ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』

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1考える名無しさん
を読もう
2考える名無しさん:2010/09/29(水) 21:52:46 P
輝きを失うどころか今だからこそ
3考える名無しさん:2010/09/29(水) 21:56:25 O
哲学素人だけど、これはカントなんかより読みやすかった
4考える名無しさん:2010/09/29(水) 22:58:56 O
よくわからん。
物自体が意志で、現象が表像なんだってこと?
言葉を変えただけなら現象学みたいだな。
5考える名無しさん:2010/09/29(水) 23:04:23 O
用語と表現を変えただけで、内容は根本的に同じなんじゃないかって思える。
6あぼーん:あぼーん
あぼーん
7考える名無しさん:2010/09/30(木) 08:41:05 0
ちゃう。
小便じゃがな。
8考える名無しさん:2010/10/08(金) 23:43:36 0
昔買ったけどまだ読んでいない。
どうしよう、読んでみようかな
9考える名無しさん:2010/10/17(日) 11:33:07 0
>>8

眠れない夜の睡眠薬よ。
10ジャック:2010/10/17(日) 11:43:30 O
誰がションベンバウアーだ
(`〆´)/
11考える名無しさん:2010/10/17(日) 12:19:52 O
ショーペンハウアーとソクラテスはガチ哲人だよ。
12考える名無しさん:2010/10/18(月) 11:56:42 O
実存主義の走りはこいつか
13考える名無しさん:2010/10/18(月) 16:19:59 0
>>12
キルケは?
14考える名無しさん:2010/10/21(木) 01:49:51 0
>>3 同意。なんか、すごく入りやすかった。
15考える名無しさん:2010/10/21(木) 07:28:16 0
この人哲学会では二流という評価で落ち着いてるみたいだけどエッセイなんかはいいね。
早く意見を交換しあおう
16考える名無しさん:2010/10/21(木) 13:24:59 O
この人は哲学者というよりエッセイストだからな
17陽炎:2010/10/21(木) 20:57:01 0
んだね。よく言われるとおり彼は体系的なものに苦しんだ人だわ。
だから散文でかければどんなによかったのかな・・
18考える名無しさん:2010/10/23(土) 22:04:59 0
スナインコッコスマナラコッサーラ長老やその直系の子孫たるラルフ&フローリアンを聞いてみるといい。
テクノの特徴はもちろん、ハス、ツノガライクリ、ビン、エロの要素が既に確立され、
後のシーンを賑わすアーチストたちは、単にこの作品のコピーか焼き直しに過ぎないと言うことがわかるはずだ。
19考える名無しさん:2010/10/25(月) 03:03:29 0
この人のエッセイを読んでると、頭はすごくいいのに、
熱くなりやすくて、それが原因で失敗するタイプというのが、
すごくよく分かる。
いま生きてたら2ちゃんねるの糞議論に深入りし過ぎて、
すごく傷つくタイプだろうな。
20陽炎:2010/10/26(火) 00:36:42 0
この人にかかれば、数多の哲学者、詩人はぼろくそやわ・・
唯一尊敬するゲーテだけには直接批判がましいコト言わなかったけど・・
考え方の相違で老ゲーテも困ったもんだわみたいなこと言ってたわね
21考える名無しさん:2010/10/27(水) 07:13:33 0
明晰夢は偶発的に見るよりは、意識的に明晰夢状態を作り出す方が簡単だと思います。
私は両方経験したことがありますが、偶発的に見た(夢の中でふとしたときに夢だと気付いた)場合は
心の準備が出来ていないせいか興奮してしまい早く目が覚めやすかったり
また性欲のせいですぐ女性を探したりしてしまいあまり思うようにいかない場合が多いです。

意識的に明晰夢状態を作り出す場合は、当然心の準備もできていますので
比較的いろんなことにトライできます。ただ童貞なせいかSEXは成功したことないですが・・・。
基本的にはその人の経験と思い込みにもとづいた世界だと私には思えます。
空を飛ぶにも中々高い位置までは上がれなかったり、壁をすり抜けようとしても普通にぶつかったり
それでも通ろうとするとゼリーの中をを通過するような粘っこい感じで通り抜けられたり
移動するのは基本的に宇宙遊泳みたいに低空飛行みたいな感じですが(歩く必要ないから)
いう程思い通りにはならないというのが私の場合の実感ですね。
多分人によって夢の中での自由度は異なるのではないでしょうか。
私は結構頭が硬い性格なので自由度が低いんだと思います。
もっと頭の柔らかい人ならいろいろ出来るのかも。

やり方は仰向けに寝て意識を落としていく訳ですが、
その辺りは上手く説明できないので何度かチャレンジしてみれば一回くらいは
成功するんじゃないかと思います。
まず、寝入ってしまわないこと。
それと映像的なイメージが浮かぶ人はそれを追いかけていくといいと思います。
基本的に今寝ている場所からスタートします。
どちらかというと体の感覚を夢のチャンネルに切り替えたという感じでしょうか。
個人的にはコツがいくつか有るのですがここでは公開しません。
実際にやってみて自分なりのコツを見つけた方がいいと思いますので。
ただ実感として期待するほど面白く無いというか自由にならないというか、
いつも成功するという訳でもなく結構面倒くさいので今はやってません。
何かに明晰夢を有効に使えるというのであれば、またやってもいいかなと思いますね。

あと多分質問されても応答しないと思います。
偶々通りがかっただけなので。
22考える名無しさん:2010/11/02(火) 19:38:02 0
ショーペンハウアーは読み易い、しかしどこか深い。とは誰の言葉だったか
23考える名無しさん:2010/11/05(金) 10:47:19 0
いろんな哲学書を読んだが、やっぱりこれが一番だ。
24考える名無しさん:2010/11/05(金) 13:29:19 0
>>23

一番下らない本だった、と?
25考える名無しさん:2010/11/05(金) 13:31:28 0
読書歴長い人は「これが一番」なんて本はあえて作らない。
26陽炎:2010/11/05(金) 14:39:52 0
ん〜体系的なものはどうしても無機質的なものがあるけどさ、
ショーペンハウアーの哲学ってどこか人間臭く血が通ってるんだよね。
アウトサイダーなんだろうけど・・・

唯一の後継者がニーチェだって言われてるけど・・フロイトだって
そうさね。
27考える名無しさん:2010/11/06(土) 00:15:24 0
批評の方法が如何に精密に論理附けられようが、それが人を動かすか動かさないかという問題とは何の関係もない
28考える名無しさん:2010/11/06(土) 00:26:50 0
という主張は、ショーペンハウアーの著作に対する評価とは何の関係もない
29陽炎:2010/11/06(土) 19:12:35 0
うろ覚えなんですが、彼が哲学を志した時どこかの教授に体系的なものと
そうでないものごちゃまぜにして勉強するなと・・例えばプラトンから
アリストテレスへすぐ行くなとか・・・
30陽炎:2010/11/06(土) 19:23:39 0
長年哲学が抱える問題のひとつに、より多くの人に理解してもらうには
どうしらいいかと・・とかく論理学をやってしまうとつじつま合わせに文章
が堅くなり、ややこしくなります。多少矛盾孕んでも、とにかく自由に書き
たい!それが彼の理想だったかと思います。他人の著作の論理矛盾は大いに
突くんですどけね(笑)
31考える名無しさん:2010/11/06(土) 22:33:13 0
およそ人間の主張には誤りなどないのです。
誤りがあるとすれば、それを表現した言葉にあるのです。
論理というのは、そういう言葉の上での正誤を与える一基準に過ぎないのです。
32考える名無しさん:2010/11/09(火) 03:03:30 0
いいね。この著者は今後さらに再評価されるべきだと思う。
彼ほど膨大かつ体系的な考証を残した哲学者は、前にも後にも現われまい。
33考える名無しさん:2010/11/09(火) 04:47:51 0
西尾先生一言お願いします。
34考える名無しさん:2010/11/10(水) 06:25:25 O
卓上のガチ哲人 → ショーペンハウアー

路上のガチ哲人 → ソクラテス
35考える名無しさん:2010/11/10(水) 08:37:23 0
ネット右翼と街宣右翼みたいなもんか
36考える名無しさん:2010/11/10(水) 08:49:22 0
つか、小便とソクなら
セックスは話すのと見るのとではどっちがより快感か?
っていう消極的なものじゃん。
二人ともセックスは"やる"ものっていう基本が欠けてるじゃん。
37考える名無しさん:2010/11/10(水) 11:49:36 O
石橋を叩いて渡らないのが哲人だ。
38考える名無しさん:2010/11/10(水) 14:17:19 O
そこを敢えて渡るのがソクラテスの皮肉なところである。
39考える名無しさん:2010/11/10(水) 14:29:51 0
>>36
えっ、あの二人って、セックスを見るのが趣味だったの?
40考える名無しさん:2010/11/10(水) 18:25:31 0
アタマいい人の典型だよね。エッチに関して客観的なのってさ。

41考える名無しさん:2010/11/11(木) 10:45:32 0
>>40

その分、キンタマはわるい、かもな。
42考える名無しさん:2010/11/11(木) 11:23:32 0
あっ言えてるかもwww
43考える名無しさん:2010/11/11(木) 11:28:25 0
彼の飼い犬の名前はアートマン・・(しかしプードル・・)
44考える名無しさん:2010/11/12(金) 19:12:05 0
若きニーチェはアルトゥール先生に心酔しきりだった。
厨ニなんとかの主は実はアルトゥール先生だったのだね

カンジ先生ヨロ♪
45考える名無しさん:2010/11/13(土) 19:11:57 0
ショーペンハウアーは思想史唯一の良心。他は全部トンデモ。
46考える名無しさん:2010/11/13(土) 23:48:40 0
ワタシはショーペンハウェルとJJルソーの純粋さが大好きだ。
47考える名無しさん:2010/11/13(土) 23:56:37 0
ルソーの哲学は有益だが、ルソーの思想は有害
48考える名無しさん:2010/11/14(日) 00:15:27 0
↑ルソーけっこう変態ちっくだもんね♪やはりヴォルテールに任せよう。
49ワームホールズ32056号室 ◆dInH4Ljz2Q :2010/11/14(日) 01:46:43 0
思想という
根拠の曖昧なる実体は
オカルトのように扱われ伝搬する

思想の寄生・・・
50考える名無しさん:2010/11/14(日) 01:51:38 0
僕の半四半世紀の思索の集大成が、この本だったのだ。
僕には、他の哲学書は全く意味不明だが、この本だけは実感をもって読めるんだ。
51トーヘンボク:2010/11/14(日) 03:50:15 0
・・このスレにも、もちろん関心あります。
52陽炎:2010/11/14(日) 08:22:02 0
おう♪ショーペンハウェルスレ盛り上がってきたーー

日本人の感覚に彼は合うかもね♪

でも自分だけが特別と思ってしまう感覚には注意が必要☆
53陽炎:2010/11/14(日) 08:27:25 0
天才論っていうのを客観的に現したのは彼かも。

そういう意味では、クレッチマーの師であり、パトグラフィーの祖でもある

のかもね♪
54考える名無しさん:2010/11/14(日) 11:11:44 0
>>41
チンコとか小さそう。
55考える名無しさん:2010/11/14(日) 13:17:22 0
西尾先生一言おねがいします。
56考える名無しさん:2010/11/14(日) 20:16:04 0
というか、団塊世代くらいの硬派といえば、通称デカンショと呼ばれ
(デカルト、カント、ショーペンハウエルを読んでる輩)じゃなかったけ?

あの世代はそんなこともあったね。と遠い空見てるけど
57考える名無しさん:2010/11/14(日) 21:28:53 0
デカルト、ルソー、スピノザ、ヘーゲル、マルクスは必読だった
58考える名無しさん:2010/11/14(日) 22:30:37 0
姉崎先生の魂が一言。
59考える名無しさん:2010/11/15(月) 03:15:40 O
僕の書斎にゃ、ゲーテとショーペンハウアーがいれば十分だ
60考える名無しさん:2010/11/15(月) 03:30:51 O
お二方、それぞれ文学、哲学における"最強"のお人よね
61考える名無しさん:2010/11/15(月) 10:29:37 0
ゲーテ「なぬ!?自分が見てるから世界が存在するんだと?ワッハハハ
   世界があなたをみなけりゃアナタ存在しないじゃない。」

若き先生。「うぅ・・ゲーテ・・アナタだけは味方だと思ったのに・・」

ゲーテ(優しい目で))この若者が言うこともまた正しい・・・・



 
62考える名無しさん:2010/11/15(月) 16:27:45 0
さらにいうと、ファウストと意志と表象としての世界だけあれば十分よね
63考える名無しさん:2010/11/16(火) 12:24:08 O
ゲーテとショーペンハウアーの対話とか手紙のやり取りとか残ってないのかえ?
64考える名無しさん:2010/11/17(水) 15:56:56 O
もともと彼の母ちゃんとゲーテはサロンでのお友達。そのつながりで、ゲーテと知り合えたんだよね。

彼にとって世界随一のスーパースターと知り合えたのは本当に嬉しいことだったろう。

まぁ母ちゃんはヘンテコリン児童作家で(売れっ子。)
倅とは折り合い悪かった。
65考える名無しさん:2010/11/18(木) 16:55:20 0
ゲーテって目がクリクリだよね

女の子に生まれれば現代的基準で美人だっただろうに
66考える名無しさん:2010/11/18(木) 18:37:05 O
ショーちゃんがアートマンって名前のプードルを散歩させてる絵が思いうかばない
67考える名無しさん:2010/11/18(木) 21:19:50 O
ショーちゃんは、晩年アートマンを散歩させながら、MUDAじゃMUDAとぶつくさ言いながら歩いてたらしい(笑) 嘘。。

ドイツのサイトあたりだったら晩年のショーペンハウエル描いたのいっぱいあるだろうね





68考える名無しさん:2010/11/19(金) 01:17:27 0
小便ハウアーのスレは変態しかいないな。
69考える名無しさん:2010/11/19(金) 01:25:13 0
小便カウパー腺は名前が卑猥
70考える名無しさん:2010/11/19(金) 10:25:27 O
みんなテンサイなんて誉め言葉をば。。
71考える名無しさん:2010/11/19(金) 17:27:03 0
井原西鶴も、生前は俳諧では松尾芭蕉の影に隠れてしまい、小説も当時の儒教道徳に反するものだった為、一分のファンにしか受けなかったんですな。
だから、後世になって注目された点では、ショーペンハウアーと同じですな。
当時注目されなかった人物が、後世になって評価されるという現象自体、人間の本質を表しておりますな。
72考える名無しさん:2010/12/05(日) 21:32:58 0
ショーペンハウアーってマザコンだったらしいね
73考える名無しさん:2010/12/05(日) 21:56:28 0
>>72
へ?
母親と縁を切って妹としか文通しなかったのに?
74考える名無しさん:2010/12/05(日) 23:03:08 0
むしろファザコンじゃないか?
75考える名無しさん:2010/12/07(火) 01:33:36 0
意思と表象としての世界の解説本でおすすめのものがあれば教えていただけませんか?
76考える名無しさん:2010/12/07(火) 20:52:25 0
白水社の「存在と苦悩」
77考える名無しさん:2010/12/10(金) 00:38:41 0
ショーペンハウアーの妹がこんなに可愛いわけがない
78考える名無しさん:2010/12/10(金) 16:29:15 0
ショーペン先生が若いころ結婚を考えた女性に対して妹が「お兄さまが知らせてくれたその女性のことで
わたしとっても悩んでいるの。お願いだからその可哀そうなお嬢さんを欺かないでね。」と
手紙に書いてるよね。

そうとう嫉妬深かったんだろうね、妹は・・・。
結局恋人テレーゼとは結ばれなかったが。
79考える名無しさん:2010/12/12(日) 07:02:15 0
この人のアフォリズムがとても好きだな。
読書について 幸福論 は読みやすいよね。とっつき易い。

ところでショーペンさんはフィヒテやヘーゲルは嫌いだったのかな?
どの本か忘れたが、単純明快なものを分かりにくくこねくりまわして書いてる
奴は理解されることを恐れるor中身がスッカラカンだから難しい言葉をチリばめて
煙に巻いてるみたいな記述があって、やっぱショーペンさんぱねえわと思ったんだが。
80考える名無しさん:2010/12/12(日) 14:19:32 0
ショーペンハウアーはヘーゲルと公開論争を行って敗れたのでその恨み節が
時々出てくるのがなんですな。
81考える名無しさん:2010/12/15(水) 03:26:07 0
なるほどね レスさんくす
82考える名無しさん:2010/12/16(木) 22:37:53 0
ヘーゲルの「歴史哲学講義」は平明で読みやすいが・・・。
83考える名無しさん:2010/12/18(土) 13:23:32 0
>>80
へ?
ヘーゲルと直接やり合った事は無いんじゃないか?
ベルリン大学の教授試験のときくらい(試験官がヘーゲル)?
あとは教授になったあとにわざとヘーゲルと同じ時間に
講義時間をぶつけて生徒が全然いなくてってかんじでしょ。
84考える名無しさん:2010/12/19(日) 04:05:22 0
>>83
>生徒が全然いなくて
それでショーペンは辞職したんですよね。
85考える名無しさん:2010/12/19(日) 19:27:18 0
でも日本人的にはヘーゲルよりショーペンさんの方が親しめるのは
アフォリズム的な分かりやすい著書が沢山あるからだろうかね。
86考える名無しさん:2010/12/20(月) 20:00:17 0
>>85
ショーペンはインド思想に傾倒していたから
東洋的なテイストのあるショーペンの方が、
ヘーゲルよりも日本人にとっては分かりやすい
のかしら?
ヘーゲルは東洋思想の影響を受けていないの
かしら?
87考える名無しさん:2010/12/21(火) 01:02:09 0
ショーペンハウアーに影響を受けた小説家にプルーストがいますね
『失われた時を求めて』は、やはりショーペンハウアー哲学の影響が大きいのかしら
88考える名無しさん:2010/12/23(木) 22:38:42 0
今更気がついたんだけど、彼の思想って仏教の唯識論を分かりやすく言っただけのものだよね
89陽炎:2010/12/26(日) 11:47:29 0
ん・・確かにインド哲学心酔者だったわねぇ♪

「意志と〜」の最後のあたりで、たいした論証なしに、リグヴェーダか

なんかにそう書いてあるみたいなコト言ってた記憶がある

「だんだん先生面倒くさくなってきたのかよ!!」と思ったわん。。

さすがだわ。。
90考える名無しさん:2010/12/26(日) 16:43:13 0
>>88
×思想
○哲学
91考える名無しさん:2010/12/27(月) 17:51:53 0
唯識じゃなくてウパニシャッドじゃないの?
92考える名無しさん:2010/12/28(火) 10:20:06 O
ユング。ヒトラー。シオラン。
93考える名無しさん:2010/12/28(火) 10:59:03 0
大乗仏教の深層心理学と言われる唯識論は、ショーペン先生は知らなかったと思うよ。

ユングだろ、唯識やクンダリニー・ヨーガと自分の深層心理学を関連付けたのは。
94考える名無しさん:2010/12/28(火) 13:29:09 0
唯識論を分かりやすく説明した本ってありますか?
95考える名無しさん:2010/12/28(火) 13:48:49 0
岡野守也著「わかる唯識」(水書坊)

無能唱元著「幸せを呼ぶ成功哲学」(オーエス出版社)

少し難しいけど岡野守也著「唯識の心理学」(青土社)

96考える名無しさん:2010/12/28(火) 18:43:17 0
先生は母親と妹が破産したせいで、金工面してやったんだよね。
本当はそのお金で自分の老後設計いろいろ建ててたみたいだけどさ・・
 先生の晩年の偏屈ジジイぶりは、それも関係してるのかなぁ・・
ママに邪険にされてたからねぇ。(きっと心で泣いてたんだよね)
97考える名無しさん:2010/12/28(火) 20:21:53 0
ショーペンハウアーってお金の事については
殆ど書いてないけどなんで?
資産運用してたんでしょ?
98考える名無しさん:2010/12/28(火) 21:36:19 0
あれ、先生はお金には凄く熱っぽくシビアにいろいろ書いてるけど・・・。
99考える名無しさん:2010/12/28(火) 22:14:18 0
そうなんだ。先生の父ちゃん商人だったから、お金に関することにはとても
厳しい人。アルトゥールって名前も英語でも通用するようにって、父ちゃん
がつけたらしい
お金に関しては汚いとまで罵られることの多かった先生だけど、母と妹が
金なしになったとき、出し惜しみせんで渡したらしい。
・・だから金に汚いという言い方はあたらないと・・
たぶん西尾幹二さんあたりが言ってた様な気がする・・(違ったらごめん_)
100考える名無しさん:2010/12/28(火) 22:23:41 0
大乗仏教はウパニシャッド哲学も取り入れているから似ているところはあるかもしれないね
101考える名無しさん:2010/12/29(水) 00:13:59 0
>>95
サンクス アマゾン見てくる
102考える名無しさん:2010/12/29(水) 03:51:17 0
>>88
ショーペン不要だね。
103ターラー菩薩ちゃん:2010/12/30(木) 10:37:41 0
パレルガ・ウント・パラリポーメナーの一部は、アインシュタインも愛読
してた。ぬほんずんアインシュタイン好きだもの。。どれどれ俺も・・と思う
輩いっぱいいるかもーー
すかす、もし先生がアインシュタインの彼に対する文章読んだらさ・・
「なぬ言ってんだべ・・おめーは・・」というだろ。ん〜〜やっぱ物理学者
なのよね・・
104考える名無しさん:2011/02/25(金) 14:37:18.93 O
先生! 人生が苦痛と退屈で満ち満ちてます!
どうすればいいのか是非ともご教授頂きたいです!
105考える名無しさん:2011/02/25(金) 15:46:27.10 0
朝日新聞嫁
106考える名無しさん:2011/02/27(日) 23:51:36.84 0
こんな本もある
「天才と才人―ウィトゲンシュタインへのショーペンハウアーの影響」
107考える名無しさん:2011/03/20(日) 20:47:18.87 0
西洋のインテリが東洋にかぶれてみましたって感じかなこの人は、完成度は高いけどね
インド哲学のカント風解釈みたいなもんかな、パクリっちゃパクリだね
しかしまあ日本人にしてみれば仏教的要素ってのは当たり前なわけで
なんでわざわざ優れた西洋人が東洋に降りてくるのか分からんという感じがするね
日本人が勉強のために読む必要はないように思える、普通に仏教があるからね
108考える名無しさん:2011/03/29(火) 20:46:56.73 0
「意志と表象としての世界」完読。
言わんとする事は正しいと思うし、ま、やはり仏教だからね
ゲーテの言うように「ショーペンハウアー先生、あの人もある意味正しい」
しかしまあ中ほどで散々西洋の美術について語ったりイエスについて語ったり
本当に的確で鋭いんだけれども、やはりそれはキリスト教の世界なわけで、仏教では語り尽くせない
しかしなおそこにしがみついてるのが未練がましいというか・・・
109考える名無しさん:2011/03/30(水) 15:17:20.47 O
少なくとも二回読んだの?
110考える名無しさん:2011/04/05(火) 02:06:46.43 0
一なる意思としての世界ってのは密教の大日如来思想を彷彿とさせるんだけど、ああいう汎神論的なのってウパニシャッドやらにもあるの?
111考える名無しさん:2011/04/05(火) 21:13:42.62 0
バラモン哲学というかウパニシャッドに
結局は自我(アルトマン)である。っていうような考えがあるけど
ショーペンハウアーの場合、結局は意志=自我も否定的、なので
その点仏教に近いような気もする、まあかなり俗世的だから修業とか悟りの境地
みたいな感じではないけどね
112佃煮マニア:2011/04/11(月) 04:57:23.14 O
プギャーって笑うの流行んないかな。センスいいと思いませんか?
113考える名無しさん:2011/04/11(月) 09:03:00.66 0
>>111
アルトマンじゃなくてアートマンでしょ。
114考える名無しさん:2011/04/24(日) 21:45:35.94 0
お、いつの間にかショーペンスレ復活したな。
本スレのリンク貼っとくぞ。

ショーペンハウエル 「女について」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/wom/1219762723/l50
115考える名無しさん:2011/06/04(土) 03:22:45.47 0
>>108
先生になにを期待してるんだよw
>しかしまあ中ほどで
その芸術論がイイんじゃないか笑
あと第2巻の存在論の(正しさではなく)迫力ね。
116考える名無しさん:2011/07/11(月) 11:29:36.88 0
落ちそうだったのでage
先生の本は「幸福論」とか、少し読んだだけだけど、ページをめくる度に
痛烈な比喩で笑わしてもらえる。
先生天才すぐるよ
117考える名無しさん:2011/07/15(金) 16:12:31.57 0
白水社の「随感録」を読んだ。女についてや読書の話は面白かった。
「幸福論」や「読書について」とかも読みたいけど、隋感禄と内容かぶってる?
もちろn『意志と表象としての世界』をまず読むけど
118考える名無しさん:2011/07/16(土) 09:06:15.46 0
>>117
幸福論は被ってなかったかと。
読書の話しは岩波と被ってる。
119考える名無しさん:2011/07/16(土) 10:12:31.71 0
>>118
thxです
120考える名無しさん:2011/08/07(日) 21:10:48.54 0
>>117

「女について」の日本語版の本、入手できるんだね。禁書扱いかと思ってたw

アマゾンのレビューでこんなコメントがあったんだけど、どう思う?俺は噴飯ものだと思うが。

>「女が精神的にも肉体的にも大きな仕事をするのに適していないことは、その体つきを見ただけでも分かる。」
>と、ショーペンハウアーは述べている。だがこれは間違いである。
>世の中を見てみればいい、男性より女性が社会的に成功しているではないか。
>この一言だけで彼のむなしい思い込みは崩れ去るのである。
121考える名無しさん:2011/08/08(月) 12:13:25.98 0
まあそういう理論でいえば
天皇陛下だって何も仕事をしてないのに成功しているからね
ショーペンハウアーのいう仕事とは物理的な仕事で
この文句付けてる人のいう仕事は形而上的な現状に結びつく事
それはすべて仕事であるという事、そういう思想なんだろうね
122考える名無しさん:2011/08/10(水) 07:18:13.36 0
>>120
うーん、なでしこの活躍は記憶に新しいけど。
123考える名無しさん:2011/08/10(水) 11:50:33.88 0
意志と表象の序文読んだら、根拠律についての論文読まなきゃ
意志と表象読んでもわかんないよって書いてたけど
実際のところどうなの?
124考える名無しさん:2011/08/10(水) 21:35:06.04 0
この世界は考えうる限り最悪だって、どの本に書いてあるんだろうか
125考える名無しさん:2011/08/15(月) 19:45:48.38 0
ショーペンハウアーは音楽が解脱への道って言ってるみたいだけど、
具体的に勧めている作曲家って誰?
ググったらベートーベンとか書いてあったけど、バッハやワーグナーについて語ってる?
126考える名無しさん:2011/08/16(火) 00:29:47.21 0
>>125
wikipediaより
意志を直接に表現した時間の芸術たる音楽では、
ロッシーニを終生愛した。
ショーペンハウアーを熱烈に敬愛したヴァーグナーに対しては
「音楽家というよりは詩人としての才能がある」という微妙な言葉を残した。

本人はフルートを練習してたんだっけ。
127125:2011/08/16(火) 21:01:09.23 0
>>126
レスサンクス。ロッシーニってほとんど聞いたことないorz

>音楽家というよりは詩人としての才能がある

あまり高く評価していない感じだね。
感傷的で、哲学的な音楽ではないからかな。

俺の好きなバッハはどうなんだろうか…。
いや、自分で頑張って『世界』を調べますm(__)m
128考える名無しさん:2011/08/28(日) 23:42:55.23 0
怒りっぽい意地っ張り頑固親父
在野の哲学者の中で一番親近感が湧くw
129考える名無しさん:2011/09/01(木) 20:34:13.68 0
>>125
ショーペンハウエルは夕食後にフルートでモーツァルトの曲を吹いてた。
彼が愛したのは古典派の作曲家で、ヴァーグナーのような音楽には
ついて行けなかった。そもそもニーチェもそうだけど、音楽には
歌詞など不要であるというのが持論だし。ニーチェは作曲も手がけている。

>>120
「女について」は白水社よりも絶版になってる角川のほうが訳が上手いよ。
「みずから考えること」も角川のほうがずっといい。
130考える名無しさん:2011/09/04(日) 01:08:33.01 0
あれ?
ショーペン先生ってオペラ歌手を愛人にしてなかったっけ?
131考える名無しさん:2011/09/26(月) 09:59:57.77 0
音楽と詩の結合は「王子と乞食の結婚」だとショーペンハウエルは辛辣に皮肉っていた。
132考える名無しさん:2011/09/30(金) 10:24:57.19 0
白水社の全集の何巻か忘れたが、顔を横にした晩年の写真。
ありゃ天才の目だね。トルストイも同じ目をしてる。
133考える名無しさん:2011/10/02(日) 12:50:33.56 0
一年間でたった132か。寂しいな。
134考える名無しさん:2011/10/02(日) 22:19:18.47 0
世界でたった一冊だけ本を選べといわれたら
ショーペンハウアー
それ以外の本はいらない
135考える名無しさん:2011/10/02(日) 22:21:47.54 0
ショーペンハウアー、ニーチェ、ゲーテ、カフカ
ドイツ文学はこれだけでよい
136考える名無しさん:2011/10/03(月) 19:39:00.69 0
日本という国はつまらない。
われわれがショーペンハウアーを読んでいても、
日常生活でショーペンハウアーについて語るようなことは一度もない。
よほどインテリの友人でもいれば別だが。
137考える名無しさん:2011/10/04(火) 21:56:37.46 0
日本には仏教があるからな。仏陀の教えの浸透した地域ではショーペンハウエルは
流行らんでしょ。近年ショーペンハウエルの箴言集みたいなのが、ちらほら出始めた
けど、どうせなら角川文庫の「女について」を再販すりゃいいのにな。まずは
間口を拡げないと。
138考える名無しさん:2011/10/04(火) 22:31:19.98 0
昔から文庫に入っているから、読まれてきたことは確か。その割に心酔したという人を聞かない。
管見によれば萩原朔太郎くらいのものか。
139考える名無しさん:2011/10/04(火) 23:04:00.80 0
ショーペンハウアーのおもしろさは哲学というより人格とか文章の巧みさにあると思うな。
あんな明晰で痛快な悪口書ける哲学者他にいないよ。特に比喩がうまい。
140考える名無しさん:2011/10/05(水) 09:41:37.27 0
ショーペンハウアーは哲学は読む必要はない。エッセイだけ読めばよい。
141考える名無しさん:2011/10/05(水) 21:32:53.95 0
『随想録』は『意志と表象としての世界』正編・続編の補足だから
どっちも読まないと真髄はわからんよ。
142考える名無しさん:2011/10/05(水) 21:34:41.36 0
>>133
こっちのスレは3年で95レスだ。しかも殆どがテキストのコピペだし。
2ちゃんの特徴として正論すぎるスレは伸びない。

ショーペンハウエル 「女について」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/wom/1219762723/l50
143考える名無しさん:2011/10/06(木) 09:41:59.58 0
140はショーペンハウアー全集を読んだ上での感想。もちろん全部読むに越したことはないが。
144考える名無しさん:2011/10/06(木) 15:37:56.83 0
ショーペンハウアーは動物愛護的な考えらしいがそれは単にヘーゲルを意識してのものなの?
145考える名無しさん:2011/10/06(木) 19:04:54.87 0
>>144
犬(アートマン)を飼ってたし、どこかに首輪に対する批判を書いてたな。

ヘーゲルは何も関係ないと思うぞ。
天才特有の子供っぽさはあるかもしれないが、
ヘーゲルだから何でも反対みたいな思春期の子供とは違うから。
146考える名無しさん:2011/10/06(木) 21:19:18.94 0
ショーペンハウアーといえば女を罵倒したことで有名だが、
ヨーロッパにたくさんの悲惨な境遇の女がいることを批判し同情している文もどこかにあった。
ショーペンハウアー=女嫌いと図式的にとらえてはいけない。
147考える名無しさん:2011/10/06(木) 22:46:21.74 0
罵倒と言うか、倫理観とか道徳とか社会の風潮とかを一切排除して、
公平な目で男女の差を述べただけだよあれ。

ハーバード大の学長だかが女は物理学に向いてないみたいなこと言ってクビに
なってたけど、あれに近い。

ショーペンハウアーはそんな体力も知能も弱い女を、
男は守ってやらなくてはならないってかばってやってるんだがな。
148考える名無しさん:2011/10/07(金) 11:07:57.12 0
>>142
よくこんなに
くどくどさせた文章かけるなぁ・・思た
149考える名無しさん:2011/10/07(金) 14:01:09.74 0
くどいって同じことを必要以上に何度も繰り返すことだよ。

おそらく読解力不足で「女は馬鹿」という漠然としたイメージ以外
の細部を読みとれてないじゃないかな。
150考える名無しさん:2011/10/07(金) 14:51:38.48 0
>>144
どう考えても仏教の影響だろ。ショーペンハウエルに心酔しきっていた
ワーグナーも同じ考えを持っていた。

「愛は憐憫であり、それ以外は自己愛以外の何物でもない」
151考える名無しさん:2011/10/07(金) 22:22:15.77 0
>>146
一夫一婦制が布かれている、わたしたちのヨーロッパ地区において、『結婚する』ということは、
男性が自己の権利を半減し、かつ、自己の義務を倍化するという意味になる。考えてみると、法
律が女性に男性と同等の権利を与えたときに、当然、法律は、また、女性に対して、男性の有っ
ているような理性をも与えなければならなかったのであろう。ところで、法律が女性に対して承
認する権利と名誉とが、女性の自然的な関係を、より多く超えて高められれば高められるほど、
実際に、この特典にあずかるようになる女性の数は、それだけますます減っていく。そして、法
律は、これら少数者に、その度を超えて与えたのと同僚の自然的な権利を、それ以外のすべての
女たちから奪いとるのだ。なぜなら、一夫一婦制の機構と、それに付随する婚姻法とが、何ら斟
酌するところなく、一般的に、女生と男性とを全く同等の価値あるものと認めてしまい、これに
もとづいて、女性に賦与されたー反自然的な、しかも女だけに利益のあるー地位は、聡明にして
注意深い男性をして、かように大きな犠牲を払って、しかも、かように不平等な契約を結ぶこと
を、はなはだしばしば躊躇逡巡せしめるからである。それゆえ、一夫多妻制の諸民族にあっ
てはすべての婦人が扶養されているのに、一夫一婦制の民族においては、結婚している婦人の
数は、ほんのわずかばかりに限られ、扶養者を有たぬ婦人が、無数に、取り残されていて、その
上流社会に属するものは、無用の老嬢として坐食しているが、下層社会にあるものは、不適当な
重労働を課されるか、さもなければ、売春婦となるのだ。
152考える名無しさん:2011/10/07(金) 22:23:00.19 0
 これらの売春婦たちは、全く喜びも
なく名誉もない生活を送っているとはいえ、このような状況のもとでは、男性を満足させるため
に必要にして欠くことのできないものであるし、それゆえにこそ、すでに夫をもっている、或い
は夫をもつ希望を抱くことを赦されているー幸運に恵まれたー女性を、男性の誘惑に対して保護
するという特殊な目的を有つ、一つの公認された階級として、現れてきたのである。ロンドン
だけでもこの種の婦人は、八万人の多きにのぼるという。これらの婦人は、一夫一婦制の機構
によって、最も恐ろしい不幸に落とされたものにほかならず、実際、これらの婦人こそ、一夫一
婦制の祭壇に捧げられた人身御供でなくて何であろうか? このような極度に悪い境遇に陥らせ
られた女たちすべては、虚飾と尊大とをかねそなえたヨーロッパの「淑女」に対する避けがた
い埋め合わせ勘定である。だから、女性を全体として見るならば、一夫多妻制のほうが、実際に
は幸福をもたらすことになる。他の麺からいっても、夫は、その妻を慢性病にかかっているとか、
いつまでも子を産まないとか、或いは、だんだんと彼の妻として老いぼれていく場合に、第二の
妻を迎えてはならぬということは、理性的に看過するわけにはいかない。モルモン宗が、あのよ
うに多数の帰依者を獲得したのは、まさしく、反自然的な一夫一婦制の撤廃によるものらしい。
153考える名無しさん:2011/10/09(日) 16:58:13.79 0
ショーペンハウアーは魚座だから、基本的には心の優しい人物である。
154考える名無しさん:2011/10/09(日) 17:16:22.40 0
魚座は心優しくないよ。狭量で神経剥き出しの虫歯みたいなのが魚座。咀嚼物がその虫歯に染みる。
155考える名無しさん:2011/10/10(月) 21:54:19.01 0
ショーペンハウアー、ニーチェ、キルケゴール…が、真剣に自殺を考えたことはないことは確かである。
自殺を考えなければいけないような境遇に落ちたことがない。
156考える名無しさん:2011/10/10(月) 22:06:19.83 0
ショーペンハウアーは、盲目の意志を世界の根源と見なしていながら、道徳を尊重した。
それでは道徳の存在理由を説明できないということにショーペンハウアーは気付かなかった。
「根拠律について」という名論文を書きながら、道徳の根拠について思索しなかった。
157考える名無しさん:2011/10/10(月) 22:11:51.61 0
ショーペンハウアーの哲学は、哲学としてはまちがいである、残念だが。
158考える名無しさん:2011/10/11(火) 10:04:33.04 0
>>156-157
あなたはニーチェですか?
159考える名無しさん:2011/10/11(火) 11:28:51.58 0
ニーチェではないよw
ただのインテリの失業者だよw
失業者だからこんな時間に書いているんですw

もう一年半以上失業している。
働こうという気がしない。
働くべきか、死ぬべきか。
それが問題だ。
160考える名無しさん:2011/10/11(火) 11:33:41.47 0
ショーペンハウアーとニーチェは大学教授、キルケゴールは牧師。
底辺の労働生活者ではない。
だから、生きていく辛さを経験していない。
だから、真剣に自殺を考えたことなど一度もない。
161考える名無しさん:2011/10/11(火) 11:46:14.49 0
>>159
出家しろ
162考える名無しさん:2011/10/11(火) 12:06:39.37 0
自殺は名誉や愛を奪われた場合に発生するのであって、
経済環境がすべてではない。これらを奪われると意思の弱い人間は自ら
命を絶つが、意思の強い人間は辛辣な皮肉屋になる。

ショーペンハウエルや夏目漱石は真剣な初恋に敗れたのが、かれらの思想の
方向性を決めたと言っても過言ではない。
163考える名無しさん:2011/10/11(火) 12:44:22.54 0
>>161>>162
君はいかにも元気そうな人だ。活力のある人間とみた。少なくとも自殺するタイプではなさそう。
出家しろと簡単に言うが、出家生活も大変だ。規律正しい生活、団体生活…。それらが苦にならないならいいが、苦になる人なら出家もできない。

それに君は底辺の労働生活も経験がないのではないか。名誉や愛? そんなことで自殺するのは青年だけだよ。たいていの人は生活破綻や病気で自殺するのです。

それはさておき、ショーペンハウエルが真剣な初恋に敗れた、というのは初耳だが。

164考える名無しさん:2011/10/11(火) 13:52:47.80 0
マルクス主義者はショーペンハウアーを反動思想家だと罵倒していたな。
しかし、当のマルクスはショーペンハウアーから種族の意思という思想を
ちゃっかり拝借しているのを認めている。マルクスに限らず、ダーウィンや
フロイトも彼から多大な影響を受けているんだけどね。
165考える名無しさん:2011/10/11(火) 16:49:51.64 0
ショーペンハウアーを読んでいるのだから、かなりのインテリだと思うのだが、
こんな時間に書き込んでいるということは、ニートなのかフリーターなのか失業者なのか…
166考える名無しさん:2011/10/11(火) 23:54:19.53 0
人は厭世主義者になるのではなく、厭世主義者として生まれる。
167考える名無しさん:2011/10/12(水) 21:26:52.49 0
>>156
道徳の真の動機は、非道徳的な本性、つまり「生存と幸福への衝動」としての
エゴイズムであると彼は述べている。そのパラドクスをニーチェは「善悪の彼岸」
や「道徳の系譜学」として敷衍し、「則天去私」という結論に至ったのが夏目漱石であった。

さて、>>157は欠陥の烙印を押したのだが、その辺をどう述べるのか期待しようではないか。
168考える名無しさん:2011/10/12(水) 21:49:56.95 0
>>167
君はその道徳説を信じているのか? 
その道徳説によると、結局動機はエゴイズムであって、道徳なんて存在しないと言っているに等しい。
だから、生きんとする意志がすべてであって道徳なんてまやかしだ、というなら話は分かるが、
ショーペンハウアーはいろんな箇所で不道徳な人間や悪人を批判している。そこが矛盾している。

ごく表面的な論になるが、キリスト教には最後の審判という思想があり、それが道徳の根拠?になっている。
仏教には輪廻転生の思想があり、それがやはり道徳の根拠?になっている。

ところがショーペンハウアーはキリスト教は信じず、仏教には共感したが輪廻転生は信じなかったと思われる。
すると道徳的な人間、善人でなければならないことの根拠がなくなってしまう。
169考える名無しさん:2011/10/12(水) 23:19:57.45 0
>>168
彼は道徳とは同情であり、憐憫であり、共苦であると語っている。
これは種族の意思であり、究極的には利己=利他であると結論づけた。
有名な次の一節を引用しておこう。

若い、強壮な、美しい男性は、人類の繁殖のために力を尽くすように、自然から命ぜられてい
るのである。こうして、種族は退化することを免れる。これは、自然の牢固たる意思であって、
この意思の顕現が、すなわち、女性の情熱なのだ。この法則は、古いことでも、その力の強いこ
とでも、他のあらゆる法則を凌駕する。それゆえ、みずからの権利と興味とを、この法則に逆ら
うものに置く人は、必ず、わざわいを受ける。その人が何を言おうと、また、何をなそうと、彼
の権利と興味とは、最初の大切な機縁に際して、たちまち、容赦なく粉砕されるであろう。なぜ
なら、婦人のひそかな、言い表されない、というよりもむしろ自覚されていない、とはいえ、
生まれつきの道徳は、「わたしたちは、個体であるわたしたちのためにわずかばかり尽くしてく
れることによって、種族に対する権利を獲得したように思い誤っている人たちを、裏切る権利を
有っているのです。種族の組成は、従って、その幸福も、わたしたちから生まれる次の世代を媒
介として、わたしたちの手の中に置かれてあるのです。わたしたちは、それを、良心的に管理し
ていきましょう」ということなのだから。しかし、女性は、その最高の原則を、けっして、抽象
的に意識しているのではなく、単に具体的に意識しているばかりであり、だから、この原則に
対して、機会の来たときに、みずから行動を採ることによって発表するほかには、何ら表現手
段も有っていない。
170考える名無しさん:2011/10/13(木) 00:20:01.90 0
しかも、この行動を採る際に、良心は、女性に対して、たいていの場合、
わたしたちの想像するよりも、はるかに平静であることを許すのだ。これは、思うに、女性は、
その心を全くうかがい知ることの出来ない奥底において、個体に対する自分の義務をそこないな
がらも、種族に対する義務が一層よく果たされていたということ、それに、種族の権利は個体の
権利よりも無限に大きいことを、自覚しているからである。−このことについては、わたしの
主著『意思と表象としての世界』第二巻第四十四節で、さらに詳しく説明しておいたから、参照
されたい。

究極において、女性は、全く、ただ種族の繁殖のために存在するものであり、女性の天分は、
このことにあってのみ、展開するのであるから、どっちみち、女性は、個体としてよりも、
種族としてより多く生きているのだし、女性の心の中では、種族に関する出来事のほうが、個人
的な事件よりも、はるかにまじめに考えられる。これが、女性の存在ならびに行為のすべてに、
或る軽薄さと、一般に、男性の方針とは根底から異なる方針とを与えるのだ。そして、このよう
な軽薄さと、また、方針の違いなどから、結婚生活においてしばしば見受けられる、否ほとんど普
通のことになっている不和が発生するのである。
171考える名無しさん:2011/10/13(木) 10:42:22.40 0
ぼくはショーペンハウアー全集を読んだくらいだから、いちいち上げてくれなくても知っています。

道徳とは同情であり、憐憫であり、共苦であるというのは仏教の思想であって、それが大切だという話であって、
なぜ道徳が存在するのか、道徳的でなければならない理由は何か、という問いに答えるものではない。

要するにショーペンハウアーは大自然の生命力を人間の意志と同様のものと見なし、
それを過大評価して、生きんとする意志が世界の根源だと主張しただけで、
だから道徳の存在理由、根拠についても深い思索には至らなかった。
172考える名無しさん:2011/10/13(木) 18:49:27.24 0
おまえ何も理解してないだろ。若しくは想像力が著しく乏しいか。
存在理由は種族の繁栄のため、根拠は女の本能。

終了
173考える名無しさん:2011/10/13(木) 19:11:04.94 0
君のレスにはガッカリした。残念だ。
文体といい、内容といい、ショーペンハウアーを読んでいる人間とは思えない。
せめて国立大学くらいは出ている人間だと思っていたのだが。
174考える名無しさん:2011/10/13(木) 19:56:01.20 0
では逆に考えてみてはどうだ?
道徳の欠如=悪徳をもたらすものは何か?

ショーペンハワーは世界を創造したのは神ではなく、悪魔であろうと
語っている。だとすれば人間は本質的に悪であり、自然と厭世思想に
行き着く。この考えは仏教というよりもマニ教に近い。
175考える名無しさん:2011/10/13(木) 20:08:33.03 0
意思の否定は死の肯定であり、また生殖の否定であり、
死によってのみ人生の一切の苦悩から解放される。
かれの思想は、仏教とキリスト教と拝火教の混合物である
マニ教にかなり近いと思う。決して二元論ではないのだがね。
かれはユダヤ教をヨーロッパを堕落させた元凶であると激しく非難している。
ユダヤ人はバビロン捕囚によって拝火教の教義を盗み取り、聖書を偽造した
うその大名人であると。ヨーロッパはユダヤの悪臭で窒息させられたと。
176考える名無しさん:2011/10/13(木) 21:12:27.28 0
まず、世界を創造したのは神ではなく、悪魔であろうというのは、おそらく皮肉で言っていることであって、
彼の哲学はそういう思想ではないはずだ。彼の哲学はあくまでも盲目の意志が世界の根源である、という思想。

ところがその思想からは、人間という知的高等生物がどうして誕生したかが説明できない。
盲目の意志がなぜ理性ある存在を創造できるのだろうか。

さらに宇宙の諸惑星が規則正しく運行している理由も説明できない。
盲目の意志がなぜ宇宙にそんな規則正しい秩序をもたらすことができるのだろうか。

それゆえ昔の人は神というものを考えた。ところが唯物論の時代に突入していたので、
ショーペンハウアーもニーチェも神を信ずることができなかった。

それゆえショーペンハウアーは盲目の意志を世界の根源と考えた。それだけのことである。
177考える名無しさん:2011/10/13(木) 22:49:04.45 0
唯物論の時代だったからショーペンハウアーが神を信じなかったわけではない。
というか、ショーペンハウアーの考えは唯物論よりむしろ唯心論に近いよ。
唯心論ともまた違うがね。

信じるという考え方自体、彼はほとんどの場合認めてなかったように思う。
178考える名無しさん:2011/10/13(木) 22:57:46.60 0
ショーペンハワーは盲目の意思に関しては善悪の判断を下していない。
また全能の造物主であるとも言っていない。

悪魔による人類創造・原罪・生殖の否定・殺生禁断・死による解放・禁欲主義・静寂主義

これらはすべて一時は世界宗教になったマニ教と同一であるのが興味深い。
179考える名無しさん:2011/10/13(木) 23:17:49.09 0
それはそうだが、唯心論を採用したのも神を信ずることができなかったからで、
それは要するに唯物論の時代に突入していたからだろう。
とにかくキリスト教への理解が欠けたということがショーペンハウアーの限界である。
キリスト教の深さがショーペンハウアーには理解できなかった。

マニ教の創始者マニは、イエスによって復活させられたナインの寡婦の息子の生まれ変わりである。
(ルカ福音書第七章)
180考える名無しさん:2011/10/14(金) 00:09:35.37 0
ショーペンハワーはキリスト教はインド起源であると言ってるぞ。以下引用

「支えを求める木蔦が、粗っぽく削られた支柱のまわりにからみついて、支柱のいびつさに合わせ、その
いびつさをそのまま再現するが、その生命と固有の魅力を備えたままでありつづけ、われわれに最も心地
よい概観を見せてくれているように、インドの知恵から出たキリスト教の教義は、粗雑なユダヤ教という
まったく異質な古い幹をおおった。ユダヤ教の基本的な形を保持したのは、キリスト教によって変え
られた、まったく異なった何か、生きている何かである。幹は同じように見えるがまったく異なるも
のである。」ー中略ー

「創造主は彼が無からつくった世界の外にあり、それは救世主と同一視され、また、救世主によって、人
類と同一視される。それは人類の代表者である。人類は、アダムにおいて誤りを犯し、その時以来罪、堕
落、苦悩、死の絆の中に捕らえられていたが、救世主によって罪をあがなわれた。これがキリスト教や仏教
の見方である。世界はもはや『すべては良い』としていたユダヤの楽観主義の光の中かには現れることは
ない。いや、今や『この世界の君主』の名は悪魔なのである…。
181考える名無しさん:2011/10/14(金) 08:59:06.84 0
それは単純なまちがい。論じるに値しない。
182考える名無しさん:2011/10/16(日) 15:46:10.00 0
ショーペンハウアーはずさんな間違いもけっこうおかしてるよ。
顕著なのが自然科学の領域。

ゲーテが色彩論を書いたのと同じようなもんだ。
183考える名無しさん:2011/10/16(日) 18:43:45.89 0
残念でした。ゲーテの色彩論は正しい。まちがっているのはニュートンの光学。

むしろショーペンハウアーの自然科学には鋭い洞察が多い。
色彩論でもショーペンハウアーはゲーテに味方している。
184考える名無しさん:2011/10/16(日) 19:41:47.16 0
釣り針でかいぞ
185考える名無しさん:2011/10/17(月) 09:31:57.32 0
ショーペンハウエルは子供の知能は母親から遺伝し、
知性は父親から遺伝すると言っているが本当なのか?

確かに父親が頭良くても顔で嫁を選んだ場合は不肖の息子が誕生することが多いようだが。
186考える名無しさん:2011/10/17(月) 10:06:06.39 0
一般に、才知は母親から、性格は父親から受け継ぐと考えていいが、
遺伝的なものが作用するのは幼年期まで。

遺伝という考えは根本的には誤り。才知も性格も前世の賜物。
187考える名無しさん:2011/10/17(月) 12:00:24.54 0
前世wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
188考える名無しさん:2011/10/17(月) 15:09:49.13 0
前世と聞いて笑っているようでは、真の知識人ではないな。

イエスも語っているではないか、洗礼者ヨハネは予言者エリヤの再来である、と。
ヨハネはエリヤの生まれ変わりである。

ちなみにニーチェの前世はフランシスコ会の修道士。ショーペンハウアーの前世も修道僧だったはず。
189考える名無しさん:2011/10/17(月) 15:15:20.24 0
根拠は?
190考える名無しさん:2011/10/17(月) 15:44:41.60 0
霊視力がある人には見えるのである。

行基が、ある女の前世について語ったという話が今昔物語か何かにあったが、
行基は過去を霊視できたのである。

霊視力があれば、過去も未来も霊視できるのである。
ノストラダムスは西暦3500年くらいまでの未来を霊視できたのである。
191考える名無しさん:2011/10/17(月) 18:12:46.53 0
ショーペンハワーの思想はオカルトと結びつきやすいな。
意思と表象としての世界でもエマヌエル・スヴェーデンボリを引用してたし。
192考える名無しさん:2011/10/20(木) 21:27:14.55 0
前世とか言うオカルト臭い奴らってホント迷惑だよな。
こういう奴らのせいでショーペンハウアーが誤解されるんだよ。

ショーペンハウアーは徹底的に理性で突き詰めて考え抜いたことしか言わない。
オカルト臭い連中はすぐ考えることを放棄して前世だの霊だのといった安易な概念に逃げる。
193考える名無しさん:2011/10/20(木) 22:19:18.62 0
もちろんそういう安易な連中もいる。しかしそうではない人もいるのである。
前世とか霊と聞いてすぐオカルトだと決めつけてはいけない。
輪廻転生はブッダが説いたことであってオカルトではない。
オカルトという現代の軽薄な言葉が、真剣な考察を妨げている。

よおく考えてみよう。なぜモーツァルトは生まれつきあんな音楽的天分を示したのか。
なぜ人間に知性というものがあるのか。なぜ宇宙は規則正しく運行しているのか。
194考える名無しさん:2011/10/20(木) 22:44:38.20 0
ショーペンハウアーの厭世主義は軽薄な楽天主義への痛烈な批判である。
その意味では真剣さがある。

しかし中世の人間の敬虔さがすでに失われている。
神を信じて生きた中世の人間に比べると、ショーペンハウアーは既に軽薄な近代人である。
195考える名無しさん:2011/10/20(木) 23:24:14.54 0
>>192
いや、ショーペンハワーも目に見えない力のようなものは認めているだろ。
偶然性についての下りに、偶然の一致と運命論のようなことを書いている。
まあ彼の場合はそれが宗教や神秘思想と結び付けようとはしなかったけどね。
196考える名無しさん:2011/10/20(木) 23:29:21.40 0
まあそういった思想は一番弟子のヴァーグナーがしっかり芸術へ昇華してくれたわけだ。
ショーペンハワーは彼を認めなかったがね。
197192:2011/10/23(日) 00:24:56.72 0
>>193
前半には同意。「輪廻転生」で思考停止せず、現世のあり方に対して理性で取り組んでるしね。
しかし、知性(俺は「理性」と言う方を好むが)が存在するのは別に超越的な存在が作ったからでもないだろう。
進化の過程で種が生き残るために理性が発達したと考えれば、それは単なる「生への意思」の発現でしかない。
それから、天体の運行なんてショーペンハウアーに言わせれば危うい均衡に過ぎないだろう。
「もっと安定した宇宙だったら良かったのに」ってぼやいてるし。
198192:2011/10/23(日) 00:27:00.58 0
>>195
偶然の一致が運命だなんてこと言ってたっけ?どの本のどの辺り?

>まあ彼の場合はそれが宗教や神秘思想と結び付けようとはしなかったけどね。

結局ここが彼の偉いところなんだよね。
199蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2011/10/23(日) 06:40:12.08 P
ショウさんから読もうか
ヴィトさんから読もうか

200考える名無しさん:2011/10/23(日) 21:25:51.81 0
「生きんとする意志」ですべてが説明できると思うのは、それこそ一種の思考停止である。
人間はどんなに精巧なロボットを作れても、生きているロボットを作ることはできない。
それと同様に、鉱物から植物は作れない。植物から動物は作れない。動物から人間は作れない。
作れると思うのは空想である。進化論は空想である。ショーペンハウアーの哲学も空想である。

ソクラテスは言っている。植物は重力に反して上へ上へと伸びる。だから植物は単なる物体ではない、と。
そう。植物は単なる物体ではない。生命力。それは物質的な力ではない。霊的な力である。
201考える名無しさん:2011/10/23(日) 21:34:06.20 0
宇宙の運行も然り。太陽系の惑星は規則正しく太陽の周りを回転している。
ニュートンの理論はその回転のありさまを説明することができる。
しかしその回転を与えている力を説明することはできない。
一体誰が宇宙にこのような規則正しい回転力を与えたのか。

知性も理性もない「生きんとする盲目の意志」がそのような力を与えたとでもいうのか。
202考える名無しさん:2011/10/23(日) 21:40:51.61 0
注意。動物が、周囲の環境に合わせて、進化する、というのは正しいかもしれない。
しかし、動物が進化して人間になる、猿が進化して人間になった、というのは嘘である。
203 [―{}@{}@{}-] 蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2011/10/23(日) 21:41:44.76 P
規則正しく?
果たしてそうだろうか・・・

そうでは無い方が面白いのに

204考える名無しさん:2011/10/23(日) 21:48:28.21 0
>>200-202

霊的な力ですべてを説明しようとするお前の方が思考停止してるよ
205考える名無しさん:2011/10/23(日) 22:01:47.63 0
>>203>>204
君らは、まだ、真面目さが足らない。
206 [―{}@{}@{}-] 蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/10/24(月) 01:23:20.97 P
大真面目なんだけどね

207考える名無しさん:2011/10/24(月) 09:40:03.23 0
ひまわりの種を土に埋める。するとそこから芽が出て、茎が伸び、葉が付き、花が咲く。
よく考えると、それは不思議なことだ。驚異的な神秘だ。

さらに、ひまわりの種からはひまわりの花が咲く。ひまわりの種からコスモスの花が咲くことはない。
これも、あたりまえのようでいて、不思議だ。驚異的な神秘だ。
208考える名無しさん:2011/10/24(月) 09:49:11.09 0
さて、われわれが椅子を作ろうと思うとき、頭の中に椅子というものの観念(イデア)がなければ、椅子は作れない。
椅子というイデアがなければ、椅子は作れないのである。

すると、「ひまわりの花」というイデアがなければ、ひまわりの花は生じないだろう。

すると、「生きんとする意志」がひまわりの花を生じさせたと主張するなら、
「生きんとする意志」は「ひまわりの花」というイデアを持っていた、ということになるが、
そういう考えは笑い話であり、ナンセンスである。

古人は、ごく単純に、ひまわりの花は神様がお作りになった、と考えたのである。
209考える名無しさん:2011/10/24(月) 10:07:40.94 0
宇宙の運行が、一分一秒も違わずに、規則正しいかどうかは知らない。
しかしほぼ規則正しいことはまちがいない。

問題は、一分一秒も違わないかどうかということではなく、ほぼ規則正しく、秩序立っていることである。
それを驚異と感じるか、感じないかである。
210 [―{}@{}@{}-] 蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/10/24(月) 12:31:20.03 P
>>207-208
人間が椅子に座ることができるのは、“椅子”という概念を知っているかだよ

概念を知ることができるのは人間の能力の一つだけど、何故か人間は、
人間の作った概念の塊で、そのまま他生物を測ろうとするね。

ひまわりは自分を“ひまわり”だなどと思わないし、コスモスも自分を“コスモス”だとは認識していないよね
それは人間が創った概念の名称だから

それでも、ひまわりとコスモスは、互いに異種であることを知っているのです

211考える名無しさん:2011/10/24(月) 12:40:29.05 0
足がなければ、歩くことができない。
しかし、だからといって、足が歩くわけではない。
人間は、足で歩くのであって、足が歩くのではない。

頭がなければ、考えることができない。
しかし、だからといって、頭が考えるわけではない。
人間は、頭で考えるのであって、頭が考えるのではない。
212考える名無しさん:2011/10/24(月) 12:51:55.00 0
>>210
君が何を言わんとしているのか不明。
ぼくが言っているのは椅子やひまわりができた後のことではない。
椅子やひまわりを生じさすためには、その前にイデアというものが必要だということ。

この世に花や鳥や人間が存在するためには、「花」や「鳥」や「人間」のイデアが存在しなければならないということ。
213考える名無しさん:2011/10/24(月) 12:58:44.04 0
腰掛けるという感覚や運動
そういう欲求があれば椅子は作れるのでは。
214考える名無しさん:2011/10/24(月) 13:11:06.65 0
大工が家を建てようと思うとき、大工の頭の中に「家」というものの観念(イデア)がなければ、家は建てられない。

それと同様に「すみれの花」というイデアがなければ、すみれの花は生じない。
215考える名無しさん:2011/10/24(月) 13:19:32.67 0
大工というイデアがないと大工はいないのかい?
216考える名無しさん:2011/10/24(月) 14:17:50.29 0
オレがアーキテクチャーだ!
217考える名無しさん:2011/10/24(月) 19:19:13.02 0
魂、霊魂、霊…というのは昔からごく普通に使用された言葉である。
ところが現代で霊という言葉を使うと忽ちオカルトだ! 非科学的だ! と拒否反応が起きる。
現代がいかに唯物論の時代であるかを示している。
218考える名無しさん:2011/10/24(月) 19:26:37.84 0
霊と聞くと何かおどろおどろしいものを想像するからいけないのである。
霊とは、単純に言えば、目に見えない精妙なもの、物質ではないもの、のことである。

電気は目に見えない。しかし電気は存在する。
磁気は目に見えない。しかし磁気は存在する。
光も、本来は、目に見えない。われわれが見ているのは光が色彩に変化したものである。
光は目に見えない。しかし光は存在する。

それと同様に、霊は目に見えない。しかし霊は存在するのである。
219考える名無しさん:2011/10/24(月) 19:32:18.03 0
霊とは物質をうんと希薄化したものである。
個体を希薄にすれば液体になり、液体を希薄にすれば気体になる。気体をうんと希薄にすれば霊になるのである。

逆に、霊をうんと凝縮したものが物質である。
あらゆる物質は、霊が凝固したものである。
220考える名無しさん:2011/10/24(月) 19:55:01.26 0
植物に、生命を与え、成長させ、ひまわりならひまわりの形に形成させる力、それは霊的な力であって、物質の作用ではない。
もし物質の作用だと主張するなら、試しに、ひまわりの種を人工的に作ってみたまえ。
その種を土に蒔いて、そこから芽が出て、成長して、ひまわりの花を咲かせることができたら、ノーベル賞まちがいなしである。
しかしそんな種を人工的に作ることは決してできない。嘘だと思うならやってみればよい。
221考える名無しさん:2011/10/24(月) 21:56:58.31 0
ひまわりの種と菊の種がある。それを蒔く。すると芽が出て、成長する。
一方はひまわりが咲き、一方は菊が咲く。

芽が出て成長することは「生命力」という言葉で説明できる。
しかしひまわりの種からひまわりの花が咲き、菊の種から菊の花が咲くことは「生命力」だけでは説明できない。
222考える名無しさん:2011/10/24(月) 22:05:23.88 0
わかりきったことを哲学はこむずかしく言うってのを思い出したよ
223考える名無しさん:2011/10/24(月) 23:20:39.56 0
われわれは、しばしば、原因と結果を取り違える。たとえば、

血液を循環させるのは心臓だと思われている。心臓は血液を循環させるポンプである、と。
しかしよく考えてみよう。われわれが不安になると心臓がどきどきし、その結果、脈拍が早くなる。
心臓がどきどきするから不安になるのではない。不安になるから心臓がどきどきするのである。

つまり、血液を循環させているのは感情である。心臓はただの調整弁である。
感情の基盤である霊的なものが、血液を循環させているのである。
224考える名無しさん:2011/10/24(月) 23:38:02.67 0
原因と結果をとりちがえる例 その2

まず血管があって、その中を血液が流れるのではない。血液が流れた跡が血管となったのである。
225考える名無しさん:2011/10/24(月) 23:47:16.65 0
知りたいのはその霊的なものなんだけど
226考える名無しさん:2011/10/25(火) 09:35:12.39 0
植物には生命がある。そこが鉱物と植物のちがい。
そして植物の生命力、成長力、形成力は、目に見えない精妙なもの、つまり霊的なものの働きである。

動物は生命があるだけでなく、意志、感情、感覚をもっている。そこが動物と植物のちがい。
この意志、感情、感覚は、植物に備わっている精妙なものよりさらに精妙な霊的なものの働きである。

鉱物=物質
植物=物質+目に見えない精妙なものA
動物=物質+目に見えない精妙なものA+目に見えないさらに精妙なものB
227考える名無しさん:2011/10/25(火) 09:45:54.90 0
この、目に見えない精妙なものAを、普通、人は、生命とか生命力と呼んでいる。
そして、目に見えないさらに精妙なものBを、魂、魂魄、霊魂…と呼んでいる。

また、あの人にはオーラがある、とか、ブッダには後光が差している、とかいうときの、
オーラとか後光というのは後者のことである。霊視力のある人にはそれが見える。
228考える名無しさん:2011/10/25(火) 09:49:35.69 0
だとしてそれは何なんだい
229考える名無しさん:2011/10/25(火) 10:01:30.78 0
人間は、目に見えないさらにさらに精妙なものCを備えている。それが人間と動物のちがい。
ただし、このCはまだ未発達で、ごく小さく、眉間の奥に入っている。

このCのおかげで、人間は自己意識を持っている。山田太郎という人は、自分は山田太郎であると知っている。
動物はCがないので、自己意識がない。ポチという犬は、自分はポチだとは意識していない。
230考える名無しさん:2011/10/25(火) 10:21:10.58 0
言葉がないから名前もない。
231考える名無しさん:2011/10/25(火) 10:25:16.09 0
しかし動物にも自他はあるんじゃない。喧嘩してるし遊んでるし
静物じゃないんだから。
232考える名無しさん:2011/10/25(火) 10:40:24.53 0
人間=物質+A+B+C
天使=A+B+C+D(目に見えないさらにさらにさらに精妙なもの)

天使は物質体を持っていないので目に見えない。目には見えないが存在する。
悪魔は天使の逸脱したものなので、当然、目には見えないが存在する。

これ以上書くと、このスレの範疇を逸脱するので止めておく。
233考える名無しさん:2011/10/25(火) 10:55:18.14 0
>>231
動物はB=霊魂を有しているので感覚器官があり、外界を知覚する。
当然、ライオンAはライオンBを知覚している。
ただしライオンAが自分はAでありBとは異なると自覚しているかどうかは不明である。
ライオンが自他の区別をしているかどうかは、外から観察するだけでは分らない。
234考える名無しさん:2011/10/25(火) 12:19:44.04 0
誰も断定はしとらんよ
235考える名無しさん:2011/10/25(火) 12:25:55.78 0
>>232
で何が言いたいんだい?
236蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/10/25(火) 12:55:25.14 P
>>214
すみれの花というイデアが無くても、すみれの花は咲く

ただ、すみれの花というイデアの無い人はそれに気が付かないだけ

237考える名無しさん:2011/10/25(火) 18:45:20.76 0
>>236
君はいま「哲学」の入り口に立っている。
この問題は君が思っているほど簡単な問題ではないよ。
それどころか哲学者は昔からこの問題について思索してきたのだ。
プラトンのイデア論、アリストテレスの形相と質料、そして中世スコラ哲学の普遍論争…。

有神論と無神論もこの問題と密接に関係している。なぜなら、君の説を認めてしまえば、
結局、自然界に存在するものは、すべて、偶然に、生じたということになってしまうからだ。
つまり神は否定されてしまう。ショーペンハウアーの説も正しいということになってしまう。

普遍論争は今でも決着はついていない。とにかく、君が思っているほど簡単に答えが出る問題ではないのだ。
238考える名無しさん:2011/10/25(火) 21:39:30.83 0
神ってなんだい?
239考える名無しさん:2011/10/25(火) 21:42:33.47 0
神なんか想定してるのが哲学だったのか
240考える名無しさん:2011/10/25(火) 22:47:23.27 0
霊とか神とか書くと拒否反応が出る。それは現代が唯物論、無神論の時代だからである。
現代人は利口になったので、そんなものは信じないのである。
理性と科学。現代人が信じているのはそれだけだ。

春にすみれが咲いても、そんなことはあたりまえのことだから誰も驚かない。
自然が、たまたま、産み出した草花の一つ、それがすみれだろうと思っている。
この世は神様がお作りになったなんてのは、昔の素朴で無知な人々が考えたことだろうと思っている。

つまり君らは、哲学書を読んではいるが、哲学者ではない。ただの俗衆と変わらない。
241考える名無しさん:2011/10/25(火) 22:56:41.97 0
私は哲学者と思ったこともない。
しかし哲学者でなければ俗衆なのか(笑)
242考える名無しさん:2011/10/25(火) 23:15:49.04 0
その時代の一般的な世界観に疑いを抱かないような人は、哲学者とはいえない。
君らがどれだけ哲学書を読み、知識があり、インテリであっても、
現代の世界観から抜け出せないなら、君らは一般大衆と同じである。
243考える名無しさん:2011/10/26(水) 00:19:20.90 0
決め付けるな!
ところでなんで無神論の時代になったんだい?
無神論はなぜいけないんだい?
244考える名無しさん:2011/10/26(水) 12:55:19.25 0
>>243
どうも君とか蝙蝠君の書き込みを見ていると、幼稚な高校生のようで、とても普段読書をしている人間とは思えないのだがw
しかし他人を誹謗中傷するのが私の目的ではないので、一応答えておこう。

なぜ無神論の時代になったかといえば、人間から霊視力が失われたからである。
太古の人間は霊視力があったのである。彼らには神々が見えていたのである。

無神論は必然的に倫理道徳の無視と悪の許容につながるだろう。
神がいないなら何をやってもいいじゃないか。人を殺してもかまわないということになる。
死ねばそれで終わりで、死は完全な無に帰すことなら、生きているうちに何をやってもかまわないということになる。

それを防ぐために、キリスト教では最後の審判、仏教では輪廻転生を説いている。
生前に悪を成した者は、死後や来世で罰を受けるという思想だ。

ショーペンハウアーの思想も一種の虚無哲学だ。それなのに彼は道徳を重視した。
その矛盾に彼は気付かなかった。
245考える名無しさん:2011/10/26(水) 13:03:37.52 0
仏教は無神論でしょう。
罰を受けるからやるのではなんら高度ではないね。

ご苦労さまでした。
246考える名無しさん:2011/10/26(水) 18:27:20.86 0
>>245
罰を受ける、というのは語弊があるかもしれない。罰を受けるのではない。

カルマ(因果応報)の法則というのは一種の物理法則のようなものなのだ。
われわれがボールを真上に投げると、やがてボールが落ちてきて頭に当たる。
それと同様に、人を殺せば、いつか人に殺されるだろう。
だから用心しなさい、とイエスや仏陀は警告したのである。

罰を受けるのではない。どのような境遇に陥るかはあなた次第ですよ、と教えているのである。
247考える名無しさん:2011/10/26(水) 18:35:32.89 0
たとえばキリスト教は自殺を禁止しているね。
その理由はおそらくキリスト教の牧師でさえ知らないだろう。

実は、自殺をすると、来世の運命が過酷なものになるのだ。
だからキリスト教は自殺を禁止しているのである。
248考える名無しさん:2011/10/26(水) 18:49:01.46 0
いずれにせよ神は重要じゃないね。
物理法則のようなものなのだからね。
249蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/10/26(水) 20:32:23.10 P
>>244
それは「論理の限界」の問題では?
純粋なロジカル思考の対象は限られると思いますよ

250 [―{}@{}@{}-] 蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/10/26(水) 20:35:12.19 P
もしも自分が高校生の脳を持っているとしたら、
それはむしろ喜ぶべき事だと思うけどね

高校生が幼稚かどうかは別として

251考える名無しさん:2011/10/26(水) 20:53:36.25 0
>>248
カルマは物理法則のようなものである。神はそうではない。
>>249
言っていることの意味が分らない。それとは何を指しているのか…
252考える名無しさん:2011/10/26(水) 21:03:17.27 0
いや246と247の説明が「罰とは物理法則のようなものである。」
と言ってるから神なんかじゃ出す必要ないねと言ってるんだよ。
253考える名無しさん:2011/10/26(水) 21:16:40.89 0
しかしカルマの法則が神と無関係だとは思われないよ。
カルマの法則は神が作ったものかもしれないではないか。

物理法則だってそうだ。
神がいなければ物理法則だって存在しないかもしれない。

よく考えてごらんよ。
太陽系の惑星がケプラーやニュートンの引力論通りに動いているとは、なんと驚嘆すべきことか。
254蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/10/26(水) 21:27:13.71 P
わたしはショウペンハウアーが好きなんですよ

255考える名無しさん:2011/10/26(水) 21:43:06.05 0
>>253
なんで神がいなければ物理法則は存在しないの?
じゃ神は何がいたおかげで存在するの?
256考える名無しさん:2011/10/26(水) 22:04:14.33 0
ショーペンハウアーに心酔したという点では、私も人後に落ちない。
日本で私ほどショーペンハウアーを理解している人間はいないとずっと思ってきた。
日本でショーペンハウアーを理解しているのは私だけだと思ってきた。
それが心の支えでもあった。

しかし今では、ショーペンハウアーの哲学はまちがいであると分かってしまったのだ、残念ながら。

257考える名無しさん:2011/10/26(水) 22:17:14.94 0
>>255
そういうことについて思索するのが哲学だよ。私にも分らないが、
物理学に法則があるということは、物体はでたらめに動いているのではないということだ。
つまり知性、理性、計画…のようなものの存在が想定されるのだ。つまり神的な存在が予想されるのだ。

神は一切のものの始源だから、神は神自身で、何の助けも借りず、存在したと考えるしかない。
258考える名無しさん:2011/10/26(水) 22:37:16.76 0
都合がいいなあ(笑)
259考える名無しさん:2011/10/26(水) 22:51:28.63 0
>>258
笑っているけど、神の存在証明にはいろいろなものがあるよ、調べてごらん。

Wikipedia「神の存在証明」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E3%81%AE%E5%AD%98%E5%9C%A8%E8%A8%BC%E6%98%8E
260考える名無しさん:2011/10/26(水) 23:09:07.84 0
どこが存在証明だい。
261考える名無しさん:2011/10/26(水) 23:15:10.75 0
>>253
スイングバイは無からエネルギーを得ているので神のしわざ。
物理法則には矛盾している。これは真の専門家の間では常識。
262考える名無しさん:2011/10/26(水) 23:25:26.18 0
>>261
スイングバイなどという言葉を初めて聞いたのでWikipediaで調べてみたが、
引力を利用しているだけの話じゃないか。
引力自体がエネルギーなのだから無からエネルギーを得ているわけではない。

川の流れを利用して舟を走行させるのと同じこと。
263考える名無しさん:2011/10/26(水) 23:37:11.91 0
無から作り出す神がいるなんていうのとおなじこと(笑)
264考える名無しさん:2011/10/27(木) 00:04:59.60 0
君は笑っているけど、論理的には、神は無から一切を創造したと考える以外にないのである。
君より遥かに偉大で聡明な神父や神学者がそういう結論に達したのである。

君は今は笑っているけど、五十年後にはなるほどと思うようになるだろう。
というか、そうなることを祈っている。
265考える名無しさん:2011/10/27(木) 12:52:33.01 0
道に石がころがっている。この石はどうして出来たのだろう。まさか魔法のように、ある日突然、忽然と出現したわけではあるまい。
ところで、どろどろに溶けた溶岩は冷えると固まる。だから石も、以前はどろどろに溶けたようなものだったのだろう。
金属にも水銀というものがある。どんな金属も、以前は、水銀のような半液体状のものだったのだろう。

つまり固体は、以前は液体だったにちがいない。その液体も、魔法のように忽然と出現したわけではないだろうから、以前は気体だったのだろう。
気体だって忽然と無から生じたわけではないだろうから、以前はさらに精妙なもの、つまり霊だったのだろう。

では霊は無から生じたのか。このあたりになると見解が分かれるだろう。
1 霊は、無から、自然に生じた。
2 霊は、無から、神が創造した。

論理的に考えると、2が正解だと思わざるをえないのである。
266考える名無しさん:2011/10/27(木) 13:05:38.81 0
要するにショーペンハウアーは、神が一切を創造した、と考える代わりに、
生きんとする意志が一切を創造した、と考えたのであって、
「神」を「生きんとする意志」に置き換えただけである。

それが正しいか否かはいろいろ検証してみなければならないが、
「生きんとする盲目の意志」が、なぜ美しい草花や可愛いリスや美しい女を作る必要があったのだろうか。
さらに、天体の運行を整然と秩序だったものにする必要があったのだろうか。
267考える名無しさん:2011/10/28(金) 22:22:02.80 0
椅子があるとする。椅子が、自分で、勝手に、ひとりでに、自然に、出来上がるということはありえないから、
椅子が存在するということは、製作者がいたのである。しかし、製作者がいるだけでは椅子は出来ない。
たとえば、椅子というものの観念(イデア)を知らない人に椅子を作れと命じても、作ることはできない。

だから、製作者と、椅子というイデア、この二つがなければ椅子は出来ない。
268考える名無しさん:2011/10/28(金) 22:30:37.03 0
すみれも同じである。すみれが存在するということは、

1 すみれが、自分で、ひとりでに、自然に、生じた。
2 知性も理性もない、生きんとする盲目の意志が、生じさせた。
3 知性や理性のある、神的な存在が、生じさせた。

のいずれかである。
しかし1は不可能である。なぜならそれを認めてしまえば、結局、万物は、無から、自然に、生じたということになるからである。
さらに2も不可能である。なぜなら知性も理性もないものが、すみれという観念を抱く、あるいは創造することは不可能だから。
したがって、3が正解ということになる。
269考える名無しさん:2011/10/28(金) 22:41:18.04 0
さらに、椅子を制作した人は、腰かけるという目的、意図のために、作ったのである。
何の意図、目的もなく椅子を作る人はいない。

それと同様に、すみれが存在するということは、何らかの目的、意図があるのである。
ただ、われわれはその目的、意図を知らないのである。

人間は何のために生きているのか、人生は何の意味があるのか。
われわれはそれを知らない。知らないが、何らかの意味があるのである。
270考える名無しさん:2011/10/29(土) 08:36:01.94 0
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271考える名無しさん:2011/10/30(日) 21:11:18.14 0
神を信じてるそこの阿呆よ。名前くらい入れろ。
どれがお前の書き込みかも明示せずに、何が神の存在証明だ。笑わせるな。

お前が以前ショーペンハウアーに心酔していたのかどうか知らんが、
彼の論理展開を本当に理解していれば、天体運行が「美しい」だの、リスが「かわいい」などという戯言は言わないし、
ましてそれが神の存在の証明となるなどというたわけたことは言わない。

お前は、ショーペンハウアーの悲観主義哲学の重みに耐えきれなかった。
だから根拠のない神にすがる状態に逆戻りしてしまった。
哲学的には、お前は負け犬なんだよ。
272考える名無しさん:2011/10/30(日) 22:55:32.59 0
>>271
僕は若い頃、少しは興味があったので町の教会に行ってみたことがある。
ちょうど牧師が聖書を読みながら説教をやっていた。
それを聞いているうちにムカムカしてきて、
「神なんかいるはずがない! 嘘をつくな!」
と叫んで、一緒に行った男と教会を出たことがある。
牧師も、一緒に行った男も、驚き、うろたえていた。
嘘をつく奴は我慢がならなかった。

今の君はその頃の僕と同じだ。
しかし知識と経験が人を変えることもある。
君は怒りが激しい分だけ、見込みがある。
パウロも、改心するまでは、キリスト教を激しく迫害した。
273考える名無しさん:2011/10/31(月) 09:42:41.65 0
僕は若い頃から単純だった。 それは今もそうなのだが。
同じ短純さを持つパウロを見ると親近感が沸く。
さらなる知識と経験が明日は僕をどこへ連れていくのだろう。
変身〜!
274考える名無しさん:2011/10/31(月) 19:10:57.59 0
たとえばだ、世の中には、自分を犠牲にしてでも他人を助けようとする人がいる。
そういう人の道徳心、良心、気高さというものは、「生きんとする意志」では説明がつかないのである。

この世の生存競争、悲惨、悪、醜いものの存在…、そういうものは説明できる。
しかし善いもの、正しいもの、美しいものの存在については、説明できないのだ、残念ながら。
275考える名無しさん:2011/10/31(月) 19:22:30.74 0
たとえば、ラ・ロシュフーコーなどはショーペンハウアーと同様に辛辣だった。
しかし彼はエッセイストだから、その箴言を面白いとかつまらないとか評していればよい。

しかしショーペンハウアーは哲学者だ。本格的な哲学説を発表した哲学者だ。
だから彼のエッセーの面白味は別にして、彼の哲学は正しいか否かを議論する必要がある。

私は彼のエッセーには全面的に共感するのだが、その哲学は誤謬であったと断言するのである。
276考える名無しさん:2011/10/31(月) 19:31:44.81 0



・花王不買 → 花王より良い製品が見つかって幸せ・心も体も健康に

・他の会社 → 広告費かけないで売上げ増加

・花王ファン →いつもより花王が安く買えて幸せ

・花王社長 → 「不買の影響は全く無い!」

・2ちゃんねら → 今日も勝利で飯がうまい

・ネトウヨ連呼リアン → ネトウヨ連呼バイトが増えて幸せ

・地球 → 花王製品使う人が減って地球にもやさしい

     *      *
  *     +   
     n ∧_∧ n   みんなが幸せになる花王不買
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y   *



277考える名無しさん:2011/10/31(月) 19:32:27.57 0
>>273
パウロは君が思っているような単純な人間ではないよ。
聖書に登場する人物はみんな特別な人間なのだ。

マグダラのマリアだって特別な人間だ。娼婦なんかではない。

クリスチャンも仏教徒も、キリスト教や仏教の深さを知っていない。
278考える名無しさん:2011/10/31(月) 19:46:43.21 0
世界中に何億人ものクリスチャンがいるが、彼らに深い根拠があるわけではない。
イスラム教徒だってそうだ。イスラム教国に生まれたから信じているだけだろう。
タイのような仏教国では輪廻転生が信じられているが、それも深い根拠があって信じているのではない。

日本人は無宗教だが、それも深い根拠があってのことではない。
要するに誰もかれも、哲学や宗教について深い思索をしていないのである。
279考える名無しさん:2011/10/31(月) 19:52:56.88 0
瀬戸内寂聴でさえ輪廻転生を信じていない。
仏教を学んで、輪廻転生を信じないようでは、仏教を学ぶ意味がない。

哲学を学んで、イデア説を理解しないようでは、哲学を学ぶ意味がない。
哲学や宗教を学んで、霊や神の存在に気付かないようでは、学ぶ意味がないのである。
280考える名無しさん:2011/10/31(月) 20:13:48.39 0
仏教は神に気づかずキリスト教は輪廻転生に気づかず
僕はどっちにも気づいてしまいどちらも受け入れとりとめなくなって
しまった。

281考える名無しさん:2011/10/31(月) 22:26:22.35 0
仏教も正しいし、キリスト教も正しい。
世の中には厭世的な人もいるのだから、そういう人はショーペンハウアーや仏教に親しめばよい。
ショーペンハウアーの哲学は誤謬であったが、ショーペンハウアーが偉大な思想家であったことはまちがいない。
282考える名無しさん:2011/10/31(月) 22:34:58.30 0
好き好きです。
僕はむつかしいことは言わない。
283考える名無しさん:2011/11/01(火) 00:28:55.30 0
ショーペンハウアーは科学や芸術に造詣があり、プラトンやカントについて少しは
理解がないと楽しめない、素養が無さすぎると>>281こういうこと言っちゃうわけだ。
284考える名無しさん:2011/11/01(火) 03:44:08.03 0
この本が書かれた時代の圧倒的多数の女性は
種族としての自分を優先していたかもしれないけど、
現代では個体としての自分を優先するがゆえに、
子供を欲しがらない女性が増え
少子化が進んでいるような気がする。

どっちの方が良いか悪いかは分からないけど
285考える名無しさん:2011/11/01(火) 03:55:30.39 0
ショーペンハウエルの女嫌いは母親との仲の悪さや確執、不幸な恋愛があったからだと思う

女性に裏切られてあまり良い印象が無かったのかもしれない
286考える名無しさん:2011/11/01(火) 09:43:17.48 0
283〜284
だから君はまだあまりにもショーペンハウアーに影響されすぎているのだよ。
仏教も正しいし、キリスト教も正しいということは君にはまだ理解できないだろうし(君だけでなく、ほとんどの人が理解できないだろうが)、
カントを正しいと思っている間は、ショーペンハウアーの哲学が誤謬であることを理解できないだろう。

女性のことを種族とか固体などという観点から見るのもまちがいだ。
287考える名無しさん:2011/11/01(火) 10:53:22.42 0
創造神も輪廻転生も正しい。
女性はアダムのあばら骨だ。
288考える名無しさん:2011/11/01(火) 12:37:52.71 0
287
そういう女性蔑視的なことは書かないほうがいいよ。

男と女。肉体が異なり、精神傾向にも多少の差異はあるが、基本的にはそれほどの差異はない。
289考える名無しさん:2011/11/01(火) 12:45:07.30 0
太宰治も、女はちっとも女らしくない、と幻滅している。
女の精神構造が男とは異なっているというのは、男の幻想だ。

結婚してみたら、女の精神構造が男とまったく同じであることに幻滅して、
離婚してしまった男もいるのではないだろうか。
290考える名無しさん:2011/11/01(火) 14:32:18.55 0
キリスト教の教えの肝は、わからないことは全部神に丸投げして考え込まずに
生きていけるということ。
「牛や豚は人間に食べられるために神がお作りになったから安心しなさい。」
「人間の原罪はキリストがまとめて引き受けたから安心しなさい。キリストに感謝しなさい。」
とかね。

大いなる思考停止であって、為政者の統治のためのツールとして大いに機能したわけだ。
おおよそ哲学が語るべきものはないだろう。
宗教板に行きたまえ。
291考える名無しさん:2011/11/01(火) 14:42:02.87 0
>>274

>しかし善いもの、正しいもの、美しいものの存在については、説明できないのだ、残念ながら。

ショーペンは善と悪の二元論からはおおよそ遠いだろ。
積極的な悪から引き算で、相対的、消極的に、善や正しいものがあるように見えるだけ。

「美しいもの」についてはまた別の、芸術論的、イデア論的見地から見なければならないが。
いずれにしても、それ自体、積極的価値を持つものではない。
292考える名無しさん:2011/11/01(火) 14:44:36.39 0
それ自体、価値を持つものは「生きようとする意志」すなわち「悪」なのだと。
よく読みたまえ。
293考える名無しさん:2011/11/01(火) 15:23:51.59 0
原罪てなんや?
294考える名無しさん:2011/11/01(火) 18:45:55.39 0
290〜292
ショーペンハウアーがキリスト教にまったく無理解であったように、
残念だが、君のキリスト教理解もまったく表面的なものだといわざるをえない。
それに、ショーペンハウアーは「生きんとする意志」=「悪」などとは説いてはいないと思うが。

いずれにせよ、ショーペンハウアーが真善美の存在根拠について深い思索をしなかったことは確かだ。

君がショーペンハウアーに心酔していることは分かるが、カントの哲学もショーペンハウアーの哲学も、所詮、一つの学説であり、
カントもショーペンハウアーも、所詮、哲学という学問の学者にすぎない。
295考える名無しさん:2011/11/01(火) 19:55:38.41 0
>>293
原罪などと言われても、日本人には何のことだかさっぱり分らない。
それは欧米のようなキリスト教圏でも同じなのだ。
辞典には、アダムとイブが楽園で蛇に誘惑されて知恵の果実を食べたこと、と書いてあるが、
それが何のことか理解しているクリスチャンなど殆んどいない。

つまりそれだけキリスト教は奥が深いのだ。
ショーペンハウアーがキリスト教を理解しなかったのも無理はない。
296考える名無しさん:2011/11/01(火) 21:01:01.26 0
説明して。奥が深い人
297考える名無しさん:2011/11/01(火) 21:10:39.38 0
キリスト教の人はいろいろ難しいですな。
298考える名無しさん:2011/11/01(火) 22:28:33.80 0
レムリア時代に月が地球から分離し、人間は男女両性に分かれた。
それまでの人間は不死だったが、蛇(悪魔ルシファー)に影響されて、
生老病死がもたらされ、輪廻転生が始まった。また悪と誤謬がもたらされた。

その代り、人間は自由を得た。人間は神の操り人形、自動人形ではなく、
自分の自由で善悪を判断し、自由に生きることができる存在となった。

これが原罪の物語、エデンの園のアダムとイブと蛇と知恵の果実の物語である。
299考える名無しさん:2011/11/01(火) 22:41:45.67 0
自由になったから
原罪なのか?なんのこっちゃ?
すべて神が原因しとるわけだ。
300考える名無しさん:2011/11/01(火) 22:47:34.97 0
ありがたいこっちゃ。
301考える名無しさん:2011/11/01(火) 22:55:54.96 0
完全に何かの比喩だと思うんだけど。
そのものズバリを書けよキリスト教!!って思いましたよ。えー。
302考える名無しさん:2011/11/01(火) 23:02:27.54 0
いろいろね、物事整理するとき、邪魔だし入れ場所わかんないし、神とか。
303考える名無しさん:2011/11/02(水) 09:49:33.46 0
君らの書き込みを見て思わず笑ってしまった。やや説明不足だったかなw

それまでの人間は、物質体に受肉していなかった。だから不死だった。
しかしアダムが、悪魔に誘惑されて、物質体に受肉した。それで人間は死ぬようになった。
生老病死という苦が人間にもたらされた。これが原罪だ。

霊魂が肉体の中に入ること、それが受肉。霊魂が肉体から離れること、それが死。
304考える名無しさん:2011/11/02(水) 11:42:46.49 0
もう勘弁して下さい。
305考える名無しさん:2011/11/02(水) 15:01:15.60 0
悪魔も神が原因というわけか。ありがたや。
306考える名無しさん:2011/11/02(水) 15:36:50.10 0
犯人は神ということで。ありがたいこっちゃ。
キリストなんか呼び出して人間に濡れ衣着せたらいかん。
神さん、あんたが自主しなはれ。
そしてまえのように独りでおりいな。もう、いたずらしたらあかん。
307考える名無しさん:2011/11/02(水) 22:54:13.35 0
坂本龍馬を斬ったといわれる今井信郎という幕臣は、維新後、静岡の農村に住んでいた。
やがて耶蘇教の宣教師が静岡に来て宣教しているというので、士族が集まって相談して、
叩っ斬ってしまおうということになり、今井が斬り役に選ばれた。その前に耶蘇教はどんなことを説いているのだろうと、
聖書を読んでみたが、まことにばかばかしい子供だましのようなつまらないものであるから、
斬るのはやめていろいろ迫害していた。あるとき用があって横浜に行ったが、たまたま教会を見かけたので、
入って説教を聞いてみたところ、ひどく感激して、正理正道と感じ、ついに敬虔な信者となったそうである。
308考える名無しさん:2011/11/02(水) 23:00:49.85 0
山岡鉄舟は、あるとき西洋領事館?に出かけて、西洋のお菓子を出されたが、
「こんなけがらわしいものが食えるか!」と床にぶちまけてしまったそうである。

維新前の話である。維新後どう変わったかは知らない。
309考える名無しさん:2011/11/02(水) 23:08:23.50 0
で?
310考える名無しさん:2011/11/02(水) 23:12:59.64 0
入信前の今井と、山岡が、今の君らに似ているとw
311考える名無しさん:2011/11/02(水) 23:15:06.89 0
で?
312考える名無しさん:2011/11/02(水) 23:23:57.49 0
哲学愛好家に宗教は要らないです。
他のスレ、例えば看板スレである「脳は物質だから意識は必然である」スレとかで
スレ主とやりあって下さい。
313考える名無しさん:2011/11/03(木) 09:28:40.19 0
汝の敵を愛せよ、というだろう? 
朝鮮人や共産党員とも付き合ってみたまえ。そうすれば先入観や偏見が少しは減るだろう。

人間関係だけじゃないよ。
ヘーゲルも読んでみたまえ。キリスト教やオカルトも勉強してみたまえ。

すぐに拒否したり否定したりする、それでは、人間、進歩しないよ。
314考える名無しさん:2011/11/03(木) 10:06:54.65 0
313
のこのレスが偏見でいっぱい
315考える名無しさん:2011/11/03(木) 13:08:13.12 0
哲学を学ぶことは、ただ単に認識論とかそういうことを学ぶことではないだろう。
カントの哲学などは認識論が中心だからそれでもいい。科学や数学を学ぶ態度と同じ態度で学べばよい。

しかしショーペンハウアーの哲学は世界観の表明であり、宗教のようなものだ。
われわれは宗教に代わるものとしてショーペンハウアーの世界観に感激したのではなかったのか。

だから、宗教板に行きたまえ、とか、哲学愛好家に宗教は要らないです、などとは書かないでもらいたいのである。
316考える名無しさん:2011/11/03(木) 13:18:08.72 0
いちいち中途半端な生野郎語の霖人に
皆様は角が立つようなことをしない!!!
317考える名無しさん:2011/11/03(木) 13:18:57.53 0
好きにして
318考える名無しさん:2011/11/03(木) 19:28:31.36 0
では少し話題を変えよう。

蜜蜂はみごとな巣を作る。正六角形の集合体だ。蜜蜂は正六角形のイデアを把握しているのだろうか。
まさか蜜蜂にそんな知性があるとは思えない。しかし完全に否定することもできない。
なぜなら蜜蜂は実際に正六角形の集合体の巣を作っているのだから。

一般には蜜蜂は本能で作っていると説明されている。本能。便利な言葉だ。しかしそれで済ますことができるのだろうか。
319考える名無しさん:2011/11/03(木) 19:55:33.69 0
じゃ、ななな何なんだ?!
320小さなヨハネ ◇1oKmZSIAF. :2011/11/03(木) 19:57:41.23 0
そんなことよりも
スウェーデンボルグを読みましょう
321考える名無しさん:2011/11/03(木) 20:00:25.65 0
小さなヨハネはん。おまかせします。
322考える名無しさん:2011/11/03(木) 21:10:24.65 0
>>315
確かに、プラトンやカントのような天才でも、今日となっては、少々古臭くなってしまう
部分があるが、ショーペンの世界観や意志論は、科学が一段と進歩し人間の価値観が
多様化した今でも一向に色褪せない。それどころか、その洞察の正しさが事あるごとに
再確認すらできる。

しかしショーペン自身も言っているが、どんな哲学をもってしてもこの世は
完全に割り切れるものではなく、過信を恐れ、常に懐疑をもって正しい見地を
目指していく必要があると。

宗教とは真逆の態度であろう。
323考える名無しさん:2011/11/03(木) 22:36:28.70 0
たしかに、クリスチャンも、イスラム教徒も、仏教徒も、たいした考えがあってなっているのではない。
クリスチャンに原罪とは何かと質問しても、>>303のような答えを返せるクリスチャンなんて一人もいないだろう。
仏教徒だって、日本の坊さんなんて、たぶん輪廻転生なんて信じていないと思われる。
その意味で、あくまで安易な宗教を否定して、理性だけに信を置くというのは、一つの見識だ。

さあ、そこで>>318の問いを考えてみよう。蜜蜂がなぜみごとな巣を作ることができるのか。
これを本能とか神とか生きんとする意志とか、そういう便利で安易な概念で説明するのはやめて、
もう少し精緻に、考えてみるとどうなるか。
324考える名無しさん:2011/11/03(木) 22:43:53.12 0
おっさん水あめ売らんかい
325考える名無しさん:2011/11/03(木) 22:58:43.37 0
たしかに>>303はひどすぎるぞ。
326考える名無しさん:2011/11/03(木) 23:00:20.29 0
以前、アルバイトで働いていた職場に、たまたまクリスチャンがいたので、
人間は生まれ変わる、と言ったら、笑って無視された。
イエスが、ヨハネはエリヤの再来だと言っているではないか、と言っても、信じようとしなかった。

クリスチャンなんて、その程度のものである。彼らは教えられたことを信じているだけである。
彼らは信仰に安住しているので、思考停止しているのである。

けれどもそれはわれわれにも言えることなのである。
われわれだって、深い考えもなく、霊も神も存在しないと思っているのである。
327考える名無しさん:2011/11/03(木) 23:03:53.35 0
以前、別の職場でアルバイトしていたとき、あるおばちゃんと仲良くなった。
話がたまたまキリスト教の話に及んだとき、そのおばちゃんは、
「イエスが復活したなんて嘘に決まってるやん!」と吐き捨てるように言った。

そのおばちゃんは創価学会の信者だった。
328考える名無しさん:2011/11/03(木) 23:08:51.46 0
>>325さん、それはあなたの今の感想です。
いろいろ知識がついてくると、これがデタラメではないと分かってくるのですよw
329考える名無しさん:2011/11/03(木) 23:13:26.79 0
恨んじゃいかん 誰でもアホや
330考える名無しさん:2011/11/03(木) 23:16:54.02 0
せめてさあ、無関係な会話はsageでやってください。
331考える名無しさん:2011/11/04(金) 00:14:05.55 0
>>328
退屈なセールストークやめてんか。

インチキくさいわ あほちゃうか
332考える名無しさん:2011/11/04(金) 02:14:15.41 0
ショーペンハウアースレかと思ったらカルト信者の説教スレでした。
333考える名無しさん:2011/11/04(金) 07:09:53.69 0
ショーンペンなら知ってる。
334考える名無しさん:2011/11/04(金) 13:16:14.70 0
>>303が総攻撃を受けているようだが、これがそんなに理解しがたいことかね?

人間は霊魂と肉体から成るというのは、古今東西広く信じられてきたことだ。仏教でも肉体は仮の衣だと教えている。
ただ現代人がそれを信じていないだけのことだ。

肉体は滅びるが霊魂は不滅。人間が死ぬのは霊魂が肉体の中に入るからで、肉体の中に入らなければ死なないのだ。
アダムはそれまで霊魂だけで上空に存在していたから不死だった。しかし悪魔に誘惑されて、
地上に下って肉体の中に入った(受肉した)。だから死ぬようになった。生老病死がもたらされた。

だから仏陀は、受肉するな、と説いたのだ。生老病死と輪廻転生のカルマを断つために、この世に執着するな、と。
335考える名無しさん:2011/11/04(金) 15:16:29.16 0
このていどで偉そうにしゃべられてもなあ。
336考える名無しさん:2011/11/04(金) 15:23:12.47 0
小学生でも考える短絡やな。
なんかようまとまったようには見えるがな(笑)
しかしブッダの言及と創造神と本質的につながらん。
無理に結び付けんといいんちがいまっか。(笑)
337考える名無しさん:2011/11/04(金) 15:50:09.40 0
創造神の気まぐれが招いた不始末の尻拭いを頑張ってしろってか?
破綻してる
338考える名無しさん:2011/11/04(金) 19:09:33.31 0
335〜337
君は何か勘違いしていないか? 私は創造神のことなど一言一句も書いていないが。

私の書いていることは仏教の教義である。人間は霊魂であり、霊魂が肉体という衣の中に入ることが誕生であり、
霊魂が肉体から離れることが死である。死後、人間の霊魂は霊界に滞在し、やがてまた新しい肉体の中に入る、つまり生まれ変わる。
これが輪廻転生であり、人間はそれを繰り返す。

キリスト教はただ単に、最初に肉体の中に入った霊魂(人間)をアダムと名付けただけである。
アダムが物質体の中に入らなければ、人間の霊魂はずっと霊界に滞在していて死ぬことはなかったのだが、
アダムが悪魔の誘惑に負けて、物質体の中に入ってしまった(受肉してしまった)のである。
それで人間は輪廻転生を繰り返すことになってしまったのである。
339考える名無しさん:2011/11/04(金) 19:29:33.23 0
アダムとか悪魔にそそのかされたと言えば創世記やろ。
それをかりて云々するなら創造神についても言及せんとな。
紛らわしい解説せんといて。
あんたの解釈はようわかった。創造神はおらんというこっちゃな。
じゃ、悪魔とはなんじゃらほい?
340考える名無しさん:2011/11/04(金) 19:58:04.17 0
創造神はいない、なんて言ってない。天地創造の神については創世記にちゃんと書いてある。
原罪の話は天地創造の神の話は抜きにして理解できることである。

悪魔とは天使から逸脱した存在である。正常な進化から逸脱した天使である。
341考える名無しさん:2011/11/04(金) 20:08:08.28 0
じゃいいじゃない。
何が勘違いだよ。
342考える名無しさん:2011/11/04(金) 20:10:01.73 0
原罪も神が人間作った結果でしょ。
343考える名無しさん:2011/11/04(金) 20:12:14.87 0
我々は被造物だから責任ないもんね。
全部神の責任。
344考える名無しさん:2011/11/04(金) 22:09:35.85 0
海外旅行へ行ってた間に糞スレ化してやがったな、ここ。
345考える名無しさん:2011/11/04(金) 23:18:29.82 0
星とたんぽぽ

青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
畫のお星は目にみえぬ。
  見えぬけれどもあるんだよ、
  見えぬものでもあるんだよ。

散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼に見えぬ。
  見えぬけれどもあるんだよ、
  見えぬものでもあるんだよ。

金子みすずのほうが君たちより偉いね。見えないものも存在することを知っているから。
346考える名無しさん:2011/11/04(金) 23:21:08.60 0
私は不思議でたまらない、
たれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。

私は不思議でたまらない、
誰にきいても笑ってて、
あたりまえだ、ということが。

金子みすずのほうが君たちより偉いね。植物の神秘に驚いているから。

347考える名無しさん:2011/11/04(金) 23:29:58.48 0
コップがテーブルの上にあるだけで心底驚くことがあるよ。
348考える名無しさん:2011/11/05(土) 01:56:01.36 0
>>345>>346
金子みすずというやさしい人の詩まで直接見せて人を誹謗する。
情けないやつだ。
349考える名無しさん:2011/11/05(土) 02:04:50.90 0
金子みすずの詩を持ち出すのも結局自分のためエゴのため
恥ずかしい奴だ。
言われてもレスはあげる。行儀の悪い奴だ 自己中心。
神にこだわるのもこれじゃそこらあたりが関係してるだろ
350考える名無しさん:2011/11/05(土) 21:58:14.46 0
ほんの軽い気持ちで君らを揶揄しただけだ。
なぜそこまで反感、拒絶、拒否しようとするのか…

仏教のことを書いても君らはそれほど意に介しない。
キリスト教のことを書くと途端に拒絶反応を示す。それはなぜなのだ。

仏教もキリスト教も同じなのである。ブッダはキリストの協力者だ。
ゾロアスターもブッダもキリストに協力しているのだ。
ゾロアスター教の説くアフラ・マズダというのはキリストのことだ。
351考える名無しさん:2011/11/05(土) 22:32:33.99 0
仏教は神などというアイドルを作らないからね。
潔くこの世界を観照するのみ。

とにかく粘着は勘弁してくれ。
352考える名無しさん:2011/11/05(土) 22:42:05.36 0
ほんの軽い気持ちで金子みすずを出されて詩人もさぞ迷惑だっただろう
353考える名無しさん:2011/11/05(土) 23:08:09.82 0
だから君はなぜそんなに神を認めたくないのか。
プライドが傷つくからか。
神を認めるのは癪だからか。
それとも神なんてまったく信じてないからか。

神道の神も認めないのか。
神道の神々もキリスト教の神々も同じ存在なんだよ。名称が違うだけなんだ。
354考える名無しさん:2011/11/05(土) 23:26:07.48 0
まだ言ってるよ
355考える名無しさん:2011/11/06(日) 12:59:10.63 0
そうやってすぐに拒絶、拒否、排斥しようとする。
対話や議論を最初から拒絶する。

哲学とは知への愛、真理を知りたいという欲求だ。
それなのに君は最初から心を閉ざしている。知への扉を閉ざしている。

ショーペンハウアーは、キリストはユダヤ人の神だといって、キリスト教にあまり関心を持たなかった。
無関心。これが彼のキリスト教理解を妨げた。

ニーチェはキリスト教に偏見と反感を抱いた。偏見と反感。それが彼のキリスト教理解を妨げた。
356考える名無しさん:2011/11/06(日) 13:22:42.25 0
何が知への扉だ。
創造神におまかせします。
357考える名無しさん:2011/11/06(日) 13:28:07.13 0
人がいちいちあげるなと言っても無視する。
返答しても同じ質問おなじ説明を繰り返すだけ。
議論にはならないのさ。
信じさせたいだけだからね。
358考える名無しさん:2011/11/06(日) 13:53:03.20 0
神の話をする人たちは自分の話は特別だと思ってるのさ。
だからすぐ誰々は同じように馬鹿にしたとか
自分の論の正しさを説明するより信じないことの愚かさを強調
するだけ。知の扉もないもんだ。

それにこちらが辟易すると無視したと騒ぎ出す。
なんだろね。この甘えは。
359考える名無しさん:2011/11/06(日) 13:57:14.06 0
ニーチェはキリスト教に関わりすぎたね。(笑)
360考える名無しさん:2011/11/06(日) 22:18:45.48 0
君はショーペンハウアーを読んでいるくらいだから、大学くらいは出ているだろうし、読書もしているのだろ?
それにしては書いてることがあまりにも幼稚だ。高校生みたいだ。

えらそうに神はないと信じきっているみたいだが、では神はいないことを証明してみたまえ。
君のそのえらそうな態度はどこから来るのだ。東大でも出ているのか。

人に向かって、投稿するな、なんて、どうしてそんな偉そうなことが言えるのだ。
361考える名無しさん:2011/11/06(日) 22:26:25.13 0
ショーペンハウアーは「自分の哲学は理性よりも直観に基づいている」と言っていたかな。たしか。
人間には直観というか感性の比重も大きいわけで、世界・人間・社会を総合的に考察する哲学は、
感性にも根ざしていてこそ真の哲学といえるのではないか?
362考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:07:36.66 0
そうか創造神は東大出てる人が偉いと言ったのか?
君の自惚れた感性とやらに乾杯!(笑)

投稿するなと言ってるんじゃなくて皆さん勘弁してくれと言ってるんじゃないの。
ドラえもんがいないと証明してくれったってねえ(笑)
幼稚な人間をあまりかまうと神様の信用がますます落ちるよ(笑)

もう他の人は呆れてるみたいだけど(笑)
自分の話の魅力のなさに早く気づきなさい。
363考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:18:06.98 0
361
たしかにそうで、だからこそ私はショーペンハウアーに心酔した。
その物の見方や考え方が私の感性に一致したからだ。

しかし私は「生きんとする意志」が一切の根源だというその哲学には一抹の疑惑を抱いていた。
というのはそれは結局はニヒリズムだからだ。だから徳なんてどうでもいい。
ところがショーペンハウアーは不道徳な人間や悪人を罵倒している。だから矛盾していると思っていた。

「生きんとする意志」の哲学は信じないがショーペンハウアーを愛読している。
「永劫回帰」は信じないがニーチェを愛読している。
キリスト教は信じないがキルケゴールを愛読している。

そういう人はいっぱいいると思う。まあ私もいわばその一人だったわけだ。
364考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:26:42.41 0
ちょっと、このしつこさはどうだろう。
哲学どころか通常会話も難ありと見た。

神に興味無いし、もし、仮に、居たとしても、因果律に支配される側なんだろうし、
それならそれで、神は事態をややこしくするだけだし。どうでもいいんだよ。
直観的に居ないと思うし。っていうか居る訳ねえし!!
気付いてくれたまえ。
365考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:35:24.57 0
>>363
まあ、カントの「物自体」はまだ唯物論の域を出ずに野暮ったく、ましてや
「超越者」とか安すぎる。それらを「生きようとする意志」に取って代わらせるとか
天才的スマートさだと。なんてすっきりしているんだと。文学的な意味に取られるという
危惧はあるが、勿論、関係ない。
366考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:41:12.56 0
>>363
だから、言ってるだろうが。悪こそ生きようとする意志に根ざした「積極的な価値」であり
善は「人間の理性」という二次的原理の働きによる「消極的な徳」なのだと。
しっかり読みたまえ。
367考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:46:14.28 0
君のほうがよっぽどしつこい。
いつまで私を中傷すれば気が済むのだ。

上の2行を書かずに、下の4行だけ書いてくれたら、哲学的対話ができるのだ。
368考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:51:44.05 0
あのねえ、アイドルとして、現前させた瞬間に「現象」として空間や時間、因果律に
支配されている我々と「同じ穴のムジナ」に身を落とさざるを得ないんだよ。

矛盾するでしょ?万能ということと。万能からマジシャンに改名でしょ?
馬鹿馬鹿しい。
369考える名無しさん:2011/11/06(日) 23:59:55.08 0
>>366
365さんと君はまともな人だから、論争しようとは思わないが、
つまり論争しようと思って書くのではないが、
たとえば善と悪というのは対立する概念である。
善を「消極的な悪」と定義することはできないと思う。
だからショーペンハウアーのその説明には一抹の疑惑があるかと…。

何度も言うが君に喧嘩を吹っかけているのではないのである。
ショーペンハウアーを妄信せずに、もう少し思索してもらいたいのである。
370考える名無しさん:2011/11/07(月) 00:02:48.09 0
消極的な徳じゃないの?
悪じゃなく
371考える名無しさん:2011/11/07(月) 00:06:29.18 0
「善」には必ず「悪」が先行するが、「悪」はそれ自体価値を持つ。
つまり「善」は「悪」にその価値を負っているに過ぎない。

なんの犯罪もトラブルも無い島に「正義の味方」が現れたとしよう、
この人物は完全に意味不明の不審者であろう。
自分の存在価値を示すために他所から悪人を雇う必要があるだろう。
372考える名無しさん:2011/11/07(月) 00:06:51.70 0
>>368
神は空間にも時間にも因果律にも支配されないよ。
支配されるのは被造物だ。

尤も私も神学を学んだわけではないから、私の書いたことが正しいかどうかは分らない。
しかし普通に考えて、神は時間や空間や因果律を支配する者であって、支配される者ではない。
373考える名無しさん:2011/11/07(月) 00:10:39.53 0
>>372
ちょっとぉ。我々の認知の範囲は現象に限られるから、それ神は存在しないと言ってるのと同じですよ。
無茶苦茶ですね。
374考える名無しさん:2011/11/07(月) 00:17:20.87 0
完全に平和な島にアバレンジャーが現れてみろ、誰も目合わせねーぞ。怖くて。
375考える名無しさん:2011/11/07(月) 00:42:25.72 0
idかコテが欲しいな。
376考える名無しさん:2011/11/08(火) 20:54:10.42 0
善と悪。どちらが先行するか。

善と悪は一対の観念である。
善という観念があるから悪という観念があり、悪という観念があるから善という観念がある。
善という観念がなければ悪という観念もなく、悪という観念がなければ善という観念もない。

ゆえに善と悪は同時発生したと考えるべきである。
377考える名無しさん:2011/11/08(火) 20:58:03.84 0
善と悪。どちらがより多くの価値を有するものであるか。

われわれは普通、価値あるものを善いものと名付け、価値のないものを悪いものと名付ける。
ゆえに悪のほうが価値があるというのは、言語の倒錯である。

悪のほうが価値があるなら、悪人のほうが価値があるということになるが、
ショーペンハウアーはそんなことは言っていないはずだ。
378考える名無しさん:2011/11/08(火) 21:03:31.30 0
神は現象でもなく、人間の認知の範囲にあるものでもない。

神は人間の思惟を絶している。人間の理解を超えたものである。

そんなのはインチキだ、ペテンだ、と怒っても仕方がない。神学とはそういうものなのである。
人が、どんな根拠によって神を否定しようとしても、「神はそれには当てはまらない」といえばそれで済んでしまうのである。
379考える名無しさん:2011/11/08(火) 21:06:02.84 0
だから議論の対象じゃないね(笑)
380考える名無しさん:2011/11/08(火) 21:50:32.08 0
そう。ほんとうは神は在るかないかというような議論はしないほうがいい。

実を言えば、神が在るかどうかは神々さえも知らない。
最高位の天使である熾天使セラフィムさえ神が在るかどうかは分らないらしい。
ただ、漠然と、自分の上にさらに上位の存在があるのを、予感しているのだとか。
381考える名無しさん:2011/11/08(火) 21:55:41.33 0
天使ってなんだい?何もわかってないな(笑)
382考える名無しさん:2011/11/08(火) 21:57:41.28 0
383考える名無しさん:2011/11/08(火) 22:08:59.35 0
キリスト教では人間の上に九つの位階の天使がいると教えている。
天使、大天使、権天使、能天使、主天使、力天使、座天使、智天使、熾天使。

これらは天使と名付けられているが、人間とっては神のようなものだ。
われわれが神社で神に祈っているとき、実際は天使や大天使…に祈っているのである。

仏教にも神々がいる。梵天、帝釈天…等々。これらは要するにキリスト教の諸天使と同じものなのだ。
ただ単に名称が異なるだけ。つまりキリスト教も仏教も神道も同じものなのだ。
384考える名無しさん:2011/11/08(火) 22:14:59.40 0
いねーよそんなの、馬鹿。
キミの相手は我々じゃない、白衣を着た人だよ。
385考える名無しさん:2011/11/08(火) 22:16:33.19 0
また神の話してるよ(笑)
386考える名無しさん:2011/11/08(火) 22:21:14.34 0
「いねーよそんなの」といっても君には君の守護天使がついていて、ちゃんと君を見守ってくれているんだ。

ただし人間には自由意志が与えられているから、君が自殺を決心したら、天使もそれを止められない。
387考える名無しさん:2011/11/08(火) 22:30:29.79 0
神がいるのわからないのに天使はわかるんだ?(笑)
388考える名無しさん:2011/11/08(火) 22:45:15.50 0
キリスト教meets馬鹿
389考える名無しさん:2011/11/09(水) 12:53:29.10 0
物質は、どんな物質であれ、引力の影響を受けて落下する。
ところが植物は、引力に抗して、上へ上へと伸びていく。
つまり植物はただの物質ではない。植物の生命力というものは、物質的な作用ではない。
生命力というのは霊的な力である。

霊というものが存在することが理解できれば、霊魂が存在することも理解できるし、
天使や悪魔、神々といった霊的存在が存在することも不思議だとは思わなくなる。
390考える名無しさん:2011/11/09(水) 13:03:21.99 0
植物も引っこ抜いてほうりあげれば落下するが?
391考える名無しさん:2011/11/09(水) 13:08:46.96 0
天使や悪魔といったキリスト教の用語で理解しようとするから反発が生まれる。
そうではなくて、日本人が昔から素朴に信じてきた神様とか鬼という言葉で理解すればよい。

田舎のお婆さんが道端のお地蔵さんに祈っている。
お婆さんは孫に「そんなことをしたら鬼が来るぞ」と脅している。

お婆さんが祈っているのは天使に対してであり、鬼というのは悪魔のことなのだ。
392考える名無しさん:2011/11/09(水) 13:16:13.58 0
>>390
それはそうだが、その植物を土に植えればまた成長する。そこが石ころと違うところだ。
393考える名無しさん:2011/11/09(水) 15:54:06.01 0
>>391
やっぱり天使と悪魔じゃないか(笑)


>>392
誰がそんなこと教えてと言った(笑)
394考える名無しさん:2011/11/09(水) 16:01:32.64 0
地蔵の出典は大乗だそうだが大乗はキリスト教に似てると言われる(批判される?)
こともあるからね。

鬼は桃太郎やこぶとり爺さんや赤鬼青鬼などの昔話で
人間に降参したり脇で面白い味だしてたり人情ものの主役だったり
するから日本人にとっても悪魔とはちょっと違うんじゃないの。
妖怪に分類されてるしね。
395考える名無しさん:2011/11/09(水) 22:13:15.41 0
>>394
たしかに私も391は適当なことを書いたのだw
地蔵様というのは地蔵菩薩のことだから、菩薩だ。
私が言いたかったのは、日本人が神社や菩薩様にお祈りしているとき、
実際は天使や大天使にお祈りしているのだということ。

また鬼が悪魔のことかどうかは分らないが、その可能性はある。
396考える名無しさん:2011/11/09(水) 22:19:02.45 0
笑ってる場合じゃないだろアホ
全部適当なことだろ(笑)

ショーペンハウアーの「消極的な徳」も読み違えて
澄ましてるし。
辟易した。
397考える名無しさん:2011/11/09(水) 22:24:45.33 0
植物は物質体も持っているから、引っこ抜いて放り上げれば落下する。
それは物質体が引力の影響を受けるからである。(動物も人間も物質体(肉体)を持っているから、放り上げれば落下する。)

しかし植物は生命体も持っているから、土に植えれば成長する。
植物の物質体から生命体が離れると、枯れる。枯れた植物はただの物質である。
398考える名無しさん:2011/11/09(水) 22:25:57.01 0
アホ(笑)
399考える名無しさん:2011/11/09(水) 23:52:05.03 0
太陽エネルギー → 光合成による炭素同化 → 化学エネルギー → 位置エネルギー
このくらいの常識を持ってなくて何が哲学かと
全ての「学」を見渡すという自覚がなくて何が哲学かと
400考える名無しさん:2011/11/10(木) 13:06:26.38 0
善と悪が同時発生とか言ってたな。
じゃあ犯人と警察は同時発生なんだな。そんなアホな。
そもそも人間の自然性(悪)が先行してるから人工的な規範(善)が必要に
なってくるんだよ。
あんたが言葉だけにこだわるなら光も闇も同時に生まれたのだろう。
聖書にだってそんなこと書いてないぞ(笑)
401考える名無しさん:2011/11/11(金) 10:05:26.91 0
>>399
科学だけでは何も説明できない。

1 科学では生命の発生が説明できない。
光合成というのは既に生命を持っている植物が行う働き。光合成が生命を発生させるわけではない。
では太陽、土、水、空気…などが生命を発生させるのか。そうではない。たとえば干からびて死んだ種をまいても発芽しない。
種は生きているから発芽する。種には生命力というものが既に宿っている。だから発芽し、成長するのである。

2 科学では植物の細胞分裂が説明できない。
化学エネルギーというのは化学変化を生じさせる力であって、細胞分裂を引き起こす力ではない。
細胞分裂を引き起こす力は生命力である。

3 科学では植物が上に伸びる力を説明できない。
位置エネルギーというのは、ある高さに置かれた物体が持っているエネルギーであって、
その物体をその高さまで押し上げる力とは別物である。

4 仮に、百歩譲って、上記の作用はすべて物質的作用であると仮定しても、
チューリップの種を蒔けばチューリップの形の植物が形成されるという事実は説明できない。
これこそ神秘中の神秘であって、唯物論では絶対に説明できない。
402考える名無しさん:2011/11/11(金) 10:09:42.10 0
>>400
悪の起源については、問題が深すぎるのでパスして、人間の本性について考える。

人間の本姓は善でも悪でもない。その中間である。
天使は善しか思考できず、善しか成すことができない。
悪魔は悪しか思考できず、悪しか成すことができない。
人間は善も悪も思考でき、善も悪も成すことができる。
403考える名無しさん:2011/11/11(金) 11:24:40.34 0
アホか(笑)
中間ってなんだい?(笑)
また天使か(笑)
ファンタジーの駄作でも書いとれ!(笑)
404考える名無しさん:2011/11/11(金) 11:29:54.37 0
>>401
生命の神秘について書いてたんじゃないだろ
その生命の植物学的物理学的作用について書いてたんだろう
君が生命の発生について説明できるわけでもないだろう。
まったく果てしなきアホだな
405考える名無しさん:2011/11/11(金) 12:07:34.85 0
人間の道徳心が天使の観念を生み出しうしろめたい気持ちが悪魔と言う
観念を生み出すんだろうね。
悪しかなせないならそれはもう悪ではないし
善しかなせないならもうそれはもう善ではない。

406考える名無しさん:2011/11/11(金) 12:38:22.13 0
>>404
私が、生命力とは霊的な力だと書いたら、君らは否定した、霊なんてあるものか、と。
霊がないというなら、君らは、生命力とは物質的な作用だと思っているのだろ?
植物の成長などの一切の現象は太陽エネルギー、光合成、化学エネルギー、位置エネルギーなどで説明できる、と。

それが説明できないことを私は401で書いたのである。
人に向かってアホを連発している君。君はどうみてもショーペンハウアーを読んでいるような知識人とは思えない。
407考える名無しさん:2011/11/11(金) 12:53:00.36 0
君は、ショーペンハウアーに心酔するあまり、人間には善人も悪人もいるという単純な事実に目をつぶっている。
なにがなんでも人間の本性は悪だと信じ込みたいようだ。

ショーペンハウアーの哲学に対しても同様の態度を取っている。
なにがなんでもショーペンハウアーは正しい! ショーペンハウアー哲学の悪口を言うものは許さん!
ショーペンハウアー以外の学説は聞きたくない!

君はショーペンハウアー哲学に安住しているのである、クリスチャンが信仰に安住しているように。
408考える名無しさん:2011/11/11(金) 13:18:50.56 0
君はファンタジーに安住してる。(笑)



409考える名無しさん:2011/11/11(金) 13:21:26.93 0
>>407
面白れえ(笑)
410考える名無しさん:2011/11/11(金) 13:32:51.45 0
>>406
「消極的な徳」を「消極的な悪」とか言ってたくせに(笑)
自分が読み違えて悪の反対が悪であるはずがないとか言ってたくせに。(笑)

(笑)

霊の力って創造神から送られてくる?(笑)
あまり安住しないほうがいいよ
411考える名無しさん:2011/11/11(金) 17:43:07.53 0
>>401>>402
天使は善しか思考できず、善しか成すことができない。
悪魔は悪しか思考できず、悪しか成すことができない。

この表現だと絶対善と絶対悪の存在が前提となっているように見えますが
善と悪の線引きはどのように行われているんでしょう?

科学では証明できないと思われることで神や天使が存在が明証されるのですか?
私は神の存在は歴史的に見て未知なるものの理解として人々の不安を解消するために用いられ
科学の発達、未知なるものへの解明に伴い個別の物事についての神の存在は棄却され
新たな未知への対処法として用いられてきたように思います。
私はこのこととあなたの述べられたことの相違点が見いだせません

神は空間にも時間にも因果律にも支配されない存在とした場合
天使という概念はあまりに稚拙なように感じます。
神は空間にも時間にも因果律にも支配されない存在でその存在の使いが
人間の思考の範疇に見事に適合していることは関連性を見つけることが困難だと感じます。
412考える名無しさん:2011/11/11(金) 18:26:36.83 0
善神アフラ・マツダが善なる人類を創造し、
悪神ダエーワが悪辣なる朝鮮人を創造した。

世界は善と悪の激しい闘いであり、最後の審判で悪魔の被造物の朝鮮人は
絶滅するのである。
413考える名無しさん:2011/11/11(金) 18:30:39.15 0
ショーペンハワーは、ヨーロッパからユダヤの悪臭を消し去ることで、アーリヤ人種の再生を夢見た。

まったく同様に、日本から民族の分解酵素である朝鮮人種を絶滅させなければ、日本人は雑種化により
人種が退化して、日本文明も日本語も歴史の記念碑に名を残すのみとなるだろう。
414考える名無しさん:2011/11/11(金) 18:34:45.81 0
ユダヤの悪臭とはキリスト教のこと?
415考える名無しさん:2011/11/11(金) 19:26:26.81 0
412と413を見ると、このスレに朝鮮人差別者がいることが分かる。
ゾロアスター教やショーペンハウアーの知識があるのに、
朝鮮人を差別しているのである。

ショーペンハウアーがこの程度の人間に愛読されているのは残念なことだ。
416考える名無しさん:2011/11/11(金) 19:59:46.52 0
>>411
私は絶対善とか絶対悪とかそういうむずかしい話をしているのではなくて、ただ人間と天使と悪魔の違いについて書いただけです。

それから、人間が霊や神を信じなくなったのは、人間が霊視力を失ったからです。それだけです。

神々も被造物だから人間の思考の範疇に入っている。(まあ、神も人間の思考の範疇にはいっているわけだが)
しかし神は被造物ではなく創造者だから、被造物とは一線を画している。
だから被造物に適合されるすべての観念は、創造者には適合されないと考えるべきである。
しかしこんな神学的論議をしてもあまり意味はないと思う。
417考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:07:15.20 0
そう。何とでも言えるからね。
観念の世界だ。

そうじゃないと言ってもわれわれに霊視力とやらが
戻らないなら何もならない。
416は霊視力があるらしいが(笑)
418考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:17:49.23 0
>>415
ショーペンハワーはユダヤ人はヘーゲル主義者よりも悪いと断言している。
かれはユダヤ人は「うその大名人」であり、ヨーロッパから追放しなくてはならぬと言っている。

これこそ、ユダヤ人は高貴な人種という誤った認識を持ったニーチェとは違ってかれが偉大な所以である。
419考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:22:22.02 0
善悪や道徳の根拠、また意思の否定の矛盾は既にアルフレッド=ローゼンベルグが
「二十世紀の神話」で追及している。ショーペンハワーは結局は自家撞着に陥ってしまったと。
しかし、かれはそれでもマルクシズムの毒牙からヨーロッパを守った聖人なのである。
420考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:30:10.52 0
>>415
生物学的に朝鮮人種は下劣であり、それはかれらの狂った思想と習慣が、狂った交配に
より、種として純化された結果に他ならないのだ。したがって、かれらには理性はなく、
本能だけで行動するのであり、日本人に成りすましている在日や帰化人は朝鮮人に特有の
虚偽・放火・強奪・強姦の絶えざる衝動を抑制しなくてはならぬ。こういう血の原罪を
背負った憐れな人種は死以外に救済される方法はないのだ。

ショーペンハワーは子供は父親から知性を、母親から知能を受け継ぐと言っているが、
この説はロンブローゾによって補強され、天才も犯罪者も家系であることが確認された。
ちなみに警察官の教材としてロンブローゾは採用されている。
421考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:38:01.71 0




【ネット】 「アレルギー?知るか。ビクともしない体作れや!」…「ステーキハンバーグけん」「ふらんす亭」社長、食中毒発生前日に★5




http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1320981593/








422考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:53:04.82 0
>>420
その人原罪は疑似科学として退けられているそうじゃないか。
実証的な方法論が取り上げられているってだけだろ
423考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:54:15.45 0
1−442
にーと乙
424考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:55:07.90 0
422原罪→現在
425考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:57:01.85 0
>>423
442?
426考える名無しさん:2011/11/11(金) 20:59:52.97 0
>>423
あんたも入ってる
427考える名無しさん:2011/11/11(金) 21:02:44.40 0
>>422
日本の警察はかれの説を採用してるよ。犯罪者心理学と犯罪者行動学は
ロンブローゾのものが、警察官の昇進試験に出題される。
428考える名無しさん:2011/11/11(金) 21:07:08.49 0
>>422
だから生来的犯罪説だよ。
429考える名無しさん:2011/11/11(金) 21:09:12.00 0
428は>>427
430考える名無しさん:2011/11/11(金) 22:26:03.54 0
ニーチェが、ユダヤ人は高貴な人種という認識を持っていた、という話は初耳だが…
431考える名無しさん:2011/11/11(金) 22:33:54.54 0
>>417
将来、ごく普通の人間が、特別な修行をしなくても、霊視力を有する時代がやってくる。
432考える名無しさん:2011/11/11(金) 22:46:03.86 0
また言ってるよ。あんたの願いなんかどうでもいいよ。あほ
433考える名無しさん:2011/11/11(金) 23:01:18.94 0
とにかく、君は、幼稚な高校生のようだ。その文体、その内容…
君のような人間にもいつか霊視力がついてくるのだ。
434考える名無しさん:2011/11/11(金) 23:11:31.94 0
このスレは今キリスト教という受難の真っ只中に居ます。
アーメン!!
435考える名無しさん:2011/11/11(金) 23:12:17.43 0
ほんとくだらん奴だな。
436考える名無しさん:2011/11/11(金) 23:18:16.87 0
>>433
霊視力の口上の大安売りはその日がきたらやってくれ。
わからん人にそういうことをいうのは喧嘩を売るのと
同じだよ。
437考える名無しさん:2011/11/11(金) 23:19:42.37 0
believe or battleって
これだから宗教は・・・
438あぼーん:あぼーん
あぼーん
439考える名無しさん:2011/11/17(木) 18:48:12.28 0





おれが聞いた情報によると、もうじき中国はバブルがはじけて昔の貧乏な中国に戻るらしい
もう経済は破綻してて、取り戻すのは無理なんだそうだ


その世界では有名な政府関係者筋から聞いた確かな情報だよ

まあお前ら頭の良い連中には、今さらなくらいのネタだね、
お前らからすればもう常識的なくらいの知識だろ?






440考える名無しさん:2011/12/06(火) 01:33:10.17 0
ここでショーペンハウアーをネタに宗教を絡めた議論をして、一方的に自分の意見を言う人が多いけど、果たしてそういう人のうち、どれだけの人が聖書を通読したことがあるんだろうか。
441考える名無しさん:2011/12/08(木) 17:57:01.90 0
聖書はパウロによって捏造されたウソ本です。
イエスの福音はパウロによって抹殺されました。
ショーペンハウエルはエックハルトを高く評価している。
442考える名無しさん:2011/12/08(木) 23:38:38.59 0
>>441
誰かの受け売りではなく、聖書をちゃんと読んだ上でそう思うんですか?
443考える名無しさん:2011/12/10(土) 13:51:05.62 0
>>442
旧約はオリエントの神話とゾロアスター教のパクリであることを
ショーペンハウエルは指摘している。新約ではイエスの教えはパウロが歪曲
し、ユダヤ的な怨念がイエスの教えとして捏造された。パウロの捏造を
見破り、イエスの教えを復活させようとしたのが、エックハルトだった。
444考える名無しさん:2011/12/10(土) 22:21:58.83 0
ショーペンハウアーは神秘主義を評価しているって言っても、「本質的な所を突いている」と言っているだけで、
それを丸ごと鵜呑みにして「この偉大な教えを信じましょう(はーと)」とは言わないよね。
宗教はあくまでも「真理に基づいた行動を、バカに実践させるには役に立つなw」ってレベル。
で、「俺たち哲学者は、そういったことを見極めた上で真実を追求しようぜ」って感じ。
445Sage:2011/12/20(火) 18:34:21.92 O
俺最近ショーペン読み始めて、
面白いから文献を色々読んでみたいなーと思って、
はじめてここに来たんだけど、あなたのレス読んでてますます興味沸いてきた

パウロの捏造を指摘している本や論文のタイトル、すごく興味あるから教えてくれないかな?
446考える名無しさん:2011/12/21(水) 13:25:37.39 0
>>445
ニーチェの「アンチ・クリスト」「権力への意思」
447考える名無しさん:2011/12/21(水) 19:04:44.52 0
資本論も読まずにマルクスを批判する人なんて薄っぺらい。
エックハルトを否定するわけじゃないが、自分では聖書も読まずに受け売りで聖書の内容を批判するなんて恥ずかしいことをしてはいけない。
賢い哲学者が否定してるから資本論読むまでもなく僕もマルクス主義に反対、とか言ってるやつと変わらん。
マルクスが本当に言いたかったことを、ちゃんと読めば君にはわかるかもしれんのに。聖書だって同じだ。
448考える名無しさん:2011/12/21(水) 19:13:31.00 0
>>447
人間の本能的な特性を否定している時点で「資本論」など読む必要なし。
「資本論」で予定された結論としての「共産党宣言」だけでよろしい。
449445:2011/12/21(水) 19:32:32.82 O
446さん
サンクス
450考える名無しさん:2011/12/22(木) 20:11:34.18 0
>>448
資本論でも聖書でもハイデッカーの存在と時間でもヘーゲルの精神現象学でもなんでもいいけど、そういった大著作を読むのはかったるい。
でも、読みもしないで聖書どうこう、資本論は読む必要がない、ヘーゲルはショーペンハウアーよりレベルが低いなど言うのはどうかと思う。
見ていない映画の批判をする映画批評家みたいなものだ。
451考える名無しさん:2011/12/23(金) 01:08:24.85 0
>>450
そもそも出版された順序がおかしい。
何故「資本論」の結語としての「共産党宣言」が先に出版されたのか?
始めに結論ありきで、都合のよい解釈を後付けで捏ねくりだしたからだ。
生産手段さえ同じなら、日本民族が絶滅して、その代わりに朝鮮人を入植させて
も、日本は同じ政治形態をとることになる。こんな馬鹿げた話があるか?
452考える名無しさん:2011/12/23(金) 01:11:10.97 0
ちなみにマルクスがダーウィンの影響を受けて心酔し、ダーウィンに「資本論」
を献上したのは有名な話だが、マルクスはショーペンハワーからの影響にも言及し、
かれの「意思の否定」を認めていた。レーニン以下のマルクス主義者はそれらを
否定抹殺したのであった。
453考える名無しさん:2012/01/03(火) 13:35:20.74 0
-=・=-  -=・=-

ようこそ、呪いのスレへ。
実は今君に呪いをかけたんだ。
このレスをみてしまうと君はもう一生、異性を拝めなくなる。そんな呪いだ。
もちろん童貞なら一生童貞のまま人生を終える。処女もしかり。
災難だと思って諦めてくれたまえ。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
だけど一つだけ呪いを解く方法があるんだ、それは・・・

「 男湯に女性を入れてる浴場名を報告スレ 」
でGoogle検索してこのスレに行って

「 >>1はクソスレたてんな包茎野郎 」
ってコピペでいいから書き込むんだ。

では、健闘を祈るよ
454蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2012/01/06(金) 03:22:14.49 P
みたよ

455考える名無しさん:2012/01/06(金) 03:55:18.95 0
何を?
456考える名無しさん:2012/01/11(水) 20:52:55.36 0
諸ペンハウエルなんだから
分析家且つ疑義家且つ定義屋
時代のおっさんを
そんなに否定してどうするの?
哲学は流れているんだよ。
すべてのことにつきるので。
457哲学者0T:2012/01/16(月) 22:10:08.28 0
「哲学は流れている。
すべてのことに尽きるので・・・。」

アーサー・ラギジュアリー

我々はすべての哲学項目については証明できない
ことが理解った。

HINNTOKIN/kinfrosi
458私だ:2012/01/21(土) 02:11:54.11 0
私はプロテスタントだ。
<自由共和党>の主催者だ。検索しなさい。
キリスト教界の発展は先生方に任せるとして、
私は、とにかく日本を安全な国にする為に、本格的な用心棒活動でもしようかな?
・・・と近況。

パウロが<罪人の頭>と表現した以上、それ以上の表現が出来ない。

他人の信じる道を侮辱し、馬鹿だなんだとあざけて勢力拡大をする「カルト」組織はまだまだある。
世界にも沢山ある。
そこで、私は<馬鹿の頭>と言おう。

馬鹿に負けたらどういう事になるか?
身をもって体験してもらおう。

私は主にある皇子なんで、
脳内ホルモンは尽きない。
天然型の麻薬かな?
能天気だよ。いつも。
この国の尚武だよ。

これは<証し>でもなんでもないが・・・確実に仕留める。
こういう方針はどうかな?
459考える名無しさん:2012/01/25(水) 17:14:28.70 0



ワイが聞いた情報によると、もうじき中国はバブルがはじけて昔の貧乏な中国に戻るらしいで
もう経済は破綻してて、取り戻すのは無理なんだそうや


その世界ではごっつい有名な政府関係者筋から聞いた確かな情報やで

まあお前ら頭の良い連中には、今さらなくらいのネタやな、
お前らからすればもう常識的なくらいの知識やろ?
2ちゃんねるやってるやつならこの情報でもう大儲けしてるしな




460考える名無しさん:2012/01/30(月) 09:09:53.73 0
「人生とは夢と同じ一冊の書物なのだ。筋道をたどって読めばそれが人生というこ
とになり、他方、夢見ているときにはこの書物を漫然と拾い読みしているのだ。」

「平和や平安、幸福は、もはやどこにも、どんなときにも存在しないようなところにしか、見出さ
れない」
461考える名無しさん:2012/01/30(月) 09:19:38.99 0
哲学は倦怠からの逃げ道ではなく、そうではなくて、倦怠の変身、すなわち、無関心の
獲得、要するに、倦怠に対して自己を<無関心なものにする>(倦怠に無関心になる)ことが
できるような智慧の獲得なのである。ショーペンハウアーの哲学的軌跡は、したがって、おお
むね、欲望から休憩へ、倦怠から無関心へと進む、長い道のりとして考えられるように思われる。
462考える名無しさん:2012/01/30(月) 09:20:47.98 0
欲しがりません、勝つまでは。
463考える名無しさん:2012/01/31(火) 23:28:31.92 0
464あぼーん:あぼーん
あぼーん
465考える名無しさん:2012/02/10(金) 18:27:25.64 0
運命よ、力をお見せ。 わたしたちではどうにもならぬ。
定めはまぬかれようがない。なるようになるがよい。

シェークスピア 『十二夜』一幕五場

生誕のときからすべての人に良き霊(ダイモーン)が
人生行路の影の導き手として
付きそいとなるものだ。

アレクサンドレイアのクレメンス 『ストロマテイス』
466考える名無しさん:2012/02/16(木) 09:55:53.44 0
時間には始まりも終わりもなく、いっさいの始まりと終わりが時間のなかにある。

空間には限界がなく、いっさいの限界は空間中にある

物質には起源も没落もなく、いっさいの生成・消滅は物質においてある。
467考える名無しさん:2012/02/16(木) 09:57:56.38 0
時間には存在はなく、存在するやいなや消滅する

空間は消滅することなく、つねに存続する

偶有性は変転するが、実体は持続する
468考える名無しさん:2012/02/16(木) 10:00:11.84 0
時間のなかにあるいっさいのものは持続する

空間のなかにあるいっさいのものは場所をもつ

いっさいの物質は作用性をもつ
469考える名無しさん:2012/02/16(木) 10:04:33.68 0
時間のどの部分も物質のすべての部分を含む

空間のいかなる部分も他の部分と同じ物質を含むことはない

というのは物質は持続的であるとともに不可入的だからである
470考える名無しさん:2012/02/16(木) 10:06:42.92 0
今は持続しない

点は延長をもたない

アトムは実在性がない
471洋楽ばびろん:2012/02/16(木) 10:29:50.78 0

  露出がすくない 手ぶれカメラ ・・・

                      ふらっしゅ すればー?

  ぱんちら で じゅうぶんです

                     携帯逆さ撮り 電波(笑)
 
472考える名無しさん:2012/02/16(木) 17:52:53.71 0
http://youtu.be/oX_qLEckycc

これ好きやねん
473考える名無しさん:2012/02/27(月) 00:39:51.09 0
他人とつまらない話をするぐらいなら、心の中で自分自身と知的な会話を楽しむ方がよい
みたいなことをショーペンハウアーが言ってたような気がするんですが、違いましたっけ?
もし、そうならどの本に書いてあったか教えてもらえませんか。
474考える名無しさん:2012/02/28(火) 01:50:51.75 0
>>437
そういう主張はエッセーのあちこちに書いてある
475金太郎 ◆Sex....622 :2012/03/05(月) 18:27:42.47 0
476考える名無しさん:2012/03/07(水) 04:57:19.80 0
アマゾンでショーペンハウアーが売り上げ第一位になってる
どこかメディアで紹介されたのかな
477考える名無しさん:2012/03/09(金) 00:36:28.31 0
ショーペンハウアーが1位っていうのも考え物だな
478考える名無しさん:2012/03/13(火) 15:43:19.49 0
意志と表象としての世界じゃなくて随想の短編集みたいなので翻訳者が
後書きでショーペンハウアーの悪口いいまくっててワロタw
それだけ嫌われやすい思想なんだな
479考える名無しさん:2012/03/13(火) 17:58:11.33 0
>>478
短編集?白水社から出てる随感録のこと?
480考える名無しさん:2012/03/14(水) 01:38:57.14 0
二人の中国人が、ヨーロッパにやってきて、初めて、劇場に入ってみた。その一人は、大道
具小道具の仕掛けや動かし具合を理解しようと努めて、どうやら、その目的を達した。ところで、
他の一人は、言語には不慣れであったにもかかわらず、脚本の意味を判断しようと努めたという。
−前者は天文学者に比すべく、後者は哲学者に比べられる。
481洋楽れべる:2012/03/14(水) 01:52:03.64 0

  首の角度が  ↑ か ↓ ・・・・ ってやつ 
482洋楽れべる:2012/03/14(水) 01:56:46.95 0

 比べると ななめ なっちゃう 仕掛け
483考える名無しさん:2012/03/14(水) 09:34:25.45 0
ひきこもり思想に近い。悲観主義だし。
この世界はあるよりない方がいいと言ってるようだな。
西洋ではあまりこういう悲観主義は主流ではないが、逆に言えば西洋にもこういう東洋思想的な系譜があるということでもある。
484洋楽れべる:2012/03/14(水) 14:19:32.14 0

 皮肉 と 骨 


485考える名無しさん:2012/03/15(木) 02:50:46.00 0
何だよ『悲観主義』てw
読んでないのバレバレw
486考える名無しさん:2012/03/15(木) 13:29:12.06 0
厭世主義って言いたかったのかしら
この言葉もどうかと思うけど
487考える名無しさん:2012/03/24(土) 22:21:40.55 0
大書店で、哲学者の名札が書棚に並んでるような書店でも、ショーペンハウアーのコーナーがない店ってあるよな。
あれって絶対責任者の中にフェミが混じっていて、先生を排除してるんだって踏んでるんだけど。
488考える名無しさん:2012/03/24(土) 23:20:40.75 0
翻訳自体すくないだろ。
コーナー作れないよ。
489考える名無しさん:2012/03/30(金) 18:22:18.37 0
この本を読んで何も感じない奴は天才かバカの二択だな。
490考える名無しさん:2012/04/06(金) 13:31:46.27 0
>>476
結局、原因はなんだったの?
491考える名無しさん:2012/04/07(土) 17:36:34.69 0
>>490
テレビで紹介されたらしい。
http://www.shinchosha.co.jp/news/blog/2012/03/15.html
492考える名無しさん:2012/04/08(日) 13:06:27.43 0
>>491
ありがとう、謎がとけてすっきりしたよ
この番組で紹介された本がすべて売れてるってわけでもないみたいだから、
「幸福について」には何か響くものがあったんだろうね
493考える名無しさん:2012/04/14(土) 20:53:34.46 0
>>488
つ 『ショーペンハウアー全集』(全14巻、白水社)
494考える名無しさん:2012/04/14(土) 22:49:31.10 0
分売不可で7万くらいするもんでコーナー作るなんて
495考える名無しさん:2012/04/15(日) 02:16:34.46 0
>>492
哲学書というよりは、
自己啓発書として読んでるんだと思うよ
読み捨てるんだよ
496考える名無しさん:2012/04/16(月) 22:00:35.07 0
>>494
俺の職場の近くの本屋ではちゃんとコーナーが作ってあるよ。
どうせ>>488で反発したから引っ込みつかなくなったんだろうけど、悪あがきしすぎ。
お前の負け。
497考える名無しさん:2012/06/01(金) 11:14:12.67 0
age
498考える名無しさん:2012/06/24(日) 05:55:11.72 0
>>496
何が負けなのか分からないけど、
>>494は正しいだろ
お前の職場の近くの本屋のショーペンハウアーコーナーは
分売不可の7万の全集だけで構成されてるのか?
少なくともこの点について>>494は正しい
それにお前は>>487の「ない店もある」という表現を見落としてる
そもそも近くの書店にはコーナーが作ってあるなら
それは>>488への反論だろ
「お前の負け。」って言いたかっただけですか?言ってることが無茶苦茶。
ハイ”お前の負け。” 笑
499考える名無しさん:2012/06/25(月) 17:52:56.07 0
つまらんことでスレ荒らすな
500考える名無しさん:2012/06/27(水) 19:16:44.10 0
>>498
ごめん。お前何言ってるのか全然わからんわ。
負けたくない気持ちはわかるけど、もう少し頭を冷やしてから書き直したら?
501考える名無しさん:2012/06/28(木) 16:34:33.63 0
子どもの喧嘩かよ。
ショーペンハウアーの読者にもこういう奴らがいるんだな。
502考える名無しさん:2012/07/02(月) 21:19:36.67 0
小便はわわ
503考える名無しさん:2012/07/03(火) 04:21:14.04 0
ショーペンハワーの寸言

「アフリカにはサルがいて、ヨーロッパにはフランス人がいる」
504考える名無しさん:2012/07/04(水) 00:31:20.86 0
>>478
中公クラシックスかな。白水社?PHPかな。
金森氏の訳はPHPで変えたみたいよ。
西尾の訳は硬くないか?
505考える名無しさん:2012/07/12(木) 10:37:45.02 0
現象は意志っていうけどこの意志は私の意志をさしてるのですか?
506考える名無しさん:2012/07/12(木) 19:36:49.38 0
幸福・栄耀・長命の生涯をのみ求めて、有徳の一生を願わぬ人間は、いつも華麗な、威勢のよ
い、長ったらしい役割につくことばかり望んで、演ずることの種類や分類よりも、演じ方のほう
がはるかに大切なことを悟れぬ、愚かな役者にも比べられましょう。
507考える名無しさん:2012/07/12(木) 19:39:47.95 0
 他の人々のあられむべき気の毒な様子を見ると、わたしたいがどかく尊大になったり或いは柔
和になったりするのは、なぜでしょうか? 等しく他人の哀れな様子を見るということが、甲に
対しては尊大ならしめるのに、乙に対しては柔和ならしめるというごとく、異なって作用するよ
うになるのですが、これによって、それぞれの性格が区別されることにもなります。
508考える名無しさん:2012/07/12(木) 19:47:37.22 0
 スェーデンボルグは、その著『キリスト教の真理』(第四〇〇節)において、「利己的な人は、
なるほど、肉体の眼をもっては、他の人々をも人間として見るけれども、その心の眼をもっては、
ただ彼自身と自分の親類縁者とを人間と見るだけで、しかも他の人々をそれこそただの蛆虫くら
いにしか見ていない」と言っています。―この言葉は、真の意味においてはカントの「人は他
人をけっして単に手段と見なしてはならない、必ず、自己目的と見なさなければんらに」と
いう規則と同じものであります。―にもかかわらず、二つの表現は、なんと異なったものなの
でしょう。スウェーデンボルグ(この人の流儀や考え方は、この句以外ではどうもわたしには好
きになれないのですが)のほうは、いかにも溌剌として、鋭く適切で、直観的・直接に言い尽し
ているのに、カントのほうは、いかにも間接・抽象的に、或る演繹された記号を使って言い表わ
したものです。
509考える名無しさん:2012/07/12(木) 19:49:50.71 0
 ヴァティカンの宮殿に、ピアスの半身像があります。それに彫りつけられた銘に曰く、

  おおかたの人は悪しき人なり

思うに、この句は、ピアス自身の作った命題に相違ありますまい。
510考える名無しさん:2012/07/12(木) 19:57:11.98 0
わたしたちが赤ん坊のときに一、二年間泣きつづけたからとて、一生涯を通じてさまざまな子
供たちの泣き声を毎日のように聞かされるのは、余儀ないこととはいえ、厄介なつらい話です。
511考える名無しさん:2012/07/12(木) 20:42:33.82 0
 性格は、先天的であって、―さまざまの行為はことごとくこの性格の現われですが、―重
大な罪悪のきっかけはしばしば起こるものではなく、―たいていは強力な反対動因におどかさ
れてやめてしまい、―自分自身には自分の性状が願望・思想・感情などを通じてはっきりとわ
かるけれども、他人には知られずにすんでいるからよいようなもの、―考えてみると、たと
い大それた悪事を実行しなくとも、人それぞれに或る程度まで生まれつきの悪い心を所持してい
るもののようです。
512考える名無しさん:2012/07/12(木) 20:44:15.26 0
 「汝の欲せざるところは、これを他人に施すなかれ」という格言は、おそらく表示する
とあまりに多く、或いは要求の勝ち過ぎている命題の一つではありますまいか。これは、罪人が
裁判官に対して言ってもよい言葉なのですから。
513考える名無しさん:2012/07/12(木) 21:21:18.27 0
衒いがあってよくないな。
哲学かぶれの大学生みたいだ。
514考える名無しさん:2012/07/15(日) 06:35:06.13 0
カント(1724〜1804)以降、いわゆるドイツ的な思想はやフィヒテ(1762〜1814)によってつくられたが(ドイツ国民に告ぐ)カン
トの継承者を自任するショーペンハウアー(1788〜1860)にとってそのようなものは耐えられなかった。正確にはカントは東プロイ
センとはいえ(貿易港ケーニヒスブルグ)ロシアの人であり又世界市民たらんとしたことは現在ひろく知られていることだ。
515考える名無しさん:2012/07/15(日) 06:59:38.19 0
だから最初は仲がよかったものの「フィヒテの知識学に関する声明」(1799年)にお
いてカントがフィヒテの体系をまったく根拠のない体系と非難したのは必然であった。
同様に「世界市民的見地における普遍史のための理念」(1784年)をめぐりヘルダー
(1744〜1803)と論争せざるえなかった。その意味で哲学は存在をかけた闘いである
といっていい。
516考える名無しさん:2012/07/15(日) 07:28:08.55 0
アルトゥール・ショーペンハウアー(1788〜1860)はハンザ同盟の自由都市ダンツィヒで生まれた。
父は裕福な商人ハインリヒ、1793年ダンツィヒがプロイセンに併合されたため、反プロイセン主義者
であった父は自由都市ハンブルグへ移住した。アルトゥールは父を尊敬していた。ここからもわかる
とおり、プロイセンのお抱え哲学者ヘーゲルとはいずれ闘うことになるだろう。
517考える名無しさん:2012/07/15(日) 08:04:38.42 0
母親はダンツィヒ市の名門トロジネール家出身の高名な作家ヨハンナ・ヘンリエッテ。晩年に至るま
では母親の方が文名が高かった。その一部は邦訳(「ドイツロマン派全集」国書刊行会)で読むこと
ができる。後に母親との確執が起こるが、それは彼の女性観にまで影響を与えた(笑)。がしかし、
身近に文章を書く人がいたこと又彼女の蔵書は彼に影響を与えたはずである。
518考える名無しさん:2012/07/15(日) 17:41:30.33 0
父はアルトゥールを優れた商人に育てるため(1797年)九歳の時フランスの貿易町ル・アーブル
にフランス語習得を目的として住まわせた。又12歳から16歳にかけてカールスバルト、プラハ、
オランダ、イギリス、フランス、ベルギー、スイス、オーストリア、シュレージェン、プロイセン
に旅させた。後年彼が外国語に堪能なのはいうまでもないだろう。
519考える名無しさん:2012/07/15(日) 18:29:42.41 0
ながながと語ったが図式的にいうとポスト・カントの思想として、フィヒテーシェリングーヘーゲルの
ドイツ観念論の系譜、シラーからシュレーゲル兄弟へのドイツロマンティークの系譜があり、それとは
別にショーペンハウアーーブルクハルトーニーチェの系譜がある。実際はとうていこんなに簡単な図式
には収まりきらず複雑に絡み合っている。
520考える名無しさん:2012/07/15(日) 18:44:06.75 0
事実ショーペンハウアーはシュレーゲル兄弟の兄アウグスト(ヨーロッパにおけるインド学の
重要人物)の影響を認めているし、ベルリン大学でフィヒテとシュライエルマッハーの講義を
聞いている。もっとも後で幻滅したらしいが。時代はドイツロマンティークの時代であった。
521考える名無しさん:2012/07/15(日) 19:34:20.99 0
ううむ、なるほど。
高尚な議論ですな(笑)
522考える名無しさん:2012/07/15(日) 19:42:51.56 0
ショーペンはスピノザに憧れてたんだろ、長与善郎の本にあった。
523考える名無しさん:2012/07/16(月) 10:47:19.12 0
「意志と表象としての世界」を読んでもわかるとおり彼が熱心に研究したのはプラトンとカントである
、がご指摘のとおり一時期スピノザにはまったことは年譜などにのっている。これはゲーテの影響かも
しれない。しかしもっと有名で重要なのはヘルダーの弟子で東洋学者のフリードリッヒ・マイヤーを通
じて知ったインドの「ウパニシャッド」の影響だろう。
524考える名無しさん:2012/07/16(月) 11:00:25.85 0
何故重要なのか、というと日本に関係があるからだ。黒船以降日本に大学ができて哲学教育が
始まるが、それまでは哲学、もう少し広い意味での思想はイギリス系が中心であった。しかし
ドイツから帰国した井上哲次郎等によりドイツ(プロイセン)の哲学が中心に変わっていく。
525考える名無しさん:2012/07/16(月) 11:12:09.52 0
井上哲次郎(1856〜1944)はいろいろ批判もされている人物であるが、エドゥアルト・フォ
ン・ハルトマン(1842〜1906)の教えを受けている。ハルトマンは一般には森鴎外の「かの
ように」で知られているがニーチェ(1944〜1900)と同時代のショーペンハウアー哲学の影
響を受けた最初の世代の哲学者である。
526考える名無しさん:2012/07/16(月) 11:28:49.02 0
井上哲次郎等が哲学を輸入する際ショーペンハウアーの「東洋的」(インド的)側面は役に立っ
た。キリスト教臭くないところもよかった。すでに仏教的なものを通じてそのテーマや対象にな
じみがあったからだ。後年井上は東洋思想と西洋哲学を融合したものを目指していくだろう。そ
れだけではない、ハルトマンに依頼してケーベル博士を招聘したのも井上であった。
527考える名無しさん:2012/07/16(月) 11:41:16.24 0
ラファエル・フォン・ケーベル(1848〜1906)は人格者であったこともあって夏目漱石、西
田幾多郎、田辺元、和辻哲郎等、要するに当時の日本のインテリ達に大きな影響を与えた。い
わゆる日本で哲学あるいは哲学者のイメージは彼からつくられたといってもいい。と同時
にショーペンハウアーの通俗的な理解も広まっていく。
528考える名無しさん:2012/07/17(火) 22:06:54.96 0
スピノザに話を戻すと、ショーペンハウアーに限らずこの時代にスピノザにはまった人は大勢いる。先
にあげたゲーテはたしか「スピノザ狂い」といわれたほどだ。シェリングの哲学はスピノザなしには考
えることはできない。ヘーゲルだって哲学者はスピノチストであらねばならないといっていたはずだ。
いつの時代もそうであるが、肝心なのはどのように又はいかに読むかである。
529考える名無しさん:2012/07/19(木) 17:44:37.57 0
俺は必ずおちんちんおいしい?って聞くぞ。
もちろんおいしいって言うまで聞くけどな。
530考える名無しさん:2012/07/26(木) 01:13:00.11 0
>>526
仏教はキリスト教より1000年進んでると彼は気づいたんだろうよ。
531考える名無しさん:2012/07/26(木) 09:15:07.29 0
キリスト教のことをよく知らないくせに否定的になるのもどうかと思うが
532考える名無しさん:2012/07/26(木) 21:06:17.70 0
ショーペンハウアーが広く知られることになったのは1851年彼が63歳の時に刊行したパレルガ・
ウント・パラリポーメナ「余録と補遺」によってである。それまでも少数ではあるが高い評価は受けて
いたがこの著書によってブレイクした。現在、文庫本で読める彼の著書のほとんどはこの本からの抜粋
である。
533考える名無しさん:2012/07/26(木) 21:23:36.68 0
だから「幸福について」が売れても不思議ではない、彼の著作のうち最も広く受け入れられそ
うなのはこの著書をおいて他はないのだから。同時に老齢の頑固じじい的側面がショーペンハ
ウアーのイメージとして悪い意味で広まる要因ともなった。
534考える名無しさん:2012/07/29(日) 19:56:07.26 0
俺が知ってる知識人はみんなショーペンハウアーは哲学者としてはどうみても2流と口をそろえていいます
実際仏教的な欠点を感じざるを得ない
535考える名無しさん:2012/07/29(日) 19:58:14.62 0
その仏教的な欠点とやらを教えてくれ
536考える名無しさん:2012/07/29(日) 22:18:23.45 0
>>534
それは西洋人の頭がボンクラなだけだろ
537考える名無しさん:2012/07/30(月) 01:01:44.00 0
>>534
じゃあ誰が一流で、他に誰が二流なんだ?
この言い方だと仏陀の思想が二流という意味か

>>536
意味わからんが括り方が雑だな
ショーペンハウアーは何人なんだ
こんなこと言ってると東洋人の頭もボンクラだと雑に括られるぞ
538考える名無しさん:2012/07/30(月) 22:34:52.44 0
>>537
それは揚げ足取りにすぎない
539考える名無しさん:2012/07/31(火) 22:06:13.78 0
いやいや
仏教とかキリスト教のこととか
ちゃんと知りもしないでさ
ショーペンハウアーがこう言ってるから
ってだけであたかも自分の考えのように肯定したり否定したりするのは違うだろ
そんな理論で気に食わないレスを叩くとかもってのほかだ
ショーペンハウアー読んでるくらいの人がレベルの低いレスしてるのは情けない
540考える名無しさん:2012/07/31(火) 22:46:55.71 0
ショーペンハウアーは日本でいえば江戸時代の人物になるわけで、そのことを考慮せず批判をするのは
あまりに安易ではないだろうか。200年もあとになって欠点や盲点をあげつらうことはあまりに簡単だ
し恥ずかしい。一個人がその時代のパラダイムを超越することができないのは現代も同じである。どこ
に優れた点があったかその可能性を探るのが正しい読みだと思う。
541考える名無しさん:2012/07/31(火) 23:05:23.60 0
>>540
その通り

プラトンを読んで
こいつ言ってること幼稚w
なんだよ火・水・土・空気ってw
とか言ってるのとなんらかわらんようなレベルの議論など無意味
542考える名無しさん:2012/08/01(水) 11:43:54.88 0
>>539
それは全部お前のことじゃないか
543考える名無しさん:2012/08/01(水) 12:34:40.46 0
聖書読んだことあってキリスト教否定してるの?
と聞いてもショーペンハウアーは旧約をゾロアスター教のパクリだと指摘してるだの
ニーチェがパウロの捏造をどうしたとか
そんなんばっか

そうじゃなくて
自分で読んだことあって否定してるの?
と聞いてるだけだよ

そのことについてよく知りもしない立場なら
仏教的思想は二流とかキリスト教を否定したりしたところで
そんな議論はとても薄っぺらいと言ってるんだ
544考える名無しさん:2012/08/02(木) 13:43:18.41 0
>>543
そんなことお前は聞きたいんじゃないだろw
言葉の揚げ足取りをごまかそうとしてるだけだ。

聖書は読んだよ、旧約も新約も。
お前は宗教改革とか三十年戦争とか分かってて聞いてるのか?
ゾロアスター教の話はニーチェやショーペンハウアーでなくても
世界史の勉強してればわかることだが?まさか知らないとか?
545考える名無しさん:2012/08/02(木) 20:25:40.07 0
いや
そういうことを聞きたかったんだよ
落ち着けよ
煽り合うような議論は本当に無駄だ

どんな人がこういうレスするんだろう
あまりにも言葉足らずで雑だなあ
と思っただけだよ

キリスト教信者でもなく専門家でもないのに聖書を通読している人はそうそういないだろ
そんな対した勉強好きの賢そうな人なのに
ざっくりとした言葉を使い
それがまたあまりにも言葉足らずなレスをしてるとは
そんなもったいないことしてるとは思わなかったからさ

賢い人が多いなら
もっと丁寧に実りのある議論が盛り上がるようなスレになって欲しい

ちなみにあなたはどっちのレスの人?534?536?
546考える名無しさん:2012/08/02(木) 20:30:19.83 0
くだらないからもうやめろ。
真理だけが重要で、人物は問題ではない。
キリスト教が仏教より劣っているというのなら、それを教えてくれ。
近代科学との親和性か?
547考える名無しさん:2012/08/03(金) 16:10:59.65 0
おれはどちらも素晴らしいし良い宗教だと思うな。もちろんイスラムだって良い。
一番新しいし近代の感覚に一番近く親和性があるのはイスラムかもね。
ユダヤ教はどうかわからんが、良い人間になろうとして宗教を信じるならば何でも良いと思うんだ。新興宗教以外なら。

でも、聖典の読み方や学び方を間違えるとマジメに神を信じてても悪い宗教に変わる。一番わかりやすいのは、自分が信じるもの以外と敵対するような思考回路を持つことで、その危険性は科学についても同じだね。

科学を信じるのはいいし、科学のみを信じたっていい。だからといって、神を信じる人を馬鹿にするようなのはよくない。自分が信じる神以外の神を信じる人を敵と考えるのと同じだね。
548考える名無しさん:2012/08/03(金) 20:59:17.74 0
「大人の意見」でまとめたふうだけど、ずいぶん浅はかだなぁ。
何かを信じるということは、他のことは信じないということなんだよ。

多様な価値観とか、相対的な価値観とかいうのは、
もうそれは真の意味では宗教ではないんだよ。
549考える名無しさん:2012/08/03(金) 21:07:51.22 0
科学を信じるし、愛も信じる。その全てを想像主の作ったものだと信じる。という立場では?
550548:2012/08/03(金) 21:21:21.00 0
>>549
「科学を信じる」
ということと
「創造主を信じる」
ということは両立するのか?

科学の教義というのは、「あらゆる説は仮説にとどまり、
絶対的な真理、ドグマは認めない」というものじゃないのかね?

科学を信じるのならば、創造主を信じることは矛盾しないか?
551548:2012/08/03(金) 21:25:14.66 0
ごめん。誤解してた。

>>547の「科学を信じる」
というのは「ダーウィンの進化論を信じる」
とかいうレベルのものか。
552考える名無しさん:2012/08/03(金) 23:04:27.47 0
キリスト教という宗教でも仏教という宗教でも科学という宗教でも、盲信して悪質なカルト化をする危険性がある。

悪く考えようとすれば簡単にそう捉えられるし、他の宗教と敵対させようとすれば簡単にそう考えることもできる。

どんなものでも分け隔てて考えてみれば両立するか、矛盾はないか?という疑問に対して、何かしっくりとこない事柄を容易に見付け出すこともできるだろう。

また、何かを信じるとか、正しいと思ったことを声に出したりする行為は、誰かを不機嫌にさせてしまう要因があるんだろう。
ならばそれはやめよう。

信じるという言葉がひっかかるなら、愛すると言いかえる。
科学も神も愛する。
553考える名無しさん:2012/08/04(土) 00:01:49.38 0
本当に神を愛しているの?
君の神というのは、人格のあるひとつの神なのか?
それとも汎神論のような神なのかしら?
554考える名無しさん:2012/08/04(土) 05:34:00.13 0
ティマイオスの宇宙論のいうような神も面白いとは思うけど、おれは幼少のころからキリスト教を教わってきたからか、父なる神、キリスト、聖霊のいわゆる三位一体という考えが素晴らしいと思うし、そういう理解を超えたところにこそ神の存在を感じる。

神の前では全てを理解しようとするのは人間の傲慢だということが前提にあって、なお、理解できる所まで、極限まで、色々な分野を追求していこうとするのが科学であるならば、そんな人間の姿ももちろん愛らしい。
ただ、神を試すような冒瀆的姿勢で挑んでいくのが科学だとしたら、それはあまり良いとは思えない。という感じが、おれの神と科学に対する態度で、恥ずかしい言い方だけど愛し方です。

君も、科学や神に対しておもしろそうな距離感を持ってそうだ。
反論やあげ足をとることが前提では全くなく、ただ純粋に君の考えも聞いてみたい。
ここにいる人たちが神や科学に対して、どう捉えらえているのか興味がある。
555考える名無しさん:2012/08/04(土) 07:18:55.04 0
ショーペンハウアー自身は仏教も挙げてるがインド哲学ではサーンキャに近いと自ら言ってたんじゃないかな
サーンキャというのはプルシャという一種の神がいるんだよね
556考える名無しさん:2012/08/14(火) 17:42:44.13 0
大きな恐怖のためしばしばわれわれは意識を失って石のようになったり、あるいは、とんでもない不
合理なことをやってのけたりする。たとえば火災が発生すると、炎のさなかに走りこむのである。怒り
はわれわれのやっていることをもはや自覚させず、まして言っていることなど自覚させない。熱狂はそ
れゆえ盲目とよばれるのだが、われわれを他人の論拠など考えることができないようにしたり、あるい
は自分自身の論拠さえ探りだしたり秩序立てて並べることができないようにする。喜びは無思慮、無遠
慮、厚顔にする。ほとんど同じ作用をするのは欲望である。恐れは、まだ存在していてしばしばごく手
近なところにある救いの手段をわれわれが認め、とらえるのを妨害する。それゆえ不意の危険をくぐり
ぬけるためにも、対者や敵と戦うためにも、冷静さと沈着な心構えをもつことがきわめて欠くことので
きない資格なのである。冷静さと言うのは、知性が動作できるように意志が沈黙することであり、沈着
な心構えとは、意志に影響を与える出来事が殺到しても知性が妨げられずに活動することである。ま
さしくしそれゆえに前者が後者の条件であり、両社は親近な関係にあり、まれにしか、つねに比較的にし
か存在しない。しかしこの両者は評価できないくらいの利点を持っており、それは両者が知性を最も必
要とするまさにそのときに知性の使用を許し、それによって決定的な優越性を与えるからである。両者
を所有しない者は、チャンスを失してからはじめて、何をなすべきであったかを、あるいは何を言うべ
きであったかを認識するのである。情念にとらわれ、すなわちその意志がきわめて強く掻きたてられて
いるため、知性の機能の純粋さを棄て去っているような人について、その人は逆上しているという言うこと
ははなはだ適切である。というのは、その状態と関係とを正しく認識することが、事物と人間を相手と
する戦いにおけるわれわれの防具にして武器だからである。
557考える名無しさん:2012/08/14(火) 20:32:55.14 0
俺は聖書を読んでこれは素晴らしい書物だと思った
そしてトルストイを読んで神を信じようとする偉大な精神を前にして傾倒したよ
558考える名無しさん:2012/08/14(火) 23:25:54.51 0
>>557
明石元二郎がトルストイと会談した時に、トルストイは明石に戦争反対を訴えたそうだが、
明石が「それならあなたの息子さんは何故軍人になったのか?」と問うとトルストイは
何も答えられなかったそうだ。
559考える名無しさん:2012/08/15(水) 05:16:19.89 0
それがどうした
560考える名無しさん:2012/08/15(水) 05:52:11.53 0
>>558
そんなことを書くならば、まずは君自身がトルストイの本を読んでどう思ったかを最初に語るべき

561考える名無しさん:2012/08/24(金) 17:11:20.72 P

以下はトーマス・マンの指摘。

「意志の心理学者としてのショーペンハウアーは、あらゆる現代心理学の父である。かれから出発して、
ニーチェの 心理的ラディカリズムをこえてフロイト、およびフロイトの深層心理学を拡大して精神諸科
学に適用した人たちに いたる一本のまっすぐな線が走っている。(略)ショーペンハウアーの暗い意志
の王国は、フロイトが「無意識」と よび、「エス」と名づけたものとまったく同一であり、他方におい
て、ショーペンハウアーの「知性」は、フロイト の「自我」(つまり、たましいの外界にむけられた部
分)と完全に照応している。」

「ショーペンハウアー」トーマス・マン『ショーペンハウアー全集 別巻』白水社、238−9頁
(トーマス・マンの講演録「フロイトと未来」にも同様の指摘があるという。)
562考える名無しさん:2012/09/10(月) 15:57:43.89 P

以下、フロイトのショーペンハウアー評。

<先達として高名な哲人たちの名を、とりわけ偉大なショーペンハウアーの名を挙げなければ
ならない。彼の言う無意識的な「意志」とは精神分析が魂の本能と呼んでいるものと同じであ
る。さらにこの同じ思想家は忘れることの出来ない力強い言葉によって、いまだに過小評価を
受けている性的努力の意義について人間に警告したのであった。>
(「精神分析に関わるある困難」(1917)、フロイト著作集人文書院第10巻 331−2頁)
563考える名無しさん:2012/09/10(月) 16:00:52.27 P
『天才と才人―ウィトゲンシュタインへのショーペンハウアーの影響 』(単行本)
D.A.ワイナー著
http://www.amazon.co.jp/dp/4916037529/

著者は、ウィトゲンシュタイン『論考』(5.633)の「君」はショーペンハウアーのことだ
と指摘する(104頁)。
ウィトゲンシュタインは「ショーペンハウアーの亡霊と論争している」(112頁)のだ。

有名な「梯子」(6.54)の比喩も『続意志と表象』から引いているという(71頁)。

意志と表象の意志の部分をフロイトが受け継いだとするなら、表象の部分の吟味をウィトゲ
ンシュタインが批判的に受け継いだのだ。

表象から意志への移行をウィトゲンシュタインはショーペンハウアーによる動かない腕の比
喩を逆手に取って拒否する(126頁)。
564考える名無しさん:2012/09/13(木) 22:26:41.29 P
ウィトゲンシュタイン、論考より
1.世界は成立していることがらの総体である
2.成立していることがら、すなわち事実とは、諸事態の成立である
3.事実の論理像が思考である
4.思考とは有意味な命題である
5.命題は要素命題の真理関数である
6.真理関数の一般形式は [p―. , ξ. ―. , N(ξ. ― )] である。
7.語りえぬものについては、沈黙せねばならない

ショーペンハウアー、意志と…より
第1節        
 世界はわたしの表象である。
第2節
 主観と客観は直かに境界を接している。
第17節
 事物の本質には外から近づくことはできない。
第30節
 意志の客体性の各段階がプラトンのイデアにあたる。 個別の事物はイデアの模像であり、無数に存在し、た えず生滅しているが、イデアはいかなる数多性も、い かなる変化も知らない。
第52節
 哲学とは行為を指図したり義務を命じたりするものではないし、歴史を語ってそれを哲学であると考えるべきもので もない。
565考える名無しさん:2012/09/14(金) 23:11:53.05 0
ショーペンハウアーとアドヴァイタの哲学にすごく近いものを感じたのですがこのスレ的にどうですか?
566考える名無しさん:2012/09/20(木) 14:34:23.07 P

スピノザ、カント、プラトン、キリスト教、仏教等も基準として考察のなかに組み込むべきだ。

実体ーーーー属性ーーーー様態  スピノザ
イデアーーー人間ーーーイドラ  プラトン
モナド?ーー個体化ーーー世界  ライプニッツ
神ーーーーーキリストーー人間  キリスト教
意志ーーーーイデアーーー表象  ショーペンハウアー
ブラフマンー祭祀ーアートマン? バラモン(ウェーダンタ/サーンキヤ)
無ーーーーー空・悟りーー五蘊  仏教
物自体ーーー範疇ーーーー現象  カント

ショーペンハウアーの書誌的研究も大事だが、大胆な仮説も必要だ。
?は移動可能。
567考える名無しさん:2012/09/21(金) 08:24:56.64 0
なに?最近ショーペンハウアーの再評価でもはじまってるの?
568考える名無しさん:2012/09/22(土) 12:58:03.77 0
口コミで処世術箴言(新潮社では「幸福論」)の販売数が伸びたからじゃないか?
中古書籍としては100円コーナーにあるような存在だったのに、
最近では300円以上するようになった。

ステマでもなんでもなく、読者が増えるのは世相に求められてる証左でしょう。
もしかしたら仕掛け人?がいるのかもしれないけど、
これを契機にショーペンハウアーを知る人が増えるのは嬉しいね。
569考える名無しさん:2012/09/26(水) 23:02:58.68 0
ショーペンハウエルいいよなぁ。明晰で分かりやすい。でも、哲学史じゃ結構無視される。
570考える名無しさん:2012/10/04(木) 11:17:25.87 0
>>69のせいで小便カウパーにしか聞こえなくなった
571考える名無しさん:2012/10/06(土) 02:14:09.65 O
今年の中頃からショーペンハウアー読むようになったけどこの人本当に優秀だと思うわ
ニーチェ以降の哲学の要所が大体ショーペン一人に補完されてて驚愕した。現代科学との連関も忘れちゃいけない。
これを真面目に読解・評価してやらないのは哲学界の損失だよ。
未だにハイデガー辺りと格闘している人たちは一体なんなのだろうか
572考える名無しさん:2012/10/06(土) 09:12:54.13 0
優秀(笑)
なんでお前ごときが上から目線なんだよ。

573考える名無しさん:2012/10/06(土) 23:29:49.64 0
日本の哲学者は押し並べてショーペンハウエルは二流だとか言ってるんだけど
まあそういってるやつらが三流だから本当のところはどうかは知らない
でも隠棲的なところに行き着くだけじゃあ思想的に行き詰ってるって感じがするね
574考える名無しさん:2012/10/07(日) 01:45:34.50 O
さすがに哲学板は荒んでる奴多いな。

隠棲と言えば隠棲かもな。仕方ないかな、というか、ある種時代相応的な側面は確かにあるけど。
まぁもっと読んでみるわ
575考える名無しさん:2012/10/08(月) 20:37:51.55 0
大熊純彦がiTunesUの動画でショーペンハウエルは二流って言ってたよ
576考える名無しさん:2012/10/08(月) 21:45:21.41 0
俺の狭い読書範囲だと、内外問わず、ショーペンハウアーが
哲学的に重要視されてるのをあまり見たことがない
肯定されても、すごく限定的な仕方
577考える名無しさん:2012/10/08(月) 22:37:49.66 0
哲学史にどう位置付けりゃいいのか分からないよな。名前は売れてるから一応ショーペンハウエルの頁はあるけど。
578考える名無しさん:2012/10/09(火) 12:58:35.27 0
>>564
『ハイデガー拾い読み』木田元によれば、デカルトとカントでは
ラテン語とドイツ語の意味が時代の変遷によって違ってしまったので
表象と様相というちがいに現れると。これはハイデガーの解釈。
579考える名無しさん:2012/10/21(日) 00:17:52.26 0
>>576
後の人が踏襲していったからなぁ。
580考える名無しさん:2012/11/13(火) 17:45:35.21 0
白水の意思と表彰としての世界1〜3、孤独と人生、岩波の3冊と新潮の幸福論を持ってるが、
こっからさらに全集買おうか悩む…。
訳自体も古いだろうし、かぶりまくりだろうし。
581考える名無しさん:2012/11/14(水) 05:06:24.42 P
買うべきだと思う
訳はいい
第7巻が白眉
582考える名無しさん:2012/11/24(土) 11:38:43.28 0
583考える名無しさん:2012/11/26(月) 21:42:54.65 0
>>560
アドヴァイタに近いと思うよ。不二一元論ね。
サーンキヤの影響もあるけど。
二つは対立的というか並立的な関係にあるけど、実はウパニシャッドには両方の側面があるんだな。

アドヴァイタといえば、物理学者のシュレーディンガーの傾倒ぶりが有名だけど、アインシュタインもショーペンハウアーの影響を受けてる。
物理学者って、インド思想と親和性のある人が多いね。ハイゼンベルクやボームなんかもそう。
584考える名無しさん:2012/12/02(日) 05:25:28.91 0
>>575
その人、何流なの w
585考える名無しさん:2012/12/10(月) 21:55:53.29 0
てか大熊じゃなくて熊野だろw
586考える名無しさん:2012/12/31(月) 02:30:02.37 P
ショーペンハウアーが『意志と表象としての世界』の序論とみなしている博士論文
「根拠律の四つの根について」においては表象は以下の4類に分かたれている。

1. 原因と結果の法則、あるいは「生成 (fiendi) の根拠」20節
2.概念論理的判断、ないしは「認識 (cognoscendi) の根拠」29節
3. 先天的な時間空間、ないしは「存在 (essendi) の根拠(充足理由律)」36節
4. 行為の動機づけの法則、ないしは「行為 (agendi) の根拠」43節


ちなみにドゥルーズは『差異と反復』(単行本59頁、391頁、509頁他参照)
でこの4つのアスペクトを採用している。
ショーペンハウアーの名前は最後に出てくるだけだからなかなか着目されないが、
ドゥルーズは哲学史的には軽視されがちなこの分類をその主著の根幹に据えているのだ。

ドゥルーズの説明だと以下。
同一性、未規定な概念の形式における、生成
類比、規定可能なカテゴリー間の   認識
対立、概念内部の諸規定の関係における 存在
類似、対象における         行為

これらは『差異と反復』の全体構造にかかわっている。つまり『差異と反復』は『意志と表象
としての世界』を引き継いでいるのだ。
587考える名無しさん:2012/12/31(月) 12:10:43.29 0
フーコーも、吉本との対談でショーペンハウアーから大きな影響を受けてると言ってたね。
588考える名無しさん:2013/01/08(火) 16:18:03.40 0
根拠律の四つの根がどうしても理解できない
誰かわかるように説明してくれ
589考える名無しさん:2013/01/10(木) 14:51:49.58 0
根拠律の四つの根:

    分_析
  1生成|2認識
表象___|___意志
     |
  3存在|4行為
    総_合

生成とは因果律であり、三つの形式(原因、刺激、動因)を持つ。
認識は更に、論理的真理、経験的真理、先験的真理、超論理的真理、にわけられる。

ライプニッツ(実は根拠律の源流)の同一律は認識の論理的真理に当る(ラッセルに先行したライプニッツ再評価でもあった)。
カントのカテゴリーも認識の中にあり、それは狭いとショーペンハウアーは言いたいのだろう。
また四つの項を順番に並べれば、交互に表象と意志に対応する。

ただカント的には第二批判と第三批判は、存在と行為に対応するし、
全体としては、量質関係様相、というカントのカテゴリーの枠のままだ。

ドゥルーズが再評価したのはセリー状の思考によってカントのカテゴリーを相対化したかったのではないか?

流出論的には: ↓
     延長/\思惟
      /  \
   表象/生成  \
    /   認識 \意志
   / 存在     \
  /       行為 \

ドゥルーズ自身はショーペンハウアーを客観視しているし、同一律を生成に見出すなど意見がまったく同じというわけではない。
ただ差異と反復を交互に論じる手法は表象と意志を交互に論じる手法と似ている。
590考える名無しさん:2013/01/10(木) 19:35:34.61 0
>>588
解説書出てるやん。
高えけど。
591考える名無しさん:2013/01/10(木) 20:45:05.84 O
ヒトラーも影響を受けている
592考える名無しさん:2013/01/14(月) 16:08:01.89 0
ショーペンハウアーとデニス リッチー
593考える名無しさん:2013/01/14(月) 16:09:15.96 0
>>589,>>590
ありがとう。
でもやっぱりわかんないや
解説書買うしかないか
594考える名無しさん:2013/05/26(日) 23:54:38.23 0
ひとかどの物事についての優れた重要な思想というものは,
いつでも思い通りに招き寄せることができないものである.
我々にできることは,くだらぬ愚劣な,また卑俗な考えの反芻をすべて追い払い,
あらゆる戯言や茶番を寄せ付けず,優れたまともな思想が訪れてくる道を
いつでもあけておくということだけである
だから,しっかりした思想を持つためには,決してくだらぬことを考えないということが,
もっとも近道であるということができる
595考える名無しさん:2013/05/29(水) 21:24:12.77 0
この人がいなかったら
ニーチェやウィトゲンシュタインの思想は
生まれなかったんだよな。
なのに哲学の解説書ではカントやヘーゲルの脇の付注で
少し触れられる程度の扱いにとどまっていることがほとんど。
こんな偉大な思想家がなんで注目されないのか。
596考える名無しさん:2013/06/06(木) 21:46:45.02 O
age
597考える名無しさん:2013/06/07(金) 20:14:29.47 O
ニーチェはともかくウィトゲンシュタインにたいした影響はないだろう。
主著も杜撰で一級品とは言い難いし、エッセイストだと思う。
598弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/06/21(金) 21:42:08.39 0

バカ発見。エッセイみたいな文章を書くほうが難しいんだわ。

ハイデッガーだの、うぃとげんしゅたいんだの、デリダだの


頭が悪いから、難しいことを難しく書くことしかできなかったわけ。
599弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/06/21(金) 21:43:38.85 0
くだらん現象学なんぞ、ショーペンハウエルのパクリだよ、パクリ。
しかも、踏み台として飛び越えてすらいない。
600弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/06/21(金) 22:01:05.54 0
まあ、物理学者からみれば、ただのロマンチストにおもわれるかもねえ。
601考える名無しさん:2013/06/21(金) 22:16:10.43 0
 学者という人種については、読書に関連してショーペンハウエルが面白いことを言っている。
少し長いが引用してみる。


「読書は、他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的
にたどるにすぎない。
・・・だから読書の際には、ものを考える苦労はほとんどない。
・・・だが読書にいそしむかぎり、実は我々の頭は他人の思想の運動場に過ぎない。
そのため、時にはぼんやりと時間をつぶすことがあっても、ほとんどまる一日を多読に費やす勤勉な人間は、
しだいに自分でものを考える力を失っていく。

つねに乗り物を使えば、ついには歩くことを忘れる。
しかしこれこそ大多数の学者の実情である。
彼らは多読の結果、愚者となった人間である。
なぜなら、暇さえあれば、いつでもただちに本に向かうという生活を続けて行けば、
精神は不具廃疾となるからである。」
「したがって読書に際しての心がけとしては、
読まずにすます技術が非常に重要である。その技術とは、
多数の読者がそのつどむさぼり読むものに、我遅れじとばかり、手を出さないことである。」 


 彼の言葉の背後に、どうしても生涯の仇敵であったヘーゲルの影を見てしまう。言葉が激越になる部分は尚更である。しかし、それを考えなくても、ショーペンハウエルの言葉には常に世の偽善を切り割く危険な刃のようなものが見え隠れしていて、読んでいて痛快である。
602考える名無しさん:2013/06/21(金) 22:50:40.49 0
しかし、全体としてウスペンスキーの本には笑えるところは少ない。
まあ、そうはいってもプラトンやカントの本にだって笑える箇所はほ
とんどないのだから、シリアスな思想を語りながら笑いを誘うというの
は一種ショーペンハウアーのような独特の天才にしかできない芸当なの
かもしれない。再び言うが、私の知る限りその点で彼に匹敵
グルジェフだけである。


 
603弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/06/21(金) 23:07:20.75 0
われおもうゆえに、世界あり、ってスタンスだろ。
604考える名無しさん:2013/06/24(月) 22:45:36.27 0
>>603
半年ROMれwww
605考える名無しさん:2013/06/25(火) 21:50:48.45 0
新刊まだか?
606考える名無しさん:2013/06/25(火) 21:56:56.12 0
「この世の中には、享楽の方が苦痛よりも多いとか、乃至はどちらも
 同じくらいあるとかいう説の当否を、ごく簡単に確かめたいと思う
 人は、たとえば、他の動物を食っている動物の感じ方と、食われて
 いる動物の感じ方とを比べて考えてみるがよい。」
 さすが、天才の言葉。
 ショーペンハウエルは、含有率の多い金鉱のようなもの。色々言わ
 れている、不純物は捨てれば良い。
 自分は、ショーペンハウエルから、仏教に入った。(意志の否定→悟り)
 気の狂った、ニーチェより、ショーペンハウエルの方が超人に近い?
 ニーチェと対決出来なかったのが、残念。

 
 


47 名前:考える名無しさん :02/06/05 14:52

>45

そうそう。若い頃に老ゲーテと会ってる。エッカーマンの「ゲーテとの対話」にも
「ショーペンハウエル博士、来訪」とかいう記述があったような。…うろ覚え

>46
同感。ニーチェは男らしくふるまおうとすればするほど女々しくなる。
ショーペンハウエルは一貫して男性的で、エッセイはガルガンチュア的笑いに満ちている。
ニーチェには、陽性で開放的な哄笑がない。
多分、冗談の下手な男だったろうと思う



↑過去にこんなバカたちもいたのか
607弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/06/25(火) 22:10:37.98 0
ショーペンハウアーの言ったように、多読しすぎてバカになってしまったのか、俺は。
いや、それでも、われ思うゆえに、ちんぽあり、なのだ。
608考える名無しさん:2013/06/26(水) 12:56:25.92 0
他人の痛みを自分の痛みとして
609考える名無しさん:2013/06/26(水) 13:01:03.20 0
覆面作家のくせに国王気取りだね、

コネデビューのタレント作家、経営者本の著者どもに言いたいわ。


あと、無能で高飛車の医者の本。


いらね


と、ショーペンならいうでしょ
610考える名無しさん:2013/06/27(木) 20:12:46.08 0
|箱の中の状態|=|放射線が放出され猫が死んでいる|+|放射線が放出されず猫は生きている|

まあ物理学者なんてこんなもん


ショーペンハウエルなんかはもっと理知的
611考える名無しさん:2013/06/27(木) 22:54:14.80 O
>>570
いいこと思いついた
お前、
612考える名無しさん:2013/06/28(金) 20:36:27.85 0
607
613考える名無しさん:2013/06/28(金) 20:44:47.74 O
ツマンネ
614弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/06/28(金) 21:53:23.44 0
 哲学における  ザ ルインズ オブ ア キャッスル それが 自然哲学などの 理系哲学
 枯れるのも 早い
615弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN 0
しゃぼりしゃぼりと、おしっこをする哲学者が多い。なんかみみっちい教えを垂れる。
それに比べてショーペンは熱い。熱量がほとばしる。
6161:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN 0
コガネムシ[食害性害虫]/住友化学園芸


被害症状. 幼虫の被害と成虫の被害があります。幼虫の被害は根を食害することです。 養分の吸収が出来なくなって生育が悪くなり、大発生すると、苗だけでなく樹木でも 枯れることがあります。また、イモなどもかじられます。成虫の被害は葉を葉脈だけ残し て ...
617シェリー:2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN 0
しつらくえんに描かれるセイタンのせいかくのもつ    壮大さをみよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
618弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN 0
われ思うゆえに、ちんぽあり
619考える名無しさん:2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN 0
>>602
プラトンに笑える箇所がないってちゃんと読んでるの?
プラトンは皮肉屋じゃん
ソクラテスの弁明の出だしなんか有名な笑いどころだ
620考える名無しさん:2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
自殺論の新訳だせ
621弧高の鬼才(P⊃Q)∧(Q⊃P) ◆zD.tvziESg :2013/07/24(水) NY:AN:NY.AN 0
まあバカには読めないよな。たとえば、部長のこと間違って「ぶちょん」とか言っちゃいそうなバカとかには。
622考える名無しさん:2013/09/23(月) 07:51:30.53 0
ショーペン先生が亡くなった日に俺は生まれた
時代は違うけど
623考える名無しさん:2013/09/23(月) 23:59:41.21 0
パレルガウントパラリポメナの全訳って全集買わないと駄目なの?
624考える名無しさん:2013/09/26(木) 14:19:38.89 0
中HIGHドライブ

びーるうまい

オマエラ

仕事くー
625考える名無しさん:2013/09/26(木) 22:57:43.48 0
この人って一生童貞だったの?
626考える名無しさん:2013/09/27(金) 18:04:03.46 0
結婚しようとした彼女いたし、よくデリヘル呼んでたって聞いたけど
627考える名無しさん:2013/09/29(日) 18:38:16.92 0
老年も自分のファンの若い娘を家政婦として雇ってズッコンバッコンしてた。
その家政婦はショーペンハウアーの財産の多くを貰ってるはず。
628考える名無しさん:2013/09/30(月) 18:29:30.23 0
キチガイのお母さんに捨てられて女性差別主義者になった人
629考える名無しさん:2013/10/06(日) 07:46:32.72 0
近所のべちゃくってる女黙らそうともめて怪我さして一生慰謝料払い続けてた
頑固ジイサンの女に対する愛憎半ばの観察は面白い
630考える名無しさん:2013/10/08(火) 22:38:38.64 0
階段から突き落としたんじゃなかったか。
んで一生慰謝料払うはめになって
相手が亡くなってようやくホッとしたとかなんとか。

ショーペンはオペラ歌手の愛人がいたんだっけ。
631考える名無しさん:2013/10/09(水) 22:50:59.61 0
俺の好きな森鴎外先生もショーペンハウアー先生に影響されてたのか
632考える名無しさん:2013/10/09(水) 23:07:35.64 0
最初の二十頁で飽きた
633考える名無しさん:2013/10/12(土) 11:24:12.63 0
定立・反定立・総合
634考える名無しさん:2013/10/20(日) 00:05:37.93 0
>>615

同意。突破力というか、迫力が凄すぎるよね。
635考える名無しさん:2013/10/28(月) 23:31:49.75 0
ショーペンに近い哲学者って誰かな?

ニーチェと中島義道以外で
636考える名無しさん:2013/10/29(火) 00:38:07.45 0
ショーペンハウアーって、結局は仏教の唯識論を西洋哲学化しただけじゃない?
その伝でいくと、西田幾多郎は中論の西洋哲学化になるのかな?
637考える名無しさん:2013/10/29(火) 01:44:03.91 P
ショーペンハウアーはウパニシャッドとやはりつながる。発生論があるところが
仏教と違う。

? 「この微細なるものはと言えば、・・・この一切(全宇宙)はそれを本質とするものである。
 それは真実である。それはアートマンである。
 お前はそれである (Tat tvam Asi)。シュヴェータケートゥよ」
(『チャーンドーギア・ウパニシャッド(Ch?ndogya Upanishad)』6章第8節、ウッダーラカ・
アールニUddalaka Aruniの息子シュヴェータケートゥ?vetaketuへの教えより)

「お前はそれである」(tat tvam asi、タット・トヴァン・アスィ、タット ワム アシー、you are that、お前は
そのようである)という文言は、われわれの内にあるアートマンが、本質的に絶対者ブラフマンと
同一であることを端的に示す文章として、そして「ウパニシャッド」全体の中心思想を的確に表現
している文章として、今ひとつの重要な文章「私はブラフマンである」(aham brahm?smi)とともに、
極めて有名である。 中でもヴェーダーンタ学派の中の不二一元論を主張するシャンカラならびに
その後継者たちによって、自分たちの立場を明確に表現している文章として、大文章(mah?v?kya)
といって大変に尊重している。

追記:
先行者にスピノザ、後継者にフロイト。建設的対抗者としてウィトゲンシュタインを置きたい。
638考える名無しさん:2013/10/29(火) 01:48:24.52 P
トルストイ、トーマス・マンのような理解者を、哲学史においては持たなかったといえる。
ニーチェ、ドゥルーズの系譜は、ヘーゲルに対抗するものとして貴重だ。
639考える名無しさん:2013/11/10(日) 21:33:41.17 0
ショーベンデチャウハー
640考える名無しさん:2013/12/07(土) 08:16:38.08 0
>>635
ワーグナー

哲学者ではないかもしれんが、著作と作品はショーペンハウアーの影響が強い
641考える名無しさん:2014/01/05(日) 09:20:25.84 0
ショペンハウエル⇒カント・プラトン・ニーチェ・フロイト・インド哲学
642考える名無しさん:2014/02/04(火) 08:54:48.55 P
あげ
643考える名無しさん:2014/03/14(金) 15:03:24.25 0
パレルガ〜の処世術箴言以外の訳って全集以外で読めないの?
644考える名無しさん:2014/03/30(日) 03:43:59.52 0
岩波の読書について読むと、ショーペンハウアーが日本人として現代に生きてたら
大人気だったろうね。

これだけ毒が冴える人はそうそういない。
ヘーゲルをボロクソにいうところは何度見ても笑える。
古典落語より上だろう
645考える名無しさん:2014/04/12(土) 01:11:48.08 0
でも今の日本ではショーペン先生よりもヘーゲルの方が有名だよね…。
あと100年くらい待てばいいのかな?
646考える名無しさん:2014/04/15(火) 19:46:36.74 0
神は最悪のものを作った

すなわち「世界」
647考える名無しさん:2014/04/18(金) 00:11:20.51 0
ショーペンハウアーはニーチェやフロイトを通じて哲学に大きな影響を与えている
ウィトゲンシュタイも意志と表象についての哲学と言えるし
648考える名無しさん:2014/05/05(月) 17:11:27.66 0
ショーペンハウエルお勧めの書物って何ですか?

ざっと見た感じ ディドロ ゲーテ マキャベリ ホメロス を勧めたり、引用したりしてるんですか・・・
悪く言ってるのはヘーゲルですから弁証法的なものでしょうか

哲学板の皆様、ご教授下さい・よろしくおねがいします
649考える名無しさん:2014/05/05(月) 18:21:53.50 0
<マーヤーのヴェールに囚われず「個体化の原理」を突き破って見ている者は、
加害者と被害者との差異を超越した ところに「永遠の正義」を見出す。それは
ヴェーダの ウパニシャッドの定式となった大格語 tat tvam asi ならびに輪廻
の神話に通じるものがある。>(意志と表象~第63節、中公版目次より)

上記格言、「お前はそれである」(tat tvam asi、タット・トヴァン・アスィ、タット
ワム アシー、you are that、お前はそのようである)は、

『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』(6:8他)にある言葉で、

世界の名著1『バラモン教典原始仏典』(中央公論)か、
『原典訳ウパニシャッド』岩本裕 ちくま学芸文庫
に収録されている。前者は抄訳。
650考える名無しさん:2014/05/05(月) 22:45:38.44 0
ペシミズム
651考える名無しさん:2014/05/09(金) 15:57:42.80 0
自信を持てば失敗する
しかし自信を持たなければさらにダメになる
652考える名無しさん:2014/05/16(金) 10:05:15.08 I
寧ろ逆に優秀だろ
他に別に優良だろ
当然正反対に優雅だろ
653小さなヨハネ ◆1oKmZSIAF. :2014/05/17(土) 05:45:56.74 0
高校生の時、旺文社文庫でこの本の抄訳版を読みました。
初めて何か世界観を得たようで感激したことを覚えています。
しかし、神を知った今、哲学の本は全く読む気がしなくなりました。

と言っても、哲学者と言われる人の本で読んだのは
この本と、ソクラテスの弁明、ある視霊者の夢、キリスト教は邪教です、だけですが。

有神論の世界観を知りたければスウェーデンボルグをお読みなさい。
唯一の神、主イエス・キリストについて教えてくれるでしょう。
もちろん神について知っただけではだめで、後は自分の中の自己愛、世間愛
との戦いです。

そして本当の主イエス・キリストを知りたければマリア・ワルトルタの福音を
お読みなさい。映画を見るように主や聖母を見せてくれます。

人は神を知らないなら無知蒙昧です。
654小さなヨハネ ◆1oKmZSIAF. :2014/05/17(土) 05:51:54.92 0
ソクラテスは別格の存在で、彼は哲学者というより唯一の神である主
イエス・キリストが来られる前の神の預言者であったと思います。
655小さなヨハネ ◆1oKmZSIAF. :2014/05/17(土) 05:56:06.97 0
皆さんが神を見出すのはまだまだ長い時間がかかるかもしれません。
しかし、神を見出さなければ人は救われることはありません。
哲学が人を救うことはありません。
すべての哲学は主の前に膝を屈するでしょう。
656考える名無しさん:2014/05/17(土) 17:22:37.38 0
へえ、キリスト信じてんだ
俺は洗礼受けたよ
礼拝に行かなきゃな
657考える名無しさん:2014/05/19(月) 02:41:52.17 0
「で、兄さんの物語詩は、どんなふうにして終わるんです?」下を向いたまま、彼はいきなりたずねた。
「それとも、もう終わっているんですか?」
「そう、こんなふうな終わりにしようと思っていた。審問官は口をつぐむと、囚人が自分に答えてくれる
のをしばらく待つ。相手の沈黙が自分にはなんともやりきれない。囚人は自分の話を終始、感慨深げに聴
き、こちらを静かにまっすぐ見つめているのに、どうやら何ひとつ反論したがらない様子なのが自分にもわ
かる。老審問官としては、たとえ苦い、恐ろしい言葉でもいいから、ひとことふたこと何か言ってほしかった。  
 ところが彼は、無言のままふいに老審問官のほうに近づき、血の気のうせた九十歳の人間の唇に、静か
にキスをするんだ。これが、答えのすべてだった。そこで老審問官は、ぎくりと身じろぎをする。彼の唇
の端でなにかがうごめいた。彼はドアのほうに歩いて行き、ドアを開けてこう言う。『さあ、出て行け、
もう二度と来るなよ……ぜったいに来るな……ぜったいにだぞ、ぜったいに!』 そして彼を『町の暗い広
場』に放してやるんだ。囚人は立ち去っていく」
「で、老人は?」
「キスの余韻が心に熱く燃えているが、今までの信念を変えることはない」
「で、兄さんも老人と同じなんですよね、兄さんも?」アリョーシャは悲しげに叫び、イワンは笑いだした。
「なあに、こんなもの、くだらんジョークさ、アリョーシャ、これまで二行と詩を書いたことのないばか
な大学生が書いた、たわけた物語詩にすぎんさ。なんだっておまえはそうまじめにとるんだい? おれが
これから、すぐにもイエズス会士のところへ出かけてって、彼の偉業を修正する連中の群れに加わるなん
て、考えてもいないだろう? 冗談じゃないよ。そんなこと、おれの知ったことか。おまえにも言ったろ
う。おれはせいぜい三十まで生き延びられればそれで本望だってな。そのあとは、杯を床に叩きつけるだけさ!」
658考える名無しさん:2014/05/19(月) 02:42:46.43 0


 アリョーシャは何も言わずに彼を見つめていた。
「おれはな、アリョーシャ、ここを出ると決意して考えていたんだ。この世界じゅう
に、おまえだけはいるってな」思いもかけない感情をこめて、ふいにイワンが言った。
「ところがいま、おまえの心のなかにもおれの居場所がないことがわかった、かわいい
隠遁坊や。『すべては許されている』っていう公式、おれはこれを撤回しない。でも、
だからといって、それがなんだという? この公式のせいで、おまえはこのおれを否定
する気かい、どうなんだ、え?」
 アリョーシャはとつぜん立ち上がり、彼に近づくと、何も言わず、彼の唇に静かにキ
スをした。
「実地で盗作と来たか!」イワンが、なぜか有頂天になって叫んだ。「いまのキス、さ
っきの詩の盗作じゃないか! でもまあ、ありがとうを言っておくよ。立てよ、アリョ
ーシャ、さ、出よう、おまえもおれもそろそろ時間だろう」
 二人は料理屋を出た…
659考える名無しさん:2014/05/19(月) 02:53:51.68 0
彼の上には高い空 晴れわたってはいないが, でもやはりはかり知れぬほどに高い空 と, そのおもてを静か
に流れてゆく灰色の雲のほか, 何もなかった,《なんて静かで, 穏やかで, 荘厳なんだろう。 俺が走っていた
のとはまるで違う》とアンドレイ公爵は考 えた。《われわれが走ったり, 喚いたり, 戦ったりしていたのと
は, まるで違う。 あの フランス兵と砲兵とが, 互いに怒ったような, おびえたような顔をして, 洗桿を引っ張
り合っていたのとは, まるで違う この高い, 無限の空を流れている雲は, まるで違 う。 俺はどうしてこれま
で, この高い空を見なかったんだろう?それにしても, 俺はな んて幸せなんだろう, とうとうこの空を見つけ
たとは。 そうだ!この無限の空以外は, すべて虚ろだ, すべて偽りだ。 この空以外には, 何もないのだ,
何もないのだ。 しかし, それさえないのだ, 何もないのだ, 静寂と平安以外には。 ありがたいことだ!......》

(トルストイ『戦争と平和』より)
660考える名無しさん
主体と客体の相互作用
それを司る神の摂理