【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ2【女体化】

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1名無しさん@ピンキー
ここは、「もしデスノートの夜神月が女の子だったら」という妄想を形にするスレです。
エロパロ、原作変換ネタ、妄想萌えもバッチコイ。
職人さん達の降臨をお待ちしております。

元祖は2chマロン板(全年齢)
「もしデスノートの夜神月が女だったら」


【使用上の注意】
◆エロはあってもなくても(・∀・)イイ!
◆エロ有、エロ無を文頭に表記すること
◆SS等でカップリング要素がある場合も表記有ると親切かも
◆キモくても泣かない


では、マターリとはりきって参りましょう。

前スレ

【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ【女体化】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1177846811/
2名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 17:47:04 0
749 名無しさん@ピンキー sage 2007/06/21(木) 17:27:37 0
以前まとめサイトの話が出ていたので、遅ればせながら勝手に作ってしまいました。

ttp://tsukiko.sakura.ne.jp/

とりあえず叩き台として作りましたので
足りない部分や余計な部分などがありましたらおっしゃって下さい。
また、「妄想」として投下されたものもまとめに入れるべきか迷っているのですが
そちらも意見がありましたらお願いします。
31:2007/06/23(土) 17:51:01 0
>>2
うお、大事なものを貼り忘れてました!
すみません、ありがとうございます!!
4生存END:2007/06/24(日) 04:47:28 0
生存END妄想書きかけですが行きます。
先述の設定で火口確保より後。
ちょっと原作とはかけ離れた感じになるので、駄目な方はスルーして下さい。
エロ描写も盛り込む予定ですが、そこまで行きません。

白月子×L 今回エロなし
5生存END:2007/06/24(日) 04:52:38 0
*************************************************************
竜崎と月子は一旦日本へ戻ってきた。

キラ事件が終わってしばらくして竜崎、いやLは日本を離れると月子に告げた。

真のキラであった月子はLの元での無条件労働を約束させられた。
それは罪を自覚するという贖罪の上に、さらに竜崎が出してきた提案でもあった。
「危険もありますが、退屈はしないはずです。
あなたは何しろ…退屈だからって何をするか分かりませんからね」
紅茶の取っ手を摘み、少しだけ嬉しそうな声音で言う。
だがその前に期限を決めないで猶予期間を与えられた。
月子がミサの側に居てあげること。
それは天涯孤独なミサへの配慮だった。
彼なりに罪悪感を感じているのかもしれない。

全てを決め最後に会った日、Lは月子を抱きしめ、いつになく聞こえないほど小さな声で囁いた。
「やっぱり一緒に来てください」
月子はすぐにyesとは言えなかった。
日本には家族も友人もいる。
まだやり残したことが無いか?大学はどうする?ミサは?
「嘘ですよ…キラなんかいやです」
言い淀んだのをすぐに察知してLはすぐに問いを打ち消した。
「まあ私もキラ殺しですけど…」
「狡い。L」
月子は涙目になった。
ズルいのは自分だ。
そんなことは分かっているのにLのせいにしてしまうのも情けなかった。
「そうですね」
今日はちっとも言い返してこない。
白いシャツの肩が透ける程、涙を染みこませると、ぎゅっと抱きしめ返して体を離した。
「竜崎、ううん…L」
顔を忘れてしまわないように見つめる。
6生存END:2007/06/24(日) 04:55:07 0
「竜崎でいいですよ」
別れの愁嘆場だというのに、相変わらずどこか壊れたように表情がない。
最近はよく眠れるのかクマも薄い。
月子はLの青白い頬に手を当てた。
「私が殴って赤くなったのがウソみたい」
「そんな事ありましたっけ?」
竜崎はすっとぼけた。
「やっぱりズルい」
月子が笑うとLがゆっくり顔を近づけてきた。
瞼を閉じると唇にごく軽く口付けをされる。
Lが月子の顔を指先でなぞった。
「慣れましたね、キス」
「竜崎のせいよ」
月子はLの首を抱き寄せ、頬にキスをした。
少し驚いたように目を瞠った竜崎が瞼を閉じる。
月子は何度も軽く顔にキスをした。
いつもキスされるばかりだった事に今さらながら気付く。
なんだか謝りたいのに謝れない。
謝ってしまうと、もう会えないような気がした。
顔を抱えてついばむように何度も唇を押し当てる。
「竜崎が嫌だって言っても追いかけるわよ」
竜崎は月子の腰に手を回したまま首を傾げ、ふっと笑った。
「怖いですね」
いつかのように竜崎は月子の額に乾いた唇を押し当てた。
----------------------------------------------
大学が夏休みに入ったある日、月子に手紙が届いた。
リターンアドレスも差出人名も無い、ただ招待状とだけ小さく書かれた封筒を開けると、小さな紙に懐かしいLの文字が見えた。
「…え…るっ…」
言おうとすると嗚咽のようになって喉が詰まった。
視界が急にぼやける。
「お姉ちゃん?」
粧裕が心配そうに月子を見た。
7生存END:2007/06/24(日) 04:58:29 0
封筒の中には飛行機のチケットが一枚入っていた。
----------------------------------------------
「ええっ!竜崎の所へ行くですって!」
おずおずと切り出した月子に、ミサが大声を上げた。
近頃は以前のように元気になったので少しくらい離れていても大丈夫だと思ったのだが、竜崎の名前でキレてしまった。
だがミサには嘘をつけない。
「ダメよ!本当にそれ竜崎なの?
竜崎だったら何されるか分かんないわよ!何しろ監禁した張本人なんだから!」
泣きながら抱きついてくる。
キラの記憶を無くしたミサの心配も解るが、月子はがっくりと肩を落とした。
「ダメ?ミサには解らないかもしれないけど、大丈夫なの。ワタリだって居るし。
それに行くって決めちゃったの」
ミサは涙でぐしょぐしょの顔を上げた。
「ダメよ!だったら私も付いていくわ、月子が心配だもの。
竜崎ったらいつも月子に迫ってたし、何されるか分かんないわ!
月子は私が守る!」
----------------------------------------------
8生存END:2007/06/24(日) 04:59:44 0
出発の日、空港でミサが遠くの人影に手を振った。
「こっちこっち」
月子は見送りなど居ないはずだと、不思議に思ってミサの視線の先を見た。
「高田さん?」
「あの…ミサさんがですね、月子さんの貞操の危機だと言って…呼び出されたんですが…」
ミサが高田の手をがっちりと掴んだ。
「そうなの!竜崎の家に呼ばれて月子がどうしても行くって聞かないの。
心配でしょ?ね?」
高田は目を瞠った。
「竜崎って…」
「何でもいいから付いてきて!パスポート持ってるんでしょ!」
ミサは高田の手から鞄を取り上げた。
「あっ」
「さあ!行くわよ!見てらっしゃい竜崎!」
何故か意気揚々とミサは飛行機に一番に乗り込んだ。
----------------------------------------------
つづく

つくづく謎展開・・・
すいません
あとキラを冗談に使うのはちょっと迷いました
9名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 05:24:20 0
>>4様。乙です。
切なさと愛しさの鏤められた素敵なSSです!
月子とLの恋を応援したくなる!
キラである事を受け入れて、それでもやっぱり愛して。そんなLを心から好いている月子に
萌えました。ミサにちゃんと言っていくのも律儀で可愛いです。
反対されるだろう事は予想していたけど…もしかしたら惚気?ww
まさかココに高田君が出てくるとは!
続きも凄く楽しみです。頑張って下さい。待ってます!

キラを冗談に…というか、二次創作なんだから気にする事も無いのでは?
今は気にしてしまう時期かもしれないけど。
私としては気になりませんでした。逆にその設定だからこそ面白いと思いました。
10名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 08:08:21 0
>>9(・∀・)そうですね。あまり気にしないでどんどん表現したいです
11名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 15:20:53 0
>>10さん
すごくおもしろいですよ〜!切ない感じがたまらない。
これからの展開も期待してます。
12名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 20:47:03 0
前スレ>>824
ちょwww続きwktkwwwwwwwww
13名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:43:01 0
小説果いてるけど、竜崎のキャラ難しいなあ…
皆さんよく雰囲気壊さずかけるもんだと感心する
松田なら書きやすいんだけど、
松田が主人公じゃ萌えないし。
14名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:46:58 0
続きがあればきっとこっちなのかなと思ったので、勝手ながら前スレ>>824の小説貼っておきます

824 :名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:20:33 0
「月子さん、ちょっと動かないで下さい」
月子の手首を掴む。
「嫌よ!キスとかするんでしょ」
ぶんぶんと腕を振りほどこうとする。
「安心してください。私、キス以上はしませんから」
「…何で?」
月子は驚いて動きを止めた。その隙に壁に手首を押し当てられる。
竜崎が感情のこもらない目で見下ろす。
「実は、処女は嫌いなんです」
「な…ん…んっ…、ふ」
どすんと素足に思い切り靴を食い込ませる。
竜崎が顔を離した。
唇から血が出る。
月子は竜崎を睨み付けた。
「美少女がそんな顔したって男は興奮するだけですよ?」

つづくかも・・
15名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:53:14 0
前スレ一杯になったな。
>>824ですが、竜崎の嫌いとかいうのも嘘かもしんないけどな
頭ん中でセクハラばっか考えてる(;´Д`)ハァハァ
ちょと推敲もしないでぶっこんだので微改して落とす予定
16名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:06:22 0
>>13月子がLを殺した夜、寝室に松田を呼んで暗に自分を抱くように誘導し、
「寂しいから一緒に居て」とかなんとか。
そのあと父を除く捜査員全員と一回ずつ寝て、なんとなく松田にバレて、
泣いて、又松田に抱かれて最中に「竜崎」って叫ぶまで妄想したことがあるんだが、
生存派なので多分書かない・・・
松田視点で描くといい感じになると思うんだが。
17名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:07:09 0
>>14-15
処女嫌いとかいいながら処女月子にキス仕掛けてくるLがエロくていい(;´Д`)ハァハァ
あと、頭ん中セクハラばっか考えてるの一言に吹いたww
続きwktkしながらまってるw
18名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:42:03 0
>>13
竜崎のキャラ難しいよね。あんまり喋んないし、
あほなこと言えない。
あの独特の雰囲気を壊さずに違和感なく月子と絡ませるのがなぁ…。
松田とミサは書くの楽しいw
19名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:04:23 O
松田と月子ネタ考えてみたが、
やっぱり松田がいい思いするのは
許せんw
20名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:07:34 0
>>16
悪女な月子(;´Д`)ハァハァ
しかし父以外の捜査本部の男全員と寝たって
ヘタレだが月子に好意を寄せている松田はともかく
恋愛的に終わっている伊出、強固な精神力を持つ&紳士の模木、
生真面目な妻子持ちの相沢をどう誘惑したのか気になる今日この頃
(原作を月子変換して読んだとき、思わず「そこまでして月子の安全を
 主張しなくていいから」と突っ込んだ面子だったので)
21名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:09:09 0
松田はいじられてこそ松田だからねw
なんとなくいい雰囲気になってきたところへ
竜崎から冷たい一言が…とかそんな感じw
そういえば松田と相沢は月子の事を月子ちゃんと呼びそう
22名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:11:23 0
あ、>>21は竜崎存命時の話ね
23名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:22:31 0
>>21
「月子ちゃん」(;´Д`)ハァハァ

思わず他の人が何て月子を呼ぶのか考えてしまったww
月子勝利の完全パラレルとして…

竜崎は「月子さん…とお呼びしても良いですか?」と入学式の後日に会った時に訊く。
松田は最初から「月子ちゃん」
相沢は(いくら局長の娘とはいえ)高校生の子供に対してなのでこれも最初から「月子ちゃん」
模木は「夜神さん」と呼んでいたが「それじゃあ父さんとドッチを呼んでいるのか分からないから
月子で良いわよ」と言われ照れて吃りながらも「月子さん」と呼ぶように。
伊出は「月子ちゃん」と呼びたいけど恥かしくて呼べない。それに嫌な顔をされたらショックなので
無難に「月子さん」呼び。
高田(男)は「夜神さん」でも、「月子って呼んで?」と言われた時だけ「月子さん」呼び。
魅上は普段から「神」正しアダルトな雰囲気になると「月子様」に。人前では「夜神さん」呼びかも
しれない。
ニアは「月子さん」と意味有り気にさん付け。
メロもマットも「月子」と呼び捨て。それに対して竜崎はいつも「月子さんと呼びなさい」と怒って
いるかもしれないw

自分意見なので、他の人とは違うと思うけど。
思わず楽し気にメロとマットと月子がツイスターゲームしている絵が浮かんだww
ニアは横で見ているだけ。竜崎は混ざりたいんだけど月子から「竜崎が入ると変な事になるからダメ」
と言われ、苦々しく見つめながら待機。
24名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:29:49 0
>>23変なことw
体柔らかいもんなw
25名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 02:05:10 0
>>23
私も大体そんな感じで。特に松田の「月子ちゃん」はガチかと。
ただ、同僚でLって事で、お堅い相沢は二部で「月子さん」に変えるかもしれないとか
ニアは模木や相沢をMr.付けで呼んでいる事からすると「Ms.夜神」と呼ぶかもしれないとか
考えてみたり

あと とある原作考察サイトで

「Lは、月のことを一般的な呼称『夜神くん』で呼ぶのが標準で、
偽名使用時、子供扱いする時、第三者に月との親しさをアピールする時、
夜神局長の前で月を話題にする時など特殊な場合のみ『月くん』と呼んでいる」

という考察がありましたので、参考までに。
26名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 02:19:12 0
>>25考察細かいな…

>>23手錠で繋がれた竜崎が月子に言った。
「月子さんこれしましょう」
ツイスターゲームを取り出す。
「何か変なこと考えてない?」
「ええ、考えてます、思ってま…うぐっ」
くらいまで妄想したw
27名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 03:14:45 0
>>25
その呼称(・∀・)イイ!
相沢に関しては自分もそう思ってました。ただ第一部の大学生まで、て事で;;

相沢「…と言う事でどうだろうか…月子さん?」
月子「ええ、それで良いと思います。データを送信しておきますね。それよりも…何故いきなり『さん』と
呼ぶ様になったのですか?今までは…
相沢「Lと成った者に対して、そして同僚を『ちゃん』と呼ぶのは不適切だ」
月子「真面目なんですね。松田さんなんて昔も今もちゃんですよ?ふふっ」
相沢「あいつは論外だ。それに月子さんはもう立派な大人だ。あのままでは失礼になる」
月子「認めて下さるのですね。嬉しいです。期待に応えれるように頑張ります」
相沢「うむ…」
月子「それで次はこのデータにさいてなんですけど…」

という、萌えない会話を交わしていたかもしれない…と妄想。
ニアの「Ms.夜神」呼びに萌えました。

月子「ねぇ?なんでMsなんて呼ぶの?月子って呼んでも良いのよ?さん付けで。ふふっ」
ニア「Ms.夜神はMs.夜神です。それ以上でも、それ以下でもありません」
月子「なんか壁を感じるのよねその言い方。それに子供らしくない」
ニア「私はもう20になります。子供ではありません」
月子「レゴで遊んでるのに?」
ニア「指先を使うレゴは脳の活性化を促すものです。それにこれは実は大人の方が向いている
遊びです」
月子「言い方が生意気。竜崎みたいに可愛気の有る方がまだマシ」
ニア「あの人は特別です。それに私が大人だと照明するにはもっと別の方法をとっても良いの
ですよ」
月子「…遠慮するわ。ニアってSっぽいから。なんてね」
ニア「SのLと付き合っている人の発言とは思えません」

…止まらなくなるので終わるw
萌えない妄想ばかり浮かぶww
2827:2007/06/25(月) 03:15:53 0
途中で弾かれたorz
これだけ…↓


竜崎の呼び方そこまで真剣に考えてはいなかったけど、あれは何かの意図を込めて呼び分けていたのだろうとは
思ってました。
そう考えて思い返すとやっぱり竜崎って凄いというか…怖い。
29名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 07:53:09 O
この面子なら、若くてカッコイイ俺が
1番有利! と思っていたのに
月子が竜崎と仲良くなってへこむ松田。
30名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 08:15:41 O
無駄に詳細に想像できるなw

白月子『松田さんは天然だからね』
31名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 12:35:29 O
「竜崎、ここはエアコン完備なのに何故火鉢なんか持ち込んだの?」
「松田が正月の余りの餅をたくさんくれたのです。
まずは阿部川にしようと思うのですが、月子さんもいかがですか」
「……」
「あれ?餅はお嫌いですか? 美味しいですよ。
なにせ未来の猫型ロボットも感動した」
「竜崎…、仕事してよ…」
32血の味:2007/06/25(月) 12:39:58 0
>>14微妙改変。白月子×L キスだけ
**************************************
突然、竜崎が月子の手首を掴んだ。
「月子さん、ちょっと動かないで下さい」
「嫌よ!セクハラするんでしょ」
ぶんぶんと腕を振りほどこうとする。
「安心してください。私、キス以上はしませんから」
「…何?」
月子は驚いて一瞬動きを止めた。その隙に壁に両手首を押し当てられる。
竜崎が感情のこもらない目で見下ろす。
「実は、処女は嫌いなんです」
「な…ん…んっ…、ふ」
唇を押しつけて来た竜崎の素足に、どすんと思い切り靴を食い込ませる。
竜崎が顔を離した。
唇から血が滲んでいる。
月子は竜崎をキッと睨み付けた。
「美少女がそんな顔したって男は興奮するだけですよ?」
平然と言うと、また顔を近づけて来る。
「今度は舌噛むわよ」
月子が顔を背けると、竜崎は柔らかくカーブを描く頬に唇を押し当てた。
「舌なんか入れさせてくれないじゃないですか」
反対に顔を背けるとまた頬に唇を押し当ててくる。
月子は眉間に皺を寄せた。
少し顔を離した竜崎に、精一杯目に力を込めて真っ正面から睨む。
「嫌いだったらキスなんかしなきゃいいじゃない」
竜崎はずるずると月子の手首を持ち上げた。
間抜けな万歳のような姿勢になる。
「…私達、つきあってるんですよね?」
「…別れるわ」
怒りにまかせて口が動いた。
すぐに別れを言い出す程嫌いになった訳ではないが、キラの記憶を飛ばした月子は竜崎と付き合う目的の大半を見失っていた。
むしろ頭の良い竜崎に同種の人間の香りと尊敬を感じ、心の中では惹かれ始めていた。
33名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 12:40:28 O
「竜崎、この箱は何?」
「私が注文した、しるこドリンク1グロスです」
「1グロ…っ」
「冷でもいけますが寒い日には熱燗で一杯というのが
通なんだそうです」
「…温めるなら、フタをあけてから湯煎にかけないと。
直火はダメよ」
「成る程。さすが月子さんは頼りになる」
「竜崎…、仕事、してよ…」
34血の味:2007/06/25(月) 12:40:54 0
「嫌です」
竜崎は月子の目の下を、ぺろりと舐めた。
「な…っ…」
「私、女性とつきあうの初めてなんですよ。それに……」
真っ黒い底知れぬ闇のような瞳が月子を射抜く。
「それに、何よ」
負けじと月子は見返した。
「…それに、処女の反応にはとても興味があります。非常に興味深いです。ですが」
鋭く見返してくる月子の茶色い瞳をまじまじと覗き込んだ。
黒い目に月子の顔が映り込んだ。
竜崎は又月子の唇に口付けしようとするが、顔を背けられた。
「いい加減、口にさせてくれませんか」
「竜崎、あなた面白がってるだけでしょ!」
月子は横目で睨み付けた。
竜崎は不思議そうに小首を傾げた。
「だから、それは興奮するって言ってます」
「…蹴るわよ!」
「蹴りませんね。こう言っては何ですが、あなたは案外紳士的ですから」
月子は向こう脛を蹴り飛ばした。
竜崎が月子の髪に頬を埋める。
「じっとして。すぐ終わります」
頭に直接響く声で低く囁く。
月子は不毛な言い争いに疲れ始めていた。
くっついて顔の見えない竜崎に少し気の抜けた声で言い返す。
35血の味:2007/06/25(月) 12:42:05 0
「なんで、キスなんかしたいのよ…」
「好きだからですが?」
「何か、矛盾してない?」
竜崎が首を起こし月子の顔を見つめた。
「あなたが告白したんですよ?
それに健康な成人男子と交際して何もしてこないと思いますか。
…私は…恋人なら全部したいですね。今だって」
月子は頬を赤らめた。
頬を染める様子をじっと観察すると竜崎は口を開いた。
「じゃ、落ち着いて。じっとしてて下さい。すぐ終わります」
まるで医者か何かのように言う。
ゆっくりと竜崎が唇を重ねてくるのを、月子は目をカッと見開いて見つめていた。
竜崎が唇の感触を確かめるように押し当て、啄む。
きっちりと閉じた月子の唇に少しだけ吸い付くような粘着感が伝わった。
すっと竜崎が顔を離した。
緩く握っていた月子の手首をゆっくりと下ろし解放する。
「血」
月子が小さく呟いた。
普段は血色の悪い竜崎の唇に血が塗り広げられたようになっている。
「こんなのはすぐ、治ります」
見つめる先で竜崎の唇が動いた。
細長い白い指が血を拭う。
竜崎は眉間に皺を寄せ月子の顔を一瞥した。
「それより、あなたの方が血まみれです」
そっぽを向くとさっさと洗面所に行ってしまう。
姿勢の悪い丸い背中が遠ざかると、月子は力が抜けてしまった。
壁際にうずくまるようにして座り込むと膝を抱える。
大きく息を吐き、唇を少し舐めると鉄臭い血の味がした。
「嘘、ばっかり…」
--------おわり--------
かぶっちゃいますた(´・ω・`)専ブラならレス名でレスフィルタでどうぞ
36名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 12:43:25 0
>>33しるこドリンクw
37名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 12:45:14 O
うわーん馬鹿馬鹿しい話で
萌え話を邪魔してごめんよーっ

しるこ爆弾にまみれて逝ってきますorz
38名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 12:46:07 0
>>37いえいえ汁粉爆弾笑いました
39名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 12:58:00 0
>>31>>33さん乙!
バカップルみたいで笑ったww
こういうほのぼのギャグも好きなので良かったです。

>>32さん乙です!
シリアスで切なく、それでいて萌える素敵なSSを有難う!
白月子には竜崎と付き合うメリットも理由も殆ど無いんだろうけど…それでも惹かれているから
白月子は白月子なりに竜崎と付き合って欲しいと思った。

ところで…話を読んで思ったけど…白月子xLじゃなくて、Lx白月子なんじゃ?
白月子がLを襲い受けするならxLでも良いだろうけど。
細かい事言ってごめんなさい。気になったもので。
40名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 13:01:10 0
>>39すいますん。掛け算間違えた(´・ω・`)算数苦手
ちなみに別れ話不成立って事で。ツンツンしつつ順調に発展する二人というイメージです
41名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 13:11:57 0
>>32
乙!強気な竜崎がイイ!
42名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 14:20:53 0
「竜崎、この白い箱は何?」
「私が特別に注文しておいたものです。
私が月子さんのことを大事に思っていることが、これでわかっていただけると思います」
「開けてみていい?     …明るい、かぞく…けいか…く………」
「日本のコンドームは最高だそうですね。さすがものづくりニッポンです。
これさえあれば、私と月子さんも何の心配もなくより親密になれるというもの。
…月子さん、泣くほど嬉しいのですか。喜んでもらえて私も嬉しいです」


「局長!落ち着いてください!
局長はもう銃を所持していません!」
「ええい、はなせ松田!」


スマソ
43名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 16:12:12 O
ギャグも処女話も乙!
今日はニヤニヤしながら読んじゃう話が多くて気分は笑いを堪える月です
44名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 17:51:16 0
>>42ワロタ
45名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:27:42 O
>>42
パパ…そりゃ、そうなるよねw

しかし、本当に総一郎の心労は原作なんて比じゃないですね。
才色兼備で欠点なしな大事な大事な愛娘が、
男の趣味だけは変わってたとw
恋人ってだけで目くじら立てそうなのに、よりによってあんなだしw
しかも、24時間一緒とか、ことあるごとにちょっかい出されてた日には…
合掌
46まとめサイト”管理”人:2007/06/25(月) 20:40:01 0
>>42
竜崎…その、月子だけでなくパパにも優しくしてあげてください…

ところでこちらの会話は、>>31の続きなのでしょうか。
続きでしたらまとめサイトの方に追加させていただきたいのですが……。
47名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 20:59:56 0
>>46
そうです。手間かけてスミマセン

だんだん「こんなLは嫌だ」になってきてしまった。
48名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:03:07 0
月が女だったらやっぱりサユは弟か?
でも月子いがいはなるべく性別変えてほしくないんだよな。

そういやサユってLを知らないんだよね。
自慢のお姉ちゃんの恋人があいつとわかったら
なんて言うんだろう。
49名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:08:48 0
前スレ784の後日談で
相沢が渡した封筒の中身をのぞいてしまった粧裕が
「相沢さん!松田さん!待って!」なんて追いかけてきて
「あの、さっきの封筒の写真の人、もしかして…」なんていう
展開もアリかも。
50名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:14:33 0
サユは女の子がいいな、高田は男がいいけど
5146:2007/06/25(月) 21:24:41 0
>>47
回答ありがとうございます。>>42分を早速まとめサイトの方に追加しました。
「こんなLは嫌だ」については…う、うん、Lの事だから捜査の一環だと信…じたいですね。

>>48
粧裕については
気高く妖艶な姉と清楚で可憐な妹ハアハア、姉に甘える妹ハアハア
と今まで妄想してきたので、個人的には女のままでいてほしいなと。
(腐っていてすみません)
でも確かに、Lと粧裕の関係…といいますか、二人がもし顔を会わせることになったら
どうなるのかというのは考察しがいがありますね。
52名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:45:02 0
>>48
粧裕は女の子のままだといいな。
月のように高貴な美貌の持ち主である姉と、太陽のような笑顔を持つ無邪気で可憐な妹萌え。
何かの用事で月子と一緒に夜神家へお邪魔する事になったLと初顔合わせな幸子と粧裕。
「えー!?うそっ、あれがお姉ちゃんの好きな人!?
お姉ちゃんならもっとかっこいい人狙えるのになんで!?」
とか粧裕は最初は思ってるんだけど、一緒にお茶飲みながらちょっとした会話してるうちに
変わってるけどなんとなく面白い人だなーとなって、Lが帰る頃には多分こんな。
「最初はちょっとと思ったけど、味があって面白い人だねー。
動物みたいでなんか可愛いし、お姉ちゃんも楽しそうだし。よかったねお姉ちゃん」
で、迎えのリムジン見たら幸子共々一気に評価が上がりそう。
「うわ!!すっごい車!竜崎さんかっこいー!さっすがお姉ちゃん!玉の輿だねー!」
「すごいじゃない月子!一体どういう方なの?
今度必ず、今日頂いたお土産のお礼をしなくちゃね!」
時々Lから月子宛に送られてくる花束とかプレゼント攻撃に幸子と粧裕は
きゃいきゃい言いながら大喜びなイメージ。
「竜崎ったら…困った人」
などと言いながらまんざらでもない月子。
そして一人胃の痛い総一郎w
53名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:54:39 0
月子がどっか行っちゃうのが不安でょり高田をプッシュする粧裕
魅上は目つきがヤバイとかって却下してるイメージ
54名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:11:51 0
月子がどっか行っちゃうのが不安でょり高田をプッシュする粧裕
          ↓
月子がどっか行っちゃうのが不安でLより高田をプッシュする粧裕   だった
55名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:22:37 O
粧裕はミーハーだからな
世界で指折りの探偵だと紹介すれば
「すごーい!さすがお姉ちゃん!」
となるだろう。


「でも、あの人がお義兄さんてことになるのはなんか微妙〜」
父(よく言った粧裕…!)
56名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 22:25:28 O
あれ? まとめサイトかわった?
管理人さんいつもお疲れ様です。
携帯でもイラスト見られるからうれしい〜
57名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:14:01 O
しかし、初めて顔出しした時に
「難民の少女」と言われた風貌の男だからな

そいつが好きなアイドルと同姓同名って
女の子は結構嫌がるんじゃないか
58名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:57:29 0
>>55の総一郎の心の叫びに泣いた

しかしLって初顔出しの時そんな事言われてたのかw
難民はともかく少女ってなんだw

「やっぱ同じ名前でもあんなかっこいい人(アイドルの方)はかっこいいよね〜」
みたいにLとアイドル比べて、アイドルに惚れ直してそうな粧裕
Lは粧裕と顔合わせる時期と場所と状況によっては
アイドルと同姓同名じゃないかもしれない…といいねw
59名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:59:55 0
>>58
打ち間違えてた
正しくは「かっこいい人(アイドルの方)なかなかいないよね〜」だった
明かに日本語おかしいわ自分orz
60名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 00:22:06 O
初顔出しのとき、衝撃でデスノスレ祭状態だったねw
61名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 00:36:41 0
当時デスノにはまってなかったから知らないけど、相当祭りだったみたいだね
過去スレ読んだが、美形と思ってた人多かったんだね
キモイwとか引き篭もりwとか散々な言われようw
美形じゃなくて良かったwってレスもいっぱいあったけどな
62名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 00:39:52 0
月子の恋人が魅上なら総一郎も一応は安心するんじゃないか?
検事だし京大出だし倹約家っぽいから蓄えは有るだろうし、真面目で紳士だから。
…でも変態なんだよなww

粧裕「魅上さんってムサいと思ったけどお姉ちゃんの事すっごい大切にしているっぽいし
何より検事なんて凄い!!流石お姉ちゃんだね」
月子「ありがと粧裕」
魅上「月子様お靴です」
粧裕「えっ!?ちょっ、待って履かせてもらうの!?執事!?」
月子「ふふっ、違うわよ。魅上は下…恋人よ?」
魅上「私は月子様に付き従う者です」
粧裕「お姉ちゃん…やっぱり私、反対だわ…」

などと玄関先で話していそう。
総一郎はまだリビングで幸子と居て、月子達の会話は聞こえない。
差書はムサいと思っていた魅上も真摯に月子を想っている態度で粧裕も「良く見れば美形じゃない。
眼鏡男子も良いかも」などと思っていたのに、玄関でいきなり跪いて月子に靴を履かせようとしてて
「えぇっ!?」という感じ。
…という妄想をした。
63名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:24:13 0
>>62そりゃ引くわw
64名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:27:53 0
>>61
自分初めて見たとき麻薬中毒患者みたいだと思ったw
65名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:28:04 0
そりゃ粧裕じゃなくても引くかもw
てっきり恋人かと思ってたら様付け!?なんで!?みたいなw
多分一番普通の対応するのは高田(男)だろうなあ

自分の中で月子と愉快な仲間達の基本的イメージはこんなだったりする
L :変態っぽいキモメンだけど中身は男前。基本ドS。
   口説く時はストレート豪速球「愛しています」
魅上:シャープな美形だけど変態。真性M。
  神を口説くなど…!という謙虚な感じでひたすら崇拝「神の召すままに」
高田:上品な美形だけど上二人に比べるとまだまだ普通な感じ。
   どっちかっていえばM。誘う時は奥ゆかしく「君に逢いたい」
ミサ:コケティッシュな美(少?)女。SとM合わせ持つがどちらも両極端。
   愛情表現はLに負けず劣らずストレート「月子大好き」
66名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:29:04 0
魅上はいままで恋人とかいなかったんだろうか…?
67名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:35:28 0
自分も>>65とほぼ同じだわ>愉快な仲間達のイメージ
Lは基本ストレートだけど場合によっては
ものすごい変化球とかありそうw

魅上はなぜか童貞なイメージがある・・・なんでだw
68名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:45:33 0
>>65
自分も同じ感じだな。
Lは自分の本心を見せずに相手を変化球で探りそう。
高田と月子の話が少ないから読んでみたい。
アニメのとき清楚高田とライトの最期のやり取りが可哀相だったんだが、
月子だとどうなるんだ?

>>67
魅上、女に興味なさそう。女嫌い?母親の影響というか…
「ふっ、女など」とか思ってそう。
69名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:47:24 0
>>64それだ!何で今まで気付かなかったんだろうw

L:異能の妖怪。万能の幼児。
月子:他者を必要としない閉じた少女。ある意味全能
魅上:オカルトに騙されやすい直情型。チンコは清らか
高田:まとも
ミサ:明るい低学歴。みたいな(適当すぎる

歳取るとか大人になるって事が他者を必要になっていく事だとすると、月子は全能なんだよね。
(某連続テレビ小説のの天下無敵の十六歳じゃないが)
ふんで段々Lとかを必要とするようになる、少女が大人になる時その細き道みたいな
Lは大人だから自分が完全じゃないって知ってるというか
単に月子が欲しいんだけど、月子にとっては侵入者なんだな
というような性的イメージで毎日セクハラ三昧(*´Д`)ハァハァ
7046:2007/06/26(火) 01:52:06 0
魅上の童貞イメージについては

小中(高も?)
 →生真面目な上、虐められっ子共々虐めに遭っていたのだから、
  どうしても周囲に敬遠されてしまう
大学
 →あのアキバ系ファッションが全てを物語っている
社会人
 →一応アキバ系から勘違いホスト系に転向するも、それは全て神の為なので、
  他の女性に注ぐ時間(クリスマスも誕生日の夜も欠かさずジム通い)
  も愛も無い(美人女子アナの高田(女)でも同志止まり)
  
という状況証拠が揃っている……のもあるのでしょうが、
やはりあの「神」に対する変態的執着によるものが大きいのではないかと。
71名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:55:21 0
……すみません固定ハンドル外すの忘れていました。
……こ、この場でアドバイスを下さった皆様に感謝します。有難うございました!
72名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 02:34:26 0
>>69
明るい低学歴<ワロタw
73名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 05:13:42 0
やっぱり皆魅上は童貞だと思っているんだねww竜崎は結構意見分かれたのに。
そんな魅上がもし畏れ多くも神とベッドを共に出来る様な関係にまでなったら…
やっぱり色々と下調べするんだろうな。根が真面目だから雑誌やネットで調べたりして。

最初は拙い手付きでビクビクしながら月子のリードでなんとか…って感じで、段々と
慣れてくると(元々優秀だし機転も利くw)月子も驚く程の上達を見せて…と妄想してみる。
魅上は月子を優しく扱うだろうし、終わっても先に寝るなんてバカはしないだろうから
月子は身も心も満たされるんじゃないかな。
高田(男)もそんな感じだろうけど、普通の礼儀の有る男ってだけかも。
魅上は月子と仲が深まっても崇拝とか忠誠は一生変わらないからある意味壁を感じてしまう
だろうけど…それでも誰よりも月子を大切にしてくれそう。

などと妄想している自分は相当魅上が好きみたいだww
白月子の場合、竜崎とは記憶が欠落したままだから何かしらの不安を抱えたまま。
黒月子の場合は策略が殆どで自分の感情に蓋を閉めたままの切ないもの。
それに比べればまだ高田(男)や魅上との方が楽しんで恋愛出来るだろうから、少しは幸せに
なれるんじゃないかな。

月子(月)には幸せになってもらいたい。
…と真面目に言ってみる。長文ごめん。
74名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 07:55:24 O
考えれば考えるほど魅上きもくて好きだw
竜崎と魅上が出会うことがないのが残念
なんか面白そうなのに
75名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 10:25:26 0
おりは脳内で月子とLをくっつけるぞー
魅上きもいもんw
76名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 10:38:03 0
愛ってなんだ!!( ゚Д゚)クワっ http://hiyama6.com/web/ht/2/harem/
77名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:24:46 0
私は魅上と月子がくっ付くのがイイ!
でもココって照月子少ないよね。
騎士と姫っぽくて萌えるんだが…
Lは敵国の王って感じww

流石にここまでのパラレルは需要無いだろうけどw
78名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:42:55 0
>>77もまいが書くのだw
79名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:48:09 O
敵国の王てw
王座にL座りしてたら嫌だなw
80名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 11:54:52 O
よーしラブ×2SS書いちゃうぞー
なんて思っても、昼間はギャグしか思い浮かばん。

女性が男性にチョコを贈る日本のバレンタインを
絶賛する竜崎。
しかし月子から何ももらえず文句ブーブー。
月子「そんなに義理チョコが欲しいんですか」
竜崎「欲しいに決まってんだろ!」
(いつも冷静な竜崎が逆切れ…珍しいわね)

ってこりゃハケンの品格だな。

その後ろで、バレンタインに月子から林檎をもらった
リュークが、優越感を感じてニヤニヤしてそう。
81名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 13:00:08 0
>>77「ワタリ」
「はい、何でございましょう」
「普通の歌詞は飽きた。美少女の作ったクッキーが食べたい」
「は、それは…どのような女性がお好みでしょう」
書類の束を見ながら
「そうですね…隣国の月子王女なんか良いですね。好みです」
「では、隣国に親善大使を送り込み招待致しましょう」
「ああ、よろしく頼む」椅子にうずくまる。

みたいなw
82名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 13:12:54 0
>>81いかん、誤字。歌詞→菓子

バレンタイン
「チョコくれないんですか」
一日中指をくわえてじーっと月子を見る。
「だって、毎日食べてるじゃない。高いの食べてるし。何あげて良いか分かんないわ」
「はぁ…ほんと、月子さんは冷たいですね…仕方ありません」
箱一杯の駄菓子のチューブチョコとかデコレーションペンシルを渡す。
「裸に塗っておねだりして下さい。それで許してあげ…がっ…ま…」
竜崎の腹に拳がめり込んだ。
「お前は今日くらいチョコ食うな!」
床に転がる竜崎。
(女性を恐ろしいと思ったのは二度目です…)

だな
83名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 13:22:06 0
>>81

竜崎王、菓子を囓りながら
「まあ、そのまま月子姫も食っちゃっても良いんですけどね。
今は政治的にも丁度いいでしょう、ワタリ」
「はい、その通りでございます。では、そのように…」

〜隣国〜
「ねえ魅上、隣国の王ってどんな顔なの?」
「は、何故か隣国の王は顔を全く知られておりませんが、無類の菓子好きとの噂でございます故…
恐らく相当のデヴかと、思われます」
「はぁあ、招待状来ちゃったのよ。行かないわけにいかないし」
ぐったりとする月子。魅上を見ながら
「魅上、勿論ついてきてくれるわよね?」
魅上、騎士ポーズで「仰せのままに…」

つか>>77書けよおおおお
84名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 13:52:59 0
>>83続。

〜L国〜
「ようこそL国へ。美しい月子姫」
竜崎王が手の甲にキスする。
(何だ、デヴじゃないじゃん。っていうより痩せ過ぎ?)
にっこりと微笑み礼をする月子姫。
「お招きありがとう竜崎王。
とても良い国ですわ。ところで、ご要望の我が国特産の野菜入り国民栄養向上クッキーはいつ作れば宜しいのかしら?」
「一週間後に祭りがありますからその時にお願いします。試作は致しますか?」
「ほほ。少し練習をしなければ上手には出来ませんわね」
「ではそのように手配を致しましょう」
ワタリさがる。
魅上が少し下がった位置で、月子姫をキラキラした目で見る。
(ああ、月子姫。今日はなんと美しいのだ。
正装のドレス姿があのように輝く姫はこのあたりの国では月子姫だけだ)
魅上の目の光に目を止めた竜崎王が訊ねる。
「月子姫、あの騎士は」
「ああ、あれは供の魅上ですわ。なかなか腕が立つのですよ。
国境などはやはり物騒ですものね」
艶やかに微笑む。
扇を持つ白くふっくらとした指をいやらしく眺める竜崎王。
(この指でクッキーを…)
「そうですね。警備は厳しくしているのですが。
夜神国と強固に連携し、治安の向上を計りたいものです。
ですがこのイベントでクッキーで野菜も民衆に知られ、流通も盛んになるでしょう。
二国の繋がりも深まり、より栄えるというものです…」
「そうですわね、おほほほほほ」

つづくかも・・・
85名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 18:16:28 0
うめぇw乙!
86名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:40:01 0
L国×夜神国(微改)続き。多分ずっとセクハラどまり


ですがこのイベントでクッキーや野菜も民衆に知られ、流通も盛んになるでしょう。
二国の繋がりも深まり、より栄えるというものです…」
「そうですわね、おほほほほほ」
---------------------------------------------------
賑やかな歓迎の宴の後、月子が魅上に話しかけた。
「案外太って無かったわね、魅上。
でも…感情を表に表さないに目つきが舐め回すような感じだったわ。
それに凄いデザートの量。お腹が一杯になっちゃった…」
かしこまった魅上が月子を見上げる。
「月子姫様、それは私も感じました。
それに全く売れていなかったキュウリとバナナと茄子クッキーを、大々的に宣伝するというのも、
竜崎王の陰謀というか、ぶっちゃけセクハラでしょう。
ですが、あんなエロ王には指一本触れさせはしません。必ずお守りいたします」
「分かったわ魅上。期待しているわよ。下がっていいわ」
「は…」
月子が腕を上げると、繋ぎ紐が解かれ袖を侍女に引き抜かれる。
オーバースカートが外され、胴着が脱がされた。
同時に髪留めが外され艶やかな薄茶色の髪が背中に流れ落ちる。
下着が取り外され、上半身を締め付けていたコルセットが緩められた。
「ふぅ」
月子は大きく溜息をついた。
---------------------------------------------------
87名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:44:49 0
竜崎王は無数のパネルに囲まれて月子姫の着替えの様子を眺めていた。
肘掛け椅子に踞るようにして呟く。
「割と、微乳ですね…ですが美しい。
このように高貴で清らかで美しい姫は近隣にはまず居ませんね。
本当に…あのきめ細かな肌、艶やかな髪。
腰が、ムズムズします…。」
目を剥きだして瞬きもせずパネルを見つめる。
右手を差し出すと召使いが無言でL国産無塩バターを一欠片掬って手に載せた。
「早く色々と強固に連携したいものです、月子姫ハァハァハァハァ」
竜崎はバターを股間にヌルヌルと塗りつけた。
---------------------------------------------------
88名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:45:40 0
月子は浴室へ入り、湯船にすらりとした足を差し込んだ。
揺れる薔薇の花びらの浮いた湯に輝く裸身を沈み込ませる。
「それにしても凄い浴室ね。国中でいつでもお湯が出るそうではないの。素晴らしいわ」
「ええ、姫様。l国王は先王の代から色々と工夫をなされて、国を豊かにしようと苦心されておりますので…」
侍女が月子の滑らかな肌を絹で擦りながら小さな声で答えた。
「本当に凄いわ。すこしユニークな王ですけどね」
月子はふわりと笑った。
「…ええ、王の風貌はその、マニアックですので…。
表向きは身の安全のためと仰っていますが、気にされておいでのようです。
姫様のような優しい方がこの国に来ていただけたら本当に嬉しいのですが…」
驚いて月子は少し身動ぎした。
「あっ。申し訳ありません」
侍女が手を離した。
「いえ、そうではないわ。今の…結婚の話など聞いていないけれど…」
侍女が不思議そうな顔で肌をまた擦り始めた。
「ご存じではないのですか?王はそろそろ結婚を考えておいでだとの噂です。
夜神国となら国情もよろしいですし、老いた皇后様などは、すっかり姫様が嫁いでいらしたと思いこまれて喜んでおられます…」
月子は愕然とした、竜崎王の舐め回すような視線、
ちっとも売れない后妃幸子考案の菓子の宣伝。全てがぴったりと納まる。
「初めて聞いたわ。少し驚いたけど。…そういう事だったの…
もっと、王の事を話しておくれ。花嫁候補ならば王のことをよく知らなければね」
頬を桜色に染めた月子は考え込むように侍女の話に聞き入った。
---------------------------------------------------
89名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:47:05 0
>>88つづく・・・
つくづくお馬鹿です。自分的にはLたんとくっつけたいですが今回は魅上にがんばって貰います。
90名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 21:55:02 0
>>88
GJ!続きwktkしながら待ってます
魅上の変態臭さがなくてなんだかかっこいいw
Lたんとくっつくのもいつか書いてね
海賊で王様なLと月子姫とかwこっちも待ってるw
91名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:02:22 0
2巻の表紙が王座に座る竜崎の絵に見える件について
92名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:28:23 0
>>86
頬染める月子がカワイイ
変態っぽい竜崎王と騎士魅上の対比がGJ!w

実は自分もずっとそう思ってた>2巻表紙
まあ事実上Lは世界を統べる王というか神みたいな位置づけだったのかも
そこにきて新世界の女神を目指したのが月子ってのがまたイイ
93名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:30:53 0
うーん、アンドレ化してもやっぱり魅上はキモイなw
94名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:33:10 0
>>88
GJ!
パラレルも萌えるよね
95名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:06:02 O
>>91
世界一の探偵で権力もあるしね、神にとっては目の上のコブだ。
小畑氏のLのイメージカラーは金色らしいし
…世界一の人っていうと例のMADがww
96名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:17:42 0
>>91ちょコラが見てeeeee
>>90萌え頃す気かW

誤字多いなー
でも…感情を表に表さないに目つきが舐め回すような感じだったわ。

でも…感情を表に表さないのに目つきが舐め回すような感じだったわ。
97名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:41:26 0
>>88
GJ!!
Lがド変態ww
こういう系も萌えるんだな〜新しい感じだ!

ところで、魅上とセクロスするんだけど
Lと比べてしまい、そこでLに惹かれてたって気付く月子って需要ある?
文にしたらつまらんかも知れないが…
98名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:53:01 0
>>97どーんと(;´Д`)ハァハァですよ!
99名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 01:34:14 0
>>97
見たい!
100名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 02:33:01 0
>>97
私も見たいです!

また月子→L前提の照月子としては、月子の方にLを好きだという
自覚は無いんだけど、照の方が月子がLの事について語る時の表情を見て
月子からLへの想いが単なる敵愾心だけでない事に気づく…というのも
ありかと思ってみたり。
101名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 02:36:49 0
>>97
ぜひお願いします!

っていうかアニメ…月のままでも泣けるのに月子変換したら
大変な事になるよ…今夜眠れないかもしれない
102『L国と夜神国』:2007/06/27(水) 04:56:22 0
続き『L国と夜神国』 題はこれで。エロ?セクハラ?
騎士魅上と月子姫
---------------------------------------------------
風呂上がり、月子は召使いに命じて持参した鉱泉水を開けた。
月子の持ったグラスの中で気泡が弾ける。
「L国の水はとても美味しいそうですのに」
侍女が少し不思議そうに訊ねた。
「やはり故郷の水が一番だわ」
にこやかに答えるが心中は猜疑心で一杯だった。
(どうも変態臭い話ばかりだわ。あの王なら媚薬でも盛りそう)


しばらくは戦争のない時代、L国王は水道等のインフラ整備の推進で国民の絶大な信頼を得ているようだ。
薬や謎の機械も作っているせいで、一部では神通力があり千里も見通せる超人扱いらしい。
しかし機械の試験の失敗で乳首のねじ切れたジェバンニという青年の話や、
薬のせいで成長の止まってしまったニアという少女の話など、所々に竜崎王の限度を知らない幼稚な部分も窺える。
ジェバンニ青年などは噂では淫具の設計の失敗らしい。
その後、設計者を処分し青年を王宮に雇っているので、素晴らしい君主だと皆目がくらまされているが月子は怪しんだ。
(ただの変態じゃない…)
ニアも不老長寿の薬の失敗らしいが、知れたものではない。
103『L国と夜神国』:2007/06/27(水) 05:01:09 0
考え込む月子に侍女がおずおずと声をかけた。
「姫様、王の使いだと言ってマッサージ師が来ております」
「マッサージ?」
「はい、L国自慢の香油と王家秘伝のマッサージををぜひ姫様にと…どういたしますか」
風呂上がりというタイミングの良さに吃驚したが、追い返すわけにも行かない。
「いいわ、ここへ。それに魅上も呼んで」
「はい、かしこまりました」
スカートを広げお辞儀をして侍女が去った。
竜崎王が何か仕掛けてくる予感があった。
もしかして人の心を見通すような機械でもあるのかもしれない。
---------------------------------------------------
マッサージ師の老婆は入ってくると恭しく薄紫色のとろりとした液の入った小瓶を見せた。
「これがL国自慢の香油でございます。
時期に一斉に摘み取った花の全てを秘伝の製法で油に移し、
かぐわしい花の香りで身体と精神をリラックスさせ安眠へと誘います。
王家秘伝のマッサージで長旅の疲れを癒しましょう。
ぜひ月子姫にとの王の仰せでございます
それに姫様には特別に我が家秘伝の豊胸マッサージ薬もございます」
もうひとつ怪しげな白い液体の入った小瓶を振ってみせる。
部屋着姿の月子は女マッサージ師と助手の者達を観察した。
全体に中年から老人といった風情の普通の女達だ。
魅上は部屋の隅に立ってそれを眺めている。
何の計略か知らないが、いざとなれば魅上が居る。
月子は腹を決めた。
とりあえず相手の出方を見てみよう。
「そうね、じゃあやってもらいましょう。どうすればいいの?」
「はい、では産まれたままのお姿になって仰向けに」
マッサージ師はベッドを指さした。
侍女に腕を伸ばすと月子はするりと薄い部屋着を脱いだ。
そのままベッドに寝そべる。
魅上に丸見えなのは恥ずかしいが、何があるか分からない。
羞恥よりもエロ王への恐怖が勝った。
104『L国と夜神国』:2007/06/27(水) 05:07:41 0
「では頭と足から」
暖かめられた香油が額と脚に注がれた。
老婆の見た目よりも柔らかい手が、頭から首へ胸元へと何度も滑る。
別の手が、脚を揉み上げるように香油を塗り広げて行く。
月子はラベンダーのむせるような香りを吸い込んだ。
心地よさに目が勝手に閉じて口が半開きになってしまう。

部屋の隅では魅上が真っ赤になって月子の表情を見つめていた。

月子の両腕にも香油が垂らされそれぞれ助手が付いた。
慣れた手つきで指先から絞り上げるように白い肌を撫でていく。
「では豊胸マッサージをいたします」
白いミルク色の香油が胸に垂らされた。
甘い香りが鼻をつく。
皺皺の指が暖めるようにゆっくりと何度も胸に当てられる。
徐々に刺激を強めながら月子の胸を揉みしだいていく。
頭は助手に替わって、ゆるゆると耳元を優しくさする。
「…ぁ…」
月子は甘く吐息を漏らした。
老婆の手の平が月子の可愛らしい突起を押し、刺激で乳首が少しずつ固くなっていく。

明らかにエロマッサーが入ってるのだが、魅上は制したものかどうか迷った。
「姫?」
小さく訊ねると月子は潤んだ瞳で魅上を見つめ返し、かぶりを振った。
頬が少し上気して目を閉じると妖艶な聖母のようだ。
魅上は少し前屈みになった。
(このままでは、私が持たない…)
105『L国と夜神国』:2007/06/27(水) 05:10:04 0

胸へのマッサージとともに下肢を揉む手は股に移り、助手の手が尻の下まで差し込まれ揉み上げる。
すっかり固く立ち上がった乳首を助手に替わると、老婆は暖かい香油を一掬い月子の股に垂らした。
「あっ…」
月子は目を瞠った。
「そんな所にも?」
老婆は皺に埋まった顔を月子に向けた。
「ええ、美しい姫様。
熟練した指で全身を隈無く調整する事こそ大事なのです。少し脚を広げて下さいませ」
「え…」
月子は迷った。
既に胸への刺激は柔らかいものから徐々に強い刺激に移り、どうしてか体の奥が甘く疼く。
しかし既に女達の手で与えられる快楽の全てを知りたいと体中が欲していた。
月子は少し脚を開いた。
指が秘部に触れた瞬間月子の体がピクリと緊張した。
蜜と油が老婆の指で練り合わされクチュクチュと音を立てる。
月子の躯は徐々に弛緩していく。
陰毛を指で撫でつけると老婆は指の股に淫核を挟み、器用に上下させ始めた。
「ぁ…っ…あ…」
月子は愛撫に背を反らせた。
助手が素早くクッションを背に差し込む。
月子はシーツに頭を押しつけて喉を仰け反らせて悶えた。
熟練した女達の何本もの柔らかい手が月子の裸身をなまめかしく這い回り、
月子の中に眠っていた性感を表へと導き出す。
股から漏れる淫猥な音がしばらく続くと、月子はすっと息を飲み、生まれて初めての快感に体を痙攣させた。
「っ…あ…これは…何、っあ」
「それは王にお聞きいただけばよろしい事ですよ…」
老婆は満足そうに微笑んだ。
「ではもう少し…」
106『L国と夜神国』:2007/06/27(水) 05:11:14 0
魅上は既に踞って太股に短剣を突き刺して気絶していた。

体の上を滑る熟練した手で都合三回ほど絶頂を迎えると、快感の中で月子姫は眠りに落ちていった。
---------------------------------------------------
続く
だめだエロエロ楽っしいわー(;´Д`)ハァハァ
アヌメ終わったらしいちゅうのに
107名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 05:14:54 0
アニメ…泣ける。L迎えにきてたね。月子だとさらに泣ける。
108名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 05:45:33 0
言い忘れた。>>106乙であります!!
109名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 06:19:27 0
>>106
エロイww続きよろしくw
110名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 06:55:29 0
獄中照が狂いながら月子のことを考える話がモヤモヤと浮かんで、
アニメ最終回を見てイメージ固めてからと思ってたら照があんなことに。
血飛沫と共に弾け飛んだモヤモヤを再度掻き集められるだろうか……
アニメはアニメで良かったとは思うんだけれども。

<チラ裏/>
アニメ見てるとどうしても環と鏡夜を連想してしまい、
白月子がLにセクハラされて、
「女の子はお嫁に行くまでお肌を見せちゃいけないんだから!助けてお母さーん!」とか
ウザくわめいてる姿が思い浮かんでしまうのは自分だけだと皆の萌えのために信じたい。
いや殿は好きなんだけれども。
</チラ裏>
111名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 07:07:00 0
えー、アニメそんな萌え展開なのか。
見たいいいいいいい(アニメ放送ない地域)
DVD待つか… クスン

久々にシリアス書いたんで
夜にでも(暇があったら昼に)投下します。
112名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 08:05:30 0
wktk
113名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 11:32:28 O
この際竜崎はほっといて
ワタリ×月子にしたらどうだ
11477:2007/06/27(水) 12:02:48 0
ちょっとネットから離れていた間に凄いものが投下されていた!!
>>83さんごめんなさいww
エロと騎士魅上x月子姫前提竜崎国王x月子姫(で良いの?)は任せます!!
私は騎士魅上x月子姫のラブをw
…今からネームかorz
115111:2007/06/27(水) 12:29:25 O
残業ケテーイorz
また会う日まで。

パラレルSS楽しみです。
116113:2007/06/27(水) 12:32:24 O
あ、月子をマッサージしてるの
老人じゃなくて老婆か。
ワタリがやってると思いこんでた。
117名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 13:43:57 0
>>116童話といえば魔法使いの老婆かなーと思ってな
ワタリ老婆でもいいかもな
118名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 14:35:57 0
>>117
ワタリが女なんて嫌なんだぜw
119名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 14:38:51 0
よく考えたら矛盾してるな。ワタリ出てるし。嫁?w
120名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 15:03:21 0
童話かあ。
リューク婆ちゃんにりんごを届ける赤頭巾ちゃん月子。
リュークを倒しておばあちゃんの格好で
ベッドでL座りしている竜崎。
「どうしてお婆ちゃんの目の下にはクマがあるの?」
「それはですね…あなたを寝ずに待っていたからです…
待ちくたびれましたよ…」
赤頭巾ちゃん竜崎に襲われて終わり(ペロー版のやつね)

あとは白月姫?
ニアが差し出した毒りんごを
白月姫からひったくって食べるリューク。
たまたま通りかかった魅上王子、横たわるリュークをみてそのまま通り過ぎる。

または死んでいる白月姫にキスしようとする竜崎王子。
七人の小ミサ「えー死体にキスするのー。この変態!」
竜崎王子「私が…変態…」
ショックで引きこもる竜崎王子。



ごめん。マジ疲れてるの。
121名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 15:06:14 0
>>120ちょ、いいwwwwwww
もっと疲れて(ダメじゃん)wwww
122名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 15:17:12 0
>>120白雪姫だと、竜崎王子は姫の死体を貰っちゃうバージョンも古いものにあったような。
ガラスの棺を城に持って帰って、キスしたら蘇生という。
ますます変態
123名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 16:36:48 0
>>121
自分が疲れると、救いようのない話書くか、どんどんアホになるからw

夜、他の捜査員が寝た後、二人きりでいい雰囲気になる月子と竜崎。
ふたりの唇が、近づいて…
ガチャ。
「なんかないっすかねー。腹減って眠れないっすよー。」
「え、あ、松田さん!ちょっと待ってね!」パタパタパタ
「………松田のバカ……」

「松田さんが緊急サインを送ってきました」
(中略)
「だとしたらたぶん殺されますね」
「今の話は忘れてください。もうどうしようもないからほっときましょう(ニヤリ)」
「竜崎…?」

スマン
124名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 16:57:17 0
*軽く纏めますw*赤ずきんちゃんはエロいね確かに
その昔、ある所に可愛らしい月子という女の子とがおったげな。
「じゃあまっすぐ森へリンゴを届けるのよ」幸子が言い含めて送り出した。
リューク婆ちゃんにりんごを届ける赤頭巾ちゃん月子。
「月子ちゃん、あすこに綺麗な花があるよ。リュークにどうだい?」
明らかに着ぐるみの狼に誘われて、お花を摘み始める月子。
竜崎は狼の着ぐるみを脱ぐとリュークの家へ向かった。
ガチャ
「ウホッ?あれ?月子ちゃんじゃないのか?」
「黙れ死神」
ボギッ
月子はやっとお婆ちゃんの家に到着した。
「こんにちわ、リュークお婆ちゃん。リンゴをどうぞ」
「月子さんですね、もっと側に来てくれませんか」
リュークを倒しておばあちゃんの格好で、ベッドでL座りしている竜崎。
「お婆ちゃんはどうして眼がそんなに大きいの?」
「あなたを見つけるためですよ」
「どうしてお婆ちゃんの目の下にはクマがあるの?」
「それはですね…あなたを寝ずに待っていたからです… 待ちくたびれましたよ…」
「どうして、お婆ちゃんのお口は大きいの?」
「それはあなたにキスするためですよ」
「…ん…っ、んっ…ど…どうしてお婆ちゃんの腕はこんなに長いの?」
「こうやって抱きしめるためですよ」ぎゅ
「どうして、お婆ちゃんの指は長いの?」
「あなたの体をこうやって撫でるためですよ」さわさわ
「…あ…は…どうして…こんなに肌が白いの?」
「あなたに見せるためですよ…」
「この…イルカさんは…どうして…あっ」
「これはあなたを喜ばせるためですよ…」
「や、…あん…痛…あ…んっ…気持ちいい…」     end
125名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 18:54:14 0
昔は思わなかったが白雪月姫の王子はディープキスしたんだろうか
竜崎王子変態だな・・・
126名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 19:08:54 0
メルヘンパロの流れをぶった切って申し訳ありませんが、
25日に話題になった「もしLや魅上が粧裕と顔を合わせる事になったら」
ネタで四コマを描いたので投下します。

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000015532.jpg

しかしメルヘンパロでLの変態度が急激に増していっている事に
不安と感激を覚える今日この頃。
127名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 20:08:22 0
>>126キモ照w笑わせてもらいますた
メルヒェンパロ変態Lぶったぎっちゃって下さい
変態じゃないと収拾つかないかなあと
128名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 20:37:15 0
>>126
イイ!GJ!
129名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:05:12 0
管理人さん乙です!
130:2007/06/27(水) 21:26:04 0
血の味→サンタ仮装→の次の感じ
Lと白月子 キスだけ
---------------------------------------
「あ、月子さん。こちらへ来て貰えませんか」
食べかけのドーナツを持った竜崎に呼びかけられると、巨大なクッションが渡された。
「何に使うの?」
「それを持ってそこへ立ってみて下さい」
ドアの横に立たされる。
月子を見て竜崎は眉間に皺を寄せた。
「もうちょっと上に持って、下から抱えてみてくれませんか」
「こう?」
月子は訳の分からないまま、言われた通りに抱えて見せた。
ドーナツを置くと竜崎がすたすたと近づいて来る。
「もう少し…」
端を持つと、突然クッションごと月子を壁に押しつけた。
同時に一つしかないドアの鍵を掛ける音がする。
月子は衝撃で壁に背中をぶつけた。
「ちょっと、何よ」
「じゃ、キスしましょう」
嬉しそうに口角を上げて言う。
「また騙したわね!」
月子はクッションの下でもがいた。
腕ごと押さえられて狭くて動けない。
「これは、なかなか良い方法ですね。ただ、一度しか使えませんが…」
ジタバタと芋虫のように藻掻く月子を壁に押しつける。
「素直にキスさせてくれないと酷いですよ?」
「な…何言ってんのよ。自分が先に騙した癖に」
脛に蹴りを繰り出したが器用にかわされた。
「でも、逃げるでしょう」
竜崎が月子の額に頭をグリグリと押しつけて覗き込む。
「痛いって!逃げるに決まってるじゃない」
月子は顔を顰めた。
131:2007/06/27(水) 21:27:02 0
伸ばした指で竜崎の腹を引っ掻く。
「じゃ、良いじゃないですか…じっとしてくれませんか」
クッションですっかり巻き込んでしまうと片手で月子の髪をいじった。
「…何で普通に迫らないのよ」
「どうせ逃げられますし……嫌われてますからね」
「…そんな事…んっ…」
月子の唇を塞ぐ。
月子がまた藻掻く。
「あ…っ…や……ふ…」
頬を桃色に紅潮させ涙目になった月子は顔を振った。
竜崎の片手が月子の首筋に回される。
「ん…」
気持ち悪さに月子は見開いた目から涙を流した。
口を塞がれた息苦しさで胸が上下する。
口腔に差し込まれた舌が何かを探すように蠢いた。
竜崎がゆっくりと唇を離した。
粘膜同士が離れる音がして口から糸を引いて切れた。
月子の下唇を挟んで舌先で舐めると月子の顔を見つめる。
「今日は、噛み付きませんでしたね」
月子は息を弾ませ、睫毛に涙を溜めて睨んだ。
「噛める訳、無いじゃない」
「安心しました」
「な…ん……」
顔を近づけると口付けして、また舌を差し込でくる。
口中を舐めるように舌が蠢き、舌を探り当てて擦り、吸い上げようとする。
「ん……っ、あ……」
月子は苦しげに息を詰まらせて唇の端から涎を垂らした。
---------------------------------------
竜崎が唇を離した。
月子は胸を上下させ大きく息を吐く。
竜崎も少し息が荒い。
深呼吸して息を整えながら月子は挑むように竜崎を睨んだ。
132:2007/06/27(水) 21:27:49 0
頬に唾で髪が張り付いている。
「…っ大っ嫌いよ」
「そうですか?」
竜崎は見下ろしていつもとあまり変わらない口調で言った。
「私は好きですが」
月子は竜崎を力一杯睨んだ。
「嘘よ。竜崎だって、本当は私のこと好きじゃないわ」
一言づつ断定するように言う。
竜崎は少し目を細め月子を見下ろした。
「そうですね…さっさと体を繋げてしまっても良いですね。
何回かすれば……すぐにあなたの方から強請って来るようになりますよ。
そのくらいの自信はあります。
寝室も近いですし、今からだって…別に滅茶苦茶にしてもいいんですよ。
その方が私の気持ちも良く解って頂けると思いますが。
どうしますか?」
目を見ながら意地悪く脅すような言葉を淡々と連ねる。
月子は恐怖で目を見開くと、また涙目になった。


竜崎はじっと月子の涙を湛えた瞳を見つめていたが、ふっと諦めたように腕を緩めた。
クッションが緩んで足下に落ちる。

目を伏せ溜息を吐くように小さく呟く。
「……だから処女は嫌いなんです」

硬直した月子を見据えると、背中を丸めてポケットに手を突っ込んだ。
「私とつき合うんだったら股に瓶でも擂り粉木でも突っ込んで広げてからにして下さい」
少しだけ乱暴な口調で言い放った。
133:2007/06/27(水) 21:28:45 0
月子は右腕を力一杯振り上げると竜崎の頬に打ち下ろした。
鋭い破裂音が部屋に響く。
竜崎が眉間に皺を寄せ、疑うような目で月子を覗き込んだ。
「一回は一回です」
いきなり抱きすくめると首筋に噛み付いた。
「い…たっ」
「次からは素直にさせてくれますね」
また噛み付いて体を揺さぶる。
「い…や、嫌!嫌!放して!痛い!」
ついでのようにキスし痣を作ると竜崎は腕を解いた。
月子は逃げ出した。
遠くに来ると小さくなった竜崎を振り返る。
「大っ嫌い!竜崎のバカ!オタンコナス!エロジジィ!」
--------おわり--------

注意点、すりこ木はお勧めできません(*´Д`)ハァハァ
134:2007/06/27(水) 21:33:12 0
月子の唇を塞ぐ。 →
月子の唇を塞ぐと舌を差し込んだ。

ちょっと吊ってきますOrz
135名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:39:48 0
GJ!
つーかもう竜崎氏ね
136名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:57:29 0
>>133
乙!
なんだか竜崎が月子に惹かれてる自分を止めるために
わざと月子に嫌われようとしてやってるように見える…
やべえ、新たな萌え設定かもしれない(;´Д`)ハァハァ
137名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:58:43 0
待ってました! でもお願いしますキスだけなんていわないでその調子で先に進んでください
・・・しかもなるべく早くお願いします。
138名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:13:32 0
昔のCMの「お父さんなんて大っキライ」がやってみたかったんです(*´Д`)ハァハァ
>>136それ萌える(;´Д`)ハァハァ
139名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:16:13 0
大嫌い!って言いながら本当にそれ以上なにもしないLにヤキモキしてほしいなぁ
最後は処女なのに「処女は嫌い」っていうLに泣きながらお願いして欲しい。
140名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:48:50 0
>>139
それ萌えすぎる(;´Д`)ハァハァ
Lはなんとか理性の保ってるうちに月子の気を変えさせようと
「痛いですよきっと。私は処女だからといって優しく抱く気はありませんから」
とか言って脅すんだけど、「優しくなくてもいい…」とか月子に
俯き加減に言われたら、Lの鉄壁の理性も木っ端みじんになりますよ
でも結局優しくかつ激しく抱くLとかいいなあw
141名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:53:08 0
>>139
いいね!いいね!これ確かに萌える!!!
キス以上はせずに「処女は嫌い」ってじらすL策士だなw
「痛いし気持ちよくなんかないですし・・・やめたほうがいいですよ?」ってLに言われて
泣く月子かわいい。

書いてーーー!!!書いてーーー!!
142名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:57:47 0
>>140(;´Д`)ハァハァすげえ萌ゆる
143名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:04:23 O
しかし、プライド高い月子にそこまで言わせるって
相当揺さぶらないとだめだぞw
もうキラだのLだのどうでもよくなってそうだw
144名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:07:21 0
>>143
黒ならともかく白なら「自分は潔白」と思ってるし
Lのこと好きになる気持ちが勝ってもOKだと思うな。
145名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:12:56 0
>相当揺さぶらないとだめだぞw
大丈夫だ!Lなら揺さぶれる!期待している!
146名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:16:47 0
>>144
て事は白月子の時にお願いしちゃうのが一番自然かもねw
…あのピュアピュアした美少女にそんなこと
お願いされたらLも我慢できないよ(;´Д`)ハァハァ
147名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:24:31 0
管理人さん仕事がはやっ!w

この一連の流れめちゃモエです。
続きお願いします。
148名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:31:17 0
管理人さん激早
149名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:50:58 0
管理人さん乙です!そして仕事早っ!w

泣きながらお願いされて、わかりましたって答えた後
急に無言になったLを不思議に思って顔をあげた月子は
いきなり抱きしめられて濃厚なキスされるといいよ
150名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:01:12 0
でもその前に「ホントにいいんですか?そんなにいいもんじゃないですよ?痛いだけで」
って念押しはしてくれ。
覚悟を決めて泣きながらお願いする月子カワユス
151名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:07:08 0
恥じらいながらもこっちからお願いした手前
「処女は嫌い」って言ったLになんとか少しでも良いと思ってもらおうと
精一杯尽くそうとするんだけど、なんせ処女なのでどうしていいかわからず涙
それをLが優しく・・・
152名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:25:37 0
月子の涙をそっと舐めとって、緊張と不安でガチガチになってるのを
顔中に降らせた優しいキスで安心させてあげるL
やんわりと抱きしめて耳元で甘く囁くのもいいな
153名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:31:33 O
なんだこのテラモエスな流れは!!ww
はぁぁぁぁぁ読みたい処女を捧げる月子かわゆす
大嫌いなんて大嘘やん二人とも
書き手さんいつもありがとう今回(?)も是非おながい(*´Д`)
154名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:31:39 0
個人的には 花火のあがった日(L月)の文体が非常に好きだ。
書いてくださいません?
155名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:34:15 0
この一連の流れさいこうに萌えるから
書き手さんごとにどんな感じになるか、なるべく多くの書き手さんで読みたいな〜
このモエ流れを利用しないなんてもったいないっす。
156名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:39:09 0
>>151
モエコロス気かコラwwww
157名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:33:53 0
ちなみに絵があれば最高なんですが、誰か書いて下さいません?
お願いいぃぃぃ!!
158名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:42:35 0
そういえば、「L、月子の髪を散髪する」の続きも激しく見たい。
職人さん待ってます。

>>155
自分も多くの書き手さんで読んでみたい。みんなすごく上手いし。
159名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:47:04 0
絵描きたいのはやまやまだけど、時間帯的にスキャナ使えそうにない…
月子に優しくキスするLとか涙目な月子とか萌え死にそうだよ(*´Д`)
160名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:54:38 0
>>159
遅くなっても無問題っす!!!
是非是非描いてくらはい!
月子に優しくキスするLとか涙目な月子…萌える…!萌えすぐる!!!
待ってるよ〜。
161名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:31:08 0
今頃ですが…>>126様!素晴らしい4コマを有難う御座います☆
竜崎は想像ついたけど魅上は…!
爆笑しました。何てキモいんだ…そんな魅上を好きな月子が可愛い!
お疲れ様です。またの投下を待っています!

…自分も書けたら「騎士魅上x月子姫」と「Lx処女月子」のSSをやりたいと思います。
この流れが変わる前に何とかしたい!w
162名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:36:32 0
ど深夜に多いな。散髪wktk
163名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 06:40:44 0
おはよう 
なんか昨日ものすごい萌え要素が投下されてたみたいですね。
確かに>>140>>141>>151とか萌え死ぬ感じ。
これでたくさんのSS読みたいなー!



164名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 12:35:30 O
白月子の時は、リュークいないんだよな。
死神界から見物したら、月子が竜崎に落とされてるのみて
目ん玉飛び出してそう。
165:2007/06/28(木) 14:17:02 0
罠の続きとかそういう感じ。白月子とL。
---------------------------------------
夜も更け、ビル内の全ての人間が自分の寝室へ行き、そろそろ眠りに就くという頃。
竜崎の部屋の電話が鳴った。
ディスプレイに内線電話の相手の名前が光る。夜神月子だ。
「はい」
器用に指先で受話器を摘み耳に当てる。
「…竜崎?」
「何ですか」
「あの…電話で話、しない?」
「しません。さっさと寝て下さい」
「あ、りゅ」
ガチャ。竜崎は月子の話も終わらぬうちに電話を切った。

程なくして、また竜崎の部屋の電話が鳴った。
月子だ。
「…はい」
摘み上げた受話器に少し不機嫌そうに答える。
「竜崎?…あのね、えっと、その」
「さっさと用件言ってくれませんか」
「…ちょっと来てくれない?」
「……」
「あ、変な意味じゃないからねっ」
「やです」
ガチャ。
166:2007/06/28(木) 14:18:24 0
また、程なくして電話のベルが鳴る。
竜崎はすぐに受話器を取り上げた。
「しつこいですね」
「えっと、その…眠れなくて…」
「牛でも数えたらどうですか」
言下に断ると、音を立てて受話器を置く。
「何ですか…こんな夜中に」
ブツブツと独り言を言って、ふと竜崎は静かになった電話機を振り返った。

部屋を出、廊下を歩き、すぐ隣の寝室に閉じこめた月子の部屋の鍵を開け、ノックする。
「夜神さん」
内鍵の開く音がし、すぐにドアが開いた。
「竜崎、ありがと、来てくれて」
竜崎の目の前に、月子が現れた。
ピンクのパジャマ姿にシーツを引きずり、しっかりと枕を抱いている。
何故かもじもじと下ばかり見ている。
「何の用ですか」
竜崎がじろりと月子を見る。
「え、あの、えっと…」
「まさか…」
「あの、今日…今晩、一緒に居てくれない?」
「……」
「変な意味じゃないんだけど」
「……」
「ちょっと、眠れなくて」
月子は落ち着かないという風情で竜崎の素足を眺めた。
「…私は眠いです」
「じゃあ、寝ちゃっていいから。あっ、もしかして、これからお風呂だった?」
下ばかり向いていた月子が、上半身裸にタオルをかけた竜崎に今頃気付いて恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「そうです」
「竜崎の部屋、行って良い?」
167:2007/06/28(木) 14:19:58 0
「やです…月子さん…あなた今日、何読んでました?」
「えっと…超こぁい話…」
「全巻読んでましたね。それとテレビ」
「…宜保愛子の、これが世界の心霊だ…」
「懐かしいですね」
「いや、生まれてないから…」
「…嫌味ですか。そんな物見るから眠れないんです。深夜に呼び出して何ですか」
次々と暴き立てる竜崎を月子はじっと見つめた。
「随分冷たいのね」
「Mr.Ygamiを呼びましょうか」
ぼんやりと眠そうに入口の枠に頭をもたせかけた竜崎が訊ねる。
「家に帰ってる…。それに疲れてるだろうし」
竜崎は少し眼を見開いた。
「そうでしたね。じゃあ弥さん」
「松田さんと仕事で遅いの…」
「模木さんと伊出さん」
竜崎が面倒くさそうに訊ねる。
月子がキッと竜崎を見上げた。
「家族と女友達がダメだったら次は恋人じゃない?」
「そうでしたっけ」
「…意地悪ね!」
月子の言葉にいつもの勢いが戻ってきた。
「元気出たみたいですね、じゃ」
竜崎は身を起こすと、踵を返した。
「待って!」
戻ろうとする竜崎のゆるいジーンズを月子が素早く握った。
「ちょ、やめて下さい。脱げます…」
慌てた竜崎が腰を押さえた。
「待って。一緒にいて。怖いの。ね、一晩で良いから、ね?」
月子は半分涙目になって上目遣いで見上げる。
竜崎は月子を見ながらジーンズを押さえた。
「分かりました!分かりましたから、放して下さい!」
168:2007/06/28(木) 14:21:04 0
珍しく声を荒げた竜崎に驚いて月子は手を放したが、またジーンズの腰を握った。
「じゃ、一緒に居てくれる?」
竜崎は腰をしっかり押さえながら大きな溜息を吐いた。
「はぁ…居ますから。放して下さい。脱げます」
「だめ。逃げるもの。じゃあ竜崎の部屋行って良い?」
「…良いですよ、もう」
竜崎はぐったりと壁に寄り掛かって項垂れた。
月子の部屋を閉めると、腰に掴まった月子と部屋に戻る。
「風呂に入りますから、絶対に覗かないで下さい。何してても構いませんから。いいですね」
眉間に皺を寄せた竜崎がきつい調子で言った。
「分かった…」
少し元気の出た月子はベッドに腰掛けて、少し不機嫌そうに竜崎を見た。
月子は竜崎が脱衣室に入ると、竜崎のベッドに寝ころんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…夜神さん。月子さん?」
風呂から上がると、竜崎のベッドで月子は眠っていた。
竜崎は月子の少し子供っぽい寝顔を眺めると体に毛布を掛けてやった。
「父親>弥>私ですか」
ぼそりと呟くと月子の引きずって来たシーツにくるまってソファーに転がる。
竜崎は窓の外の夜景を薄目でぼんやりと眺めていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おわり
なんか期待に添えない部分もあるが (;´Д`)ハァハァ
169名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 15:04:45 0
>>168
ちょwwwww そんなとこで切らないで!って・・・まだ続きあるよねw
竜崎のじらしウマイなぁ・・・あんま月子に媚びないで進んで欲しい!
170名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 15:29:25 0
Lのこのテンションだと月子が泣いて頼むことになりそう。
期待でワクワクです
171名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 17:15:58 O
ダメだ、挙動不審のキモメンのくせに
月子に冷たくするとは竜崎シネと
思ってしまうw
172名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 17:16:38 0
「怖いからいっしょにいて」程度で襲うのは厳禁
じらされて泣いて欲しい。
173名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 18:28:31 0
>>168
オツカレ様っす!
その調子で早くエロに行ってw
174名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:01:20 0
てか>>111はいつなんだ・・(;´Д`)ハァハァ
余は待っておるぞ
175111:2007/06/28(木) 20:44:31 0
あっ、ゴメン。
後半を手直ししながらここ見てたら
つい邪心入っちゃって進まなかったw

とりあえず途中までですが投下します。
切なめ系微エロかな?あと、無駄に長いんでスミマセン。
176微熱:2007/06/28(木) 20:46:21 0
水が、流れ込む。
幾度となく。

竜崎と月子が、手錠で繋がれた生活を始めて、数日後。
「…ちょっと熱いですね…」
額に手を置いて熱をみていた竜崎がつぶやいた。
深夜、二人で同じベッドで寝ていた竜崎は、月子の様子がおかしい事に気付いて目をあけた。
ほてった赤い顔、少し浅くて、早い息遣い。
53日間に及ぶ監禁生活、そして解かれた直後から竜崎と手錠でつながれた
監視生活だ。気が休まらず、体力もまだ完全に回復してないに違いない。
その疲れから発熱してしまったのだろう。
(このまま寝かせておいたほうがいいでしょう。あまり様子がおかしいようなら、ワタリを呼ぶとして…)
自分の手錠を外して氷や薬を取りに行く、なんという発想は絶対にない。してはならない。
手を伸ばしてサイドテーブルに置いてある水差しをとる。
(おっと…)
はずみでコップが落ちた。絨毯の上を静かに転がっていく。
手元にはタオルもハンカチもない。竜崎は自分の枕カバーを外して、水差しの水で濡らした。
水差しの水はまだ十分に冷たかった。額に乗せてやると、伏せられた長い睫毛がかすかに震えた。
「……ず…」
「? 何か言いましたか?」
「…みず…」
「水ですね。はいはい」
サイドテーブルを振り返る。水差しと一緒におかれていたコップが、ない。
「………」
手にとった水差し。赤い顔をして眠る、月子の顔。
一瞬の逡巡の後、竜崎は水を自分の口に含むと、月子の唇に押し当てた。
177微熱:2007/06/28(木) 20:47:30 0
かすかに開いた唇に、水が流し込まれる。
むせてしまわないよう、ゆっくりと、少しずつ。
こくん、と喉がなる音を何度か聞いた後、竜崎は唇を放した。
「………」
口の中は冷たいままなのに、重なっていた唇だけが熱い。

整った端正な顔立ちの中に、わずかにあどけなさを残す月子の寝顔を
飽く事なく見つめながら、
その夜、竜崎は幾度となく、月子の唇に水を流し込んだ。

「私、まだまだやれるのに」
「いえ、今日はもう寝ましょう」
次の日の夜、竜崎の提案で少し早めに就寝することになったふたりは
並んでベッドに入っていた。
「…ごめんなさいね、私、疲れが溜まりすぎると熱出したりするの。たまにだけど。
ぐっすり寝たら、次の日には治ってる事多いんだけどね。
竜崎、もしかして一晩中起きててくれたの?」
「そんなことはありません。それに謝ってもらうようなことは何もありません」
「そう…」
相変わらず、何の感情もこもってないような竜崎の声に月子はわずかに苦笑する。
今朝目覚めたときに額に乗っていた濡れた枕カバーと、
昨日よりさらに濃くなった竜崎のクマを見れば、大体の想像はついた。
「さあ、もう寝てください。私は月子さんの頭脳には大いに期待しています。
できれば万全の体調で推理して欲しいですから」
「わかったわ。また明日から頑張るわね。おやすみ、竜崎」
「おやすみなさい。明かり、落としますね」
部屋の明かりが弱められる。
枕に頭をのせて、月子はふうとため息をつく。
手を伸ばせば届く距離に、いつも竜崎がいる状況と、
左手の手錠の重みに、だいぶ慣れてきた。
最初の頃は、気になってよく眠れなかったものだが。
178名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:09:31 0
乙!続きもまってます!
179名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:32:35 O
乙!続き楽しみ(*´Д`)
激しいのもいいがほんのりエロいのもいい。
180名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:34:47 0
続きwktkちょっと大人な香りのふたり(;´Д`)ハァハァ
181名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:55:41 0
管理人さん乙であります
182名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:11:11 0
乙! 続き待ってます〜♪
183微熱:2007/06/28(木) 22:20:26 0
しかし。
体の疲れはあるのに、なかなか眠りはおとずれなかった。

「…竜崎」
「はい?」
薄明かりの天井を見つめながら、月子はささやくような声で、言った。
「昨日……、私に、水を飲ませてくれたわね?」

隣で竜崎が、かすかに身じろぎしたのが感じられた。


答えを待つまでもなかった。
(やっぱり、夢じゃなかったのね…)
夢うつつの中、何度も降ってきた、冷たい唇。
ゆっくりと流し込まれる水は、熱く乾いた喉には、まさに甘露で。

「…そうですよ」
ややあって返ってきた竜崎の声に、月子は淡く微笑む。
沈黙が落ちた。
184微熱:2007/06/28(木) 22:29:13 0
(やっぱりまだ、熱があるのかな…)
目を閉じて、月子は思う。
そうでなければ。
暗がりの中で体を起こした竜崎の手が、ぐいと月子のあごを掴んだのを、
彼の顔がゆっくりと近づき、薄い唇が月子のそれに静かに降りてきたのを、
黙って許しているはずがない。
覆いかぶさってきた竜崎の背中にそっと手を回しているはずが、ないのだ。
薄く開きかけた目を、もう一度ぎゅっと閉じて。
185微熱:2007/06/28(木) 22:31:04 0
(…夜神月子… 何を考えてる?)
何度も何度も、浅く深く唇を重ねながら、竜崎は心の中で思う。
昨夜の事をとがめてくるのかと思ったが。
何も言わず唇をうばっても、強く抱きしめても、衣服に手をかけても。
抵抗らしい抵抗はみせず、むしろ静かに受け入れるように身を委ねている。
(Lである私にできるだけ近しくなろう、ということか…?)
使い古された陳腐な手だが、Lが男で、彼女が女である以上
最も効果的な方法ではある。
彼女が彼女の思惑を持って近づくなら、こちらはそれに乗ってやるまで。
それならそれで楽しませてもらいますよと、竜崎は白い体に指を滑らせた。
だが。
かすかに戸惑い、恥じらいながら竜崎の愛撫を受け入れる彼女は、
どう見てもただの可憐な少女で。
相対していても、カメラ越しに監視しているときも、あれほど心の奥で鳴り響いていた
“危険信号”が鳴らない。今の彼女からは感じられない。
感じる違和感を振り払い、
瑞々しい滑らかな肌を存分に味わいながら、竜崎は月子とより深く結びつくために
彼女の膝に手をかけた。
伸びてきた手が彼の腕を掴み、儚い抵抗を見せたが、、竜崎はかまわずに体を重ねていく。
静かな室内に響く、手錠の鎖の音と二人の息遣い。
186微熱:2007/06/28(木) 22:34:21 0
「−んんっ……くうぅっ……」
(え…?)
貫いた瞬間に見せた、わずかにひるんだ表情、力がこめられた両手、
きつく結ばれた唇から漏れた、苦痛の響き。
見返した結合部に見える、鮮血。
「初めて…だったんですか」
思わず口をついて出た竜崎の問いに、苦しそうに眉をゆがめていた月子は
ゆっくりと目をあけると、自分の上にいる男に向かって切なげに微笑んでみせた。
(………っ!)
湧きあがって来た情欲を、なんとか抑え込み、
強引に進入してしまった事を少なからず後悔し、
ゆっくりと腰を動かす。
(それにしても…これは結構、強敵ですね)
初めて男を受け入れた月子の深部は、誘うように柔らかで、したたかで。
熱さを増す彼女のしなやかな体も、汗で額に張り付いた前髪さえ
男の本能を駆り立てるのに十分すぎるほどのエッセンスだった。
それをそのまま激しくぶつけ、欲望のままに抱きつぶしてしまいたいという衝動をこらえつつ、
竜崎はあくまで優しく彼女を抱く。
彼女の辛そうな声が、甘い響きに変わるまで。
―夜は,まだまだ明けそうになかった。
187名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:35:17 0
もう少し続くんだけど、パソコン調子悪い(´・ω・`)
また明日これたら来ます。
188名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:44:50 0
GJであります!!
189名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:52:13 0
>>187乙です(;´Д`)ハァハァ
竜崎やってもーたがなぁああ
190名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:52:37 0
>>187
来てね〜待ってる! 
んーでも最初ってそんなたおやかなもんじゃないよ
もう死ぬほど痛くてw
191名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:07:15 0
>>168の進展も楽しみだし>>187の続きも読みたい!
192名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:12:32 0
>>187の二人は大人の香りだな>>168の自分脳内りゅーざきは、実は上目使い月子カワイイとか思ってて、
鶴の恩返しの鶴並に言い含めたのは、風呂場でオナニするから。で、頭に冷水かぶる。
自分はなんか二人とも子供っぽく思える。不思議。
得意じゃないから内省を書かないけど、
竜崎が焦らしてるんじゃなくて、マジに処女とすんの怖いっていうか嫌っていうか
キラなんかとやれっかというか。
あまり言うと先がバレるんだが、焦らしてるのはヲレw
193名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:29:33 0
一応相手は処女だしLは7歳も年上なんだから余裕持って誘導してもいいと思うなw
194名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:41:44 0
そうだ、Lは7歳も年上なんだったな!
結構離れてるな〜。そうなるとやっぱ精神的にはLの方が大人だな。
よく考えると魅上も年上だ。高田だけだな同い年は。
195名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:10:55 0
原作を真面目に読んでいてもLと月(月子)は
Lが年上らしく月の子供っぽさをからかったかと思えば
同レベルで喧嘩したり、時には月以上に幼い行動に出る……
と非常に柔軟性のある関係なのはガチなので、
>>192氏の子供っぽい竜崎も>>187氏の大人竜崎も
十二分にありだと思いますよ。
(でも総合的に見れば、やはりLの方が大人なんだろうと思ってみたり)
196名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 00:55:42 0
大体なんでLはあんなに甘い物がすきなんだ?
今さらだが…。つぐみの思いつきか?
197名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:25:06 0
>>196
愛嬌を出す為…とか?w
頭を使う心理戦なら、相当量の糖分を消費するからそれを補う為…とかじゃないかな。
それに昔からそういう食生活をしていただろうから、もう別のものだと思考が上手く
働かなくなっているのかもしれない。
月子(月)はコンソメポテチでそれを補っていたけどw

肉をガツガツ食べる竜崎って考えると何か怖いよ。魅上もだけど。
魅上はハム食べてたけど自分から肉は食べなかったイメージが何故かある。魚ばかり食べてそうw
そしてきっと鍋奉行で焼肉奉行だと思う。几帳面だから。まぁ、月子もそんな感じだろうけど。
煩くは言わないだろうけど、やんわりと「竜崎そこにタレの肉は置かないで。そこは野菜の陣地よ」
とか言ってw
魅上と食べに行ったら何もしなくても焼いてくれるだろうから楽だね。

「月子様、焼けました」
「ん。次はホルモン系が良いわ」
「畏まり…いえ、あれは駄目です!!焼いていると跳ねます。神に襲い掛かったら危険です!!」
「魅上が盾になりなさいよ。良いから早く注文して。〆は冷麺と杏仁フルーツだからね」
「盾…そうですね。仰せのままに……そこの店員、注文を良いか」
「あっ、烏龍茶も追加で」

などというどうでも良い妄想をしてしまった。
竜崎と回転寿司や食べ放題に行っても、ケーキとかプリンばかり食べてそう。
198名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:47:47 O
>>197
魅上ww
盾になってるとこ想像して吹いた

Lがめっさ肉とかラーメンとかに食らいついてる図が思い浮かばない。
奴はもはや甘党とかいう次元じゃないwそういう体質と納得するしかない。
漫画として、というなら特徴つけるための思いつきだろうね。
いつも何か食べてて視覚的におもしろかったし。
199名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:00:48 0
>>197
「そこの店員、注文を良いか」で吹きました。魅上おまいは…
しかし様付けで呼んだり、盾になったり物凄く悪目立ちしそうなカップルですね。

また、月子、ミサ(神のご友人)、粧裕、幸子(神の血族)との五人で焼肉屋を訪れたとき
ひたすらこの4人の為に肉を焼き続ける魅上なんてのも想像したり。
もちろん支払いは全て魅上で。肉を焼くのに忙しくて何も食べていないのに。
……いや、付け合せのしなびた野菜ぐらいは月子にもらえたかもしれませんが。
そしてドMな魅上はそれだけで至福の喜びを感じたり。
200名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:06:10 0
Lの甘党設定はおもしろくて好きだな
ちなみに魅上は何故かロースハム好きなイメージだw
Lも日本にくる前は普通にハムとか肉とか食べてたらどうしようw

前に人間が食事してるところは最もセクシーというのを聞いたことがあるよ
食欲と性欲は同じようなものとかなんとか
どれからいくとLってセクシーで性欲も旺盛って事になるんだがw
201名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:22:05 0
食事シーンはセックスシーンと同じだから、女優は見せないとかんとか
女優がいつの時代の誰か忘れたけど、そんなの聞いたことある
202名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:26:25 0
そんじゃ月子の食事シーンは軽々しくみせちゃ駄目だなw
そういう事を踏まえて、Lが月子が食事してるのを凝視してたらエロ脳すぎる
203名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:29:06 0
ヨーグルトとかバニラアイスとか、腐ルーチェとか・・
家庭用ソフトクリーム製造器というものもあるんだぜ
204名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:29:18 0
書き忘れた
>>187
乙!
処女月子かわいいよ…かわいすぎてムラムラするよ…!
竜崎もエロ優しくてイイ!続きまってます!
205名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:29:39 0
>>食事シーンはセックスシーンと同じ

では殆どのシーンで食事を行っているL
直接の描写はないが「朝食」がアニメで示された魅上
アニメ版ポテチで見事なパフォーマンス&演出を見せてくれた月(月子)は!?(;´Д`)ハァハァ
206名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:30:41 0
>>203
竜崎といえばケーキ、ケーキといえば生クリーム
最初は生クリームプレイでお願いします
207名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:32:57 0
>>205
Lは絶倫、魅上は童貞、月子は処女でも天性の床上手 とか?w
208名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:33:43 0
>>205自分で書いたが、自分脳内でのL絶倫説の理由が分かった・・・
L>魅上>月の順ってことか
209名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:34:32 0
>>207それだwwwww
210お寿司:2007/06/29(金) 02:46:06 0
>>197さんつながりで
>竜崎と回転寿司や食べ放題に行っても、ケーキとかプリンばかり食べてそう
会話だけでネタ思いついたので投下してみます。

竜崎、ケーキ→プリン→アイス→メロンのフルコース

「竜崎…、お寿司も食べなさいよ…」
「いえ、私は結構です」
「そう?」(変わってるわ…)
「月子さん、それは何ですか?」
「え…これ?イクラだけど」
「そうですか…」
「…?」
「おいしいですか?」
「……おいしいけど…さっきから何?」
「………」
「…?」
「………」
211名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:55:02 0
なんだよう!イクラに何が隠されてるのかすごく気になるんだがw
212名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 02:55:51 0
イクラの謎が気になって自分も待ってた
213お寿司:2007/06/29(金) 02:56:47 0
「あぁっ!!何するのよ!」
「こういう味ですか、なかなかイケますね」
「私の食べないで回ってるの取ればいいでしょ!」
「そんなに怒らないで下さい。私のプリンあげますから」
「そんなのいらないわよ!竜崎の食べかけじゃないっ!」
「わがままですね〜、プリンはおいしいんですよ?」
「私、甘い物は苦手なの」
「そうなんですか…知りませんでした…」
「でもプリンくらいなら食」
「では好きになって下さい」
「え?」(急に何事?)
「プリンも私も」

急に告白か!竜崎!な〜んてw 突発会話ネタでした。お粗末でした。
>>197さん、ありがとう
竜崎もね、月子のお寿司が食べたかったんだということで。
リロードしてなかったけど皆の会話ぶっちぎってスマソ。
以下何事もなかったかのように続けてください!
214210:2007/06/29(金) 03:01:13 0
ごめwイクラに特に理由はナッシングww
たいしたネタじゃなくてスンマセン!
215名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:02:20 0
>>213
竜崎も月子も可愛い!
ストレートないい方が竜崎らしくていいね
月子の口調も女の子らしくていいなあ
216名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:03:23 0
>>213いきなしw
217名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:04:43 0
寿司屋は、とりあえず唇と歯のノリは舐め取ればいいぜと思うのです。
月子がちゃんと確認して全然付いて無くて、の方が萌える
218名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:16:28 0
竜崎は舌技すごそうだから月子に海苔ついてても無問題
冗談のキスだったのに月子は本気で腰砕けになるよ

これからの季節は竜崎と月子でバカップルよろしく一つのジュースを
二人で一緒に飲めばいいんだぜと言ってみる
219名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:20:16 0
>>218
だって竜崎はさくらんぼのヘタを口の中で結べるもんねw
220名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:22:59 0
>>218
月子が猛烈に嫌がりそうwww
Lも「私の飲み物は私のものです。分けるのは嫌です」って言いそう
月子は自分も嫌がっておきながらLにそう言われるとカチンと来るw
221名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:26:35 0
>>220
ああ〜それいい!!GJ!
SS書いてくれ!
222名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:39:37 0
>>197の続きの台詞妄想を打ったら手違いで削除されたorz くそっ、魅上め!w
やさぐれている間に流れがLに変わったのに空気を読まずに投下…

>>199さんの「付け合せのしなびた野菜ぐらい」にコッチが吹いたw
それとか鉄板に残った肉とは思えない黒い物体とかをあげるんだよ。
可哀想な魅上を見兼ねた幸子が「少しくらい食べなさい。男の子なんだから」と完全に子供扱い
で肉を持って来てあげて。
感激しながら「母君様有難き幸せ!」とお皿を照ポーズで掲げ、月子に「目立つ、恥かしい!」と
後頭部を叩かれたり。(ここで眼鏡が鉄板に落ちて大慌て…でも良いけどw)
優しくされたのが嬉しくて(婿として認められたのだと勘違いしている)キモいぐらいにニコニコ
して食べるのが可笑しくて月子はクスクスと笑って…

「そんな顔して焼肉食べる人初めて見たわ。魅上は本当素直ね」
「笑って…いましたか?意識していなかったのですが…嬉しかったもので…」
「笑ってた。…ちょっと…可愛かったかも」
「え…?」
「な、なんでもないわ!ほら、もう焼けているわよ!」
「お姉ちゃん食べさせてあげれば良いのに」
「そうよ月子。魅上さんに全部任せていたんだから」
223名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:40:47 0
弾かれたorz
続き↓

「…こ、これは皆に言われて仕方なく、だからね!好きでやっている訳じゃ…!」
「存じております。…戴けますか?」
「…ん。はい、あ〜ん?」
「光栄です…っん。おいひいです」
「食べながら喋るんじゃないわよ!」
「お姉ちゃん照れてる〜。珍し〜い」
「粧裕!揶揄わないの!魅上もニヤニヤしないで、キモいわ!」
「お姉ちゃんって魅上さんにはツンデレだよねぇ?」
「どこでそんな言葉覚えたの!母さんも笑ってないで何か言ってよ!」
「お母さんお腹一杯で喋れないわ…ふふふ」

などという団欒?を続けて妄想してみた。
レジで貰うガムの包装紙を取り月子に「あ〜ん」する魅上とかも脳内妄想したw
下僕というよりバカップルw

流れをぶった切ってすみませんでした…orz
224名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:45:32 0
ツンデレ月子wワロスw
うまいなぁ〜。眼鏡が鉄板に落ちるのも面白そうだw
225名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 05:49:48 0
>>187 乙。
月子とLの初H、最高です。
私は上手くエロ小説が書けないので続きが見たいです。
がんばって、また投下して下さいね。

面白いネタ、ぶっきってスマン。
アニメの最終回、泣きました。
地域の関係でまだ見ていない方もいると思うけど、
月子バージョンで最終回を途中の場面から
自分なりに妄想し小説で書いたのだけど
見たい人いるかな?
少しせつない系の話になったのだけど。
友達は喜んだのですが、投下は駄目かな?
226名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 06:01:54 0
月子なら良いと思うけど。自分も書きたいと思ってるし。
ただ(死にネタが)苦手な人とか居るだろうし。(実は自分も苦手だったりするw)
最終回からそんなに日が経ってないからまだ辛いって人も居るかもしれない。(実はry)
名前欄とか頭に注意書き入れれば良いと思います。
表現は自由だよ。此処は妄想スレなんだから。投下待っています。
…なんか偉そうな言い方だな…上手く言えなくてごめんなさい。
227名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 06:05:08 0
>>225
見たいです!
228名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 06:07:14 0
>>225どーんとカモーン
229終焉。:2007/06/29(金) 06:28:22 0
アニメの最終回の衝撃で徹夜と授業の間に書いた小説で
下手ですが、皆さんに喜んでもらうためここに投下。
書いた分だけ投下します。
もう少しで完成予定。

注意!
アニメのラストを元にした小説です。
死にネタが嫌いな方、
多少内容は変えてはありますが(月子バージョンなので)
アニメを見ていない人には流れはほぼネタばれになるので、
見たくない方はスルーしてね。

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倉庫で二アに追い詰められたところからです。
230終焉。:2007/06/29(金) 06:30:57 0
数々の逃れることのできない確たる証拠を突きつけた二アが月子を追い込む。
だが、
(もう言い逃れはできない!ならば・・・)
高笑いする月子。
「ふはははは。そうよ!私がキラよ。ならば、どうする?ここで殺す?
いい、私はキラ!そして・・・新世界の神!」
皆の前に不敵に微笑む月子。
「今の世界ではキラが法であり、キラが秩序を守っている。
もはや私が正義。世界の人間の希望よ!それでも殺す?本当にそれでいいの?」
問いかけるように自らがキラであることを自白する月子。
だが言葉とは裏腹に
(そんなところで殺されてたまるもんですか!)
と心の中で呟く。
「キラが現れて6年・・・。戦争はなくなり、世界の犯罪が7割減少したわ。
しかし、まだ世の中は腐っている!腐った人間が多過ぎる。誰かがやらなければならないのよ!」
(そう!この私が)
月子は訴えるように話を続ける。
231終焉。:2007/06/29(金) 06:32:17 0
「ノートを手にした時に思ったわ。」
一瞬、初めてノートを手にした高校生の頃を記憶を思い出す月子。
あの頃から変わらない思いを口にする。
「私がやるしかない!いや、私にしか出来ないわ!
人を殺すのが犯罪なんて事は分かっている。しかし、もうそれでしか正せない!
これは私に与えられた使命。私がやるしかない!
他の者にできた?ここまでやれた!?この先、できるの!?」
力強く、思いを噛み締めるように話を続ける月子。
「そうよ、新世界を創れるのは・・・私しかいない!」
(そうよ!私の理想の新世界が近づきつつあるわ。誰にも邪魔はさせない。)
だが、続く言葉をニアが遮る。
「いいえ、貴方はただの人殺しです。」
月子の思いを断絶するように、ニアは完膚なきまでに月子を追い詰める。
「そして・・・そのノートは史上最悪の殺人兵器です。
貴方は死神やノートの力に負け、神になろうなどと勘違いをしているクレイジーな大量殺人犯!
ただ、それだけの何者でもありません!」
ニアの言葉に反応するように皆が月子を見つめ、辺りは静寂が流れる。
232終焉。:2007/06/29(金) 06:34:28 0
(言っても分からぬ馬鹿ばかり・・・)
所詮、何を言っても理解はされないと絶望する月子。
(始末するしかない。)
カチカチカチ・・・・・。
静寂の中、月子は自分の左手にはめている腕時計の針の音を聞き、自分の持つ最後の切り札を切り出した。
「ニア、今あなたが持っているノート。そして、相沢さんが日本捜査本部から持ってきたノート、本物?」
ニアは心の中で呟く。
(今度は、はったりか?)
月子は周りを気にしつつ用心深く、慎重に、そして怪しまれないようにニアから距離を置くように歩きながら話す。
「本物の在り処は私しか知らない。」
さらにゆっくり確実にニアとの距離を置きながら歩く。
「どうせキラを倒すなら、相沢さんの持つノートを試す意味でも私や魅上の名前を書く込むべきよ。」
(私の切り札。時計の中のノートの切れ端・・・。ニアの名前だけでも書いてやるわ。
ここまでくれば取り押さえられる前に名前が書き込める。
やってやるわ!)
ニアとの距離を置くことに成功したし、さりげなく腕時計を触る月子。
カチカチカチカチ・・・。
時計の底の部分をスライドする。
(あと少し・・・)
悟られぬようにニアに話しかける月子。
「ノートが本物か、偽者か・・・」
瞬時に腕時計の仕込んだノートの切れ端にペンで名前を書こうとした瞬間、
松田の銃弾が月子の腕に放たれた。
233終焉。:2007/06/29(金) 06:40:11 0
「松田!」
相沢が叫ぶ。
「馬鹿!!松田、誰を撃ってるの!!ふざけるな!」
月子も絶叫する。
銃を構える松田は震える体で月子に叫ぶ。
「なんだったんだ・・・・・。君のお父さんは一体、何のために!!」
「父さん?ああ、夜神総一郎か?
そうよ、松田。ああいうクソ真面目で真っ直ぐな人間が損をするのよ!
そんな世の中でいいの?!わかったでしょ!そこにいるこいつらを殺して!
撃ってーーー!!」
撃たれた左手から血が流れる月子。
松田は泣きながら怒りを月子にぶつける。
「父親を死に追いやって、馬鹿を見たで済ませるのか!」
松田の悲痛な言葉は月子には届かない。
月子は松田に目もくれず、自分の左手から流れ出す血で再度、
デスノートの切れ端にニアの名前を書こうとする。
「うわあああーーー!」
松田の絶叫と同時に銃弾が鳴り響く。
1発、2発、3発、4発・・・。
松田は連続で月子を撃ちまくる。
「殺す・・・!こいつは殺さなきゃ駄目だ!」
月子に銃弾が放たれた。
「松田!」
相沢、井出、模木で松田を取り押さえる。
弾丸は、間一髪のところで月子の頭からそれた。
234終焉。:2007/06/29(金) 06:48:21 0
「み、魅上、何してるの!書いて!こいつらを殺して!
ミサはどうしたの?高田は・・・」
血まみれになり、死の恐怖心から頭が混乱する月子。
「ニア、終わりましたね。」
「はい。」
混乱している月子を遠くから見つめる捜査員達。
月子は、今見てる現実の混乱の中で誰かの救いを求めた。
(誰か!いったいどうすれば・・・)
今までのやり取りを遠くからずっと見つめていた魅上。
気高く、神として慕い続けていた月子はもうそこには存在しない。
夜空に輝く月のように凛として強く、気高く、勝気で、時には優しく
いつでも輝いていた月子の姿を見ることは、もう叶わない。
今存在しているのは敗北と血まみれで傷ついた神ではない、生身の月子だった。
(それでも、私は神を、月子さまを・・・)
救いを求める月子のそんな姿を目の当たりにした魅上は・・・、
「あああああーーー!」
絶叫と共に持っていたペンで自らの心臓を貫く。
大量に流れる血飛沫。
絶叫する魅上。
一瞬、倉庫の上を通る飛行機音で遮られる。
混乱の中、魅上に近寄る捜査員。
「出血を!」
「いや、しかしこれはもう・・・」
皆が魅上に気を取られている間のその隙に
血まみれの月子が体を引きずってその場を離れようとしていた。
放心状態から目を覚めた松田が月子の動きに気づく。
「月子ちゃん・・・。」
松田が言ったその言葉で、皆が一斉に振り向く。
が、致命傷を負った体で月子は倉庫の扉に手をかけ、外に飛び出した。
235229:2007/06/29(金) 06:51:19 0

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この後は途中まで書いていたのですが、まだ完成してません。
少し妄想が入るので時間がかかっています。
すいません。
もう少しで完成しますので出来次第、投下します。
236名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 06:54:27 0
>>229様 素早い投下、乙です。
後半の妄想部分も楽しみにしています。
読み易く良い文章でした。
嗚呼、魅上…月子…切ない…orz
237名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 06:58:15 0
>>234(´;ω;`)ウッ
238名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 07:02:54 0
やっぱ切ないね。続き待ってます。
239名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 07:19:35 0
ところで魅上って、普通は普通にしゃべってるよね?
なんでか妄想の中の魅上は時代劇しゃべりだけどw
240名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 07:19:36 O
>>233
むぁつだー!お前っっ!
やっぱり女にするとより悲惨だね。
月子(月)が悪なのはわかってるんだけど、悲しい。
続き期待してます!
アニメの照には予想してなかっただけに、本気でびびった。
241名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 07:41:29 0
下げてくれると嬉しい。テンプレじゃないけどちょっと怖いから
そして乙>>235
242夜明け:2007/06/29(金) 10:21:39 0
>>168続き。流れをよまずに。白月子とL。またキスだけ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌朝、月子が目覚めて体を起こすと、ソファーにいつもの服の竜崎が踞っているのが見えた。
ソファーの端にはシーツがぐしゃぐしゃになって丸まっている。
明るいが、時計を見るとまだ早い時間だ。
「おはよ。…何で居るの」
「…おはようございます。…あなたが付いて来たんですが…」
「あれ?そうだった…」
月子は寝起きのぼんやりした頭のまま、もう一度寝ころんだ。
低血圧で、起きても体がすぐにはスッキリとしない。
頭を巡らせて見回すと、部屋の調度もベッドの固さも少し違う。
布団からほんのすこし甘い香りがする。
243夜明け:2007/06/29(金) 10:22:59 0
竜崎はソファーから立ち上がると冷蔵庫を開けた。
冷えた水を取り出すと、グラスに注いで少し飲む。
裸足の足が月子の枕元に歩み寄った。
「夜神さん」
月子の額に冷水が注がれた。
「わ!」
「目が覚めましたか?」
「何すんの!」
驚いて飛び起きた月子の側に竜崎が座る。
「それはこっちのセリフです」
月子の顔を両手で挟むと、唐突に唇を重ねた。
「んんっ…ん……ふ……っ」
少しだけ冷たい唇が押し当てられ、冷えた舌が月子の口に侵入してくる。
竜崎の舌から水の味がする・・・。
口内を舐め回すようなキスを少しだけすると、竜崎はすぐに唇を離した。
粘着質な音が唇から小さく漏れる。
ついでに顔にかけた水滴を吸い取り、月子の顔を上目遣いに覗き込んだ。
「目、覚めましたね?」
月子は顔を吸われ不愉快そうに目を細めていたが、すっかり冴えた頭で竜崎を見つめた。
「仕返し?」
「そう思ってくれて構いません」
竜崎の顔色が悪い。目の下の隈が濃い。
「竜崎…寝てないの?」
「寝てます」
言って、顔を逸らすと月子から手を離して立ち上がった。
ソファーへ戻り、足を折り曲げて乗ると手足を折り畳む。
「そう。…ごめん。ベッドも占領して、ごめんなさい…」
「だったら、さっさと戻って下さい。皆そろそろ起きます」
244夜明け:2007/06/29(金) 10:24:22 0
「分かった…」
ベッドから降りるのをじっと竜崎が見つめている。
月子がドアへ行きかけて振り返った。
「竜崎はいつ起きたの?」
「さっきです」
竜崎の放り投げたシーツを受け取ると月子は部屋を出た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つづく

(;´Д`)ハァハァかな?
昔見た、寝起きに飲料ぶっかけもちょっとやってみたかったのねっ
ちょうど書きながら水も飲んでたしなw
245名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 10:40:50 0
>>244
ちょwwwww その二人いつセックスできんのww
月子ちゃんと泣いて頼む? そうしてお願いだから。
このL一番好きだ・・・月子に媚びないところが。
月子が自ら陥落されるの楽しみー!

早く続き書いてね!
246名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 11:02:29 0
>>242
乙!!!!
楽しみに待ってました。
せかして悪いけど続き早く頼む。

月子が無邪気で男の怖さとか全然知らない感じ。
知ったらどうなるかな?楽しみ。
247名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 11:15:58 0
もまいらw貪欲だな。でも自分もツンツンな二人が萌えるなぁ
てか相当ラブ甘だろ
多分せっくぬまで行くと思うが。いかなくてもいーんじゃねえかとか思えるw
248名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 11:36:18 0
いやむしろ「さっさとやらかい!とケツ叩いてやりたくなるw
デレデレはまたそれはそれでいいけど、ツンツンもこんだけ萌えるんだな。
249名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:08:03 0
職人さんは読み手の希望を叶えようとか考えず自分の書きたいものを書いてくれたらいいよ
いちいちリク取り入れてたら最初の構想と変わったり辻褄合わなくなったりしそうだ
250名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:11:49 0
大丈夫、りくとか実は聞いてないから(・∀・)アハー
251名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:13:04 0
うはw
252名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:31:33 0
そう?俺は結構参考にしたりするけどなw
テーマあったほうが書きやすい
253名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:34:12 0
アハーだけど萌えるシチュエーションや設定は妄想の種にしてるな
254名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:38:16 O
昔はいたぶり系書いてたのになあ。
最近さっぱり書けん。
つーかどうしても泣ける系になる。
255名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 13:46:49 0
>>250こういう書き手がいても全然OKだけど
>>139>>152ぐらいまでの流れでSS投下してくれる神職人の降臨も待つ。

256名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 13:50:51 0
未完の作品の続きを描いてくれる職人の降臨も待つ。
257名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 13:57:08 0
>>255
>>256
同意同意ハゲドウイ
258名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 16:06:35 0
>>244 さん、乙!
次の展開がとても気になります。

エロありの小説はなかなか難しいです。
毎回、いろいろな妄想に楽しませてもらって
数々の神の降臨に感謝しっぱなしです。

お待たせしました。
「終焉」
やっと完成しました。
時間があれば
初エロ小説も今後、投下予定です。
下手なりに頑張ります。
259終焉:2007/06/29(金) 16:07:59 0
注意!
アニメのラストを元にした小説です。
死にネタが嫌いな方、
多少内容は変えてはありますが(月子バージョンなので)
アニメを見ていない人には流れはほぼネタばれになるので、
見たくない方はスルーしてね。

>>234の続き

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「月子さん、まて!」
月子を止める相沢にニアが言い放つ。
「ミスター相沢。ノートも隠し持っていないでしょうし、
あの傷ではどうせ遠くへも行けない。放っておいても身動きは止まります。」
相沢は毅然として言い返す。
「ニア、君の指図は受けない。」
相沢の強い意思にも似た言葉にニアはそれ以上の言葉を言うのを止めた。
「わかりました。お任せします。」
260終焉:2007/06/29(金) 16:10:52 0
夕暮れの中を月子は逃げる。
体は銃弾で傷つき、血は溢れ、息も切れ、思うように走れない。
肩を抱えて、悲痛な表情で夕暮れの中を逃げる。
(体が重い・・・。苦しっ・・・。でも、こんなところで死にたくない・・・。
死にたくないよ。)
朦朧とする意識の中、月子は空から落ちてきた一冊のノートとの出会いを思い出す。

------すべては、あのノートを拾ったことが始まりだった・・・。
デスノートを拾わなかったら、きっと今の私はいない。
後悔はない。
むしろ耐えられなかった、あの退屈な日々を・・・。
平凡な毎日、電車に乗り、学校に行き、
友達とくだらない話をし、いつも帰る道を通り、
いつも見上げる夕暮れすら灰色に見えた。

何をしていても、誰といても駄目だった。
他人に期待しなくなった。
何かに熱中しているつもりでも、頭の片隅ではいつも冷めていた。
先の見える進路、先の見える未来、何もしてても同じことだと半ば諦めていた。
楽しいフリをして退屈な気持ちを押しつぶす。
この退屈から逃れることは一生できないのだと諦めていた。
261終焉:2007/06/29(金) 16:13:37 0
私は、生きたかった。
そして、
誰よりも生きた!

ノートを拾わなければ退屈だけど、
そこそこの幸せな人生があったかもしれない。
家族がバラバラになることもなかっただろう。
父さんも死ぬこともなかっただろう。

でも、変えたかった!
退屈で、
悪に満ちたこの世の中を・・・
世界を変えたかった。

そして・・・なによりも巡り会えた、あいつに。
L・・・、竜崎・・・。

本当の名を知らない世界一の名探偵。
私の宿敵、
私を愛した男、
私が・・・殺した男。

あの日に、
初めてLに出会ってから私の世界が変わった。
世界はこんなにも光り色鮮やかで、
こんなにも闇が深い・・・。
262終焉:2007/06/29(金) 16:15:58 0
初めは、
理想の新世界の創るのにもっとも邪魔な宿敵だった。
今でも鮮明に思い出す。
「「キラ、おまえのしている事は・・・悪だ!!」」
「「Lという私は実在する。さあ!私を殺してみろ!!」」

どうしてだろう・・・
あんなに憎んでいた相手を。
今頃になって、
いい事も悪い事も全てを含めて
あいつのことばかり思い出す。
「「月子さんは私の初めての恋人ですから」」
「「月子さん、貴方がキラであってほしかった」」
「「お別れですね」」
死ぬ直前すら
穏やかな、全てを悟った顔で逝ってしまった私の半身。

私の罪は許されないだろう。
生きている間に
決して言わなかった言葉。
とうとう、言えなかった言葉が喉に詰まり
必死に胸の中へと押し戻す。

「「竜崎・・・リュウザキーーー!!」」  ------

263終焉:2007/06/29(金) 16:19:25 0
朦朧とする意識の中、幻想を見る月子。
夕暮れの中、退屈で覇気のない高校生の頃の月子と
現在の血だらけの月子がすれ違う。
純粋だったあの頃の日々が懐かしく感じる月子。
月子は思う。
(あの頃の私と、今の私は変わってしまったのだろうか・・・。)

刻々と日が落ちる夕暮れの中、空から月子を見下ろすリューク。
月子に別れを語り合うように呟く。
「おまえの負けだ、月子。最初に言ったよな。
お前が死んだ時、俺がおまえの名前を俺のノートに書くことになると・・・」
空から見上げて地上を傍観するリュークに、
肩を抱えて逃げ惑う月子が見える。
相沢たちは手分けをして月子を探していた。
血まみれで瀕死状態の月子は、最後の力を振り絞るように廃墟の工場の階段を上る。

月子の耳には決して聞こえないであろうが、
それでもかまわないのかリュークが穏やかに語りかける。
「これはノートを人間界に持ち込んだ死神とそのノートを最初に手にした人間との間に出来る掟だ。
牢獄に入れられたんじゃ、いつ死ねるか分からない。
待っているのも面倒だ。
もう、おまえは終わりだ。ここで死ね!」
264終焉:2007/06/29(金) 16:22:38 0
走り回りながら月子を探す相沢と松田。
階段のそばで朦朧とした意識の瀕死状態の月子。
そして・・・
リュークは自分のデスノートを手にする。
別れの時は来た。
「結構・・・長い間、互いの退屈しのぎになったじゃないか。
いろいろ面白かったぜ。」
死神界の掟通り、リュークは月子の名前を自分のデスノートへ書き込んだ。

ドクン・・・。
階段のそばですでに瀕死状態で倒れこんだ月子の心臓が微弱に動く。
目を見開き、月子も己の死を確信する。

265終焉:2007/06/29(金) 16:30:58 0
(40秒後に・・・心臓麻痺。もう終わりなのね。)

長いようで短い時間の流れを感じながら
月子は一人、ゆっくり死んでいく。
わずかな夕暮れの光に包まれ、月子は最後に愛しい名を思う。
(L・・・・)
生と死の薄れゆく意識の中、Lとのことを想う月子。
そして・・・
「「月子さん・・・」」
Lの幻想を見る月子。

(これがたとえ幻想であっても
夢であっても
幽霊であっても誰よりも会いたかった。

本当の名を知らない世界一の名探偵。
私の宿敵、
私が殺した男、
私が・・・愛した男。

ずっと言えずにいた言葉。
ずっと言いたかった言葉。)

だが、月子には
名前すら言う時間も残されてなかった。
月子はそのままゆっくりと目を閉じた・・・・。

窓から見える空は、夕暮れから夜へ変貌していく。
そこには夜空に輝く三日月が昇ろうとしていた。

END。
266265:2007/06/29(金) 16:32:32 0
--------------------------------------

下手なりにがんばりました。
多少、妄想が多く入っているので
いくらか違う部分はあるかと思いますが、
アニメの流れに合わせた内容になります。
今度は、初エロ小説で頑張ります。
読んでくれた皆さん、あんがと!
267265:2007/06/29(金) 16:47:47 0
アニメだと魅上の死は、
無様な神の姿をみて絶望し自殺した設定になっていますが、
魅上は意外と好きなので
慕い続ける月子を守るような自らの意思で自害したような設定に
変えてあります。

でも、完全に松田が月子をいじめる側になっています。
松田好きの方、スマン。

月子バージョンに変えるとこの話も悲劇になりますね。
原作が颯爽感と何もない終わり方だっただけに
アニメは月の死が美化した感じがして好みはわかれると思いますが、
私は好きでした。

次はもうちょっと明るめな話か
初エロ小説に挑戦中です。
268名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 16:49:30 0
>>267
乙! 次の初エロも楽しみにしてます。
269名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:04:38 O
乙!凄くいい…凄く泣けたよ。
アニメでさえあんなに切なかったのに、
月子に変換するともう耐えられない…(´・ω・)
誰よりも生きたっていう言葉が一番印象的だった
素晴らしい投下ありがとう!エロも待ってる(*´Д`)ハァハァ
270名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:31:10 0
そうなんですよね、月子変換すると照→月子、松田→月子、月子→L共に
「愛情」に変換出来るから余計に切なくなるんですよね。
(しかし照の「いつでも輝いていた月子」の件からすると、
 「倉庫前から照月子は密会を重ねていた」設定なのでしょうか
 これなら神を生身の人間だと認識するあったという事で
 照の行動がより自然になると思うのですが)
だからこそ月子変換は素晴らしいのですが。
次回作も期待しております。神!
271名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 18:05:24 0
せっかく月を女にしてるんだから少しはエロエロも読みたい・・・。
272名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 18:18:21 0
週末だし職人さんにがんばってもらってたくさん読めるといいなー
273名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 20:31:51 0
>>271
そんなあなたのエロエロ月子を読みたいんだぜ
274名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 21:20:20 O
 泣 い た 
月子切ないよ月子
275名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:06:10 0
>>273
じゃぁなんか書いてみるかな〜
276名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:06:19 0
>>258
乙です!
これ読んでからアニメ見たら泣けた…


「微熱」続き 投下します。
277微熱:2007/06/29(金) 22:07:14 0
― 終わった後も、なんとなく離れがたくて、竜崎は彼女の熱い体をしっかりと抱き締めていた。
月子もおとなしく竜崎の胸に顔をうずめている。
「月子さん」
月子さんは―
喉元まであがってきた問いを飲み下す。
月子がなんと答えても、その言葉をそのまま信じることはできない。
その裏を、思惑を読み、真実を探るだけだ。
「…大丈夫ですか?」
かわりに発した質問に、月子は小さくうなずいた。
(しかし…夜神さんに知れたら、射殺モノですね…)
バカな事を考えながら、竜崎は月子の体を抱く手にさらに力をこめる。

竜崎の手が自分をしっかりと抱いているのを感じ、
いつもの汚い物をつまむような持ち方を思い出して、月子はクスリと笑う。

好きなのか、と聞かれなかった事に、少しホッとしていた。
そう聞かれても、明確な答えは出ない。
自分でもどうなのか、わからない。
竜崎の抱擁を拒絶しなかったのは、彼が好きだから?
そうではない。彼に対しての想いは、恋とか愛だとかという
甘いものではないような気がする。
では何か、と聞かれても、答えられない。
答えたところで、信じてもらえるとも思えない。
彼にとって、月子は今も大量殺人犯キラの有力容疑者のままで、
月子にとって、Lは強引な捜査で自分や家族を苦しめた相手だ。
278微熱:2007/06/29(金) 22:08:26 0
しかし、この夜の事は、きっとこの先も後悔することはない。
こんな形で、肌を許してしまった事も。

なぜ抱いたのか、なぜ抱かれたのか。
お互いの思惑がわからない。真意が見えない。
黒でもない白でもない、こんな曖昧な状況は嫌っていたはず。
だが。
才色兼備を絵に描いたような美少女が、
今まで誰にも見せた事がなかったろう表情を、自分にだけ見せて、
今、腕の中で優しく微笑んでいる。

どんなときにも冷静沈着な、この変わった男が、
今まで見せたことがないような、優しい顔をして、
今、自分をその胸に温かく包み込むように抱きしめている。

触れ合った素肌から伝わる熱が、心地よい。
ただそれだけの事で、妙に満たされて。

二人は、お互いの体を抱き締めあいながら、いつしか眠りについた。


(…月子)


(月子)
279名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:09:16 0
みんなの希望の多い>>139からの萌えSSだけど、
自分が書こうとしたらえらい長くなるような気がした。
なんでLが月子にキスまでしかしないのか等の理由を考えて、
二人のキャラが破綻しないように心情を書いて…ってやってくと、結構難しい…。
いっそのことLをキレさせて月子を襲わせたほうが楽だw
でもそんなのLじゃないしw
キラがどうとかっていうのを全部無くしてエロのみだったら楽だけど萌えないし。
まぁ、もしうまく書けたら投下する…かも?しれない。
280微熱:2007/06/29(金) 22:12:02 0
「月子!ねえ、月子!」
呼びかけに、急速に現実に引き戻された月子は、ぱちりと目をあけた。
焦点を結んだ瞳に、心配そうなミサの顔が見えた。
「大丈夫?…ごめんね、なんか辛そうだったから」
「うん…」
ミサと暮らす部屋の中。窓の外はまだ暗い。
体を起こす。言われて見れば体がだるい。熱もあるようだ。
ミサがおそろいで買ってきた淡い水色のネグリジェが、じっとりと汗で重くなっていた。
「月子、疲れすぎると熱出しちゃうもんね。
Lもキラも両方こなしてるんだもん。頑張りすぎだよ〜」
いそいそと月子の着替えを用意しながらミサが言う。
「そうね…、でも、寝てれば明日には治るわ」
「ダメダメ!この際だから明日も1日寝てなよ!私も撮影休んじゃうし!
んで、お昼から二人でエステ行ってマッサージしてもらって、あ、温泉なんかいいかも!
んで、夜はおいしい物でも…」
絶え間ないミサのおしゃべりを聞き流しながら、月子はネグリジェを取り替えると、
程よく冷えた水で喉を潤した。
熱をはからなくちゃと差し出された体温計を断り、かわりに冷たいタオルを受け取る。
どのみち、たいした熱ではなさそうだ。
「ねえ、月子、本当に大丈夫?」
愛らしい顔立が、不安でゆがんでいる。
「辛い事があるなら、ミサに話してね。月子、眠りながら泣いてたよ。悲しい夢でも見たの?」
「…!!」
281名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:13:42 0
>>277
乙!邪魔してごめん。二人の気持ちが切ない。
282微熱:2007/06/29(金) 22:14:18 0
「…さあ、なんか見たような気もするけど、目が覚めたら忘れちゃったわ。
私は大丈夫だから、ミサももう寝て。起こしちゃてごめんね」
何でもないのよと微笑んで見せると、ミサは少しホッとした表情をして、
タオルをもう一度冷たくしなおして月子に渡すと、おとなしく自分のベッドに入った。

熱っぽい顔に、冷たいタオルが気持ちいい。
眠りながら流していた涙のせいで、はれぼったくなった目にタオルを押し当てる。
(悲しい夢でも、見たの?)
夢なら見ていた。もう何年も前の、忘れ去ったはずの、過去の夢。
自分の中で、もう何の意味もなさない、思い出。
あの日以来、夜毎に肌を重ねたことも。

久々に、全身を襲う倦怠感。少し頭が痛む。
しかしまだ、「疲れて」しまうわけにはいかない。
理想の世界を、新世界を作るために、まだまだ走り続けなくては。
体の疲れは、明日の朝にはとれる。
熱のせいで見たのだろうくだらない夢も、綺麗さっぱり消えてしまうだろう。
そんな夢を見た事さえ、忘れてしまう。

タオルの上から、両手で顔を覆う。
知らず知らず溢れる熱いものに
気付かないふりをして、かたくかたく目を閉じる。
眠りという闇が、頭の中を満たすのを待つ。

そう、ただ疲れているだけ。眠ってしまえばいい。
だが―

瞼の裏に浮ぶ、夢の続き。


― こんな夜は、涙が止まらない。
283名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:15:46 0
終わりです。長文&駄文失礼。
強引な展開で申し訳ない。

最後の一文は、好きな漫画からとっています。
284名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:17:21 O
乙!
何だよ今日は泣ける話ばかり
月子切ないよ月子
書き手さんいつもありがとう
285名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:40:21 0
>>279
長くてもどこまでも付き合うよんw
そだね〜キレるLあんま想像できないね。
がんばってね!待ってます。
286名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:42:24 0
>>282gj殺ってもーたか
>>279がんがってくれ
287名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:44:38 0
>>279
そこをなんとかお願いしますw

>>283
乙! 途中でどうなったのかと思った 最後やっぱ悲しいな。
288名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:55:06 0
管理人神速の更新乙であります!
289名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:55:52 0
週末なのに悲しいのが多いな(OKだけど)
みなさん管理人さん乙です!
290名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:14:30 0
しんみりしちゃったからここらですんごいエロイの書いてみようかな〜
291名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:17:34 0
「夜明け」さんとこが一番イイせっくすしてくれそうで楽しみだ。
(プレッシャーかけてゴメン)
続けられたら続けてくれ。
292生存END:2007/06/29(金) 23:33:17 0
>>8つづきを少し。今回もエロなし。白くも黒くもない白月子とL
----------------------------------------------
飛行機の中ではワタリとスチュワーデスらしき美人の外国人の女が待っていた。
「お久しぶりです。月子さん」
きっちりとした英国人紳士の姿と、懐かしい穏やかな声に、月子は微笑んだ。
「久しぶり。元気だった?」
ワタリ老人は静かに頷いた。

「空いてるねえ〜高田くん」
ミサは呑気に言った。
高田は鞄を取り返そうとする様子もなく、無言で窓の外を眺めている。
「…高田君、ごめんね。今の内に。ね、ワタリ、ミサも!」
月子が謝ると、高田は少し固い笑顔を見せた。
「いえ、最後までお供しますよ。暇ですから。
あなたが誰に会いに、どこまで行くのか見届けさせて貰います」
一瞬、高田の目の奥が初めて見る赤い光でゆらめいたように見えた。
「…ごめんね」
月子は長い睫毛を伏せた。

案内が流れると月子達以外の客を乗せないまま、飛行機が動き出す。
月子は目を閉じる。
体が沈んでいき、重力がかかり体が重くなるのを感じていた。
----------------------------------------------
293生存END:2007/06/29(金) 23:36:53 0
空港に着くと、大きな黒い車が待っていた。
ワタリと、後部座席に乗り込む。
どこかへと走り出した車の内は快適だが外が全く見えなかった。
「ねえ、外が見えないんだけど…」
ミサが訊ねるとワタリが答えた。
「警備のためです。もう少ししましたら、窓を開けますので」
ミサは車外が見えないのに少し怯えた様子だ。
「ミサ、」
月子は、父が銃口を向けてきた日の事を思い出し、ミサの頭を引き寄せた。
ミサは大人しく月子に体を預ける。
「大丈夫、ミサ。大丈夫よ」
柔らかな体を抱いてミサの香りに包まれ、優しく髪を撫でると、なぜか月子は心が不安で一杯になっていくのを感じていた。
高田は頬杖を付いて無言で抱き合う二人を眺めている。
車が何度か止まり、門を通った気配がした。
「窓が開きます」
ワタリが言った。
窓が開くと、眩しい光と気持ちの良い風が吹き込み、広々とした芝生や花が見えた。
ミサがサングラスを上げて目を瞠った。
「広っ!ねえ月子。ってか、ここどこ?」
静かに微笑みながらワタリは答えなかった。
ミサは外の空気で生き返ったように表情を輝かせた。
高田と月子は無言で外の美しすぎる景色を眺めていた。
294生存END:2007/06/29(金) 23:38:51 0
少し走ると別荘らしき建物の前に着いた。
白い洋館が敷地に羽を広げるように建っている。
呆然と景色を見回す高田とミサを放って、月子は玄関に走った。
玄関ドアを勢いよく開け放つ。
ホールの白い光の中、古びた肘掛け椅子に座って茶を啜っていたらしきLがのろのろと立ち上がった。
「遅いですよ」
月子は駆け寄ると黒い髪を引っ張った。
Lの耳を捻り上げる。
「ほんとに本物?」
身体検査のように頬と体をぺちぺちと叩いて確認する。
白いシャツの上から肌を掴むと月子の中に懐かしい感情が蘇ってきた。
Lは眉根を寄せると月子の頬を叩くように両手で挟んだ。
「なんです。恋人同士の再会ときたら熱い抱擁とキスでしょう」
「…そうね…」
涙で一杯の茶色い瞳を閉じると、頬へ涙が幾筋も幾筋も流れた。
----------------------------------------------
つづくます

飛行機の乗るシステムやビザとかどうよなんだけど、私が知識無いし、Lだからいいかと。
295名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:39:56 0
>>290よろしくっす。俺はもう目がぁ!目がぁ〜
しょぼつく・・・(´-ω-`)
296名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:48:30 0
>>292
乙!続き待ってました!
297名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:49:52 O
>>290書いて(*´Д`)待ってる
>>292乙!再会に涙ぐむ月子かわいいよ
298名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:31:53 0
管理人さん神速乙
299名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:54:52 0
管理人さん乙です!
別に無理して毎日しなくても数日置きとかでもいいからね〜。
ありがとう。
300名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:58:02 0
速攻してくれるから助かる っていうか仕事の速い人だねソンケー
301名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:07:38 0
管理人さん、書いてる方としては嬉しい。
でも無理しないでネー
302名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:24:00 0
管理人さんいつもありがとう!
まとめサイト作ってくれただけでも嬉しいのに更新も早くていつも驚いてます
でも本当に無理だけはしないでね

そして神々GJです!!
Lに処女捧げる月子とかアニメ月子変換とか生存ENDとかパラレルとか
せつないのから癒されるのまでいろいろ拝めて幸せです(*´Д`)
焼き肉や回転寿司ネタは楽しいしこのスレ無いものなしで本当にすごいw
そんな投下ラッシュに紛れて自分もひっそり投下  パスはtsukiko
初夜っぽいL月子絵(※エロくはない(多分)けどなんか気恥ずかしい雰囲気絵)

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0000035918.jpg

一応処女月子のつもりで描いてたけど、久しぶりの逢瀬でもいいような気がしてきた…
303名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:26:13 0
>>302
うわーーーーーーーーーーーすごーーーーーーーーーい
白いビキニの月&L描いた人かな? 
すごおおおおおい
304名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:38:27 0
>>302
うおーーーー!!!!なんだこりゃーー!
テラウマス!テラ萌えす!
いつもすごいねぇ、いいもん見た。ありがとう〜。
月子泣いてるよ〜w竜崎羨ましいなww
305名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:40:26 0
>>302
m9(・∀・)君本当に天才だ!
命令するもっと描きなさい。

      っていうかホントにスゲェなぁおい・・・・・・・・・・・・・・・・。
306名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:46:40 0
>>302様ーっ!
み、見たいのに何故か×印付いて表示してくれない…orz
まとめサイトに入ったら見ます><

くそうっ!久々にL月子の話打ってたから活力にしようとしたのに!w
>>303さんの言う通りなら私的神絵師さんの一人なので絶対に見たいのに!
(見れてないけど)乙でした!
久し振りの逢瀬(;´Д`)ハァハァ
307名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:55:11 0
ちょw管理人さん早すぎwwワロタw
>>306
もうまとめサイトで見れるよw
308名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 03:10:57 0
>>306です。
ちょっ、管理人さん早いよ!神業!神速!尊敬!
まとめサイト在って本当に良かった…( ´∇`)
神々よ有難うーっ!

>>302様。
改めてお疲れ様です!拝見しました。
美麗過ぎて直視するのも恥かしかったwでも素晴らしい神絵です!
竜崎が凄く大人の男って感じで包容力と優しさに満ちていてカッコイイ!
髪を撫でているのもキスをしているのも愛情を感じる。
こんな風に初めてでされたら幸せですよw
月子も辛かったけど幸せを感じている様で綺麗。肩へと添えられた手に愛を感じる。

嗚呼、深夜の萌え投下に感謝!滾ってきて眠れないw
くそっ、羨ましい憎らしいぞ竜崎!w

>>307さん。
教えてくれて有難う。
309名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 06:32:26 0
>>302これは 後 で す か 前 で す か (;`Д´)ハァハァ
310名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 06:42:48 0
>>309
ちょwおまwwww


自分も同じ事考えてたよ(*´Д`)ハァハァ
311名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 06:45:43 0
>>310それもあるが、
初 め て で す か 、 慣 れ て る ん で す か (;`Д´)ハァハァ
312310:2007/06/30(土) 06:53:43 0
>>311
自分の妄想では 初 め て ってことにしてまつ!!
月子の涙…これは……!!w


でもどうとでもとれるな(*´Д`)ハァハァ
313名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 06:54:51 0
まてまて、途中ですか、まだするんですかと(;´Д`)ハァハァ
314310:2007/06/30(土) 07:00:50 0
ああ、ごめw
途中…途中だな。まだまだするよ竜崎は!w
って自分変態かよ。朝っぱらから何やってんだ…orz
315名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 07:05:57 0
>>314いやいや。乙。またの投下を楽しみにしてるよ
316名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 10:25:35 0
>>302
うおーーー!!!すげえ!!GJGJGJ!!!
竜崎が月子大事にしてる感じがすごくイイ!
月子の表情もどこかあどけなくて萌える(*´Д`)

てか>>314>>315お前ら朝っぱらからなんて会話してんだw
途中とかまだまだするとかww
自分もまぜてください(;´Д`)ハァハァ
>>302さん的には前と後どっちなんだろうw
317名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 10:46:22 0
うん・・・確かに行為の前か後か途中かすごく気になる
1枚の絵でこんなに気になるってことは底力のある神絵だね。
語る絵っていうか知りたい絵って言うか、描いた人すごいです。
318名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 10:49:03 0
あ・・・本人が「まだ途中です」って言ってるのかな? 
途中だとうれしいなんかw
319名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 11:05:09 0
>>302
乙!いいもんみせてもらったよ〜。
眼福です(*´Д`)

自分も途中か前か後か気になる。
一回目が終わった後で泣いてるのでも、行為の前で処女だからどうしていいのか
わからず涙っていうのでもどうとでも解釈できるのがすごいかも。

自分は「まだ途中です」ってのは違う人が言ってるんだと思ってたw
本人だったら・・・竜崎いい思いしすぎで羨ましいぞぉぉぉ!!ww
320名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 11:47:46 0
>>302 神!乙!GJ!
やべぇー今まで神々の作品にいっぱい萌えさせて頂いたけど
今回は桁違いだ!www
途中か前か後か…どれでもいい。凄くいい(*´Д`)
自分的には先っぽが入ったけど痛くて耐えられず泣く月子に
竜崎が「大丈夫です…力抜いて下さい」っつって
優しく諭してるという図に見えたw
>>306たん
それは投下してくれるのでしょうかハァハァ
321名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 12:01:18 0
>>302
はぎゃーーー!!かかか神!
どうしよう萌えすぎてニヤニヤがとまらない!w
泣く月子かわいすぐる(*´Д`)ハァハァ
前も途中も後もどれも萌える、どれもいいハァハァ
>>320の解釈に萌え死にそうになった…それいい!!
322名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 12:07:09 0
うん・・・私も>320の解釈に悶え死んでるところ。
323名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 15:24:22 0
ご本人は「初夜っぽい」と仰っているので、自分は「事後」として見ていました。

痛かったけれど、幸せで何だか満たされている感覚がして…そして竜崎も凄く気遣ってくれて
嬉しくて。
敵同士なのかもしれないけれど今はそんな事関係無くて、ただ好きだという感情しか心には無く
愛しくて切なくて、嬉しいのに何故か涙が零れてきてしまう。
泣いてしまっては竜崎が困るのは分かっているのに止められなくて。
竜崎はそんな月子の気持ちを分かった上で愛しさを篭めて抱き締め、キスをしている。
…と、思っているw

流石に処女消失直後なのだから竜崎は達ってないとしても、「もう一度…良いですか?」とは言わずそのまま
抱き締めて眠って欲しい。
翌朝は竜崎の腕の中で目が覚めて…あのまま寝てしまった事に月子が内心照れていたら「おはようございます」
と声が掛けられて。視線を上げたらすぐそこに顔があって今度は態度に出して照れて思わず後ろを向いてしまうが
背中から抱き締められて、項や肩にキスをされ「大丈夫ですか?」とまた優しくされて、それが嬉しくて幸せが
満ちてきて身体の向きを変えると胸に顔を埋め頷いて答える。
…そんなラブラブを妄想してしまったw
なんかキモイ書き方になった…orz
324名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 15:28:35 0
>>323
その書き込み美味しかったですwありがとうございます。
325名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 15:29:36 0
そういえばこの月子は白黒どちらなのでしょうか。
表情からすれば白…が自然なのでしょうが、黒なのにLに抱かれて
こんな表情になっている…というのも萌えなので。
326名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 15:31:29 0
白に一票!
黒だとしらじらしく感じて・・・ものすごい演技力・・・怪演。恐ろしい子・・・(白目)
327名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 15:37:05 0
俺も白月に一票かなぁ
黒月子だとバージンでさえ有効利用しようとしてこんなピュアピュアにはならないかも。
まぁそれはそれで萌えるかもしれないけど似合わない。
328名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:01:30 0
>>302
GJです!まさに神絵!
竜崎と月子のすべてに萌え(;´Д`)ハァハァ
>>323
いいね〜そういうラブラブな二人!
読んでて萌え殺されるかと思ったw

自分は白だと思って見てたけど>>325のレス読んで黒もいいかもと思った。
最初は処女であることを有効利用しようと思ってるんだけど
抱かれてるうちにそんな余裕なくなっちゃって・・・とか。
でも清楚で初々しいいかにも処女らしい反応を返しそうな白もやっぱりいいな。
329名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:26:21 0
>>328
>最初は処女であることを有効利用しようと思ってるんだけど
抱かれてるうちにそんな余裕なくなっちゃって・・・とか。

これもいいですね〜これなら黒でもすごくいいと思いますが
>302さんの絵は神業的にピュアピュアしててこれは白かな〜と思いました。

それにしても楽しいここw まさに眼福!
330名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:26:52 O
自分も白月子だと思ってたけど黒もアリかなとも思うよ
確かに黒月子は自分が処女である事を利用して竜崎に付け込もうとする筈だけど
どんなに計算高くてもやっぱ処女なわけで。
前戯くらいまでなら、自慰とかで一応慣れてるし自分を何とか保てるけど
流石に挿入となると未知の世界だから、いくら黒月子といえど
涙を流しながら竜崎に縋るに違いないw

微妙に細かい話になるが、
激しい運動やダンスをしてる人は処女でも膜が破れてたりすると聞いた。
そういう人は初めての時もそこまで痛くないそうな…(友人談)
で、月子はテニスやってたし自慰で弄ったりして膜が破れてたら
そんなに痛くないんじゃないかとも考えたけど
もしそうだとしても、竜崎の立派な一物を受け入れるのは
凄い衝撃と幸せで、だから痛くなくても泣いてるんだろうな……
とかついでに妄想してみたw考え過ぎか
331名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:31:37 0
まぁ体の構造で苦痛とかそうでないとかもあるだろうけど
精神的にやっぱ処女だとセックスって触れ合い前戯からして未知の領域なわけだし
(他人が触れる事は自慰とは違う)
白でも黒でも取り乱すことにはなりそう。

332名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 17:06:48 O
もしこれが月子だったら
http://netanote2.seesaa.net/article/30168517.html
333名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 17:59:33 0
>>331
原作の月からして不測の事態や未知の領域に弱そうだから
白月子でも黒月子でも初めてのセックスでは取り乱しそうだよね
覚悟しててもいざ挿入となると無意識に体が逃げをうってしまって
そこを優しく、でも力強く引き戻されて、震える腕で竜崎に縋りながら
初めて男を受け入れる月子…とか妄想したw
>>302さんの絵は妄想かき立てられるねw GJでした!

>>332
それが月子だったらまず「初めての友達」発言が「初めての恋人」になるねw
334名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 18:30:53 0
あと白でも黒でもプライドが高く負けず嫌いな事には変わりないから、
最初は恐怖で取り乱すところを見せないんだけど、
それをLに見抜かれてしまい、優しくされたところで
こらえきれなかった涙が……とかでもイイとか考えたり。
>>302様の絵の妄想はどこまでも。

あと私も
ttp://netanote2.seesaa.net/article/43131880.html
の高田を月子に、月を高田(男)変換して楽しんでみたり。
335名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 18:55:47 0
>>333提示のネタノはシリアスで切なくて良いね。
そういうのも好きだが、エロ変換も好きなので…
月子がL就任後。時々身体が疼く様になって自分がLの感触を欲していて自慰をするんだけど
必ずLとのセックスを思い出して耽る。
達った後は埋められない空虚感を抱き、どうしようもない孤独と寂しさに耐えられなくて涙が
止まらなくなり……というのでも(ry

>>334提示のネタノは好きだw
↑の変換で言うと、魅上x月子←高田(男)…になるのか?
とことん羨ましいな魅上は!w
336名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:07:09 0
初エロ小説挑戦中なのですが、ちょいと行き詰っています。
意見が聞きたくて書き込んでいます。

いちおL×黒月子で書いているのですが、
原作の初期の頃の設定(ミサが登場していないあたり)の話で
進めているのだけど、
腹の探りあいをしている同士の初Hは
どうしてもLが鬼畜に近いというか冷たい感じになってしまい、
皆さんの意見で多い大人で優しく抱いてあげるLの設定にならなくて
どうしようか考えています。
(白月子なら完全に優しい大人なLで書けると思うのですが。)

最初がまずくても2回目からのHでLが優しく抱いてあげる設定でなら
読んでくれる方も納得してくれますかね?

それともミサが登場した後あたり(第二のキラ出現)の設定に変えて
(この時期のほうが互いに仲良くなり始めているあたりなので)
いくらか私の妄想Lは月子に優しくしている初Hが書けると思うのですが、
皆さんならどちらのほうが読みたいですか?

<どちらも初H。>
1、腹の探り合いしている冷たいL×月子
2、いくらか仲良くしている優しいL×月子

何でも参考にしたいので
とりあえず意見だけ聞けるとうれしいです。
話の続きがかけるので。
よろしく。

337名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:21:41 0
>>336さん。
取り敢えず小説投下の際は(今もだけど)sage進行にする事を前提としてお願いします。

私個人の意見としては両方読みたいと思いますw
最初の頃は1を望む住人が多かったと記憶しています。ラブラブなのが投下され始めてからは
そっちに偏っている感じがするけれど、どちらも需要はあると思います。
原作のイメージを大事にしたいなら1のまま進めて行った方が良いですね。
最初に1を書いてから2を書けば良いよ!というのは本音ですがw

意見を取り入れるのは良い事だけど、それであなたが苦しくなったら申し訳ないです。
まずはご自分の書きたいものを書いてから段々と意見を取り入れていけば良いのでは
ないでしょうか。
あまり参考にならない意見ですみません。

ツンツン初Hも、デレデレ初Hも待ってますw
338名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:38:42 0
>>336どっちもどーんとでも、どちらかお好きな方でもいいよー
おりは冷たLが読みたいな
339名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:45:06 O
>>336
私も両方見たいw
ラブ甘も好きだし、ツンツンしてるのもまた読みたい。
黒月子の時はお互い愛のない冷たい感じの方がむしろ自然だな。
腹の探り合いでヤるかヤられるかの殺伐としてるイメージw
でも皆と同じで結局書きたいもの書けばいいと思うよ。
投下待ってます。
340名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:01:04 0
337さん、338さん、339さん、あんがと!!

特に、339さん。
黒月子の時はお互い愛のない冷たい感じの方がむしろ自然だな。
腹の探り合いでヤるかヤられるかの殺伐としてるイメージ。
そう、私のイメージもまさにその通りで
すごく考え込んでいました。

おーし!
書き始めている
1、腹の探り合いしている冷たいL×月子
のほうをそのまま頑張って書いてみる。

両方読みたいとの意見もあったので
1を書き上げたら
2、いくらか仲良くしている優しいL×月子
のほうも書くことにします。

貴重な意見、本当にあんがと。
書き上げたら投下するので
もうちょっと待っていてね。
341名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:04:51 0
>>340
2chまだ慣れてないのかな?
メル欄のとこにsageって書くんだよ

SS頑張ってね
342名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:06:07 O
>>335
そういう小説あったなあ
亡くした恋人の声によく似た声の
歌をかけて、
恋人が使ってた香水をふって、
彼がいないことに気付かないように
目だけはしっかりとつぶって自慰するってやつ

自分で死においやったってのきついよね
火口があそこで車ぶつけて炎上あぼんすれば
キラが消えてノートに触ることなく
幸せになるのに… って
考えたよ
343名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 20:11:29 0
ネタノートおもしろいな・・・
344名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:48:25 0
−YB倉庫

ドアが細く開かれる

(はっ!あれが…)

神!!

(おおお… 想像どおり、いや想像以上の美しさ!あの方こそまさに女神!
これさえ終われば、女神とついに… いやいや落ち着け
神はまず私にねぎらいの言葉をかけてくださるだろう
そうしたら、私は神に「お役に立てて光栄です。さっそくで恐縮ではございますが、どこかで祝杯でも」と
言って食事にお誘いする…。乾杯は「新世界に乾杯」これで決まりだ!それにしてもプライベートで女性と二人きりで
食事など初めてだ。神に粗相がないように気をつけねば。
食事が終わったらもちろん… いや!まだ早い。それはあまりにも畏れ多い。まず段階を踏んで、それからだな。
神はどんな映画がお好きだろうか。映画→食事→おしゃれなバーで軽く1杯、うむ、そんなとこだ。
完璧だ!ああ、そして神に私のすべてを知っていただくのだ。これまで清い体でいて本当に良かった!
私の全ては神におささげしよう。おおおお興奮してきたー。いかんいかん、
神に初めてお会いするのに興奮していては大変失礼だ。ここはまず落ち着いて、神の僕として冷静沈着に、そうだ、
もしかしたら神はここで褒美に私を抱きしめてくださるかもしれない…そんなことになったら私は…)
345名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:49:29 0
月子「外に居る者」
魅上(はっ!今のはまさしく神の声!) 「はい」
月子「ノートに名前を書いたんですか」
魅上(………ノート?  あーっ!しまった忘れていたああああ
  いやいやここは渋く冷静に)
「申し訳ありません神、今から書きます」

            _, ._
月子 「えっ? ( ・ω・)  」


真面目に読んだ人ゴメン
346名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:59:35 O
>>345ちょっ、何だろうと思って読んだらちょっとワロタw
早く書けよwww
347名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:19:00 0
>>345
ワラタw
魅上・・・下心丸出しw何が清い体だ。馬鹿すぎるw
いや、でもこれなら月子キラとバレずに勝利かも?
348名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:06:11 0
>>345わろた
349名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:27:24 0
>>345
面白いよwそのまま続き書いてよw
350名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:51:10 O
>>344
正に心の声ww
ホントにそんな風に考えてそうww
351名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:55:36 0
>>342Lの場合、お菓子を大量に並べて珈琲と紅茶を置いて、
火口脂肪エンドもいいな。あっさりw
自分はLと監禁あたりで、リュークガ月子を忘れるエンドを妄想してたよ
埋めたノートと月子は放置w
352名無しさん@ビンキー:2007/07/01(日) 03:02:20 0
>>345
オチが凄く面白かったです!特に最後の顔文字が。
あの後月子たん人選ミスと嘆くか、切り抜けて魅上の接待をフルコースで受けるのか、物凄い気になります。

照月子流れに便乗して、一つ投下させて頂きます。
YB倉庫で月子勝利の後、という設定です。
お目汚しですが、黒月子・・・になるのかな?ちょっと微妙ですが見てやって下さい。
ちょっと長いので、三つか四つくらいに分けさせて頂きます。
353名無しさん@ビンキー:2007/07/01(日) 03:06:08 0
月の子守唄

 ニアを始めとする捜査員達を始末した後、事後処理を終えた月と魅上は休息を取るため、あらかじめ魅上が予約してあったホテルの一室に入った。
 神をお迎えするのに失礼があってはならないとばかりに魅上が準備したその部屋は、スイートはさすがに無理だったが、それなりに高級感溢れるものだった。
 月は休めればどうでもよかったので部屋自体に特に感想を持たなかったが、つかつかとベッドに歩み寄るとふう、と息を吐きながらベッドに腰掛けた。
 「やっと一区切りついたわ。全く、いろいろ手間をかけさせてくれたものね」
 コートを脱ぎながらそう呟くと、魅上は恭しくコートを受け取り、丁寧にハンガーにかけてクローゼットに入れる。
 「はい、全て貴女の仰るとおりに事が運んで幸いでしたが、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした」
 深々と頭を下げながらそう言う魅上を満足そうに見つめながら、月はクスクスと笑った。
 「全てお前のお陰よ、魅上。悪かったわね、変な独り言を仕事場で言わせたり、毎日ノートの確認をさせたりして」
 「いいえ、あれくらいのことは何でもありません。これからも何なりと、お申し付け下さい」
 美しい笑顔に見惚れながら、魅上はこれまで発したことのない上ずった声で言った。
 「うふふ・・・頼りにしているわよ、魅上」
 これまで幾多の男が、その笑顔に落ちていったことだろうか。
 だが、彼女のそれを見るためなら、その先が奈落の底だと解かっていてもいったい誰が抗えよう。
 魅上は自分が既に彼女から逃げられないことを悟ったが、後悔などいささかもしていなかった。
 「ありがたきお言葉・・・私は貴方のためならば、何も惜しまず貴方の盾とも剣ともなりましょう」
 熱っぽい声で誓う魅上に内心苦笑しながらも、月は笑顔を絶やさないまま彼に手を差し伸べた。
 「嬉しいわ。ミサは味方ではあるけれど、デスノートの記憶はないのよ。だから、高田も殺さざるを得なくなってしまった今、デスノートのことを知るのは私以外にお前だけ。
 私の新世界創造は、ニア達を殺すだけじゃ成し遂げられない・・・お前がいてくれて、嬉しいことね」
 「神・・・!」
 「神はやめてちょうだい。お前とはこれからも、こうやって会う必要があるの。
 お前が熱心なキラ信者だというのは、既に周知の事実。そのお前が私を神と呼べば、それだけで私の正体を暴露することになるでしょう?」
 月の注意を受けて魅上は恥じ入るように深く頭を下げたが、『これからも会う』という言葉に、デスノートに名前を書くまでもなく心臓麻痺になりそうなほど胸が高鳴った。
 「申し訳ありません・・・では私は、貴女様を何とお呼びすればよろしいのですか?」
 「そうねえ、名字で呼ぶのも奇妙なものだし・・・月でいいわ」
 名前で呼んでもいい、とのお達しに、魅上は本当に今心臓麻痺で死ぬかと思うほどの衝撃を受けた。
 月の策に必要だったがゆえに彼女と共に過ごすことを許されていたあの男・・・高田でさえも、彼女を名前で呼ぶことはなかった。
 「あの・・・それは・・・!」
 「そこまで驚くことはないでしょう、魅上。何なら、私もお前を名前で呼んでもいいのよ?ああ、そっちのほうが自然かしらね」
 魅上の反応が面白かったのか、クスクスと子供っぽいしぐさで月が笑う。
 
354名無しさん@ビンキー:2007/07/01(日) 03:09:16 0
 「ねえ、そう思わない、照?」
 心地よい声で呼ばれて、魅上はごくんと唾を飲み込む。
 「は、いえ、その・・・ラ、ライト様の仰せのとおりに・・・・」
 「様もやめなさい。せめて、さんくらいにして貰いたいわね」
 「は、はい・・・ライト・・・さん」
 戸惑いながらも命令どおりに呼ぶ魅上に満足し、月は上着を脱いでシャツ一枚になりながら言った。
 「それでいいわ。私も照で構わないわよね?」
 「はい・・・しかし、名前で呼ばれるのは久しぶりですね」
 どこか感慨深そうに言う魅上に、月は意外そうな顔をした。
 「え?お前が一人暮らしなのは聞いていたけど・・・両親はいないの?」
 「は、父は幼い頃に他界しまして、母も中学時代に事故で亡くなりましたので」
 淡々とした口調で答える魅上に、月は悪いことを聞いたかと反省する。
 「それは、嫌なことを聞いてしまったわね。ごめんなさい」
 「いえ、月さんが謝られることではありません!どうせ昔のことですし・・・父の記憶などありませんしね。
それに、母は死んでも仕方の無い人でしたから」
 「・・・それは、聞いてもいいことなのかしら?」
 もしかしたら、虐待でも受けていたのかと月は眉をひそめた。
 もしそうなら、魅上もまたミサと同様、犯罪に苦しめられた者だ。
 だが、彼女の想像は見事に外れていた。
 「あまり貴女のお耳にはふさわしくない、くだらない話です・・・」
 そう前置きして魅上が話し始めたのは、苛めに遭っていた級友を助けたところ、自分もそのターゲットになったことから始まった。
魅上らしいと笑って頷いていた月だが、その後が少し彼女の想像を超えていた。
355甘い記憶:2007/07/01(日) 03:11:39 0
月子は寝室にテーブルと椅子を用意した。
大量の洋菓子とスナック菓子を開け、テーブルの上いっぱいに並べていく。
珈琲カップを二つ用意し、注ぐ。
部屋が菓子の香りと珈琲の香りで溢れかえるようだ。
月子はCDプレーヤーのスイッチを押した。
音楽とともに囁くような低い声が流れてくる。
「…竜崎」
月子は椅子に座りぼんやりと誰も居ない空席を見た。
カップに角砂糖を一つずつ入れていく。
「竜崎は、甘党だったわね…」
大量の砂糖を入れたコーヒーを一口、口に含む。
竜崎の香り、竜崎の唇。キスの味。
月子は目を閉じて、幾度も肌を重ねた夜の甘い記憶を引き寄せる。
細い指がテーブルのカップを離れ、シャツの上から胸をまさぐり始めた。
「…竜崎…」
シャツを脱ぐと下着を外し、既に固く立ち上がった胸の突起を乱暴に摘んでこねた。
「…んっ……あ…あ…ん」
すぐに息が浅く早くなり、甘い喘ぎ声を上げる。
溢れ出る性感に尻を擦り付けるように椅子の上で蠢かせる。
月子は白い乳房を下から持ち上げるようにして、指先で激しく責め立てた。
「あ…はっ…あぁっ……竜崎…」
喉の奥から絞り出すように甘く喘ぐ。
月子は片手を股間に伸ばした。
脚を開いてスカートを捲ると、白い指が太股を撫でながら這い上がりパンティの中へ差し込まれる。
濡れた裂け目を指でなぞると、月子の体がピクンと跳ねた。
乳首と股に当てられた指を激しく動かす。
「あ……んんっ…あ…」
股間からはすぐにニチャニチャと濡れた音が漏れ始めた。
「ああ……ん…竜崎、…竜崎…」
甘く名前を何度も呼び、ぐっしょりと濡れた陰核を激しく指で責め立てる。
「あっ…ああん…いく…いくぅ……いく」
月子は首を仰け反らせ、下半身を駆ける甘い電流にヒクヒクと体を痙攣させた。
356名無しさん@ビンキー:2007/07/01(日) 03:12:08 0
 「母はそんな私に、『何でも自分の思うとおりにはいかない、照がやられる理由はないのだからもうやめなさい』と言ったのです。
母は間違った行為をしていない私に、それをやめろと言ったのです。
 母は正義の人ではなかった」
 「・・・・」
 「それからすぐに、当時私を苛めていた同級生が無免許運転をして暴走し、母が巻き添えになったのです。
母は即死、加害者である同級生も自業自得の死を遂げました」
 照はそれさえも神の・・・キラによる裁きかと信じた時期があったが、デスノートを手にして他人を巻き込む死に方はさせられないと知り、あれは正真正銘のただの事故だと理解している。
それでも、正義でない母が死んだのは『悪いことをした人間は死ぬべきだから、母もそうなったのだ』と思っている。
「正義でない人間は死ぬべきだと、私は考えてます。ですから、母の死はむしろ当然のことだと思っておりました」
 はっきり自分を見据えてそう言い切った魅上に、月は彼らしいと思いつつもどこかズレていると感じた。
彼の思想自体はそう悪いものではなかったが、裁きを見てもそれは少し行き過ぎの面が目立つ。
 それは自分がセーブしていけばいいことだが、さすがに魅上の過去を聞いて少し軌道修正をしておく必要があると思った。
 それに、客観的に見ても魅上の母親に非は全くない。
 息子のためによかれと思って言ったことが、息子から悪だと言われるのは、やはり気の毒である。
 「そう、それは大変だったわね。苛めを止めようとした照は、立派だと私も思うわ。きっとお前のお母さんもそうだったでしょうね」
 「いえ、そんなことは・・・立派だと思うなら、それをやめろと言うはずがありません」
 神から立派だとお褒めの言葉を賜って、魅上は顔を赤らめながらも母を否定する。
そんな魅上に、月は魅上を手招きしながら優しく言った。
 「でも、それが原因で息子が傷つくのを見るのは、母親としてはとても辛いことだと思うの。
まして父親をなくしているお前を、父親の分まで守ろうとしていたのなら、なおさらのこと」
 「月さん・・・」
 「確かに苛めを放置するのはよくないこと。お前は間違っていない、それは正しい。
 けれど同時に、母親が子供を守ろうとするのも、それは正義なんじゃないかしら?」
357甘い記憶:2007/07/01(日) 03:12:25 0
今日はここまで。もう少しオナります。
残りは明日にでも
358名無しさん@ビンキー:2007/07/01(日) 03:24:34 0
月の子守唄C
 月の語りかけるような言葉に、魅上は目からうろこが落ちたようだった。
 月の言うとおり、母親が子供を守るのは正しい。
 実の親による虐待事件が相次いで久しいが、普通は親は子供を何としてでも守るべきだと常日頃から思っていた。
 (ああ・・・ならば母は何としてでも、私を守ろうとしていただけ、なのか・・・?)
 たとえ何の落ち度もないクラスメイトを見捨てさせることになっても、実の子供である自分のほうが大事だと考えただけなのだろうか。
 「・・・私はずっと、母が悪だと思っていました。でも、それは間違いだったのでしょうか?」
 「いじめを放置しろと言った理由が『面倒ごとは嫌い』とかいうものなら、お前の母は確かに悪でしょうね。
でも、その時はただ傷つけられるお前を見るに見かねただけのこと。親なら当たり前のことだと、私は思うわ」
 「・・・・」
 今まで母を悪だと断じて来た母を、神は違うと言った。
 そしてその理由は情理に適ったものだから、魅上は否定できなかった。
 「私は・・・間違っていたのですね。母をずっと、悪く思っていた」
 
359名無しさん@ビンキー:2007/07/01(日) 03:29:25 0
月の子守唄D
 苦しそうな顔をする魅上に、月はその手を取りながら甘い声で囁きかける。
 「間違いは正せばいい。お前はただ母親に対して誤解していただけで、それ以外は何も間違っていないのだから」
 「神・・・」
 「月、でしょ?」
 柔らかな微笑を向けて修正する月に、魅上は床に跪く。
 「はい、月さん。ありがとうございます。ひとつ、胸のつかえがとれたような気がします」
 「そう、それは良かったわ・・・あら、もうこんな時間ね」
 ちらっと時計を見た月がシャツのボタンを外し始めると、魅上は慌てて顔を伏せた。
 「私、そろそろ寝るわ。照、お前も休むでしょ?」
 「は、い、いえ!私はその、起きて見張っておりますので・・・!」
 しどろもどろで首を横に振る魅上を内心で面白がりながら、月は駄目だと却下した。
 「警備の厳しいホテルを選んでおいて、今更誰が来るのよ。邪魔者は全て、お前のお陰で始末できたというのに」
 シャツのボタンを全て外し終えた月が、妖艶に微笑む。
 「ラ、月さん・・・!」
 「それとも、私と休むのは嫌?」
 「いいえ、滅相もありません!!」
 力の限り否定した魅上を満足げに見下ろして、月はパンプスを脱ぎ捨てた。
 「なら、来なさい」
 短い命令に、魅上はおずおずと月に近づいていく。
 「いい子ね、照」
 膝の上に魅上の頭を抱き寄せながら、月が囁く。
 母に抱かれている幼い自分を思い返して、魅上は目を閉じた。

 エロは書けませんので、これで終わりです。
 途中から気づきましたが、綺麗に区切るのに目がいって始めに題名書くの忘れておりました、申し訳ありません。
360名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 05:54:44 0
>>353様乙です!
照月子キターーーーーッ!(;´Д`)ハァハァ
聖母の様な慈愛溢れる母性本能の月子に萌えた!
考え方が黒月子(特に二部)していて良かった。諭すシーンも良い。
照が初めて母親を悪以外の認識をしたのが凄く良かったです。
私も同じように考えていたのでSSとして読めて嬉しいです。照は月子と出逢ったことでこれからも
沢山の事を学んでいくでしょう。裁き方の修正には価値観の違いが有るから大変だろうけど。

最初の月子との遣り取りに萌えた!名前の呼び方も好きです。
緊張してトキめいている魅上がヘタレっぽくて良い。好きだよこの魅上w
ラストはやっぱりエッチのお誘いとして言ったの?ご、ご褒美ですか月子様(;´Д`)ハァハァ
エロも読みたかった!次の投下も待ってます。
長文ごめんなさい。
361名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 05:57:00 0
>>357ですがおもいきり組んづほぐれつしてしまいましたOrz
>>353乙です
362名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 06:38:28 0
ドジッ子>>357さん乙w
>>335>>342のネタが元?
切ないねぇ。でもエロくて萌えたw
続き?も期待してる。
363名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 08:01:43 0
>>357タン
テラドジッ子ワロスwしかもエロイw乙だよ〜。

>>353さん
乙です!黒月子なのに聖母のような月子いい!
エロは脳内補完します!
364名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 08:23:38 O
>>357たん
SSにも萌えたがあんたにも萌えたwww
なんか旦那を思い出し独り必死で傷を癒そうとする未亡人て感じ…
えろくて嬉しいが切ないよ月子…

>>353たん
照はこれから月子と触れ合う事で
今まで知らんかった人の温もりを知ってくのかなーと妄想した
つか照の反応初々しくて良いw

どっちも乙!
365甘い記憶:2007/07/01(日) 08:28:16 0
月子は手を拭くと椅子に手を付き、立ち上がった。
ヨロヨロとおぼつかない足取りで、すぐそばのベッドに倒れ込む。
服と下着を全て取り去ると、暖かく火照った肌を自分で撫で回し、髪に指を突っ込んだ。
半分座ったような状態で指先で体中を愛撫し終わると、激しく乳首を弄り、喘ぎ声を上げる。
「…んっ………あんっ…りゅ…ざき」
閉じられていた太股が徐々に開かれて、ぬめぬめと光る局部を晒け出す。
裂け目がぱっくりと開き、何かを求めて桜色の肉をひくつかせる。
月子は枕元にあらかじめ用意して置いた小ぶりなボトルを手に取った。
ボトルを両手で持ち、卑猥に求める部分に当てがうと喜悦の声を漏らす。
荒く息を吐きながら、震える手で潤滑剤をボトルにたっぷりと垂らすと、月子はベッドにボトルを立てて跨った。
片手で淫唇を開き、体重で少しずつ押し込んでいくと、月子は頬を染めて甘く呻いた。
「んんっ…くっ…あ…は…っ……」
月子の柔らかい肉に痺れるような甘い痛みを与えながら、ボトルが秘部にズブズブと飲み込まれていく。
366甘い記憶:2007/07/01(日) 08:31:28 0
月子は大きく息を吐くと仰向けになった。
貪欲に求める秘部に手を添え、立ち上がった淫核に蜜をクチュクチュと塗り広げる。
月子はわざと手の届く場所に置いたケーキの上の部分のクリームを握りしめた。
脂肪で汚れた手を目を閉じて舐めると、月子の頭に甘い記憶が蘇る。
唇にクリームを塗りたくりキスの感触を思い出すように、音を立てて指を吸う。
月子はクリームでべとべとの指で乳首をいじり始めた。
ぬめってプルプルと逃げていく乳首を弄る指が、次第に攻撃的になっていく。
右手で激しく出し入れするボトルの滑りがどんどん良くなって、密着した部分に白く泡だった液が溢れて絡みつく。
「あ…ん…」
月子は刺激に膝をがくがくと震わせると、脚を横に更に開き、局部を真上に向けた。
すっかり体を開いて男を受け入れる姿勢になり、卑猥に突き立てたボトルが天井を向く。
「…りゅ…っ…ざき…あっ…ダメ……」
目を閉じ、心に思い浮かべた男の影を下半身の蜜に替えて、乱暴にボトルを弄ぶ。
瞼を閉じると、暗闇の奥で男性らしい骨張った筋の浮いた手が、白い太股を押し開くのが見えた。
「ダメ…りゅ…いっちゃう…んっ…竜崎…いっ…ちゃうっ……あぁっ」
月子は抜いたり挿したりしながら、喉の奥で喘ぎ声を発し、薄く開けた目に涙を滲ませた。
「ああっ……んん…だめ…あっ」
竜崎とのセックスを思い出しながら、月子は下半身を支配する快感に身体の全てを明け渡した。
367甘い記憶:2007/07/01(日) 08:34:05 0
月子は果てると、局部に卑猥な異物を挿入したまま脚を閉じ、ぐったりと寝そべった。
「はぁっ…あっ…はぁ…」
胸を激しく上下させ、火照った肌がじっとりと汗ばみ、髪にも汗が染みて束になっている。
「あ…はぁっ。竜崎っ……える…」
******************************************


しぼんぬENDを想定の方はココマデ(・∀・)

以下は方針を変換し、一晩でヤってしまった私的「甘い記憶」です。
368甘い記憶:2007/07/01(日) 08:37:58 0
寝室のドアが開いた。
痩せて目の下の隈の濃い猫背の青年が入ってくると、月子の傍らに立った。
「月子さん」
小さく呼ぶと、指先で挿入されたままのボトルを摘んで、少し回転させた。
「私が居ない間、こんなことばかりしてたんですか」
月子は胸に手を当てて隠し、上気した顔を更に赤らめた。
二、三度月子の中へ突き入れると、ゆるゆると引き抜く。
「んっ…あっ…」
まだ敏感に感じる部分への刺激に月子は声を上げた。
ぬぷりと音を立てて月子のそこが異物を吐き出すと、白い粘液がつっと股に張り付いた。
竜崎はボトルを摘み上げると、ゴミ箱に投げ捨てた。
恥ずかしそうに身を縮める月子の上に跨ると、クリームでべとべとの唇にキスし舐め取って行く。
「興奮しました…これより、もう他にはしていませんね?」
月子は瞳を潤ませ、うっとりとした表情で頷いた。
竜崎の舌が柔らかく乳首を舐めていく。
月子はまた喉から甘く呻き声を上げ始めた。
肌を舐めていく竜崎の視線が月子の下腹部で止まった。
性器から溢れ伝い落ちた月子の愛液が、シーツに桜色の染みを作っている。
「……今日はやめましょう」
竜崎は身を起こした。
月子の汗で湿った髪を指先で撫でつけると、深く口付けをする。
くぐもった声を漏らしながら月子は竜崎の首に腕を回し、舌を貪り、絡め合わせた。
月子の頭ををベッドにそっと下ろすと、竜崎は愛しげに月子の頬を撫でた。
「今日はもう眠って下さい。…血が出てますから」
下半身を拭いて、額にキスすると出ていこうとする。
竜崎の白いシャツの裾を月子が握っていた。
引っ張られた衝撃に振り返ると、月子が潤んだ瞳で竜崎を凝視した。
369甘い記憶:2007/07/01(日) 08:39:37 0
「だめ」
「…ですが…」
竜崎の黒い瞳が迷うように揺れた。
「だめ、竜崎がして。全部」
月子は吐き出すように言うと、シャツをたぐり寄せた。
「血が出てるんですよ?」
覆い被さって竜崎が再度尋ねた。
「いいの…竜崎じゃないと。…して…お願い」
白いシャツ越しに誘うように優しく腕を撫でる。
竜崎は月子に深く甘く口付けて行った・・・。
370甘い記憶:2007/07/01(日) 08:41:40 0
数時間前・・・。

月子は竜崎の部屋に呼び出されると、大量のレシートのコピーを見せられていた。
竜崎は大きな肘掛け椅子にうずくまり、小さな文字が無数に並ぶ紙を次々と摘み上げて見せる。
「大量の洋菓子、甘いスナック菓子。スティックのり各種。300mlのボトルジュース。
潤滑ゼリー。避妊具。ドレッシング各種」
立ったままの月子は恥ずかしそうに目を逸らした。
「月子さん、あなたは菓子は食べませんね?」
「…ええ」
横を向いて自分の腕を握り月子が答える。
「浮気もしていない…」
「…そうよ。疑うの?」
一瞬竜崎の目を睨んだが、又すぐに逸らす。
「これらは自宅で使用した。そうですね?」
「……ええ、そうよ…」
「何に使ったんですか?」
淡々と感情のこもらぬ様子で尋ねる。
月子は竜崎を見つめて、みるみる頬を赤くしていった。
「言わせるの…」
椅子から竜崎が立ち上がった。
月子は俯いてしまう。
371甘い記憶:2007/07/01(日) 08:47:09 0
「言えませんか?」
竜崎はポケットに手を入れ、月子の羞恥に染まった顔を下から覗き込んだ。
「何をしていたか、見せてもらえませんか」
「えっ」
月子は驚いて竜崎を見返した。
「別室に大体同じ物を用意してあります」
腕を乱暴に掴むと寝室へ連れて行く。
月子は寝室に用意された大量の買い物袋に目を瞠った。
寝室いっぱいに甘い香りが漂っている。
「何……」
「台所は関係ないでしょう。して見せて下さい。それで許してあげます」
「どうして…」
「いいですか。あなたが何をしたか、全部して見せて下さい。それで許しますよ」
酷く怒ったような声音を滲ませて月子の顔を睨んだ。
月子は竜崎の怒りに驚いて息を飲んだ。
答えようとした声が詰まる。
「っ…ここで……見るの?」
竜崎は少し嬉しげに口角を上げると、月子の頬を両手で挟んだ。
「…恥ずかしいですか。落ち着かないでしょうから私はあちらで見ていますよ」
こめかみに軽く口付けると、竜崎はすたすたと寝室を出て行く。
取り残された月子は大量の買い物袋を見つめ、大きく溜息を吐いた。
******************************************
終わり
哀しいのが嫌で生き残らせたら、竜崎が変態ダンナみたいになちゃった
ちょっとね、月子さんに無茶してみたかったんです(;´Д`)ハァハァ
妄想が止まりませんでした
>>342さん、萌をアリガトー
372甘い記憶:2007/07/01(日) 08:54:39 0
そういえばCDとか冒頭セリフとかかなり放置ですね
大変申し訳ないのですが、即改変しておきます。寝不足はいけませんね。
おやすみなさい。。。

>>370
数時間前・・・。

月子は竜崎の部屋に呼び出されると、大量のレシートのコピーを見せられていた。
竜崎は大きな肘掛け椅子にうずくまり、小さな文字が無数に並ぶ紙を次々と摘み上げて見せる。
「大量の洋菓子、甘いスナック菓子。スティックのり各種。300mlのボトルジュース。
潤滑ゼリー。避妊具。ドレッシング各種」
立ったままの月子は恥ずかしそうに目を逸らした。
「月子さん、あなたは菓子は食べませんね?」
「…ええ」
横を向いて自分の腕を握り月子が答える。
「浮気もしていない…」
「…そうよ。疑うの?」
一瞬竜崎の目を睨んだが、又すぐに逸らす。
竜崎は男性歌手の顔が大写しになったCDを摘み上げた。
「ファンですか?かなり…顔がアレですが…」
とぼけた様子でジャケットを覗き込む。
「ファンじゃないわ…」
「これらは自宅で使用した。そうですね?」
「……ええ、そうよ…」
「何に使ったんですか?」
淡々と感情のこもらぬ様子で尋ねる。
月子は竜崎を見つめて、みるみる頬を赤くしていった。
「言わせるの…」
椅子から竜崎が立ち上がった。
月子は俯いてしまう。
373名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 09:38:19 O
こ、こ れ は え ろ い …!!
全力でGJ!ハァハァ(*´Д`)
未亡人ぽいのも変態旦那竜崎もどっちも楽しんだよ
朝っぱらからありがとう(*´Д`)ハァハァハァハァ
374名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 10:08:41 0
竜崎テラSw
月子…お前血が出るほど……!なんてえろい子なんだw
はじめ竜崎死んだのかって思ってたのに、これぞ一粒で二度おいしいw
GJであります!
375名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 10:22:46 0
なんていうか、竜崎って月子の体のサイズとか全部細かく覚えてそうだw
あとメジャー使わなくても触っただけでサイズ分かったりw
376名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 10:25:24 0
L座りで「300ml…中途半端すぎる…そして避妊具…」とかやってたんだなw
377名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 11:21:42 0
そうそう!一つ一つ摘み上げながらやってたんだよ、きっとw
「スティックのり、ドレッシング……そういう趣味ですか…。
本人に確認する必要がありますね…まあ答えは99%分かっていますが…」
みたいなw
378名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 12:08:13 0
答え分かってて確認するってどこまでSなんだ竜崎w
竜崎は月子の体のサイズとか全部覚えてるっていうのには同感w
それか見れば大体の見当はつくのかもしれないw

っていうか、300mlのボトルなんかよく入ったな月子ww
それだけ普段入れられてる竜崎のモノがデカイってことですかw
379名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 14:24:46 0
L座りで、目の前にドレッシングとボトル飲料ならべてチンコ立ててますねw
380名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:29:33 O
もう仕事辞めて
ここで小説読んで&書いて暮らしたいw
381名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:06:08 0
確信チンのボトル飲料やドレッシングが一杯あるからね
追善供養って注のある春画(嫁のパックリ絵姿に向かってチンコから稲穂状のものがピュ)とか想定してたはずだったのですが
>>371の怒ってるのは演技だと思うのねっ。うまいこと転がされる月子たん(;´Д`)ハァハァ
382甘い記憶に至るまで 1:2007/07/02(月) 00:39:48 0
>>379のレス読んで>>372に至るまでが頭に浮かんだので書いてみた。
>>372さん、勝手に捏造してごめんなさいorz

「洋菓子、ドレッシング各種、300mlのボトルジュース…」
低くつぶやきながら指先で摘んだ物を順番にローテーブルに置いていく。
机の半分近くを埋め尽くすほどあるそれらは、全て月子が買った物とほぼ同じ物であり、
そして菓子以外のその殆どが細長い筒状の形態だ。
野菜好きな月子の事、ドレッシングを数種類買うのはまだ解る。
300mlのボトルジュースを1、2本買うのもまあ普通の事だろう。
だがしかし。
「…………これは…」
竜崎は爪を噛みながら、目の前に並べられた物を睨み見た。
横一列にずらりと並ぶ大小様々なーーーーーーースティックのり。
呆れたようにそれらを視界の端に追いやった竜崎の口から、思わずため息が漏れる。
それも当然だろう。口にするものならともかく、スティックのりを一度にここまで多種多様
購入する者はまずいないと言ってもいい。
では月子にスティックのりの収集癖があるかといえば、そういうわけでもない。
「やはり、そういうことか…」
竜崎の脳裏に、かつて月子を隠しカメラで監視していた時の事が浮かぶ。
当時まだ高校生だった月子は、お幼馴染みの少女と疑似セックスと呼ぶにはいささか
可愛らしすぎる行為に及んでいた事がある。
男の物の代わりとして使用されていたのは、自慰を覚えたばかりの少女にはきっと
身近なものであろうスティックのり。
その時の月子の様子を思い出し、竜崎の口元が苦笑ともつかないかすかな弧を描く。
だがそれと同時に一つの疑念が浮かんだ。
383甘い記憶に至るまで 2:2007/07/02(月) 00:40:43 0
男を知らないあの頃ならともかく、竜崎に抱かれ女の悦びを知った今でも
スティックのりなどで月子は満足できているとでもいうのだろうか?
決して自慢などではないが竜崎の一物は非常に立派だ。そしてそれに恥じないだけの
技巧もあり、月子を啼かせる事に関しては誰にも負けない自信がある。
そして月子が望むならば、文字通り朝まで抱いている体力もある。
「では何故、今更スティックのりなど…」
そこまで考えて、ふと見た机上に存在するひとつの可能性に気付く。
「まさか……いや、そういうことか…!」
見開かれた竜崎の視線の先に鎮座するのは、先ほどスティックのりと一緒に並べたボトルジュース。
スティックのりとは比べ物にならないくらい太く大きなそれは、だがしかし、
竜崎の物に慣れた月子ならば決して不可能な話ではない。

ボトルジュースと竜崎自身。

「…………いいでしょう、受けて立ちましょう」
ゆらりと不穏な空気を漂わせた負けず嫌いな男は、ローテーブルに広がった物を
手早く買い物袋に詰めると、寝室へ運ぶようワタリに指示を出す。
「私とボトルジュース、どちらが悦いかとくと思い知らせてあげます」
にやりと不敵な笑いを浮かべると、ポケットから無造作に大量のレシートを取り出した
竜崎は、月子を呼び出すべく電話へと手を伸ばした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おわり

前スレであった百合ネタも混ぜてみたw原作のポテチ憶えてる竜崎ならスティックのりも憶えてると思ったもので。
384名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:53:43 0
>>382さん乙でGJ!
実にLらしいw凄く面白かったです!

SのLならお仕置きとかしそう。惚れた弱みで少しは優しさを見せるだろうけど。
いっそ細いスティックノリを後(ry
385名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:03:46 0
でも確かにこの後に及んで細く小さいスティック糊を買ったの理由は
謎のままなんですよね……ま、まさか本当に…
そして月子が自分からそういう事に挑戦するとは思えないので
既にLが……い、いや、そこまで変態ではないと信じたい…
386名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:10:57 0
>>383笑わせて貰いましたwGJ
ボトルジュースと勝負してたんだw
嫉妬してるんだと思ってたw
387名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:12:55 0
>>385月子さんが次にLと会ったとき痛いとイヤだなーと思ってスティック糊購入
なのにどんどん種類が増えて、
癖になって、一本じゃ足りなくなって(以下略
と妄想(;´Д`)ハァハァ
388385:2007/07/02(月) 01:17:59 0
>>387
そ、そうですよね! 月子はそこまでLに奪われてませんよね!
……今更ながら休み明けからこんな調子で不安な今日この頃ですが
>>357様がどのような意図で書かれたのかも気になる今日この頃。
389名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:26:17 0
えーと>>357ですが>>386-387と連投しております
ちなみに実在する300mlマンゴージュースなんですけど書くのはちょっと憚られたw
390名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 06:12:37 0
(;´Д`)ハァハァ待ち
391『L国と夜神国』:2007/07/02(月) 06:54:31 0
>>106から続きを。エロセクハラ少し。
---------------------------------------------------
翌日、魅上は月子に叱りとばされた。
「私を守ると言っておきながら、足を怪我してどうするの!?それに気絶して!失血死する所だったじゃないの!」
胸に手を当てて跪いたまま月子の顔を見ていた魅上は、少し情けない顔になったが、すぐに顔を引き締め、項垂れた。
「申し訳ございません」
「いい?ちゃんと私に付いて、守るのよ。今日も休むのは許さないわ。
…それと……あの事は誰にも内緒よ。侍女にも口止めしてあるわ」
言い終わると月子は座り込んで赤い顔で横を向いた。
魅上から見ると、どうも月子は自分が何をされたのか良く分かっていないようだが、それはかえって月子の清らかさを表しているように思われた。
昨夜の官能的な表情と、今の恥じらう姿に魅上の胸は月子への愛しさで一杯になった。
---------------------------------------------------
392『L国と夜神国』:2007/07/02(月) 07:01:43 0
---------------------------------------------------
月子は中庭で竜崎王にばったりと出会った。

侍女の言うところによれば、彼の代ではまだ戦も無いので、王宮に引き籠もりきりで居るという。
しかし逆に肖像も無く、姿を知られていないので、時折街に下って遊んでいるとの噂もある。
広い王宮で会うことはないだろうと思ったのが甘かったようだ。
又、普段は農民のように質素な格好で居るという。
実際見てみると白い上着と厚手のズボンだけで足はなんと裸足である。
393『L国と夜神国』:2007/07/02(月) 07:03:30 0
竜崎王はクネクネと動く棒を持って月子に近づいてきた。
月子の手に恭しく口付ける。
「昨夜はよくお休みになれたようですね。今日も輝くようにお美しい」
盗撮で何度も抜いてスッキリして、今日は幾分か爽やかな目つきである。
「ええ、とても気持ちよく眠れましたわ」
昨晩のマッサージを思い出して頬を染めた月子を竜崎はちらりと見る。
月子はあの快感を伴う卑猥なマッサージを断るつもりでいた。
世間話の途中にやっと口に出す。
「それで…あのマッサージですが…」
「ああ、あれは気持ちの良いものでしょう。血行が良くなり頭が冴えます」
竜崎王は嬉しそうに口角を上げると月子を覗き込んだ。
「…ええ、でももう充分ですわ。疲れも取れましたし…」
段々と頬を赤くしていく月子をじっと観察すると、竜崎王は声を上げた。
「それはいけませんね。彼女達が何か不都合をしでかしましたか」
くるりと後ろを向くと聞こえるように呟く。
「大事な賓客の機嫌を損ねるとは…。厳罰に処すしかないようですね…」
月子は驚いた。
「いえ、そういう訳ではありませんの」
「そうですか?彼らは近隣国では随一の手技を持っています。
リピーターが付かなかった事などこれまで一度たりとも無いんですよ。
それはつまり、今回彼らが何か失敗を犯したという事に他なりません」
竜崎王は苛々と爪を囓った。
「私も本意ではありませんが、厳しく処罰せねばなりませんね」
どうも話の展開がおかしいが月子は焦った。
断ったばかりに彼女らの首が転がるような想像が一気に頭を駆けめぐる。
「いえ、彼女達はとても…その…よろしゅうございましたわ」
「そうですか?」
竜崎王が嬉しそうに顔を綻ばせた。
「では明日も明後日も差し向けましょう。何だったら夜神国へ連れ帰っても構いませんよ」
強引に結論づける竜崎に月子は否定する術を失ってしまった。
「ええ…それは嬉しい事ですわね。父母も喜びますわ…」
思ってもいない言葉を呟き、恥ずかしそうに下を向いた月子を、竜崎王は満足そうに眺めた。
394『L国と夜神国』:2007/07/02(月) 07:04:19 0
---------------------------------------------------
つづく

なのですわ(;´Д`)ハァハァ
395名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 07:27:50 0
>>391さん乙!
ピュアな月子姫にハァハァ
ヘタレな騎士魅上に不覚にも萌えたw
竜崎王の策略ににやり!
竜崎王のセクハラに月子の後方で聞き耳を立てている魅上…の絵が浮かんだw
魅上は苦労人だな。それにしても月子姫が可愛過ぎる(;´Д`)ハァハァ
続き待ってます!
396名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 07:43:14 0
月子姫が魅上を叱るところがなんか萌えたwなんでだろうw
その反面、竜崎の前ではオドオドしてるのが可愛い。
続きよろしく〜!
397名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 07:52:14 0
月子姫が「もうっ、なんなのよ!コイツ〜!」って言いながら
竜崎王の写真を何度も踏みつけてる絵が浮かんだw
それを見て魅上はますますオロオロしてそうw
398名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:24:15 0
バージン白月です>139ぐらいからの流れで書いてみました 
(性描写アリ) っつーかそればっか ご注意。

ぬくもりに熱さが生じ、乳房全体が張るようにしこり初めてきた。
先端にくぼみのある乳頭も徐々に膨らんで固くせりだしてくるのがわかる
そこを指腹で撫でると、噛み締めた歯の奥から月子は抑えきれぬ声を洩らして
体を小刻みに震わせる。

「やめますか?・・・これ以上進むと引き返せなくなりますよ?」
竜崎は目を閉じて震える月子に答えを促す。
それでも月子は力なく首を横に振る。
竜崎の目の前でしっとり濡れた月子の髪が跳ね踊った。
「・・・お願い・・・このまま・・・続けて・・・」
どこか甘えるような哀願だった。
「本当にいいんですか?・・・初めてはそんなにいいもんじゃないですよ?」
固くとがった乳頭を指先でつまみながら聞いた。
月子は素直にうなずいた。

電光に浮かび上がる輝く乳白の肌が、乳房への愛撫でうっすらと淡いピンク色に色づいてきている。
乳首をくすぐられるたびに、電流のような快美な痺れが貫き体全体に広がっていく。
その広がる疼きは止めようがなく、頭の中にまで白い火花が散った。
そんな目眩のするような感覚の前に月子は身を起こし竜崎の肩に白い指でしがみついた。
399名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:25:37 0
この先に何があるのか・・・どうしても目の前のこの男に教えてもらいたい
月子はそんな思いで竜崎の肩に置いた指に力を込める。

「・・・わかりました。」
竜崎は再び月子の体をシーツに優しく倒すと、すかさず押しかぶさった。
月子は喘ぎながら小さな悲鳴を放った。
自分からこの気の進まなさげな竜崎に頼んだこととはいえ、下半身は未知の恐怖におののいている。
両足をぴったりよじり合わせて、無意識に竜崎の体の下から逃れようとしていた。

竜崎は押さえ込んだ体勢のまま上から月子の顔を見た。
まだ幼さの残る理知的な美貌
長い睫毛の少し潤んだ瞳が竜崎を見つめていた。
ふっと胸が痛くなるほど澄んだ清い瞳だった。

「あなたは・・・本当にキラじゃないんですか?」
「違うわ・・・本当に・・・本当に私じゃない」
月子は花びらのような唇を震わせた。
「お願いよ・・・信じて」
竜崎は親指で目尻に浮かんだ涙をぬぐってやった。
唇を塞ぐと月子はくぐもった悲鳴に近い声をあげたものの、舌先で唇を割られると呆気なく
口中深くまで受け入れた。 舌をとらえると無意識のうちにすり合わせていた。
「キスは上手ですね」
竜崎にからかわれて苦しげに頬を染めた。
その羞じらうさまがなんとも初々しく可憐で、とてもキラであることを隠してるようには見えなかった。

400名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:26:50 0
もう一度、濡れて輝くその唇に竜崎は唇を合わせた。
月子は呻きながら濃厚なキスに応えはじめた
舌を吸い上げるのもむしろ月子のほうが積極的な様子で、そうすることによってみずからの羞恥や理性を
靄に溶かし込んでしまいたげな激しさだった。

竜崎は月子の乳房を強く握りしめて揺さぶった。
指根にとがった乳首が触れる。それを優しく弾きころがした。
竜崎の腰の下で月子のしなやかな下半身がくなくなと悶え始めた。
それでも閉じた両腿はゆるめようとしない。

「足の力を・・・抜いてください。力を抜かないと何もできませんよ。」
唇をはなして言うと月子は全身をわずかにビクッと硬直させた。
「できるだけ優しくします・・・。」
竜崎は耳朶に唇をあてて小さくささやいた。
月子は目を閉じながら少しづつ両下肢の力をゆるめていく。
その両下肢の間に竜崎は片足をこじいれて月子が二度と閉じられないようにした。
401名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:31:17 0
なんかムダに長くなってしまうー!
>302さんのイラストのおかげで書いてみました。感謝です。
挿絵描いてください(ウソ)
402名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:37:01 0
神キターーーー!!
リクエスト聞いてくれてありがとう。
続きもよろしく!
403名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:13:43 0
>>401(;´Д`)ハァハァ
つ・・つづきは無いのかな、なんだな
絵はパンチ力あるよね
404名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:26:46 0
あ、そっか続きはないのかな。
絵に合わせて書くとここら辺までだもんね。
いいところで切れてるから続きあるのかと思ったw
どんだけ自分エロいんだよwww
405名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:27:42 0
>>401
GJ!神!乙!月子かわええ!
続き・・・続きが気になる・・・(;´Д`)ハァハァ
>302さん、挿絵どうっすか・・・!
ごめんなさい言ってみただけです・・・(でも半分本k(ry)
406名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:54:00 0
>>401
乙!
自分からお願いしたのに頑なな月子に(;´Д`)ハァハァ
いいもんみせてもらったよ〜ありがと!

てか、管理人さん仕事早ぇぇぇぇぇ!!!!
407名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 21:03:53 0
管理人さん乙!いっつも仕事が早いね!

>>401
そこで止めないでー!入れないで終わらないでー!w
お願いしますお願いします。
408名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 21:29:24 O
乙!えろいよ待ってました(*´Д`)
怯えながらも頼む月子かわいいよ
完全にLを信頼してるね。こういう月子さんかなりツボだw
Lも大人の包容力出してて良い
「初めてはそんなにいいもんじゃないですよ?」
っていう台詞がなんかカコイイ(*´Д`)
もし書けたらぜひ続けてくらさいwww
409名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:18:55 0
はい。もうちょっと続けるつもりです。

管理人様オツカレ様です。
410名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:29:27 0
続きwktkしながら待ってるー!
優しい>>409に感謝れす

管理人さん乙です!ホントに仕事早いよw
411名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 01:17:26 0
管理人様乙〜
412悪魔:2007/07/03(火) 03:38:10 0
>>244「夜明け」続き。白月子とL
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あれ?竜崎。…今日はクマ濃いっすねぇ」
松田がめざとく竜崎の顔色の悪さに気付いた。
他の捜査員も竜崎に注目する。
「昨晩、幽霊が出たんです」
竜崎は朝なのに甘そうなケーキの果物飾りを口に押し込んだ。
「ええっ?ここ新築なのに?!」
松田が驚く。
「皆さんが寝静まった頃です。枕元に白い衣を長く引きずった、髪の長ーい女がですね…」
「わー!ちょっと止めてください!いいです!聞きたくない!」
松田が大袈裟に耳を塞いだ。
月子は会話の全てを竜崎の背後で聞いていた。
「ねえ月子さん!あ、そんなに怖かった?ダメですよ竜崎。月子ちゃんは恐がりなんですから、ね?」
振り向いて月子の顔を見た松田が竜崎を窘めた。
月子は顔が冷凍されたかのように感じていた。
「そうですか?」
竜崎はティーカップを摘んで、とぼけた様子で月子を振り返り、ほんの少し口角を上げて嬉しそうな表情をした。
「ダメですよ、竜崎。月子ちゃんの居る所で怖い話なんかしちゃ。眠れなくなったらどうするんですか。可哀想ですよ」
松田がたしなめるように重ねて言った。
月子は表情を固まらせたまま、カバーのついた真新しい本を握りしめた。
「そうですね。今度、松田さんにだけ教えますよ」
「いや、いいっす…マジで…じゃ」
松田が怯えつつ去った。
413悪魔:2007/07/03(火) 03:38:50 0
月子は本を抱え直すと竜崎の背中を睨んだ。
竜崎が視線に気付いたように、くるりと月子の方を向いた。
「何ですか?」
「なんか…嫌味ね」
「そうですか?」
「お化け扱いって訳」
「…お化けは布団取りません」
竜崎はつまんだスプーンで紅茶を掻き回して、月子を見上げた。
「……」
「私は世界一の人ですが、三番目ですから」
「竜崎?」
「五番目かも知れません。部屋には来ないでください、絶対。二度と」
「二度と?付き合ってるのに?」
竜崎は月子の疑問に答えず、くるりと体を元の位置に向けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
414悪魔:2007/07/03(火) 03:40:04 0
その深夜、竜崎は月子の部屋の鍵をかけようとしてインターホン越しに声をかけた。
「夜神さん。いますか」
しばらく沈黙するがいつものような返事がない。
外扉を開け、内鍵のかかっていない内扉を開ける。
明かりはついておらず、人の気配は無い。
「夜神さん?…月子さん?」
声をかけながら部屋を確認し月子が居ないのを確かめると、部屋を出た。
一番近い部屋のパソコンを起動し、暗い部屋で目を見開いて発光するモニターを見つめる。
「同階層にはいますね…」
竜崎は一旦自室に戻ることにした。
415悪魔:2007/07/03(火) 03:42:24 0
ドアを開けると寝室に入る。
ベッドの脇の床に座り込んだ月子が見えた。
「つっ……」
ベッドに斜めになってもたれ、傍らに本が数冊落ちている。
ひどく無防備で、寝顔が子供のように愛らしい。
竜崎は素足で絨毯を踏んで眠る月子の側へ行き、本を拾い上げた。
「稲川潤二……怖い話…耳袋…」
呟きながら本を摘み上げる。
竜崎は本を一束にすると月子の頭に軽く打ち下ろした。
「…あ、竜崎。おはよう…」
熟睡から急激に覚醒し、月子はぼんやりと竜崎を見た。
竜崎は立ったまま黒い無表情な目で月子を見下ろした。
「嫌がらせですか。帰って下さい」
口調は穏やかだが、水色のパジャマの膝にバサバサと本の束を落とす。
月子は重い体をもたせかけたまま、無言で竜崎を見上げた。
「何ですか、用があるならさっさと言って出てってくれませんか」
竜崎は小さなソファーに乗ると踞り、膝の上で腕を組んで顎を乗せた。
眉間を不機嫌そうに寄せる。
「それともまた、怖いんですか」
月子は竜崎の真似をして体育座りになった。
「…怖くはないわ」
「じゃ、何ですか。さっさと言って下さい。犯されたいんですか」
少し早口で言う。
月子は竜崎を見た。
「竜崎は私なんか犯さないわ」
416悪魔:2007/07/03(火) 03:45:44 0
数秒間、沈黙が流れた。
「あなたは本当に分かってませんね」
竜崎が椅子から下りると、ゆっくりと月子に近づいた。
いきなり月子のパジャマの胸倉を掴むと無理矢理立たせ、ベッドに突き飛ばした。
ベッドのスプリングで揺れる月子に跨ると、水色のパジャマの胸に手をかけ力任せに開く。
布の引き裂かれるような音と共にボタンが数個弾け飛び、竜崎の頬を掠めた。
「男の部屋に来ると言うことは、こういう事です」
平坦な口調で言うと、か細い手首をベッドに押しつけた。
胸から下着が覗き、小さな膨らみの先が尖って柔らかい生地を突っ張らせている。
月子は顔を強張らせ睨み返した。
「竜崎は私なんか抱かないわ」
「あなたは本当に人の話を聞いてませんね」
キスしようとして顔を背けられ、竜崎は月子の耳の下に顔を埋めた。
「っ……んっ…」
唇で首筋の薄い皮膚を吸って痣を作っていく。
「好きだって何回言わせるんですか」
耳元で低く囁いた。
「嘘つきの言うことなんか誰が信じるの?」
特に抵抗もせず月子が答える。
首を上げて竜崎は虚ろな瞳で月子を見つめた。
「ですが、嘘であるとは誰にも証明できないんですよ」
唇を重ねようとして、また顔を背けられる。
「処女は嫌いなんでしょ?」
竜崎は首筋に顔を埋めた。唇を月子の首筋から綺麗に浮いた鎖骨に這わせる。
「嫌いです」
「それにキラだって思ってる」
竜崎は体を起こし、手首を放すと覆い被さるようにして月子を正面から見据えた。
「……思ってるんじゃなくて、月子さんはキラです」
417悪魔:2007/07/03(火) 03:49:59 0
月子はふわりと花のような笑みを浮かべた。
「竜崎は、キラは抱かないわ。
抱くとしたら…私の体の中にキラの証拠が見つかる確証がある場合。
抱いてみなさいよ。
私を切り裂いて証拠を見つけると良いわ。
でも、それはあなたの負けね。
愛しても居ない好きでもない女、大嫌いな処女をさっさと引き裂けばいいのよ。さあ!」
鋭く睨む目に涙が堪っている。
竜崎は月子の上から退くとヘッドボードに凭れて踞った。
「…何か話の流れが気に入りませんが…私にばかり、リスクが多すぎませんか」
月子はパジャマをはだけたまま起き上がるとベッドに座り込んだ。
「キラ事件を早く解決したいんでしょ」
「ええ、まあ…でも局部を噛み千切られて死にたくはありませんね」
竜崎は唇を物足りなさそうに指で玩ぶ。
「手錠でもかけて二十四時間、側で監視すればいいじゃない。私が男だったらそうするって…」
「それはミサさんに変態って言われました」
「……変態じゃない」
月子が呟いた。
「案外酷いですね、月子さんは。」
丸い目で月子を見る。
そのまま考え込むように膝に手を乗せてじっと座っていたが、しばらくして口を開いた。
「月子さんの予想は大体当たってます。
私はあなたを抱きません。処女は嫌なんです。
さっきのは単なる脅しです。やってもせいぜいお触りどまりです。
で、私が思うに…要するに今日もあなたは怖い本を読む誘惑に負けて、手近で一番安全そうな男の部屋に来たって訳です。
お父様は今日も帰ってますしね。
…まあ昼間、あなたの周りで鳴り響くラップ音で、気付かなかった私も私ですが…」
418悪魔:2007/07/03(火) 03:54:57 0
黙って聞いていた月子が青ざめた。
「ちょ…そんなこと今頃言わないでよ!」
大きな枕を不安げに抱きしめる。
竜崎は月子の可愛らしい仕草をちらりと見たが、すぐに目を逸らした。
「ですが、大体事情は解りました。あなた、私に抱かれたいんですね?」
月子は真っ赤になった。
「な…な…」
「ですが、体目当てで来られても不愉快ですし」
竜崎は首を傾げて続けると爪を囓った。
「どうも勝負に拘っておいでのようですし…惚れた方が負けって事ですか?
本当に負けず嫌いですね、キラは…。
まあ、そんな事はどうでもいいんです。
そのルールでいいです、お強請りした方が負けって事で。
今日からベッドを共にして頂きます。
どうせですから手錠も着けましょう」
竜崎は立ち上がると引き出しから手錠を出して来た。
「それでいいですね?」
まるで指輪を交換するような仕草で、ほっそりした月子の左手を取る。
「…いいわよ。それで私の疑いが一瞬でも早く晴れるのなら、構わないわ」
竜崎は月子の手首に手錠をかけようとして、手を止めた。
「やはり、明日にしましょう。眠いです。それに繋ぐと風呂に入れません」
手錠を置くと、座り込んだままの月子のパジャマの前を合わせてやる。
「で、どこまでお触りはしていいんですか。私は何でも構いませんが」
「どこまで…って」
月子の顔が火照ってくる。
竜崎は子供にするように指先で残った数少ないボタンを留めながら言った。
「例えば、性器はダメとか。胸までとか」
「むっ胸はダメ!」
竜崎が叫んだ月子の両耳をそっと手で包んだ。
「ケチですね」
419悪魔:2007/07/03(火) 03:56:53 0
「せ…性器もダメよ!」
待ちきれず月子の耳を甘く噛むと、耳に息を吹き込んだ。
「じゃあ、どこまでなんですか…」
「っ首から上まで!」
「鎖骨もダメなんですか。手は?」
反対側の耳を噛む。
「手首まで!鎖骨はダメ!」
「何かズルくないですか」
月子の顔を上向けにすると、目を細めて覗き込んだ。
黒い目に見つめられて月子は何故か胸の奥がむずむずとしてくるのを感じていた。
「ずるくなんか…キスはしてもいいわ。どうせ毎日してるし…」
「そう言うと思ってました。いいです。首から上、手首まで。
ですが、覚えておいて下さい。私は基本的に勝算のない勝負はしないんですよ」
段々と低く甘く囁くように言って、月子に軽く口付けをする。
「用意は良いですか。本気で行きますから」
「何…な…んんっ…んっ……」
顔をしっかりと固定され、何か言おうとした月子のピンク色の唇に竜崎は貪るように唇を押し当てた。
「ふ……っ……んんっ……」
月子は竜崎の細く固い腕を握り、白いシャツの上から爪を食い込ませた。
小さな抵抗を気にもとめず、粘膜の味を確かめるように差し込んだ舌を蠢かせると、月子は苦しげに呼吸を早くしていく。
見開かれていた焦げ茶色の瞳が潤んで、頬やこめかみが次第に桜色に染まる。
420悪魔:2007/07/03(火) 03:58:57 0


執拗なキスが終わる頃には月子の呻き声は止んでいた。
途中から、ぐったりとしてきた月子を支えるように背に腕が回されている。
粘着音をさせてゆっくり唇を離す。
月子は涎を垂らし、紅い唇を半開きのまま、力無く目を閉じていた。
「月子さん…月子さん?夜神さん?」
胸を密着させたまま月子の柔らかい体をベッドにそろそろと寝かせる。
「寝ちゃいましたか……」
シャツの袖で涎を拭いてやると、幼さの残る寝顔を見ながらそっと指の背で頬を撫でた。
「…本当に悪魔みたいですね、キラは。最悪です…」
少しだけ感傷的に言うと、竜崎は立ち上がった。
「はぁあ…………」
全身で大きな溜息を吐くと、ほんの少し前屈みで風呂場へと入って行った・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つづくます
長くてすみますん
萌投下に触発されて一晩で(ry
では次の投下を待ちつつ(´・∀・`)ノシ
421名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 06:32:21 0
>>401さん乙です!
神絵からということで余計に脳内に容易く映像が流れてきてハァハァしました。
ラブラブでとてもイイ!
凄く上手い綺麗な文章に惚れた!

>>412さん乙でした!
枕抱え月子可愛えぇぇぇぇっ!(;´Д`)ハァハァ
二人の遣り取りに凄い萌えた!殺伐としているようで物凄いラブラブな雰囲気がイイ。
月子というより竜崎がツンデレだなw
続きも待ってます(;´Д`)ハァハァ


何なんだ最近の小説投下率は!毎日ハァハァしっ放しだw
管理人さんは神速更新だし。絵も小説も神ばっかりだ!
最高だよこのスレ…
422名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 06:51:21 0
>>412さん乙!
さっき>>401さんのでハアハアしたばかりだよw

竜崎と月子、二人ともツンデレすぎるwだがそれがいい。
竜崎も余裕ぶってるけど結構限界だよねww
序盤の幽霊のくだりは笑った!あと世界一もwこれってごっつ?
話の展開とセリフがうまくて引込まれました〜。
やっと竜崎が本気になってくれてよかったw
423名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 08:25:46 O
>>412
朝から萌えた!!乙です!
何なんだこの二人!ニヤニヤしてしまう。
月子さん、そんなに抱いてほしいのか。なのに、首から上ってw殺生なw
何だこの無防備な可愛い子。
脅すだけで結局やらずに、ちゃんと首から上守ってるツンデレ竜崎もいい。
424名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 08:55:36 0
なんか萌え投下の連続でゾクゾクする。
書いてる人乙です!
みんな早く続き読みたいな。
425名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 09:51:12 0
>>401
乙です!本当にキレイでエロイ文章ですね感動しました。
大好きです惚れました。
朝から腰が砕けました。続きをお待ちしてます!

>>420
なんかすごいラブいですね
竜崎の余裕がどこまで続くか、月子のツンデレがどこまで続くか楽しみです。
426名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:16:03 0
管理人様神速乙でず〜
427名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:26:14 0
>>401
>>302ですが、こんな素敵な萌え小説の誕生にあの絵が一役買えたようで嬉しいです!
こちらこそありがとうございます!描いてみて良かったww
初々しい月子と大人の男な竜崎に何かもう萌え死に寸前です(;´Д`)ハァハァ
綺麗で艶のある文章も素敵だ…(*´Д`) 続きを楽しみにしてます!
挿絵はやっぱり乳揉みでしょうか(嘘ですごめんなさい)

>>412
乙です!
竜崎に抱かれたくて仕方ないのに、妙にガードの堅い月子が可愛いww
さばさばしてるのにラブラブなのがらしくてイイ!
本気になった竜崎がどう出るのかすごく楽しみです!

そして今更ではありますが、>>302にレス下さった方々どうもありがとうございました!
レス読んでて逆にこちらが萌えさせて頂きました(*´Д`)黒も白も月子はいい…
428名無しさん@ビンキー:2007/07/03(火) 22:03:47 0
>>401
乙です!
やっぱりもうツンデレ月子って萌えですよねvv
小悪魔でも初々しいって、萌えツボ付き捲りで、次回こそ竜崎が月子たんを突いてください!!
結合シーンを私も、きっと他の方々も待ってますvv

「もしデスノートの夜神月が女だったら2」で『ビラ様のような月子がいたら』のお言葉で萌えの神が降臨してしまいました(汗)
のでこの流れにちょっと乗せさせて頂きまして、ビライトをちょこっと投下させて頂きます。
完璧ギャグですので、突っ込みどころ満載でもどうか大らかな心で見てやって下さいませー。
429ビライト@:2007/07/03(火) 22:04:56 0
 「キラ崇拝者ども、私は誰だと思うか?」
 美しい顔が傲慢までの自信で彩られた美女が、豪奢な装飾が施され、絹が敷き詰められたベッドに寝そべりながら問うと、下で集まっている信者達は異常に興奮しながら答えた。
 「新世界ノ神デス、キラ様―!」
 「犯罪者イナイ世界創ッタ救世主―!」
 「コッチ見テー!コッチ見テー」
 「タマリマセン、シャー!」
 「美シー、美シー」
 「キラ様パンツクダサイー!」
 ライトが求めていない台詞が若干あったが、ライトは綺麗にスルーして続ける。
 「はははは、この新世界の神である私に触れたいか、私が欲しいか」
 ライトの質問に、信者達はいっせいに答えた。
 「オオオ、欲しーっ!」
 「では犯罪者(いけにえ)を見せろ」
430ビライトA:2007/07/03(火) 22:06:35 0
 神の命令に信者達の人垣が割れ、そこから現れたのは白い信者服を纏った男三人と、首枷をつけられているいかにも凶悪犯ですと外見で解るような男が三人だった。
 「キラ様、これは女子高生を暴行してコンクリートに入れて殺した男だぁ。キラ様が裁かれるべき男だぁ」
 「いや、こっちの六人殺傷した挙句、保育園に人質を取って立てこもった通り魔のほうが」
 「バカ言うな、K国の拉致実行犯はサイテーな」
 「何ぬかす、この男が一番悪いだろ」
 「オレのだ、バカ〜!」
 「死ねーてめー」
 三人の信者が、自分が捕らえた犯罪者を突き出しながら言い争う。
 それらをじっと見ていたライトは、やがて怯える犯罪者の一人に視線を移した。
 「それだ、石谷の連れてきたそれを先に裁く」
 「おうー、オレだーっ」
 石谷と呼ばれた信者の一人が歓喜の声を上げると、自分の犯罪者を無理やり引きずって壇上を登り、ベッドの横に跪く。
 犯罪者はひぃ、と小さく悲鳴を上げたが、寝台の上に寝そべる美しい女に自分の状況を忘れ、ごくりと喉を鳴らした。
 それをフンと鼻で笑ったライトは、自分が使っていた櫛から髪を抜き取ると、無造作に跪く石谷に投げ寄越す。
 「お前には櫛についた私の髪をやろう。好きに使うがいい」
 「うき〜、ありがてえ〜」
 石谷はありがたくその髪を拝領すると、大事そうに抱えながら壇上下に戻る。
 「もったいね〜、もったいね〜。まずたんまり舐めて味わってからだ〜」
 「オレにもくれ〜」
 ハァハァと息を荒くして喜ぶ石谷に、他の信者達が羨ましげな声をあげる。
431ビライトB:2007/07/03(火) 22:07:52 0
 騒ぐ信者達には目もくれず、ライトは残された犯罪者に尋ねた。
 「お前、名は?」
 「は・・・はぅ・・・!」
 目の前のキラの美しさに我を忘れていたが、罪を犯している人間にとってこの美女に名前と顔を知られるということは、死を意味する。
 怯えて答えない犯罪者には慣れていたから、ライトは寝台横で影のように控える下僕に尋ねた。
 「魅上、この男の名前は?」
 「は、音原田 九郎です」
 魅上が赤く光る瞳で見える名前を自分が仕える神に奉答すると、ライトは自分の手元に置いてある黒いノートを開き、ペンを手に取った。
 「クスクス、削除」
 魅上の口癖を真似しながら、ライトは男の名前を書く。
 「ひ、ひぃぃ・・・!」
 男は怯えの声を上げたがどうにも出来ず、四十秒後に苦しみだし、そして死亡した。
 「犯罪者が激減したことだし、残りの二人はまた今度裁く」
 「はい、仰せのままに」
 魅上が合図すると、壇上脇にいた信者達が死体を運んでいく。
 それを見ていた信者達が、キラ様バンザイー、と快哉を叫んでいた。
 ライトは寝台から降りると、壇上に立って信者を見下ろしながら言った。
 「信者ども、聞け」
 短い命令に、いっせいに信者達が黙り込んで神の言葉を聞く。
 「私に触れたければ犯罪者を捕らえるとともによりよい政治を行い、もっと住みよい世界を造れ。
 それだけではない、教育制度を整え心の清い人間、賢い人間を多く輩出するのだ。そうすれば今の世界は、より美しい世界になるはず」
 おお、と信者達がどよめくと、ライトはさらに続ける。
 「そして私の下僕に相応しい人間になるのだ。私に種を植え、後継者の父となるに相応しい者に」
 それを聞いた魅上は、『私ではまだ不足なのだろうか』と非常に内心で落ち込んでいたが、神が行う神聖な演説の途中なので、それを態度に出すことはしなかった。
 「タネなるー!」
 「タ〜ネ〜タ〜ネ!!」
 お前らいったい幾つだよ、と突っ込みたくなるような叫びが広間を満たしたが、長くは続かなかった。
432ビライトC:2007/07/03(火) 22:16:25 0
 「おい待て、誰か来る」
 広間の出入り口近くにいた信者が言うと、他の者達も騒ぐのをやめて入ってきた信者を見つめた。
 何かに撃たれたのか、血を流しながらやって来た信者はキラ様にご報告が、と言うので、信者達は道を開けてやる。
 「キ、キラ様・・・Lが・・・」
 L,の単語に、ライトの眉がひそめられた。
 「世界の切り札、L見つけた。SPKというキラ様追う人間と組んで、仲間のキラ信者捕まえた」
 (!竜崎)
 報告を聞いて、ライトの美しい顔が憎悪に歪められる。
 (ふざけやがって生きていたのかあの男。あいつは明らかに、私に不審を抱いていた。あいつは人間の中でも馬鹿の部類ではないどころか、変人だが頭は異様に切れる。もしや・・・どちらにしろ生かしてはおけない)
 素早く考えを巡らせたライトは、報告した信者に問う。
 「何処だ?」 
 「イギリス」
 「見たのか?」
 「はい、この目で」
 正直に答えたその信者は、その答えが己の寿命を縮めたことに気づかなかった。
 
433ビライトD:2007/07/03(火) 22:17:15 0
 「そうか、見たのか」
 「!」
 「お前がわざわざここに来なくとも、携帯やパソコンでもっと早く知らせることが出来ただろう。つまりお前はLを見て、逃げてきた」
 冷ややかな視線を投げつけられた信者は、やっとそこで神の怒りを買ったことに気づき、土下座をして許しを乞うた。「おゆるしを〜、おゆるしを〜!」
 「魅上」
 「は、すぐに」
 キラの胸中を察した魅上が、寝台にあるデスノートを手に取ると、すぐにペンを走らせた。
 「削除」
 「ひい・・・うがぁっ!」
 四十秒後に苦しみだした信者は、すぐに動かなくなった。それを黙って見ていた信者達だが、運び出される死体を目にして笑い出す。
 「うおおおん、オレもキラ様に裁かれてー」
 「心臓ドキドキさせられてー!」
 「バカかおまえ―っ!」
 「イヒヒヒィ〜っ!」
 それらを見下ろして到底使えないと思ったライトだが、それでも使い捨てにはなるだろうと考え、笑みを浮かべて信者達に言った。
 「信者ども、Lの顔を手に入れた者には、私の唇から直接唾液を与えるーっ!!」
 恩賞の内容が告げられた瞬間、信者達はこれ以上ないほど興奮し、騒ぎ出す。
 「くれーっ!!」
 「飲むー!」
 「オレのオレの」
 「それでニンシンすんのかー!!」
 「種に決定だろそれー!」
 「オーンオーン」
 再びお前らホント幾つだと言いたくなる叫び声がこだまする広間の中で、唯一黙っていた男・魅上は、ライトがこの信者達を捨て駒にするつもりだと悟りながらも、彼女が言ったことを反故にする人物でもないことを知っていたため、人知れず決意を固めた。
 (か、必ずLの顔を見て名前を知り、我が神に献上するのだ!!)
 褒美を下賜される己の姿を想像し、魅上は考えを巡らし始めた。
 ☆終わり☆

思いついてしまったので、つい投下してしまいました(汗)
ホントつい魔が差してしまいまして、初々しい月子様流れを切ってしまったような気がしますが、申し訳ありません。
どなたかブッテクダサイ!シカッテクダサイ〜!!
434名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:19:14 0
>>433リアルタイムでGJ
面白かったよ〜
バカ信者どもww
435名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:23:00 0
>>433
GJ!信者バカすぎるww
ビライト様の行く末が心配ですw
つーかこの流れで行くとLは女好きで乳揉むの大好きな男ってことにw
436名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:31:56 0
> 「うおおおん、オレもキラ様に裁かれてー」
が受けるw
>>435そんな話なのかw
437名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:34:41 0
>>433
ちょwwwビライト萌えたwwwGJ!!!
ビラ様っぽいアホで高慢でテラ美しい月子も可愛い(´Д`*)
またビライト様読みたいな!
438名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:35:39 0
>>433
見事な変換です! GJ!
ビラ様な月子やさりげなく変態な照に違和感を感じないのは
変換の妙技によるものか、はたまた私もバカ信者の1人だからか…
(信者達の台詞にいちいち同意していました)

>>435
Lは女好きで乳揉むの大好きな男…なら、ビラ月子はLを
「乳に蜜を垂らして待っている」事に……やばい。これも違和感が無い…

…とりあえず私もブッテクダサイ!シカッテクダサイ〜!!
439名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:37:22 0
ちょwwwwwwwwwGJwwwwwwwwwwwwwwww
エル早くビライト様の乳揉めwwwwwwwwwwwwww
440名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:44:13 0
>>438(;´Д`)ハァハァ
蜜の容器持ち係でいいですぅうう
441名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:51:03 O
>>433
読んだことないので元ネタのキャラはわからないんだけど
バカなテンションになんか笑った
442名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:51:28 0
Lが「月子さんの乳揉みに来ました」って言ったら笑えるなw
違和感無いけどw
443名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:03:54 O
ちょっwwwwwwwwww何だこれwww信者キメェwwwww
自分も元ネタ知らないけど大いにワロタwwwwwGJ!www
また魔がさしたらおもしろいの書いてねwww
444名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:09:52 0
違和感なさすぎるエルΩグラドw(いやむしろエルΩワタリ?)
元ネタは簡単に説明すると、女好きで乳揉むの大好きなエロい主人公が
高慢でエロい敵の女王様の乳揉みに行く話だよ
たぶん
445名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:12:34 0
待て待てLなら乳首を摘みそうだ
446名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:17:25 0
「月子さんの乳首摘みに来ました」

凄いな、Lwww
447名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:19:22 0
>776
「ちょっと固くなってきましたね…」
「はぁっ……んんっ…ああん」
「良い声ですね。じゃ今日はこれで…」
「ちょっと待て!!!」
みたいな(;´Д`)ハァハァ原作知らないからw
448名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:21:22 0
Lが月子の乳首摘んでるのがありありと想像できるw
お互い真面目に戦ってるんだけど、端から見るとバカスな戦いw
449名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:21:29 O
元ネタわからんけどワロスwww
450名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:30:33 0
>>447
「何ですか?」
「ほら、あんたの好きな甘い蜜よ」美乳に、どろーん
L乳首を指で掬ってぺろん
「あんっ…」
「これは…美味しいです」
目を剥く。
月子女王様エロイ顔でwktk
「…これを10ケースほど送って下さい。代引きでいいです」
「ちょっと待て!!!!!」
451名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:41:29 0
月子女王様蜂蜜に負けたのかw
ヤる気満々な月子に対して食欲の勝るLw
452名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:02:39 0
>>450
月子可哀想だなw
でもLならそうなりかねないから怖いw
453名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:07:06 0
きっと月子がなりふりかまわず求めてくるのを
意地悪く焦らして待つつもりなんだよw
それか月子がちょっと凹んだところで
甘く求めて効果倍増を狙ってるとか、Lならやりかねんw
454名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:10:50 0
>>453
そんなL月子に禿萌えしました
455名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:13:13 0
>>450「?カード払いだけなんですか?ややこしいですね…」
「違う!!」
「じゃあ何なんです」
「この蜜は、少ししかないのよ。ほらもう、この瓶の中身だけ」
さらにオッパイと股間にどろーん・・・。
「ああっ勿体ない!!」
覆い被さるL。
極限にwktkな月子女王様。
Lは床に零れた蜜を舐めた・・・。
「あー間に合った!」
「まてええ!三秒ルールか!!!」
456名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:14:13 0
>>453(;´Д`)ハァハァいいなあ。基本だなw
457名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:28:38 0
>>455
意地でも私を抱かせてみせる!てな位の勢いの月子女王様がカワユスw
さてはLは床に零れた蜜舐めきった後、月子の体の上の蜜舐めて
それ終わったら月子自身の蜜舐めて恥ずかしい事言うつもりだな
「貴女から溢れてくる蜜の方がずっと甘くていい」とかなんとかw
458名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:34:04 0
>>455
何処までも酷い男Lww
月子必死で可愛いな
459名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:10:08 0
>>457いいな(*´Д`)ハァハァなんか、とまんないw自分、バカかもw
******************************
「ほら、他の蜜も舐めるといいわ」
Lはちょっと指をくわえて考え込む。
「どうしたの?甘いわよ」
「あっ」
月子女王様は白い指に蜜を擦るように取ると、Lを見ながら舌を絡めるようにして舐めた。
指先をちゅぱちゅぱと音を立てて舐め上目遣いでLを見る。
Lは月子女王様の乳にむしゃぶりついた。
(こままでは私の舐める分が無くなってしまう!まずは先に垂らした胸からだ!)
垂れた周辺部から中心へ、ベロベロと舐めていくと、月子女王様は耐えられないというように甘い喘ぎ声を上げ始めた。
「もっと、もっと舐めて…はぁ…はぁ」
「ああ…美味しいです…」
Lは反対側の乳房に吸い付くと今度は中心部分から舐め始めた。
「ああ…んっ…んっ……いい…いやん…」
甘く切ない喘ぎ声を発する月子女王様を気にもとめず、胸を舐め終えたLは股間に顔を近づける。
下着の上に染みた蜜をべろりと舐める。
「…あっ…」
「ちょっと味が混じってますがいけます…」
Lは少しの間唾を染みこませるようにして吸い上げていたが、ふと不思議そうな顔をした。
「ふ…気付いた?」
月子女王様はエロエロに潤んだ瞳でLを見つめた。
おもむろに唾と蜜で汚れた下着を脱ぐと放り投げる。
ぐしょぐしょに濡れたパンティを受け取ったのは魅上だった。
月子女王様の股間には、蜜の入った太い瓶が、みっちりと埋め込まれていた・・・。
「!」
Lは目を瞠った。
「あの蜜は、ここにもまだあったのよ。ふふっ…どう?欲しい?」
「なんて事を!」
Lは叫んだ。
460名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:16:57 0
「早く抜かないと!温度で変質してしまいます!」
瓶に手をかけるLを兵士が制した。
月子女王は残り少ない方の瓶の中身を股間に開けた。
「欲しかったら、この垂れた蜜を全部舐めてから、瓶の替わりに埋める物を勃てるのね…」
すこしだけ埋め込んだ瓶に触れると腰をひくひくと蠢かせる。
兵士がLを解放すると、Lは吸い寄せられるように月子女王の股間へ顔を埋めた。
魅上と兵士の見守るなか、Lは長く器用な舌で月子女王様の愛液と入り交じった蜜を舐め始めた。
月子女王はまた甘い喘ぎ声を喉の奥から発し始め、腰や膝をがくがくと揺らした。
「ああっ……ああん……舐めて…もっとぉ…ああん…あん」
全ての蜜を舐め取っても奥から奥から別の蜜が流れ出てくる。
Lは顔を上げた。
「何か…変な味です…」
ベロを出して嫌そうな顔をする。
「じゃあ…瓶を抜いて…もっと舐めると美味しいのが出てくるわ…」
息も絶え絶えに月子女王が言うと、Lはばっちい物を持つように指で摘み、瓶をクリクリとひねり出した。
「あん…」
月子女王は刺激に甘く呻いた。
Lは愛液に濡れた瓶を摘み上げて、嬉しそうに微笑んだ。
その手から、兵士が瓶を奪い取った。
恨めしそうに瓶を見送ると、Lは月子女王の顔を見た。
「さあ…跪いて、股をお舐め」
脚をこれでもかと広げ、ぬらぬらと卑猥に光る部分をご開帳する。
またも、股に顔を埋め込んだLはべろんべろんと月子の秘部を舐める。
「んっ…んんっ…あ……は…」
おおかた蜜を舐め尽くすと新しい蜜の吹き出す割れ目に舌を押し込んだ。
「あ…」
真っ裸で桃色に色づいた月子女王の体がピクリと動く。
べっちょんぐっちょんという音が絶え間なく月子女王の股間から漏れ続け、兵士と魅上の股間はパッツンパッツンのテントを張っている(死語)。
「…っ…どう?…美味しいかしら…」
女王王様は自分で乳首をコリコリしながら、股のLに訊ねた。
「そうですね……何か…違いますけど…慣れてきました…美味しい…かも?です」
べろんべろん舐めながら答える。
461名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:31:54 0
月子女王は腰をくねくねと蠢かす。
「そろそろ…瓶の替わりを……ていうか…瓶が替わり……」
Lは身を起こした。
のそのそとチャックを下ろし、それでも屹立していた股間を露わにする。
月子女王のとろんとした目が光る。
「さあ、入れて…そうすればあの瓶はあげるわ…」
ズボンをずらしたLが月子女王様に覆い被さる。
「本当ですね?」
ひどく真剣な瞳で女王を見る。
「本当よ。さあ」
Lは怒張に月子女王の溢れ出る液を絡めると、一気に奥まで侵入した。
「…あっ…」
月子女王はLの背中に回した手に力を込めた。
「ああん…ああん…うん……ああん」
ずっこんばっこんといきなり突き始めるLに月子女王は、甘く切なげな喘ぎで答える。
「嘘では…ありませんね…嘘だったら酷いですよ…っ」
Lは掠れた声で何度も月子女王に確認する。
月子女王はLにしがみつくと、脚を絡めた。
「ああん…ほんとう…本当よ…嘘なんか…あああん」
ぐっちょん、ばっこん、ずっこん、ぐっちょんと、やーらしい音と、変な会話をしつづけるLと女王様の呼吸音と声が寝室に響き渡る。
兵士と魅上は前傾姿勢で耐え続ける。
「っは…そろそろ、替わりの…瓶も…限界です…」
幾度か「替わりの瓶」でお股をピクピクさせた月子女王はうっとりとLを見た。
「…いいわ、早く…ああん…ああっ」
Lは激しく小刻みな律動を月子女王に刻み始めた。
ぷるぷると美乳がプリンのように揺れたので、思わず吸い付くと月子女王はくぐもった甘い呻き声を上げる。
もう一度月子女王のお股で激しくずこずこすると、Lはやっと白いアイシングを月子女王のお股に射出した。
少々の間余韻を味わうように密着して、ちんこを月子女王から抜く。
「ああん…」
魅上の合図で兵士が愛液でねとねとの瓶を差し出す。
462名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:32:55 0
「じゃ、瓶は頂いて帰ります」
気持ちよさそうに股をおっぴろげた月子女王に飄々と言うと、Lは帰っていった。
******************************
おわり

アイシング(粉砂糖と卵白とレモン汁をまぜたもん。山パンのミニスナックゴールドにかかってるアレ)
違ったらごめそ
文章に気を遣わないってちょっと楽しいなw
463名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:41:17 0
>>462
GJ!
どこまでオープンなんだこの二人ww
エロいんだけどなんか色気のないLと月子がイイ!ww
月子はL大好きなのに、どこまでも蜜が気になるLに吹いたよ
ファンキーな文章も面白かったよ、また書いてねww
464名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 02:25:53 0
そういえば魅上が可哀想だw
******************************
月子女王が合図をすると後ろに控えていた侍女がモジモジと足をよじりながら進み出た。蜜と唾で汚れた肌を濡れた布で拭いていく。
お股からどろーんと垂れた白いアイシングも綺麗に拭き取る。
「魅上」
月子女王が小さく呼んだので、魅上はまだ素っ裸の月子女王の元に駆け寄り跪いた。
「はい月子女王様」
「…魅上、ちゃんと全て頭に納めたでしょうね。
あの変態甘味党の持って生まれた資質、それに加えてあの技巧。
お前も素質は良いのだから見たもの全て吸収して糧とするのよ…」
「は」
魅上はかしこまった。
面前でお前はエロテク無さそうと言われているが、単純なので気付かない。
「…そうすれば…お前に毎夜でも…夜伽を命ずるわ…」
月子女王は眠気に誘われ言葉が途切れがちになった。
「あ…ははぁっ」
魅上の半分おっきしたチンコに血がどーんと流れ込み、ちょっとだけ先から漏れた。
「もう、眠るわ…下がって」

魅上は寝室に戻ると、にやけた三日月の描かれた布団に倒れ込んだ。
布団に月子様命!と刺繍したいのはヤマヤマなのだがおそれ多くて三日月マークにしてしまったのだ。
毎夜丸めて抱いて寝たり突いたりしているので、なんだか薄汚れてきている。
それに段々と関連づけが刷り込まれて、にやけた三日月を見るたび下半身が敏感に反応する。
「さすがに、このマークはそろそろ止めないと…」
魅上は服を緩め、布団を丸めると、Lの技巧を真似すべく布団で素振りを始めた・・・。
「こう…角度がこうですかね。こうかな?……ううっ…ああっ…月子様ぁああ…」
魅上の声がむなしく夜空に響いた。
******************************
こんどこそおわり
465名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 04:21:59 0
>>429さん乙!
傲慢女王月子(ビライト)とかおバカ信者達も面白かったけど、個人的に魅上の「削除」を
真似る月子に禿萌えした。可愛いよ月子ハァハァ

>>447未来レス乙w
摘むのか!w

>>459>>464さん乙です!
バカエロ面白かったww文章的にも読み易いし良かった!
魅上の忠実に変態な下僕っぷりに吹いたw
月子に目をかけられているのに萌えた。そして虚しく一人果てるヘタレに吹いたw
乙女なんだか変態なんだか…全く魅上は…(;´Д`)ハァハァ
466名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 05:15:23 0
>「そろそろ…瓶の替わりを……ていうか…瓶が替わり……」

ここ笑ったw正直者月子たんww
467名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 05:23:49 0
流れ切ってごめん。
某書籍の小畑先生が描いてるやつ。
どう見ても照と月子の子供にしか見えない…
自分の目が可笑しいのか、アレが余りにも美形だからか…
良いものを魅せて貰ったww
…小畑先生は照月子派ということで…メモメモ
468名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 05:27:02 0
な・・・ナンダッテー!探してくる
469名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 06:08:14 0
なにそれ!?どこで見られるんだ!
小畑先生のこと詳しくないから分からん。
470467:2007/07/04(水) 06:46:04 0
>>468さん>>469さん
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000009183748&Action_id=121&Sza_id=B0
長いよアドレスorz

黒髪の月に見えるけど、きっとそれは照と月子の子供だからw
…本当にこんな子が生まれそうでハァハァするww
471名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 06:47:42 0
ああっ、h取るの忘れてたーっ!!orz
472名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 07:47:11 0
>>471さん
ありがと!小畑さんってこういう仕事もしてるんだ。
知らなかった。っていうか、ライトノベルじゃなくて太宰の人間失格なのがスゴイw
確かに黒髪の月に見えるね!子供が生まれたらこんな感じかも。
473名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 07:52:39 0
>>470みかみんの子供は人間失格!w
今は小説の表紙もこんななんだー!
474名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 07:57:04 0
>>473
それおもしろいw
ちょっと前ニコニコ見てたら「魅上か!」っていうセリフが
コメによって「ミカミカ☆」って変えられてて吹いたw
475名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 17:53:03 0
>>401
>>412
>>433

乙です。
先ほどまとめて読んで
萌え死にそうです。
皆、上手すぎる。

下手な私は萎縮して自分の小説の投下するのを
どうしようかと考えたぐらいです。

何人かの住人たちの意見を参考に、
俄然やる気を出して初キスと初Hの小説を書いていて
原作の2巻から参考に読んでいたら、激しく妄想。
当初の予定より長い小説になりそうです。
すまん。

最終4話形式になる予定。
ただいま、3話目の初Hの途中まで書いているので
最初の2話だけを投下。
3,4話は出来次第、投下しますのですこしお持ち下さい。

流れ的に
お付き合い→初キス→初H→次の日の出来事
の順になります。
476お付き合い:2007/07/04(水) 17:55:54 0
それは月子がLに告白をしてから3日後の遅すぎる返答だった。
「私とお付き合いしてみませんか?月子さん」

――時期をさかのぼること4月。
入学式に自らをLと公言し、月子に初めての屈辱を味わせた
流河早樹。
早々に家に帰り自分の部屋につくなり、激しい怒りに駆られる月子。
月子は思う。
(Lをなめていたわ)
自分の椅子に体を沈める月子。
「Lがワタシに「私はLです」と名乗り出てくるなんて事を考えもしなかった。
いい手だわ。・・・やられたわ。」
(そもそも流河早樹などと明らかに偽名だと分かる名前を名乗り、
あの飄々ととぼけた振りをした流河がこれからも大学でどんどんワタシに接近し、
探ろうとしてくるのは目に見えてわかるわ)
477お付き合い:2007/07/04(水) 17:56:59 0
リュークは笑う。
「ククッ、面白い入学式だったぜ。月子。これからどうする気だ?」
結論を出す月子。
「何も悲観することはないわ。あいつも、ワタシも、直に接しての騙し合い知恵比べよ。
表面上は仲良しのキャンパスメイト。裏では「Lなのか?」「キラなのか?」の探りあい・・・。」
深く息を吸い、新たな決意に瞳を輝やかせる月子。
「面白いわ、流河。ワタシに友情や愛情を求めてくるなら快く受け入れてあげるわ。
ワタシは、おまえを信じ込ませ、
そして・・・、全てを引き出し、おまえ達を殺す!」
月子は不敵に笑う。
(Lさえ消せば、新世界の神にまた一歩近づく・・・。
最後に勝つのは、ワタシ。
そのためなら何だってしてみせる!)
リューク、月子とLによる知恵比べに胸を躍らせる。
(人間って面白っ!)
478お付き合い:2007/07/04(水) 17:58:07 0
――それから3日後。
大学の校舎に繋がる緑に生い茂った散歩道で月子と会話するリューク。
「昨日は大変だったな、月子。」
深いため息の月子。
「まったくだわ。父が倒れるなんて思わなかった。」
・・・昨日を振り返る。
入学式の次の日から大学で流河と顔を合わせていた月子。
何気なくふった会話の中でテニスの話になり、
昨日は互いの親睦を兼ねたテニスをすることになる。
親睦を兼ねたテニスでは月子は流河に勝ち、
話のチャンスを得た月子は流河を喫茶店に誘うことに成功。
だが、流河による互いの探りあいをかねた推理テストをしている際、
父親が過労で倒れたとの報が届き、急いで病院へ。
病状は軽く安堵する月子と流河。
だが、父親の状態が回復するまで
捜査本部に行き捜査協力をすることまでは叶わず、
いまだ流河との溝は埋まらないままだった・・・。

479お付き合い:2007/07/04(水) 17:59:23 0
「計画通りにはいかないものね。
流河が本物のLであることはワタシの推測と父の言葉で確信したけど、それだけではね・・・。
それに流河には捜査協力すると言ったけど、父が元気になるまでは迂闊に動けないし・・・。」
父親の前では過労で倒れた父を心配する娘を演じていなければならない月子。
(家族の前ですら、親を思いやる心優しき娘であり続けなくてはならない。
流河にキラであることを疑われないためにも・・・)
今日は大学で流河に顔を合わせることなく授業が終わり、
その足で迷うことなく父のいる病院に向かう月子。
リュークが笑う。
「ククッ、ならこのまま父親が直るまで動かないでいる気か?」
考え込む月子。
続かぬ会話。
退屈なリュークが何気なく周辺を見渡す。
「オッ、見ろよ、月子。あそこのベンチに座っているのは、Lじゃないか?」
リュークの指が指し示すベンチを遠めで見ると、たしかに流河が例の座り方で座っていた。
月子の視線に流河が気づき、挨拶をする。
「月子さん、こんにちわ。これから夜神さんの病院ですか?」
コクンと頷く月子。
だが内心は。
(一番会いたくない相手に会ってしまった。・・・ついていない)
反対にリュークは、これから始まるであろう月子とLによる駆け引きが拝めると楽しみにしていた。
480お付き合い:2007/07/04(水) 18:00:25 0
気を取り直しで尋ねる月子。
「今日の大学の授業はもう終わりよ。流河こそ、こんなところで何しているの?」
流河は考えるそぶりも見せず答える。
「月子さんに会いに来ました。それだけです。」
流河の内心は。
(私は、おまえがキラじゃないかと疑っている。
おまえは完璧すぎる。
そして、もしおまえがキラであれば
常に私に見張られていると感じるだけでも相当なプレッシャーを感じるだろう)
その言葉に黙り込む月子。
(一体、ワタシに何の用があってわざわざこんなところにいるのかわからない。
それにしても、いいタイミングにいる。
見張られたか、
・・・いや、ワタシはリュークと外にいる時ほど、再三周囲に気を払っている。
単に偶然か?)
481お付き合い:2007/07/04(水) 18:01:07 0
流河が即座に話題を変える。
「月子さんは今夜、友達と渋谷に遊びにいくのですか?」
なぜか月子のスケジュールを把握している流河。
(なぜ、知っている?20分前に友達との間で突如決めた話なのに。
本当にワタシを見張っていたのか。
いけない・・・冷静になれ)
内心驚くも顔には出さない月子。
「父さんの病院に行った後にね。
服を買いに行くのに一緒に行かないかって誘われたの。
友達との大学生活は満喫しないとね。
流河は、友達や恋人は作る気ないの?」
月子はあえて自分のスケジュールを把握しているかもしれない流河のことを言及せず、話をそらした。
なぜ自分の今夜のスケジュールを把握しているかと突っ込まれた話に触れることを想定していた流河は、
月子に見事に肩透かしにあう。
「そうですね・・・」
答えを濁す流河。
482お付き合い:2007/07/04(水) 18:02:52 0
自分から今夜の予定を流河に話しながら、別のことを考える月子。
(Lと自ら名乗ることといい、ワタシをキラと疑っているとはっきり面と向かって言うのといい、
出会ってから流河に先手を打たれているばかりいて面白くない。
どうやって流河との溝を埋めるべきか?)
清楚な外見から人がいだくイメージに似合わず
Lと同様、本来の月子も負けず嫌いなのだ。
(先手はこちらが打つ。どんな反応をするか楽しみだよ、L)
483お付き合い:2007/07/04(水) 18:03:41 0
意を決して月子は打ち明ける。
「ワタシは、流河と良い友達でいたいわ。
いいえ、むしろもっと深い関係になりたいとも思っているわ。」
流河は黙る。
(なにを考えている夜神月子)
「おっしゃっている意味が分かりませんが・・・。」
少し頬を赤らめながら、あくまでも穏やかに健気なフリをして話す月子。
「恋人になることを前提にお付き合いもしてもいいと言っているの。
・・・ワタシじゃ、不服?」
流河は押し黙る。
だが内心。
(そう来たか。
確実に私との間の距離を埋めるのにもっとも有効かつ効率のいい手だ。
友達としてではなく、恋人としてなら不自然なく互いの傍にいることも可能。
情報を掴むにしても、監視にしても、一番都合がいい。
私も考えたはしたが、キラかもしれない夜神月子が安易に乗ってくるとは到底思えなかった。
むしろ、私の見た目から断られる確率90%と踏んで考えないようにしていたくらいだ)
月子からの告白を言葉通りに素直に受け止めず、猜疑心が渦巻くL。
「本気ですか?月子さん。
お気持ちは嬉しいですが、なぜです?
よければ理由を聞かせていただけませんか?」
(どう答える夜神月子)
告白を聞いて目が更に大きく見開き驚く流河に内心ほくそ笑む月子。
だが表情には決して出すことはなかった。
「流河とは、どんな高度な話も合うし・・・、
見かけによらず運動神経もいい。
顔は・・・好みがあるけど、特徴ある目のクマだってなかなか魅力的よ。
興味がある人を特別な目で見るのは、恋愛では当然の心理だわ。」
484お付き合い:2007/07/04(水) 18:04:46 0
心の中で笑う月子。
(興味はある・・・それはおまえがLだから。
ワタシの理想の新世界を創るのにもっとも邪魔の男)
無表情で感情のない返答をする流河。
「興味ですか・・・」
(興味があるのは私がLだからか?
では、これは私に探りを入れるための周到な罠か?
夜神月子の周辺を捜査していくうちにわかったことがある。
老若男女・身内を問わず、皆が皆彼女の外ヅラに騙される。
容姿端麗・成績優秀な優等生で、人当たりもよく、家族を大切にしている。
性格も外ヅラの清楚なイメージに壊さず
気品があり、穏やかで、時折見せる寂しそうな瞳は儚げにすら見える。
たまに覗かせる負けず嫌いなところは優秀な者ほど持ち合わせている部分だから鼻につくほどでもない。
すべてにおいて完璧だ。
だが、私には完璧すぎて違和感が残る)
もう少し流河の様子を眺めていたい月子であったが、
そろそろ病院に行く時間が迫っていた。
月子の傍で賭け引きを眺めていたリュークは、
思わずクククッと笑う。
「時間をたっぷりあげるから、ゆっくり考えてみて。
ワタシ、もうそろそろ父さんのところに行かないと・・・。」
断りを入れる月子に流河は
「分かりました。」
と言い、月子の告白の答えを出さずにその場でわかれたのであった。
485お付き合い:2007/07/04(水) 18:05:32 0
――病院帰り。
Lと月子の駆け引きを堪能したリュークが月子に話かける。
「面白いものをみせてもらった。
それにしても・・・あのLと付き合うなどと言ったのは驚いたぞ。
あーいうのがタイプなのか?月子」
即答する月子。
「まさか!あんな男、タイプなわけないでしょう。
むしろ、嫌いなタイプよ。
でも、それも計画のうちよ。
どちらに転んでも問題ないわ」
周囲を気にしつつ、リュークに丹念に計画を打ち明ける月子。
「好意があるといえば最初は断わられても
ワタシが流河を気にかけているという事実が流河にはわかっているから
それを理由にいくらでも近づけるし、
OKをもらって付き合う話になっても流河に容易に近づける。
恋愛が絡めば流河のことをもっと知りたいなどと
白々しい言葉はいくらでも言えるし、
周りを騙す事だって容易よ。
偽りの恋愛ごっこをしても、ワタシは流河を信じ込ませ、
そして・・・、全てを引き出し、あいつを始末する!
必要とあらばこの身を使う事だって厭わないわ」
クククッと笑うリュークが言う。
「Lがどんな答えが出すか楽しみだ。」
486お付き合い:2007/07/04(水) 18:07:58 0
――月子の告白から流河の返答がないまま、3日が過ぎようとしていた。
大学に姿を見せずにいた流河が珍しくキャンパスに現れた。
そして・・・。
「私とお付き合いしてみませんか?月子さん。
ただし、私はまだ月子さんをキラだと疑っています。
それでもかまわないのであれば、お付き合いしますよ。」

新たな舞台は整った。
月子と流河。
キラとLとしての激しい騙しあいの攻防だけではなく、
さらに恋愛という不確定要素のある新たなゲームも絡み、
複雑でいて、負ければどちらかの死を意味する
危険な駆け引きが始まろうとしていた。

----------------------------------------------
終わり。
初キスに続く。
487初キス:2007/07/04(水) 18:09:05 0
キラとLとしての激しい騙しあいに加え、
新たに恋愛という互いの思惑を複雑に絡んだ交際を始めから7日後に、キラが現れた。
のちに第2キラ事件と呼ばれる事件だ。
流河と月子はその日は互いに忙しかった。
だが、深夜に突然、流河からのメールで呼び出され、
ホテルにやってくるはめになった月子。
扉を開けて現れた流河。
「キスしてもいいですか?月子さん。」
それが2日ぶりに再会した恋人の最初の一言だった。
488初キス:2007/07/04(水) 18:10:03 0
――数時間前。
さくらTVで放映されたキラの犯行予告は
世間の騒がせた。
騒がせたと言えば、
月子の父親である夜神総一郎も規模こそ小さいが
家族に迷惑をかけていた。
病院から突然消えたのである。
二時間後に父親から電話があり居場所が分かったが、
病院の職員に謝り続けていた月子の母親が不憫であった。
その後、慌しく後処理を済まし母親と自宅に戻った月子の携帯に
流河からの一通のメールが送られてくる。

<今夜12時にホテルに来てくれませんか?
 大事なお話があります。   流河。>

(大事な話?なんの話だろう。
キラに関することなら気になるわ)
月子はここ数日間を振り返る。
二人が交際を始めて最初の5日間は大学内ではあるが
毎日顔を合わせ、
会えばキラ対Lの腹の探り合いをするかのような話ばかりで
恋人同士がするような話はしなかった。
はたから見たら恋人同士だが、
内情は恋人同士らしからぬ二人の関係が続いていた。
流河は、キラのことや捜査本部の情報はまったく話す気もないようで
それに追い討ちをかけるように、
2日前に捜査本部に籠もると言ったきり
その後は連絡が一切なく、月子は暇をもてあましていた。
リュークは退屈しのぎができる事が満足そうに話す。
「クククッ、また面白い駆け引きが拝めるのか」
489初キス:2007/07/04(水) 18:11:43 0
家族が寝静まった後に
家を出て流河のいるホテルに向かう。
指定されたホテルの一室を探しあて、扉をノックをしようとしたのと
ほぼ同時に扉を開けた。
2日ぶり現れた流河。
最初に端した言葉は驚くべき言葉だった。
「キスしてもいいですか?月子さん。」
490初キス:2007/07/04(水) 18:12:19 0
招かれた部屋の扉を閉め、その場で押し黙る月子。
そして・・・
「深夜にいきなり呼び出したかといえば・・・
何?そんなことが重要なことなの?」
落胆から思わず叫んだ月子に
したり顔の流河が答える。
「重要なことですよ。
恋人同士なのに付き合ってから一度もキスをしないのはどうかと思いまして。
月子さんは、私の事がお嫌いですか?」
「嫌いなら、付き合うなんて言わないわ。」
「では、いいのですね。目を閉じて私に身を託してくれますか?」
余裕そうな流河に素直に従えない月子。
思わず嫌味を言う。
「普通、キスがしたいなんて恋人に断りをいれる?
その時の雰囲気などでさりげなくするものよ」
「そうですね。では、やめておきます」
即答し、来た者を追わず、後ろを背ける流河。
後ろを背けられ、流河の言葉の四苦八苦する月子。
流河は言葉や行動で見事に月子を翻弄する。
悔しい思いを胸に思わず横を向いて流河から目をそらし、他の話題をふる月子。
「キラの放送を見たわ。警察関係者も何人か犠牲になり、
キラに関する捜査も続行していて今日は忙しいでしょ。
ワタシも父さんが病院から行方不明になって、
後で連絡が着たから居場所は分かったけど、
母さんと迷惑をかけた人達に謝ったりして大変だったのよ。
それに・・・」
月子の次の言葉は続かなかった。
なぜなら、流河が自分の唇で月子の言葉を遮ったのである。
491初キス:2007/07/04(水) 18:13:38 0
後ろに背を向けていた流河は月子が話をし横を向いて自分に視線を逸らしたのを確認してから、
気づかれぬよう素早く月子の前に移動して立ち塞がっていたのだった。
「んん・・・・ん、・・・っ」
唇は奪われ、思わず目を見開き、流河を見る。
流河は目を閉じたまま、月子の形にいい滑らかでプルンと弾力のある唇を堪能する。
月子は思考を巡らせて自分を保とうとする。
(いきなり、キスしてくるなんて、・・・や・・・やだっ、ん・・・・気持ちいい・・・)
そのうち、流河と唇を重ね合う快楽でまともに考えることすらできなくなった月子は目を閉じ、身を流河に託す。
僅かに抵抗をしていた月子の腕が流河の胸の中で止まり、
それに満足する流河はより深く唇を重ねた。
492初キス:2007/07/04(水) 18:14:44 0
シンと静まり返っている深夜のホテルの一室で
絡み合う二人の息づかいと唇を重ねる僅かな音だけが響き、
より二人の感情を高ぶらせていた。
月子は流河の熱情のこもった熱いキスで
立っていられなくなりそうな体を必死の思いで保とうとする。
経験豊富で慣れたような熱いキスをする流河に翻弄される
自分に苛立ちを感じていた。
(くやし・・・、でも立っていられない・・・)
流河の首に腕を絡めて心も体を保とうとする月子に
月子の抵抗を認めない流河は
そうはさせないと月子の両手首を掴んで壁に身を押さえ込む。
「んん・・・い、いや・・・・流・・・」
月子の唇の間から漏れる声すら流河にとっては興奮を誘うスパイスでしかなかった。
493初キス:2007/07/04(水) 18:19:59 0
(なかなか落ちませんね、夜神月子。キスに慣れているのか?)
冷静に月子を分析している流河は、
最初は月子に軽いキスをするだけのつもりだったが、
流河の首に腕を絡めてキスの行為に慣れているかの月子の態度に僅かに腹を立ち、悪戯心が芽生える。
(これならどうだ。夜神月子)
唇を深く重ねた流河は自分の舌を月子の舌に絡み寄せてきた。
月子の体がビクッと反応する。
その反応に流河の悪戯心をさらに刺激させる。
月子の内部を探るように流河は舌を絡ませ、
月子の唇から二人の唾液が滴り落ちる。
クチャクチャと音を立て激しいディープキスを絡めた二人の攻防は
月子が足を震えさせ、立っていられなくなり、
壁にズルズルともたれ倒れかけたことにより終わりをみせたのだった・・・。

----------------------------------------------
終わり。
初Hに続く。

長くなってすまん。
読んでくれた方は感謝します。

初H→次の日の出来事は書き終わり次第、投下。
494名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 21:34:25 0
>>475
面白いよ〜!こうやって漫画の話に沿って展開していくのいいね!
すごく続きが楽しみです。月子の性格もまさに女版ライトって感じで
いい味でてると思います!自分は話が長くなっても全然問題ないよ。
>>475さんも他の人と同じくらい上手いと思う。

あと1個だけ…
助詞とか言葉の言い回しがほんの少しだけ気になったかな…。ごめん!
せっかくいい小説なのにもったいないと思って…。

いろいろ書いたけど本当にGJです!!萌えをありがとう。
495336 :2007/07/04(水) 21:39:03 0
そーいえば、小説投下の冒頭に
L月子の話と書くのを忘れていた。
すいません。

管理人さん、乙です。
仕事が早い人は、尊敬します。

あと、遅くなりましたが
341さん、あんがと。
sage進行のことは不慣れでよく知らなかったです。
今回はがんばって教えてもらった通りにしてみました。
496名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 21:45:58 0
494さん、感想あんがと。
助詞とか言葉の言い回しは分かりづらいとこもあったみたいで
すいません。
もう少し修行し、精進するようがんばります。

初H→次の日の出来事のほうも早く書き終わったら
投下しますのでもう少しお待ち下さい。
497名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:01:22 0
>>493乙です(;´Д`)ハァハァ
自分も色々と妄想がドッカーンしました
498名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:03:39 0
>>475
乙!
こういう小説もいいね。原作の脳内月子変換を文字にして貰った感じです!
原作月みたいに食わせ者な月子が、Lのキスに腰砕けになるのに萌えました。
いろんな人の小説や絵を拝めるのが嬉しいので、自分は長編も大歓迎。
次回の初Hにwktkしてる(*´Д`)

あと、>>494さんと同じく、自分もちょっとその辺が気になったかな…?
あまり難しい言葉や言い回し方をしなくてもいいと思うし
単純明快な言葉の方が読み手に状況やキャラの気持ちが伝わりやすい場合も
あると思うので…って、どこぞの編集担当みたいな事言ってごめんね。
もしも気に障ったなら掘ってやって下さい…or2

すごく面白い小説なので、続き楽しみに待ってるよ!
499名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:05:59 0
管理人さん神速乙!
日本語は主語、たとえば「Lは」とか省略しちゃっても分かる便利な言語なのでおすすめれす
500名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:06:28 0
ってリロり忘れてる間に>>475さんがいらしていた…
ごめん、>>498はスルーしてください…orz
501真実のような嘘と嘘のような真実:2007/07/04(水) 22:08:26 0
>>400の続きです。 L月 性描写あり(っつーかまたこればっか)ご注意。



竜崎は上半身を起こすと、下腹部からそけい部に手を這わせていき月子の両下肢を大きく割り裂いた。
繊細なくさむらに覆われた秘丘の底に、月子がこれまで誰の眼にも触れさせた事のない神秘な世界がのぞいていた。
おそらく月子自身も見たことがないにちがいない
文字通り、ひっそり息づく禁断の世界だった。
つつましく閉じ合わされた花びらは綺麗な淡紅色にしっとりと潤い透明な露に光っていた。
汚れを知らぬ美しいたたずまいに竜崎はしばし動きを止める。

目線を上に逸らすと月子は紅潮した顔を横に伏せ、腕を持ち上げて竜崎の視線から顔を隠してしまった。
ああ、どうしよう・・・もしここで・・・ここで竜崎がやっぱり嫌だと言ったら・・・
そしたら自分はもうどうしたら・・・。

顔を隠していた腕をいきなり掴まれて月子は驚いて目をあけた
「・・・なんて顔・・・してるんですか・・・」
竜崎はかすれた声で言うと指先で月子の細い秘列をなぞって肉の合わせ目にすべりこませた。

502真実のような嘘と嘘のような真実:2007/07/04(水) 22:09:29 0
「あ、ああっ・・・」
一瞬月子はぐっと小さくのけぞり声をあげる。
竜崎は二本の指で愛撫しはじめた
花びらをまさぐり、ときおり微妙に収縮している扉の部分に部分に指頭を当てて、
苦痛を与えない程度に柔らかく抽送を行った。押し込むとヒクヒクと生々しく蠢いて指を締め付ける気配がある
竜崎はさらに親指の先で花の芽を愛撫しはじめた。
美しいピンク色の小さな蕾をくすぐるたびに、月子の白い内股がブルっと引き攣り腰部が悩ましくうねる。

口づけの合間から、月子は鋭い悲鳴を洩らし、その部分への責めの懊悩を惜しみなく泣いて訴えた。
唇をはなすと月子は濡れ光る唇を半開きにして、切迫した息遣いで喘いでいた。
竜崎は再び乳房に手をかけ、可憐な薄桃色の乳首を口中に含んだ
「・・・・ああっ、・・・・んっ・・・・」
なめらかに張った下腹部を波打たせながら震える指先はシーツを掴もうと彷徨っている。

そこには日ごろの勝気で自信に溢れた普段の月子の面影はない。
慄く白い肩先。不安に上下する鳩尾。
脚を大きく開かれてせり出した骨盤との間に、ふっくらと柔らかそうな腹がたゆとうような女らしさを見せている。
その腹には縦長の美しい臍が、これからされることを怯えるようにせわしなく上下している。

竜崎が両手で月子の首筋の挟む、その緩やかな動きの中で二人の間を繋ぐ手錠の鎖が月子の脇腹を撫で
その冷たさで月子はほんの少し我に返った感覚を取り戻した。
503真実のような嘘と嘘のような真実:2007/07/04(水) 22:11:02 0
セックスで見えてくる真実なんかないんですよ・・・本当に。」
念を押すような竜崎の声に月子は思い出す。自分が目の前の男にとっては容疑者であることを。
自分の中の真実をいくら声高にぶつけてみたところで、それは疑いを晴らす材料にはならない。
24時間の監視も表面的な和解も、何一つ自分の容疑を晴らす要因にはならないのだと。

「・・・もしそうだとしても・・・それが本当かどうか・・・それだけはわかるでしょ?
お願い・・・それだって教えて欲しいの。」
月子は整わない呼吸の中で必死にうったえる。もうここで離れてしまうことなんてできない。
セックスという未知の体験も、この何一つ本当のことを言わない竜崎からだけ全部教えてほしいと願ってしまうのだ。

自分と大人げなく言い争ったり、少し拗ねたような態度をとったり、甘いものしか食べないというこの月子に見えてる
竜崎はたぶん本当の竜崎ではないだのと思う。
それは「容疑者である自分」に見せてる姿で本当の竜崎という人間ではないのではないかという確信に近いものがある。
本当のことが知りたいとも思うし、逆に教えて欲しいとも思う。

「・・・・・・・・馬鹿ですね。」
唇同士が触れるか触れないか、息だけかかる微妙なところで竜崎が今まで聞いた一番小さな声でささやくようにつぶやいた。
「ひどいわ・・・」
目のふちを少しだけ赤くした月子がわずかに微笑みながら抗議した。
優しく抗議するその唇に竜崎は唇を合わせた。

504名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:15:14 0
だめだーなんかなかなか先に行かないです。>302がこの辺をさまよってるからだと思いますw
試しに同じところを黒月でつくってみたら恐ろしいことになりました。

>>427
お願いします。またなんか機会があったら書いてください。
楽しみにしてます。
505名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:31:32 0
きゃーいいところでおわらないでえぇぇ!!w
続き待ってます!
それにしても月子可愛い!竜崎のセリフが萌える!
506名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:35:53 0
このシーンを黒月子で書いたらすごい事になりそうw
「L…私の体に溺れるがいいわ…」
そんくらい余裕だなw
507名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:48:12 0
>>503
GJです!
月子が健気で本当に可愛い!初々しいのに艶かしい!
竜崎の言葉全てに滲む優しさとか、甘い空気にも萌え(*´Д`)
続き楽しみしてます!萌えをありがとう!
そして>302がその辺をさまよってるという事で嬉しい限りですw
きっと忘れた頃にゲリラ行動に出ますよw(実は>427だったりする)
508名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:54:08 0
>>503
GJGJGJ!!!
月子たんけなげすぐる(;´Д`)ハァハァ
大人な竜崎に禿げ萌えしました。

>>506
ちょww処女なのにその余裕はなんだ黒月子ww
509名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:01:50 0
>>506
いや、自分を騙すのが上手な月子のことだから
それも虚勢じゃないかと想像してハアハアしてみる
510名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:14:47 0
>>504
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
実は猛烈に待ってたりした!
うれしいうれしい!

あ〜なんかすごいエロくて艶がある
ゆっくりでいいのでとにかくやるとこまでやってくださいwww
511名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:50:04 0
>>501グハァ(;´Д`)ハァハァ
512松田の苦悩な日々(笑)。:2007/07/05(木) 05:39:21 0
続きの初エロ書いていたら、煮詰まり、深夜なので妄想による暴走。
エロとギャグが書きたくなって簡単に書いてみた。
オリジナルが多少入っていますが、
流れは松田の2,3行の日記と合わせて
その日に起こった出来事を松田の目から見たのように書いています。
なので完全に松田寄りの妄想?を含んだ小説です。

読みずらいかも、ごめんなさい。
というか書いていたら朝になっていた・・・。
学校あるのに・・・。
五時だけに誤字がありましたら、管理人さんに直してもらうので
教えてください。
(ツマラないネタでごめん。寝不足でマヒしてるかも)

原作の4月23日から5月27日までの出来事。
微エロ・ギャグありです。

----------------------------------------------
<松田の日記から>
4月23日。
キラ捜査本部に僕の上司の夜神局長の娘・
月子さんがキラ事件の捜査協力のため参加。
月子さんとは、正月以来の再会。

――ホテルのロビーで月子さんを見つけ僕から挨拶する。
「月子さん、お待ちしていました」
正月に夜神局長の家に行った時に顔を合わせていたため
僕のことを憶えているようだった。
「松田さん?お久しぶりです」
笑顔で答える月子さん。
(笑顔が可愛い、可愛すぎる。美少女だな、月子さんは。
竜崎はキラじゃないかと疑っているけど、とてもそうは見えないよ。
むしろ僕の好みのタイプの女の子だ)
美少女に笑顔を向けられて男なら嬉しくないはずがない。
この時、これからも月子さんと仲良くしていきたいと切に思った。
<松田の日記から>
4月25日。
第2のキラより二通目のビデオが届く。
月子さんと仲良くなる。

――月子さんがキラ捜査本部に来て2日目。
僕とはすっかり打ち解け、会話が弾む。
「松田さん、ありがと。
へぇー、竜崎は椅子にかけたまま寝ているの。
ワタシだったらとても眠れないわ。体が痛くなって、とても無理」
「いや、僕だって無理ですよ。竜崎がある意味、すごいと思うよ」
昨日、TVの特集でやっていた「笑える友達の変な行動」の
話をしているうちに僕が見た竜崎の変な行動、というか
竜崎の日常のことを月子さんに教えて笑いを取ることに成功。
「竜崎の目のクマの秘密を知った感じだね」
と言うとクスクス笑う月子さん。
無邪気に笑う彼女のことをもっと知りたくなった。
(やばい、惚れちゃいそうだ)
月子さんが家に帰宅をした後に
捜査本部に一人残っていた僕に珍しく竜崎が話しかけてきた。
「松田さん。月子さんの仲が良いのは特に問題ないですが、
私をネタに笑いを取るのはやめてください。
それと・・・あまり月子さんに関わるのはお勧めしません。
つらくなりますよ」
(つらくなる?月子さんに惚れちゃうことが?なぜ?竜崎はキラだと疑っているからか?)
竜崎の言葉の意味が僕にはさっぱり分からなかった。
<松田の日記から>
5月12日。
第2のキラより意味深な日記が届く。
明日は、月子さんと喫茶店で二人きり。

――第2のキラより届いた日記に記された場所
青山・渋谷には話し合いにより月子さんと僕が行くことになった。
自宅に帰る月子さんを見送る。
「じゃあ、松田さん。青山と渋谷の事は、また明日にでも話しませんか?
良かったら喫茶店かどこかで」
「喫茶店か、わかった。では明日の昼にでも喫茶店で落ち合おう。
月子さん、気をつけて帰ってね」
月子さんの乗ったタクシーが目の前から見えなくなると突然、携帯が鳴った。
「竜崎です。青山・渋谷での行動は月子さんに合わせ、当日は月子さんのことも注意深く観察してください。
これは内密におねがいします」
(0%じゃない限りはあくまでも疑っていろという事か・・・)
僕は夜空の月を見上げて、大きなため息をついた。
<松田の日記から>
5月13日。
月子さんと喫茶店で5月22、24日の青山・渋谷の監視に向けてミーティング。
喫茶店の店員にカップルと勘違いされ、嬉しかった。

――その夜、捜査本部に残っていた僕と局長。
局長がまとめた捜査資料を届けに別室の竜崎のいる部屋に向かった僕の耳に
かすかに聞き覚えのある声が聞こえた。
「んん・・・・竜崎。そこ、や・・・」
竜崎のいる部屋から甘い声が漂う。
「気持ちよくないですか?では、こちらは?どうですか・・・」
竜崎のほかに誰かがいるようだ。
「竜崎・・・。だ、ダメ。誰かに聞こえちゃう。
もう・・・いや、そんなところ触んないで。」
「なぜです?月子さんを喜ばせるのも私の役目ですよ。
さあ楽にして・・・、私に任せて身を捧げてください」
(月子さん?竜崎と一緒?)
思わず息を止めて、壁に耳をあてる。
この行為に感じているのか艶のある悩ましげな甘い声が続いた。
「はあぁっ。竜・・・いい、気持ちいい・・・
ダメ、もう・・・」
(こ・・・これは。もしかして!?二人はそんな関係なのか?)
慌てる僕の前に局長が顔面蒼白で現れた。
僕が気づく少し前からその場所にいたらしい。
「きょ、局長。これは、何かの勘違いで・・・、
あ、まって。今開けたらヤバい・・・いえ、大変ですから」
「ええい!離せ!月子と竜崎はそんな関係なのか!?」
必死で止める僕を振り払って、思い切りドアを開ける局長。
そこで見たのは・・・
「やだっ!父さん、なに!?
ノックもしないでいきなり開けてビックリするじゃない」
ベッドに横たわる月子。
月子のそばにいる竜崎。
二人は裸・・・ではなく服を着ている。
局長は恐る恐る尋ねる。
「今・・・二人は何をしていた?」
月子と竜崎は顔を見合わせて同時に言う。
「マッサージ、してもらっていたの」
「マッサージ、していましたけど」
局長と僕は大いなる勘違いをしていたのだった。
<松田の日記から>
5月22日。
月子さんとその友達の交えて青山へ。
キラが現れるか分からないまま、月子さんも監視。

――昨日の出来事を振り返り、思わず苦笑い。
(勘違いとはいえ、局長と僕は大恥かいたなぁ)
あの後、局長と僕は二人に怒られ、大笑いされたのだった。
昨日のことを考えながら、急いで月子さんの待ち合わせた場所に向かう。
月子さんは友達と待っていた。
「太郎さん、こちらがワタシの大学の友達。で、ワタシのいとこの太郎さん。
東京は初めてで、青山とか六本木とかで楽しく過してみたいんだって。
皆、よろしくね。あと、彼女も募集中なので誰か立候補してくれないかな?」
「つ、月子さん」
笑いを誘いながら違和感なく、僕を皆に紹介をしてくれた。
(さすが、月子さん。
この若者の集団に刑事がいるなんて誰も思えないし、目的も今日は青山をウロウロする事だ。
そして24日に渋谷・・・。
竜崎はまだ月子さんの事を疑っているみたいだが、ここまで捜査方法を考えたり、
僕を気遣っている月子さんがキラのはずがない)
皆でのんびりと話しながら歩いている途中で、月子さんが僕のそばに近づいてきて小声で話かけてきた。
「松・・・えっと、太郎さん。昨日のことなんだけど、少しだけ話してもいい?」
「いいよ」
僕は辺りを気にしながら答えた。
いちお、キラを探す目的で青山にいるので仕事はこなさなければならない。
「昨日は竜崎にマッサージをしてもらっていた事で勘違いさせてごめんなさい。
でも・・・また頼んだ時に松田さんが偶然その場で出くわしたら、部屋を開けないでその場を立ち去ってほしいの。
その・・・他の人に誤解されるのも困るし、恥ずかしいでしょ・・・。
あえぎ声って」
少し頬を赤めて話す月子さん。
確かに、あの月子さんの艶やかで甘いあえぎ声は聞いているだけでも男として別のことを想像する。
「そうだね、今度は部屋からすぐに立ち去るよ」
僕がそう答えると安心したのか月子さんはまた友達の輪の中に戻っていった。
<松田の日記から>
5月25日。
第2のキラより、キラを見つけたとメッセージが届く。
竜崎、警察側の好条件を出し、キラに呼びかける。
月子さんのことを激しく妄想してしまう。

――投函された第2のキラのメッセージの分析で慌しくなった
捜査本部には僕と月子さんと別室にいる竜崎以外は皆、出払っていた。
時計は深夜12時を回る。
「松田さん、この資料を目を通しておいてくれますか。
今日はもうそろそろ用意してもらえた別室で先に寝ますけど・・・
他に用事はありませんか?」
「他は大丈夫だよ。お疲れさま、月子さん」
用意された別室の寝室へ月子さんは去っていった。
僕は残りの資料に目を通して慌しく夜を過ごした。
時計は深夜2時を回る。
資料に目を通し残った資料を持って竜崎のいる部屋に向かう時、
かすかに声が聞こえた。
「あっ…ぁ…ん」
竜崎のいる部屋から声を押し殺した甘い声が漂う。
「もっと・・・声を出して。貴方の声を聞きたいです。
・・・気持ち良いでしょう?」
竜崎のほかに誰かがいるようだ。
「はぁぁあ・・・、ダメ、そこ・・・や・・・。激しっ」
「くっ・・・このままでは私はイケませんよ・・・止める気もありません・・・」
「んぁっ、はぁ…っく、もう・・・いいの!そこ・・・気持ちい・・・、竜崎、もっと・・・・」
「そんなに・・ここが、はぁ…良いんですか。月子さん」
月子さんと竜崎の声が響きわたる。
月子さんのあえぎ声に赤面するが、なぜかその場所から離れられない。
(やばい、別のこと想像する。
でも、マッサージをしているのか?それとも?
くーーー、だめだ。僕のほうがやばい)
そそくさにその場を立ち去る。
真相を知りたかったが、怖くもあった。
<松田の日記から>
5月27日。
第2のキラより、メッセージが届く。
竜崎は第1のキラと第2のキラがつながったと分析する。
前に言った竜崎の言葉の意味を理解する。

――昨日の事を考えていたら朝になり、寝不足のせいで
何回もミスをして局長と相沢さんに怒られる。
頭が上手く回っていないのが自分でもわかった。
(昨日のことが気になって仕方がない。
あれは僕の妄想か?それとも・・・。
本人にも聞けないし・・・。困った)
当の本人達はいつもと変わりない。
竜崎は第1のキラと第2のキラがつながったと分析し、
その結果、月子さんがキラである疑いがわずかだが
減ったと打ち明ける。
(よかった。これで僕も一安心)
だが、次に発した言葉に絶句する。
「そうですね。月子さんはキラじゃない・・・。
いや、月子さんがキラでは困ります。
月子さんは、私の初めての恋人ですから」
その日、局長は倒れ再び病院へ。
僕も寝不足と前に言った竜崎の言葉を思い出し、
倒れこんだ。
薄れゆく意識の中、僕は思う。
(昨日のはやっぱり・・・?)
僕は月子さんに惚れる前にすでにフラレていたのだった。
----------------------------------------------
終わり。
もしかしたら続く。

書いてて楽しかったです。
真相は藪の中ということにしておきましょう。

今度は真面目に
初H→次の日の出来事をきちんと投下します。
524名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 06:39:59 0
>>523
真面目にこっちのほうが面白いよ・・・。
525名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 06:59:41 0
>>523さん乙です。
こういう視点のも面白い。新しい風をありがとう!
次の小説も待ってます。頑張って下さい。
526名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 07:03:18 0
>>523
乙です
面白かったよ!
真面目な方の投下も楽しみにしてます!!
527名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 07:19:04 0
>>523乙です!学校大丈夫?授業中寝ないでねw
松田の日記形式って新しくていいね〜
マッサージ…これは松田じゃなくても誤解するw
松田に釘をさす月子、頭よすぎw
これから書かれる初H編の裏側にはこんなことがあったんだな!
またよろしく!

あと、些細なことだけど…
>>514 下から6行目 月子さんの仲が良いのは→月子さんと仲が良いのは
>>520 下から6行目 この資料を目を→この資料に目を
かな。でも充分脳内変換できる範囲であります!
528名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 08:29:21 0
>>512(;´Д`)ハァハァマッサーワロタ
面白かったです!
でもちゃんと寝ようぜ!俺も!(わー
529名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 11:32:48 O
この流れならかける


月子「松田さん、コーヒーのお代わりは?」
松田「ありがとう月子ちゃん!もらいます!」

竜崎(・・・・・・・・・・・・)


月子「おっとー!手がすべったああ!」
ジャーッ!
松田「ギャアアアアアア!」
周囲「うわああああああああ!」


竜崎「なーんてね、フフ…」

ミサ「夢路…?」


わかる人だけわかってくれ
530名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 12:24:52 0
なんでこんなとこに夢路が・・・w

月子「竜崎・・・すごく美味しいケーキ買ってきたの食べて」
竜崎「え・・・いいんですかいただきます・・・ってこれなんか入ってます・・・ゲフッ」
周囲「うわあああああああああああああ」

月子「なーんてね・・・フフフ」
ミサ「・・・・・夢路?・・・・」
531名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 12:52:10 0
便乗w

松田「月子ちゃん手作りのお弁当すっごく美味しいよ!」
月子「有難う松田さん」
松田「特にコレ!これって何?」
月子「さぁ?私にも分からないわ…」
松田「え…?」
月子「だから…私にもそれが何なのか分からないの」
松田「月子…ちゃん?」
月子「うふふ…あはは…」

しまった!夢路じゃなかった!w
532名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:32:57 O
1番最初に考えたのは
手錠生活はじめましたのとき
月子「ここまでする必要あるの?」
竜崎「べ、別に私だってしたくてしてるんじゃないんだからねっ
キラ捜査のために仕方なくやってんだからねっ」
月子「…竜崎…?」
周囲(キ、キモい…)
533名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:34:43 0
それはちょっとただ事じゃないぐらいキモイからやめてくれ
534名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:34:47 O
途中で送信しちゃった

しかしこんな竜崎は嫌だシリーズばっかり
書いてるな俺
535名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:42:39 0
お、おお…。夢路って何!みんなのノリについていきたいのに
ついていけないこの悲しさ!
536名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:44:26 0
『ペ ケ』だなナツカシス・・・
>>532自分的にはもっとやってくれw
537名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:45:52 0
岡本さんのことかな。 
538名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 13:49:50 0
いえ、田中さんのことです。
539名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 14:50:46 0
個人的にあんま「悪女萌え」しないタチなんで黒はイヤだなぁ
黒で楽しめる人テラウラヤマシー
540名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 18:49:32 0
自分はどっちかっていうと白萌えだけど
黒と白の対照的なところを楽しんでるよ
月子は多面性があって面白い、一粒で何度も美味しいキャラだとオモ

退屈のあまり目が虚ろな、可愛いけど気怠くアンニュイな初期の灰色月子
   ↓
ノート拾ってからの妖艶で狡猾な小悪魔系悪女な黒月子
   ↓
所有権放棄してからの清楚で可愛い無垢な聖女系な白月子
   ↓
Lを殺してからのセックスシンボル的な女王様系悪女な黒月子

妄想込みなら更にこの後
・最期に一人の女に戻った、妖艶でありながらも清楚なマグダラのマリア的な透明月子
これも追加したいわけだけど、同一人物でここまで変化に富んでるのってちょっとすごいw
541名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 18:53:00 0
唐突に岡本夢路さん出てきててワロタw

>>540
俺もこれだと狭い範囲でしか萌えない。
全部楽しめるヤツは勝ち組。
542名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:40:21 0
清楚だけど負けず嫌いという性格のお陰で媚びたキャラにならない
見事なバランスの白月子にも(;´Д`)ハァハァ
冷酷だけど根本に正義感や純粋さという要素があるおかげで
悪女の美味しい部分だけを堪能できる黒月子にも(;´Д`)ハァハァ
ついでに言うなら悪女なのにファザコンな黒月子に(;´Д`)ハァハァ
一部の17〜18歳、二部の23歳という年齢にも(;´Д`)ハァハァ
変顔に(;´Д`)ハァハァ、最後の無様な姿にも(;´Д`)ハァハァ(以下略)と
「あんこうと月子には捨てるところが無い」と本気で思っている私は勝ち組ですか?
543名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:44:26 0
すげえよw
544名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:48:04 0
>>542
ええ間違いなく勝ち組です。

ついでに照がキモすぎて生理的にダメな私は真の負け組み。
545名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:51:21 0
管理人さん神速更新乙です!
…正式タイトル知っているんですねw

Wパロや他の人視点の小説とか、ここにきてまだまだ進化?するのは凄い。
H小説は段々とエロ度が増してきてハァハァする。
これからの神々の投下に期待!
546名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:55:31 0
ここの管理人ちょっとスゴイ 
更新早いし纏めがウマイし真の神かも。

このスレ面白いよな
いろんな形式があっていつもワクワクする。
絵もあるしな。

個人的には首から下はダメヨ月子さんの続きと
バージン月子さん早くやっちゃって!とを待ち望んでる。
あとやっぱ乳揉み挿絵かなww
547名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:01:16 0
乳揉み見てえ!
描こうかと思ったけどマウス駄ヨー
548名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:09:37 0
>>542さんが書いた小説を読みたくなったw
549名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:28:59 0
岡本夢路でぐぐったらあった
有名なのか?
550名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:44:04 0
結構有名だと思う
マンガ好きな人は知ってるんじゃないかな?
551名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:36:56 0
【L月】


「ねぇ・・・お願いがあるんだけど」
風呂あがりのほてった体でじっと座っていることができずに、月子は手錠で繋がれた傍らの男に言う
「はい・・・なんですか」
たいして興味がなさそうに答えるので月子はますます意地悪な気持ちがむくむくわき起こるのを感じる。
「きいてくれる?」
「きく?・・・そうですね、一応聞くだけ聞いてみます」

やっぱそうくるのか。
「えーとねぇ・・・ちょっとキスしてみない?」
ずっと前から一度言ってみたかったこと、今日なら言えると思って勇気を出して言ってみたのだ。
「なんのためにですか」

あまりにあっさり興味なさげに聞かれて月子はちょっと驚く。
もう少し驚いたり、わずかながらも興味あるようなそぶりを見せてくれてもいいではないか。

「なんのためにって・・・ほら・・・私達もう何日も24時間ずっとこうやって一緒にいるわけでしょ
少しぐらいこうなんて言うか・・・興味ない?」
自分でも少しだけ意識してわずかに上目遣いで彼を見てみる。

「興味って・・・なんの興味ですか?」
「なんのって・・・・・・ちょっとキスしてみたくなったりしない?」
自分で言っててドキドキしてきた。
気づかれないように緩く手を開けたり握ったりしてみる。指先が震えてる?
552名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:37:29 0
いつものように飄々と「はいいいですよー」みたいな感じでしてくるかな?とか思ってた自分は少し馬鹿みたいで。
ガッカリしたような・・・ちょっとだけ安心したような。

「月子さんとキスしたくなることがあるかどうかですか?」
「そう。・・・だってほら・・・男の人って我慢できないときあるでしょ」
「なにがですか」
「んー性欲とか。」

今日初めて正面から顔をまじまじ見られて頬が熱くなってくる。
あんまり見ないでほしいな。

「月子さんに性欲を感じるかどうかでしたら、実はまったく感じません。」
驚き。自分でも思った以上にがっかりしてる。
「そう?でも私はキスしてみたいなーって思うことあるよ」

ーーやや意外。・・・言うのか。
「月子さんは容疑者です。私は容疑者を見張っています。欲情するわけないでしょ」

「ほんっとにしつこいわね。私はキラじゃありません」
「いえ、まぁ限りなくクロに近い容疑者です。」

あそぉ・・・。
「別に寝首をかこうとか・・・そういうこと考えてるんじゃないんだけど」
「ええ知ってます。っていうかキスごときじゃ寝首かけません」

「試してみなくちゃわかんないのに」

「つまんないこと言ってないで早く寝てください」
なんかもうこれ以上、話を続けたくないみたいに切り上げられる。
553名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:40:09 0
仕方ないのでベッドに上がってはみたものの、こんな展開ってどうなのよ・・・と考え込む。
はぐらかれた・・・っていうか・・きっぱり拒否された?・・・んだな。

「素直で結構です」

なんだか本日初めて微妙に喉元に上がってきた笑みを隠しきれてない様子で
「素直だから何かご褒美を上げます。なにがいいですか?」


何がって。


「キスして」
この状況で他になにがあるというだ。


彼はゆっくりベッドに手をついて私の正面まで上がってきた。
そしてそのままゆっくり唇が重なった。
腰に回された手の温もりを感じたあとはもう波のようなキスに呑まれてしまった。
口腔内に進入してくる熱い舌を感じながら、頭の片隅でぼんやりと考えた。

明日から気まずくならないための彼なりの配慮かなと。
こういうとこはやっぱり大人なんだな〜と思ったが
初めて感じる唇への快感に心掻き乱されて、夢中で彼を求めた。
554名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:40:52 0
>>546
ごめん バージン月ちゃん(真実と嘘)難しい。
どこまでエロく書けるか挑戦してみたんだけどエロ難しい。

↑こういうのだったらわりと簡単に書けるんだけどな。
555名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:47:28 0
>>549
長寿連載だったし、あちこちでネタとして使われていたからね。


ちょっと妄想してみた。
「月(キラ)と月子(白)が双子」という設定。
でも同じ顔でエッチしてもオナヌーしているような感じになると数秒で気付いて萎えたw
あれはやはり同一人物だからこそ萌えるのだと再確認。月子ハァハァ。
初期Lと竜崎を別人にして月子争奪に燃える…にしてもやっぱり微妙だと思った。
パラレル過ぎるのも考えものだな。

月子姫と竜崎国王と騎士魅上はすんなり受け入れられたけどw
556名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:33:31 0
>>553(*´Д`)ハァハァごちです
557名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:36:11 0
>>556
よろしゅうおあがり
558名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:36:49 0
コラボネタでいいんならいろいろいけるけど
知らない人もいるからねえ

月子「竜崎く〜ん、このビルすごいねえ〜。
    こんなに新しければきっとネズミなんか」
松田                               \○ノ
                                  /
                                 />

夜神「なに?キラを捕まえた!?よし!毛刈りだ!」
竜崎「やめてください、人間です」

リューク(わたしは リューク…)
559名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:44:37 0
>>558動物のおドクターさんw
竜崎毛刈りすんなw
560名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:45:31 0
コラボ禁止。
561名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:46:31 0
まあ、合わせるとすると皆知ってる洋モノ童話とか昔話が分かりやすいかな
桃太郎月子さんが、鬼ヶ島へ行くと…
「ああ、お待ちしていました」
洞窟の奥で踞った変な男がバリバリと甘そうな菓子を貪っている。
とかw
562名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:00:14 0
>>551>>503書いてる人?
いろんなのが書けてすごいですね〜
ギャップがすごいですけどw
次回作どっちにしても楽しみにしてます。


コラ禁賛成
あんまりやっちゃうと身内受けみたいになる。

563名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:09:47 0
流れをあんまり読ますに『桃太郎月子さん』始めましたOrz

桃太郎月子さんが、鬼ヶ島へ行くと…
「ああ、お待ちしていました」
洞窟の奥で踞った変な男がバリバリと甘そうな菓子を貪っている。
彼を小さくしたような小鬼が菓子を捧げ、そばに控えた老人が茶を出す。
「お前かぁ!そこらじゅうの洋菓子和菓子砂糖問屋まで襲って食品を盗んだ甘鬼は!」
「人の家に来て、ずいぶんなご挨拶ですね…」
鬼は盆菓子を囓った。
「さあ、犬松田!猿相沢!雉粧裕!行くのよ!」
「ええ〜お姉ちゃん帰ろうよ〜変な人だよ〜」
「月子さん、この人何か変ですよ…帰りましょうよ。ワンワン」
「ウキキ…」
甘鬼は目の下のクマをどろーんと濃くし、嫌そうな表情を浮かべた。
「ホントに嫌な人たちですね。好きにかけて、茶でも飲んで下さい」
毒気を抜かれた一同が座ると、小鬼達が美味そうな茶と菓子を目の前に置く。
「わーいただきまーす」
粧裕が菓子を口に入れた。
「ちょっと!雉粧裕、あんた何食べてるの!毒でも盛られたらどうすんの!」
「おいしいよ〜」
粧裕が呑気そうに茶を啜った。
「美味しいでしょう。ものすごく美味しいんですよ…ちなみに毒は盛っていません。
月子の皿から一つ摘み上げ、囓る。
猿と犬もつられて食べ始める。
「うまーワンワン」
「ウッキッキー」
桃太郎月子も恐る恐る口にする。
「おいし…」
ついつい顔が綻ぶ。
「ええ…美味しすぎるのがいけないんです」
「何、どういうこと?」
564名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:12:56 0
>>561
「アリス月子」辺りが限界かな?wチェシャ猫Lとかw
それかやっぱり「竹取物語(かぐや姫)」とか?w
L・魅上・高田(男)に無茶な要望を出す黒月子姫のイメージ。
浦島太郎魅上と乙姫月子のエロ悲恋ものとか。

でも嫌な人もいるみたいだね。
565名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:16:16 0
>>564竜宮城でハァハァ三昧(;´Д`)ハァハァ
566名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:17:32 0
キャラがあんまり乖離しちゃうと楽しめない。
まったく別の話で名前だけ出して来られても・・・みたいに冷める瞬間がある。
もちろんやりかた次第だと思うけど。(筆力にかかってるのか)

管理人さん乙です!
567名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:21:47 0
桃太郎は続けてよかですか?
568名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:30:01 0
桃月子太郎続き読みたいです。
ぶった切ったのかと思ってビクビクしてたw
それか焦らしてるのかと思ってドキ(ry
569名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:30:04 0
個人的にはデスノの設定を生かしてハァハァさせてほしいと思うけど
じゃなきゃわざわざ月を女体化してる意味がない。
570名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:34:06 0
余りにもかけ離れ過ぎているのは個人サイトでドゾって感じだな
571名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:37:57 0
そうか。難しいな。では続きはこちらへ行きます。
サイトにはどちらでも。スレ汚しすまんかった
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161043643/
572名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:19:54 0
>>570ですけど、>>563さんに対して言った訳じゃないです!
言葉悪くてすみませんでした。反省…

>>571のとこ行ってきた。初めて知ったよこのスレw
まだ続く?
コッチに投下しててもまとめサイトには入れて欲しいんだけど…
573名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:24:59 0
他スレで投下したものはこっちのまとめに入れることないじゃん
拾うのたいへんだよ。
574名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:45:17 0
ああーそうですね。
すっかり投下してしまいました・・・すみません
ちょっと自重してきます
575名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 02:15:37 0
ずっと名無しで萌えてたけどSS投下します
L月子
一応黒月子ですが、黒く無い感じになってしまった
黒いけど純粋な月子…みたいな感じです
細かい設定ナドはスルーでよろしく
Lと月子の駆け引きみたいにしたかったんだが、微妙…
一応シリアスだけど、たまに崩れてます
576チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:17:49 0
少し肌寒い空気が漂う捜査本部の一室、もう深夜0時を回ったというのに
天井からは眩しい程の蛍光灯が室内を明るく照らしていた。
竜崎から「キラ事件に貴方の頭脳を是非貸して下さい」
そう言われ招かれてから早半月、未だ捜査状況は難航していた。
それも無理無い。キラは月子自身なのだから。
竜崎も承知で招いている筈だ。
いや、むしろ監視して、
月子がキラとしてボロを出すのを心の奥底で静かに待ちわびている。
あの漆黒の瞳で見つめられると、とても気分が悪い。
その上、この男の心中を探るのは予想以上に難しかった。
月子はコーヒーをカップに注ぐと角砂糖を3つ落とし入れ、
モニタの前でキーボードを打っている竜崎に差し出した。

「…苦い、ですね」

一口啜った竜崎は眉間に皺を寄せて呟いた。
月子はせせら笑うかのように
「糖分取り過ぎよ。キラに殺される前に病気で死んじゃうわ」と口角を上げて言う。

「心配してるんだか、貶してるんだかどっちですか」

竜崎は手元にあった角砂糖を何食わぬ顔で5つカップに放り投げると、
ティースプーンで適当にかき混ぜ飲み干した。
(見ているこっちが胸焼けしそうだわ…)
月子は自分が飲んでいた飲みかけのコーヒーをデスクに置くと、竜崎の隣へ腰を下ろした。
577チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:19:38 0
「で?…捜査は進んでるの?
最近は一人で何でも進めてしまって私に何も教えてくれないじゃない。
これじゃあここへ来た意味が無いわ」
「貴女の疑いが晴れれば全てお伝えできるんですが…。それは無理でしょうね」
「……私がキラだから?」
「はい」
「じゃあどうしてここに呼んだの?
キラだと思う人物が貴方の近くにいるなんて最も危険な筈よ」
「分かってる癖に言わせるんですか?」

竜崎はキーボードを弾いていた指を休めると、
キィと椅子を回転させ椅子ごと月子の方へ振り返る。
思った以上に竜崎の顔が近くに寄り、月子は思わず仰け反った。

「…監視する為なんでしょ?」
「それも有りますが。興味があるんです。貴女に。月子さん自身に」

親指を咥え口角を上げなから竜崎は楽しそうに呟いた。
まるでゲームをしている子供のような表情とも取れるし、
危ない遊びに胸を踊らす変質者的な表情にも見える。

「それは…どういう意味かしら?」
月子は無垢な子供のような仮面を被り、かぶりを振る。
「貴女もなかなか本音を見せてくれない。…試してみるのが一番ですね」
言った瞬間、竜崎の骨ばった指が月子の頬を撫でた。
その感触にゾワっと背筋に悪寒が走り、月子は竜崎から離れようとする。
だが、そうはさせまいと月子の細い腕を力強く掴むと、
竜崎は自分の胸へ引き寄せ、再び月子の頬と首筋にまで指を滑らした。
「…っ…。ゃだ…。やめてっ」
突然過ぎる竜崎の行動に月子は半分パニック状態に陥り、
短く叫んだ後竜崎の胸を力いっぱい突き飛ばした。
恥辱と僅かな嫌悪感が混じり合い、身体がやたら熱い。
578チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:21:18 0
「い、いきなり何てことすんのよっ」
「…冗談ですよ。まさか本気だと思ってませんよね?」
「冗談!?いい加減にしてよ。こんな時にする事じゃないでしょ!?」
「……すみません、つい…。怖い思いをさせてしまいましたね」

まるで嘲り笑うかのように怖い、という言葉を強調して吐き捨てる竜崎。
月子は恥辱と悔しさで顔がかぁっと赤く染まった。
(こいつ…!私を馬鹿にしたんだわ…。私の反応を見て面白がってる)

「もう時間も時間なので私は寝ます。月子さんもどうぞ休んで下さい」
何事も無かったかのように竜崎は飄々とした態度で部屋を後にした。

(悔しい……、悔しすぎる…!)
負けず嫌いな月子に追い討ちをかけるが如く挑発して来た竜崎。
心底嫌いだし早く殺してしまいたいと思っている相手。
だが、先程の出来事を利用する価値は十分にある。
むしろ初めからこの方法を取っていれば簡単だったのかも知れない。
今の今まで眉間に皺を寄せていた月子の表情が一気に悪魔の微笑へと様変わりし、
側にいたリュークは「?」と首を傾げた。

****

「お前さ、Lの事好きなのか?」
翌朝、自宅へ戻った月子とリューク。
部屋に入るや否や一番初めにリュークが漏らした言葉は
月子にとって非常に不愉快なものであった。
579チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:22:29 0
「…リュークには好きに見えるの?大嫌いよ、あんな男。気持ち悪い。
昨夜の事だって思い出しただけで虫唾が走るくらいよ」
月子はしまむらのスウェットに着替えると、
ベッドに仰向けになり、リュークに林檎を投げ渡した。
「うおおお!林檎おおおお!!」
むしゃむしゃと音を立てながら林檎に被りつくリュークは再び尋ねる。
「でもそこまで嫌いな奴とよくも毎晩一緒にいられるな。何か策があるんだろ?」
「まあね。昨日考えたばかりだけど。ゲーム感覚で楽しむとするわ。まあ、見ててよ」
(こんな簡単な方法を敢えて選ばずにいたのは相手がお前だからよ、L。
私は今後悪魔に魂を売ったつもりで自分を押し殺す。
L、お前が私に跪く日もそう遠くは無いわ)
月子は真っ白い天井を見上げながら黒い笑みを零す。
側にいたリュークは胸を躍らせながらクネクネダンスをしていた。

***

「どうかしましたか?…何やら今日は大人しいですね」

竜崎はデスクにあったチョコを摘み上げると口に放り投げた。
今夜もこの室内に二人きり。
考えると今まで何も無かったのが不思議なくらいだ。
他の捜査員はどうしているだろうか。
竜崎と共に深夜まで捜査している事は総一郎には告げていない。
恐らく余り良い顔はしないだろう。
厳格な総一郎の事だ、むしろ怒鳴り散らすかも知れない。
松田にだけはそっと伝えてあるが、その松田でさえも訝しげな顔をしていた。
580チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:26:22 0
「いつもは煩い、そう言いたいの?」
「月子さんは何かと私つっかかって来ますね。そういう所も嫌いじゃないですけど」
「私は嫌いよ、貴方なんか」
「そうでしょうね」

月子はゆっくりとソファから立ち上がると、
椅子の上に座っている竜崎の側へ寄り、膝を立ててしゃがんだ。
「何ですか?」
「…竜崎は頭は切れる癖にそういうところ、全然分からないのね」
「何の事ですか?」
不思議そうに見下ろしてくる瞳に思わず吹き出しそうになるのを必死で堪え、
月子は儚げな表情で彼を見上げた。

「女心、全然分かって無いって言ってるの」
「………。…からかってるんですか?」
大して驚いた表情もせず、
竜崎は指を咥えたまま天井を見上げると数秒後に月子に目線を戻し言った。
「分からないの?…酷いわ…」
伏目がちにして悲壮の表情を作り上げる月子。
竜崎は鼻で笑うと「まだまだですね」と言い、モニタへ視線を戻す。
堪らなく悔しくなるのを必死で堪え、月子は尚も演技を続けた。

「…竜崎…L?こないだの夜の事覚えてる?
あれだって怖かったんじゃなくて、驚いたの。
…その…気になる人にいきなりあんな事されたら誰だって驚くわ…」
「気になる…人?私がですか?
…それはLとして気になってるだけで特別な感情では無いでしょう?
それとも女という武器を使って私を翻弄させるつもりですか?」
581チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:28:35 0
音程の無い声で竜崎は月子の目も見ずに淡々と吐き捨てる。
思い描いていたシナリオと異なる竜崎の態度に歯痒い思いを感じながら、
月子は意を決したようにぐっと拳を握ると
デスクに散らばったままの先程竜崎が食べていたチョコを手に取った。

「ああ。どうぞ食べて下さい。それを食べたら部屋にもど」

最後まで言おうとした言葉は月子の唇によって攫われてしまう。
柔らかい女の唇が自分のそれに当たっていると理解するまで0、5秒時間を要した。
竜崎は驚きの余り、元から大きい目を更に見開く。
間近にある月子の長い睫毛が頬を擽り、それと同時に甘い香りがした。
チョコの香りと…女特有の甘く媚薬のような危険な香り。

月子は口に含んだトロトロになったチョコレートを舌を使い竜崎の咥内へ運んで行く。
唾液が混ざり生温かくなったチョコは思った程不快では無く、
むしろ卑猥な妄想へと結びついて、身体の奥から火照るような熱を感じたが、
月子は素知らぬ振りをして男の唇を貪った。

「ん…はぁ…」

時折漏れる吐息が酷く艶かしい。
静寂な部屋に響き渡るように耳へ響いて来る。
舌と舌を絡ませ、すっかり無くなってしまったチョコは、
微かな甘味だけを残して蕩けるような唾液へと変わる。
行き場を無くした唾液が月子の顎を伝って流れ落ちるけれど、拭っている余裕さえ無い。
竜崎ははその場の乗りのような気分で月子の肩を引き寄せると
角度を変え何度も彼女の唇を求めた。
激しすぎる口付けに膝立ちしていた月子のそれがガクガクと笑い、
竜崎に支えられているのに腰が引けてしまう。
耐え切れなくなった月子は、ずるずると床に身を預けた。
582チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:29:09 0
名残惜しそうに離れる唇に銀糸が伸びる。
その様は酷くエロティックであったが、月子の表情が更に男を駆り立てる。
虚ろな瞳と塗れた唇、桜色に染まった頬がまるで別人のように妖艶であったから。
竜崎は塗れた唇を袖で拭うと椅子から降りて月子と同じ目線にまで屈み込んだ。

「…大胆な事をしますね。慣れて無い癖に無理は良く無いですよ?」
「…竜崎が好きだらか…したの。…駄目だった…?」

尚も潤んだ瞳で月子は竜崎見つめる。
まるで誘っているかのような瞳は、貧欲に獲物を狙っているかのようにも見える。
心中で不敵な笑みを零し、月子は竜崎が自分の術中に溺れるのを待ち望んでいた。
だが、……竜崎の口から出た言葉に一瞬耳を疑う。
もう一度聞き返すと、彼はさもめんどくさそうに呟いた。

「…だから、セックスしてみますか?って聞いてるんです」
「は!?何であんたと私が…そんな事しなきゃいけないのよ!」
「はぁ…。月子さんこそ何を言ってるんですか?…この状況ではそれしか無いでしょう。
というか、むしろ私を誘ってますよね?…顔に出てますよ?セックスしたくて堪らないって」
「な…なななっ……!」

月子は顔中真っ赤になり、恥ずかしさで唇を震わせた。
(違う…!違う、何これ!…そんな変態な行為、こいつと出来る訳無いじゃない!
私が描いていたシナリオと違う…。
何で?本当だったら…「月子さん…可愛いですね。好きになりましたよ」って
優しく抱き締めてくれて、徐々に私に惚れて行くって……。
そういうのを想定してたのに…いきなりセックス…!?
おかしい、この男…絶対おかしい…、絶対変態だわ!)

「…月子さん?どうかしましたか?」
「え!?」
583チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:30:41 0
背後でリュークがククク…と笑っているのが聞こえる。
竜崎に馬鹿にされているのは百も承知。
ただここで拒んだ方がいじらしくて良いのか。
それとも竜崎の望むようにした方が良いのか…悩むところであった。
考え込んでいると、いきなり視界が回転する。
短く声を出したのも一瞬、天井よりも竜崎の顔が近くにあり、彼の黒髪が月子の頬を擽った。
冷たい床が火照った身体を冷やして行くようだ。
月子は竜崎に組み敷かれていた。

「…早く決めてくれませんか?何ならここでしてもいいんですよ?」
「じょ…冗談でしょ…?」
「…はい、冗談です」
そう言うと竜崎は呆気なく月子から身を引いた。
ペタペタと足音をさせ、デスクに置いてあるもうとっくに冷めたであろうコーヒを飲み干すと、
まだ残っているチョコを一つ摘み上げたまま月子の元へ歩み寄る。

「…これ食べたら戻って下さい」
「んっ…」

今度は口からでは無く、竜崎の指からチョコを食べさせられた。
喉が焼ける程の甘いチョコが咥内の熱によってみるみる溶かされる。

「…月子さん。余り、私をからかわ無い方が良いですよ?」


584チョコレートは甘くない:2007/07/06(金) 02:34:19 0
そのまま竜崎は部屋を後にした。
細い後ろ姿が何故かいつもの彼とは違う風に見える。
(まさか…、Lのやつ…あんな風貌で実は…
結構女の扱い分かってるとか?まさかね……。)
悔しいと思う反面、嫌な予感がしていた。
…竜崎を陥れようとしたのに、このままでは――――。
それだけは絶対に嫌だし、認めたく無い。
それにキラとして絶対にあってはならない事なのだ。

「おい、月子。なかなか面白かったぞ」

リュークの言葉を無視して、月子は眉間に皺を寄せると床へ項垂れた。
これから……どうしよう。

===つづく?

***
投下すると思った以上に長かった…
月子可愛いよ月子(*´Д`)
585名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 02:37:46 0
>>584
リアルタイムでGJ!!
黒だけど初心な月子が可愛いよ月子(;´Д`)ハァハァ
女慣れしてる竜崎にうっかり惚れそうですw
つづきちょう待ってる!!
586名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 05:54:51 0
>>584
おもしろい〜!!また書いてくれ!
こういう月子も好きだ。実は純粋ってところがミソ。
竜崎もかっこいいな。
587名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 05:57:31 0
>>584ぎゃふー続くのね(;´Д`)ハァハァ
しまむらは笑った
588名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 07:22:15 0
>>584
黒でもその設定ならすごく楽しめる!
続き書いてください。ワクワク。
ちょっと竜崎萌えww
589初H:2007/07/06(金) 13:39:26 0
皆さん感想、あんがと。
松田の苦悩の日々(笑)=松田の日記がここまで楽しんでもらえてよかったです。
嬉しいです。 真夜中の暴走でギャグのつもりで簡単に書いただけなのに。
こっちのほうが面白いと書かれて、気持ちは嬉しいような悲しいような少し複雑です・・・。

527さん、誤字の訂正あんがと。
管理人さんも乙です。
昨日は寝不足で学校に行ったのですが、午前中は意識があいまいで大変でした。
で、最悪なことに天敵の数学の先生と、天使の国語の先生の授業の際にテストがありまして、
今日の午前中にテストが帰ってきたのですが、天国と地獄をみました。
地獄のほうは赤点をくらい、今日の放課後は居残りです。
天敵の先生は怖いです・・・。

先ほど、この出来事に大笑いした友達にこれをネタに小説書いたらと言われ、
この出来事をL月子に置き換えてギャグ小説でも書こうかななんて考えたのですが、どうでしょう?
教師×生徒の設定で、原作とは少しかけ離れたオリジナルだけど、読みたい人います?
希望があれば、エロもつけますけど・・・。
住人さまの意見聞いてからどうするか考えますので、よろしく。

「初H」のほうは、なんとか完成しました。
「次の日の出来事」のほうはあと少しです。
「初H」のほうは話が長いので投下に時間がかかるため今から少しだけ投下します。
今の時間は学校も昼休みなので。
残りは学校から帰ってきてから投下するので、少しお待ちくださいね。
あと、誤字がありましたら指摘してください。
管理人さんに直してもらいます。

----------------------------------------------
L月子
>>493の初キスの続き
エロありです。
590初H:2007/07/06(金) 13:40:18 0
竜崎と付き合い始めて二週間以上が過ぎ、
初キス以降二人の関係がいっこうに深まらないのに
痺れを切らした竜崎が条件付きのゲームを持ちかける。
「勝負をしませんか。私が勝ったら、貴方を抱きますよ?」

――第2のキラが現れてから夜神総一郎の目のまわる忙しさは計り知れないものがあった。
さらに自分の娘がキラだと疑われ、精神的にも肉体的にも限界が近いものがあるのに入院先の病院を抜け出し、
行動力をフルに使って護送車でTV局に突っ込み、キラのテープを奪う偉業までしたのである。
ただし、後に入院先の病院を抜け出したことに関しては家族に怒られもしたが・・・。
そんな日本一の働き者の父親・夜神総一郎の活躍したのその夜をよそに、
娘の月子は交際相手の流河早樹に唇を奪われ、歯がゆい思いを背負ったまま夜が明けたのだった・・・。

初キス・初ディープを終えた後、帰り際に流河が一言。
「気持ちよかったですか?
・・・私たちは恋人同士ですから、今後は必ずキスはしてください。必ずですよ」
と、念を押された。
黙る月子は内心。
(恋人同士である前に敵同士なのに・・・なんでこんな奴に、キスをしなきゃならないの!憎たらしい!)
などと考えているのだった。
591初H:2007/07/06(金) 13:41:40 0
家に帰宅後、全てを見ていたリュークから話し始める。
「月子、これも作戦のうちか?」
「なわけないでしょ!あの男が勝手に唇奪ってきたのよ。
キスするにしたって、もうすこし雰囲気を考えろと言いたいわ。
それに・・・キスは上手かったけど、あの慣れた態度が我慢ならない!」
女の扱いに慣れているような余裕たっぷりの流河に本気で腹を立てる月子。
クククッと笑うリューク。
「男女関係に関していえば、Lのほうが上手だな。明らかに月子をおしている。Lを惚れさせる気があるのか?
むしろ、Lのほうが月子を惚れさせる気があると思うけどな」
リュークの言葉には棘があった。
月子は流河と付き合い始めてから思っていた本音を打ち明ける。
「恋人同士のほうがアイツに近づけやすいと思ったけど、失敗だったわ。不確定要素が多過ぎる」
「不確定要素?月子が惚れる可能性があることか?」
「違う!アイツの感情がかえって読めないことよ」
リュークを睨みつける月子。
キス一つおいてもここまで揺さぶられ、不覚にも快楽に身を溺れそうになり、
男女関係の経験の差を改めて見せつけらた月子はさすがに自信をなくしていたのだった。
当初の予定になかった事態なのだ。
(あの風貌で、流河がここまで女の扱いに慣れているのは想像外だったわ。童貞だと思っていたのに。
ワタシよりも年上か?それに・・・キス一つでも余裕そうにワタシを見ていた。あれは感情に溺れていない証拠だわ)
無理もない。
どんなにいろんな事に長けていても、夜神月子は高校生で、18歳の娘でしかないのだ。
月子は必死で考える。
この事態を抜ける手を・・・。
592初H:2007/07/06(金) 13:43:08 0
「しばらくは流河に無理に近づかないで、様子を見たほうがいいかもしれないわ。
父さんも現場に復帰したし・・・、
捜査本部に潜り込めたら、なんとかうまく恋人関係も解消して、第2のキラをこちらが先に探してみせる」
リュークの棘のある言葉が続く。
「そのほうが都合がいいか。クククッ、まあ恋人同士の行き着く先は肉体関係だろ?」
力をこめて流河を拒絶するように話す月子。
「あんなヤツに抱かれて・・・、処女を奪われてたまるもんですか!」
「・・・おまえ、処女だったのか」
月子から出た言葉に驚くリューク。
リュークの驚く態度に少し冷静になったのか、それとも自分の言った言葉に照れたのか
頬を赤く染める月子。
「そうよ、悪い?キス程度なら他の人としたことあるけど」
リュークは思う。
(男女関係に経験が浅いのに、よくLを惚れさせるなんて考えたもんだ・・・
本当に負けず嫌いだな、月子)

・・・その2日後、神が味方したのか月子念願のキラ捜査本部の参加要請が父親から告げられる。
593初H:2007/07/06(金) 13:43:55 0
「ここでは<竜崎>と呼んでください、月子さん」
「わかったわ」
念願のキラ捜査本部に本格的に参加できるようになって月子は少し嬉しそうだった。
竜崎との初キスから二人になる時は恋人同士のしての義務にも近いキスは交わすが、
それ以上は何の進展もなく、むしろその事が安心していられる要因だろう。
それにキラ捜査本部にいる時は誰かしらいるため、二人でいることすらなかなか難しい。
ここ2日は竜崎よりもむしろ一緒に捜査をしている松田とのほうが仲良くなったぐらいだ。

「松田さん、ありがと。 へぇー、竜崎は椅子にかけたまま寝ているの。
ワタシだったらとても眠れないわ。体が痛くなって、とても無理」
「いや、僕だって無理ですよ。竜崎がある意味、すごいと思うよ」
昨日、人気タレントが司会のバラエティー番組でやっていた<笑える友達の変な行動>の
話をしていて盛り上がる二人。
竜崎は別室で仕事をしていたためその場にいないことをいいことに
松田が竜崎の変な行動というか、竜崎の日常のことを月子に教えて笑いを取っていた。
「竜崎の目のクマの秘密を知った感じだね」
クスクス笑う月子。
最近の月子は松田とのほうが気があい、日常の会話に関して言えば竜崎と話すより松田と話すことが多かった。
キラの捜査の事以外では竜崎と極力、二人になることを月子は避けていたためではあるが、
松田にとっては至福の時間である。
だが、その状況を別室のモニターで見ていた竜崎は別のことを気にしていた。
月子が家に帰宅をした後に捜査本部に一人残っていた松田に珍しく竜崎が話しかけてきた。
「松田さん。月子さんと仲が良いのは特に問題ないですが、
私をネタに笑いを取るのはやめてください。
それと・・・あまり月子さんに関わるのはお勧めしません。つらくなりますよ」
594初H:2007/07/06(金) 13:44:42 0
――次の日の夜、珍しく捜査本部で二人きりになった月子と竜崎。
竜崎のほうから話しかけてきた。
「ここ、2,3日・・・私を避けていませんか?月子さん」
僅かに動揺する月子。
「そんなことないわ。それにキラの捜査で忙しくてなかなか二人きりになれないだけよ」
月子は上手くかわすが納得しない竜崎。
「その割には松田さんとは仲がいいですよね。
恋人の私とは日常の単純な話題も話さないし、あんなに楽しそうに笑ったりもしない。
恋人がこんなにそばにいるなら普通、話をしたり、キスをしたりと
恋人同士のスキンシップを取ったりしませんか?」
「・・・竜崎、妬いているの?」
「妬いていませんよ。ただ、貴方の私に示す態度が気に入らないだけです」
平行線の二人。
ここ何日かの行為は実は、月子の計画通りだった。
月子は恋人関係は解消を狙うため、ワザと竜崎から距離を置いていたのだった。
喧嘩の糸口を見つけ、やっと前から考えていた事を口にすることができ、
内心ほくそ笑む。
あくまでも嫌いだという態度ではなく、健気なフリをして話し始める月子。
「竜崎・・・前々から考えていたのだけどキラの捜査のこともあるし・・・、
その・・・、しばらくは恋人関係は解消してほしいの。
でもね、竜崎が嫌いになったわけじゃないよ。
その・・・、これ以上深い関係になったら周りにも気づかれるし、竜崎はワタシのことをキラとして疑っている。
ツライの。恋人に疑っているのは、だから・・・」
「ダメです。キラとして疑っているのは事実ですが、私は月子さんとはより深い関係を持ちたいと思っています。
深い関係の意味、わかっていますよね?
恋人の全てを欲しいと願うのは、恋人として当たり前の感情ですよ、月子さん」
竜崎の言葉に押し黙る月子。
月子は目的のキラ捜査本部に入ったことに満足し、それと同時に
今まで煩わしいと思っていた竜崎との恋人関係を解消したいと計画をしていたが、竜崎はそれを許さず
さらに月子の思いとは裏腹に月子にキス以上の肉体関係をさりげなく要求したのだった。
595初H:2007/07/06(金) 13:46:05 0
月子は思う。
(竜崎・・・憎い男。そこまでワタシを欲しがるのはなぜ?ワタシがキラだから?
ワタシがおまえに溺れるのを見たいのか?そこまでしてワタシを貶めたいのか!)
月子にはわからなかった。
だから答えようもなく、時間だけが過ぎていった。
平行線の二人。
「私は男ですし、その気になれば無理やり深い関係になることもできるのですよ、月子さん」
月子の体がビクっと震える。
月子にとって、一番考えたくはない選択だった。
だが、竜崎は無理やりそんなことをする気は毛頭なかった。
「安心してください。無理やりなんてしませんよ。そんなことをしたら、私から貴方が離れていくだけです。
月子さん、私は貴方の体も心も欲しいです。ただそれだけです」
竜崎の言葉を信じられない月子。
むしろ、キラとして疑っていると散々言いながら、自分の体も心も奪おうとするこの男に
憎しみすら感じていた。
少しでも二人の距離を埋めようと竜崎は月子の顔に触れようと手を伸ばす。
月子は怯えて顔を背ける。
月子の頑な態度に痺れを切らし、竜崎はあることを提案する。
596初H:2007/07/06(金) 13:46:38 0
「では、勝負をしませんか。お互いの条件を飲むことを前提にしたゲーム。
勝ったほうの言うことを必ず叶えるのがルールです。
貴方は私と別れたい。
私は貴方とは別れたくないし、抱きたいと思っている。
このまま話しあったところで結論はでないでしょう?
だったら、単純にゲームをして勝敗を決めませんか?
お互いそのほうが諦めもつくし、覚悟も決められる。
どうです?月子さん」
沈黙し、月子は考えるが竜崎の提案した以上の妙案は浮かばない。
それに勝てば無条件に飲むと言われれば考えようにはこれが一番得策にも思える。
竜崎との距離をおきたいが、別れられなければそれも難しい。
(覚悟を決めるしかない。無理やり抱かれるのは嫌だが、もしゲームで負ければ潔く諦めもつく。
勝てば竜崎はワタシに手を出すことはないし、別れられる)
考えた末に結論を出した。
「いいわ。私が勝てば別れてくれるのね」
「仕方ありませんね、それが願いなら。ただし私が勝ったら、貴方を抱きますよ?
覚悟を決めてください。後で気持ちが変わられても困りますから」
「約束は守るわ。でも、あなたが負けても腹いせでキラ捜査本部に出入り禁止にすることはないでしょうね」
「もちろんです。そんなことはしません。私が負けても今まで通りキラの捜査に協力してもらいますし、
恋人ではなくなるのですから私から月子さんに手を出すこともしません。約束しますよ」
合意する二人。
あとはどのゲームにするかを話し合うことになった。
トランプなどのカードゲームに強い竜崎。
チェスに強い月子。
お互い自分の得意なゲームでは不公平ということになり、どちらでもないゲームに決まった。
「では、オセロにしましょう。文字通り白黒つけるということで」
「いいわ。先手は黒の私ね。負けないわ」
597初H:2007/07/06(金) 13:47:13 0
カタ、カタと駒が黒になったり白になったりと入れ替わる。
勝てばお互いの願いがかなうため
気がぬけないがこの間も話を続ける二人。
「月子さんは第2のキラのことをどう思いますか」
「第1のキラよりも低脳だが、殺人に限れば第1のキラよりも殺傷能力が高いと思うわ」
「そうですね。ところで月子さんは今まで何人の方とお付き合いしたことがあります?」
軽やかに交差してゲームを展開していた月子の手が止まる。
「関係あるの?竜崎に」
「ありますよ。私は月子さんのことなら何でも知りたいですから」
オセロでは隅の取り、竜崎の白を黒に変え、
このままなら数で勝てると余裕を見せる月子。
「3,4人はいたと思う。長くは続かなかったけど」
「そうですか、では初体験はいつですか?」
明らかに動揺する月子。
手に持っている駒が震える。
「な・・・なんで、そんないきなり聞くの!」
「経験があるのとないのでは男も抱き方を考えますよ」
明らかに動揺して月子は次の手を見違える。
冷静に対処する竜崎。
「じゅ・・・16の時よ。好きな人と」
嘘をつく月子。
動揺している月子の嘘が見抜けない竜崎は本気で肩を落とす。
「16の時ですか・・・その時にお会いしていれば貴方の初めての男になれたのに
残念です。ちなみに私は15の時です」
ええーーと驚く月子。
そんな月子をよそに竜崎の反撃の一手は放たれた。
「この手は失敗しましたね、月子さん。貴方の負けです」
竜崎の勝利が決定的になった。
598初H:2007/07/06(金) 13:49:31 0
----------------------------------------------
私のほうもゲームオーバー。
先生がやってきたのでもうパソコンしまう。
続きは夕方か夜には投下しますのでまっててね。
599名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:20:35 0
>>598
乙です!相変わらず面白い!
オセロで文字通り白黒ってなんだかいい。

あと598さんは2ちゃん暦が浅いのかな…?
2ちゃんでは自分を特定できるような内容は避けたほうがいいかもだね。
それとここは一応ピンクだからねww
あんまり難しい事いう気はないんだけど。

ギャグの方も大歓迎だけど勉強もがんばってねw
いろんな感想が書き込まれるけど、いい意味で適当に聞いておけばいいよ。
人にはいろいろ好みがあるから。
なにより598さんが楽しんで書くことが大切だと思います。
個人的には松田のギャグも面白いけど、
今回の小説の月子と竜崎の駆け引きがかなり好きです。
600名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:26:52 0
個人情報&個人状況はいらないから。
601名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:39:14 0
ピンク難民の意味知らないんじゃない?
602名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 16:24:53 0
>>598
GJ!!
だがしかし599の言うようにここピンク。
そこら辺の発言自重。数学国語はヤベぇ。
603名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 16:31:25 0
ピンクでガキが「先生」言うのは勘弁してくり。
604初H:2007/07/06(金) 17:51:33 0
599,600さん、他の皆さん、ごめんなさい!
すいません。
確かに個人状況&個人情報だ。
私の馬鹿!
以後、気をつけます。

でも、ガキじゃないです。
小説を書くのに年齢は必要なんですか。

エロい小説をうまく書けるように出来るだけ頑張って経験をあげてきますので
今後もいろんな意見をよろしくお願いします。

599さんのおっしゃる通り、2ちゃん暦、浅いです。
分からない事だらけなのでこうやっていろいろ教えてくれる方は
とても感謝しています。
あんがと!!

気を取り直して続きを投下。
----------------------------------------------
605初H:2007/07/06(金) 17:53:10 0
勝敗は31-33で白の竜崎の勝利。
「隅を取れば有利だと思っていたようですが、オセロは先の状況を見誤らなければ
簡単に数を覆せるのですよ。
約束です。今夜は貴方を家に帰す気はないので覚悟してください」

(どうしよう)
ゲームが終わり、急いでトイレに駆け込んだ月子。
あれこれ考えているうちに時間は流れ、そろそろ出ないと怪しませるが動揺は隠し切れない。
そばにいたリュークが笑いながら話しかける。
「あきらめろ、月子。事が始まったら、俺は外に出てやるよ。
死神にとはいえ、見られているのは嫌だろ?それに俺も興味はないしな。ククク」
リュークを睨みつける月子。
「そう睨むな。ん、Lがドアの近くに来たようだぞ。俺は行く。じゃあな、月子」
リュークはドアを通り抜けて外に出た。
月子もこのまま逃げられたらいいのにと思ったが、現実はそうはさせてくれない。
ノックをしながら竜崎がドアから話しかける。
「あれから10分が経ちました。月子さん、約束ですよ。いいかげん出てきてくれませんか?
別の階に寝室をワタリに用意させました。そこなら誰にも邪魔はされませんし、朝までいれますよ」
処女ゆえに自分の心臓の音が分かるぐらい動揺する月子。
「わ、わかったから、もう少し待っていて。心の準備をさせて」
「処女ではあるまいし、今更心の準備はないでしょう?」
(処女なのよ!)
と心の中で叫ぶ月子。
(今更いえない。・・・それに今更言えば自分の弱みを握られているみたいで嫌だ)
負けず嫌いゆえに、処女であることに引け目を感じる月子。
竜崎がキスやその先も経験があり、改めて年齢差や経験差を感じるのだった。
606初H:2007/07/06(金) 17:55:04 0
「・・・では、しばらくしたら出てきてください。」
そう言うとドアの外から声がしなくなった。
安心したのか月子はそっとドアを開けて、辺りを見ようとドアから顔を覗かせた。
が、ドアの前にはふくれ顔の竜崎が立っていた。
「月子さん、失礼します」
と言うと月子を両腕で抱きかかえ、そのまま部屋を出る竜崎。
あまりの早業に抵抗できず、あんぐりする月子。
別の部屋に向かう足で両腕にかける月子を見て思わずため息をつく。
「こんなに手間がかかるとは思いませんでした。約束ですよ。
諦めてください、月子さん」
この言葉が決定打になり、用意された部屋につくまで抵抗しないで
竜崎の腕の中に埋もれていた。
607初H:2007/07/06(金) 17:57:41 0
部屋に入るなり、ベッドに倒される月子。
さっとと服を脱いで上半身が露わになる竜崎を見て思わず顔を背けたが
竜崎は気にすることなく、月子の上に覆いかぶさった。
唇を交わし、深いキスと舌を絡ませながら月子の体に手を伸ばす。
「ん・・・ん、まって・・・嫌・・・」
僅かな抵抗を見せる月子に竜崎は無視して、
月子の着ている衣服に手をとり、ボタンをはずす。
ボタンを外すと形のいい豊満な胸を抑えるブラジャーが目についた。
そのままブラジャーを剥ぎ取り、露わになった月子の胸にキスをする。
「あ、あん・・・ん、まって・・・・・・」
快楽に溺れそうになる自分が怖くて竜崎に静止させようとする月子に
竜崎が言う。
「このまま抵抗しても無駄です。私は最後までしますよ。あなたも楽しめばいい。
ああ、その快楽に身を酔いしれるのを怖がり怯えるような顔は、しないほうがいいです。
男を刺激して誘うだけですよ、月子さん」
反抗して言い返そうとした月子の唇を塞ぎ、さらに続ける竜崎。
(抵抗できない!・・・こんなヤツに翻弄され、身も心も溶かされていく・・・いやぁ・・)
身にまとっていた衣類を全て剥ぎ取られ、裸と裸で抱き合う二人。
竜崎は最後の一線を越えるために自らのモノを月子の中に押し進め、入り込んでいった。
竜崎は心の中で呟く。
(夜神月子、いや・・・キラ。お前を捕まえられる。そして、もう離すことはない)

608初H:2007/07/06(金) 17:59:26 0
「あっ・・・い、いや・・・痛・・・」
月子の瞳には涙が溢れる。
貫いた瞬間に月子の口から飛び出す悲痛の叫び。
自身も快楽に身をゆだねていた竜崎の意識がふと立ち止まる。
その声に導かれ、竜崎は思わず二人の結ばれた結合部を見渡した。
驚愕する。
そこに見えるのは、竜崎のモノを貫いたときに出たと思われる血の痕跡。
「初めて・・・だったのですか。なぜ、言わなかったのですか!」
思わず強い口調で問いただす竜崎。
月子は苦しげに答える。
「言えば・・・優しくしてくれたの?キラだと疑っているのに。言えば・・・こういう関係にもならなかったの?」
押し黙る竜崎。
でも答えなければならない。
「無理ですね。貴方を欲しい気持ちに変わりはない。
貴方がキラだからなのか、それとも夜神月子だからなのか、未だにわかりません。
続けましょう・・・できるかぎり優しく抱いてあげますよ」
竜崎が言った言葉が真実なのか、嘘なのか、今の月子にはわからない。
だが、その言葉は竜崎に溺れそうな自分を押しとどめるには十分な効果はあったようだ。
痛みに耐え、僅かに体の奥から沸き起こる未知の快楽に耐えしのぐ。

月子にとっても、竜崎にとっても、つらい夜が終わろうとしていた。

----------------------------------------------
終わり。
→次の日の出来事でラストです。
頑張ります。
609名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 18:50:23 0
うん小説を書くのに年齢は必要ないよね
でもピンクの意味ちゃんと分かってるかな?
2ちゃん慣れするまではROMってようね
610名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 19:21:26 0
>>609
まあまあ、そこまで言わなくても。せっかく投下してくれてるんだし。

>>608
ピンクっていうのは18歳以下は出入り禁止なのです。
で、608さんがあまりにも若そうだからここにいる大人は慌てちゃうw
18歳以上ばかりだと思って、安心してエロイ話とか馬鹿なこと言ってるのに、
若い子がいると思うとそういう話ができなくなっちゃうw
だ・か・ら608さん自身のためにも、そしてここの住人のためにも
これからは18歳以下って住人にわからないように投下しよう。
もちろん小説を書くのに年齢は関係ないのでこれからも投下しておk!
(まあ、厳密にいうとダメなんだけど…wそこまでねぇ…?)

小説は面白い。続き頑張って!

611名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 19:41:08 0
年齢よりその空気の読めないところは何とかして欲しい
素直にSSだけ落としてればいいのに初心者丸出しでスレのふいんき(ry)台無し。
612名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 19:56:37 0
うーん、とりあえず自分のブログじゃないから
近況報告みたいなことは書かない方がいいんじゃないかな?
個人特定できちゃうような事を書くのはまずいし
ここにいるのはあくまでも月子萌えを求めてる人達だからねw

小説の続き待ってるよ。頑張って!
613名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:05:00 0
ぴんくいつの間に18禁になったんだ
前21禁だったよな?
614名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:11:10 0
>>613
今でも21禁
615名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:12:33 0
年齢よかせめてピンクに出入りするなら半年書き込まずに空気読む練習したほうがいい。
ここは個人の日記サイトじゃねえ。
616名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:42:29 0
ひさびさに壷から入ったら、
BBSPINKは18禁になってたよ
617608:2007/07/06(金) 21:26:43 0
わかった。
615の言うとおり、半年間書き込まず空気を読む練習する。
せめて19歳になったらまた投稿します。
ごめんなさい、迷惑かけて。
618名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:04:35 0
空気読めるようになったらまた来るといいよ。

管理人さん乙です!
619名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 22:47:38 0
「この空気嫁… なんだか月子さんに似てますね」
「え… つーかどうしてそんなものの通販サイトなんか見てるの?」
「注文しました。第二のキラならぬ第二の月子さんですね」


「もしもしお父さん? 私、悪いけど捜査もうやめたいの。
 大学戻って勉強するわ」
620名無しさん@ビンキー:2007/07/06(金) 23:10:03 0
どうも、ビライトを投下させて頂きました、428です。
皆様楽しんで頂けましたようで、とても嬉しかったです。
バカ信者が受けてたのか・・・あのテンション引かれるかなと思っていただけに、ちょっと意外でした(^_^;;
調子に乗りました私は、再びビライトを作ってしまいました。
清楚な月子を望む方は、閲覧をお控え下さい。
あの名台詞を、どうしてもやってみたくなったので・・・今回も突っ込みどころ満載(特にドゥオフーク改め堂尾久)ですが、広いお心で見てやってくださいませ〜。
621ビライトU@:2007/07/06(金) 23:12:35 0
 その日は暑かったので、ライトは下着のみになるとベッドに寝そべり、信者が運んできた冷たく冷えたプリンを食べながらゲームをしていた。
 そろそろ飽きが来たな、と考えながらニンテンドーD●を操作していると、そこへ戸惑いと怯えが入り混じった様子の通信を担当している信者が一人、うずくまるようにしてベッド下にやって来た。
 「キラ様・・・」
 「どうした堂尾久(ドウオク)。やっとSPKを捕らえたか?」
 少しの期待を込めて尋ねたライトだが、返って来た答えは全く逆のものだった。
 「そそれが・・・ワ、ワタシの双子の兄が・・・Lが身を寄せているSPKに捕まり・・・」
 「馬鹿が」
 怒鳴ることすらせずにそう吐き捨てたライトは、すぐにその兄を始末しようとノートに手を伸ばしたが、そこへ怯えた声で堂尾久が報告を続ける。どうやら、何かあるらしい。
 「そ・・・それで、大変申し上げにくいのですが・・・」
 「何だと言うんだ」
 「そ・・・そのLから、キ・・・キラ様にメッセージが・・・」
 「何?」
 プリンを食べながら報告を聞いていたライトの手が、ぴたりと止まった。
 そして初めて興味を持ったらしく、やっとベッド下でうずくまる堂尾久に視線を移す。
 「それは面白い。お前達を使い、逆に私にメッセージとはな。何と?」
 
622ビライトUA:2007/07/06(金) 23:14:15 0
 その質問に対して、堂尾久は言いにくそうというのを通り越して、言えば我が身が危ういとばかり、ガタガタと震えていた。出来ることなら伝えたくない内容らしい。なので彼は念のため、小賢しく保身を図る。
 「こ・・・これはあくまでLがわたくしめの兄をLが脅し・・・言わせてる事で、わたくし達の言葉ではありません・・・そこを・・・」
 言われるまでもなく、その程度のことは解っているライトである。
 ライトは不愉快そうに柳眉をしかめると、苛立った声で命じた。
 「早く言わないか!!」
 堂尾久は一瞬飛び上がると、すぐに口を開いた。
 「『キラ、お前の乳を揉みしゃぶり舐めまわし味わってやる、待っていろ』」
 
623ビライトUA:2007/07/06(金) 23:18:37 0
 言い終わった瞬間、ライトの目が見開かれる。
 「ヒィー、すげっ」
 「オレもしてー」
 ベッド周辺にいる信者達が騒ぎ出したが、すぐにそれは静まった。
 「はははははははは!!」
 「!!」
 突然のライトの哄笑に、信者達は静まり返った。
 ひとしきり笑い終えたライトは、ニヤリと笑いながら尋ねた。
 「それだけか?」
 「そ・・・その後お前を裁判所が死刑にする・・・と」
 「よく知らせた堂尾久。こちらからの返事も伝えろ」
 実に機嫌よさげにライトはプリンが盛られている器を手に取り、ゆっくりと余り豊かではないが形の整った柔らかな胸に傾ける。
 ボチャビチャと濡れた音を立てて、プリンがライトの胸を彩っていく。
 「『胸に極上の蜜を塗って楽しみに待っている竜崎』とな」
624ビライトUC:2007/07/06(金) 23:19:16 0
 そう言い様、ライトはデスノートに堂尾久の兄の名前を書く。
 不運だったのは、堂尾久である。実はこの兄弟は一卵性の双子として生まれた後、事情があって弟のほうが同姓だが他人の家に養子に出され、偶然に兄と同じ名前を付けられたという経緯があった。
 よって堂尾久兄弟は一卵性の双子で同姓同名である、という、ありえない状況にあった。つまりこの兄弟、同じ顔で同じ名前なのである。従ってライトがデスノートに名前を書き終えた瞬間、この男も兄と同じ運命を強いられたのだ。
 「わ・・・は・・・はう・・・」
 胸を押さえて倒れ伏す堂尾久を囲んで、信者が騒ぐ。
 「ヒィ〜」
 「心臓マヒー」
 「キラの裁き〜」
 運ばれていく堂尾久には目もくれず、ライトは手にしていたゲームのスイッチを切りながら気だるげに言った。
 「さて、このキラゲームにも飽きた。次は今月発売のLを継ぐ者を・・・」
 「キラ様が使っていたゲーム〜」
 「くれくれ〜」
 ライトは無造作にソフトを本体から抜き取ると、ゴミでも捨てるかのように床に投げ捨てた。
 それを奪い合う信者達を見下ろしながら、ライトは胸に零したプリンを始末するため、一階で仕事をしていた魅上を電話で呼び出した。
 話を聞いた魅上が最上階(28階)にいる美しき女神の元へやって来たのは、それからわずか2分後のことだった。
☆終わり☆
お粗末さまでした。
細切れ過ぎましたね、申し訳ありません(土下座)この魅上は変態ですが、まとめるのに最適なので〜。
625名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:30:10 0
>>621さん乙です。
魅上になってビライト様の胸を濡らすプリンを食べとう御座いますー!w
相変わらずビライト様最高です!面白!
魅上って…階段走って上って来たの?凄いw
また読んでみたいです。

アディオスwをメロにして、ロリwをニアにしてみたらどうだろう…とか妄想したけど月子とニアが
手を組むのって変だよねw
それにこうすると月子の出番が減ってしまうorz
626『夜空に浮かぶ河』※照月子※:2007/07/07(土) 00:10:41 0
限りなく白に近い黒月子。ただのラブラブです…
今日が七夕なので無理矢理こじつけてみたw

               『夜空に浮かぶ河』 ※照月子※


「京都の地下鉄ってこんなにも混んでいるものなの?」
「七夕祭りがあちこちで開催されていますから…」
「日本人ってお祭り好きよねぇ…それとも京都だから?」
「どうでしょうか…京都の祭りは伝統的なものが多いですし…」

月子の言葉に魅上は内心で苦笑をした。
混雑しているのは祭り好きな日本人の所為だと言っている月子本人、そして魅上はこれからその『七夕祭』に向かうところだからだ。
月子は魅上が仕立てた浴衣を纏っていた。
私服のセンスは今ひとつな魅上も月子の為となれば違っていた。

浴衣、帯、下駄、そして簪(かんざし)と巾着に至るまでをトータルコーディネートして月子に贈っていた。
此処まで完璧に用意されれば断る訳にもいかず、祭りに行く事を了承した。
まるで仕方が無く…という態度を見せた月子だったが、それは全て演技。
本当は一緒に祭りに行きたかった。だが仕事が忙しく、残業の毎日を送る魅上に我侭を言う訳にはいかなかった。
627『夜空に浮かぶ河』※照月子※:2007/07/07(土) 00:11:34 0
魅上は月子が目指す新世界の手助けにもなる事に手を抜かない。
月子の教えによって「死によってしか償えない者。死が妥当だと判断出来る者」と「懲役による罰が妥当の者」との境界線などを新たにしたことによって、検事としての務めにもより一層の力が入っていた。
キラ代行だけが役目ではない。検事としてやるべきことは沢山ある。だからこその努力。

だが月子は魅上のその頑張りをつまらないものと思っていた。
神と下僕という関係の他にも恋人同士であるのに、魅上はそちらの方は御座なりにしていた。
だがそれは月子が勝手に思っての事。
傍から見れば充分に幸せなカップルなのだが、月子は刺激に飢えていたのだ。
魅上は毎日美味しい料理を作ってくれるし、夜の生活にも不満は無い。
月子の目配せ一つで何を望んでいるのかを瞬時に悟り、最良の形でそれに応える。

最初の頃はその遣り取りが堪らなく快感だったが、慣れというものは恐ろしい。
それが当たり前になると別の刺激を欲してしまう。
キラとしての裁きは充分過ぎる程に非現実的な事だが、それとは違う意味の非現実を味わってみたい。
そう思い始めていた。
魅上が月子の思惑を察したのか、はたまた魅上自身もマンネリを感じていたのか…
それは定かではないが、いつもよりも若干遅めに帰って来た魅上の両手は大きな包みに占領されていた。

下僕(しもべ)から神への献上品ではなく、あくまでも「魅上から月子へ」の贈物。
内心ニヤけが止まらなく、口端をヒクヒクとさせながら微笑みを堪え、さも面倒臭そうに「そこまで言うのなら行ってやらないこともないわ」と応えた。
魅上は優し気な微笑みを浮かべほっとしている様子だった。
こうして二人の七夕祭りデートは決定した。


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取り敢えず触りだけ。
全く話が進んでいなくてすみません。
続きはまだ執筆中なので書き終わり次第投下します。
628チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:45:54 0
うおおお、投下が続いてる(*´Д`)ハアハア
すみません、自分も投下します
感想くれた人ありがとう!
勢いで書いてるので脱字等あるかも知れませんが
そしてエロまで長い&Lがやや性悪、月子がちょっとお馬鹿なのでなので苦手はお控え下さい

>>584から

「おい、おい…月子。さっきから何必死で見てるんだ?」
「煩いわね!黙っててよ!」

自室にて、一時間程前から月子はパソコンを開き、
セックスでぐぐって出て来た画像や動画を必死になって見ていた。
リュークが話し掛けても先程からこの調子で、質問にさえまともに答えようとしない。
画面に映し出された映像は、月子にとって目を瞑りたくなる程卑猥な物であった。
音量を上げるとスピーカーから何ともエロい喘ぎ声が聞こえてくるので、消音にしてある。
月子はその卑猥な映像を目に焼き付けながら、うんざりした面持ちで溜息を吐いた。
(…こんな変態行為…私に出来る訳無いじゃない。
世の中の男女はこれを普通にやってるって言うの?世の中腐ってるわ…)

保険体育で習ってはいたものの、
セックスがここまでえげつない物とは知らないでいた。
高校時代付き合った異性は何人かいたが、
どれも子供のような恋愛であったし、身体を許す程まで深く相手にのめり込む事が出来なかった。
勿論、強引に迫ってきた男も中にはいたが、運が良いのか無事に至らずに済んだのだ。
キスの経験は二度程あるが、昨夜のような濃厚なキスはあれが初めてで、
自宅にあった雑誌を参考に手探りで行ったものだった。
自分が処女という事に焦りや不安は無い月子。
それにネットで調べて行く内に処女の方が男に喜ばれる、と知った。
竜崎がどんな性癖を持つのかは知らないが、
それならいっそあの大嫌いな男に捧げる気分で……と考えるが、
脳内で妄想しても鳥肌が立つだけであった。
629チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:46:54 0
「はぁ……」

パソコンの電源を落とし、月子はベッドに横たわる。
誰か友人に相談しようか…とも考えたがこんなクダラナイを相談だなんて恥ずかしすぎる。
竜崎の小馬鹿にしたような顔を思い出すと、苛立って仕方が無かった。

「月子…お前昨日からちょっとおかしいぞ」
「別に普通よ。余り話し掛けないでくれる?」

デスノートを手に取ると、いつも以上に筆圧を強くして犯罪者の名を書き殴る。
思ったように事が運ばず、月子の憤りはピークに達していた。
いつも冷静な月子が…相当悔しかったんだな…、
と月子に聞こえない程の小声を零すとリュークは林檎を手に取った。

(このままコケにされたままなんて…耐えられないわ。
絶対に竜崎を落として見せる。どんな手を使ってもをしても必ず……!)
負けず嫌いな月子は覚悟を決めた。
枕元にあるananを手に取ると「モテル女の秘訣、可愛い女とは?」のページを開いた。
ついでにセックスに関する記事にもじっくりと目を通す。
別に何もしなくても十分魅力のある月子だが、相当やっきになっていた。

(どうして…!私はモテル筈なのに…!何であいつだけ…!)
晩御飯も忘れる程、夢中で雑誌に目を通し、
本棚からバックナンバーまで取り出して月子は読みふける。
そんな事をしている内に、捜査本部へ行く時間になっていた。
630チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:48:57 0
「月子ちゃん。今日は早かったね」
扉を開けると松田が笑顔で迎えてくれたので、月子も笑顔で返した。
周りをキョロキョロ見渡すが、竜崎の姿は無い。
自室にでもいるのかと思って椅子に座ると、また松田が話し掛けてきた。
「月子ちゃん。…竜崎とはどうなの?その…夜まで一緒に捜査して、
月子ちゃんはこのビルに泊まって行くんでしょ?大丈夫なの?」
「平気よ。どうして?」
一瞬、昨夜のキスがフラッシュバックするが、月子は平然を装って答える。

「…いや、その…竜崎に変な事されてないかって…しかもキラだと疑われてるんだし…」
松田はやや言葉を濁しながら言うが、
それを仕掛けたのは私だわ…と心中で笑う月子。
というか、父に知れたらどうなるか分かったもんじゃない。
「松田さん、変な心配しないで下さい。大丈夫だから」
父には絶対内緒よ…、と一言付け加えると、
何か思い出したように松田があっ、と叫んだ。
「何、松田さん…?」
「あ…その。竜崎から伝言預かってたんだ。自室にいるから来てくれ…って」
非常に嫌そうな顔で言い出す松田に
思わず顔が綻びそうになるのを月子は必死で堪えた。
同時に竜崎が松田のように分かり易く簡単であれば苦労しなかったのに、と思う。


部屋の扉をノックすると、直ぐに開いた。
初めて入る竜崎の部屋は物凄く閑散としており、
捜査資料が適当に床に散らばっているのと、
床の上にパソコンが無造作に置かれている以外にはソファとテーブルしか無い。
そのテーブルの上には竜崎が好きそうな菓子が適当に散らばっていた。
どうぞ、とコーヒーを月子に差し出すと竜崎はソファに跨った。
631チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:50:39 0
「部屋に呼び出すなんてどうしたの?珍しいじゃない。
キラと疑ってる私を部屋に入れるってことは…少しは疑いが晴れたってこと?」
「まさか。何故呼び出したか分からないんですか?」
そう言われ、やはり月子の頭には昨夜の出来事が思い浮かぶ。
まさか……変態行為を…?と考えていると鼻で笑う竜崎の声が聞こえた。

「月子さんは何か勘違いをしてませんか?
…その顔は昨夜の事を思い出してたんですね?」
「ち…違うわよ!」
図星をつかれて月子は顔を赤くする。
この男の前では、高貴な悪女を演じる事が何故か出来ない。
特に昨夜からおかしい、と自分で分かってはいたものの
その根本的な理由が分からないので、余計頭が混乱する。
竜崎はコーヒを一口啜ると、カップをソーサーの上に置いた。

「申し訳無いんですが、月子さん、貴女にはこの捜査から降りて頂きたい」
耳を疑うような言葉に月子は目を見開いて竜崎を凝視するが、
彼はそのまま表情を崩さず続けた。
「最初は貴女の推理力をお借りしようと思いましたが、
キラと疑っている以上、私も憶測でしか物事を見極められない。
それに月子さんに余り情報を与えすぎるのも如何なものかと思いまして。
貴女がキラである確立が0%にならない限り、こんな捜査を続けても無意味なんですよ」
「ちょっと…、待ってよ!今までだって一緒に推理して来たじゃない。
私の助言もあって、竜崎のキラ像に一歩近づいたこともあるじゃない!」
「…それもそうなんですが…。貴女をキラと疑う以上、
何が嘘なのか真実なのか見極め辛いんです。
もしかしたら、貴女は私を混乱に陥れようとしているだけかも知れませんからね。
それに―――」

坦々と言葉を続ける竜崎の口が止まる。
テーブルにある角砂糖を摘み上げると口へ放り投げた。
632チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:52:36 0
「最近の貴女は捜査以外に夢中になっている事がある。――違いますか?
おかしいと思ってましたが、
まさかあんな大胆な行動に出るとは思ってもいませんでした。
キラが女性なら一番に考え付く事だ。
目の前の煩わしい男を殺すには―――。
…私はチョコのように甘くは行きませんよ」

チョコのように〜のくだりは何か意味が違う気もするが…月子ははっと息を呑む。
何もかも見透かされているのか、この男に――。
いや、そのくらいは今日一日考えた結果、想定範囲内だ。
昨夜は油断していたが、今夜は竜崎の思惑通りにはさせない。

「…竜崎こそ勘違いをしているわ。
私はキラじゃないし、そんな風に思ってない。ただ―――好きなだけよ」
たった一言好き、と言うのに顔が真っ赤になる。
演技でもここまで恥ずかしいものなのか、と月子は思うが、
それが少しでも竜崎の気持ちを揺さぶってくれれば……と考える。
「…何故好きだと思うのかが理解出来ませんね」
竜崎はふてぶてしく言い捨てる。
まるで月子に興味が無いような言い方で、益々苛立ってくる。
(こんな男は初めてだわ……!!)

「それに昨夜セックスしますか?って聞いても嫌がったじゃないですか?」
どうやら、竜崎は大して女の扱いに慣れていない様子である。
恐らく女を抱いた事は何度かあるかも知れないが、恋愛経験は乏しいのだろう。
月子はananを読んでて良かった…、と安堵した。

「竜崎。幾ら好きな男性とでも…直ぐ…その…やるのって嫌なの。
大抵の女性はそうよ…。というか、そんな考えでは女性に嫌われるわよ」
「月子さん、言っておきますが私、生ぬるい恋愛は嫌いなんです。
別に嫌われても結構です。
そういうめんどくさい感情を仕事に持ち込んで来るなら、尚更降りて頂きたいですね」
633チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:54:15 0
(何なのよ…!この男は…!すっごくむかつくわ!
ああっ、頑張ってる私が馬鹿みたいじゃない!)
月子は殴りたくなるのを必死で堪え、竜崎の側に寄ると大きな瞳から涙を零してみせた。

「…酷い…。どうしてそんな酷い事ばかり言うの…?
私がどんな気持ちで…竜崎を想ってると思う?…昨日の事だって、とても怖かったの。
でも、竜崎も…もしかしたら私の事をって思って…勇気を出したのに」
「………」
月子は昨夜までの自分を捨てて、か弱く儚い女を演じてみせる。
これが本音、本当の私よ…と言わんばかりに大粒の涙を流した。

竜崎は再び角砂糖を口に含むと、いきなり月子の唇に口付けした。
細かい粒子がみるみる溶けて酷く甘い味が咥内へ広がり、唾液と混ざり合う。
「ん…っ…」
逃れようとする月子の頭を押さえつけ、
激しく唇を求めると、竜崎は唇を割って舌を差し入れた。
昨夜よりも激しいキスに月子は眩暈にも似た感覚を覚える。
砂糖の粒子はすっかり無くなったのに
執拗に長いキスが続き、涙が頬を伝い呼吸が覚束ない。
最後に月子の唇を一舐めすると、やっと解放してくれた竜崎は何故だか笑っていた。

「な…何考えてるのよ!」
「…月子さんの泣き顔を見ていたら興奮して来ました」
「は…はぁ!?…何言ってるのよ?私の…話しちゃんと聞いてたの!?」
「ああ。一応聞いてましたよ」
一応、と強調して言う竜崎に苛立ったが…まあ仕方ない。
月子は涙と唇に残る唾液を拭うと、真剣な面持ちで竜崎に言った。
634チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:56:08 0
「…お願い、私を恋愛対象として見て」
背後でリュークが笑っているが、シカトして続ける。
「もし、そういう気が無いならからかわないで…」
どんな憎ったらしい言葉が返ってくるのかと思いきや、竜崎は意外な事を言い出した。
「からかって来たのは月子さんの方だと思うんですが…。
そうですね、女性に対して失礼でした。すみません。
ですが、貴女の望むようには出来ません。――その変わり…条件があります」
(どうせ…ろくでもない無いことでしょ…)
月子は半ば諦めの表情を落とすと業とらしく「何かしら?」と首を傾げる。
竜崎は人差し指を咥えると、天井を見ながら呟いた。

「捜査を続ける変わりに…私とセックスをする。
それが、ここに残る条件です。嫌ならさっさと帰って下さい」
(なななな…!!!何言ってるのこの変態野郎は…!)
「りゅ…竜崎…私がさっき言った事覚えて無いの?…私は本気なのに…酷いわ」
「ですが…私は本気では有りませんから。
そもそも月子さんが本気で私を好きだなんて信じられませんよ。
言っておきますけど、私、地方妻がいるんです。
――ただ、日本にはいないので是非月子さんをと思い…」
地方妻?、と首を傾げる月子に竜崎は言葉を続ける。
「各国にセフレがいるって事です。意味分かりますよね…?」

セフレ…と聞いてananの記事を思い出す月子。
セックスフレンド…セックスするだけの関係……。
かぁっと顔が赤くなるのと同時に、月子は竜崎の頬を思い切り叩いた。
パシーン、と乾いた音が室内に響き渡る。
「最低…竜崎の変態!私をそんな風に見てたなんて信じられない!」
早口で捲くし立てると月子は立ち上がった。
別にセフレがいるのなんてどうでも良かったが、
自分もそういう対象でしか見られてないという事に腹が立つ。
そもそも…どこぞの女達と同じ風に扱って欲しくない。
部屋から立ち去ろうとする月子の細い腕を竜崎は強く引っ張った。
635チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 01:57:40 0
「…いきなりブツなんて酷いじゃないですか。
冗談ですよ?本気にしないで下さい。
姿を隠している探偵が各国で女なんて作る訳無いじゃないですか」
竜崎の平坦な言葉に呆気に取られる月子だが、直ぐに怒りが湧いてきた。
(やっぱり…私をからかって楽しんでるんだわ…!)
それに本気で怒って竜崎をぶってしまうなんて、どうかしている。

「竜崎。何でそんな嘘ばかり付くのよ。
貴方の言ってる事は何が本当か嘘なのか分からないわ」
少し落ち着いた月子はミルクティーを飲みながら、呆れた口調で呟いた。
竜崎は「私の言ってる事は全部嘘かも知れませんね」と意味深な言葉を吐くが、
突っ込むのも面倒なので月子はシカトする。

「それより…どうするか決めましたか?」
竜崎の言葉に押し黙る月子だが、もう覚悟はしていた。
捜査から外されたら、今までの苦労が水の泡だ。
何の為にFBIを殺したのか、何の為に監視の合間を縫って犯罪者を裁いたのか。
こんなに早く竜崎と親密になるとは思っていなかったし、丁度良い機会なのかも知れない。
月子は大きく息を吸うと、いじらしい表情で呟いた。

「………仕方が無いわ。…抱きたいなら好きにすれば?」
「月子さんならそう言うと思ってましたが、……何だか嫌そうな顔ですね。
もっと可愛く言えないんですか?」
「なっ…馬鹿じゃないの?」
「そうですか。残念ですね…。この話しは無かった事に…」
「っ!…分かったわよ!」
ここまで来てまだ物足りないのかこの男は…!
月子は腸が煮え繰り返る思いをしながらも、必死で堪えつつ気丈に演じる。
こいつの名前が分かったら一番苦しい方法で殺してやるわ…!、
と心中で叫びながら、艶っぽい表情で竜崎の方を見た。
636チョコレートは甘くない:2007/07/07(土) 02:00:55 0
「……お願い…、抱いて…」
潤んだ瞳と、僅かに染まる頬が酷く色っぽくそそられる。
竜崎は満足気に口角を上げると、ご褒美です、
と言ってテーブルの上にあったチョコレートを摘み上げ月子の口の中へ押し込んだ。
チョコごときで何がご褒美なのか。
益々小馬鹿にされているようで腹立たしい。
今は我慢よ…、と強く言い聞かせるもいつまで持つか分かったもんじゃ無い。

昨夜よりも大人の味がする、ほろ苦いビターチョコが月子の舌に蕩けたいった。


―――つづく

つーかanan買ってない無いんでそんな特集あるか知らないけど
あったような無かったような曖昧なとこです…
次からエロの予定です
637名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 02:23:10 O
>>636乙!GJ!
黒月子なのになんか可愛くて愛しいよ月子(*´Д`)
ギャグっぽい要素も入ってておもしろい
一生懸命勉強?する健気な月子かなりツボだwww
次からのエロも楽しみ(*´Д`)
638名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 06:49:02 0
管理人様、いつも神速乙ですー!
639名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 10:00:42 0
>>636
そんなとこでの寸止めヒドス
今日はメシも遊びもやめて続きを書けw

いやぁ・・・めっちゃいいです。たまらんー
640名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 13:53:03 0
>>636原作寄り月子(;´Д`)ハァハァです
641名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 20:14:51 0
静かで寂しいなー
早く続き読みたい〜
642名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 20:30:09 0
うん今日は静かだね。
首から下はだめーな月子さんとかお願い処女月子さんとか
チョコな処女黒月子さんとかお祭り月子さn(ry
続きが気になる小説てんこもりだよw
あと絵とかまんがもひさしぶりに見たいなー。
神々の降臨を待つか・・・。
643名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 20:46:04 0
>>642
わかるわかるー
ちなみに>お願い処女月子さんってのは何番のやつのこと?
644悪い子:2007/07/07(土) 22:55:50 0
誰もいないみたいなので、今のうちに短編投下します。
エロなし。白月子のつもり。
月子と竜崎の性格がちょっと崩壊してるので、
嫌な方は華麗にスルーして下さい。
大したものじゃないんで、暇つぶしにでも見てやって下さい。
645悪い子:2007/07/07(土) 22:57:46 0
床の上のパソコン、ベッド、ナイトテーブル。
そして―――床の上に転がっている男。

「竜崎…」

寝ているのだろうか?反応がない。
月子は男の側に歩み寄ると、顔を覗き込む。
「……やだ、可愛い…」
竜崎の寝顔はどこか幼くて、とても7歳も年上には見えない。
こんなチャンスはめったにない――そう思うと、竜崎の寝顔から目が離せなかった。
むくむくとわき上がる悪戯心。
我ながら幼稚だと思うが、止められない。
「ペン…ペンは……あ、あった」
起きたらどんな顔をするのか、考えただけで可笑しくて堪らない。
月子は自分のポケットからペンを取り出すと、おもむろに竜崎へ腕を伸ばした。
「ふっ……竜崎、私の」
私の勝ちよというより早く、月子の腕は竜崎に捉えられた。
646悪い子:2007/07/07(土) 22:58:47 0
「何してるんですか…」
「きゃああっ!!りゅ、竜崎!起きてたの!?」
持っていたペンが乾いた音をたてて床に落ちた。
「私の質問に答えて下さい。今、何しようとしてました?」
なんだか目つきが怖い。寝ているところを起こされて怒っているのだろうか。
「ご、ごめん。あの…その、何というか…ちょっと悪戯を…」
「悪戯?ああ、夜這いですか」
え!?今なんて―――。
腕を引き寄せられると月子の身体は床に押し倒され、一気に形勢が逆転する。
突然の展開に頭がついていかない。
「男の部屋に不法侵入とは……月子さんも結構大胆ですね」
「ご、誤解よ!そんなんじゃないわ!」
「照れなくていいです。私たちは付き合ってるんですから」
そう言うなり唇が重ねられた。
「…!」
角度を変えて、何度も口づけが続く。
「やぁ…りゅう…っ」
身を固くする月子の背中が、あやすように撫ぜられる。
逃げようとする唇は、顎を捉えて引き戻された。
「…っん、ん、」
滑り込んだ舌が絡みつく。
生温かく湿った感触に、月子の身体は甘く震えた――。
647悪い子:2007/07/07(土) 23:00:05 0
唇がゆっくりと離れ、身体が解放される。
恥ずかしくて竜崎と目をまともに合わせられない。
「まだまだお子様のくせに、男を誘うような真似しないで下さい」
飄々と言ってのけるその態度が、無性に腹立たしかった。
「勝手に発情したくせに……」
月子を見下ろす目が笑っている。
「こんなの発情した内に入りません。
それに、先に悪戯を仕掛けたのは月子さん、貴方ですよ?」
「悪戯ってそういう意味じゃないわよ!この変態!」

おわり
648名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 23:10:34 0
ちなみに月はLが7歳年上だとは知りませんでした。
649名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 23:41:57 0
>>647(;´Д`)ハァハァごちです!
650名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 23:50:50 0
神キターーーーー!!
いたずらっこな月子さんがカワイイよ
余裕たっぷりのLにも萌える(;´Д`)ハァハァ
乙でした!

>>643
お願い処女月子さんは>>501さんの小説を勝手にそう呼んでる
Lに抱いてとお願いする月子さんが可愛いからついw


651名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:42:43 0
>>650
ごめんすぐ書く。
652L、月子の髪を散髪する(L×月子):2007/07/08(日) 01:35:09 0
前スレの続き。レス番は忘れた。
長く間が開いてしまって申し訳ない。一応だが、やっと最後まで書ききったので
投下させてもらうことにする。直接のエロは結局なし。

いつだか待っててくれた人がいてくれたみたいなので、えーと…お待たせしました。


――シャキ、シャキ、シャキ、と鋏が鳴る。

まずは前髪。側面、後頭。
指で挟んで切り揃えるなどという事はせず、指先で適当に摘んだ一房を、立てた刃先でいきなり
パラパラと削ぎ落とされる。
それでも繰り返してみれば全体になんとなく整っているあたりは、やはり流石と言うべきだろうか。
Lがそれら一連の作業をしている間、月子は一言も発せず、ただLの指先を鏡越しに見つめ続けていた。
何か考え込んでいるようであり、また何かをじっと耐えているようでもあった。
押し黙ってただ時折瞬きをするだけの人形のようになってしまった月子に対して、Lもまたあえて
話し掛けることはなく、黙々と彼女の髪を整え続ける。
淀みなく動くLの指が耳に触れ、項を掻き上げた時も、月子は身動き一つしなかった。
沈黙が部屋を支配していた。

毛先を削ぎ、熱風を当て、適度に乾いた艶めく髪を、仕上げにブラシで梳る。
彼は全ての工程を完璧に、しかもわずか十数分の間にやってのけた。
出来栄えだって悪くない。むしろ腕の良い理容師の仕事と較べても差し支えない程だ。
しかし、鏡に映る整えられた自分の姿を見ても、月子は変わらず無言で無表情だった。
そしてそんな様子の月子を見つめるLもまた無表情であったが、彼は内心、少なからず不機嫌になっていた。


この後に及んで月子が傷ついていないなどとは、流石にLも思っていない。
キラ容疑者の扱いとしてどこまでが妥当であるかはともかくとして、今回の監禁が彼女らにとって
非常な無理を強いたのは事実だろう。
それに堪えきってようやく開放されたのだし、監視に抵抗さえしなければ接する態度くらいは多少
優しくしてやってもよかろうと、L自身思ってはいたのだ。
なによりこれから24時間一緒に生活しようという相手にマイナス感情ばかり向けられるのも都合が悪い。
だからこそ、彼女が喜びそうなアトラクションとしてLは散髪を申し出た。純然たる…とは言い難い
までも、とにかく好意は好意であった。
別に全身で歓喜してくれることを期待していた訳ではないが、この自分がわざわざここまで譲歩して、
慣れないサービスまでしてやっているのだからもう少し何かこう。
そもそも推理のアテが外れた自分だって結構いやかなり傷ついているのに。
そんな思いが、Lにはある。

――…面白くない……

彼は、幼稚で負けず嫌いな自分を自覚していた。
そして彼はもっぱらそれを忍耐で抑制するよりも、その性質と能力をそのままに活かす方法を
常に選択して生きてきた。
……つまるところLという人物は、必要に迫られない限り我慢というものを極力しない人間だった。
ストレスは可能な限りその場で発散するタイプだ。
そして今回もまた、そのように行動した。

月子の首に巻かれたケープとタオルをごく自然な動きで取り払ったLは、「終りました」という
言葉とともに、そのまま白い首筋に音をたててくちづけた。


気の強い彼女のことだ。
なにするのよ! と、怒鳴られるとLは思った。
そうでないなら、冷え切った瞳で見据えられ、拒絶の言葉を吐かれると思った。
そうでなければ、と、さらにLは考える。
……そうでなければ。
もし彼女が“今の夜神月子”ではなく、“53日前の夜神月子”であるならば。
きっと彼女は嫣然と微笑み、甘やかな恋人の声音を作って「ありがとう」と言っただろう。
Lは、そう推理した。
だが現実はそのいずれでもなかった。
彼が夜神月子の首筋に唇を触れたその瞬間。
彼女はビクリと硬直し、耳元までを赤く染め、そして哀しげにLを見て、一筋の涙を溢したのだった。
予想外の反応だった。


「すみません」
謝罪の言葉は、存外素直にこぼれ出た。
「そんなに嫌でしたか」
あくまで無表情のまま、抑揚のない口調で吐かれた台詞だったが、それが彼の常だった。
「もうしませんので、安心してください。どうしても必要と判断した時以外、私はあなたに触れません」
「いいえ、かまわないわ。……今のは、ちょっとびっくりしただけ…どうか、気にしないで」
彼女も知っているはずだった。Lの口調は滅多なことでは変わらない。
変わるとしたら、それは

「キラ捜査のためなんでしょう?」

全身の血が熱く凍る
キラであった、夜神月子を想う

「はい そうです」
と言った時、Lはこれから彼女と己に掛ける予定の手錠を、誰が何と言おうと決して外すまいと思った。


二人はバスルームを後にする。
大理石の床の上に、切り落とされた女の髪が残った。
裸の足に踏み散らされたそれを、映す対象を失った監視カメラが記録していた。
数時間の後には、それらは全て撤去され廃棄された。
在った跡すら残らなかった。



END.


この時期は結構擦れ違ってて、お互いその自覚があると面白いと思った。
その前(キラとL)がなんだかんだでツーカーしていたから特に。
657名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:53:16 0
>>652GJです(;´Д`)ハァハァ━━━━━━ !!
658ビライト:2007/07/08(日) 02:23:16 0
>>652様、夜中に乙です!
確かにキラとLって、腹の中で結構同じ事考えてましたよね(笑)
それだけにLは、白月子と黒月子の違いにすぐに気づいて、どっちが好きなんだろとか考えたら面白い。
それでもって、火口を確保して黒月子に戻った月子が、『あいつはどちらの私を抱いていたつもりだったのか』とか悩みだしたりしたらもっと面白いと思います。
白月子が好きなんだと思った月子たんは嫉妬して、L殺しちゃうんですよきっと・・・ハァハァ。
擦れ違いカップル、楽しかったです〜。

ラブいL月子流れの中なので恐縮ですが、ビライト第三弾が完成しました。
こそっと投下させて頂きますので、どうぞお楽しみ下さい。
659ビライトV@:2007/07/08(日) 02:24:32 0
「削除」
短い言葉と共に、赤く目を光らせた男が黒いノートにペンを走らせる。
「ウギィエ〜」
短い悲鳴が上がり、眼鏡をかけた小太りの男が床に倒れ伏した。
それらを遠巻きに見ていた信者達が、助けようともせずに殺した男を褒め称える。
「やっぱ魅上、目を持ってるからすぐ裁ける」
「コロセコロセ」
キラの代弁者と言う立場を悪用し、自分の評判を妨げる行為を繰り返した男が痙攣を起こして事切れる様を、ライトはワインを傾けながら鑑賞している。
「魅上、出目川を排除し新たな代弁者を立てるがいい」
「はい、すぐに高田 清美というアナウンサーを手配します」
 命令を受け頷くと、ライトが寝そべる寝台下に跪き、主に向かって懇願した。
「どうか私を、神の夜のお相手に・・・」
「私に寄り添うには、まだ早い・・・が」
拒絶されたと思って落ち込みかけた魅上だが、すぐに復活して次の言葉を待つ。
「お前が今まで相手にした女の数を言ってみろ。それによっては、考えてやらないでもない」
ライトの出した条件は質問でもあったため、魅上は答える義務があった。
魅上は答えるのを躊躇ったが、神へ虚偽を申し立てることも答えないという選択肢もなかったため、蚊の鳴くような声で言った。
「その・・・ありません」
ライトはそれを聞くなり、やはりな、という顔で言った。
「貧弱過ぎる、それではまだまだ経験不足だ」
「シシシ」
「ザマーザマー」
今のところ一番ライトから寵愛を受けている魅上がこき下ろされるのを見るのは楽しいのか、信者達が嘲笑う。
しかしその後すぐに、やっぱり魅上がライトの関心を集めていることを思い知った。
「経験豊富な女を何人か紹介してやる。テクニックを磨くがいい」
「あ・・・ありがたき・・・」
魅上からすればライト以外の女を抱くことなど論外だったが、神の特別な配慮に苦情を言うわけにもいかず、とりあえず礼を述べる。
「オオ?キラ様の女を」
「イイナ」
ライトがたまに女性も寵愛していることを知っている信者が、羨ましげな声を上げた。
660ビライトVA:2007/07/08(日) 02:26:23 0
「下がっていいぞ」
いつもなら命令にはすぐに従う魅上だが、今回は何故か動かない。緊張した面持ちで、思い切って口を開いた。
「・・・神」
「何だ?魅上」
「そ・・・その・・・神の・・・神のご褒美をまだ・・・」
あらん限りの勇気と度胸を総動員しての懇願に、信者達がいっせいに騒ぎ出す。
「オオ」
「ユウキ出してイッタな」
「チクショウ、ホシイホシイ」
「ナニモラウ魅上」
魅上の懇請に、信者達は興味津々の様子だった。
「そうだったな。私の何が欲しい?」
サイドテーブルに置かれていたパンを食べながら面白げに問うライトに、魅上は恐る恐ると言った態で答えた。
「か・・・神の液・・・染み 付いた・・・」
「オオオ」
「エキ!」
「シミ!」
魅上が願うご褒美の内容に、信者達は自分達も欲しいとばかりにテンションを上げていく。
「染みついたパ・・・パン・・・」
魅上の視線は、暑いせいで下着一枚の姿でいるライトの下半身に集中している。
「パ・・・」
「ウォーン」
「バカガーッ」
信者達が気持ちは解るが何と無謀なものを願うのかと、賞賛半分嘲笑半分で叫びだす。
661ビライトVB:2007/07/08(日) 02:28:08 0
だが。
「唾液の染みついたパンを・・・」
最終的に魅上が願った物を聞いて、信者達のテンションは一気に下降した。
「オッ?」
「カエタトチュウデ」
「ゼッタイカエタ」
「ヤッパアイツヘタレダ」
容赦のない罵倒が魅上に降り注ぐが、言った本人はそれとても大それたものを願ったと思っているのか、冷や汗を流している。
「私の為だけに信者(どれい)に作らせたこの極上のパンか・・・確かにこの食べかけのパンなら、唾液もついている・・・」
ギロリ、と美しく光る視線を突き刺された魅上は、蛇に睨まれた蛙のごとく凍りつく。
「わっ、うっ・・・」
神の機嫌を損ねたか、と怯えた魅上だが、どうやらそうではなかったらしい。ライトは無造作に、パンが乗っていた皿ごと床に放り投げた。
「いいだろう、くれてやる」
「うおーっ、ありがたき幸せーっ!」
滅多に騒ぐことのない魅上だが、神からの褒美が賜れたとあって常になく興奮し、投げ与えられたパンを慌てて手に取る。
「アイツモラッター」
「クッソー」
まさか本当に貰えるとは予想しなかった信者達は、驚きながらも悔しがる。
一心不乱にパンを食べつくした魅上がベッド上のライトを見上げると、ライトは面白そうに笑った。
「お前の忠犬ぶりは好きだけど、近くにおくにはまだまだだ」
「はァ・・・」
褒められたのかけなされたのか判らず、魅上は反応に困った。
信者達はそんな魅上を見て、ザマァみろなどと嘲った。
662ビライトVD:2007/07/08(日) 02:31:40 0
そんな魅上と信者達を見下ろしながら、ライトは言った。
「いいか、信者ども。このキラ王国のある日本に、反逆者が入ったかも知れない」
その言葉に信者達は、怒りを込めた声でざわめきだす。
「ギョッ」
「Lか?」
「コロセコロセ」
「このビルまで辿り着くことはないだろうが、より近づけずに顔を手に入れて来い」
「オオオ!」
ライトの命令に、信者達はかぜん張り切りだす。何しろもしLの顔を手に入れることに成功したら、唾液の染みついたパンどころか、直接口移しで貰えるのだ。
「通常の尾行などでは、もはや無理だ。己同士協議し合い、良案を出せ!
ビル内での協議は私の命じたものだけとする。外で協議するのは自由だ!賢くなれ!」
ライトの扇動に、信者達は手を挙げて答えた。
「オオオベンキョウ!」
「ベンキョウ!」
(L・・・SPK・・・それとも・・・この日本に入ってきたのが何者か解らないが、面白くなってきた)
ライトは楽しそうに唇の端を歪ませながら、床でライト以外の女性に童貞を捧げなくてはならないのかと苦悩する魅上を見下ろしていた。
☆終わり☆
最後のライトの信者扇動のセリフは少し無理がありましたが、それ以上は私の頭では無理でした・・・。
以上、変態魅上の巻きでした〜(爆)
663名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 03:57:18 0
>>662GJです
ぱんつホシイ(;´Д`)ハァハァ
未読で妄想したのと違うw
664名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 18:07:29 0
デスノ板(ィ反)で良いの来てたw
ttp://www.death-note.biz/note/src/1183881897170.gif
665名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 19:15:26 0
>>664パンチラ成分ぶそおおおおおく!w
666名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:42:21 0
>>664
すげー普通の女の子っぽいぜこの月子w
だがパンチラ成分不足は否めNEEEEEEEE!!w
667名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:43:50 0
>>662
GJ!!!!
楽しかったよ!!
やっぱこういう月子もかわゆすなぁ
668名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:02:29 0
>>664
何これ!可愛すぎる!!
ちゃんと月子になってる!すごいなぁ。
こう、絵でこられるとインパクトあるなぁ。
作者の人がこのスレ見て作ったんなら面白いのにw
これってライトのパーツにデスノの女性キャラ(高田とか)のパーツを
合体させてるんだろうか…。
5コマ目の月子が可愛い。
いつもは読み専門なんですが、テンション上がって書いてしまいました。
人少なそうなので投下します。
L×白月子(というよりL←月子)エロなし。エロ書けなくてすみません…。
ただ月子がかなり乙女化しているのでご注意ください。


――絶対にないと思った。

変人で、ギョロ目で顔色悪くて、猫背で髪もぼさぼさ。
二枚目とは程遠いキモメンだし、どう見てもユニクロだし。
非常識で自分勝手で、大嘘つきで、盗撮・盗聴・監禁と何でもありで、
そのくせ、私のことを大量殺人犯などと疑ってきて…

――絶対にないと思った。
こんな奴好きになるなんて、絶対に…。

「ちょっともー…お菓子のカス散らかさないでよ!あ!またほったらして!ゴミはゴミ箱に捨てる!」
「……お母さんですか」
「竜崎の母親なんて絶対に願い下げ!」
「…では、放っておいてください。さっきからまるで小姑ですよ」
「じゃあその生活態度改めなさい!」

月子と竜崎の手錠生活が始まって1ヶ月。
月子は竜崎の唖然とさせられる生活習慣にいちいちつっかかり、
まるで母と駄目息子、もしくは妻と駄目亭主のような関係を築きつつあった。
元来、人に干渉したがるタイプではないはずだった。
それなのに何故放っておくことができないのか、月子自身にもわからないでいた。

「月子〜!もう!竜崎にばっか絡んでないで、ミサにかまってよ〜」
ミサの部屋で大きめのソファに月子、竜崎とミサが向かい合って座っている。
一応月子(竜崎つき)とミサのおうちデート中(ミサ談)である。
「私のことは気にしないでください」
と言う竜崎を、一睨みしたミサだったが、
「見て見て月子!このネイル、色がきれいでつい買っちゃった!手出して!ミサがやったげる!」
「えーちょっと派手じゃない?」
完全に竜崎を蚊帳の外に出し、女同士ではしゃぎ始めた。
ミサと話しながらも、月子は時折竜崎の方へつい視線を向けてしまう。
竜崎は月子達に見向きもせず、角砂糖を積み上げながら一点を見つめている。

「ミサミサ!そろそろ撮影に行く時間だよ!」
突然扉が開かれ、松田が顔を出した。
「げっ、もうそんな時間?!やだなー…じゃ月子、ミサ行くけど十分気をつけるんだよ」
「何が?」
「決まってるじゃない。ほらこの…」
ミサが竜崎の方へ顔を向け、初めて気づく。
「あれ…竜崎、寝てる…?」
ソファの上の竜崎は、膝を曲げたいつもの座り方で瞼を閉じている。

「やだ!よく寝れるわね〜、こんな体勢で」
ミサが面白がって覗き込む。
「なんか…充電中って感じだね」
松田も笑う。
本当は月子は少し前から気づいていたのだけれど。
「ていうか新種の生物みたい。竜崎が宇宙人だっていっても驚かないかも」
ミサの言葉に月子も吹き出す。
「糖分がエネルギーの宇宙人なわけね」
「そうそう!きっと砂糖でできた星の生まれで、糖分切れると溶けちゃうの」
本人を目の前にして、変な設定までつけ加えられた。

「…月子、こいつには変なことされないようにね。絶対変態なんだから!」
「大丈夫よ」
苦笑する月子に、ミサは一層勢い込んで捲くし立てる。
「何が大丈夫なの!!月子は無防備すぎ!絶対下心あるんだから!
こんな美少女と手錠でずっと一緒なんて、変態以外の何者でもないもん!」
酷い言われようだが、正論である。
「僕が2人いれば、月子ちゃんも守ってあげられるのになぁ」
松田が聞いていないのに、恐ろしい程どうでもいいことを言う。
視線だけを天井に向け、月子がポツリと言う。
「…でも竜崎はそんなに悪い人じゃないし」
月子もこの生活を始めた頃は恐かった。
でもこの一ヶ月で何となく気づいたのだ。
竜崎がどうしようもない孤独を抱えていることに。
時々母親に甘えられない子どもみたいな表情をすることに。

「えぇ!こんなひどいことされてんのに、悪くないなんて言うの!?」
ミサが声を張り上げる。
「そりゃ腹は立つけど…私とミサをキラだと言い張るし。
でもだからこそ、きっと竜崎は何もしない。
…キラだと思ってる女に手を出したり…好きになったりしないでしょ?」
自分で言いながら、何故か月子は胸が苦しくなってきてしまう。
悲しげな顔の月子を見てミサが何かを察知する。

「……月子…まさかと思うけど…一応聞くけど……
竜崎のこと…好きになった…とかないよ…ね?」

「…………は?」
一瞬月子の思考が止まる。
「違うよね?!月子!まさかよね!こんなの!ありえないよね?!」
「ななっ…何言ってるのよ!ミサ!ないわよ!」
赤面して明らかに動揺する月子にミサがさらに動揺する。
「やだやだ!絶対やだからね!月子!」
「つ、月子ちゃん!まさか!そうなの!?」
松田まで動揺する。
「だからっ!違うったら!!」
3人揃ってパニック状態だ。
「もう!ミサ、ほら仕事に行く時間よ?」
一刻も早くこの話題を終わらせたい月子はミサを扉へ誘導する。
「月子〜!そんな変態、ほんとにやめてよねっ…」
廊下に出てもミサは、まだ月子の方を振り返りながら叫んでいる。

「はぁ〜…」
扉を締めてため息をつく。顔が熱い。
「まったく騒々しい人ですね…」
静かになった部屋にテンション低めの声が響く。
「ひゃっ!竜崎っ!…お、起きてたの?!」
「あれだけ騒がしければ誰だって起きますよ」
竜崎は若干不機嫌そうに爪をかむ。
「…き、聞いてた…の?」
「あれ、月子さん、ドーナツ残してますよ。いらないんですか?」
話が噛み合っていない。
「…っ、勘違いしないでね!ミサの勝手な思いこみだから!」
「…何がですか?」
「だからっ…さっきミサが言ったこと…」
「私が宇宙人てことですか?」
「それじゃないっ!」
間髪入れず突っ込んだ月子だが、ハッとした。
その会話を聞いているという事は…

「好きじゃないからね!全っ然タイプじゃないし、正直ありえないから!」
焦った月子はつい声を荒げてしまい、言い過ぎたと後悔した。
「…大丈夫です。わかっていますよ。私だってキラなんて御免です」
「!!」
竜崎は一口目のドーナツを口にしながら、あくまで冷静に淡々と言う。
それが余計に言葉の切っ先を鋭くし、月子の心に突き刺さった。
一瞬の沈黙の後、
「…っらぃよ…」
月子の口から微かに漏れた声に、竜崎が顔を上げる。
「…大っ嫌いよ!竜崎なんてだいっっきらい!!」

普段の月子ならキラと言われても、論理的に言い返していたのだが今回は違った。
少し驚いた竜崎だったが、いつものように飄々と言ってのける。
「…そうですか。私は結構好きですよ」
「…っ!!」
月子の顔がみるみる赤く染まっていく。

月子はわかっていた。
キラなど御免と言った言葉と矛盾していることも、彼が嘘つきなことも…。
それでも竜崎の口から出た“好き”という言葉の力は絶大だった。
真っ赤になって黙る月子を見て、これ程の反応が返ってくると思わなかった竜崎は一瞬目を見開く。
月子は恥ずかしさに耐えきれなくなり、竜崎に背を向け、
「ちょ、月子さんっ!?」
扉を開けて走り出した。当然手錠はつけたままで…。
引っ張られた竜崎だが、すぐバランスを立て直し月子の後を追う。

「ついてこないでっ!!」
「…いや、無理です。私だってついていきたいわけじゃないんですが…」
どう頑張っても竜崎との差が開くわけもなく…
痺れをきらした竜崎が鎖を掴み、走る月子を引き戻す。
それでも顔を見られたくなくて、月子は顔を伏せてしゃがみこむ。

「月子さん、一体どうしたんですか。あなたらしくない」
そう、いつも聡明な月子らしくない。
「…竜崎が私の何を知ってるていうのよっ!」
竜崎が顔を背けたままの月子の横に来て、同じ高さまでしゃがむ。
「月子さん、からかって悪かったです。
私のことは大嫌いで構いませんから、拗ねないでください」
頬を紅潮させ少し涙目の月子が顔をあげる。
「…自分でもわからないの。何故私はこんなに怒ってるのかわかる?」
自分のことなのに相手に聞く滅茶苦茶な月子に
「……ドーナツとったから、ですか?」
「それは違う」
さらに滅茶苦茶的外れな回答をする竜崎。
一気に脱力してしまった月子に、はい、と竜崎が手をさしのべる。
立てという合図だと気づき、月子が手を乗せると一気に引き上げられる。
竜崎の手の冷たさが伝わり、何故か胸の鼓動が早くなる。
顔を上げると近くにある竜崎の顔と目が合って…

「…!」
―――ドクン

…気づいてしまった。

いつもだらしない竜崎につい口出ししまうのも
気づいたら目で追っているのも
寂しげで孤独な横顔が気になってしまうのも
自分をキラとしてしか見てくれないことに、悲しくなってしまうのも
好きだと言われてこんなに動揺してしまうのも…

みんな理由は一つで…
――私、竜崎のこと好きなの……?
一度気づくと、堰を切ったように想いが溢れてきて止められなくなった。

――好き、竜崎が好き…

「月子さん?」
竜崎が突然固まってしまった月子へ、心配そうに声をかける。
月子は反射的に目を逸らしてしまう。

――好き
どうしよう。止まらないよ。

「…ごめんなさい。もう大丈夫だから!」
月子が竜崎の手をふりほどく。
「何なら新しいドーナツをワタリな持ってこさせますから」
(だからドーナツのことで怒ってるんじゃないって!)
でもそんなズレた所も今の月子には愛しくて。

ミサ、ごめんね。
――好きなの

頬をうっすら桃色に染めた月子が、身長差のある竜崎を見上げる。
「…新しいのはいらないから…竜崎の食べかけのドーナツ、半分こにして?」
「食べかけでいいんですか…?」
不思議そうな竜崎に、月子はにっこり微笑んだ。

――竜崎が好き…大好き

――絶対にないと思った
こんな奴好きになるなんて、絶対にないと思ったのに…

早鐘のような胸の鼓動もこの想いも、もう止まらない―――
以上、失礼しました。

月子が自分の気持ちに気づく瞬間をこっ恥ずかしい少女漫画風にしてみたので、月子のキャラがおかしいです。
エスパー並みに勘のいいLなんですが、こっちの方は疎いということにしてます。
678名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:09:14 O
>>677ちょ、月子可愛すぎwwwwwフイタwwwww
GJ!甘甘なL月子大好きだ
いいねー、この二人ならそのうち真の夫婦になれそう
679名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:15:43 0
>>677
GJw月子テラカワユスwww
これは萌えた
680名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:16:17 0
GJ!
これで黒月子に戻ったらどうなるのか…って思ったよ
甘いのに月子の気持ちが切なくて良かった!

それにしてもみんな文章上手いよね
すげ〜と思う

ちょっと子ネタ

魅上「…神、愛しています。
こんな私で宜しければ、ご一緒に寝ても宜しいですか?
いや…神…。あなたを…美しいあなたを…抱きた」
月子「はぁ?冗談言わないでよ、魅上。何で私があんたと寝なくちゃいけないの?
せめて脱童貞してからにしてよね」
魅上「………。申し訳ありません…orz」
月子「下僕の癖にずうずうしい男ね」

L「もしかしたら私、月子さんの事好きかも知れません。
…抱いてみてもいいですか?…いや、あなたとセックスがしたい」
月子「はぁ!?な、何言ってるの!この変態!
そんなの無理に決まってるじゃない!絶対嫌よ!!」
L「そうですか。それは残念ですね」
月子「…馬鹿っ…。いきなり変なこと言わないでよ!」

月子のイメージ・・・魅上は下僕なので本気で嫌がりそうだが、
(しかも小馬鹿にしてそう。
そして利用するだけしてポイ、というかなり黒〜い月子のイメージ)
Lにはまんざらでも無さそうな感じ 顔を真っ赤にしてそう
Lに対して月子はツンデレっぽい
681名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:22:42 0
>>677
うわー!なにこの胸のときめき!ww
読んでて妙にどきどきしてしまったよw
いいねーリリカルなL月子!GJ!
読み専なんてもったいないよ〜また投下してくれると嬉しい
682名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:30:31 0
>>680
魅上報われねぇ!w

処女月子に対して実はノリノリのLが在るのだから、照月子でそれをやってみたら
どうだろう?
童貞魅上をノリノリで揶揄う月子……ダメかもorz
683名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:33:35 0
リロり忘れorz
>>680
あー確かにそんな感じだ黒月子w
自分の中では黒月子は魅上にはかなり冷たい女王様だけど
魅上は下僕で真性Mだからそれでも悦びを感じてるイメージw
で、Lにはからかわれてばかりだけどまんざらでもない黒月子
「Lは自分(キラ)のことだけ考えてればいい」とか思ってそうw
684名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:34:29 O
黒月子に戻ったら白月子の時の微笑ましさが一転して
殺伐もしくは切なくなるだろうね
Lが好きな白月子より、黒月子が勝ってしまった場合
月子は偽りの愛を演じながらLをおとしめて計画通りの殺伐
逆に白月子の想いが強く黒月子の中に残ってしまった場合
感情を押し殺そうとしつつも想いを止められず苦しむ月子だが
新世界を創るにはLを愛するなんてあってはならず…
愛した男を自ら葬り去り、言いようの無い悲しみと後悔に襲われて
独り涙を流す月子

どっちも萌えるなーひとりで二度おいしい月子(*´Д`)
685名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:36:23 0
>>677ごちですごちですGJ(;´Д`)ハァハァ
>>680(*´Д`)ハァハァお二人ともすてきな夜をありがとうです

首から上だけ〜書こうと思ってたんですが、何で処女嫌いなのかなーってのがすっきり繋がって
ずっとその妄想してたんで、あまり進んでいませんが豆乳
なにか>677とのシンクロニシティを感じつつ
686手錠:2007/07/09(月) 01:37:53 0
「…という訳で月子さんと手錠生活をする事になりました。他の捜査員の方には後ほど」
竜崎が淡々と言い終わると、夜神局長は卒倒寸前であった。
口をぱくぱくと金魚のように開け閉めする。
ミサも横で唖然として、同じ言葉を小さく繰り返している。
「…へんたい…へんたい…へんたい…」
「月子…それでいいのか!?」
夜神が唾を飛ばした。
「お父さん、大丈夫よ。竜崎は…私とは…そのセックスしないわ…」
月子の語尾が段々小さくなる。
夜神局長は余計にショックを受けた様子で顔を強張らせた。
「はい。私、実はカソリックなんです」
竜崎が飄々と言ってのけた。
月子は驚いて竜崎の横顔を見つめた。
「そうだったの?」
「ええ、そうです。だから正式な結婚を済ませない限り、妻ではありませんし。寝床を共にしても妻以外とはしません…」
竜崎は言葉を切った。
「が、やはり手錠は止めますか。私も、風呂に一人で入れないのは辛いです。トイレだって…人間としての尊厳が…」
珍しく迷うようにブツブツと呟く。
「何言ってるの。さっさとかけるわよ」
月子は竜崎の腕を握る。
「あ」
月子は細い癖に固い腕の感触に赤面しつつ手錠を打ち下ろした。
ガチャリと金属的な音が響く。
すぐに自分の左腕に反対側の手錠を打ち下ろす。
「月子さん…」
呆れたように竜崎が月子を見た。
「で、竜崎、鍵は?」
思いついたように月子が訊いた。
「あります…」
「どこに?誰に管理して貰うの?」
「…お魚さんに…ですかね…」
踞った竜崎が、どんよりと目の下のクマを濃くしながら、組んだ腕に頬を乗せた。
687手錠:2007/07/09(月) 01:39:33 0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
月子は不機嫌そうに、眉間に皺を寄せそっぽを向いた。
「何で鍵のこと、先に言わないのよ。海に捨てるなんて…」
じょろろろーと放尿しながら竜崎が答える。
「あなたの無鉄砲さには呆れました…かける前に普通、考えますよ…」
「何で、こんな頑丈な物にしたのよ…」
「NASA開発の超合金といったら、少年の夢ですからね。まあ、しちゃったものは、良いじゃないですか」
竜崎はごそごそと身支度を整えると出ていこうとする。
「…ちょっと」
「はい?」
呼び止められた竜崎が伸びた鎖を垂らして戻ってきた。
月子は床に付かないように鎖を手繰り寄せる。
「あなたも出しときますか。男性用ですが」
「違うわよ…手、洗ってよ」
少し恥ずかしそうに眉を顰める。
「別に汚くありません」
竜崎は手を嗅いで見せた。
月子は般若の形相で竜崎を睨んだ。
「あ ら え」
初めて聞くドスの利いた声が白いトイレ中に響き渡った。
竜崎は目を剥いた・・・。
(女性、いや夜神月子を恐ろしいと思ったのはこれが…何回目でしたっけ?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
688手錠:2007/07/09(月) 01:40:55 0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ちょっとっ!竜崎、何してんのよ!」
月子の怒声が寝室に響いた。
ベッドに寝転び、腹の上でスナック菓子の袋を開けようとしていた竜崎は驚いたように目を飛び出させた。
「…あ!」
竜崎が反応するより早く、鎖を鳴らして月子がスナック菓子を奪い取った。
「どうもベッドに甘ったるい匂いがこもってると思ったわ!ふん!」
月子は菓子をサイドボードの引き出しに入れ、勢いよく閉めた。
「私の唯一の楽しみを…」
竜崎は恨みがましく甘いスナック菓子の箱を目で追った。
「何が!?それより歯、磨きなさいよ。汚いわ。今日は大丈夫だけど」
竜崎はしょんぼりと起きあがり、体育座りで座り込んだ。
なんとなく恨みがましい目で月子を見る。
「月子さん、悪魔のようだって言われませんか?」
月子は聖母のような笑みを浮かべた。
「やぁね、竜崎は。みんなは私の事を天使みたいだって言うわよ?」
竜崎は諦めたようにブツブツと文句を呟きながら唇をいじりだした。
「全く、他の人はどうして…そんなに鈍感なんでしょうね…全く、バカばかりです…」
指が苛々と早くなり、突然月子を振り向くと目を見開いた。
「月子さん、責任取ってもらえますか」
「えっ。何の」
驚く月子に竜崎が覆い被さった。
月子が真下から見上げるせいで、普段は見えない竜崎の額が全開だ。
「口寂しいんですよ」
いつもよりとろんとした目つきで竜崎が囁く。
「な…何言って…ん…んんっ」
焦る月子の顔を両手で固定すると、竜崎は唇を重ねた。
鎖がガチャガチャとやかましい音を立てる。
舌先を押し込んで唇の内側を焦らすように舐めていく。
「……っ……んんっ」
月子がくぐもった呻き声を上げた。
舌の差込を浅くし、唇を挟んで啄むように表面の刺激を楽しむ。
689手錠:2007/07/09(月) 01:41:35 0
「口…寂しいん…です」
「っ…何…何…言ってんのよ…ふっ」
舌先で月子の唇を舐める。
耳を撫でながら、唇の端から吸い付くようにして移動しながら唇を重ねる。
ついでに顔にもキスしていく。
月子は薄目で竜崎を見つめ、段々とうっとりとした表情になってきた。
竜崎がしつこくキスし続け、やっと唇を離すと舌なめずりをした。
「まあまあですね。何か…気持ちよさそうですね、月子さん?」
「う…」
意識の戻ってきた月子が竜崎を見る。
竜崎はのそのそとベッドの隣に移動し、布団に潜ると背を向けた。
「…Good night.」
「竜崎?」
起き上がって様子を窺うと、規則的な呼吸が聞こえてくる。
「……どっちが…っ」
月子は布団に潜り込むと背を向けた。
真似するように苛々と指で唇を弄ると、さっきのキスの記憶がぶり返して悶々とする。
その夜、月子はなかなか寝付けなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
690手錠:2007/07/09(月) 01:43:52 0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ねえ、どっちかが、そのセックスをしてって言って、勝負が決まったらどうするの?」
月子は竜崎の右隣でソファーに座り、もじもじと指を動かす。
「…ああ」
竜崎が思い出した、というようにわざとらしく上を見てから月子に目を向けた。
「それは、その時のお楽しみですね」
「何、それ。ルールなんだからはっきりさせないと」
月子はくっきりと見開かれた薄茶の瞳で竜崎を見据える。。
「勝った方の言うことを聞く、でいんじゃないですか」
つまらなさそうに竜崎はケーキにフォークを突き刺した。
「…そうね。何か王様ゲームみたいだけど。それで良いわね」
月子は納得したという様子でテーブルを向いて、紅茶を取るとぐるぐると掻き混ぜる。
「…で、竜崎は勝ったらどうするの?」
「そうですね…。ヤっちゃいますか」
キロリと大きな目を月子に向けた。
「でもっ、結婚しないとしないんじゃなかったっけ」
月子は可愛らしく頬を染めて聞き返す。
「ああ…そうですね。じゃあ手錠を切って部屋に戻ってもらいますか。ちょっと手間ですが…」
竜崎は大きな苺を口へ押し込むと満足そうに口を動かした。
「で、月子さんに私が求めた場合、月子さんはどうするんですか?」
「えっ!」
慌てた月子が紅茶のスプーンを落とした。
「それは…その時のお楽しみね!」
拾おうとした月子に竜崎がのしかかった。
「言っときますけど、私は寝ませんよ」
指先を月子の長い髪に突っ込んで斜めに顔を近づける。
「ん…」
存外尖った鼻をぶつけながら唇にしつこく押しつけ吸い付くようなキスを何度もする。
「ね…竜崎…まだ…?」
「まだ…です」
691手錠:2007/07/09(月) 01:45:24 0
頬を紅潮させた月子は、顔を背けた。
「長いよ。擦り剥けちゃう」
竜崎が月子の顎を軽く掴んで正面を向かせる。
「舌入れますか」
月子の目が少し潤んだ。
「嫌よ」
「何かそんな感じしないんですけど」
舌先で唇を舐めていく。
「竜崎さ…いつも矛盾してない?」
顔を抱え月子の開いた唇を挟む。
「矛盾してないですよ。別にルール違反じゃないですからね、入れますよ」
「…んっ…ふ……んんっ」
柔らかい唇に入り込んだ竜崎の舌が、焦らすように刺激を加える。
月子の頬が紅く染まり、くぐもった声が響く。
「んん…」
竜崎が唇を離した。
「痛いです」
月子は無意識に白い服の上から腕を握りしめていた。
「ごめんなさい…」
「こういう時は」
吐き出すように言いながら月子の手を取ると、一瞬指に口付けた。
月子が驚いて目を瞠る。
「別にルール違反じゃないです」
竜崎は不満そうに言って、自分の首へ月子の手を乗せた。
「首に腕を回すもんです。じゃ続きです」
「わかったわ…」
月子は言われた通り、細い腕を竜崎の首に巻き付け、また甘いキスにとろかされていった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つづくますOrz

>>420の続きということで
こいつらキスしかしてないな・・・
692名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 01:58:10 0
>>682
>>処女月子に対して実はノリノリのLが在るのだから、照月子でそれをやってみたら

童貞魅上に対し、表面は優しい聖母、あるいは冷徹な主を装いながらも
年上の下僕を一から(自分好みに)教育する事に内心興奮を覚える月子
……私は普通に萌えました。だ、誰かこのネタで小説を…orz

>>686
熟年夫婦のような慣れた関係と、ラブコメ的な掛け合いの良さと、
ラブラブっぷりの裏にある切なさ……相変わらずお見事です。
しかしこの二人がキス以上の関係になる日はくるのでしょうか。
693名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:00:59 0
>>692上記いいですね。私脳内では無理ですが是非読みたい
神様よろ
694名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:11:55 0
>>684
どっちも萌えるなー
月子は白黒どっちが勝つかで印象が真逆になるよね

原作を月子変換して読むと、自分的にはこんな印象だった
黒月子に戻った時にも白月子の想いは残ってるんだけど
自分はLなんか好きじゃない、ただの錯覚だ と結論づけて思い悩む事もなくL殺害
Lの最期を目の当たりにして何か壊れたような感覚に襲われるけど
それが何なのかはまだ気付かない
最大の邪魔者を消して望んだ新世界まであと一歩だというのに
Lがいなくなってからどこか退屈で、世界は薄い膜を隔てたように曖昧
ニアメロ登場で少しは面白くなってきたけど、Lの時のような高揚感はなく
どれだけ自分を愛している相手でも、手駒として不必要になれば切り捨てるのに感慨もない
そうやって誰にも心を許さず自分から切り捨て続けて、ずっと独りだった月子が
最後の最後に自分がLを愛していた事に気付いて愕然とする
Lを殺した時に一緒に壊したのは『夜神月子』だったという事にもやっと気付くけど
全てが手遅れで、絶望の中息を引き取る月子

最期の哀れさは月でも月子でも変わらなかった…orz
695名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:21:30 0
>>694
>>どれだけ自分を愛している相手でも、手駒として不必要になれば切り捨てるのに感慨もない

ええ私が原作を月子変換した時も、概ねそんな感じで。
(個人的には最後の最後までLへの愛に気づかないというのも切なくて良いのですが)
そんな彼女が魅上だけ「これから先もお前だけは残してやる」と考えた事について
あれこれ妄想せずにはいられない今日この頃。
696名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:23:30 0
>>691
乙です!
キスだけなのにエロティックな描写がスゴス
深夜になってからの萌え投下にハァハァです
続き楽しみにしてます!
697名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:38:16 0
>>691
GJ!
赤面したりする月子がかわいい〜。
甘々なのもいいな。続きが楽しみ!

>>694
自分もそんな感じだった>原作月子変換

魅上を残してやると考えたのは、便利な目だからというのと
自分が神であり続けるためなのかなーと。
人間の位置には決して落ちてこずに、神であること、
一人の人間としての幸せを望まないための戒めみたいな。
だから月子と魅上は死ぬまで神と崇拝者の関係を崩さない感じ。
前スレの小説であった、Lの子供を産み続ける月子とただ傍に居続ける魅上
っていうのが自分の中での二人のイメージかも。
698名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 02:58:12 0
先日放送された怪奇大作戦のリメイク第1話が月子っぽかったです
ろくに内容見てないんですがw
699名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 03:21:02 0
管理人さん超神速おちゅです。さすが神

アニメの月は、よく犯罪者が「止めて欲しかった」と逮捕後言うような感じがあります。
一面の正義とはいえ、キラを止めて欲しかったというような。
威厳と愛情を持って「お ま え は 間 違 う と る」と誰かに言って欲しかったような。
マンガ的事情により軽々と世の法のくびきさえ飛び越えた月を、誰かが大きな壁になって、真人間に戻してあげなければならなかったのではないかと思います。
その役は、普通夜神パパくらいで事足りるんですが、超絶マンガ的事情によりLが任命され、
気が付いたら幼稚な負けず嫌いの鍔迫り合いになっていたという印象です。
でも、鍔迫り合い萌え〜

生き残ってオトナになってくれる月子さんの方が私的に幸せなんで、いつもそれで妄想するんですが
髪カット投下を読むと、監禁について月子あっさりしすぎだよなーとも思ったり・・・
まあ、皆監禁についてはあっさり描かれているのでいいかなと、
700名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 04:23:14 0
>>692
その設定もだけど、照月子をやりたいけど此処はL月子を望む声の方が圧倒的に多いから
書くのでさえ躊躇われる…
自分は読みたいんだけど投下も少ないよね。
ビライトでハァハァする日々ですw

>>697
>>Lの子供を産み続ける月子とただ傍に居続ける魅上
これはL月子派には神作品。照月子派には切ない作品。
全力で神小説だと思った。
701名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 04:35:20 0
>>700いや、おれは読みたいぞー
魅上月子どーんと(*´Д`)ハァハァ
702名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 08:45:20 0
照は生理的にキモイから受け付けない
703名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 09:45:43 0
相手がLだけでなく松田も照もリュークも読みたいぞ
色んな月子を読みたい
704名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 09:55:02 O
照が意外に経験豊富で月子を翻弄させるってのも良いかもしれない
月子はげぼくにしたくて堪らないのに、なかなか思うように行かず…
照は月子に対して普段は忠誠心の塊なんだけど夜は何故か立場が逆転、みたいな
需要無いか……?
705名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:16:31 O
>>704
昼夜立場逆転する月子照禿げ萌え
706名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:30:12 0
>>704
それならちょっと読んでみたいかも。
707名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:30:26 0
>>704
お待ちしています
708名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 10:35:22 0
普段下僕扱いして女王のように傅かれてるのに(読める?)
夜に逆転して組み敷かれた月ちゃんて超萌え
709名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 11:04:26 O
いや、自分小説書けないんで…どなたか頼む
710名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 11:11:36 0
>>708
それわかる。
前に魅上の誕生日を祝う月子の短編書いてくれた職人さんがいたけど、
あれ好きだった。
死神の眼を発動すると強気になる照w
このスレで見た気がしたけど、違ったっけ…?
711名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 11:37:18 0
照の脱童貞の相手は月子なんだけど
その後のレベルアップが早すぎて、数ヶ月後には夜の下克上を果たす
というのが個人的理想かも。
もちろん昼夜問わず月子に奉仕する関係というのもストイックで萌えですが。
712名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 14:39:40 0
月子はLには処女を捧げて、その身体で魅上からは童貞を奪うわけですねw
なんかすごいw
月子、恐ろしい子……!
713700:2007/07/09(月) 20:33:13 0
結構、照月子も需要あるようで良かったですw
>>702さんのような方もいるのだと分かりましたし。

『昼夜逆転照月子』は自分も好きなシチュです。
昼は主従、夜は恋人…と色々と楽しめる二人なので面白いですよね。
>>710さんの仰ってる話は私が書きましたw
ああいうのでも宜しいのでしたら書いてみます。
基本は下僕だけど、ベッドの上でだけは下剋上を許される…そんな話をw
精神的に月子上位の照月子というシチュも自分は好きですがw

Lとは普通にライバルで、魅上とが初めて…というのは流石に無理あるでしょうか?
身持ちの堅かった月子が初めて心を許せる者として、自らが選んだ魅上に身体も許す…
というような感じで。
714名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 20:51:03 0
>Lとは普通にライバルで、魅上とが初めて
個人的には死ぬほどイヤだけど需要はあるんじゃない?
意外にも照月好きな人いるじゃん。
女王萌えしない自分にとっては鬼門
715名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 20:56:17 0
極端な高飛車とありえないキャラ崩壊は嫌だ。
716名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 20:59:05 0
何にでも萌えられる自分は勝ち組w
717名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:03:39 0
>>712
私はL月子も照月子も好き……というか、同じCPだけだとマンネリ化してきますので
(極端なキャラ崩壊が無い限り)色んな作品を見たいという気持ちがありますので是非。

また「魅上とが初めて」ですが
Lと月子は「性別を超越した関係」にすれば問題ないと思うのですが
むしろ2009/12/7から始まる高田(男)×月子の関係を
どうやって回避するか(またはそれ以前にどうやって関係を持つか)
魅上童貞説を採る場合、初めて同士をどうやってエロにもっていくか
この二つがネックではないかと。
718名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:07:06 0
あ・・・よかった照駄目な人他にもいるんだな。
月子カワイイのに照キモス
怖いもの見てる感覚・・・月に近づくなって感じ。

でも需要もあるわけか・・・。
719名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:16:28 0
私もL月子好きだけど、別にL月子限定のスレじゃないからね
L月子嫌いな人だっているかもしれないし、月子ミサの百合萌えの人もいるかもしれないし
自分は魅上も好きなんだけど、どうしても魅上月子はギャグになってしまうw
好青年でお坊ちゃん名感じの高田(男)も見たいんだけど、やはり元のキャラを変えてる分、難しいのかもね

極端な話、女の武器を一切使わず、男なんてくだらないわと
誰とも寝ないし、誰も好きにならない、頭脳だけを武器に生きる
知的クールビューティーな月子でもありなんじゃないすか?
720名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:19:35 0
自分もL月子も照月子も両方いけるクチだけど
照月子で「魅上が初めて」は高田(男)がいる以上難しそう・・・
高田(あるいはL)が初めてだけど、その時とは全然感じ方が違う、とかの方が
すんなりいけそうな気もするんだけど、やっぱり初めてというのが肝なのかな?
でも大変そうな反面腕の見せ所でもあるかもw 神の手腕に期待!
721名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:25:36 0
「魅上とが初めて」はやはり原作を考慮した上での半パラレルであっても無理矢理過ぎですね。
それは無かった事にして華麗にスルーを願いますw
死ぬほど嫌な方がいるのなら尚更。
極端なキャラ崩壊に関しても同意です。
個人サイトでの発表ではないのだから、自分の好きな月子のイメージだけを押し込んで書かない
ように気をつけたいです。改めて考える事が出来たのは良かったと思います。
ご意見有難うございました。

照月子の流れが変わる前に書いて投下しようとしたけど、少し落ち着いて考えてみます。
…リュークx月子って、月子が壊れそうで怖いですw優しそうだけど鬼畜も入りそう。
722名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:25:38 0
月子単独スレなのでCP要素に拘らず、原作通りの関係のL月子や照月子
ミサとの友情(?)物や父娘物、姉妹物、捜査本部の人間との会話や
普通の学生としての日常なども見てみたいと思ったりする今日この頃。
723名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:30:45 0
>>719
女の武器を一切使わない知的クールビューティーな月子…
新たな萌えにたった今開眼したw
いいね、そういう月子も!原作月より男前かもしれないw

そんな月子に萌えると同時に、セクシーでコケティッシュで
女の武器を最大限に利用して男を手玉に取る悪女だけど、絶対に抱かせない
不二子ちゃんみたいな月子もいいかもしれないと思ったw
724名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:36:53 0
>>722
ピンクからは出て行ってもらいたい。
他でどんどんやってくれ。
725名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:42:51 0
不二子ちゃん月子ww
原作月がイケメンという武器を使っていたから、月子も女の武器を使う方が自然っちゃ自然なんだよね
でも翻弄するだけ翻弄して抱かせないっていいなw
より男の方が燃えてしまうという。高田とか松田なんか完全に虜ですね。
726名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:44:06 0
照がダメな人って第一部至上主義でLファンなんじゃないのかな?
Lは初恋の人で大切な思い出。魅上は今の恋人?って感じでいいんじゃんw
月子が格好良く時に可愛いのであればそれでいいw

今までずっと周りの者は全員が敵で、ミサでさえも記憶を失くしていたりするから完全には
甘えることも出来なかったけど照は月子が自分で選んだんだし、少しは肩の力を抜いて寄り
掛かれる相手なんじゃないかと。
Lとは例え白月子であっても疑惑の中での付き合いで辛かったけど、照とは何も心配が無い
から甘えられるんじゃないかなー?
でも照の前では月子は女王様でいて欲しいと思ってる自分がいるw
727名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:49:01 0
>>722
そういうのも見てみたい
ミサと月子の美少女コンビとか、それに変態王子加えたL月子ミサコンビも可愛くて好き
月子が女の子ならではの原作以上のパパの心労とかも見たいw
家族四人で買い物行くんだけど、幸子と粧裕に月子独占されて
一人寂しく荷物持ちな総一郎とか、そういうのもいいなー

>>723
不二子ちゃんな月子に笑ったw
「エ〜ルゥ〜v」
「つ〜き〜こさ〜ん」
みたいな感じかwあ、Lは銭形?w
いっそ月子とミサと高田清美(女)の三人でキャッツアイでもやればいいよ
ってそういやコラ禁になったっけorz
728名無しさん@ビンキー:2007/07/09(月) 21:51:27 0
私は照月子好きなので、>>713様の降臨いつまでもお待ちしております。
っていうか、月子なら相手は誰でもOKな私は勝ち組か負け組みか悩んだり。

女王月子、知的クールビューティーな月子もいいなあ・・・下僕といえば魅上ですけど、月子にメロメロで下僕化してるLって駄目ですかね??
月子のおねだりに、おぼっちゃまくん並にお金使って叶えちゃうってアリですか??
729名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:51:31 0
>>727
しまった三人はコンビじゃなくてトリオだった…
730名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 21:56:00 0
パラレルだけやりたいなら他のサイトに沢山あるよ(月女体でも)
ピンク要素いらない、もしくはなくても萌えられる人は見てみたら?
731名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:00:24 0
>>728
ギャグならちょっと見たいけど
Lがそんなんだったら、キラ事件どうした、まじめに仕事しろと殴りたくなること間違いなしww

>>730
そんなに締め出さなくてもいいんじゃないかな・・・
そもそも漫画サロンの月子が女だったらスレの創作、妄想用としてできたわけだし
732名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:00:27 0
>女の武器を一切使わない月子
自己犠牲激しい月子が唯一操だけは死守するのか。可愛いなww

>不二子ちゃんな月子
思わず「出目川と無理矢理結婚させられる月子を助けるLパン」というカリオスト○を
妄想しちゃったどゃないかw

>>728
自分も月子なら相手やシチュ(パラレルでも)何でもイケる。
勝ち組みなんだろうけど、ある意味負け組みなんだろうなw
733名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:01:10 0
うわこの照マンセな流れ・・・当分私はお休みだな。
またL月の需要が盛り返してきたらSS投下に来ます。
734名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:01:32 0
月子のおねだりに、おぼっちゃまくん並にお金使って叶えちゃうL>
自分的にはアリです。大アリ。寧ろすごく見てみたい。
月子はその事に全然良心痛んでないと尚いいです。
南十時星が見たいと突然言って、捜査放り投げてコンコルドで南半球に飛ぶとかw
無理難題であればあるほど嬉しいLとか
すべてにっこり笑顔のありがとうで片付ける月子とか、非常に好みです。w
735名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:03:03 0
736名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:03:04 0
あんまりなキャラ崩壊はやめて。
737名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:06:17 0
>>731
間違えたorz
月子が女だったらスレじゃない・・・何だよ月子じゃもう女になってんじゃん
738名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:07:30 0
>>736
まぁそうだけど、もう不二子月でもいいって人が出てるので手に負えない。
739名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:09:41 0
>>733
待ってー!
ここに需要があるよー
24時間餓えてる自分がいますよー

Lも照もここの住人も同じ月子さんスキーなんだし
いろいろあった方が刺激があって自分は嬉しいな
740名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:12:06 0
一応エロのアリナシやカプの組み合わせ矛盾は個々の趣味としても
キャラだけは一応踏まえて遊ぼうよ。
じゃないと月子にしてる意味がない。

もちろん職人の節度に期待だけど。
741名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:16:17 0
>>736
不二子月でもいいっていうのはギャグでの話って事でしょ?
いくらなんでもシリアスでそれはないでしょ
ギャグになればある程度のキャラ崩壊は仕方ないし
シリアス時とのギャップが大きい方がギャグとしては
成功というか笑えると思うんだけどねえ?
自分はその辺はどこまでも大丈夫なんだけど
これって少数派なのかな
742名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:18:36 0
>>741


趣向もそれぞれ違う人がたくさん集まっているんだから
自分と違う考えの人もいるのは仕方ないので多少は広い目で見ることも必要では?
パラレルは私もあまり好きじゃないけど、ちょっとした小ネタ程度なら面白いと思うんだけど・・・

あとキャラクター像って結構個人個人違うと思うんだ。
月子という人は住人の妄想の産物なので、なおさら。
743名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:22:45 0
>>742
さっきから誤字ばっか・・・趣向→嗜好ね
744名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:22:52 0
自分もちょっと書きかけのL月は中断です。
不二子月やキャッツアイまで出てくるこのノリについていけないw

>>741
そのまま好きにここで楽しみなさいw
745名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:27:23 0
>>744
まあまあ。このノリは一過性のものだろうし、すぐにいつものように戻ると思うよ
というかいつまでも続ける方が大変だってw

落ち着いたらL月子小説投下してね。待ってます
746名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:28:08 0
前のふいんき(ry)が懐かしい・・・
あんまふざけないで。
747名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:35:04 0
>733
なぜそこまで照を毛嫌いするのか理解出来ない。
L好きの人だろうから仕方無いんだろうけどさ。キャラ叩きは空気悪くなるから止めて欲しい。

照月子の需要を知りたかっただけでしょ?
ずっとL月子ばっかりだったしね。色んなシチュがあって楽しいけど、たまには松月子や高月子や照月子も
見てみたいよ。
相手によって色々な月子が見れるのは面白いんだから喧嘩みたいのはしてほしくないな。
748名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:35:52 0
>>747
おまえが原因だ早く気づけ。
749名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:41:16 0
高田が男ならLを女にしてもおk?女同士の月とLのバトルも見たい
750名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:43:40 0
いろんな人がいるんだから誰かの好きなキャラと苦手なキャラが
同じという事も当然あると思うし、それは仕方ないと思うけど
誰だって自分の好きなキャラを叩かれたりしたら悲しくなるんだから
あんまり声高に非難したりするのはやめない?
苦手なキャラの話題の時は読み飛ばせばいいだけの話なんだしさ
751名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:44:46 0
>>748
まったりいこうぜ
752名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:45:57 0
そうそうマターリいきましょうよ
753名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:46:23 0
っていうか最初から需要なんか聞かなくてもいいのでは?
聞けば嫌いも好きもあって普通なんだから。
投下されるものを萌えるなりスルーするなりすればいいだけのことなのに
ウザイ盛り上がり方するからだろ。

>>747
コイツ女かなウザイ書き方
754名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:48:12 0
自分が原因なのに「争わないで〜(私のために〜)」ってやつか・・・
そのために貴重なSSの投下を逃したかもと思うとオエ
755名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:52:50 0
>>750が良い事言った!
756名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:53:43 0
自分の萌えるの以外は絶対嫌だから絶対禁止思考の人
マジでいいかげんにしたら?
好きな人の気持ちも考えろよ
757名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:56:30 0
自分の興味ないものは華麗にスルー
萌えるものは俊敏に食らい付く 

これでおkだと思うけど
758名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:56:43 0
結果的にL月職人を多少追い出せたから「他も読みたい読みたい」言ってた人の勝利!
ってことで幕を閉じましょう


759名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 22:59:28 0
>>758
幕を閉じるには同意だけど
なんでそういう書き方するかな・・・
760名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:02:15 0
またーりね
761名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:02:19 0
>>758
いや、お前さんのその言い方もどうかと思うんだが
L月子職人の自分はどうしたらいいんだ、寂しいじゃないかw
L月子職人にももう少し優しくしてくれると嬉しいですw
でも月子はいろんなの見れると嬉しい
まあとりあえず幕を閉じましょうね
762名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:02:53 0
>>759
絶対嫌派だからだろ


次スレテンプレにキャラ叩き・CP叩き、これは『私が』嫌だから禁止発言禁止入れたら?
763名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:06:28 0
なんと間の悪いことにL月の絵を描いてしまった。
挿絵にしてほしかったんだけど不二子月に脱力組。
前のマターリな雰囲気に戻るの待ちます。

764名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:07:31 0
>>762
お前の発言で直前が台無し
765名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:07:35 0
そうだね次スレテンプレに入れた方がいいかも

でもこのスレももう7割以上埋まったんだね
早いなー
766名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:10:18 0
幕が完全に閉じる前に…>>700の者です。
照月子は好かれてないのかと思いちょっと訊いてみただけです。
L月子ばかりだとマンネリ化するんじゃないかと思って…
職人さん達も増えてきたようなので杞憂でしたね。

議論になったばかりかキャラ叩きにまでなっていて悲しかったです。
原因を作ってしまい大変申し訳ありませんでした。
照月子もL月子も投下は控えます。
767名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:11:23 0
>>763
実は自分もL月子絵描いてしまったw
マターリ雰囲気に戻るまで一緒に待たせて下さいw
どんな絵かwktkして待ってます
768名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:11:44 0
犯人登場・・・杞憂どころか犯罪。
前の雰囲気を返せ。 
769名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:12:58 0
>>768
そういう喧嘩腰で言うから荒れる
770名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:13:08 0
はいはい、もう蒸し返すのやめましょうよ
このままこのスレ埋まってしまうのだけは勘弁
771名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:15:26 0
【テスト】
>700からここまでの流れを住人の一致団結でなかったことにできるなら
(上記の流れについても一切の発言なし)
もう幕引きにして水に流して朝一番に続きのエロ〜いの投下します。

このスレ面白いし元に戻してみるテスト じゃはじめま〜す。
772771:2007/07/09(月) 23:17:53 0
主張の違う人もお互いに言いたいこと飲み込んでこのスレ守りませんか?
もう寝ましょう。
明日の朝にせっかく書いたエロいの読んで。

では本当にはじめます。 みんな我慢してくれ。
773名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:20:39 0
朝からエロいの読んだら一発で目が覚めるなwウレシス
ハァハァしながら待ってるよ
774名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:22:05 0
>>763そんな(*´Д`)ハァハァ
早いですね。埋まるのはや

というかオートスクローしちゃって空気読まずに
次スレテンプレsage入れたほうがいいかなとか

あと、サイト管理人様になんですが、サイトのトップに21禁(18禁?)明記
仮にも公になってるんで、管理人さんのために。
参考
http://www.uploda.net/cgi/uploader3/index.php?dlpas_id=0000004547.jpg
パス5963 などどうでしょうか。
(見せケチってますけど、晒すのもどうかとためらわれまして)


>>766他のマンガだと騎士タイプで萌えるんでお待ちしています
半日粘ったけど、テル難しかったw
775名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:24:14 0
しばらく発言はご遠慮下さい
(クールダウンのためです)
776名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:24:22 O
>>771
wktkして待ってる!
とりあえず予想外に住人がいたことに驚いたww
777名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:26:33 0
仕切るようで悪いけどもしもう1回>774のようなものがあったらテストは終了します。
しばらく発言はお控え下さい。(クールダウンのためです)

【テスト開始】

778名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:27:55 0
ふにゃ?
779名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:33:15 0
この光景どっかで見たな
780名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:55:54 0
>>777あ、半日言い争いに参加したという意味ではありません。
ヒートアップもしていません。
またーりとまたーりと・・・
781名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:16:35 0
空気読まずにミサ月子を語らせていただく。あくまで私見。

とりあえず前提としてミサはそのまま女。
月子以外の基本設定はなるべく変えたくない事と、
ミサ自身がいざ好きになったら性別関係なく突っ走りそうという個人的な見方が理由で。

原作の男月が相手だった時、ミサは彼女なりに考えてセックスアピール路線に走って
いたのだろうが、月子の場合でそれをやるのは流石にムチャだとミサ自身わかってる
はずなので、まずはやっぱり仲のいいお友達路線。でも百合宣言は最初からキッパリw
ミサ自身は元から同性愛者というより、やっぱりヘテロだと思ってたのが月子を見て
(月子限定で)一気に開眼というのがイイ。
本当は月子とできるならハグだってキスだってそれ以上の事だってしたいけど、月子
本人はノーマルというか良くも悪くも常識人なので、あんまり強引に誘って嫌われ
たくはない。
だから「月子がその気になってくれたらミサはいつでもいいよ!」と言いつつ、案外
身体的には強引な手段は取らない(取れない)のではなかろうか。せいぜい軽く抱きつく
とか、ほっぺにちゅー程度で。

↓まだ続く
782名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:18:01 0
(ミサ月子語り続き)

あと、HはHとして、一緒にいてお話してもらえるだけでもそれはそれで幸せっていう
一面も、勿論あるんじゃないかな。
同性しかも女性なだけに、化粧品やファッションの話題は月子としても無関心ではない
だろうし、生理的な部分でも女性同士でしかわからない事ってのはやっぱりあると思う。
手錠生活期間は結構長いし男所帯なので、その辺考えると色々オイシイ。
同時に、難しい話にはやっぱりついていけないのでLと月子がそっちの話題で二人の世界
に入ってしまうと寂しい…みたいな切なさ萌え。

あと、月が女の場合は「ミサが月子を守らなきゃ」というのが男月の場合よりも前面に
出てきそう。キラとしての活動とかは勿論原作と同様、月子に従って動くだろうけど
心理的な面で支えになろうとか、周りの人間達(男女問わず)から守ってやろうとかは
なんというか、すごく強くなりそうだ。
ミサがそうしようと思えば思うほど、月子の方は自分から(精神的に)ミサに頼る事を
敬遠して“利用”だけに留めようともしそうだけどな…。
白月子なら、戸惑いつつも自分の事をすごく考えてくれるのは嬉しい…けど愛が重い
って感じだろうか。
でもやっぱり同性のミサが会いに来てくれるだけで月子的に少しは救われてるといいな。
そういう意味では、月子相手の方が原作よりも得してるかもねミサ(女)。

↓さらに続く
783名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:20:00 0
(ミサ月子語りさらに続き。これでおわり)

ミサは月子に愛されるなら何でもするって感じだけど、本人はもう月子を知った瞬間から
キラとかどうでもよくなってるんだよな。二部は完全に月子の助手と化してるけど、
キラ思想が最優先の照とは絶対に相容れなさそうだ。
倉庫変を乗り切った場合としても、あくまで原作ノリで行こうとしたら、月子はこの
二人を合わせる事はできないだろうなぁ…でもギャグネタやパラレルで二人並べて月子
取りあわせたら、それはそれで面白そうだとも思う。

……と、とりあえずここまで一気に考えて激しく萌えた。
784名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:21:38 0
>>783に誤字発見

倉庫変→倉庫編

orz
785名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:35:59 0
>>781-782百合百合しいミサと月子いいっすねー
(;´Д`)ハァハァ
ブラの付け方をレクチャーするミサ、月子のブラのカップ内に突っ込んだ手を戻さず、
月子悶え始める、まで妄想しました
786名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:40:26 0
連投続きで申し訳ないが、ちょっと一言。
ここは月子萌えで創作するスレなので、月子さえ関わっていれば
どんなカップリングでも他の組み合わせや萌え方を気にする必要はないと思うよ。
照月子でもL月子でも、自分が萌えたら堂々と語ればいい。
ちょっと自分でも見る人を選ぶかもと思ったら、一行目にでも一言前置き入れてさ。

それでいいじゃん。自分の好みの萌えがあったらレスすればいい。
787名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:45:27 0
>>781
萌えました(;´Д`)ハァハァ
実は密かにミサ月子が好きなので嬉しい。

月は白でもミサの愛は嬉しいけど重いってのはガチ。
月子だと同性の部分で凄く助かってるところもあるだろうから、癒しにはなるだろう。
例え煩くてもw
生理用品とか化粧品の補充はミサが進んでやってくれるから助かってそうだし。
竜崎に嫉妬しながらも自分の月子への想いを理解してくれてちょっと仲良くなったり
するのも可愛い。月子はそんな二人を微笑ましく見ているだろう。
魅上とは相容れないだろうなw
「信者キモイ。ムサいダサ眼鏡」とかスバスバ言いそうだw

倉庫変はある意味誤字じゃないと思うぞw
>>781読んでまたサンタ服ミサ月子みたいのが見たくなったw
788781:2007/07/10(火) 01:51:56 0
786=781っス。785ごめん

>>785
ブラレクチャから乳揉みいいな!w
「月子せっかく胸の形キレイなんだから、ちゃんとあったブラつけなきゃ!」
とか言われるのか(*´Д`)ハァハァ

>>787
ミサは外出られるし、メイクさんからもらったとか出先のドラッグストアとかで
新作の化粧品とか生理用品とかしょっちゅう持ってくるんだろうな(*´Д`)
Lとミサはケンカしながらも時々二人で月子についての見解が一致したりして、
傍で見てる月子が「結局仲良いんじゃない…」とか呆れたりちょっとスネたりする
まで妄想した
789名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 01:52:21 0
>>728

ほぼ私の考えてるミサ月子と同じだな

>ミサがそうしようと思えば思うほど、月子の方は自分から(精神的に)ミサに頼る事を
>敬遠して“利用”だけに留めようともしそうだけどな…。

でもここ切ない・・・
ミサ月子でもミサのオバカっぷりを強調するなら利用されるだけの存在でもミサは気にしないって描写になるけど
ミサ月子で月子の精神的支えになろうとするミサの健気さを前面に押し出すと
月子に利用されるだけのミサが可哀想になる
そして最後はL月子なり照月子なりで納まるとするならよけいにミサが可哀想だな・・
790789:2007/07/10(火) 01:53:16 0
ごめん間違えたorz
>>782
×>>728
791名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:07:34 0
>>788下段(*´Д`)ハァハァ
ももも萌いーる
792名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:13:03 0
>>789
>最後はL月子なり照月子なりで納まるとするならよけいにミサが可哀想
確かに…orz
でも女同士だからこそ一生友情は続くと思う。
Lにも照にも相談出来ない事とかをしてるだろうし。
ミサの方が年上だけど月子は妹みたいに可愛がると思う。
寿命を考えれば一番先にミサだろうし、もしそうなったら月子は本心で泣いてくれるだろう。
…って、考えてたら泣けてきた(´;ω;`)

月子にとっては友情以上恋愛未満なんだろうけど、だからこそ壊れない仲だと思う。
ミサ月子は萌える。
793名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:23:59 0
うむ。
それに、ミサは“自ら月子本人を選んで味方し、利用される事を志願した”
唯一のキャラだというのも結構重要だと思う。
月子もそれを理解していたからこそ、煩がりながらも無条件に信頼していた
部分というのは、自覚の有無はどうあれ確かにあったはず…だと思いたい。

ミサ自身、そんな月子を愛した事を決して後悔はしないだろうしな。
そこが彼女のある種の潔さだと思う。
794ブラの付け方:2007/07/10(火) 02:49:15 0
「月子!せっかく胸の形キレイなんだから、ちゃんとあったブラつけなきゃ!」
更衣室でミサがきっぱりと言い放った。
月子は、小さな胸を手で隠すとミサを見上げた。
「ブラ返してよ、ミサ!ちょっと!」


背中のホックをかける筈がなぜかあっという間にワンピースをずり下ろされ、手品のように下着を奪われた。
自室に戻らなければ下着無しである。
月子の頭が素早く、自室への経路を計算する。
他の捜査員、父、竜崎の目の前で?無理だ…。


「ねえ。ほんと返してよ」
情けない格好でミサを追いかけるが、ミサは頭にブラを被ってしまった。
しっかりと、顎でホックを止めてしまう。
「どうもねえ、アンダーが合ってない気がしてたのよ…とにかく!脱いで!」
いつもの可愛らしさは吹き飛び、仁王立ちになったミサが、妹をこき使う姉のような口調で言い放つ。
「そ…そうかな。ちゃんと計ったし…」
おずおずと手を下ろし、胸を出す月子。
ぷるんとした小ぶりな乳房に小さな乳輪と、蕾のような乳首が空気に晒される。
「自分で?」
「ううん?」
すっかり従順な妹のように、子供っぽいしぐさで首を振る。
ミサが肋骨の部分を両手で抱える。
「ほら、後ろがずり上がってる!」
「そうかな…」
「いつ計ったのよ…痩せたんじゃない?」
「えっと…冬」
ふと、監禁されていた時期の辛い記憶が蘇ったのかミサの表情が曇った。
「…そんなに前」
「うん、だから痩せちゃった。あはは。ダイエット成功」
795ブラの付け方:2007/07/10(火) 02:51:18 0
月子はミサの気持ちを引き立たせるように明るく言った。
その隙にミサの頭のブラを剥ぎ取る。
「ブラなんか被って真剣な顔しないでよ!」
笑顔で言うとミサが笑う。
「ふふ。じゃあ今日は月子にブラの付け方を教えてあげる。伊達にモデルなんかしてるんじゃないんだからね」
796ブラの付け方:2007/07/10(火) 02:51:51 0
月子にいつもの付け方をやって見せるように言うと、鬼教官のように腕を組む。
「えっと、いつもこうなんだけど」
ミサは呆れたように首を振った。
「ああん、もう、月子はらめぇええ」
「らめぇ?」
ブラパン二丁に靴下の実況スタイルで月子は不思議そうな顔をした。
「ちょっとあっち向いて!鏡の前!」
「…はい」
月子の後ろにミサが回り肩を掴んだ。
「それで、寄せ上げしなきゃダメなのよ。全ての脂肪はおっぱいに!分かる?」
ほとんど興奮した夜神父のように言うので、月子の目の横を唾が飛ぶ。
「いい?少し前屈みになって!」
「はい…」
月子は言われたとおりに、前屈みになる。
「手、入れるわよ!」
「ええっ」
考える間もなく、ミサの小さくて柔らかい右手がブラのカップ内に突っ込まれた。
暖かい手の平が乳首を避けるように、外側を握るように掬っていく。
「う…」
「こうよ。もっと脇の脂肪があればそれも全部」
左側の乳房も同じようにすると、ミサは出した手を肩に置いた。
「ね?」
「うん」
「収まりがちょっと良いでしょ。ちゃんと着けるときはすんのよ。
それとサイズも計ってあげるわ。体型が変わりやすい時期だし」
鏡の中で言うとミサは目を瞑り月子を後ろから柔らかく抱きしめた。
「月子…いい匂い」
頬を髪に押し当てる。
「ミサ?」
797名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:52:27 0
原作のミサは自分はライトに愛されてるとかたくなに信じていたけどね
ミサは結構能天気だからあまり原作でも悲劇のヒロイン風には描かれなかった
でもミサならたとえ利用されてるだけと分かっても月子(月)を絶対裏切らないだろうな

しかしミサ月子は女同士だから前菜で、メインディッシュはL月子か照月子ってパターンになりそう
月子がミサに友情なり妹的な愛情なりを持ったら救われるけどね
798名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:52:29 0
4円
799ブラの付け方:2007/07/10(火) 02:53:36 0
いきなり投下してしまいました。月子とミサのソフトレズというか百合で。
また明日以降に・・・
やっぱちょっと切なくなりますねえ。不思議
そして百合(;´Д`)ハァハァ
800名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:54:40 0
>>799ですが
>>788さま。ハァハァをどうもです
801名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 02:56:29 0
>>799
ごめん、タイミング悪いレスをしてしまったorz
GJ!
友情っぽいミサ月子萌えます!!
続き楽しみにしてるね
802名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:05:56 0
>>799
よかった。ミサ月子も結構好きだ。
萌えと切なさがくるね。
803名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:26:05 O
ミサ月は可愛らしいね
友情と恋愛の狭間ってのが良い
月子なら何でも萌えられるわ(*´Д`)

つかぬ事を聞くが鬼畜ってOKなの?
純愛が多いからたまには〜、と思ったけどレイプ紛いはキツイか?
804名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:35:53 0
>>794萌えた。深夜にニヤニヤしたw
凄く上手い!ちょっと子供っぽい月子が可愛い。
女の子同士だとやはり自然とはしゃいでしまうのだろうか…(;´Д`)ハァハァ
続きもあるそうで、とても楽しみにしています!百合は最高だw

そして管理人さん神速更新乙です!

ミサ月子に粧裕も入ったらさぞかし賑やかになるんだろうなw
そんな三人の買い物に照と高田(男)が付き合わされたら…とかまで妄想した。
>>126様の絵柄で前スレ>>473みたいなノリでw
805名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 03:46:51 0
>>803
自分的には愛の無い犯罪レイプは苦手…
読めば萌えるだろうけどwでも、月子が泣き叫ぶのは辛い。

最初は無理矢理で月子も泣いて抵抗するけれど、そんな月子に優しくキスして「すみません…」とかいきなり
態度変えて愛情が垣間見えるセックスに変えて、月子を感じさせる…なんていうのなら歓迎だけどw
手錠があるから逃げられない、それにこれ(手錠)は月子も合意の上なんだからと小道具みたいに使って…という
「手段」の上でなら良いと思う。
他の人は何でもバッチコイかもしんないけど。
806名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 07:15:59 0
>>803冒頭に書いて在ればおkかと。
基本はまったりとフリーダムっすよ
ちょっと気分でない場合スルーできますし
807名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 07:51:24 0
おはようございます。
昨晩ご協力いただいた方は本当にありがとうございました。

ではお約束どおり >503続き エロ警報アリ


唇を押し当てられている先々から、痺れるような疼きがおそってきて
五体が宙に浮き上がるような気分だ。
逃げ出してしまいたいような、もっとすがりつきたいような二分する感覚のなかで月子は心の奥の
最後まで見ないように目を逸らしてきた気持ちをなぞる。

ああ・・・やっぱりそうなんだ・・・やっぱり本当に好きになってしまっている
自分が本当のことを知りたいと思う・・・たったひとつの一番重要なことだ。
今まで一度も自分は自分がコントロールできなかったことなどなかったのに。

悔しいのに歯を食いしばる気力さえない
息をするのも苦しいほどだった。

竜崎の指が細い秘列をなぞって肉の合わせ目に滑り込んでくる
「んっ・・・・・あぁああぁ」
本能的に腰をひねって小さな叫び声をあげた。
「・・・準備できてるみたいですね」
「・・・・いやあ」
肉体の変化を調べられて、月子は上気した顔をさらにほてらせた。


808名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 07:52:13 0
竜崎は二本の指で愛撫しはじめた。
花びらをまさぐり、花の芽をいたぶってくる。すると月子は息も耐えんばかりの短い鋭い呻き声を放って
さも切なそうに腰をうねり悶えさせるのだ。
「気持ちいいですか?」
指先で巧みに愛撫されて、その部分は微妙なうごめきを示し、熱い樹液を惜しみなく溢れさせてくる。
「たぶんこの辺までですよ・・・気持ちいいのは」

自分が生まれて初めてどうしようもなく取り乱してる時に、ささやくように冷静に言うのだ。
いっしょに冷静さなど失ってしまえばいいのに。
同じように取り乱し、同じように惑乱し、同じように翻弄されればいいのに
自分が経験豊富なテクニシャンなら気乗りのしない竜崎を喘がせたりできるのだろうか。

月子は腕を上げると竜崎の首の後ろに手をまわした。
そのままゆるく引き寄せ暖かい首筋に口づけた。
一瞬竜崎の動きが止まる。
月子はそれが何を意味するのかわからず緊張で涙が出そうになる。
「ごっ・・・ごめんなさい・・・少しは良い思いしてほしいの」
本当に涙が湧き出そうで下唇を少し噛んで耐えた。
「・・・でもね・・・なにをしてあげたらいいかわからないの・・・ごめんなさい」
どんな感情も読み取れない竜崎の目を見つめながら月子は本当に申し訳ないと思う気持ちをささやいた。

とたんに竜崎が月子の肩口にガクッと顔を埋めて、しばらく何の動きもしなくなった。
月子はまだ完全に整わない息をしながらますます押し寄せる不安にいたたまれない気持ちになった。
自然と両手で竜崎の肩を抱きしめるような格好になってしまっている。
手に力を入れてギュっと抱きしめてみた。
とたんにいきなり身を起こした竜崎が月子の顔に真正面から向き合う。
809名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 07:53:10 0
「だから何も知らないあなたを抱くの嫌だって言ったんです」
「・・・だからそれはごめんなさいって・・・んっ」
言葉の途中で激しく口付けされる
息のできない苦しさに月子は首を傾けて逃げた。
竜崎は顎を押さえて、許さなかった。
今までしたどんな口付けより執拗だった。口中に生じる唾液すべてを吸いとろうとした。
舌が痛いほど吸われた。

突然竜崎が離れていったかと思うとすぐに戻ってくる。
のしかかるように月子の開かれた脚の間に腰を定めると、潤いに満ちた柔らかい花びらに先端をくるみこませた。
腰を少し動かして月子にその存在を教えた。
真っ赤な顔を極度の羞恥と不安でゆがめながら下唇を噛んでのけぞる。
そこを竜崎はチョン、チョンと小当たりにいたぶり、そしてゆっくり突き上げた。熱さの中に埋まる快美な痺れが衝きあげた。
「怖い、・・・いや・・・怖い・・・」
うわごとのように口走り続けた。
竜崎は構わず、すすめる。立ちはだかるものがあり、つよい圧迫感が加わる。
「あっ・・・い、・・・・いたいっ・・・・」
月子がなまなましい呻き声をあげた。頬をこわばらせ、眦を上げ、喰いしばった唇を痙攣させた。
「・・・・・もうちょっとです・・・・」
「あぁ・・・・もうだめ・・・・いたっ・・・・できないっ・・・」
月子は鋭く呻いて、耐え切れずに上方へずり上がろうとした。太い杭で体を引き裂かれるような戦慄が月子を現実に引き戻したようだ。
「もうだめよ・・・できないわっ・・・・しないで・・・・」
自分が何を叫んでるのかももうよくわからない。
受け入れたい気持ちと拒む気持ちが月子を二つに引き裂いた。
「月子さん・・・もう・・・引き返せません」
身をよじって動く月子の肩を押さえて、竜崎は強く突き進めた。
810名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 07:54:52 0
月子が一瞬ハッと息を呑んだ。その直後、竜崎は容赦ない力で閉ざされた関門を押し破っていた。
月子は絶息せんばかりの呻吟を断続的に噴き放った。そしてポロポロ大粒の涙を流した。
竜崎の体の下で汗に滑る腹部が波打つようにうねった。
灼けるような疼痛を覚えて歯を喰いしばった。
もはや竜崎を遮るものはなかった。
熱い甘美な世界だけが行く手に広がっている。
「全部入りましたよ・・・月子さん・・・」
根元まで隙間なくぴったりとひとつに合わさると、竜崎は月子のおとがい掴んで軽く揺さぶった。
月子はかつて経験したことのないような安堵感に包まれていた。
痛さはまだ耐えようもなく痺れるような下肢の感覚はある。
でもなによりこの心を満たす充足感の中で今は漂っていたい。
なんと表現していいのかわからないこの空間。
私たちはずっとこの名前のつけられない空間を漂う存在なのかしら・・・という思いが心をかすめる。

竜崎はしばらくの間、月子の胎内のぬくもりを感じながら動かずにいた。
「大丈夫ですか?」
月子はしっかりと竜崎の目を見てささやいた。
「・・・いいわよ・・・・大丈夫だから・・動いてみて」



と言う訳でまだ続きます。
管理人さんいつもありがとうございます。
811名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 11:20:04 0
>>808ごちですgjです(*´Д`)ハァハァ
812名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 13:56:34 0
>>808
GJ!上手いなぁ…
エロくて最高ッス!萌えた(*´Д`)ハァハァ
813名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:09:12 0
>>803
>>1とか>>806みたいに頭に注意書きで良いよ。
大抵タイトルとかそういう記述見てから読むから。

どんな話を>>803が考えているのか(;´Д`)ハァハァ

>>808エロ乙ハァハァ
814名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 19:07:54 0
>>808さん、乙!
エロくて最高!
他の職人さんも、どんどん戻ってきて!
エロい照月子もL月子も見たいよ!
815名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 20:11:05 0
>>808GJ!!
とうとう竜崎やっちゃったよ(;´Д`)ハァハァ
他の職人さん達のお帰りも待ってる〜!
ミサ月子も高月子も見たいよ
816ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:19:23 0
>>796より続き。ミサと月子。ややハードな?百合

「月子の胸、すごく柔らかかった…ふわふわして…」
華奢な体の割に豊満な乳房が月子の背に”むにゅっ”と押し当てられた感触がする。
「ミサの方が大きいじゃない」
月子は不機嫌そうな表情を作ってみせる。
ミサが手の平で、月子の肩や腕を優しく撫でる。
「そんなこと無い、すごく気持ち良いの。女の子の肌ってこんななんだなぁ。なんかずっと触ってたい…」
「ミサだってっ、女の子っ、じゃない?」
少し月子の息が乱れがちになる。
ミサは胸の上部のなだらかな斜面に回した手を、するすると滑らせ、カップの中に潜り込ませた。
「ちょっと…ミサ…うんっ…」
月子はカップの中で器用に蠢く指に、小さく喘ぎ始める。
「月子の胸、凄く可愛い…」
「んっ…やだ…」
ミサはブラを強引にめくって乳房をはみ出させた。
小さな手が、肌の上の産毛を羽で撫でるように滑る。
細い指が興奮で尖り始めた切っ先への刺激を少しずつ強めていく。
月子は細く甘く喘ぎ、ミサの両の指が乳首に小さな振動を加え始めるると、喉の奥で悲鳴を上げるように呻いた。
「ああっ…や…んっ」
膝がガクガクして、鏡に手を付くと、トロンとした目つきの口を半開きにした淫らな表情の女が見える。
「やっ…ねえ、ミサやめて。恥ずかしい」
月子は手を振りほどいて、へたり込んでしまった。
ミサが何故かしょんぼりとした顔で座り込む。
「ミサ…下手だった?」
「へっ下手とかじゃ、なくて…ちょっと…」
「ねえ月子。ミサだったら、凄く気持ち良くしてあげられるのよ?」
月子はまるで犯されかけたように胸を押さえていたが、コクリと唾を飲んだ。
「絶対、男…っていうか竜崎なんかとするより!…私の方が上手だから、ね?」
817ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:21:52 0
憎々しげに竜崎の名前を吐き、大きな瞳を見開いて畳みかける。
また、月子の裸の二の腕をさするように撫で上げ始める。
「ちょっと、試すだけよ、ね?中はしないから。キスも無し、ね?」
無抵抗な月子の反応を、許しと受け取ったのか、ミサは月子の後ろに回り込んだ。
ミサの華奢な長い腕が巻き付くように月子に回され、さっきの様に月子を愛撫し始める。
月子はまた細く甘い喘ぎ声を漏らし始めた。
「んんっ…んっ…あっ…」
ブラをすっかり外して、露わになった乳房を撫で回し、乳首を苛むと、座り込んだ月子の膝が震えた。
ミサは唇を月子の首筋に埋め、耳へと這わせ甘く噛む。
横座りになった月子の膝が段々と崩れ、細い染みの浮き出た部分が露わになっていく。
ミサの指が角度を変えるたびに月子の細い腰が蠢いた。
「月子、どう?いい?」
「んっ…や…濡れてる…」
「下は自分でする?」
「……どうしよう…」
「じゃあ、ミサがやってあげる…」
器用過ぎる指先が胸を離れ、片手は乳房を間断なく刺激しながら、片方は下半身へと伸びた。
ミサの薄い手の平が下着と肌の間へ滑り込み、奥へ差し込まれる。
月子が閉じていた目を開いて虚空を見、ピクリと震えた。
「やっ…」
「すっごい濡れてる。ほら」
「うんっ…んっ」
ヌメヌメと溢れ出た液を掬った指が、月子の敏感すぎる芽の脇を掠める。
月子は息を飲むと太股を余計に開いた。
時折蜜の音をさせて、ミサの指がパンティの中を蠢く。
「んっ…や……んやっ…あ…んっ…んく…」
「月子、かわいい、すごく…」
月子はミサに抱きかかえられるようにして、躯を弄られ続ける。
下半身を苛み続けるミサの指が突然止まった。
818ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:22:57 0
「ねえ、月子」
「何?ミサ…もう少しだったのに…」
荒く息を吐きながら月子が答える。
「ミサの事好き?」
「すきよ?」
「大好き?」
「大好きよ?」
月子は問いに即答する。
ミサは嬉しそうに笑うと、月子の肩にキスをした。
「じゃあ。いかせてあげる」
「んっ…んっ…や…だめ……や…」
パンティの中の指がまたヌルヌルと蠢き始め、月子を絶頂へと追いつめていく。
「…イキそう?」
「イキそう…も…」
月子は腕をミサの首に回した。
ミサは乳房に回されていた片手で、柔らかい二の腕を撫でた。

下半身で蠢いていたミサの指がまた速度を落とし、焦らすようにポイントを避けて這う。
「ミサ…?」
「ね、もっかい言って」
「何を?」
「ミサの事好き?」
「好きよ?」
即答する月子に、ミサはまた幸福そうに笑み、もう片方の手を月子の下着に差し入れた。
「…んんっ…」
月子はすっかり脚を開いてミサの手の刺激に悶える。
「すごく…気持ち良くしてあげるから…ね…」
「あっ……んんっ…うん…」
月子は躯を一瞬痙攣させると震え、喉の奥から小さな叫びを発した。
足先を突っ張らせ、しゃっくりのような声を上げ、震えるように息を吸い込む。
ミサの指が収縮する内臓の動きを確かめ、溢れた蜜をもう一度掬い上げた。
819ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:23:38 0
「…ね。気持ち良いでしょ?」
月子は放心して荒く息を吐きながら、こっくりと頷いた。
「もう一回イかせてあげる」
「えっ」
こめかみから頬にかけて桜色に染まった月子が、身動ぎする。
「だって二回も言わせたもの」
「そうだっけ…っ…」
月子の下半身がまたくねり始めた。
クチュクチュと今度は激しい音が下着から漏れて来る。
「気持ち、いいわよ…」
「あっ……やっ…ん…やっ…だめ…」
腕をミサの首に回したまま何度も小さく喘ぎながら身悶えする。
「…いっちゃう…だめっ…ああっ…」
喉の奥から甘く卑猥な言葉を叫ぶと月子はまた激しい快感に溺れて行った。

   *******************************************
820ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:24:27 0
数日後のこと。

ミサの部屋に竜崎が呼び出された。
お土産のケーキにおびき寄せられた竜崎が、月子とミサの向かいのソファーに座り込む。
「ねえ、今日の月子、何か違うと思わない?」
自信たっぷりに、鼻をツンツン上下させながらミサが言う。
「何がですか。とりあえず頂きますよ」
竜崎はフォークを取ると、さっさと食べ始めた。
「ほら、月子ちょっと立って回ってみて」
「え…ミサ…言うほど違わないし…」
恥じらいながら立ち上がった月子がくるりと回る。
竜崎が不審そうにフォークを囓った。
「分かりません…服はいつもの"しまむら"ですよね…」
「そうよ?"しまむら"よ?」
月子が言うと、ミサだけが不満そうに口を尖らせた。
「全く、折角キレイなんだからブランド物くらい着て欲しいわ…もちろん、竜崎はどうでもいいけどねっ」
竜崎にドスを効かせて言うと、月子の服を引っ張って座らせる。

ミサは立ち上がると偉そうに腰に手を当てた。
「なんとですね、月子は今ミサの選んだ下着を着ているのです!」
満面の笑みを湛えて得意気に言い放った。
821ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:27:21 0
負けず嫌いな男、竜崎が目を剥いた。
「…まさか…月子さん。本当ですか?」
「うん?本当だけど」
恥ずかしそうに月子が答える。
「私の用意した下着は、投げ捨てたじゃないですか…」
恨みがましく、スプーンを囓りながら竜崎が月子を見つめる。
月子は紅茶を飲みながら形のいい眉を顰めた。
「だって、あんなHな…股割れてたし…ブラの先の蓋とか、何アレ。セクハラじゃない…」
「ちょっと!竜崎!月子にそんな物見せたの!」
ミサが激昂した。
「何ですか。恋人に下着を贈るくらい普通ですよ」
幼稚な男が平坦な口調に戻り、言い返す。
「冗談じゃないわ!そんなセクハラぱんつ!ちょっとマジに捨てたんでしょうね!」
「何言ってんですか。取ってありますよ。二人の愛のメモリーってやつです。ケーキ食べないなら貰いますよ。勿体ない…」
ミサのケーキを奪うと勝手に食べ始める。
「私の月子には最高の下着を着けて貰わないとダメ!どうせスケッスケの化繊なんでしょ!冗談じゃないわ」
「…何で私的なプレゼントに、そこまで言われないといけないんですか。
箱の底にちゃんと伝統のイギリス製リネンの下着もありましたよ。見て貰えませんでしたけど…」
竜崎が不満そうにケーキを食べる。
「…竜崎、さっき"しまむら"の中国製、誉めてなかった?」
「あなたイギリスの地図も書けないくせに、偉そうですね」
ミサをフォークで指さす。
「何よ、書けなくたってどこでも行けるわよ。海外だって一杯行ったわ」
「どうせドコ行ったってブランドショップに行くんでしょう。目に見えるようです…」
「何言ってるのよ、ふん!私の方が月子のブラのサイズも知ってるし、胸だって触ったことあるんだからね!」
「…まさか…私ですら生で見ても居ないのに…」
また、竜崎の目が飛び出た。
「ここから解放されたらフルオーダーのブラだって二人で行けるしね。もちろん試着室の中まで一緒よ」
「…私だって月子さんの下着くらい見たことありますよ」
822ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:28:14 0
「どうせ!タンス覗いただけでしょ!」
「あなただって、月子さんがいくつ水色のパンツを持ってるか知らないでしょう」
「何よ!この変態!」
「なんでパンツの数で変態なんですか…」
「変態は変態よ!パンツの数の表作ってんでしょ!この変態!」
「……見たんですか」
竜崎がミサからコーヒーに視線を移した。
「……マジかよ…」
「マジですよ…ですが、普通ですよ?紳士の嗜みですよ」
「……」
「ま、私の勝ちという事でいいですか?」
ミサがソファーにふんぞり返って頬杖を付いた。
「じゃあ、今着てるブラの情報は無い訳よね」
「ぐっ…それは…」
竜崎は悔しげに爪を噛んだ。
823ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:31:24 0


不毛な二人の言い争いの間、月子はぼんやりとし、ついつい眠り込んでしまった。
すぐそこにあるはずの喧噪が遠くなる。
ふっと目を覚ますと、待っていたかのように竜崎とミサが月子をじっと見つめていた。
「ああ、ごめん。なんだか眠くなって…」
目を擦ると、不思議そうに真剣な面持ちの二人を見回す。
「今、話し合ったんですが月子さんの下着の決定権の決め方が決まりました」
竜崎がフォークを囓りながら眉間に皺を寄せた。
「何?何が?」
「私が、あなたの今の下着の柄を当てられなかったら、決定権はミサさんに」
ミサが厳かに頷いた。
「私が当てたら、私…ということで良いですね?」
ギラギラと目を剥いた竜崎が月子に言う。
「…ちょっと、何であなたたちが私の下着を決めるのよ!」
月子は勢いよく立ち上がった。
「何でって言われても…これは厳正な勝負ですから」
「勝負?!勝ち負けの問題?」
月子以外の二人が厳かに頷く。
「全くもう…」
ぼすんとソファーに座り込むと、立ちくらみでくらくらする頭に手を当てた。

「先に言っとくけど、竜崎が間違っても正解なんか教えないからね」
ミサが竜崎に釘を刺した。
「ケチですね。まあいいです。あとで二人きりになったら見せて貰います。おニューのブラとやらの中身を」
竜崎が舐め回すように月子の体を見る。
824ブラの付け方:2007/07/10(火) 20:34:05 0

月子は頭を抱えた。
この二人にかかると、月子の人権は勝負で決まってしまう・・・。
「全く…やめてよ二人とも、あんなに仲良く喋ってたじゃない…」
「ええっ!」
竜崎とミサが同時に大声を上げた。
「ちょっと、こんな変態となんか仲良くないからね」
「私だって。友人が生で、恋人が服越しなんて許せません…」
「何言ってんのよ。月子が触っていいって言ったのよ」
「私は服越しもまだなのに…」
延々と言い争いは続く。
「はぁー…」
月子は膝に肘を乗せがっくりと項垂れた。
「あ」
向かいの竜崎が大きく声を上げた。
三人の目が目を見開いた竜崎に集まる。
「白のドット柄ですか。凄く、好みです」
竜崎は不気味に口角を上げると微笑んだ。
月子より早く、ミサのパンチが竜崎に炸裂した。


おわり

上の方のレスで仲良くケンカする二人を妄想してみました。
どうもです
825名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 20:37:25 0
>>824
乙!
すごく面白かったよ!
三人とも可愛くてこういうの好きだ
ミサ月子もいいね
826名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:07:59 0
>>816
乙です!凄い面白かった!
百合でハァハァして、後半はほのぼのした感じで和んだ。
色々楽しめてマジで最高!ミサの温かく切ない想いも、感じてる月子も可愛い!
827名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:23:28 O
>>824
イイネ!ミサすげぇw百合にはそんな興味なかったんだけど萌えた
ミサと竜崎の掛け合いも和むw
原作のときからこの組み合わせ結構好きだったらする
そして月子…やっぱりしまむらか…w
828名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 21:31:41 0
>>824
いいねいいね!自分も百合にはあんまり興味なかったけど
ミサ月子がこんなに萌えるものだったとはw乙です!
この三人なら原作での輪になってウフフアハハ〜も自然な感じだw
本人は高貴な高嶺の花って感じなのに
着るものは安心価格なしまむらという小ネタに吹いたww
829名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 22:11:47 0
ここでもやっぱりしまむらいとなのかw

しかし竜崎アホスwww
面白かった。GJ!
830チョコレートは甘くない:2007/07/11(水) 01:21:28 0
>>636から
L月子 とりあえず長い(しかもエロばっかです)

とても静かだ。
空調が効いていない部屋は肌寒いのに、
月子の身体は緊張と不安、恥ずかしさで僅かに火照っていた。

先程から竜崎は月子の髪に触れたり、
柔らかい頬や首筋に指を滑らせるだけで、
昼間ネットで見たあの超濃厚で
えげつないセックスをする雰囲気とは程遠い空気であった。
逆にそれが堪らなく恥ずかしくて、竜崎の瞳を見れないでいた。
その上、言葉を発する事も億劫になってしまう。
こうやって男性と密着して触れ合うのは実に初めてであり、
幾ら雑誌やネットで勉強したからといって、
直ぐ実演出来る程、月子は性に対し柔軟では無いのだ。

男に触れられる、僅かな恐怖と嫌悪感が身体を酷く緊張させる。
ネットで見た男性の性器(しかも無修正)が脳裏に浮かんで、
逃げ出してしまいたい気持ちになるけれど、
ここで耐えなければ今までの苦労が水の泡だ。

竜崎の細い指が月子の唇をなぞった瞬間、
今までずっと伏せていた瞳を初めて上げた。
「やっと見てくれましたね」
竜崎の声は酷く優しかった。どうしてか分からない。
先程まで生ぬるい恋愛は嫌いだとか、
セックスセックスと煩くほざいていたのが嘘のようだ。
竜崎の瞳も、いつもの挑戦的で月子を苛立たせてた物とは違い、
切なくまるで愛しい物を見るような色をしている。
そんな瞳で見ないで、と声に出して叫びたかったが、声が出ない。
831チョコレートは甘くない:2007/07/11(水) 01:22:52 0
「緊張してますね…。怖いんですか?」
月子が首を横に振ると、竜崎は彼女の首筋に顔をうずめキスをした。
柔らかく生温かい唇の感触に身体がまた緊張していく。
そのまま男の指が月子の身に付けているカーディガンへと伸びて、
ボタンが一つづつ外されていく。とても優しい手付きだというのが分かった。

「…お願い、電気消して…」
こんな明るい部屋で裸で…全てを竜崎に見られるなんて耐えられない…
月子は蚊の鳴くような声で懇願する。
動きを止めた竜崎は不思議そうな顔で月子を見つめると
「そうですね、シャワー浴びましょうか」と全く噛み合わない返答をしてきた。

「ちょっと!約束が違うじゃないっ」
バスルームへ促された月子の後を追い、
何故か竜崎も一緒に脱衣所までだが付いて来た。
「何か問題でも?」
「大有りよ!誰が一緒にお風呂まで入るって言ったのよ!話しが違うでしょーが!」
「一緒になんて入りませんよ。ただ見てるだけですから。
どうぞ私のことは気にせず月子さんはシャワーを浴びて下さい」
「それじゃあ余計困るわよ!出てってよ!変態!!」
早口で捲くし立てると竜崎を追い出し、鍵をかけると月子は服を脱いだ。
バスタブに浸かり、先程の竜崎の顔を思い出すと顔が熱くなり、月子は鼻まで湯に潜る。
私…どうかしてるわ。大嫌いな男と今から…寝ようとしてるのに…。
しかもアイツの目的だって、ただ欲求を満たす事だけだと分かってるのに…
それ以上にアイツを翻弄させなきゃいけないのに…。緊張してる場合なんかじゃないわ…。

「なあ、月子。俺って外にいた方がいいよな…?」
気まずそうに聞いてくるリュークに月子は
別に見たいなら見れば?、と素っ気無く返す。
リュークに対しては何処までも冷たく無関心な月子であった。
832チョコレートは甘くない:2007/07/11(水) 01:25:11 0
バスルームから出ると先程よりも照明が落とされており、室内は薄暗く、
スタンド電気の淡い灯かりだけが寝台付近を控え目に照らしている。
その上で脚を折って座る竜崎の髪が濡れているところを見ると、
別室でシャワーを浴びて来たのだと分かった。

「遅かったですね。帰ったかと思いましたよ」
不機嫌そうに言い捨てると、
竜崎は待ちきれず側に寄った月子の腕を取りベッドへ組み敷いた。
柔らかいマットの感触に背が埋もれて行く。スプリングが軋む音が僅かにした。

濡れた月子の髪を解き、頬へと指を滑らせると竜崎は唇を重ねる。
整った歯列をなぞると呆れる程長く舌を吸い上げ、
何度も角度を変えて月子咥内を犯していく。
静まり返った部屋に響く吐息はやたら熱っぽくて、
月子は何度も顔を背けようとするが、竜崎がそれを許さない。
何処か甘く感じる唾液の味も、執拗に絡む舌の生々しい感触も
全てがあの卑猥なエロ動画とは異なる気がするのだ。
月子の目尻から瞬きする度に涙が零れ落ちた。

「可愛いですよ」
それを舌で舐め取ると、竜崎は何処までも甘い言葉で囁いてくる。
その声に胸が締め付けられるような気持ちになるのは何故か。
普段の竜崎とは違うのは確かで、今まで余り意識しなかった男性を嫌でも感じさせる。
緊張している身体は微かに震えているけれど、とても熱かった。

白い首筋に舌を滑らせ、時にきつく吸い上げる竜崎に対し、
月子は余り痕を付けないで…、と懇願した。
まるでこの男の所有物のように染まって行くのが許せなかったから。
もっと乱暴にむちゃくちゃに…月子の言い分も聞かずに酷い抱き方をするかと思いきや、
竜崎は酷く優しくて、首筋に埋めていた顔を上げると、
月子の頭を撫で何も言わず触れるだけのキスをした。
―――どうして?こんなに優しいの。――おかしいじゃない。
833チョコレートは甘くない:2007/07/11(水) 01:27:15 0
竜崎の手がバスローブへと伸び、月子の肌が露になる。
急に外気に晒され、冷たすぎる空気が纏うのに、
緊張の所為か、それとも恥辱の所為か、白肌は仄かに赤く染まっていた。

「んぁっ」
竜崎の指が柔らかい胸の肉へ食い込むと、月子は初めて甘い声を漏らした。
突起した乳首を指先で弄り口に含むと、
更に声を上げ、月子は身体を捩りながら悶える。

「……月子さん、一つ聞いてもいいですか?」
「な…に?」
「まさかとは思ったんですが…、もしかして初めてですか?」
「……」
その言葉に月子は押し黙る。
ネットでは処女を好む男が多いと見たが、この男の場合はどうだろうか…。
相当エキセントリックなのだから、
一般人の思考とは駆け離れているかも知れない。しかし。
「…竜崎が初めてよ…」
「やはり。そうだと思ってましたが、一応聞いただけです」
こいつ…!なんて性格の悪い男なの…!
思いつつも月子はいじらしく処女は嫌い…?、と聞いてみた。

「別に。嫌いでは無いですが、好きでもありませんね。
安心して下さい。優しくしてあげますよ」
何となく上から目線で言われるのが腹立たしい。
しかも「ヤれれば何でもいいんですよ。私は」と
さも言いたげな顔で見下ろしてくるので益々苛付いて来る。
先程、普段の竜崎とは違って少しドキっとしたというのは撤回しておこう。
やはり喋ると憎たらしい男に変わりない、と月子は心中で安堵した。
834チョコレートは甘くない:2007/07/11(水) 01:29:14 0
男の手が閉じられた脚へ伸び、下着を着けていない陰部へと指が触れた。
少し冷たい指の感触に身体が身震いするのを必死で堪え、月子は目を瞑る。
「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。…力抜いて下さい」
「あっ…ゃだっ」
骨ばった指の感触が膣内に伝わり、腰が引ける。
竜崎はそのまま指を奥へ入れ、粘着質な音を立ててかき混ぜた。
痛みは余り無く、しかし快感も無い。
ただ卑猥な音に月子は恥ずかしくなって耳を塞いだ。

「…感じ無いですか?濡れてるんですけどね。
…ではこれならどうでしょう?」
「え…?――やっ…あぁっ…やめて…っ」
いきなりの快感に思わず耳を覆っていた手を離して、
月子は高い声を上げ身を捩った。
竜崎は愛液で濡れた指で月子の淫核を摘み上げ、執拗に摩擦する。
その感触は足先まで痺れる快楽が伴う程であり、
溢れ出す液体が竜崎の指を益々塗らしていった。

「だ…めっ…そこ…ぃやっ…ぁんっ」
淫核を刺激する指を止めず、
膣内に入れる指を増やしていくと、やはり窮屈なのが分かる。

「月子さん?そろそろいいですか…」
愛撫していた手を止め、竜崎は衣服を脱ぎ捨てると、
月子の膝を軽く開かせ、身体を屈める。
初めて見る竜崎の身体は、エロ動画で見たどの男よりも華奢であり、
その細い腕には血管が浮き出ていた。
その様が自分と明らかに違う男の身体だと知って、
月子はまた胸が締め付けられるような気持ちになる。
――何故だか知らない。まるで悪い夢でも見ているような感覚だ。
835チョコレートは甘くない:2007/07/11(水) 01:31:15 0
「いいですね?力抜いて下さい。大丈夫ですから」
月子の頬に触れると、竜崎は耳元で甘く囁いた。吐息が耳にかかる。
――嫌いなのに、大嫌いなのに…こういうのは本当に卑怯だ。

竜崎は屹立した先端を月子の陰部へ宛うと、軽く擦り付けゆっくり腰を進めて行く。
「あぁぁっ…やっ…いやあっ――」
先程の快楽は何処へ行ったのだろうか、
鋭い痛みが陰部へ走り、裂けるのでは無いかと思う程であった。
竜崎の腕を爪が食い込む程キツク掴んだ。
「いや…いやぁ…お願いっ…抜いて…」
瞳から涙が溢れ、シーツに染みを作る。
そういえば竜崎のモノを見ていなかったと不図思い出すけれど、これ程痛いのだ。
相当でかいのかも知れない……。
想像するのも怖くなって月子はただ必死に首を横に振った。
――怖い。このままこの痛みが続くなんて怖いだけだ。

しかし、竜崎は止めなかった。
いや、女の身体を前に止める術が無いのかも知れない。
「…月子さん。私も限界なんです。
激しくはしませんので、少しの間我慢して下さい」
そう言って竜崎は腰をゆっくり押し進めていく。
結合部からは破瓜の血がシーツに染みを作っていた。


―――まだ続きます
管理人さん、いつもありがとうございます
836名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:39:59 0
>>835
神!!乙!
ツンツンなのに処女らしい月子に萌え!
優しいのか優しくないのか謎めいた竜崎もすごくいい
続きが楽しみです!
837名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 06:59:14 0
>>835ぐっもーにん(;´Д`)ハァハァ
血出ちゃいました!
明日はアヒルさん歩きでしょうか(*´Д`)ハァハァ
838名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 11:55:28 0
>>835エロ乙!

>>837
良いなそれ!!

松田「あれ?月子ちゃんどうかした?」
月子「え、なにが?」(ドキドキ)
松田「うん…何か歩き方が変というか…ぎこちないから怪我でもしたのかと…」
月子「だ、大丈夫!何でもないわ!ふふっ」(焦りながら誤魔化し営業スマイル)
竜崎「怪我はしてませんけど血は…ぐふっ!」(月子の鉄拳炸裂)
月子「滅多なこと言わないでーっ!」(真っ赤になりながら)
松田「!……すみません、僕ちょっと顔洗ってきます…」
総一郎「どうしたんだ松田は。職場を放棄するなんてけしからんな」
竜崎「松田さんは時々鋭いですね……月子さん、辛いのなら立ったままでも良いですよ」
月子「平気よこんなの!…っん」(いきがって椅子に座るが痛みが走る)
竜崎「すみません私の所為で…」
月子「…これは幸せの痛みよ。謝らないで」
竜崎「はい。すみません…」
月子「もう…」(呆れながらも幸せそうに)
(トイレにて)松田「うっうっ…月子ちゃん…」

そんな妄想をした。
839名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 12:42:59 O
そんなに痛いもんなの?
最中は痛かったけど終わったら
なんてことなかったけどなあ。
こればっかりは個人差かあ。
840名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 12:48:16 0
個人差あるみたいっすよ
841名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 13:39:58 0
>>838
>竜崎「はい。すみません…」
アニメ25話足拭きLの声で脳内再生されたww
842名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 13:49:18 0
個人差もだけど相手にもよるでしょ。
843名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:33:21 0
確かに。相手のやり方云々もあるけどモノの大きさにもよっても違うとオモ。
日本人のモノに比べて欧米人の方が総じてデカイから
4分の3欧米人なL相手だと月子はちょっと大変かもね。
しかもロシア人の血が強かったら月子頑張れとしかww下ネタスマソ。
844名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 19:36:24 0
>>843文章おかしかった
大きさにもよっても×
大きさによっても○ だった
845名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:43:49 O
そういや忘れがちなんだけどLてありえない混血児だったね
一体どういう家系なんだ
孤児ぽいけど一応誕生日も天才の日wってわかってるんだよね
846名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:44:12 0
>>838優しくないLと月子も好きさ!

竜崎「月子さん、どうかしましたか?今日は歩き方が変ですよ」
月子「え、なにが?」(ドキドキ)
松田「そういえば…何か歩き方が変というか…ぎこちないよね」
月子「だ、大丈夫!何でもないわ!ふふっ」(焦りながら誤魔化し営業スマイル)
竜崎「へー…そうなんだ…」(ニアが憑依)
月子「どこも悪くないから!」(真っ赤)
松田「まあアヒルみたいで可愛いけどね。月子ちゃんは何しても可愛いけど!あははっ」
総一郎が小さな声で月子に聞く。「月子…便秘か?」
竜崎「松田さんはニブいですね……月子さん、辛いのならトイレに篭もってていいですよ」
月子「大 丈 夫 だ っ て 言ってるから」地獄の底から響くような声で言う。
竜崎「すみません私の所為で…」
月子「そうよ、竜崎のせいよ。分かってんじゃない」
竜崎「はい。すみません…」
月子「…」(ちょっぴし、幸せそう)
竜崎「ですが、夜までには気合いで治して下さいね」
月子「………」

あれ?ラブになっちゃった?
847名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:50:47 0
ちょ、気合いで治せって竜崎ww
はいすみませんって誤りながらも竜崎ちょっと嬉しそうな感じだ
なにこの新婚夫婦萌えるじゃないかw
848名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:20:48 0
気合で治るもんじゃねぇって!ww
最初の頃は挿入は痛いだけかもしれないな。前戯は良いんだけど、いざ挿入となると毎回緊張して、とかさ。
でもそんな月子も何れ快楽に目覚めていくと考えると萌えるw

「月子さん…痛くないですか?」
「ん、平気…」
「では…気持ち良い、ですか?」
「…分からない…なんか擽ったいような…どこかに堕ちてしまいそうで…」
「堕ちても良いですよ。私が支えています。感じるままに…」
「っあ、やぁ竜…っん」

と、訳も分からないままにイク月子を妄想して一人で萌えたww
くそっ、竜崎め!
849名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:38:19 0
「あ、…もうちょっとで、イけそうです」
「え?ダメよ…もっと…」
「痛いんじゃなかったんですか?そういえば凄く出てますね…」
竜崎は動きを止めると接合部分を指で弄り、じっくりと観察した。
月子は恥ずかしそうにするが、下半身が我慢できないといったようにくねらせた。
「やめないでよ…」
「嬉しいです…やっと感じてくれるようになったんですね…」
焦らすようにゆっくりと月子に出し入れする。
「もっと…もっと突いて…」
竜崎は月子の卑猥な言葉を飲み込むように唇を貪った。
舌を絡め合わせたまま、激しく突くと月子は腰に脚を絡めてくる。
「あっ…あっ…いく…」

まで俺も妄想した
>>848(;´Д`)ハァハァ
850名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:16:06 0
君らwww
851名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:28:56 0
>>848-849の妄想に萌えた(;´Д`)ハァハァ
852名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 05:10:11 0
・・・・なんだ、このスレ_| ̄|○
853名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 17:08:47 O
>>852
女の子な夜神月を創作するスレ
854名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 17:58:39 0
>>852
美少女で聡明な女の子月とそれを元にした神職人達の作品に住人がハァハァするスレ
855名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:06:20 0
>>852
神職人達の作品に住人がハァハァしつつ女の子月を題材に皆で楽しく遊ぶスレ
856ピンキー名無しさん:2007/07/12(木) 21:10:08 O
>>852夜神月が女の子だったらすごく萌えるんじゃね?
という発想から始まった妄想スレ
857名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 21:30:21 0
>>852
萌えの詰まった妄想スレ
858名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 21:45:42 0
>>852
ユー嵌っちゃいなよ。

ぴんくらしくエロもあるけど決して下品じゃないし、甘酸っぱいものもある比較的安心して
見られる居心地の良いスレだと思う。
まとめサイトなんて一日入り浸ってても飽きないw

週末になれば神々の降臨もあるだろうから今から正座してwktk
859名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:05:26 0
自分も今からwktkしながら待ってる。
神々いらしてくれるといいなー。
このスレはエロから甘酸っぱいのまでいろいろ見れて楽しいw
まとめサイトは本当に宝物殿だよ。萌えが一杯。
管理人さんいつもありがとうございます。
860名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:28:05 0
なんか懐かしいのの続き行きます『L国と夜神国』
騎士キャラから、キモメンに株ダダ下がりのミカミン頑張れ。
もっと頑張れ。
861『L国と夜神国』:2007/07/12(木) 23:29:27 0
---------------------------------------------------
トイレから戻った魅上は張り飛ばされた。
「どこに行ってたの!」
月子は涙目になっていた。
「姫、申し訳ございません」
実は断りを入れて行ったはずなのだが、頬に赤く手形を浮かべた魅上は跪く。
月子は苛々と爪を噛んだ。
「また、来るのよ」
魅上はおずおずと顔を上げると月子を見た。
月子の不安そうな目と目が合う。
その瞬間、月子は手にした扇を魅上に投げつけた。
「ちゃんと側に居るのよ!」
---------------------------------------------------
862『L国と夜神国』:2007/07/12(木) 23:30:44 0
その晩も計ったように入浴後に女達が現れた。
今日はレモン色の香油を持っている。
「さあ、お美しい姫様、横になって下さいませ」
老婆が微笑んだ。

昼間散々月子に叱られた魅上は、足に包帯を巻き、壁に凭れるようにして立っている。

月子は動揺するのを出さないように、出来るだけ柔らかく微笑んだ。
「疲れは取れましたから、今日は脚だけでよろしいわ」
老婆と助手に一瞬緊張が走った。
老婆が不安そうに月子を見る。
「姫様、お願いですから昨日のように全身コースDXをさせて頂けませんでしょうか…」
月子は不思議に思った。
竜崎王との約束はあるが、どうせ全部を見ている訳でも無い。
マッサージをしようとしまいと、口裏を合わせれば事が済むのではないか。
不安になった月子は声をひそめた。
「どうして?私達がした、と言い張ればよろしいのではないかしら」
「それが…竜崎王は、真実を見抜くお力がおありなのです。お願いです。どうか昨日のように…」
老婆と助手達は情けない顔で懇願し始めた。
「そう…それでは仕方がありませんね」
諦めた月子は立ち上がると絹の部屋着を脱いだ。
---------------------------------------------------
863『L国と夜神国』:2007/07/12(木) 23:33:04 0
月子の体にレモン色の香油がかけられる。
昨夜とは少し違う手順で全身を愛撫され、月子はまた甘く喘ぎ声を発し始めた。
「っ…あ…ん…、っあ」
「姫様は本当にお美しい」
老婆の指が器用に月子の胸の蕾を弄ぶように摘んだ。
月子の白い裸身から発散する香油の香りで部屋がむせ返るようだ。
「ああっ…っん…あ…、…んっ」
長い愛撫の後、老婆の手が月子の下半身と触れあってクチュクチュと淫らな音が漏れる。

魅上は月子から目を離すことを許されず、また前屈みになった。

助手と老婆の手が月子の中の性感の炎を煽るように蠢く。
「さあ、姫様、今日は四回は行って頂きますよ」
月子は白い脚を痙攣させると一回目の絶頂に駆け上がった。

「…っふ」
同時に魅上はビクリと痙攣し下着の中に子種を無駄打ちしてしまった・・・。
---------------------------------------------------
864『L国と夜神国』:2007/07/12(木) 23:34:30 0
次の晩もその次の晩も女マッサージ達が月子の寝室を訪れた。
日ごとに違う香りの香油を持ち、微妙に撫でる順序ややり方が違っていた。
だが、確実に月子の感度は上がり、喘ぎ声は激しくなり、日中でもすぐに甘い疼きを感じる程になっていった。


庭のベンチに座った月子が呟いた。
「魅上…、わたくし何だか怖いわ」
「月子姫…」
魅上は何とか慰めようとして口ごもった。
「体が、どんどん変わって行くの。ねえ、魅上もそんな事がある?」
月子は邪気のない澄んだ瞳を魅上に向けた。
魅上は心臓がドクリと音を立てたような気がした。
「いえ…」
引きつるように答えると、月子はがっかりして、手に持った花に目を落とした。
「そう…」
魅上は慌てた。
「月子姫、違います。実は私も…自分でああいった事を致します。
さっき言ったことは…恥ずかしかったので、つい」
月子はパッと顔を輝かせた。
「ほんとう?」
「はい、本当です」
魅上は真っ赤になりながら必死に答えた。
「私も恥ずかしいわ。二人の秘密ね。約束よ」
花のように笑うと月子は小指を差し出した。
二人はそっと小指を絡め合うと微笑みを交わした。
---------------------------------------------------
甘酸っぱく(?)つづきます
865名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 00:16:30 0
>>864
GJ!月子も魅上もカワイイな
見た目二枚目なのに中身は三枚目な魅上ってなんかイイ!
指切りに萌えました(*´Д`)
866名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 02:10:32 0
月子のツンデレが萌えるw
あと老婆がすごすぎ。どんだけ〜w
867名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 02:14:28 0
>>861は神!
乙です。月子姫もヘタレ騎士魅上も可愛いよ(;´Д`)ハァハァ
見てるだけイク魅上も凄いけど、まだまだ純粋な月子姫に激しく萌えた!
指切りってのがまた可愛い!やべぇニヤニヤが止まらないw
868名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 08:55:57 0
原作コミックの三巻、Page.20「先手」テニスでプロファイル〜のあたり
エロ無し。セクハラのみ。Lと月子。
869Page.20「先手」:2007/07/13(金) 08:58:10 0
夜神月子と流河旱樹は、東応大学のテニスコートにやって来た。
並んで歩きながらTシャツにハーフパンツ姿の月子が聞く。
「流河くん、親睦を深めるためのテニスって、私の実力知ってて言い出したの?」
「大丈夫です夜神さん。私はイギリスのJr.チャンピオンだった事があります」
そっけなく流河ことLが答える。
流河はいつも見る白い長袖にジーンズ、靴だけは運動用だ。
「それより夜神さん、スコートじゃないんですね…残念です…」
指をくわえて恨めしそうに月子を眺める。
「…当たり前じゃない…流河はイギリス育ち?」
「イギリスには5年ほど住んでいましたが。安心してください。そこからLの素性が割れるような事は絶対ありません。
それに今のスコートはいけません。あのヒダヒダがいいんです。
どうして、ああ皆ぴっちんぱっつんの…スコートに持ちボールを突っ込むのも如何なものかと思いますね…。
まあ、乳首ぽっつんはアリですか…ウィンブルドンの真っ白ウエアは萌えますね…」
(ああ、そう…)
月子は心中うんざりした。
まさかLがスコートフェチとは。
「では6ゲーム1セットを先取した方が勝ちで良いのね」
「わかりました」
月子がボールを数度つくと、振りかぶる。
小気味よい音を立てて、月子の放った鋭いサーブが流河の脇を抜けて行く。
「フィフティーン-ラブ」
コートに月子の涼やかな声が響く。
微動だにせず流河は月子を見つめた。
「いきなり本気ですか」
「先手必勝だからね」
月子は不敵な笑みを浮かべた。
--------------------------------------------
870Page.20「先手」:2007/07/13(金) 08:58:51 0
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「安永先輩!新入生がテニスコート使ってます。
それが、あの流河旱樹と夜神月子なんですよ!!」
「誰それ?」
安永が興味無さそうに答えた。
「し…知らないんですか?今年成績トップで入学した二人です。それなのにプレーが凄いんですよ!」
「成績トップ?知らね」
手にした缶コーヒーを飲む。
「……入学式から二人でつるんでて、これが美女と野獣というか、やな感じなんですよ。あんな美人と珍獣が…勿体ないっていうか」
(美人?)
「とにかく、テニスサークルの主将としては見ておかないとな」
安永は急いでコーヒーを飲み干すと足早にテニスコートへ向かった。
--------------------------------------------
871Page.20「先手」:2007/07/13(金) 09:06:32 0
流河は、月子と打ち合いながら考える。
(安心しろ、夜神。キラは負けず嫌いだが、キラでなくとも試合には勝ちたいものだ。)

打ち合いながら、月子は考える。
(向きになって勝ちにいくとキラっぽい……か?
だからといって、わざと負ければ、向きになって勝ちにいくとキラっぽいと思われるから
わざと負ける所がまたキラっぽい・・・でしょ?)

月子は両手でラケットを振りバックハンド側から、流河のバックハンド側ぎりぎりへ流す。
(結局、同じ事!)
鋭い一打を流河に片手で返される。
コートの真ん中へ戻りきれない流河の動きを見透かして、月子は次の一打を流河の反対側へ振った。
流河がコートを左右に振り回される格好になり、差し出したラケットの数センチ先をボールが飛んでいく。
流河は改心の一打を放って笑顔になった月子を見た。
(ほら、勝ちに来た…)

「ククッ、いつの間にか審判やラインズマンまで居るぞ」
ぜいぜいと激しく呼吸する月子の後ろでリュークが面白そうに言う。
流河も息が上がった様子だ。

「夜神さーん」
流河の間の抜けた声がテニスコートに響いた。
「やっぱり、スコートの方が涼しいと思いませんかー?」
月子はこめかみに青筋を浮き上がらせた。
「心配しなくても!充分!涼しいわ!」
(良いわよ。変態スコート・フェティシストさん。親睦が深まった振りをしてあげる。
守っているだけでは勝てない。キラ事件でもテニスでも、勝つにはまず攻める事!)
872Page.20「先手」:2007/07/13(金) 09:09:33 0

「ゲームセット、ウォンバイ流河6ゲームトゥ4」
主審が叫んだ。
「さすが流河くん。負けたわ」
「私も久しぶりにムキになりました…」
汗だくで息の上がった月子と、流河はネット越しに握手する。
いつの間にか集まったギャラリーから、試合終了にがっかりしたような声が上がる。


「喉も乾いたし、流河に頼みたい事もあるから、この後お茶でも飲まない?」
「ゲームに負けたからですか?だったらスコートを…ごふっ…」
月子の鉄拳が流河の腹に飛んだ。
「良いですよ。月子さんの頼みです、聞ける事なら聞きましょう…」
「ありがとう」
月子は握り拳を構えたまま極上の笑みを浮かべた。
「しかし、その話を聞く前に、私もひとつ言っておくべき事があります」
「何?」
汗ばんだ月子の背中にブラが透けないか、じっと見ながら流河が言う。
「私は本当は夜神さんを、キラじゃないかと疑って居るんです。それでも聞ける事なら何でもお聞きします」
「!!」
月子は無意識に感じる卑猥な視線と流河の言葉に、運動のせいではない別の汗が噴き出すのを感じていた。
--------------------------------------------
一旦おわり
Page.21「裏腹」まではする予定
873名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 10:46:42 0
874名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 13:03:55 0
>>869乙!
久々に原作変換キターッ!待ってたよ!ありがとう!
臨場感あって面白かった。黒月子の雰囲気がイイ!
続き待ってる!
875名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 19:39:05 0
>>871流河は改心の一打を放って笑顔になった月子を見た。
→流河は会心の一打を放って笑顔になった月子を見た。

字、間違えました

書きつつシゃラポワ見たりしてたんですが、テニスでプロファイルは絶対しませんね
ほら勝ちに来たっていうか、ずっと勝ちに来てますからw
それで勝てるならずっと勝ちに行きますからw
親睦を深めるために、いきなりシングルスで本気試合してる二人、違和感ありすぐるw
遠目にはイチャイチャしてるように見えて(;´Д`)ハァハァ?
わざとかとも思われますが、学内の施設を使ってもテニス部は怒らないだろうと、そのへんアニメと同じ
876名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:19:42 0
テニスウェア(ヒダスカート)姿の月子イラストが降臨するのを冬まで待つw

テニス部は怒らないでしょ。寧ろあんな凄いw試合を魅せてくれたんだから
「今度は是非部員とも試合を!!あっ、混合ダブルスでも良いですよ!」と誘いそうw
877名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:21:13 0
しつこく勧誘するテニス部員の横で「スコート!すこーと!」って叫びたいw
878名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:18:02 0
>>875
乙でした!
確かにテニスでプロファイルって無理ありますよねw
あんなに激しいスポーツなのにそんな余裕なさそうです。
でもあれですね、男女でテニスって天皇と美智子様みたいですw
879名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:23:15 0
>>878Lがかるーく打った球を、鋭く返す月子さん
L「今日は軽井沢風だって言ってたじゃないですか…」
月子「あぁ…ごめん。つい」
まで想像した(;´Д`)ハァハァ
880名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:23:23 0
>>869様GJ!
Lのテニスとセクハラの二重攻撃がいいですね。
それでも何とか4−6に持ち込んだ月子は凄いと言うか…とにかく頑張れとしか。
あと「み…認めないぞ。運動神経抜群の上
東大にトップ入学の美少女とあんな男がつるんでいるなんて…
しかし是非我がサークルには二人とも入ってもらおう」
とのたまう安永先輩なんてのも想像してみたり。

そんな氏の作品によってスコート月子が待望されている中、
流れを読まずに投下します。

※照月子(一応エロのつもり)
http://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000036685.jpg

とりあえず私もテニスウェア(ヒダスカート)姿の月子イラストが降臨するのをいつまでも待ちます。
881名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:25:08 0
>>880(;´Д`)ハァハァ
速攻保存したけど、見つかったらぁあああ!
西洋絵画みたいでイイ
882名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:54:44 0
>>880
きゃあああああ!!見てしまいますた!
ごちです!

>>879
軽井沢風wwあははうふふな感じだなw
883名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:20:44 0
>>880
絵お上手ですね!保存しました!!!
恥ずかしそうにしてる可愛い月子とセクシーな照。萌え萌えハァハァ
色んな照月子が見たくなりました!ありがとう!
8844話目ラスト「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:31:11 0
空気を読まず投下。
私はある方の代理で今回だけ投下のみ行います。
小説は他の人が書いているため
この小説の誤字等は読んだ方が直接、管理人に言ってあげて修正してください。
彼女はしばらくこのスレに現れないので、
最後に彼女の言葉も書いておきます。

4話目ラスト「次の日の出来事」

L月子。微エロありですが、シリアスが多し。
黒月子ばかりで疲れたため、風邪をひいてもらいそのひとときだけ純粋な無垢な白月子になってもらいました。

----------------------------------------------

夜神月子と男女間の関係を持つことが夜神月子がキラであるという証拠を掴む意味でもっとも有効な手だと考え、
罠があるのを覚悟に付き合うことに同意した。
二人のいっこうに進まない関係に痺れを切らした私は条件付きのオセロゲームに勝利し、半ば強引に二人の関係を深めた。
翌日、全てを知っているワタリが私に語った。
「竜崎。貴方は体と心が別物と考えていますが、人間は体と心は繋がっているものですよ。
互いを重ねあうということはそれだけ相手を知り惹かれるというリスクを背負うものです」
885名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 01:32:04 0
神速乙であります!遠く管理人様に向かって敬礼!(`Д´)ゞ
886「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:32:42 0
――夜神月子は初Hを経験した翌日、大学にも捜査本部も現れなかった。
少しばかり気にしていた私の元に
「月子は風邪をひいたようで寝込んでいるので、今日は捜査本部を休ませてもらいたい」
月子の父親である夜神総一郎が私に断りをいれてきた。
「・・・そうですか。では、後でお見舞いに伺います。皆さんは第2のキラの情報を出来る限り見つけて資料を提出してください。
私は一通り、目を通しますので・・・」
「わかった」
いつもと変わりなく捜査を進めるキラ捜査本部。
すでに集まっていた第2のキラ事件の捜査資料を見ながら私は昨日の夜の出来事をふと考えていた。
887「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:33:14 0
「月子さん・・・月子さん、大丈夫ですか?」
冷静であろうとする自分の意識とは裏腹に、夜神月子との初めてのセックスは想像を超えるほど気持ちがいいものだった。
夜神月子が実は処女だという事実には驚かせれたが、初めての男という特権がより感情を刺激したのかもしれない。
唇も体も何度も重ねることで理性はなくなり、いつしか本能のまま動き、私が絶頂に達した。
不意打ちのように夜神月子のナカに放った熱い精液にその瞳は驚きを見せたが、そのまま気を失ったのである。
気を失った夜神月子の横顔を眺める。
意思の強い挑戦的で孤高でどこか寂しそうな瞳を閉じていれば、まだ年齢相応の幼い顔立ちがよく分かる。
長い睫、形の整った鼻筋、柔らかい頬に、花びらのように形の良い甘い唇。
世間一般で言われている美少女の特徴を顔にすべて刻みこまれている。
夜神月子がキラでなければいいと一瞬でも思ったが、すぐに危険な考えを頭の隅に追い出した。
気を失っていた夜神月子の視点の定まっていない瞳が開いた。
「あ・・・ワタシ、どうしたの?」
「気を失っただけです。体のほうはどうですか?」
「・・・少しだけ痛いけど、平気。いま何時?」
「もう、夜が明けました。五時近くでしょうか・・・」
窓を覗くと夜空に輝いた星も月も見えず、朝日が昇り始めて周囲を明るくさせている。
夜神月子は体を引きずるようにベッドから離れ、近くに散乱した自分の衣類を拾い、ボタンを留め始める。
私はただその姿をベッドの上から眺めていた。
「もう、そろそろ家に帰らないと・・・家族が起きてしまうわ。それにここで父さんに会ったら大変」
体がダルいせいのか、夜神月子は自分の衣類を着込むのに時間をかけていた。
「ワタリに言って家まで送らせます。その体じゃ歩けないでしょ?」
わずかに顔を赤める夜神月子。
でも口答えすることもなく、携帯で呼んだワタリとともに部屋から去り自宅まで車で帰っていった。

昨日の出来事を考えると、思いのほか夜神月子の体に無理をさせたのかもしれない。
風邪というのもあながち嘘にも思えなかった。
大量の資料を一通り目を通した頃にはすでに午後の2時過ぎになっていたが、
それでも夜神月子のことが気になり始め、お見舞いを理由に外を出ることにした。
外は、朝は明るい朝日が出てとても澄んでいた空は午後には雲に覆われ、小雨が降り始めていた。
888「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:35:07 0
――夜神家に着いた時には、空の天気模様はすっかり小雨から強めな大雨に変わっていた。
すでに監視の際に家の間取りは把握していて夜神月子の部屋もしっていたが、
玄関から出迎えた夜神月子の妹である粧裕嬢からみれば私が初めて部屋に上がることにはなるので、
口頭で夜神月子の部屋を教えてもらい、一人階段に上がり、部屋の前に着いた。
コンコンとノックをする。
「竜崎です。ドアを開けていいですか?」
「・・・何の用?なぜ来たの?」
「貴方のことが心配になりまして、それでお見舞いに来たまでです。いけませんか?仮にも私たちは恋人同士ですよ」
「・・・ワタシをキラだと疑っているのに?それとも昨日のことを気にしているわけ?一度寝たぐらいで、いい気にならないで!」
ドア越ししながら一つ一つの言葉にわずかに息が上がっているのがわかる。
やはり風邪をひいたのは本当のようだ。
「いい気になってなどいませんよ。心配したのは本当です。処女の貴方に無理をさせてしまいましたから。
それよりドアを開けていいですか?立ち話もするのもいいですが、他の家族の方に聞かれてしまう可能性もありますよ」
「・・・わかったわよ。ただし風邪がうつってもしらないわよ」
そうに答える夜神月子に安心してドアを開いた。
夜神月子は薄い水色のパジャマを着てベッドに腰を下ろしている。
額には冷ピタが貼られ、頬がわずかに赤い。
「やはり風邪のようですね」
夜神月子の顔がよく見えるようベッドの近くに腰をかける。
私が近くにいることで夜神月子はわずかに動揺した。
震える唇で私を見ずに顔を背けたまま話を続ける。
「風邪をひいたのは自分のせい。・・・それにショックだったから」
「ショック?」
「竜崎の気持ちが少しでもワタシに向けてくれて夜神月子として抱いてくれたかと少し期待していた。でも、そうじゃなかった」
横顔から見える夜神月子の上気した頬とわずかに瞳に涙をためている姿に珍しく心が揺れる。
889「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:36:06 0
「どうしたら信じてもらえるの?私はキラじゃない。キラじゃないよ・・・」
夜神月子の瞳にためていた涙は抑えきれず頬から曲線を描くように、落ちた。
風邪は、時には強靭な精神力を持つと思っていた夜神月子の心と体をも蝕む。
いつもの愛想よく、時には負けず嫌いな性格がゆえに挑戦的な態度をとる夜神月子とは違い、今の彼女は健気で無垢そうな感じを醸し出していた。
きっと体が弱っているせいかもしれない。
そんな夜神月子を見て不思議な感覚に襲われる。
これが夜神月子の本来の姿なのか?
本当にキラなのか?
それともこれは罠なのか?
わずかな警戒心を抱いていても頭で考えたところですぐに答えは見つからない。
月子さんがキラでなければいいと一瞬でも思いましたよと、言えれば彼女は安心するのだろうか?
嘘と真実が入り混じり、本当のことなど分かり合えない二人の間に言葉など信じ切れるものなのか?
答えが出ないまま互いに長い沈黙が続いた。
窓に当たる外の雨の滴の激しさだけが部屋に響き渡る。
「月子さん。私が少し感傷的になっているのはきっと、外の雨と貴方の弱った姿を見たせいですよ。
だから・・・今だけは信じてあげます、貴方がキラではないことを」
泣き続けている頬の涙にそっとキスをする。
夜神月子の涙は、甘く少し切ない味がした。
私の意外な行動に夜神月子は一瞬、困惑した瞳を浮かべたがそのまま受け入れるように目を閉じ、私も互いを確かめ合うように唇を重ねた。

890「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:36:49 0
――3時間後、夜神家から捜査本部に戻り、ワタリの注いだ紅茶を飲みながら思いにふけっていた。
夜神月子の行動には疑問を感じる点がいくつもある。
深い関係になるために半ば強引過ぎたが最終抵抗をせず私に処女をも捧げ、今もなお体を重ねる。
いつもの性格とうって変わり、今日の夜神月子は夜神月子らしくない。
だからこそ困惑し、私らしくもない言葉と行動をした。
すべてが計画のうちなら・・・キラだから全てをかけて私に挑んでいるのか?
夜神月子が寝込んでいてもキラの裁きは止まらず、第2のキラも現れ、事件はより複雑になる。
第1のキラと第2のキラが出会い、繋がりを持つことが何よりも阻止しなければならない。
だが、夜神月子がキラあってもなくても執着する自分がいる。
それは何故だかいまだにわからない。
いや、わかることを恐れているのかもしれない。
891「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:39:03 0
全てを傍で見ていたワタリが、私のとる行動に心配したのか珍しく釘を刺すようなことを言った。
「竜崎。貴方は体と心が別物と考えていますが、人間は体と心は繋がっているものですよ。
男女間の互いを重ねあうということは、それだけ相手を知り惹かれるというリスクを背負うものです。
夜神月子さんがキラであってもなくても、あまり深い関係になるのはどうかと思います。私は貴方が死ぬのは見たくありません」
夜神月子に惹かれているかもしれない。
そう考えると自分の取った行動の意味が見えてくる。
だが、冗談じゃない!
キラに、夜神月子に惹かれているなどと断じてあるはずがない。
ワタリを安心させる意味でも、そして自分の心の迷いを断ち切るためにも口にした。
「夜神月子に惹かれている?・・・いや、それはない。大丈夫だ、ワタリ。私はキラには負けない」

すべては雨のせい。
そして弱った夜神月子の姿を見たからにほかならない。
だが、心の中で冷静な自分が問いただす。
<恋に落ちれば負け(死)が待っている。だから決して恋に落ちてはならない。
だが、相手を恋に落とすにはやはり自身も恋をしなければならないということか>
と。

外を見上げると街を包み込むような霧かかった雨が降りしきる。
憂鬱な雨は止みそうにない。
長い長い雨が続く。
その雨のように二人の間に揺れ動く気持ちはまだ晴れそうになかった・・・。

----------------------------------------------
END

竜崎が月子に惹かれているのに探偵であるがゆえに思いを伝えられずにいる、
そしてそんな竜崎を心配するワタリといった感じの
そんな少し切ない終わり方をさせました。
読んでくれた方には感謝します。
このスレが長く続くことを心から願っています。
892「次の日の出来事」:2007/07/14(土) 01:45:31 0
お付き合い→初キス→初エッチ→次の日の出来事
のラストの作品です。
次の日の出来事のみL側の視点で書いています。
「次の日の出来事」(L側からの視点)とお考え下さい。
893名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 03:12:18 O
乙!GJ!切ない終わり方だな〜

>885
まさか軍…ww

管理人さん乙です
894名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 04:27:31 0
>>880さまは私的神!
乙です!速攻で保存致しました。
全裸でエロいのに絵画風で美術的にもとても素敵な絵で萌えたり溜息だったり…
照と月子が穏やかに幸せそうにしている雰囲気がとても素敵です。
二人の身長差にハァハァしました!身体のラインとか本気で最高。あなたが神か!
照の右手がエロいけどさり気無い左手の方がエロく見えるwそれに添える月子の手にも
愛情を感じる!メッチャ乳首摘んでるのが変態照らしいww
主従でラブラブってのが萌えるw 長文失礼しました。興奮し過ぎww
895名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 05:20:31 0
>>891よかったですぅ(;´Д`)ハァハァ
L視点もいいれすね!
家族もいるのに、月子さんの部屋でしちゃだめー!w
896名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 06:54:29 0
>>892はもっと磁針盛って大丈夫っすよ。うまくなってきたと主
また投下してね
897開陳(カイチン):2007/07/14(土) 07:33:48 0
>>691つづき。Lの微エロ?白月子とL
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「月子さん、そろそろオナニーしたくないですか?」
ベッドに入って恐怖本を読み始めた月子に竜崎が聞いた。
「な…なな!何言うの!」
妙に嬉しそうに指を銜えているのが憎らしくて、月子は本を投げつけた。
予測していたのか竜崎は器用に本を避ける。
「私なんかに遠慮せず、どうぞ毎日して下さって構いませんよ。何だったらお手伝いしても良いんですが。月子さんの許しがあれば…ですがね」
布団に隠れた胴体を物欲しそうにじっと見る。
「ちょ…いくら何でもいちいち宣言して人前でしないわよ」
「そうですかね、コレを言うと又、殴られますけど、あなたが家での監視中にカメラに気付いていなかったという可能性はゼロではないんですよ…つまり…分かります?」
月子は目を吊り上げ、竜崎の頬を平手で打った。
手加減したため、音のわりに衝撃は無かった。
竜崎が月子の細い両手首を逃げられないようにベッドに押さえ込むと、見下ろして続ける。
「やっぱり殴りましたか…つまり、私に見られているのが分かっていて毎日マスターベーションに励んでたって可能性も否定できないって訳です」
「勝手に…勝手に見てた癖に…」
月子は罵声を浴びせたいのに言葉に詰まり、ギリギリと歯軋りした。
「怒りましたか」
「当たり前よ!」
「まあ、どうも分からない部分もあるんですが、今の様子だとキラではないという可能性の方に少し針が振れましたね」
「……そう?」
月子は少々気の抜けた声を出した。
「それも仮説ですけどね。いちいち反応されると困ります」
手を放すと踞り、指を囓る。
「それに、私が困ってるんですよ」
「何に?」
898開陳(カイチン):2007/07/14(土) 07:36:13 0
竜崎が眉間に皺を寄せて月子をまた睨んだ。
「オナニーですよ。あなた、邪魔なんですよ」
月子は半笑いになった。
「何言うの。さっき気にせずしろって言った癖に。どうぞ遠慮無く」
竜崎はヘラヘラ笑う月子を睨んでいたが、ふっと表情を緩めた。
「まあ見られても良いんですけど…」
「……。」
「見てもいちいち怒らないで下さいね」
「いや、やっぱイイから。私が寝たら勝手にやって、ていうか、音楽でも聞いてるから…超勘弁」
月子は竜崎の言葉に焦り始めていた。
「いえ、やはりそういう訳にも行きませんね」
考え込むように上を見る。
「や、それでいいから…」
「何しろ、私は月子さんのを何度も何度も、毎日毎日、見てた訳ですから。バランスが悪いでしょう。
ちょっと準備しますから、あっち見てて下さい」
しつこく月子のオナニー頻度の激しさを指摘し、ゆるゆるジーンズの腰のボタンに手をかけた。
月子はそこまで見て目を逸らした。
「いや、いいから。知らないうちにやってよ」
「何言ってんですか。お付き合いしてるんですから、見ておいた方が良いですよ」
月子の背後で、ごそごそと身動きする音と、何かを擦るような音がする。
月子は耳を塞いだ。
「ひぃぃぃい」
「月子さん」
竜崎が月子のパジャマを引っ張る。
「いや、いい!いいから!」
月子はそのまましばらく固まって、そろそろと手を下ろした。
「月子さん?大丈夫ですから。こっち見て下さい」
恐る恐る竜崎の顔を見ると、半分寝そべるようにして月子を見上げている。
徐々に体へ目を向けた月子が、目を剥いた。
「ちょ!何て物出してんのよ!」
899開陳(カイチン):2007/07/14(土) 07:38:06 0
「基本的に、出さないと出来ませんから…」
服から屹立する赤い怒張を扱く。
月子は鎖のギリギリまで後ずさったが、興味をそそられて目が離せないで居た。
「あ、見てて構いませんから。それとティッシュ取って下さい」
月子はティッシュを投げ、顔を歪める。
「竜崎、変態?」
「酷いですね…」
「それに何でいきなり…その…大きくなったのなんか…」
竜崎は手の動きを早める。
「男の見栄ですかね?男性は女性に大きく見せたいもんです」
「逆効果だと思うけど…」
「そうですか?あ、もうすぐ出ます…」
ティッシュを腹に敷くと、月子を見つめながら先を刺激する。
「ちょ…」
「何か見られてると、興奮しますね」
呑気に言うとパンパンになった先をしばらく撫で、ビクッと腰を震わせた。
勢いよく白い粘液が腹へ飛び、ティッシュを越えて服に落ちる。
そのまま数度着地点を短くしながら、精液を吐き出すと、ゆっくりと未だ屹立する怒張を扱いた。
「あ、これは残り汁全部出してるんで…」
「教えなくていい!」
「それに、今日は溜まってたのと、見られてるので凄く飛びました。普段はそんなでもないです。期待しないで下さい」
「教えなくていいから!」
竜崎が白いシャツを脱ぐと、細い癖に男性らしい特徴のある体が露わになった。
「なんで脱ぐのよ!」
月子が真っ赤になる。
「服が汚れましたから。とにかく…眠いです…」
ずり下がって寝ころび、もそもそと下着に納めると、ジッパーを開けたまま目を閉じた。
900開陳(カイチン):2007/07/14(土) 07:39:18 0
「ちょっと…寝たの?」
月子がしばらく顔を眺めていると、静かな部屋に規則的な呼吸音が聞こえる。
「せめて社会の窓は閉じてよ…」
月子は竜崎の服に手を伸ばし、汚い物を持つようにジッパーを摘んだ。
開ききったチャックは引っ張っただけでは上がらない。
不愉快そうに顔を顰め、力まかせに上げようとすると、その手首を竜崎が握った。
ハッとした月子を目を半開きにして見つめ、ゆっくりと口を開いた。
「明日は触ってくれると、嬉しいですね。扱いてくれると、もっと良いです…」
そのまますうっと眠りに落ちるように、手首を放した。
月子は掴まれた手首を不愉快そうに撫でると、竜崎を睨んだが、竜崎はすっかり安らかな表情で眠っている。
「全く…」
体を隠すように毛布を掛けてやると、月子もベッドに潜り込む。
月子はその夜もなかなか寝付けなかった・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つづく

自分で書いておいて何だが、こ れ は ひ ど いw
901名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 08:05:13 0
>>892
GJ!乙です〜
竜崎視点ってあまりないから新鮮でよかったです。
ちょっと続きが気になる切ない感じですね。
>>900
おまいwwww乙!
竜崎やっちゃったなあwこの前はえらくラブ&エロスだったのに急にw
902名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 08:18:54 0
>>880
乙!
ひさびさのイラストの神が降臨して嬉しいな。
それに全裸でエロいのに、エロく感じないのがいい!

>>892
乙!
切ない感じがいい!
続きが見たくなる。
また投下してくれることに期待!

>>900
乙!
竜崎は変態か!?
でも、そこが面白い!

あと、私的に>>861の小説の続きが気になるので
投下に期待!
903名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 11:48:17 O
>>900
ちょwwwww変態www
904名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 13:06:57 0
>>900
ちょ、竜崎変態すぎるwwだがそこがいいw
905名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 14:28:10 0
>>900
変態GJ!

サイトの方に新コンテンツが追加されてる!
管理人様いつも神速乙です!

もう900か…2は小説投下が半端なく多かったからなぁ…
要領の関係上また規定よりも早くスレ立てかな?
お前らどんだけ萌えてんだww自分もなw
906名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 14:55:34 0
>>905ほんとだ。管理人様乙ですー
907名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 15:46:21 0
すごい…まさに神速。管理人様乙です!

それにしてももう次は3スレ目か。
2スレ目立ってから3週間しか経ってないのに早っ!w
>>950くらいになったら新しいの立てた方がいいのかな?
ほんとに自分含めてみんなどれだけ月子に萌えてるんだよww
908名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:05:09 0
484 KB だけど何KBまでokですたっけ
909名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:11:56 0
確か525とかそのくらいじゃなかったっけ?
910名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:20:05 0
とりあえず前スレは501で一杯になってたっぽいから
500までってことなのかな?
911名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:23:10 0
では、次スレ立ててきます
912名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:34:44 0
【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ3【女体化】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1184398362/

立てちゃいました。
まとめサイトと、sage推奨もひっそり入れてみました。
職人さん、どーんと恋!

新スレに誤爆Orz
913名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 16:52:55 0
>>912
乙!
勝手にテンプレにちょっと追加しちゃったんだけどよかったかな
もし不必要な場合はスルーして下さい
914名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 18:45:16 0
>>912様。乙です。親切な書き方がGJ
誤爆ドンマイ!4スレ目までの羞恥プレイ開始☆

小説は次スレ投下推奨…で良いのかな?
アンスコ月子は是非コチラで!w

>>913もテンプレ乙。
他にもあるようならこっちで提案して、3に貼れば良いと思う。
キャラ・CP叩きもだけど、性別論議も不要。職人さんは神です。

新規さんも増えてるようだし、これからの時期は大人も休みに入って更に盛り上がるんだろうな。
沢山の色んな月子が見れると思えばwktkが止まらない(;´Д`)ハァハァ
また海水浴や夏祭りネタの投下を望むw
915名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:49:34 0
>>912
乙です。
誤爆ドンマイドンマイ、羞恥プレイに耐えぬけばきっと新しい世界が!w
>>913も乙です。

>>914
だね。後で性別議論と職人さんについても3に追加しておくか。

新規さんが増えるって事はいろんな月子が見れるって事だよね。嬉しいな。
あんまり関係ないかもだけど、夏休みに入ったらアニメSPもあるし
お盆辺りは祭り開催かな?w

夏ネタといえば、お化け屋敷とか肝試しに墓地に行って、最初は強がってても
実は幽霊とかその手の話が苦手な月子が何かの拍子に「きゃあ!」とかいいつつ
竜崎に抱きついてしまって、最後は手を繋いで帰ってくる まで妄想した。
それか最初から「絶対(手を)離さないでね!」とか言ってるのもいいな。
916名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:59:00 0
>>915(;´Д`)ハァハァ
いいーハゲもゆる
917名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 21:54:03 0
>>912
乙!

>>915
強がってても簡単に素が出ちゃう月子っていいよね
手繋いで帰ってくるとかカワイくて萌え(*´Д`*)

今日って人少ないねー台風だからかな
台風で停電したLビルで、真っ暗なのがダメな月子がシーツごと
竜崎に抱きしめてもらったまま一晩過ごすとかいうのも萌える
竜崎には拷問に近い一夜だろうけどw翌朝いつもより隈がひどくなってる竜崎w
918名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:10:19 0
>>917
でも停電したビルで突然竜崎がヌボーと現れたら、幽霊か妖怪かと勘違いして逃げるわw
懐中電灯を顔に下から照らしながら竜崎が月子を追いかける図が浮かんだ
919名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:26:21 0
>>917
いいなーそれ
そういう女の子らしい苦手なものがあるのってカワユス
でも一晩涙ぐましい努力した竜崎の苦労に月子全く気付かなさそうw

>>918
なんていうバカップルですかそれww
ベッドルームで色気の欠片もなく絶叫しながら全速力で逃げる月子と
追い付くか追い付かないか絶妙な速さで追う竜崎の図がありありと浮かんだw
920名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:35:12 0
>>915>>917萌えをありがとうw

月子が実は雷とか苦手だと可愛いな。
用事があって月子の部屋に来たら姿が見えなくて。ベッドにはシーツが無くなっているけど、近くに居る
気配は全くなく。
浴室を覗いても暗く静かなままで。
首を捻っていると外で爆音の様な雷が鳴って、瞬間微かに「きゃっ」という声が聞こえる。
音のした方へと行くとクローゼットが在り、扉の隙間からシーツがはみ出ていた。
勢いよく開けるとシーツに身を包んで涙目で悲鳴を上げる月子が蹲っていた。

「りゅ、竜崎…?」
「五月蝿いですよ。こんなところで何をしているんですか…いい年して隠れん」
「竜崎ぃっ!!」
「痛…っ。いきなり飛びつかないでください。私にも対処の限界があります」

竜崎の姿を確認した月子は両手を広げて飛びついた。
流石の竜崎もそれには対処し切れず月子を受け止めるのに精一杯でまともな受身もとれないまま
尻もちをついてしまう。
飛びついて来た月子は全身を震わせながらも強張っていた。
はめ殺しの窓の外で雷が轟くと悲鳴を上げた月子が一層竜崎にしがみ付く。
921名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:36:36 0
「雷…怖いんですか?」
「こ、怖いんじゃないく苦手なの!」
「同じだと思いますけど…それでこんな処に閉じこもっていたんですか…」
「だ、だって…」

月子の腰を支えながら身体を起こすと顔を覗き込んだ。
涙を浮かべて怯えている姿はいつもの気丈なものとは違い、幼くも見えた。
はぁ…と溜息をついた竜崎は背中をぽんぽんとあやすように叩いた。

「今夜だけですよ?」
「うん…ありがと竜崎…」

言いながら竜崎の肩に顔を埋めた。
膝を曲げたいつもの体勢を取ると月子の背中をシーツごと抱き締めて再度小さく溜息をついた。
轟く雷は日付が変わるまで続いていた。

まで妄想したw
長文分割すみませんorz
922名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:47:47 0
>>920
神ーーー!!GJです!
頼りなさげで幼げな月子が可愛すぐるよ(;´Д`)ハァハァ
対照的に冷静で大人な竜崎がカコイイ!
シーツごとっていうのがなんかすごくいいです
包容力溢れる感じで萌ゆる
923名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 23:53:41 0
>>918-919wwwwwwwwww
>>921グッ(;´Д`)ハァハァ
924名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:02:08 0
>>918-919
コーヒー吹いたw
必死な月子をからかうのが面白くてつい悪戯心が出たものの
捕まえた時本気で泣いてる月子に一気に罪悪感が募る竜崎とかいいな

>>921
GJ!
クローゼットにかくれんぼな月子に禿げ萌えた(;´Д`)ハァハァ
飛びつかれり「うん」とか可愛い返事されたり羨ましいな竜崎めww
925名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:41:22 0
サアサア、ネタかぶりだけどイクぜ
雷というと、春と秋かなー

ホテルの最上階か、Lビル。↓
926名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:42:16 0
窓の外はまだ明るいはずの時間なのに薄暗くなってきていた。
腹の底に響くような音が聞こえて、月子は硬直した。
「夜神さん?」
「な…に…」
「雲行きが怪しいんで帰って良いですよ」
カップを手にしたまま、月子の異変を訝しげに見る。
「今!?」
「はい。何か問題でも?」
遠くで何か光った。
「ひ…」
「何か光りましたね…雷ですか」
竜崎はぽてぽてと窓際に行く。
黒い雲が流れる様を見とれるようにボンヤリと立ちつくす。
「竜崎…」
「はい。帰らないんですか?」
月子を振り返ったその瞬間一層激しい稲光が輝いた。
「ひっ」
直後にゴロゴロと音がする。
「あ、見逃しました…」
竜崎は窓をまた見つめる。
「ね、竜崎…」
「ちょっと話しかけないで下さい」
しばらくすると、強い雷光が部屋を一瞬照らした。
パシーンという音とともに雷が近くに落ちる様子が見える。
「落ちましたね」
嬉しそうに竜崎が言うと、月子が居ない。
「帰ったんですか?」
見回すとカーテンの下に入り込んで布を被っている。
「…隠れんぼですか?」
竜崎がしゃがみ込んで月子を覗き込むと、月子は唇を真っ青にして、カタカタと小さく震えていた。
927名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:43:01 0
「まさか…雷が怖いんですか?」
「うう…」
月子は怯えて焦点の定まらない目で竜崎を見つめた。
背後でまたさっきよりも激しい音と光がほぼ同時に炸裂する。
竜崎が窓を振り返った。
「近いですね」
窓辺へ行こうとした竜崎の腕を月子が掴んだ。
「ビルに避雷針くらいありますよ」
「そ…そう…きゃ…」
突然、雷の音と共に部屋の電気が暗くなった。
月子は腕を放すとカーテンの布をぐるぐる巻きにして縮こまる。
「停電ですか、珍しいですね。夜神さん?」
外の様子を確認すると、月子の横に踞る。
「うー…」
「本当に怖いんですか」
「うぐ…ぅ…」
「何かして欲しいことは?」
「う…くっついて。ひっ……いい…?」
「分かりました」
竜崎はぐちゃぐちゃのカーテンをめくると、月子の体に腕を回した。
全身で包むようにすると、真っ青な顔で硬直する月子の背を撫でる。
「大丈夫です」
「うっ…っ…怖い…」
「大丈夫ですって…」
「っ…うー」
竜崎は雷鳴が轟く度にしがみついてくる月子の背をずっと撫で続けた。

おわり
928名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:03:22 0
>>927GJ!
強気な月子が雷怖くて思わずカタコトぽくなっちゃうのにハァハァです
きっと後で竜崎がちょっとかっこよく見えた…などと思いながら
白なら恥ずかしがりながらはにかんでお礼を言いそうだし
黒ならお礼を言いながらも自己嫌悪に陥ってイライラしそうw
929名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:07:17 0
>>928
無条件に白だと思ってたけど、黒の可能性もあるのか
黒の場合、あんな殺人ノートと死神なんて持ってるくせに
何が怖いのか、あんたのが怖いよとつっこみたいなww
930名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:16:59 0
>>928-929そういえば黒月子だったw
その後どうなるんでしょう・・・案外、ちょっと親しくなるくらいかな
(ほんとに雷怖い人(犬)を参考に書きましたが、背を撫で続けた事がないので)
931名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:22:43 0
>>926乙!
ネタ被りドンと恋!(;´Д`)ハァハァ
「うぐぅ…」と言う月子に禿げ萌えw
白でも可愛いけど黒前提で読み返すと身悶えるww

>>928
お礼と口止め料として月子がお菓子を手作りしても良いな!
「私が態々作ったんだから有難いと思いなさいよ!…だからこの間の事は…黙っててよ…」
などと照れながらお菓子(ちょっと焦げたクッキー)を差し出してるところまで妄想したw
932名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:04:21 0
ここの皆さんの月子妄想に禿げ萌えて、描いてしまいました...
始めて投下させて頂きます。
スコート姿の月子です。

ずーーっと読み専だったのに、始めて描いたデスノキャラがこれって...

いやー、たのしいですねーアハハハ

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?file_id=0000233902.jpg
933名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:26:59 0
>>932さん乙です!
アンスコ月子キターッ!(;´Д`)ハァハァ
かわいい可愛いカワイイ!
初めてのデスノキャラとは思えない!…ってか新世界にようこそw
こんなにも可愛い月子となんて試合どころじゃないよw
ヒダスカートが本当に可愛い。乙でした!またの投下も待ってますw
934名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:34:44 0
>>932(´;ω;`)ウッ なぜかうまく表示できない・・・
また明日頑張ってみます
935名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:36:46 0
と思っていたら管理人さん神速乙です!
かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
太股おおおおおおおお
936932:2007/07/15(日) 10:34:34 0
管理人さま ありがとうございます!
新世界クセになりそうです...
あ、書き忘れましたが、勿論869さまのテニス対決からの妄想絵でした。
竜崎...分かる、分かるよ!
最近のスコートじゃないんだよね!
月子にはかせたいのはっWW
937名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:47:10 0
>>932
乙です!
また素敵な月子のイラストの投下に期待!

>>918-919
のネタで小説投下してきたので
3のほうで読んでみてください。

昨日は月子話で盛り上がって楽しかったです。
938名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:11:27 0
こっち埋めないとな
939名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:43:33 0
月子さんって言う言い方が萌える
940名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 20:28:50 0
>>936妄想がネタになって嬉しいですー(・∀・)
941名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:37:06 0
>>932
かーわーいーいー!!
こんな可愛い月子の恋人ポジションって竜崎羨ましすぎる!
乙です!また投下して下さい!ハァハァしながら待ってる
942名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:40:39 0
>>938
そうだね
んじゃ埋め用に月子萌えポイントしりとりでもする?w

ふともも
943名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:42:30 0
も、も、桃尻
944名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:00:39 0
りんごのようなほっぺ
945名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:16:38 0
ぺったん胸
946名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:20:59 0
猫気質
947名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:23:29 0
ツンデレ
948名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:25:37 0
レズっ子と同棲
949名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:30:51 0
いくいく月子ちゃん
950名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:41:03 0
おお、きれいにまとまったねww
これで埋まっ…あれ?まだ余ってる?
951名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:45:23 0
月子は可愛い
952名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:47:39 0
今でも元気に暮らしてる
953名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:47:53 0
あと一息

つんでれで
きれいな顔で
こけてぃっしゅ。世界一のめい
たんていもめろめろな月子ちゃ


無理矢理埋め
954名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:50:00 0
川゚∀゚メリ
955名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:50:08 0
常識人だけど天然の松田も変態下僕の魅上も皆がメロメロの月子たん。
956名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:58:12 0
電波美少女のミサミサも
古き良き日本の奥ゆかしいお坊っちゃんな高田もメロメロ月子たん
957名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:00:28 0
メロもメロメロ月子たん

埋ーまーれー!
958名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:07:50 0
>>950ごめん
無意識に「ん」にしちゃったw
いくいく月子
959名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:08:24 0
頃し頃されて恋に泣く〜
960名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:08:36 0
鬼畜童顔ニアも素直じゃないツンデレメロも格好付けゲームオタのマットもメロメロな月子たん
961名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:08:44 0
黒も白もかわいい萌えっこ月子たん
962名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:10:27 0
老若男女みんなメロメロ月子たん
963名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:11:17 0
そういやニアやメロとの絡みSSってないな
964名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:13:33 0
>>963
次スレに期待

みんな大好き月子たん
965名無しさん@ピンキー
>>963
需要無いと思ってるじゃないかな?

自分は高田誘拐よりも月子を誘拐するメロとか妄想してたから、そういうのが見たいw
とにかく次スレに期待!