1 :
考える名無しさん:
社会的なポジションじゃなくて、歯槽面に関して。
2 :
考える名無しさん:2005/05/16(月) 23:54:38
つまり思想膿漏を治せってことだわな
いい思想家だ
ポケモンゲットだぜーー!!
5 :
考える名無しさん:2005/05/17(火) 23:26:26
中央大学名誉教授は無理
6 :
考える名無しさん:2005/05/18(水) 12:50:50
カイエソバージュって面白いの?
きゃなり
8 :
考える名無しさん:2005/05/18(水) 13:45:56
マジで?買っちゃおうかな。。
失禁するぞ
10 :
考える名無しさん:2005/05/18(水) 16:13:47
中沢さんはこのうえなくいいかげんで、かつこのうえなく律儀な人。
『日本人は思想したか』で名前のあがっていた先人は、みな律儀に
継承しようとしている。
『僕の叔父さん』を読むと、ヘーゲルを介して、吉本の思想も継承
しようとしているのがうっすらとわかる。もちろん、叔父も継承w。
11 :
考える名無しさん:2005/05/18(水) 23:08:14
そんなの律儀って言わないよ。自分の立場に都合のいい人の良いトコ取りって言うの。
12 :
考える名無しさん:2005/05/18(水) 23:17:55
正確に言うと、吉本が詰めきれなかったところを一生懸命詰めようと
している。非常に漠然とした直感に形を与えようとしているんだよね。
とはいえ、中沢自身もまだ漠然としている。そこを煮詰めるのが今後の課題。
中沢の行き着くところ→曖昧模糊
まぁ曖昧にしておかないと、例の社会的責任論にまた追いかけられるわけで・・・
いくら知識があっても騙されるやつはだまされるんだな。
15 :
考える名無しさん:2005/05/19(木) 00:36:24
おいかけられるかよ。あほくさw。
そのうち小林秀雄論も書いて、大学も慶応かどっかに移って、社会的ステータスも
揺らぎないものにして終わるんですよ。
16 :
考える名無しさん:2005/05/19(木) 00:44:21
希望的かつ権威主義的観測。
17 :
考える名無しさん:2005/05/19(木) 03:48:21
つーか、そんなのいたっけ
素っ頓狂な煽り・・
20 :
考える名無しさん:2005/06/02(木) 18:06:23
『アースダイバー』出たよ。
面白い面白い。
21 :
考える名無しさん:2005/06/03(金) 19:45:06
アースダイバー読んで思ったけど、今もし中上健次が生きていたら、
柄谷じゃなくて中沢の側に立ったろうね。水と女と蛇の神話とか、
新宿と熊野とか、中上の世界に近いもんねぇ。
「批評空間」以降の柄谷しか知らない世代って、こういう神話の世界なんか
どうでもいいんだろうね。そういうものが枯渇するということを晩年の
中上が以下に恐れていたか、とかさ。
柄谷も、中上が生きていたら、酷評されつつフォローされただろうに、今孤立無援だね。
>>21 偏見強すぎ。
神話の重要性は、批評空間をちゃんと読んでいた香具師ならわかっているはず。
ヘルダーリンとかの意義がわからなくなるだろ?
すれ違いの話だけど、逆の意味で柄谷は中上が死んでから苦労してると思う。
中上が死んだとき、「僕は浅田君と中上の間でバランスを取ってきた」
「今後は中上の役も引き受けなくちゃいけない」
見たいに言ってたけど。昔は中上が「柄谷は情念の人」
っていったとき、結構衝撃的だったけど、今は当たり前にしか聞こえないぐらいに
厳密性みたいものがどうでもよくなってる。
24 :
考える名無しさん:2005/06/04(土) 03:34:43
>神話の重要性は、批評空間をちゃんと読んでいた香具師ならわかっているはず。
ヘルダーリンとかの意義がわからなくなるだろ?
だからさぁ、そんなゲルマン神話みたいな、よその国の話をしているんじゃなくて
もっと土俗的な神話のことを言ってるんだってば。
中上はそういう土俗神話の読み手として割合すぐれていたし、そこから物語を紡いでいた。
仕切り屋がいなくなっちゃったね。中上がいて、中沢も柄谷も吉本も捌いていいれば、
文化状況としては一番生産的だった。ある程度批判があっても、皆結びついたのにな。
25 :
考える名無しさん:2005/06/04(土) 07:01:04
>24 まったく同意。21はとてもいい意見だと思う。
中上が死んだとき、「僕は浅田君と中上の間でバランスを取ってきた」 という
柄谷のことばは知らなかったけど、的確な自身の位置づけだと思う。
26 :
考える名無しさん:2005/06/04(土) 07:04:11
中沢新一は(なんだかんだいっても、ということばが不必要なくらい)才人
ですよ。その「いい加減さ」自体をとてもポジティブに浅田彰なんかも認めて
いるでしょ。ここまで、才能があって、なおかつ、いいかげんに見られるような
ところが得がたい人材だと思うけど。(だいたい、彼に批判的にうじゃうじゃ言ってる
連中がどんなけのことをちゃんとしたことばで、公表しているのやら)
27 :
考える名無しさん:2005/06/04(土) 09:07:44
伯父の網野善彦が死んでくれて、そのネタで当分の間は食いつなげるな。
28 :
考える名無しさん:2005/06/04(土) 15:43:56
作家の想像力(中上)が、思想に先駆けている良い例だよね。
『言霊の大地』とか、面白かった。
今の中沢と対談とか鼎談とかしたら、滾々とイメージが沸いて面白かったろうなぁ。
インディオだとか、そういうのに傾倒して神話世界を作って欲しかった。
彼は南米文学の影響も受けてたけど、やはりそういうプリミティブな磁場って必要だと思うな。
29 :
考える名無しさん:2005/06/07(火) 23:57:33
東京タワーの蝋人形館(そんなものあるんだ!)に感動してる
ところなんて、嬉しくなちゃうよね。昔の『観光』なんかが、
ちょっと思い出される。
安易に感情移入できる人だな。こういうので気持ちよくなってる自分の甘さに対して
警戒してしまう。
31 :
考える名無しさん:2005/06/08(水) 21:46:15
>>28 ちなみに網野の息子=中沢の従兄弟はその筋ではかなーり有名なラテンアメリカ研究者だよ。
東大の先生だよな
33 :
考える名無しさん:2005/06/30(木) 16:29:20
はじまりのレーニン、岩波で文庫化されたね。一番左っぽい本だからかな。
野球の新庄見るとなぜか中沢を思い出すなあ。
35 :
考える名無しさん:2005/07/09(土) 11:36:33
多摩美大に芸術人類学研究所新設、所長に中沢新一氏
「管理化が進む日本の学問に、新しい野生の知を開こう」と、多摩美術大学
(高橋史郎学長)が来年度、「芸術人類学研究所」を新設。人類学者の中沢
新一氏(55)が初代所長に就任する。
1980年代、ニューアカデミズムの旗手として登場した中沢氏は、チベット密教
から現代日本の社会現象にいたる幅広い批評活動で、常に注目を集め続ける
人気学者。現在は中央大教授で、来年度から多摩美大芸術学科教授になる。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050709i501.htm
36 :
考える名無しさん:2005/07/09(土) 17:00:47
中沢新一の行き着くところが多摩美大だとわ…
中央しかり山奥からの脱出はできなかったか
ムサ美でも芸大でもないのがツボ
38 :
考える名無しさん:2005/07/09(土) 23:52:26
多摩美ねえ。
なんか納得しちゃうよなあ・・・。
たまにというのは俺に言わせれじゃどんなのは代は区じゃない。
ぽん代と気まぐれの関係を断ち切れないのならばそれはもう今から
での歩に行き着くところませ行くしかないはじゃないか。
相でスネキャプテン私もそう言う主言うふぁもっていたのデス。
デモですとでもデスよ、中沢新一先鋭の行くと事難出て曽谷重要
奈問題なのかなのと僕の何か弱は芋にnagataらおもうわけですよ。
良い試みですね。中沢さんの胡散臭い話はアーティストの想像力を大いに刺激する
はずです。
41 :
中大生:2005/07/26(火) 23:52:48
僕は、中沢新一のゼミ生です。
中沢先生いなくなっちゃうよ。
寂しいね。
多摩美は瀬田の近くにもキャンパスあるよ。
院で追いかけるという手があるかも
港千尋もいるし楽しい
けど職が絶望的
45 :
考える名無しさん:2005/07/30(土) 11:59:48
ライアル・ワトソン、カルロス・カスタネダ、中沢新一
世界三大語り部か、
されとも
世界三大香具師か
皆さん、どう思う?
46 :
考える名無しさん:2005/07/30(土) 12:18:24
彼らに思想的な深さを読み取ろう、とするのは愚かなのであろうか?
「面白ければいい」のかな?
>>45 三大の選考基準を述べよ
なぜ前者二人に中沢が比肩しうると思うのか腰をじっくり据えて細述せよ
むしろその中では中沢が一番ましだろ
49 :
おいおい:2005/07/30(土) 17:25:37
>>48 それは世界的香具師としてか 世界語り部としてか どちらよ
ライアル・ワトソンやカスタネダと比較しちゃうと中沢さんは小物って感じ
だけど中沢さんはホントに凄い面白いからいいよ。
俺中大OBだけど、本当に中沢先生の授業は面白かったよ。
教壇を舞台にした中沢の一人芝居を観ているようだった。
90分があっというまだったなあ。
52 :
考える名無しさん:2005/07/31(日) 04:01:29
もっと年取るとヒロヒトのようになるよ
カスタネダについて、そのインチキさ胡散臭さ含めて、中沢さん書いて
くれないかな。特にカスタネダ後期のあの異様な世界について。
評論される側とする側の較差かな
55 :
考える名無しさん:2005/08/21(日) 14:46:17
それ書いてる香具師もDQNじゃん
DQNを引き寄せてしまうのは、中沢さんの運命w
58 :
おいおい:2005/08/22(月) 16:12:49
自業自得と言え
ヒーメン(処女膜)がどうたらこうたらと書いているのを見て、
とんでもない本を買ってしまったと思ったよ。
60 :
考える名無しさん:2005/08/25(木) 23:11:09
ヘイメ〜ン
中沢先生中央大学辞めちゃうんですか。
中沢先生のゼミ面白かったよな。
昔のノート引っ張り出してみるか
中央大の学生じゃものたりないんだろう。
64 :
考える名無しさん:2005/08/29(月) 23:35:40
多摩美か
ここ教授陣面白そうなんだよね
絵心ないオイラでも聴講したいっす
芸術人類学研究所かぁ。
なんか、彼っぽい、わけわからなそうな研究してそうだな。
宗教学とか文化人類学とかの「学」という意味では、怪しげで信用できないけど、
全体的な雰囲気は結構好きだな。エッセイストとしては、いい線いってんじゃなかろうか。
学問的には全く意味の無い「アースダイバー」とかも面白く読ませてもらった。
いろんな意味でこれからも頑張ってほしい。
66 :
おいおい:2005/08/30(火) 11:44:08
所詮学問ではない芸術に終始する人間のための隠居の場だし
67 :
考える名無しさん:2005/08/30(火) 12:32:28
むしろ美術関係の学問ってろくでもないのが多いし、
非学問=糞とは思えない。
そのへん科学の通俗本とは全然別問題のような気がする。
芸術とは人心操作の術
>>67 同意。
非学問=糞って考え方には違和感を覚えるよ。
学問の領域から逸脱しちゃうところに魅力があるんじゃないかな。
ポストモダン化した現代では人間はどんどん動物化していくという意見もあるが、
じっさいには動物といっても、それは「飼い慣らされた動物」で、
つまりは家畜の生き方に、人間はどんどん近づいているのである。
71 :
おいおい:2005/08/30(火) 19:23:39
言葉遊びは楽しいか?
そのままお返しする。
DQNカキコを引き寄せてしまうのは、中沢さんの運命w
70は中沢さんの言葉だよね。
その程度のファンがたかる中澤
DQNがたかったり、さえない連中から妬まれたりでたいへんな人だな。
77 :
考える名無しさん:2005/08/30(火) 23:08:29
まぁでもビンボ臭くないからいいじゃん
読んでて鬱にならない人文系の書き手としては
中沢さん以外には内田樹ぐらいしか思いつかないです
78 :
考える名無しさん:2005/08/30(火) 23:09:40
あ、べつに信者じゃないんで
こんなやつも居るぞという情報提供は歓迎っす
80 :
考える名無しさん:2005/08/30(火) 23:25:43
中沢以外というので内田挙げちゃうのは、
単なる一般読書人というだけの話ですね
でもそういう読者がいるのはいいことだ
高野山
専門書として中沢読んでる奴がいるのか?
84 :
考える名無しさん:2005/08/31(水) 08:56:50
修行の書として読む人はいるかもしれないね
ていうか中沢、内田って共通点が多いなぁ
両方とも体術系(チベット密教と武道)
師を媒介とした非対称的思考(グルとレヴィナス/多田)
書くこと/読むことの快楽(読んでて心地よい、本人も愉しげ)
拡散的、横断的な教養(厳密性よりも飛躍、意外性)
フレンドリー、女性にモテる(同性同業者の嫉妬)
オウムや網野の語り部として生きて行け
騙り部
いまさらのような86みたいな煽りって、意味なくなっているような気がする
86は中沢の騙り部として生きていくことになりました。
歯槽面に関して
>>77 「読んでて鬱になる人文系の書き手」って、具体的には誰?
91 :
考える名無しさん:2005/09/01(木) 23:50:14
アースダイバー面白いね
ネタ本(関連書)も読んでみたい
これからは更に「学」としては認められないような仕事をして行くらしいが
ゲド戦記やはてしない物語やモモをめざす親爺
ただ「学」やってても、ラチあかないでしょう。
95 :
考える名無しさん:2005/09/02(金) 23:32:25
>ゲド戦記やはてしない物語やモモ
このたぐいが重くてダサい、とお嘆きの貴兄がターゲット
指輪物語に闇の左手、苦痛指向
面白きゃ、それでいいんだよ
98 :
考える名無しさん:2005/09/03(土) 10:40:57
精神医学、催眠術、マインドコントロール、脳科学
マリファナ解禁推進論者
99 :
考える名無しさん:2005/09/03(土) 11:03:31
2ちゃんて
バカのくせに摘発好きのキモオタが多いんだね
100 :
考える名無しさん:2005/09/03(土) 11:06:35
突然必死な書き込みであがってきたな
何事?
ていうか中沢、内田って共通点が多いなぁ
両方とも体術系(チベット密教と武道)
師を媒介とした非対称的思考(グルとレヴィナス/多田)
書くこと/読むことの快楽(読んでて心地よい、本人も愉しげ)
拡散的、横断的な教養(厳密性よりも飛躍、意外性)
フレンドリー、女性にモテる(同性同業者の嫉妬)
いわゆるマイルド教祖様
同じ土俵では勝ち目はなさそうだね
拝み屋と共著
文章に艶がある。そんだけ。
もうこの歳で学者としてまとまった業績ってのは無理でしょ。
語り部としてマスコミで食っていくしかない。
フレンドリー、女性にモテる(同性同業者の嫉妬)
なるほど。嫉妬を買わないように学者としては何もしないのか。
イチイチ反応すんなヴォケ
you too
>>109 なかなか知性あふれるレスをする人が中沢氏を支持してるようですね。
ぜひ本人の業績向上のためにもその知性を分けてあげてください。
粘着の方が住みついたようですね
皆さん暫く放置でお願いします
粘着は複数居るからね。
>>112 粘着って嫉妬嫉妬と書いてる方の事でしょうか?
>>114 粘着の一人は、そうやって揚げ足取る人だと思うよ
ま、業績ない人は学者とは呼べないよな。
マダイタ
粘着なめるなよ
学者共同体に向けて書くか、一般読書家に向けて書くかの違いにすぎないからなあ
俺も前者の価値観奉じてきたクチだけど、
正直、後者を必要以上に晒す香具師は厨だと思うよ。
院生になりたてで過剰適応しているんだね。
何を言いたいのか良くわからんな。
学問の府でオアシをいただいているものが
自分の原稿料ばかり稼がずに
学問に貢献すべきなのは当然だろ。
それに中沢の今まで書いて来た事と言えばせいぜい
文化輸入ブローカー程度のもの。
それとも学者に学問の業績を要求するなとでもいうのか。
120は相変わらずの極論だな
大学教師は研究・教育・行政の三タイプに分かれていくが、
中沢は図らずも教育タイプだったということだよ
宮廷と一部私立大以外消えろというならあんたの見解ももっともだが、
大学の社会的機能を考えれば、中沢タイプは絶対に必要だろう
お前の研究を脅かしたわけでもないし。
いや、俺は別に信者じゃないし
中沢がほぼパクりに近い仕事をするときがあるのは自明だが、
叩く理由が「学者じゃないから」というのはいくらなんでも幼稚すぎる
そもそも中沢さんは学者であって学者じゃないでしょ?
学者じゃないって叩くことに意味あんの?
俺も修士の頃そうだったからわかるけど、
論壇の書き手を「学問じゃない」といって叩くことで、
学会発表で出来ることと出来ないことを見極める時期がある。
2ちゃんには学者ワナビーが多いから、
そういう叩きが目に付くのだろう。
しかし、そのままアカデミシャンになりきるかどうかはそいつ次第。
俺は学術論文書きだけど、非学者=糞とは思わない。
例えば中沢の田辺論とか、論理的な詰めは甘いけど、
哲学研究者がなしえない指摘を行っているし、
学者作法を守っているだけの「日本思想史」の糞論文よりはよっぽど啓発的だと思う。
逸脱には価値があると思うよ。
社会的なポジションじゃなくて、歯槽面に関して
中沢新一の行き着くところを
このようによってたかって占っております。
128 :
考える名無しさん:2005/09/09(金) 23:42:47
別に中沢新一をニーチェ扱いする訳じゃないけど、ニーチェだって
ヴィラモーヴィッツ=メーレンドルフにこてんぱんにやられたくらいだから、
学問的っていうのと後世に残るか残らないかは勿論別でしょう。
当人は何かを残したくてたま美に行くんだそうだ
まあそう僻むな。
みっともないぞ。
131 :
名無し:2005/09/10(土) 00:50:22
『森のバロック』以降、何かシックリ来ないけど、なぜか新刊は通読してしまう。
ニューアカの中では希有な人としてとらえていますが、どうなんでしょう?
132 :
考える名無しさん:2005/09/10(土) 05:49:24
そもそもオウムとの暗い過去まったくなかったような顔してるのが狡猾な感じ。
中央大学は中沢の代わりに上野俊哉(中央院出身)をパンダにすることにしました
さっき私が決めました
>オウムとの暗い過去
こりゃまたすごい紋切型だね
学者としても名を残せるよう頑張れーと言うのが厨房?
学者なのに「学問で業績を残す必要は無い」ってのは
ファンによるひいきのひき倒しというものであろう。
いや、俺はたいしたファンじゃねーよ。
特に芸術関係の書き物についてはアンチだし。
でも中沢の社会的役割を考えれば、現状で問題なし。
一般書を書く香具師に、
中沢クラスの教養人がいるメリットは大きいんだよ。
「学問で業績」というのも、
結局日本の場合、
「学会の人間関係をうまくやっていく」ことに帰着しがちだしな。
当該分野での学問業績の例を挙げてみてほしいものだ。
案外思い当たらないから。
中沢自身、学者が書かないテーマをうまく選んでいる。
中沢を叩くなら、その都度の本の内容についての方がマシだろ?
学術書じゃない本を「学術書じゃない」と言って叩くのは不毛。
>>136 _, ._
(;゚ Д゚) 教養人…?
面白いオサーンなのは間違いないだろ
大学とゆー組織の曖昧さがあーゆー人物が生息する余地を
許していてくれるのが「わたしたちはたまらなく嬉しい」んだけどな
豊かだなあという感じがするポ
そういえば選挙だな
小選挙区の候補者全然魅力ないポ
いっそ顔で選ぶか
たまじゃなく山梨大に逝けば良かったろうと思う
ま、こういう糞どもの知的愛玩動物で終わるににはちょっと惜しい。
ぜひなにか後世に残る業績を学問の世界で打ち立てて欲しいものである。
その打ち立ての場に多摩美 orz
「新潮」の島田雅彦との対談、面白かった。天皇制とか縄文とか。
146 :
656:2005/09/14(水) 00:30:21
ag
中沢さんは面白そうな作り話を語ってくれれば、それでいいんです。
誰も彼に正確さなど期待してませんから。
面白ければいいんです。
芸大
学者は芸人だ
無芸退職
面白ければいいってある意味最強だな
芸人
職人
遊女
ttp://www.1101.com/nakazawa_info/index.html 「中洲産業大学&ほぼ日刊イトイ新聞 presents
『はじめての中沢新一。』
アースダイバーから芸術人類学へ。」
出演:中沢新一・タモリ・糸井重里
開催:10月24日(月)
開場:18時
開演:19時
終演予定:22時30分を予定してますが
出演者の気分によっては
大幅に終了時間が遅くなることもありえます。
会場:東京国際フォーラム Cホール
東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
チケット:全席指定/¥7,350(税込)
タモリさんと「ほぼ日」が贈る第二弾イベントは
中央大学教授中沢新一さんのこれまでの研究を
徹底的に濃縮してしゃぶりつくしちゃおうというもの。
旧石器時代からの視点から東京が見えてくる!?
その先にある芸術人類学とはどんな学問なのか?
高いなぁ
三省堂8階に行けば
500円で中沢さんのレーニン論が聴けたのに
雑誌情況の読者のつどい?みたいな数十人の集まり
中沢さんはレーニンの演説ポーズを真似て大演説
トークには小泉・超ラディカル・義之氏も参加してて
すっごい得した気分です
当日知ったので情報提供できなくてごめんね
155 :
考える名無しさん:2005/09/25(日) 20:33:50
たしかに高い。
しかしまあ、タモリさんを夜6時間ぐらい拘束することを考えれば、
このぐらいのチケット代にはなるわなぁ。
じゃあ、タモリ抜きでいいじゃん。
その中でトークが一番上手いのはタモさんだからしょうがないかも。
中沢さんはトークイベントの時に、話を合わせよう合わせよう、
客に受けよう受けようという姿勢を前面に出すので少し気持ち悪いのですが。
高いから行きませんけどね。
話うまいのは中沢さんだと思うけどね。
受けるのが好きなのは性格だからw
それにしても高いな。
ジジイが若者受けしようとしてる中沢さんの話し方が気持ち悪いんですよ。
業界人ぶらないで普通に話して欲しい。中沢さんは無理しないで普通にしてればいいんだ。
受けなきゃ受けなきゃと考えながら話してる人を見てると、こっちが辛くなってくる。
自意識過剰ですねぇ
大丈夫ですか?
もともと無理するのが好きな人でずっとそれでやってきたんだから
三省堂のレーニンシンポジウムで自然体だったのは
中沢さんと小泉義之さんの二人だけ
この二人だけなら良かったのに
というのが、いっしょに行った人たちの感想です
あとはヒドかったなぁ
二十代の新進レーニン研究者の院生は
文章とは別人で退屈で一本調子な基調演説
マッチョなコーディネーターは拗ねたオヤジだし
司会者はあさってのハナシしかできないとっつぁん
中沢さんの芸達者ぶりが光った集まりでした
小泉さんもステキ
>>162 聴衆はあんたみたいなねーちゃんばっかだったのかい?
164 :
考える名無しさん:2005/09/28(水) 00:13:55
_ |ヽ
/ヽ/ |/ |
| ヽ
ヽ ヽ-ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ゚ ∀ ゚ / < びわこびわこ!
┌− / \_________
/ ノ ___________
/ ∴ / /
丿 / ̄ | びわこびわこびわこ!
|_ / ̄ \______ _____
/ _/ヘ/ ∨
| | ∧_∧ ∧_∧
/ >  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ゚ ∀ ゚) (゚ ∀ ゚ )
/ / びわこ〜! > |つ湖南|つ ⊂|湖北⊂|
\ | _____/ ∪ ̄ ∪ ∪ ̄∪
∨
(´・ω・`)ズレタナリ
(∩ ∩)
三省堂のレーニン講演会で面白かったのは
レーニンその人だけでなく、それを論じる話者の魅力の有無を
期せずして残酷に証明してしまったことかな
中沢さんや小泉さんの存在が魅力的だったのは
対象や場のチカラとシンクロして自前で思考を駆動させているのが
そこに居合わせた聴衆にストレートに伝わってくる点だと思う
(それはレーニンの魅力でもあったわけだよね)
マッチョなコーディネーター氏は自意識過剰でスベってるだけだし
最後まで場違いでズレまくってた司会氏は端的にニブいだけ
(ていうか二人ともナルシストなのかな)
いずれにしてもまったくもって非レーニン的なのが可笑しかったです
>マッチョなコーディネーター氏は自意識過剰でスベってる
長原豊
>最後まで場違いでズレまくってた司会氏
高橋順一
まぁそうだろうな。
168 :
考える名無しさん:2005/09/28(水) 13:07:56
レーニンレーニンレーニンレーニンレーニンレーニンレーニンレー
171 :
考える名無しさん:2005/09/30(金) 23:30:11
東京の地理ネタなんて聞きたくねーよ。
タモリとレーニンの話はしないのか。
タモリの話はほんとに面白いんだよ。
気配を出さずに呼吸の間隙にスッーと入ってくる。
中沢さんは、話し出す時にちょっと力んでて気配が出てるよね。
彼は自意識が強いんだろうな。
レーニンの話なら行ってもいいな
タモリはいらん
今更レーニンの話などいらん
タモリやへんな東京案内よりマシ
176 :
考える名無しさん:2005/10/02(日) 04:15:08
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < んなーこたーない
´∀`/ \__________
__/|Y/\.
Ё|__ | / |
| У.. |
網野善彦とかレーニンとか
死者を召喚する力量には瞠目すべきモノがあるよね
自著を朗読しつつ
四面楚歌のただ中で哄笑するレーニンを演じたときなど
なにげに総毛立つ思いがしました
なんでも召喚して遊んだあとは放置なんだよねこの人は
レーニンを最初に召喚したのは1994年
あまりの反響のニブさに腐ってたみたいだよ
レーニンの話をしてくれと呼ばれた行ったら
右翼(神社関係者?)の集会だったり
好意的な書評は共産党の赤旗だったり
でも放置してたわけじゃない
おしまいのレーニンもきっちり書くと約束してました
イタコ思想家だったか
結論
タモリごときの手に負える人ではない
ツッコミ
負える負えないというとらえ方がすでに(ry
どうでもいいけどなぜタモリなのか
ていうか、なぜ馬鹿高いのか
ほぼ日ならどうせ本になるだろうからパス
184 :
901:2005/10/02(日) 20:26:34
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < 金払った?
´∀`/ \__________
__/|Y/\.
Ё|__ | / |
| У.. |
185 :
考える名無しさん:2005/10/02(日) 20:47:43
東京案内だったら、わざわざ講演にしなくても
タモリ倶楽部に中沢がゲストで出ればいいんじゃね?
186 :
考える名無しさん:2005/10/02(日) 20:49:50
爆笑問題の太田とメールのやりとりをしてるらしいな
島田裕巳は利用されただけだが中沢新一はオウムの理論的支柱であった。
責任は重い。
二行目は岡っ引きぽくて嫌だねぇ
>単なるペダンティストとは訳が違う
ぐらいにしておくように
チベット密教はもちろん放置。
だってこれ以上かかわってたらオウム扱いされるもん。
そんな責任ないもんボク。
ボクは遊んでるだけだもん。
幼稚な書きこみだなぁ
それってオサーンのお襁褓プレイみたいなものだよね
匿名とはいえそれがアナタの自己紹介
恥ずかしいでしょ読み返してみると
匿名である限りどれも他人の発言。
痛くもかゆくもないも〜ん。
>>190 相変わらず必死だなあ。
事実は事実として見つめなきゃイカンよ。
193 :
考える名無しさん:2005/10/04(火) 01:34:31
自問自答荒らし乙
196 :
考える名無しさん:2005/10/04(火) 08:38:28
オウム事件もいろいろな水準があるよ
坂本弁護士事件はオウム教団とアンチカルト弁護士グループの私闘みたいなもの
弁護士一家は戦死みたいなものだと思う
松本サリン、地下鉄サリンは教団内部のマッドサイエンティスト、熱心派の暴走
グロテスクな無差別テロは世の中に漣赤の仲間殺しを遙かに超える衝撃を与えた
だからといってオウムであればすべて人非人と言うわけではないし
これを擁護する言説をなした人間が無制限に非難されなければならない謂われもない
森達也が「A」「A2」を世に問い、村上春樹が「約束された場所で」を著したのちにも
あいかわらず低次元の魔女狩りのようなふるまいが繰り返されているのは理解に苦しむ
10年間思考停止でいたのだとするともはや誰のせいにもできない
イヤな言葉だけど自己責任としかいいようがないね
197 :
考える名無しさん:2005/10/04(火) 08:42:50
いやしくも哲板ならばたとえば悪についてもっと根源的に論じてほしいな
オウム出て行けのお札をぺたぺた貼ってことたれりとするのなら
哲学なんか必要ないでしょう
198 :
考える名無しさん:2005/10/04(火) 09:25:52
しとう 0 【私闘】
(名)スル
個人的な恨みのために争うこと。
「家臣間の―を禁ずる」
199 :
考える名無しさん:2005/10/04(火) 09:47:38
少なくとも公共的な闘争とは言えないだろう
>弁護士一家殺害
私的集団どうしの仁義なき戦いとその延長線上における殺害であり
無差別テロと同次元で論じることはできない
200 :
考える名無しさん:2005/10/04(火) 09:58:56
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^∀^)< 「熱心派の暴走」!
( つ ⊂ ) \_________
) ) )
(__)_) (^∀^)ゲラゲラ
201 :
考える名無しさん:2005/10/04(火) 10:06:35
地下鉄サリン事件後、同じ弁護士グループがアンチカルトの論陣を張ったが
こちらも私的闘争の延長線上に位置づけた方がいい
すなわち(誤解を恐れずに言うなら)セクト間の抗争のようなものであり
これがもしも公共的な危機管理の問題に見えるのなら
社会防衛的な要請から議論の水準を混同させているからだろう
そればかりか捜査においても裁判においても
国民は私的闘争の一方の復讐劇に荷担させられていたように思われてならない
むろん無差別テロの衝撃がそれほど深刻だったということなのだろうが
誤謬は誤謬と言い切れる知的勇気を失ったことは哲学にとって致命的だ
「熱心派の暴走」
最近だったらヘルシングかなんかのオタだろうな
203 :
熱心派の暴走:2005/10/04(火) 10:13:08
>>200 よく知らないようなので解説を引用しておこうか
http://www.nunochu.com/bible/faq/glossary3.html 熱心党(ゼロテ党、ゼロータイ)というのは、言ってしまえば右翼です。
彼らは、政治的な動機からといよりもむしろ宗教的な確信から行動する、非常に信仰熱心な過激派でした。
「党」といっても、政党のような「ひとつの組織」というよりも、尊皇攘夷派というように考え方を同じくする人々を指して呼ぶ名だったようです。
熱心党というより熱心派(ゼロテ派)といったほうがいいかもしれません。
その考え方というのは、「絶対にヤハウェ」というものでした。
現実主義的なファリサイ派が、他の宗教からもいろいろなものを取り入れたと言われるのに対し、
ゼロテ派は他の宗教を拒絶しました。
また、ヤハウェが直接に統治するべきイスラエルを、ローマ人ごときが支配するなどがまんできないし、
ローマに取り入って権力を維持する祭司階級のサドカイ派も許せない。
独立のために征服者ローマと戦うだけでなく、ローマにくっついてしまったユダヤ権力層とも戦う。
「主権在民」でなく、まして「主権在ローマ」でもなく、主なる神のみを主権者とする。神政政治の実現(再現)をさまたげるものには、
必要であれば命がけで抵抗します。
映画「マサダ」は、エルサレム陥落後も死海のほとりのマサダ砦にこもり
ローマ軍に抵抗し続けたゼロテ党の戦いをえがいたものです。
魔女狩りは拙いけど、事件があったときに個人に対する任意同行みたいなことが出来ないのも拙
いでしょ。坂本弁護士の事件は、それがあれば解決できたはずで。
宗教に対する態度が、極端から極端に揺れるから困る。
私の手元には95年に『週刊朝日』で行った中沢さんと林真理子さんとの対談がある。そのテープには驚くべき中沢発言が収録されている。
この「マリコの言わせてゴメン!」という対談は、その内容でもってボツ。掲載は見送られている。
さあ、宗教学者の素晴らしい発言のごくごく一部をここで世間にはじめて公表しよう。
中沢さんはもう忘れているだろうけど。
島田君は、オウムに結構深くかかわっちゃったけど、オウムのことをあまり理解してないというか、タイプが違うんですよ。
これもカットだけど、飯星景子は統一教会を脱会していないですからね。(有田注。デタラメな発言。虚偽)
島田さん、かわいそう。これもここだけの話なんだけど、日刊スポーツと組んでやったのは、幸福の科学ですよ。
オウム真理教の中には確かに何かがあったし、いまもあり続けているんだと思うのね。そのことを僕は一貫して言い続けているし、
石つぶてが飛んでこようが何しようが、これについては一歩も自説をひるがえさないですよ。
坂本弁護士事件というのは、オウム真理教の犯罪じゃないといまでも思っていますよ。……これは絶対に載せないでください
。真犯人は別にいます。……午後7時に坂本弁護士の自宅に3人の女性が入っています。……実際の犯行を行ったのはこの女性3人でしょう。
林真理子が「何か寒気がしてきちゃった」といい、「中沢さんはいまいろんなことを知ってるけど、まだ口にできないことがいっぱいあるわけですよね」と発言。
中沢はこう続ける。
そんなこと言うと、僕消されちゃうから。
これも載せられないけど、石原慎太郎の四男がオウム真理教の幹部だって知ってます?それが原因で議員を辞めましたね。(有田注。デタラメ)
これも載せないでほしいんだけど、松本サリン事件が起こったあと、公安の一部が、僕が黒幕だと思ったみたいね。
例の事件後、吉本隆明さんと中沢さんの態度の違いに人間性が出ていて面白かった。
日本の戦後処理のイメージと重なって。
オウム 「我々は米軍から攻撃を受けている」
中沢 「公安は事件の黒幕が僕だと疑っている」
被害妄想ワロスw
公安の想像力なんてそんなものです
ほとんど体制内カルトと化していると言ってもいい
というよりも、
> これもカットだけど、飯星景子は統一教会を脱会していないですからね。(有田注。デタラメな発言。虚偽)
> 石原慎太郎の四男がオウム真理教の幹部だって知ってます?それが原因で議員を辞めましたね。(有田注。デタラメ)
このあたりの妄想が悲しい。
でも、
> 島田君は、オウムに結構深くかかわっちゃったけど、オウムのことをあまり理解してないというか、タイプが違うんですよ。
このあたりは誠実だね。自分がオウムの理論的支柱であったってことは、ちゃんと認識してる。
事件後のしばらくの間、混乱してたんですね。島田さんも陰謀論的被害妄想みたいな考え
が浮かんだと言ってたし、こういう大事件に巻き込まれると人間は弱いものなん
だな。
違う。公安にマークされると公安の人間特有の陰謀論が伝染するんだよ
上にも書かれていたが、
セクトやカルトを相手にしすぎたせいで、
公安自体にかなり電波入ってる。
鈴木邦男なんかが精力的に書いてるよね
>公安の電波化
ハナシ半分としても相当ヘンテコな組織になってる感じ
はてなでも書いてる人がいたな。
野次馬としてデモを見に行ったらしばらくつけられたとか。
常岡浩介もブログで、イラクで誘拐があったとき首相官邸から流れた
自作自演説という奴は、公安が本当に信じていたんだろうと書いていた。
冷戦の終了で不要説がささやかれていた公安が一気に元気になったのも
この事件からだったね。
まぁそれはともかく
オウム事件でダメージを受けた後の
中沢さんと島田さんの仕事の質は対照的だよね
オイラは島田さんの仕事は結構好きだったんだけど
オウム総括の大作とか読んでもかつての鋭さはまったく感じられないね
あれはリハビリでとにかく分厚いの書いてみましたという本です
(身銭切って読んだけど失望)
一方中沢さんのここ十年の多産ぶりと質の高さは瞠目すべき水準
事件直後にはあやしげな談話もあるんだけど
それを遙かに上回る仕事ぶりだと思うよ
ていうか有田とか江川とかいまだにこのネタで喰ってるみたいだけど
人生に疑問感じないのかしら
島田さんはマジで反省しちゃったから自信をなくしてポテンシャルを
大きく落としてしまった。
ほんとに中沢さんと正反対だね。人生は深刻にならず、早く切り替える事が
大事だ。
厚い面の皮
浅田タイプの人がオウムに深入りしてしまったのが不幸。
柄谷や中沢みたいな面白いほら吹きというのは、どんなに失敗しても立ち直れる。
自分を知ってる浅田はNAMには絶対に深入りしなかった。
永井均さんに言わせると
究極の哲学はニーチェの運命愛をバージョンアップさせた
>方法的自暴自棄
なんだそうですよ
中沢さんはその意味でも天才ですね
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221 :
考える名無しさん:2005/10/05(水) 13:00:47
中沢さんの著書のなかで必読の本を三つ教えてください。
最近のやつ読んでみれば?
『カイエ・ソバージュ』
『僕の叔父さん』
『精霊の王』
あたり。
あわせて7冊になっちゃうけどw
オウムとの関わりを理解するのには「チベットのモーツアルト」と「虹の階梯」は欠かせないね。
224 :
ハナデッカー:2005/10/06(木) 10:45:58
人類史上稀に見る大量虐殺に「思想的に加担した」私も
軽やかにホラ吹き続けてもよかですか?
早く禊を済ませたいでつ。
リア虫はロムってろ
226 :
ハナデッカー:2005/10/06(木) 11:44:36
と、答えておけばよろしいわけでつね。
模範解答ありがとうございまつ。参考にしまつ。
■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
■■■■√ === |
■■■■√ 彡 ミ |
■■■√ ━ ━ \ わーたーしは
■■■ ∵ (● ●)∴ |. やってない けーぱっくだ
■■■ )■■■( |┃
■■■ ■ 3 ■ |┃
■■■■ ■■ ■■ ■
■■■■■■■■■■■■..
■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■
>>224 書き続けられるかどうかというのはあくまでも本人の資質の問題でしょ。
人としてどちらが正しいかというのはまた別の話。
私の尊敬する小泉さんも言っている。
「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ。岡田さんの会社だって、
みんながみんな同じように働いてるわけじゃないでしょう」
名言である。
ヴァカは匿名でもヴァカなんだね
ハイデガーのナチス加担と比較すると?
絶対悪を設定して
それとも距離や関与の度合いによって断罪するなんて
哲学をこころざす人なら恥ずかしくて悶絶しそう
その辺の土人と変わらないと思うよ
それとの
土人
元来は土着の人,土地の人といった意味で,その土地に生まれ住みついている人をさした。
江戸時代中・後期の文献では,広く国内各地の住民を呼ぶ一方,アイヌや外国人に対しても
用いられていた。ところが,幕末になると松前藩政下の蝦夷地に居住のアイヌをさす用語として,
限定的に使われだす。それまでアイヌをさしていた“夷人”あるいは“蝦夷人”から“土人”への
呼びかえは,蝦夷地を日本の領土として対外的に示す政治的意図の表れであった。
その後,近代の明治政府の北海道開拓は,内地からの移住民の経済活動を積極的に
推し進めていく反面,アイヌ民族の生活権を官民一体となって剥奪していくこととなり,
こうしたなかで“土人”の概念は未開民・劣等民として侮蔑を含んだことばに変質していった。
この傾向はのちの侵略政策にも反映し,台湾や南洋群島の植民地化の過程で原住民にも
適用されることになる。近代以降,土人の概念は日本の侵略行為を合理化する意味から,
その行為の対象となった異民族・異国人をさし,
しかも,日本人のなかに深く民族差別・人種差別意識を植えつけることになった。
>元来は
まで読んだ
>蝦夷地に居住のアンヌはダンに対して異民族たる認識を持ちながらも
それを告げずにいた事実をダンに最終的にはM78星雲はあたしにゃ遠すぎた
まで読んだ
ライブのチケット完売したみたいだね
238 :
考える名無しさん:2005/10/10(月) 18:26:15
で、中沢=ゲイって結論でいいわけ?
239 :
考える名無しさん:2005/10/10(月) 19:30:03
>>238 大学時代レスリングしてたから多分ゲイ。
あら、やだ!
>>240 なぜ「あら、やだ!」と思ったのか 詳しく述べよ ありていに述べよ
むしろ、なぜレスリング?だと思うが
>>232 ま、当たり前の知性があるのなら、
人を土人と罵るなんて最終手段を使う前に、
擁護論を展開すればいいだけの話で。
単語にしか反応しない人きた
246 :
考える名無しさん:2005/10/11(火) 11:11:43
レスリング部の友達によると、今でも、たまに顔を出すらしい。
遠巻きに見ていることが殆どらしいが、今でも、たまに学生に交じってプレイするらしい。
ちなみに、中沢の好むのは、より密着性の高いグレコノーマン・スタイルのほう。
ちなみに、中沢のマイ・レスリングスーツは赤色らしい。
あら、やだ!
お相手したいわ〜
永沢哲さまとはどうなのよ?w
笑うと、マヌケがお。
249 :
考える名無しさん:2005/10/12(水) 10:49:42
椎名桜子の妹を孕ましたのにゲイなわきゃねーだろ。
250 :
考える名無しさん:2005/10/12(水) 13:19:54
あのね、セックスってのは所詮粘膜の摩擦なの。
だから、女でも男でも関係ないの。
コンニャクでもいいし、
251 :
考える名無しさん:2005/10/12(水) 18:24:20
なぜに椎名桜子の妹?
252 :
考える名無しさん:2005/10/12(水) 19:19:43
ボーイッシュなもんで、つい…。
253 :
考える名無しさん:2005/10/13(木) 02:14:28
アースダイバー品切れだってさっ
254 :
考える名無しさん:2005/10/13(木) 03:05:36
ドブ川覗き込んで、中入ってくあたりが好き
255 :
考える名無しさん:2005/10/13(木) 09:21:52
読んだらどんな気持ちになるの?
いや特に。
257 :
考える名無しさん:2005/10/13(木) 17:19:25
トリップできないの??
椎名桜子の妹の中入ってくあたりが好き
259 :
考える名無しさん:2005/10/14(金) 12:24:30
大学時代レスリングやってて今でもレスリング部に行くって草野仁の話では?
十年後にはこのオカマは消えているに一票
261 :
考える名無しさん:2005/10/15(土) 00:19:43
河合隼雄に一票。
neoneo坐で中沢さんのドキュメンタリーやるみたいだね
ttp://www014.upp.so-net.ne.jp/kato_takanobu/neoneoza/ 鈴木志郎康監督上映会 極私的に662分
Program C (11月27日(日)・14:45〜16:17)
『眺め斜め(宗教学者・中沢新一)』“Looking Obliquely”
1983/16mm(VIDEO版上映)/52分/COLOR
■“人間にとって「眺める」ということはどういう意味を持つか、ということを、
宗教学者の中沢新一さんにチベットでの修行体験を語って貰って、
わたし自身の沖縄旅行で得た原風景と思える映像と、次男の誕生シーンなどを合わせて構成した。
「眺める」ということは、人にとって「再生」を意味するということがわかった。
映像表現の本質を考える道筋を辿った作品”
263 :
考える名無しさん:2005/10/15(土) 16:00:31
アースダイバー神戸編 希望します。
おまえがつくれ。
>>262 こんなアホみたいな事をつぶやきながら文化乞食として
老境を迎えるに一票。
266 :
考える名無しさん:2005/10/15(土) 18:41:13
何でも○○乞食って、言えば言える。
経済乞食とか、政治乞食とか。ネット乞食、IT乞食、野球乞食、‥
その用語、やめて。ブルーになるから。
せめて文化芸者にして。
でも乞食っていうのは聖なる存在なんだよ。
そっか。
269 :
考える名無しさん:2005/10/15(土) 22:14:51
おい、中沢!
で、
おまえ、覚ったのかよ?
どうなんだよ。
人生ナメとんのか?
271 :
考える名無しさん:2005/10/19(水) 00:17:21
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
彳 人______ ノ.
入ノノヒー◎-◎ーヽミ.
r T . (_ _) ) お前らが俺に女を紹介するまでこのスレを荒らし続けるぞ!
( ∴.ノД(∴ ノ
/`ーヘ、 ー--´ l| \ ̄ニ-、
ノ、ノ^⌒へ\ー--‐'/,_ \ \
/⌒ ,◎、 \ / | : ̄ \
/:::: /|_.|イ-、 、V  ̄ : |
>-― __/、ニEl(,,ノ : |o i : o
( / 〈 ニニノ : | ``'''―'⌒
\| _ーノ : |
\`ー´/ ̄ :|
「行き着くところを占うスレ」を荒らすってのは、
今までの仕事を評価するって事?
知的な言葉を収集して戯れながら妄想することが幸せなのだと中沢さんは言いたいのだ
と思います。
274 :
考える名無しさん:2005/10/19(水) 16:16:58
それで金がもらえるなんて、スポーツ選手や細木数子と同じだな。
うらやましい。
275 :
考える名無しさん:2005/10/19(水) 18:54:59
才能とはそういうものです。
いかに人をうまくだませるか。
中沢先生はそれがうまいのです。
昔中沢先生に期待したのはそんな泳法披露では無かった気がする。
俺って荒らし?
ちなみに、なに期待してたの?
278 :
通りすがり:2005/10/20(木) 00:57:33
空中浮揚披露
ネッシー対石原慎太郎
280 :
考える名無しさん:2005/10/26(水) 22:44:33
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
彳 人______ ノ.
入ノノヒー◎-◎ーヽミ.
r T . (_ _) ) お前らが俺に女を紹介するまでこのスレを荒らし続けるぞ!
( ∴.ノД(∴ ノ
/`ーヘ、 ー--´ l| \ ̄ニ-、
ノ、ノ^⌒へ\ー--‐'/,_ \ \
/⌒ ,◎、 \ / | : ̄ \
/:::: /|_.|イ-、 、V  ̄ : |
>-― __/、ニEl(,,ノ : |o i : o
( / 〈 ニニノ : | ``'''―'⌒
\| _ーノ : |
\`ー´/ ̄ :|
どうぞごぞんぶんに
282 :
考える名無しさん:2005/11/03(木) 15:06:03
∠⌒\∩
|/‘_‘)ノ
/` y)
と( ヽ/
ノ>ノ
UU
数学が不得意だから読み難い
対象の所有願望が偏りを生み出しているわけだが。
285 :
考える名無しさん:2005/11/12(土) 19:53:02
表象文化論学会(仮称)設立準備大会
2005年11月19日(土)〜20日(日)
東京大学駒場キャンパス(京王井の頭線「駒場東大前」駅下車)
参加無料、事前登録不要
■11月19日(土)15:00-15:30 18号館ホール
開会の言葉:渡邊守章(演出家・東京大学名誉教授)
■11月19日(土)15:30-18:30 18号館ホール
シンポジウム「閉塞する人文科学を超えて――いま、芸術を問う」
岡崎乾二郎(美術家・近畿大学)/中沢新一(中央大学)/ファブリアーノ・ファッブリ(ボローニャ大学)/リピット水田堯(南カリフォルニア大学)
司会:田中純(東京大学)
■11月20日(日)10:00-12:00 18号館4階コラボレーションルーム1〜3
・研究発表パネルA「表象不可能なものの回帰――カタストロフ以後の暴力批判」
香川壇(武蔵大学)/多賀健太郎(大阪大学)/宮崎裕助(東京大学)
コメンテーター:田崎英明(立命館大学)
司会:中島隆博(東京大学)
・研究発表パネルB「ネゴシエーションズ――イメージとその外部」
加治屋健司(スミソニアンアメリカ美術館)/近藤學(ハーヴァード大学)/堀潤之(関西大学)
コメンテーター:林道郎(上智大学)
司会:松岡新一郎(国立音楽大学)
・研究発表パネルC「近代の上演」
新田啓子(一橋大学)/森山直人(京都造形芸術大学)/吉田寛(国立音楽大学)
コメンテーター:尼ヶ崎彬(学習院女子大学)
司会:内野儀(東京大学)
■11月20日(日)13:30-16:30 18号館ホール
シンポジウム「表象のメディエーション――知の現場、現場の知」
古賀太(朝日新聞社文化事業部)/住友文彦(NTTインターコミュニケーション・センター)/常石史子(東京国立近代美術館フィルムセンター)/三浦雅士(文芸評論家)
司会:佐藤良明(東京大学)
--
*詳細は以下のサイトからご確認下さい。→
http://www.repre.org
こんな山師野郎に小林秀雄賞なんかやってどういうつもりだ?
小林秀雄賞自体、あれなような
結論:
小林秀雄自体、あれなような
いーじゃん
どうせおまいらに関係のないハナシだし
290 :
考える名無しさん:2005/11/15(火) 12:06:39
/:::::::|/::::::::::| ...|:::::|.i::::,,,---::::::::i:::::::i::::||:::iあっははは! なあに? この変なマンガ本の山は?
:|::::::::::::::::::::::i...ii .i::::::ii::/.,,─-,,"ヽi:::::::i:::ii:::::|「おにいちゃん、もうダメッ……!!」って、何これ?
:i::,,-""""-::::i..i:i |:::::::::::.i .. i...i:::i:::::i:::ii:::::iあんた、いつもこんなの見て、その粗末なモノを一生懸命こすってるの?
i:i .,-""..ヽ::::ii:::i ..i"".. "..,,__丿ヾ:i::::i:::ii::::::|道理でイカ臭いわけだわ、このマンガ本。ページもガピガピだし。
i,,i | ..|." ...i i ...i::i::::ii::::::|どうせあんた、現実の女と寝たことなんてないんでしょう?
i::",,,ヽ ,,/ ii ....i:::::i:::::::|こんな子供の裸見てオナニーなんて、人間として恥ずかしくないのかしらね。
::::::::"" i ...|::::::::::::::i……あら、どうしたの。私に罵られて勃っちゃったわけ?
:::" ..ヽ::::::::::::: i::::::::::::::|幼女趣味だけじゃなくて、そっちのケもあるの? サイテーね。
ゞ :::::::::.,,, --,," ,":::::::::::::|そんなサイテーなあんたは、せいぜいそこで一生しごいてなさい。え、何?
-".,, --,,," ./ .,"::::::::::::::::l私にやって欲しいって? あっはははは、冗談でしょ? 私が? あんたのを?
::|::::ヽ ."- .-"::::::::: /::::::::::::::::::::|誰がそんな汚いチンポに触ると思ってんの? 寝言は寝てから言いなさいよ。
::::i::::|:"--.,.,,, :::::::::::::::::::::::::/:|:::::::::::::::::::::::iこうして見てあげてるだけで有難く思いなさい、ロリコン童貞!
::::::::::::::::::_,r-┤"--.,,,,,:::::::::::,-":::├、,:::::::::::::::::::lほらどうしたの。さっさと出せば? いつもやってるでしょ? あっははは!
もれ
292 :
考える名無しさん:2005/12/03(土) 14:38:08
自演乙
いや違うから
295 :
告発:2005/12/19(月) 17:43:29
先日、中沢氏の著作について、アマゾンのレビューに投稿したところ、何のことわり
もなく勝手に【】部分が削除されて掲載されました。これは中沢氏と出版社が結託
していることを示す不動の証拠と言えるでしょう。
【著者の本を読むのはこれが初めてなのだが、後日、著者と地下鉄にサリンを撒いた
某教団の過去の関係を知って唖然とした。】最初の感想は、何やらよくわからん本
だな、というものだった。インディアンやアマゾンの少数民族の話なんて知らない
し、知人に禅僧はいるが、バタイユやハイデガーについて深く勉強したこともない。
論理飛躍や説明不足ならいくらでも指摘できるが、講義録なのかエッセー仕立て
なのか、学術理論書という体裁をとらないためにそういうツッコミをいれるのも
何となくはばかられる。全て計算済みなんだろうね。常人では到底及ばない広汎な
トピックを用意し、それらを巧みに組み合わせて「何か、すごそう」な印象を
与える。例え読者が医者だろうが弁護士だろうが、インディアンや仏教の話なら
説得できる(批判を受けない)というわけだ。本書は批判的な読み方をさせない
ように読者を誘導する。あの教祖もこうやって多くの信者を獲得したのだろう。
現代社会=資本主義批判や、日本人受けしそうな「多神教礼讃」もしっかり入って
いる。現在のテロ戦争=非対称戦争だから、自らの「対称性思考」は正しい、と
著者は確信するそうだが、全く意味不明だ。【著者のような人間はさっさと世間
から追放されるべきだと思うが、こういう人は金になるから出版業界がなかなか
手放さないんだね。恐るべし資本主義。】
で、気は済んだか?
(゚д゚ ) チャチャチャッ チャチャチャッ
ノヽノ |
< <
( ゚д゚ ) チャーラー♪
ノヽノ |
< <
みんなこっち
299 :
考える名無しさん:2005/12/24(土) 13:41:17
やっぱオウムの事についてきちんと本を書いてホスイ
301 :
考える名無しさん:2006/01/13(金) 23:54:04
ポスト・コロニアル批評読んでいて思ったんだけど、中沢氏って所謂「未開の」知恵
みたいなものを、内側から把握しようとしているなと。チベット密教がまさしくそれだし、
アボリジニやネイティブ・アメリカンなんかについても、単なる文化人類学的な視線では
ないように感じられる。東洋人の我々がオリエンタリズム的な思考に陥ってもしかたない
訳だし、そういう意味ではやっぱり貴重な人だと思う。
>>301 本当に「内側から」なんて可能だと思う?
結局、人類学者特有の「プリミティヴなもの探し」の一亜流にすぎないと思うよ。
植民地主義政策の一環として始まった人類学のフィールドワークが、中沢流に洗練ないし柔軟化されている、
とは言えるんだろうけれど。
プリミティヴな「外部」や「純真素朴なもの」を追いかけて
言説の餌にしていくのは、
どこまでもオリエンタリズム的な態度しかない。
しかも日本人が偽装しつつ、それをやっているわけだから、
最悪だ、という解釈もありうる。
303 :
考える名無しさん:2006/01/14(土) 00:45:27
>>295 そんなお馬鹿なことを書いて全文削除されなかっただけ感謝したほうがいいと
思うよ。むしろ、アマゾンの良心を感じる。
304 :
考える名無しさん:2006/01/14(土) 00:52:27
>>302 プリミティヴな「外部」や「純真素朴なもの」を追いかけて
言説の餌にしていくのは、どこまでもオリエンタリズム的な態度しかない。
じゃあ、レヴィ=ストロースが評価したルソーも「オリエンタリズム的な態度」
だってわけ?トドロフは、このルソーからレヴィ=ストロースに連なる系譜を「社会の中の自然人」という
かたちで取り出していると思う。
>>304 ルソーはオリエンタリストの元祖でしょ。ま、レヴィ=ストロースにとっては
ルソー自身が、プリミティヴの原型みたいなものだけれど。
「自然人」はどこまでも「自然」を欲している西洋的視線によって捏造されたフィクションでしかないわけよ。
306 :
考える名無しさん:2006/01/14(土) 13:38:33
オリエンタリズムとエキゾチズムは、必ずしも等置されないと思うんだけれども。
「プリミティブ」と云うのも端的に悪いわけではないし、そういう中にも貴重な
忘れ去られたものがあるから、それを取り出してくるというのも中沢新一の
方法論の一つではないでしょうか? そういうのがオリエンタリズムに繋がって
いくなら、問題だともいえるでしょうが。
>>306 エキゾチズム(観光)が言説化されるとき、
オリエンタリズムから手を切ることができるのかどうか、
が問題だね。忘れられてたものを取り出すのは、現今の
カルチュラルスタディーズやポストコロニアリズムのPC的研究でも
アカデミックに行われているわけだから。その点だけでは
中沢新一を救うことにはならないと思う。
308 :
考える名無しさん:2006/01/14(土) 16:04:53
>295
>先日、中沢氏の著作について、アマゾンのレビューに投稿したところ、何のことわり
>もなく勝手に【】部分が削除されて掲載されました。これは中沢氏と出版社が結託
>していることを示す不動の証拠と言えるでしょう。
>【著者の本を読むのはこれが初めてなのだが、後日、著者と地下鉄にサリンを撒いた
某教団の過去の関係を知って唖然とした。】
>【著者のような人間はさっさと世間
から追放されるべきだと思うが、こういう人は金になるから出版業界がなかなか
手放さないんだね。恐るべし資本主義。】
へえぇ。これオモシロ。
アマゾンって抗議無いと削除しないでしょ。
本人から物言いついたかな。
しつこいな。
クイックレスだなw しばらく揚げ続けようかw
311 :
考える名無しさん:2006/01/14(土) 18:04:00
ポスコロ齧った程度のやつが、中沢に文句いってんのw?
そんな流行おくれの陳腐なフォーマットで物申してて恥かしくないの(プ。
>>311 では最新流行のナウいフォーマットでどうぞ!
裸の王様 中沢新一
内側からの視点と外側からの視点を都合良く使い分けるというのは
東浩紀もオタ論でやってるな。
315 :
考える名無しさん:2006/01/14(土) 19:48:22
>>305 そうですね、その点は僕が間違っていました。
にわかにこのスレが盛り上がってきている件について、
amazonの、あからさま過ぎでしょ。中沢センセ。
>301
>東洋人の我々がオリエンタリズム的な思考に陥って
??
319 :
考える名無しさん:2006/01/15(日) 03:44:45
西洋人の価値観をいつのまにか日本人も刷り込まれてるって話じゃね?
あれだ、インドのデリダ読みさんがなんか言ってたじゃない。
ホニャララは反抗できるか
って。
320 :
考える名無しさん:2006/01/15(日) 09:16:40
中沢新一とポスコロの違いは結局、芸があるかないか、なのかなあ。
でも、アカデミズムでやってると言っても、なかなか一般読者に伝わってこないのは
残念だよね。
321 :
考える名無しさん:2006/01/15(日) 09:19:42
って吉田松陰の様な人だと思います。
じゃあ切腹だ。
中沢はさっさと逃亡しただろ
法廷で麻原の弁護でもしろって
麻原さーん、出てきてくださーいw
中沢新一と糸井重里とタモリによるトーク・イベントの内容が、
「ほぼ日刊イトイ新聞」で毎日少しずつアップロードされてるよ。
326 :
考える名無しさん:2006/01/24(火) 14:21:04
「堀江君は素晴らしい青年だと思うな。奔放に広がっていく」「経験も
豊富だし、勉強もしているし、ネットワークも広い」。ライブドアが昨年
十一月に発行した雑誌上で、自民党の武部勤幹事長は対談した同社
の堀江貴文社長(33)をベタ褒めした。堀江社長は小泉改革の規制
緩和について「恩恵にあずかった。古い既得権益層の利益に新興企業
が食い込めるんですよ」と話している。
↑マヌケな武部、、、誰かと似てる
中沢って確かにcleverだけど、wiseという感じがしない。
天然ぽいからな
軽すぎw
331 :
考える名無しさん:2006/02/13(月) 19:28:08
ブックオフで見つけたポケモンの本かってきました!
332 :
考える名無しさん:2006/02/13(月) 19:41:25
武部は選挙に利用しただけで、その恩の貸し借りがあるという大人の
付き合いだというのが分かるが(確かにどうかしてるけど)、
中沢さんの場合は半分本気だったから凄いよな。どういう事なのか
見えてないというのが凄い。
333 :
考える名無しさん:2006/02/18(土) 02:16:43
元カスタネダ読者として、中沢は、昨今、どんな発言をしているのかな?
>>事情通に諸氏。&ageねる。
せめてカスタネダ並みの作話能力があればねえ
ダチュラ
麻原が生きてるうちに面会してほしい
弁護士こっそりさせてくれないかな
お互いにとっていいことはなにもないだろう。
なんか起こるんじゃないかと思って
ダメかな
ふたりして空中浮遊
ふたりして罵りあって罪をなすりつけあうとか
チベット仏教の悪口言いあうとか
シカトしあってずっと無言とか
殴り合って友情が芽生えるとか
互いの境遇をぼやきあうとか
いろいろ思い浮かぶ
よっぽど好きなんだな。
でも面会は弁護士とか監視カメラとか付いてると思うから
麻原はずっと佯狂をやり続けるんだろうな
いまさら中沢に会って何の役に立つんだとか思うだろうし
つまらないなあ
セム読んだ人いる?
344 :
考える名無しさん:2006/03/26(日) 17:53:25
控訴棄却だよー。中沢さん、どーするのー?
346 :
考える名無しさん:2006/03/28(火) 03:38:12
もういいかげんオウムオウムいってこの人を貶めるのやめたら?
工作員かなんかだろ?そうでなければ無知もいいところだ。
勝手にかつがれただけの話なんだから。層化にかつがれるのは仏陀や日蓮の罪かw?
マルクスがどれだけキチガイにかつがれ続けてきたと思ってるんだ。
新刊読んでるけどやっぱりこの人は偉いよ。他に面白いやつ日本にいないじゃん。
この人の長所でもあり短所でもあるところは、考えが成熟しないうちから書けてしまう
ところ。それでもやはり独創的に成熟してきたよ。
347 :
考える名無しさん:2006/03/28(火) 03:48:37
>>346 いや、控訴棄却へのコメントが先だろ。
本当は代わりに拘置所に入って当然な
人なんだからさ、中沢さん。道義的にはね。
348 :
考える名無しさん:2006/03/28(火) 05:22:37
>>347 キチガイ。こういうやつって、出身によって柄谷を「エタ、エタ」と
言いつづけるやからと変らないよね。
349 :
考える名無しさん:2006/03/28(火) 05:25:39
347は永田よりもっと痛い粘着馬鹿なわけだがw。自身も入院したらどうだろう?
このスレでオウムオウムって騒いでるやつなんてひとりかふたりくらいなもんでしょ。
351 :
345:2006/03/28(火) 19:18:33
中沢さん、邪宗門はー?
352 :
考える名無しさん:2006/03/29(水) 18:11:54
そういえば昔日テレが中沢糾弾の番組を放送したな。
誰か録画してない?
353 :
考える名無しさん:2006/03/29(水) 21:32:30
『芸術人類学』、おもしろかった。やっと思想的に収斂してしてきた。
アソシエーション(組合)と言うものにたいする中沢の洞察もよかった。
これはイスラムの問題や、それこそ柄谷なんかの問題にも結びつくね。
宗教の中の危険なものに対する答えもそこで出ているね。また網野善彦に、
「職人的な芸のない学者は、政治家やジャーナリストになっていくだけなんだ。」
と厳しく戒められたという話は深いね。柄谷や浅田の末路なんてモロにそれだもんなw。
355 :
考える名無しさん:2006/03/30(木) 01:45:22
柄谷における夫馬みたいなやつがいるんだねw。かつてオウムに入信して、
その後発狂したかなんかの人が。
おまえさぁ、もう、飽きた。秋篠宮にタイの愛人がいる、とかいって騒ぐ
ワンパターンの馬鹿と一緒w。
お前そんなんでいつまで相手してもらえると思ってんだw。
今でも柄谷に粘着してるのは、夫馬じゃなくてもう一人のQPとかいう馬鹿の人でしょ?
357 :
考える名無しさん:2006/03/30(木) 02:14:26
らいっつもいっつもろっつってろわだらいっつもろっつってんっつってんだろわせんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
また網野持ち出してるのか。生きてたら嫌がると思うよ。
やっぱりこのままで、最後までいくのね。
質問です。
中沢新一氏は、チベットやインドネシアのほうで、さまざまな修業をされてきた
わけですが、『チベットのモーツァルト』以外で、そのときの体験をくわしく記述
した本、あるいは、これらの修業の意味について学術的に分析したような本って
ありますかね?
360 :
考える名無しさん:2006/03/30(木) 13:20:48
age
362 :
考える名無しさん:2006/03/30(木) 14:26:25
>>359 新刊の「芸術人類学」も、わりと詳しく書いてます。
『三万年の死の教え―チベット「死者の書」の世界』
は読みやすかったと思う。
364 :
考える名無しさん:2006/03/30(木) 16:35:52
修行というより、特にインドネシアや沖縄なんかは、フィールド・ワークだと
思っておいたほうがいい。
彼はある器具を取り付けられている。
俺達は或る合意でもって集まっている。
或る合意では、俺達は楽しい。或る合意を俺達は知っているけれど、彼は知らない。
彼はある装置で非常に不愉快である。彼はある装置の刺激を絶えず受けているけど、
俺達は取り付けられていない。
機会で痛いから、不愉快である。不愉快だから、あなた達に不満を言うし、
あなた達が旧交を深めて全然面白くない。
>>354 あんま読んでないけど、こんなハキハキ喋ってる人間が
いま監獄の中で半分発狂してるってのがなんとも。
367 :
359:2006/03/31(金) 13:29:22
情報ありがとうございます。
そういや『虹の階梯』がありましたよね。
この本は、これまでにも書店や図書館で見かけたことがあったのですが、今までは
こういったものにあんまり関心が向かなかったので、読んでいませんでした。
最近になってカイエ・ソバージュを読んで、そのスケールの大きさに驚き、中沢氏
にとっての修業の意味について知りたくなり、ここで質問させていただきました。
ほぼ日刊イトイなんたらの連載もさらさら読める。
チベット仏教に向かったいきさつなんかもちらっとでてきたと思うよ。
370 :
考える名無しさん:2006/03/31(金) 17:45:22
何でこんなにまでしてもちあげてるの?
372 :
考える名無しさん:2006/03/31(金) 19:48:08
個性的な思想家だからでつ。
中沢新一氏の行き着くところ → 涅槃
374 :
考える名無しさん:2006/03/31(金) 19:58:43
「悪党的思考」を買いました。
中沢の本、はじめて買いますww
375 :
考える名無しさん:2006/03/31(金) 20:29:41
いろんな古典とか読んで、それから中沢さんの本読んだ方が
いいと思うよ。
「悪党的思考」から20年たったけど、
思考のむかうところはそれほど変わらないな。
379 :
考える名無しさん:2006/03/32(土) 20:11:12
この人の本は色んな知識がでてきて面白いが
なにをいいたいのかよくわからない
おれがアホだからなのもあるけんども
380 :
考える名無しさん:2006/03/32(土) 20:56:50
バイブドア
渋谷ブックファーストにて
芸術人類学発売に伴い中沢新一コーナー特設中
昨日、フジテレビでアースダイビングの再放送やってたんだけど
こんな番組あったんだ、途中からしか見れなくて残念
内容はなかったけど、音楽と映像はよかったな
音楽誰なんだろう
坂本龍一はわかったが、他にもいるのだろうか
みんなもう西部さんとの灯台教授就任のあの騒ぎは忘れたのかな ?
384 :
考える名無しさん:2006/04/04(火) 10:34:29
忘れてませんよ。もうどうでもいいと思ってるだけ。
今考えると、中沢さんが東大ってのはないな。
やっぱり多摩の森の中で活動続けてほしいお。
東大ってのは、欧米のモノマネをする所だからね。
たしかに中沢先生には向いてないな。
ゼミ生乙。
388 :
考える名無しさん:2006/04/21(金) 18:05:41
まだ宗教学者を名乗ってるぞ。
死んだ、っていってたよな
ザオリクをかけてもらいました。
中沢さんの本は読んでる間に、
どうせ作り話なんだろう、都合よく考えた後付の言い訳なんだろう、
言い訳臭い作り話臭いと疑いが浮かぶので、読んでて少し疲れます。
なんだかんだ言っても、中沢新一って一定の水準とペースで本を書き続けて
いるからね。これはこれでなかなか出来ることじゃないよ。
浅田は書かないって分かってるし、植島啓司もぬるい新書をちょぼちょぼ、
宮台は書きなぐりか談話本ばっか、東浩紀も当分期待できない。
柄谷と大澤くらいか、評価はともかく、中沢並みに書き続けているのは。
やっぱり修行の賜物か?
394 :
考える名無しさん:2006/04/28(金) 01:49:08
今度は細野晴臣と組んだか。
なんだかんだ言いながら世渡り上手いな。
395 :
考える名無しさん:2006/04/28(金) 01:55:08
柄谷の『世界共和国へ』、関心が中沢とかさなるところが多いけど、
むしろ中沢のほうがもう学術的な感じだよ。
396 :
考える名無しさん:2006/04/28(金) 03:37:11
中沢はあと二三冊、今の調子で本を書いたら勝負あったという感じに
なるんじゃないかな。
397 :
考える名無しさん:2006/04/28(金) 03:49:33
正直、死んでいい
398 :
考える名無しさん:2006/05/07(日) 08:11:50
中沢氏の本には、天使がどうしたとかって話が、よく出てくるよね。
もちろん、キリスト教とかの話のなかに出てくるのは判るんだけど、中沢氏の場合、
一般社会について分析するような場合にも、そんな話が出てくるんだよね。
あれは、どうしてなのかな?
現代思想とかでは、ふつうの考え方なの?
399 :
考える名無しさん:2006/05/10(水) 11:11:45
ちゃんと追って読めばわかる
400 :
考える名無しさん:2006/05/11(木) 13:18:30
いきなり中沢の本を闇雲にぽんと1冊渡されて理解しろっていうのは相当無理
ある本で言っていることの説明や根拠は、それ以前の別の本に書かれていたりするから、わからないと思えば極端な話、チベットのモーツァルトからはじめて時系列的に全部の本やテキストを読んでいかないと無理。
ある程度頭のいいとされる大学の先生とかでもこっぱずかしいような読み誤りや誤解があるくらいだから、一般の厨房工房、工房にちょっと毛の生えたくらいのが読んでわかるもんじゃない。
本人も言ってるよな、他人が修士論文つくる時のネタにされるような書き方は拒否してるって。そりゃそうだろ、頭いいから全部わかってやってるんだよ中沢は。ガタガタ言わずに全部読め。
401 :
考える名無しさん:2006/05/11(木) 13:21:40
東方的はよかったよ。あとは糞。
402 :
考える名無しさん:2006/05/11(木) 13:22:25
森のバロックもよかったかな。あとは糞。
403 :
考える名無しさん:2006/05/11(木) 15:07:28
全部が全部つながって今の芸術人類学になってるんだよ、中沢は無駄弾撃つのが嫌いだから、どれが糞でどれが糞じゃないっていうものは、中沢にしたら一個もない。
クソかクソじゃないかの判断がパンピーレベルにおいそれとできるような書き方はしてねぇんだよ。
404 :
考える名無しさん:2006/05/11(木) 15:11:21
>どれが糞でどれが糞じゃないっていうものは、中沢にしたら一個もない。
っていう判断をしたあんたが
>クソかクソじゃないかの判断がパンピーレベルにおいそれとできるような書き方をしてねぇ
と見破った秘訣は
405 :
考える名無しさん:2006/05/11(木) 21:40:04
中沢の場合、2002年秋以前は「ワカガキ」。ただし『森のバロック』は除く。
406 :
考える名無しさん:2006/05/13(土) 15:25:20
中沢先生、おめでとうございます。
『対称性人類学』や『芸術人類学』でよく言及されている、
マッテ・ブランコ(I.マテ・ブランコ)の著書『無意識の思考』(新曜社)が
書店にあったので、買ってきた。
中沢が書名を挙げている『無限集合としての無意識』(未邦訳)に
続く著作とのこと。
まだ冒頭部分しか読んでないけど、例えばこんな一節があった。
「二重論理構造には非常に豊かなものもある。それらは人間生活、
宗教・芸術・政治・科学でさえも、それら全ての側面を認識し、
具体化させる様々な方法の中に(・・・)認められる」
「一度それを認識することに馴染んでしまえば、我々は、人や事物の
区分のない、ただひとつの不可分の単一体であるかのような世界に
生きている、という驚くべき結論を避けることはできないのである」
すごく大雑把な感想なので、間違ってるかも知れないけど、
こうした箇所を読むと、中沢新一に影響を与えてきた、
ドゥルーズ=ガタリの特に『アンチ・オイディプス』での
「機械状無意識」や「器官なき身体」、スピノザの「実体−属性−様態」
それからゾクチェンなんかの「心の本質」なんかとも、通じる感じがして、
わりと一貫してるなあっていう感じがした。
とりあえず面白そうだと思う。
良レス乙。
412 :
考える名無しさん:2006/05/21(日) 16:43:27
ミズンの、「心の先史時代」も青土社から出ている。これも面白かったよ。
413 :
考える名無しさん:2006/05/21(日) 16:46:15
呪術とは、超越的・超感性的な何かへの、互酬的な関係です。すなわち、超感性的
な何かに贈与する(供犠を与える)ことによって、それに負い目を与えて人の思い通りにする
ことが、呪術なのです。
(『世界共和国へ』柄谷行人p89-90)
柄谷ファンって、柄谷だの浅田だのがアカデミックで高尚なことを言っているように
思い込んでいるみたいだけど、こういうのを見ると馬鹿そのものだよね。
小学生の意見かと思った。中上健次とかが見たらなんていうんだろうね。
414 :
考える名無しさん:2006/05/21(日) 16:59:32
柄谷って、確か、催眠術が使えるんでなかったっけ。
その経験から、かなり、偏見持ってると思うよ。
でも、その偏見があるひとはかなり多い。
いわば、記号論の人類学的視点?
難しく考えることないよ。中沢さんの冗談を
ただ面白がってればいいんじゃないの。
416 :
考える名無しさん:2006/05/28(日) 04:02:30
誕生日あげ
417 :
考える名無しさん:2006/05/30(火) 17:37:13
お尋ねしたいことがあります。
「宗教学」に興味があるのですが、どんな本を読んだら良いんでしょうか?
(日本語で書かれているもので)
仏教・キリスト教・イスラム教…といった個々の宗教について書かれた本はたくさん
あるのですが、宗教学について書かれた本には、どんなものがあるのでしょうか?
エリアーデなんか、どうですか。『世界宗教史』とか。
>>418 カキコありがとうございます。
宗教学では、社会学や文化人類学のように、宗教の内容によって分類したり、
あるいは分析したりって事は、やらないんですかね?
そういった方法論があるのであれば知りたいなぁって思ったんですが。
420 :
考える名無しさん:2006/06/02(金) 22:24:13
知識人が近代合理主義批判とか近代の終わりとか大合唱していたけどあんなのは大嘘だとバレてしまった。自分が人殺しをしても裁かれたくないから「近代国家が間違いだ」みたいな詐術を集団催眠的にかけようと仕組んだだけ
421 :
考える名無しさん:2006/06/02(金) 22:47:12
中沢先生は「僕は近代社会(合理主義)とは最後まで戦う」と言っていたから今後どう戦っていくのか是非とも答えてもらいたいね
422 :
考える名無しさん:2006/06/02(金) 22:52:26
あと中沢先生は「ニューサイエンスはつまらない」と言っていたけどこれも大嘘だね。しっかり工作舎とお付き合いしてたからね
ニューサイエンス批判が流行る前は付き合いが良かったけど、
浅田さんなどがニューサイエンス批判をはじめると、俺も流行遅れ
に入れられてしまうと、中沢先生の処世術が働いたのであった。
424 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 00:07:08
連貼りしているおばかさん、工作舎イコールニューサイエンスって何w?
421も、お前本読めないの?
425 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 00:08:54
梅原猛の新刊で対談しているけど、分量が三分の一くらいある。
なかなか面白いよ。
426 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 04:02:31
今や有名な話だけど浅田や栗本や中沢がニューサイエンス批判をしたのはニューサイエンスはインチキどころか全く正反対の重要な(深遠な)問題だったから。インテリが批判する事によって若者にインチキだと思わせ影でキッチリ自分達が研究し、情報を独占していたんだよ
427 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 04:05:23
424といい426といい、中沢の読者はアタマ逝っちゃってるな
428 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 18:04:31
アタマ逝っちゃってるの?本当に?その根拠は?
中沢は、コミュニタリアンに入れていいんじゃないかい。
430 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 21:10:10
「近代」と最後まで戦うんでしょ?このスレにも出てこないし。全然戦ってないじゃん
431 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 21:55:09
最近の本読めよ。近代と闘う、というとなんかアカ運動みたいなのを想像
する人がいるのかなw?
正直アカの残滓だがな。ニュー何とかポモとか。
433 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 21:05:07
近代合理主義には未だ限界など見当たらないけどな。反近代って要するに「暴力の前には屈服するしかない」という単純な事だろ。暴力に脅されたから反近代になったんだろ。近代の方が寛容だから
434 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 21:26:00
中央大から多摩美大に移ったんですね。所長かあ・・・。
435 :
考える名無しさん:2006/06/05(月) 00:36:40
>>392 どうしてジャーナリスト本しか挙げないんですか?
436 :
考える名無しさん:2006/06/07(水) 15:47:18
シリウスって尻子玉抜くんだよ。だからシリウス信者はホモが多い
「死」 2ねん3くみ なかざわしんいち
人は死ぬ!
これを読んでるあなたもいつか「必ず」死ぬ!!!
無になる!!!
一度死んだら二度と戻れない。時というのは
泣こうが喚こうが二度と同じ時間は訪れない。
みんな一歩ずつ死に向かって歩いている。
誰もが死ぬ。死んだら二度と生き返れない。だけど死ぬ。
輪廻があっても人類もいつか滅ぶ。
みんな必ず無になる。
逃げられない。逃げられない。逃げられない。
親も死ぬ。友達も死ぬ。自分も死ぬ。
どこにも逃げる場所はない。これが現実。
そうか。
じゃあ、チベットで修業するしかないな。
439 :
考える名無しさん:2006/06/08(木) 18:51:19
ほらまた
中沢ぐらい瞑想をし続けていれば既に「ステージ」が何段か
上がってるはずじゃないかな。
そろそろそのへんの話を書いてもお咎めを受けない状況かと。
441 :
考える名無しさん:2006/06/13(火) 00:30:43
>>433 うん、そですね。でも、グローバリズムがいろいろな所で
進んでいるけど、あれってどうなんだろう?
ルールを作るのはいいと思うんだ。それによって合理的に
物事が進むのはいいことだと思う。
でも、ルールに従わない、従えないところとは一切お付き合い
しませんからみたいな部分は、やはりよくないような気がする。
勝者達の地位保全のためのルールではないことを祈りたいのですが、
ところで、中沢先生。あなたの本には、具体的にどういう風にすれ
ばいいのかがいつもきちんと書いてないんです。
…自分で考えなさいということなのでしょうか?
>>441 まぁ、「こういう問題がありますよ」ってことと「現在の学問を総動員して考えると、
こんなことが言えますよ」ってことを書いてるんだろうな。
あくまでも、現代社会の難問について考えるさいの「手がかり」として読むべき
ものだと思う。
中沢氏が扱っているのは社会の問題だから、必ず答えが出る問題ばかりを集め
ている学校の勉強とは違って、はっきりした答えが書いてないのは止むを得ない
と思うし、また、マルクス主義のように、むやみやたらと単純な答えを出されても
困るんだよな。
それはいえてる。
444 :
考える名無しさん:2006/06/14(水) 02:51:50
>>442 「野生の思考」が大事にされるようになれば、グローバリズムみたいな
発想自体が出てこないはずだ。という考え方は、なんとなく納得。
でも、これに共鳴する人たちがたくさん出てきて、社会全体がだんだん
変っていくだろう…と思えるほど楽観できない私。
共産主義者ではないのですが、その理想がほんの一時であれ、国を持つ
までになったことを考えれば、「野生の革命」がおこる可能性もなくは
ないということなのかな。
う=ん。
そこまで楽観的でバカ脳天気な奴は救いようがないな。
どうすればいいか教えてって・・おまえ宗教団体にでも行けよ。
446 :
考える名無しさん:2006/06/14(水) 13:32:16
まあ、中沢は言ってる事は面白いんだし。
オカズ程度に読むのがいいかもね。
あんまり彼を崇拝しすぎるのもアレだし、
かといって攻撃しすぎるのも・・・。
そうだよ、あんまり中沢氏を攻撃すると、ポアされちゃうよ。 (ウソ)
448 :
考える名無しさん:2006/06/14(水) 16:04:05
中沢の実績や実力をなめているよね。「言っていることは面白い」とか
言っている奴、実際には何が面白いのか分かっていないと思うよ。
中沢の言ったことを全部信じてるのか、この人。
大丈夫でつか?
「全部信じてる」ってwww
451 :
考える名無しさん:2006/06/16(金) 01:18:51
ああ、じゃあここ三年以内の本で、中沢のここが具体的に間違っている、というのを
挙げてみろ。
たしかに検証しようのないことについても想像で語ってしまうところはある。
しかしそういう風にしかやりようがないんだからしょうがないよね。
中沢先生の本って、とっても勉強になると思うんだけど、でも、未開社会の良い
面ばかりを見ていて、悪い面を見てないんじゃないかって疑問もわいてくるん
だよな。
たとえば、ポトラッチっていうのがあるけど、あれはエスカレートすると、奴隷を
殺したりするんだよな。
でも、そういうことには触れてないし。
453 :
考える名無しさん:2006/06/17(土) 13:18:24
たしかにオプティミストの面はあるよね。ただ彼の場合、純粋贈与の問題を
扱っている場合でも、未開人のポトラッチがそのまま純粋贈与だと言ってる
わけではないし、近代文明を一度くぐったあとで、そういうものを回復しようと
考えているわけだね。
そしてそういう発想の先蹤を仏教に見ようとしている。過去仏が虎に自らを
食わせる話だって、残酷といえば残酷だけど、一般的には残酷さに眼が向くので、
あえて肯定的な視点で語ろうとしている。
それはそうとして、純粋贈与以外にも、任意の対象にまったく不合理に降りかかる、
利害を超越した暴力とか、災いというものについての感覚も、未開人は持っていたと
思うので、そちらももっと触れてほしい気はする。同じものの両面だからね。
>純粋贈与以外にも、任意の対象にまったく不合理に降りかかる、
利害を超越した暴力とか、災いというものについての感覚も、未開人は持っていたと
思うので、そちらももっと触れてほしい気はする。
面白い視点だね。ただ、オウムに関する難事がそれそのものに感じられたろうから、
自分では語りにくい事例かも知れない。
前近代を近代に持ってくるって、よくある安易な思想なんだけどね。
現代のポトラッチとか言ってヒットラーの
ユダヤ人殺戮を肯定する奴出そうだし、過労死などバカバカしい自己犠牲を
肯定するのにも利用できる。今はそういう安易なロマンティシズムに
対抗できる思想が求められているのに、中沢の読者はバカで
鈍感だからスターリニズムの危険には目がいかない。
中沢に影響されたオウムの連中みたいに、思想の危険性を分かってない
奴らが出てきたしな。
まあ屁理屈つけて、「ヒットラーの場合は無教養で美学や愛がないから駄目、
過労死はカッコ悪いから駄目」と言い訳するんだろうけど、
そんなの通用しないことはオウム事件で証明されてんだが。お前らアホだな。
>>455 中沢先生のオウムに対する姿勢は、たしかに軽率だったかもしれないけど、でも、
ハイデガーがナチスに同調したり、サルトルがソ連や中国を支持したりってことも
あったわけだから、こういうものに100%引っかからないようにするってのは
無理なんじゃないかな?
また、こういうのに引っかかった人間の思想は価値がないって言い切れるものでも
ないと思う。
もちろん、引っかかったこと自体は、良くないことなんだけど。
457 :
考える名無しさん:2006/06/18(日) 13:32:46
無教養で美学や愛がないとだめだな…
ポトラッチは互酬ですから交換の一形態な訳です。
ユダヤ人殺戮は何と交換されたのでしょうか?
458 :
考える名無しさん:2006/06/18(日) 13:41:06
なんでもユダヤ人が云々といっていれば恐れ入ると思っているのが馬鹿。
ポトラッチとアウシュビッツをこじつけるなんてむりむりすぎw
こういうやつこそ戦時中なら「兵隊さんはお国のために戦ってらっしゃるのに
・・・」とかいって講釈たれていた手合いだよな。
459 :
考える名無しさん:2006/06/19(月) 23:24:40
>>457 ユダヤ人に対する無条件の優遇が保証されたね w
460 :
考える名無しさん:2006/06/20(火) 00:24:06
『表現者』という雑誌の最新号に出て天皇を語ってた
けっこう面白かった
461 :
考える名無しさん:2006/06/21(水) 11:20:35
『芸術人類学』に網野善彦氏のことが書いてあったけど、たしか「網野氏は、朝日
新聞のことをブル新聞(=ブルジョア新聞)だなんて言ってた」ってなことが書いて
あったよな。
ってことは、赤旗を信用してたってことになるのかな?
昔の赤旗って、どんな新聞だったんだかね?
赤旗では十分な情報は得られない
463 :
確実に5万円以上稼ぐ方法:2006/06/21(水) 16:32:51
>>464 ほう。
『芸術人類学』の冒頭にも、カイエ・ソバージュを読んだ坂本龍一氏からの手紙
ってのが出てきたよね。
>>465 そんなのあったっけ?
何ページにのってんだろ。
冒頭。
5月に坂本と諏訪へ旅までしてきたらしいな。
以前、細野晴臣のラジオで
「坂本さんの音楽は認めませんよ!僕があの人を誉めたことありますか?」
「初めてあったとき、僕のことを宗教右翼と勘違いしてて、いやな顔された」
とか悪口いいまくってたのに・・・。
自分の本を誉められた途端、心変わりするあたりが
何とも単純な人だ。
山形にとってはそうだろう。
それでいいんじゃないのかな。
471 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 16:31:29
中沢としてはレヴィSの構造主義の欠陥もわかった上で書いてるよ。それは本人も言ってる。
中沢さんて坂本龍一さんをすごく意識してて、坂本さんが「イーノの
アンビエント作品よりもアナザー・マウンテンあたりが好きです」と
インタビューで答えてたら、それからしばらくして違う場所で
中沢さんは「イーノのアルバムは本当はアナザー・グリーンワールド
あたりが好きなんです」とそっくり真似してインタビューで言ってました。
でも当時神秘主義ぽいものが大嫌いだった坂本さんは浅田さんと付き合い、
中沢さんとは距離を置いていたので、細野さんしか付き合ってくれま
せんでした。年寄りになって肉体が弱った坂本さんは、健康術ヲタに
なり気功や整体を受けているうちに「気」に目覚めたのでした。
坂本さんは、高岡英夫氏の所にも訪ねたほど健康術に異常にのめりこん
でいるので、中沢さんとも話が合うくらい心境の変化があったんじゃない
でしょうか。
473 :
考える名無しさん:2006/06/27(火) 20:54:44
>>472 急いで買いに行ったんだろうね。
坂本さんも、神秘主義陣営にとられちゃったか。
次は柄谷だな。
日本人は若い頃突っ張ってても、結局最後は、日本回帰だな。
ごめんなさい。アナザー・グリーン・ワールドとテイキング・タイガー・マウンテンが
混ざってしまいました。
475 :
考える名無しさん:2006/06/28(水) 00:57:03
>469
山形は学問的精密さにこうるさいね。
山形本人の書いてる文章は、学術論文だとでも思っているんだろうか。
476 :
考える名無しさん:2006/06/28(水) 01:01:44
山形なんてそもそも学者でもなければ知識人ですらないしw
477 :
考える名無しさん:2006/06/28(水) 01:28:00
>アマゾン原住民の神話について分析していたのに、都合のいい神話がみつか
らないと「北アメリカインディアンの神話では……」そしてさらには「フラ
ンスの伝承では……」とまるっきり関係ないものを持ち出してきて「神話論
理とは全人類が共通して持つ構造だからいいのだ」って、そんなことを言え
ば何でもありじゃん。
馬鹿丸出しだな山形w。2ちゃんねらーのほうがまし。関係ない訳ないだろうが。
そもそもこいつはマルクス読もうがヘーゲル読もうが、いっこうに細部どうしの内的関連
なんか分からないんだろうな。
478 :
考える名無しさん:2006/06/28(水) 01:30:22
山形はツッコミ屋さんでしょ。彼みたいなチャチャ入れる
人がいないと面白くないよ。
479 :
考える名無しさん:2006/06/28(水) 01:37:38
痴の巨人ですから>山形。目指せ立花隆w!
480 :
考える名無しさん:2006/07/09(日) 14:59:40
中沢ちゃんの分析力は買うところはあるけど、
最後はロマンチックなエコロジストに向かうところがベタだね。
マルクス的自然主義なんだろうけど、
対称性ってグリンピース並だよね。
いくらなんでも、グリンピースとは違うだろwww
482 :
考える名無しさん:2006/07/09(日) 17:37:30
マルクス的自然主義なのがわかるのは偉いが、吉本を経由したものだよね。
483 :
考える名無しさん:2006/07/09(日) 17:56:53
この間「表現者」で西部邁一派と鼎談してたね。中沢のオッサン。
あれから十年
ミソギは済みましたぁ
485 :
考える名無しさん:2006/07/09(日) 19:44:41
中沢ちゃんはバタイユのいう「内的経験」という外の世界を目指したのだろうが、
これは必ず失敗する運命にあるよね。
それは分裂病の地点だから、普通の人がいくらアルカイックな呪術的体験を
経験して、外に触れたと思っても、それは現代の呪術=科学から
別な呪術に感染しただけのこと。
さらに「オレは外部に触れたのだ」という内部(社会)への自慢でしかない。
ようするにどこへも行かずに単に内部(社会)のアイデンティティを強化しただけ。
それが、まさにあの事件なんだろう。
486 :
考える名無しさん:2006/07/09(日) 22:27:45
↑これは浅薄すぎw
いや、正しいよ。気持ちよくだまされたい派には耳の痛い指摘だけど。
488 :
考える名無しさん:2006/07/19(水) 06:27:35
小浜逸郎的意見だな
489 :
考える名無しさん:2006/07/19(水) 14:54:09
浅田彰-坂本龍一と中沢新一-細野晴臣、80年代はこういう流れだったわけだが、
坂本はいつごろから細野化wしたのかな?
エコロジーや野口整体などに興味をもってから?
心境の変化には自身の体調や娘のこともあるのかなあ。
俺は「神秘主義、即ファシズム」とは必ずしも思わないけどね。
ただ、健康帝国・オカルト帝国ナチスの例はあるからな。
神秘主義への嫌悪→細野への嫌悪→中沢への嫌悪→
→エージング、ストレス→体調を崩す→野口整体、
マクロビオテック、鍼灸→驚きの体験→細野化w
491 :
考える名無しさん:2006/07/19(水) 16:24:06
いや、浅田があまりに終わってきたんで乗り換えた。
浅田がペログリとつるむようになったんで、袖にした?
911もあるみたいだね。
坂本の野口整体の先生の一人、三枝誠は戸塚宏を擁護しているうえ、
フォトンベルトなんかまるっきり信じちゃってるけど大丈夫なのか?w
身体知に長けること自体は悪くないと思うが。
教授には、まだマイナーだった頃のドクター中松を本気で評価していた過去があるからな。
左翼で神秘主義的な人っていたっけ?
津村喬、太田龍w、見田宗介、梯秀明(だっけ?)あたりですか。
497 :
考える名無しさん:2006/08/01(火) 10:44:16
近刊
【憲法九条を世界遺産に】
太田光、中沢新一(著) 集英社 8月12日
それは、無邪気なまでの理想主義を掲げたアメリカ人と、二度と戦争をしてはならぬ
と決意した日本人との、奇蹟のような合作だった。
---
さぁ、困ったことになってきました!
ここ1、2ヶ月東京の地震が減ったね。そろそろドカンと来るか?
今出ている「図書新聞」の巻頭に、大澤真幸の「芸術人類学」評が
掲載されてるよ。かなり好意的な書評だった。
ただし末尾の一文が「中沢新一は大胆だが、まじめではない(中沢の
論述自体が、対称性の知性=流動的な知性の生きた見本だけど、
それらのアイデアを有無を言わさない厳密さで論証するところまでやらない)」
とのこと(笑)まあ、そうかもね、とは思う。
「有無を言わさない厳密さで論証」って云うのが、対称性の知性に
反するんじゃないの?
501 :
499:2006/08/03(木) 00:22:16
>>500 うーん、どうなんだろう。
大澤の書評の趣旨としては、めまぐるしく領域横断的に「対称性の知性」の
働きを指摘してゆく中沢新一の論述自体が、見事に対称性/流動的な知性の
あり方を表現している。しかしその前提となる認知考古学の知見の無批判な
受容や、対象性の知性の実例の列挙の仕方が、論としての詰めが甘い、
っていう感じだったと思う。
まあ、大澤自身が、色んな思想家や批評家の
アイデアを詰めていくっていうスタイルが多いから、自己の気質を語って
ないものねだりしてる感はあったけどね。
ただ、大澤が中沢新一にこれほど接近したことには驚いた。
まあ、俺は立ち読みなんで、気になるなら実物に当たってみて下さい。
502 :
考える名無しさん:2006/08/04(金) 20:25:37
>>497 見事なまでのマーケティングだなあ。好意的な意味だけどね。
503 :
名無しさん@3周年:2006/08/13(日) 14:56:36
>>497 の本を、ジュンク堂で坐り読みしましたよ。
結論から言うと、かなり痛い本でした。
いろいろな指摘があって、まぁそれなりに正しいことも言ってたりはするんです
が、でも、かんじんの「9条を守らなければならない」ってことの証明には成って
ないように思いました。
最後のほうでは、「9条を守ったがために犠牲が出るかもしれないが、それは
やむを得ないんだ」みたいなことまで言ってましたよ。
504 :
考える名無しさん:2006/08/13(日) 18:44:26
太田はなんで左翼なんだろ
右の発言してたほうが人気は出るだろうに
なんか信念あんのかしらんが
505 :
考える名無しさん:2006/08/14(月) 15:32:54
中沢氏は、中国共産党によってメチャクチャにされてしまっているチベットのことは、
考えないんだろうか?
絶対平和主義が、どれだけ悲惨なものか、判ってもよさそうなものなんだが。
506 :
考える名無しさん:2006/08/15(火) 03:30:25
>>500 対称性は非論理性ではない、と常々先生は述べておられます。
太田が勝谷や宮崎の真似をして面白くなるとは思えない。
508 :
考える名無しさん:2006/08/19(土) 23:10:45
太田の相手、河合隼雄や吉本隆明がやるならまだよかった。
中沢さんそういうタイプじゃないんだよなー。
>>508 中沢氏と太田氏は、メル友らしいぞ。
『憲法九条を世界遺産に』にしっかり書いてあった。
新ちゃん球団
511 :
野性1:2006/08/23(水) 14:12:31
中沢は世をなめているね。
不倫の彼女とは10年来の愛人関係。
元アンアン編集部の川上純子でしょ。
彼女は態度がでかくてトラブルメーカーで有名。人を舐めたところは中沢以上。
むしろ中沢を操っているみたい。
中沢は所長の権力で川上純子を多摩美大講師にした(泣きつかれた)ってほんと?
まったく大学を私物化してる! それを許してる大学もバカ! 学費の不正使用!
笑っちゃうけど、ジュリア・クリステヴァとフィリップ・ソレルスのテルケルみたいな
高度知性結社にしたいんじゃない。教養程度からいうとそのマンガにしかなんないけど。
中沢はユダヤ自虐史観ストーリを自分にあてはめて恍惚としてるんじゃない。
ほぼ日のいい加減な講演会も、芸術人類学の旗揚げもなんか安っぽい宗教団体にしか見えない。
こうしてみると、オームバッシングのほとぼりが醒めたころを見計らって
またメディアを操ってバジャラヤーナするつもりなんですね。
世にいじめれたという怨念が強いから、前より暗いパワーを感じるよ。
ところで、川上純子のシカゴの修論ってカイエ・ソバージュそのものなんでしょ。
中沢に書かせたっていう説もあちこちで聞くけど、あながち風評とはいえないかも。
カイエ・ソバージュはあの稚拙な文章だと川上純子と二人三脚で書いているのかも。
最後の巻末にビミョーに謝辞が載ってるよ。
10年もコソコソ日陰者なんかヤダ、本妻に着きたい、セレブになりたいという女の情念が哀れでもある。
中沢が太田光と組んでお笑い芸能界に進出するのも、慰謝料稼ぎかも。
太田光は利用されたってことか。
513 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 02:35:55
中沢新一の著作を読むと、「森のバロック」にしても「フォロソフィアヤポニカ」に
してもそうだが、確かに目の付け所が抜群にいいし、文体も特に華麗な比喩を多用するなど
人を酔わす力を持っているという意味で、センスがあるのだろう。さすが学者一家の毛並みの
よさを感じさせるものがある。ただし、大澤も言っているように、論理の詰めが甘いところが
あって、この点が不満なところ。
センスは学者のなかでもピカイチであることは間違いないけどね。
先入観て大事だよね。嘘くさいストーリー、ドラッグに憧れる
少年読者受けを狙ったわざとらしい比喩、中国の役者のようなわざと
らしい演技、誇張した表現で陶酔感を出せば読者が喜ぶだろうという
見え透いたセコい計算、受けそうなキーワードを集めて散りばめる、
ほら吹きオジサン。こういう先入観を持って読むと全てが白ける。
515 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 04:10:48
誤字訂正
フィロソフィヤヤポニカね。
もちろんなんとなくいかがわしいものが常につきまとっているんだけど、
このいかがわしさについ人は引き込まれるところがあるのであって、
人を幻惑させる文章をものすることができるのも一つの才能であると思う。
ただね、センスは抜群だと思う。
中沢新一の読者は実はもの凄く広いわけで、彼の言説すべてをもちろん鵜呑みに
しちゃあいないものの、彼のいかがわしさを付着させた独特のセンスに惹かれている
のだと思われる。
「森のバロック」なんて、彼のいかがわしさをさっぴいたとしても素晴らしいわけでね。
「チベットのモーツアルト」(既にこの命名にしても「何だろう?」とひきつけるものがあるよね)よりも
やっぱり「森のバロック」なんだと思う。中沢新一の力技を見せ付けられる思いがした。
「カイエ・ソバージュ」シリーズも読了したので、これから「芸術人類学」、
「アースダイバー」それから「憲法九条を世界遺産に」を読み始めるとしよう。
516 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 04:15:00
次の著書は「岩手のマルクス」と予想される。
517 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 05:15:08
極私的中沢新一ベスト5
@「森のバロック」
文句なく中沢新一のこれまでの仕事の中で最良・最高のものだと思われる。
世界的なイスラーム学者であった故・井筒俊彦など多くの知性も絶賛したほどの
珠玉の作品。中沢新一の凄さがわかること間違いなし。読売文学賞受賞。
A「フィロソフィア・ヤポニカ」
「森のバロック」が群を抜いて素晴らしいことは間違いないが、この著書もなかなか。
埋もれていた田辺元の哲学を現代に蘇らせ、大胆な構想力によりその可能性を引き出すことに
成功した作品。もっとも数学的専門用語の使用が田辺と異なりやや乱暴にすぎるきらいもなくもないが、
そこを差し引いても評価されるべき。伊藤整文学賞受賞。
B「チベットのモーツアルト」
中沢を有名にした著書。中沢のいいところ悪いところが反映している、なんとも言えぬ
「いかがわしさ」を漂わせつつも、人を幻惑して放さないその華麗な文体に魅了される。
サントリー学芸賞受賞。
C「対称性人類学:カイエ・ソバージュX」
中沢思想の転換点ともなりうる画期的な論考。これに打ちのめされる人も多いことだろう
ことが予想されるほど、想像力を刺激される作品であることは間違いないだろう。
これが後に「芸術人類学」へと飛翔する契機ともなっているものと思われる。
小林秀雄賞受賞
D「緑の資本論」
9・11以降に書かれた数あるイスラーム論の中でも異色のものであるが、
その圧倒的な筆力は、他の凡百のイスラーム論を根こそぎにするほどの凄まじさを
醸し出している。
他にも「僕の叔父さん、網野善彦」や「東方的」も負けず劣らず素晴らしい出来映えである
ことを付け加えておこう。
518 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 14:06:17
@CD(9:11以降の分)AB だな。CとDの間に芸術人類学を入れてもいい。
世界遺産はあんまり中沢らしくないな。河合隼雄と中沢さんは二度対談しているけど、
河合さんは職業柄、相手には話すだけ話させて、「えっ?」というような発言にも
「そのとおりです」とぬけぬけと言っておいて、それでいて微修正するという芸がある。
中沢も大分二度目では「治療」されてきている印象があるw。そういう芸は中沢自身には
ないかも。
519 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 15:09:27
森のバロックはすごい。
『緑の資本論』はオレも読んだけど、ちょっと違和感を感じたな。
というのも、中沢氏は、イスラム社会の「利息をとらない」点を評価してたと思う
んだけど、たしかにイスラム教徒は、イスラム教徒からは利息をとらないんだよね。
だから、イスラム教徒用の銀行では、貯金しても利息がつかないんだけど、その
反動で、株をやる人がとても多いんだよね。
一般人もそうだし、サウジアラビアの王族のなかにも、世界的に有名な投資家が
いたりする。
もちろん、異教徒からは利息をとっても良いってことになってるから、教義上も
問題はないんだけど、でも、これだと、中沢氏が批判している欧米社会とあまり
変わりがないって事になると思うんだよ。
521 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 18:50:41
イスラムといえども、もちろん資本主義的原理が混入してきているということ
じゃないの?
読者に対してまずわかりやすさを提供するために敢えて二項対立的な図式化を
施すわけだけど(これは中沢も言っているところ)、必ずそこでは終わらせない
のが中沢の腕の見せ所で、その手腕に読者は時に呆気にとられるのだが、中沢は
単純な図式化から一方の要素の内包せる可能性を抽出した上で、他方にもその萌芽が
見て取れるのか否か、もし見て取れるならば、なぜ両者に差異が穿たれるに至ったのか、
この差異は容易に同一性に回収されるものであるのか否か、といったところにまで思考を
伸ばしているわけで、「緑の資本論」もこういった点を踏まえつつ読まれるべきではないか
と思われる。
中沢新一批判のサイトにある文章を読んで見たが、ほとんど言いがかりにも等しい罵詈雑言
で埋め尽くされているのは残念でならない。もっとも中沢批判は別の文脈で為されなければならないし、
とりわけ数学用語の乱用はたとえそれがメタファーとしての意味しか持たないとしても、誤用であるのなら
メタファーとしても十分機能しきれないわけだし、それに他の思考をもかき乱してしまう要素とも
なりかねないわけだから、この点は十分に批判する必要はあるのだが、そのような観点からではなく、
単に中沢けしからん!として、例えば彼のレーニン論をレーニンやらソ連型社会主義体制の残酷性を理由として
攻撃するのは批判のレベルとして的外れであるし、ラーメン屋でうどんを注文するかのようにお門違いも甚だしい
低俗な批判に終わってしまっているのであって、これでは中沢があまりに気の毒としか言いようがない。
中沢の不幸はある意味、このような酷い批判者が群がるばかりで、適切な批判者に恵まれていないというところに
あるのではないかと思われる。
中沢の思想に見られるやや誇大妄想的な拡大解釈や過度な読み込み(思い込み?)もあることは誰もが承知している
だろうが、学問的厳密性としては論理的詰めがあまいという欠点をなお補うにことかかない大胆な構想力は、例えば大学紀要に
ある大部分の凡百の論文よりは遥かに知的刺激を与えてくれることだけは間違いなく、この点は中沢新一の才能として
評価されてしかるべきではないかと思われる。
522 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 19:00:29
イスラム教の原理だけを取り出して対比させてるわけだから、現実の資本主義化されたイスラム教徒が何をしてるかは問題にしてないってこと。
単純な図式化、一方から可能性を抽出、他方にもそれが見られるか、そして
決定的差異はどこにあるのか、こんなの学者なら当たり前にやるべき事なん
だが・・
524 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 19:07:22
だからそういう基本的なことは中沢は弁えて叙述にあたっているというわけ。
そのごく当たり前のことすら魅力的に語りえないのが凡百の学者ではないだろうか。
少なくとも彼らより中沢の方が遥かに知的刺激を周囲に波及させていると思われる。
525 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 19:10:56
数年に一本ほど短い論文を大学紀要に載せるだけの連中が「森のバロック」のような
真の傑作をものしうるだろうか?
イスラム教の「原理」について論じているわけね。
なるほどね。
それなら判る。
527 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 19:22:33
はじまりのレーニンもなかなかいい。
三省堂で去年だかにあったというレーニンについての講演聞きにいきたかったと
つくづく思う。
528 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 20:09:05
はじまりのレーニンも高評価だったね。
ドリン、ドリン!
529 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 21:02:04
言うまでもなく「はじまりのレーニン」は画期的な書物と言うべきだろうと思われる。
レーニンの「笑い」にのみ定位しつつ、読者を「唯物論」へと誘おうという野心的な試み
である。つまり「レーニンの笑い」を介した「唯物論への誘い」というのが、この著作に
付けられる副題としてふさわしいのではないだろうかと思われる。
表象体系の同一性を破る「レーニンの笑い」から「物質」が垣間見える瞬間を、中沢は
軽いタッチでしかし決していい加減とも言えないある種の稠密さたたえながら
描ききる手腕は見事言う他ない。
そんな中沢を仕事を、単なる反共思想からか、レーニンの残虐性を持ち出して、道徳的に
非難する者が存在するようだ。もちろん思想的な緊張など微塵もみられないその批判は、
はっきり言って論じるに値しない与太話の類であるわけだが、この種の思想を有毒性/無毒性で
推し量ろうとする「野蛮な振る舞い」は実は枚挙に暇がないのではないかと思われる。
かつてハイデガーとナチとのかかわりを実証的に示し、その上でハイデガー哲学そのものがナチであると
決め付けた挙句、ハイデガー哲学など読むに値しないと宣告するヴィクトル・ファリアスの著書が出版
されたときにも物議を醸したが、ジャック・デリダをはじめとして多くの優れた知性は、ファリアスの正義感
ぶった激昂に対して完膚なきまで批判したわけである。中沢批判は、そのファリアスほどの中身すらないのは
間違いないとしても、同種の道徳主義的陰険さで塗り固められている点では同じであろうと思われる。
思想は、道徳的な安全性で計測されうるものでもなんでもないということを肝に銘じるべきであると考える。
憲法九条を世界遺産に
はどう?なんだかなあ。
531 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 22:05:59
>>530 この著書はお笑いタレントである太田光との対談・共著であり、またテーマも
日本国憲法ということで、これまでの中沢新一の仕事においてどのように位置づけて
よいのか現時点では判断できないが、少なくともこれまでに世に出た数多の憲法論とは
まるきり異なる斬新さはいかにも中沢らしいと言える。ストレートには書かぬぞ、という
中沢の矜持のようなものを感じることが出来る。宮沢賢治と日本国憲法。このような取り合わせで
憲法論を展開したものは未だ出現していないにもかかわらず、憲法を語るには宮沢賢治抜きにはありえない
のではないかと思わせるだけの磁力で以って読者や太田をぐいぐい引っ張っていくさまは、
さすがの一言である。この著書で際立つのは、何より中沢が全面にでるのではなく、太田光をサポートしつつ
彼の言説を最大限輝かせている中沢の対談者としての力量であることに注目しなければならないが、それ以上に
重要なのは、中沢がいわば黒子に徹しつつも、太田を介して太田の口から中沢の思想を唱導させていることである。
中沢の仕事の中では明らかに異色のものである。しかし異色のものであっても、そこには中沢新一の思想がほとばしり、
それがいかなる憲法論よりも輝いて見えるのも、中沢新一のなせるわざではなかろうかと思われる。
やはり「森のバロック」の著者だけに只者ではないことだけは確かなようである。
薄い本であるが、その中の中沢新一の思考の断片を一つ一つ取り出してその味わいを感じて欲しい。
そしてその思考の一繋がりを記憶に刻み付けてもらいたい。そう思わずにはいられない好著であろうと
思われる。
532 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 22:34:10
ベストセラー間違いなしだね。
533 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 23:28:33
いや、むしろ昔細野はるおみとお寺回ったりするような本出していた
頃のノリだと思うw。中央大学にいる間はさすがにそういうアホなことは
やりにくかったんだろうね。
534 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 23:36:56
細野晴臣とは全く異なるよ。
決定的に異なっているのであって、そこを見失ってはいけないだろうと思われる。
それはともかく、中沢新一のすべての著作に言えることなのだが、中沢新一の最大の
強みは、対象を最高に輝かすことができるということだろう。
「憲法九条を世界遺産に」も、これほど憲法九条を輝かせたものが他にあっただろうか
と思わせるほどで、法学を学ぶ私自身にとっても憲法をこれほど魅力的に語れる憲法学者に
お目にかかったことはないと断言できる。憲法など思考の外であろうと思われた中沢新一が
憲法を語るとどの憲法学者よりも憲法を輝かせることができるということをまざまざと見せ付けられた。
やっぱり中沢は只者ではない。
535 :
考える名無しさん:2006/08/24(木) 23:43:49
やっぱりこれまでの中沢新一の業績を思うとき、中沢新一にはぜひ東京大学に来て欲しかった
と思わずにはいられない。
中沢騒動があったのは80年代後半だと記憶しているが、中沢の本格的な仕事はそれ以後の
ものが圧倒的であって、例えば真の傑作「森のバロック」は90年代はじめの仕事であり、
「フィロソフィア・ヤポニカ」はつい最近と言ってもいいだろう。カイエ・ソバージュシリーズも
然り。
536 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:25:35
納得。
やっぱこの人すごいよ。うさんくささも含めて。
537 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 01:33:41
なんだかんだってこの人の書く本次から次へと受賞対象になってるね。
あらゆる賞を総なめにするぐらいの勢いで。
「ピンポン」に例えると
中沢→ペコ
浅田→スマイル
宮台→アクマ(世代が違うかな?)
こんな感じだ。
数年後、中沢が森のバロックを超えるような著作を発表。
浅田「お帰り、ヒーロー」
539 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 02:30:55
宮台なんか中沢新一の足元にも及ばないと思われるが、それはさておき
将来、中沢が「森のバロック」を超える著作を出せるかと言われれば、
正直心もとないと言わざるを得ない。今やりかけている「芸術人類学」も
カイエ・ソバージュの延長に位置づけられる仕事ではあるのだが、
確かにカイエ・ソバージュは見事な仕事であろうと思われるものの、やはり
「森のバロック」を超えているとは断じて言えないわけで、これを凌駕する仕事とも
なると相当な負担になるのではないだろうかと思われる。逆に言えば、それぐらい
「森のバロック」が傑出した仕事であることを証しているわけだろうが。
540 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 11:25:04
東大は中沢を迎える学問的キャパがないし、本来の設立コンセプトも中沢とは相容れないもんな。こればかりは周囲が期待してもやはり無理があるかもしれない。
表象文化学会だっけ、ハスミンと「ルプレザンタシオン」で対談したときの学会、あそこくらいしか東大との接点ないだろうな。それすら微々たるもんだけど。
542 :
考える名無しさん :2006/08/25(金) 12:29:01
まあでも中沢新一は文学だな。
井筒俊彦には遠く及ばない存在だ。
ニューアカって赤いんだな
憲法九条を世界遺産にって…時代錯誤もいいとこだ
546 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 14:37:45
今時「アカ」って言ってるのが時代錯誤ではないかな?
547 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 14:40:22
憲法九条を世界遺産には名著。
549 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 16:26:06
憲法九条は奇跡の賜物であった、という太田光との共著ほど、日本国憲法を
光輝かせることに成功している著作はないと言ってもよいほど魅力的な言葉の
つながりで溢れている。終戦直後に見せたあの一瞬の奇跡を形にした憲法九条。
「世界の珍品」であるがゆえに、それを喪失してしまうことの大きさ。
世界史の奇跡とも言うべき憲法九条が改訂されようという今日、その悲しむべき
流れにしなやかに抗いつつ、これまでの護憲論の範疇にはなお収まりのつかぬ豊穣な
イメージに彩られた「護憲論」とも言うべきだろう。なによりも、これはこれまでの
護憲/改憲の図式を根こそぎにするほどの力を持っている。つまり護憲/改憲の双方が
暗黙のうちに了解していた素朴な前提を解体し、それとは全く別の文脈から憲法を照射している。
『憲法九条を世界遺産に』を必死で誉めてる香具師がいるな。
まぁ、実際に読んでみれば判るから、良いんだけど。
551 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 17:59:39
いい本なんだからしょうがない。
優れた書物は正当に評価されるべきであろう。
552 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 22:41:48
あちこちで評価の声が聞こえだしたね。ベストセラーだし。
553 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 22:45:26
556 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 23:06:27
著作権侵害になってはいけないので、
一節のみ紹介しておく。印象深い言葉でだと思う。
「その意味でいうと、憲法九条は修道院みたいなものなんですね。
修道院というのはけっこう無茶なことをしているでしょう。
普通の人たちが暮らせない厳しい条件の中で、人間の理想を考えている。
修道院は労働もしないし、そんなもの無駄なような気もしますけれども、
人間にとって重要なのは、たとえ無茶な場所であっても、地上にそういう場所がある、
ということをいつも人々に知らせているということでしょう。
普通に考えたらありえないものが、村はずれの丘の上に建っているというだけで、
人の心は堕落しないでいられる」。
中沢新一の言葉。
557 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 23:09:17
新書では、安倍の本と並んで売れ行き好調とのこと。
調べればわかる。三省堂でもどこでもね。
558 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 23:10:21
>>556 中沢はこういうレトリックだけは一流だと思う。
560 :
555:2006/08/25(金) 23:15:14
>>558 そりゃmixiに入ってないから当然ですよ、まずmixiに入りましょうよ
561 :
考える名無しさん:2006/08/25(金) 23:36:47
いや
森のバロックを文庫化してくらさい。
563 :
考える名無しさん:2006/08/26(土) 17:50:35
文庫化かあ。
まあチベットのモーツアルトも文庫化されたし、されるといいね。
講談社学術文庫か岩波文庫ないし岩波現代文庫で。
間違っても知的生き方文庫とかPHP文庫とかはやめて欲しい。
『森のバロック』の単行本は、今でも入手可能だからな。
当分、文庫化されないと思うな。
565 :
考える名無しさん:2006/08/26(土) 18:48:31
PHPに比べっとイワナミって著作代金安いって聞いたぞ。
でありゃ、物書きはどうしたって高いほうになつくよな。
なしてコウダン社やイワナミに拘るんよ?
中沢先生はサヨだから、PHPからは出さないだろ。
567 :
考える名無しさん:2006/08/26(土) 19:08:42
PHPなんかから出したらアホに思われるよね。
実際ろくな本がない。通俗本ばっか。
568 :
考える名無しさん:2006/08/26(土) 19:10:13
570 :
考える名無しさん:2006/08/26(土) 19:14:36
岩波文庫とPHP文庫、イデオロギー以前の問題で、
論外なほどレベル差が激しすぎる。
当然
岩波文庫>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>PHP文庫
PHPって、じつは右翼の人たちからも、あんまり評判が良くないんだよな。
「中途半端な本ばかり出してる」って。
キャワ出、珍潮、ちくまギャグ芸もあるかも
平凡社ライブラリーも忘れるな
574 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 17:05:00
森のバロック
講談社学術文庫化決定
575 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 18:14:49
中沢信者は岩波レベルなのか?
まじで勘弁してくれ
576 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 18:50:56
信者って何だよ?信者って。
そんなお前はPHPってか?w
577 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 18:55:41
信仰心は必要だろwww
578 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 19:49:00
レーニン講演会聞きたい。
しかし、九条とバタイユの両方を同時に支持しちゃうってのも、ずいぶんアレだな。
580 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 23:04:58
別に矛盾しはしまい。
581 :
考える名無しさん:2006/08/28(月) 15:40:04
ジュンク堂池袋本店
売り上げベスト5
一位 太田光・中沢新一「憲法九条を世界遺産に」(集英社新書)
二位 安倍晋三「美しい国へ」(文春新書)
三位 「NumberPLUSSeptember2006永久保存版・中田英寿」
四位 宮部みゆき「ブレイブストーリー文庫版・中」(角川文庫)
五位 小林興起「主権在米経済」(光文社)
堂々一位に輝く!中沢新一おそるべし!
売り上げについては中沢よりは太田の貢献が大きいと思うが。
>>581 そうなんだ。
オレは2週間前に、ジュンク堂池袋本店で『憲法九条を世界遺産に』を坐り読み
したけどな。
>>581 ( ゚∀゚)・∵ブハッ!!
漏れ買うよ!売り上げ貢献しようっとwwww
585 :
考える名無しさん:2006/08/30(水) 16:40:00
絶対買う!
586 :
考える名無しさん:2006/08/30(水) 17:07:27
キモい奴らに商品である本をタダで読ませる環境作りで熱くなってる
ジュンク堂って何を考えてるんだろうな。
あおいや有隣堂でも乞食みたいな奴に一日中椅子に座らせてタダ読み
させてるとこあるが。
587 :
考える名無しさん:2006/08/31(木) 11:50:29
八重洲の本的中心でもあるぜよ。
従妹の宿題みてやったんだが、
「釣りのハイパー-セミオティクス」とかいうのが教科書に載ってた
初めて読んだが単純に読み物として面白かった
それより顔写真が若々しかったことが印象に残った
スウェーデンは200年くらい戦争をしてないんだが、今でも徴兵制度があるし、
数百万人分の核シェルターも設置している。
こういう事実は、無視?
スイスってどんな国なんだろ
>>589 スウェーデンなんかと似たり寄ったりだと思うよ。
ってか、日本だけが異常なんだけどな。
人生狂わせちゃったかなあ。
ほんのちょっとした歯車のかみ合わせの問題だよな。
593 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 15:33:05
歯車を正すにはしかるべき方法をとれば今からでも全く遅くない
594 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 15:41:21
運命論ではなく、単なる人為的な選択の結果であることを認識すべし。
596 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 20:32:12
いやすばらしい本だと思うね。
中沢新一をろくに読みもしないバカどもが中傷しているだけに過ぎない
だろう。もっともそう読める箇所がなきにしもあらずであることは認めるが、
メタファーとして使用されてそこから何かの含意を読み取るところを事実として
真に受けているところをみるとさして読み込んでいないということだろうね。
俺にとっての中沢新一とはあの名著「森のバロック」の著者。
597 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 00:16:16
>>593-594 面白いこと言うね。関心したよ。って皮肉じゃないよ。
593から594の8分間がまたグー。
598 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 00:19:06
『憲法九条を世界遺産に』は批判されてばかりだが、「宮沢賢治について考える
べきだ」って指摘は、良いと思ったぞ。
タイトルが酷すぎ
あれは小説だ あれはメタファーだ
中沢の本はぜんぶそうだろ
603 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 11:07:12
確かに8分間はちょっと悩んだw
604 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 12:13:52
605 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 12:19:38
>>603 んで、内観の話なんだけどさあ。8分も内観すれば
もちっとマシな答え出てくるんじゃないの。
できるだけ思い浮かばせて、その中に答えがある。
>>600 どんなタイトルなら良かったんだろう?
『憲法九条を守るためなら国民が死んでも構わない』とか?
>>595 実際はどうあれ、一般的な「思想系も含めそこそこ本を読む人」には
そう思われてるかもね。
(妄想含めて言うと、『チベットのモーツァルト』を途中くらいまでは読んでて
その後は「噂の真相」あたりでイメージを培った、みたいな人も多そう)
608 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 19:02:01
『憲法九条を世界遺産に』は絶賛されてるよ。
中傷だけしてるバカは必ずいるもんだ。
単にイデオロギーが合わないという点だけで、中傷しているだけ。
チベットの現状について、中沢先生はどのようにお考えなのかが知りたいものですね。
610 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 20:41:52
『憲法九条を世界遺産に』はサヨクに絶賛されてるよ。
中傷だけしてるバカウヨクは必ずいるもんだ。
単に日本を滅ぼすという点だけで、中傷しているだけ。
左翼と右翼っていう古い二元論にこだわる人はもう要らないぜ。
食わず嫌いはいかんよ。「憲法九条を世界遺産に」は非常に良い本だ。
全国の中学校で推薦図書にすべきです。
なんかイタイ香具師がいるな。
オレは、読んだうえで批判をしてるんだが…。
613は読んでも読めていない人なのだろう。
616 :
考える名無しさん:2006/09/06(水) 19:00:11
これからの問題は対特定アジアだよな
617 :
考える名無しさん:2006/09/06(水) 19:04:21
DR.steinerのwie elangt enkenitiss hohoren welten
読んでるくらいだからな
太田てのが天然記念物級の馬鹿だからなぁ
619 :
考える名無しさん:2006/09/06(水) 22:46:09
いい本だと思うよ。新鮮な視点で。
やっぱ太田は頭がいいね。
太田は、たしかに頭は良いと思うんだけど、ビートたけしや松本人志なんかと
比べると、意外と平凡な気がするな。
大田なんてただのサヨクだろwwww
日テレの総理番組打ち切りになった理由を、
政府からの圧力とか言っちゃう頭痛い奴wwwwwwww
624 :
考える名無しさん:2006/09/07(木) 15:02:18
>>623 そんなこと抜かすあんたはただのネットウヨwwwwwwwwwwww
たけしは正論と諸君を見て適当に喋っているような感じだし、松本なんて
社会問題については何も気の利いたコメントができない。そんな中で
太田さんの知性と教養の高さは飛び抜けているね。あの西部邁さんも、
爆笑問題の漫才は非常にシャープであると絶賛していた。宮崎哲弥も、
太田さんとの会話の中で豊かな教養が背後に見られたと評価していた。
今回は、太田さんが中沢さんの良いところを引き出した形になっているね。
太田信者から援護される中沢先生カワイソス
628 :
考える名無しさん:2006/09/08(金) 00:57:28
はやく「森のバロック」を超えるような凄い本を出してくれ!
629 :
考える名無しさん:2006/09/08(金) 01:33:04
大田信者信じることは無いよ。どうしても神秘主義と唯物論の対立
考えられるからね。まだ史的唯物論の残る現代においても
新たな思想展開としてはいいとは思いますね
日本語ダイジョブ デスカ?
631 :
考える名無しさん:2006/09/08(金) 01:48:50
日本語大丈夫でスカノ前に唯物論と神秘主義について考えてください
632 :
考える名無しさん:2006/09/08(金) 02:02:55
太田なんて頭悪いじゃん
633 :
考える名無しさん:2006/09/11(月) 12:58:26
爆笑問題の昔の本の章が、「エピスメーテー」という章題になっていた。
朝日新聞に、香山リカが書いた『憲法九条を世界遺産に』を礼賛する書評が載った
らしいね。
635 :
考える名無しさん:2006/09/11(月) 18:36:41
香山リカにほめられるって、今やそうとう破壊的なダメージあるよねw
ほんとにやめて欲しい。
香山リカに褒められるなんてクズって言われてるのと同じ。
わたしは憲法九条〜を読んでも改正したほうが良いという気持ちは変わらなかったけれど、
中沢氏の視点が面白いなーと素で思った。
でもなんだ、それだけ。
637 :
考える名無しさん:2006/09/12(火) 20:30:01
そこからだよ、展開が必要なのは。
638 :
考える名無しさん:2006/09/13(水) 00:45:25
名著だと思うね。宮沢賢治からの切り口は、やっぱりこの人は上手いわ。
まさかこの手でくるとは思ってもなかったw
予測不可能だわw
640 :
考える名無しさん:2006/09/14(木) 21:05:53
んなこたあない
641 :
考える名無しさん:2006/09/14(木) 21:09:52
香山りかは、精神科医の仕事をしてればいいと思うけど・・・・
日本語も怪しい631が、勉強してくださいのセリフを言う資格は無いだろうw
631は大バカだなw
なんでもいいが
iTMS今日見ててポッドキャストのある記事に出てた
芸術人類学研究所開所記念シンポジウム「石田英一郎の夢 ―芸術人類学研究所の旅立ち―」
多摩美術大学
>>625 西部は最初は褒めてたけどね。最近はダメだって。
645 :
考える名無しさん:2006/09/16(土) 13:32:38
「真ん中よりちょっと左寄りのことを言ってればインテリという時代があった」って
たけしが言ってたけど、太田なんて未だにそれだもんね。
政府や自民党を批判しているのが実は一番「安全」だということを太田は知っている
んだろうね。
647 :
考える名無しさん:2006/09/17(日) 17:06:20
きょうび、ウヨった発言してるほうがはるかに楽だって。
ネットで発言を捏造されて、その捏造を真に受けたリアル右翼が
事務所にやってくるのに「安全」なわけねえだろ。。
>>647 サヨもかなりウザイよ。
政治的な発言をしないのが、いちばん無難だ。
>>647 たけしや談志と違うのは、時代の違いだね。
この三人は仲が良いし、右よりと思われているたけしの
後ろに蓮實や浅田がついてるんだから。
650 :
考える名無しさん:2006/09/18(月) 01:29:01
太田を右左という古典的な対立軸のバイアスでみてはいけない。
あの・・、中沢がオウム擁護してたのはここではもちろんデフォだよな・・?
俺も「憲法9条〜」読んだけどさ。
中沢の主張は結局、「憲法9条→神話(修道院)」てことだと読んだよ。
で、「そういう場所があって人間がそこを目指すのは大事だ。」
と。
でも、神話って人間が住んではいけない境域を表しているっていう風にも言えるわけで。
パスカルも「天使のマネをしようとする人間は獣になってしまう。」
みたいなこと言ってた希ガス。
この人、また同じような間違いを繰り返そうとしてるのかも。
大田については、敢えて意地悪く言うと、「性」とか「美」とか
捉えるに難しい言葉を使って煙に巻いているようにも感じた。
というのも一方では
「私は櫻(トゲを隠すもの)を支持する。」
といい、一方では
「最後に必要なのは自分を否定する勇気だ。」
と言う。
俺には、矛盾した発言と映る。
憲法9条のもとでの自衛隊の存在についてどう考えるかくらいは具体的に語って欲しかった。
(「自衛隊についても否定的かな〜」ってカンジの文章だけど、あまりにも曖昧だったようナ。)
あと、この人の言うことって時々「内田樹の受け売り?」って時々思えてしまうのは俺だけ?
最後に。
太田が本の中で取り上げていた作家、坂口安吾が生きてたら
「憲法9条を世界遺産に。」
なんてことは絶対に言わなかったと思う。
宮沢賢治にはこだわっても、そっちはスルーなんだ。
>>652 オウムも、9条信仰も、似たようなものですからね。
俺の好きだった中沢先生が『憲法9条…』なんて本を書くなんて…。
ネタだと信じたい。
>>652 とりあえず
太田が本の中で取り上げていた作家、坂口安吾が生きてたら
「憲法9条を世界遺産に。」
なんてことは絶対に言わなかったと思う。
ってところにはあながち頷いてしまうかも
安吾は
> 憲法9条を世界遺産に。
とはいってないが、支持してる。
657 :
考える名無しさん:2006/09/20(水) 10:55:13
>>656 何てタイトルの文章に書いてるんですか?
> 「天皇制が存続し、かかる歴史的カラクリが日本の観念にからみ
> 残って作用する限り、日本に人間の、人性の正しい開花はのぞむ
> ことができないのだ。」(坂口安吾「続堕落論」)
>
> 「人の無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争をいたしません、
> というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ。戦争は
> キ印かバカがするものに決まっているのだ。」(坂口安吾「もう軍備はいらない」)
>>655 少なくとも、君よりも太田の方が安吾についてわかってるね。
「憲法九条〜」は14万部突破したらしい。
50万くらいは軽くいきそうだ。
>>658 「戦争はキ印かバカがするものに決まっているのだ」って言葉だけど、これだけ
読むと「まぁ、そうだろうな」って思うけど、安吾がこういうことを言うっての
は違和感があるな。
いずれにしても、情報ありがとうございます。
>>658 問題は
「安吾が当時憲法9条を支持していたかどうか?」
ではなく
「安吾の考え方と世界遺産という発想が矛盾しないのか?」
ってことだと思う。
で、それについては「堕落論」とか「日本文化私観」を読むと
「矛盾するんじゃない?」
ってことになると思う。
で、これは案吾の美意識の基ともいえるところだから
それをスルーしたうえで「桜の森の満開の下」を引き合いに出して
自説(「憲法9条を世界遺産に」)を展開するのはどうかな〜ってことだと思う。
この本の出版によって、2chでは「反日左翼」とされてしまうんだろうなぁ。
あと、麻原=在日(という評判が嘘かほんとかは不知)&オウム擁護でバッシング受けた経歴などから短絡されて、
中沢=在日というコピペが出回るのではないか、と予想。
>>662 中沢先生の場合は「反日」ではないんだよな。
「反近代主義」から来てるんだと思うよ。
664 :
考える名無しさん:2006/09/22(金) 20:02:08
>>662 そう思うほどに、2chでは中沢を語る場がないのではと推測します。
例えばどのあたりの板でそうなりますかね?
むしろ太田の方がいろいろ言われそうな気がしますが。
>>663 レッテル張りとしてはシンプルすぎるけど、まあ同意。
665 :
664:2006/09/22(金) 20:02:45
ageちまった…
>>658 それは十全に自身としてもわかっていることですね
己の浅薄な知識を痛感しているものですので
そのレスは適当かと思われます
>>658 でも頼むから“あながち頷いてしまう「かも」”の「かも」という所を見て欲しかったと言っておきたいです
668 :
考える名無しさん:2006/10/04(水) 01:41:53
576 :名無しでいいとも!@放送中は実況板で :2006/10/03(火) 10:37:28 ID:EriVJeiK0
接触してきたのはオウム側からでも中沢も乗り気だっただろ。
だから、サリン事件の直後にオウムの元在家信者(みたいな感じの人)の人に
「サリンでの犠牲者が2万人なら結果は違ったのにね」とか言って、更にそれを
元在家信者の人にばらされて慌てちゃった訳でしょ。
まあ正直だよね。サリンなんか(中途半端に)撒くな、撒くなら体制をひっくり返すくらい撒け、と。
何万人もの犠牲者の後には憲法九条が光り輝いているんだろう。
****************************************************
こんな書き込みがありますがこれは事実ですか?
669 :
考える名無しさん:2006/10/07(土) 03:08:07
明日の週刊ブックレヴューに出るね。特集ゲスト。BS2。
朝夜二回放送。
中沢先生は予定調和の大人しいNHK教育テレビしか出なくなったね。
島田裕己がテレ朝でボロクソな扱いを受けてたのを見て民放が
怖くなっちゃったんだよね。
671 :
考える名無しさん:2006/10/09(月) 00:02:03
今からBSのブックレヴューで九条が取り上げられるみたい
二人のコメントもあるみたいですよ
今見たよ
太田のコメントが照れすぎで笑えた
673 :
625:2006/10/09(月) 01:33:55
このスレにいる人間て、私以外はバカしかいないんですよね。
中沢さんの言葉は、美術オタ思想オタ文学オタ宗教オタサブカルオタを
ウットリさせる機能しかないと言って良いほど無力だった。ようするに
異界へ逃避したいキモオタに自己肯定感を与えるだけだった。
危険な男である太田さんは、思想ヲタ相手の商売というヌルマ湯から中沢さん
を引っ張り出し、危険な場所で挑発的な言葉を吐く芸の空間へと誘惑した。
太田さんは中沢さんを真に理解しているだけでなく、中沢さんに亀裂を入れて
新しい中沢新一を引き出すという良い仕事をした。
>>629のような腐った神秘思想ヲタをさらに腐敗させていた中沢さんのイメージ
が、太田さんの手によって目の前から取り外されたので、629の神秘バカは
パニックになっているようだけど。
674 :
671:2006/10/09(月) 09:17:28
寝てしまって見れなかった
そっか照れてたんですか、ふむー笑
北朝鮮が核実験をしましたね。
677 :
考える名無しさん:2006/10/10(火) 13:27:07
>>625 >>673 正確に言うなら太田さんの見方に近いのは貴方しか居ないでしょう。
視野、観てるところが違う、安吾とか読んで語ってどうすんの?
自分と意見の違うものを「バカ」と呼ぶのはあまりにも幼稚じゃない?
678 :
対称性人類学の続編:2006/10/11(水) 19:00:41
対称性人類学に書かれていた 折口信夫を特集して nhk教育で放送するみたい。
折口信夫は「アッー!」だったから、2ちゃんねらーにもウケると思うな。
もっともNHKでは、そういった点には触れないだろうけど。
折口信夫がなんで2チャンネラーにうけるんですか?
モーホーだから。
モーホって 対称性の原理によって形成されている。 男が男を好きになることって 藝だよね。
683 :
考える名無しさん:2006/10/18(水) 10:20:12
>>683 新刊は『三位一体モデル』ってことだけど、「ボロメオの輪」で説明するってやつ
ですね。
685 :
考える名無しさん:2006/10/19(木) 01:26:54
息子は来年6年生ですよw
686 :
考える名無しさん:2006/10/19(木) 23:13:04
>>677 太田さんは君よりもはるかに高い位置からものを考えています。
それが読み取れない鈍い感性しかない君は、本を読む資格なし。
太田って、石破元防衛庁長官にしょっちゅう論破されてる人?
689 :
考える名無しさん:2006/10/23(月) 11:04:22
21万部!
憲法で、
>>689 やっぱり、サヨさんたちが熱心に買ってるみたいですね。
「憲法九条を世界遺産に」でググると、いろんなブログとかがヒットするんだけど、
「週刊金曜日」の愛読者だったりするんだよねwww
でも、熱心なサヨさんだけではなく、国際政治に関心のない人たちも買っちゃって
るんでしょうねぇ。
中沢新一の本てたくさんあって何を読んでいいのかわからないので、
中沢新一のお勧めの本を教えてください(なるべく文庫・新書・選書で)
「観光」筑摩文庫
693 :
考える名無しさん:2006/10/24(火) 10:19:25
>>691 マジレスするけど、中公文庫の雪片曲線論、講談社学術文庫のチベットの
モーツアルト、集英社新書の僕の叔父さん。
694 :
691:2006/10/24(火) 19:00:53
やっぱりカイエ・ソバージュじゃないかと...
森のバロックのみ
>>695 オレは、初期の『雪片曲線論』とか『野ウサギの走り』とかを読んで、理解できな
かったんで、それ以降は読んでなかったんだけど、たまたま『カイエ・ソバージュ』
を図書館で借りて読んだら、オレの興味にぴったり合う内容だったんで、5冊と
も購入したんだよね。
本にする際に加筆している部分もあるんだけど、基本的には、大学での講義や、
講演なんかを文字に起こしたものだから、判りやすいよね。
講談社の営業のにほひ
699 :
考える名無しさん:2006/10/26(木) 13:52:49
「対称性人類学」は良い。シンメトリーに新しい光を与えたのは間違いない。
700 :
考える名無しさん:2006/10/27(金) 18:46:43
虹の理論が最高だな。あとバルセロナ秘数3。
荒俣宏とまた広い視野で対談しねえかな。
昔の奥さんの杉浦日向子と中沢さんの対談は良かった。
701 :
考える名無しさん:2006/10/27(金) 18:54:08
人間の認識(脳の活動)にいかに外界が反映してるか、
外界の諸相が人間の(認識、脳の活動の)なかにも対称的に在るのではないか....
実をいうとレーニンの反映論がひとつのヒントになってるらしいね。
グノーシスを現実の基底=唯物論として捉えた『はじまりのレーニン』ある意味で名著だぜ。
中沢の本は何を言いたいのかわからん。
文学として読めば最高なのか。
703 :
考える名無しさん:2006/10/28(土) 23:22:07
704 :
考える名無しさん:2006/10/29(日) 04:58:01
何が言いたいかわからない けど 中沢先生の レトリックで ヨイシレル。 安いもんじゃん 2000円で 酔いしれるなんて。 中沢新一全集 とか はやく出版されてほしぃ。
705 :
考える名無しさん:2006/10/29(日) 18:52:31
麻原彰晃の死刑には反対だが、中沢新一を死刑にするというなら、
喜んで賛成する。
中沢先生は、ポアの修業をしてるから、大丈夫。
又もや子宮とか言ってますよ、この人
>707
やってるな、bs。
しかし、先生、解説だけで委員かいな
退屈
>>708 > >707
> やってるな、bs。
> しかし、先生、解説だけで委員かいな
> 退屈
まったくねぇ
当時なら空海の手練手管を称揚しつつも
710 :
考える名無しさん:2006/10/31(火) 14:36:50
アラマティの前の奥さんが杉浦日向子。中沢さんの前奥が杉浦日向子だと誤解されかねん
で、再婚したんだっけ?
712 :
考える名無しさん:2006/10/31(火) 20:54:52
明日は新刊発売日。荒俣はスッチーと見合い再婚済み。
中沢さんは離婚したの?
新刊?
森のバロック文庫化される?
715 :
考える名無しさん:2006/11/03(金) 09:15:44
>>713 アマゾンとかで調べたの?「三位一体」発売されたよ。
716 :
考える名無しさん:2006/11/11(土) 04:46:49
森のバロック とうとう文庫化ですね。
講談社学術文庫十一月のラインナップ!
『森のバロック』今日書店に並んでいた。表紙は粘菌の写真で、
すごい普通な感じだった。ていうか、生物学好きな人が買うかも、間違って。
文庫化にあたって、多少の再構成(スリムにする方向)がなされているとのこと。
718 :
考える名無しさん:2006/11/13(月) 02:12:58
NHKで南方熊楠やってる
7日にNHKで折口信夫語ってたね。
『森のバロック』買うてきたばい。
722 :
考える名無しさん:2006/11/25(土) 03:12:43
いつのまにか、「思想家」にクラスチェンジしてたんだな。
724 :
考える名無しさん:2006/11/25(土) 11:02:42
構造と力、の伝説十五万部を「日本国憲法」二十一万部で軽く超えちゃった。
「…エピクロスのような無神論までチベット密教と結びつけ、せっかくdemystifyされたものを、再びmystificationにもっていく。
それが中沢君のレトリックです。浅田君はdemystification一本やりだもの。味もそっけもない。」
726 :
考える名無しさん:2006/11/25(土) 11:23:20
「中沢君のほうがいいって玄人好みが言うんだよね。何故なら、彼のほうが文学的だから、と。
だけど、それこそ、どしろうとの意見なんだ。たしかに文章においては説得力あるわけさ。中沢君のほうがね。
だけど僕は、ニセの説得力だと思ってる。文学というのは文学的であることと何の関係もない。…」
728 :
考える名無しさん:2006/11/25(土) 15:25:07
難易度ってw。思い切りバブル時代におもねったチャート本じゃん!>構造と力
難易度高いものもいくらでも書いてるし、これからも書くよね。
>>728 たしかに『構造と力』は現代思想の本としては判りやすいと思うけど、でも『憲法
九条を世界遺産に』と比べたら、明らかに難しいでしょ。
730 :
考える名無しさん:2006/11/25(土) 17:50:14
>>729 中沢の難易度高いものより全然高くない。浅田はなんていってもあれと
「憂国呆談」くらいだもんな。
靖国問題よりも売れたの?
難易度高いとか低いとかやっぱ馬鹿だな中沢読者は
733 :
考える名無しさん:2006/11/26(日) 06:38:24
良い感じで盛り上がってるね。憲法第9…はとてもタイムリーで、売名行為で、商業的に成功してるね。中沢先生が第9条に向き合えてるようには感じません。 でも 「対称性人類学」に惚れているので、太田光さんと憲法論じるのもOK
いやあ、太田光はアウトだろw
「『構造と力』は現代思想の本としては判りやすいが『憲法九条を世界遺産に』
よりは明らかに難しい」って事の、どこが間違ってるんだろう?
まぁ、2ちゃんは煽ったり煽られたりするとこだから、べつに良いんだけどね。
このジャンルの人が出した本では靖国問題も売れてるんだから、
別に自慢にならないよ。しかも向こうは芸能人のネームバリューはなし。
737 :
考える名無しさん:2006/11/26(日) 12:40:31
別に靖国問題、も自慢すればいいんじゃないの。高橋何の独創性もないけど。
とりあえず、憲法九条をなんたらは、ゴー宣の頃は若く描かれてた中沢が
完全にオッサンになってた事だけが印象的だった。
太田はまず最低限のレベルにないな。
>>687 深いというか、国際情勢と遊離した所から考えてるだけだな。
>>689 オリコンスタイルで2,3回しか9位にならず、21万部売れるとは、
本って意外と売れるんだねぇ・・・と思った。
美しい国へが70万部行くわけだ。
740 :
考える名無しさん:2006/11/26(日) 18:57:49
1)中沢先生の「教育論」ってあるのかな? 河合隼雄先生との対談みたいなのがあったけど。
2) 芸術人類学って「対称性人類学」の延長にあると考えて良いのかな。
3)中沢先生なんか見てると、学問は商品であると錯覚してしまう。 生成だけでなく流通しなきゃって最近気付いた。
742 :
考える名無しさん:2006/11/29(水) 04:39:28
折口信夫語り見たけど、霊魂=無意識とはっきり言ってた。
昔なら絶対こういう言い方はしなかった。
オウム事件で改心したんだなw
743 :
考える名無しさん:2006/11/29(水) 14:19:17
前に、末永直海の小説の帯に推薦コメント書いてた。
744 :
考える名無しさん:2006/11/30(木) 00:25:49
霊魂=無意識は 「流動的知性」と「無時間性」により成り立つんだよね。 「死者の書」を根拠にして、
霊魂=無意識
を公式化したとも読み取れました。
745 :
考える名無しさん:2006/11/30(木) 00:30:38
霊魂=無意識は 「流動的知性」と「無時間性」により成り立つんだよね。 「死者の書」を根拠にして、
霊魂=無意識
を公式化したとも読み取れました。
746 :
考える名無しさん:2006/11/30(木) 01:00:11
747 :
考える名無しさん:2006/11/30(木) 22:07:27
ゴジラが東京に帰ってくる。
30年ぶりに、巨大になって。
748 :
考える名無しさん:2006/11/30(木) 23:28:26
憲法九条を世界遺産には、中沢の良質な部分を太田がすくい上げた
良作だな。
思考が硬直している中沢信者どもが狼狽して、この本読んで
あわてふためいている所が面白いね。自分でものを考えない中沢信者っ
て、教祖の発言で心が揺らいじゃうから弱いんだよな。
749 :
考える名無しさん:2006/12/01(金) 00:05:05
自分で考えれてるって思える人は可愛いね。
750 :
考える名無しさん:2006/12/01(金) 01:32:13
ほぼ日刊イトイの「アースダイバー」の糸井、タモさんとの座談は面白い。
かなりまったりしてる。
>>740 専ら娯楽として消費されてきて、本質において教育性に乏しいのが中沢氏の著作だろうから、
教育論はある種の盲点では
裏返せば氏に友人はいても高弟に恵まれなかったことと氏の独創性は不即不離じゃないかな
まさしく独身者として昔から流通してるから・・・
それだから、近年方法論を積極的にまとめ、さらに多摩美に牙城を持ったことは、
オウム事件以降のの大きな転機だと思う
いかにして扇動的な知性を活用しうるか、内なる野生に目覚めるか、と(笑)
このあたりを念頭に中沢新一を批判的に読もうとする一人に
たとえば田中純がいるので参考にしてみて
中沢新一と政治学というある意味で最も相性の悪いものを考えようとしている
752 :
考える名無しさん:2006/12/01(金) 10:39:08
>>751 中沢と政治学はあきらかに噛みあわないと思うが…
これは一冊でも読めばわかることで、どちらかというと中沢のジャンルは
政治学を包括する人類の、というか文化以外のヒトが内摂する本性に
重きを置く物なんじゃないの?
政治学の立脚点は損益だからそこからの批判はそれでしかないでしょ。
>>752 政治学というより(ある集団内で発生する)ミクロ政治学かな
これは想像だけれど、中沢氏はある時点まで自分自身のポジションをポスト三島由紀夫に
構えていたと思う
でも「事件」が起きた時、ハイデガーや深沢七郎と自分を重ね合わさずにはいられなかった
・・・これはより確信をもって言える
最近は「三位一体」をさかんに説いているけど、レヴィ=ストロースや神学だけじゃなく、
柄谷行人やNAMを想定して論を組み立ててるのは、これも間違いない
芸術人類学研究所という「結社」(アソシエーションと呼んでみてもいい)
がオウムやNAMの再生産にならないよう、慎重に著作プランを練ってきた
・・・こう裏をとらないとどれも同じに見えて面白く読めないんだよね
『フィロソフィア・ヤポニカ』にしろ、主題の一つは、
京都学派の教祖=西田幾多郎批判にあると見て差し支えないだろう
まあ、もちろん本人の口から「自己批判」という言葉は聞けないだろうけど
ただ今の疑問点としては、中沢氏はブルトンや柄谷氏のように父権的ではなくとも
母権的なアジテーターの役割を未だにやめてないからね
人類の本性=ネーションと誤読が十分可能でキワドい
754 :
考える名無しさん:2006/12/01(金) 22:59:53
1)上記の芸術人類学研究所の位置付けの説明はとても興味深い。
2)ミクロ政治学! 経済学のアナロジーとして考えて良いの?
3)ネイチャーは僕らが求める求めないに関わらず、ぼくたちの中で作動しているかな。これは、対称性人類学の「公理系」 I より誘導しました。
主にフーコー経由で受け取ってくれ>ミクロ政治学
ざっくばらんに言えば、研究所にしろ学会にしろ、
もっというなら宗教結社、政治結社、芸術結社・・・等々
集団のあるところ内ゲバや形骸化による機能失調はつきものだからね
それにどうやって対処していくのかな、と
単なる経営手腕の問題じゃなくて、理論の問題でもあるという理念の下に
ここ最近の所長の著作は書かれているはず
756 :
考える名無しさん:2006/12/02(土) 01:21:23
おじから貰った熊のぬいぐるみを大事にしてる子ども時代の中沢先生に萌える
757 :
考える名無しさん:2006/12/02(土) 16:54:51
僕は熊 熊 熊 熊
カイエ・ソバージュに「熊から王へ」があったよね。
∩___∩
| ノ ヽ/⌒)
/⌒) (゚) (゚) | .|
/ / ( _●_) ミ/
.( ヽ |∪| / これが芸術だ、クマー!
\ ヽノ /
/ /
| _つ /
| /UJ\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
759 :
考える名無しさん:2006/12/03(日) 18:44:21
ミシェル・フーコーの「臨床医学の誕生」をこれから読みます。 この著書にも対称性があれば良いなぁ。
760 :
考える名無しさん:2006/12/05(火) 21:42:52
交換…ツン
贈与…デレ
純粋贈与…萌え
761 :
考える名無しさん:2006/12/05(火) 22:55:27
福田和也が中沢新一が太田光と本出すのは
北一輝がエノケンと本出すようなもんだって。
763 :
また中沢が知ったかぶりを:2006/12/07(木) 16:32:54
12月6日の日経夕刊で中沢曰わく「お金を増やすという考え方はキリスト教とは本質において抵触しない。」
中沢は聖書を読んだ事がないか字がよめないのかどちらかだろう。なぜこうも世の中を舐めた発言を平気でするのか知識人は。聖書に何て書いてあるよ?
>>763 これですね。
---
宗教から離れ格差解決を
欧米・イスラムの価値観の違い、紛争の原因
今日の紛争を語るときに無視できないのは、キリスト教を土壌に持つ欧米とイスラム
教世界の対立の構図だ。多摩美術大学教授の中沢新一氏は、両宗教の価値観の
違いが2つの世界に経済格差をもたらし、深刻な対立につながったとみる。
人間の脳はほかの動物と違い「過剰」な部分を持つ。この過剰が様々な「価値」というも
のを生み出してきた。資本主義はそこから発達した。
欧米を中心に広がった資本主義は「増殖」を是とする。つまり、お金を増やすことを罪悪
とはみなさない。この考え方はキリスト教とは本質において抵触しない。
一神教は本来、増殖を肯定しないが、キリスト教は一神教でありながら、父と子と聖霊
の三者を「三位一体」として信仰の対象にする。曖昧を許容する余地があり、とりわけ
「聖霊」が増殖性を秘めている。そこに、資本主義の発達を促す源泉があった。
■アッラーを唯一絶対的な存在と考えるイスラム教は価値の「増殖」に警戒心を持ち
続けてきた。
「増殖」に不信感をもつイスラム教の厳格な教義の下で運営されている銀行は、現在で
も利子を取ることを禁止している。ただし、イスラム教でも、お金を扱うこと自体を不浄と
しているわけではない。銀行も「投資による利潤」は許容している。金が金を生むといっ
たバブルな部分を否定しているのだ。
一方、キリスト教では、十二−十三世紀ごろ「煉獄」という概念が定着し、これが「増殖」
を肯定する流れを強めた。金貸し商人も、死後煉獄の山を登ることで、天国に行くこと
ができるという概念だ。経済を発展させようと思えば、こうしたご都合主義的な考え方が
必要になってくる。「煉獄」があるから、利子で稼ぐといった「増殖」はいっそう受け入れ
やすくなった。
765 :
考える名無しさん:2006/12/07(木) 19:04:13
中沢が言ってるのはキリスト教が抱えている原理の部分で、ってことだよ。
ちゃんと読む!
(
>>764 の続き)
「増殖」を積極的に是とするか、否とするか。この姿勢の違いが、キリスト教世界とイス
ラム教世界の経済格差をもたらした。経済的に立ち遅れがちなイスラム教世界は、貧
困層を抱え込みやすい。
対立の背景には、この格差がある。宗教そのもののレヴェルではいくらでも共存は可能
だ。宗教の問題にあまり拘泥せずに、格差問題を解決していくことが重要だ。
■米同時テロ以降、意識が変わったのはアメリカ人ではなく、日本人だ。欧米の価値
観がリードを続けることに対する疑念が、この事件をきっかけに刷り込まれたのでは
ないかと中沢氏は考える。
キリスト教の世界とイスラム教の世界が深刻な対立の様相を見せる中で、日本人は非
常にいい立ち位置にいるのではないか。それは「非宗教」で、宗教的な対立にあまり大
きな意味を置かずに、客観的に見ることができるからだ。経済を非宗教の立場で再構築
することもできるはずだ。
そのためには、イスラム教を知ることも大切だ。そもそもイスラム教で、アッラーは姿を
持たず、森羅万象の中に宿っている。日本古来の神道と共通点が多く、日本人から見て
実は分かりやすい宗教だ。
(聞き手は文化部 小川敦生)
767 :
考える名無しさん:2006/12/08(金) 05:07:49
納得できない。キリストの教えの「本質」は「天に富を積みなさい」だから
768 :
考える名無しさん:2006/12/08(金) 11:23:42
蓮実金に困って入れ于
770 :
考える名無しさん:2006/12/09(土) 18:43:29
「殺しなさい」
コーランより
2_191.かれら(異教徒)に会えば、何処でもこれを殺しなさい。あなたがたを追放したところから、かれらを追放しなさい。本当に迫害は殺害より、もっと悪い。
だが聖なるマスジドの近くでは、かれらが戦わない限り戦ってはならない。もし戦うならばこれを殺しなさい。これは不信心者ヘの応報である。
9_5.聖月が過ぎたならば、多神教徒を見付け次第殺し、またはこれを捕虜にし、拘禁し、また凡ての計略(を準備して)これを待ち伏せよ。
だがかれらが悔悟して、礼拝の務めを守り、定めの喜捨をするならば、かれらのために道を開け。本当にアッラーは寛容にして慈悲深い方であられる
47_4.あなたがたが不信心な者と(戦場で)見える時は、(かれらの)首を打ち切れ。
かれらの多くを殺すまで(戦い)、(捕虜には)縄をしっかりかけなさい。
その後は戦いが終るまで情けを施して放すか、または身代金を取るなりせよ。もしアッラーが御望みなら、きっと(御自分で)かれらに報復されよう。
だがかれは、あなたがたを互いに試みるために(戦いを命じられる)。凡そアッラーの道のために戦死した者には、決してその行いを虚しいものになされない
キリストの弟子たちの回顧録や伝説の寄せ集めである新約聖書は解釈の多様性を生み易いが
コーランはムハンマドが神の言葉を一言一句間違えずに記憶し、完全な神の言葉とされていて
解釈の多様性を生みにくく、また原理主義者を生み易い。
そこに異教徒は殺せと書いてある訳だが、、、
爆発的に増え続けるイスラム教徒達の国が国際社会で指導的立場になった時
何が起こるんでしょうねえ、中沢先生。
771 :
考える名無しさん:2006/12/09(土) 19:25:30
コーランってこんなこと書いてんのか、とんでもないな
ユダヤ教の経典にも、異教徒を差別するようなことが書いてあるというウワサを
耳にしたんだが、ホントかどうかはシラネ。
773 :
考える名無しさん:2006/12/11(月) 01:56:17
出雲神話や安来の伝説を解明してもらいたいな。
安来の伝説?
775 :
考える名無しさん:2006/12/12(火) 16:41:53
もうちょっと中沢が読めるようになってから書き込むように。厨房が相手にできる相手じゃないぜ?読むのに素質も要れば知識も経験も要る。低いレベルでしかああだこうだ言われなくてほんとに中沢は気の毒。
中沢君は演技性なんとかってやつだろう。作り話が好きなんだね。
>>775 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| レベルの高いカキコをしてみて!|
|______________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
778 :
考える名無しさん:2006/12/12(火) 18:39:40
ほんと頼むぜ
779 :
考える名無しさん:2006/12/12(火) 18:58:07
哲板でレベルが高いとか低いとか言って来る人で
マトモな事書いて来た人ほとんど見た事無いから無理だと思う。
780 :
考える名無しさん:2006/12/12(火) 19:36:55
やっぱりごまかすだけじゃん。世の中舐めてるんじゃないか中沢は
781 :
考える名無しさん:2006/12/13(水) 02:57:14
782 :
考える名無しさん:2006/12/13(水) 12:20:30
贈与と純粋贈与の違いがよくわかりません
783 :
考える名無しさん:2006/12/14(木) 00:40:40
キリストじゃね?
784 :
考える名無しさん:2006/12/14(木) 14:11:08
>>782 とても良い質問なんだが、答えられる香具師がいないという。
たしか「カイエ・ソバージュ」にも書いてあったと思ったけど、そこらへんは
適当に読み飛ばしてしまったから、よく判らん。
785 :
考える名無しさん:2006/12/14(木) 14:20:05
やっぱり貨幣の増殖はキリスト教の本質と抵触するな。中沢が言っているのはマックス・ウェーバーの俗流解釈。中沢は新聞の読者を舐めてんだよ。自分が言えば何でも信じてくれると思ってんじゃないか。20年前じゃないんだから
貨幣を増殖させるってのは、ユダヤ人が始めたものだって話もあるけどな。
どうなんだろうね。
787 :
考える名無しさん:2006/12/14(木) 19:47:26
贈与は場合によっちゃ税金かかるけど、純粋贈与は税金かからない
788 :
第三の波平 ◆V8RGN/F1uY :2006/12/14(木) 19:56:45
税金がかからないはおもしろいですね。
純粋贈与のたとえとしていえば、太陽の恵みです。
生物は太陽が照ることで生きることができない。
太陽はなにも返礼をもとめず、ただ照ることで、
様々な恵み(贈与)を与えています。
だから人間には不可能な領域なのです。
純粋贈与は神の領域からもたらされる。
俺の通帳に100万円ばっかし純粋贈与してくれんかね
不純な欲望だなw
792 :
第三の波平 ◆V8RGN/F1uY :2006/12/14(木) 21:07:05
純粋贈与には暴力性がある。
純粋贈与が人間に不可能なように、
受け取る人は純粋贈与など信じられませんから、
そこに懸命に意味を受け取ろうとパニックになります。
たとえばほんとうの通帳に100万円ばっかし入っていると、
銀行にとどける、だまっていては苦しむでしょう。
793 :
第三の波平 ◆V8RGN/F1uY :2006/12/14(木) 21:25:05
たとえば太陽の恵み対して、神として崇めるのは、
太陽からの純粋贈与をそのまま受け取れないからですね。
神の恵みであると意味づけするとで、この暴力性を
回避するわけです。
794 :
考える名無しさん:2006/12/14(木) 22:20:08
>>793 アステカなんかでは更に贄を捧げていたね
795 :
考える名無しさん:2006/12/14(木) 22:23:29
「原始女性は太陽であった」平塚らいてう
でもどちらかというと、海だろうな。
>>792 特技はネコババだが100万円ばっかし頼むよ。
>>794 マーヴィン・ハリスっていうアメリカの人類学者が書いた『ヒトはなぜヒトを食べた
か』って本によると、アステカの生贄の儀式にも、合理的な(あるいは唯物論的な)
理由があるんだそうな。
交換…売春
贈与…和姦
純粋贈与…オナニー
価値…快感
800 :
考える名無しさん:2006/12/16(土) 01:03:05
交換…売春
贈与互酬…和姦
略奪・・・強姦
純粋贈与…夢精
801 :
考える名無しさん:2006/12/16(土) 06:20:37
* 虹の階梯〜チベット密教の瞑想修行 (ラマ・ケツン・サンポとの共著 1981.7 平河出版社→中公文庫)
* チベットのモーツァルト (1983.11 せりか書房→講談社学術文庫)
* 雪片曲線論 (1985.2 青土社→中公文庫)
* 観光 (細野晴臣との共著 1985.6 角川書店→ちくま文庫)
* 野ウサギの走り (1986.5 思潮社→中公文庫)
* イコノソフィア〜聖画十講 (1986.6 河出書房新社→河出文庫)
* 虹の理論 (1987.6 新潮社→新潮文庫)
* 悪党的思考 (1988.7 平凡社→平凡社ライブラリー)
* 蜜の流れる博士 (1989.5 せりか書房)
* ブッダの箱舟 (夢枕獏、宮崎信也との共著 1989.10 河出書房新社→河出文庫)
* バルセロナ、秘数3 (1990.6 中央公論社→中公文庫)
* 東方的 (1991.3 せりか書房)
* ファンダメンタルなふたり (山田詠美との共著 1991.12 文藝春秋→文春文庫)
* ゲーテの耳 (1992.7 河出書房新社→河出文庫)
* 知天使のぶどう酒 (1992.7 河出書房新社→河出文庫)
* 森のバロック (1992.10 せりか書房)
* 幸福の無数の断片 (1992.10 河出文庫)
802 :
考える名無しさん:2006/12/16(土) 06:21:38
* 宗教入門 (1993.2 マドラ出版)
* 三万年の死の教え〜チベット「死者の書」の世界〜 (1993.9 角川書店→角川文庫ソフィア)
* はじまりのレーニン (1994.6 岩波書店→同時代ライブラリー→現代文庫)
* リアルであること (1994.9 メタローグ→幻冬社文庫)
* 哲学の東北 (1995.5 青土社→幻冬社文庫)
* 日本人は思想したか (梅原猛、吉本隆明との共著 1995.6 新潮社→新潮文庫)
* それでも心を癒したい人のための精神世界ブックガイド (いとうせいこう、すが秀実との共著 1995.12 太田出版)
* サンタクロースの秘密 (レヴィ=ストロースとの共著 1995.12 せりか書房)
* 純粋な自然の贈与 (1996.6 せりか書房)
* ポケットの中の野生 (1997.9 岩波書店→新潮文庫)
* 音楽のつつましい願い (山本容子との共著 1998.1 筑摩書房)
* ブッダの夢 (河合隼雄との共著 1998.2 朝日新聞社→朝日文庫)
* 女は存在しない (1999.11 せりか書房)
* フィロソフィア・ヤポニカ (2001.3 集英社)
* 緑の資本論 (2002.5 集英社)
* 人類最古の哲学−カイエ・ソバージュ<1> (2002.1 講談社選書メチエ)
* 熊から王へ−カイエ・ソバージュ<2> (2002.6 講談社選書メチエ)
* 愛と経済のロゴス−カイエ・ソバージュ<3> (2003.1 講談社選書メチエ)
* 神の発明−カイエ・ソバージュ<4> (2003.7 講談社選書メチエ)
* 仏教が好き! (河合隼雄との共著 2003.8 朝日新聞社)
* 精霊の王 (2003.11 講談社)
* 対称性人類学−カイエ・ソバージュ<5> (2004.2 講談社選書メチエ)
* 網野善彦を継ぐ。(赤坂憲雄との共著 2004.6 講談社)
* 僕の叔父さん網野善彦 (2004.11 集英社新書)
* モカシン靴のシンデレラ? (2005.3 マガジンハウス)
* アースダイバー (2005.6 講談社)
803 :
考える名無しさん:2006/12/17(日) 15:57:30
『芸術人類学』 2006.3.22 みすず書房
はじめに I芸術人類学 芸術人類学とは何か 芸術人類学への道 II神話的思考 『神話論理』前夜 補論・神話
公式ノート 公共とねじれ 十字架と鯨 附・ユーカラ IIIイデアの考古学 日本哲学にとって「観念」とは何か 神と
幻覚 マトリックスの論理学 山伏の発生 IV歴史との再会 壺に描かれた蛙〜考古学と民俗学を結ぶもの 友愛
の歴史学のために 初出一覧
『憲法九条を世界遺産に』 太田光(爆笑問題)との対談 2006.8.17 集英社新書
対談のまえに(中沢新一)/第1章 宮澤賢治と日本国憲法〜その矛盾をはらんだ平和思想/第ニ章 奇蹟の日本
国憲法〜日米合作の背景に息づく平和思想/幕間 桜の冒険(太田光)/第三章 戦争を発動させないための文
化〜お笑いは世界を救えるか/第四章 憲法九条を世界遺産に〜九条は平和学の最高のパラノイアだ/濃密な時
間のあとで(中沢新一)
『折口信夫 古代から来た未来人』 (森村誠一著『三波春夫 わが愛しの日本人』との合本、「NHK知るを楽し
む 私のこだわり人物伝」2006.10〜11テキスト) 2006.10.1 日本放送出版協会
804 :
考える名無しさん:2006/12/22(金) 20:40:15
河合隼雄「心の扉を開く」によれば「対称性人類学」ぜひ読んでもらいたいらしい。
カイエ・ソバージュで、メビウスの帯に切れ目を入れたら対称性が無くなるから、
それを塞ぐために来訪神が出現した、とかかいてるけど、
メビウスの帯を真ん中から切ってみたら(二重?)メビウスの帯みたいなのになったんだが。
これって非対称なのか?
806 :
考える名無しさん:2007/01/05(金) 07:58:58
■中沢新一さんの讀賣新聞での小説連載が 05:36
中沢新一・作 新土曜新連載
無人島のミミ
毎週土曜朝刊の大型連載として、13日から中沢新一氏(56)の初めての小説「無人島のミミ」が始まります。
人類学者として「チベットのモーツァルト」から「精霊の王」「アースダイバー」まで、数々の著作で話題を集めてきた中沢氏が、生まれ育った山梨を起点に自伝的ファンタジーを繰り広げます。
ご期待下さい。題字と挿絵は漫画家の吉田戦車氏(43)が担当します。
<6日に作品の内容を特集します。>
ちょwww おいら実家で今これ読んだんだけど大阪戻ったら朝日じゃんorz
807 :
考える名無しさん:2007/01/05(金) 11:39:35
吉田戦車!!でも楽しみ
中沢先生はラカンを援用するけど、ラカンって、ああいうものなの?
あんなんで人間の心理が判ったことになるってのが、どうも腑に落ちないんですが…。
細かい所は気にせず楽しめばいいんでないの
810 :
考える名無しさん:2007/01/12(金) 03:09:36
中沢や栗本みたいにニューサイエンスがつまらないと言ってたやつはインチキが多い。ニューサイエンスは今でも学問の最先端。彼等が批判したフリチョフ・カプラだって中沢なんかよりはるかに重要だった。中沢は知ってて言うんだからたちの悪い世間を舐めた男
>>810 フリチョフ・カプラもそうだけど、ニューサイエンスを支持する人って、物理学の
専門家が多いよね。
たしかに相対性理論とか量子論なんかっていうのは、われわれの日常からは大きく
かけ離れてるって事はあるけどね。
812 :
考える名無しさん:2007/01/18(木) 04:30:45
三位一体。ひどい内容の本だな。
くだらん。
813 :
考える名無しさん:2007/01/18(木) 08:48:12
無人島のミミ、読んでます
814 :
考える名無しさん:2007/01/18(木) 21:06:45
ニューサイエンスがつまらないといってたのは浅田彰。
815 :
RF:2007/01/19(金) 01:19:13
逃走論
「占う」スレなのか・・・・・・。
中沢、たびたびハイデガーについて触れてるけど、
一度がっちりしたハイデガー論書いて欲しいな。
818 :
考える名無しさん:2007/01/28(日) 16:31:52
819 :
考える名無しさん:2007/02/03(土) 00:13:30
サラブライトマン it's quetion of hourner
820 :
考える名無しさん:2007/02/03(土) 00:16:35
サラブライトマン it's quetion of hourner
国策逮捕
822 :
考える名無しさん:2007/02/03(土) 10:14:39
中沢は民主主義が許せないらしいからな
>>822 そんなこと言ってましたっけ?
現在の資本主義には批判的ですけどね。
824 :
考える名無しさん:2007/02/03(土) 13:31:29
ポストモダンの近代合理主義批判なんて蓋をあけてみれば何の事はない、ただの犯罪者の屁理屈心理だったわけだからね
825 :
考える名無しさん:2007/02/03(土) 14:38:49
まず西部邁の哲学板での居場所を探すべきだ
新スレ立てろよ
826 :
考える名無しさん:2007/02/09(金) 09:14:36
中沢逮捕されたの?
827 :
考える名無しさん:2007/02/09(金) 14:22:01
アフリカの未開部族の酋長
こんな本が出るらしい。
【中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて】
島田裕巳(著) 亜紀書房 3月下旬
オウムによる宗教テロを肯定する発言を繰り返す、宗教学者中沢新一の“悪”を徹底批判
する書。
>>782 <純粋>の概念は吉本から。
価値判断を捨象したものです。
いろいろなものに付与して使われてるみたい。
純粋疎外、純粋視覚、純粋感情・・・
芸術人類学ってどうよ? 中沢新一 以外誰かやってるの?卒論とか修論のテーマになりうるのか?
831 :
考える名無しさん:2007/03/04(日) 00:17:20
>>828 そりゃ、非難する本も書きたくなっちゃうでしょう。
オーム事件を聞いて、島田は「宗教集団があんなことをするなんて信じられない」とナイーブな感想を述べたのに対して、
中沢は「犠牲者数が1000倍だったら、日本は変わっていただろう」なんて、平気で言っていたのですから。
しかも、その島田が大学をクビになる一方で、中沢は宗教研究者として輝かしい成果を出し続けているのだから。
所詮、柳川ゼミの、出藍の誉れと鞄持ちの差かな。
832 :
考える名無しさん:2007/03/04(日) 00:26:42
確か、柳川時代の東大宗教学4天王って、中沢新一・植島啓司・四方田犬彦、渡辺直樹(?)じゃなかたっけ。
四天王って誰が決めたんだ!
834 :
考える名無しさん:2007/03/04(日) 02:54:15
決めたわけじゃないでしょうが、そういう言い方で、あの4人を別格視していたの。
だから誰がよ。
836 :
考える名無しさん:2007/03/04(日) 14:39:10
当時の学界関係者。
なんだ、ガセネタか。
島田はゼミ生がオウムに入信しちゃったんだろ?
致命傷だよ。
838 :
考える名無しさん:2007/03/08(木) 12:21:41
何が致命傷なんだよ。なぁ?
中沢さんは、警察の強制捜査が上九一色の教団施設に入った後、島田
が世間からボロクソに叩かれ始めたのを見て恐れをなして、このままだと
俺もマスコミに潰されると必死の思いでマスコミ対策に奔走。島田潰しに世間
の注意を向けさせ続けて時間稼ぎ。その隙に、雑誌イマーゴで緊急オウム特集
を組んでもらって河合隼雄先生に来て頂き、オウムは他人事だという立ち位置
を形成。浅田彰先生に擁護を頼んで、対談で徹底的に中沢擁護をしてもらう。
自分に対して甘い人を周りに固めて急場を凌いだ。その見事な逃げ方に対して、
凄い方だなとあらためて尊敬しちゃいました。クラスに必ずこういう子が
一人はいます。
熊楠論は鶴見和子のパクリ、レーニン論はアルチュセールのパクリ、
オウム事件のときにチベットのモーツァルトは冗談だったといってるにも
関わらず、それ以後も著作の内容は大して変わらず。
この人本当に学者なの?
「諸君!」2007年3月号に、こんな記事が載ってるらしい。
どこまでつづく知的ヌカルミ――
『憲法九条を世界遺産に』の「極楽平和論」 百地 章(日本大学教授)
「憲法(九条)」は日米合作の無垢な理想憲法だって? 一知半解の屁理屈には大爆笑
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070311STXKA019911032007.html 自民古賀氏「憲法は世界遺産に匹敵」、9条改正をけん制
自民党の古賀誠元幹事長は11日午後、福岡県大牟田市内で講演し「憲法は占領下で米
国に押し付けられたと言われるが、日本の平和(を守る)という意味で世界遺産に匹敵す
るぐらい素晴らしい」と述べ、9条改正に否定的な見解を示した。
その上で「憲法改正(論議)の中で『世界の国々に負けない武力を持つことが大切だ』とい
う若い人たち、力の信奉者の声が大きくなっているのは大変危険なことではないか」と強
調した。
また古賀氏は、佐賀県内で記者団に対し、参院選で与党が過半数割れした場合には「政
界再編を視野に入れるべきだ」と述べ、政権を安定させるため野党の一部とも連携を図る
べきだとの考えを示した。
「憲法9条をもっている日本は素晴らしい」だけではなく、「国連の常任理事国である米・英・
仏・露・中は、すべて核兵器をもっている。外道の国だ」くらい言ってほしいものだな。
テレビで島田が中沢の「虹の階梯」宣伝してた。
オウムの教典だってw
845 :
考える名無しさん:2007/03/21(水) 23:40:58
>>944 そうだよ、あの本はオウム真理教の教典。
グルに絶対的に帰依する思想も、あの殺人を正当化するポアも
あの中沢新一の虹の階梯が元になってる。
848 :
考える名無しさん:2007/03/28(水) 17:56:27
849 :
考える名無しさん:2007/03/28(水) 19:26:57
こいつは天皇主義におちつくと思うな
体を論じていくとそうなるはず
>>848 ほんとに書いてあるね。
でも「ネットで騒然」って、ほんとかよwww
どこで騒いでるんだかw
しょうがない、ここで騒いでやるか。
しかし言っちゃ何だが、島田に勝ち目はないぞ。
おれは反-中沢だが。タイミングが悪い。
いまや戦後民主主義最後の旗手になってしまったからな。
852 :
考える名無しさん:2007/03/28(水) 22:44:54
しかし、宗教ってものに対する洞察力においては、中沢の方が深いと思う。
っていうか、頭のレベルも中沢の方が・・・。
>中沢さんと林真理子さんが「週刊朝日」で行った対談がある。
>地下鉄サリン事件のあとに行われたもので、ボツになった。
>江川紹子さんは統一教会員だなどなど内容があまりにもひどいものだったからだ。
これちょっと読んでみたいなあ。
854 :
考える名無しさん:2007/03/29(木) 15:30:28
赤旗が9条本ベタ褒めしてるな
856 :
考える名無しさん:2007/03/30(金) 20:37:39
>>855 改正反対だからだよね。
ところで、新潮文庫新刊として出たばかりの茂木さんの「脳と仮想」の
後書きに中沢さん書いてるよ。
島田本、話題になりそうだね。ここのスレも盛り上がるかな。
これをきっかけに中沢さんも真正面からあの事件について
書いてほしいな。まるでなにもなかったかのように本を量産
してるけど、ふつうの人なら事件を総括しないと書けない
と思う。不屈の精神を持っていると言う人もいるかもしれないが、
倫理観が尋常じゃないくらいに無いとも見える。
858 :
考える名無しさん:2007/03/31(土) 20:30:58
立ち読みしたけど、中沢さんの学生時代のエピソードが読めたりする、
たんなる中沢萌え本のようなものにすぎないよw。本人の意図はともかく。
859 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/03/31(土) 21:57:13
中沢新一に詳しい方に質問です
1この人は何をやってる人なんですか?
2昔の人の気持ちを体験したりする人なんですか?
3今の人も昔の人の気持ちを考えなさいって事なんですか?
4死者をよみがえらせて喋ったりできる人なんですか?
5何か専念したい問題とかある人なんですか?世直しとか啓蒙をしたい人なんですか?
6いきなり「日本人」論とかしてしまう人なんですか?
7この人は天皇の祭事とかも体験できるんですか?
8この人の考えが一番わかる本はなんですか?師匠とかいるんですか?
お願いします
860 :
考える名無しさん:2007/03/31(土) 22:04:35
誰、それ。
>>859 とりあえず、質問というのは他人に負担をかけることだ
ということを覚えるといいんじゃないかな。
先生はなんでも質問しなさいとかいうけど、
本当になんでも質問すると困るよ。
検索の仕方知らないんじゃないの?
863 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/01(日) 01:09:09
ゴメス 全部でなくていいんでタノンマス
>>828 ここまで言って委員会でさりげなく中沢の悪口言っていると思ったら
こんな本出すのかよ
867 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/01(日) 02:00:25
荒らしではないですよ う〜〜〜ん
テーマのわりにこの人のフットワークをみると
どこかつるっとしてる感じがしてよくわからないのです
どこまでも七五三の雛壇の上の方の段を横すべりしてる感じなのですよ
868 :
考える名無しさん:2007/04/01(日) 09:28:40
869 :
考える名無しさん:2007/04/01(日) 10:42:51
結局島田自身、東大のなんとか特任研究員とかになって
地位も復活してきている。しかしむかしオウムで叩かれたことすら
忘れられているので、売名ということでしょう。
島田は山岸会とか、宗教団体に利用されるタイプの東大院生だった。
そういうのを利用して自分も名前を売ってきた。中沢もそれと同じだと
思いたいんだけど、実力が違いすぎる。
ジョニー大倉が矢沢永吉を告発!とか竜介が紳介を告発!とかいうのと
同じ雰囲気の本だったよ。
宗教研究って、どうしても「ミイラ取りがミイラになる」みたいなことが起きやすいわな。
10年もスルーされていたことが、
重量を伴って回帰してきた。
>>870 朝生に完全にオウムに入信した東大の人類学の教授が出たことがあったよね。
873 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/01(日) 16:30:21
フィールドワークはどこで切り上げるかわからんよね
どこまでメタにはいってけるかわからんよ 特に宗教は
874 :
考える名無しさん:2007/04/01(日) 17:40:47
>>869 島田は山岸会とか、宗教団体に利用されるタイプの東大院生だった。
実際に山岸会には入ってたんじゃないかな。フィールドを兼ねて。
島田の処女作(『意味のなんたら・・・』)に書いてあったような記憶が・・・。
>>872 朝生に完全にオウムに入信した東大の人類学の教授が出たことがあったよね。
マジ?学生じゃなく?
東大の人類学の教授なら、名前すぐに分かるのだけど。
イニシャルだけでも教えて。
>>872 教授じゃねぇよw 坂本っていう院生だよ。
やめて韓国に行ったとか
876 :
考える名無しさん:2007/04/01(日) 18:33:43
あのころの院生って、今でいうところの「自分探しの旅」ってのをマジで、やっていたからなあ。
自分の居場所を見つけると、そっちにいっちゃうんだよね。
上田紀行『覚醒のネットワーク』を読んでてもそう思う。
今の院生は研究職に就くための職業訓練って割り切っているやつが、多いんじゃね〜の。
重点化のおかげで今の院は、ただの吹き溜まり。
基本的に同意。
先日、中沢の公開対談に行ってみたのだが、
自らを被害者のような認識で語っていたのに呆気にとられた。
一時期ひどく苛められて、暫くションボリしてた、とか・・
信者、か・・。まさにその通りだな。
見なかったことにしている、のならまだいい。
参加者の大半は、本当に何も見ていないが如き無垢な目で、彼を見つめていた。
>>872 朝生に麻原が出てるビデオ持ってる。
栗本と仲良さそうにしゃべってた。
881 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/02(月) 00:43:33
結局中沢先生は単なるアホってことですか?それをアホが読んでるんですか?
文筆家として読ませるぐらいですか?
『脳と仮想』 新潮文庫版
茂木健一郎 『脳と仮想』 新潮文庫版
2007年3月28日発売
文庫版あとがき
解説 中沢新一
『ミクロコスモス』(全2冊)出るよ。
884 :
考える名無しさん:2007/04/03(火) 07:31:10
>>882 で思い出したけど、中沢氏って、他人の本の解説をけっこう書いてるよね。
吉本隆明(著)『カール・マルクス』(光文社 2006年)の解説も書いてるし、山口昌男(著)
『文化と両義性』(岩波書店 2000年)の解説も書いている。
『カール・マルクス』の解説では、例によってボロメオの輪が出てくるという。
中沢は当時オウムの修行法については分析していたはず
オウム信徒は普通は使わない「チャクラ」を使っていて、みたいなデテール。
しかし信義的には応答していたとは言えないから
島田が本を書いたのはわかるね。
島田ももっと人脈在ればな。
中沢のスケープゴートにされた感がある。
888 :
考える名無しさん:2007/04/03(火) 23:39:30
>>852に同意。
中沢の宗教の本質に対する洞察は優れてる。
倫理的道義的には問題があり、誉められた人格ではないとしても。
しかも世渡りもうまく人脈も豊富。確かに頭はいい。
島田さんは人は良さそうで頑張ってほしいんだが勝ち目はないか・・・
889 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 02:04:53
>>888 東大宗教学の天才=中沢、秀才=島薗、凡才=島田、と見た。
新春舞踏講演「精霊の王」
出演者:森繁哉(舞踏家/東北芸術工科大学東北文化研究センター教授)
トーク:森繁哉+中沢新一
日時:2007年1月19日(金曜)14時00分〜16時00分
場所:八王子キャンパス・メディアセンター4階/芸術人類学研究所
http://www.tamabi.ac.jp/iaa/contact/index.html/ なんだこれは?中沢の『精霊の王』をモチーフにした現代舞踊か?
ますます梅原猛に似てきたな。
梅原も晩年は、舞台劇「ヤマトタケル」の脚本を書いていたしな。
890 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 02:40:07
オウム問題について中沢新一は随分バッシングされたが、浅田彰と雑誌『諸君』で
対談したり(浅田と中沢があんな雑誌に登場するのが驚くべきことなのだが)、
筑紫哲也ニュース23で登場したりで、色々弁明する機会は島田に比べてあっただろうと
思う。
中沢とオウムの関係については、オウムの一方的な片思いという印象。
宗教はそれ自体本質的に恐ろしい要素を内包している。それを対象とする中沢の著作から
その恐ろしいところを抽出しようと思えばいくらでもできる。
とはいえそれを以ってサリンをばら撒いたり、その他凶悪犯罪を連続したオウムの責任を
中沢に帰すことは無理があろうと思われる。
結局は犯罪を犯した者自身に問われるべき責任だろう。
もっとも、中沢が必要以上にオウムにコミットし、オウムの犯罪体質を援助・助長または促進
するような言動を繰り返ししていたというのであれば、そのことに関しては謙虚に自らの言説を
省みるべきかと思われる。ただこれも相対的なものであって、どこまでを積極的なコミットとみなすかは
評価する者の主観に依存するのであって、責任論として決定的なことまでは言えないだろう。
やはり私にとって中沢新一は、あの名著の誉れ高い『森のバロック』の著者中沢新一なのである。
あれほどの本を書き上げるとは、中沢新一は只者ではないとの思いと、ただこの本を書き上げたという
ことからくる尊敬の念が沸き起こるばかりだ。
宗教に対する洞察が優れているとか、
島田が凡才で中沢が天才だとかいうけど、
山口瑞鳳らの学問上の批判もスルーし、
http://www.asyura.com/sora/bd12/msg/527.html レーニン本についてもジャーナリストの岩上あたりに
までそのいい加減さを指摘される中沢さん。
以前、真実?と真理は違うとか言ってたけどw。
ここでマンセーしてるやつは、本当に内容を吟味した
上でマンセーしてるのかな。自然科学にしろ社会科学
にしろ真実のレベルは確実にこなした上で、超人的な
「天才」がいるわけだけど、宗教学ってのは「よさげ」なら
なんでもいいのか?
892 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 12:35:08
宮崎哲哉が仏教語っても何の説得力もない。宮崎の一番説得力がない部分だよね。
893 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 12:55:21
いや、だから、誰が批判したとかは究極的にはどうでもよくて、
批判されたらそのことについて訂正なり反論なりしながら
発展していくものが学問ってもんでしょ?てこと。
批判への反応が「いじめられていました」じゃあ
学問じゃないでしょ。ましてや保身のためにデマを
垂れ流すなんて、お釈迦様でも許さないよw。
事実に基づき論理的な言葉を紡げるのであれば、
宗教学者だろうが時評家だろうがジャーナリストだろうが
誰でも参加できる、というのが本当の学問。
895 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 14:43:46
仏教学会で幅利かせているやつなんか一々構ってもしょうがないよ。
「実証的に」「文献学的に」仏教を研究しろ、なんていったら残るものは
最初の仏典だけ。あとはみな後世の人間が作ったものなんだから。
>事実に基づき論理的な言葉を紡げるのであれば、
宗教学者だろうが時評家だろうがジャーナリストだろうが
誰でも参加できる、というのが本当の学問。
仏教はそんなもんじゃない。それに宮崎は知識そのものもお里が知れる
孫引き、浅薄。「誰でも参加できる本当の学問」なんてそんなものはたわごと。
2ちゃんねるだろそれは。そもそも、麻原が在日だとか部落だとか言うのは、
そういう2ちゃんねる言論でもよく言われていること。
896 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 14:51:34
そもそも中観思想を発展させるものとして華厳が出て、さらに密教が出て・・
というのが、仏教の「発展」であって、その過程では「かくのごとくに我は聞いた」と
アーナンダが言ったことにすれば経典を作ってもいい、というのがあった。
しかしそうやって発展したものがたとえば「中論」なんかで展開されていた
抽象的で論理的な議論と比べてどうなのか?ということを論じるのであれば
それは「論理的」だ。しかし仏典が「偽書である」なんていうのは当たり前の
ことで、仏教者が何に主に依拠してやっているかという宗派上の問題に過ぎない。
日蓮宗が「禅天魔・・・」とか何とか言って他宗派を攻撃したみたいなことが、
仏教の発展であって、それが「誰にでも参加できる」世界だというのは認識が
甘すぎる。無益な軋轢を生むだけ。
>>895 なんか山口に対しての批判の話と中沢に関する話が混乱している
感じがするが、一応議論に付き合えば、最初のパラグラフについては
山口がそんなことを言っているとしたら、それをあなたなり中沢なりが
堂々と批判すればよい。学会で幅きく人だったら、学会で相手にも
されない人より影響力大なんだから、間違っていたら批判せねばw。
あと、「〜であれば、〜誰でも参加できる」と書いたのに、前半の条件部分
を平気でカットして、後半だけ批判する。あなたに論理性がないのは分かった。
まぁ仏教と仏教学の区別もできてないようだし。
最後の一文は、「だからなに?」w
>>896 同じ人なのか分からないが、誰にでも参加できるといったのは、
学問の方で、仏教・宗教のほうじゃないからね。
冷静になろうねw
つまり、中沢信者というのは、わけがわからなくなっているということだな。
900 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 15:24:02
まず、仏教と仏教学の区別とやらを聞かせてくれw
仏教じゃない仏教学があって、それが「論理的な言葉を紡げれば
誰にでも参加できる」なんていってるのはお前の勝手な定義であって、
仏教学会がそんなものであるはずがないし、仏教の、それも密教が
そんなものでないことは言うまでもない。
仏教学会の山口がそんなことを言っていようと、社会的には影響力は
皆無なのだから、放置しておけばいい。
901 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 15:29:15
仏教学会であれ何学会であれ、
「論理的な言葉を紡げれば 誰にでも参加できる」
なんて学会がどこに存在するのか?それ相応の教義の知識や
語学的修練や会員からの紹介や経歴があって、やっと発言権を
得られるものに決まっているだろう。しかもそこのやつと論争して
折伏(?)しろとか無責任なとんちんかんなこといってるんだからなw。
大笑いだ。
902 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 15:31:40
でなおかつ山口自体が第三者からすでにさんざ批判されているのに、
このうえ何をさせたいわけw?支離滅裂の知ったかぶり。
>>900 えーっ!宗教と学問の違いも分からないの?
なんだかつまんない奴を相手にしているとは思っていたが。
百科事典レベルじゃなくても国語辞典にも載っているよ。
仏教学は、最終的には、仏教を対象化・相対化して研究するものでしょ。
ネットの国語辞書でさえ「信仰の立場を離れ」と書いてある。
仏教の信徒で本当の意味での学問をしてない人にとって、仏教は
信仰の対象だから対象化とか懐疑的手法をとれないわけ。
あなたがいろんな意味で信徒なのは分かったよ。w
今の仏教学会も似たようなものだという指摘が
>>900 の意味ならば、それは分かったw
それと他人に質問するまえに自分の発言に対する批判や質問
にはきちんと受け答えしようなw 自分を省みないと中沢先生
みたいになっちゃうぞ。
>>901 事実に基づき論理的な言葉を紡ぐ、と書いたんだから、
事実の中に知識は含まれるわけ。「事実に基づき」
を勝手にカットしてるけど。
どうも宗教大好きな人は、相手の議論を矮小化したり
条件を平気で変更したりして、批判するねw
ま、やってることは学問じゃなくて宗教なんだろうけど。
それと発言権もなにも学会に入らなくたって
「学界」やそこの大物に対して批判することは
できるに決まっているよ。ましてあなたじゃなくて
中沢さんなら書かせてくれるところはいっぱいあるしね。
批判されたら反論すればよろしい。
それに学問が事実と論理、知識と能力を持っている
「他者」に理解されないならば、それは学問じゃないよ。
ま、いいや。どうやら二人でしゃべっているようだし、
こちらは相手が見切れたような気がしたので、
これで終わりにするよ。じゃぁな。
原典しか認めないというとオウムと似て来るわけだが(笑)。
昔哲学版に中沢新一と名乗るやつがいたが、あれは本人なんだろうか。
日本文化チャンネル桜は、平成十九年三月三十一日をもってスカイパーフェクTV!Ch.767における
24時間放送を休止し、同Ch.241「ハッピー241」の夜の時間帯で放送を続けることになりました。
※「ハッピー241」での放送時間(4月1日?)は、以下のとおりです。スカイパーフェクTV!
の受信環境があれば、どなたでも無料でご覧になれます。
【月?金】18:30?21:30/23:00?24:00
【土・日】21:00?24:00
http://www.ch-sakura.jp/index.html
908 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 18:46:57
中沢批判本、イマ読み終わりましたです。
「島田君、(君はやっぱり○○が足りないんだよね)絶交だよ」
さて、○○とは?
909 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 18:57:56
>>904 反論になってない。「事実に基づき」を入れたからどうたっていうんだw
「事実に基づき論理的な言葉を紡ぐ人」なら誰でも参加できる学会がどこにあるか
言ってみろw 涙目で主張を摩り替えて取り繕っているのがバレバレですね。
俺がいいたいのは、お前が「仏教学会」というのを学問の世界だから、
「事実に基づき論理的な言葉を紡ぐ人」なら誰でも参加できるものだ、と勝手に
思い込んでいるようだからその点を確認したまでのこと。「仏教学会」がそんな
客観的なものだと思っているなら現実とはまったく違う。
そもそもお前に仏教に対する素養や教養などまったくないだろうがw。
みっともない子供だねw
>>908 なんか「ぴったしカン・カン」みたいですねw
ホニャララ、ホニャララw
おお、島田本効果でなんだか賑やかになってきたじゃない。
ぴったしかんかん、・・・ってどんだけジジイなんだよw
912 :
考える名無しさん:2007/04/04(水) 22:15:33
>>908への答案
自信あり
運動神経、あるいは思考するティンポ
>>909 こいつは学会と学界の区別も怪しいな〜w
>>894の元の書き込みでは、学問へ参加できると書いてあるのに、
勝手に学会入会の話にしてるな。ま、馬鹿なんだろ。
915 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:34:30
913 :考える名無しさん :2007/04/05(木) 00:29:39
>>909 こいつは学会と学界の区別も怪しいな〜w
914 :考える名無しさん :2007/04/05(木) 00:35:37
>>894の元の書き込みでは、学問へ参加できると書いてあるのに、
勝手に学会入会の話にしてるな。ま、馬鹿なんだろ。
学部生の子供が一人で何か書いてるね。仏教学会に部外者が
外部から物言って意見を変えさせて、「学問を発展させる」だってw
学会にも入れないやつがそこで幅利かせているやつの意見を変えさせる
ことなんて出来るわけねーだろ、バーカw。
しかも宗教者として物言うというわけでもないんならなおのことだw
2ちゃんねると現実の区別がついていない子供w
917 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:38:54
お前だろボケw
918 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:39:36
てめえは早く「誰でも参加できる学会」を一つでもあげて見ろw
そもそも学会なんか入ったことないだろw
919 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:40:27
そもそもお前『中論』読んだことあるか?
920 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:42:50
学会と学界の区別、とか仏教と仏教学界の区別、とか勝手に
自分ルールつくって必死で自尊心を維持しようとしてんじゃねぇ、このカスw
そもそも仏教自体についてお前が何をわかって何をやったんだ?あぁ?
読んだ仏典挙げてみろw
921 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:45:22
学会では相手にされないが、「誰でも参加できる学界」で高い評価の人間
っていうのがお前の脳細胞の中にはいるんだろw?仏教界で一人挙げてみろ、
このカスw
ただし「客観的でない」宗教者は除くってことだな。お前の定義によるとw
922 :
916:2007/04/05(木) 01:46:03
おいおい、そう誰にでも噛みつくものじゃないぞ。お前には同情してるんだから。
とりあえず、心を静めて、相手とか自分の書き込みを読み直してごらん。
このままじゃ中沢ファンまでおかしいと思われてしまう。
923 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:47:23
他人のふりすんなカスw中沢新一は関係ない。
お前がこの知ったかぶりのカスの肩持つなら代わりに答えろ。
>>923 ケンカ売るなら少なくとも相手が今までのやつと同じやつか、違うやつか、認識を定めてから
が良いんじゃないの(笑)。わずか二行の中に矛盾が現れているよ。
それとスッパニパータなどの原始仏典でも粗暴な言葉遣いは慎むように書いてあるでしょう?
汚い言葉を使うものじゃない。自分のコンプレックスがにじみ出てしまうよ。
925 :
考える名無しさん:2007/04/05(木) 01:57:52
通りすがりの感想
哲学徒って、他者の人格を尊重する人が多いのかと思っていたけど、
そうでもないのね。
。
仏教の精神を忘れないでねw
おお、なかなかナイスな燃料投下だね
しばらくはこのスレのプチ祭りが続きそうだ
929 :
考える名無しさん:2007/04/06(金) 04:26:14
>>929 その弁護士に評価されている岩上氏の指摘なんかを
もとに中沢信者を刺激したら、仏教徒らしからぬ言葉でw
誰彼かまわず噛みつくようになったわけだな。
批判されただけで、周囲を敵視してしまうって…
オウムそのものじゃん!w
なんか見たことある展開だな。何年振りだろう。
また中沢本人が来てたのか?
932 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/06(金) 23:45:32
こいつなんで1、2万人死なないと。とか言ってんの?テロル擁護すれば
なにか注目されるとでも思ってるのか?覚醒者は何やってもいいのか?
頭おかしすぎるだろ?こいつは絶対に酔ってるよ
周りの盲目的な信者がこいつをして秘儀的な思想こそ上位概念とさせたんだ
コイツの仏教なんかそこらのおっちゃんのたわごとだろうがよ目を覚ませ
学者でもなんでもない現代のグルイズムだ グル崇拝でなにが生まれるんだ
グルも堕落していくだけだ思想も堕落するだけだ
世界を愛してたら世界をぶっ壊していいのか?
犠牲になった方は「日本社会」でも「俗」でも「穢」でも「世界」でもない
人間だ ゆらいで明滅する人間だろうがよ 俺たちはみんなひとしくこの世に
生を受けた人間だろうがよ だから修行したんだろ?このおっさんもよ?
俺たちは人間だ 人間なんだ 俗でも社会でもない
一人一人悩み苦しむ人間なんだ
933 :
考える名無しさん:2007/04/06(金) 23:54:24
↑そうかそうか。
934 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/07(土) 00:10:22
質問いいすか?
仏教てそんな難しいものなんですか?正統な仏教とかは
今なにとされてるんでしょうか?聖書みたいに至上の経典があるわけでは
ないんですか?
935 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 00:30:00
>>934 日本仏教では法華経が経典の至上に挙げられることが多いよ。天台大師智(ちぎ)は五時教判を説いて法華経の教えの中心に添えていたしかの日蓮に至ってはもはや他の教義を赦さない程だったから。本当に深いことは深い。道理的にも説話的にも
936 :
五時教判:2007/04/07(土) 00:40:11
釈尊は初めに@華厳経を説かれたが内容があまりに難しく幽玄なものであったため方便を用いてA阿含を次いでB方等(無量寿経等)、C般若。臨終近くにD法華、ねはんを説いた
>>935 法華経て
「法華経は素晴らしい」
「誰某は法華経を唱えて仏になった」
とひたすら書いてあるんだよね。
どこが深いの? 大体これ読んでどうすんだよ?!
938 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 00:51:02
>>937 違う。方便品と観音経(普門品)だけでも読んでみ。それから「一念三千世界」で検索して解説読んでみるとわかるよ。優れた道理が説かれている。ホーホケキョウ
939 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 00:51:03
最大宗派、浄土真宗では法華経より重視する経典がある。
940 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/07(土) 01:17:35
なるほど 宗派や理解力や状態に応じて変わっていくんですな
そして対立もあると・・・大衆向け 入門 覚醒用 世直し人用
とあるんですか?その基準は誰が決めてるのでしょうか?
五時教判とかマジで信じてる人っておじさんおばさん世代までだろうね。
今では教科書にすら釈迦が法華経説いたなんて書いてない。
というより釈迦は説いてないという書き方になってるよ。
創価のみなさんごめんねw
943 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 02:03:03
>>939 日本最大の新興宗教団体、創価学会では、法華経が経典の至上に挙げられることが多いよ。
944 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/07(土) 02:23:58
釈迦の説法を聞いた人がいろいろこんなん聞きましたとか
書いて解釈で揉めてるってこと?修行法でもめてるの?
キリスト教とかと同じパターン?
945 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 02:59:45
キリスト教とかと同じパターンですが、
ただ、キリスト教はイエスの死後400年後に公会議を開いて、
「正典」を教団の権威の下で選定しました。
それ以外の経典は外典として排除されました。
仏教では、そういう会議はなく、百花繚乱。宗派ごとに根本経典が違う。
さらに、中国や日本で作られた偽経もたくさんある。
>>938 ウェブで見るまでもなく通読して蔵書にあるんだが、
一番目立っている自己言及ぶりを看過して
部分を読めと指示する理由を聞きたいもんだね。
創○学会もそうしているようだが、何ゆえ?
>>944 経典のほとんどは後代の人が釈迦のお弟子さんが発展させたものを釈迦の言った事と間違って伝えたものや釈迦が言いたかったのってこういう事じゃないかな?
と思った事を釈迦の名前で書いたものです。
948 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 06:48:14
>>939 浄土真宗では浄土三部経(無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経)が教判だよ。法華経は道元など禅宗者もよく取り上げているし親鸞なんかも言及している。あと日蓮宗以外にも融通念仏宗は華厳経、法華経を正依に浄土三部経を傍依としている。
中沢さんの本を読んで気持ち良くなるのが目的なので、あまり
水を差さないで下さい。醒めちゃうので。
950 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 12:17:02
もしも中沢新一が東大教授としてオウムを擁護していたら
大変なことになってたかも、、、
952 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/07(土) 16:27:34
>>949中沢の本がいけないわけではないよ 彼は優秀な学者であることに
間違いは無い 文章も美しいし魅力的だ 民俗学も人類学も否定されるべきでない
ただ島田氏とか世間からの批判を答えるべきじゃないのかってことよ
苛められてます じゃ駄目だろう 陰謀論めいたこというなら
思うに至った確証なりを提示してくださいといいたいし世に発表すべきだろ
そもそも資本主義がなんで発達したのかはいろんな語り口がある
ホッブズロックからなる自然状態が重要だとか
消費されない蓄積される富の増大だとか
貨幣の発明や市場の発明だとか
一神教の契約の概念が売買取引の契約に重要だとか
ウェーバーのようにプロテスタントの予定説が重要だとか
ナポレオ支配による私的所有権の大衆理解や
為替制度の発達や簿記の発達などテクニカルな発明が重要だとかいろいろいわれてる
「煉獄」の発明が利殖行為を肯定するのに重要だというのもわかる
しかし霊的なタームでのみの説明に重きを置きすぎていると私は思う
これはどの場面においても中沢氏に一貫する姿勢だと思う
そしてこれは霊的なものに自覚的でない人間にたいして危険であるとも思う
私は資本主義は生贄や捧げ物など霊的なものへ捧げる富と
所有する富の量のバランスの均衡が崩れた所に発生の契機を感じる
「生」と「死」の価値の変換が行われたところに発生があると思う
霊的な説明はあとから付随する現象であると思う
しかしこれも一つの持論にすぎないのだ
その持論でもって全てを説明するには至らないことは明白である
そのような唯物論的立場から霊的なものを二次的に見るというありきたり
な思考をのり超えなさい。もっと高い境地に立ちなさい。
954 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/07(土) 17:09:57
どうようにすればその境地にたどりつくのでしょうか?
ご教授賜りたいです
955 :
考える名無しさん:2007/04/07(土) 19:20:56
194 痛い奴。そもそも教えて君なんだから陳腐な長文書くなよw。
徹底的に場の空気が読めない人間だな。
唯物論的な聖霊論を練り上げようとしてきた中沢のスレに
仏教系の新興宗教のただの信者が来ている気がするんだが。
唯物論的という言葉の意味分かって言ってます?
>>958 ここは哲学版なんだから、君みたいな学会のお子様が
全能感を見せびらかす場所じゃないんだよね。
宗教板に行きなさいな。
>仏教系の新興宗教のただの信者
中沢には相応しい人材だなw
>>959 出た!「学会」厨w しかもまたまた的外れ。
唯物論は宗教板じゃなくて哲学板だろw
>仏教系の新興宗教のただの信者
957は仏教系新興宗教信者レベルのヲタなので相手にしないでください。
>>960 〜
>>962 霊性男の自演orz
んで、そろそろ島田本のまともな感想が出てきてもいい頃なんじゃないかと。
太田との憲法本で中沢厨になった連中はいずこ?あと『森のバロック』マンセーな人とか。
964 :
考える名無しさん:2007/04/08(日) 13:32:17
島田本の感想。2ちゃんねると同じで、何か言って目立つとかならず攻撃
するやつがいる。発言を流用したり悪用したりするやつもいる。
それが人生ですねぇ、というだけの話。
行き倒れの人がいてもまったく気にも留めないような文明が、インドやネパール
やチベットにはあるし、そういうところが倫理について考えていないかというと、
そうでもない。
近代ヒューマニズム的なオキャワイソー感覚が、一面的なものでしかないということも
あるのではないか。
965 :
考える名無しさん:2007/04/08(日) 17:17:06
どっかに島田本の概要とか載ってないかい。
なんか俄然興味がわいてきた。
ああ、高橋君に言った言葉だったんだ、彼は、今、何してるんだろ
立ち読みだけど、島田裕巳の『中沢新一批判』の感想。
出版のタイミングは納得できる。『幸福の無数の断片』や『三万年の死の教え』の頃と似た
「メディアの寵児−中沢新一」が復活してきた時期だったからだ。
『精霊の王』『フィロソフィア・ヤポニカ』『カイエ・ソバージュ』などの地道な労作を
書き続けていれば、批判本のインパクトは5割方以上は減衰していただろう。
内容的には、『虹の階梯』の成立過程のテキスト・クリティークが面白かった。
要するに、この本が出版された段階では、中沢のチベット語学力と修行の度合いは、
同書を成り立たせる水準では無かったということを、ほぼ論証している。
早い話が、共著者のラマの講義本の英語版草稿を中沢が美麗に脚色しつつ日本語訳した本だった
ということ。
個人的には、オウム問題については、「尊師のニヒリズム」で中沢新一は十分に総括を終えている
と思っているので、島田氏の「こだわり」には共感できない。どちらかと言うと、読んで後味の悪い
告発本の類だと思う。しかし、最近また派手に活動し始めた中沢氏に対して、嫉妬まじりで
こういった批判本が出ることは、十分理解できるし、今後もまた繰り返されるだろう。
971 :
考える名無しさん:2007/04/11(水) 21:59:52
『ミクロコスモス』面白い。『カイエ・ソバージュ』級の代表作の一つになるだろう。
フムン。実は小説だった、というのは嘘ではなかったんだな。
973 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/12(木) 01:08:19
中沢は最高の思想家だな ミクロコスモスは凄い
大型書店では、版型が同じだということもあり、『ミクロコスモス』T,Uと、
『中沢新一批判』が仲良く平台に並んでいて、思わず笑いを誘う。
批判本冒頭で言及されている「中沢新一の復権=またぞろ調子に乗りやがって」
の象徴のような書物が『ミクロコスモス』だからだ。
俺はわりかし中沢新一は好きだが、こんな書き飛ばしの頼まれ原稿の寄せ集めを
麗々しくパッケージングして、砂糖菓子みたいに売り出すのも、それを買って
ろくに読みもしないではしゃいでいるファンというのも奇態なものだと思う。
賭けてもいいが、こんな連中は絶対に『フィロソフィア・ヤポニカ』も『精霊の王』も、
それどころか『芸術人類学』すらも「通読」してはいない。
島田は『中沢批判』の中で、中沢の書物に頻出する「潜在性」の意味が不明だと言っている。
むろんこれは、ドゥルーズ哲学における「潜在性」とほぼ同じ意味合いで使用されて
いる語彙だ。島田はドゥルーズには全く言及していないが、これは不自然極まりないことで、
例えば『森のバロック』で展開されている熊楠マンダラの解釈は、まるっきりドゥルーズからの
剽窃である。
はっきり言って、中沢の言説の半分以上は、ドゥルーズがあれば本質的には不要なものだ。
少なくとも『森のバロック』まではそうだ。ネタは割れているが、トッピングは巧みというに
過ぎない。同様に断言してもいいが、『カイエ・ソバージュ』の読者で、翻訳でもいいから、
ラカンの『エクリ』『セミネール』、レヴィ=ストロースの『やきもち焼きの土器つくり』『神話論理』を
熟読玩味している人は、0.5%に満たないだろう。
だから中沢新一の「商売」が成り立つ。逆に言えば、海外に翻訳される価値がある中沢の書き物は、
最大限好意的に見積もって、チベット密教についての釈義の類いだけだろう。
975 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/12(木) 02:57:14
俺クラスになると中沢読まずに中沢絶賛できる 無論ミクロコスモスも読んでない
アマゾンで序文を読んだのみで絶賛できる 表紙の絵が最高だ
>>974 >チベット密教についての釈義
つーか、これが一番日本の印度(チベット)学者から学問的に
叩かれてるんじゃないの?
977 :
974:2007/04/12(木) 07:24:56
>>975 何クラスだか知らないが、田舎者の引きこもりニートは黙っていろよ(笑)
>>976 チベット密教+レヴィ=ストロース+ドゥルーズ=中沢新一なのだから、
「修行者/弟子」を自称できるチベット密教しか、残り得ないんじゃない?
少なくともゾクチェンに関してだけは、一次資料と言えなくもないんだし。
井筒俊彦もその点を評価したのだろうと推察できるしね。
978 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/12(木) 10:10:44
979 :
考える名無しさん:2007/04/12(木) 12:04:36
>>974 勝手に断言してるけど、俺はもちろん全部通読してるよ。
ドゥルーズと中沢は違うだろ。ドゥルーズの「狼人間」の話と
中沢の神話的な動物についての考え方はまるきり違う。
ドゥルーズは動物性を人間の下位に位置付けて、そのうえで潜在性を
そこにみようとしているけど、中沢がvirtualiteとしてみようとしているのは
むしろ水平的な関係。
ドゥルーズは説明の方便としてでてきただけで、中沢の一番基底にあるのは
子供時代からある、生成する質料みたいなものへの関心だろうに。
「蜜蜂の巣」の話だとか、さりげなく書かれたものにそういう主題を読み込むの
でなければ、読めた事にはならない。ただ、お前がマニュアルとしてドゥルーズだけを
読んで、分かった気になっているだけだ。
980 :
974:2007/04/12(木) 19:36:48
>>979 まずのけぞったのが「ドゥルーズの「狼人間」の話」という箇所。
『千のプラトー』に「狼男」についての言及があるが、これは実在した
フロイトの患者のあだ名だ。精神分析批判の文脈で登場する人物なので、
文化人類学的な文脈で言及される中沢新一の「中沢の神話的な動物に
ついての考え方」なるものと関係するはずがない。
その次の三行は全く意味不明なのでコメントは差し控えるが、
ドゥルーズの「潜在的なものの現勢化」の意味が全く分かっていない。
これは、「可能なもの」という概念のカテゴリーを廃絶するために
導入された、ドゥルーズの存在論のキーコンセプト。
とにかく何でもいいからドゥルーズの入門書なり、原著なりにあたってくれ。
第二段については、まさにその「生成」についての哲学者が、ベルクソニアン
としてのドゥルーズであることに注意されたい。
残りの三行は単なる罵倒なので無視して、一言付け加えさせてもらえば、
『フィロソフィア・ヤポニカ』を本当に通読したのなら、ドゥルーズの存在論と
中沢新一のそれとの間の影響関係について、誤解の余地は無いはずだ。
何のために俺が「チベット密教+レヴィ=ストロース+ドゥルーズ=中沢新一」
なんて自明の図式を書いたか少しは考えてもらいたいもんだ。
中沢のラカン理解の欠陥はあまりに有名だが、あえて中沢ファン向けに言い直せば、
上記の三項目は、「ボロメオの環(三位一体モデルね)」を成している。
つまり、どれが欠けても中沢新一の言説は成立しないし、重点をどの二項の関係に
置くかで、重点が大きくシフトするということ。
だいぶん挑発的な物言いをしたことは申し訳なく思うし、
>>979が真面目なのは
分かったかから、まあ別に誰もが同じ意見を持つ必要も無いわけだし、
ご自分の関心に沿って勉強して下さい。俺もそうするし(笑)
981 :
考える名無しさん:2007/04/12(木) 20:46:05
>まずのけぞったのが「ドゥルーズの「狼人間」の話」という箇所。
『千のプラトー』に「狼男」についての言及があるが、これは実在した
フロイトの患者のあだ名だ。
これはミルプラトーでドゥルーズが動物性と人間について書いている
場面なので、大いに関係しますよ。ドゥルーズと中沢の相違が端的に現れて
いる場面じゃないか。
>ドゥルーズの「潜在的なものの現勢化」の意味が全く分かっていない。
これは、「可能なもの」という概念のカテゴリーを廃絶するために
導入された、ドゥルーズの存在論のキーコンセプト。
これも百も承知。お前が三行理解できないといったところが重要で、
これが分からなければ彼が最近語っている「対称性」の概念が理解できる
はずがない。ラカンの理解にしても、中沢は意図的にイマジネール(想像界)
の解釈をラカン自身とは変えて語っており、しかも肯定的に語っている。
その場合イマジネールは流動的知性と結びつけて語られ、これは自然と人間
との間に「対称性」を見出そうとする原初の神話的想像力であるとされる。
ドゥルーズのヴィルチュアリテの議論はもちろん評価しますが、潜在性の
ニュアンスが強すぎて彼自身の議論がポシビリテとあまり変わらなくなっている。
二元論的な際どい対立になりすぎている。
そういう議論はピエール・レヴィもセールからの議論と結びつけてやっているけど、
彼の場合はネットワーク論と結びつけてやっており、むしろアクチュアリテのほう
から発想するという立場を採っている。中沢もラトゥールとか、セールの弟子の
流れを吸収しながら最近は論じていて、「技術的対象」だとか、「庭園」だとか、
あるいは「十一面観音」(!)そうしたアクチュアリテが結節する場所を見出そうとして
いる。
982 :
考える名無しさん:2007/04/12(木) 20:54:46
それらの結節点では、むしろネットワークを修練させたものとしての
水平的結節が見られるのであり、そうしたものに自然と人間の二元性を融和させる
方法を予感しようとしたり、人類の神話的な想像力にそうした二元性の背後に
控える第三の場所を見出したりしているのが中沢。こういう発想は、ドゥルーズにはない。
『フィロソフィア・ヤポニカ』は、俺はまだ評価しない。田辺流の質料主義はまだ
二元論の色彩が強すぎる。質料的なものを生成と結びつける視点は、中沢の場合
子供の頃からものであり、それが時々ベーメについて語られたりレーニンについて
語られたりするわけだが、ドゥルーズに学んだというわけではない。ましてやベルクソン
からお勉強したわけでもない。だから剽窃呼ばわりするのはとんだお門違いで、思い上がり。
大体お前学問が古臭すぎw
983 :
考える名無しさん:2007/04/12(木) 20:55:12
苦笑
984 :
974:2007/04/12(木) 21:31:18
>>981 レスありがとう。成る程、君の言いたいことは大体分かった。
以下は、おそらく解釈の違いに類するものなので、まあこんな見方も
あるんだな程度に読み流してください。
まず第一段落について。『千のプラトー』の当該プラトーは、俺には
精神分析批判の文脈で、ベルクソン的な生成変化(動物になること)を
打ち出したところだと思える。神話的思考とは関係しないと言い切っても
別段文句は出ないと思う。しかし、示唆してもらった考え方はユニークなので、
機会があれば、丁寧に再読してみるよ。
「三行理解できないといったところが重要」というのは、神話的想像力の働きにおいて、
動物と人間は相互に交換可能な項(対称性を持つ項同士)だと中沢は主張しているから、
つまりこれは、動物と人間とが「水平的=対称的=交換可能」なのだ、それに反して
ドゥルーズはいわば階層性を導入していて、そこが中沢と異なる、という意味だね。
潜在性は「深層」ではないので、ドゥルーズの思考が階層的という解釈には賛成できないし、
レヴィ=ストロースに依拠している主張がドゥルーズにも関係するという解釈にも賛成できない。
ただし率直に言って、マテ・ブランコなんかまで援用して「対称性」を強調する近年の中沢が、
『森のバロック』までとは異なる思想を持ち始めた(端的に言えば、スピノザ−ドゥルーズのラインから、
レヴィ=ストロース−ミルズ−ブランコのラインへの移行)とは俺も思うので、
この点、自分なりに関心がある。ので、今『神話論理』と『無意識の思考』を読んでいる。
俺が中沢のラカン理解の欠陥と言ったのは、むしろ「現実界」の解釈に関わる。
ラカンにおいて、「現実界」が見出されるのは、あくまで「象徴界」への参入後なわけ、
論理的に。これは譲れない一線なんだけど、中沢は「現実界との真実の性交」とかなんとか、
ダイレクトに「現実界」に触れることができるかのような言説を「ラカンの名の下に」
振りまくから問題視されるわけ。むろん、盲目的な中沢ファンは、これをチベット密教の
修行からくる認識と解釈する。俺はこれは危険だと思う。
セールについては、精読したことがないので、俺には何とも言えないな。
示唆してくれたことには感謝する。
985 :
974:2007/04/12(木) 21:48:27
蛇足ながら付言しておけば、俺は学問に新しいも古いもないと考えている。
「新しい」ということは、「いずれ古くなる」ということだ。
従って、新しい学問に依拠していると主張する人は、いずれ古くなる学問に
依拠していると主張しているわけだね。悲惨な話だ。
問題は、新しい、古いではない。思考の徹底性だ。スピノザもベルクソンも
古くなるというような性質のものではない。中沢で俺が評価しているのは、
「古いものにも」からも、いわば滅びない観念を取り出してくるところだ。
従って、「お前の学問は古い」などと中沢の愛読者に言われるのは、
気持ちとしては残念で、深い落胆を中沢ファンに感じるね。
986 :
194 ◆JMEUe1jdXc :2007/04/13(金) 21:26:41
負けを素直に認めろよ
194 ◆JMEUe1jdXc って読解力のかけらもないのな
>>984は、
>>981の言っていることを殆ど否定してるじゃん
単に言葉使いを丁寧にしただけで、それは一応対話の相手として認めたってこと
194 ◆JMEUe1jdXc は一度もまともに相手にされてない
当たり前だけどね、自分のポジティヴな見解は何も書けない白痴なんだからさ
988 :
考える名無しさん:2007/04/13(金) 23:10:43
982だが、可哀想だから放置しておいてあげているだけでいくらでも
反論できますよw 大人気ないからしないだけで。
たとえば
>むろん、盲目的な中沢ファンは、これをチベット密教の
修行からくる認識と解釈する。俺はこれは危険だと思う。
こんなのとか
対称性をレヴィ=ストロース由来のものと考えているあたりとか、
しかもそれを戯画化された構造主義(ソシュールのアナロジーとしての
構造主義)にしちゃっている点とかw
なんでもかんでもフランスから引っ張ってこないと物が考えられないと
思うのは大間違いです。自力で考えられるんだよ。ただ説明の方便でつかっているだけ
です。
来週11時からNHKに中沢さん出るよ〜
>>974も
>>981もなんとか理解できる程度の俺には、こういう真面目な議論は
歓迎したいな。罵倒で始まったのは残念だが、ちゃんと話がかみあったのは良かったし、
さすが。俺の中沢新一への一番の興味は(まあ平凡なものだが)、あまりにも矛盾の
ひどい現代の世界の矛盾(大きく出るのを許してくれ)に対して、社会システム
だとか、世界を外部から変えるのではなくて、宗教家として、われわれの意識の方を
変えてゆくことによって対処していこうとしている点にある。ただし、教団をつくったり
しないで、また簡単に「意識革命」とか判りやすいことは言わないで、孤独に。
だから、あくまでも世界をかえていこうという意思はあるのだから、毒があるのは
当然だし、非難されたり、敵をつくったりすることもあるだろう。ただ、「知との
軽やかな戯れ」だとか、そういうのは、たぶん中沢が本当にやりたいことでは
ないと思う。まあ、俺の興味は、そんなところだ。
991 :
990:2007/04/14(土) 01:01:23
ああ、我ながら酷い文章で嫌になる。「矛盾」が重なっているし。
ちょっと
>>976で気になったので。
中沢以前には、もちろん日本にチベット仏教学者がいなかったわけではないだろうが、
たとえば「ゾクチェン」なんていうのも、専門家にもその存在すら知られていなかった。
河口慧海のチベット仏教の「理解」が、ひじょうに誤解に満ちていたというのも有名だ。
だから、本格的なチベット仏教の研究が始まったのは殆ど「中沢以降」といって良いし、
ましてや日本でチベット仏教が広く知られるようになったのは、まったく中沢のおかげと
言って良いのだ。
それは褒めすぎ
993 :
考える名無しさん:2007/04/14(土) 09:17:52
994 :
974:
スレッドも残り少ないので簡潔に。
>>988 中沢の「現実界」の解釈がおかしいのは明らかなので、この点撤回する
必要を認めない。「レヴィ=ストロース−ミルズ−ブランコのライン」と
明記したことに留意されたし。対称性の思考についての
>>988からの批判は、
例えば『芸術人類学』のP.39からp.49までを読めば書いてあることで、
それは俺も分かっている。だが、中沢にとってはやはり、マッテ・ブランコ
よりレヴィ=ストロース(『神話論理』)の方が、「対称性人類学」を構想
するにあたって決定的に重要だったと俺は判断する。字面をそのまま読むのが、
「読むこと」であるわけではない。あと、下らないナルシシズムに耽っている
暇があったら、勉強したほうがいいと思う。
>>990 ある思想家(この場合は中沢新一)を読むにあたって、その本来的なモチーフ
から理解を進めていこうとするのは、正当な姿勢で、その点賛同する。
書かれている「中沢新一の本来的なモチーフ」は、そのまま島田の『中沢批判』本への
反批判になっていると理解した。それが真実かどうかは、中沢の愛読者ではない
俺には、最終的に判断することはできないが、
>>990にとって善いことであればいいと思う。