【妄想】女の子な夜神月を創作するスレ【女体化】

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1465 ◆/YPXcvrqVs
ここは、「もしデスノートの夜神月が女の子だったら」という妄想を形にするスレです。
エロパロ、原作変換ネタ、妄想萌えもバッチコイ。
職人さん達の降臨をお待ちしております。

元祖は2chマロン板(全年齢)
「もしデスノートの夜神月が女だったら」


【使用上の注意】
◆エロはあってもなくても(・∀・)イイ!
◆エロ有、エロ無を文頭に表記すること
◆SS等でカップリング要素がある場合も表記有ると親切かも
◆キモくても泣かない


では、マターリとはりきって参りましょう。
2名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 20:44:13 0
>>1
3元祖スレで出たパロ:2007/04/29(日) 20:50:35 0
178 :マロン名無しさん :2007/04/21(土) 23:55:24 ID:???
メロ「何だい? ロジャー」
ロジャー「Lが………キラに落とされた」
メロ「何だって!? 必ずキラを始末すると言っておいて、日本でキラと
にゃんにゃんしてたって………そう言うのか!」
ロジャー「メロ………」
ニア「誘惑に勝たなければ、探偵の本分を忘れてしまえば、ただの男」
ロジャー「で、どうだろう。ニア、メロ。キラ事件は無かったことにして
また勉強に励もうよ」
ニア「うん、そうだね」
メロ「むぅぅりだよ、ロぉジャーあああ!」
4元祖スレで出たパロ:2007/04/29(日) 20:51:43 0
305 :マロン名無しさん :2007/04/25(水) 07:47:10 ID:???
捜査本部の人はLが月子と手錠を繋ぐ際に大反対するな

松田「竜崎!月子ちゃんと24時間一緒ってどういうことですか!?」
相澤「あぁ、これはさすがにまずいんじゃないか・・?」
パパ「竜崎、私情を挟むのは良くないが・・私も反対だ・・これ以上娘を・・・・」
L「・・・・・・・・」(わずらわしそうな目)
月子「・・・私はかまわないわ」
松田「月子ちゃん!?」
月子「だってもう今更よ。それにキラとしての疑いを晴らすためならこれぐらい平気」
パパ「月子・・だがお前と竜崎は異性で・・・・」
月子「平気よ。竜崎はそんなことしないわ」
パパ「・・・お前がそう言うなら・・・・・分かった・・・」
L「決まりですね」(月子の手に手錠をはめるL)


松田「僕は納得行きませんよ・・・」
L「松田さん、何か言いましたか?」
松田「い、いえ・・・・何も・・・・」


って感じだろうなww
一番そういうことに無頓着なのは白月子本人だろう
5名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 20:51:58 0
>>1
私のためにありがとう
6元祖スレで出たパロ:2007/04/29(日) 20:52:56 0
325 :マロン名無しさん :2007/04/25(水) 17:24:28 ID:???
高田って男になるとほんと照とかぶるww

ミサ「月子〜ミサと遊んで〜!」
高田「あまねさん、夜神さんは忙しいのですから遊んでいる暇はありません」
ミサ「はぁあ?ミサは月子の彼女なんだからデートする暇ぐらいありますぅ!!そうだよね?月子!」
月子「ミサ、私は今新しい敵と戦っているのよ。そんな時間はないわ」
ミサ「ええええ!!!月子つめたぁい!ミサつまんないよ〜」
高田「あまねさんはあっちでケーキでも食べていたらどうですか?どうせここにいても何の役にも立たないのですから…」
ミサ「ムカ!マジこの男ムカつく〜!!」
月子「…ミサ、そのうち私にも余裕が出る…そしたらいっぱい遊んであげるから今は我侭言わないで…?お願い」
ミサ「…わかったぁ、月子がそういうならミサいい子で待ってるよ」
月子「ありがとう」
高田「最初からそうしていれば良かったんですよ…夜神さんに迷惑をかけるなんて」
月子「清美、私は3人で上手くやっていきたいの。そういうこと言わないで。それよりもNと名乗る者は〜うんたらかんたら」


これで月子、ミサ、高田男、照男となったらどうなるんだw
7元祖スレで出たパロ:2007/04/29(日) 20:53:44 0
454 :446 :2007/04/28(土) 23:43:54 ID:???
やっぱりそうか。自分も書いててなんか背中が痒かったが、間違えてなかったか

ツキコ「竜崎……ここまでする必要ある?」
L「私だってしたくしてしてるわけじゃありません」
マツダ「………………どうだか」
L「何か言いましたか松田さん」
マツダ「いえ別に」
ミサ「24時間行動を共にするって、こういう事!?
ちょっと、恋人同士でもないのにこんなの……竜崎さんってもしかして変態?
それとも月子の事好きなの? 大学でもずっと一緒にいたし…」
ツキコ「…………」
L「私だってしたくしてしてるわけじゃありません」
ミサ「でも月子はミサの月子だし……大体24時間一緒って、ミサは何時月子とデートするの?」
L「デートするときは必然的に三人で、となります……」
ツキコ「…………」
ミサ「はあ? ちょっとそれじゃまるでミサが邪魔者みたいになるじゃん!」
L「別に邪魔になんてしませんよ? 
しかし私は月子さんをずっと監視していなければいけませんから」
ミサ「やっぱり貴女変態じゃない!」
L「月子さん、ミサさんを黙らせてください」
ツキコ「…………ミサ。私は別にミサの物でもないし、こんな状況でデートに行くわけも
ないでしょ?わがまま言わないの。
ビデオを送ったのが貴女なのは確定的なのに、こうして自由にしてもらえただけでも
ありがたいと思いなさい」
ミサ「えー、月子まで何言ってるの? ミサは彼女でしょ? 恋人を信用してないの?」
ツキコ「もう、彼女って…。貴女が「一目惚れした」って一方的に押しかけてるだけでしょ?
そもそも、私達同性同士よ?」
ミサ「じゃ…じゃあミサのこと「大事な人」って言ってくれたのなんだったの!? きぃー」
L「お取り込み中のところすいません。その一目惚れですが……」
8名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 20:55:22 0
気持ち悪い
9名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 20:56:57 0
元祖スレのパロ貼り付けちゃったけど迷惑だったらごめん
とりあえず何かあった方が皆書きやすいと思うんだ
10465=1 ◆/YPXcvrqVs :2007/04/29(日) 21:00:30 0
>>9
いや、良いと思うよ。助かる。
GJ!

>>5
いやいや、むしろ自分のた(ry
11名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:51:10 0
>>1
おつかれさまでした

これからいろいろと月子創作が拝めるのが楽しみ
12名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:11:57 0
ついに立ったか とりあえず>>1
13名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:26:07 0
投下しづらいだろうから授業中に描いた奴に色つけた
ttp://p.pita.st/?5xumixy8
今は後悔している
ご飯食べ終わったら消すつもりです
14336:2007/04/29(日) 22:45:05 0
>>13
GJ!!!
なんかイメージついたぜ!!
そうか月子はそういう子か!!
可愛いじゃないか!(´Д`*)
15名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:46:14 0
>>1
16名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:51:10 0
>>13
おぉっ!GJ!!
月子かわいいよ月子(´Д`*)
17名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:57:10 0
>>1
遅れてしまいましたが乙です。

>>13様に続き、私も月子想像図などを……
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000012717.jpg
18名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:13:11 0
>>17
すげえwwGJ!
19名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:01:18 0
>>17
うめええ
20名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:34:38 0
>>17
凄い!!!うわマジで月子だwww
21名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:39:45 0
なんか凄いな。ホントに月子で板作ったんだもんな。
ゾクゾクする。
22名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:42:25 0
板じゃねえっすよw
23名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:46:34 0
スレっすよww
板は「ピンク難民」板とか「漫画キャラ」板とかそういう類w
24名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:50:57 0
月子で板とかどれだけ一大ムーブメントなんだwww
25名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:57:45 0
デスノでさえ板なんて持ってないのに夜神月子板とか出来ちゃうわけかww
26名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:59:10 0
いつかまとめサイト作る時名前それでいくかwww
27465=1 ◆/YPXcvrqVs :2007/04/30(月) 01:05:18 0
便乗してジェバった。
あんまり劇的じゃないビフォーアフター月&月子
http://ud.gs/403zv
パスはlight
28名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 01:06:45 0
↑すまん名前消し忘れた…
も、もう名無しに戻ったんだからねっ!

OTL
29名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 01:21:56 0
>>27
月子萌えた(;´Д`)ハァハァ/lァ
なんだ、そのキラキラ美少女はwww
これは・・・・・・モテモテだな、うん
ストーカーがついてもおかしくない可愛さだww

>>28
気にするなw
30名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 01:53:06 O
ちょこっとだけ叫ばせろ

月子の乳揉みてぇ!柔らかそうだぁ!
31page.0:2007/04/30(月) 03:12:02 0
   Before reading i♀

・The human whose name is written in this note shall die.

・This note will not takle effect unless the writer has the person's face in
their mind when writing his/her name. Therefore,people sharing the same name
will not be affected.

・If the cause of death is written within 40seconds of writing the person's name,
it will happen.

・If the cause of death is not specified,the person will simpty die of a
heart attack.

・Afterwriting the cause of death,details of the death should be written in the
next 6minutes and 40seconds.

・Kira is women.
32page.1:2007/04/30(月) 03:12:40 0
■夜神月子 17歳

退屈な授業、退屈な日常、退屈な世界。そんなものにはうんざりだ。

教壇に立つ教師の声を右から左へと聞き流しながら、私はぼんやりと外を眺めていた。
授業を聞かなくても成績にはさほど関係ない。教師だってそれをわかっているのだろう、
小さく私を一瞥して、すぐに授業へと戻っていく。
と、空で何かが光った。
彗星でも流れたのかと疑問に思っていると、今度は視界の隅に何かが落ちていった。
「?」
校庭に目を向けると、そこに何かが落ちている事に気がつく。
放課後まで待って、校庭に出てみればそれは誰かに拾われることもなく
先ほどのままぽつねんと落ちていた。黒いノートだ。
手にとって表紙を見る。タイトルには『DEATH NOTE』――直訳して死のノート。

『これは死神のノートです。このノートに名前を書かれた人間は死ぬ』

そんな言葉から始まるこのノートを、興味本位から家まで持って帰ってしまったものの……
まったく。どうして人はこんなくだらない事を面白がってやろうとするんだか。
不幸の手紙から全然進歩しちゃいない。

「名前を書くと死ぬ・・・…くだらない」

本当に退屈。
33page.1:2007/04/30(月) 03:19:26 0
■五日後

クラスメイト達に別れを告げて家に帰ると、玄関には母親が待っていた。
ニコニコと嬉しそうで、クリスマス前の子供を思わせる。
「ああ」
そんな母の様子に模試の結果が書かれた用紙の存在を思い出して、それを母に渡してやる、
「まあ! また全国共通模試、全国で1位!」
「まーね」
何でもない事に一喜一憂する母の姿は微笑ましくすらある。
頬が弛みっぱなしの母の横を通り過ぎて、自室に戻るべく階段を登る。
「じゃあ、勉強するから邪魔しないでね」
「はいはーい。あ、そうだ月子、何か欲しい物ない? 何でも言って」
「特にないわよ母さん」

欲しい物はもう手に入った。
34page.1:2007/04/30(月) 03:20:27 0
■はじめまして

自室に戻り、鍵を閉め、テレビとパソコンの電源を着ける。
ここ数日で習慣となった動作。
そうしてようやく私は机の引き出しを開ける。
レポート用紙の上に鎮座する表紙の黒い平凡なノート。
これを見るだけで、自然と仄暗い笑いがこみ上げてくる。

「気にいってるようだな」

不意に後ろから声が響いた。反射的に振り返る。すると――
「ひっ……!」
――この世のものとは思えない化け物がそこに立っていた。
「何故そんなに驚く。そのノートの落とし主、死神リュークだ。
さっきの様子だともうそれが普通のノートじゃないってわかってるだろ?」
「…死神」
ギョロリと落ち窪んだ三白眼、潰れた鼻、耳まで裂けた口、身なりは黒く、肌は藍色。
どれを見てもとても人間とは思えない容貌を見ればそれが嘘なんかではないと信じざるを
得ない。
「……死神、ね。ううん、驚いてない。むしろ…待ってたわリューク」
35page.1:2007/04/30(月) 03:22:23 0
■無に還る/

わずかながら、死神の表情には好奇心じみた感情が浮かんでいた。
「死神まで来てくれるなんて親切ね。このノートが本物なのは疑ってなかったけど、
こうして色々な事を直視することでますます私は確信をもって行動することができる。
それに、聞きたい事もあるしね」
机に置かれたノートを開き、リュークに掲げてみせる。
当然、そこに書かれているものは私がこれまでに殺してきた者達の名前だ。
死神はノートを手に取り、しげしげと眺めてから嬉しそうに笑う。
「くくっ…これは凄い。逆にこっちが驚かされた。
デスノートが人間界に出回った話は何度か聞いたが、
経った五日でここまで殺ったのはお前が始めてだ。並じゃビビってここまで書けない」
「……覚悟は出来てる。リューク…私は死神のノートをわかっていて使った。
そして死神がきた。私は、どうなる? 魂をとられるの?」
「ん? なんだそれ? 人間の作った勝手な空想か? ――俺はお前に何もしない
これはもうお前の物だ。いらなきゃ他の人間に回せ。
その時はお前のデスノートに関する記憶だけ消させてもらう。そして――――」
そう言うやいなや、死神は背中に羽を広げて窓から外へと飛び出した。
一度二度と大きく羽をはばたかせ、道の向かいに立つ電柱の頂上へと舞い降りる。
「元俺のノートを使ったお前にしか俺の姿は見えない。当然声も聞こえない。
デスノートが、人間月子と死神リュークを繋ぐ絆だ」
「……絆」
反芻するように呟く私に気をよくしたのか、リュークは部屋へと戻ってくる。
「じゃあ本当にデスノートを使った代償は何もないのね?」
「……強いて言えば…そのノートを使った人間しか訪れない苦悩や恐怖。そして…
おまえが死んだ時、俺がおまえの名前を俺のノートに書くことになるが――

デスノートを使った人間が、天国や地獄に行けると思うなよ」

死神は哄笑してそう言った。
36page.1:2007/04/30(月) 03:23:17 0
■同類愛逢われぬ

「どうして私を選んだの?」
「クク、うぬぼれるな。賢い自分が選ばれたとでも思ったのか?
俺はただノートを落としただけ。それをお前がたまたま拾った……
だから人間界で一番ポピュラーな英語で説明をつけたんだ」
「なら、何故落としたの?
丁寧に使い方まで書いておいて、間違って落としたなんて言わないでよ?」
「何故、か……そうだな、退屈だったからだ。
死神がこんな事を言うのもおかしいが、今の死神界は退屈でな、生きてるって気がしないんだ。
だから俺は、こっちにいた方が面白いと踏んだ」
「……」
「……」
心底楽しそうに語るリュークは、きっと嘘を言っていないだろう。
リュークはデスノートを手に取り、ニヤニヤと私の書きこんだ名前を目で追っている。
「私も。退屈だったのよ」
37page.1:2007/04/30(月) 03:25:06 0
■それは君の最初の殺人

手持ち無沙汰になった時、私は机の上に無造作に置いたノートが気になりだした。
考えもなく、好奇心からそのノートに何か名前を綴ろうとして……
「待った。万が一人が死んだら私は殺人犯になるのかしらね」
殺してもいい人間。
しかも私とはまったく無関係な人間がいい。
そして死んだかどうかがすぐにわかる人間……。
なにをこんな事に真面目に……と思う自分もいるが、やめようとは思わなかった。
「そういえば」
机の隅に置かれたテレビを見て思い出す。
昨日、都内で何人もの人を殺傷した通り魔が、保育園に人質を取って立て篭もっていたはずだ。
凶悪な犯罪者な上に、現在も幼児と保母を人質に立て篭もりを続けていることもあって、
報道局はどこも生中継で事件の成り行きを報道している。
『警視庁は犯人を音原田九郎、無職42歳と断定。音原田は一昨日――』

−−−−−−−−−−
音原田九郎
−−−−−−−−−−

一字一句間違えることなくノートに書きこみ、デジタル時計に目をやる。
40秒で心臓麻痺だっけ。――――36、37、38、39……

『あ、人質が出てまいりました! 人質は無事な模様です!』

心臓麻痺。
38page.1:2007/04/30(月) 03:26:40 0
■物色。

音原田九郎は私がノートに名前を書き込んで40秒近く後に突然死した。
やっぱりこれは本物? 殺人ノート?いや、でも偶然という事だって……。
「ツキコー」
一階から母が私を呼ぶ。
「もう6時半よー。今日は塾の日でしょー」
「ん、うん。今準備してるトコ」
私は動揺を隠しきれないまま、慌てて塾の支度をする。頭の中はノートの事ばかりだ。
誰か…殺しても構わない、いや、死んだ方がいい人間…。
そうなるとやっぱり犯罪者か。
でもあまり大物だとしばらくその事実を隠される可能性もある。すぐに結果が欲しい。

「よー良チン。二千円でいいから貸してくんね?」
塾にやってくれば、同じ塾生の須藤が気の弱そうな男の子からカツアゲをしている場面を見た。
須藤。殺してみようか? いや身近な人間はよくない。
…そんなに気にする必要もないのだろうか。あんな男が死んだって誰も何も思わない。
結局、塾にいる間一度として授業は聞かなかった。
39page.1:2007/04/30(月) 03:27:23 0
■渋井丸拓男。略してシブタク

世界は汚い。
こうなるとどいつもこいつも、殺した方が世の中のためになる奴ばかりに見えてくる。
さて、誰を殺せばいいのか。誰を殺せば世界の役に立つのか――。
そんな事を考えながらぼんやりと家路を歩いていると、進行方向にバイクが横付けされた。
危ない。危うく轢かれるところだった!
「ねーねー。今から俺等と遊ばなーい?」
バイクのドライバーはサングラスをわずかにずらしながら下卑た笑いを顔に浮かべる。
「さすがタクさん、すんげー美少女ゲット!」
これはナンパなのか。まったく。
「俺、渋井丸拓男。略してシブタク。へへ、付き合ってよおねーちゃん」
バイク三台で周囲を囲んでおいて付き合っても何もないのだけど……
下品に私の身体を舐める男の視線に、生理的嫌悪すら覚える。
周囲を見回してみる。こちらに視線を向けていた者達はバツが悪そうに視線を逸らした。
「ふう……」
弱者を守ろうともしない人々と、目の前の間抜けに呆れるも、
私はどこかでこの状況に歓喜していた。ちょうどいい。タイミングが、いい。
40page.1:2007/04/30(月) 03:27:55 0
■シブタクーーー!!!

淀みない動作でカバンの中からノートを取り出す。
「ちょっと彼女、なにやってんのよ? あ、もしかしてアドレス教えてくれちゃったり?」

−−−−−−−−−−−−−−−
渋井丸拓男  事故死
渋伊丸拓男  事故死
渋井丸拓央  事故死
渋伊丸拓央  事故死
……
−−−−−−−−−−−−−−−

さあ、どうなる?
私は無視してバイクの横をすり抜けて歩き出す。
「シブイマルタクオ」はとっさの私の行動に驚いたのか、
慌ててバイクを私の前につけようと大きく道路に膨らんで、――――

ゴシャ。
トラックがバイクを踏み潰した。
41page.1:2007/04/30(月) 03:29:21 0
そろそろ規制が怖いかも。

■オルレアンの聖女

おぼつかない足取りで自宅へと向かう。
さっきから吐き気が止まらない。いっそのことこの場で吐き出してしまいたい。
二人殺した。
人を、二人殺した。私がだ。
その事実が、今更のように私の身体を振るわせる。
胃の奥に何か重たい物が置かれているみたいだ。
「どうする…こんな恐ろしいノート……違う、殺したって構わない奴だ。
けど2人目は? 死刑になるほどの悪人じゃない。
……これも違う。いつも思ってたこと」
世の中腐ってる。
腐ってるやつは死んだ方がいい。
このノートがあればできる。きっとできる。
ただ、耐えられるのか? たった二人殺しただけでこの様。当然、命が軽いはずない。
やめる?
……それは駄目。精神や命を犠牲にしてでも、誰かがやらなきゃいけない。
このままじゃいけない。
たとえばこのノートを誰かに渡してできる人がいるか?
そんなのいるはずない。
そう……私ならできる。私にしかできない!

――デスノートで、世の中を変えてやる。
42page.1:2007/04/30(月) 03:30:49 0
■「神」

「なるほどね」
「さすがに夜はうなされて眠れないし、この5日で4キロも痩せちゃったわ。
それでもまずは地球の掃除と思って凶悪犯の名前を書き続けた。
そうなると今の世の中便利ね。
24時間世界のニュースを流すテレビ、どんな情報もすぐに手に入るインターネット」
「しかしなんでダンプにはねられた奴しか死因を書いてないんだ? 面倒だからか?」
「死因を書かないと皆心臓麻痺で死ぬ。そこがデスノートの一番いい所なのよリューク」
「?」
「すでに主だった凶悪犯罪者の名前は書き尽くし、徐々に悪人のレベルも下げている。
それが皆心臓麻痺で死んでくのよ?
どんな馬鹿でも「悪人が誰かに消されてる」って気がつく。
世の中に知らしめるの、私の存在を。正義の裁きを下すものがいるってことを。
そうなれば誰も悪いことができなくなる。確実に世界はいい方向に進んでいく。
そして罪を受けて当然な悪人が心臓麻痺で死んでいく裏で、
道徳のない人間、人に迷惑をかける人間を病死事故死で少しずつ消していく。
それさえいつか愚かな民衆は気がつく。「こんな事をしていれば消される」って。
そして私の認めた真面目で優しい人間だけの世界をつくる」
「クククク……そんなことしたら性格悪いのおまえだけになるぞ……」
「? 何を言ってるのリューク。私は日本一と言っていいくらいの真面目な優等生よ?」


そして私は、新世界の神となる。
43page.1:2007/04/30(月) 03:31:24 0
らすとー

□獲る

――某先進国
――――ICPO国際刑事警察機構会議

ここ一週間で52人……
そのすべてが心臓麻痺……
すべて犯罪者……
普通に考えて発表されている以上の指名手配犯が……
そう考えると軽く100人以上……
……
……
……――――。

「そうか…ICPOもやっと腰をあげたか。
この事件、いくら私でも警察の手を借りないわけにもいかないだろう――」
44名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 03:42:04 0
ウホッ、長文乙。読みきったぜ…うまいな
45名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 04:36:08 O
今読み終わった、面白い凄くいい!
長文お疲れ様!!!
Lが出てくる事でこの先一気に展開動くしマジ楽しみ!
この話に挿絵付けたい気分だが絵下手くそなのが悔やまれる…
46page.2:2007/04/30(月) 17:21:30 0
■その罰の名は

「最近スゴイよねー。もうニュースから目が離せないよー」
「ねー」
「悪人がバンバン死んでくってちょっと怖くない?」
「でも爽快な気もするよね。天罰だー、って感じで」
「あはは」
「けど、こうなると悪いこと出来ないね」
「そ、そうなんだよね。あたし小学生の時近所の窓ガラス割っちゃって逃げたから、
もう怖くってー」
「ちいさー」
「やっぱ警察がやってるのかな?」
「警察にそんな力ないでしょー。
きっとスーパーマンみたいなのがいっぱい集まったヒーロー達ね!」
「あはは、月に代わっておしおきよー、って?」
47page.2:2007/04/30(月) 17:23:03 0
□プロポリス1000r配合

『こうなるとまたLに解決してもらうしかありませんな』
ICPO会議、白熱した議論の最中でどこかの国がそう言って諦めのため息をついた。
「なんですか、『L』って。局長」
「ああ、君はこの会議初めてだったな。
…Lというのは、名前も居場所も顔すらも誰も知らない――
しかしどんな難事件も必ず解決してしまう、探偵、とでも言えばいいのか。
とにかく、その正体はわからないのだが、
世界中の迷宮入り事件を解いてきたこの世界の影のトップ。最後の切り札。そんな所だ」
『しかしLは自分の興味を持った事件しか動かないわがままな人物と言うじゃないか』
『そうそう。それに我々からはコンタクトもとれない!』

『Lはもう動いています』

高らかに声が響く。
気がつけば、会議場の壇上にトレンチコートにハットで顔を隠した男が立っていた。
『ワタリ…!』
「え? わ、ワタリ? 日本代表が他にも……?」
「いやLとコンタクトを取れるただ一人の男だ。
もっとも、ワタリの正体さえ誰も知らないが……」
『お静かに願います。Lの声を今、お聞かせいたします』
くぐもった、しわがれた声でワタリは各国警察に呼びかけ、
手馴れた様子でノートパソコンを設置する。
ディスプレイに電気が通り、
真白い壁紙に特徴的な書体で『L』と一文字だけ映った画面が映る。

《ICPOの皆様、Lです。この事件はかつてない大規模で難しい。そして、
絶対に許してはならない、凶悪な大量殺人事件です》
48page.2:2007/04/30(月) 17:25:13 0
■道徳のお時間

クラスメイト達と家の前で別れを告げて、すぐに自室へと向かう。
「気持ち良さそうだな月子」
「そうでもないよリューク。ノートは家に置きっぱなしだからね、
これを見るまでは学校に行ってたりする間はずっと落ち着かないもの」
いつも通りにテレビとパソコンの電源を付け、ネットに接続して、検索を始める。
「見て、リューク。もうこんなホームページまで出来てる」
リュークと顔を並べてディスプレイを見つめる。
そこに映るホームページは、大きく『救世主キラ伝説』と記されている。
「キラ?」
「そ、キラ。Killer(殺し屋)から来てるらしいのが少し不愉快だけど、
私はもう世界的にキラになってる。
もう『キラ』で検索するだけでこの手のページがごまんとあるの。
まだマスメディアでは『凶悪犯罪者の相次ぐ変死』くらいにしか公表されていないのに、
世界中の人間がもう感じてる。正義の裁きをする者の存在を」
人間なんて所詮はそんな生き物だ。
例えば学校のホームルームに「悪い人を殺していいか」なんて議題があがるはずがない。
もしも議題になったとしても、皆「それはいけない事です」と言うに決まってる。
勿論そう応えるのが正しいし、公共の場などでは表面上はそうでなければいけない。
「けど本音はこっち。
怖がって表立って私の存在を認めようとしなくても、
誰が書いたかわからないインターネット上ではこんなに『キラ』が蔓延してる」
口に出さないだけで皆がわかってる。悪い奴が誰かに消されている事を。
そして自分に非のない者は心の中で「キラ頑張れ」と叫び、
非のある者は自分に天罰が落ちることに怯える。
これでいい。計画通りに進んでいる。
49page.2:2007/04/30(月) 17:26:22 0
■だけど、名前を出しちゃう。死刑囚だもん。

ニュースを放送していたはずのテレビが、突然ノイズがかかったように砂嵐の画面になり、
見慣れない報道番組のような画面へと切り替わった。
西洋人と思われる男が、スーツ姿で一人座っている。
「?」
『番組の途中ですがICPOからの全世界同時特別生中継を行います。
――私は、全世界の警察を動かせる唯一の人間、リンド・L・テイラー。
通称『L』です」
「なに、こいつ…」
50page.2:2007/04/30(月) 17:27:24 0
□びっくり聡一郎

『L……ICPOの皆さんは全面協力してくださるそうです』
《わかりました。特に日本警察の協力を要請します》
「えっ」
「な…何故日本なんだ!?」
《犯人は複数であれ単独であれ、日本人である可能性が非常に高い。
日本人でないにせよ、日本に潜伏している》
「なんで…そんな、何を証拠に」
《何故日本なのか、それは……近々犯人との直接対決でお見せできると思います》
51page.2:2007/04/30(月) 17:28:10 0
■リンちゃんドキドキ

『相次ぐ犯罪者を狙った連続殺人、これは絶対に許してはならない史上最大の凶悪犯罪です。
よって私はこの犯罪の首謀者、俗に言われている「キラ」を必ず捕まえる』

「必ず捕まえるってよ、どうする、月子? くくっ」
「……ふん。馬鹿ね、捕まるわけないでしょ?
これはデスノートよ?これを押さえないかぎり証拠なんて何も残らない。
捕まえるなんて絶対に不可能よ」
警察が動くのも、こんなのが出てくるのも計画のうち。
むしろ障害があってこそ、やる気も出てくるというものだ。
『キラ。お前がどのような考えでこのような事をしているのか大体想像はつく。
しかしお前のしていることは……』

悪だっ!!
52page.2:2007/04/30(月) 17:29:20 0
■明く/アク

「…私が悪。……ふざけるな、私が正義だ!
悪に怯える弱い物を救い、誰もが理想とする新世界の神となる者……。
その神に逆らう、お前こそが悪だっ!」
ノートを開き、すぐさまに名前を書き込む。
L。まったくお間抜けすぎる。もう少し賢ければ面白くなったかもしれないのに。

−−−−−−−−−−−−−−−
LIND.L.TAILOR
−−−−−−−−−−−−−−−

「キラに逆らうとどうなるか、全世界が注目してるよ、L」
あと20秒…10秒…3、2、1
「ゼロッ!」
ブラウン管に映る男は、胸を抑えて苦しみだし、まもなく静かになった。
「ふふ……あははっ。なんてあっけない」
……。
…………。
………………。

『し…信じられない…。
もしやと思い試してみたが、まさか…。キラ、お前は直接手を下さずに人を殺せるのか』
53page.2:2007/04/30(月) 17:30:16 0
■自殺志願者が線路に飛び込むスピードで

誰もいなくなったはずの中継画面に、声だけが響く。
「……え?」
『やはりそうだったのか。この目で見るまでは信じられなかったが…………
しかしお前のやってきた事はそのくらいでないとできない。
よく聞けキラ。
もし今お前がテレビに映っていたリンド・L・テイラーを殺したのなら、
それは今日この時間に死刑になる予定だった男だ。私ではない。
メディアには報道されていない警察が極秘に捕まえた犯罪者だ。
さすがのお前もこんな犯罪者の情報は手にいれてないようだな……』

だが、Lという私は実在する。
さあ! 私を殺してみろ!!
54page.2:2007/04/30(月) 17:31:50 0
■それは君の最初の失敗

さあ、早くやってみろ!
さあ! 早く! 殺してみろ!
どうした、できないのか!?


『――どうやら、私は殺せないようだな。
殺せない人間もいる。いいヒントをもらった。
お返しといっては何だが、もう一ついい事を教えてやろう』
「くくっ、強気だな。きっと今一番ほっとしてるのはこいつ自身だぜ」
『この中継は全世界同時中継と銘打ったが、日本の関東地区にして放送されていない』
「なっ……」
『時間差で各地区に流す予定だったがもうその必要もなくなった。
――お前は今日本の関東にいる』
「くくっ、やるなLのやつ」
『小さな事件で警察は見逃していたが、この一連の事件の最初の犠牲者は新宿の通り魔だ』
「!」
気付かれていた。いや、あれだけ不用意に殺したのだ気付かれても仕方がないか。
あの時はまだこのノートを信じてすらいなかった。責められることじゃない。
とはいえ―――。
『大犯罪者が心臓麻痺で死んでいく中でこの通り魔の罪は目立って軽い。
しかもこの事件は日本でしか報道されていない。これだけで十分推理できた……
キラ、お前が日本にいる事! そしてこの犠牲者第一号は殺しの実験台だったのだ!』
55page.2:2007/04/30(月) 17:32:59 0
■挑戦状□

人口の集中する関東に最初に中継し、そこにお前がいたのはラッキーだった。
こうも思惑通りに行くとは思わなかったが……。
キラ、お前を死刑台に送るのもそう遠くはないかも知れない
お前がどんな手段で殺人を行っているのかとても興味がある。しかしそんな事は……
お前を捕まえればわかることだ!!

私を、死刑台に送る?
…………L。

キラ…………。

必ずお前を探し出して始末する!
私が
正義だ!!

……。
…………。
………………。

『また会おう、キラ』
中継が終わる。テレビは砂嵐を映すだけの物になった。
荒くなった息を整えて、椅子にもたれかかる。
「お互いに顔も名前を全てがわからない相手を見つけ出す。
そして見つかった方が死(アウト)……」
背後の死神は――

『やっぱり人間て、面白ーーっ!』

――とても嬉しそうだ。
56名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 19:07:05 O
乙!!
スゴイ面白いです
57名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 19:51:47 0
何気に毎話のサブタイが面白いwww
58名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 19:56:24 0
クオリティ高いな。。。
俺もサブタイで気になったんだけど、「ひぐらしがなくですの」の人かな?
付け方が似てる。
59名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 20:58:07 0
なんで女にしたいかわかんないな☆
60名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 04:02:35 O
>>59
女の方が月の勝率が上がるからとデスノを新たな視点で見れるから
個人的には月を女にしたら面白いと思うから、だがw
61名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 07:53:52 0
妄想を投下しようと思っていたんだけど、この良い流れを
ぶった切るのはどうかと思ってるんだけど…
暫くは遠慮した方が良いかな?
↑みたいなクォリティ高いものじゃなく、只の妄想だから…
6246-55:2007/05/01(火) 08:06:55 0
投下してください。

正直、最初はまだ小説が投下されてなかったから他の人がやりやすいようにと、
投下してみたんだが、なんとなく2話も書いてしまったんで載せてしまった。
自分のも長いだけでクオリティ高いわけでもないし、皆で楽しむのがあるべき姿だと思います。

というか他の人の月子も読みたいです。
63名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 08:50:26 O
>>61-62
うん、遠慮する必要なんか少しもないと思うよ61。
色んな人の月子は俺も見たい。

というかぜひ見せてくださいお願いします

62の続きにも期待wktk
6461:2007/05/01(火) 10:16:29 0
>>62-63様ありがとうございます。
迷いましたが拙いながらもup致します。

月子の幸せを願って…を前提とした「照月子」妄想です。
清は男性設定。照はそのまま男性設定。
清を利用して、照と密会を繰り返して…身篭ってから倉庫でニアとの対決に挑めば、月の勝利になっていたのではないか。そう考えた元での原作捏造妄想です。倉庫編。

『護るべきもののために』


「妊娠している者にはデスノートは無効」それを知った月子は自らを神として崇拝して従う魅上を利用する事にした。
魅上には計画を話さず、ただより自分への崇拝と依存を求めての事だとして…
最初は戸惑っていた魅上も月の美しさと崇高さ、そして時折自分の前でだけ見せる
弱い部分に心を打たれていた。
神は神で在る事は全く変わりは無い。だが温もりがある一人の人間で、護るべき
女性なのだと意識するとそれが自然の様に月子に惹かれていった。
それが月子の計画だとも知らずに…
妊娠してしまえばこちらの計画は半分は成功。あとは微調整すれば良い。
身篭る事で例え本物のノートを奪われ、自分だけはニアに操られる事も無いし、
殺される心配もない。
6561:2007/05/01(火) 10:17:47 0
魅上にも本部の者、誰にも妊娠した事を知らせないまま運命の対峙を迎えた。
色々在った末、月子への忠誠と愛が暴走しニア陣営に偽ノートがバレてしまった。
邪魔者を消す為、そして新世界の為だけに駒として利用していた魅上。
月の計画が崩れ、憔悴し落胆している魅上を見て月子は胸が引き裂かれるのでは
ないかと思える程の激情に襲われていた。
利用していただけ、情など上辺の演技だけの筈だった。感情などコントロール
出来ていた…筈なのに。
項垂れる姿を見て初めて月子は魅上に対して駒や下僕以上の感情を抱いていたのに
気付いた。

ノートに利用されないように妊娠するだけなら別に高田が相手も良かった。
それなのに何故かそんな考えは全く浮かばず真っ先に魅上の顔が心を過ぎった。
自分に一番近い駒だったから、とその時は思った。だがそれは違っていたのだ。
気付かなかったのではなく、その想いから目を背けていただけ。
気付いてしまえばきっと自分が自分でいられなくなる予感があったから。
意識してしまえは後は堰を切った様に魅上を愛しく想えた。それでも頑なに
自分の信念、意思を貫き表層は何気無さを装うって。
6661:2007/05/01(火) 10:18:56 0
計画は崩れてしまい自分は幽閉されるだろう、そして恐らく魅上とはこれで
今生の別れかもしれなかった。
寂しいし切なく辛い…それでも胎内で息衝く生命が居る限り自分は強く生きて
いける。そう思えた。
だからこの子供だけは護りたかった。
「逮捕する!!」そう相沢達に手錠を掛けられそうになって一か八かで月子は
言葉を紡いだ。

「止めて!!僕のお腹には子供が…!!」

言いながら下腹部に手をあてて反対の手で拘束されそうになるのを防いだ。
遂に放った極秘の言葉はその場に居た全員の動きを凍らせた。
驚惶の表情のニアが視界の端に映り思わず笑んでしまいそうになるのを必死に
堪えて。
目の前に居る捜査員達も同じ様な顔で呼吸することすら忘れて月子の言葉を
口内で反芻して瞬きを繰り返した。
そんな中で一番最初に動いたのは松田だった。
もしもの時を考えて、背広の内側に装着したホルスターから抜いていた拳銃が
重厚な金属音を立てて冷たいコンクリートの床に転がった。
それを追いかける様に膝は折れて崩れ去り両手を地に付けて大きな息をついた。
月子に対して密かな想いを抱いていた松田がそうなるのは予想が出来ていた。
ただ銃を取り出そうとしていたのには驚かせたが、月子は表情を変えなかった。
6761:2007/05/01(火) 10:20:10 0
これが終わりで始まり。妊娠した月子に対してニアは恐らく無理強いはしないのでは
ないかと思えた。
無感情に計算だけで動いてきたがニアも所詮は血の通った人間。
それにLの為そうとしていた事と自分なりの正義が枷となり月子を殺す事は
無いだろうから。
現にニアは月子を逮捕した後、処刑ではなく「幽閉」を選択していた。
新世界という夢は潰えてしまったかもしれないが新しい生命は何かをもたらして
くれるだろう。
護りたい。ただ強くそう願った。

柔らかそうな白銀の髪を指先で弄りながらニアは静かに訊いた。
誰の子供を宿しているのか、と。
訊かれるのは当然の事。
月は用意していた答えを口にした。
それに対して一番驚惶したのは項垂れた顔を上げた魅上だった。
6861:2007/05/01(火) 10:21:08 0
=========
取り敢えず取り急ぎここまで打ってみました。
何だか求められている「月子話」とは異質な気がしますが…
カップリング話の方が月子の葛藤や苦悩、感情面が豊かになると思ったので。
苦手な方の方が多いと思いますが……如何だったでしょうか?
恥ずかしくて色々とドキドキしております。

続きも有るのですが…イタイようでしたら控えます。
遠慮無くご意見どうぞ。長文失礼しました。
69名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 10:49:51 0
>>61
GJ!
月子の冷徹さと情のバランスが絶妙です!
初のCP要素はもちろん、これから始まる逆転劇にも期待しております!
70名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 15:17:34 O
>>61
GJ!
面白かった
71名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 19:19:33 O
おもしろかったよー。
続きも期待してます。
72名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:04:40 0
>>61
面白かったw続きwktkwww

あっちのスレのを見ていたら月子の髪をいい匂いですとくんくん嗅ぐLが浮かんできた
んでお決まりの一緒のシャンプーを使っているじゃないかという月子
自分壊れてきたなぁ
73page.3:2007/05/02(水) 02:18:07 0
>>58違いますよ。ただ書き方のテンプレートは真似させて頂きました。デスノつながりで。
>>61 面白かったです。続きに期待してますデス。

■強気トキメキ月子さん

「ずいぶんと気の抜けた顔だな月子」
「んー、小休止ってとこ? 警察の動きも見たいし。
それにちょっと疲れた。世間じゃキラ対Lで話題が持ち切り出し、嫌でも耳に入ってくるもの。
少し食傷気味。たまにはのんびりしないとね」
「『のんびり』か…世界中の警察が動き出したのにその余裕……大したもんだ」
「余裕か…あるわよ。
このデスノートを拾った時、どうして自ら世界中の悪を一掃しようと思ったのか。
それは警察が動いても戦えるってひとつの自信があったからだしね」
「一つの自信……」

ガチャ

『お姉ちゃーん。なんでカギ閉めてんのー?』
「粧裕か…どうしたの? 何か用?」
『宿題教えてー』
74page.3:2007/05/02(水) 02:19:31 0
□撒き餌。喰いついた魚。

――凶悪連続殺人特別捜査本部

「では次、被害者」
「はい。今まで明らかになった被害者と思われる心臓麻痺者の全ては、
日本で情報を得ることが可能だったと裏づけが取れました。
そして…Lから特に調査を要望されていた死亡推定時刻ですが。
日本時間の平日午後4時頃から深夜2時…特に午後8時から午前0時がその68%です。
そして土・日・祝日が午前11時から深夜までかなりばらつきがあります」
「うむ。では次」
……。
…………。
………………。
「今日の捜査報告はこんなところです……L」
『お疲れ様です。また少し犯人に近づけた気がします。
……今日の報告、特に死亡推定時刻から推測すると犯人は学生である可能性が高いと思われます。
その線に力をいれて捜査をお願いします。
そしてまた注文で申し訳ないのですが、
犠牲になった者が日本でどのように報道されたかをもう一度よく調べていただきたい。
知りたいのは犠牲になった犯罪者の写真や映像が出ていたかどうかです。
――よろしくお願いします』
75page.3:2007/05/02(水) 02:21:02 0
■私のパパは刑事局長

「さっすがお姉ちゃん」
「ってあんた、自分で理解できたの?」
「えーうん、まあまあ」
曖昧な笑顔で笑う妹。ああ、これは全然理解してないな。
私に頼りすぎて癖になってしまっている感もあるけれど、
それをわかっていてやってしまう私の責任でもあるんだろう。我ながら妹に甘いと思う。

『あなた、おかえりなさーい』

呼び鈴が鳴り、階下から母の声が上がる。
どうやら父が帰ってきたようだ。
「あ、お父さん帰ってきたみたい。今日は早いねー」
「ちょっと、最後の問題くらい自分で解きなさい」
嬉々として席を立とうとする妹に小言をチクリ。
妹は焦ったように笑ってごまかして、足早に一階へと降りていく。
「ゴハンのあーとーでー」
まったくしょうがない子だとため息をつきながら私も階段を降りる。

「おかえりなさい。お仕事、お疲れ様」
「ああ…ただいま」
76page.3:2007/05/02(水) 02:24:29 0
■家族ゲーム

「月子、勉強の方はどうだ?」
「まあまあ。いつも通りよ父さん」
「いつも通り学年トップの自慢の姉です。ハイ」
「で、粧裕はどうなんだ?」
「え? あ、あたしに聞く? あたしはいつも通り、かな」
「そうか」
久しぶりに家族4人で囲んだ食卓はいつもよりも静かで、停滞した空気が流れていた。
「父さん、疲れてるみたいね」
覇気のない父にそう尋ねると、父さんは目を節目がちに小さく息を吐いた。
「今回の事件は難しいからな。まるで雲を掴むようなもんだ…」
「お父さん、食事の時にそういう話は…」
暗い話題を嫌ったのか、母さんが小さく嗜める。
「まあいいじゃないか。前に月子の意見で進展した事件があった事もある」
《なあなあ、月子。これがお前の言ってた自信だな? 刑事局長の父か》
耳元で囁く死神。うるさいよリューク。他の人がいる時には話しかけないで。
「ごちそうさま」
早々に食事を終わらせ、食器を洗い場へと運ぶ。
その後ろをリュークは嬉しそうについてくる。
「粧裕、宿題はもういい?」
「うん。ありがとう」
「なんだまた月子に見てもらってたのか粧裕は」
「ぎゃっ、ばらしちゃダメじゃんお姉ちゃん!」
「ハイハイごめんなさいね。あ、それと母さん。部屋の掃除は自分でするから入らないで」
掃除中にうっかりとデスノートに触られでもしたら目も当てられない。
今まで母が勝手に部屋に入った事などなかったが、念を入れておくに越したことはない。
「何言ってるの。高校生になってからはもうずっとそうしてるでしょ」
母の返事に満足して、私はリビングを後にする。

少し、退屈で疲れる時間だった。
77page.3:2007/05/02(水) 02:26:25 0
■疑似餌。針に突き刺される魚。

すっかりと習慣になった施錠を確認して、私は大きく息を吐いた。
リュークを背中に従えての食卓も慣れてきたが、
やはり父さんがいたことは少なからず私に緊張を強いていたようだ。
「しかし、日本の関東だけじゃなく学生まで調べがついてるとはな」
「調べ? 私は最初から底までは教えるように行動してきたのよリューク。
さ、これでデスノートをもう一段階活躍させられる」
「?」
リュークは私の言葉に興味深そうに近づいてきて、身を屈めて机を覗きこむ。
すぐ横にあの顔があると思うと微妙な気分だが、それでもだいぶ見慣れてきた方だろう。
妹なんかにこの顔を見せたらそれだけでショック死しかねないもの。
「名前の後に40秒以内に死因を書くとその通りになる。
死因を書かなければ全て心臓麻痺となる
死因を書くと更に6分40秒詳しい死の状況を記載する猶予が与えられる。
だったわねリューク。
つまり心臓麻痺と書いた後に死の状況が書けるわけよね。

――また少しリュークを楽しませてあげられるかも」
78page.3:2007/05/02(水) 02:27:07 0
□三日後

『何っ!? また昨日も心臓麻痺の被害者が23人!?
それもまた一昨日と同じように死んだとすぐわかる刑務所内の犯罪者が……
きっかり1時間おきに1人ずつ…』
『平日に2日もこれが続くという事は、犯人は学生って線は怪しくなってきましたね』
『いや、学校を2日休むなんて誰でも…』

そうじゃない!

「確かに学生の線は消えたが、キラの言いたい事はそんなことではない!!
キラが言いたいのは」、死の時間を自由に操れる事…そして――

警察(こちら)の情報を知る手段を持っているという事だ!!
そしてこれは明らかに私への挑戦…。
79page.3:2007/05/02(水) 02:28:09 0
いまさらだけど、正直2話、3話は書かなくてもよかったような……。
月子でなくてもいいような話だし…。
>>61読んで第二部が楽しそうな気になってきた。GJ!

□その後のリビング

「なーんか、お姉ちゃんもお年頃って感じね」
「部屋に入らないでなんて、ちょっと前の粧裕みたいね」
「ぎゃっ、それは言わないでよお母さん!」
「はいはい。それにしても今更そんな事を言い出すなんて、どんな心境の変化かしらね」
「あ、もしかして好きな人でもできたのかな」
「な、なに…!?」
「お父さんそんな驚かないでよー。お姉ちゃんだって高校生なんだし、彼氏の一人二人」
「いやしかし、まさか月子に限って……」
「わからないよー。お姉ちゃんきっとモテるし」
「だが……そんなまさか」
「お父さん、月子だってもう子供じゃないんだから、
心配しなくたって――」

変な人には捕まりませんよ。
80名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 04:17:53 O
おおおっいいよいいよGJ!
すごく面白い見ててワクワクするw

オマケも心配気味の父とある意味男関係で気にする娘にワロタwww
81『護るべきもののために』2:2007/05/02(水) 08:48:00 0
5/1に載せたものの続きです。※カップリング要素(照月子)有ります※注意。
完全な月子視点では無い上に松→月子要素も入っています。

『護るべきもののために』2

「僕のお腹に居るのは…竜崎、Lの子だよニア」

月子の意思で避妊することの無かった魅上は月子が身篭っていると聞いて真っ先に自分の子供が神の内に宿ったのだと思った。
神を抱く事は穢すことになるのではないかと苦悩もしたが、実際身体を重ねればそんな事は一切無かった。
神を抱いているのに、何故だか自分が抱かれている様に…まるで胎内回帰している感覚さえ覚える程の不思議で温かなものだった。
月子の神としての広い心と女性特有の温かさが魅上の歪んだ心を癒していき本気で月子を護りたい、愛しいと思えていた。

一時的なものだが神と一つになれる瞬間は魅上にとって極上の悦びであり甘美なものだった。
肉体的にも精神的にも溶け合うことは叶わなかったが、月子が身篭ったということは意味は違えど一つになれたということ。
そして家族と呼べる者が自分以外には居ない魅上にとってはこの上なく嬉しいことだった。
神の一部になれたばかりか家族も出来た…声を上げて喜びを表したかった。
だが月子の紡いだ言葉は魅上の思考を停止させるには充分だった。
82『護るべきもののために』2:2007/05/02(水) 08:50:13 0
魅上だけではなく、その場にいた全員が再び驚きに晒された。
月子の言うLは既に亡く、思い出と記憶の内にしか存在していないものなのに、
眉を寄せて何かを感付いたニアが確かめるように再度疑問を月子に投げた。
それに対して月子が答えた話はこうだった。

「Lの同意を得て密かに冷凍凍結していた物を使って…授かったLの子供」

勿論その言葉は月子の虚偽。
その方がニアはより手を出せなくなるだろうから。
だが月子の言葉を全て信じる魅上は落胆しまた項垂れてしまった。
自分はカモフラージュに使われただけ。利用された事に対しては特に何とも
思わなかった。
其れが神の意志ならば。
頭でそう思っていても既に「夜神月子」に対して個人的感情すら抱いていた
魅上は感情が追いつかなかった。
それでも持ち前の強靭な精神力と神への深い忠誠心が自らに納得を促した。
神が懐妊したことは素晴らしい事、自分は神の御子を護る者として生涯仕え
ればいい。
感情など時間が解決してくれるだろうから…
83『護るべきもののために』2:2007/05/02(水) 08:51:57 0
魅上が自分を納得させている間、ニアは座った低い位置から月子を見上げ思案していた。
自分はワイミーズハウスの出身。出生や引き取られた経緯はどうあれ恩は有る。
今すべきこと、考えることは決まっていた。
「ワイミーズハウス」として「Lの遺伝子を受け継ぐ子」は必要で熱望するもの。
ハウスとL自身の意向として本人に関するデータや遺伝子情報は残されていない。記憶の中にしかLは存在していない。
自分はLの後継者となったが、またそれを継ぐ者も必要だろう。

多少納得はいかないが月子の言葉を信じるしか無い。
こんな事を虚偽する人間ではないのは分かっている。
ノートのルールを熟知している「キラ」ならば其れに関しての策から妊娠に踏み切ったのかもしれない。
それに妊娠していれば手荒な事やその場で撃たれる事を思慮してのものだろうから。
監視されている中で人工授精の処置を受けるのは苦労しただろう。高田との接見と偽り何かをしていたのは知っていた。「何か」は調べられ
なかったが、それがこの結果なのだろう。

ニアなりに考えて出した答えを溜息をつきながら呟いた。
それが全て、この場に居る者達を騙すことだとも知らずに。
84『護るべきもののために』2:2007/05/02(水) 08:53:32 0
「妊婦を酷い扱いするわけには…いかないですから。それがLの子なら尚更です」

傍らに控えていたジェバンニやリドナーはニアを見遣り驚いた表情を浮かべるが、ニアの決定に従うのが自分達の仕事。
意見する気など起こらなかった。
いや、もしニアが月子に対して容赦無い攻撃を仕掛けるよう命令していたら意見しようと思っていた。
無感情に結果だけを求めるニアならそうなりかねなかった。だがやはりニアも人間。心は其処に在ったようだ。
ジェバンニとリドナーが同時に互いに視線を交わすと息をついた。

リドナーが歩を進めて月子の前に立った。
月子は今度は抵抗することなく細い両手首に手錠が掛けられるのを許した。
諦めたような瞳では無く、まだどこか自信有り気にその琥珀の瞳は意思が篭められていた。
ニアの前に連れて来られた月子は連行される前にどうしても頼みたい子とがると言った。
自分は幽閉されるだろう。そして勿論月子に加担した魅上も。

魅上は自分に脅迫されて始めたことで命令に従っていただけ。
「キラ」の能力を授かり、それに自らの正義を沿わせて裁いていた。共犯だとしてもせめて恩赦を与えてほしい。
そう静かに懇願した。プライドが高い月子が他人…しかもニアに頼むなどと余程の事。
何か策があるのかと勘ぐるが、ただの慈悲だと言った。片親で育った魅上とこれから生まれてくる子供の将来とを
重ねただけだと。
こういう考えは女性としての意見であり、キラだとか策とかは関係無いのだと付け加えて。
85『護るべきもののために』2:2007/05/02(水) 08:57:08 0
魅上がどうなるのかはまだ考えてはいないから、これからの月子の態度次第だとニアは言った。
それならば、自分が大人しくしていれば良いだけのこと。負けを受け入れ抵抗せずニアの指示に従うと月子は
屈辱の顔を浮かべながらも了承した。
目配せをしたニアの指示でリドナーが月子を連行しようとした時、最後の願いだとして魅上と話がしたいと願い出た。
手錠を着けたままでも構わない。これでもう逢えなくなるのならせめて謝罪をしたいと。

完璧と思われていた計画は潰えて自分は元より魅上の人生を暗闇に閉ざす結果となってしまった事を謝罪したかった。
そして今まで尽くしてくれた礼を言いたいと。
自分の浅はかな考えメロの強行…原因は多々あるだろうが、全ての責任は自分が背負う。魅上の罪も辛さも請け負うと
まで言った。
これが自尊心の塊だった月子なのだろうか、と見守っていた日本捜査本部の面々は顔を見合わせたが、体裁を保つ
必要がなくなり
自分の本心を晒した
だけなのだろうと思った。
どんなに強い心と意思を持っていてもやはり女性なのだと。脆く儚いところがあるからこそ、自分を偽っていた。
こんな結果になってしまい残念だったが、これで月子の心は解放されるのだと思うと何だか安堵にも想いがそれぞれの
胸に宿った。
86『護るべきもののために』2:2007/05/02(水) 08:59:45 0
色々と落胆していた松田も立ち上がって真摯に月子を見つめた。
強いところもあれば当然弱いところもある。それが人間として当たり前。
私情に流されること無く自分を保っていた月子もこれで素直に生きられる。例え冷たい牢獄に閉ざされたとしても。
ここにきてやっと本当の意味で人間らしい姿を見れて嬉しかった。そういう月子だからこそ自分は密かに想いを抱いていた。
女性らしく優しい一面も見れて嬉しかった。キラだとしても一人の人間として尊敬できる。
彼女を誇りに思って逝った総一郎に、安心してもいいのだと隠れて小さく微笑んだ。


=========
打ち始めたら止まらなくなってしまい更に続きます。
次はよりカップリング要素のある描写が入ります。エロではありませんが、触れ合いです。
改行の仕方に問題があると思うので読み難かったら仰って下さい。
87『護るべきもののために』2:2007/05/02(水) 09:00:42 0
>>69
素早いレスと反応、そしてお褒めいただき有難う御座います。
CP要素は退いてしまう程の描写が次に待機しております。
バックの用意をしてお読みくださいww
ぎゃ、逆転…!!確かにそう思われるでしょうが…期待を裏切りますww

>>70
感想を有難う御座います!!嬉しかったです。

>>71
感想有難うございます(ノ∀`)
この続きもあるのでまたお付き合い下されれば幸いです。

>>72
感想有難う御座います。
期待に添えられたかは分かりませんが如何でしょうか?

Lとの遣り取りは楽しそうですね。殺伐としたラブラブの様な雰囲気ですね。良いなぁ、そのネタww

>>73
あわわっ!!感想を有難う御座います!!こちらこそ続きを楽しみにしています。
背中を押して下さったことにも感謝しています。
嗚呼…73様の月子 可愛いよ 月子
88名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 09:15:36 O
面白ー!
続き待ってます。
8981-87:2007/05/02(水) 09:20:29 0
誤字脱字に気付きました…orz
>>84
三段目「頼みたい子とがると言った。」→「頼みたい事が有ると言った。」
四段目「ニアに頼むなどと余程の事。」→「ニアに頼むなど余程の事。」
>>85
二段目。改行が可笑しいことになってます。脳内修正でお読み下さいww
「安堵にも想いが」→「安堵にも似た想いが」

それぞれ脳内修正をしてください。嗚呼恥ずかしいっwwww
90名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 09:33:37 0
わざわざ全レスすることないと思うけど
91名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 09:42:46 0
何かここの方向性がよくわかんないな
今のとこ二つあるけど
一つは最初から最後まで月が女としてだったらで原作に沿った考察含めた創作みたいなもの?
もう一つは完全に創作だけどこんな感じで続き物で書くのがこのスレ的にはいいの?
それともすげー短い一発ネタみたいなのでもいいのかな
9289:2007/05/02(水) 10:11:25 0
>>90
そうですね。行使い過ぎでウザイですね。

>>91
スレを見に来てる人が楽しければそれでいいと思っていたけれど、↑↑みたいな続き物を
嫌だと感じる人もいるんですよね。
調子に乗って載せましたが不快に思う人が居ても当然ですね。
普通に一発ネタとか言い合う方が楽しめるだろうしね。
93名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 11:13:31 0
>>72の髪の毛くんくんネタを元にした小ネタです。CP要素バリバリです。
Lと月子で手錠生活中のひとときです。


「月子さんの髪は良い匂いがします」

手錠生活三日目。
ベッドの中でうとうとしていたら背中の方から竜崎が月子の髪に鼻先を付けながら言ってきた。
眠かったけれど相手をしなければしつこく同じ事を言ってくるだろう。それはここ数日の生活で覚っていた。
部屋の電気は消されていたがサイドボード上の照明は点いたので眩しくて瞼は開けなかった。
瞳を閉じたままで竜崎の方へと向き直りお決まりの台詞を吐いた。

「同じお風呂に入っているのだから当然でしょう?竜崎の髪も私と同じ香りがするよ」
「そうでしょうけど…月子さんのは何か…違うような感じがします」
「気の所為でしょ…それよりもう寝ましょ?明日も捜査は続くのだから」
「はい、そうですね。おやすみなさい」

口元に手をやり欠伸をしながら月子が言うと竜崎はすまなそうに照明を落とした。
これでやっと眠れる。
月子を監視している竜崎は月子より後に寝て、月子より早く起きていた。竜崎の睡眠時間はどうなっているのか。あの目の下の隈は睡眠不足が原因なのだとこれではっきりした。
だがそんな事を考えるよりも今は眠りに集中したい。
いや、集中する前に眠気で思考は停止して強制的に睡眠へと堕ちていった。
柔らかな毛布が空に浮かぶ雲の様にふわふわとした感覚になり、眠りへの心地良さが月子を包み込んでいくと、現実の感触で何かに包まれた。
94名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 11:14:07 0
これは本当に現実の事なのか。それてもリアルな夢をみているのだろうか…
そうぼんやりと思っていると、はっきりとした息遣いが月子の耳元に宛てられた。
睡魔を押し退け瞼を微かに開いた月子は驚惶した。
一気に眠気は覚めて別の感覚が身体を駆け巡った。
線の細い肩を包むように背中へと手を回し、抱き締める体勢で月子の身体は竜崎の胸に仕舞われていた。
すぐに竜崎を押し退け平手をお見舞いしようとしたが、意思と反して身体は動こうとはしなかった。
さらさらと流れる紅茶色の月子の髪の毛を鼻先で掻き分けて愛おしそうに竜崎が匂いを嗅いでいて。
突然の行為に恥ずかしくて頬を薄紅色に染めてしまうが、俯いて胸の中に仕舞われていたので竜崎に気付かれる事はなかった。

抵抗する様子が無いのを眠ってしまったからだと勝手に解釈して、竜崎は尚も月子の身体を抱き寄せると髪の香りを胸一杯に吸い込んだ。
癒しと眠りを誘うような柔らかく優しい香り。心を穏やかにしてくれる香りはシャンプーの所為なのか、それとも月子の持つ不思議な能力の所為なのか…
答えの出ない疑問を持ちながら、意外と華奢な月子の身体を愛おし気に優しく抱くとそのままの形で眠りに堕ちていった。
乱れる事の無い一定の呼吸は竜崎が眠った事を示していた。
そうなってやっと月子は起こさない程度の僅かな動きで溜息をついた。
95名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 11:15:10 0
視線を上げ見ればシャープな線を描く竜崎の顎が在り、無意識にそっと頬を摺り寄せた。
すると子供がむずがるように身動ぎをするので月子は楽し気に微笑みを零して。
密着した寝間着越しの肌からはお互いの体温が伝わり合いとても心地良い感触を与えていた。
このまま突き放すのはなんだか惜しい気がして、月子は俯くと自らの意思で竜崎の胸に頬を寄せた。
触れ合う人の体温の心地良さと、静かに響いてくる竜崎の息遣いが月子に安心感をもたらせて再度ゆっくりとした眠りへと誘われていった。
心に灯った僅かな温かい感情に月子はまだ気付いてはいなかった。
ただ頭の上に感じる息遣いを愛しいと素直に思えた。


======
未だに月子の一人称を「僕」のままにするか「私」に変えるか迷っている。
今回は「私」にしてみました。他の人はどっちの方が良いのだろか…
Lならもっと変態的にくんくんしても良かったかな?

連投スマソ
っつか、自分>>92の言い方が冷たい様に見える。
不快に思ったら申し訳ない。
96名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 11:29:50 0
>>95
乙GJ
エロ一歩手前だなw
個人サイトとかじゃなくて2chなんだから
そんなに丁寧にべたべたしたレしなくてもおk
月子の一人称は「私」希望。僕だと腐みたいでなんだか…
9796:2007/05/02(水) 11:31:55 0
レってなんだよwタイプミスサーセン
×レ
○レス
9872:2007/05/02(水) 11:34:20 0
ちょwww
>>81いいなぁ面白いwww
月子これからどうするつもりだよw

とか思ってたら自分の妄想が形になっててマジびびったwww
>>93
マジありがとう!!!
そしてこれまたいいなぁ!
ほのぼのとしてて優しい雰囲気が伝わってくる
なんか甘酸っぱくて恥ずかしいw
月子をネグリジェ姿(ミサ服)とかリアルで想像できた自分はもう一般社会に戻れそうに無いけどな!
呼び方、自分は僕の方がいいのだがあっちのスレではかなり拒否反応出てたし私のほうがいいのかな?

何はともあれGJ!!!
99名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 11:40:36 0
僕でも私でもどっちでもいいけど
何となく自分の中での月子は一人称は私だけど
あとの言葉遣いが月の時とほぼ同じというちょっと変わった感じになってる。

というわけでいつか短いものでも何か投下したいと思ってます。

10093:2007/05/02(水) 12:17:32 0
感想くれた住民有難う!!(ノ∀`)
>>72(98)さん喜んでくれて嬉しいよ。萌えツボ一緒なので余計にww

うーん。やっぱり一人称は分かれるなぁ。
自分も打ってて「月は月子になっても僕」の方が違和感無いんだけど、やっぱり>>96の様に
BL臭がして笑いが止まらなくなるww
でも一番しっくりくるのが>>99の意見なんだよ。
男性向けにするなら「私」が良いのではないかな。
普通のネタならどっちでも良いだろうけど、エロとかやるんだったら「私」の方が萌えるかも
しれない。「僕」のままでLとか照とか松田相手にしたくない。
ミサ相手なら最初「僕」で段々と「私」呼びになるというのが個人的には萌える。

「や、何するんだミサ!!」
「抵抗しないで月子。委託しないから♪」
「僕はそんなつもりで家に来たんじゃ…っん、ない」
「ダメだよ月子。『僕』じゃないでしょ?…ホラ…」
「…っふ、やぁ…ぼ、僕…っつ、だねダメ…私っん」

こんな感じなら良いかな?ダメか…orz
10193:2007/05/02(水) 12:20:56 0
おいいぃぃっ!!
「委託しないで」ってなんだーっ!!何処に何を任せるんだww
脳内で「痛く」に変換よろwwww

>>99の燃料に期待!!
そんなワケで連投スマソ
102交際の心得1:2007/05/02(水) 12:50:17 0
CP要素はL月子で少しあり。でもあまり濃いくはなくあくまでギャグです。


「残念ですが月子さんとはお付き合いできません」
「え…な、何故…?」

月子は意外そうな声を出した。Lの本名を知るためにはもっと彼に近づいたほうがいい。
そのための最も手っ取り早い方法は月子が彼の恋人になることだと考えた。
だから自分から表面上とはいえ付き合わないかと提案したのだ。
例えそれが本音では虫唾が走るほど殺したい相手でもだ…。

(この男、一体何を考えてる…?)
月子は少々出鼻を挫かれたようが気がした。
Lといえば見るからに掴みどころのない奴で女性に興味はなさそうだけど
自分は捜査本部夜神総一郎の娘で東大トップの頭を持ち
容姿だって悪くはないと自負している。それなのに拒まれるのはどうしてだろう。

自分をキラだと疑ってるからだろうか?そんな危ない存在は側に置けないと?
いや、それならそもそも自分の前に名乗りを挙げるはずはない…むしろLだったら
これを機にもっと踏み込んでくるはずだが…。

「私じゃ何か不満?」
少しプライドが傷つけられた事を全く気にしてない様子で月子は尋ねた。
「はい、不満です……今の月子さんでは」
「…今の?」
「これをつけて下さるなら喜んでお付き合いしましょう」
そう言って月子の足元、ブーツを指差したLはポケットをさぐると何かを取り出した。
それは………白ソックスだ。
103交際の心得2:2007/05/02(水) 12:50:51 0
「わー月子ちゃん、そういうのもいいなあ」
「松田、お前はモニターを見てろ。…月子、少しスカートが短いんじゃないのか?」
「月子さんよくお似合いです。やはり私の目に狂いはなかった」

数日後、捜査本部にはLの要求通り白ソックスを履いて現れる月子の姿があった。
意味ありげな視線を送る本部の男性陣とそれを諌めるような父総一郎。
そして彼らの中心であるLから無表情ながらも讃えられ、月子は引きつった笑いを見せた。

「…流河、これで満足?」
「はい満足です。汚れたら言ってください、代えはいくらでもあるので」
ワタリのほうに目を向けると彼は傍らに置かれたスーツケースを開いて見せた。
中には丁寧に整頓され詰められた白いソックスが大量に見えた。

「これで月子さんとはよいお付き合いができそうです」
「え、ええ…それじゃよろしく(この男、必ず殺す…!殺してやる…!!)」

こうしてLに益々殺意を秘める月子とLのお付き合いは無事始まることになったが月子はまだ知る由もなかった。
これから更にLの驚愕の生活スタイルを見せられることになることを―――。
104名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 18:26:55 0
L‥お前ってやつは‥!!

GJ。この方向性を求めていた。
Lも難儀な奴だよね。嫌いなもの→靴下、なのに
白靴下着用は見たいという。
105名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 18:29:12 0
>>100-101
お前のテンションと相まってワロタw

>>102
流石だよ竜崎…!
うっわすっごいいい感じで続くなぁw
てか親父もうすぐ心労で倒れるなwww
106名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 18:41:16 O
みんなで試行錯誤しながらやってていいね。楽しいよ。
髪くんくんL、面白いかった。L、変t(ry
107名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 20:03:35 O
賑わってきたな。
短いのも長いのもどんどん投下してほしい。楽しませてもらってるよー。

自分的には月子の一人称は「私」だな。僕だとどうにも違和感……。
というか>>79氏の月子がツボ。男っぽさと女っぽさのバランスとか。
続きwktk
108『護るべきもののために』3:2007/05/03(木) 04:00:24 0
※CP要素有ります。基本「照月子」※
月子の一人称は「僕」設定。口調もほぼ「月」のままなので苦手な方は注意してください。
逆転劇?月子の策?何の事です? >>1の一番下のお約束を年頭に置いてお読みください。


それぞれの思惑など計れないけれど、ここで人間らしく優しさを振舞わなければ非難を浴びるだろう。
そんなものは痛くもないが、気分は悪いので大きく息を吐いて逡巡して。
すると言い難そうにリドナーが珍しく意見を述べた。最後なのだから、と。
月子と同じ女性だからかその言葉には重みがあった。
仕方が無いとニアは言い、手錠は外さず話をすることを了承した。

レスターが捕らえていた魅上の元にリドナーに連れられた月子が着いた。
二人共、特に魅上は憔悴し切っているので危険はないだろうが油断する訳にはいかないので
手錠はそのままに、数メートル離れて監視をしながら話を待った。

「ごめん…悪いと思ってる。魅上の罪が軽くなるように僕も努力するから…」
「神……」
「まだそう言ってくれて嬉しいよ。お前を便宜するのは当然だ。魅上を選択したのは僕なのだから」
「………勿体無いお言葉です」
109『護るべきもののために』3:2007/05/03(木) 04:00:57 0
力無く崩れる様に魅上はその場に膝を折った。
それはまるで跪いているようにも見えて、魅上がまだ月子に対して忠誠の意を持っていることを示していた。
苦笑をしながら月子もその前に腰を下ろした。薄いグレーのパンツを冷たい床に付けて。
戒められたままの両手を伸ばして魅上の黒髪を撫でればおずおずと顔が上がり視線が重なった。
だがそれは刹那の間で魅上は直ぐにそれを逸らしてしまった。
忠誠はそのままだとしても軽蔑し裏切られた事はショックなのだろう。仕方が無いと思った。
口を開こうとしたら先に魅上が言葉を掛けてきた。

「ご懐妊…おめでとう御座います……Lとの御子なら…優秀な者がお生まれになるのでしょうね…」
「そうだな。優秀な子には違いない……敏腕検事の子供なのだから」
「……どういう……こと」
「Lの子な訳無いだろ…お前の子供だよ」
「しかし……」
「僕がそんなの持っている筈ないだろ。ニア達を騙す嘘だよ。妊娠は本当だけど」

驚惶している魅上に小声で月子はそう言った。
もしノートを一部でもニア側が手に入れ自分達が操られでもしたら何の意味も無い。
早くからそう考えていた月子は悩んだ末に妊娠することを決心した。
魅上との子供ならおそらく黒髪だろう。そうすればニアも信じる筈。
DNA検査などされれば虚偽を見抜かれてしまうだろうが、産んでしまえば済むこと。
流石にニアも赤ん坊を殺しはしないだろう。ノートを使って殺す事も不可能なのだから。
110『護るべきもののために』3:2007/05/03(木) 04:02:39 0
これも全ては自分と魅上、それに子供の為。
月子は自分でも知らない間に魅上に下僕以上の感情を抱いていた。
全ては計画の為と自らの心を偽り想いを隠して接した。演技をしながらも本心を打ち明けたくて
堪らなかったのを耐えて。
情に流されてしまえば計画は潰れる。だからこそ頑なな意思を持って命令していた。
自分が女ではなかったらこんなにも辛い思いをしないで済んだのかもしれないと悩んだりもしたが、
女だったからこそ子供を宿すという奇跡の様な幸福を味わえたのだ。

策の為の計画妊娠。
だがそれは月子にとってなによりもの喜びを与えた。
優秀で全身全霊命を懸けて尽くし愛してくれる下僕と新しい命。その二つを手に入れられたのだから。
数多の命を摘んだ自分が生命を宿した…だからこそ命を貴いものと再確認できた。
護りたい。自分に尽くしてくれた魅上と、その子供を。その為なら自分は何でもする。
憎い筈のニアにまで頭を下げるのすら厭わない。今までの自分なら思いもしなかったこと。
自分の荒んだ心を癒してくれた存在をただ護りたいから。

「僕とお前、それにお腹の子の為だから…耐えて欲しい」
「それが神の御意志なら…仰せの通りに………ですがそれは本当に私の子なのでしょうか?」

監視をされ高田との密会だと偽り魅上と逢っていただけで、他に外出などしていない月子が
どうやって魅上以外の子供を宿せるというのか。
捜査本部の人間とでも言いたいのかと、月子は声を荒げて憤りそうになるのを必死に耐えた。
月子の言葉は絶対で間違えなど無い、従っていれば良い疑う事などおろかな行為…そうまで
公言していたのに、何故こんな窮地にいてそんな事が言えるのだろうか。
変なところで抜けた考えを持ち真剣に訊いてくる魅上に段々と怒りは消え失せ、脱力するのを感じた。
111『護るべきもののために』3:2007/05/03(木) 04:03:38 0
嘘偽り無く正真正銘魅上の子だと念を押し告げて。
僅かに顔を朱に染めて言う月子に本当なのだとやっとそこで理解した。魅上にしか見せない本当の姿。
それを目にしたからか、無意識の内に繋がった手を月子の下腹部に伸ばした。
二人の真の関係を知らない一同はその行動に驚いたが、頭を下げて受胎を祝福している仕草を
とったので怪しまれることはなかった。
不審を抱かれていない事を背中に感じる視線で悟った月子は更に小声で魅上に囁いた。
シャツに手を掛けろ…と。

「もう逢う事は不可能だろう…だから魅上の印を僕に残して欲しい」

態と聞こえるように、それでいてあざとくならない程度の声色で。
何の話をしているのだろうと顔を見合わせた一同の前で魅上は躊躇いも無く月子のスーツの上着と
清潔なワイシャツのボタンを外して、前を肌蹴させた。
ニアや松田などからは月子の姿は背中だけしか見えないが、それは確認できた。
一体何を…そう思っている者達を無視して魅上の顔は月子の胸元に埋められた。


=========
個人的に「『月子』になっても『月』であるのは変わらない」と思っているので敢えて口調等は
そのままにしましたが……それは非カプ話にのみ有効なのだと今頃気付きましたorz
CP話は口調を変えた方が良いですねww
まだ続きを打ち途中なので意見などありましたら遠慮無く下さい。
キモくても泣かないでくれww
112名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 04:26:42 0
エロネタというか下ネタは話してもOK?
L月子(白月子)で、手錠生活初日。渋々手錠を着けたまま二人でお風呂に行くネタ。
じっとりと監視の名目で月子を舐め回す様に凝視する竜崎を不快と思いながらも
無視をして身体を洗い、湯船に浸かる。
何となく気恥ずかしくて竜崎に対して背中を向けていたけど視界の端でシャンプーを
プッシュッするのが見えて何気に見ると、竜崎はボディーシャンプーで髪を洗っていて
月子は慌ててそれを止める。

頭から水ぶっ掛けてそれを怒ると仕方ないからと月子は竜崎の頭を洗ってあげる。
でも猫背な竜崎を後ろから洗うのは至難で、ヤケになった月子は前へと回り頭を
ゴシゴシ。竜崎は俯いているし、泡だらけになっているので対して気にしないで続けて
いると…いきなり胸を鷲掴みにされて。
驚き硬直しながらも大きな悲鳴を上げるが竜崎の手が外されることはなく掴んだまま。

するとモニターで(音声のみを)監視していた総一郎と松田が風呂に乗り込んで来て
竜崎云々よりも松田達に水掛けたり桶投げたりして月子大暴れ。

とかそんなネタ。風呂に入りながら浮かんだので投下。下ネタというかギャグ。
エロってどこまで表現していいのか分からんからイマイチ踏み切れない。
女月本スレでもココでもエロ話ってあんまり無いから…
つーか、誰が相手だと良いのか……やっぱりL?ミサと百合?
アニメの展開に合わせて照とか。ニアから言葉責めとか?メロが月子のバスルームに
住んで…とか?

長文スマソ
113名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 04:50:42 0
>>112
胸鷲掴みLワロタw

自分は月子とミサの百合エロ書きたいけどどこまで書いていいものか
わからんので様子見中
なんとなく踏み切れない気持ちわかる
114名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 08:11:56 O
>>111
面白い!
続き楽しみです
115名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 10:03:00 0
一発ネタですまんです。ネタっていうのかもよくわからんけど


Lの提案で夜神家と北村家に監視カメラが取り付けられることとなった。

「わかった竜崎・・・だがやるなら徹底的にやってくれ!」
「ええ私もそのつもりです夜神さん」

その後、監視カメラから送られてくる画像を必死で見つめる
竜崎と夜神局長の姿があった。

「!・・・また娘さんが帰ってきました」
「よし、男友達など連れてはいないな」
「・・・・・・・・・・・・」
「私達のいない隙に誰か男を連れ込んでいたらと心配していたが杞憂だったようだ。いやもちろん私は月子を信用していたが・・・」
「夜神さん・・・・」
「次はサユだな、あの子は月子に比べるとやや心配なんだよ竜崎」
「はあ・・そうですか・・・・・・」
「さあいつでも帰ってきなさい!私はここでお前達を見守っているからな!!」
「・・・・・・・・・・・」(どうやら私はモニター監視の人選を間違えたようだ)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
監視カメラ取り付けるところで娘達の部屋に男の匂いがしないことに安心してるパパ・・・
そんな姿を想像したら思いついたネタです。短いですが・・・。
116名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 10:31:02 O
自分はエロok。
エロありって注しとけばいいんじゃね?
117名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 11:05:24 0
>>108-111
ぎゃーなんかもうあまずっぺぇw
いいけど恥ずかしいwww
続きもガンガレ!
>>112
想像した、さすが月子だ、面白いw
相手はそれこそ書き手(お前さん)しだいだからガンガレ
>>113
楽しみにしてるよ
最初は緊張するだろうがガンガレ
エロ有りと書いて置けば問題は無いはずだしね
>>115
面白かった、親父GJ!
118キラ月子とL(会話ネタ):2007/05/03(木) 13:55:49 O
キラな月子とLがもしつきあったらの会話を妄想。
具体的なエロは無いけど、それなりの会話をしてます。





「月子さん、あなたは本当に私を愛していますか?」
「もちろん。愛してるよ、竜崎」
「じゃあ、抱かせて下さいと言ったら抱かせてくれますか?」
「……い、いきなり何?」
「抱かせてくれますか?」
「……竜崎が、望むなら…」
「私は、月子さんがキラなら私を拒まないと思っています」
「!!…そんな!私は竜崎が本当に好きだから……!」
「……が、月子さんが本当に私を愛していて、抱かれてもいいと
 思ってくださっている可能性もあるんですよね……
 キラならLになんて絶対抱かれたくないでしょうし」
「…………どう答えれば納得するのよ」
「答えるのは月子さんで、納得いくかどうか決めるのは私です。
 ……で、抱いてもいいですか?」
「キラじゃないし竜崎のことも好きだけど、こんなムードで抱かれるなんて嫌。
 ……ねえ竜崎、あなた本当は私のことなんて好きじゃないでしょ」
「その切り返しは予想していませんでした。流石は月子さん。ますますキラっぽいです。
 ちなみに私、あなたを愛してます」
「……。(お…男を本気で殴りたいと思ったのは、生まれて初めてだわ……)」
119名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 14:02:33 0
>>118
面白かったw竜崎GJ!
殺伐ラブバカップルとでも言えばいいのかなw
この二人だとどんな初夜になるんだろうww
120名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 14:13:10 0
>>118
よかったw
そして>>119と思ったことがほぼ同じだw
121名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 22:16:56 0
>>112
竜崎の胸鷲掴みと月子大暴れにワロタw
>>118
こういうの好きだw
そして>>119と思(ry

>>112>>118、どっちも小畑絵で脳内変換されたよw萌えをありがとうww
122名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:44:50 0
月子イメージして描いてみた。
色塗り放棄してすみません・・母親に・・見られた・・・orz

ttp://imepita.jp/20070504/024680
123名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 02:43:08 O
おおおいいねぇw
女性らしく柔らかで華やかかつキャリアウーマン風!
こんな月子だったら騙されてもいいつーか騙されたいwww

そして大丈夫か>>122
エロ絵ならまだしも普通の絵だからまだ大丈夫だたぶん
母親も生暖かく見守ってくれるさ



月の絵だと知られなければ
124名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 09:00:39 0
月子はLの子を身篭っている設定ですがカプ要素はあまりありません。


天窓からは柔らかな陽射し、外からは緑の香り、そして子供達の笑い声…。
都会の喧騒から離れた誰も知らない場所に立つ真っ白な建物。
壁も床も天井も白いそんな建物の庭先…置かれた椅子に腰掛けた月子は涼しげな風を感じながら浅い眠りを繰り返していた。

白い世界…それがかつて私が望んだもの。
真っ白で綺麗な完璧な世界…そして私が手に入れたもの―――。

Lやニアとの戦いも終わり残った捜査本部の人間ももういない…もちろん用済みになったミサもだ。
今側にいるのは私の目となり手となり足となる魅上、そして…

「お母さーん」
ぱたぱたと月子の側に駆け寄る一人の子供。その声に呼び覚まされたように目を開けると
優しげな微笑を浮かべる月子がいた。

「はい、これあげる。むこうに咲いてたんだよ」
そう言って子供は綺麗な花を差し出すと再び笑顔で向こうに駆けていく。
残された月子は受け取った花の香りを堪能しながら隣に立つ男に声をかけた。

「見て魅上、あの子が持ってきてくれたのよ」
「はい神」
立っていた男、魅上照に花を揺らしながら見せると彼は少しだけ笑った。
照はこうしていつも月子を見守るように常に側に寄り添っている。

「綺麗な花…この世界と同じね」
「これも全ては神の思し召しどおり。神がお創りになった世界です」
「そうよ魅上。世界は完璧…犯罪者もいない、子供達の笑い声で溢れる純粋で優しい真っ白な世界。
これが私の望んだ世界なの」
125名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 09:02:17 0
頷くように月子に一礼した照はしばらく黙っていたがやがて庭先で戯れる子供達に目をむけた。
先ほど月子に花を持ってきた子以外にも数人の子供が楽しそうに走り回っている。
照視線を真っ直ぐ彼らそのままに捉えると月子に尋ねた。

「では神…その完璧な世界で何故あなたはLの子を産み落とす?」

照の問いかけに対し長い髪の奥に隠れる月子の横顔からはその表情は読み取れない。
彼女は黙ったまま自分の少し目立った自分のお腹に手を当てると何処か愛おしそうに撫でながら口を開いた。

「完璧だからよ。完璧な世界だからこにいる新しい子供達もまた綺麗で真っ白で、完璧でなければいけないの」
「その相手に相応しいのがLだったということですか?…冷凍保存しておいた精子を使ってまで?」
「…彼の頭脳は完璧だった。この私が唯一認めた男…それだけのこと」

そう呟くと月子はまた目を閉じ虚ろな眠りの世界へと足を踏み入れるのだった。
それを合図と受け取ったのか照は再び一礼すると自らの業務に戻っていった、犯罪者を裁くために。
自室に戻る途中、窓から彼ら月子の子供達の姿を見ながらふと物思いにふけるように照はぽつりと呟いた。

「皮肉なものだ…。あれほどまで対峙していた男の子がこれほどまで美しい神の国の子供とは…」

芽生えたのは一つの懸念…。
真っ白な世界…そこにいるのは父を殺した母を持つ神の子供達。
かつて殺した男の子供を産み続ける月子の真意はどこにあるのか、
子供達は母の所業を知った時何を思うのか、その瞬間この白い世界に黒い憎しみの種が発芽しないのか。
そこまで考えた照それら不安の目を掻き消すように頭を振ると、また白く長い螺旋階段を一段ずつ上っていった。

空には流れる雲、側に流れる川からは優しい水の音、そして庭先では子供達の笑い声…。
この先世界は完璧なままなのか、それはまさに神のみぞ知ることだろう―――。


これで終わりですがすいません、最初に新世界を創った設定と入れておけばよかったですね。
126名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 10:54:18 0
気になる終わり方で終わるなw
よかった、GJ!
127名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 11:06:23 0
>>124
凄い綺麗な雰囲気のSSでドキリとした…!!
切なさもあってキュンとしたよ。
照の侍従っぷりもGJ!!
128『護るべきもののために』4:2007/05/04(金) 11:09:01 0
※CP要素有ります。基本「照月子」※
月子の一人称は「僕」設定。口調もほぼ「月」のままなので苦手な方は注意してください。
エロでは全く無いですが、軽い触れ合いが有ります。キモくても泣かないようにww


白い糊の利いたワイシャツを更に開いて月子の象牙色の滑らかな鎖骨に魅上の唇が触れた。
小さく吸って梅の様な紅い華を咲かせて。痛みは無く上げた顎の下にサラサラとした
黒髪が触れ、肌蹴た胸元にも流れて柔らかい感触が心地良くて微かな吐息を漏らした。
唇が離れて顔が上がると今度は細い首筋に宛てられて。
擦り寄る様に魅上の黒髪を鼻先で掻き分けて形の良い耳に唇を付けた。

首筋に吸い付いて華を散らしながら魅上は月子のシャツを更に肌蹴させて素肌に手を滑らせた。
耳の軟骨を食み甘噛みする月子の唇が何か別の動きをしたが、ニア達には気付かれることは
なかった。
ただ二人の行為が愛情を確かめ合う様な愛撫で、見ている方が恥ずかしくなるくらいで。
凝視しながらも嫉妬の様な、それでもどこか諦めの表情の松田や口を半開きにしている伊出、
月子の気持ちを女の部分で同情しているリドナー達の中心で、ニアだけが冷静にそれを
見つめていた。

ゆっくり、ゆっくりと月子の戒められた両手が魅上の胸に宛てられ、背広の中へと侵入していった。
身体を寄せ合いながら魅上の手が肌蹴た月子の下着に掛けられて。
派手過ぎず重ねる服を邪魔しない程度のレースが施された純白のブラジャー。
筋張った魅上の指が曲線を描く布地の上から滑り込み、小振りの胸を弄った。
布地の奥へと更に指が入り蠢くと月子の唇は甘美な溜息を零して。
129『護るべきもののために』4:2007/05/04(金) 11:10:05 0
清潔に整えられた爪が下着の中で何かを見つけると親指と人差し指とでそれを摘んだ。
すとる月子の肩が小さく揺れて吐息と共に微かに声が漏れた。
月子の背中が壁となり後ろで待機している者達には何も見えなかったが、首筋に埋められた
魅上の頭と時折聞こえる吐息と小さな月子の嬌声…明らかに愛撫し合っているのが感じ取れた。
見たい様な見たくない様な複雑な視線を送る松田を更に焦らせるように月子の手が魅上の
スーツの中へと入っていき、ワイシャツの上から何かを探すように這わしだした。

「…っん、魅上…」

胸を弄る魅上の手に弾かれた様に月子の身体が震えて一瞬背を仰け反らせると、スーツの
中に這わされていた手が握られて離された。
剥き出しの梁に向けて仰がれた月子の顔が下へと俯いて魅上と視線が交わされると小さく
微笑んだ。自らの胸に乗せる月子の手に魅上のそれが重ねられて。
お互いの額を擦り合わせるように顔を近付けた後にまた魅上の顔が俯いて月子のすべらかな
胸元に唇を寄せた。

まるで其処だけ時間の流れがゆっくりと流れているように感じる程穏やかにお互いの
存在を確かめ合うように何度も視線を重ねては胸にキスが降らされていた。
恋人同士の様にも、母親が幼い子供を慈しむようにも見えるその触れ合いはじっくりと
時間を掛けて続けられた。
いつまでもそんなイチャ付きにも取れる愛撫を見せられていたニアが苛々とした表情を
浮かべて白銀の髪を弄っていた指を解き小さく呟いた。
130『護るべきもののために』4:2007/05/04(金) 11:11:10 0
「もうその辺で良いでしょう…幽閉してもたまには面会を許可します。だからいい加減
離れたらどうですか」
「駄目…もう少しなんだ……これが最後のお願い。だから…」
「神…良いのです。もう気は済みました」
「有難う魅上。これで僕は…僕達は……」

月子の言葉を待たずしてニアの目配せによりリドナーは重い足を前に出して二人に近付いた。
ゆっくりと聞こえてきたコンクリートの床を蹴るパンプスの音に反応して月子が魅上の
胸に飛び込んだ。
離されるのを拒絶しているみたいに擦り寄り上質のスーツを掴んで。
自ら寄せてきた月子の胸にまた魅上の手が触れて今度は大胆に下着の中へと入っていった。
手の位置はそのままに月子の胸を優しく押して顔を上げさせると魅上がゆっくりとした瞬きをした。
それに対して月子が極上の微笑みを浮かべ応えた。

キラだなんだと言っても所詮は一人の女。下僕として使っていた男に情が移っただけではなく
自信に驕り失策した哀れな人間だと心で罵ったニアは足元に転がったノートへと視線を
落とした。
…と、次の瞬間。
何故か胸に激しい痛みが走り、呼吸すら侭ならなくなってしまう。
心臓が潰れるのではないかと思う程にそれは収縮して身体中の熱が集中したように熱く
感じた。
思考が停止して意識が飛びそうになりながらも服を掴み胸を押さえて数メートル先に居る
月子と魅上を見遣った。

一同の視線が苦しみ床に倒れるニアに集中している中、先程の微笑みを携えた月子が
後ろを振り返りそれを見つめた。
肌蹴たシャツから見え隠れする胸元には紅い華が散らされていて、それを仕舞うこと無く
魅上の手を借りてその場に立ち上がった。
離れたところからニアを見下ろしながらの月子が静かに呟いた。
131『護るべきもののために』4:2007/05/04(金) 11:12:01 0
「言ったでしょう?『最後のお願い』だって」
「…っ、やが…みっ…らい」
「尤も僕じゃなく、ニアにとっての最後…だけど。さよなら…そしておやすみ、ニア…」
「あぅ…っ」

何かを言いた気に開かれた口は最後の息を吐くと二度と呼吸することはなかった。
一同が驚愕して息を引き取ったニアを見下ろしている中、地面を蹴るのと同時に月子が
声を上げた。

「魅上っ!!」

その声に一斉に月子へと視線が集中した。
踵を踏み締めて飛び出した月子が両手を繋ぐ手錠を利用してリドナーを後ろから羽交い
絞めにして鎖を喉に食い込ませた。
はっとして背広の中に忍ばせたホルダーへと手を入れた松田が慌てて中を探った。
だが持参していた銃は先程足元に落としていて。それを思い出して腰を屈めようと俯いた
次の瞬間…
黒い影が視界に飛び込んできてそれを意識する間も無く顔面に魅上の拳が減り込んだ。
元々二人がしゃがみ込んでいた場所から松田達のところへは4〜5メートルと離れていたが
力強く地面を蹴った魅上は飛ぶようにほんの数歩で其処に辿り着き攻撃を仕掛けていた。

一撃で崩れた松田を捨て置くと次は相沢に狙いを定めて。
僅かに怯んだ隙に両手の指を絡めて握ると相沢の横っ面を思い切り力を篭めて殴りつけた。
倒すように殴り地面に突っ伏させるとそのままの勢いで右脚を軸にして身体を回転させると、
安全靴のように硬い革靴が模木の顔面を捉えた。
回し蹴りを食らった勢いで模木の身体は地面を滑っていった。蹴られた事と床への直撃が
トドメとなって意識を手放してしまう。
それを視界の端で確認しながら着地した左脚で伊出へと歩み寄って勢いを殺すことなく翻る
コートの向こうから握った拳を鳩尾へとお見舞いした。
衝撃の声を漏らすと苦悶の表情のまま膝を折ってその場に倒れて白目を向いた。
132『護るべきもののために』4:2007/05/04(金) 11:13:41 0
一連のその立ち回りを見ていたジェバンニに向かい魅上の足が蹴り出されると、そこでやっと
我に返ったようにはっとしてスーツの中へと右手が差し込まれた。
だがその行動は一瞬遅く、ホルダーの止めを外して引き金に指を掛けて取り出そうとした
その手をスーツの上から押さえ込まれてしまった。
視線を上げればすぐ目の前に魅上の顔があり、驚惶する間も与えず頭突きを食らわせた。
流石に訓練された人間なのでその程度ではまだ甘く、仰け反るだけで何とか踏み止まり
再度銃を取り出そうと腕に力を篭めた。すると意外にも簡単に銃は抜けて。

疑問と同時に右手を掴まれ、左手も後ろへと拘束されてしまう。
それでもまだ銃を離していないので自分が有利だと思ったのか引き金に力を入れた瞬間
腕を引かれた。
倒れているニアに駆け寄りしゃがんでいたレスターへと銃口が向けられてそのまま引き金を
引かされてしまった。
至近距離で火薬の爆発する音がすると次の刹那には巨体がニアの横に倒れ込んだ。
白いシャツを鮮血に染めながら…
やがてそれは息絶えるニアの骸を包み込み血の海となっていった。


=========
打ち始めた時に決めていた展開と変わってしまったけど、自分的には気にいっている。
本当は子供が産まれてから色々頑張ってニアをノートで殺して、倒れているニアに自分が
抱いている赤ん坊は照の子だと告げて悪笑顔で見下ろす…って筈だったんだけど策が考え
付かなかったww

しかもまだ終わりません。次で最後になります(多分) 月子より照が活躍してすみませんww
打っていて「月口調」で話す月子に違和感通り越して笑いが込み上げてきましたww
133名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 14:47:40 0
>>128-132

こっぱずかしい思いながら見ていたらいきなりの逆転劇で不意をつかれたw
GJ!

月子さん大勢の前で何やってんですか恥ずかしいです/////////////////
134名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 16:27:56 0
「キラを探すより早く監禁を解く方法、ミサ思いついちゃった」

竜崎を落とせばいいわけです。
ttp://www2.ranobe.com/test/src/up5057.jpg
*はいてません注意!

月難しいよ月orz
135名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 18:25:41 0
おお雰囲気いいねぇw
月子綺麗つーか肉の付き方がいいよな>>134GJ!
136L、夜神月子に告白される:2007/05/04(金) 19:39:21 O
タイトルそのまま。殺伐カップル誕生の瞬間を妄想。
L視点でエロなし。




「…この書き方では、私が死にます」

原稿を見た竜崎が、胡乱な瞳で月子に言った。

「ふふっ、そうね。でもキラになりきったら、この状況なら絶対にL殺害だけは
 指示すると思ったの。軽いジョークよ。
 その部分はそっちで適当に直してくれる?」
「はい、そうします。……月子さんの冗談は、ちょっとキツいですよね。
 私のこと嫌いですか?」

相沢捜査員に原稿を渡して指示を出しつつボソボソと文句を言うLに、
爽やかな微笑みを向けながら月子は言った。

「そんなことないわ。冗談はあくまでも冗談よ。私、あなたのこと好きだもの。
 竜崎が本当に死ぬなんて絶対に嫌」

場の空気が固まった。
捜査員達は皆、顔こそ向けないものの全員聞き耳を立てている。
いや、空気の読めない松田と、月子の父である夜神総一郎だけは
思いっきり身をのり出しているが。



137L、夜神月子に告白される2:2007/05/04(金) 19:45:09 O
↓L×月子エロなし続き。



「……今のは告白ですか。もしかして」
「そう取ってくれてもかまわないわ。
 でも安心して。自分の立場はわかっているつもりだから」

そう言って少し切なそうに微笑む月子の姿は、世界的探偵の目からすれば
 ハマり過ぎていていっそあざとい。
しかしそのあざとい仕草に、大抵の男共はメロメロなのである。
Lとして夜神月子の周辺を捜査していくうちにわかった。
若い男性どころか、老若男女・他人や身内を問わず、皆が皆彼女の外ヅラに騙されている。
高校・大学の同級生・教員共しかり、家族しかり。

今だってそうだ。
清廉潔白な美少女が一方的に大量殺人犯の容疑をかけられ、
プライバシーの欠片もない捜査をされてなお、その捜査を主導したLを好きだと言う。
許されない立場をわかっていても抑えきれない想いを抱え、
強引な捜査にも協力する健気な娘。
これだけ見ればLは完全に悪役だ。悪い男だ。



138L、夜神月子に告白される3:2007/05/04(金) 19:47:21 O
L×月子エロなし続き3。これで終わり。



捜査員たちの目が痛い。今はそれぞれ見ないフリをしているが、さっきからチラチラと鬱陶しい。
当の月子は涼しい顔をしている。Lは面白くない。
……というか、本気で腹が立ってきた。Lは元々、幼稚で負けず嫌いな男だ。

いいだろう夜神月子。おまえがそのつもりなら、こちらも受けて立ってやる。

「私はまだ月子さんをキラと疑っていますが、それはそれとして、私も月子さんは
 魅力的な女性だと思います。私はLですが、それでもよろしければお付き合いしませんか?」


その日、夜神総一郎は再び病院に搬送された。
139名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 20:08:37 0
本日は作品の投下が多くて嬉しい限りです。どの方もGJ!

萌え絵風月子。
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000012887.jpg
140名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 20:46:21 0
>>136
おおおこれまたいいね!駆け引きがいい感じだGJ!
捜査本部の皆の反応が自分に当てはまってそうでワロタw
しかしなんでだろ、月子話を見るとニヤニヤしてしまう…

>>139
可愛らしいなw長髪の白月子っぽいね
最初にでっかい指人形が目に飛び込んできて笑ったがw
141128:2007/05/04(金) 21:50:42 0
感想をくれた人達有り難う!!

絵で月子を見れるというのは本当に嬉しい!!
しかも皆上手い…ハァハァ
やっばり月子はロングヘア派が多いのかな?
自分は同人の影響もあってショートのままで想像して書いてますが…
今度ロングヘア月子のネタやってみようかな…
142名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 23:10:41 0
あー、絵をかく時髪ロングにでもしないと
正直あまり大差ないんだよね‥胸だけじゃ目立たないし
ガバっと脱がせばまた別なんだろうけど。
143名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 09:16:20 O
性別を女にした時点で身体や顔の線なんかは微妙に変わると思うので
個人的にはそれで充分。
全体の印象はあまり激しく変えたくない。よってそのまま短髪派。

他にも一部月は細身なので月子も一部ではスレンダーっぽいとか
色々具体的なイメージはあるけど
結局は月が女であればなんでもいいので色々な人の月子が見たい(*´Д`)
144『Give a Reason』L月子:2007/05/05(土) 11:11:24 0
※L月子で微エロ※ エロくは無いけどヤッてるので一応注意。
絵描きさんのロングヘアー月子を見ていて考えた話です。


「ちょっ、竜崎…痛い!!」
「すみません強過ぎましたか?」
「違うわ。髪を踏んで…鎖にも絡んでるじゃない」
「ああ、すみません…っん」

謝りながらも竜崎は腰の動きを止めようとはしなかった。
浅く早い呼吸を繰り返しながら鎖に絡んでしまった自分の髪を解く月子を見下ろしていた。
熱く深く繋がっているというのに月子はなんでも無いように髪を退かして。
まだまだ動きが甘いのかと思い膝を抱えて自らの肩に乗せて更に深く腰を押し進めた。

「や、りゅ…ざ、もっと手加減して…っん」

やはり快楽は感じているらしく甘い吐息を漏らして背を仰け反らせた。
だが真上から月子を見下ろしていても朱に染まる顔を見ることは叶わなかった。
右腕を上げ顔を背けて表情を隠していたから。初めて身体を繋げた時から月子は快楽に
喘ぐ顔を竜崎に見せようとしなかった。
それはきっと自分の弱い部分を見せたくないからだろう。
だが男としては感じている顔、仕草や嬌声を聞いて触感とは違う感覚で興奮するもの。
それに月子程の端麗な人間が喘ぐ姿なんてそれだけでも興奮するというのに。

「月子さん隠さないでください」
「あっやぁ…っんう」
145『Give a Reason』L月子:2007/05/05(土) 11:13:38 0
肩に乗せていた長い脚を下ろすと顔を隠していた腕を退かしてシーツに押し付けた。
腰を屈めて無理矢理に唇を重ねると舌を絡めて。
最初こそ軽い抵抗はあったが直ぐに受け入れ、突き挿れられる腰に同調するように舌を
絡めてきた。
与えられる快楽に従順に従い身を委ねていながらも月子はどこか冷めている様な、意識を
手放さないように気を張っているようにも思えた。
だからこそ激しく腰を動かし乱れさせたいという嗜虐心が擡げてきて、つい周りが見えなく
なってしまい月子の長い髪が絡んでいるのにも気付かなかったのだった。

「ほら、こんなにも月子さんは美しい…もっと私に魅せてください」
「……っん」
「月子さん?」
「恥ずか…しい…見ないで…」

唇を離して見つめれば上気した頬を携えた月子と視線が重なった。
薄っすらと涙が浮かび潤んだ琥珀の瞳は美しく、濡れた唇はサイドボードに置かれた灯りに
照らされて燦然と煌めき自然の艶が誘っているようにも見えた。
月子の白い右手が伸びてきて竜崎の首に掛けられると引き寄せながら自らも顔を上げ唇を合わせた。
進んで口を開いて絡めてくる柔らかい舌は甘美なもので頭の芯が痺れてくる程の心地良さがあった。

自らの意思でキスしてくるなんて珍しいことで、舌を絡めながら伏せられた長い睫毛を見つめた。
こうして唇を重ねて身を寄せていれば顔を見られる心配が無い。
それに密着した腰では思うように抽送することも侭ならない。
快楽を欲しているのに強い刺激には絶えられなくてそれを抑止していて。
そして恐らく月子の言葉が披瀝だとすれば乱れる様を見られたくないのだろう。
弱く見えるのは負けず嫌いな月子にとっては屈辱にも思えるのだろうが、どうもそうでは
無いようにも感じ取れた。
146『Give a Reason』L月子:2007/05/05(土) 11:14:44 0
竜崎の与える快楽を全て受け入れてしまえば自分が自分ではいられなくなる…羞恥が
快楽に変換されれば余計に乱れてしまう。
竜崎は敵であると分かっているのに溺れてしまうのが怖いのだろう。
そうすれば竜崎を篭絡するのも叶わなくなってしまう。だが、激しい中にも優しさの見える
抱き方は月子には悦びを与え、不器用ながらも温かな愛情を伝えて胸を突いていた。

竜崎という名の悦楽に溺れるのが怖くて自尊心を命綱にして月子は必死に冷静さを
失わないようにしていた。
だからこそ竜崎にどこか冷めていると思われていたのだった。
それでもベッドの上だけは一人の人間として愛情を見せてくれる姿に心を打たれていて。
好きになってはいけない相手。そんなのは分かっているのに心に灯った火は抱かれる度に
炎となって燃え上がっていった。

今だけ、このベッドの上でだけはキラだとかLだとかは関係なくただの人間となって愛し合っても
良いのかもしれない。
手首を戒める手錠は冷たいけれど、絡めた指と柔らかな舌、それに深く繋がる下肢はとても温かく
心地良かったから。
そう思ってしまえば愛しさは加速して絡める指に力が篭り、首に回した手は背中に紅い筋を
走らせて想いを伝えた。
今までに無い月子の動きに想いを覚った竜崎は舌を解放して胸を離すと腰を大きく前後に揺らし始めた。

「月子さん…月子さんっ」
「あっん、竜…ざ…好、っん…」
「良いんですよ月子さん…想いのままに……愛していますから」
「私っも…あっんぅ」
147『Give a Reason』L月子:2007/05/05(土) 11:15:18 0
薄く瞳を開け見れば闇のような漆黒の瞳が見つめてきて。
普段は感情など無いようにも見えるのに、月子を見下ろす瞳には優しさと確かな愛情が
篭められていて、それが最後の煽りとなって意識を手放しそうな程の激しい悦楽を感じて
真っ白な光に包まれていった。
内壁が収縮して甘く締め付けると堪らなくなって、最奥で僅かの隔たりの内で竜崎も熱を解き放った。
落ち着かず忙しない呼吸をしながら肩を抱き締めれば月子の瞼に溜まった温かなものが
雫となって頬を伝い落ちた。

この時だけは素直になり自分を晒すのも悪いことではないのかもしれない。
早鐘の鼓動が穏やかなものになるまで竜崎は月子の身体を抱き締めていた。
手錠に絡まった紅茶色の髪はただ静かに乱れたシーツの上に流れていた…


======
全然ロングヘアーの話じゃねぇww
このぐらいのエロなら平気だよな…とか思いながら自分にはこれが限界だと思ったww
でも照の上に乗る女王様月子なら(ry
148名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 11:22:10 0
エロktkr!!11
乙GJ!イイヨイイヨー
149名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 15:09:34 0
>>147
せつないL月子いいよいいよ!GJ!
自分はエロも全然オケだよー
そういや手錠はめてて二人が敵ってことは手錠外す前夜とかなのかな?
150名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 17:07:43 0
うおっエロせつねぇ!
月子のお話やっぱいいなぁ…www
GJ!>>144-147
151名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 04:18:48 0
>>134
月子が雰囲気出てていいねいいね!ミサとの絡みも可愛い!

>>136
L×キラ月子の駆け引き燃えるわ(´Д`*)
この時期はお互いにまだ愛のないのがまた萌えるね!

>>139
残念ながら見れなかったorz

>>144
手錠外す前夜のL月子か!
好きなのに殺さなきゃいけない月子と月子愛してるLが切ない・・!

みんなGJ!(;´Д`)ハァハァ/lァ
152144:2007/05/06(日) 12:50:06 0
反応&感想くれた住人有難う!!(ノ∀`)
L月は苦手(数こなしてないから)だったけど、書いて良かった…
言われて気付いたけど、手錠外す前夜っぽいねww
…それならアニメ25話捏造エロでも(ry
153152:2007/05/06(日) 13:04:17 0
違う。L月じゃくて「L月子」!!(ノ><)ノ
まぁそうなんだけどさ…
154名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 16:31:14 0
>>153
>>144すごいよかったよ!ぜひまた書いて下さい
L月とL月子は確かに打ち間違えやすいから気にすんなww

アニメ25話捏造エロもいいよね
白月子と黒月子の反応の違いに気付くLとかエロい
ああ、でもLはヘリの中で既に気付いてるかな…
155名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 22:08:43 0
なんか白月子と黒月子とか言われるとオデットとオディールみたいだな…
156名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 22:18:17 O
ロッドバルトとジークフリートは誰だw
157page.17(捏造SS) 『液』:2007/05/07(月) 09:40:01 0
流れをぶった切ってSSをUPしてみるwwww


「じゃ行くよリューク」
「カメラ探し。これもまた面白!だ!!…あ、その前にポテチのコンソメってツキコだけしか食べないの?」
「ええ。家族はうす塩かのり塩しか食べないの。コンソメ味は私しか手を付けないわ」

部屋に行きショートコートをハンガーに掛けて身形を整えているとエアコンの中に顔を
突っ込んでいたリュークが「カメラ発見!」と楽し気に言った。
表面上は何事も無い振りをしている月子も内心で目を光らせた。

やはりカメラは付いていた…なら盗聴器も在ると考えた方がいい。
これからの行動はいつもとなんら変わらない風に装い、何も気付いていない振りをしながらも
Lを牽制し、裁きの手を止めない事。
事前に予測して色々と準備していた自分の方が上だと月子は怪しまれない程度に口角を上げた。

**

「あ…まさかあの月子が…あんな事をしていたとは…」
「思春期の女性なら当然です……が、こういう事をしているから誰にも入室してほしくないと
言っている様に見えるんです」
「娘を疑っているのか!?」
「疑ってますよ。だからカメラと盗聴器を付けたんです」
158page.17(捏造SS) 『液』:2007/05/07(月) 09:42:53 0
Lと総一郎が瞠りながら見つめる幾つものモニターには死角が無いように設置された
盗撮カメラの映像が映し出されていた。
そのカメラの前では月子が「いつもしている慣れた行動」として上半身の服を取り去り
肌を露わにしていた。
思わず月子の肢体に目を奪われていたリュークは月子の軽い咳払いで我に返ると
カメラ探しに戻っていった。

「…っん」

乳房も露わにした月子が勉強机の一番下の最奥から一本の瓶を取り出し、とろりとした
粘液を掌に垂らした。
真冬の冷暗所に仕舞われていたそれは冷やりとして乗せられた手の体温を奪っていく。
ベッドの縁に腰掛けた月子は掌に垂らした粘液を両手で揉んで熱を移して温めると徐に
小振りの乳房とその周辺に塗り始めた。
まだ少し冷たさは残っていたが胸に塗り広げていくと気にはならなくなった。

僅かに膨らんでいるところに塗ると円を描く様に指を這わして撫でた。
指先から関節の腹、掌へと手を付けると優しく痛みを感じる直前の力加減で揉んで。
ある程度粘液が馴染み、硬さのあった胸は柔らかみを感じさせると今度は指先で胸全体を
下から弾き出した。
清潔に整えられた爪が当たらないようにと気をつけながらまぁるく曲線を描いて上へ上へと肉を叩いて。

月子が胸に塗った粘液は乳房の形を保ちながらも大きくする効果のある(と謳われている)美容液だった。
Lの監視をかなり先から予測していた月子はそれらを事前に用意し、尚且つ使い慣れているのを
態と見せる為に何日も前からそれを使用していた。
そのお陰かモニターを見つめるLの目には「慣れた行為」とした映った。
横に居る総一郎は娘の成長を喜びながらもやはり照れはあり、顔を伏せてしまっていた。
しかし月子の背中が映るモニターに辛うじて視線を流す事で監視の名目を立てて。
159page.17(捏造SS) 『液』:2007/05/07(月) 09:43:50 0
「次は…と」

肌に美容液を染み込ませて充分に揉み解した月子は机の同じ場所からプラスチックで作られた
半透明のバーベルを取り出した。
中には水が入っていて自分の好きに重さを調節出来るタイプの物で、これも美容液同様事前に
用意していた物。
両手にバーベルを持つと真っ直ぐ前に伸ばして大きく左右へと拡げそこで一旦停止して。
ゆっくりと息を吐きながら今度は元の位置に戻してまた停止させると、呼吸を合わせて同様の
動きを何度も繰り返した。

肩の高さからずれないように気を遣いながらも意識は胸に集中させて筋肉の動きを感じ取って。
ある程度繰り返したところでバーベルを置くと今度は胸の前で手を合わせた。
胸の高さまで上げた腕は水平になる様に肘を曲げて歪まない体勢を取った。
重ねた掌に左右から力を篭めて押すと息を止めて。数秒やると息を吐いて…
緊張と弛緩を繰り返して筋肉と脂肪の動きをコントールして行う…所謂、豊胸運動。

9頭身でスラリとしたスレンダー体系の月子の唯一の悩みは胸が小さい事。
他人の、特に同姓の前では全く気にしていない素振りを見せていても、独り自室に帰ると
涙ぐましい努力を行い形を維持しながら大きくしようとしていた。
…と、Lに見せる月子の策だったが、ベッド上に転がる美容液の減り具合と部屋を飛び回り
カメラを見付けては声を上げるリュークの言葉も聞こえない程に集中している様を見ると、どうも
半分本気でやっている様にも感じ取れる程で。

一連の日課にさえなっているその行動を終えると、やり切った清々しい笑顔を浮かべて下着を着け
肌触りの良いシャツを羽織った。
身形を整えると瓶とバーベルを元の場所に戻して机へと座った。
160page.17(捏造SS) 『液』:2007/05/07(月) 09:44:28 0
私がカメラで監視されている時に新たに報道された犯罪者が死んでいく事が出来れば私の
潔白が証明される。
こんな監視恐らくL本人と…父だけで行っている筈…
年頃の娘を他の男の目に晒すことを父が許す筈無いのだから。
父だけが私の潔白を言ってもそうはいかない。けれどLの監視の元でそれが行われれば
「夜神月子はキラではない」と必ず証明されるわ。

私が何の情報も得ていないと分かる時に新たな犯罪者が裁かれなければならない。
その為の用意は既にしておいたし。リュークから教えて貰ったカメラの位置も大体は把握したわ。
大丈夫…私なら出来る。
やってあげるわ…勝負よ、L!!


======
シリアスではなくギャグでしたww
何事にも真面目な月子は偽りのその行動でさえもつい本気になってしまう…それを見ていたLは
本気で貧乳なのを悩んでいるのだと誤解したりww
>>73さんみたいに上手くはいかないorz
161名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 12:48:45 O
おもしろかったです!続き烈しく希望
上半身裸→粘液のとこでコレはッ!?絶対別の方向逝くと思った不埒な俺ORZ
162名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 12:49:47 0
みんな読んでね!
http://blogs.yahoo.co.jp/takako02151114
163名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 18:18:48 0
ここにみんなに夢を与える素晴らしいサイトあるよ


http://ex21.2ch.net/test/read.cgi/ad/1178080754/l50
164名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:47:56 0
>>157
面白かったwwwGJ!
最初エロイ方向を想像したのは俺だけじゃないだろwww
165名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 08:08:08 O
ところでここある日女の子になっていた設定もありだよな
昨日たまたまそれ設定の話し見つけて禿萌えしてたw
166名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 09:45:01 O
>>165
うーん…こっちのスレではアリかもしれないけど、メインとは微妙に違うかな。

ここ自体が異端だからあまり間口を狭くしたくはないけど、ここは一応元スレがあるし、
そこは完全に先天的女体化のスレ(だと思う。たぶん)
だから後天性女性化の場合は、ここでは注意書きと改行を入れるか、
でなきゃ凌辱スレで女体化有りか聞いてみた方がいいと思う。
これはあくまで俺個人の意見なので、他の住民がどう思ってるかはわからないけどね
167名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 12:26:43 0
>>165
その設定も嫌いでは無いけど、同人的だからそれは微妙だろ

まぁいきなり女になって生理とか始まって焦って裁きやLどころじゃなくなる
のも面白いと思うが、一発ネタだろ
どう考えても腐的なネタになるから、ここの住民がどう反応するかが問題だな
168『護るべきもののために』5:2007/05/08(火) 13:27:59 0
※CP要素有ります。基本「照月子」※
月子の一人称は「僕」設定。口調もほぼ「月」のままなので苦手な方は注意してください。


魅上の力に抗え無く放った銃弾はレスターの頭を打ち抜いていて肉片を飛び散らせていた。
その様子を見たジェバンニはいくら抵抗出来なかったとはいえ自らが、上司で仲間のレスターを
殺してしまったのだとして、恐れ慄いて全身を緊張させた。
震える指先は慄く意識を魅上に伝えていて銃を手から擦り抜いて取ると、回転したシリンダーの
熱が冷める前に重厚なグリップの底で首の後ろを殴って強制的に意識を失わせた。

喉に食い込む鎖と拘束する月子の腕から逃れようと藻掻きながらのリドナーはあっさりと
倒れ込むジェバンニに向けて視線を投げると、直後に鳩尾に激しい衝撃と息もつかせぬ痛みが走った。
力無く崩れ去りながら絶える意識の最後に、魅上の恐ろしい程冷静な漆黒の瞳が見えた。
足元に転がるリドナーを爪先で突付いて意識を確認した月は魅上に目配せをして手錠の
鍵を探させた。
スーツのポケットを漁り目的のものを見付けると月子に示して戒めを解いてやった。
魅上を拘束する手錠はジェバンニの物なので月子を解放した鍵では符合せず、踵を返して
倒れる身体へと向かった。
それと同時に月子も歩を進めて生命活動を停止したニアの前に佇んだ。
169『護るべきもののために』5:2007/05/08(火) 13:28:55 0
「僕が女で良かったよ。男より余分な衣服を着けれるのだから」

そう言って月子はシャツを掴んでその下に着けた下着を見せ付けた。
瞳孔が開き閉じられていない黒い瞳は何も語らず何も映しはしなかったが、月子は構わずに
話を続けた。
先程魅上に弄られた右の乳房に手を添えてブラジャーの中に右手を差し入れた。
指先で摘んで中から小さな紙切れを取り出した。
そこには魅上が死神の目で見たニアの本名が記されていて。

何時書き込んだのかというと魅上が月子の胸に顔を埋めていた時だった。
下着に手を差し入れていたのは月子の指示で布地に縫い込まれていたデスノートの
切れ端を取り出す為。
月子が魅上のスーツの中を弄っていたのは、書く為の物(小型の万年筆)を探していたから。
スーツから離された時に手が握られていたのは掌にそれを隠し持っていた為で。
お互いの取り出すべき物を手中に収めた事に成功したからこそ月子は微笑んでいた。

月子の握られたペンを掌ごと包み込んで、逆の手で隠された切れ端にゆっくりと確実に
ニアの名前を刻んでいく作業をしていた。
怪しまれない様にと何度も確認も兼ねて月子へと目配せをして。
苛々としたニアがそれを制止させた時、月子が懇願したのはまだ記し終わっていなかったから。
だが魅上は直ぐに書き終わった事を気付かれないように月子に伝えていた。それを聞いた
月子は礼の言葉に代えて欺いていた。
最後に魅上が月子の胸に手を入れたのは切れ端とペンを隠す為だった。最奥へと仕舞わな
ければならなかったので大胆に侵入させていたらしい。
170『護るべきもののために』5:2007/05/08(火) 13:29:44 0
物言わぬ屍に対して逆転劇の説明を終えると下着に指を入れ、中からノートの切れ端を取り出した。
そこには歪んでいたが確りとニアの本名が記されていた。
目線の高さに切れ端を持ち上げて瞳で読みとニアへと視線を落として呟いた。

「一応覚えておいてあげるよ。僕をここまで苦しめたのはL以来だ。でもメロの強行がなければ
ここまで追い詰められなかっただろう?半人前なお前はLにも劣る…メロと本格的に手を組んで
いれば、どうなっていたか分からないけどね」

最後にニヤリと微笑った月子は切れ端を今度はパンツのポケットへと仕舞い、軽く身形を整えた。
その後ろに手錠の戒めを解いた魅上が跪いて声を掛けた。
月子がニアに話している間に魅上は気を失っているSPKと捜査本部のメンバーから、身元が
分かる物とキラ事件に関連する物等を押収していた。
相沢が厳重に所持していたデスノートも押収して全て纏めて床に放置されていた自分の鞄に
仕舞い込んだ。
それらを終わらせると月子の元に行き恭しく跪き頭を垂れて。

魅上へと向きを変えた月子は抑揚を抑えながらも勝利の喜びを篭めた口調で褒美の言葉を掛けてやる。
すると顔を上げて月子を一瞥すると燦然とした微笑みを眩しく感じて再度頭を垂れると両膝を
床に付け、土下座をする体勢を取ってパンプスの爪先に忠誠の口吻けを落とした。
言い様の無い昂揚感が月子を包み込み感嘆の息を漏らしてサラサラと下に流れる黒髪を見つめた。
無意識に腰を屈めてその髪へと右手を伸ばし指先に絡めた。
ゆっくりとした動作で魅上の顔が上がると、絡めた指を外して命が宿っている下腹部に当てて
漆黒の瞳を見下ろした。
171『護るべきもののために』5:2007/05/08(火) 13:30:47 0
「神、此処は冷えます。お身体に障ると大変です…車へ」
「うん。先に行ってる…後はお願い」

仰せのままに…そう言って瞳を伏せるとその横を月子が通り過ぎ、開けっ放しだった重厚な
扉を出て外へと姿を消した。
崇高な残り香を吸い込んだ魅上は立ち上がると鞄に仕舞ったデスノートを取り出して。
静寂と冷たい冬の空気が漂う倉庫に耳鳴りにも似た微かな波動が響いた。
床に力無く平伏す者達を見つめる魅上の眼は金に包まれた紅に染まり死神の目を発動していた。
一字一句違える事無いように細心の注意を払いながら一人ずつ名前をデスノートに記していった。

意識の無かった者達はジェバンニからリドナーと順にSPKから覚醒と同時に胸を抑えて
苦しみ悶え始めた。
…直後、ピタリと動きを止めて事切れていった。
平和主義の日本警察よりも元CIAやFBIの方が不測の事態にも対処してしまうだろう。
それを考慮して優先的に記した。
耳鳴りの波動と低く澱みの無い「削除」の声、そして苦痛を訴える叫喚と悶える物音だけが
淡々と響いき…やがて静寂が再び訪れた。
倉庫内を一瞥すると踵を返して海風がそよぐ太陽の下に出ると扉を閉め、月子の待つ車へと向かった。

**

「お待たせ致しました神。具合は如何ですか?」
「変わりないよ。それより全て準備しているの?」
「仰せの通りに抜かり無く。いつでも実行出来ます」
「そう…じゃあ、行こうか。僕達の新しい道に」
172『護るべきもののために』5:2007/05/08(火) 13:31:26 0
日本捜査本部連が乗って来た車の助手席には月子が腰浅めに座して、ぼんやりと穏やかな
港と空飛ぶカモメを眺めていた。
やはり疲れたのか、それとも緊張が弛緩しているのか…愁いているのか。
身篭っている身体で軽くとは言っても立ち回りを演じた月子の身体を気遣う言葉を掛けると
表情を変えることなく計画の最終段階の確認が返された。
月子が密かに指示していた別の計画は魅上が確りと準備していたらしく、それを受けると月子は
前を見据えてシートベルトを締めた。

既にエンジンはかけられていて車内は温かく、緊張していた身体と精神は穏やかに弛緩していった。
月子が自身を労わったというよりはよく働いた魅上の為にやっていた事だった。
態々それを口にする事も無く、無言の慈悲を見せる月子に魅上はさり気無く感謝に似た言葉を伝えて。
自らもシートベルトを装着するとギアを引いてゆっくり車を出した。
公道へと走り出した車は高速に乗って月子の指示の元に取り敢えずは日本捜査本部の在る
東京へと向かった…
173『護るべきもののために』5:2007/05/08(火) 13:33:10 0
**

後日…
ある強盗を犯した犯罪者が警察を振り切ってある倉庫へと逃走した。
数時間後やっと行方を掴んだ警察が其処を取り囲んだ時は既に倉庫は火の海と化していて
手が付けられなくなっていた。
逃げられないと悟り捕まった末に刑務所に入って、何時キラに裁かれるかも分からない恐怖を
一生抱くよりは大量の札束に囲まれたまま自決する方がマシと取ったのだろうか。
鎮火して検分した時には既に炭と成った犯人の変わり果てた骸が転がっていた。
そして崩れた屋根の下敷きになっていた場所に犯人とは違う8体の遺体が見付かった。

身元を示す物は一切無く、顔を判別するどころか性別すらも判らない程に破損したそれらは
身元不明の物として別件に扱われたが、暴力団とそれに繋がる組織のアジトだったという
情報が入り、大した捜査も無く被疑者死亡のまま送検された。
TVやネットなどで報道された直後は、世を汚す悪をキラが裁いたのだとして数日騒がせたが、
別の事件が起きれば話題は直ぐに闇へと溶けていった。
174『護るべきもののために』5:2007/05/08(火) 13:33:52 0
真実は何処に在るのか。
それを知るのは黒いノートに記された記述と二人の「キラ」…それとただ静かに傍観する漆黒の羽を
持った影だけだった。

そして九ヵ月後…ある病院で黒い髪と異質な紅い眼を持つ子供が誕生した……


======
後半、月子何もしてませんね…orz 長々とやっといて月子を活躍させないまま終わりました…
月子の逆転を望んで期待してた方には申し訳ないですorz
産まれた子供は照と月子の子です。
「稀に死神の目を持って生まれる者も居る」らしいので、目を持つ照の子なら在り得る
かも…と思いましてww

月子は照を従えて新世界の神となり、幸せに暮らした…という事でwwww
ここまで読んでくれた人ありがとう!!
175名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 18:25:25 O
長編お疲れ様〜
今回もよかったぜw
最後は淡々と静かに締め括ったのが余韻を残してていいねぇw

あくまで動かないのも月子っぽいな
176名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 04:32:38 0
Lって変わり者だから、恋愛感情とか沸くのかなぁ。
性欲とか全然なさそうって思ってたけど、
月子とだったらお互いの凄さを認め合って、表面上はクールで周りから不思議がられる
カップルになるのかなぁ。
177名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:42:59 0
>>174
長編お疲れさま!
ドラマみてるみたいで素敵だったよ。月子が策士って感じでよかった。

>>176
Lは黒月子には知的興奮を感じて、白月子には普通に恋愛感情っぽいものとか
庇護心を抱きそうな気がする。
L黒月子は殺伐仮面夫婦、L白月子は新婚夫婦なイメージw
178174:2007/05/10(木) 11:52:11 0
>>175
感想と労いの言葉アリガト♪
最後くらいはデスノっぽくした方がいいと思ってたら淡々となったww
でも褒めてくれて嬉しい(ノ∀`)

>>177
感想と労いの言葉をアリガトウ!!
恐れ多い感想に恐縮ッス!!ヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノ
女(月子)は少し企んでるくらいが丁度いいww
179名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 04:31:13 0
誰もいないようなので投下してみる
アニメのキャプに手を加えただけなので女装っぽくなっちまった…
それでもおkな方のみドゾー
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d235706.jpg
180名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 07:39:03 0
>>179
OKOK全然イイよ最高だよ!
月子 可愛いよ 月子
181名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 12:37:13 0
>>179
テラセレブwwwww
182三上TEL:2007/05/11(金) 12:44:58 O
↑の小説見て思ったんだが、ミカミって女ライトに異様な入れこみをしそう。
初Hは神と確認→襲う「はあっ神っ…やっと神とッ」もちろんレイ(ry
監禁して孕ませるまで中打氏する魅上
魅上「神っ…神の仰せのままにッ」
月子は嫌がるも次第に愛情(母性)が沸き、辻&杉浦太陽の如く
183名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 13:22:40 0
初Hの相手が神って凄いよなwwww
きっと月子に色々リードされながらヤるんだろうな。中々入らなくて(ry
でも慣れてくると強気になって月子を押し倒して…
「下僕のくせに!」とお叱りを受けてからは月子上位(ry

月子「最初はアレだったけど、今は最高よ。やっぱり私の選択は間違いじゃなかったわ」
魅上「神の胸中を察したからです。褒めていただき光栄です…!」

月子を監禁する照いいな!下剋上か!
184名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 16:47:17 0
月子に寄り添う照も好きだ。
あくまで神として崇めてるけど実は密かに女性としても好きで
でもそんな思いにさいなまれながらも決して表面上にはださない照。
時々月子が笑ってくれるだけで幸せに浸ってそうだ。
185名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 17:02:51 0
>>179
おおお!綺麗だなwGJ!
流れをぶった切ってまた投下します。

『闇に包まれた白い欠片』※L月子で性描写有り・注意※


火口が拘束された直後心臓麻痺と同じ症状で苦しみ出し、息を引き取ったその日の深夜…
Lと月子とを繋いでいた手錠が外され、新たに用意された部屋が在るというのに二人は
今夜も同じ部屋に居た。
二人は外には極秘になっているが恋人同士として認識されていた。
月子が監禁から解かれて手錠で繋がれてから数日後に付き合いだし、数週間後には
本当の意味でベッドを共にする仲にまでなっていた。

そんな二人が鎖の戒めを解いても一緒に居るのは捜査本部の者達にはごく当たり前に映っていた。
今回の事が切っ掛けで戻って来た伊出と、中座していた相沢は面食らっていたようだが。
真剣な命を懸けた現場で恋愛事など不謹慎だと思ったが、二人は皆の前では殺伐とも
取れる雰囲気で、決してイチャイチャと甘えるようなことは無かったので大して影響は無かった、
と説明した。
それでも一度その日の捜査が終わればLは強引に月子を自室に連れて行ったので、それなりの
仲なのだとは暗黙の了解だった。
ただ軽く嫉妬に似た感情を向ける松田と、ピリピリした雰囲気を纏う総一郎だけは納得のいかない
表情を見せていたが…

ONとOFFをきっちり分けているのなら、と周りの者は誰も文句を言わなかった。
いや、此処はLの指揮する本部なので言える事など出来なかったのだ。
そして今は文字通り自由恋愛が出来るので二人は早々に自室へと帰って行った。
入浴を済ませた後で話がある、と月子は言い残して扉を閉めた。
火口が死に、死神の存在も証明された。他の捜査員達の前ではしないような話をしたいのだろう。
色々と調べたいことは山程あるが、気を焦ってはならない。一度頭を冷やし冷静になってからの方が良い。
そうすれば見えなかったものが見えてくる筈。捜査には冷静が必須なのだから。
今回の事でお互いの率直な意見を話し合いたいのだろう、とドアの向こうに消えた月子の
気配を見送ったLも自室のへと入って行った。
**

「こういう日でも竜崎は応えてくれから助かるわ…っん」
「私が拒んだことは無いと思いますが……それに月子さんの方から誘うなんて珍しいことですし」
「『キラ』を捕まえることが出来たんだもの。これで心置きなくあなたと付き合えるし。それに…」
「結局死んでしまいましたがね……それに、なんですか?」
「死神と殺人ノート…非現実なものを見せられて昂揚する…と云ったら可笑しい?」
「…そうですね。分からないでも無いです……月子さん」

深く奥へと突き挿れていた自身を抜くと視線を合わせていた月子に目配せをした。
全身を薄く桜色に染めた月子はその言葉に従って身体を反転させた。
膝を立てて四つん這いの体勢を取ると求める様な艶やかな瞳を向けて。
後ろからしがみ付いて直ぐにでも挿入したい衝動に駆られるが今まで月子がこんなにも
積極的にも見える態度で誘ったことは無く、竜崎は情欲に支配されながらもどこか疑心を
抱いて動きを止めた。

それでも尚も求める潤んだ琥珀の瞳と美しい肢体、しとどに濡れる花弁に堪らなくなり
入り口に自身を擦りつけた。
質量を期待する緊張が形の良い双丘を震わせて。
濡れ窄む内に挿れていけば甘い月子の吐息が漏れて先程とは違う角度で感じる竜崎に
無言で次を求めた。
細く白い括れた腰を両手で掴んで緩々と動かしていけば質量は直ぐに馴染んでいき、
花弁は竜崎を離すまいと吸い付いてきた。

律動を続ければ卑猥な水音が静寂の部屋に響いて二人が落とす吐息と相まって互いを煽り、
更に興奮を高めた。
段々と膝の力が抜けていって後ろに体重が掛かるとそれを押し戻す動きを竜崎が見せて。
何度となく身体を合わせているから分かる。…あれは竜崎が月子と繋がれているところを見ている為。
少しでも見易くする為に上へと戻すが腰の動きに邪魔をされ、しかも力の入らなくなった
月子の膝はそれを支えることも出来なくなりへたりとシーツにその身を倒した。
ついでだから、と竜崎も曲げていた膝を伸ばして月子の背中に脈打つ鼓動を重ねて支えるように
前へと手を這わした。
滑る右手が月子の膨らみを捉えると柔らかく包み込んで。
スレンダーな月子の胸はお世辞にも大きいとは言えないがすっぽり掌に収まる丁度良いサイズで、
自己主張している先端に触れれば高い声が咆がり感度が良いのを見せ付けた。
両手でそれを行えば下肢の刺激と相まって止めどない嬌声が咆げられ、竜崎の情欲と嗜虐心を
煽っていった。

「月子さん…」
「あ、やぁなに…っん。止めて、こんなっの…」
「もっと貴女を深く感じたい」
「恥ずかし…っや、竜崎ぃ…」

胸に這わした両手に力を込めてぐいっと一気に月子の身体を起き上がらせた。
へたり座りになっていた月子の両足を逆に立たせて前面を露わにさせた。
この部屋には監視用のカメラなど付いてはいないが、もし設置されていれば月子と竜崎が
深く熱く結合している部分が丸見えになる体勢になって。
膝裏に手を入れた竜崎は胡坐に脚を取ると月子の身体を上下に揺さ振り始めた。

いつもお菓子や甘い物ばかり食べていて、この細い腕のどこにこんな力があるのかと
疑問に思ってしまうが、意外と力持ちな一面を持っているのを思い出し拒絶の声を上げる
間も無く突き挿れられてしまう。
背中を竜崎の胸に預ける形になりながらも膝を支える手に必死で制止を訴えた。
すると動きが緩くなってきて膝裏の手が一瞬外された。
…が、それはほんの一瞬の事で、手でなく腕で支えられる形に変わっただけで。
「嫌なんですか?ココはそう言っていない様に思えますが…」
「ひゃあ…いや、ダメぇ!!っん、あ…触らないでぇ!!」

膝を支える腕が伸ばされて、月子と繋がっている箇所へと指が触れた。
充血して開花しながらも竜崎を包む結合部はだらしなく涎を垂らしてシーツに滴っていた。
杏仁の種の様な小さな果実に竜崎の指が這わされると恥ずかしさとは違う声が上がった。
以前にも同じことをした時には恥ずかしがりながらもそれを受け入れ、激しい快楽に揺られ
ながら恍惚の顔を浮かべていたのに…

今は本気の拒絶にも取れる制止をするように陰核を弾く指を退かそうとしていた。
本気で嫌がる程強くやってはいない。
菜種梅雨に濡れる春の花の様にしとどになっている秘部は確かに快楽を感じていているのに。
陰核を爪の先で引っ掻けば悲鳴にも似た嬌声が咆がり、胎内はきゅうと締まって竜崎を
甘く刺激する。
毎回ではないがよくする愛撫で、月子も表面上の拒絶をするだけでたまに与えられる強い
刺激を気に入っていた筈…
一昨日、火口を確保する作戦の準備が全て整いお互い意気揚々として違う意味でそれを
抑えるように熱く繋がった時…同じ愛撫をしても月子は確かに悦んでいた。
それなのに今…震える手で本気の拒絶を示している。

挿入して心地良い感覚はあるが、まだ確実な悦楽を得ていない為に若干の余裕がある
竜崎はそんな月子の変化に疑問を持ち始めた。
月子との情事でいつもと違う反応を示されたのはこれまでに二度あった。
一度目は月経の始まる直前。二度目はそれが終わった直後。
ホルモンのバランスの変化に因るものと、たった10日間とはいえ久し振りのそれは溜まった
性欲を一気に吐き出すことで今までに無い程の激しいものとなって。
その二度だけは本当の月子を見れたのだと思った。意識を手放す程に乱れる姿は自分を
解放している様にも取れて、本当のところで披瀝してくれたの感じて愛しさを覚えていた。
翌日の月子はそれが余程恥ずかしかったのか機嫌が悪く見えるような態度で、言動が
少しきつく感じられた。
だが時折竜崎に向ける視線は照れを含んだもので、手洗いに中座して廊下で二人だけに
なった時は甘えるように腕を絡めてきて。
「昨夜の月子さんはいつもより可愛かったです」と漏らせば顔を真っ赤にして怒りながらも
どこか嬉しそうでキスを強請ってきたくらいだった。
こんなのも悪くない、と思いまた試してみようと考え、今それを実行したのにあの日とは
全く違う態度を取られてしまって。
女性というのはやっぱり分からない。そもそも月子は自分の事を余り話さないので、どうすれば
月子が良く感じるかを正に手探りで見付けるしかなく、それも愉しいとは思ったがこんなにも
違った態度になると戸惑ってしまうのは仕方なかった。

あの時は善いと思っても今は月経も遠い時期。快楽の感じ方が違うのだろうか。
だが火口(キラ)確保という昂揚するに値することがあり、それがあったからこそ手錠が
外れてもこうして身体を重ねているというのに…
精神的に高まった情欲とホルモンバランスによる情欲の昂揚はこんなにも違うのだと実践で
理解出来たが、快楽を与えていることには変わりは無い。
ならば多少の拒絶はあってもここまでするのはやはり何か理由があるのだろか…

火口確保の後…殺人ノートを手にした月子はどこか…何かが違っていた。
非現実的な事が続いていたから多少態度が違っても許容の範囲。だが何か違和感を感じたのは
確かだった。
「月子」は「月子」で在って…でも違う気がした。

違和感。

月子はそれだけを纏っているようにも感じた。
もしかしたらそれを確かめたかったのかもしれない。
だから誘われてもそのままに快楽を与えた。
そして「月子」は「月子」で在るのかを心と身体が解放されるこの時に確かめたかったのだろう。
もう少しすれば竜崎は「月子」が解る気がした。ある種の疑惑と不安を抱えながら…
しつこく陰核を弾く竜崎の指を退かすことは震える指では不可能で、手の甲を爪で引っ掻く
ことでなんとか停止させることが出来た。
痛みを訴える声と同時に手が退かされると前に両手をついて呼吸を整えるように集中する快楽から逃れた。
赤い筋が走る甲にふーっと息を掛けた後に、酷いことをされたお返しとばかりに屈められ
た月子の腰を激しく突いた。

「やめ、てぇ…竜ざ…っんぅ」
「痛かったですよ。月子さんは酷いですね」
「りゅ…ざ、が…悪いの、よ」
「こんなにも奥を締め付けているのに嫌なんですか?」

蹲る体勢の月子に後ろから突き挿れるのは嗜虐心を擽られる程の感覚だったが、感じている
表情が見えないのはつまらないと思い、ずるりと自身を引き抜いて代わりに指を挿入した。
それが何の合図なのかは言葉を待たずともここ数週間の情事で教えられているので半身を
起こして振り向いた。
竜崎の指が抜かれるとちゅぷ…と微かな水音がして月子の羞恥を刺激した。

胡坐をかく竜崎に膝を立てて跨り、肩に両手を乗せると僅かに高い位置から視線を投げた。
細く括れた腰を竜崎が掴んで早く挿れるようにと下へと腰を促した。
ある程度自分の意思で動けるこの対面座位は月子も気に入っている体位であり、竜崎も
好んでいるものだった。
上気した頬がこの後に待つ快楽への期待と熱く感じる竜崎の視線に照れているのが
表れていて、こういう顔は確かにいつもの月子と変わりは無いと感じた。
「自分で挿れて下さい。支えていますから」
「ん…っ。りゅ…っあ、ふわぁ…っ」
「まだ先だけですよ?もっと…もっと…」
「待…って。まだ…」
「もう解れているでしょう?こんなに濡れて吸い付いてくるのですから」
「それでもこんなに太いの…っん、直ぐに挿入る訳…っきゃあ!?」

ゆっくりゆっくりと質量を慣らしながら挿れる月子に業を煮やしたのか、竜崎は下からズン!と突き挿れた。
突然の質量に悲鳴を上げる月子に構わず、中途半端に位置する腰を固定するとそのまま抽送を開始した。
肩に乗せられた手は背中へと回され跳ねる黒髪の中に鼻を付けて首筋に顔を埋めると
激しく突かれる刺激に耐えるように抱き付いた。
身体を竜崎に預けるように体重を掛けて、固定された腰を支える膝は震えながらも辛うじて維持していた。

耳元で聞こえる高い嬌声は竜崎を煽り、更に激しくさせるだけになって。
じゅぷじゅぷと卑猥な水音が竜崎によって奏でられて、羞恥に襲われる月子は自らの声に
意思を上乗せして掻き消そうとしていたが、それが逆に竜崎を煽っていることには気付いてなかった。
耐え切れなくなった月子の膝から力が抜けると、体重の分だけ深く竜崎を奥に迎えることになり
大きな律動から小刻みなものに変わって、別の刺激となって快楽を与えた。

「待っ…りゅ、激しっん…もっ、と…優…しっく」
「『もっと激しく』ですか?月子さんは大胆ですね」
「違っ!!やっああ、ダメぇ!!」
「…っん、凄い…です、ね」
もっと優しくして…そう云いたかったのに激しい動きに言葉は遮られてしまい上手く言葉には出来なかった。
竜崎は月子の言わんとしている事を解った上で激しくしていった。
浅く、深く…強弱を付けてされる挿入は完全に花弁を開花させ、ピンと勃つ陰核を太い肉棒が擦って。
まるで電気のようなビリビリとした強い刺激が陰核から背中へと走り激しい快楽が全身を駆け巡った。
それは紛れもなく快楽なのに、余りにも激しい為に苦痛にも思えてこのまま息が止まって
しまうのではないかという程に激情が月子を支配していき、絶え間ない嬌声が咆げられた。


====
続きは明日ー。
引き続き、魅上x月子話をどぞwwww
くそっ、俺も混ぜろ!wwwwwwww
194名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:47:03 0
>>186-193
GJ!!
手加減なしな竜崎に翻弄される月子が艶しい!
反応で白月子と黒月子の違いに気付き始めてる竜崎に萌える
続きをすごく楽しみにしてます、神!
195名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 15:08:32 0
>>193
うおお、艶かしいなぁ
文章上手いなぁ
エロGJ。続き楽しみにしてる
196名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 17:13:39 O
お疲れ様でした!!!巧いなぁ〜竜崎のテクじゃなく文章がね
あ、オレも混ぜて!!!
197名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 19:14:38 0
GJ!!!月子色ッぺぇ!www
俺も入れてくんろ!!!
『闇に包まれた白い欠片』L月子 ※L月子で性描写有り・注意※



確かに自分から誘ったのだから竜崎を求めているのには違いないがこの刺激は激し過ぎた。
これでは月子が自分の意思で動く事が出来ない。そんな事をせずとも竜崎は月子に最高の快楽を齎して
くれるが、それは高い自尊心が許さなかった。
例え昂揚して情欲に塗れた状態で誘っていても竜崎の思うままにされるのが嫌だった。
対等な立場で愛し合っているが、月子の中の何かがそれを拒んでいるようで…
きゅん…と心が鳴ったがそれは刹那のことで、月子の心を別のものが覆っていき手放しかかった意識が
危ういバランスの元で固定された。

伏せていた顔を上げ見れば情欲に支配された竜崎の黒い瞳がそこに在り、興奮した荒い息を漏らす唇に
月子の方からキスをした。
強引に口を開けられて侵入してきた月子の舌に一瞬戸惑いの色を見せた竜崎だったが、すぐにそれに
対応して減速した腰の動きに合わせて舌を絡めた。
口端から熱い息と蜜が零れて、絡み合う二色の茂みを更に濡らしていった。
口腔で蠢き温かく滑るそれは確かな愛情を感じさせた。とても心地良く離れたくないと思っているのに、
月子の内の何かが耐えられなくなり唇を解放してしまう。
顎まで垂れた蜜を竜崎の舌が掬って艶やかな唇を舐めた。

そのまま上げた視線の先に潤んだ琥珀色の瞳が在り、浮かべられた表情に竜崎は目を瞠った。
まるで今にも泣き出しそうな憂いた顔。
何を悲しむことがあるのか…
切なくて胸が締め付けられ心から月子が愛しいと思った。
この気持ちが…愛してる…というのだろう。
殺人ノートは二冊存在している。まだ終わってはいない。考えなくてはならないことが沢山ある。
それでも一時的とはいえ解決をみたキラ事件…
これで今まで要領が分からず表せなかった月子への愛情を示せる。
そう思っていた。今夜の営みが何かの分岐点にも感じられたのはそう思っていたからだろう。
「L」としてではなく一人の人間として「夜神月子」を愛している。心の底からそう想っている。
こんな気持ちになれたことを感謝したいくらいだった。上手く言葉には出来ないから態度で表していた。
多少強引なことをしたが、月子も悦んでいた筈。だから今見せたその顔に疑問を抱いてしまう。

愛しさと疑問。同時に浮かんだそれを逡巡していたがそれよりも早く月子の表情が変わった。
憂いた顔は刹那の間で、瞬きをした直後には別の表情を浮かべていた。
肩に乗せられていた手で舐められた唇を拭うと、トン…と胸を押された。
月子の表情の変化に思考が追い付く前に不意に小突かれてしまい、されるが侭に背はシーツに
倒れ込んだ。
柔らかな感触を背中に感じてやっとの事で仰向けにされたのだと気付く。

白い天井が見えて、視界の端から裸体の月子が微笑みを携えて現れた。
まだ下肢は熱く深い位置で繋がっていて、僅かに足を直すと竜崎のそれに触れ伸ばすようにと指先で
指示をした。
促される侭に脚を伸ばして顔を上げると陶然とした月子と視線が重なった。
別に初めての騎乗位では無かったが月子は深く挿入るこの体位を好んではいなかった。
それなのに自らの意思で替えるなど、本当に今夜は何かが可笑しいと思った。
それでも胸に月子の手が置かれると思考は停止して身体の中心から快楽が広がっていった。
三分の二までしか挿入ってなかった幹は月子の体重によってズプズプと呑み込み、根元まで収められた。
花弁にしとどに濡れる黒く硬い茂みが触れると質量に耐えるように息が吐かれた。
ペロリ…と唇を一舐めした月子は薄い胸板に置いた手に体重を乗せて腰を上げた。そしてまたゆっくりと
下ろして…
自らの体重だけで挿入ってゆく竜崎の質量を悦の篭った吐息で表すと段々と動きを早めていった。

僅かに曲線を描いて屈めた上半身を竜崎の胸に乗せた両手で支えると前後へと揺らして。
血液を集中させて屹立するモノは月子の内壁を擦って二人同時に快楽を与えた。
細かい凹凸の在る内壁は適度に濡れて滑りを持ち、蠢きながら締め付けてきて竜崎を高見へと
導いていく。
月子の腰に手を添えて動きを助けようとするがそれを払われてしまう。
視線を上げようとした直後に両手首を掴まれ顔の横に押し付けられて。

「月子…さん?」
「ふふ。たまには…いいでしょう?」

月子の手が竜崎の手首を掴んでそのままシーツの上で固定した。
それを解こうとして力を入れるのと、月子が体重を掛けてきたのは同時だった。
更に戒めを強固にするようにされると腰の動きも激しくなっていった。
自分上位になると決まって恥ずかしがり竜崎に抱き付いて懇願してきたのに、この時に限っては主導権を完全に奪われ良い様に抽送されてしまう。
動かなくて良いのは楽だったが何か面白くなくて腕を拘束されたまま腰を突き上げた。
「あっはぁ…りゅ、ざきぃ…善いっ、クる…ぅ」
「月子、さ…っ」
「んぁっ、はぁ…っく、あ、ああっ!!」
「…っく、締ま…る」

脛と両手をシーツに置いて屈めた半身を仰け反らせながら絶頂へと達した月子は真っ白な世界を閉じた
瞼の裏に見た。
月子が昇り詰めた直後に胎内は収縮して竜崎をきつく締め上げて。
まだ揺られ続ける腰に痙攣する動きが足されると竜崎も高見へと快楽を加速させていった。
震える半身の振動が両手首を戒めるところから伝わってきて、一瞬力が抜けた。
快楽に意識を集中する竜崎が薄目を開け見れば陶然として微笑む月子が見下ろしていた。

「最高よ…L…」
「…っく!!」

艶然の表情を浮かべる月子は今まで見たことも無い程の妖艶さを漂わせていた。
いつも達した直後は余韻に浸りながらも羞恥の中で竜崎に抱き付いてきた。
それがとても可愛らしく純情さもあり愛しく感じていた。そんな月子を胸に仕舞ったまま達するのが
悦だったのに…
だが今の月子からはそんな純情さは欠片も無かった。
純白の微笑みではなく、漆黒の闇。黒のオーラを漂わせた微笑み。

それなのに美しさは壮絶なものだった。
頭の奥で小さく微かに何かが鳴った。それが何かなのかは認識出来なかった。耳鳴りの様で、意識する
前に消えてしまった。
そして次の刹那に背中から全身にかけてを電気の様なピリピリとした刺激が走り抜けた。
月子の黒い微笑みが最後の煽りとなって竜崎を絶頂へと押し上げた。
極薄の隔たりの内に灼熱の白濁を放つと敏感に察した月子が悦の声を咆げて肢体を震わせた。
「ふふ。イッたのねL…私の内(ナカ)で。そう、私の…ね」
「月子…さん?」
「あなたとは初めてだったけど…中々良かったわよ」
「初めて…では無いですが?」
「それは『月子』でしょ?私は『私』だもの」
「…何を言って…?っく」

何かが可笑しい。これではまるで別人だ。
二重人格で今まで隠れていたもう一つの別人格と話しているようにも感じた。
とても奇妙な感覚。だがそう解釈すると一番しっくりとした。
月子が何を考えてそう言葉を発したのかは解らない。謎を混ぜるように話すのは竜崎の十八番だが、
それを取られたようで。
しかも手錠でお互いを繋げる生活を始めてから今日の今までに、初めて「L」と呼ばれた。
何があっても「竜崎」と呼んでいたのにこの瞬間だけは態と意識してそう呼んだようにも感じた。
それが何を意味しているのかはこの時はまだ分からなかった。
今夜は色々とあったから月子が昂揚して多少可笑しな事を言っても不思議では無いが…

答えの出ない逡巡をしていると段々と硬度を失くしていく幹を月子がきゅうと締めた。
ふふ…と笑みを漏らすとずるりと胎内から竜崎を出して。
絶頂の余韻と虚脱感で力無く横たわる竜崎を置いて、サイドボード上の箱ティッシュを乱れたシーツに
放るとベッドから下りて全裸のまま離れて行ってしまう。
シャワールームのドアを開けて脚を止めた月子はふと逡巡すると扉で顔を半分隠す形で眇めると竜崎に
声を投げた。

「色々と…楽しかったわ」
「はぁ…それは良かったです」
「これも思い出に…なるのかしら」
「どういう意味ですか…?」
気怠さの残る身体を起こして疑問を投げるが、月子から応えは無く、ドアの向こうへと湯気と一緒に消えて行ってしまった。
ついこの間までは余韻を楽しみながら寄り添ってきて竜崎がシャワーを浴びに行こうとすると怒っていた
くらいなのに、今日は月子の方がさっさと行ってしまい多少面食らっていた。
まぁたまにはそんなこともあるだろう…とは思ったが、今日の情事を思い返せば違和感だらけだった。

我慢出来ないように求めてきたのに自由を奪い快楽を与えると激しく拒絶をして。
自らの意思で動くことを優先しているようにも思えた。
そして竜崎を屈服させるように上に立ち翻弄するのに悦びを感じているようにも…
何より最後の妖しい微笑み。
あれが本当の月子だったのか。今までは情事の最中だけ純情になっていたが、慣れた上で
そうなったのか。

純白の中に在る一点の違和感だったのかもしれないし、暗闇の光明だったのかもしれなかった。
それでも途中で激しく求めてきたキスには確かな愛を感じた。
あれが黒く感じた月子の内に在る白い欠片だったのか…

胡乱とした全ての疑問が一つの答えとなって竜崎に真実を突きつけるのはそれからまだ数日後の事。
愛しいと思っていた腕の中で、燦然とした至純の黒い微笑みに見下ろされて……


======
エロくなかったですねorz
ノートを手にしてキラへと戻った月子をそれとは知らずに抱いて違和感を覚える…というものでした。
>>154のレスを見てからそれも良いなぁと思い書きました。

…喘ぎ声を打つのが一番恥ずかしかったです…
204198:2007/05/13(日) 13:54:58 0
>>194>>195>>196>>197の方々。
感想を有り難うございました!!物凄い褒めていただけて恐縮です;;
>>194に早くもテーマを指摘されて驚いたよww分かってくれてアリガトウ!!

L視点なので月子の変化については謎のままになってます;;
白月子は竜崎を好きで、エッチするのも楽しいけど恥ずかしい。
黒月子は昂揚する性欲を満足させる為に竜崎を利用した。
という違いです。

ラブラブ白月子と殺伐利用の黒月子と…住民はドッチが好みっすか?
つーか、魅上x月子書いて良いっすか?wwww
そんな訳で改めて照月子話に混ぜろ!!wwww
205名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 16:26:11 0
>>198-203
GJ!エロかったぜ!
すっごい黒月っぽいなwww途中で騎乗位になった黒月子をまざまざと想像してしまったwww
Lと月子の関係性もいいなw

>>204
おお照月子も頑張れよw俺は白も黒も味があって好きだな〜
206名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 16:43:42 0
>>203
いや、充分エロいよGJだ

自分も白も黒も好き
エロければエロいほどいい
207204:2007/05/14(月) 12:05:23 0
>>205
ありがとう。頑張る。
黒月子は組み敷かれるのが嫌だろうから進んで騎乗位になりそうだよなww

>>206
ありがとう。良かった…エロいって言ってくれたのが一番嬉しいww

誰も照月子の話を振らないので自分で振ってみる。
明日のアニメで照が出てくるが、「月」の照に対する態度如何で月子変換にも影響すると思う。
腐を意識した描写は嫌だが、主従っぽいのは歓迎。
ストイックな感じ程、月子変換にし易いかもしれない。
照は月子に心酔して敬愛しているけどそれはあくまでも「神」に対してだから、実際に月子が
女性だと知ったら本気で惚れそうだ。
でも根が真面目だしきっと童貞だろうから気持ちなんか表さず秘めたままで従うだろうし。
そういうのに鋭い月子は照の気持ちを知った上で誘惑して揶揄ってそう。

月がベタな性格だから月子もベタに揶揄ったり。
シャツの胸を少し肌蹴て削除している照に寄って指示をする振りをして鎖骨をチラつかせたり。
揶揄っている内に本気になった照に押し倒されて不意の下剋上にときめいたり…
って、それは変か…
でも誰かに心を許して甘える月子って可愛いと思うんだが…
208名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 16:14:45 0
いつも思うけど、そんなに丁寧に全レスすることないのに
個人サイトで拍手に返信している管理人みたいに見えてくる
209名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 19:13:26 0
>>207氏のネタ振りに応えてみる。

「月」の照に対する態度如何ですが、原作でも月は照に対してだけは異様に甘いんですよね。
脳内評価は言うに及ばす、独断で行動しても「それでいい」「よくやった」と簡単に許したり。
これが原作なら「月は女を馬鹿にしているので、男である照に対しては甘くなる」
深読みしても「無意識のうちに照を兄のように慕っている」ぐらいでしょうが、
月子なら更に深読みして……13巻によると、月が照を選んだのは殆ど直感だそうですし。

……ホント月子変換すると照月子って萌えるな。
210名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 20:11:41 0
独断で行動っつっても、大した過失には繋がらず、むしろ月にとってはプラスの方向に行ってる事のが多いからでは?
月が甘いのは家族くらいだと思う。
211名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 07:04:44 0
>>208
でも感想くれたら嬉しいからレスしたくなるんじゃない?
まぁ好きな風にやればおkw
212207:2007/05/15(火) 09:35:04 0
>>208
反応が嬉しかったからなんです。それに感想くれたら礼を言うのが普通だろうし。
ウザイようなら止めます。

小説も折角の流れを止めるので控えますね。
213名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 13:00:32 O
>>212
別にうざくないよ
好きなようにやりなよ

小説も流れを気にする必要ないと思う
読む、見るだけの私からしたら書(描)いてくれるだけで神!
感謝はすれどうざいなんてことは絶対にない(´Д`*)
214名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 17:10:29 O
>>213に同意だw
215名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 17:11:26 O
ごめん、あげた
申し訳ない
216loli:2007/05/15(火) 17:12:24 0
NUDE BOOTY OF SWEET LOLITAS
http://prettysex.sbn.bz
217名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 14:41:08 O
最近、コミックス読むたびに、もし原作に近い流れで月子がLとつきあったら
この辺で告白とか初夜とか、この期間は禁欲とか白月子ヤりまくり期間とか
脳内で逐一変換してニヤけてる俺キメェw
つかミサや高田との関係も含めて、脳内に月子桃色裏年表が出来つつあるww

しかし照月子はこれだと非常にプラトニックな関係になってしまうな。
どう頑張ってもテレフォンセックスが限界。
218名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 18:11:09 O
エロいなwww
何でそんなにエロスになるのか月子
何故か照月子プラトニックに萌えた
219名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 19:42:53 0
>>月子桃色裏年表
何だか凄く見てみたいかも。

そして原作を読んで、大学時代の4股シーンで
Lを陥落させるための経験を積んでるんだなと月子解釈している俺テラセツナス。
しかし妄想しがいのあるアレコレの中、照月子だけがネックなんだよな
やはり「護るべきもののために」のように高田を利用して接触するか
月子勝利パラレルしかないのか……。や、プラトニックもありといえばありなんだけど。
220名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 21:19:18 0
私もすごく見てみたい>月子桃色裏年表

4股かけてても月子は処女だろうなあと思った
元々古風で生真面目な月子は、大学に入るまではせいぜいキス止まりだったろうし
Lに対する切り札のひとつというか、Lを初めての相手にする事で
「Lは夜神月子にとって特別な人」感を強調できるとか考えてそう

照月子は見てる方が気恥ずかしくなるくらいのプラトニックがいいな
女神の為ならばこの命など惜しくはない、みたいな勢いで
221名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 04:53:10 0
              _
             /::::/
           /´!_/}   
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          }:::::::::::l        
           ト ̄ ̄|    
            ,r'`   ン      
          , '   //        
       /  ,イ _i___ __ _ 
        ,' .,r'-┴'''''T:"^ャ_l´:',
       l ___...... -―┘^}:」 !:ノ
222名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 12:08:14 0
>>217
月子桃色裏年表まだー?(;´Д`)ハァハァ

>>220
何だか「執事とお嬢様」みたいだな
…ヤッベェ凄い萌えてきた…ww
BLOOD+のハジと小夜みたいな感じか?動物園とかの
223名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 19:40:23 0
>>220
羞恥でLの顔をまともに見れずに俯いたままの処女月子とか萌えるなあ。
黒月子だと半分演技で白月子だと全部素で
肩に触れられただけでびくっとするとか、大和撫子の貞潔さをみせつけてほしい。
普段の意地っ張りな月子からは考えられないくらい、素直に反応されたらLも楽しいだろうなw

照月子は騎士と姫、L月子は王と敵対国の姫ってイメージだww
224名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 22:32:22 O
照月子の騎士と姫も萌えたが
>L月子は王と敵対国の姫
何かとてつもなく萌えたwww
225名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 09:51:58 O
コルセットの付け方に戸惑いミサに付けてもらう月子さん萌え〜w
226名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 12:43:34 0
月にもにょスレあったのかwニアとメロしかないのかと思っていたけど
227名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 13:29:35 0
うんこの前L惚れスレから派生した
んで対抗でLのにょスレもできたよだがかぶりまくり
228名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 14:16:54 0
同じ理由で照にょもあった
229名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 16:09:19 0
>>228
ちょっと気になる。
アニメであんなにもドSに見えたのに にょ か…

月子も語尾に にょ を付けてLを惑わせばいいな。
「プライドの高いキラが語尾ににょを付ける訳が無い……いやこれは、そう思わせようとする
キラ…月子の罠なのか…」
230名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 16:53:32 0
笑わせるんじゃないにょ(´・ω・`)
231名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 17:21:42 0
「私は照れていないにょ」「私はキラじゃないにょ!信じて欲しいにょ!」

萌えそうな俺がここに居る
232名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 17:34:40 0
>>231
キラ月子がちょっと照れつつ仏頂面で言ってたら萌えるw
233名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 19:14:17 0
>>231
ごめん燃えたwww
234217【裏年表】:2007/05/20(日) 03:39:55 0
>>219-222 あたり
遅いと言われるかもしれんが、13巻片手に脳内から出力してみた。一部のみで力尽きた。
そしてごめん正直あんまり桃色じゃないorz
というかどう見ても同人誌の設定資料です本当に(ry

ぶっちゃけ個人的にはもうこれが基本になってるんで、
既にこの設定で何度か投下させてもらってるよ。その節はどーもw
また投下するかもしれないんで、その時はよろしく。

↓から裏年表
235217【裏年表】:2007/05/20(日) 03:41:17 0
月子☆裏年表 (CP要素有り。L月子多め)


<月子フリー期間>
03.11.28 ノートを拾う
第一、第二の殺し→新世界の神となる!
(苦悩、精神疾患・体調不良有)

12.03 リュークとの出会い、共同生活開始
(風呂やトイレは覗かせない、一緒にゲームはする)

―リンド死亡とかLの顔出しとか色々―

18 レイ・ペンバー、月子の調査開始。

20 ユリとデート。バスジャック。レイと接触。
(ユリは女。男だと「守ってあげる」とか言われかねないから)
レイ、ストーキング終了(多分)

―レイ死亡、ナオミ死亡―

04.01.08 監視カメラ設置開始
(常に顔も知らない人間に見られている事を意識する月子)
(盗撮盗聴プレイ期間。トイレ、着替え、風呂、自慰ネタも可能)

12 監視カメラ・盗聴機 撤去

17 L、センター会場で生月子を見る

―(卒業式とか春休みとか)―
<キラ月子vsL期 (告白〜初夜・駆け引き)>

04.05 大学入学式。月子とL、初めて会話する。
(友達ごっこ開始。大学でのみ会う? キラに関する話はしてない)

07 親睦を深めるためテニス→喫茶店デート→父倒れる。
月子、流河をLと確信。
(キラvsL駆け引き開始。捜査本部には出入りできず)

―第二のキラ出現(18日)とか―

(L、大事をとって大学休学?=月子と会っていない??)

23 月子、父からの電話で捜査本部初参戦。
第二のキラへの原稿を頼まれる

(月子、Lに告白する。遅くても4月中。おつきあい開始)
(L月子初夜もこの期間。23〜27日夜まで)
(表向きはラブラブやりつつ、駆け引き)

―ビデオ届いたり(4/25)日記届いたり(5/12)―
05.22 月子、松田と大学の友人をつれて青山へ。ミサ、月子発見

25 ミサ、月子と接触。
(ミサは百合娘が良い。個人的に。)

26 (高田に告白される。お友達なら…でキープ)
(高田は男。これも個人的に。その方が後で色々都合が良い)

27 L、捜査本部にて恋人宣言。
「月子さんは 私が初めて好きになった女性ですから(嘘)」

ミサ、命令を無視して月子の元へ押しかける。
月子、ミサを家に上げて話した後、キスをして帰らせる。

28 L、大学でミサ確保。
(月子、捜査本部出入り禁止。禁欲期間?)

06.01 月子、自らLに監禁される。ついでに父も監禁される。
(身体検査、トイレ手伝い、身体洗浄ネタやり放題)
<L、白月子拘束期間>
06.07 月子、ノートの所有権放棄。バイバイリューク
白月子覚醒。
(生理ネタ・体調不良はこの期間が入れやすい…)
(食事係?松田×月子も有り。しかし確実にLにバレる)

07.23 月子とミサ、監禁解除。Lと月子、手錠生活開始。
(多分風呂もトイレも直で一緒。)

(最初の数日はリハビリ用マッサージとか軽い運動とか…)
(Lに触れられるのを最初は戸惑ったり怖がったりするかも)
(Lが白月子をキラじゃないと確信するのは多分この数日間)

08.01 捜査本部ビル移動

02 月子とL、初めての大喧嘩。
(多分あとで月子が怒りながら手当てする。夜は興奮がさめずにry)

(L、基本的にこの間ずっとやる気なし。月子の好感度下がりまくり)
(もしくはキラじゃない自分を見てもらえない事にへこむ?)
(たぶんこの期間、頑張る月子の姿に捜査本部内での株が上がる)
. 10.01 月子、ヨツバの株上昇を発見。Lがやる気を取り戻す。
. (月子もきっと一安心。ついでにヤる気もry)

. ―パパ達が警察やめたり相沢さんが抜けたりアイウエが入ったり―
. (アイウエ参戦は7日。8日まではL達と行動を共にする?)
. (このあたりからLに俄然頼りがいが出てくるので月子、多分惚れ直す)

. 08 松田死んだフリ作戦。月子、救急隊員コスプレ

. ―ヨツバ8人に的を絞り、捜査が進む―
. (多分ここからアイウエは完全に別行動。月子とは直接絡まない。残念。)
. (ミサは忙しくも、ヒマさえあれば月子の傍にいようとすると思う)
. (L×白月子的には多分この期間(1〜27日)が蜜月)
. (少なくとも月子の方は多分マジでベタ惚れ。Lは…?)

. 15 月子、Lの名前で奈南川に電話交渉。
. Lと月子、二度目の殴り合い(すぐ松田に仲裁される)
. L、夜神父と仲違い。ミサをおだてて利用。仲良し。
. (月子、蚊帳の外。捜査方針の違いもあり、ちょっと面白くない)

. 24 ミサ、ヨツバ面接。レムとコンタクトをとる
. 月子、自分がキラかもしれないと思う…が、打ち消す。
. 父、L&月子と合流。
. (その夜、月子がちょっと情緒不安定になったら良いかも)

. ―火口に的が絞られる。捜査大詰め―

. (火口確保前夜に将来を誓いあって中田氏もアリだと思う)
. (↑Lが火口確保と同時にキラ月子復活を予見して、月子の容疑が
. 外された後も繋がりを残すためにわざと…とかならL鬼畜ロード)

(スペース変えてみた)
(↑ごめん反映されなかったorz)

<キラ月子vsL →月子再びフリー?>
28 キラ月子復活。火口死亡。手錠生活終了。
(それでも多分トイレや風呂以外の基本生活は一緒。逆に月子が監視側に)

29 (手錠生活終了(ミサ開放日から逆算))
(↑よってLとキラ月子の手錠生活は一晩だけ。…それはそれでry)

30 ミサ、Lビルから開放される。月子、ミサにハグして指令を出す
(月子、リュークへのリンゴも忘れない)

―ミサ、キラの記憶復活―

11.04 ミサ、リュークを連れて月子に再び会いに行く。月子、また指示を出す
夜、ミサのキラ活動開始
(リュークと再会してLの死亡も(月子の中では)確定…月子、興奮の一夜)

11.05 L死亡。ワタリとレムも死亡。月子、完全にフリーダム。
(月子、多分ひさしぶりの一人寝…)

    ―月子、2代目Lになる。一人暮らし決定。ミサと同居も決定―
<一部終了後・空白の4年間 補完>

(ミサ月子はきっとこの期間が蜜月)
(松田あたりが可哀想な月子を慰めようと空回るかもしれない)
(ので、松田が本格的に月子に手を出すなら多分この時期が一番初め)

(月子、大学も復学する。たぶんモテまくる。色々経験も積む)
(警察に入庁してもry 身体もテクも成熟する)
(でも配属された途端キラ対策本部に専念して身内にしか会ってない可能性有り)

(メロの粧裕誘拐(09.10.08)までは、月子の周りは順調)


ここまでで力尽きた。
文頭の数字は日付。同年同月は最初の表記以後省略してる。
242名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 11:59:16 0
>>235
乙!
これを元にして色々と何か妄想したいな!
文章の書き方も面白!ww
243名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 16:47:29 0
おお丁寧に考えてるなぁw俺も一回やってみよう!
>>235乙!
244235:2007/05/20(日) 17:56:44 O
>>242-243レスd。
あくまで妄想的な原作変換でしかないが、もし使えそうな所があれば
好きに使ってくれると嬉しい。
今回はキラ月子×L中心で考えたが、ミサ月子中心とか、同じカプでも別ルート
(白月子処女版とか)とか、別バージョンの方もいくらでもありえるよな…奥が深ぇw

そしてごめんある意味一番大事なとこミスったorz
>>236のL月子初夜は4/23(月子、捜査本部参入)〜5/27(ミサ拘束前日)の間だ。

もっと言えば、個人的には5/22の青山当日か、その前後に捜査本部に残って…がイチオシ。
理由は第二のキラと月子が接触したかどうかの瀬戸際でLが焦ってそうな時期なので
考えうる全ての手段を使ってきそうだから。

ちなみに5/25(恋人宣言・ミサ初訪問)の日だと、月子が事後、急いで帰らないと
ミサに会えないので、そこでLが月子を引き止めていたら、きっと話が微妙に変わる。
こう考えると、ある意味大きなチャンスを逃しているんだなL…
245名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:25:47 0
遅れましたが>>235GJ!
しかしL白月子はともかく、Lキラ月子は恋愛というより、
どこで交際、初夜というカード切るかという「戦い」になりますね……だがそれがいい。
二部は二部で、日単位のスケジュール、相沢らによる監視の中、
いかにCP要素を入れるかという詰め将棋的なものになりそうですし。本当考察しがいがあります。


それと、流れをぶった切ってすみませんが、

※月子×照(微エロ注意)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000013492.jpg

なんてものを投下してみます。剥く相手を間違えているだの、
ショートヘアの所為で月子じゃなく月っぽいだの言いたいことは色々あると思いますが、
まあそれはそれという事で。
246名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:48:44 0
柔らかい雰囲気GJ
月子の腹の括れから尻がいいな!駆け引き始めそうなところもいい
>>245乙でした!
247名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 23:38:12 0
>>245
おお!儚い感じがとってもいいです!!!
表情とかも切なげでいいね!
GJ!
248名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 23:39:01 0
あ、>>235もGJ!
色々その年表で妄想できるわww
249名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 11:43:42 0
>>245
乙!そして超絶GJ!!(;´Д`)ハァハァ
初めての照月子絵にマジで身悶えた!
美麗だし柔らかく儚気で凄い切ない雰囲気がイイ!
照の右手と月子の左手の重ねとか、月子に触れる照の左手とか二人の表情とか凄いイイ!
照が黒靴下履いてるのに月子が裸足ってところがエロいし、照のジム通いで培った身体もエロい!
…って、照はファスナー下ろされている!?( ゚Д゚ )
この絵だけで一本小説出来るよ!マジで萌えた!ご馳走様!ww

…興奮して長文スマソ…落ち着け俺。
250245:2007/05/21(月) 19:47:47 0
>>246>>247>>249の皆様、感想ありがとうございました。

「下僕を剥いた挙句、ネクタイを首輪代わりに引っ張る月子女王様」を描くつもりが
描いている途中あれこれ照月子について妄想した所為で、
本来の二人(神‐僕)からかけ離れた雰囲気になってしまい
反応が心配だったのですが、好意的に受け取っていただいて有難うございます。
馬鹿でかい絵のサイズに文句を言わないで下さった事も含め、
感謝しております(リサイズに失敗した事に気づいたのはアップ後でした……)

それと、一照月子ファンとして
>>249氏の照月子小説を密かに楽しみにしております。(;´Д`)ハァハァ
251名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:20:34 0
また、月子×照、
月子×Lの小説、読みたいよ。
神、降臨してくれ。
252名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:56:52 0
>>245うめえええ
やわい色合いが雰囲気出ててエロ綺麗!!ウエストのくびれがたまんね・・・


こっちもぶった切ってL×月子投下 月子の体が小さすぎた
髪の長さは月の監禁解放直後+もう少し伸びたイメージ

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000013557.jpg



「・・・ちょっと竜崎 着替えの時くらいあっち向いててよ」
「私は月子さんをキラと疑っているんですからどんな状況でも監視するのは当たり前です」
「だからって・・・そんな食い入るように見なくても良いでしょ」「それに
「月子さんの身体はいたるところまで見尽くしているので今更恥ずかしがる事もないと思うんですが」


「・・・・・・・・と、いうか手錠外してくれないと着替えられないんだけど・・・っ」



白月子にはとことんピュアでいてほしい
253名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:11:31 0
おおおおおおおおおおwwwすっごいいいいいいいいいいいい可愛いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
マジでそんな感じだなwwwwwwwwwwwww
>>252GJ!GJ!
254名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:13:51 0
>>252
うめえー!
白月子のピュアで処女っぽい感じが萌える(*´Д`)
楽しそうなLもいいね〜
また投下してくれ、待ってる
255名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 01:51:49 0
もう消えてる・・・
再うpを希望してみる
256○黒月子○白月子〜パート@〜 :2007/05/23(水) 00:01:28 0
空気読まず投下
月子×L エロ要素ほぼなしです

●黒月子○白月子〜パート@〜

「私と付き合いたい?本気ですか月子さん?」
そう言うと、男は丸い目を更に大きく見開いて月子を覗き込んだ。

この男の名は竜崎‥いや本当の名は知らない。
彼を指すのに一番的確な名は、世界的な名探偵の『L』という名前だろう。
私は彼を学内では流河、それ以外は竜崎と呼んでいる・・・。
いや、呼ばされているのだ・・・・。


竜崎はボサボサの髪、裸足にボロボロの靴とジーンズ。
服装のみならず、食べ方、飲み方、座り方、全ての身のこなしに品がない
・・しかし人は見かけによらぬもので、成績は月子と肩を並べる秀才、スポーツも万能。
少なからず、彼に憧れてる女の子もいるらしい・・。
モノ好きもいるものだ・・・
257○黒月子○白月子〜パートA〜 :2007/05/23(水) 00:03:21 0
月子「ええ本気です。私じゃ不満?」
月子は心とは裏腹の美しい笑顔でそう答えた。

竜崎「いえ、私も月子さんの恋人になれるのは願ってもないことです。」
竜崎は本当とも冗談とも取れない淡々とした口調でそう返した。

竜崎が私を疑ってるなら、この誘いに乗らないはずはない。
絶対乗ってくるとは思っていた・・・しかし『私も』と返すのは?
・・・この男・・・私を探ってるのか・・?それとも・・・?

月子「こんなに早くいい返事が聞けると思わなかったわ竜崎。
   あなた『も』私に好意をもってくれていたと思って良いの?」

竜崎「はい。そういうことですね。」
月子「・・・・。・・・・。そう・・・ありがとう。」
やっぱり食えない男・・・

私はため息をつくのを堪えて、傍らのソファーに深く腰をかけた。

竜崎「・・・ところで月子さん。」
月子「なに?」
竜崎「先ほど頂いた原稿・・・・すごく良くできてますが・・・『Lは殺してもいいが』という部分を取らないと・・・」
月子「・・・」
竜崎「私が死にます」
月子「ふふ・・。私がキラになりきってみたら、今の状況なら絶対Lだけは殺せと指示すると思って・・」
竜崎「・・・。」
月子「・・軽いジョークよ。その部分は適当に直しておいてね」
竜崎「・・・・・・・・・・はい」
258○黒月子○白月子〜パートA〜 :2007/05/23(水) 00:44:09 0
付き合ったばかりの恋人同士の会話とは程遠いやりとりを終えたあと、
竜崎は私の作った原稿の一部を書き換え、テレビで流すように促した。

竜崎「ところで月子さん。」
月子「・・・なに?」
竜崎「私 結構、独占欲強いですよ?」
月子「・・・・・」

竜崎にしてみれば『独占欲が強い』と宣言をすれば、私を束縛したり
居場所や行動を逐一確認するのも自然な行為になる。
私の行動を把握するために『独占欲が強い』と宣言するのも計算の内というわけね
それならその監視を逆に私が利用すればいいだけ・・

月子「そう・・私も好きな人にヤキモチを焼かれるのは嫌いじゃないわ」


そこまで言い終わると竜崎は何も言わず、メインモニターをさくらテレビに切り替えた。
259名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 00:46:27 0
↑の○黒月子○白月子〜パートA〜 は、パートBでした・・・orz
260名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 01:01:16 0
GJ!
探り合い騙し愛なLと月子がイイねー
一見ラブラブバカップルなのがまたイイww
261名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 01:32:53 0
>>260
ありがとう!

しかし自分で『独占欲による監視の利用』なんてのを出してしまったために
オリジナル伏線を考えないと辻褄が合わなくなってしまった・・・orz
無い頭をひねって、なにか浮かんだらまた投下します・・・
262名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 07:38:47 0
>>256-258
ニヤニヤニヤニヤニヤニヤしながら読んだ俺テラキモスwwwwwwwwwwwww
いいねいいね駆け引きがいいwww
この雰囲気好きだわw
>>261
待ってる頑張れ!
263名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 09:15:28 0
>>261
乙!
待っていました。
小説、投下。
Lと月子の駆け引きがいい。
続きも気になる。
投下、待っているから頑張ってくれ。
264名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 23:30:59 0
>>253>>254遅くなりましたがありがとう!Lは監視を利用して月子をからかうといい

いくら彼氏でも24時間一緒ってそうとう大変だろうね月子も。
妄想絶えなすぎてまた落書き描いたから近々投下します

>>255
245さんのとどっちの事か分からないがまだ両方あるかと
265○黒月子○白月子〜パートC〜:2007/05/24(木) 01:22:41 0
「しかし、いきなり告白するとは驚いたな〜」

湯船で背伸びをする私の背後から緊張感のない声が聞こえた
・・・死神のリューク

月子「・・・そう?竜崎・・・Lとはこれから親密になって、私を信用させておく必要があるからね」
私はそう言うと湯船を出てシャワーに手をかけた

リューク「うほ!いきなり出てくるなよ〜」
どうやら裸が視界に入ったらしい・・リュークは照れくさそうに背を向けた

月子「恥ずかしいなら浴室には入ってこなければいいのに・・」ボソ
リューク「「・・・・ん?なんか言ったか〜?」
シャワーの音と雑音で聞こえて無いと思ったのに・・・
さすが死神・・・・・・・・・・・・地獄耳

月子「・・・・わざわざ浴室に入ってくるなんて、死神といえどの女の裸には興味あるんだって言ったの」
リューク「一応俺もオスだからな・・・・でも照れる」
月子「・・・・・・・」
リューク「・・・・・・・・・・・・・・月子は恥ずかしくないのか?」

月子「・・・・・恥ずかしい?恥じるような醜いスタイルではないでしょ?」
リューク「・・・・・・・・・すっげー自信」ボソ
月子「なにか言った?」
リューク「・・・・・・・・・・(地獄耳)」
266○黒月子○白月子〜パートC〜:2007/05/24(木) 01:25:40 0
月子「HOW TO USE IT:XXXVI 死神にはオス・メスがあるが、
   人間との生殖行為は許されないし不可能であり、死神同士も交尾はしない。」
リューク「・・・・・・・・???」
月子「このルールがなければ、この体でリュークを落とすのにね」
そう言って私はリュークに軽くウィンクをした

リューク(まだ月子には話してないが・・・・
     死神が人間に恋するのは命がけ、その上相手が月子だったら・・・怖!)

リューク「・・・・・・もしかして、Lもその体を使って落とそうとしてるのか?」
月子「もちろん必要な場合は・・・・ね。」

リューク(面白っ!)

リューク「・・・・・・月子って悪魔だな」
月子「リューク・・・・そういう時は小悪魔って呼ぶのよ」

267○黒月子○白月子〜パートE〜:2007/05/24(木) 02:47:40 0
私がバスルームから出て髪を乾かすと、リビングは真っ暗だった
帰りが遅かったので母も妹の粧裕も寝てるのだろう。
私は物音を立てないように果物かごから林檎を1つ取って、自室へ向かった。

月子「・・・はい。リューク」
リューク「ウホッ!リンゴ!」
月子「・・・・・・・」
リューク「ボリボリボリボリボリボリボリ」
月子「・・・・・・・・・・・」
リューク「ボリボリボリボリボリボリボリ・・・・?」

月子「・・・・・・・・・・・・くそ!!!」
リューク「!!?」
月子「こんな物を渡されたら・・・」
リューク「ん?・・・あ!その携帯電話か・・・?」

268○黒月子○白月子〜パートF〜:2007/05/24(木) 02:49:03 0
----------------------------------------------------

〜数時間前〜

竜崎「月子さんの作った原稿がさくらテレビに流されました。
   あとは第二のキラの動きを待ちましょう」
月子「・・・そうですね・・・・では、今日は遅いのでそろそろ帰ります。」
竜崎「それがいいです。・・・それと、これを持っていってください。」
そう言うと竜崎は携帯電話を取り出した。

月子「それは・・?私の携帯じゃないけど?」
竜崎「はい。ここに入る前に預かってる月子さんの携帯とは別のものです。」
月子「・・・・?」
竜崎「いま渡したのは、私が月子さんを『束縛』するための携帯電話です。」
月子「・・・・・・?」
竜崎「その携帯にはGPS・・つまり居場所を特定する機能が付いてます。
   これで月子さんの位置がいつでも私にわかるようになります。」
そう言い終わると、竜崎は子供のような満面の笑みで携帯を差し出した。

月子「・・・・・・」
竜崎「気持ち悪いですか?」
月子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

269名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 03:03:02 0
面白いよ!GJ!
270○黒月子○白月子〜パートG〜:2007/05/24(木) 03:14:42 0
これがあると、捜査本部より先に第二のキラを探すのが容易ではなくなる。

いや・・・それだけではない。
自由に動ける範囲が制限される上に、大学や通学電車・・etc
日常の行動を変えるたびに竜崎に問いただされるのだろう。

・・・だけど、私は竜崎に告白した上に『独占されるのを嫌いではない』と言った。
今これを受け取るのを拒むのは『私は怪しいです』と言ってるようなもの・・・

月子「いいえ、いつも竜崎さんに守られてる気持ちがして・・嬉しい・・・」
竜崎「・・月子さんならそう言ってくれると思ってました。」
月子「・・・・・ところで、私の携帯電話は返してくれるの?」
竜崎「それは自由ににして下さい。但しここに入る前は両方とも預かります。」

----------------------------------------------------
----------------------------------------------------
271名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 03:19:39 0
>>269
応援ありがとう。
Lと黒月子の駆引きや、リュークと月子のやり取りを書きたくて
ストーリー仕立てにしたら、思ったより長編になりそうな予感・・・
しかもなんか小説というより台本みたいになってるし・・・orz

スレの雰囲気を悪くしないように
ちまちま投下するのでまた感想なんか聞かせてください。
272名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 05:11:21 0
>>262>>263
応援ありがとう
原作の13巻を持ってないので、参考のため買いに行ったけど
売ってなかった・・・orz
13巻を手に入れたら、続きを考えてちまちま投下するので
これからもよろしくお願いします。
273名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 08:41:21 0
>>265
GJ!乙〜
いやいや面白いよ!!
台本ぽくても読み易いし、そういうのは脳内でカバーだから。

月子は恋愛感情0なのに、竜崎はあるっぽく見えるのがイイ。
月子を心理的に追い込んで翻弄させてほしい。
リュークとの遣り取りも良かった。月子らしいよ!
続きも待ってる!頑張れ!
274名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 09:54:17 O
朝起きたらいっぱいwww
黒月子たんそんな雄の前で裸だなんてwww
白月子たんだとめちゃくちゃ恥ずかしがりそう

つーか萌えもいいけど案もいいよな、独占欲に見せかけた監視策とかすげぇ

台本っぽい物の良いところはと何か妄想所の隙間がある所だよな〜w
今でこれだと23歳のキラ子たんはリューク落としてそうだ
275名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 10:56:47 0
リュークと仲良くなって月子(月)の夢だった「翼を持って空を飛ぶ」を実現させていそうだ。
リュークに抱き抱えられて空を飛んであげる。
街中だったら深夜にコッソリと夜景を眼下に。
昼間なら日帰り旅行みたいに遠出して草原や森を滑る様に飛んで、とか。
この時ばかりは月子もキラとかLとか全部忘れてリラックス&リフレッシュして楽しんだり。

リュークに抱っこされて眠る月子を想像して萌えた俺は末期。
大きな動物(虎とかライオン)に寄り添って眠るイメージ。
276名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 13:09:54 O
ここにきてリューク月子ネタ盛り上がって来たな

でも面白い!
新たな萌えを発見して楽しい
リュークといっしょに空中散歩する月子カワユス

277名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 19:32:32 O
肩に担ぐのとお姫様抱っこするのどっちがいいかな
肩の方が飛んでる感じがするけど

星がいっぱい出てる夜空の街を一緒に飛んで「綺麗・・・!」と感動する月子を想像した

それか最後月子勝ちENDだとして
「見て リューク これが私の創立した新世界よ」
なんて言いながら上空から世界を眺めてたりすると・・・いいな・・・
278名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 20:20:23 0
飛んでいる時はお姫様抱っこで、世界を見下ろす時は肩に座って…というのを想像してた。
それかもういっそ、スーパーマン飛びのリュークの背中に横座りしているのとか。
少し翼がうざいけどな。

「凄いわ。私今、風になってる!!」
などとトトロに掴まるサツキの様に無邪気な月子も良いと妄想したり。

>>277
そんな月子も可愛いな。
地上では魅上がハラハラと見守ってたりww
279名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 20:29:03 0
私は普通に月子を背中におぶるリュークを想像していた。

それとは別に月子の知らないところでミサを乗せて空を飛んでやるリュークや
リュークに乗る月子をハラハラしながら見守っている
魅上がウザい&月子に命令されて渋々月子と魅上の二人を乗せて
空を飛ぶリュークなんてのを想像したり。
総一郎を乗せるリュークというのは流石に想像できない……というかアレですが。
280名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 22:34:20 0
月子が落ちないようにと魅上はしっかり月子を抱き締めているんだろうな。恐れ多いとか思いながら。
でも本人は気にする事なくはしゃいだり。
「ほら魅上さん見て!!東京タワーがあんなにも小さい!!」
「危ないです神!!動かれると落ちますよ!!」
「平気よ。それに魅上さんならそんな事しないでしょ?」
「…そうですが…動かれると…その……」
「なに?言いたいことがあるのなら言って?」
「…………胸が当ります…」
そして引っ叩かれる魅上。
呆れるリューク(聞こえていないフリ)
照れて真っ赤になるがまんざらでもない月子。
そんな二人と一体の深夜のフライト。

などと妄想した。
281名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 00:12:27 O
なんかメルヘンな流れだなw
282名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 09:42:09 O
月子創作スレ住民只今お花畑の住民化しておりますな
うん俺?もち俺もだw
283名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 20:58:27 0
まあ本編に対する四コマみたいな感じで
こういうものを妄想、創作するのも悪くはないかと。
284名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 21:47:25 0
>>283
四コマと言われて真っ先に着膨れサンタ月を思い出した。
月子にはミニでビスチェタイプのサンタ服を着て欲しい。
「何で私がこんな恥ずかしい物を着なければならないの!?」
と、嫌がりながらも着てみたら似合っていてまんざらでは無くなりミサと一緒になって
写真撮りまくったりして楽しんでいそう。
正しその写真はLによって全部回収されるだろうが。

「写真は残しておかない方が良いですからね。これは私が預かります」
「そんな事言って変な事に使わないでしょうねぇ!?」
「変な事…とは何ですか?」
「竜崎の事だから巨大ポスターやパネル作ったりするんじゃないの?」
「ああ、そっちですか…それも良いですね。私はてっきり月子さんの写真をオカズに…うぐっ!!」
「敢えて言わなかったのに、竜崎のバカーッ!!」

Lの言葉が終わる前に語尾を遮って月子の拳がお見舞いされた。
ハデな音をさせて倒れたLは口端に滲んだ血を拭うと、真っ赤になっている月子に向けて
にやりとした笑みを浮かべた。
何を考え、何を想像しているのかが月子には手に取るように分かり、照れを隠す為に怒った振りをして
部屋を出て行ってしまった。
そんな月子の背中を見送ったLはジーンズのポケットからデジカメを取り出して収められた月子のサンタ姿を
にやにやとして見つめた。
この中からどれをパネルにするのかを思案し始めて…

などと妄想してしまったではないか!!まだ5月なのに!!
285名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 22:14:47 0
>>284
ものすごく萌えた
まんざらでもない月子がかわいいよ
Lがいやらしい感じなのも萌え!
286名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 22:15:21 0
ちょw俺も妄想してしまった、まだ6月にも届いてねぇよ畜生!
だが12月だったら間違いなく街中のサンタのねーちゃん見てニヤニヤして通報されそうだぜ…
287名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 22:16:34 0
>>284
やべぇ可愛い、萌゙〜゙え゙〜゙
288284:2007/05/25(金) 23:00:32 0
レス早っ!!www

これから暑くなるから脳が滾っているんだな。俺の脳が。
6月と言えば魅上の誕生(ry 梅雨だけど…ジメジメと暑い中で湿気で髪が上手く纏まらない月子とか
夕立に濡れて雨宿りしていたらGPS頼りに魅上が迎えに来て二本傘が有るのに一本で帰ったりする月子達とか
夏になったら浴衣を着てお祭りに行ってリンゴ飴やわたあめ食べたり、京都の花火大会に言ったりする
月子を妄想してみたり。
下駄穿いてたら親指と人差し指の間から血が出て、魅上に見てもらっていたら浴衣の裾がはらりと肌蹴て
照れる月子とか、それをストイックに直す魅上とかも萌えるとか妄想している俺は末期。
289名無しさん@ピンキー :2007/05/25(金) 23:38:09 0
そんな魅上は着流しな

290サンタコス月子:2007/05/26(土) 00:17:56 O
>>284
描いてみた。ビスチェタイプってこういうのか?
違ってたらごめん。

http://imepita.jp/20070526/006290
291名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 00:19:52 0
>>284
あなたは神か。

という訳で勢いに任せて描いてみましたミニスカサンタ月子&ミサ。
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000013729.jpg

流れが切れないうちに……とアップしたのでラフ画のままですが。
(既に浴衣照月子の話題になっているあたり、手遅れ?)
292名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 00:32:28 0
>>290
乳揉ませろヤねーちゃんw可愛い顔しやがってwwwwww
>>291
臍が臍が臍が臍がwwwwwwww
293名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 00:33:17 O
>>291
ちょwかぶったww

ミサとの絡みがイイねイイね!
萌えました!GJ!!
294名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 00:37:17 0
>>288
あくまでもストイックな魅上がいいね〜騎士っぽいのに萌え
花火みてる月子の横顔に見とれてたりとかしてそうw
>>290
照れてる月子がツンデレッ子ぽくて萌える
しかも巨乳美少女だよ…これで迫られたら落ちない男はいないよ…
Lの気持ちがすごくわかったww
>>291
ミサ月子カワユス!!百合っ娘もいいなあ
月子は出るとこ出たスタイルで、ミサは少女体型っぽいのがいい!
綺麗な子が仲良くしてると華やかで萌える〜

そして流れを読まずに、>>288に触発されてL月子な夏祭りも妄想してみたw
L月子なら射的や輪投げで勝負とかしてたら可愛いと思う
295名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 00:39:36 0
途中ではじかれた…orz
なので>>294の続きのL月子妄想

「竜崎、覚悟はできてる?私、射的は得意なの」
「安心して下さい月子さん、私はナショナル射撃大会チャンピオンだったことがあります」
「…ああ、そう。じゃあもし私が勝ったらどうするの?」
「その時は月子さんのお願いを一つ、何でもおききしましょう。
 ただし、私は月子さんがキラではないかと疑っていますので
 それを考慮したうえでお引き受けできる範囲での『何でも』という事になりますが、それでも宜しければ」
「………ええ、それで構わないわ。じゃあ竜崎が勝った時は」
「私が勝ったらキスしてください、頬ではなく口に」
「な…!?」
「おや、キスだけでは嫌ですか?なんならそれ以上の事でも…」
「キスね!口にキス!!わかったわそれに決まりね!」
「熱い包容つきでお願いします」
「……………勿論よ(この勝負絶対負けられない…!!)」
この後はちょっと卑怯な手を使って(腿チラ胸の谷間チラ)月子が勝つもよし
Lが勝って濃厚で熱烈なキスをかますもよし

あとは意外と浴衣姿がサマになるLに月子がどきっとしたり、月子の欲しがる金魚をLが取ってあげたり
ひとつの綿あめを二人で食べたり、月子の切れた鼻緒をすげ替えるLに惚れ直したり。
最後はLが月子のために手配した一際大きな打ち上げ花火を見ながら寄り添ったり
甘い言葉で口説かれたりして、バカップルぶりを発揮すればいいと思う
そしてこの数カ月後にミニスカサンタがやってくるんだねw
296名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 00:53:06 0
>>295
ハァハァやべぇ月子可愛過ぐるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
297名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 01:17:22 0
>>295
×包容
○抱擁
風呂から出てから誤字に気付いた…orz
298名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 01:19:59 0
>>297にも萌えたw
299名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 01:46:02 0
>>295(;´Д`)ハァハァ
夏が冬がまちどおしい
300名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 03:25:33 0
絵投下も嬉しい。
なんかふわっとしたのとか描けないし、頭の中でいまいちイメージ化してないし。
月子さん竜崎くん甘ずっぱ編

「月子さん」
竜崎が呼んだ。二人きりのモニタールームに声が響く。
「キスして良いですか」
衆人環視の中の告白以来、二人は付き合っている筈だった。
なのに、ただ忙しい日常が過ぎ去っていく。
竜崎がキスなどと言うのは初めての事だった。
離れて立つ竜崎はいつものように表情の読みとれない顔でじっと月子を見つめている。
事務椅子ごと向きなおると月子は「いいわよ」と言って立ち上がり目を閉じた。
指が頬に触れた。
緊張しているつもりはないのに、ぴくりと体が反応する。
逡巡するように、肌触りを愛おしむように、指や手の甲が月子の頬を撫でていく。
「…竜崎」
目を閉じたまま月子が訊いた。
「何です?」
「キスするんじゃなかったの?」
「はい。そうです」
そう言うと両頬をそっと両手が挟んだ。
301名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 03:26:32 0
つづき

だがそのまましばらく手は止まり、また耳の上の髪を梳いたり生え際を撫でたりしている。
「…ねえ」
愛撫が心地よくもあったが、ファーストキスへの緊張もあり、堪らずねだるような言葉を発してしまってから月子は恥ずかしくなった。
(なんで私がキスをねだらなきゃいけないのよ)
竜崎の大きな片手が耳に押し当てられた。月子の体にまたピクリと緊張が走る。
と、もう一方の指が前髪を払いのけ、額に乾いた何かが押し当てられた。
驚いた月子が目を開くと同時に竜崎が額から唇を離す。
何か少し意外なような気がして、月子は目を見開いて竜崎の黒い目を見つめた。
漆黒の瞳に月子の顔が小さく映るのが見えた。
ふと息を吐くと、竜崎は体を離し月子の頭をぽんぽんと軽く叩いた。
「何?」
訊ねる月子に構わず行ってしまう。
「ちょっと!竜崎?キスは良いの!」
まるめた背中に向かって大声で言うと、開け放ったドアの向こうで誰かが派手に転ぶ音が聞こえた。
竜崎は後ろ姿のまま構わないというように手をひらひらと振ると、キッチンへ消えていった。
「何よ、あたしよりケーキ?」

***おわり***
302名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 11:31:58 0
>>300 GJ!

何かを企んでいるかもしれないLに対し、
普通にちょっぴり意地っ張りで可愛い女の子な白月子がイイ!

そういえば白月子の視点で書けば、デスノートも
結構ほのぼのとした物語になるんですよね……。
303名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 13:18:15 0
>>295
ラブラブバカップルな二人がいいねー
月子が初々しくてかわいいよ
花火プレゼントなL、甲斐性ありすぎだwだがそこがいい!
>>300
でこチューがものっそいイイ!
月子を大事にしたい感たっぷりのLがいいなー
このあと月子はケーキにやきもち焼いて拗ねたりするのかな
304名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 13:28:44 0
白月子視点だと、ちょっとせつないラブコメぽくなりそう。
強引でだらしないけど大好きな相手は、自分を誰かと重ねて見てるって書くとせつないなあ。
甘党な世界一の名探偵と大量殺人犯(の容疑者)である美少女の恋物語り
っていう設定自体が白月子にしろ黒月子にしろ、よく考えたらすごい萌える。
305288:2007/05/26(土) 13:41:01 0
一晩経ったら何なんだこの祭り状態は!!(*゜∇゜)=3
そして自分の誤字に今頃気付く…
言って→行って

>>290
おまっ、ちょっ…消すの早ぇよ!!
魅上じゃないんだからもっと見せろよ!!…頼むよ(;´Д⊂)

>>291
くぁみぃぃ!!
俺の欲するものを理解し実行に移す…>>291が此処に降臨してきて本当に良かった!!
あなたの絵柄はツボなので本気で嬉しかったです!!思わずアニメ照みたいに「くぁみぃ!!」と
叫んだよ。(あれ絶対月の鼓膜傷付いてるよな)
大変萌えました。ご馳そ…有難う御座います。

>>294
グッジョョョョョブ!!
似たような事妄想していたけど>>294の方が心理戦っぽくて凄く良い!
確かにLなら沢山花火打ち上げられるんだろうな!
…っていう妄想を書いてたら長くなったので後でアップしてみます。

サンタ服も浴衣も萌えるアイテムだよな!(*´Д`*)ハァハァ
着流し魅上にドキッとする月子も良いな。Lとは違って恰幅や姿勢が良いからきっと様になるだろうし。
306名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 13:55:02 0
連投失礼。
>>295のレスから更に妄想してみたww
正し心理戦では無く只のバカップルです。


「そろそろ時間ですね…場所を移動しましょう」
「え、ちょっと竜崎!?もう引っ張らないでよカキ氷が零れる!!」
「此処からならよく見える筈です」
「何が?花火ならもっと向こうの場所の方がよく見えるじゃないの?」

そんな会話をしていた二分後。
今まで上がっていた場所から僅かに離れた位置にひゅるひゅると音をさせて火が上がった。
月子が視線を向けた次の瞬間、それは正に爆発するように大きな音と同時に大輪の花火が
夜空に咲いた。
尾を引いて落ちるものに被せて次から次へと巨大な花火が打ち上げられていった。
暗闇を照らす花火に続いて身体の奥にまで響いてくる爆発音に月子の鼓動は同調するように
高鳴っていった。
腹に響く音に混じって、聞こえるようにとLが月子の耳元に唇を寄せると囁いた。
307名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 13:55:52 0
「この花火は全て月子さんのものです」
「竜崎?それってどういう…」
「私はLです。このくらい造作も無い。月子さんに喜んでもらえたら良いと思い、ワタリに頼んでおきました」
「この花火が全部…私だけの為に竜崎が打ち上げたの?」

その言葉に頷くLに月子は持っていたカキ氷の紙コップを握り締めた。
こんなにも嬉しいサプライズ、プレゼントなど今までもらったことが無く、月子は心から喜んでいた。
嬉しい筈なのに上手く言葉が出てこない。
その代わりのように花火に照らされて煌めく琥珀色の瞳から雫が零れた。

「月子さん?」
「ごめんなさ…違うの。嬉…嬉しいの。有難う竜崎。最高の贈物よ」
「それならば良いです。ですが月子さんには笑っていて欲しいです…」
「泣かせたのは竜崎の所為なんだからね……それより…お礼、しなきゃね」

涙を拭った月子は微笑みを見せると片足を一歩踏み出して顔を寄せるとLの頬にチュッとキスをした。
自分の方からLにしたことなど無いので、されたLの方が呆気に取られていた。
そんなLを見てふふっと笑った月子に意外な言葉を投げた。
308名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 13:56:35 0
「お礼ならもっとして欲しいですね。あれは一個400万の花火ですから」

猫背で僅かに見上げる姿勢のままでそう言ったLは下から掬い上げるように月子の唇に自らのそれを
重ね合わせた。
驚いて瞠る瞳はLを受け入れる様に微笑みを見せてゆっくりと閉じられた。
瞑っていても花火の音は消えること無く、ただ夜空には木霊だけが響いていった……


======
今調べたら一番高い花火の値段が400万だったのでそれにしてみた。
そんなのを30〜40発くらい打ち上げた設定で。

小説は控えるつもりだったのに我慢出来ねぇよもう…ww
309名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 14:41:41 0
我慢しないでもっと出して(;´Д`)ハァハァ
310名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 14:53:08 O
>>305=306
おおぉGJ!
駆け引きも燃えるが甘いのもいいな!
我慢しないでもっとry


そして>290はまだ消えてなかったぞ落ち着けw
311名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 14:57:23 0
やべえ月子がイッパイだwかわいいw甘めぇw皆GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
312名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 15:01:07 0
ええっ!?自分が飛ぶと「画像が削除されているか、期限切れです」って言われるんだけど!!
呪いか!!削除照の呪いなのか!?
巨乳美少女の月子は俺には冷たいんだな…ツンデレのツンだけだと辛いよハニー…
(凹み過ぎて言動が可笑しくなったらしい)

>>309>>310
有難う(/;Д`)
駆け引きとか殺伐としたのは他の神に任せてバカップルな月子を書くよ!
313名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 20:19:01 0
みんなおもしろいなぁ〜。
楽しませてもらってるよ!GJGJ!
314名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 21:15:18 O
花火ネタ最高。月子可愛すぎて涙でそう。
浴衣月子描きたいが時間が・・・Lは浴衣似合いそうだし月子は髪飾りとか付けてめちゃめちゃ可愛いだろうな
暗くてあんまり見えないだろうけど手錠は周りにバレないように手を繋いで密着してたり。(Lが甚平なら一緒にポッケの中に手を入れる)


ここ投稿作品をまとめたら豪華な月子本が出来そうだな
315名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 21:50:16 O
いつでもいいよ3ヶ月後でも待ってる…ハァハァ
月子本…ハァハァハァハァウッ…
316名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 00:23:20 0
>>315待ってくれてありがとう
だが欲に負けて結局描いてしまったw月子妄想止まんないよハァハァ

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000013792.jpg
急いだんで白黒でスマン
L時間なくて描けなかった・・・誰か隣に描いてくれ・・・orz

>>291PC繋いだからやっと見れた!ウホオホオオ!!さいこう!!百合エロ!!
月子の股に挟まってる物になりたい
317名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:06:55 0
みんな絵が上手だね。漫画家を目指してるとかなの?
すごい。
318名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:17:17 0
>308
乙!!!甘いのもいい。我慢しないでまたの投下、楽しみにしてる。

>316
乙!!!浴衣姿、最高だ!可愛すぎる月子。

月子は、着物も似合う。
制服もいい。

白月子は高貴な姫君のイメージがあるが
黒月子は騎士が着るような鎧も似合いそう。

いろいろ膨らんで妄想が止まらないよ。

319名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:22:56 0
>>316つんでれ女子高生の夏日本の夏ドッカーン(*´Д`)ハァハァ
320名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 10:15:00 0
どこがアツイ?情報キボ〜ンヌ http://okada9.com/web/ht/2/tada/
321名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 12:32:11 0
>>316
か〜わ〜い〜い〜月子に癒されたw
322『雪に咲く紅い華』前半1:2007/05/27(日) 17:36:44 0
>>291さんの「月子&ミサ・サンタガール」のイラストを元にしたSSです。
>>284の自分の妄想も入っていますけどww
流れが変わる前に取り敢えず前半を投下します。
既に夏祭りに流れがなっている気がするけどww

※CP要素は「ミサ→月子」で基本は「L月子」です※


『雪に咲く紅い華』前半



「ねぇねぇ月子!!コレ着ようよ!!」

雑誌の撮影から戻って来たミサがドアが開くのと同時に大きな袋を突き出して元気よく言った。
沢山のモニターを前にPCで資料整理をしていた月子は明るい声に促されて後ろを振り向いた。
横に座っていたLもチラリと見るが大して興味が無いのか顔を戻すと手元のケーキに視線を落とした。

「撮影で使った衣装なんだけど、凄く可愛いから月子にも着てもらいたくて買い落としちゃった!!」
「無駄遣いしちゃ駄目よミサ。将来の為に少しでも貯蓄をしなくちゃ」

窘める月子を無視して袋からミサが取り出した『衣装』……それはサンタ服だった。
いかにもアイドルがグラビアで着そうなデザイン。
掲げられた状態で見ても布地が少なく、露出が多い事を物語っていた。
こんな恥ずかしいものは着ない!!そう言う月子の言葉をまるで無視してミサは衣装を押し付けてしまう。
自分にはLの片腕としてやらなければならない事が山積みで、こんな酔狂に付き合っている時間は無いのだ。
Lからも何か言ってやって、と話を振るが「休憩にしましょうか…」とあっさりとミサの提案に乗って。
323『雪に咲く紅い華』前半2:2007/05/27(日) 17:37:47 0
いつもならミサのくだらない話や提案など気にも掛けていなかったのに、何故か今日に限ってはそれを許していた。
何故?と思いムクれながらLの手元を見ると、お皿に在った筈のケーキが無くなっていた。
つまり、休憩を取ったのはケーキが無くなったから。
ワタリが新しいケーキやらを用意するまで暇になってしまうので、只単にそれを潰す為だったらしい。
呆れながら溜息をつく月子の腕を引っ張ってミサは袋を抱えると連れて行ってしまった。


*****

「やっぱり似合う〜♪月子って並のモデルやアイドルより綺麗で可愛いし、スタイル抜群だから絶対似合うと思ったんだ〜」
「褒めてくれるのは嬉しいけれど……やっぱりコレ…露出多くない?」
「え〜、このくらい普通だよ〜!!もっと凄いのとか有ったんだけど流石にそれは嫌がると思ってね」
「これでも充分だと思うけど…」

ミサはミニでお腹のヘソにあたる部分が開いていているサンタガールの衣装。
胸のボアとニーソックスが露出を可愛いものへと見せていた。
月子が着ているのは、ビスチェタイプのもので首周りとミニスカートのの裾の白いボアがあしらわれた衣装だった。
ミサとは違って一部分だけが開いているものではなく、完全に上下に分かれた服はおヘソどころか腰も露わになっていた。

季節的な事を抜かしても、こんなにも露出のある服など着たことも無いので鏡の前で月子は蹲ってしまった。
それを無理矢理引っ張って部屋の中央へと連れて来ると、今度はプライベート用のバッグを漁り中から掌サイズのデジタルカメラを取り出した。
ミサが何を企んでいるのかは月子でなくても分かる。
楽し気にレンズを月子に向けると容赦無くシャッターを押した。
324『雪に咲く紅い華』前半3:2007/05/27(日) 17:38:58 0
「駄目よミサ写真は禁じられているの。貴女も知っているでしょう?」
「平気よ〜コレはミサのプライベート用だもん。本当は自慢したいんだけど、我慢して一人だけで楽しむから!!ほら月子も笑って!!折角可愛いんだから〜」

嫌そうに、そして恥ずかしそうに両腕で身体を隠しながらも元来優しい月子はミサの楽しそうな顔を曇らせたくは無く、愛想笑いの様な表情を辛うじて見せた。
それでもやはり容姿端麗な月子が作りとはいえ微笑みを浮かべれば瞠るものがある。
連続でシャッターを押していたミサの手が止まり月子を見つめて。
動きを止めてしまったミサに向けて首を捻るが、次の瞬間には突然飛んで来たミサに押し倒されてしまった。

「きゃっ!?な、何よミサ!?どうかした!?」
「いや〜ん月子カワイイ〜!!照れた笑いがきゅんとした〜!!」

ドサリと床に倒されてしまうが偶然にもクッションが落ちていたので背中を打つのは逃れた。
…が、上からミサに力一杯圧し掛かられていて呼吸は侭ならなかった。
飛び込んで来てそのまま抱き付いた所為で胸のボアが鼻を擽り、乱れた呼吸でくしゃみをした。
そこでやっとミサが身体を上げるが月子を一度見下ろすと満面の笑みを浮かべて再び抱き付いて。
何度もただ「カワイイ」を連発して発展途上にしか思えない控え目な胸にぐりぐりと顔を擦り付けた。

「ちょっ、ちょっとミサ〜っふ、ふふ。擽ったいわ。もう…いつまでも子供っぽいんだから」
「でも月子よりは胸有るわよ!!」
「それは挑戦かしら?私だって今に大きくなるわよ」
「そのままでも良いと思うんだけどなぁ」
325『雪に咲く紅い華』前半4:2007/05/27(日) 17:40:36 0
先程まで照れて身体を隠していたのに胸の話題をされては悔しいと思ったのか、腰に手をあてて背を逸らしてみせた。
それでも寝っ転がっていては重力の所為もあり何の意味も成さなかった。
仕方なくミサが上から退くと月子を起こして。ロングヘアーをサラサラと流して整えるとミサと向かい合った。
二人して胸を張って大きさを競ってみるが、それはとても不毛な事。
はぁ…と同時に溜息をつくと視線を交わしてけらけらと笑った。

何の気兼ね無くこんな事を話せるのは同姓のミサだけ。
それにミサは友達以上の感情で接してくるので時々戸惑ってしまうが、それが月子の心を癒していた。
殺伐とした捜査を続けている月子にはミサとのこんな触れ合いが刹那の平穏を与えて。
月子自身はミサと居るのは楽しいがこの高いテンションに気圧される事も事実で、毎日一緒なのは勘弁したいと内心で思っていた。
非常識で突拍子も無い事ばかりするLや、加齢臭漂う捜査員達の相手をするのに比べればまだマシかもしれないが…

いくら自分の都合で無理矢理休憩にされたとはいえ、この一時は大切にしたいものだと思えた。
確かに写真は固く禁じられているが、ミサは本人も気付いていないが厳重な警備が付いている。
ミサ自身と所持品も守られているし、同じビルに住んでいるのだから月子の画像が流出危険は少なかった。
こんな恥ずかしい格好をしてもどうせ見ているのはミサだけ。
監視カメラは付いているが、Lはケーキに夢中で見てはいないだろう。
それにミサのテンションを苦手としているから音声すら切っているだろう。
326『雪に咲く紅い華』前半5:2007/05/27(日) 17:43:47 0
そうなれば楽しまない手はない。
まだほんの数十分しか経っていないが、褒めちぎられたのと何事にも順応する月子は馴致していき段々とポーズを取ったり、カメラを借りてミサを撮影し始めた。
腕を伸ばして頬を寄せ合いアップで自分撮りをしたり、セルフタイマーで戯けたポーズを取ったりとすっかりサンタガールの衣装を自分のものにして楽しんでいた。



======
と、取り敢えずココまでww
まだ書き終わってないので、終わり次第明日以降アップします。
>>291さん素敵な萌えをありがd 勝手にネタにしてスマソ…
327322:2007/05/27(日) 17:50:11 0
改行を直すの忘れてた…今更誤字とかを発見…orz
頑張ってアニメ照みたいに悟ってお読み下さいww
くそ〜これはプレイとして受け入れてやるぅ(ノ><)ノ
328291:2007/05/27(日) 21:02:47 0
>>322様、こちらこそ素敵な萌えをありがとうございます!
月子の事が大好きでたまらないミサと、何だかんだ言ってミサに甘い白月子というのがイメージどおりで……。
他にも胸の大きさを比べあうという女同士ならではの要素や、
結構ノリノリな月子にも萌えさせて頂きました。

あ、私自身も>>322様のファンなので
私のでよろしければ、いくらでもネタにしてやって下さい。
329名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:07:26 0
>>306
GJGJGJ!!!月子が可愛いよ!
自分のレスからあんな可愛い月子が拝めるなんて、妄想してよかった!(*´Д`*)
Lの自然なブルジョアぶりと優しい感じが素敵だ…
ラブバカップルな月子、また待ってるよ
>>306さんのSS読んでて描きたくなったので、まだ明るい時間帯のバカップルL月子絵をw
リサイズ間違えてバカデカくてスマン
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000013837.jpg
>>316さんの月子みたいに華やかさがない月子だが大目に見てくれ…orz

>>316
浴衣月子すごく可愛い!
ちょっと上目使いなところとかはにかんだ感じとかたまらんですハァハァ
前髪の留め方も可憐だ…萌えっこ月子…(*´Д`*)
>>318
姫君白月子と騎士姿の黒月子っていいね
ものすごく萌える〜絵心そそるよ!キュート月子とセクシー月子(*´Д`)
>>322
ミサ月子可愛い!!発展途上な貧乳月子もいいなあ
胸の大きさ比べたりとか、女の子同士ならではのやりとりが萌える
実はLはにやにやしながら監視カメラ見てたりするんだろうかw
続き楽しみにしてるよ!
330名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 21:31:36 0
>>322
月子のりのりでかわゆす(*´Д`)ミサとの掛け合いいいねぇw
>>329
月子たんがヤブァイ…ハァハァハァハァ
皆GJwww
331名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 00:00:41 0
>>329
激うま!!!すごいよ〜!!
月子かわいすぎ!Lも原作と瓜二つだ!!
332名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 00:23:15 0
>>318>>319>>329
ありがとう!浴衣月子はどこまでも妄想し甲斐があるな・・・w

祭りを十分楽しんだ後、茂みに連れてかれる

野外SEX(月子は抵抗するが、Lに乗せられる)

浴衣がぐちゃぐちゃになってしまい、月子も動けないのでワタリを呼んで迎えに来てもらう

ここまで妄想して月子にハマり過ぎている自分を改めて自覚

>>329 ちょ なにこの神絵
月子のうなじとか、お尻とか、でか乳とかさりげなく繋いでる手とか
Lの胸板とかひょっとことかラブラブすぎる2人の全てに萌えた・・・・!
月子の存在がエロイえろすぎる どこに華やかさがないんだ!!?
後ろは写真?手書き?
333名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 01:20:25 0
>>329これいいわ。ちょ一番好きかも。月子さん〜いいわあ
Lお面よりこぁいよL(;´Д`)ハァハァ
334322:2007/05/28(月) 01:45:05 0
>>328様っ!
感想を有難う御座います。本っっ当に嬉しいです!
>>328様の絵柄は柔らかく繊細で可愛らしいので本気で好きです。毎回の神絵投下
楽しみにしています。
それでは遠慮無くネタに使わせて頂きます。
嗚呼、ロングヘアー月子が可愛い(;´Д`)ハァハァ

>>329様ーっ!
ちょっ、あなたが神かーっ!?
実際にそんな感じなのを想像していたので嬉しかったです。
なんだろうこの身悶える神絵は…(*´Д`*)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
繋いでる手とか甲斐甲斐しく拭いてあげるのとか後れ毛とか髪留めとか美尻の月子に萌えた!!!!
竜崎のイメージまんまの絵に本当に身悶えたよ…袖捲ってるのとか凄く「らしく」てイイ!!

皆の妄想とか神絵とか……このスレ最高だよ。月子万歳!!
そして夏祭りの流れなのに12月サンタ服ネタを自分は投下するのか…
変に流れを切ってすみません。今から言っておきますww
くそっ、アレとアレのネタを書いたら次はストイック照x月子の夏祭りを
書いてやるぅ!!
だからそれまで頑張って妄想してて下さいww
335名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 03:23:38 0
>>329
Lのお面って映画の松ケンのお面と一緒でワロタww
言われて気づいたけど、手つないでるんだね。いいね〜。
すごい月子が色っぽいよ。まさに神絵!また描いてね。よろしくw
336名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 08:18:02 O
のあああ!もう消えてる
神よ、再うpをお願い出来ますか?
337名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 08:36:00 0
そして出来れば夜まで消さないでいてもらえると嬉しいです。神様!
338名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 08:46:13 0
めんて中のようだ
339名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 10:17:33 0
(妄想の為ではありませんが週末、寺と神社を見たところ、神社には都合の良い濡れ縁がありませんが)
夏祭りの途中、Lたんが神社の境内に連れ込んで、建物の濡れ縁に月子さんを座らせて、
「駄目よこんな所で…」っていう月子さんに「黙って下さい」ちっす
最初はキスだけのつもりが、つい止まらなくなり、白い紐パンが解かれて(*´Д`)ハァハァ
「あっ…ん…あ…っ」って声が漏れるから深くチッスしながら、くちゅくちゅくちゅ(;´Д`)ハァハァ
薄闇に浮かぶ白い脚が腰に絡んで揺れるのじゃ
帰りがけに月子さんに情事の感覚が残ってて、躓いたりしてLタソが謝っちゃったりしてくれ
ほんで二人でポッと赤くなっちゃったりしてくれ
夏祭りテラウフフ
ちなみに紐パンは神社に忘れ去られまウッ(;´θ`)。°°
340名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 10:31:55 0
照と月子さんだと、照が京都生まれだし
ふげーイイ浴衣と、めちゃコンフォータブルな鼻緒の下駄用意するから足を痛めたりしないんだけど
月子の疲れを気づかって濡れ縁に抱き上げて座らせて鼻緒擦れチェック
ついでに足マッサー(既視感が…)
足の指とか触られて月子はゾクゾクッとしたらいいです(;´Д`)ハァハァ
照月子だと月子イメージが黒いんで、自分で太ももまで捲り上げて見せて
「ねえ三神、どうしてくれるのよ、これ…」
月明かりで濡れそぼった月子の茂みが誘うように輝いたりして、
そのままノーパンのあそこをねぶって照タンはご奉仕したら良いと思いますウッ(;´θ`)。°°
341名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 10:38:05 0
>>339躓いた月子さんは男クサーなLたんの裸の胸に抱き止められたらいいです
ちょっと妄想しすぎたので水垢離でもしてきます...............λ
342花火のあがった日:2007/05/28(月) 16:09:37 0
>>339を文字にした。長い。>>329さん他、皆様萌えをありがとう。
エロあり。L月子

「竜崎、口。汚れてる」
月子はハンカチを取り出すと竜崎の口元を拭った。
祭りに来た竜崎がまるではしゃいだ子供のようで、自然に微笑みが零れた。
竜崎はいつもの手つきでリンゴ飴を摘んだまま、じっと月子を見つめ返している。
「…月子さん」
「はい」
月子は目元に笑みを残したまま聞き返す。
「ちょっと、来てもらえますか」
口調は質問なのに、繋いだ手を強引にぐいぐいと引っ張って行く。
「なに?」
たずねる月子の声には答えず、どんどんと人気の無い方へと竜崎は足早に歩を進めていく。騒がしかった祭囃子や人混みの喧噪が少しづつ遠くてなっていく。
月明かりに青く照らされた神社の境内に、砂利を鳴らしながら奥まで行くと、建物の脇まで来た。
竜崎は、つまんだリンゴ飴をに袋に納め、縁側の埃を払う。
ぼんやりと見つめていた月子に、くるりと向きなおると、
「座ってください」と言った。
脇を抱え、考える間もなく縁側に乗せられてしまう。
「何?」
微笑みながら見下ろす月子に、竜崎の顔がゆっくりと近づいて行くと軽く唇が触れ合った。
「駄目よ、こんな所で…」
言う月子のうなじに軽く手を添え、ふっくらとした唇の感触を楽しむような軽いキスをする。
「誰か来ちゃう…」
月子が目を伏せ軽く抵抗すると、竜崎は軽いキスだけのつもりだったが、
「黙って下さい…」
囁きで打ち消して、今度は深く唇を重ねていく。
腕まで浴衣を捲り上げた竜崎の腕が月子のくびれた腰に回され、白い細い腕が竜崎の首に絡みついていく。竜崎の唇のリンゴ飴の香りが月子の官能を甘く刺激した。
潤んだ瞳で竜崎を凝視すると、指先で彼の唇に触れる。
「ここ、ね、リンゴ飴の味…」
月子の唇からそれた唇が、月子の耳へ、首筋へと這っていく。
343花火のあがった日:2007/05/28(月) 16:12:07 0
「だめよ…だ…」
ささやかな抵抗をする言葉は、荒くなってきた息で途切れる。
「月子さん」
甘い囁きに月子の体は応えてしまう。手の平が月子のふっくらとした腰を布越しにまさぐり、乳房の形を確かめて行く。
筋張った指がゆっくりと月子の裾をはだけていくと、白い太ももが青い薄闇に浮かび上がった。
指先が、しっとりとなめらかな肌を確かめるように内股を往復すると、月子の両腰に結ばれた下着の細い紐にかけられた。
「だ、め…」
身を捩って甘く拒絶の言葉を吐くと、竜崎は嘘つきな月子の耳を軽く噛んだ。
「あ…っ」
身動ぎした月子の下駄が、裸足の足先から滑り落ちてカラカラと音を立てた。
それをきっかけにして、竜崎の手が露わになった長い脚を掴んで押し広げる。
足の間に竜崎の腰がくちゅりと割って入る。
「だめ、ですか?」
濡れて敏感になった月子の部分に優しく擦り付けると、月子はたまらず竜崎にしがみつき、躯を震わせる。
「っ…だめ、…だめよ……早く…」
ちいさな許しの言葉を得た竜崎は月子の腰を抱くと、ずぶずぶと月子に入って行った。
赤黒く分け入った茎の質量で、たっぷりとたまった蜜は花の外に溢れ出る。
「あっ…ぁ…ん、っ」
ゆるゆると打ちつけられる腰の動きに合わせて、抑えても抑えても喘ぎ声が喉の奥から迸る。
月子は竜崎の顔を上向きにさせると、自ら深く口づけて声を押さえ込もうとした。
舌を絡めしっかりと合わせた唇から、それでも漏れる淫らな声と、激しく擦れ合う局部からの水音が薄闇に沈んだ境内に響く。
「んっ。ふ…っ…あっ」
--ぴちゃ、ぐちゅり、ぴちゃ、ぐちゅ、ぷちゅ--
淫らな蜜がしとどに滴り、竜崎の太いそれを銜えこんで、赤く花ひらいている。
声に刺激された竜崎が、更に激しく月子を苛み始めた。
「あっ…、もう…ダメ、だめ」
律動に小刻みに揺れながら、竜崎の腰に絡みついていた脚がぴんと突っ張ると、月子は体を痙攣させた。
広い背にしがみついたピンク色の爪が浴衣の背中に食い込む。月子はピリピリとした電流が半身を駆けめぐるような感じがして
足先を震わせた。
月子の絞り取るような粘膜の収縮に、竜崎は息をつき動きを止めたが、すぐに又固い茎で開ききった柔らかな花を前後に突き始めた。
卑猥な水音が再び下半身からくちゅくちゅと漏れ出る。月子の足はだらしなく開かれて音に合わせて揺れ、
344花火のあがった日:2007/05/28(月) 16:14:49 0
足の甲はまっすぐに伸ばされ指先は緊張して丸まっている。
「もう少し、ですから…」
掠れた声が耳に届くが、月子はもう言葉を紡ぐ事も出来ず、目を閉じたままか細い喉を仰け反らせ、ただ体の感覚のままに高く細い啼き声を上げる。竜崎の腰の傍で力なく白い脛が揺れる。
腫れて狭くなった粘膜がぴくぴくと蠢いて竜崎のそれを再び締め上げると、竜崎も月子の中に熱い精を勢いよく吐き出した。
二人とも熱く火照った体を繋げたまま離れられず、しばらくは放心状態で固く抱き合っていた。
竜崎は荒い息を整えると、月子を縁側に寝かせ、ずるりと茎を抜く。
月子はぐったりと横たわった。
竜崎は月子の片足を立て膝にし、覗き込むと、
「汚れちゃいましたね」
と、ぽそりと言った。
あからさまな言葉に月子は照れて顔を両手で覆ってしまう。
竜崎は無意識にポケットを探ると、懐から手ぬぐいを見つけ出し、月子の溢れ出た蜜を拭ってやった。
「…大丈夫ですか」
小さな声で聞くが、月子は顔を腕で隠したまま答えられないでいた。
「ちょっと力を入れてください」
月子のぱっくりと開いた花びらから、白い情欲の証がどろりと流れ出す。
「…すみません、何だか止まらなくて。すみません」
ちまちまと拭いては、ぼそぼそと謝り続ける声に、月子がやっと小さく答えた。
「いいの。竜崎。あやまらなくて」
「……そう言うと、思ってました」
下半身を拭く刺激と羞恥にに混乱する頭の中で、その嫌味がやっと意味を成す。
「っ…?何よ…」
起きあがって竜崎を見ると、ふいと顔を下に逸らされてしまった。が、口の端に笑みが見えたような気がした。竜崎がぱんぱんと拭き終わった合図のように肩を叩く。
月子は裾を整えながら竜崎を睨み付けた。
「じゃ、もうちょっと歩きましょうか」
竜崎の目はいつものように飄々としている。
月子はふくれっ面になった。竜崎はなんだか楽しげに月子の不機嫌な顔を覗き込む。
「もう帰りますか?歩けない程、してはいないと思いますが…」
やる気の無い様子で指を囓り「おんぶしましょうか?」と続ける。
345花火のあがった日:2007/05/28(月) 16:15:32 0
無言で手を突き出すと、ひょいと地面に下ろされる。
浴衣の乱れを直し、下駄を履くと、竜崎の後の砂利を歩いていく。
すると、遠くでひゅるると花火の上がる音がした。すぐに腹に響く破裂音とともに空に花が咲き、色彩が飛び散って消えて行く。
「花火、始まったね」
すっかり機嫌を直した月子はのんびりと言い、腕を組んで寄り添って花火を眺めた。
「そうですね」
花火の轟音が、まだ痺れの残る体の奥に響いて疼く。
盛大に閃光を撒き散らし、竜崎の白い横顔があざやかに照らし出される。
この人とずっと一緒に居たい。
だけどいつまで、何回、こんな風に同じ風景を見ることが出来るのだろうか?
どんなに幸せな中でもチクチクと胸を刺す予感を、月子は考えないように、考えないようにしていた。
---------------------------------------------------------------------------
「あっ」
雑踏の中、石畳で月子が躓いた。
竜崎がつないだ手を引っ張ったので、はだけた胸に顔をうずめる形になってしまう。
いつもより楽な服装のはずなのに、だらしなく着て、袖も邪魔くさそうに捲り上げてしまっているのだ。
「ごめん」
反射的に謝る月子の肩に支えるように片腕が回される。
「足、挫いてないですね?」
耳元で小さく訊ねる声がする。月子は神社での事を一気に思い出して、ぽっと赤くなった。
「だいじょうぶ」
俯いて言うが顔を上げられずにいた。顔が赤ければ何故か?という話になってしまう。
通行の邪魔になるので、竜崎にそのままずるずる道の端まで連れていかれる。
「すみません。ちょっと、きつかったですか…」
腕の中で、恥ずかしくて月子は顔が上げられない。それに、行為のせいでよろけたと思われた事が更に追い打ちをかけた。顔から花火でもロケットでも打ち上げられそうだ。
「月子さん?」
顎に指がかけられて、上を向かされる。
逆光になって顔はよく見えないが、竜崎の耳は真っ赤だった。
この人もきっと同じだと思うと、月子の小さな胸に愛しさがこみ上げてきた。
人目もはばからず、二人は引き合うように優しいキスをした。
346花火のあがった日:2007/05/28(月) 16:17:58 0
----------------------------------------------------------------------
帰る道すがら。
祭りの興奮が冷め、涼しい夜風が浴衣の裾をなでていく。
「あ!」
月子は叫んだ。
ずっと何か忘れているような気がしていたのだが、神社に下着を忘れた事にやっと気付いたのだ。だが、言えない。
「なんですか?」
竜崎が不審そうに覗き込んでくる。
「ん?ああ!何でもない!ねっ!」
勝手に納得したように言うと、つられて立ち止まった竜崎を引きずるようにして歩き出す。
しばらく歩いて、今度は竜崎が叫んだ。
「あぁあ!…リンゴ飴」
----------おわり-------------------------------------------------------
もまいらもあのネタとそのネタがあったらどんどんよろしく
347名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 16:22:14 0
>>345のまっかっかLタンは、顔を見られないために逆光を利用したミヤモトムサシ説と、
実はぜんぜん赤くなってなかったけど月子が耳の血管透けてるの見た説でもう一度(;´Д`)ハァハァできます
348名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 17:35:58 0
>>342
GJ!!そして乙!
綺麗でエロい文章に物凄い勢いでハァハァしたよ。
仕事が早いなぁ…
月子の形だけの抵抗とそれを分かっているLとか。凄く良かった!

今年の夏祭りに行く時はきっと此処の神作品達を思い出してニヤニヤするんだろうなぁw
349名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 17:49:47 0
神、降臨!!
>>329
>>345
乙!!
絵も小説も最高です!
貴方達は神です!

これからもどんどん投下してくれ。

浴衣の月子は最高。

あと、
夏といえば、やっぱ海。
海に行ったら、月子はどんな水着を着るのか。
すごく妄想する。

どんな水着でも月子なら着こなせると思うが、
月子の水着姿を見てビーチでは男達が釘付け。
さらに、それを目の当たりしたLがヤキモチをやいて
その夜は大変激しいHをしそう・・・
などど妄想は尽きない。

文章や絵の才能がない俺では書けない。
神の降臨に期待!
350名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 18:55:15 0
竜崎はおもむろに全裸になった。
月絵は目のやり場に困りつつ、見て見ぬフリをする。
「月絵さん、見てるくせに見てないフリをするのがキラっぽいです」
「ボクじゃなくても見てないフリすると思うけど?」
「………」
「…もうそんなことはどうでもいいよ。竜崎、服を着てよ」
月絵は竜崎が脱ぎ捨てた服を渡した。

「着替える前に月絵さん、これを見てください。こいつをどう思いますか?」
「すごく…大きいです」
「でかいのはいいです。このままじゃおさまりがつかないです」
「あっ…」
竜崎は強引に月絵の白い両手をつかむと自らの大きなモノに押し付けた。
「うっ!」という竜崎の声とともに
竜崎の大きなモノの先端から白いモノが飛び出した…。

「竜崎…!!!!!!」
「ふぅ…月絵さん…やっとスッキリしました。」

「竜崎汚ーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!」
竜崎のケツには月絵に潰された大きなニキビがあった。

「これが痛くて座ることも出来ませんでした。月絵さんありがとうございます。」
351名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 19:08:23 0
このスレ最高。
>>342さん、あなたが神か!エロい、そして萌える!
これからも住人に最高の萌えを提供してくれw
352名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 21:38:32 0
>>342
ささささささ最高うううううううううううううwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
めっちゃんこよかったwGJ!!!
えろーんwww

月子はビキニを着てくれるといいなぁwww
353名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 22:08:11 0
>>352
黒月は黒ラメTバックビキニ
白月なら白のフリルワンピース水着で一筆書いてくれ
354名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 23:07:40 0
水着月子良いなぁ…
肌が白いから日焼け止めクリーム塗るだろうし。
Lならいやらしい手付きでセクハラ紛いのことをしてそう。そして月子の蹴りが炸裂。
照ならストイックに…そんな魅上を誘惑したり。けれど鈍感なのか動じていないのか
「あまり動くと(胸が)見えてしまいます」と言ってTシャツとか掛けたりしてな。
L月子と照月子の2パターンでシャワールームのエロ妄想した自分は頭の中がすっかり
夏気分。
355329:2007/05/28(月) 23:27:15 0
なんかもう最近月子祭りで幸せ(*´Д`*)住人のみんな素敵な萌えをありがとう!

>>330
ハァハァ してくれてありがとう!月子+浴衣設定はリーサルウェポンだよねw
>>331
小畑絵にミクロでも近付けー!と念じながら描いてたんで
ちょっとでもLが似て見えてよかったwすごく嬉しいよ〜!
>>332
いえいえ、>>332さんの月子が薔薇だとしたら、私の描いた月子は小菊あたりの平凡さだよ…
Lと白月子は見てる方が恥ずかしくなるくらいラブラブだといいなーという妄想が伝わって良かったw萌えてくれてありがとう!
月子は清楚な顔してエロい体つきだといい(*´Д`*)
後ろはめんどくさかったので、写真と手書きのコラボですよ〜といっても結局手書き9割だけど…(だからいろいろといい加減な出来w)
>>333
月子気に入ってもらえたみたいで嬉しいよ〜
L、お面より怖いですか、どっちもいい勝負かと思ってたんだけどww
>>334
後れ毛?袖捲り?何のことです?
身悶えてくれてありがとう〜というか勿体ないレスにこっちが身悶えそうだよ…(*´Д`*)
小畑絵の月が女の子だったらこんなかなーという脳内妄想の産物にリンクしてもらえて嬉しい!
竜崎は絶対着崩すタイプだと思った結果ああなりました
だらしない旦那竜崎と世話女房な月子が大好物ですw
サンタ服ネタ楽しみにしてるよ!
356329:2007/05/28(月) 23:28:58 0
連投ウザくてスマソ、途中で拒否られた…orz

>>335
お面、気付いてくれたんだね〜実は密かに映画と揃えてみたw
手つなぎはバカップルの不可欠要素ということでw
月子、色っぽ…えええ!?褒めてくれてありがとう!
>>349
もったいないレスありがとう!
山ほど妄想してるのでまた投下させてもらいますね
ビーチで男達の視線釘付けな月子とかヤキモチ焼くL…も、萌える…(;´Д`)ハァハァ
>>339
紐パン境内に忘れるL月子とか二人で赤くなるのとかまさに夏祭りテラウフフだねw可愛い
ノーパン妖艶月子とご奉仕照はなんかもうエロスの境地だ…(;´Д`)ハァハァ
京都でしっとりしっぽりというのが似合うなあ
>>342
神!!!
すごく色っぽくて綺麗な文章に萌えすぎて死んじゃうかと思った!
ラブラブで可愛くて、でもちょっとせつないのがすごく良かったよ
リンゴ飴とハンカチがあんなに萌えアイテムに化けるとは…!持たせておいて良かったw
なんかすごく幸せだ…(*´Д`*)
357名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 23:30:39 0
>>354
わしの妄想と逆だ
照は表面上照れながらもHな妄想してそう
Lは行動は変態だけど頭の中は冷静なイメージ
358名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 23:32:52 0
>>350ニキビつぶし好きw(;´Д`)ハァハァつか背中のが凄いだろ
359名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:00:52 0
>>357
そうか逆か…orz
だが、照はムッツリだよな!(そうは言ってない…か)
何事も無い様な顔をして脳内では月子を押し倒し両手首を戒めて水着の横から指を入れて
弄って、恥ずかしがりながらも感じている月子を死神の目を発動させて凝視していそうだ。

うん、Lは冷静だと思う。
月子はそんな冷静さを崩したくて態と乱れたりして様子窺ったしてそう。
ってか、エロ妄想しかしてしない自分の方が遥かに変態だな…orz
月子…なんて罪な女だ…
360名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:01:28 0
>>357むっつり照タンだな。同意。照が一番エロ方面誘導性能高い気がする
361名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:03:44 0
>>359美しさは罪、髪の長いのも罪、って今日俺が歌ったから!
生きてるだけであなた罪な男って、今日俺が歌うから!
362名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:17:55 0
>>359-361
これがニアだったら・・・表面上も脳内も冷静っぽぃ
「ふ〜んここ感じるんだ?」ニヤニヤ・・・みたいな
363名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:28:03 0
メロだったら意外と優しかったりとか?
364名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:40:20 0
メロだったら
「キラが女でも手加減しねーからな!」といいつつ…胸チラだけで内心ドキドキ///
365名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:49:40 0
メロ可愛いなあw
LMNの三人の対月子のテクはやっぱり
L>>>(超えられない壁)>>N>M なんかね
366名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:54:35 O
L月子照月子だけでも妄想追いつかないのにニア月子メロ月子までwwwwwww
いっその事ニアとメロは月子の取り合いをすればいい。そこでLが登場してひょいとかっさらう

を想像したら只の仲良し家族になってしまった・・・_| ̄|〇


>>355
>>322です 長レスありがとう!
なるほど・・・さすが月子神絵師、手が凝っていて感動です。
俺も355さんみたいに上手くなれるよう頑張るよ。
そして是非水着月子を描いてくry
367名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:57:47 O
>>366 間違えた>>332
322さん失礼した
368名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:05:20 0
>>365
月子から見ての満足度はそれっぽいw
ニアは月子の体を隅々いじりそうだけど(w)自分のブツは出さなさそうなイメージがある

>>366
ニアメロからおもちゃ(月子)を取り上げて可愛がるLを想像して萌えたw
369名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:09:07 0
>>366
ウィンチェスターの大豪邸に住む、富も権力もある名探偵Lと
才色兼備な妻月子と父親そっくりな顔した賢い二人の子供。
Lとニアメロの三人で月子を取り合ってるのを見守る老執事ワタリと
庭でくつろぐペットのリューク・・・というところまで妄想したら何か萌えたw
仲良し家族もいいなー
370名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:24:35 0
>>369
366氏じゃないけど萌えたのでレス

メロ「ママは俺のもんだ!!今日は俺がママと寝る!あっちいけニア!!」
ニア「無理ですメロ。母様は私達を区別なく愛してます。」
月子・・・オロオロ

ワタリ「お二人とも落ち着いて、三人で仲良く月子様と寝ればよいではないですか。」
ニア「うん。そうだね。」
メロ「無理だよワタリ!僕とニアが仲良くないのはわかってるだろ!?」
月子・・・オロオロ

L「ただいま帰りました」
オール「L!!今日は帰ってこれたんだね!(これたんですね!)」

L「はい。やっと捜査がひと段落つきました。月子さん二人で寝ましょう」
月子「はい!」

メロ「ええええええええええええええええーーーーー」
ニア「・・・・・・・・・・・・・」
ワタリ「・・・・汗」
371名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:36:51 0
ワタリ苦労が絶えないな
372名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:49:26 0
>>370
なにこの可愛い家族!
子供の喧嘩にオロオロしたりLには二つ返事な月子に萌え(*´Д`*)
子持ちなのに幼妻っぽい月子とか、父である前に夫なLとか
メロのママ・ニアの母様呼びがイイ!ワタリは大変そうだけど楽しそうだw
373名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 02:16:47 0
Lって例え月子とエロなことしてても、頭の中はすごい冷静そうな…。
自分を見失ったりしないというか。飄々としてる。
でも白月子はそんなLにあっさり翻弄されてLの思うがままwされるがままw
たまに反逆を試みるも成功せず、みたいな。

なんかこうやって書くと、すごいSなLになったな。
でも女に免疫ないんだよね…。
まあ、捜査のために知識は持ってるということでw

こんな事考えてる自分が激しくキモイ。
374名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 02:35:39 0
>373いやいや、キモくないよ。Lや月子とか照が悪いんだ
でもちょと恥ずかしくなってきたorz
375『雪に咲く紅い華』後半1:2007/05/29(火) 02:59:11 0
流れが完全に変わっているけれど、空気を読まずに続きを投下…orz

※CP要素は「ミサ→月子」で基本は「L月子」です※


『雪に咲く紅い華』後半


カメラのメモリーを全て使ってしまったのでは無いかというくらいに時間を忘れてシャッターを
押していたが、部屋の端に設置された電話が鳴り現実へと引き戻された。
このビルは外部からの着信を完全に遮断している。ならばこれは内線。
此処はミサの部屋なのでミサが出なくてはならない。それなのに面倒臭がって出ようとはしなかった。
どうせマッツーでしょ。というミサに苦笑を見せると月子は仕方が無さそうに受話器を取って応対した。

「あれ月子さん?良かったーやっぱり其処だったんだ。モニターで調べても何処にも居ないから
心配したんだよ。竜崎も居ないから余計に」
「本部に居ないの?さっきまで居た筈なのに…まぁ良いわ。もうもう少ししたら戻りますので、
そしたら探してみましょう」

やっぱり松田だったというのが可笑しくて受話器を置くのと同時にミサとクスクス笑い合って。
でも掛けてきたその内容に疑問が浮かび、月子は顔を戻した。
ほんの30分程前までは確かに本部にLは居た。ケーキを取りに一瞬席を空ける事はあっても、
ずっとというのは今まで無かった。
それは一緒に捜査を続けていた月子なら分かること。

まさか自分のビルで迷子になったとでもいうのか。
それともケーキ選びに時間がかかっている?
お手洗いに行く時は必ず月子を連れ立っていたので、其処に行っている可能性は低い。
ならば何処をほっつき歩いているのか…
全く世話が焼ける…
376『雪に咲く紅い華』後半2:2007/05/29(火) 03:00:12 0
溜息をつくが薄っすらと口角が上がってどこか楽しそうにも見えた。
どうせ月子がミサと楽しくしているのが面白くなくて拗ねているのだろうと思った。
そんな自分を探して欲しくて隠れたのだろうと。
折角楽しくはしゃいでいたが自分の立場と居る場所を考えればこの遊びはもう終わりにしなくては
ならなかった。
理由をミサに話すとつまらなそうな声を上げるが、子供を窘めるように言って頭を撫でた。

「じゃあ、せめて最後に一枚もう一度一緒に撮ろう?」
「一枚だけよ?早く着替えないと松田さんが迎えに来てしまうかもしれないから」

床に置かれた電話から四つん這いで離れると、クッションを後ろに置いて。
ずれてしまったサンタ帽子も律儀に被るとミサのそれも髪型と一緒に整えてやった。
立膝を付いている月子に近付くと身体を寄せてその横に座った。
所謂アヒル座りを取ると下りていたニーソックスを直して右手を伸ばすとカメラを構えた。
明るく「いっくよ〜」と声が掛かるとレンズに向けて月子は微笑んで。
眩しくフラッシュがたかれるが既に何回もされているので何とも思わなかった。
ミサがカメラを下ろすのと同時に部屋のドアがノックも無くいきなり開いた。
其処に居たのは隠れているとばかり思っていたL本人だった。

「え、何で竜崎が居るの!?隠れていたんじゃないの!?」
「折角月子と楽しんでいるだから竜崎さんは遠慮してよー」
「…折角というのなら、その格好を皆さんに見せて来ては?きっと喜びますよ…特に松田さんが」

ぶーっと頬を膨らませていたミサもLの言葉に顔を明るくしてポンと両手を鳴らした。
男ばかりの捜査本部に入り浸っているムサ苦しい場に華を添えてきては…などと言われれば
悪い気はしない。
持っていたカメラを放るとさっさと部屋を出て行ってしまった。
本当に嵐のような、いつも元気だなぁと背中を見送るが、その視線の横にはLが居て、ニヤリと
口角が上がったのを確認すると一気に現実に戻された。
377『雪に咲く紅い華』後半3:2007/05/29(火) 03:01:31 0
自分が今どんな服を着ているのか。
それを思い出すと途端に恥ずかしくなってしまい思わず後ろにあったクッションをL目掛けて投げつけた。
だがそれを片手で受け取ったLは更にニヤニヤとした笑みを浮かべて猫背を曲げると月子を覗き込んで。
ぐっ…と一瞬腰が引けた月子の横に手を伸ばして落ちていたデジカメを取り上げた。
それには大量の画像が入っていて、ミサ以外には絶対に見せたくないものばかりが収録されて
いるので慌てて両手を伸ばすが、ひょいと簡単に躱されてしまう。
画像を見られないようにと声を掛けてなんかそれを制して。

「何で竜崎が此処に居るの!?松田さんが探していたわよ!!」
「月子さんが余りにも可愛らしくはしゃいでいたので直に見に来ました」
「え…見ていたのーっ!?」
「勿論です。私は月子さんも監視しているのですから」

此処には苦手とするミサが居るのに態々来るなんて…
そう思ったが、竜崎が訪ねて来て直ぐにミサは下へと降りていったのを思い出した。
あれは本部の者達への労いの意味でのミサ披露ではなく、ただの厄介払いだったらしい。
相変わらず食えない男だな…それを呆れた顔で表すが、Lの手はデジカメをジーンズのポケットへと
仕舞ってしまった。

「あっ、ちょっ…それには!!」
「写真は残しておかない方が良いですからね。これは私が預かります」
378『雪に咲く紅い華』後半4:2007/05/29(火) 03:02:49 0
確かにそれは正論。
だがそのデジカメはミサの所有物。いくらLだからと言っても勝手に預かるのはどうかと思う。
一応それは女性の持ち物なのだからもっと繊細に考えてほしい。
中には月子との画像の他にも「プライベート用」と言っていたのだから、他の人との画像も在るだろう。
もしかしたら見られたくないものもあるかもしれない。
Lはそんな物には興味無いだろうが、ミサにとってみれば大問題。一嵐来そうな勢いで。

友人として、そして自分の画像を守る為にもそれは取り返したかった。
何故ならLなら月子の画像を何か色々と使いそうだったから。
何か…そう言われれば様々な憶測が頭を駆け巡るが、取り敢えず一番最悪なパターンを消して
座ったままでLを上目遣いで見つめた。
すると容易に黒い瞳と視線が重なり、そこに自分の姿が映った。
自らの格好を思い出し照れ臭くなって視線を逸らそうとしたらLの口角が笑みに象られて。

「な、何よ…」
「今度ワタリに言って屋上に人口雪を降らせましょう」
「何の為に?」
「そこで私が月子さんを撮影します。勿論その衣装で」
「い、嫌よ恥ずかしい!!」
「そうですか?白い雪の中に咲く紅い華一輪の様でとても映えると思いますが…」
379『雪に咲く紅い華』後半5:2007/05/29(火) 03:03:46 0
何の臆面も無くいつもと全く変わらない表情、指を口元に持って行った姿勢、それなのに気障な言い方。
不釣合いで可笑しいのに格好良い…そう思ってしまうのが何だか悔しかった。
世界が誇る名探偵L…肩書きはとても立派で格好良いのに、実際に逢ったら「こう」で。
そんな激しいギャップに心が惹かれたのも事実。
有言実行するところも好きだと思う。変なところで行動力があるし…
それならばこのLの言葉も実行されるだろう。彼の財力ならば造作も無い。
だがそんな写真を撮ってどうするのか。さも当たり前の様にポケットに仕舞われた画像も然り。
そう思うと折角払拭されかかった不安が擡げてしまう。

「そんな事言って変な事に使わないでしょうねぇ!?」
「変な事…とは何ですか?」
「竜崎の事だから巨大ポスターやパネルを作ったりするんじゃないの?」
「ああ、そっちですか…それも良いですね。私はてっきり月子さんの写真をオカズに…うぐっ!!」
「敢えて言わなかったのに、竜崎のバカーッ!!」

Lの言葉が終わる前に語尾を遮って月子の拳がお見舞いされた。
ハデな音をさせて倒れたLは口端に滲んだ血を拭うと、真っ赤になっている月子に向けて
にやりとした笑みを浮かべた。
何を考え、何を想像しているのかが月子には手に取るように分かり、照れを隠す為に怒った
振りをして 部屋を出て行ってしまった。
そんな月子の背中を見送ったLはジーンズのポケットからデジカメを取り出して収められた
月子のサンタ姿を にやにやとして見つめた。
この中からどれをパネルにするのかを思案し始めて。
380『雪に咲く紅い華』後半6:2007/05/29(火) 03:06:13 0
数日後、いつもの様に夜になってからLに呼び出された月子は何の疑いも無く、寧ろ少し心を
昂揚させながら部屋を訪ねた。
ドアを開け、ベッドの在る寝室に連れて行かれた月子が目にしたのは、ミサの部分だけを巧く
削除加工されたサンタ服姿の月子の巨大パネルだった……


======
ラストはそのままですみません。上手く繋がっているでしょうか?;;
>>291様、待っていると言ってくれた方々、有難う御座います。

月子のサンタ服が見たかったから休憩にした、モニターの中ではしゃぐ月子が可愛かったから
それを見たくて部屋に来た…というのが真相です。
自分が出て行く時にミサの部屋のカメラを強制的に切っていたから松田は心配になって電話を
掛けた…という事でした。(可愛い月子を誰にも見せたくないという独占欲)
上手く書けなくて申し訳ない…orz
381名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 07:31:27 O
>>375
乙であります!
ちゃんと繋がってると思いますよ。
竜崎すげぇ…いろんな意味でww


怒涛の新作ラッシュに萌えつつ、少々乗り遅れ気味ながら神々に便乗。
枯木も山の賑わいって事で、ひとつ。

夏祭りL月子(50KB)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000013920.jpg

浴衣月子ラフ/ちょいエロ(42KB)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000033949.jpg

サンタコス漫画/L月子・ちょいエロ
>>284のレスより妄想。

P1(56kB)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000033950.jpg
P2(76kB)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000033951.jpg
P3(83kB)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000033952.jpg
382名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 12:11:02 0
すげえ可愛い
乙です
383名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 12:33:13 0
>>380(*´Д`)つ「五百」パネルくらさい!あ、月子パンチもおながいします
>>381ハァハァサンタさん来てくれ(;´Д`)ハァハァ
384名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 14:04:52 0
>>356>エロスの境地
書いてて意味が分かってきた。照と黒月子。こいつら変態だ・・・
ダメだ、こいつら、早くナントカをしろよ・・・orz
>>379月子パンチ、ニヤリッに萌える
385名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 14:52:58 0
ライトが原作で高田に「彼女は僕のパートナーとしては知性が足りなくて」
っていうセリフが好きなんだけど、
誰か月子でこのセリフを入れた話書いてよww

>>381
乙です!うまいよ〜、絵かける人うらやましい。

>>384
照と黒月子の場合、照が断らなかったらどこまでもいきそうな…。
386名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 14:59:12 0
>>381
4コマ面白いwミサそっくりw
387名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 15:48:42 0
>>385高田にハンチントン舞踏病の原因物質なんかの質問しながらナニしたい。
エンジンの説明とかもいいなあ。大陸プレートの移動の話でも。何でもイイのか自分w
388名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 15:51:20 O
携帯からまとめて皆乙!!!
萌え過ぎてどうにかなりそうだw
389名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 15:52:04 0
>>387は男女逆にしないとだったな。
何巻か忘れたけど食事するシーンで高田(女でも男でも)がミサを襲って、その後ミサが月子を襲うなんてのも良いなあ。
390名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 19:12:41 0
いやあそこは女を巡っての争いなのに
高田(男)がミサ(女)に負ける……というのがよいのではと。
しかし月子妄想の場合、高田を男にすると
物凄いヘタレ系萌えキャラになるな。
391375:2007/05/29(火) 20:13:46 0
>>381さん
感想有難う御座います!繋がっているように見えて安心しました。
お祭りL月子の手錠に萌えました。ラブラブだなぁ〜。
乱れ月子は思わずPCモニターを押し倒しそうになりましたw可愛いです!
肌蹴た浴衣と曲げられた美脚…エロいけど凄く可愛い!(;´Д`)ハァハァ
サンタコス漫画読みたいのに規制掛かって読めない…orz
後でまた挑戦するのでせめて明日までは消さないで下さい!(>x<)

>>383さん
パネルは駄目って言ったでしょ?(´∀`)=⊃)`Д゜);、;'.

>>384さん
萌えてくれて有難う御座います。月子は態度がツンで心がデレですからw

そういえば高田とミサの会食が女の戦いなら、高田(男)と照の「キラ談義」もある意味で
男の戦いなのでは、と思ったw
どっちも譲らずキラ崇拝を延々と語っていそうだ。
美形青年二人がレストランで熱くキラ談義なんて嫌過ぎるw
392名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 21:11:53 0
>>美形青年二人がレストランで熱くキラ談義

いや、ある意味見ていて面白いかも。

そういえばこの二人、キラの正体を知るまではキラについて語り合える良き友人だと、
互いに思っていたのでしょうが、知った後は微妙に変わりそう。
そしていつか、「友人として」二人が顔を合わせた時は
(高田は照=Tだと知らないにしても、キラの正体について語らないにしても)
微妙に牽制しあうような会話になるのか、
はたまた萌え談義になるのか……やっぱり嫌だ。
393381:2007/05/29(火) 21:53:56 O
感想くれた人達サンクス。

>>391
ごめん。
全部時限式にしちゃったから、多分明日の午前5時半くらいに消える。
394名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 22:11:06 0
確かダウンロード規制って一分ぐらいで解除されない?
それとも違う規制?
395名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:17:48 0
うう〜ん…
2〜3枚目は見れるんだが、1枚目が見れんorz
ダウンロード規制の筈なのにいくら待ってもダメなんだ…
時間置いてからまたやってみる。
折角凄い面白い漫画なんだからちゃんと読みたいよ。サンタ服月子が本当に可愛い!
396名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:35:51 0
慌ててサンタコスマンガふぉぞん
397名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:55:59 0
>>329
投下、楽しみにしてる。
ヤキモチ焼くLの姿は、特に希望!
水着の月子は存在だけでも萌える!!

>>370
乙!
仲良し家族、いい!甘い、甘いぞ。

>>375
乙!!
たびたびの小説、投下にサンクス。
最後のサンタ服姿の月子の巨大パネル・・・
Lが羨ましいぞ! 俺も欲しい。

>>381
乙!
貴方も神か!?
全てをダウンロードした俺。
サンタさん、このスレに来てくれてサンクス!
俺は萌え過ぎてどうにかなりそうだ(;´Д`)ハァハァ


次は、水着の月子の投下に期待!
文章や絵の才能がない俺では書けない。
だから、ネタの提供ならいつでも協力するぞ。
398395:2007/05/30(水) 02:16:00 0
>>381さん!やっと見れました!GJ!照れる月子が本気で可愛い(;´Д`)ハァハァ
有難う幸せだ!(/;Д`)
また投下してくれるのを心待ちにしています。自分も頑張るww
399名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 09:53:06 0
月子に惚れてしまった、照と高田清のバトルがみたい!
ぜひおながいします(*´Д`)
400花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:11:46 0
書いた。(長い、どうしよう。射的もしたことないので適当)
>>295の妄想に乾杯。
エロあり。変態気味。
三上月子

夏祭りの喧噪の中、暗色の浴衣に身を包んだ三神と、藍色の浴衣姿の月子が楽しげに歩く。
三神の手に右手を繋いだ美しい月子。襟足が色っぽい。
長身と端正な顔立ちの三神と爽やかな色気の月子、人目を引くカップルである。
-----------------------------------------------------------
「月子様、足は大丈夫ですか?」
浴衣姿の三神が真面目な顔で聞いてくる。
これで何度目だろう。
「大丈夫よ。用意してくれた下駄、すごく歩きやすいわ。さすがね」
心中その問いに飽きてきたので、殊更に誉めてやると三神は嬉しそうに微笑んだ。
「でもね三神、サマじゃないでしょ。月子さんでいいわ」
目の前でちっちっちっと指を振って釘を刺す。
「はい。つ、ツキコサ、ン」
三神は言いにくそうに繰り返した。
どうも敬称で呼ばなければ気が済まないらしい。
同行しての外出時にはその度に窘めるのだが、あまりにも頻繁なので、もしかしてわざと叱られているのかもしれないと疑い始めているくらいだった。
「ね、三神。射的しよう」
繋いだ手を引っ張って月子が早足に目当ての夜店に近づいていく。
ヨロヨロとひきずられた三神も射的の銃を渡される。
月子はキャラメル箱に照準を合わせて構えてみせると、
「私、こう見えてもナショナル射撃大会チャンピオンに勝ったことがあるのよ」
と明るく笑った。
「私に勝てるかしら?勝ったら何でもあげるわよ。何が欲しい?」
三神は使い慣れないという風に玩具の銃をもてあそんでいたが、月子と目を合わせると
「それは勝ってから決めます」と目を細めた。
「ふーん?私が勝ったら、今日は全部おごりね」
すっかり勝つつもりの月子はぬいぐるみに向かって照準を定めた。
-----------------------------------------------------------
401花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:16:57 0
三神の射撃の腕はともかく、射的の腕前はなかなか良かったのかもしれない。
月子は三神の要求を聞くために、なぜかどんどんと人気の無い方へと連れてこられていた。
「三神、まだ?もういいんじゃない。人いないし」
「いえ、月子様、もうすぐですので。もう少しです」
振り返ると忠実な下僕のように三神が答える。
三神の浴衣のふところでは間抜けな顔のぬいぐるみが顔を覗かせて揺られている。
京都の祭りらしい祇園囃子の音が遠くから聞こえてくる。
三神は神社の境内らしい場所へと月子を連れてきた。
建物の縁側のような場所をはたくと、促して月子を抱き上げて座らせた。
月子は三神の顔を見ながら足をブラブラと振った。
「で?なに。何が欲しいの」
「いえ、月子様、欲しい物はありません」
生真面目に答える。
「じゃあ、どうしてこんな所へ連れて来たの」
「それは、足が…月子様のおみ足が心配で…」
いつも犬のように真っ直ぐな瞳を、伏せて喋る。
「もしかしたら、鼻緒が擦れているかもしれません。いえ!月子様に怪我などさせぬよう万全は期してありますが…」
月子は少し拍子抜けした。
キスかそれ以上の行為でもねだってくるのかと思ったのだ。
大体足が痛かったらこんな所まで歩けない。
「心配性ね三神は。ほら、全然。大丈夫よ」
下駄履きの素足を三神に差し出す。
三神は月子の肌を傷つけないようにそっと下駄を脱がせた。
地面に跪くと、まるで靴屋か医者のように、月子の足をためつすがめつ眺めている。
遠慮がちに触れる長い指に月子はゾクゾクと総毛立った。
「大丈夫そうですね」やっと安心した声を発する。
鼻緒の当たる部分にそっと指先で触れる。
その刺激で月子の腰に電気が走る。
悟られはしまいかと心配したが、気付かれては居ないようだ。
月子は巾着からウェットティッシュを取り出すと、
「足なんか触って、手がべたつくでしょ」と言って渡した。
三神は神妙な顔で受け取ると、それで月子の足の指を拭き始めた。
402花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:18:47 0
汗ばんだ足を気化熱が冷やしていく。
気持ちはいいが、月子の背にまたぞくりと這い上がってくるものがある。
「…三神、足はいいって…」
三神は命令に答えず、すっかり足を拭いてしまうと、すべらかな月子の足を愛おしむように、冷たい指でマッサージし始めた。
「いえ、月子様の足が先です。…今日は本当にお美しいです。選んだ私が言うのも何ですが、藍色の浴衣が本当に良くお似合いです。普段あまりお見せにならない、うなじのラインも、とても…とても…それに…」
妙に饒舌に月子を讃えるかと思いきや、言葉に詰まってしまった。
三神は言葉に詰まったまま白い足を眺めていたが、ふいに月子の足の指に口づけた。
月子は息を飲んだ。
さっきからゾクゾクと足先を伝わって、腰から湧いてくるその感覚が何か、その瞬間にはっきりと気付いてしまった。
「っ、三神。やめて!」
三神はびくりとして、月子の足から唇を離した。
「すみません…」
たいそうな長身のくせに、肩を落として見るからにしょんぼりとしている。
が、顔を上げると夢見るように
「あまり、月子様が美しいので。お顔も、襟足も、足の先さえ…」
歌うように呟くように言い訳を始めたが、また言葉に詰まって項垂れてしまった。
月子は目をキラキラと潤ませると何かを企むように項垂れた三神を見つめた。
「…良いわよ、三神。足にキスしても。好きなだけ足にキスしていいわ」
静かに言い渡すと、瞬間、三神の顔に信じられないといった表情が浮かんだが、すぐに歓喜の表情に変わった。
「ありがとうございます」
掠れる声で言うと、月子の爪先に口づけた。
唇で型取りでもするように、足にキスの雨を降らせる。
甘美な電流が足先から背筋を走り、月子は溜息をついた。
「脛にも、して良いわよ…」
三神は跪いたまま浴衣の裾を割ると白い脛を露出させ、そこへ唇を滑らせた。
形の良い膝と細く締まった足首。すべらかな脛。
「っ…ん…」
丸みのある柔らかな脹ら脛を両手で支え、脛をくすぐるように三神の唇が這う。
月子は後ろに手を付いて、闇を仰いだ。甘い吐息を喉の奥から漏らしながら
「三神…いいわ…」
と言うと、ぴったりと合わせられ
403花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:20:46 0
ていた膝を少し緩めた。三神は大胆に月子の太ももまで裾を捲り上げた。
細いがむっちりとした太ももが現れ、月子のお気に入りの香水の香りがふわりと漂って、三神の鼻をくすぐった。
月子は夜目にも赤く頬を染めて、乱れがちな息で、
「良いわよ。ご褒美ね…でもそこまでよ・・・そこにキスして」
と命令した。
三神は壊れ物を触るように股全体を撫で、太股に吸い付く。
ちゅっちゅと、少し湿った音を立てて、小花を散らすようにキスマークを付けていく。
「あ…」
月子は眉根を寄せ、堪らないというように身を捩った。
二人の荒い息づかいとキスの音だけが静かな境内に波紋のように広がった。
三神は桃のような肌触りの月子の太股に、頬をくっつけ頬ずりすると
「月子様…」と満足げな顔で呟いた。
ふと月子は、三神の動きがほとんど止まってしまったことに気づいた。
膝に乗った三神の長い黒髪を乱暴に掴んで上を向かせる。
「三神。誰がやめて良いと言ったの?」
目を潤ませやや放心気味の三神に言ってやる。
・・・この男は気が利くのか、利かないのかはっきりしない。
月子は自分で浴衣の裾を更にたくし上げると、ギリギリ隠されていた部分を露出させ、三神の目の前で開いた。
下着は付けておらず、茂みは控えめに整えられている。
三神の目の前で、今それは濡れそぼって、月明かりに誘うように輝いている。
茂みの毛先から卑猥な粘液が滴り、糸の先に玉を作って落ちた。
「ねえ三神、どうしてくれるのよ、これ…」
目を見開いて呆然とする三神に、月子はさらに縁側のヘリに足を上げて、足を大きく開いて見せる。
月子は髪をまた乱暴に掴むと、茂みの下のぬらぬらと濡れた淫らな唇とピンク色の裂け目を三神の鼻先に突き付けた。
三神は女神の発する卑猥な匂いを胸一杯に吸い込んだ。
興奮した月子は、亀裂をわざと閃かせ蜜を尻まで垂らす。
「…ほら、舐めて」
三神は月子の両股に漏れた蜜を舐め取り、太股に片手を回す。
指先で茂みを掻き分け小さな芯を露わにし、舌先で膨らんだ淫唇をなぞった。
「っん…」
404花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:25:22 0
舌に焦らされて月子が小さく呻いた。
三神は舌を刺す淫靡な蜜を目を瞑って味わうと、
「月子様、美味しゅう、ございます」
と言ってもう一度月子の股に顔をうずめた。
花芯を唇で覆うとピチャピチャと音を立て、溝に舌を突っ込む。
月子は白い喉を仰け反らせて、暗闇に潤んだ瞳を向け、切ない吐息を吐いた。
三神の奏でる卑猥な粘着音のたびにピクピクと躯を震わせる。
三神は細長い指で淫唇を拡げると、桃色の亀裂に舌を長く入れ込み花芯へとずるりと舐め上げ、それを何度も繰り返した。
「やっ…あ…んっ」
強い刺激に月子は高く声を上げた。体を支える腕がガクガクと震える。
「月子様、まだ蜜が足りません…」
三神は汚れた口で、月子の露出した尻の孔に顎を埋め、尻たぶの内側を舐め回した。
「ひゃ…ぁ…あ」
ついに月子は耐えられなくなって、足を投げ出し後ろに倒れ込んだ。
帯の結び目が邪魔をして背をきつく反らせたので、胸の膨らみが強調される。
三神は両脚を肩に担ぎ上げた。
肌と浴衣の間に差し込んだ両手で太股と尻の感触を味わいながら、すっかり三神の舌に自由に奪われた月子の蜜壷を思う存分吸い、舐め回す。
月子は腰をくねらせ、浴衣のの袖を握りしめて、左右に首を振った。
「あ…あ・・・んっ、あっ…三神…やめて」
三神は恍惚として、顔を上げた。
月子は胸の膨らみを激しく上下させていたが、目を閉じ浴衣の襟を広げた。
浴衣の下に本格的な襦袢を着込んんでいて、胸には下着を付けていなかった。
丸みを帯びた小さなふくらみのてっぺんで薄茶の乳首が尖っている。
月子は息をつくと、手を差し伸べた。
「三神、来て」
三神はよろけながら立ち上がると、横から月子の上にのしかかって見下ろした。
「月子様、どうすれば…」
おろおろと困ったような声を出す。
「触って、胸…」
三神は柔らかい月子の乳房を、先に触れないように用心しながらふわふわと優しく撫でた。
月子は切なげに溜息を吐きながら、襟を更に広げて肩を出した。
「もっと、していいわ…キス…しても」
405花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:27:45 0
鎖骨の綺麗に浮かんだ首筋と胸の膨らみ、細い肩が露わになった。
首筋に三神が触れると少し汗ばんでいる。
月子の肌の産毛の上を滑るように手を滑らせていき、やわやわと乳房を揉み、可愛らしい蕾を摘む。
月子は纏められていた髪を解いて、三神の手をを首筋に導いた。
三神は首筋から肩へと手を入れ二の腕まで浴衣をずり下げた。
露出された二の腕を撫でたり、乳房の形をなぞったり三神はもう好きなように触っている。
月子は横を向いて苦しげに息をしているが、時折乳首を摘まれると甘い呻き声を発して、腰をくねらせた。
「三神、も…入れて」
月子は片足を縁に乗せた。愛撫の間ぴったりと閉じられた太股に、また透明な蜜が漏れて糸を引いた。
三神は足の間に入り縁に手を着くと、先の濡れた怒張を月子の泉にあてがった。
「あっ…ん、中に…」
月子はもう一方の足も上げて、わざと肉襞を蠢かせて三神を刺激する。
三神は堪らず短く息を吐いた。
いきりたった三神の下半身が月子の蜜を溢れさせながらゆっくりと侵入していく。
月子は骨盤を螺旋に捻って刺激を増幅させた。
三神は月子の中を愉しむようにゆっくりと突いた。
限界まで濡れた月子の花はさらさらとした蜜を三神に絡めなおも溢れた。
「あ…早く…いかせて…」
三神は月子の奥まで入って密着させると小刻みに律動を始めた。
にちにちとした粘着音が二人の間から漏れる。
三神は覆い被さるようにすると月子の立ち上がった淫核を圧迫してやる。
「あっ…っ」
すぐに絶頂に達し、月子の粘膜が怒張をどくどくと絞り上げた。
「月子さま…」
三神は躯を起こすと動きをゆるめた。
「…とろけ、そう・・・よ」
月子は言葉を言うのも苦しくなってきていた。細い声で
「あっ、ん…三神。良いのよ、もっ…好きに…きつくして」
と言う。三神は無言で腰の動きを早めた。
ピンク色の花弁はふっくりと充血し、三神を包み込んで絡みついた。
くちゅくちゅと水っぽい音が響く。
「月子様、ここ…ここですね」
406花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:29:13 0
月子の中の敏感な部分を抉るように擦って三神が訊くが、既に月子は答えることが出来ない。
「あっ…っは…あん・・・ぁ…い…あん…う、ん」
三神の動きに白い乳房を揺らし、くぐもった喘ぎ声を上げる。
亀裂が再度脈打ち、三神の下半身を締め上げると同時に三神も痙攣し月子の中に精を解き放った。
月子は踵をだらりと下に垂らす。
三神は深く挿したまま月子の顔を見下ろす。
長い睫毛を閉じたままの月子は目尻が紅潮して、焦茶色の髪が顔や首筋に汗で張り付いている。快楽に乱れた姿の妖艶さに三神は視線を外せなくなった。
息を弾ませていた月子はやっとその様子に気付いて、三神の頬に手の平を当てた。
「上手よ…三神」犬は、誉めてやらねばならない。
「…あ・・・月子様・・あの」躊躇う三神が口を開いた。
「なぁに、三神」月子は優しく問い返す。
「大変、申し上げ憎いのですが」ついを目を逸らす。
「このまま、もう一度してもよろしいでしょうか…」最後は消え入るように訊いてきた。
月子は目を瞠った。
「いえ、お疲れのご様子ですので、やはりこのまま」
離れようと身動きしたので、接合部分がぶちゅりと泡立つ音がした。
月子の手が三神の髪の裾を掴む。
「…いいわ」
三神は月子の顔を直視した。
挑むように焦茶の瞳が潤んで、グロスの乗った唇が艶めかしく蠢いた。
「犬が歩けないんじゃお散歩から帰れないもの。三神…全部、出しなさい」
三神は返事をしようとしたが、体が動いて、溜息を吐いた。
月子は横たわると、三神の動くままに力無く体を揺らす。
「は…ぁは、うん…あ、っあ…」
くぐもった甘えるような嬌声が月子の喉から迸る。
細い腰をしっかり掴み、下から突き上げるようにして開いた花弁に茎を往復させる。
月子は息を飲み込むような声を出すと、また肉襞をひくつかせてさらさらしたと滴を隙間から垂らした。
埋め込んだ茎で月子の襞の収縮を味わうと三神はまた動き始める。
にちにちという接着音。
月子の漏らすくぐもった甘い声、喉から吐き出すような嗚咽、それらが混じった含み笑いのような喘ぎ声をしばらく発すると月子の脚がまた痙攣した。
三神は繋がったまま月子の上半身を抱き起こした。
407花火のあがった日鬼未上編:2007/05/30(水) 16:31:57 0
白く細い腕を自分の首に回し、月子の腰を抱え上げ重心を移していく。
「あっ…、んっ…」
違う角度の刺激に抵抗の言葉を紡ぐことも出来ない。
月子は落とされまいとして腰に足を絡めた。
抱き上げた三神が軽く揺すると、月子は振動で振り落とされまいと浴衣の背を握ってしがみついてきた。
ちゅくちゅくと小さな蜜の音を漏れ出させ、三神は恍惚とした表情浮かべると月子の中に精を吐き出した。
-----------------------------------------------------------
三神はそろそろと縁側に月子を下ろした。
「月子様」
月子は腕をほどくと、三神が下半身を抜く。
「ん…、膝を持ってて」
命令すると、月子はずるずると端へ腰をずらした。
大股開きになると、裂け目から白い液を吹き出し、どろりと地面へ滴らせる。
月子は大きく肩で息をついた。
-----------------------------------------------------------
花火が夜空を飾る。
見上げた月子は又何もない場所で躓いた。
下半身にもやもやと情事の感覚が残って、時々うまく歩けないのだ。
三神は肩を抱くと「すみません」と謝った。
月子は腰をさすると「いいのよ。でもだめね。鍛えないと」と独り言のように呟いた。
それを三神が聞きとがめた。
「いいえ、鍛えなくとも月子様は素晴らしい名器をお持ちです!」
宣言する三神の誇らしげな顔を、一際盛大な花火が照らし出した。
月子のグーパンチが三神の頬に炸裂した。
--------------おわり----------------------------------------
エロバカ過ぎてうpはちょっと迷った。
408名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 20:35:40 0
>>400
うおおおおおおおおお長編乙!!!!!!!!!!!!!!!!
丁寧でこれまたえろいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
ちょ月子可愛いよ月子wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
409名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 21:37:56 0
どうしてくれるのよって
どうしてくれるのよってハァハァ
410名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:15:51 0
読了乙。この組体操は現実的なのかとか分かんないけど。
ミサミサは昔見た、くすんだ淡いピンクと灰色の市松模様に花模様が入った浴衣着てるといいなあ
シチュが思い浮かばないけど
411名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 02:13:54 0
大分流れ遅れてますが
>>370
うおぉおおお最高最高!!メロニアの月子ママの呼び方が凄くいいwwwww
自分文才力0だから本当感動する、ローライト一家・・・いいな・・・

そして>>370さんので妄想してしまった一家絵投下(※キス有 落書き)
Lが仕事で夜遅くに帰って来たところみたいな

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000014014.jpg


「っは・・・ちょっ・・・L!子供達の前で・・・」
「月子さんが私を見てくれないからいけないんです」
ニアメロ「・・・・(絶句)」
「ニア メロ というわけでこれから大人の時間ですからあなた達はもう寝ましょうね」
「L・・・また勝手な・・・」
「あれ?嫌ですか月子さん?身体はこんなに反応してるのに」
「! ・・・い・・・嫌・・・じゃな・・ぃ・・・」



「メロ・・・今回ばかりは協同戦線を張る事になりそうですね」
「不本意だがしょうがねぇな」

--------------------------
流れ切ってスミマセン
412名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 03:19:09 0
>>411
GJ!そしてお疲れさま!
凄く良いよ。キャラの雰囲気とか合ってるし。月子の嫌そうな顔がイイ!
メロとニアの子供っぷりも凄く可愛くていい。堂々としてるパパLがカッコイイw
「大人の時間」に笑った。確かに言いそうだw
それにしても良い家に住んでるな…

月子ママが夕食作ってる近くでメロとニアが待ってるのも良いかもしれない。
そんなところに帰ってくるLパパ。味見とか言いつつ月子を味見して、メロニアの抗議にあったり。
L側だとこういう妄想もできて楽しい。
413名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 07:57:59 0
>>411凍り付くメロw
414名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 10:48:57 0
>>411 月子のパジャマに萌えますた
415名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 04:37:59 0
>>370を書き込んだ者ですが、ひさしぶりにのぞいてみたら
なにげに投稿したSSにレスがいっぱい付いてて嬉しかったwありがとう

>>411
Lが…子供達の前でチューしてるぅううう!!!w





416名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 11:15:50 0
>>412
ありがとう!ニアメロVSLで月子を取り合っているといい
でも2人でもLを超えられることはなさそうw
豪邸は>>369さんのネタ。背景ぐちゃぐちゃだが・・・良い家だと分かってくれて良かった。

>>413
本当はもっと目ー飛び出してて不細工だったがキモすぎてやめといたw

>>414
月子のパジャマはいい匂いがしそうハァハァ
上だけでもまた・・・いい・・・

>>415
>>366ですた
妄想が形になってて様子が浮かんだので描いてみた。萌え補給ありがとう!
417名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 11:16:43 0
>>412さんのネタでまた妄想。間違えて夕食じゃなくてお菓子にしてしまったんだが

「うん、我ながら中々の出来ね」
「おお!超うまそ〜!ママ早く食べようよ!」
「流石母様素晴らしいです」
「そうねー じゃあおやつの時間にしましょうか」
「何してるんですか?」
「あ、L、アップルパイ作ったんだけどちょっと味見してみてくれる?」
「ふーん……どれ(月子の頬をベロリと舐める)」
「きゃあ!な、何すんのよ!私じゃなくてアップルパイだってば!」
「私はアップルパイより月子さんを味見したいです」
「あ″―――!!ジジイ!ママに何やってんっ……」
(Lのカポエラキック)
「誰がジジイですか」
「メロ!大丈夫!? L!子供に何すんのよ!」
「私に逆らう者は誰であろうと容赦はしません」
「メロがグレたらどうすんのよ馬鹿ー!!」

「……(後ろで下剤入りコーヒーを作っているニア)」


月子は「あなた」じゃなくて名前で呼びそうな気がした
でも月子がLをあなたとか言ってたら・・・萌え死ぬ・・・
418名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 14:13:03 0
>>417ニアもう非行に走ってるしw
419名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 14:44:29 0
海浜妄想
都合良くみんな生き残るENDの後、竜崎は日本を離れ、夏休みに月子に招待状が届く。
ミサとか高田とか強引にくっついてきて、どこだか分からないように海際の別荘に護送。
Lを取ろうとしてニアメロが居てもいいかも。
月子とLはイチャイチャしたいのに邪魔される。
別荘はLのだけど「お年玉を溜めて借りました」とか抜かしてもらいたい。
ビーチバレーを餌にして、二人は応戦。体力を削いで焼きそば食わせたら子供のニアメロは寝ちゃう。
家に運ばすとかで、邪魔者まとめて入った部屋は鍵かけさせる。
んで、岩場で立ちバックです(;´Д`)ハァハァ(全部エロか!)
「この格好でないとダメ?」(*・ω・)って恥じらう月子さんに、
ここが一番近い穴場で、逆だとあなたに動いて貰いますけど・・・とか(;´Д`)ハァハァ
沖に明らかに地形にそぐわない人工島とかあって、ボートでらんらん♪もいいけどな
420名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 14:47:03 0
二人は応戦→二人は応援だた
421名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 18:03:40 0
ニアメロ家族はちょっとなぁ
422名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:06:05 0
流れ切って水着月子のラフ投下。
56KB。月曜夜に消す予定。

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000034151.jpg

今年はホルターネックが流行りだそうな
423名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 23:30:23 0
>>422
重力バンザイ!w
GJGJ!!萌えを有難う・(;´Д`)ハァハァ
全部可愛いよ。フリル+スカートとか凄い好みで本気でハァハァしたよ!
マニアックにスク水とか……良いなぁ…w
手錠もちゃんと装備しているのとか細かくて好きだ… マジで可愛い。
左下の女豹月子はイイな。色々と…萌える。
そんなポーズで照に迫ったら…とか妄想してる自分は末期。

「ねぇ魅上さん?何故ずっと泳がないで此処に居るの?荷物なんてタオル程度しか無いんだから
盗まれたりしないと思うの…だから一緒に泳がない?」
「い、いえ…その…私はここで月子様の泳ぎを見守っていますので…!」
「ふ〜ん。でも…私は一緒に行きたいんだけどなぁ」
「ですが…」
「……私が変な男にナンパされても良いの?こんなところに居たらいざという時に護れないんじゃないの?」
「そ、そうですね!では僭越ながらご同行致します!」
「ねぇ、まさか…泳げない…なんて事じゃないわよね?」
「ギク…っ!」

なんていう妄想が浮かんだ。
美しい月子を護りたいんだけど、照は実は泳げないってネタ。
月子にクロールを教(ry
424名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 01:02:44 0
>>422やっぱ紐だよな(;´Д`)ハァハァ
425名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 02:12:05 0
照と月子だとボートで遠くへ行って、そこで照に乗っかってほしいです(*´Д`)
426名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 03:08:12 0
>>425
ボートで遠くまで行く照月子…(;´Д`)ハァハァ

そんな訳で突発で投下。

****

真夏の太陽が反射してキラキラと光る水面の向こうに何かが跳ねるのが見えた。
それが何だったのか、只の興味で月子はボートの上に立ち上がった。

「危ないですよ月子様!!」
「魅上さんは心配し過ぎ。私はこんな事くらいで…きゃっ!?」

声を投げる魅上に振り向いて腰に手を当てるのと、何かが月子に向かって飛んで来たのは
ほぼ同時だった。
不意の攻撃に対処出来ず、バランスを崩して倒れそうになってしまう。
大海原に落ちるのすら覚悟していた月子だったが、その細い身体を包んだのは冷たい
海ではなく、魅上の
広い胸板だった。

「あ、有難う…助かったわ」
「ですから立ち上がってはいけないと申したのです」
「だ、だって何かが見えたんですもの…それに何か…飛んで来たわ」
「恐らく飛び魚でしょう。ダツなどでは無いと思いますが、用心した方が宜しいかと思います」

話していながら月子は魅上の声だけを聞いて、内容など頭には入ってこなかった。
月子が顔を埋める拡く逞しい胸板はジム通いで培ったものだろう。
海に来て何時間もその胸を見ているのにこんなにも至近距離で見る事は無かったので照れてしまう。
折角、波間に見えた物の正体が判ったのに月子の興味は既に別のものに移っていた。
427名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 03:09:26 0
大いなる海、照り付ける真夏の太陽、頬を撫でる潮風…
普段は全く別の場所にいるのだから少しくらい別の自分を見せても良いのかもしれない。
素直に自分を見せたところで魅上は幻滅したりしないだろう。寧ろ喜んでくれるかもしれない。
だから月子は小さく嚥下すると意を決して顔を上げた。

「私…魅上さんが好きよ…」
「…存じ上げております。私が気付かないとでも?」
「魅上さんの…答えを訊きたいの……正直な本当の気持ち」
「私の事は…照とお呼び下さい。私も……神、いえ…月子様をお慕いしています」
「じゃあ…別の返事を…くれないかしら…照?」
「それが貴女の望みならいくらでも叶えて差し上げます……心より想っています」

静かに響く優しい声が潮風に溶けるとそっと柔らかいものが唇に重ねられた。
思い切って海に誘って良かった。
普段見れない露出した肌や滅多に見せない本心…そして秘めていたお互いの想い。
夏・海というのは人を解放すると言うが、大抵それは悪い意味で捉えがちだが、これは
良いケースだったのではないだろうか。

キッカケがどんな事であろうと幸せを得られればそんなものは関係無かった。
灼熱の太陽が降り注ぐ熱と光が海に反射して薄く色付く月子の頬を優しく照らしていた…


======
などと妄想してしまったではないか!!こんな深夜なのに!!
…白月子っぽく見えるな…orz
428名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 14:10:39 0
>>427いえいえ新鮮です
甘ぇ(;´Д`)ハァハァ
白月子でもいいんすよね。自分だと黒くエロくなる
429名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 17:41:57 0
で、>>423続きを妄想
エロあり 照と月(女)

沖までボートで来た二人。
「魅上、ちょっと止めて」
「はい」景色を眺めながらゆらゆら揺られる
「寝て」
「?」横になる魅上。魅上に乗っかる月子。
「あわわ」
「ちょっと、動かないで、落ちちゃうでしょ」
「うzsbfあghml」
ねりねりと腰を動かす月子。
魅上の乳首を弄る。
「良いわよ、魅上…良い子」上下に激しく突き込む。
「っ…」
喘ぐ月子。ビキニを脱ぐ。激しく腰を動かしながら自分指で胸を弄る。
「あっ…魅上っ、」
息を飲むと

みたいな
430名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 17:49:35 0
連投すまん。自分内では、
魅上に命令するとき語尾に「バカね」か「(バカな)魅上」で、ほぼいい感じだな…
そして何も要求しなくとも月子に全て与えられる魅上は一番の幸せ野郎
431名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:00:41 0
照×白月子が来てるところで気が引けるけど照×黒月子っていうか黒月子×照?
原作軸内に無理やり押し込んだ設定。エロはなしです。
いま人に漫画貸しちゃってるからなんか間違いがあったらごめんなさい。
--------------------

 扉が開く音がした。
 高田を通じて、声を掛けずに入ってきていいと伝えてある。ふたりが直接接触しないよう、キーは高田
がホテル内のある場所に隠し、それを使って入ってくるよう命じた。
 バスルームの薄っぺらなドア越しに絨毯を踏む足音が聞こえる。
「……キラ?」
 返事はしない。待たせることに躊躇はない。髪を拭いて、ゆっくり肌の手入れをする。服を選ぶ、化粧
をする。その手の容姿を整える類のことは義務だと思っている。美しければ従う者は増える。美に惑わさ
れるのは愚かなことだが、愚かでも善なるものは掬い上げなくてはならない。
 手入れを終えた肌の上に下着を着け、バスローブを羽織ってバスルームを出る。座りもせず待っていた
らしく、黒髪の男がこちらを振り向いた。
「キラ!」
 駆け寄ってきたかったようだが、こちらの姿を見て思い留まったらしい。視線を逸らして床に跪いた。
だが、一瞬こちらを見たときに、死神の目で寿命が見えないことは確認できただろう。
「直接会うのは初めてということになるわね」
「キラ……」
 ソファに投げ出されているドレスを拾う。長めの丈で後ろ一列に細かい間隔でボタンが並んでいるドレ
ス。高田は、決して口にはしないが、この手の脱がせるのに手間が掛かる服が好きだ。そんなことで懐柔
できるなら服などなにを着ても構わない。うつむいている魅上の前でバスローブを落とし、ドレスに袖を
通す。後ろの一番上のボタンだけ留めてから魅上に背を向ける。
「ボタンを留めてくれない?」
「え?いえ、そんな……」
「まだ身体がだるくて億劫なの」
 決して強くは言わない。強く言わないと動かない僕など役に立たない。
「はい……」
 背後で立ち上がる物音がして、一瞬冷たい指が背中に触れた。指先がかすかに震えている。神に初めて
まみえる僕としては当然の態度だろう。器用なはずなのにたどたどしい指先は、それでもひとつまたひと
つとボタンを留めていく。
432名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:01:20 0
「あの、どこまで留めたらよろしいのでしょうか」
 ボタンは裾まで付いているが、全部留めると歩けなくなってしまう。
「好きにして」
「好きに、とおっしゃられましても……」
「ひと前に出られる程度には留めて、歩ける程度には開いていればどうでもいいわ」
「……はい」
 戸惑ったようにいくつかのボタンが閉じられ、ほんのわずかの間を置いてまたひとつ閉じられる。
「もういいわ。それ以上留めたら歩けないでしょ」
 そのままソファに腰掛ける。ソファの前のローテーブルから腕時計を取って填めて、時刻を確認する。
「結構時間があるわね。お前が音声を編集してくれたおかげよ」
「……もったいないお言葉です」
 高田との密会の際に録音した音声ファイルをいくつか高田に渡して、携帯からデータ送信させ、魅上に
適当に編集させた。今日は盗聴器からはその編集した音声が聞こえるように細工してある。途中からは今
日実際に話した内容の録音が流れるはずだ。監視カメラは設置していないから、高田と魅上が出入りに気
を付ければ、ここで魅上と会っていることが日本捜査本部に知れてしまう懸念はない。
「セックスのときの声や物音なんて大して変わり映えしないものね。以前と同じだろうが、少々長かろう
が誰も気付かないわ。そうでしょ?」
「は……」
 その音声を編集しながらどういう感想を持ったか知らないが、魅上は当然のように跪く姿勢を取ったま
までいる。背が高いから前に立たれるよりはこのほうが話がしやすい。別に隣に座っても構わないのだが、
魅上がしたいようにさせておけばいい。
「本物のノートはきちんと処理した?」
「はい。貸金庫に預けてあります」
「そう。あとは必要になるまで取り出さないように」
 ここにこの作戦の要がある。キラの命令には絶対服従。それを徹底させるために、危険を冒してわざわ
ざこんな時間を取った。
「お前の動きひとつですべてが台なしになるかも知れないわ。軽率に動かないこと」
「承知しております」
 魅上は忠誠を誓うように胸に手を当てる。組んだ脚の爪先を伸ばして、その顎を上げさせた。
433名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:02:39 0
「お前は本当に役に立つわ。指示がなくても、いつも臨機応変に動く。キラの理想、考えを読み取って自
分から行動する……」
 つ、と顎から首に爪先を滑らせる。裾が膝上まで割れた。
「キ、キラ……」
「高田はキラ信奉者ではあるけど、私自身を目当てにしてもいるわ。そう、私の身体とか」
 苦しそうなくらいきっちり締めたネクタイに爪先を引っ掛けて緩めてやる。
「だから完全には信用できない。いずれは切り捨てなくてはならない時が来るかも知れないわ。その点、
お前は誰よりもキラそのものを理解している……私がどうというのではなくてね?」
「はい……」
「信じてるわよ」
 足を引っ込めて、緩めたネクタイを引き寄せて跪いている男を引きずり上げる。やっと膝より上の高さ
に顔が来た。緊張して強張ったままの顔。せっかく整った顔をしているのにもったいない。顎を掴んで眼
鏡を外させ、緊張を解すように指で顔の輪郭を辿ってやる。だがますます顔は引きつっていく。わかりや
すい男。
「そんなに緊張しないで。私は感謝してるのよ。お前の働きに」
「……畏れ多いことでございます」
 と言うために開いた唇をなぞる。
「キラ、なにを……」
「キラ、じゃなくて、名前で呼んでもいいわよ。見えてるんでしょ」
「いえ、でも」
「まあ、私の名前は読みづらいと思うけど。読みが当てられたら、そうね……」
 几帳面な性格を示すような綺麗に並んだ歯。こういう乱れのないものは好きだ。
「キスくらいしてもいいわよ」
「え……」
 そこで手を離した。
「靴」
「は?」
「そこに落ちてるでしょ。履かせて」
 魅上は慌てた様子で靴を拾い、恭しくこちらに持ってきた。足を突き出すと、壊れ物を扱うような手付
きで膝の上に足を載せ、履かせてくれる。よくできた僕。
434名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:03:41 0
「ああでも、そんなのはおかしいわね?お前が信じているのはキラの理想。私自身じゃないものね。私の
名前なんてどうでもいいことだわ」
「……はい」
 お預けを食らった犬は、それでも律儀に頭を垂れる。
「でも、キラの理想を体現する新世界が完成したら……」
 忠実な僕へのご褒美に、屈んで特別に視線を合わせてやる。魅上は仰ぎ見るようにこちらを見上げた。
「そのときは、誰も思い悩まずに暮らせるようになるわ、きっと。お前も私も、一個人としてね」
「……神の召すままに」
 真摯な、だが熱に浮かされたような目。死神の目にどんなふうにものが映るのかは知らない。そんなも
のを自分で持つ気はない。神は長く生きて、新世界に君臨しなくてはならない。この男が目の役を果たせ
ばいい。胸に頭を掻き抱いて、髪をなでてやる。
「キラ!」
「寿命を削って手に入れてくれたんですものね。それまでこの目を頼りにしてるわ」
 驚いたように上げられた顔に微笑みかけて、瞼に触れる。男にしては長い睫毛が指先をくすぐった。手
を伸ばしてソファの上に投げた眼鏡を取り、掛けさせてやる。
 そのまま腕を解いて立ち上がり、魅上の腕を引いて立たせた。向き合うと頭ひとつ分高い。見下ろされ
るのは嫌いだが、上から向けられるものでもこんな崇拝の視線なら快い。見返してやると、すぐに魅上は
目を逸らした。それでいい。僕は神に対して不遜な態度を取ってはならない。
 ソファの上のハンドバッグを取る。出口に向かおうと魅上に背を向けたところで呼び止められた。
「あの、あれは……お忘れ物では」
 振り返って魅上が示しているほうを見ると、脱ぎ捨てたタイツがベッドの脇に落ちている。
「ああ、いらないわ」
「え?でも」
「一度脱いだのは履きたくないの。なくても問題ないし、適当に始末しておいて」
「……はい」
 そのまま出口まで進む。魅上は後ろを付いてくる。扉の前でもう一度向き直った。
435名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:06:34 0
「私が出てから1時間経ったら部屋を出て、決めた場所に鍵を置くのよ」
「はい」
 高田は同じフロアの別室に待機させている。魅上が戻した鍵で再度部屋に入り、今度はわざと出入りが
わかるようにしてホテルを出させるという手はずになっている。
「1時間は好きにしてていいわよ、この部屋で」
「は?」
「バスルームはそちら。ベッドは、ああ、あれじゃちょっと仮眠する気にはなれないわね?」
 乱れたままのベッドに目をやると、魅上は視線を辿りかけて気付いて、懸命に目を逸らした。
「出る直前に盗聴器にセットした音声を撤去すること。あと、あれの始末だけお願いね」
 床に落ちたままのタイツをゆびさす。緩めたままのネクタイをきゅっと締め直してやって、にっこり笑
って扉を開けた。廊下に出る。
「じゃ,28日に」
 振り返らずに歩き出す。背後で扉が閉じる大きな音がした。それでもまだ、死神の目の視線が熱く背中
に注がれているような気がした。

--------------------
下僕には身体まで差し出す必要はないんだってばっちゃが言ってた!
名前を呼んでやる必要もないってばっちゃが言ってた!
照はキラ絡みの場では眼鏡を外してるようだけど、メガネスキーなのであえて眼鏡着用で。
臨機応変とか切り捨てるとか言ったから照は張り切って高田の名前をノートに書きに行っちゃって、
のぼせて頭の回転が鈍くなってたからすり替えに気付かなかったんだよという話。のつもり。
お粗末でした!
436名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:25:20 O
437名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 03:06:02 0
>>431
お疲れさま!そしてGJ!
黒月子のイメージが凄く合ってて良かった。格好良いよw
そこはかとなくエロスが漂っていて大人の雰囲気がした!
照の下僕っぷりイイ!あんな情事の香りの残る部屋に残されるのって凄い拷問だと思うけどw
照がタイツをどうするのか…w 真空パックに入れて保存しそうだw
自分も眼鏡スキーなので萌えたよ。本当に良かった!
438名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 08:03:51 0
>437
乙!大人のムードで素敵だな!照かわええ〜
439名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 10:24:12 0
>>431(;´Д`)ハァハァ乙
440名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 15:40:13 0
>>431さん小説うまいよね〜。花火編もいいし。
これからも書いてくれると嬉しい。
大人なふいんき(なぜか変ry)でよかったよ〜!GJでした。
441名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 19:02:08 O
月子と照の女王様としもべっぷりがイイ
月子はうまく相手によって使い分けているんだろうなぁ
高田(男)はプライド高いから月子は可憐なとこ見せて庇護心煽って甘いこと言って翻弄してそう
照→月子は触れてはいけない女神
高田→月子は守ってあげたい恋人
みたいな感じかな

ついでに自分のイメージではLは月子に対しては一貫して恋愛感情は抱かない派なんだけど、そんな人はここにはいないかな…
ヤッても何しても月子=キラて疑い続けてるから
白月子→Lの絶対に叶わない片思いとか萌える
442名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 19:24:31 O
>>441
白月子もLに対しては恋愛感情持たなさそう
火口確保辺りはちょっとかっこよいかな〜って思うかも知れないね
黒月子に戻ったら容赦無さそうだが
443名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 20:32:19 0
白月子→Lの片想いって萌えるなあ…絶対に叶わないせつない片想い。
両想いにしろ片想いにしろ、個人的には白月子は最終的にはLにマジ惚れしそうなイメージ。

私はキラじゃないのにどうして信じてくれないの、竜崎のばか!(気にくわないけど気になるアイツ)
         ↓
やる気のない竜崎にいらいらする。いい加減シャンとして!(殴り合いの喧嘩)
         ↓
日常生活の全てがだらしない竜崎。まったく世話が焼けるんだから…
でもなんだか可愛いかも。(母性本能をくすぐる男竜崎)
         ↓
竜崎と話してると楽しい。それに意外と優しい。
だけどふとした時に見える、竜崎自身もきっと気付いてない竜崎の孤独が哀しい。
この人の抱えるものを私が少しでも癒してあげれたらいいのに。(揺れる乙女心)
         ↓
キラだと疑われているのに、不思議と竜崎といると今までにないくらい穏やかな気持ちになれる。
この人とずっと一緒にいたい。(身も心も捕えられました)

こんな感じかな?自覚するまではヤってない方がなんとなくいいかも。
Lは月子をキラだと疑い続けてるけど、それでも愛してしまった、
どんなにダメだと、気の迷いだと言い聞かせ葛藤しても抗えなかった、くらいの勢いの
激しい恋愛感情を月子に抱いてたら萌える。もちろん表面上はすごく冷静なんだけどw
444名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 21:51:24 0
>>422
乙!
期待していた水着の投下、感謝。
自分のふったネタが絵にされると嬉しいものだ!
即、ダウンロードした。
大切にするぞ!

>>431
乙!小説が激上手で毎度、感謝!
月×照もいい!
またの投下を期待する。

>443
同意!いいね。
絶対に叶わないせつない片想い。

黒月子とLの初Hのなりゆきはどうであれ
ベットまで腹の探りあいするだろうけど、
白月子とLの初Hのどんな感じになるのか
考えると意外に妄想できる。

絶対に叶わないせつない片想い系でいくと
悲しい話になるか、やっぱり。

どんな話であれ、小説&絵の投下は嬉しい。

再度、
神の降臨に期待。
445名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 23:04:46 0
Lと月子について。

Lと月子のお互いへの感情は、いわゆる思慕というよりも精神的な共感に近いと
個人的にすごく萌えるというか燃える。
二人とも天才的な頭脳の持ち主で、また、社会的な倫理観や人情といったものと
自分自身の感覚にどこかズレを感じている所とか。

L自身はそれをすごくハッキリと感じていて、でも人間の社会で生きるのを諦める気は
なかったから、自分がある程度自由に生きられる世界としてLを選択したというイメージが
個人的にある。
それで、Lはキラ事件で犯人像をプロファイルしていく上で、キラも同じ感覚の持ち主だと
確信して、それと同じものを月子に見出して、一方的に興奮するといいw
しかもそれが性的なものなのか、そうじゃない何か別のものなのか、L自身も区別が
ついていないし、そもそも区別する気もないと更に燃えるし萌える。
Lは恋とか愛とか考える暇もなく偏執的なまでに月子に執着して、ただひたすら
月子の事を爪の先から脳髄の奥まで知りたがるといい。表面上はひどく冷静なままで。
本人はそれをあくまでキラという悪を追求し、断罪する為の行為だと勘違いしていて、
白月子になった時に自分の心の真実に気づいて、己のエゴにショックを受けるがいい。

↓続く
446名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 23:05:36 0
↓続き

白月子は単純に憧れ→恋の法則。
あと母性本能と夢見る乙女心とストックホルム症候群のトリプル効果。
Lと会った事で退屈を忘れ、自分の中に前述のような「ズレ」があった事を忘れている
というか気の迷いだったと思い込んでいるが、キラだった時はLほど明確でなかったものの
Lと似たような思いを強く感じていて、なんとなく同じ部分で同じように興奮を感じる。
ただそれ以上に新世界の女神として君臨するという理想に酔っているので、自分がそれほど
L個人に執着しているとは思っていない。

一緒にヨツバを追っていく中でLは自分自身のエゴを少しずつ消化し、自分の中で
折り合いをつけていく。「キラである月子」に執着している自分を認め、またキラでない
月子=白月子も憎からず思うようになり、白月子がキラでなければいいと思い始めている
己を自覚。白月子は幸せにしてあげたい感じ。しかし一方でキラな月子も諦めきれない
二律背反。ちなみにここまで自覚してもLはキラ月子を死刑台に送ることに躊躇いはない。

そんな状態で一部クライマックス。
月子への想いを自覚しつつも月子を疑い、キラを追い続けるL。
キラに戻った月子はLへの想いをまたしても全て錯覚だと思い込み、容赦なくL殺害。
二部に入っても何度となくLを思い出し回想に浸るくせに、結局死ぬまで月子自身は
自分がLに惹かれていたことを自覚しないまま死ぬ。

お互いがお互いに誰よりも惹かれあってデッドエンド。
月子に変換すると、デスノート本編がマジでこんな話に見えてしまう末期。
ある意味、萩尾望都の「半神」の最後に通じるものがあるかも。
447名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 23:22:55 0
>>445

うん私の中のL月子、つーかある意味原作の二人もそんな感じ。
月はLをあれほど敵対視していたのに
二部で何かにつけてLをベタ褒め(「世界一の探偵はL」「お前はLに劣る」)したり
ニアとの戦いを無理矢理「Lとの一対一の戦い」に収束させたりするくだりから
ある種のシンパシーを感じていたんだろうなと思っていましたが、
月子変換すると感情の流れがこんなに分かりやすくなるとは……

などと考えるから月を男にしたのが原作最大のミステイクだったのではないかと思う今日この頃。
……私も末期ですね。
448名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 23:25:24 0
>>443まあキラとヤったら市ぬかもしれないしで、プラトニックハァハァ(;´Д`)ハァハァですね
(異性同士が鎖手錠って、やっぱ無理あるけど)ベッドに一緒に寝てもやんないでしょう
で、ベッドにお菓子持ち込んで、月子に取り上げられたらいいお
13日ルールが崩れる改変endを読んで、白月子でヨツバ以前につごー良く納まるドラマが出来ちゃってます
最終的にLを追って行く…で終わる感じ。いや皆に幸せになってもらいたいので。
つか月が女だと、一緒に仕事する危険を男側が許せるかという疑問が。
>445(;´Д`)ハァハァLの内省になりますね。表面上はぽーかーふぇいすで
449名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:16:53 O
個人的にはお互いギリギリの状態での探り合いセックスがみたいので
Lには死ぬ気で月子を抱いてもらいたい。いっそ犯すのも可。というか歓迎。
その場合、月子が精神的に優位になりかねないのはちと不公平な気がするので
プライドの高い月子には宿敵たるLに処女を捧げるくらいの屈辱を味わって頂きたい。

最初はまだ冷静に反応を見ていたのに、月子のわざとらしい演技に
反発を覚えてどす黒く燃え上がるLも、
後半、図らずも感じ過ぎて屈辱にうち震えながら乱れる月子も見たい。

そしていつしか二人はお互いがお互いに相手を支配する錯覚に酔って絶頂。これ最強。



エロ魔人でごめんな
450431:2007/06/04(月) 00:33:37 0
流れ豚切り失礼。
感想下さった方ありがとうございます。またなにか思いついたら投下したいと。
ただちょっと誤解があるようで……
これが初投下なので花火の照月子書いた方とは別人です。
間違えられるとは畏れ多いことです!

タイツと音声ファイルは高田の名前を書きに行ったときに貸金庫に入れられ、
そのまま照死後も放置されているものと思われます。
ジェバンニが盗んでなければ。
451名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:39:44 0
ジェバ...ストーカーとして使えるかもな...
452名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:42:08 0
>>449というと牢に監禁中になりまふね。手錠足枷の女子大学生をむにゃむにゃ(;´Д`)いいのか
付き合ってる話なら黒月子が誘うのもいいな。基本和姦がすきでふ
453名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:50:55 0
今月子とLの探り合いSSを書いてるが思った以上に心理描写が難しい
Lキレさせて強姦って方が楽だ…
454名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 00:53:32 0
あ、人様の妄想を否定はしません。レイーポでもどんどん投下して下さい。
455名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:14:13 0
それなら魅上の下剋上強(ry
そんな甲斐性が魅上にあるとは思えないが、アニメの魅上を見ていると結構強気に見えるので
敬愛していた(女)神に逢えたのならヤリそうだ。
初対面でいきなり押し倒しはしないだろうけど、月子がある程度心を許した頃に
「貴女は私を見ていて下さっていたが…それでもまだ、私という人間を分かってはいらっしゃらない。
それを今…身を持って教えて差し上げます」
などと、丁寧な言葉使いで強(ry

取りあえず翌日は床がヘコむぐらいに土下座をすれば良いと思う。
デスノートを隠すのを忘れずに。
456449:2007/06/04(月) 01:18:29 O
>>454
うん。俺も別に和姦に萌えないわけじゃないw

つかいろんな月子が見れればそれでいい(*´Д`)ハァハァ
457名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:34:09 0
>>455
月子に忠実な魅上のSS多いから(というか、魅上のイメージそうなんだがw)
そういうちょっと強引な魅上も見てみたいな
言葉使いが丁寧で、鬼畜ってのもいい
月子は飼い犬に噛まれた気分だろう
458名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:39:50 0
高田とも妄想した。高田がカコイイ坊ちゃん設定くらいにすると萌える。
名前呼ぶと間抜けだけど「きよし〜」
459名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 02:52:38 0
高田は男なら顔よし頭よしスタイルよしな、ちょっと原作月っぽい坊ちゃんタイプだと萌えるなあ
名前はきよしも捨て難いけど清美のままもいいなw
イメージ的に照月子は騎士と女王、L月子は王と姫、高月子は王子と…腹黒姫とか?w
どれも違う萌えがあっていい(*´Д`*)

色っぽい照月子SSや真面目なL月子考察や月子萌え語りという
萌えな流れと空気を読まず、水着月子絵と漫画っぽいものを投下
いろいろとアレだけど広い心で頼む

水着月子絵
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000034313.jpg
L月子・竜崎やきもち漫画1
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000034314.jpg
竜崎やきもち漫画2
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000034315.jpg
竜崎やきもち漫画3
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000034316.jpg
これだけだと竜崎があんまりなのでwラブラブっぽい絵も一応
水着L月子絵
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000034318.jpg
「私、妬いてます」みたいな感じでひとつw
460名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 03:24:33 O
おお乙!!!
月子かわいーw
ヤキモチ漫画ほんわかした(*´∀`)んで最後のオチにワロタw
ちょっと才能に嫉妬しちゃうぜw
461名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 03:32:52 0
>>459(*´Д`)ハァハァいいですいいですウッ(;´θ`)。°°
てかL、肌弱そう・・・
462名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 03:59:49 0
>>459
神、乙!
月子の果てしない可愛らしさと、ちょっと子供っぽい我侭な竜崎との温かな漫画に萌えた。
嫉妬し過ぎというか、最後のオチの為の嫉妬だったっぽいのが萌え。
なんとなく済みっぽく見える雰囲気なのに月子はずっと純情っぽくて…(;´Д`)ハァハァ
Tシャツを着ていればその裾からチラチラ見える白い水着にムラムラしそうです。
竜崎じゃなく、オレが。
ラストのラブラブ絵も凄い美麗で萌えた。萌える前に感動したよ。本当に綺麗だ…
どこから萌えたらいいのか分からないくらいに萌えまくった!神の降臨に感謝!

今度は照月子とか高月子とかも期待しています!w
463名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 04:15:39 0
>>459
すごく萌えました…
絵上手いですね…特に最後のなんか月子綺麗すぎて感動です
また待ってますーー(*´д`*)
464名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 11:35:10 0
>>447
>月を男にしたのが原作最大のミステイクだったのではないかと思う今日この頃。

同意
私も末期だ
465高田と月子のデート:2007/06/04(月) 15:39:52 0
高田と月子のしっとりデート書きますた。
エロあり。
----------------------------------------------
月子は高田と食事に行った。
二人とも花火の後なので浴衣姿である。
----------------------------------------------
明るい電気の元で高田は眩しそうに月子を見た。
「今日はすごく綺麗ですよ」
高田は割と頻繁に月子を誉める男だが、今日はいつになく照れくさそうだ。
「ふふ、似合う?」
月子はくるりと回った。
淡いピンク系の古典柄が白い月子に良く似合った。
「ええ、よく似合ってます」
高田はスーツ姿の時と違って、洗いっぱなしの髪が額にかかり、いつもより幼く見えた。そこは古い和風の建物で、昔高田の育った家であり、今は知人が料理屋と旅館をしているらしかった。
玄関で受付をすませると、案内も無しに庭の見える廊下を通り、細い渡り廊下を手を繋いで二人で行く。
離れに入ると、薄明かりが灯り、畳敷きの廊下がぐるりと取り囲む作りになっていた。
古風な短い御簾が鴨居から下げてあり、開け放たれた和室を涼しい風が通り抜けていく。
貸し切りだという離れはやたらと広かった。
「ごめん、ここ、高いんでしょ」
「いえ、ちゃんと割引してもらってます」
遠慮がちに気づかうと、高田は爽やかに笑った。
和室に巡らせた廊下に手洗いも付設してあり、古い時代には殿上人が来て泊まれるようになっていたという。
見た目の古さとは違い今は簡易にバス設備もある。
物珍しそうな月子に、納戸のような暗がりを指す。
「ここに当時の武士が潜んで背後から貴人の警護をしたんです」
「へぇー」
高田は、鴨居をくぐると、そこだけ閉じられた襖の前に来た。
「あれ、何で閉まって…?ここは昔の、」
466高田と月子のデート:2007/06/04(月) 15:44:28 0
大きな丸い金模様の襖を開けると高田は言葉を切った。
「昔の?」
覗こうとしたが素早く閉められる。
「いえ、何でもありません、行きましょう」
月子の手を取って食事をする床の間のある和室に行こうとする。
「えー、気になるじゃない。見せてよ」
手を振りほどくと素早く廊下側から襖を開けた。
薄暗がりに時代劇に出てくるような高枕が二つ並び赤い布団が敷いてある。
月子はびっくりして高田を見たが、高田はさっさと移動しながら早口に喋った。
「すみません、あの人たち、勘違いして…あの、片づけて貰いますから。ああ!誤解しないでください。ここは連れ込み旅館ではありませんから!」
月子はツレコミ旅館という言い回しの古くささに吹き出した。
へたりこんで腹筋を酷使しながら高田に答えてやる。
「…いいわよ…ふ…埃も立つし」
高田が足早に戻ってくる。
「食事したら帰してくれるんでしょ?高田くん」
近くに来た高田を艶っぽく見上げる。
高田はなぜ月子が笑っているのか分からない風情だったが、目を伏せて説明を続けた。
「ここは、昔の…貴人が座る…一段高くなってます。……もういいですね。行きましょう」
興味深げに室内を覗き込む月子の手を引っ立てて行ってしまった。
----------------------------------------------
女中に運ばれてきた食事はとても美味しかった。
足の痺れに配慮して座椅子形式なのも有り難い。
学生時代の印象より高田は案外ひょうきんで月子を楽しませた。
薄闇だった外はすっかり暗くなってしまった。
「ありがと、高田くん。美味しかった」
月子は手洗いに立つと、化粧を直し部屋に戻った。
が、部屋にいるはずの高田が見あたらない。
トイレでもない気配だったと考えながら、ぐるぐると畳の廊下を回る。
渡り廊下の途中のベンチに高田が見えた。
ガタガタする廊下の板を踏んで高田に近づく。
ぼんやりと庭園を眺めていた高田は一瞬月子を見ると、庭園に視線を戻した。
「高田くん?」
467高田と月子のデート:2007/06/04(月) 15:45:40 0
月子は高田の横に座るが、高田は月子を見なかった。
「あれが…手水です。…と、池…」
苔むした庭園の離れ沿いに竹筒があり下に入物がある。瓢箪型の池も見える。
「高田くん」
月子は高田を見つめると、顎の付け根を指でなぜた。
ばさばさした髪のせいで顎や喉の男性らしい線が強調されて、目を引いた。
「やめて下さい」
高田は月子の手を払いのけると、きっぱりと言った。
「どうして?いいじゃない、触りたいんだもの」
月子は手を伸ばした。
高田がその細い手首を掴んだ。
「やめてください」
言った高田に引き寄せられる。
中途半端に抱き寄せられて、耳が心臓の上に乗った。
「私が。あなたを今どうしたいか、分かってるんですか」
苦しそうに言うと月子を抱きしめた。
月子の耳に早鐘を打つ小さな太鼓のような音が聞こえた。
その音は規則的で確かであったが小さすぎて、月子は何故か不安な気持ちになった。
「…いいわよ」
月子が小さく呟くと、高田は腕の力を強めた。
「私は独占欲、強いんですよ?」
吐き出すように訊いてくる。
「独占?私を?」
少し緩んだ腕の中で月子は高田の浴衣にしがみつくと、頸を上げ潤んだ目で高田の顔を見た。
「してみせてよ」
瞬間、高田の口づけが振ってきた。
----------------------------------------------
寝室にされた部屋にはご丁寧に衣桁(ハンガー)まであった。
「すみません、何か」
それを見てショックを受けた高田が又謝った。
それでも手際よく着物を掛ける。
468高田と月子のデート:2007/06/04(月) 15:46:26 0
「いいの、来て」
白い肌着になった月子は膝立ちになって高田とキスを交わす。
高田は月子の腰の留め具を外した。
下にタオルがぼろぼろと落ちたので布団の外へ放る。
襦袢をはだけると月子の腰を抱き寄せ白いブラの留め具を外した。
月子を寝かせ、首筋にキスをし、露わになった月子の乳房に指を這わせる。
「ん…」
敏感な先に当たって月子の喉から甘えるような声が誘った。
高田の唇が月子の乳首を挟んで含む。
舌で回すように舐めてやると更に月子は甘く呻く。
「可愛いです、月子さんの」
舌で丸く膨らんだ蕾を摘み、反対側の乳首を舌で責める。
「…ん…ふ」
月子は高田の首を抱いて、熱く疼く腰をくねらせた。
月子の下着が剥がされ、高田の足が月子の足に割り込んだ。
液が高田の太股について粘着音を立てた。
「っ…」
月子は堪らず卑猥な部分を擦りつけるように腰を蠢かした。
「高田くん…」
「月子さん」
「あ」
高田は月子の片足を広げた。
月子のそこは潤い、糸を引いて蜜を垂らしている。
月子は腕を上げて白い裸身を伸びをするように仰け反らせた。
「入って。いいから…」
高田は月子の足を大きく広げると、真ん中の柔らかい部分へと沈み込んでいった。
----------------------------------------------
469高田と月子のデート:2007/06/04(月) 15:48:38 0
結局、予測通りに二人は泊まってしまった。
気付くと空が明るくなって、雀の鳴き声が響いている。
高田は飛び起きた。
「ああっ!すみません!朝です!」
ほとんど訳の分からない事を叫ぶ。
月子は起きあがるとぼんやりと高田の顔を見たが、またばったりと布団に倒れ込んだ。
血圧が低くて最低でも朝三十分は暖気運転が要るのだ。
高田が月子の肌に手を当てると、眠った動物独特の暖かみがあった。
「月子さん?」
「…ぅん…」
口を開けるのがもどかしい。
高田はまどろむ月子の唇に好きなだけキスをした。
---------------------おわり-----------------

勝手に妄想して高田(*´Д`)モエです
ハァハァ高田は庭見て、計算問題したり、萎え妄想を繰り広げたりしてた事にしてます。
470名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 16:37:00 0
>>465
乙でGJ!
エロくてラブくて月子が可愛くて高田が紳士で凄い萌えました。
和風な雰囲気とか落ち着いていて本当にしっとりな感じで良かったです。
文章の書き方とか大人で格好良い。

ただ…ごめんなさい。高田を魅上に変換して照月子としても楽しんでました。
そんな自分は物凄い失礼で末期…orz
471名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 16:49:02 0
いえいえイイデス。これ何てトレンディドラマとか思いつつ書いてました。
皆さんもがんがん投下して下さい
472440:2007/06/04(月) 19:00:20 0
>>450
間違えて申し訳ない!作品の感じが似てたからつい…。
花火編の職人さんもごめんなさい。
二人ともすごく上手くて面白いです。これからも待ってます。

>>459
4コマのLのヤキモチっぷりがいいwそして月子、胸でかい。最高w
最後の絵はほのぼの系と予想したがセクシー系でいい感じに裏切られた。
絵の才能あるね〜。全部保存したよw

>>465
月子が「高田くん」っていうのがいい。なんか新鮮。魅上とLは呼び捨てだし…。
なんだか月子もちょっと可愛くて萌えた。GJでした!
473名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 19:49:04 0
水着月子に高月子と、本日だけでもこんなに神が降臨してくださって嬉しい限りです。
そんな流れに一応合っている……と思いますので私も投下させて頂きます。

水着月子
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000014251.jpg

あと原作で水着といえばこれという事で
赤マル4コマパロ
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000014252.jpg
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000014253.jpg

色々突っ込みどころはあるかと思いますが、広い目で見てくださると幸いです。
474名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 20:12:16 0
>>473
すげえうめぇな
そして萌えたGJ
475名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 20:18:21 0
>>473
萌えと笑いを有難う御座います!爆笑しながら全部保存しました。
あなたの絵柄のファンなので今回の投下は本当に嬉しいです!
魅上の変態っぷりとそれに付いていき突っ込みも果たす高田との下僕コンビが最高です!!
君呼びとか黒○○愛用とか衿立ちとかマニアックで凄く良い!
それに個人的に眼鏡照が好きなので嬉しかったですw
二人の下僕目線の月子話(?)というのが新鮮で本当に面白かったです。
粧裕も激可愛かったし!月子の黒水着に(;´Д`)ハァハァ

イメージそのまんまの月子とバカ下僕コンビに乾杯!w
素晴らしい神の降臨に感謝致します…!
476名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 21:40:07 0
>>459
水着月子L「私 妬いてます」
さあ、この絵の後はどうなったんだ!そこが問題だwwwww

体の筋肉とか質感を表現するのテラウマス!
月子やわらかそう。
477名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 21:58:44 0
>>473(*´Д`)紐Tはぁはぁ
478名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 22:13:21 O
>>459
神!w
月子かわいいし、竜崎もかわいい
天然ぽい月子が間髪入れずにつっこんだ最後のオチに笑ったw竜崎お前は…w

>>465
GJ!!色っぽくてドキドキした
男高田てこうなるのか!
魅上やLと違って変態くささw(そこがいいんだけど)がなくて爽やかでいいね男高田

>>473
すご!うまい具合にキャラが変換されてる!
魅上よ…w
この月子信者コンビ、なかなかなくてイイ

なんかいっぱい投下されてて嬉しいです
自分は何もできなくて申し訳ないのだけど
とにかく投下してくださる神の皆様ありがとうございます!
479名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 08:30:33 0
>>459
GJ!!GJ!!GJ!!
竜崎カワユス!!月子美しス!! 4コマワロス!!w
4コマ最高!!また投稿してくれ〜〜〜!!!!!!
480名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:03:44 0
>>459
神!
4コマの竜崎も月子もかわいいよ〜!
ラブラブ絵の続きが気になる!萌えをありがとう!!!
>>465
爽やかな高田に萌えた!
高月子もイイ!
>>475
下僕達の名コンビぶりがいいね!
特に照の変態さに笑ったよ〜!女王様な月子に萌えますたw
481名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 23:28:17 0
>>459
>>465
>>475

乙!
神の降臨に、感謝!
それぞれ特徴があり、どれも選べられない良さがある。
月子に萌え!
すべてダウンロードして楽しんでいる。

次は、L月子のエロい小説、読みたいぞ!
小説のほうの
神、降臨に期待!
482481:2007/06/06(水) 10:30:18 0
>>475>>473 番号間違えた。
すんません。

乙!
またの投下に期待。
483名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 10:44:57 0
ろり、盗撮、洋物、和物、色々取りそろえて有ります。
先ずはカタログを見てから。

http://kodomo.freeweb7.com/aikora/
http://kodomo.789mb.com/aikora/
http://kodomo.freehyperspace.com/aikora/
484監視月子:2007/06/06(水) 12:38:42 0
なんとなく書きかけだが
-------------------------------------------------
Lと父親が監視する中、月子は学校から帰ると部屋に入った。
鞄の中を整理すると、制服を脱いでハンガーに掛ける。
「ふう」
着替えかけの下着のままベッドに転がる。
買ってきた本を紙袋から取り出すと読み始めた。
本を見てリュ〜クは一瞬目を剥いたが、カメラを探し始める。
「何の本だ?」
竜崎は親指を口に押し当てた。
「あれは…やおい本ですね」
「や、やおい!宇宙人か?UFOか?」
「まあ、そんなものです…」
「あの真面目な娘がそんなマニアックな物を…」
「…十七歳なら普通ですかね…。が、私には…”部屋に誰か入っていないか確かめてたのはこういう本があるからです”と言い訳してるように見えるんです…」
竜崎は同じ姿勢で画面を見つめたまま答える。
月子の優等生的イメージや、まっとうな女子高校生としては恥ずかしい本だろう。
「エアコンの中にカメラ発見」
リュ〜クがさくさくと仕事をこなす。
月子はページをめくる。
(やはり監視カメラはあった。じゃあ盗聴器もあるって事)
月子は起きあがると本を閉じた。
「はーっ、また表紙に騙された…」
カバーに隠されて見えないが、汁だく露だくの男同士の絡み合う小説である。
月子は本棚の『世界の建築フランク・ロイド・ライト編』の箱に本を押し込んだ。
-------------------------------------------------
485監視月子:2007/06/06(水) 12:40:10 0
翌日。
「また娘さんが帰ってきました」
月子はいつものように、鞄を整理し服を掛ける。
ベッドに座るとブラを器用に外し服の外に出すと畳んで置いた。
「はぁあ」
ベッドに寝ころぶと大きく伸びをする。
上げた腕が下ろされ、細い指が小さな膨らみをまさぐる。
やわやわと柔らかそうな下着の上から胸をさすると丸く突起が浮き出てきた。
「おい…月子、いいのか」
リュ〜クが大きな目を飛び出さんばかりにして見ている。
月子は監視の付いたこの数日、いやノートを拾ってから、妙に体が高ぶるのを感じていた。
昨日はカメラのせいで、発散することが出来なかった。
(L、見たければ見るといいわ)
月子は背を仰け反らせると乳首を摘んだ。
-------------------------------------------------
「ああああああああああ」
矢神局長は月子が胸を触ったところで既に頭を抱えて逃げ出してしまった。
「乳首オナニー、ですか」
画面を見つめたまま冷静な声で竜崎が言った。
きっと矢神は今頃壁に頭でもぶつけているだろうが、今は監視を続けなければならない。-------------------------------------------------
「あっ…ん」
月子は背に掛け布団を敷き、仰け反るように寝そべると、服をたくし上げた。
昼下がりの白い光に、白い裸身が輝くようだ。
その小さな膨らみの先のサクランボの種のような蕾をゆるく摘んだ。
柔らかく押し倒すように刺激を加える。
「月子、おい…まあ面白いけど…」
「あっ…」
486監視月子:2007/06/06(水) 12:42:22 0
肘をきつくベッドに押しつけ、
萎んで埋まりそうになる乳首を器用に輪を広げるようにしてつまみ、先を指で優しく弾く。
月子は腰をくねらせ、太股を開いたり閉じたりした。
乳首を弄る合間に膨らみを揉み、自分で腰を愛撫する。
可愛らしい蕾をリズミカルに摘むと、白い首を仰け反らせたまらないと言うように顔を横に向けた。
と、起きあがると、リンゴを股に挟んだ。
「ああっ」
リュ〜クが叫ぶ。
もう一度寝ころび、乳首でリズムを刻む。
挟んだリンゴを捏ねるように、腰をくねらせる。
「あっ…んっ」
月子の荒い息が止まって、ふっと息を吸い込むと下半身を痙攣させた。
「ああぁ、リンゴ・・・」
りゅ〜くが情けない声を出した。
そのまま寝ころんで、一息つくと、股に手を伸ばした。
「っ…」
愛液の滲んだパンティの上から手でこね回すようにすると、もう一度足を突っ張らせた。
-------------------------------------------------
局長が帰ってきた。どんよりと暗い顔である。
「りゅ…竜崎。すまない。心の準備が…出来てなかった」
「いえ、娘さんですが、二度イってました」
と竜崎は答えた。
局長は目を剥くが、竜崎は少し考え込むと付け加えた。
「十七歳で……ちょっと、激しいですね」
-------------------------------------------------
487監視月子:2007/06/06(水) 12:45:05 0
-------つづく---------
488名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 15:48:35 0
>>487GJ

エロいけど笑ってしまったw
ちょっと挑発的な月子いいな〜!>(L、見たければ見るといいわ)
に凄い萌えたです!続き待ってます

ここからチラ裏ですが
学校の男友達を連れ込み行為をLに見せつける月子
でもその男の行為は下手で感じてるふりをモノローグでうんぬん
逃げ出す局長
騎乗位で嘘の喘ぎ声を出しながら把握しているカメラに視線を合わせ
Lを挑発するなんてのもいいかもしれん・・・
でもこの時月子はLの顔すら知らないから無理があるか
489名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 16:17:28 0
>>484
GJ!乙〜
ちゃんとエロにいくのか、それともギャグに走るのか色々な意味でドキドキしながら
読んだよw だがイイ!面白かった。挑発する月子に萌えた!

>>488
自分もそれ考えてたw やはりそう思うよなww
山元辺りを連れ込んでカメラ越しの心理戦をしてたらいいな。
それか月子は顔も知らないLに対して欲情していて、身体は山元に触られているのに
精神的にはLに抱かれている…とか。

大胆な月子も萌えるが、ペンで遠慮がちに自慰をするのも可愛いとか思ってるw
段々とペンの動きが激しくなっていって下着の横から差し込んでぐちゅぐちゅ愛撫
していくのとか。
それを見たLは月子が使っていたペンと同じ物を用意して、月子に会った時に何気に
チラつかせて様子を探ったり…とか妄想している自分は変態orz
490名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 17:39:57 0
エロあり書くの忘れた。すまん
お盛んな黒月子→なぜあんなに高ぶったのかすっかり忘れた白月子で妄想してるなあ。
実に都合がいい
マンガ読んでた時のことを思い出すんだけど、
絶対最後白月に一度戻って、最後らへんで黒月の存在を白月に知らせて、
二重人格物みたいに最終的に人格が統合されるんだと思ってた。
白でも黒でもなく灰色になる〜とか
>489みたいにLを妄想しながら抱かれてるのもいいな
491名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 18:38:27 O
くわぁあみぃ!貴方がくわぁあみぃか!!!
乙超乙GJwエロいわ面白いわで萌えたw
やっぱ監視ネタ特に好きだ
492『神が紡ぐ言の葉』1:2007/06/07(木) 16:32:01 0
『神が紡ぐ言の葉』※照月子※



「お疲れ様。裁きは順調?」
「はい、神。全て滞り無く進んでおります。…これは神が?」

コトンと小さな陶器の音をさせてデスクにマグカップが置かれた。
柔らかな湯気と共に上がる香りの中に微かに漂うブランデーの匂い。
紅茶にブランデーを入れたものを月子が態々持って来た事に魅上は胸に手を当て頭を垂れる事で礼にした。
伏せられた顔が上がり、魅上と視線が交わされた瞬間に月子の鼓動が僅かに跳ねた。
『削除』をしていたから当然と言えば当然だが、魅上の瞳は異質に紅く変化していた。
月子の為に寿命を犠牲にして得た死神の目。発動されたそれは燃える色を携え薄明かりの中で妖しく光っていた。

一口紅茶を含むと促されるように魅上も口を付けて。
邪魔にならない程度のブランデーの香りが鼻を擽り心が落ち着いてくる。
削除は心が昂揚してしまうが、月子の紅茶はそれを抑えてくれた。
だが、まだ裁かなければならない悪は沢山居る。手を休める訳にはいかない。
少し名残惜しそうにしながらもマグカップを置くと再びペンを取った。
ところがそれを腰を屈めた月子の手によって制止されてしまう。

左に立つ月子に視線を向けた次の刹那…
視界は月子によって閉ざされてしまった。そして感じる唇に重ねられた柔らかな感触。
それは紛れもない月子の高貴な唇。パチパチと瞬きを繰り返しているとゆっくりと唇が離されていき、息が掛かる距離のままで月子が囁いた。
493『神が紡ぐ言の葉』2:2007/06/07(木) 16:32:55 0
「お誕生日おめでとう…照」
「あ、有難う御座います…ご存知、だったのですね」
「私が知らない筈ないでしょう?…でも良かった。魅上さんがこの時間に裁きをしてくれていて」
「何故ですか…?」
「…0時になったら直ぐにおめでとうって言いたかったの。誰よりも早く…」
「誰にも言われないと思いますが……まさか神に祝辞を戴けるとは思わず…至極の光栄です」
「私は何もあげられないけど…せめて…」
「神…?」

ふっ…と再び琥珀色の瞳が閉ざされて色素の薄い長い睫毛が揺れた。
それと同時にまた唇に月子を感じた。今度は魅上も瞼を伏せてそれを受けて。
L字型のデスクに寄り掛かるようにしていた月子の身体は横を向いた魅上の脚の間に入り込み、膝を曲げて片足が太腿に乗せられた。
ペンを落として開いた右手は月子の左手と絡められて。
きゅっと力が入れば唇をノックされて柔らかな舌が侵入してきた。

微かに香る甘いものはブランデーの香りか月子の色香か…
くちゅくちゅと啄ばみながら優しく、そして激しく絡められる舌と唇。
魅上の首に回された月子の右手はストレートの長い黒髪を指先で弄び、更に深く舌を侵入させていった。
それを受け入れ自らも想いを伝えるように細く括れた月子の腰に両手を回し引き寄せた。

「神…月子様。まだ…裁きが終わっていませ…っん」
「この私が誘っているのに断るつもり?魅上さんは女に恥をかかせるの?」
「……どうなっても知りませんよ?」
「構わないわ。今日は貴方の誕生日ですもの……好きにして良いわ」
「そう仰った事を後悔させてあげます」
「望むところよ。ふふっ、魅上さんって死神の目を発動していると本当に強気になるわね」
494『神が紡ぐ言の葉』3:2007/06/07(木) 16:33:42 0
自分に寄り掛かっていた身体をひょいと抱いてデスクの上に月子を押し倒すと、脚の間に身体を入れて真上から見つめてきた。
横を一瞥するとデスクライトへと手を伸ばしてそれを消して。
点けっ放しになっているPCモニターの明かりだけが灯る部屋で怪しく浮かぶ二つの朱い瞳は色気を纏って更に鮮やかに発色していった。
陶然とした表情を浮かべた月子は魅上の頬に手を伸ばして再度そっと、想いを篭めて言の葉を紡いだ。

「誕生日おめでとう…出逢えて良かった。来て…?」
「どんな言語でも表せない程に幸せを感じております。ただ想いを貴女に伝えたい…」

艶然とする月子に瞳を細めた魅上はすべらかな太腿に指を滑らせるとスカートの奥の下着に手を掛けた。
先程まで数多の命を摘んでいた手が今は愛しい者の肌の上を撫でていく。
消される命もあれば生まれる命もある。貴き刹那に紡がれる事に何の意味があるのか。
それでも二人の間には確りとした絆が存在していた。
それを自覚し、確かめ合うように唇を、そして肌を重ね合わせた……


======
照、誕生日おめでとう〜!…と、言うことでw
突発で書いたのでエロ入らなくてすみませんw
あんまり月子関係無かったかも…orz
495名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 17:31:14 0
>>492 GJ!
そして誕生日おめでとう照!
いやもう誕生日に月子、それも「黒月子なのに割と素直な月子」をもらえた
照、及びそんな月子を見る事が出来た住民は本当に幸せではないかと。
なのにエロ……続きを見たいと思ってしまう私は欲深なのでしょうか。
496名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 18:41:35 0
>>493(;´Д`)ハァハァさせていただきますた!
497名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 19:50:32 O
神!!!!!
帰りの電車でニヤニヤニヤニヤしながらみた俺はエロ神!!!!!
498名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 19:53:22 0
外で見るなんて、なんて危険な事を!
499名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 21:53:30 0
>>492
神!!乙でした!優しげな月子萌え!

照は喜びを噛み締めていることだろう…!
500名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 22:18:45 0
>>497
お前は俺かw
501492:2007/06/07(木) 23:07:00 0
>>595->>500さん。
レスくれた皆さん有難う御座います!
受け入れて貰えるか不安だったのですが…良かったですw

続きのエロは一応考えてはいます。暇を見付けて打つので…照の誕生日が過ぎても
生温かい目で見守っててくださいw

>>495さんが表現したかった事を言ってくれたので嬉しかったです。有難う!
こういう時くらいは素直になる月子に萌えたのでw
502492:2007/06/07(木) 23:34:27 0
おいおい。未来レスかよw
>>495〜ですね。すみませんorz
503名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:06:41 O
>>595に期待w
504名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:24:28 0
魅上は死神の目を発動すると強気なんだなw
いいところで話が終わってるwww
505名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:42:56 0
>魅上は死神の目を発動すると強気

マジレスすると、死神の眼を発動するときというのは
(その場では名前を覚えておくだけで、殺すのは後にしても)「殺し」という
精神力を必要とする行為に関わるから、強気にならざるを得ない
……というのが正しいのでしょうが、やはりアレコレ妄想出来る
ネタというのには変わりないわけで。
506名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:52:14 0
>>505
お、そうだね。なるほど〜。
アニメ観てても思うけど、魅上やミサの目が赤くなってるとき
カッコいいよね。
507名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:55:20 0
月(子)の死神の目も見てみたかったよ!!
アニメだとキラモードで目が赤い時はあるけどね
508名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 02:07:41 0
>>505
そうか…そういう考え方があったかw
確かに労力のいる作業だもんな。
その割りには魅上は跳んだりしてるけどw

>>506
発動中は格好良いよな!同意同意!
ただ火口は抜かしてw
509名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 02:16:59 0
高田(男)の誘拐じゃなく、ホテルから出て来た月子を誘拐するメロとかだったら萌えるかもしれん。
「こいつが二代目L…Lを負かした…」って悔しい感じなんだけど、美しい容姿に戸惑って複雑な
思いを抱いて…とか。
そして勿論、紳士的に毛布も貸してw
そんな月子を助けようと魅上も奮闘したり。高田(男)もマスコミを自重させて何とか月子を助けようと
頑張ったり。

それとか、魅上の尾行ではなく、月子の尾行・身辺調査をジェバンニがしてたり。
ホテルから出て来た月子を襲って強(ry
「なんでこんなにも濡れているんだ?高田とは一体何をしていた?」とか月子の自尊心を揺さ振ったり。
そんなのをアニメ見ながら妄想してる自分キモス。
510名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 02:48:47 0
なに!?ジェバンニが月子を襲うのか?それは新鮮wwwww
511名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 03:06:42 0
キモスな妄想は形にしてださないと、ずっとお前キモスだぜ
出したら、清々しいほどにテラ清らかだぜ
でも次の萌が入ってきて、またキモスなんだぜ・・・
512名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 03:19:54 O
結局はキモスかw
俺らもキモスにしてくれ(*´Д`)ハァハァ
513監視月子三日目:2007/06/08(金) 17:26:02 0
「娘さんです。帰ってきました」
月子は部屋にはいると、いつものように服を脱ぐと、買い物らしき紙袋を開け、新しいブラシを取り出した。
パッケージを捨てると、指で柄の部分の感触を確かめる。
「ブラシですね」
「ああ・・・」
「髪、梳きませんね」
「ぁああ・・・」
総一郎は嫌な予感がした。
-------------------------------------------------
月子は『世界の建築〜ル・コルビュジュ編』を取り出すと、可愛らしいイラストの表紙の本を取りだした。
ベッドに転がると読み始める。
リュ〜クが本を覗き込んだ。若い男が男を組み敷いた汗まみれの挿し絵が載っている。
「おまえ、それ好きだな…」
月子は無言でページをめくる。
しばらく読むと、ブラシを手に洗面所へ向かう。
石鹸と小さなブラシを使って細かく、クシを洗浄する。
念入りに洗うとクシをしつこい程濯いだ。
-------------------------------------------------
「潔癖性ですかね」
「そ、そんな事はないと思うが…」
総一郎は狼狽え始めた。
-------------------------------------------------
部屋に戻ると鍵を掛け、月子は消毒剤入りのスプレーをブラシに吹き付けた。
ティッシュで拭き取りもう一度かける。
ベッドの枕を調整しタオルを敷いて座ると、月子は下着を全部脱いだ。
「おい…月子、いいのか?」
「ん」
薄い色の乳首を指でつまみ、刺激し始めた。
段々と息が荒くなる。
が、しばらく胸から指を放すと、決心したように、両の乳首をねじり始めた。
「っ…、…」
腰をくねらせ、白い頚を仰け反らせる。
514監視月子三日目:2007/06/08(金) 17:28:28 0
-------------------------------------------------
「昨日より激しいです」
竜崎の冷静な声が響いた。総一郎は逃げ出してしまっていた。
-------------------------------------------------
「股から何か出てきてるぞ月子」
リュ〜クが呟いた。
月子は起きあがると、手鏡と新しいブラシを手にした。
大きく足を広げ、鏡で股を覗き込むと、ブラシの柄をぬめって光る部分へあてがった。
「んっ」
「尻に入れるのか?月子、面白っ」
(うるさいわよ、リュ〜ク)
月子は体勢を何度も変えながら、挿入を試みた。
「痛っ」
涙目になった月子は小さく叫んだ。
「月子、マゾなのか?」
(バカねリュ〜クは。そんな言葉は知ってる癖に…)
「ふぅ」
月子は諦めたように溜息を吐くと、足を少し閉じた。
ブラシの柄で局部を撫で始める。
午後の静かな室内に、ネチャネチャと卑猥な音が響く。
「っん…」
長い脚を突っ張らせると、月子は絶頂に達した。
「はぁー」
ブラシをティッシュにくるんで置き、ベッドに転がる。
焦げ茶色の髪がシーツに広がって、白い裸身が光を反射した。
月子は又、細い指先を胸に這わせた。
「ふ…」
小さな蕾を摘んでは放し、コリコリと刺激してやると、月子はらいくらでも蜜が溢れるような感覚に陥った。
月子はもう一度ブラシを挟みこんだ。
乳首を摘んで指先で先を叩くように弄る。
そうしてしばらく後、びりびりと脚を痙攣させた。
-------------------------------------------------
515監視月子三日目:2007/06/08(金) 17:31:49 0
月子はテレビを付けると勉強を始めた。
カメラの位置は一昨日把握した。
辞書などに仕込んだデスノートに素早くピッキング犯の名前を書く。
そして報道された罪人の名前を覚えておく。
(暗記は得意なのよ、L)
「月子ー、そろそろお風呂入りなさい」
ドアの外から母の声がする。
「OK!うーん」
月子はストレッチをするように腕を伸ばした。
「さて」
立ち上がると、着替えを用意し、可愛らしいピンクのパジャマを抱える。
脱衣所でさっさと裸になると鼻歌を歌いながら風呂場へ入った。
髪と体を洗うと、浴槽に入る。
入浴剤で白く濁る浅い湯船に寝そべるようにして腕と足首を引っかけ、ゆらゆらと揺れる。
「はぁー、極楽、極楽…松島ぁの〜♪」
-------------------------------------------------
竜崎が眉間にしわを寄せた。
「十七歳でしたね…」
「ああ…」
やっと戻った矢神局長がぼんやりと答えた。
-------------------------------------------------
月子はゆらゆら揺れながら、気持ちよさそうに水面に乳房を出し入れしていた。
ぷかりぷかりと、乳房が島のように浮いては、湯の中に黒い陰が見え隠れする。
が、湯船の中からシャワーを手に取ると、ごく少量の湯を出した。
リュ〜クが不思議そうに見守る。
「何だ月子、水遊びか?」
月子はシャワーを持って浴槽に身を沈めた。
沈んだ足の間にシャワーを持っていく。
下半身はもやもやと白い湯で見えないが、月子の頬はさっきより紅潮してきた。
「はあ…」
月子は目を閉じた。
-------------------------------------------------
516監視月子三日目:2007/06/08(金) 17:34:36 0
「また、masturbation....」
竜崎は爪を噛んだ。
局長はシャワーを手にしたあたりで、嫌な予感がしたのか逃げ出してしまっていた。
今頃は松田の置いたキューピー人形に話しかけているかもしれないが、今は監視を続けなければ時間の無駄だ。
-------------------------------------------------
月子はシャワーの強度を少し上げた。
湯の中でふわふわと局部を刺激する。
左手で少し開くようにして、敏感な部分にしばらく水流を当てる。
「…っ、…」
軽く震えると、月子はシャワーをフックに戻した。
浴槽の栓を抜く。
湯の抜ける間、軽くシャワーを浴びると、じっと水の抜けていく渦を眺める。
スポンジを手に取り浴槽を洗うと、立ち上がった月子の視界に白い光点が飛んだ。
(やっぱり、湯船でするのはまずかったかしら)
洗面台の前でポーズを取ると、胸筋を鍛える体操を始めた。
-------------------------------------------------
「竜崎…、すまない…。検証は付き合う」
矢神局長が椅子に戻る。
「いえ、かまいません。三回イってました。
orgasmまたはOrgasmusまたはacmeで人が殺せるとしたら、回数が合いません。
何か他の理由か、覚えたてか…」
いつもの調子で考え込みながら竜崎が言った。
局長は机に突っ伏した。
-----------------つづく----------------------------
いや全く酷いネチョネチョ(*´Д`)ハァハァ
コミック取り出してやっと思い出した山元は女子で行きます。
517名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 18:09:33 0
>>516
乙wwwwwwwwwおもしろいwwリュークと局長最高だねw
Lの>覚えたてか… でついに吹いたw
山元女の子でwktlk

突如バナナ(仮)にゴム被せて色っぽい姿をLに見せ付けるってのもいいかも
Lはモニターの前で欲情しちゃうとか
518名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 18:11:43 0
途中で送信してしまた

ってのもいいかも
月子はカワイさとちょい悪さが両方よく似合ってて妄想ひろがりんぐだわー
519名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 19:10:04 O
男の汁まみれエロ本→リュ〜区の「おまえソレ好きだな…」に電車でニヤニヤの昨日の俺が帰宅しますよ。

「オナニーする時もリュー区は側にいるの?」
520名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 19:36:20 0
>「オナニーする時もリュー区は側にいるの?」

ミサに抱きつかれただけで透過するくらい初心なリュークの事だから
無いとも考えられるが、いかんせん相手が月子なだけに
「悟り」の境地に達してしまった可能性も無くはない……というか
>>513氏の創作では確実に後者ですね。

そんな訳で>>513GJ!
総一郎のように照れから逃げ出したい衝動にかられつつも、
結局最後まで読んでしまいました。濃厚ながらも「覚えたて」の
初々しさを残す月子に萌えました。
521名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:22:56 0
>>516
GJ!月子のonanyシリーズめちゃくちゃ好きなんだがw
522名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:47:56 O
照れながらデレデレ読んじゃったよwマジでやばいwwwこめかみいてぇw
親父すっかり逃亡癖がついたなwこの設定で監禁手錠生活とかまでも詳しく想像した俺もキモスw
>>513超乙!
523名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:20:29 0
竜崎と出会ったらどうなるのかwwwwwww
続きが待ち遠しいよ
524名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 01:56:15 0
>>513乙!
面白いんだけど…なぜいつもキャラ名をちゃんと書かないのか…
と無粋なことを言ってみる
いつもそれが気になって話に集中出来ないんたorz
折角凄い面白いのに勿体無い
525名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 02:18:07 0
魅上とか夜神って一発変換出来ないからね…。ちょっと面倒。
ついつい三上、矢神ってなるのもわかる。
いちいち「よるかみ」って自分は打ってるww
526名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 03:09:36 0
夜神も魅上もあまつさえ粧裕とか海砂を登録している自分は異端なのかorz
因みに総一郎は一発で出てくるw
一々打っている神はホントに乙
だから次の月子監視ネタとか竜崎との直接対決(セクハラ)待ってるw
527名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 08:52:00 0
>>513
このまま行くと手錠生活中にも
竜崎の目の前でオナるんだよな?w
528名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 10:29:27 0
おおごめん。辞書登録、実はやり方が・・・
いやそれより、ひっそり家庭用pcで書いてる自分の家庭内の立場がw気を付けるz!
529名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 13:17:35 0
>>528
色々頑張れ!w

>>527
堂々とするのも良いが、ベッドで一緒に就寝中に背中を向けてもぞもぞコッソリ…
ってもイイかとw
時々ピクピクしたり小さく声が出たり…それに対して竜崎がどう行動に出るかを見ていたり。
でも黒月子ならやっぱり堂々とだよなw
それとか本当は見せておいて「私のを見たんだから竜崎がしているところも見せてよ」などと
言って反応を見たり。
誘いに乗った竜崎が本当に見せて黒月子が焦ったりしてw
530名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 14:57:18 0
>>528
大変そうだが頑張れw
続き楽しみにしてるよ
>>529
黒月子はやっぱり堂々とだよなw
逆に白月子は恥らいながらひっそりとだといい
竜崎は黒月子に見せながら、黒月子の目をみてわざと「キラ…」などと言えばいいw
黒月子はいろんな意味で動揺しそうだ
531名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 17:12:07 0
やべぇ黒月子かわええw
532名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:47:58 0
>>529>>530
竜崎と黒月子のオナ見せ合い面白ええええええええええ!!!
ネ申のSS投下期待age
533名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 18:55:15 O
黒月子はひとりでやって「竜崎も見せてよ」と提案し竜崎を動揺させようという魂胆だったのに
竜崎が想定外にも誘いに乗ってきてしまい、しかも経験豊富(たぶん)だから自分より色っぽくて見てたらドキドキしてどうしようとあたふたしたら良いよ
そのままふたりで…ってのも良い

白月子は隣で寝てる異性の竜崎が気になって仕方なくて、自分じゃ理由も解らず欲情してしまい気付かれないよう自家発電
でも結局竜崎にばれてそれから白月子が一方的に意識するようになり暫く気まずい関係が続く


うはっ 楽しいよ手錠生活ww
534名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:19:17 0
>>533
そのネタいいっす!(*´Д`)ハァハァ
その設定でSS投下してください
535名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:42:05 0
>>529焦る黒月子かわええな(*´Д`)ハァハァ
ぎゃっとか言ったりして
536名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:42:14 0
監視カメラで見るのは良いけど、一緒に入るのは拒否をする…お風呂編。

シャワーを出しっ放しにして湯気を充満されると胸にシャワーのお湯を当て、突起を弄り
反対の手は滑る秘部へと伸ばされて…
声を殺して自身を愛撫する月子。
膝がガクガクと震えてきて、左手で目の前の壁に手を付き辛うじて支えると濡れた花弁と
紅くなって自己主張する陰核を更に激しく扱いていくと耐え切れない声が吐息と共に零れ、
絶頂へと昇り詰めるその瞬間…

背後でドアが拡く音がして竜崎が無言で入って来る。
服は来たままで、裸足が床に溜まった水を蹴って月子へと近付く。
驚いて振り返るのと竜崎が月子を後ろから抱き締めたのは同時だった。

「りゅ!?…っん!!」
「湯気の中で何をしているか確かめに来てみれば…」
「や、止めて竜崎…っん」
「止めて良いんですか?もう達きそうなのでしょう?…こんなにも蕩けているのですから」

左手で月子の全身を拘束するように抱いて、右手は滑る花弁を上下に拡げていた。
指の腹が敏感な陰核を擦れば腰がヒクンと反応をした。
それが面白くて陰核だけを必要に擦り続けていれば最後に身体が弾かれた様に跳ねて
月子は竜崎の手で絶頂へと導かれた。
力無く後ろの竜崎に身体を預ける月子の頬に竜崎の唇が優しく触れた。
腕の中でシャワーに打たれながらピクピクと痙攣する月子を愛しく想い、軽々と抱き
上げるとお湯を止め、浴室を出て行った…


======
なんてのを軽く妄想してみましたw
やっぱり自分が書くと黒月子っぽくならないなぁ…
黒月子編は他の神に任せる!w
537536:2007/06/09(土) 19:45:16 0
おいおい「必要」って何だよ。「執拗」だろ。
基本から出直して来ますorz
538名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:46:27 0
>>536
いいよいいよ〜!!GJ!!

しかし黒月子じゃなかったのか!?
白月子タンにそんなことしちゃらめえええええええ!!
539名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:48:55 0
>>536
乙(*´Д`*)ハァハァ
えがった、この後が気になるよw
十分黒月子だよ、やばい萌えたwwwwwwwwwwwww
540名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 20:13:27 0
今更ながら原作に沿って進むとすると
Lとの同棲(違)生活の大半は白月子(黒月子は10/28深夜〜11/5の間のみ)、
黒月子の手錠生活に至っては10/28・29の二日間のみ
しかもその間、Lに黒月子に戻った事を悟られてはいけないのだから
黒月子のこういうネタを上手く仕込むには相当の技量が必要……
なので神の腕前を期待しております!
541名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 20:28:27 0
>>536乙(;´Д`)ハァハァ
542名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 20:36:48 0
>>540
黒月が腕時計をつける習慣を白月に対して利用したように
黒月子はオナニーの習慣を白月子にも利用して・・・・とか想像しました
543名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:11:51 O
>>536GJ!!
風呂いいな風呂(*´Д`)
別々に入ってても月子が毎回オナってばっかりだったら竜崎に
「手伝います」とか理由つけられていつの間にか一緒に入る様になりそう
544名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 05:33:18 0
自慰ネタラッシュすげえw夢がひろがりんぐww
神々乙です!

性懲りも無くまたラフ描いた。パスは全て light
カプ要素有はどちらもL月子っぽくしてますがLの顔は見えません。

水着月子詰め合わせ (ちょいエロ)
ttp://ud.gs/20732
初めての(?)勝負下着 (ややエロ)
ttp://ud.gs/20733
M字開脚&自慰 (エロ/L×月子)
ttp://ud.gs/20734
乳揉み&強制開脚 (エロ/L×月子)
ttp://ud.gs/20735
545名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 05:35:30 0
最近、監禁前にLに処女を捧げたキラ月子と、白月子になってからのLと月子の
妄想が止まらない。

手錠生活に入ってから数日、キラかどうかというか、月子の人格が入れ替わった疑いが
あると見たLは、確かめもあって再び月子に手を出す。
一方月子は、デスノートの記憶を失ってから自分が本当にLに恋しているのか悩んでいた。
Lに対する憧れはあるが、同時に長期監禁時のLの態度に対する恐怖も若干残っている月子。
過去の自分の記憶と照らし合わせてみても、本当に恋人として好きだったかは微妙。
己の記憶と今のLの態度に困惑しながらも、本気では抵抗できない月子はLの手管と
言葉責めも手伝って、途中からしっかり感じてしまう。
しかし同時に月子は、自分に向けられるLの執着があくまでもキラにしかない事に気づき
ひどく傷つくのであった。
そしてLもまたそんな月子の態度から少なくとも今の彼女はキラではないと判断し、
あからさまに興味を失う。
しかし数日後、自分からLをセックスに誘った月子、監禁前の初夜と全く同じ行為を
Lに指示・要求する。

「ほら、ちゃんと見て、感じてよ竜崎。私、あの時あなたにされた事、ぜんぶ覚えてるわ。
 あなたがあの夜抱いたのは、キラじゃなくて私よ」
「……そうだとしても、あの時点では月子さんはキラに操られていた可能性があります。
 私はLですから、キラだったあなたはきっとそのために…」
「…私がキラだったら、好きでもない人に処女を捧げて平気だとでも思うの!?」
月子がそう言った途端、いきなり興奮して身を乗り出すL。
「……平気…じゃ、ない…ん、ですか?……キラでも??」
「…ッ! …なんでそこでおっきくなるのよう…竜崎のばかぁ……!」

そんな妄想SSを、そのうち投稿するかもしれないししないかもしれない。
546名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 06:51:07 0
>>544-545早朝(;´Д`)ハァハァ
ちちもみちちもみ。人の妄想はおもしろかです
547名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 07:07:23 0
>>544
激しくGJ!(;´Д`)ハァハァ
下にいけばいくほどにエロ度が上がる萌え仕様。神は良い仕事をしますね。萌えw
水着月子が兎に角カワイイ。すげえカワイイ。
勝負下着月子に物凄い萌えた!誘っているな!
M字開脚はエロ。可愛いしエロい。
最後のはもうご馳走様って感じw 後ろからってのが好きだw
大量投下乙でした!

>>545
面白いよ!意外なところに食い付く竜崎に笑ったw
言葉責めに弱い月子にハァハァ
548名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 07:39:31 O
早朝から妄想繰り広げられてますなぁw

自分も最近L月子が楽しくて止まらない。

黒月子はそれこそLをおとしめる為だけに近付いたわけだから
最初はそこに愛も何も無くてそれはLも同じなんだけど
白月子になった途端過去の自分の行動(好きでもないのに付き合う)に
疑問を持ち始める。
監禁中も黒月子は体をLが求めてくれば受け入れたけど
白月子は本気で嫌がり、Lは訳が解らずも流石に本気の拒否には手を出せない。

手錠生活が始まってからも月子は監禁された事もありLと触れ合うのが怖くて、
キラが捕まるまでの我慢だ…とか思いながら接してるんだけど
Lと一緒に話したり生活したりする内に
今まで出会って来た男とは全く違って自分と似たような思考を
持っているLと、少しずつ打ち解けていくようになる。

↓続く
549名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 07:40:40 O
>>548↓続き

で、白月子は自分でも知らぬ間にLが本気で好きになってしまう。(Lは……?)
恐らく火口逮捕までの数週間が蜜月。

そんなこんなで記憶を取り戻した黒月子
「計画通り」にいくはずだったのに、
予定が狂いLが好きな気持ちを残す事になってしまった。
黒月は「自分がLを好きなんて有り得ない!」と言い聞かせるんだけど
やっぱり心の奥底にわだかまりが残る。
それでもLを殺すしか自分に道は無い。

好きな人を自分の手で葬ってしまった月子は
悲しみを抑える為に感情を全て捨てて
冷酷な人間になっていった。


…とか考えてる。むちゃ長文スマソorz
何か好きな人の屍を背負って生きる女ってのが切なくて凄く好きだ。
550459:2007/06/10(日) 21:28:44 0
久しぶりに覗いてみたら神々が降臨されてる!
自慰黒月子も照誕もGJ!!乙です!

>>460-461-462-463、>>472>>476>>478-479-480-481
ありがとう!萌えてもらえて嬉しいよ
L白月子はどこまでも可愛く時々セクシーなカポーだといいなあ
水着月子は白黒どっちも妄想膨らんでいいねw
今の流れは自慰月子なのかな…自慰…自慰…(;´Д`)ハァハァ

>>544
月子がエロカワ!胸でかいのがたまりません(;´Д`)ハァハァ

>>545
白月子が可愛すぎてどうしよう(*´Д`)
変な所で興奮する竜崎が変態っぽくてイイw
SS投下、楽しみにしてるよ
551459:2007/06/10(日) 21:31:05 0
しまったなんかアンカーおかしかった…orz

気を取り直して↓続き
>>548
そういうL月子、私も好きだ
白月子の本気の拒絶には手を出さないLとか、いつの間にか本気でLが好きになってしまった白月子とか
Lへの想いに葛藤する黒月子とかの全てが痛々しいまでに切なくて惹かれる
月子はLを殺した時に最後の良心というか、夜神月子という自分も一緒に殺してしまったのかなとか考えてるよ

デスノ月子変換(脳内小畑絵)は悲恋を通り越して悲劇だよな、と真面目に考えたりする自分がそろそろヤバス
小畑絵の月子がすごく見てみたいけど無理なのでコラ?ってみた
どちらもパスはtsukiko
ちょっとでかくて重いかもしれない
1巻表紙/月子のセーラー服は月の制服の色を参考にしてみた
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=0000014619.jpg
5巻表紙/月子の私服は5巻表紙の月の服の色を(ry
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=0000014620.jpg

552名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:46:49 0
>>551
超乙です!
すっげぇぇぇぇぇぇ美少女wwwwwwwwwww
ライトコ カワイイヨ ライトコ(;´Д`)ハァハァ
1巻は可愛くて5巻は色ッぺぇw太もも太もも(;´Д`)ムハー
553536:2007/06/10(日) 22:40:39 0
凄く早い反応を貰ったのにお礼が遅れてすみません!

>>537さん
感想有難うです。いえ一応、黒月子です。そう見えないだけですorz
そうですよね!白月子たんにえっちな事しちゃダメですよね!ハァハァ

>>538さん
有難う御座います!良かった、黒月子に見えたようで一安心ですw
うーん。あの後は…ベッドに運んで身体を拭いてそのまま寝かせる…ってのと。
ベッドの上で竜崎が雫を舌で舐め取りながら愛撫して、指と舌で月子をまた達かせる…
ってのがあったりしますw
あの二人は済みなのかどうかで、また展開が分岐しますけど…
とにかく萌えてくれて有難う!

>>541さん有難う!
>>543さん有難う!そうですね。一緒に入るのも良いね。一回してるのを見られたらもう良いや
とか開き直って「見たいなら見れば良いわ。既にカメラで見られていたんだから!」となったりw

神々の降臨に毎日ハァハァしているw
最近本当に月子が可愛くて可愛くて大好きで堪らない…こんな自分がキモイw

>>551さん反応有難う御座います。
そして乙です!あなた良い仕事するね!w
何なんだこの美少女は…(*´Д`*)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
こんなにも超絶美形になら裁かれても良いよww
そしてこんな美少女と手錠生活する竜崎が憎い!w
せせせせセーラー服月子に激しく萌えた。そして手錠月子に身悶えしたw

声を大にして言いたい。
このスレ最高!神々GJ!
554名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:49:24 0
>>552くぉっこれは可愛い!(;´Д`)ハァハァ
555548:2007/06/10(日) 22:55:57 0
>>551おお、わかって頂けて嬉しいよ。ってかその通り
黒月子がそんな葛藤を経てキラとして復活したと思うと
切なくて見てられないもの…(´・ω・)
そしてコラ乙!GJ!
規制かかってるみたいで1巻しかまだ見れてないけど、超可愛いよ(*´Д`)
これでにょ月が容易に想像できる
早く五巻も見たいよ

なんか551タンに限らず神々の作品はクオリティ高す
いつもありがとー!
556名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 23:32:46 0
>>551
すげえ!このまま本屋に並んでてもおかしくないよ!w
セーラー服月子も手錠月子も可愛いよ(;´Д`)ハァハァ
これは自作月子と原作のコラ?とにかくGJ!激しく萌えますた
557名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 00:03:14 O
ふと思ったんだけど月子って身長どれくらいなのかな
月が割りと大きめ?だから月子も細長くすらっとしてる気がする
167cmくらいだろうか
558名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 00:15:37 0
>>551
GJ!月子たぁぁぁん(;´Д`)ハァハァ
最近神々の作品投下いっぱいで嬉しいよ〜
>>557
イメージ的には月子は高田清美っぽい体型だなぁ
背が高くて胸とお尻が大きいけど腰は細い感じ
貧乳のミサと対照的だったら萌える
559名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 00:45:49 0
>>551
すげー!!
ちょっと月子でかすぎるけど上手いよ!!!
自作?小畑絵みたいだ!

>>557
自分も月子は167ぐらいと予想
胸はCカップぐらい あんまりでかいと頭良く無いイメージがあるので
B85W59H88 ぐらいが良いかと
560名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 01:18:58 0
>>551
自分も小畑絵の月子が見てみたいと思っていたのですが、
まさかそれを見事に再現して下さるとは……今更ながらですが
画力だけでなく、投下数、ネタの取捨選択共に神の名に相応しい素晴らしさです!

>>月子の体型
じ、自分は>>157等の小説の影響から「貧乳モデル体型」という
イメージを持っていたのですが、巨乳〜標準派が大半なのでしょうか?
でしたら私もこれからそう描くべきなのか……
561名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 01:39:47 0
>>月子の体型
自分は微乳が好きだし、何事にも完璧な月子が一つだけ持っているコンプレックスとして
そういうのがあっても良いのでは、と思っているし好みなので、やはり微乳派です。
本当は美乳が好きですw
>>157を見て、そんなのもあったなぁとか思ってたら自分で投下した物でしたw
人様に影響を与えていたとは思わなかったです…

ですが、取り敢えず「創作スレ」なのだから自分の思う月子を表現すれば良いのではないかと。
その時々のスレの流れで巨乳に描(書)いたり、微乳にしたりすれば良いと思うし。
此処に降臨する神々の絵はどれも素晴らしくて、萌えるので…自分はどんなものでもウマーですがw
好みはそれぞれだから難しいとは思うけど…

自分の意見ばかりですみません。アドバイスにすらなっていないorz
562名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 02:44:19 0
自分もひんぬースレンダーでハァハァ(*´Д`)ハァハァ妄想してるよ
背は高くても160無くてもいいな。
563名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 02:59:58 O
>>560
個人的には貧乳でも巨乳(爆乳)でもない美乳派。標準か、それよりは少しだけ大きめという感じ。
背は女性としては高めに160越えで、Lより低く、高様(女)とほぼ同じくらい。
原作月がさほど自分の外見にコンプなさそうだったのが主な理由だ。
ちなみに乳の形は乳首が前か上向いたお椀型がイイ(*゚∀゚)

でも>>561も言ってるように、語ったり創作する時とかはコンプなり完璧なり
各自が好きな表現で設定しちゃっていいと思うよ。

というか自分自身、月子は描く度に乳の大きさが違うw
わかりやすくエロっぽいのを描く時は若干デカくしてる意識はあるが。
あと寄せて上げられる構図は谷間深くしたりw
前からサンタとか水着とか投下させてもらってるけど、アレはやっぱり巨乳扱いになるのか。

あと前にも出てる意見だけど、一部二部でも体型変わってるイメージ。
一応、>>544の水着は二部体型、下着とかは一部を意識してる。
一部は骨や筋肉の付き方がハッキリで細身、二部の方は全体的にムッチリな感じで。特に尻。
(誰が見てもハッキリ分かる様に描き分けられたら良いんだが…努力する)
語りすぎスマソ。

まあ要するに、月子の乳は柔らかくて滑らかで適度に張りがありそうで揉みたいという事だ。


あと>>544ー545にレスくれた人達ありがとう。
この場を借りて感謝します
564名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 03:06:08 O
自分は普通のを想像しているが微乳も巨乳も好きだ
両方味があるし展開によって使い分けられる

例えば毎日竜崎に乳揉まれるシュチュだけでも
微乳→月子さんが大きくしたいために毎日竜崎に乳揉まれる
がちっとも大きくならなくてキレる月子
月子を宥めて揉み度が足りないのかも知れませんという竜崎。結果、さらに揉まれる月子
普通→毎日揉まれてなんだか大きくなった胸
うっかり桃太が口を滑らし月子竜崎父からフルボッコ
もう揉ませない!と言う月子、それを説得していつも通り揉む日常→なんだか大き(ry
巨乳→もともとでかいのに毎日竜崎に揉まれてさらに大きくなっちゃって大変!
月子さんの胸は凄いですねとさらに揉まれまくる月子
これ以上大きくなったら駄目ぇ!と抗う月子揉む竜崎だがしょせん男と女
毎日揉まれちゃう月子さん

って感じ?自分が好きな月子を書くのが一番いいよ
565名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 03:07:08 0
>>565の「160無い月子」を見て子月子wとか妄想した自分は病んでいると思った。
子月の設定すら出ていないのに子月子ってのもアレだが…可愛いと思うんだw
そりゃもう総一郎がデレデレになる程の可愛さで。

総一郎「月子は将来なにになりたいんだ?」
子月子「おとうさんみたいなけいさつになる!」
総一郎「おお、嬉しいよ月子…お嫁さんと言うかと思ったよ」
子月子「なるよ!おとうさんのおよめさんに!」

そして総一郎号泣。赤ん坊の粧裕を抱いた幸子はケラケラと笑う。そんな夜神家の平和な日常。
だが約12年後に世界の名探偵の毒牙にかかったり不埒なことをされたりと、総一郎は違う意味で
号泣。……って、総一郎の話かよw

子月子は子照の様に正義感漲る子供でイジメッ子と戦っていたのか、それとも案外冷めた目で
静観していたのか…
「イジメなんて自分が優位に立ちたいだけでしょ。そんな非生産的な事じゃなくもっと別の事で
目立ちなさいよ」
と淡々と言ったりw

子Lや子照と出逢っていたらどうなんだろう…とかまで妄想を始める自分は相当アレだ。
566名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 03:13:31 0
>>562さんだよww
大丈夫かよ自分…orz

微・美・巨乳の月子とか子月子とか妄想してニヤニヤニヤニヤしているからだな…
連投スマソ
567名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 03:31:40 0
>>565いいなあ
「将来せいぶけいさつになるの!」とか言わせてみたい。
568名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 05:28:55 0
>>564
どっちにしろLに乳揉まれててワロタw
569名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 06:13:13 0
ずっと思ってたんだけど、
ここに投下されたSSや絵ってどこかにまとめたりしないの?
にくちゃんねるも完全閉鎖するみたいだし、
このまま神々の作品が消えるのはもったいない気が…。
570名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 07:42:43 0
先生!まとめサイト作ったことがありません!
571名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 08:44:11 O
まとめサイトを作るだけの腕はあるはずだが(じゃないと就職できん)正直暇がない…
572名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 17:07:45 0
月子先生!サイトの作り方が分かりません!

>>314さんの言う様に同人誌(アンソロ)として出しても良いよなw
まぁこっちの方が実現は無理だろうけど。
絵・小説の神々降臨の次はまとめサイト職人の降臨を待つしかないか。

タイトミニで白ブラウスの伸縮棒持って眼鏡掛けた女教師月子とか妄想した自分は末期。
科学(理数系)の竜崎先生と社会又は保険医の魅上とか生徒のメロニアマットとかで月子先生を
巡って学園ラブコメとかまで妄想したのは自分だけだろうw

嗚呼、月子 可愛いよ 月子
573名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:06:55 0
>>551にレスくれた方々ありがとう!
ご指摘どおりあれは自作と小畑絵のコラボです
月子は髪(と1巻は手・5巻はシャツ)だけほぼ小畑のままであとは自作とのカオス
一応月子は167cmくらいのイメージで調整しつつ描いてたけど
確かになんだかもっと身長ありそうに見えるww
きっと月子は顔が小さくて脚が長いから実際より高身長にみえるんだよ
ということにしておいて下さいw股下90cmな月子とかw

自分はやや大きめなEカップくらいの高田(女)体型な月子を想像してるけど
微乳も普通も爆乳もどれもいけるし、色々あった方が萌えも倍増していいなぁ
>>564みたいな感じだとすごく萌える
どちらにしてもLに乳揉まれる月子とか可愛すぎるw
子月子といい女教師といい月子は妄想しがいがあるよ…(*´Д`)
月子先生は古文か英語の先生だといいな

まとめサイトは職人さんの降臨を待ってます
無理っぽいけど同人誌もいいよね、月子本だったら並んででも買いたいw
574名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:17:46 O
>>551が見たいけど携帯しかないから見れない・・
携帯用にうp頼んじゃダメですよね・・
575名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 23:25:48 0
白黒携帯しか無いからよくわかんない・・・

子月子「私、大きくなったら西部警察になってパパと悪人をブッコロスの!」
粧裕「バブー」
総一郎「…」涙
幸子「あらあら粧裕ちゃん、パパのお嫁さんになるの〜」
子L「じゃあ私はケーキ屋さんで…」
子松田「僕は月ちゃんのお婿さんになりたいです!」

テラカオス
576名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:04:33 0
>>575
カオス乙w笑ったww

子月子「おとうさんみたいなりっぱなけいさつになってサユをまもゆ(る)!」
総一郎「月子は偉いなぁ」
幸子「でも婦人警官は危険よね」
総一郎「うっ!…確かにそうだな」
子照「月子さんに近付く悪をボクが削除します!」
子L「それじゃあ自分を削除して下さい」
子松田「僕は月子ちゃんを守るよ!」
子月子「なんかみんなウザーイ」
子照・子L・子松田「orz」

そういえば一応、月子って婦人警官になるんだよな。萌える(;´Д`)ハァハァ
577名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:23:14 O
ここの作品が失われるのは確かにとても勿体ない。
これだけは外せん!と思って保存してるものはいっぱいあるけど
全部は出来てないし、(容量とかPCが家族兼用等の理由から)
新規さんが来た時に見れなくなってたら残念だろうし…
自分が出来りゃ率先してまとめサイト作るんだがなorz
神が降臨して下さるのを祈るしかないか…


あと自分月子の身長の話題振った者だが、
いつの間にか乳の話になっててバロスww
私的に月子は微乳とずっと思ってた
眉目秀麗の月子が乳のサイズだけ微妙で、
コンプレックス感じてるってのは凄いかわいらしいポイントになる。
(でかくする為ストレッチしたり揉まれたりってのが健気でツボったw)
しかし月子の事だから美乳であることは間違いない筈だが。

でも勿論デカ乳の月子が嫌!って訳では全く無いです
>>564タンみたいに乳サイズによってあらゆるパターン楽しめるし。
作品や状況によってデカいか微妙か都合良く勝手に解釈してうはうはしてるw
578名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:02:22 0
>>574
>>551だけど遅くなったけど一応携帯用にもうpしてみたよ
頭のhは取ってあるけどこれで見れるかな?
1巻
ttp://imepita.jp/20070611/862240
あまりに画像が小さいのでw一応月子顔部分
ttp://imepita.jp/20070612/005980
5巻
ttp://imepita.jp/20070611/863430
ついでにこっちも月子顔部分
ttp://imepita.jp/20070612/031930
顔部分とか拡大するとより粗が目立つけど気にしちゃダメw
579名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:24:33 O
乙です!
月子美脚すぐるwww
580名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:53:53 O
とりあえず今ダウンロードしたのと(超乙アップも可愛いw)あと一枚は携帯にそれ以外はPCに全て保存してあるよ

暇さえあればまとめサイト作るのに…orz
581名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 02:29:14 0
>>578
乙!仕事早いなw
既に見たのにまた見ちゃったよ。美少女月子はやはりアップになってもテラ可愛いな。
太腿も良いけど、腰チラや膝や脹脛に激しくハァハァしたよ。
これを元にフィギュア作って欲しいよw
582名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 13:56:25 0
5のプリケツ(;´Д`)ハァハァ
583監視月子四日目:2007/06/12(火) 15:08:11 0
なんか、四日目が長かったので途中まで。
-------------------------------------------------
四日目。
「娘さんが帰って来ました。今日は友人を連れています」
「何っ!」
夜神局長は噛み付くように画面を見た。
「女生徒です」
「ああ、あれは山元元子という幼なじみで他校の生徒だ。私も知っている」
局長は明らかに安堵して、腫れた目蓋をぎゅっと瞑った。
-------------------------------------------------
「ただいまー。誰も居ないみたい」
ドアを開けると、台所で飲み物と菓子を用意し、月子の部屋へ二人で入る。
「あいかわらず、こざっぱりしてるねえ」
見回して元子は呆れたように言った。
月子とは対照的に目のくりくりとした小柄な可愛らしい娘である。
「ね、あれ試した?」
何故か月子は、はにかむように顔を赤らめた。
「試したんでしょ」笑いながら元子が畳みかける。
月子は恥ずかしそうにこっくりと頷いた。
「じゃ、脱いで」
元子が嬉しそうに言った。
-------------------------------------------------
総一郎は、また嫌な予感がした。
二人はモニターの中でキャアキャアと楽しげに脱がせっこをしている。
-------------------------------------------------
「何か、ドキドキする」
元子が笑った。
「私も。ほらプッチンパッチンさらさら〜」
月子は妙な擬音を使いながら、元子のブラウスを少しづつ脱がせていく。
上半身ブラジャーだけになると、互いに後ろからホックを外す。
元子は後ろから月子の乳房に手を回した。
小さな膨らみを手の平で弄ぶ。
584監視月子四日目:2007/06/12(火) 15:09:13 0
「ん〜、大きくなったかな。変わらない気もするし」
「計ってみようよ」
月子は手を伸ばすと引き出しからメジャーを取り出した。
元子が直立する月子の胸に手を回し、かがみ込むとメジャーの目盛りを真剣に見つめる。
「う〜ん」
「変わらない?」
「う〜ん、5mm増・・・でも誤差かな」
「えー!5ミリ!嬉しい!」
月子は元子の首ったまに抱きついた。
「でも、月子はチチナイの方が可愛いと思うけどね」
メジャーを月子の背中越しに巻きながら元子が言う。
「何よ、あんたに何が分かる。それにチチナイって何よ。何語?」
元子の脇腹をくすぐると、二人は賑やかに笑い合った。
-------------------------------------------------
総一郎は、それでもモニターの前で少し安堵していた。
目に涙が浮かぶ。
竜崎は目を見開いたまま、総一郎に聞こえないような声で小さく呟いた。
「百合、ですか…」
-------------------------------------------------
日差しで十分に暖かい部屋に、上半身裸のまま二人はベッドに座り込んだ。
菓子をつまんで無邪気に元子が訊ねる。
「ね、毎日した?入った?」
「うん…毎日とはいかなかったんだけど。でも入らなかったよ…痛いし」
「うそ!入んない?」
元子が目を瞠る。
「何使ったの!?私はねえ…あ、月子あれある?」
「うん」
元子は鞄を、月子は本棚の『世界の建築』をゴソゴソと探し始めた。
-------------------------------------------------
「せ、『世界の建築』…!」
無意識に呟いて、総一郎は青ざめた。
もう『世界の建築』のケースから何が出てきても恐ろしくはないと思っていたが、体が逃げの構えに入った。
585監視月子四日目:2007/06/12(火) 15:10:27 0
-------------------------------------------------
「これ!」
元子は細長いスティックのりを突きだした。
月子は、驚いた表情になる。
「うそ、私コレでやったけど…」
例の新しいブラシを出す。
「ちょ、月子!太すぎ!でかすぎ!」
元子がベッドにひっくり返った。
箸が転がっても可笑しいという年齢特有のけたたましい笑い声が響く。
-------------------------------------------------
「ブラシとコピー紙出しました。あの紙は何でしょう、夜神さん。…夜神さん?」
竜崎が隣を見ると腹に「KIRA!打倒松田!」と大書されたキューピーが取り残されていた。
今頃はトイレで泣きながら便所紙の鶴でも折っているかもしれないが、今は監視を続けるしかない。
竜崎はモニターの紙に目を凝らした。
-------------------------------------------------
「ほら新しいから、月子にあげるよ」
「ありがと。…なるほどねぇ」
月子は物珍しげに只のスティックのりを触った。
「それと、その蓋が気になるんだったらコレ被せて」
財布の中からもう一つスティックのりとコンドームを取り出すと、袋を破りくるくると器用に被せて見せた。
「元子、上手すぎ…」
月子は目を丸くした。
「いやいや、これ袋に書いてあるから」
あっさり白状する。
すると、月子の携帯電話が鳴った。
月子が出る。
「ん。そう。元子が来てるの。…分かった、うん。じゃあね」
元子は紙を見ながら菓子を食べている。
「なに?」
「お母さんが粧裕とちょっと遠くまで買い物に出てるんだって。冷蔵庫におやつがあるって」
「えー、何?おやつ?どーんと持ってこーい」
二人はシャツを羽織ると階下へと降りていった。
586監視月子四日目:2007/06/12(火) 15:12:00 0
-------------------------------------------------
「あの紙、『おっぱい!おっぱい!』…あとは読めませんね」
竜崎は独り呟いた。
-------------------------------------------------
つづく
-------------------------------------------------

全世界の元子さんごめんなさい。名前が思いつかなくて。
おまいらの妄想も激しく待ってるからな(´;ω;`)ウッ
587名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 15:36:39 0
>>583さん!
乙!これまたGJ!w

女子高生月子にハァハァしました。キャピキャピしてるのが可愛いw
こんな一面もあったのかと萌えたww
総一郎のとこも毎回楽しみにしてたから嬉しいよ。ナイスだパパw
淡々としているLも大人というか変態というか…w
この後の続きが激しく楽しみだ!頑張って書いてくれ!!
588名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 15:48:22 O
>>583
乙!GJ!
何か監視シリーズが楽しみで仕方ない今日この頃www
百合とはまた新しい境地ですな。キャピキャピ月子に萌え
もう総一郎が気の毒で見てられねぇw
Lはよく冷静に監視出来るな。流石だ
元子に教育(?)される初々しさがまたかわいいよ

あー、自分も投下したい。でも時間が…ウッ(´;ω;)
589名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 16:20:32 0
>>583様 GJ!
今回はほのぼのとしていいですね。いえ世間的には十分エロスなのでしょうが。
しかしこうして、女子高生らしく女友達ときゃぴきゃぴしているのを見ると
ノートを拾う前はやはり「白月子」だったのだなとホロリときてしまいました……。
今はカメラ越しに見知らぬ男を挑発する女に……(涙)。
だがそれはそれでいい。むしろハァハァ。
590551:2007/06/12(火) 21:15:34 O
>>578
ありがとうございます!!!
ちゃんと見れました!!
まさかうpしてくれるとは・・感無量ですww
月子たん美脚だよハァハァ
591590:2007/06/13(水) 01:26:31 O
わっ、自分551じゃなくて574ですね、紛らわしくてすいません・・!!!!
592監視月子四日目:2007/06/13(水) 13:56:13 0
月子が冷蔵庫をゴソゴソと探ると皿に乗ったチョコバナナを取り出した。
箸に突き刺してチョコをかけ、色つきの砂糖粒をまぶしてある。
「便秘にいいからね。はい」
月子は立ったまま食べ始めた。
元子も一本手に取る。
「ねえ月子、男の人ってアレの時にアレくわえてる顔とかがエッチで興奮するんだって。こんな顔」
ムンクの叫びの真似をする。
月子は吹き出した。
「やだ、そんなの絶対好きな人に見られたくない」
「ええー、でも彼氏がやってって言ったらどうする?」
チョコをペロリと舐める。
「うーん。しても顔見られないようにするかな…」
「よし、私が君にエロいお手本を見せよう」
元子はバナナの一部を舌先で舐め、先だけを口に含んでチュパチュパと吸った。
「そんで」
バナナを銜えると横を向いてピストンさせる。
「もうコレでね、昇天致します」
二人はけらけらと笑った。
「はい、練習して」
月子はもう一本手に取ると、少し眺めていたが紅い唇からピンク色の舌先を突き出すとチョコレートをぺろりと舐め取った。
-------------------------------------------------
竜崎はごくりと喉を鳴らした。
-------------------------------------------------
「ダメよ、もっとそこを刺激すんの」
月子は、裏筋に見立てた部分を訳の解らない顔のままでペロペロと舐めた。
「で、先っちょだけをしゃぶる」
素直にくわえるとチュパチュパと音を立てる。
「そして、ピストン」
月子はすっかりくわえ込むとピストンを開始した。
紅い唇が溶けたチョコレートで汚れていく。
「よしよし、月子くん上手いぞ」
月子は笑いながら、バナナを吐き出すと口をティッシュで拭った。
593監視月子四日目:2007/06/13(水) 13:57:04 0
チョコが中途半端になったバナナをがぶりと噛み切る。
「ああ、もういいや!彼氏とか、いらない!」
-------------------------------------------------
竜崎は股間を押さえた。
(夜神局長が居なくて、本当に良かった…)
-------------------------------------------------
台所でバナナを食べ二階に戻ると、ベッドに座り元子が紙を指して言った。
「これしてる?これじゃあんまり解らないけど。どうやってる?」
「えー、恥ずかしいよ…」
「いいから、いいから。んじゃあ、私のでやって」
「いいの?」
「いいよ、はい」
元子は何故か後ろ向きになり、シャツを脱ぐと肘を上げた。
「えっと、こう」
月子は元子の背後に来ると、胸に手を回すと乳房を揉み乳首をこね始めた。
-------------------------------------------------
竜崎は椅子から身を乗り出した。
広げられた紙には図と『おっぱ!いおっぱい!大きくな〜れ!』と文字が踊っている。
-------------------------------------------------
「それだけ?」
元子が言った。
月子は恥ずかしそうにそれでも少し大胆に元子の乳首を摘んで刺激する。
「こう」
「そうかぁ。ちょっと月子あっち向いて。やったげる」
月子は素直に後ろ向きになるとシャツをはだけた。
スレンダーな体の小さな膨らみが露わになる。
元子の指がやわやわと乳房を揉んで向きを変え、先の突起に指を伸ばした。
-------------------------------------------------
竜崎はワタリに手短に指示を出すと、
画面に見入り、ごくり・・・と生唾を飲み込んだ。
-------------------------------------------------
元子は月子よりも激しく乳首を弄んだ。
594監視月子四日目:2007/06/13(水) 13:58:02 0
最初は形を確かめるように優しく何度も蕾を摘み、固くしていく。
固くなったら指で挟んで乳房全体を揉んだり、挟んだ指をリズミカルに狭める。
萎んで埋まりそうになる蕾を抉り出し、摘んで指先で優しく叩く。
「…っ」
乳首への激しい愛撫に月子は白い喉を仰け反らせた。
「まだよ?月子、我慢して」
乳房をすっぽりと包み蕾の先に指の腹を当てるとクリクリと回し始めた。
縮んで皺々になった根元が支点になって、月子はこそばゆいような感覚に襲われる。
「あっ、だめ。無理」
「ダメよ、今度は反対回し」
同じように人差し指で可愛らしい蕾を逆に回す。
「あ…っん」
月子は甘い吐息を吐いた。
「可愛い。月子の乳首……ねえ、濡れて来た?」
間断なく乳首と乳房を責めながら元子が囁いた。
月子は苦しげな息を吐きながら頷いた。
「見せて」
胸から手を離す。
月子はスカートを脱ぐとベッドに上がり下着を取ると、脚を広げた。
元子が興味深げに覗き込む。
短いスカートから尻を突き出すので、下着が丸見えだ。
元子の下着の股も卑猥な縦染みを作っている。
「あ、出てる」
「出てる?そこだ〜」
月子が無邪気な声で答える。
「んー。でもねえ。なんか狭いわ」
顔を上げると月子を見た。
「…元子…入れてくれる?なんか上手そうだしさ」
しょんぼりと呟く。
「入れてあげても良いけど、自信無いな…」
件のコンドーム付スティックのりを手に取ると月子の秘部にあてがった。
月子は無意識に躯を強張らせた。
595監視月子四日目:2007/06/13(水) 14:00:33 0
「力抜いて」
染みだした淫液を周りに広げていく。
「あ…なんか…」
ねちゃつく音を立てて溝をくるくると刺激する。
「多分、無理だと思うから、指でいい?これより細いし」
「うん……いい方でお願い」
月子は畳んだ布団にもたれるように背を乗せた。
元子はコンドームを指に嵌めると月子の局部をマッサージし始めた。
「ん…、なんか勝手に脚が広がる」
「感じてるのよ」
淫唇を広げ間の溝を指で擦り、ふっくらと充血した淫唇も刺激する。
月子は胸を上下させ鼻の奥から甘えるような喘ぎをあげた。
「…ん」
「いくわよ。力抜いてね」
存外長い元子の指がするりと月子に侵入する。
「あっ、痛」
元子は指を引いて、少し入った分だけをクチュクチュと前後させた。
親指でクリトリスをぐにぐにと刺激すると、月子は背を反らせて枕を掴んだ。
「行くわよ」
元子は指でグリグリと月子の膣を犯して行くと、根元まで指を突っ込んだ。
「痛い?」
月子はかぶりを振った。
「動かす?」
少し怯えた表情が浮かぶ。
「大丈夫よ。入口が狭いけど。動かしたら気持ちいいわよ?」
「あ…っ」
差し込んだ手の親指が淫核をつついた。
元子は月子の承諾を待たず、少しずつ指を抜き、するりと入れる。
それを段々と深く早くしていく。
ちゅぷちゅぷという蜜の音が次第に激しくなる。
月子は股を開いたまま時々体の向きを変えながら、甘く喘ぎ声を漏らしている。
「…あ、…ん。んっ、あっ、あっ…ダメっ漏れちゃう」
596監視月子四日目:2007/06/13(水) 14:01:49 0
「大丈夫、漏れないって。月子、ここ?」
元子は月子の奥に快楽の極点を見つけ指の腹でさすった。
「んっ…あ、だめっ」
月子は引きつるように息を止めた。
広げた脚がビクビクと痙攣する。
元子は膣の収縮を確かめると、くちゅりと微かな粘液の音をさせて指を抜いた。
「挿れる場所は分かった?あと、そこを押すの」
月子は赤い顔のまま無言で頷いた。
「それと、忘れてたけど乳首は舐めるのもいいよ」
「えっ。届かないよ…」
元子は笑って月子にのし掛かった。
月子は拭きかけの股にティッシュを挟んだまま抵抗もしない。
「違うって。こうよ」
まだ尖っているそこを舌先でちろちろと舐める。
「あ…んっ」
小さく呻く。
乳房を口に含んで小さな突起を優しく舌で回してやる。
月子は又興奮してきて背をしならせた。
元子はそこで乳房から口を離し、乳首に付いた唾を舐め取った。
「んっ」
「いい?あとは自分でね」
元子はブラを付け、シャツを羽織った。
「もう時間?」
「うん。ま、今度は試験が終わってからしか会えないね」
「そうだね。…なんか寂しい」
月子はしょんぼりと俯いた。
「やだなー月子ったらカワイイんだから!」
裸の月子を抱きしめる。
「私もだけど月子もがんばんのよ」
「そうだね、巨乳で大学デビューだよね!」
半裸同士で二人は賑やかに大笑いした。
-------------------------------------------------
597監視月子四日目:2007/06/13(水) 14:03:32 0
「あ〜美味かった!」
リュークが裏の物置から飛んできた。
満足そうに腹をさすりながら爪で奥歯をせせる。
昨日届いた箱入りのリンゴをご相伴に預かっていたのだ。
カメラも盗聴器も無いのはリューク自身に確認させた。
(随分長かったけど、まさか全部食べちゃったんじゃないでしょうね、リューク)
「まさか。一日1個までだな。監視もいつまでか分からないしな。その分じっくり味わってたんだよ」
月子の思考を読んだようにリュークが答えた。
リュークはクズ籠の大量のティッシュを見つけると、勉学に勤しむ月子の横顔を見た。
「月子。お前、何してたんだ?」
-------------------------------------------------
竜崎はペタペタとモニタールームを歩き回った。
そこへ局長が憔悴しきった顔で戻って来る。
「すまん。何度も」
よろけながら椅子に座る。
「月子さんですが、今日は一回です。まだ、するかもしれませんが…」
「そ、そうか一度か」
夜神局長は少し安堵して顔を上げた。
竜崎が冷静に続けた。
「その一回は元子さんに指でイかされてました」
局長の顔が凍り付いた。
「夜神さん。娘さんは胸が大きくなると信じて自慰に励んでいるようです」
机上のコピー紙をつまみ上げる。
「ティーン向けの性情報満載の雑誌の特集です」
「おっぱい、おっぱい、大きくなーれ…」
「読めば分かりますが、ガセです。単なる女性向けマスターベーション特集ですね」
「月子…」
「大丈夫です。私も俵を突いて大きくしようとした事があります。脱がせっこもしました。
友人同士で性情報を交換するのも普通の事です……」
598監視月子四日目:2007/06/13(水) 14:04:17 0
「ふ、普通か…俵も脱がせっこも経験が無いんだが…」
「世代間の差ですかね。夜神さん。コーヒー、飲みますか?」
呆然とする夜神に竜崎はいつになく優しかった。
----------------------つづく-------------------------


もう長くて。すまんこ
五日目で終わるから
ちょっとそんなのねえだろって所もあるけど大目に見てくれ
それと、おまいら、落ち着く場所で読んでね
599名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 14:39:27 O
>>592
ちょwwwGJってかいつにも増してえろいよww(*´Д`)ハァハァ
やっとLが股間抑えたか。この二人で手錠とか一体どうなるんだろ
つかL俵ってwwwwww局長カワイソスwwwww
ほんと一人の場所で読むべきだな…顔の緩みが抑えられんw
600名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 16:53:43 0
>>592さん乙!
いつもよりGJですwww
文章上手くて見入ってしましたw面白いよ。
やっとLがまともに反応したのが良かった!やはり奴も男だなww
五日目の執筆頑張ってくれ!待ってる!
601名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:38:22 O
乙〜
月子と元子何しちゃってるんだい(*・∀・)
いやーニヤニヤしながら読んだ、笑いたいけど流石にバスだし頑張って堪えてたけど
>私も俵を突いて大きくしようとした事があります。
でやられた、もう爆笑w
落ち着く場所で読んでねって言うの遅いよw
今度のも楽しみにしてるよ
しかしお父さん心労が減ったのか増えたのかどっちつかずだや
602名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 21:26:31 O
しかしうまいね〜!!!!あー今日は家で読んでよかった
リュークは無関心なのね。竜崎は(*´Д`)=зだけど
ブリテン時代に俵を突いていた竜崎萌え
603名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:13:10 0
俵は分かるけど突くの意味が分からんorz
そんなことしてデカくなるもんなのか?
604名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:28:31 0
>>592
GJGJ!!!!いいなエロいな月子と元子ww
でも俵突くとか俺も知らねぇwwww
つか女性向けティーン誌でもマスターベーション特集とかあるのか・・すげえな
605名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 01:31:21 0
>>592
GJGJ!!
月子と元子かわいいなw
続きが楽しみ!
606名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 03:18:52 0
>>604
あるよ。
少女漫画雑誌(中高生向け)でもマスターベーションのやり方とかセックスの心得的な物とか
ビックリするような特集組まれるし。
勿論女の子向けだけど、男も読んでみるといいよwどういうことを女の子が本当は望んでいる
のかとかが分かるからww
鵜呑みにしちゃダメだが笑えるから読めばいいよwww
月子もこういうのを密かに読んでいるんだろうな。
男とは違う意味合いでそういうのに興味が有ったりするからな。
元子との恋愛じゃない絡みがそういう意味ではある意味リアルww

何か変な話になってごめん。
607名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 07:32:47 0
>>603聞いた話ではマンガでそんなんあるんだよ
絶倫男が石を詰めた俵をちんこで突いて鍛えるwマニアックだ
ティーン誌は想像だけど。昔チンコのペーパークラフトあったくらいだから在るかも試練
竜崎が優しかったのはきっと一回抜いたせいだと妄想
かなり変な話になった.な、すまそ
608名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 15:44:52 0
マニアックだが竜崎なら俵突いて鍛えてても何故か違和感ないなw
昔性コミでカレースプーンをチンコの大きさに例えてた漫画があったけど
ペーパークラフトは初耳だ。何に使えというんだww
竜崎が優しかったのは総一郎がいいもの見せてくれた月子のパパだからかと思ったが
そういう解釈も楽しいなww
>>592乙!
609名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 18:38:32 0
>>607
そんなマンガもあるんだなーすげえw
ただでさえでかそうな竜崎が更に大きくなったら月子大変だw
見ただけで真っ青になるよw
「………………」
「どうしました?月子さん」
「……あの、竜崎……ソレ……」
「ああ、実物を見るのは初めてですか?男のモノはみんな同じようなものですよ」
「いやそうじゃなくて…やっぱり無理」
「大丈夫です。最初は痛いかもしれませんがすぐに気持ち良くなります」
「じゃなくてそんなの絶対入らないから不可能だから」
「不可能を努力で以って可能にするのが人間の素晴らしいところなんですよ月子さん。
 ですから私のコレも努力次第で十分入ります、というか挿れてみせます。ではそういうことで」
「ちょっ…竜崎待っ…!」
「安心して下さい、可能な限り優しくします。それに私、結構巧いですよ?」
「やっ…そんな、無理っ……あっ…!…………………!!!!!!」
「……ね…?ちゃんと…入った、でしょう…?」
月子はこの時初めて、人間は努力によって不可能を可能にするということを身を以て実感したのであった。
みたいな初夜だったら嫌かもしれないw
610名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 19:27:05 O
>>609
竜崎「(巨根を傍らに)大丈夫です優しくします」(*´Д`)=зハアハア
ちょ、オレ今電車なんだけどww
そしてニヤニヤ俺キモスw
611名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 19:54:46 0
>>609
ちょっ、食後で苦しいのに腹抱えて笑ったwww
そんな初夜でも全然OKだわw

「こんなので驚いていては月子さんもまだまだですね。女性は出産だってするのです。
私のモノなんか余裕の筈です」
「出産する時は自然に拡がってからなの!!竜崎のは無理矢理でしょう!?」
「大丈夫です。女性の身体は柔軟に作られています。先が挿入ればなんとかなります」
「なんとかじゃ困…っくぅ!!ちょっ、まだ…っ」
「…っん、ああ…良いですね。ほら挿入りました…このまま全部挿れますっね」
「やっ、ひぃああっ!!」

などと妄想を重ねてしまったorz
612名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 21:38:55 0
>>609>>610>>611
巨根竜崎と処女月子に(;´Д`)ハァハァ
竜崎には「…っ…力を抜いてください月子さん。食いちぎられそうです」
などと言いながら、宥めるようなあやすようなキスを月子にしてほすぃ
613名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:18:25 0
>>612にコッチが(;´Д`)ハァハァ
なんなんだそのラブラブっぷりは!ww

「そんな事言って、も…無理ぃ…ひゃうん!!」
「(仕方無いな…)月子さん、こちらを向いて下さい」
「りゅ崎ぃ…っん」
「ふ…っん」

月子の頬に手を添えてキスをすると優しく舌を絡めて。
するとやっと安堵したように月子の身体が弛緩していった。涙が頬を伝われば添えた手でそれを
拭い、尚も深く愛しさを篭めて舌を絡めた。
それでも月子の下肢を刺し貫く欲望の塊は律動を止めることなく卑猥な水音を奏でながら続けられた。
濡れる花弁に堅い茂みが触れると竜崎の全てが収められた事に微かな意識の中で月子は気付いた。
既に抵抗する力さえ残っていないのを確かめると、膝を立てて月子の双丘をシーツから浮かせる様にして
更に激しい動きへと変えていった。

「やぁ、ダメ…りゅ…っん」
「大丈夫です。私に任せて…初めてでも達かせます」

とか、また妄想したジャマイカ!!
614名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:23:34 0
そういえば未来レスした>>595は期待以上に萌えなものでした。奇跡!ww
自分的に満足した。連投失礼。
615名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:51:09 0
本当にガモウはライトを女にすればよかったのにw
月子かわいすぐるw
>>613
乙!月子可愛いよ月子
616名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 22:51:35 0
>>612
いかにも月子が初めてっぽい竜崎の言い回しがイイ!
食いちぎられそうな月子のナカ・・・(;´Д`)ハァハァ
>>613
GJです!なにこのラブラブ甘々L月子はw
エロいしカワイイよ処女月子(;´Д`)ハァハァハァハァ
優しくてなんか男らしい竜崎にも萌えるよ
もっと妄想してくれww
617名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 23:03:46 0
黒月子で余裕たっぷりで妖艶なのもいいけど、白月子で処女ってのもいい!
黒月子なのに体は誰にも許さず竜崎に処女を捧げるってのも萌えるw
しかし、白月子なのに処女じゃないって場合は悲しいなw
618610ですが:2007/06/14(木) 23:30:37 O
>>612>>613
画面メモに

保存
した
619名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 01:36:55 0
処女くさい白月子(;´Д`)ハァハァ
620名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 13:45:41 0
処女くさい黒月子も(;´Д`)ハァハァ
621名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 17:11:10 0
「月子さん、工作得意ですか」
「まあまあかな?」
振り向くとストレートの髪がふわりと顔の周りを舞う。
「これ、作って下さい」
椅子にうずくまってケーキを口に運びながら、竜崎が厚紙を渡した。
「いいけど?」
ハサミで丁寧に切り離し、山折り、谷折り、のりしろ、と小さく印刷のある通りに組み立てる。
竜崎はチラチラと白い指先が糊で汚れたり、立体物を摘み上げるのを観察した。
奇妙に反り返り、先の膨らんだ棒のような造形物が出来上がった。
「竜崎、何これ」
手に持って不思議そうに眺める月子をじーっと見つめる竜崎。
「…それは、平均的日本人男性の勃起時のpenisです」
「ぎゃあっ!」
驚いた月子は反射的に竜崎に模型を投げつけた。
首を傾げて避け、付け加える。
「日本語だと陰茎ですね」
「何て物作らせんのよ!」椅子から立ち上がる。
「ちなみにこれは私のモノを元にしたペーパークラフトです。恋人である月子さんには是非」
月子は紙を奪い取ると憤怒の形相でゴミ箱に力一杯投げ込んだ。
「あ、私の陰嚢のはコレで…」
更に厚紙を差し出す竜崎をギロリと睨むと、月子は平手打ちを食らわせた。
パシッと小気味よい音が響く。
「…酷いです」
竜崎は頬に手を当てて呟いた。

ただの変態だw
622名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 18:26:05 0
>>621
ちょwおまww乙!

白月子タンにそんなもの作らせちゃらめぇぇえ!
てっきりお菓子作ってくれって言うのかと思ったのにww
623名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 19:00:34 0
>>621
ちょw乙wwwこの変態Lがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
月子の反応もいいなwwwwwwwwwwwwwwww
624名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:26:52 0
>>621
乙!www至って冷静な竜崎の変態加減に噴いたw
やっぱ竜崎といえば変態だよなw
自分が何作ってるのかなかなか気付かない月子もいいなw
625名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:22:39 O
>>621
笑わせてもらったよGJ!www
Lはこの後
「夜神月子…手先は器用。男性器への免疫はない様子。男性経験の乏しさが伺われる」とか
捜査資料にこっそり書き込んでそうだ
626名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 23:11:56 0
>>621
ちょ、笑いすぎて腹痛えwwww
Lは「このペーパークラフトによって今のうちに私のモノのおおまかな形状に
免疫をつけておいてもらおうと思っていたのだが…」とか思ってそうだよw
627名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 00:53:51 0
>>626初期Lで想像したwwww
628613:2007/06/16(土) 00:54:47 0
あんな拙いものに喜んでくれた方々有難う御座います!
逆に申し訳ないです…orz

>>618さん
ちょっww保存してもらえる様なものじゃないってwwwでも嬉しい!

ノリで書いたものにこんなにも反応が在って驚きましたw
またノリで書きます。此処の住民は良い人ばかりですね。

>>621さん!
とても面白く萌えるものを有難うww
月子がマジ可愛い!絵が浮かぶww

この月子なら浴室の石鹸に毛が付いてるだけで照れながら怒りそうだw
スコーン!と竜崎の顎に命中するように投げそう。
629名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:20:12 0
来る度萌えが投下されててすごいよ、このスレ最高!
なにかもうスレの流れと神作品にハァハァしっぱなしだww
>>579>>582>>590
反応ありがとう!月子はきっと美脚とプリケツに違いないと日々妄想してるよハァハァ
>>592
GJ!!!すごく面白かった!月子と元子が女の子っぽくていいね
気の毒なパパを見守りつつw竜崎の俵に吹いたwww五日目も楽しみにしてる!

>>592さんのSSから勝手に妄想
元子は山本(男)からイメージしたらこうなったwパスはmune
スレンダー月子と元子の乳測り。女の子らしいふわふわした塗りに挑んで玉砕orz
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0000035057.jpg
あと>>564の「月子さんの胸は凄いですね」が印象的だったので思わず描いたw
竜崎に乳揉まれる月子。パスはこちらもmune 
>>621さんのSS読んだ後のせいか竜崎が変態にしか見えないw
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?dlpas_id=0000035054.jpg
ちょっと続く↓
630名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:21:11 0
連投スマソ
>>609~>>611には思わずお茶吹いたw頑張れ月子ww
>>613
あまりのラブラブっぷりに萌え死んじゃいそうです(;´Д`)ハァハァ
処女月子可愛いすぎる!有言実行な竜崎ならきっと達かせてくれるよ!w
>>621
GJ!!www腹が捩れるほど笑わせてもらったよww
月子は無垢な可愛さを、竜崎は変態さを極めてるww

なんだか最近月子妄想が止まらなくてヤバいw
どれだけ月子好きなんだよな自分がキモイよ
631名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:25:21 0
あっしまった名乗り忘れた
>>629-630>>578です
なんかPCの調子おかしいな…
632名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:36:09 0
>>629
エロいよ(*´Д`)ハアハア
確かにLが変態に見えるwww

ところで、前から思ってたがこのスレは全員にレス返すのが当たり前なの?
創作スレにしてはめずらしいというか…
633564:2007/06/16(土) 01:38:31 O
>>629
いよっしゃ!妄想してよかったwww
まさか絵で見れるとはwwwいいものが見れた、マジで嬉しい乙!
月子と元子、いいねぇ可愛い
Lってば、月子さんの胸をわしづかみにしてまぁwwww
いいぞいいぞもっとやれ竜崎!
634名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:42:13 O
>>632
一応自由かな?
レスしたければしてもいいし、したくなければしなくてもよいって感じ
635名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 02:02:29 0
>>634
だね。結構自分は人様へのレス自体も楽しんで読んでたりするw
>>629
月子と元子、普通の女の子ぽくてカワイイ!
月子の乳掴みながら凝視してる竜崎に笑ったw
636名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 02:37:31 0
>>629ぐは!たまらん!gj!
起きてて良かった(;´Д`)ハァハァ
637名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 02:47:18 O
でも他スレじゃ全レス返しなんてしてたら叩かれそうだよな
特に某スレなんて…
ここの住人は大人というか寛大だよね
638名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 03:10:57 0
>>629さん乙!(;´Д`)ハァハァ
元子との測りっこが可愛い!可愛い可愛い可愛い!
竜崎に鷲掴みされる月子も激しく萌えた(*´ii`)
ラブラブ万歳!何だか安心出来るんだよなラブラブって。
見えない下半身の演出もGJ!月子がぶかシャツ着ているようにも見えて勝手に萌えたw
パスにも笑ったww

自分も>>635さんと同じw
人様へのレスの中にも隠れた萌えとかあるから結構楽しい。

>>637
そうなの?どこなんだろ…怖いなw
ココは住人同士仲が良いって感じがする。馴れ合いとかじゃなく。良い意味で。
同じものに萌えてるのに何故叩くのか…

それにしても日々投下される神々の作品は本当に素晴らしいな!
ココに来ては萌えと癒しを貰ってるよww
639名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 08:54:11 0
ペーパークラフト。もう少し妄想しましたOrz

          〜つづき〜

「どこがひどいのよ!こんな恥ずかしい物どっから持ってきたのよ!」
「私、負けず嫌いなんですよ…」
ゆらりと椅子から立ち上がった。
いつになく熱っぽい潤んだ目で月子をじっと凝視する。
白い頬に徐々に手形が赤く浮き上がってくる。
「な…なによ!」
月子は睨み付けながらも自分で打った頬の色がショックなのと、何故か蛇に睨まれた蛙のような気持ちになり、じりじりと後ずさった。
足下でゴミ箱がガタリと倒れた。
月子が音に怯んだ瞬間、竜崎は机上に視線を落とした。
「…とりあえず、一回つけときます…。で、私も恥ずかしいんですが、これ」
今度は小さく折り畳んだコピー紙を摘み上げ、月子の手首を掴んで無理矢理押しつけた。
月子は竜崎の熱い手にビクリとしたが、厚紙でなかった為受け取ると不愉快そうに手を振りほどいた。
竜崎はカップを持ってキッチンへ行こうとする。
「何・・・これ」
畳まれた紙を開くのも薄気味悪く思えて迷っていると、竜崎が月子の問いに振り返った。
「あ、恥ずかしいんですけど通常時の私のモノのペパクラです」
「な…!…まだ…」
月子は紙を握りしめると怒りに震えた。あまりのしつこさに言葉が出ない。
「元ネタですが、1998年のエッチ・ティーン誌です。 私も 好きですよ、あの雑誌」
強調すると竜崎は嬉しそうに口角を上げキッチンへと消えていった。
月子は奥歯を噛み締めた。
(何が言いたいの!)
エッチ・ティーンは例のおっぱい!の雑誌であった。
******************************************
「月子さん、これ調合してもらえますか」
いつかのように竜崎がコピー紙を差し出した。
竜崎の無表情な顔を不審そうに見て、警戒しながら月子が受け取る。
だが紙を一瞥した月子は安心した声を出した。
640名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 08:55:07 0
「書いて在る通り作ればいいのね」
「ええ、お願いします。紙の通りにして暖かい内に持ってきてください」
竜崎はチョコレートをもぐもぐと口に含んだ。
--------------------------------------
十数分後。
「竜崎、出来たよ。紙コップなんかでいいの」
生暖かい紙コップとスプーンを竜崎に渡す。
「ありがとうございます」
「何、それ食べるの?不味そうだけど」
「いえちょっとシャワー浴びてきます」
スプーンを置くと紙コップを手に風呂へ行ってしまった。
--------------------------------------
十数分後。
竜崎がほこほこと湯気を上げながら半裸で戻ってくると椅子に座った。
「月子さんのおかげで30%すっきりしました」
「ちょっと、服着てよ!それに30%って何、微妙すぎ」
月子は整った眉を顰めてみせた。
心中では、赤く火照った肌と、血行が良くなったせいか薄らいだ目の下のクマのせいで何割か増しに色っぽく見えてドギマギしてしまっていた。
「それに…そういえばお風呂で食べたの?」
竜崎はぼさぼさ頭にタオルを被ったまま横を向いていて、酷く嬉しそうに口角を上げるのだけが月子に見えた。
「月子さん…片栗粉Xでぐぐった方が、いいですよ…」
******************************************
641名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 08:57:29 0
******************************************
「月子さん、これ作ってください」
いつかのように竜崎が紙を出してきた。
月子は不信感一杯の目で睨むと、バッチィ物を持つようにして摘み上げる。
それは菓子のレシピだった。
拍子抜けして竜崎を見るともうモニターに向かっている。
「じゃ、お願いします」
「分かった…」
--------------------------------------
数時間後甘い香りを漂わせて月子が入ってきた。
チョコレートケーキとお茶を持っている。
「出来たよ…美味しいかどうか分からないけど」
「ありがとうございます」
竜崎は回転するとカップと皿を机に置いた。
「エプロンしないんですか」
「使ったわよ…あのフリフリ。…誰の趣味?」
月子が少し嫌そうに答える。
竜崎がケーキ皿を手に取ると月子に差し出した。
「松田です。月子さん味見してもらえますか」
「毒なんか入れてないわよ。フォーク使っちゃうよ?
一欠け頬張ると味わう。
「ん、甘い。まあまあかな」
かたりと音をさせて竜崎が立ち上がる。
642名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 08:58:15 0
素早く月子の頭に手を回すと顔を近づけペロリと月子の唇を舐めた。
「ぎゃあっ!な!」
月子がお盆とフォークを放り出して飛び退くと、竜崎は上唇を舐め
「ん、まあまあです」と、丸い目で月子を見た。
「何すんのよ!」
「味見ですが?」
竜崎の頬に又ビンタが飛んだ。
******************************************
おわり


ビンタされて興奮してたりマジきめえ
ダメだ自分w
おまいらの妄想も待ってるぞ
643名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 09:59:06 0
>>642
朝っぱらからなんてことしてくれるんだよ!!
おもしろくて出かけられないwww
d!
644名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 15:22:02 0
>>642
朝っぱらからなんていいものをw近くに家族がいるのにニヤニヤが止まらんではないかwww
月子性的に幼い感じだなwwwwwww乙!
やばいこんな子がいたら自分も竜崎みたいにからかいたくなるよ(;´Д`)ハァハァ
645名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 15:47:18 O
片栗粉Xのくだりが分からないオレは出かけないほうがいいですか?
646名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 16:33:30 0
>>645
ぐぐると出んじゃね?
647名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 18:19:42 0
片栗粉X。自作おなホールですね
648名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 18:44:40 0
>>629
うおっ月子と元子可愛い!可愛いよ〜!
自分も月子の乳測ったり揉んだりしたいよw
Lが変態に見えるのにラブラブぽいのに萌えた(*´Д`*)
>>642
おなホール恋人に作らせるとはどこまで変態なんだLwwwww
なのにLにときめいてるウブで純粋な月子に(;´Д`)ハァハァ
最後はラブ甘でしめかと思えばラブコメなのも良かったw
またの投下を待ってる!w
649名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 19:38:58 0
>>639さん乙!
自分も>>645さんと同じく片栗粉のところ意味が分からなかったんだけどレス読んでやっと分かりましたw
その上でもう一回読むと笑えたw
月子に何を作らせているんだ竜崎ww
ラストのラブコメがGJ!
650名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 20:20:51 0
>>629>>639
どっちも乙!
胸わしづかみも平手打ちもGJ!

絵にしろ小説にしろシリアスとかギャグとかエロとかラブコメとか
いろんな月子が見れて嬉しい
神々いつも潤いをありがとうございます!
651名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 20:37:57 0
月子本(元)スレ>>111さん(無断転載すみません;;)の
Lなら風呂上がりとかでもふと捜査内容が気になって服着るのもめんどくさくなって
そのまま上掛けにくるまってベッドで資料検討とかしてそうだ
月子は「せめて下くらい穿きなさいよ竜崎…」とか言いそうだが
…というものに便乗〜

竜崎「そういう月子さんだって下着しか着てないじゃないですか…」
月子「隠してるだけマシでしょ。私は良いの。それよりも大切な資料に付けて汚さないでよ」
竜崎「何をですか?」
月子「……煩い!!ほらティッシュッ!!」

照れながら箱ティッシュを力一杯に投げ付けるが竜崎はそれを片手で軽々と受け取った。
そうしてやっと月子の言わんとしている事を悟るとティッシュを数枚取りしとどに濡れる自身を拭った。

というネタが浮かんだのでww
向こうでは妄想できないのでコッチに持ってきました。
652名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 20:46:39 0
>>651卑猥だ。照れまくり月子さん(;´Д`)ハァハァ
653名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 21:08:11 0
>>651
照れまくり月子たんカワユス
この二人、既に夫婦の領域に差しかかってるなw
月子たんはさっさと月子・ローライトになってしまえばいいよw
竜崎月子てのも日本美的な素敵な響きだけど
>>652-653さん有難う御座います。
>>653さんのレスに笑ったので妄想してみたww

※L月子・ギャグ※L本名バレ注意。


「何か私達は既に夫婦の領域だそうなので…本当に結婚してみませんか?」
「な、何を言ってるのよ竜崎!?そんな大事な事をあっさり言わないでよ!!もっと、こう…ムードのある時に…」

照れて狼狽する月子の目の前に竜崎はある紙を差し出した。
総一郎から借りたという判子も横に置いて。

「そういう訳で月子さん…記入をお願いします」
「プロボーズっていうのはもっとお互いの気分が盛り上がって…って、え?何これ」
「婚姻届です。一緒に提出する戸籍謄本もあります。明日出しますので早く記入を…」
「強引ね。いつも竜崎はそうよね」

怒っている様な口調でも頬は緩んで薄く色付いていた。
それにここまで用意をしているという事は竜崎は本気で月子と結婚する意志があるという事。
ムードも何も無いがこれが竜崎らしい…と内心で微笑むとテーブルの上の婚姻届に視線を落とし、取り敢えず自分の名前を書き込んだ。
そういえば婚姻届を出すには本名や本籍などの重要な個人情報を記入するのが普通。
竜崎の本名に少なからず興味の有る月子は半分書き込まれた方に視線を流して。
名前欄には…『L・ローライト』と記載されていた。
「ちょっと竜崎!!私をバカにする気!?こんな名前を記入して私の反応を見ようとでもいうの!?」
「あの、月子さん?」
「『L』とか『ライト』とか!!私を揶揄うにしてもこれは失礼よ!!竜崎のバカーッ!!」
「ちょっと月子さん!?」

スッと立ち上がった月子は竜崎の言葉を待たず、持っていた婚姻届をビリビリに破ってしまった。
はらはらと舞い散る幸せの残骸を大きく見開いた黒目で見送って。
言い訳をしようと月子を見上げたとろでバチーンと派手な音をさせて頬を殴られてしまう。
本気にしてしまった自分が恥ずかしく、そして本当は凄く嬉しかったのにこんなバカにされる様な事をされて、
軽くパニックになった月子は堪え切れない涙を両手でもって顔を覆い隠すと部屋を出て行ってしまった。
一人部屋に取り残された竜崎はテーブルに落ちた紙切れを摘んだ。
二つ取ったところでそれを横に並べると唇に指を宛てニィと微笑みを象って。

並べられた二つの紙切れには『月子』と『ローライト』という文字が書かれていた…


======
あんな名前じゃ揶揄われていると思われても仕方無いんじゃないかとw
それにしても手錠はどこいったwww
656名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 22:24:42 0
>>653ですが>>654さんGJです!
泣いちゃう月子たんかわいいよ月子たん
『月子』『ローライト』にニヤリと笑うLもかわいい!
萌えさせてもらったですよありがとう!!
657名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 22:36:28 0
>>655乙女かw
Lう
658名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 23:11:10 O
>>654
GJ!月子がかわいすぎ。
Lの本名初めてみたとき、確かにつぐみふざけてると思ったよw
この後どうすんのか気になる…誤解はとけるのか。
659名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 23:22:38 0
>>655
乙女な月子にハァハァだよw
誤解が誤解を呼ぶラブコメ突入に萌えますた
GJ!
660名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 21:10:41 O
月子可愛いよ月子
661監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:13:58 0
「娘さんです。帰ってきました」
竜崎の声がビデオテープとモニターだらけの部屋に響いた。
局長の顔に緊張が走る。
-------------------------------------------------
月子は部屋に入ると階下から持ってきた新聞を置き、いつものように制服をかけ、薄ピンク色の下着姿になった。
鞄から新しい本の包みを出し、少年が抱き合うイラストの表紙を見えるようにベッドに置いてやる。
『世界の建築フランク・ロイド・ライト編』から本を数冊取り出すと、さっきの包みにくるみゴミ箱に入れた。
-------------------------------------------------
「捨てた?」
「あれは、ハズレの本ということでしょうかね」
竜崎が蹲ってモニターを見つめたまま言った。
「ハズレ?」
「ええ、きちんと分類しているようです」
モニターの中の月子は新聞を読み始めた。
-------------------------------------------------
「お、月子今日はあれ読まないんだな。勉強か?」
リュークが言って、新聞を覗き込む。
「新聞にしては変わった写真だな…」
-------------------------------------------------
竜崎は親指を唇に押し当てた。
「スポーツニッポン…」
一面に載るスポーツ記事が見えるが、月子は明らかにエロ記事から読んでいる。
「うっ…」
局長は机の上で組んだ指に額を押し当てた。
-------------------------------------------------
月子は後ろの連載官能小説を読み終わると、真ん中のエロ記事を開いた。
「いや、今日はまともなのか…」
リュークがボソリと呟いた。
-------------------------------------------------
662監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:15:14 0
竜崎は足早にモニタールームの後ろへ行くと新聞を持って来た。
一番後ろのページを摘んで広げる。
「連載小説。OLと上司、深夜のオフォスで」
ざっと見ると一枚づつ捲り真ん中あたりのエロ記事を出す。
「AV女優のオナニー伝…フェルトペン入れてました…」
「…くぅー」
額に手を当てたまま局長は喉の奥から小さな声を絞り出した。
-------------------------------------------------
月子は新聞を閉じると買ってきた本を読み始めた。
「お、やっぱ読むんだな」
リュークがなぜか嬉しそうに言った。
俯せになって読みながら、月子の腰がなぜか時々くねるように動く。
「月子、パンツ汚れてるぞ」
(うるさいわよ、リューク)
月子はベッドの棚からスティックのりを取り出した。
消毒液をかけ、薄いゴムを説明を見ながら慣れない手つきで被せる。
被せ終えると潤滑剤がついた指を擦って見、少し不快そうな表情を浮かべた。
ベッドに几帳面にタオルを敷いて、枕と布団で体制を整え、パンツを脱ぎ大股開きになる。
手鏡で股を見ると、スティックのりを股間にあてがった。
-------------------------------------------------
今日は我慢していた局長は、スティックのりの登場で足早に去ってしまった。
「・・・入らないに、3000点」
椅子の上にうずくまった竜崎がコーヒーを啜りながら呟いた。
-------------------------------------------------
「痛っ」
月子は小さく叫んだ。
鏡で見ながら恐る恐る肛門と尿道の間の皮を引っ張る。
「ここが伸びるのかな・・・」
「俺にも分かんねえな。オスだし」
覗き込んでリュークが言う。
何度か体勢を変え、挿入を試みるが股が段々と乾いてきてしまった。
「あーぁ、無理か」
663監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:16:08 0
月子はのりを持ったままベッドにコテンと転がった。
白いシーツに輝く焦茶の髪が広がり、午後の太陽が白く裸身を浮かび上がらせる。
「はぁあ」
月子は少しの間目を閉じていた。
-------------------------------------------------
竜崎はホッとした。
「ちょっとカワイイです…」
-------------------------------------------------
月子は廊下を窺うと、下半身裸で二階のトイレを使って、スティックのりを洗うと部屋に戻った。
のりは引き出しに入れてしまって、新しいパンツを履く。
ベッドに腹這いになるとまたボーイズラブ本の続きを読み始めた。
「お前ほんと、それ好きだな…」
本を読み続ける月子を見てリュークが呟いた。
半ばまで読み進むと、月子は鏡台の引き出しから美容液を取り出した。
ディスペンサーを押して手の平に垂らすと透明な液が糸を引く。
月子はシャツを脱ぎ、液を胸に塗った。
-------------------------------------------------
「化粧品みたいですね。マッサージ剤ですかね…」
竜崎は独り言を言い、身を乗り出した。
-------------------------------------------------
月子は胸を回すように揉みほぐし、液を足すと乳首にたっぷりと塗りつけた。
白い乳房と赤みを帯びた乳首が卑猥にぬめって光る。
手の平で押し回しゆっくりと乳首を刺激していく。
ゆっくりと固くした乳首を摘み、指先で先だけを擦る。
「っ…っん」
段々と息が荒くなる。
「月子、これお前の母ちゃんのだろ」
リュークが冷静に言った。
(細かいわね。いいのよ、肌に合わなくて埃被ってたんだから)
月子は枕に頭を乗せ横になった。
ティッシュで手を拭くと本を読み続けながら、股の前を指先で抉るようにこね回す。
「知ってるぞ、それオカズって言うんだろ」
664監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:17:00 0
(ちょっと黙ってよ。リューク)
月子は読みかけのページに指を挟んで伸ばすと、股の前をもう一方の手でうねるように刺激し始めた。
目を閉じて一気に快感へ駆け上がると、月子は少しだけ体を震わせた。
-------------------------------------------------
「一回。今日は割と大人しいです…」
竜崎はモニターを見続ける。
-------------------------------------------------
月子はそのままベッドに転がっていた。
寒くなってきたので、掛け布団を引き寄せてスッポリとくるまる。
暖かい布団の中で月子は、ウトウトし始めた。
目を開けようとしても勝手に閉じてしまう。
「おい、月子。汁でパンツとアソコがくっつくぞ」
(いいよ、別に。…うるさいんだから)
監視に緊張していたためか、脱力感からか吸い込まれるように眠り込んでしまった。
寝言を言いながら寝返りをうつと、ボーイズラブ本がベッドから転がり落ちた。
-------------------------------------------------
「夜神さん。のりは入りませんでした。諦めてこれで胸をマッサージして、その後一回です。それ以外は普通ですね…」
竜崎が画面に商品を出してみせる。
保湿剤のたっぷり入った中高年齢向けの基礎化粧ジェルである。
「そ、そうか…」
固い表情の夜神局長はスポーツ紙の購読を打ち切る決意を固めていた。
-------------------------------------------------
・・・竜崎は思考していた。

彼女がキラであるとすると、このオナニー三昧は何か意味があるのだろうか。
負けず嫌いで幼稚…。
・・・竜崎はがりがりと角砂糖を囓った。

女があんなに毎日するのだろうか。
単なる覚えたての猿。だが、それにしては多いような?
本音と建前から、女性の性欲と自慰に関する情報はなかなか信用がおけない。
665監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:19:24 0
個人差もある。個人差の範囲だろうか。
・・・竜崎はがっくりと頭を垂れた。
・・・女性のオナニー回数に関する情報が乏しい。

だが、そもそもキラ月子に盗聴とカメラを気付かれていれば、いくら見てもボロは出ない。

年代的にあやしいのは月子と、あと…。
月子がキラであれば、ボロを出すと思っていた。
仮に月子がキラでカメラと盗聴に気付いているとすると、全てわざとしていると言える
まず普通の女はあんな姿は見られたくない筈だ。
キラでない女がカメラと盗聴に気付けばすぐに取り外すだろう。

仮にキラ月子が盗聴と盗撮に気付いたとして、それが誰による物か、Lによる物か判断できるだろうか。
大多数を占めると予想される男性捜査員に対する目眩ましだろうか。
男性捜査員ならば動揺し、確実にそれ以外の時間への注意が疎かになるだろう。
松田などは直後にトイレでシコりかねない。
だが、それは月子を危険に晒す事でもある。
何人の男が彼女の痴態を見るか知れたものではないのだ。
確実に見るのはLと…。L?Lに見せようと?
月子の肌に触れればすべて解るか?
そこまで考えて竜崎は疑問が湧いた。
もしやこれがキラ=月子の狙いか?
-------------------------------------------------
その晩。
「この五日間の盗聴テープとカメラ映像のビデオを何度も再生し検証してみました」
言って竜崎がチョコレートを紙から外す。
「結論から言わせてもらいます」
夜神局長が唾を飲む。
「北村家、夜神家の中で怪しい者はいません」
一同が脱力し、一部に安堵の溜息が聞こえた。
だが竜崎は判断を保留した。
「映像を見ている限りは怪しい者はいない…という意味です」
666監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:20:25 0
チョコを口に押し込む。
局長はギョッとして振り向いた。
「あの中にキラがいたとしてもボロは出しません。いや何も出さずに今まで通り犯罪者を葬っているということです」
竜崎は足の指をもぞもぞと動かした。
-------------------------------------------------
竜崎はコーヒーを均一に攪拌しながら考えていた。
監視カメラが付いてる間にもキラによる殺人は行われていた。
どんな方法で殺人を行っているかはわからないが、仮に念じるだけで人が殺せるとしても…。
普通の人間であれば殺しを行う際、挙動や表情に何らかの変化はあっていいはず…。
報道され、すぐ死んだ犯罪者が何人かいた。
その最中でも北村家と夜神家の者は皆、普通の表情で普通の生活を送っていた。
あの中にキラは、いない。
そう考えるのが普通だろう…。
しかし
もし、キラが、あの中に、いるのなら。

月子がキラならば、
キラの精神は既に エロ神 の域に達している。
(ほぼ毎日絶頂に達してたしな…)
顔色ひとつ変えず、悪人を裁いている。
(イった時は色っぽかったかな…)
……………………。
もはやキラなどは存在しない。
本当に神の裁きと考えたいほどだ。
しかし、リンド=L=テイラーは犯罪者で通るが、FBI捜査官は裁かれる理由がない。それすら神の裁きを疑ってかかった冒涜とでも言うのか?
神は気まぐれで人間には理解できないなどとは言わせない。
神が人を殺すのに顔と名前が必要だなんて、ふざけている。
667監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:21:10 0
これは神の裁きではなく、神の裁きを気取った子供じみた者がいる。
そういう事だ。
キラという大量殺人犯は必ず存在する。
そして必ず捕まえる。
…………。
レイ=ペンバーが12月19日までに調べていた者の誰かなのであれば。
北村家か夜神家の誰か…。
しかし、このままカメラを付け続けていてもキラが殺しの兆候や態度を見せるとは思えないし、カメラの方が先に見つけられてしまうだろう。
…………。…………。
どうすればいい?
「自分がキラです」と言ってもらい、殺しを実際にやってみせてもらうのが一番いい。
そんな事できるはずが…。
(月子がキラならやっぱりセックスか?強制オナニーか?)
竜崎の頭も煩悩にまみれてきた・・・。
-------------------------------------------------
「おい、月子やっぱりカメラ取れてるぞ。全部だぞ全部。おい月子聞いてるのか?」
喜ぶリュークに盗聴器も探させる。
家中に甘い香りが充満している。
階下に降りると、典子が大量のリンゴを剥いて、大量の砂糖と茹でている。
「あー林檎ジャムだー」
粧裕が帰ってくると嬉しそうに言う。
月子は残ったリンゴを持つと二階へ運んだ。
「やっぱリンゴは生でインドアだな」
リュークが嬉しそうにリンゴにかぶりついた。
-------------------------------------------------
「パパおかえりなさーい!」
粧裕が飛び出して来た。
久しぶりに帰宅した夜神総一郎は少々緊張していた。
「ああ、ただいま粧裕」
「おかえりなさい」
「おかえりなさい!パパ」
668監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:22:05 0
キッチンに入ると典子と月子も出てきた。
総一郎は月子に紙袋を渡した。
「何?」
「ん、月子が読むと良いだろうと思ってな。
試験も終わったし。月子なら大丈夫なんだろう?」
「大丈夫だよー。自己採点もバッチリ」粧裕が口を挟む。
「うん、まあね」
月子が不思議そうに袋を開けると数冊の本を取り出す。

『コスモス』
『人類はあと何年地球に住めるか?』
『ソロモンの指輪』
『宇宙人の死体の謎』
『ポケット版家庭の医学』

「しょ、将来の進路に役立つしな。宇宙開発なんかもいいんじゃないか?」
「でもお姉ちゃんビフォアフの匠になりたいんじゃないの?デアゴスティーニの集めてたじゃん」上着を脱ぐ総一郎の肩がびくりと震えた。
座った月子の後ろから粧裕がおぶさるようにして、パラパラとめくるのを覗き込む。
「何、ヤ…ヤオイジュンイチ。ぶはっ。変わった名前。
ぎゃー!お姉ちゃん、死体。宇宙人の死体。グロ!ロッテン!」
大げさに叫ぶと飛び退く。
「ふふっ。粧裕にはまだ無理ね」
小さく笑うと、総一郎に笑顔を向けた。
「ありがと、お父さん。ちゃんと読むから」
総一郎の目にじわりと涙が浮かんだ。
「そ、そうか。受験が終わって暇になってからでいいぞ」
月子は本を持って二階へ上がって行った。
「私にはー?」
粧裕が口を尖らせる。
「ああ。これで何か好きな本を買いなさい」
総一郎は思いだして図書カードを渡す。
「わーい。薔薇木様の新刊本ゲットー!」
669監視月子五日目:2007/06/17(日) 21:23:52 0
粧裕は大喜びだが、典子は姉妹の扱いの差に不思議そうな顔をした。
「粧裕には何を買っていいか解らないしな…」
小さく言い訳する。
総一郎は、典子の出した茶を啜りながら考え込み、呟くように言った。
「娘はすぐに大きくなってしまうな…。すぐに、嫁に行ってしまうんだろうな…」
「まあ、お父さんったら。たまにしか会えないからって!まだ月子だって高校生ですよ!」
典子が大笑いする。
「そうだよー。お姉ちゃん彼氏いないって言ってたもん」
粧裕が図書カードを持ってクルクル回る。
「そ、そうか」
総一郎は一瞬和らいだ顔を見せた。
だがすぐに不安が鋭く胸をよぎった。
(じゃあ、彼女…)
「あ、ボーイフレンドは別だから」
階段の上から月子の声がした。
----------------------おわり---------------------------

往年の赤川痔瘻風味で締めてみました。
ラブコメなんでしょうか
てかここ、中途女体化もOKですか?
670名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:01:21 0
>>661
乙!!GJでした!
煩悩にまみれてきた竜崎とか悲壮感漂うパパとか、ちょう良かったよw
粧裕も腐女子だったのもうけたww
この竜崎と月子が出会ったらどうなるのか考えると楽しいww

ところで中途女体化ってなんだろう?
月がなにかの理由で突然女の子になったとかそういう事?
671名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:03:55 0
コミック引き写し部分が長かったかも。コミック文字多いな!

>>670そうです「先天的にょた」と「後天的にょた」ってどこかで見たので
672名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:23:19 0
奥浩哉の「変」だっけ?あれみたいだな
自分は有りだと思うけど?
673名無しさん@ピンキー :2007/06/17(日) 23:38:13 0
>>654-655
てっきり
(アニメ版宗教音楽on)
黒月子「(まさかこんな形で・・・!フフ、フッフフフフフフ)」
リューク「(グヒャヒャヒャ)」
ってのを想像したが

そっか、この時期は白月子だったか
674名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:46:52 0
中途女体化、自分的には問題ないよ
ただ、SSの頭への注意書きは絶対必要かとは思うけどね
675名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:47:15 0
>>671
まぁ、微妙なところではあるな…
似たような話題が>>165-167でも出てた
あの時と今で状況が変わってるかどうかは判断に任せるよ

一応、エロパロにTS(性転換/後天的女体化)系のフリージャンル小説スレも
あると言っておく
676名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 23:52:29 0
ありがとう。全ての月子さん妄想(膿)が出切ったらエロパロでもありだな
だがなかなか出切らない
677名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:00:05 O
>>661

3000点とかエロの神とかw
もはや各キャラの当初の目的がわかんないw
総一郎には全力で同情する

後天的て体は女でも中身は原作の男月てことかな
自分はちょっと…BLがちょっと苦手で…
ここの趣旨と若干変わるような気がするんだけど
大多数がアリならただの一意見なので流してください
678名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:04:58 0
BL衆しますね。そんときはエロパロでやります。ありがとう
679名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:12:09 0
>>661
乙です!
ちょっとアレな上司と娘を持って大変だな総一郎w
どうしてもスティックのりを入れたい月子に萌えた

後天的女体化か…それはそれで面白そうだけど
途中で男に戻ったりとかはない方がいいなー
女の子になったならもう二度と男に戻れない方がいい
680名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:19:07 0
>>661さん乙です!
これで完結だっけ?L月子出会い後も読んでみたいです。
段々と月子の罠(というか月子自身)に嵌っていくLがイイ!
総一郎も好きだww今回も面白かった!
腐女子の月子ってイイねwww

自分は中途女体化(「ある日いきなり女の子に…!!」系)は好きだけど…
以前に確か、此処には不釣合いというかそんな話が出ていた気がする…
中途だとなんか…腐向けっぽくなるから敬遠する人もいると思う。
別のスレ立てた方が良いんだろうけど似ているから乱立扱いされるかもしれん。
注意書きをした上でスクロール推奨…とかにしてみる…とかは?


>>672
「変」って後天性だったの?
681名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:44:00 0
>680ミサとの出会い編。監禁黒月子編(;´Д`)ハァハァと、監禁白月子編(;´Д`)ハァハァと
手錠(しないけど)編白月子(*´Д`)ハァハァと、一晩限りの黒月子(*´Д`)ハァハァと、
海で休暇編と、さよなら編をしたいです。先出のサンタ仮装編も萌えるし。
お江戸変換とかもしたいです
妄想多いなorz
682名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:03:25 0
流れ切ってスマンが妄想させてくれ

コミックス基準において考えると、月子監禁の開放直後は髪がかなり伸びているわけだが
手錠時には既に以前の長さまで切り揃えられている。
父の車の中で24時間監視しながら一緒に捜査を確約させた以上、あのLが月子から目を
放すわけがない。
ということは父、ミサ、月子の乗った監視カメラ付きの車はそのまま本部に戻り、
その後すぐに身支度を整えられ、あのロング手錠をかけられたと考えていい(ような気がする)
ちなみにその際も月子は極力監視カメラ(=Lの視線)を離れない状態でLと再会したはずだ。
だとすると、月子の髪を切ったのは以下の6択。

1.月子が自ら……いかに超器用といえど、前はともかく後ろを自分で切るのは至難の技
2.外部の理容師……捜査本部内での作業になるのでこの可能性は低い
3.顔を隠したワタリ……おそらく一番自然 しかしこの場合、当時面識のない月子は目隠し必須。ちと怖い
4.意外と器用な模木さんもしくは他の捜査員……そもそも散髪なんてできるのか?
5.意外と器用なミサ……そもそも散髪なんt(ry
6.Lが自ら……意外とやっちゃうかもしれない

そして一番エロ面白くなりそうな6番を自分は押したい
(もしも他にも押したい人がいたら好きにしてくれ)

ってなわけで、↑の設定で今小話を書いている。エロくはならなそうだけどな
683名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:04:35 0
つか、典子って誰っすか!!
684名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:07:21 0
>>682(;´Д`)ハァハァ
シャンプーとかエロイですお。Lが洗うと指力が強くてキモチイーかも
美容師さんが耳に付いた泡を遠慮がちに指で拭うのでゾクゾクして行けなくなった美容院があります
(耳キャップって物もあるのに)
685名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:10:00 0
>683あれ?夜神総一郎の妻、典子じゃなかったか!?マチガエタかも。すみませんすみません
あと、髪をブロッキングするのになんか細長いクリップで分けて止める所があったです
金属の先がうなじをつつーっと滑るとゾクゾクしました(*´Д`)ハァハァ
変態か。連投すまそ
686名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:35:06 0
>>685
幸子だな。
でも乙!GJ!!
687名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:52:12 0
月子ママの名前は「幸子」だよ。…って、>>686さんに越されたww
総一郎と幸子の子供が「月(月子)」と「粧裕」って凄いと思う…
「星(ライト)」にならなくて良かったと今更ながらに思う。
「星子」だと乙女全開な気がするwww

>>685
>>髪をブロッキングするのになんか細長いクリップで分けて止める
これ好きですww何故だか分からないけどゾクゾクするww
解く時の髪が下りる感触とかも好きだw

シャンプーされている時ってコッチは完全降伏全面的に身を委ねている状態だから
なんだか危うい感じがするんだけど、それもちょっと好きだったりw
喉を晒しているのが危険だけど、美容師側から見れば信用してもらえている証拠で、
責任感の中でやるから…って何を言っているんだww
688名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:58:22 0
そんな訳でまた妄想してしまったので小ネタ投下ww
もしLが月子の髪を専用台で洗髪していたら…

まさかキラがLである私にこんなにも無防備な姿を晒すだろうか。
それとも何か策があるというのか…?

「どうしたの?手が止まっているわよ?」
「すみません…なんでもないです」
「そう?なら良いけど。ねぇ、タオルがずれてきてるの。直して?」
「あ、すみません。今…」

月子の瞼の上に置いたタオルを直そうとしてふとその下に視線が釘付けになってしまう。
形の良い自然の艶を携えた唇はぷっくらとして意志の強さを示す様にきゅっと結ばれていた。
濡れた手でタオルを掛け直すと、ふわりと湯気が揺れて温かく柔らかいものが月子の唇に
重ねられた。

疑問を抱いたのは刹那で、触れたものに対して月子は文句も抵抗も無かった。
髪に当たるシャワーの感触も心地良いと思っていたが、優しく梳く指と同調して啄ばむ様に
されるLのキスの方が何倍も良いと思えた。
自由の利き難い両手を挙げるとLの背に回して言葉では云えない想いをそっと伝えた…


======
いつも話パクって無駄に広げてすみません;;
そしてラブラブばっかりで以下略
連投も…orz
689名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:03:32 0
>>688(*´Д`)ハァハァ
690名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 05:02:52 0
>>661
本来の目的を見失った各キャラはもちろん
随所に仕込まれた小ネタにも笑いが止まりませんでした。
トンデモ本好きとしては総一郎の「ヤオイ」ネタがお気に入りです。
しかしここまで煩悩にまみれた後だと、L月子の監禁、手錠はどうなってしまうのか
気になるところです。

>>688
Lが月子の神を散髪……エロでも何でもないのに何故か胃を痛める総一郎と
何故かLに嫉妬する松田の姿が思い浮かんだのは私だけではないかと信じたい今日この頃。
……と思っていたら、まさか二人の心配が現実のものとなるとは。白月子が可愛すぎです。

それと、流れをぶった切って申し訳ありませんが
>>651様の上掛けにくるまってベッドで資料検討しているL&下着月子に萌えましたので
更に便乗して描いたイラストを投下します。

※L月子?(微エロ注意?)
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader2/index.php?file_id=0000035224.jpg

一応露出が高いので微エロとしましたが、実際は色気も何も無いので先に謝っておきます。
691651と688:2007/06/18(月) 05:32:09 0
>>690様ーっ!!!!超絶乙です!!!!(;´Д`)ハァハァ
私的神降臨☆ 大好きで堪らないんです!!あなたの絵柄でまた月子を見れるなんて!!
朝からテンション上がってしまいました!!アドレナリン出まくりww
元ネタの方もきっと喜ぶでしょう!!自分は便乗しただけなので;;

月子の細腰と下着上部ギリギリのお尻のラインとか腋から見える胸とか肩や太腿とか
柔らかなラインに大変萌えました(;´Д`)ハァハァ
足の裏にも激しく萌えました!!座り方とかも女の子してて本当に可愛いですv
裸に手錠だけというのがエロい!!!!(どうやって脱いだとかどうでも良いくらいにw)
Lも凄い男らしい身体で萌えたwwそして月子から丸見えな体勢に吹いたww
妄想でしかなかったあやふやなものをここまで忠実に素晴らしく表現出来る技術には
毎回脱帽です。好き過ぎる!!

興奮して上手く言葉に出来ません…orz
本当に素晴らしいです。神です!!!!(粘着キモイ;;)

レスの「神を散髪」の誤植に萌えましたww最高過ぎる。
思わず「神の髪を散髪する魅上」とか妄想してしまいましたww
萌えまくったお陰で今日一日幸せに過ごせます。ウザっぽいレスで失礼しましたorz
692名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 06:40:47 0
>>690
w w w w w w w ベッドでもL座りw d!
693名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 08:49:48 0
>>690orzメンテ中。につき妄想。かぶっちゃってすいません。
ツキシマリュウヘイ化もすいません

「じゃそこ座ってください」
なぜかビル内の一室に美容室があり、椅子と鏡、洗髪台が一個だけ置いてある。
「誰が切るの?」
きょろきょろと室内を見回す。
Lつまり竜崎は背中を丸めて小さなハサミと梳き鋏を並べる。
「私です。大丈夫です、器用ですから…」
「あ、そう…」
月子は椅子に座った。
いきなりリクライニングが倒されてひっくり返る。
「っ!」
「あ、鋏で刺したりしないで下さいね。監視してますけど…」
洗髪台が電動で頭に寄ってくると首を乗せられる。
顔にタオルが乗せられ、お湯とリンゴの香りのシャンプーが実に適当に頭にかけられ、ガシガシと洗われる。
「んじゃ起こします」
起きるときだけ電動で起こされる。
ぞんざいに頭をタオルで掻き回されると竜崎が毛先を手に取った。
「坊主でいいですか?」
「そんな訳ないでしょ!」
「仕方ないですね。そのまま短く一、二ヶ月前の感じですね」
クリップで髪をブロッキングしていくが、金属のクリップの先が肌に当たってゾクゾクする。
案外丁寧に髪を切り、また頭を洗われる。
「はー。気持ち良い」
「そうですか?私は面倒です…」
がしがしと頭皮を擦る。
「探偵辞めても、美容師になれるんじゃない?」
「じゃ、さっさとキラだって認めて下さい…」
ブツブツ言う竜崎に対して月子は機嫌がいい。
694名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 08:51:18 0
耳に付いた泡に指が触れた。
「…!」
遠慮がちに拭おうとするので、変な電気が月子の背中に走る。
「ぞわぞわしますかぁ?」
「な…!」
見透かしたような声にタオルをどけると、上方に竜崎の顎がある。
「性感帯ですからね」
耳を濡れた指がマッサージするとクチュクチュと音を立てて気持ちが良い。
「竜崎…それどう考えてもセクハラじゃない?」
「でも気持ち良いでしょう」
覗き込んで来るかと思うと突然口で口を押さえつけられた。
そのままローションを付けていたらしい耳をするりと撫でられる。
「ん……っなっ」
胸がゾクゾクし、しかし唇にすこし開いて湿った部分が感じられて月子は戦慄した。
竜崎の腹にグーパンチが飛んだ。
「うぐ…ぅ…ひどいです」
なぜか胸を押さえる竜崎。
「どっちが!!」
月子はケープを投げ捨てた。

おわり
695名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 09:04:58 0
また名前が違うようなorz
皆様気にしないで、どんどん投下、妄想、萌え。おねがいします
696名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 09:59:23 0
>>693さん乙です!
ゾクゾク感じている月子に萌え!可愛いなぁ…
「ブロッキング」という言葉を教えてくれて感謝ww
名前、合ってますよ。乙カレーです。

>>693さんは>>682さん?
早い投下に再度乙!またの投下待ってます。
697名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 10:26:41 0
>>696違います。すいません。かぶっちゃってもう
なんか皆同じように妄想するんじゃないかと思うんですが、皆違って面白いです。
698名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 15:17:50 0
みんな違ってみんないい。


    金子みすず
699名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 16:23:20 0
まぁここが月子の創作スレで2ちゃんの大人板だという事さえ忘れなければ
基本は何やったっていいと思うよ
700名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 20:08:07 0
題材が同じなんだから妄想が被るのは仕方無い。
それに一人一人感じ方が違えば表現の仕方も違う。
それぞれの書(描)き方に魅力がある。だから面白いし萌えるんだ。
ネタが被っても中身が違うんだから。
ゲームの別分岐を見ているようで自分は楽しんでいるw
これからも神々の投下を心待ちにしている!
701名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 23:18:42 O
>>693
漫才みたいな二人がいいwGJ
Lて何でもできるんだなw

でも自分の洗髪とかは超適当そう
風呂とか嫌いでザバーと水浴びしてさっさと済ませそう
もし風呂も一緒なら確実に月子と風呂の早い遅いでもめる
まだ洗ってる月子にLが手伝いましょうかとセクハラして桶投げられたり
10数えるまで入ってとか言いながら月子が出ようとするLを無理矢理風呂に入れたり
毎日格闘してる様子が浮かんだ

いや、二人でお風呂なんて総一郎やミサが許さないな
702名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 01:32:11 0
>>693
さすが万能な男Lw
月子とのやりとりが面白いし可愛くていいね
>>701
も、萌えるよ!
毎日格闘したりお風呂のことで揉める二人とか
セクハラLとか大暴れ月子とか可愛すぎる(*´Д`)ハァハァ
すごく描きたいけどもういい時間だし今日は無理か…orz

パパやミサは月子が説得すればなんとかなりそうだよw
私中途半端なことは嫌いなのとかなんとか
ただLが針のムシロになりそうだけどww
682っす。やっとある程度書けたので、キリのいいとこまでひとまず投下。
予告どおりあまりエロくはならなかった。散髪するまでが妙に長いのは仕様。



「わかったわ竜崎…いっしょに捕まえましょう ……キラを」

そう言って、大量殺人犯キラの第一容疑者・夜神月子はその日、車の監視カメラを通して、
Lと協定を結んだ。
月子と、同じく監禁されていた第二のキラ容疑者・弥海砂を乗せた車は、月子の父にして
警察局長・夜神総一郎の運転で、この後すぐに都内のとある高級ホテルの裏口へと入った。
三人はカメラ付きの通信端末を持った松田と模木に迎えられて従業員用の通路を通り、

Lの待つ最上階のスウィートへと移動する。通路に人の影はない。
彼らが豪奢な部屋に入るなり「お疲れ様です」と相変わらず無表情に言ったLは、
それでも珍しいことに菓子も紅茶も持たずに自ら立って彼らを出迎えた。
ここで始めて月子とミサの後ろ手にかけられていた手錠が外され、二人は実に53日ぶりに
全身の自由を得てホッと息をつく。





しかし、万事が滞りなく進んだのはここまでだった。
Lが総一郎を含めた捜査員達にそれぞれ指示を出した後、

「月子さんが身支度をする部屋はこちらです。こちらの部屋にも、監視カメラはついて
 います。月子さんには私が付き添います」

と言って月子の手をとり別室へと連れて行こうとしたその瞬間、それまで黙って
Lを睨んでいたミサが、猛然と彼にくってかかったのだ。

「ちょっと! ミサには監視カメラ付きの部屋に一人で入れって言っておいて、なんで
 あなたは月子と二人っきりで部屋に入らなきゃいけないの!?
 ミサたちはこれから着替えるんだし、シャワーだって浴びるのよ!!
 付き添いとか言っちゃって、二人っきりになったら月子にへんなことする気でしょ!
 警察のくせにやらっしー!!!」

突然の猛反発に一瞬目を剥いたLだったが、一応予測していた事ではあったらしく、
次には落ち着き払ってミサを追い出しにかかった。




「私は月子さんがキラだという疑いを完全に捨てたわけではありませんし、
 月子さんは監禁解除の条件に私と24時間行動を共にすることを約束したので、
 お互い一緒にいる義務があるんです。好きでやっているわけではありません。
 わかったらあなたもさっさと仕度してきて下さい。
 機材の電力と動画メモリーと時間の無駄です」
「んなっ……!」
「……ミサ、いいから早くいってきなよ。私は大丈夫だから。ね?」
「月子ぉ……っ!」

見かねて言った月子の手を、ミサはしっかと握った。
無論その数秒前に、Lの手はミサの左手によって力いっぱい払いのけられている。

「あのね月子、いくらケーサツの言うことだって、嫌ならイヤって言っていいんだからね。
 月子のキレイな身体が、こんな胡散臭くて愛想無くて不気味で変態な奴に見たり
 触られたりしなきゃいけない理由なんて、どっっこにもないんだから!」
「み、ミサ……」





熱っぽく潤んだ目でこちらを見つめ、切々と訴える様に語りかけてくるミサに、
何と答えて良いやらわからず戸惑う月子。
オロオロする周りの捜査員達を置いてけぼりにして、いまやこの場は完全にミサの独壇場だ。
……が、しかし。

「私は監視者であると同時に月子さんの恋人でもあったので、いままでさんざん月子さんの
 美しい身体を見たり触ったりしてきたんですけどね。あなたにとっては残念でしょうが」
「り、竜崎……!」

負けず嫌いを理由に実父を含む男性捜査員達の前で堂々とこんなことを言い放ち、
眼前の小娘を挑発するこの男の図太さも大概である。
二つの濃ゆい個性に挟まれて、月子は先ほどから身動きができていない。

「……ッ、ふ、た、り、とも―― い い 加 減 に し な さ い ! ! 」

いつまでたっても動かないこの状況に、ついに月子がぶち切れた。




続きはまた今夜。とりあえず今髪切り一歩手前まで書いてる。
あと>>682にレスくれた人たちdクス。

…実は本スレ111も俺だったりするので、ネタ広げてくれた>>651>>690にも感謝そしてGJ。
707名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 04:19:19 0
>>706濃ゆい個性ワロタ
そーいや始めホテルだったね
708名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 04:39:34 0
>>703さん乙です。
ぶち切れる月子が可愛い!遠慮をしない負けず嫌いなLに笑ったwwミサ可愛いよww
待っていたので嬉しい!続きが早く読みたいです。頑張って仕上げて下さい。

…自分は本スレの109と此処の>>651だった者です。
何なんだこの輪廻はww
709名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 22:28:39 O
しかし高級ホテルに機材持ち込みまくってスイーツを大量に注文する客って
実際、かなり印象に残るよね…ホテル従業員達の間で有名人になってそう
月子(月)が「一カ所に腰を据えて捜査すべき」って言ったのも主にそこが理由かな
710名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:21:10 0
月子(月)発言は単にホテル移動し続けるのが落ち着かないからだと思ってたけど
そういう見方もあるね。新鮮で面白い。
ロイヤルスウィートを年間リザーブしてる謎だらけのお客様、みたいな?
そして月子のためにすんごいビル建てるL。ある意味月子玉の輿だw
あのLビルって事実上月子との蜜月生活のための新居だよねww
711名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:28:25 0
一々(毎回)移動するのも面倒だしね。
Lの事だからホテルは1フロア貸切にしていたと思うから、怪しい客だとしてもホテル側にとっては
上客だったろうね。
だからと言ってビルを建設するのは凄いと思ったw
「私も本気と言うことです」(うろ覚え)って台詞に萌えたww
月子も「こいつも狂ってる…私と同じで(規模は違うけど)容赦が無いわね」って思ってそうだ。
せめてビルの3フロア(階)を専用にする程度だと月子は思ってたろうし。

ワタリはスィーツ業界では有名になってそう。Lに出すケーキとかを注文しまくっていたろうし。
まさかエプロン着けて作っている訳無いしなww
月子がLの為にお菓子作って…ってのも可愛いとか妄想したww

ホテルのレストランでよくあるケーキバイキング(食べ放題)に付き合わされたりするかも。
手錠は見られるとヤバイから手を繋いだり。

「月子さんは食べないんですか?」
「竜崎を見ているだけでお腹一杯になるわ」
「そうですか…美味しいんですけどねぇ…」
「それに…竜崎がケーキを食べるところを見るのが好きだから私はいいの」
「今なんて…」
「ほ、ほらっ、クリーム付いてるわよ。子供みたいね、ふふ」

ただのバカップルだ…orz
712名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:43:28 0
>>711ラブ甘(;´Д`)ハァハァ
713名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:44:21 0
>>771
Lの「私も本気ということです」は自分も萌えた
月子変換すると月子に本気で惚れてます発言みたいでときめくよw

クリーム拭ってあげる月子に(*´Д`*)ハァハァ
Lも月子もかわいい!!いいなあ甘々、癒されるよ
バカップル万歳!w
714名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:46:25 0
>>713
アンカーミスった>>711の間違いです…orz
>>771にも期待してるw
>>706の続き。エロ度低めのL×月子




シャワー室は全面ガラス張りだった。

……正確には、四方の内二面がガラス張りで、残りの二面が鏡張りだ。
この時点で、月子は両手で髪を洗う事を諦めた。
いつかは捨てる恥じらいでも、持てる限りは保っていたかった。

とはいえ
「…ねえ竜崎ったら。返事くらいしてよ。なんでそんなに大人げないのよ」
久方ぶりに使った贅沢な量の温水と開放的な空間を堪能し、幾分か機嫌の良くなった月子は、
仕上げの低温シャワーを浴びつつ、小さな子供を咎めるような口調でLに言った。
シャワー室を内接した広めのバスルームに小さなソファを持ち込み、湯気で曇る事のない
入り口のガラス越しに透ける月子の真白い肌を臆面もなく視線で追っていたLは、
月子がシャワーを止めたのを見て取り、背もたれに掛けてあった巨大なバスタオルを取って
ドアを開け、細い片腕で往生際悪く胸を隠している月子に渡す。
「……私たちの耳元でいきなり大声出した月子さんに言われたくないです」
「うるさい。私だってずっとガマンしてたのよ」
手渡されたそれに頭ごとスッポリと身を包んで視線を遮り、その隙間から顔を出して口を
尖らせる月子の仕種は、あざとい程に自覚的な動きという点を差し引いてもなかなか愛らしい。
「…車で聞いたわ。彼女、私よりずっと大変な目にあってたそうじゃない。
 気が立ってたってしょうがないわよ」




「……月子さんはミサさんの味方ですか。まぁ同性ですし…容疑者仲間ですしね」
言いながらLは続いてバスローブを渡し、引き換えにまたタオルを受け取った。
視線は相変わらず月子の方を向いているが、指先は手中の不審物を入念にチェックしている。
月子はバスローブを来てドアを出た。
そのままLの前を横切って洗面台に移動し、台の上に並べられた小さな化粧品パックから
化粧水を選び出して開封。水で引き締めた顔に軽くはたき込む。
「だからそんなんじゃないってば。でも可哀想じゃない。
 ……あんなに、怖い思いまでしたんだもの」
「怖かったですか」
Lがそう言った途端、月子は弾かれたように彼を振り返った。
「怖かったなんてもんじゃないわよ!! 父さんまであんな目にあわせて!」
白いタオル地に包まれた細い肩が震えている。左手が右腕を掴み、右手がローブの裾を掴んだ。
Lの表情は変わらない。
「…………。すみませんでした。」
「悪いことしたと思ってないなら謝らないで。殴るわよ」
月子は洗面台に寄り掛かった。震える足で、自分を支えられる自信がなかった。
長期に渡る監禁は、確実に彼女の心身を蝕んでいた。
月子もLも、それは充分すぎる程にわかっていた。
だからこそ、この会話を今打ち切るわけにはいかなかった。
「……月子さん」
「何?」

「今でも怖いですか?」


淡々と、Lは問いかける。
「……何が」
「私の視線や、触れられることが」
ややあって、月子は答える。
「…………少しだけ、怖いわ」
「そうですか」
Lは質問を続ける。視線は外さない。ソファから降りる事もない。
「では私をどう思いますか? 好きでも、嫌いでも」
長い沈黙が落ちた。
Lはその間一言も発せず、身じろぎもせずに彼女の答えを待っていた。
望む回答を引き出す為なら、彼はいくらでも待てる男だった。
「…ごめんなさい……わからない…………」
月子は言った。初めてLの目を見なかった。
それを聞いたLは初めて大きく息をつき、ソファから足を下ろして再び床の上に立った。
「…そうですか。それならあなたは正気です。その状態を保って下さい。」
と言って、Lはバスルームのドアを開けた。

「…ところで月子さん」
ルームを出ようとした月子の顔を突然のぞき込むようにして、Lは彼女を呼び止めた。
ローブに包まれた胸元が、あやうくLの顔にぶつかりそうになる。
「ッ!? な、何よ…?」
思わず立ち止まり、目を剥いてのけ反った月子がなんとか聞き返すと、Lはドアノブから手を放し、
洗面台に移動して、いかにも今思いつきましたという口調でこう言った。
「髪、伸びましたよね。よければ切ってあげましょうか」

洗面台の引き出しの中には、散髪用のハサミが数点と大きなクリップ、各種コームから
ナイロン製のケープまでもが、しっかり用意されていた。



今日はここまで。少し改行変えてみた。
>>707-708レスd
718名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:07:48 0
>>717しっとりエロス(;´Д`)ハァハァ
おまちしてますん
719名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:53:07 0
>>712-713さん
レス有難う御座います。あんなバカネタなのにww
Lが不器用な愛情表現として月子にショートケーキのイチゴをあげれば良い…などと妄想したw
「好物なんでしょ?良いの?」
「はい。私の…気持ちです」
「ありがと。あとで…キスくらいならしてあげても良いわよ」
「イチゴでキスですか……1ホールケーキなら何をくれますか?」
「…胸焼けしても良いなら極上のものをあげるわ。ふふっ」
「では今すぐに…」

…ヤバイ妄想が止まらないww

>>715さん
ハァハァしました。月子が可愛い!
続き待ってます。
720夏のサンタ仮装:2007/06/20(水) 01:27:55 0
夏のサンタ仮装ぶっこみます。>322さんと凄くかぶりますが。許してくださいませ。
L/白月子。エロ未満。
----------------------------------------------
月子には電子手錠が嵌められた。
イスラL製で指定されたビル内を勝手に出れば電流が流れ、失神してしまうという。
監禁生活から解放され、ビルの中の限られた範囲でだけだが自由に動き回ることが出来る。
プライベートな室内にも監視カメラが相変わらずあったが、モザイクでぼかしてあった。
ミサは不満を鳴らしたが、月子は不満もあるが仕方ないという感覚だった。
----------------------------------------------
ミサが大きな紙袋を下げて部屋に飛び込んできた。
季節はずれの赤いサンタ衣装を着たままである。
「月子、ちょっと、これ着てみて!」
紙袋から赤いサンタガール衣装を取り出す。
「ミサのも似合うと思うけど、こっち。絶対似合うから、ねっ」
月子の体に押し当てる。
ミサはたまに気に入った服を買い取って持ち帰ることがあった。
だが、今日のは布地の少ない、肌を露出した明らかにセクシーな非日常的な衣装である。
「ちょっと、これは…」
婉曲に断るが、ミサは話を聞かず、手を引っ張った。
「ええっ月子スタイル良いんだから出さないとダメだよ」
引きずられるように更衣室へ押し込まれた。
「ささっ、着替えましょ!絶対綺麗だから。ほらこのウエスト」
月子の腰を触ってくすぐる。胸にいやらしく指をかざして
「うーん、おっぱいはどうかなっ」と、おどけてみせる。
くすぐったさと、おどけたミサに笑い出してしまった。
更に口を極めてプロポーションを褒めちぎる。
誉められて嬉しくない人間は居ない。
「じゃあ、ちょっとだけ」
月子は白いシャツを脱いだ。
----------------------------------------------
ミサはサンタのコスプレになった月子を見て、手を叩いた。
721夏のサンタ仮装:2007/06/20(水) 01:28:41 0
「やだ!超似合う。今日着てた子よりイイッ」
何故か両手の親指を突きだし仰け反った。
月子は足がスースーとして、落ち着かない気持ちでずり落ちる帽子に手を当てた。
監視モニターに録画されてはいるが、竜崎は席を外していて、モニターの前には確か模木が座っていた。
竜崎はそうして長く席を離れている事があった。
月子は希望的解釈を下した。
竜崎はこの姿を眼にすることはないだろう。
今後何の問題も無ければ見直すこともなく最後には処分される。
なにしろ、自分はキラではないのだから、問題の起こりようがない。
ミサはゴソゴソと大きな鞄をまさぐると、小さなデジカメを取り出した。
「ちょっとミサ…」
「お願い!誰にも見せないから。さーポーズ取ってー」
カメラマンのように調子よく言うと月子と肩を組んだ。
元気なミサを見ていると、月子も楽しくなってきて、ミサ直伝のモデルポーズを取ったりして、久しぶりに我を忘れてはしゃいだ。
----------------------------------------------
更衣室がノックされた。
女子更衣室に用のある人間は月子とミサだけの筈だ。
「はい?」返事をすると、
「入りますよ」
ドア越しにのんびりと言って、断りもなく竜崎が入ってくる。
「ちょっと、セクハラ!」
怒ったミサが噛み付いた。
「ミサさん、素敵です。とてもよく似合っていますよ」
怒りを意に介さず、何故か竜崎はミサを誉めた。
「さすがモデルさんです。本当に素敵です。
…どうです、松田さん達も戻ってきましたから、披露してみてはいかがですか。
喜びますよ、特に松田さんなんか…又氏にかねません」
ミサは怪訝な顔をしていたが、少し考え込むと立ち上がった。
「そうね。みんなに見せてくるわ!月子も行く?」
勢いよくブルブルと首を振ると、ミサは駈けだして行ってしまった。
気の変わりやすいつむじ風のような子だ。
竜崎はミサを見送ると、ドアを閉めた。
722夏のサンタ仮装:2007/06/20(水) 01:30:27 0
----------------------------------------------
くるりと振り向く。
「月子さん、似合ってますよ、それ」
いつもなら絶対に着ない程肌を露出した月子に目を当てたまま、竜崎は口角を上げると、ずかずかと近づいてきた。
容赦なく舐め回すような視線が、非常にセクシャルな格好なのだと思い出させて月子の羞恥心を煽った。
後ろ手にデジカメを隠したまま、月子は壁際に追いつめられてしまった。
竜崎が月子の頬に手を伸ばす。
月子はビクリと肩を竦めた。
が、竜崎の手はサンタ帽子のボンボンに触れた。
白いふわふわを見つめ、弄ぶ。
「ふわふわ、ですね」
(この男はほんとに何を考えているのだろう?)
そのまま月子の焦茶の長い髪をずるずると引っ張る。
竜崎が口を開いた。
「私たちは付き合ってるんですよね」
「……そうよ?」
「サンタクロースとは何か知ってますか?」
「?」
月子は訝しく思いながらも、先年見たテレビの特集で仕入れた知識を交えて答えた。
「詳しいですね」
竜崎は聞き終わると又にやりと笑った。
髪を掴んだまま壁に手を付いて月子を囲い込むと、
「あなたは今サンタさんということです」
あらぬ方を見て言う。
「ええ…まあそうね…」
不承不承認めると、竜崎は月子を見、嬉しそうに目を光らせた。
「じゃあサンタさん、プレゼントを下さい」
ひどい棒読みで区切るように発音した。
723夏のサンタ仮装:2007/06/20(水) 01:32:10 0
月子は困ってしまった。竜崎の真意が分からない。
何か渡してしまっても良いのだが、話に出てこないのもおかしい。
キラ事件とも関係がなさそうだ。
口ごもって答えられないでいると、竜崎が言葉を継いだ。
「ではもう一つ質問を。恋人同士はクリスマスにどうしていますか?」
月子は真っ赤になった。
「いきなり全部くれ、とはいいません。キスでいいですよ。勿論口にして下さい」
淡々と言い、意地悪く月子の赤い顔を覗き込んだ。
「さあ、どうぞ」
顔を少し近づけると、目を伏せる。
いつも見開かれている印象的すぎる黒い目が半ば閉じられると、月子には何故かそれがひどく寂しげな表情に思われた。
外国人の血が入っているのか、鼻筋などは日本人とは言い切れない形をしている。
「…いいわよ」
言いくるめられた不満もあったが、月子は深呼吸をした。
首を起こすとゆっくりと竜崎に唇を押し当て、出来るだけゆっくりと離してやる。
早すぎれば文句が出ることもあるかもしれない。
後ろに隠したデジカメが気がかりで、面倒な事は早く終わらせたかった。
月子は少し去勢を張って、見下ろし、「どう?嬉しい?」と竜崎に訊ねた。
竜崎は目を伏せたまま動かなかった。
いつもの癖で親指を唇に押し当てる。
更に偉そうに「サンタさんにお礼は?」と月子が言うとやっと返事をした。
「ありがとう…ございます…」
そして、すぐに目をいつものように見開き、月子の顔をまじまじと見つめた。
「私も、プレゼントがあります」
「?…何…っ」
竜崎は月子の露出した肩を掴むと、月子に素早く口付けをした。
月子の頭が壁にぶつかった。
乾いたキスが月子の唇の形をなぞって行く。
「や、竜崎」
顔を振ったので、不安定なサンタ帽子が二人の足下に飛んで落ちた。
竜崎の手がぐずる月子の後頭部の髪を掴んだ。
724夏のサンタ仮装:2007/06/20(水) 01:34:35 0
「受け取って、くれないんですか」
甘い香りのする息が唇にかかる。
月子は恐ろしくなった。体が勝手に硬直する。
「恋人のプレゼントですよ?」
竜崎は囁くと、月子に唇を押し当てた。
両手で押し戻そうとするが、掴まれた肩が余計に強く壁に押し当てられた。
開かれて少し湿った唇の感触が伝わり月子の恐怖心を煽る。
次の瞬間、月子の手からデジカメが奪い取られた。
「あっ」
竜崎はデジカメを取ると素早く身を引いた。
「これは、頂きます」
わざとらしく仰ぐようにしてつまみ上げる。
月子は一瞬呆気に取られ、高く上げられたデジカメを追うように腕を伸ばした。
竜崎の腕が月子の首に回った。
斜めになった白すぎる顔が月子の視界いっぱいに広がる。
開いた唇が半開きの月子の唇に絡むように重ねられた。
月子は驚いて目を瞠った。
腰にも腕が回り、固い胸に小さな膨らみが押し当てられる。
後ずさった月子は壁にぶつかった。
頭に回った竜崎の手がクッションになって頭に鈍い音が響いた。
月子は息がうまく出来ず、これ以上の激しいキスが続くのを予感して、体を強張らせた。
竜崎はそのまま動かなかった。ひどく長い時間のように月子には思えた。
硬直した月子からゆっくり顔をを離す。
「……カメラの画像を消去後に返します」
竜崎はボソリと呟いた。
月子はホッと息をつき目を開けた。
恐ろしく顔が近い。
体はまだきつく竜崎に絡め取られたままだ。
竜崎は又顔を近づけると、危機感から閉じられた月子の紅い唇を舌先でなぞった。
「っ…」
「…まずいです」
言い捨てるとやっと体を解放した。
725夏のサンタ仮装:2007/06/20(水) 01:35:40 0
月子はへたへたと床に座り込んだ。
竜崎はそんな月子を見もせず、さっさと更衣室を出ていってしまう。
丸めた背中で見えなかったが鍵を開ける音がした。
さっき閉めた時にこっそりかけていたようだ。
落ち着いてみると、デジカメの中のグラビア・アイドルばりの挑発ポーズが思い出されてくる。
竜崎のもの言いたげなニヤニヤ笑いが頭に浮かんで、月子は慌てて後を追いかけた。
「…ちょっと!竜崎それだめ!見ちゃだめっ。だめー!」

…が、月子は間に合わなかった…。
----------------------おわり------------------------

折角二人きりなのでちょっとセクハラしたかった(;´Д`)ハァハァ
では
726名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 09:26:36 O
質問だが、ここの奴らって
Lは月子とヤるまでは童貞って意見が
多いのかな。

今までエロパロとかキメエwwwと笑ってた俺だが、
こんなに妄想が楽しいもんだとは知らなかった
今までの俺をぶん殴りたいぜ
727名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 10:27:33 O
朝からいいものだらけだ、サンタも散髪も両方いいGJ!
散髪というかシャワーシャワーwww月子可愛いよ月子ハァハァ…
やり取りがこれまたいいな!

月子サンタのプレゼント欲しいぃというか反応が可愛いよ月子w

>>726
う〜ん素人童貞?機会がそれ以外なさげ
無理矢理設定でいいならウェディとかかな
728名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 11:29:51 0
>>720さん長編乙です!
面白かった!照れたり強張ったりする月子に萌え。
竜崎はやっぱり少しくらい強引な方が良いな。

>>726さん新世界へようこそ!ww
私的意見としては…大人の関係だけアリって感じかな。
恋愛はした事が無い。女性との肉体関係は冷めた感じのイメージ。テクニックはあるけど情は篭ってない。
729名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 11:43:04 0
>>725
GJ!!!!!
すごくいい。
730名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:53:49 O
>>715
イイ!この二人の微妙な関係性好きだ
前回のミサとLの言い合いとかもよかったし
キャラの立ち位置とか会話とか自然でなんか好きです

>>720
GJ!セクハラ!
この月子の貞操破られるのも時間の問題w

といいつつ、私は純粋に原作読んでいたときは
Lは確実に童貞だと思ってたw
童貞のまま逝ってしまって可哀想だなとかいらぬ同情をw
でも月子妄想してから意外と経験あるかも、
ていうかすっごいうまいんじゃないかとかいう方に傾いてるw
月子のせいだ
結局どっちもあり派
731名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:49:04 0
>>720
GJ!
ミサと竜崎のやりとりが原作っぽくてイイ!
強引な竜崎に押しまくられる月子が可愛いよー

竜崎はリアルタイムで原作読んでた頃から
ああ見えて実は年上の知的セクシー美女にもてそうだと思ってたから
割り切った関係だけど経験豊富でぶっとぶくらい巧いイメージw
732名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 02:13:34 0
>>725
GJ!凄く読みやすくて情景が浮かんだ

原作でもアニメでもLは童貞にしか見えなかったw
でもL自体謎キャラだからどんな設定でも有りだと思う
実は女好きで風俗通いまくり、かなりのテクニシャンってのでもいけるし
素人童貞で月子相手にはドギマギしてしまうってのでもいけるw
733名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 03:15:15 0
Lに関しては童貞・非童貞と分かれるだね。でもドッチもアリって意見も結構あって面白いww
照で言うなら…童貞派が多いと予想するんだけど…www
変態だけど童貞というww
風俗は潔癖の奴には耐えられないだろうし。

今までは自慰行為すら余りしていない様にも思える。(私的妄想ではストイック推奨)
ノートを移譲されてからは削除行動で発散していそうな気がする。
だがそれと同時に激しい衝動も持ち…とか思ってる。
道徳的に拙いと思うけど…裁きをする事で性欲を昇華していると思う。無意識だとしても。

月子と肉体関係が有るようになったら、二人共そういう意味で肌を合わせたり。
言い方は悪いけど性欲を果たす為だけにしている感じ。ただそれは月子から求められるだけで
照からは進んで求めない。あくまでも下僕(しもべ)の位置を保って。
相互自慰みたいな感じだけど、愛情は基本的に有って照はちゃんと月子を肉体的にも精神的にも
満足させる事は果たす。
月子とが初めてだろうけど照は頭良いし、機転も利くから応用力に富み直ぐにテクニックを
覚えると思う。(ヘタレなままでも良いけどw)

アニメ36話の後に、月子勝利となって…そのままのテンション・衝動のままなら傾れ込む
のもあるかもしれないww
そうすればお互い物凄い快楽を感じるだろうし。
月子も照も肉体的よりも精神的に快楽を感じていそう。

…って、なんか取り留めなくなってきたから終わるorz
L月子は駆け引きとラブラブ、照月子は主従とラブラブ(変わらないかもw)があって面白い
ってのを言いたかったのかもしれない…
長文すみません。
>>717の続き



「……竜崎、散髪なんてできるの?」
「できます。私、けっこう器用ですよ」
即答で返ってきたセリフに、月子は眉を寄せる。
彼が器用なのは知っているし、伸びすぎてしまった髪も確かに邪魔だが、正直なところ、
イマイチ信用できない。
「時間は?」
「30分もかかりません。今日はホテルの移動もありませんし、お昼休みも込みですから
 多少ゆっくりしても平気です。――それに、」
まだ迷っている様子の月子に、Lはトドメの一言を放った。
「私は基本的に関係者以外の人間には会いませんし、月子さんはこれから私と24時間
 いっしょに行動するわけですから、月子さんが美容院に行けるのはきっと随分先になりますよ」
実の所、月子に選択権はなかった。

「監禁前と同じ髪型でいいですか? それとも前だけ切って残しますか」
洗面台にクッションを重ねたソファーを置き、そこにバスローブ姿の月子を座らせてLは言った。
引き出しから取り出した道具を並べて検分し、シャキシャキと鋏を鳴らしてみせる。
「その区切り方やめて。……2ヶ月前の髪型で、お願い」
「わかりました」

首にスルリとタオルが巻かれ、上からケープを掛けられる。サラサラとした手触りの大きな布は、
座るソファーごと月子の首から下を覆った。
着々と準備が進む中、落ちつかない様子で視線を揺らしていた月子が、意を決して口を開いた。
「……ねえ、竜崎」
「何ですか?」

「…あの………し…縛らなくていいの……?」

たっぷり五秒の沈黙があった。
「……………縛られたいんですか?」
ない眉を顰めて胡乱な表情で聞き返したLに、月子は顔を真っ赤にして反論する。
「そんなわけないでしょ!! は、刃物とか!使うんだから、少しは警戒した方が……」
「録画式の監視カメラがあって、外に繋がる唯一の扉の向こうに刑事が複数詰めている状況で、
 あなたは私を殺すんですか?」




「……!」
さらりと言い放たれて、月子は今度こそ言葉を失う。
「ハサミで男を人質にできるほど、あなたは怪力じゃないでしょう。それに、そんな強行手段は
 あなたの最も嫌う方法であるはずです」
Lは手にしていた鋏を台に置き、月子の正面へとまわってその目を見つめ、右の頬を掠めて、
亜麻色の髪に指を差し込んだ。
「夜神月子がキラであってもなくても、そんな行動はおこさない」
月子はビクリと硬直したが、彼女は目をそらさなかった。
恐慌に陥りそうな思考をプライドで抑え付けながら、月子は黙ってLの目を見つめ返す。
白々とした部屋の光を映しながら受け入れない黒い瞳。
深淵のようだと、彼女は思った。ニーチェの言葉を思い出した。

「伊達に何ヶ月間も見つめ続けてきたわけじゃないんですよ」

焦がれる様な声音だった。



結局まだ髪切れてねぇorz 次は切る。
次かその次あたりで終わる予定。今夜来れるかわからんけど…

前回に引き続き、レスくれた人たちd。
会話は特に気合入れてるので、楽しんでもらえてるなら嬉しい
737名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 04:46:56 0
>>734さん乙です!
くそっ、焦らしプレイか!Lに萌えたじゃないかww
ラストのLの台詞にゾクゾクした!次も楽しみにしてます。
738名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 06:56:04 0
>>736ド早朝に来てるううううううう(;´Д`)ハァハァgjgj
みんなの童貞か否かの考察おもすろいよー
妄想の肥やしだ
739名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 07:13:38 0
>>736さんのLは焦がれる男なんだね。月子も大人だし。
性経験考察で考えたけど、自分内Lは久しぶりに見る処女クサイ娘に妄想爆発でおちょくる存在に成り下がってる
しかもなかなか手を出せないという
740名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 09:19:50 0
>>626さんネタが面白かったので。ペーパークラフトの前後。
*****************************************
松田が通りかかると竜崎は何やらプリンターで印刷していた。
「あ、雑用ならやりましょうか」
「いえ、これは個人的な物なので」
遠慮して離れようとする松田に、竜崎が声をかけた。
「これ、何か分かりますか?」
渡された厚手の紙には紙細工の展開図が印刷されている。
脳内で懸命に組み立てると何やら卑猥な想像が湧き起こった。
「ははっ、これ何かチンコみたいっすねぇ」
「そうです。チンコです」
竜崎は大まじめに肯定した。
「って、ええっ?何に使うんすか、これ!」
驚く松田に竜崎は飄々とした顔つきで答える。
「これを月子さんにあげようと思いまして」
「え…」
「それとこれ、私のチンコを元にした物と、陰嚢のです」
次々と厚紙をつまみ上げて見せる。
松田は瞬時に造形物を頭の中で組み上げた。
(でかい…)
「このペーパークラフトによって今のうちに私のモノのおおまかな形状に、免疫をつけておいてもらおうと思っているのですが…」
驚きのあまり竜崎がかなり素っ頓狂な事を言っているのも耳に入って来ない。
松田は敗北感にまみれて手元の展開図に目を落とした。
「…これは?」
「それは平均的日本人男性の勃起時のチンコ模型です」
突然、松田の顔が輝いた。
「そ、そうですか」
竜崎が反応を窺うように見ながら、砂糖でどろどろのホットレモンを口に含みじゃりじゃりと噛んだ。
薄い紙を摘み上げると松田に見せる。
「それと、これは渡すつもりはないんですが通常時の私の模型です…」
741名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 09:20:46 0
「いいんじゃないですか。あははっ」
松田はすっかり見えない勝負を放棄すると、自尊心を保つべく目を細めた。
(見たくない…)
「じゃ、僕はあっちで資料読みますんで」
足早に松田は立ち去っていった。
*****************************************
そして、竜崎が月子にビンタをくらってから・・・。
「松田さん、私、何か間違ってましたかね」
踞って目の下のクマを濃くした竜崎が言う。
「え…」
松田は口ごもった。
そういえば月子が投げ捨てたあの卑猥な印刷物には記憶がある。
うっかり後押しした記憶もうっすらと蘇ってきた。
「月子さん、彼氏ずっと居なかったですよね」
「はい、そう言ってましたね」
「ですよね、松田さんは月子さんと仲良いですもんね…」
どんよりと首を傾げる。
「そんな事ないですよ。月子さんは皆に平等ですよ?」
「そうですか?私、月子さんに凄く嫌われてるんじゃないかと思えるんですが」
竜崎が首を傾げたまま爪を囓り松田を凝視した。
「う…」
松田は口ごもった。
竜崎が続ける。
「ちょっと触れただけで凄い目で睨まれるんですよ…。時々汚物を見るような目をする時もあります…殴られる回数も…っていうか私だけですね、殴られるの」
もったりと砂糖で渦を巻く紅茶をスプーンで掻き混ぜる。
松田はこくこくと頷いてしまった。
(この男、もしかしてバカか?)
「それに処女なら勉強してほしいですね、男性の生理というものを。
あんな紙くらい後学の為に受け取ってくれても良いのに」
ブツブツ言いながら奥歯でジャリジャリと砂糖を噛む。
「ははっ、月子さんは子供だからなぁ、まだ無理なんじゃないかな、ははっ」
松田は空々しく笑った。
742名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 09:21:44 0
「それに処女かどうかは…。本人に聞くのが一番確実ですよ、あははっ。
よく話し合った方がいいっすよ!じゃ!」
*****************************************
数時間後・・・。
部屋に月子と二人きりになった竜崎は切り出した。
「ところで月子さん、処女ですか?」
「なっ!何っ!」
月子はさっと顔色を変えた。
竜崎が緊張感のない様子でケーキをもぐもぐと口に押し込む。
「ちなみに私は処女ではありません」
「当たり前じゃない!」
椅子を蹴って立ち上がり真っ赤になった月子を無表情に観察する。
「童貞でもありません。経験はそこそこですかね…。
で、処女ですか?分からないなら今調べても…がふっ」
竜崎に固い紙のバインダーが振り下ろされた。
「竜崎のバカッ!」
*****************************************
おわり

バカすぎる(*´Д`)
743『刹那のDESIRE』1 ※照月子※:2007/06/21(木) 09:21:54 0
本スレ>>141さんの言葉に萌えて妄想したものです。
倉庫編の直後、月子に利用されただけで命の危険にも遭っていた照は憤る感情のままに下剋上。
強気な照・ヘタレな照が苦手な方は一応注意。

『刹那のDESIRE』 ※照月子※


「私を騙し窮地に陥れた罰を受けてもらいます」
「あなたは私を神だと…っん」
「思っています。信仰は変わりません。ですが…お忘れですか?」
「なに、を…」
「私も…男だと言う事です…」

月子を押し倒し真上から見下ろす照の瞳は赤く変化していた。
それが死神の目を発動している証だと分かっていながらも月子は恐怖を感じていた。
今まで従順で忠誠心の高かった照が自分に対して反抗をしている。
肩を押さえる力が男なのだと無言で主張していた。
過去に何度か似た様な場面を経験し、それが脳裏にリフレインされると恐怖で全身が
強張ってしまう。
それでも内から沸き上がる別の感覚に月子は胸を高鳴らせていた。

これは恐怖の鼓動か、それとも密かに感じていた恋心の昂揚か…
相反する二つの衝動が正常な判断を鈍らせていった。
だが不意に影を落とした照に口吻けされ我に返った。
肩を押す手、唇に触れる柔らかいもの…そのどれもが微かに震えていた。
照は錯乱している様に見えて実は正常な精神を保っていたようだった。
744『刹那のDESIRE』2:2007/06/21(木) 09:23:03 0
初めて起こす反乱。利用されたと怒りに任せた行動。
それでもどこか冷静なままで月子を押し倒していたという事。
月子はまだ照について知らない事が多過ぎる。
忠誠心が高く真面目な下僕だと思っていた照は一人の人間、男なのだと。

震えながらも重ねられた唇は優しく温かいもので、月子は愛しさを感じていた。
離れていく温もりに寂しさを覚え伏せていた瞼を開ければ緋色の瞳と視線が重なった。
強い意志の光を宿しながらどこか不安気な色。
まるで月子の言葉を待っている様な沈黙が暫し続いた。
ここまでしておきながらもやはり照は月子の下僕。こういうところが他の男は違う。
上等のスーツの袖を掴んでいた手を下ろし、全身を弛緩させると呟いた。

「魅上の好きにすれば良いわ。利用して危険な目に遭わせたのは事実。私は罰を受けるに値するわ」

月子の言葉が終わると照は弾かれたように上から退いて。
ゆっくりと身体を起こす月子に合わせて照はその場で膝を折って跪くと申し訳なさそうに頭を垂れた。
ついさっきまで一応は強気で押し倒しにきていたのに今は従順な下僕に戻っていた。
照のする行動は読めない…でも凄くらしい…と思えた。
きっと一緒に居れば心地良い時間を過ごせるだろう。月子の唯一の味方。剣であり、盾。
そして真綿のベッドだろう。

まるで叱られた子供みたいにビクビクとしてる照に月子は微笑みを見せた。
長い黒髪の上に垂れた犬の耳が幻影で見える程畏まっている。
月子の言葉を受け、倉庫の扉を開け放った時は引き千切れんばかりに振られる尻尾さえ
見える程だったと思い出し、今度は声に出してクスクスと笑い出した。
そうなってやっと照が顔を上げ月子を見上げた。
何故笑っているのか意味が解らなく、真意を悟ろうと瞬きをした次の刹那…
照の唇に温かいものが触れた。
745『刹那のDESIRE』3:2007/06/21(木) 09:24:28 0
床に膝を付け肩に手を乗せて固定すると首を傾げるようにして照に口吻ける月子。
再度感じる月子の唇。無理矢理でも自分からでも無く、月子からのキス。
それに何の意味があるのか。疑問が脳裏に浮かぶのと同時に肩に乗せられていた手が首に回された。
ああ、自分は赦されたのだ。そしてこんな情けない自分を月子は受け入れてくれた。
そう思った。裏付けるように後ろ髪を梳かれて。

そして照はこの時になって初めて敬愛以上の別の感情を持っているのに気付いた。
利用された事、命の危機に曝された事…そんなのはもうどうでも良かった。
胸に湧き上がる感情の赴くままに照は恐る恐るではあったが、月子の腰に手を伸ばし
ゆっくりと引き寄せた。
抵抗も無く、寧ろ自ら近付いてくる身体。
腕に抱けば服の上からでも感じる体温。生きている証。
全てが終わった安心感。
じわじわと伝わる昂揚感。

どちらからともなく開かれる唇に絡められる舌。
冷えた身体を包む温もりが愛しくて何時までもこのままでいたいと思えた……


======
…ってか、此処って何処だろうww
最初の萌え主旨と変わったような気がしますけど…
746743:2007/06/21(木) 09:38:54 0
>>740さんGJです!
ラブコメ!(;´Д`)ハァハァ
真面目にバカやってるLが面白過ぎるww
松田との掛け合いもありそうでイイ!照れる月子も可愛い。

…投下が被らなくて良かったww
凄いニアミスw危なかったorz
747名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 09:57:32 O
散髪来てたぁ(;´Д`)ハァハァ、状況もそうだけど月子とLの会話がほんと大好きw
月子たん可愛いw

ペーパークラフト前後のお話もイィ(*゚∀゚)=3
Lまずは乙女心を知るべきwセクハラセクハラwww
というか松田に聞いちゃダメだよL!

刹那もいいなぁ、ヘタレ犬照www
月子たんやられるかと思ったがそこはやはり照だったなw
照の中で月子が余計に女神化したね

もう朝からいっぱいで元気出たw今日も一日頑張れるよ(*´∀`)
皆さん乙でした!
748名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 10:19:50 0
>>743あぶねえあぶねえ。こんなに混雑するなんて
犬魅上(;´Д`)ハァハァ
749名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 17:27:37 0
以前まとめサイトの話が出ていたので、遅ればせながら勝手に作ってしまいました。

ttp://tsukiko.sakura.ne.jp/

とりあえず叩き台として作りましたので
足りない部分や余計な部分などがありましたらおっしゃって下さい。
また、「妄想」として投下されたものもまとめに入れるべきか迷っているのですが
そちらも意見がありましたらお願いします。
750名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 17:39:21 0
>>749おお!GJです!
751名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 20:15:31 0
>>749
超乙!!!
なんかサイトになると小説や絵が更に映えて見えるなw
あと「妄想」はスレのログを置いておくのでいいかと思う
青が好きなので今の色もいいが女性らしさを強調しリンクの色をピンク系統とかにしてみるとか?
それだけで雰囲気全然違う風になるしまあ賛否両論な案だな
それと提供ですどうぞttp://p.pita.st/?xpm9sgmr
752名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 20:25:14 0
今現在このスレ472KBだけど
確か500越えで書き込みできなくなるんだよね?
753名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 21:23:42 0
>>749
超乙!!
シンプルかつスタイリッシュなデザインがデスノらしいというか月子らしくていいね!
「妄想」は>>751みたいか、それか小ネタ扱いでもいいかも?
リンク色は個人的には青のままでもいいと思う
グレーとかもクールで好きだけど

>>752
そうなの?ってことは新しいスレ立てた方がいいのかな
どうなんだろう…?
754名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 21:50:43 0
>>753
いやそんなすぐには500はいかない
ただ小説がご来訪なされるとと結構トントンとあがるから立てるとしたら490前後ぐらいかな
755749:2007/06/21(木) 21:51:14 0
>>751様、提供ありがとうございます。早速保管しました。
(ひょっとしてまだ削除されていなかったのでしょうか……)
また他の皆様も、貴重な意見ありがとうございます。
リンクの色、及び「妄想」についてはもう少し意見が出てから決めさせて頂きますね。
756751:2007/06/21(木) 21:58:00 0
>>755
いや絵は自分ところに一度あげただけ、もう消すね
色云々はアクセントカラー薄めだったから言ってみただけ
だから気にせんでいいよ
757名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:13:52 0
まとめサイト乙!!
見逃してたイラストとかあったんで感謝!
758名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 22:39:02 0
>>749イラスト(・∀・)イイ!!
759名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 23:14:35 O
749氏乙です!

原作読んでて思ったが、
月の死に様はあれ女だったら
かなり悲惨だよなあ…

でも錯乱した月子が
「誰か…助けて…竜崎!」
とか叫んで松田たちがハッとする
場面とかあったら俺は泣くかも。
760名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:06:17 O
>>749
乙!ありがとう!見れなかった絵もあって嬉しい!

>>759
自分で殺しといてそりゃないぜw
でも、Lへの想いに無意識に蓋をして、自分でも気づかずにきたのに
最期の瞬間気づいて絶望するってのはキラへの最大の罰?になるのかも

アニメでも今ちょうどやってるけど(月、魅上の超演出はワラタ)
Lの幻とか出るかもなとか思ってる。時間ないしないか。
761名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:30:50 0
>>749様超乙です!
あなたが神か!!
物凄い感動しました!一日入り浸りたいくらいww
タイトルなども全部に付いていて凄く良い!格好良いです!
月の画像や字体、スッキリしているデザイン…凄くらしくてイイ!感動(ノ□`)

…そんな中、自分が投下したのを数えて軽く退いた…11個って…orz
自分がどれだけ月子に萌えているのか…恥ずかしいwww

タイトルや誤字脱字などは暇を見付けて修正願いを出します。
見逃していた絵もあって嬉しかった!萌えた!(;´Д`)ハァハァ
見ている間ずっとニヤニヤしていた自分キモスww
神々の降臨に感謝せずにはいられない…
762名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:34:06 0
>>759>>760
うわヤバい、自分も泣くわそれ。

無自覚ではあったけど、月子がLの座と名前にこだわったのも実は
自分が生きている限り自分の中でのLも生きてる=本当は共に在りたかったLと共に生きてる てことで
最後の「死にたくない」は、死ぬ=Lの生きていた世界から切り離されてしまう であって
それを何よりも恐れて、形振りかまわずリュークに縋ったとかだとますます哀しい。
死んだら無になって全部なくなってしまうわけだし、
月子はLを忘れてしまう事が怖かったと捉えるとものすごい悲恋というか悲劇になるかも。

アニメのLの幻は実はちょっと期待してるw
雨と鐘の音に絡めて出てきてくれると嬉しい。それでL月子変換したいよw
763名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 00:37:32 0
あっ書き忘れ。
>>749さん乙です!
こうしてまとめて月子作品見れるのっていいな。嬉しいです。
764名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:36:14 0
>>749さん、どうもありがとうございます。
まとめサイトの言いだしっぺは自分です。
なのに何も出来ず…。すみませんでした。
本当に感謝してます!!
765名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 07:53:43 O
最期にLの名を呼ぶってのはアリかもなあ
ミサや高田も呼んでたし
Lの名が出るとすれば
「いやああああー死にたくないーっ
竜崎、竜崎いぃっ!!」


ドクン


って感じだな
766名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 09:46:13 O
あらためて眺めるとほんと色々あるなぁw
月子可愛いよ月子ハァハァ…
767名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 11:07:50 0
>>749
乙です!
あなたも神!
まとめて月子作品見れる、
見逃したイラストが見れる、
うれしすぎる!
感謝!


768名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 11:44:00 0
やっぱり月子は死ななきゃいけないのかな...
それなら、死後は闇、じゃなくて竜崎が抱きとめて天国に連れてやってくれ...
769名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 12:02:58 0
松田が月子を撃つって、なんだか許せないw
770名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 12:08:29 0
個人的にはあの救いのなさこそが「デスノ」なので、
「本編」としては月子でもそれは変えて欲しくない……と思うのですが
「創作」としてなら月子勝利パロ、Lが迎えに来てくれるパロなど
何でもありじゃないかと。
771名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 12:38:01 O
「月子さんとL…、あんな形じゃなく出会っていれば…」
なんて最終回で松田が喋ってるの
想像してたら泣けてきた俺は
疲れてんのかな…
何年かぶりにSSでも書いてみるか

月子の最期、漫画の銀英伝みたいに
扉が開いてLが迎えにくる幻を見て
微笑みながら閉じた扉に向かって
アボンてのは無理ありすぎかな。
ニアたちは竜崎=L ときいて
どう思うんだろう。
772名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 15:21:11 O
死を前にして、過去の宿敵にして唯一実力を認めた男の名前を呼んで縋るのか
……なんかクるなあ、それ

演出的には、最後の最後に一度だけポツリと呼んだりするのもいいというか切ないと思う
その場にいた人間の何人かに聞こえるか聞こえないかくらいの声で
「ちくしょう…」の部分を「りゅうざき…」に変えて月子に言わせるだけで
一気にロマンス悲劇になる不思議
キャラ違いすぎるかもしれんけど激しく読んでみたい。
月子切ないよ月子


>>771
その場合、残された者達の心情もそれぞれ原作とは
微妙に変わってくるよなぁ…萌え哀しい妄想が止まらん

小説投下も楽しみにしてるよ
773名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 16:22:35 0
しかし、月が月子になっただけで
デスノが悲恋ものになってしまうな。
Lだって、自分が愛した女が自分を殺したことを確信しながら
その腕の中で死んでいくわけだろう。
そう思うと、「間違ってなかった…が…ま…」が
ものすごい悲しい台詞になる。
月子だってそうだ。無自覚ながらも最後まで求め続けたのは
Lだった、ってことだろう。
774名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 16:24:05 0
こっちアニメ放送してないんだが、もうすぐ最終回か?
Lが死ぬシーンだけ友達に借りて見たが。
775名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 16:50:14 0
うっかり「流河」とつぶやいて死ぬと
月子がアイドルオタクに見えてしまう件について

そういやあいつまだアイドルやってたのかな
さすがにもう過去の人だったのだろうか
776名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:39:22 0
>>775
アイドルやってるかは分らないけど、
紅白歌合戦で、来年の大河の主役って事で思いっきり出てるから
芸能活動してるのは確かかとw
777名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:41:13 0
月子の死後、月子とミサの家を家宅捜索したら
白月子の時にたった1枚だけ竜崎とふたりで写った写真が
机の奥底に大事にしまわれていた・・・なんてのはベタすぎるか
そもそも竜崎が写真撮らせない罠
778名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 17:45:40 0
死の日の日記にLと走り書きがあるとかどうです
779名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:11:13 0
若くてHウマイ 男ならわりと誰でもいいんだ奴らはww。http://sakuragi10.com/f/omoikkiri
780名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:38:32 0
ただし 月子の死後
部屋からしおらしい内容が書かれた日記が発見されたとしても、
一部で引き出しに隠したものよろしく
(万が一家宅捜索をされた時)疑いの眼を逸らす為に
用意したものである可能性が否定できない罠。
781名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:48:43 0
ただ月子の場合、第三者を欺くために用意した日記の「嘘」が
真実だったりする可能性もあるかも。
他人と自分、二重の嘘にのせてしか真実を表せないとかだったらせつな杉。

ベッタベタだけど、真っ白な封筒に入った白月子の時に密かに書いた
竜崎宛の手紙(恋文?)が月子の死後出てくるのもいい。
それか時期的には多分黒月子の時なんだけど、白と黒どちらが書いたか
判別つかないような一途で純粋な想いが白い便箋に綴られてるのもいいな。
松田か幸子あたりが預かってた「出すつもりのない手紙」とか。
782名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:13:38 O
>>774
来週最終回。2部の駆け足っぷりには唖然としたw
L死ぬ回は異色だったね。
正直あのオリジナルきめぇwイラネと思ったんだけど月子ならいけるかも
二人の最後の会話とか、寂しげなLとか、
Lが倒れてからあの極悪笑顔までの一瞬本気で驚いてたっぽい月とか。
そんな自分もきもくて、アニメのこととやかく言えないな

本家はあえて人間ドラマ排除で、それこそがデスノだったけど
月子にすると不器用な人間ドラマにしたくなるなぁ。
783771:2007/06/22(金) 21:19:49 0
ここ一連の流れを読んで、久々に書いてみた。
エロはないし、あんま面白くもないが、
暇つぶしにでも読んでくれ。あとで投下する。
784彼女が遺したもの:2007/06/22(金) 21:24:29 0
「相沢さん、これ!」
松田が差し出した物を見て、相沢は目を見張った。

YB倉庫の日から、5日。
松田と相沢は、月子とミサが住んでいたマンションに来ていた。
そこに部屋の主の姿はない。ミサは月子の訃報を聞いてから臥せってしまい、
姉に付き添われて関西に一時帰郷している。
一時とは言っても、あの様子では戻ってこれるか微妙なところだろう。

月子の遺品整理と言う名の、家宅捜索。
キラとしての証拠を押収する為と、
あのノートの切れ端をどこかに隠し持っていないか調べる為だった。
私室の机やクローゼットの中身をひとつひとつ調べ、
捜査本部に持ち帰るものと、遺族に渡すものとにわけて箱に詰める。
しばらく作業を続けるうち、松田が引き出しの奥に隠すように置かれていた1通の白い封筒を見つけたのだった。
785彼女が遺したもの:2007/06/22(金) 21:26:27 0
「これは…」
中に入っていたのは1枚の写真だった。
カメラ目線で微笑む月子と、少し不愉快そうな顔をカメラに向けた竜崎。

「月子!こっち向いて!」
月子とミサの監禁が解かれ、竜崎の監視下の元での自由が許されたあの日。
再びタレント・弥海砂として行動する事になったミサに、私物の携帯が返された。
久々に手にした携帯で、ミサは月子の写真を撮り始めたのだ。

「月子さん、ミサさんを止めてください」
「いーじゃない、竜崎のケチ!」

少し怒ったような竜崎の声、ミサの甲高い声、
そして月子の明るい笑い声を思い出す。
結局、携帯で撮った画像は竜崎の目の前で消去させられたが、
その前に事務所のパソコンに2、3枚転送しておいたと
あとでミサがこっそり教えてくれた。
「うふふ、早業だったでしょー」
記憶の中のミサがいたずらっぽく笑う。
786彼女が遺したもの:2007/06/22(金) 21:27:32 0
おそらく、この世にたった1枚だけ残った、竜崎の写真。
ミサがこの写真を月子に渡したのはいつだったのだろうか。
どんなに早くても、竜崎の死後のはずだ。あの死神の話が真実ならば
月子が再びキラとしての記憶を取り戻した、あと。

しかし、月子はこの写真を捨てなかった。手元に残していた。

(−竜崎……)
YB倉庫での月子の最期の言葉がよみがえる。
りゅうざき。
彼女は確かにそう言った。
おそらく、自分がキラとして君臨する為に排除すべき最大の障害として
最も憎み、疎んじ、そして自らの手で殺しただろう男の名を。
月子は死ぬ間際につぶやいて逝った。
かすれた、切ない声で。
787彼女が遺したもの:2007/06/22(金) 21:29:14 0
彼女の真意はどこにあったのだろう。
携帯で撮られた、やや不鮮明な、小さな写真。
撮影者に向かって、にっこりと微笑む美貌の少女。
ムっとした顔の、目の下のクマが特徴的な、猫背の青年。
この写真を秘かに持ち続けた意味は。
最期につぶやいた言葉の意味は。

「もし、あのノートがこの世にこなかったら。
 月子さんがキラじゃなかったら。
 あの二人が違う出会いをしていたら―」
松田が声を詰まらせる。
「…そうしたら、二人は出会ってなかったよ」
相沢がつぶやく。
キラ事件がなかったら、竜崎はLとして、世に姿を見せることなく
最高の探偵として君臨し続けただろう。
月子が警察に入ってエリート街道を進み、万が一Lの指揮下で働くことになっても
二人が直に出会うという保証はない。
キラ事件の有力容疑者としてLに目をつけられ、
ほんの一時でも、同水準の頭脳の持ち主として、競い合い、時に探り合い、
肩を並べて捜査したからこそ、二人は男と女として惹かれあったのかもしれなかった。
788彼女が遺したもの:2007/06/22(金) 21:30:41 0
「…これ、どうします?」
袖口で涙をぐいっと拭いた松田が、相沢に聞いた。
「いくら二人とももういないとはいえ、我々が勝手に処分するわけにはいかんだろう。」
相沢が答える。手の中の、若き日の二人の写真。
月子がキラではなかった、追う者と追われる者ではなかったときの、刹那のひとコマ。
(月子はともかく、Lの写真は、ニア側に渡せば喜ぶだろうが…)
ふと浮んだ考えを振り払うと、相沢は松田に言った。
「月子さんと一緒に埋葬してもらおう。次長夫人には、俺がうまく言うよ」
「…そうっスね。それがいいっスよ!やっぱりこれは、月子さんが持ってないと…」
泣き笑いの顔で松田が答える。
「さ、もうひと踏ん張りだ。明日には次長宅に月子さんの荷物を届けよう」
「はい!」
元気良く答えた松田が、次の荷物に取り掛かる。
相沢は小さく微笑むと、写真を封筒に戻し、そっと上着の胸ポケットにおさめた。
789名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:31:33 0
終わりです。
駄文失礼。
790名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:41:01 0
>>788丁寧でよかったです(;´Д`)せつねえ
791名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:46:05 0
>>784
神…!
本気で泣けた…せつなすぎるよ月子…。
モノトーンだった自分の世界に鮮やかな色を与えてくれた唯一の人を
ただまっすぐに愛して、愛されて、共に在って。
きっと月子の短い人生のなかで一番幸せな瞬間だったのかも。
YBでの最期の言葉は重いね。
792名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:04:47 0
>>784
GJ! もとい泣けました。
原作最終回のような微妙なウェット加減はもちろん
月子の真意について推理という名の願望しか持てない所が
「デスノ」らしくて大変良かったです。
しかし月子だと、原作に一言付け加えるだけで物凄い重みが出ますね……。
793名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:31:34 O
>>784
うぉーせつねー!超乙!
月子はその写真を恐らく見ることはなく、でも捨てることもできなくて…
自分の気持ちと一緒に机の奥底にしまってたんだね、きっと。
この最終回は確実に泣きます。
794名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:39:46 O
>784
乙! マジで泣けた…
誰か、絵のかける神に写真の絵を
書いて欲しいかも
795名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:43:39 0
切ないのが苦しくて生存妄想に励む自分
796名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:51:47 0
>>784様。
乙です。とても切なくて素敵なSSでした。
月子(月)の「死」を考えると胸が張り裂けそうな程辛く、とてもじゃないけど正常を保って
いられないので、読んでいて凄く心が締め付けられました。
やっぱり死後の話は自分には辛過ぎて…orz
それでも文章から感じるどこか温かなものに救われました。
黒月子の本当に純粋な想いを見た感じ。素敵なSSを有難う!


>>795さん。
自分もそうです。逃避だと分かっているけど、月子達には幸せになって欲しいから。
Lも生きてて魅上&高田(男)と月子争奪戦をしていれば良いよ。
797生存END:2007/06/23(土) 01:18:50 0
生存エンドだと月子に甘くなちゃうのが難です。ミサが一番酷い目に合うから。

下のみんなが都合良く生き残る幸せEND(全九頁)に大幅に依拠してます。
なぜか時々閲覧できなかったりするのですが・・・

もう一つのエンディング〜 全員が幸せになるハッピーエンドのデスノート
ttp://lunar.littlestar.jp/stardust/english/DN/another_ending1.html
*************************************************************
火口は皆が驚く隙をついて舌を噛み自殺、殺害を迷っている内に所有権が月子に渡った。
その次の日解放された月子はレムが憑いているので動けず、ミサにをノートを掘り出させる。
ミサの行動はLによって全て監視されていた。
ミサは全ての記憶を思い出したが、ノートによる殺人と目の取引は月子により禁じられていた。

月子にノートを触れさせに来たミサと月子はLによりビル内に別々に拘束される。
竜崎が言う。
「この事から考えられる可能性は二つ。
1、十三日ルールはウソ。
2、十三日ルールは本当だがそれを越える別のルールがある。この二つです」
月子は観念してミサに隠させていたノートを竜崎に渡した。
Lは月子に名前を教え、月子がデスノートに書くか試す。
月子は既にLを殺せなかった。
「では月子さんこの二冊のノートをここで焼き捨てて下さい」
月子は竜崎に全てを話した。

月子はデスノートに関する全ての情報を一週間かけて調書にする。
月子と会った唯一のFBI捜査官レイ・ペンバーは、デートを放り出しホテルまで尾行した月子が、
予告殺人でファイルを奪い、脅しておいたのでナオミと行方をくらませていてる。
未だ杳として行方が知れなかった。
竜崎は夜神局長に事情を話すと、一週間後海外へ飛び月子=キラを処刑する映像を全世界へ向けて放映した。
放映前、月子は夜神に電話をして、自分は処刑されるがそれはフェイクであり、一ヶ月後に帰ると告げる。
竜崎は他の捜査官に連絡し夜神局長を見ていてくれるよう頼む。
娘の処刑の様子を他の捜査官達と呆然と見守る夜神総一郎。
798生存END:2007/06/23(土) 01:23:59 0
映像の中の月子そっくりの娘に捜査員達に動揺が走った。
月子はノートを燃やし、灰を放棄するよう竜崎に促された。
「私はあたなを助けたいんです」
罪を自覚することが贖罪だと語る。
「ミサの罪は?」
「彼女は拘束されますが、釈放されるでしょう。
それに彼女は既に寿命という代償を支払っているともいえます」
記憶を無くして、調書と自分へのビデオ映像によって、罪を自覚する月子。
死神リュークとレムは死神界に帰っていった。
一ヶ月月子の支えになったのはLだった。

ミサは火口事件で、火口が第二のキラと簡単に信用した件からキラ容疑が深まり、
警察に長期間拘束されるが証拠が出ず釈放。
ミサは釈放後、キラを主題にした映画に出演し世界中の話題となった。
死んだ火口はヨツバ社員の証言と行動によりキラと断定。
脅され従っていたヨツバの社員の刑事訴追も行われる。
Lは公に殺人者となるが、各国警察関係とは事件の収束をもって超法規的措置で示談。
*************************************************************
とか、そんな感じ。
これに黒月子との一夜は激しいかな(;´Д`)ハァハァとか、二週間と一ヶ月の間はどうかなと。
799生存END:2007/06/23(土) 01:27:37 0
レイ・ペンバーや火口あたりのは趣味ですね。
殺していても通るし殺さなくてもファイルは奪えたかなーとか
800名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 01:37:39 0
>>798月子はノートを燃やし、灰を放棄するよう竜崎に促された
                ↓
月子はノートの灰を放棄するよう竜崎に促された

でした。
801名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 01:45:54 O
>>784さん超乙でした
切なすぎてマジ泣きしました(´;ω;`)
今この時期だからこそ余計に泣けます…

皆が生きている生存Endはデスノだからこそ願ってはいけないんだが思わず願ってしまう
死んだら無とか悲しすぎるマジきつい
802名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:08:24 0
>>791ですが>>784さんのSSを読んで思わず描いてしまいました…。
SS中にあったLと月子のちょっと不鮮明な写真のつもり絵です。
イメージぶち壊してしまったらごめんなさい。
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?file_id=0000015289.jpg

月子の私服が高田(女)とものの見事にかぶってるのに気付いたのは
取り込んだ後だったので、その辺大目にみてくれると助かりますorz
広い心で…!

亀だけど>>629に反応してくれた方ありがとう!
803名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:14:27 0
>>802訂正
高田(女)とものの×
高田(女)のものと○
なんか頭が半分寝てるみたいですorz
ではおやすみなさい
804名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:30:48 0
>>802(´;ω;`)ウッ
ていうか、おっぱい!おっぱい!でも(´;ω;`)ウッ
やっぱ生存妄想するっ
805名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 04:11:29 0
>>802
自分も>>794様のように、神が降臨して下さる事を願っていたのですが、
こんなに早く来てくださるとは……>>784様の小説に負けないくらい
この絵にもホロリと来てしまいました。
こういう切ないのもいいですが、生存妄想で
月子を巡りL、ミサ、照、高田(男)の四人が争う……というのを
想像せずにはいられません。末期ですね。
806名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 05:41:34 0
>>802様。乙です!
凄く萌えるけど凄く切ない(/;Д`)
私にとってはイメージ通り…いえ、それ以上の美麗さです!
月子の美貌や胸もさることながら、Lとの身長差に異常な程萌えました(;´Д`)ハァハァ
萌えるのに見ていると涙が出てくる…
807名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 08:11:39 O
>>802
絵うめええええかわええ
まさに神!!!
808名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 08:18:11 0
>>782
あの回は映像なしの声だけ聞いたら絶対、アッー!な展開なんだけどw、
あれを月子とLに置き換えるとテラウフフな展開にwww

>>802
いつもながら素晴らしい出来です。また降臨してくださいね!
809784:2007/06/23(土) 09:51:38 0
拙い話を読んでくださってありがとうございます
だいぶ削ったのでちょっとあっさりしすぎたかなとも
思っていましたが
喜んでいただけたようで大変嬉しいです

>>802
すごい!神!
目の取引してるんじゃないかってくらい
自分の想像図と激似です。そのものです。
ありがとうございました。
810名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 13:33:00 O
>>802
いやーこの絵いいわー。
何度も見てしまう。
811名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 16:38:31 0
流れぶたぎって投下

L月子手錠生活で、一緒にお風呂に入ってるとき

月「竜崎、あんまりじろじろ見ないでよ。
  それとなく目をそらすとかしなさいよ」
L「目をそらすくらいはかまいませんが、私はあなたの家に仕掛けた
  監視カメラで、あなたの着替えから入浴からすみからすみまで
  見ていたんですがね… ごふっ!
  …殴りましたね、ワタリにも殴られた事がないのに…
  しかしどんな理由があろうとも、一回はいっか」
月「 な に か ? 」
L「いえ、なんでもありません…
  (じ、女性を恐ろしいと思ったのは、これが初めてです…)」

俺こんなんしか思いつかないorz
812名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 16:54:05 0
>>784>>802
神々乙です!
小説で泣きイラストで泣き、もう泣きっぱなしです(/;Д`)
誰にも本当の事を告げず、自分すら騙してた月子がせつないです
それにしてもここの神々の連携プレーは文字通り神懸かってる!すごい!

>>811
そういうのもイイヨイイヨー!
幸せな日々の一コマ的でカワユス
813名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 17:03:30 0
>>811(・∀・)イイ!!
814名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 17:40:34 0
そろそろ容量がヤバそうなので、勝手ながら次スレ建てました
何のヒネリも無くてすみません orz

http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1182587873/l50
815名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 17:45:33 0
>>814乙です!
816名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:09:01 0
>>811
にやっとしたwww
>>814
乙!
容量が余ってる時はスレタイ案談義は面白いけど正直容量ヤバイし(現在498kb)
ひねり無くても全然かまいませんよ、本スレから探し易いし状況次第ですな
817名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:12:20 0
>>814さん乙!有難う御座います。
2までいくなんて…本当に萌えてる証拠だねww
此処に来るのが楽しみになってます。神々の降臨に感謝!

次スレ立ったなら、小説はソッチに投下した方が良いのかな?
818名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 22:04:12 0
途中で投下できなくなって途切れそうだし、小説投下は次スレでお願いしますお待ちしております神ィ!
819名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 22:38:21 0
>>814
おーもう次スレかあ。
乙です。
820名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:51:22 O
>>814乙です
月子さんLにメロメロな癖につんけんしてると萌えます
821名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 15:23:46 O
月子たん可愛いよ月子たん
822名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 18:51:19 0
1巻から順に、脳内で月子に変換して読んでる

萌えまくり
823名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:05:07 0
サイト更新乙です。スゴイ早い
824名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:20:33 0
「月子さん、ちょっと動かないで下さい」
月子の手首を掴む。
「嫌よ!キスとかするんでしょ」
ぶんぶんと腕を振りほどこうとする。
「安心してください。私、キス以上はしませんから」
「…何で?」
月子は驚いて動きを止めた。その隙に壁に手首を押し当てられる。
竜崎が感情のこもらない目で見下ろす。
「実は、処女は嫌いなんです」
「な…ん…んっ…、ふ」
どすんと素足に思い切り靴を食い込ませる。
竜崎が顔を離した。
唇から血が出る。
月子は竜崎を睨み付けた。
「美少女がそんな顔したって男は興奮するだけですよ?」

つづくかも・・
825名無しさん@ピンキー
>>824
えええ、ここで続く!?生殺し状態です・・・
処女嫌い?な竜崎と処女月子って新鮮だ
ハァハァしながら続き待ってる!