今回は Heidegger の Sein und Zeit を マターリ 読みます。
参考書とかは極力用いず、Heidegger で Heidegger を読むという姿勢を
貫こうと思います。また、Sein und Zeit の中で、Husserl 現象学がいかなる
役割を担っているのか、これも問題にしていきたいと思います。
われわれの目的は、Heidegger の思惟の道を追想し、それを自己のものとして、
われわれ自身の哲学的探究の糧とすることにあります。
哲学は常に「歴史的」である、というのが、この哲学者の確信でありました。
過去の哲学を知らずして、どうして現在の哲学が可能でしょうか?
われわれは常に既に、伝統の中で生きており、この伝統との格闘の中から、偉大なものが
生まれるのです。存在の偉大な連鎖は、まさにここに存しております。
プラトンはソクラテスとの対話を通じて、アリストテレスはイデア論の論駁によって、
それぞれ偉大な哲学を築き上げました。デカルトはスコラ哲学の批判を通じて、
自己の哲学を確立し、この哲学に正面から挑んだのが、スピノザとライプニッツでした。
カントは大陸合理論とイギリス経験論とを折衷し、ドイツ観念論の礎を据えました。
ニーチェもヴィトゲンシュタインも、伝統との対決の中で、己の思想を形成しています。
ニーチェの哲学は、ショーペンハアウーのみならず、当代の生物学や社会学、また、
ギリシアの古典研究をもとに生み出されたものです。ヴィトゲンシュタインの哲学は、
フレーゲ・ラッセルによる数学の基礎論の研究、またケンブリッジの同僚達との議論、
そしてひそかに読んでいたプラトンやアリストテレスの研究の賜物です。
自分哲学を展開するのは、別に構いません。
しかし、これらの過去の偉大な遺産との対話を果たした上で、行うべきです。
「しゃべり場」レベルの人生論を、貴方の貧弱な経験を基礎になされても、迷惑なだけです。
何でも勉強しないと駄目なんです。勉強しないと、思考だってできなくなるんです。
自分勝手な妄想を広げても、学問的な基礎がないと、それは哲学にはなり得ないのです。
そういう妄想について話したいのなら、床屋にでも行って話したらどうですか?
というわけで、このスレは、下記のルールを遵守しています。
・大学専門課程以上を対象としたスレッドを立てる。
・研究室での議論と同等レベルのレスを心がける。
・厨房レスは完全無視。厨房は他板へ除去。
・人生哲学MY哲学は学問板である哲板とは板違い。
また、厨房諸君に前もって警告しておくが、
以下に、より適切な板はありませんか?
・人生相談板、メンタルヘルス板
・心と宗教板、オカルト板
・電波・お花畑板、夢・独り言板
・自己紹介板・厨房板
以上です。
それから、自分は今、かなり忙しいので、長期間レスできない時があるかも知れません。
そういう時は、皆さんで議論を進行させてください。
あと、sage 進行でお願いします。
新スレおめ、と言いたいところですが
せっかくなんだけれどスレタイがあんまりじゃないですか。
こんなスレタイじゃ、AA厨とか荒らしを呼び込むのでは
ないかと心配です。あと間違って削除されるかもしれないし。
5 :
考える名無しさん:04/08/04 23:32
,、
/ \
//| |\\
// || \\
 ̄ | |  ̄
| |
| |
|_|
┌─┴─┐ . | ヽヽヽ ―┼―
 ̄フ .  ̄| ̄ヽ | , | | | \
─┼─ ,ノ │ ノ . | \ | ゝ | |
J . ノ ヽノ . J \_ レ
記念カキコ
>>7 あ、書き込みましたよ。そっちでやっぱりシェリングに集中しましょうか?
>チンポさん
あ、気付きませんでした。
>そっちでやっぱりシェリングに集中しましょうか?
いえ、構いませんよ。好きな方で。
僕も、ぶっちゃけ、シェリングよりハイデガーの方が興味ありますし。
とりあえず向こうのスレも継続させますが、こちらが面白ければこちらに来ます。
チンポさんも無理はしないでください。
新すれおめ!
なんでスレタイが
◆◇全国死尿食べある紀◆◇
なんですか?
>>4,
>>11 いいんだよ、これで。
ちんぽのスレってすぐわかるだろ?
勝手にしてください。
屎尿が誤字なのがポイント。
>>4,11の疑問と懸念については
>>1氏の公式見解が聞きたいところですね。
16 :
考える名無しさん:04/08/05 01:15
あれ?
何か?
>自分哲学を展開するのは、別に構いません。
>しかし、これらの過去の偉大な遺産との対話を果たした上で、行うべきです。
>「しゃべり場」レベルの人生論を、貴方の貧弱な経験を基礎になされても、迷惑なだけです。
>
>何でも勉強しないと駄目なんです。勉強しないと、思考だってできなくなるんです。
>自分勝手な妄想を広げても、学問的な基礎がないと、それは哲学にはなり得ないのです。
>そういう妄想について話したいのなら、床屋にでも行って話したらどうですか?
>742 名前: 胡頽子 ◆Yrg04PRYDU 投稿日: 04/05/15 05:08
>
>>738 >先人がすでに通過した道を自覚できない・しようとしない営為は哲学ではありません。
>
>例えば、哲学学を批判する者がよく引き合いに出す人物に中島義道がいますが、
>彼が大森と行ってる時間をめぐる議論を見て御覧なさい。
>
>いかに多くの先人が引き合いに出され、議論を進める上での叩き台にされているか。
>
>「無からの思索」など、知的コンプレックスのかたまりが、知的努力を怠りたい欲求を
>棚上げしたままで主張する戯言なのです。
もういいよ、ぴかぁ〜
ポール粘着は、ぴかぁ〜とポールが絡む前からいるだろ。
>・大学専門課程以上を対象としたスレッドを立てる。
>・研究室での議論と同等レベルのレスを心がける。
>・厨房レスは完全無視。厨房は他板へ除去。
>・人生哲学MY哲学は学問板である哲板とは板違い。
>
>また、厨房諸君に前もって警告しておくが、
>
>以下に、より適切な板はありませんか?
>・人生相談板、メンタルヘルス板
>・心と宗教板、オカルト板
>・電波・お花畑板、夢・独り言板
>・自己紹介板・厨房板
>31 名前: 考える名無しさん 投稿日: 04/05/16 07:17
>ローカルルール試案(草稿・審議中)
>
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/2996/tetsuita/l-rule_Ver_2.htm >
>> 掲示板一覧を見て、よく考えてからふさわしい板にスレッドを立てましょう。
>> (例:人生相談板、文学板、創作文芸板、詩・ポエム板、心と宗教板、おいらロビー板、ラウンジ…etc.)
もういいよ、ぴかぁ〜
>>22 馬鹿か?君は?
家に帰って寝てなさいね。
>今回は Heidegger の Sein und Zeit を マターリ 読みます。
見栄っ張りだよね、俺。
素直に日本語で書きゃいいのにね(笑)
>哲学は常に「歴史的」である、というのが、この哲学者の確信でありました。
?
>過去の哲学を知らずして、どうして現在の哲学が可能でしょうか?
>われわれは常に既に、伝統の中で生きており、この伝統との格闘の中から、偉大なものが
>生まれるのです。存在の偉大な連鎖は、まさにここに存しております。
そんなことを、今になって気がつかれたのですか?
>プラトンはソクラテスとの対話を通じて、アリストテレスはイデア論の論駁によって、
>それぞれ偉大な哲学を築き上げました。デカルトはスコラ哲学の批判を通じて、
>自己の哲学を確立し、この哲学に正面から挑んだのが、スピノザとライプニッツでした。
>カントは大陸合理論とイギリス経験論とを折衷し、ドイツ観念論の礎を据えました。
さあ、彼の手元にあるタネ本は一体何だろう。
>自分哲学を展開するのは、別に構いません。
>しかし、これらの過去の偉大な遺産との対話を果たした上で、行うべきです。
>「しゃべり場」レベルの人生論を、貴方の貧弱な経験を基礎になされても、迷惑なだけです。
しゃべり場にも出れないあなたが、
こんなネットでシコシコやっても迷惑なだけでしょう。
>何でも勉強しないと駄目なんです。勉強しないと、思考だってできなくなるんです。
>自分勝手な妄想を広げても、学問的な基礎がないと、それは哲学にはなり得ないのです。
>そういう妄想について話したいのなら、床屋にでも行って話したらどうですか?
大体、わざわざ人に見せる意味がわかんねえよ。
床屋に行かなくてもいいから、自分の机でやってろよ。
>というわけで、このスレは、下記のルールを遵守しています。
なにがというわけでだよ。
>・大学専門課程以上を対象としたスレッドを立てる。
>・研究室での議論と同等レベルのレスを心がける。
>・厨房レスは完全無視。厨房は他板へ除去。
>・人生哲学MY哲学は学問板である哲板とは板違い。
>以下に、より適切な板はありませんか?
>・人生相談板、メンタルヘルス板
>・心と宗教板、オカルト板
>・電波・お花畑板、夢・独り言板
>・自己紹介板・厨房板
胡頽子のお言葉でした。
>また、厨房諸君に前もって警告しておくが、
厨房はおまえだろ(笑)
>それから、自分は今、かなり忙しいので、
忙しいわけないだろ?
終日常駐してるやつが。
>長期間レスできない時があるかも知れません。
>そういう時は、皆さんで議論を進行させてください。
その時に君の自演が炸裂する訳だ。
ああ、つまらん。
ついでにいっとくが、規制議論のスレによれば、
ポールくんはproxy使ってるそうだから、スレなんていくらでも立てられるぞ。
>847 名前: 考える名無しさん [sage] 投稿日: 04/08/04 16:45
>
>>845 >アクセスだけなら俺も3,4回しましたよ。
>
>>・プロクシを使用してる人はほとんどいなかった(何故?)
>何故と聞くほうが・・・何故?
>必要ないからじゃないんですか?
>
>848 名前: 824 ◆qna7HOVbfU [sage] 投稿日: 04/08/04 17:01
>
>>846 >いやまあそうなんだろうね。
>俺の場合どこの誰が立てたかわからない板やホームページは
>プロクシ経由でアクセスする習慣があるもんだからさ。
>いちおう2ちゃんねるはひろゆきの住所も電番も公開されてるから。
>それでも読み込みはプロクシ経由だし。
彼が連続スレ立てやった本人なんだからな。
>850 名前: 考える名無しさん [sage] 投稿日: 04/08/04 18:28
>
>>848 >おおかたネットで常日頃から後ろめたいことでもやってるんだろうよ。
そうなんだろうね。
846 名前: 824 ◆qna7HOVbfU 投稿日: 04/08/04 16:14
えーとお話中すまない。
>>839に書いたとおり
http://jbbs.livedoor.com/study/4806/は 近日中に閉鎖する予定。
もし避難所・雑談・ウォッチでもなんでもいいけどあそこを使うようなら
このスレかあちらに書き込んでおいて。
書き込みが無ければ俺個人の実験場として少し使った後閉鎖するので。
結果報告
*制限
・cookie、リファラ、ホスト(プロクシ)によるアクセス制限は無し
・ID、ホスト情報は表示せず
*結果
・トータルアクセス:160(開設以降の数。半分はたぶん自分)
・Page View :19(アクセス解析設置後の数)
・Visit :18(同上。いわゆるユニークアクセス)
*気付いたこと(
>>841+α)
・プロクシを使用してる人はほとんどいなかった(何故?)
↑
で、たぶん、ここはポールの板だね。
アクセスしないほうがいい、何か探られてるから。
19人 18人 でプロクシ使用ほとんどいないって言ってもなあ
>>1 岩波文庫で参加しても良い?
だったらこれを機会に読み直してみようかと思うが。
仕事前にちょっと書き込み。
>スレタイについて
同様の批判を、いつもお受けしております。
まず、Sein und Zeit をどう訳すかという問題があります。
Sein は通常、「存在」と訳されます。で、das Seiende が「存在者」と訳されます。
英訳では通常、Sein は Being で、das Seiende は、entities もしくは beings と訳されています。
(最近の学者は Sein を 小文字の being と訳します。Being と大文字で書くと、
どうも Supreme Being という時のように、神のような特定の存在者を予想させるからだそうです。)
さて、これらの翻訳の妥当性から、まずは検討せねばなりません。
Sein は「存在」と訳すと、いろいろ問題があります。まず、ハイデガーは Sein によって、
Existenz としての Sein と、繋辞としての Sein (ist など)との、両方を意味しているからです。
日本語でいえば、「家がある」という時の「ある」と、「猫は動物である」という時の「ある」です。
この「がある」と「である」の区別は、実は、古代ギリシア哲学にまで遡りますが、
ハイデガーはさしあたり、Sein und Zeit の中で、この古代ギリシアの区分を受け継いだ、
スコラ哲学者の区分に言及しています。すなわち、Sein には essentia と existentia の二つが
属するというわけです。
essentia とは、ものの本質であり、ものの本質とは、「それが何であるか」という問いに対する
答えです。つまり、essentia とは、それがそれであるところの何か Was es ist, what it is を指します。
従って、ハイデガーは、essentia をそのまま Was-sein と翻訳することがあります。
これは一般的に、「本質存在」と訳されています。
existentia とは、ものの実在であり、「それがある」という事実を指しています。すなわち、
dass es ist, that it is を指しているのだから、ハイデガーはこれを Dass-sein と呼びます。
これは一般的に、「事実存在」と訳されています。
ちなみに、たぶん、皆さんはご存知でしょうけど、Existenz の訳語である「実存」は、
この「事実存在」を切り詰めてできたものです。九鬼周造が、初めてそう訳したそうです。
というのも、ハイデガーはやはり、Sein に上記の二つの意味合いを含ませているとはいえ、
Sein und Zeit の中では、後者の Dass-sein の方に、あきらかに力点をおいているからです。
ハイデガーの哲学が、サルトル等の哲学と同列に置かれて、「実存哲学」として誤解される
要因はここにありました。ハイデガーは、決して、essentia に対する existentia の優位を
説いたのではありません。彼によれば、この二つの概念は、Sein を究明することによって、
その関係があきらかにされるようなものなのです。
(Existenz が Dasein の本質なのだから、ハイデガーの中ではこれら二つは既に融合している。)
だからこそ、京都の人達は、Sein を、「存在」ではなく、「有」と訳しました。
「存在」と訳すと、まるで existentia しか表さないようになってしまうからです。
上に述べた「である」と「がある」を、同時に表現できるのは、「有」しかありません。
あるいは、単純に「ある」と訳せばいいのかも知れませんが、それでは他の Sein を伴った
言葉が訳せなくなるのです。
ですから、私自身は、和辻哲郎や辻村氏のように、「有」と訳すのがいいと思う。
しかし混乱を減らすために、このスレでは Sein と書いた方がいいのでは、と思っています。
>>35 全然 OK です。
あと、補足ですが、das Seiende を、that which is, what is, that which is in being 等と
英訳する人もいます。これはこれで妥当だと思います。
そもそも、das Seiende は複数ではないですし。
それでは、また。
>>38 >上に述べた「である」と「がある」を、同時に表現できるのは、「有」しかありません。
>あるいは、単純に「ある」と訳せばいいのかも知れませんが、それでは他の Sein を伴った
>言葉が訳せなくなるのです。
>ですから、私自身は、和辻哲郎や辻村氏のように、「有」と訳すのがいいと思う。
私は「有」と訳すのには反対です。なぜなら日本語の
「有」には「ある」の意味だけではなく、所有の「有」
「持つこと」haben の意味が前景化してしまい、
ミスリーディングとなるだろうから。
そもそも「である」「がある」の「ある」を漢字にすれば
むしろ「在る」を使わなければならないのではないか?
それをキーワード化して漢字の熟語にすればやはり
「存在」という訳語になると思います
(実際明確に名詞化されたこちらの言葉の方が読みやすい)。
問題は、existentia の意味が強く出過ぎてしまう点ですが、
ハイデガー自身が「Sein und Zeit の中では、後者の
Dass-sein の方に、あきらかに力点をおいている」以上、
誤解の責任は訳語に求めるべきではなく、ハイデガーの
論述そのものに求めるべきではないでしょうか。
「有る」と訳したところで、essentia と existentia の意味
が等しく出ているかといえば、それはハイデガーの説明を
待たなければならない点には変わりはないし、直観的には
haben の意味も付け加わってしまうしで、こちらの方が
むしろ誤解を招きやすい訳語だと私は考えます。
>私は「有」と訳すのには反対です。なぜなら日本語の
>「有」には「ある」の意味だけではなく、所有の「有」
>「持つこと」haben の意味が前景化してしまい、
>ミスリーディングとなるだろうから。
日本語の問題になってきますが、「有」という言葉は、確かに「所有」の意味があります。
しかしそれが「前景化」するとは考えにくい。しかも「有」と書いて、それを haben の意味に受け取る人は
かなり少ないと思いますが、どうでしょうか?
勿論、われわれは「傘を有っている」という言い方を普段しますが、「有」と書いてそれを
所有の意味にとる人は少ないと思います。むしろ、「生ビール有」というときのように、
「がある」の意味にとる方が多いような気がします。
しかしこれは受け取り方の問題ですから、そんなに重要ではありません。
問題なのは、
>そもそも「である」「がある」の「ある」を漢字にすれば
>むしろ「在る」を使わなければならないのではないか?
これは違います。漢字の「在」は、実在しか表しません。つまり、「がある」の方にしか
適用できないのです。だからこそ、私は、「で有る」といえる「有」を推奨したのです。
たとえば、杜甫の有名な詩、「人間至る処青山在り」の中の用法のように「在」はもともと、
「どこかにある」という意味でしか用いられません。つまり、基本的には、「於」という
語の前に来て、「どこかに於いて、在る」という風に使われるのです。
従って、「である」に「在」の字を当てるのは、漢字の誤用になります。
実際、日本の古典をひもといても、「在」を繋辞の意味で使っている例を私は見たことがないし、
また聞いたこともないです。しかし、「有」に関しては、辻村氏が引用しておりますが、
『平家物語』の中に繋辞として使用されている例があります。
まあ、試しに、国語辞典で「である」をどう漢字で書くか調べて見てください。
決して「で在る」とは書いていないはずです。書いていたらそんな辞書は捨てましょう!
しかし「在」の意味を知っているのは、漢文などを読んでいる人に限られますから、
多くの人が誤解しているのは確かです。ちなみに中国語では繋辞の助詞は「之」です。
そしてこの文字は実在との関係が希薄なため、中国語で Sein を正確に表すのは無理です。
ちなみに Sein und Zeit の中国語訳は、『存在与時間』。日本訳を真似したかたちです。
私は友人の中国人に、このことについてたずねてみました。すると、意外な回答が帰ってきました。
まず、「存在」という言葉は比較的新しく、中国人でもパッとその意味を理解できないようです。
それで Being の訳語だ、というと、「なるほど」と理解しておりました。
それから私が、「有」と訳すのはどうだろう、というと、「そっちの方がいい」と賛同して
くれました。しかし問題は、中国語では「有」は繋辞の意味を持たず、逆に所有の意味が
強いのです。だから、「存在」でも「有」でも、中国語の場合は限界がある。
しかし、日本語の場合は、「有」という、実在の意味と、繋辞の意味とを両方持ちうる文字が
あります。これを使わない手がないでしょうか?
>問題は、existentia の意味が強く出過ぎてしまう点ですが、
>ハイデガー自身が「Sein und Zeit の中では、後者の
>Dass-sein の方に、あきらかに力点をおいている」以上、
>誤解の責任は訳語に求めるべきではなく、ハイデガーの
>論述そのものに求めるべきではないでしょうか。
ドイツ人は Sein と聞いても、すぐに Dass-sein を連想したりはしないです。
Sein はあくまで ist 等の不定形だから、むしろ、繋辞の意味が強くなると言ってもいいくらいです。
たしかに、ハイデガーは、Existenz を語る際は、Dass-sein に力点を置いてますが、Sein 一般は、
Dass-sein にも Was-sein にもかかっており、その両方を等しく表しています。
Existenz は勿論、Dass-sein の意味にとって欲しくて、ハイデガーが使用したものでしょう。
しかし、Existenz の Was-sein が Dass-sein なのであるから、単純に一方に偏っているわけでは
ないのです。ハイデガーが、Dasein の Sein は Existenz である、というときは、そのように
解さなければならないでしょう。
しかし、もし、Sein を「存在」と訳してしまうと、もうこれは Dass-sein 一辺倒になってしまう。
これでは、Sein und Zeit や講義録なんかに出てくる繋辞の考察が台無しになってしまう。
>「有る」と訳したところで、essentia と existentia の意味
>が等しく出ているかといえば、それはハイデガーの説明を
>待たなければならない点には変わりはないし、直観的には
>haben の意味も付け加わってしまうしで、こちらの方が
>むしろ誤解を招きやすい訳語だと私は考えます。
勿論、説明なしにハイデガーの Sein を理解できる人はいないでしょう。それは Sein を「存在」と
訳そうが「有」と訳そうが同じことです。私はただ、正しい日本語として、「存在」よりも「有」の方が
いいと言っているだけです。というのも、上で述べたように、「存在」は繋辞の意味では使えないからです。
それから、
>直観的にはhaben の意味も付け加わってしまうし
これは冒頭に申し上げました。これは感性の問題なので深入りはしません。
しかし、「所有の意味ではない」とあらかじめ警告すれば充分でないでしょうか?
「存在」と訳して、Was-sein と Dass-sein との相関関係を台無しにするよりは数段いいと思いますが。
最後に、
>それをキーワード化して漢字の熟語にすればやはり
>「存在」という訳語になると思います
>(実際明確に名詞化されたこちらの言葉の方が読みやすい)。
これは仰る通りです。
「存在」の方がたしかに「読みやすい」です。「有」なんて言葉は普段は使いませんからね。
しかし、例えば、das In-der-Welt-sein は、「世界内存在」と訳そうが、
「世界内有」と訳そうが、意味は分かりません。それだけではない、Dasein を「現存在」と訳しても、
「現有」と訳しても、ドイツ語の Dasein の語感はやっぱり出てこない。
一番いいのは、邦訳を放棄して、キーワードに限ってドイツ語の表現をそのまま用いることでしょう。
例えば、英訳では Dasein は Dasein とそのまま使われます(冠詞はなくなる)。
訳そうと思えば、Being-there とか Being-here とか言えるが、これでは語呂が悪すぎる。
で、後半の Dasein そのものの分析の個所を除いて、Dasein は翻訳されないのです。
そもそも、ハイデガーの用語は翻訳不可能だ、というひとがたくさんいます。
それは事実でしょう。しかし、私の方針は、読みやすさを犠牲にしても、できるだけ正確な日本語に
写し取ることです。「存在」は、あきらかに正確ではありません。
しかし、「繋辞の意味もあるんだよ」と言ってやれば、それで OK なんです!
まあ、原語でやりましょうやw
>>41 >これは違います。漢字の「在」は、実在しか表しません。
これは納得です。しかし他方、「有」を繋辞として使う用法、
「で有る」という言い方が『平家物語』に出てくるからといって、
このような用法は極めて稀であることには変わりはないのではないでしょうか?
ちょっと強引というか、探したら見つかったという程度の
ものにすぎないのではないか?
そもそも古典に遡って、珍しい用法をもってきて
訳語を正当化するというこの種の論法は、われわれが
古典語を使って訳しているのではない限り、論法として
転倒しているように思われます。
実際われわれが現代に哲学で用いている漢語の多くは
明治時代に人工的に作られた翻訳語であり、古典の和語との
関係よりも、西洋語との結びつきの方が強い。
やはり「有る」という訳語で懸念されるのは現代口語では
「所有」の「有」の意になってしまうということです。
>勿論、われわれは「傘を有っている」という言い方を普段しますが、
「有」と書いてそれを
>所有の意味にとる人は少ないと思います。
そうは思いません。「有っている」という言い方は普段しないと思うのですが
「AがBを有する」という言い方であれば
「持つ」を少し堅くした言い方として現代の日本語でも
かなり頻用されているように思われます。実際
>むしろ、「生ビール有」というときのように、
というような言い方も「こちらの店では生ビールを出してますよ」と
告知しているわけですが、それはこちらの店は生ビールを「持っている」
という意味で使われているわけで、「在り」「存在」の意味で
「有」が使われているようには思えません。
まぁ後は、Sein を「存在」と訳す仕方がこれほどまで広く定着している現状において、
無理に変えなければならないほど欠陥があるようには思えない、という既成事実
を勘案すべきではないでしょうか。
それを「有る」で押し通すことは、新しくハイデガーを読もうとする人達
にとって単に混乱を与えかねないという意味で弊害にならないとも言えない。
私はハイデガーの専門家ではありませんが、学術雑誌に載っているハイデガー関連の
文献で、実際「有る」という訳語に拘って論文を書いている人は
(京都学派系のごく一部の人達を除けば)見た事がありません。
ここでは原語でやると仰っているのでこれ以上深入りは望みませんが、
「存在」だと繋辞の意味が抜けているよ、「有」だと所有の意味が余計だよ
という点を注意する、ということでまとめておきたいと思います。
49 :
考える名無しさん:04/08/05 23:14
あれ?
>まず、Sein und Zeit をどう訳すかという問題があります。
>
>Sein は通常、「存在」と訳されます。で、das Seiende が「存在者」と訳されます。
>
>英訳では通常、Sein は Being で、das Seiende は、entities もしくは beings と訳されています。
>(最近の学者は Sein を 小文字の being と訳します。Being と大文字で書くと、
>どうも Supreme Being という時のように、神のような特定の存在者を予想させるからだそうです。)
>
>さて、これらの翻訳の妥当性から、まずは検討せねばなりません。
どこを縦読みするんですか?
>だからこそ、京都の人達は、Sein を、「存在」ではなく、「有」と訳しました。
>「存在」と訳すと、まるで existentia しか表さないようになってしまうからです。
>上に述べた「である」と「がある」を、同時に表現できるのは、「有」しかありません。
>あるいは、単純に「ある」と訳せばいいのかも知れませんが、それでは他の Sein を伴った
>言葉が訳せなくなるのです。
>
>ですから、私自身は、和辻哲郎や辻村氏のように、「有」と訳すのがいいと思う。
>
>しかし混乱を減らすために、このスレでは Sein と書いた方がいいのでは、と思っています。
ソース示しなさい。
>日本語の問題になってきますが、「有」という言葉は、確かに「所有」の意味があります。
>しかしそれが「前景化」するとは考えにくい。しかも「有」と書いて、それを haben の意味に受け取る人は
>かなり少ないと思いますが、どうでしょうか?
>
>勿論、われわれは「傘を有っている」という言い方を普段しますが、「有」と書いてそれを
>所有の意味にとる人は少ないと思います。むしろ、「生ビール有」というときのように、
>「がある」の意味にとる方が多いような気がします。
>しかしこれは受け取り方の問題ですから、そんなに重要ではありません。
そんな問題、君が言っても何も変わらないのだが…。
>これは違います。漢字の「在」は、実在しか表しません。つまり、「がある」の方にしか
>適用できないのです。だからこそ、私は、「で有る」といえる「有」を推奨したのです。
>たとえば、杜甫の有名な詩、「人間至る処青山在り」の中の用法のように「在」はもともと、
>「どこかにある」という意味でしか用いられません。つまり、基本的には、「於」という
>語の前に来て、「どこかに於いて、在る」という風に使われるのです。
>
>従って、「である」に「在」の字を当てるのは、漢字の誤用になります。
>実際、日本の古典をひもといても、「在」を繋辞の意味で使っている例を私は見たことがないし、
>また聞いたこともないです。しかし、「有」に関しては、辻村氏が引用しておりますが、
>『平家物語』の中に繋辞として使用されている例があります。
君の注釈だと、後半まで何十年もかかりそうだな。
>しかし「在」の意味を知っているのは、漢文などを読んでいる人に限られますから、
>多くの人が誤解しているのは確かです。ちなみに中国語では繋辞の助詞は「之」です。
>そしてこの文字は実在との関係が希薄なため、中国語で Sein を正確に表すのは無理です。
>ちなみに Sein und Zeit の中国語訳は、『存在与時間』。日本訳を真似したかたちです。
>私は友人の中国人に、このことについてたずねてみました。すると、意外な回答が帰ってきました。
>
>まず、「存在」という言葉は比較的新しく、中国人でもパッとその意味を理解できないようです。
>それで Being の訳語だ、というと、「なるほど」と理解しておりました。
>それから私が、「有」と訳すのはどうだろう、というと、「そっちの方がいい」と賛同して
>くれました。しかし問題は、中国語では「有」は繋辞の意味を持たず、逆に所有の意味が
>強いのです。だから、「存在」でも「有」でも、中国語の場合は限界がある。
>
>しかし、日本語の場合は、「有」という、実在の意味と、繋辞の意味とを両方持ちうる文字が
>あります。これを使わない手がないでしょうか?
まあ、中国人の友人の存在が一番疑問な訳だが。
>ドイツ人は Sein と聞いても、すぐに Dass-sein を連想したりはしないです。
>Sein はあくまで ist 等の不定形だから、むしろ、繋辞の意味が強くなると言ってもいいくらいです。
>たしかに、ハイデガーは、Existenz を語る際は、Dass-sein に力点を置いてますが、Sein 一般は、
>Dass-sein にも Was-sein にもかかっており、その両方を等しく表しています。
>Existenz は勿論、Dass-sein の意味にとって欲しくて、ハイデガーが使用したものでしょう。
>しかし、Existenz の Was-sein が Dass-sein なのであるから、単純に一方に偏っているわけでは
>ないのです。ハイデガーが、Dasein の Sein は Existenz である、というときは、そのように
>解さなければならないでしょう。
どこを立て読みするんですか?パートU
>勿論、説明なしにハイデガーの Sein を理解できる人はいないでしょう。それは Sein を「存在」と
>訳そうが「有」と訳そうが同じことです。私はただ、正しい日本語として、「存在」よりも「有」の方が
>いいと言っているだけです。というのも、上で述べたように、「存在」は繋辞の意味では使えないからです。
>
>それから、
>
>>直観的にはhaben の意味も付け加わってしまうし
>
>これは冒頭に申し上げました。これは感性の問題なので深入りはしません。
>しかし、「所有の意味ではない」とあらかじめ警告すれば充分でないでしょうか?
>「存在」と訳して、Was-sein と Dass-sein との相関関係を台無しにするよりは数段いいと思いますが。
この説明で、全体のどこの順番に属すると思います?
一ページ目くらいですよ。
>「存在」の方がたしかに「読みやすい」です。「有」なんて言葉は普段は使いませんからね。
>しかし、例えば、das In-der-Welt-sein は、「世界内存在」と訳そうが、
>「世界内有」と訳そうが、意味は分かりません。それだけではない、Dasein を「現存在」と訳しても、
>「現有」と訳しても、ドイツ語の Dasein の語感はやっぱり出てこない。
そんな意味じゃねえだろうよ。
>一番いいのは、邦訳を放棄して、キーワードに限ってドイツ語の表現をそのまま用いることでしょう。
>例えば、英訳では Dasein は Dasein とそのまま使われます(冠詞はなくなる)。
>訳そうと思えば、Being-there とか Being-here とか言えるが、これでは語呂が悪すぎる。
>で、後半の Dasein そのものの分析の個所を除いて、Dasein は翻訳されないのです。
必要ない、その都度、おまえが注釈して説明すれば良い。
>そもそも、ハイデガーの用語は翻訳不可能だ、というひとがたくさんいます。
>それは事実でしょう。しかし、私の方針は、読みやすさを犠牲にしても、できるだけ正確な日本語に
>写し取ることです。「存在」は、あきらかに正確ではありません。
>しかし、「繋辞の意味もあるんだよ」と言ってやれば、それで OK なんです!
>
>まあ、原語でやりましょうやw
見せたいだけだろ?
ドイツ人相手にやれよ。
59 :
考える名無しさん:04/08/06 01:04
1は以前おバカなネタレスばっかやってたお方と同一人物?
同じ方だとしたら、ずいぶん毒気がなくなりましたなあ。
謙虚さがないヒッキーエゴイスト全開のとこは
相変わらずですが。
おーい、トリップ付けろよーーーーーー〜〜〜
>>46 >>47 >>48 回答ありがとう。まず、
>「有」を繋辞として使う用法、「で有る」という言い方が『平家物語』に出てくるからといって、
>このような用法は極めて稀であることには変わりはないのではないでしょうか?
有という漢字を、繋辞の「である」に当てる用例は、特に稀ではありません。現代の国語辞典にも
出ています。現代の作家でも、「である」を「で有る」と書く人はいます。
私が古典を引用したのは、ことばの用法には、歴史的な根拠が必要だからと考えたからです。
>そもそも古典に遡って、珍しい用法をもってきて訳語を正当化するというこの種の論法は、
>われわれが古典語を使って訳しているのではない限り、論法として転倒しているように思われます。
まず、「で有る」は珍しい用法ではないことは、上に述べました。
私はすこし疑問に思うのですが、現代の日本語の語彙に適当な訳語が見出せない場合に、
ある適当な古語があって、意味さえ明確にしておけば充分使用に耐え得るものであったとしたら、
それは是非使用すべきではないか、と思うのです。
現代の日本の翻訳者たちは、勝手にあさってな訳語を造語していますが、それよりは古語を
復活させた方が数段マシではないでしょうか?
私はしかし、全文を古文で訳せ、なんて言ってません。
一部の語に関しては、意味をより正確に写し取るために、古語を使ってもいいのではないか、
と言っているのです。ハイデガー本人が、後年、Sein を Seyn という、Sein の古い形で書き出すのは
ご存知と思いますが、古語でないと、どうしても特別な意味が出せない場合もあるのです。
まあ、これはさしあたっての議論とは関係ないので聞き流してください。
>実際われわれが現代に哲学で用いている漢語の多くは
>明治時代に人工的に作られた翻訳語であり、古典の和語との
>関係よりも、西洋語との結びつきの方が強い。
これはあまり正しくない。
漢語で抽象的な事柄を語るという伝統がなかったら、西洋哲学なんてそもそも翻訳不可能だったと思います。
実際、西周の著作なんかを見ると分かりますが、彼は最初、朱子学とか荻生徂徠とかを学んだ人で、
大抵の西洋語は、朱子学の概念でもって翻訳されています。というのも、朱子学自体が、中国には珍しく、
非常に形而上学的な議論をする学問だったからです。
もしくは、西洋哲学の語彙は、仏典の語彙を使って翻訳されました。これは、数百年にわたって、
日本人が仏典を研究していたから可能になったわけで、別に明治期に突然みんなで新語を造出したのでは
ありません。
あくまで、伝統の中で、西洋の思想に適用できるもの探し求めようとしていたのです。
だからこそ、アジアの中では、日本だけに哲学が根付いたのではないでしょうか?
他のアジアの人々は、わざわざ翻訳なんかせずに、原文で読んだ方が早いと考えるでしょう。
ところが、日本人は融通無碍で、何時の間にか自分たちの文化の一部にしてしまったわけです。
これは中国思想にも、仏教思想にも言えると思います。
人は何かと、明治期に文化的な断絶があったと見なしますが、私はそうは思いません。
断絶があったのは、第二次大戦以後、アメリカの占領後であります!
>というような言い方も「こちらの店では生ビールを出してますよ」と
>告知しているわけですが、それはこちらの店は生ビールを「持っている」
>という意味で使われているわけで、「在り」「存在」の意味で
>「有」が使われているようには思えません。
ご冗談でしょうw 「生ビール有」は「生ビールあり」と読みます。
決して「こちらの店は生ビールを「持っている」」という意味ではありませんw
「生ビールがありますよ!」の意味です。
デカルトの「我あり」と同じ用法ですよ!
デカルトは決して「私は私を持っている」(?)と言いたかったのではなく、「私はここに存在する」と
言いたかったのです。つまり、「ビールはここに存在しますよ!」ププ
ごめん、笑ってしまった。
>それを「有る」で押し通すことは、新しくハイデガーを読もうとする人達
>にとって単に混乱を与えかねないという意味で弊害にならないとも言えない。
これには賛成です。まあ、「存在」が定着してるからね。
>私はハイデガーの専門家ではありませんが、学術雑誌に載っているハイデガー関連の
>文献で、実際「有る」という訳語に拘って論文を書いている人は
>(京都学派系のごく一部の人達を除けば)見た事がありません。
誰でも自分が可愛いですからw
>ここでは原語でやると仰っているのでこれ以上深入りは望みませんが、
>「存在」だと繋辞の意味が抜けているよ、「有」だと所有の意味が余計だよ
>という点を注意する、ということでまとめておきたいと思います。
そうしましょう。原語でやったら混乱はないでしょう。
「有」について所有という意味も無関係ではないようですよ。
全集からの引用だからこの訳も適切なのかどうかわからないけども。
本有化する出来事は、人間と有とをある相互性のうちへ帰属させる。帰属するとはここでは、
所有を譲渡され、委譲されている、という意味である。人間はその本質からして、
さしあたりなお「有」と呼ばれているものに所有を譲渡されている。なぜなら必要とされているから。
有は、現前的にあり続けるはたらきとしては、人間存在に所有を委譲されている。
観客としては訳語に関する問題がどういうものか大体分ったから
そろそろ次に進んでほしいところではある。
70 :
考える名無しさん:04/08/09 22:42
よし。『存在と時間』をいまから読むぞ。
チンポ太郎さんといっしょに読むことで成長していけたらいいと考えているよ。
底本は細谷訳。筑摩学芸文庫。これを読みきるまで逃げないぞ!
絶対、やってやる!みんなも一緒に読もうよ。ちなみにぼくは哲学素人だから
いろいろわからないところも出てくると思う。だから質問したい。よろしくね。
序文のまとめ。
この本の目的はなにか。
「存在了解の地平」が実は、時間であることを証示しようとする。
(この時間性の中に、歴史性も根ざしている。)
存在了解は現存在に備わっている。現存在の分析を通じて存在了解の構造を解明できるはずだ。
現存在の分析は、存在現象(良心、死、負い目)についての分析・解釈をつうじて行う。
73 :
考える名無しさん:04/08/10 13:54
あのさあ、揚げ足とるようで悪いけど、
>>1で言ってる
>ヴィトゲンシュタインの哲学は、
>フレーゲ・ラッセルによる数学の基礎論の研究、またケンブリッジの同僚達との議論、
>そしてひそかに読んでいたプラトンやアリストテレスの研究の賜物です。
て話なんだけどさ、ウィトゲンシュタインがプラトンとかアリスとテレスをひそかに
読んでたってのはホントなの?
うっ
ちんぽ臭い
>>71 > これを読みきるまで逃げないぞ!
> 絶対、やってやる!
別スレで、beingさんは、第1編で終わっちゃったから、今度は期待してるよ。
>みんなも一緒に読もうよ。
一読はしましたが、愚僧1さんに合わせて再読します。噛めば噛むほど味が出る本だと
思うから。
>>75 どうもですー。おそらく誤読しているところがあると思いますので適宜訂正してくれると助かります。
まじで、読了するつもりです。
序論1までよみました。
ここでは、なぜ存在の意味を問う場合、現存在が問いかけられるべきか(優位性をもっているのか)が論じられる。
存在の意味を問うとはいかなることか!?
問うとは求めることだ。(「〜へ向けられた問い」)
求めるからにはあらかじめ受けとった「指向性」があろう。
求めている当のもの(ここでは存在の意味)は、問いのなかですでに前提として指向されている。つまり、問いのなかに問われているものが属している。
存在は、手の届かないもの(超越者)ではなく、なんらかのかたちで常にわれわれの手のとどくところにあるはずなのだ!
ようするに、われわれはすでに「ある」の了解のなかに身を置いている。これをハイデガーはFaktum(既成事実)と言った。
では、われわれは存在の意味をいかなる存在者に問い掛ければよいのであろうか。
存在は常に存在者の存在である。(留意すべきことは、存在は存在者ではないということだ。
「おとぎばなしをする」のをやめること)
問いかけられるものは、存在者そのものである。
だがどの存在者が問われるうえで優位をもつのか?
問うということは、「問うもの」を前提としている。ハイデガーは、
問うということは存在の様態であり、問うものは存在の側から規定されているという。
問うものは、問うということを自己の存在の可能性のひとつとしてそなえている存在者で
あり、これが「現存在」つまり、われわれ自身である。
現存在は、己の存在において、この存在に向かって自己を了解している。
己の存在において、この存在そのものに関わらされているのだ。
いいかえれば、おのれの存在とともに、かつ、この存在を通して、
この存在が自己自身に開示されている。つまり、存在了解はそれ自体、
現存在の存在規定でもあるのだ。(存在論的に存在すること)
現存在は「いつも」、しかじかのものと関わりあっているし、関わり合いうる、
という状況にある(これをハイデガーは「実存」とよぶ)
まとめがうまいね。
このぶぶんは、まとめたけど自信がないので特に訂正してほしい。
現存在は自分自身をいつも、自己の実存から了解している。
自己自身として存在するか、自己自身としてでなく存在するか
(この意味がいまはよくわからない・・・)という選択可能性(懸案)にされされていて、
ここより自己了解をする(これを「実存的了解」という)
現存在がこのように世界了解をしてくという事態を、実在性といい、
実在性の分析を実存論的理解という。
存在者は実存によって規定されるということ(存在論的優位)と、
現存在はすでに実存によって規定されている(現存在=存在論的である)ということ
(存在論的優位)によって、現存在は問いかけられるべき優位性をもっている。
>>78 どうも。
じゃ序論2読むために潜伏します。読んだらまたかきこします。
訂正。
>>79 存在者は実存によって規定されるということ(存在論的優位)と、
→存在者は実存によって規定されるということ(存在的優位)と、
82 :
考える名無しさん:04/08/11 02:42
チンポ哲学史は高校生レベルでしか通用しないしなあ。
>>73 死後公開された蔵書の中に、プラトン、アリストテレスの著作があった(しかも英訳だった、と思う)
それに探究には、テアイテトスからの引用もある。
>>76 > 序論1までよみました。
序論4節(53頁)までですね。結構ペース早いですね。
節も明示していただけるとありがたいのですが。
>>79 > 自己自身として存在するか、自己自身としてでなく存在するか
> (この意味がいまはよくわからない・・・)
自己自身として存在する=本来的なもの
自己自身としてでなく存在する=非本来的なもの
ということだと思います。
本来的なものと、非本来的なものについての説明は、ちくま学芸文庫版(上)110頁参照
非本来的なものについては、同書(上)373頁にも説明があります。
本来的なものについては、主に下巻で説明がなされます。
> 現存在がこのように世界了解をしてくという事態を、「実在性」といい、
> 「 実在性」の分析を実存論的理解という。
この「実在性」は、「実存性」の打ち間違いですよね。
なお、実在性については、同書(上)436頁に「世界の内部に客体的に存在する存在者(res)の
存在」とあり、43節で説明がされるのですが、私は、従前の哲学者の考え方を知らないので、こ
のあたりはさっぱりわかりません。何かよい解説書はないものでしょうか。
時間がないので詳しくは書けないが、このような「要約」という手段では、
ハイデガー哲学を根本的に規定しているものは見えてこないような気がする。
結局、ハイデガーに巻かれてしまいます。
愚僧氏はたぶん、はじめて Sein und Zeit を読まれるのであろうから、
仕方のない気もするが、哲学の場合、「要約」はあまり有効ではありません。
(しかし、初めての場合は確かに仕方ないです。)
私の方から、質問を出して、それを議論するのもいいし、また、ハイデガーが、
どういう意味合いで、あの独特の用語を使うのかを分析してみるのもいいでしょう。
とりあえず、序論をじっくり読むのはどうでしょう?
現象学の定義なんか、それだけでもう充分有り余る議論ができますので。
しかし時間がないのでたまにしか書き込めません。
レスが遅れても勘弁してください。
補足。
つまり、「要約」という手段によってハイデガーの言い回しを繰り返しても、
それは理解とは程遠いということです。ハイデガーの議論を消化するためには、
我々の言語に翻訳し直さねばなりません。
それから、愚僧氏の仕方を非難しているわけではないです。
それはそれで非常にいいことです。実際、自分も昔、同じ事をやっていました。
しかしあとになって、これでは何にも理解していないということに気づいたのです。
>>84 >自己自身として存在する=本来的なもの
>自己自身としてでなく存在する=非本来的なもの
>ということだと思います。
なるほど!ありがとうございます。
>この「実在性」は、「実存性」の打ち間違いですよね。
ご指摘感謝です!
>>85 >とりあえず、序論をじっくり読むのはどうでしょう?
現象学の定義なんか、それだけでもう充分有り余る議論ができますので。
序論に絞ってよんでいくという方向でぜひおねがいします。
>つまり、「要約」という手段によってハイデガーの言い回しを繰り返しても、
>それは理解とは程遠いということです。ハイデガーの議論を消化するためには、
>我々の言語に翻訳し直さねばなりません。
御説ごもっともです。なるべく自分の言葉に翻訳するようにこころがけたいです。
ん?
いい具合に下がって来たのでそろそろ再開します。
Sein und Zeit を読んでいて「ここが意味不明」という箇所があったら、
その部分を引用してください。それを議論の土台にできればいいかな、と。
しかしまずは、第一篇、しかも序論の部分に集中してみましょう。
あと、私の手元には今現在邦訳がないので、引用の際は原書の頁(邦訳には
たしか付いているはず)も明記してください。
それから、自分は近頃はハイデガーなんてとんと読まないので勘が鈍っています。
なので、訳の分からん回答をしても怒るなよ!
あと、レスもたまにしかつきませんから。
まあ、これから再読します。では。
>いい具合に下がって来たのでそろそろ再開します。
まだ、やんの?懲りないねぇ。
>>90 ( ゚Д゚)ハァ?
おまえの他スレのハイデガーに関する教科書的な書き込みが嫌だから、わざわざこんなことを
やっているのですよ? つーか、おまえ、ハイデガーなんて微塵も理解してないだろ。
そんな奴が入門者を捕まえて、入門書片手に勝手な講釈を垂れてはイカンとおもいます。
ハイデガーが何故、カントを持ち出しているのかに関する君の文章を読んだが、支離滅裂じゃないか。
それから、ハイデガーがフッサールの何に影響を受けたのか、君は分かっているのか?
それから、「懲りる」という言い方なんてしている時点で君は哲学失格ですよ。
Sein und Zeit のような古典を読むのに「懲りる」なんて言っていたら、それはもうウンコ以外の
何ものでもないわけです。哲学は「懲りない」奴がやるもので、簡単に懲りるような奴は、
ウンコしながら、90分で分かるデカルトでも読んでいた方がいいと思いますが、どうですか?
それから、そのハンドルはちょっとキモいよ。
俺のハンドルを見習えよ。 ヽ( ^∀^)ノ
分かった、分かった、俺が君に新しいハンドルを上げよう! 特別だよ!
君は今日から「肛門にイボ」と名乗りなさい。
ほら、悔しいだろう、悔しいよな! ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
悔しいならかかってこいよ!
( ゚д゚)、ペッ
喧嘩師・チンポイボ太郎
私にイボは余計だったな。
ほら、喧嘩したい諸君は何時でもかかってきなさい。
僕は喧嘩で人を殴るくらいしか楽しみがないからさ。
お前らさ、ハイデガーってそんなに偉いか?
俺は否定的にしか評価してねえぞ。
つーか、ハイデガー自身も後年自分で西洋哲学の歴史を研究して、
自分のやってることが別段目新しいものでもないって気づいていたんじゃないの?
西洋の哲学者で、存在論を何らかの意味で展開していない人なんかいないしさ。
実存の分析論は面白いし、過去にはなかったのかも知れないけど、
哲学的に見たら、あれこそ御伽噺じゃねえの?
ハイデガー自身、存在論は存在論的には基礎づけられないって言ってるじゃん。
結局、ハイデガーとかデリダとか読まなくてもいいよ。
ヘーゲルとかカントでいいんじゃないの?
かっこつけて現代思想とか言ってんじゃねえぞ!
こうも見事に釣れるとはやっぱりある意味チンポは天才だなw
懲りる云々というのは、自作自演について言ったのです。
97 :
考える名無しさん:04/08/19 22:31
しっかし、あいかわらずだな。
こいつの朝っぱらからテンション上げての書き込みは。
昔はsageんな、とか言ってたくせに自分からsageるようになりやがった。
しかもAAとかも使うようになって・・・。
なにが哲学者だ(w
アホじゃねえの。
98 :
考える名無しさん:04/08/19 22:41
□□■□□■□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□□■□□
■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■□□□□□□□□□□□□■□□□□□□■□
□□□■□■□■□□□□□■■■■■□□■□□□□□□□□□□□□■□□□□■□□□
□■■■■■■■■■□□□□□□□■□□■□□□□□□□□□□□□■□□□□□■□□
■□■□□■□□■□■□□□□□■□□□■□□□□□□□■□■□□■■□□□□□□□
□□■■■■■■■□□□□□□□■□□□■□□□■□■□■□■□□■□■□□□□□□
□□□■□□□■□□□□□□□■□□□□■□□□■□■□□□■□□■□□■□□□□□
□■■■■■■■■■□□□□□■■□□□■□□■□□□□□■□□□■□□□□□□□□
□□□■□□□■□□□□□□■□□■□□■□□■□□□□□■□□□■□□□□□□□□
■■■■■■■■■■■□□■□□□□■□■□■□□□□□■□□□□■□□□□□□□□
□□■□□□□□■□□□■□□□□□□□■■□□□□□■□□□□□■□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
99 :
考える名無しさん:04/08/19 22:44
チンポ太郎ってたまに名前出てくるけどこのクソマヌケがその
チンポ太郎ってやつなのw?
100 :
考える名無しさん:04/08/19 23:50
昔はGOとかいうネタハンだった。
フッサールに詳しいようだったけど
「哲学は丸暗記」だよってゲロしてたから
現象学なんて本当に理解してるかどうか。
そもそも哲学の基本さえこいつは理解してるか
疑わしい。嘘や見栄ばっか張るし、そのくせ
コンプレックスの塊でカマってちゃん。
独学で院生になるために勉強中だとか言ってたけどね。
100=ちんぽ太郎にかつて虐められた人
>798 名前: チンポ太郎 [sage] 投稿日: 04/08/03 23:23
>いいか、問題は、一と多の関係だ。これについてお前の見解を述べよ。
>827 名前: 大先生 投稿日: 04/08/03 23:43
>>「一と多の問題」は基礎中の基礎、その基礎問題を
>>過去の哲学者への参照なしに論じてやろうとしているのに、
>
>これもハイデガーのパクリだろ?
>830 名前: チンポ太郎 [sage] 投稿日: 04/08/03 23:45
>ハイデガーがどこで「一と多」を問題にしたんだよ。
>それ以上やると、君がどうしようもない哲学素人だということがますます暴露されていくよ?
↓次の日
>394 名前: ポール 投稿日: 04/08/04 22:43
>一と多については、『講義』においてハイデガーも言及してますね。
103 :
考える名無しさん:04/08/20 00:01
以前はヘーゲルなんて退屈で読まないとか言ってた。
前は現代思想にこんな否定的だったかなあ。
ドイツ観念論あたりにこだわってたような。
シェリングとか。
104 :
考える名無しさん:04/08/20 00:04
チンポ太郎って三流大学卒で容姿にコンプレックスがある
少年時代はいじめられっ子って告白してような。
105 :
考える名無しさん:04/08/20 00:07
106 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 00:43
うーん、冗談で喧嘩腰になって、からかって見たのだが、こんな目立たないスレでも
こんなに読んでいた奴がいたとは驚きです。チンポ太郎の発言を何時も間に受けちゃ駄目ですよ。
そんなことはもう何年も自分のスレを読んでいる人は知っている筈だが。
まあ、私の目的はこうやって私を徹底的に否定する奴をおびきだすことにあるわけです。
私が哲学以外の何か日常的なことを語ると、すぐにムキになって、哲学では正面から
議論できないものだから、容姿とか学歴とかの話を持ち出すわけです。
まあ、そういう君達が実は一番アホだということには気づいてないみたいですが。
それから、自分は大学なんて出てないですよ。合気道をもう十五年以上やっているから、
イジメなんかする奴は腕を折りますよ。
それから、哲学はある程度、記憶力がないとできないのです。だから、暗記は重要ですよ。
論点を押さえてないと自分の議論も展開できないのですよ?
テヘ
↑馬鹿
>議論できないものだから、容姿とか学歴とかの話を持ち出すわけです。
すると。容姿が悪い、という一点は認められる訳ですね。
今だ!3番ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ (´⌒(´
⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
⊆⊂´ ̄ ⊂ソ (´⌒(´⌒;;
 ̄ ̄ ̄ ズザーーーーーッ
110 :
チンポ太郎:04/08/20 00:48
ェィ!
/ ∧__∧
>>1 Kq0LhsNI
// / ( ´) 从//
( ̄ ̄二⊂ 彡⊃ ‘ 、' >
Y 人 W N
ミ(___)__),, V
>>1 「FUCKYOU・・・!ぶち殺すぞ・・・!ゴミめら・・・!」だっ・・・!
112 :
Gilles:04/08/20 00:51
はいはい、もうこないでね。 /
______ _____/
∨
------------- 、____ ウワァァン ヽゝ バカ
/  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ
イッテヨシ!.∧//∧ ∧.|| | \ .\(
>>1 )ヽ(`Д´)ノ (
>>1)
[/_________.(゚//[ ]Д゚#).|| | \ \/ヽ (
>>1 ) / ヽ ノ
.||_ ___|_| ̄ ̄ ∪.|.| |___\ \ / ヽヽ(`Д´)ノ ノ
.lO|--- |O゜.|______ |.|_|ニニニニニニl.|ヽ(`Д´)ノ(
>>1) ゴルァ
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_|| (
>>1) /ヽヽ(`Д´)ノ
──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ /ヽヽ(`Д´)ノ(
>>1 )
│ヽ(`Д´)ノ(
>>1 ) /ヽ ノ
│ (
>>1) /ヽヽ(`Д´)ノ
│ ミ / ヽヽ(`Д´)ノ )ジャブーン
│ ;: (
>>1 )’/ ヽ〃、、..
ボシャーン ミ ミ\ヽ(`Д´)ノ /ミ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
113 :
かおりん祭り:04/08/20 00:52
〜oノハヽo〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^▽^) < 新スレおめでとうござい〜♪
= ⊂ ) \_______
= (__/"(__) トテテテ...
114 :
考える名無しさん:04/08/20 00:54
荒れてきたな。
115 :
ばーかじゃないの?:04/08/20 00:55
Heidegger の Sein und Zeit 、Heidegger で Heidegger を
貫こうSein und Zeit の中で、Husserl
われわれ?(誰?)の目的は、Heidegger の思惟の道を追想し、それを自己のものとして、
われわれ自身の哲学的探究の糧とすることにあります。ハイデッガー教ということです。
哲学は常に「歴史的」である、というのが、この哲学者の確信でありました。過去の哲学を
知らずして、どうして現在の哲学が可能でしょうか? 歴史なんてどうでも解釈できますが、
われわれは常に既に、伝統の中で生きており、大虐殺の伝統やアパルトヘイトの伝統も
伝統です。この伝統との格闘の中から、偉大なものが
生まれるのです。存在の偉大な連鎖は、まさにここに存しております。
プラトンはソクラテスとの対話を通じて、アリストテレスはイデア論の論駁によって、
それぞれ偉大な哲学を築き上げました。デカルトはスコラ哲学の批判を通じて、
自己の哲学を確立し、この哲学に正面から挑んだのが、スピノザとライプニッツでした。
カントは大陸合理論とイギリス経験論とを折衷し、ドイツ観念論の礎を据えました。
ニーチェもヴィトゲンシュタインも、伝統との対決の中で、己の思想を形成しています。
ニーチェの哲学は、ショーペンハアウーのみならず、当代の生物学や社会学、また、
ギリシアの古典研究をもとに生み出されたものです。ヴィトゲンシュタインの哲学は、
フレーゲ・ラッセルによる数学の基礎論の研究、またケンブリッジの同僚達との議論、
そしてひそかに読んでいたプラトンやアリストテレスの研究の賜物です。
自分哲学を展開するのは、別に構いません。
しかし、これらの過去の偉大な遺産との対話を果たした上で、行うべきです。
「しゃべり場」レベルの人生論を、貴方の貧弱な経験を基礎になされても、迷惑なだけです。
何でも勉強しないと駄目なんです。勉強しないと、思考だってできなくなるんです。
自分勝手な妄想を広げても、学問的な基礎がないと、それは哲学にはなり得ないのです。
そういう妄想について話したいのなら、床屋にでも行って話したらどうですか?
美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
> 「最新経済」的
ワラタ
118 :
考える名無しさん:04/08/20 01:10
チンポは頭悪いから
もういいよ
119 :
考える名無しさん:04/08/20 01:14
だいたいスレタイがセンス無さ杉
さすが、「最新経済」的会話をこなす人は違いますねw
121 :
考える名無しさん:04/08/20 01:16
まあ、一流大学出て、哲学の文献をきちんと勉強してる院生なら
2ちゃんねるでチンポ太郎なんて名前でグダ巻いてないよな。
122 :
考える名無しさん:04/08/20 01:18
なにしろ、有意義な「最新経済」的会話ができる人ですから、仕方がありませんw
124 :
考える名無しさん:04/08/20 01:26
むしろ暗記や知識量レベルの土俵での負け犬が
哲学のアマチュア、チンポ太郎なのでは?
それが強い人間がプロでやってるわけだしね。
その負け犬であるチンポ太郎が知識、暗記云々をぬかすとは・・・。
寂れた将棋道場で燻って初心者相手にグダを巻く
アマ初段レベルその他大勢の
将棋愛好家に似た悲哀を感じさせるだけの男だな。
だから美容院で有意義な「最新経済」的会話をしたほうが良いわけですねw
126 :
考える名無しさん:04/08/20 01:40
哲学のハングレ
それがチンポ太郎・・・。
「最新経済」のエキスパート
それがポール粘着・・・。
128 :
考える名無しさん:04/08/20 01:45
哲学のバッタ学者、チンポ太郎。
129 :
考える名無しさん:04/08/20 01:51
>何でも勉強しないと駄目なんです。
>勉強しないと、思考だってできなくなるんです。
経験談ですね。これは。
自分の懺悔談ですな。
> 美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
これも経験談ですか?wwww
「最新経済」話の出来る、店名をきぼんぬwww
132 :
考える名無しさん:04/08/20 02:03
バカじゃねえの(w
>ちんぽなの?
だってよ。
オマエ脳味噌腐ってるんじゃねえの。
>>131 ちがうよ。チンポの文を引用した粘着。
> 美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
これ以外は全部1からの引用。
学のあることを見せようとして、見栄を張った結果が謎の「最新経済」w
この恥ずかしさは度を超えているw
134 :
考える名無しさん:04/08/20 02:05
>ちんぽなの?
そうよ〜、ちんぽなの〜
>132
うるせーボケ!!!!!!!
小学生が2chに出入りするのは問題だよw
137 :
考える名無しさん:04/08/20 02:10
「最新経済」ってさっきから誰に何をいってるの
おバカさん。
恥ずかしいのは君の邪推と妄想でしょ。
>>137 >美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
いくら夏休みでも、小学生は寝る時間だろw
どうせ、大先生=ぴか〜だろw
141 :
考える名無しさん:04/08/20 02:14
2chに出入り?
君のオツムの妄想ボケ具合が小学生並みでしょう(w
いくらぴかぁ〜でも、いい大人が『「最新経済」的会話』なんて言葉は使わないw
せんせ〜い
「 最 新 経 済 」 的 会 話 っ て 何 で す か ?
えっ、もしかして君達は「最新経済」知らないの?
ワルラス経済学のキータームだよ。
145 :
考える名無しさん:04/08/20 02:21
さっきからこの野郎、最新経済、最新経済うるせえな。
その書き込みの奴はたぶん今レスつけてねえよ。アホか。
そんなに最新経済が知りてえなら他の板でもいってろ。
自演をするときは、メール欄にsageと入れないとすぐバレるよw
147 :
考える名無しさん:04/08/20 02:26
自演?メール欄?バレる?
なんじゃそれ。
さっきからアホか。おまえは。
148 :
考える名無しさん:04/08/20 02:28
なにをバラされるんだ?
おまえが掲示板ジャンキーだということはわかったがな(w
誰が誰に絡んでるんだかさっぱりワカランw
で、ワルラス経済学キータームの、最新経済って何なの?
151 :
考える名無しさん:04/08/20 03:08
どの発言とどの発言が一緒か、これは誰の発言だ?
なんて執着して推測するのは
俺の場合はもう最初から放棄してるけどな。
その推測は邪推や妄想に変わるのは解りきってるからな。
ここの1は単純でわっかりやすい奴だけど(w
>>150 ワルラスがそんなこと言ってるわけねーだろ、嘘だよ、嘘w
本当はスティグリッツがIMFを皮肉って言った言葉だよ。
なんで美容院で「最新経済」的会話が出来るんだよw
そもそも、『「最新経済」的会話』って、日本語として成立してるの?
「最新経済学」ならともかく。
それにしたって、経済学の話が哲学と何の関係があるか不明だが。
154 :
考える名無しさん:04/08/20 03:42
あほくさ。
なんなんだこいつ。経済、経済って。
その哲学と関係ないことにこだわってるおまえのほうが不明だわ。
冷めてきた。
寝るわ。
155 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 04:18
いい具合に荒れてきました。今、料理しているので長文は書けないが、
私は君達とは違って女性にはモテますよ。
それから今の社会的地位にも満足してますし、哲学なんて所詮趣味ですから、
いろいろ批判されてもなんとも思いませんよ。
テヘ
156 :
考える名無しさん:04/08/20 04:25
ほんとにそうかな?
157 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 07:27
本音を言わせてもらうが、もう君達にはこっちが飽きているんですよ。
大体、君達の反応はいつもワンパターンで面白くないし、こっちだって
楽しもうと思って書き込んでいるのに、それに見合った煽りもしてくれないし、
なんか、喧嘩のレベルが低いんだよ。
多分、これは諸君の頭脳に比例しているんだろうけど、人を罵倒するのにも
それなりの知力が必要だということを忘れないでおきたまえ。
大体、君達の中で何人の人が私に正面から哲学の議論を挑んだことがありますか?
あのね、俺が無知な入門者と馴れ合って哲学ごっこをしているのはね、
それを否定する猛者が現れてくれないかなあ、と期待しているからなんだよ。
昔は堂々と議論を挑んできた人がいたのに、今ではもうこの体たらく。
どうしようもないじゃないですか。
158 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 07:32
それからさ、ぴかぁ、おまえに構ってやらなかったのは悪いと思うけど、
おまえの煽りもやっぱり面白くねえよ。実は蔭で応援してたんだけど、
君は哲学の知識なんてこれっぽちもないからこっちがびくびくしてしまうんだよ。
ああ、可哀想だな、こんなこと言ったら慌てるだろうな、ショックだろうな、って
気遣ってしまって真剣勝負ができなくなるわけです。
159 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 07:33
ホラ、もう段々とチンポ太郎のことが憎たらしくなってきたでしょう!
そう、俺は憎まれつつ去るのが好きなんです。
だって、おまえらなんか、現実であってもただの雑魚だろうし、
議論なんてそんなものは到底君達には不可能だから。
OHA〜♪
チンポ太郎先生大好き!!
>>157 この板だけじゃなくどこでもそうよ
人が増えて雑談だけする奴が多くなった
162 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 09:43
>>160 私の他スレも読むといいです。私がどういう文脈でこういう発言をしているのかを
是非理解して頂きたい。今までに恐らく十以上のスレを立てております。
>>161 哲学とは殆ど無関係な人生論とか、哲学無用論、哲学罵倒論とか、
なんかそういうのばっかりです。自分が初めて 2ch で立てたスレの理念は、
専門家や研究者が議論するスレというものでした。なのに馬鹿が大勢集まってきて、
「研究者」を煽って叩くという、なんとも情けない状況を提示してしまいました。
まあ、でもそのこと自体に腹を立てたりはしてませんよ。
だって、ここは馬鹿が集まるところですから。
私はただ、馬鹿が大勢いる中で、いかに自己を保てるのか、その実験がしたかった
だけかも。あるいは、馬鹿を見ていると「人のふり見てわが身を直せ」で、
馬鹿を見ることで自分を精進させたかったのかも知れない。
163 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 09:53
実際、哲学を学んでいる癖に、世間一般の馬鹿と何ら大差のない奴が沢山います。
そういう連中は、どのツラさげて、ヘーゲルやカントを読んでいるのでしょうか?
ああ、失礼。彼らはヘーゲルやカントなんて読める人種ではありませんでした。
新書の入門書でもう手一杯な方々でした。そういう人は、原書で真の哲学を経験する
機会がないから、段々、マジで哲学をやっている人達に嫉妬し出すわけであります。
これが逆恨みであることは言うまでもないですが、そういう知的劣等感から生まれる
嫉妬心こそ、諸君を駆ってチンポ太郎を罵倒せしめるのではありませんか?
図星をつかれて痛いだろうが、この機会にもっと自分の内面を反省したらどうでしょう?
一冊でもいいから、数年をかけて、流行なんかに踊らされず、古典に挑戦して御覧なさい。
ほんの昨日まで粋がっていた自分哲学なんて音を立てて崩壊して行きますよ。
それを本当に通過した者だけが、オリジナルの思索を許されるのではないですか?
思索は厳しいものであり、万人ができるものじゃないのに、文字を知ってりゃ誰でも
できると勘違いしていらっしゃいませんか、そこの不細工なお兄さん。
>>154 どっちが痛いかといえば、「最新」の方が痛い。
美容院の方が有意義な「最新数学」的会話ができることは間違いないな。
美容院の方が有意義な「最新物理学」的会話ができることは間違いないな。
美容院の方が有意義な「最新文学」的会話ができることは間違いないな。
美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
美容院の方が有意義な「最新社会学」的会話ができることは間違いないな。
美容院の方が有意義な「最新哲学」的会話ができることは間違いないな。
置き換えてみよう。
あと、一つ気付いたのは、
>>121 >>124 みたいな奴は、哲学という人間の内面性を
深める学問をかじりつつも、やっぱり「学歴」という人間の外的規定からの拘束から
抜けられないでいるらしい。実に哀れで、君達がいかに哲学向きでないか、痛いほど分かります。
君達は更に、諸学の中での哲学の位置付けに関してもまったくの無知のようだ。
学問とは何かという問いを考えたことさえないのだと思う。そういう人間に哲学なんて
語る資格はハナからない。学問の何たるかも知らないで、馬鹿みたいな受験勉強に憂き身をさらし、
「やったー!ウンコ大学入学!これって俺が頭いいってことだよね?」と寝言をかましているわけです。
何のための学問なのか、何のための哲学なのか? 君達は考えたことありますか?
日常の経験の中にどうしても割り切れないものがあって、誰も助けてくれなくて、
死んで解決するわけでもないし、毎日悶々として、他人とは一緒に生きているけど、
どうしても譲れない内的な生活がある、それが哲学の始まりでしょう?
君達はしかし、「哲学ってなんかいいじゃん」くらいな気持ちしかないでしょ?
そんな中途半端な気持ちで哲学なんてやれませんよ?
いい加減、目を覚まして、経済学部にでも転向したらいいんじゃないの?
166 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 12:40
それから、君達の気持ちが分からないでもない。
君達には現実の世界に友達や彼女がいて、哲学の話なんてしようと思えば何時でも
できる。しかし、やっぱり 2ch での議論はそれと根本的に違っている。
だから面白いし、やめられない。どうしてか分かるか?
それはな、君達が少しでも、内面的な生活に入っているからなんだ。
でもな、この内面的な生活はな、実は非常に嫌なもので、内面とは言いつつも、
内面からは逃げているんだよ。だってそうだろう、内面と言いながら、こうやって
見知らぬ他人相手に馬鹿話してるんだから。
つまりね、君達は真の内面生活、つまり孤独に生きることを恐れているんだよ。
いや、外面生活で得られないものを求めて内面的になるのだけど、内面生活の厳しさに
耐え切れず、そこでもやはり他人を求めてしまっているんですよ。
そういう、弱い人間が貴方なんです。分かりますか? おまえは弱いんだって。
だから、他人のことを平気で罵倒したり、馬鹿にしたりしたら駄目ですよ。
167 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 12:52
いいか、君達に言っておくが、他人をもっと丁重に扱え。特にチンポ太郎は
おまえらの先輩じゃねえか。和気藹々とやれとは言わないけどさ、どうして君達は
何時も刺々しく、他人を捕まえて馬鹿にすることしか考えていないのだろう。
現実には、モラルに欠ける人間がゴマンとおります。自分はそういう礼儀知らずは
大嫌いで、口をきくのさえお断りしております。しかしここでは、別に現実の自分に
支障が出るわけでもないから、まあ、目をつぶってやってます。
だけど、君達はネットでそんなひねくれた性格を曝していたら、それが君達の
本性になって、素性の汚い人間になってしまいますよ? 実際にもう汚い人がたくさんいるけど。
だからね、君達は、哲学から何を学んでいるの?
知識が欲しいなら社会学とかの方がいいよ。カッコつけたいの?
哲学なんてダサダサだよ? なあ、哲学から礼儀も学べないような奴は
頼むから早く他学部に行ってくれ。哲学の面汚しはしないでください。
これはすべての哲学徒からのお願いです。
168 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:02
いや、阿修羅くんなんかは偉いと思う。
俺だったら、こんな馬鹿が大勢集まるところのオフ会なんか絶対に行かない。
いや、みんなが馬鹿って言ってるのではなくて、大部分が馬鹿だから、
馬鹿が来る可能性が高いということです。
コミケとかには興味はないが、飲みつつ大議論するのは本当に好きなので一度こういう
連中とも話して見たいが、まあ、今はどうせ無理だし、という気持ちになる。
それに、飲んだら最後は「人生とは?」を延々と語って止まらなくなるから、
自分と深酒できるのは哲学専攻、しかも根っからの哲学徒でないと無理です。
哲学以外の話題が出ると場が白けます。そういう奴は気絶するまで飲ませます。
哲学と酒は相性が良くて、それはプラトンがいいお手本です。
169 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:09
喫茶店でも、道端でも、基本的に哲学関係の友人と出会ったら、哲学の話しか
しない。たまに通りすがりの人とか近くに座っている人から「あの人達、何?」という
好奇の目を向けられるが、それがなんでしょう。こっちは哲学屋です。
変態扱いは望むところ。なんなら、その場でパンツ抜いて一物と一緒にエチカでも
朗読してやりたいくらいです。
君達にそんな気概はありますか? 哲学で変態扱いされたことはありますか?
ないだろう? そんな奴は所詮素人。床屋でサッカーの話でもしていてください。
こっちはもう哲学の問題が難しくて難しくて七転八倒しているのですよ?
君達に馬鹿にされる筋合いなんてあるわけないじゃん、マジで。
170 :
考える名無しさん:04/08/20 13:12
チンポも暇だなあ。
こんなとこでクダ巻いてるより
論文でも読めばいいのに。
171 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:17
それから、たまには友達と酒でも飲んで、大いに議論をやるといいよ。
最後は勿論、殴り合いで決着をつけるのが男だ。私は殴るのは嫌いなので、
寝技の勝負にもっていく。今まで私の寝技に勝った奴は自慢じゃないが誰もいない。
酔ってからの喧嘩は大抵最後は寝技勝負になるから、君達も日頃から訓練して、
哲学は最後は力技ということをよく肝に銘じておきたまえ。
しかし最近は打撃の練習もたまにする。空手は自分の宿敵なので絶対にやらないが、
その他の打撃を密かにやっている。今度ウザい議論をする奴がいたら打撃でKOを取ろうと
思う。一撃で相手を沈めるにはかなりの力がいるので今体重も少しずつ増やしています。
172 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:19
>>170 今日は久々に時間があるし何故か酔っているのでこうして意味不明なことを
書いています。自分は論文なんか読みません。
173 :
考える名無しさん:04/08/20 13:21
×読みません
↓
○読めません
174 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:23
>>173 ははは。君は平和でいいなあ。わざわざ有難う。僕と今度、手合わせしような。
175 :
考える名無しさん:04/08/20 13:24
やだ
176 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:26
ああ、もう、こんなところで素人の啓蒙活動をするのは疲れてきた。
ここで学んだ唯一の事は、「馬鹿につける薬はない」という事です。
馬鹿は死ななきゃ直りません。
177 :
考える名無しさん:04/08/20 13:29
んだね。
まあ、ケーモーてのが大体からして素人くさい欲求だけど。
179 :
考える名無しさん:04/08/20 13:31
光 あ れ
チンポはもう氏ね
180 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:31
ポール氏のような真面目な人は、こつこつ勉強していって、将来、年を取った時に、
最高の楽しみが得られると思います。専門家になる必要なんてないし、趣味で哲学を
続けるのは立派です。内面的で自省的な生活を送っている人は、顔つきも変わってきて、
表情から深い思索の跡がにじみ出てきます。そういう人間になってほしいし、なるべきだと
思います。
181 :
考える名無しさん:04/08/20 13:33
暗黒時代は続く
182 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/08/20 13:35
では、そろそろ昇天するとするか。
もう来ることはないし、来ても書き込みとかはしないから、
チンポ太郎のことなんか早く忘れてください。
僕もここでのことは忘れますから。じゃね。
今まで楽しませてくれて有難う。
チンポ太郎さん、
哲学の活動復帰を希望します
2chで人格批判してもすぐまた来ますよ
馬鹿ですから
ほんと終わっちゃうの?
185 :
考える名無しさん:04/08/20 13:36
氏んでもチンポを離しませんでした
チーン
えー (´・ω・`)
187 :
考える名無しさん:04/08/20 13:38
誰か墓でも立ててやれや
188 :
考える名無しさん:04/08/20 13:45
死して屍拾う者なし
189 :
考える名無しさん:04/08/20 13:55
チンポの墓碑銘
まともに生きなかった
碌なもの書かなかった
恋しなかったのでオナーニした
ご愁傷さまでつ
191 :
考える名無しさん:04/08/20 18:16
愚僧1さんへ
>>76 > まじで、読了するつもりです。
>>87 > 序論に絞ってよんでいくという方向でぜひおねがいします。
方針御変更ですか? 残念です。
193 :
考える名無しさん:04/08/20 21:35
*1の性癖傾向*
煽って叩いたほうが長文を書く。
194 :
考える名無しさん:04/08/21 01:01
死んだのか
合唱
じゃなかった。合従
でもなかった。合掌(って別にしないけど)
195 :
考える名無しさん:04/08/21 03:27
折れだったら
死んでもマムコを離さないがなあ
>チンポ太郎さん
>ポール氏のような真面目な人は、こつこつ勉強していって、将来、年を取った時に、
>最高の楽しみが得られると思います。
年を取った時ですか・・。もう少し早めに良いことありませんかね?
ところでチンポさんは合気道ですか。僕は宿敵の空手出身です。
もしチンポさんと出会う機会がありましたら、議論では勝てそうに無いので
せめて「殴り合い」に勝機を見出したいと思います。
男は拳で語り合うものですよね。
その時は、『存在と時間』と共に、拳サポとバンテージを鞄に詰めて
闘いの場に向かいたいと思います。
僕は、途中で進路を変えました(卒業後学士入学)。
その分野に必要でありながら僕に不足していた素養を補う為、
彫刻家の人の元へ半年修行に行ったり、一年休学し単身上京、
全国トップレベルの美大系の予備校に通ったりしました。
普段は意識していないですが、やはり、通常の進路で進んできた人や、
かつて所属した学科の同期には負けたくないという思いは心のどこかに
あるのではないかと思います。
恵まれた環境にありながら、余裕をかましてる奴、全力を尽くさない奴には
やっぱり負けたくないですよね。
僕には、レベルの差ゆえ、チンポさんの見ている哲学の世界は理解できませんが、
>>169のようなレスを読むにつけ、「この人は本物の哲学徒だな」と僭越ながら
思います。いわゆる「エリート」には書けないレスですから。
与えられ、強制された環境での勉強でなく、100%自分の意思のみで行う
勉強こそ真の学問だと僕は思っていますし、それをできる人こそ、たとえ
その人のレベルがいかであろうとも、本物だと思っています。
では、また会う日まで、ひとまずお別れの挨拶を。
さようなら。
ああ、順番が狂ってしまった・・。
>>196と
>>197の間に次のレスを入れて読んでください。
>君達にそんな気概はありますか? 哲学で変態扱いされたことはありますか?
>>169 以前から感じていたのですが、チンポさんのレスには、哲学科出身者の人とは
異なった匂いがあります。
恵まれた環境で勉強している奴への強烈な反発心というか、ライバル心が。
そこが、僕が、チンポさんという人間に惹かれているところです。
200 :
考える名無しさん:04/08/21 11:31
チンポ太郎=ただの変態
201 :
考える名無しさん:04/08/21 12:09
哲学科出身者の人とは異なったお笑い芸人の臭いがあります。
恵まれた環境で勉強している奴への強烈な卑屈心というか、嫉妬心が。
そこが、僕が、チンポさんという人間を笑いたがるところです。
さすが「最新哲学」徒ですねw
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
粘着うざいよ
どっちが粘着だよw
「最新」ってなんか凄そう。
格好いい。
お前だこの糞野郎
>>115 なにが「ばーかじゃないの?」なんですか?
>美容院の方が有意義な「最新経済」的会話ができることは間違いないな。
1の書き込みを腐す文章として、意味が通らないんだけどw
ちんぽ本人が言っているように、哲学でちんぽと対等に議論したやつはいない。
ちんぽを煽っているやつは全部哲学とは無関係。
それがこの板の現状。
つーか、ちんぽはこんなところにこないで勉強してたほうがいいと思うよ
研究者の頃は、そうでもなかった。荒れて収集つかなくなるところは同じだけどw
知識のある奴は減ったけど、ドキュンの割合はそんなに変わらないと思う。
211 :
考える名無しさん:04/09/19 23:05:01
age
212 :
ぴかぁ〜:04/09/19 23:06:20
やはり、ぴか厨はポールでしたか。
213 :
考える名無しさん:04/09/19 23:22:13
裳前ら、大人の階段登れ
216 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:07:06
さて、今日はいろいろ不満があるから祭りをやります。
文句がある人は、直接、私の方までどうぞ。
217 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:09:23
今の会社、首になりそうです。
自分としては、首になる前にこちらから辞表を叩きつけてやる積りです。
あれだけ人をこき使っておきながら、何とも腹の立つ連中です。
218 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:10:07
本物?
219 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:11:48
第一、私の同僚がムカつきます。全員、腕の一本でも折ってやりたいが、
こちらが捕まるのでできない。
哲学? そんなものとは無縁の職場ですよ。難しい本の一つでも読んでる
奴がいればせめてもの救いになるけど、そんな奴はおりません。
そろいもそろって馬鹿ばかりです。
220 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:13:19
221 :
二酉:04/09/29 03:13:50
おかえりさなーい(・∀・)
以前、飲食関係と書いてなかった?
223 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:15:53
>>219 ごく普通の職場でなによりです。
哲学書読んでるヤツが近くにいる職場など、ぞっとしますからね。
224 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:15:58
ぴかぁ〜、実を言うと、俺はお前の正体を知っている!
気をつけろよ。発言にな。
225 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:16:57
>>224 すいません。ばれてましたか。
お互い大人なので、そこらへんは口チャックということで。
226 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:17:29
227 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:17:46
本物?
>みんなさ、就職してもめげるなよ。みんなは他人より頭がいいから、
>他人のことが馬鹿に見えて仕方がないことがこれから何度もあると思う。
>しかしな、辛抱しなくちゃならんよ。そいつらに対して怒るのは、
>自分でそいつらと同レベルと言っているようなもんだから。
>>219 以前、こんなこと↑書いてらっしゃたんで、
そういうことになるんじゃないかと心配してましたでち。。。
229 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:18:30
230 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:20:12
>>226 まあ、趣味の問題でしょうが、一般的には
親が「あんた、哲学だけはやめてや。
世間に顔向けできへんわ」というぐらいですからね
231 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:20:51
>>227 本物だ。
>>228 ちくわぶ君、今日は。僕の発言には暗示的な意味が込められています。
あまり直截に受け取らないように。
232 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:22:32
>>230 親は自分が自殺しないかと心配している。哲学者=自殺する奴、と考えて
いるらしい。しかし世間に受けないということは別にないのでは?
まあ、職場じゃ哲学なんて禁句だがな。
234 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:23:41
まあ、哲学徒でさえ、自分の子供ができたら、
哲学だけはさせたくないというぐらいの学問ですからね。
235 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:25:25
>>233 いや、半分は本当で半分は妄想。皆さんも知っているとは思いますが、
チンポ太郎は「日本美少女妄想学会」の会長を三年務めたことがあります。
236 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:25:46
本物?
237 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:27:37
>>234 そんなことはない。女子だったら哲学なんて絶対にさせたくないが、
哲学を軽蔑するような子にはしたくない。女子の中でも珍しく思想とか
興味を持っている子がいるが、そういう子に育てるべきである。
男子は同然、哲学一本道であります!
238 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:29:06
>>236 そう、恐がるなよw
いつも通りでいいよ。
なんかあぼーんがいっぱいあるんだが、ぴかぁ〜が連投してるの?
240 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:32:57
ああ、上の「同然」は「当然」のタイプミス。
241 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:33:27
242 :
二酉:04/09/29 03:34:23
243 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:34:33
それから、ぴか、お前が寂しいのは分かるが、ネットに頼っても何の解決にも
ならんぞ。
244 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:35:54
>>241 半分酔っております! まあ、そう恐がるな。また飲もうな。
245 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:37:32
>>242 ぴかぁ〜をNGnameに設定してたのが悪かったらしい。
JanyStyleの不具合かorz。
247 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:38:09
他スレで音楽の話をしているが、俺は実はバンドを組むことにした。
参加したい人はおりますか?
248 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:39:37
チンポ太郎ってブログとかないの?
249 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:42:03
250 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:42:42
251 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:43:28
しかし、この時間帯はやっぱり人が少ないね。
どうだ、哲学に関する雑談でもしようか。あまり重いのは勘弁だが。
252 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:44:09
ってか、よく間違われてたんだ、初コンタクトだよね。
253 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:44:56
>>251 いや、まだ会社やめたくないもので、そろそろ寝ないと・・・
254 :
考える名無しさん:04/09/29 03:45:16
はい(* ̄θ ̄)ノシツモン!!
チンポの人はなんでチンポの人なんですか?
255 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:45:49
>>250 そうか、それは大変だな。話は変わるが、最近はどういうの読むの?
相変わらず、あっち系統?
256 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:47:44
>>255 相変わらず、あっち系統?
ってか、初コンタクトなんで、怖いんですけど・・・
257 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:48:03
>>253 そうだな。早く寝た方がいいよ。じゃあ、また近々飲もうな。
258 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:49:39
ん〜・・・いままで話したことあったか、気になる・・・
ここに来た頃の記憶は定かではなく・・・
259 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:49:48
>>256 いや、俺は君と飲んでるよ、ちょっと前に。w
まあ、頑張れや。
260 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:51:29
>>259 飲んでたか・・・
オマエモガンバレヨー
261 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:52:14
さて、ぴかの奴が裏切って帰るので、今宵はチンポ太郎が一人で
皆さんを盛り上げようと思う。
なんでも訊いてくれ。
262 :
考える名無しさん:04/09/29 03:53:12
263 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/29 03:54:20
じゃあ、今度お互いしらふで少し真面目な話でも
たとえば哲学板の屑どもをどのように教育かしていく、とか
ではチンポコさん、寝ます・・・
264 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:54:49
ああ、上の「なんでチンポ人云々」か。
俺は別に「チンポの人」ではないが、この名前の由来は長い。
なので、過去スレを読んで下さい。
265 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:57:32
>>263 教育か。確かに屑どもだな。しかし社会の大半の人間なんて屑だからな。
戦争でも始まらないかな。屑を戦場に送る。我々は静かに哲学。
266 :
考える名無しさん:04/09/29 03:58:09
そんな事言わずにさ〜
暇つぶしに喋っておくれよ〜
267 :
考える名無しさん:04/09/29 03:58:09
屑かそうでないかの選別はどうやってやるの?
268 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 03:58:55
駄目だ。今日はちょっと元気がない。
俺も寝るわ。じゃな。
269 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 04:00:00
270 :
考える名無しさん:04/09/29 04:00:06
またなー
271 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/29 04:00:55
すまん、今日は本当にくだらん書き込みばっかしてしまった。
日本語もおかしくなってるし、ストレス溜まってんのかなあ。
272 :
考える名無しさん:04/09/29 04:01:23
じゃあね〜チンポのひと〜
273 :
考える名無しさん:04/09/29 04:03:19
チンポしごいてストレス発散しな〜よ〜
ピカとチンポはモーオタ出身?
Kuriharaはモーヲタだったな。
以前竹田スレをモー娘。関係のカキコで荒らしてた。
誰が好きだったんでちか?
277 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/30 06:42:56
目が回るくらい忙しい。だから今日は雑談はなし。すまん。
鬱病にならぬよう注意せねばならぬ。諸君も過労には注意したまえ。
それから、俺はモーオタなんぞではない。つーか、ああいうのには興味はゼロです。
妄想の対象はもっと日常的な電車の中で見かけるような美少女であります!
制服万歳であります!
はあ、肉体的に疲れるともう思考なんて完全に無理だな。
278 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/30 06:45:03
信じられないだろうけど、今から寝るところです。
279 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/30 06:46:51
そして昼前に起きてまた出勤です。
来週の月曜まで休みなしです。
殺す気か!
280 :
考える名無しさん:04/09/30 08:12:17
ガンバ〜チンポッ!ファイッ!チンポッ!ファイッ!チンポッ!Φ!
281 :
考える名無しさん:04/09/30 17:03:22
チンポ太郎はsageで書き込まなくなったな。
そう、それでいい。
ところであんたはロビーとラウンジとか雑談板はいかんの?
282 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/30 17:11:26
>>281 行きません。電波板で変態小説をたまに書く位です。w
今日はもう早目に解放してもらいました。
283 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/09/30 17:14:55
でも今から休むので雑談はできません。申し訳ない。
sageで書かないのは、このスレを充実させる気が全然ないということです。
荒らしを呼んで、荒らしと一緒と遊ぼうというわけですな。じゃ。
284 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/09/30 17:29:25
本物?
285 :
考える名無しさん:04/09/30 17:44:15
ロビーはsageで書き込まないのが暗黙のルールみたいなとこがあって
俺はここの空気は気に入ってもあまりにも天然バカが多いので
うんざりしちゃってるんだけどね。
まあ、雑談板はコテハンが強いから排他的なとこがあって目立っちゃうと
古株の牢名主みたいなコテと争いになることは必至だけどね。
286 :
考える名無しさん:04/09/30 17:50:32
哲学的な考察をすると
ロビーはある意味2chの核である。
2chの黎明期にここの連中が2hc拡大の原動力に
なったらしい。
今は廃れてるけどね。
ものすごくどうでもいいんですけど
288 :
考える名無しさん:04/09/30 18:03:22
いちいち、ものすごく感じるだけ
おまえのほうがどうでもいいですけど。
>>286 スマン、悪気はないがこれだけは言わせてくれ。
>哲学的な考察をすると
全然哲学的じゃないから。
290 :
考える名無しさん:04/09/30 20:26:11
それでは君のいう哲学的とはどういうことなのだろう?
哲学的であることを明確に定義できるから全然哲学的じゃないと
いえるのだろう。
哲学的とはどういうことだい?
>>290 さあ、どういうことだろう?俺にはわからん。
君はわかるんだろ?教えてくれ。
292 :
考える名無しさん:04/09/30 21:56:15
>俺にはわからん
君はわからないのに全然哲学的じゃないと言ったわけだ。
わからないのにそうじゃないと言ってしまう人間に
どんな説明したってわからないと思わないかな?
それとも別の人間かな?
それでは哲学的ではないと言った人は何処へいったのだろうか?
その人に教えてもらいたまえ。
哲学的とはどういうことなのかねとね。
293 :
考える名無しさん:04/09/30 23:45:49
傍から見てればどうでも良いんじゃボケッ!
うるさいわい、そんな事どうでも良いからチンポ出せ!
オイラ哲板以外ほとんど行かないから、
ロビーとか雑談板とか「俺には分からん」でち。
やっぱりいろんな板に言ったほうが面白いでちか?
そうでちね〜各板事にいろんな特色があって面白いでちよ
戻ってくるなよ
ナイス突っ込みw
298 :
考える名無しさん:04/10/01 00:17:45
哲学的であることは
どうでもいい。
ただチンポさえあれば・・・。
そう、それでいい。
良く分からない。
ただ、一つだけ言えることは、チンポと言うのは一人だけで良い。
この偽もんがぁ〜も〜!<<o(>-<)o>>くやし〜!!
一緒に泣くでち(ノ_・。)うるうる・・
302 :
考える名無しさん:04/10/01 01:35:51
こんなことを繰り返していて、どこかに辿りつくとでも思っているのかね?
現時点では
>こんなことを繰り返していて、どこかに辿りつくとでも思っているのかね?
と言っている人間のとこまで辿り着いたでち
304 :
考える名無しさん:04/10/01 03:15:33
哲学書に古代ギリシアの絵が載っていました。
その絵は哲学者の先生が教え子のチンポを触ってる絵でした。
哲学者はチンポが好きなのでしょうか?
チンポ太郎さんは哲学とチンポの関係について
どう思われますか?
始まるの?
チンポには腰が引けまくってるぴかぁ〜にワラタw
307 :
考える名無しさん:04/10/01 20:50:10
308 :
考える名無しさん:04/10/01 21:22:36
叡智を授かりたい少年は
先ず哲学大先生に男の操を捧ぐ。
たぶん、チンポ太郎さんという方も哲学者に愛撫してもらいたくて
こんな名前にしたのではないでしょうか?
すべての哲学好きな青年が大先生に
フリチンで手コキを哀願するわけじゃあないですけどね。
309 :
考える名無しさん:04/10/01 22:59:33
310 :
パンパース:04/10/01 23:12:54
時間と存在が未完になったのは、ハイデガーの思惟が変ったのか?
しかし、ハイデガーは生涯「存在と時間」を手元に置き
注釈を入れている。じゃ、何故「4半世紀もたってもはや前半を書き直さないと
つながらない」と、断念したのか?
ま、今私は「存在と時間」序論第6節読んでるとこなんで
まるっきりの厨房なんだけどね
311 :
考える名無しさん:04/10/01 23:24:24
チンポ太郎さんは出てこないですねえ・・・。
ぜひとも哲学における男子陰茎論を語ってもらいたかったのに。
312 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 00:00:07
313 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 00:02:57
314 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 00:06:07
315 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 00:14:36
過去スレを持ち出したのは議論を繰り返したくないからです。
そういえば、「下痢便」なんとかというスレも立てた記憶がある。
あと、誰かが言及していたが、「チンポ太郎は博士になってしまったよ」という
スレもあったらしい。w
自分では覚えていない。
316 :
十二使鳥:04/10/02 00:37:52
チンポ太郎ってあんたか、
面白いって評判だな。
で、何でチンポ太郎なんだ?
マンコのほうがいいと思うが?
マンコだとマンコ花子か・・・
やっぱチンポて゜正解だな。
酔っぱらってるでち。
>>313-314はオイラも何度か哲板で貼ったことがあるでち。
オイラはチンポ太郎フリークでち。うい。。。
319 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 00:50:48
わしもチンポコのファンです!
ここは素敵なハッテンバですね。
白身魚と小麦粉の違いでち。
チンポコはしごくものと決まっている。
ファンなど10年早い。
>>321 どうせなら赤身魚の面白いからこれからは
赤身魚でちくわぶを作りなさい。
323 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 00:58:51
>>316 そんなに面白くはないと思う。自分でそう感じる。
>>317 ああ、そうだったのか。それにしては知らない人が多いので、
議論を省略するために貼りました。
>>319 そうか。じゃあ、また飲もうな。
325 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 01:00:05
326 :
考える名無しさん:04/10/02 01:00:34
意外に思えるかもしれないが哲学とチンポの関係は深い・・・。
プラトンの「饗宴」を読みたまえ。
ソクラテスが美少年の肉体美に酔いしれて獣のような気持ちに
なったよと言ってるぐらいだから。
太陽が男子の陰茎に例えられる話もよく心理学や哲学の論議として
引用されるのだよ。
いや、ホントまじめな話ですよ。
いいなぁー、チンポさんと飲んだことがあるなんて。。。
チンポさん、オイラとも飲もうでち。
そんときは、十二使鳥さんもまた静岡から来んしゃいでち。
いかん。
酔ってもいないし、酔う要素もないのに
酔っぱらってきた。
329 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 01:01:47
チン太は大学で哲学勉強してたん?
オイラは動物病院で去勢してしまったので父性がないでち。。。
331 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 01:08:08
>>327 じゃあ、ちくわぶくんも来なさい。
>>329 俺はチン太ではないが、過去スレから予想できるはず。
332 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 01:11:42
>>331 ごめん、正直、ポン太の過去スレ読んだことないから・・・
だって、名前はしってたけど、おとつい話したばっかりだしさ。
何かちくわぶってすごいなぁ。
っていうかこわいぞ。
荒らすつもりもないから寝るか。
335 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 01:17:42
>>333 ◇◆チン国際病院へようこそ!◇◆以外は、俺のではないです。
もう一つ聞かしてくだちい。
初代オフ会スレで、NHK放尿センター近くの何とかいう店の前で集まろうって
呼びかけたのは本物のチンポさんだったんでちか?
337 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 01:20:55
ねぇねぇ、チン太はさ。哲学的にはもう枯れてるの?
それともまだ知的好奇心はあるの?
>>334 こわいって言ったらイカンでち。
営業妨害でち。。。
339 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 01:21:33
>>336 それは自分です。w
NHK放尿センターというのは意味不明ですが、渋谷でオフ会をやろうと
していたのは事実です。
340 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 01:25:15
>>337 枯れてはいないが、ここで自分の今の研究を発表するわけにはいかない。
まあ、暇潰しに来ているだけだ。
哲学の勉強のみならず、かなり幅広く学んでいる方だと思う。
ただ、仕事の関係でどうしても時間上の制約があるから、休日は部屋に
閉じこもって読書するか、図書館で勉強しております。
仕事の日は仕事に集中ですな。一応、料理人の端くれですから。
>>338 俺様がこわいわけないだろ。
しかし、そうだな、第三者的には聞こえが悪いかもな。
ま、寝る。
あれは、ほんものだったんでちか。。。
206 :チンポ太郎 :03/07/13 00:46
そう、それだ、見事だ80氏。その記憶力に放尿!
私も最近はすっかり尿道が拡大して、寛大な人格に生まれ変わったから、
きみたちは少しも臆する必要はないのだよ。
きみたちのますます退行するさまにはいても立ってもいられなくなる。
哲学的に治療してあげるからオフ会に参加しなさい。7月20日、6時PM、
神南ジャーナル・スタンダードまえににて待つ。チンポ
232 :チンポ太郎 :03/07/13 01:00
>>223,224
もちろんだとも、もろ手をあげて歓迎しよう。
目印はモナドロジーかラカンのセミネールだよ。
覚えているだろうね。
学会とかは入ってるでちか?
344 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 01:32:23
>哲学の勉強のみならず、かなり幅広く学んでいる方だと思う。
>ただ、仕事の関係でどうしても時間上の制約があるから、休日は部屋に
>閉じこもって読書するか、図書館で勉強しております。
>仕事の日は仕事に集中ですな。一応、料理人の端くれですから。
チン太は料理人か。そういうマンガあったような。
かっちょえ〜哲学好きの料理人。
そこに至るまで、いろいろありそうだなあ。
わしは普通だからなあ〜
枯れてないのか。勉強してるのか。なんかすげぇな。
いつごろ披露するんだ?
345 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 01:34:54
>>342 それは自分の書き込みではないです。
別のところで告知しました。
>>343 学会?w 僕の身分をご存知のはずだが・・・。
>>345 なんだ、あれは偽物だったでちか。。。_| ̄|○
347 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 01:37:09
>>344 発表はしない。趣味だから、別に自己顕示欲とかがあるわけではない。
まあ、自分を精進させるためにやってるだけです。
348 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 01:38:19
>>347 そりゃあかん。そりゃあかんでチン太。
そりゃ逃げや。発表しな!
349 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 01:38:41
>>346 前半は自分の文章だから、誰かがもじったものだと思う。
「神南ジャーナル・スタンダード」なんて自分は書かない。
350 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 01:39:23
排便せな。飯もうままいで!
せっかくの料理が台無しや!
>学会?w 僕の身分をご存知のはずだが・・・。
ご存知じゃないでちよ。
「学会?w」というのは、
「当然だろこのマゾ野郎!!」って意味でちか?
それとも、「入ってるわけねーだろこのEDが!!」って意味でちか?
マゾ野郎だろこのEDが!!!のほうでち
353 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 02:11:04
チン太もいろいろあるんやな。
わしなんか、哲学ごときとすぐおもってしまうが、
もうちょっと肩の力抜いてもええんちゃんか。
ポールじゃあるまいに、もともとそういうキャラやん。
354 :
考える名無しさん:04/10/02 02:16:55
>>353 お前のどこを探せば哲学が出てくるんだ?
355 :
ひ@漏れ漏れ 漏れだよ ひ@だYO!◇t2FAHIHIHI:04/10/02 02:20:52
>1
>そういう妄想について話したいのなら、床屋にでも行って話したらどうですか?
Θ夲なら、床屋ぢゃ無くて便所だろ。
だから、、、此処ぢゃん♪
356 :
考える名無しさん:04/10/02 04:17:36
なんかチンポ太郎の文章をさらっと読んだが
以前と比べてずいぶん考え方が変わったなあ。
357 :
ひ@漏れ漏れ 漏れだよ ひ@だYO!◇t2FAHIHIHI:04/10/02 04:22:37
一皮剥けたってヤシ?
真性から假性になった?
或ひは包茎手術を受けたンでせうか?
358 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 08:30:06
>>353 俺はかなり肩の力抜いてる方だと思う。仕事のせいでストレスは溜まるけど。
不安なのは、仕事関係のことだけで、哲学の方はかなりのんびりとやってる。
>>356 いや、考え方は変わっていない。文体を変えただけだよ。
昔は馬鹿やって人を笑わせることに重点を置いていたから。
まあ、フッサール関連のスレをやっていた頃は、俺も将来の仕事をどうするかで
悩んでいて、かなり壊れていたから、2ch とかで憂さ晴らしをし始めたわけですよ。
でも、こうして落ち着いて見ると、まあ、憂さは相変わらずあるが、当時持っていた
ような不安はないので気が楽なんです。馬鹿につける薬はない、という信念は
変わりませんけどw
>>357 俺はもともと包茎ではないぞ。自然にずる剥けだ。
359 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 08:38:38
それから、まあ、書き込みの内容とかから、諸君の年齢とか、感情の機微とか、
更には顔の表情まで想像できてしまうわけです。そうすると、諸君を侮辱するのも
気が引けてくる。だって、諸君を愛してくれる人もいるわけだし、もし俺が諸君の
人格を否定するようなことを言うと、そういう人達に対してものすごく失礼だからね。
ただ、もし諸君を愛している人が、ブタ並みに不細工だったり、口臭がきつかったり
した場合は、私も遠慮なく諸君の人格を否定させてもらう。
しかし、俺は昔から、諸君一人一人の職業とか年齢とかを訊きたいと思っていたが、
誰も応答はしなかったな。諸君はなかなか、恥ずかしがり屋なんだな。
まあ、こんなところで、現実をさらしてどうするのか、って言われそうだが、
現実とは無関係の議論なんて俺は駄目だね。その人の顔を見ながら、あるいは
想像しながらでないと、本格的な議論なんて無理だ。
360 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 08:44:49
でも、本当に時代が変わったなあ。
俺がガキの頃は、電話が唯一の通信手段だったが、それも携帯なんかないから、
親に取り次いでもらわないといけない。女の子の家に電話して父親が出たら青ざめ
なければならないわけです。
最近のガキはそんな経験ないだろ。まったく、中学生で童貞・処女喪失なんて
俺が許さん! 中学生は保護されている!
まあ、中学生を扱ったエロ同人誌で、日々五四運動に励む私は、そんなこと
いえる立場にあるかどうか微妙であるが、最近の女子高生はエロ過ぎてつまらんので
ある。制服は確かにいいが、俺は女子高生は嫌だ!
361 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 08:50:19
で、自分が中学生の頃は、同学年の女子をちっとも有難いとは思わなかった。
「失って初めて分かるものの価値」ではないが、高校を卒業して、某専門学校に
通い始めたとき、あの電車の中の、あるいはバス亭の前の、神秘的女子中学生達を
発見したのである。いや、言っておくが、俺は不細工とかデブは好かん。
しかし、あまりに整い過ぎている子も好きじゃない。なんか、この、微妙に
子供と大人の中間の狭間にあって、こう、性的なものが芽生えてくるというか、
そういう瞬間に立ち会える俺にマンセー!となるわけです。
これはもう、俺の中では神秘体験なんですよ。
362 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 08:55:38
諸君、勘違いしてはいけないが、私は変質者の類ではない。
ロリコン的気質はあるが、性的な対象としては、やはり同年代でないと
駄目だ。話も合わないし、大体、犯罪になるし。
でも、自分の好みはあくまで、まあ、なんというか、そういう神秘的なものを
具えた人です。
まあ、はっきり言えば、女子中学生は神だと思うんですよ。つまり、信仰の対象で
あって、よろしく拝み倒すべき存在なんです。
痴漢なんかする奴は殺してやろうかと思います。あれは賽銭泥棒と同じで、
神聖にして不可侵のものに手を出しているのですから! 許さんぞ!
363 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/02 09:02:17
おっと、出勤の時間だ。
同じアパート内に住んでいる夫婦の娘さんが近くの中学に通っているけど、
ちゃんと挨拶してきて可愛いんですよ。僕はこういう女の子が増えたら、それだけ
世界は幸福になり、人類の福祉に寄与できると思う。
364 :
ぴかぁ〜 ◆wMDHqGPerU :04/10/02 10:44:41
チン太もナイーブな年頃なんやね。
まあ、肩の力抜いて、リラックス、女子高生のスラックス♪
365 :
パンパース:04/10/02 10:46:29
>>314 過去の論争スレ探して読んでみます。
もう一つ、古東哲明の「ハイデガー=存在神秘の哲学」を読んだんですが、
ハイデガーは「存在と時間」を書く前に、瞑想によってある決定的体験をしたと
あるんですが、それってインドヨーガで言うチャクラが開花する体験とすごく
ダブル気がします。ひょっとしてハイデガー思想にたどり着く為には自らが
瞑想をし、ある衝撃体験(チャクラの開花)をしなければならないのかなどと
思ってしまいますw
このことも、どっかのレスで、既に討論されてるんでしょうね・・・
366 :
考える名無しさん:04/10/02 13:25:08
チンポ太郎さんにロビーに来てもらいたいっす。
今ロビーは東京kittyという嫌な奴がいて非常につまらないっす。
(w荒 とか氾濫してるのはこいつの影響。
なんだかんだいって汚染されている。
書き込みもネタも計算がなく面白くないし、天然キャラだけで爆走してる
ただの豚です。
別ハンでもいいですからこいつをどうにかしてください。
じゃなくて東京kittyにチンポ太郎を
>チンポさん
チンポさん、雰囲気がだいぶ変わりましたね。
昔は、笑いを取りながらも、その背後に、触れたら切られるような
攻撃性が垣間見えましたから。丸くなりましたね。
ところで以前から聞きたかったことがあります。いいですか?
支障があるならノーコメントでも結構です。
どこかの過去ログで言ってたように、チンポさんは、自ら他大学の
現象学の先生のところへ押しかけ、もぐりで教えを受けたというのは
本当ですか?
以前のチンポさんの雰囲気から、通常の哲学科出身とは思えなかったので、
この話をずっと信じていました。
僕の推測が当たっているとすれば、もぐってまで哲学を、それも現象学を
志した理由は何ですか?
もう一つ言わせていただければ、現在まで僕が哲学を学んで来た途上、
大森さんと共に、チンポさんの存在は一つの心の励みでした。
「哲学科でなくとも、ここまでできるんだ」という。
感謝しております。
オイラも「通常の哲学科出身」とは思えない人でしょ?
「哲学科であっても、ここまでできないんだ」という。。。
371 :
考える名無しさん:04/10/02 22:31:05
であんたは何学科だったの?>ポール
俺はチンポじゃないけど
法律学科の法律クズレ。
基本的に法律はソフィスト的なスタンスでないと務まらない世界で
俺には合わないと挫折した。
最近は幾何の世界の法則に
生きる道標を見つけた気がする。
貴下は、幾何の世界の法則にたいして、
どんなものを見出したんでちか?
373 :
考える名無しさん:04/10/02 22:40:56
哲学科といっても文学部の範疇だわな。
文献学。
純粋に理論を研究するなら理数系のほうが良かった気がする。
374 :
考える名無しさん:04/10/02 22:45:05
いや、見出したというほどのことはない。
ただプラトンがそういってたから
そうかな、と思った程度のきっかけさ。
文系の自分が苦手だった数学を今になって克服することで
なにかが変わるのではないか、その程度。
375 :
ぴかぁ〜(U) ◆wMDHqGPerU :04/10/02 23:52:12
チン太!
>>371,374
ぺんぺん?
法律畑出身で、数学に興味を持ちだしたというのは。
377 :
ぴかぁ〜(U) ◆wMDHqGPerU :04/10/02 23:55:56
古株コテの同窓会スレ?
ぺんぺんは古株というほど古くないんでないの。
379 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:02:50
>>365 古東氏の本は残念ながら読んだことがないので確かなことは言えませんが、
少なくとも、ハイデガーが神秘体験をもとにして『存在と時間』を構想したなんて話は
聞いたことありません。
まあ、これは予想に過ぎませんが、後期の作品にただよう神秘的な雰囲気から、
そういう推測が出てきたのではないでしょうか?
しかし『存在と時間』の中で語られる Sein は神秘的でもなんでもないです。
ist 等の不定形に過ぎませんから。
だがこれを Es gibt とやると、「それが与える」みたいな感じになって、
「それ」Es が神秘的に思惟されるようになるわけです。
まあ、チャクラは開花させないでもいいのではないでしょうかw
380 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:03:37
>>366 いや、活動の幅を広げたら忙しくなるので行けません。
381 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:04:05
>>368 >昔は、笑いを取りながらも、その背後に、触れたら切られるような
>攻撃性が垣間見えましたから。
これには笑いました。実生活でもそんなこと言われることが多いです。
本当はやさしいお兄さんなのだが、外見から恐いと判断されるようです。
大学にもぐったという話は本当です。現象学は、まあ、素人が普通に読んで
いきなり理解できるしろものじゃないですから。
知り合いに一人、某大学に通っている者がおりまして、そいつを通じてもぐり
始めました。最初は適当にいろいろな授業に出てみましたが、運良く、現象学の
専門家に出会いまして、いろいろ話すようになったんです。
当時、哲学なんてほとんど知らなかったのですが、現象学というのには、
なにか自分が考えていることに対する「答え」が隠されているような気がしたんです。
まあ、自分の世界が動揺していた時期だから、世界の妥当性を究極的に構成する
超越論的自我の考えに惹かれたのだと思います。
382 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:04:59
>>369 自分は哲学科どころか、大学は行ってませんよ。こういうとすぐ高卒呼ばわり
するやつがいるが、自分は専門学校をちゃんと出ております!
しかし、大森さんは哲学科でないの?
チンポさんは哲学に興味を持ち出してどれくらいの
期間になるんですか?自分は5年くらい経つけど
大分チンポさんのほうが上だと思ったもんで。
384 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:13:01
じゃあ、今日も妄想を全開して行きたいと思う。
まず、諸君はすでに女子中学生が如何に偉大な存在であるかを知ったのである。
だから次は、諸君の性生活のあり方について語ろうと思う。
哲学をやっている者は、その性生活においても平凡であってはいけない。
385 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:14:12
>>385 そうですか。なんか目標というか励みになります。
387 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:28:54
女性とは、その質に応じてさまざまな段階がある。
女子中学生は、文句無しに最上位に君臨しており、われわれのうちの誰も、
これに手を触れてはならない。はた目から見て、家内制手工業を敢行するのは許可しよう!
なんどもくりかえして申し訳ないが、女子中学生は絶対的に完全な存在である。
しかし、現実に女子中学生達と接してみても、そんなに萌えないのはなぜか?
それは諸君が観念化を怠っているからである!
われわれは、観念を通じてものを見るのであって、現実の対象からものごとを判断しては
いけない。そしてこの観念は、生得的であって、プラトンのイデアのごとく、
われわれの魂のうちにストックされているのである。
388 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:33:15
われわれが見ているのは、現実の経験的対象ではない。われわれは、つねに、
われわれ自身の観念をみているに過ぎないのだ!
だから、女子中学生のイデアをみるように努力することが大事です。
このイデアをみることを学ぶと、自然とまわりのものが美しく見えてきます。
つまり、チンポ太郎は現在、電波を発しております。
389 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 08:39:04
そこで、本題に戻りましょう。
僕はウンコを食べることには別に反対はしません。
政治を論ずることにも反対しません。デモ行進をやりたい人はやればいいし、
性転換をしたい人はすればいい。
だけどな、これだけは覚えとけ!
俺のアヌスはローズピンク!
>>389 >僕はウンコを食べることには別に反対はしません。
一見インパクトはあるが全世界がウンコを食べることには
反対してないのでは?
国が変われば法律も変わる。死刑に賛成の国もあれば反対の国もある。
しかしウンコを食べて逮捕されたという話は聞いたことがない。
ただ聞いた事がないだけなのだろうか?
いや、ウンコを食べて逮捕しただなんて面白いネタをマスコミが放って
おくはずがない。きっと全人類がウンコを食べることに関しては反対し
ていないのだろう。
「食べたきゃしょうがない、でもあっち逝って食え!」
そんな程度の話で、だれも反対していないものを「反対しません」
っていわれてもなぁ・・・
>チンポさん
お答えどうもです。
しかし、「外見的に」怖いお兄さんとは以外でした。
僕の中では、現実のチンポさんは、極常識な振る舞いを
身に付けた社会人かと思ってました。第一印象は、
礼儀正しい好青年だと・・。あくまで表面上はですけど。
大森さんに関しては別の意味でですね。
>ちくわぶさん
えっ、哲学科卒なんですか? 全然「知ったか」しませんよね?
普通、知識があったら、ついついやってしまうもんですが・・。
犬と同じで、やたら吼える奴ほど心が弱く、本当に強い犬は、
そんなことしないし、する必要が無いと僕は思っています。
特に2ちゃんでは、その傾向が顕著だと思いますね。
ちくわぶさんは、ちわわの振りをしたドーベルマンですか?
ちんぼさん、お答えありがとう
じゃ、私は存在と時間読み進めます
まだ、序論7節だよぅ・・・
393 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 12:42:54
>>390 ウンコを食うのは、あたりまえのことです。
ウンコを食わないと、逮捕される国があるくらいです。
でも、通常は全国民が「うまいうまい」と言ってパクパク食っている模様です。
食う瞬間はいいのですが、食ったあとがヤバイそうです。
詳細は、『わくわく汚物ランド』をご覧下さい。
>>391 中身はかなり常識的だと言いたいのですが、自分で言うのもなんなので、
この辺でやめておきます。まあ、はっきり言って変態ですが。
>>392 『存在と時間』は時間がかかるでしょう。僕が初めて読んだときは、確か、
一ヶ月掛かったと思う。理解できたのは前半のごく一部。
あの本は、第二部の後半からワケワカメになるのでご注意を。
ケツの穴にごぼうを5本入れてから読むとよく分かると誰かが書いていたような。
394 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/03 12:45:30
昼飯のパスタうまかったよ。
さて、仕事、仕事。
“虚構”は、全ての形相的学問にとってそうなのだが、現象学にとって生命となる要素である。
虚構は、そこから“永遠の真理”の認識がその栄養を得るところの源泉なのである。
>>393 『わくわく汚物ランド』ってエロビデオのタイトルかぁ・・・
そりゃ見なきゃ損をするのかなぁ・・・
汚物ってやっぱゲロも含まれるんだろうなぁ・・・
問題は、何を食ったゲロか?何を食った糞か?だな。
ひじき糞じゃ当たり前過ぎるからな。
397 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/04 03:02:52
また女子中学生の話で恐縮であるが、女子中学生と言えば、秋篠宮御夫妻のご令嬢、眞子さまは、
現在、中学生である。つまり、神である。天皇は「現人神」と言われるが、実は眞子タンも神なのである。
で、先日、物好きな人がやっている眞子タンの画像などを集めたサイトに行き、その神様ぶりを堪能した。
私としては、愛子のような奇形児が女帝として君臨するよりも、現在の眞子タンをそのまま日本国の
女帝として祭り上げたい気持ちである。もし眞子タンが女帝になれば、臣民は喜んで税金を払うし、
戦争になっても喜んで戦地におもむくであろう。
わたしの意見としては、王制が、政治形態としては一番優れていると思う。
王は神であって、われわれ臣民はそれをあがめる。天皇制とは、この最高の政治形態を実現してもの
であって、わたしは日本が早々に古代の王制に戻って欲しいと念願している。
わたしの推測では、卑弥呼というのは、たぶん、女子中学生だったのではないか、と思う。
換言すれば、日本では、古代より女子中学生が国家を統治するという伝統があった。
それが戦後、アメリカの占領下で、廃止されてしまった。しかし、われわれは今や、
帝国臣民の自覚をもって、女子中学生の国家統治を復興させねばなるまい。
女子中学生、万歳! 眞子タン、万歳!
398 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/04 03:03:52
最近、ウンコが妙に白い。肝臓に問題がある人は、そういう症状が出るという話である。
しかしわたしは酒飲みではないし、肝臓に問題があるとは思えない。そこで、この原因を
探究すべく、わたしはウンコ学の世界に足を踏み入れたのである。
399 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/04 03:05:44
諸君、諸君の彼女は料理をしてくれますか?
料理のできない女なら、はやく捨てた方がいいと思います。もしくは、料理をやるように
忠告して、聞かないのだったら早目に縁を切ることをおすすめします。
料理は大事なんです。下手だっていいから、とにかく料理をすることが肝腎です。
自分は一応、料理は得意なんで、彼女の手料理ははっきり言って、あんまりおいしくない
ときがあります。料理しているのを見てても、「そ、それは違うのだが」と思うことが
しばしばであります。しかし、諸君、彼女が料理をしている間は、絶対に口出ししては
いけません。諸君だって、哲学書を読んでいるときに邪魔されたら嫌でしょう。
それと同じ理由です。
で、なぜ料理はそんなに重要か、と申しますと、食はわれわれの生存の基本だからです。
ハイデガーが人間存在を論ずるにあたって、この「食」を無視したのは大失態でした。
われわれは食べ物のおかげで生きているのであるから(存在しているのであるから)、
食べ物はいわば、われわれという存在者を存在せしめている「存在」なんです。
存在は「気遣い」である、なんてのは嘘で、存在は「食」であり、この存在としての
食に密接にかかわるのが料理なんです。料理はいわば存在論であって、
料理万歳なのであります。
400 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/04 03:07:54
そんな大事な料理を、彼女がしないなんて関心しません。うまい下手はこの際、どうでもいい。
料理には常に「気遣い」という要素ももちろんあって、料理は常に他の現存在へと投企されて
います。われわれは料理においてミット・ダーザインなのであります!
ハイデガーはこの料理という契機を見逃したために、『存在と時間』には他者論が欠けている、
とサルトルに批判されてしまいました。
だから、諸君も、彼女の手料理を満喫すべきであり、ときには、諸君も料理をしてあげましょう。
僕は一週間に三日はなにか作ってあげています。まあ、自分の場合はそれが好きなので
そうなんですが、諸君も料理のひとつくらい覚えなさい。
コンビニの弁当なんて食ってたら、十年もしないうちに頓死します。
野菜などはできるだけ無農薬のものを使いましょう。少々高いですが、なにも農薬を少量ずつ
飲んで命を縮めるよりはマシです。彼女の健康も気遣ってやろうじゃないか。
それに、子供とか将来できたら、みんな有機野菜しか買わないようになるよ、たぶん。
俺がよく行く無農薬野菜限定のスーパーがあるんだが、よく赤ちゃんを連れたお母さんを
見ます。これを見るとなんだが微笑ましい。だって、やっぱ自分の赤ちゃんに毒薬入りの
食いもんなんか食べさせたくないからね。こういう愛情を見ると、つくづく、人間も
捨てたものではないな、と思ってしまいます。
糞スレあげんな タコ
402 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/04 03:12:03
料理は存在論である。哲学が現象学的存在論であるのなら、哲学はまさしく、
現象学的な料理なのであります! 万歳! 光が見えたぞ!
今日も筋トレだ! 俺の喧嘩は勇ましい!
403 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/04 03:27:14
>>401 , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| なんじゃ、おぬしもこのスレの
ヽ、 ー' / .| | | |!| 価値が分からんのか!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
と、マコリンが申しております。
お前が自己中の目立ちたがり ってことは よーーくわかる
>>393 早速ごぼう6本買ってきました、1本は晩飯用
うし、今から第十節読みま〜
406 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :04/10/04 23:26:35
学生のころ、塾講師のアルバイトをしたことがある。
個人経営の零細な塾で、1クラス、生徒は多くても10人くらい、
少ない場合は2人なんてクラスもあった。
で、中2の女子、3人だけのクラスを受け持ったことがあるけれども、
その経験からいうなら、女子中学生は断じて神などではない。
あれは、むしろ「猿」に近いな。
407 :
考える名無しさん:04/10/04 23:40:13
ハンニバルって何歳?
408 :
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :04/10/04 23:49:01
>>407 >>359 >それから、まあ、書き込みの内容とかから、諸君の年齢とか、感情の機微とか、
>更には顔の表情まで想像できてしまうわけです。
チンポ先生に聞け。
それはそれとして、ちょっと気になる書き込みがあるな。
>>398 眼の白目部分が黄色くなって、尿がほうじ茶のように濃い色をしていたら、
肝臓疾患を疑った方がいい。
酒飲んでなくたって、肝臓が悪くなることはあるよ。
409 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:23:38
>>405 このスレはもともとハイデガーを読もうとしていたのに申し訳ない。
Dreyfus, Richardson, Guignon, Mulhall とかの研究書を参照して本格的に
議論しましょうか。ああいう英米系の連中がハイデガーにどう対処しているか
少し気になるから。
ゴボウは最初は二本くらいから始めた方がいいですよ。
410 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:24:10
>>406 その通りです。実際にわれわれが接する女子中学生は猿とあんまり変わりません。
彼女達はたしかに神ではないです。神のようにありがたいのは、女子中学生のイデア
なんですよ。で、女子中学生は全員、彼女達が女子中学生である限りは、そのイデアを
有しております。ある人は少しだけ、ある人はかなり多く、みたいな感じでです。
たぶん、Hannibal氏の生徒は、女子中学生のイデアをほんの少ししか分有して
いなかったのだと思います。しかし、世の中には、イデアをかなりのところまで
分有している「神のごとき」女子中学生がおります!
眞子タンなどはその好例でありますし、僕の近所にも何人か神がおりますよ。
411 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:24:51
>>408 そうですか。眼は大丈夫です。尿は普通。体の調子は非常にいいので、
たぶん大丈夫だと思います。味で判断しようと思いますよ。
412 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:26:30
ああ、今日から三連休だ。嬉しいなあ。祭りだな。
413 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:38:29
おはようございます! 早朝演説家、チンポ太郎です!
女子中学生のはなしも飽きてきたので、今日は哲学のはなしをします。
分析哲学のはなしです。といっても、僕はほとんど何も知らない。
むかし、僕の本棚に、飯田隆氏の『言語哲学大全II』がありました。
本当は『I』と『III』もありましたが、前者は退屈で、後者はまったく理解できませんでした。
しかし、II巻の内容は面白いと思いました。
おそらく、彼が、アリストテレス、ライプニッツ、カントといった、お馴染みの古典的哲学者に
言及することがあって、それが僕の興味を惹いたのでしょう。
しかし肝腎の内容を覚えていない。
前世紀に、必然性の概念が大きく変わった、みたいなことが書いてあったと記憶している。
カントの「ア・プリオリ」「ア・ポステリオリ」が、「必然性」「偶然性」の区分に対応しない
とかいうような議論で、論理実証主義の必然性概念の紹介(規約主義)があって、
最後に、クワインの「総合・分析」判断の区分の批判が載っていたと記憶しております。
そこで諸君に聞きたいが、もう一度、どう必然性の概念が変わったのか、僕に説明して
くれんか?
414 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:41:50
分析の猛者が来たら、こちらは大陸哲学の観点からいろいろ批判をして、
楽しい議論ができると思うが。
415 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:51:16
おい、チンギス・ハンの霊廟が見つかったらしいよ。
墓も近くにあるらしいぞ。
416 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 03:59:18
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| Die Substanz ist ein Seiendes,
ヽ、 ー' / .| | | |!| das der Handlung fähig ist!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが哲学を語っておられます。
417 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:05:12
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| All things excellent are
ヽ、 ー' / .| | | |!| as difficult as they are rare.
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンがスピノザを引用されております。
418 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:07:42
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| Life consists in movement, says Aristotle;
ヽ、 ー' / .| | | |!| and he is obviously right.
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが講釈を垂れておられます。
419 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:11:31
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| It is really a very risky, nay,
ヽ、 ー' / .| | | |!| a fatal thing, to be sociable!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが内向的になっておられます。
>>1よ。お前みたいな奴をみると、あの日のことを思い出すよ。
2001年8月25日。2ちゃんが本格的に閉鎖になりかけた日だよ。
転送量が多すぎて、費用が月700万もかかってるって発表されて、
「数日中に閉鎖」って予告されてさ、
その日のうちにあっちこっちの板が封鎖されてた日だよ。
あのときのUNIX板の住人、カッコよかったんだぜ。「総力を結集」ってのはまさにああいう状態だよ。
転送量を1/3に削減しないと閉鎖、ってもんだから、新しいプログラム組んでさ、
そしたらほんの何時間かで完成したんだよ。それが聞いてくれよ、目標は1/3だったのに
1/16まで圧縮に成功しやがったんだよ。職人技なんてもんじゃねえよ、神技だよ。
でもよ、そうやって頑張る人がいた一方で、「ボクの肛門も閉鎖されそうです」とか駄スレ立ててたバカも
いたわけだよ。ちょうど、今のお前みたいにな。
だからよ、俺たちは総力を結集して、お前のバカ度を1/16に圧縮しようと思うよ。
ま、圧縮後でもお前のバカ度はこの世に生かしておくことのできないレベルだけどな。
要するに俺らの力を結集してもお前を助けることができないってことだ。
わかったら、まわりに迷惑をかけないようにひっそりと死んでくれよな
421 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:14:17
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| The majority of people are bad morally,
ヽ、 ー' / .| | | |!| and dull or perverse, intellectually!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
Die Substanz ist ein Seiendes,das der Handlung fahig ist!
All things excellent are as difficult as they are rare.
Life consists in movement, says Aristotle; and he is obviously right.
It is really a very risky, nay, a fatal thing, to be sociable!
`
./\ \
/ / \_/
/ /
,, -−^ ゝ、__/.、
/彡::::::ミ::::::::::::::::彡. こ
/:::::::::,r'"~`ヾ)゙`ヾヽ)::ヽ の
. i:::::::::シ:::.. l::| _ .カ パ
l:::::イ:: "'==、ハ,=="ソ ./ ..:::;| ビ ン
{`V:: `-=・` ':-=・' 〈 | /〉| お に の
ヽ_::::: , ヽ | |〈/::| 前 な
.. ヽl:::::: `ー´ .' | /〉| か り
|: 、::: , -−-、 / |〈/::| ? た
,,-,r''iヽ: .. ''"'' __/. | /〉| い
,/ ヽ  ̄ ̄| ̄ i:: `ヽ |〈/::| ん
/ ゙ヽ |o i::::: ゙l丶 | /〉| は
|;/"⌒ヽ, | ヽ: _l |_..|〈/::|
l l ヽ |o |__| |/ニ~ヽ
゙l゙l, l, | | i iニ (
| i_,,,,---' ヽ | / i_|t--,ノ
/"ヽ 'j |oヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃
/ ヽ ー──''''''""" `゙,j"
_,,,,,,,,,ヽ、 ,,,,,r-'''''"|"""|
''" ヽ,,___,,,r‐''''''二_\ ヽ__/
424 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:20:11
>>420 , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| I cannot at all understand what you mean.
ヽ、 ー' / .| | | |!| Get out here right now!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
425 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:22:29
この時間にいろいろ文句つけてくる奴はどういう神経をしているのだろうか?
哲学語って欲しいのか?w
相手してやるよ。論題を選べ。ちなみに俺はチンポ太郎だ。
知らねえなら過去スレ読んで勉強してこいよ。痛い目にあうからw
426 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:24:32
なんだ? なんでもいいぞ。過去の哲学者を引用するもよし、
おまえの電波人生論でもよし、純粋に哲学の諸問題を論じてもいいぞ。
さあ、こいや! 俺のアヌスは神秘的!
427 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:26:10
おい、はやくしろ。哲学板だからな、ここは。
ちゃんと「哲学」を語れよ、いいな。
428 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:30:11
おい、はやく議論始めるぞ。俺からふっかけていいか?
今日の祭りの対象は君だから。君の登場を願っていたのだから。
みんなも期待してるから早く議論を始めてくれないものか。
429 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:33:08
>>420、早くしろ。「転送量が多くなる」のを危惧して書き込まないのですか?w
サーバーの心配している暇があったらな、おまえのその低劣な頭をどうにかしろ。
こんな夜中にAAをちょこっと貼ったくらいでいかれるようなサーバーは逝っちまえ。
ほら、みんな待ってるよ。哲学の猛者である君が今日は俺を楽しませてくれるんだよな。
430 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:35:35
はやくしろよ。なあ。でないと、またマコリン貼り付けて遊びますよ。
君にはこのサーバーを守るという大事な任務があるんでしょ?
それなら、俺の暴走を止めるために、君が正面からこの俺に哲学の議論を
挑まないと駄目じゃないか。
さあ、議題はなんだ?
431 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:39:09
なんだ? 君はもしかして、口先だけのウンコ君ですか?
それなら、最初から俺を煽るのはやめてくれよ。煽るのなら、最初から
なにか哲学に関するネタを用意してからにして下さい。
ここは哲板なんですよ? ネタもないのに、安易な煽りをされては困ります。
つまり、馬鹿のくせに文句をつけられても困ります。
煽りは論戦の合図なんだから、もうちょっと慎重にね!
432 :
考える名無しさん:04/10/05 04:39:27
コピペに熱くなるチンポ可愛い。
433 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:41:00
あーあ、折角、祭りができると思ったのに、今日の生贄は帰ってしまったようです。
残念だ。しかしこのパンうまいな。
434 :
考える名無しさん:04/10/05 04:42:33
どんなパン食べてるの?
435 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:43:23
>>432 コピペなのは知ってるよ。それをここに貼ったから、俺と論戦をしてくれる
だろうと期待したわけです。俺の人格を否定して見たり。
でも、単なる通りすがりだったようです。
僕は獲物を見つけると追えるところまで追うから。まあ、変態です。
436 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:44:43
>>434 普通のバケット。シンプルなのが好きなんですよ。
しかしシンプルであるが故に、うまいバケットを作るのは難しい。
437 :
考える名無しさん:04/10/05 04:45:57
438 :
考える名無しさん:04/10/05 04:48:04
HN心理学というのがあってね、キミは典型的事例なわけなの。
439 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:48:45
>>437 そうか、可愛いのか?w
俺はさ、誰も無視したくはないわけよ、そいつが俺に話し掛けてきた限りは。
来る者は拒まず、っていうか、誰でも来いと。俺は誰の挑戦でも受ける!と。
440 :
考える名無しさん:04/10/05 04:50:11
コテハン、捨てハン、短いハンドルネームの中に
普段抑圧している深層心理が無意識に滲出しているのよ。
441 :
437:04/10/05 04:50:11
442 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:51:48
>>438 心理学なんて信用しない方がいいよ。
人間をタイプ別に分類して、商品を区分けするように人間を扱うわけです。
要するに科学ですな。人間を生き物として扱っていない。
生物学でさえそうなんだから。
心理なんて大体、哲学者の扱うもの。心理学者のような素人が手を出す対象じゃ
ないと思うが、どうだ?
443 :
437:04/10/05 04:52:19
>>439 レスの中にも当然、様々な感情や性格、置かれた立場まで
みな露呈するものなのよ。その意味でもキミは観察対象として面白い。
444 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:54:28
>>440 そうやって、深層心理とか言って、無意識を深層にもっていくのを
ラカンは本当に嫌っています。深層なわけねえじゃん。
全部、表面に出てんだよ。俺らの言語行為の中に。
445 :
437:04/10/05 04:55:08
>>442 そうそう、そのレスこそ、あなたが抱えている問題を全て物語っているわけ。
心の傷もルサンチマンも、
それ故に前に進むことの出来ない深い拘泥の原典も…。
446 :
437:04/10/05 04:55:49
>>442 >人間をタイプ別に分類して、商品を区分けするように人間を扱うわけです。
それは心理学じゃなくて占いじゃないかな?
447 :
437:04/10/05 04:57:07
>>444 その通り。そう言ってるわけよ。ちゃんとレスを読んでから
書き込みなさいね。
それもキミの紛れもない性癖の一つではあるんだけど<早合点
448 :
437:04/10/05 04:57:21
449 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 04:58:17
>>443 当然ですな。俺は自己顕示欲が人の五万倍くらいからあるから。w
俺のこと分かって、分かって、と思っていろいろ駄文を書いている。
それに俺は、自分で自分の感情、性格、立場を露呈しております。
そうすると、心理学をかじっている奴は、君はこれこれこういうタイプ、
と人間に刻印をつけるのですな。残酷な行為です。
個体性の否定、自由の否定、そういったものが見え隠れしている。
450 :
437:04/10/05 04:58:28
で、相手してあげたいんだけども、時間が無い、
ごめんね、チンポ太郎くん。元気でね。
451 :
437:04/10/05 05:00:15
452 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:03:18
むかし、精神分析を批判しようとした人が、精神分析の側から、
「あなたは肛門に問題がある。だからわれわれを批判するのです」
といわれたことがあるらしい。つまり、批判のしようがないわけです。
批判のしようのないものを、果たして一つの科学と呼べるでしょうか?
それは擬似科学です。Wittgenstein が精神分析は神話であり、
擬似科学だと喝破したものです。
453 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:05:28
454 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:10:10
さあ、早く俺を観察してくれ。俺の肛門の皺まで数えさせてやるぞ。
まあいい。そんなに俺に興味があるのなら、今度、飲もう。
な、おまえ、絶対来いよ。そして俺の「深層心理」を解読して俺に
聞かせてやってくれ。君はこれこれこういうルサンチマンをもっていて、
過去にこんなことがあったから今こういう風になって、とか、
いろいろやってくれ。俺さ、そういうのには興味があってさ、
なんでかというと、間違っていたらそいつを絞め殺そうと思うわけよ。
偉そうに他人の経歴を客観的に眺めた気になってやんの。
そういうのはな、面白いが、「占い」の域を出ないぞ。
だから、占い屋に行って手相見てもらった方がよっぽど信用できる。
455 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:13:03
俺はさ、「生きる」ってのは、交換不可能な、つまり何ものにも代替不可能な、
それでいて完全に分析することが不可能な、そういう、神秘的なもんだと
思っているわけよ。だから、一人一人の個性があり、自由がある。
また人生が面白くなる。そうだろ、普通は。
456 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:19:24
心理学は心理の記述以外はやるべきではない。勝手に心理の分類表とか作ったり、
心理を完全な因果関係で説明可能と思ったりするべきではない。
心理は物理とは違う。まったく異なる、偶然的な諸法則に従うのであって、
これを人間がすべて知ることはできない。物理法則、つまり運動の法則は、実験や
観察によって得られる。しかし心理はそういうものではない。
諸君は、心理学の実験は、心理の実験と思っているようだけど、それは違う。
あれは物理学の出来そこないです。物理学の方法を、誤って心理に適用したものです。
心理は、そういう実験により解明されるべきものではない。なのに、心理学者は、
実験と称して変なモデルを作る。条件反射ですな。つまり、基礎が物理学なんですよ。
457 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:24:37
諸君も経験あると思うが、「君はこういう過去のトラウマがあり、またこういう
無意識のルサンチマンがあるから、こういう行動を現にしている」みたいに言われて
ムカついたことがないだろうか?
私の周りには、そうやって、現在のすべての行動を過去の出来事との因果的関係から
導けると思っている馬鹿がいる。つまり、過去の経験と現在の行動の間には、完全な
因果関係が成り立つと思っている輩です。
どういう根拠で、彼らはそれを証明するのでしょう?実験? いや、彼らは、
そういう前提のもとで、実験をするのであるから、それは論点先取であります。
つまり、こういう考えは、彼らの妄想なんですよ。そして、こういう浅ましい妄想を
もつ彼らこそ、分析の対象になるべきなんです。
458 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:30:14
だから、俺は、むかし心理学は嫌いだったし、心理学をやってる奴らに対しても、
浅ましいというか、なんか軽蔑の感情しか持たなかった。精神分析も同じ。
フロイトの妄想としか思えなかった。しかし、あいつらは洗脳がうまいんですよ!
あなたは、こういうトラウマがある、と言われると、誰でも「あれ、そうかな?」と
一瞬不安になり、そういう不安を基礎にして、やつらは台頭して来ます。
僕等が不安を持つのは、心理が、やはり物理のように作用しているのではないか、という
疑念をもっているからなんです。この疑念につけこんで、心理学者は勝手に他人の「過去」
を捏造するわけです! 誰も頼んでないかいないのに、おまえはこういう人間だ、と宣告される
わけなんですよ。恐ろしい話じゃないですか。
459 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:37:56
俺に言わせれば、心理は純粋に哲学の対象であり、心理学なんかを独立に作るべきでは
ないと思う。心理学の心理は「プシューケー」であって、学は「ロゴス」。
つまり、魂の機構を闡明するのが、本来の意味での心理学なんです。
だから、アリストテレスの『デ・アニマ』は永遠の心理学の教科書であります。
ヘーゲルは『デ・アニマ』の部分訳をしており、かなり影響を受けたらしいです。
そう言えば、ハイデガーも、「プシューケーはある意味で存在者である」という
引用を『存在と時間』の中でやっております。西田幾多郎は、「プシューケーは形相の場所である」
という言葉から、彼の後年の場所論を着想したとか。
哲学の専売特許です、心理学は。心理学部なんか潰れてしまえ! ワッハッハッハッハ
460 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:44:35
それから、フロイトはそうはいっても深い。俺は、フロイトだけは、
かなり、魂の構造に肉薄していたと思う。彼の死後に、平板化、矮小化、
曲解等が始まったのであり、彼自身は、そんなに単純ではないと思う。
少なくとも、後期の論文からはそう判断できる。
でも、彼も所詮、神経学者。なんでも因果関係で説明可能という妄想でもって、
かけだしの頃にあやしい論文を書いたが、草稿だけで実際には出版しなかった。
その方面の人はこの論文、知ってるだろう?
つまり、フロイトは、文学とかに興味をもったただの神経学者として、
精神分析の基本概念を構築したわけです。
461 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:47:28
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| Look upon the world
ヽ、 ー' / .| | | |!| as a kind of Hell!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
哲学の方がもっと怪しんじゃないか?
プシューケーとかロゴスとか形相とか魂とか怪しい単語出てくるし
「プシューケーはある意味で存在者である」とかも
463 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:49:54
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| Life is given us,
ヽ、 ー' / .| | | |!| not to be enjoyed, but to be overcome!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
464 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:51:15
>>462 なんで、
>プシューケーとかロゴスとか形相とか魂とか
が怪しいのだ? それは君がこれらの概念を理解していないだけだろ。w
465 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 05:53:02
>プシューケーはある意味で存在者である
存在と時間を読めばどういう文脈でハイデガーがこれを引いているか
分かるはず。
466 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/05 06:09:53
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| なに、出て行って欲しいのか?
ヽ、 ー' / .| | | |!| 投票せよ! 20票たまったら二度と来ぬ!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
マコリンが申しておられますように、20票たまったら、二度と来ません。
投票するには、「チンポ太郎は来なくていい、帰れ」と書き込んで下さい。
じゃあ、今日は休日だからゆっくり寝て、それから彼女タンとデートであります。
467 :
考える名無しさん:04/10/05 06:14:42
∧_∧ /
( ´∀`)<Life is given us, ♪
/ ̄ヽ/,― 、\ 。。。。.\ not to be overcome, but to be enjoyed ♪
| ||三∪●)三mΕ∃ 朝から拗ねてんじゃねーよ♪
\_.へ--イ\ .゚.゚.゚.゚
(_)(_)
468 :
考える名無しさん:04/10/05 18:46:02
なんでこの人は朝のテンションが高いのかね?
ヒロミGOやったときもそう。
別人とかいって嘘ついてるけど。
えらい、荒れてきましたね。
ま、私は中央公論新社を、3巻まとめて買っちゃたんで読み進めます。
第12節世界内存在キター
470 :
考える名無しさん:04/10/05 18:49:59
なんなのパンパースって?
ヤスパースを文字ってるのか?
いえ、単なるオムツです
>>468 気分によって、GOは自分だったとか、そうじゃないとかレスが変わるよね。
473 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:02:14
>>468 >>472 , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| 低脳な者ほど、異なる二つのものを見分けられぬ。
ヽ、 ー' / .| | | |!| 「もの分かり」が悪いとはこのことだな、下民よ!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
474 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:04:30
>>469 , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| ハイデガーよ、現存在の分析論は、
ヽ、 ー' / .| | | |!| 所詮、「哲学的人類学」じゃ!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンがハイデガーを批判なさっています。
475 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:05:10
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| 予はこれから『エチカ』を読むが、
ヽ、 ー' / .| | | |!| なんじゃ、おぬしも読みたいのか?
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンがスピノザに挑戦されるようです。
476 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:05:49
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| スピノザよ、無限に延長された実体だと?
ヽ、 ー' / .| | | |!| そんなものはおぬしの妄想じゃ!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンがスピノザに反論されています。
477 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:09:35
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| 世界の根源的側面を日常性に見るハイデガーよ、
ヽ、 ー' / .| | | |!| 師のフッサールを矮小化しておらぬか?
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンがハイデガーを批判されています。
>マコリン
それはそれでいいからデートの内容をチンポ太郎に代わって報告せよ、詳しく。
479 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:26:39
>>478 , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| いつもの通り、映画を観て、ぶらぶらして、
ヽ、 ー' / .| | | |!| イタリアンレストランで食して、そのあと合体じゃ!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
>>479 いや、だから詳しく。
一番聞きたいのはどんな会話をしたかってことかな、それぞれの場面で。
481 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:38:50
,-‐'"´ ̄ ̄``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、` \
/ / !lヽヽ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、__ヽ_--ヽ_ノノ!
/! ll__l ヽ-‐'_|_,`l /rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄丶 Lノノ |
ヽ、  ̄` / .| | | |!|
``ー-ャァ' ´ 」、lLl l!|
r777777777tノ /==三ヽ
j´ニゝ l|}ム/=ニ三-ァ-─‐ヽ
〈 ‐ スピノザ エチカ l|O/ニ,-'´ / , -'´!
〈、ネ.. m .l| // / , -'´ |
ト |l (,;゚ Э゚) とニヽ/ l |
ヽ.|l. ミ .^ ) 〈ー- ! ̄ ̄ ̄ヽ 」
|l ゛TT" lトニ、_ノ |
|l__________l| \ |
マコリンが愛読書の『エチカ』を自慢されています。
482 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:43:29
>>480 , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| おぬしに聞かせてやるほど、
ヽ、 ー' / .| | | |!| 予はおぬしと仲良しではないわ!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
>>482 >おぬしに聞かせてやるほど、予はおぬしと仲良しではないわ!
そうかな?
484 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 13:50:32
,-‐'"´ ̄ ̄``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、` \
/ / !lヽヽ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、__ヽ_--ヽ_ノノ!
/! ll__l ヽ-‐'_|_,`l /rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄丶 Lノノ |
ヽ、  ̄` / .| | | |!|
``ー-ャァ' ´ 」、lLl l!|
r777777777tノ /==三ヽ
j´ニゝ l|}ム/=ニ三-ァ-─‐ヽ
〈 ‐ キョウハ帰るね l|O/ニ,-'´ / , -'´!
〈、ネ.. m .l| // / , -'´ |
ト |l (,;゚ Э゚) とニヽ/ l |
ヽ.|l. ミ .^ ) 〈ー- ! ̄ ̄ ̄ヽ 」
|l ゛TT" lトニ、_ノ |
|l__________l| \ |
マコリンはこれからお勉強みたいです。
哲学的人類学か、まさにその通りかもしれませんね
だから、一般の人類学ではない
ハイデガーは、現象学に惹かれただけで、フッサールの思想には興味無かったって
書いてる人いましたね。
つかね、今まで 現存在=人間と解釈してたんだけど
こう解釈して読んでると意味がつながらない部分がでてきましたね
486 :
考える名無しさん:04/10/06 19:49:05
なんだかねえ〜
しょっぱいねえ〜
AAでコメントしたりしてさあ。
それにテンション上げて連続書き込みしてる
時間帯が正常人と噛み合ってないし。
攻め好きだけど打たれ弱いから
言い逃げという感じやね。
>>479 合体でけたんすか? おめでとーさん。
んじゃ、今日はスッキリで…エエナァ
488 :
考える名無しさん:04/10/06 20:01:34
489 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:49:48
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| 三連休、あっという間だったぞ。
ヽ、 ー' / .| | | |!| 明日から再び、地獄の日々じゃ!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎の悲哀を代弁しておられます。
490 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:50:21
>>483 / ̄ ̄⌒γ⌒ヾ
/ ________人 \
ノ::/━━ ヽ ヽ
|/-=・=- ━━ \/ i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,|
ヽ、 ー' / .| | | |!| なれなれしい奴は逝ってよし!
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!| __________
__ノ /==三三ヽL /::::::ヽ―ヽ -=・=-_ ヽ i
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ |○/ 。 /::::::::: /⌒)
〈 \ 」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´! |::::人__人:::::○ ヽ )
\ \ i´{、/ // / , -'´_ | ヽ __ \ /
\ \ / ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、 \ | .::::/.| /
\ \ /l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ \ ヽ::::ノ丿 /
\ \ / l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ _____-イ
491 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:51:00
/ ̄ ̄⌒γ⌒/
/ ________ /
ノ::/━━ /
|/-=・=- /
/::::::ヽ―/
|○/ / , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
|::::/ /爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
ヽ/ / / !lヽヽ \ \ \ }、 やはり斜めに斬る!
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| / \
ヽ、 ー' / .| | | |!| /ヽ ヽ
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!| /━ \/ i
__ノ /==三三ヽL /-=・=-_ ヽ i
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ / /::::::::: /⌒)
〈 \ 」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´! /_人:::::○ ヽ )
\ \ i´{、/ // / , -'´_ | /__ \ /
\ \ / ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、/ | .::::/.| /
\ \ /l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ\ ヽ::::ノ丿 /
\ \ / l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ _____-イ
492 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:51:23
>>485 「哲学的人類学」という評価を下したのは、ハイデガーの先生である、フッサールです。
現存在の分析論は、フッサール現象学の「還元」の作業に当たるべきなのですが、
ハイデガーはいまだに「自然的態度」を脱しておらず、また、「生活世界」のなかを
生きているために、意識の超越論的生活、つまり、ノエシス・ノエマ的経験の領域には
至っていない、と断定されるわけです。
フッサールは、世界妥当の究極的な根拠を問うたわけですが、ハイデガーはそれを
「日常性」という概念の中に前提しているわけです。
そもそも、ハイデガーのいう「現象学的還元」とは、あいまいな存在了解を、明確な
存在概念の把握へともたらすことであり、そもそも立場がまったく異なっているわけです。
493 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:52:13
しかし、
>ハイデガーは、現象学に惹かれただけで、フッサールの思想には興味無かったって
>書いてる人いましたね。
これは違う。ハイデガーはフッサールの『論理学研究』に多大な影響を受けており、
おそらくこれなくしては、『存在と時間』は成立しなかったでしょう。
具体的に言えば、ハイデガーが惹かれたのは、フッサールの「範疇的直観」あるいは
「理念化作用(Ideation)」という概念です。フッサール自身の比喩をもちいるのなら、
「色をわたしは見ることができるが、有色であること(Farbig-sein)は見ることができない。」
つまり、物の色を見るためには、その色(赤とか青とか)を見るだけではだめなんです。
その赤とか青とかが、そのように色として立ち現れることができるのは、我々が、
あらかじめ、それらが「有色である」ことを把握しているからであります。
しかし、この「有色である」こと自体は色を持っているのではないので、我々はそれを、
ある具体的な色を見るように「見る」ことはできません。
それは、色のついた物を見る際に、「範疇的」に働く直観を通じて見られるものなのです。
これは、あらゆる色のついた物を、「有色」にしているものですから、いわば、
色の本質なんです。だから、範疇的直観は「本質直観」であり、また、「理念化作用」でも
あるわけです。理念化作用とは、もののイデー(イデア)を見る作用を言いますから。
494 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:52:51
この考えは、フッサールの先生であるブレンターノを介してアリストテレスの
『デ・アニマ』までさかのぼります。アリストテレスはちなみに、
「色は、光なしには見ることができない。物の色は、常に、光のもとにおいて見られるのである。」
と言っております。この「光」をあらかじめ見ること、それが現象学であります。
495 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:53:28
これとまったく同じものが、『存在と時間』にも出てきます。
我々が存在者と出会うためには、我々はあらかじめ、存在者である限りの存在者の本質、
つまり、存在者の「存在」を了解していなければなりません。これは要するに、
存在者の本質としての存在を、あらかじめ直観することを言っているのです。
存在了解とは、存在者の本質直観であり、それゆえにまた、カントの先験的的直観にも
対応するわけです。ハイデガーは、「現象学」を定義する際にカントの感性論を引き合いに
出していますが、これは偶然ではない。カントもまた、我々の感性的経験一般を根源的に
可能にするものを求めていたわけであります。それが「時間」と「空間」でありました。
時間・空間を、経験に先立ってあらかじめ先験的に直観するからこそ、経験的対象は、
その直観のなかで、可視的になり、我々と出会うことができるのです。
「存在は、時間の光のうちで理解される」とハイデガー自身が申しております。
以上のような意味で、フッサール現象学の発見は、ハイデガーに強烈な影響を与えているのです。
496 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:54:15
>>487 ちょっと前まで同棲していたので「ほぼ毎日」だったのですが、今は彼女タンが仕事の都合で
実家に帰っていて、なかなか会う機会がないので、存分に満喫いたしました。
497 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/06 21:55:54
,-‐'"´ ̄ ̄``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、` \
/ / !lヽヽ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、__ヽ_--ヽ_ノノ!
/! ll__l ヽ-‐'_|_,`l /rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄丶 Lノノ |
ヽ、  ̄` / .| | | |!|
``ー-ャァ' ´ 」、lLl l!|
r777777777tノ /==三ヽ
j´ニゝ l|}ム/=ニ三-ァ-─‐ヽ
〈 ‐ キョウハ帰るね l|O/ニ,-'´ / , -'´!
〈、ネ.. m .l| // / , -'´ |
ト |l (,;゚ Э゚) とニヽ/ l |
ヽ.|l. ミ .^ ) 〈ー- ! ̄ ̄ ̄ヽ 」
|l ゛TT" lトニ、_ノ |
|l__________l| \ |
マコリンはご就寝のようです。
498 :
考える名無しさん:04/10/06 22:40:46
ほぼ毎日って、あんまり体によくなさそう。もちろん女の子の方がだが。
499 :
ポール:04/10/06 22:49:18
>チンポさん
>フッサールは、世界妥当の究極的な根拠を問うたわけですが、
>>492 フッサールは哲学史に疎かったそうですが、カントからの影響は
大きかったのですか?
「世界妥当の究極的な根拠」とは、カントが『純理』で求めた、
「我々の認識の必然性を保証する条件」と同じことですよね。
例で挙げられた、
>「範疇的直観」あるいは「理念化作用(Ideation)」という概念
>>493 も、我々の認識(色の認識)を可能とする条件でしょう。
統覚や構想力といった概念の出てくるA95-130辺りを読むと、
現象学に至極似ているという印象を受けます。
(範疇的直観がアリストテレスまで遡るとすれば、カントの
「必然性の条件探し」というコペルニクス的転回も、長い哲学史
との流れから「必然的に」出てきたのかもしれませんね)
ところで、第二版では、カントはA95-130を削りましたが、なぜでしょう?
重要だと思うのですが。
500 :
考える名無しさん:04/10/06 22:55:00
ハイデガーがブちぎれていた。>純理の第二版
501 :
ポール:04/10/06 22:56:23
502 :
ポール:04/10/06 23:07:01
ああ、すみません。
>>495でカントについて言及されてましたね。見過ごしてました。
うーん、チンポ太郎さんの返事を読むと、どうもハイデガーは存在の意味を色に例えるなら暗闇の中で色を識別しろ
と言ってるような気がしてきました。
だって、色は光があるから見える。存在の意味も光があったら見える。
だが、実際には存在の意味には光があてられていない状態のような。
「スルメを見てイカが解るか」って言葉が、頭をよぎりました
とか、思いながら第13節に突入〜
504 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:40:44
>>499 フッサールはカントの『純粋理性批判』を読んだあとに、超越論的現象学を
構想しています。ナトルプが薦めたらしいです。かなり強い影響を受けて
おりますよ。
あと、カントの先験的条件と、フッサールの世界妥当を究極的にもたらす超越論的自我の
議論はちょっと違いますね。むしろ、カントの構想力の概念が、フッサールのいう、
匿名性のなかでつねに働いている超越論的自我と近いものがあります。
『危機書』のなかではっきりと言明しているので参照されたらいいと思います。
それから、色の比喩は、感性論のところですね。演繹論も重要ですが、フッサールは
感性と悟性を分けたり、悟性の形式としてのカテゴリーを論じたりはしませんからね。
フッサールの場合、それらの議論はノエシス・ノエマの構造から論ぜられます。
でも、構想力の議論は、ポール氏の言われる通り、フッサールによれば、
超越論的経験の領野に属するものです(「領野」なんて言葉、ひさびさに遣ったw)。
505 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:41:35
それから、カントのコペルニクス的転回は、従来の客観的な世界把握に対して言われたもので、
まあ、平たく言えば、自我中心の世界把握のことを言っているのではないでしょうか?
範疇的直観は、プラトンのイデア論のなかにもっとも明瞭に示されているんです。
だから、イデア論的な傾向をもつ哲学(観念論)は、必ず通過するところです。
>ところで、第二版では、カントはA95-130を削りましたが、なぜでしょう?
いま手元に『純粋理性批判』がないのでたしかなことは言えませんが、
演繹論が破綻しているのに気づいた、もしくは、構想力の概念がよく分かんなくなった、
とか、なんかそんな感じだったような気がするが、よく覚えてないです。
ショーペンハウアーは世界を表象として把握する考えがより明瞭に現れているとして、
第一版をとったらしいですね。
506 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:43:56
カントは興味ありますけど、なにせ手元に一冊もないので、困った。
高峰訳が復刊されるそうだから買おうかな、と思っています。
5000円以下だったら買いますが、それ以上だったら図書館行きます。
でも俺ん家の近くの市民図書館、蔵書がひどすぎるから、ちょっと遠いところまで
行かなくちゃなりません。市民図書館のくせに、ラカンの難しい解説本があって、
すべてのページにこれでもかと鉛筆でラインが引かれてあって、
ちょっと恐怖体験でした。w
507 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:44:45
>>500 ハイデガーはたしか「後退」と見なしたのでしたっけ。
508 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:46:49
>>503 まあ、最初は僕の説明なんか無視して読んだ方がいいですよw
混乱すると思いますから。
509 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:49:34
ハイデガーの『存在と時間』の読書会を再開します。
自分が疑問に思ったことを書いていくので、それを議論の踏み台にして下さい。
翻訳は、今僕の手元にある、辻村氏のものを用います。
ページ数は原書のものです。訳語が訳書によってかなり異なっているようですので、
できるだけ原語を添えておきます。
序論を論じ出すと前に進めないので、第一部第一編第二章「現有の根本体制としての
世界の―内に―有ること全般」から始めます。
小節で言えば、第十二節から。ページで言えば、S. 52 からです。
510 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:53:15
§12 Die Vorzeichnung des In-der-Welt-seins aus der Orientierung am In-Sein als solchem
先ず最初に目に付いたのは、
「世界の―内に―有ることは、たしかに現有のアプリオリに必然的な体制であるが、・・・」(S. 53)
これはまあ、議論が進むに従って詳しく説明されるのでしょうが、なぜ「アプリオリに必然的」
と言えるのでしょうか? ハイデガーは、カントが純粋悟性概念の演繹論で試みたように、
このアプリオリな必然性をちゃんと証明しないといけないと思います。
実際のところ、彼は「世界の―内に―有ること」を無批判に「現事実」として、それ以上、
その必然性を問おうとはしません。フッサールならば、この点は納得いかないでしょう。
511 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 15:56:28
第十二節から、次節にかけて、ハイデガーはある対立図式を用いております。
物の有り方―範疇(Kategorien)―直前的にある(vorhanden sein)―実事性(Tatsächlichkeit)
人の有り方―実存疇(Existenzialien)―実存する(existieren)―事実性(Faktizität)
しかしこの図式の妥当性については疑問が残ります。一体、こんなに単純に存在者の有り方を
二つに区切っていいものでしょうか? この二つに区切る根拠はなんでしょうか?
この二つに区切ることもまた、「世界の―内に―有ること」の一つの様態ではないのでしょうか?
だとすると、これはもう、ハイデガーの現有の分析論では問いようがないはずです。
512 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 16:00:14
§13 Die Exemplifizierung des In-Seins an einem fundierten Modus. Das Welterkennen
最初に思ったのは、ハイデガー自身がいっているように、もし、ハイデガーの立場から認識論を
見るのなら、「認識<の>問題は絶滅されるであろう」(S. 61)ということになります。
いや、実はそうではなくて、ハイデガーは単に主観の側面を強調しすぎて、客観は主観は構成物に
過ぎない、と言っているに過ぎないのではないでしょうか?
というのも、彼の立場では、「認識主観の有り方」(S. 60)が問題なわけで、つまり、「認識主観」
というのは、現有のある特定の有り方でしかありません。つまり、認識主観も認識客観も、
現有のある特定の有り方から派生するわけです。
これは認識論の絶滅ではなく、単なる、形を変えた主観的観念論ではないでしょうか?
513 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 16:03:36
_,.... -─-r‐- 、 __
/,シ/ィ /lj !ヽヽヽヽ\
// / ///l|ハl | ヽ丶ヽヽヽ
,.'// 川 | | |l-ゝ! 、 ! | l l | l ヽ
!イ //!j !l | l、ゝ==、` lj y'jヾjノ
| !/,.- 、!|ヾ!` ヽヾ;;シ ィ;}'´これから忙しくなるから、
l ハ rソミ、 `''" 丶ヽヤバイとは分かっていながらも、
ヽ!j,ヘ、ヽ,! "" _ jまた一気に書いてしまった・・・
ゞ彡ゝ、 u /
| rヽ`フヽ _____/
! lハYゝ,l !
j /∠ミヽ ヽ、_ ゝ- 、
l/ l ヽミΞ=-ニヽ_!lト、
/ /l ヽヽ、二ニミゞlノト、
,.',ィ'ソ| l´ ヽ-- ─‐rニゝヽ
lハ! / ヽ ソト、ヽゝ
| l| L____,. -─、j /l ! ヽ ヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
マコリンの意を汲んで、マターリレスしてください。
職場で『存在と時間』を読んでいる俺って・・・
仕事に戻ります(鬱
514 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 16:04:30
しかも、AA失敗してるしw
515 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/07 16:07:40
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ / __/
┃ .〆'.⌒^ヽ ___ ┃( ( ̄
┃ ||ヾ|_!ノLl」! ジ( )))ヽ 本 日 は ┃/)
┃ |ヽd,,゚ ー゚ノ (‘- ‘,,リl| C<ニン
┃ノノ(ヽVノiつとティ彳) こ こ ま で 読 み ま し た。 ┃
┃ く/_i|_i〉 ぐ/ノハ ┃
┃ し'ノ U`J マコリンペン ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
516 :
ら@:04/10/07 16:18:57
プ
屁ぇこくなあ
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| このスレも閑散としてきたのう。
ヽ、 ー' / .| | | |!| そろそろやめるか。
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンがやる気をなくされたようです。
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴/` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄ 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| 年末恒例の「チンポ祭り」で、
ヽ、 ー' / .| | | |!| 勘弁してやってくれぬか?
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /○/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´_ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l | ●| .|、
/l /`ヽマコリンペン ノ  ̄ ̄/」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
マコリンが有難くもチンポ太郎を代弁しておられます。
,-‐'"´ ̄ ̄``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、` \
/ / !lヽヽ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、__ヽ_--ヽ_ノノ!
/! ll__l ヽ-‐'_|_,`l /rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄丶 Lノノ |
ヽ、  ̄` / .| | | |!|
``ー-ャァ' ´ 」、lLl l!|
r777777777tノ /==三ヽ
j´ニゝ l|}ム/=ニ三-ァ-─‐ヽ
〈 ‐ 仕事ガマダアル l|O/ニ,-'´ / , -'´!
〈、ネ.. m .l| // / , -'´ |
ト |l (,;゚ Э゚) とニヽ/ l |
ヽ.|l. ミ .^ ) 〈ー- ! ̄ ̄ ̄ヽ 」
|l ゛TT" lトニ、_ノ |
|l__________l| \ |
マコリンはお仕事に戻られるようです。
最後に、制服について語る。
制服が好きである。しかし、女子高生のセーラー服は好きではない。清楚な感じがしないし、
あの短いスカートに対しては敵意さえ覚える。おまえら、そんなに短いスカートを着るのなら、
思い切ってパンツなんかさらしやがれ!と怒りを覚えるのである。
あれは挑発行為であり、われわれ大人をなめているのである。そんな女子高生に欲情してたまるか!
それが私の本音であります。女子高生に欲情するということは、その時点で、女子高生に
負けているということです。
それに対して、女子中学生の諸君はどうでしょうか? 素晴らしい!の一言に尽きます。
もう形容する言葉がないくらいであります。
だたそれだけであります。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ / __/
┃ .〆'.⌒^ヽ ___ ┃( ( ̄
┃ ||ヾ|_!ノLl」! ジ( )))ヽ 本 日 は ┃/)
┃ |ヽd,,゚ ー゚ノ (‘- ‘,,リl| C<ニン
┃ノノ(ヽVノiつとティ彳) こ こ ま で 読 み ま し た。 ┃
┃ く/_i|_i〉 ぐ/ノハ ┃
┃ し'ノ U`J マコリンペン ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
523 :
考える名無しさん:04/10/08 16:51:15
現有(現存在)を人間と解釈して読み進めて、第12節あたりで、文がつながらなく
なくなりました。ふんで、第9節を読み返したりネットサーフィンで検索したりした結果
自分なりには、現存在=私という答えが出ました。ちなみに古東さんは、「現存在=生命のいぶき
と読めば不鮮明なハイデガーの文章がとたんにそれこそ生き生きとよみがえるはずだ。」
らしいです。
なんで、現存在=人間がつながらなくなったっていうと、12節あたりから「人間」と
言う言葉がやたら出てきますw。ハイデガーが人間という言葉を使っている。(ただし和訳)
それからハイデガーは人の肉体は物の有りかたの方に分類してるみたいですね
じゃ、人の有り方は肉体以外の人となるような気がします。
あ、言い忘れた
現存在=私
と修正して第14節出発〜
それでは、第一部第一編の、
第三章 世界の世界性
に入ります。
つまり、世界とはなんぞや、世界を世界たらしめているものはなんぞや、という問いであります。
世界の本質が問われているわけです。
第14節 世界の世界性全般という理念
ハイデガーは「世界―の内に―有ること」を、三つの構造契機に分けて、その一つである「世界」を、
これから考察して行くわけです。「世界」とは、ハイデガーに言わせれば、いわゆる客観的に、
それ自体として存在しているようなものではなく、現有の性格の一つ、つまり、現有の有り方の
一つに過ぎません。だから、ハイデガー自身、「そうならば『世界』は何か『主観的なもの』に
なるのではないか」と自問しております(S. 64)。
ともかく、上にも述べたように、結局、世界を現有の一つの有り方としてしまうと、やはり、
それは一種の観念論ではないか、という疑義が出てきてしまいます。
それはそれでいいとしましょう。問題なのは次です。
「世界」はオントローギッシュには、本質上現有であるのではない有るもの、それいう有るものの
規定ではなくして、現有それ自身の一性格である。<しかし、>そのことは、「世界」という
現象を研究する道が世界内部的に有るものとそのものの有とを経由して行かねばならないという
ことを、排除するのではない。(S. 64)
どういう論拠でこんなことを主張できるのでしょうか? 。
まず、世界は、「本質上現有であるのではない有るもの」からなるようなものではない、と言う。
しかし、それを証明するには、そういう「世界内部的に有るものと、そのものの有」から
出発しなくてはならないわけです。
これは、いわゆる経験的なものから、本質的なものに至ろうとするフッサール流の「還元」で
あります。しかし問題なのは、この経験的なものが、「事実」としてすでに与えられているとする
考えなんです。というのも、ハイデガーは次節で、この「事実」を、我々は道具に囲まれて
生きている、と規定するのですが、それが果たして本当に事実であるのか、ということです。
みんながみんな、職人であるわけではありません。果たして、道具的世界がそんなに根源的な
ものと言えるのでしょうか? ハイデガーはこの問題をあまりにもあっさり片付けているように
見えます。だからこそ、『有と時』は「大工職人の哲学」と批判されるのではないでしょうか?
同じことは、同節内の、「世界とは、現有の最も身近な有り方としての平均的日常性の地平に
おいて、分析論の主題とされるべきである」という言葉にも表れています。
この「べき」の論拠はどこなんですか、ハイデガー先生!
それが示されない限り、「世界性全般の理念」には至れないでしょう!
A. 廻りの世界性と世界性全般との分析
第15節
ハイデガーがこの節のなかで言いたいことは、ものの有り方の一つとしての、
直前性(Vorhandenheit)に対して、手許性(Zuhandenheit)の根源性を示すことにあります(S. 72)。
ものは、認識の対象として直前的にある以前に、「使用されているもの」として、
あるいは「製作されたもの」として、あるのだ、と言われます。つまり、道具としてあるわけです。
道具は、「・・・のために」という性格をもっており、これが最終的に現有への配慮にまで
至りつきます(S. 71)。つまり、ものは「誰々のために」あるわけです。
この連関全体が「我々の世界」を構成しているとハイデガーはいうわけです!
これには疑問を覚えます。
問題はやはり、この「手許性」の根源性が、あらかじめ前提されていることです。
ハイデガーは、ものを道具的に性格付ける根拠として、ギリシア語で「もの」を意味する、
「pragmata」をもってきます。これは暴論でしょう。ギリシア人がそういう言葉を
遣っていたから、ものは「道具」であるべきだ、と言っているようなもんです。
これは、ギリシアの根源性を称揚するハイデガーにとっては当然なのかも知れませんが、
我々にはちょっと受け入れがたいのではないでしょうか?
知っているとは思いますが、のちの Sorge という概念も、フローネーシスから来たものです。
ギリシア尽し、なんですよ、この本は。
,-‐'"´ ̄ ̄``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、` \
/ / !lヽヽ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、__ヽ_--ヽ_ノノ!
/! ll__l ヽ-‐'_|_,`l /rヌ、ノ|
!l/fri刀 >'〉} ノ!
l ̄丶 Lノノ |
ヽ、  ̄` / .| | | |!|
``ー-ャァ' ´ 」、lLl l!|
r777777777tノ /==三ヽ
j´ニゝ l|}ム/=ニ三-ァ-─‐ヽ
〈 ‐ 仕事ガマダアル l|O/ニ,-'´ / , -'´!
〈、ネ.. m .l| // / , -'´ |
ト |l (,;゚ Э゚) とニヽ/ l |
ヽ.|l. ミ .^ ) 〈ー- ! ̄ ̄ ̄ヽ 」
|l ゛TT" lトニ、_ノ |
|l__________l| \ |
マコリンはお仕事に戻られるようです。
ここまで読んで、ハッと気付いた
「あなたはだれ? 世界はどこからきた?」から始る私が始めて哲学と出会った本
そうか、ソフィーが私をハイデガーへ導いたのか
永遠の中を生きるソフィーとアルベルト先生は元気にしてるのかな?と、思いにふけながら
第15節〜
534 :
チンポ召還:04/10/10 00:46:27
先生、ご感想を!
ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041009i513.htm 仏の哲学者ジャック・デリダ氏、がんで死去
>AFP通信が9日伝えたところによると、フランスの哲学者ジャック・デリダ氏が
パリ市内の病院で、がんのため死亡した。74歳だった。
フランスの植民地だったアルジェリアに生まれ、1956年、エコール・ノルマルの哲学史助教授に就任。
プラトン以来の西欧哲学を引き継ぐロゴス中心主義を批判。
ニーチェやハイデッガーを批判的に発展させ、ポスト構造主義の代表的哲学者となった。
代表作に「エクリチュールと差異」、「グラマトロジーについて」、「法の力」などがある。
(2004/10/9/23:48)
535 :
考える名無しさん:04/10/10 00:52:00
寝てんじゃねえゴルア>チンポ
536 :
考える名無しさん:04/10/10 01:04:04
かんじんな時にチンポ太郎は!
しかたがないから、おまえの冥福を祈ってやろうチ~ン
537 :
考える名無しさん:04/10/10 02:22:10
チンポ太郎はデリダの冥福なんか祈らないに清き1票!
まんこについて詳しいのは女よりも男である。
より多くのマンコ像を観て来ており、クンニ時に形態も詳しく調べている。
ちんこについて詳しいのは男ではなく女である。
男が他人のちんこを観察したり弄ることは極稀である。
故に最も多くのちんこを観察し形態をよく理解してるのは風俗嬢であり
それに比ぶれば男のちんこ知識などちんかす並である。
ちんこについて詳しいのは女であり
男はちんこ初心者である。
539 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/10 07:41:52
デリダの訃報を聞いて驚いています。
現代で唯一尊敬できる哲学者でした。
僕は特にデリダの著作を読んでいるわけではないので、彼の思想について詳しいことは言えません。
ただ、あの映画の印象が強くて、デリダという名を聞くと、あの映画のいろいろなシーンを
思い浮かべるわけです。
彼は、ハイデガーの言葉である、Aristotle was born, thought and died. を批判しておりました。
ハイデガーにとっては、哲学者の生涯にとって本質的なのは、まず「思索」なんです。
だから、アリストテレスの生涯は、「生まれ、考え、そして死んだ」だけでいい、とハイデガーは
言うわけです。
デリダはこれに反対して、いや、自分は、生涯のそれ以外の出来事、そうしたこまごましたことに
興味があり、目を向けるのだ、ということを申しておりました。
自分が哲学書を読むときに一番知りたいのは、その人の「性生活」である、とデリダが言うのも、
これに通じるのでしょう。
僕らは、常に、語りたくても語りえないものに向かって、生きております。思索はかろうじて、
その消息を伝えるに過ぎない。聞こえない声を聞くことが、彼の任務だったような気がします。
540 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/10 07:48:03
映画のなかで、デリダが l'amour(愛)と la mort(死)とを聞き間違えるシーンがありました。
インタビューアーが、「愛についてどう思うか?」という質問を発したときです。
彼は、少し考えたあとに、愛というのは、ある危機が訪れるときに、問題になると答えておりました。
つまり、自分は愛する人の肉体を愛しているのか、それとも、肉体以外の何か別のものを愛している
のか、という疑問です。これは存在論の問題なんです。愛はあるときに存在的になり、またあるときには
存在論的になるわけです。愛は、その意味で、つねに死と隣り合わせです。
僕も自分の恋愛経験を振り返ってみると、常に死と隣り合わせでありました。
愛というものに異変が生ずると、僕の存在もぐらつきだすんです。僕の存在は、僕自身にあるのでは
なく、愛という、この僕をいつも統御しているもののなかに、あるような気がしていました。
俺はなんで、この人を愛しているのか、俺は実は、性欲動に踊らされているだけではないのか。
いや、俺は、彼女の精神を愛しているのだ、と人は言うわけです。でも、精神とはなんでしょうか?
精神はどこにあり、また我々はそれをどのようにして知るのでしょうか?
すべての行為は、肉体的なものです。発せられる声さえも、それは喉の振動にほかなりません。
そして、精神と言うのは、絶対に見えてこないのです。だから、俺は恐怖を感じて、そこに
死の影を見るわけです。
541 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/10 07:51:41
俺は多分、これから普通に働いて、ケコーンして、趣味としての哲学を続けていくと思う。
そして、俺の日常もまた、淡々と流れていき、そして、あるとき、俺はこの世からいなくなるのだと、
思う。俺はしかし、それを悲しいとは思いたくない。俺は、愛を通じて、自分の存在を、
新しい世代へと託すことができる。愛は、本当は、記憶のなかにしかないのかも知れない。
俺の存在自体、両親という他人の愛から出てきたものに過ぎない。そして、彼らの愛は、
俺の記憶のなかにあり、そうして、俺の愛もまた、未来の世代の記憶のなかに、気づかれないまま、
その痕跡をとどめているのだと思う。
たとえ、俺が死んだとしても、俺の記憶を受け継ぐ人がいるだろう。哲学とは、愛への追想かも
知れない。詩は前進するが、哲学は追想でしかない。
542 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/10 07:55:11
正直、俺も愛がなんであるのか分からん。分からんから、愛するのだろう。
この日常、この日常のなかに、我々は淡々と生きているわけであります。
そして、みんなが、各人の愛に踊らされ、不安のなかに生きているわけです。
愛する者を持たない人でさえ、実は愛に飢えているという点で、愛に参画しているのです。
愛に参加していない人はいません。生きているということ自体が、愛の作用なのですから。
俺は、デリダが死んだとしても、その記憶の断片を、俺のなかのどこかに残している。
記憶喪失にならないよう、彼の声に耳を傾けて見たい。そして、現代に背を向けた自分に、
再び、この激動の渦中で戦うよう、促したい限りである。
デリダ先生、有難う。Adieu, adieu, adieu!
543 :
チンポ太郎 ◆zh1F2ePgb2 :04/10/10 07:59:28
, -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
/爪 ヽ `ヽ、`ヽ、 \
/ / !lヽヽ \ \ \ }、
. / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
/! ll__l ヽ-‐' "┴─` l/rヌ、ノ|
!l/fri刀 /// >'〉} ノ!
l〃 、 _ ,Lノノ |
', ヽ'´ヽ / | 「||l!,| Ich habe es satt, mit 2ch zu spielen.
ヽ、 ー' / .| | | |!| En d'autres termes, je ne reviendrai plus.
``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
__ノ /==三三ヽL
/ }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
」ll /O/ ニ, -'´ / , -'´!
i´{、/ // / , -'´ |
/ ̄  ̄ ー─‐'´ l |、
/l /`ヽ ノ /」ヽ
/ l/ l 、 ヽ / /'iヽヽ
It is really appreciated and extremely rare for Princess Mako to speak for Chinpo Taro.
She is also in despair at the loss of the greatest philosopher of our age.
And she has just decided to study harder than ever, to express her respect to that philosopher.
Live and let live. A bright future, she said, lies before us. Farewell!
デリダは内容よりも表現力がすばらしい。読者も同じような傾向なのが面白いね。
ハーバーマスと比べてそう思った。
比較することはないっしょ。デリダは文学でもあるんだ。
デリダはハイデガーを通じて名前と脱構築って言葉しかしりませんが興味がありました
ほんと、愛って何でしょうね、哲学してると自分の思惟を第一前提として日々生きるような
気がします。でも現に回りには自分以外の人がたくさんいる
それから、哲学によって以前では自分が当たり前のように怒ったり、悲しんだり(喜怒哀楽)
してた基盤が揺らぐので以前より、感情的にならなくなりました。多分感情的になる前に
思惟が先行するからだと思ってます。でも、こんな自分でも、瞬間的に思惟より、感情(心?)
が先行する場面(心を奪われる感覚)があります。そして、その数秒後まだ自分にはこんな感情が残って
るんだと又思惟が顔をだす。
て事で、日々哲学的思惟にふけっていても一瞬心が奪われる出来事が真実に近づいている。
愛を日々、より深く思惟しながらも、瞬間的(直感的)に心奪われる愛ってのが真の愛に近づいている
と自分の思惟が言っとりますw
こんな感じの事、言ってる哲学者いたっけな?
>>546 を、自分の考えで思うまま書いてても
もう、自分の考えか、ある哲学者の思想から来ているのか解らなくなってきました。w
ふー、今日は天気がいいから犬洗ってあげるかな
やっと、17節突入
道具何とかになって、なんか意味が解らない上、退屈な文章が続く・・・
感じたことは、道具は現存在にとって普段は気にも止めないが
壊れて始めて現存在(私)は道具の存在に気づくってことを言ってるのか?
世界も当たり前すぎて現存在が気づいていないだけと、言ってるか
>感じたことは、道具は現存在にとって普段は気にも止めないが
>壊れて始めて現存在(私)は道具の存在に気づくってことを言ってるのか?
>世界も当たり前すぎて現存在が気づいていないだけと、言ってるか
ハイデガーの道具に関する議論を理解するためには、私がすでに上に述べましたように、
直前性(Vorhandenheit)に対する手許性(Zuhandenheit)の優位をよく分かっておく必要があります。
物というものは、ハイデガーによりますと、根源的に「道具」なわけです。
我々は日常の生活のなかで、常にこの道具と親しんでおり、これを取り立てて眺めて見たり、
あるいは客観的に観察したりはしません。例えば、履き慣れた靴なんかがそうです。
我々は、それに特別の関心を向けることなしに、それと親しみ、それを使っております。
この状態が、「手許にある」という状態であり、ハイデガーが手許性(Zuhandenheit)と呼ぶものです。
ハイデガーは、ものの有り方において根源的なのは、この「手許にある」ことなのだと言います。
ところが、ある日、履き慣れた靴が、まったく使い物にならなくなるとします。そうすると、
この靴は、我々にとって異質な対象になるわけです。我々はそれを改めて見つめなおし、
「客観的に眺める」わけです。このとき、この靴の有り方は、もはや「手許にある」のではなく、
「直前的にある」のです。まるで科学の対象のように、あるゆる価値を剥奪され、
「単なる物」として我々の眼前にあるわけです。これをハイデガーは、直前性(Vorhandenheit)と
呼びます。肝腎なのは、この「直前性」は「手許性」のあとに現れるということです。
しかし、哲学の常識では、この「直前性」の方が根源的なんです。つまり、「手許性」なんて
いうのは、ある物が「価値を付与された」状態に過ぎず、直前的にある物の、派生的な有り方に
過ぎないわけです。
分かりにくいかも知れませんが、例えば、ここに、価値なんかまったく付与されていない、
純粋無雑の物があるとします。そして、この物に対して、各人が価値を付与していく、と通常は
考えられています。しかし、ハイデガーは、そうじゃない、それは逆だ、と言うわけです。
「価値の付与された物」が根源的であって、「価値を剥奪された物」は、逆にその派生態に
過ぎないというわけです。実を言いますと、これがハイデガーのいう「世界の―内に―有ること」
なんです。つまり、常に既に、我々はある一定の状況のなかで、「生きてしまっている」わけです。
この議論は後半の現有の歴史性の問題と連なっています。
(あと、ハイデガーがのちに言うように、こんな風に我々は常に既に世界に没入しているわけです。
これが「頽落」というものですが、これはまたその節に来たら語りましょう。)
それから、一言余計なことを言っておきますと、ハイデガーの先生のフッサールは、極めて
常識的な人だったので、ハイデガーのこの議論が全然分からなかった。フッサールは、
まず、超越論的自我の実在措定があって、その次に価値の付与(意味付与)が行われると
考えていたんです(『イデーンT』の後半参照)。換言すれば、ものはまず、それ自体で、
純粋に価値なんか付与されていない状態で、その実在が措定される。そうして、そののちに、
その実在を基礎にして、価値なんかがいろいろな仕方で付与される、と考えていたわけです。
つまり、フッサールは、「手許性」なんかより、「直前性」の方がより根源的だと考えていたわけです。
(「直前性」というのは、眼前にそれ自体として、科学の対象のように、客観的に純粋に有るという
ことを意味しています。)
だから、ハイデガーの道具分析の議論は、ある意味でフッサール批判なんですよ。
フッサールにとっては、「手許性」なんか還元の対象で、決して根源的なものではない。
しかしハイデガーは、我々は常に既に、価値の渦中にあり、それに呑まれながら存在していると
豪語したわけです。サルトルのいくつかの鋭い分析はここから出ています(『存在と無』)。
まあ、こういうことが背景にあるなんてことは、あの本だけ読んでいても絶対に分かりません。
次回は第16節から。
うーん、フッサールとハイデガーは支点が違うようなきがします、549〜533での
ハイデガーとフッサールの対比で、自分が感じたことは、フッサールは人が世界に
存在してなければ、例えば棒きれに価値は無い(直前性が根源)。そして、後から
人が存在し、手許性的なものに棒きれ(動物をなぐったり)がなった。
しかし、ハイデガーは、私が始って世界が始った、私から見た棒きれを支点に
道具分析を書いてる様気がしました。
そう、考えると自分の回りの出来事なんで、すべて、人間中心(私中心)に世界をとらえてる
ような、もんですね。
そんな、考えになると私が無くなれば、世界が無くなるって結論になっちゃいますねw(そんな事無い)
それと、私の世界内存在と、チンポ太郎さんの世界内存在がどうして、共用(ある一部分が同じ)なのが可能かって
不思議が生まれますね。
あ、555の真中当たりから矢野茂樹の哲学の謎に書いてた事を思い出した気持ち
かもしれません。何とも、自分のオリジナルの考えなんて、あやういもんですね。
それと、道具分析で何回か「自然」について例を出している所が気になりました。
「あなたが、感じてる自然なんて、道具を支点として感じてるだけで、本当の自然では
ありませんよ」って言われてるみたいでした。
道具(家)が台風や地震などで粉々にやられる様を見て自然をあらためて、実感してる私に
自然はそんな者ではない、と言ってるように感じました。
まだ、17章の途中少しづつでも、読み進まなくては
今、何で自分が哲学に影響されたのかを、思い出した。
子供の頃から、一人になるとフツフツと沸いてくる素朴な疑問。
自分で答えが見つからず、回りの人にも答えが出ない疑問。
みんな、こんな疑問を考えずに笑ってる(その時私も笑ってるが)
自分は、それを忘れて(忘れるために)日々生きてる。
「こんな、重大な事解決しないで、日々楽しくできないよぅ・・・自分の死」
自分にとっての、絶対的存在者 母に「死ぬの、いやだな」って言ったら、母は
「楽しい事を考えなさい」って言われたかな、たしか、幼稚園行っとった時期かな。
だが、私以上にその疑問(問い)を真剣に考えてた人が2000年くらい前にすでいた
ことを知った。
何て心強いことか。彼らは、死んじゃったけどね。
(私の日記)
おもろい。
どうも。僕も参加させてください。
>>549-553は分かりやすい説明です。
そこで疑問なのですが、ハイデガーは、ものは「直前性」ではなく、
「手許性」が根源的であるという。根源的には、ものは、我々が
価値を付与するのではなく、もともと「価値」が付属した状態で
我々に現われるという。
では、ものを見た時生じる「感情」はどのように考えるべきでしょうか?
例えば、「猫の死骸」を見て「気持ち悪い」という感情が生まれたとします。
その時の「気持ち悪い」という感情は、「私(の心)が、『気持ち悪い』という
感情をものに付与した」と考えるべきなのか、「価値と同様に、ものとは
根源的に、『感情』が付与された状態で現われる」と考えるべきなのか?
もしハイデガーが、前者のような常識的な見解に立つならば、もの──そして
その総体である世界──から独立した、ものに感情を貼り付ける「心」といった
存在者を考えざるを得ないのではないでしょうか?
もし後者であるならば、同じ物を見ても各自異なった感情が生じる事実を
鑑みれば、各自に現われるもの(世界)は個別的であるという結論がでます。
ハイデガーは主客二元論を超えようしている哲学者だと思われますが、
この問題をどのように考えているのか興味あります。
本当は、少なくとも『存在と時間』を熟読すべきでしょうが、なかなか
時間がとれず申し訳ないです。
あと、パンパースさんの
>>555の疑問にも興味あります。
それと似た疑問で他スレで書き込んだ奴をコピペしておきます。
それぞれ独立して存在する心と外部世界があり、
「前者が後者を認識する」という客観主義的構図だと、
「なぜ閉じられたはずの心が、外部へと超越できるのか?」
という疑問が生じます。
一方、この疑問を回避するため主観主義(現象学)的に、
「世界は私の心の作用によって現われる」とすれば、
「なぜ、それぞれ独立しているはずの各自の経験世界が
同一の世界として結ばれるのか?」という別の超越問題が
生じます。
(経験世界は唯一私にしか存在しないという独我論は置いといて)
これらの疑問が生じるということは、客観主義、主観主義それぞれの
世界観に根本的な誤りがある証拠だと思うのですが、1さんは、
これに代わる世界観をお持ちでしょうか?
今、あまり時間がないので、簡潔にレスしておきますね。詳しい議論は次の機会にしましょう。
それから、パン氏とポール氏の議論は、論点が同じなので、一緒に扱わせて下さい。
ハイデガーの「直前性」に対する「手許性」の根源性の問題ですが、まずはこの考えを
すこしだけ敷衍してみましょう。
ハイデガーに言わせれば、「価値」というものは、「私」が物に対して与えるようなものでは
ありません。それは、常に既に「与えられている」ものです。誤解を恐れずに言えば、
世界の側から、気づいた時には、もう与えられてしまっているのです。
ですから、これは、私中心の思想などではなく、逆に、世界中心の思想なんです。
「世界の―内に―有る」というのは、そういうことなんです。
ですから、パン氏の、
>そう、考えると自分の回りの出来事なんで、すべて、人間中心(私中心)に世界をとらえてる
>ような、もんですね。
というのは、ハイデガーの言っているのは少し違います。むしろ、世界中心で、人間はこの
世界の方に呑まれているような感じです。
これと関連して、ポール氏の「感情」の議論ですが、これも同じです。感情は、個人の持ち物では
ありません。現に、大森さんが『流れとよどみ』の中で述べておられますように、恐怖の感情は、
我々自身の中からというよりも、恐怖の対象の側から、立ち現れるものです。
感情とは、世界の側から、我々を突然「襲う」ものであり、我々が率先してもてるようなものでは
ないのです。ハイデガーはこうした感情のあり方を、『有と時』のあとの方で、情態性と呼び、
詳しく分析しております。特に「不安」という感情は特別で、それは世界の個々の対象から
来るのではなく、世界という全体性から襲ってくるものなのです。
換言すれば、我々はそれほど、世界に没入し、世界の側から規定されている、ということになります。
我々が一見、自分達で「与えている」と思うような、「価値」「感情」は、実は、世界の側から
来るものであり、だからこそ、我々は常に既に、「世界の―内に―有る」のであります。
世界と我々は、それほど紙一重であって、それを「認識主観」と「認識客観」に分けることは
できません。もし、主客二元論を前提してハイデガーを読むのなら、ポール氏の書いてらっしゃる
通りになります。しかしハイデガーにおいてはそもそもそういうことは全然問題になりません。
認識論の問題は、「世界の―内に―有る」ことの一つの有り方に過ぎないからです。
しかも、それは誤った前提に立っているのです。
第13節でハイデガーがこれについて少し触れていますのでご参照を。
私も忙しいですので、ゆっくりやりましょう。
それから、私の『有と時』に関する解説めいた書き込みは、議論の踏み台のためと思って、
一般の人が疑問を抱きそうなことを書いているだけです。
なので、これはもちろん、私の主張ではないです。
ですから、私がパン氏やポール氏への反論において、それらの書き込みとは反対の意見を
述べても、奇異に思わないで下さいね。
これはつまり、「私」の自由になるならフライパンを凶器に使うことは可能だけど、
そうはならないって事?
私は、現存在の内にある世界内存在という解釈で読んでました
だから、
>>555 の発想になってしまうんですね
うし、今からは世界内存在にある現存在として読んでみます。
世界内存在に有る、私以外の物体に本当の光があてられてないので、何となく自分なりに
解釈してる。その物体達に光を当て真の姿を見極めよってことになるのかな?
現存在と、世界内存在をどっちを優先するかによって自分の感じ方がこんなに
変るって、不思議ですね
と言うことで、
>>555 は一昨日までの、自分なりの一つの道であり、
明日から、違う道(視点)を進みます。ポールさん折角興味持ってもらったのに
すません。
>>564 フライパンは、料理に使う道具だけど凶器にもなり、それ以外にも色んな可能性がある。
色んな可能性があるけど一つに向けてって事になるのかな?
よく解りません
チン太は今までに、何冊くらい哲学書を読んだの?
敵視して、目標にするから教えて!
少なくとも、フッサールの全集は原書で読んだとか、過去スレで言ってなかった?
>>565 現存在の在り方=世界-内-存在という在り方。
「現存在の存在体制(機構)は世界-内-存在である」というような文が結構あるよ。
>>570 なるほど
現存在>世界内存在と現存在<世界内存在以外に
現存在=世界内存在と言う可能性もあるってことか
>>571 いやいや、可能性ではなく、ハイデガー自身が書いていることです。
現存在と世界(-内-存在)という二項的(対立的)なものではなく、
繰り返しますが、現存在の根本的な存在体制が世界-内-存在なのです。
現存在の在り方を「存在仕方」(存在の仕方)「存在様態」と書いて色々分析していますが、
存在体制(確か体制・機構と訳されるVerfassungは憲法という意味もあったような)とは、
いわば現存在の在り方の土台・基盤的なもの(在り方)でしょうね。
ですから
>>565の「世界内存在にある現存在」というよりも、
「世界-内-存在(という在り方)としての現存在」というべきでしょう。
もしくは端的に「現存在は世界-内-存在している(である)」とか。
よって「現存在と、世界内存在をどっちを優先するかによって」というものではありません。
>チンポさん
>私も忙しいですので、ゆっくりやりましょう。
>>563 そうですね。
今年はもう、新たには『純理』以外読むつもりはないので、
パンパースさんと共に僕も、『存在と時間』を読み返します。
一年半ぶりぐらいでしょうか。
当時は何も分からず、とにかく完読だけを目指しましたが、
今読んでどのように感じるか楽しみです。
>>562の「感情」の説明もよくわかりました。
「そうか、情動性(たしか細谷訳では「心境」と訳されてた)だ」と。
色々思うことがあります。それもまた次回に。
訂正
情動性 → 情態性
>>572 現存在=世界内存在(現存在は世界内存在)とイメージした時、今までにない閃きがが沸いたので
書きます。
マッチ棒を現存在とします、そしてマッチに火が着いた瞬間が現存在の誕生!そして、一つのマッチの
光の範囲が世界内存在。ここで言う光の範囲というのは、暗闇で以前からある何かを照しだされた者が
世界内存在ではなく、
マッチの光そのものの範囲が世界内存在。
火の着いたマッチが増えるたびに世界内存在も広がる(照らす範囲が広がる)
しかも、各マッチどうしの光は世界内存在を共有出来る。一つのマッチが消えても(例えば私の消滅)世界内存在は消えない
何故なら他のまだ消えてないマッチ達が世界内存在を作り続けている。
自分なりに、なんていいインスピレーションなんだw
と、ここまではいいんだがやはり問題が残る。
最初のマッチ(現存在)にどうして火が着いたのか、それと、すべてのマッチが消えると
世界内存在も消滅するのか
細川亮一さんのハイデガー入門で、世界内存在は私達が一般に捕らえている世界とは次元が
違うと、書いてました(私には、ピンときませんが)
と言うことは、現存在がすべて消滅したとしたら、世界内存在は消えてしまうが、
地球、月、太陽とかは消滅しないって事になるのかな
フライパンだった物が、単なる鉄の塊になるということでは。
>>576 フライパンは、私が居なくなってもフライパンで有り続けるかもしれないし、
サビサビになって土になってしまうかもしれないし
私がその気になれば鉄の塊に出来るかもしれません
やはり、よく解りません
価値観と言う言葉からもわかる。価値は物に内在するのではなく
主観によって評価関数によって価値が付けられるのです。
579 :
THE グル :04/10/22 00:59:56
いいですか、
いまさらハイデッゲルをただそのまま読むというだけでは、
あまり面白くはありませんね。
哲学がそうであるように、
単なる思想論議では、
何等書かれた事以上に得られるものはなく、
また、
それ以上をそこに求めようとするならば、
それは、
読んだ方の解釈になってしまうんです。
であるならば、
彼の哲学が、
現実との対応を考えたときに、
以下に明証的に、
あるいは実験的に現実との整合性を持つのかを考えなければ、
そこに信頼性はなく、
単なる思想論、観念論になるのがオチなんです。
これが断言できます。
どうかしましたか?
>>579 おめいは独りヨガリの糞なんだから、
どれほど淋しいんかと同情はするが、
他スレまで出張ってきて汚すのはやめれ。やたら行を消費するだけのクズレス、
ごたいそうなコテハンを付ける前に他者の迷惑を考えれw
何とか、20章
第1部第1編第三章Aってのがやたら長かった、前半の山場なんですかね。
で、Bになってまったく違う展開
我思う、ゆえに我有りのデカルトさんの登場か
20章途中まで読んで、
ハイデガーがデカルトを批判してるのか、指示してるるのか良くわからないな
長々とレスを付けるのもどうかと思うので、基本的に質問と同じくらいの字数でもって
お答えしておきます。(明らかに自分に当てられた質問だけにお答えしておきます。)
>>564 「フライパン」として現れるのが、フライパンの根源的な有り方というわけです。
凶器としてフライパンを使うのならば、それはフライパンの二次的な有り方でしょうね。
>>565 「優先」というのは、
>>570>>572 の方が説明していらっしゃるように、精確ではないでしょう。
現有の有り方が、「世界の―内に―有ること」ですから。
ちなみに、Verfassung (英 constitution)という言葉は、Gefuege に近いと思います。
ハイデガーはシェリング講義の中で、ギリシア語の「シュステーマ」が Gefuege に当たると
論じております。つまり、ある存在者の規定内容をなすような構造全体、ある存在者の「系」全体、
それが Gefuege であり、System であり、また『有と時』の場合は、Verfassung なんでしょう。
>>568 覚えてないです。最近は仕事が忙しいので読書の時間がない。
>>569 フッセリアーナはフッサール研究者でも全部は読んでないでしょう。
殴り書きしたものがほとんどですから。それに自分はフッサールは専門ではないので。
>>573 ゆっくりは大歓迎です。しかし細谷訳の「心境」というのは大丈夫なんだろうか・・・。
面白い訳語ですが。
>>578 フッサールの立場だとそうなるでしょうね。
しかしハイデガーは、上に述べましたように、そういう一般的な素朴な見解に挑んでいるわけです。
>>579 ハイデガーの哲学の「現実との対応」という事で何を意味されているのでしょうか?
この際、「現実」とは何であり、哲学がそれに「対応する」とはどういうことでしょうか?
「現実」という、客観的なものを、素朴に定立し、それに我々の思想を適用することができる、と
考えておられませんか? それこそ、実にナイーブな考え方ですよ。
「実験」を通じて、「哲学と現実との整合性」を検証することができるかのように言われますが、
哲学と現実とが対応するという判定をする基準はどこにあるのでしょうか?
それは決して実験から得られるものではありませんよ。
つまり、実験を通じて、ある思想が現実と整合性を持つ、と判断するのは誰ですか?
それはまさに、「現有」であり、そうした実験を行うのも、現有の一つの有り方に過ぎないのでは
ないでしょうか?
ハイデガーはそれほど、「根源的なもの」を思惟しているのだと言うべきではないですか?
つまり、上のような、ナイーブな考え方がどこから来るのか、それを突き止めようとしているのでは
ないでしょうか?
あなたは、思想をまるで物理的対象のように、世界内部的に存在するものと考えられているのは
ないでしょうか? そうした、唯物論的な素朴な思想こそ、批判されるべきものでしょう。
最後に、「明証的」という言葉ですが、出典はデカルトですか? あなたは、デカルトのいう
「明証性」が、のちにライプニッツによって徹底的に批判された事実を御存知でしょうか?
問題なのは、何が明証性の基準であるか、ということです。デカルトはそれを示していませんよね。
『省察』でも『哲学原理』でも。ライプニッツはそれを同一律におくのですが、まあ、それは
話が逸れるのでやめておきましょう。
次回で一気に A の部分を終わらせます。今、風邪気味なので遅れるかも知れません。
あと、sage でやってくれ。変なのが来るから。
587 :
THE グル :04/10/22 23:23:18
>>580 いいですか、
それはサイババの勝手なんですよ。
どうかしましたか?
588 :
THE グル :04/10/22 23:24:18
>>585 いいですか、
>ハイデガーの哲学の「現実との対応」という事で何を意味されているのでしょうか?
とおっしゃっておられますが、
ハイデッゲルの主張には、
何等科学的裏づけもなく、
また、
それが彼個人の言にとどまっているだけでは、
それを信じるか否かという非常に曖昧で、
信頼性の低いものに過ぎないんです。
その主観的な主張から、
いかに客観的な事実を見出すかが重要なんでして、
そうしたことを疎かにするならばそれは宗教となんら変わらないんです。
また、
>哲学と現実とが対応するという判定をする基準はどこにあるのでしょうか?
と言われておりますが、
それは実験や調査による統計的乃至、
科学的検証であり、
ラカンに依るならば、
「科学は実験という再現可能な操作によって定義される対象を少なくとも持っている」
としているんです。
特にハイデッゲルにみられる実存的不安や日常性への逃避などは、
事例研究によって対象の個性的・全体的な理解を深め、
一般性を求めるための質的研究が必要ですし、
当然こうした実存的哲学の性格上、
横断的なものだけでなく縦断的研究を用いて調査していく必要もあるんです。
まあ、何の科学的先行研究も示さずにただ哲学を論じることは、
その実、現実離れした議論しか呼ばないのは必然なんです。
これが定説です。
どうかしましたか?
589 :
THE グル :04/10/22 23:25:15
>>585 いいですか、
>つまり、実験を通じて、ある思想が現実と整合性を持つ、と判断するのは誰ですか?
とおっしゃっておられますが、
それは科学的な良識のある第三者でありまして、
彼らに納得いくように客観性を持ち、
その根拠が明らかであることが当然求められるんです。
まあ、
学会などはその顕著なものですね。
そして、
>それはまさに、「現有」であり、そうした実験を行うのも、現有の一つの有り方に過ぎないのでは
>ないでしょうか?
と言われておりますが、
なぜ実験が現有云々と結びつくんでしょうかね?
それから、
>ハイデガーはそれほど、「根源的なもの」を思惟しているのだと言うべきではないですか?
ともおっしゃっておられますが、
ハイデッゲルは確かに鋭い視点と、
明晰な頭脳を持っていることは確かですが、
「根源的なもの」を思惟することそのものに明確な根拠がないのは実に残念なんです。
また、
「明証性」という単語とデカルトに対してライプニッツ云々といわれておりますが、
これはデカルトの時代背景を鑑みればそこに不備があるのは仕方ないことでして、
デカルトが、
宇宙において不変なるものは運動量(質量と速度の積)であり、
物体の本質は延長であるとしたのに対し
ライプニッツが、
質量と速度の二乗との積を不変であるとし、
物体の本質が力と作用にあるとしたことが「明証的」という単語自体を否定するものではないんです。
どうかしましたか?
酷いな、これは・・
山田君座布団三枚持っていきなさい
スレにわく蛆虫として、余計なおせっかいをさせてもらいましょう。
>>589 >>442-460 あたりを読んでると、グルとちんぽ太郎との考えの相違が少しはわかるんじゃないかい?
すでに、よんでたかな。。。
594 :
THE グル :04/10/22 23:50:52
>>592 >>593 いいですか、
当然彼の文章は読まさせていただいておりましたが、
あなたが提示されておられる部分からあえて引用するまでもなく、
とても学問を志すものとは思えぬひどい認識ですね。
これが断言できます。
どうかしましたか?
>グルさん
ageるのは止めましょう。
たとえ2ちゃんでもマナーは守るべきです。
596 :
THE グル :04/10/23 00:04:48
>>595 いいですか、
なぜ上げてはいけないんでしょうかね?
隠れてこそこそやるような議論ならば、
しないほうが良いと思うんですがね。
どうかしましたか?
両者ともピエさんに夫馬扱いされたことからの思いつきなんだが、Kurihara=グルというのはないだろうか。
グルがよく使う「まあ、〜」という言い回しは、Kuriharaもよく使っていたこともあるし。
>いいですか、
>当然彼の文章は読まさせていただいておりましたが、
>あなたが提示されておられる部分からあえて引用するまでもなく、
点打って改行するとことか。
――インターネット文化は、
一方で女の子の社交性をEメールを通じて急上昇させていますが、
他方で男の子は「2ちゃんねる」的な掲示板に引きこもって脆弱なプライドを
温存する結果、とても人前に出せない、それこそ掲示板の世界に永久に
引きこもっておいてもらうしかないような勘違い野郎が急増しています(笑)。
, ――宮台真司
グルさん、あなたに恥をかかせる気はありませんが、どうも私に喧嘩を売られているようですので、
買っておきますね。
>ハイデッゲルの主張には、
>何等科学的裏づけもなく、
科学あるいは科学的命題は、科学的裏付け(実験等)を必要とします。
しかし、ハイデガーは「哲学」を語っているのであり、哲学と科学とは、根本から異なっているのです。
(ハイデガーは前者を「厳密学」、後者を「精密学」と特徴付けています。)
こういうとあなたは、どう異なっているのか、と問うでしょう。
『存在と時間』の序論を読んで下さい。
ちなみに、「哲学と科学とは異なる」という主張は、哲学的命題ですが、あなたは、この命題も、
科学的に、実験などにより検証され得るとお考えですか? それは何という科学なんでしょう?
科学的検証こそが、真理の絶対的基準であるなんて、今時、小学生でさえ信じていないのでは
ないでしょうか?
>それが彼個人の言にとどまっているだけでは、
>それを信じるか否かという非常に曖昧で、
>信頼性の低いものに過ぎないんです。
信じるかどうかは、宗教の問題なんです。哲学と宗教を混同しないで下さい。
>その主観的な主張から、
>いかに客観的な事実を見出すかが重要なんでして、
>そうしたことを疎かにするならばそれは宗教となんら変わらないんです。
あなた自身が、科学を盲信し、科学的検証を宗教化しているのに気づきませんか?
「主観・客観」という安易な対立から出発して、その対立を調停するのが、科学的検証であると
お考えですか? そういうナイーブな考えを、ハイデガーは再三、批判しているのです。
そして、この「主観・客観」を素朴に受け入れているあなたの態度、それこそまさに、
論証を欠いた宗教的態度ではありませんか?
>>哲学と現実とが対応するという判定をする基準はどこにあるのでしょうか?
>と言われておりますが、
>それは実験や調査による統計的乃至、
>科学的検証であり、
あなたは私の文章をちゃんと読んでいますか? 私は、
>哲学と現実とが対応するという判定をする基準はどこにあるのでしょうか?
>それは決して実験から得られるものではありませんよ。
と言ったのです。なのにあなたは、平気でまた「実験」をもってこられる。
私の批判にはなんら応答してないじゃないですか。
もう一度言いますが、「哲学と現実とが対応することを判定する基準」は、実験などでは
あり得ないのです。いいですか、同じ事は繰り返さないのでちゃんと聞いて下さいよ。
「ある哲学的主張を、現実に適用する」、これがあなたのいう「実験」です。
しかし、この哲学的主張が、現実と整合性をもつということ、これは「実験」そのものから
得られるのではなく、「実験をする主体の判断」から得られるものなんです。
ある実験が成功しているか否か、それは科学者の判断なんですよ。
では、この「実験をする主体の判断」は、どのようにして正当化され得るのでしょうか?
また実験を持ち出しますか? では、「実験をする主体の判断」を実験する主体の判断はどうなりますか?
また実験を持ち出しますか? では、「『実験をする主体の判断』を実験する主体の判断」を実験する主体の
判断はどうなりますか?
無限ループです。科学では何故、こうした無限ループが問題にならないか御存知ですか?
それは、科学者の判断が、厳密な論証なしに、恣意的に「正しかったり誤っていたり」するからなんですよ。
科学者の科学的主張は、科学的に論証されます。しかし、科学的論証がうまくいっているかを判定することは、
科学自体には無理なんです。そこには、必ず、科学者の判断が入ってくるのです。
ですから、私は、
>実験を通じて、ある思想が現実と整合性を持つ、と判断するのは誰ですか?
と問うたのです。
>ラカンに依るならば、
>「科学は実験という再現可能な操作によって定義される対象を少なくとも持っている」
>としているんです。
何故、ラカン? あなたは、ラカンなどではなく、論理実証主義者の文章を引用するべきでしたね。
それで、その引用文でなにを言いたいのですか? 少なくともラカンは、あなたの主張を裏付け
するようなことは一切言ってないはずですよ。というのも、彼は「科学」について語っているの
ですから。
ラカンを持ち出したら、少しは偉そうに見えると思いましたか?
残念ながら、私はあなたよりラカンを読んでいますから、変な小細工は通用しませんよ。
>特にハイデッゲルにみられる実存的不安や日常性への逃避などは、
>事例研究によって対象の個性的・全体的な理解を深め、
>一般性を求めるための質的研究が必要ですし、
>当然こうした実存的哲学の性格上、
>横断的なものだけでなく縦断的研究を用いて調査していく必要もあるんです。
あなたがハイデガーを読まずに、あるいは読んだとしてもまったく理解せずに、
ハイデガーを批判しているのは明白です。
一体、どうしてハイデガーは、『存在と時間』の序論で、現存在の分析論が、
一般に行われているような「事例研究」とは根本から異なると力説しなければならなかったのですか?
あなたは、ハイデガーの分析が、「事実性」から出発していることを御存知ないのでしょうか?
事実性の意味を御存知ですか?
また、ハイデガーは晩年、現存在分析を精神分析に応用したボスなどのグループに特別講義を
行っております。しかしそれは、「有益な」応用に過ぎないわけで、現存在分析の本質を
変えることは微塵もできないのです。
>まあ、何の科学的先行研究も示さずにただ哲学を論じることは、
>その実、現実離れした議論しか呼ばないのは必然なんです。
冒頭に申し上げましたが、哲学の諸命題を科学的に論証することは、不必要であるというよりも、
無意味です。土俵がそもそも異なるのですから。もし、哲学が科学的検証可能であれば、
それは哲学ではなく科学です。
そういう、素朴な科学への盲信をここで表明されても、こっちは恥ずかしいだけですよ。
>>つまり、実験を通じて、ある思想が現実と整合性を持つ、と判断するのは誰ですか?
>とおっしゃっておられますが、
>それは科学的な良識のある第三者でありまして、
>彼らに納得いくように客観性を持ち、
>その根拠が明らかであることが当然求められるんです。
>まあ、
>学会などはその顕著なものですね。
これはギャグで言っていると受け取ってよろしいのでしょうか?
「良識のある第三者」ですか・・・。
そのあなたのおっしゃる「良識」とやらの正当性は、どうやって検証されるのですか?
「ある人が良識をもっているか否か」を判定するのは、まさに「良識をもった人」ではないですか?
私が上に述べましたように、これは無限ループなんですよ。
学会とか持ち出していますけど、学会は良識者の集まりで、真理の基準になり得るとお考えですか?
そういうのを一般に「ドグマ」といいます(笑)。宗教ですな。
>なぜ実験が現有云々と結びつくんでしょうかね?
実験をするのは現存在ですよ。科学者は、科学的に「有る」。しかしそれは、多様な現存在の有り方の
一つに過ぎないわけです。
>「根源的なもの」を思惟することそのものに明確な根拠がないのは実に残念なんです。
原理研究は、原理を研究するのだから、原理を前提できない。これはハイデガー自身が『存在と時間』の
なかではっきりと言っております。
根源的なものを思惟するとは、一つの「跳躍」なんですよ。『形而上学入門』の冒頭でハイデガーが
この「跳躍」について語っているので読んで下さい。
ちなみに、ドイツ語で「根源」はなんといいますか? また、その語源はなんですか?
さあ、グル君、辞書で調べて見よう!
それから、読まずに人を批判するのは絶対にやめましょう!
こんな輩がいるから、新板の創設に賛成したのだが。
>これはデカルトの時代背景を鑑みればそこに不備があるのは仕方ないことでして、
違う、違う。君は全然、俺の批判の意味が分かっていない。時代的制約を考えれば、それは
ライプニッツも同じですよ。問題は、デカルトが「直観的なもの」を持ち出して、その直観が
なんにおいて成り立っているのかを説明しなかった点にあるんです。
力学がどうのこうのとおっしゃっているが、あなたは、デカルトがどこで「明証的」という
言葉を使い、ライプニッツがどういう文脈でそれを批判したのか御存知ないのでしょう?
だから、あなたは、力学なんかを持ち出して、自分はデカルトとライプニッツの差異くらい
知っていると必死に言い逃れしているのではありませんか?
デカルトなりライプニッツなりが「明証性」を持ち出すのは、感覚的なものが真理の基準としては
信用ならないものだからです。つまり、「明証性」とは、精神の領域に属するものであって、
一種の知性的直観なんですよ。例えば、「神」という概念ですが、これをどうやって我々は知るのか、
それがデカルトの問題なんです。「神」という概念は、当然、感覚的には把握され得ない。
それは、精神によってしか明証的には把握され得ないのです。
力学の領域では、従って、「明証性」というのは問題にならない。
そこで重要なのは、感性的直観による論証、つまり、あなたの大好きな科学的論証なんです。
あなたは、ライプニッツがデカルトの力学をいかに批判しているのか、その論文を
読んだことがあるのでしょうか? 私に力学の講釈を垂れているくらいだから、
勿論ありますよね。では、そこでライプニッツは、いかにデカルトは叩きましたか?
ライプニッツは机上の実験から、デカルトの力学が事象と合致しないこと示しました。
そして、それはそれでいいのです。しかしライプニッツは更に、この事象に合致しないと
いうことは、もちろん、科学的に論証されるけれども、それを究極的に判断するのは、
知性の仕事であり、科学的論証が知性に教えるのではない、と断言しているのです。
この知性の仕事こそ、明証性の領域にかかわるものなんですよ。
科学的論証は、あくまで感性的なものであり、我々の感覚能力によってあらかじめ
限界づけられているのです。従って、科学的論証の真理性は、暫定的なものであり、
究極的には、精神の直観が、それが正しいかどうか判断するしかないわけです。
これは近代哲学史の常識ですが、あなたは、デカルトもライプニッツも、
ラカンもハイデガーも読んだことがなく、読んだことがない癖に批判をするものだから、
そうやって恥ずかしい言明を繰り返しているのではないでしょうか?
つまり、あなたの書き込みは、荒らしであり、煽りとしか思えないのですよ。
真摯に議論する態度がまったく見えないし、人の意見を聞こうという態度も微塵も感じられません。
そういう人は、ここではお断りしています。
どうせなら、河原にでも行って、サッカーでもしてたらどうでしょうか?
あるいは、心を入れ替えて、議論に参加しますか? それならば、そういう変な文体はやめて、
普通の口調で、人の意見を斟酌しながら、sage 進行で参加して下さい。
いいですか、これは定説なんですよ(笑)。
>>560 ポールさん
> 「なぜ、それぞれ独立しているはずの各自の経験世界が
> 同一の世界として結ばれるのか?」
ふと思いついたのですが、客観世界が無限の主観の総体とすると、
主観は客観世界のうちの時と場所を限定し切り取った一部という
表現が、自分としては理解しやすいのですがどうでしょう。
マルクス労働価値説によると労働に価値があるんだって。
盗みをはたらいても価値があるんだね。
613 :
考える名無しさん:04/10/23 09:44:35
グル批判はよく読むとポール批判でもあるな。
>>612 うん、労働の価値を盗む行為にこそ最高の価値を与える事が出来るよ。
616 :
考える名無しさん:04/10/23 17:33:15
科学技術のおかげで2chに書き込みが出来ます。
認識はどうであれ、成果だけは享受してるよ。
科学者さんは研究頑張って。
成果のようでただの結果だとけんかを売ってみるテスト。
618 :
考える名無しさん:04/10/23 17:46:45
結果に至るための道筋だな。
私もGJだと思います。余計なことに労力を使われて大変だったと思います。
だけど次からああいうような(ハイデガーの内部に入っての解釈ではない、外部から放り投げて断定する)レス
が来たら、みなさんスルーしませんか?
もう、一回太郎さんが十分にやってくれたからいいでしょう。
理詰めで対決して、変に逆恨みされて荒らされるのも困るし、
相手が理論によってではなく「自分の存在が周りに認められたか否か」というものを基準にしていたとすると、
理論(論理)的な反論をすると余計に火に油を注ぐことになりかねません。
「俺が正しいと全員認めろ」と、なりふり構わずどこまでも喰いついて来て、収集がつかなくなると思います。
余りにしつこければ「すみません。僕たちは所詮無意味なハイデガーをやってる哲学ヲタクです。
sageて隅っこでやってますから、どうか見逃してください。」という感じで逃げませんか?
ともかくも第一はスルーということで。
ふーむ、このスレは読みごたえがある。
こういうスレが新板に増えるといいね
科学の実験で、判断を下すのは(失敗か、成功か)ある一人の人間である科学者
その、判断をする人間の判断基準ってのは哲学やってて、いかに曖昧であるのかは解りました。
だた、人が日々多用する数字を
科学者は、多用してると思うんですが、その数字ってのは、一体何なのでしょう?
人間が作り出した物なのか(道具的)、人間が存在する前から、もともと有ったものを人が発見したのか
補足しておきますと、ライプニッツはデカルトに対して、「判明な認識」の基準が何であるかを
問うたわけです。ちなみにデカルトがこれをどう定義しているのか、引用して見ましょう。
「私が明晰と呼ぶのは、注目する精神に現前し、かつあらわである知であって、直視する眼に
現前するものが、その眼を充分力強く、かつあらわに刺激するとき、我々は明晰に見られると
言うごとくである。しかし判明と呼ぶのは、明晰であるゆえ他のあるゆる知から分離され区別され、
従って明晰なもの以外に全く何も含まない知である。」(『哲学原理』第45節)
これは実に曖昧な言い方です。「注目する精神」と言われていますから、これは、いわゆる感覚的な
視覚ではありません。実際にデカルトは、この節のあとで、いかに「実体」なり「神」なり、
また「持続」「順序」「数」なりといった概念が明証的に理解され得るかを論じているのですから。
これらのものは「概念」(精神によって把握されるもの)であって、感覚的対象ではありません。
ライプニッツは、このデカルトの「判明な認識」の定義は不充分であり、基準がまったく
示されていないと反論しました。
詳しい事情は、1684年の「認識、真理、観念に関する考察」、あるいは『形而上学叙説』の
第24節を参照して下さい。
ちなみに、ハイデガーは有名なライプニッツ講義の中で、上掲の論文を取り上げ、それを
非常に詳しく読解しております。なぜでしょうか? 同一律なんですよ、問題は。
ライプニッツの哲学にはですね、二つの有名な原理がある。矛盾の原理と充足理由の原理。
ハイデガーはこの両者を根源的に基づけるものとして、同一律を取り上げるわけです。
実は、ライプニッツ哲学の解釈においては、矛盾の原理が優先的か、充足理由の原理の方が
優先的か、古くから論争があるんですよ。ヴォルフなんかは矛盾の原理が根源的と言って
おります。ラッセル・クーチュラ流の解釈でも当然、矛盾の原理が優先的です。
しかし、名前はいちいち挙げませんが、充足理由の方が根源的という学者も多いです。
ハイデガーももちろん、充足理由です。無論、彼のいう「理由」は「根拠」であり、
同一律といっても、論理学の法則ではなく、存在論的に解釈された同一律であります。
この辺の話は脱線になるのでもうしませんが、興味がある人は読んで見て下さい。
ちなみに「明証性」という言葉はフッサールも好きですね。彼の場合もまた、
根源的な直観が現象学の指導的原理になっているわけです。
現前の形而上学とかいって叩かれていますが。
直観というのは、デカルトも上で言ってますが、現前における表象にほかならないですからね。
vorstellen は「前に置く」の意味です。
>>616 別に科学をコケにしているのではないです。科学には、科学自体の限界が見えないということを
言いたかっただけです。
>>619 しかし、売られた喧嘩を買わないないのは男ではないでしょう!
だけど、もっとも言い分です。はい、今後、気をつけます。
問題はですね、中途半端な荒らしなんですよ。哲学をちょっとかじったことのあるような
奴が、外野からいろいろケチをつけるわけです。僕は哲学について完全に無知な人が
そういうのをやる分は構わないと思う。しかし、卑しくもデカルトとかライプニッツとか、
ハイデガーとかラカンとかの名を使いながら、馬鹿丸出しの書き込みをされると、
こっちも防御する必要があるわけです。
だって、なんにも知らない人に、この批判がある意味で正当なのに、僕が黙って逃げた、なんて
言われちゃ困るじゃないですか。だから、こういう中途半端に哲学をかじっている奴で、
まともな知識も思考能力もない馬鹿が現れると、無駄な仕事だと分かっていながら、
逐一、その馬鹿さ加減を論破してやらないと気がすまないのですよ。
まあ、グルというのは書き込みの仕方からして馬鹿丸出しですが、とどめをさしたので
もう来ないとは思います。僕が板分割案に賛成するのは、「荒らし」「煽り」の排除というより、
こういうグルみたいな奴を・・・やめておきます。
それから、分割案を論ずるスレで、読書会スレを叩く書き込みがありました。つまり、きちんと
一冊を終えた読書会スレなんかねえじゃん、といった趣旨のものです。
これについて一言を言わせてもらいますと、読書会とはそんなものなんです。
実際に、大学等の専門機関でやっている読書会に参加したことのある人は知っていると思いますが、
進行は毎回遅々としたものであり、一冊全部を丸々読むなんて到底不可能です。
多分、上のような意見をもつ人は、読書会というものに参加したことがないのだと思います。
一冊終わらせるには、少なくとも一年以上かかります。しかし大事なのは、一冊を通読するという
ことではないんですよ。古典の一節でもいいから、満足の行くように理解すること、
そして、古典とじかに対話をするということ、こういうことが大事なんですよ。
つまり、読書会の目的は、一冊を読了することではなく、古典にじかに触れ、それを少しでも
いいから、理解するように努める、そういう機会を得ることなんですよ。
今、風邪なんで、来週の後半あたりに書き込めると思います。A の部分を終わらせて、
そのあと、いよいよデカルト批判に入ります。延長の概念は、要するに直前性が根源性を
有しているという、あのハイデガーが既に批判した考えから出てくるものですが、
これが実にリアルな仕方で論駁されて行きます。
ただ、この論駁がうまく行っているのか否か、それを検証するのが我々の仕事でしょう。
もしかしたら、再来週になるかも知らないです。風邪で二日ほど仕事を休んだので、
来週はまた忙しくなる可能性が・・・。世人は辛いです、ハイデガー先生。
あと、一つ、補足。
矛盾の原理と、同一律は、結果的には、同じことをいっています。
なのに、ハイデガーは「充足理由の原理」を持ち出して、それを「同一律」と
並置するのはおかしいじゃないか、という人がおられるかも知れません。
確かにそうですが、「充足理由の原理」もまた、「すべてのものは、理由をもっている」と
いうことでありますから、「同一律」で表現可能なんですよ。
(まあ、ライプニッツはその理由は神にしか知られないといいますが。)
つまり、「矛盾の原理」と「充足理由の原理」を包括する、より根源的な原理として、
「同一律」をもってきたわけです。ちなみに同一律はドイツ語で der Satz der Identitaet。
直訳すれば「同一性の原理」。
ハイデガーは、この「同一性の原理」を、更に、「すべてのものは根拠をもつ」という、
「根拠の原理」に仕立ててしまうわけです!
だからハイデガーにとっては、同一律は、「存在者の存在の根本性格」と言われます。
それがそれである、ということ、A ist A. の ist が、A という存在者の「根拠」を
為しているわけです。
ともあれ、このあたりのハイデガーの議論は少し曖昧なところがあります。
いずれにしても、呼び方の問題で、肝腎なのは、「理由」を「根拠」と
すりかえるところにあります。
では、頭が痛いのでまた寝る。
630 :
THE グル :04/10/24 10:41:46
>>597 >>598 いいですか、
いえいえ、
グルは、
その何とかさんとは無関係なんです。
どうかしましたか?
631 :
THE グル :04/10/24 11:00:47
>>600 いいですか、
おやおや随分とレスを書かれたようですね。
では今から書いていくんです。
>あなたに恥をかかせる気はありませんが、云々。
とおっしゃっておられますが、
そんな気遣いは無用ですし、
あなたのレスを見させていただきましたが、
この程度のレスでどう恥をかいたりするんでしょうかね。
また、
喧嘩などは売っていないんです。
さて、
>ハイデガーは「哲学」を語っているのであり、哲学と科学とは、根本から異なっているのです。
とおっしゃっておられますが、
あなたはいつの時代のことを言っておられるんでしょうかね?
今日においては、
科学的哲学やそうした検証を行なうのは普通に行なわれておりますし、
そもそも、
そうした数学的な基盤を哲学が有しているのはご存知はずですがね。
また、
>『存在と時間』の序論を読んで下さい。
とありますが、
ハイデッゲルは、
科学と哲学は根本から異なり、
だから、
科学的な言及は要さぬなどとは一言も言ってはいないんです。
どうかしましたか?
↑こいつはスルーで>>all
633 :
THE グル :04/10/24 11:15:04
>>600 いいですか、
>「哲学と科学とは異なる」という主張は、哲学的命題ですが
とおっしゃっておられますが、
そんな哲学的命題は聞いたことはありませんし、
それが命題として成立しているのだというならば、
命題の性質上真偽に必ず分かれえるものですから、
その論証を書いていただきたいものですね。
また、
>科学的に、実験などにより検証され得るとお考えですか?
と言われておりますが、
これは逆でありまして、
実験などで検証されえるものが科学的であるということなんです。
ですから、
>それは何という科学なんでしょう?
というのは答えるまでもなく「科学」そのものなんです。
それから、
>科学的検証こそが、真理の絶対的基準であるなんて、今時、小学生でさえ信じていないのでは
>ないでしょうか?
というのも実に莫迦げたことでありまして、
その科学的検証すら行わないものを小学生はおろか、
大人だって信じたりはしないんです。
ちなみに、
「科学的検証が真理の絶対的基準である」などと、
グルがどこで言ったのか書いていただきたいものですね。
また、
>信じるかどうかは、宗教の問題なんです。哲学と宗教を混同しないで下さい。
とありますが、
何等検証もなく、
ハイデッゲルが言っているからという理由だけでそれを信じるならば、
宗教と何等変わらないんです。
どうかしましたか?
634 :
THE グル :04/10/24 11:38:21
>>601 いいですか、
>あなた自身が、科学を盲信し、科学的検証を宗教化しているのに気づきませんか?
とありますが、
これは全くナンセンスなお話でして、
科学がその信頼性を得ているのは、
客観的なデータ検証に基づき、
再現可能であることが条件になっているからなんです。
あなたは、
統計解析のテクニックを身につけていらっしゃいますでしょうか?
もしそうならば、
帰無仮説を立て、
統計データの解析や検定を行い、
それを排するまでの過程がいかに厳密かご存知のはずですし、
そうして得られたものも真理とはならず、
あくまで信頼の置ける誤差の少ない「仮説」であるという慎重な態度をとる。
此処までするからこそ信頼性があるんです。
これを、
言及すること自体にタブーがある宗教というものと重ねることには実に疑問を感じますね。
また、
>「主観・客観」という安易な対立から出発して、その対立を調停するのが、科学的検証であると
>お考えですか?
>そういうナイーブな考えを、ハイデガーは再三、批判しているのです
と言われておりますが、
対立の調停とは、
また、おっしゃっておられることが無茶苦茶ですね。
いかに主観的な論なりデータを、
誰でも納得できるような客観的なものに変えるかということは、
デカルトを引くまでもなく、
昔から多くの先人達が苦慮してきたことなんです。
それを一蹴して独我論を展開しまうことの方がよりナイーブであるとは思わないんでしょうかね。
どうかしましたか?
636 :
THE グル :04/10/24 11:45:11
>>602 いいですか、
いえいえ、
それは大きな勘違いなんです。
といいますのも、
>哲学と現実とが対応するという判定をする基準はどこにあるのでしょうか?
>それは決して実験から得られるものではありませんよ。
といわれておりますが、
下の部分はあなたの個人的な意見ですからそれに対して、
上記の疑問に対し「実験」を持ってくることは何等間違いではありませんし、
だからこそ、
実験や調査による統計的、科学的検証であるという回答に結びつくわけなんです。
まあ、
もしあなたが、
哲学が現実と対応しないことをお認めでしたら、
そこに何の意味もありませんし、
それを信奉するならば宗教以外の何ものでもないんです。
どうかしましたか?
>>635 かまわないで。言いたいこと全部言わせてお引取り願おう。決して反論しないように>All
638 :
THE グル :04/10/24 12:03:53
>>603 いいですか、
>「ある哲学的主張を、現実に適用する」、これがあなたのいう「実験」です。
>しかし、この哲学的主張が、現実と整合性をもつということ、これは「実験」そのものから
>得られるのではなく、「実験をする主体の判断」から得られるものなんです。
>ある実験が成功しているか否か、それは科学者の判断なんですよ。
とおっしゃっておられますが、
あなたはどうやら統計解析の知識を持っておられないようですね。
データ処理の過程におきまして、
「実験する主体の判断」とやらの介入がいかに困難であるかは、
様々な検定や分析を勉強なされば解るでしょうし、
そうした結果仮定が有意水準に満たないならば、
その仮説(帰無仮説のことではない)は棄却されますが、
哲学には、
ただ〜が言ったからというのを固辞して、
そこに論を展開させてしまう傾向がありますが、
そこの言自体だけでは信頼性も妥当性もないんです。
また、
>無限ループです。科学では何故、こうした無限ループが問題にならないか御存知ですか?
とおっしゃっておられますが、
無限ループになどはならないんでして、
それは、
単にあなたが無知なだけなんです。
実験は誰がやってもその手順で行なえばその結果がでる。
また、
その結果や現象が再現可能である。
この大前提において、
一科学者の判断云々でどうのこうのというのは、
全く無意味な主張なんです。
どうかしましたか?
639 :
THE グル :04/10/24 12:20:11
>>604 いいですか、
>残念ながら、私はあなたよりラカンを読んでいますから、変な小細工は通用しませんよ。
とおっしゃっておられますが、
これはおっしゃっておられることが意味不明ですね。
ラカンを読んでおられるならば、
彼の主張の背景には、
十年に渡る臨床的教育の実績や、
実際的な症例エメに対する心理的研究などがあるんです。
ですから、
>何故、ラカン?云々。
といいますと、
哲学者達に多くの影響を与えた彼もまた、
実際的な検証を行なっているからなんです。
ハイデッゲルにそうした調査検証のあとは見られないんです。
ちなみに、
グルは、
心理畑ですから、
ラカンについて言及したまでですし、
あなたたよりも〜というご発言はあまり無意味ですね。
また、
そうしたご発言をされること自体あなたの品性を疑いますね。
ただの濫読に意味は無いんです。
どうかしましたか?
640 :
THE グル :04/10/24 13:29:54
>>605 いいですか、
>一体、どうしてハイデガーは、『存在と時間』の序論で、現存在の分析論が、
>一般に行われているような「事例研究」とは根本から異なると力説しなければならなかったのですか?
といわれておりますが、これは実に簡単なことでありまして、
これを前提として読み進めていかないと、その後に展開される彼の論証を危うくするからなんです。
まあ、グルから言わせれば、これは言い訳でしかありませんね。
また、
>ハイデガーの分析が、「事実性」から出発していることを御存知ないのでしょうか?
とありますが、これがまさにその矛盾点でありまして、
事実性、事実性と、現存在の被投性を説く彼は、
その実、現実的な背景(ダス−マン〈das-Man〉についての言及)との関連を語っておりますし、
本来立場を明らかにするべき序論でも、彼自身の現実的な立場が明らかにはなっていないんです。
そんな自分を棚に上げた一方的な論では、そのままの状態では何等信頼性の置けるものではないですし、
彼がもう亡くなってしまった以上、そこからの解釈は無謀以外の何ものでもないんです。
ですから、「現存在の事実性には、閉塞性と隠蔽性とがぞくしているのである。」
などの彼の主張も仮説を仮説で説明しているに過ぎないんです。
また、ボスはご存知の通り、ビンスワンがーなどと同じくハイデッゲルに傾注していましたが、
彼の応用は、あなたの言われるような現存在分析の本質を変えることなどではなく、
主に性的倒錯についての研究について関連性を見出しただけなんです。
それから、
〉哲学の諸命題を科学的に論証することは、不必要であるというよりも、
〉無意味です。云々。
とありますが、それが例えば漠然とした人生論や死生観などならまだしも、
「時間と存在」のように、個々人の実存不安などのテーマや日常性への逃避行動、
「自己に先立って既にある世界のうちで世界内部的に出会ってくる存在者の下で存在として存在する」のような、
構造など現実との対応を見るならば検証は可能なんです。
でなければ、空理空論ですし、一個人の「My哲学」に過ぎないんです。
まあ、哲学は真理追究の学問ですから、この程度の足場固めはして当然であると思いますがね。
どうかしましか?
641 :
考える名無しさん:04/10/24 13:46:20
放置とか言ってるチンポの取り巻きよりは、
グルのほうがよっぽど勉強していそうなわけだが。
642 :
THE グル :04/10/24 13:48:35
>>606 いいですか、
〉そのあなたのおっしゃる「良識」とやらの正当性は、どうやって検証されるのですか? 云々。
とありますが、
これは実に、
愚にも付かないご指摘ですね。
「良識ある第三者」とは、
要は一般人のことですが、
そう書きますと、
様々な方がおられますから、
敢えてそう表記したまでですし、
>真理の基準になり得ると
とありますが、
グルがどこでそんなことを言ったんでしょうかね?
大事なのは、
誰でもその対象が解り、
客観的な信頼性のある根拠に基づき再現が可能であるということなんです。
>そういうのを一般に「ドグマ」といいます(笑)。宗教ですな。
とも言っておられますが、
あなたの言は実に下品で、
しかも、
現実や社会と適合した認識にかけておられますね。
宗教に客観的で明確な対象や根拠があるというんでしょうかね?
科学は宗教のように原典至上主義などはないんです。
どうかしましたか?
>>641 キーワードや哲学者の名前をちりばめても支離滅裂であることは
読む人が読めばすぐに分かる。
644 :
考える名無しさん:04/10/24 14:04:20
>>643 具体的に指摘キボン。出来なければ只のチンポマンセー
645 :
考える名無しさん:04/10/24 14:05:37
646 :
考える名無しさん:04/10/24 14:08:55
やっぱりな。お前らチンポに憧れるワナビーでどうせ素人なんだろ?
そういう連中が一番チンポの軽蔑する人間だと思うがね。
もっとも最近は随分書く事が老けて丸くなったようだから、
2ちゃんで取り巻きと遊ぶ俗物になったかな。
煽りもスルーで>>all
648 :
考える名無しさん:04/10/24 14:14:02
>>647 スルーするのはまあいい。
それならハイデガーについて何か書いてみろ。
>>648 スレが十分に下がったら相手してやるよ。じゃあな。
650 :
考える名無しさん:04/10/24 14:19:52
ダメだこりゃ。なんなんだこいつらは。
651 :
THE グル :04/10/24 14:20:42
>>607 いいですか、
>実験をするのは現存在ですよ。云々。
と言われておりますが、
実験をするのは現存在かもしれませんが、
実験はそうした主観とは無縁ですし、
でてくる結果に現存在云々は関係はないんです。
また、
>原理研究は、原理を研究するのだから、原理を前提できない。
といわれておりますが、
そんなことは当たり前のことですが、
厳密には、
自然科学におきまして、
原理は法則と対するものでありまして、
後者が、
実験によって自然科学の体系に付加的に付け加えられる内容であるのに対して、
前者は、
体系を成立せしめる構成的内容のことなんです。
まあ、
ハイデッゲルの思索が果たして実際的な原理となりえるのかは大いに疑問ですし、
彼の思索する対象自体が、
原理ではなくあやふやな対象そのものでしかないのは実に残念ですね。
それから、
>ドイツ語で「根源」はなんといいますか? また、その語源はなんですか?
とありますが、
ご自分でお調べになったらいかがでしょうかね?
たぶん、
ネットでも検索すればいいだけなんです。
どうかしましたか?
>>243>>244いいよもう、ハイデガーマンセーだろうがチンポマンセーだろうが。
グルに少しでも反論すればどこまでもどこまでも絶対に反論が返ってくるんだから。
今だってデカルトとライプニッツについてどう反論しようか考えてるんだろ。
それにつきあってちゃ本当にきりないよ。
どこまでも反論するという「粘り」で勝負つけようとしているんだから。
ハイデガーは無意味、根拠なし。ここでハイデガーを語ってる奴は馬鹿な宗教信仰者。
ここのスレ住民はグルの的確な指摘と真っ当な啓蒙に何も答えられませんでした。
そればかりか反論に答えることも拒否しようとしました。
議論を無視する非哲学的な人間です。愚か者です。
だから許してください。グルさんの言っていることは全部正しいです。
しかし僕らハイデガー・カルト信者の居場所を排除しないで下さい。
一応カルトでもこの板に合ったことを話しているんですから。どうかお目こぼしを。
653 :
考える名無しさん:04/10/24 14:35:02
>>652 グルに向かってグル以上の長文レスを連投したのはチンポ本人なんだが。
最後まで議論しろよ。何だその腰砕けは。
ハイデガーに関して自然科学分野や実証主義者から疑問が来るのは別に不思議じゃないだろう。
654 :
THE グル :04/10/24 14:35:29
>>608 いいですか、
>問題は、デカルトが「直観的なもの」を持ち出して、その直観が
>なんにおいて成り立っているのかを説明しなかった点
とおっしゃっておられますが、
では逆にお聞きしますが、
神はモナドを予定調和の内にあらしめるという予定調和説におきまして、
モナドは表象を有ちこれを意識する明晰判明の度に従ってその階級を生ずる(微小知覚)。
神は最初の単子精神は肉体に対して支配的なる単子と考えられるなどと言っておりますが、
これの成り立ちが説明充分であるのか解りませんね。
なぜならば、
モナドの提唱者ブルーノ自体の論が非常に曖昧だからでもあるんです。
どうかしましたか?
>>243>>244じゃなかった。
>>643>>644だった。
書いている間にレス進んでるし…。もう負け犬でも卑怯者でも非科学でもカルトでもいいから
ただ静かに「存在と時間」についての個々の問題をやっていたいです。その理解を深めていきたいです。
グルに目をつけられたスレは後に草木も残らず
グル、またの名は疫病神
657 :
考える名無しさん:04/10/24 14:41:23
>>655 ハイデガーについて理解を深めたければそういう場所へ行けよ、真面目な話さあ。
もっと効率の良い場所が幾らでもあるだろう。
大学や大学院のゼミに潜らせてもらうとか。
658 :
考える名無しさん:04/10/24 14:43:05
2ちゃんの哲学板の「◆◇全国死尿食べある紀◆◇ 」スレッドで
>>655のような事を言われても基地外か只のヒキコモリにしか見えんよ。
煽りはヤメレ
660 :
THE グル :04/10/24 14:49:28
>>609 いいですか、
>そこでライプニッツは、いかにデカルトは叩きましたか?
とありますが、
デカルトに対しまして、
もし物体の本質を延長とすれば物体は無限に分割し得ることになるが、
物体を成立せしめる実体は実は不可分な非延長の単子(モナド)に外ならず、
無数のモナドは各々その視点に従って宇宙を写すが故に何れのモナドも等しいものはなく、
また宇宙に完全に等しきものはないとしているんです。
それから、
>科学的に論証されるけれども、それを究極的に判断するのは、
>知性の仕事であり、科学的論証が知性に教えるのではない、と断言しているのです。
とありますが、
それはライプニッツの理解に過ぎないんでして、
彼は知性は知性でも、
結局は「神の意志」になんでも帰結させてしまうのが実にお粗末ですね。
どうかしましたか?
俺は途中から読んでないけど、
>>93読んでみると太郎はハイデッガーを信奉などしてないな。
(書くまでもなかったか・・)
662 :
THE グル :04/10/24 14:51:37
>>610 いいですか、
そのご理解は実に残念ですね。
グルは、
荒らしなどではありませんし、
人のご意見はちゃんと聞いているんです。
しかしながら、
そこに間違いがあればご指摘するのは当然なんです。
これが定説です。
どうかしましたか?
663 :
THE グル :04/10/24 14:52:28
>>619 いいですか、
おっしゃっておられることが無茶苦茶ですね。
どうかしましたか?
664 :
考える名無しさん:04/10/24 14:52:42
煽りたってな。スレタイが煽りだろ。
>>1もそうだし。
チンポもこう言ってるぞ?
>何でも勉強しないと駄目なんです。勉強しないと、思考だってできなくなるんです。
>自分勝手な妄想を広げても、学問的な基礎がないと、それは哲学にはなり得ないのです。
>そういう妄想について話したいのなら、床屋にでも行って話したらどうですか?
その通り。2ちゃんや床屋で話してないでマトモな場所で勉強したら?
665 :
考える名無しさん:04/10/24 14:56:21
これも煽りととるんだろうがさ。
ハイデガー読んでるゼミなんて腐るほどあるんだから、
教授にメールするか教務を通してアポを取り、
ゼミに潜らせてもらえないかアプライしろよ。
高い確率で入れてもらえるぞ。
言い方はきついが正論すぎだな
667 :
THE グル :04/10/24 15:08:23
>>622 >>623 >>624 いいですか、
ライプニッツにいたくご関心があられるようですが、
彼の、
今可能的な世界に属する物の可能性は神の理性に基づき、
現実世界に属する物の現実は神の意志に基づくとし、
前者における真理を「永遠の真理」、
後者におけるものを「事実の審理」と呼び、
前者は必然的にしてその反対は不可能であり、
即ち、
「永遠の真理」は矛盾律に基づき、
後者は偶然的にしてその反対の場合も不可能ではないとしているます。
デカルトは真理を、
自身で徹底的に疑いその中で残ったものを哲学の第一原理であり、
真理であるものと位置づけているんです。
デカルトとライプニッツの決定的な違いは、
「神」の位置づけであり、
デカルトが信仰の対象である「神」でなく「自然」の意味で用いているのに対しまして、
ライプニッツは「神」に意志を認めている点が大きく異なるんです。
どうかしましたか?
668 :
THE グル :04/10/24 15:09:49
>>626 いいですか、
おっしゃっておられることが無茶苦茶ですね。
どうかしましたか?
休みの日ぐらいは2ちゃんで息抜きで哲学板も覗いて見るが、普段は勉強している。
ここで2ちゃんやっている香具師は、皆「マトモな場所」で勉強していないかのように
語られる理由が分からないな。
670 :
考える名無しさん:04/10/24 15:13:26
反論し続ければ勝ち
どれだけ長く粘着するかに勝敗はかかってる
671 :
THE グル :04/10/24 15:14:03
いいですか、
ではグルは、
ちょっとそら豆でも食べに行ってくるんです。
そら豆オンリーなんです。
どうかしましたか?
だからそういう対人論証はやめろっつーの。
ハイデコンプ故に学ぼうとす。ハイデコンプ故に腐そうとす。ハイデコンプ故に荒れる。
我は静かになるのを待つばかり。
674 :
考える名無しさん:04/10/24 15:17:00
こうやってひとつのスレが潰されるんだな・・・マジで
>>674 対人論証などせず真面目に反論していけばいいだけだろ。
少なくとも姑息で下らんチンポの取り巻きがいなければ
俺は放置してたと思うぞ。
676 :
考える名無しさん:04/10/24 15:20:55
663 THE グル New! 04/10/24 14:52:28
>>619 いいですか、
おっしゃっておられることが無茶苦茶ですね。
どうかしましたか?
668 THE グル New! 04/10/24 15:09:49
>>626 いいですか、
おっしゃっておられることが無茶苦茶ですね。
どうかしましたか?
こんな感じでいついつまでもどこまでくっついて来るぞ
もういいから煽りはヤメレッテ
>まあ、グルというのは書き込みの仕方からして馬鹿丸出しですが、とどめをさしたので
>もう来ないとは思います。僕が板分割案に賛成するのは、「荒らし」「煽り」の排除というより、
>こういうグルみたいな奴を・・・やめておきます。
これこそ煽りじゃねーの。ワナビー二重基準は見てて吐き気がするんだよな。
680 :
考える名無しさん:04/10/24 15:28:53
ハイデガーコンプレックスの塊だな
ワナビーワナビーワナビー
中身に入らないで外側で議論議論議論
はは、こうして煽りは止まらない。もうだめぽ
最近、風邪はやってますね。お大事に
風邪とは、あまり関係無いんですが、自分がやってる心のリフレッシュ(リセット)
方法を、紹介します。
歩行瞑想ってのをネットで見つけたんですが、通勤、通学、トイレ行く時とか
まぁ、一人でポコポコ歩いてるときです。おそらく何か考えてるんですよねその時人は。
で、その時前に出す足のタイミングで右、左、右、左と足の動きに合わせて心でとなえます。
声を出してするのは、色んな意味でやめましょうw、その時足の動きだけに集中し他のことを
一切考えないようにします。
ずぼらな、性格の自分にもこれなら出来ると思い、1日のうちで、思い出したとき
1分とかやってるんですが、これが結構効果的でw
興味があれば、一回やってみてください。
682 :
考える名無しさん:04/10/24 16:56:58
ハイデッガーはナチ野郎です。
一生ナチであることを反省しませんでした。
こういう罪人野郎はスルーしましょう。
683 :
考える名無しさん:04/10/24 17:26:06
686 :
考える名無しさん:04/10/24 18:11:05
ハイデッゲルを使って科学批判などという時点で
却下していいよ。単なるアホサヨのペダントリーなんだから。
余りにも素朴すぎる。
科学批判ならもっと方法があろうに。
ハイデガーを論ずるなら、きちんとハイデガースレを立てたらどうか?
そうではなく、糞尿食べ歩きが趣味の諸君らが仲間内でわいわいがやがやしたいなら、
sage進行でよろ。ちんぽ太郎はじめ、ポール、パンパース、まんこ花子諸氏
>>638 ひとつだけ聞きたいんだが、
>>603でチンポ太郎氏が言っているのは、
「どんな科学法則も、人間(現存在)の判断によって求められている」
ということで、
>>638でグル氏が言っているのは
「実験は、なるべく(現存在の)謬見を排するシステムになっている」
ってことでしょう?返答になってなくない?
むしろ、なぜ謬見を出来る限り排するシステムを採る必要があるのか
といえば、「どんな科学法則も、現存在の判断によって求められる」から
じゃないの?
>>687 折角sage進行で行ってたのに上げたは誰ですか?
チンポ太郎さんですか?ポールさんですか?私ですか?
後、まんこ花子?(そんな人いてましたっけw)
後、スレの上げ下げの権限をスレ立てた人が選べるシステムが2チャンネルにあれべいいのにな
と、思いました
あと、考える名無しさんは拒否とかw
690 :
考える名無しさん:04/10/24 23:49:29
バカの掃き溜め
>チンポさん
>感情は、個人の持ち物ではありません。
>現に、大森さんが『流れとよどみ』の中で述べておられますように、恐怖の感情は、
>我々自身の中からというよりも、恐怖の対象の側から、立ち現れるものです。
>>562 感情を「私の心」という閉じられた領域に属する性質でなく、世界の側から
やってくる性質とする考え方は、主観と客観という二元論克服のためだと思われます。
そう考えることにより、世界とは独立し、世界と対峙し、「認識」という我々に備わった
機能によってそれらを繋ぐ、閉じられた「心」という領域を排除しようとするわけです。
「コップが見えている」「そのコップを綺麗だと思う」といった具体的経験世界を持たない
「見る」「(綺麗だと)思う」という、機能だけの純粋な「私」など存在しないということから、
この見解に賛同します。
「世界」があり、「私」がいて、それらを「認識作用」が繋ぐといった構図への懐疑です。
しかし二つほど疑問があります。
一つは身体、特に脳と、感情との関係です。
感情は世界からやってくると言っても、脳の該当箇所に障害があれば、その感情は
生じません。反対に、世界は変わらなくとも、脳に人工的な刺激を与えれば、感情は
生じます。この、あまりに密接に関わる脳と感情の関連性を鑑みれば、感情とは、
世界の側からやってくるものではなく、脳によって世界に貼り付けるものだ、という
考えの方が妥当ではないかと思われます。
もう一つの疑問は、「意思」や「思考」に関してです。
感情は世界の側の性質であるとしても、意思や思考はどうでしょうか?
感情は自分の意思とは関係なく、どこからともなくやってくる受動的なものであるから
世界の側から立ち現われるといえるでしょうが、「あと5分したら起きよう」といった
能動的な意思や思考はどこからやってくるのでしょうか?
私の心という閉じられた領域を排除し、世界と私の一体性を強調するならば、
これらはどのように考えればいいのでしょうか?
『存在と時間』を読みつつ、これらの疑問を考えていきたいと思っています。
>飛べないカラスさん
>ふと思いついたのですが、客観世界が無限の主観の総体とすると、
>主観は客観世界のうちの時と場所を限定し切り取った一部という
>表現が、自分としては理解しやすいのですがどうでしょう。
>>611 アスペクトですね。
実際に客観世界が存在するかしないかは問わないとしても、
我々に与えられる主観世界は互いに、「唯一客観世界の一部を切り取った」
としか言いようのないほど整合性を持っています。
この整合性こそが「超越問題」ですね。
主体と彼に現われる主観世界、また、主観世界と客観世界との関係を
どのように考えているでしょうか。もう少し詳細に聞いてみたいところです。
両方がんがれでち。。。
うーん、恐怖の感情か
ポールさんの文章読んで
ソフィーの世界でのある文を思い出したんだけど、
ある、3人家族(夫婦と3歳くらいの子供)のお父さんが台所でパタパタ飛んでたとする。
それを見た3歳くらいの子供は指を指して笑ってる
でも、妻は、父に姿を見て悲鳴を上げているってことを
何となく思い出しました。
>>631 >>ハイデガーは「哲学」を語っているのであり、哲学と科学とは、根本から異なっているのです。
>とおっしゃっておられますが、
>あなたはいつの時代のことを言っておられるんでしょうかね?
>今日においては、
>科学的哲学やそうした検証を行なうのは普通に行なわれておりますし、
>そもそも、
>そうした数学的な基盤を哲学が有しているのはご存知はずですがね。
まず、哲学と科学とは、近代哲学においては明確に区分されておりませんでした。
ハイデガーはあるところで、「ヘーゲルの時代だったら、まだ哲学者が科学のあるゆる領域に手を
出して意見を述べることが出来たかも知れない」という趣旨のことを言っております。
つまり、ヘーゲル以前の哲学は、科学とは明確に分離されていなかったわけです。
哲学が科学とは明らかに違うものになったのは、19世紀後半以降です。
なのにあなたは、
>あなたはいつの時代のことを言っておられるんでしょうかね?
とおっしゃっています。これは明らかにおかしい。私は現在のことを言っております。
というのも、哲学が科学から明確に分離されるのは、19世紀後半以降であり、科学の領域が
極端に細分化されるようになってからですから。
あなたは、過去においては哲学と科学とが明確に分離されており、現代においては密接に
連関していると考えられているのではないですか? それは誤りです。
現代ほど、哲学と科学とが分離されている時代はないんですよ。
確かに、「科学哲学」なんてものがありますけど、あれは一体なんでしょうか?
まず、「科学的な」哲学と、「科学の」哲学を区別する必要があります。
scientific philosophy と、the philosophy of science との区別です。
前者は、科学的方法に則った哲学であり、哲学の方法論として科学の方法を採用するものです。
換言すれば、科学的検証(実験等)を真理の基準とし、概して過去のいわゆる形而上学的な諸概念を
虚構と見なし、素朴な経験論に傾くことが多いのが特徴です。
これはつまり、ネオ・経験論なわけで、英米圏で流行るのは、そういう伝統があるからでしょう。
次に、後者の「科学の」哲学ですが、これは純粋に、科学の本性を哲学的に考察するものです。
言ってみれば、科学批判なんですよ。だから、例えば、クーン、ハンソン、ファイヤアーベントなんかは、
この「科学の」哲学に入るべきでしょう。
しかしもし、我々がサイバネティクスについて語るのなら、それは「科学的な」哲学なんですよ。
そこで、この二つの「科学」哲学が哲学とどういう関係にあるのか考えてみましょうか。
まず、「科学的」哲学は、一種の経験論であり、つまりは哲学の一つの学派の主張であり、
哲学そのものを全体として規定することはできないのです。
もしそれができるとおっしゃるのなら、それは経験論の盲信に過ぎません。
よって、「科学的」哲学が、例えばハイデガーの哲学を規定することは不可能です。
というのも、彼の哲学は、経験論とは異なる地盤の上に立つ哲学だからです。
しかし逆にいいますと、ハイデガーの哲学も、経験論を規定する立場に立つことはできません。
これができるという人は、ハイデガーを盲信しているに過ぎません。
つまりですね、結論として、「科学的」哲学は哲学全般を規定することはできないし、まして、
異なる地盤に立つ哲学のための基準にはない得ないのですよ。
ここには、根拠の異なる二つの哲学があり、この二つを和解させるには、両方の根拠をより高次の
立場から考察する必要がある。しかしそれは困難であり、ハイデガーは明示的にはやっていません。
これをやった人は、私の知るところではライプニッツです。
話が逸れるのでこれ以上はしませんが、ともかく、あなたの意見は以上の理由で間違っている。
つまり、「科学的」哲学はハイデガー哲学の射程を測ることはできないということです。
ちなみに、「科学の」哲学についてですが、これはある意味で、経験論批判といって宜しいでしょう。
もちろん、科学全般を単純化して、その方法論を経験論的なものと見なした限りにおいてです。
しかしここで問題なのは、あなたのいう「科学的」哲学なので、もういいとしておきましょう。
>ハイデッゲルは、
>科学と哲学は根本から異なり、
>だから、
>科学的な言及は要さぬなどとは一言も言ってはいないんです。
根本から異なると言っているだけです。そして、哲学と科学とは、ある関係を持ちますが、
それは、「オントローギッシュなもの」と、「オンティッシュなもの」との関係なんですよ。
そして、両者の存在領域が異なる限り、オントローギッシュなものは、オンティッシュなものとは
いかなる関係も持ち得ない。いや、持ち得るのですが、それはオンティッシュな関係であっては
ならないんですよ。これは「存在」と「存在者」との関係であって、両者は直接には関係を
持ち得ないんです。
それは、「存在」が「存在者」を「基礎づける」という関係になっており、通常の、「存在者」同士の
関係とは違う。だから、哲学をダイレクトに科学と関係づけることは不可能なんです。
それは「基礎づけ」の関係、もっといえば、「根拠」と「帰結」の関係になっている。
それなのに、あなたは、科学が哲学と同じ存在領域にあって、同じ次元で比べられ得ると考えておられる。
これは明白な誤りです。両者は次元がそもそも異なっているというのが肝腎なんですよ。
ハイデガーは至る所で、哲学はオントローギッシュであるのに対し、自然科学はオンティッシュで
あると言っているじゃないですか。
もちろん、オントローギッシュなものと、オンティッシュなものとを関係づけることは重要ですよ。
しかしそれは、オンティッシュなものが、オントローギッシュなものに対して「基準」になると
いった仕方ではないのです。
それは、もうこの関係そのものを破棄してしまっているからです。
この関係を保持するのならば、「帰結」の「根拠」に対する関係を探究しなければならない。
それが実存の分析論です。
それから重要なことを言っておきますが、科学は、ハイデガーによれば、現存在の一つの有り方に
過ぎません。私はこれを繰り返し述べておりますが、あなたは完全に無視しています。
もし科学が現存在の一つの有り方ならば、どうして科学が、現存在の有り方一般を規定し得るでしょうか。
それは派生的なものでもって、根源的なものを測るのに等しい行為です。
あなたがもし、このハイデガーの見解に対して、異議を申し立て、実存の分析論は科学的に実験によって
検証されなければならないというのなら、それは、あなたが上記の「オントローギッシュ」と
「オンティッシュ」の関係を破棄して、「オンティッシュなもの」を祭り上げ、これこそが真理の基準と
いい、実存の分析論の可能性さえも破棄していることを意味しているのです。
また、「オンティッシュなもの」を祭り上げることによって、科学を盲信し、俺が見たものじゃないと
信じないよ、という子供のような考えを保持していることを露呈しているのです。
これについては充分に反論しました。よく読んで下さい。引用する時は文脈を大切にして下さい。
>>633 >>「哲学と科学とは異なる」という主張は、哲学的命題ですが
>とおっしゃっておられますが、
>そんな哲学的命題は聞いたことはありませんし、
>それが命題として成立しているのだというならば、
>命題の性質上真偽に必ず分かれえるものですから、
>その論証を書いていただきたいものですね。
これは「哲学的」命題です。聞いたことがないとおっしゃいますが、本当ですか?
ハイデガーも言っているし、ライプニッツも形而上学の概念を現象に応用してはいけない、
両者は根本において異なるのだから、といっているじゃないですか。
それから、「命題」というのは、私はここでは、一般的な主張の意味で用いております。
しかし、あなたが真偽の論証を聞きたいのであれば、上の私の書き込みをよく読んで下さい。
この論証は、簡単には、「哲学はオントローギッシュである」「科学はオンティッシュである」、
「オントローギッシュなものは、オンティッシュなものとは異なる」「よって、哲学は科学とは
異なる」となります。
そして、哲学はオントローギッシュであり、科学はオンティッシュである、というのはある哲学の
主張でありますから(例えばハイデガーの)、これは「哲学的」命題なんですよ。
分かったでしょうか?
>>科学的に、実験などにより検証され得るとお考えですか?
>と言われておりますが、
>これは逆でありまして、
>実験などで検証されえるものが科学的であるということなんです。
>ですから、
>>それは何という科学なんでしょう?
>というのは答えるまでもなく「科学」そのものなんです。
「実験などで検証されえるものが科学的である」そうですよ? 私もそれ以上のことは言ってませんが。
あなたはですね、哲学を科学的に検証可能と見なしている。だから私は、それだったら哲学は
科学の一分野になっちゃうよ、と言っているのですよ。
だって、あなたも言っているように、「実験などで検証されえるものが科学的である」から。
ちゃんと私の文章をよく読んでから反論して下さい。
>>科学的検証こそが、真理の絶対的基準であるなんて、今時、小学生でさえ信じていないのでは
>>ないでしょうか?
>というのも実に莫迦げたことでありまして、
>その科学的検証すら行わないものを小学生はおろか、
>大人だって信じたりはしないんです。
私が馬鹿げていると見なしたのは、「科学的検証」ではなく、それを盲信して「真理の絶対的基準」
にまで祭り上げることです。よく読んで下さい。あなたの反論は明らかに誤読ですよ。
>ちなみに、
>「科学的検証が真理の絶対的基準である」などと、
>グルがどこで言ったのか書いていただきたいものですね。
では、あなたは科学的検証を検証する何かほかの「非科学的」検証方法があるとお考えですか?
もしそんなものはないと言うのなら、それは科学的検証を「真理の絶対的基準」にしている
証拠なんですよ。
さあ、科学的検証の妥当性を検証する何かほかの検証方法がありますか?
この方法は「科学的」であってはいけませんよ。だってそうだったら、結局、「科学的」検証が
真理の絶対的基準になりますから。
しかしあなたは、「科学的検証が真理の絶対的基準である」とは思わないのでしょう?
だって、「グルがどこで言ったのか書いていただきたいものですね」と言っているから。
では、あなたは、科学的検証を検証する「非科学的」検証方法があると認めるわけですね?
どうですか、お答えください。もし答えがイエスなら、あなたはその検証方法がいかなるもので
あるのか説明を求められるでしょう!
>>信じるかどうかは、宗教の問題なんです。哲学と宗教を混同しないで下さい。
>とありますが、
>何等検証もなく、
>ハイデッゲルが言っているからという理由だけでそれを信じるならば、
>宗教と何等変わらないんです。
そうですよ、だからこそ、このスレで、ハイデガーの批判をしてるんじゃないですか。
問題なのは、あなたがハイデガー哲学の主張を科学的に検証しないと読んでも無駄、なんて
言いがかりをつけてきたことにあるのではないですか?
我々もハイデガーを盲信するつもりは皆無であり、しかしだからといって、ハイデガー哲学を
科学で検証しようとは思いません。それは上に述べたように、ハイデガー哲学の前提そのものを、
つまり「オントローギッシュ」と「オンティッシュ」の区別そのものを壊してしまい、
批判というより、ただ消滅させる結果にしかなりませんからね。
我々はですね、ハイデガー哲学の内部の入り、そこから批判を試みようとしているわけです。
この方が破壊するよりよっぽど生産的であり、批判的ではないですか?
>>あなた自身が、科学を盲信し、科学的検証を宗教化しているのに気づきませんか?
>とありますが、
>これは全くナンセンスなお話でして、
>科学がその信頼性を得ているのは、
>客観的なデータ検証に基づき、
>再現可能であることが条件になっているからなんです。
>あなたは、
>統計解析のテクニックを身につけていらっしゃいますでしょうか?
>もしそうならば、
>帰無仮説を立て、
>統計データの解析や検定を行い、
>それを排するまでの過程がいかに厳密かご存知のはずですし、
>そうして得られたものも真理とはならず、
>あくまで信頼の置ける誤差の少ない「仮説」であるという慎重な態度をとる。
>此処までするからこそ信頼性があるんです。
>これを、
>言及すること自体にタブーがある宗教というものと重ねることには実に疑問を感じますね。
何度も言っていますが、これは素朴な経験論の主張なんです。
>科学がその信頼性を得ているのは、
>客観的なデータ検証に基づき、
>再現可能であることが条件になっているからなんです。
そうですよ。科学は実験を繰り返し、頻繁に同一の結果が得られるのならば、それを
「真理」と称するのです。「客観的なデータ検証」とは、そういう実験結果の集積です。
再現もできますよ。実験は何度でもできますから。
しかし、実験の回数はですね、無限ではないんですよ。それは有限の回数しかできない。
つまり、実験結果は常に「暫定的な」ものに過ぎないわけです。
>あなたは、
>統計解析のテクニックを身につけていらっしゃいますでしょうか?
>もしそうならば、
>帰無仮説を立て、
>統計データの解析や検定を行い、
>それを排するまでの過程がいかに厳密かご存知のはずですし、
>そうして得られたものも真理とはならず、
>あくまで信頼の置ける誤差の少ない「仮説」であるという慎重な態度をとる。
>此処までするからこそ信頼性があるんです。
そうですよ。私もそう思いますよ。でもあなたは、この「信頼性」を「真理」に置き換えて
いらっしゃるのではないですか? しかし、もしそうでないのなら、私の言っていることと
なんら違いませんよ。
問題はですね、そこじゃないんです。よく私の文章を読んで下さいね。
私は、「あなた自身が、科学を盲信し、科学的検証を宗教化しているのに気づきませんか?」
といいました。問題はですね、「科学的検証」なんです。
私には、あなたが、「科学的検証」こそ、真理の基準である、と主張するように見えたわけです。
これは明らかに盲信でしょう。だって、この「科学的検証こそ、真理の基準である」という
主張そのものは、科学的に検証できないのですから。
ところで、あなたは、「科学的検証」では検証できない真理があると認めますか?
もし認めるのなら、それはどういう種類の真理であり、その真理性はそういった手続きで証明されますか?
勿論、数学的真理は外しますよ。それ以外で、です。
というのも、私には、哲学の多くの命題は、科学的検証によってはその真理性を確かめることは
できないと考えているからです。
>>「主観・客観」という安易な対立から出発して、その対立を調停するのが、科学的検証であると
>>お考えですか?
>>そういうナイーブな考えを、ハイデガーは再三、批判しているのです
>と言われておりますが、
>対立の調停とは、
>また、おっしゃっておられることが無茶苦茶ですね。
>いかに主観的な論なりデータを、
>誰でも納得できるような客観的なものに変えるかということは、
>デカルトを引くまでもなく、
>昔から多くの先人達が苦慮してきたことなんです。
>それを一蹴して独我論を展開しまうことの方がよりナイーブであるとは思わないんでしょうかね。
>どうかしましたか?
なんで「無茶苦茶」なんですか?
認識論の問題は「先人達が苦慮してきたこと」です。それは正しい。しかしあなたは、
それをろくすっぽ反省せず、科学でもって解決したような素振りをしていたから、私は
「ナイーブ」といったのであって、デカルトやその他の先人が「ナイーブ」であるなんて
いってませんよ。ナイーブなのはあなた一人で充分なんですよ。
科学が客観性を保証するとあなたは発言しておりますよ。それが「ナイーブ」だと言っただけです。
それから、私がいつどこで、「独我論を展開」したのですか? ちゃんとソースを示してください。
私は独我論なんて展開した覚えはないです。
>>636 >>哲学と現実とが対応するという判定をする基準はどこにあるのでしょうか?
>>それは決して実験から得られるものではありませんよ。
>といわれておりますが、
>下の部分はあなたの個人的な意見ですからそれに対して、
>上記の疑問に対し「実験」を持ってくることは何等間違いではありませんし、
>だからこそ、
>実験や調査による統計的、科学的検証であるという回答に結びつくわけなんです。
意味が分からない。ちゃんと私の反論を読んでいますか?
>>603を読んで下さい。
>もしあなたが、
>哲学が現実と対応しないことをお認めでしたら、
>そこに何の意味もありませんし、
>それを信奉するならば宗教以外の何ものでもないんです。
私は「哲学が現実と対応しない」なんて言った覚えはまずありません。
私はただ、この「対応」ということによって、何が意味されているのか、それを考えなくちゃ
いけないと思います。それを考えずに、「哲学は現実と対応する」なんて考えているのならば、
それこそ宗教ではないですか?
>>638 >>「ある哲学的主張を、現実に適用する」、これがあなたのいう「実験」です。
>>しかし、この哲学的主張が、現実と整合性をもつということ、これは「実験」そのものから
>>得られるのではなく、「実験をする主体の判断」から得られるものなんです。
>>ある実験が成功しているか否か、それは科学者の判断なんですよ。
>とおっしゃっておられますが、
>あなたはどうやら統計解析の知識を持っておられないようですね。
>データ処理の過程におきまして、
>「実験する主体の判断」とやらの介入がいかに困難であるかは、
>様々な検定や分析を勉強なされば解るでしょうし、
>そうした結果仮定が有意水準に満たないならば、
>その仮説(帰無仮説のことではない)は棄却されますが、
>哲学には、
>ただ〜が言ったからというのを固辞して、
>そこに論を展開させてしまう傾向がありますが、
>そこの言自体だけでは信頼性も妥当性もないんです。
まず、
>データ処理の過程におきまして、
>「実験する主体の判断」とやらの介入がいかに困難であるかは、
>様々な検定や分析を勉強なされば解るでしょうし、
いいですか、私は厳密性をもって話しております。
「『実験する主体の判断』とやらの介入がいかに困難であるか」は認めますよ。
でも、「困難である」ということは、実験する主体の判断が、「たまには」介入してしまうと
いうことです。つまり、科学的検証は、厳密に言えば、完璧ではなく、あくまで経験的なものに
依存しているんですよ。
あなたは科学的真理が充分な実験を経て証明された「仮説」であるという点は認めているようですが、
問題は「検証方法」なんです。「検証方法」の恣意性なんですよ。
上に述べたように、科学的検証は、完璧ではなく、常に主体の判断が介入する可能性がある。
いくら、厳密でデータを機械のように処理しても、それを完全に取り除くことは不可能なんですよ。
だから私は、科学的検証は精密だが、根底においては恣意的であり、絶対的ではない、と
言っているわけです。
>そうした結果仮定が有意水準に満たないならば、
>その仮説(帰無仮説のことではない)は棄却されますが、
その通りですよ。
>哲学には、
>ただ〜が言ったからというのを固辞して、
>そこに論を展開させてしまう傾向がありますが、
>そこの言自体だけでは信頼性も妥当性もないんです。
その通りですよ。
>>無限ループです。科学では何故、こうした無限ループが問題にならないか御存知ですか?
>とおっしゃっておられますが、
>無限ループになどはならないんでして、
>それは、
>単にあなたが無知なだけなんです。
>実験は誰がやってもその手順で行なえばその結果がでる。
>また、
>その結果や現象が再現可能である。
>この大前提において、
>一科学者の判断云々でどうのこうのというのは、
>全く無意味な主張なんです。
議論を完全に投げてますね。「それは、単にあなたが無知なだけなんです」とは・・・。
あのね、僕の文章、読んでないでしょう。読んだとしても、理解してないでしょう。
お願いだから、ちゃんと読んで反論して下さい。
まずね、
>実験は誰がやってもその手順で行なえばその結果がでる。
ですが、問題なのはね、その結果は絶対的ではありえないということです。
理由は二つ。一つは科学的検証は科学者の判断に依存すること。
二つ目は、実験の回数は有限でしかないこと。
>その結果や現象が再現可能である。
>この大前提において、
>一科学者の判断云々でどうのこうのというのは、
>全く無意味な主張なんです。
そう、その「大前提」を盲信しているから、問題なんです。
>>639 >ラカン
この議論とは直接関係ないのでいいだろう。俺のラカン解釈(ハムレットのセミネールを解釈したもの)は
過去ログにあるから読んでくれ。あと、記号表現の連鎖についても論じた覚えがある。
>あなたたよりも〜というご発言はあまり無意味ですね。
>また、
>そうしたご発言をされること自体あなたの品性を疑いますね。
俺は君の品性を疑いまくりなわけなんだが。
それに、これは事実だし、俺が嫌なのは、急にラカンとかを持ち出して理論武装をして、
話をごまかそうとする奴です。
>>640 >>一体、どうしてハイデガーは、『存在と時間』の序論で、現存在の分析論が、
>>一般に行われているような「事例研究」とは根本から異なると力説しなければならなかったのですか?
>といわれておりますが、これは実に簡単なことでありまして、
>これを前提として読み進めていかないと、その後に展開される彼の論証を危うくするからなんです。
>まあ、グルから言わせれば、これは言い訳でしかありませんね。
それじゃあ、その批判を普通にこのスレでやればいいじゃないですか。
どうして、ハイデガーは科学的検証しなくちゃ読んでも無駄、なんていう必要がありますか?
我々とて、このハイデガーの主張が絶対的に正しいとは思ってはないですし、
それから、もしこれが誤っていても、それはそれでいいんですよ。
問題そのものの探究には差し支えないのですから。
>>ハイデガーの分析が、「事実性」から出発していることを御存知ないのでしょうか?
>とありますが、これがまさにその矛盾点でありまして、
>事実性、事実性と、現存在の被投性を説く彼は、
>その実、現実的な背景(ダス−マン〈das-Man〉についての言及)との関連を語っておりますし、
>本来立場を明らかにするべき序論でも、彼自身の現実的な立場が明らかにはなっていないんです。
>そんな自分を棚に上げた一方的な論では、そのままの状態では何等信頼性の置けるものではないですし、
>彼がもう亡くなってしまった以上、そこからの解釈は無謀以外の何ものでもないんです。
>ですから、「現存在の事実性には、閉塞性と隠蔽性とがぞくしているのである。」
>などの彼の主張も仮説を仮説で説明しているに過ぎないんです。
>また、ボスはご存知の通り、ビンスワンがーなどと同じくハイデッゲルに傾注していましたが、
>彼の応用は、あなたの言われるような現存在分析の本質を変えることなどではなく、
>主に性的倒錯についての研究について関連性を見出しただけなんです。
私自身が、この「事実性」の概念に対して疑念を表明しているのを読んでいないのですか?
それから、あなたの文章は意味不明です。特に、
>事実性、事実性と、現存在の被投性を説く彼は、
>その実、現実的な背景(ダス−マン〈das-Man〉についての言及)との関連を語っておりますし、
>本来立場を明らかにするべき序論でも、彼自身の現実的な立場が明らかにはなっていないんです。
これはどういうことなんですか?
現存在が世界に既に常に投げられているということ、これがハイデガーのいう「事実性」なんですよ。
そして、その現存在が、「差し当たり大抵は」das Man であるということ、これが「事実性」なんですよ。
あなたはご自身がハイデガー哲学の基本的概念も分からずにハイデガーを叩いているのを知ってますか?
それから、これはどうでもいいことですけど、das Man は das-Man などとは書きませんよ。
>本来立場を明らかにするべき序論でも、彼自身の現実的な立場が明らかにはなっていないんです。
まずはお願いだから序論を読んで下さい。ハイデガーは少なくとも、自分の哲学のスタンス、
自分の哲学がどこから出発し、その出発点の選択の根拠まで、事細かに論じております。
それを詳細に吟味するのが我々の仕事です。
電波ハイデガー理解でハイデガーを叩くのはやめてください。
>>哲学の諸命題を科学的に論証することは、不必要であるというよりも、
>>無意味です。云々。
>とありますが、それが例えば漠然とした人生論や死生観などならまだしも、
>「時間と存在」のように、個々人の実存不安などのテーマや日常性への逃避行動、
>「自己に先立って既にある世界のうちで世界内部的に出会ってくる存在者の下で存在として存在する」のような、
>構造など現実との対応を見るならば検証は可能なんです。
>でなければ、空理空論ですし、一個人の「My哲学」に過ぎないんです。
>まあ、哲学は真理追究の学問ですから、この程度の足場固めはして当然であると思いますがね。
あのね、実存の分析論は、事実性の分析なんですよ。つまり、事実性がなんにおいて成り立っている
のかを「超越論的に」規定していく作業なんです。
ですから、例えば、ハイデガーの記述する「不安」の現象は現実にはありますよ。だってこれは
事実性の分析から出てくるものだから。でも、それを「検証」するというのは話が別なんですよ。
検証とはこの場合どういう意味でしょう? 現実にそれがそうなっているかを見ることですか?
あなたは、ハイデガーのいう「不安」つまり、「世界全体から襲ってくる」、この「世界との親しみの
なさ」のいう感情を、科学的に検証できると思うのですか?
科学は、「世界全体から襲ってくる」をどう検証するのですか?
「世界との親しみ」は数値で示されるような、科学的に検証されるようなものですか?
>>691 感情は言語(イメージに対応した恣意的な記号体系)の類だと思います。
感情や脳を外の世界のこととして客観的にとらえることもできます。
>>692 意識はニューロンの発火に対応しているようです。意識に直接は
関係しないとされるニューロンの発火も同様に自我を持っているのでしょう。
>>693 能動と受動の違いは何でしょうか。
自身で動けるようプログラムされたロボットは能動的に動くと言えるかも
しれません。しかし、誰かにロボットが作られることは受動的と言えるかも
しれません。
すべての主観は因果の流れの一部を眺めるだけなのではないでしょうか。
>>694 僕は一般的な主客二元論で考えます。特に疑問はありません。
超越問題という言葉は初めて知りました。ポールさんのその疑問がよく
わかりません。
>でなければ、空理空論ですし、一個人の「My哲学」に過ぎないんです。
哲学は科学が「科学的検証」をもっているように、それ独自の「論証方法」をもっています。
デカルト、カントなどを方法を参照して下さい。
これを「My哲学」と呼びたいのなら呼んでもいいでしょう。
>>642 同じ事を繰り返したくないので省略。
でも、一言だけ。
>あなたの言は実に下品で、
そうか、「ドグマ」という言葉のどこが下品なんだ?
>>651 >実験はそうした主観とは無縁ですし、
>でてくる結果に現存在云々は関係はないんです。
実験が実験する主体と無縁なわけがないじゃありませんか!
実験は人間の行為ですよ。あなただって、
>実験をするのは現存在かもしれませんが、
と認めていらっしゃるじゃないですか。実験の結果を「見る」のは誰ですか?
その実験が成功していると「判断する」のは誰ですか?
さて、これからは、デカルト、ライプニッツに関するものです。
>>654 >>問題は、デカルトが「直観的なもの」を持ち出して、その直観が
>>なんにおいて成り立っているのかを説明しなかった点
>とおっしゃっておられますが、
>では逆にお聞きしますが、
>神はモナドを予定調和の内にあらしめるという予定調和説におきまして、
>モナドは表象を有ちこれを意識する明晰判明の度に従ってその階級を生ずる(微小知覚)。
>神は最初の単子精神は肉体に対して支配的なる単子と考えられるなどと言っておりますが、
>これの成り立ちが説明充分であるのか解りませんね。
>なぜならば、
>モナドの提唱者ブルーノ自体の論が非常に曖昧だからでもあるんです。
>これの成り立ちが説明充分であるのか解りませんね。
それは私に聞くべきではなく、ご自分でライプニッツの著作をひも解き、調べることではないですか?
なんで私があなたのほとんど意味不明な質問に答える必要があるのでしょうか?
私の方から質問して宜しいですか?
1.「予定調和」とは、ライプニッツの主張「モナドは窓を持たない」とどういう関係にありますか?
2.「予定調和」説は、マールブランシュ等のデカルト派の人々が主張した「機会原因説」と具体的に
どう違いますか? また、ライプニッツはその違いを示すために、どんな比喩をどのように
使いましたか?(スコラ哲学の心身関係規定も含めて。)
3.「予定調和」説に異議を唱えた人がいました。ライプニッツは『新説』執筆後、その人に対して
繰り返し反論を行いました。この異議を唱えた有名な哲学者は誰ですか?
また、この異議者は、「予定調和」をどのように評価しましたか?
4.「微小知覚」(グル)とは呼ばず、一般には「微小表象」とライプニッツ学者の間で呼ばれるのですが、
ライプニッツは、モナドの本性として、「表象作用」以外の何かを挙げました。それは何ですか?
また両者はどんな関係にありますか?
5. 支配的なモナドと、支配されるモナドとの関係をライプニッツはどう規定しましたか?
6. 上の質問に関係して、ライプニッツは晩年、某神父との書簡において、ある有名なキーワードを
用いました。このキーワードをめぐって、以来、様々な論争が起きました。このキーワードは
なんであり、それは具体的にどのようなものですか?
7. ライプニッツはブルーノから「モナド」という言葉をとったと言われていますが、ライプニッツは
この言葉をずっと以前から知っていました。それは、彼の学生の頃の師に由来しています。この人が、
ライプニッツの学位論文の序文で「モナド」という言葉を使ったのですか、この人は誰ですか?
また、どういう文脈でその言葉を使いましたか?
私がこういう質問をするのは、あなたが単に、私の知識をためしていて、私が答えられなかったら
罵倒してやろうしているのか、本当に真摯に議論をしたいのかどうかを試すためです。
本当に議論する気持ちがあるのなら、上の事柄なんか知っているはずです。
(少なくともあなたがライプニッツの読者ならば。)
ですから、わたしはあなたが真面目にやっているのか、ただ私をからかっているのかを
知りたいがために、質問をしました。これにまずは答えて下さい。
はじめにいっておきますが、ネットの検索でキーワードを探り当てることはできるでしょう。
でも、それだけじゃ駄目です。それが何を意味しているのかを簡潔に説明して下さい。
もし、あなたが答えるのを拒否した場合は、あなたはただ単に私をからかっているだけと
みなし、相手はしませんよ。
>>660 >無数のモナドは各々その視点に従って宇宙を写すが故に何れのモナドも等しいものはなく、
>また宇宙に完全に等しきものはないとしているんです。
はい、不可識別者同一の原理ですね。では、質問します。
この原理は、「その視点に従って宇宙を写す」からですが、それよりも深い根拠があります。
それは、ライプニッツの『形而上学叙説』における実体の定義に関係しています。
それはどんなものであり、そこから何故、不可識別者同一の原理が出てきますか?
また、ライプニッツは真空を否定しますが、不可識別者同一の原理はそれとどういう関係に
ありますか?
>>科学的に論証されるけれども、それを究極的に判断するのは、
>>知性の仕事であり、科学的論証が知性に教えるのではない、と断言しているのです。
>とありますが、
>それはライプニッツの理解に過ぎないんでして、
>彼は知性は知性でも、
>結局は「神の意志」になんでも帰結させてしまうのが実にお粗末ですね。
ボロが出たね。ライプニッツは「結局は「神の意志」になんでも帰結させてしまう」人ではないです。
>>667 教科書丸写しご苦労様。
私が聞きたかったのは、デカルトの運動論とライプニッツの力学との具体的違いなんですよ。
さて、問題です。ライプニッツは初期の論文、Theoria motus abstracti において、
「点」、「傾向力」(conatus)、「瞬間」等の概念を用いつつ、自身の力学を展開しますが、
これらの概念をライプニッツは誰からとってきましたか?
また、この論文で、物体とは「○○を欠いた精神」である、と言われていますが、この○○は
なんですか?
この論文はデカルト運動論批判としては重要な文献だからあえて上の質問をします。
かなり長い書き込みになったが、グル君、科学云々の議論はいいが、上のもろもろの質問にまずは答えて下さい。
それから、追加。ハイデガーに関して。
ハイデガーは、現象学の方法として、三つの要素を挙げました。そのうちの一つが「還元」ですが、
この「還元」について、彼はフッサールとは明らかに異なる定義を与えました。
それはどんなものですか?
それから、マジで「根源」のドイツ語を知らないの? ドイツ語の辞書くらいうちにあるでしょ?
俺、そんな中学生レベルの奴に長文スレしていたのかと思うと、鬱になる・・・
「根源」のドイツ語、そしてその語源くらいは書いてくれよ、マジで。
ヒント。ウア、ウア、ウア、ウア・・・
あと、この質問にだけ答えて、上のライプニッツ、ハイデガーに関する質問を全部無視するのはなしだよ。
これは定説なんです、いいですか。
弁神論てベールの意見に対してちゃんと反論できてないよね。
736 :
考える名無しさん:04/10/26 02:09:37
チンポ怒濤の書き込みキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━ !
737 :
考える名無しさん:04/10/26 02:25:35
本当にグルは統計学を勉強したのか?
統計学やっていたら、
>あなたはどうやら統計解析の知識を持っておられないようですね。
>データ処理の過程におきまして、
>「実験する主体の判断」とやらの介入がいかに困難であるかは、
>様々な検定や分析を勉強なされば解るでしょうし、
>そうした結果仮定が有意水準に満たないならば、
>その仮説(帰無仮説のことではない)は棄却されます
なんて迂闊な台詞は絶対にいわないぞ。統計学や数理統計の例題ならともかく、
実際に経済分析や実験に検定を行うときは、「実験する主体の判断」が効いてくるぞ。イヤまじで。
738 :
考える名無しさん:04/10/26 10:10:10
科学者も「要求する精度における近似」以外のものは
科学法則には求てないと思うが。
「実験する主体の判断」の効果が
その要求範囲で妥当であれば何ら問題ない。
真理などは科学の範疇ではないので。
739 :
考える名無しさん:04/10/26 10:14:12
人間の知覚を作用させざるを得ない全ての事柄に対して
厳密性を求める事は出来ないだろう。
sageて。
言葉の意味は人間が勝手に決めてるだけだから、
哲学とか形而上学的な事とかから
科学は独立してやってってくれ。
哲板の多くの長文カキコは読むのが嫌になるが、チンポ氏のはそうでもない。
読書量と哲学に対する理解で裏打ちされてるからだろうねえ。
741=1
違うよ
そうか
これでまたグルのいいですかどうかしましたかが来ると思うと嫌になるんだが
こういうのがずっと続くのかな・・・
>>741 説明がわかりやすい、
つまり相手に誤解を与えまいとする書き方を
心がけていることも大きいと思う。
ということは、
本当の意味で相手の言説と切り結ぼう、
議論しようという姿勢の表れだと俺は考える。
そしてそれは、彼の主張内容に同意するかどうかとは
別のことだ。
とにかく外野としては勉強になるし興味深い。
グル氏の再反論に期待しています。
勉強してくるのでちょっと待ってね
グルは今必死でネット検索中
まわりは煽らないでほしいな…科学と哲学の大まかな議論より
「存在と時間」の中身に入っての議論検討の方が自分にはためになる。
751 :
THE グル :04/10/28 02:16:19
>>688 いいですか、
>なぜ謬見を出来る限り排するシステムを採る必要があるのか
>といえば、「どんな科学法則も、現存在の判断によって求められる」からじゃないの?
とおっしゃっておられますが、
あなたが、
引用されているように
>>603でも同じような主張がされております。
確かに、
最終的な結果に判断を下すのは我々でありまして、
その結果を支持するのも我々なんです。
しかしながら、
その結果をなぜ我々が支持するに至るかという観点がこれには抜けているんです。
例えば、
サイコロを10回振って9回偶数の目が出る。
この珍しい結果だけを採って単純にこれが偶然か必然かを漠然と判断してしまうのは、
あなた方のご指摘のような判断の例であります。
これを統計的に見た場合に10回投げて9回偶数の目が出る確率というものは0.009766となり、
その現象の起こる確率は1%を下回わることが解ります。
そこで、その現象が有意な偏りを持つものかを見たときに、
「サイコロの目の出方は同等である」という帰無仮説を立て、
10回投げて9回偶数の目が出るということが、
有意水準(危険率)5%に入るか否かを見たときに、
「差がない」という帰無仮説の下で偶然には極めて起こり得ず、
対立仮説である「サイコロの目の出方には偏りがある」というものが採択され、
あるサイコロを振ったときに偶数と奇数が9:1で出たというデータ自体も、
偶数と奇数が50%の等しい確率で起こるという結果を棄却するに至る十分な理由になるからなんです。
これは検定も用いない極々易しい例でありますが、
偶然か必然か、そこに意味のある偏りはあるか、ないか、有意か有意でないか、相関性はあるのか否か。
これらの判断を採択するに足る明らかな統計的過程から導き出された結果に、
主観的判断でそれを故意に左右することは困難なんです。
どうかしましたか?
752 :
THE グル :04/10/28 02:39:17
>>697 いいですか、
おっしゃっておられることが意味不明ですね。
あなたが、
>>600におきまして、
>しかし、ハイデガーは「哲学」を語っているのであり、哲学と科学とは、根本から異なっているのです。
といわれておりますが、
なぜか、
>>631では、
>ヘーゲル以前の哲学は、科学とは明確に分離されていなかったわけです。
>哲学が科学とは明らかに違うものになったのは、19世紀後半以降です。
などとおっしゃられておりますが、
誰もヘーゲル以前の科学などに言及したりしておりませんし、
>>631でグルは、
「今日においては」と敢えて書いておいたのがお目に留まらなかったんですかね。
グルは重ねて、
現代的にハイデッゲルを科学的に検証していくと主張してきましたし、
当然依るべきは現代の科学なんです。
あなたが依っていらっしゃるのはヘーゲル以前の科学なんでしょうかね?
まあ、
ハイデッゲルも76年まで生きていたわけですから、
現代的な科学を存じていたはずですがね。
どうかしましたか?
753 :
THE グル :04/10/28 02:51:28
>>698 いいですか、
論点がずれておりますね。
グルが申し上げているのは、
>「科学的な」哲学と、「科学の」哲学を区別する必要云々。
などということでなく、
哲学も当然、
社会や人間と無関係な個人的な空想や夢物語を語っているワケでなく、
現実の社会や人間のありかた等を形作るものを思想の形であれこれと考察しているワケですから、
必然的にそこに考察と実際的な世界に相関的な関係を見出すものでありまして、
だからこそ、
現代において科学的な検証をされるべきであると申し上げているんです。
どうかしましたか?
>>751 もし判断力が全く無かったら、科学を生み出すことは不可能です。科学も
判断の積み重ねです。
>>751でも統計学は信頼できると判断しています。
755 :
THE グル :04/10/28 03:10:06
>>699 いいですか、
>そこで、この二つの「科学」哲学が哲学とどういう関係にあるのか考えてみましょうか。
いえいえ、
そんなことは此処では必要ありませんし、
それ以下は脱線に過ぎないんです。
ちなみに、
>両方の根拠をより高次の
>立場から考察する必要がある。しかしそれは困難であり、ハイデガーは明示的にはやっていません。
>これをやった人は、私の知るところではライプニッツです。
とありますが、
ライプニッツはそんなふうに、
経験論的な立場と哲学全般に対して止揚的な立場をとったのではなく、
経験論とは対立する理性論者なんです。
どうかしましたか?
ここ数日のトピックを見ていて思うのは、 HHHさん
ことコメント欄に関して言えば、
関本氏がいない状態が、もっとも会話が成立していますね。
(2004年10月27日 01時56分)
757 :
考える名無しさん:04/10/28 03:15:09
脅威のアラ石株禁治産買いで見事に砕け散ったフマさんが何をいおうと
最初から信憑性の欠片も存在しないはずなのだがw
758 :
THE グル :04/10/28 03:17:09
>>700 いいですか、
>話が逸れるのでこれ以上はしませんが、ともかく、あなたの意見は以上の理由で間違っている。
とおっしゃっておられますが、
逸れた話を持ってきて、
以上の理由であなたは間違っていると主張されるのには困りものですね。
そしてその結びが、
>つまり、「科学的」哲学はハイデガー哲学の射程を測ることはできないということです。
というのはもう無茶苦茶以外のなにものでもないんです。
これでは、
ただ単にハイデッゲルの哲学の射程とやらが、
まったく科学的ではない非科学的な次元のものであると主張されているだけですし、
ご存知の通り、
科学は実際的、現実的な傾向の強いものですから、
その範疇ではないということは、
現実とは乖離した、
非現実的で根拠のない空想的な妄想であるとしか聞こえませんね。
どうかしましたか?
759 :
勝利宣言ができますた :04/10/28 03:21:41
25 :考える名無しさん :04/07/31 19:52
(__ |∵ /三 | 三|∵ | __)
|∵ |\_|_/| ∵|
\ | \__ノ |/
/∵/∴∵\∵\
(⌒/∵<・>∴∴.<・>∵|⌒)
(__ |∵ /三 | 三|∵ | __)
|∵ |\_|_/| ∵|
\ | \__ノ |/
/∵/∴∵\∵\
(⌒/∵<・>∴∴.<・>∵|⌒)
(__ |∵ /三 | 三|∵ | __)
|∵ |\_|_/| ∵|
\ | \__ノ |/
/∵/∴∵\∵\
(⌒/∵<・>∴∴.<・>∵|⌒)
(__ |∵ /三 | 三|∵ | __)
|∵ |\_|_/| ∵|
\ | \__ノ |/
/∵/∴∵\∵\
(⌒/∵<・>∴∴.<・>∵|⌒)
・科学は実際的、現実的な傾向の強いもの→科学以外にも実際的、現実的な傾向の強いものは存在する(かもしれない)
・実際的、現実的な傾向の強いものは科学→科学以外には存在しない。
眠いので後よろしく
761 :
THE グル :04/10/28 04:08:07
>>701 いいですか、
とうとう科学と哲学を存在論云々での区別云々まで話をずらされましたか。
>科学が哲学と同じ存在領域にあって、同じ次元で比べられ得ると考えておられる。
>これは明白な誤りです。両者は次元がそもそも異なっているというのが肝腎なんですよ。
と言われておりますが、
それは大きな勘違いでありまして、
例えば、
ベイコン(フランシス)からヴントへの流れ。
カントからヘルバルト、フェヒネルへの流れ。
ガレノス、ヒポクラテスの気質論から個人差の心理学への流れ。
ニュートン、ライプニッツから相対性理論への流れ等など。
これらはそれぞれ同じ対象に対して語っているんです。
此処にはまったく関係は見出せませんかね?
どうかしましたか?
762 :
THE グル :04/10/28 04:36:25
>>702 いいですか、
>科学は、ハイデガーによれば、現存在の一つの有り方に過ぎません。
とありますが、
それはハイデッゲルの主観的な考察に過ぎないですし、
それを以ってこうであると断じるのは強弁以外のなにものでもないんです。
ハイデッゲルがこう言ってるから、
〜がこう言っているからでは何の説明にもなっておりませんし説得力に欠けるんです。
それに、
あなた自身、
>もし科学が〜
や、
>あなたがもし〜
などと仮定の話ばかりでどんどんお話を勝手に進めて、
結論に至ると言うのもナンセンスですね。
それにまたあなたは、
「真理の基準」などというワケの解らんことをおっしゃる。
少しでも科学を学んだことがおありならば、
「真理」というものを安易に用いることがいかにおかしなことかお分かりのはずですがね。
さて、
>もし科学が現存在の一つの有り方ならば、どうして科学が、現存在の有り方一般を規定し得るでしょうか。
>それは派生的なものでもって、根源的なものを測るのに等しい行為です。
とおっしゃっておられますが、
現存在である我々の行動なり現象を、
我々の主観から極力離し客観的な事実を明らかにする。
また、
科学は我々の自身の在り方の延長に存在するのではなく、
再現可能性や客観的な根拠、確実なる証拠主義に基づくものであります。
そして、
数多の根源的なるものを明らかにしていくのを科学は厭いませんし、
それを測る尺度を科学に求めてはいけないことなどはないんです。
どうかしましたか?
763 :
THE グル :04/10/28 04:58:52
>>703 いいですか、
>これは「哲学的」命題です。聞いたことがないとおっしゃいますが、本当ですか?
とありますが、
いつの間にか、ちゃっかり、
かぎ括弧に括っておられるあたりはなんともおもしろいですね。
それに、
>ハイデガーも言っているし、ライプニッツも形而上学の概念を現象に応用してはいけない、
>両者は根本において異なるのだから、といっているじゃないですか。
と言っておられますが、
その「〜が言っている」がいかに無意味かは前にもご説明いたしましたし、
ハイデッゲルとライプニッツが言っただけで、
彼ら以前からあるはずの哲学の命題になってしまうとは驚きですね。
それに、
形而上学的概念を現象に応用してはいけないという引用ですが、
これはまさに数学に倣って確実なそして各国共通な記号的言語を用いて、
哲学的思想を発表し、
明確なるものを追求した彼らしいものですが、
科学に依らないんだったらむしろ形而上学的でありますから、
観念的なものをより科学的、
数学的に明らかなるものへとシフトさせていくのは当然ですし、
また彼自身そうしていることから、
それが可能であることを示唆しているに過ぎないんです。
>「哲学はオントローギッシュである」「科学はオンティッシュである」、
>「オントローギッシュなものは、オンティッシュなものとは異なる」「よって、哲学は科学とは異なる」となります。
>そして、哲学はオントローギッシュであり、科学はオンティッシュである、というのはある哲学の
>主張でありますから(例えばハイデガーの)、これは「哲学的」命題なんですよ。
と言われておりますが、
先ほどもいいました通りそれは無理やり分けて見せるからそう見えるだけでして、
その三段論法もどきの同語反復的なもので分けてみたところで何の意味もないんです。
どうかしましたか?
764 :
THE グル :04/10/28 05:02:36
>>704 いいですか、
>それだったら哲学は 科学の一分野になっちゃうよ、と言っているのですよ。
とありますが、
人文科学に哲学は絶対的に含まれ得ないものなんでしょうかね?
どうかしましたか?
765 :
THE グル :04/10/28 05:04:58
>>705 いいですか、
>私が馬鹿げていると見なしたのは、「科学的検証」ではなく、それを盲信して「真理の絶対的基準」
>にまで祭り上げることです。
とありますが、
そんな「真理の絶対的基準」などとはどこでも主張した覚えはないですし、
是非どこで書いたのか示していただきたいものですね。
どうかしましたか?
766 :
THE グル :04/10/28 05:18:59
>>706 いいですか、
>あなたは科学的検証を検証する何かほかの「非科学的」検証方法があるとお考えですか?
と言われておりますが、
おっしゃっておられることが無茶苦茶ですね。
先ほどあなたもライプニッツの「形而上学の概念を現象に応用してはいけない」云々という、
言説を引用していたではありませんか、
なぜわざわざ科学的検証をさらに確実性の劣る「非科学的」な検証とやらの検証に求めるんでしょうかね?
再三申し上げているように、
科学的検証は信頼するに足る根拠や証拠があるということなんです。
求められたら再現可能であるということ、
また、
そうしたデータがあることがそれに値するんです。
ただし、
物事に絶対はありませんから、
あくまで偶然性よりも必然性の確率が有意に勝ると言う結果を示したものでしかありませんが、
単なる思索とは比肩出来ないレベルの確実性があるんです。
それに重要なことに、
対象や根拠が明らかですから、
それについての反論や新たな理論での刷新が可能になるんです。
哲学のように保守的に単なる根拠の不明確な思索と思索をぶつけるだけでは何の答えも出ませんし、
真理を求める学としての存在であることには欺瞞であるとしかいえないんです。
どうかしましたか?
767 :
THE グル :04/10/28 05:26:56
>>707 いいですか、
>つまり「オントローギッシュ」と「オンティッシュ」の区別そのものを壊してしまい、
>批判というより、ただ消滅させる結果にしかなりませんからね。
とありますが、
明らかに現実性がなくまた根拠もないものが消滅してしまうならば、
それはそれでいいことですし、
そんなにふうに擁護して、
ハイデッゲルを持ち上げて奉るべき神域にする必要もないんです。
科学的でないということは実際的ではないということですし、
未だにメスメリズムを支持するなどという人がいないように、
後の世において明らかになってくる事実に重きを置くのは当然なんです。
どうかしましたか?
768 :
THE グル :04/10/28 06:08:10
>>709 いいですか、
>しかし、実験の回数はですね、無限ではないんですよ。それは有限の回数しかできない。
>つまり、実験結果は常に「暫定的な」ものに過ぎないわけです。
とありますが、
確かに出た結果は暫定的であるというご指摘はその通りではありますが、
実験を無限回やらなくとも、
それが明らかに有意である結果が出ているものならば、
その実験通りになる確率と失敗する確率の差は広がりますし、
それが偶然には起き得ない結果の連続であるということもその手法の過程でわかるんです。
また、
大数の法則というものがありまして、 _
標本数nが大きくなるにつれて標準平均]が、
母平均であるmに近い値をとる確率(期待値)が1に近づいていくということなんです。
即ち、
ある程度の標本数が集まれば、
その平均が全体を指し示す指標に十分成り得るというワケなんです。
それから、
中心極限定理に依るならば、
平均μ、標準偏差σの確率分布を持つ母集団から大きさnの標本を取り出して、
その標本平均を調べるとその分布は平均μ、
分散σ二乗/n(n分のσ二乗〔標準偏差σ/√n〕)の正規分布に従うというものがありまして、
これもやはり、
標本平均の平均が母集団の平均に一致することを指しておりまして、
きれいな正規分布を描くことになるんです。
どうかしましたか?
769 :
THE グル :04/10/28 06:27:46
>>710 いいですか、
>あなたは、「科学的検証」では検証できない真理があると認めますか?
とおっしゃっておられますが、
それは当然あるんです。
まあ、
その理由は、
現在の我々が有する科学の水準が、
まだそれを解明するに至っていないということに過ぎませんがね。
しかしながら、
真理とは、
我々の思惟と外界の事物との一致であり、
普遍的妥当性、
客観的妥当性を有するものでありますから、
そうしたものを論証するツールとして有効な科学的な根拠なしには理解は得られませんし、
検証不可能ならばその真理性は疑いえる余地が大いにあるということでもあるんです。
話は変わりますが、
「つちのこ」という生き物がいるのかいないのか、
「幽霊」がいるのかいないのか、
主観的にいると主張したりあると主張するだけでは存在の確定にはならず、
それを無闇に論じること自体無意味ですし、
誰の目にもその存在や現象の明らかな証拠の確認が可能であり、
その詳細な客観的な科学的データが必要かつ重要なのは言うまでもないことですね。
またそれなくしては、
信憑性が薄まるのも言うまでもないことですよね。
どうかしましたか?
770 :
THE グル :04/10/28 06:44:09
>>711 いいですか、
>なんで「無茶苦茶」なんですか?
とありますが、
それはあなたが、
>>「主観・客観」という安易な対立から出発して、その対立を調停するのが、科学的検証であるとお考えですか?
などとワケの解らんことを言っておられるからでありまして、
誰もそんな安易な対立とやらからは出発していないんです。
といいますのも、
対立も何も科学的検証は主観の一方的な排脱を促すものでありまして、
客観を支持するものだからなんです。
また、
>しかしあなたは、それをろくすっぽ反省せず、科学でもって解決したような素振りをしていたから
とありますが、
これはどこの文脈から出てきた言葉なんですかね?
それから、
>ナイーブなのはあなた一人で充分なんですよ。
とありますが、
これは余計ではないですかね。
そして、
>私がいつどこで、「独我論を展開」したのですか? ちゃんとソースを示してください。
と言われておりますが、
これはあなたの主観的な認識擁護を称してそういったまでなんです。
ソースはそうですね、
ここに書かれたあなたの主観的な一連の主張をご一読すればすみますよね。
>>702の科学は現存在の有り方云々といっておられたのもその一例ですね。
どうかしましたか?
フマさん今夜もチンポ太郎相手にオナニーいっぱい乙w
772 :
THE グル :04/10/28 06:51:08
>>712 いいですか、
>哲学と現実とが対応するという判定をする基準はどこにあるのでしょうか?
>それは決して実験から得られるものではありませんよ。
と言われておりましたので、
上記の質問(哲学と現実が対応する〜あるのでしょうか?)に対しまして、
グルは実験であると言っているんです。
下の部分(それは決して実験〜ありませんよ。)はあなたが勝手に思ってらっしゃることですから、
それを前提として上記の質問には答えませんよということでありまして、
下の部分で意味もなく暗に実験を上記の質問の回答に持ってきてはいけないような形になっていますから、
そこは無視したまでなんです。
どうかしましたか?
57 名前:不満足な豚 :04/09/02 02:14
ブヒ
58 名前:考える名無しさん :04/10/28 06:51:21
ブーブー
774 :
THE グル :04/10/28 07:03:39
>>713 いいですか、
>私は「哲学が現実と対応しない」なんて言った覚えはまずありません。
と言っておりますが、
であるならば実際的な比較対象を持ちえますから科学的検証は可能ですよね。
また、
>この「対応」ということによって、何が意味されているのか、それを考えなくちゃ
>いけないと思います。
とありますが、
それは哲学的考察と実測の相関関係を見出せば良いだけなんです。
ですから、
>それを考えずに、「哲学は現実と対応する」なんて考えているのならば、
なんてのは論外でありまして、
むしろ科学的検証を進めるということでありまして、
科学的ということは、
そうした考察に対してとりもなおさず棄却することも十分ありうるということなんです。
どうかしましたか?
775 :
考える名無しさん:04/10/28 07:09:07
/\___/ヽ
/ ::::::::::::::::\
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::|
| .゙(・)" | ゙(・) ":::|
. | ` ' ::| フマ厨さん、紙屑握ってワークマン。今日もつるはしワークマン。
. | `-=ニ=- ' ::::::| / ̄\
\ `ニニ´ ::::::/ ,/ `、 愛用の軍手は?もちろん大日本化工機謹製さ、イェーイ!
ヽ:::::::::::. ヽ/ ..... ヽ ―、_
、::::::::: / ...:::::::、:::.. \ | _) )、
|::::::::::::: :::::::::::`、::::... ヽ | `'、ノ )
):::.:::::.......... .....::::::::::::/ヽ::::.... `、ノ ノ::::::`'ノ
/::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::;/ \::::::.. ::::::::::_;;ノ
/:: ::::::::::;;; ―‐--‐' \::: ....ヾ:::::(
/:: ..:::/ ヽ :::::::::::ノ
/: ..:;;::'" `――'
| ;:<
ヽ ,,,,,..... \
`ヽ、:::::::::::.... \_
`ヽ、:::::::::...... !
`ヽ、::::::: ノ
);;:: (
ノ:::: |
(_(_(_(_(_ノ ←伝説の大魔王HHHさん
776 :
THE グル :04/10/28 07:10:24
>>714 >>715 いいですか、
>私は厳密性をもって話しております。
とおっしゃっておられますが、
先ほど来の書き込みを見ますに、
そうは感じませんね。
また、
それに続く後の文は概ね同意いたしますが、
絶対的ではないからといってそれを意味のない仮説に過ぎないという理由にはなりえないんです。
まあ、
絶対とか真理とかはあまり安易に用いるべき用語ではありませんけどね。
どうかしましたか?
777 :
考える名無しさん:04/10/28 07:10:52
おまえがどうかしてるんだろう(藁
778 :
THE グル :04/10/28 07:26:41
>>717 いいですか、
>問題なのはね、その結果は絶対的ではありえないということです。
とおっしゃっておられますが、
また此処でも絶対などとつまらんことを言っておいでですが、
例えば、
「今夜あなたの住まいに人工衛星が落ちてきます。
だから早く出来るだけ遠くへ逃げたほうがいいですよ。」
などと誰か見知らぬ人に言われたらあなたはその通り行動いたしますか?
もちろんあなたは、
だからといってその通りに行動することは稀でしょうね。
確率的にいってそんなことは信憑性が薄いと思ったからでありませんか?
逆に、
天気予報で明日は雨ですと言われたら、
傘を持って行ったりはしませんか?
こちらには信憑性があると思うのはなぜですか?
前者と後者には明らかに「科学」に依るか依らないかの違いがあります。
集積されたデータが無限でないから絶対的でないし信用できないとなりますと、
実は前者も後者も同列で扱うことになってしまうんです。
それから、
>その「大前提」を盲信しているから、問題なんです。
とありますが、
そうおっしゃるならば、
科学がこの明らかな根拠立たずにどう展開され、
物事を客観的に論証できるものなのか教えていただきたいものですね。
どうかしましたか?
779 :
THE グル :04/10/28 07:28:30
>>718 いいですか、
>俺が嫌なのは、急にラカンとかを持ち出して理論武装をして、
>話をごまかそうとする奴です。
と言われておりますが、
ラカンを持ち出すことは理論武装なんですか?
どうかしましたか?
780 :
THE グル :04/10/28 07:31:59
>>719 いいですか、
>それじゃあ、その批判を普通にこのスレでやればいいじゃないですか。
>どうして、ハイデガーは科学的検証しなくちゃ読んでも無駄、なんていう必要がありますか?
とおっしゃっておられますが、
>>640はおろか
>>579でもそんなことはいっていないんです。
ただそれは従来散々やられてきたことですし、
発展的ではないという意味なんです。
どうかしましたか?
781 :
THE グル :04/10/28 07:44:14
>>720 >>721 いいですか、
>これはどういうことなんですか?
とありますが、
>>605におきまして、
>一体、どうしてハイデガーは、『存在と時間』の序論で、現存在の分析論が、
>一般に行われているような「事例研究」とは根本から異なると力説
と言っているにもかかわらず、
現実の人々の生き方であるダス−マン(das-Man)を説いている。
社会的な現状を見てダス−マンを指摘しているにも拘らず、
現存在の分析論が一般的な「事例研究」とは違うとしている点が明らかに矛盾しているんですし、
またその特殊性を掲げるならば、
何に依ってそれを導き出したのかを明らかにはしていないと言うことなんです。
ちなみに、
ダスマンと書くと解りにくいでしょうから、
ダス−マンとし、英語表記もそれに準じただけなんです。
どうかしましたか?
782 :
THE グル :04/10/28 07:50:10
>>722 いいですか、
>〜検証とはこの場合どういう意味でしょう?
とおっしゃっておられますが、
これは実存不安と言って心理学的にも対象となっているものでありまして、
十分検証可能なんです。
また、
>あなたは、ハイデガーのいう「不安」つまり、「世界全体から襲ってくる」、この「世界との親しみの
>なさ」のいう感情を、科学的に検証できると思うのですか?
とありますが、
これはまさにハイデッゲルと言う作家が書いた誇張表現を排して見るべきものであり、
この不安は質問紙法でも検証可能であると思うんです。
どうかしましたか?
783 :
THE グル :04/10/28 08:02:15
>>724 いいですか、
デカルトの検証方法は真理に導くために疑いえるものは切り捨てるという方法的懐疑ですが、
これは実験的態度と似ていますが、
スピリトゥス・アニマレス(動物生気)を信じるあたりその根拠は総てではありませんし、
カントは、
先ほども申し上げました通り、
ヘルバルトやフェヒネルによって次々に数学的手法を用いて刷新されているんです。
どうかしましたか?
784 :
THE グル :04/10/28 08:05:27
>>725 いいですか、
いえいえ、
その部分だけでなく、
>学会とか持ち出していますけど、学会は良識者の集まりで、真理の基準になり得るとお考えですか?
>そういうのを一般に「ドグマ」といいます(笑)。宗教ですな。
という部分のご指摘の下品さを言っているんです。
理由は
>>642にも書いてあるんです。
どうかしましたか?
785 :
THE グル :04/10/28 08:12:06
>>726 いいですか、
>実験が実験する主体と無縁なわけがないじゃありませんか!
といわれておりますが、
それがどうかしましたか?
実験というのは何も実験者だけでなく、
対象があったり、被験者がいるワケでして、
それを統制していく過程に統制群を作る以外は無闇な関与は無用ですし、
その実験結果の出る過程に起きまして実験者の現存在云々は関係ないんです。
また、
その結果判断は実験者の主観ではなく、
統計的に処理されえるものなんです。
当然実験者はバイアスを排除するのは鉄則なんです。
どうかしましたか?
グルの連投中に顔を出してみる。
そして、グルは如何程の自信を持って再反論しているのか疑問に思う。
787 :
THE グル :04/10/28 08:40:42
>>727 >>728 いいですか、
グルの質問に対して明確な回答を寄せてもおられないのに、
逆に質問で論点をずらそうとなさっておられますね。
別にグルは、
あなたとクイズをしにきたワケではないんです。
まあ、
どうせどうのこうのいって話を長引かせるのは目に見えておりますがね。
しかしながら、
関係のあるものだけには答えておくんです。
>1.「予定調和」とは、ライプニッツの主張「モナドは窓を持たない」とどういう関係にありますか?
とありますが、
簡単に申しますと、
各モナドは夫々独自の仕方で一つの世界を写しておりますが、
その間にはなんら干渉もなく独立した世界を形作っている、
即ち、
「モナドは窓を持たない」ということでありまして、
このようなモナドからなる宇宙の秩序があるのは、
モナドが神によって与えられた自己の法則に従って発展しつつ、
自ら相互に調和をもたらすように予め神によって定められたからに外ならないからでして、
このような普遍的調和を予定調和というんです。
まあ、
精神と身体の関係についても彼は言及しておりますがね。
どうかしましたか?
788 :
THE グル :04/10/28 08:55:25
>>728 いいですか、
>2.「予定調和」説は、マールブランシュ等のデカルト派の人々が主張した「機会原因説」と具体的に
>どう違いますか? また、ライプニッツはその違いを示すために、どんな比喩をどのように
>使いましたか?(スコラ哲学の心身関係規定も含めて。)
とおっしゃっておられますが、
これも端的に書きますと、
デカルトはそもそもマールブランシュとは異なった考え方をしておりまして、
デカルトは精神と物体を異なった二実体として分けていながらも、
感覚知覚や筋運動においてその相互的な関与を認めておりますが、
マールブランシュやスピノザなどはこの間の相互作用を認めず、
また、
心身は完全に分離したものであるという立場ですが、
ことマールブランシュ(創設者はゲーリングス)の「機会原因説」に依る心身との関わりをライプニッツは支持しております。
ただ、
マールブランシュは万象は神の中にイデアとして内在し、
我々は神において存在し、思惟し、
"我々は神において万有を観る(Nous voyons toutes choses en Dine)”として、
万有在神論を展開させていきますがね。
どうかしましたか?
キティさんをまともに相手にするときりがない
790 :
THE グル :04/10/28 09:59:56
>>728 いいですか、
>3.「予定調和」説に異議を唱えた人がいました。ライプニッツは『新説』執筆後、その人に対して
>繰り返し反論を行いました。この異議を唱えた有名な哲学者は誰ですか?
>また、この異議者は、「予定調和」をどのように評価しましたか?
とおっしゃっておりますが、
これはA・アルノーのことでしょうかね?
彼の指摘はごく明快で、
すべてが予定された調和のうちにあるのならば、
人間の自由というものがなくなってしまうことや、
各モナドが宇宙を写しているならば、
そのある一つのモナドを知り得たのなら、
宇宙における過去、現在、未来にわたる事象を読み取ることができるはずだが、
それでも人間の自由というものがなくなるとしているんです。
どうかしましたか?
791 :
THE グル :04/10/28 10:17:55
>>728 いいですか、
>4.「微小知覚」(グル)とは呼ばず、一般には「微小表象」とライプニッツ学者の間で呼ばれるのですが、
>ライプニッツは、モナドの本性として、「表象作用」以外の何かを挙げました。それは何ですか?
>また両者はどんな関係にありますか?
とおっしゃっておられますが、
一般的にも「微小知覚」と呼びますから、
「微小表象」だなどと呼ばれるなどとわざわざ言うこと自体に欺瞞を感じますが、
モナドの本質として、
表象と欲求の二つがあげられるんです。
これらは、
自然が欲求として表すもののうちに表象され、
また自然は、
この表象作用とある一つの表象から表象へと推移する欲求を持つということなんです。
どうかしましたか?
792 :
THE グル :04/10/28 10:51:32
>>728 いいですか、
>5. 支配的なモナドと、支配されるモナドとの関係をライプニッツはどう規定しましたか?
とおっしゃっておられますが、
端的に申しますと、
精神(魂)と力(第一質料)とそれらからなる複合的で全体的なモナドが支配的なモナドでして、
第二質料などにおいて無数に集結するものが被支配的なモナドなんです。
まあ、
これら端的に説明するのは結構難ですね。
どうかしましたか?
793 :
THE グル :04/10/28 11:05:50
>>728 いいですか、
>6. 上の質問に関係して、ライプニッツは晩年、某神父との書簡において、ある有名なキーワードを
>用いました。このキーワードをめぐって、以来、様々な論争が起きました。このキーワードは
>なんであり、それは具体的にどのようなものですか
とおっしゃっておられますが、
これはS.クラークのことでしょうかね?
キーワードとは空間は神の座である、霊魂は不滅である、
意思の自由という三つの言説のことですかね?
どうかしましたか?
すっかり荒れたな
795 :
THE グル :04/10/28 11:18:16
>>728 いいですか、
>7. ライプニッツはブルーノから「モナド」という言葉をとったと言われていますが、ライプニッツは
>この言葉をずっと以前から知っていました。それは、彼の学生の頃の師に由来しています。この人が、
>ライプニッツの学位論文の序文で「モナド」という言葉を使ったのですか、この人は誰ですか?
>また、どういう文脈でその言葉を使いましたか?
とおっしゃっておられますが、
これなどはまさにクイズ以外の何ものでもないですね。
学生の頃ということはトマジウスか何かでしょうかね?
ですが、
ブルーノはその先生が生まれる50年以上も前に亡くなっている人ですから、
>ライプニッツはこの言葉をずっと以前から知っていました。
というのは実におかしな話ですね。
ちなみに、
『個体化の原理についての形而上学的議論』をお読みになれば、
トマジウスとライプニッツのモナドに関するいきさつについて触れられておりますよ。
どうかしましたか?
796 :
THE グル :04/10/28 11:23:27
>>729 いいですか、
>私がこういう質問をするのは、あなたが単に、私の知識をためしていて、私が答えられなかったら
>罵倒してやろうしているのか、本当に真摯に議論をしたいのかどうかを試すためです。
とおっしゃっておりますが、
ずいぶんと尊大な態度ですね。
あなた自身はまったくこちらの質問に対する回答を提示しておられないのに、
論点をずらされた挙句、
クイズなど出して試すも何もあったものではないんです。
まあ、
話をそらしたいのは解りますがね。
どうかしましたか?
797 :
THE グル :04/10/28 11:50:27
>>730 いいですか、
>それはどんなものであり、そこから何故、不可識別者同一の原理が出てきますか?
>また、ライプニッツは真空を否定しますが、不可識別者同一の原理はそれとどういう関係にありますか
とおっしゃっておられますが、
それはあちこちのライプニッツ関連の書籍に腐るほど書かれているでしょうから、
そちらをお読みになったらいかがでしょうかね?
>>609の質問の意味からずれておりますよ。
どうかしましたか?
798 :
THE グル :04/10/28 12:03:41
>>731 いいですか、
>ライプニッツは「結局は「神の意志」になんでも帰結させてしまう」人ではないです。
とおっしゃっておられますが、
あなたがライプニッツを読んだことがおありならば、
ライプニッツの神は人格神である事は容易にわかりますし、
彼自身「私は哲学者だったが、最後は神学者になった。
何事も理由なしには生じないという原理は私が示した大きな諸原理の一つであった。
これは哲学の原理である。しかし、当初は言わなかったが、これは結局神の知の告知にほかならない」
と言っておりますし、
「神は世界霊魂ではないし、〜世界霊魂ではなく創造者である」としているんです。
どうかしましたか?
799 :
THE グル :04/10/28 12:26:12
>>732 いいですか、
>教科書丸写しご苦労様。
とありますが、
>>667のどこが教科書レベルの書き込みなんでしょうかね。
また、
丸写しとは実に心外ですね。
それから、
以下のクイズは論点がずれたものなので無視するんです。
まあ、
実在論者は物体と意識は無関係とし、
観念論者は客観的意識の法則性によって構成されるとしていますがね。
どうかしましたか?
800 :
THE グル :04/10/28 12:28:52
>>733 いいですか、
ブリタニカ論文でもお読みになったらいかがでしょうかね?
どうかしましたか?
801 :
THE グル :04/10/28 12:29:49
>>734 いいですか、
グルは、
そんなつまらないクイズをあなたとする気は毛頭ないんです。
どうかしましたか?
802 :
THE グル :04/10/28 12:43:07
>>737 いいですか、
>なんて迂闊な台詞は絶対にいわないぞ。統計学や数理統計の例題ならともかく、
>実際に経済分析や実験に検定を行うときは、「実験する主体の判断」が効いてくるぞ。イヤまじで。
とありますが、
それは因子の抽出にするときに、
バリマックス回転やプロマックス回転など因子分析で行った場合、
因子負荷量の値の設定をいじるとか、
評定尺度得点の間隔に対する疑問など確かにそうした操作や疑問はありますが、
経済分析は概念形成のプロセスが異なるので別として、
多くの実験や検定は正しく物事を弁別する能力があるんです。
どうかしましたか?
803 :
THE グル :04/10/28 12:43:57
>>745 いいですか、
それはサイババの勝手なんですよ。
どうかしましたか?
804 :
THE グル :04/10/28 12:45:19
>>749 いいですか、
いえいえ、
ネットでいちいち検索したりはしないんです。
どうかしましたか?
805 :
THE グル :04/10/28 12:48:08
>>754 いいですか、
主体の判断力は確かに必要ですが、
それを採択する判断の根拠が明らかになればこそなんです。
どうかしましたか?
806 :
THE グル :04/10/28 12:52:16
いいですか、
ではちょっと、
グルはそら豆でも食べに行ってくるんです。
そら豆オンリーなんです。
どうかしましたか?
807 :
考える名無しさん:04/10/28 12:52:52
グルさん
ちんぽ氏の指摘はどうやら
せいこくを射ていたようですね
「こちら」のフィールドで勝負しても
勝ち目はないと思われます
いいですか、 〜 どうかしましたか?
は、最初俺がやってたのにグルに真似された。まぁ、いいけど。
かまうとどこまでも粘着してくるからもううやめてあげて
このまま1000までいってしまうよ
そもそも神なんて居ないし
当時は聖職者が高い地位だったから、それにあやかるように、神を証明するとか言ってるデムパが
多かった。ライプニッツもそのひとり。
早くも次スレが楽しみです
科学と哲学の違いを妄想で語るスレはここですか
>>751-806 これも、一つの現存在の現れなんですね
ハイデガー先生
いい勉強になりました。
哲学は、同じ問い、問題を問い直すことである。このことは、哲学が進歩するもの
に属さないことを意味する。
科学は、進歩するから、最も新しい成果、その最先端を知らなくては科学者としては
仕事にならない。
しかし、哲学においては最も新しい成果(最先端の思想)と称されるものは単なる
流行思想にすぎないと細川亮一さんは書いてます。
私もそう感じています。
>>815 まあ、それぞれ個々の哲学観はあるでしょうが、
それを2chのこのスレで殊更に述べるとこの先ただの主義主張の言い合いになると思います
(細川さんの主張にはもちろん納得するものがありますが)。
パンパースさん、あつかましくて申し訳ないですが、
議論紛糾する前にやっていた「存在と時間」の個々の節の疑問点をあげていってくれませんか?
太郎さんが受け答えとまとめ役と進行をやってくれてますから、
パンさんが疑問点や質問を呈し、太郎さんやその他の方が解釈や考えを述べる。
再びパンさんやポールさん、その他の方が述べ、さらに検討しながら次の節に進んでゆく、というように。
これまでのこういったやり方の方が、ハイデガーについての評価云々を大味に語るよりかは、
(もちろん2ch内での、という限定付ですが)
「存在と時間」という<書物>の内部に入っての個々の理解に有意義だと思います。
以前の静かな形に戻りましょう。
ハイデガー
すみません、最後の一行は消し忘れです。
あ、また失礼しました。
太郎さんが節章ごとのまとめ形式で進めて、その他の皆さんが疑問を呈するという形だったかな。
ともかくも、静かにゆっくりこまごまやってゆきましょう。
はいw
地味に読んでたら、第26節に入ってしまいました。
私も実は風邪を引きました、喉と鼻にきますね、今年の風邪は
それは、ともかくチンポさん講義まってますよ〜
そうですね、ここまでのザクッとした感想ですが、Aは完全に忘却しました
Bはデカルト批判。ここで、印象的だったのは、ハイデガーの自家用本の注記に
(フッサールの構築の考え方も含めての批判なのである!)て、ハイデガーさん
フッサールの誕生日に尊敬と友情をこめてこの本捧ぐとかいいながら・・・
Cは、カントの批判を含めながらやっとハイデガー哲学に入ったってことかな
ちなみに、デカルト、フッサール、カントに対して
お!何か批判してるぞ。ぐらいにしか解りません
>>グル
もうあなたの駄文に対して逐一反駁する必要はないでしょう。要点だけを述べます。
まず、あなたの意見を総合して差し上げましょう。これです。
>それはハイデッゲルの主観的な考察に過ぎないですし、
>それを以ってこうであると断じるのは強弁以外のなにものでもないんです。
>科学は我々の自身の在り方の延長に存在するのではなく、
>再現可能性や客観的な根拠、確実なる証拠主義に基づくものであります。
あなたはね、私が再三述べているように、「ハイデガー哲学は主観的、科学は客観的」という非常に
素朴な信念を持っていらっしゃるのです。その信念の中でしか物を言っていないから、もう外から何を
言っても無駄です。だから次のように答えるしかない。
はい。そうです。しかし、あなたのそういった前提を、当のハイデガー先生が批判なさっています。
それについてあなたはどうお考えですか?
ちなみに、私は現実の世界でも、あなたのように、一つのドグマにとりつかれた哀れな人々をよく見かけます。
>ハイデッゲルを持ち上げて奉るべき神域にする必要もないんです。
誰がハイデガーを奉っているのですか? 少なくとも、我々は彼の哲学の内部から彼を批判すると
明言していますよ。何度も何度も、繰り返し。
私のハイデガーに関する文章を読んだことがありますか?
>ただそれは従来散々やられてきたことですし、
>発展的ではないという意味なんです。
では、あなたが「発展的」な、「科学的検証」によるハイデガー批判でもやって下さい。
はっきり言いますが、要するにあなたは、ハイデガー哲学が嫌いなだけなんでしょう。
何故嫌いなのかというと、「読んでも分からないから」ではないですか?
それで、批判のしようがないから、「科学的検証」をやってみようといっているのではないですか?
分かりました。頑張ってその「科学的検証」とやらをやって下さい。
結果は教えなくてもいいです。
>ダスマンと書くと解りにくいでしょうから、
>ダス−マンとし、英語表記もそれに準じただけなんです。
>どうかしましたか?
おいおい、das Man の意味をちゃんと分かっておりますか?
この Man は英語の man ではないぞ(汗
デカルト・スレで君がフランス語の初歩も知らないことが発覚したということはどこかで読んだが、
ドイツ語も同じようだね。
ライプニッツに関する質問にちゃんと答えたのは偉いよ。その点は誉めてあげよう。
一応、添削をしておきますね。君の回答はかなりヤバイから。
1.はまあ、いいでしょう。
2.に関して。
私はあの有名な「比喩」の事を訊きたかったのですが・・・御存知ないようですね。
あなたはただ、哲学史の事実関係を叙述しただけで、「機会原因説」をライプニッツがどのように
批判したのか、またスコラ哲学の心身関係の規定をそれと合わせてどう考えたのか、まったく
答えておりませんよ。
まず、あの有名な比喩を通じて、ライプニッツの予定調和説が、機会原因論・スコラ哲学の双方と
どう違うのか答えて下さい。それから、哲学史の叙述は不要です。
3.に関して。
あなた、馬鹿丸出しじゃないですか。アルノーなわけないじゃないですか!
大体、ライプニッツが『新説』を発表した頃、アルノーはもう、お墓の中にいたんですよ。
どうやって批判するのですか?
あなたがライプニッツの読者でないことはこれで明白です。1.の回答はどうせネットで調べたんでしょう。
教科書的で外面的なことしか書いてないから。
もう一度、きちんと調べて下さい。回答待っておりますよ。
4.に関して。
>一般的にも「微小知覚」と呼びますから、
呼びません。perception はライプニッツの哲学の場合、「表象」と訳されるのが通例です。
「知覚」と訳すと、意味が限定されてしまうからです。
あなた自身も、「表象と欲求」と言っているではないですか?もしかしたら、「微小表象」の
原語を知らずに、「表象」とは別物と思っていたのではないでしょうね?
まあ、ともかく、この質問は簡単過ぎましたね。ネットで出てきました。
5.に関して。
>精神(魂)と力(第一質料)とそれらからなる複合的で全体的なモナドが支配的なモナドでして、
>第二質料などにおいて無数に集結するものが被支配的なモナドなんです。
無茶苦茶です。あのね、君、まったく用語の意味を理解せずに使っているでしょう?
まずはご自分の用語法をお確かめ下さい。それから、私は支配的なモナドと支配されるモナドの「関係」を
問うたのですよ。それについて答えて下さい。
「支配するモナド・支配されるモナド」が、それぞれなんであるかなんか常識です。
しかし、あなたの回答は間違ってますから、それについても書き直して下さい。
6.に関して。
もう添削する気が失せてきました。クラークは神父ですか? ご自分で調べて下さい。
>キーワードとは空間は神の座である、霊魂は不滅である、
>意思の自由という三つの言説のことですかね?
とんちんかんなことは言わないで下さい。今、この板のライプニッツ読者は爆笑しておりますよ。
やり直しね。
7.に関して。
>『個体化の原理についての形而上学的議論』をお読みになれば、
>トマジウスとライプニッツのモナドに関するいきさつについて触れられておりますよ。
それを訊いているのですよ?
>それはあちこちのライプニッツ関連の書籍に腐るほど書かれているでしょうから、
>そちらをお読みになったらいかがでしょうかね?
それがあなたの回答なんですね。要するに、「知らない」ということですね?
じゃあ、そう言えばいいじゃないですか。
簡潔に答えろ、と言っているのですよ?
こんなのは基礎知識だから、ポンポン出てくるものなのですが。
それから、ライプニッツの力学に関する質問はどうなった? ちゃんと答えて下さい。
>あなたがライプニッツを読んだことがおありならば、
>ライプニッツの神は人格神である事は容易にわかりますし、
それは私の質問とは関係ないですよ。『形而上学叙説』の冒頭でデカルト批判がしてあります。
私はその部分のことを言っていたのですよ。
必然的真理は、神の意志に依存しない。それは神の悟性の領域にあり、まさに神の悟性の対象である、
ということです。そんなことはご存知でしょう。
>>
>>667のどこが教科書レベルの書き込みなんでしょうかね。
それは教科書レベルの書き込みです! それ以外のなんというのですか?
>ブリタニカ論文でもお読みになったらいかがでしょうかね?
なんで「ブリタニカ草稿」?
ハイデガーの「還元」の解釈だよ。
知っていると思うけど、「ブリタニカ草稿」はフッサールの論文ですよ。
ハイデガーの「還元」の定義、調べ直して下さい。
(それから、私とはフッサールの議論はしない方がいいです。退屈でしょうから。)
それから、「根源」はどうなった? まあ、どうでもいいけど。
しかし、君はデカルト・スレでフランス語の初歩も知らないことを露呈したようだけど、
ドイツ語の方もお粗末というか、全然知らないみたいですね(君の書き込みから判断して)。
ドイツ語をまったく知らない奴から叩かれるハイデガーに哀れみを感じるよ、俺は。
まあ、馬鹿を叩くのは面白いけど、ここまで馬鹿だと流石に哀れみを感ぜざるを得ない。
グル君、これ以上続けても、君の馬鹿さ加減を世間に公表するだけに過ぎないと思うのだが、
そろそろ、帰宅する時間ではないのかね? お母さんが夕飯を作って待っておられるぞ。
それから、知らない人に声を掛けられても、ついていっちゃ駄目だよ。
じゃあね。元気でな。
すみません。身体の調子が依然として悪い上に、馬鹿を相手にやり過ぎました。
もうしばらくお待ちを。
>>816了解です。
補足。
>>835 ああ、「ブリタニカ草稿」で思い出したけど、君は「超越論的自我」をめぐるフッサールとハイデガーの
間の確執を意味しているわけですか?
しかし、私は「還元」の解釈について尋ねたのですよ?
ブリタニカ草稿で問題になっているのは、「超越論的自我」を現象学の最終到達点と見なすか、
もしくは、その自我の存在そのものを更に実存の分析論に委ねるかでしょう。
ハイデガー流の還元は、しかしここでは明示的に述べられていないのですよ?
しかも、現象学的方法を三つの概念に分解して解明するなんてハイデガーの草稿にはありませんよ。
知ったかをすると、またフッサールに関してあなたが何も知らないことをさらけ出すことになりますが、
それでもよろしいでしょうか?
それから、
>>835の「ブリタニカ草稿」は「ブリタニカ論文」の間違え。
「ブリタニカ草稿」は共同執筆だからね。寝ぼけて書いてすまんです。
841 :
考える名無しさん:04/10/29 10:17:20
>>822 逐一反駁してよ。反駁するために必要な事項を
理解してないから逃亡したのかと思っちゃう。
>>841 理系の奴に哲学のフィールドで議論するようには求められるけど、
哲学の奴に理系のフィールドで議論するようには求められない。
殆どの奴には無理なの分かってるんだろ?
一方的な関係なのね。
>>842 >理系の奴に哲学のフィールドで議論するようには求められるけど
それはどうかな、っと。
時空間を語るなら一般相対論も理解しておけってか?
しておくべき
あほか(ワラワラ
ハイデガーは、何故20世紀最大の哲学者って言われたかと言うと
始めて、「存在の意味」を問うた哲学者だと聞きます。
普段の自分を観察すると
ある人を好きになったり、嫌いに成ったり
今まで、好きな人が嫌いになったりする次元で日々ウロチョロする自分が
すこしでも、「存在の意味」の次元を(ハイデガーの思想)体験できれば
自分はどう変るのかたのしみです、それか、又日々追われるのか
映画を見た後、数時間はその気分にひったってられても
明日には日々追われた日々がつずくのかw
こんな感じの日々、他人に対して感じる気持ちの気遣いと
ハイデガーが行ってる気遣いとは違うんですか
読んでみればいいのでは?
>>841-842 >1をもう一度読み直したうえで、
ちんぽ氏とグル氏双方のやり取りをもう一度読んでみな。
そもそも、ちんぽ氏は>1で、このスレッドの目的について、
予めかかる事態を予想して、いくつもの断り書きをしてある。
少なくとも、そういった意味からは、結果は明らかだろう。
>>852 すません、以後気をつけます。
>>850 うーん、道具に対する気遣いとかたまに出てくるから人に気を使うの気遣いでは
ないようですね 第41節「気遣いとしての現存在の存在」てのがありますね
第41節でまた、考えます。
素朴に思うんだけどさ〜、科学と(現代の)哲学は扱う分野がもう全然違ってしまっているでしょ。
観察や実験でわかる範囲のことは科学で判断して何も構わないと思うけど、
形而上学的命題とか、超越論的な命題については、哲学や論理学でしか扱えない。
中でも超越論的哲学が科学の土台になっている部分があるから、ちょっとかぶってる気がするだけで
何も排他的な関係にあるわけでもないしさ。グル氏がむきになって科学の優位を示しているのが
よくわからん。
まあ、上でチンポが心理学(精神分析のような曖昧なものは除く)より哲学優位を主張したのもよくわからんがね。
現存在の存在が「気遣い」
道具的存在者に対する現存在の気遣いが「配慮的な気遣い」か
>>855 「ハイデガー哲学の中では」の話じゃないのか?
勘違いしている輩がいるから、ちょっと注意をしておきます。
まず、ここでまともな議論が行われていると誤解されたら困ります。
分かる人は分かると思うけど、グルという人は完全に哲学の初心者です。
そんな人と高度な議論なんて無理ですし、ここではそんなものは行われておりません。
それから、別に初心者であることを非難しているのではなく、初心者の分際で、
知ったかをするところが問題なんです。その上、素朴な科学信仰を掲げて、
哲学を「主観的」などといって安易に批判する態度が問題なんですよ。
科学は客観的、哲学は主観的なんて、そんな批判にたじろぐ哲学は一つもありません。
科学こそ、ある特殊な世界観に基づく、一つの世界把握の方法に過ぎないのでないでしょうか?
Science というものは、西洋という、世界のある特定の地域でのみ、その発達を遂げました。
もし科学が、本性的に universal なものであるのなら、換言すれば objective なものであるのなら、
世界の至る所で科学が生まれ、独自の発展を遂げる可能性を有していなければならなかったはずです。
なのに、実際は、アジア圏には科学に毛のはえたようなものしか生まれず、ただ西洋にのみ、
のちに世界を席巻する強力な科学が生まれました。これは、科学とは、西洋に固有の思想であり、
西洋に固有の世界把握であり、普遍的な観点から言えば、一つの世界観に過ぎないということに
なります。
実際、科学の起源を辿れば、必然的に古代ギリシアに至りつきます。
フッサールが『危機書』の中で述べておりますが、初めは、古代エジプトで
行われた観測術などが段々と洗練されて行き、ギリシアに入って、幾何学と融合することによって、
現代的な意味での科学が誕生しました。
しかし、フッサールによりますと、科学的な世界把握とは、「理念の衣」を自然に着せること、
つまり、「自然の数学化」に過ぎません。自然をまるで数学的対象のように扱うわけです。
自然現象は、少数の「自然法則」により隈なく説明されますが、これらの法則は、実験がその
妥当性を提供するというよりも、実験以前に、理念として、我々によって措定されているのです。
これは数学の場合と事情は同じです。数学においては、少数の公理から、定理が必然性をもって
次々に導かれます。同じ仕方で、科学は、あらかじめ前提された少数の「自然法則」から、
自然現象が必然性をもって説明されると主張するわけです。
ここで皆さんは反対するでしょう。「いや、科学の場合は、自然現象の実験が、自然法則を
基礎づけるのであって、数学の場合のように、その逆ではない」と。
そうです、常識ではそう考えられています。
数学は演繹的な体系だが、科学は帰納的な体系である、と。
しかし、もっと深く考えて見ますと、事情がそうでないことが分かります。
帰納的な科学なんて、そもそも科学なんかではなく、まさに「科学に毛のはえたようなもの」です。
科学とは、ある理念を、自然全般に適用することであり、観念論的原理をそのうちに有している
ものなのです。
実は、科学者は、実験によって自然法則を「裏付けている」のではなく、逆に、自然法則によって、
実験を成り立たしめているのです。
例えば、有名なニュートンの逸話ですが、りんごが落下するのを見て、万有引力の法則を喝破したと
いうものがあります。こんな逸話は当然作り話ですが、この法則をあらかじめ「喝破する」過程は、
必ず実験の前になされていなければなりません。
それは、実験を通じて得られるものではなく、実験自体を可能にするものなのです。
そして、この「喝破」(あるいは「本質直観」と呼んでもいい)は、実験以前の、我々の素朴な
経験の中で得られるものなんです。この経験の中で、ある種の理念を構成するという作業、
これがないと、そもそも科学なんか無理ですし、実験なんかも無理です。
つまり、科学というのは、実は、帰納的でもなんでもありません。そう考えるのは、皆さんが
常識にとりつかれているからです。科学とは、数学をモデルにした理念的な世界把握に基づいて
おり、「演繹的な」システムなんです。大体、もし科学が、ただの帰納的な体系に過ぎないのならば、
ここまで威力を発揮することはなかったはずです。
ここから、私が最初に述べたことが帰結します。
科学とは、ある特殊な世界観に基づく、一つの世界把握の方法に過ぎません。
そしてその限り、それは観念論の原理に従っています。
実は、これが私自身の意見であり、また、現象学における科学の解釈も、似たようなものです。
しかし、科学を盲信している者と話す時は、まずはその素朴な経験論的傾向を攻撃してやる
必要があり、そこから徐々に、観念論の深遠へと導いてやらねばなりません。
しかしグルのような奴もそうですが、彼らは、自分達が必死になって攻撃している観念論に依存して
いることなんて受け入れ難いですから、血相を変えて
「哲学は主観的、科学は客観的」
というテーゼを繰り返すわけです。
そういう考え自体、ある種の観念論的な世界把握に基づいていることも気づかずに。
頭のいい人達はもうお気づきでしょうが、これ以上、グルに対してこちらの主張を聞かせて
やっても、「哲学は主観的、科学は客観的」の一点張りで、何も受け入れないことは明白です。
私とて、現代の科学の恩恵の中に生きており、科学とそれに寄与する科学者に感謝しております。
しかし、科学は、一つの世界把握の方法であり、それが「唯一の」世界把握になったりしては
いけないと考えます。
実際、そういう弊害が、現代の世界では起こっていませんか?
「哲学は将来、サイバネティクスに取って代わられるでしょう」とハイデガーがシュピーゲル対談の
中で述べておりましたが、この現代随一の哲学者が、哲学が「科学」に取って代わられることを
憂慮しているのです。
世界観「一般」の把握を標榜する『存在と時間』の一節を、「科学的検証」に委ねるような輩が
出ることは、この哲学者にとっては既知のことでした。
ディルタイの研究を受け継いだハイデガーは、至る所で、「世界観」の可能性について問うて
おります。哲学は、「科学的」世界観、「宗教的」世界観、などのように、特定の世界観を
脱して、世界観そのものの研究に向かうものだと、この哲学者は言ってなかったでしょうか?
(フッサールとは全然違いますね、この点は。)
しかし、そうした特定の諸世界観が、こぞって「世界観一般」を排撃することは有り得ることです。
これこそ、哲学の科学化、哲学の宗教化、であり、哲学の終焉であります。
哲学が終焉するか、このスレが終焉するか、どっちが先でしょうか?
大体、良識のある人ならすぐ分かると思いますが、
das Man を das-Man と書いたり、「事実性」の意味をまったく理解していなかったり、
ハイデガーの表現を「誇張している」と言ってみたり、「微小知覚」と言ってみたり、
ライプニッツを知っているかのような素振りを見せ、思いっきり恥をかいてみたり、
あさってな引用、教科書をそのまま抜書きしたような中身のない不要な「解説」、
あやふやで読んでいるこっちが不安になる哲学史の知識・・・
分からないと発言することが嫌で、挙句、「ライプニッツ関連の書籍」を推薦したり、
その「ライプニッツ関連の書籍」に精通しているのかと思えば、本人はクラークを
神父さんと思っていたり、ベールとアルノーの区別も出来なかったり、
他人の質問には教科書とネットの引用でごまかして、例えば、「機会原因説」の説明すら
出来なかったり、ちょっと普通の教科書に載っていないような突っ込んだ話題になると、
途端に馬脚を現して、ライプニッツ読者が読んだら爆笑するようなことを平気で書き込んでみたり、
こういう人に、まともな議論なんて出来ると思いますか?
また、こういう人が、まともな議論をしていると考えている人は、大丈夫ですか?
そういう人は、難しい語彙で煙に巻かれて、宗教とかに勧誘される可能性が極めて高いです。
相手が聞きなれない哲学用語を使ったら、その相手にそれが何を意味しているのか、
徹底的に問い詰めてやればいいのです。大体の場合、難しい言葉を散りばめて語るような奴は、
何も理解してはおりません。グルがそのいい例じゃないですか。
ライプニッツの用語を振り回して見たり、人の反論に科学・数学分野の用語を並べるだけで、
何も答えていなかったり、突然、文脈を無視して言い捨てるように抽象的な独り言を述べて見たり、
そういう人間が、私とまともな議論をしているなんて思っている人は、マジで馬鹿じゃないでしょうか?
言葉はきついかも知らないけど、相手の言葉をよく聞いて、分かりやすい言葉で、明瞭に自分の
意見を書けないような人が、どうして議論なんてする資格があるでしょうか。
まあ、いいや。ハイデガー・ライプニッツの質問の回答、待っておりますよ。
理解していない癖に哲学用語を振り回しても私には通用しませんから、分かるように、
教科書の丸写しでない、あなた自身の解釈が読み取れるようなものをお待ちしております。
865 :
考える名無しさん:04/10/30 17:00:08
大森とか永井好きのポールからすれば、全く違う哲学観だね。
でもポールも日和見だから、師匠には刃向かうまい。
ちんぽ太郎も知識以外はたいしたことないね。
チンポ太郎は完全に足元を救われたね。
たしかにグルは哲学専攻じゃないだろう。
だが、チンポも自然科学や心理学は素人だ。
この議論がもともと他流試合的なものであることは、最初から明らかだ。
チンポは、必死に自分の土俵で戦おうとして醜く墓穴を掘っている。
自分の狭隘な土俵に引きずり込む事でしか科学分野からのハイデガー批判をかわせない。
ピエール・ブルデューが喝破したように、哲学はその狭義性、閉鎖性ゆえに
批判不可能な体系になっている。このことをチンポ自身が薄々感ずいているからこそ
こういう醜い戦いになる。
チンポのやってることはなんだ?今やただの醜い対人論証ではないか。
pika9まだいたのか
869 :
ここらは概ね同意です:04/10/30 17:27:25
例えば、有名なニュートンの逸話ですが、りんごが落下するのを見て、万有引力の法則を喝破したと
いうものがあります。こんな逸話は当然作り話ですが、この法則をあらかじめ「喝破する」過程は、
必ず実験の前になされていなければなりません。
それは、実験を通じて得られるものではなく、実験自体を可能にするものなのです。
そして、この「喝破」(あるいは「本質直観」と呼んでもいい)は、実験以前の、我々の素朴な
経験の中で得られるものなんです。この経験の中で、ある種の理念を構成するという作業、
これがないと、そもそも科学なんか無理ですし、実験なんかも無理です。
つまり、科学というのは、実は、帰納的でもなんでもありません。そう考えるのは、皆さんが
常識にとりつかれているからです。科学とは、数学をモデルにした理念的な世界把握に基づいて
おり、「演繹的な」システムなんです。大体、もし科学が、ただの帰納的な体系に過ぎないのならば、
ここまで威力を発揮することはなかったはずです。
>>865>>866 age るなとあれほど言っておいたのに、この馬鹿は日本語が読めんのかな。
age るのだから大したことでも書いてあるのかと思えば、知恵遅れのたわごとじゃん。
こういう馬鹿は、議論で散々言われていることをまったく理解せず、「他流試合」という
便利なフレーズを用いてそれで全部片付けたと思うわけですよ。アホだなあ。
>だが、チンポも自然科学や心理学は素人だ。
そうだよ。だから何? おまえは専門家なの? ププッ
お前はせいぜい、心理学の意義でも説きながら、全国行脚してりゃいいんだよ。ばーか。
俺の心理学への書き込みに対して粘着しているのがいるが、お前だろ? きもい奴だな。
議論に参加する能力もない癖に偉そうなこと言ってんじゃねえよ。グルの方がまだマシだ。
まあ、悔しかったら、参加してみれば?
そういったら逃げるんだよ、こういう連中は。そうして、遠くから石を投げて喜ぶわけです。
社会のゴミですなw
まあゴミが立てたゴミスレだし、ゴミが集まるのは当然。
>>867 おまえ、大丈夫か?
哲学と科学の間の関係の規定を論じているのであって、科学を哲学の領域に引き込むなんて
誰が言った?
哲学は、科学の根底の部分で働いているものであり、科学的営為を基礎付けるものだと
散々言っているのだが、それが分かっていないようだね。
哲学には、哲学独自の論証方法があると言っているのに、「批判不可能な体系」なんて
まだ言っている。ちゃんと俺の書いたことを読んで、それから批判しろ。
ハイデガー哲学の批判なんて、哲学の立場からいくらでも存在するぞ。
873 :
考える名無しさん:04/10/30 17:50:02
bakabakka
まあ、下らん煽りを入れる暇があったら、『哲学入門』でも読んでいて下さい。
あ、科学が好きな人は『科学入門』でもいいですよ。
どっちも似たようなもんですから。
>哲学は、科学の根底の部分で働いているものであり、
>科学的営為を基礎付けるものだと
証明して
ついに被害妄想かよ。
>お前はせいぜい、心理学の意義でも説きながら、全国行脚してりゃいいんだよ。ばーか。
>俺の心理学への書き込みに対して粘着しているのがいるが、お前だろ? きもい奴だな。
お前デンパを装った、本当のデンパだろ。
俺は政治学徒だよ。
>>872 お前こそ、彼が正しいかどうかはともかく、
勿論ブルデューを読んでそういう事を書いているんだろうな?
哲学独自の論証?ため息がでる。
そんな阿呆な主張をしているのは一部の哲学と精神医学くらいのもんだ。
877 :
考える名無しさん:04/10/30 18:38:59
バカっておもしれーな
それとお前は哲学も素人だろ?
博士を取ったとかハッタリをカマしていたが、
哲学で食っていくプロの業界の競争で落ちこぼれたから
こうやって匿名掲示板で息巻いているだけじゃないか?
そうして下らない虚栄心と自尊心を満足させているんだろ。
山月記に出て来る愚かな男と同じだ。
お前と違ってグルは哲学ではない世界で
プロの研究者で食っていけるかもな。
チンポって高卒って自分で言ってなかったけ?
880 :
考える名無しさん:04/10/30 18:45:16
バカ全員集合で
ちんぽごときの引き立て役を敢えて買って出てるのが
笑えるわけだが
ついでにチンポの主張は科学哲学などで散々議論されたものの劣化版だろ。
チンポ太郎の文章から低劣な煽りの部分を取ったら凡庸さ以外何も残るまい。
お前はメリアム式の虚像の権力(ミランダ)を匿名掲示板のような陳腐な場所で
素人相手にぶちかましてるだけの夜郎自大にしか見えん。
882 :
考える名無しさん:04/10/30 18:48:34
ちんぽは凡庸なんだって。
オレが前からゆってんだろ?
でもそれ以外はカスしかいねーぞ。
と、以上のようなレスをちんぽは予想していたと思うが
もう少し鋭ければ、このような展開にせずにまとめれられたのではないか?
とも思ふ
885 :
考える名無しさん:04/10/30 18:50:07
わっはっは
886 :
考える名無しさん:04/10/30 18:52:59
政治ガクトだってよ
がっはっは
>哲学と科学の間の関係の規定を論じているのであって、科学を哲学の領域に引き込むなんて
>誰が言った?
それを哲学の側から規定してんだよねぇ。
チンポ太郎の中の人は、
昔いたチンポ太郎と別人みたいな感じだ。
889 :
考える名無しさん:04/10/30 19:03:43
哲学学 対 哲学周辺領域の戦争になってきたな
今どき哲学原理主義のチンポ太郎は不利だと思われる
>>890 こういうチンポな取り巻きが一番カスなわけだが、
まさにチンポのような中途半端なペダントリーの使い手の
虚栄心を満足させるお客さんでもある。
しょーもないチンポを取り巻いている、いわばチン毛野郎だな。
まともな批判=ハイデガー哲学の用語でお願いw
893 :
考える名無しさん:04/10/30 19:27:03
チンゲ野郎には賛成
>>890は確かにとりまきの只のチン毛野郎だが、
間違ったことを言っているわけではないな
895 :
考える名無しさん:04/10/30 20:04:37
チン毛野郎の書くことは定義上すべて間違っているよ
1個のモナドには全宇宙の情報があるということですが、モナドに窓が無いということは
モナド内とモナド外で影響を与えたり情報を与えることはできない隔絶した世界なので
しょうか。
897 :
考える名無しさん:04/10/30 20:58:44
ちんぽ太郎が、理系板で同じ議論をやったら認めてもいい
誰も太郎氏がパーフェクトとは言ってないべ
くだらん煽り合戦はやめた方がいくないかい。
> 182 名前:蝉寝る[] 投稿日:2000/08/22(火) 15:42
>
> (…)
> 科学性というのは、まあソーカルが典型なのでちょっと触れておくが、そもそも精神分析が
> 導入した「構造的因果性」そのものが、科学における因果性とは相反するもの。科学的な因果性は、
> 再現性を重視するから、未来の予測が可能になる。しかし精神分析は常に事後的で、予測の役には立たない。
> これも精神分析の限界(にみえるもの)だね。せんせいはしかし、この予測不可能性に精神分析の
> 無限の可能性をみるが、ここで話してもどうせ理解されないだろうな。
> いずれにせよ、そんなに科学性が欲しければ、認知心理学でもやってれば。根本的な因果律の時点で
> すれ違ってるんだから、そもそも対話が成立しないんだな。この点を理解しないで、性急にラカンを
> 肯定するのも否定するのも、まあお馬鹿さんという点では一緒だな。
> まだ難しいかね?じゃあ厨房向けにいいかえようか?ラカン対ソーカルっていう図式を
> 信じることができる人は、たぶん猪木とアリとどっちが強いか、真剣に悩んだ過去があるな。
> ちょっと古いか。じゃあ、シャチとライオンとどっちが強いか?とか、ジョイスとアインシュタインでは、
> どっちがアタマが良いか、という議論に似ているな、これは。これでも判んないなら、きみもう帰っていいよ。
> せんせいは実は理系出身だから、科学論文も書くけども、もちろんそのときは
> ラカンのラの字も出しませんよ。ちゃんとモード切り替えなくちゃね。これは科学者の誠実。
> (…)
ジャック・ラカンと精神分析
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/philo/950266631/ http://mentai.2ch.net/philo/kako/950/950266631.html
901 :
考える名無しさん:04/10/30 22:24:02
急に煽りが増えたな。そんなに俺にかまってほしいのか?
面倒だから、一言でレスをつける。レスをもらえるだけでもありがたいと思えよ。
>>876 >ついに被害妄想かよ。
おまえの頭の悪い文章が、もう一人の頭の悪い奴の文章に酷似していたからでしょ。
>俺は政治学徒だよ。
アホか、君は? 政治学徒はデモ行進でもやってなさい。哲学なんか君達には無理だからね。
>勿論ブルデューを読んでそういう事を書いているんだろうな?
読んでねえよ。おまえはフッサール読んだか? ハイデガー読んだか? シェリング読んだか? ププ
>哲学独自の論証?ため息がでる。
勝手にため息だせよ。おまえが哲学のテキスト一つも読んだことのないド素人であることは
もうとっくに分かっていますよ。そんな奴にため息出されても痛くも痒くもないです。
>そんな阿呆な主張をしているのは一部の哲学と精神医学くらいのもんだ。
そうです、そうやって、自分が具体的に反論できないことの無能をさらけ出しているのですよ。
哲学も精神医学も知らない奴に、「阿呆」呼ばわりされても痛くも痒くもありません。
悔しかったら、哲学のテキスト一つでも引用して、君の主張を具体的に述べてご覧よ。
できないんでしょ? 偉そうなこと言ってるけど、議論なんかできないんだよね。
ブルデューとかを持ち出して野次入れるのが関の山。政治学の板にでも帰りなさい。
「政治学徒」さん、ププッ
>>878 哲学をやっている者は、「虚栄心」とか「自尊心」とかには興味ないですよ?
「プロの研究者」なんか死んでもなりたくないですね。
それから、俺のスレに来る奴は知っているはずなんだが、俺は社会人で哲学は独学だよ。
素人と呼びたいのならどうぞ、ご自由に。
しかし、この人、なんで一人で俺に対して息巻いてんだろう?
頭、大丈夫かな?
>>881 またこの人だ。ちょっと気味悪いな。
>チンポ太郎の文章から低劣な煽りの部分を取ったら凡庸さ以外何も残るまい。
凡庸だよ。それがどうかしましたか。
私は自分でたびたび凡庸な意見しか述べないと言っているのですが、御存知ないようですね。
2ちゃんねるなんかでオリジナルの哲学を開陳する方が随分問題があると思うのだが(笑)。
まあ、この人は政治板でマイ政治哲学を開陳して、周りの尊敬を集めて、将来は2ちゃんねる大学の
研究者でもなるんでしょうね。がんばってね。でも、俺に粘着するのはやめてね。
あと、煽りたいだけの奴はどうでもいいが、議論に参加したい人はちゃんとコテハンを名乗り、
出来る限りトリップもつけて書き込んで下さいね。それが出来ない人は、自分の発言に責任を持てず、
何時でも逃げる態勢にある奴と見なします。
それから、このスレは、ハイデガー哲学を批判するスレでした。「政治学徒」が必死になって息巻いて、
ブルデューを語るスレではありませんのでお間違えなきよう。
>>896 おっしゃる通りです。しかしこの「モナドは窓を持たない」に関してはいろいろな解釈がありまして、
ちょっと難しいです。例えば、ハイデガーはモナドを現存在と解釈して、世界に開かれているものと
見なしますが(ドゥルーズもこの解釈を踏襲しています)、ライプニッツ自身の言い方では、
世界が滅んだとしても、神と自分さえいれば、No problem みたいな感じです。
あと、ライプニッツは、モナド同士が「物理的な」影響関係を持つことは出来ないが、
神を介して「観念的に」影響を与え合うことが出来ると言っています。
つまり、常に「神」というものがモナド同士の交流を掌握しているわけです。
近代哲学ではこういう考えがたびたび出てきます。今の我々には奇妙に聞こえますが。
908 :
考える名無しさん:04/10/31 01:01:31
ちんぽも閑だよなあ
チンコもかなりの天然だな。