2 :
考える名無しさん:2010/05/12(水) 20:27:23 0
3 :
(*^e^*):2010/05/12(水) 20:34:34 0
まずage
というわけで、このスレは俺のものだ。
コテもつけた。
おまいら、よろしくな。
ニーチェは、言うまでもなく、きわめて多面的な巨人だ。一律に割りきること
など、できはしない。
だが、奴を読んでいて、しばしば可憐さを感じることはないか?
例えば、ひょんなことから最近読み返した『ツァラトゥストラ』だが、その第
二部「賎民について」など、一点を除いて、ほとんど微笑ましさすら感じた。
最初は、例の調子で賎民どもを口をきわめて罵倒するのだが、それ自体には、
たいそうな意味はない。ルサンチマンにこりかたまった読者を喜ばせるくらい
が関の山だ。
むしろ、じゃあどうするのかと思って読み進んでいくと、次のように言う。
最高の高みにおける夏、ここにはかずかずの源泉と至福の静けさがある。お
お、来たれ、わたしの友たちよ、そして、この静けさをなおいっそう至福に
してくれんことを!
というのは、これこそわれわれの高みであり、われわれの故郷であるからだ。
すべての不潔な者たちとその渇きにとって、あまりにも高く険しいこの境地に、
われわれは住むのだ。
(訳/『ツァラトゥストラ』ちくま学芸文庫 第二部「賎民について」)
要するに、賎民を避けて山に登る、というわけだ。
ニーチェよ、その山は一体どこにある?
残念ながら山はありませぬ。
>ルサンチマンにこりかたまった読者を喜ばせるくらい
>が関の山だ。
卑賤な民に対する吐き気は誰しもあるかもしれぬ。
だが、卑賤というのは己の中にあるのかもな。
他人との接触や人々を卑賤な人間と感じる嫌悪する己自身の状態から離れることを勧めているのではないか?
ルサンチマンが単に攻撃や復讐心という意味では卑賤な人間への軽蔑を感じて
それに乗じてしまったら、読者の我らはそりゃ「乗せられている」だけだ。
7 :
(*^e^*):2010/05/13(木) 01:52:35 0
こんなコテで真面目なこと語っても真面目に受け取ってもらえないかしら☆
8 :
(*^e^*):2010/05/13(木) 01:55:18 0
笑いながら真実を語る=ホラティスウス
笑いながら辛辣なことを語る=ニーチェ
笑いながらニーチェを真面目に語る=(*^e^*)
ソ、ソ、ソークラテスかープラトンかー
ニ、ニ、ニーチェかサルトルかー
(*^e^*)の言っていることは、よくわかんない。
>>4 で、『ツァラトゥストラ』第二部「賎民について」は悪い意味で可憐だ、
と言ったけど、この同じ節の中では次のようなことも言うんだよな。
そして、生そのものが敵意と死と拷問の十字架とを必要とするということを
知ること、それは、わたしが最も苦しんで呑み込んだ食物ではない───。
そうではなくて、わたしはかつて次のように問い、自分の問いがのどにつか
えて、ほとんど息がつまりそうになったのだ。何だって? 生は賎民をも必要
とするのか?
毒された泉、悪臭を放つ火、汚れた夢、生命のパンにひそむウジが必要であ
るのか?
(訳は『ツァラトゥストラ』ちくま学芸文庫 第二部「賎民について」)
「生は賎民をも必要とするのか?」というこの問いは、ニーチェにとって最終
的には「賎民を避けて山にこもる」ことによって否定的な回答が与えられる。
もちろん、「じゃあ、その山は一体どこにある?」と、つい皮肉のひとつも言っ
てみたくなるが、それはともかく、ここにはちょっとした一呼吸がある。
このあたりが、ニーチェを読むおもしろさ、だと思う。
つまり、最終的な回答に至るプロセスの途上で、奴は「生は賎民をも必要とす
る」というギリギリの現実認識に一瞥をくれてやることを忘れはしない。
こういった点にニーチェ独特の強靭さを感じる。
>「生は賎民をも必要とするのか?」
もちろん(*^e^*)
>「じゃあ、その山は一体どこにある?」
ないってば!w
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.| .,..‐.、│ .| ビクビクッ
(´゛ ,/ llヽ |
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ビクビクッ : /.._ / ヽ \\.`゙~''''''"./
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:! .| :| . / .|
:! | ;! " .|
:! ! │ │
:!:| ,! i ,!
チェーンソーの攻撃で神はバラバラに為って神は死んだ。
∧_∧
( ・ω・) ;,
(っ⊂〓二二二⊃
/ ) チュイィィィン・,'
( / ̄∪
ところで『ツァラトゥストラ』の翻訳なんだが、おまいらも知っての通り、既
に何種類か存在する。
- 中央公論社版/手塚富雄訳
- ちくま学芸文庫版/吉沢伝三郎訳
- 新潮文庫版/竹山道雄訳
- 岩波文庫版/氷上英廣訳
果ては、最近復刻された明治の生田長江訳もあるが、さすがにそれは知らん。
で、全くの私見だが、翻訳としての完成度という点から言えば、手塚訳が突出
していると思う。ドイツ文学者としての力量が桁違いと言うべきだろう。
吉沢訳は、とにかく註が充実していて、しばしば助けられるが、本文の格調は
手塚訳の足元にも及ばない。
と思うが、どうだい?
岩波文庫版/氷上英廣訳 しか読んだことない(*^e^*)
翻訳者の言葉は違うだけで感じるべきは言葉そのものではなく、
《世界》を言葉から感じるべきだからだわよ!
>-新潮文庫版/竹山道雄訳
古語風のやつじゃない?
注釈もあるやつ。
注釈ある時点でパスだわ!
個々だけの話だが神は死んだんじゃない、バイドに吸収去れたんだ。
神は吸い込まれたのよ。
25 :
(*^e^*):2010/05/17(月) 22:50:02 0
原因ナイト神
神の死の原因は仏。
なんか、偉い人から「最近良い本を見つけたの。あなたにぴったりよ。送ってあげるから」といわれて、何が送られてくるかと思ったら、
「超訳 ニーチェの言葉」
だった。。。
なんか屈辱的な気分になった
>>27 > 「超訳 ニーチェの言葉」
これって、どのへんが「超訳」なんだ?
ちょっと具体例をプリーズ。
いきなりですいません。
ニーチェが好きでこれからいろいろな著書を読んでいきたいのですが、どういう順番で読んでいくのがいいですかね?
順番なんて気にしない。
ツァラトゥストラがいいんじゃまいか
最近のゆるやかなニーチェ・ブームみたいなのが湧いてきたのは何なんだろうな。
わりと話題になってた川上未映子の『ヘヴン』は、永井均のニーチェ論から発想された小説らしいが、これで興味持った人もいるのかな。
>>29 それはあなたがどういう興味をニーチェに対して抱いているかによるんじゃないの。
まずは箴言を色々と読んでみたいのか、キリスト教や既存の道徳への批判者としての面を知りたいのか、
詩的な文章に惹かれるのか、哲学書として読みたいのかetc
34 :
age:2010/07/13(火) 01:13:09 0
14 名前: ニーチェ Mail: 投稿日: 2010/07/04(日) 01:32:59 ID: EOpfornRP
ニーチェ『人間的な、あまりにも人間的な(Menschliches, Allzumenschliches)』の原文
ttp://www.textlog.de/22061.html Unschuldige Korruption. -- In allen Instituten,
in welche nicht die scharfe Luft der offentlichen Kritik hineinweht,
wachst eine unschuldige Korruption auf, wie ein Pilz
(also zum Beispiel in gelehrten Korperschaften und Senaten).
『無知の堕落: 開かれた批判という冷たい風が吹き込まないような、
あらゆる組織では、 無知の堕落がまるで茸のように増殖する
(これは、例えば学術界や議会政治においても云えることである)。』
ちなみにこの格言は「国家観」という章に治められているもの。
これが白取春彦翻訳『超訳 ニーチェの言葉』だと
『批判という風を入れよ
キノコは、風通しの悪いじめじめした場所に生え、増殖する。
同じことが、人間の組織やグループでも起きる。
批判という風が吹き込まない閉鎖的なところには、必ず腐敗や堕落が生まれ、
大きくなっていく。批判は、疑い深くて意地悪な意見ではない。批判は風だ。
頬には冷たいが、乾燥させ、悪い菌の繁殖を防ぐ役割がある。
だから批判はどんどん聞いたほうがいい。』
>>1で『超訳 ニーチェの言葉』が宣伝されているけど、
ニーチェの格言として引用するにはひど過ぎる超訳なんで買わない方がいい。
35 :
本能寺:2010/07/13(火) 11:07:07 0
test
36 :
考える名無しさん:2010/07/13(火) 11:37:08 O
メンシュ!メンシュ!メンシュ!
メンシュリヒェス! アルツー・メンシュリヒェス!
イカフライ食べたい
38 :
age:2010/07/13(火) 17:33:32 0
537 :名無しさん@恐縮です:2010/07/02(金) 18:41:27 ID:FM0aabOl0
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ノ(フ、ヽ、、、、
, '"/ 爪ヽ、\ミミミ`ミ 、
,' i(、(、ヽ` 、、`ミミヽ、))ヾ 、
',、-'"゛ i、'、ヽλ、ヽY(、ヽ
,'゛ '、\ヽミミ、ヽ、ヽ、'、
, 、ヽ ヽ、ミミ、ヾ、'、)、
/ ヽ、ミミニ、ミ、ヾ、i!;
、i!;、;ニニェ、.;... .:.:.,‐‐、`ミ、))、.;.!
,、‐永ゞエン'`ヽ ( レ、 !、ミ'))ノリiミ
f゛ -/ ヽ、 ヽノノ iノノン;トi、
l ( ,, 、 し ' ノノリ,、--、
i ,;ゝァン゛ヽ ,、イ ヽ、
ノ` ;サリリリチ、 、‐' / / `'
/ ルイミミlマン / / /
,,、ノ 'i"`' .: / / / /
,rイ,フ /ヽ、_ _ / // / .:.:.
/i‖《、 /) ノ'゛ /::/.:. / .:.:.:.:....;.;.
/ ヽ、 `'''>‐-':/ ,r'゛ `‐ ''゛::::/ .:..:/.::..;.;.;.;..;.;.;
/.;;.;..;.:.....`' '".;.;.;.:../ ,r‐'::::::::::::::::::::::::/:,、==”:::::.;.;:::::..;;..;.;.;.::
/:::::::::.;.;;..;.;.;.:.:::::::::::i! ,、-':::::::::::::::::::::::::::/::::`=ェ、;;;.:.:.:.:.::.:;.;.;.;;;..::..::.
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche, 1844年10月15日 - 1900年8月25日)
39 :
(*^e^*):2010/07/14(水) 00:52:31 0
ニーチェは超訳されることを嫌ってるよ
そうお墓から言ってた。
金儲けのために俺を利用スンナとwww
40 :
(*^e^*):2010/07/14(水) 00:56:38 0
既に精神は神でもなく、
人間でもなく、
賤民でもない。
つまり 書物は糞になった。
超訳した人は少しでもニーチェ人気に貢献できて金儲けてうはうは。
でも、それもニーチェは
迷 惑 だ
そうです(*^e^*)(*^e^*)(*^e^*)
超訳すること自体文化の退廃
非常に恣意的な編集だね(*^e^*)
ハイエナが金儲けのためにニーチェの土俵を借りる=超訳www
ニーチェは愛しい人や恋人へのいわゆる「愛」っていうものを
どーゆうふうに捉えているのかな?
愛も結局は力への意志とか自己拡張の一環の産物でしかないのかな
「愛により為された事は善悪の彼岸にある」という箴言を読むと「愛」について肯定的に見えるけど、
「なぜ我々は自らの愛するものをも同時に憎まねばならないのか?それ故に人間は超克されるべきである」
なんて言葉からは、限定された対象への愛は当然その範囲に収まらない過剰を抱えてしまうのであり、
結局は森羅万象への愛=永劫回帰と、その肯定としての超人にいくしかないだろ、と説いてる気がするな。
風俗狂いのオッサンに愛とか恋とか聞くな
過疎
実話ナックル
エターナルパワーユニバースフォースインフィニティーブリザードEX!?♪。