ニーチェ

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1考える名無しさん
2一つ目小僧:2001/07/04(水) 04:41
ニーチェがどうしたん??
3一つ目小僧:2001/07/04(水) 04:44
それにしても考える名無しだらけなのがまず腹がたつ!!
4考える名無しさん:2001/07/04(水) 07:12
それならば2chに来なければよい
5考える名無しさん:2001/07/04(水) 20:09
あげておこう。
6考える名有りさん:2001/07/04(水) 20:14
「考える名無しさん」とは、
ニーチェのいう「畜群」に他ならない。
7考える名無しさん:2001/07/04(水) 20:15
だから?
8こたに:2001/07/04(水) 20:22
畜群万歳!!ニーチェは完全に敗北した!!
9ゾマホン:2001/07/04(水) 21:35
あげ
10テリー:2001/07/04(水) 21:50
さげ
11考えない人:2001/07/04(水) 22:41
ドナドナ〜畜群どもが運ばれてゆくよ〜
12考える名無しさん:2001/07/04(水) 22:47
つーか閉鎖されて一年経つサイト紹介してどうしろと?
あそこは結構内容盛沢山だったと記憶する。
あんまり読んでなかったが。
13考える名無しさん :2001/07/07(土) 12:36
神は死んだ。
14名無しさん:2001/07/09(月) 17:54
神って誰?
15OFW:2001/07/10(火) 07:23
<レスの付かない駄スレに認定します><レスの付かない駄スレに認定します><レスの付かない駄スレに認定します><レスの付かない駄スレに認定します><レスの付かない駄スレに認定します><レスの付かない駄スレに認定します><レスの付かない駄スレに認定します>
16ななちんこ:2001/07/15(日) 01:13
駄スレage
17ななまんこ:2001/07/15(日) 18:25
age age
18考える名無しさん:2001/07/25(水) 02:14
あげておこう。
19考える名無しさん:2001/07/25(水) 22:03
みんなここのMLに加入しよう。
20名無しさん:2001/07/25(水) 23:59
21gg:2001/07/26(木) 00:48
我々はまったく現実的であり
迷信も信仰も持たない
かくして諸君は胸を張る
ところが、ああそこは空っぽなのだ
22考える名無しさん:2001/07/26(木) 09:24
「ああ、これが駄スレというものか、よしもう一度!」
23考える名無しさん:2001/07/31(火) 13:46
駄スレage。
24考える名無しさん:2001/08/02(木) 02:51
スレ・スレ・駄スレ!!
25考える名無しさん:2001/08/03(金) 00:19
26考える名無しさん:2001/08/03(金) 14:09
27考える名無しさん:2001/08/04(土) 01:10
音楽がなんとも・・・
28考える名無しさん:2001/08/04(土) 04:39
ニーチェではない・・・となってるよ。
29考える名無しさん:2001/08/04(土) 06:18
文章、上手いっすねえ。
30考える名無しさん:2001/08/04(土) 14:41
age
31考える名無しさん:2001/08/04(土) 19:31
32考える名無しさん:2001/08/04(土) 20:35
入りません。
33考える名無しさん:2001/08/04(土) 20:55
34考える名無しさん:2001/08/04(土) 21:32
入るか、ボケ!!
35考える名無しさん:2001/08/04(土) 22:22
36考える名無しさん:2001/08/05(日) 00:29
入ったよ。
37考える名無しさん:2001/08/05(日) 22:49
はいるな、ボケ!!!
38Rage Against The Rage:2001/08/07(火) 02:26
ニーチェ、マンセー!!!
39考える名無しさん:2001/08/07(火) 03:58
>>35
スクリプトがエラー起こすんですけど・・・
40考える名無しさん:2001/08/07(火) 04:09
んなこたあない。
41名無しさん:2001/08/09(木) 02:00
逝ってよし!!!
42つくる会教科書=奴隷道徳:2001/08/09(木) 07:36
つくる会教科書=奴隷道徳
43考える名無しさん:2001/08/11(土) 02:28
作る会批判者=畜群の野合
44考える名無しさん:2001/08/11(土) 03:24
>>43
批判「者」を主題的に問題視するあたりが、終わってるよね。
45考える名無しさん:2001/08/11(土) 03:29
畜群だからね=者(集合w)にしといたの。
4644:2001/08/11(土) 03:31
あのー、チミの意見に同意したんじゃないんだけど。
47考える名無しさん:2001/08/11(土) 03:39
だから、その前提で説明しただけなの。
4844:2001/08/11(土) 03:47
者という視点自体がおかしいと言ったので、そんな前提を説明されても、
困っちゃうけど。
49考える名無しさん:2001/08/11(土) 03:52
おいおい教科書作ってるのは具体的な者(達)だろ。
50考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:01
教科書をつくるときに対象として問題にすべき領域は、
「具体的な者」ではない。
51考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:04
同じことだって、究極的にはね。
ていうか所詮は洒落なんだから、こんなところでそんなに
厳密性を要求しなくても(藁
52考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:06
歴史研究が洒落なんすか?
53考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:08
違うって(w 2chの掲示板でちゃかすのに便利だから
畜群とか者とかを使ったことがだよ。
もっとも、哲学的には歴史研究が洒落とも言えなくもないが(w
54考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:14
53さんは、つくる会支持者なんすか?
55考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:14
間違えた、つくる会が提示する歴史認識を支持されるのですか?
56考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:17
どうでもいい(w
57考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:18
>53さん は、つくる会支持者なんすか?
>間違えた、つくる会が提示する歴史認識を支持されるのですか

こりゃ(w
あんさんも者と歴史認識を分けとりゃんじゃないけ(w
58考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:28
前者は、そうだけど、後者は、分かれているんじゃない?
59考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:30
だけど前者を提示してしまったのね(w
6054-55:2001/08/11(土) 04:33
なんだよ。言い間違いは、イイ間違いって、フロイトも精神分析入門の
文学について語るところで言ってるぞ。「オレを否定するな」




すんません。
61考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:35
糞くだらない洒落で誤魔化そうとしてもダメだ!
完膚なきまでに否定し尽くす!!!
いくぞ〜〜!!!

逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!逝ってよし!
62考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:42
なんだ? 後者の方で、問題ないんじゃないのか?
そもそもその視点が欠けてたのは、>>43、貴様じゃないのか?

・・・と、マジレスで煽ってみる。
63考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:46
後者は問題ないがその前に前者を出してしまったのね。
したがって彼が「者」に着眼していることは露呈された。
64考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:51
>>63
うーん、それはまた。精神分析入門をわざわざネタ振って
自分で出しているあたりも痛いですな。

つーか、彼はわざと出したんだな。だとしたら、やるな、オイ。
65考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:53
自作自演的擁護か、もしや(w
6654-55:2001/08/11(土) 04:55
>>64
どうも。その通りです。でも、主体化の意識は、倫理的観点でなしていると
言い訳させてほしい・・・だめ?
6764:2001/08/11(土) 04:56
ダメ。逝って良し。
68考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:56
あとづけっぽいから、だめ(w
6954-55:2001/08/11(土) 04:56
なんでやねん。「オレを否定するな」
70考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:57
なんと!一人二役ではなかったか!見誤ったわい。
71考える名無しさん:2001/08/11(土) 04:58
>なんでやねん。「オレを否定するな」

まあ、これは確かにおもろい。
7254-55:2001/08/11(土) 04:58
>>68
いや、そのときに印象として持っていた内容は、歴史じゃなくて、
まさにウヨサヨと、その部外者、まともな研究者、アジアンな人々
という構図だったんすよ。ほんとスマソ。いい勉強になったよ〜。
7364:2001/08/11(土) 04:59
うーむ・・・、逝って良し!(能ナシ)
74考える名無しさん:2001/08/11(土) 05:00
いや、感謝されるほどのことはしとらんぞ。
ちゅうか、まあ、今後気をつけるように(藁
7554-55:2001/08/11(土) 05:01
どうもっす。
7664:2001/08/11(土) 05:03
まあ、議題と関係ないイメージを脳裏に描いたままで議論すると、
痛い目を見るという恒例の好例じゃな・・・、うむ、逝って良し!
(こればっか)
77考える名無しさん:2001/08/11(土) 05:04
まあ、分けて議論するべきだが最終的には分けられない
ものでもあるけどね。というわけで、逝ってよし。
7854-55:2001/08/11(土) 05:05
ぐは・・・。
79考える名無しさん:2001/08/11(土) 05:06
おもろいレス。
80考える名無しさん:2001/08/11(土) 20:33
age
81考える名無しさん:2001/08/13(月) 12:03
おもしろい。
82考える名無しさん:2001/08/13(月) 12:59
ツァラトゥスラが「神は死んだ」っていう場合と
現人神が自分で人間宣言する場合で
近代はどうちがってくるんですかね。
83考える名無しさん:2001/08/13(月) 13:22
ニーチェ的にはもともと死んでたし偶像は幻影なんだから
それほど変わらないんじゃない。つーか、一般的には神に
subject(服従)するsubject(主体)であ
るわけだから、神が「生きていた」主体が「確立していた」
のが近代で、神や偶像が死んだ後に自立的主体が解体し欲
望に駆られる消費社会に浮遊する自我=ポストモダンとい
うのが妥当なのでは?・・・雑でスマソ・・・
84考える名無しさん:2001/08/13(月) 14:05
じゃあ昭和天皇の人間宣言以降の日本社会は
ポストモダンに移行したのかな。たしかにぐちゃぐちゃだけど。
85考える名無しさん:2001/08/13(月) 14:27
751 名前:無記名 投稿日:2001/08/13(月) 12:50
彼の言う成功者って、ニーチェの言葉に訳すと分かりやすいと思う。
要するにドストは充実した生を送れていないから病的世界に惑溺する
ルサンチマンの持ち主の物で、自ら進んで肯定するために生きる人間のため
の物ではないと言いたいんじゃない?
確かにドストにそのような側面もあるし、ここには感傷的にそのような読みしかしない人
も多いのは事実。
でもそれは読み方が足りないから。
まず彼にとってはそのような世界は逃げ込む仮想などではなく彼の生きた現実そのも
のであり
それを受け入れようとあがく彼の在り方そのものは何ら退行的ではない。
不幸な人物を自分に重ねるだけで満足してしまう感傷は読者の方の問題。
彼は不条理な人間性を肯定する在り方を模索しており、安逸に身をゆだねるよりよっぽ
ど成功者たり得た。
この葛藤を見ないふりをして無き物にする在り方こそがよっぽど退行的で自分で成功者
と認め得ない在り方だ。
以上、ニーチェ的な見方。でも見いだそうとした方法こそ違うが
この二人は似てると思う。ニーチェはドストを愛していたし。
ニーチェがカラマゾフ読んでたらどうなってただろう?
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=book&key=968264837&ls=50
86考える名無しさん:2001/08/13(月) 16:20
?
87考える名無しさん:2001/08/13(月) 19:41
>>84

いや日本にはモダンがなかったというべきかな。天皇たって急場しのぎで
一神教ほどの強度は持ちえないし。
88考える名無しさん:2001/08/13(月) 19:50
クロソウスキー死去!
http://fr.news.yahoo.com/010812/1/1j50h.html

空虚だなあ。。。
89考える名無しさん:2001/08/13(月) 21:20
>>87
そうね。混沌だ。
90考える名無しさん:2001/08/14(火) 00:11
>87
強度を持ち得なかったとしても
あれは嘘でしたとはいえないわけでしょ。(言っちゃったけど)
だから靖国神社も参拝し続けなきゃならんのかな〜
91考える名無しさん:2001/08/14(火) 06:26
>>90
別に嘘でしたという必要もないし、参拝なんてどうでもいいのだけど
まあ西洋のような主体は確立できなかったってことね。
92ロバ:2001/08/14(火) 12:27
然ーり
93考える名無しさん:2001/08/15(水) 12:36
意外とおもろい。
94考える名無しさん:2001/08/16(木) 12:51
  ノ     ∧     /) ∧
  彡  ノW \从/V  W \   ミ
  (  ノ        |      ノ \)
  ∩V      、、 |       >V7
  (eLL/ ̄ ̄\/  L/ ̄ ̄\┘/3)
  (┗(      )⌒(       )┛/
   ~| \__/ |  \__/ |~     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    爻     < |  ;     爻    < フリードリヒ、一緒に無へと還ろう。
    ~爻     \_/  _, 爻~      \______
     ~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
     /    ー ̄ ̄\_ ̄\
  _一‘     < ̄ ̄\\\J
<\       ー ̄ ̄ヽ_ヽJ   ̄\_
  \     _ニニニヽ )       ~\
   \  _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
  __/~    V \_|     ~\_
95あぼーん:あぼーん
あぼーん
96あぼーん:あぼーん
あぼーん
97あぼーん:あぼーん
あぼーん
98あぼーん:あぼーん
あぼーん
99考える名無しさん:2001/08/18(土) 17:36
ニーチェ!
100考える名無しさん:2001/08/18(土) 23:00
さぼーん
101考える名無しさん:2001/08/19(日) 02:29
盆供養の住職が帰った後で1年生の息子が難しい漢字沢山の般若心経って何と聞くので
パパが教えた。
昔人助けの大好きなボランテアおじさんがいてね。テレビの画面みたいにパッパッと頭ん中の考
えが変えられるんだって。おじさんがゴロッと寝ころんでじーと考えていたら、うん、そう
か!って気が付いたんだって。そしたらね、お金がただの紙で、オレンジでもコーラでもカルピス
でもどれでもジュースでおんなじかぁて、分かったんだって。
先生に叱られても泣かないし、ママに怒られてもビビらないって、強い気持ちになったんだ
って。アニマックスでみたろ、悟空がサイア人からスーパーサイア人に成ったろ、あれみたいにスーパーノーテ
ンキおじさん、違う、スーパーボランテアおじさんに成ったんだって。
分かった?ンッ! スプレンダー変身! ウルトラキック!
キャハハハハと笑って逃げる坊主あたまのクソガキ。
お尻プリプリーーだってよ。

ある高僧をお招きしての説法会で、さわりの部分。
仏法に空観という言葉がある。空観では空ならず。空であって初めて観自在となる。それは
観にしがみつく心があるからだ。その心が自在心を鈍らせる。いいですか、ヤカンでも
なければドカンでもなく、チカンでもない。ましてやイラカンでもなければイカンザキでもない。
ドっと湧く一同。しばらくお話が続いて、
先達の言葉に「禅者は座るに執着し、経読みは経の色に執着し、哲学者は言説の味に
執着する。執着してることを知らずに執着する」とあります。その意味をよくお考え
ください。今晩はこれにて終わります。
先生のお帰りのあとで一同「イヤーなんか今日の話はちょっと難しかったなぁ」と頷き
あう。このあと般若湯、もちろん宝のカンチューハイを飲りながら、観観学学と熱く夜中ま
で議論したのであった。

新宿の街で風変わりな青年が「これ読んでください」って紙を配っていた。そのなかに

   心
優しい心をもつ青年がある日深い瞑想をして深奥にあるものに触れた
友よ話そう 自由な心をえて気づいたことを
心に写る木々の梢が風にそよいで 葉が光に輝いてそよいでいる
心に写るものが今までは幾重にも染められ縛られていた
いまは怖れも怯えも迷いもなく
ただ死はそこに石のように落ちている
おらゆるものは心に写っているにすぎない
なぜただ写っているものにしがみつく必要があるだろうか
友よ 君の笑顔が心の鏡に映えている
木々の梢が風に揺れ 緑の葉は日差しを浴び輝き舞う
102考える名無しさん:2001/08/19(日) 02:53
しないよ派------- 肛門ないよ派
         |
         |--- 肛門あるよ派--------- 肛門からは何も出ないよ派
         |              |
         |              |---- 肛門から出るものはウンコではないよ派
         |              |             |
         |              |             |---石川の排泄物は本質的にウンコなどではない派
         |              |
         |              |---- 肛門から出るウンコは石川のウンコではないよ派(過激派)
         |
         |--- 肛門ではない穴があるよ派
                        |
                        |---- そこから出るものはウンコとは呼ばない派 (穏健的ファンタジー派?)
                        |
                        |---- ピンク色の綺麗なまんこがあるよ派


するよ派 -------- 人並みにするよ派
         |
         |--- 他の人より大量にするよ派
         |
         |--- 肛門は無いがウンコはする(中立派)
         |               |
         |               |---- 肛門じゃない第4の穴からウンコするよ派
         |
         |--- ファンタジーと呼ばれるものをする派(急進的ファンタジー派) → 潜伏中
103考える名無しさん:2001/08/19(日) 03:20
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
      
104考える名無しさん:2001/08/21(火) 11:01
  ノ     ∧     /) ∧
  彡  ノW \从/V  W \   ミ
  (  ノ        |      ノ \)
  ∩V      、、 |       >V7
  (eLL/ ̄ ̄\/  L/ ̄ ̄\┘/3)
  (┗(      )⌒(       )┛/
   ~| \__/ |  \__/ |~     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    爻     < |  ;     爻    < 校門で校門丸出し。
    ~爻     \_/  _, 爻~      \______
     ~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
     /    ー ̄ ̄\_ ̄\
  _一‘     < ̄ ̄\\\J
<\       ー ̄ ̄ヽ_ヽJ   ̄\_
  \     _ニニニヽ )       ~\
   \  _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
  __/~    V \_|     ~\_
105考える名無しさん:2001/08/21(火) 20:44
校門で肛門でしょ。
106ボーナストラック:2001/08/21(火) 20:45
1 名前:女子剣道部 投稿日:2001/08/09(木) 01:50 ID:LzHzeZJ6
私は19歳の1です。私は某大学の
女子剣道部に所属して毎日稽古を頑張っています。でも、私の剣道部は普
通ではないのです。よく男子ラグビー部のレイプ事件などを聞きますが、
私達も実は男性を集団逆
レイプをしています。体育会系ですから上下関係が厳しくいやでも
従わなければ行けません。
 まず2・3回生の先輩二人がサークルの練習の後あそこの大きそうな人
を逆ナンパします。年齢は高校生から20代の社会人までいろいろです。
ちょっと照れて喜んでいる人もいれば、
半ば無理やり連れてこられる人もやっぱりいます。逆ナンパして
つれてくるのがキャンパスのサークルボックス。
練習後で汗臭いにおいが充満した部室に連れ込み、
そこには部員30人が待っているという形です。
キャンパスの裏手で時間によって人一人とおらない所ですから声を出さ
れても誰にも聞こえません。当然誰にもばれ無い。
そこに連れ込まれた男の人はまず先輩たちに押さえつけられ服
を剥ぎ取られます。そこから男いじめが始まります。
オナニーをさせられたり、汗臭いオマンコを顔に押し付けられたり、
汗でぬれたタオルや下着を口の中に押し込まれたり、
足をなめさせられ踏まれたりします。当然、騎乗位でセック
スもやらされます。何人の汗臭い女に犯され、
何回も愛液や唾液を吹きかけられます。犯された男の人は何度もいかされ
て愛液と自分の精液と先輩の唾液でべとべとになり、声をあげて泣きます。
童貞の人は恐怖で顔が引きつっていました。土下座されても泣かれても
痛がっても、勃起してはセックスして、射精したらまんこや足を
なめさせたり、乳首を愛撫し感じさせたりフェラで無理やり立たせます。
この一連のレイプを私達1回生はデジカメで取りつづけます。
 でも、ついにやらされました。逆レイプで処女を失ったのです。
先輩がナンパしてきた男とやらされたのです。
先輩が急にデジカメで取っている私達を向き、周りの同じ1回生が
私を羽交い締めにしたのです。私もみんなに押さえつけられ服を剥ぎ取られ
全裸で男の前に立たされました。私は1回生の中のいけにえにされたので
す。処女なので許してくださいとお願いしましたが
、余計喜んで股を広げろ。オナニーをしろ。男のをしゃぶれ。
など命令されました。泣いて許しを請いましたが聞き入れられず
何度もぶたれながら命令を聞きました。男も私を見てオナニーさせられたり
私のマンコをなめたり、私の足の指をしゃぶりました。最後は
男がまたがり騎乗位、と言っても無理やり上から男のあそこの上に
押さえつけられ、腰を持ち上げられたり落としたりされるだけでした。
とても痛かった、でも男は私の中でイってしまいました。
当然ゴムなんて着けてません。白い精液と私の血が私のあそこから
出てきます。その後も私のリアクションが、表情が面白いと
何人もの男をまたがされました
。最初にやらされるときも有るし先輩が遊び終わって疲れた後に最後に
やらされるときも有る。私の体は先輩の練習後のストレス発散のために
私の体は汚れてしまった。
 この数日間に1回生全員がいろんな男とやらされました。
喜んでやる人や私のうに泣く人もいました。
これから私達はどうなるのでしょう・・・。
107考える名無しさん:2001/08/21(火) 21:17
素晴らしい!!
108考える名無しさん:2001/08/21(火) 22:00
精神科へ行きなさい!!
109考える名無しさん:01/09/01 20:47 ID:a/cvAEFY
自我肥大ね
自我肥大にもいろんな種類があると思うけど、ここはひとつ「哲学による自我肥大」について語ってみよーう
110考える名無しさん:01/09/01 21:11 ID:wGI.WAeE
アイドル(偶像)はウンコするのか、
というのは、普遍的なテーマだと思います。

現在50代以上ぐらいの人たちが、
「吉永小百合はウンコするの?」という議論を、
したら同じような議論になるのではないでしょうか。

偶像はウンコしないのかもしれません。
アイドルとしての偶像は、それを演じる肉体をもった
一個人とは別の存在なのでしょう。

そういう意味で、この議論は
「アイドルとはなにか」という議論としても読めるように思います。
111考える名無しさん:01/09/01 22:48 ID:z/5iGiJQ
生きる意味どころか今本当に生きてるかもわからないのに…
112考える名無しさん:01/09/01 22:58 ID:UWbj9BIY
>>111
んまいっ! ザブトン1枚っ! それこそテツガクの一歩や!
113考える名無しさん:01/09/02 02:41 ID:8F4hQ7ok
数々の議論をし掛けて勝利したが、それで金持ちになることもなく、貧乏生活だった。
しかし、ソクラテスは、貧乏などは気にしなかった。
当時の文化レベルはこのソクラテスが形成したといえる。
現代社会には、ソクラテスのような人気がある哲学者は存在しない。
114考える名無しさん:01/09/02 04:55 ID:1G2M76P6
何言ってんだかわからんな。「自分」って、何?
あなたはあなたとして認識してるということでしょ。
それなら、私があなたとして生まれたら、私はあなたとして認識するのでは?
115考える名無しさん:01/09/03 01:49 ID:rT835sV2
ついに彼は立ち上がって叫んだ。
「悪いのは医者と軍隊だよっ!」
浅田氏はギョッとした表情でカドくんを見、
「そうですね」
と言った。
116考える名無しさん:01/09/03 04:45 ID:Kl8FgpsM
いや言いたい事は分かった
だけどねパンク野郎にからまれておとなしくしてた事で
権力や体制に暴力的なものをちらつかせられたら
おとなしくしちゃうんじゃないの?っていう推測はちょっと飛躍があるのでは?
「土人」発言の時結構暴力的なものちらつかせられたんじゃない
それでも撤回しなかったわけで−−−これひとつだけで暴力に屈しない
ことの証明になるとは思わないが
117考える名無しさん:01/09/04 04:09 ID:F5UceGtk
なんでやねん!
118考える名無しさん:01/09/04 10:01 ID:dc8elA9s
オナニーをさせられたり、汗臭いオマンコを顔に押し付けられたり、
汗でぬれたタオルや下着を口の中に押し込まれたり、
足をなめさせられ踏まれたりします。当然、騎乗位でセック
スもやらされます。何人の汗臭い女に犯され、
何回も愛液や唾液を吹きかけられます。犯された男の人は何度もいかされ
て愛液と自分の精液と先輩の唾液でべとべとになり、声をあげて泣きます。
童貞の人は恐怖で顔が引きつっていました。土下座されても泣かれても
痛がっても、勃起してはセックスして、射精したらまんこや足を
なめさせたり、乳首を愛撫し感じさせたりフェラで無理やり立たせます。
119考える名無しさん:01/09/04 22:29 ID:koXEt4lI
エロスというとすぐにアダルト関係のことを考える人がいますが、そういう感覚的なものではなく、もっと純粋なものです。
 永遠の命を求め、救いを求めるのは人間の基本的な願望です。
 普通では愛される価値が無いとされるものこそ愛が必要なのです。
 真、善、美に向かうのがエロスであり、エロスイコール猥褻ではありません。
 エロスは愛する価値のあるものを愛し、アガペーはむしろ愛される価値のないものを愛するという関係にあります。
 愛される価値のあるものは放置しておいても、愛されるのですからどうでもいいでしょう。
 無に等しきものに恵みを与え、天に対して価値あるものと示すことこそが大切です。
 それは哀れみなのでしょうか?
哀れみや同情は誰でも嫌います。
 
120にいなな(本物):01/09/04 22:31 ID:c3QM5E0Q
オナニーをさせられたり、汗臭いオマンコを顔に押し付けられたり、
汗でぬれたタオルや下着を口の中に押し込まれたり、
足をなめさせられ踏まれたりします。当然、騎乗位でセック
スもやらされます。何人の汗臭い女に犯され、
何回も愛液や唾液を吹きかけられます。犯された男の人は何度もいかされ
て愛液と自分の精液と先輩の唾液でべとべとになり、声をあげて泣きます。
童貞の人は恐怖で顔が引きつっていました。土下座されても泣かれても
痛がっても、勃起してはセックスして、射精したらまんこや足を
なめさせたり、乳首を愛撫し感じさせたりフェラで無理やり立たせます。
121にいなな(本物):01/09/04 22:32 ID:c3QM5E0Q
ファ派さん、わたくしのレスは、HNの通りやっつけ仕事な感じなんで、
そこのところ、よろしくね。
まあ、石川は虚無の存在っていうのは明らかに飛躍しすぎだね。
実際、「石川梨華」は実存しているわけだしね。

で、わたくしが言いたいのは、「石川がウンコするのかしないのか」は、
デカルトの演繹法を採用すると、解答不能である、ということです。
どの派閥も、極めて自分勝手に前提を作っている点では、何ら差はありません。
絶対的真理のみを追究していくと、解答が出ないことに気付く筈です。
わたくしに、虚無的であると感じさせるのは、石川がウンコするのかしないのか、
どちらかに結論が帰着するという、その考え自体なのです。
「石川はウンコする」だとか「石川はウンコしない」だとか「石川はファンタジーする」だとか
これらの“結論”自体が[大前提]にすぎないのです。
何て虚無的な議論であろうか、わたくしはそう思っているんですよ。

何にせよ、哲学板でのレスは疲れるよ。
狼板に懐かしみすら憶えるよ。
122考える名無しさん:01/09/05 12:20 ID:MuDbSDcw
久々に来たわ。
そうね、卓越した「活動」によってその名を歴史に残すことの方が、
「労働」よりも本質的に立派だなんていわれたら、ちょっと受け入れられないわね。
けど、そういう風に通俗的に考えてみても、結構面白い発想かもしれないわ。
政治家が外交とか経済の調停者ではなく、自己利益の追求を至上の行動原理とする
「活動者」だとしたら……
なんだか間違った方向に来ているような気がするわ。実はまだ半分くらいしか読んでないのよ!
123考える名無しさん:01/09/05 12:27 ID:N3yUSlFY
久々に来たわ。
そうね、卓越した「活動」によってその名を歴史に残すことの方が、
「労働」よりも本質的に立派だなんていわれたら、ちょっと受け入れられないわね。
けど、そういう風に通俗的に考えてみても、結構面白い発想かもしれないわ。
政治家が外交とか経済の調停者ではなく、自己利益の追求を至上の行動原理とする
「活動者」だとしたら……
なんだか間違った方向に来ているような気がするわ。実はまだ半分くらいしか読んでないのよ!
久々に来たわ。
そうね、卓越した「活動」によってその名を歴史に残すことの方が、
「労働」よりも本質的に立派だなんていわれたら、ちょっと受け入れられないわね。
けど、そういう風に通俗的に考えてみても、結構面白い発想かもしれないわ。
政治家が外交とか経済の調停者ではなく、自己利益の追求を至上の行動原理とする
「活動者」だとしたら……
なんだか間違った方向に来ているような気がするわ。実はまだ半分くらいしか読んでないのよ!
124考える名無しさん:01/09/05 12:28 ID:N3yUSlFY
何言ってんだかわからんな。未来を正確に予測する機械

ここに一分後の自分の未来をシュミレートしてみる。
さて、その機械はシュミレート結果を本人が一分前に見ることを
計算に入れて結果を出さなくてはならない。
そして出された結果もまた一分前に知られることを計算に
入れねばならない。
そして出された結果もまた(以下略) 「自分」って、何?
あなたはあなたとして認識してるということでしょ。
それなら、私があなたとして生まれたら、私はあなたとして認識するのでは? 久々に来たわ。
そうね、卓越した「活動」によってその名を歴史に残すことの方が、
「労働」よりも本質的に立派だなんていわれたら、ちょっと受け入れられないわね。
けど、そういう風に通俗的に考えてみても、結構面白い発想かもしれないわ。
政治家が外交とか経済の調停者ではなく、自己利益の追求を至上の行動原理とする
「活動者」だとしたら……
なんだか間違った方向に来ているような気がするわ。実はまだ半分くらいしか読んでないのよ!
125阿修羅無限大落とし:01/09/05 12:42 ID:DojA199U
文章コラージュか・・・

これはこれで哲学の新しい(手法としては煩雑だが)在り方かも。
126考える名無しさん:01/09/06 12:45 ID:8j8P/3sg
変遷する=現在の価値基準では計り知れない=語るのは無意味。
だとしたら私たちが現在語れることはぐっと減りますが。
あんまりメタなところに飛びすぎるのも危険だと思うのです(私見)
究極的に自分のことしか考えないか。というのも「情けは人のためならず」
を考えるとどうとでもとれるようになりますよね?って話違う?(汗
127考える名無しさん:01/09/06 13:51 ID:BcKkR2sI
>>119
エロスとは真なるもの、普遍なるものへの思慕であって、
キリスト教に取り込まれる以前のプラトニズムにおいては
永遠の生や救いとは無縁です。
普遍者を見通すことを目的とするソクラテスの主知主義との連関から
でなければ正当に評価はできないでしょう。
価値あるものを目指すのはプラトン・キリスト共に共通しているのです。
128考える名無しさん:01/09/06 17:52 ID:F16LemmY
合理的という言葉を使えば
明日己が真に死ぬかどうかそれを検証する手立ては通常ありません
自分がいつ死ぬかどうか分からないのであれば人は大体平均寿命を
自分の「死」として想定するのが合理的です
それしか想定の仕様がないから
もし、貴方がガンで一年で死ぬ事が分かれば
貴方は貴方の人生設計を後一年として組み立てるでしょう
それが、合理的であるというものです
129考える名無しさん:01/09/06 17:55 ID:k8GOyRr2
「心」がどこまでの範囲を指定してるのか、によって
変わってくるのでわ?
記憶。意識。感情。その他痛覚等も、「痛みを感じる心の動き」
としたらそりゃもう(ワラ
↑心頭滅却すればってヤツです。
機能的には記憶は脳全体、意識は前頭葉、感情は心臓にあるとか。
心臓は一部脳に近い構造をしていて感情(記憶も)が出るみたいだよ。
心移植者が提供者の趣味に合わさってしまうように。
ちなみに痛み等も頭頂の体性感覚野にありまっす。
温かい冷たい痛い重いとかの受容器は脳だけど、
感覚器まで含むとしたら体全体とも?
結局は一部の能力の集まりで心が決まるのだと思います。
個は全、全は個なのね。

だから心はどれ位の範囲までを言うかで、イコール脳とも
違うとも言えるのでわ?

でも神経的な反応が少しでもある場合、全部心でもいいのでは
ないかなぁ?

例えば体細胞(神経細胞含む)での電気的な反応でさえも、その集まりで
精神活動が出来るわけだし。
あ、でも中枢神経と末梢神経でちがうかぁ;
130考える名無しさん:01/09/06 18:05 ID:F16LemmY
ダウンタウンの「笑い」というのは、究極的には「自己言及的な規定性」と
いう表現でもって要約されるであろう。枢要な課題として看做されがちなで
ある判断主観者による文脈の適格な把握は、厳密には文脈の集合を定義域と
した実数値関数Fによって表される。つまり、ここでの実数は外的規律からは
掣肘され得ない文脈の絶対的強度を示しており、実践と価値判断の間の緊張
関係を余す所無く伝えるものとみて差し支えない。ただ、この定式に従うと
客観的存在を認めた途端、審美的評価が単なる偏差値的な尺度でもって計量
されるという弱点は先ず認める。しかし、覚識態の普遍性を勘案すれば異義
申し立ての余地は殆ど消滅の途を辿るように予想される。以上、非常に簡潔に私見を披露したが、コメントや反論のある方よろしくお願いします。
131考える名無しさん:01/09/06 18:49 ID:o6ERIWLs
人間の価値、いや動物の価値はうんちで決まります。
うんちこそがあらゆる動物に平等に与えられたものです。
いきものは食べるから、みんながうんちをするのです。
だからうんちは評価対象としてふさわしいのです。
しかし、おおきなうんち、ちいさなうんち、まあるいうんち、
四角いうんちと、その形状は多様で、評価基準は単一ではありません。
132考える名無しさん:01/09/06 19:28 ID:EO51HLTE
オタクの特異性は、不細工を差別(差がある別である)したいという
集合的欲求とメディアが結びついた為に存在するのではないだろうか。

ずっと、何で描かれた二次元記号に対してのみ風当たりが強いのか考えていたけど
網状言論F読んでいたら急に閃いたよ。
解決、スキーリしたよ。
133二酉 ◆GJWEv1no :01/09/06 20:04 ID:k8GOyRr2
>>132
>130はちゃんと常用漢字で論じてるだろ。

こっちは常用漢字とは言っていない。あえて日常漢字と言った。
以下は、あえて日常漢字と言った理由。
常用漢字であったとしても、滅多に使われていない漢字も多い。
だから、常用漢字の中にみんなが知らない漢字も多い。
だから、他人に読んで欲しいなら、日常的に使われている漢字で書いて欲しいと僕は>>324へお願いした。

>>129
>枢要・看做・掣肘・覚識態
この全ての漢字・言葉を読むことができ、そして全ての漢字・言葉の意味が解る人間はごく一部だろう。
著者によって好まれる漢字・言葉があり、枢要・看做・掣肘・覚識態などは、>>324が読む本ではよく使われているのだろう。筒井康隆が形骸という漢字・言葉をよく使うように。
自分が好きな著者の本で良く使われる漢字・言葉を使うんじゃなくて、読んで欲しいなら一般に使われる漢字・言葉を使いましょう。

>>2で僕はこのようなことを簡潔に書いたわけです。おわり。
134考える名無しさん:01/09/07 20:19
具体的にどの発言が、削除理由にあたるのか、また、誰かから通報があったのか、
教えていただけませんか。歌詞引用などの著作権については、
必要な文脈であれば引用して構わないという例外条項がありますし、
決めるのはJASRACです。あなたがたに権限はない。
政治的発言がいけないというのなら、政治的発言をしている『さるさる日記』を
ただちにリストアップして公開します。
『さるさる日記』そのものの利用への反対運動を起こす用意もありますよ。
とりあえず、先の警告と、このメールは、大々的に公開します。
傷が大きくならないうちに、態度を改めたほうがよろしいですよ。
135考える名無しさん:01/09/07 21:17
今シリーズは、コメディ路線が面白くてナイスですねぇ。
夏実たんのオパーイ強調描写もナイース!! おパンツもおけ!!
東海林の「激しい運動って・・・」発言オイオイ
やはり、ケーキはステーキの後に食べるものなんだろうか(謎)
136考える名無しさん:01/09/07 21:27


     Λ_Λ    Λ_Λ
    ( __ __)   ( __ __)     /⌒\
   (6 ・ 」・).  (6 ・ 」・)    (    )
    (  ∀)   (  ∀)    |   |
   /    \ /    \   |   |
  ⊂  )   ノ\つ )  ノ\つ  ( ・∀・)  Λ_Λ   / ̄ ̄
    (_⌒ヽ  (_⌒ヽ     )   ノ  ( ・∀・) <ちんぽの
     ヽ ヘ }   ヽ ヘ }   (_⌒ヽ   (_⌒ヽ   \__
      ノノ `J   ノノ `J     )ノ `J    )ノ `J

       Λ_Λ     Λ_Λ
       ( __ __)   ( __ __)  .  /⌒\
      (6 ・ 」・).   (6 ・ 」・)   (    )
       (  ∀)    (  ∀)    |   |
      /    \  /    \   |   |
    ⊂  )   ノ\つ )   ノ\つ ( ・∀・)  Λ_Λ     / ̄ ̄
     / ω <   /ω <    ⊂)   ノつ ( ・∀・)  <うたげ♪
カッ /  '´ ヽ ) /  '´ ヽ )   / ω  /  ⊂) __   ノつ  \__
煤レ/    ノノ∠/    ノノ  ∠ '´ )ノ  ∠ 'ω)ノ
137考える名無しさん:01/09/08 06:12
「自分で考えた意見でなければ自分の意見とはいえない」というのはまったく正しいと思う。
だから、大枠で間違っていないと思うが、

「哲学」自体に「自分で考えたもの」という定義はないと思う。
というか「学」というのは「意見」という意味ではないのではなかろうか?

本を読んで、その人の考えに納得できれば、別に自分オリジナルの
考えを作らなければならない義務はないと思う。
本で読んだ哲学を、その著者の名前で語る限りは、なんら悪いことをしているわけではない。
(さも自分で考えたかのように語ったら愚かといわざるを得ないけど)

本を読んで、その著者の名前で語らなかったら、それこそ本を読んだだけ、
より深く理解したり、批判的な観点で考えるためには、
読んだ内容を他人と議論することも必要。
議論を行った段階で、ただ読んだだけよりは、一歩前進したことになる。

従って、「本を読んだだけ」という批判をするなら、
「哲学者の名前で哲学を大いに語れ」とすべき。
138考える名無しさん:01/09/08 06:37
>>137
今の世の中、精神も含め、99.9%まで「人間=社会」
139考える名無しさん:01/09/08 06:53
宮台の著作を読み通したことはないが
氏の発言・論文を見たことはある
かもしれない。
しかし、精神病理として
人格障害を語るなら
板を換えた方が良くないか?

というかディープな方向に
向かうのならば
医学的に素人な俺は
降りるしかないんだ

それこそ個人攻撃に
なる前に・・・
140考える名無しさん:01/09/08 10:12
自分=自分の体について
まず俺はこの同一律を疑う意味がよくわからないんですね。
自分の体じゃなかったら何やねんという反論をしたくなるんす。
で、それを踏まえた上で議論の方向そのものをやや暴力的に規定させていただくならば
自己の行動のアイデンティテイとか、行動の範囲とか
もっとはっきり言えば自分の行動の影響範囲を把握することは、要は
いかに自分の身体を有効に運用するか、という実践的問題として考えたらどうでしょうか?
数百人の部下を動かす社長さんの行動範囲は、いちサラリーマンより広いし、より「効果的」ですよね
もっともここまでくれば身体論ではなく、行動論になりますが
ともかくこの発想で言えば、どれだけ自分の行動系を効果的に作用させるかがミソになり
例えばその際に用いられる言語とか概念とか規則とか制度が誰のものであるかなんてことは
事後的な確認事項であって、第二次的な問題になりますが。
(おまえのものはおれのもの、で万事オーケーになりますからね、結果論的には)
ただこの場合考えねばならないことは、身体の知的延長としての表象体系にはんする形で
いかに自分の体の、いわば知覚レベルにおけるリアチティがどこまで発見可能であるか、ということにもなりますが。
(ようするに死ぬときはどんな人間であろうと、自分の屍の存在というものに体面せねばならない、という問題です)
取り急ぎここまで。
141考える名無しさん:01/09/08 14:30
友達の名言に「結論出すな」って言うのがある。論理的に考えると
矛盾している言葉だ。(その言葉自体結論出してるだろ?)
でも宇宙的に見ると動いている言葉だよね。

分かってない人は思考が固定している。いくら賢い人でも
考えがある地点で止まっている。

かと言って分かってしまうと常に瞑想していないといけない。
何故かって上でも言ったように真理は動的だから。
そして宇宙に逝ってしまう。しかし人の価値観なんてその人
次第なので、その人はそれで良いんだ。

つまり生活は正常に営もうとしたら分かってない必要があるんだ。
142考える名無しさん:01/09/09 21:26
ふむふむ
そうですね。
不倫を正当化するという話ではなく、当たり前の理由に自分の意見を付け足したいって思ったわけですね。
ちなみに、私は、したことはないが、良いモノとも悪いものともわからない。
けれど、不倫は代償を背負うことはあっても、責任をとることはできないと言う点で、動物的だと思うのですね。
不倫がばれていろいろあるのは、代償を背負っただけと思うのですが。

そういう意味で、不倫相手は自分にとって、都合のよいペットのような存在なのでしょうか。
ペットにも感情はあるし、それ以下とうことになるのかな。
143考える名無しさん:01/09/10 15:26
ここに広い川があり、そこに4隻の船があって、船頭が一人います。4隻の船はみん
な性能が違っていてこのかわを渡る時間が性能のいい順に、1時間、2時間、4時
間、8時間となっています。その一人の船頭でこの4隻の船を向こう岸に15時間で
渡して欲しいのです。その方法は?
条件として
@一度に2隻しか繋いで渡せない。
Aその時は性能の悪い船の時間がかかる。
つまり、1時間かかる船と8時間かかる船と一緒に渡ると
8時間かかるということ。
B戻り時間も計算します。つまり、1と4で渡って1で戻ると4時間+1時間で5時
間となります。
144考える名無しさん:01/09/10 20:49
万物はチンポより生ずる。チンポは万物の形相因であり、
鉄骨淫棒は善のイデアである。
ハイデガーは存在の意味を時間性と解釈したが、
チンポ太郎はそれを「チンポ」と解釈する。
チンポ太郎の友達の睾丸太郎は、この解釈を徹底的に批判する。

その批判によれば、大陰唇はパークパクであり、小陰唇はビーラビラ
であるという。果たしてこの批判にどれだけの信憑性があるだろうか。

チンポ太郎は御伽噺を語らない。ついでにチンポもしごかない。
陰茎ねじこみ健康法を試してみることもない。
すべてはチンポのあるがままに。
145阿修羅無限大落とし:01/09/10 21:14
[    ]←空白が入ってない場合はコピペです。

ライプニッツのモナドロジーとも共通してるんじゃないかな。
モナドは形而上学的な存在だけど、脳は生理学に裏打ちされた物質というところが違うけど。 物語は「作り話として語られる」という特徴を持っているが、歴史記述にはそのよう
な特徴があるだろうか?
ちなみに爵位は男爵だったかな?子爵だったかな? 恣意的・便宜的だから。
であるから、音楽聴取における「耳に与えられた感覚」を絶対視する哲学は、どうも信用できない。というかうさんくさい。
構成した複数の因果経過のうち、その時期の社会状況に重大な変化を
知覚情報を意識に渡す際に、コード化して渡す。
脳はこのコード化の信号処理をやっているだけ。
コードを受け取った意識が感触を認識する。
ニューロンネットワークの一部は信号の処理のデータパスで、
宇宙の外なんて誰も判らないかもしれない   
しかしよく宇宙は 「限りなき有限」という表現をされるように
及ぼしたと考えられる事柄を時代の区分としているわけでしょ?
つまり、どこに重要性を認めるかによって、時代区分は変わったりする
わけなんだよ。問題は、ここは「あった」んじゃなくて、
観念論的音楽美学の90%はその類だ。ヘーゲルとか(まああれはあれで当時の芸術イデオロギーのドキュメントとして一級品だと思うけど)。
九鬼の奥さんて、不倫(姦通)して精神病院送りにされたんだっけ?
よくエレベータで遭遇します。学食でも。
氏はドローリとした食べ物がお好きなようです。   
カレーとかシチューとか八宝菜とか。
146考える名無しさん:01/09/10 21:16
[    ]←空白が入ってない場合はコピペです。

久々に来たわ。
そうね、卓越した「活動」によってその名を歴史に残すことの方が、
「労働」よりも本質的に立派だなんていわれたら、ちょっと受け入れられないわね。
何言ってんだかわからんな。未来を正確に予測する機械
そうね、卓越した「活動」によってその名を歴史に残すことの方が、
「労働」よりも本質的に立派だなんていわれたら、ちょっと受け入れられないわね。
計算に入れて結果を出さなくてはならない。
そして出された結果もまた一分前に知られることを計算に
入れねばならない。
そして出された結果もまた(以下略) 「自分」って、何?
あなたはあなたとして認識してるということでしょ。
それなら、私があなたとして生まれたら、私はあなたとして認識するのでは? 久々に来たわ。
そうね、卓越した「活動」によってその名を歴史に残すことの方が、
「労働」よりも本質的に立派だなんていわれたら、ちょっと受け入れられないわね。
デカルトの演繹法を採用すると、解答不能である、ということです。
どの派閥も、極めて自分勝手に前提を作っている点では、何ら差はありません。
絶対的真理のみを追究していくと、解答が出ないことに気付く筈です。
なんだか間違った方向に来ているような気がするわ。実はまだ半分くらいしか読んでないのよ!
それは哀れみなのでしょうか?
哀れみや同情は誰でも嫌います。
147考える名無しさん:01/09/10 22:16
同感です。確かにこの数年の同じ言説の繰り返しや
ジャーナリスティクな批評は本人が批判してたものでしたね。
閉口しながら、つきあってきました。
初めの3冊ぐらいでやめておけばよかったのに。残念です。
生活のためでしょうか。<年をとる思想>からすれば、いつも
おなじであることより、年とともに(環境とともに)、思想を
鍛えていったのかもしれませんね。世人(わたしのような)
の手の届きそうな領域に。それにしても現在存命の碩学の中で
もっとも思想家としての知的な清潔感と強さを感じてます。
無理だと思いますが、是非、アフォリズムより、建築物を見てみたい
148考える名無しさん:01/09/11 06:45
○ ニーチェと僕のおじいちゃん
おじいちゃん?僕は最近では「じいさん」と呼んでいた。
ずいぶん他人行儀な呼び方だ。おじいちゃん?いつまでそう呼んでいただろう、ともかくうちのおじいちゃんは85歳らしい。
あと4,5年で死ぬだろう。その時僕はどう思うだろうか。おじいちゃんの死、だがそれより心にひっかかるもの、それは既におじいちゃんは死んでいるのではないか、ということだ。
不謹慎だが、ここで僕はカミュの言う「意識の放棄としての自殺」を思い浮かべる。つまり思考停止だ。
あーこりゃまた不謹慎だ。別に耄碌しているわけではないのに。要するに僕には、最近のおじいちゃんが何を考えているか、つまり晩年の境地ってやつが分からないのである。
つい先日帰った際に久しぶりに家族全員がそろう機会があった。乾杯、と全員の杯をあわす瞬間の、おじいちゃんの満面の笑みが印象に残った。もうおじいちゃん思い残すことないよ、てな感じ。
もうあの世からの迎えを待つのみだ、心は弛緩し、規則正しき生活に、次第に動作がオートメイション化されてくる・・・理想的な境涯ではないか。これぞ理想の老後だ。
そうだろ、ニーチェ。ここでは機械化された永劫回帰が繰り広げられている。それに比してお前の老後は何だ。
ルサンチマンとは、ニヒリズムとはお前の生に幾ばくかの貢献をしたのか。断じて否。ニーチェの晩年は惨めったらしいものだった。うちのおじいちゃんを見ろ。ざまぁみろ。
でもニーチェを僕は良く理解する。おじいちゃんは・・これは分からない。さて満足とは何であろうか。昔はおじいちゃんは戦争の話をよくしてくれた。
瀬戸内の島に秘密裏に作られた毒ガス工場の跡地で・・何を話したのか覚えてないが・・。もう孫に言い残したことはないのであろうか。おじいちゃんは俺に言い足りたのか、そして俺はおじいちゃんに。
149考える名無しさん:01/09/12 19:55
ニーチェ!!
150考える名無しさん:01/09/12 20:02
>>149
ふっ・・・猿!!
151考える名無しさん:01/09/12 22:35
灰でがー!!
152法学部:01/09/12 22:43
ニーチェの「神は死んだ」というのは
キリスト的思想を批判しただけなのですか?
キリスト的な人間を批判してどうしようとしたのでしょう?
153考える名無しさん:01/09/12 22:48
両方!!
154考える名無しさん:01/09/12 23:23

渡辺二郎のゼミ出たことあるけど、哲学院生たちは
先生にこびる米つきバッタみたいだった。役人かと思った。
155チン粉:01/09/12 23:29
あなたは必ず死ぬというのに
人も必ず滅びるというのに
全てが無に帰す事は分かっているのに

そんな中で、我々に何が成し得るというのか

真実から目をそらし、現実に逃避するのもいいだろう
虚無の影に怯えながら、足掻く
しかし、それしか出来る事がないのであれば
我々は何の為に存在するというのか
いや
真に、この存在が無価値であれば
ここには何も存在し得ないのではないか?
156考える名無しさん:01/09/12 23:35

わざわざ見識の狭さを披露しなくても良かろうに。
157チンポ太郎:01/09/12 23:39
チンポを摩擦するだけが人生じゃない。
チンポをチンポ哲学的に考察し、チンポをぶるぶるさせながら
繁華街を疾走して股間に涼しい風を感ずるのもまた人生さ。
158考える名無しさん:01/09/12 23:51
しかしだね、この小文字のファルスφ=オフィーリアは、
大文字のファルスΦの「穴」の全体を、その部分=女陰で
特権的に「換喩」表現するシニフィアンでもある。
彼女は「穴」であり現実界なのだ。
「現実界における喪失の穴は、記号表現を動員し駆り集める」
とされていて、駆り集められた「欠如」のシニフィアンが
オフィーリアなのである。
159ロバ:01/09/13 07:02
然ーり
160妄想小説:01/09/13 15:42
 昨晩、夜食を作るために台所に行くと、ニーチェが冷蔵庫から盗み食いをして
いました。彼は私に気づくと、音も無く立ち上がり、
「神は死んだ。今や我々は欲する。超人が生きることを」
と、静かに語りかけてきました。
「とりあえずか警察を呼ぼうかな…」私が台所から出ようとすると、
「俺たちが神を殺したのだ!おまえたちと俺たちとがだ!俺たちは皆、神の殺害
 者なのだ!」
彼はそう叫びながら包丁をなげてきました。私はたまたま持っていたリーガル
社製のフライパンですかさずそれを打ち返しました。包丁は弧を描きニーチェの
眉間に命中しました。彼は呟きました。
「これが運命か…、ならばもう一度。」

昨晩、夜食を作るために台所に行くと、ニーチェが冷蔵庫から盗み食いをして
いました。彼は私に気づくと、音も無く立ち上がり、
・・・・
161考える名無しさん:01/09/13 16:15
 すがすがしい休日の朝、私は高枝切バサミをとるために庭の物置(イナバ)に
向かいました。すると物置の前には布をまとった老人が座っていました。
ディオゲネスです。私は彼の前に立ち止まり、
「どうしたものかな…」と呟きました。彼は答えて言いました。
「そこをどいてください。わたしが日陰になっている」

 私は仕方なく隣で待つことにしました。・・・
しばらくして彼はおもむろに立ち上がりました。見ると物置の横にいつの間にか
大きな樽が備え付けられていて、彼はその中へ入っていきました。

 私はホッとして、倉庫の戸を開けました。するとそこにはエピクロスが潜んで
いました。彼は私を見て言いました。
「よそ人よ、ようこそ。ここでは快楽が至高の善である」
「いや、よそ者はあんただし、他人の倉庫に勝手に住みつかないでくれ!」
私が詰め寄ったところ、
「隠れて生きよ!」
彼はそう言って、倉庫の戸を内側からピシャリと閉めました。
 数日後、ある山中に樽と物置が不法投棄されているという噂を耳にしました。
162考える名無しさん:01/09/17 16:33
とりあえず、三島憲一が現代思想系のニーチェ解釈をどのように
批判しているかがわかった。およそ、以下の通り。

ニーチェ哲学が主体と形而上学を解体した、というが、哲学が文化を
作ってきたかのような物言いはどうか?そもそも「近代的主体」が誕生
したという近代の神話自体が疑わしく、疑い得ないために、解体したと
か脱構築した、と言い出しているだけではないのか?
「主体の解体、形而上学の崩壊などなどというキャッチフレーズを背景
としたニーチェ受容は、当たり前の社会的経験に基づいているだけで
あって、ニーチェのアクチュアリティを高めるものではない、選択的な受
容と言わざるを得ない。ニーチェによって語られねばならない事柄でも
ない。ニーチェをネタにして自分の経験を哲学的装いに包んでいるだけ
である。」
163妄想小説家:01/09/17 16:42
>>161
あれ?ディオゲネスをこんなところに貼り付けた覚えはないぞ。
・・・ちょっと活動を自粛しとこうかな。
164考える名無しさん:01/09/17 17:10
主体の解体ってなんですか?そんなこと言ってましたっけ?
165考える名無しさん:01/09/17 17:17
いまいちスッキリとはわからないけど、
三島のニーチェ解釈だと、こんな感じか?

もともと人間は<快−不快>を基準とする自由な存在であったが、
ソクラテス・プラトン・キリスト教によって、<善−悪>を基準として、
拘束されてしまった。この<善−悪>とは捏造された概念で、人が
ルサンチマンという「力への意志」によって作ったものである。

→ここまででは、ニーチェにとって「力への意志」は否定的なもの。

しかし、こうした理解もまた、「力への意志」によって解釈されたもので
あり、「力への意志」とは存在するものの根本性格である(と知る)。
ならば、蓄群道徳なんて窮屈なものは捨てちまえ。良い方に解釈した
方がハッピーじゃん…ということかな?

→つまりニーチェ哲学は前段と後段で、転回しているということ。
これに対して、ドゥルーズ以下は、転回を認めない。

もっと大胆に言うと、三島の見解はこうか?

ニーチェは初め、主体・形而上学の批判を試みたけど、
「自己自身の自我も否定されたときの批判の意味」にぶち当たって、
自分のやってることも「力への意志」に基づく、ひとつの解釈にすぎ
ない、と思うようになり、ならば、逆立ちした弱者の価値より、素直に
強者の価値を積極的に選び取ろう、と主張した。

つまり、ニーチェは(初期はともかく)主体の解体なんて言ってない
166考える名無しさん:01/09/17 17:20

要はニーチェがいった(とされる)以下のふたつの関係ということだけど。
@主体の解体。
A力への意志・真理などなくすべて解釈に過ぎない。

ついでにこういうことでいいのかな?
・三島は@Aを断絶していると捉える(ニーチェの結論はAだけ)。
・ドゥルーズ系は@Aを連続的に捉える。

さらにもう一個。
@Aを連続的に捉えるとは、どういうことか?
どういう風に繋がっているのか?
(ドゥルーズは「力への意志」をどう解釈しているのか?)それで、「力への意志」と主体の解体の繋がりについてですが、

主体は諸力の関係のうちに差異として現れてくるものであり、
アトム的な自我が力の関係のうちに還元された、ということでは
ないかしらん。。。

ついでに、『流動の哲学』によれば、
>>117の部分はちょっと間違い。
「力への意志」が「支配欲」という意味でない理由。
> @どうしても既成の価値に依拠するから。
> あるいは
> Aある闘争で勝者を「承認」するのは、既成の価値であるから。

ここでいう「既成の価値」というのは、近代的な自我のことらしく、
「力への意志」を支配欲やエゴイズムの意味に解釈すると、
支配する主体やエゴの存在を認めなければならないから、という
ことらしい。
167考える名無しさん:01/09/17 18:38
ニーチェは主体やエゴを認めてるということでよろしいですね。
そんじゃなぜドゥールズはそれを否定したがるのでしょう。
認めるとなんか不都合が?

それと素朴な疑問ですが、キリスト教の「神」と偶像って、ニーチェは同じもの
としてに扱ってるんですか?キリスト教の「神」って偶像否定によって生まれた
まったく別の概念だと思ってたのですが。
168イワン:01/09/17 19:13
覚書
外部性
混雑、汚染、騒音、・・・
土地利用
トリップ数
速度
169考える名無しさん:01/09/18 01:22
なぜならディスプレイの前の人間の
心の声が聞こえないから。
低次元の物語しか持ってない、レベルの低い人間ばかり
だから。
大学生や高校生など子供しかいないから。
2ちゃんねるでしかないから。
つまらない、魅力のない人間たち。
そんな人しか見えないね。
現実の深さを知らないで、低次元のおままごとで
酔えることができるほどの生ぬるい人間たちだから。
ここで「ごっこ遊びをしてる人間」たちしか見えないよ。
私はそんな「おままごと」に参加するほどおめでたい人間じゃ
ないし、そんな「おままごと」なんて一瞬で相対化するし、
一瞬で冷めるから(ほんとに一瞬)。

要するにここに書き込んでる人は、「ここに書き込む理由と目的がある
人たち」というバイアスのかかっているから、
ここに「人間」が集まってくるのではなくて、
「こういう趣味の人たち」が集まってくる、お遊びなんだね。

馬鹿な人には理解できないと思うので、レスしなくていいです。
ここにくる趣味の人たちに理解できると思えないから。
私の声は虚しく響くけど、ただどんな集団にも例外はいます。
私です。
それが統計や科学に対する私の嫌がらせ。
良識ぶった人間たちに対する反逆です。
ここにいる機械のような人たちにはきっと理解できないでしょう。
170考える名無しさん:01/09/19 00:01
「価値転換は、第四の、最後のアスペクトを持つ。それは当然のこと
として超人を含意し、生み出すのである。」

人間自身が本質的に反動的な存在であるから、人間自体を
乗り越えなければ、ニヒリズムは超えられない。

「超人は、二つの系譜の交点に位置している。」
T.最後の人間→滅びようと望む人間⇒超人
U.ディオニュソスとアリアドネの結実=超人

(ツァラトゥストラは超人を自分の子と呼んでいるが、彼自身は超人に
乗り越えられる。)


150 名前:考える名無しさん 投稿日:2001/08/13(月) 05:52
p.71末文

「このようにして価値転換の諸々の形象は完成する。すなわちディオニュ
ソス、あるいは肯定。ディオニュソス−アリアドネ、あるいは肯定の二重
化。<永遠回帰>、あるいは肯定の繰り返される倍増。超人、あるいは
肯定の類型および肯定の産物、である。」


えっと、私は何も考えてませんでしたが、おっしゃるとおり、
単純に「認識」→「解釈」、「真」→「価値評価」というふうに対応していると思いました。

「認識へいたる理想」ってのは、・・・間違ってるかもしれませんが。
それまでの哲学の目的というのが、「理性による認識」の明晰さを追求していって
それによって「真理」を発見しよう、というものだったのではないでしょうか。
たとえば、弁証法は、認識の矛盾を止揚していくことでより高度の認識にいたるという事ですよね???

それに対してニーチェは、前の章の「健康」と「病気」の話でもあったように、ある物事に唯一の真の意味があるのではなくて、
多様な解釈を与えうる多様な価値評価があると考えたのではないでしょうか?

こう考えると、哲学とは、理想的な認識へといたるということではなくて、
多様な解釈を行うということへと変わった、といっていいんじゃないでしょうか?
また、そのために、哲学の目的は、「真実」を探求するのではなくて、
多様な「価値評価」を新たに創り出すということになったのでは?

哲学史、全然知らないくせに適当なことを書きましたので、
誤認がありましたら突っ込んでください。おながいします。勉強します。
171考える名無しさん:01/09/20 04:27
さらに引用。

「力だけが意志の主体であり、またその意志の対象であ」る。

つまりドゥルーズにとっては、「力への意志」とは、
力が意志を成り立たせ、成立した意志が力を志向する、ということで、
意志とは力の関係(「力と、力との関係は、『意志』と呼ばれる。」 )で
ある。

だから、単純に「力への意志」を「意志が力を欲する」ことと誤解しては
いけない。なぜなら、その意志も力によって構成されたものであるから
172考える名無しさん:01/09/20 05:02
>>169
とりあえず、皆に認めてもらいたいという心の動きがよくわかる。
173考える名無しさん:01/09/20 18:58
60年安保がらみで全学連で
西部某などともにぶいぶいいわせてて
警察にしょっ引かれたのは知っているが、
前科が付いたかどうかまでは知らん
174考える名無しさん:01/09/20 20:56
永井はこの世界で唯一の、それがそれであるが故に発する「私」の比類なさから論を進めていきます。その手並みは鮮やかなものです。しかし私は読み進めて行くうちに、どうにも遣りきれないような奇妙な焦燥感に駆られてしまいます。
いつも、永井の著作のどれを読んでも、何かとても大事なものを積み残したままで、その緻密で力強い論理がドライブして行ってしまう様に不安を覚えます。
私の特別さから出発する永井は、すでにあらかじめ単独性を否定しています。特別なのは「私」だけであり、その他はみな同じである、と言明しています。でもほんとうにそうなのでしょうか。

私には「この鉛筆」とか「あなた」とか「今朝咲いた花」を同じと見なすことは不可能です。私が私であるところの特別さと、比べようもなくまたそれらも、特別です。これは同じ種類の特別さを持っていると言ってるのではありません。
それらは比べようもなくそれぞれにおいて特別であるが故に、そのどれかに「特別な特別さ」を付け加えることができないように思えるのです。

(しかしコッソリ付け加えるなら、すべてがみな同じに見える瞬間というのは儘あるものではないでしょうか。アレもコレも《私》もすべてがおしなべて、境界もない曖昧な一つの全体として感じることは。あれっていったいなんなんでしょうかね?)

もちろん永井は永井の「私」について語っているのであり、私は私の「私」について語っています。どちらが正しいという話ではない。
しかしそれでもわたしは永井の前提の建て方に疑問を持ちます。ものみなすべてがそれぞれの比類無き特別さを湛えて輝く瞬間を、永井だって持ったことがあるはずだ、そう想像してしまうのです。

あるいはここにいらっしゃる、永井ファンのみなさんはどうでしょうか。
単独性という言葉を、それが言語ゲームの枠内にとらわれない皆さん個々人の、言葉に言い表せない個別的な体験のうちに感得する――そういう瞬間があったのではないでしょうか。
どうやっても言い尽くすことのできない、「それ」が「それ」であることの驚きと訝しみ。「それ」が「それ」であることによって、奇妙にも「それ」が全肯定されてしまう、そんな原初的驚駭。そういうものを持ったことはないでしょうか。
175ロバ:01/09/21 00:29
然ーり。
176考える名無しさん:01/09/21 06:42
ニーチェの血液型を教えてください。
177考える名無しさん:01/09/22 00:35
だからさぁ、富野よ・・・
Vガンダムでさぁ、何でお前が
ガンダム潰しを図ったのか
一般のファンにはその事情が
まるで分からないぞ?
そりゃ、F91とか、Vガンダムの
総監督をやるようにサンライズに
言われたのは,お前にとっちゃ
屈辱以外の何者でもなかっただろう。
その気持ちは俺にも良く分かる。
まぁ、武士の情け、で俺も全部は
暴露はしないけど。
原案があったんだよなぁ?
これで、やってくれ! と・・・
178考える名無しさん:01/09/22 02:24
「哲学の退化は、ソクラテスとともに明確に現れる。」

形而上学を、本質と外観、真と虚偽、可知的と可感的といった
二つの世界の区別(対立)と定義すると、形而上学の発明者は
ソクラテスである。

ソクラテスは、
@生を「裁かれるべきなにものか、節制されるべき、限界づけられるべきなにものか」とした。
A思想を「(神意・真・美・善などの)高位の価値の名において一つの尺度、そこで実現される限界づけ」とした。

以後、ソクラテスのような(自発的に)服従した哲学者が出現することになる。
179考える名無しさん:01/09/22 02:30
ソクラテスを解釈する場合、「ダイモーン」とか、「ゼウスに誓って」とかの
部分も、文字通りそのままに捉えなければならないのだろうか?
極言すれば、イデアの概念を認めることは、ゼウス(オリュンポス)信仰をも
認めることになってしまうのか?
180考える名無しさん:01/09/22 02:31
そうかもしれんて。
181考える名無しさん:01/09/22 02:49
スピノザとニーチェの共通点に気が付くというのは感度がいいね。
だって、ニーチェの著作の中では、スピノザ的な「神への知的な愛」は
ルサンティマンの塊というか、ヒッキーみたいな扱いでぼろくそに
やっつけられているからね。それに逆らって(?)読めるのはいいこと。
存在するもの(スピノザ)あるいは生成するもの(ニーチェ)に対する
絶対的な肯定とか、自由意志の神話の否定とか、いろんな側面が
指摘できるよね。
>>20
ドゥルーズは読んだことないけど、スピノザって唯物論なの?
たしかに、精神と身体とは同一の秩序を持ち、精神の認識の対象は
身体ということになっていて、精神が身体に対して独立に力を振るう
ことは否定されているけど、両者が因果関係で(身体が原因、
精神が結果)結ばれているという論理構成ではなかったと思う。
精神は神の属性の一つである思惟の様態の一部、身体は、同じく
神の属性である延長の様態の一部(だったかな)であり、思惟の様態
が延長の様態によって限定される(因果関係等を持つ)ことはないと
いう議論だったと記憶しているけど。まあ、こりゃ、唯物論の定義の
問題かもしれないけどね。あと、イダンティテ(という表記が一般的
と思う)フランス語であげたのは、何か特殊な意味を込めているの?
182名無し:01/09/23 03:32
神=完全な善。
そこに人間が期待するのは完全な調和と幸福、充足。

神をこのように捉えるならば、ほとんどの人間が神的なものを
信じてると言えるんじゃないか?
俺にとっての神的なものは、良い大学に入って良い会社に入ると言うことだった。
良い大学に入って良い会社に入れば、すべてハッピーになると思い込んで、必死で
勉強してた。
1999年の年末に、イスラエルでキリストの復活を待って苦行を積んでる人たちを
テレビで見たとき、完全な充足を信じて必死で勉強してた自分と似てると思った。

神的なものって言うのは、エディプスコンプレックスによって形成されると思う。
183考える名無しさん:01/09/23 03:45
普通、ある程度の年齢までは、「完全」を求めるのが普通なのかな。

私は小学校で計算ドリルの割り算をやってるときに
「この世に完全は存在しない」という確信を持ったよ。
184考える名無しさん:01/09/29 18:18
aha
185tetuzinn28号:01/09/29 18:36
キリスト教の神って全能なんですよね?
そうすると神性には悪も含まれるという事ですよね。
と言う訳で人間が悪を行う時、それは神の御心の内と言えますよね。
とすると人間が悪と呼んでいるものは何なんですか?
186考える名無しさん:01/09/29 18:38
悪というのは欠如に過ぎず、世界の中では部分的なものに過ぎません。

悪はつねに必要悪であって、全体としてはバランスが取れていると考えます。
187tetuzinn28号:01/09/29 18:47
と言う事は善は部分ではなく全体と言う事ですね?
188考える名無しさん:01/09/29 18:50
失礼。

全体としてはバランスが取れて、善だ、ということです。
189考える名無しさん:01/10/09 20:48
あ、そう。
190考える名無しさん:01/10/09 21:47
第一部定義に関し
 定義1は自己原因:「存在」がわかればよし
 定義2は有限:「他のもの」がわかればよし
 定義3は実体:定義1と定義2がわかればよし
 定義4は属性:「知性」と定義3がわかればよし
 定義5は様態:「変様」と定義3がわかればよし
 定義6は神:定義3と定義4がわかればよし
 (ここまでは簡単)
191考える名無しさん:01/10/09 22:06
カラヤンの親父ギャグ・・・ハァハァ
192考える名無しさん:01/10/09 22:52
人類という種がなぜ生きてるか物理学、生物的観点から原因付けはできるが
理由付けはできない。人類は偶発的に生まれたに過ぎない。
原罪、運命など存在しない。種としての目的もない。
自分が生きる理由、それは一人一人が自分で決めること。
こう思います。
193ロバ:01/10/11 02:07
然ーり
194考える名無しさん:01/10/13 19:14
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 俺をこんなとこに入れてただで済むと思うなよ!
\_________  __________
          |   / \, ∨   ,|| .|| .|| .|| .|| .||
  ,, ,,, ,,,,   |    ̄ ̄~~  ,    || .|| .|| .|| .|| .||/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ,,, ,,, ,,, |  _____ ,, || .|| .|| .|| .|| .|||   柄谷なんぞを宣伝するからだ!
          | ,┃‖‖‖‖┃ ,|| .|| .|| .|| .|| .|||     愚か者め、獄門張り付けだ!
 ,,,, ,,,,   ,  | ,┃‖‖‖‖┃, || .|| .ii‐ii‐ii‐ii\___  __________
,,,,  ,,,, ,    |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  || .|| .ll .|| .|| .||        ∨
          | ,,     ,,,     || .|| .|| .|| .||=||D      ∧_∧
 ,   ,,,,  ,, |___∧ ∧,,,,__||_,||_,||_,||_,||_,||_____________(・_・ )
        /,,  ,,, ,(,,゚Д゚)  ,,   \|| .ll .|| .|| .||       (    )
      / , ,,, , ,,,/>>1|    , ,  \!!、|| .|| .||       | | |
    / ,,    \(___ノ     ,     \!!、|| .||      (_(__)
  /    ,,  ,,,       ,,  ,,   \!!、||
/,,_________________,,\!!
195考える名無しさん:01/10/15 21:33
永劫回帰は無意味な生命への意味付けであって、虚無の中で見る夢でしかないんですか?
完全に無意味を認めるからこそ意味をつけてよいという事ですか?
196考える名無しさん:01/10/16 22:09
今『この人を見よ』読んでるんですけど、晩年のニーチェの狂いっぷりを教えて頂けませんか?
197大学生:01/10/24 13:20
お願いがあります。

私の卒論のテーマは、ニーチェの「道徳の系譜」なんですが、
今度、卒論の中間発表といって皆の前でプレゼンテーションみたいなことを
やらなくてはなりません。
私は、ニーチェを読んだこともない生徒にも、わかりやすい、且つ、
おもしろい(爆笑できるような)プレゼンをやりたい、と考えています。

もし、いいアイデアがあったら教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします!!! 
198考える名無しさん:01/10/30 22:15
ローゼンベルグの「20世紀の神話」などといった著作は、著者がニーチェ書の上澄みを拾ったおかげで、
逆にドイツ精神なるものの卑小さ矮小さが図らずも露呈してしまっただけなのではないかね?
反キリストが即効ニーチェと結びつくことの短絡になぜ気づかない?
ナチのオカルティズムが不毛だというのはまさにこの一点につきる、と余は思うな。
199考える名無しさん:01/11/11 19:23
それもごまかしなんだよ。
>1998年----Eは未来である。
>1999年----Eは現在である。
>2000年----Eは過去である。
このように、別々の時点においてEが現在・過去・未来であると言うのは、
「1998年において『Eは未来である』」…F
「1999年において『Eは現在である』」…G
「2000年において『Eは過去である』」…H
という別々の出来事だから矛盾しないと反論される。

「過去において『Eは未来である』」…F’
「現在において『Eは現在である』」…G’
「未来において『Eは過去である』」…H’
このように、A特性への言及が含まれた出来事についても、それぞれ
「F’は未来である」「F’は現在である」「F’は過去である」
「G’は未来である」「G’は現在である」「G’は過去である」
「H’は未来である」「H’は現在である」「H’は過去である」
ということが端的に要請されるということがパラドックスの本質。


107 名前:めーすけ :01/11/11 17:12
一番重要な点を提示しておこう。

現在・過去・未来も、あれ・これも、
発話者の状況に依存した、状況依存的表現といえる。
しかし、時間的特性と空間的特性とでは、次の@Aという決定的な違いがある。

@時間内における任意の出来事Mに関して、
「Mは現在である」かつ「Mは過去である」かつ「Mは未来である」
ことは必然である。

A空間内における任意の物Xに関して、
「Xはこれである」かつ「Xはあれである」
ことは必然ではない。


これがはっきりと飲み込めない限り、マクタガートのパラドックスを理解したことにはならない。
パラドックスを肯定するにしろ否定するにしろ、@Aの違いが分かってないと議論は無意味。
@Aの違いの理解は、このパラドックスの本質を理解したことの証といえるから。
みんなそれぞれ、自分がどの程度本質を分かっているのか確認してほしい。
200考える名無しさん:01/11/11 19:43
「仕事」自己啓発本みたいなタイトルだから
恥ずかしくて買えないっす。

でも、中身は逆なんだろ-
たぶん、綺麗ごとを期待した買った人たちが
たくさんいるのだろうが、ブックオフに一杯でまわってる。
201 ◆peySeXy. :01/11/12 15:22
議論の邪魔して申し訳ないのだけれど。。。

ニーチェのAAできたよ。見たい?
202考える名無しさん:01/11/12 15:33
>201
見たいよ。夏目漱石じゃヤダよ
203久我 ◆peySeXy. :01/11/12 15:40
>>202すまぬ。「夏目漱石のAA」としても通用するかも。。。

     /クガヾヾ、、
    ((((     _ヾヾ
    /  ̄ ̄ ̄ ミミミミミヽ
   /         ミミミミミミヽ
   /         ミミミミミミヽ
  〈;;;;;;;;,,,,,,、    ミミミミミミミ)
   '7''''ヾ ' ヽ    ミミミミミミノ  
  /          ミ ))ミミミノ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( _ヽ、        、ノミ彡  < 神は死せり
  jjjjjjiし          彡     \_______
 `!!!!!!!´         ノ
   ヽーーー、__/ニーチェ(1900年没)

  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ´∀`) < おまえもなー
 (    )  .\_______
 | | |
 (__)_)
204202:01/11/12 20:58
漱石だねw
自作なんだ?おつかれさん!だけど下げで。なかなか似てるかも
205考える名無しさん:01/11/13 11:24
ニーチェを語る上でこれは絶対読んでおいた方がいいよという
本を5冊程度挙げて頂きたいのですが
206考える名無しさん:01/11/13 11:28

     /クガヾヾ、、
    ((((     _ヾヾ
    /  ̄ ̄ ̄ ミミミミミヽ
   /         ミミミミミミヽ
   /         ミミミミミミヽ
  〈;;;;;;;;,,,,,,、    ミミミミミミミ)
   '7''''ヾ ' ヽ    ミミミミミミノ 
  /          ミ ))ミミミノ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( _ヽ、        、ノミ彡  < 205は無視
  jjjjjjiし          彡     \_______
 `!!!!!!!´         ノ
   ヽーーー、__/ニーチェ(1900年没)
207205:01/11/13 11:31
>>206
 教えてちんこ
208考える名無しさん:01/11/13 11:32
ニ-チェの本って大概が自分を語ってるようなもんでしょ
209205:01/11/13 11:34
>>207
 この中からお勧めはどれ?
 著者ニーチェで検索
 http://library.pref.oita.jp/cweb/servlet/search.result
210考える名無しさん:01/11/13 11:46
ひ弱な自分にむち打って「あれか、これか」悩むのです
それが「超人」への道です
これを読んで「ルサンチマン」に震えてはいけません
211考える名無しさん:01/11/13 16:38
ニーチェはトリノの路上で発狂し、その一年後に死亡したと本で読みましたが、どのように発狂したんですか?
212考える名無しさん:01/11/13 16:55
梅毒です。
213考える名無しさん:01/11/16 20:50
agre
214考える名無しさん:01/11/16 21:52
あれ?
215考える名無しさん:01/11/18 05:18
哲学やってる奴は難しいことを難しく言わないと存在価値が危ういと勘
違いしてるね。
ニーチェの「神は死んだ」って言う意味は、要するに童貞くんがヤリマン
くんにルサンチマンコを感じて(そんなにマンコしてると死んでから地
獄に落ちるよ、俺はまだ清い体だから天国に逝けるけど)ってつぶやく
とするだろ。で、そんな奴に「神様なんて居ないんだよ。天国も地獄も
無い」それどころか永劫回帰説で「童貞のやつは何遍生まれ変わっても童
貞、ヤリマンのやつは何遍生まれ変わってもヤリマン」ってダメを押し
てるんだよ。
ま、どちらも詭弁といえば詭弁だね。何遍も生まれ変わりはしないんだ
から。
で、さっさと「力への意思」で童貞を捨てなってことなのね。ぷぷーぷぷ。
216考える名無しさん:01/11/21 14:42
ヤリマンじゃなくてヤリチンじゃないか?
217考える名無しさん:01/11/21 14:45
ヤリマンは単純に病気もってそうだし、嫉妬の対象にならん。
218考える名無しさん:01/11/21 14:59
>>215
そう言えるニーチェはどの立場に立っているんだろう?
自分はヤリマンにはまって病気もらって死んじゃったのに。
「おれは何度でも生まれ変わってヤリマンから病気もらって死ぬ!」とか言うのだろうか?
219考える名無しさん:01/11/22 21:19
言葉を限定的に受け取るなよ。童貞とかヤリマンっていうのはあくまで
もキリスト教的な道徳に縛られて力への意思を削がれている者とそうで
ない者の比喩なんだからさ。要するに神様の罰が恐くてやりたいことも
やらず、存在しない来世の恩賞を夢見て、現世を棒に振るような奴が、
好きにやってる奴に嫉妬の炎を燃やして恨み言をつぶやいているなんて
ことをやめようやってことさ。そういう奴に「神は死んだ」と言ってやる
ことで精神自由にを開放してあげようとしたんだよ。ついでに永劫回帰
ってやつは、この同じ人生を何千回何万回と…繰り返すのだから、せめ
て死ぬ寸前には良い人生だったと思えるようにしようやってことさ。無
限回それを繰り返すと思えば、そうしたくなるな、俺は。
220考える名無しさん:01/11/22 21:29
ツアラトゥストラで、綱渡りのシーンあるが、
綱渡り中の芸人を、綱の上で、さらに、飛越すってどういうこと??
綱の上でジャンプすると、ビヨーンと、綱がたわむでしょ??
221考える名無しさん:01/11/26 00:44
>>219
んなこといったって、もうすでに何回も繰り返してるはずでしょう。
ようするに自分の未来ですらもすでに体験したことのある過去のことなんですかねぇ。
デジャブとか予知能力みたいなのも未来を予測しているというより過去に体験したことをかすかに覚えているだけなんでしょうか。
222考える名無しさん:01/11/26 20:39
>>221
同じことを無限回繰り返すということはただの1回と同じだ。詭弁か。
だが我々は誰もまだその1回に達していない。
223考える名無しさん:01/11/26 23:46
>196
公衆の面前でロバに抱きついて泣きじゃくったとか、
ヴァーグナーの奥さんに変な手紙出したとかどっかで読んだことある。
224考える名無しさん:01/11/27 00:41
もっと光を!
アレ違ったっけ。
225考える名無しさん:01/11/27 00:48
それってゲーテじゃないの?
226考える名無しさん:01/11/27 00:54
>綱渡り中の芸人を、綱の上で、さらに、飛越すってどういうこと??

人間存在というものは極めてもろく脆弱なものであるという
アレゴリーだ。それを危険承知で超越するということ。
このときは転んで落ちたんじゃなかったか。

ニーチェにはこのように象徴的、寓意的な表現が多い。
だから牛のように反芻して読まなければならない。
227考える名無しさん:01/11/27 23:35
たしかにほとんどが比喩といっていいですね。
228考える名無しさん:01/11/28 19:51
>>223
ニーチェは微塵も悔いてなどいないよ。
天によって決められた宿命などは無く、人生における全ての事象は自分が
欲して選び取った結果であると言っているくらいだからね。
229考える名無しさん:01/12/03 18:49
ニーチェマンセー
230七紙:01/12/04 20:26
選ぶ選ばないにかかわらず「選んだ」といわざるをえない。
231考える名無しさん:01/12/04 23:24
最近ツアラストウラを読みました。
ぎゃはは。馬鹿だ。
くだらなくて大爆笑。
そして
哲学はもてない男の暇つぶし。
つまり、
女は馬鹿だ。
こんなに俺はかっこいいのに、どうして女はわからないんだ!
そういうことだ。
232考える名無しさん:01/12/05 00:04
まあそーかもね
233考える名無しさん:01/12/05 19:54
俺、ニーチェ好きだなと、言ってみる。
234考える名無しさん:01/12/06 08:08
ニーチェは田舎の庶民のくせに、何故貴族擁護したの?
自虐ですか?
235考える名無しさん:01/12/06 16:12
早く教えて下さい。
あと、なんでニーチェのような差別主義者が
人気なのかわかりません、なんで?
236考える名無しさん:01/12/06 17:38
age
237考える名無しさん:01/12/06 18:47
なんでだろーね。差別主義者ってわけでもないでしょう。
人間は平等ではないっていうのが差別になんの?
とゆうか差別というと印象悪いかもしれないけど別に一概に悪いこととはいえないと思いますが。
238考える名無しさん:01/12/07 00:49
>>234
ニーチェが語っているのは
精神的な意味での高貴さについてです。
社会的な地位を持った現実の貴族の事を
指して言っているのではありません。

>>235
爆笑物の著作をしこたま認めているからでしょう。
239考える名無しさん:01/12/07 01:07
>>231
「この人を見よ」は、もっと笑えますよ。
240考える名無しさん:01/12/07 14:17
『この人を見よ』では章の名前に「何故、私はこんなに賢明なのか」とかあって大変、笑えますね。
241考える名無しさん:01/12/07 14:26
>>240
ですよね。
私はあの作品を
電波系文学の傑作だと評してます。
242考える名無しさん:01/12/07 14:35
絶対的なものを絶対に認めないことによって
絶対的になり、自己矛盾を内包しているのが
ニーチェでしょうか?
243考える名無しさん:01/12/07 16:45
さあ
244考える名無しさん:01/12/07 21:34
なぜ私はかくも賢明なのか
なぜ私はかくも怜悧なのか
なぜ私はかくも良い本を書くのか
なぜ私は一個の運命であるのか

訳者が西尾幹二であったのに気づいて再び爆笑した
245考える名無しさん:01/12/07 21:43
↑いや、「哄笑した」。こっちのほうがかっちょええ。
文体って重要だね。
246考える名無しさん:01/12/07 22:38
ニーチェ読むなら、やっぱ文語体。昭和28年発行の文語体の竹山道雄訳のほうが、最近の口語訳よりも、バタイユなんかを理解するのに役に立つと思ったな。もろに<過剰>って翻訳してるし。
247考える名無しさん:01/12/07 22:41
>>242
「普遍的なものは無い」と云う相対主義を普遍化しようとする
自己矛盾は確かにある。しかし、ニーチェ自身がその事に無自
覚だったかどうか…が問題ですよね。
まぁ、本当に気付いてないのならまるっきりピエロですが。
248考える名無しさん:01/12/10 07:54
結局、お前らはニーチェを何もわかってねーんだよ!!
249考える名無しさん:01/12/10 11:58
だれもわかんねーよ
250おまえらばかか?:01/12/19 18:34
ニーチェなんて読むなよ。
251考える名無しさん:01/12/19 20:12
横レスすみません、ほかのスレにも書きましたが
西尾幹二のニーチェ研究者としての評価を知りたいです。
あんな事(作る会運動)なんて、ニーチェを研究した
人のとる態度とはとても、思えないですし、何しろ
講談社現代新書の書いた著書での「神は死んだ」の解説が
永井均と比べてあまりに浅かったので。
252おまえらばかか?:01/12/19 20:15
西尾はくそ。ただのルサンチマンな戦後の人。
253モナー:01/12/19 20:21
よくみかけますが、ルサンチマンって言葉は団塊のおっさん世代用語です。
254考える名無しさん:01/12/19 20:22
自己陶酔のルサンチンコマンコ
255考える名無しさん:01/12/19 20:26
でも事実なんだからどうしょうもない。
256考える名無しさん:01/12/19 20:32
翻訳までしているのに、何を学んだんだか・・・。
かなり失望だ。
257考える名無しさん:01/12/19 20:33
でもうんこなんだからどうしょうもない。」
258考える名無しさん:01/12/19 20:38
重複ですが、永井の誠実な切り口が好きなのですが、
他にお勧めの研究者はいますでしょうか?
259考える名無しさん:01/12/19 20:59
あんまりいない。
ドイツ人達を思いっきり罵倒していたのは笑えた
261考える名無しさん:01/12/20 01:09
綱渡りの比喩は、「超越」か?

人を人が飛越す「超人」の比喩では?
262ツァラトゥストラ:01/12/20 15:42
西尾のちくま文庫から出している『ニーチェ』は法外な値段だな。
売る気ないのか?(笑)。
263ツァラトゥストラ:01/12/20 15:46
…いや、別に買わないけどさ。
264考える名無しさん:01/12/20 21:49
>>258
思想史、特にドイツ系の文脈ならば三島憲一、
ニーチェのテキストを内在的に解釈するなら須藤訓任。
それと、永井は「ニーチェ解釈」としてはいかがなものか?
ニーチェを材料にしているという感じですね。
それと、西尾の『ニーチェ』は、内容や解釈は別として、
その文献学的研究はたいしたものです。
最近文庫になったけど、あの値段の価値はある。
265考える名無しさん :01/12/20 22:13
>>264
ナルホド、確かに永井はニーチェをネタとしている
感じですね。厨房ですみません。
西尾のほかに、翻訳でお勧めのものはありますか?
ちくま書房から出ている奴とかですかね?
266考える名無しさん:01/12/20 22:32
あの……質問なのですが、ドイツ語で『超人』ってどう書くのですか?

まさかsupermanじゃないですよね?(goo辞典はそう答えてくれます)
267考える名無しさん:01/12/20 22:54
ウルトラマン。
268考える名無しさん:01/12/20 23:18
>266
英語とフランス語しかやってないんで間違ってると思うけど、
”uebermensch”って感じの綴りだったような。
269考える名無しさん:01/12/21 00:16
英語ではやっぱりsuperman
270考える名無しさん:01/12/21 00:17
永劫回帰するクラーク・ケント萌え
271考える名無しさん:01/12/21 00:50
生の哲学と言われるニーチェ。
中学生ぐらいに出会ってれば良かったかな。悪かったかな。
272fatum:01/12/21 01:31
>266
Ubermenschです。
でも、ニーチェの超人概念は荒唐無稽で分かりにくいから、
超人の反対の「末人」(「おしまいの人間」とも訳される)から
考えたほうが良いと言われていますよ。
「末人」が出てくる「ツァラトゥストラの序説」大好き。
273266:01/12/21 01:45
サンクスです〜
274考える名無しさん:01/12/24 04:12
いい訳はないものか・・・・・・。
275考える名無しさん:01/12/24 04:49
uber のuにはウムラウトが必要です。
276考える名無しさん:01/12/24 04:58
未だによくわからんのだが、
ニーチェが発狂したのって
結局梅毒だったの?
それとも何か違う原因が?
277考える名無しさん:01/12/24 05:13
ニーチェ哲学をナチスに売った女エリザベート・ニーチェ。まさに「悲劇の誕生」である。
278考える名無しさん:01/12/24 06:01
>>276
諸説あるけど、否定されてるんじゃなかったけ?
どっかのwebにあったような・・・
過去スレでも話しが出たな。
279理系:01/12/24 06:43
理系でもわかるニーチェの説明をしてください。
あるいはよい本を紹介してください。
280考える名無しさん:01/12/24 16:30
理系の人にはわかりません
281考える名無しさん:01/12/24 17:24
いや、わかると思うよ。哲学は諸学と関連が深い。
もっともニーチェなんかは文学(現代思想)なん
かと親近性があるわけだけど、それにしても抽象
度は高いわけで理系でもついていけるというか全
然OKだとおもうよ。
282ハリー:01/12/24 17:52
ニーチェは真理を考えたり、語ることの意味を
かたってしまう変なやつ。
もし、世界が女性ならとか(爆)
283考える名無しさん:01/12/24 19:22
オマエイイヤツ
284理系:01/12/24 20:03
>>282
で、どういう結論を見出したのですか?
285白痴の名無しさん:01/12/24 22:16
神が既に死んでしまったこの世界。
最早いつ終わるともしれず、また何の目的性も形而上学的目標も無いこの世界で、
一体人間は何故生き続けようとするのでしょうか?
何の為に生きようとしているのでしょうか?人間がこの虚無な世界に対し言える
意思とは一体何でしょうか?
286考える名無しさん:01/12/24 22:44
君ら、大阪三菱銀行篭城事件って知ってる?
その、射殺された犯人梅飼猛ってんだか?
10代で同級の女の子殺してる人間の屑のチョンコなんだけどさ。
こいつの愛読書がニーチェだったってさ・・・
{タットウ有りより}
287考える名無しさん:01/12/24 22:46
ニーチェ=狂人
以上。終わり。
こいつ嫌い。
288ハリー:01/12/24 23:51
>>284
意味を問うのが形而上学、そいつはくだらん。
ニヒリズムにおちいる。なぜなら神はいないのだから。
世界に意味は無い。
世界に意味をふきこむのだ。
そうした力強い、まさに生を世界に吹き込む
ありかたを志すのが超人
くだらん形而上学がまだまだ残っているので
その残骸をハンマーで叩き壊すのがニーチェの
新しい哲学者に与えた仕事
世界を真理のごとくより正確に解釈するのでなく
解釈をささえている権力の意思の系譜を
明らかにすることで、さまざまな形而上学
思考のパラダイムを破壊すること
これが哲学のお仕事となったとして、
実際仕事をしたのがニーチェ
そしてその意思をはっきりついだのが
エイズでなくなったフーコーさん
289ハリー:01/12/25 00:04
具体的話をしよう。
たとえばわれわれが生得的とか遺伝的とかおもっている
実は多くのことが歴史上様々な力のバランスでかたちづくられている。
それを幻想といいはなてばらく、それですべておわりだけど。
それを綿密に分析することで、われわれはそういったドグマから
開放されうるだろう。それは、神のような絶対的視点に
たつよりはるかに地味な作業だけどかなり現実的。
実際、美人の規準は文化によってかたちづくられている。
平安美人を美人と現代人はほとんどおもわんだろう。
しかし、現在われわれを支配しているこの美人にたいする
知覚はいついかなる歴史的経過をとおってつくられてきたか、
あるいは、現代どのような力の作用でパワーをもっているかは
分析可能だろう。
そうした、作業をは哲学の領域として残される
そのことを示唆し実践してみせただけ彼はえらい
他の哲学者とちがって、彼は弟子はいらない。
ニーチェを語るものを彼の弟子とはいわない。
彼の哲学を実践するものこそ信の彼の後継者といえるだろう。
彼は詩人のようにいわれるが、それは彼が言葉が
真理を写し取る道具としてでなく、解体する戦略として
使われているからです.
ぜひ、そういう視点でニーチェを読み返してください.
理系さん
290ハリー:01/12/25 00:15
>>284
哲学者はくどくのが下手すぎ
正面から君のことがすきです。あなたのすべてを教えてください。
童貞君のやり方の哲学者には真理はいつまでたってもわからない。
というよりなぜかくも人間は真理を問うてきたのか、
そんなに女性がすきなのか(爆)
真理は人間が生きていくのに必要なのかと
問いをずらしてしまったえらい人
女の真実なんてしらんでいい。
だけど、女といいことはできるぜ
もっとうまくつきあおうぜ
とはいわなかったけど、
世界(女)とはなんぞやということに
あけくれるより
うまくこどいて楽しくやろうや
それが人生だといっている気もするね。
彼は(笑)
291考える名無しさん:01/12/25 00:48
>>290
君のニーチェ理解はとっても俗物的で、(・∀・)イイ!
人間的な、あまりにも人間的な。
292理系:01/12/25 03:03
>>290
現実主義者ってことですか?
プラグマティズムや構造主義とかとはどうちがうんですか?
まとはずれかもしれませんが教えてください。
293ハリー:01/12/25 07:59
プラグマティズムは神の存在証明より
人がそれで幸福なら、神がいたほうが人にとって都合がよい
と思い込む
それこそご都合主義、楽観論 俺は大嫌いだ
アメリカの軽薄哲学
構造主義は人間の意識や社会、あるいは行動には主体の
意識できない構造があるという考え。
彼らは人間が主体的にも社会的にも無意識に支配されている。
あるいはわれわれの社会は構造化されている。といっている。
単純にいえば、例えばある社会の文化をその歴史や内部で考察しても
実は構造はみえてこない、
ところが別の社会の文化をもってきて
重ね合わせるとあら不思議、同一の構造が抽出できたのです。
そんなところ。
まあ、それだけではないけど
ニーチェは構造主義ではないだろうね。
かれの形而上学を解体するための方法の中には
そういった手法もあるだろうけど、
もっと、ダイナミックで力の分析の方にかれの目はむいていたね。
系譜学といっていたものがそれ、
ここに台風がある。それが成立しているのは実は
地球の重力や大氣の性質やその動きや自転によるエネルギーや
さまざまなバランスによってなりたっている。
真理とはその定義上それ自体によってなりたつ
しかも歴史をうけいれずかわらないもの
そうしたものを力関係に解体するのがニーチェの系譜学
構造主義も結果的にその破壊にたずさわったが、
どちらかといえばひどく科学的手法
さらにあたらしい真理をうみだしたともいえる。
マルクスもひどく構造主義的だし、だけど結局
かれの理論が人を支配し、虐殺したのもご存知の通り。
ある意味開放もしたけど
ポスト構造主義の連中が構造を構造化する力をおいかける
必要があつとして、ニーチェをかつぎあげたのもそのせい。




 
294理系:01/12/25 17:31
>>293
丁寧なレスありがとうございます。

すると、ニーチェ:構造主義 = 力学的解析:幾何学的解析
というような喩えは成立しますか?
295ホンマ:01/12/26 09:25
ハリーさんの言いたいこと分からんことはないけど、
見解が少し主観的過ぎて、
例えば構造主義に関する解釈も果たして真意をついているのか疑問です。
少なくとも、構造主義者たちが自ら意識した構造主義の枠からは離れていると思いますよ。
ですから、構造主義をベースにして、
「ニーチェ:構造主義 = 力学的解析:幾何学的解析」と図式化するのは危険だと思います。
それと話は戻りますが、考える名無しさんご指摘の通り、
西尾の『ニーチェ』は評価できると思います(僕は全く右翼に無関心であることを強調しておきます)。
初期のニーチェ研究の中では秀作と言えるでしょう。
ただし彼の採った文献学的方法が中期や後期のニーチェにも通用するかどうかは疑問ですが。
296ホンマ:01/12/26 09:45
ついでに、もう一つ。
ニーチェの病気についての話題がありましたが、
それについては小林真『ニーチェの病跡』に詳述されています。
筆者はお医者さんかつ慶応の独文の教授だった人で、
同書では病跡学という立場から、
旅などと関連付けてニーチェ自身や彼の思想を捉えようとする試みています。
まあ、医者だから信用するというのではありませんが、
哲学者の医療知識よりは信頼できると思いますよ。
同書のニーチェ解釈に対しては、個人的には距離をおかざるを得ませんが・・・。
ちなみに、ニーチェの病気に関して決定的な回答を得ることは今となっては不可能ですが、
やはり梅毒が一枚噛んでいたことは疑う余地がないようです。
297理系:01/12/26 10:26
>少なくとも、構造主義者たちが自ら意識した構造主義の枠からは離れていると思いますよ。
すると、ホンマさんならば構造主義とニーチェとの関係は
どのように捉えればよいとお考えでしょうか?
ホンマさんの視点からのニーチェと、構造主義についてご教示
願えませんか。
298ホンマ:01/12/26 12:26
構造主義とニーチェについて考えるのは容易ではありませんが、
あえて簡潔に私見を述べさせていただきたいと思います。
構造主義が差異の体系化としてのソシュールの言語学を出発点としていることは、
レヴィ=ストロースの二項対立概念を機軸にした社会(構造)論や神話論や
ロラン・バルトの記号学を考えれば異論はないと思います。
その後構造主義は民俗学や人類学を巻き込んで知の革命を推進するわけですが、
その特徴は認識様式の変換運動として理解することが出来ると思います。
その後の構造主義が認識論重視の傾向を帯び、
科学的認識の成立条件の探求への偏重を産むことは周知の通りです。
ここにきて、バシュラールが「絶え間なき認識論的切断」と言い、
あるいはアルチュセールが「イデオロギーの条件と科学的知の条件との切断問題」と言う問題意識が芽生えてきます。
ここでは「差異」「神話」「認識様式」などのキーワードが交錯していますが、
これらを綜合するようなもう一つの重要な問題意識が更に必然的に登場するのです。
それがよく知られた主体や主体の主体性を中心とした近代哲学への批判です。
構造主義は人間科学を制限している元凶を近代哲学に見るのですが、
特にその頂点を実存哲学に見ています。
この問題意識は構造主義が実存主義と対決する契機となるのですが、
この対決によって、科学的な構造主義に思想的要素が混入することになります。
この際、構造主義がとった立場が重要です。
確かに構造主義は近代哲学とは決別しますが、決して否定はしていません。
というのも、構造主義者たちは主体を関係の担い手としての構造に組み込むからです。
つまり、構造主義によって近代哲学、端的には形而上学は解体はされるのですが、
解体後の残骸はいまだ社会や物事の一角を陣取っているというわけです。
主体や主体性の解体がラディカルに遂行されれば、
それらを考察する態度は過去の遺産を眺めるような涼しさを伴うはずですが、
構造主義が真面目に主体を取り扱っている点が以上の指摘を証明すると言えるでしょう。ニーチェは、主体を問題視した後、それについて論じていません。
彼の場合、主体の原理は「解体」されるのではなく、すでにないものなのです。
ニーチェが主体という言葉を使わずに、なぜ力や意志と表現したのか。
この彼の用心を見落としてはならないと思います。
構造主義とニーチェは、確かに認識論や形而上学批判という点では結びつくでしょう。
しかし、批判の結果的な産物に目をやるならば、
主体への打撃という意味では、明らかにニーチェの方が強烈だと思います。
やはりむしろポスト構造主義とニーチェの関係のほうが類似項が多いとは思いますが、
もし構造主義とニーチェということにこだわれば、
構造主義の科学知とニーチェのパースペクティブなどを絡めることができるかもしれません。
ニーチェは自らの認識論を「光学」と表現していますから。
以上、長々とすいませんでした。
実は海外に在住しておりまして、すでに夜(朝)4:30。
もうさすがに眠く、文章が纏まっていないかも知れませんが、
どうぞお許しください。
299考える名無しさん:01/12/26 12:49
ホンマさん、眠いのにお疲れ様です!
ホンマさんコメントを読んだら、
なんか、いままで自分の中でぼんやりしていたことが、
おぼろげながらですが、はっきりとした感じがします。
何か疑問があったらまた寄りますんで、
その時は宜しくお願いします。
ところで、海外ってどこですか?
約8時間の時差のようですから、ヨーロッパですか?
300自慰戦場のありあ:01/12/26 18:21
>>298
>ニーチェは、主体を問題視した後、それについて論じていません。
ニーチェはegoと言う語とSelbstという語を使い分け、
後者をとても肯定的に使っていると思うのですが、
(例えばSelbstsuchtという場合)
それについては、どうお考えですか?
301理系:01/12/26 19:28
>>298
ありがとうございます。でも、さっぱりわかりません。
勉強不足のようです。
302ホンマ:01/12/26 22:17
>>300
自慰戦場のありあさんのおっしゃるegoはIchと置き換えて構わないのでしょうか?
それが可能ならば、『ツァラトゥストラ』の「身体の軽蔑者」がまず想起されますね。
そこでニーチェは、確かにSelbstを肯定していると言えるでしょう。
ニーチェは、IchとSelbstでもって理性と身体を言い表していますが、
彼の批判は、IchをSelbstと対立させる二元論と、
前者を後者より優位に捉える理性(合理)主義に向けられています。
逆にニーチェは精神と身体の一体性を主張し、後者の優位を説いています。
心身の一体性を説きつつ、そこに優劣が存することに違和感を感じなくもないですが、
僕はニーチェの位階の思想の透徹度を改めて知らされる思いの方が強いです。
ニーチェは身体を「大きな理性」と表現しますが、
だからといってSelbstに主体の構造を措定することはできないでしょう。
身体は様々な側面を有していますが、このことは、
例えば感情を例に挙げれば明瞭になると思います。
理性主義では主体の自己同一性が問題となりますが、
感情を優位に考えれば、感情の自己同一性などを主題化することは不可能だからです。
中期のニーチェの「力の感情」という表現は、後期に「力への意志」となりますが、
感情と意志を同系列においていることが何よりの証となるでしょう。
「力への意志」の基本原理は、同一性ではなく生成だからです。
こう考えると、ニーチェがSelbstを肯定しているということは、
主体や主体性とは無縁の話だと言えるのではないでしょうか?
それとSelbstsuchtについてですが、
ドイツでは日常的には「エゴイズム」や「利己主義」の意味で用いられます。
この翻訳された意味だけを抽出すればegoやIchに通底するかのように思われますが、
ニーチェはこの語を、その言語構造、Selbst+Suchtに従って、
専ら「我欲」の意味で用いているようです。
(細かいチェックはしていませんが、この語が『反時代的』に初めて登場して以来、
このことは一貫しているように思われます。)
従って、自慰戦場のありあさんが賢明にドイツ語で示してくださったように、
「我欲」は明らかにSelbstの文脈でのみ理解しなければなりません。
しかし、この語に触れるたびに思うのですが、
ニーチェが気付いていたかどうかは別にして、
仏教の「執着(しゅうじゃく)」の匂いがしませんか?
303考える名無しさん:01/12/26 22:18
ニーチェってかわいそうね。
才能があったばっかりに狂っちゃったんだから。
304自慰煽情のair:01/12/26 23:22
>>302
「主体」という言葉づかいがイマイチぴんとこないのですが、
ホンマさんの使い方では、「身体」は「主体」ではないのですね?
私は「主体」を「主観」と比べていい意味で使うことが多いから、
混乱しました。 それから、
>仏教の「執着(しゅうじゃく)」の匂いがしませんか?
ということですが、確かに、Selbstsuchtを「我欲」と訳せば、
そうですね。翻訳でも「我欲」となっているものが多いね。
でも、私はSelbstを「身体」に近いものと考えてるから、
「自己欲」と訳したほうがいいと思うんですよ。
今、箇所を指摘することは出来ないけど、後期の著作(遺稿)では
Selbstsuchtは「運命愛」に近いと思うから、
「執着」を離れていると思いますよ。
ニーチェは仏教的「無私」を批判してるから、
「無私」でもないんだけど。
「無私」の「私」が「自我(ego)」であり、
「身体」は「自己(Selbst)」であると解釈しているのですが
いかがですか。
305自慰煽情のair:01/12/27 00:03
↑訂正
「無私」を批判してるんだから、ニーチェにとって
「無私」の「私」は大事なものなんだぁ。
とすると、これも「身体(Selbst)」かな?
306真面目議論歓迎:01/12/27 00:19
>>305
ホンマさんとG線上さんのやり取りの流れから見れば、
「無私」の「私」は「身体(Selbst)」と考えるのが自然では?
307ホンマ:01/12/27 01:40
>>305
Selbstsuchtの日本語訳が気になって原文と邦訳を照会してみたのですが、
白水社の全集では、
『人間的』では「利己欲」、『華やぐ智慧』では「自愛」「利己心」「我執」「我欲」、『ツァラトゥストラ』では「我欲」、などとなっています。
意味的には、結局は「自己欲」も「我欲」も文脈次第で妥当なのでしょう。
「自愛」という訳などは確かに運命愛を連想しますね。
このSelbstsuchtをニーチェがまとまって示唆しているのは、
『ツァラトゥストラ』の「三つの悪」だと思いますが、
これにこだわるよりもむしろ僕が面白いと思うのは、
『華やぐ智慧』の「第一書」の21番のアフォリズムで、
"seine edelste Selbstsucht und die Kraft zur hoechsten Obhut ueber sich selbst"
という具合にSelbstsuchtとKraftを同列に並べている点や、
『偶像の黄昏』の「ある反時代的」の33番のアフォリズムで、
Selbstsuchtの生理学的な価値の二重性を指摘し、
それが生の上昇線かそれとも下降線を現すのかによって、
価値あるものにも価値なきものにもなると述べている点です。
Selbstsuchtが、力や生といった諸概念とリンクしている以上、
少なくとも後期のニーチェはそれをポジティブに見ていたと言えるでしょう。
従って、ニーチェが「無私」を批判する場合、「私」は肯定的なわけですから、
「私」はSelbstだということに一応はなるのでしょうね。
このことは「諸法無我」の「無我」の独訳が、
selbstlosで定着していることからも裏付けできそうです。
ただし、ニーチェ自身、仏教への言及から離れたところで、
このselbstlosを多用しているので、
それらを吟味しなければなりませんが…。
308考える名無しさん:01/12/27 02:23
>>304
>ニーチェは仏教的「無私」を批判してるから
具体的に教えていただけませんか?
309 ◆////Gico :01/12/27 02:37
ちょっと聞きたいのですが、
形而上学やコギト神話が解体した今、皆さんが依拠する主体もしくは基軸
は一体どこにあるのですか?
指標の無い、複雑な羊歯が縦横にはびこるリゾームの中をさ迷っていると
時々不安になります。そして時折、かつての物語や父権が恋しくなる。
しかしだからと言って、安易に、形而上学の残骸の上に別の形而上学を築くわけにも
いかないし…
ポスト構造主義の崖を前に立ち往生しているのが現状です(オレが)。

みなさんはいかがお過ごしですか?
310ハリー:01/12/27 10:58
自分自身とか、自分の考えとか、というものは、かなり危ういもんだ。
と理解できればいいんじゃないかな。生き方に限定して言えば、
問題はそういったわれわれを囲い込んでいるみえているようで、みえていないものを
相対化したり、視点をずらしたりして、解体、分析、そこから、
自由になっていく生き方もいいんじゃない。それが、自由のポスト構造主義的
あたらしい概念だとおもうけど、
神の立場でもなく、サルトルのいうような、意識の無からくる抽象的自由という
わけでもなく、ある程度、時代からすりぬけていくようなささやかな自由
いいんじゃなかな。
それから、現在も形而上学だらけだけどね。私にいわせれば
物語と真理が人を幸せにするというかくさらた動機の上にうごいている世界
学校では、環境問題を小学生に教え込みながら、自動車をせわしく
かいかえる大人、
311Air(ありあ):01/12/27 23:33
>>307
なるほど。生の上昇と下降ですか。
弱者のSelbstsuchtはダメだということですね?
そうすると、ここにも「位階」の思想が絡んでくるわけですね。
ところで>>302に「位階の思想の透徹度を改めて知らされる」とありますが、
ニーチェは「位階秩序」を、「人間」のレベルだけでなく、もっと根源的な、
「力への意志」のレベルでも考えていると思われますか?
ニーチェを読んでいると(最近は読んでない)、「人間」のレベルで言ってるのか
「力への意志」のレベルで言ってるのか分からなくなることがあるのだが。
>>308
ニーチェは仏教の「涅槃」を、キリスト教の「神」と同じように、
弱者が生き延びるために捏造したフィクションと考えている。
仏教は生の苦しみから解放されるために「涅槃」をめざす。でも、ニーチェ
から見れば、「涅槃」は「無」であって、それをめざすことは、「無への意志」
「意志の否定」である。
それに対してニーチェの「運命愛」は、苦しみを含めたあるがままの生を、
そのまま肯定しようとする意志の肯定の思想です。
でも個人的には、ニーチェの「運命愛」は、仏教に近いと思うし、
仏教的に解釈しているニーチェ研究者も多いと思うんですが。
>>309
>>310
私もときどき不安になります。
でも、拠り所にしていたものがなくなれば、不安になるのは当然なんだと思う。
ニーチェで言えば、「神の死」によって生じるニヒリズムですね。
今まで価値があると思ってたものが、無価値に思える状態。
ニーチェ自身も、このニヒリズムから脱却することの困難さと、
安易な逃げ道を求めてしまう危険性の高さを自覚していたと思う。
このニヒリズムに「耐える」勇気があるかどうか、それも、ニーチェの言う
「強者」と「弱者」の分かれ目なんじゃないかと思います。
312考える名無しさん:01/12/28 04:58
>Air氏
>ニーチェは仏教の「涅槃」を、キリスト教の「神」と同じように、
>弱者が生き延びるために捏造したフィクションと考えている。
すいませんが、これの出典を教えて戴けませんか?
それと些細な事ですが、HNはエバと関係ありますか?
313ホンマ:01/12/28 05:23
>>311
個人的には、力への意志は二重に整理できると思います。
一つには、価値や解釈を産出する原理としてのそれで、
そこから強者も弱者も生まれます。
もう一つには、その強者と弱者を判定し区別できる、
いわば第一の力への意志を乗り越えて眺める力への意志です。
ニーチェは、前者の力への意志の事例をすでに過去の歴史に見ていますが、
後者の場合は未だ登場していないと見ていて、
彼の言葉でいえば「未来の哲学者」に期待しています。
この「未来の哲学者」の目には力への意志も位階付けされたものとして映るでしょうね。
逆に一つ質問があります。
ニーチェは運命愛を語るにあたって、
Selbstsuchtではないにしてもドイツ語で表現できただろうに、
なぜフランス語のamor fatiを用いたのでしょうね?
314考える名無しさん:01/12/28 05:56
ニーチェ哲学に質問。ヒトラーはニーチェ哲学賛美者か?「ヒトラー」
=超人か?

とすれば、ニーチェ哲学はナチスの思想を
肯定しているわけであろうか?
315考える名無しさん:01/12/28 11:08
>>314
>とすれば、ニーチェ哲学はナチスの思想を肯定しているわけであろうか?

ニーチェ哲学がナチスの思想を肯定するとはどういうことですか?
死人がそれ以後の何かを肯定するって可能なんでしょうか?
316考える名無しさん:01/12/28 18:19
>>315

逆では?ナチスがニーチェ哲学を利用したというではないでしょうか?

>>314

これに関してはどちらかといえばyesという回答が正しいように思えます。
ニーチェの妹がナチ信者だったために、ヒトラーにニーチェ哲学を売った
と聞きます。しかし、「わが闘争」とかにも、ニーチェ哲学に言及した形跡
はないと聞きます。ナチスがニーチェを利用したことになると思います。
ただ、これは「悪用」されたケースですので、現在はタブーでしょう。
この辺に詳しい人とかいます?
317Air:01/12/28 23:39
>>312
すみません、手元にニーチェの著作が無いので出典は示せません。
神や涅槃を捏造したのは「弱者」であるというデカダンス批判は、
「アンチクリスト」などの後期の著作に多く見られると思います。
それから、「涅槃を神と同じように」という言い方は、少し間違っていたかも
知れません。
ニーチェは「私はヨーロッパの仏陀になれるかもしれない」と
言ってるぐらいだから、従来の形而上学より遥かに仏教に親近性を
感じていたんだと思います。
「アンチクリスト」には、キリスト教と比較して、
仏教を高く評価しているところもあります。
特に、仏教はルサンチマン(怨恨感情)から開放されているという点で。
でも仏教にも「涅槃」という「逃げ道」があり、あるがままの現実を肯定する
強さはない、とニーチェは考えていると思います。
>>313
フランス語はわかりません。
今までラテン語だと思い込んでいましたが、フランス語ですか?
ドイツ語にしなかった理由も知りませんが、「主語」や「目的語」をニーチェが
嫌っていたことと関係がありそうな気がします。
「運命愛」を通俗的に言い換えれば、「私」が「運命」を「愛する」となる。
しかしこれだと「主体」と「対象」と「作用」が分裂してしまう。
こういう分裂が、二世界説の起源の一つだとニーチェは考えているから、
「運命愛」では、「私」と「運命」と「愛」は一体でなければならない。
ドイツ語で言うより、amor fatiの方がその一体感があっていいのではないか
という気がします。ちょっと強引な解釈だとは思いますが。
ところで、そう考えると、「力への意志」はなぜWille zur Machtと、
zurが入ってるのか、ということになりますが、
ニーチェは「力意志」(Machtwille)という書き方もしてますよね?
Machtwilleの方がよかった気がするんですが、どうでしょうか。
318ホンマ:01/12/31 05:52
>>317
すいません。amor fati はラテン語です。
少し説明不足でしたが、私の質問の意図を改めて要約させていただけば、
ニーチェが運命愛をドイツ語以外の言語で語るとき、
すでにSelbstsuchtから離れているのでは?ということです。
ニーチェは初期の論文でも運命について述べていますが、
そこではFatumという語を使用している点からもそういえると思うのですが?
それとMachtwilleに関しては、
確かにニーチェの後期に僅かながら見受けられますね。
ドゥルーズがWille zur Machtを「力(への)意志」という風に表現していますが、
何か類似性はあるとお考えですか?
319考える名無しさん:01/12/31 05:58
神は死んだ
320考える名無しさん:01/12/31 06:13
ニーチェは死んだ
321考える名無しさん:01/12/31 17:38
招かれた夜、
部屋のドアを開けるとそこで彼は両脚を広げて犯してくれと懇願していた。
口の中で歯が回転していると言って彼は私に不安を訴えてくる。
驚いた私はすぐに診察に取りかかり、何か胸毛のようなうれしさに万歳した。
322Air:01/12/31 23:31
>>318
ドゥルーズには詳しくないので、彼がカッコを付けた意図はわかりませんが、
私としては、「への」はニーチェらしくないような気がします。
ニーチェは「存在者」は無く、在るのは「作用」(生成)だけだと言います。
その「作用」そのものが「力意志」だと思いますが、「への」を付けると、
なんとなく、「存在者」っぽい感じが私はします。
私が見たMachtwilleという言い方も、アトム論批判の文脈だったと思います。

Selbstsuchtについては、ホンマさんのご指摘を参考に、考え直してみると、
自己の在り方によって、「自己欲」も様々であり得ることに気付きました。
そして、超人の自己欲が運命愛なのだ、と思い直しました。
「ツァラトゥストラ」の「三つの変化」の「子供」の境地が、運命愛の境地だと
思いますが、「子供」(=超人)の自己は、運命と一体となっていると思うので、
自己を欲することは、運命を欲することであり、「聖なる肯定」であると
言えるのではないか、と思います。
「子供」は「自力で回転する車輪」だとニーチェは言っていますが、
その「自力」の「自」をどう解釈するかにかかっているような気がします。
323考える名無しさん:02/01/01 21:46
今、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見ていて思ったのだが
ニーチェをはじめとするヨーロッパの知性を理解しようと思ったら
ヨーロッパの文化をまず心の底から味わって見なければ駄目だな
と思った。
それが、どんなに退廃的であろうと貴族趣味であろうと
おそらく、知性は文化諸学と密接に交わっているであろうから・・・
いくらテクストの上で勉強してもそれはやはり表面を少し
掘ってみただけだ、と。
324考える名無しさん:02/01/01 21:50
>>323
古い。明治時代の人間かと思ったよ。
325考える名無しさん:02/01/02 00:07
>>323
ショーペンハウアーはそういう姿勢を批判している。
ニーチェはショーペンハウアーから多大な影響を受けている。
そういう姿勢をニーチェは認めているだろうか。
326名無しさん:02/01/02 01:02
結局ニーチェは何人前のうんちをたいらげたんです?
327考える名無しさん:02/01/02 05:23
>>325
まともなレスがついて嬉しい・・
私は哲学を真剣に勉強してきたわけではないのですが
ニーチェの著作は、特に、ツァラトゥストラは何度も読みました。

それで、ニーチェは「ハンマーを持ってする哲学」で
何を破壊し、何を創造したかったのか?
「あらゆる価値の価値転換」とはどういうことなのか?
なんて事を考えてみると、やはり当時のヨーロッパの
文化・諸学を理解していないと駄目なのであろうと。
例えば、「キリスト教」は当時と現在では変化している部分と
変わらない部分があるはずだし。

ニューイヤーコンサ−トで、ウィーンフィルの奏でる
「美しき青きドナウ」のワルツに乗せて、国立歌劇団の
バレリーナ達が舞っていました。
それを見た瞬間、「ああ、なんて美しい時間なんだ、今この星の上で
私は風を引いて自室で布団にくるまってみじめなのに、同じこの時を
これほど美しく過ごしている文化がある」と感じたのです。

ま、果たしてウィーンフィルとバレリーナ達が「美しいか」は
個人的な見解があるでしょうが、こういう文化が「当り前にある」
ヨーロッパを理解せずして我々日本人はヨーロッパの何を語ればいいのか・・
と思ったわけです。
非常に散文的になってしまってごめんなさい。
なんだコイツは、と思ったら無視してください。
328325:02/01/02 12:07
>>327
逆に、哲学を完璧にマスターしましたなんて
自分で言ってるやつはうさんくさい。
時間がないなら
あれこれ手を出すより、ひとりかふたりに絞った
ほうが絶対いいとおもう。
ニーチェがそれだけヨーロッパの文化に依拠した
思想家であったか私はしらない。
だけどいちばん大切なのは、
ニーチェ自身の著作、その文体に
直接ふれることなんでねーの?
ニーチェも「キリスト教的民主主義は畜群本能に堕落する」
と断言している厭世主義者だったわけだしさ。
329考える名無しさん:02/01/02 12:12
>>322 Airさま、どうもです。

自分自身でもどうあのテロを考えるべきか、迷っているところなんで
ご意見参考になりました!あれはテロではなく、戦争だと捉えると
また違った見方ができますね。なにが戦争でなにがテロか・・・むむむ(TT)わからん。
やっぱ、ビン・ラディンのテロはとても容認できるもんじゃないかなー・・・
かといって、イスラム教徒はテロ以外の手段で
その不平、不満をどうやって世界にわかってもらえるのか・・・

小林先生は「反アメリカ二ズム」、都合の良いアメリカの世界戦略でアイデンティティーが
脅かされている共通の「被害者」として敢えてアラブのテロに賛同するようなことを
言ってるのでしょうか・・・なんの疑いもなくアメリカナイズされている日本に苛立ち
を感じながら。反アメリカじゃないと日本人のアンデンティティーは保持できない、日本は
滅びると思いながら・・・ゴー宣は日本の「国益」を第一に考えていたマンガだと考えれば
それほど彼の主張に矛盾を私は感じないのですが・・・

あー文章めちゃくちゃだ(TT)ではまた、しばしのお別れです。じゃっち
330考える名無しさん:02/01/11 18:06
しもてあげ
331考える名無しさん:02/01/12 11:51
いまドストエフスキーを読んでるんだけど、思想も表現もニーチェより深いと思った。実際、成立年はこっちのほうが早いし。そう思いませんか?
332331:02/01/12 12:23
罪と罰、カラマーゾフ、地下室の手記、白痴という順に読んでみて、ニーチェの思想を先取りしてるといわれてるのが私にもわかりました。
優劣をつけるわけじゃないけど、ニーチェの場合ほとんどが詩なわけで、深読みしてしまいますよね。
もしもニーチェがカラマーゾフを読んでいたらどうなっていたのか興味のあるところだと思います。
333考える名無しさん:02/01/12 18:58
>>331-332
確かに親近性は感じるけれど、ドストエフスキーの方が深いとは思えない。
「作家の日記」なんか読んでみると、思想的にはそれほど深くないように思う。
それでも深みを感じさせられるのが、芸術の強みだと思う。
334331:02/01/12 19:30
>>333
レスありがとうございます。
そうですね。芸術ならではの説得力というものかもしれませんね。
お礼といってはなんですが、資料を検索してみましたので。。。
< ニーチェにおけるドスト氏について論じている論文・本 >
http://www.coara.or.jp/~dost/15-c-3.htm#a
335deus:02/01/13 00:07
>>313
ニーチェがamor fatiにしたのは、表現的に軽いからでしょ。
ニーチェは鈍重なのが嫌いだから、簡単なことだ。
336考える名無しさん:02/01/14 05:04
>>231
まさに俺の内面そのものだな。
君の言う通りだよ。
存分に笑ってくれ。
337考える名無しさん:02/01/19 08:51
>>335
あなたは本物のニーチェ研究者ですね。
前後の方々の文脈を度外視して意見を述べるあたりが。
今後も簡単な道を永遠に回帰されて下さい。
338答えて!:02/01/19 14:10
あの〜、永遠回帰ってなんですか?
世界の現象は循環的ってこと?
⇔発展史観?

なんかニーチェのいい解説書ない?
三島憲一はなに言ってるかようわからん。
339考える名無しさん:02/01/19 14:48
だれか答えて。
340考える名無しさん:02/01/19 18:24
>338
まずこっち↓に逝け。
「永劫回帰」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/philo/1007622903/l50
341 :02/01/19 21:55
ヤスパースとかだかが、キルケゴールと『ニーチェ』が実存
主義者との趣旨を書いていたのがあるのですが、何故ニーチェが
実存主義と共に語られるのか分かりません。何故でしょうか?
342deus:02/01/20 06:10
>>341
「実存主義」と言う言葉を使ったのはサルトルで、
自分の思想的立場を表現するためだった。
概念的には哲学の他『嘔吐』など文学作品の傾向も含む。
で、キルケゴールからサルトルまでが「実存主義」の本流。
ヤスパースは「実存哲学」を名乗っているし、
ハイデガーだと「現象学的実在論」になるが、
「実存主義」の大まかな概念はキルケゴールが行ったヘーゲルに対する反動に見いだされる。
客観性ではなく主体性、
人間一般よりも自分自身、
真理は個体に宿るというのが基本。
簡単に言えば精神的態度のことで、
宗教や形而上学や数学の公式といったバイブルor教科書に頼らずに、
世界と自分との直接的な関わりの中から真理を見いだそうとする態度のこと。

これでニーチェとの共通点が理解できたかい?

>>338
三島とか西尾とか秋山とか独文系はクズだから読まなくて良い。

>>337
そういうルサンチマンはやめろ。
同じコトを336にも付けてから言うとけ。
343考える名無しさん:02/01/20 06:32
ところで、デウス=らげ?
344考える名無しさん:02/01/20 08:57
>>317
「実在論」というものを否定している仏教に対して、「あるがままの現実を肯定して
いない。」とかいう批判はナンセンスだと思うが…
ドイツにおける本格的なインド哲学研究はニーチェの友人パウル・ドイセンによって
始められたのだから、ニーチェにマトモな仏教知識があったとは思えんが…
前世代のショーペンハウアーも仏教に関心を示していたが、関係資料が乏しいので
自分の思想に都合良く解釈している部分がかなりあるし。
そもそも、本当に仏教を理解していたなら「アンチ・キリスト」は書かれる必要が無い。
345考える名無しさん:02/01/20 09:12
>>342
どうも。じゃあ、おすすめのニーチェ研究者って
いますか?
346考える名無しさん:02/01/20 09:31
超人ってどんな奴?
どうやったらなれるの?
347考える名無しさん:02/01/20 09:52
>>346

普通の人は超人にはなれません。
例外としてブロッケンJr.は人間として生まれましたが、
後の修練で超人となることができました。

また、ジェロニモも同じです。
結局訓練と才能と言えるでしょう。


<参考文献>
「キン肉マン」ゆでたまご著
集英社

348346:02/01/20 10:09
ニーチェのいう超人にはどうなるの?
マジレス希望。
349考える名無しさん:02/01/20 14:39
だから、だれかニーチェのいい解説書教えろー!!
350考える名無しさん:02/01/20 15:26
もはや何の理想も持たず何らの価値観も備えていない人物として描かれてたけど、
こうした超人像が一つの理想であるという矛盾があるよな。
351考える名無しさん:02/01/20 15:34
法政大学出版会『ニーチェ』(ゲオルグ・ピヒト)最高。
ヘタレな入門書と違う、本気の解釈が堪能できる。

(最近、同じ名前の『ニーチェ』がでたが違う)
352考える名無しさん:02/01/20 16:05
>>319
神はまた誕生する
353考える名無しさん:02/01/20 16:06
「これがニーチェだ」講談社現代新書
永井均
354考える名無しさん:02/01/20 16:31
>>353
その本読んでる人、結構いるね
まあ、いきなりハイデガーは、きついわな
355考える名無しさん:02/01/20 18:36
多分 ニーチェが存命なら、「解説書なんか読むな!私の著作だけ読め。」と
言ったハズ。
356考える名無しさん:02/01/20 18:56
>>317
>神や涅槃を捏造したのは「弱者」であるという
キリスト教の神についてはそう言ってるけど仏教の悟りについてニーチェが言及
してるなんて聞いた事がない。
357考える名無しさん:02/01/20 19:01
ニーチェはキリスト教を嫌悪したが、仏教には好意的だったらしい。
358考える名無しさん:02/01/20 19:26
ふーん、そうなんだ。
359考える名無しさん:02/01/20 19:54
三島憲一はどう?
率直な感想は?

何言ってるか分かんないのは俺がアホなだけかな?
360考える名無しさん:02/01/20 20:56
age
361考える名無しさん:02/01/21 13:26
age

362346:02/01/21 14:11
超人のなり方教えてよ。マジで。
363考える名無しさん:02/01/21 15:00
364考える名無しさん:02/01/21 18:08
だから、ニーチェの信者は人生の負け組みばかりなんだっての!
365346:02/01/21 18:09
で、結局、超人ってどうやってなるの?
366考える名無しさん:02/01/21 19:18
「超人」は「超おめでたい人」の略。がんばれ。
367 :02/01/22 02:03
ふと思ったが、ニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った」を読んでゾロアスターを誤解した人がどれだけいることか。
あれってゾロアスターの思想とは正反対だし、例えば「ブッダはこう言った」という書物を開いたらブッダが最後の審判を主張していてびっくり、てなもんだからな。
ゾロアスター教徒があれを読んだら烈火のごとく怒ってニーチェの墓を暴いて鞭で打ち据えるぐらいのことはしそうだ。

368ピエトロガスティ:02/01/22 02:43
三島の限界は「彼がニーチェ思想を評価していない」という1点に尽きるのでは?
漏れの記憶ではながーい間、
三島はニーチェ思想の可能性よりも、
むしろニーチェ思想の限界を語りたがっていた。
ニーチェ的語りを単なる非合理・非理性としか捉えていなかったよ。
そこが根本的な誤りで、
そもそも独文系の人間に哲学や思想の奥深いところが理解できるわけがない。
現在読めるところでは竹田のちくま新書が良いと思われるが、
入手しにくいが原佑のモノが最高傑作。

ニーチェ解釈には
@実存主義的 「超人」
Aハイデガー的 「永遠回帰」「権力への意志」
Bフランス現代思想的 「権力への意志」「相対主義的パースペクティヴ論」
と大きく分けて3種類あると思うが、どれか1つに特化しては片手落ち。
結局はニーチェ的なヒューマニズムというものを理解しないと。
で、ニーチェ的なヒューマニズムは19世紀的な自然主義に裏付けられていたとも言えるね。
369ピエトロガスティ:02/01/22 02:50
それから西尾の著作に価値を認める人がいたけど、
どうかねぇ・・・・・・。
思想的に、ニーチェ解釈として得られるモノはゼロなんだよね。
だから「へたれ」と言われる。
「文献学的には評価できる」というセリフは昔から言われていることで、
たしか文庫版ではなく、ハードカバー版のあとがきにも誰かが書いていたと思うけど、
それって裏を返せば「文献学的以外には評価のしようがない」ということであって、
全集が揃って昔の文章とかもだいたい読めるようになって年表もつくと、
その文献学的価値すら全集によってじゅーぶん補完されてしまう程度のモノ。
まあ、あれを文庫にする価値はないと思うなぁ。
370ピエトロガスティ:02/01/22 03:01
それから「ニーチェが主体を解体した」って言うのは微妙な表現だね。
是とも非とも獲れるけど、むしろ実存主義的に主体の礼賛でしょ。
子供とか遊びとかナニモノにもとらわれない主体の礼賛。
存在論的主体というべきかな。

解体されたと考えられるのは、伝統的西洋哲学が固持してきた自我の概念だろうね。
アイデンティティとか、主観とか、認識論的主体というべきかな。
そもそもニーチェは認識論を語らないからね。

つまり、真理概念の典型的な対立の一例だと思うんだけど、
ニーチェが真理だと考えるのはギリシア哲学的な存在論的真理観であって、
近代哲学的な認識論的(観念論的)真理観とは異なるということなんじゃないかな。
371考える名無しさん:02/01/22 04:30
>>367
「ツァラトゥストラはかく語りき」を読んだ拝火教徒の会話

弟子「師よ!ニーチェとかいうドイツ人が我らが教祖ザラスシュトラ様の本を出していたそうです」
師 「ほう……アフガン情勢によってようやく我々が注目され始めたようだな……」
弟子「いよいよパキスタン・アフガニスタンのムスリムを殲滅してササン朝ペルシャを復活させる日がやってきますね!」
師 「そうじゃそうじゃ! アフラ・マズダばんじゃーい!!!」
弟子「! なんだ、これは! 師よ、このドイツ人が妙なことを書いております。」
師 「なになに……な、なんやて、超人? 永劫回帰? なんじゃそれは?」
弟子「それどころか、この本ではザラスシュトラが神による最後の審判を否定しています!アヴェスターとは正反対の内容です」
師 「ゆ、ゆ、ゆるせーん! ナメテマスネ、ナメテマスネ、ゼタイニコロスアルヨ!! そのニーチェとかいうダエーワ野郎はただちに成敗してくれるわ!」
弟子「それが……ニーチェは100年前に死んでいるようです」
師 「ええ〜い、墓を暴くのじゃ! 暴いてカラスで鳥葬じゃ!皆のもの、火を炊けぃ!!」
弟子「鳥葬だ! 鳥葬だ!」
師 「鳥葬じゃ! 鳥葬じゃ!」
弟子「鳥葬だ! 鳥葬だ!」 
……こうして拝火教徒の夜は更けていくのでした。
372弟子弐号:02/01/22 11:26
師よ、ゾロアスターで鳥葬したら祝福してる事になってしまいませんか?
鳥によって魂が天に昇るっちゅーことで。(W
373考える名無しさん:02/01/24 07:44
私は西尾の著作は評価できると思いますよ。
ただし、やっぱりあくまでも文献学的にですが。
思想的には物足りないけど、
初期のニーチェの特徴をつかんで、うまく纏めたなぁと思います。
初期のニーチェには、なんぼのニーチェフリークでも、
文献学的視点が決して妥当ではないということを認めざるを得ないと思います。
西尾が右翼でなければ中期・後期に新たな視点から取り組む暇もあっただろうに・・・
374考える名無しさん:02/01/24 08:34
別に右翼という程でも無いんじゃない?
現代日本のアノミーに危機感感じてるだけで。
375ピエトロガスティ:02/01/24 15:58
>>373
だからソレって文献学的な評価であって、文献学板(ンなものがあればだけど)ですべきことでしょ?
ここは哲学板なのだから、哲学的なパースペクティヴからの評価が問われているのであって、
何も力を入れてココですべきことじゃないのでは?
私も文献学的にということでは一定の評価をしているのであって、全否定はしていない。
何も繰り返し西尾マンセーを声高に叫ぶ必要など無いと思うが?

でさ、初期のニーチェを文献学的に捉えるのが妥当とか言ってるけど、はなはだ疑わしいね。
ニーチェ思想を簡易的に初期・中期・後期と分けて、
後期のほうにより大きな価値が出てくるのは哲学的・思想的にはやむを得ないのでは?
仮にそうではない立場、ニーチェ思想全体横断的に評価する立場に立つとしても、
ニーチェ初期がニーチェ思想全体において占める位置づけとか意味合いとか影響とか思想的萌芽とか、
「ディオニュソス的なるモノ」とか「音楽」とかをキーワードに俯瞰する試みをすべきでは?
限定された狭い領域をごく薄く味付けしているだけとしか思えないよね。

それから誰も「超人」概念の説明ってしないんだな。
ニーチェが「超人」を語るのは『ツアラトゥストラ』がホトンド全てで、
あとはせいぜい遺稿集の『権力への意志』で散見される程度。
『ツアラトゥストラ』は韻文だし、散文できちんと語ったところはない。
だから「超人」概念は常に解釈の対象になると思う。
で、私の解釈だが、ニーチェがことあるごとにいう人間像、
すなわちニーチェ的なヒューマニズムを体現した人間であろう。
「超人」はナニモノにも囚われない自由を持ち、「貴族道徳」を体現した人間であろう。
ニーチェが何処かで「富めるが故に、与える」と言っていたと思う。
弱者に施しを与えることが奴隷道徳的な善であるから与えるのではなく、
富めるが故に、つまり富(Gut)であるが故なのだと。
つまるところ、「超人」とは
「溢れるばかりの天賦の才能で、他者に影響を与える人間」
という解釈も可能であると考える。
19世紀末、ニーチェ自身は自分の思想を、これからの2世紀に影響を与える思想であると考えた。
そこに、生前のニーチェが望んでかなわなかった、
ある種の願望なり理想なりが凝縮されていると思う。

昔、大学でニーチェに関する講義を取ったのだが、
それはドイツ語の教官が趣味でやっているものだった。
彼は「超人」を「人間ではないモノ」として説明していた。
私が「それなら超生命体ですか?」と訊いたら、教室中で失笑された。
彼は「まー、そんなものだねー(笑)」とお茶を濁していたが、
彼には解釈に対する真摯な姿勢が欠けており、違う人種であると痛感した。
思想的な意義を本気に考えることのできない連中はその程度で満足するのだという実感は、
その後も拭い去れないままでいる。
376考える名無しさん:02/01/24 16:30
結局、「神」を否定して「超人」なる新しい神を創っただけだろ。
377吾輩は名無しである:02/01/24 18:08
ニーチェ全集を買うとしたらやはり、
白水社の全集でしょうか?
西尾が訳していて抵抗があるなあ・・。
378吾輩は名無しである:02/01/24 18:10
>>376
ニーチェは有神論者だって・・・。
379Q:02/01/24 18:44
西尾って「西尾幹二」って人?
なんかチャーミングな人だよね
380ピエトロガスティ:02/01/25 22:57
>>317
>>318
Wille zur MachtをMachtwilleと書けだって?
うーん、かなりイタイな。
ツァラトゥストラの一節にもでてきた記憶があるが、
Wille zur Wahrheitという新カント派の用語を知らんようだ。
「真理への意志」
真理のために真理を求める、自己目的化した意志。
これとのコントラストにおいての「権力への意志」だと思うんだがな。
ちゃんと哲学史勉強しているか?
それから白水社の全集が良いとか、かなり「?」な発言が目立つよな。
白水社のは主に独文系学者が訳したモノのであって、
理想社のは主に哲学系学者が訳したモノ。
この板ならどー考えても後者を選ぶべきだと思うし、
ちくま文庫にもなっているから手に入りやすいよね?
>>295>>373は同一人物かい?

>>322
>ドゥルーズには詳しくないので、彼がカッコを付けた意図はわかりませんが、
>私としては、「への」はニーチェらしくないような気がします。
>ニーチェは「存在者」は無く、在るのは「作用」(生成)だけだと言います。
>その「作用」そのものが「力意志」だと思いますが、「への」を付けると、
>なんとなく、「存在者」っぽい感じが私はします。
>私が見たMachtwilleという言い方も、アトム論批判の文脈だったと思います。
zurはニーチェらしいと思うけど?
vonとかなったら逆にいかがわしい。
で、ニーチェは「認識論的主体」という意味での「存在者」を、
パースペクティヴ的・歴史的相対性の下に否定するけど、
「存在論的主体」という意味での「存在者」は否定しないでしょ。
ヘラクレイトス的に万物流転を説くけれども、
かりそめの「存在者」としての「存在論的主体」は否定していないでしょ。
ラボアジエによって質量保存の法則が発見されたのは1世紀も前のフランス革命以前で、
19世紀後半にはメンデレーエフが元素周期表を発表している。

「人間は何故真理を愛するのか? 何故非真理ではだめなのか?」
と問うことによって、
ニーチェは悪しき人間中心主義のプラグマティックな真理観を批判した。
それは「人間」というパースペクティヴに立つから故に得られる真理であって、
本当の意味での真理では無いと思っているハズ。
ニーチェが考えるのは古典的な「認識と外界存在の一致」という真理観で、
この真理観を体現するモノが19世紀の自然主義すなわち科学だったわけで、
「心理学・生物学・光学・生理学」などの用語を駆使することで、
実は同時代の誰よりも「真理」に対して科学的客観性を与えようとしていた。
「ヘラクレイトス・ニーチェ・バシュラール」っていうのは1つの流れだよねぇ?

元に戻ってドゥルーズだけど、
ドゥルーズは「力への意志」を「力の意志」と解釈したかっただけでしょ。
彼が考えるのは、
複数の「力の意志」を持ったモナド(ノマド)の差異が織りなすリゾーム的な世界観なのだから、
「力への意志」としては彼の文脈に関係がない。
ドゥルーズはニーチェからインスピレーションを受けただけであって、
ニーチェ思想とは近いようで遠い部分があるよ。
381素人質問で申し訳ないんですが:02/01/25 23:09
>>378
「ニーチェは有神論者。」という辺りを詳しく教えていただけないでしょうか。
その場合の「神」ってキリスト教の神の事ですか?
382考える名無しさん:02/01/25 23:28
>>380
>白水社のは主に独文系学者が訳したモノのであって、
>理想社のは主に哲学系学者が訳したモノ。
>この板ならどー考えても後者を選ぶべきだと思うし、
>ちくま文庫にもなっているから手に入りやすいよね?

確かに、趣味でやるならそれでいいが、
専門的にニーチェをやるのなら、遺稿を読まないとだめですよ。
今、『力への意志』とか『生成の無垢』とかから引用したら、
いい笑いものになってしまう。
383考える名無しさん:02/01/26 22:11
>>380
>Wille zur MachtをMachtwilleと書けだって?
>うーん、かなりイタイな。

MachtwilleやMachtquantumは「力への意志」の別名で、
ニーチェ自身の用語法。

>Wille zur Wahrheitという新カント派の用語を知らんようだ。
>「真理への意志」
>真理のために真理を求める、自己目的化した意志。
>これとのコントラストにおいての「権力への意志」だと思うんだがな。

ニーチェが「真理への意志」と呼ぶのは、「禁欲主義的理想」のこと。
この「真理への意志」は、「誠実さ(Wahrhaftigkeit)」の概念と
緊密に結びついており、これが道徳の自己超克の原動力となる。
それゆえニーチェは「真理への意志」に対して、
アンヴィバレントではあるが積極的な価値を認めている。
(例えば、『道徳の系譜』第三論文27)

>ラボアジエによって質量保存の法則が発見されたのは1世紀も前のフランス革命以前で、
>19世紀後半にはメンデレーエフが元素周期表を発表している。

ニーチェが特に関心を持っていた科学者は、マイヤーとフォークト。
しかしニーチェは、点と線で表せる彼らの「力(Kraft)」概念には
不満を抱いていた。
彼らの「力」概念を批判していく過程で生まれた思想が「力への意志」。

>ニーチェが考えるのは古典的な「認識と外界存在の一致」という真理観

????

>ドゥルーズは「力への意志」を「力の意志」と解釈したかっただけでしょ。
>ドゥルーズはニーチェからインスピレーションを受けただけであって、
>ニーチェ思想とは近いようで遠い部分があるよ。

「力への意志」は、「力」を対象として目指す「意志」ではない、という
ハイデガーのニーチェ解釈を、ドゥルーズは踏襲していると思われる。
384考える名無しさん:02/01/26 23:19
その通り
ドゥルーズはハイデガーを踏襲しつつ、
ハイデガーの「存在」論的読解を「生成の無垢」へと再びもたらそうとした。
アリアドネについて言ってる部分が私には不明だが。
385考える名無しさん:02/01/27 04:59
>375
超人に関してですが、ピヒトの理解をどう思われますか?
386考える名無しさん:02/01/27 05:27
>380
言いたいことは分かりますが、
現在の研究水準を考えれば>381の言う通り白水社になるのでは?
だって、全集を買うってほどの人はやっぱり本腰でしょ。
そういう人はそのうちGruyter買うはめになるんだし、
最初から白水社買ってお金節約するのが賢明だと思います。

あと、Wille zur Macht って「力への意志」って訳すから誤解招くんだと思います。
文法的に、ドイツ語の非移動を表すzu(zu Hause の zu)でもいいと思うんですけど。
これが可能ならば訳としては「力の意志」あたりが妥当かなぁ。
まあ、「権力への意志」から「力への意志」に変わるまで長いことかかったので、
長い目で見守りたいと思います。
387ズ(゚-^*)σリコ:02/01/27 05:43
>>1-386知識のないのを幸いに、独創的な学説を精力的に生み出している
388考える名無しさん:02/01/27 07:09
>387
だってニーチェ板だもん。
389考える名無しさん:02/01/27 09:37
>>380さんへ

>zurはニーチェらしいと思うけど?
>vonとかなったら逆にいかがわしい。
von der じゃないんですか?
あと「とか」って他に何ですか?
>ちゃんと哲学史勉強しているか?
ドイツ語勉強しているんですか?
折角のウンチクもボロが出ましたね。


390 :02/01/27 11:00
>>369
西尾氏は、「ニーチェ思想の構造分析や思想史における位置付けをする気は無い。」
と最初から言っているのだから、「ニーチェ解釈としての価値が…」とかいう君の
批判はナンセンスなのでは。
391考える名無しさん :02/01/29 00:42
横レスですが、僕は哲学科出でないので、結構このスレの議論が
深くて興味深く楽しみに見ております。
僕は、ニーチェの従来のような意味、理性、真理という機軸より、
あるがままの生を肯定している姿勢に浅い理解ですが、感動しました。
そこで、専門に研究されている方に質問ですが、
@僕のように、深い哲学素養がなくてもニーチェの言説の概容を
 理解することが出来ますでしょうか?
A彼の、言説を誤解なく学ぶ為にはどういう方の、解説本がお勧めでしょうか?
 一応、永井さんを入門程度に読んだ事があります。
Bニーチェの著作全てに興味を持っているのですが
 僕のような若輩者が、白水社の全集を買っても意義があるのでしょうか?

以上、お暇でしたらレスをお願いします。
392そして名無し:02/01/29 00:57
@別に哲学科の人間が天才なわけじゃないから
 変にちぢこまねーほうがよいと。
 あとねーそーゆうの好きな連中と話す場も持ったほうがよいかと。
A人それぞれだからでかい本屋で探しまくるべき。
Bまだ安い岩波文庫かちくま学芸文庫からでもはじめれば?
 いまいち慣れてねーのに分厚い全集買っても
 あきるか自己満足で終わる可能性もなきにしもあらず。。
393mimesis:02/01/29 01:09
>あるがままの生を肯定している

「あるがまま」という解釈は問題ありかも。

「いかに多くのものがなお可能であることか! されば、
是非ともそなたたち自身を超えて笑うことを学べ!」
  『ツァラトゥストラ』4−13−20
394考える名無しさん:02/01/29 13:59
ニーチェに限らず西洋思想には非キリスト教文化圏の人間にとっては、どうでもイイ
ような議論もあるけどな。
395考える名無しさん:02/01/29 17:59
ピエトロガスティは何もニーチェをわかっていないな。
とくに超人解釈はおかしいじゃねえか。
「超人」ってのは、理性が矮小な道徳や善悪に神経症的に縛られていない
奴をいうのさ。そんなたいそうなものではない。
普通のまともな日本人だったらみんな超人なんじゃん。

>375「溢れるばかりの天賦の才能で、他者に影響を与える人間」
ちゃんちゃらおかしいや。

超人の反対は、矮小な道徳や善悪でしか自分の生を支えられない奴だよ
ようはそんな病気にかかっていないやつはみんな超人だよ。
みんなニーチェのおおげさな言いまわしにだまされないように。

>370
ニーチェなりの認識論って「悦ばしき知識」とかで語られてないか?
ニーチェに認識論なんてない、って戯言言わないで下さい。
ニーチェは近代的な認識論の影響を受けていると思うけどね。
カントーショーペンハウアーのラインでね。
396考える名無しさん:02/01/29 18:03
しかしニーチェ読めているやつって本当にいるのか?
くだらない奴らの玩具にしかなっていないような...

ニーチェ自体も主な仕事は価値転換だからな。
「転換」するだけね。
その先を考察してもらわないとね....

まあでも20世紀はひどいね。
誰もニーチェに見向きもしなかった時代じゃねえか。
397考える名無しさん:02/01/29 19:11
>395 きわめて表層的な理解と見受けました。
398考える名無しさん:02/01/29 19:18
>396
読めている人がいるかどうか知りませんが、
あなたも読めていない人々のうちの一人であることは確かなようです。
399考える名無しさん:02/01/29 19:37
だいいち日本語で読むな
ドイツ語で全部読んで暗唱しろ
400 :02/01/29 21:41
個人に内在する神が超人なんじゃないの?
401苦しんでいる者は全て:02/01/29 22:48
苦しんでいる者は全て本能的に苦しみの原因を捜し求める。
なぜなら苦しんでいる者にとって激情をもらすことは最大の鎮痛剤であり
麻薬剤であるからだ。彼らはもっとも古い傷口を切り開く。彼らは
つとに癒えてしまった傷跡から血をながす。        
                −善悪の彼岸


402考える名無しさん:02/01/29 23:42
サンスクリットじゃないんだから
403考える名無しさん:02/01/30 00:35
ニーチェの思想を体系的に理解しようとしたら、
他にどういう人を読み込んで行けばいいのでしょうか?
一応、フーコー〜ドゥルーズくらいは知ってはいますが・・・。
ヴィトゲン、ハイデッガーとかの関係を知りたいです。
404ピエトロガスティ:02/01/30 04:52
なんというか、このニーチェ板にはかわいそうな人ばかり、
末人ばかりが集まっているのが悲しいところだな。
フリードリヒ先生も嘆いていることだろうよ。

●白水社の全集に関して >>382 >>386
訳文だけ読みたければ何よんでも一緒だろ。
>>399が正論。
わざわざ>>382みたいに
「私は日本語で読んでます」
なんて訳文の出典書くヴァカはいないんだから、
コストパフォーマンスを考えれば文庫で充分だろと言っているわけ。
人を笑う前に自分が「いい笑いモノ」になっていることに気付かないとは。
ちなみにグロイターとの対応だってそのうち慣れるよ。

>>383
>MachtwilleやMachtquantumは「力への意志」の別名で、
>ニーチェ自身の用語法。
んーなことは知っている。
問題は何故正式には(?)Wille zur Machtと書かれるかだよ。
Machtwilleとかは簡略した書き方にすぎん。
原意を汲み取るならWille zur Machtを考えろということ。

>ニーチェが「真理への意志」と呼ぶのは、「禁欲主義的理想」のこと。
>この「真理への意志」は、「誠実さ(Wahrhaftigkeit)」の概念と
>緊密に結びついており、これが道徳の自己超克の原動力となる。
>それゆえニーチェは「真理への意志」に対して、
>アンヴィバレントではあるが積極的な価値を認めている。
>(例えば、『道徳の系譜』第三論文27)
あんたの言っていることと私の言っていることにたいした違いはないよ。
『ツァラトゥストラ』第二部の「自己超克について」を読んでくれ。

>>ニーチェが考えるのは古典的な「認識と外界存在の一致」という真理観

>????
何がわからないのか示してくれ。

>>385
まずはピヒトの理解を自分はどう解釈するのか書いてくれ。

>>389
矮小なルサンチマン丸出しで気の毒ですな。

>>390
>>375の最初のほうを読みたまえ。

>>395
もうちょっとニーチェを読んでから出直してくれ。

>>396
20世紀はむしろニーチェが極解された歴史だ。
ニーチェを蘇生させたのがハイデガー、
その後にデリダ、ドゥルーズ、フーコー、
あとはバタイユ他枚挙にいとまがないよ。
405ピエトロガスティ:02/01/30 04:52
●Wille zur Machtに関して >>383 >>386
まず、386とかハイデガーとかドゥルーズみたいに、
zuを「非移動」と考えて「力の意志」と訳すと考えるとするよ。
そうすると「力の意志」っていうのは、
ニーチェ思想においてはどういう位置づけになるんだい?
きちんと明確な回答が望まれる。

漏れ的にはzuが「目的」であることは譲れない。
だから「力への意志」とか「力のための意志」とか、
「力のために力を求める意志」だ。
Wille zur Machtというのは存在者の存在原理だ。
フロイト的に言えばまさに「欲求」で、自己超克にして自己拡大の原理。
「常に今ある自分よりもさらにより良きものになろうとするする意志」
であって、それは生物学的に基礎づけられるモノでしょ。
「生への意志」ではなくて、「真理への意志」でもない。
むしろ「快適さに対する欲求」とでも言い換えるべきだろうね。

Wille zur Machtというのが何故存在者の存在原理であると言えるのか。
>>383がフォークト等を断片的に持ち出して何を言いたいのかよくわからないのだが、
個人的にはWille zur Machtが生まれたのはルサンチマンの考察からだと思う。
つまりユダヤ人が奴隷道徳を生み出したのは何故か。
本来賞賛されるべき貴族道徳を「道徳的な悪」として価値転換し、
持たざる者である自分たちを「道徳的な善」としたのは何故か。
簡単なことで、圧迫され、搾取される人間にも、
自己拡大・自己正当化の意志があるからだ。
虐げられる人々にも、虐げられれている状況を少しでも、
精神的に快適なものにした欲求があるからだ。

およそ生きとし生けるモノ、
すべからく今ある自分よりもよりよくなりたいと思っている。
自殺もWille zur Machtの一種であって、
「死んだほうがマシ」だから生への意志に反してでも自殺するのさ。

ということで、zuの方向性、
つまり「自分の外に向かおうとする方向性」は、譲れないのだが。

>>400
ジャン=リュック・ナンシーを読んだのか?
個人に内在するモノ、「自己への現前性」は、
神的なモノであろうが神ではありえない。
ニーチェにとって「神」とは背後世界論であって、
現実の生を多い隠す禁欲主義的理想。
以下は>>383に続く。

>>403
まずはハイデガーを読みたまえ。
その前にニーチェを読んだのか?
最低でも『悲劇の誕生』『よろこばしき知識X』『権力への意志』
『善悪の彼岸』『道徳の系譜』を読んだ後で『ツァラトゥストラ』を読んだか?
それからだ。
406考える名無しさん:02/01/30 04:55
人の考えなんてその日と本人にしかわからないんだから討論の余地なし
407ピエトロガスティ:02/01/30 05:02
>>406
解釈の営みを放棄する貴殿に哲学を語る資格ナシ。
およそ自分にわからないものは悪いモノとでも決めつけるような、
無知蒙昧のなせる業かな。
精神を耕しなおしたまえ。
>>405という己の発言に解釈学的循環を行えば、
自分がいかに矮小なカキコミを行っているかそのうち分かるよ。
408406:02/01/30 05:08
407 人生開き直りか?
409考える名無しさん:02/01/30 05:13
>>405
>およそ生きとし生けるモノ、すべからく今ある自分よりもよりよくなりたいと思っている。
>自殺もWille zur Machtの一種であって、
>死んだほうがマシ」だから生への意志に反してでも自殺するのさ。
それはない。力への意志は、生成の上で成り立つ。
力への意志が自殺を肯定することはその意味で絶対にない。
力への意志だけ見たらそう解釈できるかもしれないがな。

410純丘:02/01/30 05:25
>>405
>「快適さに対する欲求」とでも言い換えるべきだろうね。
> 精神的に快適なものにした欲求があるからだ。

おいおい、変だぞ。それなら、快適への意志 だろ。
 そんなこと、にーちぇ、言ってないぞ。
にーちぇのは、権力への意志、であり、
 他の生を自分の支配の下におこうとする欲求において、
  その負担をも自分のものとしようとする、とある。
つまり、自己の力の自己満足ではなく、
 あくまで現実的な他者支配の力であり、
それも、自分の御都合によるえり好みのいいとこ取りではなく、
 自分の生の中に他者の生の苦渋までも飲み込む度量を言う。

用語の表面づらだけ見て、自分の思い込みで理解すると、
 せっかくの哲学のおもしろみがなくなっちゃうよ。
411ピエトロガスティ:02/01/30 05:29
ああ忘れた、1つだけ指摘しておく。
ニーチェと構造主義との接点はあまりない。
構造主義において「構造」を形成する個々の「要素」は、
その性質において不変的な傾向がある。
モナドとか、母方の叔父とか、固定的な意味が決まっている。
ところろがニーチェの「要素=個体」には固定的な意味が決まっていない。
むしろ今ある自分を超えてゆく存在だから。

ドゥルーズが「力の意志」と解釈したのは、
ドゥルーズの「要素=ノマド」は場所的には流動するけれども、
性質的には自己超克はしない不変のものだから。
ドゥルーズが本質的にニーチェを読解できなかったのはその価値観の違いにある。

で、ハイデガーの場合は「存在>生成」という価値観があるからニーチェを極解する。
ということで、>>409、別に「生成消滅」の「消滅」でもいいのでは?
412ピエトロガスティ:02/01/30 05:32
>>410
ちゃんと全体を読んでから発言してくれな。

>つまり、自己の力の自己満足ではなく、
> あくまで現実的な他者支配の力であり、
>それも、自分の御都合によるえり好みのいいとこ取りではなく、
> 自分の生の中に他者の生の苦渋までも飲み込む度量を言う。
それは超人的な「権力への意志」だよ。
ユダヤ人的な「権力への意志」はまた異なるだろ。

出直してね。

じゃあ、寝る。
413考える名無しさん:02/01/30 05:37
>>410
>あくまで現実的な他者支配の力であり、
>それも、自分の御都合によるえり好みのいいとこ取りではなく、
>自分の生の中に他者の生の苦渋までも飲み込む度量を言う。
おいおい、あんたも教授なのに大丈夫か?
意志と意志とのせめぎ合いなんだよ、力への意志は。
>現実的な他者支配なんて二次的な問題なわけ。
今時、権力への意志なんていうかな普通。
また、力への意志は創造へと向かなわければならないんだよ。
支配は他の意志の支配であって、
それを「他者」の意志の支配だけに読み間違えてはならない。



414考える名無しさん:02/01/30 05:41
>>411
>で、ハイデガーの場合は「存在>生成」という価値観があるから
>ニーチェを極解する。
>ということで、>>409、別に「生成消滅」の「消滅」でもいいのでは?
覚悟性とつなげて、ハイデガーによりにみるなら、別に否定はしない。

415考える名無しさん:02/01/30 09:10
>405、一人で熱くなるなよ。
第一、一連の発言に責任がなさ過ぎる。
どうせ、「証拠を示せ」なんて言うんだろ?
>訳文だけ読みたければ何よんでも一緒だろ。
一緒じゃないよ。明らかに。
あんた自身、白水社の独文系と理想社の哲学系を区別しているじゃないか。
それに原文読むのが正論っていうけど、じゃあ理想社推さずに最初からそう言えよ。
>グロイターとの対応だってそのうち慣れるよ
慣れるはずないだろうよ。どう慣れたんだいあんたは?
それに、あんたの主張から言えば「ナウマン版も買え」となるはずじゃん。
>矮小なルサンチマン丸出しで気の毒ですな。
389はあんたのドイツ語のミスを指摘したんだろ?
それをルサンチマンとは?
このケースでは文法ミスった方に非があるんだから、
「弱者の反感」持ってんのはあんたでしょ。
>そうすると「力の意志」っていうのは、
>ニーチェ思想においてはどういう位置づけになるんだい?
>きちんと明確な回答が望まれる。
そう言うなら、あんたも位置付けろよ。
「自己超克」とか「自己拡大」って言うし、これに関して「目的」って言葉も使うね。
それで位置付けてることになる訳?
>ということで、zuの方向性、
>つまり「自分の外に向かおうとする方向性」は、譲れないのだが。
譲れないなら譲らなくていいよ。
でもニーチェが『系譜学』で言う、残忍性とか内向化ってどう説明するの?
>個人的にはWille zur Machtが生まれたのはルサンチマンの考察からだと思う
って言うなら、そこら辺説明しておくべきじゃないの?

まだまだあるけど、もう時間がないや。






416考える名無しさん:02/01/30 12:22
ニーチェスレにふさわしい盛り上がり方だ(笑)。
417bon:02/01/30 13:01
いや、ピエトロガスティさんはすごいと思うよ。
本来399の言うようにドイツ語で読まないとだけど、
実際はきついよね。
418395:02/01/30 17:06
>368 結局はニーチェ的なヒューマニズムというものを理解しないと。

はて、こんな手垢についた解釈でよろしいのですかな?
ヒューマニズムなんて言葉吐いているようじゃ、キミも
20世紀のニーチェ曲解の仲間入りだな。

ビエトロガスティは、なまじ哲学を勉強しているせいか、ビエトロ
ガスティの解釈体系がニーチェを既存の哲学の枠組に引き戻す力と
して働いている。それじゃいかんだろ。

ニーチェを解釈するにもな、新しい言葉を創出して解釈しなきゃいけ
ないのです。既存の言葉で解釈していたのではニーチェの苦闘がわか
らないでしょ。

ハイデガーやデリダやドゥルーズの変な文体もニーチェを解釈する過程で
生まれてきたのだと思うが、(ハイデガーなんか「ニーチェ講義」の前と
後じゃ全然文体が違うだろ)果たして新しい世界を書き出すことに成功し
たのかどうか。彼らもなまじ哲学に精通していたおかげで(なまじ、という
より誰もが一流の哲学史家だろう)、ニーチェを既存の哲学の枠組に押しも
戻してしまったのではなかろうか?

もしかしたらニーチェを読むにはなまじ哲学を勉強していたのではダメ
なのかもな。このスレを読んでいると限りなくそう思う。

419383:02/01/31 00:38
>>405
>漏れ的にはzuが「目的」であることは譲れない。
>「常に今ある自分よりもさらにより良きものになろうとするする意志」

それには同意だが、
それは「力への意志」の一つの側面であると思う。
もう一つの側面は、諸力の相互作用(遊戯)ということ。
その相互作用の側面に力点を置くとき、Machtquantumを使う場合が多い
ように思われる。

目的を目指す直線的な自己超克の意志は、永劫回帰説に矛盾する事を
ニーチェは自覚しており、1881年の永劫回帰到来以降、
マイヤー、フォークトなどの力概念を熱心に研究している。
それらの研究から、諸力の相互連関という、「力への意志」の第二の側面が
生まれ、1885年ごろまでには、その二つの側面がうまくつながり、
永劫回帰説に矛盾しない「力への意志」説が完成した、
と私は考えています。


420ピエトロガスティ:02/01/31 15:46
>>419=383
話し相手としてはあなたが一番マトモなようですね。

>それには同意だが、
>それは「力への意志」の一つの側面であると思う。
>もう一つの側面は、諸力の相互作用(遊戯)ということ。
>その相互作用の側面に力点を置くとき、Machtquantumを使う場合が多い
>ように思われる。
「力への意志」というのはヘーゲル的な「精神」に比するモノで、
ショーペンハウアーが『意志と世界としての世界』で打ち出した「意志」を、
ニーチェ的に具体化したものだと考えられる。
よって「自然世界全体を支配する原理」であると同時に、
「個体にも内在する原理」であることになるだろう。
あなたが「諸力の相互作用」と言うのは前者の意味合いのことで、
Machtquantumというのは複数のWille zur Machtの総体ということ。
本来なら、微妙に概念がズレているので、訳語は区別すべきかもしれない。
もちろんWille zur Machtを二義的に捉えても良いが。

個人的には、諸力の相互作用を「遊戯」としてしまうのには疑問を持っている。
「遊戯」をするのは「主体」ではないのか?
意志の総体が遊戯するのではなく、個々の意志が遊戯するのではないだろうか?
どうだろう、
「諸力の相互作用」というのはドゥルーズ的解釈に寄りすぎではないだろうか?
諸力の差異によって構成される可塑的なリゾーム世界。
Wille zur Machtではなく、
Machtquantumに対する構造主義的な考察ではないだろうか?

>目的を目指す直線的な自己超克の意志は、永劫回帰説に矛盾する事を
>ニーチェは自覚しており、1881年の永劫回帰到来以降、
>マイヤー、フォークトなどの力概念を熱心に研究している。
>それらの研究から、諸力の相互連関という、「力への意志」の第二の側面が
>生まれ、1885年ごろまでには、その二つの側面がうまくつながり、
>永劫回帰説に矛盾しない「力への意志」説が完成した、
>と私は考えています。
そういういことを言いたかったのですね、ハイ了解しました。
421ピエトロガスティ:02/01/31 15:47
>>418=395
>はて、こんな手垢についた解釈でよろしいのですかな?
>ヒューマニズムなんて言葉吐いているようじゃ、キミも
>20世紀のニーチェ曲解の仲間入りだな。
それでは「こんな手垢についた解釈」を披露したまえ。
あなたと私が想定するニーチェ的なヒューマニズム概念に差異がないとも言えないので。

>もしかしたらニーチェを読むにはなまじ哲学を勉強していたのではダメ
>なのかもな。このスレを読んでいると限りなくそう思う。
それは理想論。
ニーチェの書いたモノを言語で先入観なくストレートに読めるのはニーチェだけでは?
あなたが仰る解釈の困難さは、ニーチェに限ったことではなく、
解釈そのものは当然、読むことによってそのまま理解するような読解には及ばない。
しかしながら、ニーチェ本人ではない我々は、
ニーチェが書いたモノを解釈することによってしか、ニーチェを味わうことはできない。
その際、様々な既存のニーチェ解釈との比較を行うことは、
自分のニーチェ解釈の立脚点を把握する上で有効な方法ではないだろうか?

>ビエトロガスティの解釈体系がニーチェを既存の哲学の枠組に引き戻す力として働いている
と書いているが、
いつ私が既存の哲学の枠組みに引き戻したんだ?
ドゥルーズの解釈もハイデガーの解釈も、むしろズレを指摘しているよ。
それから逆にだが、ニーチェ思想には既存の哲学の枠組みに引き戻される要素もある。
ヘラクレイトスやショーペンハウアーの思想を理解することなく、
ニーチェを味わうことなどできるのか?

ないものなだりの典型のような人ですね。

>>415
ひどいレスだな。

グロイター読んだことないんだな。
グロイターには煩雑に出版された過去のニーチェ全集との対応表も付いている。
もちろんなかなか見つからない場合があるんだが、
慣れの問題である程度は検索できるようになるって。
本気でやっていればな。

それから>>389は「折角のウンチクもボロが出ましたね」という一文に思わず吹き出したからだ。

他はただの教えて君だから、まずは自分の考えを述べたまえ。

自分の熱を冷ましてから出直したまえ。
422考える名無しさん:02/01/31 18:07
ニーチェが勉強できる大学ってどこですか?
423考える名無しさん:02/02/01 04:11
スローターダイクのニーチェ理解について教えていただけませんか?
424ホンマ:02/02/01 06:58
久しぶりに来ましたが、盛り上がっていますね。
一連の議論を逐一追うことは出来ませんが、
ニーチェが端的にMachtquantumという語を用いているのは、
KSA 13.257 だけのようです。
ここにではMachtquantumが、
論題にもなっているWille zur Macht や Machtwilleなどのタームと共に述べられています。
短いのでセンテンスごと引いておきます。
Ein Machtquantum ist durch die Wirkung, die es uebt und de es
widersteht, bezeichnet. Es fehlt die Adiaphorie: die an sich
denkbar waere. Es ist essentiell ein Wille zur Vergewaltigung
und sich gegen Vergewaltigung zu wehren. Nicht Sebsterhaltung:
jedes Atom wirkt in das ganze Sein hinaus,-es ist weggedacht,
wenn man diese Strahlung von Machtwillen wegdenkt. Deshalb
nenne ich es ein Quantum "Wille zur Macht": damit ist der
Charakter ausgedrueckt, der aus der mechanischen Ordnung nicht
weggedacht werden kann, ohne sie selbst wegzudenken.
議論の結論はdeshalb以下にニーチェ(ich)がまとめています。
あと、遊戯に関する話題がありましたが、
spielenの主語を探すよりも、
運命愛との文脈で文字通り「遊戯する」のが面白いかと思います。
425ホンマ:02/02/01 07:17
ついでにスローターダイクについてですが、
彼がニーチェとの文脈で一躍脚光を浴びるようになったのは、
たしか1999年の講演でナチスの優生学を想起させる、
エリートによる「人間選別」を示唆した(とされる)からです。
狭い範囲で言えば、
超人と遺伝子工学や生命倫理学が思わぬところで出会ったということだし、
大きい意味で言えば、
アンチナチズムの立場から戦後のドイツ思想会を牽引してきた、
ハーバーマスに代表される、
いわば左派の正義を俎上に乗せたということでしょう。
「左派」と言いましたが、
これを思想的な極に限定しないで、
政治的な文脈で考えてみると発展的な議論が期待できると思います。
426考える名無しさん:02/02/01 08:06
>ハイデガーなんか「ニーチェ講義」の前と後じゃ全然文体が違うだろ


まじ?
427考える名無しさん:02/02/01 08:12
sage
428395:02/02/01 18:50
>>418

オレが言う「ヒューマニズム」というのは、背後世界を想定しない
人間中心主義で基本的にいきましょう、ってことなのだが。このラインで
「力への意志」「超人」「永遠回帰」を解釈しよう、というのがビエトロ
の考えだろ。

>368で、ニーチェ的なヒューマニズムは19世紀的な自然主義に裏付けられていたとも言えるね。

と言っているし。ビエトロの考える「ヒューマニズム」は上記で書いたような
理解とは違うのかね?
オレはこんな思想のようなニーチェ理解が陳腐だって言っているんだ。
オレはニーチェから思想しか引き出せないで、哲学的認識というものを引き出せないなら
それはつまらんニーチェだと思うのだ。

>ないものなだりの典型のような人ですね。

解釈する適当な言葉がないなら自分で創出しろ、って言っているだろ。
オレ自身が創出できていないのは認めるけどよ。
ニーチェの哲学的認識をさらに練磨させるような言葉がないなら、既存の
哲学概念に縛られずに自分で新しい言葉を作る努力をしないとね。

>>426

「ニーチェ講義」が大体ケーレの時期にも重なっているしな。「存在と時間」は
ちゃんとした哲学の形式で書かれているが、後期のテクストはもはや奇妙なス
タイルで書かれたものである。ニーチェの影響が少なからずあるんじゃねえか。
429395:02/02/01 19:23
オレは未知の言語を創出できるような奴でないと、ニーチェは読めないと思う。

ニーチェの哲学的認識を鋭くさせているものは、ニーチェ自身も言っている
ように「病気」と「健康」の視点を自由にいききできるところにあると思う。
そして、ニーチェを読む者にもこれが必要だな。
深い病気になったことのないやつ、そしてそこから自力で帰還できたようなやつでないなら
まずニーチェは読まんほうがいいだろう。そうゆうやつがニーチェの真髄が分かるとは思えない。
この観点からニーチェ理解者としてのドゥルーズ、ハイデガー、デリダを見てみる。

ドゥルーズは病気になったことがない人だからね。やはりスピノチストだろう。

ハイデガーは深い病気というものを理解できる人だが、健康のほうがあやしいな。
それに哲学者としての体面がニーチェを読みにくくはしているとは思う。

デリダも深い病気というものを理解できるが、やはり健康のほうが....真面目すぎる
人なのかもな。「エクリチュールと差異」に収録されているニーチェ論とかいいと思う
のだが、後期になって政治のほうへいってしまった。ニーチェはしょせん彼の思想の
踏み台にすぎなかったのかな.....それはそれでいいのだが...

ついでに日本。永井の読み方は共感できるものがあっていい。ニーチェから哲学的認識を引き出そうとしている。
永井は病気と健康両方わかる奴だ。竹田は終わっている。竹田のはやっぱ思想ニーチェだよな。

430ピエトロガスティ:02/02/01 21:04
>>428

>オレが言う「ヒューマニズム」というのは、背後世界を想定しない
>人間中心主義で基本的にいきましょう、ってことなのだが。このラインで
>「力への意志」「超人」「永遠回帰」を解釈しよう、というのがビエトロ
>の考えだろ。
薄い。
もう少し現代的なテーマでの踏み込みが欲しい。
これは「主体」と「客観」、
「哲学」と「科学」との飽くなきせめぎ合いなのだ。

まず思想史を考えてみたまえ。
まずアリストテレスに代表される古代・中世の目的論的世界観=背後世界論があったが、
それを打破したのが近代のカントに代表される機械論的世界観。
この段階で「世界に意味や目的など存在しない」という宣言があり得た。
ところがカントは「物自体」という把握不可能なモノを措定し、
把握不可能であるが故に「物自体」的な世界においては自由が存在するという理由で、
道徳に関する考察を可能ならしめてしまった。
「物自体」的な世界での「道徳」という新たな背後世界論を作ってしまった。
この2つの背後世界論を真実を覆い隠す「神」として否定したのがニーチェのニヒリズム。
>>395が言うのはここまで。

現代の状況は19世紀末とは異なる。
それは構造主義の脅威だ。
構造主義という一種の決定論が人間の主体性や倫理を奪うのだ。
機械論的世界観、唯物論的関係論を徹底化すれば、
そこには人間の意志など身体内の化学反応以外の何物でもなくなる。
主体は消え、
ヒューマニズムなど消え去る。
だがそれで納得できるのか?
漏れが「ニーチェ的なヒューマニズム」を考えるときにある問題意識は、
「主体の喪失」を企図するような構造主義に対するレジスタンスなのさ。
431ピエトロガスティ:02/02/01 21:05
だから>>411などで「構造主義とニーチェは違う」ということを言明している。
ドゥルーズやデリダなどニーチェを受容したフランス現代思想は明らかに構造主義の一種であろう。
それは最近出た「フランス現代思想とは何か?」という、
財津理が訳したメルキオールだかの本にも書かれていること。
フランス現代思想の連中はニーチェの「相対主義的要素」を「相対主義」と受け取ってしまい、
「主体」を喪失させてしまったわけだがニーチェから「主体」が消えるとは思えない。

そこで、
>ニーチェ的なヒューマニズムは19世紀的な自然主義に裏付けられていたとも言えるね。
と書いた裏には、
「ニーチェは極端な自然主義の危険性を知っていたのではないか?」
という可能性に対する期待があるのさ。
つまり客観的な科学、すなわち「自然主義」や「構造主義」に基づいた上で、
個体の尊厳、主体の意志というモノを存立せしめようとしたのではないかと言うこと。
それが、誤解を恐れずに言えば、
「力への意志(Machtquantum)が永遠回帰する」
という科学的・自然主義的な世界観であり、
「力への意志(Wille zur Macht)が、生成を存在たらしめる」
というニーチェが自分で“最高の思考”と自画自賛する、
個体化の原理にして、「主体」や個人の意志、自由、貴族道徳、芸術の創造など、
あらゆる人間的な可能性を確保するテーゼに現れているのではないかということなのだよ。
ニーチェは「主体を喪失させる危険性のある自然主義」を踏まえた上で、
「主体」を保持することに成功していると思うのだよ。

で、>>424に関連して「運命愛」だ。
「運命愛」とは「決定論を受け入れること」ではない。
「運命愛」とは主体的な行動を行った上で、
身に降りかかる全てのものを受け入れよという考え方であろう。
432ピエトロガスティ:02/02/01 21:06
>オレはニーチェから思想しか引き出せないで、哲学的認識というものを引き出せないなら
>それはつまらんニーチェだと思うのだ。
で、395にとって「思想」と「哲学」との違いは何かね?
どこで線引きしているんだい?

>「ニーチェ講義」が大体ケーレの時期にも重なっているしな。「存在と時間」は
>ちゃんとした哲学の形式で書かれているが、後期のテクストはもはや奇妙なス
>タイルで書かれたものである。ニーチェの影響が少なからずあるんじゃねえか。
ハイデガーが後期になってあのようにしか書けなかったのは、
ニーチェの影響だというのはおこがましい。
ハイデガーは「存在」という「語り得ぬモノを」を語ろうとしたが故に、
その困難さを自覚するにつれてますますあのようにしか語り得なくなったのだよ。

>>429
それは1つの解釈の可能性として面白いが、
相変わらず貴殿が言う「哲学」と「思想」の違いが分からない。
それから「病気」と「健康」を行き来するという貴殿の方法は、「哲学的」と言えるのか?
漏れにはむしろ「思想的」な方法のように見えるがなぅ。
433考える名無しさん:02/02/01 21:20
こいつら意味わかって喋ってるのか
電波にしかみえない。大体専門用語から専門用語に言葉が修飾していてわかりにくいし。
あと「自然主義的」「個体化の原理」「機械論的世界観」電波ですか
434考える名無しさん:02/02/01 22:13
ハイデガーの後期についてだが、、、
白痴か?あんたら
マイスター・エックハルト、読んだか?
そこらへんのエッセンスがそこにはまた重要な位置を占めている、と思うが
何もニーチェに限らず、そもそもハイデガーのキリスト教に対する思想が
ああいった形として現れている、とは思わないのか?

(ニーチェネタと違うのでスマソ)
435考える名無しさん:02/02/01 22:32
「白痴」という言葉は、下手すると褒め言葉になりかねないよ。
どーでもいいけど。
436:02/02/02 03:22
ahoばっかしやんけ
437考える名無しさん:02/02/02 03:50
>425
初めて聞いた名前ですが、スローターダイクに興味を持ちました。
>たしか1999年の講演でナチスの優生学を想起させる、
>エリートによる「人間選別」を示唆した(とされる)からです。
このような発想はドイツでは絶対悪ですよね。
ハーバーマスらの反応はどんなもんなんですか?
>「左派」と言いましたが、
>これを思想的な極に限定しないで、
>政治的な文脈で考えてみると発展的な議論が期待できると思います。
政治的な側面について、
もう少し詳しく解説いただけるとありがたいのですが。

438395:02/02/02 18:11
>>431
メルキオールの本は読んでないのでどうゆう内容かわからんが、デリダやドゥルーズは
構造主義の一種なのか?デリダやドゥルーズは「構造」の概念には収まりきれない「出来事」に
ついて語っているだろ。「エクリチュールと差異」に収録されているニーチェ論は構造主義批判
でもあるしな。

ビエトロが「構造主義に対するレジスタンスなのさ。」とか言っている時点で、それは思想なんだよ。
なにかの目的、なにかのアンチテーゼのための思考は全部思想だよ。ビエトロしかり、竹田しかり。哲学はただ
世界の在り方を認識しようとする思考だ。で、ニーチェは「病気」の観点からも、そして「健康」の
観点からも世界を眺めることができたために、世界の在り方をよく認識することができたんじゃないの
か?普通の奴はどちらか一方からしか世界を眺められないからな。
たしかにニーチェにはかなり思想的な部分が含まれていることは確かだ。彼がしたかったことは「価値
の転換」だからな。でも、その「価値の転換」を遂行するにあたって副次的に生まれた哲学的認識は鋭く
豊かなものがある。ニーチェは人一倍人間の機微についてよく知っている。人間のどろどろした部分を哲
学的に分析した者としてニーチェに比肩するものはあまりいないんじゃないか。

ニーチェが書いたものをどう利用しようが各自の勝手だが、オレは哲学のために利用したいな。
それが思想なんだよ、と言われるなら、ああそうかい、って答えるだけだ。
で、>395にも書いたようにオレはニーチェの大げさな言いまわし、術語に惑わされずに、平易
な言葉でニーチェを語っていきたい。
439395:02/02/02 18:27
>>433
ビエトロの「個体化の原理」と「機械論的世界観」理解はオレもおかしいと思う。
つーか「個体化の原理」はどっから持ってきているんだ?
「自然主義」についての理解はおおむね妥当だと思うがいかが?
またビエトロの力への意志の二重解釈が妥当かどうかはオレはわからん。

オレの語り方がぶっきらぼうなのは認める。まあ細部は自分で勉強してくれ
っていう態度なんだね。

>>434
>そもそもハイデガーのキリスト教に対する思想が
>ああいった形として現れている、とは思わないのか?

ここらへん説明してほしいな。

>>436
アホはお互いさまでしょ。



440395:02/02/02 18:36
>>313

個人的にはホンマのこの発言はなかなか含蓄があっていいと思っている。

>>421
ここに戻るのだが。
オレはニーチェ本人ではもちろんない。
しかしニーチェ的問題ってあるだろ。(オレはまだニーチェ的問題を言語化できてはいないが)
それを共有できていれば哲学なんぞ勉強しなくてもニーチェは読めるのじゃないのか?
とはオレは思っているわけだ。
ニーチェと問題を共有できてなくて、なおかつなまじ哲学を勉強したやつのニーチェ解釈が
最悪だな、とオレは言いたい。二重の誤読だよ。
441ピエトロガスティ:02/02/03 03:23
>>438-440

>哲学はただ世界の在り方を認識しようとする思考だ。
素朴過ぎるなー。
そうなると「哲学」と「科学」の違いはどうなる?
世界の在り方を認識したければ、
ビッグバン理論は正しいか否か、
元素周期表は完全に埋まったのか否かなど、
現代科学でもやっていればいいのでは?

「哲学」と「科学」との根本的な相違点は、
「〜を認識しようとする思考」の「思考」の部分にあるワケ。
つまり「思考」を担う「主体=人間」についても考えるわけ。
それから「思考」を可能にする「言語」についても考えるわけ。
395の定義だと哲学とは「存在論=形而上学」ないしせいぜい「現象学」だけで、
カントの「認識論」や、
ヴィトゲンシュタインの「言語論」などは「哲学」ではなくなりそうだな。
気の毒なことだ。

「構造主義に対するレジスタンス」という表面的な部分だけを読んでいるのが貴殿の限界だ。
>>430のはじめにあるように貴殿は「主体」を無視している。
「主体」を無視しては「哲学」は成り立ちえない。
ニーチェのパースペクティヴ論を考えても然り。
アリはアリであるが故にアリ的な世界観を持つし、
人間は人間であるが故に人間的な世界観を持つ。
395は395で在るが故に395的な世界観しか持ち得ないのだよ。
貴殿はポール・リクールによる構造主義批判を勉強したまえ。

もう一度問う。
「哲学はただ世界の在り方を認識しようとする思考だ。」
と言明するときに、思考するのは誰だ?

>しかしニーチェ的問題ってあるだろ。
で、395本人が言語化できていない「ニーチェ的問題」を、
各解釈者が共有できているか否かはどのように判断されうるのかな?
395本人が「ニーチェ的問題」を誤読していないという根拠もない。
ただのイメージの押しつけなら文学的な語りで充分だよ。
相変わらず理想論ばかりで対話に困難を極めるな。

「個体化の原理」も「自然主義」も「機械論的世界観」もわからんとは、
話にならないのでしばらく消えるよ。
岩波でも平凡社でもいいから哲学事典で勉強しなおしたまえ。
442考える名無しさん:02/02/04 23:30
ニーチェはすぐに優生学的発想と結びつけられ、否定される。
昨今の倫理学をやっている者と話すと、
たいていのやつはそう考えているらしい。

手短にニーチェを優生学から解き放つには、なんとレスすべき?
443考える名無しさん:02/02/05 17:13
>442
永井均の「これがニーチェだ」を読ませる。
444考える名無し:02/02/06 14:13
>>442
いやそもそもニーチェを優生学から解き放つ必要があるのか?そんなことをいって
いるやつを見ると、コクトーのおめでたいレニ擁護を思い出して笑っちゃうね。そ
んなレベルで語られる思想ではないはず。
445考える名無しさん:02/02/07 08:40
age
446考える名無しさん:02/02/07 14:13
個体化ってindividuation?
447考える名無しさん:02/02/07 14:52
>>429:395
>ドゥルーズは病気になったことがない人だからね。
ドゥルーズはそんなに健康だったのか。藁
448395:02/02/07 16:36
>447
ちゃんと意味がわかっているか?
実際の健康じゃないぞ。(ドゥルーズは実際には体が弱い人だ)
ニーチェ的「健康」と「病気」の概念でだぞ。
449395:02/02/07 16:38
あとビエトロのオレの対する恣意的な理解には反論する気も起こらない。
450考える名無しさん:02/02/07 16:46
>448 :395
>ニーチェ的「健康」と「病気」の概念
便利な言葉だな。
ニーチェ的「ちんこ」と「まんこ」の概念。


451考える名無しさん:02/02/07 17:15
>438 :395
>デリダやドゥルーズは構造主義の一種なのか?デリダやドゥルーズは「構造」の概
念には収まりきれない「出来事」について語っているだろ。「エクリチュールと差
異」に収録されているニーチェ論は構造主義批判でもあるしな。

ニーチェやバタイユをヘーゲル主義の一形態といって悪いという法はなかろう。
452考える名無しさん:02/02/07 17:49
ピエトロガスティ,395両氏とも非常に現代の倫理観に沿った善人の解釈をなさる。
ドゥルーズが、デリダが、浅田が、まして西尾がなんと言おうと…
つまんない。
453考える名無しさん:02/02/07 22:27
>448 :395
ライプニッツとか言い出したら十分に病気だと思うけど。
454考える名無しさん:02/02/08 02:04
>448 :395
実際の健康ではないニーチェ的「病気」って何よ。
君はどこからそれを読み取ったの?
いまさらデカダンとかニヒリズムとかいうのはなしよ。
455考える名無しさん:02/02/08 11:10
>>439 = >>395
それじゃ参考文献
「放下 Gelassenheit」
ここにでてくるハイデッゲルたんのセリフでもわかるヨw
456白馬の王子:02/02/09 06:59
希臘古典讀まづにニイチェ語れし者は「どきゅそ」
悲劇の誕生しっかり讀め・・・誰か解説して・・・
日本人の癖して日本の超人を擧げられぬ者は「どきゅそ」
これだから日本はだめなのだ
(ところで「どきゅそ」て何?)
(この頁の見所は?おしえて)
457ああ:02/02/09 07:02
>>456
まあまあマタ−リ・・・
458考える名無しさん:02/02/09 08:53
この板、ピエトロのさばらせていた影響がもろにある。
誰も彼にまともに反論できなかった(ホンマのドイツ語引用は良しとしておこう)。
ピエトロの語調は嫌味っぽいけど、
居なくて気が抜けた気がするのはなぜ?
459名無しさん:02/02/09 11:12
ニーチェはドイツ人が嫌いなの?
460395:02/02/09 13:01
>454

「その人を見よ」とかかな。まあニーチェを精緻に読解して「健康」と「病気」の概念を
規定していくしかない。

>いまさらデカダンとかニヒリズムとかいうのはなしよ。

なんでなしなのかよくわからないのですが......
こうゆう話はたしかに日本人にはあまり縁がないですけど。
それか454があまりにおめでたいほど健康なだけか....

日本に流通する言説も、おめでたいほど健康なやつのか、それとも深い病気にかかったやつのか
どちらかに偏ったのが多い。両方含みこんだ言説を生み出せるやつは本当少ない。その点永井は
貴重ではある。

>453
彼のライプニッツ解釈からは、ライプニッツ自身の背景にあるキリスト教的世界観が
ほとんど抜け落ちている。あったとしてもユーモアを持って解釈している。
それがわからないのですか。ドゥルーズが解釈する哲学者ではなく、ドゥルーズの解釈
の仕方に注意を向けてください。ドゥルーズは哲学者を解釈することに純粋に楽しんで
いるのではないでしょうか?

>452
なにがつまらないのかよくわからないのですが....
「現代の倫理観」とやらもよくわかりませんし。
461395:02/02/09 13:15
>>441
>もう一度問う。
>「哲学はただ世界の在り方を認識しようとする思考だ。」
>と言明するときに、思考するのは誰だ?

人間だよ。
オレは主体の問題を踏まえているって。
だからこそ「健康」「病気」というものを問題にしているじゃないか。
オレはお前のデリダやドゥルーズ理解が浅薄だから、そこを指摘しているだけだよ。

>455
ありがとう。

>458
どっかのスレで啓蒙的なこともやってたな。
よくやるぜ。
居なくて気が抜けた気がするのは、他の人たちがだらしないからじゃないか。
オレも含めて。452あたりに語ってもらいたい。ホンマも来てほしい。
でもオレも疲れた。ビエトロと対話するのはエネルギーがいる。(賞賛を込めてオレは言っている)
しばらく退散する。


462考える名無しさん:02/02/09 16:23
じゃあ柄谷ばりに、「可能なる階級」とか考えてみる?
463考える名無しさん:02/02/09 18:26
>>442
ツラトゥストラの「せむし」のコブを治してやらん話とかはどう?
464ホンマ:02/02/09 20:09
>>437そもそも1999年の講演におけるスローターダイクの見解、
つまりナチスの優生学とニーチェの超人をリンクさせた「人間選別」の主張内容は、
倫理学の専門家から見ればお粗末極まりなかったそうです。
にも拘らず、スローターダイクはアンチハーバーマスの旗手として名乗りを挙げ、
現在のドイツでは無視できない一つの思想潮流を形成しつつあります。
その原因は様々に考えられると思いますし、
例えば、スローターダイクを潰しにかかったハーバーマスの陰謀を、
逆にスローターダイクが暴露することによって話題性が増したと見る、
いわばジャーナリスティックなスキャンダラス的要素もあるにはありますが、
戦後の政治とそれをバックアップしてきた思想のシステム自体の疲労や、
これらに対する世論の倦怠感の蔓延に注目するほうが妥当かと思います。
戦後政治の理念を思想的に牽引してきたのはハーバーマスらリベラル左派ですから、
スローターダイクの台頭は彼の思想やその正当性というよりも、
むしろ上のような政治的な事情も一枚噛んでいると見るのが自然だと思います。
結局、スローターダイクのニーチェ論に端を発する一連の議論を追ってみると、
「超人」を主題化するよりも、ニーチェのいう政治、
「grosse Politik」にスポットを当てるほうが旨みが出てくると思います。
465ホンマ:02/02/09 20:22
それと「病気」の話題がありましたが、
ニーチェの「病者の光学」という言葉を思い出しました。
「健康」と「病気」を認識論の視点から論じてみても面白いと思いますし、
その際に「芸術家の光学」というニーチェの言葉も絡めると、
議論が広がりそうですね。
今は漠然とした示唆しかできませんが、
「芸術=光=イタリア」というラインでイメージが作れると思います。
466考える名無しさん:02/02/10 14:51
素晴らしい滑りでしたね☆
http://www.no-problem.org/mandana/img-box/img20020210113122.jpg
オリンピック6位入賞の上村愛子選手。
とてもかわいいプライベートショットです!!

彼女の笑顔は最高です。感動をありがとう!!
467sage:02/02/10 14:52
悪ぃ、、、誤爆った!さげとくな>おーる
468考える名無しさん:02/02/15 06:56
age
469考える名無しさん:02/02/21 03:56
どこで梅毒もらったんだ>ニーチェたん
470一つ目小僧:02/02/21 20:22
>>2

>>3
に書きこんだ一つ目小僧です。
あの日、7月4日は僕がはじめてインターネットを体験した日、
そして、2チャンネルを知った日でもありました。
哲学の議論がしたくて、『哲学』で検索をかけて偶然来たのがこの板でした。
最初は2チャンネル用語も全然分からなくて、
みんな何言ってるのか理解できなかったです。
それに、住人のレベルも高かったように思います。(みんな東大生に思えた。)
自分だけが何もしらない、劣等性でしかも転校生のような気分だったことを
いまでもはっきり覚えてます。
あれからもう7ヶ月も経つのかぁ。
なにか遠い道のりを歩いてきたような気がします。
今では2チャンネル用語もほとんどわかるし、
雰囲気にも馴染んでます。
でも、あの時の油断していたら叩かれる緊張感と
それを論理的に跳ね返さんとするひたむきさは、
一体何処へ行ってしまったんでしょうね。
471考える名無しさん:02/02/21 20:49
ところでニーチェの著作ってどんな順番で読むのが一番ナイス?
472考える名無しさん:02/02/21 22:51
普通に
473考える名無しさん:02/02/22 00:53
>>471
「道徳の系譜」?
474考える名無しさん:02/02/22 13:09
論理思考を欠如した感性で語り主張しかしない
連中を人生相談板の深淵に叩き落とそうじゃないかぁ。諸君!
475考える名無しさん:02/02/22 13:35
映画『善悪の悲願』で、ニーチェがパウル・レーとルー・サロメと
3人で同棲生活している時、ニーチェがルー・サロメに部屋にある
壷に小便させるシーンがあった。
萌え〜
476考える名無しさん:02/02/22 15:38
ツァラの没落って何?
477考える名無しさん:02/02/22 20:11
ニーチェ大全とかみんな全部よんでんの?
478考える名無しさん:02/02/22 21:47
ニーチェは、単なるあんち神
479考える名無しさん:02/02/24 10:08
結局死ななきゃわからないことをこの人は言っている。
臨死体験者、というか神経症によって死の世界を生きていたのではないであろうか。
自分も臨死体験する前は永劫回帰なんてさっぱりわからなかったし、実感がなかった。
しかし今はすべてわかる。
480考える名無しさん:02/02/24 17:39
ソクラテスもプラトンも、
ニーチェもサルトルも。

みんな悩んで大きくなった。これが真理。
481考える名無しさん:02/02/24 18:14
>>475
おいらも15年ほど前かな、上映会で観た記憶がある。
つまらんと思った本をバンバン床に投げ捨てるシーンガ
トッテモ(・∀・)イイ!
ニーチェの幻覚であろう、全裸のダンサーが
乱舞しまくる場面ではみんなで大笑いした。
というのも映倫が執拗に、ぼかしを入れまくっていたから。
シリアスムードぶち壊し。
482考える名無しさん:02/02/25 23:20
>>471
「善悪の彼岸」→「道徳の系譜」→「ツァラトゥストラ」→「力への意志」
483考える名無しさん:02/02/25 23:27
>>476
序説でつまづいているのかよ・・・。
484考える名無しさん:02/02/26 04:59
>>481
いまだとどうやってみられますかね?
485考える名無しさん:02/02/26 08:45
ニーチェの言っていたというサルティンバンコってなんですか?
サーカス団だという事は知っているんですが、モー娘嫌いなんでチェックしてませんでした。
486考える名無しさん:02/02/26 09:07
なんでもいいけど、永劫回帰について語ろうぜ!
487考える:02/02/26 10:14
>ソクラテスもプラトンも、
>ニーチェもサルトルも。
>みんな悩んで大きくなった。これが真理。

サルトルは、結局大きくならなかった世ね。
488純丘:02/02/26 10:20
>>486
ここはとっくの昔から永劫回帰しているぞ。

だが、無意味の波に乗るのも一興じゃ。
489考える名無しさん:02/02/26 11:33
490考える名無しさん:02/03/01 21:34
>>484
オイラがみたのは美術館での同好会主催の上映会だったからね。。
壷にまたがってジョロジョローってのも萌えたけど
ニーチェに梅毒うつした娼婦がこれまた南欧風美女で激萌え。
ニーチェ読んだなら必ず観ておきたい一本。も一回みたいなあ。
ヴィデオになってればいいけど。
映画通の方、情報キボンヌ。
491考える名無しさん:02/03/01 22:15
tower , hmv で検索したが、セルビデオ、DVDにはなってないね。
492考える名無しさん:02/03/07 14:27
age
493考える名無しさん:02/03/09 10:28
あげ
494考える名無しさん:02/03/09 14:49
入間的なあまりに入間的なは読むべきかい
495考える名無しさん:02/03/12 19:14
読んで損はせん。得もせん
496考える名無しさん:02/03/28 05:26
聖書とのかかわりで誰か議論しないかなぁ。。。
497考える名無しさん:02/03/28 14:56
>496
それを言うんなら「聖書とのかかわり」ってより、「キリスト教とのかかわり」じゃないの?
498考える名無しさん:02/04/08 08:18
safdafwaqvzzcxzshsrtwegkityirqwrewq
499考える名無しさん:02/04/08 10:05
>>497
聖書とのかかわり、でよいのでは。
ニーチェの文のどこが聖書のどこに対応して、というのはよくある話。
496はそういうことが言いたいのでは?
500考える名無しさん:02/04/08 23:39
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
501考える名無しさん:02/04/12 20:41
ni-tye
502考える名無しさん:02/04/13 08:25
ni-tye
503考える名無しさん:02/04/13 10:36
にーちぇりあんもいってよーし
504考える名無しさん:02/04/14 17:20
ニーチェかぶれ増えてないか?
505考える名無しさん:02/04/15 02:41
 実存主義者の方は「実存主義者」スレに来てください。
506考える名無しさん:02/04/15 17:54
どうしてニーチェスレはアホすれになるのか?についての哲学しないか?お前等
507考える名無しさん:02/04/16 22:40
      =、
  ミミ彡ミミミ彡彡ミミミミ
,,彡彡彡ミミミ彡彡彡彡彡彡
ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
ミミ彡゙  構造改革   ミミ彡彡
ミミ彡゙ _    _   ミミミ彡
ミミ彡 '´ ̄ヽ  '´ ̄` ,|ミミ彡
ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡
 彡|     |       |ミ彡
 彡|   ´-し`)  /|ミ|ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ゞ|     、,!     |ソ  < あげてみる
   ヽ '´ ̄ ̄ ̄`ノ /     \______________________
    ,.|\、    ' /|、
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
    \ ~\,,/~  /
     \/▽\/


508考える名無しさん:02/04/16 22:48
フルーチェ が好きですが、いけないことですか ?
509考える名無しさん:02/04/16 22:59
>>506
> どうしてニーチェスレはアホすれになるのか?についての哲学しないか?お前等
では、まず、言い出しっぺのお前から始めてください。さあどうぞ。
510考える名無しさん:02/04/17 18:23

嗚呼、本当にアホばっかなんだな・・・
511目医者:02/04/17 19:01
マツダの ルーチェ は名車であるとおもいますが、

こんな わたしは、アホなのでしょうか ?
512考える名無しさん:02/04/17 19:08
ニーチェかぶれって恥ずかしいよね。
513考える名無しさん:02/04/17 21:09
米。
ヨネ。
514514:02/04/17 21:11
5=1+4

514
碁石  ではない。        
515考える名無しさん:02/04/17 21:27
○●●○
●○●●
○○●●
○○●○
516516:02/04/17 21:28
5+1=6
517考える名無しさん:02/04/30 13:51
age
518考える名無しさん:02/04/30 21:27
『このレスを見よ』                       じー
519 :02/05/11 16:59
age
520考える名無しさん:02/05/11 17:03
二位知恵です。よろしく
521考える名無しさん:02/05/12 21:35
>>512
俺のことだw
522考える名無しさん:02/05/17 04:18
『クソスレの系譜』
523考える名無しさん:02/05/17 04:19
『嘆かわしき知識』
524考える名無しさん:02/05/18 00:31
『蘊蓄リスト』
525考える名無しさん :02/05/18 00:43
ニーチェなんてキリスト教世界の住人じやなきゃ理解デキメーよ。

神ハ死ンダ  なるほど、でどの神が死んだんだ? 天照大神? 大国主神?

山の神? 海の神? イロイロあるぞ(何せ八百万の神だ、百人斬でもおいつけメエ 
526考える名無しさん :02/05/18 01:21
>>525

確かハイデガーがいってたけど、見かけ上の多神教でも結局同じらしいよ。
沢山神がいても、結局それは複数の神を束ねる「神性」というものに代表されるから、
同じなんだって。そういうものが死んじゃったんだと。
527考える名無しさん:02/05/18 01:32

『宗教心』の不在、形骸化した慣例的祭儀。
パリサイ人的欺瞞に気づきもしない凡衆への嫌悪。
凡衆は『宗教心』を必要としていない。
彼らは闇を見つめない。ゆえに『救済』の意義を理解しない。
528考える名無しさん:02/05/18 01:57
ニーチェ好きな奴って、99%が負け組みだよね。

残りの1%?
そりゃ哲学科の教授。
529はと麦茶:02/05/18 02:06
>>528ルサンティマーン
530考える名無しさん:02/05/18 02:53
   
531考える名無しさん:02/05/18 02:55
俺の解釈なんだけど、
神は、人間が人間であるために、人間を規制、圧迫、拘束する事象や過去のことを隠喩的に表現したものだと。
それが、国家であったり、過去であったりするんだと。現代においては科学技術そのものであると思う。
そういったもろもろの拘束を解き放つのは、人間であるために、不可能であると。
それなら、超人になれということなのか?
どうでしょう?ツァラトゥストラ(上)岩波を今読みおわって主題をそう捉えたけれど、
僕は誤読にあたりますか?

532考える名無しさん:02/05/18 02:58
>>531
『神』っていうのと、国家、科学技術という極めて即物的なものを同義に扱うの?
超人になるとは、具体的にどういうことだと?
533531:02/05/18 03:01
神は死んだというのは、ツァラトゥストラの世界つまり超人の世界においては、
必然であるということを言っているのだ。さらに超人になることつまり自然に帰ることこそ、
大勢に拘束されないことこそ、真の生であると断定している。

追加
534考える名無しさん:02/05/18 03:06
>>533

 @:何故必然であるのか?

 A:超人になることの具体性が敷衍されてない。

 B:大勢に拘束されないとは自然回帰のことなのか?(野生の生活?)
535竹脇ムーガ:02/05/18 03:11
鳩の歩みを持つ
全存在中で最も静かな
美の影

が超人の特徴ですが何か
536考える名無しさん:02/05/18 03:14
>>535
ゼンゼンワカラン。かく語りきってか
537531:02/05/18 03:34
>>532
>『神』っていうのと、国家、科学技術という極めて即物的なものを同義に扱うの?

私は、人間は、過去に拘束され、神をつくりだし作り出した神によって、自らを拘束するということだとツァラトゥストラから読み取りました。
はたして、過去や神に拘束された人間は、真に幸せではない。といえる。
国家は人間社会が自由に秩序を与えるために人間みずからがつくりだした拘束機構だと言える。(持論)
私には神と国家には同じ構造が読んで取れました。つまり、人間が人間の自由に秩序を与えるために拘束すると言うことです。
神の構造が国家にも当てはまるものだと言えます。現代社会が科学技術に拘束されていると言うのも、
これにあてはまると思った。例えば、核兵器は、その技術自体が人間を拘束してしまっていると言うことです。

わたしが神と国家、科学技術を並べて使ったのは、神の構造、つまり人間みずからが張る規制の構造を共通にもっていたからです。

しかし、人間は過去に拘束されます。これは、人間の特徴であるといってもいいわけです。
人間であるときには、やむをえないことです。
しかし、超人はそれらの拘束をいわば、超越した存在であると言うことを意味していると解釈しました。
誤読でしょうか?

538531:02/05/18 03:38
文法間違いまくりです。すいません。
539考える名無しさん:02/05/18 03:41
>>537
これって第一部の『新しい偶像』の節ですね。
拘束を超越する、とはどういうことだと解釈してます?
540531:02/05/18 03:55
>>539
正直に言うと、ツァラトゥストラ(上)岩波だけしか読んでないので、、、。
拘束の超越についての解釈がはっきりしないのですが、、、。
少なくともニーチェが拘束の超越を成し遂げることが超人への道であり、超人の特徴だといっていることは読んでとれたました。

拘束を超越するとは、あえて言うならば、拘束を認識し(このことは非常に難しい。なぜなら、みずからがみずからに拘束させているから)
拘束を手の内に転がすと言ったことでしょうか?
私は、人間であるかぎり、これは誰もなし得ないと思うが、、、。




541531:02/05/18 03:59
私のような人間を、ニーチェは不必要な人間、あるいはちくぐんと定義してるのでしょう。
542考える名無しさん:02/05/18 04:05
>>540
>私は、人間であるかぎり、これは誰もなし得ないと思うが、、、。

たぶん下巻まで読んでも具体性は出てこない。
私の解釈は、『キリスト教的死生観の超越』が、超人としての『解放』感を生むのだと
思ってる。そのための道具として『永劫回帰』を持ち出すのだと。
死後の世界は生きている時分では手を出せない。だからドグマには別種のドグマが
必要で、それが黄金の牧人という実存的覚者を創造するのだ・・・
あ、いけね、観る前に映画の中身の感想言っちゃあいけないよな。ゴメン。
わすれてね。
543考える名無しさん:02/05/18 04:07
>>542
たぶん間違ってるからダイジョウブ。
544531:02/05/18 04:17
>『キリスト教的死生観の超越』が、超人としての『解放』感を生むのだと
>思ってる。

これにはかなり同意です。
「キリスト教的死生観」を「自己拘束の象徴」として拡大解釈したのが
537における私の解釈でした。『新しい偶像』とあいまって。

(下)読んでからまた来ますね。
545考える名無しさん:02/05/18 04:37

ニーチェって、かなりトンでも本だと思う。
永井均さんの解説本に書いてあったよ。
546考える名無しさん:02/05/18 04:51
>>545
おれはそいつの本読んだけど、クソだと思ってる。
自分自身のルサンチマンでニーチェ解釈してるだけ。
『ニーチェ著』を読まずに楽ばっか考えて『永井均著』とか
『90分でわかる…』とか読んでるからそうなる。
547考える名無しさん:02/05/18 05:12
>>546

でもさあ。
何十年も研究して哲学に精通した教授のニーチェ読解なら、
たいていの人間の読解より当てになるんじゃないかなあ。
俺が読むより100倍もしっかり読んでくれて、そのエッセンスが
永井とかの同時代の書籍だと思う。
548考える名無しさん:02/05/18 05:22
>>547
本気でいってんのか?
それ、マジレスか?
自分で理解して自分の解釈をもって『他者』と研鑽し合おうっていうなら
まだしも、ただ拝聴して「承りました」かよ、オメデテーな。
オマエにとって他人の思想に触れるっていうのは、何の意味があるんだよ。
かなしいことゆーなよてめえ。
549考える名無しさん:02/05/18 05:33
>>548

つーか。そんなに怒られたら言いにくいんだがマジレスだたーよ。
別にただ「承りました」ってんじゃなく、解説本を読んで、
俺なりに考えたりするわけ。俺はそうやって研鑚してるつもりなんだが。

こう考えたらどうだろうか。
ニーチェ研究者はニーチェ2世だと。
それなら、永井の言葉をニーチェの言葉として読んでも問題なかろう。
本人の言葉に触れなきゃいけない理由なんて、ないんじゃなかろうか。
550考える名無しさん:02/05/18 05:41
>>549
おれは解説本として永井均著がクソだと思ったから原著を読めといってるの。
解説者の解釈でどんな風にも流れを変えられるから、著者本人の本(母国語は無理でも)
を読めと言ってる。おれは翻訳者の志向も考慮して出版社別に何冊か種類を集めて
比較して読んだ。

 >ニーチェ研究者はニーチェ2世だと。
 >それなら、永井の言葉をニーチェの言葉として読んでも問題なかろう。

それ自体が歪曲してたら、どうすんだよ。
他人の思考を読み取るのは、そんな楽なもんじゃねえぞ。
551考える名無しさん:02/05/18 05:48
>>550

解説本はひとつではなく、複数の人のを呼んでいるよ。
ニーチェだって、永井以外の解説本もたくさん読んでいる。

俺の言いたいのは、ニーチェの思想を知る必要はないんじゃないか、
ってこと。ニーチェを読んだ人たちの思想でもいいんじゃないかと。
それが、自分より哲学に精通した人たちの本なら、なおさら
問題ないんじゃないかと。
552考える名無しさん:02/05/18 05:50
>>551
なるほどね、解釈者自身を、ってことか
じゃあ、『ニーチェ』じゃなくてもいいんじゃん。
553考える名無しさん:02/05/18 05:54
>>552

今まで読んできた解説本の中では、ニーチェがおもしろかったんで。
ヘーゲルとかカントの解説本よりはるかに面白いのが多かったし、
なんとなくニーチェがしっくりきたのもあった。

まあ、直にニーチェの本を読めたらと思ったこともあるけど、
俺のオツムじゃ無理なんで。
554考える名無しさん:02/05/18 05:59
>>553
好奇心を持てないような本の著者が何を言ってたってたいして身につかないだろ。
つーか、又聞きで結婚相手を決めるのと同じくらい無謀だと思うよ、その姿勢は。
555考える名無しさん:02/05/18 06:01
>>554

哲学本を読む人は、本当に内容を理解してるのかね?
それは一部の学術研究者が読めばいいのであって、
一般人は解説本を読むものと思ってきたけど。
556考える名無しさん:02/05/18 06:06
>>555
哲学っていうのは、『教養』のためにあるんじゃあないと思ってる。
自分自身の、自分自身のため“問い”が哲学だと思ってる。
名前と思想の名称を憶えるためにやるのが哲学だというのなら、
オレは“哲学”とは違うのだろうね。
557考える名無しさん:02/05/18 06:11

>>556

いや、だから、解説本を読みながら、自分自身のための問い
をすればいいんじゃないでしょうかね。
558考える名無しさん:02/05/18 06:14
>>557
それじゃあ >>555 の前フリはどこにいってるの?
559考える名無しさん:02/05/18 06:16

>>558

へ?
意味がわからん。
560考える名無しさん:02/05/18 06:17
>>557
映画の予告ダイジェストで「かみんぐすーん!」ていうのを観て
本編を見ないで済ます奴がいるのかね?
第一なんで原著を忌避したがるのかワカラン
561考える名無しさん:02/05/18 06:20
>>559

 >哲学本を読む人は、本当に内容を理解してるのかね?
 >それは一部の学術研究者が読めばいいのであって、
 >一般人は解説本を読むものと思ってきたけど。

この前提では、ザ〜〜〜と解釈本よんでりゃいいじゃんみたいな
印象しか持てないだろ?
562考える名無しさん:02/05/18 06:22

>>560

ながーい予告ダイジェストなら満足できるかも。
なんで原書を忌避するかといえば、難しいから。これにつきる。
解説本は俺でもわかるように書いてくれてあるから好きなんだわ。
563考える名無しさん:02/05/18 06:24
>>562


 ∫    ∧_∧___  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∫    (・∀・ ) / | < 
  ~━⊂ へ  ∩)/ .|  |  モーなーんも言うことねーヨ。
   i'''(_) i'''i ̄,,,,,,/ |
    ̄ (_)|| ̄ ̄   \____________
564考える名無しさん:02/05/18 06:28
>>563

  ノノノノ
  (゚∈゚__) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /⌒  ) <  まあ、そう言わずに。。。
 ミイ  //   \____________
  | ( (
  |  ) )
  | //ヾ⌒
  | ノノ ゝ,ブッノ
  |ノノ  .``^´
 彡ヽ`
565考える名無しさん:02/05/18 06:30

                      ∧_∧
                     /⌒ヽ ) ハァ、オヤスミ…
                    i三 ∪
                     |三 |
                    (/~∪
                   三三
                  三三
                 三三
566考える名無しさん:02/05/18 07:13
562 解説は所詮「解説」。
あんたも映画を見る楽しみぐらい味わったことがあるだろう。

解説で登場人物紹介とあらすじを読むのと
実際に映画を見るのとでは全然違う。
でもって、解説が役立つのは
たとえばストーリーが複雑だったり登場人物が多かったりする場合に
映画を見る前・後に予習復習して理解を「助ける」もの。
解説だけ読んで映画を見ずに「漏れは映画好きで映画に詳しい」と言って通用するかい?
567考える名無しさん:02/05/18 23:23
|
|∧∧
| `Д´)  結論として永井均著の解釈書はクソだってこった!
|⊂ ノ
|/
|
568考える名無しさん:02/05/27 12:21
あげ
569考える名無しさん:02/06/01 12:13
1、ニーチェそのものが十分クソじゃないか。
  まず、そこを疑ってみるべきだろう。
2、永井の本は明らかにニーチェ自身の『この人を見よ』より難しい。
  つまり、良くも悪くも解説書になっていはないということだ。
3、永井に限らないが、一般に原典と解説書研究書の固定的区別はなくして
  考えたほうがよくはないか。たとえば『この人を見よ』を永井本の解説書
  として読むとか、そういうことがあってもいいはずだ。
4、内容的な批判はまた別の話で、それはニーチェだろうと永井だろと関係な
  く、事柄に即して考えるべきことだ。


570考える名無しさん:02/06/01 12:50
解釈本は、あたりはずれが大きいです。
特に日本人の書いたものは、ほとんど信用が置けません。
細川のハイデッガーなど最悪です。
入門といって、専門用語を廃して思いっきり平易な言葉でその人の思想を伝えようと
するのがそもそも解釈学的な誤謬を犯している。
永井の本は読んでないけど、ウィットゲンシュタインについて
書いたほうは、だめだめでした。

571考える名無しさん:02/06/01 12:54
>ニーチェそのものが十分クソじゃないか

どういうところが?

>一般に原典と解説書研究書の固定的区別はなくして
>考えたほうがよくはないか。たとえば『この人を見よ』を永井本の解説書
>として読むとか、そういうことがあってもいいはずだ

意味不明。。。
572考える名無しさん :02/06/01 13:11
永井の解説書は立ち読みで斜め読みした程度なんだけど、
「良い、悪い」の問題を、宗教や道徳的な問題と分けて、
「美味しい、まずい」に喩えたのは、ドゥルーズなんかが、
スピノザとニーチェを近づけて読んだのと、似たような考え方だと思ったけど。

新しい徳の創造について、これが美味い、不味いといった、グルメガイドを作ることだ
みたいなことを書いてて、日本人の解説書にしては良くできていると思ったけど。

永井が駄目だといってる人は、何処が駄目だと思うのかな。
永遠回帰についての解説が駄目だとか?
その辺りは読んでないけど。
573考える名無しさん:02/06/01 16:34
>>569
> 1、ニーチェそのものが十分クソじゃないか。
>   まず、そこを疑ってみるべきだろう。

永井はニーチェは最も偉大な哲学者であると同時に、「クソ」な思想家の面も
持ち合わせてしまったことについても十分言及していると思うけど。
例えば「ニーチェはキリスト教のことを俗人向けのプラトン主義と呼んだが、
それを言うならばニーチェは俗人向けのキリスト教」みたいなことも書いてあった。

> 2、永井の本は明らかにニーチェ自身の『この人を見よ』より難しい。
>   つまり、良くも悪くも解説書になっていはないということだ。

そうか?あんなにわかりやすい解説書はなかったと思うけど?
ニーチェがキリスト教を批判したようなやり方でニーチェを批判する、みたいな感じで、
半分ネタなのかもしれないけど、ニーチェの入門書としてはある意味決定版ではないか。
574572:02/06/01 16:47
>>573
少なくとも、竹田や三島のよりは良いと思った。
ホント、カスだから。
575考える名無しさん:02/06/01 20:48
>>573
>ニーチェの入門書としてはある意味決定版ではないか。

本当にそうか?
たとえばニーチェの時代背景を考えると、プロシア・オーストリア戦争で騎馬野戦砲兵連隊に
23歳のころ入隊して、戦地に黙々と連隊を組んで進む兵士たちを見つめていたわけだ。
もちろん実際に戦場で銃を持っていたわけではないが、それでも『英雄的行為』みたいな
ものへの心情は感じ得たのではないか。こういうのは、平和ボケした時代から語っても全然
リアリティが無いんだよな。
ttp://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/5410/isyo/gaikoku_isyo.htm
そういう中で、“人間個人”が『意志』を持って運命の中に、誰かを守るため「あえて、なお」
突き進んでいくという姿に、人間の【精神性】の可能性を見出したんじゃあないか?
それは末人(たとえば村社会的な日本人の排他的集団性の卑屈さ、あるいはニュース速報板
の匿名性から出てくる無責任な暴言等)の対極にある方向じゃあないか。

ニーチェ自身は近眼でずっと病に苛まれてはいたが、引き篭もりがちな人間のルサンチマンとは
違う精神性を備えていたと思う。それは著書を読んでいくうちに得た感想だ。
永井均の本は、平和ボケしたとっちゃん坊やが言葉をひねくって楽しんでいるようにしか
感じないんだ。解釈自体が卑屈なんだよ。ニーチェの本読んだ時の清々しさがまるで無い。

教会を批判したのはそれが、
 「“生”そのもののために生きる のではなくて、“生”を超えた何らかの偉大な観念、
 “生”を純化・普遍化 し、“生”にひとつの意義を与え、そして“生”そのものの
 リアリティを 裏切ってしまう『偉大な観念』の為に生きている人々の欺瞞…」
であるからで、それは形而上学的な言葉遊びのためにやったんじゃあない。主旨が違う。
ツァラトゥストラを読み込めば誰でもすぐに解かるはずだ。
576考える名無しさん:02/06/01 20:49
>>575 続き

 □これがニーチェだ 価値基準の独占 P-146
 ニーチェ主義は、その基準によって森羅万象を裁断する「力」を手に
 入れた。だが、その「力」は明らかに僧侶的な力なのである。だから、
 それは本物の力なのではなく、いわば贋金なのである。(中略)
 貧乏人のパースペクティヴからは、全ての人間がもっと金持ちになりた
 がっていて、それには例外がないように見える。人間の行動の全ては
 それで説明がつくように見える。そう見えるのは実は自分が貧乏人で
 あるからに過ぎないという真理は、そこからは見えない。

ニーチェが力への意志で唱えたのは、こんな屈折した感情じゃあない。彼が言いたかったのは
『切磋琢磨』の意義性なんだ。

 ■ツァラトゥストラ 毒蜘蛛
 人間たちは幾千もある大橋小橋を渡って、未来へ突き進むべきである。そしてますます多くの
 戦いと不平等とが、彼らの中に起こるべきである。私の大きい愛は私にそう語らせるのだ。
 人間たちは互いに敵対しながら、様々な幻影(理念・思想)の発明者となるべきである。
 そしてそれぞれの幻影を携えて、いよいよ互いに最高の戦いを戦うべきである。
 善悪、貧富、上下、その他諸々の価値の名。それらが戦いにおける武器であらねばならぬ。
 また、生が常に繰り返して(成長するために)おのれを乗り越えてゆかねばならぬこと、
 そのことを示す旗印でなければならぬ。

永井均ですら自分の著書のP-53〜54、あるいはP-72で記載している内容なのに、わざと読者の
視点を誘導して『卑屈なにーちぇ像』を描き、奇をてらおうとしているかのようだ。

 ■権力への意志 上巻 二二
 ニヒリズム。それは二義的である、
 A) 精神の上昇した権力の徴候としてのニヒリズム、すなわち、能動的ニヒリズム。

 B) 精神の権力の衰退と後退としてのニヒリズム、すなわち、受動的ニヒリズム。

つまりバイタリティに満ち溢れた人間が、既存の権力や既成概念について「そんな程度じゃあ
物足りないゼ!」と鼻であしらうのと、手に入らないものに対してそれをけなして溜飲を
下げようとする【卑屈さ】の、2種類のニヒリズムがあるのだ。(後者がルサンチマン)
ところが永井均の感性にはルサンチマンでニーチェを解釈する以外の別の方向性が解らない。
自分にそういう健全さが無いからだ。だからクソなんだ。
絶対に原著を読むべきだ、それからはじめて他人の解釈を読め。店で買い物をするときには
他人の手垢がついたものよりパッケージングされた新品を好んで購入するくせに、なんで
ここでは逆なわけ? 他人の思考なんかそんな簡単に判るわけないんだから、出来る限り
手垢がついてない状態(自分で訳せればベストだろうが…)のほうがいいだろ?
577考える名無しさん:02/06/01 22:12
なるほどねえ。確かに永井は思想家としてのニーチェを馬鹿にしている。
「全ての思想を根元的に否定する」という境地に至れたかもしれなかったのに、
結局のところ自分の思想に落ち着いてしまったとして、ニーチェを批判している。

ただね、哲学なんてものは、結局やっぱりとっつあん坊やの言葉遊び(というか論理遊び)
とでも言うべき代物なんじゃないかと。
だから哲学者永井は、哲学者としてのニーチェを愛するあまり、思想家としてのニーチェの価値が分からない。

そして、「平和ぼけのとっつあん坊や」すなわち真性の哲学者である永井にとっては、
「『切磋琢磨』の意義性」なんてどうでもよかったのだろう。
つまり、永井のルサンチマンと言うよりも、平和ぼけの真性哲学者・永井にとっては
そんなものは本当に必要なかったし、興味がなかっただけなんじゃない?
578考える名無しさん:02/06/01 22:26
>>569
すべてまったく賛成。特に3.
原典と解説書なんて区別は必要ない。
それゆえ、このスレの最近の議論は全部無意味。
579考える名無しさん:02/06/01 22:32
>>577
■ツァラトゥストラ 学者
しかし、羊(教授?)たちにとっては、私はもはや学者(哲学者)ではない。
私の運命がそのことを欲するのだ――私の運命を讃えよう。つまり真実を語ればこうだ。
私は学者たちの家を去ったのだ。しかもドアを強く背後に閉じて。
580考える名無しさん:02/06/01 22:40
>>577
解らないのと、興味ないのとでは全然ニュアンスが違うぞ?
581考える名無しさん:02/06/01 22:42
>>578
あんたの書き込みが一番無意味なんだよ。
582はと麦茶@おたく板:02/06/01 22:57
でもこのスレいいよ。
583考える名無しさん:02/06/01 23:26
>>579
哲学者永井にとっては、ニーチェ自身が自分のことを哲学者だと思っていたかどうかも
やはりどうでも良かったのでは?
無粋な哲学者永井としては、ニーチェに対しては非常に失礼なのだろうが、
ニーチェの哲学的な思索の部分だけをいただきたかったんだと思うんだけど。

>>580
> 解らないのと、興味ないのとでは全然ニュアンスが違うぞ?

価値が分からないから興味が持てない、ということ。
584考える名無しさん:02/06/02 00:10
>>583
そんなどうでもよさげな本を、
>ニーチェの入門書としてはある意味決定版ではないか。
みたいにお手軽に読んで、簡単にニーチェを吐き捨てる奴が
適当に「にーちぇ=にひりずむ」と勘違いするから問題なんだよ。
わかる?
585考える名無しさん:02/06/02 00:12
しかも にひりずむ
の把握も間違えているという悲劇
586考える名無しさん:02/06/02 00:21
ニーチェのニヒリズムは虚無的な意味じゃなくて、新しく意義性を構築するための
その前工程としての【既成概念】等の破壊。
つまりは創造のための『過程』であり、ひがんでスネるのとは全然違う。
587考える名無しさん:02/06/02 00:24
ニーチェに限らず原典と、それの二次文献には圧倒的な開きがあるよ。
その違いはなにか?

類いまれな精神が偉大な原典を読解したら、新たなものが生まれる。
類いまれな精神が二次文献を読んでも何も生まれない。

自分を類いまれな精神だと思うやつは直接原典読め。
カスな精神は二次文献読んで満足しろや。
所詮君には原典はハードルが高すぎたんだよ。


588考える名無しさん:02/06/02 00:29
>>587
> 類いまれな精神が二次文献を読んでも何も生まれない。

新しいものは何も生まれない、ということでしょ?
新しいものを生み出すことは出来なくても、原著を理解し味わうことが出来ればそれでいいじゃないか。

だから、

> 自分を類いまれな精神だと思うやつは直接原典読め。
> カスな精神は二次文献読んで満足しろや。

という結論に至るのはおかしい。

> 所詮君には原典はハードルが高すぎたんだよ。

ニーチェはそんなに難しいことは言ってないと思うけど。
時々わけわからんが。
589587:02/06/02 00:37
>588
言葉を省略しすぎたかもしれん。
安易に二次文献に頼るやつを批判したいだけ。
有益な二次文献が役に立つことは認めるよ。

ただクソな二次文献があふれても困るだよ。
何も知らない後続の世代のことを思うと。




590考える名無しさん:02/06/02 00:38
>>588
>ニーチェはそんなに難しいことは言ってないと思うけど。
>時々わけわからんが。

難しくないなら、何が解らないの?
591587:02/06/02 00:40
あと二次文献の内容の薄さを言いたいだけ。
二次文献じゃ偉大な精神を養うことはできない。
592考える名無しさん:02/06/02 00:47
>>591
具体的にどこが『偉大な精神』だと思うの?
文体に酔ってるだけじゃあないんだよね?
ちゃんと自分なりの解釈持っていってるんだよね?
大丈夫だよね? ね?
593考える名無しさん:02/06/02 01:20


\\  ビ    \\  \  \\\  \\ \ \
 \\ \\ ュ    ウ     \\ \ \\
 \\  \\  \\  \ ウ  \\\ \\
 \\\  \\ \∧_∧      ウ  \\ \
  \\  \\  (`Д ´ ∧∧      ゥ\ \\
     \ \   (   (゚Д゚ )  \\ \\ゥ\\
 \  \\   \| | |  ヽ    \\    ゥ
 \\ \ \\  (_(_UU( )〜′ \\  \\
 \  \\ \  | ̄ ̄|     ̄ ̄\ \\ \\
   \ \ \  / Y \  ∨  |   ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ
 \\  \\  |  |  |  \  ヽ

気にすんなよ、どいつもこいつも中身なんて無いモナ・・・
594ピエトロガスティ:02/06/02 01:55
永井の解説書読めば十分なんてアホくさいこと言ってるヤツは死ねよ。
難しいから原典(翻訳書)は読めないだぁ?
自分で原典読まずになんでニーチェについて語れるんだ?
永井のは誰かが言っていたが「永井のルサンチマン」でしか読んでないから最低の解釈だよ。

解説書でイイっていうなら他の人間の解説書も読めよ。
まずは図書館で探して原佑のヤツ(と言ってもホトンド研究書)。
竹田のは原佑の焼き直しだからイマイチだけど手に入り安さではマシ。
三島は自分で
「ニーチェに功利主義的要素があることには気付いていなかった」(意訳)
とか自白しているようにともかく常識的に捉えているだけなので最悪。
今更気付いたって遅すぎなんだよ。
西尾と秋山と氷上も炒って良し。

「偉大」とか「クソ」っていうのは価値判断だからどうでも良いんだよ。
そう思いたいやつが思えばいい。
ニーチェを明らかに評価できるのは、徹底的にキリスト教を批判したところだよ。
それがアンチであるが故にまだ「キリスト教的」と批判されることがあっても、
「神の存在証明」なんてしていないところが評価できる。
近代哲学なんて中世哲学の延長でまだまだジーザスから完全に離れられてないからな。
ニーチェはジーザスから「かなり」離れているから、
現代日本人の無神論的感覚でスンナリ読めるんだよ。
『哲学原理』とか『エチカ』とか『モナドロジー』とか『実践理性批判』とか読んでると、

ハァヘ(゚◇、゚)ノ~?

って思うことがときどきあるんだけどニーチェを読んでるとそれがないんだよ。
極めて「現代的」な哲学・思想だから、
現代人の感覚に慣れきって自分の感覚に無批判・無自覚なヤツはニーチェをクソだと思うだろうね。
それだけのこと。
595考える名無しさん :02/06/02 02:00
実存主義者 万歳
人生ニヒルにいましょうや
596考える名無しさん:02/06/02 02:01
>>594
何のために教会を批判したんだよ?
それを語れなきゃあ片手落ちだろ。
597考える名無しさん:02/06/02 02:02
>>595
実存主義者の『ニヒル』ってなに?
598考える名無しさん :02/06/02 02:31
>>597
実存主義者自身が実存主義者ということに
対する違和感から出た質問でしょうか?
結論としては、難しくてわかりません。
599考える名無しさん:02/06/02 02:35
            ∩
             .| |
             .| |
        .. ...... | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      .( ´Д`)/  <  先生、何が言いたいのか判りません。
     ./    /.    \_____________
      / /|    |
  __| | .|    |
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  ||\             \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||         ||
600考える名無しさん:02/06/02 02:44

    スレッドはそのまま!

    ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄

       (⌒)ヘ⌒ヘ.(⌒)
       Jノ( ・∀・Qヽし
        と A¶と)
          Y  ノ
          (__)
601考える名無しさん:02/06/02 03:12
>>594
> 永井の解説書読めば十分なんてアホくさいこと言ってるヤツは死ねよ。
「解説書さえ読めばいい」って言ってた奴はひとりしかいなかったと思うけど。
それもだいぶ前にいなくなった。
602竹脇ムーガ:02/06/02 03:31
どこかに存在するだろう理解されるべき本質だとか
尊重されるべき内在性だとか主観から孤立した実体
を想定してしまう思考習慣への解体がニーチェ思想
なのだから、「真理」を志向する教養主義者の丁度
背中の方向にニーチェはいるということになる。
603考える名無しさん:02/06/02 03:54
>>594

            ∩
             .| |
             .| |
        .. ...... | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      .( ´Д`)/  <  先生、なんで今頃出てきたんですか?
     ./    /.    \_____________
      / /|    |
  __| | .|    |
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  ||\             \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||         ||

604考える名無しさん:02/06/02 05:31
>>594
> 近代哲学なんて中世哲学の延長でまだまだジーザスから完全に離れられてないからな。
> ニーチェはジーザスから「かなり」離れているから、

あんたの言う「ジーザス」って何?
605ピエトロガスティ:02/06/02 05:41
>>596
ハア? 教会批判の理由? 解説書でも読めば?

>実存主義者のニヒル
ありきたりだけど、
「自分の存在=実存」が「無根拠=ニヒル」であるということを理解すると、
背後世界論(キリスト教・プラトニズム・理性主義etc)に縛られなくなる。
あらゆるお約束はナッシング。
そういう「人間の自由の肯定」ということでいかが?

>>602
>どこかに存在するだろう理解されるべき本質だとか
>尊重されるべき内在性だとか主観から孤立した実体
>を想定してしまう思考習慣への解体がニーチェ思想
>なのだから
でもそれだけじゃ現代フランス思想・構造主義的な解釈では?
脱中心化の思想ってことだけでは?
ニーチェはちゃんと

「超人」

が本質であり尊重されるべき内在性であり、
それこそ主観から孤立した「自由なる」実体(主体)だと考えてただろうね。
ニーチェは真理を志向してるよ。
入不二が『相対主義の極北』で、
「相対主義」(っていうか「相対化の運動」としたほうが適切な表現)は実在論に行き着く、
としていたように思うけど、
あんな「何を今更・・・・・・」な英米系著作を待つまでもなく、
ニーチェこそひたすら〜な相対化の運動の末に、
バリバリの実在論に行き着いた哲学者だと思うネ。
永遠回帰とかは言うまでもなく、
権力への意志なんてヘーゲル=ショーペンハウアー的に、
客観的実在性を主張しまくっているでしょう。

>>603
久しぶりに除いてみたらヴァカばっかりでムカついたからだよ。
『ツアラ』トピのほうは内容なさスギルから削除したほうがイイな。
606ピエトロガスティ:02/06/02 05:49
>>604
ジーザス=キリスト教

そもそもキリスト教の本質を規定しているのはパウロ神学。
そんでもってパウロは布教のためにギリシア哲学を学んでいるわけで、
要はキリスト教の教義なんぞはギリシア哲学に対抗するために作られたもの。
ギリシア哲学を意識しているが故にギリシア哲学に規定されている。
だから自然観においてはキリスト教をそんなに意識する必要はないね。

原罪とか利用した歴史観、ルサンチマン、隣人愛・・・・・・、
永井はこちらを意識しすぎだけど。
607ピエトロガスティ:02/06/02 05:52
言葉足らずだ。近代哲学まで残っていたのは

神は存在する

という潜在意識ですね。

漏れの言うジーザスとは直接的には、
「キリスト教の神は存在する」という前提だな。
そゆことで。
608考える名無しさん:02/06/02 05:53
>>606
じゃあ「ジーザス」じゃないじゃん!
「イエス≠キリスト教」なんだから。
まあ言葉の問題だからどうでもいいけど。
609考える名無しさん:02/06/02 07:32
>>608
>「イエス≠キリスト教」なんだから。

キリスト教はイエスをキリストと信じてるんだから誤ってないだろ。
610考える名無しさん:02/06/02 07:40
これからはニーチェはあまり持て囃されないと見ています。
ポスト構造主義以降の人たちにとっては、ニーチェ的な
相対主義のパラダイムからいかにして
抜け出せるかというのが鍵になるのではないかな?
611ら@日本は女子中学生が神の国:02/06/02 07:49
ニィチェは暴露心理学の名人ではない。それは彼にはあんまり易しい芸である。
真理は暴露されるが、ひたすら彼が隠そうとしているものが、常に其処にはある。
それは真理の絶対性であり、其処にはドイツの伝統的精神の血が流れている。
頑固な執拗な容赦のない精神の渇望が、憧憬がある。
これを、彼の「悪意の知恵」のうちに、いつも感じているのには強い善意を要する。
612考える名無しさん :02/06/02 08:42
ありゃりぁ。
永井のはルサンチマンで、ニヒリズムなのね。
斜め読みだったので気付かなかった。

ただ、「よい、わるい」は「美味しい、不味い」に置き換えられるっていうのは、
ルサンチマンから遠いと思うんだけど、そこから永井がルサンチマンに陥った
経緯というものを教えていただきますか。
613考える名無しさん:02/06/02 09:19
>>612
ほんとうに斜め読みなんですね。あなたが言ってるのは冒頭の部分の「なぜ人を殺してはいけないか?」
という、ニーチェ個人の『思想』そのものには大して関係の薄い、その後に本書いて彼が収入を得る内容
の我田引水の部分でしょ。そこから後の内容を読んでよ。
614竹脇ムーガ:02/06/02 11:03
>>605
「真理の正反対」とは言ってない。
「〜を志向する教養主義者の」と条件を加えている。
前段は「ニーチェ思想」ではなく「〜の一部」とでも
すれば御満足(?)だったかも知れないが、
ニーチェの解体主義はその思想の一部というより
正しくその全体と係わっていると思われるので
敢えて断定してみました。
615考える名無しさん:02/06/02 11:51
哲学においては原典と二次文献の区別など存在しない。
そんなものが存在すると考えることが、哲学を哲学研究(哲学学)にしてし
まうのだ。
永井の『これがニーチェだ』もまた、ニーチェの本とは独立の価値を持った
ひとつの原典とみなすべきだ。174頁8行目を読めば、この本が実は永井
哲学の一部に過ぎないことははっきりして3いる。
当然ニーチェにあって永井にないものがある(多い)のと同様、その逆もま
たある(多い)のだ。どちらが自分心に響くかは、その人次第。だれもが類
いまれな精神であるわけではないし、またその必要もないのだから。
616考える名無しさん:02/06/02 14:53
>>609
> キリスト教はイエスをキリストと信じてるんだから誤ってないだろ。

ニーチェの「反キリスト」読まなきゃ駄目だよ。
その「イエス」は「括弧付き」だ。
617考える名無しさん:02/06/02 18:09
>615
漏れは哲学の方法の一つとして哲学研究というものを最近見なおしている。
たぶん哲学研究がけなされるのは、哲学研究者に屑が多いだけのこと。
哲学にほとんど縁もゆかりもないようなやつが、大学院でちょっくら勉強して
哲学研究者としてまかりとうるのがダメなだけで哲学研究自体が悪いこととは
思わない。
哲学にとって哲学研究は精神の鍛錬という意味でも重要だと思うがな。

よって原典を崇めよ。

>哲学においては原典と二次文献の区別など存在しない。
>そんなものが存在すると考えることが、哲学を哲学研究(哲学学)にしてし
>まうのだ。

区別は厳然と存在する。
二次文献には精神の鍛錬という意味で学ぶものはほとんどないのだ。



618考える名無しさん:02/06/02 20:14
>>617
> 二次文献には精神の鍛錬という意味で学ぶものはほとんどないのだ。

例えば、ドゥルーズの「ニーチェ」は「二次文献」なんでしょうか?
619考える名無しさん:02/06/02 21:30
ハイデガーの『ニーチェ』は?
620考える名無しさん:02/06/02 21:38
おまいらはそこから何をよみとれたんか?
621考える名無しさん:02/06/02 22:08
ぼくは今野や茂樹の『論理哲学論考を読む』という本を読みながら、
哲学的問題そのものを考えているという実感がある。『論理哲学論考』
そのものを読んだほうが「精神の鍛錬」にはなるだろうが、やはり哲学
と精神の鍛錬とは違うことなのではないだろうか。だから、ぼくにとっ
ては『論理哲学論考』は野矢氏の本の解説書として時々参照する程度で
いい。鍛錬ばっかりで哲学ができないことのほうが怖いから。
622考える名無しさん :02/06/02 22:55
>>620

ドゥルーズやハイデガーのニーチェ論は、そのまんま彼らの代表作なんだから、
二次文献ではないでしょう。
だからこそ、ニーチェそのものと区別すべきだとは思うけど。
623考える名無しさん:02/06/02 23:30
自分自身のニーチェ解釈をつくり、考えを深めるためには、
二次文献は参考程度にして、原典を繰り返し読むに限ると思う。
二次文献を読みすぎると、多くのニーチェ解釈の中から、どの解釈を
選ぶか・・・という感じになってしまいがち。
でも、原典を繰り返し読んで自分で考えるのは、一人ではつらいかも・・。
624考える名無しさん:02/06/03 01:55
聞きたいのはどの参考書を読みました、という報告じゃあなくて、
「にーちぇを解釈した人の本を読んで、【私】はこの部分に対して
これこれこう思った、これは疑わしい、こういうほうがより明確ではないか」
という、あんたら自身の『意見』だよ。
原著だろうが解釈本だろうが、それを読む側が「何を掴み取るか」が
問題だというのなら、掴み取れた内容を君らは当然持っていて、
それを主張できるまでに精読しているんだろう?
具体的に何を読み取ったんだよ。
625考える名無しさん:02/06/03 02:21
>>610
ニーチェの場合、相対主義のパラダイムに陥ってないように思えますが
626考える名無しさん:02/06/03 03:29
>>624

いいコトいった。
たぶん無視されるけど。
627考える名無しさん:02/06/03 03:36
628考える名無しさん :02/06/03 08:56
>>624
えらそうだな
自分はどうなんだ?
そんなこと批判してる暇あったら
自分が読み取った事書けばいいと思うが
あなたがそんなに優秀な人間ならば
まずは、相手にその手本をみせることがいいんでは?
629にゃんこさん:02/06/03 11:37
今日、はじめてこの板に来た・・・

「感想」
しょうぺんはうえるの読書論読んだ方がいいのでは、と思いますた。
630考える名無しさん:02/06/03 13:25
>>622
ニーチェ研究で一番言及が多いのが、彼らの解釈だとしたら
十分二次文献として扱える。
基本的に原典と二次文献の間に明確な線を引けると思ってるのが間違い。
原典だって二次文献になりうるし、逆も可能。
ちくま学芸文庫の「ニーチェは今日」の中に含まれてるのものは、今日のニーチェ研究
においても、もっとも影響力のあるものが含まれてるので、ある程度
ニーチェ哲学に親しみがある人なら、永井のを読むより
こちらを読んだほうがいいだろう。
ただし、永井のは、日本人が書いた入門書としては悪くないほうだと思う。

631考える名無しさん:02/06/03 15:13
>>630
悪くない部分ってどんな感じですか?
632考える名無しさん:02/06/03 15:24
にーちぇスレなら、にーちぇの著書を読み込んだ人間同士が内容について論議するって
いうのを期待してたんだけれども、「難しいからダイジェスト版でいい」だの「解釈本は
どれがいいか」だの、にーちぇ本人と全然関係の無いところで話が進行している。
「ファッション」としてにーちぇの名前を口にする、っていうのがきっとカッコいいんですね&heart;
633考える名無しさん:02/06/03 15:26
634考える名無しさん:02/06/03 15:38
>>1
【我思う、故に我あり】って言った人だよね?
635考える名無しさん:02/06/03 15:59
もうsageようぜよ。dat行き。
636考える名無しさん:02/06/03 16:02
>>634
それはアリストテレスだろ!
637考える名無しさん :02/06/03 16:44
自分を棚にage、他人を見下(sage)すとは
いかがなものか
638考える名無しさん:02/06/03 16:51
おまえが偉そう
639考える名無しさん :02/06/03 17:05
ひとさまにむかっておまえとはいかがなものか
640考える名無しさん:02/06/03 17:15
じゃあ貴様
641考える名無しさん :02/06/03 17:21
>>640
ただの馬鹿だったのね
まじでごめんね
もっと頭がいい人かと思ってたからさ
ほんとにごめんね あらさないでね
642考える名無しさん:02/06/03 17:30

「嗚呼、人間が永久に立ち返ってくる。小さい人間が永久に立ち返ってくる・・・」
643sage:02/06/03 20:23
山崎庸佑は?
644569:02/06/03 22:53
だから、永井の『これがニーチェだ』はニーチェの入門書でも解説書でもない
のだよ。615の言うように174ページ8行目が根拠になるかどうかでは別にし
て、ニーチェに事寄せて語れる自分の哲学の一部を語っているだけだもの。
初めにこの本を読んで心を動かされた人は、ニーチェを読むより、永井の他の
本を読んだほうがより深く心に響く可能性が高い。俺はよくわからないところ
は『この人を見よ』を解説書として使って『これがニーチェだ』を読んだ。ニ
ーチェと永井独在論なんて元来は何の関係もないことははっきりしている。強
引な力仕事として読んで初めて面白みがわかるのに、解説書として良いとか駄
目だとか、「二次文献」にたよるのがいいとか悪いとか、ぜんぜんわかってな
いなあ。あれは、常軌を逸したトンデモ本なんだよ。つまり、別の「原典」な
のさ。
645考える名無しさん:02/06/04 01:23
つまり、ソフィーの世界しか読んだ事の無いオイラにはどんな本を薦めるんだい?
646考える名無しさん:02/06/04 01:29
まずソフィーの世界を完全に読破しろ
647考える名無しさん:02/06/04 01:32
無理です。
648びたみん ◆BWLMxAG. :02/06/04 01:38
>>644
そうだね。
最初に「これがニーチェだ」を読んだ時は解らなかったけど、
永井の哲学を前提にして読むと、「!!!」って感じ。

「これがニーチェだ」を読んだあとに、青い鳥の解釈学・系譜学・考古学
の話を読んでみたら、理解が深まったな。それと「現在の自分が未来の
自分に知られないこと」っていう永井君の理想と、独在性を合わせて
考えてみるのも良かった。いろいろ見えてくる感じ。
649考える名無しさん:02/06/04 03:31
>>644
なるほど。やっと↓の意味が分かったよ。
>>569
> 3、永井に限らないが、一般に原典と解説書研究書の固定的区別はなくして
>   考えたほうがよくはないか。たとえば『この人を見よ』を永井本の解説書
>   として読むとか、そういうことがあってもいいはずだ。

永井の『これがニーチェだ』は、実は『これが永井だ』だったのね。
650考える名無しさん:02/06/04 11:04
あらゆる主張はその当人の主観的判断というフィルターを通して表現されるものであり、
完璧に観照主義的客観性など得られるはずも無い。
それゆえいかなる解釈本も、原著作者の主旨そのものではなく、翻訳・解釈者の
価値判断、思考パターンの中に新たに構築された『意味』である。
問題はその第三者の『意味』の捉え方が歪曲したものだった場合、安易に読み飛ばせる
解釈本以外に原著を精読する労を忌避する腑抜けどもが、ろくに確かめもしない
浅薄な先入観で後進の者たちに「にーちぇ=にひりずむ=へそまがり」などという
誤った情報を吹聴することにあるのだ。原著を読めば違いが判るはずだ。
結局ここに書き込んでいる腑抜けのほとんどはにーちぇという人名を知っているだけに過ぎない。
永井個人を語りたいなら別のスレッドに移動しろ。
651考える名無しさん:02/06/04 14:27
ニーチェ矛盾してる!くそ!糞!うんこ!
652考える名無しさん:02/06/04 14:27
ぴぎゃあああ
653考える名無しさん:02/06/04 15:04
>あらゆる主張はその当人の主観的判断というフィルターを通して表現されるものであり、
>完璧に観照主義的客観性など得られるはずも無い。
>それゆえいかなる解釈本も、原著作者の主旨そのものではなく、翻訳・解釈者の
>価値判断、思考パターンの中に新たに構築された『意味』である。
>問題はその第三者の『意味』の捉え方が歪曲したものだった場合

客観的判断基準はないみたいなことをほざいておきながら、「意味の捉え方が歪曲したもの」
とか平気で言えるその学者的愚鈍、無神経をまず恥じたほうがいい。
650に師事を仰ぐくらいなら、永井の本を読んだ方が数倍ましだろう。
654考える名無しさん:02/06/04 15:27
>>653
頭わるいな。
          
           ‖   偏見     ‖
ニーチェ ==⇒ ‖永井というフィルター‖ −−→ お前
           ‖   先入観    ‖


よりも、



ニーチェ ⇒ お前


のほうがいいだろって言ってんだよバカ!
655考える名無しさん:02/06/04 15:29
バカというひとがバカだと幼稚園で習いませんでしたか?
656考える名無しさん:02/06/04 15:30
651=文学音痴
657考える名無しさん:02/06/04 15:30
ここは子供の遊び場か?オイ
658考える名無しさん:02/06/04 15:38
>>655
うそをついてはいけない、正直であれと教えられました。
659考える名無しさん:02/06/04 15:42
>>658
正直者はバカをみるから、うまくやれ、と教えられました
660考える名無しさん:02/06/04 15:47
お前らもう少し前頭葉つかえよ、見てて辛えよ。
661考える名無しさん:02/06/04 16:08
脊髄反射で書き込んでいます。
6621:02/06/04 16:36
>>652
まゆたんの小鳥でしょ?
663考える名無しさん:02/06/04 17:23
もうsageでいこう
664考える名無しさん:02/06/04 19:44
ソフィーの世界よんだら馬鹿になるでしょ。あんなのどこがいいのか今でもわからない。
普通の本としてみてもあんまりおもしろくないし、入門書でもないね
665考える名無しさん:02/06/05 03:30
エマソンについて一言どうぞ。私は非常に有用だった。
666考える名無しさん:02/06/06 03:14
なんでニーチェごときがありがたがれるのだ?
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1023157473/l50
ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』 
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1014567051/l50
整理しない?
667考える名無しさん:02/06/06 04:40
こっちはさげでいいって
668考える名無しさん:02/06/07 02:13
650さんは童貞ですか?
669考える名無しさん:02/06/26 02:37
wage
670考える名無しさん:02/06/26 04:07
童貞は悪ですか
671aderans:02/06/26 15:51
髪は死んだ
672考える名無しさん:02/07/03 06:29
しかし、ニーチェの書いてることって全て

「神の死」
「永遠回帰」
「超人」
「力への意志」など

に集約できるんでしょうか?
なんだか読んでて、そりゃなんについて言ってんだ?
と思うことが多いんですけど
ただ読みが足りないだけですかね?まあそうなんだけど。
673考える名無しさん:02/07/03 07:34
sagero
674考える名無しさん:02/07/03 18:16

三ーチェ
675考える名無しさん:02/07/04 10:18
聖書読んだことのない日本人がニーチェやっても無駄でしょ(藁
と、ニーチェ研究してるせんせがいってたヨw
676考える名無しさん:02/07/04 10:36
書物崇拝は、信仰化したマニュアル崇拝(プロテスタンティズムの一種)として
日本にも根付いているとおもわれるよ。マニュアル家族脱出支援カルト→カルト脱出カルト(=米国最先端、ハイテガー脱出哲学のアンナ=ハレントと同等)と
弁証法的に(笑)発展していくと思われるよ。
676は改行が変だな。
(書物崇拝の起源→)聖書崇拝→マニュアル崇拝→マニュアル化家族脱出支援カルト→カルト脱出カルト→謎。そして未来へ・・・
678考える名無しさん:02/07/08 12:32
>675

日本人がニーチェやってもムダなのか、聖書読んでない人間が
やってもムダなのか、あるいはその両方の条件が合わさるとム
ダなのかどれやねん?
単純に文に従うなら最後の解釈で良さそうだが、それなら聖書
読めばええだけのことやんか。

少なくとも俺は大学入りたての頃に聖書読んだで。
679考える名無しさん:02/07/09 00:11
ニーチェのノイズ音楽ってどんなんですか?
それらしいことが書かれてあるサイトが無くて無くて…。
680考える名無しさん:02/07/09 08:48
>>678
あんなクソ長いものをちゃんと読んで、
更にニーチェと対比できる人間ってのも少ないでしょ?
ニーチェの時代にいわれていた聖書解釈とやらまで知らなかったら意味がないのよ
681考える名無しさん:02/07/09 09:19
>>678 悪いんだけど関西弁で書いてあるだけで読む気が失せる。
682考える名無しさん:02/07/09 18:27
>>680
じゃあ、それも勉強すればいいだろ?
それが不可能だってんならニーチェ研究そのものの否定ってことかな。
そのニーチェ研究しているせんせいとやらもムダなことをしているんだな。
683考える名無しさん:02/07/10 15:03
三島由紀夫はニーチェの思想に影響されていたのでは?という説を唱える
人がいたと思いましたが,ニーチェ好きの方々みると、どう思いますか?
ちなみに、私はニーチェはよくわかりません。(頭悪いです)
三島のファンではありますが、今は批判的にも見る目を持っているつもりです。
ケチョンケチョンにけなす批評でもかまいません。率直な意見を聞きたいです
684ひかる:02/07/10 17:05
彼は自分では隠していますが、かなりのニーチェファンです。そして解釈は全然駄目です。
虚構の中の虚構に生きています。(民族主義)
685考える名無しさん:02/07/10 17:07
隠してないだろ!
686ひかる:02/07/10 17:09
http://www.geocities.jp/hikarurutakashi2000/framepage5.htm

僕はニーチェを完璧に理解し、それを超える者です。新しい世界をみなさんに伝えます。
福音は訪れました。私は世の光である。私に従うものは闇の中を歩まず、命の力を得るであろう。
687ひかる:02/07/10 17:10
確かに「悲劇の誕生に影響を受けた」などと発言していますが、どっぷりニーチェにはまっていることを隠しているのです。
688考える名無しさん:02/07/10 17:23
センスわるっ!
689ひかる:02/07/10 17:30
僕はセンスいいですよ。
690考える名無しさん:02/07/10 17:44
ネタ切れ
糞詰り
乾いた屁
691考える名無しさん:02/07/10 18:11
世界の名著「ニーチェ」の付録の冊子で、
訳者の手塚と三島は対談してるよ もちろんニーチェについて
692 ◆HOLiDAY. :02/07/10 18:30
「運命愛」の思想の一番のポイントって何だと思いますか?
693ひかる:02/07/10 18:31
至上の人生を味わっていてこそ肯定できるもの。>692
694 ◆HOLiDAY. :02/07/10 18:34

生存に対してディオニュソス的に立ち向かうこととはつまり、何?
695ひかる:02/07/10 19:25
激情的に残酷に生きていくということ。
696考える名無しさん:02/07/10 19:31
なんか自己啓発のビジネス書を熱心に読むリーマンみたいだなw
697ひかる:02/07/10 19:32
馬鹿にするな。
>696
698 ◆HOLiDAY. :02/07/10 19:39
>>ひかるさん
ありがとう。もっと勉強してみます。
699考える名無しさん:02/07/10 19:42
サラリーマン金太郎はディオニュソス
700ひかる:02/07/10 19:42
僕はそこらへんの大学教授なんかより、よっぽどニーチェに詳しいから、何でも質問していいよ。
701考える名無しさん:02/07/10 19:43
妹君はなぜニーチェに犯されなければならなかったのでせうか。
702考える名無しさん:02/07/10 19:44
近親関係のニヒリズムなんて答えはナシです。
703考える名無しさん:02/07/10 19:45
<<700
サラリーマン金太郎なんか要らないでふ。
704「哲学的」者:02/07/10 19:48
》695
「残酷に」は誤解だよ。
「主観的に残酷な訳ではない」と追った方が判るかな。
サバンナに「残酷」がないように、ディオニソス
もキリスト教的な「残酷さ」は「そのまま受け取らない」
と言うこと。
705考える名無しさん:02/07/10 19:52
>ひかるさん

ニーチェは旧来の普遍に対する破壊を行ないました。
しかし、それはヘーゲルらのように新しい普遍の再生を前提としたものでは
なく、普遍そのものの破壊でした。永遠の破壊活動こそがその思想の本義で
あったということもできるでしょう。

それによってこそニヒリズムを超克しうるのであり、それが可能な存在を超
人と彼は呼びましたが、ただ問題は肝心のその具体的方法論については彼は
何も言っていないということなのです。

これについてどうお考えですか?
706ひかる:02/07/10 19:54
主観的にも客観的にも残酷だ。アホ
707ひかる:02/07/10 19:58
ニーチェは愛を破壊した。そして真理(法則)をも破壊した。それがニヒリズムだ。
超人は権力の頂点に立つ者であり、混沌は関係ありません。

僕はニーチェを乗り越え、真理(本能)が必然的であることを察しました。
708ひかる:02/07/10 19:59
混沌によってはニヒリズムは超克できない。
709ひかる:02/07/10 20:03
ニーチェは妹とセックスなんかしていない。>701

宮台系じゃないよな。でも現代のニーチェ解釈本に毒されてる。>705<原著を読め。
710ひかる:02/07/10 20:03
真理に対する憧憬がもっとも強かったゆえに破壊せざるを得なかった哲学者、
それがニーチェだ。
711「哲学的」者:02/07/10 20:05
》707
ニーチェほど誤解のバリエーションが多い哲学者はいない。
誤解し、信奉した奴の中には「第三帝国」繁栄のため、
400万人をジェノサイドした奴もいたっけ。
 ましてや、「乗り越えた」奴は何をするかわからんほど怖い
(はず)だけど、たぶん貴方は多くの無害な「ニーチェ超越者」
の一人だと思います。
 そんなに自分が危険だと思う必要はありません。安心してください。
712いしかわ ◆RIKAwz.6 :02/07/10 20:08
永劫回帰って、
ニーチェはなんであんなことが言ったんですか?
713「哲学的」者:02/07/10 20:11
》712
「運命愛」との対概念です。
氏言うなれば、「そうか!それならばもう一度!」
凡人ではない。
714いしかわ ◆RIKAwz.6 :02/07/10 20:11
入門書、教科書、訳書を読んでも、
もーニーチェわかりません!
原書でしか理解できない罠?
ニーチェ、ごめん!!!
715いしかわ ◆RIKAwz.6 :02/07/10 20:14
>>「哲学的」者さん
レスありがとうございます!
それならもう一度!!んじゃあ、、って、
実際にもう一度あるんですか?
私がまたここにカキコして、あなたもレスしてくれるってことが・・
科学的な根拠はないでしょうが、
それを否定することもできないのでしょうか。
716「哲学的」者:02/07/10 20:14
》712
 A.カミュ「シジュフォスの神話」読んだことありますか?
人間存在にとっての最高刑は「死刑」ではなく、
「完全に無意味な仕事を永遠に続けること」ということです。
717ひかる:02/07/10 20:17
僕は馬鹿じゃない。本物のニーチェ超越者だ。

718いしかわ ◆RIKAwz.6 :02/07/10 20:17
>>716
いいえ、読んでません。
>「完全に無意味な仕事を永遠に続けること」ということです。
わたしもそう思います!それでか・・・
面白そうですね。読みます!
719「哲学的」者:02/07/10 20:18
》「いしかわ」さん
ニーチェは716の状況を超越したと思ったから、「運命愛」を
持ち出したのです。「超人」は「人類を超えた存在」と言うこと。
文字通りなんです。
720ひかる:02/07/10 20:19
馬鹿にするな。このデモクラシアンどもめ。死ね。全員死ね!
721ひかる:02/07/10 20:20
リナックスで住所はわかった。これから殺しにいく。待ってろ。
722考える名無しさん:02/07/10 20:22
>>719
ちょっと分かりにくいので、もう少しご説明求む。
723「哲学的」者:02/07/10 20:24
》721「ひかる」さん
まあ。そんなにお怒りにならないでくださいよ。
ちと、言葉の選び方が「ルール」からずれ始めてます。
私を殺しても「第三帝国」の人に比べると「1/4000000」の
スケールしかないんですよ。
もっと他のことを考えた方がいいと思うけど。
724705:02/07/10 20:24
真理(法則)というのは私が使った普遍という言葉と同義として考えてよ
ろしいですね?
真理(本能)というのはどういう意味ですか?
725いしかわ ◆RIKAwz.6 :02/07/10 20:25
>>「哲学的」者さん
「完全に無意味な仕事を永遠に続けること」を超越して・・
「そうか!それならばもう一度!」ですか。
なんとなくわかってきましたが、それなら、
「永遠に続けることないんだから、やりたいようにしていいや!」
という人はダメなんですか?
超人にならないと、いけないのでしょうか・・
高校生(習いたてみたい、ということで)レベルの質問ですみません。
726「哲学的」者:02/07/10 20:33
》722
ニーチェは「人類的ものの考え方」にうんざりして、「アンチクリスト」
を自認したのです。
実は、そのころの思想全てが「キリスト教文化圏」のものであり、
元をただすとどれも「プラトン」までに行き着いてしまうという
「堂々巡り」、要するに「観念論」と「唯物論」でしか賢明な発言
ができないという「枠組み」に異議を申し立てるため、
「ゾロアスター教」の教祖であった「ディオニソス」を持ち出したのです。
その意味では、ニーチェは実存主義を先取りしていたと言えるかもしれません。
「実存は存在に先行する筈だ!そうだろう!存在存在と繰り返すな馬鹿者!」と
叫んでいるように私には読めます。
727?¢?μ?�?i´ ◆RIKAwz.6 :02/07/10 20:36
>>>>>>>>726
目から鱗っkです!!!!
728考える名無しさん:02/07/10 20:37
ゾロアスター教の教祖がディオニソスですか?
729「哲学的」者:02/07/10 20:38
揚げ足とられる前に訂正。
726における「ゾロアスター教の教祖であったディオニソス」は
間違いで、「拝火教の教祖であったゾロアスター(ツァラツストラ)」
でした。
730ひかる:02/07/10 20:39
ツァラトゥストラです。
731考える名無しさん:02/07/10 20:41
でもなんで善悪二元論の拝火教教祖のゾロアスターを
ツァラトゥストラのモデルに選んだのでしょうね。
732「哲学的」者:02/07/10 20:42
「ツァラツストラ」ではなく「ツァラトゥストラ」でもいいです。
異議なし。
733ひかる:02/07/10 20:43
ヒトラーもニーチェの超人を造ろうと思ったが、それは同情をもたぬただの病人であった。

ヒトラーのニーチェ解釈は無茶苦茶です。治安上の問題で形而上学を語らぬように。

超人を僕みたいに言うと、すぐ「ヒトラー」の名前が出てくる。ヒトラーのせいで「超人」の正しい解釈ができなくなった。アホどもが。
734「哲学的」者:02/07/10 20:51
》731
拝火教の教典を読んだことがないのでよく判りませんが、
たぶん「キリスト教的な善悪」要するに、「人間はアダムのおかげで
原罪を背負って生まれてくるが、キリストが代わりに犠牲になってくれたので
「許される」という、「自己卑下」の精神が、ニーチェの健康な精神医に合わなかった
ということではないかと思います。
 あの時代のヨーロッパで「悪の実在」を標榜している思想(宗教)
として、拝火教が「象徴的」な意味を持っていたのではないでしょうか。
「懺悔すれば許されるなんて、悪だなんて言えるか?」というメッセージ
でもあります。
要は「俺の行為は俺が責任をとる。教会なんて黙っておれ。」と言っているんです。
「ヨーロッパ思想」はそれほど長くキリスト教の影響下にあって、
今も「過去の亡霊」のように繰り返し蘇ります。
ヨーロッパ起源の制度の下で暮らしている日本人も同じですが・・・。
735731:02/07/10 21:06
>>734
なるほど。私の考えを先に示すべきだったのに、
お答えいただき有り難うございます。
736考える名無しさん:02/07/10 21:07
>「懺悔すれば許されるなんて、悪だなんて言えるか?」
それはキリスト教批判としては全然ダメだと思いますが
あげあしとりだけどさ
737「哲学的」者:02/07/10 21:16
》736
正確には「キリスト教批判」と言うより、「パウロによる十字教」批判
のつもりです。
738考える名無しさん:02/07/10 21:18
>>737
なるほど
よく理解できるし
「おまえたちが神を殺したのだ」というセリフもうなずけます
739考える名無しさん:02/07/10 22:33
>>734
(↓ ゾロアスター教について詳しくないので、我流解釈ですが。)
ニーチェは『この人を見よ』の中で次のように言っています。
「なるほどツァラトゥストラは道徳というこの最も宿命的な誤謬を創造した。
しかしまた、だからこそ彼はこの誤謬を看破した最初の人であるに違いない。・・・
誠実さゆえの道徳の自己超克、・・これが私の口においてツァラトゥストラなる名前の
意味するところなのである。」
誠実さによる道徳の自己超克については、『悦ばしき知識』などにも見られますが、
そこではキリスト教道徳の自己超克の論理について書かれています。上に引用した言葉を
そのまま受け取れば、ニーチェはこの自己超克の論理をゾロアスターにも適用したことに
なるのではないでしょうか。
ツァラトゥストラは三十歳で山に入り、十年間の孤独な生活を送った後に山を下る、
という設定になっています。また、『背後世界論者たちについて』には、
「私は私自身の灰を山へ運んで行った。私は自分のために、或るより明るい炎を考案した」
とあります。
以上を考え合わせると、ツァラトゥストラは十年間の孤独な生活の中で、自己超克に
よって己の善悪二元論(と終末論)の虚偽を看破し、超人と永劫回帰の理想を持って山を
下った、と一応考えられるのではないかと思います。
ところで、ニーチェは永劫回帰を「仏教のヨーロッパ的形態」とし、「仏教は善悪の
彼岸に立っている」とまで言っているのだから、ゾロアスターよりも遥かに仏陀に親近性を
感じていたはずだと思います。それなのにどうして仏陀をモデルにしなかったのかと考え
ますと、ニーチェが涅槃を「逃避」と考え、仏教を「デカダンス宗教」と考えていたことが、
その大きな理由ではないかと思われます。自己超克の情熱に欠けていると考えたのでは
ないでしょうか。(私自身はこのニーチェの仏教解釈は誤りだと思いますが。)
ニーチェはツァラトゥストラの生理的前提は「大いなる健康」であるとし、それは
「幾度も犠牲に捧げ、捧げねばならぬものであるから、単に所持しているだけではなく、
また絶えず獲得し、獲得せねばならぬような健康である」と言います。
自己超克の論理、つまり「あらゆる偉大な事物は自己自身によって、自己止揚の働きに
よって没落する。・・・生の本質に潜む必然的な『自己超克』の法則が、それを欲するのだ」
という論理、そしてその前提となる大いなる健康。ゾロアスターをモデルに選んだ理由は
その辺にあるのではないかと私は思います。
740ひかる:02/07/10 22:41
俺よか下だけど、良く解ってるジャン。>739
741「哲学的」者:02/07/10 23:21
》739
「大いなる健康」をキリスト教(十字教的)文明が否定し続けたことが、
ニーチェには我慢できないことであり、「『早すぎた人』の孤立」は
そこからきたのではないかと思います。
ニーチェにとっての『自己超克』は同時に『社会超克』も意味せざるを
得なかったことは、『絶えず獲得しなければならない健康』という
血を吐くような言説に現れています。「じっとしていると『冒される』」
という焦り。
742考える名無しさん:02/07/11 00:18
>>682
フランス語が読めない人間が原著読まずに語るのはおかしいでしょ?
それと同じレベルのことだよ。
ましてやどこまでのレベルで聖書云々を読めている人がいるんだろうかねw
で、君が聖書読んだってどれくらいのレベルで読んだの?w
ニーチェ的なとこでいうと聖書的生活を実感した上で、じゃないと意味がないよ?
743考える名無しさん:02/07/11 09:14
いや、ほんとにエマソン読んでみなよ。役に立つから。
744考える名無しさん:02/07/12 16:57
ニーチェって、オナニーしてるとこをワーグナーの妻のコジマに見つかって
ワーグナーを通じて、「オナニーのやり過ぎ」と注意されてから、
ワーグナーを批判するようになったって話は本当ですか?
745考える名無しさん:02/07/12 17:44
ホント、ニーチェをやってるとかいって、聖書を読まない人って信じられませんよね。
ミクロ・マクロの水準で権力論、政治論として聖書を読むと面白いのにね。
それ以外にも聖書を材料にした楽しみ方もあるしね。
でも家がキリスト教だったりミッション系の中学高校出てないと、聖書との縁がほと
んどないというのが日本の環境だからしょうがないですか?
746考える名無しさん:02/07/12 18:30
日本人なら、神道だろ。

マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ〜♪
747考える名無しさん:02/07/12 19:08
>>745
どうやらしょうがないみたいだな(w
748考える名無しさん:02/07/12 21:30
受験科目に哲学を必須にしよう
749考える名無しさん:02/07/12 21:34
必須アミノ酸

家庭科 だろ
750考える名無しさん:02/07/12 21:36
サバイバル科も
751考える名無しさん:02/07/13 00:34
ダパンプ・一茶の弟は二茶(ニーチェ)。
752考える名無しさん:02/07/13 02:58
ニーチェはよかったが、
ずいぶんご無沙汰だぁ。
また読める日がくるだろうか。
753キャッチマン  ◆cELmSNQ6 :02/07/13 15:10
>>375 
超人概念の「溢れるばかりの天賦の才能」という解釈は違うと思うが。アンチクリストのなかで
いままでは偶発的に出現してきた超人(単に天賦の才能があっただけではない)を意識的に
生み出すのが課題だというようなことを書いている。あと、「他者に影響を与える人間」という
概念がどこから出てくるのか疑問。「超人」概念の説明は、「ツァラトゥストラ」のなかがほとんど
と書いているが、他の本でも「超人」という言葉は使っていないものの、ニーチェがどういう人間を
評価していたかを知る手がかりはたくさん転がっている。
>>395の説明はだいたい賛成だけど、「普通のまともな日本人だったらみんな超人」とまでは
思わないな。意思の強さ、などが欠けている。しかし、「そんなたいそうなものではない」という
意見には賛成かな。なお、「矮小な」道徳や善悪でしか...と簡単に書いているが、そう簡単に
道徳的価値判断からフリーになれるわけではない。自分はフリーだと思い込むのは勝手だが、
いざというときに意外に普通の道徳的判断に縛られているなあと思うことも(少なくとも漏れは)ある。
ニーチェが「道徳の系譜」で書いたような、一定程度以上の病人はどっかに集めて隔離しろ、
みたいな発想って(記憶違いスマソ)、面白いけど、現実問題としては?を感じる。
754キャッチマン  ◆cELmSNQ6 :02/07/13 15:15
>>739
いい部分、引用してくれたね〜。
「幾度も犠牲に捧げ、捧げねばならぬものであるから、単に所持しているだけではなく、
また絶えず獲得し、獲得せねばならぬような健康である」
ここらの考え方がニーチェの特有のものだと思うな。超人概念の理解にしても。「天賦の才能」
を基準に考えるのはナンセンス。
755キャッチマン  ◆cELmSNQ6 :02/07/13 15:20
似たような発想はほかにもあるね。「善悪の彼岸」だったと思うが、「生きるとは死のうとするものを
...云々」とか。あるいは「高い感覚の強さではなく、むしろその持続が高い人間を作る」とか。
756キャッチマン  ◆cELmSNQ6 :02/07/13 15:40
連続カキコ、すまそ

なお、聖書を読むべきだとか、原著で云々とかいう話があって、対研究者の意見としては正論だと
思う。ニーチェの書いたことを理解し、分析・整理する作業を目標とするなら正しいと思うが、
どうなんかな、ニーチェの本ってそういうことを本当に要求しているのかという疑問がある。
漏れ的には、ニーチェの本は日常の些事にまで至るあらゆる行為の自己批判をまず第一に求めている
気がする。例えば、2ちゃんねんで荒らしにあったらどう反応するか、とか。もちろん、ニーチェはそれほど
単純明快に行為規範を呈示しているわけじゃないけど、「結局、自分はどう生きるのか」という面での
あらゆる角度からの様々な考察が最も刺激的に感じるわけで、「自分は聖書を原書でじっくりと読み、
深く研究した上でニーチェを研究しているんだ」というような自負なんて、まさにニーチェ的な意味でどうでもいいこと、
という気がする。 >>742
757キャッチマン  ◇cELmSNQ6 :02/07/13 15:45
キャッチマンは存在しない。
758考える名無しさん:02/07/13 15:45
ニーチェ本人に聞くが よろし。
俺んちのナナメ向かいに住んでるよ 
新田知恵蔵さん (75)  略して、ニーチェ。         ウソ

759考える名無しさん:02/07/13 16:13
(゚Д゚)ウソナノカヨ!
760ニョねずみ:02/07/13 16:26
>>756キャッチマン
宗教批判をそうやって教養の問題に貶める君の意図は奈辺にあるのか?
本気でそう思っているのか?
宗教批判こそ、個人か社会かをいう抽象的な問題設定を根こそぎにする哲学の
基本だよ。
君はまさにそういう抽象の中で「個人」を問題にしているように見える。
宗教批判を軽んじている哲学、宗教批判を経ていない哲学は、魅力に乏しい
と僕個人としては思っている。
761考える名無しさん:02/07/13 19:16
744のレスは?
762考える名無しさん:02/07/14 01:05
>>756
ただ問題となっている点は、ニーチェのそれは
非キリスト教圏の人間に向けて書かれたものじゃないわけ。
たとえばツァラトゥストラとかを読むときにしても
事前に聖書を知っていたら、思わず笑ってしまう箇所がイパーイあるでしょ?w
哲学やら思想ってのは「笑い」がなかったらいけない、とは誰かの弁、それだよw
別に漏れは研究者でもなんでもないんだけどネ
で、特に自負もなんもないよ。ただ単に聖書圏の人間だっただけでw
だから、ただ読むのならモトネタ知ってるほうがより楽しめるってヤツさ
で、そのモトネタを知っていなかったら、
「あえてそうやって書かれた」意図、がわかるハズもないでしょ?
要するに、あれらのテクストは「読む」という行為によって
様々なパースペクティブを実感させよう、というのもあるんだしさw
ここらへん、キルケゴールのテクストの作り方に似てるかもしれないけどね
なんでアフォリズムやら選んだかっての考えたら見えるでしょ?w
763考える名無しさん:02/07/14 13:24
744の質問、オレも気になる。
だれか答えを教えてあげてください。
764 ◆HOLiDAY. :02/07/14 14:57
ひかるさん
良かったらいろいろ教えて欲しいので
メールください
765考える名無しさん:02/07/15 02:56
おい、お前らほんとにエマソン読んでないのか?
どう取り扱うかはともかく後期ニーチェ研究は、
話にならないぞ。
766 :02/07/17 09:12
あげ
767考える名無しさん:02/07/22 08:11
あげ
768考える名無しさん:02/07/23 11:36
ギリシャ悲劇のコーラスとはなんぞや!

理想的観客って言いながら
舞台上に居たんじゃないのかー?g
とふつふつと思うのであった。

誰か教えてクン。
769movie ◆cE1UBsKI :02/07/27 14:43
ニーチェの超人思想と子供

関係あると思うか?
770考える名無しさん:02/07/29 04:32
親切心から最後にもう一度だけ言う、エマソン読め。
少なくともニーチェが、エマソンはすべて正しいと一度は言った思想家だ。
避けて通れると思うな。研究者は飯の食い上げを危惧してか、はたまた
都合のいい「ニーチェ」を手放したくないのか無視しまくる。
そしてスピノザーライプニッツを葬り去れ。ドゥルーズに引導を渡せ。

私は世界の所有者、
七つの星と太陽年の所有者、
シーザーの手腕、プラトンの頭脳の所有者、
主キリストの愛、シェイクスピアの詩の所有者。

771考える名無しさん:02/07/29 09:55
遠近法って訳語、なんか合ってないように思うのだが。
772竹脇ムーガ:02/07/29 11:15
確かに晩年の手記にはエマソンの名がやたらと出てくるな。
773考える名無しさん:02/07/29 14:17
皆さんには西尾幹二の本がちょうどよいと思われます。
774考える名無しさん:02/07/30 19:13
西尾幹二は誤訳と聞いたがどうなんだろうな
775考える名無しさん:02/08/01 04:03
>>770
エマソンって、ラルフ・エマソンのこと?
ニーチェはいつ頃「エマソンは全て正しい」と言ったの?
776考える名無しさん:02/08/02 22:35
『偶像の黄昏』「ある反時代的人間の逍遥」に一章割かれているくらいなんだから
ニーチェスレでエマソンって誰?はやめましょう。自分で調べなさい。
ちなみに『Essays』は生涯座右の書であったらしいです。
777考える名無しさん:02/08/03 03:32
>>776
じゃあこう質問を変えよう。
「偶像の黄昏」に一章割かれている位なのに、
なぜニーチェ研究者たちはエマソンに言及するのを好まない?
778考える名無しさん:02/08/03 03:39
ニーチェの著作で一番危険思想なのってなんですか?
それから読もうと思うんですが。
779movie ◆cE1UBsKI :02/08/03 04:52
『善悪の彼岸』って簡単にいえばどんな考えを著作にしたんですか?
780考える名無しさん:02/08/03 05:11
なぜ自分で読まないんだ?
めんどくさいなら哲学に首を突っ込む資格なんかないよ。
781movie ◆cE1UBsKI :02/08/03 13:13
>>780

で、お前は読んだのか?
読んだのなら自分なりにまとめて人に説明できるだろ?
その説明を聞きたいのよ。
その説明と俺の解釈をすり合わせてより普遍的なニーチェ理解をしようと思って
聞いたんだがな。。。

いきなり突っかかってくるとは驚いたw

782考える名無しさん:02/08/03 13:19
780じゃないけど、それならばまず自分の解釈を示したほうが
良いと思うよ。
779のような問い方では、誰も答える気がしないだろう。
783野坂昭如:02/08/04 06:27
ニ、ニ、ニーチェかサルトルか。
784考える名無しさん:02/08/05 01:09
>777
「偶像の黄昏」のエマソンについてのくだりはそんなに量はないし、
扱いもある一人の思想家以上のものではないよ。
書簡とかメモとか年譜とかから考えると、相当に傾倒していたようだけど。
まずあなた自身がエマソンを読んでみたら?(解説書は絶対にすすめない)
ツァラトゥストラの草稿メモが『エッセイズ』に書き込まれてあったようだから
何らかのインスパイアはあったんじゃない?
785movie ◆cE1UBsKI :02/08/05 11:59
生きるとはなんのことか

――生きるとは――

死にかけているようなものを、

絶えず自分から

突き放していくことである




                  ニーチェ 『華やかな知識』

786考える名無しさん:02/08/05 13:34
>785 :movie ◆cE1UBsKI
バカ?
787考える名無しさん:02/08/05 17:20
このプチ祭りをきっかけに
まともにニーチェに取り組みたいのですが、
良い研究書はありますか?
788考える名無しさん:02/08/05 17:20
西尾の『国民の歴史』
789考える名無しさん:02/08/05 17:21
ニーチェスレがいっせいに上がっている・・・             
790考える名無しさん:02/08/05 22:58
>787
研究書よりニーチェ読んだほうがいいのでは。
白水社版の遺された断想をすべてあたるほうが簡単だしためになると思う。
第三期はどうしたんだっていう話もあるが、日本(語)の状況はそんなに悪くないと思うけど。
もちろんドイツ語バリバリだったら原典にいってね。
ただ西尾の「偶像の黄昏」と「アンチクリスト」の文体が違うってのは
どういうわけじゃ、ヴォケ。
791movie ◆cE1UBsKI :02/08/06 04:24
永劫回帰って輪廻のニュアンス?
792考える名無しさん:02/08/06 15:39
>791 :movie ◆cE1UBsKI
おまえばかのうえにうるさい。
793movie ◆cE1UBsKI :02/08/07 07:25
>>792

粘着君は僕の何が気に入らないのかなぁ?

まぁ、ニーチェのスレもう一個立てるけど来ないでくれ
よろしいか?
794考える名無しさん:02/08/07 14:47
で、皆さんエマソン読んでみました?
795考える名無しさん:02/08/09 03:46
何から読めばいい?
796考える名無しさん:02/08/09 03:59
哲学者の書
797考える名無しさん:02/08/09 04:08
>>796
ども
798考える名無しさん:02/08/09 04:13
>795
日本教文社からエッセーズを含む翻訳が出てる。
とりあえずそれが一番すぐ手に入りやすい。
ただ出版社があれなもんで訳者の解説は無視するのがよろしいかと。
799キャッチマン  ◆cELmSNQ6 :02/08/14 05:32
久しぶりに見ました。おはようございます...。
とりあえず、>>760さんと、>>762さん、素人のレスに丁寧なレス、ありがとうございます。
お二人の意見を参考に、また読み直してみたいと思います。とくに、>>760氏の意見には
考えさせられました。まあ、私自身が、ごくフツーの日本人で、既成宗教とのかかわりが
薄く、ニーチェの本のなかでの宗教批判というのが、ストレートには実感として読めないという
面はあります。
ただ、既成宗教とかかわりがない生活をしていても、宗教的なものは至るところに存在すると
思います。私には、そういう問題とのかかわりで、ニーチェを読むことしかできなかった、ということです。

個人か社会か、という抽象を問題にした「つもり」はないのですが、私が単にわかっていない
だけなのかもしれません。そのあたり、「目が開く」ように(アスペクトが閃くように?)、
解説してもらえればと思います。正直、「教養の問題に貶めている」というレスも含めて、その点に
ついて少し考えてみましたが、760氏のおっしゃる意味がよくわかりませんでした(理解力不足ですまそ...)。
800キャッチマン  ◆cELmSNQ6 :02/08/14 05:41
すべて問題を、安易に個人(自分)の生き方の問題に還元させてしまっているのが問題という
ことかな..? 社会のなかで個人がどう生きるべきかという問題の立て方が、違うということかな。
しかし、「社会のなかで個人がどう生きるか」という表現は、社会と個人という二分論を
前提にしているように見えるが、それは表現の問題という気もします。対他者という「実感」の
ようなものは存在するようなしないような...(かなりあやしいなあ)。難しいので、頭いい人に
解説キボン。もう一回寝ます。
801考える名無しさん:02/08/25 09:55
ニーチェはよかったが、
ずいぶんご無沙汰だぁ。
また読める日がくるだろうか。
802考える名無しさん:02/08/27 23:43
最後には個人
803考える名無しさん:02/08/27 23:56
ニーチェはやっぱ本質ついてるよ。
804考える名無しさん:02/08/29 23:35
質問いいっすか?

ニーチェは「前景的」ってどういう意味で使ってるんですか?
805考える名無しさん:02/08/29 23:36

善悪の彼岸 ちくま文庫 p33
806 :02/09/07 22:29
うぷ
807名無し象は鼻がウナギだ!:02/09/08 04:52
俺はニーチェを尊敬している。最も好きな
哲学者の一人だ。ニーチェは現実を良く記述
した。20世紀を予言していたという評価は
その通りだと思う。そこで、21世紀に必要
な哲学はその理論化だと思う。これ以上現実
を暴露してもそれ以上の進展はないだろう。
ニーチェが明らかにした事実をこの俺が理論
化してやろうと思う。哲学は再び思弁的・抽
象的傾向に向かうべきだ。これからが楽しみ
だ。ちなみに俺は哲学徒ではない。しかし、
そこらの哲学徒には負けない自信がある。
808考える名無しさん:02/09/08 05:25
ニーチェの仕事は暴露だけじゃないと思うのだが・・・
807は永劫回帰をどう捉えてるのか説明きぼん。
809考える名無しさん:02/09/08 05:41
810考える名無しさん:02/09/08 17:52
二ーチェって老荘思想好きそうだね。
811 :02/09/11 22:17
嫌いです。
812考える名無しさん:02/09/12 04:14
好きでしょ
813考える名無しさん:02/09/17 01:13
>>810
デカダンスだとかいってこき下ろしそうな気がする。
814考える名無しさん:02/09/17 02:22
ニーチェは老荘思想しってたのかな?
815考える名無しさん:02/09/27 06:00
816考える名無しさん:02/10/07 03:09
817考える名無しさん:02/10/12 23:53
白雉はいらない
818考える名無しさん:02/10/13 00:42
日本人のニーチェ論で優れてるのは何?
819考える名無しさん:02/10/13 01:16
西尾
820考える名無しさん:02/10/13 01:26
山崎庸輔はどうよ?
821考える名無しさん:02/10/13 01:26
藤田はどうよ?
822考える名無しさん:02/10/13 01:27
>>818
ドゥルーズの「ニーチェ」は良かったと思う。
823katze:02/10/13 01:28
道徳の系譜は面白い
ツァラトゥストラは奥が深い
824考える名無しさん:02/10/13 01:28
湯田豊はどうよ?
825考える名無しさん:02/10/13 01:33
クロソウスキーはどうよ?
826考える名無しさん:02/10/13 01:34
ユイスマンスはどうよ?
827考える名無しさん:02/10/13 01:36
フーコーはどうよ?
828考える名無しさん:02/10/13 01:37
小林はどうよ?
829考える名無しさん:02/10/13 01:38
ヤスパースはどうよ?
830考える名無しさん:02/10/13 01:49
ジンメルはどうよ?
831考える名無しさん:02/10/13 01:50
オーベナウアーはどうよ?
832考える名無しさん:02/10/13 01:51
ボイムラーはどうよ?
833考える名無しさん:02/10/13 01:58
知らん
834オタクチューボー:02/10/13 07:30
age
835ニーチェ:02/10/13 08:27
誰がアザラシみたいな髭なのよ
836デカルト:02/10/13 08:36
誰がトランプのジャックみたいな髭なのよ
837フーコー:02/10/13 13:15
ズラじゃねえって
838 :02/10/15 00:41
グラッチェ
839考える名無しさん:02/10/15 01:41
笑うことは肯定すること。倉木麻衣のニーチェ的感性?
http://www2.biglobe.ne.jp/~naxos/nietzsche/enietzsche.htm
一読の価値あり。
840考える名無しさん:02/10/15 02:41
ニーチェや哲学マニアを惹きつける部分はあるかもな。
ウタダも同様。
841考える名無しさん:02/10/15 05:50
842考える名無しさん:02/10/15 09:22
梅毒AGE
843考える名無しさん:02/10/15 21:28
>>840
ウタダの何?
844考える名無しさん:02/10/17 13:55
>>839
「ニーチェ的感性」というより、トータルな思考力かな。あの人にはあると思う。
845考える名無しさん:02/10/17 14:56
我々はニーチェが何故このような超人思想を思いついたのかという
疑問を解決するため、ニーチェの故郷であるレッケンに向かった。
「まだドイツにこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
鳥人が住むような鳥かご、飛び回るスーパーマン(超人)たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を成敗する様に見詰めている。
EUだの、ユーロ発行だの、サッカーだので浮かれていた
我々は改めて農村の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「息子が申し訳ありません」と我々に何度も土下座して詫びた。
我々はこの時初めてニーチェを許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、農村の環境が全て悪かったのだ。
我々はニーチェの母親から貰ったツァラトゥストラはかく語りきを手に、
打ちひしがれながらベルリンへと帰路についた。
846考える名無しさん:02/10/17 19:42
あの人って?
847考える名無しさん:02/10/17 21:47
>>845

オテアゲ.......Ш( ’Э’)Ш

何なんですか、このポエムは?
848考える名無しさん:02/10/17 21:52
>>847
2chに出まわってる定型コピペ文だね。
ニーチェバージョンは初めて見た。
849考える名無しさん:02/10/18 00:36
>>846
倉木麻衣さん。個人というとちょっと違うかもしれないけれど。
850考える名無しさん:02/10/18 05:52
うただの方がありそうだけど感性の人かもナ。
って何をまじめにw
851考える名無しさん:02/10/19 01:48
>>839
彼女、「空」が見えてるって気はしますね。ニーチェも時々、空はよく見えて
いたのだと思う。雲のない空。永遠の空。
852考える名無しさん:02/10/19 01:56
って仏教哲学とかいいだすのか(w?
853考える名無しさん:02/10/19 02:26
854考える名無しさん:02/10/19 02:56
空が青いよ。梯子をかけて。上まで階段、上ったら。
855考える名無しさん:02/10/19 03:10
くらきに思考力はあるのか・
856考える名無しさん:02/10/20 01:14
 
857考える名無しさん:02/10/23 00:12
855に・・・・・
858 ◆HOLE.UUAkU :02/10/24 01:07
>>824
ただのキチガイじゃん。
テストに「ニーチェは凄い」とか書けばカンタンに優くれるよ。
859考える名無しさん:02/10/24 11:53
>>828
小林秀雄には82点をやれる。
森鴎外は68点だな。
860考える名無しさん:02/10/24 11:55
>>858
「キチガイ」というよりただの「アフォ」でおますえ。
861 :02/10/24 12:15
鴎外にニーチェ論なんてあったの?
862考える名無しさん:02/10/24 18:32
鴎外は「妄想」と言う短編で少しだけニーチェに触れてます。
それによれば、「ニーチェは食事ではなく酒」だそうです。
面白いけど本気には出来ない的な風にかかれてます。

それ以外にも鴎外のニーチェ評があるのかはしらない。
863考える名無しさん:02/10/24 23:57
永井均か・・・
864考える名無しさん:02/10/25 09:00
湯ダはキチガイなの?
865考える名無しさん:02/10/25 10:18
その時代のニーチェ受容なんてそんなものかもな。樗牛も見事に誤読してるし
和辻も年齢の割には良く書けてるが、イマイチだしな。
866考える名無しさん:02/10/25 14:48
朔太郎のはいいぞ
867 ◆HOLE.UUAkU :02/10/25 16:12
湯田はキチガイだ。
「私のニーチェ」みたいな本出してるだろ?
お前のニーチェじゃねぇよと小一時間
868 :02/10/25 16:20
そんな本あったっけ?仏教関係しか知らんもん。
よかったら抜粋してください。
869考える名無しさん:02/10/25 17:26
865は時代でニーチェを読んでるアホ。自分で読め。
870考える名無しさん:02/10/25 18:22
なんだとこのやろう!時代以前に樗牛や和辻のは論外だと言ってるの。
もちろん彼等に咎があるわけではなく、まさに「時代的制約」に因る
といってるの!
871考える名無しさん:02/10/25 19:30
>>839
むずかしすぎ。
872考える名無しさん:02/10/25 20:28
易しいじゃん(w。倉木の歌をあそこまで読む奴は
いないけどな(w
873考える名無しさん:02/10/26 19:18
倉木age
874考える名無しさん:02/10/26 19:35
人格主義な読みだもんな。明治は。
875考える名無しさん:02/10/31 16:52
法政大出版の
「反ニーチェ」ってどうなの?
876考える名無しさん:02/11/01 05:57
誰の本?
877考える名無しさん:02/11/01 23:46
 
878考える名無しさん:02/11/02 04:07
879考える名無しさん:02/11/02 04:18
 
880考える名無しさん:02/11/02 04:20
  
881考える名無しさん:02/11/02 04:30
   
882考える名無しさん:02/11/02 04:41
 
883考える名無しさん:02/11/02 04:52
      
884考える名無しさん:02/11/02 05:52
   ,rn
  r「l l h
  | 、. !j
  ゝ .f         _
  |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、
  ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ.
 ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)
  |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ
  \    \.     l、 r==i ,; |' 
   \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___
     \  ノ ハヽ  |_/oヽ__/     /\
      \  /    /        /  |.
        y'    /o     O  ,l    |
885考える名無しさん:02/11/02 06:30

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   \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___
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886考える名無しさん:02/11/06 00:49
倉木age
887考える名無しさん:02/11/06 14:05
888考える名無しさん:02/11/06 15:20
青空の押し移りゐる紅葉かな
889考える名無しさん:02/11/06 15:21
      j'         i,
    _i,. 、>.i ク       '|  ,/,,                   ,r-y
     ゙Xツ,jレレj, そ    (゙'| ;|Y, こ        星        ゙-;花
    、y.,j|'i;.大,j,. し    .'iY太ノ .の     い  は       .そ は
   ゙'ヾ大 い  て   .銀 陽  地     つ .輝       し 咲
  いj゙i,宇 な V/   .河 .も  球     か .き       て き
''ヾ;つ ィ,宙 るY7゙/  ゙l,系'';フl/Y';も     消          .散
  かi,. さ;ト;:...;N;ノ゙   l,もV;|レシ'y'/     .え          .る
  はヾ;えトl.!ミYジ     .:ミ'|トシj'ー'      .る (フ
  死  も'i,lレl;「゙     :゙ヾ|l;シ'゙              D
  す    .l:'i゙        .!|         。
  る    |:!         !|      rュ
  時    .j:!          j:|   r:y     ヾ!
  が   .ノ,L、-‐''''''''"""""゙゙゙゙゙゙゙'ヾ::゙、、,,,_
___,,来-‐'゙´                  . ̄``´''ヽ-、、,,_
  る          、,        'iク         ``゙"''‐-、,,_
-、,;の、-- ;ー-‐''' ヾー゙'´-ー-;1ー―'''゙゙' ̄`;.ヾ`゙'''`゙ヾ,ヾミ゙゙゙ ̄`ミ;'''''`゙゙゙'''ー;、,
  だ シ''゙_,、rク. ヾ;:、,ヾ\,_\ ゝヾli,. \、,,_ t;、,`゙゙.、、,ミヽ=、三-、ヾー-、,,_三ニ=
   : ,,,;;;(ty.) ゚ ゙''ヾl´゙),ヽ、 ゙''ー 。 、;ニー-=、,,_`゙ヾニ;、,,_`ヽ-:;ミ'ー-、,  、ニ==y
   :  .r――''ー''´ ゙̄''''`゙'⌒''' 。、、,,ヾニ、,,_    ゙ヾ、>ミミ;;:ryヾ;;ー-''‐-、゙゙ニ'''
三==ト==''""''、,,_゙ヾr:y!r=、ム-、、,,_`ヾド、,, ゙'ヾー-、、r;;、,__r、_`゙゙゙''''''゙'''''´
;;三>、,_,__)ヾ,,....,  `゙ヽ、,,,_ ゙ヽ、,,,,、,,_ -‐  '''''""""===ぐ"""""'''‐、三ニ=
三;;''"""゙゙゙´゙ー'゙三ニ=;;;;;、,,,,_,)::ヽ-、 ≫>>- ;>Fニ二; ==、、ヾ;.、、ヾヾ;.、゙い、;;.
::lヷ、ヾ、;;::::..、,,__.   ゚゙ヾ、ミ三==ミ;;,,、,>===ニ>'"'ヾ、ニ=:、ゞ、゙'ヾ=ミ;;≫>;;::
890考える名無しさん:02/11/06 15:21

   あ わ 瞬 そ      l,  ゙'ー‐'゙    'ヾ;ー:、         .゙l,      一 人
   ろ ず .き れ     _,、-ー‐''         `゙゙´          l,     生 間
   う .か ほ .ら   ,/゙´   _,  i,  .i l゙   /  ,j  .j゙ .j,   .,、,,_  .l     .な .の
   .: .な .ど .に  .|  ,r''゙ブ ゙l, ゙l,ニ:゙F| 。 |.‐シ=''ジ_,シ.l,  ヾ, .) l,     ど
    .も .の 比.  ヽ.|  .|  i'ヾirH''t;;l,.   l, ミlr'Tl,゙じ゙ナ'F=  '゙`´  l,    :
    .の   べ    ゙'  ヽ,. l゙l, i゙ー゙ー´クヽ.  l,. ´ ̄ ゙̄`l ./´゙'l,    l,
    .で   .れ.       ゙ヾ.゙':|  、´  ヽ,.|     .ノ /'゙i,. j゙    l,
         .ば (,゙ヽ      ,|   ヽ   .|  、,,,,_;シ' j゙jノ./-、.    l,
   ト-、,,_      `´     ./jl,   ヾ'=―     / /'´ノ::゙i l,    l,
   .j '`゙゙''‐-ニ;;''ー-、,,_   ./ ./.|∧  ー      .// /r''゙ / .l,    l,
   .|      ``゙゙゙'''‐ニ;;''゙-、,,| Y/:∧       _,j;! /,、-'゙´i1  l,     l,
   |       ,r‐'⌒'i,   `゙゙''j,ジl::|l, ゙l,   ._,,、r;ニ-‐!/,、v,=ミ   _,l_   ヽ,
   |      (    ,(    :イ)).|::゙l,l, ニ「゙´  .j 「rr' //゙)ノ '゙   / =--`゙ニニニ;;;;;;―''ニ
  .|       ヽ、,,_)ゝ    |(;| |:::::l./゙ .|   j゙ | ゙ヾ゙i゙     ;/
  _,ト---、、、,,_         .|Y ヾ、/  '゙   .ノ  .ト-シ    /  ,r‐'⌒ヽ,
゙´  l,      `゙゙゙゙'''''ー-、、,,_./|    ``゙゙゙''''゙゙´    ̄    ./   l    ) .r‐、
   l,             |::|.,,.、,'"'i  .r=i,       //、,_  ゙l,  _ ,ゝ ゙ー''゙
    l,             .l;:l  ゙'《   》'"゙ヽ    / /  `゙゙゙'''ヾ/ ヾ'、,,_
891考える名無しさん:02/11/06 15:22
                                                  人  そ
                                                  は  の
                                                  生  僅
                                           .誰  誰  .ま  .か
                          涙  笑             か  か  れ  .な
                          .し  .い             を  を      ひ
                                         _,,. 憎 .愛      .と
           傷  戦              .,ィ _,r''"゙ヽ、    _,r';ジ:;| み .し      .時
           つ  い              ,r'.` 、, _  \_,、-'゙;/ ;l゙            .に
           き                 .゙'マヾリl;ノ,,,,./  /  ;j゙
                         _,、-‐''二;,゙L,ィ゙ /゙   /゙ヽ,  ;/
                       /´_,.r''ジ'゙ ,ト-、./   /  .,、V/゙\,
   悲  喜               /  / /_,、-'7‐y'   人、, j, .ヾ;、, `ヽ,
   .し  び              ./ /  //゙  .l゙Y゙.ノ二、,/ ./`゙>!(ヾ、、;ゝ\, ゙l,
   む                .| ./  .| ゙l,  .Y´`i,,./=:/;/l, \゙ヾ'´゙l, ヾl,
   :                 | .|   |  ヽ_,、|, .rv'  r‐:<, ゙l, l.lヾヘ, ゙l, ヽl
                     l, l,   l,  | L,Yく/,.r'ヽ=ノ  .l, l l,\_>-゙l, |.|
                     ヾ,l,  .゙l,  l, ド、! ト、,l´ r‐''ヽ .|! | | .(,.ィ‐'ヘ, l.|
892考える名無しさん:02/11/06 15:22

    :::|     _二ブ /ヽ,
    ::.|    ∠,,,,,,,,| __,,、ノヾゞニ;;
    ::.|       ´.ィー-、,゙l'''ヽ、
   ..::::〉包 .永 最 そ, ヽノ'ニ"゙
    :: |. ま .遠 後 .し,ニ‐''ヾ、 `゙
    :|. れ .の に .て-/´/´二゙
    :|. る .眠 .死   ム--y'゙.,/
    :l, .:  り  と    ヾ´レ' _,,
    :.l,   に .い_,,、--、, ´(,,ノニ;
    .:: ゙l,     .う:―‐-、;Y´_,、-‐''|
    .:.,;ニー    ゙ヽ---イ∠,,,,、<
  ,,_, ,Fヾ、             .|`
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        、, y-、      / ._、-‐
        l、トVリト-ォ    j∠,,,,,,,,、
       ノ゙l,.F゙'Vi´l,       l
     ヾ,,/!jYii,ヾ;.|      /:::..
   ⊂二,,r-`i、>=ゞ'"´    /::..
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             r'゙..::::::j゙ .:::......: .:::....
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893考える名無しさん:02/11/06 15:23
       / |      /                     ヽ,
       |  ヽ,   ,/         ,r‐:、             ゙l,
,、--、-、  |,   `゙゙´ .r‐''"⌒゙ヽ     ヽ、i゙              l,
    .l,  ヽ,   /!     (                      ゙l,
     ゙l   ,>''´  l、     j゙                      ヽ,
    ,ノ ,/   /  ゙ヽ、,,、‐''゙       _,、、,            .,.   ゙l
`ヽ-''゙´ /   _,,/         i   |  (  j    .i        ゙ト,.   |  ‐==ニ""フ
     !  .r'゙./       i   ト,  .|  ゙ヽ'゙.l,   |  .j   /   l.゙l,  j゙     //
     .l, .l゙ .|  ,ィ  ゙i, ゙i;、--゙l,ヽ,,,,゙l,    ゙l,_ノl゙_,,.ノL,, /.i,_  j゙ .| ./     /'゙
     ヽ,.l  l,  l.|  .r:iヽ、ヾ;、, ヽ;\;、.  ゚  ゙Vシ .ノノ _,イ ./`l  ノ j/    rクrク,rク
      .ヾ、 ヽ, ゙l;l,. l,、;l ';ミ三三ニラ7゙\    l,三三ニシ/ /ィj゙ ノ  '゙    .゙´゙´//
           ゙ヽい、l,.l゙l,. ゙l,´´ ̄ ̄   .\   「 ̄`` ./ .j;リj'「゙l\       '゙´  __,,、、
`''ー-、,,,_      /l゙ .゙トい;. l,        .i!ヽ .|   .j゙ /'゙//i; |. \   _,,、-―''''゙´
     `゙゙'''ー-<゙ j゙ ,r、 ヾ;i,. ゙l,       ./ ゙l .|   .ノ .jン'゙,、,| | .r‐'''゙''゙゙´    _,,,、-―
`゙゙゙'''ー-、、,,,_   ゙l j゙ .!A゙‐;i, ゙l, l,     ー:::-‐.リ  .,.イ /.,-vシ).|l.|/,L,、、=-―''''゙゙´
         ̄.i. l;! ゙'j゙/゙l |  ゙l,. ゙lヽ、    ,,,   ./ j゙.j゙l゙l´).j゙'゙ |;l
,,_          l  ゙'' .|.| _ .ト、 ゙l, ゙\,    ,/  j゙./ .l,.|`´ ,j,L、,r:、,,、,_  ______
 `゙゙ニー---、、、、,,ィi:V   .|.l_|.|.|.|. ゙l, ゙l,   `゙'‐''´   .// ri_j.|  l´      l三三三三三三;;
ミニー----、、、、、,,,,,jl,.|.   ゙l.l゙. |.|  ゙'い,       .j゙/| ゙i i゙ i´       .ド―――――''''
894考える名無しさん:02/11/06 15:30
                ∫
   _ノ立ヽ_    ∧,,∧ ∬        
    ̄╋ ̄   ミ,,゚Д゚ノ,っ┛~     
   厂〈 〉フl_と~,,, S .~,,,ノ_    
   |/\|.    .ミ,,,/~),  .| ━┳━ 
    ┃   ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃  
    ┻   ̄ ̄ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄  .┻  
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 私が名探偵シャーロックだゴルァ
\______________
895考える名無しさん:02/11/06 15:31
登場予定人物
                 __[ ̄ ̄]__
       .. _/立ヽ、_     ( ´∀`)
        ミ,,゚Д゚ミ     (| 〈∞〉|)
        (| 〈#〉|)     | |::  |
      .*〜|   ::| |       |_|__|
         ∪ ∪..     (_)_)
・シャーロック・フッサール
イギリス、ロンドンのベーガー街221に探偵事務所を構える自称名探偵。
家賃とパブの付けが溜まっている。

・ジョン・H・モナソン
シャーロックの相棒でよき相談相手。
医師で元軍医だったがシャーロックが原因でやめさせられる。

----------------------------------------------------------------

       Λ∞Λ     _|≡≡|_
       .(,, `Д´)   .( ^×^)
      (___)  ..(~~|:~~~)
        / _ _ ゝ   |_|:_|
        .(_)_)  ..(__)_)

・ハドソン夫人
シャーロックの事務所の大家。
家賃滞納に頭を抱えている。

・レストモネード警部
ロンドンスタコラサッサヤードの警部。
事件解決に全てをかける熱血系。
896考える名無しさん:02/11/06 15:42
               |      |~l~~|~i|
                |      || i ill|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          li~l    |     ヽ(▼ー`)ノ< スタンド見せてくれよ〜
        〜`否'  <      (___)  | 僕は用心深いんだよ〜
        ──゚ ゚─┐ \    |   |  \________
             └┐ \   ◎ ̄ ̄◎
               └┐ \  ころころ〜
  === /|||||||||〕.      └┐ \
ノノ;´・ωノ´∀`ノノ           \__________
 (   つ    )
 | | | | |
 (__)_(__)_)

   |\
/ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ちっ、ポルナレフめ!
\________
897考える名無しさん:02/11/06 15:43
 三   ___  三   三   三   三   三   三
  三 |。(ё)。|   三   三   三   三   三   三
三  _ヽ Д / _三   三   三   三   三   三
   ( )XXXX( )   三   三   三   三   三
 三〈X〉|xXXx|〈X〉 三   三   三   三   三   三
   |X| |XXX| |X|   三   三   三   三   三
 =====/l(llll) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ `・ω・)X|X|  < キングクリムゾン、時間をふっとばせ!
 (    ) / 三  \_______________
 | | |  三   三   三   三   三   三
 (__)_)   三   三   三   三   三   三

898考える名無しさん:02/11/06 15:44

                               |~l~~|~i|
                                || i ill|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              ヽ(▼ー`;)ノ< バカな!そんなハズは!
                               (___)  | あれは子供だった!確かに!
                               |   |  \___________
                               ◎ ̄ ̄◎
                           ┌┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
コツーン                      ┌┘
  コツーン                   ┌┘
                       ┌┘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
899考える名無しさん:02/11/06 15:44

                                |~l~~|~i|
                                 || i ill|
                             煤R(▼ー` )ノ !?
                               (___)
                               |   |
   =====                     ◎ ̄ ̄◎
  ノノ `・ω・)                   ┌┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (    )                  ┌┘
    人 ヽノ                ┌┘
 〜  し(_)               ┌┘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      |\
/ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄
|  これは『試練』だ
\________
900考える名無しさん:02/11/06 15:45

                                |~l~~|~i|
                                 || i ill|
                              ヽ(▼ー`;)ノ
                               (___)
                               |   |
        =====                ◎ ̄ ̄◎
       ノノ `・ω・)    スッ        ┌┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ミ <l__l> 彡         ┌┘
         人 ヽノ           ┌┘
      〜  し(_)          ┌┘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |\
   / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   | 過去に打ち勝てという『試練』とオレは受けとった
   \___________________

901考える名無しさん:02/11/06 15:46

                                |~l~~|~i|
                                 || i ill|
                              ヽ(▼ー`;)ノ
                               (___)
                                |   |
                 | ̄  ̄|          ◎ ̄ ̄◎
.                〈 | 服 | 〉ヌギヌギ ┌┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                lll`( ̄ ̄)'lll   ┌┘
                 人 ヽノ   ┌┘
              〜  し(_)  ┌┘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                  |\
            / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            | 人の成長は・・・未熟な過去に打ち勝つことだとな
            \___________________
902考える名無しさん:02/11/06 15:46

                                |~l~~|~i|
                                 || i ill|
                              ヽ(▼ー`;)ノ
                               (___)
                                |   |
                     | ̄ ̄ |      ◎ ̄ ̄◎
                     |___|  ┌┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     ノつ  つ┌┘
                   ⊂ ノ ノ┌┘
                    し┌┘  ガッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     |\
               / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               | え?おまえもそうだろう?J・P・ポル・・・ま、前が見え・・・
               \______________________
903考える名無しさん:02/11/06 15:46
                    |~l~~|~i|
                                 || i ill|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              ヽ(▼ー`;)ノ< きさまは!!まさか!
                               (___)  \________
                                |   |
                      ★       ◎ ̄ ̄◎
                       ヽ ☆ ┌┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      ( (⌒) ) ガン!!!
                     (( ( ) ) )
                     (( ⌒) )) )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
904考える名無しさん:02/11/06 15:47

                                |~l~~|~i|
                                 || i ill|   / ̄ ̄ ̄
                              ヽ(▼ー`;)ノ< ・・・・・・
                               (___)  \___
                                |   |
              ⊂⊃               ◎ ̄ ̄◎
.               )            .┌┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              (           ┌┘
.                        ┌┘
            ⊂(。Д。⊂~⌒ ⊃ ┌┘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

905考える名無しさん:02/11/07 17:25
                        |  |
 確かに能管を貫いたのに…  .|  | 漏れは死なん!!
 こいつ、不死身か!?     |  | 苦痛を意に介している暇など無い!!
_____________/    \_  ______________
      ○                    |/
       O
        ゚
      |~l~~|~i|               ((?())))   
      || i ill|              (∀・ (((      
      (;´∀`)             ⊂ ? ll )))
      / ○//|               | | |
     (_⌒;;:)              (_(__)
       :;;・;                


906考える名無しさん:02/11/07 17:30
                     |  | 
 次の攻撃が来る!!      |  | 死ね、ポルモナレフ!!
 この足でかわせるか!?   |    \_  __________
_____________/       |/
      ○
       O                    ___
        ゚           ゴゴゴゴゴ  ;;●●\
                           ;;/曲ヽ,,,,|
      |~l~~|~i|               ((?())));;: ;; )
      || i ill|              (∀・ ((( ,,| /
      (;´∀`)             ⊂ ? ll )));;
      / ○//|               | | |
     (_⌒;;:)              (_(__)
907考える名無しさん:02/11/07 17:31
                                |
 ぼくちん、ポルモナレフをたちゅけるワン!  |
____________  ______/
                  |/          ___
                     ゴゴ…   ;;●●\
                           ;;/曲ヽ,,,,|
      |~l~~|~i|               ((?())));;: ;; )
      || i ill|              (∀・ ((( ,,| /
      ( ´∀`)             ⊂ ? ll )));;
      / ○//|    ヽ▼・ェ▼     | | |
     (_⌒;;:) 三 ⊂ーっっ     (_(__)
       :;;・;
908考える名無しさん:02/11/09 00:20

                            ___
                     プツン・・・  ;●●\
                           ;;/曲ヽ,,,,|
      |~l~~|~i| ピキッ・・・         ((?())));;: ;; )
      || i ill|              (∀・#((( ,,| /
      ( #´∀`)             ⊂ ? ll )));;
      / ○//|     ▼・ェ・▼     | | |
     (_⌒;;:)    ヾcUUっ      (_(__)
       :;;・;
909考える名無しさん:02/11/09 00:21

                 > <
 糞犬は、すっこんでろ!! > < どうだ!どうだっ!
                 > < どうだ!どうだああぁあっ!
WVVWWWVWVWVWW    WVVWWWVWVWVWW

                ドガドガドガ
      |~l~~|~i| ブシャブシャ     ((?())))
      || i ill|        (( (∀・#(((
      ( #´∀`)=)━━  ,, :  ( つ ll ))) _
     ⊂  // 三 )━;;:▼;:д゜▼ /三( (ヽ_) ))
     (_⌒;;:) =)━━:;⊂:;;:;(⌒/ (__)
       :;;・;
910考える名無しさん:02/11/09 00:22
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| このイタリア料理店に行こうぜ
\                         仗助
   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        ↓

   ∧_∧.                  (ミミ彡  ミ||
 ヘil ・}∀{・)    ________    (`∀´ ル
  (    )    |. イタリア料理店  |    (    )
  | | |.    |左折100m先⇒|     | | |
  (__)_)     ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄     (_(__)

    ↑                     |\
   億泰               / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄
                     |  しょうがねえな
                     \________


911考える名無しさん:02/11/09 00:23

                         /三三三三三三三\
                        /三三三三三三三三三\
                      /三三三三三三三三三三三\
                     /三三三三三三三三三三三三三\
                   /三三三三三三三三三三三三三三三\
                  /|  _____                |\
                /  | | トニオの店 |.               │ \
                   |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                |
                   |   ___                  |
                   |  |┼┼┼|                 |
                   |  |┼┼┼|    | ̄| ̄| ̄| ̄|      |
                   |  |┼┼ .o|    |_| ̄| ̄|_|      |
                   |  |┼┼┼|.        ̄ ̄        |
                   |  |┼┼┼|                 |
                    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ∧_∧      |ミ 三ミミ)
 ヘil    )   ヘil    )   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (    )    (    ) < 随分適当な家だな
  │ | |     | | |   \________
  (__)_)     (__)_)

     |\
/ ̄ ̄   ̄ ̄
|  ここか
\_____


912考える名無しさん:02/11/09 00:23
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| いらっしゃいませ
| ワタシ「トニオ・モラサルディー」といいます

   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

   | ̄ ̄|゙|
   |二(T)_|                           ∧_∧.  (ミミ彡  ミ|
  ( ・∀・)                          (・}∀{・ ル  (`∀´ ル
  (    ) ┌┐                   ┌┐ (    )   (    )
  | | |.  | l__l二二二二二二二二二二二」 __l |  | | |.   | | |
  (__)_)  || ̄||   | |          | |  || ̄||. (_(__)   (_(__)

                                  |\
                            / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            | 雰囲気イーイじゃんかよー
                            \___________


913考える名無しさん:02/11/09 00:23
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 当店に献立表はありません
| お客様次第で決定します

   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  | ̄ ̄|゙|
  |二(T)_|    ∧_∧.            (ミミ彡  ミ|
 ( ・∀・)  ヘil ・}∀{・)             (`∀´ ル
 (    ) ┌(  つ               ⊂   )┐
 | | |.  | ヽ |二二二二二二二二二二二」|  ,r_ |
 (__)_)  || ̄||_) | |          | |  (__||  ||

          |\                |\
    / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄     / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | 何でもいいから早く     | おれはカプチーノきぼんぬ
    \________     \___________
914考える名無しさん:02/11/09 00:24

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    | 今の奴あやしいよ
                    | スタンド使いじゃねーの?
                    \
                       ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

       ∧_∧.            (ミミ彡  ミ|
     ヘil ・}∀{・)             (`∀´ ル
     ┌(  つ               ⊂   )┐
     | ヽ |二二二二二二二二二二二」|  ,r_ |
     || ̄||_) | |          | |  (__||  ||

         |\
   / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄
   | そうか?違うだろ
   \________
915考える名無しさん:02/11/09 00:24
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| イタリア風ステーキでございます

   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  | ̄ ̄|゙|
  |二(T)_|     ∧_∧.             (ミミ彡  ミ|
 ( ・∀・) 、ェェ, (・}∀{・ ル 彡           (`∀´ ル
 (    つ ̄ ┌(  つ               ⊂   )┐
 | | |.    | ヽ |二二二二二二二二二二二」|  ,r_ |
 (__)_)    || ̄||_) | |          | |  (__||  ||

            |\
      / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄
      | おお、うまそう
      \________
916考える名無しさん:02/11/09 00:25

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    | 食うの止めとけよ
                    \
                       ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄

       ∧_∧.            (ミミ彡  ミ|
     ヘil ・}∀{・)             (`∀´ ル
     ┌(  つ-= 、ェェ,           ⊂   )┐
     | ヽ |二二二二二二二二二二二」|  ,r_ |
     || ̄||_) | |          | |  (__||  ||

         |\
   / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄
   | 嫌だ、食うぞ
   \_______
917考える名無しさん:02/11/09 00:26
  \   う・・・・・・
     ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄

       ∧_∧.            (ミミ彡  ミ|
     ヘil;・}Д{・)             (`∀´ ;ル
     ┌(  つ-= 、ェェ,           ⊂   )┐
     | ヽ |二二二二二二二二二二二」|  ,r_ |
     || ̄||_) | |          | |  (__||  ||

                          |\
                    / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄
                    | ど、どうした?
                    \______
918考える名無しさん:02/11/09 20:01
稲垣足穂「一千一秒物語」3話連続でいくからな!

まず「星をひろった話」
____   ______________/
      ∨
     ∧_∧ バーソ
     ( ・∀・)
     (    )
     | | |
     (__)_)
919考える名無しさん:02/11/09 20:02
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆:::::::::::::::::::::

    ある晩黒い大きな家の影に、キレイな光ったものが落ちていた
   
    向こうの街角で青いガスの眼が一つ光っているだけだったので、

    それを拾ってポケットに入れるなり走って帰った

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
____________::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                  |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                  |::::::::::::::::::::::
                  |
                 .|;;;;      ∧_∧     
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  |゚;;;;;     ( ・∀・)      
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |;;;;;      (    )     
 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |;;;;       人 Y           
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |;;       し(_)      ☆
920考える名無しさん:02/11/09 20:03
―――――――――――――‐┬┘ 電燈のそばへ行ってよく見ると
                        |    それは空から落ちて死んだ星であった
       ____.____    |   
     |        |        |   |      なんだ つまらない!
     |        | ∧_∧ |   |   
     |        |(# ・∀・)つ ミ |      窓からすててしまった
     |        |/ ⊃  ノ |   |
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |

                         ☆


921考える名無しさん:02/11/09 20:03
金曜日の夕がた 帽子店へ入ると
      突き当たりの大鏡にネクタイをえらんでいる青年の姿が映った

      _____              __
     |//      |             __[__]__  ./         
     |/       .|             / ╋   /       
    ∧ ∧∧ ∧  |         || ̄|/   ┻ / 
    (,,゚Д)(゚Д゚,,) |         __||_|__    /        
     | U | |  U  |       ./ ╋    /  
   〜|  | .|  |〜|      _/立ヽ、┻   /
     U U U U//|     / ╋    / ∩_∩       
         ̄ ̄ ̄   /  ┻_ /  (`Д´ )  〔 ̄〕〕        
              /    [_| ̄|  (--:-- ) | ̄ ̄|`i゙i 
            /      |  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |/
           |二二二二二二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              |       |    
              |       |   
          .∧_∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
          (∀・  ) その拍子に先方も鏡を見た
          (    )   自分と青年の目がカチ合った
           
922考える名無しさん:02/11/09 20:04


      _____              __
     |//      |             __[__]__  ./         
     |/       .|             / ╋   /       
    ∧ ∧∧ ∧  |         || ̄|/   ┻ / 
    (,,゚Д)(゚Д゚,,) |         __||_|__    /        
     | U | |  U  |       ./ ╋    /  
   〜|  | .|  |〜|      _/立ヽ、┻   /
     U U U U//|     / ╋    / ∩_∩       
         ̄ ̄ ̄   /  ┻_ /  (`Д´ )  〔 ̄〕〕        
              /    [_| ̄|  (--:-- ) | ̄ ̄|`i゙i 
            /      |  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |/
           |二二二二二二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              |       |    
              |       |   
          .∧_∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
          (∀・  ) その拍子に先方も鏡を見た
          (    )   自分と青年の目がカチ合った
           
923考える名無しさん:02/11/09 20:04
青年はズカズカと近づいてきて 自分の肩越しに言った

                   「君」

         ∧_∧     ∧∧
         (・∀・ )    (゚Д゚;∩
         (    )    (|  ,ノ
         │ │ │     .|  |〜
         (_(__)     し`J

  「なに?」と横をむいたまま答えると
            
              「水曜日の夜をおぼえているか」と云いかけた

    「そんなことはね・・・」と答えると
924考える名無しさん:02/11/09 20:06
925考える名無しさん:02/11/09 20:07
926考える名無しさん:02/11/09 20:08

                 -=≡/ )
                .-=≡/ /  (((ミ≡=- 
              -=≡/ /  //)))       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              -=≡/ / 彡三彡      < 待ってー!康一くぅぅん!!
           .-=≡ / // ヽ)     , -つ    \________
          -=≡ / /||´Д`)  /__ノ
         -=≡ / ノ((  \ / /
         .-=≡  | /((( ) )/ /
         -=≡  | ((((  レ' / 、二つ
          -=≡ |  )))))  /
         -=≡/_ ミ)))
        -=≡ /  / (((((彡三≡=-       __
       -=≡ /  /             -=≡  |(( )/ ウエーン!!
     -=≡  / ノ              -=≡ (´Д`;)  コワイヨー!!
     -=≡ _/ /               -=≡ / つ_つ
   -=≡ ノ /                -=≡ 人 Y
 -=≡ ⊂ -'                      し'(__)
927考える名無しさん:02/11/09 20:09
          | ∧
成長したキユに |∀゚)キュ?
殺された    |⊂)
         |


  |  ∧∧
  |ヽ(゚∀゚)ノ
  |へ(  )
  |    >
川尻早人をご覧の方初めましてキユです
キユークイーン・バイツァダストでつきぬけろ!
928考える名無しさん:02/11/09 20:10
            ┌─────────────────‐
            │わっノミだ 宿主が死んで逃げ出したんだ
            │わあ、助けてくれ
     ┌── └───────────v──────
     │うわあ、助けてモナ
     └───────v─

               ∧_∧        ∧∧
         ・     ・  ・( ´Д⊂ヽ       (;゚Д゚) ・、
       ノ    / ´⊂    ノ・   ⌒・ /  つ・
  ⌒・    ∧,,∧    人  Y ・ ヽ  ・ 〜( ,,ノつ ヽ   ・
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ミ-д-彡,,,,,,,,,,し (_),,,ゝ,,,,,,ノ,,,,,,,,,(/,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ゝ,,,,,,,,,,,,
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
929考える名無しさん:02/11/10 18:45
930考える名無しさん:02/11/10 18:46
931考える名無しさん:02/11/11 10:51
・・・─ ─ ─ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━─ ─ ─ ・・・




               星 は 生 き て い る




                  原作:筒井康隆『にぎやかな未来』より 同題
・・・─ ─ ─ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─ ─ ─・・・
932考える名無しさん:02/11/11 10:52
                 ┌────────────────
                 │そろそろ目的の星が見えてきたモナよ
┌─────── └────v───────────‐
│かなり小さめの星だな
└──v───────
       |::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::○::::::::::゚::::::::::゚:::::::::::::::::::::::::|
       |::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::|
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    ∧_∧            |\
   ∧∧ヽ二二ヽΘ‡ †_† _ (´∀` )○∞        |  \
   (,,゚Д゚)      田田田三 (    )≡‰        |   \
   /  |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   \
   (,,_/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  (_(__). ̄ ̄ ̄ ̄   \ (#)\
  /                                  \  . \
                                        \
                                          \
933考える名無しさん:02/11/11 10:52

            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
           _|________|______
          |       ___            \
      |三|     / ∧ ∧\     | ̄ ̄ ̄\___
      |三|     |´∀`)(゚Д゚ |:        ̄ ̄ ̄ ̄     /
      |三|     \_.) |__./ ITTEYOSHI-01     /
       /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\              /
.        |三|          |              /
       \|______/ ̄ ∧∧  ̄ ̄ ̄ ̄
     (´⌒;;(´⌒;;∧∧∧(´⌒;;(´∧∧∧(´⌒;;(´⌒;;
   (´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒;;(´⌒(´⌒;;
(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
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934考える名無しさん:02/11/11 10:53

   ┌────────────────────
   │わーこの地面ふかふかで気持ち(・∀・)イイ!!モナ
   └────v───────────────‐  ─────
               │おい、そんなことしてる場合じゃないぞゴルァ
               │この地面、動物質だぞ!
               └──────v───────────

                        ∧∧
                        (Д゚;,)
        ○   ∧_∧         u u ヽノ
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,と⌒⌒つ´∀`)つ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,(_(____つ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
935考える名無しさん:02/11/11 10:53

   ┌─────────────────────────────
   │そんな馬鹿な じゃあモナ達は間違って動物の背中に降りたモナか?
   └────v────────────────────────‐
              │違う 着陸の時確認したろ
              │多分この星全体が動物なんだ!
              └──────v───────

          ∧_∧         ∧∧
         (,;´Д`)        (Д゚;,)
         (   つつ        ⊂  ヽノ
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,と_)__),,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,し(_(____つ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''


936考える名無しさん:02/11/11 10:54
┌─────────────────────────────‐
│多分昔は普通の動物だったのが繁殖しすぎて細胞融合しちまったんだ
│群体みたいな物じゃないのか
└───────v──────────────────────
               │それならその動物は何を食ってるモナ?
               │まさかモナ達を・・・
               └──────v─―────────

              ∧∧          ∧_∧
           (,,゚Д゚)         (´д`;,)
           ⊂   つ         し し )
             0  |〜         く く く
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,`J,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,(_(_),,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
┌────────ゝ────────────────────
│いや、違うだろう きっと動物質の下に元々のこの星の地面があって
│それを摂取して養分を得てるんだな
└─────────────────────────────
937考える名無しさん:02/11/11 10:54
               ┌──────────────‐
               │なんか気持ち悪くなってきたモナ
               │早く戻りたいモナ
    ┌──── └────────v──────
    │馬鹿言うな 俺達の任務は調査だぞゴルァ
    │・・・おい、向こうに何かあるぞ
    └────v─────────────

             ∧∧          ∧_∧
           (Д゚ ,,)         (´Д`;,)
           (|   つ        と     つ
           ⊂_  |〜          ( ( ( 
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,`J,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,し,,,し´,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
938考える名無しさん:02/11/11 10:55

        ┌────────────────────‐
        │犬の首か 多分過去の進化を物語る残存物だな
        └─────────v───────────  ───
                 │かわいいモナ これなら安心していいモナね
                 └─────────v─────────

                      ∧∧      ∧_∧
                        (゚Д゚ ∩    (´∀` )
                  ゴルァゴルァ!  (|  ,ノ   ⊂    つ
          ∧,,∧           |  |〜   ( (  (
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ミ,,゚Д゚彡,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,し`J,,,,,,,,,,,,,, (_(__),,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
939考える名無しさん:02/11/11 11:52
┌────────────────────────────‐
│おい油断するなヽ人_从人__从_从人__从人人ノって言ってるそばから!
└──────<                 >─y────────
          < わっイタタタタ 離せモナ >
           <                >
            )ノ⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒


                       ∧∧
      ∧_∧              (゚Д゚;)
     (,;´Д`)   ガブッ       ⊂⊂ ヽ
     (     つ,,∧             ゝ   )〜
,,,,,,,,,,,,,,,,(_○___)゚皿゚彡,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,(,ノ`ヽ,),,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
940考える名無しさん:02/11/11 11:53

     ヽ人_从
    < パンッ >
     ノV⌒Wヽ
  ┌─────────────
  │ふう助かった 痛かったモナー
  └───v─────────‐

                      ∧∧
      ∧_∧              (Д゚;,)
     (,;´Д`)  ガク         (|┏∪
     (     つ,,∧             |∫ |〜 
,,,,,,,,,,,,,,,,(_○___)д-彡,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,(,ノヽ,),,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
           ┌────────ゝ──────‐
           │まったくお前は軽率だぞゴルァ
           │・・・? なにか様子がおかしい・・・
           └───────────────
941考える名無しさん:02/11/11 11:53
  ┌─────────────
  │地面が冷たくなってきたモナよ
  └───v─────────‐

      ∧_∧              ∧∧ ∧∧
       (,;´Д`)             (Д゚;≡;゚Д)
      (  つ つ              と   つ
      人 ヽノ   ∧,,∧              O-、 )〜 
,,,,,,,,,,,,,,,,(__(__),,,,,,,,ミ-д-彡,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,∪,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, 
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''' 
           ┌───────────ゝ─――────
           │しまった この星は群体じゃなく1匹の動物で
           │それがたった1つの首だったんだ
           │星が死んでしまった
           └─────────────────―‐
942考える名無しさん:02/11/11 11:55

            ┌─────────────────‐
            │わっノミだ 宿主が死んで逃げ出したんだ
            │わあ、助けてくれ
     ┌── └───────────v──────
     │うわあ、助けてモナ
     └───────v─

               ∧_∧        ∧∧
         ・     ・  ・( ´Д⊂ヽ       (;゚Д゚) ・、
       ノ    / ´⊂    ノ・   ⌒・ /  つ・
  ⌒・    ∧,,∧    人  Y ・ ヽ  ・ 〜( ,,ノつ ヽ   ・
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ミ-д-彡,,,,,,,,,,し (_),,,ゝ,,,,,,ノ,,,,,,,,,(/,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ゝ,,,,,,,,,,,,
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
943考える名無しさん:02/11/11 11:56
☆   。    +       。☆       *   。    +☆
              。
       *    ★    +☆  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ☆ ・               |宇宙を旅してとうとう未知の惑星に着いたぞ!
                     \
        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\    ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        |     ___ \                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | ̄ ̄ ̄ ̄ __  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       <どんな住民がいるかな?
     |三|     / ∧ (( \    _| ̄ ̄ ̄\  ___\_______
     |三|     |・∀・) (´∀ |      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   /
     |三|     \_|_|_/             /
     |三|                         /
       \(二二二二二二二二)           /
         ̄ ̄∧∧ ̄ ̄ ̄ ̄∧∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ドドドド…
    (´⌒;;(´⌒;;∧∧∧(´⌒;;(´∧∧∧(´⌒;;(´⌒;;
  (´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒;;(´⌒(´⌒;;
(⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;(´⌒(´⌒;;
944考える名無しさん:02/11/11 11:57

              / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
             . |     遠い星から           |
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | はるばるよくいらっしゃいました! |
 |  熱烈歓迎! |   \                   /
 |_______|     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ,∧_∧. ||∧_∧   '⌒⌒丶  ∧_∧  /▼⌒⌒▼、 ∧_∧
 X ノ ハヘ X∂/ハ)ヽヽ′从 从) / ノノハ ) | ν/ハ)ヽノハ(ハ)ヽ
  |゚ノ ^∀^)||ハ`∀´  ヽゝ゚ ‐゚ν o' ・∀・ノo| ソ `∀´)j(((.σ _σ))
 §,    つ (    ) (| |∀| |) ()    ))ノ从∪|∀|) ))) † )(
  !!|  Y | │ │ │ /___ゝ | Y |  /_|/_|/|ハ  ((( |  |)))
  (__)_)(__)_) (_)___) (__)_)  (__)_)  (__)_)

        //_∧ヽ            ((( )))
       ( )・∀・))           (´∀` )
       [(う   ))つ          / ̄丶⊂)]
       | | |           (__( ) (  サンソモアルミタイダヨ
       (__)_)            (_(_)
           |\               |\
     / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄\  / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     | 早速住民が現れた!│ | これならすぐに友好条約を結べそうだね │
     | すごい歓迎ぶりだぞ .│ | しかも出迎えは美女ぞろいだ!     . |
     \_________/  \_____________________/
945考える名無しさん:02/11/11 11:57
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ようこそ、歓迎します!  |            | すごくかわいい!キスしたい…
  \              /       (⌒Y⌒) \
    ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄      ドッキンコ\/     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ∧_∧                  \
       ハ(ハ)ヽ                 ((( )))   ∧_∧
      (((.σ _σ))               (´∀`*)   (・∀・ )ビジンジャン!
      ))) †  つ                 し し ) (    )
     ((人  Y ))                 く く く  ||  |
      し (_)                    (_(_) (__(___)
946考える名無しさん:02/11/11 11:58
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 | 何をするんです? | |いやこれはわれわれの星でのあいさつで        |
 \_  ______/ |友好のしるしに必ずしなければいけない事なのです! |
   \| ∧_∧!?     \___  ___________________/
      ハ(ハ)ヽ ((( )))   |/        ∧_∧
    (((σ。σ) (´ε`; ) ちゅ〜       (・∀・;)ムチャクチャイウナ…
     )))  つつ⊂⊂二 )           (    )
     (( 人 ヽノ))  Y  人          ||  |
      ( (_)  (_」 J  ))       (__(___)
947考える名無しさん:02/11/11 11:58
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 | 友好のしるし?面白いことをするんですね │
 \                         /
    ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   '⌒⌒丶…∧_∧  /▼⌒⌒▼、
 ∂/ハ)ヽヽ′从 从) / ノノハ ) | ν/ハ)ヽ
  ハ`∀´  ヽゝ゚ ‐゚ν o' ・∀・ノo | ソ `∀´)j   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  (    ) (| |∀| |) ()    ))ノ从∪|∀|) <私達も真似しましょうよ! │
  │ │ │ /___ゝ | Y |  /_|/_|/|ハ    \_________/
  (__)_) (_)___) (__)_)  (__)_)

          チュッ ∧_∧
            /    ヽ( )))
           ((  ))) )∀` *) シアワセ
            )) (((⊃   つ
           て(( ) ))) |  |
           (_ (__)(_(___)
          ∧_∧
      cyu−X ノ ハヘ ∧_∧
          |゚ノ*^ 3 ( *・∀・)イイ!
         §  ⊃ (    )
         !!/ / / | | |
         (_)_) (__)_)
948考える名無しさん:02/11/11 12:08
                                   |  ぅぉぇっぷ
                                   |   〃⌒ ヽフ
   ワイワイ                チキュウジンダッテサ    |  /   rノ
             ガヤガヤ                  | Ο Ο_)***
 ∧__∧ ∧_∧       ∧ ∧ ∧_∧ (\__(\___|_
( ‘∀‘)<丶`∀´> ∧ ∧(,,,゚Д゚)( ´∀`)( ◎Д◎(∴)
(     )(    ) (*゚ー゚)(|  |【◎ 】⊂)(∪   ∪  )
| | || | | /  .| |  | | | |(    (    )
(__)_)〈_フ__フ(__ノ: し`J (__(_)(___(___)
                         キスゼメニアッチャッタヨ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\        ∧_∧ ((( ))) <地球と似た街並みだね |
 | 市街地を通って   │       ( ・∀・) (´∀`*)   \________/
 | 首相官邸へ行きます >  ∧_∧  ∧_∧,   ι )    _
 \________/   ハ(ハ)ヽ Xヘ ハヾ X( _/    )\         _
          _♀__  _/(σ _σ))|(^∀^ヽ゚|( |  \ /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
        ()≡≡≡()) ̄^, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三| ̄ ̄ ̄ ̄ヾ |向こうにはアゲてるのも |
        |_川l皿|川|_|__/ /'⌒ヽヽ  .   . | /,/'⌒ヽ | |いるぞ。酔っ払いかな?|
        〔Πニ囗ニl l Π l_||、◎, ||_|,____,ノ_||、◎ |_||〕\_________/
          `ー-' ̄ ̄ ̄.`ー--′          `---'
  ((( )))     ∧_∧ X ヘ ハ ×  _/)_/) ∧_∧ ∧ ∧
  (     )∧∧(     )|    ゚ノ  (       )(     )(   )


949考える名無しさん:02/11/11 12:08

                         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                         |いらっさいませぇ〜〜〜|
       / ))))              \            /
      /_ ⊂ノ      (((( ヽ     |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     . │ │           (⊃_ヽ
      .│ │            │ │
      \ \  Λ_Λ.   / /       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
        \ \(, ´Д`) / /        | こちらが首相です │
         ヽ  \ /⌒ /          \            /
   +      ノ   首 イ    +          ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
         /    相/               ∧_∧,
     +  /  / \ \      +         Xヘ ハヾ X
       /  ん 、 \ \             (^∀^ヽ゚|
   +  (__  (    >  )            (   、§
          `し'  / / +            | Y  |!!
            ( ̄ /               (_(__)
      +      )  |
             \_つ           え キモッ
                        ((( )))    ∧_∧
                        ( u  )   (;   )
                        /   ヽ   (  O )
                        しヽ   )  │ │ │
                         / /| |   (__)___)
                        (_ノ し'
950考える名無しさん:02/11/11 12:09
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  |友好のしるしの件は聞きました!ぜひ私からも!  |
  \                             /
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ⊂二 ̄⌒\               ノ)
     )\   ( ∧_∧         / \
   /__   ) ´Д`)    _ / /^\)   +
  //// /  \ /  ⌒ ̄_/
 / / / // ̄\  首  | ̄ ̄    +
/ / / (/     \ 相  \___      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
((/     +   (       _  )    |  えーっ!キスを?  |
   +        /  / ̄ ̄/ /     | いえあの男はその… |
           /  /   / /      \            /
     +   / /   (  /           ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
        / /     ) /   +     ((( )))  ∧_∧
  +   / /        し′       (((Д`; )  (・∀・; )
    (  /                    /   つ ⊂二、  ○
     ) /                   ( ( (      )  ) )))
     し′                   (_(_)    (__)_)
                                 ____∧____
                               /今更男はダメなんて \
                              │言えないぞ!あきらめろ|
                               \_________/
951考える名無しさん:02/11/11 12:11

                         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                         | 我慢しろ 友好のためだ…|
                         \               /
      +                    ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧_∧,
        / ̄ヽ ̄ヽ                  ∧_∧    Xヘ ハヾ X ?
       /       /   +              (・∀・; )   (^∀^ヽ゚|
    +  |  、    ヽ                  し し )   (   、§
       |  |\    \ チュッ              | |  |   | Y  |!!
  +    ノ  ノ  ゞ  ∧_∧  チュッ          (_(__)  (_(__)
     / / /./ ( *´ 3`)(( )))
    / /  / (__  ⌒⊃;TДT)⊃ウウウ…
 と⌒´/   (___  ^ヨ E^___)
   ̄           ̄ ̄
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  |  首相、乾杯の準備が出来てます |
  \_______  _______/
       ∧_∧   |/
       ハ(ハ)ヽ
      (((.σ _σ))  ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
      ))) †  つ   ││││││││││││
     ((人  Y ))  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
952考える名無しさん:02/11/11 12:13
  ,∧_∧.   ∧_∧   '⌒⌒丶  ∧_∧  /▼⌒⌒▼、 ∧_∧
 X ノ ハヘ X∂/ハ)ヽヽ′ 从 从) / ノノハ ) | ν/ハ)ヽノ ハ(ハ)ヽ
  |゚ノ ^∀^)▼ハ`∀´▼ ヽゝ゚ ‐゚▼ o' ・∀・ノ▼| ソ `∀´ ▼(((.σ _σ▼
 §,    つ  (    ( )(| |∀| |( )()    ( )ノ从∪|∀|)( )))) † )(( )
  !!|  Y |  │ │ │ /___ゝ | Y |  /_|/_|/|ハ   ((( |  |)))
  (__)_) (__)_) (_)___) (__)_)  (__)_)   (__)_)
 
    ∧_∧ +      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 + ( ´∀`)    ▼< それでは今後も両星間の友好を願って…  |
  / \ /\ + /η) \_________________/
  |    首  \ / /
  | |  相  ト ∨/          シクシク…     ナクナヨ
  | |ヽ    / ヽノ          ((( )))     ∧_∧ 、
  | | )   |           ▼(TДT )    (・∀・; )▼
  | |/    |           ( )(    )    (    ) ( )
⊂υ|   イ |             | |  |    |  | |
   ヽ  | │            (_(__)   (__)_)
953考える名無しさん:02/11/11 12:15
               ▼
               /η)
             //
           //ノノ
    ∧_∧  //    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   ( ´∀`)/ /   < カンパーイ! |
  / \ /⌒ /      \_____/
  |    首  /
  | |  相  /           トホホ         カンパーイ
  | |ヽ    /          ▼ ((( )))    ∧_∧ ▼
  | | )   |           ()_ (´Д` )   ( ・∀・)_()
  | |/    |            ヽ(    )   (     )丿
⊂υ|   イ |             | |  |    |  | |
   ヽ  | │            (_(__)   (__)_)


954考える名無しさん:02/11/11 12:36

    ある晩黒い大きな家の影に、キレイな光ったものが落ちていた
   
    向こうの街角で青いガスの眼が一つ光っているだけだったので、

    それを拾ってポケットに入れるなり走って帰った

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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                  |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                  |::::::::::::::::::::::
                  |
                 .|;;;;      ∧_∧     
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  |゚;;;;;     ( ・∀・)      
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |;;;;;      (    )     
 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |;;;;       人 Y           
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |;;       し(_)      ☆
955考える名無しさん:02/11/11 12:38
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘ 電燈のそばへ行ってよく見ると
                        |    それは空から落ちて死んだ星であった
       ____.____    |   
     |        |        |   |      なんだ つまらない!
     |        | ∧_∧ |   |   
     |        |(# ・∀・)つ ミ |      窓からすててしまった
     |        |/ ⊃  ノ |   |
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |

                         ☆
956考える名無しさん:02/11/11 12:38
金曜日の夕がた 帽子店へ入ると
      突き当たりの大鏡にネクタイをえらんでいる青年の姿が映った

      _____              __
     |//      |             __[__]__  ./         
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    ∧ ∧∧ ∧  |         || ̄|/   ┻ / 
    (,,゚Д)(゚Д゚,,) |         __||_|__    /        
     | U | |  U  |       ./ ╋    /  
   〜|  | .|  |〜|      _/立ヽ、┻   /
     U U U U//|     / ╋    / ∩_∩       
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            /      |  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |/
           |二二二二二二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              |       |    
              |       |   
          .∧_∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
          (∀・  ) その拍子に先方も鏡を見た
          (    )   自分と青年の目がカチ合った
           
957考える名無しさん:02/11/11 12:39
青年はズカズカと近づいてきて 自分の肩越しに言った

                   「君」

         ∧_∧     ∧∧
         (・∀・ )    (゚Д゚;∩
         (    )    (|  ,ノ
         │ │ │     .|  |〜
         (_(__)     し`J

  「なに?」と横をむいたまま答えると
            
              「水曜日の夜をおぼえているか」と云いかけた

    「そんなことはね・・・」と答えると
958考える名無しさん:02/11/11 12:41

              /∧       /∧
            / / λ     / / λ
           /  /  λ   /  /  λ
        /   /  ;;;λ  /   / ;;;;;λ
       /    /  ;;;;;;;λ    / ;;;;;;;;;;;;λ
; ;;     /            ̄ ̄ ̄      \
::;;;   /                        λ
; ;;;;;  /        ( ̄)        ( ̄)    λ;
;;; ;;;;; │          ̄            ̄      ;;λ;;
;;;;;;;;;;:;:|                          ;;;;;;|;;;
;;;;;;;;;;;|              | ̄ ̄ ̄|     ;;;;;;;;;;|;;;
;;;;;;;;;;;;|              |    |     ;;;;;;;;│;
;;;;;;;;;;;; \             /    |     ;;;;;;;;;;;;|::
;;;;;;;;;;;;;:  \           / ̄ ̄ ̄ ̄   ;;;;;;;;;;;/;;
;;;;;;;;;:    \_                  ;;;;;;;;/;;;
 ̄ \ ;   \                 ;;;;;/;;;;;;

      「そんなことではないよ!」
          青年はたいへんな権幕でどなった

959考える名無しさん:02/11/11 12:41
―――――――||_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/||
   GAME       ||_/|_Hat & Cap_| _//_/_/||
  _______||_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/||       ∧_∧
       ____ ||        ___  .||      f(・Д・ ∩アアン!!
     |  UFO  |.||        ||_||_|| ..||\ . ;.'/⌒ /⌒ .ノ
     |~ ̄<> ̄~|.||        || ̄|| ̄||  ||/' |/':,' し'^、し'、ノ
     |       .|.||          ̄ ̄ ̄  .||/. |
     |~ ̄ ̄ ̄~|.||              ||  |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ガラス戸が ギーと開く音が聞えただけで

           自分は街のアスファルトの上にかち飛ばされた
960考える名無しさん:02/11/11 12:43

   「はたして月へ行けたか?」
____ ____  ___________
       |/       ∨
      ∧ ∧    ∧,,∧
     ( ゚Д゚) 目 ミ゚Д゚ ミ
     (|   |)  || (ミ  ミ)
    〜|   |   ||  ミ  ミ〜
      ∪ ∪  .||  ∪ ∪

961考える名無しさん:02/11/11 12:43
        Aがたずねた――

          はたして月へ行けたか?

      ∧ ∧    ∧,,∧
     ( ゚Д゚) 目 ミ゚Д゚ ミ
     (|   |)  || (ミ  ミ)
    〜|   |   ||  ミ  ミ〜
      ∪ ∪  .||  ∪ ∪

 Bが答えた――
  
  なに 行けるもんかい!
962考える名無しさん:02/11/11 12:44

         |                     |
         | 「お月様が三角になった話」  |
          y────────────┘
     ∧_∧ ∩ バ───ソ
      ( ・∀・)ノ______
     (入   ⌒\つ  /|
      ヾヽ  /\⌒)/  |
      || ⌒| ̄ ̄ ̄|
       ´  |      |

963考える名無しさん:02/11/11 12:51
ある夜、友達と三人肩を組んで歩いていると
         三角形のお月様が照っていた

     するといつの間にか自分らも三角形になって
    お月様と重なってしまったものだ

     ∧_∧ ∩           ∧_∧
      ( ・∀・)ノ______    (´∀` )
     (入   ⌒\つ  /|    (    )
      ヾヽ  /\⌒)/  |    | | |
      || ⌒| ̄ ̄ ̄|        (_(_)
       ´  |      |
964考える名無しさん:02/11/11 12:52
うそだと思うなら証明しよう

     ∧_∧ ∩○○        ∧_∧
      ( ・∀・)ノ______    (´∀`; )
     (入   ⌒\つ  /|    (    )
      ヾヽ  /\⌒)/  |    | | |
      || ⌒| ̄ ̄ ̄|        (_(_)
       ´  |      |
こちらのボールは只のボールだが
    こちらのボールはお月様が化けている
          何故と云うならば・・・
965考える名無しさん:02/11/11 12:53
( ・∀・) 只のボールを転がしてもどうもならない
        こっちのを転がすと・・・・

  _________
  \  ○         \
  ||\  ○))ヾヾヾヾ    \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||

机の表面にごく微かなキズがならんでできた

( ・∀・)これがつまり三角のかどが当たったところだ
        お月様とは不思議な三角形のものだからね
              判るかい

966考える名無しさん:02/11/11 12:53
次の日少年は学校でしきりに何か考え事をして              |\
     先生から名を呼ばれたときとんちんかんな返事をした    .|  \
                                          |   \
                                          |     \
                                          |      \
                                          |        \
       ∧_∧ .。oO(▽?○?△?)           ∧_∧ \
      __(; ´Д`)___                     (@∀@ )  \
     |__/  つ    /|                     (    )   \
     .|(__/    ./  |                     |  |  |     \
     || ̄| ̄ ̄ ̄|  /                     (_(__)      \
     ´  |___|/                   ____
    ∧∧                        |\     \   
   __(,,゚Д゚) _____                  |  \     \  
   |_ |. つ/    ./|                     |   | ̄ ̄ ̄ ̄|  
   .|(__/    ./  |                     |   |     .| 
   || ̄| ̄ ̄ ̄|  /                  \  .|        | 
   ´  |___|/                      \.|____|

先生は放課後にかれの生徒を残して
    「きみはきょうはいったいどうしたのか」とたずねた
967考える名無しさん:02/11/11 12:54
この夕方 少年と物理の先生がつれだって自分のところへやってきたので
       三角形のコマを出して 机の上でブーンと廻してみせた


     ∧_∧ ∩                    ∧_∧  ∧_∧
      ( ・∀・)ノ______             (@∀@;) (´∀`; )
     (入   ⌒\つ  /|   _______  (    ) (    )
      ヾヽ  /\⌒)/  |  /  ((◎))  /|  | | |  | | |
      || ⌒| ̄ ̄ ̄|     | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |   (_(_)  (_(_)
       ´  |      |      |愛媛みかん|/
           
       すると先生は驚いたようにだまってしまった
  
968考える名無しさん:02/11/11 12:54
                   それから物理の先生は無口になり
                       毎日幾何の図をかいたり複雑な式をといたりして
                           考えていた

::::::::::::: ::. :. .: :  -‐-  :. .:.: ...:         
:::::::.....: .. : ,r'´.     `ヽ: .. ...          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
:::::::.:: .: ..: :' ..:.       ゙; :...          |   (1) N(N^2−2N+1)        |
::::::::::::.: ..: :. ::..       .: :.          |   (2) A^2−(√2)^2         |
:::::.......: ..: :ヽ ::::... ..... ,.': :     ∧_∧  . |   (3) (B+1)A+B+1         |
::::::.::::. ::.. :..:. :` ー- ‐ ''"...      ( @∀@) / |_______________|
                   (    つ  
                   | | |       
                   (__)_)      
そして夜になると お月様をにらんでいるということを少年から聞いた

するとその夜毎夜毎にお月様が
 だんだん三角形になっていったのである
969考える名無しさん:02/11/11 12:55
以上のようなことを ある夜二人の友達のうちの一人が話した
       するといま一人が眉をひそめて
        「だって君 お月様は丸いんじゃないか」

                      /鮭\   ∧,,,,∧  
                      (´Д` )  ミ´∀` 彡
                      (    )  彡   ミ

                       Y 人  彡   ミ
                       (_)ヽJ  ミ_ミ_彡
     
            ところが話をした友達が
                「だからこのことを聞かせているんだよ」と云った
970考える名無しさん:02/11/11 12:56
::::::::::::: ::. :. .: :   r'´`ヽ  :. .:.: ...: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::.....: .. : ,:::::. /'´   `ヽ : .. ......:..:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::.:: .: ..: :' /.:.     丶  ; :... ...:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::.: ..: :r'´,.....,, . ::..  \ .: :. .:.::......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::.......: ..: :..ー-ー-ー-- ‐ ー- ‐ ..................::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::.::::. ::.. :..::::::::::::::::::::::::::::::::.. ..: :..:.::::.::::::.:::::.::::::.:::::::.::::::.:::::.   _,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,__,_,_,_,_,_
                                 /,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,
                                 /;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/
                                /,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/:::::
そして二人の友達が遅くなって別れた時

  屋根の上に三角形のお月様が照っていたというからよけいにこの話は不思議になる


971考える名無しさん:02/11/11 13:10

         |        |   バチバチバチバチ・・・
グルングルン…/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
       /      アフロ発電.    \
      /_____________\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
              ※            |   おーい、二人共ー
    ((  (⌒⌒⌒⌒~从~⌒⌒⌒⌒)      |    お客さん来てるぞ。
   ((   (  ___ ※; __   )  ))   \____ ____________
    ((  (__(∀・  ))从<  `Д>.__) ))          \|
     ((  (    ) .(    ).   ))
     ((  | | |  | | |   ))
    ((   (_(_)  (__>_>  ))
     ((  | ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄|  ))
         ̄ ̄|| ̄ ̄  ̄ ̄|| ̄ ̄          .    ∧_∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:|      (・∀・ )
 | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |      ( <V> )
 | | \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /  |  |      | | |
 | |   \      アフロ蓄電.    /    :|  |.     (_(__)  (・∀・ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ┌―――――――――――∧―――――――――――
 |
 | お客?ウリ達には友達なんていないニダ。
 │ 「天蓋孤独、これからも何時までも」
 | そんなウリ達を、笑い者にするための嫌がらせニダか?
 └――――――――――――――――――─────
972考える名無しさん:02/11/11 13:11
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 | さて……俺達はこれからそのお偉いさんに会いに行くが…      |
 | お前も会っといた方がいいな。一緒に来い。                   |
 \________________  ___________/
                          \|
______________/
ll ̄l|::::::::::::::::::::::::::::::::''''';;;;;;,,,,,,,,,,;;;;'''''' \
ll ̄l|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
ll ̄l|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/|
ll ̄l|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /  |
ll ̄l|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  /\    
____________/_/   \   ∧∧
        __________      \ (゚Д゚,)
____/◎";;≡≫‖||=ii. ==  ヽ__ 〜(== =)
      ヽ二二二二二二二二二二/    .   |:::: |
 ̄ ̄ ̄ ̄\__________/ ̄ ̄ ̄ し`J

                 〃ノノ^ヽ
                  リ ´−ル フフッ
                / < +>
                ヽ):::::::(l
                 |`l:::::|
                 し'`J
                   |\
        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
        | そうね…一代であんな大企業を作りあげた人物、興味あるわ。    |
        | きっと、どこかのへそ曲がりとは一味違う聡明な人でしょうね。    |
        \____________________________/
973考える名無しさん:02/11/11 13:12
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| (,,゚Д゚) …気が変わった。やはりお前は残って留守番だ。 |
\_______________________/

               / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
               | リ´−´ル 何それ?あなた本当にガキね。  |
               \_________________/

                       / ̄\
                       |___:\        
                       LlLlLlL|/ ̄ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                       / ̄ ̄ ̄   / ,,,,,;;;| (;´Д`) こいつらもうだめぽ…  |
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||''''''''  \_____________/
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||                  ,;;;;''   
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||'''''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''''''''''''"
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||              / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||_/ ̄"ヽ二/ ̄ ̄ヽ | (*゚∀゚) オマイラ、オチケツ。  |


974考える名無しさん:02/11/11 13:12
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||//:;:;;;":ヾ──";;;::;;|:::;\ _________/
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||─;<<─))::;;;: : ───::::/     
                     | ̄l ̄l ̄lll[=]|i\丶==ヾ)二/ ̄ ̄
       ___           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l〕〕)          |_|_|_|_|_|
.       ||_|_|_|_|_|  __.    ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄l| \         |_|_|_|_|_|
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| ̄|LL|  | ̄iil[ ̄]|LL |./ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll\::::::::::|| ̄ ̄ ̄|二/ ̄ ̄
975考える名無しさん:02/11/11 13:13

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| お久しぶりです、ギコさん。 社長がお待ちです。 |
| …お仲間、増えたんですね。              |
\_  __________________/
   |/                                           / ̄ ̄
                            〃ノノ^ヽ                 |]─::\
   ∧∧          ∧∧    ∧∧   リ−` ル  ∧_∧            |]─::/
  (<:=>            (゚Д゚,,)     (゚∀゚*)  <+ >ヽ  (∀`  )         / ̄ ̄ ̄
  (::<V>)         (= ==)〜  (ヾソ:;ゝ  l):::::::(/.  (ヽ   )          |/ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| Y  人           |
 ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| (__)ノ       / ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l | ̄ ̄ ̄[ヽ.|| ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \/ ̄ ̄ ̄||〔□ |───
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::コオオオォォォォォォォ………::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
              /|
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | 久しぶりだな、CJ。あ、わざわざ出迎えご苦労な。   |
    \______________________/
976考える名無しさん:02/11/11 13:13
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| これが私の仕事ですから。   |
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   |/                                           / ̄ ̄
     キッパリ                     〃ノノ^ヽ                    |]─::\
   ∧∧          ∧∧    ∧∧   リ−`;ル ∧_∧             |]─::/
  (<:=>            (Д゚;)    (゚∀゚*)  <+ >ヽ  (´∀`;)         / ̄ ̄ ̄
  (::<V>)         (= ==)〜  (ヾソ:;ゝ  l):::::::(/.  (ヽ  ::::)        |/ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||| | |        |
 ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||(_(_)       / ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l | ̄ ̄ ̄[ヽ.|| ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \/ ̄ ̄ ̄||〔□ |───
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::コオオオォォォォォォォ………::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
              /|
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | …相変わらずだな、お前は。               |
    | だから機械だとか冷徹だとか言われるんだぞ。    |
    \______________________/
977考える名無しさん:02/11/11 13:35
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| それは貴方が勝手に言っているだけです。        |
| …そんな事はどうでもいいですから行きましょう。    |
| もうすでに3分27秒無駄にしてしまいました。        |
\_  _____________________/
   |/                                           / ̄ ̄
                           〃ノノ^ヽ                     |]─::\
   ∧∧          ∧∧    ∧∧   リ−`;ル ∧_∧             |]─::/
.  <=:>)         (Д゚;)    (゚∀゚*)  <+ >ヽ  (´∀`;)         / ̄ ̄ ̄
  (<V>::)         (= ==)〜  (ヾソ:;ゝ  l):::::::(/.  (ヽ  ::::)        |/ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||| | |        |
 ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||(_(_)       / ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l | ̄ ̄ ̄[ヽ.|| ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \/ ̄ ̄ ̄||〔□ |───
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              /|    ./|     /|     /|
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    |             …………………………            |
    \___________________________/


978考える名無しさん:02/11/11 13:35
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| ………ここってあんな奴ばっかなの?           |
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                            \|
                                                / ̄ ̄
                                〃ノノ^ヽ                     |]─::\
                ∧∧    ∧∧   リ−`;ル  ∧_∧            |]─::/
.               (Д゚;)    (゚∀゚*)  <+ >ヽ  (´∀`;)         / ̄ ̄ ̄
                  (= ==)〜  (ヾソ:;ゝ  l):::::::(/.  (ヽ  ::::)          .|/ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||| | |         |
 ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||(_(_)       / ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l | ̄ ̄ ̄[ヽ.|| ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \/ ̄ ̄ ̄||〔□ |───
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              /|
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | んんぁ、ありゃ人間性の問題だろ……   |
    \_________________/
979考える名無しさん:02/11/11 13:36
                                   / /l
               ____________   〔◎〕/
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                l| |          ||          | |l
    ∧∧.        | |          ||          | |
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   (::<V>)       l| |          ||          | |l
    |::::l|::|         ,| |          ||          | |
 ̄ ̄し'`J ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
           /                   〃"" ヽ \
         / ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ:::;;ル  \
        /  (:::::::: )    (:::::::::: )  ( :::::).   / ===ヽ   \


980考える名無しさん:02/11/11 13:37
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|  お入り下さい。 社長がお待ちです。  |
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     |/
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                                   / /l
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    ∧∧.        |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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    |::::l|::|         ,|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|,
 ̄ ̄し'`J ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
           /                   〃"" ヽ \
         / ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ:::;;ル  \
        /  (:::::::: )    (:::::::::: )  ( :::::).   / ===ヽ   \
981考える名無しさん:02/11/11 13:37

     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     | ふぅん。 あなたに言われるくらいだから相当な変人なのね…    |
     \_________________  _________/
                                 \|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
________________________________
    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                       Π
                     / ̄\
                     ヽ/-ヽ/
                                〃"" ヽ
            ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ::;;ル
            (:::::::: )    (:::::::; )  ( ::;).   / ===ヽ
          〜(===::)     (:::::::::::: )  (ヾ::;;ゝ  ヽ):::::::(ノ
            |:::::: |    | | |  =[lll二)ヽ  |::::::/l
                し`J    (._)_)   し`J''''"   し'`J
         
          /|
      / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
      | ………………………   |
      \__________/


982考える名無しさん:02/11/11 13:38

     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     | あー、……全部聞こえてるんだが………    |
     \___________  _______/
                       \|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
________________________________
    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                       Π
                     / ̄\
                     ヽ/-ヽ/
                                〃"" ヽ
            ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ::;ル
.              (;::::: )    (:::::::; )  ( ::;).   / ===ヽ
          〜(===::)     (:::::::::::: )  (ヾ::;;ゝ  ヽ):::::::(ノ
            |:::::: |    | | |  =[lll二)ヽ  |::::::/l
                し`J    (._)_)   し`J''''"   し'`J
         
          /|        /|       |\     |\
      / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄\
      |      ………………………………………………    |
      \_______________________/
983考える名無しさん:02/11/11 13:38

     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     | フフッ、お前達は相変わらずだな。あの頃のままだ……  |
     | 俺は………変わりすぎてしまったよ。             |
     | 最近、 自分でも他人の様に思えて来る時がある 。.     |
     \___________  ____________/
                       \|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
________________________________
    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    ||    
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                       Π
                     / ̄\
                     ヽ/-ヽ/
                                〃"" ヽ
            ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ::::ル
           (:::::::: )    (:::::::::: )  ( ::::).   / ===ヽ
          〜(===::)     (:::::::::::: )  (ヾ::;;ゝ  ヽ):::::::(ノ
            |:::::: |    | | |  =[lll二)ヽ  |::::::/l
                し`J    (._)_)   し`J''''"   し'`J


984考える名無しさん:02/11/11 13:39

    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | ………まだしぶとく生きてたのか。嬉しいぞ。              |
    | …いつハゲタカのエサになるかと思うと夜も眠れんよ。          |
    \_____  ______________________/
             \|

__,,,;;─────''" ̄ ̄ ̄ ll  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ll ̄ ̄ ̄ ̄"''─────;;,,,,__
          ||         ||          ||.            ||          |:|
  ____,,||;;─────''''" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''''─────;;||,,_____|:|
'''"                     ∧,,∧                      "'''
                     ミ,,゚Д゚,,彡∫
                    /ミ:<V>:つ='' ))
                 ((  ヽ:::ミ/ヽノミ:::::/  クルッ
                    "''' し'J l'''"
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                / / ̄丶  ll 日[─] \
              /    ̄ ̄            \
              || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'||
               \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /
               (((ノ              ヽ)))


985考える名無しさん:02/11/11 13:39
   ∧∧     ∧_∧    ∧∧   
  (゚∀゚*) .  (´∀`;:)   (゚Д゚,,)
  (ヾソ:;ゝ  (ヽ  :::::)   (= ==)〜
 =[l二ll二)  | | |    | ::::::|
   し`J''''" (_(_)    し`J

_________
∧,,∧         /|
 ̄`l 彡/二/   //
:::::::::\_ .__//))
::::::::::::::::::::ヽ  l|/
::::::::::::::::::::::ノ /
 ̄|l | ̄ ̄ ヽ)))

/:::::\
986考える名無しさん:02/11/11 13:40
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                 |  ヤレヤレ………  |
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.   アヒャ               |/
   ∧∧     ∧_∧     ∧∧   
  (゚∀゚*) .  (´∀`;:)   (ー",,) ププッ
  (ヾソ:;ゝ  (ヽ  :::::)  と= ==つ
 =[l二ll二)  | | |    | ::::::|
   し`J''''" (_(_)    し`J

__________
∧,,∧           /|
 ̄`l;彡/二/   //
:::::::::\_____//))
::::::::::::::::::::ヽ  l|/
::::::::::::::::::::::ノ /
 ̄|l | ̄ ̄ ヽ)))
987考える名無しさん:02/11/11 13:40

                       / ̄\
                       |___:\
                       LlLlLlL|/ ̄ヽ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                       / ̄ ̄ ̄   /  | 笑えん冗談だ。2点。  |
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||   \_________/
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l|| 
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||
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                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||___/ ̄"ヽ二/ ̄ ̄ヽ
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                     | ̄l ̄l ̄lll[=]|i\ ̄ ̄丶==ヾ)二/ ̄ ̄
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| ̄|LL|  | ̄iil[ ̄]|LL |./ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll\::::::::::|| ̄  ,;;;;''''"
988考える名無しさん:02/11/11 13:52

   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   ::::                                           ::::
   ::::   戦争って…平和って何なんだろう……?                   ::::
   ::::   「平和」って言う、甘い幻想を信じてこれまで戦って来たけれど……::::
   ::::   本当に平和な時代なんてやって来るのかな……?          ::::
   ::::   本当に………俺達は正しかったのかな?                  ::::
   ::::                                           ::::
   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
989考える名無しさん:02/11/11 14:00

                                  _,,.. -──‐- .、.._
                              ,. ‐''"´           ``'‐.、
                     ,_、     ,.‐´                 `‐.、
                     |::::::l    /                      \
                     | ::/   ,i´                          `:、
                    /ヽ|二//                              ヽ.
                    |l[:::┐,i                              i、
                    ヽ l|┘i                                    i.
               _,,,;;''''''',,,;| l] '''''';;;;,,,,                      ,,,;/ ̄ll
           ,,;;--^~      '';;;''''''    '''~^--,,,,,,, ,,,,,,,,,;;;;;;''''^~~"""'''';;;;;;,,,, /、 ''':,, ヽ
      ,,,,,、、'''´´'';    ∧∧,,,,,;;;''''      ∧_∧  ;;;;;,,,,,,,          /,,;;;ll/ ̄//
,,,;;;;;;;;^~''"         (:::::::::);;;''       ( :::::::::::)    '~^--;;,,,     ,/,丶,,:%"''/;;,,i
               <⌒<`),        /=」/ ̄`,        ""''''^-;;;;;;,,,,,'''''''"""
             ,,,,,∠∠i</       日い]:◎iJ              ;;;;;;,,,,,,,,,,,..
          ,,,;;;;;;;;;;;/__l___i=、        ∠二l二i;
        ,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'''''         ,,,,,,;;;;;;;;;;''
         ,,,,,;;;;;;;;;''''           ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;'
990考える名無しさん:02/11/11 14:01

 ̄ ̄ヽ=         ゴオオォォォォ……
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ,,
巛(◎,,;''ヽ_/ ̄ ̄:]]ヽエi                   
___ノ  ヽ____/
                             ウウゥゥ……ン……ウウゥゥ……ン  
                                                /ソ]ゝ
                       / ̄\         / ̄ ̄ ̄ヽ  / ̄ ̄ ̄ヾ
                       |___:\       ヽ=凵P ̄ ̄[≡>>((二||⌒ヽ;;;;,,,,,
                       LlLlLlL|/ ̄ヽ        ̄ ̄ ̄ヽ==∠ ̄ ̄ソ─´,,,;;;''''''''
                       / ̄ ̄ ̄   /                  ̄ ̄
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l|| 
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||___/ ̄"ヽ二/ ̄ ̄ヽ
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||:::::::::///:;:;;;":ヾ──";;;::;;|:::;\
                     | ̄l ̄l ̄ll| ̄l||二──;<<─))::;;;: : ───::::/
                     | ̄l ̄l ̄lll[=]|i\ ̄ ̄丶==ヾ)二/ ̄ ̄
       ___           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l〕〕)          |_|_|_|_|_|
.       ||_|_|_|_|_|  __.    ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄l| \         |_|_|_|_|_|
  ___    ||_|_|_|_|_| |====|    ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄ll ̄l|   \ ___,    |_|_|_|_|_|__
991考える名無しさん:02/11/11 14:02
[ 最上階 社長室 ]

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                               | で………………   |
                                   \_______/ ...:::::::::::::::::::::::::::::..................
992考える名無しさん:02/11/11 14:03
       _____________       ....::::::::::             ::::;;;;;;,,,,,,
               /                   \      ::::::..........          ..,,,;;;;;;;;;
             /                      \        :::::::::::::..................::::::,,;;;;;
            /                         \
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          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||ヽ \
          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◯ \
          | ..:                           ◯   /)
          |___________________   / ̄ ̄ ̄ ̄\
           ||      ||      ||      ||      ||      ||=] /         |
           ||      ||      ||      ||      ||      ||:|>二ヽ          |       ,,,,,;;;;;;;;;;'''''''''''';;;;;;,,,,,,
           ||───||───||───||───||───||=]         /   ,,;;;;;;;;''''''''''''''
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   ;;;,,,
        /          ,,;''     ;;               |.           /     ;;,,,,,
        |____.,______________,,;;''_/        /       ,,,;;;;;;;;;'''''''
        |                              \____/ ::::::::::::::
993考える名無しさん:02/11/11 14:03

    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | 何をしに来たんだ?まさか俺の顔を眺めに来た訳じゃないだろう?           |
    | これでも結構忙しいんだ。昨日もシンジュク支社が敵の襲撃にあってな。     |
    \_____  ___________________________/
             \|

__,,,;;─────''" ̄ ̄ ̄ ll  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ll ̄ ̄ ̄ ̄"''─────;;,,,,__
          ||         ||          ||.            ||          |:|
  ____,,||;;─────''''" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''''─────;;||,,_____|:|
'''"                     ∧,,∧                      "'''
                     ミ,,゚Д゚,,彡∫
                    /ミ:<V>:つ=''
                    ヽ:::ミ/ヽノミ:::::/
                    "''' し'J l'''"
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                / / ̄丶  ll 日[─] \
              /    ̄ ̄            \
              || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'||
               \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /
               (((ノ              ヽ)))
994考える名無しさん:02/11/11 14:04

            ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ::::ル
           (:::::::: )    (:::::::::: )  ( ::::).   / ===ヽ
          〜(===::)     (:::::::::::: )  (ヾ::;;ゝ  ヽ):::::::(ノ
            |:::::: |    | | |  =[lll二)ヽ  |::::::/l
                し`J    (._)_)   し`J''''"   し'`J
                                     
         /|                           
    / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | そんなにヤバイ事になってるのか?            |
    | 直接施設が襲撃されたのは今回が初めてだろう ?  |
    | なぜ今になって奴等はそんな事を?              |
    \______________________/
                                      
995考える名無しさん:02/11/11 14:05

    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | さあな。だがこうなった以上こっちも指咥えて見てる訳には行かなくなった。   |
    | それに市民を守るのも今や俺たちの役目の一つだからな。                |
    | まぁ、これからどう出るかは現在検討中だ。以上。                     |
    \_____  ___________________________/
             \|

__,,,;;─────''" ̄ ̄ ̄ ll  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ll ̄ ̄ ̄ ̄"''─────;;,,,,__
          ||         ||          ||.            ||          |:|
  ____,,||;;─────''''" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''''─────;;||,,_____|:|
'''"                     ∧,,∧                      "'''
                     ミ,-Д-彡∫
                    /ミ:<V>:つ=''
                    ヽ:::ミ/ヽノミ:::::/
                    "''' し'J l'''"
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                / / ̄丶  ll 日[─] \
              /    ̄ ̄            \
              || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'||
               \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /
               (((ノ              ヽ)))
996考える名無しさん:02/11/11 14:05

            ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ::::ル
           (:::::::: )    (:::::::::: )  ( ::::).   / ===ヽ
          〜(===::)     (:::::::::::: )  (ヾ::;;ゝ  ヽ):::::::(ノ
            |:::::: |    | | |  =[lll二)ヽ  |::::::/l
                し`J    (._)_)   し`J''''"   し'`J
                                     
         /|                           
    / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | 争いは避けられないってか?                    |
    | ま、どっちにしろ俺達がする事は変わらないけどな。 |
    \______________________/
                                        / ̄ ̄ ̄\
                                       |   社長。  |
                                       \_  _/
                                          |/


997考える名無しさん:02/11/11 14:06
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| どうした? CJ。  |
\_  ______/
   |/
                   / ̄ ̄ ̄\
                   |::::::::::::::::::::::::|
                   |::::::::::::::::::::::::|
__,,,;;─────''" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''─────;;,,,,__

        イツカライタモナ…
   ∧∧     ∧_∧    ∧∧   
  (*゚∀) .   ( ; ´Д)   (,, ゚Д)
  (ヾソ:;ゝ  (ヽ  :::::)   (= ==)〜      ∧∧
 =[l二ll二)  | | |    | ::::::|       <=:>> ツイサッキカラデス
   し`J''''" (_(_)    し`J         (<V>::)     
                            |::l|:::::|
_________              ヽiソ   
∧,,∧         /|           /|
 ̄`l 彡/二/   //       / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
:::::::::\_ .__//))        | 少し…気になる事が。 |
::::::::::::::::::::ヽ  l|/          \_________/
::::::::::::::::::::::ノ /
 ̄|l | ̄ ̄ ヽ)))
/:::::\
998考える名無しさん:02/11/11 14:06

__,,,;;─────''" ̄ ̄ ̄ ll  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ll ̄ ̄ ̄ ̄"''─────;;,,,,__
          ||         ||          ||.            ||          |:|
  ____,,||;;─────''''" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''''─────;;||,,_____|:|
'''"         ゴニョゴニョ   ∧∧ ∧,,∧                      "'''
                 <<:=ミ゚Д゚,,彡 ∫ ゴニョゴニョ
                 (::<V/ミ:<V>:つ=''
                  |::::l|ヽ:::ミ/ヽノミ:::::/
                     し'` "''' し'J l'''"
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                / / ̄丶  ll 日[─] \
              /    ̄ ̄            \
              || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'||
               \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /
999考える名無しさん:02/11/11 14:12
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    | ああ。さっきから五月蝿い蝿が飛び回っている。                        |
    | 偵察か、それとも何か他の目的か……まぁ、ここは簡単には落ちないがな。   |
    \____________  ____________________/
                       \|

__,,,;;─────''" ̄ ̄ ̄ ll  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ll ̄ ̄ ̄ ̄"''─────;;,,,,__
          ||         ||          ||.            ||          |:|
  ____,,||;;─────''''" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''''─────;;||,,_____|:|
'''"                     ∧,,∧                      "'''
               ∧∧     ミ,゚Д゚,,彡∫
            <:=:>    /ミ:<V>:つ=''
              (:<V>:)   ヽ:::ミ/ヽノミ:::::/
                |:::l|::::|    "''' し'J l'''"
              し'`J / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                / / ̄丶  ll 日[─] \
              /    ̄ ̄            \
              || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'||
               \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /
               (((ノ              ヽ)))
1000考える名無しさん:02/11/11 14:12
                                〃"" ヽ
            ∧∧    ∧_∧   ∧∧   リソノ::::ル
           (::::: ゚).   (:::::::::: )  ( ::::).   / ===ヽ
          〜(===::ソ◇  (:::::::::::: )  (ヾ::;;ゝ  ヽ):::::::(ノ
            |:::::: |    | | |  =[lll二)ヽ  |::::::/l
                し`J    (._)_)   し`J''''"   し'`J
              ゴソ…                       
           /|                          
      / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'\ 
      | ……そういえば、言い忘れていた事があった。            |
      | 奴等の一連の動きには、これが関係してるのかもしれない。 |
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