1 :
考える名無しさん:
哲学的なSFを教えてください。
作者とタイトルだけでなく、テーマや、ちょっと内容紹介も。
イーガンの短編をちょっと読んで、他にもこんな哲学的なのあるのかなと、興味を持ちました。
2 :
考える名無しさん:2007/10/27(土) 01:03:53 0
言壷
涼宮ハルヒの憂鬱
ZEROの使い魔
マジお勧め
>>1 SFと哲学の間には深くて暗〜い溝がある。
それは哲学がもはや科学では無くなってしまった事で出来た溝だ。
イーガンはいいと思うけど
イーガンをいいと思う心である種の哲学の本を読むと、
哲学者が自分の論旨に都合よく科学を無視する行為に
辟易すると思うよ。
かんべむさしの「言語破壊官」を読めといっただろう。
「トロッコ」収録で簡単に手に入るはずだ。
6 :
考える名無しさん:2007/10/27(土) 06:23:09 0
ディック全般
7 :
考える名無しさん:2007/10/27(土) 19:54:06 0
>SFと哲学の間には深くて暗〜い溝がある。
というのは本当だけど、理由はむしろ逆では?
つまり…
それはSFが科学から離れてしまったことで出来た溝で、
イーガンをいいと思う心である種のSFを読むと、
SF作家が自分の論旨に都合よく科学を無視する行為に辟易すると思う、
と。
8 :
考える名無しさん:2007/10/28(日) 17:19:02 0
>>6 『流れよわが涙、と警官は言った』を読んだが、
ちっとも哲学的ではないし面白くもなかったぞ。
9 :
考える名無しさん:2007/10/28(日) 17:22:51 0
イーガンってハードSFだけど、科学的に正しいことしか書いてないってわけじゃないだろ。
11 :
考える名無しさん:2007/10/29(月) 11:02:36 0
『流れよ…』は面白くないよ。
「幼年期の終わり」や「ブラッドミュージック」のラストは
哲学的で意味がわからんかった。
13 :
考える名無しさん:2007/10/29(月) 21:14:26 0
じゃ、面白いのはなに?
古いけど、クレメントの「重力の使命」
宇宙人に導かれ、探検家が未知の世界を旅する
テーマは探究心
文学部唯野教授
>>11 「流れよ……」は宇宙虫の攻撃で現実が改変されるところが面白いんだよ。
17 :
考える名無しさん:2007/10/30(火) 22:11:58 0
シルヴァーバーク「禁じられた惑星」。
18 :
考える名無しさん:2007/10/30(火) 22:17:04 0
ソラリスの陽のもとで
俺に哲学的な本を紹介してくださいm(_ _)m
20 :
考える名無しさん:2007/11/01(木) 10:13:34 0
カント『純粋理性批判』はかなり哲学的。
ヘーゲル『精神現象学』も少しは哲学的。
>>20 読みやすい?
できれば読みやすいものから入りたいです。。
ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」と「フロリクス8から来た友人」
>>17 「禁じられた惑星」のどこが哲学的なのか、さっぱりわからん。
24 :
考える名無しさん:2007/11/03(土) 22:57:12 0
>「幼年期の終わり」や「ブラッドミュージック」のラストは
>哲学的で意味がわからんかった。
「幼年期の終わり」のラストは書き換えられていて、近く新訳も出るはず。
25 :
考える名無しさん:2007/11/04(日) 00:14:29 0
レムは全作お奨めだな、やはり。
27 :
考える名無しさん:2007/11/04(日) 20:58:43 0
レム ディック バラード
28 :
考える名無しさん:2007/11/05(月) 01:35:23 0
「ソラリス」って自己意識のことだろ?
テッド・チャンの「あなたの人生の物語」はマジオススメ。
短編集なんだが、表題作以外の一緒に収録されてる作品も名作揃いだ。
31 :
考える名無しさん:2007/11/07(水) 17:35:55 0
ポール・アンダーソン『タウ・ゼロ』なんか、どう?
タウ・ゼロは名作SFだと思うが、哲学かといわれると疑問符がつくな。
33 :
考える名無しさん:2007/11/09(金) 09:50:39 0
SFはあまり知らないが、バラードの『結晶世界』なんかけっこう哲学的だと思うが?
思いつかない
「二百周年を迎えた男」はどう?
自由を得ることが出来る存在とはいかなるものかとか、
人間と認められるために必要な条件とはとか、
そんなことが書かれてるけど
35 :
考える名無しさん:2007/11/10(土) 12:27:53 0
『アンドリューNDR114』のことか?
「火星人ゴーホーム」なども哲学的といえば哲学的
37 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :2007/11/10(土) 12:54:53 0
>>36 やられた! 挙げようと思ってたのに。
じゃあ、ラファティなんかどうだ?
『トマス・モアの大冒険』なんて、哲学的というより何より、
トモス・モアその人が登場する。
38 :
考える名無しさん:2007/11/10(土) 14:19:17 0
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」も哲学入ってるかな
おまえら「なんとかは哲学的」とかだけじゃなくてちょこっとでも内容紹介やってくれよ。
>>14>>34ぐらいじゃないか。
>>35 そうそう、それ、The Positronic Manだ。
「二百周年を迎えた男」はアシモフの中篇作のタイトルだ。
シルバーバーグと(だっけ?)長編化したのがThe Positronic Manだよね。
でも、おれはそのタイトルは好きじゃない。
41 :
考える名無しさん:2007/11/12(月) 08:42:22 0
長編化されて主題が変わってしまったので、
もとの中篇の方が哲学的という意味では優れているのでは?
アンドロイド羊はべた過ぎるな、クロネンバーグのイグジステンズ
が一番感動したよ。絶対見るべし。つっても偏見で誰も見ないんだがw
独我論映画傑作
イグジステンズは見なくて正解だろ
クローネンバーグは好きだけどこの映画は正直つまんなかった
44 :
考える名無しさん:2007/11/14(水) 00:22:57 0
クラーク「幼年期の終わり」に一票。
つい最近、新訳が出たが、旧訳のほうがよくないか? 訳も内容も。
ピエール・ブール『猿の惑星』
46 :
考える名無しさん:2007/11/14(水) 11:45:41 0
ケータイ持ってるとカッコイと思ってるそこのサル!
おれはモッテネーヨ!無職だからw
47 :
考える名無しさん:2007/11/14(水) 22:47:41 0
やっぱクロスチャンネルじゃない?
あと是のギアス
ソラリス何と勝手の俺も呼んで身ヨット
48 :
考える名無しさん:2007/11/15(木) 07:49:20 0
オブローモフ
なんてどうですか?
49 :
考える名無しさん:2007/11/15(木) 09:07:53 0
オブローモフってSFなの?
50 :
考える名無しさん:2007/11/19(月) 20:56:39 0
オブローモフはロシア文学。
51 :
考える名無しさん:2007/12/02(日) 12:32:55 0
天空の業火なんてどうよ
52 :
考える名無しさん:2007/12/03(月) 00:46:05 0
それは何?
53 :
考える名無しさん:2007/12/03(月) 00:48:59 0
天空の業火→天空の劫火
テッド・チャン ティプトリー ディック レム イーガン J・G・バラード
日本なら星新一 筒井康隆 神林長平 ちょっと落ちて山野浩一 谷甲州あたりも
野尻抱介「太陽の簒奪者」。
ファースト・コンタクトもの。
いわゆるハードSFなんでそのあたりの面白さは勿論なのだけど、
地球人から「ビルダー」と呼ばれる異性人の異質さもなかなか。
いろもの物理学者さんの書評から拝借すると、
「難しかったろうなと思われる問題は、異星人の異質性をどこから、どのようにして得るかということである。
「太陽の簒奪者」における異星人であるビルダーの異質性は、人間的思考から「個」とか「相手」とかの概念を消し去るという引き算思考で作られている。」
という感じ。
57 :
考える名無しさん:
>>55 ついでに、代表作とか、簡単な内容紹介とかも、してくれんか?