■■■哲学板総合案内所 part3 ■■■

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51岩崎巌
 廣松渉批判    


この文章は故廣松渉氏の哲学−なかでも関係の第一次性−を批判することを目
的とする。

本来であれば廣松哲学を批判するならば、彼の主著『存在と意味』(全2巻)
の内容を批判すべきであるが、筆者は1巻は読んでいないのでそれについては
お許し願いたい。
そういう訳で、この文章では廣松さんの、『哲学入門一歩前』、『世界の共同
主間的存在構造』、『物象化論の構図』について批判的検討を行います。何故
「批判」的「検討」なのかは廣松さんの哲学には正しいところと、誤ったとこ
ろの両方があるためです。

1. 廣松実体主義批判の陥穽
 廣松氏は『哲学入門一歩前』(以下、『一歩前』)の中で、「モノからコト
へ」「事物に『実体』はない」と述べています。これこそ廣松哲学の真髄、
「関係の第一次性」を端的に述べたものです。
何故廣松氏は「実体はない」と言っているのでしょうか?『一歩前』の第一章
、 第二節 自然科学の「物体像」「●原子は見えねど」でこのように記述し
ています。「寔に“知識”の普及による既成概念の確立という社会文化的現象
は驚嘆すべき事実であって、誰も見たこと・触ったこともない物質的原子とやらの
実在性をさも当然のことのように人々は信じきっている。」
残念ながら現代のナノ(十億分の一)・テクノロジーではSTM(走査型トンネ
ル顕微鏡)によって原子を見ることができる。また原子の集合体たる鉄、銅、
金、白金などに廣松氏は触れたことがないらしい。
52岩崎巌:2006/02/18(土) 06:23:05
2.ヘーゲル・マルクス・廣松「弁証法」の陥穽
 ここでは小川原誠氏著、『現代思想の冒険者たち14 ポパー 批判的合理
主義』から引用するだけでよい。「弁証法はふつう、思想は、テーゼ(主張)
、アンチテーゼ(反対主張)、ジンテーゼ(総合)というトリアーデ(三幅
対))をつうじて発展するという主張として理解されている。」「しかしな
がら、ポパーはこのパターンはあまりにも粗雑であると考える。
53岩崎巌:2006/02/18(土) 06:25:22
第一に、テーゼが産みだされてくる状況に対して十分な配慮が払われて
いない。ポパーによれば、テーゼは問題状況のなかで生じてくるのであ
り、しかもひとつとは限らず多数生まれてくる。また、テーゼが必然的
にアンチテーゼを産みだすわけでもない。ポパーは、アンチテーゼを産
みだすのは、われわれの側の批判的態度のみであると考える。第二に、
テーゼとアンチテーゼとの衝突を認めることができるにしても、それが
必然的にジンテーゼを産みだすと主張することはできない。ジンテーゼ
を産みだすのは、ここでも人間精神の批判的な活動である。第三に、ジ
ンテーゼはテーゼとアンチテーゼのいい点のみからなるのではない。ジ
ンテーゼは、テーゼとアンチテーゼとのいずれにも還元されないような
新しい観念をふくんでいる。」「ジンテーゼは、ポパーの観点からすれ
ば、たんなるテーゼにすぎない。」
54岩崎巌:2006/02/18(土) 06:29:21
第一に、テーゼが産みだされてくる状況に対して十分な配慮が払われて
いない。ポパーによれば、テーゼは問題状況のなかで生じてくるのであ
り、しかもひとつとは限らず多数生まれてくる。また、テーゼが必然的
にアンチテーゼを産みだすわけでもない。ポパーは、アンチテーゼを産
みだすのは、われわれの側の批判的態度のみであると考える。第二に、
テーゼとアンチテーゼとの衝突を認めることができるにしても、それが
必然的にジンテーゼを産みだすと主張することはできない。ジンテーゼ
を産みだすのは、ここでも人間精神の批判的な活動である。第三に、ジ
ンテーゼはテーゼとアンチテーゼのいい点のみからなるのではない。ジ
ンテーゼは、テーゼとアンチテーゼとのいずれにも還元されないような
新しい観念をふくんでいる。」「ジンテーゼは、ポパーの観点からすれ
ば、たんなるテーゼにすぎない。」
55岩崎巌:2006/02/18(土) 06:31:31
と「ころで、ポパーの弁証法批判は、図式のレベルをこえて、弁証法が
矛盾を許容しているという点に向けられる。弁証法論者は、テーゼとア
ンチテーゼとの矛盾からジンテーゼが産みだされると考えるから、矛盾
は実りをもたらすばかりでなく、世界のいたるところで生じてくるから
回避することは不可能であるとも主張する。そして、結局、彼らは、矛
盾律を否定し、矛盾を許容するにいたる。しかしポパーが批判するのは
まさにこの点である。彼は、矛盾が実り豊かなものとなるのは、われわ
れが矛盾を許容せず、除去しなければならないと決意するからであると
主張する。それにたいして矛盾が許容されるならば、あらゆる科学活動
が停止する。というのも、矛盾言明からは、相反する言明であれ、どの
ような言明でも導出されるからである。これは、何事についてでも思い
つくまま気の向くままに何でもしゃべりうる
56岩崎巌:2006/02/18(土) 06:32:59
ということにほかならない。しかもこの洞察は、現代論理学のごくごく
初歩的なことがらに属する。」「しかし、弁証法論者がこの初歩的事項
を理解していなかったことは、彼らが弁証法の名のもとでまったくの言
葉遊びしかしていなかったことからも理解されるだろう。・・・またい
わく、aをテーゼとすれ
ば、その否定たる−aがアンチテーゼであり、否定の否定としてのジン
テーゼはa2であるという。しかし、否定の否定は−(−a)として、
たんなるaではないのか。」
また、ポパーはクーンのパラダイム転換という考えも批判している。再
び引用しよう。「論理的、あるいは哲学的なレベルの反論としてまずポ
パーが指摘するのは、パラダイム転換は新旧パラダイムの断絶のみをも
たらすのではないという点である。たとえば、アインシュタインの理論
は、ニュートンの理論
57岩崎巌:2006/02/18(土) 06:34:20
といくつかの点で矛盾するが、他方でニュートンの理論をみずからの理
論にとっての近似解として許容する。ここにあるのは科学理論の発展に
おける断絶と継承ということであって、累積的発展のみがあるものでな
ければ、パラダイム論者のいうように断絶
のみがあるのでもない。」

3.フュア・エス−フュア・ウンス構成の陥穽
ここでは廣松氏のマルクス「改釈」のときに必ず持ち出される、フュア
・エス−フュア・ウンス構成が前衛−大衆理論でしかないことを明らか
にする。
『物象化論の構図』より引用しよう。「システム内在的な当事者にとっ
て物的な関係・性質・成態の相で現前・現象しているところのものが、
システム外在的な視座に立つマルクス的学知にとっては、人的な関係と
して察知される。体制内在的意識に対し
58岩崎巌:2006/02/18(土) 06:35:50
て現前する対象的物象が、マルクス的学知においては物象化された関係
態として現識される。」
これが廣松氏の物象化論=「として」機制である。ここでは、当事者に
は解らないが、学知(廣松流に改釈されたマルクス)には物象化でしか
ないということが解っている、ということを言っている。これを前衛−
大衆という言葉に置き換えると、「大衆にとって物的に現象していると
ころのものが前衛にとっては、人的な関係として察知されるということ
になる」。ありていに言ってしまえば、何も知らない馬鹿な大衆は物象
化的錯認に陥っているが、マルクス=廣松はその実態を知っているんだ、
ということであろう。

4.「関係の第一次性」の陥穽
ここでは廣松哲学の根本思想である「関係の第一
59考える名無しさん:2006/02/18(土) 06:50:40
60岩崎巌:2006/02/18(土) 14:43:49
次性」が誤りであることを明らかにする。
早速土屋賢二先生の『猫とロボットとモーツァルト』から引用する。第六章
「だれもいない森の中で木が倒れたら音が出るか」−アリストテレスの解決
 では「常識的には、たんに聴力をもった者が近くにいなくなったというだけ
の理由で、音を出さなくなったとはいわず、目を閉じたらカラーテレビが色を
失うとは考えない。人間が聞いていなくても、木が倒れたら音がでるはずだ。
(改行)これは自明のことのようにさえ思われる。アリストテレスの立場も常
識に一致する。だが、これに反対する哲学説も出されてきた。その根底には次
のような考え方がある。音、色、におい、などは、もともと、人間の感覚能力
によって知覚されるものである。広い幅をもつ電磁波や空気振動のうち、一部
の周波数の部分だけを取り出して、音とか色と呼んでいるのである。一部を取
り出すとき、基準になっているのは、人間の感覚能力であり、知覚されるもの
だけが『音』とか『色』と呼ばれている。したがって、色や音の定義の中には
『人間によって知覚される』というフレーズが含まれているはずである。もし
『人間によって知覚される』ということが音や色の定義の中に入っているのな
ら、問題の解決は常識とは逆になる。知覚する者がいなければ、色や音は失わ
れるはずである。」「音が出ることとそれが聞こえることの間には、概念的関
係は存在しない。特に『音』が『知覚されている音』を意味していないなら、
音が出ることとそれを聞くことはまったく独立したことがらである。」
61岩崎巌:2006/02/18(土) 14:45:54
より解りやすく言えば「JCOの臨界事故で中性子は放出されたか?」
ということである。JCOの隣に住む大泉さんは、事故の瞬間に中性子が
放出されたことを知らない。何故ならば中性子は人間の目に見えないほ
ど非常に小さなものだからだ。中性子は目に見えない=人間によって知
覚されない。しかし実際には放射線の測定器を使用して数値を見れば、
放射線は出ている。またこういう例えも考えられる「人が死んだら世界
は無くなる」。確かに死んだ人にとっては世界が無くなる。が、しかし
その時に世界が無くなるということは無いということを私たちは経験か
ら知っている。
アリストテレスが二千年以上前に言っているとおり、「人が知覚す
ること」と「音や、色(や、中性子や、世界)が」存在することは、
それぞれ独立している。
ここにおいて廣松氏の「関係の第一次性」は完全に否定される。
勿論筆者も「関係」なるものはないとは考えていない。しかしまず実体
が二つ以上あって「関係」は存立するというのが実態である。実体が第
一次的に存在して、第二次的に関係が生まれるのである。
また廣松氏が形而上学を抜け出ていないことは、「実体」をただたんに
「関係」に置き換えてしまったということで明白である。
62岩崎巌:2006/02/18(土) 14:48:03
付論 「廣松渉氏『全体主義的イデオロギーの陥穽』の陥穽」

この文章は故廣松渉氏の著作『マルクス主義の理路』(勁草書房)中の
付論二 「全体主義的イデオロギーの陥穽」の陥穽を明らかにすること
をテーマとします。

第一章 廣松氏のファシズム思想批判への批判

「全体主義的イデオロギーの陥穽」は廣松さんがファシズムの思想を批
判するために書かれた文章である。さっそく引用しよう。「近代主義的
個体主義の社会観が、成員の間主体的な関わり合いの『項』を実体化す
る錯視に陥っているのに対して、ファシズムの全体主義的社会・国家観
は、当の聯間の総体を実体化してしまう物象化的錯視に陥っており、ま
さしくこの点に全体主義イデオロギーの誤謬の根幹があることを・・・
われわれは看取する。」「旧来のヨーロッパ的『人間−社会観』は三つ
の類型ないしは三つの極を立てて類別することができるように見受けら
れる。@機械論的個体主義、A有機体的全体主義、B聯関論的統体主義
の三つがすなわちそれである。@が近代ヨーロッパの典型的な人間−社
会観、Aは古代・中世の主流であり、近代ではファシズムが典型、Bは
マルクス主義が典型といえよう。」「帰するところ@とAとの対立の生
ずる地平、これの端的な超克を志向するにあたってクローズ・アップさ
れるのがマルクス主義の『個即類』のテーゼである。
63岩崎巌:2006/02/18(土) 14:54:52
けだし、この堤題の継承・展開こそが、個体主義 対 全体主義の対立と交代
劇を端的に止揚する鍵鑰をなす所以である。・・・しかし、われわれが実践的
にそれの実現を志向するゲマインシャフトを理論的に基礎づけるためには、@
とAとの対立を生ずる地平を超克しなければならない。・・・「即個類」−こ
れが十分なかたちで即自対自的に実現されるのはもちろん真の人倫的共同体に
おいてのみである。しかしながら、マルクスが『個的生活と類的生活とは別物
ではない』という所以でもあるが、類的全体とはその真実態においては『諸個
人の相互的な関り合いの総体』にほかならず、また、諸個人は実体的本質では
なく『人間の本質は社会的諸関係の総体』であるということ、これは通史的な
現実である。」「協働の即自対自化ということは、人々が総体的志向性の対自
的な把握にもとづいて肢節的に役割−進取する事態と相即するといえよう。
64岩崎巌:2006/02/18(土) 14:58:15
(改行)そのためには物質的生活財の生産と配分が商品経済の論理
に律せられていては不可能であって、それゆえ、商品経済、遡って
は私的所有制、ひいてはまた、固定化された分業の廃絶が必要条件
となる。」
このように廣松さんはファシズム思想の批判と社会主義革命の必要性
を訴えている。ところが社会主義とファシズムは同じ全体主義(A有
機体的全体主義)であることを理解されていない。ここで吉岡斉(よ
しおか・ひとし)氏に並ぶ世界的に稀有な天才社会学者(勿論ここで
言う「天才」とはゴッホ、晩年のニーチェ、ハンニバル・レクター博
士、幼少期以降のバカボンのパパ的な「天才」ではなく、ウィトゲン
シュタイン、アインシュタイン、松本人志、竹中直人、幼少期バカボ
ンのパパ、はじめちゃん的な「天才」を指す)、宮台真司氏の文章を
引用する。「社会学の枠組みでは、東側も旧枢軸国(ナチスドイツな
ど)も、全体主義と一括されます。確かにイデオロギーは違う。しか
し政治権力が、資源配分を、真理(筆者注 宮台さんは廣松さんの弟
子と名乗るかぎり「」付きの真理=「真理」と書くべきでしょう。)
、愛や尊敬や評判の対象を、誰が権力を握るべきかを、決める点は全
く同じです。・・・こうした社会は『各人が自由な試行錯誤(筆者注
 =トライアル・アンド・エラー)により尊厳を樹立する平等なチャ
ンス』を阻害するデタラメなものと断じるのが社会システム論です。」
 ― 残念ながらこのロールズ的なリベラリズムつまり「平等なチャ
ンス」の存在を肯定することは、実現不可能な「無知のヴェール」を
措定しているというロールズへのリバタリアン(ノーズィック)から
の批判によって明確に否定されているのだが…。―
廣松さんはファシズムと共産主義が「政治権力が肥大したシステム」
である点で同義であることを認識していなかった。このことは「同士
スターリンは」という彼の発言からも明らかである。しかしながらこ
れは時代的制約に拠るものであってやむをえない。私が批判するのは、
その結論を見出すために「弁証法」という方法に拠ってしまっている
こと、この一点である。
65考える名無しさん:2006/02/18(土) 14:58:45
こういう場合荒らし報告したほうがいいのかな
66考える名無しさん:2006/02/18(土) 14:59:24
                /\___/\
                | ⌒   ⌒ |
                / -=・=--=・=-|
                |    ( _●_) | 
                |    /|∪|ヽ |/⌒) 
                ヽ  ` ヽノ  ' / /  YO!
                (ヽ_..____ / / 
                \      /
                  /     /
                 |    _二二つ 
                 |  /UJ\ \
                 | /     )  )
                 ∪     (  \
67考える名無しさん:2006/02/18(土) 15:03:05
まずは誘導か


>岩崎巌
廣松渉スレあるよ。そこでやったら?

(^^) 廣松渉 (^^)
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1046228279/l50
68岩崎巌:2006/02/18(土) 19:08:33
考える名無しさん。スイマセン。この続きは廣松渉スレに。
69岩崎巌:2006/02/21(火) 21:00:17
認識論・存在論については哲学はその役目を終えました。
1.認識について 主-客構造の超克
2.存在について 存在そのものについては永遠に語れない。

後は3.実践論のみです。全世界の皆さん、不義・不平等を正すため闘おう!!
70岩崎巌:2006/02/22(水) 02:27:33
自民党、公明党=創価学会を潰せ!!
北朝鮮キム王朝を崩壊させよ!!

いかなる手段を用いても!!
71岩崎巌:2006/02/22(水) 02:34:57
ここも見てねー。 http://g2003.immex.jp/nyaonyao/
72岩崎巌:2006/02/22(水) 03:45:59
73岩崎巌:2006/02/22(水) 04:06:08
74岩崎巌:2006/02/22(水) 18:17:26
69の1.について、ウィトゲンシュタインに習って論理式に直すと

1.客体とは主体以外の世界の全てである
2.主体とは客体以外の世界の全てである
3.世界は主体と客体から成る
4.ゆえに主-客は一体である
75岩崎巌:2006/02/22(水) 18:37:45
76岩崎巌:2006/02/22(水) 18:52:55
EZLNマルコス副司令官に応援のメッセージを!!
それからアジアン・ラティーノさんの商品はほとんど完売になってしまいました。
急げ!!http://www.asian-t.com/index.html
77考える名無しさん:2006/02/22(水) 21:39:24
一生ROMってろ
78考える名無しさん:2006/02/22(水) 22:10:24
>>74
下の1〜4が論理式なのか?
79岩崎巌:2006/02/22(水) 23:48:30
78様、そうです。
80考える名無しさん:2006/02/22(水) 23:55:29
よく分からないが
            すごい
81岩崎巌:2006/02/23(木) 03:25:01
私が所属していたBUNDに対する批判はこちら

 http://www2.2ch.net/2ch.html
550以降です。

なお荒さんをはじめとしてメンバーへの誹謗・中称は厳禁です。
82岩崎巌:2006/02/23(木) 04:16:59
83考える名無しさん:2006/02/23(木) 04:20:45
ちょw論理式wwwww
つか荒タイスケてwwwwwwww
84岩崎巌:2006/02/23(木) 16:33:58
やっと板立てました。哲学論議はこちらで。http://g2003.immex.jp/nyaonyao/
85考える名無しさん:2006/02/25(土) 23:42:30
>>74
なんで1〜3の命題が、4の結論を生み出すのかわからん。
3を厳密にいえば、世界は主体と客体に分割されるってことだろ。
86考える名無しさん:2006/02/28(火) 11:46:02
哲学者は何故臓器移植に反対なのか?という
問いについて考えてみたいのですが。
87考える名無しさん:2006/02/28(火) 11:55:11
>>86
倫理学のスレで「生命倫理」や「医療倫理」の問題として
尋ねてみるといいと思うよ。

** 倫理学・道徳哲学総合スレ 2 **
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1097168850/
88考える名無しさん:2006/02/28(火) 17:20:11
ありがとん。
89考える名無しさん:2006/02/28(火) 18:50:35
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾

『嫌韓流2』発売中

駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
90考える名無しさん:2006/03/01(水) 17:55:15
初めて哲学板にきたんだけど、どのスレから見たほうがいい?
91考える名無しさん:2006/03/03(金) 21:56:29
上から順番に
92考える名無しさん:2006/03/06(月) 23:42:33
Incarnation Apoptosis ってスレなんで停止されたの?
93考える名無しさん:2006/03/08(水) 02:52:30
>>92
何のスレ? ワケワカランスレタイだな
94考える名無しさん:2006/03/16(木) 20:26:45
>>92
物事の真偽を問うのでなく
最初から結論を断定しているのは
あなたのメッセージ表明であって哲学ではありません
95岩崎巌:2006/03/20(月) 23:06:55
85様へ
ちょっと説明不足でした。簡単に言えば、主体は客体であり、客体は主体であるということです。
より解りやすく言えば私(主体)にとって、あなたは客体ですが、あなたという主体から見れば
私は客体でしかないという事です。これは鏡の裏表のようなものであって分割不可能です。
これでよろしいでしょうか?
96考える名無しさん:2006/03/23(木) 23:58:10

主体と客体というのは、一つの関係性だということですね。
おのおのに実体はないと
ところで、主体というのは意志をもち自ら動くという意味で、狭義には人間であり、
広義には生命体と考えてよいでしょうか 生命が世界に関係する能動的な存在論的
性格を主体と呼ぶ
97考える名無しさん:2006/03/24(金) 00:22:25
イタリア哲学について勉強したいけど誰の何を読んだらいい?
98考える名無しさん:2006/03/24(金) 11:50:11
>>97
アガンベンの『ホモ・サケル』
99ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/03/24(金) 19:19:44
進路オチこぼれかな。荒れだしてるね。
ここから5月病そして夏休みへと、落ちつかないね。
100考える名無しさん:2006/03/25(土) 02:48:44
>>98
トンクス。
101考える名無しさん:2006/03/25(土) 02:49:59
イタリア哲学ってクローチェにしても美学に関するものが多いのかな?
102岩崎巌:2006/03/25(土) 16:20:18
96様へ。難しい問題ですねー。とりあえずは主体=人間でいいんじゃないかと
思っています。猫には主体っぽいものがありそうですけどアサリにはないでし
ょうから
103考える名無しさん:2006/03/26(日) 00:00:08

なるほど。生物は環境世界と不可分に一体化している面がありますからね、
能動性というものがはっきりと認定できないかもしれない。ただ、たんに環境世界に
埋没しているわけではなく、働きかけつつ規定されているような気もしますが。

ところで、主体という性格を人間にだけ与えるということは、主体=客体という弁証法も
人間の共同存在的な性格にその源泉があるということになりますね。
いわゆる自然的な自然にとって人間が客体であるということはありえませんよね。
結局、人間が客体になるときというのは、他者(他者としての自己を含む)の
存在によってということでしょう。このへんは、世界の共同主観的存在構造で
広松が語っていることにつながっていくような。
104仏界創立者:2006/03/30(木) 04:57:01
悪は相手の弱いところを責めてくるだけでなく生活への出費を騙し取ります

悪を絶対に許してはいけません、悪を責めない者は悪の奴隷です

悪とは仲たがいをさせたり悪対するは善であります

悪を見破る事が出来ない人も悪に利用されています悪を知った上でそんな

悪の目的は生活をさせまいとするやり方です、悪を懲らしめる事

悪を絶対に許してはなりません悪の奴隷になりたくはないと言った考えを持つ事が
肝心です

   仏界創立者団体 仏界創立者 仏界相談役 田谷正樹

 
105岩崎巌:2006/03/30(木) 21:29:49
106岩崎巌:2006/03/30(木) 21:41:13
107岩崎巌:2006/03/31(金) 21:49:54
野家先生。読んでらしたら御連絡ください。
108考える名無しさん:2006/03/32(土) 02:19:05
どうしました?
109岩崎巌:2006/04/02(日) 16:19:37
中公クラシックス「ウィトゲンシュタイン 論理哲学論」の前書き読ませていただきました。
非常に感銘しました。
2ちゃん上で発表した文章に加えて何本かの哲学論文を書いて本にしたいのですが...。
どうすればよいのでしょうか?
(公共の掲示板を私用してしまいスイマセン)
110関浩成:2006/04/02(日) 16:26:04
             ,.,.,.,.,.,.,.,.,__
           ,,;f::::::::::::::::::::::ヽ
           i::/' ̄ ̄ ̄ヾi::l
           |::| ,,,,,_  ,,,,,,|::|
           |r-( ・ );( ・ )-|
           ( ヽ :::(__)..::  }   ウチで講義してくださいよ。
        ,____/ヽ  -==- /
     r'"ヽ   t、  ヽ___/
    / 、、i    ヽ__,,/
    / ヽノ  j ,   j |ヽ        
    |⌒`'、__ / /   /r  |.        
    {     ̄''ー-、,,_,ヘ^ |       
    ゝ-,,,_____)--、j
    /  \__       /    
111岩崎巌:2006/04/06(木) 13:45:30
@wikiホームページ立ち上げました。
コチラへ→http://www11.atwiki.jp/andy-nyaonyao/pages/1.html