【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ4【女体化】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
ここは、「もしデスノートの夜神月が女の子だったら」という妄想を形にするスレです。
エロパロ、原作変換ネタ、妄想萌えもバッチコイ。
職人さん達の降臨をお待ちしております。

元祖は2chマロン板(全年齢)
「もしデスノートの夜神月が女だったら」


【使用上の注意】
◆エロはあってもなくても(・∀・)イイ!
◆エロ有、エロ無を文頭に表記すること
◆SS等でカップリング要素がある場合も表記有ると親切かも
◆キモくても泣かない
◆ひっそりsage推奨。メール欄にsageと入れてみましょう。
◆自分語りは程々に
◆気に入らないSSやカプはスルー
◆荒らしや叩きに過剰に反応しない
◆キャラ叩き・CP叩き、「これは『私が』嫌だから禁止」発言厳禁
 苦手なキャラが話題の時は華麗にスルーしましょう。ここは大人のスレです。
◆神にしろシュチュにしろ同じく叩き禁止
 何一ついいことがない上に便乗嵐を呼びます


その辺をふまえてマターリ楽しくいきましょう
 なお次スレは490kbまたは950あたりで

女の子な夜神月を妄想するスレ まとめサイト
ttp://tsukiko.sakura.ne.jp/

前スレ
【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ3【女体化】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1184398362/
2名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 00:24:07 0
過去スレ
【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ【女体化】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1177846811/
【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ2【女体化】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1182587873/
3名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 00:30:03 0
>>1
乙!
4名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:45:21 0
>>1いつのまにやら乙
5名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 10:19:43 0
>>1乙です。
もう4スレ目か…

自分も含めてどんだけ月子に萌えてるんだw
6名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 12:12:38 0
もきゅ(。・ω・`。)? http://hiratsuka10.com/web/ht/2/deaihnote/
7名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 13:07:05 0
もう前スレ一杯になってたよw
前スレ>>978さんへのレスです。

ちゃんと「月子」(女の子化)なら良いんじゃない?
>>978さんは身バレ覚悟?自己責任で投下すれば良いんじゃないかな。

ただ「元がL月」だとすると('A`)ってなる人もいるかもしれないし。
8名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 13:36:59 0
>>1
乙です!
もう4スレ目って早いなww

前スレ>>978さん
自分も>>7さん同様に「月子」になってればいいと思うよ。
過去に元々L月なのを月子変換されて投下されてた作品があるのに気付いたけど
盗作というわけではなく、どうも同じ作者さんっぽかったし
ちゃんと魅力的な月子になってて面白かったしね。

それと、わざわざ「元はL月です」と書く必要もないと思う。
BL苦手が高じて、元ネタときいただけで('A`)となる人もいるかもしれないし
あえて書くと荒れる原因になってしまう可能性もあるしね…。
元がL月でもL月子となれば全く同じってわけでもないし
そもそも似て異なるものだから、個人的には月子作品投下は大歓迎です。
9名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 13:43:49 0
(゚д゚)ノ
ハイ先生!別の場所投下物からの女変換は一つ既出です
恥ずかしいので元が何とか詳しく述べませんでしたが
ビクビクしたのですが、ウヘァという反応がなかったので、胸をなで下ろしました
最初から女の子化したら良かった…
女の子な夜神月万歳
10名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:09:20 0
うん。元がL月ですって書かないでほしいな。
自分はこんなスレにいるくせにBL苦手という珍しい体質(?)だけど
書かれなければ多分気づかないからw
そういうのもあるだろうなとは思ってたし。
11名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:12:35 0
昨日の流れワロスw

前スレ978
う〜ん、私的には微妙かな
そのとあるサイトさんが許可してくれてるとかならいいけど
女変換で再投下って最初に言った方がいいかどうかも分からない
言って萎える人もいれば、言わない事でパクリと思う人がいるかも
しれないし、荒れる原因に成り得る
12名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:19:46 0
>>11
あ〜……まぁね
13名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:32:13 0
う〜ん。なら
「過去、別サイトにて既出の小説ですが、このスレ用に改定したものです。
パクリや引用などではありません」
との注意書きを頭に入れればいいかな?
元L月とか、元女性向だったとかは黙ってた方がいいと思う。

女変換の物があったなんて初めて知ったよ…
自分の読解力の無さというより、職人さんの腕だろうね。
ただこの流れの直後に前スレ>>978さん件の小説の投下は控えた方が良いかも?
ワンクッション置いた方が('A`)ってならずに済むだろうし。
14名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:37:09 0
前スレ978です。
いろんなご意見、ありがとうございます。
>>11様のおっしゃるとおり、『言わないでパクリ』と思われて荒らしを呼んでしまうのでは、と思い、皆様のご意見を伺わせて頂いた次第です。
盗作をアレンジして投稿し、大きく荒れたサイトもありますし、それが気がかりだったもので・・・。

BLサイトに投稿したものではなく、様々な小説を掲載しているサイト様に投稿したものなので、エロもないです。
BL五歩手前くらいの話で、月子にすればラブになるなと思ったので。
ですが先に言ってしまった以上、今投下させて頂くと荒れる要素になると思うので、しばらく期間を置いて投稿させて頂こうと思います。
いきなり妙な質問をしてしまって、申し訳ありませんでした。

ご意見、本当にありがとうございました!
15名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 14:49:53 0
>>13今見直したら説明一行ですませてたw
前978も何かまた萌えたら書いてねー
16名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 15:23:06 0
>>14さん
月子に萌えているのなら新しい小説も書いて欲しいな。
いつでも待ってるからね〜。
17名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 18:22:01 0
>>15
どれだったのか気になるけど…
思い出は美しいままにしておくw
18名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 18:42:57 0
>>17
うん。それがいいよw

>>14
投下してくれるの楽しみに待ってるよ〜。
19『熱い氷』:2007/08/11(土) 18:55:39 0
こんな暑い日にはやっぱりカキ氷だよね…と思ったら変なネタが浮かんだので小ネタ
として書いてみた。
※L月子・エロ無し・ギャグ※

『熱い氷』


「カキ氷というものが食べてみたいです」
「私が作るの?ワタリに用意させれば良いじゃない」
「ワタリは今重要任務を遂行中です。月子さんの手で作って欲しいのです」

我侭を貫く竜崎に根負けした月子はキッチンへと行き、(何故か用意してあった)手動の
カキ氷器にロック氷を数個投げ入れガリガリと削り出していった。
舞い落ちる雪の様に白く、砕かれた氷がガラス皿に降り積もっていく。
キラキラと煌めくカキ氷に、指を銜えた竜崎はそれ以上に瞳を輝かせていた。

「はぁーはぁー。これで良いでしょ。シロップは自分で選んでかけてよね」
「月子さんありがとうございます。初めて食べます」
「私、汗掻いたからシャワー浴びてくる。…全く何でカキ氷作るのに汗だくにならなきゃ
いけないのよ…」
「では月子さんのシャワーを監視しながらカキ氷食べますね」
「しなくて良い!バカッ!」
「わっぷ…!」
20『熱い氷』:2007/08/11(土) 18:56:09 0
言葉の終わりと同時に竜崎の持っていたお皿から削られた氷を鷲掴みにして、ニヤける
顔に投げ付けた。
突然の攻撃に対処しきれず氷を浴びるが、痛い訳では無く、寧ろ照れる月子が可愛くて
余計にニヤけさせるだけになってしまう。
これ以上は体力の無駄になるし、早く汗を落としたいので軽く睨みつけるだけにすると
踵を返して部屋を出て行く。
視界の端で背中を見送った竜崎は、視線を戻して眼前に並ぶ、青赤黄緑の少し毒々しい
彩りの瓶を見つめた。

幸せ気にカキ氷を貪る竜崎が、アイスクリーム痛で額を叩くだろうことを、シャワーを浴び
ながら想像した月子は楽しそうにそっと微笑みを零していた…


======
捜査本部がエアコン完備なのはスルーで。
翌日からはガリ●リ君か、白雪でも与えれば良いよw
21名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:14:47 0
>>19-20
ほのぼのしてて可愛いな二人ともw
22名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 19:40:11 0
>>20
乙!
二人とも可愛くてイイ!
汗だくになりながらかき氷作ってあげる月子優しいなー
最後の楽しそうな月子に萌える
23名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:58:27 0
>>20gj(;´Д`)ハァハァ
かき氷食べたくなったw
24名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:03:09 0
もう題名が合うどころじゃないですが、世情♪でエンディング。
設定は、下の都合良くおさまるエンディングに依拠。作者さんありがとう
(泳がせてノートを掘り起こす辺が、レムが憑いてたからビルに居るしかなかった筈ですがマァマァ)
ttp://lunar.littlestar.jp/stardust/english/DN/another_ending1.html
捜査員の名前違ったらゴメンなさい。発言者不明は適当に割り振って下さい(なんと適当な
25世情♪でエンディング:2007/08/12(日) 00:05:29 0
到着していた車の運転主席に模木が見えた。
「模木さん?…伊出さん…みんな」
家まで護送される月子に付き添ったのは一緒に捜査に携わった捜査員達だった。
懐かしさと共に以前の自分は彼らを平気で抹殺するつもりだった事を思い出して苦しくなる。
そんな月子の気持ちとは別に彼らとの間には暖かい空気が流れた。
「階段から落ちたって大丈夫だったんですか?」
松田が心配そうに聞いてくる。湿布が気になるようだ。
「うん、大した怪我はないの…皆本当にありがとう。ごめんなさい」
「いいんですよー。事件もなんだかグダグダに終わったし、前より忙しくないんですから」
「月子ちゃん名演技でしたねー」
「ああ、全世界がキラ少年の名演に飲まれたね」
「ていうか、火口の前は誰がキラだったんですかね」
「さあな…」
「また現れたらどうなるんでしょう?」
「また追うだけさ」
「あは、そうっすねー」
「でも、もうあんなのはゴメンだね」
「そうね、もうゴメンだわ…」
月子が会話に加わると、なぜか場が和む。
「これからどうなるんでしょうねぇ」
松田が呑気に言った。
「お前はもっと真面目になれよ」
「違いますよ〜世界がどうなるんだろうって事ですよ」
「元に戻るんじゃないかしら…」
「そうですね…」
しばし沈黙が支配する。
26世情♪でエンディング:2007/08/12(日) 00:08:33 0
松田が素っ頓狂な声を上げた。
「あれ?月子ちゃん指輪してる!」
月子の右手の薬指に鈍色の銀の輪が嵌められている。松田以外の全員がまさかという顔をした。
「ああ、これ?アメリカで拾ったの」
指輪など持っていないと言った癖に、そこで拾ったと言って無造作に手の平に輪を落とすと帰って行ったLの事を思い出す。
ポケットに入れたまま忘れていたのだろう。それともいつも持ち歩いていたのだろうか。
いつか、外すとビルが爆発すると言って指に嵌められたNASAの超合金の指輪がまた指に還ってきた。
NASAの超合金…本当だろうか?月子は訝しげに日に指輪を翳してみる。
松田がそんなのバッチいですよとか何とか言っている。
指輪の内側にはLの本名が彫り込んであった。
いや、彫り込んであるはずなのだが、超合金に文字なんか彫れるのだろうか。今度こそ本当に本名なのだろうか?
疑問が沸々と湧いて止まらない。
削って確かめる訳にもいかないし、などと考えていると、捜査員の一人がポツリと呟いた。
「私は…キラに殺されると思っていました」
月子がドキリとする。
「もう事件は終わったのよ」
「そうですね…」
「もうすぐお別れですね」
無口な模木が呟いた。
「寂しくなりますね」
「警察官と大学生じゃ接点ないものね」
月この言葉に、しんみりとする一同に松田が奇声を発する。
「月子ちゃんが警官になれば良いじゃないですか!」
吹き出す者二名程、残りが納得して頷く。
「何か変ですか?ねえ」
念を押す松田に月子は微笑んだ。松田が頬を赤らめる。
「まだ将来の事は考えられないの。凄く忙しかったし」
「そうですよねっ。まだ学生だし!」
「俺らよりずっと若いしな」
「ああ…まだまだだよ…」
「それにしても、月子ちゃん綺麗になりましたね…」
照れた松田の声に捜査員一同の意見がやっと一致した。
27世情♪でエンディング:2007/08/12(日) 00:15:13 0

実家に着くと車の音ですぐに家族が出てきた。
月子は色が変わったように見える家を見上げた。
色褪せたのだろうか。それとも自分が変わってしまっただけか。
「よく…帰って来た」
何事か喚きながら月子に抱きついた母と妹から離れ、総一郎は短く言って絶句した。
我慢しているのか、ひどく目をしばたかせている。
父に挨拶すると元部下の捜査員達は嬉しそうに手を振りながら帰って行く。
妹が泣きながら手を振っている。母はぺこぺこと車にお辞儀をしている。
「お父さん…」
やっと声に出すと月子は泣き出した。
謝ろうとする機先を制して総一郎が月子を抱きしめた。
「無事で帰って来てくれて良かった…本当に良かった…」
自分は戻れない道へ行く所だった。
網の目のように絡まり合う人間関係を断ち切って風穴を開けて、自分はどこに繋がるつもりだったのだろう。
月子はノートを持ち続けた自分を想像して恐ろしくなった。
すっかり暴君に変貌した孤独な権力者。何者も恐れず、何者とも繋がる事は無い。それに耐えられただろうか。
Lを、父を捜査員達を失っても。彼らをより良き世界の為の贄に?生け贄になるのは月子だったのではないか?
退屈な死神の一時の気紛れの為に。
Lが居なかったらきっと、月子は死んでいただろう。
遠からず、死んでいただろう。
月子は死にゆく自分を想像した。

(ここで、アニメの月死亡の回、再生オン)

ひどくLが恋しかった。
彼が居なければ月子の世界は歪む。真っ直ぐに立って居られない程に。
Lが恋しい。白い腕に黒い瞳に囚われたかった。胸が焦がれるように熱い。
そんな事を考えながら総一郎にしがみつくと、ふいに世界が暗闇に沈んだ。
遠くで母と妹が半狂乱で何か喚いている。父の月子を呼ぶ声が小さくなる。
世界が遠くなる。
月子は総一郎の腕の中で気を失った。
28世情♪でエンディング:2007/08/12(日) 00:16:52 0

月子は布団の中で目を覚ました。
何度も繰り返した目覚めの問を繰り返す。
ここはどこだろう。
答えを考えるより早く月子の心は弛緩した。
…ここは、家だ。
ぼんやりと見回すと周りで一家全員が眠っている。川の字が一本増えた格好だ。
安らかな寝息が三重唱になって聞こえている。
月子は安堵のため息を吐いた。
意識したことは無かったが、Lの側に居る時の微かな緊張感が無い。ただ包み込まれるように安らかだった。
ノートもなく誰も傷つけずに居れば、ずっとこの中に居てこの安心感さえ気づかなかった。

ノートを手にしたとき自分はどう思っていたのだろう。仮定の中で自分の過去を探っていく。
しかしすぐに、旋回し地の底に落ちていくような感覚に陥る。
月子は又深い眠りに落ちていった。
29名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:18:21 0
世情♪でエンディング
たぶんドラ右衛門ゼリーを食べるLの回で終わります。
長くなってすんまそ・・・
30名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:19:15 0
それと管理人さんいつも乙です〜
31名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 01:24:47 0
>>28様、乙です!
白月子、デスノートを持っていた黒月子を思うシーンに泣きます。
アニメの最後で月が高校生の自分とすれ違うシーンを思い出しましたね。
続き、お待ちしております〜。
32HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:30:56 0
本日カラオケに行っていたら、ふと『これって月子→竜崎じゃん』とか思いついたので、帰宅後に書いてみました。
L月子で、後半エロありです。少しでも楽しんで頂けると幸いです。

今度のHOTなStyleも相当スキない
冒頭攻めてく方向 抑えきれない衝動
範囲外で濃厚な蜜をもっと
いけない遊び 知ったら後に 
戻れない距離(Everyday your eyes on me)
揺れる Floor 上がる温度 聞こえる鼓動
You're feelin' you never never lower your voice

 「・・・竜崎」
 「何ですか、月子さん」
 「お前にやる気がないのは百歩譲って許してあげるから、私を放しなさい」
 不機嫌そうな顔で月子が竜崎にそう言ったのは、月子がキラ容疑により監禁され、それから開放されて三日ほど経った昼下がりだった。
 手錠で繋ぎ、片時も離れないようにしたこの男は、以後愛に飢えた幼児のごとく月子にへばりつき、彼女の作業を邪魔するのに勤しんでいる。
 「別に邪魔してるわけじゃないですよ。ただ、月子さんの抱き心地を堪能したいだけです」
 「今すぐ離れなさい」
 竜崎の発言後、月子は速やかに鎖が許す範囲を瞬時に計算し、竜崎を床に投げ飛ばした。
 「お、鎖のぎりぎり範囲だね。さすが月子さん」
 松田の感心したような声をBGMに、月子は何事もなかったかのようにキーボードを叩き始める。
 「この企業か・・・いや、違うか」
 背中をモロに床に叩きつけられたカエル・・・もとい竜崎は、自分など見てもいない思い人の足にしがみついて諦め悪く言った。
 「一回は一回です・・・月子さんの美しい肌を叩きつけたくはありませんので、一回のチュウで許して差し上げ・・・はうっ!」
 竜崎は最後まで言えなかった。
 月子の足が勢いよく上がり、己の頭上に華麗に舞い降りたからである。
 「うわ・・・見事な踵落としだね」
 目の前にアヒルが飛んでいるらしい上司を見て、松田がビクビクしたように感心する。
 「さあ松田さん、馬鹿は黙らせましたから、仕事を再開しましょう」
 にっこりと美しい笑みを浮かべて言う尊敬する上司の娘に、松田はこくこくと頷いた。
 (何というか・・・女王様だよな、ライトさんって)
 口が裂けても言えない、と松田は内心で確認すると、それでも鑑賞に値する笑みを見られたことを幸運に感じながら、仕事を再開するのだった。
33HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:42:11 0
「やっぱり、このヨツバが怪しいな」 
「まだ確定的じゃないけど・・・もう少し調べてからみんなに言うことにしましょう」
月子の提案に松田は頷くと、未だに気絶したままの竜崎に目をやった。
あれから三時間が経過しているが、頭を冷やすでもなく放置したままの月子に、松田は冷や汗をかいていたりする。
「あ、あの、月子さん・・・」
「ああ、そろそろ夕食でしたね。すぐにワタリさんが食事の用意をしてくれると思いますから、それまで部屋でゆっくりなさったらどうですか?」
にっこりと笑いながら言う彼女に、逆らうすべなどない。
松田はありがとう、と引きつった声で言うと、竜崎を見捨てて部屋から去った。
34HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:44:37 0
それを見送った月子は、大きく息を吐いて椅子から立ち上がると竜崎の両脇に手を差し入れ、ずるずると引っ張っていってソファまで連れて行くと、テーブルに置いてある紅茶の葉をポットに入れ、電気ポットから湯を注ぎいれた。
一連の作業を終えると、月子はソファに腰を下ろし、竜崎の頭を膝に乗せてやる。
「まったく・・・人前でするなって、あれほど言ったでしょ」
呆れたように呟いて、竜崎の頬をブニっと突っつく。
「すみませんね、月子さん。つい・・・」
「ついじゃないでしょ、この馬鹿」
起きていたのか、と驚きもせずに、月子は淹れてやった紅茶のカップを竜崎に差し出してやる。
「いつから起きていることに気づきました?」
「はじめからね。お前があれくらいで、気絶するはずないでしょ」
「おや、せっかくの名演技だと思ったのですが・・・」
月子から受取ったカップに砂糖とミルクを大量に放り込みながら、竜崎は残念そうに言った。
「隙を見せれば、私がキラの証拠を見せるとでも思ったの?」
「正解です。ですが隙にはならなかったので、ムダでしたね」
「いくら見せてもいいわよ、私はキラじゃない」
幾度も似たような問答を交わしていたので、既に慣れっこだった月子は無感動に紅茶に口をつけた。
甘い濡れた唇を見て、竜崎は紅茶と一緒に息を飲む。
「ですが、月子さんは別の意味で隙がありますね」
竜崎はそう言うと、欲望の赴くままに月子の唇に口付けた。
35HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:45:53 0
「んっ・・・!」
「やめろ、なんて言わないで下さいよ?本当にイヤなら、松田を追い出さないでしょう?」
内心で舌打ちした月子は、平手打ちでもって竜崎に応じた。
「いい加減にしてっ・・・!」
「もう何度、貴方と関係を持ったと思っているんです?私は『バラされたくなければ・・・』なんて脅したこともない。本当にイヤなら、貴方はそれこそさっきみたいに私を殴る蹴るなどして拒み通す・・・そうでしょう?」
「単に断るのが面倒だっただけよ」
「そうですか。ところで私、高校時代に貴方に告白した男性のことを調査してみたんです。そしたら何故か皆さん、その後ケガをして病院に行っているんですよね、例外なく」
「・・・偶然でしょ」
「陶酔して『無理やりキスをしようとしたら、月の女王様が蹴ってくれた』と教えてくれた方がいましたけど」
「・・・暇なの、竜崎?私の過去を洗っている時間があるなら、キラ事件のほうに本腰を入れて貰いたいんだけど」
「ごまかさないで下さい、月子さん。貴方は私を拒まなかった。こうして膝枕までして下さっている貴方の真意を、聞かせて下さい」
月子の腰に手を回して問う竜崎に、月子は言った。
「お前が放っておけないからよ」
「それだけですか?」
「うん」
そう答える月子に、偽りの色は見えなかった。

初めて関係を持ったのは、大学で会ってテニスをした翌日のことだった。
夜神総一郎が入院した翌日、竜崎は月子を図書室で組み伏せて抱いた。
この時の月子の目は酷く剣呑で、鮮血で彩られた鋭い剣先を思わせるものだったのを憶えている。
それでも彼女は拒まず受け入れ、その後幾度となく身体を繋いだ。
そして監禁時も、月子が開放を訴えるまでは誘うようにする彼女に抗えず、狂ったように月子を抱いたのだ。
36HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:47:06 0
退屈 時計仕掛け 芝居仕立て
回れ右 Go Away
守ってばかりじゃ Nonsense
どうせなら派手にきめて Once Again
理屈じゃないって たったの一回で
もうずっと回転(Are you ready step my way?)
平坦な Sunday から Monday 気の済むまで
You gotta jus' shake shake shake your body

 「退屈だわ、竜崎。何かやることない?」
 手足を拘束された状況で、良くぞ言えたものだと呆れた・・・いや、感心したといったほうがいい。
 「やることと言われましても、その状態では無理でしょう」
 「そう?お前が見張っていれば、いいと思うけど」
 そう言って妖しい笑みを浮かべた月子は、湿らせた舌でぺロッと唇を舐めた。
 「私はね、犯罪者が嫌い。そして、退屈は二番目に嫌いなのよ、竜崎」
 「・・・・」
 「お前も、退屈は嫌い・・・そうでしょう?」
 同類を見つけたことに歓喜したかのようなその瞳に、竜崎は堕ちた。
 次の瞬間、竜崎は月子の唇にむしゃぶりつき、彼女のズボンを下ろしていた。
 「あはっ・・・そうこなくっちゃ」
 襲われていると言うのに、楽しそうに月子は笑う。
 「カメラのスイッチは切ってありますから、思う存分声を上げていいですよ」
 「なんだ、お前もそのつもりだったんじゃない」
 半分だけは確かにそうだったが、まさか相手から誘われるとは思わなかっただけだ。
 竜崎は手の拘束だけは外さず、足を開かせた。
37HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:49:00 0
「んっ・・・ずいぶん焦ってるね、竜崎。溜まってた?」
 クスクス笑う月子は、心底この状況を楽しんでいた。
 「ええ、いつだって溜まってますよ、月子さん」
 いつまでも自分の元に来ようとしないキラ。
 お前がそうだと、自身のカンが告げている。
 それなのに、お前は手に届いたと思ったらすり抜ける。
 「やっと手に入ったのだから、好きにさせて貰いますよ」
 竜崎は低い声でそう宣告すると、月子の上着をめくり、乳首に吸い付いた。
 「あんっ!」
 途端に上がる嬌声に煽られて、竜崎は片方の乳首をこね回し、ひっきりなしにその声を牢獄内に響かせる。
 「お前、ホントうまいわね。私以外にも、そういうコトをした女の子がいたんだ?」
 クスクスとそう笑う月子は、自由になる足を竜崎の腰に絡ませた。
 「ほら、早く入れたら?まだ準備不足なら、私が口で手伝ってあげてもイイけど?」
 「どうしたんですか、月子さん。今日はずいぶんと積極的ですね」
 魅惑的な誘いだったが、これまで月子が自分からしてやると言ったことがなかったため、嬉しさよりも疑惑があがるのは、探偵の性か。
 「いや、ずっと離れ離れだったし、一時のお別れの挨拶代わりに」
 耳元に唇をつけて、月子が答えた。
 「お別れ、ですか・・・縁起でもない」
 「私がこうしている限り、そうなるわ」
 それだけじゃないだろう?と言いたかったが、竜崎は言わなかった。どうせイエスと答えるはずもない。ならば・・・。
 「せっかくの機会です。お願いしますよ、月子さん」
 竜崎は壁に背中をつけて座ると、月子の顔を自らのペニスに近づけさせた。
 さすがに初めて近くで見たのか、月子は少し驚いた顔になっている。
 「うわ、結構大きいのね。我ながら、こんなのを受けれていた自分を賞賛するわ」
 月子はそう言うと、竜崎のペニスをくわえてしゃぶり始めた。
 手を使っていないと言うのに、見事にツボを心得た口技に竜崎はイきそうになるのをこらえながら言った。
 「くっ・・・月子さんこそ、本当に初心者なんですか?慣れてますよ」
 「・・・さぁ、ね?」
 
38HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:49:58 0
月子は挑戦的な笑みを浮かべて、竜崎を責め立てる。
 「確かめたいなら、攻めて来たら?竜崎」
 「言いましたね・・・」
 じゅぽっと音を立てて、月子の濡れた唇から自身を引き抜いた竜崎は月子を押し倒した。
 そして自ら足を開いた月子の蕾へと、その切っ先を当てて一気に押し入れた。
 「ああぁんっ!」
 ひときわ強く上がる嬌声に煽られて、竜崎は激しく出し入れを繰り返す。
 「はは、やっぱりお前はいいわ、竜崎・・・!」
 嬉しそうに月子は感極まった甘い声を出して、竜崎を翻弄する。
 犯しているのか、それとも犯されているのか解らないまま、竜崎は月子の中に精を解き放つ。
 「ふふ、先にイったわね竜崎。あと少しだったのに」
 勝ち誇ったように月子は言うと、自身も達して甘い声を上げた。
 荒い呼吸がどちらからも溢れ出すと、竜崎は月子を抱きしめた。まるでどこへもやるまいとするかのように、力強く。
 「今日は楽しかったわ、竜崎。これだから、お前とのセックスはやめられない」
 「セックスは、ですか・・・他のことも評価して貰えると嬉しいのですが」
 がっくりした声だが、月子はクスクスと笑うだけだ。
 「お前が無事、キラを捕まえられたらそうしてあげる」
 「・・・いいでしょう、必ずキラを、この手で捕まえてやります」
 ぎり、と力を込めて宣言すると、さらに強く月子を抱きしめた。
 「・・・だといいけどね。まあとにかく、それまで“私”はお預け」
 そう言うと、せっかく抱きしめた腕を器用に身体全体で、月子は振り払ってしまった。
39HIDE & SEEK:2007/08/12(日) 01:51:25 0
「お預けって、どういう意味です?」
 「セックスはそれまでヤらないってコト。ただでさえ監禁で体力削られているのに、何度もされちゃたまったものじゃないもの」
 今回は特別、と妖艶な笑みを浮かべて月子は言った。
 「さあ竜崎、そろそろ行きなさい。キラを捕まえに」
 「・・・月子さん」
 「行け」
 短い命令に、命令されることが嫌いだったはずの竜崎はおとなしく従った。
 それを見送って、月子はクスクスと楽しそうに笑いながら言った。
 「一時のお別れよ、竜崎。“次”に会ったら、最後の晩餐代わりにまた抱かれてあげるわ」
 (そう・・・竜崎がこれから追うのは、私の影ですらないニセモノ。お前は鬼ごっこをしているつもりなのでしょうけど、私が今からするのはかくれんぼなのよ、竜崎)
  ハハハ、と黒い牢獄に、月子の笑い声が響き渡った。

 「そんな下らないプライドは・・・捨てる」
 (“私”はまた戻ってくる。その時こそ・・・!)
 お前を独占してやる。
 そう思った刹那、キラという名の夜神月子は眠りについた。

Wah Hit the floor"Bang, Bang"
足下"Bounce, Bounce"
It's time to bang, bang, bang your head
Ow 気付けば段々 病みつき"Bounce, Bounce"
It's time to bang, bang, bang your head
You wanna catch me (Hide&Seek)
You wanna catch me (Hide&Seek)
かなり Crazy (Hide&Seek)
This is another level
If you wanna get the real thrill
さあ Let's play カクレンボ
Boy You gonna try to find me

☆END☆
40名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 02:01:21 0
いろいろ見てたら、結構月子→Lの歌多いですね〜。
また歌を挿入して書いてみたいです。
駄文、失礼いたしましたー。
41名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 02:07:33 0
>>35病院送りワロス
ブラック女王月子(;´Д`)ハァハァ
42名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 11:10:53 0
>>29乙!
通常なら叶わなかった幸せな月子と夜神家だ!
原作でもそうだけど、Lって壊れていく月(月子)の最後のストッパーだったんですよね。

>>40乙!
月子黒いw妖艶ですね。処女じゃないだろこの月子w

先日からくだらない小ネタが妙に浮かぶのでまた懲りずに投下します↓
43名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 11:12:29 0
〜月子貧乳編〜
「私がLの名前を見る。私はあなたの目になる。だから…」
「だから?」
「彼女にしてください」
「…」(゚Α゚)
「…」
「……確かに髪は短いし背は高いし声も低い方だし…ぺたんこかもしれない。まな板とかよく言われる。
 でもね、さすがに男に間違われたのは初めてだわ…」
「え?」
「勘違いしないで。別に全っ然気にしてない。巨乳なんてバカみたいだし邪魔なだけよ」
「あの…」
「困ったことなんてないし、むしろ身軽で便利だわ」
「…」(´・ω・`)
---------------------------------------------------------------
「一回は一回です」ボギッ
ドタァァ
「…」
「…」ハッ!
「ぎゃぁ!ちょっとどこ触ってんのよ!!」バチーン
「…痛いですよ。何を言ってるんですか」
「しらばっくれないで!今、倒れた拍子に胸触ったでしょーが!」
「??え?今?…まさか…胸じゃなかったですよ」
「は?!胸だったわよ」
「ありえません。え、夜神さんもしかして男だったんですか」バキッ
---------------------------------------------------------------
「私は新世界の女神に、あなたは…私を守る騎士になってくれる?高田君?」
「夜神さん…」
(ふふふ、これで高田はもう身も心も私に落ちる)
・・・暗転
「…ん…高田君…」ギシ
「…あれ?」(暗くて見えない…ここかな?いや、でも凹凸が…)ゴソゴソ
(ちょ!『あれ?』って不思議そうにすんな!胸探すな!)
44名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 11:48:13 0
おお!
ひさびさにきたら、もう4になっていたとは!
不覚!
遅くてスマン、
>>1 乙であります!
使用上の注意の枠、増えたっ。
でも皆の意見を聞いて上手く取り入れて問題なしだ!
最近の荒れを嫌っていたからこういう丁寧な御品書きみたいなのは
嫌いではない。
俺も気をつけるよ。

本来のいつものようにマータリとした雰囲気が一番いいであります!
45名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 11:48:46 0
これもひさびさ。
神!!!!たくさん、キタ━ (゜∀゜) ━ ━ ッ!!
乙であります。

>>14
新しい神の投下、楽しみにしてる。

>>20
俺も昨日、カキ氷食った。
汗かきながらも作ってくれる月子。(;´Д`)ハァハァ
竜崎め、羨ましいであります!

>>>28
続きが気になる。
また書いてw書いてw

>>32
俺も病院送りになるな。
女王月子さま萌え。
俺もカラオケ行きたくなった。

>>>43

小ネタ大歓迎であります!
続き、また書いてw書いてw

神々、
月子萌えの一日にしてくれて乙であります!
月子バンザイ!

他の神もどんどん投下してくれ!
46名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 11:52:37 0
書き忘れたぁぁ!
管理人、神速更新乙であります!
47名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 14:12:31 0
>>43wwwwwww
48名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 18:12:07 O
>>43
面白すぎwwwww
月子不憫ww
49名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 19:07:36 0
>>43
ワロタw月子が不憫すぎるww
巨乳編もぜひ見てみたいw
5019:2007/08/12(日) 21:54:03 0
>>25様。乙です。
ラストへ向けて、直前の穏やかなひとときなのに、人々の心情は良い意味で激しかったですね。
月子の身体と心を考えればとても切なくなりますが、捜査員達や家族が温かく迎えてくれたので
良かったです。幸せはこんなにも身近にあるんだと月子を癒してくれるでしょう。
パパの腕で気絶してしまったのは泣けました。やっぱり月子(月)はパパが好きなんだなーと。
皆一緒に寝ているのとかも面白かった!本当に良い家族です。
月子には幸せになってもらいたい!続き、待ってます♪

>>32様。乙でした!
歌に絡めての作品って此処では初?
イメージソングな感じでより入り込めた気がします。
ツンデレ月子に萌え。黒女王様にハァハァ

>>43様。乙でした。
どんだけ貧乳だw
でもそんな月子もカワユス。


>>カキ氷話にレスを下さった方々、ありがとうございます!
あんまりカキ氷食べるとお腹壊すので気をつけてくださいねw

月子が竜崎の立場になっていたら照が汗だくで作っていた事でしょう。
きっと「すあくじょおおぉ」の舞のポーズで。

また何か書いたら投下したいと思います。
今夜は某流星群のクライマックスですね。天体観測をしながらイチャつく月子と照or竜崎とかも
やっみたかったです…
51名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 23:20:27 0
いいっすねお星様観測(;´Д`)ハァハァ
52聖体拝領:2007/08/13(月) 03:41:51 0
誰もいない隙にこっそり投下
変態照×月子(一応)。照のうざい一人称な上、6割は照の足舐めシーンというあたり、終わっています。

―――――――――――――――

 カーテンの隙間から外を覗くと、自分の泊まっているホテルから高田が出て行くのが見える。
 数十分後にはこのホテルを囲む物々しい警備も解除されるだろう。
 時計を見ると既に2時を回っており、
 10時過ぎにホテルに入った男女が関係を持つには十分な時間が経過していた。
 そんな私の様子におかしいところがあるのか、私にこのホテルに泊まるようにとの命を伝え、
 神と高田が関係を持っている間、私の部屋で林檎を貪り食っていた死神がくつくつと笑う。
「高田がホテルにいる間、月子のいる階にすら行けないって辛いよな〜」
「自分と密会している者が誰か外部に漏れないようにという高田の配慮だろう。
 最もそれに大した効果があるとは思えないが」
 既にSPK、及び日本捜査本部の一部は神――夜神月子をキラだと断定しており、
 彼女に対して休む間も無く監視を行っている。
 だが、神が高田との密会の為にホテルを利用するときは盗聴器による記録のみとなるため、
 高田を早く返し、盗聴器に以前録音した生活音を流せば、
 神はチェックアウトの時間までとはいえ自由に動くことが出来る。
 その僅かな時間で、神は私との面会を行うことがあった。
 高田を通しての指示だと、監察が不十分になるのは仕方なく、
 また私の独断専行気味な性格に懸念を抱いている神からすれば当然の行いであるため、
 この監察に不満を感じることは無かった。
 否、実を言うと神が私を気にかけ、こうしてお会いになってくれるという事実に喜びさえ感じていた。
 ただ神が私との面会を行う日に高田と関係を持つというのは初めての事で、
 それには少々戸惑いを覚えていた。
53聖体拝領:2007/08/13(月) 03:42:12 0
「しかし私との面会を行うなら、高田との密会時間を減らすべきではないだろうか」
「テルが月子に文句を言うなんて珍しいな。高田への嫉妬か?」
「純粋な疑問だ。下僕のために貴重な睡眠時間を削ることはないだろうに」
 私の言葉は死神にとって納得がいかないものらしく、彼は溜息を零した。
「……高田に抱かれた後会うなんて、テルへのあてつけしかないだろ」
「せめて試練と言え。神は私の忠誠心を試しておられるだけか」
「自己完結するなよ。お前を虐めるのが面白いってのもあると思うぜ」
「それが神の慰安になるのなら望むまでだ」
 この問答は死神にとって面白くないものらしく、私の動揺を誘うことを口走り始めた。
「俺がテルに月子のメッセージを伝えるのは、俺にとってメリットがあるからだ」
「確かにそうでなければ、お前が神と私との連絡をする筈が無いからな」
 電話やメールをすら自由に使えない神が私と連絡を取るには、高田か死神をを使うしかない。
 そして私との会見は高田の嫉妬心を煽るものであるため、密会にはこの死神を使うしかないのだ。
 幸い死神に対する捜査本部の監視は緩く、
 少しの間なら神の傍から姿を消すことがあっても怪しまれることはないそうだ。
「俺のメリットはテルが駄賃として買ってくれる高級なリンゴと、
今のように時間と人目を気にせずリンゴを味わえる空間だ」
「……確かに私との連絡をする際は、時間を気にせずというわけにはいかないだろうし、
神が高田と密会している時に林檎を食うわけにも行かないだろう」
「キラの疑いをかけられている月子が、1人になる時に俺への報酬(リンゴ)を用意すると怪しまれるもんな。
だからテルにリンゴを持ってきてもらうしかないんだが、ポイントは俺がこういう食べ方を覚えたとたん、
捜査本部でリンゴを食うことにストレスを感じるようになったということだ」
54聖体拝領:2007/08/13(月) 03:42:37 0
「林檎を食したことを切欠に、当たり前に思っていたことに罪の意識を覚えたということか」
 私も林檎――善悪の木の実を手に取り、初めての邂逅で神に裁きの基準を説いて頂いたことを思い出す。
「罪……ってほどのもんじゃないんだが、俺の言いたいのは月子も俺のように、
テルの所為で人生観が変わったんじゃないかということだ」
「神は林檎を食したわけではない。むしろ変わったのは私の方だ」
 林檎を口に含む。甘い蜜が口の中に広がった。
「ああ、月子がテルに教えてもらったのは林檎じゃなく、テルの味だもんな」
 死神はそういう意味で言ったのかどうかは知らないが、
 その言葉に淫らなものを感じてしまった私は思わず噴出しそうになってしまう。
 林檎を吐き出すことは逃れたが、口内に広がる甘さに、神に教えていただいた神の味が重なって仕方なかった。
 何とかそれを嚥下し、死神の方に眼を向けると、やはり腹を抱えて笑っていた。
 これ以上死神の罠にかかるまいと、屁理屈だと思いながらも反論する。
「神は神であって人間の女ではない。罪によっても堕ちることなどありえない」
 屁理屈では在るが、半分は真実だと考えていた。
 殺人によって世界を変えようとする神にとって、罪は徳でさえあると私は考えていた。
「月子は人間だぞー」という死神の声を他所に、私は神の部屋に向かう用意を始めることにした。
55聖体拝領:2007/08/13(月) 03:42:58 0
 死神の予想通りということか、神は行為の跡を残した肌の上に
 バスローブを羽織っただけという姿で私を迎えられた。
「……魅上、どう?」
 神が不安を込めた眼で私を見つめる。
「ご心配なく。SPKは相当に人員が不足しているらしく、
私についている尾行は目立つ上、簡単に巻くことが出来る男ですから。
それに今日は東京でのテレビ収録がありましたので、
このホテルを利用したことを知られても神との繋がりを悟られることは無いかと」
「……そう。部屋に入って」
 神は安全を確認すると、いつも下僕への褒美も兼ねて顔を綻ばせるのだが、
 今日は疲れが残っているのかぎこちない笑みだった。
 神は私を連れてソファに向かった。まず神が座ろうとされるが、ふと思いつかれたのだろうか
 悪戯っぽい微笑みを浮かべ、このような戯れを仰った。
「今回もいつもの密会を装ったから、しばらくしたら高田から連絡があると思うけど……
私を抱きながら出てみる?」
「いえ、高田に不信感を持たれるようなことはすべきではないかと」
「……冗談よ、本気にしないで。……魅上、足を舐めて」
 そう仰ると神はソファに腰を下ろされた。
 バスローブから除く脛や足にも高田との性交の痕がはっきりと残されており、
 普通の男ならそれを舐めることに屈辱を味わうだろう。
 だがこの行為で神が私の忠誠心を試しておられるのなら、
 また神が私を虐げることに悦びを感じるのならば、その命令に応えるのはむしろ私にとって喜びである。
 私は神の足元に跪き、爪先を躊躇い無く口に含むと、神が快楽を得られるよう執拗に。
 また神は高田との行為でお疲れであろうから、あまり大きな刺激は与えないよう優しく舌を這わせていった。
56聖体拝領:2007/08/13(月) 03:43:16 0
「高田が舐めた足を平気で舐めるなんて、本当にお前は忠実ね」
 私の愛撫によって肉体だけでなく精神も弛緩されたのか、安らいだ表情になった神にお褒めの言葉を頂く。
「神の命令に嫌なものなど、あるはずがありません」
 神の官能を途切れさせないよう、脛に口付けを繰り返しながらそう答えるが、
 本当は、先程のように神が求めてくる性行為だけは辛かった。
 行為自体には何の不満も無い。神の慰安のために奉仕するのは下僕としての本意であるし、
 それどころか神に奉仕する立場でありながら私はその行為にこの上ない安らぎと喜びを感じていた。
 これは私により一層の依存と崇拝の念を抱かせるための計略だという事実を踏まえても、
 感謝こそすれ、苦痛を感じるものではないはずだった。
 しかし私や高田の快楽と引き換えに、間断なく捜査本部の監視に晒され、
 その僅かな隙で我々の欲望を受け入れる神にかかる負担はかなりのものだろう。
 それなのに神がこのようなことをなさるのは、施しを与えないと我々が翻意を持つと考えているからであり
 ……私は神への忠義を伝えきれない自分の不甲斐なさが、
 そしてそれが神を苦しめる遠因になっていることが辛かった。
57聖体拝領:2007/08/13(月) 03:43:31 0
「ふふ、少しは高田に嫉妬してくれるかと思ったんだけど」
「嫉妬など……むしろ神の愛を求めながらも、利用されるだけの彼にはある種の同情さえしています」
「利用されているだけなのはお前も同じでしょう」
「私はこうして神のお役に立てられれば……他に望むことなどありません」
 そんな私の返答に、神は苦笑されたが当然だろう。
 以前私は神を汚す苦痛に耐えられず、神の誘いを拒否し、恩寵が無くとも忠誠は変わらないと進言したが、
 それを聞いた神は足先で私のものに触れ、それだけで反応を示した私のものを差し、
 その身体で言われても説得力が無いと嗤われた。
 それでも神の信用を得るべく、頑なに頭では拒んだが、どうやら身体と頭は別物らしく、
 身体はその後も続く神の愛撫に素直に答え、挙句心までも身体に引きずられ、
 最後にはいつものように神を汚してしまった。
 ……その時の神の「口先で忠義を語られるより、こうして身体で縛ったほうが信用できる」という言葉に、
 神の孤独を感じ、それを埋めて差し上げたいと思ったのはやはり不遜だろうか。
58聖体拝領:2007/08/13(月) 03:43:48 0
 そのようなことを考えていたからだろうか。私を見つめる神の眼が何か言いたげな
 ――犯行を否定しながらも本心では供述したくてたまらない被疑者のそれに良く似たものになっていることに
 長らく気がつかなかった。
「神、何か仰りたい事がありましたら仰って下さい。下僕には遠慮など不要です」
 即座にそう申し上げる。神も人の子として鬱積を溜め込むことがあるだろう。私はそれを晴らしたかった。
 それが人が持つにしては醜いものであったとしても、
 神から放たれるものであれば喜んで受け入れる用意があった。
 ましてや神は、理不尽な弾圧を――革命を起こす前の英雄が受ける弾圧を味わっている最中なのだ。
 人として当然の事すら言えないことがあるだろう。
 下僕の突然の言葉に驚いたのか。神は一瞬目を見開いたが、すぐに冷笑を浮かべて仰った。
「そうね……大した事じゃないんだけど。魅上は結婚を考えたことがある?」
 その言葉は嘘だと感じた。神は弥や高田と口先とはいえ婚約をしているものの、
 かたや同性、かたや処分する予定の男。
 神にとって結婚が現実的ではないのはもちろん、どこか陰のある笑みがそれを物語っていた。
59聖体拝領:2007/08/13(月) 03:44:07 0
 ……だが真偽が分かっても神の真意が読めない以上、問いには正直に答えるしかないと考えた。
「はい。私どもの年齢に達すると所帯を持つ同期も少なくないため、
必然的に将来設計の一環として考えるようになりました」
 この答えは神にとって不満なものであったらしく、僅かに眉を顰められた。
「そう。結婚についてはどのように考えていたの」
「尊敬に値する女性を伴侶に選び、彼女と共に社会貢献に務め、新世界を担うに相応しい子を育てる。
そのように考えておりました」
 神がこの答えに不満を持っているとは知りながらも、その理由が分からない私は
 恥ずかしながらも正直に答え続けるしかなかった。
「……尊敬に値する女性、ね」
 神の不貞腐れたような物言いで、やっとその理由が明らかになった。
 一時とはいえ結婚と言う形で神以外の人間に尽くすことを考えるなど、
 下僕、それも幼少の頃より神の恩恵に預かり、敬愛の念を抱いてきた下僕としてはあるまじきことだろう。
60聖体拝領:2007/08/13(月) 03:44:25 0
「し、しかし、それは神に力を賜るまでの話で、新世界創造の恩恵を受けるのみならず、
その一助となれると知った後は、神以外の者のために生きようなどと思ったことはありません」
 今までの失言に――正確には神の下僕不信を強めたことに恐怖した私は、
 愛撫が疎かになっていた神の脚を再度抱え込み、舌を擦り付けるようにして舐め出した。
 逆効果だと知りながらも、反射的にこのような態度を取ってしまったことで、
 今更ながら自分は動揺に弱いと感じてしまった。
「力ね……。そういえばノートをくれてやっただけなのに、何時の間にか眼の契約までして」
「はい、私の寿命の半分などでより一層の貢献が出来るのならと、死神から説明を聞いた時に願い出ました」
 今までの失言を取り戻す好機だと思った。神に媚び諂う気持ちからではなく、
 神のためなら自らの命さえ惜しくは無いという本心を伝えることが出来る――そういう思いだった。
 だが、神は不満どころか、傷ついたような表情をされた。
 私の言葉も、神の眼に映る姿も、神に尽くす喜びを伝えているはずなのに。
 そして神の眼に映る自分も、いけないとは思いつつ、神の意志が分からない不安から表情を歪ませていった。
61聖体拝領:2007/08/13(月) 03:44:44 0
「ああ、心配しなくてもいいのよ。お前が女に現を抜かせるような状態ではないことは分かっているから」
 そんな私の姿を見て、神は哀れむように、投げ捨てるように仰った。
「はい、代行者としての役目を賜っている今、
不用意に他人を近づけるようなことはしてはならぬと承知しております」
 事実哀れみを受けるほど、私は混乱し、問いに対して愚直な回答をするしかない状態だった。
「……それもあるけど、お前の性格からして、
私を抱きながら他の女と関係を持つような不貞は出来ないと考えたの」
「え?」
 思わず間抜けな声を出してしまった。不貞という以前に神以外の女に懸想するという概念自体を
 神との邂逅を切欠に忘れてしまったことに、今更ながら気がついたのだ。
 衝撃に言葉を詰まらせた私の考えを代弁するような神の言葉に、頭は混迷を極めた。
62聖体拝領:2007/08/13(月) 03:46:49 0
「冷静に考えれば、私達の間に恋愛関係は無いから、恋人に操は立てられるという考えもあるわね」
 そう、冷静に考えれば、神のためになるのなら他の女と関係を持つことを考えてもよいはずだ。
自分は神のためになるのならどのようなことでもすると誓ったはずではないのか
それなら神以外の女を抱く苦痛にも耐えるべきではないのか
神を抱くのは辛いのに神以外の女を抱くのが辛いのはおかしいと思うが
しかしそれで他の女に愛着を持ったとなれば神への忠義が揺らぎかねないいや忠義が揺らぐことはないのだが私を身体でもって縛りたい神はそう判断しているはずそもそも神にとってデメリットが大きすぎるなのにこれを暗に勧めるのは何故なのか……。
 この頭では、一つの疑問を口に出すので精一杯だった。
「……他の女を抱いたほうが、よろしいのでしょうか」
 それを聞いた神は、奉仕している私の唇や指を跳ね除けるようにして立ち上がると、部屋を出て行こうとした。
63聖体拝領:2007/08/13(月) 03:47:05 0
 私の唾液でぬらぬらと光る神の脚を見て、奉仕のつもりが、
 何時の間にか穢す行為となっていたことに気がついて愕然とした。
 だがそのお陰で、私の頭は幾分か落ち着きを取り戻すことができた。
 今日の神の短絡的な言動は恐らく精神的な疲労によるものだろう。
 ならば私は神の安息のためにそれを受け入れ、慰めれば良いだけ。
 今の下僕を突き放すような――神にとって不利な言葉に、きっと意味など無いだろうから。
「……抱きたいのなら。私にはお前を止める手段も理由も無いわ」
「私は神の召すままに。ですが私には神以外の女に奉仕したいという欲望はありません」
 それは真実であり、慰めの言葉。
「はは、それが本当なら哀れなことね。そう仕向けたのは私だけど」
「私を哀れむことで神が満足できるのでしたら、思いのままに。
ですが私自身はこのことに喜びすら感じております」
64聖体拝領:2007/08/13(月) 03:47:38 0
 私の言葉を聞いておられるのかいないのか、神は寝台に近づくとそのまま倒れこんだ。
 神はお疲れなので、今すぐにでも眠りたいのかもしれないが、
 高田との行為で乱れ、汚れたままの寝台では不快感を覚えるだろうと、
 ベッドメイクの必要があるかどうか窺うべく私も寝台に近づいた。
 そこで神に袖口を捕まれた。
「……ねえ魅上、お前はどんな私を抱きたいの」
「抱きたいというのとは少々違いますが、どのような神も崇拝し、この身を捧げるべき対象であると考えております」
「そう。なら行動で示して」
 そう仰ると神はを袖口から手を離されたが、この言葉と私を見つめる瞳
 ――哀しげながらも何故か欲情を煽る瞳によって、私はこの場から動けなくなっていた。
 続く言葉に、思わず息を呑んだ。
「汚れたベッドで、汚れた私を抱いて。
――穢れた神を受け入れて」

―――――――――――――――
……つづく……のかしら。一応〆。
65名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 11:07:03 0
>>64
乙!
変態照って言ってたけど、そんなに気にならなかった
話の雰囲気が良かったせいかな
それにしても月子のセリフや描写がいい
66名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 13:32:54 0
>>52様。全力で乙!
ってか、続きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!ww
滅茶苦茶上手い文章に引き込まれました!!言葉選びも綺麗でドキドキした。
>>65さんと一緒で変態とかは思わなかった。寧ろ照なら脚舐めなんてデフォだとw
月子と逢うまでのリュークとの遣り取りや設定、月子との会話…イメージを崩す事無く
理想的なストイック主従(例え肉体関係はあっても)で、本当に面白かったです。
照が格好良い。空回りしているところもツボですw
自らの意思で眼の契約をしたというのも好きな設定だったので個人的には嬉しかった。

物凄く良い関係でとても理想的です(個人的意見ですけど)
「エロ」と言うのも憚れる程綺麗な表現!あなたが神か!!!!
続きが楽しみです。主従イイよ主従w
67名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 15:02:47 0
>>64
うん。面白かった。
月子も照も原作のイメージに近かった。
乙でした〜。
68名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 16:14:35 0
>>64
GJ!
これは続きを期待してしまう
照もイメージ壊れてないし、月子もかなりよく書けてると思うぞ
69名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 16:23:37 0
>>57性欲ミカミン(*´Д`)ハァハァ
70名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 17:51:28 0
>>64
主従照、面白かったです!
確かに続き期待してしまいますね〜。
脳裏に椅子に座って足を差し出す月子と、床に跪く魅上が練成vv(´Д`)
『貴女がそれを望むなら』・・・グハッ!(悶)
71名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 22:29:13 0
乙です。
魅上とリュークの会話とか面白かったです。
魅上も足舐めだったけどかっこいい感じしましたし、月子もS過ぎない妖艶な感じで
素敵でした。
続き書けたらお願いしますw
72名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:58:33 0
まとめサイトが珍しく更新されてないね。
管理人さん忙しいのかな?いつも神速だから心配になっちゃうよ。
小説もそんなに速くは流れないと思うから無理して更新しなくても平気だと思う。
お盆はサイトも休止しても良いんじゃないかな?

いつも管理お疲れサマです!
73名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 00:22:07 0
お盆休止もゆっくり更新も神速も、管理人さん当人の決めることなので
少し時間に幅が出たくらいでこっちがどうこういう立場ではないとは思うが、
もし普段から無理が出そうな程がんばって神速更新されてるなら
もっとゆっくりされても構わないと思いますよ、と言ってみる。
管理人様、本当にいつもお疲れ様です。ありがとうございます(´人`)

…というかこのスレ、投下率もまとめ更新も平均よりかなり早い方だと思うよw
74名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 02:01:44 0
夜中にこそっと投下させて頂きます。
やっぱり夜は涼しいから筆が捗るvv昼は寝てます。
歌で月子第二弾、『修羅場』です。


75修羅場:2007/08/14(火) 02:05:19 0
短夜半夏、嘘を眩むとぞ
疑うなんて 浅ましいです

陽のもと認めた あの腕の白さまで
忘れたら・・凍えずに温まるのか
一層此の侭 通わないとて構わない

「月子さんがキラです」
そう言い続けているくせに、この男はどうして私を抱くのだろうか。
大学で初めて顔を合わせて、私を無理やり抱いて。
私が自ら監禁された時も、私を放さないでいるほど執着しているのに、この男は私がキラだと言う。
だから、私はこう言い返す。
「私はキラじゃない」
解っている、こいつは絶対、何度言い返しても私をキラだと言い続けると。
でも、だからこそ気になる。
聞けばどんな答えが返ってくるのか怖くて聞けなかったけれども、私は耐えられなかった。
どこか気の乗らない情事の後、私はミネラルウォーターを口に含みながら尋ねた。
「竜崎・・・竜崎は私がキラだから好きなの?それとも、私が好きだから私をキラだと言うの?」
予想では、おそらく前者だと思う。
正確には、私をキラだと思い込んで、その幻影に恋しているのではないかと思う。
こいつの中のキラは、私と同じ性格をしていて、私のように人目を引く顔立ちをしていて・・・だから、私がキラだと思っているのではないのかと。
竜崎は私の問いに一瞬驚いたような顔をした。
76修羅場:2007/08/14(火) 02:06:04 0
 常日頃同様と言うものを見せないこの男の顔は、どこかおかしかったから、私は思わずくすりと笑ってしまった。
 「・・・何がおかしいんです?」
 「いえ、お前の驚いた顔が、面白くて」
 くすくす笑う私を見て、竜崎は不機嫌そうに顔をしかめた。
 それを見て、私はさらに楽しくなって笑い声を高くする。
 「悪かったですね」
 ふいっとそっぽを向く竜崎は、いつもより何だか子供っぽい。
 そういえば私が監禁から開放して以降、そうやって私に甘えてくるようになった。
 「すねないでよ、竜崎。謝るから、さっきの質問に答えて」
 打って変わって真剣な口調で再度問う私に、竜崎は言った。
 「そうですねえ・・・改めて問われると難しいんですが、たぶん両方でしょうね」
 「は?」
 そう返してくるとは思わず、私は思わず聞き返す。
 「始めに貴女を抱いたときは、間違いなく前者です。貴女がキラだから抱いた。
 でも、今は違います。だって、今の貴女はキラじゃない」
 「・・・・」
 「気づいていないんですね。今の貴女と監禁前の貴女は、まるで違う。
 態度や仕草は同じでも、目の輝きが違います。
 どう違うと言われると説明しがたいんですけど、あえて言うとしたら今の貴女はダイヤモンドで、キラである貴女はビジョン・ブラッドを思わせるルビーでしょうか」
 ビジョン・ブラッド。鳩の血の色と呼ばれるルビーは、最上級のものとされている。
 血を連想させるたとえに、私は不愉快になった。
 「何よそれ。訳が解らないわ」
 「はい、私も自分でもそう思います。ですが、説明するとしたらそんな風になってしまうんですよね・・・でも、これだけははっきりと言えます」
 竜崎は私の腕を掴み、ベッドに押し倒すとその上にのしかかりながら言った。
 「貴女がキラです。今の四葉にいるキラなど、粗悪な模造品ですらないガラクタに過ぎない。
 貴女がキラです・・・私だけの、キラなんです」
 「お前だけの、キラ?」
 「そうです、私のキラ・・・」
 自分の台詞に寄ったかのように、竜崎は私に口付けた。
77修羅場:2007/08/14(火) 02:07:18 0
(やっぱり、そうなんだわ)
 私はその口付けを受けながら、私は思った。
 この男はキラだから私を好きになった。
 そして今のキラではない私など、見てはいない。
 竜崎は見ているのは、私の中にいるというキラなのだと。
 つまり、私は失恋した。
 そしてその原因は、自分でも解らない、自分のせいだった。
 「・・・シャワー、浴びてくるわね」
 シャワーの時だけは、この男も手錠を外す。それは父を始めとする捜査員が、断固として譲らなかったから、嬉しかった。
 私は早足でシャワールームに入ると、蛇口を捻ってお湯を浴びる。
 その中で、私は床に座り込んで泣いた。
・ ・・もっとも、それは認めたくはなかったのだけれど。

 何方かに会えば 記憶を奪取まれよう
 喉を使えば 貴方が零れ出で溢れよう
78修羅場:2007/08/14(火) 02:08:36 0
その翌日、私は何事もなかったかのように竜崎と手錠を繋いで捜査本部にやって来た。
 今日は四葉キラ・火口を捕まえる日だったから、皆準備に余念がない。
 怖いくらいに全て予定通りに進み、とうとう火口が逃走を始めた。
 そしてとうとう火口を押さえ、彼が告白したキラの殺人道具。
 「本当・・・だったんですね。死神がいた・・・」
 竜崎の呟きに、私は慌てて竜崎の持っている黒いノートに手を伸ばす。
 “DEATH NOTE”と書かれたそれを、竜崎は一瞬私に渡すまいとした。
 けれど、彼はすぐに、私に手渡す。
 そのことに、今度は私が躊躇した。彼の狙いが、はっきりと解ったから。
 「竜崎・・・」
 「・・・どうぞ、月子さん」
 ああ、やっぱり、この男は私を見ない。ならば。
 (・・・解ったわ)
 それほど会いたいというのなら、好きにするといい。
 (キラに会わせてあげる・・・お前のキラに)
 私は目を閉じて、ノートを受け取った。
 そして視界に飛び込んできたのは白い死神と、確かに赤い瞳で私を見ている、私と同じ姿をしている女。
 『ふふ、お疲れ様、“私”。お前の役目は終わったから、もうお休みなさい』
 ああ、竜崎は本当に、私をよく見ていた。
 確かに私はキラだった。誰一人として気づかなかったことを、あの男だけが。
 私は笑った。笑うしかなかった。
 その瞬間、キラが私を押しのけたから、私は外に出された。
 キラが笑う。
 『計画通り』 
 竜崎がキラを見ていた。
 そして、確かにはっきりと笑ったのを、私は見た。
 それが私が見た、最後の竜崎の姿だった。

 是以上識りたくなどない
 一層此の侭眠って居られたら好いのに
 噫!貴方の首筋が
 きっと現在はもう真っ白く透き徹って居る
79修羅場:2007/08/14(火) 02:14:26 0
今回は白月子です。
『HIDE & SEEK』と微妙にリンクしてます。
次はL→月子をしてみたいんですけど、これといったソングが思い浮かばない・・。
アニソンに偏りすぎな自分は負け組。
頑張って探してきますー。
80名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 02:43:32 0
>>78
乙!
あくまでもキラしか見ていないLがそれでも好きな白月子セツナス
黒月子、L、白月子の三角関係って実はすごく萌えてたんで
こういう小説が拝めて嬉しいよー!

個人的には天野月子の「月」がL→月子ソングだとオモ
ついでに同「龍」は月子→Lソングっぽい
「竜」崎と「月」子、タイトルもほぼそのまんまなのが更にすごいわけだけどww
81名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 12:46:04 0
>>75様、乙でした。
両想いなのに、片想いになってしまう月子が切ない…
自分がライバルなんてシャレにならないねw
キラに嫉妬しながらもLの為って感じでキラになるのも切なくてイイ!

アニソンでも普通の歌手が歌ってたりするし、偏見は無いので自分で合ってると思えば
それで良いんじゃないかなー?またの投下、待ってます!
そして管理人さん更新お疲れさまです!
82名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 17:04:25 0
>>78(;´Д`)ハァハァおつです
白黒Lで三角関係よく出てます。月子の二重人格的な描写も面白かったです
83名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 01:04:01 0
>>78GJです!
黒、白と完全な二重人格っぽくて面白かった!
わかった上でノートを触る白月子が切ない。
竜崎のバカがぁ!と殴りたいw
84世情♪でエンディング:2007/08/15(水) 15:16:05 0

「ぴろりろ〜りろ〜、ぴろりろ〜りろ〜」
鞄の中で珍妙な音楽が鳴り響いた。
いつの間にか見たことのない携帯電話が入っている。
月子はLだと直感したが、少し緊張して電話に出た。
「はい夜神です」
「毎日ですー」
嗜好に関してはどこまでも我が侭なあの男が電話口であからさまな偽名を名乗った。
「竜崎ね…」
「わかりますか?月子さん。いきなりですけど青い猫のゼリーが食べたいんです…買って来て下さい」
「猫のゼリー?あれのこと?別に良いけど」
「じゃ迎えを遣りますから。明後日に」
ふと月子はあの絵柄が猫であることを何故竜崎が知っているのか不審に思った。
あの造形が猫。詳しすぎる。
「竜崎さ…本当は埼玉県人なんじゃないの?」
「そんな訳無いじゃないですか。ゼリー沢山お願いしますね」
あっさり否定して唐突に電話は切れた。
85世情♪でエンディング:2007/08/15(水) 15:18:12 0
ノックをする前に竜崎がドアを開けた。
「ゼリー買ってきたよ?」
覗き込んだ竜崎は月子を中に引き込むと腰に腕を回した。
「りゅ……んっ…」
月子は両手に荷物を持ったまま腰をゆるく拘束された。
いきなり唇を重ねるとすっと唇を舐め角度を変える。すぐに深く舌を割り入れてきた。
口を開けた月子に何度もキスしながら脇腹から腰にかけて服の上からもどかしげに撫で、セーターの下のシャツとTシャツを引っ張り出す。
ローウエストのパンツから突き出た腰骨を掴むと、竜崎は不思議そうに首を傾げた。
「何でこんなに厚着なんですか」
「冬だから」
「…そうでしたね」
また唇を重ねると、片腕ですっかり抱き込んで肩を掴み片手で服を捲り上げ始める。
「…ゼ…ゼリー」
月子がガサガサと袋を振ると、背骨を辿ってブラのホックにかかった指が止まった。
「ああ…忘れてました」
荷物を受け取ると竜崎はソファーに蹲ってのんびりと食べる用意を始めた。
月子は服を直しながら横に座ると足を組んだ。
不満そうな表情でふんぞり返る。
「ほんと、勝手っていうか気侭っていうか…」
竜崎は月子からゼリーを遠ざけると自分でバリバリと開いた。
「自分でやります…」
「ふうん?」
「あなたが居ると慣れてしまって…いけません」
月子が居ない間に、ゼリーの食べ殻を空中に差し出したLを想像して月子は微笑んだ。
「何て言うんですか…一緒に居ると…飼育されてる感じに…」
「ぶふっ!」
ポットから勝手に淹れて飲みかけた紅茶を鼻息で波立たせ、月子は笑い出した。
「ひゃっひゃっひゃ…飼育…ははははっひゃっ」
「そんなに笑う程の事ですか?」
不満そうに言いつつ竜崎は二色のゼリーを開けて並べ、残りを積み上げた。
86世情♪でエンディング:2007/08/15(水) 15:20:06 0
「ひゃ…飼育…でも、飼育員は連れて行かないんでしょ?…ぶぁハハハハ!」
月子は涙を流しながら爆笑する。
「笑い方キモいですよ…連れて行きませんよ。放し飼いです」
月子はまた腹を抱えて引きつり笑いを始めた。
指に付いた甘い汁を舐め、Lは不満そうに月子の笑いが治まるまで犬のように大人しく待っていた。
「はー。おかしかった」
笑い涙を拭く月子を囲い込む。
「竜崎?」
キスの続きを始めたLに、月子も答えてゆっくりと小鳥のように啄み合う。
音を立てて半開きの月子の唇から舌を幾度も吸い出すと、細い首と頭を抱え込み鼻を押しけて深く貪るように口付けする。
「んっ…」
竜崎の背に回した月子の手が白い服を捲り、背中から腰へと直に肌を撫でる。
音を立てて方向を変えるとまた深く互いの口腔内を舐め合う。
肩胛骨の形を確かめるように動いていた月子の指が白い服を掴み、少し震えた。
「う…んんっ…んっ」
月子は体をぴくぴくと震わせ、甘く呻き声を上げた。
竜崎は唇を離すと口の端から糸を垂らした月子を不審そうに見る。
「まさか」
「え…わかった?」
恥ずかしそうに手の甲で涎を拭う。
「何でキスなんかでいくんですか」
不満げに睨み上げる。
「言わないでよ…恥ずかしい」
あっちを向いて逃げようとする月子を引き据えると耳に囓り付いた。
「入れてもないのに」
「あ…竜崎…普通は喜ぶもんだよ…」
「ベロでイかれても、こっちはすっきりしません」
「うん…んんっ…ん」
耳と首筋に這うキスで月子が喘ぐ。息が荒く浅くなりまた興奮を示し始める。
「言って置きますけど、セックスはしませんから」
シャツを捲り上げブラのホックを外し、月子のタイトなパンツの前ボタンに手をかけた状態で竜崎が呟いた。
「説得力無いけど」
87世情♪でエンディング:2007/08/15(水) 15:23:33 0
「前戯くらいは大丈夫です」
「やっぱり説得力無いよ」
月子の肩をソファーにぼすんと押し倒す。
「信じなくてもいいです」
口付けながらTシャツの上から布越しに乳房をまさぐる。
「そういえば、私の前ではノーブラでって言ったじゃないですか」
「それは、無理」
月子が言下に否定したにも拘わらず竜崎は続ける。
「裸で居ろって言って欲しいんですか」
「それも、無理…」
口付けを交わしながら、月子の服が剥ぎ取られ段々と肌が露わになって行く。
ずり下ろされたズボンは引っこ抜かれ、太股の上を手が何度も往復する。
脇腹や腰、背中を薄い羽で撫でるように触れ首筋から胸元へキスを落とす。
大丈夫ですセックスしませんと何度も言いながら月子の体を煽る。
月子はもじもじと膝を摺り合わせた。
竜崎を押し戻すと上気した頬に困ったような表情を浮かべる。
「ね…体の心配してくれてるのは、解るんだけど…」
月子はさっきから愛撫で勝手に開きそうになる脚を閉じるのに必死だった。
「竜崎もほら、ね。出してあげるから」
ごまかすように言って起きあがると竜崎の服を脱がせる。
向かい合って座り、白い服を抜き取り痩躯を室内の空気に晒す。
月子自身も中途半端にたくし上げられたままの上着を全て脱ぐと、柔らかい乳房がぷるんと揺れた。
竜崎の肩にキスしながら、ジーンズをずり下ろす。
胸にキスし始めた月子を竜崎が引き剥がした。
「やめて下さい」
「何で?」
「責められるのは嫌いです」
「責めてなんかないわ」
月子は裸の胸に抱きついた。
そのまま心地よさそうに頬擦りすると、ソファーに押し倒す。
「竜崎が好きなだけよ」
「殺し文句ですか…」
88世情♪でエンディング:2007/08/15(水) 15:30:29 0
頭を撫でながら頭上で呟いた声に気を良くし月子は胸に丁寧にキスしていく。
されている行為を返すように乳首に愛撫をすると、竜崎の体が少しずつ弛緩していくのが解った。
執拗な愛撫に、竜崎が月子を撫でる手が止まり、時々息を飲むのが聞こえる。
月子は耳に髪をかけると顔を上げた。上目遣いで睨む月子と竜崎の目が合う。
「ねえ」
「…何、ですか…」
竜崎は明らかに動揺していた。いつもより頬か赤い。
「声出してよ」
「嫌です」
「強情ね」
平たい胸を中心に散らしていたキスマークを次第に下半身へと移す。
「月子さん…」
「わかってるって、噛まないから。…出てる出てる」
竜崎はそそり立つ先から透明な液を大量に滴らせていた。
「噛まないって…月子さ…っ…」
噴出する部分に月子がキスする。
「ねっ」
「……」
89世情♪でエンディング:2007/08/15(水) 15:31:06 0
竜崎は無言で月子を見つめている。
「あっ、くわえたとこ見ないでね!絶対!」
月子はクッションと洋服を竜崎の腹に乗せた。
「月子さん?」
「超恥ずかしい顔だから!絶対見ないで」
「見る方が興奮するんですけど…」
「そ う い う 問 題 じ ゃ な い か ら」
ドスの利いた声を出した月子に竜崎は諦めて頭を下ろす。
山になった衣類とクッションに安心した月子は屈み込んで竜崎のペニスを握り、くわえ込んだ。
懸命に舐め上げる月子に竜崎が声をかける。
「月子さん、その舐め方は微妙です…」
「ええ、駄目?」
「ここを刺激して下さい」
指先で裏筋を示すと月子は不安げに指でつついた。
「切れない?」
「…切れません」
月子はおずおずと舌先を裏筋に這わせた。


***********************
つづく
長くなってごめんー
90名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 15:56:59 0
>>84様、暑い中大変乙です。
…って、ここで続くんですか!?焦らしか!!w
お遣いに出すは平気なのにエッチはしないって、どんな気遣いだ竜崎ww
でも月子を愛してるのが伝わってきてとても良かったです。
奉仕することに慣れてないっぽい月子が可愛い!
耳が無いのに猫と言い当てるのがww
続きも待ってます。
91名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 19:46:09 0
>>89
乙!続き続き!焦らさないでw
慣れてないのに積極的な月子にドキドキです
ひゃひゃひゃと笑う月子がなんか可愛いw
92名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:23:52 0
貧乳編と対で巨乳編を書こうとしたのですが、あまり巨乳っぽい話が思いつかず
巨乳月子に脳内変換して読んでいただければと思います
いろいろ酷いですがギャグだと思って許してください
とりあえずエピソード1から↓


〜月子の童貞攻略法〜

月子「一言で童貞といっても色々なタイプがいるでしょ?今回はケース別に攻略法を紹介するわね」
リューク「苦情は一切受け付けないからな」
月子「それじゃスタート!」
--------------------------------------------
93月子の童貞攻略法:2007/08/15(水) 21:24:22 0
Episode1 竜崎編

「まさか竜崎の方から捜査協力を言い出してくるとは…これは絶好のチャンスだわリューク」
「捜査本部に入り込んで偽キラについての情報を集めるんだな?」
「ええ、それもあるけど竜崎に近づけるわ。リュークにはわからないかもしれないけど…
 容姿、挙動、言動などから判断するにあいつは、彼女いない暦=年齢、すなわち童貞よ」
「…」( ・ω・)
「名探偵とはいえ所詮男。あれは確実に女に慣れてない。私のこの美貌と体があれば楽勝で落とせるわ」
「…月子、お前なんか目的変わってきてないか?」

――捜査本部(ホテルの一室にて)
「夜神さん、他の捜査員も帰りましたし、もう遅いですから帰っていいですよ」
「うん、そうね…」竜崎の隣に座り豊満な胸が当たるように寄る月子。
「…何ですか?」
「何の資料見てるのかなーと思って…あれ?やだっ竜崎、クリーム!」
「はい?」不思議そうな竜崎の口元に月子が手を伸ばす。
「もう、クリームついてるよ」
月子がとってあげたケーキのクリームを舐める。
「なんか、竜崎って放っておけないとこあるよね」
「はぁ、そうですか」月子が胸の谷間を強調しつつ竜崎の顔を覗き込む。
「そこがちょっと可愛いんだけどね」
「どうしました?さっきから気持ち悪いですよ」
本当に不審そうな表情をする竜崎。
(なっ!お前に言われたくないよ!童貞のくせに!)
「ひどい。何よそれー」可愛く怒ったフリをして、月子が竜崎に飛びつく。
リュークが呆れた顔で呟く。「月子、何そのウザイキャラ…」
胸を竜崎の腕に押し付け、軽くポカポカと殴る。
「…夜神さん!」月子の細い両腕を竜崎が掴んだ。
(キタ!)動きを止められた月子とその腕を掴んだままの竜崎が見つめ合う。
「竜崎…」(これはもう落ちたわ…)
「夜神さん…」竜崎が月子をじっと見つめながら口を開く。
94月子の童貞攻略法:2007/08/15(水) 21:25:07 0
「鬱陶しいのでやめてください。そして邪魔なのでさっさと帰ってください」
「ぶはっ」リュークが思わず吹き出す。
「…」
(ありえない!どういうこと?!ハッ!まさかこの男、普通の女には興味ないとかそういうこと?
 二次元しか愛せないとか、男にしか興味ないとか、ロリコンて可能性も…?!
 いや、諦めちゃダメ月子。諦めたらそこで試合終了よ月子)
「…ごめんなさい。本当は竜崎とできるだけ一緒にいたかったのよ」
潤んだ瞳で竜崎を上目遣いでじっと見つめる月子。
「あなたのこと…好きになったかもしれないの」
「理解できません。何故ですか。好きだという根拠は?」
「えっ!こ、根拠?好きに理由なんていらないでしょ?」
「そうですか。何だか解せませんが…どちらにしろ生憎私はあなたが好きではありません」
顔色一つ変えず無表情で話す竜崎。
(き、キモメンのくせにムカつく!)しかし、ここはしおらしく項垂れる。
「…そう…わかった。困らすようなこと言ってごめんなさい」
「別に困ってはいませんが。とりあえず動きにくいので離れてください」
「うん…迷惑だったね」寂しげなフリをしてとりあえず立ち上がる月子。
すると、不意に竜崎が歩き出そうとした月子の腕を掴む。
「!!」(…今度こそキタ!?)
期待を込めて振り向いた月子に竜崎がボソッと言う。
「立ったついでに、そこのテーブルのドーナツ取ってくれませんか?」
「〜〜〜!!」
月子はドーナツを掴み竜崎に向かって思いっきり投げつけた。

――自宅
「ダメだったじゃないか月子…」
「きっと童貞だからああいう状況に慣れてないだけよ。次はツンデレ系でいくわ」
「…だからさ、目的変わってきてるよな」

(エピソード2へ続く)
95名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:33:30 0
面白い!続きを頼むwwwwwwwww
96名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:55:41 0
>>94おつ!
すれ違ってるwwwwww
97名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 02:57:52 0
>>92様、乙です。
笑いました、ナイス♪
月子はどこに向かっているのかw
無駄に頑張ってる月子に萌えw
98名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 05:14:50 0
ドラマで見たスーツ姿から、スーツ姿のカコイイ月子で妄想
月子と魅上
エロあり
99名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 05:15:58 0
ありえない感じのパラレルワールド
警察関係で出会った二人が普通のおつきあいする感じ
100スーツ:2007/08/16(木) 05:17:16 0
「魅上君」
夜神月子が涼やかな声音で名前を呼んだ。
「何ですか」
黒いワンピースの胸元のV字に見える白い肌が眩しい。
白い肌が深い切れ込みに向かって、膨らみの予感を漂わせながら黒い布のの隆起に吸い込まれている。
かっちりとしたジャケットを着込んだ背後からは、色っぽい胸は見えないが、
張りのある鍛え上げられたふくらはぎが、足首と膝できゅっと閉まって、黒いハイヒールに支えられている。
スリットからちらちら覗く股や、ジャケットの裾が翻るたびに見えるヒップラインは知ってか知らずか男どもの視姦の的だった。
極力胸元を見ないように顔を見ると、知的な瞳がいたずらっぽく笑い返してきた。
「冷たいのね。声もかけてくれないなんて」
魅上は狼狽したが表面上は儀礼的な域を外れない程度に、にこやかに微笑み返した。
「他の男に嫉妬されたくなかったので」
「他の?誰」
彼女がきょろきょろと見回すと、瞬時に視線がいくつか外れるのが見えたが魅上はとりあえず黙っておいた。
「あなたは注目の的ですから」
「そうなんだ?ふうん」
夜神月子は手にした紙コップのコーヒーをすすった。
「美人は妬まれやすいもんですよ」
「それ、誉めてるの?」
「はい」
月子は嬉しそうに、しかし誉め言葉に慣れた様子で微笑んだ。
「ありがとう。じゃ、デートのお誘いをしても断られないわね魅上君」
ミカミクンと言う響きが心地よくて、ふと黙った魅上を不安そうに月子が覗き込んだ。
「いや?」
魅上は我に返った。
「いいえ、嫌じゃありません。嬉しいです…」
101スーツ:2007/08/16(木) 05:18:57 0


月子と魅上は幾度か当たり障りのないデートを繰り返した。
博物館、美術館、クラッシックコンサート。
美術館の展示物よりも彼女は絵になり、人目を惹き付けた。
魅上は臆面もなく月子を誉めた。
「夜神さんは、綺麗ですね」
月子は照れもせず、ふふんと笑うと「よく言われるわ」と小声で返してきた。
同等の容姿を持った魅上には本音が出せるようで、魅上は嬉しかった。
しかし、虐められっ子の経験もある魅上と比して月子はすくすくと育って精神に何の曇りも無いように思われた。
それが少し引け目のように感ぜられて、もう二度と言う機会の無い言葉かと思うと、魅上は思うたびにすぐに月子の美を褒め称えた。
誉め言葉に慣れた月子も時には恥ずかしそうにする程に何度も。
「魅上もスーツ似合ってるわよ」
先を歩いてはくるりと振り返って、ふわりと天然の茶色な髪が顔の周りを舞う。
魅上は微笑んだ。
彼女はかっちりとしたスーツ姿が好きらしい。
一度紫シャツで現れてがっかりした顔をさせてしまって以来いつもスーツで月子と会った。
102スーツ:2007/08/16(木) 05:21:11 0
初めてキスされたのは外だった。
木立の陰に引き込むと、月子は首を抱えてきた。
いきなり唇が押し当てられて面食らう魅上に構わず、月子は顔中にキスをした。
「ごめん、何かしたくなっちゃって」
潤んだ瞳で見上げられると魅上は何も言えなかった。
月子の上気した頬に触れ、首に顎を埋めるようにして抱きしめると、体は柔らかく、甘い香りがした。
盗むように物陰でキスするのが好きなようだった。
魅上が月子の好きそうな場所を見つけてはキスに誘うのに、大した時間はかからなかった。
遠距離恋愛のようになってしまってからは、月子は関西の友人に会うといっては泊まりに来た。
「掃除がしやすくて、つまらない」
時々月子は簡素過ぎる魅上の部屋に文句を言った。
「普通は、押入で縞々パンツがキノコ生やしてるものなのよ?」
相当に年代物の独身男性観を披露すると、ワイパー型床掃除棒を放り出し魅上に抱きついた。
甘えるようにゴロゴロと自分で言いながら魅上の胸にじゃれつく。
魅上の首に腕を回すと唇に唇を柔らかく重ね、魅上の胸に豊満な乳房を知らせるように押し当てる。
「…照」
「魅上でいいです…」
「どうして?」
月子の息が魅上の唇に降りかかる。
「照と泰三で虐められたんで…」
「何それ?」
「テレビです」
二人は見もしなかったバラエティ番組について考えるのを止め、口付けに専念することにした。
何度も口付けを交わし合うと頭が白く漂白されていくようで、口の中で舌が溶けるように感じられる。
月子に触れるのを畏れ多いとすら感じる魅上に、月子はいつも積極的に仕掛けてきた。
「何で私なんかが好きなんですか?」
103スーツ:2007/08/16(木) 05:22:18 0
「ええっ。そんな事聞くの?」
ひどく難しい問を発してしまった事に魅上は後悔した。
「いえ、答えなくていいです」
「そんな訳にいかないわ。そうね…長女だから…かな」
そう言って月子は甘えるようにしなだれかかった。
長女だから、小さな者を守らねばならない。
いつも何かに立ち向かわなくてはならない。
親が年老いたら私が背負わなくてはならない。
なぜか責任感の塊の様になっている月子はただガタイの大きい魅上になら甘えられると踏んだらしい。
普通の男なら、では誰でも良かったのかと落胆する所だったが、魅上は光栄に思った。
そしてそれを率直に月子に伝えると、ほらねと言わんばかりの笑顔を向け軽く頬にキスをしてくれた。
104スーツ:2007/08/16(木) 05:25:05 0

完全に偶然に仕事先で月子に出会うことがあった。
この時ばかりは魅上が先に声をかけた。
月子の頬がぱっと染まった。
人の目があるので儀礼的な会話を交わす。
月子は黙り込んだ。
「夜神さん?」
「…魅上君、ちょっと来てもらえる?」
月子は歩き出した。
やはり人目を惹くスーツ姿に、今日は胸元はあまり出ていないが全体に華奢で人形か模型のようにバランスが良かった。
古い廊下に入り、段々と人気のない方へと歩いていく。
「ここは?」
「人の居ないとこ」
携帯の電源を切ってと言われ魅上は従った。
古い部屋に来ると月子はドアを閉めた。窓の外は鬱蒼とした緑で光はあまり差して来ない。
石造りの厚い壁の出窓の上を払って腰掛けると月子はキスをねだってきた。
優しい手つきで眼鏡を外すと出窓に置き、激しいキスから始める。
「う…んっ…っ…ふ」
合わせた唇の間から溢れた唾と、甘い吐息を漏らしながら魅上の首にしがみつく。
「魅上、脱がせて」
言われるままにジャケットを脱がせると、月子の首筋に軽いキスを落した。
魅上は不思議に思って月子に訊ねる。
「夜神さん、キスがしたかったんですか?」
月子は微笑むと魅上をまたキスに誘った。
首を抱え込んで唇を重ね下を絡め合い、魅上が耳を軽く噛むと月子が小さく囁いた。
「抱いて」
驚愕して上体を起こすと月子の顔をまじまじと見つめる。
「びっくりしたの?」
「はい」
魅上は口についた口紅を拭うと、月子が諦めてくれないかと内心期待した。
「立ってした事は無かったわね」
「はい…」
105スーツ:2007/08/16(木) 05:26:43 0
魅上の方が顔を赤らめる。
何故か段々とセクハラする女上司と部下のような力関係になっていく。
「大丈夫。この間試したから」
とんでもない事をさらっと言うと月子は魅上のネクタイに指を引っかけた。
「男のスーツ姿は大好きよ。ストイックな感じがして」
ネクタイが緩んで魅上は息を吐いた。
「よくこんな苦しそうな物してるわよね」
緩んだネクタイの下のシャツのボタンを外して手を突っ込む。
ひんやりとした月子の手の甲が魅上の胸の突起を転がした。
「夜神さん」
「月子でいいわよ。誰も来ないし」
「ここで…その…するんですか?」
月子は悪びれもせず大きく頷いた。
「だって、凄く興奮したから」
ワイシャツの胸をはだけると月子は胸を撫でた。
胸を滑った手が鍛えられた筋肉を辿って脇腹と腰をさする。
魅上は月子のスカートをずり上げると脚の間に割って入った。
ワンピースの上から腰を撫でながら、耳と首筋に痕の残らないように口付けをしていくと、月子は段々と呼吸を乱れさせていく。
「魅上…下…」
下着に手をかけずり下ろすと溢れた愛液が糸を引いた。
ハイヒールを脱がせて片足に下着を丸めて止めると、指先で局部を刺激する。
溢れ出る蜜を掬って陰核に塗りゆるゆると長い指で撫でると、月子は脚を余計に広げ腰を蠢かせた。
「駄目。指じゃだめ」
魅上の意図を察した月子が挿入を促す。
「駄目ですか?」
指をとろけるように膨らんで蠢く秘裂へ滑り込ませる。
魅上の指先を暖かく締め上げながら月子の腰骨は淫らな動きをしてみせた。
「あん…あ…だめ…入れて…入れないと…許さない」
魅上は諦めて指を抜くと、ベルトに手をかけた。
中途半端に服をずらして丸め、邪魔になるジャケットは脱いでしまう。
月子は屹立する魅上の陰茎を嬉しそうに顔を見つめながら扱いた。
106スーツ:2007/08/16(木) 05:30:20 0
「魅上も濡れてるじゃない」
「夜神さん…」
「月子でいいわ」
「月子さん…さっき立ってって言わなかったですか」
「座って入れたら、あとで立ってやってみましょうよ」
「持ちますかね…」
月子に一気に腰をめり込ませると、月子の濡れた部分が少し窮屈なくらい締め付けてきた。
「あっ…魅上、…すご…いい…突いて」
ぐらぐらと揺れる膝の間で、腰を打ち付ける。
魅上にしがみついた月子は下半身の濡れた孔を太い棹で苛まれる度に喜悦の度を増していく。
時折接合部分から濡れた打ち付ける音が漏れる。
「あっ…ああっ…んっ…ああっ」
白い喉を仰け反らせ、月子は性交時特有の押し潰したような喘ぎ声を上げる。
角度を変えて突き上げると、瞑っていた瞳が見開かれ、長い吐息が漏れる。
「んー…ああん…あん…あっ…いい…」
魅上は月子のスカートのホックを外し、尻まで捲り上げた。
太股を大きな手で撫でて揉み、白く柔らかい尻を揉みしだく。
胸元に手を差し込むと無理にブラの中に指を入れ、乳首を摘んだ。
後ろ手に手を付いて首を傾けた月子は魅上の乳首への刺激に、肉の棒の深々と突き刺さった膣奥を腫らして応える。
「やぁっ…魅上…あっ」
「月子さん…凄い締めて…もう無理です」
魅上は興奮のあまり速度を上げて月子を責め立てる。
「ああ…あっ」
月子の秘部が脈打つように収縮し魅上を絞り上げた。
魅上は月子の絶頂に少し留まったが、すぐに腰を前後に激しく打ち当てる。
窓にもたれかかるようにして、月子は繋がった下半身で魅上を締め付けた。
「月…子さん…放してっ…あ」
月子が腰に絡めた脚で魅上は射精の予兆を感じながら体を離すことが出来ない。
魅上はびくびくと体を揺らすと月子の奥に精液を迸らせた。
すぐに抜くと月子がうっと呻く。
107スーツ:2007/08/16(木) 05:31:29 0
「すみません…妊娠したら…」
事後の朦朧とした顔のままポケットから出したティッシュで恥部を押さえる月子に謝り始める。
「いいの…大丈夫。出来てたら結婚して貰うわ」
魅上はひどく間抜けな格好のままで驚いて固まってしまった。
月子は処理を終えるとすとんと床に降り立った。
「魅上?大丈夫」
「ああっ!大丈夫です」
魅上の身支度を手伝いながら月子は最期に呟いた。
「じゃあ、今度会った時はは立って後ろから、ね」

108名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 05:36:08 0
あ、ワンピースジャケットだったりスカートジャケットだったりorz
109名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 12:43:11 O
乙です!!(*´Д`)=зハアハア
「てるとたいぞう」苛めワラタ!!
小生魅上と同い年(今年25)だが、あの時は高校生だったな…
110名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 14:17:07 0
>>100様、超全力で乙!
(自分的には)二人のイメージが崩れる事無かったのですんなり読めました。
誘い受け月子が妖艶でいながらも乙女で可愛いvストイックな照も激しく格好良い!
大人な関係の二人が凄く素敵です。照に甘える月子が本当に可愛いv
文章も上手く、エロも萌えた(*´Д`)ハァハァ
「てるとたいぞう」に吹いたwwそれはイジメられるわwwww
111名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 16:59:57 0
>>100
乙です!超読みたかったお話です!
魅上ってストイックな分、月子が誘わないとコトに及ばなさそうですよね(笑)
いっそ禁欲生活させて、いつ理性が壊れて月子に襲うか実験してみるのも面白そうvv
112月子の童貞攻略法:2007/08/16(木) 20:34:31 0
Episode2 松田編

(L亡き後の捜査本部は腑抜けも同然…でも念には念を入れて絶対に私を信じ込まるのも悪くはない)
「じゃ、お先でーす」
夜、キラ捜査本部兼月子とミサの自宅を後に帰宅するところの松田を月子が呼び止めた。
「松田さん待って。私もちょっと買出し行くから駅まで一緒に行きましょ」
以前から月子に好意を抱いている松田は嬉しそうだ。
「月子ちゃん、最近忙しいけど…大丈夫?」
「ええ。色々辛いこともあったけど今はもう大丈夫」
「月子ちゃん…力になれることがあったら僕に何でも言ってね」
「…うん、ありがとう。松田さんていい人ね」
「そ、そんなことないよ!月子ちゃんの悲しい顔は見たくないだけなんだ!」
「ふふ、好きになっちゃうかも」
「え、ええ!?またまたぁ///」
月子が照れる松田の右肩に手をかけ、すばやくほっぺにキスをした。
「つ、つつき、月子ちゃん?!!!」顔を真っ赤にする松田。
「みんなには内緒よ?…じゃあ、また明日!」照れたフリをして駆け出す月子。
(ふふふ、これでもう松田は私の虜だわ。イチコロね)

翌日、何故か捜査本部に松田が現れない。さらに本部には余所余所しい空気が流れている。
(まさか・・・)若干嫌な予感のする月子に、伊出がおずおずと話しかける
「月子さん、その、何ていうか、今まで知らなかったよ。案外変わった趣味をしているんだな…」
「伊出!」相沢が咄嗟に伊出を制する。
(松田がぁぁ!昨日の内緒だって言っただろうがぁ!浮かれてしゃべったな!!)
その時、夜神総一郎がやってきて開口一番
「松田は今日は病院に行っているので休みだ」
「…」誰も何故病院送りになったのかは聞かず、部屋に重い沈黙が流れる。
「それから月子、松田はダメだぞ。絶対に許さんからな」
「…と、父さん、松田さんとは何もないわ。大丈夫よ」
(というか、こんな捜査員全員にバレたんじゃやりにくいこと山の如しよ)
「本当だな?」恐らく松田を病院送りにしたであろう張本人・総一郎が月子に凄む。
「ええ…」(松田はダメだ。使えないどころか百害あるだけだわ。さすが松田…恐ろしい子!)
113月子の童貞攻略法:2007/08/16(木) 20:36:21 0
Episode3 伊出編

(松田はおしゃべりすぎるから使えない…だったら伊出はどうだろう)
全く懲りていない月子。
「伊出さん、これ見てもらえますか?」
伊出の傍に来て資料を見せながら、わざと屈んで胸の谷間を見せる月子。
「つ、月子さん!ちょっとシャツのボタン開けすぎじゃないかな」
「え?」
「いや、別に見ていたわけじゃないんだが。やはり目のやり場に困るというか…」
「そう?…わざとだって言ったら?」
「?わざと?」
「見せるためにわざと開けてるの」
「??何故だ?寒いじゃないか」
「…伊出さんを誘ってるって言ったら…どうする?…なんちゃって」
冗談めかして反応を伺う月子。
「???…誘う?何にだ?」
「もうっ言わせないでよ。伊出さんは私みたいな女嫌い?」
「何を言うんだ。嫌う理由がないじゃないか」
「そう。じゃあ好き?」
「ああ、若いのにとても優秀で尊敬するよ」
「尊敬とかじゃなくて…女としてどう?」
「女性として…?女性なのにキャリア目指しているなんて立派だと思うよ」
「だからそういうことじゃなくて…私は伊出さん結構好きよ?」
「それはありがとう。これから一緒に仕事をする仲間だ。協力し合っていこう」
「いや、だから…」

一時間後
(伊出もダメだ。この人、恋愛的に終わってるわ・・・)

(エピソード4へ続く)
先に書くの忘れてましたが、>>92つづきです。今回は閑話休題っぽい二人なので前回より結構適当w
書いといて何ですが、松田は非童貞っぽい気はする。伊出さんは・・・
114名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:14:00 0
>>112GJ!
今回のターゲット2人もあまりにらし過ぎて良かったです。
しかし松田があそこまでやられたのは
「月子も刑事の嫁にはやらん」という事なのか、
それ抜きにしても松田にはやれんという事なのか……

次は「童貞といえば」のあの人なのでしょうか、それとも月子が高田や模木といった
デスノでもトップクラスのいい男にまで難癖をつけるのでしょうか……楽しみにしています。
115名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:26:39 0
>>112gj
久しぶりの総一郎の活躍に嬉しくなってしまいましたwwwwwww
116名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 01:42:32 0
>>112様GJ!
肩の力を抜いて楽しく読めました!!
そんな事に頑張っている月子が逆に天然っぽくて本当に可愛いです♪
松田は可哀想だけどキス1回の対価だと思えば良いよ。羨ましい奴め!
伊出さんの天然っぷりもイイね。本当にらしくて面白い。
続きがとても楽しみです。wktkして待ってるw
117名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:03:12 0
伊出の出番がこんなに多かったことがあっただろーか、いやない
118名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 11:38:42 O
伊出…w
人いないね。お盆終わったのに。
昼から辺鄙なピンクスレ覗いてる自分もアレだが
ひっそり待ってるよ…
119名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 15:42:59 0
伊出ってデスノの中じゃ活躍の少ない人なのに(暴言)
月子は彼を落として何に使うつもりだったのか気になるvv
ホッペにキス一回の代価が入院ですか・・・。
月子女王様のオ●パイ触らせて貰えたら、デスノートに名前書かれて棺オケ入ってもいい(∇ ̄〃)とか考えた私。
最後までさせて貰えたら、一生下僕でいいです、むしろシテクダサイー!
120名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 19:40:08 0
そういや海浜月子さん来ないな。水着で(;´Д`)ハァハァ
121名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:15:36 0
最初のスレで水着月子を描いたものだから、改めて描くのも
何だかなと思い……>海浜月子を描かない理由
122名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 21:37:06 0
確かに、このスレではかなり早く夏先取りしてたからねw投下されたら歓喜するけど
水着月子さん、ビーチでナンパされまくりなんだろうなぁ
123名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:27:42 0
ビーチやプールも良いけど、山奥の旅館で避暑してる浴衣月子も可愛いと思うんだ。
近くには川が流れてて、窓辺の椅子に腰掛けながら団扇でそよそよと扇いで穏やかに
時間が過ぎていくのを堪能するのです。
川のせせらぎと木々を戦ぐ風の音と緑の匂い、それが月子の荒んだ心を癒して。
傍らには魅上が仕えていて、心身共に癒される旅行を楽しんで…とかさ。

別に秘書してる月子でもイイけどねw
124名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:45:41 0
>>123
それいいw
125名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:47:57 0
>川のせせらぎと木々を戦ぐ風の音と緑の匂い、それが月子の荒んだ心を癒して。
>傍らには魅上が仕えていて、心身共に癒される旅行を楽しんで…

そして月子の腕にはミサが擦り寄っていて、それを苦々しく高田が見つめて
ミサや高田には見えない事をいい事に、リュークが林檎をむさぼり食って
更にその後、偶然同じ旅館に泊まっていたLMNが部屋を訪れて……
……心身共に癒される旅行?

あと月子なら、秘書より社長の方が……ゲフンゲフン。
126名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 00:31:56 0
>>125
騒々しくて楽しそうじゃないかw
どういう状況なのか謎だけどw
127名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 00:35:23 0
なんかオチがドリフっぽくなるようなw
128名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 08:28:18 0
月子のオナヌーに、リュークがドキドキするようなのが読みたい
129名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 15:40:00 0
>>125
秘書より社長の方が

うん、それは私も思ったwでも有能美人秘書をしてるタイトスカートの月子を想像すると
萌えたものでw
Lが社長の会社で秘書をして、セクハラを受けながらも手玉にとって、実は会社の株を
上げているのは月子の手腕だったり。

それか、月子が社長をしていて、魅上が有能秘書をしているのとか。
社長からのセクハラには断れなくて>>100様の小説みたいな関係だったりw

暑いのを抜きにしても月子妄想が止まらない…(*´Д`)ハァハァ
避暑月子も可愛いよねw
130名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 20:09:52 0
総一郎の墓石の前でセクる魅上と月こ。
映画「お葬式」みたいに激しくヤッテほしい
131月子の童貞攻略法:2007/08/19(日) 20:30:03 0
なんか連続になるけど、神光臨までの繋ぎってことで投下。
>>113続き。高田君のキャラがおかしい上、変な展開ですいません。

Episode4 高田編

――ホテルの一室
「高田君…」「夜神さん…」
背伸びしてキスしようとした月子を高田が突然制する。
「待って、夜神さん。順番が違う」
「…え?順番?」
「うん。僕としたことが。うっかりしていたよ」
「どういうこと?」
「まず最初は食事をしなくちゃ」
「は?」
「ホテルの最上階でディナー、その後夜景を見ながらバーで軽く一杯、
 いいムードになったところで部屋に行く、すると僕からのプレゼントのバラの花束が置いてある
 喜ぶ君を僕が後ろから抱きしめるんだ」
「…」(゚д゚)
「本当は厳密に言うとこれは記念日とかの方がいい。
 いや、もっと言うとこの前に僕が君を車で迎えに行って軽くドライブした後
 観覧車にでも乗って、その後ホテルで食事というプランの方がいいかな」ブツブツ
「た、高田君…でも、ほらお互い仕事忙しいし、そんな暇は…」
「いいや!夜神さん、仕事より愛の方が大事だろ?」
「え゛…でもあなたは有名人だし護衛もいるし外でデートは無理じゃない?」
「それが燃えるんじゃないか!護衛を振り切ってバレないようにお忍びでデート。
 まるで映画みたいじゃないか。素敵だろう?」
引いている月子に気づかず、高田は妄想を暴走させる。
「…そ、そうね・・・でも…」
「よし、今から行こう」
「は?!!どこへ?!」
「愛の逃避行さ!!」白い歯を見せて爽やかに笑う高田。
(意味わからんわ!逃避行してんのはお前の頭だろ!)
132月子の童貞攻略法:2007/08/19(日) 20:30:43 0
高田が月子を無理やり部屋から連れ出し、ホテルの裏口を出ようとしたその時
「高田様!!何処へ行かれるおつもりですか!!」
「うわっ!」
裏口に張っていた大勢の護衛が目の前に立ちはだかった。
しかもその7割が屈強な…女性である。
「その、女性は?」
たくさんの鋭い視線が月子に注がれた。
「あ、彼女には手を出すな!僕の大切な人です」
「…そうですか。しかし我々に隠れて何をなさるおつもりで?外は危険ですよ」
「僕だって自由がほしいんです!」
「甘ったれたことを言うんじゃありません!!あなたは今やキラ様の代弁者。
 もはやあなたはあなただけの体ではないのですよ!自覚を持ってください!」
護衛の中でも年長のお局的存在が何故か説教を始める。
(ちょ、護衛、なんか強いんだけど…なんで?)
高田と護衛の謎の力関係に疑問を抱く月子。
「あなたの行動はすべてキラ様に通じています。軽はずみなことは慎んでください。
 世間はあなたを通してキラ様を見ているのですよ!?」
「…ご、ごめんなさい」
親に怒られた子供のようにしょんぼりする高田。
「わかればいいのです。私達もあなたのためを思って言っているのですよ。
 失態を犯せばあの出目川の二の舞です。私達はあなたに死んでほしくないのです」
「みんな・・・」(´;ω;)
何故か暖かい雰囲気に包まれる高田と護衛達。月子だけ置いてきぼりだ。
(な、何なのこの展開!?ちょっと感動的になってるし!おかしくない?!)
「さぁ、今日はもう帰りましょう。お送りします」
「ああ、ありがとう」
護衛の誘導により、妄想癖のあるお坊ちゃま高田清を乗せた車は走り出した。

一人ぽつんと残された月子は一言
「なんか、もう勝手にしろ・・・」('A`)

(エピソード5へ続く)
133名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 20:35:57 0
それは何という皮肉。
(自分の墓前でキラと下僕がお楽しみなんて泣くに泣けない)
それだけに2人のモラリスト性質や、月子のファザコン性質をクリアして
物凄いブラックジョークとして成立させることに
ある種のやりがいを感じる職人さんもいるかもしれませんね。
134名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 20:37:29 0
>>131GJ!
新しい高田君いいなー。飛んでいてw
親衛隊は母ちゃんかw
なんか無駄にカコヨクしちゃったから罪の意識感じてたんだ
135133:2007/08/19(日) 20:37:47 0
あ、>>133>>130様へのレスです…
136130:2007/08/19(日) 20:41:47 0
あとなぁ
小学生月ちゃんと高校生魅上。
あー・・・さすがに犯罪かぁ・・・
137名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 20:55:11 0
>>129(;´Д`)ハァハァ

「社長、ほら」
秘書の魅上がサボテンの鉢を掲げてみせた。
やたら嬉しそうに笑うと、先に咲いたピンク色の花を指さす。
社長の月子は椅子をくいくいと回して、少しつまらなさそうに魅上の顔を見た。
「花が何?」
「咲いたんですよー」
魅上は水やりの続きを始める。
社長室に彩りを添えるという目的で始められたささやかな園芸。
窓辺にいくつかの鉢植の植物が、午後の太陽を浴びている。
「魅上」
いつの間にか背後に立った月子が、ジョウロがわりのコーヒーポットを持った魅上の筋張った手を握った。
白い手の甲に血管が透けて細長い指はすこし冷たい。
くるんと上を向いた睫毛に縁取られた大きな茶色い瞳が間近で魅上を見上げる。
「花は性器なのよ」
魅上の頬にさっと朱が差した。
「社長……それはセクハラですよ」
「今さら?」
猫のように足音を殺して椅子に戻ると、膝と臑を見せつけるように足を組む。
考え込むようにこめかみを押さえていた月子は電話に手を伸ばした。
ボタンを押すと別の秘書が返事をするぐぐもった声が聞こえた。
「打ち合わせに第二会議室をしばらく使うわ」
短く言うと、ポットを抱えたままの魅上を見て妖艶な笑みを浮かべた。
「わかったら、魅上も用意して。変なモノ見せるからよ」

みたいなね(*´Д`)ハァハァ
138名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 20:56:08 0
>>136犯罪犯罪
だけど、ちょいホノボノならありだな
Lだと…変わったニーチャンとの出会いみたいなのしかorz
139130:2007/08/19(日) 21:10:31 0
あとさっきの墓石魅上月セクスのはなしだけど
月こは喪服黒着物若しくは黒ミニスカスーツはだけさせてほしい。
140名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 21:35:05 0
いきなり始まった萌え祭りにドッキドキですw
「墓石前情事」はそれこそ本当に背徳の行為だろうね。躊躇う魅上を妖艶に誘う月子とか。
でも抱かれながらも涙を流して墓石に凭れて「ごめんなさい父さん…」と呟いてみたり?
墓石に白濁を掛けたら魅上はバチ当たりってことで。

>>131様。続編待ってました、乙!
やはり高田君はヘタレ妄想お坊ちゃんなんだねw
ベタ過ぎるプランもらしくてGJだ!

「小学生月子と高校生魅上」に萌えた人がココにw
イジメっ子にスカート捲りされてる月子を助ける魅上とか?
ほのぼのとしても見てみたいですね。

>>137様。ナイスです、GJ!
短い中にも萌えが凝縮されていて萌えました!自分129なんですけど、凄い嬉しかったです!
サボテンの花を咲かせる魅上も凄いですけど、セクハラ全開な社長月子が格好良い(*´Д`)ハァハァ
その会社に就職するにはどうすれば良いですか!?w
141名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 21:36:51 0
うわっ!?何故かsageになってなかった!ごめんorz
142130:2007/08/19(日) 21:39:22 0
わたしも高田君萌えました。
きよみちゃんを男にするだなんてよく考えたらとても斬新で素敵です・・・
ってその前に月を女の子にしちゃってますが・・・www
143名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 21:43:39 0
>>140
月子様の会社に就職するには、月子様から鞭で打たれるとか言葉でいたぶられるとかvv(*´Д`)ハァハァ
会社のボーナスは、月子様から口から直接唾液を与えられるとか、食べかけの唾液が染み付いたパンですよきっとvv
一番はやっぱり液の染み付いたパン津でしょうか??

どなたか月子様の会社の入社試験シテクダサイー!
144名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 22:58:31 0
じゃあ、神小説か神絵を投下したら、合格というのはどうだろう?
判定はここの住民ということでvv
145140:2007/08/19(日) 23:18:15 0
>>143様。
月子様を近くで拝見出来ればそれだけで幸せです!
その横に仕える魅上も見れれば思い残す事は何も…w

>>144さん!
ちょっ、それ随分と難しい試験ですって!
月子様に生涯の忠誠と愛を誓うので勘弁してくださいw
146名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 00:11:00 0
このスレが月子の会社(という妄想)でいいと思います。
初閲覧か初書き込みで合格という事で一つ。
147『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:22:39 0
>>123です。自分でネタ振りしたので書いてみました。
月子に萌えているのに書いてみれば照寄りになるというミステリー発生につき、苦手な人はスルーで。
※照月子・ほのぼの・エロ無し※

『安らぎはいつも此処に』


ある暑い日が続いた夜、いつものように魅上の手料理を囲んでいた時、不意に珍しくお願いをされた。
地方の地検に出張になり、裁判に関する事で頭脳を貸して欲しい、と。
月子の意見など得なくても魅上はいつも完璧な裁判を行っていた。
裁判前手続きから準備は万端。未だ裁判員制度に戸惑う一般人達にも分かり易く説明をし、被告に対しては饒舌で反論不可能な言葉を掛ける。
悪を許さずとも慈悲を感じさせるような言葉で被告を嗜め、己の罪を自覚させ適切な求刑をすればその殆どが狙い通りに判決として出される。

二級検事の中では群を抜く実力。
キラとしてでは無い、人として悪を裁いている。
キラの能力(ちから)を使い裁くだけが正義ではない。それを魅上と出逢った事で教わった。
司法に絶望していても変える事は出来る。司法の中でこそ裁かれるべき悪も居る。
直接、犯罪者と関わる立場だった魅上だからこそ出来る事もある。
それによって知る新たな事もあった。
魅上と共に居る事が新世界を創世するのに最適な環境だと月子は理解していた。
148『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:27:00 0
そんな有能過ぎる下僕からの提案に首を捻ってしまう。
それでも、「景色の良い旅館に宿泊しますので」という言葉に、つい二つ返事で承諾をしてしまう。
疑問は抱いたままだが、最近少し疲れていると自覚していたので例え仕事のついでだとしてもゆっくり
出来れば、と思ったのだった。

 
3日後。
魅上が運転する車で目的地を目指していた。
平日だったが、月子は「L」として働いているので休日など有って無い様なもの。
他の捜査員に仕事の引継ぎをすると休みを取った。
魅上は「出張」だと言っていたのに有休を取っていた。そこにも疑問を感じてしまう。
もしかしたら市民の血税を無駄に使うのも悪と考え、自らの有休を潰したのかもしれなかった。
訊いてはいないが、あの真面目な魅上なら有り得る事だと思い、自己完結をした。

考えてみれば、車で魅上と出掛けるなど初めての事だった。
普通ならば安全性を考慮して電車を選択するのが妥当。
車で高速を使い移動など、渋滞や事故に巻き込まれる危険性がある。
それを考えていない訳は無く、疑問を投げれば「気兼ね無くゆっくり出来るように」と返される。
納得するような、そうでないような。
だが、全ては月子を気遣った事なのを理解していたので大して気にも留めなかった。

それに何より、運転する魅上を初めて見るのでそれが嬉しかった。
男のくせに細く長い綺麗な指。長めの黒髪と黒縁の眼鏡、その奥に在る綺麗な黒曜石の瞳。
容姿に自信の有る月子から見ても魅上はとても秀麗で、傍に置くには充分の男。
前を見据える真っ直ぐな瞳と整ったスーツから伸びる手で操られるハンドル。
高が運転しているだけだというのに絵になる姿に月子は隠れて微笑みを零した。
149『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:27:46 0
神と下僕という基本的な関係はあるが、それ以外に異性としての関係も持っていた。
世間で言う甘い恋人同士とは違うものだったが、それでも心は繋がっていた。
魅上の月子への想いは、神への敬愛が基本。初対面を果たして以来、美しい月子の容姿に魅入られ、
恋焦がれるようになった。元々の土台があればそうなるのは火を見るより明らか。
月子はその想いを受け入れている。
最初は肉体だけを繋げておけば良いと思っていた。忠誠での繋がりは脆いと思ったから。

だが、その考えは魅上と主従として付き合うようになってから真実であると気付く。
焦がれているのは気付いていた。褒美と称して肉体を与えようとすれば拒絶をされて。
神を穢すのを畏れていたのと、心が繋がっていないのに肉体を繋げる事に嫌悪を示していた。
今時なんて古風な考えだろうとも思ったが、一貫して紳士に真摯な想いを貫くその姿に月子は段々と心を
惹かれていった。
今では月子の方が魅上を強く想っている程だが、高いプライドがそれを表すのを躊躇わせていた。

遠慮がちで紳士な魅上、半分照れで素直になれない月子。
微妙に平行線だった関係がこの「出張」を期に良い方へと向かえば幸い。
二人が同じ想いでいるのを互いが気付く事はまだ無かった。

 
京都を立ってから数時間。
大した舗装もされていない道路と、絵に描いた様な山間の田舎を抜ければ緑の中に趣のある旅館が
現れた。
駐車場に車を停め、エスコートされて外に出る。
後部座席から荷物を出す魅上を視界の端に入れながら景色を仰いだ。
圧倒されるような山々と青く茂る緑。木々を戦ぐ風と微かに水の流れる音が聞こえる以外は無音。
都会育ちの月子には少し違和感を覚えてしまうが、喧騒よりはマシで。
150『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:28:22 0
促されて旅館へと入り、チェックインをして部屋へ。
二人で使うには充分過ぎる広さと静けさ。部屋へと入り、視線だけで見渡して中を確かめる。
窓辺へと行き、手を掛けて横へとずらせば緑の香りが風に乗って頬を撫でた。
どこか懐かしい感覚は幼少の頃に家族で行った旅行の記憶か、それとも原始の記憶か。

荷物を置いた魅上が携帯を手に一言断りを入れてから部屋を出て行った。
その背中を見送ると、視界の端で洋服掛けの下に用意されていた浴衣を見付ける。
私服でラフな格好とはいえ、やはり旅館に来たからには浴衣だろう、と思いそれを手に取る。
しゃがんで床に膝を着いてクリーム色のパンツを穿いた太腿の上に乗せたところで月子の動きが停止する。
横に置かれたもう一つの浴衣。女性物の浴衣は薄い水色で、もう一つは深い緑の物。
そっと手を伸ばして触れてみればクリーニングされた清潔な感触が指先に伝わる。

これを後で魅上が着るのだと思えば口元は自然と微笑みを象って。
長身で黒髪の魅上ならきっと似合うだろう。そんな想像をすれば薄っすらと頬が桃色に染まっていく。
早く見てみたいとも思うが、それよりも魅上が戻って来る前に着替えなくてはならない。
立ち上がりながらシャツの釦を外して脱ぎ始める。
都会と神という柵を捨てるようにして脱ぐと、逡巡の後にブラジャーも取り外した。

着替えを済ませると再度窓際へと行き、設置された椅子に腰掛けて。
テーブルの上に置かれた団扇を取り一扇ぎして息をついた。
窓の外に拡がる視界一杯の緑。頬を撫でて色素の薄い紅茶色の髪が柔らかく戦ぐ。
久し振りに感じる穏やかな空気。
キラとか新世界創造や凶悪な犯罪など、此処に居れば忘れさせてくれる。
理想の世界を創るには心の休息も必要。穏やかな心が無ければ正常な判断すら侭ならなくなる。
151『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:29:05 0
ふぅ…と息をついて窓の下を見遣り、一瞬月子の身体が硬直してしまう。
2階分の階段しか上らなかったので先入観が働き、そんなに高くないだろうと思っていた。
だが月子が覗く窓下には崖があり、途中に生えた木々のそのずっと下には川が流れていた。
予想外の高さと、圧倒的な自然の在り方に息を呑んでしまう。
驚いて高鳴る胸を抑えて呼吸を整えていると、襖を開けて魅上が入って来た。

外に出ている間に仲居にでも聞いたのであろう食事の時間や露天風呂の制限時間などを伝えてきた。
座っていた月子の目線に合わせる様に恭しく跪き、膝に腕を乗せる姿は従順な下僕の態度であり、
どこか騎士の面影を見せた。
跪く魅上を見下ろすのが月子の密かな嗜み。斜め上から見れば頭を垂れる黒髪がさらさらと流れて。
本人は気付いていないその扇情的な姿に月子はそっと瞳を細めて微笑んだ。

魅上にも浴衣に着替えてもらい、一緒にのんびりと穏やかな時間を過ごしたいと思い、言葉を発しようと
してふと、考えが過ぎる。
そういえば魅上は仕事のついでとして此処に来ている。
道すがら民家は数える程だったが在ったのは覚えている。だが、地検や地方裁判所はおろか市役所
ですら見なかった。
と、いう事は、魅上は仕事に赴くとすれば此処から時間を掛けて、となる。
そうすれば必然的に月子を取り残す結果になるだろう。

休養と称してもそれは傍に魅上が居なければ何の意味も成さない。
自分達の事を知らない隔絶されたような世界だからこそ心から安らげる。
そして月子が魅上に甘えたところを他の者に見られても、普通の恋人同士だと思い大して気にも留め
ないだろう。
それを利用して少しは甘えてみたいとも思っていたのに、仕事の時間を入れれば数時間は一人となって
しまう。
京都では同棲すらしているが、こういう旅行となれば話は別。
折角の機会なのに京都に居るのと変わらないだろう環境になるのは我慢出来なかった。
152『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:29:41 0
「仕事…あるんでしょ?」

そう言えば魅上の肩が明らかに大きく揺れて態度は萎縮していくように見えた。
長身の身体を跪かせているとはいえ、いつもよりも小さくなっている印象を感じる。
いくら自然に囲まれて落ち着ける旅館に居るとはいえ、やはり月子を一人で残して仕事に行くのを
躊躇っているのだろう。
従順で、それ以前にも心優しい魅上の心が痛むのは当然の事。
気遣っているつもりでも、置き去りにされれば意味は無い。
少し苛立った様な声色で言ってしまったのは後悔しているが、それくらいに…自分は寂しいのだという
のを分かって欲しかった。
するといきなり両膝を床に着き、額を擦り付けるようにして土下座の体勢を取り謝ってきた。

「実は…仕事の助言を戴きたいというのは虚言です。申し訳ありません」
「嘘なの?じゃあ何故態々こんな処まで来たの?」
「…奏上致します。畏れながら、神は最近心身共にお疲れのご様子。これを癒して差し上げるのは
下僕としての役目だと思い、今回の旅行にお誘い申したのです」
「それなら『嘘』とは言えないわ」

月子の言葉に魅上の頭が上がれば嬉しそうに艶然と微笑んでみせる。
仕事をダシにしたのは確かに嘘になる。だが、元々は月子を癒したくて計画した事。
それならば何の問題も無い。元々の話は嘘だとしても、魅上の意見は正しい。
一応は警察の人間としている月子に意見を求めるのは道理。
警察が検事に相談を持ちかけるのは日常だが、その逆も少なくない。だからこそ自然だと思えた。
それに、静かな処で安らげるのなら願ったり叶ったりで。
自分は怒ってなどいない、寧ろ連れて来てくれて感謝すらしていると告げて椅子から下りると床に着く
魅上の手にそっと触れた。
153『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:30:18 0
「仕事も無い、ただの休養としての旅行という事は…今だけは普通の恋人として見てくれる?」
「この上ない幸甚の喜びです、神」
「名前で呼んでよ、ね?…照」
「月子…さま」
「惜しい。さん、で良いのに。本当に照は真面目ね…そういうところも…好き、よ」
「わ、私も…慕っております」

会話の流れが何だか擽ったくて視線を横に流してクスクスと微笑ってしまう。
口元に持っていった手で微笑(わら)えばはんなりとした仕草が美しく、微かに鼓動が跳ねる。
解放された片方の手でずれてしまった眼鏡を直して視線を落としたところでやっと月子が浴衣を着て
いるのに気付く。
視線の先に在る共衿から覗く華奢な鎖骨と白い肌、衿の中へと流れる柔らかな曲線に釘付けになって
しまう。
それでも持ち前の理性をフル稼働させて何とか視線を逸らして大きく息をついた。
一頻り微笑った月子は少し照れた顔を正面へと向けて。

「仕事が無いのなら…浴衣に着替えない?折角の小旅行だもの、楽しみましょう?」

言われて視線を戻せば眼前に麗しく微笑む月子が居た。
思わず照れてしまい、ぱっと俯けば流れて露わになった耳にふっと息を掛けられる。
大きく肩を揺らせば今度は頬に触れるだけのキスをされて。
おずおずと顔を上げれば少しだけ潤んだ琥珀色の瞳と視線が合う。
何かを求めている様に上目遣いで見つめられて。
154『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:30:51 0
ゆっくりと瞼を伏せながら顔を近付けてみれば月子もそっと閉じて首を傾ける。
重なる唇の感触は何だか懐かしくも感じて、最近はキスをする事も忘れる程にお互い忙しかったのだと
思い出す。
深い口吻けを求めてみれば眼鏡のテンプルが当たってしまう。
唇を離して苦笑を交わした後、男らしいのに細く綺麗な指が眼鏡を外して。
素顔になった魅上は微笑みを向けたが、それはとても色香の漂うものだった。

さっきとは逆に月子の方が照れてしまう程。
間近に見る黒曜の瞳は純粋で真っ直ぐな色をしていた。
月子だけを映す瞳が愛しくて、それでも同じ刻を歩めない切なさが胸を締め付けた。
ほんの刹那に見せた哀し気な表情に、魅上の低く澄んだ声が囁く。

「今は共に居られる幸福だけを感じましょう。私は未来永劫貴女の傍に居ます」
「…そうね。照は私の傍を離れない。ずっと一緒……選んで、好きになって良かったわ」
「私も貴女を…月子さんを愛しています。旅行を楽しみましょう」
「やっと呼んだ…嬉しい。照の傍に居るとそれだけで心が安らぐわ…」
「私は貴女の為に存在しています。もっと…甘えて下さい」
「うん。…この手を離さないで、ずっと抱き締めていて…」

微笑む魅上は大人の雰囲気で色香を携えていて照れてしまう。
肩口に額を付けてみればそっと腕を引き寄せられる。
床に座ったままで確りと抱き締められれば心が安らいでいった。
世界の業を背負う月子の肩は細くて華奢で、とても儚く感じた。
この強くも脆い美しい神を護るのが使命であり、望み。
神であり、愛する人。
155『安らぎはいつも此処に』:2007/08/20(月) 00:31:30 0
この人を護るのに何の躊躇いがあろうか。全身全霊を懸けて護り、慈しみたい唯一の人。
寿命の半分を捧げた事に何の後悔も無い。
甘える様に擦り寄ってくる月子が愛しくて、より強く優しさを篭めて抱き締めた。
紅茶色の髪を緑の香りをさせた風が撫でていき、小さな耳を覗かせて。
そっと唇を付けて愛情の言の葉を囁けば胸の中で頷いて応えてくれる。
いつか自分はこの人の為に残りの寿命も奉げよう…
純粋で真っ直ぐな想いを新たに、涼し気な緑の風に包まれながらそっと心に誓った……


======
冒頭の話いらなかったかも…orz
タイトルが貧相なのは気にしちゃダメ><
こんなんじゃ月子社長の会社に就職出来ないよw
156名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 01:33:50 0
>>155gj!
ていうか、ミカミン死んじゃらめーっす!
157147:2007/08/20(月) 02:06:58 0
ごめんなさい。>>155ラストの一文。
>いつか自分はこの人の為に
の「自分は」は脳内削除してお読み下さいm(_ _)m
そのままにして「奉げるだろう」に変えるか迷った…別にドッチでも良いかw

>>156さん。
大丈夫、照は死なないよ。
「私は死にません!貴女が好(ry とか良いながら痛い事するからw
158名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 10:57:20 0
三歳の月子さんと14歳のLとか。ああ犯罪だ・・・
ミカミンは何歳違いだっけ
159名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 10:58:31 0
>>158は間違えた。+7だから三歳と十歳か。普通だな
七歳と十四歳だと少しヤバイ感じが
160名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 11:18:58 0
世情♪でエンディング
あまり進展はないが許してくれ…orz
161名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 11:19:39 0
白月子とL
エロあり?(自慰だけ)
162名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 11:21:37 0
>>160-161間違えたorzもう吊りたい
秋の虫の続き↓
163日課:2007/08/20(月) 11:22:52 0
「竜崎…今日もするの?」
「何か問題でも?」
エロ本を広げて股間を露出させた竜崎を不審そうに見る。
「何か私、最近まで竜崎の事、誤解してたわ…」
「誤解か何か知りませんけど、出さないと死にます」
”ちんぽ”をしごき始めた竜崎に、月子は言葉を発するのを止めた。
いつもは離れて見ているのに、今日はじりじりと竜崎に近寄る。
「見られて恥ずかしくないの?」
「別に…」
「彼女の前でエロ本広げる感覚はどうなのよ」
「愛情表現は足りてると思ってますけど…エロ本が嫌なら脱いで見せてくれますか?」
寝そべった竜崎が見上げる。
「いやよ……小さいもの」
パジャマの前をかき合わせた月子に、竜崎はすぐに諦めて大股開きのグラビアに目を落とした。
紙面では白人の女が一糸纏わぬ姿で上目遣いに挑発している。
「…そういう問題でも無いんですけどね」
せわしなく扱いて擦り上げ、亀頭を撫でながらページをめくる。
座り込んだ月子は竜崎の横顔を見る。
「ちょっと…触って良い?」
竜崎は手を止めると少し目を見開いて月子を見返した。
月子は目線を下に移すと薄い手の平を伸ばして固い陰茎を握る。
月子の横顔を見つめていた竜崎は、ぴくりと反応した。
「もっと、強く握って下さい」
「…骨入ってるの?」
「保健体育の時間何してたんですか」
「なんか皮が…怖いんだけど」
くにくにとずれる皮に月子は手を離した。
「根本を押さえて…」
真似をしてきゅっと根本を握り込むと、どくりと熱い血が流れ込むのが月子の手に伝わった。
「こう?」
「…扱いてくれないんですか…」
囁くと竜崎はエロ本をぱたりと閉じた。
164日課:2007/08/20(月) 11:24:45 0
月子は突っ張った陰茎にもう一方の手を添えた。
擦り上げる手の平の下で筋が浮き上がる。
「もっと形をなぞるように」
言われた通りにしていくと、それは生き物のように息づき太く固くなった。
「何か痛そうなんだけど…大丈夫?」
月子は赤く腫れた先を指先で撫でて竜崎を見つめた。
「大丈夫ですよ。何で触る気になったんですか」
「ん?…ちょっと慣れちゃったっていうか…」
竜崎は少しずり上がって体を起こした。
何か考え込むように目を閉じ月子の与える刺激に集中する。
「竜崎、これずっとやったら出るの?」
「…出るかもしれませんが、もういいです」
「いいの?」
「精液が出る前に血が出そうです…それよりキスして下さい」
月子は陰茎から手を離すと竜崎の顔に被さり、軽くキスした。
「自分で出すの?」
「キスしながら出します…本当は裸を見せてくれると良いんですけどね」
「ばか…」
月子の頭を引き寄せると、舌を絡めてくる。
「ん…んっ…」
竜崎の首に抱きついて舌同士を舐め合うようにして深いキスを交わすと、月子は顔を少し離す。
「竜崎は変ね。普通ならヤっちゃうんじゃないの」
「変ですか?好きな人には嫌われたくないんですよ」
口付けの刺激で赤くなった唇から垂れた唾を舌で舐め上げる。
「好き?そのくせキラだと思ってる」
真剣さを隠して訊く月子に竜崎はほんの少し目を細めた。
「ええ、それとこれとは別ですから…してくれないんですか…」
月子を引き寄せる手に、唇を重ね口付けを交わし合う。
吸い付いては絡めるねちゃねちゃとした舌の音が響く。
165日課:2007/08/20(月) 11:25:25 0
「んっ…うん…」
肩に抱きついて甘い声を出す月子の上で、竜崎の頬が少し染まる。
月子の膝が崩れ、せわしなく竜崎の手が動いて二人に振動を与える。
「…っ…は…っ」
月子の濡れた唇を軽く噛むと竜崎が体を震わせた。
耐えるように目を閉じた竜崎から月子は顔を離した。
「出た?」
自分の唇を噛んでもう一度びくりと震えると竜崎は薄目を開けた。
ごく近い距離で目と目が合う。
月子の唇に息がかかった。
「もう少し」
月子と竜崎はもういちど深く口付けを交わした。
-------------------------------
つづく
166名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 13:28:04 0
>>155
GJ!
月子が可愛い。優しげなふいんき(rがよかった

>>165
乙!
167総一郎:2007/08/20(月) 14:03:15 O
私のお墓の前で
いたさないでください
そこに私は(ry
168名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 14:38:48 0
>>163様。乙です♪
こういうパターンもアリなんですね。面白かったです。
でも彼女の前で他の女性の裸を見てスルのは…orz
よく我慢するね月子。これが二人の在り方なんですね…面白いなぁw

>>167
ちょっ、総一郎の風ww
169名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 21:03:11 0
>>167いないんならイイん(ry
170痛悔機密:2007/08/20(月) 23:04:59 0
誰もいないと信じて投下。>>52の続きです。
変態照×月子(再び)。相変わらず照の一人称な上、
今回は寝物語10割なくせに、肝心の所で描写カット、その上変なところであけすけなものだから
「微エロ」ぐらいはいくんじゃないか……と色々悪化しています。
171痛悔機密:2007/08/20(月) 23:05:22 0
 そう仰った神は、意図的なのか否なのか、大きく肌蹴たバスローブから
 下肢を包む白い下着と、裸の胸を露にしていた。
 思えば冷静な状態で神の肌を見るのは初めてだった。
 何時もは対面の前、互いに身体を清めているのをよいことに
 準備もなく行為に入り、その後も愛撫を――欲望を満たすことを優先するものだから
 着衣に手をかけるのは、行為で汚れないようにという下準備ではなく
 素肌に触れたい、見たい、触れてもらいたいという欲望からだった。
 最も、着衣に出来た痕跡は、行為の後に私が消しているし、
 私自身も、神への欲望を僅かでも抑えるくらいなら、
 スーツの汚れなど気にしないという、自分でも意外な面を持っていることが明らかになったため
 神の意志が無い限り、このやり方を変えるつもりはないが
 私が何時も、痣をつけることは無いながらも、欲望のままに嬲っていた胸が
 思っていた以上に幼さを残していたものであることに、今更ながら気がついた。
 そして、無垢な少女のようなその胸に欲望の痕が散らされているのは
 酷く扇情的であり、酷く痛々しかった。
172痛悔機密:2007/08/20(月) 23:05:37 0
 高田が付けた痣に向けている私の視線に気づいた神は、淫奔な女でしょうと嗤った。
 その笑みは確かに下僕を嘲笑する時のものだったが、
 何故かそれに自嘲が含まれている気がしてならなかった。
「……この上に、痕を付けて。あの男が舐めた所を、舐めて」
 何時もの私なら、これは忠誠心を計るため、
 神は私だけのものではないと教え込ませるための命令だと理解しただろう。
 だが神の焦がれるような、不安げな瞳がそれだけではないことを示していた。
 それを拭い去りたいと私は神に口付けを
 ――快楽を与えるためではなく、想いを伝えるためという意味では
 初めての口付けを施していた。施さずにはいられなかった。
 そしてこんな自らのエゴに過ぎない口付けにも、神は舌を絡め、応えてくださった。
 それが申し訳なくも嬉しかった。
173痛悔機密:2007/08/20(月) 23:05:54 0
 少々名残惜しくはあったが、あまり長く挿入(い)れていては神の負担になると思い、
 自らのものを神の指と共に神の胎内から引き抜いた。
 早く疲れが取れるようにと抱えあげていた神の腰を下ろし、楽な姿勢にして横たわらせる。
 すると、行為の途中から枕に顔を埋めたままなのもあって
 神が突っ伏して泣いているように見えた。
 そのままでは息苦しいだろうと、顔を上げさせても良いのだろうが
 今の神は誰かに顔を見られたくない……そんな気がした。
 ……以前、監視によって自由を奪われている神の安らぎの場になれればと私自身が懇願したこともあって、
 神は何時も私の前では飾らない姿――淫乱な姿をお見せになっていたが、
 今回の――下僕のものを舐め、精を飲み、うつ伏せになって腰を高く上げるという屈辱的な体位を望み、
 私のものを受け入れながらも自慰に浸るという行為は、
 まるで神が自らを貶めるための行為のような気がした。
 せめて、身体の穢れだけでも清めて差し上げたいと、神の愛液と私の精液が流れ出る膣口を拭おうとするが、
 それすらも神の手によって止められた。
174痛悔機密:2007/08/20(月) 23:06:38 0
 神がお望みなら、凌辱や不浄であっても厭わない――厭うべきではないと考えているが
 ただ今回の、否、以前からのある行為は神自身に大変な危険を伴う行為であるため、
 不興を被るのを承知の上で進言することにした。
「神は……少なくとも私と関係を持つときは避妊をしてらっしゃらないのですね」
 神は最初の交わりから、私に避妊具を付けない状態での挿入を要求してきた。
 私はそれを、神は高田と関係を持つために薬で避妊をしており、
 また神以外の女性と関係を持っていない私が病気を持っている可能性も無いため、
 危険は無いと判断しているからだと思っていた。
 だが、高田と関係を持ったときのままだというシーツの汚れ、 陰部を舐めた時に味わった愛液、
 何より神の穢れを拭うためのハンカチを取り出す時に見た寝台横の屑籠の中身が、
 高田には避妊具をつけての性交を要求していることを明らかにしていた。
 ならば神はそれ以外の……薬による避妊はしていないことになる。
「もし懐妊された場合、出産されるにしろ堕胎されるにしろ、お体に大変な負担がかかりますし
行動に制限がかかり、キラとしての活動に支障が出るため、このようなことは避けたほうがよろしいかと」
 あえて、神が「私の子」を懐妊されるとは考えなかった。
 お子を――否、お子に関わらずとも、私が神の判断に口を挿むことはあってはならないが、
 お子をどうするかは神が判断すべきことであるのに、
 下手にこのことを考えると、下僕のエゴから「産んで欲しい」などと思ってしまいそうだった。
175痛悔機密:2007/08/20(月) 23:06:58 0
「子供ね……。魅上、私がお前と結婚したいと言ったらどう思う?」
 あまりに突飛な言葉に面食らうが、今夜は失言続きだったことを思い出し、
 無難に――模範的な下僕としての回答に終始することにした。
 ……実を言うと、「神と私の子」という考えが頭から離れず、機転が効かなくなったというのもあった。
「神の命なら、喜んで受け賜らせていただきます」
「なら、他の男と結婚したいと言ったら?」
「神が選んだ方に不足など無いでしょうから、あらん限りの祝辞を述べさせていただきます」
 神が、私の表情を確かめるために顔を上げられたが、邪念を悟られることは避けられた。
「本当によくできた下僕ね。でも少し考えが足りないわ。
私が『キラ』である以上、容易に結婚を――他人を近づけることなどできないでしょう」
 キラ代行者としてお前が言ったことじゃないと嗤われる。
「哀れむことはないわ。私は怪しまれること無く死神の眼を傍に置く手段として、
お前との結婚を考えていたのだから」
 神が無遠慮に、私の髪や頬を撫でる。
「本当にいい考えだと思った。お前の年齢や職業なら、普通の出会いをして私と恋人になってもおかしくない。
このような関係になれば、逢瀬を重ねたり、密に連絡を取ったりしても不審を抱かれることはない。
そう思ったの。お前の心を省みること無くね」
 そして自分は、私の本心がどうであれこの計画を崩すつもりは無いのだと
 神は憐憫の眼差しを向けながら、肩や胸にも、無遠慮なようでいて――優しく手を這わせる。
「挙句、お前を繋ぎとめるために、子供まで欲しいと思ってしまったの」
 そこまで忠義を疑われている自分の無力を恥じると共に 神の身体に負担をかけることは避けなければと
 ……自分のエゴを捨てて進言を続けようとするが、やんわりと拒絶された。 
176痛悔機密:2007/08/20(月) 23:07:44 0
「……ふふっ、どこまで冷酷な女だと思った? 純粋な打算でお前と契り、子を産もうとしている私を」
 そう仰った神は、寝返りを打つようにして横向きの寝姿勢に――私に背を向けた姿勢に変えた。
 その姿には冷たいものを感じるべきかもしれないが、無意識のうちにか下腹部に当てられた手は
 まだ居ぬ我が子への愛を示しているように思えた。 
「いえ、神は愛情深い方です。それをご自分に向けてくださればと思ったまでのことで
神の恩寵を疑ったことは一度も……」
「恩寵ね。私がお前に何かしてやったことがあったかしら」
「神の裁きは、私のみに留まらず、全人類に対する恩寵と愛情に拠るものであり
何かどころか、どのような言葉でも言い表せぬ程の大恩だと思っておりますが」
「……そう。私がお前に目をかけるまではね」
 下腹部に当てたものとは別の手で、神はシーツを握り締める。
「もし私がお前を代行者に選ばなかったら、そのままお前は誰からも追われること無く、
人並みの寿命を生きて、良き妻子に恵まれて……新世界でキラの恩恵だけを受けて生きることが出来た」
「神……?」
「なのに私は顕れてそんな未来を、自由を、お前が抱いていた神への幻想も奪ってしまった。
それでも……お前が信仰を捨てなかったとしても、私はこの世での幸福も、
あの世での幸福(天国)も与えることが出来ない」
 そう仰る神の背中は、男の体液と愛咬の痕に塗れ、神聖さとは程遠いものだった。
 だがこれは下僕の穢れを――愛情と呼ぶにはあまりに醜く身勝手なものを受け止めて下さったが故であり、
 全世界の穢れを一身に背負い、清めようとする神の崇高さを示すものであるように思えた。
 ……なのにその背中は、僅かに震えていた。
177痛悔機密:2007/08/20(月) 23:08:40 0
「……そして、私は高田を殺すわ。ノートの切れ端を持っている以上、下手に暴走されると困るもの。
自分を信じ、尽くす者に苦しみを与える。そんな神なのよ私は」
 そうして神は、自分で自分を抱きしめるような体制を取る。
 これではいけないと思った。神に自分を抱きしめてくれる者が自分以外にもいることを
 気づかさなければと思った。
「神、汚れたままで抱くことをお許し下さい」
 そう言うと、答えも聞かずに神を抱きしめる。常なら性に汚れたままで神に触れるという非礼は
 犯さないのだが、今回は神に自身の「汚れ」は「穢れ」ではないと教えるためにも、あえて強引に犯した。
「神はそのような神ではありません。何故なら私が今まで味わってきた苦難も、これから味わう苦難も
全て神のためだと知ったとき、それらは幸福へと変わったのですから」
 その幸福の十分の一も伝えられない、自分の唇がもどかしい。
「そして神にまみえた時、私は他の何者にも勝る幸福を味わいました。それは今も変わっておりません」
 神はご存じないのかもしれないが、私は高田との連絡の際に、彼もまた同種の気持ちだと聞いた。
 だから慰めではなく、神が下僕に罪の意識を感じる必要は無い。それなのに。
「……魅上は綺麗ね……」
 私の右手の指をなぞり、神は呟く。
「本当に綺麗。そしてそんな魅上を汚したのは私」
 右手の親指、人差し指、中指。ノートに書き込むペンを握る指。神の陰部に触れ、奉仕する指。
 それを震える指でなぞり、哀しげに神が呟く。
 私はそんな神を強く抱きしめ、神がなぞっていた指を、神の口内に捻じ込んだ。
178痛悔機密:2007/08/20(月) 23:09:00 0
「ああああっ」
 神の陰部から蜜を掻き出し、指に絡めたそれを見せ付けるようにして舐め取る。
 それと共に、抵抗を受け入れる程度に拘束していた神の腕を解放する。
 ……以前の私なら、同意も無しに女性を蔑む行為など、理解はおろか想像すら出来なかっただろう。だが。
「神、確かに私は神によって女性を――神を玩弄することの悦びを知ってしまいました。
その意味では、身体だけでなく心も穢されたのかもしれません」
 あえて下劣な欲望を晒したのは、穢れの喜びを伝えるために必要だと判断したからだが、
 事実、心のどこかに神のお気持など忘れ、このままよがり狂わせたいと考えている自分がいる。
 それに溺れないよう、けれど忘れないように、神の瞳を逸らすこと無く見つめる。
 その瞳に僅かな戸惑いと情欲はあったものの、恐怖の念はないことにひとまず安堵する。
「ですが、これも神に頂いたものですから、私はこの穢れを愛しさえしています。だからどうか神も……」
 何故か「愛してください」と言うことを躊躇ってしまった。
 それが神自身の罪であったとしても、それに載せて別のものを愛して欲しいという感情が零れてしまう
 そんな気がした。そのようなものがある筈が無いのに。
「魅上……私の与えた『もの』を愛してくれているのね……」
 私の申し上げたことが伝わったのか……神がそう仰って微笑んだ。
 細めた眦から、先の行為で溜まった生理的な涙が零れ落ちる。
「うん、それで十分だから。ありがとう魅上……」
 泣き笑いに近い表情を見せると、神は私の首筋に顔を埋め、抱きしめて……くださった。
 下僕に対して「今だけ、こうさせて」と態々許可を求めた理由については考えるべきではないと
 何故かそう思った。
179痛悔機密:2007/08/20(月) 23:09:17 0
 お疲れであった神は、そう仰るとすぐに寝息を立て始めた。
 何時もは神の用件が済むと、万が一にも他者に接触を悟られないよう部屋に戻るのだが、
 流石に今日はそこまで無粋になるわけにもいかず、私もここで休むことにした。
 神の寝顔を見ながら、彼女が罪悪感に苦しんでいたことを思い出す。
「神……。神が高田を殺すような時がくれば、私が高田を殺します」
 そうすれば神は、少なくとも自分が手にかけたという罪悪感からは逃れられる。
「しかし、そこまでして高田だけを殺そうとする理由は一体……」
 一応、死神の眼を持つ点で私のほうが優秀な駒だろうが、それは所有権の移動で簡単に移せるものだし
 東大を優秀な成績で卒業した彼の頭脳に問題があるとも思えない。
 またどちらも神の顔と名前を知り、ノートを持ち、神が肉体で縛っているという点は同じなので
 反旗を翻す可能性は、私も高田も変わりない。
 いや、客観的に見れば枚数制限のある切れ端ではなく、
 ノート自体やその知識を持っている私のほうが危険ではないだろうか。
 最も、本心では高田だけでなく、私も殺すつもりだとも考えられるが
 今日のご様子では、私の生存を前提として計画を立てているのは確実だし、
 何より殺すほどに信を置いていない相手にする話では無いだろう。
 ならば神に高田の処分を決意させたものは、我々の内面の違いによるもの。
 高田の神への崇拝の念は私に劣るものではないし、負の感情を抱いていないのも同じ。ならば。
 「恋……か」
 口に出したとたんそれは、生々しいものに感じられた。
180痛悔機密:2007/08/20(月) 23:10:16 0
 この歳まで恋愛感情を抱いたことはないため、それが危険なものか経験に即して判断することはできなかったが、
 私は高田が初恋の女性――神について語った時を思い出していた。

   「ええ、彼女とは社会人になってからは疎遠に――縁を切られてしまったんですけど
   彼女のためならプライドも何もかも、命さえも捨ててもいい。そう思えた唯1人の女性でした」

 そう語る彼の言葉には、恋愛と神に対しての敬愛に違いは無いように思えた。

   「誰かに嫉妬したり、相手を束縛したいと考えたり、嫌な感情を抱くこともありましたが
   それでも、本当にしてよかったと思える恋でした」

 ……けれど、このような感情なら、神の障害になることもあるだろう。

   「いつか魅上さんも会えますよ。そう思える女性に」

 私と高田が、唯の友人であった時の言葉。神と出会う前に告げられた言葉。
 それが、命さえも捨てて尽くしたいという思いなら、神であればよいと思った。
 それが、相手を苦しめるような思いなら、神でなければよいと思った。
 ……恋など、知らなければよいと、神を抱きしめながら思った。

―――――――――――――――
月子様貧乳ハアハアというネタの為だけに、1段落使うあたり、アホだと思った。
あやうく照にまでハアハアさせるところだったというのは、救いようがないと思った。
照月子の話なのに、高田を当て馬にしたり殺そうとするネタをねじ込むあたり、ドSだと思った。
……変態なのはじぶんだと、つくづく思った。
181名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 23:48:28 0
>>165乙!変態なんだか変人なんだかw
意地でもヤらないで何してんだこの二人w

>>180乙!魅上変態は変態なんだろうけど、全然そんな感じしないよ
魅上が神の月子と女の月子との間で揺れてて切ないな!

そういや魅上って月子より年上だったね。あんまりそんな感じしないけど。
L7つも離れてたっけ。対面はギリギリ大学生だけど女子高生だったらいろいろアウトな感じがする(何が
女子高生とか制服とか、手を出しちゃいけない禁断の香りを感じてしまう(オヤジかorz)
182名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:13:22 0
>>165
乙!
普通にヤるより何だかエロイよ
皮がどうこうと結構冷静なのにワロタww

>>180
乙!
魅上が変態というよりは寧ろ健気?
月子にどっぷり嵌ってるのがイイ!

>>181
Lは若く見えるっていうか年齢不詳な感じだけど月子とは7つ離れてるよ
ついでに対面自体は受験会場だから、月子は女子高生って事に…
その頃は誕生日前だからまだ17歳なんだよね月子
世界の切り札と大和撫子の腹の探り合いってだけでも萌えるのに
女子高生とか制服とかのオプションまでついたらヤバすぎる(*´Д`)ハァハァ
183名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 00:38:13 0
>>181
今さらだけど・・・17歳とか若っ(*゚∀゚*)ムッハー
セーラー服とか萌えすぎるからイカンよ
しかし女子高生からしたら20代半ばなんてオッサンなんじゃないかw
184名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 03:43:05 0
管理人さんいつもおつです

>>183原作は私服で試験だったけどやっぱ制服っすよね(;´Д`)ハァハァ
185名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 05:05:38 0
>>171様。あなたが神か!!全力で乙!続き待ってましたv
神を敬愛しているのに月子を意識している照が切なくてもどかしくて萌えるw
もうお前ら結婚しちゃえよ!!新世界と同時に家庭も築いちゃえw
照の葛藤と激しい愛撫を内心で喜び受け入れてる月子が可愛い…健気だよ。
真面目でイメージを壊す事がなく、文章も上手いので引き込まれながら読みました。
言葉が見付からない…本当にGJです!!
エロとか変態とかは前回同様気にならなかったです。寧ろデスノが青年向け雑誌掲載なら
こんな感じだろうな、って感じたくらいです。下品じゃないエロって凄いよ…
また書いて下さるのを心待ちにしています。

管理人様いつも神速更新お疲れ様です。
186名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 05:58:25 0
>>170GJ!
涜神的な何か(;´Д`)ハァハァていうのはありますね。
Lと月子で書きたいような、暑いような。。。Lと月子だと原作よりも状況がちょっと外れるし。
それで1スレ目から考えてた海〜水着〜ビキニ〜
あまり描写が充実してないですが投下いたします

生存エンドのつづき
パラレル。L生き残ってます
月子とL
187生存END:2007/08/21(火) 06:01:06 0
結局、一晩中月子とミサを独占したニアとメロは二人の部屋に泊まった。

次の日の午前。
竜崎はニアとメロを書斎に呼び出した。

二人は少し不安と期待の入り交じった顔つきで書斎のドアを開けた。
竜崎は二人を招じ入れると、少し窓の外を見、くるっと振り返る。
「ニア、メロ。二人にお願いがあります」
「何?何でも言って!」
二人は頬を紅潮させ満面の笑みを浮かべて答える。
恋人同士の邪魔をしているという漠然と感じていた罪悪感が吹き飛んだ。

ニアとメロは嬉しくてドキドキしていた。
何らかの指示以外にLが彼らに頼み事をするのは初めてのことだった。

竜崎は机の下からおもむろにビーチボールを取り出した。
アジア大陸育ちと思われる頭の黒いネズミが描かれている。
竜崎は視線の先でボールを回した。
「今日の午後、高田さんと弥さんをビーチバレーに誘ってください」
メロとニアは拍子抜けした。
ニアがボールを受け取ると大事そうにパジャマの腕に抱え込む。
「それ、だけ?」
華やかな金髪を揺らしてメロが訊く。
びっくりしたのか三白眼気味だ。
「ええ。よろしくお願いします」
竜崎は小さく答えると、話を切り上げるように窓を向いた。
視線の先には白い砂浜が見える。
ニアは不機嫌そうに眉間に皺を寄せると、メロを引いて書斎を後にした。
----------------------------------------------
188生存END:2007/08/21(火) 06:03:27 0
プライベートビーチで、ビーチバレーをして高田とミサとメロとニアが遊んでいる。
月子と竜崎は応援をしていた。
竜崎の方はまったくと言っていいほどバレーに参加しなかった。
月子が参加し続けようとするとパーカーを引っ張って止めた。
並んで激戦を繰り広げる四人を眺める。

月子はビキニにパーカーを羽織っている。
竜崎は袖をまくったりするもののビーチでも着衣だった。
濡れても着衣。塩を吹いても着衣。
「ねえ、暑くないの?」
不思議そうに月子が尋ねると
「紫外線なんて百害あって一利無しです……」
と、そっけなかった。
竜崎はひたすら花の刺さった蜜屋サイダーとハワイアンブルーを啜っていた。
使用人が頻繁に換えに来ると、月子にも新しい飲み物を置いた。
「ありがとう」
月子は笑顔で言う。
「(どういたしまして。ご用があれば何なりと)」
使用人は微笑んでそう言ったが、月子には何の言語か聞き取れなかった。


そろそろ午後のオヤツという時間になった。
でっぷりと太った女中が、おいしそうな匂いをさせてコテコテの日本式焼きそばを持って来る。
「(皆さん、おなか空いたでしょう。さあさ)」
などと言っている気がするが、日本人グループには相変わらず言葉は分からなかった。
ニア等はわかっているのか、一度訊ねてみたが、Lに禁止されていると言って教えてはくれなかった。
月子は心中、帰ってからでも何語か探り当てる気で居た。
「美味しそう!」
「いただきまーす」
「肉も入ってます…」
竜崎の謎の気遣いであった。
189生存END:2007/08/21(火) 06:04:29 0

焼きそばを食べると、皆ぼんやりと言葉少なになって波の音を聞いている。
パラソルの下でメロが眠り込んでしまった。
ニアも眠そうに目を擦っている。
高田はメロをそっと抱き上げた。
「部屋に寝かせてきます。ここは暑いですし」
ニアがミサのパーカーの裾を握った。
「(ミサ姉ちゃんも一緒に来て…)」
英語で甘えるように言う。
「ええっ。何。どうしよう」
「ミサも一緒にと言ってます…」
竜崎がご丁寧に通訳した。
ニアが上目遣いでミサを見上げた。
渾身の可愛らしさを発してミサのパーカーを引っ張る。
単純なミサはすっかり懐柔されてしまった。
「しょうがないなニアは、ほら行くよ」
小さな手を握る。
ミサが少し歩いて振り向く。
「ちょっと。二人ともここで待ってんのよ!試合はまだ終わってないんだから!」
と月子と竜崎に言い残し、高田がメロを抱いて、ミサが眠そうなニアの手をひいて別荘へと歩いて行った。
「待ってるよー」
月子は応援するように手を振った。
「……。」
竜崎は指を唇に当ててニヤリと笑った。
----------------------------------------------
190生存END:2007/08/21(火) 06:06:01 0
「じゃ、ちょっと俯せに寝てください」
唐突に竜崎が言った。
「そろそろ塗り直さないと日焼けします」
「じゃあ、背中だけよ」
月子は寝そべった。
竜崎はさっさと背中の止め具を外す。
「ちょっと!?」
「邪魔ですから」
多少疑問も残るがミサもそうしていたので納得して黙った。
日焼け止めクリームを手に取ると、月子の背中をいやらしく撫で回す。
細く締まった腰から肩胛骨へ撫で上げると、腰からむず痒いような振動が体の中へ送り込まれる。
大きな手の平の感触が愛撫を連想させる。
「んっ……」
月子は喉から漏れ出そうになる声を噛み殺した。
あらかた背中は塗り終わった。
「足も塗って差し上げます」
竜崎がぼそっと呟いた。
「ええっ」
「ついでですから」
足首から手の平の感触が上がってくる。
「っ…」
月子はゾクゾクした。
太股まで塗ってしまうと突然、竜崎は月子のビキニの尻をめくった。
「ちょっと!」
手で胸を押さえ半身を起こそうとする。
胸の水着はゴムの弾力で首まで上がってしまっている。
「胸見えますよ、窓から高田に。……私なら衛星使ってでも見ますけど」
191生存END:2007/08/21(火) 06:07:03 0
「…何よ」
ふてくされて、月子はまた俯せになった。
仕方なくそのまま塗らせる。
月子は何だかむずむずしてきていた。
隠れて竜崎とベランダでキスしたりはしている。
全くの禁欲というのでもないが、長く離れていた恋人を前にして最後まで至ることの無い行為は体の中で燻るように焦れったさだけを高めていた。
ぷりっと露出した桃のような尻を撫で回す指が内股に入る。
我慢できなくなった月子が体をくねらせる。
「あ……っ…はぁ……ぁっあ…」
波の音に混じって甘い吐息が聞こえる。
手の中で甘く喘ぎ始めた月子に実は竜崎ももっとムラムラしていた…。
----------------------------------------------
携帯電話の着信音がした。
竜崎がビニール入りの携帯電話をポケットから引っ張り出しながら立ち上がる。
月子はその隙に水着を元に戻した。
「(…はい…そうですか。うまくいきましたか)」
後ろを向いて、使用人に答え、邪魔者の室内監禁を確認した。
だが月子には言葉が分からない。
竜崎は携帯を閉じるとテーブルに置いた。
「じゃ、行きましょうか」
「何…どこに?」
サンダルを履くと、月子の手を引っ張るようにして、ずんずん歩いていく。
別荘の見えない岩場へ来た。
192生存END:2007/08/21(火) 06:11:37 0
---------------------------------------------------------
ニアとメロが寝椅子で眠るサロンで高田と弥は茶を啜ろうとしていた。
四人を出迎え、昼寝にサロンに通され、そのあと来た使用人が置いていったものだ。
「ビーチどうかな…一緒に来ちゃえば良かったわ」
ミサが窓を見ると、竜崎が月子にクリームを塗っている。
「ちょっと、高田!」
「あ……」
「あ、じゃないわよ!戻らなきゃ…」
飲みかけのアイスティーを置く。
ドアを開けようとしてガチャ、と言う音でミサは不思議そうな顔になる。
「あれ?開かない…何で…」
何度もドアノブをいじるが開かない。
ドアに歩いていくと高田も不思議そうにドアノブをいじる。
「開かない」
何度もドアを開けようと試み、大声を出す。
そのうちに二人は嵌められたことに気づきはじめた。
「ああっ!どっか行っちゃう…」
月子とLが手に手を取って逃避行のように見えない方へ歩いていくのが見える。
弥は遠目に見て歯ぎしりする。
高田は諦めたように椅子に座った。
ここの窓ガラスは全て恐ろしく頑丈なのだとの説明を反芻しつつミサに声をかける。
「ハメられましたね」
高田はふとメロとニアの寝顔を見て髪をそっと撫でる。
「ハメられたわ…しかもアイツ、振り返ってこっち見たわ…ムカつく…」
「かなり邪魔しましたからね。怒っててもおかしくないんじゃないですか」
「冷静ね…タカダ君」
「そうでも無いんですけど…どう見えても別に…」
下を向いた高田の頬が少し紅い。
「想像したんだ」
ミサが煽ると耳まで紅くなった。
193生存END:2007/08/21(火) 06:12:33 0
「はぁ〜。こんな所で好きでもない男煽ってもなあ…」
ソファーにひっくり返ると、ミサと子供達を見て高田が口に指を当てた。
ミサと高田は可愛らしく眠り込む二人を見つめ、ふと和んでしまった。
「ふふっ。これじゃお父さんと、お母さんと、子供みたいね」
囁くように言ってメロの金の髪を指に巻き付ける。
「弥さん、それは無理です。合ってません。あと、かなり遠目に見ても人種が合ってませんよ…」
声をひそめ、高田が冷静につっこむ。
「私だって、高田君と夫婦とかありえないから。そういうんじゃなくて…」
「そうですね…別に好みじゃないとか、そういうんでも無いんですけど…恐ろしく合ってませんからね…」
「合って、ないわよねえ…」
「裸で無人島で二人きりでも無理ですね」
「その通り…」
二人の意見は一致した。
永遠に男女になれない弥と高田は、ヒソヒソと散々竜崎の悪口を言い合う。
「あいつ変態だから、絶対」
「自信満々ですねミサさん。何か見たんですか?」
「それはちょっと言えないわね…何かくれたら教えてあげてもいいわよ」
「ガメツイんですね」
小さなケンカを繰り返すようにして、喋り続けると二人は大きくあくびをした。
「ねむ…」
「僕も…」
空調の効いた室内で、運動で疲れ切った四人は結局眠りこんでしまった。
---------------------------------------------------------
194生存END:2007/08/21(火) 06:16:46 0
波に浸かりながら竜崎が月子の腰に手を回すと、月子もLの白い首に腕を回した。
「久しぶりね」
「そうですね」
顔を見つめ合う。
初めは軽く、だがすぐに深く絡め合うように口づけを交わす。


月子は岩壁に手を付いた状態で振り返った。
「ねえ竜崎、この格好でないとダメ?」
恥じらうように訊ねる。
竜崎はメロとニアがグリグリに固結びした、首の紐を解きながら不機嫌そうに眉を寄せてみせる。
「ここが一番近い場所なんです。座ってもいいですけど、逆だとあなたに動いて貰いますよ?」
「じゃあ、これでいい」
月子は真っ赤になって壁を向く。
「それに」Lは言葉を切った。
「早くあなたと繋がりたかったんです」
月子は小さな呟きですら余計に肌を火照らせるのを感じていた。
ざらざらした岩場は服を敷いて竜崎が座り、その上に月子が跨る事はできそうだった。
「ほどけました。全く…」
水着をつまみ上げる。
日灼けの無い白い細長い指が月子の乳房に触れる。
「…あまり、成長してませんね」
「何よ!」
言いかけた月子の乳首を摘む。
「んっ」
弄ぶように小さな蕾を倒す。
月子は首を仰け反らせて腕を上げ、背後の竜崎の首に回した。
「随分…敏感に感じるようになりましたね」
胸の赤い蕾を苛む指先の刺激で月子の腰の奥が痺れるように疼く。
既に充分に湿った性器にぬるぬると何かが吹き出すのが分かった。
「私が居ない間何をしてたんですか?」
195生存END:2007/08/21(火) 06:18:47 0
「っ、何よ竜崎こそどうしてたのよ」
「忘れました」
首筋に唇を這わせ、小さな耳を舐める。
「ここの練習でもした訳ですか」
蕾を両手で摘むと先を優しく叩く。
指先に吸い付くような刺激に月子は腰をくねらせた。
「…意地悪」
月子の小さな乳房を撫でるように揉み、体のラインを確かめるように脇腹から腰へ手を伸ばす。
意外にガードのゆるかったビキニの腰の紐を解くと月子の水着を外した。
「濡れてます」
てろりと糸を引いた部分をしっかり確認すると、岩場に置く。
「竜崎のバカ」
小さく吐いた呟きを竜崎が聞きとがめた。
「酷いですね、私は凄くあなたに会いたかったんですよ?」
背後から濡れた局部をいきり立つ自身で刺激してやりながら言う。
波の音の合間にもはっきりと、くちょくちょと蜜の泡立つ音が聞こえる。
焦らされて堪らない月子はくねるように腰骨を蠢かせ、それでも言い返した。
「嘘。放ったらかしだったじゃない…っ」
「ずるいんですね。私ばかり好きみたいです…入れますよ」
くびれた腰を掴んで突き出させる。
形の良いヒップラインの下で蜜が膝まで垂れそうになっている。
「っ…や…痛…痛い」
月子の膣に押し入り、ゆるゆると動く。
「少しきつい…ですね…急ですがもう動きます」
波の音。
濡れた局部をうちつける水音、叩き付ける肉の音が響く。
月子は膝をがくがくと揺らして喘ぐ。
「ああっ…あっ…竜崎…好き…っよ…あ」
竜崎の猛った半身をずるりと抜いて、月子がくずおれた。
「月子さん…早いです、擦りむいてないですか」
竜崎が助け起こす。
「ごめん」
196生存END:2007/08/21(火) 06:20:11 0
「仕方ありません、やはり乗ってください」
服を広げ岩場に腰を下ろす。
傾きかけた太陽が黄色く竜崎の顔を照らした。
いつもより穏やかに見える竜崎の下半身だけがぬらぬらと剣のように赤く猛っている。
「の…乗るの?」
「嫌ですか?」
「…ううん…もっと顔見せて」
竜崎の頬に手を添える。
ずぶずぶと腰を沈めると、上下に腰を動かす。
「ああっ…あっ…あ……ん」
月子の高く細い喘ぎ声。
くぐもった嗚咽。
「良い…です…月子さん…もっと」
割れてくわえ込んだヒップから腰を撫でる指が背骨を這い上がる。
竜崎が目の前にある小さな蕾を舐めると、月子は首を振った。
「あっ…ん…だめ……分からな…な…う……」
背に腕を回し、執拗に唇で挟んで舌先で舐めると、月子はビクビクと震え突き刺さった肉を緩慢に締め上げた。
「凄いですよ……中が…」
深々と刺さった月子を下から突き上げる。
「りゅ……だめ…だめっ…」
拒絶の言葉を吐きながら、月子が悶えると竜崎も絶頂に達した。
月子の奥へ奥へと送り込まれる精に、月子は股をピクリと痙攣させる。
「あ…あ…竜崎、…L…」
名前を呼ぼうとした竜崎の唇を月子が塞ぐ。
押し入るように舌を割り入れ、竜崎の顔に涎を垂らしながら舌を吸い合う。
黒い髪を撫で、耳を塞いで口の中の粘着音を竜崎に聞かせると、繋がったままの楔が月子をまた押し広げる。
糸を繋いで唇を離すと竜崎が困ったような顔になる。
「まずいですね…またです…」
「もう一回する?」
「いえ…止めておきたいんですが…」
二人は何度も繋がったまま深い口づけを交わした。
197生存END:2007/08/21(火) 06:22:10 0
----------------------------------------------
「じゃ戻りましょう。足下に気を付けてください」
手を繋いでビーチに戻り、屋敷に携帯で連絡するL。
「高田さんと弥さんも起きて来たようです」
「四人とも寝てたの?」
「ええ。夕食ですが、月子さんは私の部屋で摂ってもらいます。…大丈夫ですか?食欲ありますか?」
「変に優しいのね。あんまり食欲は無いかな…」
「食事はきちんと食べてください。夕食の後、朝まで付き合って頂きますから」
くるりと背を向けるとずぶ濡れのまま、すたすたと歩いていく。
「ええっ」
月子は大声を出した。
声に竜崎は振り向いて、ひどく恨みがましい目で月子を睨んだ。
「何です。この三日間私がどんな気分だったと思うんですか」
爪を囓りながら、続ける。
「まったく…この数ヶ月間だって…月子さんときたら…」
ほとんど根拠のない愚痴をブツブツと喋りながら、砂浜を戻っていく。
月子は照れくさいのに、嬉しいような胸が熱くなるような気持ちがして苦し紛れに竜崎に体当たりをした。
「ごふ」
不意を突かれて竜崎は砂に倒れた。
「ごめん…」
月子は立ち上がった竜崎の砂を払ってやる。
「…一回は一回ですから…一回、追加です」
-------------------------おわり---------------------

とりあえず一旦終わります
月子さんの水着の謎構造とか、竜崎はいつ服を脱いだかとか
二回目はしたのかとか…すみません
198名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 06:26:22 0
GJ!!!
会社行く前に覗いて良かったぁ〜
月子に優しい竜崎(・∀・)イイ!
199名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 06:27:49 0
>>197あとニアメロ十歳以下設定です。きちんと最初につけるつもりがOrz
200名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:21:49 0
>>187様。乙!
優しい竜崎がイイですね。色々と強引で手段を選ばないところもらしくてw
無邪気なニアとメロも可愛い。素直な月子が一番可愛いです!
201名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 14:53:26 0
>>180
月子と魅上の会話がすごい良かった!
しっとりした感じで原作の二人の性格や空気も壊れてないし、面白かった
月子がすっごい好みw
202名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 19:37:02 0
>>197
GJ!!!続き待ってました!!
優しい竜崎がすごくイイし、月子も恥じらったり大胆だったりで魅力的!
小さいニアメロも可愛かった〜
203名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 22:19:49 0
>>197
GJ!ラブラブだなぁ。ごちそうさまです。
青い海に白い砂浜、水着、エロ!夏らしくて良かったです!
チビメロを抱えてあげる高田君に惚れたwミサとのコンビもイイ!


そして、エロも萌えもないですが、できてしまったので>>132続き投下します。
この人は・・・書いてて一番楽しかった。
204月子の童貞攻略法:2007/08/21(火) 22:20:43 0
Episode5 魅上編

――ホテルの一室(※そういえばホテルの一室ばっか)
「魅上、お前は期待以上だったわ。よく働いてくれてる」
「もったいないお言葉。ありがとうごさいます」
「それにしても奉仕してくれるのはいいけれど、毎日そんな生活で…恋人とかいないの?」
「いえ、私は神に認めてさえいただければ」
「もしかして魅上、女性と付き合ったことなかったりする?」
「!!…は、はい。これまで女性と付き合いたいなどと思ったことはありません」
「嘘ばっかり」
妖艶な笑みを浮かべて魅上に近寄る月子。少し戸惑い後ずさる魅上の手を握る。
「ねぇ、魅上…」甘く囁く月子に魅上が完全に硬直する。
「…あ!ちょっと魅上!鼻血!」
魅上の鼻からツーと一筋の血が垂れている。
「え!し、失礼しました!神の前でこんな…」
「なんか漫画みたいね」
月子が面白そうにティッシュで鼻を抑える魅上の頬に手を掛ける。
「か、神!」さらにドバドバと鼻血の勢いが増す。
「…ちょっと触っただけで鼻血出すなんて、どんだけ純情なのよ。中学生かお前は。
 どっかの誰かなんて胸当てて抱きついても顔色一つ変えなかったのに」
「申し訳ありません…」
「これ以上触れたらどうなるのかしら?」
「神!お、お戯れはこのへんで…」
魅上からはちょうど大きく開いた服の間から月子の胸の谷間がチラチラ見える。
さらに月子が両手を魅上の頬から首に回した。柔らかい胸が魅上に当たる。
吐息がかかる距離まで二人の顔が近づいたとき…
「か、か、神っ…」
205月子の童貞攻略法:2007/08/21(火) 22:21:43 0
ブシュ――――ッ
尋常ではない勢いでシャワーのごとく鼻血が噴出した。
「うわっ!魅上!?」(;゚д゚)
咄嗟に月子を汚していはいけないと顔を背ける魅上。
出血多量で死ぬのではないかと思えるほどの量の鼻血が絶え間なく流れ続ける。
あまりにも古典的すぎる男に月子は唖然とする。
「だ、大丈夫…?タオル持ってきてあげるわ」
「いえ、神にそのようなことをっ!!」
全身血まみれになりながら恐ろしい形相で叫ぶ魅上。
「ひぃぃ!」(((;゚Д゚))
「だ、大丈夫です!これしき!毎日ジムで鍛えています!!」
(いやっ関係ないし!ていうかコワッ!)
自分でタオルを持ってきて、何とか気合で鼻血を止める魅上。
「神の前で大変な失態を…ここは腹を切ってお詫びをっ!」
「えええ!?武士か!いいから!怒ってないわ!」
月子が切腹を押し止める。
魅上は床に正座して俯いている。
「はぁ、面倒だから半径1m以内は近づかない方がいいわね」
「…神…」残酷な提案に魅上は悲しそうに顔を上げるが仕方ない。
ため息をつきながら月子が椅子に座り脚を組んだ。
その時、魅上の視線の高さに月子の脚がきて短いスカートの中がちらっと見えた。

ブシュ――またもや大量の鼻血を噴出させる魅上。
「ええっ!ちょっと!」
驚いた月子が屈んで魅上に寄ろうとすると、今度は胸の谷間が魅上の視界に入る。
ドブシュ――――ッ
「ぎゃぁ!!み、魅上!」

後日、ホテルの従業員が部屋に残された大量の血痕を発見して110番通報した。

(エピソード6へ続く)
206名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 22:42:01 0
>>205GJ!
わろたw
魅上しなないでーw
207名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 23:31:34 0
>>205笑いましたwww

魅上せっかく京男なんだし、はんなり京都弁で東女ライコちゃんエスコートしてほしい。
「ほな。いきましょか。」
とか。
何かにあわんなぁ〜・・・
208名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 23:44:12 0
>>205
お茶吹いたw
笑いすぎてお腹痛いwwGJです!

>>207
いいね!はんなりテルーw
どうせなら京男らしく和服着てエスコートほしい
というかみんな御国装束でも面白そうだな〜
Lなら古き良き時代の英国紳士っぽく、
高田なら坊ちゃんっぽく着流しと羽織でもいいしスーツでもいい
月子は深窓の令嬢が着るような真っ白なワンピースか振り袖とかで
209名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:08:42 0
その白ワンピスカートがミニで
せっかくの京風情が魅上の鼻血で台無しやな
210名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:18:14 0
ちょw魅上に鼻血がデフォルトになってきてるw
でも見た目イケメンなのに中身は思春期なのがいいw
あ、自分は月子の白ワンピースはちょっと古風なフレアーロングを想像してた…
211名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 00:31:42 0
>>210
あたしはミニもしくはフレアー膝丈。
フレアー膝丈は安全な感じだけど案外前かがみになると
角度しだいでぱんつ丸見えになってしまう件
212名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 02:05:25 0
フレアーロングと聞いて、モンローのアレを月子で想像して萌えた
あそこまであからさまじゃなくても、きっと普段はあまり日に当たらなくて白いのだろう
月子の生足とそこにまとわりつく薄布の ふわふわ ひらん はきっと目に優しい

……いい加減眠ることにする
213名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 13:18:52 0
>>204様GJ!そして乙です。
待ってましたよ魅上変!…おっと。魅上編だったw
イケメンストイックなのに中身が純情少年な照がイイ!笑い捲くったよ。
TV画面では真面目な信者で検事だと思ったのに、逢ったら純情少年で月子はどう思った
ろうか…w

はんなり着物照を想像して萌えたw月子と並んだら絵になるだろうねぇ(*´Д`)ハァハァ
白ロングワンピにツバの大きな白い帽子を被り、風を受けて草原に居る月子を想像した…
斜め後ろには執事服を着てバケットを持つ照を(ry その肩にはねんどろリューク付きでw
214名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 15:57:18 0
>>213リューク!何で縮んだ!
ジジィにバレた罰か?
215名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 18:54:58 0
>>214そういう意味じゃなかったんだけど笑った!
高原にリアルリュークは不釣合いだと思い、ディフォルメにさせたんだけど…
その設定も笑える!イイ!(・∀・)
そんな訳で…↓

「おいツキコ」
「ん?……え、嘘…リューク!?」
「ああ。ジジイにシドウのノート盗ったのバレて、その罰だとかでこんな姿に…」
「いや〜ん、リューク可愛い〜!」

久々に実家の自室に戻り、服を取りに来ていた。鞄に適当に服を詰め込んでいたら最近聞いて
いない声がして振り返った。
すると其処に居たのは…身長が十数CMになった死神リュークだった。
死神大王の下した罰は余りにも軽いものであったが、プライドを崩すには充分だった。
下界に下りる許可は直ぐに出たが、こんな姿を曝すには流石のリュークも躊躇ったようで。

それでも下界のリンゴは魅力的で、月子に貰おうと笑われるのを覚悟で降臨したのだった。
月子に声を掛け、姿を見られ…呆れ、バカにされてるだろうと思っていた。だが月子の反応は
違うものだった。
「それ」がリュークだと認識するやいなや抱き付いてしまう。すっぽりと胸に収まる大きさの
ミニ死神は月子の少女心を突いていた。
216名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 18:55:40 0
「すまん。いくらツキコでも照れる」
「やん!もっと抱かせてよ、折角可愛いのに!」
「…お前もやっぱりオンナノコなんだな…」
「何よ、いけない!?いいからコッチ来なさいよ!」

月子の柔らかな胸に窒息していると、すっとその姿を半透明にして甘い拘束から逃れた。
ぷぅと頬を膨らませる姿はリュークから見ても可愛いと思えたが、両手をワキワキして身構える
のは流石に面白怖くて。
大して広くない部屋で不毛の追いかけゴッコが始まるのは目前だった…

…なんていうネタが浮かんだw
「来週に魅上とピクニックに行くから連れて行ってあげるわ」とリュークを抱っこしてる姿も(ry
217名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 19:03:32 0
やっばい月子とリュー君可愛いww
そりゃねんどろいどリュー君見たら抱きしめたくなるな女の子だもんw
乙!
218名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 19:31:42 0
>>215-216(・∀・)イイ!!
219名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 19:42:43 0
連想妄想一発

シドウもいっしょに縮んでしまう。
リュークの後からおずおずと出てくる。
「だいじょうぶ?」
「実はシドウってやつもチョ…」
「きゃああ!虫が!虫がー!」
丸めた雑誌で追い払われるシドウであった。
220名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 19:50:49 0
確かにwシドウが小さくなったらGだわ
221名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 20:04:25 0
Gというか、得体の知れない虫のイメージw
222『やさしくつかまえて』:2007/08/22(水) 21:06:57 0
>>215を書いても「リュー君と月子」妄想は尽きず、また書いてしまいました。シドウはいません…
一応、照月子。ほのぼの、ギャグ。

『やさしくつかまえて』


「見て見て魅上〜!」

翌週、約束通り京都から上京して来た魅上を待ち合わせ場所のホテルのロビーで見つけると、
縮んでしまったリュークを両手で持った月子が小走りで近付いて来た。
久し振りの遠出ではしゃいでいるにしてもいつもとは全く様子の違う、テンションの高い神に魅上は
一瞬怯んでしまう。
だが、白い清楚なロングワンピース姿に思わず胸が高鳴って。

「これリュークなのよ。キモ可愛いと思わない!?」

魅上の前に着くと嬉しそうにしてリュークを見せる。
走っていた所為で止まった振動で被っていた白いツバ帽子がクリーニングされた床に落ちる。
腰を屈めてそれを取った魅上が眩しそうに月子を見つめ、恭しく小さな紅茶色の髪に乗せた。
満面の微笑みを浮かべる月子は年相応に見えず、少し幼く感じた。
いつも気丈で、崇高な神にもこんな一面があったのかと驚かされるが、これも「神」なのだと思うと
愛しさが心を温めた。
223『やさしくつかまえて』:2007/08/22(水) 21:07:40 0
「聞いてる魅上?」
「あ、すみません。え…これがあの死神なのですか?」
「久し振りだなテル」
「うわ、この姿なのに声は変わらないんですね…」
「ね!!キモ可愛いと思わない!?」
「ええ、まぁ…言いえて妙、ですね…」

突き出すようにして目の前に縮んだリュークを出されるのでついそれを受け取ってしまう。
両手で持つには充分の大きさ。確かに死神リュークの面影はあるが、ディフォルメされている姿は
魅上から見ても少し可愛いと思えた。
久し振りの再会を果たして挨拶をされれば魅上の顔は引き攣って。
姿はちょっと可愛いのに、声は相変わらずの枯れた様な低い声色。流石に声まで変わったらそれは
それで怖かったが、今の状態でも充分に退いてしまう。

魅上とリュークの遣り取りを見ていた月子は胸の前で両手を絡ませて握り、琥珀色の瞳を煌めかせ
ていた。
月子の思考を悟るのは得意な魅上でも、これを愛でる考えまでは悟れず悔しく感じるが、これは別に
構わないだろうと思った。
それでも瞳を輝かせている月子は、珍しい玩具を手に入れて喜ぶ深窓の令嬢にも見えてとても眩し
かった。内心で、縮んだ死神よりも神の方が数億倍も可憐で可愛いです!と叫んでいたが、それを
言葉にするには勇気が出なかった。
224『やさしくつかまえて』:2007/08/22(水) 21:08:16 0
「リュークも連れて行くから。良いよね?」
「ま、オレはお前らに憑いてるから嫌だって言っても無理だけどな」
「リュークは魅上の肩に乗ってね。きっと似合うから!」
「私の肩にですか!?」
「他の人には見えないんだから良いじゃない。キモ格好良い魅上とキモ可愛いリュー君なんてお似
合いじゃない」
「それは…褒めているのですか?それとも…」
「褒めてるわよ。さ、行きましょ」

勝手に会話を終わらせると魅上の横に来てするりと腕を絡めてきた。
相当機嫌が良いのか鼻歌交じりで腕を引いてくる。
そんな月子に逆らう事も出来ず、いや元々そんな気すら無いだろうが、小さく溜息をつくと右肩にリュー
クを乗せ、床に置いたバケットを取って歩き出した。
折角の二人きりのピクニックだったのに、余計なオマケが付いて来てしまい落ち込んでしまうが、こんな
にも明るく楽しそうな月子は珍しいので諦めるしかなかった。

「楽しみですね」
「そうね…特にお弁当が」
「オレはリンゴが」

何となく癖で林檎を持って来たのは幸か不幸か。
腕に絡まる月子に視線を落とし微笑みを浮かべて、口ずさむ歌は何だったかと考えながらホテルのロビーを
後にした。
きっと二人を待つのは一面金色の草原だろう…


======
ヒント・最近本当にメ/ーヴ/ェを開発したと聞きました。
あっ、そしたら服は青いのじゃなきゃw

ねんどろリュー君を愛でる月子は可愛いと思った。それだけw
225名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:13:02 0
>>224GJ!
ねんどろリュー君欲しい(*´Д`)ハァハァ
ミニミニ化、癖になりそう。無理無理なのにw
226名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 01:52:21 0
>>224 乙です!面白!
林檎が自分と同じくらいの大きさだぞ、りゅーくん!
食いでがあるってよろこぶかもしれないw
227名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 19:06:04 0
黒ライトと白ライトの双子美人姉妹
二人そろってLの取り合い☆
228名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 19:55:21 0
>>224
乙!
ねんどろリューくんキモ可愛いんだろうなw
女の子っぽさが出てる月子も可愛い〜

>>227
パラレルだけどなにその萌える設定(;´Д`)ハァハァ
悪女系美少女と聖女系美少女にモテモテだなんて
Lが羨ましすぎる!絵で見てみたいな〜
229名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:03:04 0
月子とキラ子?月だし星子(ほしこ・キラコ・せいこ?)かな
230名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:13:42 0
いいね星子と書いてキラコ!
ストレートにきらきら星の綺羅子(または綺羅)とかもいいけどw
太陽=L、月=月子、星=キラ子って感じかな
あと、双子じゃなくて別人格ってのもいいかもしれない
231名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:26:42 0
う〜わ〜・・・
双子とか引くわ
232名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:28:15 0
そりゃどんな、やぬすの鏡
233名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:29:27 0
>>231
まぁまぁ

確かにちょっとパラレル強すぎ感あるが
234名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:32:41 0
キャラコ(綿織物)と浮かんだ自分
アニメの最後に並んでた白黒も思い出すし
主人公が二重人格だとすると……精神鑑定行きだな♪
235名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:37:09 0
双子妄想荒れそう
236名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:40:33 0
二次だとキャラ設定変えると荒れるよなやっぱ
237名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:42:52 0
ってか>>227の☆にドン引きなんだけどw
238名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:49:28 0
何か来たなとおもた☆
239名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:49:50 0
>>232
自分も同じ事思ったw
ってかこういう話題になった途端人が増えるのは何故だw
240名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:51:20 0
>>237
リア厨じゃない?
双子とかいかにも好きそうだし
241名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:52:51 0
>>239夜中にヅラかぶって不良娘:昼は優等生
みたいなねwwwwwwww
242名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:53:29 0
>>239
荒れそうだとつい口出ししたくなってしまうw
もう流れ変えたい

月子は黒と白両面あるから魅力だよね
一粒で二度おいしいというか
243名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:54:53 0
>>234
>アニメの最後に並んでた白黒も思い出すし
kwsk
なんだろ?そんな場面あったっけ
244名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:55:17 0
>>242
同意
双子とかなんだそれ
245名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:57:48 0
>>243宣伝の人たち。ごめん・・・
246名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:59:37 0
>>242
ノート拾う前の退屈で死にそうな灰色月子も追加していいですかw

まあ月子は一人だからこそその二面性が面白いし萌える
なかなかいないよね、ああいうキャラって
247名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:01:17 0
>>245
宣伝の人達か!w
すっきりしたよありがとうw
248名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:03:45 0
>>246
そそwそうなんだよね
249名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:14:04 0
>>246
そこがいいんだよね
おまけにその二極が極端に違うのがいい
セクシーで毒のある黒と清楚でピュアな白っていう違いもそうなんだけど
それ以前に、生真面目な優等生かと思いきや突き抜けた所があったり
完璧にみえて意外とぬけてたりっていうギャップに萌える
でも個人的に一番の萌えどころは基本温室育ちで上品って所だったりする
250227:2007/08/23(木) 23:00:30 0
うう・・・自分の生で荒れてしまった・・・・
いい場所を汚してしまってごめんよ皆・・・
251名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:06:55 0
>>249(*´Д`)ハァハァ
なんか白ブラウスに紺のプリーツスカートの月子たん浮かびました
念写したい…
>>250あーごめん、何回もかっこんでちょっと荒したかも…
ラブ米定番設定だしちょっと様子見たりしたんだけど
252227:2007/08/23(木) 23:12:23 0
>>251
いや、以後気をつけるっす。
たしかに善と悪が共存して1つになっているのがあの子の魅力だし
253月子の童貞攻略法:2007/08/24(金) 00:06:58 0
※顔文字多量に使ってます。不快だったらすいません
Episode6 ニア編

――YB倉庫
「夜神月子、あなたがキラです」
(ま、まだ…)
追い詰められた月子が悔しげに吐き捨てる。
「…このっ…チェリーボーイが…」

「…」(゚Д゚)
魅上「!!」(゚Д゚) レスター「…」(´・Α・) ハル「…」(゚-゚;) ジェバンニ「…」( ゚,_ゝ゚)

「…」(´゚ω゚)
「…」( ´゚ω)
「…」(  ´゚)
    
「月子さん…!」
「ニア、落ち込んでるよ」
「完全に戦意喪失してるな…」
「…言っていいことと悪いことが…」
「神っ…!」

「……ご…ごめん…」

--------------------------------------------
月子「どの童貞野郎も魅力的な私に翻弄されっぱなしね!」
ミサ「月子!!ミサは?!仲間はずれ?!」
月子「ミサは童貞じゃないでしょ」
リューク「月子…お前、一人も攻略できてないぞ。タイトル童貞攻略失敗法に変えろよ」

おわり
これは酷い。ニアは正直思いつかなかったのでオマケみたいなもんです。総括するとこの月子はまだ処女。
254名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:08:54 0
書き忘れてたけど、ここまでくだらないのを読んでくれた方ありがとう。
管理人様いつも乙です!
255名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 00:39:45 0
>>253GJ!
ニアだけ可愛そうwwww
確かに攻略デキテネーw
256名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 01:19:22 0
>>253様、乙です。
ええっ最終回!?結構このシリーズ好きだったので残念です…w
月子が処女のクセに攻略をしようとしていたのは逆にほほえましくて面白かったです。
ギャグだと肩の力を抜いて読めるので楽しいです。またの投下、待ってます!
257名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 11:07:55 0
ちょwニアかわいそすwwつか魅上もこっそりダメージ受けてそうwww
258名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 14:15:14 0
>>253様、GJ!!
ニア、なにげに気にしてたのか(大爆笑)
原作でもあの生活送ってたら、絶対生涯さくらんぼのままでしょうなあ・・・。
このシリーズは私も好きなので最終回は残念です。
>>253様,お疲れ様でした〜。
またの神小説、お待ちしております(^_^)/

259名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 04:43:17 0
『涜神』前半
黒月子とL
エロあり
月子が二代目Lになってちょっと位の話
260涜神:2007/08/25(土) 04:44:13 0
熟睡していた月子はふと気配に目を覚ました。
体を動かすとじゃらりと手首から聞き慣れた音がする。
手錠だ。
ベッドが軋んだ。
「起きてますか」
起きあがった気配と囁き声がする。
「竜崎も起きたの…」
竜崎が月子の首の下に手を突っ込んで髪をいじる。
キスするのを迷うように髪を梳く竜崎に応えるように手を伸ばすと、覆い被さって口付けをしてきた。
だらりと下がった黒髪と薄暗い室内灯で竜崎の表情は見えない。
数度挨拶のように軽くキスすると、唇を密着させ舌を伸ばしてきた。
キスがいつもセックスへの導入だった。
そして、今も。
月子はキスで頭が回らなくなる前に、今がいつなのか、ここが何処なのか思い出そうとした。
261涜神:2007/08/25(土) 05:00:14 0
蝉時雨が止み、ヒグラシが鳴き始める。


月子が少々物寂しい気持ちで通りを歩いていると、懐かしい人物が角から現れた。
「……竜崎!」
月子は後ずさりすると尻餅をついた。
恐ろしすぎて声が出ない。
「月子さん。お久しぶりです」
パンツ丸出しでへたり込んで目を瞠る月子に、見慣れた足取りで竜崎ことLはひょいひょいと歩いてきた。
ふと月子は竜崎の足下を見た。
汚い靴と地面ですり切れたジーンズを見て、彼が実体であると確信する。

竜崎は月子に手を差し出した。
敵の前で失禁しなかったのだけが幸いだった。
「生きてたのね」
「ええ。あなたに殺されるところでした」
月子に手を貸すと竜崎は飄々と返事をした。
見開いた眼が嬉しそうである。
暖かい手に安心し、月子はよろよろと立ち上がった。
「私が?」
竜崎が足取りも危うい月子の片手を高く掴み上げると、冷や汗をかいた体に腕を回す。
背や胸、腰を撫でる指で体に服がまとわりつく。
「やめて……何…こんな往来で」
次の瞬間、月子は突き飛ばされた。
262涜神:2007/08/25(土) 05:05:15 0
竜崎は突き飛ばした月子の反対にある鞄を素早く拾うと、背後に潜んでいた男に放り投げる。
「目に来られては、また死にますから」
いつの間にか屈強そうな背広姿の外国人に囲まれている。
この蒸し暑い日本で、全員がフルフェイスのヘルメットをかぶり、ゼイゼイと息が合唱になって煩い。
「お連れして」
「何のつもり……」
月子は腕を掴んで立ち上がらされた。
後ろ手にねじられ、結束バンドが背後でキチキチと音を立てた。
顔には猿ぐつわを噛まされる。
竜崎は縛り上げられる月子をじっと見ながら携帯電話を開いた。
「身柄を拘束しました。これから移動します」
摘み上げるような動作も奇妙に懐かしくて、月子はつい腕の痛みを忘れ微笑んだ。

黒塗りの乗用車が塀の向こうからゆるゆると現れる。
月子の帰省の瞬間を待って全て仕組まれていた事らしい。
大柄な白人が月子を抱き上げて後部座席に座らせると、隣に竜崎が乗り込んで小さくうずくまった。
運転席には顔半分を覆う仮面のようなサングラスをした金髪の女が座っている。

小気味よい音を立ててドアが閉まると、車が滑るように発進した。

車の乗り心地の良さが縛り上げられた月子の体にも伝わってくる。
薄暗い車内で、竜崎は月子の頬を握り込んで観察していた。
263涜神:2007/08/25(土) 05:12:17 0

「少し…大人っぽくなりましたね……」
「あ……あ……」
月子は猿轡の下から、何か言おうとして涎を垂らした。
竜崎が口元を弓なりに歪める。
「外しませんよ。どこに何が仕掛けられているか解りませんからね…」

竜崎は月子の耳元に唇を寄せると、わざとらしく音を立てて舐め始めた。
恋人同士だった頃のように片耳を柔らかく塞ぎ、念入りに舌を這わせ吸い付く。
月子の頭にキスの音と、ねちゃつく舌の音が響いた。

モーター音がして運転席の女護衛との間に壁が降りた。
「んっ……う…」
月子の胸元をはだけ乳房を放り出すと、スカートの裾を捲り上げる。
「ポルノ小説だと、膣に何か入ってますから」
下着の中に突っ込まれた指先が陰毛を割り開く。
月子は驚いて腰を引いたが、腕を回して腰骨を掴まれ、溝に指が押し当てられた。

首筋や耳にキスしながら、脚の間に埋まり込んだ指先で、微妙な振動を加える。
時々乳首を舌でつついては、口元まで舐め上げる。

――都心部へ行くにしては長い。遠回りをしているのだろう。
さっきまで冷静にどこを走っているのか考えていた月子の思考が、段々と指先で乱され始める。

キスと執拗な指での愛撫に月子のくぐもった喘ぎが車内を満たしていく。
無理に挟まれた竜崎の指先で蜜が絡み始めた。

「結構、敏感になりましたね…」
ドロドロと溶け始めた入り口をさまよっていた指が中へ押し入った。
264涜神:2007/08/25(土) 05:29:46 0
「ヤってないんですか?」
猿轡から染み出した唾を竜崎が舐める。
掻き回すように中を探ると、指で尿道側を擦り上げ始めた。

「うっ…んううっ…」
抑えきれない呻きが漏れ、水っぽい音が股から車内に漏れる。
「ん…うっ…」
月子は目を閉じると脚を弛緩させ、竜崎の指の動きに身を任せた。

親指が器用に月子の肉芽を苛み、膣を擦り上げる。
月子はびくびくと震えると竜崎の指を締め付けた。
「あっ…んんっ…」
「沢山出てますよ……ここには何も無いみたいですね」
指が月子の肛門にも当てられた。
「ここには?」
ビクリと緊張し、目を合わせた月子の顔を嬉しそうに舐めると、ずぶずぶと後ろの穴にも指を差し込む。
閉じようとする脚を、竜崎は足と手で器用に押さえ付け広かせた。

「んっ…ぐ…うんん…」
どうやっているのか、指で性感を煽るように刺激を続けながら、時折全ての刺激を同期させて月子を責め立てる。
「無いみたいです…かね……」
くちゅくちゅと下半身の三カ所を嫐りながら、背けるように仰け反った月子の首にキスを落とす。
月子が膝から力を抜くと、竜崎は外した片手を体に回し、指で乳首を捏ねる。
全てを同時に行いながら竜崎がぺたりと耳を舐めると、月子の頭に囁いた。
「無いみたいですね」
奥に入り込んだ竜崎の指が快楽の極点を押す。
「あ……ぁっ…」
月子はまた膣を収縮させた。

――緩やかに振動し、走り続ける車内で、月子は何度も指でイかされた。
265涜神:2007/08/25(土) 05:30:35 0
竜崎がねちゃっと音を立てて指を抜いた。
液がまとわりついた指を月子の服と髪になすりつける。

月子は喉元まで涎を垂らしていた。
竜崎は上気した月子の頬を抱えて、正面から見据えた。
「ああ…そんなに良いですか。後でちゃんと突っ込んであげますから」
竜崎は酷く嬉しそうに言うと涎を舐め取り始める。
どんよりとした深淵のように黒い目の玉が狂気を感じさせて、月子はゾクリと寒気を覚えた。
「ん…あっ……い…あ……」
逃げ出す算段をしながらも、今度こそ終わりなのかもしれないという畏れが月子の頭を回り始める。
藻掻く月子の首元に垂れた唾液を吸いながら、ときどき竜崎が恐怖に歪み始めた月子の顔を面白そうに眺める。

月子の垂らした涎を全て舐め取り、乱れた服を戻すと、時間を計っていたようにホテルの地下駐車場らしき場所へ、車は滑り込んだ。
266名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 05:31:36 0
『涜神』前半終了
267名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 05:34:18 0
>>260>>261の間に、こんなかんじの
――――――――――――――
シーン転換があると思ってください
わかりづらくしてすみません
268名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 05:41:08 0
>>260様、乙です。
続きが楽しみな話です!
軽い狂気すら感じさせるのに優しさを秘めたLがイイですね。
冷静でいながらも翻弄されている月子も可愛いし!
猿轡月子に激しく萌えましたwツボなんだよね猿轡…ww
269名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 10:44:52 O
すっごいエロくてよかったw続き楽しみw
270名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 01:07:31 0
>>260
GJ!
これぞ世界の切り札って感じの抜け目ないLがらしくてイイ!
しっかり感じてしまう月子もエロくて可愛い
続き楽しみにしてる!
271名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 02:36:37 0
>>260様、何だか狂気の愛って感じでいいですね〜vv
誘拐ネタはメロの専売特許化と思っていましたが、先輩のLも出来るんですよね。
月子たんが誘拐されるのはツボですねvv続き、お待ちしております!!

L月子流れで、夜中に誰もいないうちにこそっと一つ投下させて頂きます。
やっとL→月子でいい歌が見つかったので♪
『修羅場』と少しリンクしています。古い歌だから、知ってる人少ないかも〜(汗)
272ミッドナイト・シャッフル :2007/08/26(日) 02:37:56 0
強そうに 生きてゆくよりも
本当に 強くなるために
屋上の すみっこで
傷ついた その羽を
震わせて 見上げてる 冷たい夜空を

イカサマの スリルに溺れて
強烈な ナイフにぶつかる
現実は 何なのか
真実は 何処なのか
悩むほど 遠ざかる 蒼い星

「月子さんがキラです」
確信を持って、自分は言い切れる。
証拠はない。常は自分は相手に反論の余地がないほどの証拠を揃え、初めてそう口に出すというのに、夜神月子にだけはそれが出来ない。
私は躍起になって証拠を集めようとしたが、彼女は見事と言うしかないほどの手段で、それらを私の手に渡らないようにしてしまう。
それなのになぜ、彼女がキラだと直感したのか。
それは監視カメラを年頃の女性の部屋に仕掛けた日、惜しげもなく美しい裸体を晒しながら着替えをしている女、夜神月子は、一瞬だけ笑みを浮かべたからだ。
誰も気づかない、ほんの一瞬だったが、あれは明らかに嘲笑。そして挑発だった。
だからキラ容疑者にLとして接触することにした時、北村次長の娘には模木を、そして夜神月子には迷わず自分を当てることにした。
彼女は美しく私と対等に話が出来るほど優秀で、身体能力も高く、その上器用という、欠点などなく、何より純粋だった。
彼女は父親が倒れた日、病院でキラを『純粋さを持っていて、裕福な家庭の子供』と推理した。
純粋とまでは私は思っていなかったが、後になってなるほどと納得すると同時に、私は笑った。
自白したも同然の推理ではないか。
(ならばやはり、お前がキラだ)

そう思ったのに、お前は逃げた。
・・・いったい、何処に?
273ミッドナイト・シャッフル :2007/08/26(日) 02:39:33 0
「本日午前、都内に住む一家が惨殺された事件が起こりました。犯人はキラに対し、『捕まえてみろ』と書かれたメッセージを残して逃走しました。警察は猟奇殺人事件と見て捜査を・・・」
“キラに挑戦か”と見出しがあるニュースを、月子は険しい顔で見つめている。
「何の罪もない一家を、惨殺・・・キラの弊害としては最低最悪ですね」
「キラがいなくても、別の犯行声明を上げてやっていたでしょうけどね」
ここは捜査本部の、私と月子の部屋だった。
月子を監禁から開放して数日後、ここで幾度となく身体を繋いでいる。
コトが済んだ後、彼女は色気なくテレビをつけ、流れたニュースを見て苛立ったようにミネラルウォーターを飲み干した。
アルコールを用意したら、『未成年になに勧めているのよ、馬鹿』と言われた。酒は法律で禁止されているから、ということらしいが、レイプはよくてアルコールは駄目という彼女の思考はよく解らない。
大学で犯した後、てっきり父親に訴えるかと思ったらそうではなく、むしろ逆に積極的に私とこうするようになった。
そういう行動をとるから、ますます月子がキラだと疑うというのに。
・・・何故今になって、そうではない行動を取る?
「犯人が捕まったら、キラは真っ先にこいつを裁きそうです。貴女がキラでも、そうですよね?」
「さすがにあんな異常な奴は、キラの能力を持っているなら裁いてしまえとほとんどの人は考えると思うけど・・・私はやらない」
目を伏せてそう答えるお前。以前に似たような事件で同じ事を聞いたら、饒舌に否定したというのに、たった一言しか語らない。
(明らかに、違う)
以前の月子と、今の月子。一見すれば解らないだろうが、私から見れば似て非なるものだ。
「お前だったら、どうする?キラの能力を持ったら、そいつを殺す?」
そう尋ねながら、月子は私の横にすり寄ってきた。以前の彼女は正常位より、騎乗位を好んだ。どうやら私を見下ろすのが好きだったようなのに、今の彼女は絶対、上に乗って腰を振るなどということはしない。
私は彼女の乳房を揉みながら答えた。
「私は罪を立証して各警察機関の手に引き渡すのが仕事なので、裁くことはやりません。殺人能力など、不要どころか邪魔なだけなので、やれるものならどこかの国の死刑執行者にでも譲りますよ」
「ふ〜ん、竜崎はやるだけやって、その結果には立ち会わないのね」
「まあ、そうですけど。何だか不愉快そうですね」
かすかに口調がとげとげしいことに気づいて、思わず彼女の乳房を強く握ってしまった。途端に彼女の濡れた唇から、甘い声があふれ出す。
「んっ・・・言い方を変えると、犯罪者を捕らえて機関に引き渡した後は知ったことじゃないってことでしょ?竜崎は犯人を捕らえる経過を楽しんでいるだけじゃない・・・きっとキラを捕まえたら、キラもお前の興味の対象外になるんでしょうね」
私が彼女を見ると、彼女の表情ははっきり見えなかった。だけど、その台詞には思わず笑みを浮かべた。
274ミッドナイト・シャッフル :2007/08/26(日) 02:40:59 0
何を言っている、キラを捕まえたら、法的機関に引き渡すとは私は一言も言っていない。
キラはお前なのだから、誰にも渡すものか。ラプンツェルの塔より厳重な場所に、お前を閉じ込めて、誰にも会わせなくするだけだ。
でも。
(今の貴女も好きですが、あいにくと貴女はキラじゃありません。ですから、貴女を閉じ込めることは出来ません)
キラではない夜神月子は、キラ事件が終われば大学に戻り、おそらくあっさりと法務試験にも国家試験にも受かって警察庁に入庁し、うまくすれば女性初の警察庁長官になるだろう。
もしかしたら政治家にでもなって、総理大臣にもなれるかもしれない。それだけの可能性と器量を、彼女は持っている。
つまり、今の月子は絶対、私だけのものにはならない、ということだ。
キラだった夜神月子は、私を殺そうとだけ考えていた。
私のことだけを思い、私を殺す方法をずっと考えていたはずだ。
(キラは私のこと以外、考えていなかったはず。今の月子のように、父や家族、弥 海砂などより、私のことを)
私はぎゅっと、月子を抱きしめた。
「りゅ、竜崎?」
「大丈夫ですよ、月子さん。貴女がキラなんですから、何処にもやりません。貴女だけが、私のキラなんです」
今はキラではない。でも、お前がキラだ。
私は『貴女がキラだ』と言い続けながら、彼女を抱いた。
月子は私の愛撫を受け入れながら、悲しげな表情を浮かべていた。

天使のような 悪魔の笑顔
この街に あふれているよ
挫けそうでも 迷いそうでも
見つけだす 必ず
本当の 心を
275ミッドナイト・シャッフル :2007/08/26(日) 02:43:27 0
それから数日が経って、四葉キラ・火口を捕まえることに成功した。
(キラの粗悪な模造品以下だな。この程度で音を上げるとは)
私のキラ気取りになるなど、力不足もいいところ。
だが、役には立った。これでようやく、キラの殺人方法を知ることが出来るのだから。
夜神さんがおそるおそる持ってきた黒いノート、“DEATH NOTE”と不吉以外の何物でもない言葉が記されたそれを手に取った瞬間、私はそれが真実だと理解した。
視界に写る、真っ白な異形の存在・・・死神。
「本当・・・だったんですね。死神がいた・・・」
(あれは間違いなく死神・・・ならばこのノートの効果も事実と見て間違いない。とすると・・・)
「本当なの竜崎?!私にもノートを・・・」
興奮気味にそう叫びながら手を差し出した月子に、私は躊躇った。
(キラは一時的に記憶を飛ばし、またこのデスノートが自分の元に戻ってくるよう仕向けたはず・・・もしかしたら、もしこのノートに触れば、キラとしての記憶が戻るのかも・・・)
今の月子はキラじゃない。だから、私だけのものにはならない。
ならば・・・。
「竜崎・・・」
「・・・どうぞ、月子さん」
私はデスノートを、彼女に手渡した。その時に一瞬、彼女は泣き笑いのような顔を浮かべたのが見えた。
そして彼女がデスノートに触れた瞬間、耳をつんざくような悲鳴が、コクピットに響き渡る。
(私を殺そうと、私のことだけを考えるキラに)
276ミッドナイト・シャッフル :2007/08/26(日) 02:44:21 0
・・・私のキラに。

申し訳ありません、月子さん。
私は勝手な人間です。
私が勝てば、キラである夜神月子は私だけのものになり。
私が負ければ、キラではない夜神月子は私だけのものになる。

だってそうでしょう?負けたら、私死んでいるんですよ。
貴女がキラに乗っ取られたら、貴女が先に逝ってくれていれば・・・と考えてしまったのです。
でも、これだけは言わせて下さい。
キラである貴女は確かに愛していますが、キラではない貴女も、愛しています。
私はキラであっても、そうでなくても、夜神月子が好きなのです。
けれど多分、私は死ぬでしょう。
ですから、先に逝って待っていて下さい。

天使のような 悪魔の笑顔
この街に あふれているよ
天使のような 悪魔の声が
聞こえてる オマエの胸に
罪もないのに 苦しんでいる
その心 せつなく
俺を呼び続ける…
277ミッドナイト・シャッフル :2007/08/26(日) 02:53:40 0
お粗末さまでした〜。
ネット検索かけて調べていたら、題名からして『使える!』と思ってさっそくレンタル☆
難を言えばこの歌の第一人称が“俺”ってところですが、男性歌手で第一人称が“私”っていうのないよなあ、と自己正当化しました(爆)
他にもL月子ソングがありましたら、教えて下さると嬉しいです。
メロ月子とか、二ア月子、照月子などもあったら泣いて喜びます。
それでは〜。
278名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 13:17:52 0
>>275GJ!(;´Д`)ハァハァ
279名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 15:41:16 0
>>272さん乙です!
懐かしい歌だなぁw
切なくて良い感じ。面白かったです!

自分的に「これ○○x月子っぽい」って思ってても他の人から見たら違うかもしれないから
紹介し難い… でも他の人のオススメは聞いてみたいw
280名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:17:27 0
そうだね〜
歌は個人の勝手なイメージだし、全然違うよって人もいるかもだからね
でも歌からインスピ受けてSS書くとかはよくありそうだし、
そういうのはいいと思うけどさ
281名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:18:26 0
>>272様乙です!
L&黒・白月子は始めて見たvv
どっちも好きって、どんだけプレイボーイなんだ竜崎(笑)

自分的にはL白月子ソングで「This Love」ですかね?
L生存ルートならいいと思います。
黒月子があんまり思い浮かばない・・・。
でも絶対,魅上→月子はポルノの「アゲハ蝶」。みんなよそうついたと思うけどvv
282名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:26:39 0
歌聞かねーから言われても分かんねーw
283名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:29:13 0
「アゲハ蝶」はデフォだよww
L月子なら「瞳をとじて」とか思ってるけど、一人称が「僕」なんだよねorz

歌をモチーフにて絵やSSを描(書)くのもよく見かけるよね。
その歌を聴きながら読むのも楽しい。
そういえば最近、絵の神は降臨しないね(´;ω;`)
284名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:33:07 0
絶対とかデフォとか言い出して押し付けがましいよ
>>279>>280の言うように他の人が聞いたら違うってこともあるじゃない
そもそも歌に○○月子とか考えない人だっているんだからさ
285名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:43:31 0
歌のイメージが人によって違うだろうからねw
>>277も自分で探すのが楽しいんじゃないかな〜と言ってみる
見つけた時の嬉しさとかあるだろうし
286名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 18:52:03 0
>>284だけど言い過ぎた
>見つけた時の嬉しさ
それで思わず熱く語ってしまうこともあるよね
>>281>>283すまんかった

>>277の歌シリーズは別に嫌いじゃない
287名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:03:12 0
>>286
荒れるかと思ったが、お前ツンデレだなw

歌聞かねーから>>277が歌詞書いてくれてるのはありがたいが、
これ歌詞部分まとめサイトには載せないほうがよくね?
288名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:13:34 0
>>287
う〜ん
全部書いてる訳じゃないから大丈夫だと思うけど
歌詞とかはまずいのかな〜
289名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:16:12 0
>>283です。
自分的主観や何やで勝手にデフォとか言ってすみません。
確かに押し付けというか、先入観を与えてしまいますよね。反省しました…
同じ様に思っていた人が居たのが嬉しくて書いただけです。
「これイメージ合うなぁ」って思っても心に仕舞っておきます。今回はつい…orz
290名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:16:18 0
まぁ気にしすぎか
291名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:24:11 0
>>289
いえ、ほんとに私が言い過ぎだから
あの程度で突っかかってバカだった
>同じ様に思っていた人が居たのが嬉しくて
とか言われてみればそういうの分かるよ
292名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:29:11 0
>>289>>291
何やってんのwwww
反省会ですかw

293名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 20:17:59 O
みんなかわい杉w
294名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 21:42:40 0
あらあら。たしかにまとめサイトに歌詞マズーかも
楽曲の趣味をバラすのは恥ずかしいので(´・ω・`)ショボーンしときますね
295名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:45:55 0
夏も終盤だな…
というわけで話題に乗り遅れつつ夏の月子妄想を語らせてもらうことにする。

原作では月子とLと捜査本部の夏、二部に入る前のミサ&リュークとの夏
パラレルで照をはじめとする他キャラとの〜等々、色々妄想の余地があるわけだが
粧裕&月子の姉妹での夏休みもおいしいのではないかと思う今日この頃
幼い頃は言うまでもなく、二人で遊んだり家の手伝いしたり宿題やったりして、
しっかり者で妹を可愛がるお姉ちゃんと少しお調子者だがお姉ちゃん大好き
な妹の微笑ましい夏休みだっただろう
二部が始まってからはアレだが、サユが高校生・月子大学復学の頃も
お互いの心中は色々ありつつも、わりとうまくいっていたんじゃないだろうか。
このへんは月子監禁時の方便の駆け落ち対象を、原作どおりミサにするか
それとも(性別等の理由から)Lにするかで妹(と、母親)の反応も変わってくるかな。
サユ高3頃には某サントリーCM的なシーンもアリだろうかとTV見てにやける俺キメェw
296名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:50:05 0
アゲハ蝶って幽霊の声入ってるんだっけ?
297名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:51:23 0
ごめ!>>295
リロってなかった
298名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:56:06 0
月子と粧裕の話いいね
粧裕の事すごい可愛がってそうw
きゃいきゃい騒ぎながら一緒にお風呂に入(ry
299名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 00:08:22 0
一体姉妹って、何歳くらいまで一緒にお風呂に入るんですか?
教えて姉妹の人。
300名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 00:29:23 0
>>299
温泉なら何歳でもおk
301名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 01:42:12 0
>>299
姉が中一の頃まで一緒に入ってたよ。
私は小学校高学年だった。思春期までが普通じゃないかな?

寧ろ友人同士となら20歳過ぎても入るよ。
温泉じゃなく家のw
302名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:49:40 0
姉のエロ本でハァハァしてリュークと致す粧裕とか…
「照れるな」といいつつ月子オナニーを見よう見まねで仕込むとか(;´Д`)ハァハァ
303名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 03:57:54 0
>>302
月子の留守中(リュークに林檎をあげる為外出)に、部屋に来た粧裕が偶然H本を見付けてドキドキして
勉強机の角でグリグリしてしまう…のを監視中のLに見られる妄想をしちゃったじゃないか!!w
月子が帰って来たらベッドで粧裕が寝ててビックリ、とか。

「起きて粧裕。何で私の部屋で寝てるの?」
「ん…お姉ちゃん?ごめ〜ん。参考書借りようとしたんだけど、読んでたら眠くなっちゃって…あはは」
「夕食までて良いなら勉強見てあげるわよ」
「本当!?お姉ちゃん大好き〜!」

まで妄想した。
姉妹百合も良いかもw
304名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 04:58:00 0
>>303(;´Д`)ハァハァ
いいですね。受験生だからって姉の部屋しか鍵とエアコン無いとか(テラ昭和w)
エッチなシーンに折り癖ついてて、本パッカーン
お姉ちゃんの大人の本を見て姉のベッドでオナニー
見てるパパンカワイソスw
305名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 16:22:23 0
>>304
それじゃ粧裕メインになっちゃうよw
月子メインで頼むw
306名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 16:58:12 0
そうそうw
妄想したら粧裕メインになる百合になっちゃってアレ?ってww
粧裕とエロ百合ってるのをカメラでLに見られてって設定も微妙かなぁと。
307名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:04:35 0
お姉ちゃん学校から帰ってきて、部屋入って制服のままベッドにばたん。
その後こっそり入ってきてお姉ちゃんのスカートの中の黒ぱんつ覗いて
「綺麗だよ・・お姉ちゃん・・」
といいながらキスする粧裕
308名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:35:28 0
美人な姉と可愛い妹って萌えるよね

エロもいいけど、洒落っけのない月子を着飾せようと奮闘する白湯に振り回される月子もいいな
「お姉ちゃん美人なんだから、もっとお洒落したら女優さんだって適わないのにー」
などと言いながら、月子が普段着ないような服を着せてみたり髪型いじってみたり
苦笑しながらも、妹が楽しそうなのが嬉しい月子
幸子も交えてハリウッド女優顔負けの絶世の美女に変身(?)させた月子を見て
「これなら玉の輿間違いなしよ!」とはしゃぐ母娘と、それを監視カメラで見ながら
「私の輿でよければいつでも迎えを寄越すんですけどね」と呟く世界の影のトップ(L)
まで妄想したw
309名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:41:32 0
しまった粧裕だった
白湯ってなんだorz
310名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 01:17:01 0
>>308
うむ、萌えるな。

はしゃぐ母妹、「もう、二人ともバカなこと言わないでよ…」
などと言いつつ、まんざらでもなさそうに鏡の前ではにかむ月子

L「美人ですね、娘さん…」
父「…………」(ガタブル)


までが脳裏に浮かんだ
311名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 18:39:31 0
娘二人だとお父さん心配でしょうがないだろうな〜w
312名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 19:56:01 0
第一部の後半で既に白髪塗れになってそうだw
313名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 21:32:34 0
監禁だけでも心配なのに次は24時間手錠生活だもんなーw
お風呂も寝室も一緒ってのは半ば娘を嫁に出すのと同じかも
あのままLが生きてたら責任を取れとか言ってそうだよパパw
314名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 16:39:58 0
総一郎が健在のまま第二部にいったら(完全捏造ED前提)月子の相手(ギリ恋人)は誰なら
マシと考えるんだろうな。

L→世界の切り札。名探偵。玉の輿。正し素性不明の上、変態。
魅上→検事。真面目。月子を本気で大事にしてくれる。正し天然で変態傾向。
高田(男)→国営局アナ。紳士。正し意外とヘタレ傾向。扱い難い。
松田→刑事。正し粧裕も可愛いと言って節操が無い(ように見える)。

敢えてニアメロマットは外した。
どうだろうね。
高田君が無難に思えるwそれか魅上?
315名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 17:57:03 0
そうだな
高田か魅上だろうな
Lか松田を恋人だなんて言ったらお父さんかなり面白い事になりそうだw
316名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 18:11:10 0
いや、パパンのことだから
模木に月子をもらうよう頼むか、一生嫁にはやらんとのたまうかの
いずれかでしょう→この4人の中から選ぶぐらいなら。

……しかしこうして見ると、月子ってもてる割には
男運無いですね。
317名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 18:13:08 0
模木www
それだ!!w
318名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 18:46:37 0
モッチーキタww
紳士で真面目で誠実でいい男だよね模木
ダークホースだなw
319名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:04:12 0
これ、ミサで百合カポーとかになったら絶対許さんだろうなあ…>総一郎
ミサが男だとしてもなかなか微妙なところだが、一応根性はあるし
一途で素直ではあるから、最終的には「月子さえよければ…」になるんかね
まあストーリー展開無視した場合、一番納得しそうなのは高田(男)だろうが

…いや、その場合はやっぱ模木かw
でも奴が月子を選んでくれるかは微妙だろうな…(´・ω・`)イイヒトナノニ...
320名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:36:01 0
個人的には普通にLでも納得してくれそうな気がしないでもない>パパ
Lは食わせ者だけど、ちゃんと信頼して認めてたみたいだったしね
まあ一番無難そうなのは高田(男)だろうけど…
でも結局は「月子が選んだ相手ならば」になるんだろうけどね
ただ、ミサとの百合はパパ的にはダメっぽいってのは同意

そうか、L魅上高田以外にも模木がいた!ww
321名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:01:36 0
「育ててくれて有難う御座いました」って白無垢着た月子に三つ指ついて言われたら
パパは号泣だろうね。

相手「月子さんは私(僕)が幸せにします。お義父さんは安心してて下さい」
パパ「お前にお義父さんと呼ばれたくない!」
月子「お父さん…」
パパ「私はお前の幸せだけを願って…うっく」
月子「分かってる…世界中の誰よりも幸せになるわ」

まで妄想したw
白無垢月子は綺麗だろうなぁ…
322名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:19:03 0
>>321
パパ…!
月子もファザコンだから感極まって泣きそうだなあ

パパ「月子…幸せになるんだぞ…(目潤んでるw)」
月子「お父さん…」
パパ「月子…」
月子「やっぱり私お嫁に行くのやめる!」
相手・パパ「「ええええええっ!!?」」(;゚Д゚)
まで想像した

月子は白無垢すっごい似合ってて綺麗だろうね
あ〜でもウェディングドレスも捨てがたい〜
いま流行の後ろが長いタイプのやつとか似合いそう!
323名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:44:38 0
>>322
しずかちゃんか!!
324名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:13:31 0
>>322静ちゃんなのか。萌える(*´Д`)ハァハァ
325名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:46:44 0
しずかちゃんってあんな感じなのかw
しずかちゃん繋がりでお風呂に入るのが大好きな月子を妄想した
真っ昼間から鼻歌歌いながらシャワー浴びたりとか(*´Д`)ハァハァ
326名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 01:23:37 0
むかーしの事なんだが、名前忘れたけど外国の有名な画家の妻は、
内風呂がやっと普及し始めた頃バスタブを買って、いちんちじゅう風呂に入ってたそうな
それを夫が絵にしてブレイク
西洋の建物ならアリだ!
広い部屋の隅にいきなりバスタブ。「今日から月子さんの風呂はここです」
ずっとヘンタイ。ずっと視姦(;´Д`)ハァハァ
風呂絵思いだした
327名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 01:27:16 0
>>326のバスタブには死海の水入れたり。浮くから乳見える
ウホァー(*´Д`)ハァハァ
オパーイ見て、ムラムラしたL(魅上、高田、モッチー)が一緒に入って水舐めてマズー
口直しにずっとキスしてろ
328名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 02:28:56 0
自分でネタ振りしといて何だけど…
月子たんお嫁いっちゃらめえぇぇっ!
月子育成ゲーム573作ってくれないかなぁw
…この場合はキラにするのがハッピーなのか?w

ちょっとプリ/ンセ/ス・メーカー探してくる。
329名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 21:38:01 0
昔なんかのエロマージャンに夜神月子っていたよね。
もちろんらいとのぱくり
330名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 23:30:05 0
>>326
「今日から月子さんの風呂はここです」 が「今日から月子さんの部屋はここです」に見えた自分オワタ
24時間ヘンタイですまんorz
自分も神の風呂絵思い出したよ(*´Д`)

てか最近絵の神こないね(´・ω・`)
涼しくなったら来てくれるかな?月子たんが見たいです・・・

331名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:46:39 0
絵は脳内合成ならできるんです(´・∀・`)
332名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 16:56:25 0
『涜神』
エロシーンフラッシュ的な羅列ですが、わかり肉かったらすみません
Lと黒月子 エロあり
333涜神:2007/08/31(金) 16:57:36 0
――――――――――――――――――――――――――――

口の中が甘い。
口内をしつこく舐めてくる竜崎の唾液が喉に流れ込んできてむせそうになる。
月子は溜まったそれをごくりと飲み込んだ。
竜崎の裸の肩を少し押し戻すと、だらりと引いた糸が冷たい。
「何か飲んだ?」
「喉が乾くんですよ」
ベッドサイドの小さなテーブルには紅茶のカップが残されていた。
「お腹も空きました」
身を起こして口を拭う月子にまた竜崎が被さった。
「……っ…ん……ん」
竜崎が申し訳程度に着せられた男物のYシャツのボタンを外しながら、執拗にキスを続ける。
――気持ちはいいけど。
月子は寝転んだままもう一度押し戻すと眼を光らせた。
「キスだけよ」
「久しぶりですから……」
竜崎は月子のか細い手首をゆっくりと押さえ付けた。

――――――――――――――――――――――――――――
334涜神:2007/08/31(金) 16:58:50 0

月子はホテルの最上階のベッドルームに居るようだった。
麻薬中毒患者のような痩せた男と、目を瞠るような美女がここに上がってきたことを知る者は少ない。
部屋に入れられて拘束を外されると、月子は花が急に萎れるように床にくずおれた。
引っ立てられてきた腕が離れると、長時間の指責めで足腰が立たなかったのだ。
ふかふかとした絨毯の上に転がりながら、竜崎の素足が近づくのが見えた。

月子はぼんやりと竜崎を見上げ、微笑みを浮かべた。
高級そうな部屋と調度が似つかわしくないのも竜崎らしい。
月子は何故か、全てが懐かしかった。

そうして連れてこられてから月子は竜崎に何度も犯された。
いや、久しぶりに会った恋人同士のように優しく何度も抱かれた。
どうやって性欲を鎮めていたのかなどという卑猥な文句とは裏腹に、月子に触れる手は遠慮がちにすら感じられる時があった。
月子は逃げ道を計算しながらも、竜崎の体を貪欲に受け入れた。

――――――――――――――――――――――――――――
335涜神:2007/08/31(金) 17:01:28 0
――――――――――――――――――――――――――――

膝の上でゆらゆらと抱かれながら月子が言った。
「ずいぶん、優しくしてくれるのね」
背中や尻を撫でていた手が止まり、腰に絡めた腕に力を込もった。
暖かく火照った上半身が密着しあって、月子がぐちゅりと自分で掻き回すように腰をうねらせる。
「っ……ん……縛られるかと思った……」
「嗜好はノーマルです」
囁いて竜崎は月子の耳を甘噛みした。
「っ……そうみた……い……」
竜崎は腰へ撫で下ろすと、繋がったままの月子を、そっとベッドに押し倒した。
覆い被さるようにして脚を開いた月子に、ゆっくりと打ち込まれる。
月子は耐えるように眉をひそめ、爪を囓る。
「それに……あぁっ……しつこくなっ……っ」
骨張った手が月子の太股を優しく撫でる。
ずるずると引き出されたペニスが月子の中へ押し戻されると、月子はくぐもった呻き声を上げる。
「ああっ…」
「あなたの肌は……癖になります…」
「やっ…あ……」

――――――――――――――――――――――――――――
336涜神:2007/08/31(金) 17:02:27 0
――――――――――――――――――――――――――――

竜崎の唇を囓る。
だらだらと続くキスに息を乱した月子が痺れを切らした。
「……しつこい。それにキスだけだって」
起き上がって、裸の胸にYシャツを引き寄せる。
「お腹が空いたんです。月子さんが食べたいです」
拒絶してみせると、竜崎は小さく蹲り指で己の唇をいじり回した。
奇妙な懐かしさを覚えながらも眼に力を込め睨み付ける。
「私はケーキじゃないわ」
「似たようなもんですよ」
竜崎は月子を引きずり下ろして寝かせると、脚に乗って体重をかけた。
チューブ入りのジャムを、子供のような仕草で、やたら上の方から月子の胸に垂らす。
月子は乳房に乗った赤い血のようなジャムを指で掬って一口舐めてみた。
「安っぽい味」
嘲笑するように竜崎を見る。
「あなたに、よく似合ってますよ」
竜崎はどろどろと千切れさせながらチューブの中身を月子の腹から下腹部へと、全て絞り出した。
男にしては優美な指でべとべとと胸一杯に塗り広げ、固く立ち上がった乳首をいじる。
「ここに飾りも乗ってます」
「……はっ……変な事……覚えてきたのね」
苛む指先で月子が反応し始める。
乳房を舐め始めた竜崎を月子は子供をあやすように抱いた。
じくじくと胸先から体中に痺れが広がっていく。
竜崎が胸の上で囁いた。
「私を殺さないんですか?」
「ノートがないわ……」
「そう……ですね……」
月子はそこまで会話を続け、あとは言葉にならなかった。

――――――――――――――――――――――――――――
337涜神:2007/08/31(金) 17:03:52 0
――――――――――――――――――――――――――――

寝室へ入る前、月子は服を脱がされた。
昔の男の前とはいえ、生まれたままの一糸纏わぬ姿に剥いたのは女性だったのが救いだったのだろうか。
アクセサリーも全て外され、件の腕時計も奪われた。
目の前でビニール袋に入れた腕時計を摘み上げ、竜崎がわざとらしく付け加えた。
「全ての物を分解して徹底的に調べますから。安心して下さい。あなたが無実であれば、すぐに解ります」
時計の裏蓋の紙切れはすぐに見つかるだろう。
月子は苛々と竜崎と金髪の女を睨んだ。

――――――――――――――――――――――――――――
338涜神:2007/08/31(金) 17:11:03 0
薄暗いベッドの上で甘い香りを乗せた月子の体が、白く、死体のように浮かび上がる。
竜崎が行儀悪く皿を舐めるように、月子の体を舐め取って行く。
幾度も肌を重ね、月子を知り尽くした指と唇。
月子は口を半開きにして、あらぬ方を見てはずっと浅い呼吸を繰り返していた。
「…っあ……んっ…あぁ……はぁっ……あっ…」
首を仰け反らせ、切なげな表情を浮かべた月子の胸から舌を離すと、竜崎は月子の顎を見上げた。
「動かないでいてくれませんか」
「はぁっ……はっ…は……喉……乾いた…」
竜崎が鎖を避けながらサイドテーブルに這っていくと、水を含んで口移しにする。
月子は乾いた喉に生ぬるい水を受けた。
ごくりと飲み干し、漏れた滴を赤い舌で舐めながら挑発的な眼で竜崎を睨む。
「普通に、飲ませてくれないの」
「面白いですからね」
「舌を噛み切るかもしれないわよ」
竜崎は這っていくのに飽きて、ボトルを持ってくると又口に含み月子に口付けをした。
漏れないように密着させて送り込み、少し吸い付いて唇を離す。
「あなたは、そういう直接的な殺し方はしません。裏から手を下す。それがあなたのやり方です」
月子の唇に息が吹きかかる。
そのまま軽くキスすると胸を舌先でまた舐め始める。
臍に舌をねじ込むとピチャピチャと音を立て、指で月子の陰部から噴き出した蜜とジャムを練り合わせた。
「あ…そこは……やっ……やぁっ…」
「…美味しいです…」
限界まで太ももを押し広げた真ん中に顔を埋めると月子の局部を舐めていく。
「飾りも…ありますし……」
腹からべたりとジャムを追加すると敏感に立ち上がった肉芽を舌で擦る。
「い……や…いやっ……」
月子は竜崎の舌先でひくひくと裂け目から覗くピンク色の舌を震わせた。
「濡れてますね」
竜崎は蜜の漏れ出ている裂け目に舌を突っ込んだ。
「ああっ……や……」
月子の脚の間で溢れた蜜を啜る音と、ピチャピチャと舐め回す音が繰り返される。
じわじわとまた追いつめられるように月子が仰け反る。
339涜神:2007/08/31(金) 17:13:50 0
竜崎は月子の股を舐めながら、胸に手を伸ばすと指先で胸の先に立ち上がった蕾をくりくりと苛んだ。
「ひっ…んん…んっ…あん…やぁ…」
月子は、赤い蕾を回転させるねっとりとした指の動きと、脚の間で軟体動物のように蠢く舌に体を弛緩させ、肉を痙攣させた。


長く突っ込んだ舌をずるりと抜くと竜崎が起きあがった。
月子は混乱する思考と呼吸を整える。
「そんな所、舐めて…美味しくなんかないわよ」
「ええ…興奮してるんで……気になりません」
口を拭ってごそごそと服を脱ぐ。
竜崎は月子の腰を掴んで、脚に乗せるようにして挿入した。
大きく前後に腰をスライドさせると堪えきれず月子は甘く啼き始める。
「ああっ…あっ…」
「はじめは…きつかったですけど…私に操を立ててたって…思っていいんですか」
「や…あっ…あ、ん…」
小刻みに腰を使う。
「嬉しいですね……」
月子は自分の手の甲を口に当てて押さえた。
噛み付いて喘ぎ声を押し殺す。
「う………」
竜崎が声を噛み殺した月子の中を腰を使って掻き回す。
弛緩して揺れていた足先がぴんと突っ張った。
「…気持ち良いですよ………」
どろどろに腫れた膣が狭まり、竜崎のペニスを締め上げる。
竜崎は月子の腰を膝に乗せ抱え上げると、手で腰骨を掴んで前後させ始めた。
「やぁ…あっ…ああっ…やっ…」
大きな両手で掴んだ腰を上下に揺らされ、中を擦られ、月子は背中を反り返らせて悶える。
指先で掴んだシーツが撚れていく。
月子のペディキュアの塗られた爪先が丸まり、竜崎の打ち込んだ楔に拍動が刻まれると同時に、腰から生暖かいしぶきが飛び散った。
「あっ…あ―……」
押し倒し、竜崎はぐちゅりと挿さった腰を蠢かせた。
「あっ」
340涜神:2007/08/31(金) 17:19:54 0
「潮吹きですか」
月子の恥ずかしそうな顔をじっくりと確認すると、腰を回転させてはゆるゆると突く。
「新世界の神だそうですね」
「あ―…あっ……ぁ…」
長く尾を引くように声を出し、締め付け始めた月子を掻き回すように腰を使う。
乳房に立ち上がった両の乳首をきゅっと摘むと、ジャムの残りがベタつく肌を指先で煽る。
月子は朦朧として既に竜崎の言葉を考えられずにいた。

月子の赤く充血した乳首に竜崎の舌が伸びた。
「やぁ…やっ…」
舌先で乳首を転がされて月子は刺さった奥を蠢かせ締め上げる。
動きを止めた竜崎の息も荒い。
はぁはぁと煩く呼吸し、月子の奥をずいと押した。
「うっ……や……」
何度か押しつけるように奥を刺激すると、月子はまた飛沫を飛び散らせた。
「も……やっぁ…」
月子の絶頂が引くと、竜崎が腰の動きを早める。
「そろそろ…出しますよ…」
「あ……来て…中に……きて」
腫れ上がった肉で何度も膣を擦られながら、月子が淫らにせがむ。
竜崎は限界まで腰をスライドさせ、月子から一気に躰を抜いた。
「ぁ…っ…」
一瞬の後、月子の胸に竜崎の暖かい体液が飛び散る。
最後の一滴を、月子のふっくらと隆起した乳房の間に絞り出すと、竜崎は胸の精液とジャムの残りを泥遊びをするように練り、月子の顔になすり付けた。
「お似合いですよ。汚らわしい……邪神といった所ですか」
「ど…して、中に……してくれないの…」
「中に?」
今度は竜崎が嘲笑するように微笑んだ。
「下らない事ですね。あなたをこれからどうしようと思ってるか教えましょうか」
まだ火照る肌の上を優しげに手の平が滑っていく。
「一生誰にも会わせずに閉じこめて置くんです。貴女のために高い塔を造って……髪を垂らして逃げたりしないように、体中の毛を全て剃って置きましょう」
341涜神:2007/08/31(金) 17:21:01 0
指先がまだ興奮の残りでふっくらとした恥丘へ伸びた。
「んっ……」
最初の晩にすっかり剃られてざらざらとした感触が月子を刺激する。
竜崎は指で月子の芽を濡らすと擦り始めた。
「たまには……こうして慰めて差し上げますよ……私のモノですから……」
「やぁ……ひ……」
「いくらでも行きますね」
入り込んだ指先で月子の内臓の収縮を感じ取るとぬぷりと引き抜く。
だらりと広げた脚の間に顔を埋めると未だ溢れ続ける裂け目を啜り上げた。
じゅるじゅると音を立てて、暖かい軟体が月子の敏感過ぎる芽を包む。
「や……あっ…」

――――――――――――――――――――――――――――
342涜神:2007/08/31(金) 17:24:49 0
――――――――――――――――――――――――――――

「はっ……L。Lの座をどうする……つもり」
腰に跨らせた月子の背中を撫でていた手が止まった。
月子はずぶりと肉茎を抜いて沈み込む。
「ん……私がLになったのを知っていて誘拐したんでしょ。すぐにバレる」
「既にお父様達には連絡を入れています。月子さんも連絡しますか?」
月子は訝しげに竜崎を見下ろした。
相変わらず人を試すようにしておいて観察するような目をしている。
埋まりこんだ尻を竜崎の指が撫で回す。
「しなくても、連絡がないから何かあったとは気づいているわ」
「Lと偽L、面白いと思いませんか?」
「どうやって、生き延びたの?ワタリは……」
肘をついた竜崎が月子の乳房に吸い付く。
唇と舌で挟みぬるぬると刺激してやると、刺さった月子の奥がじわりと蠢く。
「い……いい…もっと」
「教える必要がありますか?」
「んあっぁ…あっ…ああっ」
月子が腰の上で仰け反るようにして、腰を蠢かせる。
ぐにぐにと突き刺した肉の先で己の感じやすい部分を擦る。
「んっ…あ……」
竜崎に泡だった接合部を見せつけながら月子は果てた。
締め付ける膣を味わうと、竜崎が腰を突き上げる。
「私が一度行く間に何度行くんですか?」
「……あっ…だめ」
「何度だって……聞いてるんですが…」
横に倒した月子の片足を抱え上げ、深く奥を何度も突いてやる。
「んんっ……あ…あ―……あ―」
抱え上げた脚がひくりと痙攣する。
「ほら…また……一回」

――――――――――――――――――――――――――――
343涜神:2007/08/31(金) 17:28:50 0
――――――――――――――――――――――――――――

月子に半分差し込んだ竜崎が聞く。
「で、どうして欲しいんですか?」
「はっ……あ……」
「言わないと解りません…」
腰をくねらせた月子の脚を広げて強く抑え付ける。
「勝手に動かれると困ります」
「あ……前は…」
竜崎が入り口を浅く掻き回す。
「前?……違うでしょう?」
「あっ……前はこんなじゃ」
月子は手の甲を開いた口に押し当てた。
何度も数を数えさせながら達して、もう数も解らない。段々とろれつが怪しくなって、要求を言うのも困難を感じ始めていた。
竜崎が突き上げた。
腫れ上がって涎を垂らした部分を押し開かれる感触に月子の全身に快感が走り抜ける。
「ん…ぐ……」
「ちゃんと…言ってくれないと」
「あ…つい…て」
「どこを?」
「私の……あそこ」
「あそこ?」
竜崎がずぶっと茎を抜いた。
「あん…」
「あそこじゃ解りません」
月子は孔をひくつかせ、ぬらぬらと唇を蠢かせる。
「う……意地悪。私の膣を突いて。ずっと…」
いまだ糸で繋がっていた陰茎と月子の膣口がまた継ぎ合わされ、規則的な律動が刻まれ始める。
「あ」
月子の視界が突然白く弾けた。

――――――――――――――――――――――――――――
344涜神:2007/08/31(金) 17:31:58 0
――――――――――――――――――――――――――――

腹に響く轟音に月子は目を覚ました。
意識を飛ばしている間に毛布にくるまれたようだ。
きちんと服も着ている。
白いブラウスシャツと紺色のスカート。
竜崎が初めて月子を見た頃のような、女学生のような服だ。
そっと体を探ると下着は着けられていなかった。
「目が、覚めましたか」
身動きした月子に気づいたらしい。
突き刺さるような視線を投げかけてくる竜崎を月子はぼんやりと見返した。
「私、失神してた?」
「ええ……死んだかと思いました」
「ふふ…手間が省けるじゃない」
月子は荒淫でやつれた頬に柔らかい笑みを浮かべた。
「いえ、キラには生きていてもらわないと」
月子は興味が移ったように機内を見回した。
そう大きくはない飛行機に乗せられているようだ。
「どこへ行くつもり?」
こてんと椅子に身を預ける。
「あなたの終の棲み家ですよ」
「私の?……なぁに、ラプンツェルの塔?それともバスチーユの監獄かしら」
「楽観的ですね」
竜崎は嬉しそうに笑うと塩昆布を摘んだ。
口に入れる様子を見る月子の顔に驚愕が広がっていく。
「それ、甘くないよ?」
「知ってます……凄く…嫌いな味です…」
不愉快そうに噛み締め飲み下す。
「今日は猿轡はしないの」
「して欲しいですか。じゃあ今度しながらヤってみましょう……あなたと同じですよ、これは」
また塩昆布を摘む。
「嫌いな味……しかし、何度も舐めていると判らなくなってきます。嫌いか好きか。憎んでいるのか、蔑んでいるのか、それとも……」
345涜神:2007/08/31(金) 17:35:36 0
昆布を咀嚼して、甘そうなコーヒーを水筒から注いで飲み干す。
口の中をあぶくで洗うようにする竜崎に月子が尋ねる。
「正義感からキラを追ってたんじゃないの?このまま私を監禁してどうするっていうの」
竜崎は答えず独白を続けた。
「あなたは私をナメていましたね……あなたの知り得ない部分でのネットワークを張って置いて正解でした。
13日ルールの反証がお父様に届いてる頃です。
本物の証明は私が顔を明かした捜査員に会えばわかりますし……そう難しい事では無いです。あと、」
しばらく竜崎はコップの中の波を見つめると口を開いた。
「ワタリは死にました」

――――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――

目隠しをされた月子は草を踏んでいるようだった。
日本とは違う柔らかな青草の香りがする。
湿度も温度も低い。
建物の中に入れられエレベーターを上がる。
月子の足が地面に吸い付けられるような感覚。
346涜神:2007/08/31(金) 17:39:58 0

部屋に通され、月子は拘束を外された。
長い手錠がもう一度竜崎の手で今度はベッドに繋がれる。
「ここで一生?」
目の前の古びた肘掛け椅子に納まった竜崎に訊ねる。
「一生がご希望ですか」
月子はふわりと笑った。
「一生なら下着は欲しいわね。不便だし」
「じっくりあなたの手から……Lを取り戻させて貰います」
「ふ……あははっ……それで?永遠に閉じこめておく訳?気長ね…あははっ」
「相変わらず、色っぽいですね。何をしても……」
竜崎は狂乱したように笑う月子をじっと見つめ、みしりと音を立てて立ち上がる。
上気した頬を強く掴むと上から覗き込んだ。
月子は振り乱した髪の間から睨み上げる。
「またやるって訳?随分好き者になったのね。
性欲の中枢がおかしくなったんじゃない?
死にかけて蘇生した者がすっかり変わるなんてよくある事だものね。
いいわよ?好きにするといいわ……私を好きなんでしょう?」
自分でブラウスのボタンを外し始める。
ぶるぶると震える指でボタンが一つ外れて落ちた。
「壊れたのはあなたの方です」
「何よ、竜崎の方じゃない。塩昆布なんか食べて」
「心配してくれたんですか?」
竜崎が口角をきゅっと上げた。
月子は無邪気な笑顔に毒気を抜かれ、胸をはだけたまま竜崎を見上げた。
そのままとんと肩を押され、ベッドに倒される。
347涜神:2007/08/31(金) 17:40:43 0
「手錠で繋げないのは残念ですね……」
竜崎がぱちぱちとボタンを飛ばしながらブラウスを剥ぎ取る。
月子の左手で白い服が絡まった。
「竜崎……何が嬉しいの?心配したから?」
胸を隠した月子の腕を竜崎がベッドに開かせる。
訝しげな月子を見る竜崎の顔が不気味な笑顔に変化する。
こぼれ落ちそうに飛び出た大きな目が少し細められた。
「あなたの手から全て奪って上げますよ……何もかも……私しか残らないように」
白い月子の顔のまんなか、ふっくらとした桃色の唇に竜崎はキスを落とした。

――――――――――――――――――――――――――――

 終
348名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:17:50 0
>>347様、久々の神小説投下、乙です!
おお、とうとうラプンツェルになってしまった月子たん萌え!
これから一生、竜崎に調教・・・いえ、ラブラブになっていくのですね……ゲフンゲフン。
しっかし、月子たんがいるなら、月子と遊ぶ方に熱中してLやる暇なんかないんじゃ(笑)

ついさっき、ディレクターズカット版見終えたんですけど、三時間なだけあってはしょったシーン多かったですね〜。
でも、今一度見たかった・・・タオルで足拭きシーン!!
あれは皆様見たかったって思いましたよね、そーですよね!?(熱)
そして最後の感想・・・ラストのリュー君。

『あれは新世界の神なんかじゃなかった。むしろ・・・』【デスノートに夜神月(子)/あえて付けてみる・笑】

あんなの、リュー君じゃねえ〜!!
とマジで叫んだ私は負け組でしょうか・・・。
ちょっと板違いの感想、すみませんでした(土下座)
349名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 19:27:49 0
>>347
GJ!
甘いだけじゃなくて辛さもあるのがイイ!
でも根っこのところでラブラブなのが更に萌える
中田氏おねだりする月子にハァハァしたよ
エロすぐる(;´Д`)ハァハァ
350名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 19:38:16 0
>>333からの長編エロGJw
ハァハァした!
351名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 19:40:19 0
>>333様、長編お疲れ様でした。
エッチ描写が細かくてドキドキしました!月子も溜まってたんだwつーか、感じ易い?
「好きなのかどうかも分からない」というとこが好きです。
多分好きなんだけど、それを認めたら堕ちてしまうような…怖いから認めないって感じに
受けました。月子も同じだろうね。
とても面白かったです。さり気無い剃毛プレイに萌えたw
352名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:05:26 0
>>333
乙です!久々に神がきてくれて嬉しい!
言葉遊びとか、2人のやりとりが面白かったです。
絶倫Lと感度がよくて妖艶な月子もすごくよかった。
どっちも知的なのにものすごくセクシーで、似合いのカポーだと思ったw
またの投下を楽しみにしてます!
353名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 06:07:18 0
管理人さんいつも乙ですー
354乙女心親父知らず:2007/09/02(日) 16:53:45 0
月子+総一郎+Lの三角関係(嘘)投下します(ちょっとL←月子風味)
自分は参加できなかったけど先週のお嫁月子さんの話題見て夜神親子に萌えたので。
一応昔(前スレ?)投下した「裏の裏は結局表だったりする」というものの続きっぽいですが
とっくに忘れられてるだろうし一話完結なので特に気にしないでください。

-------------------------------------------------------------------
「今日からここで寝ることにした」

ドアを開けると、掛け布団と枕を手にした中年男が仁王立ちしていた。
内側からドアを開けた青年が気のない返事をする。
「…はぁ…そうですか…」
部屋の中にいた美少女が目を剥いた。

ここはキラ捜査対策本部の一室。
手錠で繋がれ生活を共にしていた月子と竜崎の部屋である。
いくら監視のためとはいえ、いい年した男女が同じ寝床で生活するのは如何なものか
という、主張を押して部屋に上がりこんできたのは月子の父・夜神総一郎だ。

「ちょっと、父さん!ベッドは二つしかないし、どこで寝るのよ?」
ずかずかと侵入する総一郎に月子が慌てふためく。
しかし、総一郎はひるむことなく、部屋に置いてある大きめのソファを陣取った。
「私はこのソファで寝るから大丈夫だ」
竜崎が抑揚のない声で、すかさず自分の場所だと主張する。
ソファは譲りたくないらしく、結局交換条件で竜崎はベッドを総一郎に明け渡す。
何故かめでたくベッドで就寝できることになり満足げな総一郎。
特に気にする様子もなく、どうでもよさげな竜崎。
そして一人、この状況に戸惑う月子。
355乙女心親父知らず:2007/09/02(日) 16:54:19 0
「それより月子!なんだその格好は!ちょっと足出しすぎじゃないのか?」
ショートパンツからすらりと伸びた脚を惜しげもなく露にしている月子に、総一郎が早速小言を言う。
「寝巻きなんだからいいじゃない。布団に入るんだし、誰も見ちゃいないし」
と言いながら竜崎の方へちらりと目をやると、資料片手に本当に見ていないのが若干癪に障る。

その夜、ベッドに入ってから総一郎はご機嫌だった。
「懐かしいな。昔は夜中怖いといっては、よく父さんの布団に潜り込んできていたがな。
 そういえば月子は随分怖がりだったな。覚えていないだろうが、あの時も…」
総一郎による在りし日の思い出話は日付が変わっても延々続いていた。
翌日の月子の目の下には、うっすら隈ができていたのは言うまでもない。
それから数日小言と思い出話の連鎖攻撃で、さすがの月子もいい加減鬱陶しくなる。

「はぁ…もうやめてほしいわ。竜崎は毎晩毎晩平気なの?」
総一郎のいない時には自然と月子の愚痴が多くなる。
「私は基本的に2時間睡眠で生きていけますから」
「何者?!それ人間としてどうなの?!隈濃くなるわよ」
「それに結構面白いですよ。恐怖の奈良漬酔っ払い事件とか…」
「あー!やめてぇ!」
果たしてどんな事件なのかは謎だが、総一郎が毎晩お構いなしに暴露するので
月子の幼少期の恥ずかしい話の数々が竜崎に伝わってしまった。
しかも本人はからかうつもりはなく、誇らしげに話すのだからタチが悪い。

そんなある日、月子の溜まりまくったストレスがついに爆発する出来事が起こる。
356乙女心親父知らず:2007/09/02(日) 16:54:53 0
夕食後、部屋で月子が幼稚園のときモテモテで大変だったという話を一通りし終わったときことだ。
「竜崎、親の私が言うのもなんだが月子は美人だし頭もいいし優しい子だ」
そうですねと棒読みで答える呆れ顔の竜崎と、もはやつっこむのも疲れた月子。
「だからこそ心配なんだ。竜崎…間違っても娘を好きにならないでくれ」
一瞬動きを止めた竜崎が、眉間に皺を寄せゆっくり総一郎の顔を見る。
「……はい?」
「娘は嫁にはやらんぞ」
「ちょ、父さん!何わけわかんないこと言ってるのよ!!」
真顔で話す総一郎に、竜崎もさすがに引き気味である。

「…はぁ、わかりました。ご心配なく。大切な娘さんを奪ったりしませんよ。
 前にも言ったように、月子さんは重要参考人でそれ以上でもそれ以下でもありません」
一応総一郎を宥める竜崎だが、もう一つの爆弾に火をつけてしまったことに気づいていない。
「本当だな?この軟禁状態でそういうことになるのは…やはりイカンからな」
はいはいと受け流す竜崎は、月子に惚れるなんて万に一つもありえないとでも言いたげだ。
怒りと悔しさと悲しさと、ごちゃごちゃになった感情がふつふつと月子の胸に込み上げてくる。
「うむ。二人を信じていないわけではないのだが…少し気になってな」
何かがプチっと切れる音がした。

「いい加減にしてよっ!!」

部屋に鋭い声がこだました。
竜崎と総一郎が振り返ると、月子は歯を食いしばり潤んだ目で睨んでいる。
「もううんざりよ!私に構わないで!何で父さんにとやかく言われなきゃいけないの?!」
あまりの剣幕に圧倒される男二人。
「出てってよ…元の部屋に帰って!出てって!!」
ぷいっと顔を背けると、ベッドに倒れこみ頭から布団をかぶってしまった。
結局いくら話しかけても頑なな月子にお手上げとなり、総一郎はすごすごと部屋に戻っていった。
その後姿はとても警視庁刑事局長とは思えない、ひどく小さいものだった。
357乙女心親父知らず:2007/09/02(日) 16:57:23 0
翌日も月子の機嫌は治まらず、総一郎はもちろん竜崎とも口を利かない。
時々竜崎が話しかけると、敵意むき出しの形相で睨むのだ。
総一郎はともかく、何故自分にまで矛先が向くのか竜崎には理解できない。
一度席を離れ戻ってくると、月子の席にスナック菓子が置いてあった。
――ポテチ コンソメ味
総一郎が娘のために買ってきてそっと置いたのだろうが…
菓子で機嫌をとろうとするその態度にますます月子の怒りが増す。
(そりゃ好きだけど!こんなもので…私はサルか!!)

一日の終わり、ここ数日部屋から聞こえていた総一郎の声が今日は聞こえない。
未だふて腐れている月子はベッドの上で黙々と本を読んでいる。
竜崎もソファで金平糖を摘みながら黙って蹲っていたが、不意に口を開いた。
「月子さんの将来の夢はお父さんみたいな刑事になることでしたっけ」
総一郎の思い出話情報である。何を言い出すのか、月子が怪訝な顔で竜崎を一瞥する。
竜崎は空を見つめ、独り言のようにポツリポツリと話す。
「既にもうお父さんのようになってますけどね。お二人そっくりですから」
「そっくり?!やめてよ。それに何?だから許してやれとでも言うの?」
月子の問いには答えず、竜崎はおもむろに手錠の鍵を取り出し鍵口に差し込んだ。

カチャリ
外された手錠と開放された手を訝しげに見つめる月子。
「今晩だけです。この部屋は私が一人で使わせてもらいます。
 よってあなたは夜神さんの部屋にでも行って寝てください」
「え…?何勝手に決めてるのよ!?」
「念のため監視カメラだけはつけさせてもらいますが」
異論をいっさい認めず、竜崎は月子を強制的に部屋から追い出す。
「ちょ、ちょっと!!」
「おやすみなさい。いい夢を」
バタンと大きな音を立てて月子の目の前でドアが閉められた。

しばらくビル内を当てもなくうろついていた月子だが、結局一つの部屋の前で立ち止まる。
月子にだって何をすべきかくらいわかっていた。
358乙女心親父知らず:2007/09/02(日) 16:58:02 0
コンコン

「私…月子。あけて」
中でガタガタとやかましい音がしたかと思うと、勢いよくドアが開かれ総一郎が顔を出す。
「月子!どうした?おや、竜崎は?手錠は…」
戸惑いながらも少し嬉しそうな総一郎を押しのけ、月子が部屋に入る。
「今日はここで寝ろって」
「?竜崎が?…そういえばさっきワタリが来てカメラをつけていったが…」
何も言わずに月子はさっさと一つしかないキングサイズのベッドに横になる。
「ほら、もう寝よう。明日も早いよ」
ベッドの半分のスペースをあけ、ポンポンとその場所を叩く。
「え…?いいのか?父さんと一緒でも」
「いちいち聞かないでよ。…寝ないの?!私はもう寝るからね」
娘の意外すぎる行動にしばし驚いていた総一郎だが、いそいそと月子の横にきて布団に入る。

「いつぶりだろうな。月子と一緒の布団で寝るなんて…」
「あーもう、あんまりくっつかないでよ。暑い」

その様子が別室のモニターに映し出されている。
「竜崎、いいのですか?」
「今の夜神月子はキラではないし、あの父親が傍にいるのだから大丈夫だろう。
 …キラ捜査のためとはいえ、月子さん以上に夜神さんには随分辛い思いをさせたしな」
淡々と話す竜崎だが、表情はいつもよりも穏やかだ。
そんな竜崎の心のうちがわかるのかワタリは優しげに微笑む。
「二人を見てよくわかった。親なんて鬱陶しいだけだな」
「L…」
僅かに苦笑してモニターを見つめていた竜崎が顔を上げた。
「ワタリ、私達も今日は一緒に寝ようか」
「!…では、すぐ寝仕度を」
「冗談だ」
359乙女心親父知らず:2007/09/02(日) 16:58:42 0
――夢を見た

微かな記憶に残っている懐かしい風景。
昔住んでいた家の傍の公園。
向こうに見えるのは、若い夫婦と幼い少女と赤ん坊を乗せた乳母車。
少女は父親の腕にぶら下がって声を上げて笑っている。

「月子は大きくなったら何になりたいんだ?
「んー、ひみつ!」
「えー何だ?もしかして父さんのお嫁さんか?」
「やーよ。違うもん!」
「そ、そうか…」
「月子は、お父さんみたいなお巡りさんになるの!悪い奴をやっつけて皆を守ってあげるの!」
「そうかそうか!月子ならきっと父さんに負けないお巡りさんになれるぞ!」

照れてはにかむ少女と嬉しそうに顔を綻ばせる父親。
その様子を愛おしそうに見守る母親。
乳母車の中では何も知らずにすやすや眠る赤ん坊。

懐かしい大きな腕に包まれながら、夢の中で甦る遠い昔の記憶。
幸福なはずなのに、何故かその頬を涙が伝った―――


一方、別室では
「さぁ、竜崎!仕度ができましたよ」
「だから…ワタリ、冗談だと…
 何が悲しくていい年してジーサンと寝なきゃならないんだ…」

end
-------------------------------------------------------------------
お父さんは心配性…。親父もワタリも何かキャラ変でごめんなさい。Lが親いなそうなのは勝手なイメージ。
拙い文章をここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
360名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 17:58:03 0
>>359
GJ!!すごく面白かった!
月子が年相応な感じで可愛い!
ドタコンな総一郎とか孫大好きなお爺ちゃんっぽいワタリもいいねww
群を抜いて変人な竜崎がここでは一番常識人なのが面白いw
ほのぼのギャグの中にもちょっとしんみりくるのがいい
続きとかあったらまた読みたいな
361名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 18:29:22 0
>>359
乙です!
ポテチそっと置いていくパパに吹いたw
鈍感なLと思春期の女の子らしい月子に萌えます(*´Д`)
こういうほのぼのしたのも面白くていいですね〜

管理人さんいつも乙です!
362名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 19:57:13 0
面白かった!w
月子の子供の頃を想像しちゃったよ。
よかったねお父さん、最後許して貰えてw
ワタリのとこ吹いたし、ホント面白かった。乙。
363名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 20:48:12 0
>>359
乙!
月子が心配で仕方ないパパが面白かった!w
これで月子が竜崎と結婚する事にでもなったりしたらひと騒動起きそうw
364名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 22:49:50 0
>>359GJ!
ワタリーw
原作の男親と息子、信頼してるっていう感じだけになってたけど、娘化するとコメディですね。
恐怖奈良事件も待ってます(*´Д`)ハァハァ
365名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:34:53 0
これはwwww
パパとワタリ面白すぎるw
月子娘じゃ心配性にもなるだろな
366名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 04:45:18 0
>>354さん乙です!
何気に殺伐としたLと月子の関係が良かった。
月が本当に月子だったらパパはこのくらいするだろうね。
それにしても娘大好きだねパパw
奈良漬で酔っ払う子月子wを見てみたい。
367名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:28:09 0
>>354
乙です!
月子の機嫌を直す為にポテチとか、月子大好きなパパがいいなあ
鈍い竜崎や嬉しそうなワタリもすごく面白かったww
奈良漬け酔っ払い事件、お持ちしてますw

件の奈良漬け事件がすごく気になったんで、挿絵というか口絵というか
コラだけどこっそり投下。勝手に作っちゃってスマソ
※Lと月子だけど真面目に見ちゃだめw
ttp://imepita.jp/20070904/076720

これだけだと何なので、一応元絵というかノーマル?なLと月子もついでに
ttp://imepita.jp/20070904/078610
368名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:42:17 0
>>367あぬぁたが 糸会 ネ申 か!
女体化月、可愛くてセクシーで(*´Д`)ハァハァ
369名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:49:49 0
よく見たら奈良漬け飛んでる!
しまむらVが娘さんだと鎖骨(;´Д`)ハァハァハァハァな件
ポリエステル100(;´Д`)ハァハァ
370名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 03:20:00 0
>>367様、乙です。
可愛いよ月子たん(*´Д`)ハァハァ
胸の緩やかなラインとか柔らかそうでイイ!
飛んでる奈良漬が凄いwよく写真ありましたねww

絵師さんの投下が少なくなってるから眼福でした!
371名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 20:41:34 0
>>367
乙!!
絵の神キターーーーー!!
唇とか胸とか柔らかそうな月子に(*´Д`)ハァハァ
美少女とみるからに怪しい男の図にワロタw
この表紙のノベルスだったら「奈良漬け酔っ払い事件」絶対買うw
372名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 21:02:52 0
>>367
超乙です!!久々の絵投下キター!
月子ちゃん別嬪さん!奈良漬けが、シュールw

359ですが、感想くれた方々、絵師さんありがとうございます。
ですが私もどういう事件か知りませんw
考えてみて思いついたら投下するかもしれないし、しないかもしれない。
373名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 23:23:18 0
>>372さんにネタが降りるのを祈ってるよw

子供月子妄想してたらただのロリになる自分は変態だと思った。
運動会で頑張る子月子は萌えだよぁとかw
リレーや騎馬戦、組体操なんかは良いポジションだったんだろうね。
創作ダンスとかで 子月子がポンポン持ってたら自分は正気を保てない自信があるw
374名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 00:04:23 0
>>367
神ぃぃぃ!!!
月子たん美人で可愛くてたまらん(;´Д`)ハァハァ
これ表紙だと真面目な内容っぽくみえるw>奈良漬け事件

>>373
子月子は運動会でもさぞ目立ったろうね
元々運動神経いい上に負けず嫌いだしwリレーはアンカーでごぼう抜きして一番とかね
白い上着と靴下に紺色のブルマ、赤い鉢巻きしめた学級委員な月子が浮かんだ
他にも幼稚園のお遊戯会で一生懸命歌う子月子、学芸会で主役をやる子月子…妄想は尽きないw
375名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 01:45:48 0
>>373-374(;´Д`)ハァハァしたんで、恥ずかしながら簡略画を
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=0000019130.jpg tukiko
自分のガッコでは、確かこういうかっこで小3の女子児童が運動会でマスゲームを披露しておりました。
細長いタイは水玉で、ヒダヒダスコートw
描いていても、見たいのはコレジャナイ!って感じですがハァハァ促進に
376名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 06:11:48 0
>>375様全力で乙うぅぅぅう!!
…と、先に言っておく。
何故か見れないorz 何が悪いのかも分からないよ(´;ω;`)
妄想だけ膨らませて、まとめサイトに格納されるのを待ちます。
こういう時、本当にサイトの有り難みを感じる。
管理人さんいつもありがとうございます。そしてお疲れさまです(*´∀`)つ旦

絵神、そして月子たん…これは焦らしですか?w
377名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 08:21:02 0
>>376見る方がうまく作動しないみたいです。すみません。
いい肌色が出なくて塗ってないし、もうね…
378名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 10:14:01 0
>>375
見れた
ワロタ
379376:2007/09/05(水) 18:11:06 0
>>375様。
ごめんなさい。見れましたorz
癖で見る方にしちゃっただけなので…
可愛かったです!ツインテ子月子に萌えたw膝がピンクなのがイイねw
380名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 22:56:29 0
>>375乙!脱力系で笑ったwボンボンいいよね

ところで、月子verのデスノートが漫画になった場合、掲載誌ってどこがいいかな?
やはり基準はエロの加減でしょうか。

原作どおり少年誌・・・エロ抑え目、パンチラ、ポロリ系のサービスショットあり。今とファン層ガラッと変わる
青年誌・・・セクシー悪女全開で男共振り回しまくりでエロいorリアル画で本格サスペンス
少女漫画・・・恋愛要素ありで人間ドラマ重視になるかも。Lがイケメン化の可能性あり(いやだw)

あまり漫画雑誌読まないから詳しく知らないんだけど(特に青年誌)
ジャンプだとエロ要素排除かな。80年代ジャンプなら違和感ないかも。
少女漫画ならはなとゆめとかに載ってそうなイメージ。
381名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 23:15:45 0
うーん…自分も殆ど漫画雑誌読まないからよく分かんないんだけど
なんとなく、少女漫画じゃない方がいいような…。
月子がやたら細いだけの体型だったり縦長の目になってたりしそうだし。
それにイケメンなLはもはやLじゃないしねw
ただし少女漫画でエロ重視なら少コミ掲載って気がするw
やっぱり月子verでもジャンプで小畑絵がいいな。
っていうか小畑絵での月子デスノがいいですw
382名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 00:20:22 0
年頃の女の子(粧裕)がいる家にカメラ・盗聴器を仕掛けたりとか
ミサ拘束とか、高田(女)との密会とか、
既に原作の時点でかなりのエロチシズムはある気がするので、
むしろ雑誌掲載の場合、月子たんという強烈な女性原理(=男性原理の否定)を
ちゃんと描いてくれるかどうかの方が鍵のような気がしますね。
その意味では男性原理が強い少年誌より、女性原理について理解している
(ある程度の教養がある)少女漫画誌や青年誌の方が良いのではと。

真面目に考えると、同人誌が一番現実味がある気が……禁句?
383名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 00:38:53 0
月子デスノを雑誌掲載なら、ジャンプ以外だとゼロサムが浮かんだ
女性作家の描く少年漫画っていうかオタク向けっぽくて、同人誌に近い雰囲気がある雑誌
最/遊/記とかが連載してるやつ

同人誌なら一番のびのびと描けそうだよね、いろんな意味でw
でも制約のある中で連載されたからこそのあの展開と作風な気もする…
384名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 00:40:36 0
>>383に最後の一行書き忘れた

>月主人公の原作デスノ
385名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 01:12:13 O
原作からして努力、友情、勝利が原則無視した主人公だったからね
少年誌で主人公がダークヒロインってのも不一致さが面白そう
少年達の心掴めるか謎だけど
386名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 02:36:01 0
>>373-375 萌えたので便乗。パスは「light」
ttp://ud.gs/408yl
右から徒競走、創作ダンス(>>375参照)、借り物競争
ラフ画でスマソ

月子デスノの掲載誌は、基本的にはやっぱジャンプで想像してるなあ…
>>385も言ってる様に、原作のデスノ自体がわりと異色作だし
少年の心を掴めるかどうかは知らんが、エロ目的で読む奴は増えそうだ
同時に世間の風当りも激しくなりそうだがw
387名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 06:21:35 0
>>386様、乙…いやお疲れさまです!
鉢巻体育座りとちょっと得意気な笑顔が可愛いv
創作ダンスも可愛い〜!ヘソと明るく元気なところが禿萌えです。
借り物競争は粧裕と? 何だかパパママに「行ってきま〜す!」って言ってるイメージ。
そしてパパはビデオカメラ片手に満面の笑みw

ブルマとお尻と太腿にしか目がいかない自分はヤバイと思ったww
肉付きが萌えます!子月子可愛い〜。
こんな変態感想でごめんなさいorz
388名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 07:54:10 0
>>386夜神家のアルバム作ってますなぁ(*´Д`)ハァハァ
ほとんど図のようなもんでも出して良かったどす!
靴が例のwwwwwwwwラグビーボールみたいなやつに見えたw
389名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 19:36:00 0
>>386
GJ!!
創作ダンスや一番の旗持ってるのがちょっと得意げでカワイイ〜!
粧裕の手を引いてるのもお姉ちゃんっぽくていいなw
「ほら、粧裕おいで。こっちだよ」とか言ってるのが目に浮かぶw
390名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:07:24 0
>>386
GJです!子月子健康的で可愛くて萌え
サユとのツーショットいいね!
こんな可愛い姉妹ご近所でも大評判だな
391名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:13:50 0
管理人さんいつも乙です。

月子の近所に在る写真屋さんの店頭には子月子の写真(七五三の時とかの)が
飾ってありそう。
思春期までは本当に明るく素直に育ってたんだろうね。
コレ↑になってからは世界も変わったようになり、色んな意味で視野が広がり
少しずつ何かが変わっていったのかな…

考えると暗くなるから遠足に行く子月子でも妄想するよw
水筒提げてる子月子って可愛(ry
変態発言になりそうだよorz
392名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 05:28:16 0
涜神の続きのような
黒月子とL
エロあり
393:2007/09/07(金) 05:30:09 0
回転椅子に座った月子が振り返る。
「久しぶりじゃない。竜崎」
「お久しぶりです」
Lは肘掛け椅子に手足を折り畳むようにして腰掛ける。
月子は膝丈のスカートから伸びるすらりとした臑を見せつけるように足を組みかえた。
「坊主にしておいて、見るのは心が痛むって事?」
「そういう訳ではありません」

後ろから付いてきたスーツの男がテーブルを持ち込んで、手早くお茶の用意をしている。
男は紅茶を二人に差し出すと出ていった。

「ふうん」
月子は非難するようにLを見る。
Lはケーキ皿を手に取って食べ始めた。
「進んでるみたいですね」
「"お勉強"は得意だから」
「知ってます」
Lはケーキを口に運ぶと、むぐむぐと咀嚼した。
月子は美味そうに食べるLを睨み付けていた。
「……それで、何の用?忘れられたかと思ったわ」
嘲笑うような笑みを浮かべるが、手元の黒いケーキをフォークで突っついてぐちゃぐちゃと崩し始めた。



言葉通り月子を丸坊主にするとLはふっつりと姿を見せなくなった。
そのかわりに大量の学習教材が月子の部屋に積み上げられた。
看守の女は訛りのある英語で、毎日月子に勉強するように告げた。
退屈しきっていた月子が語学の修得に没頭するのはすぐだった。
語学、生物、数学となぜか範囲が拡大していっていた。
394:2007/09/07(金) 05:33:43 0

言葉通り月子を丸坊主にするとLはふっつりと姿を見せなくなった。
そのかわりに大量の学習教材が月子の部屋に積み上げられた。
看守の女は訛りのある英語で、毎日月子に勉強するように告げ、退屈しきっていた月子が語学の修得に没頭するのはすぐだった。
語学、生物、数学となぜか範囲が拡大していっていた。


そして先日届いた学習用のビデオを見て月子は激しく欲情した。
ウナギの交尾だった。
ぬめぬめと泥田で絡まり合う一対の魚は、月子に入り込み絡み付いていつまでも放さなかった男の肌を思い出させた。
疼き始めた体の欲求に、月子は夜をそれまでのように軽く済ませる事が出来なくなった。
指や棒状のものを全て試した後、月子は工作用の紙粘土で男を模した道具を作り、次の夜それを体に突き立てた。
甘い痛みが体を突き抜け、忘れようとしていた感覚の全てが月子の中に蘇って来た。
監視されていると知りながら、暗闇の中で淫らな声を上げ、連夜激しい自慰を行った。
器用に練り上げられた粘土細工は竜崎のものによく似ていた。
しかし数日前ゴムの中でぽっきりと折れた"彼"に月子は我に返った。
体内からそろそろと残骸を引き出すと、馬鹿馬鹿しさに笑い出す。
一頻り狂ったように笑うと月子は金切り声を上げた。
監視する器械に身の内の不快を撒き散らすように喉が痛むのも構わず叫び続けた。
仮に充足された身体とは別に、精神がやすやすとLの手の内に落ちてしまったようで酷く苛立ち、落ち着かなかった。

そして、出来るだけ細かく紙粘土細工を崩し、捨てたばかりだった。
がりがりと鉛筆の尻で折れたディルドを削りながら月子は頭の中で幾度もLを殺していた。
395:2007/09/07(金) 05:38:13 0


無言で数個目のケーキを平らげると、Lは皿をテーブルクロスの上に置いた。
「用があるのは夜神さんの方じゃありませんか?」
平坦な口調が月子の神経を逆撫でする。
「無いわ」
月子はケーキに添えられたクリームを掬って舐めた。
じわりと甘い味が舌に広がり、目の前の男の舌の味を思い出させる。
「甘くて吐きそう」
「そうですか?」
目の前でちんまりと座ったLは膝の上で手を揃え、首を少し傾けた。
月子が食べずに崩したケーキをテーブルに戻すのを目で追う。
「欲しかったら食べて良いわよ、それ」
「いえ、」
穴が開くほど見つめるLを睨み返しながら月子は紅茶を飲む。
「それで、私とお茶しに来たって訳」
「私も忙しいんです」
Lの言葉に月子はカチャンと音を立ててカップを置いた。
「そう……じゃあ早く済ませないとね」
「そうですね」
Lはのっそりと立ち上がると膝に手を置いて見上げる月子に歩み寄った。
すこし茶色い短髪を玩ぶLの指からゾワゾワとした感覚が月子の身体を侵していく。
月子は鋭く見上げていた瞳を閉じた。
「見てたんでしょ?」
「何を、ですか」
愛しげに月子の頬を撫でる感触がする。
「毎晩、竜崎との事思い出して……」
「そんなに思ってくれてるとは知りませんでした。嬉しいですね」
Lが髪を撫でて指を突っ込んでまさぐると、月子が少し身動ぎをする。
「相変わらず……髪が感じやすいみたいですね」
396:2007/09/07(金) 05:40:58 0
とろんと潤んだ目になって月子が見上げた。
「キスしたらどう?口の中も感じやすいわよ」
「口の中だけですか?」
月子の唇の感触を確かめるように親指がなぞった。
「どこだって感じるわよ。男に飢えてるから」
「それは、好都合ですね……」
Lは月子の顔を手で挟むと唇を合わせた。

――――――――――――――――――――――――――――

軽く唇を触れ合わせる。
促されて立ち上がった月子を竜崎は抱きしめた。
「久しぶりですね」
「さっき、言ったわ」
短い月子の髪をぐちゃぐちゃと掻き回すと香りを嗅ぐように首に顔を埋める。
「あれから誰を抱いてたの?」
「誰も抱いてません」
熱い息づかいが月子の耳元で木霊する。
竜崎は猛る部分を月子の胴に押しつけた。
「誰も?うそ」
月子は竜崎の腰に腕を回した。
首筋に舐めるようなキスを始めた竜崎にしがみつく。
「話は後です……」
左手で髪を掻き回しながら月子の首筋から耳朶へ、唇をゆっくりと這わせ這い上がっていく。
竜崎の首に腕を絡めた月子の胸を片手で強く揉み、指先で隆起の先をいじると月子の膝から力が抜けた。
「立って」
月子は必死でストラップシューズの踵を踏ん張ると竜崎の肩に爪を立てた。
やっと唇を重ねて舌を受け入れると、月子の頬が上気し始める。
「ん……ん……」
月子がねっとりと唇の内側を舐める舌を吸ってやると、月子の腰に回った腕に力が込もった。
絡め侵すような甘い舌を味わいながら月子は頭の中から思考が追い出されて行くのを感じていた。
397:2007/09/07(金) 05:44:13 0


「あ……ん」
膝に腰を抱えるようにして二度目に月子に入り込んだ竜崎が腰を器用にうねらせながら、ゆっくりと月子の腰を前後させる。
「……あ……は」
ゆっくりと入り込み最も奧へ達した竜崎を月子はひくひくと締め付け小さく笑い声のような吐息を漏らした。
竜崎が月子の腰の下に手を入れ尻まで垂れた蜜を後ろからぬらぬらと伸ばす。
「どろどろですね」
「っ……ん……」
限界までめり込んだ周囲を長い指が這うと月子は恥ずかしそうに顔を背けた。
竜崎から何故か性急さが無くなりゆっくりと長く愛撫を加えてくる。
月子の性感がゆるやかに上昇したまま、追いつめられるように満たされるように何度も挿入した茎と腕で達かせられる。
火照って汗ばむ肌をぴったりとくっつけ月子は竜崎の急所を何度も締め付けていた。
月子は少々呂律の回らない舌で竜崎を呼んでみた。
「竜崎」
「何ですか」
「何故私を抱くの」
動きを緩めた竜崎に聞く。
「理由が必要ですか」
竜崎は荒く息を吐きながら緩く腰を押し込むと引きながら月子の中を掻き回す。
「ぁ……あ…私…やりたかったわ、竜崎と」
「光栄ですね」
398:2007/09/07(金) 05:44:56 0
「でも竜崎の事、愛してない」
「構いませんが」
「そう……」
竜崎が繋がったままの月子に被さる。
「キスして下さい」
月子は竜崎の首に腕を回すと唇を合わせた。
竜崎の腰に脚を絡め押し込んだ腰を練り回して、びくびくと震える。
「あ……い……っ」
唇を放した月子は口元から涎を溢れさせた。
竜崎は月子の涎を舐めながら耳に噛み付く。
月子はマットの端を掴むと、激しく責め立て始めた竜崎の振動を受け止めた。
ぐちゅぐちゅとした音が規則的に月子の身体を揺らす。
「あなたは…私の物ですから…上も下も……こんなに……」
「あっ……あ、……んっ…んん……」
月子は苦悶するような表情を浮かべたまま竜崎に揺らされ続けた。

――――――――――――――――――――――――――――
399:2007/09/07(金) 05:49:39 0

翌朝早く月子は目覚めた。
あの後竜崎がどこに射精したのか知らないまま寝てしまった事に気づくより早く、
一人では広すぎるベッドに件の男が眠っているのに気づいた。
あまりの無防備さに驚きながらぼんやりとしていると、竜崎も目を覚ました。
「おはようございます……」
律儀に挨拶をするとベッドから滑り降りる。
「ねぇ……寝首掻くとか思わない訳?」
「寝首掻きたいんですか?」
竜崎はかがんだ妖怪のような格好できょろりと目を瞠った。
「別に」
月子は起きると小さくうずくまった。
竜崎は服を拾いながら答える。
「寝首を掻くなら私にセックスで勝ってからの話ですね」
月子は驚いて竜崎を見る。
「……勝ち負けなの?」
「勝ち負けです」
竜崎は服を抱え、自信たっぷりに断言した。
そのまま月子に近づくと手を取る。
「お風呂、一緒に入りましょう」
「えっ。やだ!」
月子は一瞬露わになった胸をシーツで隠した。
「口答えは無しです」
竜崎は手を引っ張るとベッドから裸のままの月子を引きずり出した。
「えっ、ちょ…やだって……」
「朝立ちって知ってますか?」
「え……」
月子は引きずられながら、竜崎の抱えた服で隠れた部分が何を示しているのかにやっと気づいた。
「やってみましょう。コレは初めてですから非常に興味が」
嬉しげに言って手を引く竜崎に引きずられるようにして月子は浴室に入って行ったのだった。
400:2007/09/07(金) 05:53:50 0

――――――――――――――――――――――――――――



気が付いたら坊主にしてすいません
Hな人は髪の毛が早く伸びるよ!大丈夫だよ!です
最終的には二人は世界を股にかけ転戦しつつ漂う人になるような。
Lが生き残ったのはワタリ自爆スイッチの高速L名前変換機能とか、そんな感じで
401名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 06:06:19 0
>>394ウナギ→ナマズ
です。
402名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 16:39:29 0
>>395様いつも乙です
このエロさと駆け引きめいた加減がまたたまりません!ありがとうございます!
…月子エロイよ月子
403名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 17:18:08 0
>>394数行かぶりましたorzスイマセンスイマセン。
404名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 20:12:51 0
>>393サマ、乙です。
相変わらずの濃厚エロが堪りません!
次はお風呂編でしょうか?それとも別の?続きますよね?w
またの投下待ってます。
数行被りのドジっこ神職人に萌えたww

管理人様いつも乙です!
405名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 02:12:08 0
>>393
乙!
艶かしい雰囲気が素敵です。
そして濃厚エロスに激しく萌えました〜!
自分の気持ちに無自覚っぽい月子と、しっかり自覚してるけど
それを月子に悟らせない感じのLがいいですね。
続きお待ちしてます!
406名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 02:32:15 0
人いなくて寂しいなぁ(´・ω・`)
ほんと今さらなんだが、録画していたデスノSP見たんだけど(内容は…まぁアレだったけど)
Lの墓前で四つん這い、月子にしたらエロスだなぁw
しかし何故四つん這いなんだ…イミフ
407名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 02:49:16 0
いるよーノシ
萌え語りもいいけど投下したい派だから、今一生懸命に妄想を溜め込んでるw

月(男)の時よりもミサとのスキンシップに抵抗のない月子(ただしハグと
ほっぺにちゅーまで)とか、その分竜崎との接触に緊張する月子とか
「辛い時はいつでも頼ってくださいね」と言われてキュンとして今すぐにでも
竜崎に縋りたくなるけど同時にそれはLがキラ容疑者を篭絡する為なんだと
理性でわかってしまってでも好きになってしまってるのを自覚して泣きたくなる月子とか

キラに戻った時に「もっと早く…あいつと出会う前にその言葉を聞きたかったわ」と思う月子とか
408名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 07:08:13 0
(・∀・)ノシ
さすがに終わらせてから投下しようとか、エロエロ妄想炸裂したりしてます。
409名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 07:15:00 0
>>391七五三、遠足美少女(*´Д`)ハァハァ

監禁ビデオの上から幼き日の月子動画をダビングしてLと松田に見せる総一郎。
七五三が終わり、家族旅行先のホテルでの映像に変わる。
ベッドの上で調子に乗って全裸で腰振りダンスする月子映像が流れる。粧裕もいっしょにケツ振り。
真っ赤になる月子。硬直する松田。
飛びかかった月子と、リモコンを奪われまいと器用に体をかわすL
「ははは、まずいモン見せちゃったな!」
分かっちゃ居ない総一郎。

奈良漬け前夜祭?
410名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 16:18:57 0
遅くなりましたが『L国と夜神国』エロあり。パラレル。
白黒月子、魅上
かなり急ぎ足かもしれませんがとりあえず
411『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:27:15 0
全員が月子の寝室から退出し、魅上も引き上げた深夜。

寝室の外には保安のためといって終夜衛兵が立っており、部屋の鍵は外からもかけられていた。
月子が戻ってきた侍女を詰問すると、竜崎王のが噂を流したのか、既に祭りの後は婚礼との話に膨れ上がって、気の早いお祝いの品が届き始めているという。
それを見たさに行った一派と、男が出来た一派があるようだった。
夜間の警備も日毎に厳しくなって行く。
そういえば昼間会う竜崎の口角が日毎に嬉しげに急角度になるのも、何かを暗示しているようだ。
近い内に月子は竜崎に抱かれてしまう。
いまだ快感に疼く体を椅子に横たえ月子は不安に駆られていた。
412『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:28:43 0

ほとほとと月子の寝室の窓を打つ音が聞こえた。
ハッとして窓を見ると黒い人影が見える。
「月子姫」
窓の外から魅上の囁き声がした。
「魅上?」
窓を開けると、魅上が外壁のわずかな出っ張りの上に乗っていた。
「危ないわ」
月子が中へ入るように窓を大きく開けると、夜風に乗って夜の香りが入ってきた。
室内のむせるような香料の香りを蹴散らしていく。
「逃げましょう」
逆光のなか魅上が悲しげに微笑んだような気がした。
月子は寝間着のままぼんやりと突っ立っていた。
「逃げましょう、今すぐ」
魅上はもう一度月子に言って手を差し伸べた。
「捕まらない?私は閉じこられめているのよ?」
「理由は後から何とでもなりますから。さあ」
優しげに急かす。
「逃げましょう」
何度も囁かれて月子は熱にうかされたように魅上の手を取った。
「でも、ここから?」
窓の外を覗き見る。
「お転婆な姫なら大丈夫です」
「まあ」
軽く微笑むと、月子は寝間着を少し捲り上げて結び、窓の外に足を踏み出した。
413『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:31:25 0

月夜であった。
わずかな出っ張りに足を乗せ屋根を走る。
屋根から屋根へ飛び移り、どこかから拝借したらしい梯子を降りる。
塀の隙間から這い出ると、月子の寝間着のスカートが裂けた。
「怪我は?」
押し殺した魅上の囁き声に月子はゾクリとした。
先ほど触れた手も甘く疼くような感じがした事を思い出す。
「いい。擦り傷くらい平気」
夜目にも輝くような快活な笑顔を魅上に向ける。
月子の素足に靴がわりの布を巻き、地面を走る。
塀の外の農地まで抜ける。
「もう少しです」
月子は息を切らしていた。
「どこへ」
「この近くに侍女の松田の実家があります」
「松田の?大丈夫なの」
「ええ、馬や服をお願いしてあります」
「大丈夫?」
「月子様が心配なさる必要はありません」
いつになくきっぱりと言って話を打ち切ると足早に林を抜けた。

林を抜けると農地が月明かりに輝いていた。
門の中に合図の品を投げ入れ、ぽつんと建った農家の門を叩く。
人の良さそうな年かさの娘が塀の上から包みを落とした。
二人は簡単に挨拶をするとそこを離れた。
414『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:39:20 0

手近にあった松田の家の小屋に入ると魅上が言った。
「では私が手伝いますので、これを」
「魅上が?」
着替えを手にした魅上が手元ばかり見ている。
「ええ、私達は表向き駆け落ちをする恋人同士なのです」
月子が躊躇せず寝間着を落とすと眼を逸らしながら魅上が服を手渡してきた。
自分でろくに着替えたこともない月子と、女の服の構造にほとんど無知な魅上がぎこちなく作業を進める。
念のため全て庶民の服に取り替える。
下着、スカート、胴着。
何の変哲もない村娘の姿になると、月子は胸の動悸が高まるのを感じていた。
「魅上。このまま国へ帰るつもりなのね」
「そうです。おかしな噂が立つかもしれませんが月子姫なら大丈夫です。竜崎王の変人ぶりは知れ渡っていますからね。一時の事で、疵は残りません。ここでの事は忘れてしまうのが良いのです」
魅上も服を替えながら話し続ける。
上半身を脱いだ魅上の浅黒い筋肉の動きをぼんやりと見ていた月子は、彼が腰ひもに手をかけた所で慌てて後ろを向いた。
「…魅上」
「はい、何でしょう月子姫」
「魅上は昔私をお嫁さんにしてくれるって、約束したわよね?」
背後の魅上が自嘲気味に笑った気配がした。
「ええ、懐かしいですね。ずいぶん遠い昔の事です」
「魅上」
「はい、何でしょう。月子姫」
「私は……今も魅上のお嫁さんになりたいわ」
ごそごそと紐を結んでいた魅上が一瞬動きを止めた。
ふっと息を吐くと、下を向いて衣装を整えながら魅上が言う。
「それは、無理な相談ですね。私の役目は姫をお守りすることですから」
「……それは違うわ」
月子は着替えかけの魅上を振り返った。
何かを決意した瞳で見上げる。
415『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:40:22 0
「月子姫?」
「一生、私を守るのよ」
数秒沈黙すると魅上は眼を逸らした。
「一生守ります。ですが」
「魅上」
月子はいつもは気丈な瞳に涙を浮かべた。
「私は魅上じゃないと嫌。他の誰かにあんな……嫌……」
「姫?何か耳にしたのですか?」
俯いた月子を魅上が覗き込むようにすると、月子は魅上に抱きついた。
「結婚してくれなくてもいいわ。魅上が誰と結婚しても我慢する。国に帰る前に私を抱いて」
月子の頭の上で息を飲む音がする。
息が止まるほど強く抱きしめられる。
「魅上?」
だが、すぐに強い力で引き剥がされた。
「急ぎましょう」
魅上が怒ったような声を発するのを月子は初めて聞いたような気がした。


それぞれが馬に乗って誰も居ない草原と林をゆっくりと駆けていく。
久しぶりの乗馬に月子はさっきまでの事も忘れ、奇妙に晴れやかな気持ちがしていた。
416『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:46:54 0
夜明け前、朽ちかけた教会に着くと魅上と月子は馬を下りた。
「ここで今日の所は眠ります」
これまた朽ちかけた井戸で水を汲んでいると、無人に見えた教会から薄汚い老人が物音に起き出してきた。
「こんな早くに、あんたたちはカケオチかね?」
びくりとした魅上の脇で、月子は平たい顔の神父をまじまじと見る。
「ええ、そうですけど。どうして分かったの?」
見りゃあ分かるなどと言いつつ神父が手の平を突き出した。
「今、金欠でね、安くしとくよ。○○$でどうだね」
生臭坊主の気配を漂わせる親父に月子は、ポケットに入れたお守りを渡してしまった。
「これで良いかしら」
魅上と神父が同時にアッとかウッとか呻いたが、魅上が取り返すより早く神父は金貨を握りしめ、汚い僧衣のポケットに突っ込んでしまった。
「よっしゃ、ひとつ盛大なんをやっちゃるでぇ〜!」
親父は突然元気になって、半分壊れたような教会へ飛び込んだ。


魅上が叱りとばす。
「月子様!」
「夫婦の証明書があるほうが帰りやすいわよ?魅上」
「しかし、とんでもない事です。おわかりですか?」
「いいの、ここでだけ。私一生結婚しないでいる。そうしたら重婚じゃないでしょ?」
月子の瞳に涙が盛り上がった。
「私だって結婚はしませんよ。誰とも」
驚いた月子が見上げると魅上は顔を背けた。首から耳まで赤い。
「魅上?私の事好き?」
「……」
「きちんと答えなさい」
命令することに慣れた口調でぴしりと言う。
「好き……です」
横を向いた魅上は真っ赤に頬を染めた。
「では、私と結婚なさい。いいわね」
417『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:54:07 0

埃の舞う中、無人の席に紙細工の鎖が飾られている。
「よっしゃ、一丁行くで!」
上機嫌になった神父によって、月子と魅上のしょぼくれた破れ教会での婚礼が始まる。
「こっちの男をめっちゃ一生愛すると〜誓いますか?」
「はい」
「こっちの女をめっちゃ一生アイスと誓いますか?」
「はい」
月子はそれでも嬉しかった。
長年暖めてきた思いが叶い、嬉しさに笑顔がこぼれる。
黄ばんだベールを上げた魅上を見ると柔らかく微笑み返してきた。
魅上もまた、恐ろしく汚い破れ教会にあっても光り輝くような月子との婚礼に嬉しさを隠せなかった。
神父は異様に手早く式を終えると、初めてのキスを交わす二人を、にやけ顔で見守っていた。


親父によって朽ちかけた宿坊の一番マシな部屋だという一室ををあてがわれた。
二人とも固いベッドに寄り添ったまま、うとうととする。
疲れから眠り込み、起きたのは夕刻であった。
418『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 16:59:20 0

まだ暗いうちに出立する。
怪しい教会の親父が心配そうに二人を見送った。

人の少ないルートを辿り、とぼとぼと誰も居ない森を行く。
段々と暗かった森が明るくなりぱっと前が開けると、湖が見えた。
「綺麗……魅上、これは飲めるの?」
そう呟いて月子はふと体中が汗まみれだと思いだした。
「魅上、水浴びをしましょう」
「えっ?」
驚く魅上を尻目にさっさと馬を降りて繋ぎ、服を脱ごうとする。
慣れない脱ぎ着で服が体に引っかかってもがく月子の服を魅上が引き下ろす。
「月子様!」
「何よ、魅上だって気持ち悪いでしょ?良いじゃない、久しぶりだわ魅上と水浴なんて」
屈託無く笑う月子に魅上は少し呆れたように肩をすくめた。
月子が服を脱ぐのを手伝ってやると、最後は自分で下着まで取ってしまい素っ裸の月子が魅上の服を引っ張った。
「ほら魅上も脱ぐのよ。昔は一緒に裸で遊んだでしょ」
「ですが……」
魅上が赤らめた頬を背ける。
「何?良いじゃない」
魅上は月子のぷるんと揺れる乳房を見下ろした。
滑らかで白い肌に覆われた肢体。くびれた腰からなだらかなヒップのライン。
あっという間に血流が一カ所に集中する。
「……驚かないで下さい」
「何が?」
魅上が上着を脱ぐと放り投げる。
月子は座り込んで靴を脱ぎベルトを外す魅上を無邪気に見守る。
いまだ真っ赤な魅上は熱そうに息を吐くと、月子の手を脱ぎかけのズボンの上に導いた。
「ここ」
固く盛り上がった部分に手を当てさせる。
419『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:04:53 0
「熱いわ」
「全部脱ぎますけど驚かないで」
魅上は月子の視線を感じながら服を脱いだ。
窮屈そうな場所から突然飛び出した赤い陰茎に一瞬月子は驚いた表情を見せたが、まじまじと魅上のそそり立つ部分を観察した。
目前の美少女に興奮し腹にぴったりとくっついたそれは、月子の目に酷く痛々しげに見えた。
「痛い?」
いたわるようにペニスを手の平で撫で始めた月子に魅上は呻いた。
「う……あ……」
「赤いし。血……血管?」
半分抱きつくようにして棹をさする月子の手の平でペニスがぴくんと跳ねる。
「動いた」
「っ……はぁ…はぁ」
魅上は荒々しく息を継ぐと月子を押しやった。
「苦しそう。本当に具合が悪いんじゃないの?」
「姫……あまりすると……本当に夫婦になりかねません」
「魅上?」
月子は目を瞠る。
「知らないんですか?これを……姫に……姫の中に入れたいんです……嫌だったら」
驚いた表情のままで月子は魅上の言葉を遮った。
「それが夫婦になるという事なのね?」
苦しげに頷いた魅上に月子が抱きついた。
そのまま草の上にばったりと倒れ込む。
柔らかく甘い香りのする体を押しつけられ、限界まで興奮させられた魅上は透明な玉を先に浮かせた。
ほとんど苦行のような姿勢で苦しげに喘ぎながら制止する。
「姫!」
「魅上、夫婦になりましょう。今すぐ。命令よ」
「……」
魅上は即答できずに、迷っていた。
しばらく、二人はそのまま抱き合っていた。
魅上の荒かった呼吸が少し落ち着いて、周りの物音が耳に入る。
朝の鳥の声がうるさいほどだ。
人通りの多いルートを外れているため、人の気配は全くなかった。
420『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:08:54 0
「魅上」
焦れた月子が始めたキスで魅上は目を開けた。
泣きそうな顔の月子が目に入る。
「嫌?私じゃ」
もう一度キスしようとした月子を魅上が転がすように押し倒した。
月子の柔らかい唇を塞いで何度も口付けを落とす。
「み…………んっ…」
起きあがって草の上に座って抱きしめ、溢れて決壊した思いを注ぎ込むように月子の唇を貪る。
濡れ始めた月子が膝を崩し、薄い手の平で魅上の汗ばんだ肌の上から筋肉の形をなぞった。
長いキスの後、名残惜しげに唇を放すと月子が笑った。
「魅上。その前に水浴びよ……魅上の香りは好きだけどね」
胸に顔を埋めた月子を、魅上は無言で腕の中にに閉じこめるように抱きしめた。


誰にも言わないという二人だけの約束をして、二人は密かに本当に夫婦になることにした。
湖に浸り、相手以外には決して明かさないと指切りを交わす。
「いい、針千本だからね」
「はい」
魅上は素直に細い月子の小指をに指を絡めた。
421『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:12:19 0

魅上の腕の中で月子は甘く吐息を吐く。
「いいんですか?」
「誰かに汚されるより、魅上と……」
草のベッドで裸の月子の肌にキスしていく。
唇に、細い首筋に、まだ香りの残る肌を埋め尽くすように優しく撫で何度もキスをする。
もう充分過ぎるほどキスと愛撫を繰り返していた。
肌の上の水気が半分乾いて火照り桜色に染まっている。
月子はもうずっと口を半開きにしたままで喉の奥で小さな喘ぎを発していた。
「…っ……大丈夫。早く」
魅上が潤沢に溢れた愛液の真ん中へ指先を押し当てた。
ぬぷぬぷと抵抗無く入っていく指先で月子が硬直し、すぐに弛緩する。
指で優しく中をなぞられ心地よさ気に喘ぎ声を上げていた月子に指が増やされる。
途端に裂けるような痛みが襲う。
「んっ……」
「痛いですか?」
「……続けて」
クチュクチュとゆるく出し入れを始める魅上の腕に月子は震えながらしがみついた。
「だめ……もう一気に……お願い」
目で合図すると魅上は月子の脚を広げ、薄い毛を開くと小さな芽を舐めた。
声にならない音がして、月子の腰がぴくりと反応する。
魅上の舌が敏感になった芽と裂け目を柔らかく舐める。
「あ……あっ……」
ねっとりと這う舌で月子は背中を反らせ一瞬緊張した。
仰け反った背中がゆっくりと草の上に沈んでいく。
「いや…恥ずかしい」
ひくひくと何かを言うように痙攣する裂け目が静まるのを確認すると、魅上は亀頭をそこへあてがった。
月子は広げた脚の間に固い異物を感じて結合しかかったそこを見下ろし身動ぎした。
「い…怖い……」
「体の力を抜いて」
「魅上……怖い……」
と、魅上は月子を押さえ付けると小さな裂け目に一気に躰を押し込んだ。
422『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:16:58 0
「あっ…ぁああっ……」
痛みに叫ぶ月子に躊躇い動きを止めると月子は必死な様子で魅上を見つめる。
「良いの……入って。魅上……」
草を掴んで月子が促すと、魅上が一気に入っていく。
「んあぁ……いっ…」
入りきる所まで押し込むように腰をめり込ませると魅上は抑え付けていた手の力を抜いた。
手形が残る肌を撫でながら言う。
「月子姫、入りました」
「………ほんとに?本当?嬉しい」
ほとんど限界まで膨張した魅上のペニスを受け入れた月子は嬉しげに微笑んだ。
「ええ、私も嬉しいです、姫」
微笑みを交わし、恐る恐る唇を寄せると突き出した舌先を舐め合った。
423『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:17:37 0
月子の痛みを案じ動かない魅上を月子は又促した。
「魅上、動いていいのよ。私の中でイって。そうでないと夫婦ではないのでしょう?」
幼い腰つきで無理に動いて月子は顔を顰めた。
「姫、子供が出来たらどうするんですか」
「魅上と私の子供?素敵ね……きっと可愛いわ。これは…命令よ」
「どうなっても知りませんよ……」
魅上が試すようにゆっくりと腰を前後させると、月子は腕にしがみついた。
「んっ……大丈夫、何とでも理由は付けられるわ……」
「その時は……カケオチをしましょう」
魅上はふわりと笑うと月子の頬を撫でた。
すぐに動き始める。
「あっ……あ…痛い…いっ…」
覆い被さり激しく腰を打ち付ける魅上の与える痛みに月子が叫ぶ。
荒々しい吐息が、顔を背けた月子の耳にかかる。
月子は痛みと涙で魅上の顔を見ることが出来なかった。
「痛い……魅上……痛い」
「は……姫……」
最後に大きく奧へ達した魅上が戦慄して動きを止めた。
「魅上?」
「終わりました…」
苦しげな表情の魅上を気遣うように月子が手を伸ばす。
魅上が腰を引いた。
「待って、もう少し繋がったままに……」
「姫……」
熱い息を吐く。
月子を気遣うようにゆっくり覆い被さってきた魅上の体重を体に心地よく受け止めながら、濡れた黒髪を梳く。
「子供が出来たら、黒髪かしら?」
「……」
「ねえ、魅上?」
汗ばんだ肌の匂いを嗅ぎながら、魅上の体に残る古い傷を指でなぞる。
魅上の挿した茎はまた固さを取り戻し、月子を押し広げ始めていた。
424『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:20:56 0

そのまま二度目をするのは月子に酷だと思った魅上は結局ごまかしながら湖の中にそれを放出した。
少しだけのんびりと水を浴び、子供に返ったように水をかけあった。


そこから全力で走り、へとへとになりながら夜神国の城門の見える場所に着いた。
「もうすぐです!」
魅上が晴れやかな笑顔で月子を見ると、反対に馬上の月子はしょんぼりとした様子だ。
「姫?具合が悪いのですか?あと少しの辛抱です」
「違うの……」
「どうしたのですか?」
「……駆け落ちしてくれるのよね」
何かを確認したがる月子に魅上が微笑む。
「ええ、姫がお望みとあらば、いつでも。ですが、皆さんお待ちでしょうから」
魅上の乗った馬がフンガーと鼻を鳴らす。
「……そうね。いつでも出来るんなら……とりあえず帰っても……」
「ええ、いつでもお供します」
「ほんとね?ウソを付いたら針千本だからね……」
少し元気になった月子を連れて魅上はやっと懐かしい城に戻ることが出来たのだった。
425『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:25:06 0

月子の失踪は極秘にされていたが、方々に情報が漏れ、捜索の為に出回った月子の絵姿によって大量の見合い話が舞い込んでいた。

L国に月子と一緒に行った侍女は、王族の怒りを恐れてしばらく帰って来ない間にL国の衛兵などとほとんどが結婚してしまった。
半数ほどが夜神国に帰ってくると、ついでのように怪しいマッサージ集団も付いており、王族と国民の結婚出産数を突如押し上げた。



王座に座り、悩み深い様子で額に手を当てた夜神総一郎王が、階の下に控えた男に訊ねる。
「それで、月子姫とは結婚してくれんのかね?」
「王女と騎士風情とでは釣り合いが取れません」
「そうか……」



生涯、月子と魅上は公式には結婚しなかった。
しかし、暗黙の了解の内に二人は恋人同士であり続けた。
いつも女王をエスコートするのは魅上であったので半ば公然としたものであったが、いつしかそれも当たり前の事のように皆感じるようになっていった。
いつ女王が孕むかと危ぶまれ期待された月子と魅上の子供はついに現れなかった。
その事に安堵しながらも落胆する女王を魅上は支え、長く仲の良い恋人同士であり続けた。
総一郎王の亡き後、月子は女王に即位し、長く君臨し王国を栄えさせた。


竜崎王はというと……

竜崎王は隣国の美女を捕まえ損ねた変態として名を馳せ、しかしあの中庭で手にしていた「女性専用・動く棒」や「食品用・冷える箱」の販売で巨富を得た。
426『L国と夜神国』:2007/09/10(月) 17:30:29 0


月子がL国から戻ってすぐのこと。
「ちょー!お姉ちゃん、それ美味しいの?」
食い意地の張った妹姫が菓子混じりの泡を飛ばす。
器用に首を振って唾を避けると月子姫は重々しく頷いた。
「そうよ。ちょっと変わった味の、薄切りのジャガイモのぱりっとしたフライとか、真夏でもキンキンに冷えたお菓子が沢山あるのよ。
他にも名前は分からないけど、凄い量の……おえっぷ……ケーキが沢山あったわ。気候も良いしね」
粧裕姫は床にゴロゴロと転がり、棒読みの鼻声で叫んだ。
「あー!良いなあ!お姉ちゃんばっかり!」
その叫びを聞いて扉がドーンと開け放たれた。
生活感溢れる笑顔で女王が侍女と大臣を従えている。
「まあまあ。じゃあ粧裕がちょっと行ってみる?」
幼い食べ盛りの粧裕の顔が輝いたのは言うまでもなかった。


すぐに幼い妹姫を使節として送り込む手はずが整えられ、今度は厳重な警護のもと、大人の事情を知らない粧裕はL国へ旅立った。


「さすがにロリコンの気は無いって情報があるわ。それに裏で穴が開くほど釘を刺しているからね…ククッ」
少々悪どい笑みを浮かべた月子は自作のL国の地図を握りつぶした。
食い意地第一の妹姫を手懐け、恐らく竜崎王は婚姻関係を結ぶだろう。
その子は確実にL国を継ぐ。
わざわざ上って来た高い塔のてっぺんで遙か彼方のL国を見遙かす。
「脳味噌砂糖漬けのあんたよりも、王座に長く居座ってやるわ……その時を見ていらっしゃい、ド変態……アーハハハハハ!」
不安そうに見守る魅上の前で月子は高笑いをしたのだった。

おわり
――――――――――――――――――――――――――――
427名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:23:02 0
しばらく覗いていなかったので、ひさびさ。
神!!!!キタ━ (゜∀゜) ━ ━ ッ!!
乙であります。

>>393
乙!
相変わらずの濃厚エロスに俺も萌えた。

>>410
乙!
大好きな『L国と夜神国』の完結、お疲れ様であります!
最終的に、Lとくっつくと思いきや魅上と結ばれるとは。
予想できなかった完結の展開にとても満足であります!
428名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:55:55 0
訂正。
L→竜崎王。
ひさびさなので字も間違えたぁぁ。

管理人も神速更新、乙であります!
429名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 04:42:48 0
>>411様。長編お疲れ様、そして完結おめでとうございます!
空気を読まず感想します…
泣きました。エッチ中の「カケオチしましょう」で涙腺崩壊w
どこまでも純粋で真っ直ぐな月子姫と魅上騎士が本当に素敵でした。
部屋から連れ出すシーンは少女漫画のようでドキドキしたw魅上格好良い!
世間知らずな月子姫の振る舞いや魅上の劣情に対する事や、無意識に悟る契りのシーンも
凄く良かったです。魅上が一貫して騎士を貫く姿も格好良くて惚れたw

竜崎王の扱いや粧裕派遣など、最後の纏めもスッキリしながら意表を突いていて面白かった!
密かに魅上とくっ付くのを願っていたので嬉しかったですw
本当にお疲れ様でした!次の投下も待ってます。

長文、浮いた感想失礼しました…
430名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 08:27:26 0
続き来てたw
乙です。
魅上が報われてよかったー!
最後の月子の高笑いは容易に想像出来てワロタw
431名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:17:18 O
月子たんエロ可愛いよ(;´Д`)ハァハァ
432名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 21:58:04 0
>>429
乙!
可憐な姫かと思いきや意外と豪快だった月子すげえ!
高笑いはナチュラルに脳内に浮かんだw

それにしても人少ないな…(´・ω・`)
もうすぐ三連休だから神々も降臨してくれるといいな
それまで台風に備えて張り切っていろいろ準備する月子でも妄想するかな…
リュックにお菓子ばっかり詰め込もうとする竜崎を叱る月子とか
用意周到すぎてリュックがはち切れそうな位荷物詰め込む月子とか
自分で用意した荷物が重すぎて持てない月子とか萌える

433名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 22:18:41 0
騎士みかみんと月子女王のの死まで妄想して悲しくなった(´・ω・`)
台風か。
Lビルの屋上で天然シャワーとかいってキャッキャするのもいいな。ラブ米かな、エロかな。
関係なくなるけどレイの霊でゴースト入浴の幻とか…美空生存説で
Lは豪雨の叩き付ける窓に押しつけて月子たんにずっとチュゥしとったらエエよ
434名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 22:45:20 0
>Lビルの屋上で天然シャワーとかいってキャッキャするのもいいな
ももも萌える(*´Д`)ハァハァ キャッキャする月子…可愛すぎる

無邪気に笑ういつもより幼く見える月子が無性に愛おしくなって
Lは何の前触れもなくぎゅっと月子を抱きしめて月子に不思議がられればいいよ。
最初は雨に濡れた肌が冷たかったんだけど、抱きしめられてるうちに暖かくなってきて
その温もりに安心してそっと抱きしめ返す月子とかな。リリカルすぎるかw
雨に濡れたシャツからブラが透けて見えてムラムラきたLにねちっこいキスされて
膝から力が抜けて立てなくなる月子とかもええなー。潤んだ瞳で見上げるんだよ

窓に押し付けてずっとチュウってのもいいね(*´Д`)静けさの中に漂うエロスハァハァ
435名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 22:49:50 0
>>434(*´Д`)ハァハァ萌えた
マジでシャンプー持ってきててLに止められたらエエよ
「ェエー( ゚д゚)頭も洗うつもりだったのにー」
「それだとキス出来ません……」
「(*・ω・)…」
いかん。謎の二十五話が台風ラブコメに
436名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:38:57 0
>>434
リリカルL月子(*´Д`)ハァハァ
甘いんだけどどこか切ないのがイイ!

>>435
ちょ、シャンプーって月子w
無邪気な月子が可愛いなーと思って和んでたら月子は泡立てたシャンプーを
髪に付ける寸前で慌てて止めるL
「何やってるんです!月子さん」
「何って…シャンプー?」
「そんな不思議そうに小首傾げないで下さい。それとここでシャンプーはやめて下さい」
「どうして」
「何でそんなショックを受けた顔するんですか。雨水は空気中のごみを含んでいるので汚いでしょう?」
「……」
「何ですかその悲しそうな顔は」
「だってシャンプー…」
「ですから雨水でのシャンプーは衛生上よくな………そんな泣きそうな顔してもダメです」
「ええーでも竜崎シャn」
何でか食い下がる月子を黙らせるために実力行使…って全然萌えないなorz
437名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:49:54 0
>>436いえいえゴチです(;´Д`)ハァハァ

にゅりんにゅるんする手首を掴んでちっす
「ん?……んんっ?」
そのまま抱きしめちゃって軽く何度もちっす
顔に付いた水滴をぺろって舐めたLに不思議そうに
「雨水は空気中のごみを……」と言う月子タン
「文句言うとやめませんよ」
屋上で一生拘束してたらエエよもう
438名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 00:20:00 0
天然月子たん(;´Д`)ハァハァ
不思議そうな顔する月子たんに萌えるよ

じゃれあうようなキスがいつしか深いキスに変わって
月子たんが夢中になってきたってところで突然やめるL
「竜崎…?」
潤んだ瞳で見上げてくる月子たんの額にちゅっとキスして
「そろそろ戻りましょう。…続きはベッドで」
穏やかに目を細めるL
そのまま濃厚な夜の時間に突入すればいいよ
439名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 00:54:10 0
この流れ萌えたw月子可愛すぎw
どしゃぶりの中のチュウって萌える
濡れてる月子たんエロイよ
しかもずぶ濡れになったらどうせ服脱がなきゃいけないし
拭きあいっこしながら突入しやすいなw
440酷い女にはベッドでお仕置きが必要である:2007/09/14(金) 01:39:49 0
台風の到来で大雨の降り注ぐ東京はLのビル内。

夜神月子はそわそわとして落ち着かない。
「雨降ってるかな」
「降ってますよ……」
Lは素っ気ない。
「見に行かない?」
「雨をですか?」
「よし、行くわよ!」
何かを決心したらしい月子が監視役のLを従えて屋上に出た。
当然大雨が降り注いで半ば暴風雨と化している。
「ほら降ってま……って濡れますよ!」
「キャー!キャー!」(><)ノシ
月子は奇声を上げ雨の中に走り出た。
Lは一瞬ひやりとしたが飛び降りる気は無さそうだ。
痛いくらいに降り注ぐ雨の中嬉しそうにぐるぐる回っている。
「夜神さーん!狂ったんですかぁ?」
「何ー!?天然シャワーよぉー!」
豪雨の中、月子が無邪気に笑う。
月子はいつもより幼く見える。
舌を突き出して雨を舐めたり、顔に雨を受けて微笑む月子に誘われるようにLが近づくと、何の前触れもなくぎゅっと抱きしめる。
「竜崎?」
胸の中に閉じこめられた月子は不思議そうな声を出す。
そのまま無言のLの腕の中で居心地悪そうにしていた月子は肌を伝わってくる暖かみに気づいた。
最初は雨に濡れた肌が冷たかったのに、抱きしめられてるうちに暖かくなって来る。
「暖かい」
「……」
月子はその温もりに安心してそっと抱きしめ返す。
頭から雨を被ってびしょぬれの二人がぽつんと取り残されたように屋上で抱きし
め合う。
「男の人って、暖かいよね」
「……そうですか?」
「うん……お父さんみたい……」
きゅっと力を込めた月子にLの喉から溜息が漏れた。
月子は、どうも何かガッカリさせた気配を感じたが言う言葉が見つからない。
腕の中で体温を感じていると拘束していたはずのLの手の平が背中を伝った。

―――――――――――――――――――――――――――――――
大雨の中、雪に喜ぶ犬のような夜神月子が見える。
さっきから気づいてるのか居ないのか、白いブラウスの下のブラが透けて丸見えだ。
今日は白か。
「夜神さーん!狂ったんですかぁ?」
「何ー!?天然シャワーよぉー!」
万歳して正面向きで手を振るので胸の可愛らしい刺繍までハッキリ見える。
無邪気に笑う月子はいつもより幼く見え、何故か無性に愛おしくなっていきなり抱きしめた。
しかし抱きしめてみると、やわやわとした肌の温みが違う方へと感情を高ぶらせる。
何か呻いている月子を見下ろすと白いシャツから透けた肌や白いブラの線が目に入って余計な刺激を与えてくる。
「男の人って、暖かいよね」
当たり前だ。ポストが赤いのと同じ理由だ。
「……そうですか?」
「うん……お父さんみたい……」
意識せず溜息が漏れた。
これは一体何のプレイなのだ?
頭と背中は雨で冷たいのに、接した肌は狂おしい程暖かく、そして心許ない。
胸の中に愛おしさと入り交じった劣情のようなモノが込み上げてくる。
これは性欲なのかもしれない。
するすると背中を撫でると月子は顔を上げた。
「竜崎?」
この分では自分の媚態にも、背中の下着の線に触れられた事にも気づいていないようだ。
何かまた言おうとする少し青白い唇に噛み付くとびっくりしたように目を見開き、誘うようにゆっくりと睫毛を伏せた。
ムラムラする……。これはまずい、かもしれない。
腕の中の彼女に何度も軽く吸い付くようなキスをする。
柔らかく押し返す弾力と赤く発色した色を見て止まらなくなる。
ねっとりと舌先を唇の合わせ目に這わせると、小さく身動ぎした月子を拘束するようにして深く口付けを交わす。
唇の中も暖かく、雨の中だというのに触れた小さな耳は熱い。
舌の表面をざらざらと摺り合わせると唾液と雨が入り交じった味がする。
顔を傾け、折れそうに細い首筋に触れながらもう一度ねちっこく唇の内側を舐め、歯の裏を確かめ始めた時、かくんと月子が崩れた。
「もう?」
夢中で居たせいかあまり自覚が無い。
月子は白い私の上着を掴んで困ったような顔で、瞳を潤ませて見上げている。
「膝が……立てない……」
また誘ってる顔をしてるのが分からないのだろうか……。
胴を抱えて立たせると軽く音を立てて唇を触れ合わせる。
「……終わり」
濡れ鼠のようにへたった猫っ毛を掻き上げるてやると月子は少し残念そうにする。
「おわり?」
このまま続けると最後まで屋上でやりかねない。
いくら何でも無防備というかバカ過ぎる。
雨で滑りそうになる手を掴んで屋内へ入ると、ぶら下がった洗濯物からタオルを取る。
「夜神さんのせいで酷い目に遭いました」
「……ごめん」
どうせパンツまで色々とびしょ濡れの癖にもそもそと髪ばかり拭いている。
「ちゃんと拭かないとスケスケですよ」
「ぇええ?やだ!ちょっとっ見ないで!変態!」
「私が……変態?」
今更胸を押さえ私を変態呼ばわりした夜神月子はやはり酷い女だと、私は再確認したのだった。
―――――――――――――――――――――――――――――――
おわり


>>434あたりネタで(;´Д`)ハァハァ
上げちゃったOrzごめんなさい
444名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 08:34:10 O
>443
GJ!萌えた!ありがとう!月子自覚なさすぎー危険危険
下着ばっか気にしてる変態Lにワラタ
タイトルでこの後の展開が読めるのがいいですね
445名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 20:50:14 0
何か、アニメの魅上で中学校でいじめられてて裸にされてるシーン観てて
もし月こちゃんと同級生だったら・・・・とか色々考えちゃった。
>>410さんみたいなロマンチックな話ではないけど・・・
446名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 21:59:06 0
>>443
乙!!
ほのぼのかつ微エロかつ甘々でいいねいいね!
月子とL、2人の視点verがあるから二度萌える
据え膳っぽいのにお預けとは月子ヒドスw
ベッドでお仕置き(;´Д`)ハァハァ
447名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 22:16:32 0
>>443
乙です!!!
月子たんかわいいよ月子たん
ブラの線なぞる竜崎がエロイwそして羨ましいぞ(;´Д`)ハァハァ

管理人さん神速更新乙です!
いつもありがとうございます
448名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 09:21:56 0
>>445書け!書くんだ!
体育館裏に呼び出しか?体イク倉庫で臭いマットの上でイクイクか?(;´Д`)ハァハァ
夕暮れの教室で、魅上を上半身剥いて縛り上げて乳首責めする優等生美少女…変態ちっく…
先生の持ってる伸縮棒の先っちょでクリクリ。
鈍器で買わせたローターを照自身に装着させ、月子がリモコン持って自在にON/off。
鞄の中には、やっぱり無理矢理買わせたエロ本を突っ込んでイジメッ子に見つけさせる。
大騒ぎする男子をバカにしたように見る美少女。
おどおどと窺う照。
照に公園のトイレでオナニーさせて携帯で実況させたり、
ポルノ小説本を毎日同じ店で買わせてミカミンのマンションの屋上で音読強要。
つっかえたり、漢字が読めなかったりしたら、一枚脱がせてリモコンスイッチON。
そんで、毎日パンツの中を汚して帰る魅上。
洗濯はテルの仕事だから気づかれないか。
女月(月子)は清楚な格好してエロエロのが良いなぁ
449名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 09:59:46 0
今調べた十三巻原作設定だと、月子小6とミカミン中3あたりの年齢差でもおいしく頂けます。
女子の方が身長の伸びが早いしお似合いかと。
二人が小学校中学あたりまで知り合いだった設定でもいいな・・・
450名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 10:09:27 0
>>445氏のネタ振りを見て、私は
良チン程度のイジメならともかく、魅上レベルのイジメだったら
「将来の夢は警視総監」な女の子としては、体面的にも放っておけないでしょうから
月子がどうイジメに立ち向かうか……という作品を期待したのですが
パラレルなら>>448氏のベクトルもありかと思う今日この頃。
と言うか、Mのミカミンが幸せなら何でもいいよ。
(今更ですが、>>448氏の月子照ネタはイジメではなく、カップルのSMプレイです……よね)。
451名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 11:02:54 0
>450そーです。嗜虐の悦びに打ち震えるミカミン……
同級生設定でも女子も居る場でエロ本みつけて騒ぐだけの男子なら止めには入らないかなと。
女子は表向きエロ関係は関わらない感じ。現代ではどうか知らないのですが。
真のマゾとして開眼し(おいおい)芯の強い月子に影響され、ミカミンがちょっとずつ強くなって行く成長物語なんかもいいですね。
そして悪の枢軸Lと戦う……あれ?
452445:2007/09/15(土) 12:18:37 0
>>448
うーん私は基本的に性格がゆがんでいるので
1、同級生設定
2、テニスの全国大会優勝の月子を見て一目ぼれみかみ
3、こっそり月子の写真を生徒手帳にしのばせるみかみ
4、それをいじめグループに見つかりからかわれてまた虐められるみかみ。
不良グループ「月子ちゃんめっちゃかわいいよなぁー」「まじ犯してー」
5、或る日学校から離れた廃墟に呼び出される
6、そこにはいじめっ子とさらわれた月子が・・・!!(セーラー服で白靴下)
7、月子の前でまた裸にされるみかみ
8、無理やり胸をはだけさせられる月子
9、それを観て勃起してしまうみかみ
10、いじめっこが用意したスク水だのブルマだのにいちいち着替えさせられる月子
11、最終的にはいじめっ子の前で月子と無理やりやらされるみかみ(かわいそうなのでコンドームは装着)

んで

12大人になってキラ事件にて二人は運命の再開をする。


みたいな。長々とごめんなさい。
こんなんよりは、>>448>>451のほうが面白いし、皆が物語に入っていきやすいと思うよ


453名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 12:27:24 0
>>452は自分じゃ思わないから面白いよ?ていうか自分も歪んでるから!
お召し替えハァハァ…スク水は古風な股間部ミニスカートっぽく張ってるやつで宜しく
水泳部は思いつかなかったがいいかも。
高校野球のチアガール月子も入れちゃうか
454名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 14:20:33 0
>>452氏のネタですが、原作通りの年齢差(魅上中3、月子小6)でも
美味しくいただけそうな私も歪んでますか?
(当然苛めっ子達にに、ロリコンと揶揄される優等生魅上
……切なくなるべきか萌えるべきか)

んでその後、2人はこの事件のことを隠し、他人として振る舞い
原作通りに話が進んだら……それなんて白夜行?
(事実魅上は自分達を虐めていた連中は、
自分か神の意志で葬られたと思っていたようですし)
455445:2007/09/15(土) 14:23:59 0
>>453
そういってもらえると大変嬉しいです。
スカート水着懐かしい!!
月子中学生はスレンダーで背が高めだと良いな。
みかみはまだ成長期で身長は大体同じくらい。
若しくは5センチ程差があったら尚萌えるかも・・・
456445:2007/09/15(土) 14:28:09 0
>>454
さすがに小学生相手だと抵抗があるかなって思い
ちょっと同い年にして見たんですっ
でも最近の小学生って成長早くて大人っぽいですもんねー足なんか見てても惚れ惚れする・・・・!!
でも垣間見られるあどけなさでやっぱり小学生なんだなーって・・・

その後お二人他人として振舞うかー・・・ちょっと切ないっすね・・
457名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 15:00:09 0
>>454ある意味運命の二人って感じですね
エロに関して、幼いほど動物的で後ろめたさが少ないかも。
年齢はフリーダムですよ。ここは紳士淑女の社交場ですから!
>448で骨折したミカミンを手コキとか。
美少女に(性的な意味で)良いように操られるちょっとヘタレ風味の少年。
月子が後ろから抱きついて股間をシゴかれて飛んだ汁でスカートが汚れて、月子が「汚れちゃった」つってミカミンのハンカチで拭かせる。
ふとした拍子に、少年の方が力が強かったと実感してポッてなったりはお約束だな……
挿入以外なら全部やっちゃうと良いです(;´Д`)ハァハァ
二人でお風呂で泡泡ヌルヌルとか、夕日の差し込むどっかで全裸でお触りとか。
(夕日に異常に執着する私・・・)
458:2007/09/15(土) 20:49:40 0
>>400らへんから続き。えろあり。
459塔の中:2007/09/15(土) 20:53:32 0
白い清潔なテーブルクロスの上に朝食にしてはボリュームのある食事が並べられた。
椅子にクッションを挟んで背筋を伸ばした月子が不機嫌そうに肉を切る。
「運動不足なんじゃないですか?」
呟いたLを月子は無言でぎっと睨んだ。
「運動不足以外に何が?腰が抜けるなんて……」
呟き続けるLに月子は怒りの表情を浮かべ囁き声で反論した。
「恥ずかしいから言わないで。それに、竜崎が悪い」
「私が?」
Lがあらかじめ細切れになった肉をフォークでつついた。
「食べないなら、私が貰うわよ」
Lはソース瓶を摘むと赤いソースを肉にかける。
薄気味悪そうに見る月子の前で甘い果実ソースまみれの肉を咀嚼する。
「そんなに……してないつもりだったんですけどね」
「……ちょっと待って、早朝から風呂とベッドでずっとじゃない。昨日だって夕食抜きで……」
「どこか弱いんですかね?明日、いや今日にでも調べて貰いましょう」
認めないLに月子は余計にむくれた。
「……どこも悪くないと思うけど」
「医者はエロ親父ですけど名医ですから我慢して下さい。どうしようもない酷いエロジジィですけど……」
「なんでエロ親父に……絶対行かないわよ」
「月子さんに選ぶ権利はありません。ま…久しぶりに会ってちょっとヤリ過ぎましたかね?」
「だから最初からヤリ過ぎだって言ってんのに……」
「でもあんな風に色っぽく嫌がられると普通は余計興奮しますよ?」
月子のやや上気していた頬がカーッと赤くなり茹で上がった蛸のようになった。
背後で十代前半と思しき白人の少年が給仕の手伝いをしていたのだが、息が止めた音が月子の耳に入る。
スーツの男は言葉が分からないのか平然と皿を取り替えた。
さっきから声を顰めて話す月子に対しLは少しも声を小さくしない。
「というか……もっとして欲しいのかと……反応も凄く良かったですし」
背後で慌てた少年がガチャガチャと何かを落とす音がした。
「それ以上言うと殺すわよ!」
押し殺した声で月子が言うと、Lは意味深な笑みを浮かべた。
「そうですね……きつくて、絞め殺されるかと思いました」
460塔の中:2007/09/15(土) 20:57:28 0
――――――――――――――――――――――――――――

Lに抱き抱えられ月子はソファーに転がった。
「もう食べられない……」
「月子さんはもっと太った方が良いです」
「何言ってんの、充分よ」
月子が眉を寄せると、Lは向かいに座り込んだ。
「軽かったですけど」
「……軽い訳無いじゃない。身長だってあるし。可愛くないし、重いもん。ふん」
月子が恥ずかしそうに膨れる。
二人の前に食後の茶の用意が調えられLはのんびりと紅茶を啜った。
「ヅカ呼ばわりされた暗い過去ですか?」
「ちょっと、何で知ってんのよ」
起きあがった月子がクッションで顔を半分隠し不審そうに目を細める。
「それに忙しいんでしょ、いつまで居るの」
Lは美味しそうにフルーツポンチの汁を飲み下す。
「間違えました。忙しかった、です。しばらく月子さんに張り付いていられるんで腰が抜ける程はもうしません」
「何か色々と……嫌な事言うわね」
Lはひらひらとスプーンを揺らす。
逆さまに映った自分の顔に呟く。
「嫌ですか?月子さんは結構……私の事好きだと思いますけど」
「何でよ」
「全然拒まないじゃないですか?腰が抜けるまで」
抱きしめたクッションの向こうから睨んでいた月子は顔をまたクッションに埋め込んだ。
「もーヤダ……」
「そういう風に駄目とかヤダって言われるともっと言いたくなりますね」
「……」
「それに私から見れば月子さんは凄く可愛いです。いいですか、凄くです」
Lは力説しスプーンを振り回し始めた。
「……バカ」
顔を埋めたクッションの中に吐いた月子にLは居直った。
461塔の中:2007/09/15(土) 20:58:12 0
謎の演説に少々の熱がこもる。

「バカとは随分な言い様ですが、男性的な風貌の特徴と女性的な特徴を一定の基準で定義付けると………
白人女性の風貌よりも東洋人、特に日本人の男性の風貌の方がより女性的であるとのデータが………
勿論東洋人の女性の風貌は……という訳で………私が……ロリコンの………」

突っ伏した月子の耳にLの低い囁くような声が心地良い子守歌のように途切れ途切れに聞こえる。
延々と、平均的白人女性の顔よりいかに月子の顔が女性的であるか、
東洋人の顔は幼く見え世界平均では月子はロリコン寸前であり
一緒に歩いてキスをするのは危険ですらあるという講義をしているLをよそに月子は疲労と満腹感で眠り込んでしまっていた。

肌のキメから骨格と体格の差について論じ、過去の経験に基づく比較である事と、
ここ数ヶ月間の女性関係を否定した所でLは月子の爆睡に気づいた。

――――――――――――――――――――――――――――
462塔の中:2007/09/15(土) 21:02:55 0
皺だらけのシーツを掴んで月子が段々と体を反り返らせる。
「ああ…う……ぁあ……あっ」
仰向けに体を開いた月子の亀裂を泡立たせながら濡れて筋張った肉茎がズッズッと何度も往復する。
「凄く、締まってますね」
Lは腰を緩やかに揺らし、体の先端で月子の敏感な壁に円を描く。
月子がシーツを掴んで甘く吐息を吐き、戦慄く。
じっとりと汗ばんだ頬に髪が張り付く。
「んっ……あっ……はっ……」
Lは暖かく包み込んで締め付けをきつくする月子に耐えるように息をつくと半開きの唇に軽いキスをした。
何度目かの絶頂に達した月子を裏返し、くびれた腰を撫で腰骨を掴む。
ふっくらとした尻の合わせ目の終点に先をあてがい、体を重ねるようにして後ろからゆっくりとドロドロに溶けた裂け目を開いていく。
「ん……あ……」
固く猛る部分が割り入ってくる感触に月子が呻いた時、寝室のドアが開いた。
463塔の中:2007/09/15(土) 21:04:24 0

白い髪の少年が伏し目がちに入ってくる。
「……っ……やだ。何!」
月子は顔を背け枕に顔を押し当てた。
Lが挿入したまま逃げられないように月子を押さえ付ける。
「はい、どうも」
呑気な声を出してLは電話の子機を受け取った。
月子が小走りに退出した少年の気配を感じると、Lが月子の中を擦るようにスライドする。
萎えかかった月子の性感が強引に高ぶらされる。
「あ……いやぁ……」
「お父様と話して下さい……気に入らない事を言ったら邪魔しますから」
繋がった熱い体とは裏腹に冷ややかにすら感じられる声でLが言う。
尻を高く上げられて四つん這いの月子の耳に電話が吊り下げられる。
「なっ……」
「聞こえますよ」
ピと音がして通話中になった。
「(月子?月子か?)」
受話器の奧で声が聞こえる。
「父さん……」
「(大丈夫か?調子はどうだ)」
「大丈夫よ、父さん」
「(事情は聞いている。話したい事は沢山あるんだが……)」
どんな事情を話しているのだろう。
嫌がらせのようにLのペニスがきゅっと動いて、じわりと腰が疼き、ただでさえ感じやすくなった体がすぐに達しそうになる。
「良いの……大丈夫だからっ……もう、切るわね」
月子の体の中の反応にLがペニスに力を込めては抜き、いたぶる。
父に行為の声を聞かれる訳には行かない。
「(そうか。元気でな)」
「心配しないで。父さんも元気で……」
月子が一気に吐き出すように言うと、Lは受話器を下ろした。
すぐに萎えかけた彼の部分に性感を取り戻すべくゆっくりとピストン運動を始める。
「あ……なっ…何なの、変な、こんな事……」
464塔の中:2007/09/15(土) 21:07:00 0
「連絡を取りたかったんじゃないですか?」
「ん……落ち着いて話がしたかったわ……こんな……あぁっ」
指で月子の肉芽を苛みながら腰を揺らすLに月子は高く叫び、がくがくと股を震わせる。
突っ伏すように肘を付き、ベッドの柵を握り、肉を打ち付けるLの振動に耐える。
Lは激しい律動を月子の体に刻む。
「凄く……良いです……」
敏感に感じる部分への刺激に絶頂に達し、更に上乗せされた甘い責め苦が月子を深い快楽へ突き落とし狂ったように月子が叫ぶ。
「あぁ……やっ……ああっ……いい……」
突然動きを止めたLに月子は腰をくねらせた。
「動いて」
奧までめり込んだ固い茎が、腰を振るたび月子に狂おしい痺れを伝えてくる。
四つん這いで膝を開かされ手を付いた月子に突き上げるような格好でLが肩を抱く。
月子の耳元に熱い息がかかり、Lが低く囁く。
「上手ですよ……夜神さん」
細い肩に噛み付きながら腰をうねらせ掻き回すように緩く突き上げる。
「あ……あぁ……」
抑えながらも時折動物のような鳴き声を漏らす月子を愉しむように一頻り苛むとLは月子を仰向けにし腰を高く掲げさせた。
呆然と脚を開く月子に挿入しゆっくりと肉襞の感触を味わうように掻き回すと月子は段々と悲鳴のような喘ぎ声を上げ始める。
「あぁ――あん……ん――」
「良い声で啼くようになりましたね……」

――――――――――――――――――――――――――――
465塔の中:2007/09/15(土) 21:11:20 0

足腰が立たなくなる程Lに責められた翌日、月子は病院に送られた。
すっかり治って歩くことも出来るのに……と渋る月子を車に乗せて、Lは隣に座り込んだ。
心中身構えている月子に人の良さそうな混血らしい老医師が診察を行う。
結局体中を診察しても特に何の問題も見あたらなかった。
所有の証のように体中に刻まれたキスマークにも噛み痕にも反応しない老医師を月子は安堵の目で見やった。
(何だ。エロジジィって言うから……何でもないじゃない)
顕微鏡を覗いていた医師が声を上げた。
「おおっ!おるおる!」
小さすぎる丸椅子に尻と片足を乗せていたLが側に寄ると顕微鏡を覗く。
「居ますね」
「あんたも!見てみぃ!」
「何が?」
不思議そうにして立ち上がった月子は顕微鏡を覗き込んだ。
沢山の何かがうねうねと長い尻尾を振って泳いでいる?
これは……。
「若ぇモンは、お盛んじゃけぇ、グェーヘッヘッヘッヘ」
背後で炸裂した卑猥な高笑いに月子はビクリと肩を揺らした。
月子の尿にLの精液……精子がうようよと元気そうに泳いでいる。
「あやかりたいのぅ〜わしゃあトッショリじゃけえのぅ〜悔しいのう〜悔しいのう〜♪」
何故かエロジジィは嬉しくなったのか書類を纏めながら歌い始める。
「く……」
唇を噛んで怒りで肩を震わす月子をLは嬉しげに眺めている。
(怒りで人が頃せたら!!)

――――――――――――――――――――――――――――
おわり

何の話か分からなくなってきた…
次の投下と萌へを待ちつつ
466名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 00:33:08 0
>>465
神キターーーーーー!!!
GJです!!
ってか月子の腰が抜けるまでってどんだけ絶倫なんだLw
可愛くって名器な月子に萌えた!エロくてバカップルな2人(;´Д`)ハァハァ
467名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 00:58:22 0
>>465乙です!エロすぎだろこの二人w
父ちゃん不憫・・・まさか電話の向こうで娘がとんでもないことになってるとは
というかこの白い髪の少年ってまさかニア・・・
468名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 01:16:14 0
>>465
GJGJGJ!エロエロな二人がイイよ
電話プレイはエロすぎる…ヤリながら父親と電話って(;´Д`)ハァハァハァハァ
それを特に咎めたり怒ったりしない月子たんエロイよ月子たん



469名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 01:19:33 0
>>468に何かよくわからん余白出てた…ウザくてごめん
470名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 01:40:54 0
ドンマイw

>>465
乙です!
話数を重ねるごとに増していくエロスに萌えます!
Hの描写も然ることながらシチュの選択も素晴らしく
艶っぽさに拍車がかかっているのがさすが神です
すっかり夫婦のような竜崎と月子のやりとりも素敵です
またの投下をお待ちしてます!
471名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 22:40:29 0
>>469ドンマイっすよ
今日は暑かったですね。
外出帰りで汗まみれの月子さんに抱きついてウザがられる竜崎氏魅上氏などを妄想
472名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 22:45:33 0
ついでに汗まみれの方がいいなどと思う、変態な竜崎氏魅上氏なども妄想
んでミサと一緒にシャワーを浴びようとする月子を見て、色々な意味で愕然とする竜崎氏魅上氏も妄想
473名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:02:25 0
月子さんが「暑かったー!」などと言いつつ高田の目の前でばんばん脱いでお風呂直行。
汗だらけのシャツを受け取った高田氏がちょっとクンカクンカしちゃうのも妄想したっ
474名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:27:54 0
脱衣所で「これ洗っておいて」と脱ぎたての下着を渡されて悦びに浸るドM魅上氏や
湯船に潜んでて月子が入ってきたらいきなり抱きつく変態竜崎氏なども妄想
475名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:31:07 0
なんという・・・
月子の周りは変態ばかりか・・・w男運ないんじゃないか月子タン
476名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:35:50 0
帰った途端汗まみれで「シャワー!」と叫んだ月子に期待の目を向ける竜崎氏
その後ろから「ミサも!」と現れた弥にガッカリし部屋の隅で午後のお茶タイムを過ごす竜崎氏は
数分後松田に発見される
「あれ?そんな所に……そこ、涼しいんですか?」
「私は猫ですか」
477名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 00:58:22 0
ちょw竜崎気の毒ww

「あれ?そういえば月子ちゃんは一緒じゃないんですか?」
「…月子さんは帰ってくるなりシャワー室に籠りきりです」
「そっかー今日暑かったですもんね!綺麗好きな月子ちゃんならまあ仕方ないっすよ」
「そんな事松田さんに言われなくても分かってます」
(問題はシャワーそのものではなく、共に浴びているのが私ではなく弥だという事だ。
浴室に消える直前に見せた弥の勝ち誇ったような顔…あれは明らかに私に対する挑戦。
いいだろう弥、おまえがそのつもりなら私にも考えがある。
そう、この機会に夜神月子が誰のものなのかをはっきりと分からせてやろう。
折しも今日は残暑厳しい真夏日だ、少々空調を強めにしていたとしても何の不思議もない。
シャワーを済ませたばかりの二人には効き過ぎた空調ですら心地よく感じるだろう。
お湯を浴びる事によって汗を流すと共に体温も上昇させた後なのだから当然だ。
おそらくは体温を下げる為に冷たい飲料水も大量に摂取するだろう。だがそれこそが私の真の狙い。
時間と共に下がる体温と、通常以下に冷えたこの部屋で次第に感じ始めるのは肌寒さだ。
だがこの部屋の中ですら暑いといって憚らない松田や夜神さん他調査員を思えば
温度を上げてくれとは夜神月子も弥も言い出し辛いはず。
いい加減冷えた部屋にいるのが辛くなってきた頃に「月子さん?もしかして寒いんですか?」
とでも言ってさりげなく肩に触れるか手を重ねてやれば、人肌の温もりの心地よさに
気付いた彼女は私の手を望みこそすれ厭わしく思う事はないだろう。
もしかしたら二人の部屋へ戻ろうかと私が提案すれば、素直に頷く可能性も高い。
私という存在(※温もり)に信頼と安堵の念を寄せる夜神月子を目の当たりにし
私達の間に割り込む事の困難さをいい加減弥にも身を以て実感してもらう。その後は…)
「ああさっぱりした!」
「気持ち良かったね〜月子」
「お帰りなさい月子さん。と、ミサさん」
「お帰り!月子ちゃんミサミサ!あ、今日はちょっと空調強めだから
寒くなったらこれを羽織るようにって局長から。はい、夏物のカーディガン」
(松田ぁぁぁぁぁっ!!!余計な事を!!!!)
ーーーーーーーーーーーまで妄想したw

478名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:17:39 0
>>477
まだ残暑厳しいから、大いにありえる展開で面白いですね。
月子シャワー浴びてる間に真剣な顔でエロイこと考える竜崎面白いvv
そしてそのたくらみを天然松田に邪魔されるのが悲しい(笑)
パパからのカーディガンってことは、愛娘の肌を竜崎にさらしたらマズイ、と悟ったパパの作戦か?!
つまり、責められるべきはパパってことに・・・。

L月子流れですが、久々にビライトが出来上がったのでこそっと投下させて頂きます。
相変わらず突っ込みどころ満載ですが、スルーして下さいましー。
479ビライト4:2007/09/18(火) 01:19:40 0
ビライト

「フフフ・・・フフフフ・・・」
報告を聞きながら、ライトは楽しげな笑みを浮かべてクリスタルの器に入れられた蜜
を弄ぶ。
「そうか、出目川達が失敗したか」
「出目川!キラ様ノ代弁者ダッタ」
「ダセー、アイツラTVニ出テエバッテイタクセニ」
「ザマー」
アメリカにてキラに歯向かうSPKをキラ信者を使って引きずり出すのが、ライトの代
弁者を務めていた出目川の役目だった。
代弁者という重要な役目を与えられてはいたが、自己顕示欲が強すぎたがゆえに他の
信者達からは嫌われていたようで、皆素直に彼の失敗を喜んでいる。
「Lか」
「わがり゛ま゛せ゛ん〜」
情けない返答だったが、運良くライトの機嫌が良かったため、報告した信者は殺され
ずに済んだ。
「フン、解るようでは敵として不足というもの」
ライトは器から蜜を取り出すと、ドロリと自らの白い腕に垂らしてゆく。
それを見て、信者達は興奮した。
「ウオ」
「アノミツニナリテー」
「ホシー」
「ハーハー」
物欲しげに自分の肌に垂らされた蜜を眺める信者達に視線を送ると、ライトは短く呼
んだ。
「魅上!」
480ビライト4:2007/09/18(火) 01:20:36 0
「魅上!オオ!」
「死神ノ目ヲ持ッテル」
「年収200万エン」
「200万ハウソダー」
キラの指名に預かれる栄誉を持つ、数少ない信者の登場に、信者達の興奮はピークに
達した。
ライトが呼んでわずか五秒後に、魅上が天井からロープに捕まって落下してきたかと
思うと、ライトの顔よりやや下の位置でぴたりと止まった。
頭に血が上るという自然現象を無視して、魅上は逆さ吊りな上に落下してきたくせに
ワインが満たされたグラスまで持っていたが、誰もそれには突っ込まなかった。
「魅上サマ!!」
「オオ」
その離れ業を華麗に披露した魅上に、信者達が賞賛を込めた声を送るが、ライトの紅
唇が開かれるとぴたりとやむ。
481ビライト4:2007/09/18(火) 01:27:57 0
「網を張ってみるか?」
「よろしいので?」
どのような網を、と魅上は尋ねなかった。
キラの下僕たるもの、常に神の御心を察しておくべきという信条を持っている男であ
る。
だが、一つだけどうしても尋ねておきたいことがあった。
「では、邪魔者を全て消したあかつきには――」
「解っている」
ライトがクリスタルの器を差し出すと、魅上は器用に身体を揺らしてグラスを差し出
し、チン、と音を鳴らした。
「ははは」
「私と同じ杯で祝杯をあげ――」
「ふふふ」
それだけで魅上は興奮したのか、ブラブラと空中を舞う。
「私の身体をお前が学生時代にされたイジメと同じように自由に縛り、戯れてやる
ぞ」
ライトがそう告げた途端、信者達は興奮した。
「シバルー」
「キ、キラサマー、ソレハー」
「ドエスノハズー、エムモカー」
「サスガダー」
ライトが提示した褒美の内容に、魅上はヒュンヒュンと回りながら喜んだ。
「必ずや御満足を」
魅上はむしろ縛られたかったのだが、縄で縛られるライトの姿を想像し、どんなこと
をしてでもLやSPKを葬ることを決意した。
と同時に、無事に褒美が貰えた時には己の身体でライトの身体に傷などつかない縛り
方を研究しようと思った。
魅上がロープを上げて再び天井へとその姿を消していくのを見送りながら、ライトは
小さく笑みを浮かべた。
(まさか魅上を使う事になろうとは・・・益々おもしろくなってきた)
482ビライト4:2007/09/18(火) 01:33:43 0
あ、END入れるの忘れてました、すみません・・・。
しかし、魅上が月子を縛るのってあり得るのかなーとか、書いておいて考えたり。
縛られた月子、萌えですね。
もちろん縄でvv

483名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:58:36 0
>>477GJ!濃いよw竜崎
>>480GJ!年収低ww
ミカミンサーカス芸w
484名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 02:25:53 0
>>479様、乙です。
久々のビライト!そしてビヨン照に吹いたw(名前合ってる?)
まだ続きがあるようで楽しみです。

照が神を縛るのは…個人的にはアリですw
女神を大事にする余り鳥篭に閉じ込めるが如く拘束するのとか。
月子は気丈でプライトが高いけど、だからこそ心を許した照に縛られたいと思っていた…とか。
有り得ないシチュこそ妄想するのが楽しいw

照月子とL月子の流れに乗り損ねたけど、レスを読んでるだけで萌えたw
やっぱり此処好きだわww
管理人さん更新乙です!
485『繋がれた女神』:2007/09/18(火) 02:37:46 0
連投失礼します。

※照月子※ シリアス・小ネタ・軽く変態

『繋がれた女神』


「貴女を誰の目にも触れさせたく無い。穢れた世界が浄化されるその日まで…ずっと私と一緒に」

ベッドヘッドに潜らせた手錠で両手を拘束し、猿轡を噛ませて自由と言葉を奪われた月子の頬を
触れるか触れないかの微妙な距離で撫でた魅上が口角を上げて微笑った。
眼鏡の奥の黒目が一瞬赤い光を放ち、月子の背中を恐怖が悪寒となって駆けた。
ゆらりとベッドから降りた魅上が恭しく跪き頭を垂れる姿、そして言葉は下僕そのもの。
それなのに床に置かれた細い縄の束を持ち上げ、そっと口吻けを落とすそれは侍従としての
態度ではなかった。
音も無く立ち上がり緩く笑んだ口元がいつもと同じ声色で囁く。

「神のお世話は私が全て致します。貴女が不自由さを感じる事は無いでしょう」

全身の自由を奪っておきながらよくそんな事が言えるものだ、と思うが声に出して反論する事は
不可能だった。
今朝まではいつも通りの忠実な下僕だった魅上は、夕食を終え入浴を済ませた月子に対して
いきなり態度を豹変させた。
突然ベッドに押し倒され、世界が反転する状況に焦っている隙に両手を拘束されて。
抵抗と開放を指示する命令は、解かれた魅上のネクタイによって阻まれてしまった。
486『繋がれた女神』:2007/09/18(火) 02:38:31 0
まるでそれが当たり前のように月子を拘束し、尚も従う態度を見せる。
矛盾したその行動に魅上の純粋さと歪んだ想いを垣間見た気がした。
四年前に経験した拘束監禁よりもより酷く、そして大事にされる地獄の日々が始まろうとしていた…


======
>>482様の一言に萌えて軽く妄想してみたw
下僕だけど強気な照が自分は好きなので。
そんな照に対して月子がどんな行動を取るかを考えるのが楽しいw
月子の白い肌に食い込む縄とか、拘束されてるのに感じちゃってるのとか…ハァハァ
…逆に、女王様月子が下僕照を縛るのはアリなのかどうか…w
487名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 02:48:45 0
>>485GJ!
狂ったミカミンもいいねえ
488名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 18:41:36 0
>>486
おおwこれはいい!
続きとかあったら読んでみたい
489名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 20:01:55 0
>>482
天井から逆さ吊り登場かっけーwむしろ縛られたいとか思っちゃうのもw

>>486
冷静に狂ってる感じが魅上らしくてイイ!下克上!
月子どうするんだ!


>>359続き投下します↓
だけどあまり繋がりはなし。パパもあまり出番なし。ラブ米風L月子。
490酒は飲んでも飲まれるな:2007/09/19(水) 20:04:16 0
「これ、なぁに?」
「あ!月子はやめておいた方が…」パクッ…シャリシャリ
「あらら、この子、奈良漬けなんて食べちゃったわよ」
「……」
「…月子?」

――ガシャ――ンッ
「キャッ!月子どうしたの?!」
突如月子がテーブルの上に乗り飛び降りたかと思うと、部屋中を走り回る。
ドタバタドタバタ――ガチャーン――バリン――ガラガラッ
「月子!待ちなさい、こら!」ガタン
「あ…!キャァッ!」ボオゥゥッ――仏壇の蝋燭が倒れ火がカーテンに燃え移った。
「幸子、消火器を!月子!待てっ!」
「キャハハハハ!」
笑いながら階段を駆け上り二階の部屋のベランダに出ると手すりによじ登った。
どこから持ってきたのかタオルを某スーパーマンのように首で結び後ろに垂らしている。
「月子は飛べる!」
何故かそう確信し叫んだかと思うと、文字通り――飛び降りたのだ。
「月子ぉぉぉ!!」
絶叫と共に娘を捕まえようと手を伸ばし、後を追うように落ちる父親。
――ドサッ…ボキッ
鈍い音にカーテンの火を消していた母親が驚いて庭に出る。
そこには、足を痛そうに抱え悶絶している…夫がいるだけだ。
「キャハハハ」
上からする笑い声に顔を上げると、庭の木の枝にタオルを引っ掛けぶら下がっている娘。

――ピーポーピーポー…

カーテン 半焼、食器 十数枚破損
夜神総一郎 大腿骨骨折・全治一ヶ月。

「幸子…今後この子には間違ってもアルコールを口にさせてはいけないからな」
491酒は飲んでも飲まれるな:2007/09/19(水) 20:06:48 0
ピピピピピピピピピピピピ
「んん…」
規則的な機械音に深い闇から意識が引き摺り出される。
開けられない瞼の先の窓から射す朝日で眩しい。
すると突然眩しさが消え、何かの影が覆いかぶさった。
目を開けると、顔色の悪い妖怪が…
「ぎゃぁ!」
「朝です。起きてください」
妖怪もとい竜崎の逆さまの顔が目の前にある。
寝ている月子と上から覗き込む竜崎との顔の間はわずか15cm。
「…ど、どいてよ!起きられないでしょ!」
「はい、じゃあさっさと着替えてくださいね」
いつものように飄々と部屋から出て行く竜崎。
手錠で繋がれた生活の中、風呂、トイレ、そして着替えの時間だけは外される。
この部屋では総一郎も相変わらず一緒に寝起きしているのだが、
今日は朝から出かけているようだ。

だらだらと起き上がり洗面所へ行き顔を洗う。
朝一番に竜崎のどアップなんていろんな意味で心臓に悪すぎる。
(悔しい…なんで私ばっかりこんな動揺させられなきゃいけないのよ)
憎たらしいほど冷静で、自分だけ独り相撲させられている気がする。

ガチャ
「月子さん、早くしてく…ばふっ」
ドアから覗いた竜崎の顔に枕が見事に命中した。
「着替え中よ!この変態!」
「…見られて騒ぐようなものなんてないじゃないですか…ごふっ」
今度は分厚い本が飛んできた。
「悪かったわね!どうせ貧乳よっ!」
492酒は飲んでも飲まれるな:2007/09/19(水) 20:07:35 0
昼下がり、捜査員達は警察庁へ、ミサは松田と共にモデルの仕事に行ってしまった。
やる気なさそうに椅子に跨りプリンを頬張る竜崎と、パソコンに向かっている月子。
(…二人っきり…)
普段から二人っきりになることは多いのだから、今さら気にすることはないはずなのに
この広いビルの中で二人だけというのは妙に意識してしまう。

全く集中できない月子は椅子を離れ、ソファにボスンと体を預けた。
傍のテーブルの上には、封を切っていないチョコレート菓子が置いてある。
昨日ミサが仕事先でもらってきて、ダイエット中だからと月子に渡していったのだ。
普段はあまり食べないのだが、何となく手持ち無沙汰で手を出した。
(また私だけが意識してる…ムカつく。なんで私だけこんな思いを…)
包みを開けチョコレートを口に放り込んだ。
(…大体こんな男のどこがいいのよ。趣味悪くない私!?考え直せ私!)
独特な香りの液体が詰まったチョコレートが口内で溶ける。
(大学の時告白してきたミスター東大の、えっと何だっけ…高…高木君だっけ?
 あっちの方がずっとカッコいいし紳士的だったじゃない)
意外とクセになりもう一つ摘む。
(全然振り向いてくれないどころか犯罪者扱いだし、私の気持ちに気づきもしない…)
チョコレートの中の液体が口いっぱいに広がった。
(探偵の癖に…このニブチンが!バカ!)

「竜崎のバカ!」
頭の中で悶々と考えていたことが不意に口から漏れる。
「……え?」
突然すぎる罵倒に、怪訝な顔で竜崎が振り向く。
「全然わかってないんだから!何が世界一の名探偵よ!無神経で鈍感で…」
「???」
少し顔を紅潮させた月子がかまわず捲くし立てる。
「なんで、いつもそうなのよ!いつも私ばっかり…私だけが、こんな…」
「あの…何の話ですか…?」
「…こんな…」
消え入りそうな声で呟きながら俯く。
493酒は飲んでも飲まれるな:2007/09/19(水) 20:09:22 0
わけがわからない竜崎は椅子から立ち上がり不審そうに月子に近寄る。
「…月子さん?」
すると突然月子が顔を上げ、まっすぐ竜崎を見つめた。
次の瞬間、月子が発した言葉に竜崎の思考回路はショートしてしまった。
「好き」
「……」
鳩が豆鉄砲を食うと、今の竜崎のような顔をしているのかもしれない。
世界一の名探偵の脳にも解析不能な言葉があったようだ。
しかし、そんなことはお構いなしに月子が竜崎に思いきり抱きついた。
「?!!」
不意打ちに竜崎は飛びつかれた体勢のまま、後ろに倒れ尻餅をついてしまう。
それでも竜崎の首に手を回したまま離れようとしない月子。
「いっ…月子さん、何なんですか…何の冗談ですか」
月子の肩を掴んで引き剥がした。
「竜崎…」
頬を桃色に染め、上目遣いでいつもより妙に艶っぽく名前を呼ぶ。
竜崎は完全に困惑してしまい、いつものようにうまく頭が回らない。

「…キスして」
竜崎の白いシャツの裾を掴んだ月子が、潤んだ瞳で切なげに見上げる。
恐ろしいものを見るように、竜崎の大きい目がさらに見開かれた。
監禁中の月子が別人のように豹変した現象がまた起こったのだろうか。
今の月子は明らかに普段の彼女と様子が違う。
これが監禁前の月子だったら理解できる。
実際妙に色目を使おうとしていたこともあった。
しかし、今の彼女から迫られることはあまり想定していなかった。
陥れるための罠かと一瞬勘繰るが、それにしては唐突で支離滅裂すぎる。
キラならばもう少し上手い方法でやるはずだ。
「…月子さん、罰ゲームか何かですか?」」
「私は…ただ、キスしてほしい。…抱きしめてほしいだけなの」
「正気ですか…、あの、なんでボタン外しているんですか」
何故か自分の服のボタンを外し始めた月子に焦った竜崎が腕を掴んで止める。
494酒は飲んでも飲まれるな:2007/09/19(水) 20:10:47 0
途中まで開いたシャツの間から白い下着が見える。
「いいわ…キスしてくれないなら…」
月子が上体ごと顔を近づけ、竜崎の半開きの口に唇を押し当てた。
「…んっ…」
柔らかい月子の唇は先程まで食べていた甘いチョコレートに混じって何か不思議な味がする。
一瞬思考がとんだ竜崎だったが、我に返り月子を引き離す。
「…っな…」
「だってしてくれないから、私からするしかないじゃない…?」
そう言う月子は相変わらず頬を赤らめながら、小首を傾げてふわりと微笑んだ。
元々整った顔立ちの月子のことだから、その可愛さは言わずもがな。
「…」
目を見開き固まったままの竜崎の胸に体重を預けた。
引き剥がすのも面倒くさくなった竜崎は抵抗せずに受け入れる。
月子はそのままじっと動かない。
「…月子さん?」
さすがに動かなすぎる月子の顔を覗き込むと
胸に凭れ掛かかったまま規則的な寝息を立てて眠っているではないか。
「…は?」
唐突に告白してきて唐突に眠り始めた。
意味不明で破天荒だ。
これではまるで酔っ払い…。
(ん?そういえば…さっき、チョコの味に混ざって…)
月子をソファまで抱えて寝かせると、傍にあるチョコレート菓子を手に取った。

――ウィスキーボンボン

「……」
その昔、奈良漬けで酔っ払い大暴れしたという話は聞いている。
成長しても、アルコールに相当弱いのは変わらなかったらしい。
(とりあえず夜神・父がいなくてよかった…)
幸せそうに眠る月子の開いたシャツのボタンを留めてやりながら
世界の切り札は大きなため息をついた。
495酒は飲んでも飲まれるな:2007/09/19(水) 20:11:41 0
「…ん…あ、あれ…?」
目の前には見慣れた捜査本部の光景が広がっている。
ソファから体を起こすと、かけてあったタオルケットがぱさりと足元に落ちた。
「おはようございます」
呆れたような表情の竜崎が椅子に座ったままこちらを向いて声を掛ける。
「お、おはよう…私…いつの間に寝ちゃったんだろ…」
「…覚えていないんですか」
「え?…うーん、ソファに座って、そのチョコ食べて…」
そこから先が思い出せない。
「それで、いつの間にか寝ちゃったのかな」
「…まぁ、いいですけど」
竜崎は椅子を回転させてくるっと背を向けてしまった。
「?何?拗ねてる…?私何かした?」
「何もしてませんよ。あなたは寝ぼけていただけです」
「何なのよ?」
(いつもいつも、そうやって自分ひとりわかってるみたいな顔して…)
月子が膨れっ面をする。
(やはり溜まっているのだろうか、というかもはや病気か?…夜神月子)
結局またそっちに思考がいく竜崎。

「あ、これだけは忠告しておきます」
竜崎が再び振り向く。

「月子さんはハタチになってもお酒は絶対に飲まない方がいいですよ」
「????」
496酒は飲んでも飲まれるな:2007/09/19(水) 20:12:37 0
竜崎は知らない。
酔っ払いの戯言でも欲求不満でもなく、女の言葉は恋心から出た本心だったということを。

月子は知らない。
普段冷静沈着なこの男を、自分がどれだけ翻弄し戸惑わせたかを。

しかしただ一人、気づいている人物がいた。
月子は二人っきりと勘違いしたが、このビルには実はまだもう一人いたのだ。
部屋に置いてあるパソコンの、その向こう側から一部始終見ていた人物が。

(これは…少々マズイですね)
古くから女の色香というものは国をも滅ぼすことがあるのだ。
キラの可能性の高い夜神月子にLが溺れるようなことがあってはならない。
アールグレイを啜りながらその人物は複雑な思いを抱えていた。
(しかし…この慌てっぷりは砂糖と間違えて岩塩を丸ごと食べてしまったとき以来か)
焦るLの様子が少し面白かったのも事実。
(しばらく様子を見ますか)
老執事はイタズラ好きなおじいちゃんのようにニヤリと笑みを浮かべた。

--------------------------------------------------------------------
おわり・・・
結局進展なし。酔った月子は可愛いだろうと書いたのですが、ちょっと狙いすぎ感は否めない…orz
昔のベタなラブ米のノリで。ヘタレLとかありがちな展開とかごめんなさい。
497名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 23:05:53 0
>>490GJ!!
恐怖に陥る鈍感探偵と酔っ払いキラ(・∀・)イイ!!
高田カワイソスwwwwww
砂糖と塩間違えるw経験あるw
498名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 23:24:53 0
>>490
GJGJGJ!!
ちょう萌えた!!
酔って大胆になる月子も鈍感竜崎もイイ!
痒い所に手が届きそうで届かないラブ米が面白かったよ〜
月子頑張れwヘタレLもどんと恋!w
499名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 01:18:27 0
おじゃまします・・・
>>165から。白月子とL。キスのみ
500おふろ:2007/09/20(木) 01:29:31 0
竜崎が白いブラウスの上から腰に腕を回し、仰け反るように首にしがみついた月子に口付ける。
「ん……う………まだ?」
潤んだ瞳で艶っぽく見上げる月子のピンク色の耳をいじるように指が這う。
「もう少し」
「立っていられなくなる……」
月子が白い上着の襟首を握りしめた。
竜崎が答えるように軽く唇を合わせる。
「…今日は一緒に風呂に入りましょう」
「……なに」
「風呂です。一緒に。もちろん裸で」
「何言ってるの?嫌」
逃げようと身動ぎした月子を抱えると、顎を指で掴んだ。
「エロ雑誌を、捨てたでしょう?」
「それが何。毎晩私の前で……昨日言えば良かったじゃない」
キスの残りで染まった頬に怒りを含ませる。


 昨晩、見あたらない雑誌を探してベッドの下から部屋の隅まで探していた竜崎の裸の背中を思い出す。
 「月子さん。ここにあった雑誌知りませんか」
 鎖の回る限りの場所を犬のように這って探している。
 隙間を覗き込みベッドパッドをめくる竜崎に月子は傲然と言い放った。
 「知らない。掃除されちゃったのね」
 竜崎は月子を恨めしそうに見上げると、ベッドに潜り込んだ。
 「しないの?」
 不思議そうに訊ねる月子に背中を向けて胎児のように丸まる。
 「……Good night」
501おふろ:2007/09/20(木) 01:35:11 0
「男は…視覚刺激に頼ってるんですよ」
「聞いたわ。でも許せない」
美しく嘲笑う月子に竜崎は見惚れるように目を細めた。
「私に何かひとつ譲れというのなら……月子さんも私の要求をひとつ飲むべきです」
抱きしめられて月子は藻掻くように身動きする。
「それがお風呂?他じゃだめなの?」
体を固められ月子は動くのを諦めた。
竜崎は抱きしめたまま月子の体を振り回すようにゆらゆらと揺らす。
「他ですか……体に触って良いとか」
「何それ。これだけ触ってまだ触りたいの」
白いシャツの胸に顔を埋め、月子は文句を言う。
「体が密着するっていうのとは違いますよ、触感が……こう…簡単に言うとチチ揉ませて欲しいんですけどね。他にも色々と」
「ばか」
突き飛ばそうとしてまたきつく抱きしめられる。
「……苦しい」
苦しげに唸った月子に竜崎の腕が緩んだ。
「いつまでこうなの」
不満げに言う月子の頭を軽く叩く。
「交渉が成立するまでこうです」
そのままゆらゆらとあやすように揺れる。
月子は拘束する腕の心地よさに目を閉じた。
「ねえ竜崎……竜崎の嫌いな処女って…誰のこと?」
「エロ本の次は、昔の女に嫉妬ですか」
囁くような声音に月子は息を吐く。
「誤魔化さないで……竜崎の好きなのは、キラ?」
「連続殺人犯が好きな訳がありませんね」
「じゃあ、どうして私を好きだなんて言うの?」
「……夜神月子を見て…あなたにキスしたら……どんな眼の色をするかと思っただけです」
「解らない……竜崎の言うこと」
小さく呟くと抱きしめていた腕が緩む。月子の頬に手の平が当たった。
502おふろ:2007/09/20(木) 01:35:53 0
「また?」
触れるだけの軽い口付けを交わすと思いだしたように手錠の鎖の音が月子の耳に入った。
「交渉成立、ですね?」
「……」
確認するようにまっすぐ見つめてくる大きすぎる目に射竦められる。
月子は真っ赤になって俯いた。
白い上着を握り締める指が震える。
「勝つ……つもりなんでしょ」
「負けそうですか」
月子の耳に平板な竜崎の声音は酷く優しく響いた。
見上げると表情は大して変わり無いが、少し血色の良くなった頬にかかる黒髪を払ってやる。
「竜崎はどうなの?負けそう?」
微笑んだ月子の頬をいきなり竜崎の指が包み、噛み付くように唇に舌を押し込んだ。
「う……ん………」
小さく呻く月子の唇を蹂躙するように、ねっとりと口内を愛撫するように、生暖かい舌が這い回る。
かくんと月子の膝が抜け、竜崎に支えられるようにして月子は抱きしめられた。
密着した体は火照るように熱いのに、体に押しつけた竜崎の下半身は固くもっと熱い。
別個の生き物のようになったそれは行き場所を求めるように脈動する。
「負けそうです」
竜崎が月子の耳元でぼそりと呟いた。


つづく
ヽ(`Д´)ノ早くやっておしまい!
503名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 13:31:36 0
>>490様、乙!
ってか「恐怖の奈良漬酔っ払い事件」ktkr
しかも単発じゃなくラブコメもw 最高です>>490さん!w
「飛べる!」に吹いたww子月子可愛過ぎw
ラブコメの部分もニヤニヤしたよ。翻弄されるLもイイ!
本当に面白かったです。またの投下待ってます!


>>500様、乙です。
キスだけなのに漂うエロスにハァハァ
好きだからこそ逆らえない、そんな月子が可愛い。
駆け引きしているのもイイ!
続き待ってます。
504名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 21:13:49 0
>>490
乙!小さい月子も成長した月子もどっちも酔うと大変だw
月子に振り回される竜崎も新鮮!ぜひまた投下して下さい〜!

>>500
乙!!しっとりしてすごく艶かしい雰囲気がイイ!
いろんな意味で男くさい竜崎や、これまた実に女っぽい月子に萌えたよ!
溢れ出るエロスに(;´Д`)ハァハァ 続き待ってる!
505名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 21:21:46 0
ベッドで鬼殺し片手にクダを巻く月子まで妄想した。
翌朝、飲んだ癖にすっきりした昨夜の大虎月子の前で松田にグチる世界の切り札。
「昨晩、枕元に長い髪のナマハゲが現れまして……悪いごは居ねがぁ〜って」
「クマの面積増加はそのせいで……え…あっ…あ……ううっ」
般若の形相の月子と竜崎を交互に見て脅える松田。
月子が地の底から湧き出る声で「へぇ〜怖いわねぇ〜Lビルも……」
506名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 00:50:04 0
考察スレの話題なんだがちとぴんく向けになったのでこっちで書く

原作変換で行くと、月子の処女喪失はいつ頃かというお約束ネタで

個人的にはマロンの>425で
L、ミサ、高田(二部)、大穴で高校の同級生
507名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 03:10:14 0
すまん途中送信したorz

↓続き
上記のネタから俺が考えるポイントは3つあって、

1.処女喪失の理由又は動機
2.相手は誰か
3.時期はいつ頃か

…となる。あくまで処女喪失の話であって、肉体関係を継続するかどうかはまた別の話。

1.【理由又は動機】
a.キラ活動のため → 月子の意志。敵を信用させる、又は共犯者の心を
 自分に惹きつけるため。
b.純粋な愛情・恋慕 → 月子の意志。月子が本気で誰かに惚れた場合
c.上記以外の理由もしくは状況 → 相手の意思の場合はほぼ強か(ry、
 月子の意志の場合は…よくわからん。なんとなく、興味本位で…とかか?


2.【相手は誰か】 おおざっぱに分けて1に当てはめると、
a.L、ミサ、高田、日本捜査員(松田) 
b.L、ミサ、高田、日本捜査員(=aの全員)、同じ高校・塾の人間(山本、ユリ他)、
 東応大学の人間(L、高田以外)、その他作中に出てこない人間A
c.a/bの全員、その他作中に出てこない人間B(行きずりの性犯罪者等)

・a〜bは当然、原作で月(=月子)個人と親交があり、恋愛又は駆け引きが成立するキャラ
 (一応男女問わず)が当てはまる。
・「日本捜査員」と書いておいてなんだが、正直松田以外はリスクが高すぎると思う ( 時点で独身?の模木、伊出が入るか入らないか)
・リュークでも一応駆け引き(死神殺しの法則)は成立するが、性行為はできないらしいので外した
・cは正直、捏造に限りなく近い領域だと思う

508名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 03:11:49 0
↓続き

3.【時期はいつ頃か】1.2をあてはめると

[月子がデスノートを拾う前(本編前)](動機…b/c)
日本捜査員(松田)、同じ高校・塾の人間(山本、ユリ他)、その他作中に出てこない人間A/B
(つまりLミサ高田、大学の人間以外の候補全員)

[ノート拾得〜キラ月子時](動機…a>b>c)
大学入学・ミサ登場以降は候補全員

[白月子時](動機…b>c)
L、ミサ、日本捜査員(特に松田)

[キラ月子復活〜一部完](動機…a>b>c)
L退場、それ以外の候補は全員可能性有

[空白の4年間〜二部](動機…a>b>c)
終盤で高田退場、それ以外の候補は全員可能性有


・備考として原作の月の描写(ミサへのキス、同棲、高田との朝チュン等々)があるので、
そこも月子の経験値の足掛かりにできそうだが自分がなぜ睡魔と戦いながらこんなことを
やっているのか本気でわからなくなってきた長文スマソ

おやすみ
509名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 03:57:09 0
うむ。おやすみ
510名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 04:08:36 0
例のコラの少女漫画風が好きだが、女化した場合主人公は何でデスノートを使ったかという部分は
正義は人を高揚させるからでいいかなーと、原作のまんま
危険とか正義とかスリルとか、人間は案外好きだよな
正義に基づいて力を振るえるなんてそりゃあもうタマランかも
511名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 09:53:16 0
>>465塔の中からつづき。三個で終わらせる気だったのに長くなってきた
512白雪姫:2007/09/21(金) 09:58:49 0
 窓の外に白い雪景色だけが見える。

 厚い壁に嵌め込まれた二重窓は曇り一つ無いかわりに外界の物音を伝えて来ない。
今時古くさいほどのデザインの暖炉に薪がパチパチと音を立てて燃えている。
暖かい室内の窓の前で月子は降り積む粉雪の音に耳を澄ませるようにして雪景色を眺めていた。

 背後で開け放たれていたドアが軽くノックされた。
「今、飛び降りると埋まりますよ」
驚いたように振り向いた月子の顔を竜崎が見つめる。
「そうね。それに凍える」
睨み付けるような鋭い視線と数秒目を合わせると月子は窓外に視線を戻した。

 窓の中の降り積もる雪景色は、木の黒を時々見せながら地変線まで続くように白く煙り、この世には塔の他はもう雪しか無いように思えた。
恐らく高い建物はここ以外何もない辺鄙な場所、東京からそこへ至る飛行機での移動時間を月子は考えていた。

 背後で皿に山盛りの「白い変人たち」を竜崎が口に放り込む。
「窓の外が見えるようになったのは良いけれど、雪しか無いわ。ここは日本国内でしょ?竜崎」
「……綺麗ですね」
「雪が?」寄り添うように歩み寄った竜崎に月子が嘲るように片頬で笑う。
「空気中の塵を芯にして凍って落ちて来るのに。沢山塵をくっつけたゴミみたいな物、綺麗に見えるのは上辺だけよ」
「夜神さんも、綺麗ですよ」
窓と月子の間に割り込んだ竜崎が柔らかいカーブを描く頬に触れる。
「嫌味?」
窓の外ばかり見ている月子の視線を奪うように、窓の出っ張りに半ば座り月子の唇に触れ、ついばむ。
「雪のように白く……黒檀のように……黒く……綺麗ですよ」
擦り寄る猫のような動きで月子の唇を貪ると視線を逸らした月子の瞳を覗き込む。
「ディープなやつもしたいんですが」
「まだ口唇性欲期?」
見下すように一瞥した月子の首筋を撫でる指から背筋に小さな電流が走る。
「わかりますか」
「唇をいじってばかり。人のも自分のも」
吐くように言う月子の切り揃えられた茶色い髪に指を絡める。
513白雪姫:2007/09/21(金) 10:02:44 0
「パパとママの愛情が足りなかったんです」
しれっと言うと月子の唇を囓り、押しつけ少しずつ舐めるようにして深く口付けを交わす。
月子の頭の地肌にこするように指を入れ頭を抱える。
「…う……ん………」
鼻を押しつけ深く口腔へ舌を入り込ませたLに月子は瞳を閉じる。
浅くちゅっと吸い付いては放す音が何度も静かな室内に響いた。
月子が後ろに一歩よろけた。
「立っていられませんか?」
耳を塞ぐ手の平と長い指で頭を抱えられたまま月子がグラグラとする膝を伸ばす。
「は……これから…どうするって言うの」
唇で高ぶらされて息が乱れ、桜色に染まった頬にするりと冷たい手の平が押し当てられる。
「冬が……いえ春になる前に、一緒にここを出ましょう」
「閉じこめておいて、自分で救い出すのね。勝手」
体ごと引き寄せられ月子はもう一度唇を奪われた。
「ん……う……」
竜崎は服の上から腰や背中を撫で、月子の後ろ髪を梳くように引っ張り舌に吸い付くと甘く噛んだ。
Lの足の間で、月子はカーテンを掴み、震えながら窓に手を付く。
月子はLの黒い髪を掴んだ。
存外柔らかい手触りの髪を引き剥がすように強く引っ張る。
引き離した唇から糸のように唾が繋がった。
「竜崎…セックスしながら電話……父と、電話なんかさせて。許さないから」
「今言いたいのはそんな事ですか」
「おかしいとは思ってたけど、訳が解らない。狂ったの」
背を撫でる指先がブラウスの裾に入り込む。
「惚れた女の前の男に嫉妬する、良くある事です。経験があるんじゃないですか?」
「嫉妬?」
驚いた月子が嘲笑するように言葉を吐いた。
言葉とは反対に月子の指は黒髪をいじり始める。
竜崎の指にも月子の髪が絡む。
「嫉妬です」
月子は馬鹿馬鹿しくなって天井を仰いだ。
花のような形の電灯が見える。
514白雪姫:2007/09/21(金) 10:09:56 0
「もういい。理解出来ない。それより犯人を尋問しないの?前は手足を縛って監禁した癖に」
「緊縛に尋問ですか。良いですね」
じろりと白い喉元を見上げた竜崎はポケットから携帯電話を取り出すとニアを呼びだした。
「あれを持ってきて下さい」
ぱちりと携帯電話を閉じると月子の髪にまた指を絡める。
「弥海砂は自白しました」
「……海砂が?」
「夜神月子の体毛を全て送って脅迫しました。反キラ……キラの影響力に嫉妬する連中を装って。血まみれの陰毛が効いたようですね」
「……」
月子は瞬きをするのを忘れていた。
「あなたが動くから悪いんです。この数ヶ月あなたの過去の監視映像を全部洗ってみました。色々と面白い発見がありました。
牢に監禁時の豹変……それに。夜神月子と弥の部屋から面白い物も見つかりました」
からからと音を立てて白髪の少年の運んできたワゴンに乗った丸い蓋を取る。
そこには黒い殺人ノートが置かれていた。
「三冊目のノートですね?」
狼狽する月子を試すように言い、大きな瞳でじっと見つめ反応を窺う。
竜崎は素手でノートを摘むと月子に差し出した。
「私の目の前で燃やして下さい」
「……」
「早く」
月子はノートを受け取り、手の平で表紙を撫でた。
擦り切れ具合と肌触り、デスノートに間違いない。
暖炉に寄り、火の中に放り込むと、すぐにメラメラとノートは赤い炎を上げた。
表紙がめくれ、ワタリとLの本名が一瞬見える。
月子は何故かきゅっと心臓を締め上げられるような心地がした。
背後で不快安堵の溜息が聞こえる。
「…………死にませんね」
「当たり前よ。死ぬ訳無いじゃない。知ってるんでしょ」
――所有権にも気づいたか、海砂に聞いたか。
死神とノートの所有権を遣り取りして二冊に月子の所有権があることも知っているのだろうか。
他のノートの行方は?月子の記憶が消えないのは何故?
515白雪姫:2007/09/21(金) 10:13:34 0
「記憶」
心を読んだように呟いた竜崎を振り返る。
「何よ」
「他の二冊も気になりませんか?」
月子は力が抜けたようにソファに沈み込んだ。
額に手を当て動揺する顔を隠す。
「もういいわ。竜崎……Lの勝ちよ……私の負け」
「そうですか?……完勝という感覚はあまりありませんね。これからも夜神月子に殺されたくないので言いますが、今まで私と月子さんが交合した際の映像は全て保管されています」
月子はギョッとした。
「な……」
「"L"が不審な死を遂げれば世界中のファイル共有と動画アップローダーに私達のセックス動画が順次アップされます。もちろん一部音声は消してありますが、あなたと私が初めてベッドで」
「やめて」
月子は苦しげに耳を塞いだ。
竜崎は手首を握ると力尽くで開く。
「懐かしいですね。初めてベッドを共にした時、それからいつも痛がっていたあなたが段々と体を開いて初めて私の体で達した時。あの頃はとても素直でした」
ベッドでの睦言のように甘く囁く竜崎に、怒りと羞恥で赤くなった月子の額から汗が流れ落ちる。
「今じゃベッドで数も数えられないお馬鹿さん。これで満足?」
挑発するように睨んだ瞳が潤んでいる。
 竜崎は頬を緩めた。
月子の細い膝の隙間に竜崎のジーンズに覆われた膝が割り込む。
「数を数えられない女が好きなんじゃありません。夜神月子を私の体で埋め尽くして数も数えられない位に興奮させるのが好きなんです。性的な意味においてでも」
「好き?何を言うかと思えば……あはっ……はは」
けたたましい笑い声を上げる月子の体を竜崎はほぐすように撫で始める。
「セックスくらいで好きになんかならない。下らない事言わないで、さっさと好きなようにすれば?」
竜崎はシャツの襟を広げ汗ばんだ月子の首筋に何度も音を立ててキスし新しい痣を付けた。
「自分の事が、解らないんですね」
優しく愛撫する指先ですぐに月子の体が反応し始める。
516白雪姫:2007/09/21(金) 10:19:43 0

 腰が抜けたあの日から更に敏感になったようで、すぐに濡れてしまう事を竜崎も熟知している。
易々と高ぶらされセックスへと転がり落ちる様をいつも月子は挑発する様に見せつけた。


「"L"にも、っ……解って居ないみたいよ……竜崎」
「日本人の発音は最悪ですね」
竜崎は隣に座ると大人しくなった月子の膝を脚に乗せ横向きに座らせた。
白い布の下の固い胴体の感触を確かめるように月子の薄い手の平が這って、竜崎の体に絡んでいく。
「最悪?」
「最悪です」
胸に顔を埋め、きつく抱き締め合って体の香りを嗅いでいると月子の肩から力が抜けた。
子供をあやすような手つきで竜崎の手が月子の脇腹を往復し、スカートのホックを外す。
「そうかも……しれない」
ソファーに座った竜崎の上に月子が向かい合わせに位置を変え、見下ろすようにしてスカートを捲り上げ、跨った。
数個のキスマークを残す白い太股にさらさらと長い指が這うと心地よい刺激が月子の腰の内部に集まる。
月子の指が黒い髪の感触を確かめるように撫でてはかき上げ、その二の腕を竜崎の指がうねうねと這い上がった。
「"L"です」
うっとりと唇を開いて月子は竜崎の顔に顔を重ねた。
唇を重ね、熱い粘膜の中に最後の音を発する。
「殺して"L"」
――――――――――――――――――――――――――――


白雪姫 終

Lと黒月子エロあり…
もう少し、つづくと思います。
517名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 10:21:46 0
>>516エロ無しだった…
518名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 14:38:21 0
>>512様、乙!
そこはかとなく狂気を含む二人の態度や、ノートの扱いなどとても面白かったです。
黒月子の妖艶さとLの狡猾な態度など、イメージを崩さずとてもGJ!
まだ謎な部分もあり次が楽しみです。
執筆頑張って下さい。
519名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 21:14:36 0
>>516
乙です!二人とも腹黒くてエロくていいです!
白い変人たちに地味に吹いたw
ニアが地味に動いていることに驚いた。あの引きこもりニアがw

>>508
深夜に睡魔と闘いながらそんなこと考察している>>508にちょっと笑った。ごめんw
原作月から考えると、月子の初体験はノート拾う前に終わってるような(それだとあまり面白くないがw)
でも男と女の違いはあるし優等生の設定だし処女でも不自然じゃないけど。

ピンク的な発想だとLだけど、意外とLとはヤらず、あくまで良きライバルのままでもアリ。
美人でモテるから男なんて簡単だって思ったのに、Lだけは決して月子に好意を持ったりしないっていうのも
逆に特別な感じがする。
うまくいえないけど、男女の関係超えたとこにいるような。
うん、よくわかんないな。ごめん。
520名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 21:29:46 0
>>519それはそれでいいな。
521名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 23:25:56 0
>美人でモテるから男なんて簡単だって思ったのに、Lだけは決して月子に好意を持ったりしない
それもまたイイね!何ていうか、二人だけで構成されて完成された世界みたいで
プラトニックなのが逆にすごくエロティックな感じがする。
頭脳明晰キャラなだけに、肉体じゃなく精神面での濃密な絡み合いってのが妙にエロイ。

>>519の 月子に好意を持たないL でちょっとピンク的妄想した。

Lと対面して、その殺害計画の一つの手としてLを堕とそうとする月子。
自分の美貌と頭脳と表面的には完璧な人柄があれば、そう難しくないと思っていたのに
堕ちるどころか鼻にもかけてくれないLに、生まれて初めて味わう激しい屈辱。
策略とプライドの両方をかけて何とかLを陥落させようと躍起になる月子。
最初はさりげなく誘うんだけど、靡く素振りが全くないLに業を煮やしてだんだん大胆になり
最終的には夜這かけたり。でもLはあくまでもLで、月子に好意は持たないんだけど
据え膳は頂くかみたいなノリで、言葉と行為だけは甘く優しく月子を抱く とか
感じまくり翻弄されまくりで半ば意識が朦朧としてる月子とは対象的に、
行為の最中も目だけは冷めたままのL とかちょっと萌える。
522名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 03:46:46 O
今までそういうSSなかったっけ?
523名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 11:35:54 0
似てるのはあったけどLがあくまでも冷めてるってのはなかったかも
どこか優しさなりなんなりのプラスの感情が潜んでたような

ヤってる最中に朦朧としてる月子がふと見た時に
竜崎は底冷えするような目をしてる事に気付いたら愕然としそう
竜崎が怖い男だっていう事を今までも分かったつもりでいたけど
それはあくまでもつもりで、本当に実感したのはその時は初めてだった、とか
524名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 14:55:52 0
>>523
良いねそれ!
白月子だからこそ抱く想いと、あくまでも淡々としているLとの対比が面白い。

そんな訳で軽く書いてみたw
勝手にすみません><
525『無機質な感情』:2007/09/22(土) 14:56:53 0
※L月子・エロくないけどヤッてます※

『無機質な感情』



最中潤む目を開け、奈落へと堕ちるような感覚から逃れたいような、それでいてこのまま堕ちて
いきたいような不思議な意識の中、求めるように竜崎へと月子の白い手が伸ばされた。
白魚みたいな細く形の良い指先が竜崎の頬に触れる直前、その動きが止まる。
視線を交わす竜崎の黒い瞳を意識した途端、月子の全身から温度がすぅ…と引いていった。

見上げた黒い眼にはまるで感情が篭っていなかった。
海中で淡々と見開く鮫の如く、硝子の瞳。
人形とも機械的なものとも違う。確かに人間(ひと)のものだが、そこには「情」というものは欠片も
無い、無機質なものだった。
まるで監視されている…いや、観察するような視線。
月子の襞に絡み、穿つ芯は熱く感じるのに、見下ろしてくる瞳には温度が無かった。
昼間捜査資料を見る時とも、お菓子を摘み上げている時とも、他の者と会話をしている時とも違っていた。

月子にしか見せない表情。
それは普通ならば嬉しいものだが、喜びと対極に位置する恐怖という感覚が月子の背筋を伝っていった。
あんなにも毎晩熱く繋がり、愛情すら感じさせる口吻けを交わしているのに…
考えてみればキスや情事の最中、竜崎を見たのは初めてだったとこの時気付いた。

見てはならなかった。
見てしまったら月子の内に小さく灯る感情が揺らいでしまうから。
改めて自分は「容疑者」であり、探偵Lに観察されている立場なのだと自覚した。
恐怖に支配されていく心、温度を失っていく身体。
それでも再び抽送されれば否応無く襲ってくる快楽。
526『無機質な感情』:2007/09/22(土) 14:57:46 0
「い、や…ぁ。りゅ…ざ、んっく」
「感じて…達って下さい。そして『貴女』の姿を私に晒すのです」
「嫌…いやぁ…!」
「見せなさい…夜神月子」

強制的に与えられる激しい悦楽と、心の底から感じる悪寒にも似た恐怖に身も心も支配されて
いく中で、意識を手放すようにして月子は白い世界へと果てた。
微かに震える全身は絶頂の余韻か、それとも恐怖からなのか。
薄れゆく意識の中、日々の情事で竜崎が一度も果てていないという事実に気付く。
竜崎のとっての自分は性処理の相手ですら無かった。
ただの容疑者。観察し、見極めるだけの対象。
月子の目尻から雫が伝うと、奈落へと堕ちる感覚がした……


======
月子が可哀想になったorz
527名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 15:09:04 0
特にPINKじゃないけどぼーっと考えた。どっかで読んだ物件も混じってるのでスミマセンが。

Lもキラも生き残るよ派(ラブラブ派?):相打ち派(映画?)
Lが勝つ派(亀の甲より年の功派):キラが勝つ派(アニメ幻パンティ派)
 で互いの好き度と、生き残った場合のキラの結末で分岐するなぁ

自分はラブラブ党wなんだけど、
永遠にLの冷酷さが分からないまま捕まって月子鬱エンド。
キラはL側かどっかの国に最後頃されそうな気もする。
処刑場で銃に囲まれて撃たれて死んでも分からず(白黒可)。
その後Lも狙われて氏ぬけどその瞬間月子の事はちっとも思い出さないとか。

相打ち…キラとLの心中遺体みたいの発見とか。月子が手を伸ばしたLはそっぽ向いて死んでるとか。その逆とか。
月子は大事そうにスプーン握っちゃっててもイイ。

月子に対し一切の情がないLの場合、Lにとってキラは一時の興味をそそる獲物で、月子は非常に人間的な感じがするな……アニメスタッフじゃないが。
脆く人間的な月子像と、猟犬としてのL像が強固になる感じがある。

Lは死刑になったり禁固数百年の月子の事なんかすっかり忘れ、新しい事件と甘味に夢中。
キラ事件の真相を書いて世間の話題を攫う月子のニュースが載った新聞もゴミ箱にポイ。
家を売った金と著作権収入で国外脱出するママと妹(´;ω;`)ウッ
ある日ボンボンチョコ屋の前でジャンキーもどきの青年と出会う粧裕とママ。
もちろん彼の正体は知らないまま、月子の元にLの買ったのと同じボンボンショコラが差し入れされる。
「これがとても美味しいそうです、母と妹より」
月子は口内でとろけるチョコレートにLとの戦いを思い出す。
いやぁー、激鬱。

>>526に素早くGJ!!
528名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 15:30:34 0
もしくは、少々の感傷を月子に抱くLvar.
死ぬか、命からがら逃げおおせた月子(と魅上)。すっかりノートも取られて解決した後、
嫌いだけど女も少々認めるか…自分もああなってたかも…という感じで、月子を思い出す時には「あの人」とワタリに言うL
って、そりゃ何てホームズなんですけどorz
529名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:31:19 0
>>525
乙!なんていうかダークなんだけど感傷的な雰囲気が良かった
白月子はLが好きで、Lも自分を好きでいてくれてるのかもと思ってたのに
そうじゃなかったばかりか何の感情も向けられていないという現実を
よりによって抱かれてる最中に知ってしまうのがもう、な。
でもきっと白月子はそれでもLが好きなんだろうな…切なすぎる。

>>528
確かにホームズだw同じイギリス紳士だし桶!w


もしくはL勝利で実はお互い心から求め合っていたけど今生では結ばれない派。
L勝利でキラは極刑が確定、月子の独房へ訪れるのを許されているのはLだけ。
忙しい中を縫って毎日月子に会いにくるLだが、お互い相手が好きだという事は一言も告げず
親しい友人のように、ただ穏やかに会話する日々が続く。
月子の刑の執行前夜、これが最後だという焦燥感からかとうとう想いを告げてしまう二人。
「…ごめ…なさ……っ…本当は…こ…な事、言うつもりじゃなか…た、のに…」
最後まで凛とした自分を見せたかった、Lを困らせたくなかったのにという月子だが
一度崩れてしまったポーズは簡単には元に戻らず、止まらない涙。
「…いいえ、それは私も同じです。…すみません月子さん……私は酷い男です…」
Lという立場の重みを無碍にはできず、結果的に月子を死地に追いやったのは自分、
けれど本当は月子を死なせたくない、でもどうする事もできないと自嘲と激しいジレンマが襲う。
それでいいの、竜崎は間違ってないわとあくまでも優しくLの髪を梳く月子と
そんな月子を苦しいほどに強く抱きしめるL。
「自分の犯した罪の重さも、どんな事をしてもこの罪は償いきれない事も分かってる。
…でも…私はデスノートを拾った事を後悔はしてないの」
「月子さん…」
「だって、貴方に逢えた」
泣き笑いのような、でも今まで見たどの笑顔よりも綺麗に微笑む月子。
Lに生きてほしいという月子に約束させられ、キラ処刑後も「L」として生きていくL。
世界一の名探偵が生涯変わる事なく愛し続けたのはただ一人の美貌の少女だった。
っていう逆タイタニックを妄想w
530名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:12:23 0
>>529(´;ω;`)ウッ
紀伊国屋文左衛門悲恋を思いだした(ほんとうかどうかしらないが)
最後まで二人とも突っ張るか、月子の方だけずっとツッパるエンドでもよす。
月子死後ワーカホリック化するL
531名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:21:09 O
>>526乙!
確かに月子がかわいそうになってくる…特に白だったらいたたまれない…
キラはLの命は奪えても心までは奪えなかったて感じか

>>529
おぉ今までにない悲恋パターン
探偵Lが唯一愛したのは自分で捕まえた大量殺人犯キラとは誰も知らないんだね

ラストは映画版の相打ちも結構好きだったりする
あのやり方は原作Lのイメージじゃないけど(というか映画は全体的に別モノ)
月子変換したら自分の命を使ってキラを止めるとこに愛が含まれてる感じで泣ける
532名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 01:41:23 0
Lが豪華客船で護送して月子を海に突き落とすvarまで考えた自分、どんだけ非道いんだろ。
ドロドロダークでド鬼畜なLを目論んだけど…難しい。ラブラブ党員だから…
533恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 01:42:15 0
月子は長い監禁生活の後、Lの隣室をあてがわれた。
最初、部屋に入った月子と他の捜査員達は驚愕した。
「なっ…これは!」
壁面いっぱいがアクリルガラス張りになっており、水槽に入った魚のように双方から丸見えである。
風呂もトイレも反転した間取りで互いの何もかもが透け透けだ。
「こちらだけ見えると言うのも何ですので……」
やる気無さそうに言うLの傍で、月子は覚悟を決めた。
「いいわ。これなら身の安全も守れるし。ね、お父さん」
「あ…ああ。そうだな。これなら監視しつつ男女の……その、大丈夫だ。安心したよ」
そして、監視生活が始まった。
Lは毎夜月子の部屋の鍵をかけてから自室へ引っ込む。
誘拐犯人に同情する人質……何症候群だったろうか、月子はすぐに自分がその状態に陥ったと自覚した。
一見珍妙な人外生物のような男性。
しかも今まで初めて会ったとき誰もが月子の美貌に目を瞠ったものだが、彼はぴくりともしない。
精神のどこか緩んでいるのかと観察すると、器用さと頭脳の明晰さに己の同類である感覚に陥る。
「まずい……」
月子は近頃Lの事を考えると胸がきゅんと締め付けられる。
風呂の向こうで湯気で曇ったガラスを白い手の平が拭った。
くわっと見開かれた目が月子の美しい裸身を睨め回す。
そのくせタオルのずり落ちそうな下半身は何の反応も示していない。
月子はガラス越しにLの手と手の平を合わせた。
「そっちに、行っていい?」
Lは湯煙のむこうで首を傾げた。
顔をガラスにくっつけるようにして、耳に手をかざす。
もちろん大声で無い限り音は聞こえない。
「そっちに……」
月子は言いかけて見つめるLの口元のガラスにキスをした。
Lの顔が恐怖を帯びたのを見て、月子は溜息をつく。
……やはりあの男はだめだ。
534恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 01:43:20 0

「ねえ竜崎。竜崎に彼女居たの?」
「……何故過去形なんですか」
不満そうに言うLに月子は目一杯艶っぽく微笑んだ。
「今居るとは 到 底 思えない。スケスケ部屋で女子大生監禁する男なんて普通は論外じゃん」
「そうですね……」
いつものようにちんまりと背を丸めたLに月子は罪悪感を覚えた。
「でっでもっ!私は竜崎の事、嫌いじゃないよ?」
「それはありがとうございます。私も月子さんの事は別に嫌いじゃありません」
月子は頬をぽっと赤らめた。
「そう…それは私も嬉しいわ」
535恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 01:45:01 0

ガラスにキスをしたことも忘れた十数分後、風呂上がりの月子の部屋の鍵が開いた。
「夜神さん」
扉を開け、鉄格子越しにLが呼びかける。
月子は鉄格子の鍵を開けた。
「何?どうしたの?電話で良いのに」
「さっき何か言いませんでしたか」
「え……それはその、そっちに行っていいかって……」
Lは腰のタオルをずり上げた。

 彼は実は自室内限定裸族なのだが月子の為に我慢しているらしい。
 そんなつまらない気遣いですら恋に落ちた月子には嬉しかった。
536恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 01:47:12 0

「それは、私とセックスしたいとうことですか?」
月子は一瞬耳を疑った。
……セックス?
意味を理解した自分の脳から破裂音がしたように感じた。
「あっうっ、それは……そういう意味だけど」
「セックスしたいなら付き合っても構いませんよ。一本お貸し致します」
「ああっ?えっ、竜崎?」
「じゃ、行きましょうか」
Lは月子の手を引っ張り自分の寝室へ連れ込んでしまった。
「竜崎、えっと、その」
「脱がないんですか?」
月子のピンクのウサギ柄のパジャマのボタンに手をかける。
さくっと裸にされた月子をLは抱きしめた。
「良い匂いです……女性はやはり良い香りがしますね」
「そ、そうかな」
愛しい男の肌の温みに月子はドギマギする。
「長い方がいいですか?」
初めて聞くような声でLが囁いた。
「ええっ?」
「前戯です」
「ふっ普通でいいわ」
「挿入時間は?」
「ふっっっっっ普通でっ!」
Lは混乱する月子の耳にねろねろとキスをし始めた。
初めての感触と優しげな囁き声で早くも月子は濡れ始めていた。
「実はあまり調子が良くないので早めに済ませたいのですが……」
「じゃっじゃあ!快速でいいわ新快速で!」
「助かりました……」
月子を乱暴にベッドに押し倒すとLはタオルを取り去った。
537恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 01:50:12 0
凶悪な色の肉茎が月子の眼前にひくひくと屹立する。
「ひっ……」
「大丈夫です、ちゃんと固くなりました」
全く月子の恐怖を理解しない様子でLは月子にのしかかる。
しかし体中を撫で回す指と舌で月子は徐々に体を弛緩させた。
……優しい。もしかして竜崎も私を好き、なのかな。
淡い期待を抱いた途端、月子の下半身につぷりと指先が突き刺された。
「っ……あっ……」
「大丈夫みたいですね。びちょびちょです。じゃ、入れますんで動かないで下さい」
医者のように事務的に言うと、緊張する月子のふとももを広げ押さえ付けた。
……初めてだって竜崎に言ってない。
月子は焦った。
「りゅ、竜崎……ああ!」
いきなり突き込んだLの先で何かが弾けた感触が二人に伝わった。
「ん?何か変ですね」
月子の膝を抱え上げたままLが腰を打ち付ける。
その容赦ない動きに合わせて耐え難い痛みが月子に与えられる。
「痛っ……痛、痛い、痛ーい!」
「久しぶりですか?」
「ああっ…あっ…痛い……痛い」
「大袈裟ですよ、月子さん。私も久しぶりなんです」
くりくりと月子の乳首を苛むと竜崎は覆い被さった。
角度を変え、捻り込まれた切っ先で月子が悲鳴を上げる。
「短めに行きますから」
急に速度を上げて腰をグラインドさせる。
「あっいっ痛っイタタっ」
「痛いって、そんな……それに全然イってくれませんね……」
ふとLは動きを止めた。
538恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 01:59:50 0
接合部を眺め、股の間にある血液を指に取る。
指先の血をぺろりと舐めるとLは抜けそうなまでに腰を引いた。
月子は一瞬、Lに優しさを期待した。
「まさか、処女なんですか?」
「…そう」
「へえ」
Lは面白そうに答えると肉で月子の体を一気に押し開いた。
「痛っ!あっ痛い!」
「本当みたいですね」
血まみれの陰茎でなぶるように月子に抜き差しする。
「やっ、もうだめ、痛い痛い」
「私は気持ち良いですよ、夜神さん」
涙を流し目を瞑った月子の顔を見ながらLは唇を舐めた。
「短め……でしたね」
「ああっ…痛…いっ……」
甲高く叫び続ける月子を何度も責め立て、最後に大きく一突きするとLはやっと静止した。
月子の胸の上から体をどける。
「何でですか」
「何でって……」
月子はぐったりと横たわった。
539恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 02:11:33 0
「意味が解りません。何なんですかこれは」
Lは避妊具と自分を処理するとティッシュの箱を月子に放り投げた。
月子は起きあがるとシーツにべったりとついた血に呆然とする。
「凄い血」
「だから、なぜ?」
Lはさっきまでの行為で血色の良くなった顔を月子に突きつけるように覗き込んだ。
「なぜって……竜崎を好きだからよ」
「好き……意味が解りません」
Lは裸のままうずくまり指を銜えた。
彼の目に浮かんだ少々の興味に月子は気づかない。
「ですが、性欲処理がしたいのなら……今のようなセックスでよろしければ幾らでも体をお貸ししますよ。
大切な友人ですからね」
「大切な友人?」
月子は悲しげに微笑んだ。
「ここまでして友人ではおかしいですか?」
「……いいわ、友人で」
「しかし処女ではこの後も痛いばかりです。もう良いでしょう」
「そんな事無い……嬉しかった」
「そうですか?私は処女は初めてなんです。優しく出来なくてすみません」
Lが目を伏せた。
大きな目を伏せるといきなり日が陰ったようにひどく寂しげに見える。
月子はLに抱きついた。
無理に開かれた体が痛む。
しかし月子は口先だけの優しさに溺れた。
「いいの」
540恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 02:14:40 0
―――――――――――――――――――――――
色恋は人の判断力を鈍らせる。
そう考えながら優しく抱きしめ返し、Lは呟いた。
「好きですよ、夜神さん」
少々の嘘で何か暴ければ儲け物である。
「ほんと?」
顔を上げた夜神月子は瞳を潤ませていた。
恐らくこれは相当に魅力的な表情なのだろう。
世間の男なら。
そういえばキスもしていない。
出来るだけ長く優しく感じられるように留意してキスをしてやる。
甘く呻き声を上げていた月子が腕の中で震えた。
キスでイったのか?
面白い。
「あっ」
月子をもう一度押し倒す。
何かを期待している潤んだ目を見つめ、手触りの良い腰を撫でてやる。
「すみません。月子さんがあまり可愛いので。もう一度抱いても良いですか?」
恐らく先程と変わらない痛みが彼女を襲うだろう。
しかしローションを出してやる必要は無い。

これは踏み絵だ。
キラなら私の顔を踏んで平然と歩くだろう。
恋に落ちない男の前で、恋に落ちたフリをした女が綻びを出すと良い。
いや、真実彼女が恋に落ちていたとして、それが何だ。
この場にこうしているのはキラを捕まえる為だ。
541恋人のようにやさしく:2007/09/23(日) 02:22:46 0
腕の中の月子は可愛らしく頷いた。
出来るだけ優しい調子でキスをしてやり、体を愛撫する。
「ん……っ……あっ……や……」
段々と汗ばみ始めた体を全て舐めてやる。
クリトリスを飴のようにしつこくしゃぶっていると月子は体を震わせ二度目の絶頂を迎えた。
「恥ずかしい……」
「ぐしょぐしょですね」
「ん……竜崎」
「もう入れますよ?」
「いいよ……」
イったせいでぬるぬるとした内部を突くと程良く締まり、とろけるような快楽がもたらされる。
「あっ……痛っ痛い……」
「すみません」
覆い被さって口付けをしながら腰を突き入れる。
押し入ると暖かい粘膜が絡み、腰を引くと吸い付くようだ。
「月子さん」
恍惚と涎を垂らした女に呼びかける。
「りゅ……竜崎、好きよ。愛してる」
汗の浮いた額に口付けをする。
「私もです」
「あ……あ……痛い……好き……好きよ…」
さっきよりも酷く責め立てているのに、仰け反って枕を掴んで耐えているようだ。
愛液に混じる破瓜の血が赤い。
ずんと奧を突くと痛みで月子が小さく叫んだ。
嗜虐の悦びで狂った欲望が月子の膣孔に注ぎ込まれる。
…おかしくなりそうだ。
血まみれの膣に体を突き刺したまま私は月子を抱きしめた。体は暖かく甘い香りがした。
「私もです。このままずっと……」
腕の中の月子は泣き出した。
「うっ…竜崎…竜崎……」
萎えた体を月子が腹圧で吐き出す。そして暗い眠りに落ちていくはずだ。
それまでのほんの少しの間、私達二人は”まるで恋人のように”繋がっていた。
542名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:26:36 0
『恋人のようにやさしく』おわり

ネタかぶりすまん
アクリルガラスが熱に耐えうるかまでは知らない
543名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:27:37 0
>>542エロあり白月子とL       orz
544名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:32:31 0
>>542
ギャーーース!かっ神ぃぃぃーーーーー!!!
全力で乙です!リアルタイムで神話を見た…!!
健気な月子が切ない、切ないよ神!
本当にLが好きなんだね月子(´;ω;`)ウッ
一人の男である前に探偵なLもイイ!酷い男だけどなんかイイ!!
またの投下をお待ちしてます!
545名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 14:28:35 0
>>533様、面白かったです。乙!
月子がいじらしくて可愛い…(*´Д`)
Lの態度に色んな意味での「男」を感じた…カッコイイ!

管理人さんいつも乙です!
546名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 06:04:59 0
管理人さん乙です
なんか投下ばっかしてすまん。
ラブラブ界に居たいのに>>541続き考えました。
547恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:06:27 0
エロあり
白月子とL(とウェディ成分多め)
L視点入り交じり
548恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:07:50 0
―――――――――――――――――――――――

翌朝、容疑者を自室に追い返すと、私は質の悪い日の丸の描かれたシーツを摘み上げた。
「ワタリ。これは捨てて下さい」
ワタリの皺に埋もれた眼が怒りを含んだように感じられた。
無言のまま眉間に深く皺が刻まれる。
私がシーツを差し出したまま、
「避妊はしました。全部見ますか?」
と弁解するように言葉を継ぐと、ワタリは優雅な手つきでシーツを受け取った。
「他の女性を呼びましょう。誰が良いですか」
「いりません」
私は肩を竦めた。
しばらくセックスなんかしなくても我慢できる。
毎晩幼児体型の裸女の生活を見続けている限りその自信はあった。
昨日は彼女が誘ったのだ。
抱きしめてみると思いの外肌触りが良くて何とか勃たせる事が出来た。
久しぶりに女性に触れた事も大きかったかもしれない。
それに肌と髪からほんのりと甘い菓子のような香りがした。
そして、血。
朝食の席で、そこまで思い返して私は不愉快になった。
血の赤は嫌いだ。
朝のアイスクリーム用の赤い苺のソースをゴミ箱に放り込んだ。
あれだけ痛くすればしばらくは寝室に来ないだろう。
今日は死の恐怖を感じないでぐっすり眠れるはずだ。
私は楽観的な予測を立てた。

―――――――――――――――――――――――
549恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:10:24 0
―――――――――――――――――――――――

月子がLに微笑みかけるたびに捜査員の一部からはピリピリとした嫉妬の矢が飛んでくる。
その小さな矢は、肌にチクチクと刺さり不快な感触を与えるようだ。
松田のこめかみにはくっきりと青筋が浮いている。
父親の夜神総一郎が居ないのは幸いだった。
時折痛むのか妙な歩き方をする月子を、Lは言いくるめてトイレに押し込んだ。
「すっきりするまで籠もっていて良いですよ」
ドアの向こうで何か弁解しているが外鍵をかけてしまう。
不必要と思われたトイレの鍵がこんな事に役立つとは、ワタリに少々の感謝の念を捧げておく。
Lが室内に戻ると、松田が安堵した声で話しかけてきた。
「月子さん……便秘だったんですか……」
「ええ、緊張を強いていますから。下剤は良くありませんし、浣腸で何とかなるでしょう」
松田は何か想像したのか居心地の悪そうな顔になった。
「糞が詰まって死んだら臭いですよ?それに大事な事件の容疑者です」
Lは説得を試みたつもりだった。
男女の情愛からは程遠い極論に松田はほっと息をついた。
「そうですね。健康が一番です」
松田が側を去るとLは真っ白なケーキにフォークを突き刺した。

―――――――――――――――――――――――
550恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:11:27 0
―――――――――――――――――――――――

しかしその夜、月子の部屋の前でLは落胆していた。
「今日も来たいんですか?」
白いシャツの袖口をつまんだ月子が俯く。
Lは溜息を吐いた。
「まだ痛むんでしょう」
その言葉は月子にはいたわりに聞こえた。
見上げると媚びるような視線を竜崎に投げかける。
「だいじょうぶ」
竜崎は月子の手首を掴むと月子の部屋に入り風呂場の前に来た。
「竜崎?」
「とりあえず、こちらでシャワーを浴びてからにして下さい。気が変わったら電話で連絡を」
手を放すと足早に月子の部屋を出、檻の戸を閉めた。

―――――――――――――――――――――――
551恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:14:34 0
Lの描いた初期の甘い予測は当たらなかった。

月子の下着を取り去ったLは眼を剥いた。
「血が」
「だいじょうぶ」
内心面倒だと思いながら、裸の月子を抱き起こす。
「まだ痛いんでしょう。それに出血もある」
「うん……そうなんだけど」
「慣れていないんですから……無理をする必要はありません」
「うん……」
細い首筋を撫で、髪をいじると今日は果物のような香りがする。
ほとんど無意識に額に口付けをし月子の顔を覗き込んだ。
泣きそうに瞳を潤ませている。
「じゃ、今日はいいですね。部屋に」
そこまで言ったLに月子は抱きついた。
「だめ。お願い。……して」
まるで質の悪い駄々っ子である。
そう思いながら月子の重みを受け止め寝転んだ。
「はぁ……」
深く溜息を吐きながら湯上がりで火照った背中を宥めるつもりで撫でる。
「だめ?」
月子は竜崎の裸の胸に頬を押し当てたまま呟いた。
「一人で眠るのが嫌なんですか?」
猫の子をあやすように髪を撫で回す長い指が月子には心地良かった。
「そう……そうかもしれない」
「では、今晩は朝まで一緒に眠る。それで良いですね?」
月子は起き上がった。
「ダメよ。やっぱり、して。じゃないと、いつまでも痛いまま」
竜崎も、のそのそとベッドに座り込んだ。
躊躇うように眼を泳がせ月子の髪をいじる。
「そうですか……では、出来るだけ……早く済ませます……」
傷ついた体を気遣うような言葉の真意を月子は知る由もなかった。
552恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:16:42 0

結局Lは、まだ止まらぬ血を流した処女……既にそうではないのだが……その月子に請われるままに体を与えた。
月子に来る者は拒まずと言い切った手前、毎夜ベッドを共にするが、明らかに痛みに耐えている月子を組み敷くと、己のサディズムの末路を見せつけられるような気がし始めていた。

Lは椅子に蹲ったまま苛々と爪を噛む。
久しぶりの女、初夜の高ぶりはどこかへ失せ、稚拙なキスと感じない乳首、やっと濡れた膣に挿入すれば歯を食いしばって苦行に耐える様。
死の恐怖との添い寝と、歯車の噛み合わないセックスにLは心中苛立っていた。

「痛かったら我慢しないで言って良いんですよ」
優しげな囁きに月子は微笑んだ。
「いいの」
別に気を使っているのではない。
痛みがあれば、より早く終わらせるという意味だ。
しかし月子は長い愛撫と長い挿入を望んだ。
女はすべてマゾヒストである、そんな誰かの妄言が段々と真実のような確かさを見せ始めていた。
仕方なく摩擦を減らすべく浅く前後する。
「う……んっ……」
月子が乾き始めた。
竜崎は体を離すとベッドサイドに用意した瓶を取り、どろりと甘い香りの粘液を股に垂らす。
「もう出したいんですが……良いですか?」
言い方を変え、人工的に濡れたそこで、くちゃくちゃと卑猥な音を聴かせるように陰茎で嫐ってやると月子がこくりと頷いた。
ずぶりと挿入して抱きしめると甘い香りと張りのある柔肌の手触りが相まって、子供時代に夢にまで見た巨大なマシュマロを抱いているような心地がする。
「あ………行きそうです……」
目を閉じ、激しく月子の体、つまり巨大なマシュマロ女を勃起したペニスで抉る。
「んっ……りゅ……竜崎…あ……好き……」
背中に回した月子の爪が竜崎の肌に食い込んでぎりぎりとみみず腫れを作る。
打ち付ける粘着質な肉の音と、苦悶で眉を顰めた月子の中で竜崎は果てた。

―――――――――――――――――――――――
553恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:18:15 0
―――――――――――――――――――――――
月子と寝始めて何度目かの次の晩、素直に自室へ引っ込んだ月子を見て竜崎は決意を固めた。
今夜、彼女とは寝ない。
風呂の後に開けに行かなければ良いだけだ。
アダルトビデオでも何でも見て気分を変えなければ。
月子の幼さの残るぽっちゃりとした頬、薄い体。薄い体毛。
キメ細かくすべらかな肌。
ろくに感じない癖に体を開く月子に、自分が幼少者に性的な犯罪行為を行っている錯覚さえ起こる。
竜崎にロリータ・コンプレックスの気は無かった。
―――――――――――――――――――――――
554恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:19:53 0
自室の電子ロックと音声認証の錠を開ける。
扉を開けた所で竜崎は立ち止まった。
中は真っ暗で月子の部屋からの薄明かりが漏れている。
ドアを開けたまま注意深く絨毯の上を一歩入ると、重苦しいビロードのカーテンの隙間からウェディがひょいと顔を覗かせた。
「来たわよ」
「……驚かせないで下さい」
にっこりと笑うウェディに、竜崎は大袈裟に息を吐いて見せた。
壁のスイッチを押すと巨大な透明ガラスが一瞬で曇る。
「驚かせたみたいね。ごめんなさい。……でも、見てなくていいのかしら?」
薄く灯りを灯すとウェディは全身をカーテンから現した。
体にぴったりと合ったスーツで、たわわな乳房とヒップが強調されている。
ウェディは椅子に腰掛けると竜崎の注いだワイングラスを受け取った。
長い脚を組むとウェディは一息ついた様子でワインを呷る。
「女の子とベッドで寝るって事になったら当てが外れる所だったわ。帰れないし」
「そんな事はありません」
竜崎は斜向かいに座ると自分のグラスに角砂糖を入れた。
「ヤってる間に充分逃げられます。あなたなら」
「あら、そうかしら」
ウェディは真っ赤なルージュの端をきゅっと上げた。
竜崎が空になったグラスにワインを注ぎ足す。
「それに今は可愛い女の子を育てるのに夢中なんでしょ?処女から……淫乱女に」
意味深な響きを含ませたウェディの声で、彼女が月子との逢瀬の一部始終を盗み見した事を理解し、竜崎は小さく脱力した。
555恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:21:27 0
「……あれはアクシデントです」
「ふふん」ふんぞり返ったウェディが鼻で笑う。
「処女を奪っておいて、言うわね。私なら切り刻んでやるわ」
竜崎は眉間に皺を寄せ口を尖らせた。
少々子供っぽい仕草がウェディの前では出てしまう。
「奪ったんじゃありません。奪わされたんです」
「へぇ、そうかしら。随分酷くしてたじゃない」
ウェディのために用意した辛いワインを甘くして、一口飲んで角砂糖を更に追加する。
「あなたが、来ないからですよ」
「あら、私のせい?ごめんなさい」
含み笑いをするウェディがヒールの爪先で軽く竜崎の椅子を蹴った。
「ええ、あなたが来ないせいで酷い気分です」
「じゃ、今夜は天国に居る気分にさせてあげるわ」
竜崎は殆ど飲み残したワインをテーブルに置くと口角を上げた。
「嬉しいですね。お返しにあなたも天国に行かせてあげますよ」
「ふふっ」
ウェディは楽しそうに笑い、ジャケットを脱いで竜崎の座った椅子の肘掛けに腰掛けた。
「殺されそうね、ねえ、女殺しさん」
真っ赤な爪で竜崎の顎を引っ掻く。
「死にやしませんよ」
竜崎は柔らかい上着一枚に隔てられた豊満な乳房に顔を埋めた。
潜入するために消した無臭の肌から微かに香る女性の体臭を嗅ぎ取る。
ウェディは竜崎の顔を聖母のように抱え込んだ。
「音は大丈夫?」
「大丈夫です。あなたが大声で叫ばなければ」

―――――――――――――――――――――――
556恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:24:01 0
―――――――――――――――――――――――

顔を両手で挟んで唇を合わせる。
舌を絡ませ合うようにして二人はベッドに倒れ込んだ。
「シャワーは良いんですか」
押し倒された格好で竜崎が金色の髪を梳いた。
「いいわ。雄の匂いがするもの。雄の匂いは好き。"L"はちょっと体臭が薄すぎるわね」
半目を開けた竜崎がウェディの乳房をまさぐる。
「そんな事を言ってくれるのは、もうあなただけですね」
「ふん……嘘ばっかり……っ」
先に固く立ち上がった突起をいじられてウェディは言葉を詰まらせた。
わざと見せつけるように上着を脱ぐと、砲弾のような白い乳房の上にピンク色の突起がつんと上を向いている。
「あなたは脱がなくて良いわよ。犯してる感じがして興奮するわ」
スカートを脱ぎながら言う。
ガーターベルトで支えられたストッキングの上の下着を脱ぐと、短く刈った金色の茂みが見える。
太ももに挟んだ拳銃をサイドテーブルに置くと竜崎の上に跨った。
厚みのある尻を揉みながら竜崎が口を開いた。
「実は……」
「何かしら。ガーターベルトは嫌い?」
竜崎の白いシャツを捲り上げ、平たい胸や骨張った腰を優しく撫でる。
「もっとキスがしたいですね。濃厚なのを」
「ふぅん?」
ウェディは耳に髪をかけると覆い被さった。
舌を絡め合い、吸い出すようにしては甘く噛む。
唾で濡れた唇の感触を何度も確かめ合う。
ウェディの唇からはワインが香った。
竜崎の顔中に付いた口紅を拭ってやりながらウェディが微笑んだ。
「これくらいでいいかしら?」
557恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:25:27 0
「まだ…足りません……」
ウェディは興奮で張り詰めた怒張を優しい仕草で空気中に取り出し握り締めた。
潤った先に指を滑らせる。
「こんなになってる癖に?」
「もっとキスして下さい、ウェディ」
起き上がって荒々しく抱き寄せると唇を重ねる。
ウェディは答えるように背に腕を回した。
白い上着の下へ手を滑り込ませ背中を撫でる。
長く執拗なキスが終わると顎に溢れた唾液をウェディが舐めた。
「今日は…随分甘えるのね……キスだけでイきそうよ……意地が悪いわ…」
「キスは久しぶりなんですよ」
「あら。可愛い女の子といっぱいキスしてたじゃない?」
「忘れた方が良いですよ」
竜崎はウェディを押し倒すと軽く開いた唇を何度も合わせる。
「そうね。……忘れてあげるわ。大事な……仕事のパートナーですものね」
「ええ、キスは英語圏の女性とするのが最高ですね」
大きく開いた脚の間で蜜が溢れシーツに染みを作る。
固く勃起した陰茎の亀頭をぐりぐりと押し当てると、ウェディは淫らに腰をくねらせた。
「本当に……酷い男ね……私だったら許さない」
「そうですか?」
ゆっくりと感触を味わうように入っていく。
「ん……あなたにぞっこんの……可愛い娘を今夜はどうするつもり?一人で……放って置くの?」
竜崎は体をゆっくりとスライドさせた。

ぐちゅーっ、ずぷー、ぐちゅー、ずぷー。

押し潰し吸い上げるような卑猥な音が結合部分から響く。
「そろそろ……他の女の話はやめませんか……」
「ふふ……本当に酷い……酷い男……」

―――――――――――――――――――――――
558恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:27:38 0
―――――――――――――――――――――――

その頃、曇ったガラスの向こうで月子は半裸で座り込んでいた。

すぐに風呂へ入りあがってみると、月子はベッドの上に置かれた大きな化粧箱に気付いた。
箱を開けると、小箱が多数詰まっている。
ひとつひとつ開けていくと、ベッドの上に色とりどりのバイブレーターや自慰行為の為の様々な道具が溢れた。
毒々しいキノコのような物から、芋虫を思わせる卑猥な突起を備えた物まで大小様々の……わざわざ買い集めたように小さな物から慣れさせるように、サイズ順に並べられたそれを見て月子は怒りを爆発させた。
「ちょっと、竜崎!」
しかし、電話は繋がらない。
竜崎の部屋で内線電話の線は抜かれていた。
扉は開かない。
ガラスは曇らされて、何も見えない。
そんな機能があった事さえ言わず、今まで一度も使わなかった癖に。
「竜崎!竜崎?」
ガラスを叩いて月子は半泣きになった。
なぜか、閉じこめられて以来初めて寂しさを感じていた。
「いつでも……寝てくれるんじゃないの?竜崎!……りゅ……うっ…えっ」
耳を押しつけると甲高い女の喘ぎ声が聞こえる。
「テレビ?……女の人?……他の?」
559恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:29:40 0
月子はずるずると座り込んだ。
聞きたくない癖に耳を澄ませ淫らな嬌声に聞き入り、惨めったらしくガラスにへばりつく。
怒りにまかせてゴミ箱へ投げ込んだうちの箱の一つが側に転がっていた。
「ねえ……竜崎」
ぱりぱりと包装を解くと、男性の逸物を模した棒が現れる。
月子はそれを愛しげにさすった。
「私の事好き……なんでしょう?ねえ……」
泣き疲れ、涙に濡れた顔のまま月子はバイブレーターを舐め、口に押し込んだ。
「う……え………おぇ……」
喉の奥に突き込むと、吐き出して咳き込む。
咳が治まるとガラスの奧から、獣のような叫び声が耳に入った。
月子はまだ慣れていない性器に太い玩具の先を押し当てた。
「すぐ慣れるわ、竜崎。私の事愛してるって言ったわよね?」
大して濡れていないそこへ無理矢理バイブを押し込んでいると、偶然にスイッチが入った。
「あ……痛……痛い!痛いー……いやぁ……あ」
月子は叫びながらも押し込む手を緩めなかった。
曇ったガラスの下に月子はバスローブを乱して転がった。
細い腰に収まったそれは乱暴な振動を月子に伝える。
月子はしゃくり上げながら痛みに耐えた。
体を苛んでいないと嫉妬と混乱に飲み込まれてしまいそうだった。
「大丈夫よ。竜崎。すぐに慣れるから。好きよ……凄く好きなの……好き……おかしくなりそう……」

数時間後、月子は強引に開いた性感で失神していた。
無意識に取り出した振動機は震えながら床の上で動き続けていた。

―――――――――――――――――――――――
560恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:32:14 0
―――――――――――――――――――――――

竜崎が性急にウェディを求めた後、竜崎の上にウェディが跨った。
「今度は私が攻める番」
「いいですよ。いくらでも犯して下さい」
「つまんないわね。嫌がってくれないと」
たわわな乳房を顔の上に垂らして竜崎に吸わせると、半分脱がされかけたジーンズの上で愛液まみれの陰茎が赤く充血した。
「ほら……おっぱいでこんなに勃てて、いやらしい子」
精液の滴る淡色の亀裂にずぶりとペニスを突き立てると、腰をくねらせる。
「ほら、嫌がって」
「いい……いいですよ……ウェディ」
「これでも?」
髪を掻き乱しながら腰を上下させると、乳房も上下に激しく揺れた。
「ん……凄いですよ……っ」
「あっ……いい―――、L……あぁっ……」
竜崎は叫びはじめたウェディの腰を静止するように掴んだ。
「っ……ウェディ……」
「あっ……はあぁ…良いじゃない……嫌われたいんでしょう?」
ウェディはぐちゃぐちゃと掻き回すように腰をうねらせる。
「は……いいです……もう、好きに…」
ウェディは竜崎の手を握り、指を絡め上下に運動し始める。
「あん……あ……いい………っ、最高よ、L…あぁ」
ぷっくりとした尻がビクビクと震え、銜え込んだ肉茎を吸い込むように蠢いた。
絶頂の波の引く寸前、細くくびれた腰を掴んだ竜崎は下から腰を突き上げた。
「あぁ――!」
一際甲高い嬌声が上がる。
繋がったまま起きあがり敏感に膨らんだウェディのピンク色の裂け目を何度も突き上げると、ウェディは長く喘ぎ声を伸ばしながら数度目の絶頂を迎えた。
561恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:34:06 0
「今度は私の番ですね?」
深く長い絶頂にひくつく体を寝かせ、押し開く。
金色の恥毛の間で淡い色の肉襞が鼓動のように収縮を繰り返す。
竜崎は構わずぐっと腰を押し込んだ。
「やぁ……あっ……」
一突きでもう一度達したウェディの足首を持って担ぎ上げる。
「そろそろ……天国に行けそうですか……」
ウェディが糊のきいたシーツを掴んで皺にする。
「あぁ……あ……ん……」
ウェディはだらしなく唇を開いたまま仰け反り、竜崎が体の奧に刻みつける浅い振動を全身に表していた。
「もう天国……みたいですね。天国には言葉が無いんですかね……」
頬に手を当てると、ウェディはとろんと眼を開け、またすぐに閉じた。
絶頂による膣の収縮の間隔が短くなり、竜崎のペニスを甘くとろけるように締め付けている。
竜崎は大きく腰をグラインドさせた。
ウェディが獣じみたよがり声を上げる。
「あ――ぁ、……あっ…んう……あっ……」
吸い付くような刺激を下半身に感じながら、洪水のように溢れ出す蜜を掻き出すように何度も膣壁を掻くように擦り上げる。
ウェディの大きな乳房が振動でプルプルと揺れる。
ずぶりと最も奧まで突き入れると竜崎は息を止めた。
最後に体の先でウェディの奧の突起を擦った瞬間、ウェディの膣の収縮が止まらなくなった。
「あ……は………」
どくどくとエネルギーの奔流のように体から送り込まれる快感が、ウェディの膣でとろかされ飲み込まれて行く。
数度精液を中に吐き出すと竜崎はウェディの収縮の刺激に耐えきれずペニスを抜いた。
「っ……」
ぐちゅりと抜いた刺激でウェディは苦悶の表情を浮かべると仰け反った背をさらに持ち上げた。
「ウェディ?」
「あ、はっ……」
ゆっくりとベッドの上に背を沈み込ませていく。
ウェディは見開いていた眼を閉じた。
しばらく乱れた呼吸を整える。
「失神するかと……思ったわ……凄く良かった」
「私も凄く良かったですよ、ウェディ」
562恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:35:14 0
竜崎が肩に触れるとウェディは淫らに顔を緩ませた。
「あ……だめ。おかしくなる……少し休ませて」
竜崎は添い寝をするように寄り添った。
金色の髪の先を摘んでいじる。
「このまま……二、三日一緒に居たいです」
ウェディは少女のように小さく笑った。
「……っ…甘えん坊ね」
竜崎が髪を引っ張ると、その刺激でまた官能的な表情になる。
「何か……感じやすいですね」
竜崎は不思議そうに髪をいじる。
「そうね、今夜は……変になりそうだった…今も」
「激しいのが好きなんです。それに……淫乱な女性が好きなんです」
腕枕をして肩を抱くとウェディは小さく震えた。
「竜崎、お願い。動かないで……またイっちゃう……」

―――――――――――――――――――――――

曇りガラスに映った小さな影が、ずりおちた。
寝室のベッドの上で絡み合い激しいセックスに耽る二人はうっすらと映った淡い影に最後まで気付かなかった。

―――――――――――――――――――――――
563恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:37:53 0
―――――――――――――――――――――――

早朝。
まだ夜は明けきらない。
「もう、帰るわ」
サングラスをかけ、すっくと立ち上がったウェディのジャケットの裾を竜崎が握った。
「帰らないでと言ったら、どうします?」
ウェディは聞かん坊の弟を見るように椅子に座った竜崎を見下ろした。
バサバサの長髪を柔らかい革手袋越しに掻き回す。
「お隣のかわい子ちゃんに全部聞かせるわよ」
竜崎は、ぱっと手を放した。
「それは……ちょっと困ります」
「ちょっとかしら」ウェディは腰に手を当てた。
「いい?”L”。あんまり女の子には酷い事しないのよ」
竜崎はきょとんと眼を瞠った。
ウェディが怒りを含んだ顔をずいっと近づける。
「”はい”は?」
「……はい」
「それだけじゃないわ。あなたはイジメッ子の素質があるの。よく自覚なさい」
責めるように目の前に指を突きつける。
「…はい、自覚します」
気圧された竜崎が言うと、ウェディは腕を組んで満足そうに微笑んだ。
「それでいいわ、良い子」
最後に竜崎の頭をぽんと叩くとウェディはヒールの音を響かせて寝室を出ていった。
竜崎は、魅力的な質感で左右に揺れ遠ざかる尻を、ぼうっと見送った。

―――――――――――――――――――――――
564恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:38:51 0
―――――――――――――――――――――――

「いい?ちゃんとシャワーを浴びてから”お隣の子”の様子を見に行くのよ」
疲労から回復したウェディの忠告通りにシャワーを浴びる。
今回、彼女はやけに沢山の忠告を残して行った。
セックスの良さと何か関連がある訳ではないが……。
……あるのか?
竜崎はぼんやりと温水を顔に浴びた。
このまま眠りたい。
そう考えはじめると、ウェディの姉御じみた怒り顔が頭に浮かんだ。
「分かりました……分かりましたから……」
竜崎は顔を覆った。
あの仕草と忠告はどうも何らかの呪術らしい。
女は恐ろしい……。

―――――――――――――――――――――――
565恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:41:19 0
ぼうっと下着を着け、脱ぎ捨てた、いやウェディに引き剥がされたのだろうか、ジーンズを拾って履く。
眠くて手元があやしい。
何とか小さなジッパーを引き上げ、日本の中世の殿様のように裾を引きずりながら廊下に出た。
眠気で肌寒さがピンとこない。
電子ロックを開け、生態認証機に顔を当てる。
目が半閉じでなかなか認証しない。
「夜神さぁ〜ん、起きてますか〜」
間の抜けた声を出して、鉄格子を揺らした。
無反応な室内に、ふと私は我に返った。
もし眠っていたとしたら、私はただの迷惑な来訪者だ。
ウェディは何の確信があってここへ寄越したのだろう。
戻ろうか……。
ぼうっと柵に掴まっていると奧から小さな声がした。
「竜崎?」
「寝てましたか?すみません」
小さく言うと退室しようか迷う。
ふと見ると鍵はかかって居らず柵はすっと開いた。
「不用心ですよ」
今の彼女にとってある意味一番危険な人物の癖に小言を言いながら、薄明かりの灯る室内に入った。
これでは説教強盗だ。
うっすらと肌寒い室内を見回すとベッドに夜神月子の姿が無い。
「夜神さん?」
ふと何かを蹴り飛ばした感触に立ち止まる。
足下の玩具を拾う。
数日前ネットで買わせた品物だ。
月子の閉じた体に飽き足らず、これで開発しろと言うつもりだった訳では無いが、つい手が伸びた。
ワタリに自室に届けさせる筈だったのだが……ワタリの嫌がらせか。
「月子さん」
壁、いや曇ったガラス沿いに月子は半裸で横たわっていた。
しゃがんで肌に触れると、この秋の冷え込みの中だというのに熱い。
舌打ちをしながら抱き上げる。
風邪をひかせてしまった。
566恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:43:38 0
さっさとガラスのスイッチを切ってしまえば良かった。
だが、さっき迄寝ていたウェディとの行為で寝乱れたシーツや匂いがガラス越しに伝わりそうで嫌悪感を感じたのだ。
ベッドに散乱した色とりどりの玩具に愕然としつつ月子を一旦ソファーに下ろし、掻き集めたオモチャをクローゼットに押し込んだ。
月子をベッドに寝かせると、気付いて小さく唸った。
「ん……竜崎……」
「大丈夫ですか。何か飲むものを」
勝手に冷蔵庫を漁り、抱きかかえた月子に水を飲ませる。
「う……竜崎」
飲むのをやめて何故か月子は首っ玉に抱き付いてきた。
「夜神さん?」
「して。お願い」
熱で火照った体を抱いていると、重みと眠気で倒れ込みそうになる。
確かにこれに挿せば気持ちが良いかもしれない……。
そんな事をぼうっと考えていると、またウェディ姉御の怒声が頭に振ってきた。
ほとんど催眠術のような声に従って優しく月子の体を抱き返し、そっとベッドに押し倒すように寝かせると、とりあえず絞首の恐怖からは解放された。
「今夜はすみませんでした。少し一人になりたくて」
月子は熱に浮かされ潤んだ眼で私を凝視する。
「テレビ……見てたの?」
「エッチな奴を。………男なら誰でも見ますよ」
顔にかかった髪をどけて撫でると月子は安心したように瞼を閉じた。
「そう」

―――――――――――――――――――――――
567恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:45:15 0
―――――――――――――――――――――――

ガラスの下に転がったバイブレーターを摘む。
彼女の側に転がっていたそれは乾き匂いも無い。
体に入れていた?
何か面倒になり直接舐めてみると月子の味が少し感じられた。
「はぁ……」
聞かれた、のか。
月子はどうも騙されてくれる事にしたらしいが、何故か腹が重苦しい。
クローゼットにそれもこれも放り込む。
室温を上げて暖かくし、加湿器を点ける。
頭を冷やすための保冷剤を取りに廊下に出ると疲労でくらくらした。
どうやってコレを説明しよう。
糖分が切れたのか頭が回らなかった。

―――――――――――――――――――――――
568恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:48:20 0
―――――――――――――――――――――――

翌朝遅く、起きてこない二人を心配した夜神総一郎は二人の部屋に電話をかけた。
低血圧の月子が遅いことはあっても、竜崎は時折夜更かしをする以外大抵早かった。
「……父さん?少し熱があるの。今日は部屋で休んでるわ。悪い風邪だと移しちゃうし」
「そうか。食事はどうする。それと、先にかけた竜崎の方が繋がらないんだが」
月子はベッドの側で眠り込んだ竜崎の黒い髪に指を絡めた。
竜崎はベッドに突っ伏し寝息を立てていた。
「今日は看病するって。ここに居るけど、今うたた寝してるから後でいいかな」
「か……看病か……ごほっ、げふん。しかし……まあいいか」
「電話は線に足をひっかけて抜けたらしいわ」
「そうか……竜崎に風邪が……しかし……後で連絡を寄越すよう言っておいてくれ。よく休むんだぞ」
「わかった、じゃ」
月子は電話を切るとそっとベッドを抜け、薄い上着を取り竜崎の背にかけた。
そのまま動かさないように寝床に戻り、潜り込む。
「竜崎」
月子は囁いた。
規則的な寝息が眠りを誘う。
「L」
囁いて黒いぼさぼさ髪の先を摘んで引っ張る。
「起きないわね……酷い。竜崎、Lはほんとに酷い……酷い男……」
何度も呼んでは、囁きながら眠りに落ちる。
その月子の声で竜崎は眉間に皺を寄せ苦悶の表情を浮かべた。

―――――――――――――――――――――――
569恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:49:57 0
―――――――――――――――――――――――

竜崎のポケットで携帯電話の着信音が鳴り響いた。
「……ウェディ。……はい」
「竜崎?あれからどうだった?お隣のかわい子ちゃんは?」
「ああ、彼女にも酷いってなじられました」
電話の向こうで快活な笑い声が響く。
「ワタリに聞いたわ」
竜崎は電話を摘んで耳に当てたまま、不審そうに眉根を寄せた。
「どこまで?」
「それは只では教えられないわ」
「ケチですね」
「また気が向いたら寝室に窺うわ」
「それは……しばらく良いです」
「あら、つれないわね。かわい子ちゃん育成に専念するって訳ね。やっと嗜好が若者らしくなって私も嬉しいわ。若い子は良いでしょう?」
「いえ、やはりちゃんと成熟した女性の方が楽なんですけどね。あなたの体は最高ですし、相性も良い。本当は毎晩お願いしたい位です」
「まあ。じゃあ、どうして?」
「悪夢を見るからです。あなたの」
「ん?……難しいわね。私と寝たくなったら電話を頂戴。いつでもいいわよ」
「ありがとうございます。その時が来たら又……」
「じゃ、ね」
「では」
竜崎は電話を切った。
570恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:51:34 0

セックスであれだけ私が疲れたのにウェディがあんなにひょいひょいと帰れるのは女性の方が体力があるせいだ。
月子も発熱で心配したにも関わらず、すぐに回復した。
肩にかけられたピンク色のカーディガンで微妙な顔をした私を待ち構えていた位に。

あれから……毎晩とは言わないが月子は自分のベッドに私を誘う。
どこでしたって同じなのに。
興味本位に体位を試し時々無理をさせるが、セックス開始初期の苦痛は無くなってきたようで、中でイくようになるのも時間の問題かもしれない。
それに見慣れたせいか、月子の体と顔が前よりも良く見える。
乳房を揉んだ感じもこう……大きすぎず……小さすぎず。
乳首の感じもこりっとして、時々確実に乳首で感じている様子も見せるし……。
……まあ、良いか。

―――――――――――――――――――――――
571恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:53:24 0
―――――――――――――――――――――――

情事の後、月子は竜崎に甘えるようにたずねた。
「竜崎、私の事好き?私は好きよ」
「私もです」
眠りに落ちかかった竜崎は短く答えた。
「自分も、じゃなくてさ。好きって言って」
竜崎は、詰問口調でのしかかった月子の首を抱いてキスをする。
「ん……キスじゃなくて、竜崎」
「私を殺しに来た癖に何を……」
竜崎は規則的な寝息を立て始めた。
「酷い……竜崎、ひどっ!」

―――――――――――――――――――――――
572恋人のようにやさしく:2007/09/24(月) 06:57:29 0
―――――――――――――――――――――――

数十分後、一眠りしてすっきりした竜崎は月子に詰問されていた。
事後のシャワーもまだなのに、裸の肩を掴まれ、ぱっちりとした瞳で見据えられる。
「ねえ、私の目をよく見て。これが裏切る者の眼かしら」
竜崎は黒い双眸を見開いた。
「だから、あなたが好きで居てくれるうちは、私も同じだけ好きですと言ってるんですが……何か問題がありますか?」
「大あり」
「分かりません……あなたはキラですし」
「むかつくわ……」
「そうですか?私もムカつき……別にむかつきませんが、今がどうであれどうせ乾物みたいに戻ります、キラに。嫌われた時に備えて、いつでも豹変出来るようにしておくだけですから」
月子は俯いて震えだした。
「怒りましたか……って、あ゛っ!」
ゴン。
月子は竜崎に頭突きを喰らわせた

―――――――――――――――――――――――
終わり

次の萌とか投下とか待ちつつ
長くてすまんかった
573名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 13:36:00 0
>>572
乙です!!
どこまで健気なんだ月子…!
他の女の喘ぎ声を聞きながら涙ながらにバイブ入れたりする所に泣けました
体は痛みを覚えるのに抱いてほしいとお願いしたり、いじらしくて愛おしいよ月子
Lとウェディとのベッドシーンも、本来Lが好むセックスと、
どれだけ月子とのセックスが物足りなかったのかが具体的に分かって良かったし
その上で月子にだんだん気持ちを向けていく下りは、読んでて何だかほっとしました
中盤までの展開が展開なだけに、ライトコメディなラストがとても効果的でした!
女の可愛さとタフさと怖さををちゃんと持ったウェディ姐御も素敵ですw
そしてL。生身の大人の男(それも欧米の男性)というものを感じさせてすごく良かったです!
西洋人に比べたら東洋人が幼く見えて骨格華奢で体毛薄いのは仕方ないよ、とか
月子の胸も揉んでるうちに大きくなるから大丈夫、とか教えてあげたくなりましたw
次はラブラブ話もぜひ!投下お待ちしてます!
574名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 14:44:46 0
>>458様、長編乙でした。
健気だけどどこか女の子らしい強い意思を持っているところが凄く可愛かったです!
竜崎に対する恋心の表現、竜崎とウェディの大人な関係とかとても上手くてドキドキしました。
ウェディとのところは読んでいてちょっと辛かったです…月子が好きなのでw
少しずつ月子に気持ちが動いていくのとか、それに対して歯止めを掛けようと無意識に対処
している竜崎とかも面白かった!
続き待ってます。

管理人さん祝日も乙です!
575名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 15:39:05 0
>>547様、全力で乙!
そういえばこの2人って、犯罪者と探偵という以外にも
東洋人と西洋人、7歳差という大きな壁があるんですよね。そちらの壁を
表現した作品というのはとても新鮮でした。
そしてその壁を懸命に登る月子と、安易に手を貸さず、必要以上に突き放す事もせず
本当の意味で月子を真摯に見つめるLが素敵で。
続きはもちろん、ラブラブ界の作品をどのように書かれるか見てみたいと思ってしまいました。
次の投下をお待ちしております。
576名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 23:38:26 0
>>547
心から乙!
すごく一途で健気な月子が可愛かった!
前向きで負けず嫌いなところがすごく月子っぽい
パッと見国籍不明で変人っぽいLが、嗜好は普通の成人欧米男性なのもイイね
迫力のあるグラマーボディで性に奔放な大人の欧米女性ウェディと
東洋人にしてはグラマーなんだろうけど、西洋人に比べたら華奢で幼くて
性的にも初な未成年月子が対照的なのも良かったよ
西洋人と東洋人の根本的な違いとか、埋められない年の差とかも新鮮で面白かった!
続きも楽しみにしてます!
577名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 20:10:23 0
なんか、ムーディ勝山の新曲のカレーライスの歌聞いてたら、
月子とLの歌に思えた。

モンブランはとてもおいしいのよぉ〜
コンビニのモンブランはとてもおいしいのよぉ〜

でもモンブランを食べるあなたはもう居ない〜

歌詞かえてみたら失恋の歌になった。
578名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 20:25:20 0
>>547
乙です!
恋する女の子らしい健気さと強さと弱さを持った月子が可愛いです!
ひどい男だけどどこか憎めないLもいろんな意味でカッコ良くて魅力的でした
続き楽しみに待ってます〜!

>>577
最初ギャグかと思ったら何そのせつない恋歌
L殺害後、コンビニとかでも甘いものみる度にLを思い出す月子に涙
でもよく考てみたらほぼ毎日TVとかでも甘いものが目に入るし
嫌でも毎日Lを思い出す事になりそうだ…
悲恋なんだかただのバカップルなんだかw
579名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 20:27:01 0
アンカーミス
>>547じゃなくて>>572だった
580名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 22:22:53 0
>>577食べたくなったw
581名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:36:18 0
モンブランの栗とかショートケーキの苺をひょいと摘んで小さな口で遠慮がちに食べる
月子って可愛いなぁと妄想した。でもそれはLのケーキだったりするけど。
「あっ!!」って注意しようとするけど、食べる仕草が可愛くて見惚れたまま放置したり。
「たまに食べると美味しいわね」と悪気無しに無邪気に言う白月子に仕方無さそうにLは
溜息をついて許してしまう。

そんな妄想をした。
白月子がLの為にケーキ作って鼻の頭にクリーム付けて、それをペロッと舐められて照れたり
逆にLは飄々としてたり…
月子は完璧っぽいけど、完成したケーキがちょっと歪だったりすれば萌えるw
582名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:40:38 0
>>581栗の季節だ(;´Д`)ハァハァもゆる
デコレーション途中のケーキ舐めて月子に怒られるLとミカミン
高田はちゃんと「待て」が出来そう
さらに怒られたいのでもっと舐めるL
いっそ…と証拠隠滅を諮り「すぁくじょぉ!」と叫びながらワンホール一気食いして全員にボコられる魅上
583名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:48:18 0
>Lのケーキの苺や栗を摘んで食べる(白)月子
純粋に悪意が無くてもいいけど、キラ呼ばわりされることへの可愛い意趣返しでも
萌えると思う。月子の方は微妙な気持ちだろうけど。

そういえば月子の料理の腕ってどれくらいなんでしょう。
作中で披露していたのは、4コマの林檎を入れた雑煮ぐらいなもので
(何だか物凄く誤解を招きそうな表現)
皆様がどう思っているか気になります
(基本的に「器用」設定なので、それなりに出来るとは思いますが)
584名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:35:10 0
コンマ以下まで精密に計って時間かかりすぎとか、変なトコで抜けててしょっぱいケーキとか作ってくれるといいな…
585名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:03:38 0
実は料理が苦手で時々焦したり…っていうのも萌えるけど
月が何でもそつなくこなす完璧な優等生なので、月子は料理も上手なイメージだなあ
でも、殆どの料理はプロ顔負けの腕前なんだけど、ある料理限定でド下手とか
普通に作れば凄く上手なのに、オリジナリティを出そうと意趣意向を凝らしすぎたが為に
とんでもない物体Xが出来上がってしまうとかでも面白いかもw

月子が料理下手な場合は男性陣が料理上手だといいなあ
「私は世界料理オリンピックで金を獲った事があります。
ちなみにクープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーでの優勝経験もありますので
スウィーツも得意ですよ」とかLに言われても不思議と納得しそうなw
魅上は京男らしく日本料理、高田(男)は洋食が得意っぽい感じ
この場合はミサも月子と二人、破壊的な料理センスだといいよw
長レススマソ
586名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:09:36 O
何でもソツなくできるので料理もうまそう
でもちょっと抜けてる方が萌えるから
素人には無理な超絶料理は作れるのに、おにぎりは歪んでるとか
料理のときはエプロンして新妻風でお願いします
まったくもーとかブツブツ言いながらも手際良く作ってくれたら惚れる
587名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:17:03 O
リロってなくて>>585と同じようなこと書いてしまった
基本うまいのにどこか抜けてるってのがいいよね!
魅上は絶対料理うまい。高田もそこそこ
月子ミサコンビの腕前が破壊的なのも面白いね
Lは謎。本当はうまくても作りそうにないな…
588名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:21:03 0
ノリを切るのに全ての時間を割いて海苔と白飯に塩という破壊的な弁当が出来上がる
名付けてL弁…
確かに真面目な一家だから料理は出来そう
>>586「おにぎりはママが握ってくれるから良いの!」とかファミリー感醸し出してほすぃ
589名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:27:04 0
基本的に料理上手なんだけど盛り付けセンスがないのもいい。
これは何ですか?アート?と聞きたくなるような斬新な盛り付け方とか。
作ってくれたお弁当を広げたら、桜でんぶでハートとかLOVEとか
書いてある今時ありえない恥ずかしいお弁当だったり。

>>586
新妻風!歪んだおにぎり!萌える!!
エプロンなら白いフリルつきのでお願いします(*´Д`)
お正月に晴れ着着た時は割烹着で。
590名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:45:54 0
>>588>>589
すっごく鮮明にイメージできるよL弁wハートとかLOVEも今時ありえねえww
そんじゃミニ重箱で、一段目が海苔とご飯のL弁、二段目が桜でんぶのLOVEハート
三段目がデザートで四段目に歪なおにぎり、何故か最後の五段目にメインのおかずで
591名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 01:50:05 0
>>590
間違えたorz
「一段目二段目…」じゃなくて「一番上の段、その下の段…」ね
592名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 02:12:33 0
(^ω^;)
593名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:48:52 0
>>572続き考えました。映画で見た貧乏カポーが立って外でヤってたので。
月子健気、可愛いという反応が意外Σ(゚д゚;)ソ…ソーダヨナ
白月子とL(とミサ成分多め)
594名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:49:23 0
注:時間軸ややこしいです
595恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 00:51:50 0
―――――――――――――――――――――――

「はぁ……ぁ……んっ……あ」
甘ったるい喘ぎ声を上げ、月子は肘を上げ両手で背後の配管にしがみついた。
竜崎は上気した頬に手を当て、甘く香る首筋をきつく吸って唇型の赤痣をこしらえながら腰を小さく振動させる。
月子は密着した前の部分が良いようで小さな動きだが淫らに腰を回し、擦りつけて来る。
立った姿勢のまま挿入し、きつい癖に溶けたようになった月子の奧がひくひくと波打った。
「良いです……凄く……」
菓子細工のように色づいた耳をしゃぶると月子はキスを請うように顔を上げた。
舌を突き出して探るように絡め、上でも深く繋がる。
細く薄すぎる腰を引っ掻くと腕の中で月子がひくっと震え、熱く波打つ肉で吸い上げる。
「っ……もう……出します……」
立っているせいで入りは浅いけれど締め付けはきつい。
快感の波を受け入れた月子の内部はぬるぬると腫れ余計に気持ち良い。

―――――――――――――――――――――――

近頃はこうして昼間、ベッドに行かず立ったまま性急に交わる事が多い。

最初にこの方法を思いついた時「今すぐ、したいです」と小声で月子の耳に吹き込んでみた。
月子は即座に周りに知れそうな程真っ赤になって硬直していたが、モニターを見たまま小さく頷いた。
「場所は……とりあえず上の階の女子トイレで」
最初の時は人の来ないトイレを使ったが、そのうち人の来ない手頃な廊下で致すようになった。

昼は集中していたいし、夜は熟睡したい。
要するに手っ取り早くてなおかつ興奮する状況だから取り入れた方法だが、月子も興奮するようで長くしていると膝が抜けてしまう。
二、三度立てなくさせてしまって仕方なく近場の部屋の机や窓枠に乗せて続きをしてからは手早く終わらせるようにしていた。
それに、ベッドも汚れないし双方に満足の行く方法という訳だ。

―――――――――――――――――――――――
596恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 00:54:11 0
―――――――――――――――――――――――

「待って……」
月子が体を離すよう促した。
捲ったスカートの中から体を抜くとずぷりと卑猥な音が漏れる。
よく見ると膝まで汁が垂れて足首まで届きそうだ。
しゃがみ込んで観察してしまう。
「凄いですね」
「あんまり見ないで」
頭の上から恥ずかしそうな声がする。
「興奮します」
露出した可愛らしい赤い肉芽をぺろりと舐めると、触れた太ももがぴくりと動く。
「だめ……それより、私が舐めるから」
月子は私を段差に座らせると跪き、愛液だらけのペニスを咥えた。
サイズの合わない小さな口一杯に凶暴な形状のそれを押し込むと、必死な様子で舐め回す。
……ワタリに……フェラチオの本を買わせるか……。
先の嫌がらせを期待してそんな事を企みながら、犬にするように月子の髪をグシャグシャと掻き回す。
月子は亀頭に漏れ出た蜜を舐めながら上目遣いでこちらを窺う。
「気持ち良い?」
あまり挑発してるつもりは無く、ただこちらを見る視線で血液が下半身に一層集中する。
「気持ち良いですよ……無理して舐めなくても」
「良いの。飲みたいから。出して、口に」
再度おしゃぶりを始めた月子の喉に突き動かしそうになる腰を抑え、快感だけに集中した。

―――――――――――――――――――――――
597恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:00:11 0
―――――――――――――――――――――――

口で出さなくても良いのだが、月子の処理が楽なのかもしれない。
折角良いのがあるしゴムで構わないと言うのに、月子は避妊薬を飲み始めた。
「間に何もない方が良いって言うか……直に繋がりたいって言うか……」
言い慣れない台詞を言って、月子は白いシャツの胸に赤い顔を埋めた。
子犬に対して抱くような可愛らしいという少々の感想と、別の興味を持って指で顎を引っかける。
月子は恥ずかしそうに訊ねてくる。
「竜崎は?」
潤んで開き切った瞳孔を観察しながら片手で折れそうな首筋を撫でる。
「私もです」
「又それ……」
いつもの文句を言う唇をキスで塞ぐと素直に唇を開いて舌を受け入れる。
やや苦しげな甘い呻きに気を良くし、いつもよりねっとりと長くキスし、溶けて繋がりそうな舌を吸い出す。
「……あ……」
私の太股に接していた月子の性器がビクビクと震え絶頂に達した事を示した。
段差に片足を乗せて壁に押しつけるようにし、半ば支えがわりに差し込んだ膝の上で月子は淫らに果てた。
涎まみれになった唇を放す。
舌の運動はともかく月子の唇自体はふっくらとして、どの女よりも感触が良い。
「イきましたね」
「ん……我慢してたんだけど……」
「我慢はしないで下さい」
今のところ、腕の中の月子の演技力は満点だ。
我慢せず全部さらけ出せ。
セックスだろうが排泄行為だろうが何だって構わない。
キスの刺激と興奮で固くなった部分を腰に押しつけると、月子は首にしがみついてきた。
舌の与える快楽に飲み込まれそうになりながら、さっきより執拗な長いキスをする。
口寂しいのを紛らわせる”おしゃぶり”替わりの女なのかもしれないという考えが、ふっと頭を掠める。
598恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:01:35 0
湿った女性器を太ももで刺激すると、月子は自分で腰を擦りつけるように蠢かせた。
「良いですよ……女は……淫乱な方が好きですから……」
「やっぱ、恥ずかしい……」
「恥ずかしい?」
腰を振った褒美に顔に軽いキスを幾つか降らせる。
月子のいつもは毅然と見開かれた瞳を半分閉じ、濡れた唇をだらしなく開け、躊躇いがちに腰を練り回し始めた。
月子が、キスをねだる。
顔を見られるが恥ずかしいのだ。
快楽に溺れ淫らに惚けた顔を見ていたいが、安っぽいブラウスの中に手を滑り込ませ、胴を包み込んで撫でながら唇を軽く合わせる。
月子は小さくうねるように腰を擦りつけ、もう一度脚の間……奧へと伸びる女の器官を痙攣させた。

―――――――――――――――――――――――
599名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 01:08:43 0
―――――――――――――――――――――――

「……っ……顔を、前後して…」
掻き乱された髪に触れると、月子はゆっくりと口で扱く。
「そう…そうです。上手ですよ」
女の口が与える快感に段々と飲み込まれ呼吸が荒くなり、静かな空気を震わせる。
月子の髪を掻き回す。
行きそうで行けない。
私は月子の髪を軽く引っ張った。
「やはり中が良いです……そんな不味いもの」
月子は涎の垂れた唇を陰茎から放した。
「そう?」
立ち上がった月子の中に一気に入り込む。
「あ……ん……」
未熟に見える体と顔にも関わらず行為の最中に出す声はごく普通の女だ。
挿し込んだ刺激でひくひくと震え達した月子が、こふっと息を吐くのを捉えて月子の片足を抱え上げる。
「あ……駄目、立てない……そんな……」
締め付け方が変わり、かなりきつい。
放精の予兆を感じながら腰を何度も突き入れる。
ずりゅずりゅと出入りする下半身が溶けそうに良くて足下がふらつく。
壁にしがみつくようにして奧まで突き込み、月子の前に擦りつけながら
「……良い、です…きつい位。絞め殺されそうですね」
と言うと、奧がびくんと拍動する。
角度が変わったせいか反応が良い。
「じゃ…もう……終わりに……」
「あっ……あー……あ。だめ……やぁ……」
かなり無理な体勢だが性急に突き込む体に月子の肉の襞が絡んで吸い付く。
止まらない嬌声を上げる月子の中に私は射精した。
脈打つ快感と共に、やっと劣情から解放される。
ふと階段を使っている人間が居たら丸聞こえだなどと思いながら下を見ると、弥海砂が立っているのが見えた。
……心臓に悪い。
しかし、何か言ってくる訳でもない。
600名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 01:09:50 0
「っ……はっ……は…ぁ…」
二人とも息が荒い。
腕の中で月子が脱力する。
「良かったです。月子さんの……きつくて。噛み切られそうでした」
興奮でまだ赤い顔をふわりと綻ばせる。
「そう?嬉しい……」
「ええ、月子さんはどうでしたか?」
「うん……凄く気持ち良かった。溶けちゃうかと……思った」
抱きしめて海砂の反応を窺う。
海砂は今までに見たことが無い程顔を歪ませている。
悔しいらしい。
……面白い。
いつも立ってやる時にはしない事後のキスを始める。
殊更に音を立てて聞かせるように唇に吸い付く。
液で濡れた膝の間に膝を割り入れ、脚を絡ませる。
「ん……どしたの……服に出ちゃうよ……ん……」
「構いません」
さっき注入されたばかりの精液が月子の垂らした蜜の上に噴き出してジーンズの膝を汚した。
訳の解らない笑いが腹から湧き起こる。
目を閉じた月子にキスを何度も繰り返し、顔を上げると海砂はもう居なかった。

―――――――――――――――――――――――
601恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:10:28 0
―――――――――――――――――――――――

次の日。
竜崎が月子にどうでも良いような用を頼み一人になると、背後に弥海砂が忍び寄った。
Lは肩越しに振り返った。
「なにか」
「竜崎、話があるの。月子の事よ」

―――――――――――――――――――――――

弥の部屋にカードキーを差し込む。
ドアを開けると海砂が立ち上がった。
濃淡様々なピンク色で埋め尽くされたチープな少女趣味の部屋に裸足で入り込む。
「早く閉めて」
早くも怒った表情で睨んで海砂はベッドに座った。
竜崎は所在なげに突っ立ったままポケットに手を突っ込んだ。
「意外です。こう来るとは思いませんでした。私としては思い直して欲しいのですが」
海砂は眉間に皺を寄せる。
「理由を聞かせるわ。そうしたらちゃんとセックスするわね?」
「……構いませんが」

―――――――――――――――――――――――
602恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:11:36 0
―――――――――――――――――――――――

竜崎は昼間突然”ミサと寝てくれ”と言われた時の衝撃を思い出す。
目の玉が落ちるかと思った。
世の中、訳が解らない事が多すぎる。
「欲求不満なんですか?」
だが、興味本位にミサの体をじろじろと眺める。
映像的にバランスは良いが華奢過ぎる細い棒のような体に不釣り合いな、大きい……おそらく人工の胸が乗っている。
調査で見た胸よりも明らかに大きい。
そして露出した手入れの行き届いた肌。
記憶の中の尻の形はまあまあ好みで、月子よりは食いでがありそうだ。
ミサが華奢なヒールの踵を踏みならした。
部屋中にカンカンと硬質な音を響かせる。
ミサは顔中にイライラを示し、甲高く耳障りな声で
「どうなの!?」と叫んだ。
「理由を聞かせて下さい。その内容によってはヤっても良いです」
弥は私の言葉を聞いて怒り心頭といった表情になった。
「月子に悪いと思わないの!」
「思いませ」
即答するとテンポよくビンタが飛んでくるのが目の端に見えた。
避けることはせず受けると、衝撃と快音が響く。
口の中は切れなかった。
「折角二人きりで話す機会を作ったのに、殴りに来たんですか?」
603恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:13:44 0
頬が久しぶりに熱い。
海砂は涙目で悔しがっている。
「どうして、こんな奴と……こんな奴に……」
弥は私に対し恋で目が眩んで居ないせいか私の緩い性規範に勘づいていたようだ。
やはり色恋は理性を堕落させる。
「理由によります。寝る必要が無いと思えば、ミサさんとは寝ません」
「……夜、話すわ。部屋に来て」
泣きそうに顔を歪め、叩いた方のミサが顔を押さえてトイレへ駆け込んだ。

―――――――――――――――――――――――
604恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:15:22 0
―――――――――――――――――――――――

私は事情聴取よろしくミサの長話を聞き終えると、勝手に開けた砂糖壷から角砂糖を囓った。
「つまり……ミサさんが月子さんをベッドに誘えば良いだけの話なんじゃないですか?」
凭れていたクッションから海砂が跳ね起きる。
「何言ってんのよ。そんな汚い事出来る訳ないじゃない」
手元のシロップ類を色別に分類する。
「段々分かってきました。あなたにとって夜神月子は……天使か神のようなモノなんですね」
結局一人で缶の内容物を全部浚えると水で流し込んだ。
「その天使を穢す男は良いんですか?」
「月子が……惚れてるのは知ってる。仕方が無いわ」
うじうじと言い続ける弥の前に立つ。
「彼女は生身の人間です。手を出して」
手を取り、弥の長い指と黒く塗られた深爪を確認する。
「Gスポットだろうが子宮口だろうが届きます。気にせずさっさと女同士で致して下さい。
勿論月子さんの部屋でしてもらって監視しますが。ガラスは曇らせて置けばいいでしょう。
彼女の部屋には監視カメラも盗聴器も無い事になってますし。協力します。
是非そうして下さい。生のマジレズを実況したいです」
海砂は手を払いのけ、触れられた不快さを隠しもしない。
「本当に……酷い男ね。このゴミ虫」
「なぜか最近よく言われますが今年一番の罵声ですね。私を嫌いな癖に私と寝るんですか?」
顔を近づけ幼さの残る丸みのある顔をしげしげと観察する。
海砂はさも不愉快そうに顔を歪めた。
「分からない?」
「分かりません。それにミサさんはかなりの高確率で処女でしょう。面倒です」
ミサの人工的な二重瞼の下の目が光る。
「処女は面倒だとか月子に言ってないでしょうね」
「言ってません。最初は痛くしましたけど、割と優しくしてますよ?」
「隣の部屋で他の女と寝たのは?」
「それは誤解です。……私と秘密を持つ事はどうなんですか?罪悪感が一番に来ないんですか?」
605恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:15:59 0
弥は立ち上がった。
指を胸の前で組み、熱に浮かされた狂信者のように遠くを見つめる。
「月子にはずっと綺麗で幸せで居て欲しい。私は月子より汚れないといけない。
私が月子を守るのに月子より綺麗で居て良い訳が無いじゃない。
分からないけど、私は月子の……穢れを拭うの。
そうするともっと月子が……綺麗に高みへ上って私を救い上げてくれるような気がする。
……それに竜崎と月子がどんな事をしたか、気になって……」
最後は萎み気味に言うと海砂は吊り糸が切れた人形のようにベッドに座った。
スプリングが効いてゆさゆさと揺れる。
私は溜息を吐いて机の回転椅子によじ登った。
「勃つかどうか分かりませんよ。好みじゃないんです。実は夜神さんもそうです」
ミサはまた不快そうに眉を寄せる。
「……月子が誘った時、断れば良かったじゃない」
「捜査の一環です」
「ひどっ……」
「また言われました。何なんですかね……日本にはマゾしか居ないし……。
来る女性は拒まないんです。でないと私みたいなキモメンはいつまで経っても童貞です。
……あなたが言ったんですよ?……いいです。あなたと寝ます。これも捜査の一環です」
ミサに向き直る。
「ちなみに何の成果も出ていません」

―――――――――――――――――――――――
606恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:16:36 0
―――――――――――――――――――――――

取り留めのないミサの話を総括すると、弥海砂は女神のように崇める月子の肉体を求める気持ちはあるが己の欲望で汚しては畏れ多い。
しかし女神の精神を考えると、月子が私に惚れ犯された今では”ゴミ虫”の排除も出来ない。
女神の心を傷つけないように悪い虫を牽制するのがせいぜい。
月子の男を寝取り秘密を持つ罪悪感よりは、奇妙な優先順位だが、私達の関係と性行為そのものに興味があるらしい。
そして彼女より汚れ、汚穢の中へ落ちなければならないと信じ込んでいる。
その差があればあるほど、どこかの神が哀れんで救ってくれるらしい。
汚らしいゴミ虫と交わることで、擬似的に女神……月子になりかわるという、精神の宗教的な浄化が行われるのだろうか?
理解しがたいが、他に説明がつくまでコレで良いだろう。
月子への異常な執着が同性愛にまで発展し得ず、歪んだようだ。
女神と寝たい、でも犯したくないという歪み。
はっきりと同性愛に走ってくれた方が健康的じゃないのか?
その方が私にとっても簡単だ。
しかし、この構造に「キラ」というパーツを埋め込むとどうなのだろう。
圧倒的な数の狂信者の居る教祖と追随者……信者。盲信。
そして庇護欲。
果たしてあの弱々しい少女は伝説の聖女なのだろうか。

―――――――――――――――――――――――
607恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:17:11 0
―――――――――――――――――――――――

派手なパジャマのボタンを外しながら唇を避けキスをする。
「何かアレですけど、ディープキスはしますか?」
「……するわ」
ミサは不愉快そうに見つめ返す。
「期待を込めて言いますが、私は酷いですよ?」
「良いから、月子と同じようにして」
「……記憶力テストですか……」
「同じ様に全部して」
「一晩で?……はぁ……だったら月子さんとセックスしているところを見ても良いですけど。
私の部屋でさっきの条件で見せますよ。飛び入り参加もOKです」
ミサがブツブツと言い続ける私の耳を捻り上げた。
「この……変態。月子にそんな事言ったら絶対殺すから…!」
金色に染めた髪を梳くとギシギシと手触りが悪い。
「罵詈雑言ですね。面白いです。どこまで言い続けられるか興味があります」
シーツに人工的な金の髪を広げて寝かせると、ミサが首を抱き寄せる。
縊り殺される恐怖を感じながら、まるで恋人のように口付けを交わす。
「上手いわね。月子は何て言った?」
ミサが不愉快そうに脱いだパジャマで口を拭う。
「……そういえば、舌よりチンコを先に入れました」
ミサが溜息を吐いた。
「最初からやり直し。濡れなくても入れて」

―――――――――――――――――――――――
608恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:19:05 0
―――――――――――――――――――――――

最初の夜を再現しろという海砂の言葉に従い、着せた服を剥がして抱きしめ、耳を舐め乱暴に押し倒して愛撫する。
予想通りあまり濡れやしない。
それらの一つ一つ私のした事への感想と批評、つまり罵りが付けられる。
あの夜は全部脱いだが着衣をずらして行う。
ミサの殆ど閉じた膣に半立ちのマラを無理矢理捻り込むと、やはり悲鳴を上げられた。
「痛いですか?」
「う……動かないで……った……い」
「月子さんも痛がってました」
「だから……動かないで……痛いって……」
月子の時は濡れていたせいと、非処女との思い込みのせいか。
細い脚を抱えて腰を打ち付けると、内部はそこそこな感じで何とか固くなり始めた。
これでは紛い物のオナホールである。
見下ろすと完全に脱毛した幼女のようにツルツルの股に血が見える。
また、血か。
「ミサさんも処女ですか?」
時間軸が狂った感覚を覚えながら覆い被さって同じ様に聞くと、弥は声を押し殺した。
「……違う」
細い体に外国人混じりの男のモノは大きすぎたのかもしれない。
月子の時も処女膜が破れたのでは無くて、狭い膣が裂けたのかもしれない。
もしくは両方の裂傷が原因だ。
長々と流れた血は膣の切れ痔だったということだ。
「バイブ要りますか?今沢山持ってるんです。小さいのも」
ずんと奧を突いて言うと、苦悶する。
「いっ……た……怒らせないで、月子にそんなもの……使ったら、殺すから…」
「ていうか、何で正直に私が同じにすると思えるんですか。しますけど」
恐らく痛みが走るであろう奧をじわじわと苛む。
「っ……いいの……月子が受けた苦しみは私の……苦しみ……」
挿入し性行為を行いながら、マゾと殉教者だらけの国民性に呆然とする。
短めに済ませるべく腰を前後に動かすと、ミサは押し殺した悲鳴を漏らした。
声を殺す様子は我慢強いというか、弥の監禁初期の様子を思い出させる。
609恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:20:01 0
「う……う……」
「痛いですか」
よりきつく突き回すと固そうな乳房が揺れる。
目を閉じ涙を流す顔を見ていると、嗜虐的な気持ちが湧き起こる。
月子より酷く、長く苦しませる事にした。
出そうにならないように時折奧だけを苛んで刺激を減らし、萎えそうになると容赦無く膣壁を体で引っ掻いて性感を高める。
「っひ……いっ………うぅ……まだ……う…く」
「そそそろですね」
一際激しく挿入と抽出を繰り返し、血塗れの陰茎をつるつるの股間の奧へ突き入れた。
体中がどくんと拍動する。
腰の奧から快感が沸き上がるが、いつもよりも早く一気に興奮が冷めて行く。
まだ絶頂だというのに避妊具の中へ出たそれが、ひどく無駄な汚いものに思えてきた。
……穢らわしい。
どぷりと最後の収縮が終わるとさっさと体を抜いた。
弥は疲労したのか裸のまま天井を見ている。
性器だけ出して行ったので服の乱れだけ直すと、大の字になっている海砂の顔を覗き込んだ。
口寂しくなって己の唇を練り回す。
「どんな、気分ですか?」
「憎いわ」
「私がですか?」
「色々よ。男とか……世間とかテレビも何でも」
「興味深いですね」
「月子にそんな風に言ったら許さないから。大事にしないと許さない」
「弥さん」
私は海砂の手首に手錠をかけた。
「竜崎?」
手錠を少女趣味の金色のベッドの柵に繋ぐ。
残る手足も革の拘束具で繋いでしまった。
手触りの悪い弥の髪を撫でる。
「恥ずかしいですね」
海砂は歯軋りをした。
「何のつもり」
610恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:20:47 0
「それより、月子さんと初めてした後、数日は毎晩ねだられたんですが、私がウェディと寝た日」
海砂が目を見開いた。
後ろポケットからバイブレーターを摘み出す。
「月子さんはこれを挿れて失神していました。挿入時間は一時間弱」
海砂の上で卑猥な逸物をふらふらとかざして先を少し舐める。
「挿れてあげます。まだ彼女の膣液も残ってます……嬉しいんじゃないですか?同じバイブで疑似セックスです」
驚いて声の出ないミサの答えを待たず、乾いた棒を広げた脚の間に押し込んだ。
「あぁっ……ったい!痛い!バカ!……この……ゴミ虫以下だわ……竜崎」
悲鳴の後は低く、地の底から響くような声を出し罵り続ける。
卑猥な突起を中の敏感な部分にあてがい、剥きだしにした陰核にテープで小さい方の突起を固定すると、立ち上がってレースの天蓋を引き千切る。
悪霊のように汚い言葉を吐き散らし、暴れてむずがる幼女の股間にバイブレーターを縛り付けた。
「すぐに言えなくなります」
手元のリモコンを見ながら電源を入れる。
「お互い、もういいでしょう。しばらくはずっと正常位、驚くような事はありません。最近は四十八手を試みているんですが」
目盛りを最大値に滑らせる。
あの時、どういう訳か月子は最大値で突っ込んでいた。
付属の試用電池が切れるはずだ。
「あぁあ!いやぁ!あっ……あ…」
ベッドで卑猥なオムツを履かされたミサが、踊り出す。
腹の底からどす黒い笑いが沸き出して止まらない。
「大丈夫です。タイマーで月子さんと同じ時間で止まりますよ……たぶん」
ミサの平たい腹にリモコンを固定してやる。
暴力的な振動とうねりがミサの膣を掻き回す。
「いやぁ……あ、や…ぁ!やめて……お願い、やめて…あっ……お願い…助けて」
涙を流し懇願する顔と声をじっくりと観察する。
……月子と違って、案外快楽の道へ至るのは早そうだ。
いまだ苦悶の表情を浮かべて体を揺らすミサをドアの陰から振り返った。
「では何時間か後に、また会いましょう」
「いやぁ――!あ」
ドアを閉めると獣のように叫ぶミサの声は聞こえなくなった。

―――――――――――――――――――――――
611恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:22:09 0
―――――――――――――――――――――――

寝室に戻ると透明な壁の向こうの薄明かりを眺める。
目を凝らすとワタリに買わせたセックス教本を指に挟んだまま寝ている。
やはり、あちらに運んだか。
にやりと笑い爪を囓る。
まるでガラスの棺に入った幼い白雪姫のような彼女の枕元には回収したはずのバイブレーターらしきモノも見える。
ふとミサの叫び声と罵声が蘇った。
魔女のような顔もちらつく。
あんな棒っ切れのような幼女でも、一発女で抜いた筈なのにもやもやと何かが治まらない。

隣の月子の部屋の鍵を開けた。
格子を掴むと音もなくスッと開く。
「不用心だって言ってるのに」
乾燥を嫌う月子の肌寒い部屋に入り込み、勝手にベッドの中に潜り込むと人肌で暖かく心地が良かった。
唾だらけのバイブレーターと本は気付かない振りをするために床とベッドの間に落として置いた。
勝手に体に絡み付き温みを貪っていると月子が目を覚ました。
「う……仕事があるんじゃなかったの?」
「思いの外早く終わりそうです。途中ですが。それに」
横向きになった月子の胸にずり下がる。
「今日は……ゴミ虫って言われました。」
「まぁ、誰に?」
「ワタリに」
頼り無い細い腕が私の顔を包み込むと小さな膨らみに抱き寄せられた。
胎児のような姿勢で柔らかい胸に顔を埋める。
「ひどい事言うわね」
月子がいたわるようにさやさやと髪を撫でる。
「慰めて下さい」
「竜崎は賢いし……優しい……世界一魅力的で……」
月子はなかば寝ぼけた頭で誉め言葉だけを紡ぐ。
優しい声に埋もれていたかったが口寂しくなって起き上がって月子の唇を貪った。
「んんっ……ふ……ん」
612恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:24:20 0
苺香料の歯磨き粉の香りがする。
月子は甘い香りを纏っていることが多い。
何か香る度に私の事を思い出すとか言っていた。
甘い臭気に条件反射で噴き出す大量の唾液が月子の口に流れ込み、彼女はこくんと喉を鳴らしてそれを飲み下した。
何か物足りない。

----------------------------------------

頭の中に昔ワタリが私に言った言葉が蘇る。
「まるで盛りのついた雄犬ですね」
ワタリが眼光鋭く睨み付ける。
私はポケットに手を突っ込んだまま肩を竦めた。
「では、盛りのついた雌犬を紹介して下さい」
「……それは出来ません」
「セックス中毒の女くらい沢山知り合いに居るでしょう。言っておきますがワタリと同世代の御婦人は却下です。あそこが立ちません」
「出来ません」
ワタリの怒気を含んだ声が響いた。
今思い返すと、そこでワタリは私を見ながら何か企み始めていた。
しかし過去の私はそれに気付かず、手持ち無沙汰になって飾ってあった花を毟った。
「では、ウェディと寝ます」
背後でワタリがピクリと眉を痙攣させたのが解る。
「それは……いけません」
「では、誰か買……」
振り返った私の手を掴むとワタリは私を監禁したのだった。
613恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:25:54 0

あの頃はまだワタリも目が開いていた。
今じゃ皺くちゃで穏やかな老爺を装ってはいるが今だって何を企んでいるか知れたものでは無い。
手当たり次第に寝てくれる女と関係を結んだ私をワタリは長期に渡って監禁した。
その間に全ての女との仲が精算されてしまった。
女日照りに陥って、毎日顔を見せるワタリかロジャー、それともむさ苦しい料理人の男に突っ込ませて貰おうと冗談にアミダを作った所で私は解放された。

「良かったです。さすがに女が見えない事に飽きて、ワタリに突っ込もうと思い始めてたんです」
私はアミダくじを丸めて捨てた。
普段冷静で感情を出さぬように抑えているワタリが、最高に不愉快そうな顔をした。
あれ程不愉快そうな表情はあれ以来見ていない。
私に犯される恐怖のためか何かは解らないが、巧妙に隠すことを覚えた私の行動をワタリが口喧しく言うことは減って行った。

しかし、恐らく今回の被疑者二人との肉体関係は彼の許容限度を超えている。
長期監禁では済まないかも知れない。
事件が終わったらワタリから隠れよう。
私は決意を固めた。

----------------------------------------
614恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:26:29 0
唇を貪り尽くすようにキスをする。
月子は興奮してきたのか体を捩らせる。
何かが足りない。
顔中にキスをして行くと月子は服の上から肌を揉み込むようにしがみついてきた。
ごろんと横になり興奮で紅く上気した頬を見つめる。
「私の子供を産んでくれますか?」
月子は驚いたのか無言で頷いた。
「今は……無理ですね」
「どうしたの?」
驚きすぎたのか月子は起き上がった。
どうしたもこうしたもなく、只の思いつきだった。
何でも器用にこなす彼女は良い母親になるだろう。
弥がいつも甲高い声で叫ぶ”月子に最も相応しい最高の男”と末永く仲睦まじく暮らす筈だ。
「聞いてみただけです。子供は要りません」
セックス中毒の子供の尻拭いなんて嫌だ。
月子の綿のパジャマのボタンを外しながらキスをし、ベッドに寝かせて覆い被さる。
胸の膨らみは発展途上といった感じで小さな乳輪ごと吸い付いて舐め回すとすぐに月子は甘い喘ぎ声を漏らし始める。
細い背を抱いて、乳汁など出る筈の無い若い乳房を執拗にしゃぶっていると、全身を欲望が支配し始めるのが解る。
さっきまで月子の優しく暖かい胸にいつまでも抱かれていたかったはずなのに、押しのける様に別の荒々しい激しい何かに支配される。


ウェディとの事を言ったら月子はどんな反応を示すだろうか。
ふと思ってしまったが故に、いつかはウェデイとの一夜の事を話してしまうであろう事を予測した。
その時彼女は私を赦すだろうか。
最近は見ない怒気を含んだ月子の顔を想像する。
心理分析にはとうに飽きている。
私は東洋の母系的な聖女の慈悲心を試したがっている事に気付いていた。
615恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:28:27 0

熱い。
邪魔な服を脱ぐとベッドの外に放り投げる。
裸の月子を煽るようにねっとりと全身で絡み付く。
頭の隅にある、ワタリの言う所の”微かな性規範”が警鐘を鳴らす。
弥としたばかりだ。
ここでも、弥と月子の淫汁を混ぜて疑似セックスを行うのか。
だが行き着く所まで行き着かないと終わらない。
多くの人間に完全なの聖女に見えるこの女は私を憎んでいる。
私から見ても完全に恋の陥穽に落ち、私に対してだけは他事への冷静さを微塵も持たないこの少女はきっと私を捨てる。
いつかその手で私を殺そうとする。
クチャクチャと音をさせて月子の芽を舌でいたぶっていると、段々と自分が花の上を飛び回る矮小な昆虫の様にも思えてくる。
私の体に付いた花粉が別の花、つまり女性器に突き込まれる。
中でとろけた花粉はきっと何かを形作り、卑小な私を飲み込んでくれる。
そんな死に方ならしても良いのに。
「あぁっ……あん……ああん」
弥と違ってよく濡れている。
壊してしまいたい。
「あ……駄目……だめっ……おかしくなっちゃう……だめぇ……っ」
何度か絶頂に達し、いつもなら敏感になった月子を放し休む所を、無理に抱き付いて固い肉で突き続ける。
弥で一度出したせいか、いつもより快感の山がなかなか越えられないでいた。

―――――――――――――――――――――――
616恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:30:12 0
―――――――――――――――――――――――

「ぁっ…あ」
月子はふわりと浮遊するような感覚のもと意識を失った。
「月子さん!月子さん!」
頬にぴたぴたと竜崎の手が当たる。
「あ……なんか……真っ白になって」
竜崎がゆっくりとしていた動きを早め、月子の敏感になった部分を穿った。
「あ……だ……また」
月子は目を閉じた。
二人の浅く荒い息使いが聞こえ、ドロドロに溶けて繋がった体はぐっしょりと汗まみれだ。
竜崎は抱き付いて被さり、ほとんど動いて居ないのにそこは敏感に反応しジンジンと痺れ何度も絶頂を迎える。
びく……びく…………ひく。
柔らかく腫れ上がって繋がった部分が竜崎を締め付ける。
竜崎はいつもより激しくする癖に、なかなか達してくれない。
「あぁっ」
激しい抽出で強引な刺激が月子の下半身を襲う。
快感の限界に達した月子の体の中心を竜崎が執拗に抉り、掻き出した。
真っ白い世界が見え、ふわりと体が浮き上がる。
月子はまた何も解らなくなった。

―――――――――――――――――――――――
617恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 01:36:40 0
―――――――――――――――――――――――

桃色の部屋に入ると弥は白目を剥いて失神していた。
涙に鼻水と涎まみれの顔と、飛び散った尿が乾いたのか臭みが残る。
体を捻るダンスの成果か、鍛えた腹筋による膣圧のせいか卑猥な逸物は排出されて、まとわりついた血糊は乾いていた。
手錠を外し、目が乾きそうなので瞼を閉じさせようと手を翳すと弥は意識を取り戻した。
飛び起きようとして藻掻いたが疲労で起き上がれないようだ。
「……るさない。月子を虐めたら……」
私は弥の髪を撫でた。
「事件の謎が解ければ全部おしまいです。連れ歩く程、女性に興味はありませんし、
楽観的な意見では……あなた方は無罪だそうですから、ごく普通の生活に戻って行くんじゃないですか?」
手を払いのけて海砂が起き上がろうとして倒れた。
怒気をはらんだ顔つきで、魔女のような仕草でLの顔をぶるぶると指さす。
「そんな事もし月子に言ったら許さないから。捨てる時は前触れなんか無しで捨てるの。良いわね」
「……はい」
又、嫌な呪いをかけられた。
「それと、この事は秘密だから。録画なんかしてないでしょうね」
「…………してません」
海砂が殺気すら感じられるほど凶悪な表情になる。
「逆らったら、地の果て迄だって追いかけて息の根を止めてやるから」
「……」
言うだけ言うと海砂はぐったりと手を伸ばした。
体力の限界に達したようだ。
「月子の最初はあんなだったのね」
ぼんやりと言う海砂に私は訂正を加えた。
「月子さんとはキスしながらもう一度行いました」
「……やっぱ、あんた……酷いわ」

―――――――――――――――――――――――
終わり
月子の献身がLは快楽原則で動くんでわかんないとか、そういう感じ。
萌えと投下を待ちつつ
618名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 02:07:27 0
>>595
神…!!!
続きお待ちしておりましたーーー!!
来る者拒まずのL、どんどん淫乱になっていく月子、マゾヒズムの極地にいる妄信的なミサ、
猟犬の飼い主のようなワタリ…
みんなある意味壊れ気味で、読んでいて息を飲みつつ引き込まれました。
すごく面白い…!
特に、月子に対してあるのは興味だけで愛しているわけじゃないと自分では思っているけど
無意識下では月子が特別な存在になりつつあるLと、どうしようもなくLに恋をしている月子がとても良かったです。
二人とも哀しくてせつないけどとても幸せで、誰も割り込めない深い愛情で結ばれているんだなと思いました。
逆説的というか何というか、哲学的ですらある奥深さが素敵です。
Lと月子は言うなれば猥らな救世主とマグダラのマリア、
そしてミサはマグダラ信仰の立役者であり殉教者、そんな感じですね。
Lと月子、Lとミサのセックスシーンも同じ交わり方であるのに真逆なのが面白かったです。
ただひたすら生の匂いのするミサとの場面に対して、月子との交わりは濃厚で淫靡であるのに
何故か背徳的な感じがせず神聖さすら漂っていたのはさすがです。
随所に神の手腕の確かさを感じました。
続きも楽しみにしています!
619名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 02:08:03 0
>>595様、またの長編乙です。
ところどころタイトルを入れ忘れているドジっぷりに萌えたw
Lは性欲魔人ですか!?wワタリに監禁され誰でも良いから突っ込みたいとかどんだけw
ミサの盲信的な感情と行動は凄いけど、ミサなら有り得そうで納得ww
冒頭の月子との立ちエッチもエロくてナイスでした!可愛いよ月子(*´Д`)ハァハァ

それにしてもLは酷い奴だ…w
幸せなEDになるのを祈ってます。そして次の投下も待ってます!
620恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 03:57:03 0
>>603>>604の間に抜けていましたorzスミマセン

弥海砂とはケンカをした事にして日中は過ごした。

クッキーの缶を開け、一つ摘もうとして口が引きつる。
邪魔になった絆創膏を剥がしてポケットにねじ込む。
月子が心配して貼り付けた大袈裟な絆創膏だ。
口を開けるたびに剥がしては捨てたのでかえって頬が気持ち悪い。
621名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 09:29:07 0
管理人さん更新乙ですー
622名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 11:39:46 0
うげ!!
調子乗ってマジで続き書きやがった
あれで終わるならと思ってスルーしたけど、連載になるときついから
はっきり言う

月子がその辺のバカ女っぽくてウザキャラになってる
身体で男繋ぎ止めようとして現実から目を逸らすとか、いるよね実際
どこがいじらしいんだか
まぁ書いた本人も意外とか言ってるけどw
月子よりLウエとかLミサの部分の方がよほど面白かった
623名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 11:51:15 0
>>622
うん。まあそういう感想もいいと思うよ
人それぞれだし
私も月子が月子じゃなくて、ドリームとかのオリキャラっぽいな〜とは思ってた
624名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 12:05:33 0
自分>>617の書き手さんじゃないけど、こういう部分が気に入らなかったっていうレスも
参考になるよ
書き方にもよるけどw
その後そういうレスに対して噛みつくレスがある方が焦る
書き手は批判レスよりそれによる荒れを怖がるものだと勝手に自分が思ってるので
どうか噛みつく人がいませんようにと願って書き込む(´・ω・`)
625名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:21:11 0
>>624
同意
というわけで、別の話題を振ってみたりする
最近L月子ばかりなので魅上ネタを

月子の初恋が魅上だったりすると萌える。しかも月子自覚なし
月子は尽くされるの好きそうだし真摯に自分を想ってくれる魅上に知らないうちに惹かれればいい
何度か話題に出てるけど、下克上もいいよね

後なかなか話がない松田月子を妄想
好きなんだ月子ちゃん、とか言って押し倒して終わった後オロオロする松田を
呆れながらもしょうがないなとか思って軽く意地悪な事言いつつ優しくする月子とか
626名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:48:49 0
>>618のレスに笑ったwwww
すごい腐女子的妄想長文レスwwwww
627名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:54:44 0
>>626
せっかく>>625が話題変えようとしてくれてるのに・・・
>>618は確かにハイテンションでキモイけど、単なるサイトと勘違いの初心者でしょ
ああいうのはファビョりやすいから構わない方がいいよ
628名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:01:49 0
私も>>618のレスは激しくドン引き
ってか、この間もそうだけど、続きますとか誰も書いてないし、最後におわりって
書いてあるのに何で続き待ってますとか書くのかね
だから作者さんが終わりのつもりでも調子乗って書いたりしちゃうんでしょ
どの話も続き待ってますとか書いててなんだかな〜って感じ
629名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:05:21 0
ここは最初と違って今じゃ腐女子ばっかりになってるからね
レスも自然そうなるよ
何故か2初心者多いし
630名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:13:05 0
もういいじゃん
今後は互いに自重しろって事で

松田月子ないよな〜
松田を手の上で転がすように操作する月子
月子の思った通りに動く松田だけど時々松田の天然振りが
炸裂して振り回される月子もよし(*´Д`*)
ここマイナーカプ書いてくれる職人さんいないからなw
妄想話で終わってしまうのが悲しい
631名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:17:55 0
>>630
そだねw殆どL月子だし
私も他のCP読みたいけど書き手さんは固定CPの人多いのかもね
632名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:27:59 0
>>625
萌えた!w
そして魅上も月子が初恋の相手なんだろうなぁと思った。別に幼稚園の先生でも良いけどw

魅上に尽くされるのが当然と思っているんだけど、魅上だっていくら神最優先であっても
仕事に私生活が左右されるなんてザラだろうし、そんな中で連絡さえ出来なくなってる状況に
苛々する。
自分から連絡なんてプライドが許さない。でも声が聞きたいし連絡は欲しい。
そんな葛藤をする日々の中ふと自分は何故こんなにも魅上が気になるのかを考える。

声が聞きたくて、声を聞くと逢いたくなる。、逢うと優しく尽くされたいと思う…
この感情が恋だと気付き焦る。自分を神としか思っていない魅上に告白など出来ないし、
態度に表すのも躊躇われる。
魅上の下僕としての優しさが月子には逆に切なくなってしまい…

などど妄想している自分キモイorz
633名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:30:05 0
>>630
ごめんリロってなかった。
長文妄想自重する…
634名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:36:48 0
>>633
ごめん
そういう意味じゃない
感想レスの腐女子ぽい長文と、それについてあんまりブーブー
文句言う人に自重しようって意味だった
紛らわしくてごめんw

そしてその妄想激しく萌える!!!
635名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:46:20 0
連投だけど、今までそういう感じの魅上月子SSはなかったな
擦れ違い純愛がハマりそうな二人だ
切ない気持ちをひた隠して魅上の前ではあくまで神として
強気に振舞う月子
636名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:51:46 0
>>625>>630>>632>>635
GJ妄想!

637名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:52:04 0
>>634
読解力無くてごめん(ノ□`)
そしてありがとう。

これからの時期、運動会子月子とか学祭(中学高校)で色々と頑張る月子とか、読書の秋で
図書館で眼鏡掛けて本を読む月子とかが見たいので職人さんに期待しますw
638名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:33:24 0
めずらしく松田の名前が上がってるじゃないかw
>>625の月子の松田への対応はかなり興味がある

魅上と月子の切ない擦れ違い、でも月子はプライド高くてって萌える
そうだよね。魅上社会人だもんね
もちろん月子は大事だけど、仕事を疎かにするなんてしないだろうし
639名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:49:13 0
魅上とペアで眼鏡っこ、いいなあ

蒸し返してすまんけど
>>622落としちゃってごめん。
月子は自分の気持しか見えてない子デスノ……
恋は盲目娘に共感寄せられると全く思ってなかった。
実はウエディとかミサとか、ワタリとLのへんとか、末端部分に比重がかかってます。
密室に居る男女がおかしくなって、ストックホルム症候群とも違うけど、
囚人と看守が陥る精神状態とかうっすらと香る、
見れば囚われるということに鈍感なセッkスハンター探偵の話が主軸…スレ的に間違いだけど女性化しないと成り立ちにくいしな…

妄想の構想だけ落としておきます。これもクソ長いです。

名前欄に題名入れます。

ミサ等、キャラ改変あり。
640恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 17:51:17 0
オナニーもしたことのない月子は自分に性的な視線を向けて来ない人物が気になる。
実は相手の好みじゃなかっただけ。
ミサはオナニーはするけど、月子があんまりオボコいのでレズ行為にも走れず、性的トラウマで自分を汚いと思っている。
Lはオナニーした事がないと月子に聞かされひっくり返る。
Lは中で感じない月子に突っ込んで外を指で触って行かせたり、後ろからつっこんで乳触りながら月子の指で触って行かせたり、
興味本位に色々教え込む。
言いくるめて目の前でオナニーさせたり、立ったまま指で行かせたり、しまむらブラウス越しにチクビを爪で引っ掻いて遊んだり。
月子は記憶を取り戻した途端、物事の重要度がクルッと入れ替わって(というあたりが古典的で、原作でも面白い)いきなり達成トップ項目が世界平和になる。
Lは、Lの好む香りも纏わず突然ウェディ姉御のふいんきを醸し出し一気に大人の女になった月子に、執着を感じ始める。
今までほとんどLから求めなかったのにセックスを強要し、微妙な変化を観察しながら夜っぴて無茶して月子解放。
月子は、霧が晴れたように頭が冷めて、Lの浮気にも気づき許せなくなり、殺害も平気。
Lが死ぬときもあまり執着は感じないが、多くの物を与え奪った男の死をアルカイック・スマイルを浮かべて確認(悪どい笑みでも)。
Lは古典的な孤独キャラ(女性だとただのヤリマン)。
母親と早くに離れ母性と愛に飢え、快楽原則で生きる。
痛そうな事してまで関わりたい月子が理解できないが、無意識下で血や痛む様子が出産をイメージさせ、自分の為にどこまで耐えてくれるか試してしまう。
(日本人は西洋人女性に比べ優しく、ベタベタしていて、溢れる愛で飲み込みかねない感じ)
月子を姉や母に見立て、Lの心の中の底の抜けたコップに恋狂いの月子の愛情を注ぐ。
実は、愛情深く耐える処女母・月子の腹に戻り、産まれ直したい事にも気付いている。
ミサは恐ろしい悪い母のイメージがしたので反撃。
姉妹的な庇護欲と愛情を一身に受ける月子の愛を所有する快感も感じている。
641恋人のようにやさしく:2007/09/27(木) 17:56:47 0
ワタリはLを乳児期から知り養うが乳母を与えるより粉ミルクの成分の研究開発にはまり、神の恩寵を受けた天才少年の育成に失敗する。
ワタリはそもそも教育向きではない。
Lが初めて家から骨董を持ち出して換金したのを知っても咎める事も無く、上機嫌で”何故一番高い物を盗まないのか”と聞いたりする。
Lの理由はバレるのが早くなるからなのだが。
ウェディとLは共謀し、金庫からワタリの家伝来の宝石と、罰で手を打つための鞭を盗みテムズ川に捨てる。
それを知ったワタリはさらに上機嫌。”あのレプリカはもう処分するつもりだった”
Lは幼少時は孤児院で育ち少年時代はワタリの家に引き取られ家出を繰り返す。
Lはどっかの白人系資産家の嫡子だったが有色人種の特徴が出たため持参金付きで捨てられた(このへんは何でもいい)。
ウェディは異母姉弟で精通前から知らずに関係を持った(大映ドラマか昼ドラ)。
二人の性モラルがゆるいのは半分遺伝。

L死亡で終わっても良いけど、
万能戸籍氏名変換ワタリスイッチと、Lの脳に埋め込んだ電極で神経刺激で仮死状態、もしくはロミオとジュリエッット的な仮死になる薬で三日ほど仮死状態になり、L側の人間に救い出される。
(ウェディが死ぬと悲しいので)資産家の家の嫡子のウェディ死亡の報せを出し、二人で潜伏しセックス三昧。
潜伏先はワタリが生前嫌がらせに処分しなかった家。
最終的に綺麗に涜神おpに繋がる、かもしれん。

愛情で繋がれた二人というよりは、どちらかの執着が強くなると片方が淡泊になってすれ違う。
Lには愛情という感覚が欠落しており、極度の独占欲と執着でしかない。
全員が、どこかブッ壊れている。
孤独な男性が姉妹的な愛情に基づく呪術で狂わされて行く。
盛りのついた雄犬VS東洋の魔女と西洋の魔女。
ワタリが性道徳を説くとLは体の利かなくなった老人の嫉妬じゃないかと勘ぐる。
642名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:56:51 0
>>639
おお〜い
悪気ないのは分かるけど、みんなが話変えようと違う話題出してくれてるのに
ホント蒸し返してどうすんだ〜
643名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:58:16 0
>>639
そんなmy設定どうでもいんだけど
644名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:58:53 0
ごめん嫌な人はスルーしてくれ…恋人のようにやさしく、以上。ほんとに終わり。

というかそろそろスレが一杯になって来てる。>641で446KB
645名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 17:59:38 0
ほれ見ろ
少し空気読めよ
646名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:05:08 0
あああ、せっかく雰囲気良くなりつつあったのにorz
これで庇護厨とか沸いてまた反感買って荒れそう
647名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:07:59 0
どうしても話さなきゃ気がすまなかったんでしょ
648名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:19:26 0
>>646
話題振ってくれた人の心遣いが台無しだよな
もう>>641に関しては完全スルーで
庇護レスも感想レスも批判レスも無しで頼む
649名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:27:47 0
すぐ調子にのっちゃう職人は空気も読めないんですね
650名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:47:15 0
スレ一杯になりそうだからこの際いわせてもらう
投下したものへの批判はともかく
感想にまでいちいち騒がんでもw
痛い子はほっとけばいいじゃん
それに感想なんて人それぞれ
ああいう感想も傍目には面白いけどな
651名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:50:00 0
>>640-641
何このネタ帳
652名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:50:42 0
>>650
傍目にはウザイ
653名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:51:47 0
>>650
そういう痛い子ばっかりになったら困るんだけどw
654名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:53:26 0
>>649
あげんなAカップ!
655名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:53:28 0
>>650
庇護厨乙!
656名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:54:50 0
>>654
うるせーぞーピザ!
657名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:59:15 0
>>644
構想なんてメモ帳にでも買いとけバーカ
死ね
658名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:00:17 0
ああ・・・せっかく
いいスレッドだったのにい。
うちは純粋に照月語りたいなあ・・・
659名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:01:36 0
荒れるのは勘弁。
とりあえず他の話題で雰囲気を変えてみよう。

>>630
同意!
萌えるな、松田月子。
松田の天然振りが
炸裂して振り回される悪女月子なんて設定は面白いよ。
松田月での小説は読んだことあるけど、
月子転換にするとなおさら面白みがあるね。

魅上と月子のシリアスな擦れ違い純愛ものの小説は読んでみたいね。
このCPなら書いてくれる職人さんもいそうだ。
660名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:02:14 0
>>639>>650が蒸し返すからだよ‥
661名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:04:01 0
>>659
うちは松田月読んだことないから、みんなの感性でどういうのが主流なのかが気になる。

意外とミカミがらみのものがマイナーだと言う事実もちょっと意外。
662名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:04:42 0
スレ一杯になりそうだからこの際いわせてもらう
取りあえず腐女子は氏んどけ
663名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:07:56 0
腐女子って>>618みたいに全部自分の都合のいいように解釈して痛い感想書く奴か
664名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:09:19 0
>>661
うち、とかキモイんですけど〜
665名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:13:28 0
昼過ぎから夕方までいた人達の努力が無に帰したこの流れ
666名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:18:09 0
>>664
ははっ
667名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:19:05 0
ってかこういう話題になると急に流れ早くなるね。ばっかみたい
668名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:20:06 0
>>667
安心しろ
お前が一番ばかだから
669名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:21:03 0
おいおい、そんなに目くじら立てんなよ。
腐女子の割合が多いのは仕方がないだろ。

>>648
の言ったように完全スルーで。
そんなんじゃ職人がこなくなる。
ただでさえ職人の来日が少なくなっているんだから。

とりあえず話題を変えよ。
670名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:21:10 0
>>667
荒らし煽る貴方がばっかみたい
671名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:23:51 0
腐女子であってもなくてもこんな妄想スレに来てる時点で五十歩百歩
妄想スレなんだから妄想して何が悪いんだろうね
672名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:24:09 0
>>669
>>665の言うように夕方で流れは完全に変わってたんだよ
それなのに空気読めない書き手のせいで・・・
673名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:25:20 0
>>671
はいはい。自治厨乙!
674名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:25:36 0
なんかさあ、ここまで来ると
流れかえる方法が
見つからない。
675名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:26:25 0
>>671
誰か妄想が悪いって言ってた?
676名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:26:51 0
この際言いたい事言い合えば?
677名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:28:06 0
>>676
煽り乙!
678名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:29:02 0
>>676
それが一体何になると?
679名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:30:10 0
>>678
うじうじ口うるさい奴はすっきりすんじゃね?
680名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:30:16 0
>>674
同意
もう暫く放置しかない
681名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:30:38 0
だれか!
だれかおもしろいこといって!
682名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:30:44 0
昼間のはたまに来る荒しだろ。夏もあったじゃん
昼夜で住人違う感じ。この時間は知らないけど
書き手とGJレスなんか叩く方がおかしい
>>1に「空気を読むことが最も大事。SSなんか二の次」って意味になる
683名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:31:03 0
>>679
お前がすっきりしたいだけだろwwwwwww
684名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:32:14 0
誰が発端であろうと、
職人さんたちは悪くない。
ここはひとまず
私を含めここを利用するみんなの連帯責任ってことで
685名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:33:31 0
この流れをあまりマトモに受け取る方がおかしいのかも
テスト休み時期か?
686名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:33:43 0
キターーーー!!
批判レスはなんでもかんでも荒しにして楽になろうとするバカww
687名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:34:44 0
>>682
荒らしならもっと荒らすでしょ
688名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:35:36 0
好きなだけ書いてくれ。
鬱憤は。
何言ってもダメなときはダメさ。

注意書きを書いたところで荒らしはくるさ。
夏も凄かったし、その間も職人もいなくなった。
まとめサイトに小説が消えないことだけを祈るよ。
すでに2人の職人がいなくなったから。

静観するよ、自分は。
次回の5までには
荒れが収まっていることに期待する。
689名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:38:34 0
>>682
昼間の批判感想書いた人は荒しじゃないと思う
話題変わったら静かになってたし
690名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:41:18 0
>>630>>634がいい事言ってるじゃないか
互いに自重すればいい
691名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:48:20 0
別スレで話してたけど、ここの腐女子臭がきつくなったから離れたりしてる人もいるぽいよ
感想レスも少ないし、明らかに住人自体減った
飽きとかもあるだろうし、減っていくのは普通だとおも
692名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:49:53 0
>>691
ま、延々賑わってるSSスレなんてないしなw
693名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:55:47 0
>>689
私も同じ意見。
荒しでないと思う。
批判感想を書くのは意外に勇気がいるよ。
ここは書き手さんを大切にしているから
キャラが違うと本当は私も思っていたけど
あまり言えない雰囲気があるもの。
こういう意見があっても不思議ではない。

>>691
たしかに離れた住人、書き手も多いね。
アニメも終わったし、ネタ切れ感もぬぐえない。
他のCPの話題ふってもL月子が主流だから
それほど盛り上がらないし。

夏の魅上祭りが懐かしい。
694名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:05:48 0
>>693
貴方は私ですかw
全文同意過ぎてびっくりした
695名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:09:25 0
>>693-694
同じく全文同意の人がここにもいますよノシ
他CPで盛り上がってた夕方組が羨ましいw
自分も参加したかったorz
696名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:18:56 0
批判意見も大事だと思うけど「調子にのって書きやがった」とかって
言い方もどうかと思うけどね
乱暴すぎてわざわざ人を傷つける言葉を選んでるみたいだよ
あれじゃせっかく勇気を出して書いたとしてもそうは読めない
同じこと言うにしても言い方ってものがあるでしょ
697名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:20:14 0
また蒸し返すし・・・
698名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:21:10 0
やっぱり噛みつくのが出たね
699名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:24:39 0
>>696
少し静かになったところをなんでまた……
700名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:25:52 0
>>696
荒し認定を数人に否定され黙ってられませんでしたかwwwwwww
701名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:27:33 0
>>696
庇護乙!wwwww
702名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:28:43 0
>>696は氏んどけ
703名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:28:45 0
>>701庇護って誰を?
704名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:30:32 0
>>696>>703
自重してよ
また荒れてきたじゃん
705名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:32:44 0
蒸し返したのはまずいけど
そんなに変な事言ってないと思うけどな>>696
706名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:33:24 0
だから蒸し返すのが悪いんでしょ
707名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:35:26 0
悪意ある乱暴な批判レスは無問題なのかな?
このスレ的には
708名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:35:42 0
この流れが蒸し返しの為によるものなのに、また蒸し返すってどんだけ学習能力ないんだ
709名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:36:32 0
>>707
スルーすればいいだけでしょ
もううるさいよ
710名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:37:36 0
>>707
何この人
ほんとに空気読めてないし
711名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:38:16 0
は〜い
712名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:39:22 0
繰り返される蒸し返しのせいで住人も苛立ってきてんなw
713名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:39:31 0
>>710
ただの確信犯じゃないの?
誰か楽しい話題を
714名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:42:27 0
蒸し返し阻止。
他の話題にふる。

>>694
>>695
意外にも賛同者がいたので嬉しいです。
ありがと。

>>695
分かる!その気持ち。
他CPで盛り上がってた時に自分が参加できなかったことって
一番悔しいですよね。
参加できた人が羨ましいです。

私が一番参加できずに悔しかったのは
メロ月子祭り。
他のCPで後にも先にもメロ月子の小説はこの一回限りでしたが、
書いてくれた書き手さんのメロ月子に萌えて皆で盛り上がった祭りでした。
これにリアル参加できずに次の日は本当に悔しかった。
せめて絵書き手さんのメロ月子が見たかったです。
次の日には、また主流のL月子に戻ってしまったため。
(今はこの小説すらまとめサイトでもみれず。残念)

夏の魅上祭りは参加できて楽しかったです。
また他の祭りがあるといいなと
最近思う。
きっかけはやっぱり神書き手さん(絵や小説)ですが、
萌え話で住人同士が盛り上がる時もいいですよね。
715名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:44:38 0
次スレテンプレにはこれも追加希望
◆荒らし、叩きは徹底的にスルー。反応した人も荒らし認定
716名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:45:31 0
ちょっと楽しい話題前に>>1の【使用上の注意】、少し変えて。付いてるとかばらばらだったの一定させた

◆エロはあってもなくても(・∀・)イイ!
  エロ有、エロ無を文頭に表記すること
  SS等でカップリングがある場合も表記お願いします
◆キモくても泣かない
◆自分語りは程々に
◆気に入らないSSやカプはスルー
  『自分の萌えは他人の萎え、自分の萎えは他人の萌え』
◆荒らしや叩き、感想・批判に過剰に反応しない
  何一ついいことがない上に便乗荒らしを呼びます
  反応した人も荒らし、徹底スルーでお願いします
◆キャラ叩き・CP叩き、「これは『私が』嫌だから禁止」発言厳禁
  苦手なキャラが話題の時は同じく華麗にスルーしましょう。ここは大人のスレです。
◆ひっそりsage推奨。メール欄にsageと入れてみましょう

立てる前に思い出してもらえたら嬉しいんでその時までスルーお願いします
717名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:46:31 0
ごめんリロってなかったorz

たまにはミサ月子祭りもあるといい
高田(女)月子とかもちょっと見たい
718名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:49:05 0
うん、いいねミサ月子に高田(女)月子
あのそっち系に走りそうにない高田がいかに女に嵌まっていくか興味がある
719名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:49:41 0
高田(女)月子は新鮮かも。
高田祭りは一度やってみたいね。
ぜひ書き手さんの萌える小説や絵も期待したいです!
720名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:49:51 0
>>714
他カプ話だと異様に萌えてしまうw
別にL月子嫌いじゃないけど、似た感じの話多いし、カプ萌えじゃなくて月子萌えだから
めずらしい組み合わせだと凄い嬉しい
721名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:52:03 0
珍しい組み合わせは新鮮感もあって美味しいし、いつもの組み合わせは他の小説や書き込みに引っ張られて
更に錬度が上がっててこれまた美味しい
722名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:52:45 0
>>720
分かる分かるw

高田女設定今までなかったな〜
男になってるのは萌えたけど女のままでも面白いかもね
723名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:56:26 0
>>720
敬遠されるとL月子好きな自分はちょっと寂しいんだぜ…

高田(女)月子は自分も見てみたい
新たな世界だねw
724名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:57:17 0
>>720
>>722
そうそう。分かる。
他CPは異様な盛り上がりするよね。
高田はどっちの設定でも意外性があって面白いよ。

今後は、意外なCP組みあわせで
松田祭りとかも見てみたい。
725名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:59:13 0
>>625の松田と月子の話が結構面白そうだ
726名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 21:00:48 0
高田(女)月子ってすごく上品で華やかな感じでいいな
月子「高田さんはこういうの(女同士)って軽蔑する?」
清美「そんな事で差別するのは浅慮な人間のやる事です。
性別の事で見下げたりするのは私は嫌いです」とか
二人で美術館めぐりとか似合いそう
727名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:33:44 O
L月子好きだけど、意外な組み合わせもいい!
高田とミサの対決もやはり原作のままだろうか
全員女の三角関係てすごい
みんな思いついたら人任せじゃなくて小ネタでもいいから書くんだ!
自分も思いついたら書くよ
728名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 02:12:38 0
アイバーと月子
729名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 07:59:03 0
総一郎と月子(エロ)
鬱しか想像できない
730名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 11:32:15 0
自分が我慢して言わなかった事あるのに、やすやすと職人叩いたりGJレスの人叩いたりする「勇気ある」人が居ると、
ああ、もうここも終わりだなとか、ここも居場所じゃなかったって、思った。
不安定な場所だから居られる時間が終わったのかもしれない。
雰囲気、空気が全てなら、妄想なんかカケカケ言うなっていうか、SS乞食みたいと初めて思った。
与え、誉め言葉を返す以外に、編集まがいに意見しても良かったんだ〜、へー、自分もやれば良かったていう。
カケカケ言わんと書いたら良いじゃないか。

最初にちくっと言った人は「批判を言うの、勇気ある」と別の人に?書かれており、
自分が我慢するような事を我慢せず言ってるから、損した気分。
書いた、読んだ、誉めた、損した、と言う…なんか終わった…つまらん。
別カップルのあれもこれも食べたいって言う話題にも乗れない。
言ってろバーカって気分。
もう一つグチると、ふじょしふじょし言うんなら、強姦萌えはイカ臭い。スルメスメル。

スレ消えたり、何度も荒らしやあおり、叩き合いがあったり。非常に疲れたし、つまらない。
趣味でつまらないって何だ?
二次創作は生物という面がある
気概とか無い。気概って何さ?
に対してったって、そんな高尚な行為に思えない。これは恥を量産する行為。
とてもじゃないけど家族や知人には知られたくない。
ゴールが見えていても乗らないのに書けないし、書いても無理矢理でつまらない。
さっき読んだ本にあるように天が下のものには全てに時があるのだろーホゲー
731名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 11:52:33 0
>>730
酷いね
どうも書き手さんのようだけど、SS乞食って何……
話題変えようとしてくれてた人達に対して言ってろバーカとか何それ
上から目線すぎて呆れる
そんな風に思ってるならもう書いてくれなくていいです
732名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 13:14:48 0
>>730
お前みたいな書き手がここにいたなんてがっかりだ
自分の事書き手様だとでも思ってんだろうな
乞食とか言われてなんでそんなに見下されなきゃならんのだ
733名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 13:30:23 0
投下する裏でそんなこと思ってたなんてショックだよね
また読みたいですとか続き待ってますとか言っても物乞い扱いか・・
734名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 13:44:47 0
>>730
つまらないつまらないって、
だったら何も言わず黙って消えてください
誰も書けなんて強制してません
735名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 13:51:57 0
>>733
うん。なんつーか、>>730はこのスレに止めを刺したね
もう投下あっても>>730のような職人さんがいるの知ったら
素直に喜べないよ
736名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 13:53:26 0
>>735
他の書き手も迷惑だな
737名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:11:03 O
携帯から失礼
私も昔投下したことあるけど、萌えて書きたいから書いただけ
別に強制もされてないし、ある意味自己満足で書いてた
たとえスレでこういうの読みたいって希望意見あっても
自分が楽しくなきゃ書かないだけだし、萌えて書きたかったら書くって気持ちでいる
それで他の人も喜んでくれたり感想くれたら嬉しいなって感じ
ただ昨日からの荒れを見ると怖くてとても書けないわ…
738名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:13:14 0
もうスレ終わるし、次スレなくていいよ
739名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:21:07 0
>>737
>ただ昨日からの荒れを見ると怖くてとても書けないわ…

確かにそうだろうけど、そう言われて何と答えれば?
もう書けないとか、つまらないとか思ってるなら無理して書くことないだろ
サイトとかブログとか、人に読んで貰いたいなら他に手段もあるんだしな
740名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:25:23 0
自己満足で良いと思うよ。書きたい時好きに書く。
こういったスレで荒れや煽りが起こるのは仕方ない事だし
730の人のように気にしすぎると駄目なんだ。気に入らないものはスルーして、もっと気楽にやればいいんだけど・・・

まぁこれで次スレいらないってのは流石に話が飛躍しすぎだ。
741名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:28:42 0
職人さんいなくなるのは寂しいんだけど強制じゃないしね
ストレス溜めてまで書くことないと思う
体壊すよ
それにしても>>730みたいな職人さんが中にいるのかと思うとorz

742名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:30:46 0
>>740
>>730の人ですか?自演ですか?
743名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:33:34 0
あれは言いたい事我慢して損したからぶっちゃけたって事か
厨房かよw
744名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:36:32 0
>>742
その後なに食わぬ顔して会話に参加し投下もする。
そしてその裏では住人SS乞食、バーカと見下す。
745名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:40:31 0
普通にムカつくんだけど
746名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:47:24 0
愚痴ってるのは最近一連の投下で批判された職人さん・・・だよな?
そこまで思いつめるくらいならもう来るなとはいわんが少し離れた方が身のためだよ
747名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 14:54:59 0
書いてやってる的に考えてるような書き手ならイラネ
上から目線で読み手見てるってどんだけ御立派なSS書いてるつもりなんだか
748名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:03:33 0
叩かれにきた。コピペしてとどめささなくてもいいのに
>>742違う。
最初は皆に不愉快な思いをさせた自戒もあった。もうここでは書かない。
そのあとヤケになった。
みんなごめんね
749名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:23:59 0
>>748
ほんとに本人か知らないけど、謝るくらいなら最初からしないでよ
不愉快極まりない
750名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:29:52 0
なんだ? 他スレで愚痴ったのをコピペされたのか?
陰でコソコソあんな事言ってここの住人馬鹿にしてたのかよ
最低
751名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:40:47 0
なんか謝罪も口先だけでしょ
あんな事思ってる人が本当に反省するとは
思えない
言ってろバーカ、か……
バカで悪かったね
乞食でごめんね
752名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:53:05 0
>>471さんに全文同意。
殆どの職人さんが素晴らしい書(描)き手なのに、一人の所為で他の人にまで疑いと被害が
いくのは悲しい。

それでもまだ「月子」というキャラが好きだし、これからも見たい。
だから次スレを望みます。>>716さんのテンプレ付きで。
753名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:55:55 0
ほんとごめん
ここみるの好きだった。さよなら
754名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 16:59:32 0
>>752
乞食乙。
755名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:03:28 0
色んな人がいて当然なんだけどね。空気を読むってのは大事だよ
次スレは>>716のテンプレで490KB超えたら立てるでいい?
756名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:06:07 0
>>730は物書きに向いてないんじゃないの?
読み手を見下してるようじゃね
馬鹿にするにも程があるよ
757名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:07:55 0
いなくなった振りして平然と居そう
758名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:09:19 0
>>757
自演したりしてねw
自分のレスに自分で庇護とか
759名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:19:01 0
>>755
【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ5【女体化】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1190966516/
760名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:24:40 0
>>759
おいおい
まだはえーよ
761名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:25:53 0
潰されると思って必死なんだよ
乞食が
762名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:32:35 0
もう立ってたか。ちょっと早いけど乙
763名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:33:35 0
マンセーされた職人が思い上がった結果だね
764名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:36:38 0
>>763
なんでもかんでも
神!!GJ!!素晴らしいです!!
だったからな〜。そうかも。
765名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:39:17 O

ちょっとはやいね
梅を出来る容量でもレス数でも無いし萌えを書き込みまくればいいんじゃないかな
充電やばいんで帰ってから自分も書き込みますだ
766名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:44:41 0
>>765
そうだな・・最近萌える気持ちを忘れかけていたかもしれん。
皆のレスを読んで妄想するのがたまらんw
767名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:45:05 0
何これ…>>730酷すぎる
こんなふうに思われてたんだ……
感想とか書いてた自分が本当にバカみたい
768名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:47:04 0
>>767
私もショックだったけど、こんな最低な書き手ばっかりじゃないよ
多分
769名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:48:11 0
どこで愚痴ってたんだろ
見当たらないけど
770名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:49:07 0
そいつも自分がバカみたいって思ったんだろ
771名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:50:04 0
ヲチスレでもあんじゃね?余所で何言われてるんだかね〜
772名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:51:53 0
>>730
つまらないばっか言ってて
お前はつまらない人間なんだな
773名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:52:20 0
気持ちは分かるけどいい加減同じ話題を続けるのはやめにしないか?
もう投下はしないって言ってるんだし、また来ても徹底スルーすれば良い
自己主張したがる職人が一人いただけだ。もうきにすんな
774名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:53:18 0
>>771
住人バカにするような事言われてるんでしょ
775名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:53:58 0
>>773
本人乙w
776名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 17:58:38 0
争いいくない
777名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:03:52 0
>>754>>761
自分が放った言葉は自らに返って来る
悪い言葉は自分が言われたら嫌な言葉

だからもう終わろう
ギスギスするのは本編だけで充分
778名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:13:08 O
小学生月子とか可愛いんだろうな
誘拐とかが心配で総一郎が口酸っぱく
『怪しい人に付いていくな』
『知っている大人の人と帰りなさい』とか言ってそう
総一郎か部下が毎日送り迎えあるいは見張りという名のストーカー状態でも面白そう
時々間違えて通報されたりしてw
779名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:18:16 0
マロン本スレで出てた京子の流れを見て以来、
本人たちがどう思うと、傍からみればラブラブキャンパスカップルな流河と月子
なんで流河なんてキモメンを…と愚痴りあう男どもの間にひょっこり現れて、
「えー?流河くん普通にかっこいいじゃない。頭もいいし」とか言ってしまうう京子
あーそういえばアイツ月子と同点主席だったんだよなという流れに…
とか、
流河と仲のいい月子にちょっと嫉妬するものの月子の外ヅラの良さに騙されて
お幸せにね流河くん…とか思ってしまう京子
とか、
月子が好きな高田が流河に嫉妬して、京子をたきつけて月子と流河を
引き離そうとするラブコメ
とか考えてここ数日、未だに胸のときめきがとまりません
780名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:21:49 0
>>778
あるあるあ…全力であるw
防犯ブザーと子供用の携帯持たせるのは必須(月子の幼少時にはまだ無いか…)
冬は直ぐに暗くなるし、この時期は運動会の練習とか文化祭の準備とかで帰宅が遅く
なって、玄関の前でハラハラとしながら帰りを待ってそうw

部下とかの送り迎えは注目を浴びて流石の子月子も恥ずかしく、その時は部下を立てて
車に乗るも帰宅した総一郎に「もー!恥ずかしいから止めてよ!じゃないとお父さんの事
嫌いになりそう!」って言われ本気で凹むw
781名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 18:52:59 0
>>779
自分も胸のときめきが止まらない、ニヤニヤしちゃう
782名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:13:55 0
>>780
原作年齢なら、月子の幼少時…というか小学生時(90年代前半)はポケベル全盛期だな
女子高生たちが数字で暗号まがいのメッセージを送りあってた頃だw
たしか月子が中学に上がった頃(97年〜)にやっと携帯電話が一般にも普及し始めたんじゃなかったか?
月子は刑事局長(当時はどうか知らんが)の娘だし、普通に考えてもポケベルの頃から
持たされててもおかしくはなさそうだな
783名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 00:05:52 0
>>779
レス読んで萌えたw
京子と高田絡みのラブ米キャンパスライフは新鮮かも
月子と流河を引き離すつもりが何故か京子を交えてのダブルデートになってたり
仲良さげな流河と月子にイライラしながらも、持ち前の紳士な性格が災いして
気付けば京子をエスコートしてる高田
月子に「高田くんと京子ちゃんって仲いいのね〜」としみじみ言われて内心焦る高田
でも客観的には流河と月子、自分と京子の2組のカップルに見えてるだろう現状に気付き
何だか打ちひしがれて立ち直れないお坊ちゃん高田と、そんな高田に気付かない鈍い月子まで妄想した
784名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 09:22:07 0
死ね。お前ら全員死ね。
785名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 10:16:08 0
>>784
叩かれて今度は荒らしに転向?
どこまでも底辺だね
786名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 10:38:22 0
もう来ないとか言ってたのにw
どこで愚痴ってたかも分かったけど、あんなの一部に過ぎなかったんだね
他の職人さんの陰口まで叩くってどんだけ〜
しかもどのSSについてか特定出来るかたちで言ってるし
自分だけが誉められないと嫌なわけ?
しかもホントに書き手様と思ってるとか更に別スレで愚痴ってるしw
ID変えてないからバレてたけどw
おまけに自分のレスに賛同する自演してるし
こっちもID変えてないからバレてたけどw
787名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 10:50:50 0
マジかwwwwバカスwwwwwwww
おまけにやっぱ書き手様とか思ってたんか
他スレで他職人叩きってすげーな
788名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 11:28:51 0
SSの感想も自演してたのかもね〜
789名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 11:52:27 O
>>786
マジか。どこで愚痴ってんの。気になるじゃないか
790名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 14:13:40 0
感想書いたりした自分が虚しい
791名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 14:50:50 0
>>786
本当?…だよね…
何だか悲しいねそういう事を裏でされていたなんて。
人それぞれの解釈や感想はあるだろうけど、叩くって…orz
別に何かするつもりはないけどどこで言ってたのか気になる。

>>790
自分も同じ。投下してくれるだけ有難いからレスしたけど、腹の底で何て思われていたのか
考えると…orz
792名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:00:59 0
>>783
お坊ちゃん高田不憫wwなんつーか男でも女でも育ち良さそうだもんな高様…
ダブルデートも面白そうだ
自分は新歓コンパとかで大勢ワイワイやってる中で月子、L、高田、京子の4人が
ゴチャゴチャとラブコメってる図っていうのをつい想像してしまう。

個人的には京子って、ちょっと趣味が変わってて空気読めないところがあるけど
すごく素直な娘って感じだ。そして興味のあるものにはかなり積極的。
だから、最初のうち京子は、流河が一緒にいる時は結構月子と流河の会話にも一生懸命
参加しようとして頑張るんだけど、Lとしては容疑者月子以外には基本的に興味ないから
あからさまに遠ざけようとする。
一方、月子はキラとしてLに探りを入れたいと同時に世間的な優等生も演じなければいけないから、
大学の友人たちと一緒にいる時はそっちにも気を配らなければならない。
Lと二人きりのときは駆け引きと探りあいに集中できるけど、大勢の友達と話している時は
むしろ「気配り上手な優等生」の方を演じる事に重きを置いていそうだ。
よって、そこに京子という流河に興味津々な娘がいたら、積極的に彼女が流河と話すよう
さりげなく仕向けて、自分自身は普段Lにつきまとわれている分も他の子達と親交を深めておく、
という選択もアリかもしれない。
これだとLは迷惑かも知れんが、高田はチャンスが増える分ちょっと嬉しいかも。

しかしコンパみたいに人が多ければ、月子の思惑にハマる程お人よしではないLは、
頃合を見計らってキューピッド役大好きな乙女たちを扇動して、自分と月子が
二人きりになれるよう協力してもらう…とかで結局Lが月子を掻っ攫って行きそうでもある
京子は肝心な所でまかれそうだし、高田はLほどハングリーになれないイメージがあるな…
一部の月子はなんだかんだでL攻略が最優先っぽいし

長文スマソ。考え出すと止まらないんだ
793名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:07:50 0
>>792
あの書き手の人でしょw
文体似すぎだからwww
794名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:14:24 0
>>793
私も思ったw

昨日は話題変えてくれようとした人に言ってろバーカとか言っておいて、
今日は自ら話題逸らしですか
795名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:20:43 0
「それ強姦じゃん。萌えるの?」「棋士キャラ好き常駐してるよね。婦女子?」
「大枚はたいて奢られて喜ぶ女って良い?」「げろげろのラブ甘は嫌い」
「すきすき言い合ってんの要らないだろ」「そのキャラそんな一穴主義?」
796名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:21:17 0
皆踊らされすぎなんだよ。明らかにただの愉快犯も混じってるだろ
この空気のせいで他の職人さんまで来なくなったらどうする
797名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:25:03 0
>>795
何これ、そのどこかのスレでこんな事言ってたって事?
798名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:26:00 0
棋士キャラ好きってなんだよ、じゃお前はLオタか
799名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:49:44 0
魅上の話題なんてそんなにないのに……
Lの話ばっかりじゃない
それなのに……
800791:2007/09/29(土) 16:53:33 0
>>793-794
あー…信じない奴は信じないだろうが一応否定しておく。違うぞ。
ついでに言えば、俺は>>779>>782>>508だ。
あと愛想のないタイトルで初期の頃にいくつか投下させてもらってるから
まぁ書き手には違いないな。
飾り気のある文章とそうでない時の落差が激しいんだ。一貫性がなくてすまん

そしてついでにこのスレ住民たちに聞いてもらいたい事を書いておく。
ここは月子作品の創作スレで、女体化・創作と元々障害の多いスレだ。
だから気配りは大事だが、他所の評価はあまり気にしすぎないほうがいい。
好きなものにだけ貪欲に食らいつけ。でなければ流れ変わるまで待つか、面白そうな話題ふるといい
俺はそうする
801名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 17:00:15 0
>>800
言ってろバーカ
802名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 17:18:03 0
>>790-791
GJがあっても笑われている気持ちが時々した。
803名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 17:33:18 0
>>795
ひどすぎる
影でこんな事言ってるっていうのがたち悪過ぎ
804名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 17:36:16 0
>>802
そしてこれもひどい
805名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 18:01:50 0
ってかさ〜、批判言うの勇気あるって言われたのが気に入らない
みたいなこと書いてたけどさ、キャラが違うと本当は思ってたみたいなこと
書かれたのが気に入らなかったんじゃないのか?
自分のSSは誉められて当然
書いてあげてるんだからっつー書き手様の考えがスケスケ
なのに>>802みたいな事も言ってるし
どこまで読み手馬鹿にしてんだ
806名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 18:07:32 0
まぁでも、書き手に向いてないと思うよ。
2にも向いてないし。
色んなスレで毒まき散らしすぎ。
807名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 18:11:34 0
なんか痛さっぷりがどこぞのスレにいた書き手とそっくりな件
808名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 18:12:30 0
>>807
どこ?
809名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 19:20:17 0
>>800
ちょっ!!自分が>>791なんですけどwビックリしたよww

>>802
楽しい意味で笑ったりはしたけど嘲笑ってはいないよ。
810名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:04:43 O
>>809
察するに>>800>>792の間違いだろう
それにしてもいろんなとこに類似なスレあんの?
同人板とかか?
811名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:39:47 0
ってかさー大荒れだった時は散々蒸し返すなとか言っといて
なんでまたこの話題になってんの?荒らしか愉快犯が常駐してるわけ?
812名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:44:18 0
叩かれた書き手がageて荒らしに転向してるからな
813名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:53:24 0
荒らしにいちいち反応するなよ皆…
814名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:57:53 0
ま、あんな事言われてたんだし、むかつくのも分かるけど
815名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:03:10 0
正しかろうが間違っていようが言ったもん勝ちみたいな
わけわからん空気だったけどね>大荒れの時
816名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:07:08 0
ここ、荒れると何故か人が増えるな
普段ロムってる人が参加してるのかと思ってたけど・・・
荒れてるときくらいの勢いで萌えも勢いがあればいいのになぁ
荒れじゃなくてもっと萌えに参加しようぜ
817名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:11:46 0
同感
荒らしが飛び入り参加してる気がしないでもないけど…
あんなに人いるならロムってないで普段から萌えに参加してくれよとオモw
818名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:21:30 0
好きな話なら参加するけどね
819名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:25:46 0
それまでの流れ変える勢いで好きな時に好きな話題振ってもいんじゃね?
その方が萌えればきっと皆そっちの話題に食らい付くよ
820名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:28:02 0
必死で話題逸らそうとすると返って蒸し返しが起きてる気がする
821800:2007/09/29(土) 21:29:11 O
>>809
すまん、>>810の言ったとおりレス番間違えて気づかなかった

頭冷やしてくる…orz
822名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:29:47 0
>>820
俺も思った
吐き出すだけ吐き出せば落ち着くだろ
もうスレいっぱいになるし
823名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:31:25 0
なんか難しいなw
てことは結局は流れに乗るのが一番か
824名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:33:06 0
嫌な話題はスルーして静かになんの待てばいいでしょ
825名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:35:56 0
ほんとだもうすぐ一杯になるね
次スレでは終始円満和やかにいけるといいな
何故か毎スレ笑える程一定周期で荒れてるから
826名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:40:00 0
まあ次こそはあれだ
嫌な話題はスルー、荒らし叩きも徹底スルー、自分の萎えは他人の萌え
最低この辺は厳守してほしいもんだな
827名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:45:11 0
2chは言いたいこと言いやすいし、荒れるのも仕方ないと思う
そういう時は静観してればいいよ

誰かも言ってたけど批判意見も参考になるんだけどね
そういうのが嫌なら2chに投下なんてしないし、サイトやブログでやればいいからね
陰口叩くくらいならはっきりここで言えばいいのに
あの書き手さんは2ch向いてないと私も思うよ
828名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:45:42 0
むしろここでいっぱい吐き出しておいて、
次スレに持ってこないようにすればいいよ。
いろんな愚痴は今のうちに書いとけ。
私も書いとく。

>>730
が言っていたことは正直ショックだった。
私も以前に書き手側で書いてたけど
何言われてもここまで書かなくてもいいじゃないかと思う。
批判感想書いていた人の文章だって
言い方こそ悪いけど、丁寧に批判感想書ける人なら
我慢してスルーするでしょう。
今は私も読み手側になったけど
上から目線で読み手見てるってどうかしてると思う。
私たち(書き手)はプロじゃないし、これで食っているわけじゃないでしょうが。
あくまでも趣味で書いているのに
貴方が読み手に書いてやっているなどと傲慢にいうのはいい迷惑だよ。
他の書き手が同じ考えだと思われたらたまらないよ。

さらに、書き手が荒らしに転向するのもどうかしてる。

>>730
があまりにもむかついたので愚痴った。
ごめん。
書いてスッキリした。

次スレは頭を切り替えて
>>826
のいうように私も厳守するよう気をつける。
829名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:21:10 0
私もショックだった
書き手がみんなそういう最低な人と一緒にされたら嫌だなぁ
投下の多い書き手だったし、それまでこっちも結構楽しませてもらった分、
そんな風に考えていたんだと知ったら一気に萎えた
830名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:31:12 0
自分もちょっと愚痴ってもいいかな。
批判感想は必要だし書きづらいと思うけど、ただ、批判と否定は違うと思うんだよね。
気に入らない所があるなら「ここが気に入らない」でいいじゃない。
連載になるときついっていうのは、きついからやめろと否定してるみたいで
自分は字書きじゃないけど、同じ住人として何だか嫌な気持ちになった。
きっと皆きついものがあっても、他の人にとっては萌えだと思って黙ってたんだろうと
思ってただけに、そういう批判じゃない否定を皆が肯定してたのがちょっとショックだった。
まああれは今思えば>>828の言う様にただ単に丁寧に書けない人だったのかもしれないけど…。

けどまあどんな理由があるにせよ荒らしに走るのはよくないし哀しい人だなと思う。

ちょっとその辺がもやもやしてたから愚痴ってしまった。ごめんね。
自分も>>826の言うように次スレは厳守する。
831名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:33:28 O
どの作品がどの人とか、全く分からないけど
以前から投下してた人なら余計ショックだ…
話とか普通に面白かったのに、
ちょっといちゃもん付けられただけで荒らし紛いのことするなんて
2ちゃんに投下するなら、叩かれる覚悟は持たないとダメな気する
832名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:14:09 0
>2ちゃんに投下するなら、叩かれる覚悟は持たないとダメな気する
同意
なんて言ったところでこれからも批判や叩きをする人はいるだろうし
批判は私もいいと思うけどね
キャラ違うとか、だったら今度は違う感じのキャラ書こうと思うし
影でコソコソ言われるよりここではっきり言われた方がいい
833名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:20:19 0
皆がドン引きしてた
>>618の腐女子的な長文が
>>730 の自演だったらなお怖いなと思った私は深く考えすぎかな。
彼女をすごく褒めちぎって持ち上げていたから
ふと考えてしまった。

そこまで>>730 が意地の悪い人ではないと思いたいが、
一連の荒らしに回る彼女の行動を考えると少し微妙。

>>830の批判と否定は違うとの物言いには少し納得。
でも、批判と否定の違いがきちんと分けてわかる人なら
批判感想はかえって書かないかもね。

むしろ>>828の言う様にただ単に丁寧に書けない人だった
という意見に私も同意するね。
834名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:21:12 0
自分はどのCPも好きだし、同じCPでも書き手が違えば話も違うから
投下物は素直に喜んでたし嬉しかった
でも「○○ばっかり」とか「すぐ話題が○○に戻ってしまう」とか
「○○は似たような話ばっかり」という意見は読んでて悲しくなった
職人さんが自分の書きたいものを投下した結果
特定CPの投下物が多くなるなら、それは仕方ない事だと思う
そればっかりと言われたCPが好きな職人さんが
投下しづらくならないかと危惧してる

自分も愚痴らせてもらった
835名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:46:41 0
>>834
ここあくまで月子スレだからね
同じカポーだと飽きるのも分かるよ
長編だとその話嫌いな人はうざく感じるだろうし、最初は我慢してたけど
長いと我慢出来なくなってきたりとかもあるだろうしな〜
短くまとめるのも腕の見せ所か。まぁ色々反省出来たよ
好きな話だけ書いて叩かれたくなければサイト作ればいいんだしね
私は好きで2に投下してるけどw
でもさすがに別スレでの叩きはきっついな〜
836名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:48:36 0
>>834同意
職人さんは自分が萌えるものを投下してるんだから、人気あるCPが多くなるのは仕方ないわな
そればっかりと愚痴ってると、それすら投下されなくなるよね・・・
マイナーなのは元々投下少ないし、人気あるのまで投下少なくなったら、ね

最後に愚痴ると、すごいどーでもいいことなんだが、たまに腐女子臭いと悪口書く人いるよね
男キャラを女体化して萌えてる時点で十分腐女子だと思うよ
煽るつもりはなくただ普通に、一般認識はそうだ
自分自身もBLには興味ないけどCPとか好きな時点で腐だと自認してるんだけど
気分悪くさせたらスマン
837名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:51:07 0
>>834
貴方が言いたいこともわかるけど、ここがL月子が主流なので
他のCPで盛り上がらないのは悲しいです。
私は月子萌えをしているから正直、他のCPも読んでみたいし
「すぐ話題が○○に戻ってしまう」とか
「○○は似たような話ばっかり」と言っている人のほうの
気持ちのほうが痛いほど分かる。
むしろ私は反対にL月子が主流しすぎて
他のCPが好きな人が投下しづらいのではと思う。
昔、メロ月子の小説を書いたときの盛り上がりは書いている私自身も
嬉しかった。
照月子や松田月子とか高田月子とかの小説を投下しようと何度も思ったけど
でもL月子が主流しすぎて
そういう他のCPの話題とかしている時以外は
投下しずらくて断念した経験がある。
838名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:51:48 0
すみません、私も愚痴らせてもらいます。

(職人の末端である)私としては感情的な叩きはともかく、ちゃんとした批判は、
参考になってありがたいと思っているのですが、違う考え方の職人さんもいらっしゃるでしょうし
何より2ちゃんという、不特定多数の人間に見られる場所であるので、
投稿する側も批判する側も、周囲を思いやる気持ちは必要だと思いますね。

>「○○ばっかり」とか「すぐ話題が○○に戻ってしまう」とか
>「○○は似たような話ばっかり」という意見は読んでて悲しくなった

全力で同意。
自分は、マイナーCPの書き手なので、数が少ない寂しさはありますが
どの職人さんにも、自由に創作して欲しいので、メジャーだからと無理して書いている
などでなければ、○○ばっかりになっても大歓迎ですので。
ただ「○○でないと受け付けない」と閉鎖的な姿勢をとられると、流石に困りますが。

>>828様と同じく、自分もルールや、ここで言った事を厳守するよう気をつけます。
839名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:53:52 0
>>836
ここ昔は男もいた
女体化は結構男も好きだったりする
一般的には知らないが、女体化=腐にはならない
女体化=腐と思ってんならせめてここではそうじゃないと認識して貰いたい
840名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:57:16 0
>>839
そうか。ごめん。あまり詳しく知らないので・・・
男いたのか・・・マジでか。知らなかった。
女体化=腐じゃないっていうのはわかる
わかるんだけど、普通の人から見たらたぶん腐として見られてるよってこと
841名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:58:46 0
>でもL月子が主流しすぎて
>そういう他のCPの話題とかしている時以外は
>投下しずらくて断念した経験がある。

あるあるあるw
842名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:59:13 0
>>839
同意。
昔は男のほうも多かった。
今は感想書いている人が女が多いから
読んでる割合は下がったけど。
俺も昔と違って萌え話している時にしか
参加していないよ。
843名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:01:59 0
>>842
男いたのかよ!!!
俺も俺もw
今嬉しくて始めてここ書き込んじまったw
844名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:03:13 0
女体化はむしろ男のジャンルだろ。
845名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:03:54 0
特定のカプの流れは作らない方がいいのかもね
気をつける
846名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 01:04:20 0
いや、マジでごめん
男いるとは思わなかった・・・
女体化はともかくCP話中心だったからそういうのは腐だけだとばっかり
いろいろ勉強になった・・・反省する
847名無しさん@ピンキー
昔は感想も書いてたけど、今は萌え話のみ参加してるぞ。
>>843
おまえと俺と少なくても2人の男が
この月子スレに見ていると存在が確認された。
よかったな、同士!