1 :
考える名無しさん:
夜に沈んでいる。ときおり首うなだれて思いに沈むように、まさに
そのように夜に沈んでいる。家で、安全なベットの中で、
安全な屋根の下で、寝台の上で手足をのばし、あるいは丸まって、
シーツにくるまれ、毛布をのせて眠っているとしても、
それはたわいのない見せかけだ。
無邪気な自己欺瞞というものだ。
実際は、はるか昔と同じように、またその後とも同じように、
荒涼とした野にいる。粗末なテントにいる。見わたすかぎり人
また人、軍団であり、同族である。冷ややかな空の下、
冷たい大地の上に、かつていた所に投げ出され、腕に額をのせ、
顔を地面に向けて、すやすやと眠っている。
だがおまえは目覚めている。おまえは見張りの一人、
薪の山から燃えさかる火をかかげて打ち振りながら
次の見張りを探している。なぜおまえは目覚めているのだ?
誰かが目覚めていなくてはならないからだ。
誰かがここにいなくてはならない。
フランツ・カフカ 「夜に」
意味が分かる?
2 :
考える名無しさん:04/03/17 03:12
詩ですか?
3 :
考える名無しさん:04/03/17 03:13
詩ですね
解釈はできるが意味はわからない。
5 :
考える名無しさん:04/03/17 03:14
心の荒野
7 :
考える名無しさん:04/03/17 03:16
ドイツ語で読まないとわからない
8 :
考える名無しさん:04/03/17 03:17
精神衰弱に陥っていたのでしょうか?
9 :
考える名無しさん:04/03/17 03:22
難しいな〜コレ
一見Self〜にもみえるがその解釈は保留だ。
そしてそれがB員のもにも見える。それも保留。
そして・・霧が無いな本題の解釈だが・・
12 :
考える名無しさん:04/03/17 03:36
13 :
考える名無しさん:04/03/17 03:36
誰かがここにいなくてはならない
14 :
考える名無しさん:04/03/17 03:39
これは哲学…かもしれない
哲学的な問題に悩む人間の姿
じゃないのかな・・・なんとなく。
「安息は成長を止める」ってことじゃないのかなぁ
で、悩める者への激励の詩じゃないのかなぁ
と思った
18 :
考える名無しさん:04/03/17 04:50
自分がどんなに安堵しているかのように思えてもそれは表面的なもの。
実際人間とは、悠久の時の流れの中で、荒涼とした現実にいて、その現実と戦い、現実を見つめ続ける存在である。
起きていようとも又眠っていようとも、連鎖を断ち切らぬ為に常に目覚めこの世界を眺め次世を継ぐ者を求めている。
と俺は解釈した。
が、よくわかってなかったりして。
おちをいえ〜
20 :
☆キキ+キ゚Д゚♪ ◆IDiumpIPqw :04/03/17 16:35
素晴らしい詩だ!
カフカ、お前男だ!!!
地球の細胞の一つとして、安らかに消え失せるが良い!
フハハハハー!
pu ! pu !
翻訳が酷すぎじゃないか?
>腕に額をのせ、
>顔を地面に向けて、すやすやと眠っている。
こんなの
「うつ伏せになって、すやすやと眠っている。」
で十分。それが日本語ちゅーもん。アハハ。
24 :
考える名無しさん:04/03/17 18:56
× 夜に沈んでる
○ 夜の中に沈んでる
日本語が発狂してる。読めたもんじゃない。
誰の訳だか知らんが、外国語の理解以前の問題。
岩波文庫の池内訳だが。まぁ、良いから居眠りしてろ(笑
26 :
考える名無しさん:04/03/17 19:15
>>1 文章巧い。
・・・とレスしそうになったよ。畜生。
27 :
考える名無しさん:04/03/17 22:29
ユウタイリダツだろ
>>1の文章だけで考えてみると
【夜】は、日常の領域。トートロジー。計算と打算の支配する世界イメージ。
暗示されてはいるけど、実際には描かれてはいない…
『昼』は、非日常の領域。唯一性、代替不可能な使命・責任・体験。
超越論的な世界イメージ。
この不可能な領域をいつでも体験できるように、またはそれが侵入可能となるように
1の汝は精神的に常に覚醒しながら荒野(汝のゲンジツ)で待機しているのでしょう。
燃え盛る炎は、【夜】、つまり日常的なデキゴトに振り回されり、耽溺したりしない
ためのアイテム、そして上記の『昼』の世界が一点に凝縮された代理表象のような気
もします。☆
わたしも@の文章はいいと思います。まあ好みの問題ですけど。
楽しいオアシス(真実)に、いつか辿り着くかなぁ?(笑)
あ、『昼』よりも『白夜』にした方が、
より精確なイメージに近づくかも知れません。
それは奇跡の領域だから。(☆
おやすみぃ 大好きな・・へ
30 :
考える名無しさん:04/03/19 21:12
カフカは第一次大戦で兵役を免除されサナトリウムで療養生活か。
というのは作品に関係ありんすか?
あのーこれって・・
32 :
考える名無しさん:04/03/21 19:50
【夜に沈んでいる。〜まさに そのように夜に沈んでいる。】
第一次大戦によって西洋文明に危機があらわになった。
【家で、安全なベッドの中で、〜無邪気な自己欺瞞というものだ。】
文明がもたらす平和は、はかない幻想に過ぎない。
【実際は、はるか昔と同じように、〜同族である。】
文明人と、未開人のあいだに区別など存在しない。
【冷ややかな空の下、 〜すやすやと眠っている。】
人間が生きる上で、文明は必要不可欠ではない。
【だがおまえは目覚めている。〜次の見張りを探している。】
未開を脱却しようとする第一動機がここにある。
あなたの中にある。あなたは仲間を探している。
【なぜおまえは目覚めているのだ?〜 誰かがここにいなくてはならない。 】
今まさに文明の炎は消えようとしている。絶やしてはならない。
33 :
考える名無しさん:04/03/21 19:55
読み返すとおかしな解釈だな。
世界大戦は西洋文明の自己崩壊なんだが。
ま、いいか。
言霊という言葉の意味には一種神秘的な響きがあるが
言霊なるものが実は超現実的なものごとに基づいているなんて思ってもみなかった。
最近はこの現実について人間の力の及ばないものであることに怒りを感じること
がある。
言葉が人間から発せられるということによって世界は動く。人間一個人が
たった一瞬の発話によって世界はどのようにも向かいうるしどのようにも
混沌の高次の状態になりうる。言霊とは逆説的に人間が(意識的であろうと
無意識的であろうと)とる行動というものが世界の方から我々をどれだけでも
混沌の高次の状態に推し進めていく。このことにあまりにも盲目的になった
人間はかなり哀れな末路を送るものだ。そして、こういったことは善悪という
ものがなくどんなことも起こりうるということがそれ自体現実としてあるのだろう。
すべきときにすべきことをするということが成されないときに人間はその後
未来を失う。そして複雑なものが次の状態を獲得するまで個人を支配する。
複雑なもののなかで成されることは何一つとしてない。
すべての選択はのちの一個人を形成する。そして複雑なものごとがうまく
結合されないままに複雑のうえに複雑が重なりそれ以上なにもなくなって
しまうということはよくあることだ。複雑のうえに複雑が幾重にも重なる
ということがしかしそれ自体そういったものの形成になっている。
あのときはなぜそうしなかったか?そしてあのときはなぜそうしたのか?
という一つ一つの問いが意味しているものなどない。喪失的に感じるもの
もそれ自体喪失ではないのかもしれない。とにかくもはや手に入らないもの
というものが大人には誰にでもいくつかあるということは確かだろうと思う。
『夜桜に』
私も時に、言葉のファントム(亡霊)の不思議な力を感じます。
以前、テレビで観たモノにこんなのがありました。
大樹にまで成長したある街の桜の木々が、公道にまで出っ張てきて交通の邪魔になる
ということで、それらの大樹をすべて撤去しようという話が決まった。
その話を知ったある男の人は、俳句か何かの文言にその桜を見殺しにするのは
やめようではないかという思いを託した一枚の紙片をその大樹に張り付けた。
しばらくすると、そのメッセージが不可思議な言霊の役割を果たしたのか、
しだいにそのメッセージに共鳴する人々が現れて来て、みんなが最初の人間を
模倣するかのように、そうしたメッセージがそれらの桜の大樹にたくさん張り紙と
なって広がり、ついには行政の長までもが、その優美な言葉に心を強く動かされて、
結局、それらの桜の撤去は中止となって、毎年、今でもその美しい桜並木で人々に
春の訪れを楽しく告げているという話です。
だから、このあたたかいエピソードを作ったきっかけは、一人の人間の言葉のみ
だったのですが、私にはなんとなく、この桜の木自身がその人を呼んで木の気持ち
をみんなに伝えるようにと、その想いを言葉にまで変換させたような感じもします。
私もなるべく言葉には注意して、それを大切にしながら生きていきたいです。☆
(部分的に、記憶が定かでないので詳しく知っている人は、修正お願いします)
36 :
考える名無しさん:04/04/11 20:04
ま、それで・・。
age
38 :
考える名無しさん:04/04/21 02:22
>>1 【ベタな解釈】
人は、他者と一つに解け合いたいという願望を抱きつつも、
それが満たされずに苦悩する存在である。
しかしながら、それを直視しようともしないのがまた人間の本性だ。
人はみな等しく人であって、同じ種類に属する。
にもかかわらず、昔から本性は変わらない。
誰もが、本当は、自分と溶け合える存在を渇望している…。
(だがそれは果たされない)
それが運命というものである。
-100点
40 :
考える名無しさん:04/05/24 22:49
いい文章だな
_____________________________________________________________________
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
42 :
考える名無しさん:04/05/24 22:59
最強の解釈
オレは眠い。眠すぎる。でもあいつは見張りをしている。
見張りなんてめんどうだろ??寝ちまえよ
いっしょに寝ようぜ。
はるか頭上に無数の星が耀く
冷たく昏く広大な夜の天蓋につつまれて
どこからきてどこにいくのかわからない
小さな旅団と共に放浪する青年の、
とある一夜の、永遠とも瞬間ともいえる
かすかな記憶。
うん、いいね。心の内部にも、
そうした永遠の瞬間やリリカルな星辰が広がっていると
もっといいかも。あと女子も子供も混ぜてね!
>43、>44 自作自演はみえみえですよ。
44ですが、43ではありません。
文の雰囲気が似てるので、
感知外されたのでしょう、
なら、きみたち、センス、 ないね。
それはわっかてるって。
でも詩とか物語の解釈って好きじゃないんだよね、
特に心理学的なやつ。
例え拙くても詩には詩、物語には物語で、と思う。
49 :
考える名無しさん:04/05/25 00:28
どう見ても47が一番センスなさそうじゃん。
なーに、きみたちって?!明治・大正期の教授なの?!
w
お目覚です。
朝に早めに保守。なんで?
.,‐ '´ ヽ-
_/ i レノノ))) \ちょっと一息 カフカ
|_______人il.゚ ー゚ノ人_______|
|___⊂)!'Y',!つ(□~_|
""''|\__く_|:,-、 ゝ____\゙゙"'"''"~'"'~"~"'"'
. "''':..|::..::..::..::.:~し'ヽ)::..::..::..::..::.|"''"~ ""゙'
"'゙ :: :: '゙'" ゙'~
53 :
考える名無しさん:04/07/04 19:52
昨日から
2時間しか
寝てない
夜に。
おやすみと言いたい。
やっぱ、夏は、夜よねー
あのさー ふと夜空を見上げたら なんと そこに、まん丸い
月がぽっかり浮かんでいるのっ そんなときなんて 最高ー !
by 清少納言 ♪
夜歩く君と
君は僕から離れぬがよいよ
闇の中は居心地がいいけど
醜いものが見えないだけだ
こんな時間に工場のポツンと灯りが
ふと ともる
あれはきっと女の人の幽霊で
私と同じ顔をしているんだわ
↑
きみの文章は、すこし分裂症気味です。
もっと、古今東西の名著を読んで、教養をいくらかつけるとよいでせう。
あぁ、これは筋肉少女帯の歌の歌詞です。すいません。
58 :
Sora ◆H1tA9nehDo :04/07/06 03:59
>>55 夏と言えば怪談で、fufu…と
言いたいところなのですが、
その歌詞、正直ちょっと怖いです。
またこんな時間に、途中覚醒してしまいました。(涙
最近、変な夢ばっかり見てるような気がします。
一番怖かったのは、私の家にある謎めいた男の人から
いっぺんに何十通もの年賀状?のようなモノが届いたことです。
「なぜ私を知っているのか?会ったことも直接話したこともないのに」
この心的現実を解析できる人、誰かいませんか?
… シーン。いませんでした。
59 :
考える名無しさん:04/07/06 04:09
>>58 では、では、見知らぬあなたに暑中見舞いを送ろう。
>>59 ありがと。でも、
外も雨が降ってるようなので
全然、暑くもないし結構です。
おかげで、ちょっと閃きました。
最近ちょっと読んでいたJの影響なんだ
と蝶)表面的な自己解析できましたよ。
ユニークな真理の配達人がやってくる
楽しい予兆なんですね、それはきっと。。
なんちゃって。
61 :
考える名無しさん:04/07/06 05:02
夏至を過ぎると、鬱っぽくなる。
今年みたいな空梅雨は特に。
>>58 もしかしたら、眠っている間に、
もう一人のあなたが世界中を歩き回っているのやも知れませぬ。
>>62 それって、かなり夢遊病患者さんっぽいですね。(笑
でも表現的には、そうゆうの案外好きです。
それで世界中を歩き回るだけでなく、
虹色のプリズムでできた翼で色んな惑星の間を
自由に飛翔できればもっと楽しいと思います。(笑 A度目です。
66 :
考える名無しさん:04/07/08 12:26
外暑い
68 :
考える名無しさん:04/07/09 18:39
あとで遊ぼう。
69 :
考える名無しさん:04/07/09 18:40
たしかに、風がないと暑すぎな今日この頃・・(笑
外出は、なるべく涼しい時間を見計らって。
という訳にもふつういきません。
あー、でも私は夜の方が好きだな。
@日24時間あって、昼間はC時間ぐらい
あれば、自分的にはちょうどいいです。
それで、お店、Aパーク、交通機関、企業、学校は
24時間フル稼働になるといいのに。
環境に優しくない意見でした。(笑
71 :
考える名無しさん:04/07/10 15:22
無邪気は善ですか?
無機
字が違った。無記。
ウッチーのクリトリス
75 :
考える名無しさん:04/07/10 18:51
またね。
飛交う人の批評に自己実現を図り戸惑うこれの根源に尋ねる行為を忘れ
此の日々が訪れた窓の外には誤魔化しの無い夏 描かれている
吹き荒れる風に涙することも 幸せな君を只願うことも 同じ
空は明日を始めてしまう
例え君が此処に居なくても
彷徨う夢の天神に生温さを望み行交う人の大半に素早く注目をさせ
其の欲が満たされたあたしの眼にも果てることのない夢 映されるのか
泣き喚く海に立ち止まることも 触れられない君を只想うことも 同じ
空は明日を始めてしまう
例えあたしが息を止めても
吹き荒れる風に涙することも 幸せな君を只願うことも
泣き喚く海に立ち止まることも 触れられない君を只想うことも 同じ
空は明日を始めてしまう
例えあたしが息を止めても
満ち足りぬこの乾きを癒すために
過去を断ち切るために
今夜も俺は暗い海に飛び込む
この宴を楽しむ余裕などさらさら無い
多くの物を捨て去ってきた俺に幸せなどあるはずもなく
強さだけが俺をさらに動かす
吹き荒れる風に涙することも 幸せな君を只願うことも
泣き喚く海に立ち止まることも 触れられない君を只想うことも 同じ
空は明日を始めてしまう
例え俺が裏切られても
もろに今の余裕のなさが出てしまった。。。
あの、お言葉ですが、その暗い海に飛び込んで
なおかつ生還しつつ、それでもって遠隔操作で
いよいよ「夜半に」書き込み可能ということは
たとえ、それが悲劇的なメタファーとしてであれ、
依然として余裕ある人なのではないのでしょうか?
本格的な宴は、、たぶんこれからだと言えるでしょう。
眠れる時に眠っておけ、食える時に食っておけ。
あいねくらいねなはとむじーく
朝の訪れを微塵も感じない夜
闇がこの先の日本を考えるのか
TVも溜息も時計を滅多に止めない
何がこれ程迄に虚しさを呼ぶのだ?
あなたの部屋の留守番電話が
近頃まめに働いているの
何故か少しも気にならないのよ
伸ばした髪も意味ないから
言葉で穴を埋めても
満たされる筈など無い
日の出を待ち切れぬまま
鋏を探し出す
あなたは全てを
あたしが切っちゃっても効かない
あれ、今のレスどこ逝ったんだろ・・・
ごめんなさい。。。
家にはひとりで帰ります
あたしには鳥が4羽ついてるので
家には納豆があります
あたしにはグリコゲンがあるし 驚きなのは地下鉄のレール
素敵な貴方をたたえます
あたしにはとりえなんて無いですので
素敵な赤色のボトムス
あたしには少しも似合わないし 驚きなのは空色のカーテン
あたしの脳のなかで麻薬物質は
とめどなくとめどなく排出されゆき
あたしはひたすら、だ液を吐き捨てる
密やかな密やかな行為に専念していました
あたしの頬が赤く染まりゆく中で
高らかな高らかな貴方の声を聞き
あたしはひたすら目をつぶって昔の
密やかな密やかな夢を見続け
あたしの脳のなかで麻薬物質は
とめどなくとめどなく排出されゆき
あたしはひたすら、だ液を吐き捨てる
密やかな密やかな行為に専念していました
88 :
考える名無しさん:04/08/01 01:26
なんていうか、読んだままなんじゃないかなあ。
圧倒的な抗いがたい力の前にうなだれ目を閉じ
死んだようになっている自分、そしてそんな自分への
自己批判。死んでいるわけではない、安んじて眠りを
享受しているようでもあるけどその嘘を自分は自覚しており
目を開ければ現実が映る。積み重ねてきた歴史、足下の土には
いずれの時代かのまた別の自分がいる。だが眠るふりをしなくては
ならない(それは眠りではない)。
その背中を照らす目。それは決して眠らない。歴史であり真実を
見ようとする己が目であり良心であり・・・。
戦争の時代を描写した詩というか散文というか。
ダリとかキリコの絵のようでもある。そんなふうに読みました。
朝だなぁ。
90 :
考える名無しさん:04/08/09 22:11
>>1 淋しい時に希望を探し当てた感じ。だと思った。
スプリングスティーンの「ゴースト・オブ・トム・ジョード」でも
聞くんだなぁ。
おやすみ
こんな安全なところにいてもいつかくるかもしれない不安
不安がいやだ、振り払いたい、誰か俺と一緒にたいまつをもってくれる人がほしい
ようは結婚したいってことだ!
死ぬまで独身であろうという意志を強くすると、経験自我の中に
構造的に組み込まれている「人」についての通俗的なパターン認
識が解除される。
オナニーライダーうざい
プ
98 :
考える名無しさん:04/10/04 00:37:15
ぶっちゃけ永劫回帰のことなんじゃねーの?
幼いころ、その小さな金属が自分の宝物だった。
いびつで、小さくて、ただ機能美しかもたない。
銀色の鉄は冷たくて、つよく握ると痛かったのを覚えている。
かちゃり、と一日の始まりに半分まわす。
かちゃり、と一日の終わりに半分まわす。
幼い自分はその音を聞くたびに誇らしい気持ちになった。
なのに、その音を聞くたびに泣きそうになる自分がいた。
かちゃり、かちゃり。始まりに一回、終わりに一回。
一日はきちんと円を作って、それを毎日繰り返した。
まわるまわる、飽きもせず凝りもせず。
喜びも悲しみも半分ずつ。くるくると変らない日々は、床屋の看板みたいだ。
けれど、つきる事のない螺旋の日々は衝突に終わってしまった。
銀色の鉄はただ冷たいだけで。ーーーーーー嬉しくもない。
強く握ると血がにじんだ。−−−−−−−−悲しくもない。
あたりまえだ。鉄は鉄にすぎない。そこに幻想はない。
現実を知った八歳の時、鉄は以前のように眩しい存在ではなくなった。
その時悟った。大人になるという事は、幻想を賢さと取りかえる事なんだ、と。
早熟と思う愚かさゆえに、俺は、その事実を誇らしげにうけいれたのだ。
≫ 今だ! 100ゲットオォォォ!! ≪ ヽ、__,,,―
≫ ≪ _,,,―.,,''
≫∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧.≪ ,,'' i
,'⌒ヽ /⌒ヽ _.i ヽ、
ヽ, '., ./ ..i _,,,―'''' ヽ、_
ヽ ', / ,' '''' _,,,―''' _,,
∧ ∧ i .レ ./ __,,,_ _,,,―'.,,''
/ .ヽ / .ヽ ,ノ .i .∠-'''' .ヽ,,'' i
/ `― ‐´ `‐ _,,―'' ノ,,,,--''' i ヽ、_
.'´◯ .┌─┐ ◯ ヽ,,,,,―'''' __ノヽ、__,,
/ | | ` __,,-''''
| ノ | ノ ___,,,,--'''
ヽ |――┤ _,,-'' 〃
__―'''''' ̄ .`'.- ___―'''''' ̄ ____,,,,,―'''' 〃 ┼┼ _,,,―'''' ツ
,,'' ,,.''' _,,-'' --''''/ l .l '''''
l _-- ̄ l _,,-'''' / ノ
丶、___,,,,,―''''''' .丶、___,,,,,―''''' /\
かちゃり
,-、,-、
'.^ .^ヽ
,' ノノノ)))〉
く((レ゚ ‐゚ノァ (*´д`*)ぽっ
(⌒く/jつつ
`ヽ/__il〉
し'ノ
103 :
考える名無しさん:04/10/28 18:33:00
氏ねよ基地害
(*´д`*)ぽっ
これは『アウトサイダー』の問題だ。
106 :
考える名無しさん:04/11/03 00:15:35
1000の夜を越え、闇を裂き、恐るべき者が、静寂とともに、ゆっくりと、やってくる。
ちょっと感動。
(これでも我慢していたんです)Out! side! in! side! out! 全裸で
その姿はさながら野の獣
放逸な青年血気の促すままに
ひたぶるにさまよい巡り 山を越え
白日と熱気の中で
我と我が身の力を思い知る。だが
軽やかな微風に導かれて
下る神聖な光と 涼気増す光芒を伴う
喜びの霊が 幸福な土を訪れる時
獣は屈服し 美の極みにはなじめぬまま
めざめながらに眠る 星が近づく前に。
我らもその通り。多くの眼の光は
神の贈り物の前で 早くも消えてしまったのだ。
(Hoelderlin "Am Quell der Donau")より
110 :
Ar=As-Ab/As ◆ncKvmqq0Bs :04/11/22 00:07:32
ぶっちゃけ、犬ですかね?朔太郎「月に吠える」参照の事。
111 :
Ar=As-Ab/As:04/11/23 09:20:38
今から、カフカの詩を勝手に訳します。 吉田仙太郎さん本当に御免なさい。
有来有去、永訣者屡々有之。
此冷酷なる 日に。
雲海の 氷
風の 引綱。
民草 凍て付き
踏む音は 舗石の上
金属的な 音響、
その目は、遠に白ぐ
湖水を 望む。
是なる古き 寒村
聖夜の灯火と 家並、
多彩なる 硝石の窓は、
広場なる 雪の吹溜りを見下す。
月光の広場を 長閑くも
独歩する者が、在ったが、
その大いなる影を、風が
甍越えて 吹上げたのだ。
この辺に、仕手置きましょうかね?
ご意見、お待ちしております。
112 :
Ar=As-Ab/As:04/11/25 05:49:05
暗夜橋梁を 渡る人有り、
穂香に明り灯 供し
聖者像の側 過し。
空を灰色の 雲が流れ、
聖堂の呉、昵む
卒塔婆 過し。
切出の石の手摺に 凭れた男が、
双手を 殷振たる石上に、
夕暮の水を 眺めたる。
夕紛 日を浴びて
僕らは 屈んで、
緑陰に 斜眼。
臂は 垂らし、
悲しきは眸のみ 瞬く。
併し人は 着飾りて、
蹌踉めく 砂利路を辿る、
この蔽いなる 空の下、
遙佳なる 丘から丘へ
尋凝る この空の下。
魂魄よ、御前
踊り跳 撥ね、
暖気に 擡げ、
風邪にそ 揺ぶ
輝草柱、上がる。
ご感想お待ちしております。
113 :
Ar=As-Ab/As:04/11/25 13:55:23
夜坐 夜更けに
闘鼠窺梁蝙蝠驚 闘鼠 梁を窺がい蝙蝠は驚く
衰年猶是読書声 衰年 猶ほ是れ読書の声
可憐忘却双眸暗 憐れむべし双眸の暗きを忘却し
只説年来燭不明 只だ年来 燭の明きらかざるを説く
マルトロベール著 「カフカの様に孤独に」 平凡社より
この文人は、愛人がベットで彼を辛抱強く待っている間、
ランプの灯で夜鍋をしていたのだ。熱中する余り彼は、
火が消えるのも気付かなかったから、情感は消えており、
夜明けに、怒った愛人は、彼の手からランプを取上げ、
「今が何時なのかご存じなの?」と喚くのだが。
只、其れだけである。
114 :
Ar=As-Ab/As:04/11/27 03:52:54
眠れぬ夜、既に三日連続である。寝付きは悪くない、だが一時間で目が醒める。
頭を××の穴に突っ込んでいたかの様に。可成り覚めてしまい、眠らなかったか、
睡蓮の上にあったかの様な感じさえする。改めて寝付こうとするのは残業があり、
会社へ追返される様な感じだ。(中略)眠っては居ても強烈な夢の色彩が、私を
目覚めさせる。私は私の傍で張と眠っているのに、夢と格闘しなければならない。
五時頃には、夢を見るだけとなるのだが、是は最も消耗する。それは丸一晩を、
健康人が寝入り際に置かれる様な状態で過す訳だ。それらの夢の事を私は余り、
詮索しない様にしている。
枕の中に溜息を吐く、今夜の為の希望は全て消えて了ったのだから。
毎夜深い眠りから引揚げられ、胡桃の殻に閉込められたかの様に目覚めた、あの
夜と夜の事を考える。・・・
115 :
考える名無しさん:04/11/27 13:49:51
朝も早よから糞スレばかり。
不眠トンマは永眠だ。
夜はみんなの解放区。
だのに、寝るバカ、2ちゃんバカ。
明日のマ○コが楽しみだ。
116 :
Ar=As-Ab/As:04/11/27 22:30:33
117 :
考える名無しさん:04/11/27 22:33:56
カフカなんて今の小学校レベルだよw
118 :
Ar=As-Ab/As:04/11/27 22:38:27
>>117 カフカを教材にする小学校が増えると良いですね。
119 :
考える名無しさん:04/11/28 00:14:20
彼の作品に可能性や教訓を求めてはいけない
彼は読者になにも期待してないのだ
それでも彼の視点にたつだけで僕はワクワクする
120 :
Ar=As-Ab/As:04/11/28 00:32:01
>>119 ワクワクするの!?
カフカ的実感は私は2度とごめんだがなぁ。特に訴訟とか城とか。
122 :
Ar=As-Ab/As:04/12/01 18:04:48
あげ
123 :
Ar=As-Ab/As:04/12/02 05:05:08
124 :
Ar=As-Ab/As:04/12/07 02:54:11
疲弊破綻の
基底から
我輩は決起する
アララギを恃て。
悪魔紳士連
倦って居る、
稚き子らが
憔悴し果つるを。
佳ざ 開き 門せ 人と 顕れ
出よ
吹ひ込め 哮気と静謐を
蒙ひ想ひ出 時報を鳴らす、
家に居る時、良く聴ひて見な。
夢想して 哭け 貧ン性よ 御前は
道を見出せやしない 完全に失ツた
悲しみ! 夕な私の、悲しみ! 朝な。
希望は 三寸、辺獄で、
気絶した俺を 引込む、
突き手から 落延びる事。
重苦しく 行着く、 手籠めの懐に。
鷹山 響谺
閑談 叡耳
あ、 彼奴は 俘べて居たー鬼子般若がー
雪隠し 来し面で、 身を窟めて。
気息 奄々 未達 乙故
この辺で。
125 :
考える名無しさん:04/12/07 02:59:05
もっと日本語のリズムを大切にして書いた方がいいと思いますよ。ただ努力家なんだね
126 :
Ar=As-Ab/As:04/12/14 05:25:04
俺を拘引する 逸物とて亡い。
扉と窓は 皆破れて、
車乗の音は 散閑として居た
喪服 過し、
比翼は 凋れた。
涼夜の月に 肌の露、
胡桃と月桂 熟していた。
幼少なる馬よ 疾く
俺を 漠砂へ流離え。
都心沈み、叢草も
小女郎の川達も
厳めしき 聖堂も
浅しき 酒茶家も、
処女の容も 沈むも、
イストラルに 旋れて。
鷹が医者 羽衣脱がせて
返せねば、殺してしまえ 杜鵑。
任が医者 着物脱がせて
治せねば、殺してしまえ 不如帰。
御前ら、悦べ、クランケよ、
ドクトルが 御前らの寝台に磔刑されたぞ!
(この辺で)
今日、少しの間、俺の勝利の景色を見たんだけど、相変わらず廃墟だったな。
128 :
考える名無しさん:04/12/14 23:49:22
>>1 もしもキミと世界が戦うとき、キミは世界に見方しなさい。
自分の信じる事(者)のためだったら、例え全世界を敵にしてでも戦う!
っていうのは別にかまわないが、その前に世界の側になって自分と戦え!
っていうカフカ的思想につながるよーん。
129 :
考える名無しさん:04/12/15 00:36:42
夜ごと、わたしは尋ねる。今日
そして私は自分に尋ねる。
そして私は
未来の
130 :
考える名無しさん:04/12/25 03:11:02
ヒロシです。
131 :
考える名無しさん:04/12/25 03:14:20
ようするに、寝てらんねぇよ、と。
132 :
うるせえよ、と。:04/12/25 03:19:31
i 'i | , ∵ |; i.ノ/''"
| .| i| i __,,ノ "/´ヽ'
i i i ,", '' ,\ .//;i /.
/ ./ , ` ' ̄ (。`'"彡、
( ´⊇./ ./ ;", ` ∴ /∨‐‐∨
>>131 i i;、/. / . iヽ`;i:, /´ ノ;、 i )
/ ,/" ;' 'i: :i: : //
/| ヽ / ./i | / ノ
ヽ.i ミ `i、 i;:/ /i/`
,|、 ; i|丿 / /"~ノ
i~^^"´i| i;;;;ヽ;;i;;;;ヽ
/;;;;::::::;ノ、 ヽ、ノ-‐‐"´
/;;;;;;;;;;i|;;;i i| | i|
/:" /ヽ"ヽ .ヽ .ヽ ヽ
133 :
考える名無しさん:04/12/25 03:20:52
痛い。
なんで俺、殴られたんだ?
これって、哲学?
134 :
荒らしだよ:04/12/25 03:22:08
i 'i | , ∵ |; i.ノ/''"
| .| i| i __,,ノ "/´ヽ'
i i i ,", '' ,\ .//;i /.
/ ./ , ` ' ̄ (。`'"彡、
( ´⊇./ ./ ;", ` ∴ /∨‐‐∨
>>133 i i;、/. / . iヽ`;i:, /´ ノ;、 i )
/ ,/" ;' 'i: :i: : //
/| ヽ / ./i | / ノ
ヽ.i ミ `i、 i;:/ /i/`
,|、 ; i|丿 / /"~ノ
i~^^"´i| i;;;;ヽ;;i;;;;ヽ
/;;;;::::::;ノ、 ヽ、ノ-‐‐"´
/;;;;;;;;;;i|;;;i i| | i|
/:" /ヽ"ヽ .ヽ .ヽ ヽ
135 :
考える名無しさん:04/12/25 03:34:29
なんか、妙に律儀な荒らしだな。
136 :
考える名無しさん:04/12/25 03:38:52
もし、誰かが意味不明ないめちゃくちゃなことを言っているといったからといって
それを理解しなければならないということはない。
ガダリ
137 :
ピシャン:04/12/25 04:03:42
i 'i | , ∵ |; i.ノ/''"
| .| i| i __,,ノ "/´ヽ'
i i i ,", '' ,\ .//;i /.
/ ./ , ` ' ̄ (。`'"彡、
( ´⊇./ ./ ;", ` ∴ /∨‐‐∨
i i;、/. / . iヽ`;i:, /´ ノ;、 i )
/ ,/" ;' 'i: :i: : //
/| ヽ / ./i | / ノ
ヽ.i ミ `i、 i;:/ /i/`
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i~^^"´i| i;;;;ヽ;;i;;;;ヽ
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/:" /ヽ"ヽ .ヽ .ヽ ヽ
138 :
考える名無しさん:04/12/25 04:20:01
誰かがここにいなくてはならない
とどまるべきところがあり、なすべきしごとがあるならば、ひとは、そこにとどまり、そのしごとをなさねばならない。
かのひとは、それを天職とよんだ。
仮に天職にあらざれども仕事をなすならば、あたかも天職をなすかのごとくなせ。
誰かがここにいなくてはならない がゆえに
139 :
考える名無しさん:04/12/25 04:31:30
澄んだ夜空にオリオン星座が輝いている
4620930
なぁにが「夜に奥様」だよ!
141 :
49:04/12/25 05:23:34
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142 :
0823:04/12/25 05:24:54
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143 :
ぼくのベル友になって頂けますか?:04/12/25 05:26:45
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144 :
考える名無しさん:04/12/26 02:59:33
>>136 ガタリが言うとは、ワロタ。まさに自己言及?
145 :
kurahito ◆XEF65wQsug :05/01/02 11:32:09
不知具足
不具鍵盤
不鍵虞慮
全者明白
我存我在
嗚呼、吾が為に 誂え!
樹下にて 常屋とベッド、
翠の緑陰、落葉の山、
光の貧しき、泉の丹笈
嗚呼、吾が為に 誂え!
冀求は吾を駈りて 何処へ
此を握らせ 彼を奪う?
無痛の 感覚の裡に灰を飲み、
吾が男親 絞殺す。
冀求は吾を駈りて 何処へ
冀求は吾を駈りて 何処へ
仕度から放り出して 彼処へ
フレーテが誘った、澤谷やいで緒川が誘った
堅固だと 君に想わせた者が、
木末を通じて 戦いだ。
斯くして 庭番は口を開いたり閉じたり
俺は奴のルナティックの内部に、
易姓革命を読取ろうとする、
エクリと 潰瘍と
(秋田)
146 :
考える名無しさん:05/01/16 21:00:43
死
なかなか、シブイスレだな・・。
確かにしぶいな。
>>1 「カムチャツカの若者が きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る 眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ」谷川俊太郎「朝のリレー」
だそうです。ある意味カフカと真逆ですが似通った思考・発想かと。何か有名な
ポエムらしいよね。オイドンもこれに限り好きだ。
>>149 何気に、「経度から経度」なのが憎いですが。
カフカの詩は、反対に「緯度から緯度」なのでは?
>>150 経度から経度は北から南なのか?今調べてなんとなくだが。
つまり、東から西=生から死 みたいなことを述べますか?
カフカは絶望的でありますね。でも出口を求めていた。どこに?
それとも彼一流の義務意識かな。全裸で。
>>151 「タントラ」と「スートラ」で在りますよ!
>>152 ほうかほう(法)か。
全裸ゆえかおんなにゃ弱い。それも彼の希望だったかもしれません。
「しかし、それは一つの希望であって、出口なしに生きることはできない。」カフカ「巣穴」
カフカの巣穴は世界哉。
預金を ペイ・オフして。
享楽に熔けた 肢体、
潤んだ 膝蓋骨、
月影の バルコンの許で。
燠には 微かながら茂りが、
湿った 黒髪の様に。
(どーなんスかね)
純粋還元。byグリーンバーグ。
我が恋焦れしは 昔日なりき
我が恋焦れしは 今日なりき
我が恋焦れしは 近日なりき
彼奴らを懐いた儘に 俺は逝くだろう
海道添いの帆立小屋の中で、此の
国情を履歴して来た 垂直した柩の中で。
我が畢生の芸術とは、俺に特有の人生を
破壊し掛けた分身の 懐柔の術なりける。
>>157 目次
内容と表現
項垂れた頭、挙げられた頭ー写真・音
肥り過ぎのオイディプス
二重の超越ー社会的三角形、動物への変身
マイナー文学とは何か
言語ー政治ー集団的なもの
表現の構成要素
愛の手紙と悪魔の契約ー物語と動物への変化
ー長編小説と機械状鎖列
内在と欲求
法に対する違反、罪などープロセス、隣接・連続・無限定
セリーの増殖
権力の問題ー欲求・分節・線
連結器
女達と芸術家ー芸術の反=美的主義
ブロック・セリー・強度
カフカによる構築物の二つの状態ーブロック、
其の様々な形と長編小説の構成ーマニエリスム
鎖列とは何か
言表と欲求、表現と内容
幾度も 幾度も、 遠流され 遠流されて、
山河を 漠砂を 広大な陸を
流離せねば成るまい
1911
10/9
娼家の夢
10/29
犬の様な驢馬の夢
英国人の夢
荷造の夢
11/9
劇場の夢その1(令嬢と革命)
11/19
劇場の夢その2(「広い国」)
11/20
裸婦(アングル)の夢
12/8
街頭の夢(チシク夫人)
12/13
厭わしい夢(塵労の為)
1912
五月初旬
父の夢(登攀)
9/11
NYの港の夢
1913
7/21
橇(リフト)の夢
11/17
三輪車の夢
11/21
仏内閣の閣議の夢
11/24
サナトリウム(Fの手紙)の夢
1914
2/13
逢瀬の夢
1916
4/19
父の夢その2(パレード)
四月下旬〜五月初旬
拳闘の夢(タイメン)
7/10前後
同僚(とその妻)の夢
1917
9/20
ヴェルフェルの夢
9/21
父の夢その3(社会改革)
11〜
タリアメント会戦の夢
1919
12/5
裂目の夢
1921
10/20
弟の殺人の夢
全ての者が、唯一の戦を戦って居る。
(俺が究極の問いに攻撃されて背後の武器を
掴む時には色々の武器からは選択出来ずに
出来たとしても、「無縁な」武器を選び取るだろう
我々には全て一種類の武器の備えしか無いから)
俺は、俺の戦を戦う事が出来無い。
単独に成ったと思い、衆人の見えざる時、
俺の掌握出来ぬ全般的戦況の為に、この
戦闘配置を受入れざるを得無い事に孰れは
成るのである。
此事は、騎馬尖兵、落伍兵、ゲリラ兵、
戦争遂行上の蛮行、奇習が存在する事
を免れない。
けれども単独の戦争遂行者と云う者は存在しない。
虚栄の[謙虚さ]?其の通、併し必要で真実に適った
勇気付けでも有る。
朔太郎の気持がやっと判ったよ。
犬の慟哭が、母親そっくりだった。
夜の外套、ハイプリエステス、吾子を糊め。
深夜の想い、深夜以外で有る事への想い。
明き目暗に星は必要無い。
美徳の夜空に悪の星。
天空の城は沈黙する。
風来訪 動を継げぬか 静寂に
立春に 静や慟哭 小和瀬さんざん 我が愚かさに 響きわずらう
想定ないですね。予想通りです
175 :
:2005/04/19(火) 23:06:51
初めて黄泉が和歌った
177 :
ローカルルール審議中:2005/04/24(日) 23:08:12
>>176 ざっと、読んだけど、何か別の伏線(ミステリータッチとか)もあると良いんでない?
エコーの「薔薇の名前」みたいに、時代や状況設定をバッチリしたりして。
>>177 たぶんぱくっても出版できないっすよ。
それだけの実力がないのです、桐孤に・・・。
>>178 がんばります〜。批評サンクスです〜。
,.、\ヽヽ\l .l l .l| | |/./う
\ヽ ´y' l | ヽ` ´/
ヽ, ( } | , /
ヽ 〈 ___ ___ / / .イ'
ヽ ヽ´ >´ ̄ ̄ ̄`< `/ /
ヽ ヽ , '´ ヽ / ./
. ヽ ヽ ,,,,,,, ○○ ヽ / /
ヽ ヽ __ -==ニニニ=、、○ / /
. ヽ 、 . ソイ /l,‐ヽ ヾ‐ト、ヽ\ャ' ' ' /
ソ´〃!ハ Yヽ_ヽヽl _ヽlヽハ/ \_/ヽ
く /! .ルl '⌒ '_⌒ソ i!゙\___`フ くうかん とうこーっ!
〃 >´ i ハi!ヘ"" l、 ノ""i i! `ヽ
/'{ レ |ハ>ュ ,_ イi リ }、
\ / _,,>甘<' レ'ヘ /
( \|/´ //,ハヾ\ ト /
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村 南 村 北 行 人 絶
獨 出 前 門 望 野 田
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