回 ミシェル・フーコー Michel Foucault 4 回
2 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2010/09/12(日) 11:12:24 O
2ゲット
精神疾患とパーソナリティーを読みたいのですが、フーコーのその後の思想はここから展開されていったんですか?
文庫化されているから手軽に入手できると思うけど、
あまり期待しないほうがいいね。
この段階のフーコーの著作よりサズの著作のほうがずっと面白い。
フーコーがマルコム・ラウリーの『火山の下』にどこかで触れているらしいのですが、
どなたか出典の分かるかたいませんか
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{r、ヽ,, __,. , ミ¨¨ ゙`` |ミi l |
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ヽ!イ { 、__,.,_,.rr=rャ豸 } .:: .:lー'
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ヽ冫 =- ‐ / :/::/r「ヽ-、
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/三三三三三三三:ノ/ィ<辻川||\_/三三三三三/三
『ミシェル・フーコー思考集成VI 1976-1977 セクシュアリテ/真理』
http://www.arsvi.com/b1990/9400fm8.htm 180 ミシェル・フーコーとの対話 鈴木雅雄訳
(P・カネとの対話)、「カイエ・デュ・シネマ」誌、二七一号、一九七六年十一月、52−53ページ
(P・カネがR・アリオの映画『私ことピエール・リヴィエールは、母と妹、弟を殺害しましたが……』に
関して製作した短編映画の中での対話を書き取ったもの)。
「ご存じの通り、農民に関する文学というのは沢山あります。しかし農民の文学、農民の表現というのは多
くはありません。ところがここにあるのは、一八三五年に一人の農民によって書かれた、農民自身の言語に
よって書かれたテクストです。これはつい今しがた読み書きを覚えた一人の農民の言語なのです。そして今、
現在の農民たちに、自分自身で、自分自身の方法で、結局はごく近い世代のものであるドラマを演ずる可能
性が与えられました。(中略)そして農民たちに農民のテクストを演ずる可能性を与えるということは、政
治的な意味でも重要だと言ってかまわないでしょう。」(本文より)
ドゥルーズなんかの文章とくらべると
フーコーの文章なんて読みやすくていい。
14 :
考える名無しさん:2010/09/19(日) 14:47:26 0
>>13 えッ、本当?
先月分のLE MONDE 比較評欄(書籍評欄)読んでごらんよ。
現地人はフーコーの文章って20世紀最大のこ難つかしいって思ってる
らすい。
特に『言葉と物』が一番だってさ。
インタビューに答えているものとか対談集とか、つまり思考集成シリーズを読めばいいんじゃね?
そっちから入ったほうが。
ドゥルーズにみたいに差異の尖端でどこまでも書いていくっていう
スタイルじゃないからフーコーはまだ読みやすいっていう意味での
読みやすさですね。ドゥルースはたまについていけなくなるっていうか
置いてけぼりにされる感じがあるので。どっちがダメっていうことではなくて
スタイルが違うんだなっていうことですね。
17 :
考える名無しさん:2010/09/20(月) 19:29:26 0
>>14 ル・モンド、辞書を引き引き読ましてもらったぜ。
特定の語句を除けばごく一般的な単語を連ねてるだけだが、イメージ(像?)を
作り上げるのが困難な書物を書いたのがフーコーで、
評者の見聞の範囲では20世紀で一番ややっこしい書物を著した思想家、ってのが
大筋、って理解した。
要は、そのフランス人評者の見解がそうってことだけで、決定した評価じゃありませんがな。
18 :
考える名無しさん:2010/09/20(月) 19:30:55 0
>>14 ル・モンド、辞書を引き引き読ましてもらったぜ。
特定の語句を除けばごく一般的な単語を連ねてるだけだが、イメージ(像?)を
作り上げるのが困難な書物を書いたのがフーコーで、
評者の見聞の範囲では20世紀のフランス語圏で一番ややっこしい書物を著した思想家ってのが
大筋、って理解した。
要は、そのフランス人評者の見解がそうってことだけで、決定した評価じゃありませんがな。
19 :
考える名無しさん:2010/09/22(水) 12:12:35 0
>>17=
>>18 助かりました。
ぼくも辞書を引きながら読んだけんど
難しくってあんまり理解できんかった。
主著が文庫に入らないのは辛いね
監獄の誕生はゼミのテキストで買わされたけど他は図書館だな
高いんだから仕方ない
22 :
考える名無しさん:2010/10/04(月) 20:29:35 0
「『西洋古典学事典』を編んで」という記事を月刊「新潮」10月号で読みました(pp.234〜5)。
見開き2ページの短い文ですが、編者ならではの見識が、よく伺えました。
とくに中程からは痛快至極の傑作な内容。覚えず大笑いしてしまったほどです。
オーラルセックスに関心のある向きには必読のコラムでしょう。
これぞ余人には真似出来ぬウィットとエスプリに富んだ小エッセーですネ。
23 :
考える名無しさん:2010/10/06(水) 18:26:40 0
『西洋古典学事典』を未だにお買い求めでない方がいらっしゃるのですか?
版元では既に品切れ状態だそうでございましてよ。
失礼ながら、貧乏人には無理な相談でしょうけれど。
では、御免あそばせ。
24 :
考える名無しさん:2010/10/09(土) 16:21:08 0
「言葉と物」は20世紀でも最高レベルの論文と聞きました
日本語の文庫ってことだよ
わざわざ言わせんな
27 :
考える名無しさん:2010/10/15(金) 19:37:17 0
興味があるので中山元のフーコー入門を読んだんだがこの人入門書として書いてるつもりなの?
普段聞き慣れないディスクールやらエノンセやら何やらを多様してて観念的に語ってるしわけわからn
もっと分かりやすい入門書ありますか
>>27 現代思想の冒険者たち『フーコー』桜井哲夫
伝記的な本文ではなく巻末の著作ダイジェストと用語解説を薦める。
29 :
考える名無しさん:2010/10/16(土) 09:20:22 0
>>24 >>「言葉と物」は20世紀でも最高レベルの論文
って14氏のル・モンドの批評には書いてるね。そんな高評価だからか、
フランスのアカ連中は(読破も出来ないのに:これはオレ)挙って購入し
本棚の目立つ場所に格納(置いた?)した、とその批評にはある。
もっとも、フーコーは吉本の自慰サンとの対談時、『言葉と物』を
否定というか、今は違う考えだとかナンだとか言ってたって聞いたけどね。
30 :
考える名無しさん:2010/10/17(日) 11:35:53 0
>>29 吉本氏は『言葉と物』は読み方では革命書になりうるとも書いたな。
31 :
考える名無しさん:2010/10/18(月) 11:34:04 0
>>29 >>『言葉と物』を否定というか、今は違う考えだとかナンだとか
御大との対談時は知らんが、『同性愛と生存の美学』だったかでは
はっきり『言葉と物』執筆時と現在との差異を明確にしてたっけ。
32 :
考える名無しさん:2010/10/20(水) 17:33:44 0
フーコーって哲学者というより社会科学者ですよね?
33 :
考える名無しさん:2010/10/27(水) 09:08:14 0
>>30 ああ、自慰サンは言ってたな。
それと、『言葉と物』ということでなく
フーコーの著作は20世紀までの知の延長でなく
乗り越えている旨の発言をしてたな。
そこを中沢新一が突いて、
「そんじゃ、フーコーを読めば21世紀の知が覗けるのか?」
って尋ねたら、自慰サンのあの有名な発言が出たんよ。
「茶化して言えば、フーコーをもって総ての哲学は終焉する。」
じいさんは現代思想で唯一フーコーはすごいと?
身も蓋も無く言えばそういうことだ
36 :
考える名無しさん:2010/10/28(木) 17:12:31 0
そうか、フーコーはサイコーか。
フーコー明媚くらいは知ってたけどな。
フーコー、フーコー
良く見れば フーコー
全集・シリーズ
フーコーコウギ
【現代思想の現在】
フーコー講義
檜垣 立哉 著
定価1,365円(本体1,300円)
ISBN 978-4-309-62424-2 ● Cコード 0310
内容紹介
変貌しつづけた20世紀最大の思想家フーコーの全軌跡を走査しながら、
「人間」なきあとの「自己」を問うフーコー以降のフーコーを展望する、
気鋭によるかつてない思想家論。
39 :
考える名無しさん:2010/12/07(火) 11:25:19 0
ミシェル・ポルナレフなら知ってるよ
40 :
考える名無しさん:2010/12/08(水) 14:34:12 0
すいません、フーコーってイケメンですよね?
いいえデメキンです
42 :
考える名無しさん:2010/12/12(日) 08:03:54 0
43 :
考える名無しさん:2010/12/17(金) 12:52:13 0
フーコーと語り合いたい
44 :
考える名無しさん:2010/12/25(土) 07:08:56 0
マンドジオ・・・はぁ・・・
日本語は漢字かなまじり文字。
表音文字で表記すると、かたかなばかりでよみにくくなって、
いみをとるのにじかんがかかり、いみをとりちがえたばあいどこまでもどってよいか、
めんどうなことになってしまいます。
46 :
考える名無しさん:2010/12/27(月) 10:40:17 0
性の歴史の第四巻はやく公開してくれよ・・・
47 :
考える名無しさん:2010/12/28(火) 23:58:09 0
英語圏ではマイケルフーコーって言うってほんとですか?
固有名詞ってどうなんだろう
49 :
考える名無しさん:2011/01/02(日) 19:00:38 0
ほんでもやな、ビートルズは
ミッシェル〜♪♪♪って唄ってたんとちゃうの?
昔スペインで「ジョン・ウェイン=フアン・バイネ」だったって話は聞いた記憶が
51 :
考える名無しさん:2011/01/06(木) 04:47:21 0
52 :
考える名無しさん:2011/01/06(木) 11:18:58 0
53 :
考える名無しさん:2011/01/13(木) 07:29:27 0
英語圏だと男のマイケルしかいないんちゃう?
だとしたら重要なんちゃう?
『 後期フーコー 権力から主体へ 』
廣瀬浩司 著
(2011年2月 刊行予定)
55 :
考える名無しさん:2011/01/13(木) 13:39:54 0
英語圏でも、固有名詞は英語流の発音しない場合もあるじゃんかよ。
ミッシェル・ウォーレスとかミッシェル・ファイファーとかさぁ。
ベケット主義者としてのフーコーみたいなテーマないか
57 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2011/01/14(金) 00:09:19 0
最近、後期が見直されてるね。
前はなんでも規律訓練権力だったものだけど、
よいことだ。
70年代前半:規律・ノルム・監獄・監視・懲罰・裁判形態・パノプティコン
70年代後半:生政治・統治性・管理社会・セキュリティ・セクシュアリティ・生権力・人口
80年代:倫理・パレーシア・統治性(他者の)・真理への勇気・主体・自己・快楽の用法
フーコーをこれから読み始めようと思っているものですが、どのように本を読んでいけばいいでしょうか?
とりあえず、フーコー・コレクションの1〜6巻を読んでから主著に取り掛かろうと思ってるのですが。
60 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2011/01/24(月) 22:06:23 0
フーコー・コレクションなら、〈6〉生政治・統治だろうけど、
やはり「監獄の誕生」からでないの。
新潮社はフーコーの著作を全部文庫化すべきだ!
63 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2011/01/25(火) 20:01:26 0
>>61 「監獄の誕生」で転回があるからな。
フーコーといえば転回後でしょ。
新潮には期待できない。
65 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2011/02/05(土) 12:29:11 0
フーコーが丸山真男を尊敬していたのは有名だが、
ボクが前々から気になっているのは、実は
フーコーが規律訓練権力を発見するのは、
丸山真男の影響ではないかと。
すなわち日本における権力のあり方を学んだとき、
いままで西洋で言われている主権権力以外の
権力のあり方を発見したのではないかと。
66 :
考える名無しさん:2011/02/10(木) 08:52:24 0
フーコーが丸山を知ったのは
フーコーが規律訓練型権力といった主題系から既に方向を転換した時期なのに
さすが、茶封筒通信の発想は時間を超えている。
この手の「西洋の偉大な人の発見の根には日本の思想家がいたんだ!」式の
茶封筒妄想にはつける薬がない。
67 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2011/02/10(木) 09:17:09 O
そんなふうにいわなくても
時期特定はむずかしいと思うけど、参考資料あれば教えてください。
68 :
考える名無しさん:2011/02/10(木) 21:16:37 O
フーコーと丸山の関係については東大の苅部先生が岩波新書の丸山本でちょっと触れていたよね
丸山自身による、フーコーとの会談についての言及は、確か「丸山真男座談」のどこかで、世良晃志郎との対談でされていたはず。
ポストモダンはデカルトに抵抗しつつ、そのことで逆にデカルトを再生産している、というような話
ちなみにフーコー側からの丸山についての言及は、どの文献で読めるの?思考集成?
>>68 232番
日本に来たときの講演で、もともと朝日ジャーナルに出てた奴ね
でもアジア的な儒教体制と司牧権力の比較が重要だ
それには丸山の研究が出発点になるだろう、ぐらいの話で
大した話はしてないよ
70 :
考える名無しさん:2011/02/17(木) 14:56:16 0
殿をお諫めする…『忠誠と反逆』
王をお諫めする…「パレーシア」
殿と王ってどれくらい差があるんだろうね。
身体自体に神聖性があるかないかの違い?
>>71 予備知識皆無の俺のイメージでは、
権力の後ろに民衆の大部分が信ずる神がいるかいないかってあたりだと思う。
つまり神聖性だよね。
73 :
考える名無しさん:2011/02/28(月) 15:58:28.13 0
自然で規範的な考え方を強制的に受け入れさせるものを暴き、人間の本質・形而上学・理性の定めた限界を侵犯することがフーコーの倫理だと入門書に書いてあります
ここで侵犯される本質というものが無くなれば侵犯することもできなくなるので本質は固定的でなければならないですか?
しかしそうなると侵犯しても規範は変わらず無意味ということになると思います
侵犯し尽くそうとしてもし尽くせないから面白い
という考えだったりして。
フーコーの本を読んだことがなかったので、
新潮社から出てるのを一通り買って読み始めてみた…。
「近代というシステムはこのように構築された」みたいな
明快な内容なのかと思ったら、ヨーロッパ思想史の大著じゃないか!
厚いし、二段組みだし、ヨーロッパヨーロッパだしw
今年一年軽く潰れそう。
76 :
考える名無しさん:2011/03/21(月) 16:06:35.80 0
77 :
考える名無しさん:2011/03/24(木) 04:21:06.89 0
フーコー難しすぎて人気ないの?
フーコーの著作と講義録と思考集成と若干の研究書があれば
一生退屈せずに生きていける
>>15>>29 対談(通訳蓮実)って吉本のほうがずっと早いんだね。
渡邊守章も対談してるが、衒学的になってるのかな。
未読だけれどフランス語と知識のひけらかしになってなければ
いいのだが。
吉本はあの年代の旧制高校や東大出の論語病に違和感を覚えているのでしょう。
でもフーコーをそんなにかっているのは知らなかった。
ポストモダンも終わってフーコーも終わってるのかと思ったが、
ここ見るとそうでもなさそう。
読んでみるか。
アフターモダニズムという言い方のほうがいい
フーコーの仕事は独特すぎてポモとかあまり関係無いからな。
ホモとは関係あるけどな
うむ。
小金が入ったので講義集成を買おうと思う。
やっぱり『社会は防衛しなければならない 』からかな。
風光明媚なスレでつね
87 :
考える名無しさん:2011/04/18(月) 17:35:01.91 0
「主体化」こそ、20世紀以降の重要なテーマ。
フーコーからサルトルへ。
88 :
考える名無しさん:2011/04/19(火) 21:29:57.95 0
フーコーからサルトルへ?
新スピノザ主義による主体の確保
90 :
考える名無しさん:2011/04/24(日) 09:14:30.74 0
ピエール・リヴィエール
91 :
考える名無しさん:2011/04/25(月) 11:36:07.68 0
フーコーってどんなん?
ウィキとか見た限りではマルクスみたいな「全部社会のせいだ!」的な
けどマルクスとは違ってヒステリックに被害妄想を垂れ流すという哲学に思えるけど
そういうのなら読みたくないな
最近の哲学者って評価が難しいよね、やっぱ100年くらい経たないと
偽物に本気だして取り組むのは嫌だしなあ
百科全書派の仮面を被ったアナーキストだよ
でもまあ、あの界隈では一番学問っぽいことをした人だけど
グラムシ=フーコーの政治主義から転化した文化主義のラインが重要
あと日本では政治史家、歴史家という意味で丸山真男に対応する
人間ふたりいれば社会の端くれだし権力関係も生じますよ、とか
フーコー「私の研究テーマは権力ではなく主体なのです。」
96 :
考える名無しさん:2011/04/27(水) 09:39:19.66 0
今の若い人はいいやね。
ちくまの6冊のコレクションあるし、
講義集成もあるから70年代のこともわかるし。
うらやましい。
ところが今の若いもんは金がないので
とりあえず手の出せるコレクションを二周くらいしてから主著にとりかかろうかと。
99 :
考える名無しさん:2011/04/27(水) 12:07:30.76 O
主著が文庫化されないのは問題だな。どこの国でもペーパーバックで買えるのに
ドゥルーズのほうが先に文庫化するなんて、社会科学に与えた影響の大きさに比して不当だ
図書館
弱小出版社ならともかく天下の新潮社なんだから、新潮文庫に入れてほしいよね。話題にもなるだろうし。
フーコーに対してはダブルバインドな評価や批判がある。
>>91みたいな批判があるかと思いきや、サルトルみたいな評価もある。
>>98 人々が彼らが思っているより自由な存在だと知らせるのが私の仕事だ
みたいにフーコーが言っている箇所もあり、
>>91の評価とは逆になる。
フーコーはサルトル流の権力概念にゲームの理論を取り込んだ側面があり、
その意味では、マルクス主義より古典派経済学に近いモデルを採用した。
フーコーは「私は人間の自由を信じている」と断言している。
認識主体は権力関係の産物であり歴史性を持っているので、
いわゆる近代的な、十全な自己決定やゼロベースの自由意志は批判の対象になるんだろうね
むしろそうしたゼロベースの認識への信仰から、歴史全体をメタレベルで把捉したうえで
あるべき社会を構築するという、全体主義的な社会観や社会観が生まれたと見る
すでに構築された権力関係を内部から動かしていくのがフーコー的な自由観だろうな
ヨーロッパは近代を生みだしたが、それに固執したがゆえに没落した
逆にその副産物である科学テクノロジーを
応用科学として部分輸入した日本は成功しています(良かったね)
というのが、吉本隆明との対談でフーコーが言った事
この知的傲慢さには呆れかえるね
106 :
考える名無しさん:2011/04/27(水) 13:26:05.30 O
時代的なものもあるだろうな
経済成長打ち止まりでナショナリズムが吹き荒れた90年代に生きてたらなんというかわからんよ
それは知的放漫かな?
半分はお世辞だろうし、高度成長期だからその辺も考慮しないとなあ。
フーコーが日本好きだったのは事実みたいだがな。ラブホテルについて書いたりしているし
「理性」や「人間」といった統一的な原理にこだわらず、使えるものを外から抵抗なく取り入れてゆく日本文化の雑種性に、ある種のプラグマティズムを見ていたのかもな
その点こそ丸山真男が問題視した日本の特殊性なのだがな。そういう意味でも、ふたりの会談で何が議論されたのか知りたいものだ
>>107 お世辞というのは当たっているね
というのは吉本が科学テクノロジーを重視している事を見越して
そう答えたからだよ
以上の事を除いたら西洋中心主義で
日本が誇る科学技術ですらその派生に過ぎない、と言っているわけだ
これは大戦中にヒトラーが日本文化を評した内容と大して変りない
まあ、批判的であるにせよフランスエリートの権化であるフーコーが
そんなに簡単に他国文化を持ち上げるわけもない
ドゥルーズ曰く、悪魔的なユーモアの持ち主だったみたいだからな
フーコーの凄い所は筋金入りのフランスエリートが
強大な官僚機構とそれを支える近代知に対して正面突破を目指して
正々堂々の論陣を張った事だよ
ユーモアが無ければやってられないよ
学生時代は筋金入りのメンヘルだったらしいな
アルチュセールに「仕事で克服しろ」と言われて吹っ切れたのかな
113 :
考える名無しさん:2011/04/27(水) 21:16:22.39 0
>>98 俺は自由意志は信じるし(というか当たり前の事を疑ってもしょうがないと思う)
人間には意志的な何か遊びの要素が必要なんだと思ってる
115 :
考える名無しさん:2011/04/28(木) 01:32:24.13 O
講演読んでても、ジョークなのか本気なのかよくわからない一言がちらほらあるな
116 :
考える名無しさん:2011/04/28(木) 02:12:57.94 0
おいwフーコーってアイロニストっていう枠組みになってんのか?w
どう見ても人文科学に腰を据えてるようにしか見えんのだがw
>>102 > フーコーはサルトル流の権力概念にゲームの理論を取り込んだ側面があり、
> その意味では、マルクス主義より古典派経済学に近いモデルを採用した。
これは微妙だなあ。これには誰も反論しないのかなあ。
たしかにゲームの理論っぽいが、ゲームのルールを可能にする土壌まで
統治する権力としてトータルに問題にしようとしている点ではどっちも含んでいる。
そもそも構造主義的マルクス主義というものは
主体論的(サルトル的)マルクス主義の権力概念の解体を目指していたものなので
フーコーはその歴史的形成過程を明らかにする事により
従来の権力概念をゲームの理論の地平へと引き摺りこんだ
で、ここで古典派の功利主義的モデルが利用された、と
古典派経済学の批判的引用という点ではマルクスと変わらないんだけどね
119 :
考える名無しさん:2011/04/29(金) 22:29:24.69 0
しかし自由意志がないとかいう人は物を感じることをするのだろうか?
理性がなくて欲望などありえまい
そこでスピノザ−マルクス主義なんですね
物と物との衝突による運動の拡大とでも言えばいいのかな
それと生物的欲求より高次の段階にある欲望が
文字の発明によって生じるという事は
中国やインドの古典にはもちろん
ホッブズの社会分析や文化人類学の報告でも明らかな事です
こう言う事も踏まえて「言葉と物」を読めばいいのであって
>>119 自由意志があると言えば、オカルトになっちゃうでしょ。
精神が身体(物質)を動かすわけだから。念力を肯定するなら、自由意志肯定で
辻褄が合うけど。
>>116 講義録ならともかく、
対談とか講演の記録だと、
素直に読んではいけないと思われる発言が見られるってことなんじゃないの。
フーコーは現代のキュニコス派
124 :
考える名無しさん:2011/04/30(土) 18:54:17.52 0
>>121 人間生気論ではなく人間機械論というわけですか
俺はどっちでもいいけど、でも機械論の元祖のデカルトも
物質と自由意志と神人が創造された、と言ってるけど
個人的にはより良い生き方というのは心のままにというか自分の行動を
認識したりはしないと思う、イデアは考えるのではない、イデアが考えるのだ
松下腺を通じて機械に精神が宿る
ただし、これは動物精気に疎外され十全に機能しない
いかにしてこの障害を克服するか?
というのがデカルトの問題意識であり
このプロブレマティークには当時の宗教運動が影を落としていた
126 :
考える名無しさん:2011/04/30(土) 21:42:37.25 O
フーコーは「自分は二ーチェ主義者だ」と言ったそうですか,二ーチェの思想が,現代思想にかなりの影響を及ぼしたのは何らかの理由があったのでしょうか。
127 :
考える名無しさん:2011/04/30(土) 23:14:27.27 O
ダンディズム
西洋社会の土台にあるキリスト教を痛烈に批判して価値の転換を訴えたから。
と書いたら何点くらいもらえますか?
歴史過程が目的性や進歩の観念で説明できるものではなく、
多様な力のせめぎ合いによって形成されたものであると見る点
真理や理性といった西洋社会が自明としてきた価値を、統制の道具と見る点
あらゆる価値観が遇有的であって転換可能であるという相対主義的な思想傾向
単一の神も理性もなく、歴史も社会も正統性などないことが判明したニヒリズムの時代にあって、
なお多様性を肯定して新しい価値観をつくりあげて行く人間?像を模索したって所か
フーコーはどこかで、ニーチェのテクストを使って何ができるかについての
実験をやっているだけだ、みたいなことを言ってたな
ニーチェは妹と近親相姦していたらしいね。
ニーチェ『キリスト教は邪教である』を読んだが、忘れたので不備があったらスマン。
旧約聖書はバビロン捕囚の中、書かれた。
エジプト王朝末期に起こったアトン一神教とペルシャのゾロアスター教の
影響を受けている。
キリスト教はそんな経緯でできたのだから元来神の概念とは程遠い。
イエスは聖人であってもキリスト教はインチキ臭い。
宗教改革もあり、三十年戦争もあって尚信じ続けるのはおかしい。
これらの事をニーチェも踏まえているはず。
ツァルトゥストラはゾロアスターのことだが、ツァラを読んだ人どう思います?
フーコーがニーチェから受け継いだのは主に構築主義と心理主義の様な考え方で
前者は「監獄の誕生」に、そして後者は「狂気の歴史」に顕著だと言えよう
無論、マルクス・スピノザ主義をアルチュセールから継承してもいるのだが…
問題は最晩年の展開だろう
134 :
考える名無しさん:2011/05/01(日) 23:48:09.58 0
まあニーチェは相当頭いいからな、言ってる事は当たってるし
東日本大震災の被災者も結局は力への意志を発揮し、永劫回帰するのだろう
ただ何というか人としてはっきり言えば不快感みたいなのがある
そりゃフーコーもそうだけど
ツァラでのイエスへの文句がイエスは若くて人生経験がなかったから駄目だったとか
お前みたいなキチガイだけがそんな事言っても説得力ないし
>>134 そうかな?
説得力がないならなぜこれほど受け入れられているのだろうか。
136 :
考える名無しさん:2011/05/02(月) 12:43:12.20 0
>>133 ドゥルーズなんかはむしろそこにフーコーの一貫したテーマを見るのだけどね。
「哲学――哲学の活動、という意味での――が思索の思索自体への批判作業でないとすれば、
今日、哲学とはいったい何であろう?自分がすでに知っていることを正当化するかわりに、
別の方法で思索することが、いかに、どこまで可能であるかを知ろうとする企てに
哲学が存立していないとすれば、哲学とは何であろう?」(『快楽の活用』)
ドゥルーズがフーコーへの弔辞に引用した部分。
>>134 ニーチェは生涯「神」と<闘った>人だ。
「神」から<逃げた>人ではない。
永劫回帰とは、常に違うもの(差異)が回帰するのだ。
137 :
考える名無しさん:2011/05/02(月) 20:47:53.32 0
>>135 でもキリストの方がはるか彼方に絶大な影響力を持ってるだろw
具体的に理論でキリスト批判するならいいけど
状況証拠で批判しても、その状況証拠はなってないじゃんっていう
138 :
考える名無しさん:2011/05/02(月) 21:13:10.11 0
>>137 状況証拠でしか批判しにくい事柄なんじゃね。
イロニーの精神だ。
>>137 いやいや、キリスト教が絶大な影響力をもっていた/るからこそ
ニーチェも絶大な影響力を持っているわけ。
ウェーバー等もキリスト教を擁護しつつもニーチェのキリスト教批判を認めている。
あと、具体的な理論って例えばどういうもの?
>>136 >思索の思索自体への批判作業でないとすれば、今日、
>哲学とはいったい何であろう?
いや、中期フーコーの仕事が権力やそれを構成した近代知の
批判的分析とその解体をプラクシスとして引き受けたものであったとするのなら
最晩年の仕事は別の形での実践知の模索であって
従来の分析と批判を主体とした仕事を評価する側からみれば「衰退」(浅田)
と見られがちなこの時期の仕事にこそ
新たな可能性があったのではないか?という事ですね
「ディオゲネス・ラエルティオスを読んでみようではないか」
というフーコーの呼びかけに対して、
その意図を察して真摯に応答した哲学者はまだいないだろう
簡単に言うと最晩年は実践的コミュニケーション理論の構築に着手し、
その途上において非業の死を遂げたのではないだろうか?と
ジンメルもそうなのだが、彼らの偉大な遺産相続人は未だ現れていない
>>134 >ツァラでのイエスへの文句がイエスは若くて人生経験がなかったから駄目だったとか
>お前みたいなキチガイだけがそんな事言っても説得力ないし
それは間違った受け取り方だな
キリストはその批判の根拠に絶対者たる「神」を措定したがゆえに
俗人のルサンチマンを増長させ、倒錯した権力体の成立に寄与した
ただ、通俗道徳に名をかりた暴力(と人間の悪)を指摘したことは評価している
つまり「キリスト」と「キリスト教」そして「キリスト教徒」は別に論じられているわけだ
というか、ニーチェスレにかえりなさい
ここはフーコースレだから
ニーチェとフーコーは切り離せないから仕方のない面もある。
個人的には最晩年の主題である自己への配慮の仕事をもっと残してほしかった。
144 :
考える名無しさん:2011/05/03(火) 19:47:38.64 0
んーでもまあこういう議論にフーコーとして切り込めないのなら
やっぱりフーコーは大哲学者ではなかったのかな
キルケゴールとニーチェが最後の大哲学者だったのかな
>>141 ニーチェ>イエスじゃないなら
取りあえずニーチェは黙ってろって感じなんだが
>>141 >ニーチェ>イエスじゃないなら
>とりあえずニーチェは黙ってろって感じなんだが
?
アンチキリストというのは
反キリストではなくキリストを超えるものという意味なんだが?
というか、ニーチェもロクに読んでないね
146 :
考える名無しさん:2011/05/03(火) 21:28:56.94 0
>>145 ツァラトゥストラと悲劇の誕生とこの人を見よは読んだよ
そりゃニーチェ本人は自分の著作がとてつもなく素晴らしいと書いてるが
客観的に見るとおかしいだろ、特にイエスと比べると
それなのにニーチェが偉いからニーチェの方が正しいという論法はなりたたんでしょ
まあこういうことはイエスにしても同じだけどイエスの方は状況証拠があるじゃん
つまりニーチェは狂人として終えたし、イエスの教えは世界史そのものと化した
それだけの話だ
>>146 >まあこういうことはイエスにしても同じだけどイエスの方は状況証拠があるじゃん
その実在は疑わしいとされているし
モデルになったとされる人の言行も
ユダヤ教のラビからの引用が殆どだとされていますが?
で、原始キリスト教はその成立過程でプラトニズムも流入していますし
さらに中世にはイスラム神学も加わりこれにヨーロッパの習俗が混入したわけです
というか、ニーチェの著作の目的は反キリスト教だけじゃないだろう?
>それなのにニーチェが偉いからニーチェの方が正しいという論法はなりたたんでしょ
彼は「キリスト教を超えた」(実際は超えていないが)と言っているだけなので
そしてその影響はナチズムのような悪影響という形で残ったので
例えばさらにその影響下にある実存主義やこれを批判する構造主義者
との関わりで考察する必要があるんですね
で、付け加えておくとニーチェは哲学者ではありませんので、年の為に
ニーチェはイエスを聖人と認めている。
だが、キリスト教は邪教だとはっきり書いているではないか?
イエスとキリストをごっちゃにしてないか?
キリスト教と言った場合パウロ以下のものを指す。
イエスは実在したようだ。DNA鑑定ではAB型と出た。
ヘーゲルも『キリスト教の精神とその運命』でイエスを称える一方、
時代を経てきたキリスト教徒を批判している。
149 :
考える名無しさん:2011/05/04(水) 01:13:24.87 0
>>147 148
ニーチェは歴史主義者というか歴史や科学から真理を導き出す人
じゃなかったと思うが、主体的な人じゃなかったか?
歴史主義者はヘーゲルやマルクスでそっちはそっち
ニーチェはニーチェで分けて批判したいのだが・・・
後ニーチェは哲学者だろう、だって他に業績ないじゃん
流石にニーチェスレに行って欲しい流れ
151 :
考える名無しさん:2011/05/04(水) 20:22:52.73 0
ニーチェは唯一無二の詩人哲学者。
フーコーの仕事も唯一無二。
152 :
考える名無しさん:2011/05/04(水) 20:39:52.06 0
よしニーチェとイエスの話は止めよう
しかしこういう話にフーコーならどう切り込むのだろうか
イエスはその当時の権力にどうこう、ニーチェはどうこうとか言うのだろうか
まるっきりアナーキズムだねそんなら、アナーキズムってのは冷遇されてる割に
思想としては結構筋道が通ってる、少なくとも共産主義よりかは
論理的な否定はしづらいよね、まあ俺としては保守的であって
既成の物事にあえて波風たてるつもりはないのだが
>>148 >イエスは実在したようだ。DNA鑑定ではAB型と出た。
言っとくけど聖骸布は12世紀につくられた偽物だから
どうでもいいけどイエスの話はオシマイ
フーコーの文体もだいぶ詩的だよ
とくに人文学系のエッセイなんて、フランス的晦渋さの塊で時々うんざりするな
>>152 関係があるから話が出てくる。
ニーチェのスレにいけばゲーテやショーペンやシオランが
出てくる。
数百年の歴史を覆す哲学者はいろんな反発があるから
検証していく工程が必要だ。
>>149 >後ニーチェは哲学者だろう、だって他に業績ないじゃん
哲学[philosophy=philos(愛)+ sophia(知恵)] でありイデアが前提となっている
だからニーチェはこれに対して喜ばしき知恵[Gay Science]を提唱したわけだ
こんな事も知らないでニーチェを(しかもフーコースレで)語るんじゃないよ
で、このスレの人に悪いのでニーチェに関してはもうレスはしませんから
157 :
考える名無しさん:2011/05/07(土) 03:30:29.92 0
>>140 うーん・・・実践的であるには違いないけど、「コミュニケーション理論」かと言われたら
かなり怪しい。。
いわゆるハーバーマス的な意味での「コミュニケーション」ではないだろな・・・
むしろハイデッガー。
158 :
考える名無しさん:2011/05/14(土) 03:56:14.52 0
サウナでエイズ移されたってそんなに肛門ボロボロだったのか?
159 :
考える名無しさん:2011/05/15(日) 20:19:25.92 0
Gott ist tot のGottは必ずしもキリストではなく、ヤハウェでもない。
唯一絶対視されていたものの全てが当てはまる。
「原子力安全保安院よ、原発は死んだ!俺たちの甘い考えが原発安全神話を殺したのだ!」
160 :
考える名無しさん:2011/05/15(日) 20:35:57.37 0
別にプラトン以前の連中も哲学者としてひとくくりにされてる訳だから、
何もイデアの有無を哲学の条件にする必要はない。狂ったソクラテスと言われた犬のディオゲネスだって哲学者だしな。
ドゥルーズはキュニコス派を反哲学と言ったが、
フーコーは最晩年にキュニコス派を高く評価している。
162 :
考える名無しさん:2011/05/17(火) 19:21:55.09 0
トリビアの泉はある意味、知のアルケオロジーだった
フーコー、ドゥルーズ、ブランショ
やっぱブランショが最も品位を感じる。
164 :
考える名無しさん:2011/05/18(水) 13:05:47.19 0
ブランショむずすぎて何いってるかわからん
初心者で申し訳ないけど、フーコーは哲学もひとつの言説として捉えたわけよね?
166 :
考える名無しさん:2011/05/19(木) 19:46:06.78 0
フーコーは徹底的相対主義者だからなあ。
フーコーが書いたへーゲルの本からの抜書きは1トン以上だが、ヘーゲルの哲学は何一つ理解できない、
ニーチェの本はまだ全部読んでないが、ニーチェの哲学は全部理解してるとか言ってる。
ハイデガーだろ
ハイデガーはニーチェを買い被っている。
仏蘭西語だと発音はフコに近いらしい。
服部マコ
171 :
考える名無しさん:2011/05/22(日) 12:39:29.84 0
ショウペンハウエル風に発音するとマルチン・ハイデッゲル
フッセル
山崎ハコ
174 :
考える名無しさん:2011/05/31(火) 20:50:13.84 O
トニオクレーゲル
晩年のフーコーがトーマスマンを愛読していたって本当?
175 :
考える名無しさん:2011/06/01(水) 14:08:05.79 0
ヰトゲンスタイン
佐々木中のフーコー・ラカン本が文庫化されてたけど、あれはどうですか?
フーコーって結構美学的な人ですよ。だから絵画も好きだった。
178 :
考える名無しさん:2011/06/17(金) 23:42:37.05 0
フーコーはロベール・ブレッソンの映画はどう評価してますか?
179 :
考える名無しさん:2011/06/18(土) 03:36:16.81 O
そういえばフーコーは映画にはあまり言及しないね
180 :
考える名無しさん:2011/06/19(日) 19:28:29.05 0
文学板のコテがいる
182 :
考える名無しさん:2011/07/13(水) 01:20:19.43 O
フーコーがプラトンから受け継いだ「エピステーメー」の概念は,クーンのパラダイムや,マルクスのイデオロギー,建築家が使うアーキテクチャー,批評家が使うドグマ,また,最近よく聞くスキームなどと,よく似た文脈で使われるようですが,明確な違いがあるのでしょうか。
>>182 それぞれに皆文脈が異なるだけに
みそもくそも一緒にしてしまうような乱暴な問いだね。
ただ、
フーコーのエピステーメーと
クーンのパラダイムの比較は、
アガンベン『事物のしるし』(筑摩書房)
で論じられていたので参照するといいと思う。
話はちがうけど、
新哲学派としてひとかたまりにされたのは不満だったのでしょう?
他の2人はユダヤ人だったし。
185 :
蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2011/07/16(土) 23:06:27.94 0
近所の本屋さんにフーコーコレクションが全巻あってビックリした
ちくまのやつ
そういう本屋を大事にしたいよね
単にほこりかぶってて売れないだけだったりして
188 :
蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2011/07/18(月) 14:22:37.86 0
>>186 書店のおっちゃんはいい人だよ
奥に古本コーナーもあったり、中々のセンス
>>188 古本まで扱ってるのか。
ひいきにすべき。
フーコーコレクションって実物を見たことないんだけど思考集成とか講義集成の文庫版みたいな感じ?
191 :
考える名無しさん:2011/07/20(水) 16:46:49.81 0
思考集成を持っていればいらないよ。
思考集成の核となる何編かを取り出して文庫化したものだから。
私はスペースとお金の関係でコレクションを買ったけど。
改訳されているところもあるらしいよ
>>191 たしかに思考集成は高いから買うならコレクションのほうだな
194 :
考える名無しさん:2011/08/14(日) 16:45:19.06 O
「社会を防衛しなければならない」
あんまり難しくはないけど長いわ
195 :
考える名無しさん:2011/08/17(水) 11:27:37.13 I
糞訳
社会は防衛しなければならないだろ
197 :
考える名無しさん:2011/09/09(金) 06:36:16.05 O
図書館で性の歴史借りパクした奴ふざけんな
198 :
考える名無しさん:2011/09/09(金) 13:09:36.94 O
安全領土人口が講義では最高
重田先生のフーコーの新書は面白かった。
近代を裏から読むとかいう本か
フーコーをヒントにして書かれた本ってほとんど監獄の誕生あたりにしか触れてない印象なんだけど
フーコーは素晴らしい理論ですよねー!?♪。
経済学的な「インセンティブ」や「ゲームの理論」を
権力論として配置転換するフーコーの理論はおもしろかった。
フーコーは正当なヘーゲル主者じゃないかな
黄昏時にミネルヴァがなんとか
へーゲル左派のフロムに近からず遠からずって感じかも
権威主義的パーソナリティと牧人=司祭型権力あたりのことね
>>200 だって重田先生のフーコーの新書は「監獄の誕生」についての本だから。
それでもシュミットの政治哲学との比較や、「監獄の誕生」以降の
フーコーの思索の変遷も射程に入れて書かれているから面白かったよ。
>>205 そうならタイトルおかしいよね
もっとちゃんとした本を出してくれって感じ。
タイトルがおかしいってどういう意味?
208 :
考える名無しさん:2011/09/23(金) 15:13:19.53 0
新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか
(NHK出版新書 361) [新書]
萱野 稔人
内容紹介
危機の時代を現代思想で読み解く、
俊英が満を持して放つ挑発的論考!
今、なぜナショナリズムを考察するべきなのか? 格差・貧困問題から
経済復興までの喫緊の課題は、「国家」「民族」などのナショナルな意
識に訴えかけることなくしては、もはや解決しえない。ナショナリズム
を否定するだけの従来の議論を徹底的に批判し、ドゥルーズ=ガタリや
フーコーなど現代思想のキーテキストを読み解きながら、ナショナリズ
ムの社会的・政治的な可能性を考える。
新書: 224ページ
出版社: NHK出版 (2011/10/6)
インセプション・コードにフーコーが登場するよねー!?♪。
211 :
蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2011/09/24(土) 20:41:12.42 P
>>195 やっぱり訳が駄目ですか?
ちくま文庫は品揃えが良いんだけど、どうも訳文が肌に合わないと
ニーチェでも思ったから、買うのためらっています
>>207 フーコーの思想全体についての本だと思ったら、
『監獄の誕生』しか扱わずに、あとは
自分の関心で好きなこと書いてるだけだから。
『監獄の誕生』のフーコーは、フーコーのほんの
一部分でしかない。
タイトルが「『監獄の誕生』入門」とかだったらまだ
許せるけど。
213 :
考える名無しさん:2011/09/24(土) 23:21:53.94 O
内田隆三の「ミシェルフーコー‐主体の系譜学」はまだ「監獄の誕生」以外にもそこそこ触れてるけど他の解説書はみんな「言葉と物」とかタイトルを挙げるぐらいしかしてない
稲葉振一郎の「社会学入門」の文献紹介にはフーコーを使いこなしてる解説書はないからフーコー・コレクションの「フーコー・カイドブブック」を読むしかないと書いてあった
フーコーっていう語感がダースベイダーの呼吸を連想させるが、
この人はスターウォーズとは関係ないのか?
>>212 そんなことないでしょう。
ちゃんと「監獄の誕生」以降の思想の変遷も押さえてるよ。
ちーす。哲学スレなんて生まれて初めて来るわ
書店で手にした重田っていうおばさんの
フーコーの解説書が面白かったから記念カキコ
>>6 それにしてもAA職人って何でも作れちゃうのね
>>215 まあ、どっちにしろ
監獄の誕生以降のフーコーしか扱ってないのは
フーコー入門書としては欠陥商品だと思うな。
「監獄」しか読んでないようじゃ専門じゃないだろうな
フーコーって女に人気だよね。なんで?
帯に入門で感動するとか書いてあったけど、読んだ皆さんは感動したかい?
222 :
考える名無しさん:2011/10/17(月) 21:01:18.72 i
>>176 佐々木は日本でただひとりのまともなフーコー学者
まともの意味は?
224 :
考える名無しさん:2011/10/17(月) 22:33:35.01 0
重田とか勘弁して欲しいw
気に入らないなら読まなきゃいいだけ。
誰も重田の本を読めと強要してない。
>>225 馬鹿?
読んでしまったから
電波混じりの本だってわかったんじゃん。
批判するのは自由。
おばさん大人気だな
で、どこが電波かは説明できない、とw
229 :
考える名無しさん:2011/10/21(金) 06:00:56.52 0
『幻想の図書館』というフローベール論はフローベールを読んでいなくても楽しめるものですか?
またフーコーを初めて読むのに適切でしょうか?
フーコーって女に人気あるの?
ホモとな
実存の美学なんていわれると
三島由紀夫を思っちゃうけど
234 :
考える名無しさん:2011/12/04(日) 12:23:51.58 0
アウトサイダーアートの研究にはフーコーが必需
フーコーファンってやっぱりゲイが多いの?
目に見える権力は社会学・法学などでも普通に扱うが、
あれだけ執拗な目に見えない権力への追求には平々凡々な生まれの人間にはついていけないものがないでもない。
>>235 狂気サイドの感情を共有してると難解な言い回しもすっと入ってくる
あ〜あの感じのことか〜あるあるw
というふうに
蓮實重彦とかが紹介してたのが不思議な気がするんだよね。
あんたらには本質的に関係無いでしょっていう。
ゲイはもちろんだが、在日の人とか部落の人なんかは読んで腑に落ちるかも知れないけど。
239 :
考える名無しさん:2011/12/16(金) 23:48:16.30 0
補完
哲学者ミッシェル・フーコー教授を知りたいならばインセプション・コードを鑑賞して欲しいですよねー!?♪。
241 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2011/12/17(土) 08:22:01.55 0
242 :
考える名無しさん:2012/01/05(木) 21:45:00.57 0
主著が文庫に入らないのは辛いね
監獄の誕生はゼミのテキストで買わされたしかしながら他は図書館ですね
高いんしたがって仕方ない
「『西洋古典学事典』を編んで」という記事を
月刊「新潮」10月号で読みました(pp.234〜5)
見開き2ページの短い文ですが、編者ならではの見識が、よく伺えました。
とくに中程からは痛快至極の傑作な内容。覚えず大笑いしてしまったほどです。
オーラルセックスに関心のある向きには必読のコラムでしょう。
これぞ余人には真似出来ぬウィットとエスプリに富んだ小エッセーですネ。
『西洋古典学事典』を未だにお買い求めでない方がいらっしゃるのですか?
版元では既に品切れ状態だそうでございましてよ。
失礼ながら、貧乏人には無理な相談でしょうだが。
では、御免あそばせ。
「言葉と物」は20世紀だが最高レベルの論文と聞きました
>>237 日本では70・80年代はフランス文学としてとらえられ、90年代以降は
政治思想、最近はマイノリティ論として読まれたり、時代によって一貫した
とらえられ方をされてないよね。
フランスでも哲学研究者というより一般向けの哲学的著作を出す有名人として
捉えられていたから学問的に云々というのはあまりないんだろう。
244 :
考える名無しさん:2012/01/08(日) 06:36:29.25 0
フーコーがすごいと思ったのは、すべては相対的だとかいわずに、また数学モデル
をつかったりして、構造をみいだすことで相対化をはかるのでもなく、
実証的に歴史を使って、ごく当たり前に真理として機能しているものを
機能不全にすることに成功しているからだ。
スリリングで面白い。
一般向けにしちゃ「言葉と物」なんて難しすぎるな。一般向けの哲学読者層なんてフランスに存在するのかしら。
日本のほうが一般教養層読者層は厚いのではないのか。
246 :
考える名無しさん:2012/01/13(金) 17:39:33.96 0
うんこ
うんこじゃないよフーコーだよ
そうだようんこじゃないよ
それがっどうしたアホだよ
ミクシィの蓮實重彦コミュの女管理人「舞鶴花」は気違い。
プロフィール
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2008297 ※コミュニティに相応しくないコメントは予告なく削除致します
※差別的言動・誹謗・中傷行為をする人はコミュニティ強制退会+アクセスブロックの処置を
とらせていただきます
※荒らす人が多く、削除が大変だったため、しばらく非公開とします。その間、承認作業は
しませんので、氏について語りたい方は新しいコミュニティを作る等してください
76 2012年03月29日 20:33
舞鶴花
説明が必要な方もいるようなので書いておきますが、
トピック一覧を見るとわかるように同じ内容のトピックが乱立しているため、
トピックを立てられるのは管理人のみの設定にしてあります。
奴隷は自由を持つと私が言ったのは、リバタリアニズム的な自由を持つという意味だ。
奴隷が主人に抵抗したり逃亡する選択肢がなかったわけではない。
彼らはそうしようと思えばそれを実行できた。しかしその成功は保障されていない。
奴隷はその私財をもたないために抵抗のリスクは極めて高い。まさに市場原理だ。
私財があれば武器も買える。馬も買える。兵士も雇えるだろう。
私財があれば奴隷たちは主人と対等に戦って彼らを倒すことができただろう。
主人たちと対等な私財があれば彼らが主人に抵抗して得られる成功とリスクは半々だろう。
しかしリバタリアニズム的市場ではそういうわけにはいかない。奴隷は一文なしだ。
一文無しで主人たちと戦わねばならないし、抵抗せねばならないし、逃亡せねばならない。
そうすることがあまりにもリスクが高いのだ。
奴隷のままでいれば、過酷な労働条件下で苦しんでいようと、死ぬことや飢えることからは免れた。
リバタリアニズム的市場選択肢のなかでは奴隷にとって奴隷を選択することがもっとも合理的、
つまりパレート効率的だったのだよ。リバタリアン的自由とはこういう自由のことを指す。
253 :
考える名無しさん:2012/04/14(土) 06:36:05.45 O
真理の勇気
5900円は高いわ
______________________________
'"´ : : : : :/: : : : : :ヘ: : :`丶、
/: /:.: : : : : : : : : : : : : : : :.|`^ーヘ_:\
///: : : : : : .:/: : : :/: : : : : :| : : : : ヽ⌒\
/: : :/: : : :/: /: :/ : : : : : : ,': : : : ! : l : : : :ヽ
. ,': :!: :!: : : /斗 ‐/: :/: : : :.:/ : : : : |: : !: : : : : '.
| : |: :|: : : |.:/|: /| /| l: : : /: :/ー:、|: : : : : : : : l
| /|: :|: : : l/xテ气 | |: : ∧:ハ: : : |ヽ:| : : : : : |
|;ハ: :l: : :fイト:::r'| l:ハ : | ァ今; :/|: : | : : : }: |
ト、|:\{ 込 リ ヽ| /イ:::j メ、!: /: : : ∧: |
j{ : : :小 ,, 込 ノソ/j:/: : : /:! ∨
/ N : : ゝ. 、 ,,ヾ′〃: :/: :|
/ : ;小 : : : > _ _. イ/j:/: }: : |
/ : /: {: :ヽ: :《::└≧=一ァ7 \|: : }: : :ハ: : '、
{: :/{ :_| : : ∨{ミニ::::: -=彡} │: :|/:ハ: : ヽ
ヽ:〉/|: : : :.Vマ=ー:::::::;:;;;/ / : /\/:ハ : : }
rく ーヘ: : : :ヘ マ=: :::::::/ / : / /∨ノ: :_ノ
| \_ \: : :ヽ∨.:.:./ _/ : /'´ /|  ̄
| 丶、 \: : ヾ/ /.: :/ _ イ'⌒|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
フーコーの人間の終焉という概念に近い本を教えて下さい
主体的人間は妄想であったということを最も深く知りたいです
言葉と物を読んで気になりました
256 :
考える名無しさん:2012/04/21(土) 11:54:55.72 i
言葉と物もっと読めよ
309:名無しさん@3周年 :sage:2012/04/24(火) 11:23:46.50 ID: nvz2XvFV
>307
>支配側の自己弁護の視点を、被支配側が共有する事はない
そんなことはないです。フーコーは近代社会の特徴として、ある社会の外部に属する人間からすれば、
権力者による制約に過ぎないのものが、社会の内部に属する人間がすれば、それに従うことは、
ポジティブにより良く生きることだとして捉え、内面化されることを指摘しています。(生政治)
大雑把に言えば、むしろ国民国家として成立しているような社会は、権力者が支配の正統性を提示する為に作り出した政治的な制約は、
ポジティブな姿勢でもって被支配側と共有している状況が認められると思います。
259 :
考える名無しさん:2012/04/29(日) 07:40:35.91 O
ドゥルーズがわけわかめなんだけど
わけわかめと思ったあなたはドゥルーズを正確に理解している証拠。
まさにドゥルーズが言っているのはそれ。
ベルクソンとドゥルーズの間に哲学的連続性はありますか?
ドゥルーズはベルクソンの後継者的なところがあるのではないかと最近思うのですが。
ベルクソンよりまずはハイデガーを読んだほうがいい
20世紀のフランス哲学はベルクソンとハイデガーの影響が強くて後者はとくに西洋哲学を
形而上学から存在史として読み替えて批判をしたから
それに対する態度がフーコーにしろドゥルーズにしろ違う
263 :
考える名無しさん:2012/05/03(木) 08:02:05.73 i
フーコーの権力概念がわけわかめだわ
ゲーム理論でいうところのゲーム概念みたいなものだと思えばいいよ、たぶん。
ただし経済学などが応用するゲーム理論をもっと批判的に拡張したものね。
経済学が定義する合理性だけをフーコーは合理性と見なさないという点が重要。
そこが分かっていればゲーム理論=権力理論みたいに差し当たって受け止めれば
なんとか整理がつくと思う。
265 :
考える名無しさん:2012/05/03(木) 23:43:32.86 0
>>264 どうもありがとう。
ゲーム理論の本を読んだことがないからダメだな。。
今はドゥルーズの「フーコー」読んで頭ん中整理してる
266 :
考える名無しさん:2012/05/31(木) 00:39:13.67 0
フーコーのスレでもageとかないといけないなんて。
ポストモダン(ではないとフーコーは不満だろうけど)は半死状態なんだな
フーコーは改訳・文庫化が進んでないからなあ
ドゥルーズなんか文庫化してどうするんだと思う(こう言うとドゥルージアンが怒りそうだけど)
268 :
考える名無しさん:2012/05/31(木) 10:20:19.35 0
>>266 ヘーゲリアン、マルクス哲学、現象学、実存主義までは、元の哲学者(思想家)に戻れば概要も区分される理由もわかる。
構造主義、ポスト構造主義、ポストモダン、ニューアカ(日本だけの呼称?)になると、概要も区別する理由もわからないんだが。
269 :
考える名無しさん:2012/05/31(木) 13:59:16.27 0
構造主義とポスト構造主義は別物だろ?
この二つはしばしば対立するアイデア(分析モデル)をもっているので、
しばしば論争になってきたし、前者への批判が後者を生み出している。
ポストモダンはリオタールの用いた概念で、これとはまた異なる概念。
いわばトフラーの概念の応用バージョン。
知識社会学的分析モデルの1つで、思想界に適用できるモデルとして
リオタールが提案した。
単に近代以降を指す概念だけど、近代化がもたらした結果が近代化を
ふりきっていっちゃうそういう兆候や可能性を論じている。
270 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/05/31(木) 15:30:01.72 0
>>269 教科書的にはそうなのかもしれないが、
構造主義とポスト構造主義は世代論に近い。
構造主義が世代があって、それを修正する形でポストがある。
フーコーでいえば、構造主義的な時期があり、
ポスト構造主義的な時期がある。
監獄の誕生以降が境目かな
ポストモダンというのは、第一に、
「大きな物語の終焉」(大文字のイデオロギーの終焉とも言われる)
を指している。
この分析モデルがどこまで時代分析として通用するかは別問題。
リオタールの頃でも通用しただろうが、「歴史の終焉」すら迎えてしまった現代ではより正しいといえる
273 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/05/31(木) 19:50:29.95 0
「大きな物語の終焉」とか、「歴史の終焉」とか、
今となっては笑い話かな
274 :
考える名無しさん:2012/05/31(木) 19:56:10.35 0
>>267 確かに
フーコーの方がよっぽど重要だと思うけれども
275 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/05/31(木) 20:02:54.27 0
フーコーは今読んでも面白いから、
文庫本化しないのでは
276 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/05/31(木) 20:03:12.14 0
高価な単行本が売れ続けている
277 :
考える名無しさん:2012/05/31(木) 20:03:27.07 0
?
278 :
考える名無しさん:2012/05/31(木) 20:05:45.94 0
講演関係は文庫で出ているから
主著もそろそろ出る可能性はあるな
279 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/05/31(木) 20:10:54.53 0
監獄の誕生は
街の本屋でもおいているからね
哲学書と言われる本ではめずらしく売れ続けているんだろう
利益率が高い高価な単行本が売れているうちは文庫本にはしない。
新潮社はそもそも小説でもなかなか文庫にしない。
河出書房はなんでも文庫にして売る。
昔はフーコーのほうが訳者と出版社に恵まれたと言われていたが、今となってはどうだかな。
田村訳もそんなによい訳ではないしなぁ
新潮のフーコーは全部改訳したほうがいいと思う
282 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 10:33:07.45 0
>>269 >>270 構造主義という範疇があるとして、その理論の概要を具体的に提示できるものなの?
他の分類も同じだけど。
>>270 > 教科書的にはそうなのかもしれないが、
> 構造主義とポスト構造主義は世代論に近い。
> 構造主義が世代があって、それを修正する形でポストがある。
そうだろうか。
構造主義の大御所はレヴィ=ストロースだが、
世代交代というよりは思想的流行の世代交代にすぎないのではないか。
それを消費社会が思想ブームとして受け取ってきた。そのかぎりでの流行交代。
それはせいぜいフーコーについて言われていたことだが。
> フーコーでいえば、構造主義的な時期があり、
> ポスト構造主義的な時期がある。
> 監獄の誕生以降が境目かな
これには異論も結構あるし、フーコーも認めていない。
284 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 12:36:25.09 0
>>282 教科書的には
構造主義的には、社会には無意識の構造がある、
それを暴くということでしょう。
そしてポストは構造という静的なものではくくれない、
動的な部分を指摘するということでしょ。
285 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 12:40:09.71 0
>>283 実際、一人の思想家に
静的と動的がある。
その強調の仕方が世代的になっている。
ざっくり、
レヴィ、ラカン世代と
フーコー、ドルーズ、デリダ世代
でもぶっちゃけると、
ポスト構造主義って、打倒ラカンだよね
いま、性の歴史U 快楽の活用をよんできるが、
フーコーは死ぬ最後まで、打倒ラカンだなと
思った。
レヴィストロースの本業である人類学では
ポストモダン(クリフォードなど)は早々に廃れ、構造主義的解釈は今でも現役って感じ。
レヴィ-ストロースに言わせるとソシュールのいう共時体系という概念とは
また別個の意味を当てた分析モデルが構造になっている。
カオスとか複雑系っぽいね。
静的社会(未開社会)を分析するのは構造主義が適しているが、動的社会(資本主義社会)を分析するのには適していないというだけの話で、
どっちがどっちを乗り越えたとか、どっちが理論的に正しいとか、そういうことではないのではないか?
レヴィ=ストロース: プレモダン的対象 カオス
ボードリヤール: ポストモダン的対象 複雑系
システムが静的なものを指していて、
構造が動的なものを指している。
レヴィ-ストロースに言わせると、
システムは動的な変化によって壊れてしまうものだが構造は壊れない。
カオスと複雑系は一緒くたに語られることも多いが、まったく別の数学モデル。
構造主義は、徹底した科学主義だ、論理実証主義の変種だと批判されたりしてきた。
数学を好んで使い、それこそ人類学の実証主義の流れも継承している。
それを引き継ぐ次の世代の有名人にピエール・ブルデューがいる。
293 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 18:31:09.80 0
>>286 ギアツってポストモダンなんだ。はじめて知った・・・
>>288 ポスト構造主義では、未開社会を静的に捕らえられないということ。
そもそも構造主義には最初がない。
いきなり構造があるだけ
>>287 >>289 >>290 なんかおかしいなあ
>>292 理想は構造の数学記述を目指したが、
成功した例は少ない。
294 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 20:26:26.20 0
>>291 カオスの縁で秩序が生まれる。
それが複雑系なり
296 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:07:57.88 0
馬鹿にされてるのはリーマン小太郎だろう。本当にアホだな。
298 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:16:08.01 0
リーマン小太郎の行動はいつも意味不明。
300 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 21:26:53.40 0
浄水器の会社?
301 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:28:05.63 0
いま、性の歴史U 快楽の活用をよんできるが、
フーコーは死ぬ最後まで、打倒ラカンだなと
思った。
キリスト教的な普遍価値による性の抑圧
抑圧から生まれる欲望
この欲望の負の表現がラカンなわけだが、
ドゥルーズしかり、
欲望を力として捕らえる
フーコーは快楽の活用で、
キリスト教前のギリシア時代の性に対する規律を、
抑圧ではなく、調整と考える。
性そのものを悪とするのではなく、
性はよいが過剰はよくない
これをたどると、自然宗教と否自然宗教に
たどれるんだろうな
宗教って基本は土地に根ざし豊作を願う自然宗教に
たどれる
ギリシア哲学も基本は自然主義なんだよね
「自然」であることが正しい。
302 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:33:14.65 0
それに対して、砂漠で生まれた宗教は
自然を否定する。
一神を信じる。自然も一神も創造したもので、
その最高傑作が神に似せて作った人。
自然よりも上。
だからただ1神の言葉=聖書に書かれたことを信じる。
キリスト教が性を抑圧するのは、なぜだっけ?
きびしくは童貞を薦める
裸を禁止する
有吉がフーコーを全否定
「単なるホモの怨念ですよ」
発狂して誤魔化しても、やはりリーマン小太郎が何を言いたいのか、まったく読み取れない。
どんな感情が湧き上がってるのか、というのは手に取るようにわかる。動物的なのだろう。
装飾的に言語を纏った猿、それがリーマン小太郎。
>>293 「ジェームズ・クリフォード」のことなんだけど。
306 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:38:10.77 0
>>
童貞生活に付与された卓越性に関しては異論の余地がなかった。この考えは新約聖書のいく
つかのテキストにすでに現れている。「コリントの信者への手紙 一」の中でパウロは、童貞生
活を義務づけることは拒みながらも、彼自身の教えの表現として、それを保つようにという助言
を与えている。・・・二世紀中葉、殉教ユスティノスは、キリスト教の一つの特徴として、「多くの、
五〇歳ないし六〇歳の男女で、子供時代からキリスト教の教えを学んだ人びとが童貞生活を
保ち続けた」ことを語っている。
童貞生活に対するこのような敬意は、全教会の一般的特徴の一つであった。しかしユダヤ・キ
リスト教の痕跡が比較的多く残っている社会では、さらに強烈な性格を帯びる。・・・ユダヤ・キリ
スト教に深く影響された地方では、キリスト教の完全な表現を結婚とは両立しえないものとみな
す傾向があったらしい。
(ユダヤ教の一派である)エッセネ派の社会で悪しき「イエゼル」すなわち、悪の霊と、性的本能
とが同一視されていることに関係があるらしい。性欲というものは、そのままの姿では人間の悪
しき原理に結びつくものとして現れる。そこからユダヤ・キリスト教の禁欲主義の他の側面も理
解される。
キリスト教史1 初代教会 ジャン・ダニエル−(平凡ライブラリー) ISBN:4582761631
<<
307 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:39:38.53 0
>>305 ギアツがポストモダンと聞いたことなかったから
おかしいと思った。
ジェームズ・クリフォードしらん・・・
308 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:44:29.01 0
ようするにキリスト教的ではない自己規律
日本人の自己規律と言えば、鎌倉仏教後かな
禅宗、浄土真宗
そして武士道
たぶんギリシア思想は多分にインド宗教の影響を受けてるんだよね。
プラトンの輪廻とか、想起とかは、
ピタゴラス教を経由して、古代インド宗教につながる
自己救済のための鍛錬
武士道も仏教系だから、
同じ系統か?
でもかなり違うな・・・
309 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 21:50:39.19 0
武士道は特別だし、どこまでほんとかわからない
日本人はほんと明治までは
性に開放的だし、ずるずるだったよな
かといって、野蛮であるわけではなく、
規律に満ちていた
フーコーもびっくり不思議な人びとだ
多分、西洋人フーコーにはわからなかったのは
集団的な規律というものだろうな
全体主義的ではなく、
各自が自主的、自立的な集団の規律
本当は「武士道」といえば
最終的にはキリスト教も絡んでくるんだけどね
新渡戸稲造はそういうふうにして「武士道」を書いている(英訳出版有り)
311 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:06:01.95 0
>>310 葉隠れの頃からいくさのなくなった武士には武士道は一つのノスタルジーだった。
ましてや留学で西洋人にバカにされて日本人魂みせたると書いた稲造の武士道…
だから「武士道」はある種の「美学」なんだろうな
最初は道徳的なことだったようだけれども
313 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 22:13:14.64 0
314 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:13:22.96 0
しかし明治に日本がキリスト教化しなかったのは不思議だな
プロテスタンティズムの倫理は存分に吸い込んで、性も禁欲的になったのに
それとともに、国家的には教育勅語みたいに武士道的儒教を庶民に浸透させたからか
315 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 22:16:34.45 0
316 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 22:17:05.47 0
かわいそう
317 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:19:19.90 0
>>312 いま大河で清盛やっているが、
武士は最初からパフォーマティブなんだよな
武士の中の人望も必要だか、庶民の支持も大切
どこかいても、マッチョでかっこつけ
最初から美学なんだよ
殉死も演技、自らの命をかけた
そりゃ日本がそう簡単にはキリスト教国家にはならないと思うよ
日本の場合はお寺と檀家との結びつきがあるし
もう仏教と社会との関係がきっちりと出来過ぎていた
キリスト教は日本人には厳しすぎるし
地球の裏側の出来事にはリアリティが無さ過ぎると思う
319 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 22:21:38.98 0
>>1を立てたのも案外波平(現:小太郎)かもな?
フーコーの情報が欲しいが
波平の頭が悪過ぎて理解できない
320 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 22:23:42.20 0
だから
>>1でスレッドを立てて、
他人に考えてもらってそれを波平(現:小太郎)がパクると
>>313>>315を見るとそう思えてこない?
>>317 そういうことだろうね
でも最初は(新渡戸稲造以前は)道徳だったんだよ
三島由紀夫の最後なんかも新渡戸の「武士道」だね
「美学」としての「死」を選択して
「演技」として結果本当に死んでしまったわけだろうし
322 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:29:16.99 0
>>318 日本人にとっての仏教信仰は大したことないよ。
江戸末期はいまとかわらない
キリスト教は地域に関係なく浸透するから日本人もあり得た
一番はやはり強すぎるというのはある
強いというのは仏教にしろ一神教は個人の自立を求めるからね
属にいう集団主義のゆるい日本人には無理かもね
323 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:34:06.42 0
>>321 武士道がなにかわ難しい。
家康推進した儒教以前にあったし、鎌倉仏教の影響は大きいが当然仏教ではない。
>>322 仏教信仰は関係ないよ
それよりも仏教が社会の隅々まで入り込んでいて
日本の社会が形成されていたということ
だからわざわざキリスト教に変える必要がなかった
密教から禅そして日蓮や親鸞みたいなのも仏教
実に幅が広い
そうでなければキリスト教が主流になっていた可能性はあるけれどもね
325 :
考える名無しさん:2012/06/01(金) 22:36:46.26 0
326 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:51:38.75 0
>>324 いやいや、江戸時代だろうが
仏教はいまと対してかわらないって、
日本人は雑種で、神社に行けば、お寺にもいく、
本来の1神教的なつよい信仰はないよ
流動性が低く、土地に根ざしほぼ農民の庶民では、
一番は、豊作を祈る土着信仰だよ。
各所各所に自然宗教があった。
いまと同じで庶民には坊主はネタだよ。
だから仏教があったからキリスト教は
広まらなかったということはない。
逆に島原の乱前のキリスト教は
かなりいいところまでいったんだけどね
そのまま、キリスト教が禁止されなければ
それなりに広まったかもしれない。
327 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:56:02.94 0
仏教が伝来したとき、困ったのは
日本人は現世ご利益ばっかりなんだよ
全然、超越的な神への信仰を持たない。
〜がかないますようにとか、
上流でも基本は祈祷だよ
雨乞い、病気なおし
空海だって、奇跡的に雨を降らして、
成功したんだよね
いまだに日本人には超越的な世界への
興味は薄いと言われてる。
なんだろう、
儒教の影響なのかな
中国人の世界観も現世なんだよね
儒教の天とかいうんだけど、
結局、天そのものを探求することはない
でも日本人の現実的なところは
また違うような気がする
328 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/01(金) 22:57:48.64 0
西洋人は何かと言えば、絶対的なとか、好きだよね。
哲学なんって、最たるもので
日本人はそんなことよりも
実働的な、現実的なことに興味がある
だから西洋哲学は受けない
ぴかぁ〜(小太郎の旧旧名)うるせえ
>>327 >いまだに日本人には超越的な世界への
興味は薄いと言われてる。
オウムがあったじゃないっすか。
髢@さんの映画もあるし。
浄土信仰は完全に超越的理想郷に寄りかかったものだし
いわんや悪人をや、の親鸞の言動は限りなく超越的でしょ
ろくな知識もなく駄弁を垂れ流すのは・・・
2ちゃんらしくていいか
331 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/02(土) 23:38:44.73 0
>>330 浄土信仰の理念は阿弥陀如来信仰という、
日本人が作った初の?超越的信仰だったのだが、
これがまた、現世利益ばっか求めるんだよな
日本人は。
ほんと超越的な世界への興味は薄いというか
オウム?髢@?カルト持ち出す(笑)
332 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/02(土) 23:40:48.76 0
結局、日本に仏教が浸透したが、
超越的な理想高き理念は普及しなかったんだろうな。
いまも昔も、日本人はやっぱりちょっと坊さんを
小馬鹿にしていることをがあるよね。
333 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/02(土) 23:42:13.63 0
お寺に行こうが、神社にいこうが、
基本的に手を合わせて、小銭入れて、
願い事が叶いますように
ったく、日本人という奴らは(笑)
超越的な欧米の一神教の方がいいという意味?
335 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/02(土) 23:44:44.07 0
>>334 いや、日本人の方がいい
一神教の聖書に書いてるから正しいとか
不器用すぎる。
>>335 えっ?
じゃあ小太郎はなにを主張していたの??
337 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/02(土) 23:48:09.31 0
(笑)って日本人と朝鮮人特有の愛想笑いだよな。
その愛想笑いを格好の良い〆の印と思い込んでいるのだから、
リーマン小太郎の内面は誰よりも日本人韓国人的に出来上がっているよ。
保証できる。
>>292 それに対してポスト構造主義は、数学を使うことを茶化しているように見える。
構造主義が大真面目にみずからの方法論として数学を採用するのに対して、
ポスト構造主義では数学をパロディー化しちゃっている。
それによって数理科学を茶化している。それが理系の逆鱗に触れちゃった。
340 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/02(土) 23:59:06.10 0
>>339 いや、ソーカルされたのは
むしろ構造主義。
341 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 08:05:34.10 0
わがはいは@pかぁである
なまえはまだない
>>340 詳しく。レヴィ=ストロースは彼らの標的にならなかったようだけど。
344 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 09:43:30.48 0
>>343 ラカン
レヴィ=ストロースが標的にならなかったのはたまたま
>>344 ラカンだけでしょ。バルトも標的になっていない。
てか、そもそもラカンは特殊じゃないか。
たしかにポスト構造主義者はラカンに依拠しすぎている。
フーコー、デリダ、ドゥルーズ
皆ラカンに依拠するのではなく批判したわけだが。
348 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 10:40:29.09 0
>>346-347 構造主義の代表と言えば、
レヴィ、ラカンでしょ
批判しているというよりも、正確には修正しているという感じかな
フーコー、デリダ、ドゥルーズ、みんなラカンチルドレンだよ
>>348 >ラカンチルドレン
適当なこと言うなよ。バカ
350 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 10:59:31.96 0
>>349 それぐらいラカンの影響下にあったということだよ
351 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 11:02:35.54 0
>>331 >>332 >>333 日本の仏教を語りたければもう少し勉強しないといけないよ。
勉強がめんどうだったら堂々と聞きかじりを書かないこと。
恥ずかしそうに書くんならいい。
>>350 だから適当なこというなって。
フーコーもデリダもドゥルーズも
皆ラカンを読む前に自身の思想形成は終わっているし、
影響下になんかない。
そこまで言うなら、ラカンに依拠して書かれた著作
をあげてみろよ。そんなの存在しないから。
353 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 11:04:44.06 0
354 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 11:10:25.46 0
>>352 ラカンに依拠して書かれた著作をあげてみろ、といわれた
時点で萎える・・・素人すぎるよ
>>346のいう、
>たしかにポスト構造主義者はラカンに依拠しすぎている。
これが全てだろう。
ラカンを知らずに、フーコーもデリダもドゥルーズ読んでも
半分しか理解できないだろう
>>354 >ラカンに依拠して書かれた著作をあげてみろ、といわれた
>時点で萎える・・・素人すぎるよ
だからそんなの存在しないと言っている。
素人はそっち。
皆ラカンを意識していたが、依拠してはいない。
お前はいつも適当な物言いだが、
いい加減正確な言葉遣いをすべき。
356 :
rage:2012/06/03(日) 11:20:53.66 0
人間理解のない馬鹿はあまり相手にしないほうがいいと思います。
357 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 11:31:58.28 0
>皆ラカンを意識していたが、依拠してはいない。
ようするには、「ラカンは〜といったが」という文章を上げろと言うこと?
とうか、全ての著書が明らかにラカンのこと語っていることで
溢れている。
というか、
>>346のいう、
>たしかにポスト構造主義者はラカンに依拠しすぎている。
ある程度、知ってる人間の普通のそういだろう
もうそろそろいいかな・・・
358 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 11:40:29.12 0
359 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 12:05:39.32 0
>>348 構造主義といえば一般にはレヴィストロース、ラカン、バルトと言われているね。
ルーマンやギデンズやブルデューもそこに入ると思う。
しかしラカンだけはフロイトの系譜だからね。精神分析にどっぷり依拠している。
精神分析学派は、もともと論理実証主義学派から科学でないというレッテルを貼られてきた。
特にポパーによって。論理実証主義は数学に依拠した学派だからもともと対立関係がある。
360 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 12:33:37.46 0
>>359 >ルーマンやギデンズやブルデューもそこに入ると思う。
なぜ?
>しかしラカンだけはフロイトの系譜だからね。精神分析にどっぷり依拠している。
そうだね。レヴィの衝撃はすごいが、
結局、その後の思想へ影響を与えたのはラカンだね。
ラカンの成功には、出オチに近いレビに対して、
フロイトという源泉あったから。
結局、ラカンが示した新たな人間像=言語により構造化された無意識が、
その後の思想の原点になった。
>精神分析学派は、もともと論理実証主義学派から科学でないというレッテルを貼られてきた。
>特にポパーによって。論理実証主義は数学に依拠した学派だからもともと対立関係がある
ポパーの反証可能性ね。
>>360 小太郎はラカンの解説書だけで
ラカン自身のは読んでいないじゃないか
ということはフーコーについても半分以下しかわかっていないという
小太郎の理屈が適用されるw
要するに反ラカンというか反精神分析でやってたことは事実だが、ラカンに「依拠」ってことはないな。
構造主義といえばソシュールだが、
ソシュールはシステムという言い方しかしていないのでシステム論者か?
しかし構造主義の解説書には、ソシュールまで遡っている解説したものが多い。
で、ルーマンはシステム論者だから構造主義と無関係?
364 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 15:49:24.62 0
>>363 ソシュールは構造主義ではない。
構造主義者がソシュールを活用しただけ。
ルーマンは構造主義と全く無関係。
ブルデューやギデンズはともかく
ルーマンはガチガチの構造主義者のように見えるが、どこがどう違う?
366 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 16:22:52.52 0
>>365 どこがどう違うって、逆にどこが同じか聞きたいよ?
同じなんって聞いたことがない。
367 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 16:26:07.16 0
小太郎は自演自己反論するので騙されないで両者ともスルーしてください
368 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 16:26:57.27 0
哲学の流れとして、近代哲学はデカルトから主体論で、カントを経て
現象学当たりまで、そして生きずまり、
その後、関係論が中心になる。
その流れに、構造主義、そしてシステム論があると言えるが・・・
>>364 > ソシュールは構造主義ではない。
> 構造主義者がソシュールを活用しただけ。
彼らがソシュールを引用している箇所ってあるの?
370 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 17:00:07.47 0
引用というか、構造主義の基本用語シニフィエ・シニフィアンは、
ソシュールだから
371 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 17:17:28.65 0
>>353 >浄土信仰の理念は阿弥陀如来信仰
信仰の理念が信仰じゃ意味なさないだろ?
浄土宗(系)の理念を具体的に書いてみてくれ。
>超越的信仰だった
超越的じゃない信仰があったら教えてくれ。
>現世利益ばっか求める
「手を合わせて、小銭入れ」るのがキリスト教会への寄付とどうちがうのか教えてくれ。
少しは勉強しろよ。
372 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 17:39:09.29 0
373 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 17:42:00.21 0
>>372 答えになってないぞ。
字も間違ってるし。
374 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 17:47:44.24 0
>「手を合わせて、小銭入れ」るのがキリスト教会への寄付とどうちがうのか教えてくれ。
キリスト教徒は超越的理念を重視する傾向が強く、
日本人は現世利益を重視する傾向が強いと言ってるんだよ。
神社だろうが、お寺だろうが、そこで祭られている神、
理念や教えへの興味は薄く、
今自分が困っている現実的なことがかなうように祈る
それが現世利益思考だ。
日本での仏教の受容も、
はじめからそうだった。
まあ、結構言われていることだから、落ち着け。
リーマン小太郎以外の人は皆落ち着いてるよ。気を確かに。
376 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 17:53:46.38 0
>>374 >結構言われていることだから
聞きかじりと言ったんだ。
理念も超越も違いも、まだ何も答えてないぞ。
377 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 17:55:45.12 0
378 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 18:04:48.68 0
>>377 お前に答えを求めてるんだ。
言葉の意味も理解できないのに、ソシュールなんて名前を出すなよ。
念のため教えてやるが、ソシュールというのは言語学者だぞ。
知らなかったのか?
自分が理解していないことを堂々と得意げに書くな。
恥ずかしそうに書け。
379 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:08:46.87 0
>超越的じゃない信仰があったら教えてくれ。
これはそれなりにおもしろいテーマだな。
たとえば儒教は宗教ではないのか。
儒教にも「天」というう超越論はある。
そして基本である礼は、呪術祈祷から来ている。
しかし理念のよりどころを、キリスト教のような
超越的な理念に求めて、探求していない。
多くが現世的なあり方として、探求している。
日本の一番マイナーな宗教は、土着の民俗宗教だった。
民俗宗教は、理念も明確ではなく、
神も様々で、曖昧で、
主に豊作を願う自然宗教だ。
日本人に宗教がないというが、
それはあくまで宗教とはキリスト教、仏教的なものという、
前提があるからだ。
380 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:09:56.02 0
>>378 >ソシュールというのは言語学者だぞ。
だから???
381 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:13:06.24 0
日本の一番マイナーな宗教は、土着の民俗宗教だった。
↓
日本の一番メジャーな宗教は、土着の民俗宗教だった。
382 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:15:43.52 0
煽りたくはないが、あまりにひどいの言わせてもらうと、
フーコースレで、「ソシュールというのは言語学者だぞ!」って、
人前で、チンコ見せるより恥ずかしいぞ。
恥ずかしくて、こっちのチンコがきゅんとした!
>>382 どうやったらそんな風に空回りしてスッテンコロリンできるのか教えてください。
384 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:18:38.79 0
波平が人間になるには、まだまだ遠い先の話になるということか。
小太郎はラカンの解説書だけで
ラカン自身のものは読んでいないじゃないか
ということはフーコーについても半分以下しかわかっていないという
小太郎の理屈が適用されるw
387 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:24:52.60 0
「ソシュールというのは言語学者だぞ」と何で突然叫んだんだろう。
>>370でシニフィエ・シニフィアンといってるのに
逆に、言語学者じゃなければ、なんだと思ってると思ったんだろう?
なぞだ・・・
>>387 ソシュールは『ソシュールの思想』くらいは読了しているんだろうな?
389 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:32:02.99 0
>>389 『一般言語学講義』バイイ、セシュエ編は読了しているのか?
そしてそれしか読んではいないのか?
どうなんだ?
391 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:37:55.57 0
じゃあ、とか言ってんなよハゲ
393 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:38:58.56 0
>>391 なんで関係ないことをいうの?
こたえろよ
395 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:41:26.76 0
>>394 ここフーコースレだぞ?
エクリ読んでないのか
監獄の誕生はさすがに読んだよな
>>395 なんでこたえられないの?
単純な質問だろ?
しかも唐突ではなくて
ちゃんとソシュールが出てきたからその流れとして
あんたに質問しているんだよ
どうなんだ?読んでいるの?
397 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:45:36.41 0
>>396 フーコースレなんだから
さすがに、監獄の誕生は読もうぜ
398 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:48:39.18 0
「ソシュールの思想」が元ネタで構造主義か
そりゃきついな・・・
それでそんなに態度がでかいのがすごい(笑)
399 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:50:49.01 0
中身のない話しそろそろ終わりにするけど・・・
でも「監獄の誕生」はぜひ読んで欲しいな
>>397 フーコーの主要著作はこのスレなんだから当然みんな読んでいるだろうし
読んでいるよ
当たり前だろ
ラカンは翻訳されたものは全部読んでいるし所有してる
さあこっちは仕方ないからこたえたぞ
つぎはあんたがこたえろ
ソシュールはどうなんだ?
何を読んだんだ?
風船小太郎が、その艶やかなボディに空気をシュコシュコ入れて、大きくなっていく。
402 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:53:32.02 0
>>400 なんだ早くいえよ。
監獄の誕生どうだった?
>>402 新しい質問して逃げるのは無しね
はやくこたえてくれよ
404 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:56:45.38 0
ボクは、構造主義的な部分を残しつつ、
あらたな展開という、あの微妙に中途半端な
空気感が好きなんだよな
405 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 18:57:12.40 0
406 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:00:54.26 0
>>400 じゃあ、ラカンのシニフィエ・シニフィアンに
ついてどう思う?
>>404 べつにねソシュール読んでいるからどうこうではなくてさ
偉そうにソシュールのことを語ったものの実は読んでいないんじゃあ言ったことの意味がないでしょ
変なプライドは捨てて知識は得た方がいいんじゃないのかな
ソシュールはフランス現代思想の基本でしょ
なら読んだほうがいいだろ
そうは思わないのかい?
408 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:15:15.39 0
>>407 知識を負けたからってさ、
蔵書対決挑まれても、笑うしかない(笑)
409 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:15:55.49 0
知識を負けたからってさ、
↓
知識で負けたからってさ、
410 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:17:34.88 0
知らないからって、逆ギレしたらダメでしょ。
その時点で、負けだよ。
>>408 ソシュールはどうなの?
何を読んだの?
はやくしろよ
なんでこたえるのにこんなに時間がかかるのかね?
412 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:24:25.08 0
>>411 もういいよ。スレが汚れるだけだろう。
キミは負けたんだよ。
読んだ知識量をもとに、勝ちたいならスレを選ぶべきだろう。
ソシュール知識に自信があるなら、ソシュールスレで自慢しないと。
フーコースレで、自分の得意分野?だからって、
ソシュールの自慢しても無理がある。
きちんと、レスするスレを限定して、引きこもってな
>>412 390 :考える名無しさん:2012/06/03(日) 18:36:33.39 0
>>389 『一般言語学講義』バイイ、セシュエ編は読了しているのか?
そしてそれしか読んではいないのか?
どうなんだ?
この質問をしてからそろそろ【1時間】経つ
そろそろこたえて下さいね
414 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:28:16.78 0
名前が変わってバージョンアップしたのかと思ったら
とうとうアフィリ乞食になって帰ってきたのかw
416 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:31:30.51 0
フーコースレで、だらだらこんな痴話ゲンカしててもいいのかね・・・
417 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 19:32:01.24 0
>>412 wwwwwwww
おい、引きこもりはオマエじゃねえかww
10年ものの引きこもり下衆ニートのリーマン小太郎(pikarr)よ(笑笑笑・・・
418 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:32:30.23 0
キックオフ!
419 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 19:37:11.27 0
pikarrは10年以上も引きこもり下衆ニートをしている33歳でしゅう〜〜〜〜〜♪
ホエホエホエーーーーーン 情けないのお (´・ω・`)
>>414 390 :考える名無しさん:2012/06/03(日) 18:36:33.39 0
>>389 『一般言語学講義』バイイ、セシュエ編は読了しているのか?
そしてそれしか読んではいないのか?
どうなんだ?
この質問をしてからそろそろ【1時間以上】経ちましたね
もういいかげんにこたえて下さい
このスレッドはあなたの「恥部」になったようですね
誰かがコピペしてあなたを嘲笑う道具にしますよたぶん
421 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 19:47:34.53 0
>>420 もうやめとけ
ボクが勝ったとはいえ、敗者の惨めな醜態は
見ていて気落ちの良いものではない
ソシュールの話しがしたいなら聞いてやる
>>421 やっぱりソシュールは読んでいなかったんだね
なんか読んでいて惨めだね小太郎は
ラカンも読んでいない
それなのにソシュールやらラカンのはなしは平気でする
読んでもいないものをどうやって批判したり語ったりできるんだろうね
なるほどpikarrrっていうのがBlogやAmazonなんかのペンネームなんだ
それから小太郎は文章が変だと思うよ
日本語が母語ではないでしょ?
423 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 20:05:05.46 0
> 372 :リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 17:39:09.29 0
>
>>371 > 完全に頭に治が上ってる・・・
> 373 :考える名無しさん:2012/06/03(日) 17:42:00.21 0
>
>>372 >答えになってないぞ。
>字も間違ってるし。
なんじゃあこりゃ〜 ( ´∀`)
424 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 20:11:47.73 0
ん?
「A読んだか?」
「Bじゃないんだw」
「B読んだか?」
「C読んだか?」
「B読んだか?」
「D読んだか?」
「読んだよ」
「D読んだか?」
「B読んだか?」
「B読んだか?」
426 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:03:26.38 0
読んだことを自慢するやつは中身がない
という哲学板の第一法則を
今回もみごとに証明したな
427 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:05:16.73 0
「ソシュールというのは言語学者だぞ」とどや顔したときは、
モスコミュール吹いた(笑)
自慢してるやつなんて皆無なんだが
429 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 21:07:00.44 0
何でも語れる
非読書家・pikarrr
マジ基地の頂点に君臨する!
430 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:13:51.27 0
読んだことを自慢するやつは中身がない
という哲学板の第一法則がてっぱんなのは、
読んだこととと理解したことの違いがまだわからない初心者は、
読破できたことが嬉しくて自慢するんだろうな。
せめて5回読んだぞ、とか自慢して欲しい(笑)
だから、読んだことを自慢するやつがどこにいるんだよ
幻想について語ってるのか
432 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:26:18.37 0
>>431 読み通すことにそれほど意味はない
ポイントを抑えて、そこを何度も読む
そして並行して他の本もよみ多面的に理解を深める。
がんばれ!
何で読んでないっすの一言が言えないの
読んだこと自慢するのが得意なのはリーマン小太郎だろうw
読まないで語るのが得意なのもリーマン小太郎だけどなwww
しねよ糞虫wwwww
435 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 21:28:28.17 0
>>427 まだ言ってるのかw
せっかく逃がしてやろうと思ったのに。
じゃあ、もう一度、だ。
>>379 >儒教にも「天」というう超越論はある
>キリスト教のような超越的な理念
超越も理念も具体的に説明してみな。
>神も様々で、曖昧で、
>主に豊作を願う自然宗教だ
堂々と聞きかじりを書くなと言っただろ?
>日本人に宗教がないというが
誰が言ってるんだ?
>宗教とはキリスト教、仏教的なものという、
>前提がある
そんな前提誰が決めたんだ?
>>380 あんまり言葉を理解しないから言語学を勉強したこともないんじゃないかということだ。
ま、言葉の理解と言語学の勉強は同じではないが、言葉の意味ぐらいは理解できないと言語学の理解も無理だ。
お前はそのくらいの皮肉も読み取れないんだから、ソシュールを語るのはやめておけ。
436 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 21:38:27.15 0
>>432 そういうのは 「単なる拾い読み」 っていうんだぜ
完読しような お前には 時間が たくさんあるん だから
なあ ひきこもり中年ニート よ
437 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:41:25.17 0
>>435 質問ばかりだな
お前は間違いだ!こうないいだよ!と言えないのか
ビビって腰がひけまくりだな
もう今日は寝ろよ
438 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:41:51.54 0
こうなんだよ!
439 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:42:50.99 0
まあ、ちょっとネチネチいじめすぎた。
もうやめといてやるよ。
安心してねな。
その芸風は新しくないな。減点どころか失格、退場だ。
441 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 21:52:10.90 0
>>440 馬鹿に対処する効果的な方法はそう多くあるわけではない。
リーマン小太郎の想像力の限界がここで訪れた。
pikarrrは
いつも敗北ばかりだな
今日も33才NEET・pikarrrの負け決定ナリ
住所と名前と電話番号教えてくれたら
ソシュールの本を買って送ってやるぞpikarrrよ
38 :ぴかぁ〜 :03/02/17 23:11
SELENEわしに返事くれたっていいじゃないか!
こんなにも好きなのに 画面越しに愛を送りつづけているのに
なんで恐いとか狂ってるとか 客観的なの
43 :ぴかぁ〜 :03/02/17 23:18
ソフィア、マンコ舐めさせて。
70 :ぴかぁ〜 :03/02/18 00:36
ソフィアのおっぱい飲みたいからいったんわしの子をはらんで
乳だけ出したら堕胎しろ!わかったか!
ソフィア世界で一番愛してるよ
445 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 22:28:26.14 0
★★おっさんニートpikarrrのスーパー激馬鹿レス★★
> 525 :リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/05/26(土) 19:06:45.93 0
> 間違っていることはわかるが、なにが間違っているか教えてくれ
↓
> 628 :リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/05/30(水) 23:38:16.30 0
> 理由なんか探さないよ。人の行為には理由がある方がめずらしいんだから
446 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 22:54:40.23 0
>>371 >超越的じゃない信仰があったら教えてくれ。
これはそれなりにおもしろいテーマだな。
たとえば儒教は宗教ではないのか。
儒教にも「天」というう超越論はある。
そして基本である礼は、呪術祈祷から来ている。
しかし理念のよりどころを、キリスト教のような
超越的な理念に求めて、探求していない。
多くが現世的なあり方として、探求している。
日本の一番マイナーな宗教は、土着の民俗宗教だった。
民俗宗教は、理念も明確ではなく、
神も様々で、曖昧で、
主に豊作を願う自然宗教だ。
日本人に宗教がないというが、
それはあくまで宗教とはキリスト教、仏教的なものという、
前提があるからだ。
キリスト教における超越的な理念ってなんなんでしょうねw
448 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/03(日) 23:11:07.29 0
エロに走るな、が超越的な理念なんだw
おもしろいなこのおっさんw
450 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 23:15:14.17 0
628 :リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY
>>625 否定神学だな。
どんどん理由なんか探さないよ。
人の行為には理由がある方がめずらしいんだから
なにもおもしろくない
451 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 23:17:24.63 0
> 39 :リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/02(土) 01:16:01.64 0
> 人間の行動原理は全てシコマンソク
> シコマンソクとはなにか
452 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 23:19:39.30 0
リーマン小太郎って苦を避けまくってるだけの動物だろ。
453 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 23:20:36.28 0
小太郎 『シコシコシコシコシコシコォォォォォォォ!!!!!!』
454 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 23:23:48.19 0
412 :リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY
>>リーマン小太郎
もういいよ。スレが汚れるだけだろう。
キミは負けたんだよ。
455 :
考える名無しさん:2012/06/03(日) 23:32:54.59 0
ちゃっぷーずーしか食えないっていうw
456 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/05(火) 09:48:20.33 0
自己への配慮 (性の歴史): ミシェル フーコー
おもしろす。
なぜ禁欲の系譜が重要なのか。
規律訓練権力、生権力と、
現代の「禁欲」のあり方を明らかにしてきたフーコー
それには、いままでの禁欲感、
権力者による抑圧、
キリスト教による禁欲
という有名な禁欲への反論がある。
近代では、規律訓練権力、生権力。
これらは自由主義経済と深く結びついていた。
では、過去はどうか。
キリスト教の前に、すでに禁欲はあった。
それが自然主義的な理想と、自己の配慮である。
なぜ禁欲が重要なのか
それは人間を作る方法だから
たとえば現代人は高度に禁欲的である。
それはどこから来るのか・・・
この禁欲を認知科学的に分析した人っていないような。
フーコーの切り口は新しい。
フーコーは美少年と
肛門性交したいから
禁欲反対って異常に反応しているんだよ
リーマン小太郎がオナホ中毒なのを正当化したいのと同類のお下劣思考w
>>なぜ禁欲の系譜が重要なのか。
小太郎 『シコシコシコシコシコシコォォォォォォォ!!!!!!』
禁欲と言う欲望。
460 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 10:41:22.30 0
461 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 10:47:20.65 0
欲望を意識することはそれを禁ずることであり、禁欲を意識することはその欲望を解き放つことだ。
さて、それが社会的な禁欲、たとえば近親相姦の禁止にどうつながるのか?
発生的な話をしちまえば、人間が未来予測の能力を持つことに由来すると思う
将棋に例えれば、欲というのは手なりの打ち方で、人間は一手(あるいはもっと)先の展開を読める為
手なりの打ち方を禁じた方が得な場合もある、と判断することが出来る
これが禁欲の根源的な概念かと思われ
463 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/05(火) 12:28:54.01 0
>>461 >欲望を意識することはそれを禁ずることであり、禁欲を意識することはその欲望を解き放つことだ。
なるほど、欲望論の基本ですね。
しかしフーコーはそれだけだろうかと、考えるのでしょう。
464 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 15:59:05.41 0
まあすべては自己満足だからね
シコマンソクではないよ
465 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 17:11:51.57 0
>>463 フーコーみたいに考えるとハゲるからやめといたほうがいい。
と、お約束のレスを返そう。
ハゲてもいいだろ
むしろハゲてから真の哲学は始まる
467 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 17:21:40.79 0
>>466 怖いことを言わないでくれ。おれ、テツガクやめたい・・・
おいおい、お前は哲学なんかやったことないじゃないか。
え? おれ、乗り鉄だけど?
おあとがよろしいようで。
468 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 17:24:26.01 0
>>462 なるほど。
その予測の中に、本来自分にとって利益となるものを不利益とし、不利益なものを利益としてしまう人間の心の闇が紛れ込む、ということか。
人は自由を恐れる、のかな?
そんな大層な話じゃなくって
人間は頑張って我慢を覚えないとおしっこもうんちもダダ漏れの
欠陥生物だってだけですよ
470 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 17:39:19.78 0
人が飼育している動物はごく一部を除いて性欲を制限されていて、その動物も安住したいなら制限を受け入れるしかない。
自然界でも、生きていたければメスや獲物をあきらめることも必要だ。
これは禁欲ではないのかな?
そこんとこ、理性で禁欲的な判断を理性で行ったのか
単に生存本能が優先されたのか難しいところだよね
472 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/05(火) 21:55:21.90 0
なぜ人は禁欲するのか。禁欲とは洗練である。
禁欲が洗練であるのは禁欲が自己管理術であるからだ。
473 :
考える名無しさん:2012/06/05(火) 22:33:15.24 0
> 472 名前:リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/05(火) 21:55:21.90 0
> なぜ僕はニートなのか。ニートとは賎民である。
> ニートが賎民であるのはニートが自己満足術であるからだ。
474 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 06:36:02.48 0
みんな哲学は独学でやってんの?
独学だな
哲学科じゃないし
476 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 12:06:28.22 i
独学だと自分の解釈が批判されないからとんでもない勘違いおこしてそう。
吉本隆明
478 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 12:10:45.26 i
>>477 吉本とここにいるやつら比べるの?(笑)
479 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 12:33:08.73 0
>476 名前:考える名無しさん :2012/06/07(木) 12:06:28.22 i
>独学だと自分の解釈が批判されないからとんでもない勘違いおこしてそう。
何百年もつづく間違いを丸暗記して安心してるおまえらよりはましだよw
吉本は勘違い野郎だから
481 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 12:43:35.00 i
>>479 なにが「まし」?
何百年もつづく間違いってなんのこと?
具体的に。
>>476 独学じゃないと批判されるの? 教授の教えを鵜呑みにするだけでしょ?
483 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 13:14:23.69 i
>>482 解釈を指摘されるし、当然指摘もするだろ。
「鵜呑みにするだけでしょ?」ってそれはただの憶測?
自分でつかっている解釈という言葉の意味から考えてみるべし
すっきり一発解答がない複雑なテーマで、まず自分で解釈をする
その後他人の解釈をきこうが自分でだした解釈より納得がいくことはほとんどない
納得がいっていると表面上は思っても、それはその他人の権威とか信頼でそうなっているにすぎない
でそういう状態でその新しい解釈を吸収することの意味は、単にその他人の解釈を新たに丸覚えするという行動にすぎない
「鵜呑みにする」という表現はそういう意味でただしい。
そもそも勘違いしてると思われるのはおまえの方。474は哲学の話をしてるのだが、476を正論にするには474の話が哲学史の話であると変更するしか手は無い。
一教授の解釈が正しいと思っている鵜呑みにしている時点で思考停止しているよなあ。
教授が間違いだと指定してもその指摘が正しいとはかぎらん。
むしろ独学者のほうがいろいろなフーコー解釈の本を読んでいるんじゃないか?
まともな教官であれば、どの程度の参考文献を抑えたかぐらいチェックさせるし
研究室ってのは教授の声だけが絶対な世界じゃないですよw
同じことや近いことをやってるやつらが周りにいて
相互に批評できるってことが重要
現実も知らずにイメージだけで批判してもねえ
ただその意味では別に大学である必要はなく
興味を持った連中と勉強会でもやったらいい
昔はそういうのがもっと沢山あった
在野の思想家や哲学者ってのはそういうところから出てきた
つーか教わる=鵜呑みじゃないから
師匠を批判する例なんかいくらでもある
おまえら独学すらしてないだろ
488 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 18:31:49.00 0
ひとつの哲学が正しければ、哲学的な思考を始めて数千年を経た今日、ユークリッド幾何学のような古典的ではあってもひとつの基準となる哲学が存在するはずだ。
それを基礎に新しい水準に進むことができることになる。
それなら解釈に師匠はいらない。
ひたすら勉強することで独学者も弟子も同じ結論に導かれる
さて、現在の哲学の状況はどうだろう?
外国からの輸入哲学に至っては、訳語すら学閥によると囁かれる始末だ。
フーコーを頼る人、ハイデガーを崇拝する人、フッサールが近代哲学の祖であるという人もいる。
カントだヘーゲルだ、プラトンまで行かなくちゃ、アリストテレスが根本だ、何を言ってるんだマルクスだ、という人たちだっている。
これが現状だろ?
どこに系列を必要とする学問があるんだ?
独学者を軽んじる資格のある学者が、どこにいるんだ?
独学だろうが師匠につこうが
駄目な奴は駄目
ウィトゲンシュタインのように学生ながら
師匠のラッセルすら簡単に超えているような人間には
誰に師事するかすらもそれほど意味を持たない
大抵の奴は凡人なんだから何をどうやっても哲学の発展には寄与できない
本当に出来る輩はそもそも「視点」が違う
>>488 >フッサールが近代哲学の祖であるという人
誰だよそいつ
>>487 そこまで理解できたなら、独学に対する君の偏見にも気がついたはずだと思うが、
そこまではやはり無理か。
>>491 どういうこと?
哲学書なんて読んでたら師匠の批判を目にする機会は当然あるはずだから
教わる=鵜呑みと思ってる奴はろくに本読んでないだろっていう意味なんだけど
話せることがあるならハッキリ言ってくれ
>>489 支店というか、動機の質が別種だろうね。
「独学だと自分の解釈が批判されないからとんでもない勘違いおこしてそう。 」
なんて発想は、ある目的をもって(ゴールをきめて)それに哲学的活動を利用している者からは出てこないよ。
目的達成に勘違いの有無は些細な問題だからね。勘違いは必要性からすぐに修正されていくし。
それと学ぶ環境の有用性の問題は別だし、独学の勘違いの可能性の問題も別。
例えば、後者についていえば、暗記科目でこそそういう問題は多発する。
494 :
考える名無しさん:2012/06/07(木) 19:00:45.59 0
>>490 現象学を知らないわけじゃないだろ?
なんでそんな質問が出るんだ?
>>493 結果的に「資質」が最重要要素だということ
なんでもそうなんだけれど
資質がなければどうにもならないだろう
職業大学教員でいいなら誰にでも可能性程度はあると思うが
>>492 君は大学の学閥関係を知らなさすぎる。大学のまじめな教本にはそんな話題は書かれていないだろうが。
>>496 何を言ってるのかわからない
大学の真面目な教本の話はしてない
学閥の話もしてない
そんな話題ってなんのこと?
だいたいそもそもの独学に対する偏見ってのも何なのよ?
なんか違うやつのレスと混同されている気がしてならない・・
498 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/07(木) 23:05:30.65 0
いまさらヴィトやハイデガーのような天才的な哲学者はでないでしょ。
もう哲学も細分がされてそれぞれが更新でしかない
ハイデガーが天才??
さすがハイデガーを読んでいないだけのことはあるなw
ウィトゲンシュタインは偉大な哲学者だと思うけど、
彼の哲学的アイデアはフレーゲ・ラッセル・ムーアの影響が圧倒的で、
そういう意味での独創性がある人じゃないよ。
論考なんて、シェーファーの棒を述語論理に拡張しようとして、なんかオペレータの使い方おかしいしw
むしろ学校の勉強できなかったというのは本当なんだろうなwとわかる。
ウィトゲンシュタインが優れてるのはそういうところじゃなくて、
フレーゲ・ラッセル・ムーアの哲学的アイデアを貫徹させれば、
彼らの思想が否定されざるをえないということを示したこと、
哲学を貫徹させる力がウィトゲンシュタインにはあったわけ。
そうなの?
ここはフーコースレだから、フーコー的な言説分析なんでしょう。
論考だけで語っちゃうわけ?
圧倒的に影響力があるのは論考でしょ。
後期にしても、有名な私的言語批判はやはりフレーゲの心理主義批判の延長だし、
家族的類似性なんかはラッセルが非述語的属性で言わんとしたところでしょ。
ラッセルは認識論的伝統に片足突っ込んでるから手ぬるいところがあるんだけど、
その辺のぬるさをついた点がウィトゲンシュタインは偉いわけ。
505 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 16:55:08.48 0
>>500 貫徹する力というが、そもそもスタンスが違うんだと、
論理体系の確立に対してはじめから思い入れないから見切りをつけて、止めをさした。
むしろ本人的にも力を入れたのは探究でしょ。
そうは思わないな。スタンスも彼らから受け継いだもんだと思うよ。
ウィトゲンシュタインはまぁ問題意識が独特だったとは思うけど、
独我論が問題にならないような哲学的風景を目指したその手法は、
まさにパラドックスとその解決というラッセルやムーアの態度そのもの。
だいたい形式による真理というのはアリストテレス以来の論理的伝統なので、
ウィトゲンシュタインはじめから最後までそこから出てはいないな。
507 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 16:59:37.71 0
>>504 探求を論理学からの射程でみるとダメだろう。
論考からウィトの思考は言語の限界。
スタンスが違う。ようするに言語の言語を炙り出すことで、非言語が見えてくる。
その後に与えた影響はそこ。
小太郎はウィトゲンシュタインを読んでいないんだから絡む資格なしだ アフォ
509 :
考える名無しさん:2012/06/08(金) 17:02:10.92 0
>>500 >>504 博学なんだね。
全然知らないおれが聞くのは申し訳ないが、ちょっとスレチだけど、せっかくだから教えてくれないか?
ウィトゲンシュタインの「論考」はだれの翻訳がいい?
おれはドイツ語は読めないので、その点よろしく。
「語りえぬものについては、沈黙せねばならない」という言ってるそうだけど、これはどういう意味?
まさか、知ったかぶりするな、ということじゃないよね?
>>507 なんというか。もう少し読み込んでから書き込むよう。
511 :
考える名無しさん:2012/06/08(金) 17:30:34.08 0
>>510 それはずっと前からたくさんの人がこの人に「頼んでる」こと。
なかなか「頼み」をきいてもらえない
無職リーマン小太郎はネットのコピペと
解説書の写しをつなげて書いているだけだからね
こいつに哲学・思想というものは存在しない
ただのオナニーですよw
513 :
考える名無しさん:2012/06/08(金) 18:00:22.24 0
>>512 だがしかし、ですよ。
そうした人がいるのは、というよりむしろそういう人たちが増えるのは素晴らしいことじゃないでしょうか?
仕事やほかの学業の合間の、片手間の哲学、そう人がふえれば本を買う人が増える
本が売れればしがない教師生活から自由になって教授にゴマをする必要もなくなる。
使いたい訳語が使える。
読み易い翻訳本が増える。
読者拡大。
以下上昇螺旋。
すべての日本人が哲学者になる。
誰も働かなくなる。
日本経済が破綻する。
514 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 18:05:34.40 0
515 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 18:06:55.16 0
516 :
考える名無しさん:2012/06/08(金) 18:08:18.92 0
>>514 ぐぐった程度でわかるの?
ずいぶん簡単な哲学なんだな。
518 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 18:09:40.62 0
519 :
考える名無しさん:2012/06/08(金) 18:12:29.09 0
>>515 リーマンさんのような哲学愛好家も大切だ、と書いたんですよ。
520 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 18:13:53.08 0
522 :
考える名無しさん:2012/06/08(金) 18:17:19.22 0
コテが来ると荒れるな
正直言って邪魔だ
524 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 18:20:40.36 0
ぐぐろうかすども!
525 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 18:24:05.34 0
フーコーの監獄の誕生以降の中期は、ウィト探究の影響を受けているんだと思う。
それ風のこといってるよね
適当な事を書かないように
527 :
考える名無しさん:2012/06/08(金) 18:26:43.45 0
528 :
524:2012/06/08(金) 18:26:53.79 0
>>525 「〜と思う」「それ風」
それじゃ話になりませんよ。
それはリーマンさんの「思い込み」に過ぎない訳で。。
530 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/06/08(金) 18:38:48.33 0
言語ゲーム論の帰結は、意味の伝達には必ず身体行為がともなうということ。
逆にいえば身体管理は言語管理につながる。
?
>>530 ひさしぶりにきたけど、また捨てコテ作ったのか。
他人に講釈たれているみたいだけど、いつからそんなにえらくなったんだ?
>>530 じゃあ、しっかり身体管理してくださいね。。。
534 :
考える名無しさん:2012/06/30(土) 21:53:07.26 0
いつのまにか過疎ってるね。
536 :
考える名無しさん:2012/07/10(火) 11:54:08.80 0
この何年もの小沢議員に対するネガティブキャンペーンは、フーコーの指摘した現代権力のあり方なんだろうな・・
537 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/07/10(火) 12:45:39.15 0
日本のマスコミの政治劇場への執着があるね
ワイドショーでは芸能人、ニュースでは政治家の違いだけで、レベルは同じ
政治畑の古株がコメンテーターで話すのはしったかの政治劇場の暴露話ばかり
新しい法案とか、政策議論についていけないんだろう
その究極が小沢はすごく、黒幕、叩くと言っとけば何かいった気になる。
538 :
考える名無しさん:2012/07/10(火) 12:51:14.10 0
在日小太郎w
539 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/07/10(火) 12:53:15.62 0
そもそも小沢のなにが脅威なのか不明。
民主党最大派閥なのに党首にもなれず、なんの意見も通らない。
あげくに意味不明な裁判に巻き込まれる。
今回の離党もちゅーと半端でいまさらかよ。
田中角栄幻想をロートル政治記者が維持したいだけだろう。
こいつから日本のガン
田原とかまだいるな
541 :
考える名無しさん:2012/07/10(火) 13:01:27.56 0
小沢が嫌われているのは
親虫姦だからだよ
虫姦に痴呆三世犬を与えようとしている筆頭が小沢
542 :
考える名無しさん:2012/07/10(火) 16:35:36.91 0
>>539 小沢は官僚を支配下に置くことが日本の政治の大きな目標だと思ってる。
それ自体は正しいが、残念ながら日本の政治レベル、あるいは大衆の政治意識はそこまで成長していない。
マスコミの誘導にいとも簡単に流されてしまう。
戦前と変わらない。
日本のマスコミは、戦前は軍の、いまは財務官僚の意のままに動いているとしか言いようがない。
理由は最大の情報源だからか、税務調査を恐れ慄いているからかは知らない。
田中、小沢に対する評価もマスコミの誘導のまま。
今太閤、最年少の政権党幹事長、剛腕とマスコミが持ち上げれば喝采して、金権政治の権化と書かれれば罵声を浴びせる。
岸につながる派閥に検察の手が入ったことはなく、反岸の系列だけが金権政治家として貶められる。
小さな例外はあるとしても、これはただの事実だ。
コテハンで哲学愛好家を気取るなら、せめてマスコミの風を避けて通れるぐらいの視力を養ったらどうか。
小沢は国民とコミュニケーションを取れない。だから何を考えているかわからない。
何を考えているかわからないから虚像のカリスマはある。なんとなく意味なく期待してしまうからだ。
しかし、自分で情報発信できない政治家は今の時代に向いてない。
橋下の良し悪しは別として、マスコミに批判されても逐一反論して議論を自分の方に引き寄せている。
展望のない増税反対と原発反対じゃ、国民の心をつかめないわな
消費税を上げた内閣は惨敗しているっていう経験則が強烈にあるんだと思うね。
例外なく総辞職か解散総選挙になって大敗している。
たしかに自民、民主が大勝するとも思えない。
546 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/07/11(水) 12:31:53.85 0
>>542 官僚対政治家ね
この対立はよくわからんな
継続する官僚と交替する政治家
547 :
リーマン小太郎 ◆JXLBbnYqTY :2012/07/11(水) 12:35:00.16 0
>>545 今回の消費税は成功しそうだ。
なんといってもいままでのようなマスコミによる増税ネガティブキャンペーンかほぽない
てす
549 :
考える名無しさん:2012/07/11(水) 14:12:13.55 0
>>547 アメリカを含む投資家たちの圧力で、法人税と高所得者の税率を下げざるを得なかった。
それを補填するには官僚利権を制限して国家支出を削減するする必要があった。
それが小泉の公務員改革。
小泉がいなくなって(小沢)民主党がさらなる官僚利権の削減を言い出したので、必死になって小沢のネガキャンを始めた。
同時に消費増税による官僚利権の維持拡大を狙ったのが一体改革。
ちなみに法人税を高くすると企業が海外に逃げるというのは一面的な見方。
投資マネーとしての企業は逃げるかもしれないが、インフラが必要な企業は海外移転より国内での発展を選ぶ方が有利。
法人税が高くても基本的には人件費や設備投資には無関係。
むしろ優秀な人材を広く集めることに注力しやすくなる。
株主配当や役員報酬に影響するだけ。
株価を企業の価値とするアメリカ的会計処理を見直すだけでいい。
確かに庶民はマスコミに躍らされるけど、消費税はあまりにも身近だから、そう簡単じゃないと思うよ。
「構造改革」のキャッチフレーズで意味もわからずに低所得者が小泉に入れた時とは大違い。
増税ってのはそれくらい重い。ネガキャンがないからといって大勝とはいかないと思うな。
しかし、コレージュドフランスの録音だけど、
録音失敗とか、ひどすぎるなあ
ニュートラルな状態なんてありえないんだったら
結局割り切って活発に活動したほうが精神的に健康そうだな
フーコーって同性愛者だったのか、AIDSで死んだってのもなんか頷けなくはない
なにをいまさら
555 :
考える名無しさん:2012/10/12(金) 20:03:06.86 0
初フーコーは何から読めばいいんだろ。
詳しい人、教えて。「言葉と物」?
思考集成とフーコーコレクションは、翻訳は一緒なんだよね?
ミシェル・フーコー思考集成〈6〉セクシュアリテ・真理
って、なんでこれだけ在庫ないし古本バカ高いの?
558 :
考える名無しさん:2012/10/17(水) 13:39:03.65 0
>>557 さがせば小売店の在庫はありそうだが、定価が高いのはページ数が多いから、じゃないの?
559 :
考える名無しさん:2012/10/21(日) 19:57:40.77 0
>>555 よく知らないんだけど、フーコーの体系的な著作は「知の考古学」だけなの?
560 :
考える名無しさん:2012/10/21(日) 21:23:59.12 0
フーコーがバタイユ、ニーチェ、ブランショをどれほど尊敬してたか分かりますか?
561 :
考える名無しさん:2012/10/22(月) 20:16:58.25 0
>>560 わからないから、具体的に指摘して。
誰のどんなところをどんなふうに、という感じで書いてくれると助かる。
ポストモダン世代は異端の系列にある哲学者賛美するよな
そら基本、構造主義だから差異がデカい方が扱い安いんだろ
564 :
考える名無しさん:2012/10/31(水) 10:00:22.85 0
>>563 いや、そんな意味すらない、って。
ただカッコよさそうなものに飛びついてるだけ。
あいたた
勿論死後の世界を受け入れる哲学の方が積極的ですよ!?♪。
567 :
名無しさん:2013/01/13(日) 15:49:53.34 0
大阪府三島郡島本町の小学校や中学校は、暴力イジメ学校や。
島本町の学校でいじめ・暴力・脅迫・恐喝などを受け続けて、
心も身体も壊されて廃人同様になってしもうた僕が言うんやから、
まちがいないで。精神病院へ行っても、ちっとも良うならへん。
教師も校長も、暴力やいじめがあっても見て見ぬフリ。
そればかりか、イジメに加担する教師もおった。
誰かがイジメを苦にして自殺しても、「本校にイジメは
なかった」と言うて逃げるんやろうなあ。
僕をイジメた生徒や教師の名前をここで書きたいけど、
そんなことしたら殺されて、天王山に埋められるか、
どこかの家の床下に埋められるか、ドラム缶に詰められて
大阪湾に沈められるかもしれへん。それで誰にも発見され
へんかったら、永久に行方不明のままや。
島本町の学校の関係者は、僕を捜し出して口封じをするな。
http://www.shimamotocho.jp/ikkrwebBrowse/material/files/shimamoto_iti_map.pdf
-─-
/ `ヽ
/:. ..:::::ヽ
,'::::.. ..::::::: .::.
l:::.. ...:::::_,.. -‐、 ::.
| ,. -─ェャ--fュxィェァミ、r>==y⌒',
__K.≦そ為 弋`ー=-ヌ、 {r'^i }
{r、ヽ,, __,. , ミ¨¨ ゙`` |ミi l |
. } f i' /`ャ,ァ=ア´ ヽヽ 小r'.ノ アッー!
ヽ!イ { 、__,.,_,.rr=rャ豸 } .:: .:lー'
ーtバ'弋_ェェェェェァ' l: .;::.:|
ヽ冫 =- ‐ / :/::/r「ヽ-、
\ヾ, ,.....,......,.ィ,:ノ:::/ トr'三ヽ、______
/三三三三三三| ヽ二二二.// //三三三\三
. /三三三三三三三|\≧::::::::: < / /三三三三/_三
/三三三三三三三:ノ/ィ<辻川||\_/三三三三三/三
五重塔って耐震構造が評価されてますよね?
これをフーコーっぽく説明しろ。
570 :
考える名無しさん:2013/09/28(土) 11:09:23.01 0
狂気の歴史の内容を簡潔に教えてください。
日本のフーコー学者ってなんでみんなラブアンドピースで説教臭いんですか?
俺は中年太りで、外を歩いていると自分でも脂肪が気になり
動きづらく感じる。
しかしもし世の中の方が何らかの変革をしたら
俺自身のネガティブな自己認識もなくなるのかね?
573 :
考える名無しさん:2013/10/05(土) 15:42:29.77 0
>>572 戦前までの日本だったら、中年太りは富の象徴。
>>573 よく日本の近代を描いた映画で太った中年の成金男が
遊女をもてあそぶ卑劣なキャラとして描かれるが
あれは現代人の偏見なんですね
575 :
考える名無しさん:2013/10/05(土) 20:33:52.66 0
>>574 そういう映画があるとすれば、それは富を卑劣なものとしてるんだろう。
しかしフーコーってのは結局、権力の体系を解き明かそうとした人
ってことでOKなのかね?
であれば哲学者というより社会学者じゃないのか?
『知の考古学』なんかは哲学だとは思う。
ドゥルーズ曰く、晩年は『主体性』の考察に行き着いたらしいから哲学者でいいんじゃね?
『主体性』といってもそれまでの概念とは異なるみたいだけど。
具体的に何を指すのかドゥルーズの発言を読んでも良く分からなかったけどw
ボードリヤールは哲学者というより社会学者って気はするけど。
578 :
考える名無しさん:2013/10/06(日) 00:20:27.78 0
>>577 そういえば、この3人の中ではボードリヤールが一番わかりやすい文章を書くね。
ドゥルーズは、書いてる本人がわかってないというか自分で明確なイメージを作れていないと思う。
フーコーはイメージははっきりしてるけど、文章が下手。
翻訳でしか読んでないけどね。
@M_Foucault_jp: 〈汝自身を知れ〉ということだけを独立して考えてしまうと、
偽の連続性が打ち立てられ、上辺だけの歴史が作られてしまう。
つまり自己認識の連続的な発展のようなものが考えられてしまうのである。
この連続的発展は二つの方向で復元される。−主体の解釈学−
うーん、続きが気になるがAmazonで調べたらこれ7500円もすんのw
図書館に置いてねえかな。
311以後に読むべき本として「言葉と物」がよく取り沙汰されますが
それは原発問題に関してということか?
581 :
考える名無しさん:2013/12/03(火) 11:33:18.44 0
もうアルシーヴを「集蔵体」エノンセを「言表」なんて訳すような馬鹿な真似はやめなさい
アルシーヴは「アーカイブ」エノンセは「アナウンス」
>>577 確かにそれまでの主体性ってのとは異なると思うけどね
フーコーの主体性ってのは、結局「オマエの人生はオマエが作るしかないんだぜ?」ってことに尽きるんだろと思ってる
性の歴史2巻3巻で、古代ギリシャの人たちは自分の人生を芸術作品のように作り上げていくもんだって考えてたわけでしょ
「生の美学」だの「自己の陶冶」ってフレーズがバンバン出てくるのは、主体ってのは元からあるんじゃなくて自分で作り上げていくもんだって意識を前面に出したかったからじゃん?
それって「今この場に厳として在るワタクシ」という主体から話を始めるような哲学とは全く違うでしょ
多分フーコーはそっから、権力・監視・暴力ってな機械装置に囲まれつつも、自己陶冶とか性愛の流儀とか、自分のライフスタイルに美学をもって生きるってことが一番大事なんよってことを引き出そうとしたんだと思うけどね
要するにゲイとしての生き方っていうね…そのへんは俺はまったく共感できんけど
古代ギリシアの生存の美学と言うのもまやかしだけどな。
市民が奴隷や女や少年にセクハラする自由を持ち能動的な主体が、
欲望を磨いていくとか、ケッ、いい気なもんだ、
馬鹿じゃねーのでしかないし。
性の歴史なんかそれしか中身ないのは驚く。
少年が欲望感じたりするのは否定したり、肛門性交されたら、
女の烙印を押されて社会的に抹殺されるのに、その実バレなきゃいいの。
人格無視して欲望の元にこき使うセクハラが肯定されてるだけなのに。
フーコーにしろ、ケネス・ドーヴァーにしろ、そんな偽善的、
超マッチョ社会を理想にするとかどんだけ頭が腐ってるのかと。
マッチョな社会、対ペルシアやポリス同士でガンガン戦う社会は、
戦国武将が男だろうが女だろうがいくら好きに扱っても誰も変に思わない、
命のやりとりしてるんだから武田信玄だろうが、織田信長だろうが、
家来に手をつけてつけられた方は感激する。
薩摩藩にはその風習が残ってて、維新でどっと同性愛持ち込まれた。
それと同じで戦争がんがんやってる支配者たる市民様の欲望が、
奴隷に向こうが、女に向こうが、少年に向こうがお咎めなしの、
社会的要請だけの話なんだよな。難しく考えなくても。
支配者が命がけのやりとりの中で未成熟な男を一人前にし、
ついでに性的にもいただいちまうのは奨励され、
子供も作らず掘る側に回らずいつまでも掘られる側だった、
徳川家光が馬鹿にされて慌てて大奥が作られるのと、
古代ギリシアの同性愛の楽園は同じこと。
封建制と民主制が入り混じってるから小難しい理屈が積み重ねられただけで。
中身自体はギリシア市民て封建領主なのよ。
でマッチョであることは肯定されるが受動に回ったらいけない。
暴力、強姦、セクハラの肯定される社会。
まあセクハラなんて二十世紀まで存在しなかったけど。
人々が建て前では平等なはずだけど実際はそうではなく、
金や地位や仕事や能力で屈服させられるからセクハラだけど、
元々平等でないことが当たり前の世界ではセクハラは有り得ない。
身分が上のものに対しては相手が喜ばなければお手討ちか、
社会的に抹殺され、身分が下のものは身分が上がるチャンスで喜ばしきもの。
そこまでいかないならただやり過ごせばいいだけ。
いずれにしても古代ギリシアの同性愛の美学って犯される側の苦痛も、
犯してる側が本当に能動的なのか、
能動受動は本当に分かたれてるのか反転や両義性、
愛においてはそういう区別を飛び越えるものじゃないかとかが欠落してるし、
金と権力武力持つ市民が一方的に教育するものなのかとかの反省もない。
マッチョな自己肯定自己完結なんだよな。
本来ならフーコーが否定しなければいけない。
その点に関してはオィディプス燕返しとかでばっさり斬ってる、
橋本治のがフーコーよりはっきり偉い。
>>571 それは日本じゃゲイ論客がフーコーを引っ張り出すことが多いからだね
そしてゲイの連中はみんなラブアンドピースで説教臭いからだね
587 :
考える名無しさん:2013/12/27(金) 18:45:59.50 0
ホモの議論は本物には勝てないな。
589 :
考える名無しさん:2014/01/24(金) 18:16:26.33 0
>>588 あいよ。
だけど、3番目はタイトルがいやだねw
佐々木中さんの「永遠と夜戦」を持っているのですが
あまりに分厚すぎて、読む気が起こりません。
第三部のフーコーのところだけでも、読んだら
分かりますか?
591 :
考える名無しさん:2014/01/24(金) 19:54:17.83 0
あれは厚いけど、漫画を読む速度で読めますw
592 :
┏( ^o^)┛ ◆kU3ChdD08M :2014/01/24(金) 21:08:42.00 O
それでは、第3部(?)だけ、読んでみましょう。
そこがよければ、第1,2部にさかのぼりたいと思います。
佐々木中のフーコー論って、標準的なもの?
それとも異端的?
フーコーの闘争―〈統治する主体〉の誕生 [単行本]
箱田 徹 (著)
とかはどう?
あるいは
後期フーコー 権力から主体へ [単行本]
廣瀬浩司 (著)
わたくし的には入門書として
『フーコー権力論入門』
『フーコーの「方法」を読む』
山本哲士 著
日本エディタースクール出版部
あたりかな。
597 :
考える名無しさん:2014/01/28(火) 10:27:52.74 0
フーコー自身のものではどういう順番がよさそう?
知の考古学あたりが文庫の新訳もあるし、わかりやすいと思うんだけど。
知の考古学はおそらくもっとも難解な書物でしょう。
599 :
考える名無しさん:2014/01/28(火) 19:10:56.92 0
>>598 知の考古学って、ようするに時代ごとに芸術や科学の共通性があって、その共通性は時代を超えることがない、と言ってるんじゃないの?
その共通性を、考古学者が掘り出したものを地層との関係に位置づけて時代の特徴を明らかにしていくように、知的な表現から時代的な特徴を見いだしていく。
だから、フーコーは歴史的な発展を認める考え方に対するアンチテーゼを提示した構造主義者と見られることになった。
こんな理解じゃ、だめ?
〉〉598
たぶん、それが考古学の一般的な理解ではないでしょうか。
あの本は、言葉と物を分かりやすく書きすぎた(…)反動として
あえて難しく書いているようです…。
あえて難しくって事はないと思うけど、具体性のない話がダラダラ続くから読みにくいよね
あの本では要するに「俺らの知識や学問上の常識ってのは実はとってもフラジャイルなんだよね」っていうのがキモだから、そこを意識しながら読むといいよ
偉そうに「知」だなんて、そんなもんはエノンセのカタマリ方、言説のフォーメーションが生み出す単なる束の間の効果に過ぎんよと
フォーメーションの仕方の原理が何だか見えにくいもんだから、まるで狂気についてのアレやコレやとか、医学についてのアレヤコレやとか、経済学・生物学・言語学についてのアレやコレやが、
決して揺るぎない真実の「知」であって、人類史上ずっと同じ系列を成して続いてきたかのような、そんな儚い「マボロシ」を見せるんよねと
言われたこととか書かれたことが、どう認められてアーカイブ化されていって、権威だとかジョーシキだとか真の科学だとか、
つまりいわゆる「真理」ってやつと、どう共犯関係を築いていってんのかを暴いてやるほうがずっと有益よねっていう
602 :
考える名無しさん:2014/02/05(水) 14:29:39.36 0
>>601 フーコーらしいと言えばらしい
知識社会学の研究者なんかが喜びそうな感じ
603 :
考える名無しさん:2014/02/05(水) 17:18:54.56 0
>>602 喜ぶべきなのは、反政権闘争の道を探ってる人たちだろ?
604 :
考える名無しさん:2014/02/05(水) 17:22:32.75 0
フランスの構造主義・ポスト構造主義はかなり面白い。
今でも十分に読むに耐えるし。
『知の考古学』はフーコーによる構造主義との決別の書
最終章をまるまる構造主義批判に使ってる
レヴィストロースの構造人類学よりもニーチェの系譜学だという意思表示
>>605 結論のとこ?
構造主義批判に対する反批判だと思うけどな。
「知の考古学」自体、構造主義の理念的な根拠の確立を目指したものにすら思えるけど?
俗流構造主義のいう「構造」の概念が貧困すぎる。構造主義は誤解されている。
構造主義とポスト構造主義という区別はその誤解にもとづいている。
>>606 いやいやそりゃないでしょ
構造主義信奉者のインタビュアーvsフーコーっていう擬似討論会の体で、「あんたの思想って結局構造主義でしょ」っていうツッコミを「いや違う」つって一つ一つ論破していく形で書いてんだから
構造主義そのものを神格化するのは関心せんね
610 :
考える名無しさん:2014/02/10(月) 17:37:24.99 0
>>609 お互いに違うところを思い浮かべてるんだね。
「知の考古学」のどこのこと?
>>606 フーコー自身が何度も構造主義者であることを否定してることは有名な話だけどね
「知の考古学」が構造主義の理念的な根拠の確立を目指したものだと思う理由はなに?
>>611 フーコーは構造主義者という括りの中に入ることを嫌っただけ。
「知の考古学」は、歴史的な連続性をいったん拒否して、同時代的な並行的な学問のあり様を追及しようとしたもの。
レヴィ=ストロースそのまま、と言っては零れ落ちるものが多いとは思うが、基本的な方向性は同じといえる。
まさにそれが構造主義、だろ?
613 :
考える名無しさん:2014/03/12(水) 15:27:39.68 0
エピステメー アルケオロジー なんて今時フリーターでも知ってるだろ。
ほうほう。
>>612 それは構造主義って言葉を拡大解釈し過ぎだね
考古学的手法は歴史の断層・変動性を見出すためのもの
フーコーのミソは「歴史の普遍性や不変の常識ってものを疑え」ってとこだから
並行的な学問のあり様の分析はそのための手段
目的はあくまでもそれが変わっていく歴史のあり様(言説のフォーメーションの変化)のほう
フーコー自身も「構造の分析はたくさんある手段の中の一つにすぎない」つってるよ
615 :
考える名無しさん:2014/03/12(水) 17:44:25.18 0
実は自信がないのが本心だが、アレを認めると
とても不安になる(生活費的な意味で)。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=653 ■1960年代後半に、先進各国で次々に反体制運動(異議申し立て運動)ないし大学
紛争(学園闘争)が起こった。異議申し立ての主題は、ベトナム戦争だったり大学
管理体制だったり授業料値上げだったりと一国内でも多様だったが、この多様性が
これらの闘争の共通性を逆に示唆していた。一口でいえば、実存的ないし実存主義
的だったのである。
■1966年に新聞上で戦われたミシェル・フーコーとジャン・ポール・サルトルの
論争に、構図の一端を見出せる。サルトルが意味の獲得に向けて投企する主体の
自由を賞揚するのに対し、フーコーはラカンやアルチュセールやレヴィストロース
を援用しつつ、主体性なるものはシステムないし構造の作動が与える効果に過ぎ
ないとしてサルトルを批判した。
■この論争は「構造主義による実存主義への批判」のエポックとして有名だが、
そうした学問的意義とは別に、フーコーによる告発が「自由や主体性に見えるもの
は、どこまでも見せ掛けに過ぎない」という形式をとることが注目されなければ
ならない。というのは、同時代の映画や演劇や小説などの表現に、似た形式の告発
が陸続と登場するからである。
ただしフーコーは最終的にギリシアを介在して主体化を模索する
脱構造主義の立場をとったと言える。
ttp://ki-breathing.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-a3d7.html 構造主義者と呼ぶな (ミシェル・フーコー『知の考古学』慎改康之 訳)
「フーコーの最重要著作 42年ぶりの新訳」
ある本の帯の惹句です。去年出た文庫です。僕はこの文庫が発売されたとき、近所の書店で偶然平積みされていたところを見つけました。
彼はよく構造主義者と思われました。その構造主義は現代の思想の一つです。
スイスの言語学者、ソシュールの言語理論の影響で、現象を記号の体系として捉え、個別的で歴史的な記述よりも、規則や関係などの構造分析を重視します。
言語学や人類学のほか、心理学、精神医学、数学などへ多様に展開されました。
フーコーはその構造主義者と思われることが嫌でした。この『知の考古学』でそれを否定します。
ラベリングはそれをされる本人がどう思うかということよりも、周りの判断のほうが的確な場合がある
620 :
考える名無しさん:2014/03/13(木) 09:56:47.30 0
はたしてほんとうにそうかな?
>>616みたいなレッテルが嫌だから69年にわざわざ『知の考古学』書いて構造主義を拒否したんだよね
フーコーの目的は同時代的・並行的システムの解明ではなくて、それが歴史の中で変化したり変質したり逆転したりしてる(=けっして自明じゃない)ってことを暴くこと
『狂気の歴史』も『臨床医学の誕生』も『言葉と物』もそこが核心で、「構造」が中心的テーマであるかのようなレッテルを徹底的に否定したのもそれが理由
それと同じ理由で、ポスト構造主義というこれまた「レッテル貼り」がしばしばされる理由は、後期の主体化うんぬんとは関係ない
後期に限らず、考古学的手法そのものが構造主義とは相容れないものだから、ジャーナリストが「ポスト構造主義」なんていう馬鹿げたレッテルを新しく作ったってだけの話
622 :
考える名無しさん:2014/03/13(木) 19:54:09.42 0
>>614 >構造主義って言葉を拡大解釈し過ぎ
え?
構造主義って、厳密な定義なんかあるのか?
623 :
考える名無しさん:2014/03/13(木) 19:57:24.07 0
>>616 >フーコーによる告発が「自由や主体性に見えるもの
>は、どこまでも見せ掛けに過ぎない」
それじゃあ、上部構造は下部構造が決定する、って言ってるだけじゃないかw
いくらなんでも単純すぎるだろ?
構造主義は通時的なものを共時的な数式に還元してしまうからその手続きだけみれば楽観的すぎる
その方法論はとても歴史に適応出来ない
歴史はそうした数式で割り切れないものが残余として積み重なったものだ
今にしてみれば構造主義そのものが(その数学的な本質が理解されないままに)一時的な潮流としての権威、
権力だったと言える
ただし、フーコーが構造主義を経た後の残余に思考を向けていたとするならば、
構造主義という方法論を手中に収めていたということでもある
要は「構造を疑え!」と言ったのが『知の考古学』以降のフーコーといえば分かりやすいか
そんなものは歴史の発明品に過ぎないよと
知の枠組みなんて不変でも不朽でもなくて、狂気をめぐる言説も、臨床医学的な知見も、生物・言語・経済の学問的伝統も、何回もひっくり返っては変転しているという事実がある
彼奴らの言う構造の背後には、その正しさを裏付けてくれるような「真理」なんてものは無いよ、と
ただ「真理」をめぐる言説のパワーゲームが流動してるだけだよ、と
そのパワーゲーム部分を解説したのが『言語表現の秩序』っていう本
講演録をまとめた本だけどこっちも面白いよ
というかフーコーの場合『知の考古学』を書いた時点で、例えばレヴィストロースの交換構造みたいな、人類の文化や行動規範を規定付けるような無意識的構造みたいな考え方を放棄してるんだよね
人間の「知」、その知の枠組み、エピステーメー、そういうもの全てが、千変万化の言説編成の果てなき運動の結果生まれてきた「効果」だと言ってる
それどころか今の我々が当然正しいと思ってる「知」というものは、言説のフォーメーションが引き起こした、薄らボンヤリとしたコンステレーションに過ぎないとすら言ってる
順番が逆で、ガッチリした無意識的構造があってそれが知や文明を規範付けるというのではなく、「何が真理か」をめぐる言説のパワーゲームの副産物として生まれてくるのが文化の「構造」、メタ知としてのエピステーメー、ひいては「知」の全体像なんだと
なんで『知の考古学』でこういうことを長々ダラダラ語ったかつったら、その理由の一つに「ゴダールに悪口言われたから」って話があるねw
「フーコーはこの時代の人間はこう考えるに決まってると決めつけるからキライだ」って
そんなこと言いたくて『言葉と物』書いたんじゃねえっていう弁明の書でもあるんだって話
レヴィ=ストロースでさえ構造主義者じゃないのに。
628 :
考える名無しさん:2014/03/14(金) 13:41:42.27 0
お前らの思うフーコーのここがダメってところは何?
禿げ
630 :
考える名無しさん:2014/03/14(金) 14:55:02.13 0
627
あなたわかってるね
以上自作自演でお送りしました。
ピエールリビエールの犯罪の趣旨ってなに?
権力論?
634 :
12:2014/03/23(日) 02:19:27.11 0
「十八世紀までの農民の悲劇は、最終的には飢餓の悲劇でした。ところが十九世紀からは、
そしておそらく今でもそうなのですが、それはあらゆる偉大な悲劇と同様に、法の悲劇、法と土地
の悲劇なのです。(ギリシア悲劇とは、法の誕生と、法が人間に与えた致命的な効果を語る悲劇です。
リヴィエール事件は一八三六年、つまり民法施行から約二十年後に起きました。)農民は日常生活の
中で新しい法を押し付けられ、この新しい法体系の中で争っていたわけです。リヴィエールのドラマ
はまるごと法のドラマであり、法典の、法律の、土地の、結婚の、あるいは財産のドラマなのです。
ところが農民の世界は、いつでもまさにこの悲劇の内側で動いています。」
(邦訳『ミシェル・フーコー思考集成VI 1976-1977 セクシュアリテ/真理』 130頁)
635 :
考える名無しさん:2014/03/26(水) 05:01:35.97 0
そう。この規律化を担ったのが警察だ。
警察は18世紀の間ずっと、結局は卑劣で、持続性のない、いい加減なものでもあった司法権力のすき間にあって、
人々を監視・矯正したんだ。
さあ。僕は思うんだが、このような警察の役割。みんなはそれが警察に従属したものだと考えてるんだけど、僕は
違う。本当の土台だ。この土
台の上に現在の司法は機能している。
司法。司法ってのは公的なレベルや法的なレベル、祭儀のレベルも含むが、文書に書きとめる。それ以外の目的
では何らその役割を果たしていない。
これら管理・統制の本質は、標準・規律化のコントロールだ。そしてこの標準・規律化を確固たるものにしている、
それが警察だ。
司法は警察に奉仕している。歴史的にも、事実、制度的にも。
639 :
考える名無しさん:2014/04/17(木) 08:21:48.77 0
フランス語の発音だとミシェル・フコ
641 :
考える名無しさん:2014/04/18(金) 21:42:36.40 0
フーコーはジュネを評価してなかったの?
同じホモなのに意外だ
評価してないって事はない
というか、ジュネとブラックパンサーやアルジェの生き生きした関係なんか
知ると、フーコーはしょせん学者だなーと思う
フーコーの美学: 生と芸術のあいだで 武田 宙也 (2014/3/20)
これ、どうなの?気鋭の若手ってことだろうけど。
>>644 まさか、自分で気鋭の若手とか言って売り込んでるんじゃないよね?
フーコーに憧れてスキンヘッドにしました
ちょっとだけ近づけたような気がします
フーコーに憧れてエイry
ついでにSMも
651 :
考える名無しさん:2014/08/18(月) 00:56:17.42 0
デリダとドゥルーズと比べると人気ないネ
マジかよミシェルたむ・・・
655 :
考える名無しさん:2014/08/22(金) 00:45:38.22 0
ちょっとageとくわ
あまりにも凄惨なレス量だから
656 :
考える名無しさん:2014/08/23(土) 15:10:52.58 0
http://d.hatena.ne.jp/katos/20111201/1322730931 他方で,ミシェル・フーコーならよく知ってる.バークレーで同僚だったからね.
あるとき,妻とぼくとで彼とランチで同席したことがあってね.彼に言ったんだ,
"Michel, pourquoi tu ecris si mal?"――「ミシェル,なんでこんな悪文を書くの?会話じゃあきみだってぼくみたいにはっきりものを言って
るじゃないか.なんでこ んなに不明瞭な書き方をするの?」って.そしたら彼が,「ぼくがきみみたいにはっきり書くとね,フランスの書評家連中に
子どもっぽいって思われるんだよ.infantil って言われてしまうよ.」 彼が言うには,「フランスじゃあね,少なくとも10%は意味不明
じゃなきゃいけないんだ」――"Au moins dix pour cent incomprehensible" だって.「そうしないと,かんたんすぎるって思われてしまうんだ,
子どもっぽすぎ るって.真面目に読んでもらえなくなるよ.深みがないって連中は考えるんだ.」
ぼくはもう面食らってしまってね.「ひょっとしてミシェルはぼくのことをからかってるか,冗談でもとばしてるのかな」と思ったりしたよ.それで
,コレージュ・ド・フランスで講義をしてたとき,ピエール・ブルデューにこの一件を話してみたんだ.ピエールが招待主でね.それで,
彼に,ミシェルは真面目に言ったのかなって聞いたら,ピエールがえらく興奮して,「まったくもってそのとおりだよ.それどころか
,10%以上だね.10%をずっと上回るよ.意味不明なことをいれなきゃ,フランスじゃあまともにとりあってもらえないんだ.」ということは
,これはフランスとアングロサクソン諸国のちがいなんだね.ぼくなんかは,なんでもすごくはっきりさせようと一生懸命やってるものね.
657 :
第三の波平 ◆kpxxLE2Sh. :2014/08/23(土) 15:13:31.93 0
>>652 >デリダとドゥルーズと比べると人気ないネ
???
フーコーの世界的人気に比べたら、二人は哲学界だけだろう
658 :
考える名無しさん:2014/08/23(土) 16:46:46.39 0
フーコーは残り90%が明晰極まりない
659 :
考える名無しさん:2014/08/23(土) 19:00:01.20 0
>>652 素人目には、フーコーの方がデリダやドゥルーズより
ずっと堅実に感じられるけど…
ブーレーズが皮肉混じりに言ってたのを記憶している
バルトやドゥルーズは音楽も語っていた
ただフーコーは専門枠以外はいっさい言及しなかった
生真面目さがでてるね
>>660 「言葉と物」は絵の分析から始まってるんじゃなかったっけ?
あ、そうか
音楽に関しては語らなかっただけか
スレ汚し失礼
663 :
考える名無しさん:2014/08/24(日) 00:19:32.28 0
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/45473060.html ジャン・バラケJean Barraque
≪・・・ところで、フーコーと並んで「呪われた天才」とみなされかねない
音楽家に、かつてはピエール・ブーレーズのライヴァルとみなされていたジャン
・バラケがいる。フーコーは、51年に知り合ったブーレーズから、おそらく翌年
にバラケを紹介され、熱烈な関係を結んだ。フーコーとブーレーズの共通点が
ルネ・シャールへの傾倒だとすると、フーコーとバラケを結びつけるのはヘル
マン・ブロッホである。フーコーは、モーリス・ブランショのエッセー(後に
『来るべき書物』に収められる)によって、ブロッホを知った。そして、すでに
フーコーの影響で初期の歌曲をニーチェの詩に合わせて書き直した「セカンス」
を作曲していたバラケは、フーコーに教えられたブロッホの『ヴェルギリウ
スの死』に魅せられ、それに基づく超大作のために数々の作品を作曲すること
になるのだ。だが、バラケはやがてフーコーの過激さに恐れをなし、56年には
交際を絶つ。皮肉なのは、しかし、最終的に自己破壊衝動の波にさらわれたの
がバラケの方だったということだ。アルコールに溺れた彼は、計画された超
大作を完成することもなく、73年に45歳の若さで世を去る(1964年には交通
事故に遭った上に自宅が火事でスコアーまで焼失。その後は病気に悩まされ
た末に1973年、45歳で死去。――引用者、注)のである。しかし、フーコー
の場合と同様、われわれに必要なのは、「呪われた天才」の神話にこだわる
ことなく、バラケの残した作品そのものと向かい合うことだろう…≫
(浅田彰氏、ネット記事論考より)
664 :
考える名無しさん:2014/09/04(木) 08:17:00.45 0
あげときます。
フーコー自身は現象学に対しどのような姿勢をとっていたのでしょうか?
そしてフッサール的な?ハイデガー的な?メルロ的な?どの現象学を主に指していたのでしょうか?
精神医学の分野で考えると肯定的に捉えられるような気がするのですが、、。
どーなのでしょうか
詳しい文献とかありませんかね?
阿呆な質問ですみません。
666 :
糖質ですが ◆/dRpTBnZTC3y :2014/10/08(水) 16:19:03.59 0
ミシェル・フーコーは、ブルジョアに差別されたホモセクシュアル、アーティスト、囚人に興味を持った。
マルクスの影響があったとされる。
フーコー自身がエイズで死んでいる。
フーコーは、監獄というものを「上層部による監視」「ノーマルな判断」「実践」を行う場だと考えた。
社会に出ても、中央の指令室に見張られてる、という感覚を身に付けてほしかったのだ。
晩年に、彼はセックスの研究を行っている。
セックスを、自我の美と呼んで指令室の見張りに耐えうるものとした。
フーコーは最初(臨床)心理学を勉強していて精神医療の現場にかかわって
統失の青年に同情心と恋心の入り混じった感情を抱いたんでしょ?
それが彼を臨床心理学者とは別の道へ歩ませるきっかけになった・・・
ということがあったのかもしれないね。半分妄想だけど・・・
669 :
考える名無しさん:2014/10/16(木) 12:43:29.44 0
牧人権力論について意見を聞きたいのだが…
牧人権力の目指すものとは、生産力の向上なのだろうか?
牧人権力によって人々は健康を志向し、その結果生産性が上がる。
牧人権力は、それが権力と見透かされないという特徴をもつ権力と
いう解釈で良いのだろうか?
670 :
669:2014/10/17(金) 19:11:38.66 0
パストラール権力の具体像が福祉国家だというのは誤認だよ。
むしろ教育や医療が具体例として示されていた。
美洒落風子
673 :
考える名無しさん:2014/11/15(土) 02:48:59.26 O
フーコーが批判した知は理性と善意によって進歩してると言うのは嘘だったが、
フーコーの主張した思いあがった知による、
理性/非理性の分割が計画され、
不断の理性による監視と処罰の継続的一貫的な歴史があったとかは、
それ以上に妄想ででたらめなのがはっきりしたからな。
現実はただのその場しのぎのぐだぐだそのものの、
場当たり的な処置が繰り返されただけで、
そこには一貫したものなど何もなかった。
理性は非理性を監視する力も規律化する力もなかった。
長い歴史通じて客観的に統計取れるのは理性は非理性をほったらかしにしただけ。
ぐだぐだな散発的対応を勝手につないでフーコーがでたらめな考古学、
地層をでっち上げただけ。
理性の進歩のイデオロギーも阿呆臭いが理性による監視や規律化は、
それ以上に妄想に過ぎなかったと言う。
674 :
考える名無しさん:2014/11/15(土) 03:05:49.10 O
晩年のフーコーは更におかしくて。
常時戦時体制下でマッチョな古典ギリシャでエリートは、
奴隷、女、そして少年をセクハラしほうだいなのを民衆は侮蔑し嫌い、
冷ややかに見てたのを性のユートピア、
同性愛の楽園と勘違いした妄想の押し付けだから。
身分制社会で身分が下のものに対してはそれはセクハラではなくて、
欲望押し付けても擁護された。
ペルシャ破ったりスパルタと戦う男の有力市民は性的自由が許されたが、
それは他の人間にはおぞましきことだった。
子供は性欲を示してはならずなのに一人前の戦士になるため、
奉仕するのを求められた。性的にも。
同性愛は擁護されてもいいが、
セクハラの自由のギリシャに範を求めるべきじゃない。
私は花菱です
フーコー、フーコー
よくみればフーコー
677 :
考える名無しさん:2015/01/30(金) 09:40:29.25 0
知は権力である
678 :
考える名無しさん:2015/02/11(水) 22:19:37.10 0
コレージュドフランスのフーコーの講義の録音、どうしてアメリカの大学が権利持ってるのか?
679 :
考える名無しさん:2015/02/13(金) 01:55:24.84 0
そういやフーコーはヘロイン以外は一通りドラッグをやったことがあると自伝の最後のほうに書いてあったけど
興味本位の質問だがこのスレの住人はドラッグの経験はある?合法非合法問わず。いわゆる日本のものを考えている人たちの薬物体験
、または意見が気になる。
フーコーに自伝なんてあったか?
681 :
考える名無しさん:2015/02/13(金) 09:19:10.63 0
>>679 >ドラッグの経験はある?
頭、大丈夫か?
OTCドラッグの経験はあるな
683 :
考える名無しさん:2015/02/14(土) 14:24:50.78 0
>>681 ドラッグという言葉を聞いただけでその反応をする681が頭が悪いのはよくわかった。
681は学生かい?
684 :
考える名無しさん:2015/02/14(土) 14:30:26.17 0
その程度の(麻薬をやれと言っているわけではない)好奇心でものなんか書けないと思うよ。
どうしてそういう人間がフーコーを読もうと思ったのか理解に苦しむ。
フーコースレが上位に昇って感涙だなぁ
ところでフーコーの自伝なんてないよ
ただLSDなんかはやってたみたいだね。確証はないけど
>>683 痛いとこ突いちゃったかな?
ドラッグでハッピーとか、団塊のヒッピー世代の人なのかな?
デパスやってます(´・ω・`)
十七・十八世紀
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\/
/ /
\ /分節化 /
/ \ /
\ / \ /
/ 《名称体系》 /
\/命題 指示\/
/ 分類学 /
/ \ / \
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/ \ / \
/ 転移/
/ \/ \
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/ \
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/ \
「言語とは、分節化された指示作用の仕組みによって、類似を命題的関係のなかにおさめるものである。」146頁4:7
十七・十八世紀
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\ 文:名 /
博:指示 /
結合法 \富:交換/
諸存在の構造 / 諸存在の連続性
物の価値 \/ _
____/ /| /
\ | 分節化\ / /
| / /
\ | / \ /
文:動詞 |/ 《名称体系》 / 文:原初の名
博:諸存在の可能性\/命題 指示\/ 博:種の指示
富:必要の対象 / 分類学 / 富:貨幣という担保
/ \ /| \
/ / |
/ \ / | \
/ / 転移/ |
/ |/_ \/____| \
諸存在の / 百科事典
表象可能性 / \ 種属の特徴
/ 商品の価格
/文:譬喩 \ 文=一般文法
/ 博:諸存在の隣接関係 博=博物学
/ 富:流通と商業 \ 富=富の分析
http://progressivegeographies.files.wordpress.com/2011/03/foucault-1.jpg
691 :
考える名無しさん:2015/03/03(火) 23:47:17.62 0
>>673 フーコーの言う理性/非理性の図式はフーコーの専売特許ではないだろう。
道徳家や哲学者を批判するニーチェ、有の忘却を俎上にあげるハイデッガー
らがすでにフーコーに先駆けて批判を開始している。フーコーはそれらの
先駆者と同じことをやらずに歴史的になされた政令や法律をとりあげ、
しかし先駆者と同じく、人間という存在の全体像、或る場合には理性を
破水し、粉々にもなり、それによって逆に人間の尊厳を表現する、その
ような存在が埋もれて行き、或るいは非理性の烙印によって監禁されていった
その経緯を掘り出した。
フーコーの仕事にはそれはそれでちゃんと先人から引き継いだものがあり
そこで彼は自分の仕事を続けて行った。また、廣松渉が指摘しているが、
フーコーの仕事とマルクスの仕事とは効率性・生産性を追求する社会の
出現という面からみて、パラレルに読めるところがある。下部構造と上部
構造という面からも関係づけられる。
近代という時代をどう考えるかという問いではフーコーは上記の思想的
系譜と同様、外すことのできない大きな仕事をやったと言える。他の思想
との関連で読めば明らかなことだ。