■ ジャック・デリダ Jacques Derrida 4 ■

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401考える名無しさん
檜垣のその学会報告は決していいものではなかったように思う。
ドゥルージアンがさらっとデリダ読んで反発する一つの典型って域を出ていなかったように思うよ。
デリダは死で〜ドゥルーズは生の肯定だからいいんです! みたいな主旨は、通用しないだろこれ、と
数年前に読んだときに思った記憶がある。
402考える名無しさん:2007/08/28(火) 09:26:20 0
とはいえ、じゃあどういうのがあるの?
と言われると俺も苦しいところで、いい論文無いのかなぁ。
そういうのを書くのにはものすごい力が要るような気がするけど・・・。
403考える名無しさん:2007/08/28(火) 20:14:37 0
やっぱり「言葉の理論」と「強度の理論」の繋げ方ということになるんじゃないだろうか。
デリダの強度論ってそういや記憶にないなぁ。
なんかあったっけ?
404考える名無しさん:2007/08/28(火) 23:25:34 0
檜垣ってドゥルーズを西田幾多郎に引きつけて読んじゃうような人だからなぁ…。
ドゥルーズが抜け出ようとしたベルグソン的一元論に止まってる。
それじゃ、ドゥルーズもデリダも救われないよって感じ。
405考える名無しさん:2007/08/29(水) 17:51:12 0
>>404
>ドゥルーズが抜け出ようとしたベルグソン的一元論

初耳だ
406考える名無しさん:2007/08/31(金) 04:29:56 0
どうして日本の言論人は、自分の過去の政治思想遍歴を一行も書かずに、客観的な報道レポートのような
評論文を書くのだろうか。私が彼らに違和感を持つのは、そういう意味からである。日本の学者、知識人の
文章の大半は、いつもそうである。自分の過去を正直に書かない。自分はいつも正しい側、優劣な側に
いるのである。今は、保守派が優劣だから、転向左翼は、みんな頬被りをして、自分は生来の保守派だと
いう顔をしている。
日本は、文明の周辺属国だから、とくに知識人と呼ばれる輸入業者たちは、世界を流れる優劣思想のほうに
簡単に押し流される。それも巧みな生き方であり、商売だ。
日本の戦後の知識人や学者たちの実に95%は、左翼あるいは反体制リベラル派だった。学生時代から
ほんのわずかでも左翼に流されなかった知識人などほとんどいないと思う。
クリスチャン(カトリックあるいはイエズス会)だった連中だけが、その信念(信仰)ゆえに日本では
はじめから保守派としてがんばっていた。渡辺昇一氏や曽野綾子氏や遠藤周作氏のような。
副島隆彦「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ」P172
407考える名無しさん:2007/08/31(金) 04:31:35 0
人は人生の年月の中で、五年、十年単位で、自分の考えが変わってゆく。その変わってゆく自分を、
しっかりと記録しつづけることだ。あのときは、ああ考えて、ああ信じていたが、今では、このように
変わって、こう考えている、と書くこと。なるべく正直に書くことだ。自分に向かってきちんと文字で
書いて確認してゆく作業をすることである。それが、知識、思想、学問なのだ。
人間は年を重ねるにつれて考えが変わってゆく生き物だから、それでいい。それが成長するということ
なのだ。だから知識、思想、学問というのは、何か新しい知識を西欧やアメリカから持ち込んで、
自分勝手に改造、変造して日本語で適当に売りさばくこと、なのではない。
今の私は、このように考えている。だから私は、吉本の、「転向とは、人間が成長してゆくことだ」と
書いた転向論としての吉本の思想観を、今でも受け継いでいることになる。昔の吉本はやっぱり偉かった。

副島隆彦「日本の秘密」P122
408考える名無しさん:2007/09/07(金) 06:01:11 0
http://d.hatena.ne.jp/rento/20061028
その後、成果を発表するという雑誌の打ち合わせのあと、私たちは近くの
居酒屋で宴会をした。そのときのことである。雑談のなかで、長原豊が、
あるフランス関係者で、女に色目をつかういやらしい奴がいると非難しは
じめた。みんながそれは誰だと知りたがった。その名前を言わずに、たと
えば、これこれの席で、発表したあとで、どうだといわんばかりに気取っ
て構えている奴がいて、それを潤んだ目で見ている女たちがいるんだとい
うような内容の、まあ悪口である。

いったいそれは誰かのことかと、追及されて、長原は、それは「おふら〜ん
す関係者」の鵜飼哲だと言い出した。


409考える名無しさん:2007/09/24(月) 12:52:39 0
書き込みない?
410考える名無しさん:2007/09/30(日) 10:40:47 0
マルクスの亡霊たち出たな
411考える名無しさん:2007/09/30(日) 10:45:43 0
○亡キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
412考える名無しさん:2007/10/02(火) 10:01:05 0
檜垣の論文も著作もそんなに悪くない気がする。
檜垣は生だからいい死だから悪いなんて、言ってないんじゃないか。
止揚無き弁証法としての、現前のはらむ否定性 死 他者。
内でありながら外を含むこと。その葛藤的両義的な有様が
差異のエネルギーなり衝動を備えると言うのはよくわかる
気がする。
413401:2007/10/02(火) 10:40:44 0
>>412 そっか。俺も檜垣読み直してみるよ。
先の指摘はあまりに雑だったかもしれん。
414考える名無しさん:2007/10/06(土) 21:14:31 0
>>408
そこだけ見るとアレだが、この書き手は長原がよほど嫌いらしいなwww
415考える名無しさん:2007/10/06(土) 22:17:22 0
>>408
その書き手は、大橋洋一だから、
糞みたいな訳書を量産している長原を叩いて当然だろう。
416考える名無しさん:2007/10/08(月) 02:58:46 0
すみません。
昔哲学板に「頭の上についてについて」というデリダ関連のスレがありました。

確か「世界の中心は自己である自己の中心は神である自己は主体である神は客体である」というようなデリダの文章が載っていたと記憶しているのですが、その文章はどの本に載っているかどなたかご存じないでしょうか?
日本語に翻訳されているとは限らないのですが……もし分かる方がいましたらよろしくお願い致します。
417考える名無しさん:2007/10/08(月) 03:05:02 0
鵜飼哲ってもてるのか
418考える名無しさん:2007/10/08(月) 06:36:26 0
どこだろう・・・
419考える名無しさん:2007/10/09(火) 00:57:23 0
そんな文章書くわけねえだろが
420考える名無しさん:2007/10/09(火) 01:07:22 0
デリダなんて言葉のレトリックの技量を競うコンテスト優勝者にすぎない。
まあ、フランス的ペダンティズムなんだろうが「臭すぎて鼻につくだけ」だな。
421考える名無しさん:2007/10/09(火) 01:25:02 0
>>420
釣れますか?
422考える名無しさん:2007/10/09(火) 14:15:36 O
>>416
そんなスレあったな。
スレ主が翻訳しただけで日本語では出版されてないと思うが。
っていうかそれデリダだったっけ?それすら曖昧だ…
423考える名無しさん:2007/10/25(木) 19:04:36 0
ジャック・デリダ『フッサール哲学における発生の問題』合田正人・荒金直人訳、
みすず書房、2007年11月21日頃刊行予定。
ISBN: 9784622073529 < ttp://msz.co.jp/book/new/ >

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1192888284/34
424考える名無しさん:2007/10/31(水) 19:25:46 0
『マルクスの亡霊たち』帯に載ってた告知

近刊
別冊『環』13 ジャック・デリダ

〈講演〉「赦し、真実、和解――ジャンルは何か?」(生前最後の講演)  デリダ
〈講演〉「希望のヨーロッパ」                            デリダ
〈対談〉「言葉から生へ」                       デリダ+シクスー
〈鼎談〉「映画『デリダ、異郷から』をめぐって」   ファティ+鵜飼哲+増田一夫
〈寄稿〉バディウ/カムフ/浅利誠/鵜飼哲/藤本一勇/増田一夫/港道隆/守中高明ほか
425考える名無しさん:2007/11/05(月) 11:38:46 0
>>420

デリダがユダヤ系アラブ人として敵の言語を操ったと見れば評価は一変します。
そのレトリックというよりもエクリチュールに「外部がない」(デリダ)ということは、ブッシュや小泉
の言動が及ぼす世界への影響から明らかですから、デリダは正しかった
、と思います。 
426考える名無しさん:2007/11/06(火) 12:19:40 O
「火ここになき灰」ってむずかしい?
おもしろそうだなと思いつつ。
427考える名無しさん :2007/11/07(水) 05:47:12 0
けっ、
デリダのどこが凄いんだよ
ノータリンども、言ってみろよ
バ〜カ
428考える名無しさん:2007/11/07(水) 09:35:23 0
>>424 乙

>>426
むずかしいといえばむずかしいけれど
そういうものと思って読めば、それなりに楽しめます。
あまり理屈を気にせず、読んでみればいいと思いますよ。
429考える名無しさん:2007/11/11(日) 08:50:07 0
現象学の方から来た者で、デリダはほとんど読んでないけど、彼のどこが凄いか
わからない。『声と現象』のフッサール批判はまとはずれもいいとこ。

デリダの哲学(哲学批判)者としての基本姿勢を、私なりに要約すれば:
同一性に対する差異の存在論的優位、同一性は差異が生んだ仮像、
その仮像に過ぎない同一性の観念がヨーロッパの哲学を支配してきた、
これは一種の倒錯、そのためヨーロッパ的思考構造を正置しよう・・・
といったところではないだろうか?
デリダ研究者からすれば、私の解釈はあまりにも粗雑に聞こえるだろうけど。
430考える名無しさん:2007/11/11(日) 09:04:41 0
まず、同一性に対する差異の優位について。
この「神話」がヨーロッパを支配してきたとも思えない。
デリダ以前の哲学者が問うてきたのは、単純に同一性をすべての根幹に置いたのではなく、
同一性なる怪しげなものが、なぜ日常生活でも欠かせないのか、ということ。
カントの先見的統覚の発見もこのことと関連してる。
形而上学的実体と見なさるものは、単なる虚構ともいえない。
ヨーロッパの哲学は、最も単純なものが、最も形而上学的であることを
教えてきたのではなかったか?
431考える名無しさん :2007/11/12(月) 17:23:23 0
デリダのフッサール批判は的外れもいいところなんだよ。
『グラマトロジー』もそう、ソシュール言語学をまともに読んでいないから
「パロールに対立するもの」として「エクリチュール」となってしまう。
「パロール」に対立するのは「ラング」だからね。
デリダの批評は全てそう、問題としている学者の思想をまともに読めていない。
そして「脱構築」のように「操作子」なる未定義の独自用語をばんばん使う。
これでは結局、形而上学に逆戻りしていることになるんだけれどね。
そう、デリダは出発点においていつも誤謬を必ず犯している。
432考える名無しさん:2007/11/12(月) 19:30:07 0
スルーしておこうっと
433考える名無しさん:2007/11/12(月) 22:33:05 0
>>428-431は、デリダを読む気がないんだったら
初めから読まない方がいいと思うよ。
434考える名無しさん:2007/11/13(火) 00:19:11 0
別冊『環』13 もうすぐかな。
435考える名無しさん :2007/11/13(火) 00:28:03 0
>>428-431
そうだね、デリダはいつも的外れ(笑)
436考える名無しさん:2007/11/13(火) 00:48:06 0
>>425
デリダの現前性批判は実は、二項対立からなる、現象学、言語学を内在的批判をする形で引き継いでいる。一見不毛に見えるのは日本では別に上記の両学問体系は権威でもなんでもないから。
デリダの本領は、自身が権威となり批判の対象となるポストモダン批判以降。
437考える名無しさん :2007/11/13(火) 01:01:10 0
小文字の批評家
ジャッキー・デリダ
438考える名無しさん:2007/11/13(火) 20:14:31 0
>>429
よろしければあなたのフッサール現象学の解釈を聞かせてください。
439考える名無しさん :2007/11/14(水) 01:16:19 0
>>438
そのまえに
あなたのフッサール現象学の解釈を聞かせてください。
440考える名無しさん:2007/11/17(土) 10:55:32 0
ジャック・デリダ『哲学の余白』藤本一勇訳、下巻、
法政大学出版局〈叢書・ウニベルシタス〉、2008年1月7日頃[12月?]刊行予定。
ISBN: 9784588007729
< ttp://h-up.com/2008-01.html >;
< ttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4588007726.html >.

「〈差延〉や〈脱構築〉の基本概念が明らかにされるデリダ1970年代の重要なテキストの完訳。
下巻には、フッサールを論じた「形式と〈言わんとする作用〉」、
バンヴェニストの言語学「繋辞の代補」、リクールとの論争を招いた「白い神話」、
ヴァレリー論「痛み、源泉」、オースティンの言語行為論をめぐって
〈デリダ=サール論争〉を巻き起こした「署名 出来事 コンテクスト」の5論考を収める」(版元)。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1192888284/277
441考える名無しさん:2007/11/24(土) 00:25:51 0
〈言わんとする作用〉ときたか、、、
442考える名無しさん:2007/11/24(土) 07:34:03 0
意味作用(signification)の訳語としてはずいぶん噛み砕いてるね。
443考える名無しさん:2007/11/24(土) 09:30:36 0
>>442
言語はsingnificationじゃなくてvouloir direな。
直訳すると「言わんとする」だけど、
「意味する」という意味でも使われる慣用表現。
これはデリダの議論のなかでもポイントになってるし。
444考える名無しさん:2007/11/24(土) 10:22:40 0
>>443
ああああ、そうだった。意義作用と訳されきたやつだね。何初歩的なところでトチってるんだろう、私・・
445考える名無しさん:2007/11/25(日) 03:52:15 0
>>444
どうでもいいけどセックスしてくれ。頼む。
446考える名無しさん:2007/11/25(日) 08:22:42 0
>>445
チミには自家発電を薦める。
そしてサッパリして、落ち着いてからヴァギナにぶち込め。
これこそ性交の二段階論よ。
447考える名無しさん:2007/11/25(日) 12:36:56 0
>>446
男は永遠に処女とはセックスできない。
なぜなら、インサートした瞬間に、彼女は「処女」ではなくなってしまうからだ。
男は永遠にこの差延の中にあるorz
448考える名無しさん:2007/11/26(月) 15:26:59 O
君みたいに極細なら問題無いよ
449考える名無しさん:2007/11/28(水) 01:33:21 0
マルクスの亡霊たち [著]ジャック・デリダ
[掲載]2007年11月04日
[評者]巽孝之(慶應大学教授・アメリカ文学)
■ゴシック・ロマンスに似た感動
http://book.asahi.com/review/TKY200711060208.html
450考える名無しさん:2007/11/29(木) 01:37:20 0
宇波彰現代哲学研究所
ジャック・デリダ『マルクスの亡霊たち』を読む
http://uicp.blog123.fc2.com/blog-entry-7.html
451考える名無しさん:2007/12/01(土) 14:20:07 0
付言しておくと、長い時間をかけてなされたという増田一夫の翻訳はとてもいい。これまでのデリダの邦訳のなかでは最高である。
(2007年11月23日)




452考える名無しさん :2007/12/02(日) 01:00:46 0
『マルクスの亡霊たち』、いい雑文だ。
寝ながら読むのに最適。
ただし、内容なんかないけどね。
所詮は過去の流行ものっす。
453考える名無しさん:2007/12/02(日) 01:21:14 0
宇波が翻訳について語るなんてちゃんちゃらいとおかし。
褒めるにしてもなんにしても。

それに宇波にいいたい。
ドゥルーズの翻訳もままならないのにデリダを語るなって。
454考える名無しさん:2007/12/02(日) 01:24:58 0
まだ巽孝之の評のほうが有益。
宇波の「遺産相続」の捉え方は浅すぎだろ。
455考える名無しさん :2007/12/02(日) 01:25:25 0
まあまあ、
デリダは大衆向けの雑文執筆家。
宇波だろうが、八百屋のおっさんだろうが
誰が語ってもOKでしょ。
週刊現代でも読む感覚で読めば十分理解できるし。
456考える名無しさん:2007/12/02(日) 01:26:50 0
「マルクスの亡霊たち」スレ
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1195829761/l50
457考える名無しさん:2007/12/02(日) 01:30:39 0
452、455は見事にスルーされてるなw
458考える名無しさん :2007/12/02(日) 01:31:29 0
デリダ≒田原総一郎
まあ、ポジション的にはほとんど同じ。
文章は田原よりもっとへたくそだけどね。
459考える名無しさん:2007/12/02(日) 02:37:20 0
誰も言わないようだから、言っておくけど、
マルクスの亡霊たちの増田訳は、ちょっとでも原文や英訳でも読んでみたなら誰でもわかるぐらいに、
邦訳の構成が変わってるんだよ。

と言っても、私は増田訳を批判するつもりなく、
自分の訳文をもう一度、構文的対応関係を外して一旦変形させたような文になっているわけで、
厳格な理解に基く意訳、とでもいようような面白いものになっている。
デリダの翻訳文の中でも変わってるほうだと思う。妙に読みやすくてね。
論旨を把握しきってないとできないんじゃないかっていうような、しかし厳密な変形の仕方だ。
(語彙のレベルではほぼ意訳的な崩壊はない・・ただ、語句の多義性が訳注で補完不足といったところ)

宇波のように「最高だ」みたいに言うのはちょっとどうかと思うけど、
増田があとがきで「翻訳の魔にとらわれたかのごとく数年かけた」と言ってるのは
仕事の放置を隠蔽する嘘などではなく、本当のことなのかな、と思わせるだけのものになっている。
同じように訳したいかどうか、と言われると人は迷うだろうが、
私はああいう訳もあっていいんじゃないかな、と思った。
460考える名無しさん:2007/12/02(日) 09:32:05 0
増田の訳がどう最高なのか、宇波の文からはまったく伝わってこないな。
年数をかけたから、みたいなとこに比重を置いてもしょうがないし。

たしかに増田の訳文は、日本語としてこなれてはいるだろうが、
もともと講演をテキストにしてるわけで、デリダの著書の中でも難易度は低い。

デリダの翻訳で最高だと思えるのは白井訳のニーチェ論。
原文にある豊かさと面白さをどう維持してるかって点では傑作だと思う。
461459:2007/12/02(日) 10:33:23 0
>>460
年数をかけた云々を言っても指摘として意味がないというのと、宇波の言及が具体性もろくにないのはその通りとして、
>もともと講演をテキストにしてるわけで、
の点だけ一言加えると、ある時期以降のデリダの著作は大半これで、
予め執筆した原稿を読み上げているのだから、マルクスの亡霊たちだけ特別難易度が低いということはないような。

>白井訳のニーチェ論
それ、手に入りにくいやつじゃないか('A`) 持ってねぇ・・・
462考える名無しさん:2007/12/02(日) 20:24:03 0
>構文的対応関係を外して一旦変形させたような文になっている

エンタメ翻訳の世界では当たり前のことなんだけどねぇ。
古典新訳シリーズで誰かグラマトロジー出してくれねえかな。
463考える名無しさん:2007/12/03(月) 16:11:53 0
>>462
意味のつながりをかなりの部分を保存させながら、入り組んだ論旨を維持させつつ、変形してるって意味で珍しいんだが。
単に「柔軟に訳し下されている」ってだけならわざわざ言わないよ。アホか。
464考える名無しさん:2007/12/03(月) 22:41:06 0
>>463
だったら例を出せ例を。
465考える名無しさん:2007/12/04(火) 00:04:39 0
エンタメが云々の馬鹿は、放置でいいよ。
466考える名無しさん:2007/12/04(火) 03:20:59 0
>意味のつながりをかなりの部分を保存させながら、入り組んだ論旨を維持させつつ、変形してるって意味で珍しいんだが。

単に哲学書みたいな難解な本で柔軟に訳し下すのは珍しいことなんだよといってるだけ。
467考える名無しさん :2007/12/04(火) 19:00:45 0
ウハハ、脱肛畜ですよ、脱肛畜っ!うひょひょひょひょ〜〜〜〜〜〜〜〜ん
             ξミミミミミミミミミミミミミ
            ξξミミミミミミミミミミミミミミ 
            ミミξミミミミミミミミミミミミミミ
            ミミ -=・=- -=・=- ミミ  
            ミミlミ    __     l;;;|ミ  
             ミlミ::: ー===-' ../彡
              ヽ::   ̄  ./
       〔ノ二二,___ ・  |  ・ __,二二ヽ〕
        |:::::::::::::::::::::::::::ヽ    /::::::::::::::::::::::::::/
         〉::::::::: :::::::::::::〉 ・ 〈:::::::::::::: ::::::::〈
        |:::::::::::::::::::::::::/ (U)  ヽ::::::::::::::::::::::/
         〔:::::::::::::::::::::/  ノ~ヽ  ヽ::::::::::::::::::|
         ヽ:::::::::::::::::/ /::::::::::::\ ):::::::::::::::::::ゝ
        ノ:::::::::::::::::::| |_〜─〜-| |〜〜〜/


468考える名無しさん:2007/12/13(木) 13:06:57 0
今日のぼやき「722」
http://www.snsi-j.jp/boyakif/wd200601.html#1101
副島隆彦の言うことは信じられない、などど逃げ回ることができなくしてやろうと思います。すくなくとも
私たちのまわり(周囲)にまとわりついて、私たちから知識、情報の泥棒をしに来ている薄汚い連中の脳に、
大きな真実のばい菌(ウイルス、virus ヴァイラス)を注入してやろうと思います。発病まで何年かかかる
でしょうが、それでも、私たちが見舞う真実爆弾は、「現実はこのままであり、受け入れるしか仕方がない
ものだ論者」どもの脳を侵蝕してゆくでしょう。ざまあみろ、ということです。
(中略)
過去150年間の、日本の政治知識人たちの、能力の低劣と、思わせぶりの嘘八百理解と、意味不明文をあり
がたがって、それで、「自分は、これでも、日本では政治知識人だ」と思いこめた、土人のまじない師たちの
哀れな姿の問題を、何とか、継承して、表に出して、そして、「少しでも克服する」ではなくて、本当に、
大幅前進させなければならない。これは、私の決意だ。私の人生に遺された重要な、コトバ研究の分野の仕事だ。
(中略)
急いで、弟子たちに、『政治思想の本の真実読み破りと、なめらか訳の技術の伝授』をやってしまいたい。
そうすれば、以後は、私の弟子たちが、すぐれた翻訳をやって、むずかしいがしかし定評のある外国書を
日本人知識層が、嘘つきではなく、知ったかぶりではなく、いいかっこしいではない、西欧の最先端思想
を自分だけ知っている、分かっている風の、だましの思想の嘘輸入がなくなる。これを、なんとしても、
はやく実現しなければ、いけない。
469考える名無しさん:2007/12/16(日) 02:26:17 0
フッサール論買ったかい?
470考える名無しさん:2007/12/27(木) 02:07:44 0
フッサール論高すぎじゃん
471考える名無しさん:2007/12/27(木) 15:14:57 0
http://yabai-hanasi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_9774.html

257 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/05 08:24
アパルトヘイト時代に南アフリカで
実際に行われていた話。
アパルトヘイト後、科学者の調査で明らかになった。


まず「死の工場」と呼ばれる実験所があった。
その「死の工場」ではこんなことが行われていた。

・自然死に見せかけて、何の証拠もなく、
 黒人を殺すことのできる化合物の精製(1983年から)。
 もちろん実際に使用された。

・有色人種の女性を不妊にするワクチンの作成

・黒人への感染を目的とする「人種差別バクテリア」の開発

あなおそろしや。

ソース
『言葉にのって --- 哲学的スナップショット』
ジャック・デリダ著 林良雄 森本和夫 本間邦雄 訳
ちくま学芸文庫 筑摩書房 2001 p.185-186

これってマジですか?もしそーなら買ってみたい。
472考える名無しさん:2007/12/27(木) 16:40:19 0
『言葉にのって』p185-186(正義と赦しがテーマ)にデリダへのインタビュアーの発言としてある。

「(…)専門的な科学者たちによって、最近、アパルトヘイト体制の時代に
≪死の工場≫と名づけられた実験所があったことが発見されました。
一九八三年から、黒人の自然死を装うやり方で、どんな痕跡も残さずに殺すことのできる化合物をそこで精製しました。黒人たちはその犠牲となっていたのです。
有色人種の女性を不妊にするワクチンや、黒人に作用することを目的とする≪人種差別バクテリア≫をそこで開発しました。」
473考える名無しさん:2007/12/27(木) 17:55:46 0
>>471-472
へえ、そんな箇所あったっけ。完全に忘れてたな。
『信仰と知』がアルジェリアの証言問題に絡んで、ヘス大司教について論じられていたこととかが
座談の話題になっていたような記憶はあったんだが。
ただ、『言葉にのって』はアルジェリア問題を網羅的に暴露あるいは検証する本では決してないし、
デリダ自身はそうした本は何らかのかたちで読んでいただろうけど、デリダの本を実際的なアルジェリア問題の事実を知るために読むよりは、
アルジェリア問題の本を読んだ方がいいんじゃないかな。

デリダとアルジェリア問題を軽視するわけではないけどね。
『イスラームと西洋』にしたって、そういう手合いの本みたいだし。
474考える名無しさん:2007/12/27(木) 18:24:35 0
デリダはなぜ正義なんて言い出したのかな
475考える名無しさん:2007/12/29(土) 15:25:25 0
>>431
「かりに言語(ラング)と言(パロール)との対立とか、言語(ラング)と言説(ディ
スクール)との対立とかを素朴に受け入れ、そしてそうした対立を基にして哲
学的言説について何らかの理論を練り上げようとしても(略)哲学の歴史は
言語(ラング)という貯蔵タンクの中に沈み込んでしまうのではないか。(略)
こうした問題を練り直そうとすれば、哲学を構成しているもろもろの概念カッ
プルを変形ないしは位置ずらしするほかに道はないだろう。」

デリダ「繋辞の代補」冒頭より『哲学の余白に(下)』所収予定
「現代思想」1981.7より
476考える名無しさん:2007/12/29(土) 15:27:11 0
「ディコンストラクションは、われわれがテクストにつけ加える何かではなく、テクスト自体を
構成するものである」
ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー』原書p91、
柄谷行人『隠喩としての建築』p91
477考える名無しさん:2008/01/07(月) 18:33:35 O
詩文3科目軽量入試脳の馬鹿田生は、哲学専攻のくせに、「記号論理学は抽象的すぎてわからん」などとほざき、
ポモや、自分の数学ル・サウンチマンを晴らすためだけの浅薄な相対主義・反自然科学に熱を揚げるww
あわれ滑り止め馬鹿田生www

878 考える名無しさん sage 2008/01/07(月) 02:16:16 0
確かに早稲田生は頭悪いヤツ多いと思うよ。
しかし、ルサンチマンの塊は教員の方だよw

ポストモダンマンセー厨はほとんどがフランス哲学、
フランス文学のヤシだ。
難解な言葉いじくって思想してるかっこいいオサレな俺様的な
自己陶酔オナニー臭しか感じられなくて、
私もこいつらは不愉快だ。
ポストモダン厨は頼むから、仏文行ってくれ。
478考える名無しさん:2008/01/08(火) 09:15:50 0
>>477はこのスレに近しいスレに同じ文章のコピペを連投してるだけなので、スルーすること。
479考える名無しさん:2008/01/09(水) 00:56:44 0
『読むことのアレゴリー』早く邦訳出ないかな
480考える名無しさん:2008/01/10(木) 19:21:11 0
今日のぼやき「722」
http://www.snsi-j.jp/boyakif/wd200601.html#1101
副島隆彦の言うことは信じられない、などど逃げ回ることができなくしてやろうと思います。すくなくとも
私たちのまわり(周囲)にまとわりついて、私たちから知識、情報の泥棒をしに来ている薄汚い連中の脳に、
大きな真実のばい菌(ウイルス、virus ヴァイラス)を注入してやろうと思います。発病まで何年かかかる
でしょうが、それでも、私たちが見舞う真実爆弾は、「現実はこのままであり、受け入れるしか仕方がない
ものだ論者」どもの脳を侵蝕してゆくでしょう。ざまあみろ、ということです。
(中略)
過去150年間の、日本の政治知識人たちの、能力の低劣と、思わせぶりの嘘八百理解と、意味不明文をあり
がたがって、それで、「自分は、これでも、日本では政治知識人だ」と思いこめた、土人のまじない師たちの
哀れな姿の問題を、何とか、継承して、表に出して、そして、「少しでも克服する」ではなくて、本当に、
大幅前進させなければならない。これは、私の決意だ。私の人生に遺された重要な、コトバ研究の分野の仕事だ。
(中略)
急いで、弟子たちに、『政治思想の本の真実読み破りと、なめらか訳の技術の伝授』をやってしまいたい。
そうすれば、以後は、私の弟子たちが、すぐれた翻訳をやって、むずかしいがしかし定評のある外国書を
日本人知識層が、嘘つきではなく、知ったかぶりではなく、いいかっこしいではない、西欧の最先端思想
を自分だけ知っている、分かっている風の、だましの思想の嘘輸入がなくなる。これを、なんとしても、
はやく実現しなければ、いけない。
481考える名無しさん:2008/01/12(土) 12:29:34 0
絵葉書Uはいつだ?
482考える名無しさん:2008/01/13(日) 00:00:30 0
デリダってだりだ?
483考える名無しさん:2008/01/13(日) 02:04:26 0
『絵葉書』は以前書店で見かけてパラパラめくってみて、これはいいと思った。
デリダという人は大方の世評通り哲学的には?がいっぱいつく人だが、
こういう「薀蓄を盛り込んだ思想風の詩/小説」を書かせたらうまいと思った。
こういうタレントは昔の左翼っぽい文学的知識人のイメージを引きずっていて今でも一定の需要があると思う。
デリダはそういうイメージを求める人の好きもの心を巧みに刺激するような商品を量産しているけれど、
この『絵葉書』はそのなかでも彼の持ち味が明快に出た作品だと思った。
484考える名無しさん:2008/01/13(日) 02:39:38 0
>デリダという人は大方の世評通り哲学的には?がいっ>ぱいつく人

適当なこと言うな。フッサール論読んでみろ。
デリダは一流の哲学研究者だ。
それだけじゃないけどな。
485考える名無しさん:2008/01/13(日) 03:09:11 O
147 学生さんは名前がない sage 2008/01/13(日) 02:33:47 0
アリストテレサ以降碌な哲学者いないなw



486考える名無しさん:2008/01/13(日) 08:34:46 0
≫482

おりだ!
487考える名無しさん:2008/01/13(日) 15:51:06 O
755 考える名無しさん 2008/01/13(日) 14:09:47 0
「現代思想」系の人って数理的アプローチに対する方法論が
決定的に間違っていると思わざるを得ないね。というか科学
というものが何かって全くわかってないよね。無意味に位相
空間だの連続体仮説だのの言葉遊びに没頭するのが「科学」
だなんて勘違いしているんじゃない?大体、数理的な表現を
使うのは厳密な議論を展開していこうという確たる動機が伴
うんだけど、「現代思想」系の連中は逆に曖昧な泥沼に嵌め
ようとしてるんだもーん。それじゃー駄目なのよ。

しっかし、これだけいかがわしいことが判明しているにもかかわらず、
それでも擁護しようとする連中の頭の構造ってどうなってんだろうね。
学問に向いてないんじゃないの?
488考える名無しさん:2008/01/13(日) 20:50:12 0
デリダ関係ない
489考える名無しさん:2008/01/14(月) 16:21:07 O
1月 北の富士、琴桜、輪島 / 清国、大麒麟、貴ノ花、大受
3月 北の富士、琴桜、輪島 / 大麒麟、貴ノ花、大受、北の湖
5月 北の富士、琴桜、輪島 / 大麒麟、貴ノ花、大受、北の湖
7月 北の富士、輪島 / 大麒麟、貴ノ花、北の湖
9月 輪島、北の湖 / 大麒麟、貴ノ花
11月 輪島、北の湖 / 大麒麟、貴ノ花

S50年
1月 輪島、北の湖 / 貴ノ花

北の湖昇進に合わせて上位陣の総入れ替え。ここから黄金時代は始まった。



490近刊:2008/01/27(日) 01:04:42 0
J・デリダ & S・ファティ『言葉を撮る(仮)』
鵜飼哲・港道隆訳、青土社、2008年2月刊行予定
491考える名無しさん:2008/01/30(水) 01:16:16 0
現象学.....というかフッサールの知識なく声と現象学を
読もうとするのは少々無謀だったようだ...
492考える名無しさん:2008/01/30(水) 02:09:16 0
『声と現象学』じゃなくて『声と現象』じゃなかったっけ。
フッサール?別にいらないんじゃないの?
なんだっけなー昔読んだけど内容覚えてないや。
自分の話す声を聞くとかってこれだっけ?デリダってでりだっけ?
493考える名無しさん :2008/01/30(水) 12:36:14 0
>>490
もう、デリダの翻訳新刊はいらないよなあ…。
「グラマトロジーについて」で終了している執筆家だし。
494考える名無しさん:2008/01/30(水) 12:38:56 0
>>493
どうしてそう思ったのかな?
495考える名無しさん :2008/01/30(水) 12:56:24 0


デリダニアン(通称デリダニ)は頭が悪すぎです
496考える名無しさん:2008/01/30(水) 13:02:50 0
497考える名無しさん:2008/01/30(水) 13:27:04 0
高橋哲哉をぶっとばしたい
498考える名無しさん:2008/01/30(水) 13:47:10 0
ごめん声と現象だったわ。
焦点を当てたい場所は大まかにわかったけど...
表現、って言葉がいまいちつかめない。すごく広範な会話一般も含める
ようなもの?指標ってのはa、bとかだよね?フッサールは表現て曖昧な
ものを記号作用の中で指標てものから派生したように考えたかったけど
デリダはもっと志向性のような段階のものとして考えようとしてる...
みたいな。まあ全般的に橋渡しをしてる感じなんでしょうか。
499考える名無しさん:2008/01/30(水) 16:06:21 0
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事がかなったそうです。
このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。先を読むと、願い事が叶わなくなります。
@まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。まだ、先を見てはいけませんよ!!
D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。 この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。
もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。
とても奇妙ですが当たってませんか?
500考える名無しさん:2008/01/30(水) 17:04:07 O
鵜飼さんはとにもかくにも弔鐘をださなきゃいけないのでは。中期デリダの中抜き進みすぎだよ。