家族に
 わたしの友達に
 思い切り嫉妬してるじゃないの
 あなたを嫌いになったわけではなくて
 私の中で
 あなたの優先順位が
 ランキングから外れてしまっただけ
222味噌爺:02/01/12 03:27 ID:yMl3LVmV
>>219
午前2時過ぎ原付は加速する
冷たい風よりも速度 泣いている訳じゃない
貴方のKISS欲しい衝動 制御不能 
肌を被う冷え切った空気

意味が変わっちゃったかな?これは難しいパズルみたいだぞ。
223味噌爺:02/01/12 03:29 ID:???
↑難しい。パズルみたい。(汗でたよ)
224味噌爺:02/01/12 07:24 ID:???
午前2時過ぎ原付は加速する
冷たい風よりもアクセル 泣いている訳じゃない
貴方のKISS欲しい衝動 制御不能
肌を被う冷え切った空気
225ヒカル:02/01/12 12:30 ID:FMRH3a09

自己厨なのさ

胸の奥からフツフツと湧き起こり 満ち満ちていく思い
ただ胸のRAMには限りがあって

あまりにも高まった思いは言葉になって
あなたに届きたくて 先を競って出て行くよ

迷惑だよね 解っていたさそんなこと

忘れていた思いに火がついて 自分自身を焼き尽くす

迷惑だよね 解っていたんだ本当は

やり場の無い思いは 怒りとなって自分自身を焼き尽くす

後悔だけが 燃え残り くすぶる

出会わなければ良かったのか?心にプスリと針を刺す

さようなら 針穴から出てきた言葉が心を食らう
さようなら 自己厨だったから
226名前はいらない:02/01/12 13:39 ID:FMRH3a09


そんな処で佇んでなにを考えてる
そんな処で何を迷ってる?
早く歩き出しなよ 心がつぶやいている

足元には思い出の詰まった玩具箱
それは拾ってはいけないもの

立ち止まってはいけない 誰かの声がした
あなたは誰?、、、私は?
私はあなただ 声は答えた

はっと気が付き世界がもどる
輝いた景色は素に戻り 私の体温も下がっていた

佇んで囚われていた思いが後になり
今までどうりの私が居る
ただ見える世界が比重を軽くし 無意味
意味なんて無かったのか やっと気づく

思うままに生きよ!! 閃きが走った
体に力 手に握力が戻った

次は何にチャレンジする?心の中の
やんちゃ坊主が目を輝かせていた
227名前はいらない:02/01/12 13:55 ID:9wb5FNxI
  「片思」 中島みゆき
目を覚ませ 早く 甘い夢から
うまい話には 裏がある
目を覚ませ 早く 甘い夢から
うかれているのはおまえだけ

「一度やそこらのやさしさで
つけあがられるのは とても迷惑なんだ」
目を覚ませ 早く 甘い夢から
うかれているのはおまえだけ

手を放せ 早く すがる袖から
振り払うのは うとましい
手を放せ 早く すがる袖から
溺れているのはおまえだけ

「一度やそこらのやさしさで
つけあがられるのは とても迷惑なんだ」
手を放せ 早く すがる袖から
溺れているのはおまえだけ
手を放せ 早く すがる袖から
うかれているのはおまえだけ
228ヒカル:02/01/12 14:34 ID:FMRH3a09

脱ぎ捨てた服は汚れていた
おかしいな?初めは綺麗だったのに
いつの間にか汚れていたのか?

脱いで初めて見えてくるもの 気が付く埃
僕の心にいつの間にか忍び入った埃

守ってあげたい それは不遜な思い上がり
力になりたい それは余計なお世話 笑い

なんだ俺 初めから汚れていたのかよ
気をつけなきゃね すぐによごれちゃうから


PS。226は私ですスマソ  またいつか来ます
229名前はいらない:02/01/12 14:49 ID:23+1xyKi
詩をかきました、下記のものは素晴らしいできでしたので掲載したいと思いました
ほんもの http://www08.u-page.so-net.ne.jp/fd5/o-samu/
あかちゃんの 笑顔は
ほんもの
あかちゃんの 泣き顔も
 ほんもの
 ほんとにかわいい

写真やさんは 考えた
 ほんとにかわいい

眠そうなあかちゃんに
カメラを向けるより
 ユックリ眠ってもらいました
 ほんとにかわいい

たっぷり眠った赤ちゃんは
ご機嫌の笑顔
 ほんとにかわいい

そして 最高の「笑顔の写真」が
撮影できましたほんとにかわいい

プロの写真屋さんのプロたる腕は
あかちゃんの 笑顔はほんもの
 ほんとにかわいい

ほんものを 扱うことを
知っていた ほんとにかわいい

学校では習えない学習をしました
雪のBBS何か書いてください!!
http://6528.teacup.com/kirin/bbs
230kanon:02/01/12 19:01 ID:ncYvDZbm
>>217-229
ヒカルさん、愛季沙希、皆さん有難う御座います。
>愛季沙希さん
>>216の詩、ヤバイです。上手です、格好イイです。
特に終わりの2行、グッと来ました(謎
自分が男の視点からしか書けないことにちょっと鬱になりそうでした。
これからもお暇があればいらして下さいネ。
>ヒカルさん
>>228
なんか、やるせないですね・・・。
渇いた涙が出そうな詩です。
またいらして下さいネ。
231kanon:02/01/12 19:16 ID:ncYvDZbm
「優しさのカタチ」

痛みを認めてあげれて
心は優しく包み込んでくれる
ふと自分の心を探る
僕の痛みは何処にある?
僕の喜びは何処にある?
辿り着くのはいつも此処
探しても探しても見つからない薄い霧の中
彼女もそうだったのだろうか?

知っている気がする
答えは・・・

「やさしくなりたい」

嘘つき
"やさしくありたい"
じゃないの?
誰かに何かに優しくしたい 愛したい
でも・・・
自分のことで手一杯
優しくしても伝わらない
どっちかだよね

だからさ
もっと優しくなろうよ
気にすることを忘れるほどに
怖くなんか 無いから・・・
232kanon:02/01/12 20:08 ID:ncYvDZbm
「愛のカタチ」

柔らかな光が差し込む
人々に忘れ去られた 時に置き去りにされた
小さな二人の部屋
今日も僕の一日は彼女の髪をとぐことから・・・

暖かい木の椅子に座り静かに僕を呼ぶ
僕は彼女の柔らかな表情に哀を見て
少し胸が痛む

櫛を入れる毎に
夕べ舐め合ってた傷が
一つずつ 一つずつ消えてゆく気がする
集まった光の束が頬を刺す
朝の光は決して僕らを包んではくれない

手が止まった僕を不安そうに振り返る彼女
誤る代わりに額に口付けてその髪をそっと撫でる

夢心地
彼女を取り巻く暖かな空気の繭
僕も一緒に包まれたくて
何時もよりほんの少しだけ身を寄せて
そう
君のために生まれてきたんだ

朝露がひっそりと朝日に輝いている
僕と彼女と月が残した涙
233詩織:02/01/12 20:12 ID:3vS+T51r
「密会」

久々にこうして会ったのに
貴方と言葉を重ね合ったのは
たった一時間弱
燃えるような感情は
既に貴方の瞳の中から消えていて
アタシはうつむきながら
貴方と話をした
「貴方の子よ」って呟いたら
貴方ってば可笑しいくらい驚いて
「冗談よ」って付け足したら
いつものようにただただ笑ってた

貴方と一緒に居られるだけで幸せだったアタシは
どこに消えてしまったんだろう?
234名前はいらない:02/01/12 20:33 ID:wLF8RD7r
[内輪な叫び・・ ]

この命、燃え尽きるまで君が好き。
好きって気持ちも、今じゃ理解できないかもしれないけど
それでも多分きっと恐らく、君が好き。
バレないよう、バレないようしててもやっぱりバレる。
君は・・どーいう気なのか。
僕の気持ちを受けとめてくれた。
でも、今は君の気持ちは僕にない。
僕の気持ちは君にある。
覚えてる?あの日の会話。
「好きだから」って言葉、死ぬほど嬉しかった。
抱き締めたかった。・・・今想えば、あの時抱き締めておけば良かった。
結局、抱き締める事なんてできなかったんだから。
抜粋すれば、"愛してるって言葉しか想いつかない"。
本当に、それ以外なかった。
素直を通り越して馬鹿だ。
きっといつか・・想いが帰って来るなんて想えない。
でも、僕は今の僕が好きだ。
君との事を抱えながら生きていられる自分の強さに驚いてる。
好きだ。大好きだ。君が、死ぬほど好きだ。
姫やらお嬢やら言われてる君を、さらって、逃げ出したい。
この、クソみたいな家を抜け、想いっきり飛び出したい。
本当に、君が好きだ。君の気持ちを待っている。


http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Gemini/9115/
このサイトからなんですけど、すごくいいです。
235kanon:02/01/13 13:26 ID:YNqpzHmL
>>233-234
詩織さん、234さん、有難う御座います。
>詩織さん
どんなに愛していても、いつかはこういう日が来てしまうものなのでしょうか?
幼い恋愛しかしてないまだ餓鬼の私にはわかりません。
ムツカシイですね。大人も、恋愛も。
>234の方
題名のとおりの詩ですね。「魂の叫び」の方が近いのか?
教えていただいて有難う御座いました。
236名前はいらない:02/01/13 17:20 ID:JVjKNuts
ねむってください
めざめないでください

わたしのあしおと
きこえないほどふかく

あなたのこえをきくとつらいのです

ねむってください
めざめないでください…

わたしのけはい
かんじないほどふかく

あなたのめをみるといけなくなるから

おやすみなさい…
237ハサキ:02/01/13 19:43 ID:Xli50AK6
「春咲」

櫻の気配で目が覚めて春を確認する
噎せ返るような桃色の薫り 散り行く清楚な花弁
僕の足元を春色に染めていく

太鼓橋の隣に咲いた櫻の樹
下に広がる翠の川に落ちていく春の華
寂しそうに僕に微笑をくれて
空を舞う踊り子の様にひらひらと手を振って
さようなら 有難う

無意識に涙が僕の頬を伝っていく
櫻が宥めるように頬を滑っていく
桃色の花を路上に咲かせて
泣かないで 春はまた来るから
早咲きの櫻が静かに語る春も或る

漆黒の闇に咲いた夜桜
切なげに哀しげに最後の夜を飾って
さよなら さよなら また会う日迄
僕に別れを告げる春の儚い華
朧月が輝く今宵
僕は春に別れを告げる
美しい春を有難う
と。

厨房Aの女のハサキです。此の頃春が恋しくなってたまりません。
238kanon:02/01/13 21:02 ID:YNqpzHmL
>>236-237
ハサキさん、236の方有難う御座います。
>ハサキさん
季節への恋って凄くよくわかりますよ。
わかっていても桜散る頃は寂しいものです。
「いつかは散るから美しい」このことを毎年わからせてくれる季節ですね。
私はどの季節も大好きですよ。
>236の方
考えてることは私の「恋」という詩と同じなのかな?
結構前の方にありますがよかったら見てみてください。
239kanon:02/01/13 21:21 ID:YNqpzHmL
「白雪姫」

ひらひらと舞い落ちる白い奇跡たち
手のひらの上で消えてゆくその姿
どこか捉え所の無い痛みに似てる

今年も彼女は還ってきた
かわらない姿と微笑みで

僕は謝るように 包み込むように
精一杯温かく手の平に迎える
時に温もりは残酷

彼女は一粒の涙を零し
僕を許すように 抱きしめるように
笑いながら消えていった
また生まれ行くために

幾度となく生まれ 消え
僕達はまたどこかで巡り会う
どこまでも深い命の螺旋にとらえられて
今日もまた
この身体を切り刻み
この魂を繋ぎ止めてゆく

一つの希望と絶望を
誰もが携えて

・・・また 会えるさ・・・
240ゆり ◆olJZZGWw :02/01/13 21:27 ID:???
》kanonさん
来ました。スゴク素敵な詩で、今頭の中にインスピレーションが渦巻いてます。
全部読みました。
「或る午後の風景」「夢祭り」「夏・昼」「湖畔」「散歩」
が、特に心に残りました。
あなたの詩は、実話ですか?だとしたら、あたしとタメだなんて、
なんだかあたしは恥ずかしいです…(^−^;)
もっと精進しなくちゃな…
ちょっと正月はいってから、イロイロあったんで、あたしの作風もまた変わるかもしれません。
ところでkanonさんは、チェロをやってたんですか?
(イヤ、詩の中でチェロが出てきたので…)
あたしは、中学校に上がる前までは、ヴァイオリンをやってました。
弦楽器は、人間の声の次に柔らかい音を出せる、最高の楽器です。
やっぱり、音楽っていいですよね…
kanonさんも、けっこう音楽的表現多いですよね。
オルゴールとか、チェロとか。
241kanon:02/01/13 22:00 ID:YNqpzHmL
>>240
あ、ゆりさん来て頂いてどうもです(^^
正月はボーーーーーっとしてましたね。いや、本当にこれ位伸びちゃう(笑
私はチェロとピアノをやってます、今でも。ピアノはヘボいですがチェロはそれなりに。
小学校2年生からやっていたのでもう7、8年になりますかね。
何故ヴァイオリンじゃなかったんでしょう?普通「弦楽器を習う」と言ったらチェロかギターですよね。
うちの親かわってますよね(笑
弾けるのは殆どバッハです。
“無伴奏チェロ一番ト長調プレリュード”とかメジャーなものが殆どですけど(笑
私のkanonというコテハンは
パッヘルベルのkanonを初めて聴いた時、本当に感動したのでこれにしたのです。
一度弾いてみたのですがチェロは凄く楽なんです。アルペジオだけなので。
でも本当に意気が合っていないと本当にイイkanonの旋律にはならないです。
簡単なようで難しいです。
それと詩の中には幾つか実話も入ってますよ。
よく、「本当に15?」と言われるのですが、他人よりちょっとマセてるだけです(汗
でも本職は音楽でも詩でもなくテニスだったりして・・・(笑。
今通ってるのはスポーツ推薦で入った学校で、今年テニス部は関東大会とか行きましたよ。
テニスは小1からやってたり・・・。
242愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/13 23:31 ID:???
>>241
お金持ちなのでしょうか?
うらやましいです・・。(^_^;)
243kanon:02/01/14 00:37 ID:xd1VTqmT
>愛季沙希さん
いえいえ、全然普通の家庭ですよ(笑
家も普通の一軒家ですし、生活レベルもごく標準ですし、スーパーの値引きにだってちゃんと反応するし(笑
テニスは自分がやりたいとせがんでやっていた記憶があります。
「テニスか音楽かどちらかにしなさい」って何度も言われましたしね。
最近知ったのですが、“テニスはお金持ちのスポーツ”と思っている人がいるんですね。
吃驚しました。それは2、30年前の話ですので。
親はとにかく好きなことはやらせる方針みたいなので・・・感謝してますよ。
244愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/14 00:44 ID:???
>>243
なるへそッ!

うちは極端な貧乏だよ(ワラ
245向日葵:02/01/14 03:38 ID:u+y+54ua
すごいなぁ・・・
すごいよ。みんな(w
私なんて18にもなるけど。たいした恋愛してないし
高校なんて中退だし。趣味も中途半端だし。
すごいよ。

私は吹奏楽で打楽器やってたけどね。(余談
246名前は語るかも:02/01/14 03:40 ID:???
>吹奏楽打楽器。
Σ仲間発見ナリ。
うぃ、それだけー すみませぬ。
247ねす:02/01/14 11:37 ID:DIbdOKxO
「こいにこがれる。」

そんなにも優しいあなたよ。
このこころを。
わたしのこのこころを。
あなたのことが。
こんなにも気にかかるわたしのこころを。
あなたに。
ただあなたに。
あなたのその。
その優しさに。
やさしさに。

好きですということの。
このこころの苦しさ。
いくらことばにしても。
悔しいけれどあらわせない。
あらわせないこのくるしさ。
そしてよろこび。
よろこびよ。

花はいらない。
歌もいらない。
風よ吹くな。
こころよ波立て。
わたしのこころよひるがえれ。
ただこのよろこびに。
よろこびのままに。
248詩織:02/01/14 13:27 ID:G3Sy/RpF
「優しい人。」

寂しいな
って貴方に言ったら
君を愛してる人はたくさん居るんだよって
貴方はいつものように
優しく囁きかけた

そんな言葉待ってたんじゃないのに
アタシはありがとうって
微かに笑ってた

誰でもいいなら
こんなにも辛くないだろうにって
貴方を恨んでしまいそうで

アタシは今でも怯えてる
249kanon:02/01/14 14:04 ID:z6xVu1Uc
「例えるなら・・・」

一人の世界に閉じこもり
独りの僕を見つめている
その姿はまるで
時を閉じ込めた彫刻
綺麗なあなた
氷とガラスの誇り高き薔薇

真実だけを見据えて
誰にも偽りを許さない
だけど
弱い僕に微笑みをくれる
優しいあなた
光と水の優しい菫

儚い願いを抱き締めたまま
夢の欠片になって
その最期の瞬間まで
僕の心を包み込む
泣いているあなた
月と涙の哀しき百合

苦しみも 悲しみも 絶望も
喜びも 希望も ・・・僕も
全てを包み込んで
僕の世界に旋律を生む
笑っているあなた
僕と僕の向日葵
・・・大切な大切な二人の向日葵・・・
250kanon:02/01/14 14:32 ID:z6xVu1Uc
>>247-248
詩織さん、ねすさん、有難う御座います。
ねすさんはお初ですね。これからも宜しくです。
>ねすさん
恋、というより愛の感情の方が強いようにも感じますが(違いは個人差なので突っ込まないでネ(^^;
焦がれるという部分は凄く感じられます。
>詩織さん
詩織さんの詩には毎度毎度、凄く「女」を感じます。
特に「女は本当は弱いんだよ」というものがよくわかります。
私は男の視点からしか書けないのですが、詩織さんの詩は凄く好きですよ。
251詩織:02/01/14 15:43 ID:G3Sy/RpF
>>250
彼から「お前は強いんだから大丈夫」て言われると、
嬉しい反面ちょっと複雑な心境になるんですよねぇ。
だからなんとなくアタシの弱さも知ってて欲しいなぁという心境から
書いてるモノが多いのかもしれません。
私もkanonさんの詩めっちゃ好きですよ。
アタシ好みの優しくて柔らかくて口辺りのよい表現が最高です(笑)
252向日葵:02/01/14 15:56 ID:ETGMrebu
〜a prayer〜

私を離さないで
そこに居させてあたためて
私を感じて抱き合って
私を話さないで
そこにとどめて無口でいて
私の罪を散らかさないで

私を離して
遠くへ行かせて見えない所へ
過去も見えない暗い場所
私を話して
強く抱きしめたと愛していたと
証拠は今もここにあると…

私を忘れないで
雨に濡れても雪に埋もれても

星は輝き続けるでしょう
耐える事なく祈られるでしょう
253めろ:02/01/14 16:00 ID:BWd3kRLr
美しい恋の詩なんて書けません

>249
(・∀・) イイ!!ね。朗らかで素敵だよ。
254kanon:02/01/14 16:20 ID:z6xVu1Uc
「雨の温もり」

暗い驟雨にしずむ午後
人通りの無い街角
傘も差さずに君は行く

その眼差しは
何を映すわけでもない深い哀しみに彩られた蒼
むせ返るような湿り気のなか
時が止まる
思わず僕は息を呑んだ

その瞳を濡らすのはこの雨のせいなの?
そう 独り言のように囁く

私のなかに降る雨よ・・・
湿った髪をかきあげて
君はポツリと呟く
僕に言ったのだろうか?

なら僕は傘を閉じ
君と一緒に濡れていこう
そう語りかけるように 冷たく濡れた君の手を取って
そっと微笑みかける

ホントにバカね アンタって・・・
呆れたようにそう言いながら
君はやっと笑ってくれた

優しい午後の雨が静かに二人を包んでいた
255名前はいらない:02/01/14 16:22 ID:48sMFcoH

優しい笑顔がそこにはあった
どこか遠くに出かけて疲れて帰った時も
寂しく思えた午後の曇り空にも
いつも優しかった笑顔が

いつのころか
人の顔をみなくなった
いや見えなくなった
自分の顔さえも

疲れた顔が多かったので
自分の顔も疲れていたので
辛いから見なくなった

でも今でも思い出のブランコには
優しい笑顔が揺れている
そんな夕暮れに私は思い出す

まだ笑える自分が揺れている
256名前はいらない:02/01/14 16:34 ID:Vk8B6XiS
赤い糸

小指に絡まってる赤い糸が
動けば動くほどきつく縛られて絡まっていく
どんどんどんどんどんどんどんどん締め付ける
愛しい筈なのに
狂おしい筈なのに
何時か全ての赤を切断したくなる日が 来る
ハサミもカッターも振り回して
噛み千切って引き裂いて
何時か全ての赤を切断したくなる日が 絶対 絶対 来る

貴方を殺したくなる日が来ました。
257256:02/01/14 16:37 ID:Vk8B6XiS
愛って、こんなもんじゃないでしょうか?
ちなみに255さんとは別人です。

皆さんの気分落としたかも。。。鬱だ逝こう
258名前はいらない:02/01/14 16:53 ID:48sMFcoH
ねえ何してるの?。。
空を見ていた僕に声が降ってきた

いいや なにもしてやいないさ
振り向きもせずに僕は答えた

じゃあ何するの?。。
優しいトーンで声が響いた

いいや なにもしないさ
ただ 僕はココにいるだけさ

何のために?。。クスクス。。
笑いの薫りがしていた

君に声を掛けられるのを待っていたんだ
僕は笑いをこらえきれなくて笑った

笑い声がクスクス降ってきた
でも振り向かなかった

これは夢なんだものね
振り向くと消えてしまう虹色の

胸の中で光る声が囁いていた
君は僕なんだよ。。
その時優しい気持ちが溢れてきた

目がさめると 一人の朝だった
満たされた心は 軽かった
259ヒカル:02/01/14 16:58 ID:48sMFcoH
255と258は私でした

もう戻って来ちゃった。スマソ
あまり恋愛とは関係ないけど、昔のモノを書いて見ました
では
260名前はいらない:02/01/14 17:06 ID:???
>256他の人の意見欲しがってるみたいでうざい
261向日葵:02/01/14 17:31 ID:ETGMrebu
あなたの匂いもしなくなったこのベット
思い出だけで過ごす…
濡れた枕を乾かすすべもなく
ただ、あの夜を思い出す…

熱いくちづけ
髪を撫でるその手
体をなぞる指
汗ばんだ肌に乱れる髪

激しく愛したでしょ?
永遠を誓ったでしょ?
こんなに愛しているのに…
いくら泣き叫んでもあなたは戻ってこないね

あなたの過去と一緒に暮らす
私の闇の生活・・・
262kanon:02/01/14 17:46 ID:z6xVu1Uc
>>252>>255-257
向日葵さん、255、256の方、有難う御座います。
>向日葵さん
矛盾した独白口調がいいですね。
>256の方
愛はもちろん人それぞれです。これがあなたの恋愛感でしょう。
決して皮肉を言ってるわけではありません。
基本的にドラマなどで「あなたが手に入らないならあなたを殺して自分も死ぬ」というのは
こういう感情ですから。
263kanon:02/01/14 17:50 ID:z6xVu1Uc
>>258>>261
ヒカルさん、向日葵さん、有難う御座います。
>ヒカルさん
爽やかさの中に漂う悲壮感がたまらんです。
>向日葵さん
一行目が凄く好きです。
この部分で掴まれました(謎
264kanon:02/01/14 18:21 ID:z6xVu1Uc
「Portrait」

自然に笑みが零れてくる
優しい気持ちで満たされた微笑み
そう こんな時間があってもいいかも知れない
午後の穏やかな光の中に静かに眠りにつく君
僕は緑溢れた外の景色を眺めながら 君の寝顔を描こうとしている
時は刻まれていない
ただ伸びゆく持続のままに
そして僕はふと言葉を想うんだ

初めから僕の中にあり 今も僕の中に生きていて これからも変わらぬその言葉を
言葉を形にした時それはもう過ぎ去った時間になってしまう
でも変わらぬ心はいつまでもそこに生き続ける
時が過ぎても 形を変えても
それは変わらぬ心であるから
いつか時が経って
別れる時が来たとしても
君の中に僕は生き続けるから
だから
繋いだ手が離れることはないんだ

誰よりも優しい君と生きていこう
僕を安らかに見つめてくれる
君と一緒に歩いて行こう
君に逢えたこの世界に感謝して
君が僕を知ってくれたこの時に感謝して
君という人を知ってゆく永遠の旅路を歩きながら
そう
僕は君を愛しているから
265向日葵:02/01/14 18:34 ID:ETGMrebu
そんな風に愛される女性は幸せですね
羨ましいです…
そんな風に愛してくれる男性に出会えないのか
そんな風に愛される程の女じゃないのか…
笑ってごまかそ(w
266詩織:02/01/14 18:39 ID:G3Sy/RpF
>>264
めっちゃあったかくて心に響く分、
どっか切ないなぁ…(笑)
267クロア:02/01/14 19:22 ID:aSMbM8B6
kanonさんの詩は切なくて幸せでやさしくてだいすきです。
いつまでもやさしい気持ちでいられるといいなって思います。

あと、258の詩もすきです。
268名前はいらない:02/01/14 19:35 ID:???
君達、自分の女に詩を書いてることを打ち明けられますか?
おいらはとてもじゃないけどいえません。
269鮪ちゃん:02/01/14 19:35 ID:84cpeXnq
>>1
うまいっすねえ
こうやってスレたてるのか・・
メモメモっと
270kanon:02/01/14 20:21 ID:z6xVu1Uc
>>16「或る午後の風景」の続き、というかその時の僕の立場で書いたものです。
「Green Wind」

視界 相変らず遠い
その中で感じ取れる光景には特に変わりもなく
青 拡がる大空の色 緑 昼
下がりの陽の光に満ちた芝生の広場
淡い濃緑 遠くに霞む山の稜線
ふと気付く 耳に感じる温もり
肩に触れる柔らかなそれでいて芯の強いもの
支えられている という感覚

いつの間にか自然にこの体勢を選んでいたということ
半分眠りに入ったままの頭でおぼろげに把握する
支えているのは彼女の身体
枕代わりに頭を預けていたのは彼女の肩
感じていた温もりの意味が分かる

そして微かに感じる花のような甘い匂い
それが周りに拡がる草花の匂いなのか
それとも彼女の身体の匂いなのか
区別出来ない
両者はとても似ていたから

望んだ温もりに包まれ 望んだ想いを胸に抱きながら
僕はまた静かな寝息をたて始める
流れる時間の中で与えられた一瞬の休息
そして優しい楽園への入口

安らかな感覚が次第に意識を眠りの世界へと誘ってゆく
271ヒカル:02/01/15 13:57 ID:BPpzskWO
朝いつも彼女が先に目がさめる
僕はいつでもネボスケなのさ

コーヒー ブラックで良いよね?
うん アリガト
彼女の煎れてくれたコーヒーの味がした
いや それは彼女の移り香
器に残った優しい気持ちだった

いつものように ラジオもエアコンも入れず
静かな朝を楽しんだ カーテンだけがカサカサと

何も言わず 何ともいえないゆっくりとした時間
まだ夢の続きとも言えるリズムが流れていた

ただ見つめあう瞳だけがキラキラと賑やかに

そして今日の予定をいつ言うか キラリと
言葉よりワンテンポ先に 瞳が

そしてかならず君から先に
今日何しようか?

僕は笑う 君も笑う
僕たちは朝の空気を楽しんでいた
272Wish upon the star:02/01/15 14:19 ID:wOwNwPeO
ひどく尖った風が吹き込む
灯りの無い道 裸足で歩く
あなたはわたしの心を穿って
あなたはわたしの名前を奪って

瑠璃海色 ほしたち
焼け落ちた月に無い
流れゆくものよ、ならば
無様な朝に願いを託して
旅を続けるわたしをどうか
照らしだしてください。
273名前はいらない:02/01/15 16:53 ID:/JibOUo8
血が滾っていた

バイクの振動に俺の全身は犯されていた
タコメーターは1万回転を超え
エンジンの咆哮が聴覚を麻痺させた

200kmのスラローム
車群の中 もがいていた

何から逃げているのか?
どこに行きたいのか?

反射神経だけが思考の全てとなり
疑問に答える事は出来なかった

ふと 一台の車も見えない
地平が見えた オールクリア

疑問がまた沸いて来た
自分を試しているのか? Yes
全てを終わりにしたいのか? Yes

また自分の中で何かが弾けた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事故は起こらなかった
バカだな 俺
バカなんだな
多分ずーと それでイイや

彼女にメールした

またね またいつか バイ
274西山正人:02/01/15 18:49 ID:???
 小学2年の別れー初恋の人へ

階段を笑いながら駆けあがる君
壁側に並んだ本が震えた
僕は本の行列に圧倒されながら後を追った。
昇りきるとケラケラと笑い転げる君がいた。

君のさよならパーティは奴等の罠にはまった。
僕は無知だったので幼稚なトリックに騙された。
僕は事情を把握せずに暗闇に逃げ込んだ。
少しして夕闇の中に君の影が映えた。
君は不満そうに、つまらなそうに逡巡していた。

ぼくは君の姿をみつけ少し安心した。
君が僕に対して精一杯の抗議をしてるのに。
君は道路の向かい側をゆっくり歩きだした。
僕もつられて歩きだすと、君は駆け足になった。
僕はそれでも、君が門の向こう側に消えるのを見送るだけだった。

公安、法務にはめられた最初の記憶だった。
275kanon:02/01/15 19:51 ID:12WuhcXg
>>271-274
ヒカルさん、Wish upon the starさん、西山さん、273の方有難う御座います。
>ヒカルさん
>>52「恋」の逆バージョンみたいな詩ですね。
私は紅茶派なんです(笑 愛しい人の隣での目覚めなら朝の憂鬱さも吹き飛びますよね。
>Wish upon the star
うーむ、ちょっと難しい詩ですね。私の読解力ではこの詩に合うようなコメントできないです・・・。
>273の方
最後の「バイ」が凄く好きです。「バイバイ」でないところが(笑
>西山さん
凄く小学生の頃を思い出す詩ですね。頭の中に情景が鮮明に浮かんできます。
276道端:02/01/15 20:19 ID:AWiNKLwS
顔がよくみえない距離
向かいから来る きみ・・・
互いに道を譲りあい すれ違ってしまう

振り返ってもきみは 変わらず
この公園の並木道をいってしまった
でもよかった
もしも君が振り向いていたら
ぼくはきみを忘れられずにいただろう

なんて
十年たった今も
思い出す
277ヒカル:02/01/15 20:20 ID:txA0fu3Y
>275 canonサン どーも(^^)! レス有り難うございます。
52の逆だったとは!!気が付かなかった。
思わずやっちまったか?と焦った(^^;1ポリ

ちなみに273も私だたーりする失礼しました。では
278ヒカル:02/01/15 20:22 ID:txA0fu3Y
しまったcanonさんじゃなくてkanonサンでしたねご免して
279ニコロ:02/01/15 20:34 ID:sjFtEGWM
まだ何も見たくないから
まだ何も聞きたくないから
まだ何も感じたくないから
心地よい貴方の中で傷から逃げてました

ごめんなさい でも愛は不確かな物だから

貴方の愛が少し刺さっていたけれど
貴方は其れすら気付いてくれて
わたしに暖かい温もりだけを注いでくれましたね

ごめんなさい でも愛は時に我儘だから

愛され続けた私は 愚かな人間です
愛し続けてくれた貴方を 愛する事はもっての外です
互いの傷に背いていた様な気がするけど
貴方は 優しい

ごめんなさい 愛は死すら呼んでしまう生き物なのです
280kanon:02/01/15 20:56 ID:12WuhcXg
「散歩道」

目を開く 感じる夜風の柔らかな感触
不安に満ちていた静寂の世界が無へと還る
闇の中に浮かぶ森の姿 今は聴こえる
眠りにつく多くの生命たちの息吹
決して不安の世界が去った訳ではない
今も息をひそめて心に問い掛けている
月の光 明日にも満ちそうなその姿
そう その光は本来生命を優しく包むもの
でも今は消えていていい
いつかまたそれと向き合わなければならなくなるその時まで

壊れそうになった時 初めてそれに気付く
大切な人がとても儚いものだということに
それを最初から知っていた 気付いて慄える
悲しみ迷い そして人は辿り着く
翳りの中強くなる訳ではない
人は英雄ではないから
翳りの中諦念を悟る訳ではない
人は賢者ではないから
答のない迷宮の中で それでもそれが大切なものだと思う
大切な人を想うこと
ただ それだけを
人は人なのだから
そして あなたを愛しているのだから

静かな夜散歩の帰り道
眠りを誘う優しい夜風が二人のあいだを通り過ぎてゆく
もう少しで家に着く・・・僕らの帰るべき家に
281向日葵:02/01/16 00:51 ID:0ZDMBWz8
「.」

どれだけ叫べば届くのでしょう
雪の降る音しかないこの地で
声をからすまで叫んでも届く事はないのでしょうか?
どんな言葉を並べても伝わらない想いは
何処へたたきつければいいのですか?
自分を締め付けてギリギリの所で暮らして
終わりはこないと誓ったけれど永遠とゆう言葉は存在しないと改めて感じた。

恐れながら求めた救いの手はその手に届く事はなかった
痛みが快感になるのを祈ろう…

ねずみにクッキーを与えればミルクが欲しいと言い出す…
与えないで…
282愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/16 00:58 ID:l5KJXWwH
kanonさんの詩は癒されますね。
透明感があり想像性をかきたててくれる。
私には書けないタイプの詩なので
読んだと余韻が残ります。
けっこう期待してるのでもっと詩で楽しませてくださいな(o^-')b
283ヒカル:02/01/16 00:59 ID:uL5ACbYu

一人で居るのが心地よかった
一人で居るのに慣れきっていた

誰のものでもない私
誰も所有しない私
何者でもない私

私を理解してくれる彼女は居なかった
私に理解できる彼女も居なかった

真の理解者はどこにも居ない
あの夢の中以外では。。

そんな時に君は現れたね

君の心は傷つきやすくて はかなくて
それゆえ美しい ボヘミアングラス
私はそう言ったかな
それが唯一正しい答えだった

君の心は傷つきやすくて はかなくて
私のがさつな手ではすぐに傷つく
触れてはいけないもの

でも胸から伝わる意思は 守ってやれ
私にはそう聞こえた 違う 見守ってやれ
それが唯一正しい答えだった

君を傷つけてしまった私
心の耳が鈍くなっていた私
愚かだった私

一人で居るのが心地よかった
これからもずっと一人でいよう
理解できたと思うのは一瞬のすれ違い

悲しくなんか無いさ
一人で居るのに慣れきっているから


もう寝ます kanonサン 皆さん 
284愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/16 00:59 ID:???
>>282
読んだと→読んだあと(訂正でした)
285名前はいらない:02/01/16 14:19 ID:Wx6RP3F7
なぜ私は君に出会ったのだろう

君の顔は強く輝いているのに
君の心から流れて来る旋律は
君の瞳の奥から届く光は儚く 寂しく

揺り動かされている 怒涛のように
私の心が強。激し。

なぜ私たちは姉弟では無かったのだろう

私は君には不釣合いに 形が合わない

なぜ私たちは姉弟では無かったのだろう
君への思いは大きさを変えることなく
愛着だけが私に残った

なぜ君に出会ったのだろう
悪戯好きの神様に聞いておこう
なぜ君にぴったりに作ってくれなかったのか
286ヒカル:02/01/16 14:25 ID:Wx6RP3F7
>285は私
ブラウザーの調子が、じゃなくて私の調子が悪くて(;。;1 スマソ
鬱だ寝よう。。
287kanon:02/01/16 16:20 ID:rpCY/THe
「Tomorrow」

ベッドの傍らでパイプ椅子に腰掛け 彼女はもうかなり長い時間その少年を見守っていた
今は手元の文庫本に落とされている瞳は時折少年の方に向けられる
そして彼の安らかな寝顔を目にする度 彼女の端正な顔が幾分か優しく和んだ
そうしてしばらく自分と同じ歳のその少年の顔に魅入った後
またゆっくりと手元の文庫本に目を落とす
これまでに何十回 何百回と繰り返された動作
そう 彼女は待っていた 少年が目覚める時を
寧ろとても和んだ表情でその待つという行為を続けていた
静謐 静かな時間だけが過ぎていく
少女はただ待ち続けていた それが彼女の望みだったから

不意に部屋の中の気配が微かに変る
小さく唸るような声 今まで安らかに閉じられていた瞼に僅かに力が入る
そして次の瞬間っすらと目が開いた
少女はただ優しく少年を見つめる
少年はしばらく少女の顔を覗き込んだ後 おもむろに口を開く
「・・・ゴメン。なんだか随分と待たせちゃったよね。じゃあ、その・・・行こうか?」

これからはずっとずっと一緒
望んだ過去と叶う未来 もう涙はいらない
少年はまるで少女の心の言葉を受けたかのように
「そうだよ」と小さな声で言い優しく笑った
ゆっくりと開く扉 二人を優しく包み込む外の柔らかな光
一瞬顔を見合わせて微笑み合い やがてどちらからともなく部屋の外へ歩き出す
肩を並べて そう昔 確かにそんなことがあったように
二人は光に満ちた廊下を歩いてゆく

そして部屋には静寂と二人の想いの欠片だけが残った
288向日葵:02/01/16 16:57 ID:3qOzpkUK
じゃあ、その・・・行こうか?
いいですね。ツボです(笑)
その…の溜めと行こうか?に含まれる色々な想いが
ん〜いい!!
289西山正人:02/01/16 18:57 ID:???
もーちゃんー真部さんへ

 いつもすね
   バタバタ足で
     壁を蹴る
   君の目鼻が
     焼きついていて

   表情や
     トリックの謎に
       騙された
     近ずく君の
       声は震えて
290詩織:02/01/16 20:51 ID:1PCc5QFN
「待ちぼうけ。」

陰りを帯びてきた小さな庭
テーブルを出して
古びたコップを二つ
貴方はまだ来ない

空を見る度
ため息一つ
貴方が翼をはためかせて
翔んでくるような気がして

手首に絡みつく
貴方がくれた宝物
握り締めても
付け直してみても
貴方はまだ来ない

小さな悪夢を見た
貴方は眠ってるアタシに
そっとさよならを告げて
空のむこうに消えちゃった

眼を開いても貴方が居なかったら
きっとアタシは狂ってしまうから
アタシはひたすら眼を閉じて
貴方の足音を待ってる
291kanon:02/01/16 22:02 ID:rpCY/THe
>>281-290
向日葵さん、ヒカルさん、西山さん、詩織さん、有難う御座います。
>向日葵さん
最後の表現が面白いです。
切ない詩にねずみとは(笑
>ヒカルさん
名無しのときが結構ありますね(^^;
ブラウザが悪いのでしょうか?
ありますよね、神様のせいにしたくなるとき。
>西山さん
やっと私のチンケな頭でも少し理解できそうな詩が!(笑
とは言いつつもやはり西山さんの詩はムツカシイ・・・。
>詩織さん
最初の3行は勝手に心の中の庭と解釈したのですが、それでもいいのでしょうか?
そう考えるともっとこの詩を好きになれそうです。
292kanon:02/01/16 22:48 ID:rpCY/THe
「たった一人のあなたへ」

人は独りで生まれてきて 独りの世界の中で生きて
独りぼっちで死んでゆく
或る日それを知って絶望に心を閉ざす
自分の世界の中で苦しみもがく 外に拡がる世界に怖れおののく
泣き 傷つき 疲れ果てて
自分の世界の果てでふとその事に気付く

壁の向こうで泣いているのは誰?
世界の中で怖がっているのは誰?
そして知る 世界なんて無いんだと

人の数だけ世界があって ただそれだけがあって
ある時僕が逢いたいと思い
その時もう一つの世界であなたも逢いたいと思って
そして僕らは出逢うんだ
互いの世界の果てで この壁を溶かして触れ合うんだ

数えきれない程沢山のあなたがいて
その全てと心を通じ合わせることなんて出来ないけど
限りある時の中で 命の行方を問うように指先は求め合う
僕は出会えたことを嬉しく思う 人はこうやって生きていけるんだと思う
逢えて良かった・・・あなたがいたこの世界に生まれて本当に良かった
そして僕は感謝の言葉を口にするんだ

「ありがとう」

短くて それでも心を込めて
たった一人のあなたへ
293mix:02/01/16 23:11 ID:OORRKpJw
「interest」

   知り合った偶然を 奇跡と あたしは呼んだ。
   こうしてたくさんの言葉たちが 生まれてきたのに
   お互いの本質に 触れてないね。

  知りたくないですか? 愛してしまったあたしの事

   恋をした 不思議
   矛盾だらけ 甘い気持ち

  大人になる度に 色あせていく未来 夢も見ない
   泣きたくなるばかりで 泣けない現実
   どうして恋だけは 輝くの?
   狭まる世界と対照に 広がる想いを抱えたあたし。
   ・・・知りたくないですか?  
                ためしたいの?
                 たしかめたいの
   恋をした・・・      
   
           あたしはもっと知りたいの
            愛してしまったあなたの事

 
294西山正人:02/01/17 11:04 ID:???
 田中裕子さんに

 君の容姿は単純だ
 源氏物語絵巻の典型的美人
 そして、僕の理想

 君の行動は複雑だ
 初恋の人、従妹、片思いした女生徒
 そして、女優の花

 夕闇の中にきえたはずの恋が、
 燃え盛っていたこと
  
295aoo:02/01/17 11:05 ID:uBCTZhi6
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296転記だけど...:02/01/17 11:40 ID:KDHwupRC
「グッド・バイ」

綺麗な花を咲かせよう
大切に育てたから
あの時交わした言葉
だから二人だけのグッドバイ
 
二人の景色はもう
夜明けが近くほら
街灯の君と僕に出口が見えてくる
辛かったことのほうがいっぱいあったけれどほら
楽しかったことしか今は見えてこないよ
 
君には新しい僕が出来て
僕には新しい君が
新しい二つの君と僕には新しい暮らしが
ありがとうよろしく新しい僕へ
君に会えてよかった
 
ガラス細工の悲しみを
粉々に壊せたから
偽りのくちづけも
やさしい最後だよグッドバイ
 
君には新しい僕が出来て
僕には新しい君が
新しい二つの君と僕には新しい暮らしが
花を咲かせよう咲かせられなかったけれど
そこから終わりを始めよう
少し傷ついて少し温かい
そんな別れなら・・・
ありがとうよろしく新しい僕へ君に会えてよかった
 
ガラス細工の悲しみを粉々に壊せたから
偽りのくちづけもやさしい最後だよグッドバイ
綺麗な花を咲かせよう大切に育てたから
その時交わした言葉
だから二人だけのグッドバイ
やさしい最後だよグッドバイ
だから二人だけのグッドバイ
 
 
 
 
カリガリ。
297西山正人:02/01/17 14:41 ID:???
真鍋(旧姓)英子さんに

 高校の入学式の帰り、君の横顔に一目惚れ
 見かける度に、君ははちけれそうな笑顔
 なにごともなく3年間が過ぎ
 ぼくは、君に告白し振られた

 その後、ぼくは君と似た子とデート
 その子は無表情で、いつも柄物のストッキング
 ぼくは嫌われていると思いこんだ
 君の暗号を見落として

 今、繰り返す、ぼくも君が好きだと
298西山正人:02/01/17 15:47 ID:???
田中裕子さんに

 中学の
   残る美代子は
     つれなくも

   交際拒否す
     より目を細め
299名前はいらない:02/01/17 15:51 ID:???
ちなみにタリ板でのカキコも読んだ。
やっぱりワケワカランです。
300名前はいらない:02/01/17 16:36 ID:/bkrPdov
みんな上手なのねえ。
300もらっちゃっていいかな!?
…厨でスマソ(爆
301kanon:02/01/17 19:35 ID:Dy/FxAnB
「道と空花」

灯は点っていない それでも暗闇という訳でもない
淡い夜明かりにぼんやりと照らし出された
その部屋の中は時が止まったように静か
何もない部屋刻み続けることを止めた時の中で物たちが恒久の眠りにつく

想う ひとつの記憶を
無を待つべき永遠の闇を抜け旅を続けてきた時間
夜空に拡がる澄んだ光の素粒子たち
その大河を見上げた時突然のように華開いた光の祭典をただ見続けていた
心の壁を一瞬越えていた
知らず知らずのうちに綺麗な大輪の花
・・・そう・・・君も・・・綺麗
そして遠い山の中に見た幻想的な狐火の灯かり
口の中にそっと差し込まれた一粒の飴玉
彼女の指の感触 温もり

浴衣姿の彼女を背負って歩み続けた短い旅路 
夏の夜の一本道 限りなく拡がる草原 通り抜けてゆく夜風の感触
夢と現実の狭間に変わらずあり続けたもの
そう あの温もりは幻なんかじゃない

輪郭が徐々にぼやけてゆく
眠りを誘う月明り 薄れゆく意識の中で想う
また一緒に此処に来てみよう 彼女が望むのならば
だから望んでもいいのかな・・・?
あの温もりを何時何時までも

あの夏の夜をきっと忘れない
302純愛mode ◆4K8gmf9s :02/01/17 21:26 ID:smoPDEK/
やっちまった

まただよ

これで何回目だ

もういい加減にして欲しいよな

まーしょうがないか


惚れちまったんだから・・・・・
303西山正人:02/01/18 10:57 ID:???
柳原(旧姓)須奈子さんに

 君は手をつなぐのを嫌った
 君と出会った5月の大学祭
 フォークダンスを踊りながら
 力一杯僕の手を握りしめたほか

 君はすぐに腹痛を起こした
 少し歩くと足が痛いといいだした
 君にかまれて左腕の感覚は鈍った
 そのたびに僕はうろたえた

 たった一度のまちがいだった
 最初の手紙に奈須子と書いた
 主客転倒の報復は今も続く
 君は花嫁衣裳を選ぶときで白無垢を避けた
304kanon:02/01/18 15:12 ID:I0LuxF9t
>>293-303
mixさん、西山さん、純愛modeさん、有難う御座います。
>mixさん
どうして恋だけは 輝くの?
   狭まる世界と対照に 広がる想いを抱えたあたし。
   ・・・知りたくないですか?
いいですね、此処。
>西山さん
いつもいつも有難う御座います。
大学生だったんですか?303の詩、切ないと言うより少し痛い系ですね。
>純愛modeさん
短くて、それでもすごい好きです。
なんだかんだ言っても本当はこういうものなんでしょうね、恋って。  
305kanon:02/01/18 15:32 ID:I0LuxF9t
「宵闇彷徨」

あの季節に咲いていた儚い花は
希望の匂いだけを微かに残して散り急ぐ
頬を刺す冷気
枯れた木々達の枝は空を目指す
口許からは命の欠片
いつもは姿を見せないそれも憎いほどに自己主張する
彼女の腕の代わりを首に巻きつける
似ているけども少し違う温もり
当然 と言うのか彼女の胸の方が安らぐ

あの陽が反対の角度になるまで僕らは暫く抱き合えない
虚ろな眼で 凍った手で
あの黒い板の無駄を頭に叩き込むのです
僕らは視線を交わすかぼんやりと灰色の空を眺めるしかない
引っくり返されてしまった壊れた砂時計
望むものは消えない古傷を舐めあう時間
ただ それだけなのに・・・

還りつくところ
夜 
静寂が二人をを包む
耳を甘噛みしながら優しく愛を囁きあう
声と共に吹きかかる吐息に溶けてしまいそう

もう何も見えない
もう何もわからない
そう・・・幸せ・・・
306名前はいらない:02/01/18 16:21 ID:f4xVwv7H
「OK」
OK 今 僕らは
何がしたくて
何のために
めぐり逢った?

意味のない事などないと
知った風な口をきいた
ただ その柔らかな傷口を守りたかった
それだけ

信じていればいつの日にかなんて
分かった風に ねえ そんな
都合いいキレイごとばかり
こしらえて 口を汚す

もう いいじゃん一人きりなんだし
あの時の言葉
本当の自分は何処?

OK 分からないなら
それでもいいよ
だけど どうして
涙、流れるのかな?
307kanon:02/01/18 20:37 ID:I0LuxF9t
>>306
リズムがいいですね。私にはこういう詩は書けませんです。
308カフェイン:02/01/18 23:25 ID:???
二人共に
果てることのない夢
どんな悲しい時も苦しい時も
分かり合える貴方といつまでも
変わらない愛情を

素朴な形に愛を記して きらめくように
貴方の胸は温かくて 何もかも身をゆだねます
私は溶けこむように 素直になって 真っ白になって
心優しくて どこまでも
生きる喜びを 広がる自由を求めて
微笑んでくれる 貴方の気持ち
いつもそばに いつも共に  生きていく
いつまでも結ばれる 愛でありますように

大地に降り立つ
確かなのは今、貴方の傍に一つの愛

こんにちはkanonさん。書きこみさせていただきました
なんか僕が初めに見たkanonさんの詩と、
今の詩とだいぶ変わったと思ってるのは私だけでしょうか(もちろん肯定的な意味でですよ)
ロマンチストという言葉がいつもkanonさんの詩にはあってますね
これからも頑張って下さい。
309愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/19 02:08 ID:???
みなさん、なかなか良い恋愛してらっしゃるみたいですね
羨ましいです
今までロクな恋愛してきてないので
私も頑張って素敵な恋をしたいものです。
310愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/19 02:25 ID:q4WWV2gr
オネムの時間になりました
クスリの効果にもなれて来た
生あくびばかりしってる
もう眠る準備は出来たよ
いつか出会う未来の恋人
今夜夢の中で出会えたらいいな
311愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/19 02:26 ID:???
>>310
しってる×
してる◎
312S.A:02/01/19 02:51 ID:hrSrRpX+
「PAST LOVE」

君を浮かべては どのくらい沈めたか
癒えた傷跡はもうくずかごの中

両手で包み込んだら 遠い場所で広げよう
本気で愛せたあの日の君ごと

君は確かに過ぎた恋人 掛け忘れた鍵を掛けて
もう一度包み込んだ



思いが負けても消すことが出来ない人
目立たない栞を挟んで

君は確かに過ぎた恋人 掛け忘れた鍵を掛けて
もう一度包みこんだ
313名前はいらない:02/01/19 03:57 ID:???
どこまでも、どこまでも、
とろける様に広がってゆく
私は アナタの海で天国へ昇るサカナ

甘い甘い蜜のような
そんな幸せに浸っていたい
それが見せかけだとしても、
真実を知らないまま、私は泳ぎ続けただろう

楽園の端を目指して、
何日も何日も
夕日の向こうを目指して、
幾日も幾日も

世界に果てがあるのなら、
きっと、未来にも果てがあるのだろう
でも それじゃ淋しいから
それを確かめるために 私は泳ぐ

言葉を忘れ、名前を失くし、
何度も何度も
気絶しそうになった
諦めようと思った

でも

その度に勇気をくれた運命に感謝
そして、あの晴天に接吻を
小さな胸に包み込むように
あふれ出す気持ちで いっぱいにしよう

いつか、私がアナタへ辿り着き、
私に生まれ変わったとしたら、

そしたら、

その夢の中で眠らせてね。





314あまあま:02/01/19 06:26 ID:6UCw614T
  「SWEET LONELY」
 
気まぐれな 天使達が
両手を広げて 待っている

限りなく 空に近づいて
滅びゆく二人は 美しく

新しい メカニズムは
選ばれた二人を 何に変える?

今はただ 静かに目を閉じて
抱き合っていたい 壊れゆくまま

もうこれで 終わりにできる
刃の上で 愛し合うのは

光の中 溶けゆくまま

天使は 微笑んでいる
最後にもう一度 口づけを

光の中 溶けゆくまま

光の中 とけゆくままに

光の中に

批評よろしくお願い致します。
315kanon:02/01/19 13:33 ID:syuPYKFc
>>308-314
カフェインさん、愛季沙希さん、S.Aさん、313の方、あまあまさん、有難う御座います。
>カフェインさん
今1から見直したのですが、自分でも少し変わっていると思います。
なんというか私の詩には二種類あって普通の詩と文章みたいな詩があるんです。
もともと詩自体そんなに上手じゃないなので、本当に伝えたいことが沢山あるときは文章型になってしまうと思うんです。
これからも暇があれば時々いらして下さいネ。
>愛季沙希さん
きっといつか素敵な方に出会えるように祈っています。
薬を服用されてるんでしたっけ?お体には気をつけて下さいネ。
>S.A
人は忘れる生き物、別れもいつかは忘れてしまう。でも忘れたくない。
その気持ちが凄く伝わってきました。いい詩ですね。
>313の方
> 世界に果てがあるのなら、
きっと、未来にも果てがあるのだろう
でも それじゃ淋しいから
それを確かめるために 私は泳ぐ
此処凄く好きです。特に上の2行、何かを悟っているかのような詩ですね。
>あまあまさん
凄く切ない詩ですね。
少し私に作風が似ているからでしょうか?共感できるものが多々あります。
4連目なんかは特に。
316ハサキ:02/01/19 13:44 ID:WjPOeWNa
「自然定理」
森に生きる翠は川に沿いやがて山になる
清き川はその流絶やさず流れつづけ 全てを無に還す也
誇り高きこの地に立つ権利書なんてない 只誇れ この地に

風に溶け込む蒼の風はやがて優しくなり頬を撫でる
この広大な何処までも続く大地を歩きつづけ 汗を流す
自然を営む輪は回りつづける永遠の歯車 只回りつづけろ 一心に

我、大地を慈しむ也



317西山正人:02/01/19 14:21 ID:???
沢田研二さんに感謝をこめて

 モナリザが
   勝手に視野から
     映画界

   理想の歌手は
     虎さへ守る
318kanon:02/01/19 14:29 ID:syuPYKFc
「Rain」

雨の音 弦楽合奏 心模様
流れ去りまた生まれる 絶え間なく

知っている 僕達が共有してきた時間
そしてこれからもずっと続く時間・・・
窓の外 ゆっくりと揺れ続ける木々の姿
言葉を交わしている
ゆっくりと言葉を紡いでゆく 一緒になった日から変わらない
僕と彼女が共有する時間 そして外では雨が降り続く
時間は無くなり「今」は永遠と等価になる 
ただそこにいるだけ それだけでいい・・・

・・・雨の日はね 言葉を交わしているんだよ
樹木たちは晴れた日は黙っている 
だから雨の日に言葉を交わすんだ
動物たちは雨の日は黙っている
でも僕達は話している・・・
ひとはね・・・
とても話す事が下手な動物なんだ
だから雨の日も言葉を交わすんだよ
そして下手っていうことは いつも上手になろうとして
一生懸命ってことなんだよ・・・

あなたに見守られて眠りにつくこと
あなたがいつもそばにいてくれること
大切な人 愛している人 
雨の音 弦楽合奏 心模様
流れ去りまた生まれる 絶え間なく
319kanon:02/01/19 15:22 ID:syuPYKFc
>>316-317
ハサキさん、西山さん有難う御座います。
>ハサキさん
厳粛な空気の中に力強いものを感じます。「自然」が伝わってきます。
>西山さん
う〜・・・ちょっとわからないです・・・御免なさい。
320ユラ:02/01/19 19:45 ID:Y3/UoijV
ひっそりと
空気にきみの名を溶かす

あいしていると
ささやく代わりに

ただ くちびるが
呼吸のようにきみをかたどり

ただ ゆびさきが
風にまぎれてきみに伸ばされ

そのかすかな揺らぎに
振り向いたきみと

ひそやかな音量で ふたり

生まれた微熱に
気づかぬまま

そっと 寄り添う
321yuki ◆DIe/YuKI :02/01/19 19:51 ID:Zm3wMySg
うずくまる

あつい胸が
不安を解消してくれる

言葉少なげが
時に安らぎを
与えてくれる

そっと
キスする

鼓動が聞こえる
322名前はいらない:02/01/19 19:58 ID:2xNXSE4+
僕の思いをちんちんで伝えたい
君をわかりたい 君になりたい
だから君の中に入りたい
君の中で僕の気持ちを伝えたい
323kanon:02/01/19 20:08 ID:qgZm5BFc
「Holiday」

そこには一枚の絵がある
この世でたった一人 愛した人の微笑み
時は流れゆく
子供だった自分
純粋であるという事だけで許された日々
でも僕という人も徐々に変わりゆく
それでもこの絵を見るたび 
それだけではないもう一つの真実というものを想うことが出来る
あなたが教えてくれた大切な心
生きてゆくという勇気 
時は過ぎ行き人は変わりゆく
それでも変わらないものもある
そう あなたを想う心

鉛筆を持った手を動かしかけてふと止める
食卓にうつ伏せて眠る彼女の姿 
やや傾き始めた午後の陽の光 明るさに満ちたこの静かな部屋
僕は知っている
こうして安らかに眠ることが出来る彼女を
僕がいるということに ただそれだけに安心してくれる君のことを
何も感じられない沈黙の彼方にあった凍りついていた時間
今その事を思い出そうとしてもよく分からない
それ程までに彼女を包む空気は温もりに満ちている
もう二度と時が凍りつくことはない
絶え間なく生まれゆく持続の中
終わらない休日のように
季節は巡り
僕はあなたと生きてゆく
324名前はいらない:02/01/19 21:19 ID:???
>>322
その詩は糞だけど、もっとそのテーマ掘り下げてみれば
きっとすごく良くなると思うよ。

てか、今、おいらが書こうと思った詩がそのカラーとほとんど同じだった、、
三行目なんかまんまだし。
鬱だ、、
325322:02/01/19 22:00 ID:???
>>324
アドバイスありがとう。ちんちんが糞だったかな?他に思いつかなかった。
言葉じゃ伝えられないと思ったんだ。本当の僕を。
本当の君も知りたい、わかりあいたいんだ。
君の中の温かみを感じたい、心の隙間もわかってあげたい。
こんな感じの気持ちなんです。
326324:02/01/19 22:21 ID:???
>>325
ワリ。やっぱテーマもそんなに良くないや。なんかありふれてるし。
さっき、おいらが似たようなの書こうと思ってこのスレに来てみて
君の詩を見て、ちょっとショック受けたから何か良く見えちゃった
だけみたい。ごめんなさい。
おいらの詩も糞だけどね。
327月彌:02/01/19 22:23 ID:aqJZQ5xA
雨が降り注ぐ、午前四時。
鳴る事の無い電話の前で
膝を抱えてる。
少しの期待と
カーテンの隙間から射す
太陽の光が
大きな悲しみへ
変わって行く。

心の底では、きっと
待ち続けている。
優しい声を
待ち続けている。

コンクリートの水溜り
水蒸気に成っていく。
鳴る事の無い電話の前で
受話器握り締めている。
電話のコールと
心臓の音だけが
耳を支配している。

心の奥では、ずっと
君が出る事を
そして、優しい声を
待ち望んでいる。

鳴る止む事の無い
電話のコール。
寂しさに僕は
涙を落とす。


328322:02/01/19 22:36 ID:???
>>326
僕は糞して寝ます。
君は頑張ってくれたまへ。
ばいばい。
329金糸雀:02/01/19 22:36 ID:/WXo3gwK
<愛・響き・別れ>

買い物袋持って二人で歩いた
舞い上がる木の葉
急いで走るクラッシックカーによろめいて
貴方が林檎を落とす
そんな映画のワンシーンみたいなひとときを
ずっと夢見てやまなかった私

時計の秒針
進めるのは私、遅らせるのも私

何処かで聞いた不思議な曲
路上で歌っていた黒髪の少女

そんな懐かしくて穏やかな日々
だからこそ一刻一刻が大切で・・・・
貴方の表情一つ一つが心に響いた

だから気にしないでいた
充分にわかっていたけれど

だから気付かないふりをしていた
もう、ずっと前から部屋の中に貴方は居ないこと
二人で写る写真、
貴方の顔にだけ光が反射して見えなくなってた
その意味があの時の私にはわからなくて・・・
ただ写真の角度を変えることしか出来なかった

手を繋いで遊びましょう

受け入れなければいけない
残酷な現実
メロディーが無ければわからない?
言葉だけでは伝わりませんか?
二人の合い鍵は錆び付いて
お揃いのカップも埃をかぶった

愛は響いて、そして終わる・・・・・
330愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/19 23:10 ID:KZdtZTl7
【HAPPY ♥ CANDY】

今なら素直に好きだよって言えそうな雰囲気
満たされて胸がいっぱいあなたの愛でいっぱい

HEART刺激する初めてのKISSはちょっと甘過ぎるCANDYみたい
乙女はROMNCE夢見て恋をして
ふわふわ空を舞う天使を真似て両手ひろげて

今なら素直に好きだよって言えそうな帰り道
みなぎった愛情いっぱい私の想いバレてますか?

HEART熱くなって眩暈しそうなちょっと甘酸っぱいHAPPYしたい
乙女はROMANTICに弱いものよ
くらくら空に浮いてく微熱のような恋みっけ

ひらひらと舞い落ちる花びらに華やかに包まれて
それでも私にはあなたしか見えてなくって
ほらごらんふたりの影がひとつになってくシルエット
門限は午後9時なの コレ以上はまた明日ね

ひらひらと舞い落ちる花びらに華やかに包まれて
それでも私にはあなたしか見えてなくって
ほらごらんふたりの影がひとつになってくシルエット
門限は午後9時なの それじゃおやすみなさい


††思いつきで書いてみました
††書いてすぐ読み返したらすごく幼稚な詩だって気づきました
††なんとなく、ただなんとなくだけど楽しければいかなって…。
331あまあま:02/01/20 05:55 ID:I5nBF0D3
他の板にも、書き込んだのですが、
批評されず、荒れてきたので、ここに同じ詩を
書き込ませていただきます。その板に
書き込んだHNは、も〜りゅ〜です。
あまあまをコテハンにします。では
332あまあま:02/01/20 06:07 ID:I5nBF0D3
  「オアシス」
何も知らぬ エゴイスト達
ヒステリックに 愛し合う

舞い上がる テクノロジー
空から降ってきたのは
裁きのナイフ

何もかも 終わればいい
何もかも 砂に還ろう

誰も知らない その風が
何処へ吹いてゆくのか
冷たくなった 太陽は
誰に光を捧ぐ?

ドライヴする 終わるために
この世界に 乾杯を

未来のアダムは 静かに刃の上で
イヴと愛し合う

何もかも 終わればいい
何もかも 砂に還ろう

砂になる日を 待ち焦がれ
青い空の下で
おまえは砂漠を 濡らすだろう
涙が枯れるまで

おまえは砂漠を 濡らす
涙が枯れるまで
涙が枯れるまで 


333kanon:02/01/20 13:27 ID:nIE8ILmx
>>327-332
月彌さん、金糸雀さん、愛季沙希さん、あまあまさん、有難う御座います。
>月彌さん
雨をテーマにした詩、大好きです。私の>>318「Rain」も少し参考になれば嬉しいです。
>金糸雀
すごく切なくて、寂しくて、特に6連目の
>その意味があの時の私にはわからなくて・・・
ただ写真の角度を変えることしか出来なかった
此処にぐっと来ました。
>愛季沙希さん
女性もそんな風に考えているのでしょうか?男性側としては態度に出して接してくれると
もっと自信が付いて「好きだ」って言いやすくなると思うんですよね。よくわかりませんが(^^;
でも私は女性のそんなところが素敵だと思いますけどね。
>あまあま
なんかの映画をまとめたような詩ですね(いや、テキトーです(^^;
悲壮感が良く表れていていいですね。
個人的には「海に還る」表現のほうが好きです。
334kanon:02/01/20 14:13 ID:nIE8ILmx
「手」

いつからそうしていただろう
眠りと覚醒の狭間の領域 目は開いていた
暫くの間は何も視界には映っていなかった
長い時間が過ぎ自我が再び形を戻してゆく
月明かりの微かな光を感じ取れる
未だ繋がっている半身に柔らかく温かい感触を覚える
微かに聞こえる呼吸音 自分のものではない
共に眠りについた彼女の寝息 温かい感触の正体に思い至る
温もりを宿したシーツの感触が素肌に心地好い

微かな感触 それでも確かに感じた
ほんの少しだけ自分の手を握り返した彼女の手の動き
大袈裟な抱擁ではなく熱い口づけでもない
でもその微かな彼女自身の意志が心を優しく包む
自分の中に生きる彼女を描いた
彼女の本当の姿を 
求める気持ち 受け止める気持ち 守りたいと思う気持ち
あなたと過ごす時間の中で
自分の心を知りあなたの心を知る
彼女が何よりも大切な存在であるという事を
この人と歩いてゆこう
今何かをしてあげる力がないのならば
せめて握ったこの手を離さないように
僕はここにいる
誰よりも君を知っている僕はここにいるから

自分より少し小さなその手 決して離さぬように
何時までもあなたのそばにいられるように
335mix:02/01/20 14:57 ID:KUy9WLdv
「いい経験」

  悪い男にだまされたのは、
  若かったから。
 
  10代の恋でよかったね。
  大丈夫
  立て直せるよ。

  少しだけ 強がって 笑ってみた。
  こうして 話せるのは 
  ちゃんと愛されていたから。

  大丈夫
  大人になるよ。

  でも、お願い、
  誰も 「いい経験だ」なんて
  言わないで。

  言わないで。
    

  
  
   
  

336666:02/01/20 15:33 ID:thW/krty
興味があれば見てください
http://www14.u-page.so-net.ne.jp/cb4/death/adamandeve.html

「刺激」

そりゃあ人も殺したくなるさ

だって人は刺激を求めているんだもの
何もなかった時代からそれは
常にエスカレートしていった
本 ラジオ TV ゲーム
恋愛 不倫 ケンカ ロック
カーチェイス 戦争
そしてそれは更にエスカレートしていくだろう
そして理性がきかなくなるのさ

そして人を殺したくなるのさ

まだ彼らの気持がわからないのかい?
彼らが悪いんじゃないさ
必然だったというわけだ

人には血が流れている
みな同じに血が流れてりる
それに気づくか気づかないか
それだけの違いさ

人はみな刺激を求めている
その血を受け継ぐものが
さらに強い刺激をもとめるのだろう

昨日テレビを見ていたら
大人同士が罵り合ってたよ
そしてそのTV番組を面白がって見ている大人が
たくさんいるという話だ
337ヒカル:02/01/20 19:47 ID:aKRYDlpY
透明なクリスタルの中に
うすく輝きながら 君が時折呟いていた

私の手は自由に伸びて それこそ
私から自由になって 君のクリスタルに触れていた
勝手に伸びて君のクリスタルに触れた手からは 
優しく寂しく 切ない思いが伝わってきた

私の手は不思議と君のクリスタルに馴染み
いつしかクリスタルのなかに沈んで行った
私の手はそして そっと君に触れていた

裏切らないで。。騙さないで。。
その刹那 君は泣きながら訴えた

私の手に電流が流れたかのように 一瞬強張る
ただ 私の手は君の言葉を求めていた
もっと聞かせて欲しいんだ。。君の物語を。。

君の中の少女は何かを伝えようと 話そうと
切羽詰った声で語り始めた・・

少女は話終えると寡黙になったが そのおもてからは
悲壮感は薄れ 目には輝きを取り戻していた

また遭えるよね? 私は君に尋ねていた
いつの間にか私は君に囚われていたのか・・

君の中の少女が笑顔になるのが堪らなく好ましく思えた
満たされたのは私の方じゃないのか?。。そう。。
君の役に立ちたい。。初めての思いに戸惑いながら
君の手をそっと撫でた
338名前はいらない:02/01/21 17:04 ID:Lkg9cliB
人ごみの街並 雨やどりしてたら
久しぶりの君の言葉 それだけで

雨のたびに思い出してしまってた
優しい腕とか少し震えたような声
すべてが愛しく感じられた

君の歌が好き
口ずさむ 風の声 待てずに
少しでも 君の近くへ 駆け出す

夕暮れ色に染まったカーテン
冷たい私の手を何も言わず握ってくれた

君と過ごす ふわふわした時間
優しい体温 少し早く打つ心臓
君に包まれて目覚めた朝

君の歌が好き
口ずさむ 風の声 待てずに
少しでも 君の近くへ 駆け出す

景色が回る 空気が冷たい
明日は晴れますように
339kanon:02/01/21 17:28 ID:akPdrswx
>>335-338
mixさん、666さん、ヒカルさん、338の方、有難う御座います。
>mixさん
嗚呼、いいなぁ、こういうの好きです。なんか、言い表せないやるせなさを感じます。
>666さん
HP行ってみました。index、すごくセンスがいいですね。私には逆立ちしても作れそうに無いです。
素晴らしい詩もたくさんありますね。
>ヒカルさん
その少女は天使でもあり小悪魔でもありますね。その少女、少し好きになりそうです(笑
>338の方
うわ!ヤバイ、ツボだ!
ミスチルのような恋詩ですね。すごくセンスを感じます。この詩ミスチルに歌ってもらいたいです。マジで。

みなさんへ
次に載せる詩は本当に受け狙いです。たまにはこういうのもいいかな、なんて。
340kanon:02/01/21 17:59 ID:akPdrswx
「流れよ我が涙 と若者は言った」

相思相愛 健康にも恵まれており基本的になにも問題はない
が 広く世間を見わたしてみる
そう 恋愛と結婚生活は似て大きく異なる
夫婦の間には微妙な駆け引きを要求される戦術活動
虚実を入り交えた諜報活動は不可欠
そして今 やがて産まれて来るであろう子供の将来を盾に
大蔵省こと妻が財布の紐を極めて堅く閉めている
こうした状況を背景に今夜も水面下の戦いが始まる

「・・・あのさ、今月ちょっときついんだけど・・・」宣戦布告
「・・・そう・・・」布告受理
「その、親友の結婚式もあったしさ・・・送別会もあって」威力偵察
「・・・・・・・・」通常防御
「あ、あのさ・・・だから・・・その・・・」戦術変更の検討
「・・・なに・・・」攻勢妨害に向けてた限定攻撃
「前借りさせて欲しいかなって・・・はは・・・だめ・・・かな?・・・」支援を伴わない突然の全面攻勢
「先月も先々月も前借りしてるわね」着弾点の修正
「・・・いや・・・そのさ・・・」敵支援攻撃による一時的指揮系統の混乱
「だめ」防御戦闘の激化と敵攻勢限界点の確認
「で、でも職場のつきあいって言うか・・・」予備兵力の投入
「関係ないわ。毎月のお小遣いに、予算入ってるもの」攻勢への転換準備
「・・・・・・・・・」指揮系統の麻痺
「お養母さんも子供のために、お金のことはきちんとしなさいって言ってる」支援攻撃と主力部隊による攻撃開始
「ええ!?お袋が!」戦線に混乱が発生
「ええ。お義父さんもよくお小遣いの前借りするらしいけど・・・・癖になるからダメだって」敵の支援主力を捕捉
「お、親父も前借り!?」戦線の著しい混乱と大規模な敗走
「そうよ」全面攻勢へ移行
「そんな! 飲み代ぐらい男の甲斐性だから当然だって・・・」全面敗走と外交交渉準備
「お義父さん いつもお義母さんのお財布狙ってる・・・・このあいだ見たもの」追撃戦を展開
「自分はお袋に黙って差し出させているって・・・・」停戦に向けた外交努力
「・・・・・・・・・・」停戦の承諾
「・・・・親父・・・・」開戦理由の無責任化に向けた内外への宣伝活動

もっとも 勝敗は実際に鉾を交える前にほとんど決まっているというのは
多くの戦史となんら変わることはないのだが
341名前はいらない:02/01/21 18:05 ID:???
ちょっと微妙だね・・・・
342kanon:02/01/21 18:27 ID:akPdrswx
「風景画」

少し古感じの風景
僅かに聞こえる海鳥の鳴き声
昼間の元気な金切り声ではなく寂しげな角笛の音に似ていた
後に残った規則的な波の音がこの風景を統一する
あるのは風と波の音と風紋のある砂と人々が忘れていった夢の断片だけ

橙色の薄光の中にぼんやりと浮かび上がっている黒い影法師
海を描いている一人の少女
他の風景と見事に調和していて不思議なくらいに美しい
単調な波の音が僕を包んで
全く時間のない世界に連れていく
たった一言聞こえた彼女の澄んだ声
・・・もうすぐ描き終わりますから もう少しだけ待って下さいね・・・

意識が不意にはっきりする
沈んだ太陽の僅かな残光で砂浜の表面が薄く見える
太陽の最後の残光で影になっていたキャンバス
何も描かれていなっかた白に海を見えた気がした
単調に続く波音
薄い藍色の空気が涼しい風と共に風景を支配していた

もしかしたらその風景の一部だったのかもしれない
顔も覚えていない少女
でも何故か湧き上がる僕が彼女になれる自信

いつかは書きたい 僕だけの風景画を
そのとき彼女にもう一度会えると思うんだ
343カトリーヌ:02/01/21 21:09 ID:???


あなたのメモリが携帯から消えてから
私髪切る代わりに化粧を変えたわ
もし会ったら声かけてね
笑って無視してあげるから
でも勘違いしないで
そうするワケは見返したいだけなの
意地張ってるだけ
涙が流れるわ
きっと私どうしようも無いくらいいじっぱり

344kanon:02/01/21 21:22 ID:akPdrswx
「さくら」

桜の花は緑の葉に姿を変え静謐な空気が満ちる丘
そんなこの丘で未だに花をつけている一本の大きな桜の樹
人の目を避けるようにほかの桜から離れて立つこの樹は毎年遅れて花をつける
雲が気紛れに月を隠す静かな春の夜

毎年僕はここに独り立つ
大切な想いを月の光で凍らせるために
あの永すぎた夏の日から続く彼女の夢を見続けるために
瞼を閉じると走馬燈が動き出す
微かに漂う樹香があの砂浜でしてくれた彼女の膝枕
・・・何故またここに来るの・・・
あの頃のままの彼女の声が静かに耳に届く
彼女がどこからか僕を見つめている そんな気がした
「君に触れるために」
時が停まったかのような世界に桜の花弁だけが静かに舞い続ける

一枚の花弁が音もなく頬に触れた
悲しいほどささやかその感触は哀しいまでの優しさ

彼女だ
何の根拠もなく顔を上げずに身を起こし桜の幹に身を寄る
静かに瞼を閉じる
瞼から零れ落ちる新たな水滴が桜の花を頬から拭う
涙と共に流れ落ちる花弁は静かに頬を撫でてくれる彼女の白い指先
やがてそれは唇に辿り着く
触れた花弁から僅かなでも確かな温もり
柔らかい口づけを受けて春の夜の奇跡は終わりを告げる
朝日が想いを融かさないうちに僕は丘を降りた
345あまあま:02/01/22 15:27 ID:9ULzkFA2
目覚めのキスを 待ちながら
シュールな夢を見る 今夜も
ベッドに破滅を 用意して
まだ見ぬ君を 待っている

暴いた夢が また夢で
もう自分が誰かも 思い出せない
頬を濡らす君 泣かないで
君にはもう 僕を救えない
 
同じ夢ばかり 何度も見てる
今なら間に合う そう今なら
 
見ている夢が 完成すれば
君に二度とは 逢えないだろう

同じ夢ばかり 何度も見てる
今なら間に合う そう今なら
そう今しか もう今さら・・・
346カトリーヌ:02/01/22 15:54 ID:???
君にはもう僕を救えないが良い!!!>345

夢を捨てて希望を捨ててそうて自分を捨てて
いつしか人を信じなくなって
この星よ、もう疲れたなら
もう眠りなよ
僕の過去と共に
夢を捨てて希望も捨てて
落ちていく僕だけれど
だけど捨てられぬ事がある
作る事は簡単だけれど捨てられない
忘れる事もあるけれど捨ててはいない
そんなやっかいなものの中に君はいて
忘れられず捨てられず思い出してしまう

この星よ、どうせ眠るならば僕と共に・・・
347名前はいらない:02/01/22 17:45 ID:???
348あまあま:02/01/22 17:56 ID:RdWK+qiP
  「SERAFINE」
いつでも すり抜けてゆく
進化の風は 血を選ぶ
残されたオレは 空に浮かぶ
あの船を見上げながら
風に吹かれている

信じられぬ未来を乗せて
何処へゆく?
オマエには わからない
最後に 愛を込めて

止まない 冷たい風は
ちぎれた声を 運んでくる
迫り来る破壊に 気づかないのか?
その前に もう一度
オマエに会いたくて

夜になれば オマエの事を
思い出し 砂の上
散らばった
残骸を 拾い集める
空から降ってくる

オマエにはまだ わからない

星降る夜は 風を聴き

冷たい風は 何処へゆく

ここから何ができるのか

オマエのもとに 行けるのか?

ここから何ができるのか


明日は仕事だめんどくせぇ(愚痴です、スマソ) 
349kanon:02/01/22 19:44 ID:8/egKEHK
>>345-348
カトリーヌさん、あまあまさん、有難う御座います。
>カトリーヌさん
この星よ、もう疲れたなら
もう眠りなよ
此処に好きです。自分の想いのことですよね。
>あまあまさん
今回は渋めにきましたね。
あまあまさんは「砂」という物に魅入られているようで・・・。
違っていたのならすみません。
私も「月」と「雨」に特別な思い入れがあります。ですからそれを使った詩が多くなるんですけどね。

350kanon:02/01/22 19:51 ID:8/egKEHK
少しリメイク版を、この風景はもうこのスレの中では3度目になりますかね。
それだけ記憶に残ったあの夏の夜です。

「夜道」

立ち止り 暫し目を閉じる
心に刻み込む
薄手の白地の浴衣
淡く描かれた夏百合の模様
髪が風に揺れ白い耳元と襟首が印象的に淡く光
彼女の吐息を
温もりを確かに感じ続ている短い旅路

夏祭りの帰り 
闇に続く一本道
酔った君を背負って一歩ずつ

頬に微かに触れる白い指
優しくて
儚くて
護りたくて

帰りたくない
連れ去りたい
この足で
君と 何処までも
351kanon:02/01/22 19:54 ID:8/egKEHK
>>350
他の二つというのは
>>87「夢祭」>>301「道と空花」です。
それのリメイクではありません。
「次の人がお題をだす」スレで投稿した「足」のリメイクです。
念のため。失礼しました。
352紅雀:02/01/22 20:21 ID:ZW5xxfor
>>350はとてもいいですね。
「足」でイイ!と思っていたのですが、
あの時はレスに入り込む余地がありませんでした。
kanonさんの詩の世界の、
しっとりとしていて、
懐かしいような、でも実際にその世界へ行くと
帰り道の分からなくなる不安を幽かに感じるような
そんな雰囲気がとても好きです。
では、ご活躍ください!
353kanon:02/01/22 21:42 ID:8/egKEHK
「抱」

絡んだ指
半身から感じる彼女
瞬きもせずにひたすらに眼をあわせる
心を鷲掴みにする吐息
吸い込まれそうな瞳
息すら出来ない

その瞳は何を映してるの?
その耳にはどんな囁きが聞こえるの?
その手に僕の体温は伝わっているの?

君になりたい
君の見ているものを見たい
君の聞いているものを聞きたい
君の触れているものを感じたい

だから君の中に入りたい
少しでも君に近づけるように
少しでも君になれるように

揺れて揺られて
翻弄されたくて

つまり
愛してるってこと
354kanon:02/01/22 21:47 ID:8/egKEHK
>>352
どうもです紅雀さん。
これからも皆さんが少しでも目を停めていただけるように頑張っていきたいと思います。
355愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/23 02:57 ID:PS1SZobv
みなさん、素敵な恋愛してらっしゃるんですね。
羨ましいです。
356kanon:02/01/23 22:29 ID:lcnJUqfd
「ADIEU...」

低い堤防の向こう側は砂浜のその向こうは海
丘陵地のカフェを型取った広いテラス
白色に統一したテーブルと椅子
狭い草地の真中に建つこの白いログハウス
開店は十一時
開店前のこの時間は一日の中で一番静かで落ち着く時間
店の中で動いているのはシチューと珈琲の湯気だけ

いつも決まって海の見える窓際の席にその少女は
晴れた日も雨の日も 平日も休日も
店が休みの時以外は殆どやって来た
何もせず珈琲一杯を頼み一時間窓際に座って海を眺め帰って行く
彼女の好きそうなレコードを選ぶのが毎日の楽しみ

「やあ、いらっしゃい。」

彼女はいつものように
少しばかり振り返り小さく微笑んでまた視線を海へと戻す
規則的な波の音と微かな海風が静かに彼女の髪を揺らした

波の音が静かに響いていた
海は今日も穏やか
午後の陽の光が波立つ海面に反射して澄んだ音楽を奏でる
時折 浜辺の少年達の声が乾いた打楽器の音の様に響く

そう 
此処はこの海が一番綺麗に見える場所
店の中にはソウルの甘い歌声が響いていた
357匿名希望さん:02/01/23 23:01 ID:FSGNPMmy
358名前はいらない:02/01/24 15:30 ID:???
359カトリーヌ:02/01/24 18:56 ID:???
いつの間にか置き忘れた夢を
もう一度だけ・・・

もう二度と咲く事の無い花を
見つめる事すらできずに
社会の残酷さを怨んで
自分の足元を見て見ぬふりをした
影に隠れて動けない者達を
踏んできた事を
忘れたフリをして・・・

僕らは忘れてはいけない事を
忘れて生きている
それは君も知っているはずだよね
胸騒ぎがする、そんな時
一つ一つを思い出して
子供の頃から今までの夢を
一つ一つ拾って歩こう
そうしたらきっと青空に向かって
咲けるはずだから・・・
夢と言う名の虹色の花を。。。
360名前はいらない:02/01/24 19:30 ID:???
>>358
感動した!!マジでマジで。
361kanon:02/01/24 20:45 ID:unKDK1M2
「Memory」

静寂に包まれた時間
木枠のスピーカーから流れる柔らかな音楽
遠くから微かに響く絶え間ない雨音
手元の文庫本の文字をゆっくりと追いかける
よく知っている物語

いつからだろう
彼女の身体が丸みを帯び始めたのは
淹れたての紅茶のカップを両手で包んで
窓辺に座る彼女の横顔を
その向こうで風に揺られる木々を
ぼんやりと眺めながら
そう 微かな記憶の中確かにその感触を覚えている

水の匂い
風のような声
温もり
感覚ではなく印象
優しく笑っている
いつかどこかで耳にしたような歌声
僕の心の中で輝き続ける叙事詩

あの雨の日
貴方は確かにそこにいた
少しだけ大人になって 
それでも変わらない笑顔で
でも今は想い出の中に
そして僕の静かな始まりの中に
362カトリーヌ:02/01/24 21:19 ID:???
今日はそっとしておいて
私に触らないでください
今日はまだ私は貴方の女なのだから

私が泣いたら
髪をなでてくれた
それだけで救われた
貴方が下を向いたら
前を向く様に影を重ねた
それだけで笑った

人ってすごく純粋な物
他愛も無くもろくて
だから多分
何かでくずれたのでしょう

今日はまだお風呂に入りたくありません
貴方の腕につかまりながら歩いたから
洗ったら
それで本当に
おしまいだから
誰か時計を壊してください
12時を迎えたら私はただの女
迎えたら
それで本当に
おしまいだから

今日はそっとしておいて
私に触らないでください
今日はまだ私は貴方の女なのだから
363名前はいらない:02/01/25 07:51 ID:frs2WmhB
>>362
まいりましたーー!
364kanon:02/01/25 16:05 ID:1qwzOOl1
>>362
カトリーヌさん有難う御座います。
女性の視点で書いてみたい・・・。一度でいいから書いてみたい。
本当に私は男性の視点からしか書けないのが悔しいです。
いい詩ですね。日常のシンデレラストーリーとでも言う所でしょうか。
365カトリーヌ:02/01/25 18:46 ID:???
ありがとうございます!!

頬が真っ赤に燃える

唇噛んで
悲しみの涙を流す
あなたは約束を破らない人だと信じていたのに
どうしてどうして
私に涙を流させる?
明日のための
左手薬指の責任をどうとってくれるの?
戻って来て
帰って来て
頬が真っ赤に燃え尽くしてしまうまでに

366名前はいらない:02/01/25 19:07 ID:x4+enGOd
>>365
・・・。
367カトリーヌ :02/01/25 20:12 ID:pJ+Xqqw/
ひー
368名前はいらない:02/01/25 21:34 ID:V6+9xk4J
>>365
くさいようで、まったくくささを感じないんだよな。
もっとやってください!
369宮尾浩司:02/01/26 02:44 ID:1E6fLUyw
砂場

小さな子供がSとNのついたものを持ってきてた。
気がつかないうちに引き寄せられる。

なんでだろう。そう、ぼくは砂鉄。すこしずつ君にひき寄せられる、、、。
370山田真一郎:02/01/26 02:55 ID:1E6fLUyw
トンネル

息が白くなる季節、キミに声をかけたことではじまった。
寒いのなら僕のモンクレールを貸すよ。
君がそばにいると鼻の下が伸びちゃう。
このトンネルを抜けると君はいなくなった。
371松岡理沙:02/01/26 03:22 ID:1E6fLUyw
トンネル

雪が溶けるころ、私達の進路は決まった。
二人の心とは裏腹に離れ離れ。
これから先はどうなるんだろう。やっていけるのかな?

黄色い花にしおり蝶が舞う頃、少し先の見えないトンネルに入った、、。
372あまあま:02/01/26 07:56 ID:y4+FMmDL
こんな所で あの娘と
なぜ抱き合っているんだろう

華奢な体 長い髪
タナトスの匂い

荒れ果てた 廃虚で
繰りひろげられる宴

事の後で あの娘は
高らかに こう言う
「愛をあげましょう 新世紀の
 死にゆくブタ共に!!」

あの娘は 知っている
とてつもなく ブッとんだ未来を

「戦争も AIDSも
 楽しむしかないのよ」

あの娘は 微笑んで
白い胸を はだけ

目の前の 悪夢に
目眩いを 覚えながら

垣間見た空は もう
真っ赤に 燃えている
 
 最後の人間 は
神様さえ
殺してしまった

あの娘は 知っている
とてつもなく ブッとんだ未来を 

この世の 毒薬 は
飲まねばならぬ
それなら 今すぐに

出勤前カキコと・・・
373カトリーヌ:02/01/26 18:33 ID:???
目が勝手にね
あなたの姿を追いかけちゃうの
信じられない位
あなたが好き

今まで幾つものの本を読み上げてきたわ
今まで幾つもの美しい言葉を学んできた
「いつかこんな言葉言うのかな?言ってみたいな」
なんてあの時はまだ子供だった

恋愛に「愛してる」と「大好き」以外はいらない
美しい言葉は好きって事の言い訳だから
好きなのに理屈はいらないよね
すごく単純なものだしそれ以外の言葉じゃ言えない

あなたのそのとろけるような
笑顔が私に教えてくれた
すごく大事な事
もっと知りたいな・・・

374ゆり ◆olJZZGWw :02/01/26 19:09 ID:???
久しぶりに来ました〜(^−^)
この前は、素敵な詩をカキコしてくださって、
ありがとうございました。

>「Memory」
出だしがとても素敵でした。
「静寂」とか「柔らかな音楽」とか、
kanonさんの詩は、あたしの好きな言葉がたくさんありますね。
文庫本にふけりながらも、雨の音でその集中をはぐらかされてしまって、
思い出の中に別のことを考えてしまう一瞬の情景が思い浮かびました。
(解釈が違っていたら、スイマセン)
kanonさんの詩は、柔らかい感じがして、尖った事も
言葉のオブラートで包み込んでいて、読んでると優しい気持ちになれます。
すごく感受性豊かで繊細な方なんだな、と思いました。
375kanon:02/01/27 12:57 ID:aXEO+i3d
最近部活忙しい・・・。疲れました。返信遅くなってすみません。

>>365-374
カトリーヌさん、宮尾浩司さん、山田真一郎さん、松岡理沙さん(同一人物ですよね?)
あまあまさん、ゆりさん、有難う御座います。
>カトリーヌさん
女性の方でしょうか?373などは男性では恥ずかしくて書けないと思うので
>宮尾さん
コテハンは統一された方がいいのではないでしょうか?詩は「死と別れ」をかけているのでしょうか?
>あまあまさん
タナトスと言えばフロイトでしたっけ? タナトス、エロス説の。
人間が本来もってる死への本能ですよね。無への回帰と言ったほうが正しいかな?
そう考えると、私達の恋や愛はエロスに動かされるまま・・・ってことかもしれないですね。
>ゆりさん
解釈は殆どあってますよ。
繊細かどうかは自分でも全く分かりませんが(笑
少し潔癖症なところはあるかもしれないです。
>尖った事も言葉のオブラートで包み込んでいて
というよりも恋歌で尖ったことを書くのがあまり好きではないんです。
376カトリーヌ:02/01/27 13:01 ID:???
女でっせ〜>375
377kanon:02/01/27 13:20 ID:aXEO+i3d
「そして旋律だけが残った」

あの人はいない

陽の光がとても明るい
波の戯れ 光が水面に反射してまるで宝石
決して手に取ることは出来ない宝石
永遠に手の届かない宝物
振り返ると白いワンピース姿のあのひとがいる
微笑む
「砂、熱いわね。」
手に靴を持って裸足で砂浜を歩いている
歌が聴こえてくる
・・・夏なのに秋の歌なんて可笑しいよね・・・

なんて
でも繰り返しその旋律を口ずさむ
聴き様によってはとても悲しげな旋律なのに
あの人はとても軽やかに歌う
そのまま何処までも続いていく
そう海の上を滑り 雲を突き抜けて天上まで
旋律は残っている
今もこの胸の中に
そして
あのひとの歌い方に一番近いその編曲を耳にする度
あの場所がいつでも帰ってくる

唯一の安らぎであるあの海が
そう 還るんだ
いつかあの海へ
378kanon:02/01/27 13:39 ID:aXEO+i3d
「そして旋律だけが残った・永遠の夏」

恒久の静寂の時間 止まった夏
確かに見ていた
光る水面に
風が通り過ぎる小さなさざ波に

輝く海 静かな海 風の歌 波の歌 陽の光
何処までも砂浜を走って行った記憶

ふと遠くから歌声が聞こえてくる
寂しげな旋律である筈なのにその歌はとても軽やか
振り返る
あの人はそこにいる
微笑む
歌は続く
そう 愛していた
その歌を
愛していた
その旋律を

僅かな意識の光を旋律が優しく包み込む
流れゆく旋律に包まれ意識が少しずつその形を薄れさせてゆく
何処までも永遠に続く闇の中に
意識を包んでいた旋律が続いていく
それはいつまでも消えずに続いていった

永遠の夏と共に
そして旋律がだけが残った
379カトリーヌ:02/01/27 15:17 ID:???
美しすぎるっ!!>377,378

人々が立ち去る頃
君は涙こらえてこぶしを握った
負けたくやしさじゃない事
皆は知らなくても私は知っている
その涙のわけを

君が
今まで何を見上げて
どこを目的として
まっすぐ走ろうとしていたのを
見つめていたから

くじけそうになったね
涙こらえて一人で立ち上がったよね
がむしゃらに頑張ってたね
皆は知らなくても
私は全部知っているよ

人々は何も知らなくても
私は知っているから
分かっているから
その忘れてはいけない
涙のワケを

380愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/28 01:04 ID:o0G0MpMR
ただ無性に… ただ衝動的に… 僕は自転車を走らせてる
電柱に引っ掛かった黄色い風船は黒いカラスに破裂させられ
それを偶然目にした僕は興奮して笑いが止まらなくなって

ただ純粋に… ただ偏執的に… 天使の居場所を探してる
次から次へとミミズの死骸を踏んづけて久しぶりの風を感じる
それを綺麗な目をした少女が僕を指さしてなじり飛ばした

どうしても叶えたい夢があるから
胸で息を吸って 空想以上の君を 今から想い描いて
人通りの多い繁華街 自転車から飛び降りた

   温存してた 勇気を振り絞って… 失意から 抜け出して…
 恋をしたら… 恋をしたら… 恋をしたら… 天使に会いたくて…
381kanon:02/01/28 19:10 ID:x7ScFy/Y
>>379-380
カトリーヌさん、愛季沙希さん、有難う御座います。
>カトリーヌさん
恋歌と言うよりは、なんだろ・・・「メッセージ」ですね。
なんか青春の匂いが漂ってくるような詩です。
>愛季沙希さん
少し昔と作風が少し変わりましたね(いい意味で)。
最近色々な所でお目にかかるのですが、沢山の種類の詩を書いてるからでしょうか?
382愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/28 23:04 ID:???
>>381
テーマは「その時の気分や感情」が多いです
あと書いてる時のテンションの高低で
言葉遣いも変わっちゃいます。
383カトリーヌ:02/01/28 23:49 ID:???
天使とかって好きだなぁ。
英語で言ってもいい感じだし。>382
384愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/29 00:17 ID:CM2T6EQm
以前どっかでカキコした詩ですが・・。


           「オレンジの空」


    オレンジの空 裏返る声 君に涙を見せないで
    幕が降りる時 寂しくて 僕は生温い肌抱いた

今夜も噛み砕いた青色のTABLET クリームの匂いもそのままで
冷蔵庫のモーター音が耳につき 眠れなくて昨日の夢を思い返す

    月に似た憧れ 想像して 君との距離はかった
    臆病な恋だけ 胸に募る 僕は階段に座り込む

飛び回る空想を具現化した公園 ゆっくりとブランコゆらして
あと少しで約束の時間は訪れる 目を閉じて次の頁を探してた

     嘘つきと呼ばれたあの頃の僕はいない
   あどけない表情で笑った少女が口にした言葉で
     悪い予感はぼんやり薄れてなくなった
  もし夜明けの太陽がきれいなら痛む事も怖くないから

385名前はいらない:02/01/29 00:20 ID:1X40XvgC
____________
| __________  |
| |             | |
| |         ブチッ  | |
| |_____/| /| ___| |           消えろっ!
| |      |/ |/    | |          Λ_Λ
| |              | |     ピッ ┌(´∀` )‐―┬┐
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386kanon:02/01/29 20:59 ID:4Enz7TvC
「春の陽だまり」

淡い陽射し
芽吹く緑には次第に花の香
春の風の音色響く午後の日溜まり
君はあまり花に心が無いようだけど
そう
女の子なんだから

カーテンと窓を開け放った部屋に
僅かに花開いた桃の枝が一本
そよぐ風に乗る香り
少し舞い上がりそうな胸押さえて

微かに口許に微笑を浮かべて
静かに流れる時間の中で安堵を感じ
そこに居続けることを
控えめに望む君の姿が

漂う石鹸の香り
触れている手の少し低い体温
それほど長くはない君の髪が
風に柔らかく梳かれていった
387kanon:02/01/29 21:06 ID:4Enz7TvC
>>386
うわ、変換ミス御免なさい
春の陽だまり→春の日溜り
です。
まだまだ春の気配は感じられないですね。毎日寒いです。
まあ、寒気団にせめてもの抵抗でも(笑
388彷徨う魂:02/01/29 21:36 ID:fXKozmT1
誰もいない冬の静かな海辺
風になびく君の髪を眺めていた
何処までも続く足跡を残しつつ
君は無言で海辺を歩いていく

海猫の鳴き声は何処か哀しげと
微笑みながら君は言ったけれど
僕は君のその微笑みの方が
とても哀しげに感じられた

冷たい風に揺らされながら
君は何処まで歩いていくのか
留めたくても私を留めないで
君の背が切実にそう語っていた

人の死に際を見るのは哀しい
だから僕はもう此処を去ろう
海猫の哀しい鳴き声を聴きながら
背中越しに君に呟いた手向けの言葉

・・・さよなら・・・
389カトリーヌ:02/01/29 21:37 ID:???


おだやかな僕でいたいから
君を抱きしめる

僕の鼓動の回数を
制限されていたとしても
君のせいで
鼓動が速まったなら
僕は嬉しい

君と出会って
僕は変われた
幸せはこんなにも近くにあった事に
気づき、そして驚いた
人は何のために生きているのか
少しわかった気がする
それはきっと言葉にならない真実

君は一体どれだけの人を変えたの?

胸の底がほんのり暖かい
底が見えそうで見えない
底なしの泉に沈んでいるような・・・

おだやかな僕だから
君を抱きしめた
390カトリーヌ:02/01/30 20:00 ID:???
思うのは自由だけれど
実際それを実行するのは
すごく難しくて
時々泣きたくなる

あなたは口にだした言葉と
胸で叫んだ言葉、一致してる?
時々本当不安になる
普通に手をつないで歩けば良いのに
それができない私だからすごく恐い

すごく欲しい物、一度手に入れてしまえば
机に置き忘れるのも時間の問題で
すごく空しくなる
夢にみていた幸せ、見ているだけが一番良い
私が幸せになってしまったら
誰かが傷つく
その誰かがわかっているから
すごく恐い

すごくわかる
時々泣きたくなる
だけど
あなたと手をつなぐのも恐い私を
なんであなたは諦められないの?

すごく恐い
時々泣きたくなる
そんな私なのに
なんでこの手を離さないの?

いつか手をつなげる様に
私頑張るから
近くにいてね・・・
391kanon:02/01/30 23:48 ID:VMwyzTfu
「別れのとき」

妙に乾いた音
麻痺していた感覚
ゆっくりと崩れ落ちてゆく人形
胸に真赤な花が咲いた
震える手が彼女の鮮血の付いた頬を求めさ迷う
水の中に居る様に目の前がはっきりしない
見たかった
君の顔が見たかった
優しく微笑み掛けて欲しかった
彷徨っていた手を握り締める
温かな手

不意に蘇るあの日々の記憶
彼女の言葉
そして彼女の手と微笑みは…何処までも温かかった

一人では見えなかった闇に溶け込む道も
手を繋いだのなら
その温もりは
単調な鼓動を掻き消して
何処まで見えてくるのだろう

この先にあるものが
ただ知りたくて
今日は少し遠回して帰ろうと
思っていたんだ
392kanon:02/01/31 21:13 ID:9DZU5JdX
>カトーヌさん
すみません、今落ち着いて返信できるだけの余裕が無いです。
時間が空いたらゆっくりと読ませてもらいますね。
スレの趣旨とは違うけど載せときます。

「想うこと」

目を閉じる
視界が白い光を含んだ闇に覆われ
海の青色は姿を消す
耳に響いてくる静かな波の音
時を止めた泉のように澄み静まった心
映し出される淡い映像
蘇る儚い旋律
いつかの日の記憶
忘れ得ぬ想い出のかたち
失ってから綴られる言葉たち

静謐の中
刻まれぬ時間は伸びやかに持続し続ける
意識も 存在も 世界も
一瞬の時の中にいつでも恒久は眠っている
晴れることのない翳りの中で
今日も僕らは歩き続ける
その限り 想う心に終わりは訪れない
393名前はいらない:02/01/31 21:50 ID:MzaFzX5Z
「そつぎょう」

楽しかった季節はもうすぐ終わる
僕もあなたも 未来を歩く
今までどれだけの事を伝えられただろう
きっと小さなものだったろうけど

あなたのために泣いた事もあった 
辛くて苦しい時だってあった
だけど今 頭を流れるのは あなたの笑顔ばかりで
目を閉じれば 楽しい事しか思い出せなくて
涙が溢れた

「ずっとあなたが好きでした。」
たったこれだけ だけど重くて
私の胸を締め付けたまま 沈んでいった
この想いは 楽しい思い出とともに宝箱にしまっておくよ
ずっときれいなままで とっておきたいから

あなたはきっと いつの日か誰かと
私もきっと いつの日か誰かを
いつかまた会えたら 笑いあえれば
そんな事を思いながら 涙をふいた
394愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/01/31 23:41 ID:rOghTW84
小さな幸福を願うだけでも贅沢に感じる
ただ貴方と二人で歩いてるだけなんだけどね

ずっとこの距離に私はいられるのかな
少し不安になったり
貴方はすぐ傍にいるのにおかしいね
395バカか俺は:02/02/01 02:34 ID:30TN2YIv
「sweet days」

僕の知らない国から吹いてきた風は
窓から届く春の便り
光と揺れるカ〜テンの向こう側で
嬉しそうに鳥がささやく
運ばれてくるかすかな海のにおいが
この部屋を満たしてゆく
久しぶりの休日だからと約束して
車で君を迎えにゆく

渋滞の環状線を抜けて
君の家の前でクラクションならす
いつもどうりに君を乗せて
さあ僕らどこへゆこうか?

肝心な時に限って伝わらない
言葉ならば捨て去ってしまおうか
いつでもきれいに笑いかける君だから
この世界から連れ去ってしまうよ
いいかい?

走る車の窓を開けて君は言う
「風が気持ちいいね」と
揺らめく君の髪に見とれてしまう
そんな僕をばれないように

どこまでも続く道のように
とりとめのない会話の中
冗談まじりの言葉じゃなくて
この気持ちを素直に言えられたら・・・

ため息などつけないくらいいろんな事があるから
君といれる時間、大切にしたいんだ
映画のワンシ〜ンみたいにはいかないけれど手を引いて
この世界から連れ去ってしまうよ
いいかい?

肝心な時に限って伝わらない
言葉ならば捨て去ってしまおうか
いつでもきれいに笑いかける君だから
この世界から連れ去ってしまうよ
いいかい?
396名前はいらない:02/02/01 06:19 ID:hVfY6h/r
この前ブサイコとセックス中に、俺が仰向けになって69の格好でお互いの性器を
舐めあってたら、ブサイコが感じ始めてた。
緊張もほぐれてそのまま指を突っ込んで掻き回していたら、ケツの穴の緊張も
ほぐれたのか、イクときに茶色い汁と柔らかい物体を俺の顔の上にぶちまけながら
ブサイコは果てた。
俺は現在も精神科に通っている。
397まんこ:02/02/01 08:17 ID:???
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
まんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこまんこ
398名前はいらない:02/02/01 08:41 ID:???
>>397

パワー不足だよ、睡眠障害は情緒不安定に直結・・(ぷぷ

399名前はいらない:02/02/01 08:58 ID:???
>>396

う ん こ
400名前はいらない:02/02/01 11:25 ID:???
>>397 あっ、ここにもいた、負け犬っぽい書き込みの人。
401愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/02/02 00:42 ID:QruJjRYq
【懺悔】

微妙に縺れ擦れ違う二人 素直になれなくて不安になって
寡黙になって血涙浮かべ 貴方から真実解いて欲しかった

プライド膨れ上がり狂う まるで口枷咥えた様に足掻いて
十字架に磔にされた想い 生温い唾液を飲み込み眼閉じた

涙腺から雫垂れ落ちて姫茴香の花弁を揺らす
神経が歪み胸の奥深く傷痕を残すように破裂した
氷に似た冷たい麻酔は愛してた事さえ否定する

夜を突きぬけて魔性の天使に託した大切な言葉
誓い合った永遠は焼却炉に棄て
夜を突きぬけて魔性の天使に託した最後の言葉
「あの約束は忘れていいから」

*ちょっと小難しいかな
*たまにこうゆうのが掻きたくなる
*メッセージというより言葉のパズルのような
*読む度にイメージが変化してくような詩にしたつもり
*頭を使って読んでも良し 直感で読んでも良しです
402死致厳絶句:02/02/02 01:02 ID:vJncGzUY
消えて
垂れ流して
汚された小瓶の
蛇香
背負った無意識の

毒を汚した貴方は
破滅思考を繰り返し
楽観主義を
十三歩
処刑場の階段を昇らせる
消えて消えて僕の前から消えないで蛇香を残して消えないで麝香を流して
消えてくれ
403千賀子:02/02/02 16:40 ID:bt7+BZs7
笑顔が眩しいというのは本当ですね
真っ暗い生活をする私にはよくわかる
 
あなたの光りでおおくのモノが照らされ
強く黒い影が浮かび上がってきました
 
その中でも私の影は小さくも濃く
いっとうに濁っていました
 
ああ 目が眩んでしまうほに眩しい声
どうかあなたは笑っていてください
 
どうせ私には貴方の顔をみることが
出来ないのですから
 
いっそ 眩しくてみられない方がいいのです
顔をみなければいえない言葉を
言うのは辛いから
 
さようなら
さようなら
404大橋巨泉:02/02/02 20:32 ID:PyG/rLGQ
       ,,;:ii'""~~~~~~~~~"";:;`ヽ
      /  ,..-''"`"""""~~`'ヾ、~`、
     / ,.-'"           ヾ \
    i ;i'"               ヾ ヽ
    !  ;!                ミ |
   i  ,;! ,,;;;;;!!!!!::::   ::::!!!""""!!!、 ヽミ;|
    !彡;‐''''''''===、ー-;:i!!''''""""'''!!ー--、ノ
   ,:---、 ,,;:-ェェ、 ;/i"ヾ! ,,:-ェェ、  ,!/"""⌒i
   |;; Y: ヾ、____// ::ヾ、______,,/   ;| ):|
   ヽ ,;       ,..:''  ゝ、       |  /
   ヽj      i"n  n ノ\      |''"      いいじないですか
    ヽ      `  ` " ~      / :|       世の中いろいろだから
     '!    i'  ,-、,--、       ; ,|     なんとかなるって
      ヽ   -‐'""""""''''ー-   ,.: /
       \   `ーー‐''"     ,.:'"
        ヾ、_         ,,./
405総理:02/02/02 20:35 ID:PyG/rLGQ
いいじゃないの
みんないろいろあるから

(゜  ミ)ゞ`   ノノ/しへヾ_
     |  √~^^^~^'~''゜^^^⌒\、 (_
     /  /    ___ _     リ彡リ
     / 彡     _ ___    (\リ
     |  ,)  _ェ__    __ィュ. |、(
     |  シ /-ー"'   レ〜⌒ |  )
     | ミ.| / ゚̄ ̄'  〈´ ゚̄ ̄ . | ヲ
      |  |  '  /ノ| |ヽ   ゜ .| |
     (  |   ノ  /)  〉 \   |ィ
      ヽ |     ( し. )     ||
       ', |    ^ 、,! ^゜  | |/   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        L  'ィーーv〜‐ッ / /  < まさに一寸先は闇だね
         ヽ   ' ̄ ̄ ̄ //    \_____
          |\_____イ
      .ニ二∧       ∧二ニー
406鈴木宗男:02/02/02 20:38 ID:PyG/rLGQ
                __,,.-‐''''''''''''''''''''ー:-、_
          ,,.-'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:~`ヽ:、_
         ,/;:;:;:;;:-'"~~''ヾ/~~~'''''--、;:;:;;:;:;:;;:\
        /;:;:;:-'"            `ヾ;:;:;:;:;:;;ヽ、
      /;:;:彡                ヾ;:;:;:;:;:;;:ヽ
     /;;::;:三                  i;:;:ミ;:;:;:;::ヽ
     ,i";:;:彡         - ''   -  、.  ヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;i
     /;:;;:;彡         ,,...:-'"  ,,,.....   ミ;:;:\;:;:ミ|
    /;:;:;:;:;:彡    - ' ''""   - ''"      ミ;;;;;;;;ヾ;;;;|
    i!;:;/;:;:;彡             ,,;;;;;;;!!!!!:、  ヽ、;:;:;:;;::、
     !i;:;:;:;:;:;:;| ,,;;;!!!!;;;;::::  :::.    '"" _   ノ i  /  |
     ヾ;:彡/     _ _  :::  :::: ,,.ィゝ-''ヽー ' ヾ/ゝ |
      !;:;:;:| ゝ_,.-''"ゞ-'ゝ,;:  ::::;:;:;::ー= '"    :::ノ |
       i、/ ,.-‐>ゝ: : ' "   ::::;:;:;:      : : :;  /
       :|        ..:/   :::: '⌒ヽ       ;::‐'
       ゝ、    ..::::: ゝ - 、  ,:-‐-' `ヽ、  ..  :|
          i   ::::/::    `''''       i::::    |
         ヽ   !:::: __,,,..::;;;;;;;;;;;::::‐-っー      ,! 良くないですよ総理
            ヽ  `::: `ーゞL:L:L:Ll.-'~ノ  .::   /      人格の問題です
           \  `  `ー-、二二,.:''   .::  ,ィ"
      ,,...--;'''"";:ヾ, :..           ,;: /
   ,..:-'"        ー:、  .....,,,,,,....    ,.::'"

407おたすけまん:02/02/02 20:40 ID:PyG/rLGQ
こんなことで笑ってもらえましたか
あまり考えすぎないように
408名前はいらない:02/02/02 20:55 ID:Qgfxf7FD
昔 あれだけ恐れてた…
何も感じられなくなることを…
後ろを振り返られなくなることを…
なのに 今は…
もう あの頃にはもどれない
409総理:02/02/02 21:08 ID:PyG/rLGQ
過去に生きる人間は生きるすべを知らない

(゜  ミ)ゞ`   ノノ/しへヾ_
     |  √~^^^~^'~''゜^^^⌒\、 (_
     /  /    ___ _     リ彡リ
     / 彡     _ ___    (\リ
     |  ,)  _ェ__    __ィュ. |、(
     |  シ /-ー"'   レ〜⌒ |  )
     | ミ.| / ゚̄ ̄'  〈´ ゚̄ ̄ . | ヲ
      |  |  '  /ノ| |ヽ   ゜ .| |
     (  |   ノ  /)  〉 \   |ィ
      ヽ |     ( し. )     ||
       ', |    ^ 、,! ^゜  | |/   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        L  'ィーーv〜‐ッ / /  < 昔のことはいいんじゃないの
         ヽ   ' ̄ ̄ ̄ //    \_____
          |\_____イ
      .ニ二∧       ∧二ニー


410愛季沙希 ◆LD.UhKwA :02/02/02 23:58 ID:9kVTxKzy
愛ってなんだろう?
人間に与えられた贅沢なのかな
それとも拷問なのかな
神の気マグレ 神は私を貶める
なぜ、愛は様々な形に変形していくのだろう?
411名前はいらない:02/02/03 03:18 ID:+Cp0zTjk
僕はまた 目に見えないものばかり追いかけてる
君は今 形在る現実に幸せを見て 進もうとしてる

重なり合った矛盾が ただ哀しさを示してるよ
ねぇ僕らって触れ合うことはできないのかなぁ
黄昏色した空に 光る雲が浮かんで
また僕はそれに手を伸ばすけど
412厨房のような片思い:02/02/03 20:04 ID:WnypgXAQ
好きになっても
私には不釣合いで 叶わない人。

そんな事は分かって居たから
ずっと想いを内に秘め
目線の先で ただ姿だけを追い続けてた人。

あなたの姿を見れるだけで
私は幸せで優しい気持ちになれるから

最近少し元気の無いあなたへ
何とかしてあげたくて
何とかしてあげられる立場だったならと
願うと切なくて・・・

私は風になりたい。
あなたを優しく包み込む
風になりたい。
413soup:02/02/03 22:00 ID:OiZlc8+m
あなたの心に灯かりをともそうと
必死になってマッチをすっていたのに
実際に灯かりをともしてくれたのは
あなたの方だったね

ねぇ
空が青いよ
風が冷たいよ
今日の夕暮れはすごかったよ
月明かりにキャベツが光っているよ

あなたに伝えたいことは山ほどあるのに

もういない
もうそこにはいない

求めてはいけない人に
また出会ってしまった
でも
それでも
ありがとう。
414kanon:02/02/04 10:37 ID:???
「Garden」

絵を手に取る
柔らかな線で描かれた彼女の姿
絵の印象をより一層緩やかにしている窓から差し込む陽の光
同じ時の流れにある微かな風が
微かに頬を撫でてゆく
静まり遷ろう意識の片隅で不意に小さく響くその言葉

意味を失っていた言葉
風化していた形
それが不意に息を吹き返す
それは微かな光
それはよく知っていること
たった一つの「絆」という言葉
今そこに込められていた動き始めた想い
何よりも大切な掛け替えのないもの
求め守り続けた気持ちの欠片たち

蝉の声が聞こえてくる
車の音が遠くに響いている
僅かな風に揺れる木擦れの音さえ
この静かな場所では耳に出来る
世界はこんなにも生命に溢れている

言葉の森に迷いそうな時
意味の林に自らを失いそうな時
ちょっとだけ寄ってみて欲しい
この心の庭に
小さいけど僕の自慢の庭に
415kanon:02/02/04 10:40 ID:jmuvFNm8
風邪引いてました。39.2℃の発熱に加えて腹痛、堰など・・・
死ぬかと思った。
416カトリー ヌ:02/02/04 20:22 ID:???
人は何故笑うのだろう
人は何故怒るのだろう
人は何故悩むのだろう
人は何故憎しみあうのだろう
人は何故欲しがるのだろう
人は何故時に冷たいのだろう
人は何故時に温かいのだろう
人は何故孤独を嫌がるのだろう

人は何故人を好きになるのだろう

人は何故愛し合うのだろう

誰も知らない
知ってはいけない
そんなお話
417名前はいらない:02/02/05 01:15 ID:sxnY11Vv
>>416
デビルマン?
418カトリ-ヌ:02/02/05 16:50 ID:???
どういう意味?>417
419reid:02/02/05 18:32 ID:Yf14oRIK
秋が好き。
誰か「秋」を題材にしては?
420カフェイン:02/02/05 22:38 ID:???
おお、kanonさんも風邪うをひいてましたか、実は私も…
(なんかこの頃kanonさん忙しそう)
kanonさんファイトっす!!
421名前はいらない:02/02/05 23:08 ID:???
>>418
>誰も知らない
>知ってはいけない
デビルマンは誰なのかあ〜♪
こんな歌詞がデビルマンのアニメのエンディング曲だったんです。
422カトリーヌ:02/02/08 16:46 ID:???
マジで?あたしの年代じゃないから知らなかった・・・。
まるっきり同じじゃん!藁
教えてくれてありがとうございます!>421



423kanon:02/02/08 19:14 ID:+fY57PIt
「秋月」

冴ゆる風に乗る紅い歌声
昼の紅い哀愁も
闇に溶け込んだその姿
見えない

薫る風にすり抜ける蒼い歌声
青緑の細くしなやかな指先も
闇に溶け込んだその姿
見えない

揺れる葉のあいだから覗く月の光を頼りに
耳を掠める旋律に身を任せながら
落ち葉を踏みしめる

振袖が歩きにくいのはもう分かったから
そんなに嫌な顔しなくてもいいじゃない

今宵の彼女は微笑みかけても
頬を膨らませるばかり
いつもと違う彼女の足取り
踏みしめた落ち葉の匂い
少しばかりの秋を感じ

通り抜ける一陣の風と
溢れんばかりの歌声たち
枯れて尚 萌える命たち

秋は好きですか?
424kanon:02/02/08 19:17 ID:+fY57PIt
reidさんのrequestに応えて見ました。
こんなのは如何ですか?reidさん。(ああ、駄詩といわないで〜。るるる〜)
425mix:02/02/08 22:07 ID:pLnN6mCX
   「うそ」

  だって いつも残るのは
  誰か のための 優しい気持ち

  でも 言えない  言わない
   嘘になるから。
             
  だって こんな風に 嘘も真実も
  一瞬で 裏返っちゃう
  たった一言 口に出しただけで
   あなたは 消えちゃった。
  
  行かないで 行かないで行かないで
  はじめての お願いは 届かない
   
     消えちゃった・・・そして泣いた
 
  最後に残ったのは
  あなたのための 優しい気持ち
  許してあげるよ 胸の中で
  でも 言えない  言わない
   嘘が うまれるから。

    消えちゃった・・・そして泣いた
    泣けるだけ泣いた。
426焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/02/09 04:04 ID:???
ふわらんふわっと微笑んだ君

寒いから急ごうなんて思わないで、ほんとうに良かった

照れてから ほっと暖かくなる
最高に照らす微笑み
みた幸せ溢れてしまいそう なので
ぜったいに零さないように 人差し指で頬をかくふりをしました

真っ白な息を吹き消した貴方
これが好きだという気持ちです


―――――ひさしぶりに・・・失礼いたしました。
427名前はいらない:02/02/10 03:06 ID:???
  
428魚@溺詩:02/02/10 03:50 ID:xIYiMA7t
言葉は信用出来ない

心も信用出来ない

身体も信用出来ない

つまり君が信用出来ない


でも好きだよ



愛いやつめ
429kanon:02/02/12 13:33 ID:ErWEqncJ
※「戦場のメリークリスマス」を見てからのほうが分かりやすいと思います。

「Merry Christmas Mr.Lawrence」

今宵フル雪は皆紅い
たった一つの心をめぐり
機械仕掛けの魂は燃える

幻想が醸し出す
噎せ返るような生温い雪

白魚の細き指の口付けをうけて
ピアノは光る
灰褐色の黄昏の奥に
いつかの儚き歌

深々と舞う白い奇跡
寄り添い迷う
君の香りの無い部屋

優しく慈しむようなこの旋律は
なんなのだろう

細めに明けた小窓から
やがて旋律へと消えてゆく
儚い節の繰り返し

空は灰褐色
光も無く
月が覗いたり隠れたり
430向日葵:02/02/12 19:44 ID:llyky1Nz
fuga

不意に幸せは訪れ
ひとときのやすらぎを与え
唐突に闇に突き落とされる

時を廻り
やがて別のものへと…
しかしそれは同じもの…

あなたとゆう名の調で
431カフェイン:02/02/16 13:24 ID:???
今、思ったんですが
kanonさんが書く詩の魅力の一つに
終わりかたがいつも詩全体をひきしめてますよね
こりゃもうセンスの違いかな…
432Mew:02/02/16 19:07 ID:lCV0f4yv
「Pain of Love」

かけられた魔法が解けなくて
真昼の月を探してた

君の痛み 痛いくらい感じてる

遠い空に何かを祈って
大切な物が欲しかった

想いは届かなくて
切ないけど

心に鍵をかけて塞いだ
二度と揺れないように


433kanon:02/02/16 22:02 ID:FYOdIj6f
>>431
>カフェインさん
有り余るお褒めの言葉有難う御座います。
カフェインさんのしめ方も物凄く上手だと思いますが。
でも最強なのはkau-aさんかと。
今、私は少しでもkau-aさんに追いつけるように
自分の言葉の幅を広げようと頑張っています。
最近この勉強のため忙しい毎日を過ごしてます。充実していますが。
新作を待って下さっている人が一人でもいる限り、此処に、少しずつではあるけども載せるつもりです。
ではまた。
434kanon:02/02/16 22:15 ID:FYOdIj6f
「忘れた恋歌」

朽ちて危ない紫色の戸を押して
小さな園へ僕は入る

照らす朝日は優しく
花の露が一つ一つ煌く

何一つ変わらなかった
萌え絡む青葉のトンネルと
歌い続ける一本の老木

行き来する雲雀と
百合の花
風に揺れ

花の頼りない香りの中には
儚くも君の微笑みを見る

二人っきりだった
夢心地で歩いていた

不思議に身にしみるこの夢を
僕はたびたび見るのです

声は遠くに
優しいし雫と
夜明けを待つ

夜明けを待つ
435kanon:02/02/16 22:19 ID:FYOdIj6f
ぐわ、早速やってしまった・・・。
>>434
8連目
優しいし雫と→優しい雫と
436kanon:02/02/16 22:31 ID:FYOdIj6f
「呑気な恋人」

悋気な運命は差し置いて
一緒に死にましょう?
とはまた変な申し出かな

奇態かどうかは目の先に
非のない恋人達の証

本当に君は恋上手
それにもまして口上手

君の心臓の傍に腰下ろして
楽しい死を先延ばし
奇態なお二人

宜しかったらご一緒に?

437kanon:02/02/16 23:30 ID:FYOdIj6f
「無言の小夜曲」

可愛い無駄口の
苦労を知らない気心に
彼女の寝息が心地よい伴奏

愁明が広がり明ける夜は
悪夢も姿を消すはず

射し込み始めた淡い光と彼女の微笑が
常闇の心を照り染める

昇り行く前に暁よ
僕の方へ向いてくれ

刈草の上に光る朝露が
彼方遠い東へと

未だ眠り覚めやらぬ
甘い夢の中

さあ 
さあ 早く
もう陽が昇る
438kanon:02/02/17 14:29 ID:u6OIZ3a+
「巡る季節と」

つれない世路を歩いていた

青ざめてほんのりと遠い地平に
夜明けが見える
君の手が道しるべ
眼差しが朝を告げる

自分の高鳴る足音以外
旅人を鼓舞するものですらない

内気な心が
沈みがちな瞳が
寂しい道で独り泣いているけれど

冬は終わり
その日その日を迎い入れ
新しい花月が巡り来て
恋の住む青空は
きっと楽しいはずだから

その時君の声が響くのです


「もっと歩いて」

439kanon:02/02/17 14:43 ID:u6OIZ3a+
「水彩画の中」

そのやるせなさ限りなく
我侭が足りない恋は
愛しい疲労

そよ風に抱かれ眠る森
梢の小さき声の唱歌
風渡る小野の草花
君は云う
それは流れる水底の音無き揺るぎだと

川霧閉ざす水面に
木陰は消える煙となる
岸なる枝の空にいて
溺れて消える君の夢

言葉が嘘でなかった一日は
何故こんなにも泣きたくなる

そんな君を抱いて眠りにつく夜
安らぎの時を夢見て
鼓動は静かに波を打つ
440kanon:02/02/17 19:11 ID:u6OIZ3a+
「花葬」

花を
差し上げましょうか
お受け下さいますか

あなたに贈るのは寂しい花束ですが
真っ黒なこの花ですが
其処に喜びの色はありませんが
僕の心の色です

それを摘み
歩み続けているこの世界の割れ目に

歌を
旋律を
何時でも
別の空へ
別の愛へと

蝋燭の灯に照らされて
涙の音に揺れる棺は白く
無性に美しく
優しく見えるのです
見えるようなのです

来年の今日に咲く花は
きっと綺麗であると信じているから
441厨房のような片思い:02/02/18 01:06 ID:9FbCNOeB
朝目が覚めて、一番先に想い浮かぶ顔があなたで
寝る前に、一番想ってる顔もあなたで・・・

もう逢えないけど、ずっと同じ毎日を送り続けてる私。
最後に見れたあなたの顔が、以前の強さを秘めた顔に戻ってて嬉しかった。

私、風になって、あなたを抱きしめる事が出来たのかな・・・?
442夢のあなた:02/02/18 01:11 ID:kzXzj41E
夢のあなたに大きな花束を贈ったら
次の夜の夢のあなたはすこし高飛車
今夜のあなたはどんなあなたでしょう
でもほんとうは
二度と会えない
あなたに
443雲影:02/02/18 03:02 ID:iDPcoCpy
かかってこいや!!!lくずども!!!
http://www.love-q.net/lake/boad/petit.cgi
444≫443 雲影さん:02/02/18 09:20 ID:???

あんた もう少し知的に煽ったら・・。
そんなじゃ〜詩板で相手する人 誰もいないよ。
445名前はいらない:02/02/18 14:01 ID:Fa39EouE
触れられた唇が熱くて
あなたに教えられた優しさが痛くて
今も忘れられずに・・・

何も変わらないあなた
私はずいぶん変わったでしょう?
あなたの目にはどう映っているの?

例え今結ばれてなくても
未来に繋がっていると信じて
今も歩きつづけているよ あなたがいなくても

いつも支えてくれてた
どんな時も見ていてくれた
ホントは気付いていたよ
私も見ていたから

例え今 愛し合えなくても
同じ時代を生きた事 誇りに思うよ
素直に伝え合えなくても 何も変わるものはない

触れた手が恋しくて
あなたの笑顔が切なくて
今もまだ・・・


446名前はいらない:02/02/18 14:25 ID:???
>>445

いい恋をしたんだぁ、いい人だったんだねぇ・・。
447名前はいらない:02/02/18 16:24 ID:???
>>445
そんな思い出、私もほしいです。
448kanon:02/02/18 21:00 ID:UfuHe//s
「媚薬」

こうまで楽しく乱した春蝶季節
甘い風が少し無理矢理に開かせる
初咲きの桜さえ
殆ど無邪気

五感が夢中になって
陽春の日向の雲気に問い掛ける

あの悩ましい吐息に
そよ吹く風が意地悪く
媚薬の効き目を撒き散らす

仮初に交わす口付け
慌てる二人を
風が洗ってゆく

瞼を閉じて見た唇から
優しい声が耳に囁く

身ぶり一つ
瞬き一つ
言葉の一つですら

本当を言えば
恐ろしいくらい惹かれてるんだ

449厨房のような片思い:02/02/20 01:02 ID:0rIEZAwy
♪夢でもし逢えたら 素敵な事ね〜
♪あなたに出会うまで 眠り続けたい〜

・・・最近の子守唄。
例え夢ででも、あなたに逢いたい。
450Mew:02/02/20 05:41 ID:pZeiXyYp
「セツナノオモイ…」

I pray
ヒキチギラレタ僕は
I seek
空の下 風のとおる場所
I sink
またあの場所へ
I long
満たされなくても

声を聞かせて 想いを届けて

僕らの感情は刹那だから 早く気付いて

君の痛みや悲しみまで感じていたい

僕のすべてで君を想う 君に会いたくて…
451kanon:02/02/20 19:58 ID:7CHUx5Ea
「恋の隠れ家」

思わせぶりな舟歌よ
言葉の無い恋歌よ
そよ吹く風の悪戯に
潮が運ぶ
君の匂い

二人が濡れあった
この岩椅子

僕が恋慕に燃えたて
紅く染め上げた石もあり
気だるげに寝転ぶ君を見て
微笑む僕を真似る水もあって

この部屋から見渡す海に渡る
果ての無い屈託のうち
ほのかに残る砂の光

溺れて溶けて
君と一つになる
真夏の夢
452kanon:02/02/21 19:46 ID:IuwdM0D4
やべ、今更気付いてしまった。恥ずかしい・・・。
3連目の一行目
僕が恋慕に燃えたて→僕が恋慕に燃えたって
です。はい・・・。
453厨房のような片思い:02/02/22 00:00 ID:4WnaRU+I
街の人込みの中。
偶然を期待して、あなたの姿を探しキョロキョロしてる私。
偶然な出来事は、訪れてはくれないけれど、
今日も私は人込みの中、あなたの姿を探し続けてキョロキョロ。
454kanon:02/02/22 20:14 ID:NRkqNpU+
「その目に映るもの」

飛ぶ声が朝陽を告げ
慎ましい空に月が映え
いつでも繋ぐ手は離さずに

微かな手の振動や
僅かな声の震えでさえ
僕の希望は忽ちにまた生まれ来る

空の色あまりに蒼く優しく
海の波あまりに緑に甘いのだけれど

仰げば吸いこまれそうな宙も
希望が沈む水平線の終焉も
君以外の全てが
僕には良く見えない

小さな腕を振立てて
軽やかに
優しく舞う君に
命の歌舞台を映す
そんな日々がある

だから僕は
それだけで生きてゆけると思うのです

455:02/02/22 20:26 ID:6J/aLjBG
君といると楽しくて
おもわず笑顔がこぼれちゃうんだ。
君のそばにいるだけでうれしくて
幸せになるんだ。
僕に幸せをくれたのは君。
僕は君に幸せをあげられるかな?
君がいる。
それだけでいい。
それが幸せ。
僕も君にとって
そんな人になりたい・・・。
456kanon:02/02/22 20:47 ID:NRkqNpU+
久々に批評してみたりします。
>>455
率直な思い出いいんですが、その割りに胸に直に伝わってくるモノが少ない気がします。
率直な言葉で伝えたいのなら、もう少し短く印象的な言葉を使ってみては如何でしょうか?
457厨房のような片思い:02/02/22 21:46 ID:fJNKVbAQ
今日も変わらず、一日あなたを好きでした。
明日も、明後日も、ずっとそんな日が続くのだろうな。

あなたの姿を最後に見てから3週間。
長かったよ。
これからも、長く切ない日々が続くのかな。

切ないけれど、思い出の中のあなたを想いながら、
一日が終わり、また一日が始まる。

神様教えて。
こんな無限ループは、いつまで続くのですか?
458名前はいらない:02/02/23 00:07 ID:cmzHBhOf
「どんな人が好み?」
そう聞かれてまっさきに浮かんだのはあなたでした
話したこともないのに
どんな人かもわからないのに

「好きな人いる?」
そう聞かれてまっさきに浮かんだのはやっぱりあなたでした
馬鹿だなってわかってるのに
叶う筈ないってわかってるのに

でも

でももしかしたら何時かは
「私の大切な人」
なんて言える日がくるかもしれない

そう思ってもいいでしょう?
459う゛ぃす ◆VisG/4Cc :02/02/23 00:09 ID:???
>>458 だめーー!
460三行詩:02/02/23 00:15 ID:2x9l1/7q

「僕ら」

哀しい青空が小さく呟いてる

僕らの昔のことばを

予報はずれの悲しい雨


読んでくれた方、おこがましいとは思うんですがぜひ批評を下さい。
とても思い入れのある詩なんで。
よろしくお願いします。
461名前はいらない:02/02/23 00:24 ID:uElsQPRV
>>460
そこにはもう僕らの(ら)つまり(君)はいませんよね?
降り出した雨は小雨でまだ日の高い昼間でしたよね?
そして昔のことばとは、笑いあった僕らでしたか?泣き崩れた僕らでしたか?
私にも思い当たるところのある空っぽで惨めな空気ですね
よい詩だとおもいます。
462名前はいらない:02/02/23 00:25 ID:???
>>459
ワロタ
463三行詩:02/02/23 00:39 ID:2x9l1/7q
>>461
批評ありがとう。

>そこにはもう僕らの(ら)つまり(君)はいませんよね?
僕はいます。ただ僕らではなくなってしまったんです。
>降り出した雨は小雨でまだ日の高い昼間でしたよね?
そうです。自分としては雨は涙を暗示してるつもりです。
>そして昔のことばとは、笑いあった僕らでしたか?泣き崩れた僕らでしたか?
笑いあった僕らです。
464三行詩:02/02/23 11:29 ID:2x9l1/7q
>>461
すみません、勘違いしてました。
>そこにはもう僕らの(ら)つまり(君)はいませんよね?
そのとおりです。
465kanon:02/02/23 22:04 ID:gAlv5AcA
「夜明け」

硝子窓越し
何のためらいも無く
また陽は刺す

蠢く腕は狂おしく
絡む指は愛しく
這って撫でて壊しあう
宵明けの肌は桜色

堕ちた世界で燃え上がるより
光が射す世界で堕散るのが好き

脳髄を狂わせる
いつも彼女が耳元で囁く
黒い天使のお告げ

僕はその囁きが好き
その耳にかかる吐息が愛しい
沈む陽が憎い
昇る陽はもっと憎い


ピンク色の蜘蛛は大きく手を広げ
優しく蝶を抱きしめた

466kanon:02/02/24 01:56 ID:XWZmgAPF
>>465 即興だったので少し追加したり修正したくなったり・・・。大分変わりますけどご勘弁を。
「宵明け」

硝子窓越しに
静寂な朝霧を切り裂いて
何の容赦も無く
また陽は僕らを刺す

蠢く腕は狂おしく
絡む指は愛しく
這って撫でて壊しあう
宵明けの肌は桜色
少し眩暈しそうな石鹸の匂い

堕ちた世界で燃え上がるより
光が射す世界で堕散るのが好き

脳髄を狂わせる甘美な吐息
耳元で彼女が黒い天使の歌を囁く

沈む陽は好き
昇る陽はもっと好き
でも
沈む陽は嫌い
昇る陽はもっと嫌い

意味を求めて傷つけて
抱きあって 舐めあって 壊しあって

見つけた場所は此処でした
467kanon:02/02/24 16:58 ID:6ic5xfPK
「初々しい人たち」

高い踵と白いスカートがもつれ合った
風と地面の高低に弄ばれ
転ぶ君を見るのも久しぶり
途切れ途切れに見える脛の白
そうして僕達
この儚い慰みを楽しんだ

時には木陰に腰下ろし
君を纏う空気の温もりを恋焦がれ
襟元に蝶が停まり来て
二つの命に魅せられた

時にはとりとめも無い夏の暮れ
夢見心地に腕もたれ
頬を染め
そっと嬉しい言葉を囁いた

そよ吹く晩夏の風の間に
かかる折しも月の出で
声は優しく運ばれて
夢見る星空美しく

468名前はいらない:02/02/24 23:03 ID:6ic5xfPK
実は続きがあったり。

「歌」

野を駆け
草花を撫でる風の歌

雲渡り
囀る虫と鳥の歌

波響き
打寄せ戻る海の歌

何かを伝える命の歌

ただ意味も無く喋れるのは
人くらい

でも僕らは上手く歌えないから
寂しがりやだから
不安で仕方ないから

いつも愛を伝えることに
一生懸命なんだ

469名前はいらない:02/02/25 19:57 ID:dxOZrwYT
「凪」

影が伸び切る時間帯
少し古めかしい感じの風景
白いカーテン越し
射し込む夕日

海は今日も穏やかに
終わりを太陽と共に告げる

何時から此処に居るのか
覚えていない
ただ
口ずさむ君の姿
記憶を辿る必要も無いくらい
忘れていただけ
委ねていたいだけ

髪を梳かしていた風はやみ
凪の静寂に栄える
君と海の歌

此処は何処なのか
ぼやけた視界と感覚

ただ確かなのは
君が居ることだけ

それだけ
470kanon:02/02/25 21:21 ID:dxOZrwYT
>>468-469
私です。最近ミス多すぎ・・。
471kanon:02/02/26 21:01 ID:1/smjqa1
「何処かへ」

少し周りが暗い
自分の手が見えない
よく わからない

差し伸べられた手
温もりを知らない瞳は
ただ逃げることしか出来なくて

君は
ただ問い続けるだけの存在なのかもしれない

いつも傍に居て
でも微笑みかけるだけで

少しこの世界から歩き出そうか

風の遊ぶままに
河の流れるままに
本当の意味を探してみようか

何処へ行くの?

ここではない何処かへ

二人で?

そう二人で
472kanon:02/02/28 16:04 ID:XCvCVPRT
「踊舞」

爽やかなワルツに乗り
踊るように光る春の風
流れる桜
舞う君の髪を梳かし彩ってゆく

静かな回旋と韻律
溶け合うように繰り返す夏の海
浚う波
踊る君の素足を洗ってゆく

紅と蒼が入り混じりあう
最後の華を高らかに咲かせる秋の路
落ちる命
見つめる君の瞳を繕ってゆく

綺麗な暖かい色が舞い降り
一つの愛を胸へ刻みつける冬の空
奇跡たち
華麗に舞い踊る君の姿儚く

愛されて
風にも海にも草花にも
奇跡にも

僕と同じ時の流れの中に生まれてくれて

そう
こんなにも愛してます
473名前はいらない:02/02/28 18:58 ID:???


スレと関係無いけど、めちゃ便利なサイトを見つけたので
まわりに広めてください!オススメ!


究極のソフト試用(使用?)サービス!
『Shiri−Q』

あなたが必要としているソフトを気が済むまで自由に試用できる!
いざ!という時、困った時にとても頼りになる、力強〜い助っ人です!

Shiri−Q(無料)
http://cgi.shutdown.server.ne.jp/SQ/

なお、このサイトは有料サーバに長期間置かれていることからも
分るように違法ではないようです。


474厨房のような片思い:02/03/01 01:10 ID:jE9x5oZ/
スレとは関係ないけど、竹内まりあの「純愛ラプソディー」(・∀・)イイ!

恋の舞台に上がっても、脇役しか貰えなくて、セリフはいつでも独り言・・・

あなたに逢うまでは、何か物足りなさを感じながら生きてた気がする。
でもあなたと出会って、私は何か今までとは違う自分になれたような気がする。

人に優しくなれた。
人の苦しみや悲しみが分かる人間になった。
あなたと同じラインに並びたくて、自分に磨きをかけるようになった。

・・・だから、この恋が上手く行かなくても「ありがとう」って言いたいよ。

二度と逢えない二人だけど 胸の中で生き続ける 大好きな微笑み〜♪
475kanon:02/03/01 20:59 ID:taqdfZgA
「Bliss」

戻らない宵酔い
少年
首筋に夢の跡

夜明けと共に去りぬ
水面に垂らす
ワインレッド

果てて尚
涙を隠して
ただの男でいたいだけ

壊そう
月の残骸と
二人の世界の境を
こんなにも優しい口付けで

口ずさむ音
歌ではなく
想いを

そして思わずBliss

壊したい


ララ
476☆。☆:02/03/01 23:33 ID:j2y9ET8b
気がつけばあなたが心の中にいました。
気がつけばあなたの事を考えていました。
でもそれは前までの現状。
今は違う人がいるんの。。
あなたの事あんなにも好きだったのに…
なんでなんだろう。すごく苦しくて。せつなくて。
あなたから他の人に乗り換えたと思うと
自分がすごく、今まで以上にきらいになって
早くこの自分を卒業したいって思うけど、
実際はそれすら努力してなくていつまでももがいてる。
今、歌を歌ったら、きっと泣きそうな声になるだろう。
今、絵を書いたなら、きっと泣きそうな絵になってしまうだろう。
こんな自分をわかってくれるのはあなただけって信じたい。
でももうあたしの心の中にはいないのよ。
あたしはどうしればいいの?あなたはひきとめてくれる?
きっとひきとめないでそっと見守ってくれるでしょう。
あまり悩みすぎて自分の心までわからなくなりかけてるあたしに
だれが必要なの?必要としてくれる人はいるんですか?
いることを願ってこの詩を書こう。心には今だれがいるの?
477名前はいらない:02/03/02 00:23 ID:???
>>475
上手いよね。訓練してる人の詩だよ。
478(゚Д゚)ぅゎぁー:02/03/02 04:16 ID:zNaFUV5m
終わりを知っているから

二人とも無口になった

互いの砂漠は広がっていて

水の一滴も無くなった

互いに変わろうとして

互いに変わってしまった

残酷になり

奪い合った

そして



価値ある終わりを待ちわびているよ

君が死ねといったら

ここから飛び降りよう

479名前はいらない:02/03/02 04:24 ID:???
>>478
死ね

それはともかく、語尾の「よ」はいただけない。
480名前はいらない:02/03/02 08:40 ID:???
>>479
そんなことはない。あんたが先に死ね。
481名前はいらない:02/03/02 12:44 ID:???
>>479
こういう人がいるから詩板は駄目なんだ。
482kanon:02/03/02 14:50 ID:F+mOpA01
「侵食」

翳る雨夜
降り止まない命の賛美歌

記憶の海に弄ばれ
一つの雫が連れてきた想い

確かにあった
いつかの微笑み

少し体温の低い
でも暖かい手
絡んだ指の温もり

ほどけない糸が歯痒い

切なくとも
儚くとも

やがて河となり
流れてゆく雨
揺れ動く水底が
この気持ちを平らにしてくれる


切なくとも
儚くとも
483カフェイン:02/03/02 16:48 ID:???
空から降ってきた疑問には
僕は頭をひねって悩むけど
空から降ってきた問いには
「あの人が好きです」、と
力一杯叫ぶよ

笑いながら
泣きながら
笑いながら

精一杯叫ぶよ



こんにちはっす、kanonさん
なんかこの頃、絶好調っぽいっすね。
そのせいかな?なんか詩に勢いがのってるっすね。
失言かもしれませんが一時のこのスレより
今とか始めのほうのこのスレの方が個人的に好きっす
これからも頑張ってくださいね!!
484kanon:02/03/02 18:18 ID:F+mOpA01
「リベラ・メ -Silent Sleep-」

時間と空間の狭間
どうか
鍵を掛けてくれないか

全ての記憶は
肉と共に至るだけ

どうかその前にこの歌を
燃やしてくれないか

優しく奏でられた日々と
忘れた声が
聞きたいだけ

だから
せめて君の手で
鍵を掛けてくれないか


少し
眠いんだ

485kanon:02/03/03 00:04 ID:WQjHQ1p0
>>487
カフェインさん、有難うございます。
今は毎日「自分の言葉」を見つけようと必死に、でも少しづつ頑張っています。
カフェインさんも頑張って下さいネ。
486kanon:02/03/03 00:05 ID:WQjHQ1p0
やば、間違い。
>>483でした。
487ぷー:02/03/03 05:34 ID:Jt1jwvh4
君といると、やさしくなれた。
ただそれだけ。
488kanon:02/03/03 13:24 ID:YES4cXPq
「Love Doll」

終焉は希望躍る
硝子窓の外
ここに眠る
堕ちゆく人形達
淫らに彩られて

喘いだ吐息に
まだ
可憐で残酷な
少女を引き連れているんだろ

切り取られた快楽の底
嘘でもいいから
夢見させて

狂ったように抱き寄せ

何度も
何度でも


二人壊れるまで
誰も起こさないで
489名無しさん:02/03/03 13:52 ID:S3hcEcye
塾などで出された課題を解いている時に
もし分からない問題にぶつかったらどうするべきか?
放って置くべきか?それとも分かるまでずっと
考え続けるべきか?前者は、そのまま放った状態に
すると、次に同じような問題が出された時にまた
答えられない事態が考えられるだろう。
後者は考えることは重要なことであるが,もし
長時間考えても分からなかった場合、それこそ
時間の無駄になってしまう。では何が一番良い
方法なのか?やはり専門家に質問することにより
分からない問題も解けるようになり、勉強の効率も
上がる。当塾ではこの質問解答サービスをメール
またはFAXで行っているので、ぜひご入塾を!

詳細:http://www51.tok2.com/home/ejhems/
490名前はいらない:02/03/03 14:17 ID:???
>>489

ヘタレ!氏ね!
491WIZ:02/03/03 16:38 ID:???
>>489 関係ねーだろここにわ
492kanon:02/03/03 20:14 ID:YES4cXPq
「Blue Cristmas」 ※映画「ブルークリスマス」参照

雪は深々と
深々と

血の紅
空の蒼
凪がれる物語
血の蒼

あなたとは違う存在
違うモノ

這い蹲って
触れられなかった肌
血は尚
求め合う

この白い雪の絨毯に導かれて
混ざりあった想いは
この世界を
人の心を変えられる

燃える蝋燭
命の灯火
淡く揺られた青紫
風景画のような終焉

この夜の奇跡を絶やさないように
抱き寄せた
493WIZ:02/03/03 21:28 ID:???
がんばって

はやく退院できるといいね
494WIZ:02/03/03 21:46 ID:???
ごめん スレッドまちがえてました
495名前はいらない:02/03/04 01:15 ID:???
うーん、映画とか音楽や舞台からインスパイアされた詩は
ひとつ間違えばただの映画などのあらすじや感想になる
本当の自分が書きたい事やメッセージなどが
薄れてしまう場合もあるので私は自分の感情とかを
詩にしています
「だから?」って人に言われても「別に・・」としか答えられないけど
てか、せっかく書いたのですがスレ違いでした。すみません。
せっかくなんで書き込んでしまいますね。ほんとごめんなさい。
496名前はいらない:02/03/05 08:04 ID:NMyRkIz8

冬は白いベールで身を包み
僕の心を暖める
497名前はいらない:02/03/05 08:04 ID:NMyRkIz8
移りゆく時のなかで
君も僕も変わってゆくけれど
共に過ごしたあの季節は
今も変わらずに
498kanon:02/03/05 14:23 ID:Lzi5S/OV
「久遠」

歌って
月が滅びゆく悲しみを

詠って
太陽が消えゆく絶望を

愛しさと
破滅は快楽に変われるの

ならば
答えて
この想いが消えゆく意味を

そう
艶やかに
優しく儚く狂おしく

記憶を辿り
そっと頬を撫で
静かに耳を掠め
いつかの僕に


届くように

499kanon:02/03/05 18:25 ID:Lzi5S/OV
「星枕」

走り抜けた海岸
淡い光に照らされた砂粒達

幾千もの星達が
用意してくれた踊り場

少し立ち止まり
我がままして

水平線と平行に臨む
膝の上

いつもより
波の音色が綺麗

溶けゆく輪郭
ぼやける感覚


月と星と想いたち

この指とまれ

500kanon:02/03/05 19:38 ID:Lzi5S/OV
「愛罠 be with you」

流れる水
踊る二人の産物
一番好きな味

体中に巡る配線
舌にみたて

壊れるまで壊しあう

明日は何
今は何

燃える炎
絶やさぬように

壊れるまで壊しあう

朝日を捨てた
二人だから

あの日の鼓動を
もう一度聴かせて

501kanon:02/03/07 13:06 ID:8cWI8NGz
「運命五箇条」

気紛れな
ハートブレイク

無力な僕を
知ってゆくだけ













でも忘れないで







抱きしめたことを
502kanon:02/03/07 19:14 ID:8cWI8NGz
「失花輪」

折れた茎
貫かれた足元
白い花弁

背中に截てた傷痕も
見開いた瞳も
真紅な涙も

もう気付いてるんだろ

揺られ揺られて
少し優しく抉られた

初めて知った
その心は

僕が与えた愛傷ですか


僕の与えた愛傷ですか
503kanon:02/03/07 19:28 ID:8cWI8NGz
>>502
題名「切花輪」の方が良かったかも・・・。
後悔先に立たず。
504名前はいらない:02/03/07 23:35 ID:???
kanonさんの詩、詩板では群を抜いていると思います。
がんばってください。
505なかにし霊 ◆9pAYchd. :02/03/08 01:29 ID:0TeSWyPb
どくろの指輪で錠剤割った
ふたりなかよく飲み下し
ペプシコーラを見納めに
見つめる君の目夢心地
ベッドに崩れて世界が止まる
506まんま駄!:02/03/08 02:19 ID:???

笑顔の可愛さと、頑張りを知っている。

自由研究で蛇の抜殻を、模造紙いっぱい貼付けて。

びしょ濡れの猫を乾かそうとして、電子レンジに入れて。

痒い所をとりたくて、包丁で剥いで。


大人になったら結婚するのよなんて、
左の薬指に輪ゴムを力一杯巻いてくれたっけ。

愛してた。

目に入れてもなんとやらって、言った傍から目に入ろうとして潰したね。

愛してた。

最後は金魚になる頑張り。
成功したみたいで笑ってた。

愛していたよ。


たったひとりの愛娘。
507kanon:02/03/08 13:55 ID:DWWp0Xki
「6番目の微笑み」

近寄らないで
微笑まないで

薫るんだ
止してくれ

匂うんだ
止してくれ

囁く愛声は
レシピの内

でも触れたらもう君がわからない

突き抜ける衝動と
君の匂いで隔絶されて
もう自分もわからない

この際偽りの愛撫に委ねてみようか

君が創ってくれた心なら
それが嘘でもいいのだから

だから
もう


わからない
508生きる意味:02/03/08 16:09 ID:whAY2r7T
心が叫んでる
でも声はでない 空気は振動しない
誰も気づかない 僕って意味あるの?
心が叫んでる  すごく大きくどこまでも澄み渡る叫び
でも誰にも気づかれない
君も気づかない 
君だけにとどけばいいのに

君だけに聞こえる そんな叫びを僕は知らない
509名前はいらない:02/03/08 16:26 ID:Eqe81+pK
 初めてこの板にきて
 500ものレスで 愛を語ってるに感動しました
  
510名前はいらない:02/03/08 17:29 ID:???
>>509
オレモナー(´∀`)
511kanon:02/03/09 12:11 ID:XKKqJEX0
「Happy Birthday to my angel」

脱ぎ散らかしたら
忘れた羽を交わそうか

代償の跡
背中にハの字の傷二つ

遥かな記憶を辿り
遠く 遠く 遠く

君に抱かれながら
この大地へ堕ちた日

果て無い刹那の歌

穏やかな水面に垂らされた
一滴の波紋

撫でた傷痕に促され
蘇るあの日の鼓動

失った羽が
二本の足へ変わった日


それでも今だけは
忘れた羽を交わそうか
512kanon:02/03/09 12:18 ID:XKKqJEX0
「雨想(うそ)でもいいから」

命の宴に揺れ続ける一輪の花

弾む雨音が
こんなにも優しく
こんなにも無情に

二人手を繋ぎ
躍り明かした夜をつれてくる

光の支配者よ

明日晴れたなら
このメロディーは何処へ流れ去る

明日晴れたなら
この心は何と重ね合わせる

変わり行く季節とこの雨に
もう少しあの人を見ていたいだけ

だからそっと そっと
立ち止まり

両手広げ
仰いだ空に放つ願い

ずっと ずっと
降り止まないで
513kanon:02/03/10 00:01 ID:j2Ajs+MY
「the real folk blues」 ※参照カウボーイビバップ 最近知って物凄く世界観に惹かれました。

わからなかった
それには答えられなかった

三年前
来なかったのは雨のせいか

あの日も雨だった
何を望むでもなくただ待ち続けた雨の中

オルゴールの音色が
紫煙を鉛色の空へ昇華する
散ってゆく手持ちの薔薇の花弁
水たまりが哀しく映す

踏み出した一歩は
何も悟ったわけじゃない

何故愛したのか
今ならわかる 
答えることもできるんだ

悪い夢さ
ただ醒めない夢を
見ていただけさ


だからもう
眠ってもいいだろう
514:02/03/10 06:13 ID:qymlOZrf
突然の別れにまだ気付けないアタシ
あなたの優しさ今も抱いて
保護した留守電を消せないままのアタシ
前に進めない一年経った今も
あれは五月だった初めて逢ったあの日
臆病なアタシ包んでくれたね
毎晩電話をした気が付けばいつも朝まで
いろんな場所つれてってくれたね
いつしかお互いを必要としてた
季節を一緒に重ねていった
離れて眠る夜は辛くて
いつまでも二人で居たいと願ったのに
戻らないあなた待ち続けて
遠い瞳をしているアタシを襲う
深い深い悲しみの渦が
最後の恋と言い切れる程
あなたが好きでした。
なのにあなたアタシを置いて消えて逝った
あなたと初めてケンカした雨の日
あなたとお揃いの指輪した冬の日
午前零時丁度に電話くれた誕生日
いつまでもあなたのことを忘れない
突然の別れにまだ気付けないアタシ
あなたの優しさ今も抱いて
保護した留守電を消せないままのアタシ
前に進めない一年経った今でも
帰らないあなた待ち続けて
冷たい雨に濡れてるアタシを襲う
深い深い悲しみの渦が
最後の恋と言い切れる程
あなたを愛してた。
なのにあなたアタシを残して消えて逝った
一年前のアノ日から
ずっとあなたは目を覚ましてくれません
515kanon:02/03/10 20:49 ID:aPk/Xw0b
「嘘」

誰かのために生きるのはイヤ
誰かに縛れらて生きるのはイヤ

僕は僕
君じゃない

立ち止まるのも
振り返るのも
愛するのもされるのも

・・・でも一人ぼっちはもっとイヤ

  抱いて      揺らして
      溶かして       印して
 繋いで         崩れて

お願いです
許して下さい

君の愛を知っているから
その優しい言葉は
僕を切りつけるだけ

僕が僕であるために
耳をふさいで逃げているだけ

目を閉じてもこの世界
それでもなくならないイヤな世界
516kanon:02/03/10 21:42 ID:aPk/Xw0b
「棘」

紡いで
そっと手にとった
何故か妖艶な
花弁の感触

もうこれで
枯れ果てていくんだね

指先の温もりなど覚えないように
枯れ果てていくんだね

騒ぐ夜に
小さな影が蠢くように

躍る月夜を
太陽が犯してゆくように

滲む血は
キラキラと痛くて
痛くて

それは
ひどく柔らかく
綺麗な棘で

その夜は
狙い定められ
少し脆い所を刺されたようだった
517kanon:02/03/11 01:53 ID:FtW0+PUU
「表だけ見てちゃ駄目なのです」

カタチあるモノを求めること
正しい答えを探すこと
今では好きじゃない

上手に伝えること
綺麗な言の葉の並び

たくさんの花で飾り
そして崩れてゆく

伏せる顔
濁す言葉
無口で無愛想だけど

もっときつく
もっと狂おしく
求めて欲しいだけなのだと

繋いだ手はからは
あんなにも想いが溢れていたのに

何故あの時気付けなかったのだろう


カタチあるものを求めること
正しい答えを探すこと
今では好きじゃない
518カトリーヌ:02/03/11 16:40 ID:???
明日に会えても
昨日にはもう会えなくて
おまけにあなたにも会えなくなった
もう二度と

君は大丈夫 強いから
私を信じてるの?これから捨てるのに・・
でも何も言えなかったよ
「また会おうね」
私はそんな言葉しか言えないの?

会いたいって言いたかった
悲しいって伝えたかった
もっと一緒に居たいって言いたかった
もっとこうして居たかった・・
素直な言葉言えなくて
後からついてきた後悔だけが
去っていった波に残される

唇に残された感触
忘れたいというより
何よりも愛した時間を
無かった事にしたいなんて思ってる
そんな私が大っ嫌いよ

昨日に会いたい
あの時間に戻りたい
あなたに会いたい・・
519kanon:02/03/11 18:27 ID:jHjFhS38
「光」

光が消えた日
輝きを失った大地を
微笑みながら埋めてゆく君

触れることしか出来ない指先
そっと触れた頬をつたう
悲しみのシステム

きつく抱きしめた
きつく抱きしめた

それが伝わらなくても 正しくなくても

行き場など
幾らでもある

君の目となり
僕が全てを伝えればいい

今君を見てるとか
これからも
ずっと
見ているとか


そう
行き場など
幾らでもある
520名前はいらない:02/03/11 18:48 ID:nBxR+XIa
みんなうまいね
521kanon:02/03/11 19:24 ID:jHjFhS38
「番鳥」

彼方より
零れた音
再び

銅色
沈む部屋と
共に消え

風揺らす
一輪の花には
青の鳥

今日
来るべきこの時に
空高く舞い上がらん

散りゆく一羽に
花びら一つ
添えたまま

その許降り立ち
赤の羽を
見つけるまで

いざ
永遠を探しに
我行かん
522kanon:02/03/11 23:29 ID:jHjFhS38
>>521
「番鳥」の番は「つがい」と読みます。念のため。
523名前はいらない:02/03/12 01:34 ID:+3WP9OE0
愛なんて…
524kanon:02/03/12 20:14 ID:djfj4uE6
>>523
私のような若造が言うのも変なんですが、あまり悲観的にならないで下さい。
人と愛することは絶対に切り離せないものです。
愛を知ってゆっくこと=自分と世界を知ってゆくことだと私は思っています。
525カトリーヌ:02/03/12 20:21 ID:???
「知ってゆっくこと」ですか。(大爆笑
526kanon:02/03/12 21:45 ID:djfj4uE6
>>525
恥ずい。素で間違えた(笑
527カトリーヌ:02/03/12 22:06 ID:???
ふざけてるのかと思った(笑>kanon
kanonさんは、いつもどういう事を考えて詩を書いているの?
528カフェイン:02/03/12 22:15 ID:???
俺もぜひ聞きたいっす。
529カトリーヌ:02/03/12 22:26 ID:???
ってかカフェインさんのも聞きたいー。
なんか詩の制作の意味が変わってきたとか、、、、。
どうなのさ???
530kanon:02/03/12 22:28 ID:djfj4uE6
>>527
う〜ん、なんだろう?(笑
私はとりあえず大学では哲学をやろうと思ってるんです。
何故人が存在するのか、宇宙が存在するのか。
存在意義は?そんなことを勉強するつもりなんですが、
その事とも矛盾した自分もいるんですよね。
つまり存在してるからこそ、こんな風に色々考えられるし、
その気持ちを詩として他人に伝えたり、
人間の存在理由を考える以前に「人間って素晴らしいものだな」って、思っちゃうんですよね。
少し哲学向いてないのではないかと
普通悟ってからそういうこと言えるのとちゃうのかと、小一時間問い詰めないで下さい(笑

それから愛って本当に凄いものだと思うんですよ。
一時的なものとはいえ、「それだけで生きていけると思う」
と人間に思わせることが出来るものなんて、そんなにあるモノではないですよね。
勿論、物質的なものでは不可能なことであって。
だからそのことをなるべく沢山の人に伝えたい、わかって欲しい、などと思いながら駄詩を書いてます。
書くたびに自分の無力さを痛感するばかりですが。

生きているからこそ苦しんだり、悩んだり、痛がったり、愛したりできるのだということ。
痛がらない自分、恐がらない自分、喜ばない自分、愛しく思わない自分、そんなの想像できますか?
だから本当に生んでくれた親に感謝してます。
少し文章まとまってないかも、読みづらかったら御免なさい>カトリーヌさん
531カトリーヌ:02/03/12 22:37 ID:???
いや、あんたすごい人だよ。>kanon

ってかあたしが思うに、愛とか人の生まれてきた理由とかって
完全には知っちゃいけない気がするんだ。。
考える事は良い事だと思うんだけどね。
532kanon:02/03/13 00:07 ID:cCV3kmnB
>>531
あぁ、それは凄く同意です。
わからないから面白い、分かり合ってゆく、それが意味なのかもしれませんしね。
だから私は物質的な答え、明確な答えを求めたがる理系の人間はちょっと苦手です(w
533智恵子ALIVE:02/03/13 01:01 ID:???

堤防と道
中州と船
水面は橙
西の空の赤

きみと黒犬
川上へ歩く
日はもう落ちる
東の空の紺

川面、橙の波
釣りの船、たゆとう
橙の波
ちぎれてゆく
空の上の青

風下の風、逆立つ川
帰る子供、明日は不可視
背で受ける、東の月
誰もここにいない

星と月の道を歩き
きみは一人家路目指す
川に映る星の光
きみ一人こがね





534kanon:02/03/13 09:57 ID:scXY9Fea
「賭け」

消去法の蕾が花をつけることはなく
浮かんでは消え去る言葉に脆さを覚える

至極当たり前のように
波が凪がれる事など無く
引いては押し寄せ
惹いては押し寄せ

絶えず蠢き続ける海のよう

唇い引いた透明な橋
切れたその時を合図とし

さあ
ではゲームの続きだ
今度は痛覚でも賭けようか

何せまだ散時犯


まだ夜が明けるには
少しばかり早いぜ
535kanon:02/03/13 12:12 ID:scXY9Fea
>>534
少しわかりずらすぎなのでちょっと付けたし。
愛の無いSEXでも逝けてしまう、ある意味、「性の本質」を書いた詩です。
536偶然の鳥:02/03/13 12:49 ID:d0DV14LO
「前提」
あの雑草も 雨浴びて
やがて祝える日があるとして。
傷、歓びも 明日の夢
ふわっとみんな大空を舞うとして。
僕や あなたも 自分の声で
やがて祝える日があるとして。
ここの世界も 自身を定め
やがて祝える日があるとして。

舞い上がれ さぁ、上がれ。
舞い上がれ 願いを言え。
537カトリーヌ:02/03/13 13:51 ID:???
銀のブレスレット
ペアの指輪
可愛いネックレス
欲しいとは思わないよ 言わないよ
だけど
あなたの
愛 想いを
食べさせて
538シィト:02/03/13 22:59 ID:bBpieIwZ
限界でも探させる気 まるで
どうでもいい夢の
     記憶、辿るような作業

たったあれだけ 好きでいただけ
なのに 曖昧に 思考する 心
どれだけの時間 無駄にしたの?

心 その中に未だ、未だ残ってるから
忘れられない、だから 迷うのに
でも 会えないのに
それで 痛いのに

限界でも探させる気 どうか
探し疲れて眠る時は
 只一度でも 夢を見させて
 たったそれだけ 望んでいるだけ
539kanon:02/03/14 00:12 ID:Um2ts0nw
「流れ」

まどろむ夜
恐れた夜
月は容赦なく肌を刺す

隠すように
護るように

明日は何に憑いて
生きていこう

想いの流れ激しければ
何処までも侵っていき
瀬と淵の君を知る

終幕は無常に流れ
しかしその足掻き
変わると思っていた答えは
いつでも変わらないもの

だから今だけを愛して

それでいい
それでもいい


表など
欲しくも無いから
540偶然の鳥:02/03/14 06:04 ID:rFdPXonz
「笑顔」
別れ際に ほらそこに これからの笑顔があるんだ
心に刻んだ場所はもう変わらないはず。
歳を数え終わるまで語り尽くすまで話したいんだ
今 あの頃の私は 笑っているから

翔べるものならば 翔んでるさ
海を歩ければ やってるさ
けど私達は人であり 君へと笑う

雨は上がっているのなら
赤が青に変わるのなら
あの影も四季に溶けるなら
傘は置いて行こう。
541kanon:02/03/15 17:41 ID:Xim/sfRN
「セピア」

白と黒の
モノクローム
セピアの海

記憶に軽く踏み入れて
蘇る少しぼやけた後姿

穏やかな海
遠くの空にかかった一筋の光
砂浜を渡る風
麦藁帽をおさえる手

色は無いけど
綺麗で優しい世界

線の入った映画のような
滲んだ想い出を
擦れた旋律を

手にとり
胸に抱き

そして何処までも
僕は溶けてゆく

白と黒に
溶けてゆく
542kanon:02/03/15 21:19 ID:Xim/sfRN
「破定」

操作した運命ってなんだい
痛いの味あわせて上げましょう

桜が舞って作る春
そんなとこに目を向ける暇なんか
あるのかい

君が帰るいつもの場所は
燃やしておいたよ

君を飼ってるいつものやつは
ぶっ壊しておいたよ

少しくらい
叫ぶ勇気はあるでしょう

愚だ愚だ言わず
早く車に乗ったなら

煙草一つ咥え
空が独りでに歩き出す

路に散る
破った桜の綱
妙に明るい雨上がりの空


543kanon:02/03/15 23:58 ID:Xim/sfRN
「即興愛」

せせらぎ
流れ
生まれ

無機質
一定
掴み


見た日
知った日

激しく
穏やか


躍動
激情
静止

音色

一滴



無言
544名前はいらない:02/03/16 00:49 ID:Fo8PhJ8/
まどろむ君の笑顔に
夢を見る

大きな
大きな
とっても大きな夢を見る


いつも離れることなく
暮らすこと
それが僕の夢
   君の夢
   二人の夢


    大きな夢
545JetBeatGoesOn:02/03/16 07:21 ID:OsD0wmh7
どれだけ 言葉に想いを乗せられるだろう
どうして いとおしい気持ちが伝わらないのだろう
この想いは とても意味がありすぎて
底の浅い器のような この頭の造りじゃ
同じくらい大事な言葉は見つからないらしいよ

そして そんな言葉を
僕はいつも欲しがっている

いつまでも変わらぬ愛を探しているんだ
いつまでも側にいたい人を見つけたいんだ
死ぬまで見つからないかもしれないけど
見つかったら死んでもいいかな

死んでもいいと思わせてよ
愚かな人生だったと笑ってよ
そうしたら やっと雲の上で
貴方を嫌いになれるのに

貴方を想えば
ほんのり幸せ感じたり
どうしようもなく刹那くなったりするけど
貴方を想えなくなってしまうことの方が
よっぽど刹那い

時に恋なんてヤツは
僕らを苦しませてしまうけれど
苦しみのない恋なんてのは
恋とは呼べない気がする
546kanon:02/03/16 14:31 ID:b80I+wD3
「アルペジオ」

存在は一つの音
共鳴を求める命の響

山の息吹
川の流れ
波の繰り返し
追い風

涸れ谷
首が折れた花
塩砂
向かい風

全てで一つの音を奏でる生きた音

輪郭を失くした歌い終えた詩

歌の終わりは
何故悲しい

今聴いている
鼓動も
共に消えればいい

それまで精一杯潤って
二人で綺麗に枯れてやろう
547カトリーヌ:02/03/16 18:25 ID:???
最後が良い!!>546
548kanon:02/03/16 23:26 ID:b80I+wD3
「淫らに」

見てきた悪魔の数は
神の比ではない

苦しいほど追い詰められた唇
その上
言葉を必要とする悪魔を見た

形になってはいけないもの
もう少し
優しく詰ってくれ

飼いならされた摩天楼は
崩れてゆくばかり

笑っていた筈なのに
繋いでいた筈なのに

でもそうさ
口付けなどいらない

歪んだ顔が好きなのさ
背中に刺されたナイフさえ
心地よい


見てきた悪魔の数は
神の比ではない
549rom人:02/03/16 23:51 ID:MtZpOreU
kanonの詩すき
550kanon:02/03/17 01:06 ID:M65RwUaW
「You still touch me」

窓の外は水の世界
晴れた空に霧のように

晴れの日の雨は
どこから降るの

君の言葉を借りれば
虹の向こうかな

でも今日の空はどんよりと
薄暗い空気を部屋に落とす

肩の力を抜いて
そんなに点滅しなくてもいいだろ

ドアを開けた白い部屋で
寂しい煙は
この世の何者よりも白く

ボタン一つ押す気力も無く
ベランダから飛び降りるにも風が強すぎる

そんな訳で僕は今澱んだ雨の中にいる
どんなに空に手を伸ばしてももう届かない


相変わらず点滅する留守電と
少し残った煙草の匂い
551moon:02/03/17 01:15 ID:J77nsOQS
それほどまでに
現実からの飛翔を望むなら
僕がその願いを
きっと叶えてあげるよ
だから
安心しておやすみ・・・
552kanon:02/03/17 20:53 ID:w6F+A6jI
「氷道険し」

憎らしげに臨んだ太陽
照り返す地面は容赦知らず

目の前に救いの道があるのに
もう
身体は言うことも聞いてくれない

恋しい
恋しくてたまらない

その儚い一瞬が美しく
極め細やかな肌

権力者のみに許された
至福の女神

手を伸ばせば届きそうなのに
僕を置いて逝ってしまう
刹那い

あぁ
かき氷
かき氷

喰いたひ


何故か無性にかき氷が愛しいそんな今日この頃(笑
553kanon:02/03/18 21:30 ID:Bce0RzvS
「雨のち晴れ」

音も無く
夜は訪れ
朝を向かえ

昨日のしつこい雨音と
暗い傘花は
風が連れ去ったみたい

手に入れた溢れんばかりの光
水鏡に今日の笑顔を映そう

眩しいほどに髪流れ
太陽に笑い声を飾ろう

もし伝える言葉を知らないなら
口ずさめばいい

きっといつでも思い出せる
そのメロディーを

霧が晴れるように
花は一つずつ
涙を拭うように
空は少しずつ

ただ歩けばいい

歩いていけばいい
554kanon:02/03/19 18:24 ID:zibxysvt
「意味など求めない」

仰いだ青に白線が流れる
最期とはこんなにも単純なものか

争い
憎しみ
価値観
世界観

交わりえない幾重もの螺旋

何を思って人は恋に落ちる

でも一つ確かだったのは
僕の中で君は生きていた

事実ではないかもしれない
でも真実なんだ

僕は思いたい
それは僕らを未来へ繋げる手段ではないことを

だから
もしまた何処かで会ったなら
ふと君が足を止め
共に過ごした日々の想い出を奏でるような


そんな詩を詠えるだろうか
555焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/03/19 21:36 ID:???
歌を歌う

なかには悲しみがある
けど大声で歌う
全身から出る想いが
直線的に響きわたる

アクセントをつけるたび
胸のなかに音がたまってしまう
クレシェンドするたび
僕は縮んでしまってる

そうして気付いた
歌う度君への想いが溢れてゆくことが

それならば歌わぬほうが良い

そして その 来るときには
一滴すら逃さず
堂々と大きくなれるように
真っ直ぐに君の瞳をみつめ
ふっとしたいい顔で伝えられるように

言葉にならぬよう 叫んでる
556kanon:02/03/19 23:15 ID:zibxysvt
>>555
焼き魚さん。
恥ずかしい質問で申し訳ないのですが、「クレシェンド」ってなんですか?
557焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/03/19 23:26 ID:???
音の強さに関する用語です。
< ←こんな感じの。。“だんだん強く”が意味となってます。

てか、突然のカキコ申し訳ナイデス。。
558カトリーヌ:02/03/19 23:30 ID:???
あたしもわかんない。>555

普通という考えを捨てたわけは
君が普通じゃないから
ハンパなく切なくて
ハンパなく美しくて
ハンパなく儚くて
平均より何もかも上で
憧れに近い思いを
僕は創造してしまったんだ
もう
心臓が 血が 髪の毛が
君の事を想っている
気づくのに遅すぎたけど
僕は君が好き


このスレの題名を入れてみました!!
559kanon:02/03/19 23:33 ID:zibxysvt
>>557
をを!?<この記号クレシェンドってゆうのですか・・・。
一つ勉強になりました。有難う御座います。
>てか、突然のカキコ申し訳ナイデス。。
寧ろ歓迎ですよ。暇があったらいつでも詩なり、雑談なりカキコお待ちしてますよ(^^
560kanon:02/03/19 23:36 ID:zibxysvt
>>558
なんか言葉使い、語呂が斬新で好きです。
561焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/03/19 23:36 ID:???
あ、その…。。あくまで > な感じと言うことなので。
実際はもっと横長でありまする。
(ちなみに・・> ←これは「大なり」<これは「小なり」不等号ですね。)

う、失敬しました。
562焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/03/19 23:39 ID:???
あ、間違えてしまった…
クレシェンドのイメージが<で・・。
度々すみません。

>>559 有難うございます。今度は詩を書ければ書きに期待です(謎な
563カトリーヌ:02/03/19 23:39 ID:???
あぁ、こないだ音楽のテストでやった記憶が・・・。
564neri:02/03/20 00:02 ID:B5Y2pZ+R
始めまして。昨日ここに来ました、neriといいます。ここはとても素敵なスレッドですね。。
恋や愛というものの「愛」は恋愛のほうのものでしょうか?
私ももしいつか素敵な恋に出逢ったら、皆さんとご一緒してみたいです。
歌が愛するひとの胸に心に、届けばいいですね。
突然すみませんでした。。


565kanon:02/03/20 11:00 ID:pWrSGwM2
>>564
初めまして。
「愛」は私は殆ど恋愛の方で書いてますが、仕草、風景、モノ、なんでもいいですよ。
それと個人的には愛を「逢」「哀」「曖」などとも掛けて書いているつもりです。
お暇があればいつでもどうぞ(^^
566kanon:02/03/20 11:19 ID:pWrSGwM2
「氷像」

それはそれは綺麗な
凍りついたマリア様

自分たちの痕跡を残そうと
歴史に捧げた可憐な少女

まるで球の上を彷徨うかのよう

進んでも進んでも
真実にたどり着けない

この少女は気付いていただろうか
自分が着ている矛盾と言う名の衣


その重さを
命の天秤で量るとき

凍てついた目の下だけは
少しだけ溶けるみたい

もし
同じ時の流れに生まれていたのなら
分かり合うことは無くとも

共に苦しむことは
出来ただろうか
567kanon:02/03/20 11:30 ID:pWrSGwM2
「必勝法(※受け狙い)」

まぁ落ち着け
とりあえず冷静になるんだ

そう
技術の差は歴然だ
だが諦めたらそこで終了だ

大切なのはハートだ
何が何でも
アッ
と言わせてやろうという根性だ

いいか良く聞け
俺たちに敗北は許されない
とにかく冷静になれ
焦るなよ

とにかく焦らせ
焦らして焦らして
相手がもう我慢できなくなったら一気に攻める!

アッといわせてやるんだ
アンと

わかったな
よし
行って来い!
568neri:02/03/20 12:37 ID:JsuZmPbs
>>567・・・うぅぅぅん??うぅぅぅぅん?
    これはなんの必勝法??
    わかりませんです隊長!!
569kanon:02/03/20 19:07 ID:b/fiyTTK
「天真爛漫 春満開」

薫る桜
三日月に栄える酒の席

見知らぬ出逢い
舞う花びらに途絶え途絶え

同じ色をした頬に
もう少し酔い痴れたい

近寄り
肩抱き寄せた瞳には
艶やかな予感

恋は風が吹くごとく
愛は花が咲くごとく

優しく優しく
襲い掛かってくる

570kanon:02/03/20 19:09 ID:b/fiyTTK
>>568
6連目注目。大人の女を落とす術。
571向日葵:02/03/20 23:18 ID:IJgQ/EuV
お久し振りです。^^;

この耳をあげる
私は耳がなくても
あなたの胸にこの顔を埋めれば
あなたの声がわかるから…

この目をあげる
私は目が見えなくても
あなたの指に触れれば
あなたを感じられるから…

この声をあげる
私は声がなくても
あなたの肩に寄りかかれば
伝えたい事は伝わるから…

この足をあげる
私には行く場所がないから…

題名は…なんでしょう(笑)
思いつきません
572kanon:02/03/20 23:56 ID:b/fiyTTK
「再会」

風渡り
緑茂る丘の上

眠りに就く
幾つもの魂

冷めた石に刻まれた数
君がこの星に残した傷痕

何故か心は落ち着いて
去年の今日もこんな感じだったっけ

そっと傍に植えておいた種
どうやら花をつけたみたい

もし無事帰って来れたなら
もう一度花冠
頭にのせて・・・

・・・なんて約束してたっけ



お〜い
咲きましたよ〜

573Dear ネクロフィリアより:02/03/21 00:04 ID:s/fw91HP
少しの憎しみと少しの記憶があれば忘れない
もし生まれ変わるなら君が好きだった花になりたい
感情の無い花 感情を持たれない花 
こんな姿になった今でも君の為に綺麗に咲こうとしている

君は僕に手をさしのべるだろう
なんて綺麗な花だと
綺麗に咲いたのは君に愛されるためじゃなく
罠にかけるため・・・
ラフレシアの花
574 ◆HH0poems :02/03/21 02:35 ID:W7XnfL8H
マッチ売りの少女は言った
これは全てあなたの夢
ゆらめく炎のような束の間の現実

575neri:02/03/21 05:19 ID:/bSjUb0i
「運命の人」

描かずにはいられない
目で追わずにはいられない
恋せずにはいられない
魂を貫くような鋭い光を放つヒトミ
唇の弾力性 
目には見えない吐息でさえも
描きたいという 欲望を掻き立てる
強いつよい 人間的魅力を持った
懐かしいあなた
まずは出会わなければいけない
私の人生を より良い作品にするために
私のココロを癒すために
私が逃げ出さず 
前を向いて歩いて行く為に
この世界の何処かに 
必ず存在するんだから
そして
私を探しているんだから
私と同じように 今日も一人で
私の存在を信じて
576neri:02/03/21 05:30 ID:/bSjUb0i
「ラブレター」

あなたは今何処ににいるのですか。
あなたは今何をしているのですか。

私が必ずこの命をかけて愛するあなたは
あなたは今何処にいるのですか。

私は教室の一番前の窓際の席で
あなたを想い
うすみずいろの空を見ています。

今日の空を見てください、雲ひとつありませんよ。

太陽の光はやわらかく 
透明で 
あたたかで

まるで

すべてのものに等しく降り注ぐ

愛のように思えます

どれだけ愚かな罪人にも
その背に感じるぬくもりが
この太陽からのものだけだという不幸せな者にも
このぬくもりは 確かに与えられるのです。

あなたは今何処で 
この優しい光を感じているのですか?

あなたは今

いま
577名前はいらない:02/03/21 06:16 ID:h40+KVjN

      \ぷ  | ∧_∧
        \ぅ | ( ´_ゝ`)
       ___∬__(つ____と)__
      /\ 旦          \
     /+ \________ヽ
     〈\ + + +    + + `、
     \ \________________ヽ
      `、_____________〉
578る ◆84O43O1M :02/03/21 06:55 ID:oZPydxPp
こんちわ始めまして
他愛の無い会話から
始まった二人が
何度か一緒の冬を越しました
おコタであなたが
私の足の裏をくすぐって
何もしてない振りをするのも
うっとおしくなってきた頃
なぜかあなたは
ぷい と出ていったっきり
4日も戻ってこなくって
私は山の様に積まれたミカンを前に
ちょっとだけ
ちょっとだけ
来年はチョコをあげようと思いました
579kanon:02/03/21 20:57 ID:xmMJILmq
「万有引力恋愛論」

昼下がり
僅かに発生

頬がずきずきと痛い
目にもとまらぬ早手打ち

僕にとって君の存在は重すぎる
重すぎるもの

世界観を捻じ曲げるほど
見えない星が見えてしまうほど

そのつど
新しい法則の発見


変化
いや
革命というべきか

580WIZ:02/03/21 21:18 ID:???
>>577 待てこのやろう!! 面白いぞこのやろう!! (チョッパー初登場
581名前はいらない:02/03/21 21:24 ID:???
>>580 偽者さん すみませんがこのスレには現れないで下さい。
582:02/03/21 21:32 ID:QHE+dFWI
マムコがワキガの臭いする奴っていねぇか?
あれってクンニするときつれぇよな?
583きつねWINたこ:02/03/21 23:31 ID:???
>>580
可哀想な事をするな。
野に咲く花を足で踏みにじる行為を
美学などと正当化するガイキチ野郎め。

>>581
この私が現れた以上、このスレは私が守ります。
ごあんしんめされ。
584kanon:02/03/22 00:58 ID:o08kvb6Y
「ト ド メ」

矛盾を積み重ねた真実も
許されるのなら

この儚い廻り
つっかえ棒

指で弾いて狂わせて
逃げ水など飲み干して

脆い腕
視界
トドメを刺す

それは簡単なこと
とても簡単なこと

鮮明な内部
鋭利なナイフ
古傷をなぞる指

どうせなら
もっと深く
もっと速く
その爪で思い出させてくれ


明日はもう
僕ではないのだから
585kanon:02/03/22 08:19 ID:CAoT/Q0w
「女の音」

その音は悲しすぎて
僕には出せない

その音は愛しすぎて
僕は耳をふさぐ
無音を聴くように

けど
悲痛な涙すら伝わらずに

別の意志を持ったように
鍵盤を叩く指

血が滲むほど
耐える背中をただ見据え
恐いくらいの綺麗な流れ

愛した女
生きてる女
壊したくなるのは
何故


何故

586kanon:02/03/22 08:25 ID:CAoT/Q0w
「誰か悩みを訊いてください(雑談)」

春だ
健康診断だ
鬱だ

去年の春
我が校では高校生から始まる
恐怖のレントゲン

   「タバコの吸い過ぎには注意しましょう」

何すかこりゃ

だってしょうがないじゃない
タバコと音楽なきゃ
繋ぎとめられない死


春だ
健康診断だ
鬱だ

587オマエ態度、最悪だな:02/03/22 08:32 ID:???
>>577 >>580 >>582 >>583
ぜ〜んぶ、、、いかいか=タヌタヌ=WIZ=きつねWINたこ
の自作自演の、下劣な荒らしです。

こいつは、こんな事を平気でするから、叩かれるんですよ!
588名前はいらない:02/03/22 08:47 ID:InJ6xHJF
>>587
同意。タヌキWIZの書き込みなんて、かなり幼稚だとしか
言いようがないのでは・・。相変わらず下ネタ粘着だし・・。

駄文の水準にさえ、とどいていない気がする(w w
589名前はいらない:02/03/22 08:55 ID:???
>>WIZ(偽物)
こいつの アタマん中は、女の下半身のことだけで
いっぱいなんですよ。スケベ妄想の、カスですなぁ(爆

590  :02/03/22 10:41 ID:???
誰も恋に落ちて 愛の言葉と
理想の愛 それだけに心奪われた
生きる為に 計算高くなれと言うが
人を愛すまっすぐさを強く信じた
大切なのは何 愛することと
生きる為にすることの区別迷った
591カトリーヌ:02/03/22 12:59 ID:???
笑って笑って笑って
子供の様に笑って
残酷なものを知らない
澄んだ子供の様な目で笑って

眠って眠って眠って
無防備に寝て
風も月も思わず黙ってしまうほど
深く浅く
波の様に眠って

甘えて甘えて甘えて
君はいつも素直じゃないから
もっと素直に
甘えて甘えて
わたあめみたいな甘さで
ほどよく甘えて
592kanon:02/03/22 14:37 ID:CAoT/Q0w
「境目」

この海は
いったい何処まで続くのだろう

蒼の境目
互いに溶け合って
でも溶け合うことは許されず

君との境目
鮮明にぼやける

何も無いのに全てがある
此処はそんな曖昧の海

抱き合えば
それで君になった錯覚

言葉を交わせば
ほかの世界に呑まれてゆく錯覚

この追い風に乗り
未だに矛盾の波を踏む

記憶に滲む
砂浜の足跡

君は誰

僕は誰
593ねもぴ:02/03/22 18:53 ID:???
はじめまして、
私とメールからはじめませんか?
わたしは、品川区に住んでいます。
サラリーマンで結婚している31歳ですが、割り切った関係を求めています。身長168、体重68です。
これから、会社に行くのですが、携帯メールでしたら、
いつでも受けられるので返信メール待ってます。
(携帯No.とメルアド教えてください。)
電話ですが、仕事中は出れない場合があります。
あと、家でも同じです。
会社は、フレックスですが、5時以降10時くらいまででしたら電話はOKと思います。
電話番号は、
090-1809-0322
です。
ドキドキしながら待ってます。
よろしく!
594kanon:02/03/22 22:08 ID:CAoT/Q0w
「探し物」

もう少し
なんか言うことは無いのかい

わざわざ地球の裏まで探しに来たのに
まぁ
それも君らしいか

透き通るような声に昔のままの口調
相変わらず無愛想で
少し安心したよ

火を点けて差し出すマッチに
もう消える心配もない火を煙草に移す

正面に見え始めた青い海
相棒の調子は最高で
息を吹き返す水平対向エンジン
燃料も水の心配もなく

徐々に近づいてくるは
陽光を浴びて輝く青い海
頭上には雲ひとつない青い空
隣には風に靡く彼女の笑顔


探し物は
見つかりましたよ
595名前はいらない:02/03/22 22:26 ID:sQlDCXNz
どこの板見てもいかいかがどうたらこうたらうっとおしいなあ
ここは詩を書くスレッドでしょ
くだらんコテハン叩きは別のスレ立ててやってくれ
純粋に詩を見たい人にとってじゃれ合い見せられるの程苦痛なものはない
いろんな板で2ちゃん臭さ撒き散らすのやめてくれ。まじで
596kanon:02/03/22 22:36 ID:CAoT/Q0w
「刺す女」

全て身を委ねても
男の悲しい性か

君と育てた花は
枯れてしまう

時の流れと共に
想いも色褪せてしまう

だから一つくらい
棘は残しておいた方が

時々痛くて
君のために涙する



597名前はいらない:02/03/23 00:32 ID:???
>>kanon
どっかのスレでみたんだけどさ、哲学を学びたいなら、今からそれ系の
本を読んでみたらどうかな?
そうすりゃ詩にも深みがでるだろうしね。
別に大学でなくたって哲学は学べるよ。
598kanon:02/03/23 00:46 ID:9tuurzDo
>>597
アドバイスどうもです。
それ系の本は探してるんですけど近くに大きな本屋が無くて・・・。
今は哲学板にたまに顔出したり、研究してる人のHP見てるだけなんです。
まぁ、自分では色々と考えたり学校の哲学科卒の先生に研究論文出したりしてます。
お気遣い有難う御座いました。
599名前はいらない:02/03/23 00:56 ID:???
♀女に学問はいらない。別学にして家庭科だけに!
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1016489296/l50


158 :おさかなくわえた名無しさん :02/03/22 23:29 ID:MJ/c9Xh2
でもさ、漏れローカルの経験だけどさ。
とにかく何も出来ない女多いぜ。

女どもは何かいいたくなるだろうけどさ。
社会進出とか何とかいって終身会社で生きようとしてさ、
男性社会の壁を破るとか言ってマキコとかツジモトを応援してさ、
でも結局端正金持ちの金玉持ち男性が高い壁の家を建ててくれるの待ってさ、
高望みして行きそびれて30代になって焦りはじめてさ、

で、ようやっと彼氏できてみたらさ、
料理できない掃除できない洗濯できないって三重苦でさ、
彼氏に文句言われると逆ギレしてさ、
「私は家事より仕事が大事なの!!」って工事が必要な顔で叫んでさ、
結局カレーしか作れないから、せっかく作った彼氏に去られてさ、
大慌てでお料理教室に通い出す自分が終わってるの気づかずにさ、
やっぱりあの時算数じゃなく国語じゃなく英語じゃなく、
家庭科の進研ゼミってなんで無かったの?って真剣に悩んでさ、
マゼランも大航海したけど私も大後悔だわってさ、

悔やんでも悔やみきれないのはお前ら女だぜ。





600kanon:02/03/23 14:35 ID:lvJik1Cm
「生肯定派」

この幾千もの生の交差
その瞬間
僕たちは生きている

言葉が僕を
隔絶する

全てに終わりが来ると言うのなら
神様教えて

海も山も
空も風も
君も僕も

まるで玉葱の皮むきか

一つ知れば
涙を覚え
辿りつけば
終焉の破滅の種

成る程
その種どうやって料理してくれるのか
君の腕の見せ所


美味しい終わりまでの
いい匂いが楽しいのさ
601kanon:02/03/23 14:43 ID:lvJik1Cm
やった、ついでに600get!
これからも皆さんが少しでも目に止めてくるよう頑張りますので宜しくです。
602wildcat:02/03/23 22:40 ID:5MwsOyQ4
>>599
>♀女に学問はいらない。別学にして家庭科だけに!

 タリバン兵?
603wildcat:02/03/23 22:47 ID:5MwsOyQ4
>>602
あ、しまった。ここkanonさんのスレだったんですね。

つい、いつもの調子で、板汚しちゃいました。

すいませんm(_'_;m

 ちなみに、私が、哲学者で思い出すのは、
「ソフィーの世界」に出てきた”アルベルト”
ぐらいですd(^-^;
 kanonさんは、どうして哲学の興味を持たれた
のでしょうか(゚-゚)?
604カフェイン:02/03/23 22:57 ID:???
花が咲き 緑が芽生え 
桜が満開の 風が届きました
春風を身にまとい
貴方と共に未来を探せば

未来は桜吹雪
暖かい季節になりました


こんばんわ、kanonさん。
600ゲット、こりゃ凄いことですね…
勝手な感想としては、最近詩の幅が広がってきたような気がします。
これからも頑張ってくださいね!!
605焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/03/23 23:05 ID:???
泣きながら ひとを愛したい
そのひとは俺の心にある

激しい衝動に身を委ね
眠くなりながらもはっきりと伝えたい

今日が終わり明日が終わる
自分が終わりそれ以外の世界が始まる

その時までには
後悔と言う文字を忘れたい

どうにかして どうにもならないものを
愛として包んでやり 心地よい波間を通して
ゆっくりと 撫でてやりたい

ふっとした笑顔

言葉にならないほうが
言葉より衝撃が強くて
言葉よりひとを赤くする

まっかっかになるための 春が欲しい
606焼き魚 ◆10q35ZP6 :02/03/23 23:14 ID:???
600ゲト、おめでとうございます(なんか違うかな…
この頃恋焦がれたい焼き魚です(ぅ

kanonさんの詩は、目にとまりまくりです(w
これからも頑張ってください!

となんか簡単な挨拶っぽくて虚しいですが。…いえ、お気にせず。
詩以外スレ失礼しました。それでは。
607kanon:02/03/24 01:46 ID:Xkj8V6J0
「白猫」

こんな半端に生暖かい季節
風に流れる煙草の煙
何の前触れもなく迷い込んできた
変な白い二匹の猫

自分が吸うわけでもないのに
いつも俺のために煙草もってくれてたり

上手でもない料理に
文句言いながら食べる俺を見て
嬉しそうに鳴いたり

机の下でツレの猫も嬉しそうに鳴いて

そして夢のように
また何の前触れもなくいなくなって

お前が残していった
今日も食欲旺盛なツレだけが
夢ではなかったと
俺の足を引掻くんだ

餌代も馬鹿にならないけど
またひょっこり顔出したりするのかな


まったく嫌な陽気の季節
今日も間抜けなくらい青い空
608kanon:02/03/24 01:57 ID:Xkj8V6J0
>>603-606
>wildcatさん
私は昔、天文学が好きだったんです。
で、今になって考えてみれば知りたかったのは
何故宇宙が生まれたのか、宇宙の果てはどうなってるのか
そんなことばかりだったんです。天文学から哲学にかわったには
それは哲学なんだと気付いたからだと思います。もちろん天文学にもその要素は大いにありますが
とにかくデータを集めて研究するのではなく、自分で考えて自分で答えを出したかったんです。
だからでしょうね(^^
>カフェインさん
>詩の幅が拡がった
今になってスレタイトルに後悔したり(笑
今は恋愛以外に書きたいことが山ほどあるんですが、スレのタイトルがタイトルなだけになかなか難しいです。
新しいスレを立てようか迷ってるんですが、暫くは責任を持ってこのスレで書いていくつもりです。
恋愛物意外は、そうですね・・・。カフェインさんの所で書かせてもらおうかな(駄目?
>焼き魚さん
有難う御座います。
>>605の詩
>言葉にならないほうが
 言葉より衝撃が強くて
 言葉よりひとを赤くする
此処、凄く共感しました。
609A BI SYE MA:02/03/24 02:57 ID:a3PxmAPx
−去り行く君への手向けとして
 そして今は君の幸せを願う者のひとりとして−


「純心」

約束
切ない想いを胸に秘めずに打ち明けてくれた君と
つないだこの手
ずっと離さないから
笑顔の君でいてほしいから
悲しい時は悲しい色で
楽しい時は楽しい色で
僕は君の心を彩るよ
610kanon:02/03/24 16:34 ID:LnqUZnE/
「I'm sixteen years old」

日々変わってゆく
街の移ろい
雲の形

同じ時は還ってこないのに
何故月日があるのだろう

来年の今日は
もう同じ日ではない

約束
記憶
人人

今日も流されて
僕だけを世界が置いていく

そんなに早足で何処行くの
何か探し物でもあるのですか

きっとみんな知っている
人人今日も歩いてゆく
人人これからも歩いてゆく

僕もずっと歩いてゆく

きっといつか死んじゃってモ
この想いは歩いてゆく
611kanon:02/03/24 17:47 ID:LnqUZnE/
何となく独り言。
二次元で詠う、三次元で詠う。
三次元の方が表現しやすいが何故か二次元より幅が狭い気がする。
二次元で詠うのは本当に力が無いと、人の心をつかめない。
そんなことに、空につき刺さった電柱を見て、今更気付いた今日この頃。
612うたた寝死人:02/03/24 18:57 ID:r25+1TWH
こんばんは。底冷えのするこんな夜に、夏の詩ですごめんなさい。
 どんなもんでしょう?
   「月見うどん」

 蚊取り線香ぶら下げて
 君は両手で大荷物
 僕が持つよといっても
 譲らない

 土手に腰を下ろすと
 僕の下 草が冷たい
 もう少し伸びたら
 僕ら 埋もれてしまうね

 幾何学的な地平線
 爪ほどの花火上がってる
 まるで箱庭 縮小版
 言いながら君は葱を刻み

 胸を騒がすこんな夜に
 君と二人でいるなんて
 ほんのり流れてくる香り
 湯上りの髪に見とれている


 川のせせらぎに負けじと
 鈴虫声を張り上げる
 それに負けじと話しても
 肝心な事は胸の奥

 赤い金魚の浴衣の裾
 白い足首のぞいてる
 可愛い柄が似合わなくなる頃
 僕らどうしているだろう

 天の川すらよく見えない
 切り取られた空に月が浮かぶ
 まだ満月じゃないけれど
 君の輪郭によく似てる

 幸せ降り注ぐこんな夜に
 君と一緒にいるなんて
 ナスの体楊枝の脚
 こんな馬に乗った王子様じゃ駄目かな


 割り箸を忘れたと 人差し指を噛む君に
 得意げに 取り出してみせる カブトムシのめ瞳が愛しい

 蒸し暑くてたまらない夜も
 隣にいて欲しい人がいる
 次の夏もその次の夏も
 こうして一緒に

 朱い欄干の すぐ横
 泳いでる月眺めながら
 冷たいつゆに白いうどん
 どんぶりに落とす小さな月
613  :02/03/24 20:57 ID:???
背が伸びるにつれて 伝えたい事も増えてった
宛名の無い手紙も 崩れる程 重なった

僕は元気でいるよ 心配事も少ないよ
ただひとつ 今も思い出すよ

予報外れの雨に打たれて 泣きだしそうな
君の震える手を 握れなかった あの日を
614うたた寝死人:02/03/24 21:04 ID:nixqGg8c
>>613
 いい歌ですよね、あれ。
 でも私は613さんが挙げていない部分の方が好きだったりします(笑)。
 
 この時間帯人が少ないですね・・・
 皆さん私のように暇ではないのでしょうね。
 否、私も本当は忙しい筈なのですが。・・・現実を見つめてこようと思います。
 
615BIGIN:02/03/25 01:00 ID:???
それはほんとにさりげない話だったのに、
うつむいた君がいる
そしてそんな陰を拭いたくて
想い始めた君のことを
夢に託した
君の目に映ったまま、目を瞑ると
また、君が浮かんでくるよ


616kanon:02/03/25 01:14 ID:UYBQ2WaS
>>612
「二次元の世界」が上手に表されていて凄く好きです。
このスレでは「初めまして」ですかね。
これからもお暇があればどうぞ立ち寄ってください。
617うたた寝死人:02/03/25 01:26 ID:bucQW+r0
>>612 あっ・・・失敗です。
   >得意げに 取り出してみせる カブトムシのめ瞳が愛しい
 ではなくて
    得意げに 取り出してみせる カブトムシの瞳(め)が愛しい
 でした。まあ全てを読もうとした奇特な方にしか分からないかと思いますが。

>>616 kanon様、ご挨拶もそこそこで申し訳ないです。よろしくおねがいいたします。
   ちなみに私は三次元が苦手です。かつては図形や相似、ベクトルと・・・(苦い思い出)。
   生まれ変われるなら二次元世界へ行きたい今日この頃です。

 
618kanon:02/03/25 14:16 ID:/vgcjuO6
「The blue window」

泣き止んだお姫様が眠るまで
夜の息吹に耳を傾け
いつの間にやら明け烏

微かに染まり始める世界
それはまるで
深海に一瞬光を紹介した痕

不思議な安心感に包まれた
静寂
窓辺
薄暗い蒼の世界

君の寝顔も吐息も
何故か昼間より鮮明で

朝日よりも早く
冷えた指先を温める

希望に満ちた画ではないのに
この時が続けばいいと

少しずつ自己主張する朝日が
ほんの少し憎かった
619名前はいらない:02/03/25 14:35 ID:QxIL4mTK
眩しすぎるあの人に
決して僕は届かない
いつも電車で一緒になるあの人は
笑いが眩しかったあの人は


僕には無理なんだ
不細工で頭も悪い
おまけに根暗な僕

どんなに想っても
どんなに嘆いても
どんなに悩んでも
決して僕の気持ちはあの人には届かない

闇夜に巣食う僕には
月光なんて届きはしない


眩しすぎるあの人に
決して僕は届かない
いつも電車で一緒になるあの人は
笑いが眩しかったあの人は
620名前はいらない:02/03/25 15:47 ID:qXAbZgxj
なんかイイ
あげ
621名前はいらない:02/03/25 17:09 ID:???
この人の詩も切ないんだけど何か胸に響くものがありますよ
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/stationery/1012891221/l50
622kanon:02/03/25 17:39 ID:/vgcjuO6
「過ぎる面影」

雲と溶け合った
真昼の幻影

俺の心のように
無機質に立ち並ぶ鉄筋コンクリート

後悔の傷を埋めるには
それなりの愛と時間を要するのに

そんな遑など
流れゆく時は与えてくれはしない

旬に摘んだ花束ほど
早く鮮やかに散りゆくだけ

しかしそんなことすら
世界は俺に教えてくれない

何処まで高く舞い上がれば
少しは地平線が見えてくるのだろう


時々狂いたくなる
そんな気分さ
623kanon:02/03/25 21:35 ID:/vgcjuO6
>>621
624kanon:02/03/26 00:49 ID:BYgkpljb
「逸」

夜風に浚われる
糸の切れた凧
抜け殻の自分

嫌な風だ
僕の中を通り抜け
何かが蒸発していくような

抜け殻の中に僅かに残った何か
アルコール
或いはもっと大切な何かが

甘い誘惑
あり得たかもしれない日々

激しい雨で共に汚れ
優しい雨で共に洗い流し

今日のような
穏やかな晴れを待つ日々

慌しく街灯の光りは流れ
悪戯に疲た身体を照らす


少しだけ強くアクセルを踏む
何かに気付かない振りをするために
625雨梅:02/03/26 01:43 ID:fWr2F8+T
濁ってしまっている
あなたが浄化した気持ち
もうこんなにもどろどろで
どうしたらいいのかわからない
今ごろも別の人としゃべっているのね
私よりも
彼女が近い
生まれた場所を
うらんでいます

もう
忘れようと思います

こんな気持ち

最初からありませんでした

最後に一度だけ
そっちに花が咲いたらおしえてください
私の所はもう散ってしまってるけれど
なにも
なにもいりません

手元に何も残らなかったのが唯一の救い
頭にある思いでは忘れてしまおう
626うたた寝死人:02/03/26 02:18 ID:p/7NMYwe
   「キス」
 跪いてくちづけて
 優しくそっと白い肢(あし)に
 冷え性な私の端っこ
 あなたの吐息で緋に染まる

 少しかがんでキスをして
 前髪上げてこの額に
 折った体 出来る隙間
 二人の距離 春の香り

 胸元に接吻を
 所有の証 紫の刻印
 伸びかけの髭で 心かき乱して
 呪縛の魔法かける双眸


627名前はいらない:02/03/26 02:21 ID:pStSv1oU
同じピザに手を伸ばした
遠くで今日の
ニュースが流れる
抱きしめようかな
どこにも行けないように
影がひとつに重なる
想いと夜を重ねるたびに
色づいていく
ふたり
628エクスタシーサーチャー:02/03/26 18:29 ID:QJWX9yRr
行くがイイ哀れな男よ、恋と言う盲目に就かれ束の間の人生さえ投げ出して、何を得たと言うのか
629haruka:02/03/26 19:17 ID:nSKQOLmi
どうして
悦楽を伴うのでしょう
シーツの中で 尋ねると
あなたは私の涙を拭いて
口づけた「お前のせいじゃないよ」

あなたのせいでもないわ
優しい嘘が 
肌を刺す
本当に もう おしまいね

言葉と心の温度差は
いつでも瞳にあらわれる
630kanon:02/03/26 19:56 ID:VGKJsnRz
「紅の行き先」

紅い空気
夕暮れの中をひた走り

腰掛けたくたびれたシート
満ちる夕日に溶け込んでいく

行き先告げず
駅もあても無い

汗もかかずに佇む
小刻みな振動

太陽は僕の目蓋を紅く染め
目を逸らす事など許しはしない

ぎしぎし軋む
吊革と天井

眠気を誘う香り
良く知っている懐かしい香り

この列車の行き先
君の存在
疑わなくなった時

窓の外
絶え間なく降り注ぐ夕立は
静かに止むのだろう
631うたた寝死人:02/03/26 20:46 ID:nPR4jMp5
   「瞬きの2秒前」

 貴方の鳶色をした虹彩に
 半ば沈みつつ両膝ついて
 瞳の奥を覗いたなら
 一体何を見つけられるだろう

 もしも網膜とガラス体しか
 見出すことができなかったのなら
 いっそ身を投げてしまおう
 貴方の中で溺れ 死んでしまおう

 私の腕に 腹に 口腔に
 貴方が暖かく溢れたなら
 鼓動も止まるだろう
 貴方の目に私 焼き付けて
632kanon:02/03/26 21:35 ID:VGKJsnRz
「3つ数えろ」

変な夜だ
小豆色の変な夜だ

耳元で囁いた言葉に
狂喜なんて概念すら吹っ飛ぶのさ

花肉に化粧する前に
自由奔放に舞い躍ろう

美しい褒美を盗んできた

流れる言葉に浸る
貪欲な唇を冒涜してあげよう



3つ数えろ
愛以外なら
なんでもくれてやる

633うたた寝死人:02/03/26 22:01 ID:nPR4jMp5
>>632
 格好いい〜・・・。最後の連が。
634キッド:02/03/26 22:01 ID:???
>>632
三つ数えろ!!
ハンフリー・ボガード?
6353月27日から・・。:02/03/26 22:04 ID:???

>>いかいか、というコテハンに「書き込み禁止警告」が
出されました。ついに来たか、という感じです・・。

636kanon:02/03/26 22:06 ID:VGKJsnRz
>>634
ハンフリー・ボガードは良く分かりませんが(笑
今日、レンタルビデオ店で「3つ数えろ」
というようなフレーズがふと目にとまったので、そこから脹らませました。
637:02/03/27 02:12 ID:???
「おままごと」

思い出しましょう
あの時を
二人で過ごした日々を
別れ際に口づけて
帰りたくないと泣き
僕の手を放さなかった
あの時を

毎朝笑って言ったね
「おはよう」
毎晩電話で言ってたね
「大好き」

ままごとをしましょう
あの時の
二人で過ごした日々を
別れ際に
帰りたくないと泣き
僕の手を放さないなんて
もう無い

毎朝言って欲しかった
「おはよう」
毎晩言って欲しかった
「大好き」

君の横には別の男
そいつとこれからままごとかい?

君の腹には僕の子供
そいつはこれから殺すのかい?
638haruka:02/03/27 17:05 ID:tyzXqCKQ
<<637
なにげに現実っぽくて好きです
639kanon:02/03/27 17:40 ID:ROG2cQpm
「支え」

点滅
繰り返す信号
独り
何処までも昇りきらない月を見つめ

戯言ならべ
戯言否定し
戯言言い続け

両腕を広げれば
手の平つきそうなこの部屋で
愛など知らず
愛を詠い

飛び込んだ事も無い海に
幸も不幸も流す

老婆が佇んでいる
目もくれずに歩き出す
誰も支えてくれなかったのだから

ようやく裏切りを覚えた僕は
一歩ずつ後ろへ
大人へなってゆく


そうでしょう?

640書き込み禁止警告のその後:02/03/27 18:26 ID:???

>いかいか、は サーバー管理人さんからの メールの受信を
拒否している模様です。詳細は「詩って恥ずかしいよね」の
スレッドを参照して下さい。レスNO >>56 >>78 です。

このまま推移すると >いかいか は、4月から アクセス禁止
となる模様です。詩板では 2人目となりました。


641名前はいらない:02/03/27 18:50 ID:/2mENAQE
>>631
最初の行を読んで「何、これ? なんて即物的で陳腐な!」と
思っていたら、やられました。2連目の1〜2行目で。
わざとだったんですね? うーむ。侮れないひとだ!
642うたた寝死人:02/03/27 19:33 ID:YgHr9PhE
>>641様。
 本当に>>631でよろしいのですか?
あ、でも即物的で陳腐ってあるし、多分私のですよね。
ありがとうございます(で・・・間違って無いですよね・・・?)。
641様があの詩に何を見つけたのか、私も気になっています(笑)。
でも何だかいいですねえ・・・「侮れないひとだ!」ってフレーズ。恐縮です。
でも侮ってていいと思いますよ。
何せ水晶体とガラス体、どっちがどっちか忘れて悩んでたのですから(笑)。
643ポエ蔵:02/03/28 09:50 ID:25NzQiok
せかいの終わりまで
くるうように一つに
すべては一つにと望む

しぬる時は別れ
てを離れ
えいえんの別れ

なげく分子はいつか一つに
644パン:02/03/28 09:56 ID:gZckLkKZ
おなじ世界で
なじみのない言葉
煮つめ戻して
しゃべり届けたい
かすみを掴もうか
シニカルに行こうか
らくだに乗ったあなたは
ナイルの向こう側に
いのちを見つけましたか
645ポエ蔵:02/03/28 10:04 ID:25NzQiok
>>644はいまいち縦読みに走りすぎているな。
詩を作れ!
646ナル氏ね:02/03/28 10:18 ID:VS4EDTPr
どうも突然すみません。
え〜と・・ちょっと人に手紙を出すのは、ほとんどないから何を書いていいかよくわからないのですが、
とにかく自分の思っている事を素直に書きたいと思います。
ああ、・・敬語だとなんか改まった感じで変だよね。
だってお互い何度も会ってるわけだしタメ語でいいよね。
なんか本当に俺ってダメだな。
こういうとこが人をいらいらさせてしまうのかな・・
気をつけたいと思うよ。じゃあ本題に戻るね、
え〜と、言いたかったのは僕のあなたへの気持ちなんだ。
気持ちっていっても愛の告白だと思わないで下さい。
気持ちは気持ちでもそういう気持ちじゃないんだ。
ちょっと複雑でよく自分にもわからないんです。
気になる、気になるっていう感じなんです。
気になるというとなんだかストーカーの雰囲気が漂う感じがするが、
僕はそのストーカーはまったく関係なく、
もっと清楚だから心配しないで、・・
ああごめんなさい。違うんです。
ストーカーなんて言葉使わなければよかった、
ストーカーという言葉を使っていることによって
自分でもそうかもしれないと意識しているわけだから、、
そして何か思い当たる行動があるからこそ使ったのではないかと、
あなたは連想してしまっているのかもしれない。
そして一般的にストーカーは自分では自覚症状ないという統計もある・・
ああ違うのです。僕はそんな気はないのです。
もしわかってくれないのなら僕は残念な気持ちになります。・・・
647うたた寝死人:02/03/28 11:42 ID:7a8yJi3n
   「遠距離片思い」

 都会の空の下
 薄っすら見えている星
 昔の私はこう思ってた
 「きっとどれかには誰か住んでる」

 小さい子向けの絵本のように
 簡単に思い描いた星二つ
 一つの球には私が立って
 もう一つには誰かが立ってる
 お互い夜空の星を見上げて
 知らぬ間に見つめ合っている
 それってとても面白い気がして
 ドキドキしながら眺めてた

 大きくなっていろいろ分かって
 星は太陽みたいなものと知り
 夢はあっさり消えちゃったけど
 わくわくはまだ止まらない
 だって見えているあの星達が
 惑星でなく恒星なのなら
 その周りにはもっと多くもの
 惑星が存在するはずで
 私が知らずに瞳を合わせる
 ヒト?もその分多くなる、かも

 そんなこんなで今日も私は
 飽きもせずに夜闇を見据えて
 遠い星の命感じようと
 首の後ろを痛めている
648名前はいらない:02/03/28 12:06 ID:3rpr7Of0

         ,,,,,,,..........,
       ./"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ
       / ,ヘ〜-ー'´⌒``ヽ:ヽ
      / ノ 彡:三:三:三:ミ |: \
      | |. __,,;;ィ  t;;;;,,,_ :ヽ |
       | |シ ,ィェァ') (.yェュ、 ミ| |
      !r、|  ''''''. | | ''''''  Y )
      ヽ{ ヽ. (r、 ,n)  /:: };ノ       
       し}  : 、___二__., ;:::::jJ        今日もうるせー馬鹿!
        !、.:. ´ ..::::... `ノ::::ノ
        _,〉、ゝ '""'ノ/:|
      __,,ィ';;;;ト `ニニ: ::..ノ|ヽ、_
 -ー''''"";;;;;;;;;;;;ヽ \::::::::/ /;;;;;;;;;;;`''ー-、,,,,__
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649うたた寝死人:02/03/28 12:28 ID:7a8yJi3n
こういうのも何かツールがあるんですか?
ずっと自力で作っているものと思っていたのですが?
650名前はいらない:02/03/28 12:51 ID:???
>>649
顔文字板を一度のぞいてみるといい、すごいのいっぱいある、
その気になれば作り方を教えてくれるスレッドもある、よ
651うたた寝死人:02/03/28 12:55 ID:???
>>650様。
 どうもありがとうございます。では見て来ますね。
652kanon:02/03/28 17:02 ID:pFR1aBui
「いつもの散歩道」

もう何回目
こうして独りで歩く海

波音に添えた
静かな激情

今年も何一つ変わらない
君がいなくなってから
何一つ変わらない

そんな平和で
涙が出そうなくらい穏やかな海

別れ際の言葉は
僕を縛り付ける鎖だったのか

いっそ忘れられたなら
海へ還るより楽なのに

痛みを隠すには
痛みが一番だから

尖った貝殻
手の甲に突き刺してみた

653うたた寝死人:02/03/28 18:36 ID:???
   「家を出る」

旅に出る俺をどうか許して欲しい
もうずっと干していない 布団も敷いたままだが
旅に出る俺をどうか許して欲しい
盛んに芽を出そうとしている 玉葱をそのままに

風呂場の掃除も
流しの洗い物も
洗濯機に 詰め込んだものも
何もかにもそのままなんだが

俺だけがいなくなる
俺だけはいなくなる
旅に出る俺を許して欲しい
お前の怒号が聞える

少しは寂しいだろうが
案外泣くのかも知らんが
旅に出る俺を どうか 許して欲しい

絶対 起こすのだろう ヒステリー・・・

           あまり愛情伝えられないかなあ・・・。
654そら:02/03/29 01:26 ID:???
もしも、私がこの瞬間、自分の人生のすべてを垣間見ることができたら、
その後で、何もかも知ったような気持ちになれるかな?
余裕ができるかな?どうなるかわからない人生。
催眠術にかけられたように、自分の人生をみるよりも、
恋に踊らされていたい。
自分の人生よりも、あなたを愛しているこの今が、
あなたが歩くと、私は震える。
心が揺れる。
そんな詩のような気持ちがある。
あなたが好き。
655kanon:02/03/29 01:59 ID:ZuwyEvyS
「虚無逸脱」

光なるもの
囲まれれば闇

その存在
確かにそこで闇は英雄

何度でも
彼は繰り返す

硝子を殴り
下唇から血を流し

瀕死の春
天井の艶火

新たな夜に導かれ
静かに晴れた陸海空

その上ゆく二つの面影とも
命の残りを拾う久遠の望みとなり

香溢れ
夕闇に溶け込む様


この誰もいない部屋に
僕はまだ
君達を覚えている 
656kanon:02/03/29 19:57 ID:6UExGRnJ
「五月蝿い夜」

夢なのさ
それが夢だとわかっているのに
目が醒めない

ジョーカーは鈍さをまして
足掻いたつもりの爪には
傷一つもなく

望むのなら
海すら歩いて見せよう

脆さをあばかれる前に
奪わないでと
独り声を殺して叫ぶだけ

安息を偽る人市
あの人の微笑みを奪う戯れ

死んだ言葉の群れなど
溺れたくもない

雨よ
風よ
掻き消してくれ

夢なのさ
それが夢だとわかっているのに
目が醒めない
657kanon:02/03/30 01:02 ID:Lh/M0SP7
評価スレに載せた奴ですが載せときます。

「不協和音」

変わらない人を
背中で傷つけ

言葉を並べ続けては
何故俺が泣いてしまう

音を添えた戯言に
敵わない無力さ
己を恨み
平坦な音階が一つ響く

言葉が邪魔だ
流れを表そうとする愚か者だ

そうしてまた音に身を委ね
考えては
同じ事に気付く愚か者だ

そう
俺は詩人だ
658kanon:02/03/30 01:46 ID:Lh/M0SP7
「必勝法 其の二(※ウケ狙い)」

避けあい
騙しあい

高等手段のつもりかい

いっとくが
そんなもの俺には通用しねぇ
承知の上なんですよ馬鹿野郎

直球直球
直球勝負

なんだかんだで言っても
結構効くだろうお嬢さん

後一手で俺の勝ち
659 ◆HH0poems :02/03/30 01:51 ID:???
それは 切なく儚い夢
そぅーっとひと吹きではじける
しゃぼん玉のように

660名前はいらない:02/03/30 08:25 ID:???
よく二人でここを歩いた
そう、あそこで蛍の群れを見た
そう、あそこで流れ星をずっと待った
でも僕は今一人
ほんの些細なことで、
君は一人
儚くも、散った

あの場所で、まだ蛍は飛んでいる
661kanon:02/03/30 22:05 ID:04RE9Pyw
「迷宮不知」

手を引かれ
惹かれれて
駆け上がる螺旋階段
果てしなく

前も後ろも
ただ手探りで
強い眩暈を引き連れていた

沈む夕日に
一つの想い綴り残し
躊躇った筆先は
折れたまま

静かに刻み続ける
時計の針と雨音は
残り香の気配を木霊する


カーテンから風の踊り子が
誰もいない部屋を訪ねていた

662kanon:02/03/30 22:15 ID:04RE9Pyw
板違いですけどプロ野球開幕万歳(笑
実は大の広島ファン&前田信者です。
663キッド:02/03/31 02:06 ID:???
>>636kanon様
私も「三つかぞえろ」は昔TVで一度観たきりです。
原作はレイモンド・チャンドラーの長編第一作「大いなる眠り」。
私はチャンドラーと、私立探偵フィリップ・マーロウのファンなので、
原作の方は、恐らく三回ぐらい読んでると思います。
そういうわけで、つっこみを入れさせて頂いた次第デス。
あの詩も、ちょっとハードボイルドな危険な香りがして
私はすきです。

664名前はいらない:02/03/31 02:35 ID:SU7H5TLd
指が引き千切れそうだ
彼女の愛が重過ぎて
指に繋がれた赤い糸
もし切ればゼロに戻せる?
665ななし:02/03/31 05:31 ID:ABabcyGf
わかってた
わかりたくなかった
もうあなたが
あたしを愛してないってこと
666kanon:02/03/31 20:42 ID:3sXpmRKQ
「形 人 熱」

白い薔薇に吹きかけ
一本ずつ
結った髪は解けていく

腐敗した
無邪気すぎた日々と
輪郭を形作る木々の息吹

未だ絶えない
枯れ木を養う
囚われの妖精

冬の恋人は
水を失って
どこか切ない

永遠の緑を待ち望み
壊れゆく視界
重ねた躯を嘲笑うように

雪も風も
容赦が無い
667kanon:02/03/31 21:49 ID:3sXpmRKQ
「爽青」

雲が低い
もう夏の雲だ

髪が風に梳かれて
何かを語りかける度に
気付いたようにこちらを向く

照れ笑い
またすぐにうつ向いてほんの少し頬を赤らめる
少女ような時

ベランダにはそれぞれの手に朝顔の鉢
昼間だから少し元気ない

少し残念そうな顔
でもせめて
服を羽織ってからにしろよ

柔らかくて素直な視線は
やはり少女のようで
ボサボサの髭面の話には無関心

火をつけたフィリップ・モリス
昔は赤箱
でも青も悪くはない
 
十数年来の煙は美味
7月の澄んだ空がそこにあった
668kanon:02/03/31 22:50 ID:3sXpmRKQ
「新学期へ向けて追憶(※独り言)」

桃色世界に
時の過ぎゆく気配を灯す

人は変わってゆく
閉ざされた時間の中
今が全てと信じた事
間違いではくとも真実ではない

芽が息吹き 陽が照り
風が涼しさを運び 葉が枯れ
雪が溶け そしてまた芽が息吹き

世界も人も同じであることは無い
そしていつしか
大切なものは別にあると思う自分の姿
回想の日々はいつも君と一緒にいる

変わりゆく周りの風景
変わりゆく自分
来年のこの季節にまた君の傍にいるだろうか

明日の事は分からない
でもそうして
想い出はずっと降り積もってゆく

窓の外
春風はまた少し強くなり
何度も肩の軽く桜をはたいてみる
669kanon:02/03/31 23:26 ID:3sXpmRKQ
「寝顔」

悪夢を繰り返す夜は
何処までも永く

でも目覚めの時が
少しだけ夢うつつ

一つの瞬きに
忘れ去る過去と嘔吐感

月の銀
夜の藍

溶解してゆく意識の道筋
白黒の闇を辿る手の平

やっぱりずるい
俺はその寝顔に弱いのだ

再び誘われる前に
隣の耳朶を小さく噛んでみる

悪夢を繰り返す夜は
何処までも永く

でも目覚めの時が
少しだけ夢うつつ
670カトリーヌ:02/03/31 23:43 ID:???
悲しみを人のせいにしないで
喜びを自分の創造物だと思わないで
切なさだけを愛だと思わないで
楽しみを快楽だけだと思わないで
怒りを探さないで

楽しい今を
哀しい過去にしないで
671kanon:02/04/01 13:46 ID:ak9WZRLr
「first kiss」

血が燃える

初めて
何もかもが奪われた瞬間

魂が
腹の奥底へ沈みゆく

きっとこれは嘘なのさ
信じがたいほどの現実なんだ

先人達がくれた
少しの追い風を味方に付けて

少しの過ちならば
吹き消してくれるはず

深い痛みと歓喜と共に知る
嘘を重ねた素敵な未来

そう
これは今日俺達が作る
史上最高のパーティーなんだ
672名前はいらない:02/04/01 13:51 ID:k3sD96eq
「裏表」

鏡の裏と表
私が表の住人で
あの人が裏の住人

それとも反対か

会えぬ悲しみと会えぬ喜びに
身を投じながら

悲しみを捨てようとする

もしあの人の居る方に行けるのなら

私は

全てを捨て去ろう

673名前はいらない:02/04/01 13:57 ID:k3sD96eq

壊れかけの闇の中で
ひたすら何かを待っているらしい
追いつけないのに探してしまう
手はすぐそこにあるけれど

壊れた光の中で
私は何かを待っている
追いつけないのに待っている
いつしか手が離れて行ってしまう

壊れた光は闇を迎え入れる
その時私は会えるだろうか

死の上に生きている
美しき死神の元へ
674名前はいらない:02/04/01 14:07 ID:???
カノンの詩って いいのかわるいのか

微妙なとこやね

まあ他にもいろんな詩人さんおるから ええけど
675タットル:02/04/01 15:01 ID:???
>>674
ここにおそらく詩人はいないのです。
676名前はいらない:02/04/01 19:49 ID:???
タットルちゃんって今、いくつぐらいなの?
677やっち:02/04/01 21:50 ID:???
「つめたい手」
なくして気付く人の儚さ どんなに強く感じても
粉々になったガラスの破片を 無心に拾い集めるような
意味のないことだろう
固い約束 無邪気な夢 そして君はそっと消えた

今 なにかを追って未知の闇の中へ
なにも持たずに歩き出す僕がいる
もう戻れないかもしれない・・・

許されざる命を君が持っていたのなら
僕はなんて嘆けばいいんだろう
思い上がりじゃない世界で尊いものは
きっと君の中にあるのに

気が変になりそうな
たくさんのもやが頭の中を泳ぐ
君の声が聞こえる気がする

記憶が都合のいい思い出になる前に
闇の中からつめたい手で僕の手を取り
どこまでも引きずりこんでくれ
このまま消えてしまいたい
そんな臆病な僕を笑え
そして喜びも悲しみも全て包み込んでくれ
君のそのつめたい手で
678kanon:02/04/01 23:58 ID:ak9WZRLr
「13番目の廃棄物」

変化交差の連続で
クルクル廻る
黄昏の檻

青の薔薇
真紅の瞳
憂いの口許

その白い背中を晒す姿
どこか排他的

君はきっと
新たな大地を創り
つられて僕は
芽吹くだろう

複雑すぎる人の綾を
共に連れ去ることが出来たなら

朽ち果てるまで
僕は僕でいよう
679kanon:02/04/02 14:24 ID:3h0VfDCf
「脱」

一つ生まれるが故
対なるもの現れ

摩天楼取り囲む
欲望の渦

油と鉄にまみれた蜃気楼の先
声を失った鳥は
同士の目を奪う

昇りゆく時は
またこの瞳に光残れば
共にただ一度
天を憎もうぞ


今は
今は
生きるのだ
680名前はいらない:02/04/02 14:52 ID:???
KANONさん13番目というのはなにをいみしてるんですか
ほんときになるんで
訓えて頂けませんか
681名前はいらない:02/04/02 14:53 ID:ZmqkLRRQ
682オコジョ:02/04/02 15:30 ID:dxY4HcnI
ミューズの手
白く、しなやかな手
山の向こうから優しく大地を愛撫する
草木は官能しそそり立ち
動物たちは気持ちよさげに目を細める
アポロンの温い懐に抱かれて
心地よい眠りに誘われる
こんなにも素敵な季節に
あなただけが足りない
683あそぶ:02/04/02 17:35 ID:7BoqgeS5
恋は愛に変わり永遠を求める
指輪に誓われた永遠が
こんなにも容易く
壊れて仕舞うとも知らずに

死んでも良い??
そういつも貴方に聞くね

本当に御仕舞いにしたいの


ずっと、永遠、一生

そんな言葉達が
唯の形容詞に変わりゆく様を
もう、見たくは無いんだ

永久を誓い其れを違い
手元の花に
水を雪ぐ事を忘れゆく夫婦

約束を交わしたまま
この世から
消えてしまったあの人

大切だからこそ
もう、明日は要らない
それはエゴと云う妄執??

未来を止めるのは
死だけ
未来を作るのは
ココロ

気付けば歳を重ね
もう此処まで来たんだ

本当は如何したい??
如何すれば良かった??
解らない

其れでも壊れるまで
躍るしか無いと解っているから
684名前はいらない:02/04/02 19:05 ID:???
まんこ
685カトリーヌ:02/04/02 21:11 ID:???
言葉が見つからない
生まれて初めての経験
何に例えようか
うん、そうだね
あの花にでも例えようか

自分でも気づかなかった
悲しい悲しいドラマ
主人公は自分
最終回は皆が涙を流すだろう
そんな物語を
一人、知らずに作ってた

どうか先生、私のこの話を
道徳の授業で使ってください
私はあの時どうすれば良かったのか
あの人をもう一度振り返らせる方法を
汚れを知らない天使達に
聞いてみてください

桜の花は来年も咲くだろう
だけれど今落ちた花は
もう二度と咲き誇れない
似てるね・・・


言葉が見つからない
私は自分を殺したい
何に例えようか
うん、そうだね
あの桜にでも例えようか

もう一度だけ
咲き誇りたい
686うたた寝死人:02/04/03 02:45 ID:Ysj8GytJ
   「待ち人来らず」

長針の足は いつもよりずっと 遅く
右に左に 僕は重心移動

立ちっぱなしで 腕時計とみつめ合ってる
そんな僕の身体に周囲の視線が痛い

前を見ても来ない
左を見てもいない
右見ても柱の陰を
確認しても来る気配は無い

約束 1時間過ぎたなら
帰ろうと非難されるいわれは無い・・・ん だろうけど

ひょっとしたら ひょっとしたら ・・・なんて
1分 1分 帰るのを
さきのばす
687moon:02/04/03 08:02 ID:76E3LFgh
望んでも
叶わない
焦がれても
届かない
片思いじゃないのに
片思いみたいな
この痛み
このココロ
確かめあっても
先がないなら
手放した方が
ココロ軽くなるだろうか
688名前はいらない:02/04/03 22:47 ID:IM8MmR81
「戻れない二人」

同じ道を一緒に手をつないで歩いていた二人

ある事件で手を離してしまった二人

1年間同じ道の上なのに手をつなげなかった二人

振り返りながらも新たな道へと歩き出した一人
そして道の上で立ち尽くす私

でも私もそろそろ歩き出すね、新しい道へ

さようなら
689碧谷:02/04/03 23:34 ID:wFx3hXY/
帰ってきて

それは唯一つ、私が望んだはずの真実
でも満たしきれないのは何故?

貴方の真実が欲しいの
貴方の確実が欲しいの
貴方の現実が欲しいの

だから信じさせて
私を連れて行って
貴方を望める所なら、何処へでも
手段なんて問わない
何だって構わない
唯一つ望んだことは、貴方の隣にいること

帰ってきて
そう願っている
貴方が本当に私の元へ帰ってきてくれるまで
690シリウス:02/04/04 00:09 ID:???
お邪魔いたします。

「夜の二人」

ねえ 長電話も テレビを見るのもやめて
これからどこかに出かけようか
馬鹿げた仕事も つまらない毎日も
全て振り払って 二人夜の彼方に消え去ってしまおうか
691kanon:02/04/04 00:44 ID:1Ztfu4Oj
「歪んだ部屋」

この豪く閉鎖された空間で
天も地もない
宇宙を見た

真も理も
この部屋に時計は無い
紫が
壁の染みを舐めている

死に囚われた聖女は
悪魔となりて

玄黄の花へ降り注ぐ
優しい雨に変わってゆく

祈っておくべきだったのだ

そして少年は疾風の如く
夢の終わりへ駆けてゆく
692kanon:02/04/04 01:45 ID:1Ztfu4Oj
※少しお知らせ※
批評スレでも論議されていますが、Canopusさんの負担を少しでも減らすために
恋愛詩は私の所でも批評をいたします。
Canopusさん程きちんとした批評は出来ませんが
もうすぐテニス部で大会がありますが、現在高校が春休みなのに加えて
そんなに日常も忙しくないので。でも精一杯ためになる批評をするつもりです。
取敢えず個人的な好みなどは捨てて客観的に見るつもりですが
指摘する部分は混ざってしまうかも(笑
「15歳の餓鬼がなに言ってんだ」とか言わないで下さいネ、先週16歳になったので(笑
最後にもう一度言っておきますが
※Canorusさん程きちんとした批評は出来ません※
自信をもって書いた詩で、「これは傑作や!」と思った場合は
批評スレの方できちんとした批評を受けてください、お願いします。
693黄泉蜉蝣 ◆HYlVlxbo :02/04/04 01:53 ID:XJ7bI8hs
さりげなくいつも 僕を気遣った君は
さみしさ含んだ笑顔見せて
居なくなりそうな お互いを確かめ合った
前より伸びた前髪で涙隠し

繋いでてもう少し 此処に居てもう少し
君だけは すれ違うことの無い二人でいたい
誰よりも君を 自分よりも君を 大事に想う
気持ち重ねるたび心が痛くて せつない

束縛したいけど 君はきっと嫌がるから
せめて心だけそっと 縄で縛りたい だけど

小さな嘘から 僕を疑った君は
さみしさ隠した泣き顔見せて
居なくなりそうな お互いを確かめ合った
蒼い雪と憂鬱の中で

繋いでてもう少し 此処に居てもう少し
君だけは すれ違うことの無い二人でいたい
誰よりも君を 自分よりも君を 大事に想う
気持ち重ねるたび心が痛くて
繋いでてもう少し 此処に居てもう少し
君だけをずっと 君だけをずっと せつない
694名前はいらない:02/04/04 02:40 ID:???
ふ〜ん
695カトリーヌ:02/04/04 17:33 ID:???
何?!kanonさんは同い年?!!!
696名前はいらない:02/04/04 17:58 ID:???
この板は8割が学生という「現実」!!私はそこを突いた
697kanon:02/04/04 18:56 ID:JSE9IJVy
>>693黄泉蜉蝣様
後半二文字はなんて読むのでしょうか?
読めませぬ(笑
少し歌詞調ですね。起承転結がちゃんとしていますが、
はっきりしすぎると詩独自の
「一語で沢山のモノを表現できる」ところが少し少ないように感じました。
698名前はいらない:02/04/04 19:13 ID:9plYpUwk
いろんな挫折に壊れた夢のかけらたち。
破片を集めては、パズルのように組み合わせてみる。
接着剤とかはいらなかったりする。
眺めてみるとそれがとてもきれいで
ひびが入っているけれど
やっぱしそれがとてもきれいで。
それよりもきれいな絵を書きたくなって、
少しだけその絵からインスピレーションをもらう。
たとえどんな天才であっても、まったく同じ絵を描くことはできない
という事実をしっているから、もっとすばらしい芸術ってなんだろうと
少しだけ考えた。やっぱ、この絵がある限り、コピーしかかけへんのかな。
ふと、ため息をついて、窓をあけた。
富士山が浮かんでいることに気が付いた。
筆はキャンパスを走り出す。
なにごとにもとらわれない心が、いいものを作るんだなあ。
699名前はいらない:02/04/04 19:17 ID:???
>>697
「ゆううつ」ですよ。がんがれ。
700698:02/04/04 19:18 ID:9plYpUwk
698コーナー間違えました。。無視してください。。
701:02/04/04 19:20 ID:???
今度は
幸せにしたい
心があったまると言われたい

聖なる地底に這ってる事を
優越と勘違いして道路にただ寝っ転がってるだけでは

私の中を通り抜けて
もう戻って来ない首

永遠なんて一言も口にしていなかった
終わりが来るなんて思いもしなかった
だから終わらない終わらないよ

地平線見えても町並み見えても
君に私は見えない
私に君は見えない
高層マンションなんて意味が無い
今すぐ全部放り出して君の元

これから歩く先に君が居るんだから
何度でも名前呼ばせてあげる
何度でも返事してあげる
だから許して

私は君を探しても良いですか
702ドンちゃん:02/04/04 19:32 ID:???
>>699
「かげろう」だろ?
703名前はいらない:02/04/04 20:39 ID:???
ご批評おねがいします


瞳を閉じて今夜
思い浮かべたもの

涙で潤んだように
君の顔がぼやけて見えるのは

僕の瞼の裏の住む
君の居場所がなくなったからなのかな

大好きだった君の
今じゃ思い出せない顔

世界が優しく見えた
ひとときの幻想

君の輪郭とともに
よこたわった僕の瞳から消えていく
704名前はいらない:02/04/04 21:18 ID:???
テーマはさしずめ青春時代といったところでしょうか?
失っていくことのはかなさと、
捨てられない大切な思い出がみごとに表現されていますね。

>703

705まほ:02/04/04 21:46 ID:???
河川の上の魔法のお船
揺られてみたのは明日の夢

甘すぎるココアのカップに
冷たい指を温めて

指先から伝う温もりに
ふと思いだすものは儚く消えて

小瓶に詰めた小さなココロ
流れ流れて私に帰れ
706名前はいらない:02/04/04 22:00 ID:???
>>703
6行目の「かな」は変ですよ
707名前はいらない:02/04/04 22:02 ID:???
>>706
糞な批評はsageでやれ馬鹿者
708うたた寝死人:02/04/04 22:09 ID:???
 「いびつなタイル」

自分のカケラと ぴったり合わさる
「運命の人」がいるとする
君には 自信がある?
60億人から見つけ出せる?

だから私はパテをこねる
こねてこねて ふやしてる
あの人の形がどうあったとしても
二人の隙間のこらず埋められるように
709kanon:02/04/05 00:16 ID:Pts/plO3
意外と大会前の練習は忙しいdeath。
>>701光様
始まり方が少し唐突な感じですね。2連目の表現は少しわかりにくかったのですが
互いを深め合っていく事を恐れた井の中の蛙、ってとこでしょうか。
低→高、今→先がうまく合わさっていますね。
>>703
3連目の表現に少し疑問を感じました。この場合では「相手の事を思う自分」よりも
「自分からはなれていく相手」のほうがこの詩にはあっているかもしれません。
>>705まほ様
これが独りなのか二人なのかは、はっきりしませんが多分独りなのでしょう。
独りで飲むココアなどから切なさがよく伝わってきます。
「魔法の船」のイメージををもう少し拡げるとさらにいいかもしれません。
>>708うたた寝死人様
視点が新しくて面白いですね。
少しわかりにくい所もありますが、最後の二行はあまりにも健気で泣かせます。
少し暖かい「いびつな」タイルですね。
710名前はいらない:02/04/05 00:18 ID:V6axPHBA
>>708
隙間なく埋めちゃったら窒息してしまいます
自由がなくなってしまいます
自分がなくなってしまいます
嫌だな・・・そんなの
711名前はいらない:02/04/05 00:28 ID:???
>>710
プラトンの『饗宴』にアンドロギュノスの寓話といふのがあるのですよ。
その昔人間はまん丸で 手が四本足が四本頭が二つ
強く完全で神々に逆らつたので、卵を糸で切るように二つに分けて
それ以来、人間はすべて割かれた半身を探し求めてゐる、といふ。
あわさつた方が本来の自分自身だといふ。
ちなみにプラトンの意見はまた別で、これが俗にプラトニック・ラヴと呼ばれるものの原型です。
712名前はいらない:02/04/05 00:30 ID:???
>>711
これは勉強になった。ここに感謝の意を示したい
713名前はいらない:02/04/05 01:01 ID:???
>>707
すまぬぽ
この板は内容の批評以外は糞扱いだなんて知らなかったもので
言葉の調子などはどうーでもいいことなのね
714うたた寝死人:02/04/05 01:14 ID:???
>>709 kanon様。
温かいご批評ありがとうございました。スレ内容すれすれ(!恥)ですみません。
健気ですか・・・初めて言われました(嬉)。
>>710       様。
特にのこらずのところが、ですね(笑)。何だか710様の思想がよくわかるような。
わざわざご批評(しかも詩で、ですか?)、いたみいります。
715kanon:02/04/05 01:19 ID:Pts/plO3
「墓参」

窓辺から臨む
あの緑生茂る丘には
退廃した黒い礎と
優しい罠が溢れている

時が科した運命に
逆らわずに歩いてきた

全て歌いきった喉に
眩暈と蜃気楼は
罪と罰

迷い込んだ一匹の蝶は
綺麗な名残を残したまま
君に会いに行くそうだ

横取り野郎を一瞥
そして
苦笑

屍に愛にゆくぐらいなら
想い出の墓を掘り返して

もう一度キスしてやる
716kanon:02/04/05 01:48 ID:Pts/plO3
「詩・言葉の成長」

襲い掛かる言の葉から
どれだけのモノを持ち帰る

世界の例にもれず
俺の首は朝から晩まで
東を向き西を向き

あいつのため
今日のメインディッシュに
少し手間隙かけた

練り込んだスパイスに
はたして気付いてくれるのか

そう気遣いながら
俺の料理は上手くなっていく
717うたた寝死人:02/04/05 01:53 ID:???
>>716 kanon様。
一連めがカッコイイですねー!!惚れ惚れしました。言の葉ですか・・・(呆)。
1分ほど手間隙が「手間スキ」にしか見えなかったけれど(莫迦)。
お料理とはまた。いいですなあ。
718うたた寝死人:02/04/05 02:29 ID:ZYUHBs6X
連続カキコ申し訳ありませんが、置かせて下さい・・・
   「睫毛」

 君は 腕枕が好きで
 僕は 右腕の痺れ耐えながら
 君の吐息 吸っているようで
 酸欠で頭も 朦朧

 窓から差し込む 街灯の光
 無防備な君を 照らしてる
 思ってたより ずっと長い
 睫毛に想いは 飽和状態

 君を一番好きだとか
 言い切る自信はない
 君に一番愛されている
 確信もないのだけれど

 でも 少なくとも 今は
 君といるのは この僕で
 あのキムタクや ブラピさえも
 この間に割り込むことなど できはしない
 
 少なくとも 今は
 狂おしいほどに愛おしい
 前髪に鼻をうずめ
 そっと閉じる瞼   君が浮かぶ
719703:02/04/05 02:40 ID:???
>>709
この詩は相手が離れてゆく情景ではなくて
三連に書いているように自分からそっと切り離す情景を
描きたかったんですが 残念です・・有難う御座いました
720名前はいらない:02/04/05 02:58 ID:???
メリーゴーラウンド

ぐるりくるくる

まわってるんだわあ

いつだったかブーツのまんま

部屋に入り込んできた・・・・

あなたと

そのまんまの

ないしょ

なんとかやっていこうかしら

春だからからみあって

こんにちわ
721名前はいらない:02/04/05 03:43 ID:???
「背徳の微笑」

青白いうなじに切り裂かれた夜 満月は狂気の眼差し
僕を見つめるのは快楽の天使  瞳に刺し殺され
君と二人オチテイク夜 世界は切り裂かれる

ふり注ぐ雨は欲望に染まり 紅く紅くただ濡らすだけ
背徳の女神君の微笑み まなざしは刹那の狂気
悦楽に溺れ 夜に溺れ

せつないため息に舞い踊る蝶 終わらない欲望のダンス
君の指先から滴るのは麻薬 僕を殺し続ける
君の声でオチテイク夜 世界破滅させて

ふり注ぐ声は狂気に染まり 紅く紅くただ濡らすだけ
背徳の女神君の微笑み まなざしは刹那の恋人
悦楽に溺れ 夜に溺れ

君に濡れ 欲望に溺れ 愛と呼べる夜を求め
世界を切り裂くのは 君の指先

背徳の微笑み

ふり注ぐ雨は欲望に染まり 紅く紅くただ濡らすだけ
背徳の女神君の微笑み まなざしは刹那の狂気
悦楽に溺れ 夜に溺れ



722名前はいらない:02/04/05 05:18 ID:???
>>721 を潰すな。モロじゃないだろ!>>潔癖粘着 & 基地外粘着へ

723kanon:02/04/05 09:08 ID:HN2oV4aT
おはよう御座います。朝連に行く前に、っと・・・
>>718うたた寝死人様
4連目第3行は少し歯痒い感じがしますが(笑
私も女性の睫毛には惹かれますよ〜。
脳裏を過ぎる一瞬の感情が上手に表されていますね。
ただ、4連目の最初の「でも」が余計に感じました。
5連目と統一された方が気持ち、語調が良くなるかも。
>>719
済みません、読み間違いはもう、幾らでもあると思います(えバンなよ!
>>720
平仮名の奥に大人の女性を感じます。
なんだか一語一語が艶っぽいですね。
季節と新たな恋の始まりは春と共に、そんな感銘を受けました。
>>721
語呂が使い回されていて、読んでいっても
「おっ」と思うような表現が少ないように感じました。
同じ言葉を繰り返すのも手段ですが、
起承転結→起となってはじめて繰り返しの価値があると思います。
狂気の詩には少し優しい言葉を入れると「狂気」が際立つかも。
724haruka:02/04/05 19:17 ID:5CBw3g2k

金魚が欲しいのに 飼えないから悲しい
金魚が飼えたなら 他になんにもいらないのに

欲しくて欲しくてどうしても欲しいのに
良い子じゃないから飼っちゃイケナイって

良い子にしてたから 金魚を買ってもらえた
水槽もいっしょに ブクブクもいっしょに

うれしくて うれしくて みんな大好きになった
うれしくて うれしくて 道草もしなくなった

だけどいつの間にか 忘れかけていたよ
泳がなくなるまで 忘れかけていたよ

いっぱいあやまって いっぱい泣いた
みんなさみしいから 忘れられたら 死ぬんだね
725yuki ◆DIe/YuKI :02/04/05 21:02 ID:???
3杯目のティー眠れない夜
本棚のオルゴールほこりにまみれた

髪をかきあげ耳にそっとあてる
ほこりにまみれた記憶がうつらつら

春 桜散る ブラックユーモア
夏 海岸 走るホワイトミント
秋 夕焼け色の オレンジ坊主
冬 
新しいハーモニカ

目を閉じてひとつだけ許されたため息をつき

今宵は少し早い寝支度を終え
星空向かって歌おうか

ケセラセラ 自由になる
あなたとならば どんな嵐も
にこやかに 越えていける
素敵な人生 一緒に歩こう

2002.04.05yuki

726yuki ◆DIe/YuKI :02/04/05 21:05 ID:???
>>725
一発詩でした。
ほこりが2回も登場したてわ(ハヂィー出直しますースタコラササー
727yuki ◆DIe/YuKI :02/04/05 21:08 ID:???
3杯目のティー眠れない夜
本棚のオルゴールほこりにまみれた

髪をかきあげ耳にそっとあてる
可憐な記憶がうつら つらあ

春 桜散る ブラックユーモア
夏 海岸 走るホワイトミント
秋 夕焼け色の オレンジ坊主
冬 
新しいハーモニカ

目を閉じてひとつだけ許されたため息をつく

今宵は少し早い寝支度を終え
星空向かって歌おうか

ケセラセラ 自由になる
あなたとならば どんな嵐も
にこやかに 越えていける
素敵な人生 一緒に歩こう

*こんでチトはましになったかな?
728カトリーヌ:02/04/05 22:27 ID:???
街は笑い 人は苦しむ
目に見えない苦労を背負いながら
街は囁く 人は恐れる
どうしようもない終わりが見えてきて

天気を褒める時間さえも
物にお礼をいう時間さえも
忘れてしまう位
人は皆自分が大切で
何かを確実に忘れていく
そんな事まだ誰も気づいてない

素敵なあなただから
この想い伝えたい
忘れないで 忘れないで
今すべきことは本当にそれでいいの?
大好きなあなただから
この真実伝えたい
愛して 愛して
もっと愛すべき物は近くにいるでしょう

忘れないで 愛して
もっとこの地を 踏んで歩いていることを
踏んで生きてる事を
忘れないで 愛して
729Canopus:02/04/05 22:41 ID:???
>>692 うおう、批評が忙しくて全然気付かなかったぜ、kanonさん、どうも
ありがとうございます!助かります。恋愛詩は実は苦手なんですが、今度私も
投稿しますね。実は私の批評もそんなにきちんとしてません。ですから、互い
に気楽にやっていきましょうね。
730碧谷:02/04/06 00:24 ID:???
いつからか、貴方を信じなくなった

いつからか、貴方を信じたいと思った

また

いつからか、貴方を信じなくなった

そして

いつの日か、貴方を信じたい。

裏切りも何もかも全部糧として、
二人で歩いていけるように
731kanon:02/04/06 01:23 ID:1Wv84Rsq
>>724haruka様
少し懐かしい感じ。夏祭りが終わって数週間たった
暑い夏の日、子供の頃を思い出しました。
私も金魚が死んでしまったあの日は子供心ながら生の儚さを知り、死を知り涙したものです。
まだ修正点も少しありますが、とても感動しました。
>>727yuki様
明るいリズムで、躍りながら読んでいるような感覚です。
6連目は実に率直な言葉なのに、前半部分のリズムが効いて堅苦しくなく読みやすいです。
3連目でわざとリズムを崩しているのかな?逆に一掃引き立ちますよ。
こういう語調、リズムで読ませるというのは私には到底出来ないことです。羨ましい。
>>728カトリーヌ様
2連目から3連目へ行く時、少し無理矢理持って行った感じがしたのですが
全部で通せば全然OKでしたね。4連目第三行は少し余計に感じました。
「歩いていく=生きていく」でまとめてしまった方が個人的には好きかも。
>>729Canopus様
あ、いえいえ、こちらこそ。
全然自分の感じたままにしか批評できないので約にたっているかどうか・・・。
もう家庭持ちの身なのですね。最近知りました。私も子供大好きです。
>>730碧谷様
う〜ん、抽象的な割にはあまり印象深くはなくて残念な感じ。
物凄く個人的な意見ですが
想いを伝えるだけならばこれでも十分ですが
どうせならもう少し捻った言葉でメロメロにしてやりましょう(笑
732kanon:02/04/06 01:27 ID:1Wv84Rsq
※修正※
>>731
約にたつ→役に立つ
>>730
思い切り読み間違えたぁ!!
伝えるのではなく決意ですね。そこの所を謝っておきます。
733碧谷:02/04/06 01:30 ID:???
>Kanon様
レスありがとうございますv
そうですね、なんだか決め手が無かった感じかも…。もっと頑張ってみます。

読み間違えくらい大丈夫ですよ〜、両方兼ねてるんです(爆)謝らなくても否そんな、恐れ多い…(汗汗)
734名前はまだない:02/04/06 01:31 ID:???
メロンパンナのメロメロ・アタック★
嗜好回路よ飛んでいけ。さようなら。(?)
735NANA:02/04/06 01:47 ID:???
気が付いたら目で追ってた。

顔が見れれば嬉しくて、
声が聞ければ幸せだった。

思わず顔がほころんだり、
急に恥ずかしくなったり、
胸がドキドキしたりした。

いつか、一緒にボーっと星空を眺めながらでも
他愛の無い世間話をしたりして、
貴女の事をもっと知ってみたいと思った。

この感情はなんだろう。
736kanon:02/04/06 02:19 ID:1Wv84Rsq
「MESSIAH(メサイア)」

切り裂くような子守唄は
この身を焼き尽くした
瑠璃色の髪の匂い

理解という壁は姿を変えて
激情を灰が包み込み

偽りが
酔いと三日月を轟かせる

溶けあうことを恐れた青い鳥が
失った希望を綴りだし

もう一枚
もう一枚と
その服を剥ぎ取る夜

ただ俺だけが
いつまでたっても脱げない夜
737:02/04/06 07:53 ID:???
>>709 kanonさん
レス遅くなってしまって申し訳無いです。
まさか批評なんかしてもらえてるとは思わず・・。
どうもありがとうございます。
批評とかされてるの見ると、ちゃんと読まれているのだなぁ
と感心してしまいます。量が多いのに・・。
私の詩まですみません。
738名前はいらない:02/04/06 16:23 ID:???
ぷっ2[Z2[2[Zas@_4▲〒▼△▼▽〒▽〒〒〒〒

光って名前負けぷっ
739カトリーヌ:02/04/06 16:39 ID:???
kanonさん>レスありがとうございます。
    最もな意見で参考になりました。
740kanon:02/04/06 19:28 ID:1UmspPzJ
「繋」

音を紡いだ楽
それを紡ぐ僕たち

変わりゆく時
変わらない歌

伝えたいと思う
僕の子供にも

例えば
人が生きていくということは
こういうことなのかもしれない

そして命は繋がって行く


人が歌に出会えたことを
星の巡りに感謝します
741yuki ◆DIe/YuKI :02/04/06 20:15 ID:???
>>731 kanon ありがとう。
よんでもらうって楽しい。人それぞれのよみ方があって、ありがとう。
742yuki ◆DIe/YuKI :02/04/06 20:16 ID:???
あー、ごめんなさーい、さんつけるの忘れてたー。kanonさんぺこり。(笑)
743名前はいらない:02/04/07 00:54 ID:???
恋牙にかかった
ぼくときみ

花が散るまで
そこにいて

血が流れても
時がやんでも

きっとずっと
うごけない
744kanon:02/04/07 01:21 ID:3fiGJ/kp
「SEEDS」

それはまるで
凪いだ胎動

季暦を忘れて
何処までも死花咲かし

ただそれは行く

時を捨て
滅んだホームを捨て
船は漆黒の闇を行く

新たな星へ
哀れな延命

神は嘲笑うのか

それでも僕らは
もう一度抱き合うために
745kanon:02/04/07 01:38 ID:3fiGJ/kp
>>735NANA様
少しありきたりな感じがします。
心理描写がちょっと単調かも。
もっと、自己だけでなく相手や周りの描写もしてみてはどうでしょうか?
頑張ってください。
>>743
「花」と「血」は双方命を表しているのでしょうか?(読み間違いなら御免なさい
一詩の内、一つのモノを二つに比喩するのはあまりいい手段では無いように思います。
イメージが飛んでしまいますからね。
視点はいいと思います。恋牙の「毒」の部分の描写が欲しかったです。
746うたた寝死人:02/04/07 01:38 ID:gLifV9OG
   「貧乏な恋の詩(うた)」

僕にはお金がそんなになくて
君にはそれが不満なようで
苛立ち 見え隠れしている
ウインドウショッピング

やっぱり女のコなんだね
ヒカリモノに目がないね
値札のゼロを数えては
ため息つく

4時間かけた詩(うた)をあげても
君の視線は他の男
そんなに諭吉にメロメロかい?
ヒールの音が遠くなる

何より輝く あの太陽さえ
君のものだというのにさ
一体これ以上 何を望むの?
    …僕は愛が 欲しい


今日も僕にはお金がなくて
君は相当別れたいようで
君にきっかけ 与えないように
まくし立てる公園ベンチ

君の右中指に
この前一緒に見た指輪
誰に買ってもらったの、とは
聞ける訳なくて

僕はこんなに好きだけど
君の心は他の男
君は充分綺麗だよ
そのままでいいじゃないか

流れる花の香(か)も 水のキラメキも
きみのものだというのにさ
一体これ以上 何を望むの?
    …僕は君が 欲しい


満ちたり欠けたり 美しい月も
豪奢な星空の あれ全ても
どれもみんな君のものなのに
これ以上何が欲しいの?

    …僕はもう要らないの?


>>723 kanon様。
 ご批評ありがとうございます。人名は私も抵抗がありましたが、代替をすえる力が無く(嘆)。
>ただ、4連目の最初の「でも」が余計に感じました。
これは考えた事がなかったので、とても参考になりました。
本当はもっと早くお礼申し上げたかったのですが。どうもありがとうございました。
747Canopus:02/04/07 15:20 ID:???
他のスレッドに書き込んだやつですが、御評価お願いします。

『Canopus(寿星)』(シュトルム「みづうみ」より)

ぼくらの土地では
幸福は束の間に現れて消えた
だから別の土地では
幸福はやって来ることがない

ぼくと君が幼かった頃
ピクニックの森へ手をつないで
しあわせ狩りに出かけた
たくさんの子供達の昼食の用意をしながら
引率役のお爺さんが言った
「しあわせの実る時間は短いので
 気をつけて探すように
 さもないと しあわせは見つからないし
 おいしい御馳走も食べられない!」
子供達はしあわせ狩りに夢中になった
ぼくらも手をつないで あちこち駆けずり回って
一生懸命探したけど
とうとうしあわせは見つからなかった
代わりにぼくらは
そこらに転がっていた石ころを拾ってきた

しあわせは見つからなかった
時が過ぎて君とも離れてしまった けれども
お爺さんの御馳走はおいしかったし
あの時拾った石ころは
立派な鉱物標本となって
わが家の戸棚を飾っている

ぼくらの土地では 幸福は
冬の終わり
哀しいほど澄みわたった蒼紫色の
南の空の端に 束の間に現れて消えた
だから別の土地では
幸福はやって来ることがない
748kanon:02/04/07 18:21 ID:DaMnTD7u
>>746うたた寝死人様
3連目に笑ってしまいました。少し情けない優男の匂いがしてこの詩は好きです。
「全ての美しい自然物は君のものだ」と言って、自分では伝える事が出来ない。
一種の「逃げ」ですか。色々な推測ができる詩ですね。
本当は彼女はあなたの事を愛しているが、逆の態度をとってしまっている、とか。
もう少し、相方の思わせぶりな微妙な描写などがあれば、もっとこの詩の幅が拡がったと思います。
>>747Canopus様
簡単な言葉で綴られていますが、表現が奥深いですね。
2連目に、何か不思議で懐かしい感覚を覚えました。読ませてくれますね。
きっとこの森は絶対に幸せは見つからない森なのでしょう。石ころだらけの。
そのことを子供達に分からせるための森と御爺さんですかね?
4連目は「土地」が何を例えているのか良く分からないので、全ての表現が曖昧なのですが
勝手に解釈すると
待ちわびたものが幸福へと変わるのは最初の一瞬であり、
何処にでも幸せがありふれた今の僕らは本当の幸せは知らない
・・・ってことなのか?全然自信ないです。読み間違いがあったら御免なさい。
749Canopus:02/04/07 19:48 ID:???
>>748 kanonさん 早速ですがどうもありがとうございました。実は二
連目はシュトルムの小説『みづうみ』そのまんまなんです。木いちごを
しあわせに変えただけなんですね。立原道造の「エリザーベトの物語」
というやつです。そうですね、「土地」が曖昧ですね。冒頭を変えてみ
ましょう。

ご覧 ぼくらの土地 風が北から南にかわる頃
晴れた蒼紫色の夜空の向こう 南の水平線近くに
小さな赤い星が見える
あれはカノープス 幸福の星
空の端に表れて束の間に消える
別の土地には現れない幸福の星 
その一瞬に
ぼくらは祈りを捧げる

二連目に続く。でも、これだと四連目も変えないと…。出直してきます。
750名前はいらない:02/04/07 19:57 ID:0X2VHOZ1

春がくるとお別れですね

たんぽぽのわたげみたいに
751kanon:02/04/08 00:36 ID:l9O65mZD
「女神」

最後の月夜が
揺れる皇妃になげかけた

路は分かれ
神であることを君は拒む

胞子のように伸び続けた羽は
露と消え
ここに新たな命が宿る

そして俺は相変わらず
女の身体一つ自由にできやしない

後はただ
震える手を首に翳し

新たな度立ちに涙で乾杯
752sin:02/04/08 01:27 ID:???
「See You 〜good bye〜」

色づく街で見つけた 幼い頬の君が
やがて赤いルージュ 成長り始めた
淋しさ紛らわす術なら 散らばってる都会で
肩寄せ合うだけで 暖めあえた

君らしく生きられる場所がここにないのなら
置き去ることを恐れることはない
見送れるから

窓に映る 星空の向こう側に
欲しいものがあるからと笑い
瞳を閉じた
753sin:02/04/08 01:56 ID:???
「果てなき人生(みち)」

とめどない欲望の 透き通るむなしさに
絡み合う想い出は いつまでもうつむくだけ

優しさと強さとを 手のひらにのせてみる
永遠に繰り返す 深い夢のよう

揺れ動く幼すぎた想いは 止まらない涙
二つの心 切なさと背中合わせの REAL

優しさとか強さとか 見えないようなものに
囚われた真実は 暗い夢の中

戸惑いと不安と迷いが 静かに私を誘う
はかなく続く 終らない軌跡
754sin:02/04/08 02:06 ID:???
「First Impression」

出逢った瞬間に気付く君の空
懐かしい匂い 風、吹く キラめいた
求め合えたら 何処までも行けると願う

ありふれた状況に迷わされそう…

真っすぐな感情を信じてていい…

煙った街で探せば 見つかる?
悲しい記憶 雨、降り 浄化した
感じ合えたら 夢までも掴めると思う

ありふれた状況に迷わされそう…

有り余る情報に潰されそう…

'感覚'呼び覚まし流されない様に…

真っすぐな感情を信じてていい…
755kanon:02/04/08 19:44 ID:VkdAiBmS
>>752-754sin様
描写は綺麗なのですが、いささかテーマがありふれた感じがします。
ただ>>752の少女の成長の描写は上手でした。
>成長り始めた
これは実り始めたを変えたものでしょうか?
口紅と紅い蕾というところがいいです。
756kanon:02/04/08 19:53 ID:VkdAiBmS
「難しいものですね」

虐げた森の泉に
眠り姫は目覚めを待ち望む

大丈夫
俺は強いから

そうしていつものように
眠り姫を起こすことは出来ません

だから女心もわからない俺は
死んでしまえばいい
そう思っています
757仮にも名無し:02/04/08 20:28 ID:4P9LtvDx
>kanon氏
死んでしまえばいい、という発想はあまり感心しませんね。
何故なら死んだらすべておしまいだからです。
どんなに辛くても私は生きたい。生きていたいんだ。

生きる意思が強い人ほど、目に輝きがある。
目に光を失ってる人間を私は沢山見てきた。
人を好きになるってメカニズムはよくわかんないけど、
恋愛してると、あぁ私、生きてるだなぁと思うよ。
どんなに痛くても苦しくても、自らを傷つける事になろうとも
私は少しも後悔はしていない。全部、良い経験だと思うよ。

758kanon:02/04/08 21:06 ID:VkdAiBmS
>>757
あ、いや・・・あの(^^;
ちょっとしたウケ狙いの詩です。
>>530の私のレスを見て頂ければわかるかと。
真剣に意見をくれたあなたのお気遣い、感謝いたします。
759愛新覚羅:02/04/08 21:38 ID:fFyVc2oV
白い太陽

3 中学生の制服を着た君を写真でみた
  君の笑顔は輝いていた
  Hな話の得意な僕はうろたえて詩を書いた
  ぼくは君からの返事を待ち焦がれた

  東京タワーの展望台に君はいた
  売店で二人は同じレプリカを買った
  ぼくはそれが破鏡になるような気がした
  エレヴェーターの中で君も大事に握ってた
760名前はいらない:02/04/08 21:40 ID:???
なんで本名やめたのさ?
761克己心:02/04/08 22:00 ID:yDuiWWhN
人の体の中にはオマンコがたくさんあって開いた口がふさがらない
762Nothing:02/04/08 22:35 ID:YIua511D
ゲームを始めた、それも本気の
ルールは簡単だった期間限定、詮索しないこと
そして決して、本気にならないこと
ほんの遊び、きれいな瞳、他の人匂いのする体
他の人に向けられた、自分のものにならない心
激しい欲情、怠惰、行き着く先は執着
放火魔はゲームに勝ち去って行く
彼はズルはしていない、ただゲームに勝っただけ
ただそれだけ、ただそれだけのこと。
763名前はいらない:02/04/08 23:17 ID:xn6ef65A
>>762
少し切なくなった・・
"放火魔"とは何を例えた言葉なのだろう?
764灰人:02/04/08 23:17 ID:GDUmwfpL
俺には何の魅力も無い。
優しさ、
思いやり、
克己心、
向上心、
慈悲、
感性、
社交性。
どれも恋愛において、女の子が求めているものじゃない。

振られるたびにその娘やダチに言われる。
「オマエを好きになってくれる女の子がぜったいどっかにいるって」
だけど無慈悲な現実は突きつける
「オマエを好きになってくれる女の子はどこにもいない」

叶わない想いに意味は無い。
相手に嫌な思いをさせるだけ、
周りに迷惑かけるだけ。
恋愛を貶めている。

誰にも愛されないのが悲しいんじゃない。
誰も幸せに出来ないのが、悔しかったんだ…。
765名前はいらない:02/04/08 23:20 ID:???
>>761

小馬鹿! 氏ね!
766カトリーヌ:02/04/08 23:31 ID:???
愛する花
凍えているよ
誰もが認める
美しい愛の花なのに
愛に飢えて もう枯れてしまいそう

銀色の目が睨んでいるよ
愛の花抱えて泣いているよ
真っ暗なたくさんの願いの中
「愛の花が死んでしまう」と
叫んでいるよ

何かが見つけられて
何かが失われていく
そんな時代の中
愛の花が失われていく

ささやかな願いきいて欲しい
聞いてくれるまで
叫び続けるから

愛の花をちぎらないで
銀色の目を裏切らないで

767仮にも名無し:02/04/08 23:46 ID:???
>763
同感。切なさが身にしみる詩だね。

こうして言葉に表す事で初めて心の中が垣間見える。
いろんな人の心の内を覗かせてもらった。
もちろんキレイな感情だけじゃなかった。

自分の中にこんな醜い感情があったなんて知らなかった。
人を好きになって初めてこんな厭な自分を見た。
いろんな事を学んだ。楽しかった。生きてて良かったよ。

非道い事、言って疑ったりして、ごめんね。
何でも病気のせいにしたらいけんけど。
とんだ被害妄想だったことを詫びるよ。

あとちょっとで本来の自分を失いかけた。
一時は「分裂しそう」といって叫んだ。
何とか必死に精神を統一して今にいたる。
咽元過ぎれば熱さを忘れるといって。
今となっては、何だったんだろうと思うけど。
あの苦痛はあんまり思い出したくない。
すごい、辛かったし。痛かった。でも。
それもまた良い経験として今後、活かされる事でしょう。
768仮にも名無し:02/04/08 23:56 ID:???
>放火魔
ハートに火をつけた人って事?

>叶わない想いに意味は無い。
意味が無いって事はないと思うな。
きっといい経験だよ。

>何の魅力もない
いえ、そんな事はないと思いますよ。
文面から察するに素敵な方だなぁと思いました。

気付かないんですか?
彼方はすでに素晴らしい面を持ち合わせている事を。
私は貴方から優しい心を学ばせていただきました。
だから周りに何を言われようが揺るがないで。
有難うございます。


私は、気休めの言葉なんかいらない。
本当の愛が欲しい。彼が欲しい。
執着心でも何だっていい。

…欲しい。
769kanon:02/04/08 23:58 ID:VkdAiBmS
明日も朝連があるので批評は明日にしておきますね。御免なさい。
>>763
遊びのつもりで(何人もの?)女の心に火(愛)をつける男の事かな?
770名前はいらない:02/04/09 00:17 ID:???
ふ〜ん
771名前はいらない:02/04/09 00:19 ID:???

な〜るほど
772名前はいらない:02/04/09 00:33 ID:L3lTAlqM
囁きで語り合い、吐息であなたを感じられる
唇であなたの鼻にふれてみる
これが限界 それに気づいて涙がこぼれる
手を伸ばしてもあなたの心には決して届かない
永遠に縮まる事のない距離
でも、これ以上遠くに行かないで
心の器が触れ合うだけの距離でいい
だから、あなたのルールでゲームに付き合うふりをする
いつでも負けてあげる
そばにいられるならば・・
773碧谷 ◆T5I/FREE :02/04/09 01:58 ID:dIzLVNwG
少しだけ優しい言葉が欲しくて、
少しだけ確かな真実が欲しくて、
少しだけ駄々をこねた。

たまにはいいよね?
甘えてみてもいいよね?
冷たいメールのキスで、今日も貴方におやすみを。
貴方はいつもそれを拒否するけれど。

だから、
甘えてみてもいいよね?
傍に居てもいいよね?
暖かいキス、ねだっても構わないよね?

夜の夜中の携帯電話、
貴方の言葉が残ってる。

せめて、夢の中では、優しい言葉をください…
774Nothing:02/04/09 12:00 ID:YP9HzfBe
763は相手に恋人がいる人を好きになって、
自分にはいない状態で、お互いわかった状態
で付き合い始めて、最初は決して本気にならないって
思ってたのに、次に恋人ができるまでのつなぎだったはずなのに
本気になってはいけない相手なのに、本気になっつてしまった時のことです。
放火魔はここに出てくる男の人のことで、彼は最後は恋人のもとに帰って行った話なんです。
775カッサンドラ:02/04/09 12:24 ID:???
如何にして777を取るか。それは一見不可能に見えるが、
776カッサンドラ:02/04/09 12:26 ID:???
最終的には必ず手中に収める方法でなければいけない。というわけで、
777カッサンドラ:02/04/09 12:26 ID:???
( *゚▽゚)/°・:*【祝777祝】*:・°\(゚▽゚* )
778都立家政:02/04/09 13:43 ID:uPUGDvsm
ガラスの少女も不幸な星の下のお姫様もクソをたれるので
クソを垂らす現実を踏まえた上で作られる創作は美しいかも知れないが
それに目をつむっているのなら
そのほうがよっぽど醜いだろう。
779都立家政:02/04/09 17:04 ID:WqNvM/PM
うんこをしないお姫様は
人間存在を根本から否定している。
そういうヤツは
一番大事な時に人を裏切る。
780名前はいらない:02/04/09 17:15 ID:???
>>778 >>779

イタズラ小僧が、、また始めたかい(わはは♪


781名前はいらない:02/04/09 17:22 ID:???

いかいか=タヌタヌ=都立家政!
うぜぇよ!!
782仮にも名無し:02/04/09 18:58 ID:???
>いかいか=タヌタヌ=都立家政!
こういっても信じてもらえないでしょうが、
僕は以前から貴方の事を尊敬していたのですよ。

いじめられ癖で僻んでしまっては素直な気持ちを忘れそう。
それは単なる被害妄想でしかなかったとしたら?
案外、周囲はその存在を認めていたかもしれないのにね。
某人だけじゃないよ?…気付いてなかったろ。

だから、疎ましがられるような事をするからだよ。
(興味をひくため?自分の在り所を探すため?)
もっと世界に目を向けて視野を広げる事をオススメするね。
783在宅太郎:02/04/09 20:48 ID:kVNbOoQe
これって和製アメリカンドリーム??
こんな超不景気の時代に、儲かっている人がいるなんて!!
信じられな〜い!!!
http://www.richdad.jp/
認証番号 a777 
だって。
784WIZ ◆WIZs/lSc :02/04/09 20:57 ID:???
マルチ?
785kanon:02/04/09 21:21 ID:EHZ0pmY5
>>759愛新覚羅様
描写としてはいいですが、あまり印象に残らないようです。
行動からもあまり本人の感情が伺えないのが少し残念。
>>762Nothing様
もうテーマは示してしまっていますが、いい視点(物語)だと思います。
4行目、並列にさせるなら最初の一行が少し浮いてるかも。
淡々とした恋が、逆に少し大人を感じさせます。
>>764灰人様
語り口調ですね。読ませる詩です。
ただ少し説明口調なのが残念。説明的なのは時にはいいのですが
自分の心を説明口調で詩にすると少し堅さが残ってしまうような気がします。
>>766カトリーヌ様
少し単調ですかね・・・。心奪われる表現が無いように思いました。
「銀色の」目は何を表しているのかな?
>>772
決して完全には分かり合えない、人間という生き物の虚しさですね。
私も幾度もこのテーマで書きました。いつかこのテーマを極めて見たい・・・。

>>773碧谷様
伝えたいことは良く分かりますが、少し物足りないような気がします。
厳しいかもしれませんが、気持ちを綴るだけなら誰でもできます。
だからと言って難しい事を書けと言うのではありません。
詩と手紙の違いですかね。
786kanon:02/04/09 21:44 ID:EHZ0pmY5
「Free Fall」

俺の中には
いつでも人間が生きていた

達観した戯言が
混乱の種に芽をつかせる

蜿蜒と偽るために
言葉を貪る地への道

きっと愛していたんだ
あまりにも俺には
言葉が少なかったんだ

そして二人は
天魔の広場へと

辿り着くまで幾度でも
自由落下を繰り返す

787名前はいらない:02/04/09 21:59 ID:???
>>778-779
ロッケンロー。
シットイズビューティフル、サンクフォーヨアオネスティ。テルミーモア
プリーズ。

788灰人:02/04/09 22:10 ID:gorTsWay
長い間 夢を追いかけてる
愛されるための条件とか
愛するための方法とか
今 必要なのは 優しさじゃない。

もうわずかな時間しかない
次のチャンスは逃さない
誰かがジャマならしかたない
隙を見せるヤツが悪い

自分らしさも博愛精神も
何の役にも立たなかったから

「本当に大切なものは 失ってから気付く」
表現者たちはそう呟いた
愛するということは――
愛されるということは――?
789灰人:02/04/09 22:16 ID:???
>>785 kanon氏
批評thx.
確かに硬いっすね。w

心情を吐露させていただいております。
790名前はいらない:02/04/09 23:55 ID:???
>>782
お前はその三人のうちの誰を尊敬してたのさ?(w
791772:02/04/09 23:58 ID:L3lTAlqM
なにも変わらない、いつもと同じ夜のはずだった
あなたのゲームに身をゆだね、私は私であることを保つ
そして、いつも通りに負けてあげる
貴方の心をさがさない、さわらない、つかまえない
いつもの通り負けてあげる

また明日、そう、明日こそは勝てますように
あの日泣いた限界の距離で、言えない言葉を唇に託す
「負けてあげる」は言い訳 わかってる

いつもと同じ夜のはずだった
ただ、言えない言葉を唇に託しただけ
そして、貴方は勝ち逃げをした
初めて心が通じた夜だったことを私は知った

「期間限定」、そしてそれを決めるのは貴方だった
そんなルールは聞いてない
ズルしてないと思っているのは貴方だけ
ただのゲームでもいい
ゲームならやり直せるはずだよね

そうだよね?、Nothingさん
792みずきちゃん:02/04/10 12:04 ID:sMzdsatD
インターネットでボロ儲け集団出現!!!
超景気の時代に逆行だって!!!
http://www.richdad.jp/
認証番号 a777 
ホントですかね〜
793闘鶏の夜:02/04/10 14:38 ID:zl/aurng
割り切れなさに苛立ちがつのる

陰部に隠されていたものが鶏だった
紅色のトサカがなぜここに

何なのだこれは一体

だから
今日から俺もベルクカッツェだ

何なのだこれは一体
794灰人:02/04/10 20:20 ID:dGPSOwB+
朝霧にけむる街
吹き抜ける風は白いため息をさらう

たくさんの夜を越えた
見上げればいつもそこは輝く月が

長く寒い明けない夜 
道に迷わずに 街灯に惑わされずに
無事にたどり着けたのは 君が照らしてくれてたから

いつか夢見た あたたかい曙光の中で
夜の街は消えてゆくけど 流した涙は忘れない
西の地平に白い月 少しの別れ
また陽が落ちるその時は その儚い光を――
795灰人:02/04/11 20:24 ID:eVfup3AY
そっと髪をなでる 草の香り
懐かしい光があふれている
一区切りついて またここへ戻ってきた

どこまでも無表情 雑踏に呑まれそうなとき
久しぶりの手紙で優しさを思い出した
やっぱり今でもあの日のままだね
この街も あなたも

あの春の日をおぼえてる?
抱きしめあった温もりを
頬をつたう悲しみを
無限に広がる空を
二人のこれからを

待っていてくれた
この言葉を信じてくれた あなたに
今も言うよ
「愛してる 永遠に」
796名前はいらない:02/04/11 21:08 ID:2DT14Tje
時は水のようにすべてを流しゆく
私が手を伸ばしても届かぬ場所へ

夢を見ていてもいいかしら?
私が今を生きるように

お願いだから 忘れろなんて言わないで
あなたといた時間は大切だから

せめて私の中で夢見させて

夢はあなたといた時に戻していく
愛はそこにあったと言ってもいいの

あなたを想っていてもいい?
私だけは忘れないから

お願いだから 私を独りにしないで
あなたの温もり忘れたくないから

せめて私の中で想わせて

愛はそこにあると
手を伸ばせばそこに

空をいつまでも眺めていたい
雲は虚ろに私を写す
飛んでいった先に 振り返る場所はあるかしら

お願いだから 忘れろなんて言わないで
あなたといた時間は大切だから
797kanon:02/04/12 16:40 ID:jBYPUN5j
「鼓動」

暖かいのに
雪が降っていた

白くて白くて
忘れえぬ刻み

トクン
トクン
トクン

凍える唇が
僕の腕を掴み

凍る聖夜に
音のみの言葉が旋律して

星月光だけの夜は
もう消えてしまった


798kanon:02/04/12 16:55 ID:jBYPUN5j
灰人様
>>788
2連目が浮いています。
どうせなら全体をそのような語りで構成されてみては如何でしょう?
>>794
情景描写としてはいいと思います。
残念なのは、伝えたい言葉が情景に負けてしまっている所でしょうか。
>>795
少し歌詞調ですかね。一連目はいいですねぇ。
爽やかで懐かしくて心地よいです。
全体的に優しくて、ただ絞めの言葉がありきたりで少し残念。
他の部分は印象深いのにちょっと足を引っ張っている感じがします。
>>791
う、ん?詩ではないのかな?
>>793闘鶏の夜様
私に単語力が無くて申し訳ないのですが、ベルクカッツェが分からないので
この詩全体の意がわからないです。宜しければ教えて頂けないでしょうか?
批評はちゃんといたしますので。
>>796
言葉のリズムにまとまりがあっていいと思います。
ただ、似たようなテーマの恋歌が多いので、もっと別角度から見てみてはどうでしょう?
799名前はいらない:02/04/12 17:07 ID:voVXaeEp
>>798
ベルクカッツェは確かドイツ語で山猫だったような。
英語表記でBeruck Katzeかな?
違ったらごめんなさい。
800kanon:02/04/12 19:01 ID:jBYPUN5j
「女心」

痛いお召しを貰い
一日たっても
舌が痺れてる

味を撒き散らす奴は
邪魔なの
801名前はいらない:02/04/12 19:08 ID:c2mSBARq
エリザベス女王が選んだ哀歌がとてもいいです。
ぜひ、読んでみてください。
ttp://www.thetimes.co.uk/article/0,,1761-263835,00.htm
802名前はいらない:02/04/12 20:50 ID:voVXaeEp
「徒花」

どうして花は咲くのでしょう?

腐った不浄の地

乾いて凍えた季節

誰か違う人の庭

根の張れない石の上

どうして咲いてしまったのでしょうか?


手折られるとわかっているのに
803名前はいらない:02/04/12 22:43 ID:???
http://kigaru.gaiax.com/home/lolipop

ここにはきれいな愛や恋がたくさん詰まってるよ。
804kanon:02/04/12 23:11 ID:jBYPUN5j
「無垢」

荒れた素足ですら
露の意味を忘れていた

唯一つ
何にでも喜び
何にでも悲しむ
視力が自慢だった昔

夏の陽炎に
肺と脳の浄化を求めて

翳り始めた眼は
日向へ向かわない

紫陽花が傘に負けていた
あの六月から

事実俺の時計は
動かない



動かない
805kanon:02/04/14 14:27 ID:???
「●」

灰色がひた走るこの先
今にも喉を潤そうと
木々達が待ち構える

ひたすらに
一瞥くれないように火をつけるが

舞い始めた

少しの暇も許されていないようである

渦目で問う空
どうせ答えてくれないので

一踏みして
また走り出す
806kanon:02/04/14 14:41 ID:W+iUqLXc
「小さい」

浚う
浚われる



 
浚う
浚われる


浜風

汚れが無い風景は
少し難儀

もう少し何か
喋って欲しいと思う
807うたた寝死人:02/04/14 21:42 ID:???
「布団の中で昼に思うこと」

遅く起きた朝は
身体と中身がやけに重く
交差させた 手首
違えてみたり 伸ばしてみたり

汗臭い タオルケット
顔の半分を沈めて
寝返りうったらその先に
あんたが居ないかと思う

壁からの 昼の音
隙間からの太陽
六畳間のタイムラグ
一人埋もれるちんけな布団

せめて。 多分。 あんたが一緒なら
きっと。 絶対。 こんな気分じゃないのに。
恐らく。 思うに。 あんたがここにいれば
もっと。 絶対。 あったかいんだろうに。

する事もなく何となく
蹴り上げる煎餅布団

>>748 kanon様。
何とも遅くなりましたが、ご批評ありがとうございました。いつもお礼にうかがうのが遅くて申し訳ないです。
>もう少し、相方の思わせぶりな微妙な描写などがあれば
・・・耳に痛いです。いつもそこまで気が回らなくて。勉強になります。お手数お掛けしました。
808rail:02/04/14 22:51 ID:HLx10ZoU
「逃れられないクスリ」
君の笑顔に毒されるさ
感覚がどんどん麻痺していくよ
一瞬の幸せに負けて
何倍もの寂しさに後悔するんだよね
君の笑顔が頭を支配する
もう君なしでは生きられない
君というクスリなしでは
生きていけなくなったよ

君の言葉に毒されるさ
君が思うより言葉が欲しいよ
女みたいだろ?でも事実さ
もう堕ちていく、もう逃げれないよ、君から
君のヴィジョンに引き込まれる
もう君なしでは耐えられない
君というクスリなしでは
痛みに耐えれないよ

君のすべてに毒されるさ
感覚がどんどん麻痺していくよ
ねぇこれが夢だったら、、
覚めて忘れればどんなに楽か分かんないよ
もう君を待つしかできないさ
恋の奴隷となりて、
君の言葉を待つことしかできない

麻薬のごとく俺を侵してゆく君は
不透明な心で俺に語りかける
君の悪戯っぽい瞳に逃れられないさ
ああ知りたい、君の心を
ああ知りたい、君のすべてを
俺はもう君にゆだねるよ
俺の心を
俺の未来も
俺のすべてを
クスリの副作用を覚悟して、、、

少し長いです、、、
809haruka:02/04/14 23:31 ID:Pvh7ByvW
そして桜はその時期を悟り

雨はその時期を待っていました

わたしは今日も雨が降りそうだから
傘を持って空を見上げて

不安や悩みを呟いたり
途方も無い空想に思いを馳せてみたり

さながら雨のように
なんとなく日常を流れ
なんとなく現状に流れ

それでも雨は止まなくて
今日も雨のように流れてく

平凡すぎてありきたりすぎて



流れつく先にある物は
きっと期待外れの日常

810kanon:02/04/15 00:11 ID:NJTKweOd
「死に至る病」

暗闇の揺れる海の底
今日ばかりは
少し勢いづいた仮面

お先御免と酔い倒れ
どんな鏡も
目前の荒れ路には敵うまい

程よく
途切れ途切れの世歌俺

つい先程まで知らなかった

風に情けがあろうとは
心に声があろうとは

折しも月に溶ける
粋なフラれ歌
811名前はいらない:02/04/15 05:05 ID:dAyIUGWo
「魂の叫び」

ダメな奴は

何やってもダメ
812名前はいらない:02/04/15 05:36 ID:y7iYTdZX
「愛する人」

君はなんでそんなに無邪気なの
僕は君みたいに無邪気になれないよ
心を閉ざしているからか
周りの景色が見えなくて
無邪気な君を見ていると涙が出てくるよ

恥ずかしくて愛してるなんて言えない
でも構わない、心と心で通じ合ってる僕たちには
恥ずかしくて愛してるなんて言えない
僕は君の事が好きだから

未来の僕は何を見ているかな
夢の中、真っ暗な中で光る君の笑顔
もう二度と合えない二人には夢中で君の笑顔だけが心の癒し

君は夜空に居るけれど、僕は毎日君の事を探しているよ



813灰人:02/04/15 15:20 ID:???
>>798
批評thxです。
ここに書きまくって気が晴れました。
814kanon:02/04/15 20:20 ID:0Fnka4GW
>>807うたた寝死人様
3連目は「壁からの昼の音」を代表に凄く共感出来る所ですね。
捉えようの無い感情をきちんとした言葉で表すのは難しいですね。
そういう場合は私も情景で表しています。
虚無感に囚われた心情が上手に表現されていると思います。
>>808rail様
少し言葉遣いで気になった点を・・・。
第3連6行目、「恋の奴隷となりて」の「なりて」ですが、全体の言葉から浮いています。
それから「心、未来、全て」と「薬の副作用」はミスマッチしてる感じがします。
詩は長いのに、全ての連が同じようなことを言っていて、ちょい残念。
あまり尻に轢かれ過ぎないように注意してください(笑
>>809haruka様
何かのドラマの最終回のような台詞を感じました(私だけ?)
どちらかというと、平穏で何も無い日々を嬉しく感じてるようにも取れますね。
共感しやすい詩です。
6連目で雨を繰り返した所に少し違和感を感じました。
どちらかを別の言葉にした方が良かったかも。
>>811
短すぎて、私には本当に何を叫びたいのかが分かりません。
もう少し書いて頂けると有難いです。
>>812
視点も言葉も少しありきたりですかね。
残念ながらまだ表現をどうこういうよりも、面白い視点を探してみてはどうでしょう?
815kanon:02/04/16 00:12 ID:UXDGaeYB
「防衛本能」

例えばここに一つ
言葉を捨て去る時

例えばここに一つ
言葉で見下す時

それでお前は
俺の中に残ったのだろうか

彼らの夜ごとの防壁に
まるで反吐が出るばかり

そう罵倒して護る己に
涙湧くばかり

816名前はいらない:02/04/16 02:06 ID:iuBT3zKU
ねぇ、ねぇ
君が笑うたび私は涙なんだよ
優しい声を閉じ込めたくて
私は世界をせまくしました
君だけを光にしたいから
晴れの日なんていらないのに
白い雪は君と私の間だけに降ればいいよ
ねぇ、ねぇ、
ふたりだけだったら言葉も消そうよ
ひとつだけつながってればいいでしょ?
ねぇ、ねぇ、ねぇ・・・
817仮にも名無し:02/04/16 02:16 ID:???
>>816

誰にもで優しい貴方は
私には少しだけ冷たい

三度の許しを乞うコト
三度の望みを叶える琴

ひとつだけならゼンブ
いらないから捨てよう

いらないものをあげる

貴方だけに捧げる歌を
いくらでも欲しいだけ
傍で歌っていてほしい
818kanon:02/04/16 20:39 ID:abgerDZy
「アンナの空」

丘が軽やかに
砂が香ばしい

鴎が舞う空

イメージと違う音
雲が逃げて
視点が定まらない

そして抱く
還る波は掴めない

その一瞬が
嬉しくなる

時には歌声を
そう
思い描くだけ



青に
口が開く
819kanon:02/04/17 23:20 ID:YsXhC13f
「俺的不条理万歳主義」

言葉とは常に対比である
お偉い国語教師はそう言っていた

吹かしやがる
事実であろうと
俺は認めない

合理的な物差しで
人の淵に立入るな

それが言葉を繰る者

そして
それが俺だ
820 ◆oJDD69aM :02/04/18 13:32 ID:???
test
821kanon:02/04/19 18:18 ID:bQylIlxR
「我が道を行く」

女一人
柱の影を追っていた

丸い月の
昇れば風情

その美しき下
下卑た嘔吐徒労

ひたすらに宥める俺を
群集は嘲笑うのか

無実の印象
明るい月夜も又

この夜では
ほぼ相違ない

822名前はいらない:02/04/19 18:24 ID:kR9efGBd
http://allstar.sanyo.co.jp/vote/
去年の田代祭りにつぐ、新たな祭りです。ターゲットはサンヨーオールスター。
その晴れ舞台で、あのサッチーの息子、カツノリを見たいと思いませんか。
今年はネット投票ができますので、2ちゃんねるの力を結集させて、カツノリを1位にしましょう!

☆投票方法
上のアドレスをクリックします。
右上にある、登録選手一覧の中から「T 阪神」を選びます。
「捕手 50 カツノリ」を選びます。
守備位置選択→「捕手」を選びます。
個人情報を書き、投票します。これでオーケー!
また、野球場にいった方はその場で積極的に投票してきてください。

☆注意事項
一人一日5票まで。それ以上ははじかれます。
個人情報を省くと無効になります。
823kanon:02/04/19 18:26 ID:???
>>822
前田様(C)であれば参加する(笑
824名前はいらない:02/04/20 01:08 ID:???
-ピクニック

あなたの気配のように 大気はたおやかになり
花のかおりは、音楽みたいに 伝えている

生きる力は みちて 
影には 嬉しいときめきがひそみ
風のささやきや
柔らかな日差しを 待ち望んでいるんだ

静かだけれど 濃い時間が流れ
生まれたての緑色が 僕らを 幸せにする

籠にいれた サンドイッチや
水色のナプキン 銀のフォーク

あたりまえに こぼれるような微笑があって
春は 行進してく
825TI:02/04/20 01:14 ID:ikOwmWZ0
二人は 手をつないで 水彩画のような
春の冒険をしている
 
826名前はいらない:02/04/20 01:19 ID:EUFN68yp
>>825 …一瞬かなり驚いた。凄い秀作
827TI:02/04/20 01:24 ID:3dbBMnlN
こんなのはどうですか

北国

ゆたりと 星が天空に
 満ちるように 
白砂のちりばめられる
模様をえがき
彼女の 言葉は つむぎだされ
うさぎ の 瞳に 問いかけをする

北の空はきれいですか
黄金色に輝く 秋は静かですか
大地の呼ぶ声が聞こえますか
あの猫は 丸くなって眠っているでしょうか

そう。。
友達の笑顔や あの日に校庭に忘れ去られた 花束みたいに
風のような青春や、かりんの味の初恋みたいに

私の思い出は 生きている


すると
瞳の奥にある 秘密の扉をあけ
うさぎは 不思議の国にでかけてしまった

彼女は うさぎをおいかけて 懸命に走りながら
もの苦しい少女の匂いをさせている


今 海は遠いところにあって
橙色の夕暮れは間近になって
小人達の棲む町並みに青い灯かりがともる

ため息と、吐息が、三日月にかかる雲となり
幾重にも重なる 虹色の雲となり

そうして今宵も
うさぎの瞳は
不思議な色で
濡れている

彼女は
やすらかに
眠り

閉め忘れた窓の
レースのカーテンを
北風は揺らしている
828kanon:02/04/20 22:28 ID:???
>>825>>827 TI様
遅れまして御免なさい。
お初ですよね?初めまして。
情景描写の腕前は相当のものですね。綺麗です。
私見ですが、情景で感情を読ませられるようになったら、きっと大物コテハンになるんではないでしょうか?
827なんかは長くても読みやすいですしね。
物語調で、最後まで一行一行をじっくり読みたくさせてくれます。
829kanon:02/04/20 22:40 ID:nFCd65To
「時祠」

三日前より
迷い込んだまま

水音がまた一つ

呂律がまわらない
声が透らない

置き去りだ
此処にいつまでも置き去りだ

夜毎の森の枝に涙アリ
葉が擦々

不思議?
不思議なのは俺の心

無言の時祠
一歩前へヒビ入り

刈草の上
露が陽気に光りはじめる


そして繰り返し
そして繰り返し
830rei:02/04/20 22:50 ID:q3O8N0z4
「誰かに・・・」

誰かに必要とされてみたかった

役立たずで頼りないこんな私でも

誰かに必要とされてみたかった

ねぇ

私はあなたに必要とされている?

あなたは私がいなくなったら

泣いてくれる?

私は必要?

泣いてくれるなら

あなたのいる場所

それが私の居場所

私が必要とされている証
831rei:02/04/20 23:16 ID:q3O8N0z4
本当のあたしは
もういない

誰も気づいてくれないから
消してしまった

本当のあたしを見てくれる人がいたら
消さずに済んだの

人はどうして本当の自分さえ見ないの?
どうして見ようとしてくれないの?

あたしは見て欲しかった
あなたに

あなたにさえ
見てもらえれば

ただそれだけで
あたしは良かったのに
832TI:02/04/20 23:41 ID:AnbL0lRP
夕暮

夕暮れは 街を青くして
気持ちの粒子が 漂うように
思い描いた 微笑を 影にして
会えない恋人達の 心を静めている

二人の言葉が 
さくらの花びらみたいに
舞う 時 は
今度 いつ くるのだろう

それぞれに生きるために
僕らの 時間は 不自由
 
それに
出会いの時空は 神様の悪戯で
大海原のように 揺れている

時間と心をともにする

こんな簡単なことが
生きる糧だなんて
どうして 決めたんだ 

僕にできること といったら
なるたけ 密やかに息をして
神様のつくった 世界の変化を
航海士のように 海図に記述すること

そうして
時間が止まるように
お祈りの儀式をして

まずは
あなたに会うことを
僕の生きる糧にしよう




833はな:02/04/20 23:44 ID:7jqxO+H8
<日々>
私はあなたに恋をした
あなたは隣の人に恋をした
隣の人はガラスの向うの人に恋をした
そして、電車は揺れて
春の花をそよがせて
わたしのことは見ないふり
ああ、それでも緑はあざやかで透き通って
わたしをふりかえらせる
834TI:02/04/20 23:57 ID:IGId4MsF
風夜

昨日の晩も風はつよく
電線が鳴り
若葉をつけた梢が揺れた。

僕の心も 風に揺れ
夜明け前から
眠ることはない

あなたの北の故郷の砂浜の向こうに
荒れた黒い海があり
風はその黒さを運んでいる

はなやかな ビルディングの隙間に、
あなたのすごす闇の時間があり、
風はその悲しみを伝えている。

眼を開くことなく、
静かに横になり耳を澄ましていると、
不安は身体に染みとおって
僕は、あなたを思うことを
思うだけで、息をしています。

風の吹く一日。
風の音の時間。
835はな:02/04/21 00:04 ID:EDmr13La
<ことば>

あたしは待ってる
あなたの言葉を。

使い古された誰かのじゃなくて
ピアノの旋律に似合うフレーズじゃなくて
ダイアモンドみたいに作られたのじゃなくて

太陽みたいなあなたの匂いがする
あなただけのあたしにだけの言葉を。
836はな:02/04/21 00:21 ID:EDmr13La
<砂>

わたしは彼方を捜してさまよって
ついに独りの夜の砂漠へと足を踏み入れた

音のない 人のない 命のないところ

闇と月と星と微かな風それから砂に埋もれて
見とれるのは月に照らされた雲
触れたら、とどんなにのぞんだか
夜の闇に月と星の涙に風砂に溶けて
見とられずに明日の朝わたしは風になる
837kanon:02/04/21 00:42 ID:eY+ezdQ4
「99%の人は天地無用である事実 ※2002年調べ」

部活で疲れて布団へ身を投げ出す。この柵から開放されたし
       ↓
遥か遠く大宇宙へ想いを馳せる
       ↓
本当に宇宙へ投げ出される。星一つ無い暗闇である
       ↓
本の教えの通り「俺は自由を手に入れた!」と叫んでみる。
       ↓
全てを超越した優越感に酔い痴れる
       ↓(平均2時間46分後)
     飽きてくる
       ↓
テニスボールが打ちたくなってくる。素振りをし始める(俺の場合)
       ↓
腹が減ってくる。空き缶を蹴飛ばしたくなる
       ↓
      泣き出す
       ↓
本当の自由の恐怖を知る。従属による安息がないと生きていけない弱い生き物だと知る。
       ↓
80%はお袋の「ご飯よ〜」声で目覚める。シャツが汗臭くなる
       ↓
米の匂いを神のように感じる
       ↓
又一つ人というものを悟ったとホンの少し悪夢に感謝する
       ↓
寝てすぐに忘れる。宿題を忘れて怒られる。
       ↓
   何故か笑いたくなる
838mixi ◆mixiK.U. :02/04/21 01:02 ID:/7Udb8J6
>>837 kanonさま
今までとまったく違った作風で面白いですね。
途中で何度か笑みがこぼれてしまいました。
特に「80%はお袋の…」の部分では大爆笑。
ナルホド。夢落ちが待っていたとは(苦笑
>>829と同じ人が書いたとは思えないです。
作品の幅が広くてすごいですね。
羨ましいです。
839ナイスガイ工藤伸一 ◆TcGEfp1s :02/04/21 01:48 ID:0gTSC+jh
僕も>>838かなり好きです。後で過去ログも読んでみます。
840Nothing:02/04/21 07:12 ID:nMNP5zdT
彼は盲目ではない、決して
でも裸で彼の前に立っても、気がつかない
彼は難聴ではない、決して
でも心の乾きを叫んでも、彼の耳には届かない
彼の愛しい口は、沈黙するだけ
彼の暖かい手は、もう触れてはくれない
彼は機嫌が悪いわけではない、決して
自分がここにいる意味なんてない、決して



841三木(東京):02/04/21 07:28 ID:???
自分の人生もう終わり、と思う方は見ないで下さい!!
いやこれからだ、まだまだと思う方のみ、ご覧下さい!!
あなたの意欲を現実に展開していく方法論をお見せ致します!!

http://www.dream-express-web.com/mog.htm
842rei:02/04/21 10:52 ID:6UiAuqVM
「星」

星の一番輝ける瞬間
それは星の最期

最期の最期で
自分を一番輝かせるのは
忘れられたくないから

たくさんいる人の中で
ただふと夜空を見上げる人
とてもとても少ないけれど

見上げてくれた人の心に
ずっと残るように
最後の力で輝きを増す

ずっと忘れられたくないから
あなたの心の中に残っていたいから

私は最期に証明するんだ
私がいた最期の証を
843rei:02/04/21 11:08 ID:Xg4SrCw6
「未来へ」

ここから一歩踏みださなければと
そんなことは分かってる
歩かないと道は見えてこない
先には進めない
そんなことは分かってる

でも怖いのよ
先へ進むことが

怖いのよ
これからなにが起こるのか分からない未来が

バカだなと笑う貴方
大丈夫だよと励ましてくれるアナタ

でもね
私は怖いのよ
先へ進んで
彼方が私の前からいなくなってしまう日が
私が一人になってしまう日が

ねぇ
彼方は怖くならないの?
このさきの何も分からない未来が

未来は
自分の力で変えられるんだ
自分の強さで変えられるんだ

彼方の口癖ね
そう
私にもそんな強い心があったらいいのに

そうすれば全て受け入れることが
出来るのに・・・
844TI:02/04/21 12:08 ID:4IBsXp2R
Kanon さま  TIより

あいさつもなしで
失礼なやつで
申し訳なく 一言 

わたしは いまや 高校生ではなく
ヴァレリーのいう 知的クーデーターも遠く 過ぎ
ただ その頃から かわらず
??年 は 言葉をつむいでいる

誰かひとり に あげちゃうんで
ぼくの手元に 滅多に 残っているものはない

だから 掲示した罪悪感 少しあります。


845TI:02/04/21 17:31 ID:zoI7DS1j
無為

けむ が 雲に 
ゆたらんと 昇って
なあにも しない 日曜

霧雨に濡れたアスファルトが
死んだ地球の背に見えた
幼い頃から

なあにも しない ことが
すべての 力だと 知っている

意志をもてば この世界での配役がきまり
心に惑えば ドラマに巻きこまれ

それは
ラディゲが見つけた
目に見えない運命の糸 で
人生を 操られる こと

なあにも しない ことで
生きていくことができれば

もっとも 退屈な時間を
味わい尽くすことができれば

ほんとうに 
宇宙の調べを
聞くことが
できるから

ゆたらんと 
悲しい笑顔をして

それは、それで
なんの役にも
たたないのだけれど

生きている言葉が
聞こえてくるかも
しれないから
846紀ずん↑:02/04/21 18:48 ID:aMM2ZojT
842 843
おねぇ言葉を減らすといい詩になるよ。
847kanon:02/04/21 19:06 ID:mGI5+Ulk
「此処に問う」

例えば神についても
人は答を出せる

水と女だけが知る新生
だから憎いのだ

俺は問い続ける

それだけが揺るぎ無き事実なれば
俺の見るもの全てより
真実は生まれ続ける
848ゆきと:02/04/21 21:26 ID:???
五月雨の音響く部屋の中
雷雲が空を黒く覆い尽くし世を暗に染める
それは私の心をも暗く重くしてゆく
軟禁紛いの仕打ちに私は・・・
身分の違いだけで縛られ引き裂かれた恋
もう逢う事さえ叶わぬ・・・
ならばせめて私の声が・・・この謌が其方に届く様にと神に願い月見上げ唄い続ける
季節が巡り雪が積もる頃其方がもう世にいないと悟っても尚私は其方を想い・・・
其方に近付きたくて手首を裂き
雪を赤く赤く色付けて
空にこの想い問いかけて
産まれた時代を憎んで
身分の隔たりの無い時で
その時に其方と巡り会いたい
私は静かに微笑んで
最期の謌を血を流して唄った
泪は流さず廻る来る輪廻に来世を託しながら・・其方に聞こえる様に・・愛した記憶を忘れぬ様に・・・
849名前はいらない:02/04/21 21:27 ID:???
>>848
アンビバレント思い出したよ…
850kanon:02/04/21 21:35 ID:2OXZjvCJ
少し溜まりすぎたので個人単位で批評させていただきます、御免なさい。
>rei様
恋をして人の存在について悩む事、当然ながら誰もが通る道です。
しかしその気持を綴るだけでは詩にはならないと思います。
詩はやはり判じ物とは異なるのですから。
詩を生み出す為の言葉であって、それ自体がそのまま詩の言葉ではないのかもしれないですよ。
もちろん、あふれてくる言葉は記録されるべきです。
問題は、それをどう詩の言葉に高めるかでしょう。頑張れ!
>はな様
>>835の詩なんかは素直でいいですね。混ざり物が無い感じ。
ただ率直すぎて強い思いが伝わり難い部分があります。
身近な手段として反例を混ぜてみては如何でしょう?
>TI様
知らない人名が出てくる所が劣等感(笑
擬音語の使い方が上手ですね。
私は何度も擬音語を使おうと思うのですが、少し抵抗があるので書いては消しています(笑
「擬音語を制するものは言葉を制する」と思いますよ。私には無理ですがね。
ただ詩に馴染んで無い人には伝わりにくく、抵抗があるかもしれません。
事実私も良くわからない(笑
851ゆきと:02/04/21 21:43 ID:???
>849さん
すいません・・・アンビバレントって何ですか・・?
無知ですいませんm(__)m
852849じゃないけど:02/04/21 21:57 ID:???
アンビバレント…日本語「二律背反」
同一の前提から導き出された二つの感情が矛盾しせめぎあうこと
…かな?
853名前無しさん:02/04/21 22:00 ID:???
>>848
痛々しすぎるよ…。


>身分の違いだけで縛られ引き裂かれた恋
>もう逢う事さえ叶わぬ・・・

そうと勝手に決め付けてるだけでは?
これは貴方の意思でそうしてること。違う?
854名無しさん:02/04/21 22:16 ID:???
>>853
848は前世の自分が書いたって設定なんだろ?

>泪は流さず廻る来る輪廻に来世を託しながら

前世が江戸時代なら身分制度は絶対だったハズ。
855TI:02/04/21 22:21 ID:r4CSZ4zU
レーモン・ラディゲ (1903-1923)

 パリ近郊のパルク・サン・モールで生まれる。
 文学にふけり学校を怠けた彼は、
中学校を退学し、ジャーナリズムの道に進む。
大戦後の混乱した時代の中、さらに前衛的な芸術家たちと交わりながらも、
彼の文学は古典的な秩序を志した。
18歳のときに書き始めた処女作『肉体の悪魔』(1923)は、
兵士の妻と少年の恋というテーマが、
大戦後の世論に賛否両論の大スキャンダルを巻き起こす。
次作『ドルジェル伯の舞踏会』*(1924)の校正中に倒れ、20歳の若さで世を去る。
856ゆきと:02/04/21 22:22 ID:???
>852さん
なるほど・・・ありがとうございます!!
勉強になりました!
>853さん
そうですね・・・(^^;)
なるほど・・・その通りです・・
あぁ・・・精進せねば・・・
857ゆきと:02/04/21 22:25 ID:???
>854さん
あぁ!!その通りです!
と云うか、妄想です・・・
弁護ありがとうございます!
858シャム:02/04/22 05:49 ID:mjt3P1YQ
君が


側に居てくれるだけで幸せなはずだったのに。


愛を求めた
言葉を求めた
性を求めた


気付いた僕は遅かった。


これは僕への罰?





君は もう



居ない。
859シャム:02/04/22 05:54 ID:mjt3P1YQ
君を捜した。


あても無く捜した。


空をかきわけ 花を覗き 湖に目をこらした。


君が居そうな所は全て捜したのに。


君に


君に


もう二度と



言えない。

「ありがとう」「おはよう」「ごめんね」「おやすみ」




         「愛してる」
860ドン亀ちゃん ◆kKwXqDyU :02/04/22 05:56 ID:mcJCk0zQ
>>852
二律背反とはビミョ〜に違うだろ。
アンビバレンスは「両値性」かな。
二つの価値があった場合に
どっちも成り立つこと、ではなくて
どっちも含んでいること。
例)神の存在も不在も証明できる=二律背反
  あなたが死ぬほど好きだけど、殺したいほど憎らしい
               =アンビバレンス
861kanon:02/04/22 17:34 ID:c2VAcFhn
アンビバレンスは両価性ですね、確か。
他人の価値観を一人の人間が共有することもこれなのかも。
862kanon:02/04/22 17:56 ID:c2VAcFhn
「I'll tell you “Living in the real world”」

一本道へ逃げるのか
雲の助けで目を覆うのか

その路の果て
一つ言葉を見つけるだろう

だが
お前は新たな言葉を探すべきなのだ
また迷宮へ旅立つべきなのだ

自己完結で終われるほど
この世界は狭くはなく
薄れてはいない

終わらない
何一つ終わらない相聞歌に
喉が枯れはてることもあるだろう

だから
願わくばお前に幸せを


心より

863名前はいらない:02/04/22 18:01 ID:HlfoIiQe
パリの吐き溜めでファックする貧乏ヤーパン野郎。
黄色いサルは愛を語れど薄汚いぜ!
サルはカッコつけてもしょせんサル。
高尚ぶって文化を語れど中身なし。
864エリス:02/04/22 19:12 ID:???
「 海 」

幾つもの日々が私の中を通り抜け
幾人もの男が私の身体を通り抜けた

それぞれに違ったキスの味
もたらす悦び 分ち合う哀しみ 
辿り着く孤独
囁く言葉の一つ一つが
一夜限りの恋の 偽りの真実を紡ぐ

熟れた身体は 心とは裏腹に愛情を求め
豊かな乳房は 哀しみを滴らせ
盲いた心は 更に深く 深く 海へ潜り
行き着いた深海の果てで 
音を立てて 静かに 崩れ去った
865kanna:02/04/22 19:34 ID:T6YkLw3H

あなたの事さえ知らなければ
私はどうでもよかったのに
あなたの事さえ知らなければ
こんな思いをすることはなかったのに

あなたを思うこの気持ち
苦しくて切なくて
あなたに会えないでだけで
とても辛いこの感じ
これを
恋心というのね・・・
866オコジョ:02/04/22 21:03 ID:TZpZd556
両手いっぱいに抱えた憎悪を
あなたの顔にぶちまけよう

薔薇の花びらの一片一片の美しさを
あなたの血に見てみたい

硝子につたう唾液のもとをたどり
あなたの舌の、だらしなく垂れ下がるのを見てみたい

僕の右手には運命がある
時間を止めてしまう運命が、僕にはある
見せておくれ、あなたの美しいものを
僕の心を捕らえてはなさぬ醜き芸術の結晶

銜え煙草に火がともる
せめて最後に、あなたのために
安らかなる永遠の業火を贈ろう
867haruka:02/04/23 00:07 ID:YL+dnAPT

おひさまは波だね と
晴れた午後に笑った
じゃああの羊は雲
それとも雲が羊

風は 闘志だね
小さくうなずいた

震える唇に
勇気のかけらをあげよう

お前は行くんだね と
うつむいてささやいた

そう わたしは 扉を抜けて



あなたのことは 忘れない
868名前はいらない:02/04/23 00:34 ID:???
傷よりも愛しいものはない
869kanon:02/04/23 22:00 ID:SSHGg3Bk
「見えないもの」

窓辺より
夜に捧げる我が半身

俺はあの曲がり角ですら
恐れている


掻き消せ


砕けろ

870kanon:02/04/23 22:44 ID:SSHGg3Bk
「確信犯」

日が波にのまれる頃
男は独り戦っていた

酒杯に口つくるとき
墓穴の底に入らぬよう
静かに射抜くかの瞳

曖昧な応えは
後押す海歌に歓喜となる

より二日後
財布は軽く
独り泳ぐ海は冷たい

それは粋な距離
それはせめぎあい

すっかり確信犯に騙された
一夏の確信犯
871名前はまだない:02/04/24 03:18 ID:???
この傷は貴方を愛した証し
872仮にも名無し:02/04/24 03:20 ID:???
たとえ狂っていると云われようとも
多分これが痛い程幸せということ?
873名前はいらない:02/04/24 03:24 ID:vbbh8Gxi
874名前はまだない:02/04/24 03:33 ID:???
>>837
広告?お疲れ様で〜す。
875kanon:02/04/24 16:00 ID:on57nPZV
「句 読点」

歩く

止まる

歩く

眺める

歩く

振り向く

歩く

泣く

俺は

俺として生まれ

俺として死んでゆく


歩く

歩く
876名前はいらない:02/04/24 18:36 ID:???
歩き疲れ泣き疲れ
そしたら僕は情けなくも‥
877kanon:02/04/25 19:48 ID:zAjkRuMO
「断章・旋回」

男の足は御法度だ
身の振り方を知りやしねぇ


安息娯楽は不足がち
おまけに甘え下手ときたもんだ


今日も一発鏡殴って
三回廻って煙草にしよう


男は決して気付きやしねぇ
金具手摺の庭にも愁花ってな
878kanon:02/04/26 20:27 ID:nqPULbWv
「夢」

断っておこう
これは単なる情景描写だ

美辞麗句で飾り立てられた
実にいやらしい

正に嘘だ
この感触は
嘘だと思ったんだ

空に
お前に
囁いていた

睦事を述べるように
独り
囁いていた


もう一度断っておこう
これは単なる情景描写だ

意味など有りはしない

だから
終わることも無い
879ははは:02/04/27 09:56 ID:???
「切なく、美しく、儚い愛」を探してどうするんだい?
実践する相手もいないのに。
880kanon:02/04/27 21:35 ID:???
>>879
う〜ん、スレタイトルはもう忘れちゃってください。
自分でもその時の波により、このスレを立てた時は無償に恋愛ものが書きたい時だったので
このタイトルにしたんです。
今はもう、自分でも無視しちゃってますし(笑
881kanon:02/04/29 21:33 ID:XkbMOu/5
「翡翠」

大地は掴まれる
光はとどかない

過去は白まる
緑は時を知る

この慕情は
音楽と共に
あなたに伝えるべきだった

882kanon:02/04/30 22:40 ID:JyeLgMqS
「世界奏者」

残月冷ややかに
風と生まれ出
緑が岩を波打つ

腕を振り上げ
気紛れな大気を宥める
それ思う故に

叢中脚を絡み
とも無しに聴こえる歌
痕は紺を宿す

少女は岩樹へ踊り出で
残光を失い始めた白月を
独り舞った

とても軽やかに
且つ繊細に美しく
ともすれば涙
独り舞った

883名前ハイラナイ:02/05/01 00:20 ID:i+EoMwPr
「大雨注意報」

満月の翌日、大雨が降った
晴れた朝、なにげなく覗いた川面
細い支流が出来ていた

数匹の魚が勢い良く泳ぎ
水面をパシャリ、パシャリと跳ねている

天敵もいない
プランクトンも豊富

魚は安心しきっている
一日経ち、二日経ち・・・
再び満月の夜がやって来た

魚は一匹残らず死んでいた

満々と水を湛えた本流
枯渇した支流

魚は知らなかったに違いない
太陽が水を枯らし、消し去る現実を
プランクトンが死滅する現実を

我が物顔で水面を跳ねていた小魚たち
儚い人生の幕切れ
月は全てを見ていた
そして太陽も



884kanon:02/05/01 10:45 ID:d+Z8S3+Q
「沙羅」

永く
この舌を護る雑草よ
俺は焼き払ってやりたいのだ

睦月に
一つずつ花開く泡
見上げれば
僅かに一日で

今こそ称えよう
お前は散るべきだ
散る故美しい

呼気来きつ 雨に薫る 一夜の華

夏は
もう其処まで来ている



5月の詩では無いですがご勘弁。沙羅、別名夏椿。6月頃に花咲きます。
885TI:02/05/01 20:11 ID:9P8Mn7Tc
今夜は 月は 見えないけれど
ぽっかり 月が浮かんだら
去年の10月のように 見えたなら

ふたりで 船出をしませうか

つき光で 草木は 陰になり
虫の音は しずかで

あなたの うなじの 薫りがする
ふしめがちに しだれたり
すこし まゆよせ おこったり
ほんに
生きている 薫りがする

僕は やっぱり
あなたが だいすきだ

なんだか 愛してる
愛をこめて 伝えている
886Takara:02/05/01 21:10 ID:???
ナタデココのような 鯨肌
じたばたしないで 今夜は月が南中
今日のディナー「テキ」やったステーキだ!
ビフテキマンセ 
魔法はちょっとしたトリップ そんな時には
一緒に低インシュリンダイエット
マカロニは野菜じゃないんだよ
寝起きは今日もカーニバル
887kanon:02/05/01 23:27 ID:jmuzZgnp
「嫌いなもの」

科学の物神化
能力の数値化と感情の具体化
根源追及の矛盾
価値観世界観の同一を求める奴
独我論信者のニヒリズムとエゴイズム

それらが無いと不安になる俺
何でもかんでも見限ってしまう俺
ここまで述べて矛盾してる俺

ここから永久に続いて行きそうな思考


つまり俺
888kanna:02/05/04 00:55 ID:mIztSoiR
ふと考えた
人は皆死を迎えるとどこへ行くんだろう
昔の人は天国や地獄と考えた
良い事をした人が行くという天国。
悪い事をした人が行くという地獄。

天国に行ける人なんているのか?
誰だって悪い事の一つや二つ在るものだろう
なのに
どうやって二つに分けるんだ?

分からない分からない

本当に天国と地獄があるのなら
俺はどっちへ行くのだろう

889名前はいらない:02/05/04 01:03 ID:/tPmFOvU
時間進むはたして時間はあるかあほ。
私は色水を移動させる忘れる
ピイからボンまで歴史の霧の中のただよう蚊の
ののののののののつながりはは
対比によって性格をあらわにさせる
びるばかぼん娘へ
890名前はいらない:02/05/04 10:59 ID:boXNppED


話題の伝言掲示板が期間限定で無料開放だって!
伝言をカキコしておくだけでレスはメールで返信されてくるらしい。
メル友をゲットするなら、今すぐにいこう!
このサイトのなかにあったよ。
http://snow.prohosting.com/magitec/
891kanon:02/05/04 13:57 ID:QnhOwZdt
>>889
上手いですね・・・。表現力だけなら神ではないでしょうか?
892kanon:02/05/04 14:38 ID:QnhOwZdt
「名前も無い想い」

緩やかに
様々に
思考を駆り立てる午後が
筆を執らせる

何かを逃がし
重ね

ガラスの器に
菫と斜光が折れ曲がる

耳を塞いで感じ取る
少し脆い部屋の空気

声がすれば
きっと俺は壊れるのだろう

そっとしておいて
そっとしておいて
893wildcat:02/05/05 01:05 ID:L1dS3ebs
>>888
 死をどう考えたら(認識したら)、少しでも楽になれ
るだろうか。っていうところから、全ての宗教は始った
のではないか、と思ってます。

 でも、そこに残酷な事実があります。天国も地獄も
見た人は一人もいないということですね。村上春樹の
作品の中に(確か、ノルウェーの森)「死は生の対極
としてではなく、生の一部として存在する」ってのが
ありました。

 つまり、これが私にとって、一番”楽な”言葉です。

 それにしても、すごい作品の数ですね。本が2〜3冊
は出せるんではないですか?
894名前はいらない:02/05/05 01:10 ID:???
死は生の対極
としてではなく、生の一部として存在する
895エリス:02/05/05 01:19 ID:???
>>894
短いけど深いね。
896いや、、:02/05/05 01:19 ID:???
ありがちだろ
897kanon:02/05/05 01:54 ID:jrBaMT+4
>>893
こんなレベルで本出したら哀れな目で見られるなぁ、多分(笑
どうも、今晩は。
生死については反対の考え方もあるのでは無いでしょうか?
「死は生の一部として存在する」では無く「生は死の一部(もしくは変異)として存在する」
という、この考え方の方が「生きる」ことの意味ではなくとも、価値を表せるかもしれません。
DQNな持論ですが(笑
898ももいろぱんだ:02/05/05 03:18 ID:???

だいすきな きみに
 あかい ばらを あげる
  きれいな りぼんを むすんだら
   はしって きみに あいにいくよ

だいすきな だいすきな
 きみに あげたい
  この あかい ばらの はな
   ぼくの この こころを そえてあるよ
899Nothing:02/05/05 14:08 ID:mnx6gJIi
扉が開かなくなった
いつからかずっと
鍵は持ってるのに
前は開いたのに
扉を叩いても
空しい沈黙
叫んでも
今は無駄な努力
振り返ると
別の人が鍵を持って立っている
その鍵なら扉は多分開くだろう
自分にはわかるなんとなく
この鍵が合う別の扉を探さなきゃいけないことも
彼はこの扉をもう開いちゃくれないことも

900kanon:02/05/05 17:10 ID:8W0fXmQT
「爪跡は消えない(900は譲らん!)」

三度目
だったか
彼女が言葉を遮るのは

次第に高鳴るエンジン音
軋んだ音をたてて扉は閉まる

単調に虚ろに
何処かを見ながら
彼女は否定した

「此処に居続ける必要は無いわ」

風化した陽光と嗚咽と
旅立ち

突然の砂嵐に掻き消された街
残像だけが宙吊りのまま

何処までも続く白砂の大地だけが
産まれた時から知る唯一つの景色

だった
901kanna:02/05/06 22:02 ID:Bw2p+/xu
「私から」

あなたに夢をあげましょう
とてもとても綺麗な夢
汚れ無き青い空
透明な水の湖
日の光が入る森
空気が綺麗だったあの頃
あなたの美しい記憶
902名前はいらない:02/05/06 22:28 ID:???
嗚咽
903名前はいらない:02/05/07 01:09 ID:???
ティムポ
904kanon:02/05/07 18:29 ID:CmX0S6jX
「沈殿」

宙を指した儘
俺は喘ぐ

翳翳る
海風が日華を
波と踊り立てて眩いばかり

この海は陸続き
船頭囲む煙に愛塗れ
飛込むには不快

唯一つ変わらずに
俺は存在していた
905名前はいらない:02/05/07 18:43 ID:???
翳翳る
906redDolly:02/05/07 21:43 ID:0jsmLYKt
「Dearエリス様」
貴方はジャスミンの優しい香りを纏い
呟くように愛の終わりを歌う

自分を偽り 他人を騙し
そうする自分を嫌悪し
しかし愛されたいと独白し
涙する自分を責めている

けれど
雨に打たれても
煙る空の向こうに
星空が在ることを知って欲しい
907dannyboy:02/05/07 22:01 ID:aLwx+BoQ
眠れないって思いながら、右に左に寝返りをうっていた。
部屋は暑くも寒くもないが快適でもなかった。
外では救急車のサイレンの音が遠くに聞こえていた。
となりで寝ているえみを起こさないように、そっとベッドを出たボクは
冷蔵庫から冷えた缶ビールを取り出した。
オンボロなホテルの一室。
エアコンがガーガーと悲鳴をあげているその下で、えみはスヤスヤと
寝ていた。昨夜の激しさがシーツに現れていた。
缶ビールを飲み干して時計をみると午前3時を廻っている。
物事を考える時間じゃないことだけは確かだ。
知り合ってからまだ数ヶ月だというのに、ずーっと以前から知り合いだったような
錯覚に陥っている。不思議な感覚だ。
そんなことを考えながらウトウトとしていると、えみが寝返りをうって
こちらに向いた。とても可愛い寝顔だ。
寝ているえみの顔を眉毛のところから人差し指でそっとなぞってみた。
いとおしさがこみあげてくる。
えみの寝顔を見ながらボクは思った。
「ボクはえみが好きになっている」と。
908TokyoZoo ◆gj/OnyWw :02/05/07 22:05 ID:???

嘘に嘘を重ねた虚像は
どこかに歪がひっそりと目立つ

その騙しの隙間を
埋もれ隠すように
散りばめられた
イミテーション達
卑劣なイミテーション達

でも誰もが渇ききって
明日こそのリストカットの夢
思いが思いこみを呼び
叫びが絶叫に変わる時
人はある場所へ逃げようとする

それしかなかった。その人は言った

誰もそんなこと知ったこっちゃない
だれがそんなことを理解しきれようか

ただ僕らは何もないだけのこの世界で
"とき"を潰すだめだけに生きている

ただそれだけの乾燥した毎日だから
当然満足なんて出来はしない 潤えよ

あるとしたならこの一行に託す
ほんのすこしでいい○○○○○
909名前はいらない:02/05/08 06:38 ID:???
名スレの予感
910名前はいらない:02/05/08 07:28 ID:???
909だけの名スレの余寒
911kanon:02/05/09 14:28 ID:Wuzfp3Yf
2ch長いくせに無知で少し恥ずかしいのですが、
皆さんが言われている“トリップ”って何ですか?
はたまたどうやって付けるのでしょうか?
912名前はいらない:02/05/09 14:34 ID:???
漏れは必要ないです。kanonは欲しいの?
913 :02/05/09 14:36 ID:???
なぜ?ホスィ?
914名前はいらない:02/05/09 14:38 ID:???
>>911
名前欄に文字入れる時、名前の後に、#←シャープ(半角)を入れて、
半角で適当に文字入れてください。例えば、
名前#3[skea/x@:(これは適当です)
って感じです。そうすれば、名前◆ACDG50iみたいに表示されます。
表示された内容からはパスワードを見破るのもめんどくさいし、
かぶる確率が低いため、騙りを防げるわけですね。
好きなトリップを付けたい場合、#の後ろにこれを入れればこの文字が表示されます、
っていうのを検索してくれるプログラムがあります。
初心者板の、トリップ関連スレで聞けば、多分教えてくれると思いますよ。
あそこは人も多いみたいですし。
915名前はいらない:02/05/09 15:35 ID:???
>>911
掲示板の一番上、クリックで救える命の下の方にある
2ちゃんねるガイド | FAQ |
読んだコトないの? なんで読まないの? めんどくさいから?
いい加減にしなよ。あんたの知りたい事はほとんどここに書いてあるよ。
トリップの付け方だってここに書いてあるよ。
詩版ってなんでこんな馬鹿イパーイなの? イヤになってくるよ。
916名前はいらない:02/05/09 17:57 ID:???
ネタだろって言うと厨房なのは解かっちゃいるが、、ネタだろ?kanonよ.
917wildcat:02/05/09 22:22 ID:Ap4vTBIl
>>897
なるほど、反対にしただけでなくて”変異”とう
言葉を持ってきましたか。さすがですね( ̄ー ̄)

 生きる価値は、死の変異体として存在する生の
中にしかないって、感じですかね。なんか、いいですね。
918kanon:02/05/10 00:17 ID:lzXbIYH2
>>912-914
有難う御座います。欲しい、というかトリップって何なのか素でわからなくて。
>>915御免なさい。次から気を付けます。
>>916
いや、ネタにあらず。本当に知らなかったです。
919名前はいらない:02/05/10 00:30 ID:???
お ぼ っ ち ゃ ま !!!!!!!!!!!


920名前はいらない:02/05/10 00:52 ID:8/CSNXqm
921kanon:02/05/10 22:26 ID:EejsdRMe
「第九」

未だ醒めやらぬ
血の噴気

外から見る余裕など無い
何を君に捧げればいい

喉を過ぎるは
ただただ咆哮ばかり

最大音量の誇は言う

歌というものを
人というものを
教えてやる



※一度、交響曲第九番第四楽章を音量MAXで聴く事をお薦めします。
言い表す言葉が浮かんでこない状態に陥ります。私だけかな?
922名前はいらない:02/05/10 22:28 ID:???
さすがにkanon様はいい趣味してますなぁ。
923ドン亀 ◆kKwXqDyU :02/05/10 22:43 ID:???
「大工」

俺は大工
恋するロマンティスト

俺は大工
二人の愛の巣は自力で作ったるぜ

第九は趣味じゃねーけどよ
マイクに向かって叫ぶぜ
大工のロックを叫ぶぜ

今はお前が好きだー!ってな
完成した愛の巣の屋根からな

畜生キラキラしてやがるぜ
向こうに見える海が夕陽に照らされて
俺の目の中でキラキラしてやがるぜ

見下ろせばお前が呆れてタバコふかしてるよ
いいんだ
そんなもんさ大工ってぇのは
924名前はいらない:02/05/10 22:46 ID:???
ドン亀よ。。

自分の詩は何点ぐらいだ?
925ドン亀 ◆kKwXqDyU :02/05/10 22:58 ID:???
>>924
12点ってとこだな。
926kanon:02/05/10 23:35 ID:???
>>923
格好エエじゃあないですか、亀のとっつぁん。
927kanon:02/05/11 00:01 ID:zw8rX9lV
「still raining」

淹れたての心が渇く日は
少し立ち止まって
濡れてみる

眼を開ける
ちょっぴり痛い

小生
拾陸年余りの範疇で
何を見限る事が出来ようか

時に
叩きつけていた雨は
久々に
優しく

想い出と未来が蘇る
928wildcat:02/05/11 12:37 ID:???
>>914
なるほど、親切にありがとうございましたm(_'_)m
(私もシラナカッタので、canonさんにも感謝)
929wildcat:02/05/11 12:40 ID:???
>>928
しまった、スペル違いますね>kanonさんでした

それにしても、哲学的なHNですね( ̄ー ̄)
930:TokyoZoo ◇gj/OnyWw :02/05/12 09:10 ID:YwgbDSoU

強烈な怒りなど瞬間的なものだ
耐えられなく 拭いきれ切れなく
魂を汚された屈辱は深く深く刻印されて
小汚い狭く悪臭のたちこめる部屋で
正常な撹乱が 確実な幻惑に
ギリギリの選択を余儀なくされる時

君 その苦悩の連続を断ち
君 誰にも理解されざる屈辱を
始めて踏み倒そうとする
煮えきれない社会に
あいまいな現実に

責任をしょいこめるほど
生きてきたからこその人生なら
尻拭いをするのは国家の役割

腐れ果て 何気ない満員電車の
1ドットに狂乱怒涛のウイルスを添付し
迷惑という偽善の言葉を破り棄てる時
始めて君の生きていた轍の蜃気楼が
やさしく微笑んでくれるだろう

善悪の境界さえなくなった今
今日も生贄と狩人の喜劇の幕あけ

繰り返され 楽しまれ 忘れ去られる
生き恥を知らぬハイエナたちは
しかたないことさと…ニヤリ
鼻で笑ってみせた

殺し合いだけのこの星は
なぜ丸いのよ? 
なぜループしてんのよ?

欲を捨て去る時 同時に欲に支配され
魂を競売にかける時
やっぱテメーらを
生かす理由などないと‥
ほざいてみても紀元前からのものだから
どうにも こうにも なりゃしねえさぁ
931Nothing:02/05/12 09:39 ID:j5DOg9TA
ありふれた自分がありふれた人を好きになり
ありふれた理由でありふれた恋を
ありふれたやり方で終わりにする
ありふれた朝にありふれたことを思う
ありふれたあの人との恋は決してありふれたものではなかった
けれど、ありふれた自分はありふれた恋だったと思いたいだけなのだと
そう忘れ去りたいだけなのだと
932名前はいらない:02/05/12 09:45 ID:???
みんな、カノンの詩はすごいっていってるけど
コテハン人気ランキングでは一票も入ってないという矛盾
933名前はいらない:02/05/12 10:14 ID:???
あのランキングは糞。なくていいです。ない方がいいかも。
934名前はいらない:02/05/12 11:22 ID:???
確かにあのランキングは
ただ単に話題性を呼ぶコテのランキングだね、>>933に激しく同意
935kanon:02/05/13 18:52 ID:TtQ2K7FM
「静の海より」

碧い斜光が
ただ延々と泳いで

揺れる壁の向こうは地獄だと
僕に教えられていた

僕は
あの碧い太陽に
笑い方を教えてもらったんですよ
ここにいればあの太陽は僕だけのものなんです
こんなに優しい太陽なんて
他に無い
んです

そして僕は
肌とは違う色光を恐れ

呼吸も忘れ
碧い笑みで腐敗した
936名前はいらない:02/05/13 19:02 ID:???
>>1
そろそろ新スレたてれ。
このスレ1000まで埋めて、速攻dat落ち決めて、読めなくするよりも
しばらくこのまま放置して、長期間、前スレとして参照できた方が
いいと思うが?
937名前はいらない:02/05/13 21:49 ID:???
+激しく同意+
938kanon:02/05/15 23:09 ID:???
>>936
ではそうさせていただきます。
タイトルは引き継がなくてもいいですよね?
939お節介だが、次スレ。:02/05/17 11:11 ID:???
>>939
感謝。以降次スレにて発表お願いします。
941シリウス ◆JYoXd4DM :02/05/19 09:35 ID:???
おや、新しいスレッドを立てられたんですね。
少しテーマが変わってる・・・どうしましょうか、
お客様もまだ少ないようですし・・・
わたしが訪れるのはもう少し後にしたほうがよさそうですね。
ちゃんとブックマークしておきましたので、定期的に覗きに来ます。では・・・
942名前はいらない:02/06/03 18:46 ID:???
どの位の頻度でやるべきか分っていないが保守!まだ落とさんといてー
943名前はいらない:02/06/04 01:39 ID:???
kanon よ、も、いっこキボンヌ。
944名前はいらない:02/07/03 22:45 ID:???

kanon!おま、何やってんだ。ゴルァ!
945955:02/07/08 00:20 ID:???
さうだったのね。俺ったら、めったなことじゃスクロールしないんだ。w ガンガレィー
946名前はいらない:02/08/30 23:52 ID:ZiS65PIG
今度、君で出会うときは、君の隣には君の恋人がいるんだよね
僕には分かるんだ。
君は僕の方が好きだから
君はとても危険なんだ
君に合図を送ったら
3秒間だけ見つめていて
947sage:02/09/20 19:44 ID:ZAOphaqt
94844歳の爺ぃ:02/10/10 20:29 ID:FMvVYbX6

君の腕の向こうが
僕の
水平線のすべて。

村上龍、、、だった
949名前はいらない:02/10/11 00:26 ID:MpQf9QDE
どうして悲しいの?
それは、あなたがいないから
震える手も凍える心も
暖めてくれた

どうして寂しいの?
それは、あなたがいないから
暖かな夢も生きる力も
あなたがくれた

今日は特別な日 約束 覚えてる?
待ち続けてるの でも・・・
私に降るのは、ただ雪ばかり

難民からコピペ
950名前はいらない:02/10/11 00:42 ID:DToB/l7m
【#58】 頑張れエボッチ殿
  基地外チョク     
エボッチ殿こんばんは!
わしも某掲示板で叩かれとるのだよ
しかし君にはかばってくれる後輩がいるではないか
わしにはそんな心の広い味方はいない
君はもっと反論すべきだ!
確かに敵は多すぎるだが君とワシが組めば
あの掲示板を潰す事など赤子の笑わせるより容易い事だ
明日からコピペ荒らしを実行しようーとおもうが?
管理人の事は心配するなヤツも同罪だ
今こそ天誅を喰らわす時だ
951てゅなんて ◆lPPe7D7dwE :02/10/11 15:55 ID:D6pJ8KWk
『涙で終わる』
涙の後には楽しいことがあたりまえのようにあるという
私の恋はたった今終わった、心に流れるエンドロール
私の名前が端を流れる、あなたの気持ちは他の女(ひと)のもの

舞台の上でライト浴びて、涙ばかりを演じていた
役名の無いヒロインをあなたに見せたくて・・・

気づいたときにはあなたに抱かれて、甘えて、別れていまに至る
あなたの夢は私の胸の中、鋭利なナイフで胸をえぐる
涙のサイズで悲しみを測る不器用な私はそれが出来ない

あなたの好きな色で塗った爪のマニキュア急いで消した
ともに消えゆくサマーデイズ何色にも見えない・・・

最後の歌が私を走らせ他の男(ひと)との愛を求める
枕に沈んだあなたの記憶が私の迷路に入り込む
苦手な笑顔を無理矢理つくり、出口を探してごまかしている

あなた以外の男(ひと)の腕で見る夢には光射さず
暗闇の中どこを歩けばいいのだろう・・・
傷ついたままあなたと離れて、どれだけの男(ひと)を好きになれるのかな
そんなこと言うあいだにもホラ、涙が溢れてる・・・
本物の笑顔で始まった恋なのに、涙で終わる・・・

涙の後には楽しいことがあたりまえのようにあるという
952:02/10/15 18:54 ID:DOnQYcqE
僕は
貴女につけた傷の深さを
悔やんで泣いた…

貴女は
僕をどこかにわすれてきた
自分のココロを叱って泣いた…

だけど
ふたりの頬を
流れる涙は

もう…
恋の涙ではなかった…
953てゅなんて ◆lPPe7D7dwE :02/10/18 02:25 ID:q16Muml4
         『at one's heels』
ハイヒールで背伸びした心をあなたに見透かされて
間に合わせの優しさを私に押し付けるの
「大丈夫」って手を差し伸べてくれた階段の途中
本当はこんな形であなたの気持ち知りたくない
シンデレラのようにあなたの心の中に残した
何色にも染まらない無垢で透明なハイヒール

 ★私を奪ってよ卑怯な手でも
  見なかったことにしてあげるから
  いい意味で私を汚して、私に触ってよ、いやらしい手つきで
  嫌がる素振りはしないから
  あなた自身で自由を与えて・・・
954てゅなんて ◆lPPe7D7dwE :02/10/18 02:33 ID:q16Muml4

ハイヒールがどこかで埃をかぶっては泣いている
醜い闇に弄ばされて泣いている
王子様のいない私の身体はボロを着ていた
それでも磨いている愛に純粋なハイヒール

 あなたを信じても、それが無駄でも
 幸せの延長上にあるのなら、私は突き進んでいける
 歩みの途中、階段があっても、
 あなたの手を借りず一人で私自身で運命を変えて・・・

あなたの後ろ姿 at one's heels

 後悔もあるよ、涙も流すよ
 傷だって手の届かないところに、ホラ知らぬ間に増えてきてる

★repeat

 裸足のままで、あなたについてゆきたい・・・
955名前はいらない:02/10/18 14:42 ID:1wkE2NQh
コトバは薄っぺら
コトバなんて信じない
ココロはゆらゆら宙に漂う
バーチャルな世界
すべてがまぼろし
貴方は私のすべて
956:02/10/20 20:25 ID:XlNuVBos
夢の中...
自分の一番願うことが夢になる
現実逃避なのかもしれない
ただ 夢でしか貴女と繋がれない
切なさと淋しさ...
夢の中で僕は貴女にこの花を贈る
…胡蝶蘭
その意味は...貴女を愛します...
957昨日を見よう:02/11/02 08:45 ID:aCIohb6j
世界中の誰よりも強く願えば
あの頃に戻れる気がしたよ

わかってるんだ
ほんちょっとのすれ違い
ほんのちょっとの勇気が出せなかった僕

世界中の誰よりも強く願えば
あの頃に戻れる気がしたよ

あの頃に・・・
958ハンパネー:02/11/19 03:38 ID:OMu0hv9E
 ” (゚Д゚)ハンパネー
http://news3.2ch.net/test/read.cgi/news7/1037382183/l50
959sage:02/11/26 11:54 ID:VnjMJyLD
960岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/03 10:40 ID:Xa73WIH5




ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。
961岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/10 16:25 ID:HSDxK5tR



お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
962青い風:03/01/10 20:05 ID:QcWXmhPZ
(想い出にできなくて)

くしゃくしゃに丸まったシャツを
拾い上げた その時僕は
夏がもう戻らないこと
So初めて 気がついたんだ
君が好きだった この窓からの景色
今は悲しく ポプラが揺れているけど

忘れる事が こんなにも
好きになるよりも つらいから
想い出なんて きれい事 言えるはずもない
 
どんなに どんなに 想っても
切ないだけだと 理解してる
思い出なんて きれい事 言えるはずもない
963オクリン:03/01/11 02:11 ID:BmA3AkuD
「温もり」
重ねた手から伝わる
あなたの温もり
孤独という名の
氷を溶かす
たかだか
36.5度程の情熱
964オクリン:03/01/11 03:51 ID:lPQMW5Jy
「温もり」
重ねた手から伝わる
あなたの温もり
孤独という名の
氷を溶かす
たかだか
36.5度ほどの
激しい情熱
965純♀ ◆Venus/0Oiw :03/01/11 04:20 ID:/h7KEknR
星の元に運命告げる
この心見透かすあの人
だけど どうして
この想いゎ伝わらないのでしょう

出逢った時から
ただ重なる想いを
胸に秘めるそれを
あなたに伝える事など
どうしてできるでしょう

人ゎ恋を諦められますか?
あなたならどうしますか?

問いかけるその意味に
どうか気づいてください

そう願う事しかできない
あなたがとても素敵すぎる人だから
966名前はいらない:03/01/11 05:20 ID:LpPUpIhh
967山崎渉:03/01/19 13:40 ID:33JLtwpT
(^^)
968名前はいらない:03/02/06 19:03 ID:xPOu4H80
エゴと情欲にまみれた貴様らの「恋愛」を偽るな!
http://book.2ch.net/test/r.i/poem/1004108958/
969青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/02/11 15:36 ID:l7V+oQWZ
魂が囚われ雅心を持つ全ての人に 今述べる言葉が目近く至るならば
その御感想の御返答を頂きたい 君達の主人「愛」の名により御願いする

夜の最初の3時間が殆ど過ぎて 全ての星が煌く時に
突然「愛」が私に現れたのだが その性は思い出すだに恐ろしい気がする

「愛」は片手に私の心臓を持って 両腕で薄衣をまとって眠る淑女を抱き
いとも上機嫌に見えていたが やがて彼女を揺り起こすと彼女は燃える心臓を恐る恐る食べたが
やがて「愛」は泣きつつ立ち去るのが見えた(ダンテ)
970名前はいらない:03/03/25 00:13 ID:RoaBK4nL
Trop de nuits passée dans des rue noires
Á chercher l'ombre de ton regard,
De nuits passée dans des couloirs
de metro ou d'aérogare,
De nuits perdues à resasser
Des images de mon passé
Et des souvenir de notre amour
prévu pour toujours...

君の眼差しの影を求めて
暗い通りで過ごした幾つもの夜
地下鉄や空港の通路で明かした幾つもの夜

僕の過去の残像を
永遠に続くと思われた
僕らの愛の思い出を
反芻するために失われた幾つもの夜

971970:03/03/25 00:14 ID:RoaBK4nL
タイトルは「眠れない6晩」
972名前はいらない:03/03/25 00:26 ID:t9t00nJI
無料の占いしています。
↓から、お越しください♪

http://www.ex.biwa.ne.jp/~mat/uranai/
973名前はいらない:03/03/25 10:34 ID:Pt3exD6N
ほら逃げて 痛いでしょう?
血が出てるよ
ねえ助けを呼んで 
叫べば きっと誰か来てくれるよ

何故 微笑んでいるの?
何故 私を見つめているの?

私が切りつけた傷
痛くないの?

何故 黙っているの?

私は貴方を
好きになっちゃいけないのに
もう
好きが止められなくなっちゃうよ
974名前はいらない:03/04/01 20:03 ID:QtwtGBW8
あきた。        
975消え行く女:03/04/02 00:29 ID:kRJWNSuI
「めかくし」
手探り 息づかい 獣の匂い

首筋熱く ため息

絡ませて 揺さぶって 繋がって

ここに居るって 伝えて

終わらないよう 刻みつけて、、、、
976昼酔軒@まだ見習い ◆Noon.k9qCE :03/04/04 00:30 ID:qmLrZeFj
桜が 咲いて 散って
向日葵が 輝き くすみ
コスモスが 秋を告げ 冬を招き
松の葉は 青いまま 雪に耐え
また
季節が一巡り
何かが増え
何かが消え
変化したのか しないのか
そんな景色を見ながら
私の心も見つめて
変わりゆくけれど
ただ そこには
あなただけがいない
それだけは変わらないだけ
977昼酔軒@まだ見習い ◆Noon.k9qCE :03/04/04 00:31 ID:qmLrZeFj
上とはまた別の女性です

あなたとの事は全て夢
あなたは
砂浜の白い粒達を
すくって すてて
掌に残った砂粒
「あなたじゃなければ」ではなくて
他の誰かでも良かった
それを心に言い聞かす
978堕天使:03/04/14 17:29 ID:PZZKf0Gx
979山崎渉:03/04/17 13:10 ID:h0xijIvJ
(^^)
980山崎渉:03/04/20 02:03 ID:tQHi8HIt
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
981↓ここEーYO!