【人間の条件】ハンナ・アーレント2【アレント】

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1考える名無しさん
合言葉は、
労働・仕事・活動!
2考える名無しさん:2005/06/12(日) 12:49:12
過去スレ

ハンナ・アーレントについて
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1051539034/
3考える名無しさん:2005/06/12(日) 13:59:46
もひとつ過去スレ

ハンナ・アレント
http://mentai.2ch.net/philo/kako/997/997199343.html
4考える名無しさん:2005/06/13(月) 14:02:07
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハンナ・アレント

生涯

ユダヤ人の家庭に生まれ、ハイデルベルク大学ではヤスパースに、
マールブルク大学でマルティン・ハイデッガーの下で哲学を学んだ
(ハイデッガーとは一時愛人関係にあり、2人の往復書簡は公刊さ
れている)。ナチスの政権獲得によるユダヤ人迫害を逃れるため
1933年にフランスに亡命、第二次世界大戦が始まり1941年に
フランスがドイツに降伏すると、アレントはアメリカ合衆国に亡
命した。そして1951年に彼女は『全体主義の起源』(The Origins
of Totalitarianism)を表し、全体主義について分析した。その後も、
みずから経験した全体主義およびそれを生み出すにいたった西欧の
政治思想を考察した。
5考える名無しさん:2005/06/14(火) 10:59:20
ハンナ・アレント(Hannah Arendt,
1906年10月14日 - 1975年12月4日)は、
ドイツ出身のアメリカ合衆国の政治思想家・哲学者。
6考える名無しさん:2005/06/15(水) 10:56:04

第三百四十一夜【0341】2001年7月24日

ハンナ・アレント
『人間の条件』
1973 中央公論社・1994 ちくま学芸文庫
Hannah Arendt : The Human Condition 1958
志水速雄訳
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0341.html
7考える名無しさん:2005/06/15(水) 17:29:16
応援age!!
8考える名無しさん:2005/06/15(水) 19:22:12
アナ・トレントのほうが上だな
9考える名無しさん:2005/06/15(水) 23:53:48
>>8
誰?
10考える名無しさん:2005/06/15(水) 23:56:37
竹田の人間的自由の条件のほうが上だなw
11考える名無しさん:2005/06/16(木) 00:08:23
>>10
それはない。それだけはない。
12考える名無しさん:2005/06/18(土) 09:38:21
Arendt Web

http://www.nakayama.org/polylogos/philosophers/arendt/


アレント著作目録

アレント論文献目録(著作)

アレント論文献目録(論文)

13考える名無しさん:2005/06/18(土) 21:06:49
間違いなく竹田のほうがふ買い
14考える名無しさん:2005/06/18(土) 23:41:10
うむ竹田のほうが不快
15考える名無しさん:2005/07/06(水) 16:53:01
アレントがハイデッガーの愛人だった件について。
16考える名無しさん:2005/07/23(土) 23:25:46
 
17考える名無しさん:2005/08/18(木) 01:45:23
応援age!!
18考える名無しさん:2005/09/09(金) 00:46:58
アレントの「暗い時代の人々」だっけ、翻訳が先日ちくま学芸文庫からでたけど、あれって新訳?
19考える名無しさん:2005/09/12(月) 18:58:46
新訳ではない。単行本のまま
20考える名無しさん:2005/09/21(水) 02:28:08
望遠鏡の発明とガリレオの発見が近代の懐疑論を導いた、っていう
この人の説は面白いよね。

ガリレオの発見→世界が相対化→確実なものを希求→内省→「われ思う」
という自我意識の発見→自我の哲学→もっとつきつめて生命の発見→生の
哲学→労働する動物という人間観の完成

こんな感じの議論だったよね?
21考える名無しさん:2005/09/21(水) 03:46:02
ガチョン

詩板住人と鉄板住人が被るのはなぜ

22考える名無しさん:2005/10/04(火) 02:15:04
みんなで活動しようぜ!!age
23この問題解けたら天才!:2005/10/04(火) 04:52:44
自分がいます。
四角い立方体の中入ってると思ってください。
周りには何もなくその中からでることはできません。
さてなぜ自分はこの中にいるのでしょう


この問題が解いたならそれは正解ではありません。
(解くと言う言葉を使っているのは問題をわかりやすくするためです。)
24考える名無しさん:2005/10/05(水) 05:27:56
ここが質問版じゃないのはわかってますが、教えてもらえれば幸いです。

ハンナ・アレント全般について調べているのですが、
(哲学ではなく『革命に就いて』にしぼったハンナ・アレント)
1.アレントとアーレント、どちらが正しいのか
2.ハイデガーや他の人との関係についでのゴシップ他
3.アレント自身が右なのか左なのか
4.何も知らない人に公共空間について語るときにはどこから話していくべきか
5.その他本、論文、ネットなどからは知りえないトリビア的なもの
以上の5点を教えてもらいたいです。
25考える名無しさん:2005/10/05(水) 09:20:23
どっかで論破されて相手を出し抜こうと情報収集ですか?

26考える名無しさん:2005/10/05(水) 11:26:10
>>24
>1.アレントとアーレント、どちらが正しいのか
みすず書房の一連の著作から判断すると
「アーレント」が標準と言えそうです。

>2.ハイデガーや他の人との関係についでのゴシップ他
エティンガー「アーレントとハイデガー」でも読みましょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622036568/

>3.アレント自身が右なのか左なのか
戦中戦後と政局が目まぐるしく変容した時代を生きた
人なのでこういう質問はあまり意味のないものだと
いうことに気づいてください。

>4.何も知らない人に公共空間について語るときにはどこから話していくべきか
とりあえずこの本をすすめておきます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400026429X/

>5.その他本、論文、ネットなどからは知りえないトリビア的なもの
何を期待しているのか分かりませんが、
伝記や書簡等の書物から知るほかないんじゃないでしょうか。

2724:2005/10/05(水) 23:24:57
>>25
近いけど違います

>>26
どうもです。
早速買ってきます。
28考える名無しさん:2005/10/06(木) 21:29:00
こんな名前の高校があったんだな。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1128529190/
「首相の靖国参拝は許せない」 埼玉県立上尾高校が独高校生と交流

1 :番組の途中ですが名無しです :2005/10/06(木) 01:19:50 ID:AEDE6sj30
 靖国問題を研究したグループは「靖国にまつられている人に殺された中国人や朝鮮半島の
人々の気持ちを考えると首相の参拝は許せない」と主張するとともに、「日本の国民がもっと
靖国問題に関心を持ち、アジア諸国との関係を改善していく努力をすべき」とまとめた。

 ハンナ・アークレント高のゲオルク・ルドルフさん(19)は「戦争責任は難しい問題だが、
自らを加害者とも受け止めている上尾高校の客観的な姿勢はすごい」と感心していた。
29考える名無しさん:2005/10/07(金) 19:47:02
アーレントさん、余りにも政治の観点から見すぎだと思う、
もっと幅広い人間の起源を見てほしかった、今までの人間の政治の起源を語っている
素晴らしい文章、しかしもう少し詳細な人間の条件が見たい、
タイトルが人間の政治の条件なら納得がいく
30考える名無しさん:2005/10/07(金) 21:00:09
>タイトルが人間の政治の条件なら納得がいく

だって人間はゾーオン・ポリティコンですよ。
31考える名無しさん:2005/10/07(金) 21:09:19
そりゃ(ry
32考える名無しさん:2005/10/08(土) 00:55:32
そりゃゾーオン・ポリティコンであるが、それと同時にzooである
つまり動物であることをも意味している、
私がもっと詳細にといったのは、政治的観点からだけでなく、生物と言う観点
からも捕らえてほしかった、さもあたりまえに人間はゾーオンポリティコン
と決めその人間のゾーの部分がどれほどポリティコンに影響するのかは
彼女すら書いていない、まあたぶん読む本を間違えたからこうゆうことを言ってるのかもしれないが
こういったことも 人間の条件 とゆう題名の元に入るのではないか
 
33考える名無しさん:2005/10/08(土) 02:10:26
政治なら違うスレで
34考える名無しさん:2005/10/08(土) 02:16:40
利己的遺伝子論みたいなものを求めるのか?
いずれにしろアレントに求めるのは見当違いだろう。
35考える名無しさん:2005/10/08(土) 02:39:04
ごもっとも、見当違い、
自分のやってるテーマについつい持っていきがちな俺、
そんなものまで詳細に語ったらとんでもなく終わりがなくなるわな、
求めるほうが悪い、
36考える名無しさん:2005/10/18(火) 13:58:25

現代思想冒険者たちSelect アレント 公共性の復権

って入門書としてはいかがでしょう?
37考える名無しさん:2005/10/19(水) 17:23:44
>>36
評判よいです.
38考える名無しさん:2005/10/19(水) 18:52:37
なんで「アーレント」ってのばしたんだろ>スレタイ
39考える名無しさん:2005/10/20(木) 01:24:54
>>38
みすずや岩波で出てるアーレントの本はみな「ー」と伸ばしてるよ。
「アレント」と書く方がむしろ少数派。
日本語表記の標準は「アーレント」だろう。
40考える名無しさん:2005/10/21(金) 03:08:54
よく考えたら、スレタイにアーレントとアレントが両方入ってるのは親切設計だな
41考える名無しさん:2005/10/21(金) 04:44:43
どうせならアルファベト表記も入れてほすい
42考える名無しさん:2005/11/07(月) 21:53:28
どっかに声の録音でもないかと調べたが、ないな。
43考える名無しさん:2005/11/24(木) 22:07:52
ho
44考える名無しさん:2005/12/04(日) 16:39:56
45考える名無しさん:2005/12/15(木) 20:05:09
『筆者の解釈では、アーレントが言いたかったのは、「古代ギリシャの
ポリスが人間性に溢れていてすばらしかった」ということではなくて、
「我々(=西洋人及びその文明的影響下にある人間)は、古代ギリシャに
よって生み出された人間性に規定され続けている」ということである。
アーレントは、ポリスの善し悪しを言っているのではなく、ポリスが「人
間」としての「我々」の起源になっている、という歴史的問題を掘り下げ
て論じているのである。』by不自由論

この仲正昌樹の解釈って、アレント研究者のなかではどれくらい支持され
てるもんなの?俺は人間の条件しか読んだことないペーペーだけど、仲正
のこの解釈には違和感があるんだが。というのも、もし仲正の言うとおりだ
とすれば、アレントのしたマルクス批判が宙ぶらりんになってしまわな
い?アレントの言う「人間性」があくまでポリスにおける「人間性」とい
う限定的な意味でしかないのなら、それをかざしてマルクスの労働至上主
義を批判することができなくならない?「労働や仕事ばっかが人生やあらへ
ん。活動って素敵やん?」というのアレントの主張じゃないの?
46考える名無しさん:2005/12/15(木) 20:38:02
馬鹿だねえ
4745:2005/12/15(木) 22:15:00
>>46
仲正の文章を誤読してるという意味ですか?
仰るとおり頭が悪いので自信はありません。
教えてくださると助かるのですが。。
4845:2005/12/15(木) 22:56:19
アレントは本来的な意味での「人間性」に触れようとしたのではなくて、ポリ
スにおいて表出してきた「人間性」を探求したにすぎない。したがって、
彼女が訴えようとしたのは、現代のわれわれが「人間性」と呼ぶものが、古代
ギリシャのポリスで誕生したものであること、さらにそれが古代ギリシャ以外で
は不可能な代物であるということである。仲正が言ってることはこういうこと
ですよね?俺が疑問に思うのは、だとしたら「古代ギリシャなんか関係ない。
お前の言う<活動>なんか人間に必要ない。」と誰かに言われたとしても、
アレントは「いや活動は大事だよ。」とは反論できない(しない)のではないか、
また、それならマルクス的な労働優位の思想をアレントはどの地点から
批判するのか、ということです。>>46さん、どうしょうか。
49考える名無しさん:2005/12/16(金) 01:13:03
インターネット空間は彼女ならどのように分類しただろう?
活動としては匿名性という点で決定的にあてはまらない。
一人でするべき観照ではない。
思考の対話性にはちょっと引っかかる。
公的空間が奪われた者たちの隠れ家か。
世界疎外が生んだ新たな条件なのか
50考える名無しさん:2005/12/18(日) 01:03:46
>>45
がんばっているようだからマジレス。

仲正が言っていることは、部分的には合っている。
『人間の条件』でアレントが活動について述べているのは、
ギリシアのポリスにおけるアゴーン的な活動と、
ローマにおける創設の栄誉(=はじまり)としての活動についてのみ。
で、ポリスはよくわからんが、
ローマ的な創設の栄誉がわれわれの活動の起原(=原理)になっていると『過去と未来との間』でも言ってる。

ただ、「ポリスが「人間」としての「我々」の起源になっている、という歴史的問題を掘り下げ
て論じているのである。」というのは大嘘。
そもそも人間の起原なんてアレントは一言も言っていないし、
いわんやポリスが人間の起原なんつーことも言ってない。
アレントが言っているのは、活動が人間を「条件付ける」としか言っていない。

この辺の議論は非常に微妙で、研究者のなかでも議論が分かれている。
たとえばベンハビブなんかはこの活動概念を普遍的なものとして解釈しようとしている。
そうしたら45が望むような全体主義批判として活動が機能するだろ?

まぁ、もしもっと調べたいのなら、川崎や森川の論文とかカノヴァンの新しい本を当たってみろや。
がんばれ。
5145:2005/12/18(日) 19:45:37
>>50
マジレス感謝します。勉強になります。

<活動>が古代ギリシャとローマにおいて限定的に発露したとする見解
までは、研究者の間で議論に相違はないんですよね?ところが、アレン
トが<活動>を「人間性」の必要条件としてみているかどうかは諸説あると。

『人間の条件』の訳者解説によれば、アレントは志水に、「『人間の条件』
では三つの『活動力』のヒエラルキーの変化を示そうとしただけで、自分
がとくにどの『活動力』を高く評価しているわけではないと語った」らしい
ですね。志水はそれに対して「しかし本書を読めばおのずとわかるように、
少なくとも彼女が『労働』の勝利を双手をあげて歓迎しているのでないことは
明らかである。もう少し忖度すれば、彼女は人間が姿を現す『活動』に高い
評価を与え、『活動』の空間である『公的空間』の出現を望んでいる。いいかえる
と『公的領域』においてのみ現われる栄光と自由こそが彼女の思想の中心にある
最高の観念なのである。」と言っています。疎外論的な文脈からアレントをできる
だけ遠ざけたい仲正にしてみれば、志水の解釈は受け入れがたいものですよね。
ところでカノヴァンなんかは志水に近い議論なんでしょうか。僕が彼女が書いた入門書
を読んだ(拾い読み程度でしたが)限りではそう思いましたが。

>まぁ、もしもっと調べたいのなら、川崎や森川の論文とかカノヴァンの新しい本を当たってみろや。
>がんばれ。

そうします。ありがとう御座います。ああでも卒論かかなきゃ(;つД`);
52考える名無しさん:2005/12/18(日) 21:02:10
53考える名無しさん:2006/01/15(日) 22:08:38
 
54考える名無しさん:2006/02/10(金) 16:50:37
アレンとの政治論を分かりやすく、教えて
55考える名無しさん:2006/03/08(水) 15:04:03
反ファシズム?
56考える名無しさん:2006/03/09(木) 12:54:05
>>54
>>55
ドイツでこんな動きが
       ↓
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/773.html
(コール元首相が第二次大戦について重大発言)
57考える名無しさん:2006/03/32(土) 13:02:57
思索日記(1) 1950−1953
ハンナ・アーレント著/青木 隆嘉 訳
《叢書ウニベルシタス841》
定価6510円(本体6200円+税)四六判
ISBN4-588-00841-2 C1310

全体主義とのたたかいの過程でアーレントが敢行した西洋哲
学の伝統との対決の貴重な記録。身辺雑記や読書記録ではな
く、現在の出来事に関する証言であり、出来事の網の目に編
み込まれてゆく人間の行為の意味を理解しようとする思索の
足跡である。『全体主義の起源』を執筆し、ヤスパースやハ
イデガーとの再会を果たす時期に書き起こされた本日記は、
アーレント理解に不可欠の一級資料である。(全2冊)
〔哲学・思想〕
http://www.h-up.com/2006-02.html
58考える名無しさん:2006/04/11(火) 16:08:47
>>9
『ミツバチのささやき』
59考える名無しさん:2006/05/24(水) 01:17:49
豪快にage
60酸素男爵 ◆YO1Duv4cME :2006/05/26(金) 09:46:02
>>49
亀レスだけど、2ちゃんを活動の章に当てはめてみると面白い。
2ちゃんは他者の多数性、差異に依存しており、スレの1は
始まりを持ち込むことが出来ても、終わりを決めることは
出来ない。
そのスレが名スレになるか糞スレで終わるかは誰にも予測出来ず、
スレが終わった所で、「物語」として完結する。
61考える名無しさん:2006/06/29(木) 02:26:04
62考える名無しさん:2006/08/08(火) 00:58:27
アーレント大好きです。
63考える名無しさん:2006/08/18(金) 01:20:10
ハンナ・アーレント
〈生〉は一つのナラティヴである

ジュリア・クリステヴァ
単行本: 329ページ
出版社: 作品社 (2006/08)
価格:¥ 3,990 (税込み)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/486182091X/
64考える名無しさん:2006/10/08(日) 20:36:45

ハンナ・アレントの政治理論
寺島俊穂著
ミネルヴァ書房
¥4,725
65考える名無しさん:2006/10/19(木) 22:09:40
以前どこかで、「愛すること、許すこと、etc.なども創造の行為である」みたいなことを
アーレントが言っていると聞きかじって、どこで言っているのだろうと探しています。

どなたか、ご存じでしたらどの本のどのあたりで言っているのか、教えていただけませんか。
66考える名無しさん:2006/11/22(水) 12:01:02
「中川秀直、『政治』を語る」
第3回 アレントの「政治」とは
http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/mysection/item.php?itemid=7
第4回 アレントの「政治」とは
http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/mysection/item.php?itemid=8
67考える名無しさん:2006/11/25(土) 23:09:09
>>65
『人間の条件』に「愛と許し」っていう節があったような。

刹那的な労働という営みは、仕事の耐久性に、仕事の無意味性は
政治の有意味性に救われる。これら二つの活動力は己の救いを別の
活動力からもってくるが、ただ政治だけがみずからの原理を救いの
源泉にする。それが「許し」という行為である。許しによって政治の
不可逆性が救われる。

みたいな話だったと思う。。。ただ、許しと愛とはべつのものだと、
アレントは言ってたと思うけど。


6865:2006/12/03(日) 22:49:26
>>67

ありがとう。

その箇所は読んでみたのですが、私があてにしていたのとは少し違いますね。
ほかでは言ってないですかね。
69考える名無しさん:2006/12/10(日) 02:04:08
>>66
安倍ちゃんにアドバイスする人なんだから
『全体主義の起源』を見て「大衆」について考えて欲しいな。
勿論自分だって大衆な訳だが。
70考える名無しさん:2007/01/31(水) 14:40:57
責任と判断
ハンナ・アレント/著
筑摩書房
2007年2月
3,990円
ISBN4-480-84273-X

邪悪でない人々のうちに潜む〈凡庸な悪〉、すなわち思考を
停止してしまった世界で倫理が可能なのか。〈善〉と〈悪〉
についての透徹した思考。アレント未公刊遺稿集。
71考える名無しさん:2007/02/24(土) 19:45:38
マルクスと西欧政治思想の伝統の原文読もうとしたら、jpgしかないんかいー

あと、革命についてをこれまた原文で読もうとしたら、途中で挫折しました。
72考える名無しさん:2007/02/24(土) 20:40:33
単なるくず女
基地外のような言説 まさに池沼 他人を一方的に断罪するのみのゴミ
こいつをありがたがってるやつらもまたゴミ
73考える名無しさん:2007/02/24(土) 23:08:46
>>72
とクズが申しております
74考える名無しさん:2007/03/03(土) 23:12:21
元祖ニューヨーカー
75考える名無しさん:2007/03/26(月) 23:11:05
『精神の生活』を読もうと思ったんだけど、難解過ぎて10ページくらいで挫折した。
76考える名無しさん:2007/05/01(火) 13:34:32
ガンガレ
77考える名無しさん:2007/05/03(木) 06:07:15
マルクス批判は浅薄。
78考える名無しさん:2007/05/11(金) 23:57:41 0
マルクス(少なくとも初期マルクス)が労働に人間的活動の根源を
見ていたのは事実でしょ。労働という活動を相対化してみせたアレント
の仕事は、マルクス批判としてかなり重要だと思うけど。

まあ、たしかにそこだけ抜き取って、マルクスのすべてを否定するんだと
したら「浅薄」かもしれないけど、それはやってないんじゃない?
というか、アレント自身が、マルクスを偉大な思想家の一人に数えてる
わけだし。
79考える名無しさん:2007/05/13(日) 22:11:12 0
>>15
ハイデガーのもってまわったような表現、掛詞好きで、晦渋な文体から想像すれば、
彼はきわめて謹厳実直な紳士にみえるのだが、妻がいるのも関わらず、ハンナ以外にも、
わかっているだけでもう一人の女と愛人関係を結んだ。女好きなのだ。
 ハイデガーが教師をしていた大学に入学してきたハンナは19才だった(?)が、当
時の写真をみるとすごい美人だった。たぶん肌の色も透き通るような白さで、形のよい乳房、
贅肉のない見事な尻、均整の取れた天使のような体をもつ少女だった。彼女にぞっこんに惚れた
ハイデガーはハンナの体にのめり込んだのだ。彼はハンナに会いたいと頻繁に手紙を書き、
昼のラブホテル(でいいか?)で逢瀬を重ねた。ハイデガーの筋肉質の巨体のもとで、華奢で白い少女は
震えながら何回も何回もオルガスムスを感じただろうなあ。
80考える名無しさん:2007/05/13(日) 22:21:08 0
コンドームとかなかった時代は膣外射精が主流だったのだろうか
81考える名無しさん:2007/05/18(金) 04:40:23 O
晩年の写真は全然美女の面影がないな。 全然萌えないじゃないか。

凡庸なアイヒマンの特徴は無思考性というから、
なんにしろ考えることは善に繋がるのかもわからんな。
だがむしろ考えないことが、凡庸な人間でも世間で力を振るうためには重要でもあるわけだな。
82考える名無しさん:2007/05/18(金) 04:44:00 O
一番大切なのは萌え続けることであろう。
それが生き続けることに繋がるからだ。
萌えてないことには人間やってられたものではない。
83考える名無しさん:2007/05/18(金) 23:52:25 O
アレントキモス
84考える名無しさん:2007/05/20(日) 02:57:18 O
うちの教授がアレントの理論にめちゃ注目しててアレントの若い頃の写真を配ってたw
なんで写真がいるんだよw
それも在学中のが三枚もw



ところで『全体主義の起源』を読みたいんですが、なんかその前に読んどいた方がいい本ありますか?
まだアレントは『革命について』しか読んでないんです…
85考える名無しさん:2007/06/11(月) 02:33:41 0
>>84
現代思想冒険者たちSelect アレント 公共性の復権

とか
86考える名無しさん:2007/06/11(月) 23:20:48 0
そんな攻略本など読む必要はない。
『人間の条件』を読めばいい。
87考える名無しさん:2007/06/12(火) 01:51:22 0
同意

てか攻略本てw
88考える名無しさん:2007/06/12(火) 13:27:20 O
>>84 写真は肝心ですよ。
写真によって補完されて初めて、
注目されるに値するようになるんです。
89考える名無しさん:2007/06/14(木) 00:04:15 0
>>84
『アレント徹底攻略 現代思想の赤鬼講師ヤマダゴロウ 
高速マスターシリーズ3 〜毎日三分六年理解〜 
改定第二版』
付録『試験直前対策ブック』
人文教育出版会
90考える名無しさん:2007/06/14(木) 00:39:41 0
ヤマダゴロウ
昭和二十四年生まれ
改姓高校入学と同時にスズキからヤマダへ改姓
成績優秀で東大合格も確実だったが、
あえて精神を発揮し、京都大学哲学科に入学
二年生のとき、京大全共闘と機動隊の激突を
ただただ見ている自分にムードと哲学を感じ、
ヒゲを生やしオールバックにしてマイクを持ち、即日退学。
独力で哲学者への道を歩み始めるが三分で挫折。
(この時の経験から得た教訓、
「哲学思想の自宅学習は三分が限界だよなー」が
毎日三分の高速マスターシリーズのヒントとなる)
その後数年、犯罪は犯していないが雰囲気でフィリピンへ高飛びし、
日々、歌謡曲を歌い続け
謎の人物として噂になっていることに優越感を感じる。
ふと、気づくと、全身は真っ赤に染まり
額から日本の角が生えていた。
やはりな、とつぶやいて、気持ちを落ち着けた。

講義におけるモットーは
「覚えたら飴玉をやる!でも、忘れたら吐き出して返せ!」
「ニートは働いたら負け、人文試験は考えたら負け」
「おいしい食べ物があったら、すぐ教えて」
他数百を数える
91新刊情報:2007/06/19(火) 10:14:13 0
The Promise of Politics (ペーパーバック)
Hannah Arendt (著), Jerome Kohn (編集)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/0805212132/
92考える名無しさん:2007/07/13(金) 18:20:43 0
ttp://sofusha.moe-nifty.com/series_01/2007/07/1_3922.html
仲正昌樹「思想の死相」 アーレントの思想を読む 1
93考える名無しさん:2007/07/15(日) 01:06:33 0
若き日のアレントと、老アレントの写真が画像で比較できる。
http://images.google.com/images?q=Hannah%20Arendt&svnum=10&um=1&hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&rlz=1I7GZHZ&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sa=N&tab=wi
やっぱり美人だね。
しかし、美人は美人でも、意思的なインテリタイプの美人なので、
むしろ「男前」という感じ。女優のような色気はない。おそらく、
あんまり化粧とかもしてなかったんじゃないか?

でも漏れ的には好みなので、そういう意味では「萌え」。
漏れの知る限り、こういうタイプの女性って、けっこういるもんだよ。
94考える名無しさん:2007/07/15(日) 09:36:19 0
あ、そう。紹介してくれ
95考える名無しさん:2007/07/15(日) 10:07:24 O
なんだよクラスに3人はいるようなレベルだね。
96考える名無しさん:2007/07/15(日) 10:41:03 0
俺は深田恭子みたいな、あんまり知性を感じさせないかわいさの中に芯の強さを感じさせる女性が「萌え」かなwww

誰もそんなこと聞いてないってwww
97考える名無しさん:2007/07/15(日) 14:38:41 0
いや実は俺は乙葉みたいなのが萌えなんだけど。
婆さんになってからのアレントは、いつも煙草ふかしていて
なんだか映画『マトリックス』に出てくる「預言者」の婆さん
みたいでかっこいいな。
98考える名無しさん:2007/07/15(日) 19:10:30 0
>>97
おお!あの預言者、どこかで見たと思ってたんだよな。
確かに似てる。

アレントに萌えはないけど、かっこいい女性だよね。
あんな強靭な意志と思考力をもっていて
それでも女を捨ててない。
99考える名無しさん:2007/07/23(月) 15:21:22 0
煙草すってんだな
100考える名無しさん:2007/08/01(水) 09:47:45 0
ttp://www.jimbunshoin.co.jp/mybooks/npb.htm
公共空間の政治理論
著者:篠原雅武
公共性の成立条件を空間の視点から問う、新鋭による現代社会理論の力作。
公共空間の成立条件とは何か? ルフェーブル、アーレントの思想をたどり、公共性への問いを「空間」から捉え返す、現代都市論・社会理論の刺激的試み。現代において進行する空間の均質化に抗う、丹念にして膂力(りょりょく)に満ちた思考の誕生。

「りょりょく」って・・・それだけでなんだか、おどろおどろしい。人文書院から刊行らしい。著者は若いよ。現代思想なんかでちらほら見た気もするが。
101考える名無しさん:2007/08/02(木) 12:46:09 0
>>97
見直してみるわ
102考える名無しさん:2007/08/15(水) 15:51:26 0
>>100

なんだかちょっとばかり話題らしいので読んでみたが、結構おもしろい。

京大卒なんだってね。さすが。
103考える名無しさん:2007/08/16(木) 00:27:59 0
京大か。この手の本をだすのってめずらしいな。でも浅田彰は京大だったか。
104考える名無しさん:2007/08/18(土) 20:41:23 0
篠原雅武の人物評

政治学者総合スレッド
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1169363862/680-
105第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/11(火) 23:30:10 0
労働、仕事、活動という分類は、人間/動物にもとづくギリシア的な形而上学ですね。
労働という動物的な領域を限定するのは無理があります。

むしろ面白いのは、私的/公的の分類です。
私的は労働に近いですが、家族的な共同性がある点で、人間的でもあります。
ボクはこのような対応を考えました。が

私的領域=互酬性
社会的(経済的)領域=貨幣交換
公的領域=(アソシエーション)

公的領域は、生存に関係しない経済的なものではなく、
アソシエーションに対応させるのはおかしいようですが、
アソシエーションを柄谷の言う「自由の互酬性」という
他者との関係性と捉えると、近いことがわかる。
106第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/13(木) 11:29:51 O
人間の条件はフーコーに先立つところがすごい。すでにフーコー的なものがすべて入っている
107考える名無しさん:2007/09/13(木) 11:47:55 0
てかシオニストだろ
108第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/13(木) 12:17:15 O
てかだから?
109考える名無しさん:2007/09/13(木) 12:30:06 0
書いたもの全てがユダヤの側からのバイアスかかってて
読めたもんじゃないってことだよ
110第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/13(木) 13:04:50 O
人間の条件のどのあたり?
111考える名無しさん:2007/09/13(木) 15:42:03 0
私的領域=互酬性
ってのは言ってる人はいるよ
ポランニーとアレント一緒に論じてる本は多いから。
112第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/13(木) 17:46:52 0
>私的領域=互酬性
>社会的(経済的)領域=貨幣交換

こっちはまあ当然と言えば当然なんで、
ポイントはこっちなんだけど。

公的領域=(アソシエーション)
113考える名無しさん:2007/09/13(木) 18:56:39 0
フーコーもアレントもハイデガーが背景にあるから似てる
んじゃないの。
114第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/13(木) 22:56:34 0
良い指摘だけど、それ以上のものがある。
115考える名無しさん:2007/09/13(木) 22:56:54 O
第三の波平って、髪三本しか生えてないってこと?
116考える名無しさん:2007/09/13(木) 23:45:39 0
訳の分からない気取りで、わざと難解そうな文章を書く人は
どうせみんなから捨てられる。
このことは、肝に銘じておいたほうがよい。
日本の知識業界は、長く1920年代からの、昭和初期の新カント学派と呼ばれる、
「ドイツ哲学の学者達」の悪弊に始まって、やたらと難解な文章を書くことが、
偉い事だとだという巨大な思い違いをしている。
この病気は今でもなかなか治らない。
本当は自分の頭が良く無いだけのくせに、やたらと、象徴語と、ドイツ式観念語
(本当は禅用語を無理やり当てはめただけ。観念とか本質とか根本とか意識とか。500語)
を使いたがる。
読んでいる方はいやになる。
こんな下手な誰も説得できないような文章を、苦しみながら書いてると、あとあと大変だろうな。
どうせ誰も読んで分かることは無いのだから。
当たり前のことを、はっきりと書くことができない。
やたらとこねくり回して、それが
「するどい批評になっていなければいけない」と、勝手に思い込む。

副島隆彦「属国日本論を超えて」
117第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/13(木) 23:53:17 0
■貨幣交換的公共性とアソシエーション的公共性

貨幣交換的公共性とアソシエーション的公共性

「親密な関係を重視する」互酬性に対する、「相手が誰であろうが等しく交換する」貨幣交換
という対立は、近代化のポイントになる。たとえば近代において公共性とは、「親密な関係
を重視する」ことではなく、「相手が誰であろうが等しく」関係性をもつことを意味する。そし
て近代的な主体とは、「親密な関係を重視する」ことを避け、「相手が誰であろうが等しく」扱
うように規律訓練(フーコー)された主体である。

アーレントは私的領域に対して、公共性を社会的(経済的)領域と公共的(政治的)領域に
分けている。そして近代において社会的(経済的)領域が全面化したと指摘する。

私的領域が「親密な関係を重視する」互酬性に対応するとすれば、貨幣交換に根ざした
「相手が誰であろうが等しく扱う」公共性は、アーレントの社会的(経済的)領域に対応する
だろう。公共性は資本主義経済において有用なように変容された。社会的(経済的)領域で
は、貨幣交換において相手が誰であるか問わないように、人は誰もが同じであるように画
一化する。

そこで失われたものが、アーレントによれば、ギリシャのポリス的な政治的な公共性の領
域、他者を尊重し会話する政治的自由な領域である、ということだ。

これは、柄谷がいうアソシエーショニズムに近い。アーレントによれば、公的領域では、生
存に根ざした労働や仕事とは異なる活動が行われるということで、アソシエーションという
経済に対応させるのはおかしいようであるが、アソシエーションを柄谷の言う「自由の互酬
性」=「他者を手段だけでなく、目的とする」という他者との関係性で捉えると、近いことがわ
かるだろう。アソシエーションが実現されたことがないマルクスも「夢見た」一つの理想の点
である。この地点を柄谷、そしてデリダは「他者性」と呼んだ。
118第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/13(木) 23:54:09 0
政治的公共性の倫理

人は助け合わなければ生きていけないという意味で、「親密な関係を重視する」互酬性は、
生存に根ざした人間関係の基底としてある。これは人間の始まりから現在まで変わらな
い。人は身近なものを大切にするのだ。

「社会的(経済的)領域」は、社会の流動性が増す近代において、貨幣交換を作動させため
の領域であるが、資本主義が未発達な社会に見られるように、「親密な関係を重視する」
互酬性があまりに根深いために、国家は安全な貨幣交換の運営を管理するとともに、人々
を規律訓練によって教育する必要がある。これのような根気強い努力がなければ、資本主
義社会は浸透しない。「相手が誰であろうが等しく扱う」ことへの根気強さは贈収賄がなくな
らないことからもわかるだろう。さらにこのような社会的(経済的)領域は、人の画一化に向
かう。さらにはフーコーの指摘するような生権力によって徹底される。

このように考えると、「相手が誰であろうが等しく尊重する」アソシエーションのような「公共
的(政治的)領域」はさらに高度な教育が必要とされるだろう。他者を等しく尊重するという
行為は、人の認知限界を超えた理想でしかないのかもしれない。

アーレントの公共(政治的)領域は、奴隷制経済によって支えられてアテナの民主制を想定
しており、経済性を無視した非現実的なものであるという批判があるが、その理想において
ギリシャにおいてもどこまで実現されていたが疑問がある。しかし現在、公共性が貨幣交換
に根ざした社会的(経済的)が当たり前であり、「寛容」と言う名の「無関心の儀礼」化する
中で、本当の公共性とはなにかを問うこと、それこそが倫理であるということだろう。
119第三の波平 ◆v97jOX.oqY :2007/09/14(金) 00:06:03 0
現在、公共性が貨幣交換に根ざした社会的(経済的)が当たり前であり、「寛容」と言う名の
「無関心の儀礼」化する。さらにはネオリベラリズム化の中、より社会的(経済的)領域の全
面化は、人々の画一化そして動物化させている。だからこそ今、アーレントのいう政治的公
共性の存在、本当の公共性とはなにかを問うこと、が倫理であるということだろう。
120考える名無しさん:2007/09/14(金) 12:48:27 0
経済化の理由なんだけどね、農村の余剰人口が流浪して交換の担い手になった
という説があるね。

http://hospitality.jugem.jp/?eid=94
121考える名無しさん:2007/10/11(木) 10:38:52 0
sage
122考える名無しさん:2007/10/15(月) 00:08:18 O
>波平さん

よく分からなかったんですが、ではアレントがいう私的領域ってなんですか?
家政から発展した経済が私的領域ではなく、
アレントは2つの公的領域の内の片方に分類したんですよね?
123考える名無しさん:2007/11/03(土) 04:21:37 O
中大の川原はアレント好きの変態
124考える名無しさん:2007/11/05(月) 15:12:05 0
「働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ」
というマルクス&吉本隆明の提言に対してリフレ派が反論

マルクス主義2.0
http://bewaad.sakura.ne.jp/20070202.html#p01
125考える名無しさん:2007/11/05(月) 15:14:14 0
>>105
> 私的領域=互酬性
> 社会的(経済的)領域=貨幣交換
> 公的領域=(アソシエーション)

吉本隆明の幻想領域論とはちょっと違うかな?
強いていうなら、アソシエーションが対幻想の位置にくるのかな。
126考える名無しさん:2007/11/05(月) 15:19:17 0
対幻想はプライヴァシーである私的領域でしょう?
127筑摩書房近刊:2007/11/15(木) 11:31:52 0
政治の約束
ハンナ・アレント 著
ジェローム・コーン 編集
高橋 勇夫 翻訳
単行本 A5判 288頁 刊行 12/18
ISBN 9784480863805
定価3,150 円(税込)

128考える名無しさん:2007/11/16(金) 12:48:36 0
>>125
欧米の思想には「対幻想」という発想はないの。
公的領域か私的領域かの二分法があるのみ。
129考える名無しさん:2007/11/20(火) 23:54:06 0
>>123
よくご存じで
あと丸山真男とかね
130考える名無しさん:2007/11/22(木) 02:48:01 0
>>1を読んだだけでニートは逃げ出すよ
131考える名無しさん:2007/11/22(木) 14:12:26 0
全体主義の起源って原書では一冊?
132考える名無しさん:2007/11/30(金) 03:38:31 O
>129とは言え川原は丸山を直接ゼミに呼んで勉強した経験のある分、
安っぽい丸山批評家よりは説得力があるけどね。
逆にそれ故に丸山を無意識のうちにプラスに評価しようというバイアスがかかって見ているとも言えようが、
俺はあの人の『市民社会の政治学』読んでみてまあ悪くないと思った。
アレントに的を絞った本もあるみたいだが高くて買う気しない。
あれ買わされる川原の教え子は気の毒だなw
133考える名無しさん:2007/12/02(日) 22:51:50 0
>>132
129だが、「市民社会の政治学」もアレントに的を絞った本(現代市民社会論の新地平《アレント的モメント》)
のほうも買わされた川原の教え子の俺は気の毒なのか・・・w
というか132は何者?
どういう経緯でアレント&川原を知っているのか聞きたいね
134132:2007/12/29(土) 02:53:22 O
>133俺も政治学科で今一年なんだけど、友人が中央法法なんだよ。
俺も友人もお互い将来院行きたいし、また行くと約束した仲なんだが、
彼は落ちて俺だけ受かってしまい大学が別になってしまった…
けど一緒に自主勉強会を開いてるから、
中央には3週間に一回くらいお邪魔してますw
ビルトップのラーメンは旨いし、キャンパスは静かで空き教室も多いから中央は気に入ってる!
135考える名無しさん:2007/12/29(土) 03:00:35 0
一年なのにえらいな、がんがれ!
136132:2007/12/29(土) 03:02:19 O
アレントは丸山の戦中と戦後の間のあとがきを何年か前に読んだ時に名前を知って、
調べたらかなり評価の高い人だったから興味持った。
来年度中に『全体主義の起源』を読みたい…
本当は今年度中に読みたかったんだけど、
丸山学派の本を何人か読んだ後にナショナリズムを勉強したくなって、
今年度は『民主と愛国』『丸山眞男と平泉澄』あたりで終わりそうなんだよ…

アレント読むにはギリシャの政治哲学から西欧政治思想を最低限でもやらないといけないからな…
難易度高いけど頑張るつもり。
ってかアレントの本高えよなw
137132:2007/12/29(土) 03:03:31 O
こんな過疎板にリアルタイムで人が…w


>135ありがとうございます!
おやすみなさいm(_ _)m
138考える名無しさん:2008/01/07(月) 12:58:47 0
大学でアレントの「革命について」でテーマを自由に設定して4000字書けと
レポートを課されたんですけど

まったくの初心者なんで、アレントとどう議論・反論していけばいいのかさっぱり分かりません…
どなたか何かとっかかりになるようなアドバイスを頂けないでしょうか?
139考える名無しさん:2008/01/07(月) 21:46:14 O
まず『革命について』をちゃんと読んだのか?
140考える名無しさん:2008/01/25(金) 00:03:06 0
結構厳しいレポートだな
141考える名無しさん:2008/01/27(日) 02:22:42 O
>140
まぁ4000字だから一年なら骨があるだろうな。
でもテーマは自由みたいだし、何より二年だったら普通レベルの課題だろ
142考える名無しさん:2008/02/23(土) 22:34:14 0
川原のアレントはひでーなぁ。日本語の翻訳だけ読んで、あーやって本書いちゃうのってありなの?
143考える名無しさん:2008/02/28(木) 21:59:50 0
川原彰か?
つまらん
144考える名無しさん:2008/03/01(土) 14:11:24 0
志水速雄ってロシア政治の専門家だったのか
145考える名無しさん:2008/03/03(月) 19:07:27 0
最近は猫も杓子もアレントだな。
だけどアレントがいうような活動としての政治って可能かよ?
146考える名無しさん:2008/03/07(金) 01:40:53 0
>>136
俺も今2回生で全体主義の起源読んでるけど、英語ならantisemitisem, imperialism, totalitarianism全部入って3000円くらいだぜ。英語で読んだ方がいいよ。
147考える名無しさん:2008/03/07(金) 12:09:23 0
>>146
>…全部入って3000円くらいだぜ。英語で読んだ方がいいよ。

アホかぁ!まず値段で邦訳、原著を選択しようというおめぇのセンスを疑う。
次に、原著で読んでみたのか?留学10年の俺でもアレンとの文章(原文)は
難解だ。東大の院生でも、全然読めてなかった。ましてや学部生のヒヨコちゃんじゃ、
ムリムリ。イサカの院生どもも、読みこなせるやつは数人だったし。
148考える名無しさん:2008/03/07(金) 18:22:08 0
>>147
そっか、日本人の英語レベルって意外と低いんだな…
俺は結構読めてるよ。バイリンガルなので、その辺の感覚があんまりなかった。ごめん
149考える名無しさん:2008/03/07(金) 20:46:04 0
>>148
おいおい、強がりはいいけど、読めることと理解することは別だぜ。
キミが「結構読めてる」とは思えないが。ま、読書感想文をどこかで
発表してるのなら知らせてくれ。
150age:2008/03/07(金) 20:54:02 0
>>149
>読めることと理解することは別だぜ。

確かに日本の大学生でハイデッガー理解できるのって限られてるもんね。
151考える名無しさん:2008/03/07(金) 21:58:02 0
>>149
強がりっていうか…もちろん全部理解できてるとは思ってませんよ。当たり前だけど。でも、日本語でも英語でもそれは同じでしょう。その点で言ってるだけ。
152考える名無しさん:2008/03/07(金) 22:16:06 0
哲学を「読めている」人間の言葉遣いとはとても思えないレスだな。
153考える名無しさん:2008/03/07(金) 23:14:37 0
ていうか、>>151
日本語よりも英語ができるから
日本語の翻訳で読むことの方が苦痛なんじゃないか。
帰国子女かなんかか?
154考える名無しさん:2008/03/08(土) 23:52:31 0
伊坂青司?
155考える名無しさん:2008/03/09(日) 01:42:13 0
>>147
>イサカの院生どもも
>>154
>伊坂青司?

ワラタ。どう考えても、「イサカ」はアメリカ、ニューヨーク州の有名な都市の
イサカ、つまりコーネル大学・大学院のことでしょ。
ところで伊坂青司って方はアレントやってるの?
156考える名無しさん:2008/03/11(火) 15:42:45 0
ところで、千葉真さんのアレント論はどうですか?
157考える名無しさん:2008/03/11(火) 23:22:05 0
>>156
>千葉真さんのアレント論はどうですか?

川原氏なんかに比べると格段に優れていると思うけど、もっと刺激がほしい。
158花見酒:2008/03/12(水) 22:16:02 0
86 名前: OFW 投稿日: 2001/05/12(土) 09:36
>>83
>経済状況まで1930年代を想起させる最近・・・
そうですね。
と言うより、ファシズムの経験から学ぶべきは、歴史の唯物論でしょう。
たとえば、ヒットラー第三帝国に協力的だったハイデガーの思想やそれを批判したハンナ・アーレント
両者に共通的なのは、思想が現実社会に根づく物質的な内実を持つものだということに無頓着な
点でしょう。
社会の経済的下部構造が人間にとって最終的な審級だと言う点は、マルクス&エンゲルスによって
明らかにされた訳ですが、「普遍的人類の自由・平等」といった大市民的イデオロギーや
「民族精神の崇高性」といった小市民的なイデオロギーでは、歴史を動かす真の動力は理解できない。
資本主義の行き詰まりが続く現在、「歴史は繰り返す」ことになるのは必然であり、
それは自己の自然的かつ社会的な本質に無自覚な人間が同じことを繰り返すから、繰り返すだけのこと。
「運命は盲目である。それは自己を知らない人間が招く偶然的な必然である。」(ヘーゲル、
ちょとパラフレーズ)
159考える名無しさん:2008/03/19(水) 00:08:43 0
>>145
まあ無理だろうね。
凡人はどうしても「労働」なり「仕事」なりの立場が入ってきちゃうし。

だから、純粋に「活動」が出来るかどうかというよりも、
一種の発見的原理としての意味合いで捉えたほうがいいんだろう。

ヘーゲルを読む人だって、みんな「絶対精神」を文字通りに
実現するものだと考えてるわけじゃないだろうしw
160考える名無しさん:2008/03/20(木) 11:26:53 0
>>159
>一種の発見的原理としての意味合いで捉えたほうがいいんだろう。

「発見的原理」の意味がよく分からないけど、まぁ一つの「理念型」的な原理として、
了解して、われわれを取り巻く弛緩した政治に渇をいれる「刺激剤」として利用する、
って考えていいのだろうか?
しかし、こうした思考パターンは、時代の制約性を観念の中だけで超越している訳
で、現実の政治改革のプログラムには決してならんだろう。要するに、高見の見物
を決め込んでるインテリの自慰行為以外の何ものでもない。
ま、ごちゃごちゃした政治を整理して満足しているのは、アホな政治学者と世間知ら
ずの哲学者どもだけだからな。W
161考える名無しさん:2008/03/22(土) 04:22:40 0
アレント自身は自分が「哲学者」と呼ばれるのを
好まなかったらしいけどな
162考える名無しさん:2008/04/28(月) 07:46:56 0
そうなんだー
163考える名無しさん:2008/05/28(水) 12:31:07 0
hannah arendt - das lachen der hannah arendt
http://jp.youtube.com/watch?v=B-_jcxmkkAg
164考える名無しさん:2008/06/02(月) 13:30:40 0
>>128
>欧米の思想には「対幻想」という発想はないの。
>公的領域か私的領域かの二分法があるのみ。

フロイトのベースであるエロス概念は対幻想的なものでしょうけど。
というよりそこから吉本は発想したようですね。
また吉本の共同幻想はマルクスの「public illusion」からだそうです。
165考える名無しさん:2008/06/02(月) 20:58:28 0
ユダヤ人のおばさん?
でも若い頃の写真を見ると、ちょっとハイデガーの気持ちもわかる。
166考える名無しさん:2008/07/23(水) 14:25:37 0
まさに才媛だった
167考える名無しさん:2008/08/20(水) 11:18:17 0
>>128
ってことは、西洋思想には、自己と性関係とが対立するという発想がないのか?
168考える名無しさん:2008/09/22(月) 09:45:20 0
sage
169考える名無しさん:2008/10/17(金) 05:57:02 0

 【このスレッドは ル・サンチマン™ の提供でお送りしております】


170考える名無しさん:2008/10/17(金) 14:45:39 0
【亡国の暗君?】貴乃花部屋の弟子達の行く末18枚目
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/sumou/1214174647/510
510 :待った名無しさん:2008/09/06(土) 13:20:05 0
「2時ッチャオ」で貴乃花親方が秋場所中止発言の件でインタビューを受けていた。
「(秋場所を中止にすれば)ファンの皆様を残念の境地に陥れてしまいますので…」
と言っていて、言い回しの仰々しさにワロタw
あんまりこういう表現する人いないよなw

部屋の前でインタビューを受けていたのだが、
豆腐屋のラッパの音「パ〜プ〜♪」が入り込んでてまたワロタw


171考える名無しさん:2008/11/04(火) 23:05:17 0
川崎修は早く助手のころにかいたのも
まとめたアレント論を出しなさい。
172考える名無しさん:2008/11/14(金) 01:44:25 0
”Conditions of Humanbeing”のアレントの文章はかなりの悪文。

母語が独語なのに、無理して亡命先で英語で書いてるために、
英語とは思えない表現や関係代名詞の多用があり読みずらい。
速見氏の邦訳は、内容を正確に把握し、しかも日本語としても
読みやすい名訳なので、最初に邦訳で読んだ方がよいと思う。
173考える名無しさん:2008/11/16(日) 18:05:55 0
アレント読むには独語勉強しないと厳しいよ
あとハイデガーよりカントを読んでおいた方がいい
174考える名無しさん:2008/11/16(日) 20:28:27 0
>>172
前に授業で英文を目にしたけど、
確かに、なんかカントのドイツ語読んでるような文章だった。
175168:2008/11/18(火) 19:35:47 0
アーレントのカント論って
定言命法の堅苦しさが云々されがちな彼に
対話やコミュニケーションを見出す感じだっけ。
176考える名無しさん:2008/12/02(火) 19:06:16 O
授業で人間の条件を読んでいるのですが、
人間が作り出したものも人間を条件付けるとはどういうことでしょうか??

ざっくりな質問で申し訳無い
177考える名無しさん:2009/01/03(土) 18:37:52 0
活動的生活と人間の条件は同じ事柄を逆方向から見た呼び名
であり、対応関係にある・・・みたいな。
178考える名無しさん:2009/01/04(日) 19:40:17 0
>176
自らが作り出した環境=世界に、
条件づけられる理由は、
人間がもともと、世界の中に在る存在だから。

世界がまずあって、人間という生物を挿入するのではなく、
世界=環境と存在がくっついているのが人間。
って、ところか。。
(この説明だと、
 なんか人間中心主義みたいだな。。)
許してくれ。
179考える名無しさん:2009/01/26(月) 14:44:34 0
 エーディト・シュタインってどう?「国家研究」とか読むと、アウツシュヴィッツ
で死んだのが残念に思える。
180考える名無しさん:2009/01/26(月) 15:03:11 0
訳は三冊出てるね。

エディット・シュタイン : 小伝と手記 / コンラッド・ド・メーステル著 ;
福岡カルメル会訳 ; エディット・シュタイン著 ; 西宮カルメル会訳.
-- 女子パウロ会, 1999

現象学からスコラ学へ / エディット・シュタイン著 ; 中山善樹編訳.
-- 九州大学出版会, 1986

国家研究 / エーディト・シュタイン著 ; 道躰章弘訳.
-- 水声社, 1997
181考える名無しさん:2009/01/28(水) 06:07:21 O
大学での来年度の基礎ゼミ(学部二年生)が全体主義の起源を原書で購読するというもの。「帝国主義」を精読・解読していくとのこと。大学生協で原書と訳本(みすず書房のもの)を購入し、来年度に向けて予習し始めたところです。難しいでし。(*_*)
182考える名無しさん:2009/01/29(木) 05:36:13 0
ハイレベルなことやってるな
183考える名無しさん:2009/03/26(木) 18:22:42 0
完訳カント政治哲学講義録 (単行本)
ハンナ・アーレント (著), ロナルド・ベイナー (編さん), 仲正 昌樹 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4903145387/

184考える名無しさん:2009/05/20(水) 11:34:46 0
>>183
こっちのほうがよい訳。
http://www.amazon.co.jp/dp/4588002007/
185考える名無しさん:2009/06/20(土) 01:53:24 0
仲正 昌樹の「今こそアーレントを読み直す」(講談社現代新書)って、このスレ的にはどう?
アーレント初心者としては、結構面白いというか、納得させられたんだけど。
186考える名無しさん:2009/06/20(土) 02:11:30 0
>>185
この反応なんかが適確かと。
http://thought.air-nifty.com/thought/2009/06/post-e389.html
187考える名無しさん:2009/06/20(土) 02:37:16 0
>>185
レスありがとうございます。
そのblog、ご本人が反論されてますね。
まぁ、とっかかりには良さそうですね。
188考える名無しさん:2009/06/22(月) 17:46:41 0
The Hannah Arendt Collection
http://www.bard.edu/arendtcollection/

The Arendt Center for Ethical and Political Thinking at Bard
http://www.bard.edu/hannaharendtcenter/
189考える名無しさん:2009/09/05(土) 00:24:39 0
定期点検
190考える名無しさん:2009/09/26(土) 16:38:47 O
保守
191学生:2009/10/06(火) 02:01:14 0
人間の活動力=労働・仕事・活動

原文で最初の『活動力』と後の『活動』はそれぞれどのような表記になっているのかご存知の方いませんか??
192考える名無しさん:2009/10/06(火) 02:09:29 0
>>191
人間の活動力=労働・仕事・活動
human activities: labor, work, action
193171:2010/02/01(月) 16:55:05 0
川崎修はよくアレント論を出した。
ほめてつかわす。
194考える名無しさん
保守だ